夢生、別メニュー調整

【クラブW杯】鹿島、準々決勝へ向け調整…左足首痛の金崎は別メニュー
2016年12月9日17時21分 スポーツ報知


別メニューで調整した鹿島・金崎

 8日のクラブW杯オークランドシティ戦(2〇1、横浜国際)から一夜明けた鹿島イレブンが9日、横浜市内のグラウンドで約1時間半の調整を行った。左足首痛を抱えながら強行出場し逆転弾を決めたFW金崎夢生は別メニューで調整。MF小笠原満男ら主力は完全休養となり、控え組17人が汗を流した。

 金崎はスパイクを履かず、ランニングシューズで姿を見せた。足首の状態を確かめるように20分間かけて約1700メートルをウォーキング。その後はアイシングをしながらチームの練習を見守った。宿舎へと戻るバス内に氷水の入ったアイシング用のバケツを持ち込む徹底ぶりで、次戦のアフリカ王者・サンダウンズ戦(11日、吹田S)に照準を合わせた。

 その他のメンバーはボール回しや7対7の紅白戦で調整。オークランドシティ戦で途中出場から同点弾を決めたFW赤崎秀平は「負けた試合で点をとってもしょうがない。チームが勝てるように。次はヒーローになりたい」と意気込んだ。チームはこの日、大阪に移動。明日(10日)は大阪市内のグラウンドでトレーニングを行う。


別メニューで調整した夢生である。
まだまだ捻挫した足首は本調子ではない様子。
過密日程のこの大会、すぐに準々決勝戦が来る。
コンディションを整えて、次戦に備えよ。
また、赤﨑は「負けた試合で点をとってもしょうがない。チームが勝てるように。次はヒーローになりたい」と言う。
ストライカーは、一つゴールを取ると波に乗る。
ましてや、昨日のように自分の思い描いたイメージ通りに決めた得点は格別である。
赤﨑がゴールを量産し、勝利に導くのだ。
楽しみにしておる。

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植田と優磨、出場準備万全

午前練習


オークランド・シティーFC戦のスタメンはホテルでリカバリートレーニング、その他のメンバーはミニゲームやシュートトレーニングを行いました。


ミニゲームにて対峙する植田と優磨である。
昨日のオークランド・シティ戦でこそ出場機会はなかったが、過密日程のこの大会、必ずや出番がやってこよう。
常に準備しておくのだ。
若き力が必要である。

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永木、マメロディ・サンダウンズ戦でも間違いなくチームの浮沈を握るキーマンの一人だろう

【クラブW杯】開幕戦MOMの永木、同点弾を「狙い通り」に演出できた理由とは?
白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
2016年12月09日


本人は謙遜するも、パフォーマンスは際立っていた。


クラブW杯開幕戦で攻守において存在感を見せた永木。大会選定のMOMに選出された。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 クラブワールドカップ開幕戦で大会選定のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたのが、鹿島の永木亮太だ。

 本人は「アシストは良かったんですけど、手応えはそんなにない。今日は(赤崎)秀平と(金崎)夢生が入ってきて勝てたので。本当にフォワードのふたりに感謝しています」 と謙遜したが、自身初の国際大会ながらそのパフォーマンスはたしかに際立っていた。

 セントラルMFの一角として守備では的確なスペース埋めとボール奪取、攻撃ではシンプルなパス捌きと縦の飛び出しで貢献。チームは50分にFKから先制を許したが、67分には遠藤康とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入し、赤崎秀平の同点ゴールをアシストした。

 3人のチームメイトがクロスに合わせるべくゴール方向に走り込む中、ひとりだけマイナスの動きをした赤崎を見逃さず、冷静に柔らかいパス。あのシーンをこう振り返った。

「秀平(赤崎)が入ってきてから、攻撃にアクセントが出てきた。あの時間帯は自分もより攻撃意識が高まってきていて、ヤス(遠藤)のタメとパスが良かったし、自分のランニングのコースとタイミングも良かった。秀平だけフリーだと思いました」

 さらに、「スカウティングでも、ああいうところが疎かになると分かっていた。前半から狙っていたけど、ようやく(タイミングが)合った」と続け、チーム全体で相手の弱点を理解していたことを明かした。

 とはいえ、序盤からボールポゼッションで圧倒的に優位に立ちながらゴールを奪えず、逆に先に失点して苦しい展開になったことについては、反省の弁を述べた。

「立ち上がりは、ちょっとふわっとした感じで入ってしまいました。試合前から集中力を切らさず入ろうと話していたんですが、やはりどうしてもこの過密日程の中、ちょっと優勝した余韻がまだ自分たちの中にあったのかなと感じています。イージーなミスが多かったり、引いてきた相手で余裕がある分だけ、普段だったらありえないミスをしたり、カウンターでシュートまで持ち込まれたり。勝ててよかったですが」
 
 鹿島は12月11日の準々決勝で、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。永木はこう展望した。

「今日の反省を活かしたい。さらにタイトになるし、より集中力が必要になる。次の相手はもっと強いはずだし、身体能力もすごく高いと思うので。でも、本当に楽しみです。気を引き締めて、しっかり勝ちたい」

 オークランド・シティ戦でも小笠原満男、柴崎岳と異なる相棒と絶妙なコンビネーションを見せるなど、移籍加入1年目ながら早くも鹿島に欠かせない存在となった永木。マメロディ・サンダウンズ戦でも、間違いなくチームの浮沈を握るキーマンの一人だろう。

取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)


永木について取材したサッカーダイジェストWEBの白鳥氏である。
同点弾のアシストシーンのこと、チームの狙い、そして試合の反省を述べる。
やはり、過密日程であったり、タイトルのかかる緊張感のある試合が続くことなど、なれぬ要素が続いたようである。
この試合は、勝っただけでなく多くの経験を選手に与えた。
次戦は反省を活かし、強き持ちで迎えることとなる。
高い集中力で、相手の身体能力を抑えきるのだ。
楽しみにしておる。

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秀平、もっといいプレイをして、鹿島アントラーズの強さを世界に示したい

【クラブW杯】殊勲の同点弾を決めた赤崎。柳沢コーチからの“心に響いたアドバイス”とは?
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月09日


「途中から出た選手が試合の流れを変える。そう思って準備したい」


63分からピッチに立ち、精力的なプレーで攻撃に活力を与えた赤崎。石井監督の起用に見事応えてみせた。(C)SOCCER DIGEST

[クラブW開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 オークランド・シティ戦で63分から途中出場したFW赤崎秀平は、交代からわずか4分後に同点ゴールをマーク。その後も精力的なプレーで停滞気味だった攻撃に活力を与え、逆転勝利の立役者となった。

 今シーズンはリーグ戦24試合に出場してわずか2ゴール。ストライカーとしては明らかに物足りない数字だ。それでも気落ちすることなく、懸命にトレーニングに励み、クラブワールドカップという大舞台でその努力を実らせた。

 大きかったのは、居残り練習に付き合ってくれた柳沢敦コーチの存在だ。

「点が取れなくなった夏頃から個人練習を始めて、いろんなアドバイスをしてもらいました。試合後も練習後も1本1本のシュートに対してフィードバックしてくれますし、それが自分のためになったと思います。非常にありがたい存在です」

 なかでも心に強く響いたのは、「自分を信じてシュートを撃て」という助言だ。

「それはずっと言われ続けていました。今日点を取れたのも、あの言葉があったからだと思います」

 オークランド・シティ戦の勝利に大きく貢献したとはいえ、定位置が保証されたわけではない。金崎夢生の先発復帰が濃厚なアフリカ王者マメロディ・サンダウンズとの準々決勝(12月11日)でも、ベンチスタートが有力視されている。しかし、オークランド・シティ戦のように1点が欲しい展開となれば、赤崎の出番がやってくるに違いない。

「途中から出た選手がゲームの流れを変える。そう思って準備したい。もっといいプレーをして、鹿島アントラーズの強さを世界に示したいです」

 本人にもスーパーサブとして輝くイメージはあるはずだ。

取材・文:高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト編集部)


赤﨑について取材したワールドサッカーダイジェストの高橋氏である。
赤﨑が居残り練習に励み、シュート力を磨いたことが伝えられる。
この練習に柳沢コーチが付き添い、赤﨑の才能開花に尽力しておる。
ここで、技術的な部分ももちろんであるが、「自分を信じてシュートを撃て」という助言が心に響いたとのこと。
これはもっとも。
赤﨑は大学サッカーでの実績は十分であり、育成年代の若輩者ではないのだ。
元々持っている技術を思うように出していくだけで良いのだ。
自分を信じたが故に生まれた同点ゴール。
井乃頃練習の賜物とも言える。
これからも、自分を信じてゴールを積み重ねよ。
応援しておる。

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日に日に存在感を増す俊英CBが、「鹿島の3番」に相応しい選手に近づいているのは揺るぎない事実だろう

【クラブW杯】逆転勝利を「非常に情けない」と吐き捨てた昌子。俊英CBが見せた「背番号3」の気概
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月09日


「失点してからスイッチが入るっていうのは、非常に情けない」


昌子は失点よりも、攻撃陣の不出来を悔やんだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 昌子源は、本当に気持ちが強い選手になった。かつては、「(小笠原)満男さんや(柴崎)岳があれだけやってるから、俺らもやらなあかん」と自分の未熟さを責めてばかりいたが、今の昌子にその面影はない。中心選手としての自身と自覚が芽生えたからだろう。

 オークランド・シティに2-1の逆転勝利を収めたクラブ・ワールドカップ開幕戦後のミックスゾーンでも、彼の発言には「鹿島の3番」としての気概が見て取れた。

「ミドルシュートを打てるチャンスがいっぱいあった。もっとシュートを打ってほしかった。前半が終わって、僕は嫌な雰囲気を感じました。非常に情けない。失点してからスイッチが入るっていうのは、非常に情けない戦いをしてしまったなと」

 CBという立場からすれば、先制点を奪われた反省が頭を占拠しそうなものだ。実際、昌子は失点につながったFKの場面を「僕も不用意なファールを与えてしまった。そういうとこは注意したい。やられる機会はセットプレーしかなかったのに、それをみすみす与えてしまった」と反省している。

 しかし、彼が最大の問題点に挙げたのは攻撃陣の不出来だった。なぜ「情けない」のか。その理由についても踏み込んでいる。

「(ハーフタイムに)シュートを打って終わってほしいというのはチームに言いました。後半に(赤﨑)秀平くんが入れてから、その後に秀平くんがドリブルで持ち込んでシュートを打って、その後、(永木)亮太くんが打った。どっちも外れたけど、シュートで終わるのは自然と勢いにも乗るし、入らなくてもいいから、どんどん打って自分たちでリズムを作るべき。そこで相手のゴールキックで終わる分には全然問題ない。中途半端に横パスをカットされてカウンターくらうよりずっといい。そういうのを僕は後半に要求しました」

 以前の昌子であれば、「僕も不用意なファールを与えてしまった」ことばかりを悔いていたかもしれない。しかし、今の昌子に、その感覚はない。自分自身のパフォーマンスがどうこうではなく、チームがいかにして勝つかに主眼を置く選手になっているからだ。

 かつての「鹿島の3番」も、そうだった。秋田豊、岩政大樹。彼らはチームの勝利をなによりも重んじ、時に厳しい要求をチームメイトに課してきた。この試合で昌子が「非常に情けない」と感じ、「シュートを打って終わってほしい」と仲間を叱咤激励したように。

 まだ23歳で、日本代表にも定着していない昌子が、先人たちに追いついたとは思わない。ただ、日に日に存在感を増す俊英CBが、「鹿島の3番」に相応しい選手に近づいているのは揺るぎない事実だろう。


攻撃陣に苦言を呈した源である。
自らのファールで失点を切ったことを棚に上げ、もっともっとシュートを放ち攻撃的に行くべきあったことをチームメイトに言い放った。
これこそ重要。
ミスを悔やむよりも、前向きにチームを向上させることに尽力すべきであろう。
源が守るこのチームは更に強くなる。
そう感じさせる行動である。
頼もしく成長していく源にさあらに期待大である。

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聖真、僕の仕事はゴール前に顔を出すこと

【クラブW杯】逆転アシストの土居が“ミス”を明かすも「僕の仕事はゴール前に顔を出すこと」
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月09日


「本当は目いっぱい力を入れてシュートを…」


87分に金崎のゴールをアシストした土居。シュートミスだったが、ゴール前に顔を出して結果につなげられたことを前向きに捉えた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

【クラブW杯開幕戦】鹿島アントラーズ 2−1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 クラブワールドカップ開幕戦は、鹿島が2-1でオセアニア王者のオークランド・シティを相手に逆転勝利。勝ち越しのゴールは1-1で迎えた終盤の87分に生まれた。

 左サイドから山本脩斗の柔らかなクロスが上がると、これにファーサイドで反応したのが2トップの一角で先発した土居聖真。ヘディングで叩きつけて中央への折り返すと、金崎の逆転ヘディング弾が生まれた。しかし、真相は少々異なるようだ。土居が自身のアシストを振り返る。

「本当は目いっぱい力を入れてシュートを打ったんですが、力が入りすぎて叩きつけたみたいになって…」

 アシストは土居本人が明かすように、じつはゴールを狙ったヘディングシュートだった。シュートはゴール方向へ飛ばず“ミス”となったものの、中央で待ち構えていた金崎への絶妙なアシストに。本人としてはヒーローになり損ねたといったところかもしれないが、ゴール前で点に絡める場所に入り込めたことに関しては前向きに捉えている。

「結果的に得点、勝利につながったので、そういうところにつなげられたのは良いこと。ああやってゴール前にたくさん顔を出してゴールに絡まなければいけないし、僕の仕事はゴール前に顔を出すこと。もっともっと増やしたい」

 開幕戦のチームの戦いぶりには「もっと先手を取って攻撃的にやれれば良かった」と反省の弁も。11日の準々決勝の相手は、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ。さらなる強敵を相手に、いかに「先手を取って」「ゴール前に顔を出すこと」ができるかが、勝利へのポイントになりそうだ。


夢生の逆転ゴールを生んだアシストは、実はシュートであったと明かす聖真である。
「本当は目いっぱい力を入れてシュートを打ったんですが、力が入りすぎて叩きつけたみたいになって…」という。
ミスと言ってはミスであるが、結果オーライである。
それ以上に、ゴール前ではシューを打つという、ストライカーとして為すべきことをしたことがゴールに繋がったことが重要であろう。
もっともっとゴールを狙うのだ。
それが聖真に求められおる。
怖いストライカーとして成長せよ。
期待しておる。

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ジーコの意志を継ぐ者なら、どんな手段を使っても、勝利するために諦めることなく戦えるはずだ

「常勝」鹿島アントラーズはレアル・マドリーに迫れるのか?
小宮良之 | スポーツライター
12/9(金) 11:00



ジーコの常勝スピリットを受け継ぐ小笠原満男(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

12月8日、横浜。クラブワールドカップ開幕戦で、「Jリーグ王者」鹿島アントラーズはオセアニア王者のオークランド・シティを2-1としぶとく打ち破っている。
鹿島はJリーグ終盤の連戦の疲れか、判断が鈍く動きに精彩を欠き、先制を許す。しかし後半、相手に疲れが見えてきたところを見逃さず、右サイドを中心に何度も崩して同点に追いつくと、一方的な展開に。最後は後半途中に投入されたエース、金崎夢生がヘディングで逆転弾を放り込んだ。これぞ、「常勝・鹿島」と言われる隙のなさか。
鹿島がJリーグ王者の称号を得たのが、チャンピオンシップ決勝だった。浦和レッズと2戦合計2-2も、アウエーゴールにより、逆転で勝利した。年間勝ち点1位の浦和こそがJリーグ王者に値する、という意見は真っ当で、目先の利益に目が眩んだ大会運営の問題が噴出した形になったが、王者を決めるチャンピオンシップで鹿島が勝者になった事実は正当に讃えられるべきだろう。劣勢の中で勝利を諦めない不屈さは、感嘆すべきものがあった。
「勝者のメンタリティ」
それは鹿島が歴史の中で培ってきたアイデンティティだ。
J王者として参加するクラブW杯、鹿島は「武名」を世界で高められるのか?

ジーコというスピリット

91年春、ジーコがJSL2部にいた住友金属工業蹴球団に入部したことが、「鹿島のはじまり」といっても過言ではない。それまでは、工場で働く社員たちがボールを蹴るアマチュアクラブだった。わずか3年半のプレーだったが、Jリーグが開幕するといきなり覇権を争い、一人前のプロクラブへ変貌。「神様」とさえ呼ばれる伝説的ブラジル人選手、ジーコの意志が血と肉と骨とスピリットを住金に与え、常勝アントラーズが生まれた。
鹿島の鈴木満強化部長はプロとして戦うための環境づくりに奔走する中、神様の洗礼を受けている。緊張で朝4時に目覚めてしまい、ストレスから十二指腸に潰瘍ができたほどだった。
「なぜゴールネットが緑なんだ?」。ジーコが怖い顔で言う。
「ナイロン製で丈夫なので」。おずおずと答える。
「パッとゴールを見たとき、選手は白いネットのほうがプレーのイメージがしやすい」
「そういうもんでしょうか」
納得できずにいると、豪雨の落雷のようなすさまじさで、ジーコが早口で捲し立てる。
「そもそも試合で緑のネットを使うか? 観客は白いネットにシュートが突き刺さり、ふわっとする瞬間を愉しみに来ている。それも知らないのか!」
鈴木強化部長は当時の様子をこう振り返っている。
「ジーコは、"プロのクラブとして勝つためになにをすべきか"の意識づけを考えていました。住金はプロクラブに変わる必要があったんです。『プロは地域やファンのためにも、勝ち負けにこだわれ』と繰り返し言っていました」
ジーコは負けることを忌み嫌った。遠征試合で負けて戻るバスでのことだ。座席後方から笑い声がしたとき、最前列に座っていたジーコが怒り心頭に発して声を荒げた。
「お前ら、負けてなにをへらへらしている!」 
噛みつきそうな勢いで駆け寄ると、顔を紅潮させて言った。バス内はお通夜のように黙り込んだ。以来、敗戦後のバスで無駄口を叩く者はいなくなった。
ジーコによって、鹿島は発足したJリーグでいきなり熾烈な優勝争いを演じている。勝者のみが正義。その厳格さが選手を鍛えてきた。バーの下に当たったボールが、ラインの中に入るか、外に出るのか。くじを引くような運命を、つかみ取れるようになっていった。その結果が、Jリーグ史上最多となる8回目のリーグ優勝だ。

勝者の流儀=マドリディスモ

クラブW杯で優勝候補筆頭と見られる欧州王者レアル・マドリーにも、ジーコに相当する"創始者"がいた。
「アルフレッド・ディ・ステファノこそが、マドリディスモ(マドリーの勝者のDNA)を創造した主だ」
80年代から90年代にマドリーのスター選手として活躍したミチェルは語っている。
ディ・ステファノが1953年に入団するまで、実はマドリーは平凡な首都のクラブだった。平凡というのは、タイトルにほとんど恵まれていないという意味である。ディ・ステファノの入団によって勝利を重ね、やがて敵を畏怖させるような神々しさを放つようになった。ディ・ステファノ時代だけで8度のリーガエスパニョーラ優勝、5年連続のチャンピオンズカップ優勝を達成。ちなみに現行のチャンピオンズリーグになってからは、連覇をしたチームすら存在しない。ディ・ステファノを旗手にしたマドリーがいかに無敵を誇ったか――。その凄みが伝わるだろう。
マドリーは今や最多11度の欧州制覇を達成している。勝利の精神は崇高なものになった。多くの選手が、白いユニフォームに袖を通すことを夢見るほどだ。
「マドリディスモを胸に戦うことで、選手は自分以上の存在にしてもらえる。宗教じみている?そう言われたら、その通りかもね。それほどにクラブそのものが、神格的存在なんだ。選手はマドリディスモという方舟に乗せてもらえる。そして、力を与えてもらえるんだ」
ミチェルは言うが、マドリディスモとは信心であって、感覚的なものであり、目にすることはできない。しかしそれを胸に戦い、勝利をつかみ取った選手は実感できるという。勝者の歴史がまた強く脈を打つことになるのだ。
鹿島はマドリーに太刀打ちできる戦力はない。勝ち目は薄いだろう。しかしジーコ以来、培ってきた勝者のメンタリティが、彼らを負け犬に貶めることはない。怯まずに戦い続ければ、ほんのわずかでも隙が生まれることを心得ている。
鹿島がマドリーと戦うためには、決勝進出が条件。準々決勝でアフリカ王者マメロディ・サンダウンズ、準決勝で南米王者アトレティコ・ナシオナルを下す必要がある。その道は険しい。しかしジーコの意志を継ぐ者なら、どんな手段を使っても、勝利するために諦めることなく戦えるはずだ。
「クラブは家族」
ジーコは一丸となって戦うことを、常勝の信条としている。


鹿島について記す小宮良之氏である。
ジーコが鹿島に来た、歴史の始まりから詳しく伝えてくる。
改めて改めてジーコが礎を築いたこのクラブを素晴らしく思う。
そして、このCWCにて世界一へチャレンジする可能性が出てきた。
「勝ち目は薄いだろう」と書きながらも「ジーコの意志を継ぐ者なら、どんな手段を使っても、勝利するために諦めることなく戦えるはずだ」と綴る。
困難の壁が高ければ、挑戦する甲斐があるというもの。
ジーコの教えで挑むこととなる。
一丸である。

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シャルケ・篤人、塙フィジオセラピストにお礼と活躍の誓い

[鹿島]内田篤人の復帰を後押しした鹿島・塙フィジオセラピストに本人から御礼の連絡


 現地時間8日にヨーロッパリーグ最終節ザルツブルク戦で、シャルケの内田篤人が1年9ヵ月ぶりの復帰を果たした。内田は今年5月から2ヵ月近くを鹿嶋で過ごし、元チームメートたちに囲まれながら急速に足の状態を回復させていった。

 なかでも二人三脚で復帰を後押しし、内田をして「あれは本物だよ」と言わしめたのが鹿島に所属する塙敬裕(はなわ・たかひろ)フィジオセラピスト(写真・左)だった。ザルツブルク戦後、塙氏のもとには内田からお礼と今後の活躍を誓う連絡が入った。

 鹿島もクラブワールドカップを戦っており、当日はちょうどオークランド・シティー戦の深夜だったため「映像は観れませんでした」という塙氏だったが、苦楽を共にした内田の復帰を心から喜んでいた。
(鹿島担当 田中滋)


シャルケの篤人に「本物」と言わしめた塙フィジオセラピストである。
今回の実戦復帰でお礼と活躍を誓う連絡が入ったとのこと。
感謝の心を快く受け取ったことであろう。
篤人の復帰も鹿島のCWC初戦突破も朗報。
お互いに前に進んでいこうではないか。

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シャルケ・篤人、自分のサッカー人生を取り戻すために頑張ります

シャルケ内田篤人、1年9カ月ぶりの復帰にも「ここからがスタートだし、自分のサッカー人生を取り戻す」

実戦復帰を果たした内田 (C)Getty Images

2016/12/09 7:27:07

シャルケのDF内田が復帰後、インタビューに応じ、心境を語った。今後が重要であると強調している。

シャルケのDF内田篤人がザルツブルク戦で約1年9カ月ぶりに実戦復帰を果たした。試合後、インタビューに応じ、心境を語った。

シャルケは8日、ヨーロッパリーグ・グループステージ第6節でザルツブルクと対戦。試合には0-2で敗れたが、83分から内田が途中出場し、待望の復帰を果たした。

内田は試合後「展開的に難しかったし、メンバーも入れ替わりましたけど」と話しながら、久々の実戦復帰を振り返った。

「もう最後の何分かはキーパーが上がったりして壊れた試合になっちゃったけど、それまでは同点を目指していたので、右サイドの人と上手くやりながら攻め上がったりしました。どうしてもみんな疲れていたので後ろに残ることも多くなりましたけどね」

「(南野拓実のシュートをブロックしたことについて)彼は下を向いていたので、動かずに当てに行っただけですね」

また、試合前にはキャプテンのベネディクト・ヘヴェデスと談笑するシーンもあった。何を話していたのかという質問に「彼は長く面倒も見てくれるキャプテンだし、ずっと声をかけたりしてくれてました。その時は『ケガなく戻ってきてくれてありがとう』的な感じでしたね」と明かしている。

最後に今後については「もちろんここからスタートだと思いますし、これからが大変で、自分のサッカー人生を取り戻すために頑張ります」と力強く語った。


ザルツブルグ戦後にインタビューに応じたシャルケの篤人である。
今の心境と試合の分析を含めて語っておる。
正直に言って、本当に嬉しい。
サッカー人生を取り戻すのだ。
応援しておる。

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満男の表情

【クラブW杯】小笠原満男の苦い表情に見た「鹿島の強さ」
白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
2016年12月09日


ピッチでは「チームファースト」を貫いたが…。


中盤で抜群の存在感を放った小笠原。しかし、63分に途中交代を告げられた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 鹿島の中心は、この日も小笠原満男だった。

 序盤から押し込むチームにあって組み立て/仕掛けの中心に君臨。とりわけサイドへのロングレンジのパスが冴えに冴え、西大伍、山本脩斗という両SBのオーバーラップを幾度となく引き出した。

 また、守備でも素早い出足の潰しを見せ、相手のカウンターの芽を摘み続けた。

 しかしチームは50分にまさかの先制点を許し、63分には金崎夢生との途中交代を告げられる。1点を追うチームがMFを下げてFWを入れるのはセオリー通りであり、延長戦もある試合で体力的に不安がある37歳がお役御免になるのは致し方がない部分もある。

 金崎が用意する左サイドではなく、より近かった右サイドからピッチを去った小笠原。オーバーにはアピールしなかったが、その表情は明らかに悔しそうだった。「もっとやれる」、「もっと戦いたい」とそう言っているようだった。

 思えば、5日前の浦和戦(チャンピオンシップ決勝第2戦)では、73分に交代を告げられ、「なんで俺と!?」と明らかに不満を露わにしていた。試合後、チームメイトの昌子源はあのシーンを「満男さんのあんな姿見たら、残った僕らは絶対に負けられない」とポジティブに捉えていたが、本人は「あれ(ジェスチャー)はやってはいけない」と反省していた。

 その言葉通り、この日は大袈裟にはアピールしなかった。そして、試合後のTVインタビューでは、「良い試合をしたかったんですけど、今日のような試合をしていたら勝っていけないと思うので、(次は)しっかり戦っていきたい。(3日後のマメロディ・サンダウンズ戦は)日程的なものも含めての勝負、勝ちに行きたいと思います」と殊勝に語った。

 しかし、記者陣が待つミックスゾーンは足早に素通り。誰が声をかけても、決して止まることはなかった。

 浦和戦の反省を活かし、ピッチでは“チームファースト”を貫いた。しかし、ミックスゾーンでの表情を見る限り本心はフル出場できなかったことが心底悔しかったのではないか。

 これまで15個のタイトルを勝ち取ってきた37歳がこれだけの強い気持ち、勝利への執着心を見せるのだ。鹿島が、強いわけである。

取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)


小笠原満男を取材したサッカーダイジェストWEBの白鳥氏である。
ピッチで躍動するも、途中交代の無念さを強く伝える。
彼ほどの選手であれば、フル出場し勝利に講演したい思いが強いはず。
戦術的交代に心の中では思うところもあろう。
その気持ちが更に鹿島を強くする。
満男がいてこその鹿島である。

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オークランド・シティ戦報道

鹿島石井監督「初戦は難しい」逆転で準々決勝進出
[2016年12月8日21時35分]


後半、交代前、石井監督(左)と握手を交わす鹿島FW金崎(撮影・狩俣裕三)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 J1覇者の鹿島がオークランド(ニュージーランド)に2―1で逆転勝ちし、準々決勝へ進んだ。

 石井監督は試合後に「今大会初出場でしたけれども、初戦は難しいと思いました。セットプレーで失点してしまい、崩されてはいないので、逆転できるだろうと思ったが、先制されると苦しくなるという部分がありました。(途中出場の金崎、赤崎が得点)交代した2人だけじゃないですけど、本当にいい働きをしてくれた。(次戦)どういうチームかは分かりませんけれども、強さがあると思うので、今日の試合では高さの部分で混乱してしまった部分があるので、そこをうまく対応出来たらいいと思いました。」と話した。

鹿島金崎が途中出場V弾「情けないプレーできない」
[2016年12月8日21時37分]


後半、ゴールを決める鹿島FW金崎(撮影・狩俣裕三)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 J1王者で大会初出場の鹿島がオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)を下した。

 FW金崎夢生(27)は、後半途中からの出場で、同点の後半43分に決勝ゴールを決めた。「(土居)聖真がいい折り返しをしてくれたので、うまく入ってくれて良かったです。流れを変えたかったですし、代表でプレーしている以上、情けないプレーはできない。いけるところまで行きたい。開催国代表なので、しっかりとプレーしたい」と話した。

 次戦は11日、吹田スタジアムでアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズと対戦する。

鹿島、初出場で勝利 金崎が逆転V弾 クラブW杯
[2016年12月8日21時59分]


後半、得点を決めた鹿島FW赤崎はガッツポーズ(撮影・横山健太)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 J1王者で大会初出場の鹿島が開幕戦を制した。

 歴代最多6年連続8度目出場のオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)を2-1で下した。

 試合は前半6分に鹿島遠藤がミドルを狙うもGKがキャッチ。同43分にはFW土居がミドルシュート放つもGKにキャッチされる。オークランドは同17分にFWタデが左足ボレー放つがネットを揺らすことは出来ない。同40分には左CKからDFキム・デウクが頭で合わせるもゴール上に外れ、両チーム無得点で前半を終えた。

 後半に入りオークランドが先制。同5分、右サイドのFKからゴール前でDFキム・デウクが頭で合わせゴールネットを揺らした。すぐさま追いつきたい鹿島は同9分にFW赤崎、同17分にはMF金崎を投入。同23分に赤崎のダイレクトシュートが決まり同点に追いついた。同43分に左サイドからのクロスをファーサイドの土居が折り返し最後は金崎が頭で押し込み勝ち越しに成功。試合はそのまま終了し勝利した。

 鹿島は11日の準々決勝で、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズと対戦する。

赤崎「ヒーローになりそびれた」 金崎「次の試合」
[2016年12月8日22時20分]


ゴールを決めた鹿島FW金崎(手前)と喜ぶFW赤崎(撮影・狩俣裕三)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 J1王者で大会初出場の鹿島が開幕戦を制した。歴代最多6年連続8度目出場のオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)を2-1で下した。

 途中投入されたFW赤崎が後半23分に右足で、FW金崎が後半43分に頭で得点し、試合終盤の鮮やかな逆転勝ち。見事に采配がはまった石井監督は「交代した2人だけではないが、本当にいい働きだった」。準々決勝で対戦するマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)については「どういうチームかはまだ分からないが、フィジカル的な強さがあるので、今日も高さで混乱したので対応できれば」と話した。

 赤崎は「前半良い形が作れてなかったので、途中から入ったら、しっかりシュートを打ってゴールに絡もうと思ってました。(MF永木)亮太君から良いボールがきたので、決めるべきゴールだと思います。そのあと、ビッグチャンスもありましたし、もう1点取っていれば。ヒーローになりそびれたと思います。次も必ず(点を)取れると思いますので、良い準備をしたい」ときっぱり。

 金崎は「(決勝点はFW土居)聖真のいい折り返しだったので、うまく入って良かったです。流れを変えたかったので、情けない戦いは(開催国を)代表している限り、あんなプレーをしてはいけないので。しっかり気を引き締めて、次の試合に備えます」と気持ちを引き締めた。

 また、MF小笠原は「今日のような試合をしたら勝っていけないので、次、またしっかり戦っていきたい。しっかり勝ち進めるように、日程のことも含めて勝負だと思うので、勝ちに行きたい」と主将らしく、力強くコメントした。

鹿島永木「手応えがない」最優秀選手も喜びなし
[2016年12月8日22時58分]


後半、ゴールを決め、鹿島MF永木(中央)と喜び合うFW赤崎(撮影・狩俣裕三)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 この試合の最優秀選手に選ばれた鹿島のMF永木亮太は「アシストはしたが、自分としては手応えがない。金崎と赤崎が入ったから勝てた」と喜びはなかった。

 前半は攻撃参加のシーンがほとんどなかったが、柴崎と中盤を組んだ後半は果敢に攻め上がった。後半22分に赤崎へ折り返し、同点ゴールを呼んだ。

 今大会を来年のアジア・チャンピオンズリーグへ向けた経験の場と捉え「懐の深い相手へのボールの奪い方は変えていかないと」と課題を口にした。

鹿島、途中出場赤崎が同点弾「次も点取れるよう」
[2016年12月9日7時54分 紙面から]


後半、得点を決めた鹿島FW赤崎は、アシストしたMF永木を指さす(撮影・横山健太)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 Jリーグ王者として開催国枠で初出場の鹿島が、開幕戦でオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちし、準々決勝へ進んだ。

 途中出場の鹿島FW赤崎が同点ゴールを決めた。後半22分、MF永木からのパスを右足でゴール左隅へ決めた。今季リーグ戦は24試合出場で2得点。夏から元日本代表FWの柳沢コーチに特訓を志願した。試合の日も練習場に戻り、コーチがゴール前に出すさまざまなボールをひたすら打ち続けた。「シュートの意識が非常に高かった」という石井監督の抜てきに応え、「次も点を取れるように」と気持ちを引き締めた。

鹿島、また逆転また金崎劇的弾「恥じないプレーを」
[2016年12月9日7時54分 紙面から]


鹿島対オークランド 後半、勝ち越しのゴールを決めた鹿島FW金崎はガッツポーズでほえる(撮影・狩俣裕三)

<クラブW杯:鹿島2-1オークランド>◇開幕戦◇8日◇日産ス

 Jリーグ王者として開催国枠で初出場の鹿島が、開幕戦でオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちし、準々決勝へ進んだ。1-1の後半43分、左足首捻挫の影響で先発を外れたFW金崎夢生(27)が頭で決勝ゴール。チャンピオンシップ(CS)MVP男が、勝利に導いた。11日にアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と4強を懸けて対戦する。

 エース金崎が勝負強さを際立たせた。3戦3発だったCSに続き、クラブW杯初戦で決勝ゴールを決めた。後半18分に途中出場すると、ゴール前で相手DF陣を引きつけ、FW赤崎の同点弾を陰から演出。同43分には、DF山本の左クロスをFW土居が頭で折り返したボールを逃さなかった。痛めている左足でジャンプし、DFとの競り合いに勝って頭で押し込んだ。

 これでリーグ戦後、4戦4発の“ポストシーズン男”は「足の状態もあったので、今日の出番は石井監督に任せていた。流れを変えたかったし、うまく入ってくれて良かった」。アシストした土居も「夢生くんは(状態が)悪いふりなんで。全然大丈夫。本当は僕が決めようと力込めて打ったんですけど、結果的に得点につなげてくれた」と冗談を交えながら、信頼感を表現した。

 7年ぶりのJリーグ制覇から中4日。石井監督が「前半は体が重かった。相手陣で回しているけれど、シュートの形が少なかった」と振り返ったように、効果的なパスは皆無。覇気にも欠け、ハーフタイムにはDF昌子が「もっとシュート打とうよ」と仲間を鼓舞した。後半開始直後の失点に加え、赤崎、金崎の投入で、チームの闘志にようやく火がついた。

 国内主要タイトル18冠を誇る伝統クラブながら、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の最高はベスト8と国際舞台で存在感を出せていない。だが、この1勝は大きい。順位決定戦を含めて最低でもあと2試合は世界の強豪と対戦できる権利を得た。「開催国代表として出場している以上、もっと恥じないプレーをしないと。しっかり各自が責任を持つべきだと思う」。金崎はゴールの喜びに浸ることなく、勝ってかぶとの緒を締めた。【鎌田直秀】

 ◆クラブW杯 国際サッカー連盟(FIFA)主催のクラブ世界一決定戦。00年ブラジルで始まり、一時中断後、05年に日本で再スタート。今年で13回目。欧州、南米など6大陸王者と開催国リーグ覇者の7チームがトーナメント形式で争う。

J1王者鹿島が準々決勝へ、金崎決勝ヘッド! オセアニア王者オークランドを撃破/クラブW杯

後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・金崎(中央)=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)

 クラブW杯1回戦(8日、鹿島2-1オークランド、横浜国)サッカーのクラブ世界一を決める大会が開幕。J1王者で大会初出場の鹿島は、歴代最多6大会連続8度目の出場となるオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)と対戦し、2-1で勝利した。後半43分、MF金崎夢生(27)が決勝弾を放った。

 鹿島はMF柴崎岳(24)、MF小笠原満男(37)らが先発し、左足首に不安があるとみられるMF金崎夢生(27)はベンチスタートとなった。

 両チームともボールを回しながら攻めの機会をうかがう落ち着いた序盤となり、鹿島はDF西大伍(29)とMF遠藤康(28)のコンビネーションで右サイドから打開を図るも、決定機には至らず。

 前半17分はオークランドに好機。左サイドからのクロスを受けたFWタデが左足ボレーを放つも、GK曽ケ端準(37)の正面を突いた。

 時間の経過とともに鹿島がボールを保持し始めるが、ペナルティーエリア手前でパスの精度を欠く。35分には左サイドのクロスからFW土居聖真(24)がペナルティーエリア内でシュートを放つも、DFにブロックされる。43分にも、巧みなトラップから土居が中央手前からシュートを放つもGKに阻まれ、お互いゴールネットを揺らせないまま、0-0で前半を折り返した。

 後半5分、前半攻め込まれていたオークランドに先制点が生まれる。タデが右サイドでファウルを受けると、続くFKから、タデが上げたクロスボールに、ゴール前中央へ走り込んだキム・デウクが頭で合わせ、ゴール中央に決めた。

 追いつきたい鹿島は9分、FWファブリシオ(26)に代え赤崎秀平(25)を、18分には小笠原に代え金崎を投入する。すると22分、ペナルティーエリア右で永木からマイナスのパスを受けたフリーの赤崎が右足ダイレクトシュート。ゴール左に決まり、試合は振り出しとなった。

 その後は、鹿島がボールを支配。ゴール前までボールを持ち込む機会が増えると43分、DF山本脩斗(31)の左サイドからのクロスをファーサイドで土居がヘディングで折り返す。そのボールをゴール前中央の金崎が頭でゴール中央へ押し込み、鹿島が逆転に成功した。

 オークランドは終盤猛攻を見せるが、これを何とかしのいだ鹿島が2-1で勝利した。

 鹿島は準々決勝へ進み、11日にアフリカ王者のサンダウンズ(南アフリカ)と大阪・市立吹田スタジアムで対戦する。

鹿島・石井監督
「前半は全体的に体が重たかった。シュートの意識がもっとあれば良かった。チームとして修正して戦っていきたい」

オークランド・トリブリエチ監督
「守りは良かったが、最後は疲れてしまった。もっとボールを保持したかった。相手が強かった」

手負いの金崎、途中出場で決勝ヘッド 「いけるところまでいきたい」/クラブW杯

後半、逆転のゴールを決める鹿島・金崎=横浜国際総合競技場(撮影・蔵賢斗)

 クラブW杯1回戦(8日、鹿島2-1オークランド、横浜国)エースがまたしてもチームを救った。MF金崎夢生(27)は後半18分にMF小笠原満男(37)に代わって出場。1-1で迎えた同43分、DF山本脩斗(31)の左サイドからのクロスをファーサイドでFW土居聖真(24)がヘディングで折り返したボールを、頭でゴール中央へ押し込んだ。

 「聖真(土居)がいい折り返しをしてくれたので、うまく入ってよかった。流れを変えたかった。こういう情けない戦いは、(開催国を)代表してプレーする限り、あんなプレーをしてはだめ」

 3日の明治安田チャンピオンシップ決勝第2戦では浦和相手に2ゴールを決め2-1と勝利。先月29日の第1戦を含め通算1勝1敗、2戦合計2-2と並んだがアウェーゴール数で上回り、鹿島に7年ぶり、リーグ最多の8度目となる年間王座をもたらした。

 左足首に不安があるとみられる中、途中出場できっちり結果を残した。準々決勝へ進み、11日にアフリカ王者のサンダウンズ(南アフリカ)と大阪・市立吹田スタジアムで対戦する。「しっかり気を引き締めて、次の試合はもっとがんばりたい。いけるところまでいきたい。開催国代表として出る。責任を持って全力でプレーしたい」。J年間勝ち点3位から“下克上V”した勢いのまま今度は世界を驚かす。

鹿島・昌子
「失点してからエンジンがかかるようでは情けない。疲れは言い訳にならない」

鹿島・遠藤
「前半は横パスばかりで、どこかで縦パスを入れて勝負しないといけなかった。いい経験になった」

鹿島・永木、最優秀選手にも喜びなし「手応えがない」/クラブW杯
 クラブW杯1回戦(8日、鹿島2-1オークランド、横浜国)この試合の最優秀選手に選ばれた鹿島の永木は「アシストはしたが、自分としては手応えがない。金崎と赤崎が入ったから勝てた」と喜びはなかった。

 前半は攻撃参加のシーンがほとんどなかったが、柴崎と中盤を組んだ後半は果敢に攻め上がった。後半22分に赤崎へ折り返し、同点ゴールを呼んだ。今大会を来年のアジア・チャンピオンズリーグへ向けた経験の場と捉え「懐の深い相手へのボールの奪い方は変えていかないと」と課題を口にした。

赤崎、柳沢コーチの特訓実った同点弾「いろいろ協力してくれたおかげ」/クラブW杯

後半、同点ゴールを決め、胸に手を当てる鹿島・赤崎(中央)=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)

 クラブW杯1回戦(8日、鹿島2-1オークランド、横浜国)赤崎の同点ゴールは、鹿島で一時代を築いた元日本代表FWの柳沢コーチとの特訓が実を結んだ。得点から遠ざかった夏から同コーチにゴール前での動きだしを細かく学び「いろいろ協力してくれたおかげで、今日のゴールにつながった」と感謝した。

 決勝点の金崎とともに後半から途中出場。石井監督の期待に応え「試合前日の紅白戦からいいプレーができていた。誰が出ても逆転できたと思う」とチーム力を誇った。

金崎が執念逆転V弾!鹿島、「夢」舞台で「生」き残った/クラブW杯

途中出場でV弾を決めた金崎。CSから神ってる男が世界一まで突っ走る (撮影・蔵賢斗)

 クラブW杯1回戦(8日、鹿島2-1オークランド、横浜国)クラブ世界一を決める大会が開幕。J1覇者として開催国枠で初出場の鹿島がオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちし、準々決勝進出。FW金崎夢生(27)が後半43分、決勝ゴールを決めた。金崎はチャンピオンシップ(CS)準決勝の川崎戦(11月23日)から4戦4発。サッカー版“神ってる男”が世界一までゴールを重ねる。


準々決勝進出を決め、喜ぶ金崎(左端)ら鹿島イレブン=日産スタジアム

 鹿島にはやはりこの男がいる。途中出場のFW金崎が延長戦も頭をよぎる後半43分、FW土居の折り返しに合わせ、勝ち越しのヘディング弾。力強く右腕を振り上げた。

 「いい折り返しがきた。うまく入ってくれてよかった」

 J年間勝ち点1位の浦和を奇跡の逆転で破ったCS第2戦から中4日。CS準決勝、決勝とフル出場した金崎は、左足首痛もあってこの日は温存された。優勝の余韻が残っていたのか、動きの切れを欠いたチームは後半5分にFKから失点。「点を取るしかなかった。予定通りではなかった」。石井監督が選んだジョーカーこそ金崎だった。

 後半18分にピッチに立つと、FW赤崎のゴールで同点とした後の43分に値千金の決勝弾。「頭の方が得意」と相手との競り合いに勝った。これでCS準決勝から4戦4発。負ければ今季が終わる土壇場で、異常なほどの勝負強さを発揮するまさに「神ってる」ストライカーだ。

 左足首だけではない。体調も万全ではなく、激戦の疲れからか「口内炎が痛い」とポツリ。胃が痛くなるような戦いが続く中、試合後のピッチで日本人として奮闘した相手DF岩田に歩み寄り、健闘をたたえ合う精神的な余裕もみせた。

 「行けるところまで行きたい。開催国代表の責任を持って全力でプレーする」

 究極の下克上Vを成し遂げるまで。金崎の本気モードが鹿島をさらに上昇気流に乗せる。 (一色伸裕)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・柴崎(左)ら鹿島の選手=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)

途中出場で後半22分に同点ゴールを決めた鹿島FW赤崎
「夏過ぎから点を決められず、柳沢(敦)コーチとシュート練習を続けてきた。その成果が出たと思う」

最優秀選手に選ばれた鹿島MF永木
「(先制点の)アシストはしたが、自分としては手応えがない。金崎と赤崎が入ったから勝てた」

鹿島DF昌子
「失点してからエンジンがかかるようでは情けない。疲れは言い訳にならない」

鹿島MF遠藤
「前半は横パスばかりで、どこかで縦パスを入れて勝負しないといけなかった。いい経験になった」

クラブW杯
 国際連盟(FIFA)主催のクラブチームによる世界一決定戦。2000年にブラジルで第1回大会が開催され、05年より欧州王者と南米王者が日本で対戦するトヨタ杯と統合、各大陸王者が参加する形式となった。07年に開催国枠が採用され、現行の6大陸王者に開催国王者を加えた7チーム制となった。日本勢の最高成績は07年浦和、08年G大阪、15年広島の3位。


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・金崎=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


後半、金崎の逆転のゴールを喜び合う鹿島イレブン=横浜国際総合競技場(撮影・蔵賢斗)


後半、決勝ゴールを決めガッツポーズの鹿島・金崎=日産スタジアム


後半、逆転のゴールを決める鹿島・金崎=横浜国際総合競技場(撮影・蔵賢斗)


後半、オークランド・岩田(右)と競り合う鹿島・金崎=日産スタジアム


後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・金崎(中央)=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


後半、同点ゴールを決め、胸に手を当てる鹿島・赤崎(中央)=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


後半、同点ゴールを決めガッツポーズする鹿島・赤崎=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


後半、同点ゴールを決める鹿島・赤崎=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


後半、ゴールを決められ肩を落とす昌子(左端)ら鹿島イレブン=日産スタジアム


赤崎が同点弾!後半途中投入でチームを活性化
クラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランド (12月8日 横浜)


<鹿島・オークランド>後半、ゴールを決める赤崎(右)
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 反撃ののろしを上げたのは、途中出場の鹿島FW赤崎だった。

 先制された直後の後半9分に投入されると、同22分にペナルティーエリア内でパスを受け、左隅に同点ゴールをねじ込んだ。25歳の伏兵は「いつ(ピッチに)入っても活躍するイメージを持っている」と胸を張った。夏場から元日本代表の柳沢コーチと居残りのシュート練習を重ね、石井監督も「いい結果が出ると思って送り出した」と振り返る。陰の努力を重ねたストライカーが、チームをよみがえらせた。
[ 2016年12月9日 05:30 ]

また救った金崎V弾!鹿島 逆転勝ちでクラブW杯開幕飾る

<鹿島・オークランド>後半、逆転ゴールを決め喜ぶ金崎
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 鹿島辛勝発進――。各大陸王者が集い、クラブ世界一を争うクラブW杯が開幕した。開催国枠で出場したJリーグ王者で初出場の鹿島は、オセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)に2―1で逆転勝ち。後半5分にFKから失点したが、同22分にFW赤崎秀平(25)が同点弾を決め、同43分に途中出場のFW金崎夢生(27)が決勝ゴールを奪った。次戦は11日にアフリカ王者のマメロディ(南アフリカ)と対戦する。

 自らの逆転弾で、ふがいない仲間に“活”を入れた。1―1で迎えた後半43分。DF山本の左サイドからのクロスを、ゴール前右のFW土居が頭で折り返す。ワンバウンドしたボールは、大きく跳ねて金崎の元へ。エースは中央からこん身のヘディングを叩き込んだ。「流れを変えたかった」。チャンピオンシップ(CS)準決勝の川崎F戦から4戦4発。類いまれな決定力で途中出場からチームを救ったが、試合後は険しい表情を崩さなかった。

 「今日みたいな試合をしたらあかん。こういう情けない戦いは、開催国代表としてはやってはいけないと思う」

 緊張感あふれたCS決勝・浦和戦から5日。全く違う光景が、この日のピッチには広がっていた。左足首の状態が思わしくなく、前半をベンチから見守っていた金崎はチームメートを見て感じたという。「少し(体が)重かったのかな」。疲れが抜けきっていなかったのか、前半は全体の動きが遅かった。敵陣でボールを保持する時間は長かったが、決定的なパスも、シュートも少ない。そして後半5分。FKから失点を許した。

 予想外の展開に、石井監督は予定していたプランを変更。「点を取りに行くしかない」と、想定より早い後半18分に金崎を投入した。前線で精力的に動くことでチームを活性化させた。後半22分に赤崎、同43分のエースの得点で、ついに逆転に成功した。

 試合後のイレブンの表情は、みな引きつっていた。「非常に情けない、失点した後にスイッチが入るというのは」とDF昌子。国内では主要タイトル18冠と他の追随を許さない圧倒的な強さを誇るが、ACLでは08年のベスト8が最高。「いけるところまでいきたいし、開催国代表で出ているので責任を持ってプレーしたい」という金崎を先頭に、気を引き締め直し、世界一へと突き進んでいく。


<鹿島・オークランド>後半、金崎(33)が逆転ゴール
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<鹿島・オークランド>後半、鹿島・金崎(33)はゴールを決め喜ぶ
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[ 2016年12月9日 05:30 ]

【クラブW杯】鹿島、金崎ヘッドで逆転勝利!準々決勝進出
2016年12月8日21時54分 スポーツ報知


後半43分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・金崎

 ◆クラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランドシティー(8日・横浜国際)

 開催国代表の鹿島が初のクラブW杯で初戦を突破した。

 オセアニア王者のオークランドシティー(ニュージーランド)を2-1の逆転で下した。

 後半開始早々に先制を許した鹿島は後半9分にFW赤崎を、同18分に負傷で先発を外れたFW金崎を投入。その4分後。MF永木がDFライン裏へ抜け出して、折り返し。フリーのFW赤崎がミドルシュートを決めて同点に追いついた。

 主導権を握って攻め続けた鹿島は後半43分、MF山本が左からクロス。FW土居がたたきつけるヘッドで右から折り返し、FW金崎がヘディングで押し込んだ。

 準決勝(11日、吹田)ではアフリカ代表マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。

 金崎「流れを変えたかった。気を引き締めて次ぎも頑張りたい。もちろんいけるところまでいきたい。開催国代表なので、責任を持って全力でプレーしたい」

 赤崎「前半は良い形が作れなかった。入ったらシュートを打ってゴールに絡もうと思った。(ゴールは)亮太くん(永木)からいいボールがあった。決めるべきゴールだった」

【鹿島】石井監督の“神ってる”采配で逆転勝利「4試合に勝つ」
2016年12月8日23時27分 スポーツ報知


石井監督(左)の指示を聞く鹿島・金崎


後半43分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・金崎


 ◆FIFAクラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランドシティ(ニュージーランド)

 開催国代表のJリーグ王者・鹿島が、石井正忠監督(49)の“神ってる”采配で、オークランドシティに逆転勝ちして準々決勝進出を決めた。

 前半を0―0で折り返した鹿島は後半5分に、相手のフリーキックから失点。「全体的に前半は体が重かった。(失点で)点を取りにいかなといけない状況になった」と石井監督は、後半9分にFW赤崎秀平(25)、同18分に左足首痛を抱えるFW金崎夢生(27)を投入する。すると同22分、ペナルティーエリア内の右でマイナスのパスを受けた赤崎が、ゴール左に決めて同点。「最近の練習でいい形のシュート見せていたので投入した」という指揮官の起用に応えた。

 試合終了間際の同43分には、FW土居聖真(24)のヘディングの折り返しを、相手に競り勝った金崎が押し込んで逆転に成功した。「(投入は)予定で通りではなかった。足の状態がまずまずだったので、どういうタイミングで出すかと考えていたが、点を取りにいく状態なので予定より早く入れた」。万全の状態ではなかったが、エースの得点力と精神力に賭けた采配が見事にはまった。

 「ストライカーを入れたのは点を取るという形。特にシュートの意識を持たせたかった。2人の選手はその意識が高いので」。絶対に点を取るという指揮官の執念のタクトに、選手が応じ名門・鹿島としてクラブW杯初出場で初勝利。「我々の目標は4試合に勝つこと」。優勝を目指し、11日の準々決勝ではアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズと対戦する。

【鹿島】赤崎、値千金の同点ゴール「GKとDFの動きが見えた」
2016年12月8日23時29分 スポーツ報知


後半43分、決勝ゴールを決めた金崎(手前)に飛びつく鹿島・赤崎

 ◆クラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランドシティー(8日・横浜国際)

 鹿島のFW赤崎秀平が値千金の同点ゴールを決めた。後半9分からピッチに立つと、同22分、MF永木からのパスに右足で合わせてネットを揺らした。試合後は「(永木から)折り返しが来るだろうと思っていた。GKとDFの動きが見えた」と振り返った。

 今季、リーグ戦は24試合で2得点と不本意な成績。夏場から極端なスランプに陥り、柳沢敦コーチと二人三脚で不振脱出を図ってきたという。コーチが繰り出すさまざまなボールをひたすらシュートし、試合後や練習後は1本1本のシュートについて修正点を指摘してもらった。「いつも声掛けしてもらって、本当にありがたいです」と感謝。「自分を信じてシュートを打て!」という元日本代表の言葉を胸に秘め、大舞台で輝きを取り戻した。

 次戦の準々決勝は11日に南アフリカのサンダウンズと対戦。「鹿島アントラーズの強さを世界に発信したい」と初出場Vに向けて突っ走る。

【鹿島】西、フル出場で逆転勝利に貢献「やってみないと分からないもの」
2016年12月8日23時30分 スポーツ報知


前半、競り合う鹿島・西(右)とオークランドシティ・岩田

  ◆クラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランドシティー(8日・横浜国際)

 開催国代表の鹿島が初のクラブW杯で初戦を突破した。オセアニア王者のオークランドシティ(ニュージーランド)を2―1で下した。

 フル出場で逆転勝利に貢献したDF西は「前半は、なかなか乗れなかった。相手チームの情報を事前になかなか多く得られることは出来なかったが、実際にやってみないと分からないもの。延長に入るような感じは無かった」と振り返った。

【クラブW杯】鹿島・金崎、逆転&V弾!CS決勝第2戦に続きエース救った
2016年12月9日6時0分 スポーツ報知


後半43分、ヘディングでゴールを決めた途中出場の鹿島・金崎〈33〉


決勝ゴールにガッツポーズする金崎


  ◆クラブW杯1回戦 鹿島2―1オークランドシティー(8日・横浜国際)

 サッカーのクラブ世界一を決める大会が開幕し、J1覇者で開催国代表の鹿島がオセアニア代表のオークランドシティ(ニュージーランド)に2―1で逆転勝ちした。後半5分にFKから先行されたが、22分にFW赤崎秀平(25)が同点弾を奪い、43分に途中出場のFW金崎夢生(27)が頭で決めて逆転した。11日の準々決勝でアフリカ代表のサンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。

 金崎がチームを一喝した。「今日みたいな情けない試合は…。開催国の代表として出ているので、あんなプレーはしたらダメ」。試合後のヒーローインタビューでまくし立てた。兼業の選手が多いオークランドシティに辛勝。先取点を奪われるまで消極的なプレーが続き、同僚には「開催国代表として責任を持ったプレーを」と突きつけた。

 J1王者の姿ではなかった。引いて守る相手にボールを保持したものの「取られなくないから横パス」(MF遠藤)ばかりでチャンスを作れない。逆に後半5分、セットプレーから失点した。年間勝ち点3位からJリーグの頂点に立ったのは3日。逆転劇を生んだチャレンジ精神は攻守に見られず、途中出場で決勝ヘッドを決めたエースは危機感を吐き出した。

 恐れていた事態だった。チャンピオンシップ優勝から中4日。石井正忠監督(49)は「4つ勝って終わる」と初出場でのクラブW杯優勝を新たな目標とし、選手に自覚を促した。洗濯担当の女性スタッフも優勝後、再会した選手にかけた言葉は「おめでとう」だけ。国内18冠を経験するクラブはグラウンド内外で慢心をかき消す努力を続けた。

 リーグ優勝を初めて経験したDF昌子は「3日間くらい(余韻に)浸りたかったけど、スタッフから『おめでとう』もない。洗濯のおばちゃんたちも一言だけだった。怖いチームや」と驚きつつ、クラブW杯へ気持ちを切り替えた。

 後半途中からの赤崎、金崎起用が的中し、石井監督は「(金崎は捻挫した)左足首の状態がまずまずだったが、点を取りにいく状況だったので予定より早く入れた」と会心の笑み。世界初勝利で初戦敗退の危機を乗り越えた鹿島。金崎は次戦へ向け「気持ちを引き締めていかないと」と最後まで厳しかった。(内田 知宏)

鹿島が逆転勝ち 途中出場の金崎が決勝ゴール「流れは変えたかった」クラブW杯

後半、勝ち越しゴールを決めジャンプして喜ぶ鹿島・金崎(撮影・棚橋慶太)


後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・金崎(33)=撮影・棚橋慶太


後半、ゴール前のパスに飛びつく鹿島・金崎=横浜国際総合競技場(撮影・棚橋慶太)


 「クラブW杯・1回戦、鹿島2-1オークランド」(8日、日産スタジアム)
 開催国枠で出場したJ1年間王者の鹿島は、開幕戦でオークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちし、準々決勝に進んだ。
 前半は0-0で折り返し。後半5分、オークランドのキム・デウクにヘディングシュートを決められ、先制を許した。しかし後半22分、途中出場のFW赤崎がゴールを決めて同点とした。さらに後半42分、FW土居の折り返しを、途中出場のMF金崎が頭で押し込み、決勝点をもぎ取った。
 11日の準々決勝では、マメロディ・サウダウンズ(南アフリカ)と対戦する。
 試合後のコメントは以下の通り。
 石井監督「初出場ですけど、初戦というのは難しいなと思った。セットプレーという形で失点してしまったので、崩されてはいないので逆転できるだろうとは思ったんですけど、先制されて少し慌ててしまった。(交代して入った2人がゴールを決めたが)2人だけじゃないですけど、いい働きをしてくれた。(準々決勝は)どういうチームかははっきり分からないが、フィジカル的な強さは当然あると思うので。きょうもその部分では混乱してしまった部分もあるので、対応できればいいかなと思う」
 決勝ゴールの金崎「(土居が)いい折り返しをしてくれたので、うまく入ってよかったです。(試合に入った時の気持ちは)流れは変えたかったですし、こういう情けない戦いは、代表してプレーする限りは、あんなプレーをしてはだめだと思うんで、しっかり気を引き締めて次の試合は頑張りたい。(今大会の目標は)行けるところまでは行きたいと思いますし、開催国代表ということでしっかり責任持って、全力でプレーしたい」

クラブW杯、鹿島が逆転勝ち 2-1でNZオークランド下す

 鹿島-オークランド 後半、ヘディングで決勝ゴールを決める鹿島・金崎(33)=日産スタジアム

 サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は8日、横浜市の日産スタジアムで開幕して1回戦の1試合が行われ、J1覇者で開催国代表の鹿島がオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちした。11日の準々決勝でアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。
 鹿島は後半早々にFKから先制されたが、赤崎が決めて追い付き、43分には金崎が頭で決勝点を挙げた。
 大会は7チームが参加。欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)、南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)は準決勝から登場する。

鹿島・永木がプレイヤーズ・オブ・ザ・マッチ 後半早々の失点を反省

後半、同点ゴールを決めた鹿島・赤崎(中央)とハイタッチする永木(左)

 「クラブW杯・1回戦、鹿島2-1オークランド」(8日、日産スタジアム)
 鹿島の日本代表MF永木亮太が、この試合で最も活躍した選手とされるプレイヤーズ・オブ・ザ・マッチに選ばれた。大会を主催するFIFAのテクニカルグループが選出するもので、堅実な守備に加えて果敢な攻撃参加で、後半22分にFW赤崎秀平が決めた同点弾をアシストした。
 試合後の会見では「後半の初めに失点して、点を取りにいくしかないと思った。試合の立ち上がりで、ふわっと入ってしまった。どうしても過密日程の中で、(リーグで)優勝した余韻があったのかもしれない。そこは反省して、このタイトなスケジュールに対応していきたい」と話した。

赤崎 反撃ののろし上げる同点弾「鹿島の強さを世界に」

 後半、同点ゴールを決め喜ぶ鹿島・赤崎(中央)

 「クラブW杯・1回戦、鹿島2-1オークランド」(8日、日産スタジアム)
 クラブ世界一を決める大会が開幕して1回戦の1試合が行われ、J1覇者として開催国枠で出場の鹿島が、オセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちした。鹿島は後半、FW赤崎秀平(25)、金崎夢生(27)の得点で逆転した。
 途中出場の赤崎が、反撃ののろしとなる同点弾を決めた。後半9分にピッチに入ると、同22分にMF永木の折り返しを冷静に決めた。「(パスが)来ると思っていたので、相手GKとDFの動きをよく見て打てた」と振り返る一撃で、流れを一気に引き寄せた。次戦に向けては「鹿島の強さを世界に発信したい」と意気込んだ。

鹿島・金崎Vヘッド!見せたJの意地 先制被弾に目が覚め初戦突破

 後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・金崎(33)

 「クラブW杯・1回戦、鹿島2-1オークランド」(8日、日産スタジアム)
 クラブ世界一を決める大会が開幕して1回戦の1試合が行われ、J1覇者として開催国枠で出場の鹿島が、オセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1で逆転勝ちした。鹿島は後半、FW赤崎秀平(25)、金崎夢生(27)の得点で逆転した。11日の準々決勝(吹田)でアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と顔を合わせる。
 予期せぬ被弾が鹿島を目覚めさせた。MF永木が「立ち上がりフワッと入ってしまった」と反省交じりに振り返ったように、低調な前半に終始した。だが、後半5分に韓国人DFキム・デウクに先制ヘッドを決められてから一気にギアが上がった。
 後半22分に途中出場の赤崎が右足で同点ゴールを決めると、終了間際の同43分には、またも途中出場の金崎がMF土居の折り返しを頭で押し込んだ。
 「流れを変えたかった。情けない試合は(開催国)代表として出ている以上やってはダメ」。Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝で左足首を捻挫した影響で、先発を外れていたCSのMVP男が、土壇場で再び勝負強さを発揮した。
 浦和を破って下克上Vを決めた3日のCS決勝第2戦から中4日。石井監督が「選手の中に大会に懸ける思いはあるが、体の部分が正直に出てしまった」と認めたように、身体よりも精神のコンディショニングが大きな影響を及ぼした。
 最後に地力を見せて準々決勝に進んだが、次は大阪への移動と中2日の過密日程が待つ。負傷の金崎を30分間近くプレーさせた誤算もあった。「行けるところまで行きたい。開催国代表の責任を持って全力でプレーしたい」と金崎は力強く結んだ。鹿島にとって初となる世界挑戦には、さらなる試練が待つ。

鹿島、初戦突破 サッカークラブW杯

鹿島-オークランド 後半22分、同点ゴールを決めた鹿島・赤崎=日産スタジアム、村田知宏撮影

サッカーのクラブ世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)は8日、横浜市の日産スタジアムで開幕し開催国枠で初出場したJ1覇者の鹿島は開幕試合の1回戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1の逆転勝ちを収めた。

鹿島は後半5分に失点したが、その後は攻勢を強め、途中投入の2選手が得点を挙げた。同22分、パス回しで崩し、赤崎が決めて同点。同43分には左クロスの折り返しを金崎が頭で押し込んで勝ち越した。11日の準々決勝は、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。

永木亮太、優勝後の“余韻”を認め「ふわっと入ってしまった」…「気を引き締めていきたい」

先発した永木 (C)Getty Images

2016/12/09 10:24:35

鹿島アントラーズのMF永木がオークランド・シティ戦後、試合の入りが良くなかったことを認めている。準々決勝に向けて気を引き締めた。

鹿島アントラーズに所属する日本代表MF永木亮太はオークランド・シティ戦後、取材に応じている。

鹿島アントラーズは8日、FIFAクラブワールドカップ一次ラウンドでオークランド・シティと対戦。後半に先制点を奪われる厳しい展開だったが、何とか逆転に成功し、準々決勝進出を決めている。永木は後半のプランについて以下のように明かした。

「後半始まって、セットプレーで1点取られてしまったので、もう点を取りに行くしかないと。自分たちでボールは回せてましたけど、なかなか決定的なチャンスを作れてなかったので、自分のボランチの位置からも右サイド入ったときや深く入ったときに、自分も攻撃参加しようっていうのは心掛けていました。試合前からそれは思ってたんですけど、それをより強く意識して、あの先制点取られた後からは、やった結果、ああいうふうに同点のゴールにつながって良かったと思います」

さらに、チャンピオンシップ優勝後、あまり日が経たないでの一戦だったため、気持ちとして浮ついた部分もあったと認めている。

「立ち上がり、ちょっとふわっとした感じで入ってしまいました。チーム内で試合前から、前半からしっかりいこうっていう話はしてたんですけど、やっぱりどうしても、この過密日程の中、ちょっと優勝した余韻がまだ自分たちの中にあったのかなっていうふうに感じています。それは次の試合からしっかり反省して、またタイトなスケジュールになりますけど、それも言い訳になりませんし、これからもっとしっかり気を引き締めていきたいと思います」

鹿島アントラーズは11日、準々決勝でマメロディ・サンダウンズと対戦する。

反省しきりの昌子源、失点後の“スイッチ入り”に「非常に情けない戦いをしてしまった」

反省しきりの昌子 (C)Getty Images

2016/12/09 10:48:02

鹿島アントラーズのDF昌子はオークランド・シティ戦後、先制点を許したチームのパフォーマンスに納得していないことを語った。

8日、FIFAクラブワールドカップ開幕戦は鹿島アントラーズが2-1でオークランド・シティを下し、鹿島が初戦を突破した。

先発した日本代表DF昌子源は先制されてからスイッチが入るという状況に反省の弁を述べた。

「前半終わって、僕は嫌な雰囲気を感じました。非常に情けない。失点してからスイッチが入るっていうのは。非常に情けない戦いをしてしまったなと思います」

セットプレーからの失点については「ソッコはね、最初に一度触られてるし、そこは注意しないといけないところでした。不用意なファールを与えてしまったし、そういうことは注意して、どちらかというとやられる機会っていうと、やっぱセットプレーしかなかったので、それをみすみす与えてしまったかなと、それは非常に反省するとこかなと思います」と振り返っている。

また、11日にはアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズと対戦する。昌子は修正点について以下のように語った。

「今日の相手とはまた一段と強くなると思います。見たこともあんまないけど、まあ身体能力は高いんだろうなっていうのは、もう想像がついています。やっぱこう、じゃあただ単にヘディングで勝つとかそういうのじゃなくて、チームの組織で勝たないと、1人が競り負けても次の人がカバーしたり、そういうことが大事になってくるんではないかなと思います」


大きな国際大会ということで、多くの紙面を割く各紙である。
その中で、報知の内田記者は、J1優勝を洗濯担当の女性スタッフの「おめでとう」の一言であったことを伝える。
鹿島という全てのタイトルに全力を示す姿を強く伝えるエピソードと言えよう。
源は、「3日間くらい(余韻に)浸りたかったけど、スタッフから『おめでとう』もない。洗濯のおばちゃんたちも一言だけだった。怖いチームや」と感嘆しておる。
こういった経験をし、鹿島の伝統を身に付けていくのだ。
このCWCも頂点を目指し戦う。
楽しみである。

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シャルケ・篤人、公式戦復帰

右膝手術乗り越え…内田篤人が618日ぶり復帰、南野のシュートをブロックも
16/12/9 07:00


後半38分から途中出場し約1年9か月ぶりの復帰を果たしたDF内田篤人

[12.8 ELグループリーグ第6節 ザルツブルク2-0シャルケ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、グループリーグ第6節を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でFW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)と対戦し、0-2で敗れた。右膝の故障から復帰した内田が昨年4月11日のフライブルク戦以来となるベンチ入りを果たすと、後半38分から途中出場。約1年9か月ぶりの公式戦復帰を果たした。南野は2トップの一角でフル出場した。

 すでにシャルケの首位通過もザルツブルクの敗退も決まっている中で迎えた最終節。シャルケは前半19分、20歳のMFドニス・アフディジャイがカットインから右足でミドルシュートを狙うが、GKの好セーブに阻まれる。均衡が破れたのは前半22分。ザルツブルクはFWバレンティーノ・ラザロのシュート性のクロスをMFクサーバー・シュラーガーが左足で流し込み、先制点を奪った。

 ボール支配率ではシャルケが上回るもなかなか決定的な場面をつくれない。1点ビハインドで折り返した後半24分には左FKにアフディジャイが頭で合わせるが、GKの手をかすめてクロスバーを直撃。セットプレーの好機を生かせず、一方のザルツブルクも同31分、スルーパスに南野が抜け出し、GKもかわしてゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定だった。

 後半35分過ぎ、ついに内田がベンチに呼ばれる。最後の交代カードで同38分から途中出場。日本代表として前半のみ出場した昨年3月31日のウズベキスタン戦以来、618日ぶりの実戦復帰を果たし、シャルケでは昨年3月10日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリー戦以来、約1年9か月ぶりの公式戦出場となった。

 出場直後のスローインではさっそく右サイドからロングスローをゴール前に放り込んだ内田。わずかな時間ながら精力的なプレーを見せ、後半44分には自陣PA内で南野のシュートを至近距離でブロックする場面もあった。後半アディショナルタイムにカウンターから2失点目を喫したが、ピッチで久々にその雄姿を見せた背番号22。完全復活へ大きな一歩を踏み出した。


実戦復帰したシャルケの篤人である。
わずかな時間ながら精力的なプレイを魅せた。
これは嬉しい。
完全復活への大きな一歩。
出場機会を増やし、ポジションを再び取るのだ。
楽しみである。

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サッカーダイジェスト オークランド・シティ戦寸評

【クラブW杯|採点&寸評】鹿島×オークランド・C|金崎が「エースの仕事」を完遂!途中出場で87分に決勝点
白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
2016年12月08日


柴崎はセンターハーフに回ってから輝きを増した。



[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際総合競技場

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
序盤から圧倒的にボールを支配するも、仕掛けのアイデアとクオリティを欠いてフィニッシュに繋がらず前半はノーゴール。50分の失点でそのツケを払うことになりそうだったが、途中出場の赤崎と金崎のゴールで何とか勝ち切った。オセアニア王者とはいえ、実質セミプロであることを考えれば、もう少し楽な展開に持っていきたかったが、心身のコンディション的にこの日はこれが限界だったか。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6
前半はシュートが正面を突いた17分のシーン以外、セーブ機会はなし。失点シーンは近距離でほぼノーチャンスだった。

DF
22 西 大伍 6
前方の遠藤を頻繁に追い越すなど攻撃的に振る舞い、守備でも大きなミスはなし。ただ、足裏を見せて食らった44分の警告は余計。

14 ファン・ソッコ 5.5
相手のエース、モラレスを空中戦で圧倒。しかし50分、同胞キム・デウクにうまく身体を入れられヘディングを許し、先制点を奪われた。

3 昌子 源 5.5
ファン・ソッコとの連携、絶妙なラインコントロールでモラレスを封殺。83分のカバーリングも見事。とはいえ、失点に繋がっただけに、ロデを引っかけてFKを与えた49分のファウルが悔やまれる。

16 山本脩斗 6
逆サイドの西と同様、攻撃時はウイング並みの高い位置を取って、オフェンスに幅をもたらす。87分には正確なクロスで決勝ゴールを演出した。しかし、守備では対面のロデに振られるシーンも。

MF
25 遠藤 康 6(84分OUT)
積極的に裏への飛び出しを狙い、41分をはじめ斜めのクロスも可能性を感じさせる。67分には細かいパスワークに絡んで同点弾を演出する。

40 小笠原満男 6(63 分OUT)
ロングレンジのパスで組み立て/仕掛けの軸に。素早い潰しも効果的で、途中でベンチに下げられる出来ではなかったが……。

6 永木亮太 6.5
最初は小笠原、途中から柴崎という相棒を攻守でフォローアップ。ワンタッチ、ツータッチのパスでリズムを作り、守備のスペース埋めも的確だった。67分には縦の飛び出しから赤崎の同点ゴールをアシスト。

10 柴崎 岳 6.5
左サイドハーフに入った序盤は35分の山本へのスルーパスが唯一の見せ場。輝きを増したのは小笠原が下がってセンターハーフに回って以降で、柔軟なパスワークで攻撃を指揮する。

精力的なプレスを敢行。金崎は守備面でも効いていた。


金崎が決勝点。土居の折り返しを頭で押し込んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

FW
11 ファブリシオ 5(54分OUT)
裏に抜ける意識が強すぎ、起点を作るタスクが疎かに。51分のドリブルシュートもゴールの枠を大きく外した。途中交代も止むを得ない。

8 土居聖真 6.5
2トップの一角に入り35分の左足ボレー、42分の見事なターンからのドリブルシュートと積極的にゴールを狙う。62分から左サイドハーフ、83分から右サイドハーフとマルチぶりを見せ、87分にはヘディングで決勝点をアシストした。

交代出場
FW
18 赤崎秀平 6.5(54分IN)
細かい繋ぎから右足を振り抜き、値千金の同点ゴール。直後の69分にも惜しいシュートを放った。

FW
33 金崎夢生 7(63分IN) 
左足首の捻挫でスタメンから外れるも、チームのピンチに62分から登場。決して万全ではなかったはずだが、精力的なプレスを見せ、87分にはゴール前で競り勝ってヘディングで決勝点を挙げる。まさに「エースの仕事」だ。

MF
13 中村充孝 -(84分IN) 
左サイドに入るも、攻撃面で大きな仕事はなし。プレスは効いていた。

監督
石井正忠 6.5
CS決勝第2戦から中4日で、心身のコンディションを保つのが難しかったはず。それでもチームを奮い立たせ、「鹿島らしい」勝負強さをもたらした。途中投入した赤崎と金崎がいずれもゴールと采配が的中。

取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)


サッカーダイジェストの白鳥氏によるオークランド・シティ戦の寸評である。
逆転勝利に攻撃陣の評価が概ね高い。
その中で決勝弾の夢生に最高評点が付けられた。
「まさに「エースの仕事」だ」という寸評が全てを表しておるように思う。
夢生を軸に世界一を目指す。
楽しみである。

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オークランド・シティ戦コメント

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 第1ラウンド




鹿島アントラーズ:石井 正忠
Q.なかなかギアが上がらないような展開だったが、初戦の難しさか?

A.前半は全体的に身体が重たかったように感じた。後半になったらもう少し動くと思っていた。相手陣内でボールを回していても最終的にシュートまで持ち込む形が少なかった。駆け引きも兼ねて、シュートの意識をもう少し持ったほうが良かった。1点を失ってからギアが上がった形になった。この戦い方を続けていたら、この先で負けてしまう。チームとして修正しながらやっていきたいと思う。

Q.後半の選手交代、金崎選手の投入は予定通りだったか?

A.予定通りではない。足の状態はまずまずといったところ。どのタイミングで投入するか考えていたが、点を取りに行くしかない状況になったので、思っていたよりも早い投入になった。内容を見ながら彼を使うタイミングを計っていた。

Q.チャンピオンシップの疲れが相当残っていたと思うが、コンディショニングは?

A.身体が少し重たそうに見えた。コンディショニングにも少し問題があったかなと思う。この大会に懸ける選手の思いはすごく大きいものがある。気持ちの切り替えはできていたと思うが、身体の部分に少し、影響が出てしまったのかなと感じる。

Q.逆転勝利の手応えと、次戦の相手のイメージについては?

A.勝負強さという部分は、今日も逆転勝利という形で見せられたとは思うが、こういう試合はあまり良くない形。やはり、しっかりと先制をして優位な形で試合を進めることがベストだと思う。そこは納得していない部分はあるが、まずは1試合1試合勝っていかないと先に進めない。自分たちの目標は4試合をやること。次の試合に向けては、期間は2日しかない。なかなか相手チームの試合を分析できていない状況だが、まずは自分たちがやるべきことをしっかりやっていけば勝利に近付けると思う。前半の入り方に注意しながら次の試合に向かっていきたい。

Q.何人かのFWを送り出して勝とうとしたが、延長戦やPK戦の心配は?

A.3人プラス、延長戦になったらもう1人投入できるので、落ち着いて考えていた。ストライカーを投入したのは、点を取る形、特にシュートの意識を持たせること(が狙いだった)。2人はシュートの意識が高いし、赤崎選手は最近のトレーニングで良い形でのシュートを見せていて、必ず結果につながると思っていたので、彼を投入した。

Q.重い試合展開で、どのようにスイッチを入れればゴールに結びつくと考えていたのか?

A.まずはシュートの意識を持たせること。相手をどう引き出すか、裏のスペースをどのように突いていくか、という意識を持たせる話をした。相手の前でボールを動かすことが多かったが、最終的にはDFの背後に動いていかないとゴールに近づけない。そういう部分の話をハーフタイムにして、選手たちがしっかりとやってくれた。

Q.次の試合の相手はスピードの速いクラブだが?

A.立ち上がりの5分、10分への入り方が重要になる。前からプレスに行くのか、相手にスペースを与えないように引いてブロックを作るのか、コーチ陣と考えながら作戦を練っていきたい。前線の選手にスピードがあることはわかっている。前線とボールの出しどころをどう抑えるかがポイントになってくると思う。





【永木 亮太】
後半が始まってセットプレーで失点をしてしまって、点を取りに行くしかないという形になった。前半からボールを回せてはいたけれど、チャンスを作れていなかった。ボランチの位置からでも、自分が攻撃参加しようと思っていた。それをより強く意識した結果、同点ゴールに結びついて良かった。

【曽ケ端 準】
相手のプレースタイルはある程度は事前の情報通りだった。失点の場面はギリギリのところにボールを入れられてしまった。なかなかシュートまで行ける形が少なかったけど、秀平が良い形で決めてくれた。試合をひっくり返すことができて良かった。

【西 大伍】
チャンピオンシップが終わって間もない中、試合の入りの部分でなかなかリズムに乗れなかった。試合展開はやってみないとわからない部分もある。終盤まで1-1だったけど、延長戦に入るとは思わなかった。2点目が入ると思っていた。

【金崎 夢生】
聖真の折り返しが良かった。今日みたいな試合をしていてはダメだと思う。立ち上がりからしっかりとプレーしていきたい。開催国代表として責任を持ってプレーしたいと思っていた。

【遠藤 康】
アントラーズらしくない試合だった。どこかで縦パスを入れて勝負しなくてはいけなかった。前半は横パスが多かった。ミスしないようにという気持ちが出てしまった。ボールを失っても取り返すだけの選手がいる。先制されてしまうとパワーを普段より使わなくてはいけない。チームが勝って良かった。もっと良いサッカーができる。良い試合ではなかったけど、良い経験になった。

【赤崎 秀平】
亮太くんから良いパスが来た。折り返しが来るだろうと思って、GKとDFの動きを見てしっかり決めた。ハーフタイムに石井さんから行くと言われていた。前半、シュートが少なかったので自分が入ったら打とうと思っていた。試合前々日の紅白戦でサブ組が良いプレーをしていた。誰が出場しても決めていたと思う。点が入らないので、夏頃から柳沢コーチと良い練習を続けてきた。ゴールの練習だったり動き出しだったり、いろいろと教えていただいた。得点を決められない時の支えになった。

【昌子 源】
ミドルシュートをもっと打って良かったし、シュートを打って終わって欲しいと話した。情けない試合をしてしまった。不用意なファウルを与えてしまったのは反省点。シュートで終われば勢いに乗れるし、自分たちのリズムを作れる。

【土居 聖真】
アントラーズらしくボールを回すというより、相手に合わせてしまった。先手を取って攻撃的にやれれば良かった。横パスが多くてダラダラした感じになった。失点はいらなかったけど、そこからギアが入った。失点前からギアを上げないといけない。失点しても時間があったので焦りはなかった。アシストのところは、本当は力を込めてシュートを打ったら、力が入り過ぎて叩きつけたみたいになった。それが結果や勝利につながって良かった。ゴール前にたくさん顔を出して仕事をしないといけない。今はチームとして得点できている。今日はアシストをしたので次はゴール。ゴールは常に狙っている。

鹿島が鮮やかな逆転勝ちでアフリカ王者が待つ準々決勝へ【サマリー:クラブW杯 開幕戦】

途中出場の金崎が決勝ゴール。鹿島が準々決勝進出を決めた

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016は8日に開幕し、開催国代表の鹿島アントラーズとオセアニア代表のオークランド・シティFCが横浜国際総合競技場で対戦した。

立ち上がりからボールを保持した鹿島であったが、決定機を作れないまま前半を折り返すと50分、オークランドシティに先制ゴールを許してしまう。

反撃したい鹿島は、54分に赤﨑 秀平 、63分に金崎 夢生を立て続けに投入。すると67分、その赤﨑が永木のラストパスに反応し同点弾を叩き込むと、終盤の88分に金崎 夢生が逆転ゴールとなるヘッド。試合をひっくり返した鹿島が2-1と逆転勝ちを収め、アフリカ代表が待つ準々決勝へ駒を進めた。

クラブW杯は11日に準々決勝の2試合が開催。勝ち進んだ鹿島とマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)が対戦するほか、アジア代表の全北現代(韓国)と北中米カリブ海代表のクラブ・アメリカ(メキシコ)が市立吹田サッカースタジアムで対戦する。

2人のFW投入が潮目に。鹿島が逆転勝利で準々決勝進出
前半からある程度ゲームを支配しながら、45分で放ったシュートは4本のみ。石井 正忠監督は「体が重いかな」と感じつつ、それ以上にシュートの数の少なさが気になっていたという。

「後半になれば選手も動いてくるかなと思った。相手陣内でボールは回しているんですけど、最終的にシュートの形が少なかった。その辺は駆け引きもかねて、シュートの意識はもうちょっとあった方が良かったんじゃないかと思います」

ミドルシュートを含めて、相手を自陣からどう引き出すか。パスを足下で受けようとするのではなく、相手ディフェンスの裏を突く意識を持たせて、後半に向かわせた。しかし、後半早々の50分、右サイドのFKからニアサイドに飛び込んだキム デウクに頭できれいに合わされ、その出はなをくじかれてしまった。

前半の重苦しい展開からテンポを上げて攻め込もうとした矢先の失点だったが、これでやるべきことがハッキリする。石井監督はすぐさま動き、54分にファブリシオに代えて赤﨑 秀平、63分に小笠原 満男に代えて金崎 夢生と2人のFWをピッチに送り込んだ。2列目で先発していた柴崎 岳がボランチに入ったことや、相手の運動量が落ちたことも功を奏して流れをつかみ始めると、67分に同点弾が生まれる。

右サイドでボールを持った永木 亮太が遠藤 康とのパス交換でペナルティエリアに進入すると、ゴール前で待ち構えていた赤﨑にマイナスのクロスを出す。赤﨑が落ち着いて右足を振り抜くと、逆サイドへ反撃開始の得点が決まった。

さらに攻勢を強める鹿島は、赤﨑や永木が連続して相手ゴールを脅かす。すると88分に追加点。左サイドバックの山本 脩斗から大きなクロスがゴール前に入ると、逆サイドに走り込んだ土居 聖真がこん身のヘディングシュートを放つ。「力が入り過ぎました」と苦笑するシュートは地面にたたき付けられると、DFの頭を越えて再びゴール前へ。そこに金崎が競り勝ちゴールへ押し込み、逆転に成功する。

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 決勝第2戦の浦和戦と同じような逆転劇は、鹿島の勝負強さを示した試合と形容することもできるが、石井監督の表情はさえなかった。

「今日の試合も逆転勝利という形で見せられたと思うんですけど、でも、こういう形というのはあまり良くない形です。やはり先制して、自分たちが有利な形で試合を進めることがベストだと思う」

逆転勝利が続いているが、勝ち進むほど相手の強さも増していく。次は、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ。抜群の速さを武器としており簡単な相手ではない。

選手たちもこうした試合を続けてしまっては勝ち進めないと感じていた。決勝弾を決めた金崎は「今日みたいな試合をしたらあかん」と、次の試合に向けて気持ちを引き締めていた。

[ 文:田中 滋 ]

クラブW杯開幕!! 鹿島、苦しめられるも…オークランドに逆転勝利で初戦突破
16/12/8 21:21


決勝ゴールを奪ったFW金崎夢生(左)

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 FIFAクラブワールドカップ2016の1回戦が8日、横浜国際総合競技場で行われ、開催国代表で、初出場となるJリーグ王者の鹿島アントラーズが6年連続8回目の出場となるオセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は後半5分にオークランドが先制するも、同23分と同42分に得点を奪った鹿島が2-1の逆転勝利を収めた。準々決勝に駒を進めた鹿島は11日に市立吹田サッカースタジアムでアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。

 鹿島は3日に行われたチャンピオンシップ決勝第2戦浦和戦から先発1人を入れ替え、FW金崎夢生に代わってFWファブリシオがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から鹿島がボールを保持して試合を進めるが、オークランド守備を攻略し切れずになかなか好機を創出できない。前半17分にはオークランドにシュートまで持ち込まれるが、左サイドから送られたクロスの流れから放ったFWエミリアーノ・タデのシュートはGK曽ヶ端準がきっちり処理して先制を許さなかった。

 その後は鹿島もゴールに迫るものの、同25分にMF柴崎岳のサイドチェンジを受けたMF遠藤康のシュートは距離を詰めたGKエニャウト・スビカライに阻まれ、同35分にはDF山本脩斗のクロスからFW土居聖真が狙うも相手選手にブロックされる。さらに同43分にはドリブルで切れ込んだ土居が左足シュートを放ったが、スビカライの守備範囲に飛んでネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半5分にオークランドが先制に成功する。右サイドでFKの好機を得ると、ダデが蹴り出したボールをDFキム・デウクがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。1点のリードを許した鹿島は同9分、ファブリシオに代えてFW赤崎秀平、同17分にはMF小笠原満男に代えて金崎を投入して流れを変えようと試みる。

 すると後半23分、MF遠藤康とのワンツーからPA内に進入したMF永木亮太の折り返しを赤崎が右足シュートで沈め、鹿島が試合を振り出しに戻す。勢いに乗った鹿島は直後の同24分に赤崎がドリブル突破からのシュートで、さらに同25分には土居のクロスから永木がダイレクトボレーでゴールを脅かすが、ともにボールはわずかにゴール左に外れてしまう。

 勝ち越しゴールを狙う鹿島は後半38分、遠藤に代えて最後のカードとなるMF中村充孝を投入。すると同43分、左サイドを突破したDF山本脩斗のクロスをファーサイドの土居が折り返すと、金崎がヘッドで押し込んでついに逆転に成功した。その後はオークランドの反撃をしのぎ切り、鹿島が2-1の逆転勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

柳沢コーチと取り組んだ居残り練習の成果…3か月ぶり弾のFW赤崎「ありがたい存在」
16/12/8 23:14


後半22分に同点ゴールを決めたFW赤崎秀平がアシストの永木とハイタッチ

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 練習の賜物だった。鹿島アントラーズは途中出場のFW赤崎秀平が値千金の同点弾。0-1の後半9分からピッチに入ると、同22分、MF永木亮太のマイナスのパスを右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

「(永木)亮太からいいパスが来たのでしっかり決めるだけだった。折り返しが来ると思ってポジションを取ったし、GKとDFの動きを見て、逆に蹴るだけだった」。交代カードの1枚目として赤崎を切った石井正忠監督は「かなりシュートの練習をしていて、いいシュートを練習の中で見せていた。それが必ず結果につながると思って彼を投入した」と、その理由を明かす。

 今季のJ1リーグ戦は24試合に出場し、2得点にとどまった赤崎。全公式戦を含めても、この日のゴールは9月3日の天皇杯2回戦・富山戦(3-0)以来、約3か月ぶりだった。「夏過ぎからなかなか点が入らなくて、柳沢コーチと2人で話し合って始めた」という居残りのシュート練習。チームの全体練習後、元日本代表FWの柳沢敦コーチが付きっ切りで、とにかく数多くのシュートを打ち込んできた。

「ゴール前にいろんなボールを出してもらってシュートを打った。どのシュートに対してもフィードバックをくれたし、自分のためになった。試合に出ていても出ていなくても、いろんな声がけをしてくれるありがたい存在。『自分を信じてシュートを打つこと』と言われているし、それが出せて良かった」

 同点ゴールの直後には強引なドリブル突破からフィニッシュまで持ち込み、右足を振り抜いたが、惜しくもゴール左に外れた。「そこで点を取っていればヒーローだった。なり損ねたけど、次も試合に出たら絶対に点を取れると思う」。中2日で迎える準々決勝の相手はアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)。「もっと鹿島の強さを世界に発信したいし、今日より良い試合をしたい」。赤崎は力強く言った。

(取材・文 西山紘平)

「優勝の余韻がまだあったのかな」同点アシストの永木は入りの悪さを反省
16/12/8 23:44


積極的な攻撃参加から同点ゴールをアシストしたMF永木亮太

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 虎視眈々と前に行くチャンスをうかがっていた。0-1で迎えた後半22分、鹿島アントラーズはMF永木亮太がMF遠藤康とワンツーの形でPA内右に進入。深い位置までえぐってDFを引き付けると、冷静にマイナスに戻し、FW赤崎秀平の同点ゴールをアシストした。

 試合後、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されたボランチは「後半始まってすぐにセットプレーで1点取られたので、点を取りに行くしかなかった」と振り返り、より攻撃の意識を強めたという。

「前半もボールは回せていたけど、決定的なチャンスはつくれていなかった。深い位置にボールが入ったら攻撃参加しようと思っていた。試合前から思っていたけど、それをより強くした結果、同点ゴールにつながって良かった」

 石井正忠監督も「全体的に体が重たそうに見えた」と指摘した前半はなかなか試合のリズムが上がらず、チャンスらしいチャンスをつくれずに45分間を終えた。さらに後半5分にセットプレーから失点。そこでようやく目が覚め、逆転勝利につながったが、これから先、同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。

 Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦から中4日。歓喜の優勝から1週間足らずでは、体の面でも心の面でも切り替えるのは難しかった。「優勝した余韻がまだ自分たちの中にあったのかなと思う」。そう率直に語る永木は「次の試合からはしっかり反省して、タイトな日程は言い訳にならないし、しっかり気を引き締めてやりたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

“完璧な折り返し”と思いきや!? 鹿島MF土居「力が入り過ぎて…」
16/12/9 00:24


決勝点をアシストした鹿島アントラーズFW土居聖真

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 完璧な折り返しだと思われた。1-1のまま迎えた後半43分、左サイドを突破したDF山本脩斗が送ったクロスに対し、ファーサイドで待ち構えるMF土居聖真はゴール中央に向けてヘディングで折り返す。叩き付けられたボールに反応したFW金崎夢生がヘディングシュートでネットを揺らし、決勝点が生まれた。アシストを記録した土居だったが、試合後に折り返しが“シュート”だったことを明かした。

「本当は目いっぱい力を込めてシュートを打ったんですけど…。空回りしたというか、力が入り過ぎて叩き付けてしまった」。しかし、結果的に得点につながったことで、「個人的には良かった」と胸をなで下ろした。

 この日は2トップの一角として試合に入り、後半途中からはサイドハーフの位置でプレー。ポジションは違えど、やるべきことは変わらない。「ゴール前にたくさん顔を出してゴールに絡まないといけないのが、僕の仕事。だから、ゴール前に顔を出す回数をもっともっと増やさないといけない」。

 この試合に勝利したことで、最低でも残り2試合を戦う権利を手に入れた。アシストという結果を残した男は、「次は得点を狙っていければと思う」と次戦以降での大会初ゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

失点しての“目覚め”は悪い…鹿島MF遠藤「2倍3倍のパワーを使う」
16/12/9 00:47


後半38分までプレーした鹿島アントラーズMF遠藤康

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 クラブにとって初めてのクラブW杯。鹿島アントラーズMF遠藤康が「ミスをしないようにという気持ちが最初に出てしまった」と振り返ったように、前半は思ったように攻撃の形を作れずに苦しんだ。さらに、後半開始早々の5分にはセットプレーから先制点を献上してしまう。しかし、ここからチームは目を覚ます。

 後半9分にFW赤崎秀平、同17分にFW金崎夢生を立て続けに投入。同23分には遠藤とのワンツーからPA内に進入したMF永木亮太の折り返しを赤崎が蹴り込んで同点に追い付く。さらに攻勢を強めると、同43分にFW土居聖真の折り返しを金崎がヘッドで押し込んで2-1の逆転勝利を収めた。

 先制点を奪われることで「いつも以上の、2倍3倍のパワーを使わないといけなくなる」と語る遠藤は、「そこで目が覚めたようにやっているようでは、次の試合は勝てない」と警鐘を鳴らす。

 次戦は11日に行われ、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。中2日で迎える試合に向けて、「反省して切り替えてやっていきたい。チーム全体としてパフォーマンスを上げれば良いサッカーができると思う」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

同点弾アシストで勝利に貢献の永木、MOM選出も「手応えはそんなにない」

クラブW杯開幕戦のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた永木亮太 [写真]=FIFA via Getty Images

 鹿島アントラーズは8日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦でオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。試合後、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(マン・オブ・ザ・マッチ/MOM)に選ばれた鹿島のMF永木亮太だが、「手応えはそんなにない」と冷静に語った。

 鹿島は後半立ち上がり50分に先制を許したものの、67分に永木が同点ゴールを演出し、試合を降り出しに戻す。MF遠藤康とのワンツーでペナルティーエリア内右に進入した永木がマイナスの折り返し。これを54分から途中出場したFW赤崎秀平がダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左隅に決めた。

「自分もより攻撃意識が高くなっていた」という永木は、「ヤス(遠藤)と(西)大伍くんのところで時間を作れていたので、より前に行こうかなと思っていた。あのタイミングでうまくヤスがタメを作って、ボールもすごく良かったし、自分のランニングのコースも良かった。秀平が1人だけマイナスに動いたのでフリーだなと。あのタイミングで、あの動きをしてくれると大体フリーなんで、それは感じていた。ああいう形で点を取れたのは非常によかった」とアシストの場面を振り返った。

 同点ゴールで流れを引き寄せた鹿島は、62分からMF小笠原満男に代わって出場したFW金崎夢生が88分に逆転ゴールを獲得。これが決勝点となり、2-1で勝利を収めた。

 小笠原の交代後にキャプテンマークを巻いた永木は「なんとか勝ち切れたのは良かった」と勝利を喜んだものの、試合内容について「イージーミスが多かった」と反省。MOM選出についても「アシストは良かったんですけど、手応えはそんなにない」と続け、「今日は本当に秀平と夢生が入ってきて勝てたので。本当にFWの2人に感謝しています」とゴールを挙げた赤崎と金崎を称えた。

 それでも、初のクラブW杯出場は十分に刺激となった。「外国人相手にこういうオフィシャルな試合をできるっていうのはすごくいい経験になる。日本人にはない懐の深さや、フィジカルの強さをやっぱり感じた。もっとレベルが上がってくると思うので、ボールの取り方をもっと変えていかないといけないかなと思う」と国際舞台での収穫を口にした。

 準々決勝に駒を進めた鹿島は大阪へ移動し、11日にアフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズと対戦する。永木は「さらにタイトになるので、より集中力を持っていかないといけない。次の相手はもっと強いはずだし、身体能力もすごく高い相手なので」と警戒を強めた一方で、「本当に楽しみ。もっともっと懐が深い選手がたくさんいると思うし、スピードもあり、技術も上がってくると思う。その相手に自分たちもしっかりサッカーをして、自分のいいところもしっかり出して勝ちたい」とアフリカ勢との対戦に意気込んだ。

交代出場から同点弾のFW赤崎「鹿島の強さを世界に発信したい」

途中出場から得点を奪った赤崎(上)と金崎(下) [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦が8日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズはオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティに2-1で勝利した。試合後、途中出場からゴールを奪ったFW赤崎秀平がコメントを残している。

 赤崎は1点のビハインドを負った54分にファブリシオとの交代でピッチに登場。すると67分、MF永木亮太からのパスに右足を振り抜き、同点ゴールを記録した。その後、FW金崎夢生の得点で逆転に成功した鹿島は、オークランド・シティに2-1で勝利して、準々決勝へ駒を進めている。

 赤崎は「ハーフタイムの時点で監督から『途中から行く』と言われていましたし、前半を見ていてシュートが少なかったので、自分が入ったら積極的にシュートを打って、もうちょっと決定機を多く作りたいと思って試合に入りました」と、ピッチに送り出された時の心境を明かした。得点シーンに関しては「折り返しが来るだろうと思ってポジショニングを取りましたし、GKとDF1人の動きを見て逆サイドに決めるだけでした」と振り返っている。

 2016明治安田生命J1リーグでは、シーズンを通して2ゴールのみと成績が伸び悩んでいた同選手だが「柳沢敦コーチと2人でいいトレーニングをずっと続けてこれましたし、点が獲れない時もいろいろな人がずっと応援してくれて、それが支えになって、いいところで点を取れたかなと思っています」と、支えてくれた人への感謝を述べた。

 次戦は11日にアフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズと準々決勝を戦う。赤崎は「鹿島アントラーズの強さを世界に向けて発信したいですし。今日よりももっといいゲームをしたいと思っています。どんな展開であれ、途中から出た選手が展開を大きく動かすと思うので、次の試合もそういう部分が重要かなと思います」と、勝利を狙っていくことを宣言している。

石井監督、采配的中で逆転勝利も「勝負強さは見せられたが…」

投入時に金崎(右)に指示を出す石井正忠監督(左)[写真]=Getty Images

 鹿島アントラーズは8日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦でオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティと対戦。50分に先制を許すが、67分にFW赤崎秀平、88分に金崎夢生がゴールを決めて2-1の逆転勝利を収めた。

 鹿島の石井正忠監督は試合後の会見で、「勝負強さという点は見せられたかもしれませんが、こういう形はよくない。先制して優位に進めるのがベストなので、納得いっていない部分もあります」と振り返った。

「特に今日は前半よくなかった」という石井監督は、「前半は全体的に身体が重たかったかなと感じました。シュートの形が少なかったので、駆け引きも含めて、そこの意識がもう少しあった方がよかったと思います」とシュート意識が低かったことを指摘。

 そのため、後半には「シュートの意識が高い」と評価する赤崎(54分)と金崎(62分)を投入。「いい形でのシュートを練習でも見せていて、結果につながると思ったので投入しました」 という赤崎は67分に同点ゴールを決め、「得点が必要な状況になってしまったので、思ったよりは早く使う形になっていました」というエースの金崎も88分に決勝弾を獲得。ストライカー2人が揃って起用に応え、指揮官の采配が見事的中した。

 しかし逆転勝利を収めたものの、「失点してからギアがかかりましたが、それではこの先負けてしまうので、チームとして修正しないといけないと思っています」と指揮官は次の試合に向け、さらに気を引き締めている。

 準々決勝に進出した鹿島は大阪へ移動し、11日にアフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズと対戦する。石井監督は「立ち上がりの入り方は重要です。これからコーチと考えて作戦を練ります。前線の非常にスピードがある選手をどう抑えるか、ボールの出しどころをどう抑えるかがポイントになると思っています」と試合を見据えた。

鹿島MF土居、決勝点アシストも苦笑い「シュートを打ったんですけど…」

決勝ゴールをアシストした土居 [写真]=VCG via Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦が8日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズはオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティに2-1で勝利した。試合後、チームの勝ち越しゴールをアシストしたMF土居聖真がコメントを残している。

 土居は「ボールを回すというよりは相手に合わせていた感じでしたけど、前半は横パスばかりでなかなかスピードが上がらず、ダラダラとした入りになってしまった。後半早い段階で失点してしまったのは課題ですし、失点する前から自分たちでギアを上げていかなければいけなかったとは思います」とペースを握れなかった序盤の試合展開を反省点として挙げ、「やっぱりしっかりとゼロで抑えて、こっちが先制点を取って追加点を取って、2-0、3-0で勝つのが理想的だと思うので。決勝に近づけば近づくほど1失点の重みが増すと思うので、もっとチーム全体で1点の重みを感じてやらなければならないと思います」と、次戦を見据えてコメントした。

 冷静に試合を振り返った土居だが、得点に絡む活躍を見せた。1-1で迎えた87分、左サイドからのクロスをファーサイドにいた土居がヘディングで折り返すと、これをゴール前にいたFW金崎夢生が頭で押し込んで、鹿島は勝ち越しに成功。そのまま試合は終了となり、このゴールが決勝点となっている。

 貴重なゴールをアシストした土居だが、「本当は目いっぱい力を込めてシュートを打ったんですけど」と苦笑い。その上で「結果的に得点、勝利につなげられたことは個人としてはいいことですし、ああやってゴール前にたくさん顔を出して、たくさんボールに絡まなければいけない」と、同じようなプレーを増やしていくことを宣言した。

 勝ち進んだ鹿島は11日、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズと対戦する。中2日で迎える準々決勝へ向けて土居は「他のチームも飛行機移動がありますし、言い訳をせずにグラウンドで戦う姿を見せるだけかなと思います」と、短く決意を述べている。

「情けない戦い」…鹿島DF昌子、逆転勝利も失点悔やむ「反省すべき」

オークランド・シティ戦に出場した昌子 [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦が8日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズはオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティに2-1で勝利した。試合後、DF昌子源がコメントを残している。

 鹿島は後半の立ち上がりにセットプレーから失点。昌子は「不用意なファウルを与えてしまった。やられる気配はセットプレーでしかなかったので、それをみすみす与えてしまった。反省すべきところだと思います」と、きっかけとなったファウルを悔やんだ。その後に逆転し勝ち上がることができたが「失点してからスイッチが入るというのは、情けない戦いをしてしまった」と、先手を奪えなかった試合展開に苦言を呈している。

 ゴールがない中で、「ハーフタイムにも、もっとシュートを打ってほしいと僕から要求しました。たとえ入らなくても自分たちのリズムを作っていって、そこでゴールキックになるのであれば問題ないし。中途半端にボール回してパスカットされてカウンターを食らうよりいい」と、意見を前線の選手へぶつけていたことを明かしている。

 次戦は11日にアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズと対戦するが「今日の相手よりは一段と強くなると思う。やったことも見たこともない。身体能力が高いんだろうな、と想像はつくので、ただ単にヘディングで勝つとかだけじゃなく、チーム、組織として勝たないと」と気を引き締めている。中2日での試合になるが「僕らより過密日程のチーム、時差や長期移動への対応が必要なチームもある。僕らはホームなので、それを言い訳にはできない」と、有利な立場であることを強調した。

“らしくない戦い”を反省…鹿島MF遠藤康「もっと勝負のパスを」

先発出場した遠藤は83分までプレーした [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦が8日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズはオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティに2-1で勝利した。試合後、MF遠藤康がコメントを残している。

 試合を終えた遠藤は「ちょっと、うちららしくない戦いだったという試合でした」と総括。「前半はちょっと(ボールを)取られないように横パスばっかり。ミスをしないようにっていう気持ちが最初に出ちゃって。もっと勝負のパスをどんどん入れてもいいと思うし、取られたら取り返せるだけの選手はいる」と、慎重な試合の入りとなったことの原因を語った。

 後半に入って先制を許しながら、最終的に逆転勝利を掴んだ試合展開については「失点してしまうといつも以上に、2倍、3倍のパワーを使わないといけなくなるし。そこで(やっと)目が覚めたようにやっていたら、次の試合も勝てないと思う。ちょっと反省して、また切り替えてやっていきたいと思います」とコメント。

 11日に行われるアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ戦へ向けては「チーム全体としてパフォーマンスを上げられると思う。もっといいサッカーをできると思うので、この中2日でみんなといろいろ話したりして、調整していきたいと思います」と、意気込みを述べている。

【鹿島2-1オークランド・シティ】途中出場の金崎が逆転弾!苦しみながらも開幕戦勝利!
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月08日


金崎のヘディングシュートで逆転。


金崎が87分に逆転のヘディングシュートを放つ。(C) SOCCER DIGEST

[クラブW杯開幕戦]鹿島 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際総合競技場

 クラブワールドカップの開幕戦となる開催国王者の鹿島アントラーズとオセアニア王者のオークランド・シティの一戦が行なわれ、鹿島が2-1で逆転勝利を収めた。

 鹿島は金崎がJリーグチャンピオンシップ決勝での負傷により、大事をとってベンチスタート。前線は土居とファブリシオの2トップでのスタートとなった。

 試合は立ち上がりから鹿島がボールを支配し、オークランド陣内で試合を進め15分を経過。一方のオークランドも17分にタデが強烈なミドルシュートを放つが、GK曽ヶ端ががっちりとキャッチした。

 34分、鹿島は頻繁なサイドチェンジで相手を揺さぶると、左サイドから打開。山本のクロスにファブリシオが左足で合わせるが、これは相手DFのブロックに遭ってしまう。

 逆にオークランドは38分、中盤でのボール奪取から再びタデが遠めからのミドルでゴールを狙う。枠はとらえ切れなかったが、鹿島の意表を突く攻撃を見せた。さらに40分にはCKからキム・デウクがヘディングシュートで狙うが、これもクロスバーを大きく越えた。

 43分、鹿島は中央の土居に縦パスが入る。土居はターンで鮮やかに敵DFふたりをかわすと左足のシュートを放つが、相手GKのセーブに阻まれた。

 結局、前半を0-0で折り返している。

 後半、鹿島は選手交代をせずにスタート。後半も前線からの果敢な守備でリズムを掴もうとしたが、立ち上がりに失点。50分、鹿島は左サイドでファウルを犯し、FKを与えると、キム・デウクにヘディングシュートを叩き込まれ、先制を許した。

 失点直後、鹿島はファブリシオに代えて赤崎秀平を投入した。

 58分、鹿島はCKからファン・ソッコがタイミング良く頭で合わせゴールを狙うが、うまくヒットせず枠をとらえ切れない。

 63分、鹿島は小笠原に代えて金崎夢生を投入する。

 そして67分、鹿島は中央での細かいパス交換から、永木がスペースに抜け出し赤崎へラストパス。赤崎は落ち着いて右足ダイレクトでゴールに流し込み、鹿島が同点に追いついた。

 68分、鹿島はカウンターから再び赤崎が右足で狙うが、わずかに枠をそれた。さらに70分、左サイドから崩すと、クロスを永木が右足のボレーシュートを放つが惜しくもゴールはならなかった。鹿島が完全に試合の流れを変えた。

 83分、鹿島は左サイドの遠藤からの鋭いクロスを金崎がニアサイドでワンタッチシュート。しかし、これは相手GKにセーブされた。84分、鹿島は遠藤に代えて中村充孝を投入した。

 そして87分、鹿島はついに勝ち越しに成功する。左からのクロスに土居がヘディングで折り返し、それを金崎が頭で押し込んだ。鹿島が2-1とリードする。

 鹿島は、終盤のオークランドの反撃を封じ込め2-1のままタイムアップ。見事な逆転勝利で初戦を突破した。

【クラブW杯】鹿島の石井監督「本当に難しいな」と開幕戦勝利を振り返る
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月08日


次戦のアフリカ王者については「どういうチームか分からない」とコメント。


鹿島の石井正忠監督。 (C) SOCCER DIGEST

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際総合競技場

 オセアニア王者のオークランド・シティを破り、クラブワールドカップ初勝利を飾った鹿島。試合後に安堵の表情を浮かべたのは、石井正忠監督だ。

 試合後のインタビューでは、「この大会は初出場ですけど、本当に難しいなと感じた。セットプレーからの失点で崩されていたわけではないので、逆転はできると思ってましたけど、少し慌ててしまいました」と、試合を振り返った。

 さらに指揮官は途中出場で結果を残した赤崎秀平と金崎夢生については、「本当に良い働きをしてくれたと思う」と、その活躍を称えた。

 12月11日に対戦するアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズについては、「どういうチームなのかはハッキリとは分からないが、フィジカル的な強さが当然あると思う。そこを上手く対応していければいいかなと思います」と分析した。

【クラブW杯】決勝点の金崎「情けない試合はダメ」とチームに喝を入れる!
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月08日


「行けるところまで行きたい」と上位進出へ意気込む!


決勝ゴールを決めて喜ぶ金崎。 (C) SOCCER DIGEST

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場

 50分に先手を取られた鹿島は、67分に赤崎秀平が同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻すと、87分に途中出場の金崎夢生が土居聖真の折り返しをヘディングで押し込んで、逆転勝利を手にした。

 チャンピオンシップでも決勝弾を決めてチームを優勝に導いていた金崎は、「聖真から良い折り返しがきたので、上手く入って良かった」と、決勝点を振り返った。

「流れを変えたかった」とピッチに入る際の思いを口にしたエースは、「今日のような情けない試合は開催国代表として戦う限りダメだと思う」とチームを鼓舞した。

 中2日で戦うアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ戦に向けては「行けるところまで行きたい。開催国代表として出ているので、しっかりと責任をもってやりたい」と強い意気込みを口にした。

【クラブW杯】赤崎、同点弾直後の逸機を悔やむ「ヒーローになり損ねた…」
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年12月08日


同点ゴールの直後に、再び決定機が…。


同点弾を決めた赤崎(18番)がアシストの永木と抱き合う。(C) SOCCER DIGEST

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際総合競技場
 
 63分、小笠原に代わってピッチに立った赤崎は、悪い流れを断ち切ろうと考えていた。
「前半からあまり良い形ができていなかったので、途中から入ったらシュートを打ってゴールに絡もうと思っていた」

 そして、チャンスはわずか4分後にやってきた。細かいパス交換から縦に抜け出した永木の折り返しが赤崎のもとへ。
「あれは決めるべきゴール」
 そう振り返った背番号18は、右足を一閃。インサイドに掛けて丁寧に放ったシュートがゴールネットを揺らした。

 チームを救う一発を決めたストライカーだが、試合後のインタビューで見せたのは納得の表情ではなかった。
「(同点ゴールのあと)ビッグチャンスもありましたし、ヒーローになり損ねたかなと思う」

 同点弾の直後の69分、柴崎からの縦パスに抜け出した赤崎のシュートは、ゴール左にわずかに外れた。決まれば決勝点の可能性もあっただろう。

 しかし、赤崎は「次も必ず取れると思うので、良い準備をしたい」と前を向く。「貴重な体験を経験にするだけでなく、勝利で自分たちのものにしたい」と語る25歳が、アフリカ王者相手にも何かやってくれそうな予感だ。>


「良い試合ではなかったけど、良い経験になった」と語ったヤスである。
この言葉にこの試合が凝縮されているように思う。
J1優勝から中4日、慣れぬ国際大会、スカウティングもままならぬ相手といくつかの要素が重なったという言い訳は通用せぬ。
ただ、チームはこの勝利で良い経験を積んだ。
一歩進んだと言って良かろう。
次もまた楽しみである。

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岩政、岡山を退団

岩政大樹選手の契約について
この度、ファジアーノ岡山では、クラブと選手の双方で両者の将来を熟考し、話し合いを重ねた結果、岩政大樹選手が2017シーズンは弊クラブでプレーをしないこととなりましたので、お知らせいたします。

■35 DF 岩政大樹
 生年月日 : 1982年1月30日 出身地 : 山口県 身長/体重 : 187cm/83kg
 チーム歴 : 大島JSC - 岩国高 - 東京学芸大 - 鹿島アントラーズ - BECテロ サーサナFC(タイ)- ファジアーノ岡山
 2016出場記録 : [J2]40試合6得点 [J1昇格プレーオフ]2試合0得点 [天皇杯]0試合0得点

 コメント :

 今シーズンをもって、ファジアーノ岡山を退団することになりました。皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

 「サッカー人生を賭けた挑戦」と心に決めて、何も知らなかった岡山という土地に足を踏み入れた、2年前のあの日のことが随分遠くのことのように感じます。私が求めた挑戦がここにはあり、多くの方々のサポートのおかげでそれを思う存分にさせていただきました。

 2年間、苦しく楽しい日々でした。苦しくて苦しくて、何度も結果から逃げて行きたくなりました。でもそんな時、信じられないくらいの想いを届けてくださったサポーターの皆さんと、信じられないくらい私を信じてくれたクラブ、スタッフ、そして仲間たちの気持ちに心が震え、自分を奮い立たせてきました。

 今は、求められた結果をもたらすことができなかった自分に落胆しています。そして、皆さんには本当に申し訳なく思っています。

 私は「クラブの次なる目標へのDNAを作ってほしい」と言われ、ここに呼ばれました。それを私は、結果への責任であり、覚悟だと解釈しました。

 だから、ファジアーノ岡山で最後にできる私の仕事は、ここでけじめをつけることだと思います。そして、この2年間の経験をクラブの歴史に上積みし、新たに変わっていくことがこのクラブの未来なのだと確信しています。

 感謝を伝えたくても言葉では伝えきれません。私の記憶の中で、この2年間は本当に濃い色で彩られる思い出となりました。それは皆さんのおかげです。ありがとうございました。

 ただ、私はサヨナラではない気がしています。たまに当たる私の予感です。

 「想いは届く」

 皆さんに教えられました。

 本当にありがとうございました。


岡山を退団する岩政である。
J1昇格というミッションを達成することが出来ず、無念な気持ちがコメントに表れておる。
岩政が岡山に刻み込んだDNAは計り知れぬ。
また、以前には引退をほのめかした記事もあったが、引退を決断したわけではないとのこと。
いくつかの選択肢から次なる道を模索する様子。
岩政の次なるチャレンジを期待しておる。

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梅鉢、山形を期限付き移籍期間満了にて退団

梅鉢貴秀選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ
2016年12月8日(木)

鹿島アントラーズより、期限付き移籍加入しておりました梅鉢貴秀選手が移籍期間満了となりましたのでお知らせいたします。

梅鉢貴秀選手 Takahide UMEBACHI
生年月日:
1992年6月8日(24歳)

身長体重:
176cm、67kg

出身地:
大阪府

ポジション:
MF

経歴:
高槻FC→如是中→関西大第一高→鹿島アントラーズ→モンテディオ山形

通算出場記録

J1リーグ戦通算27試合出場2得点
J2リーグ戦通算4試合出場0得点
カップ戦通算10試合出場1得点
天皇杯通算4試合出場0得点

梅鉢貴秀選手コメント
「当初掲げていた目標からかけ離れた成績になったことに申し訳なく思っています。
第2節の愛媛戦で失点に絡んでから出場できなくなり、変えるべきところと変えてはいけないところを考え続けてきた中で、自分のプレーが変わっていくのを感じていましたが、2度あった先発のチャンスで結果を残せなかった自分の力不足を感じています。初先発の岡山戦ではホームでたくさんのサポーターの皆さんが暖かく、そして力強く後押ししてくれたことが僕にとって大きな支えとなりました。
残留争いという苦しい一年でしたが、クラブに関わる全ての人の支えの中でプレーすることが出来たことに感謝しています。
一年間本当にありがとうございました。
いつかモンテディオに来て良かったと言えるようなサッカー人生が送れるように努めたいと思いま
す。」


山形を期限付き移籍満了にて退団する梅鉢である。
今季は高いモチベーションにて挑んだが、4試合の出場にとどまった。
梅鉢本人は山形サポーターに謝罪しておる。
また、プレイの質が変わっていくことに手応えは感じた様子。
梅鉢は山形にて成長した。
今後の飛躍に期待である。

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CWC 1回戦 オークランド・シティ戦

 逆転勝利。

鹿島にはクラブW杯での躍進をアジアの戦いにつなげてもらいたい

鹿島アントラーズが世界の舞台へ出陣…アジア初の快挙となるか/コラム

Jリーグ王者として世界に挑む鹿島 (C)Getty Images
(C)J.LEAGUE PHOTOS


2016/12/08 11:33:26

12月8日にFIFAクラブワールドカップが日本で開幕する。クラブチームの世界一を決める同大会は、ヨーロッパ、南米、アジア、アフリカ、北中米カリブ、オセアニアの各大陸王者と開催国王者の7クラブで争われる。本稿では開催国枠の鹿島アントラーズを紹介する。

開催国枠でCWCに参戦する鹿島アントラーズは今年のJリーグで1stステージに優勝したものの、2ndステージで11位に終わり、年間勝ち点では1位の浦和に15、2位の川崎とも13の差を付けられた。しかし、チャンピオンシップで川崎、浦和を立て続けに破りJ王者に輝いた。

レギュレーションの是非はさておき、最後に鹿島らしい勝負強さを発揮して7シーズンぶりのリーグ制覇を成し遂げたことは称賛に値する。選手が役割をやり切り、その上で勝負の潮目を逃さず、最後まで勝ちに徹する強さはJ1リーグ8回、Jリーグカップ6回(現在のルヴァン杯)、天皇杯4回と国内で圧倒的なタイトル数を誇るクラブの伝統と言える。

鹿島はJリーグの草創期から大半のシーズンで、母国で実績のあるブラジル人監督に率いられてきた。現在は彼らが植え付けてきたエッセンスを石井正忠監督が引き継いだが、メンバーや戦術のディテールが変わっても、基本スタイルと勝負所の集中力というのは伝統として継承されている。現在の精神的支柱である小笠原満男が「鹿島には立ち戻る場所がある」とよく表現するのは戦術的なスタイルのみならず、精神面も含めてのものだろう。

ただ、そうした国内での強さをアジアで十分に出せていないことから“内弁慶”と評価されてきたことも事実だ。ACLは前身であるACCに初参戦した98年から10回を数えるが、これまで3位が最高で、オズワルド・オリベイラ監督に率いられ、前人未到のリーグ三連覇を果たした“黄金期”ですら2008年はベスト8、2009年にはベスト16で敗退しているのだ。

2009年はラウンド16で韓国のFCソウルにPK戦で敗れるなど、1つ1つを振り返れば対戦相手に圧倒されたわけではない。しかし、国内では強みになっている要素がアジアの相手に対する強みにならず、鹿島のアイデンティティが大会の中で目立ってこなかったのが実情だ。

開催国枠ながら初めてクラブW杯に挑む鹿島の石井監督は前日会見で「最終目標は4試合勝って終わりたい」と語った。Jリーグのクラブはここまで2007年の浦和レッズをはじめ5回の挑戦で準決勝に4回勝ち上がり、3回は3位になっているが、決勝に進出したことはない。言うまでもなくサッカーの“二大大陸”である欧州と南米の王者に阻まれているからだが、前回はサンフレッチェ広島が南米王者のリーベルプレートに0-1で敗れたものの、完全に力負けという内容ではなかった。

広島は序盤こそリーベルプレートの高い個人技と積極的な仕掛けに苦しめられたが、GKの踏ん張りもあり何とか耐えると、前半だけで7本のシュートを放つなど得点の可能性も感じさせた。結局そこで決め切ることができず、後半は堅守からFKのチャンスを決められる形で屈したが、少なくとも日本開催のクラブW杯においてJリーグ王者が通用することを証明した試合でもあった。それだけに今大会でJリーグを代表して参戦する鹿島にはもう1つ先のステージ、すなわち決勝に進むことが期待される。

開幕戦の相手はオセアニア王者のオークランド・シティ。前回は広島に敗れたが、モロッコで行われた2014年には3位に躍進しており、最多となる過去7回の出場経験も侮れない。ただ、鹿島も5日前にチャンピオンシップという緊張感のある試合を戦っており、中4日という短い間隔が良い方に出ればチーム力では相手を上回れるはず。不安材料としてはオークランド・シティに関しては、OFCチャンピオンズリーグがそれほど参考にならないことだ。

スペイン人のトリプリエチ監督が率いるオセアニア王者はその大会において、基本的に最終ラインからボールをつないでサイドに起点を作る攻め方を多用しており、守備も高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪い、二次攻撃、三次攻撃につなげる。しかし、全ての相手が“格上”となるクラブW杯では守備位置もビルドアップも意図的に変えてくるのだ。

事前のスカウティングは重要だが、直近の試合だけでなく、過去の大会での戦い方を分析し、想定しておくこと。そして試合開始から早いうちに選手間でビジョンの“すり合わせ”を行うことが重要になるはず。そうした調整はJリーグの戦いより難しくなるかもしれないが、まさに鹿島の真価が問われるところだ。

準々決勝はアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズだが、オークランド・シティとはリズムも特徴も全く異なる。しかも前線には“BCD”と呼ばれる3人の危険なアタッカーが揃い、この大会で欧州リーグにステップアップするチャンスを狙っている。抜群の身体能力を誇る相手をタイトな組織で封じ込めることができるか。もちろん局面では個の奮闘も鍵を握る。アドバンテージは相手が大会の初戦となることで、その強みをスタートから生かしていきたい。

アフリカ王者に勝利すれば決勝をかけた南米王者との戦いが待っている。これまで南米王者に共通するのが試合巧者であることだ。それは前回のリーベルプレートもしかり。個々のタレント力も脅威だが、それなりに良い内容で接戦に持ち込んでも、勝負所でチャンスを決められ、そのまま押し切られてしまうのだ。そうした強さは大方の予想を覆してコパ・リベルタドーレスを制したコロンビアのアトレティコ・ナシオナルにも備わっているはず。それこそ鹿島のJリーグでの強みを発揮するのが難しいシチュエーションだが、それを乗り越えた先にしかファイナルの栄光は無い。

決勝まで辿り着けばアジアのクラブとして初の快挙となるが、鹿島のチーム力を発揮できればここまでは十分に実現可能と見ている。相手は順当なら欧州王者のレアル・マドリード。鹿島の選手たちならば浮き足立つことなく、持てる全ての力を出して勝利の可能性にチャレンジしていけるはずだ。

その一方で、筆者が一番期待するのは今大会の先の戦いにある。ACLでJリーグの代表としてアジアを制覇し、本当の意味で“内弁慶”を克服すること。そしてUAEで行われる来年のクラブW杯にアジア王者として参戦することだ。もちろん浦和レッズや川崎フロンターレ、さらに天皇杯王者(鹿島か川崎が優勝した場合はJ1で4位のガンバ大阪)にも期待したいが、鹿島にはクラブW杯での躍進をアジアの戦いにつなげてもらいたい。

文=河治良幸


CWC出場に伴い、鹿島アントラーズを紹介するGOAL.comの河治氏である。
「精神的支柱である小笠原満男が「鹿島には立ち戻る場所がある」とよく表現するのは戦術的なスタイルのみならず、精神面も含めてのもの」という分析は鹿島を語る上で知っておいて貰いたいところ。
国内最多タイトル保持もアジアでは最高順位3位という情報と、敗退した際「鹿島のアイデンティティが大会の中で目立ってこなかったのが実情」と評す。
CWCの対戦相手を解説し、「決勝まで辿り着けばアジアのクラブとして初の快挙となるが、鹿島のチーム力を発揮できればここまでは十分に実現可能」と言う。
この予想を越えるべく戦う。
また、河治氏は、来季のACL制覇を期待しておる。
その期待に応え、来年もCWCにアジア王者として出場しようではないか。
楽しみである。

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永木、子どものときからすごい人見知りだったんですよね

【ファミリー~Jリーガーと家族 ⑧】 鹿島アントラーズ 永木亮太選手(前編)(2016/12/01)


『GIANT KILLING extra』の新しいインタビューシリーズが始まりました。

Jリーガーが語る、家族の物語《ファミリー》。いつも応援している選手たちの、普段見せない顔に、ぜひ出会ってください。

8人目の登場は、鹿島アントラーズ・永木亮太選手です。

ピッチでのプレースタイルをひと言で表現すれば、“激しい”になるだろう。それが鹿島アントラーズでプレーする永木ながき亮太りょうたの印象だ。昨シーズンまで在籍していた湘南ベルマーレで、キャプテンマークを巻いていた彼は、プレーでも、背中でも、チームを牽引するリーダーシップがある。

ただ、目の前に座る永木は、男らしいというよりも、どこかフワッとしている。それがなぜなのかは、次の言葉を聞いて、すぐに納得した。

「子どものときからすごい人見知りだったんですよね。今もまだ、そうなんですけど……」

自慢じゃないが、こちらもこれだけ選手にインタビューをしていながら、実は“大” の人見知りである。だから、そんな2人のやり取りは、やはり当たり障さわりのない会話からスタートした。


一人息子の可能性を切り開いたのは、いつも母親だった

1988年に生まれた永木が、幼稚園に入ろうかという頃に、Jリーグは開幕した。世間は空前のサッカーブームである。だから、川崎市に住んでいた当時の永木も、他の子どもたちと同じく、自然とサッカーに強い興味を抱いていた。

「当時の住まいが、等々力とどろき陸上競技場に近かったということもあったんですよね。ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)が注目を集めていて、かなり盛り上がっていた。幼稚園の友達もみんな、サッカーボールを持っていて、サッカーシューズを履いていた。その流れで僕も両親からサッカーボールを買ってもらったのが始まりですかね」



ただ永木が、他の子どもたちと少し様子が違ったのは、その行動である。

「覚えているのはヴェルディの試合を繰り返し見ていたことですね。それも同じ試合を何回も。当時はビデオでしたけど、録画してもらった同じ試合を何回も何回も、もう暇さえあれば、見ていた記憶がありますね。まあ、両親は、それを見せていれば、僕が静かにしていると思っていたのかもしれません(笑)」

おそらく多くの子どもが、家ではアニメやヒーローものに興じる中、永木はサッカーの試合に夢中になっていた。その様子からも両親は、愛する一人息子がサッカーを好きなことは十分に感じ取っていたのだろう。

「母親が応募してくれた観戦チケットのプレゼントが当たったので、友達の家族と試合を見に行ったこともありました。ホント、何試合かですけど、それも強く記憶に残っています。あと、これも母親なんですけど、ヴェルディのスクールに申し込んでくれて、これも抽選に当たったので、スクールにも通っていました。すぐ隣でトップチームが練習していたこともあって、プロの選手たちのプレーをたくさん間近で見られて、うれしかったことを覚えています」

そんな永木少年が、本格的にサッカーを始めたのは、小学校1年生のときだ。

「(引っ越した先の)FC奈良でサッカーを始めました。同時にヴェルディのスクールにも通っていたんですけどね」

その後、プロになっただけに、「子どもの頃から、うまかったのか?」と聞けば、照れながらも「うまかったですね」と答える。

「地元のチームの中では上手だったと思いますよ。そこそこ有名でしたし。当時、背番号は『24』だったんですけど、『奈良の24番ってうまいよね』って感じで言われていましたから」

一人っ子だったため、親の愛情や期待を一身に背負っていたのだろう。そんな永木の可能性を広げてくれたのは、またしても母親だった。

「小学4年生のときですかね。母親にヴェルディジュニアのセレクションがあるから受けてみればって言われて、受けたら合格したんです」

そして永木は、地元のFC奈良をやめ、Vヴェルディ川崎ジュニアでプレーすることになった。

ただ、そこで彼は大きく躓つまずく。それは、のちのちプロサッカー選手になる子どもにありがちな挫折ざせつなどではなく、苦悩とでも表現すればいいだろうか。

「練習のある日は、朝、学校に行くときから憂鬱ゆううつで。午後になって、サッカーの練習に行く時間が近づいてくると、今日はどうやって練習を休もうかを考えていましたね」

子どもながらに、父親にはもちろん、母親にも言えなかった。

「幼いながらも母親が作ってくれた道だということを分かっていたからかもしれないですね」

永木の経歴を見ると、小学校4年生から5年生までがV川崎ジュニアになっており、小学校6年生に当たる2000年に、再びFC奈良との記載があるのはそのためだった。

取材・文=原田大輔(SCエディトリアル)
写真=佐野美樹


【ファミリー~Jリーガーと家族 ⑧】 鹿島アントラーズ 永木亮太選手(後編)(2016/12/08)


『GIANT KILLING extra』の新しいインタビューシリーズが始まりました。

Jリーガーが語る、家族の物語《ファミリー》。いつも応援している選手たちの、普段見せない顔に、ぜひ出会ってください。

母親に言われて受けたセレクションに、合格した永木ながき亮太りょうたは、小学校4年生になるとヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)ジュニアに通うようになる。地元のFC奈良をやめて、よりレベルの高い環境に身を投じ、さぞかし希望に満ち溢あふれていたことだろうと思いきや、永木は悶々もんもんとした日々を送っていた。

「練習のある日は、朝、学校に行くときから憂鬱ゆううつで。午後になって、サッカーの練習に行く時間が近づいてくると、今日はどうやって練習を休もうかを考えていましたね」


練習をずる休み体温計を温めて風邪を引いたと噓うそをついた

別にサッカーが嫌いになったわけではなかった。小学校の文集には、「将来の夢はサッカー選手」と綴つづるほど、それは純粋な思いだった。ただ、彼にはそこでの練習が、どうしても肌に合わなかった。

「何となく面白くなかったんですよね。楽しくなかったんです。周りの子も、ちょっと自分とはノリというか、雰囲気が違う気がして……」

想像するに、人見知りだった性格も災いしたのかもしれない。ただただ、永木は、その環境に馴染なじめなかったのだ。

「最初は我慢して通っていたんですけど、だんだん練習に行きたくなくなって、ずる休みをするようになりました。親には噓をつきたくなかったのですが、体温計をずっと脇に挟んで温めて37℃になるのを待つと、それを見せて『風邪ひいたみたい』って言ってました」

必死に体温計を擦こする永木少年の姿を想像すると、失礼ながら、かわいくて笑えてくる。ただ、当時の彼には至いたって深刻だった。



「他にも学校の催し物が近くなって、それをみんなで練習しなきゃいけないときには、自分から率先して『今日の放課後、残って練習やろうよ』って言っていましたね。それもサッカーの練習のある日にわざわざ。別にその日じゃなくても良かったのに。学校の行事のために、サッカーの練習に行けないとなれば、さすがに親にも許してもらえるかなって」

よっぽど、嫌だったのだろう。話し出すと止まらなくなったのか、次から次へと記憶の扉が開いた。

「あっ、今、思い出したんですけど、ずっとそのことが頭にあって、僕だけが悩みを抱えているんじゃないかと思って、学校の友達に『悩みごとある?』って聞いて回っていたこともありました。そうしたら、あっさり、『ないよ』って言われて……当たり前ですよね(笑)。今、考えれば誰かと悩みを共感したかったんでしょうね」

それは挫折ざせつではなく、まさに苦悩だった。なかなか両親にも真実を伝えられなかったのは、親への気遣いがあったからだ。

「幼いながらも母親が作ってくれた道だということを分かっていたからかもしれないですね」

ずっと我慢していたし、ずっと耐えていたのだろう。ただ、遂に堪えきれなくなると、母親に思いの丈をぶつけた。

「打ち明けたときには、『そうだったんだ』って言って、母親は泣いてました。僕もつられて泣いてしまって。『うん。分かったよ。だったら、また、FC奈良に戻ってサッカーしようね』って言ってくれた覚えがあります」

Vヴェルディ川崎ジュニアには、小学校4年生で加入し、5年生まで続けていたというから、我慢していた時期は、それなりに長かった。そこには、彼の心の優しさが垣間かいま見える。


知らない人の中に飛び込んでサッカーするのが苦手だった

ただ、彼の母親が、これに懲こりたかと言えば、決してそうではなかった。中学生になった永木は、川崎フロンターレの育成組織でプレーするようになるのだが、またしても、そのきっかけを作ったのは、母親だった。

「これも母親ですね」

そう言って永木は微笑む。

「自分は進学する奈良中学校のサッカー部に入ろうと思っていたんです。FC奈良のチームメイトに聞いても、みんな、そうするって言うし、他のチームでプレーするという発想すら、自分にはなかったんですよね」

ところが、彼の母親は、永木にこう言った。

「せっかく、ここまでやってきたんだからもったいないでしょ」

そして、勝手に幾つかのクラブチームのセレクションに申し込むと、永木はその中のひとつだった川崎Fフロンターレに合格した。

「全部、母親ですね」

もはや観念したかのように、永木は笑った。

小学校時代に苦い出来事があれば、息子を新たな環境に飛び込ませることを躊躇ちゅうちょするのが普通だ。ましてや永木は一人っ子であり、溺愛できあいしていれば、なおさら守りたくなるはずだった。だが……彼の母親が取った行動は逆だったのだ。

それは一人息子の才能を、より引き出そうとしての判断だったのかもしれない。ただ、話を聞いていると、「昔から、知らない人の中に飛び込んでサッカーをするのが苦手でした」と話す、彼の性格を思っての行動だったように感じられてならない。



川崎Fの育成組織からトップチームに昇格することはできなかったが、それでも夢を諦めなかった永木は、大学でもサッカーを続けた。そして、卒業が迫り、思い続けてきた夢が叶かないそうになったときにも、母親に相談すると、こう言われていた。

「複数のチームからオファーが来て、悩んでいるということを話したら、『自分が行きたいと思うチームにしなさい。自分で全部、決めなさい』って言ってくれましたね」

だから永木は、素直に自分の気持ちに従うことができた。湘南ベルマーレでプロへの一歩を踏み出したのは、「チームの雰囲気が好きだった」のと、川崎Fの育成組織で指導を受けた「曺チョウ(貴裁キジェ)さんの存在が大きかった」からだと言う。

「いつも何か大切なことを相談するのは母親が多かったですね」

振り返れば、いつも母親が導いてくれた。そして、その感謝を言葉にする素直さも、彼は持ち合わせている。

「プロになり、自分でお金を稼ぐようになってからは、プレゼントをあげることもできました。あとは、リーグ戦100試合出場を達成したとき、次の試合で、花束を持って来てもらう役目を母親に頼んだんですけど、ものすごく喜んでくれましたね」

母親に親孝行しているのかと、聞けば、また、次から次へと記憶の扉が開く。

「それと、J2で優勝したときも、見に来てくれたので、家族でシャーレを持っている写真を撮ってもらったんですよね。うん……あれは、いい写真でしたね。その写真は、今も実家のリビングに飾ってあります」

彼の口からは、自然と母親の話ばかりが出てくるものだから、フッと話題を変えて、父親のことを聞いてみた。すると、「実は父親のほうが人見知りなんです」と言って、また笑った。

聞けば、永木の父親は、野球に柔道や弓道をやっていたという。さらに鹿児島から上京してきてからは、プロボクサーを目指してジムにも通っていたというから驚きだ。

「父親は、サッカー経験こそなかったんですけど、うまかったですよ。僕がサッカーをはじめてから、父親もサッカーにはまったみたいで、FC奈良ではコーチもやってくれていました」

目の前に座る彼の優しそうな表情は母親譲りで、少し人見知りのところは父親譲りなのかと思うと、急に微笑ほほえましくなった。そして、ピッチで見せる“激しさ”もまた、父親の譲りなのだろうと納得した。

「だから、父親はサッカーのことについて、いろいろと言ってくるんですよね。今もたまに言われます(笑)。しかも、自分がミスしたこととか、一番、気にしているところを、蒸し返してくるんですよね。それも親戚とか、みんながいるところで言うから、たまにイラッとします(笑)」

「それに……」と言って永木は続けた。

「父親とも話すには話すんですけど、お互いそんなに会話が弾むタイプではないんです。男同士ということもあるとは思うんですけど、やっぱり、どうしても母親のほうが話しやすいというのがありますよね」

取材をはじめてから1時間半が経過し、最初のぎこちなさはなくなっていた。正直、インタビュアーとしては失格かもしれないが、気がつけば、彼に自分のことを話していた。それを永木は嫌な顔ひとつせず聞き、その都度、優しく頷うなずいてくれた。

取材を終え、鹿島のクラブハウスから東京駅に向かうバスの中では、反省しつつ、ずっと考えていた。人見知りと言いながら、その話しやすさや、フワッとしたところが、彼の魅力なのだろうと……。

そして最後に永木と交わした会話を思い出していた。僕は今の永木と同じ年齢のころに父親を亡くし、全く親孝行できなかったという話をしていたのだ。

「大人になったら父親と二人で飲みに行きたいと思っていたんだけど、結局、実現できなかったんだよね」

すると永木は、また優しい口調で、こう答えてくれた。

「僕も父親と二人で飲みに行ったことってないんですよね。ずっと、行きたいなって思っているんですけど、なかなか言う機会がなくて……」

そこには男同士だからこその照れもある。だが、大切な人の存在が身に染みて分かる彼だからこそ、実現させてほしい。

次に取材をする機会があれば、必ず彼にそのことを聞こうと思いながら、僕はバスを降りた。 (了)


取材・文=原田大輔(SCエディトリアル)
写真=佐野美樹


永木にインタビューしたGIANT KILLING extraの原田氏である。
幼少期の永木の苦悩、それを受け入れ、更なる成長を促した母、人見知りでスポーツマンの父など素晴らしいエピソードが並ぶ。
永木の内面を観るようで嬉しくなってくる。
更に永木を応援したくなったことと同時に、両親への感謝を感じ取った。
素晴らしき選手である。

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Jリーグ、タイにて国際親善大会開催

Jアジア戦略の一環として鹿島、横浜をタイ派遣
[2016年12月8日7時46分 紙面から]

 Jリーグが来年1月にタイで国際親善大会を開催し、鹿島と横浜の2クラブが派遣されることが7日、分かった。

 過去に日韓のリーグ選抜がオールスター戦として韓国で戦ったことはあるが、クラブレベルで海外で親善大会を開催するのは異例。Jリーグは17年から、英パフォーム社と10年2100億円超の放送権契約を締結。この日、都内での総会で17年度予算を承認し、収支とも前年度の130億円規模から倍増260億円超と過去最大となった。豊富な資金をもとにアジア戦略の一環として日本人選手も多くプレーし、サッカー熱の高いタイをターゲットにしたようだ。


タイにて国際親善大会を開催するJリーグである。
その大会に鹿島が参加するとのこと。
これは興味深い試み。
時期的にはキャンプと重なる。
来季のキャンプはタイで行うということもあるのであろうか。
また、来季最初のタイトルを目指し、戦いたい。
楽しみである。

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岳、鹿島アントラーズというチームは常に結束して戦ってきた強みがある

【鹿島】国際試合“弱い”返上へ!石井監督「4試合勝って終わる」
2016年12月8日6時0分 スポーツ報知


鹿島イレブンは、カクテル光線が輝く試合会場で公式練習を行った


鹿島の主な国際大会成績


 クラブ世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ」は8日、横浜国際総合競技場で開幕する。Jリーグ王者で開催国代表の鹿島は7日、開幕戦のオークランドシティ(ニュージーランド)戦に備え、会場で公式練習を行った。国内では最多18冠と最強を誇るが、不振の続く国際大会で初タイトル獲得を目指す。

 世界に「鹿島」の名前をとどろかせる。石井正忠監督(49)は「勝ち進めば(決勝まで)4試合できる。その4試合を勝って、この大会を終わりたい」と言い切った。浦和とのJリーグチャンピオンシップ決勝(3日)で逆転勝利し、J王者となってから中4日で迎えるオークランドシティ戦。喜ぶ暇はなく、準備の時間も限られた。初出場の不安もある中で、鹿島の指揮官らしく頂点を見据えた。

 国際大会で結果を残すことはクラブの悲願でもある。国内ではJリーグ8度、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)6度、天皇杯4度と主要大会でJ最多の18冠を獲得してきた。一方で国際大会では輝きを見せられていない。2003年に日中韓のリーグ王者で争われるA3選手権で優勝しているものの、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL、前身のアジア・クラブ選手権を含む)では8強が最高と不本意な成績が並ぶ。

 日本代表で02、06年W杯の出場経験を持つ主将のMF小笠原は、ACLで涙をのむたびに「こういう(国際)試合で勝つためには戦える選手でなければいけない」と言い「鹿島で勝ちたい」と繰り返してきた。今のチームには球際で強さを発揮するMF永木をはじめ、FW金崎、DF昌子ら主力に「強さ」を備える選手がそろう。世界に対抗できる下地はある。

 左足首を捻挫しているエース・金崎はこの日も別メニュー調整。先発は微妙な状況にあるが、MF柴崎は「鹿島アントラーズというチームは常に結束して戦ってきた強みがある。それを見せられれば」と誓った。(内田 知宏)


鹿島の国際大会について報じる報知新聞の内田記者である。
これまで幾度も涙をのんできた。
今回のCWCでは良い結果を出し、歴史に名を刻み込みたい。
一丸となって戦う。
結束するときである。

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オークランド・シティ戦 前日会見

オークランド・シティーFC戦 公式練習&公式会見
公式会見
石井監督
「今の段階ではいつも通りのメンバーで戦おうと考えている。選手のコンディションを見極めながら、明日に向けて調整したいと思う。オークランドの試合は何試合か見た。攻撃では、最後尾からボールをつないでくる。サイドのコンビネーションからも崩してくる印象がある。自分たちのサッカーをしっかり貫いてやりたい」

柴崎選手
「アントラーズには常にクラブ全体、チーム全体が結束して戦ってきた強みがある。それはチャンピオンシップ決勝を見れば分かると思う。選手が変わってもクラブとしての本質はぶれないため、今までも歴史を築いてきた。そういう強みをこの大会でも見せたい」

ラモン・トゥリブリエッチ監督
「モチベーションや集中力を高めないと日本のチャンピオンチームに勝つことはできない。我々にとってこの大会の出場はマジックの様なもの。だからOFCチャンピオンズリーグを勝ち上がり、毎年変わっていこうとしているし、選手のメンタルも変えようとしている。アントラーズは強いチーム。我々にとってはチャレンジだと思う」

アンへル・ベルランガ選手
「自分はそれほどゴールを決めていないが、どんなゴールでもワクワクする。6回出場しているが、私たちは格下。格上との対戦へ向けて準備をしないといけないし、正確なプレーをしないといけない。私たちはプロなのでどういう状況であれ、ベストを尽くす必要がある」

鹿島石井監督「4試合勝って終わりたい」クラブW杯
[2016年12月7日22時25分]


前日会見で質問に答える鹿島MF柴崎(左)。右は石井監督(撮影・狩俣裕三)


公式練習で笑顔を見せる鹿島MF柴崎(撮影・狩俣裕三)


 8日開幕のクラブW杯にJリーグ王者として開催国枠で初出場する鹿島は7日、開幕戦会場の日産スタジアムで公式会見と前日練習を行った。

 この日、Jリーグ最優秀監督賞受賞が決まった石井正忠監督(49)は「最大4試合できるので、最終目標は4試合勝って終わりたい」。クラブW杯優勝監督も狙う決意を力強く語った。

 開幕戦で戦うオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)の映像も数試合分見て、分析も万全。「攻撃は最後方からつなぐし、サイドから崩してくる。守備も組織で連動している。だが、私が就任して1年半やってきたものを出せれば勝ちにつながる」と自信の表情を見せた。

 MF柴崎岳(24)も、強豪集う大会に向け、気持ちは高ぶっていた。「Jリーグを勝ったことで得られた権利。優勝当日、翌日くらいはフワフワしたような気持ちだったが、これではいけないと思った。でも心と頭の切り替えはできた。いつもより集中しないと勝利はできない。石井監督のもと、1年半積み上げてきたベストを尽くせば大丈夫だと思う」と準備を整えた。【鎌田直秀】

鹿島柴崎クラブW杯で名をあげる「貴重な体験に」
[2016年12月8日7時47分 紙面から]


公式練習で笑顔を見せる鹿島MF柴崎(撮影・狩俣裕三)

 クラブ世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ(W杯)2016」は今日8日、開幕する。開催国枠で初出場するJリーグ王者の鹿島は、開幕戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)と対戦。海外志向の強いMF柴崎岳(24)にとって、世界の強豪と対戦できる念願の舞台。欧州王者Rマドリード(スペイン)の進出が有力な決勝に、アジア勢として初進出を目標に掲げた。7日は会場の日産スタジアムで最終調整した。

 柴崎は練習始めのランニングで、表情を引き締めて先頭を走った。パス練習では一転、芝生の感触を楽しむかのような笑顔。公式会見では「試合序盤からアグレッシブなサッカーを展開したい」とチームを代表して語った。年間優勝を決めた翌日も、試合に出場した選手で唯一、休日返上で練習した。「フワフワした気持ちが出たが心と頭の切り替えはできた。より集中して勝ちたい」。胸の高鳴りが言葉と態度ににじんだ。

 常に強豪との対戦を待ち望んできた。ジーコ、ビスマルク、本山らがつけた「背番号10」を継承した今季、7年ぶりのリーグ制覇で得たクラブW杯の出場権。だが、10月に右足を負傷し、リーグ戦終盤からチャンピオンシップ(CS)準決勝川崎F戦まで離脱した責任も痛感。仲間のおかげでかなった舞台でもある。「クラブの伝統的に、結束して戦ってきた。選手が替わっても本質は変わらない。その強みを見せたい」。感謝の気持ちは、自身のプレーで伝えるつもりだ。

 海外移籍の希望もあるが、今はクラブW杯と天皇杯で結果を求めることしか考えていない。14年にはセリエAパルマ、15年にはドイツ1部ハンブルガーSV、フランクフルトなどが獲得に動いたが、正式オファーは届かなかった。関係者によると、現在はスペイン2部クラブなどが興味を示している。シーズン前に「鹿島を優勝させてから海外に行く」と決意した通り、年間王者に輝いた直後、すでに次も目標も掲げた。

 「すごい相手との試合ができる機会はなかなかない。クラブW杯は貴重な体験になる。どれだけ通用するかも興味がある。広島さんが去年3位でしたので、それ以上を目指したい」

 今大会で決勝進出を果たし「SHIBASAKI」の名を世界にとどろかせる。【鎌田直秀】

 ◆クラブW杯 国際サッカー連盟(FIFA)主催のクラブ世界一決定戦。00年ブラジルで始まり、一時中断後、05年に日本で再スタート。今年で13回目。欧州、南米など6大陸王者と開催国リーグ覇者の7チームがトーナメント形式で争う。

鹿島・柴崎、初挑戦の舞台へ気合「序盤からアグレッシブなサッカーを」/クラブW杯


会見に臨む鹿島・柴崎=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


 サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は8日に横浜市の日産スタジアムで開幕する。

 鹿島はチャンピオンシップ決勝第2戦の激闘から中4日で1回戦を迎える。心身の疲労が心配されるが、クラブにとって初挑戦となる大舞台を前にメンバーの士気は上がっている。柴崎は「心と頭の切り替えをしっかりした。序盤からアグレッシブなサッカーを展開することが大事」と気合の入った表情だった。

 J1優勝の喜びもつかの間、石井監督は昨年の大会で3位に入った広島の森保監督に連絡を取り、調整法などについて助言をもらったという。初戦に向けてオークランドの映像を数試合分チェックし、対策を練った。

 相手はスペイン人監督の下で丁寧な組み立てやサイド攻撃を磨いてきている。鹿島としては得意とする前線からのプレスでボールを奪い、相手を押し込みたい。土居は「いい守備ができれば相手の良さは出ないと思う」と自信を示した。

鹿島、オークランドになめられた!敵将「浦和が勝ち上がると…」/クラブW杯

前日練習でランニングする柴崎(中央)や小笠原(左端)ら鹿島イレブン。オークランドの“まさか”発言に燃えるしかない(撮影・中井誠)

 クラブチーム世界一を決める大会が、8日に開幕する。開催国枠で出場するJ1覇者の鹿島は、1回戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)と対戦する。両チームは7日、試合会場となる横浜国際総合競技場で公式練習を実施。実は、オークランド側が予想した対戦相手は鹿島ではなかったようで…。


練習に臨む鹿島・小笠原=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)

 完全に想定外だった!? 開幕戦を翌日に控え、公式会見と練習に臨んだ鹿島とオークランド。鹿島の練習終了後に壇上に上がったスペイン人の敵将、トリブリエチ監督が苦笑いを浮かべた。

 「来日前は浦和や川崎の研究もしていた。実際のところ、浦和が(CSを)勝ち上がる可能性が高いと思って、重点的に警戒していたんだ」

 オークランドは11月30日に早々と来日した。今大会に向けて入念な準備を重ねていたが、来日前の“予習対象”は浦和だったとポロリ。まさかの鹿島の勝ち上がりに、指揮官は急きょ、浦和-鹿島のCS決勝第2戦(3日、埼玉)を視察したという。

 年間勝ち点3位から下克上Vを果たした鹿島にしてみれば、完全になめられた格好。自国開催の地の利はあるとはいえ、初出場の鹿島とは対照的にオークランドは最多8度目の出場となる。昨年は広島に1回戦で0-2と完敗したが、2014年大会では3位に食い込んだ。“上から目線”は鹿島イレブンが闘志を燃やすには十分だ。


軽めの調整を行う鹿島・柴崎(中央)、鹿島・鈴木(右)ら=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)

 鹿島はCS決勝から中4日での日程だが、「アントラーズファン以外にも、みてもらうことができる。そこでJのチームが負けてはいけない」とDF昌子。勝ち進めば準々決勝は11日で中2日、その後も中2日、中3日の強行スケジュールとなるものの、士気は上がる一方で疲労を理由にはしない。

 オークランドの選手は他に本業を抱えるセミプロがほとんど。敵の映像を数試合分チェックし、対策を練ったMF柴崎は「序盤からアグレッシブなサッカーを展開することが大事」と猛攻を仕掛けるつもりだ。なめられてたまるか! (清水公和)

★鹿島の練習

 冒頭の15分のみ公開された練習ではMF小笠原、MF柴崎らがパス練習に取り組んだ一方、左足首に不安があるとみられるFW金崎はボールに触らなかった。石井監督は昨年の大会で3位に入った広島・森保監督に連絡を取り、調整法や選手の起用法について助言をもらうなど、準備は万端のようだ。


練習に臨む鹿島・遠藤=横浜国際総合競技場 (撮影・中井誠)


軽めの調整を行う鹿島・柴崎=横浜国際総合競技場(撮影・中井誠)


全世界に売り出す!柴崎 初のクラブW杯へ静かに闘志

クラブW杯開幕戦に向けリラックスモードで練習に臨む鹿島MF柴崎
Photo By スポニチ


 クラブW杯は8日午後7時30分に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で開幕し、Jリーグ王者で初出場の鹿島は初戦でオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)と対戦する。7日に行われた会見にはクラブを代表してMF柴崎岳(24)が出席。海外志向の強い背番号10が、世界一への道を切り開いていく。

 奇跡のようなJリーグ・チャンピオンシップの大逆転制覇から4日が経過した。優勝翌日までは「ふわふわした気持ち」だったという柴崎の表情は落ち着き、堂々としていた。「心の切り替えも頭の切り替えもしっかりした。チームとしていつもより特に集中した状態で臨まないと勝利は手にできない」。大舞台へ、静かに闘志を高めた。

 昨オフに移籍を模索したように、以前から海外志向の強い24歳。クラブW杯は世界から注目を集めるチャンスだ。試合は世界中で放映されるため、試合を重ねるほど、その姿は各国から視線を浴びることとなる。冬の移籍市場を前にスペインの複数クラブが背番号10に興味を持っているとの情報もあり、決勝まで勝ち進みスペインの名門・Rマドリードとの対戦が実現すれば、スペイン国内の注目度もアップする。将来的により多くの選択肢が広がるチャンスだ。

 「チームとしての自分の役割は、いつも通り。変わることはない」。各国のメディアが詰めかけた会見では、自然体のプレーを心がけることを強調した。「試合の序盤はより集中した状態で入らないといけない。ただ、相手をリスペクトし過ぎず、自分たちのアグレッシブなサッカーを序盤から展開することが大事」とプランも描く。今大会も2列目の左での先発が濃厚。その右足から放たれる正確なパスで、まずはフィジカルに定評のあるオークランドの壁を打ち破る。

 背番号10を背負う男には、鹿島を代表する自負もある。「鹿島アントラーズというチームは、常にクラブ全体、チーム全体が結束して戦ってきた強みがある。選手が代わってもクラブとしての本質がぶれないから、歴史を築けてきた。そういう強みを、今大会でも見せていければ」。日本の次は世界。快進撃で驚かせる準備はできている。


クラブW杯公式球を見つめる鹿島MF柴崎
Photo By スポニチ


[ 2016年12月8日 05:30 ]

【鹿島】オークランドシティ戦に向けMF柴崎「リスペクトし過ぎず自分たちのサッカーを」
2016年12月7日18時52分 スポーツ報知


公式会見に臨んだ鹿島・柴崎

 開催国代表のJ1鹿島は7日、試合会場の横浜国際でクラブW杯1回戦のオークランドシティ(ニュージーランド)戦を控えた前日会見を行った。

 壇上の石井正忠監督は「出場できて光栄。こういう大きな大会に出られるのは、クラブにとって価値のあること。選手のコンディションを見極めて、いつも通りのメンバーで戦いたいと思っている。(トーナメントの)4試合勝って終わりたいと思っている」と意気込んだ。

 初の大舞台に向けて、対戦相手の映像は分析済み。「攻撃では最後尾からボールをつないできてサイドから崩す。守備でも組織だっていて、連動している」と石井監督。昨年、世界3位の称号を手にした広島の森保監督に連絡を取り、大会に向けたコンディション作りや、戦い方のアドバイスも受けたことを明かし、「自分たちのサッカーを貫きたい」と平常心で臨む。

 左MFで先発濃厚な柴崎は「常にチーム全体で結束してきた強みがある。今大会でもその強みを見せたい。分析しているとはいえ、いつもとは違ったチームとの対戦。序盤は集中して入らないといけないが、リスペクトし過ぎず、自分たちのサッカーを展開したい」と話した。


CWC 1回戦 オークランド・シティ戦の前日会見に臨んだ石井監督と岳である。
Jリーグの優勝から数日ということではあるが、頭は切り替わったとのこと。
高い集中力で勝利を掴むのだ。
楽しみにしておる。

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夢生、別メニュー調整

CS決勝で左足首捻挫の金崎、前日練習は別メニュー調整…
クラブW杯1回戦 鹿島―オークランド (12月8日 日産ス)


別メニューで練習する鹿島FW金崎
Photo By スポニチ


 鹿島の公式練習の冒頭15分間が報道陣に公開されたが、FW金崎は別メニューで調整した。

 他の選手がウオーミングアップする傍らで、ピッチの周りを一人ジョギング。時折、ボールを蹴ったりジャンプをしながら静かに体を温めた。チャンピオンシップ決勝第1戦の後半ロスタイムに左足首を捻挫。第2戦は試合2日前まで別メニューだったが、本番では先発し、PKを含む2得点を挙げているだけに、今回も試合直前まで状態を見極めることになりそうだ。
[ 2016年12月8日 05:30 ]

鹿島・金崎はジョーカー CS決勝で右足首負傷、2日連続別メニュー

 別メニューで調整する鹿島・金崎

 「クラブW杯・1回戦、鹿島-オークランド」(8日、日産スタジアム)
 開催国枠として出場するJ1年間王者の鹿島は、オークランド(ニュージーランド)との対戦を翌日に控えた7日、試合会場で公式会見と冒頭15分間を除く非公開練習で最終調整した。Jリーグ・チャンピオンシップ(CS)第1戦で左足首を捻挫したFW金崎夢生(27)は2日連続の別メニュー調整となり、途中出場で“切り札”として起用される可能性が高まった。
 絶対エースは“ジョーカー”として待機させる。試合会場で行われた前日練習。公開された冒頭15分間で、金崎はただ一人チームを離れ、ランニングを行うだけだった。時折、左足首の感触を確かめるようにステップを踏んだが、ボールに触ることはなかった。練習後の取材エリアでは言葉を発することはなく、口元を緩め、親指を立てて通り過ぎた。
 11月29日のCS決勝第1戦で負傷。3日の同第2戦は痛みを押して強行出場し、2得点を挙げてMVPに輝くとともに、鹿島を下克上Vに導いた。だが、代償は大きかった。
 途中出場の選択肢もあるものの、勝ち進めば11日のアフリカ王者マメロディ(南アフリカ)との準々決勝は中2日の過密日程となる。優位に試合を運べれば、大事を取って温存する可能性が高い。
 代役として有力なブラジル人MFファブリシオは「監督が決断したポジションで結果を出したい」と意気込んだ。Jリーグの最優秀監督賞に選出された石井監督は「総合力を結集して戦わないといけない」と会見を締めくくった。鹿島が総力戦で初の世界舞台に立つ。


別メニューが続く夢生である。
今日のCWC 1回戦 オークランド・シティ戦は欠場が予想される。
これは痛い。
エースを欠いての初戦は厳しい戦いとなろう。
とはいえ、過密日程が続くCWCを勝ち上がって行くには、無理をさせるわけには行かぬ。
ファブリシオの活躍で、勝利を掴もうではないか。
期待しておる。

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鹿島アントラーズつくばジュニアユース・福原陽向くん・高橋楓くん、エリートプログラムU-13選出

エリートプログラムU-13トレーニングキャンプ(12/13~18@大分)(JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業) メンバー・スケジュール
2016年12月07日

スタッフ
監督:山橋 貴史 ヤマハシ タカシ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:島田 信幸 シマダ ノブユキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:大橋 昭好 オオハシ アキヨシ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)

選手
GK
1 高橋 楓 タカハシ カエデ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
22 高橋 一平 タカハシ イッペイ(ブラウブリッツ秋田U-15)
FP
10 小室 愛樹 コムロ ヨシキ(川崎フロンターレU−15)
2 平島 諒多 ヒラシマ リョウタ(サガン鳥栖U-15)
11 石川 蒼生 イシカワ アオイ(北海道コンサドーレ札幌U-15)
13 本田 真斗 ホンダ マナト(ベガルタ仙台U−15)
17 福原 陽向 フクハラ ヒナタ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
5 高柳 英二郎 タカヤナギ エイジロウ(FERVOR愛知)
16 吉田 来綺 ヨシダ ライキ(FCリフォルマ)
8 清水 和馬 シミズ カズマ(静岡学園中)
4 高橋 蒼天 タカハシ ソラ(アルビレックス新潟U-15)
15 宮下 渓太 ミヤシタ ケイタ(横浜F・マリノスユースU−15)
6 大野 泰楽 オオノ タイラ(セレッソ大阪U-15)
19 尾崎 優成 オザキ ユウセイ(ウ゛ィッセル神戸U-15)
18 下川 陽輝 シモカワ ハルキ(セレッソ大阪U-15)
14 梁 大翔 リョウ ヒロト(ファジアーノ岡山U-15)
9 菊池 季汐 キクチ キセキ(北海道コンサドーレ札幌U-15)
12 屋敷 優成 ヤシキ ユウセイ(大分トリニータU-15宇佐)
3 遠山 悠希 トオヤマ ハルキ(京都サンガF.C.U-15)
7 久永 瑠音 ヒサナガ ルオン(JFAアカデミー福島)

スケジュール
12月13日(火) PM トレーニング
12月14日(水) AM/PM トレーニング
12月15日(木) AM
PM トレーニング
ゲーム(U-13韓国代表)
12月16日(金) AM
PM トレーニング
オフザピッチプログラム
12月17日(土) AM
PM トレーニング
ゲーム(U-13韓国代表)
12月18日(日) AM トレーニング
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります>


エリートプログラムU-13に選出された鹿島アントラーズつくばジュニアユースの福原陽向くんと高橋楓くんである。
フィールドプレイヤーとGK。
順調に成長し、ユース昇格、そしてトップを背負う選手と成長して欲しい。
期待しておる。

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すべてを背負えるセンターバックになれた時、鹿島の伝統を引き継ぐ存在になれるはずだ

昌子源「センターバックはつらい」
鹿島のDFリーダーは目立ちたがり?

posted2016/12/07 17:00


昨年から背番号も3になり、鹿島のDFリーダーに就任した昌子源。鹿島の伝統を体現するような男である。

text by
佐藤俊
佐藤俊
Shun Sato

PROFILE
photograph by
Kiichi Matsumoto


「夢生(金崎)くん、MVPいいですよね。点取ったし、ヒーローやし。攻撃陣は点取ったらMVPになれるんでね。僕ら1失点はいらんかったけど、ソッコ、(西)大伍くん、脩くん(山本脩斗)も集中して守っていたと思うんで、そこは評価してほしいなと思いますね」

 昌子源は、そう言って笑った。

 CS決勝の第2戦、浦和レッズとの決戦で2ゴールを挙げて鹿島を逆転優勝に導いた金崎夢生がMVPになった。

 エースが得点して勝つ。

 チームにとっては最高の勝利パターンだ。昌子も「ここぞ」という時に点を取る金崎の力を認め、リスペクトしている。

 ただ、守備陣も最初に失点してから追加点を与えずに耐えた。後半34分、逆転してからは浦和に押し込まれて苦しい展開が続いたが、ファン・ソッコと昌子が跳ね返した。

 守備で勝利に貢献しているはずなのに、DFは1点でも失点していると勝ってもさほど評価されず、ほとんど目立たない。攻撃陣においしいところを持っていかれてしまう。それがDFというポジションの宿命なのだが、そういうジレンマは昌子がセンターバックになって以来、ずっと感じていることだった。

FWは1本決めればヒーロー、DFは1点取られれば戦犯。

「センターバックはつらいポジション」

 昌子は、自虐的にそう言う。

「たとえば、仕事で試合が見れない人がいて、でも気になるからテキストライブを見るじゃないですか。セットプレーで僕のマークじゃなく、違う選手のマークのミスで失点するとします。テキストは誰々のゴールで0-1って出ますよね。すると映像とか何も見てへんのに『昌子、何してんねん』ってなる。点入れられるだけでそうなるんですよ。

 ゲームでも、それまで10本中9本決定的なチャンスを止めていたとするじゃないですか。でも、最後の1本を相手に決められるとボロカス言われる。最終的に火の粉が降り掛かってくるのはセンターバックなんですよ。その逆でいいプレーしても評価があがらん時もある。僕らが必死に守って夢生くんや聖真(土居)がシュートを打っても入らへん。0-0のまま、ロスタイムに入るとするじゃないですか。そこで夢生くんが決めるとヒーローになる。チームが勝つのはうれしいですけど、もうちょっと僕らのがんばりも見てくれよって思うん

「できるなら違うポジションで」とよく言っていた。

 守備はゼロに抑えて当たり前。失点して負けようものなら、その責任とファンの怒りの矛先はセンターバックら守備陣に向かう。攻撃陣は多少ミスしてもポジティブにかつ大目に見られるが、センターバックがミスしたら命取りになる。

 責任は重く、評価は辛い。

「できるなら違うポジションでやりたい」

 昌子は、よくそう言っていた。

 もともとはFWだった。米子北高校時代にセンターバックにコンバートされたが、その時、何度も断ったのは有名な話だ。

「センターバックは面白くないし、点決められへん。サッカーって点を決めて喜ぶスポーツじゃないですか。自分は、その点を決める主役になりたいし、目立ちたかった」

CBは、点を取られて、オウンゴールをして成長する。

 監督の指示でいやいやセンターバックになったが、その一方でセンターバックになったからこそプロになれたとも思っている。それは自覚しているのだが、失点して試合に敗れ、批判の矢が何本も胸に突き刺さると昌子も人間である。「なんでDFだけやねん」と落胆し、やるせない気持ちになった。

 そういう時、大岩剛コーチはこんな話をしてくれたという。

「大岩コーチからは『FWは何本もシュートを撃って、ドリブルで相手を抜いていくことが成長につながるけど、センターバックは(ゴールを)入れられて、オウンゴールをして、そういう経験をして大きくなっていく。相手にやられて何してんねんって言われることで成長できる』って言われました。ほんま、センターバックはメンタルが強くないとやっていけないポジションやなってすごく思いますね」

 対人で負けることで自分の弱点を知り、1点の重みを知ることでDFとしてより成長できるということだが、「メンタルが弱い」という昌子にとっては容易なことではない。トニーニョ・セレーゾ前監督の時は、ミーティングでよく怒られ、その度に落ち込んだ。プレー中にミスすると「あぁ……」と落ち込むがギリギリで折れず、耐えてプレーした。

仲間が抜かれても、自分のところで全て止め切る。

 しかし、今年のプレーやCSの準決勝の川崎フロンターレ戦、CS決勝の浦和との試合を見る限り、昌子はメンタルの弱さなど微塵も感じさせず、堂々とプレーしていた。

 初戦を失って臨んだ第2戦、前半7分に興梠慎三に先制ゴールを決められた。1点は想定内とはいえ、重苦しい空気が流れる。そんな状況でも昌子は関根貴大のスローインに遅れ、苦い表情をしていた左サイドバックの山本に「大丈夫、大丈夫、落ち着いてやろう」と声をかけていた。

 その後、前半26分、スルーパスで抜け出した武藤雄樹に決定的なシュートを打たれたが、昌子が必死に体を投げ出し、爪先に当ててはじき出した。1対1で負けないデュエルの力を発揮し、仲間が抜かれた時はカバーして対応した。「俺がやるんだ」という気持ちが入ったプレーで鹿島の守備陣を統率していた。それは、セカンドステージでなかなか勝てずに苦しんだ時に得た答えでもあった。

 たぶん、これからもセンターバックとして強固な「鹿島の壁」の中心になっていくだろう。なんだかんだ不満を言いながら、だとしても。

CWCの決勝戦でレアルと戦い、へこんだとしても……。

 CS優勝を果たした鹿島だが、シーズンはまだ終わりではない。CWC(クラブW杯)、天皇杯と2つのタイトルを獲得できる可能性がある。

「CSはなんとなく複雑な優勝やったけど、これからCWC、天皇杯があります。そこでしょぼい負け方したら、それこそ『何なの、おまえら』ってなる。個人的にCWCは自分の力がどのくらい通用するのか楽しみやし、そういう大会でもしっかりと結果を出していきたいですね」

 CWCでCSのような戦いができれば「決勝戦でレアルと」という目標も十分に達成可能だ。もっともレアル・マドリーとアジアのレベルは、現状まったく違う次元だ。やられてへこむことがあるかもしれないが、大岩コーチがいうようにそれが成長の糧となる。

 そうしていろんな経験を積み、すべてを背負えるセンターバックになれた時、尊敬する小笠原満男の後継者として鹿島の伝統を引き継ぐ存在になれるはずだ。


源について記すNumberWebの佐藤氏である。
守備について、源がどう成長していったかが伝わってくる。
先日のCS勝利にて、源はリーグタイトルホルダーとなった。
次は世界へのチャレンジとなろう。
強い相手を封じてこその醍醐味を味わうはず。
更に成長し、来季は連覇を狙うのだ。
源の躍動を期待しておる。

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田代、契約満了にてセレッソを退団

田代有三選手 契約満了のお知らせ
弊クラブ所属のFW田代有三選手と契約満了に伴い、来シーズンの契約を結ばないこととなりましたので、お知らせいたします。田代選手のプロフィール、コメントは以下のとおりです。

<田代 有三(たしろ ゆうぞう)選手>   
■生年月日:1982年7月22日(34歳)
■出身地:福岡県
■身長/体重:181cm/77kg
■ポジション:FW
■経歴:石丸FC→福岡市立下山門中学校→福岡大学附属大濠高校→福岡大学→大分トリニータ('03)※JFA・Jリーグ特別指定選手→サガン鳥栖('04)※JFA・Jリーグ特別指定選手→鹿島アントラーズ('05)→モンテディオ山形('10)※期限付き移籍→鹿島アントラーズ('11)→ヴィッセル神戸('12)→セレッソ大阪('15)
■出場記録:
◇J1通算 リーグ戦 175試合出場(48得点) / カップ戦 37試合出場(10得点)
◇J2通算 リーグ戦 73試合出場(17得点)
◇J3通算 リーグ戦 1試合出場(0得点)
◇天皇杯通算 22試合出場(9得点)
◇ACL 14試合出場(6得点) 

■田代選手コメント
「まず始めに、セレッソ大阪のサポーターの皆さまJ1昇格おめでとうございます。この昇格の瞬間をスタジアムで共に味わえた事をとても嬉しく思います。私、田代 有三は今年でセレッソ大阪を去る事になりました。約2年間という短い期間でしたがセレッソ大阪でプレーする事が出来て、とても幸せな時間でした。良い時も悪い時も、そして怪我の時はサポーターの皆さまに励まされながらたくさんの応援をしていただき、セレッソ大阪の事がとても大好きになりました。セレッソ大阪はまだまだ強くならないといけないクラブだと思います。日本を代表するクラブとなり、そして世界にも誇れるクラブに成長していく事を願っています。そしてこれから先の未来、満開の桜をJ1の舞台で必ず咲かせて下さい!そして最後に、選手、スタッフ、関わっていただいた方々には本当に感謝しています。ありがとうございました」


契約満了にてセレッソを退団する田代である。
これは無念。
セレッソがJ1に上がり、対戦を楽しみにしておった。
田代の高さと得点力は戦力となる。
次なるクラブが決まるのを期待しておる。

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鹿島、フェアプレー賞受賞

2016Jリーグアウォーズ各賞発表のお知らせ
2016年12月07日(水)

2016シーズンに活躍した選手、監督等の各賞の受賞者がJリーグより発表され、明治安田生命J1リーグの優勝クラブ監督に贈られる「最優秀監督賞」は石井 正忠監督が初受賞しました。またチームとして、フェアプレー賞を初受賞しました。

なおベストイレブン、最優秀選手賞は12月20日に横浜アリーナで開催される2016Jリーグアウォーズ発表となります。


フェアプレー賞を受賞した鹿島である。
石井監督の戦術が浸透し、チームが熟成されたことにより、無駄なファール・カードが減った為であろう。
好チームがJリーグを制した。
素晴らしい年であっと言えよう。
来季もまた、今季同様に良いサッカーをして優勝を目指そうではないか。
楽しみである。

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松本山雅・高崎、全治2ヶ月

高崎寛之選手手術について
2016/12/7

12月6日(火)に高崎寛之選手が松本市内の病院にて手術を受けましたのでお知らせ致します。

○診断名 : 右足関節インピンジメント症候群
○全 治 : 約2カ月


右足関節インピンジメント症候群にて手術を受けた松本山雅の高崎である。
全治は約2ヶ月とのこと。
これは痛いところ。
戻ってくるのは、キャンプの途中といったところか。
高崎のレンタル期間は、20017年の1月31日までとなっており、契約にも影響しよう。
来季はどこのユニフォームを着ることとなるのであろうか。
注目である。

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石井監督、最優秀監督賞受賞へ

J1を制した鹿島石井正忠監督が最優秀監督賞に選出
[2016年12月7日15時51分]

 Jリーグは7日、今季の最優秀監督賞にJリーグのチャンピオンシップを制した鹿島の石井正忠監督(49)が選出されたと発表した。

 石井監督は初受賞。12月20日に行われる年間表彰式「Jリーグアウォーズ」で表彰される。

 同賞にはブック型楯と賞金100万円が贈られる。副賞は「ミラーレスカメラ」(提供 キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社)と「往復航空券付き 石垣リゾートグランヴィリオホテル スイートルーム4泊5日の旅」(提供 ルートインジャパン株式会社)。


Jリーグ最優秀監督賞に選出された石井監督である。
Jリーグを優勝した監督に与えられる栄誉ある賞である。
一流監督の仲間入りと言えよう。
また、選手と監督の両方でJリーグを優勝した人物として最初である。
そして、CS1回戦を落として優勝した監督となった。
また、鹿島としては1stステージを制して優勝した初監督となる。
史上初づくしの石井監督には長く鹿島を率いて欲しい。
期待しておる。

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Ogasawara: At Kashima we play to win

Ogasawara: At Kashima we play to win
小笠原満男:「鹿島の歴史を伝える立場にある」

(FIFA.com) 07 Dec 2016


© Getty Images

Kashima Antlers have been a dominant force in Japanese football for decades. Now, a new chapter in the club’s proud history is about to be written as Antlers make their debut appearance in a FIFA Club World Cup.

In an exclusive interview with FIFA.com ahead of Kashima’s opening game against Auckland City, midfield maestro Mitsuo Ogasawara spoke of his excitement at the opportunity to compete against a glittering array of continental champions.

“I’m really looking forward to this tournament,” said the 37-year-old former Japan international. “We’ll be up against players we don’t have in the J.League.” Ogasawara was at the heart of Kashima’s record eighth domestic league title, which sealed Antlers’ berth at the tournament. Yet for all the silverware Kashima have won over the years, the AFC Champions League trophy has eluded them.

Two other Japanese teams have etched their name on the trophy—Urawa Reds in 2007, and Gamba Osaka in 2008—but Kashima are yet to be crowned continental champions. Ogasawara believes the Club World Cup will be an important stepping stone as Kashima prepares for next season’s AFC Champions League. “We want to have a mind-set of playing to win at the Club World Cup. I want to focus on getting good results,” said Ogasawara.

The seasoned midfielder has played for Kashima since 1998 and over the years has become a role model for his younger team-mates. Ogasawara’s creativity and skilful passing earned him 55 caps for Japan, and he played at the 2002 and 2006 FIFA World Cups. His importance to Kashima is exemplified by the fact that he has played in seven of the club’s eight league-winning seasons. Ever the professional, Ogasawara constantly pushes his team-mates to improve and chase more success.

We are in a position to show everyone the history Kashima has crafted over the years.

Kashima Antlers midfielder Mitsuo Ogasawara

Spirit of Zico lives on
Ask any Kashima player, fan or reporter why this club has been so strong and the answer will invariably mention “the spirit of Zico.” The Brazilian legend and former Japan coach was instrumental in building the foundations of the club during its early years.

Zico was already 40 when the J.League kicked off in 1993, but he instilled a professionalism that can be found at the club even today. “Zico is a Brazilian hero, and he taught us how professionals should prepare and play, and how a team wins,” Ogasawara explained. “He won numerous titles, starred at World Cups, and won all over the world, and he showed us what was important when it came to winning. This spirit and style of winning football, and what it means to be a team, has been passed down even as our players and coaches have changed. I think that has been a major factor behind the many titles Kashima has won.”

Ogasawara also credits former Antlers coach Toninho Cerezo—a fellow central midfielder—for helping him excel even in the twilight years of his career. “He told me to use my head and play smarter,” Ogasawara said of Cerezo, who was Antlers coach for two stints that totaled 7 and a half years.

Ogasawara and Cerezo have something else in common. In 1992, Cerezo played for Sao Paulo at the Intercontinental Cup, a predecessor of the Club World Cup. At the time, Cerezo was 37—the same age Ogasawara is now. “Perhaps it was fate, but I’ll also be 37 when I make my Club World Cup debut. I hope I can deliver performances on par with a player like Cerezo,” said Ogasawara.

Although this will be Kashima’s first appearance at the Club World Cup, Ogasawara is determined the Ibaraki Prefecture-based team will not be there just to make up the numbers. “We are in a position to show everyone the history Kashima has crafted over the years,” said Ogasawara. “It doesn’t matter whether it’s at training, a J.League game, an international match or the Asian Champions League, at Kashima we play to win. I want to stay loyal to that attitude and produce good results.”

12月8日、鹿島アントラーズは新たな歴史の扉を開こうとしている。開催国、日本のJ1リーグ王者としてFIFAクラブワールドカップに初出場を果たすのだ。Jリーグにおいて鹿島は国内クラブ最多のタイトル数を誇っており、常勝軍団と言っていい。

このクラブにあって37歳となった現在も主軸として、チームをけん引しているのが小笠原満男である。オークランド・シティとの初戦を前にFIFA.comのインタビューに応じた元日本代表MFは「なかなかJリーグではできない対戦相手だし、非常に楽しみ」と試合前の抱負を語ってくれた。

これまで国内のタイトルを総なめにしてきた鹿島だが「唯一足りないタイトル」であるのがAFCアジアチャンピオンズリーグである。日本勢では浦和レッズ(2007年)、ガンバ大阪(2008年)と2クラブが優勝してきたが、8度のJリーグ優勝を誇る鹿島はいまだにこのタイトル獲得を実現していない。

小笠原は来季のアジア王者を目指す意味でも、この国際舞台を重要な試金石の一つと捉えており「クラブワールドカップで勝てる、勝ちにいくという姿勢でプレーし、結果にこだわってやっていきたい」と決意を述べている。小笠原は鹿島の長い歴史を知る選手であり、若手にとっての良き手本でもある。1998年からこのクラブ一筋でプレーし、日本代表としては55キャップを数えた。FIFAワールドカップ™にも2002年、2006年と出場。鹿島の8度の国内制覇のうち、7度を経験している。それだけに、現在のチームの若手選手に対する要求も、プロフェッショナルそのものだ。

なぜ、このクラブは強いのか。この問いに対して、選手、ファン、メディアからよく聞かれる答えが”ジーコスピリット”である。元ブラジル代表選手であり、日本代表監督も歴任したジーコは、鹿島アントラーズの生みの親の一人。1993年のJリーグ開幕当時、ジーコはすでに40歳になっていたが、プロイズムをクラブに注入した。そのスピリットが今も息づいていると小笠原は語る。

「ジーコというブラジルの英雄が、プロとはこうあるべきなんだ、チームが勝つということはこういうことなんだ、と教えてくれた。数々のタイトルをとってきて、ワールドカップでも活躍して、世界でも勝ってきた選手が勝つために大事なことを植え付けてくれたんです。ジーコのスピリットやサッカーの勝ち方、チームとしての在り方は、選手が変わっても監督がかわっても引き継がれている。それが、これだけ多くのタイトルを獲ってきた要因になっていると思います」

中盤中央でプレーする小笠原には、トニーニョ・セレーゾという恩師もいる。セレーゾは合計7シーズン半に渡り鹿島を率いた。同じポジション出身のブラジルのレジェンドは小笠原に「もっと頭を使ってプレーしろ」などと、様々なことを教え、その成長を後押しした。

セレーゾと小笠原には一つの共通項がある。セレーゾは1992年にサンパウロFCの一員として、FIFAクラブワールドカップの前身、インターコンチネンタルカップに出場を果たした。その時の彼と現在の小笠原はともに37歳である。「縁なのかも知れないけど、僕も37歳でクラブワールドカップに出ることになって。セレーゾのような選手に肩を並べるような活躍ができたらうれしい」

「鹿島が培ってきた歴史というものを、今伝える立場にある」という小笠原は「練習だろうが、Jリーグだろうが、国際試合だろうが、ACLだろうが勝ちにいくというのが鹿島のやり方。そこにこだわって、結果を出す」とインタビューを締めくくった。


FIFA公式サイトに載る小笠原満男のインタビューである。
ジーコのこと、CWCへの思いなどが語られる。
そして特筆すべきは、トニーニョ・セレーゾとのエピソードである。
同じボランチとして、そして同じ37歳で、この大会に出場することは、とても意味がある。
今大会での大活躍を祈っておる。

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明と暗とを分け隔てるに至る「差」が凝縮されていた

CS仕様の鹿島、「普段通り」の浦和。交代カードで顕在化した勝負強さの差
鹿島アントラーズの7シーズンぶり8度目の年間王者獲得で幕を閉じた2016シーズンのJ1戦線。年間勝ち点3位から、Jリーグチャンピオンシップ準決勝では同2位の川崎フロンターレを撃破。決勝では同1位の浦和レッズに先勝されながらも、3日の決勝第2戦では2‐1の逆転勝利をもぎ取り、アウェイゴール数の差で通算18冠目を獲得する下克上が成就された舞台裏では、いったい何が起こっていたのか。対照的に映った交代のカードの切られ方に、両チームの明暗を分け隔てた「差」が存在している。(取材・文:藤江直人)

2016年12月07日(Wed)11時51分配信
text by 藤江直人 photo Getty Images


2点以上を奪っての勝利が求められた鹿島


チャンピオンシップを制し、2016年のJリーグ王者に輝いた鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

 わずか3分の間に切られた、3枚もの交代のカード。内訳は鹿島アントラーズが1枚、浦和レッズが2枚だったが、リザーブの選手が投入されるたびに、試合の流れは皮肉にもアントラーズへと傾いていった。

 開始わずか7分にレッズのFW興梠慎三が鮮やかなボレーを決め、40分にはアントラーズのFW金崎夢生が執念のダイビングヘッドをねじ込む。レッズの先勝で迎えた3日のJリーグチャンピオンシップ決勝第2戦は、両エースの競演で同点のまま後半へ突入した。

 膠着しかけた展開を動かす手段のひとつに、選手交代があげられる。果たして、決勝第2戦で先に動いたのはアントラーズ。同点弾をアシストしたMF遠藤康に代えて、58分にFW鈴木優磨を投入した。

 90分間を終えて引き分けでも年間優勝が決まるレッズに対して、アントラーズは2点以上を奪っての勝利が必要だった。ゆえに先にカードを切った理由を、試合後の公式会見で石井正忠監督はこう明かす。

「我々が同点に追いついたことで逆にレッズさんのほうにプレッシャーがかかり、後半に入ってからは前半と違って勢いがなくなってしまった。あとはレッズさんの左サイドですね。少しバテてきているように見えたので、そこを徹底して突く形に変えました」

 鈴木は遠藤が務めていた中盤の右サイドに配置された。181センチ、70キロのサイズに高さと馬力を搭載させ、前への推進力にも長ける20歳。リーグ戦でチーム2位タイの8ゴールをあげるなど、成長著しいストライカーに託されたミッションは明白だ。

 レッズの左ワイド、宇賀神友弥にさらにプレッシャーをかける。同点とされた場面では、軽いと言わざるを得ないボディコンタクトから遠藤に体を入れ替えられ、突破を許したのも宇賀神だった。

アントラーズが狙いを定めた浦和の左サイド


CS決勝第2戦に臨んだ鹿島アントラーズのスターティングイレブン

 選手交代には両チームの指揮官による、チェスをほうふつとさせる心理戦が交錯することが少なくない。レッズとしてはアントラーズの戦い方の変化を見極めて、それに対処する選手を投入するのが常とう手段だったはずだ。

 1分後の59分。レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督も動いた。しかし、投入されたのはボランチの青木拓矢。シャドーの高木を下げて、その位置に柏木陽介を一列上げた。シーズン中でも頻繁に見られた、攻撃力をより高めるための選手配置だ。

 さらに2分後の61分。再びレッズが動く。前半から再三にわたってアントラーズの脅威になっていた右ワイドの関根貴大に代わり、セカンドステージから頭角を現してきたドリブラー、駒井善成を投入する。慌ただしいベンチワークを、ペトロヴィッチ監督はこう説明した。

「30分すぎくらいからボールをつなげない、あるいは前へ蹴り出すだけになってしまった。私たちがリードして、相手が攻勢に出てくるなかで受け身に回ってしまった感は否めない。ハーフタイムには『しっかりと後ろから攻撃を組み立てていこう』と指示を出し、その部分は少しよくなってきたが、時間が進むにつれて若干、運動量が落ち、球際のところで相手に競り負ける場面が見えてきた」

 この時点で、もはやチェスの様相を呈してはいなかった。アントラーズが狙いを定めた左サイドは、手つかずのままだった。ペトロヴィッチ監督は相手の出方に合わせるよりも、シーズン中から貫いてきた攻撃的なサッカーを貫こうと、ためらうことなく2分で2枚のカードを切ったことになる。

 後半の攻防を見ていて、サンフレッチェ広島がガンバ大阪を1勝1分けで下した、昨シーズンのチャンピオンシップ決勝を思い出さずにはいられなかった。前者が敵地・万博記念競技場で奇跡の逆転勝利をあげて迎えた第2戦は、日本人指揮官同士によるヒリヒリするような心理戦が展開されたからだ。

 試合は2点差以上の勝利が必要となるガンバが27分に先制。そのまま迎えた後半の57分に、ガンバの長谷川健太監督がMF大森晃太郎に代えて、MF倉田秋を投入する。倉田はトップ下に配され、宇佐美貴史(現アウグスブルク)が中盤の左サイドに回った。

 すると、ガンバが最初の交代のカードを切るのを待っていましたとばかりに、サンフレッチェの森保一監督が動く。同じ57分にFW佐藤寿人に代えて、FW浅野拓磨(現シュトゥットガルト)を投入した。

アドバンテージを生かせなかった浦和

 佐藤から浅野へのスイッチは、シーズンを通してまるで判で押したように後半途中に行われた。しかし、決勝第2戦においては前がかりになったガンバの背後を突くうえで、快足を誇る浅野の存在はカウンターという刃をちらつかせることで抑止力にもなった。

 ガンバはさらに前線へのプレッシャーを高めようと、64分にFW長沢駿に代えてFWパトリックを投入する。すると、直後の65分にはサンフレッチェが右ワイドのミキッチに代えて、縦に速い柏好文を同じ右ワイドに入れた。

 ガンバが先に動くのを待ち、状況に応じたカードを切ってくる森保監督の采配を、長谷川監督は苦笑いとともにこう振り返っている。

「宇佐美が守備はできないと森保監督が判断して、柏を(対面に)入れたのではと思いますけど、追いかける側のチームが先に動いたときにチャンスもあれば、ピンチも生まれる。そこは勝負のあやだと思います」

 試合は76分、宇佐美に対する抑止力をも託されていた柏が右サイドからあげたクロスを、浅野がジャンプ一番、完璧なタイミングでヘディング弾を見舞って同点とする。残り1枚のカードを切ったのは後半終了間際。左ワイドの清水航平に代えてDF水本裕貴を入れて、危なげなく逃げ切った。

 昨シーズンのサンフレッチェと今シーズンのレッズを比較すれば、第1戦の勝利で得たアドバンテージを生かし切れていなかったかがわかる。しかも、貴重な残り1枚のカードを、ペトロヴィッチ監督はアントラーズよりも先に使ってしまう。

 興梠がFWズラタンに代わったのは71分。もはや左サイドにフタはされないことを確認したうえで、石井監督は73分にキャプテンのボランチ小笠原満男をベンチに下げる。代わりに投入されたのは右サイドバックの伊東幸敏。それまで右サイドバックを務めた西大伍がボランチに回った。

 小笠原の交代と西のボランチ起用は、第1戦の後半アディショナルタイムでも見られている。翻って第2戦では、勝利をつかみ取るために1点が必要な状況で、37歳の精神的支柱をベンチへ下げた。

あくまでも相手の弱点を攻めたて、反撃の糸口を与えず


浦和のFWズラタン(中央)に対応する鹿島アントラーズのDF昌子源(左)とファン・ソッコ(右)【写真:Getty Images】

 最大の意図は相手の左サイドに与える脅威を、鈴木と伊東を縦に並べることで倍増させるためだったと容易に察しがつく。加えてもうひとつ、ピッチで戦うアントラーズの選手たちのモチベーションを、大いに刺激する選手交代でもあった。

「(小笠原)満男さんが交代したときに『エッ、何で』とかなり悔しそうな顔になったのを見た。それで満男さんがおらんようになったピッチで1点取られて、というのもやっぱりできないので」

 試合後にこう語ったのはディフェンスリーダーの昌子源だ。第2戦の決勝点となり、2試合トータルのアウェイゴール数でも上回る金崎のPKが決まったのは、小笠原の交代から6分後の79分。スルーパスに抜け出して、DF槙野智章のファウルを誘発したのは鈴木だった。

 リーグ戦とは異なる石井監督の采配はまだ続く。残された最後の交代カードが切られたのは88分。大仕事をやってのけた鈴木に代えて、FW赤崎秀平をそのまま中盤の右サイドに入れた。あくまでも相手の弱点を攻めたて、反撃の糸口を与えない選手起用だった。指揮官はこう説明する。

「鈴木の交代は守備のところで対応が遅れていた部分があった。体力的な部分ではなく、PKを獲得したときに痛めた部分もあって、パフォーマンスが少し落ちていたので交代させました」

 勝ち越された直後から、すでに交代のカードを使い切っているレッズは槙野を前線にあげるパワープレーにスイッチ。ズラタンとの即席ツートップとの空中戦で体を張っていた昌子は、186センチの長身DF植田直通がパワープレー対策として最後に投入されるのでは、と考えながらプレーしていた。

「そうしたら、交代を告げる音が鳴って見たら(赤崎)秀平君だったので。ここは僕と(ファン・)ソッコで絶対に弾き返すぞ、絶対に真ん中を固めるぞと、という話をしました」

 4分間のアディショナルタイムを含めた、残り時間で相手をシャットアウトする闘志を一気に高めるうえでも有効だった3人目の交代。第2戦に限れば、一発勝負用の采配に徹した石井監督の「掌のうえ」で、最後までレッズは踊らされたことになる。

クラブ全体がもつタイトル獲得へ向けての執着心


鹿島アントラーズの石井正忠監督【写真:Getty Images】

 小笠原の交代を含め、伝統でもある勝負強さを前面に押し出させる采配で、7シーズンぶり8度目の年間王者を獲得。国内三大タイトルの獲得数を、他のJクラブの追随を許さない「18」に伸ばした石井監督は、胸を張りながら逆境に強い秘訣をこう語る。

「現場のスタッフ、選手だけでなく、クラブ全体がもつタイトル獲得へ向けての執着心だと思います」

 対照的に10シーズンぶり2度目となる年間王者獲得を逃したレッズの選手たちは、呆然とした表情を浮かべながら、狂喜乱舞するアントラーズの姿を目に焼きつけた。

「僕個人としては、リーグ戦とチャンピオンシップは別物だと思っている。もちろんこのチャンピオンシップでは(準決勝で)鹿島が川崎を倒して、アウェイゴールの差ではありますが、僕たちも上回られた。チャンピオンシップの王者は鹿島だと認めざるをえない」

 いつもは取材エリアでじょう舌な槙野も、さすがに言葉は少なかった。しかしながら、応対した短い時間のなかでアントラーズを称えるとともに、強烈なプライドをも見え隠れさせた。

 レッズが年間を通して獲得した勝ち点「74」、勝利数「23」は歴代最多タイ記録であり、総失点「28」もJ1が18チーム体制になった2005シーズン以降では、2006シーズンのレッズと並んで年間勝ち点1位チームのなかで最も少ない。打ち立てられた数字が放つまばゆい輝きは、まったく色褪せることはない。

 ペトロヴィッチ監督も「決して下を向くような結果ではなかった」とシーズンを通して最も安定した結果を残し、セカンドステージをも制した2016年を振り返った。

「選手、スタッフ、クラブ、そしてサポーター。すべての人たちに私は言いたい。我々は素晴らしいシーズンを送ったということ。胸を張って、誇りをもって前を向けると思っている。もし誰かがこの結果に対して批判するのであれば、それは監督である私に向けてほしい」

 ただひとつ、リーグ戦とはまったく異質となる、短期決戦のチャンピオンシップを勝ち抜くための何かが足りなかった。特にアントラーズが攻める構図がより鮮明になった第2戦の後半で見られた対照的な交代のカードの切り方に、両チームの間に存在した、些細ながらも最終的には明と暗とを分け隔てるに至る「差」が凝縮されていた。

(取材・文:藤江直人)

【了】


CS第2戦の両チームの采配について分析するフットボールチャンネルの藤江氏である。
浦和の左サイドを弱点と見切ると、執拗に攻め立てた石井采配の見事さは言うまでもない。
それ以上に、小笠原主将を下げたこと、更に高さ対策をしなかったことで、ピッチ上の選手に多くのメッセージを与え、メンタルマネージメントした手腕は、素晴らしい。
今季、石井監督自身も成長し、懐の深さを魅せてくれたのではなかろうか。
まだまだ、CWC、天皇杯と厳しい戦いが続く。
石井さんの手腕で勝利を積み重ねて行こうではないか。
そして、来季も共にありたい。
契約更新を期待しておる。

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優磨、とにかく勝ち続けて決勝でレアルとやる

鹿島FW鈴木「世界」開幕弾だ 8日からクラブW杯
[2016年12月7日7時56分 紙面から]


鹿島FW鈴木優磨

 鹿島の開幕男は俺だ~。リーグ戦の開幕決勝弾を決めた20歳のFW鈴木優磨が、明日8日のクラブW杯オークランド(ニュージーランド)戦でも開幕ゴールをぶち込む。浦和とのチャンピオンシップ決勝第2戦でPKを獲得して決勝点をお膳立てしたストライカーが、世界の舞台でヒーローに名乗り出る。チームは6日、横浜市内で調整した。

 寒風吹き荒れるピッチ脇で、鈴木は熱くFW魂をぶちまけた。「前線である以上、点をとることしか意識していない。クラブW杯はJリーグ以上に世界で見てくれる人が多いと思う。楽しみで仕方ない」。この日の紅白戦では控え組ながら貪欲にゴール前に迫り「いい準備はできています」と闘志をむき出しにした。

 11月の天皇杯4回戦で右肩を痛めた影響もあって途中出場が濃厚だが、限られた時間で結果を出せることを証明してきた。高卒1年目の昨季はデビュー戦となった9月12日のG大阪戦で途中出場して初ゴール。今季も2月28日のJ1開幕戦で0-0から途中出場し、豪快なヘッドで試合を決めた。今季は31試合出場で主に「ジョーカー」の役割を担い、8得点は金崎の10得点に次ぐチーム2位。リオ五輪メンバー落選の悔しさもバネにした。新人王候補の得点力を、今大会で世界に知らしめるつもりだ。

 J1優勝決定弾となったPKは金崎に譲ったが、「陰のヒーロー」として勝利に貢献した自負はある。「とにかく勝ち続けて決勝でレアル(マドリード)とやる。セルヒオラモスとやりたい」。最強DFへの挑戦権を得るためにも、開幕弾でチームを勢いづける。【鎌田直秀】

 ◆鈴木優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれ。小学1年でサッカーを始め、鹿島ジュニアユースから同ユース。高3年時のJユース杯で優勝。14年に2種登録され15年にトップ昇格。強烈なヘディングはクラブ歴代最多89得点の長谷川祥之氏直伝。J1通算38試合10得点。利き足は右。181センチ、70キロ。B型。


優磨にスポットを当てるニッカンスポーツの鎌田記者である。
「鹿島の開幕男は俺だ~」とキャラ立てし、優磨の個性を前面に打ち出す。
「前線である以上、点をとることしか意識していない。クラブW杯はJリーグ以上に世界で見てくれる人が多いと思う。楽しみで仕方ない」と語る優磨は、このCWCにて更なる活躍をしてくれよう。
明日はベンチが予想されるが、準備は出来ておる。
そして、思いは既に決勝にある。
R・マドリーのエルヒオ・ラモスに競り勝ってゴールを決めるのだ。
期待しておる。

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源、ダントツ守備プレイ回数

鹿島昌子が守備プレー断トツ377回 タックル倍増
[2016年12月7日8時7分 紙面から]


ランニングで先頭を走る鹿島DF昌子(中央)。左は柴崎(撮影・山崎安昭)


ボール奪取直後のパス成功ランキング「守備プレー数」ランキング


<2016ニッカン・フットボール・アウォーズ>

 「ニッカン・フットボール・アウォーズ」の第2回はJ1守備編。鹿島DF昌子源(23)が、守備範囲の広さを示した。サッカー分析会社「データスタジアム」が集計するタックル、クリア、ブロック、インターセプト数の合計から算出した「守備プレー数」でリーグ1位。鹿島の7年ぶり年間優勝に大きく貢献した。

 今季の昌子は、リーグ最多の「守備プレー」を記録した。377回は断トツ。281回でリーグ10位だった昨年から、その数を大きく増やした。チームの1試合平均ボール保持時間は、昨季と今季ともにリーグ6位の28分と大きな変化はなく、相手に攻め込まれたから守備機会が多くなったわけではない。昌子自身の守備範囲が広くなり、相手ボールへのアプローチが格段に速くなった結果だ。

 プレーエリアを昨季と今季で比較すると、その違いは一目瞭然。自陣の左サイドに集中していた昨季に対して今季は敵陣のセンターライン中央付近や自陣の右サイドまで幅広くカバー。読みが鋭くなったことで相手のパスをカットする場面も増え、インターセプト数は昨季の4回→今季は14回。手薄になったエリアを瞬時に察知し、味方をカバーし続けた。そうして守備範囲は拡大した。

 さらに特筆すべきはタックル数の増加だ。リーグ26位タイの84回から155回と倍近くも増えた。回数だけなら、Jリーグ屈指のボール奪取力を誇る新潟MFレオ・シルバを抑えてトップだった。ボール奪取直後に出したパスの成功数も1位となり、「守備→攻撃」の切り替えを素早くする役割も担った。

 23歳の日本代表DFが急成長するとともに、チームの失点数も昨季の41点(6位)→今季は34点(2位)に減少。最後にチャンピオンシップを制し、7年ぶりに年間王者の座に返り咲いた。【石川秀和】


リーグ最多の「守備プレイ」を記録した源である。
これは素晴らしい。
プレイエリアも、昨季に比べ劇的に広がり、センターラインや右サイドまでカバーするようになったとのこと。
そして、インターセプト、タックルも激増しており、DFとしての飛躍を感じさせる。
更に、ボール奪取後のパス成功率も1位となった。
攻守の切り替えに貢献しておる。
源の成長がリーグタイトルに繋がったとも言い換えられる。
来季は更なる活躍をしてくれよう。
楽しみである。

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鹿島が優勝するとき、いつも感じるのはチームよりもクラブとしての強さなのである

下克上、完成 JリーグCS王者鹿島が見せた気骨
編集委員 武智幸徳
2016/12/7 6:30日本経済新聞

 にわかには信じ難い結末だった。今シーズンのJリーグを締めくくる明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ。11月29日の第1戦(カシマスタジアム)を年間1位で後期王者の浦和が1―0で制したときは、このまますんなり10年ぶりの王座に就くものと思われた。しかし、12月3日の第2戦(埼玉スタジアム)で精彩を放ったのは年間3位から逆転優勝を果たした鹿島の異常なまでの勝負強さだった。


勝ち越しPKを決めガッツポーズの鹿島・金崎(左)。鹿島は実に勝負強かった=共同

 つくづく、鹿島には「空気を読まない」強さがあると思わされた。孟子の「自らかえりみてなおくんば、千万人といえどもわれ往かん」という言葉すら連想したほどだ。やると決めたら、どれだけの障害があってもやり遂げる、ある意味でヒール(悪役)にもなれる強さがある。スポーツを興行の側面から考えた時でも非常に得難いキャラクターだろう。これからも末永く地方の群雄として、浦和やFC東京や横浜Mや川崎といった都会のクラブの目の上のたんこぶとして在り続けてほしいものである。

 年間勝ち点72の川崎、同74の浦和をことごとくのみ込みながら、同59からの下克上を鹿島はチャンピオンシップで完成させた。前期を制した後は不調に陥り、後期は6勝2分け9敗(11位)という体たらくだった。石井監督とFW金崎の間でトラブルが発生し、石井監督が一度は辞意を固めたこともあった。

■「ルールはルール。勝ちは勝ち」と小笠原

 しかし「そんな立場から優勝を狙うなんておこがましいだろう」「チャンピオンの決まり方、在り方に疑義を差し挟むことになる」と萎縮する発想は鹿島の場合、みじんもない。7年ぶり8度目の優勝を決めた後に主将の小笠原が発した「ルールはルール。勝ちは勝ちなんで」というセリフに、このクラブに脈々と伝わる気骨のようなものを感じたのだった。

 10年ぶりの優勝を目前で逸した浦和は本当に気の毒だった。アウェーに乗り込んだチャンピオンシップ第1戦は阿部のPKで先勝した。ホームの第2戦は開始7分で興梠のゴールで先制した。引き分けでも優勝は決まるのだから浦和が優位に立ったのは間違いなかった。チーム全体の動きも軽やかで武藤が2度あった決定機のどちらかを前半で決めていれば、いかに反骨の鹿島でも「勝負あった」になっていただろう。


浦和・武藤(右)が2度あった決定機のどちらかを前半で決めていれば、いかに「反骨」の鹿島でも…=共同

 鹿島にチャンスらしいチャンスをつくらせていなかっただけに40分の失点は痛かった。後方からフィードされたボールを競り合った宇賀神があっさり転倒、むざむざと遠藤にドリブルでサイド奥深くまでボールを運ばれてしまった。反則の笛を期待するような軽い対応が惜しまれる。遠藤のクロスを押し込んだ金崎のダイビングヘッドは見事だったが、マークを怠った森脇にも問題がありだろう。

 もともと逆転優勝するには最低でも2―1にする必要があった鹿島はこのゴールで勢いづいた。J1昇格プレーオフでもしばしば見られる現象だが、勝ち上がるための条件を厳しく設定されている下位チームの方がクリアすべきハードルが明快なために、的を絞ったサッカーがしやすかったりする。逆に「引き分けでも可」などという条件に恵まれた上位チームの方が刻々と変化する状況の中で選択に迷いが生じやすく、相手の勢いにのまれたりする。

 前半の浦和はそうなることを自ら戒め、勝ちに行く姿勢を体現していたが、同点に追いつかれると後半は尻すぼみになっていった。


鹿島・鈴木(右)を倒しPKを与えた浦和・槙野。「ナイーブ」と言われても仕方ない=共同

 そうなった原因の一つに選手交代でエネルギーをチャージできなかったことがあるだろう。最初の交代は59分の高木→青木、2人目が61分の関根→駒井、最後の交代が71分の興梠→ズラタン。79分に金崎に逆転のPKを許した時には、すべての交代枠を使い切っていて、攻撃力のかさ上げを目指すと、CB槙野を前線に上げることくらいしか手が残っていなかった。

 日本代表は吉田(サウサンプトン)を同じように使って結果を出したこともあるが、この日の槙野はほとんど機能しなかった。勝ち越しのPKを与える反則をしでかしたことが焦りにつながったのか。名誉挽回に燃えるあまり、プレーに力が入りすぎていた。そもそもロングボールを競らせる以外に、くさびのパスを受けさせて起点になるような仕事まで槙野にさせていた。この試合、出番のなかった李忠成ほどのアタッカーなら分かるけれど、DFの槙野にはあまりに無理な注文だったろう。

 ボランチの青木の投入は守備の整備とセットプレーのキッカーとして柏木をピッチに残しておきたかったための交代か。が、ボランチから1列前に上がった柏木は攻撃面で良さを発揮したわけではなかった。

■槙野のPK、危ない橋わたる必要あった?

 交代を成功させたのは鹿島の方だった。58分に遠藤に代えてFW鈴木を投入。するとボール処理の判断を誤った槙野からかすめ取るような形でボールを運び、ペナルティーエリアの中で反則を誘ってPKをもぎとった。

 この殊勲者を石井監督は88分になるとFW赤崎に代えた。「点を取るために優磨(鈴木)を送り出し、ゴールに結びつく頑張りを見せてくれた。しかし、その後は右サイドの守備で遅れがちになっていたので」。途中で入った選手が再び代えられるのは屈辱的なこととされる。PKを取ったときに、どこかを傷めた兆候が鈴木にあったとはいえ、選手の気持ちを思えば、なかなかできることではない。しかし、逃げ切りを図る石井監督にためらいはなかった。「妥協することなく勝利を追求した見事な采配」と元日本代表監督の岡田武史・日本サッカー協会副会長に絶賛された。

 浦和はほんのちょっとの差で栄冠を逃した。2失点目は槙野のミスが絡んでいる。相手のパスの処置を誤り、鈴木にかっさらわれただけでなく、いちかばちかでプッシングをしてPKを献上してしまった。この場面、決定的な得点機の阻止で退場になっていても不思議はなかった。もし退場になっていたら、最悪の場合は1―2のスコアで10人で再開していたことになる。その時点で勝ち目は消えていただろう。


8度目の年間優勝を果たした小笠原(中央)は「勝ちは勝ち」と語った。萎縮する発想はない=共同

 そんな最悪のケースを避けるために、あそこではシュートを決められてもいいから反則はせずに、11人で再開することを優先させるべきではなかったか。

 もっといえば、槙野が実際に渡った危ない橋より、GK西川の1対1の力に賭ける方が失点のリスクは抑えられたようにも思う。精いっぱい鈴木の背中に圧力をかけながら、歴戦の西川と駆け出しの鈴木の1対1の勝負に干渉した方が。

 日本代表のハリルホジッチ監督は何かというと日本の選手のナイーブさを嘆くのだが、それは単なるずる賢さの不足というより、その場で何をすることが、物事をトータルで考えたときに得なのかを、瞬時にひねり出す能力のことだと私は思っている。そう考えると、この場面の槙野は「ナイーブ」と言われても仕方ないだろう。

 この試合に限れば、勝つために妥協を廃した鹿島に浦和が一歩譲ったということだろう。戦う前から「これは言い訳ではない」と断りながら、レギュラーシーズンが終わってからチャンピオンシップまでの間隔が空いたことなど、日程への不満を述べるペトロビッチ監督に一抹の不安は感じていた。

 同監督が言うとおり、チャンピオンシップの勝ち負けに関係なく、今季のベストチームが年間勝ち点1位の浦和であったことは間違いない。それに異論を唱えられるのは最後まで年間1位の座を争った川崎の関係者とファン、サポーターだけだろう。しかし、そういう自らを慰める材料を持つチームというのは往々にして、したたかなチームにしてやられるものである。


胴上げされる石井監督。チームよりクラブとしての強さを感じる=共同

 スペイン代表がかつてそうだった。憎き勝利至上主義者であるイタリアに負ける度に「サッカーで勝っているのはこちら。面白いのもこちら」と言い張っていた。敗因は外部ではなく「レアル・マドリードとFCバルセロナの選手が対立して、しっくりいってないからだ」と主張していた。それらは事実であり、マドリードとバルセロナの地域間対立は今もチーム内にあるのかもしれない。が、2008年のユーロ(欧州選手権)を制し、常勝チームに変貌してからのスペインは、そういう自己憐憫(れんびん)や言い訳を負けてもしなくなった。

 タイトルとともに、勝者のメンタリティーを獲得したことで、そういうことがいかに無益であるかがわかったからだと思っている。

■王者の喜びが次の勝利を…鹿島の強さ

 チャンピオンシップは今年限りである。来季からは1シーズン制に戻る。チャンピオンシップが導入されたこの2年間、年間勝ち点で上位のチームが勝ちやすいようにレギュレーションに手を入れてきた。今回の鹿島の優勝と浦和の敗退を受けて、来年、チャンピオンシップのレギュレーションをどんなふうに変えるのか、見てみたかった気もする。履かせるゲタの歯が高ければ高いほど不安定になる、ヘタレな年間王者というのを見てみたかったというか。

 巻き返しは至難に思えた地点からリーグ王者になり、クラブとして18冠目のタイトルをもぎ取った鹿島には恐れ入るばかり。前身の住友金属時代からクラブの立ち上げに関わり、常勝鹿島の礎を築いたジーコ・スピリットは健在だった。湘南から移籍してきたボランチの永木の「優勝ってこんなにうれしいもんなんですね」という言葉を聞くと、チャンピオンになった喜びが次の勝利を希求する源になる、強いクラブならではのサイクルを感じるのである。

 鹿島を見ていると「チーム」と「クラブ」は違うとしみじみ思う。現在のように国内外の移籍が当たり前の時代ではピッチで戦う選手たち(チーム)の顔ぶれはなかなか固定できない。戦力の安定的な維持や向上は難しく、成績がなかなか上がらないこともある。逆に監督の選任や補強がうまく当たり、一時的にではあるが、強いチームを持てるクラブもある。しかし、それはチームが強くなっただけで、クラブとして強くなっているわけではない。

 どこかの大学の校歌ではないけれど、集まり散じてチームは変わっても、変わらないクラブの流儀というものを持ち続けるクラブがある。タイトルを取れるからそういうクラブでいられるのか、そういうクラブだからタイトルを取れるのか。よく分からないが、一本筋の通った、芯の強さを感じさせるクラブが。

 鹿島はまさにそうで、鹿島が優勝するとき、いつも感じるのはチームよりもクラブとしての強さなのである。


鹿島の優勝について伝える日経新聞の武智記者である。
「孟子の「自らかえりみてなおくんば、千万人といえどもわれ往かん」という言葉すら連想した」と博識の言葉を贈る。
武智記者を含め、メディアはほぼ浦和の優勝を望み・予想しておった。
それを覆して鹿島が優勝をなしえたのは、鹿島の「クラブ」としての強さであると締める。
「勝負強さ」などという、使い古された言葉ではないところに武智記者の鹿島への憧憬があろう。
歴史と伝統、これを併せ持つのは、Jリーグでは鹿島だけなのではなかろうか。
ブレずに勝利を積み重ねていく、そんな鹿島を愛している。
改めて思わせてくれる。
これからもずっと変わらぬ流儀を貫いてくれよう。
信頼しておる。

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シャルケ・篤人、約1年9か月ぶり復帰へ

「長かった」内田篤人が約1年9か月ぶり復帰へ、ザルツブルク戦でメンバー入り
16/12/7 04:10


リハビリ中の今年5月には日本代表合宿に参加し、別メニューながら代表のチームメイトと数日間を過ごした

 その時が間近に迫っている。右膝の負傷で約1年9か月もの間、実戦を離れていたシャルケのDF内田篤人だが、8日のELザルツブルク戦での復帰が濃厚だ。

「長かった。リハビリをしてもどんどん細くなる右足を見ると、これが治るのかなって思っていた」。不安だった心境を明かす内田は6日の練習でフルメニューをこなし、ザルツブルク戦でのメンバー入りを確実なものにした。

 この日のメインメニューはピッチを約半分に区切って行う10対10の実戦形式。内田は主力組に入り、右サイドでプレーすると、終始キレのある動きでアシストも決めた。練習の終盤にはマルクス・バインツィール監督から直接声をかけられるシーンもあった。

 練習前には用具係から「すね当てを持っているか?」と聞かれていたという。試合に向けた準備だと知り、ザルツブルク戦でのメンバー入りを予感しないわけにはいかなかった。

 クラブは6日、公式に指揮官の「彼(内田)がメンバーに入ればうれしい」というコメントを掲載した。すでにグループIの首位通過を決めており、復帰には絶好のタイミング。長期離脱からの復活という極めて大きな一歩を踏み出すことになりそうだ。

 内田が公式戦でベンチ入りするのは昨年4月11日のフライブルク戦以来、約1年8か月ぶり。実戦復帰となれば、日本代表として前半のみ出場した昨年3月31日のウズベキスタン戦以来、618日ぶりで、シャルケでは昨年3月10日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリー戦以来、約1年9月ぶりとなる。

(取材・文 了戒美子)


EL・ザルツブルク戦に向けたメンバー入りを確実にしたシャルケの篤人である。
実践形式の練習にて主力組に入り、アシストも決めたとのこと。
いよいよ、実戦復帰となりそうである。
また、マルクス・バインツィール監督から声をかけられるシーンもあったとのことで、信頼を得つつあることも伝えられる。
スカパー!にチャンネルを合わせ、出場を待ちたい。
楽しみである。

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聖真、点を取ってチームに貢献したい

【鹿島】土居、クラブW杯初戦でゴール宣言!
2016年12月7日6時0分 スポーツ報知


ゲーム形式の練習中、ドリブルで攻め込む鹿島・土居(右は柴崎)

 鹿島は6日、クラブW杯1回戦のオークランドシティ(ニュージーランド)戦(8日・横浜国際)に備え、横浜市内のグラウンドで練習を行った。2トップの一角で先発するFW土居聖真(24)が「点を取ってチームに貢献したい」と宣言。エースFW金崎夢生(27)が左足首の捻挫で2日連続の別メニュー調整を続ける中、鹿島の8番を背負う男がチームの力になる決意を見せた。

 ユースの下部組織からプロになった5年前、土居は新加入会見で「クラブW杯に出たい」と目標を掲げた。「早く試合に出たい」と答える選手がほとんどの中で、ひときわ目を引いた。国際舞台でも「鹿島」の名前を広めたいという生え抜き選手ならではの考え。夢の舞台に立つ土居は「優勝できるように」と目標をさらに高く置いた。


ゴール宣言した聖真である。
「点を取ってチームに貢献したい」と言う。
夢生が別メニュー調整の中、FWとしてゴールを狙いに行く気持ちを前面に出すのは頼もしく感じさせる。
新加入会見の話題が挙げられたので、当時の記事を確認した。
猫のように戦い、予想不能な動きでゴールを狙え。
ゴールを期待しておる。

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ヤス、どんなボールでもサッカーできるし

鹿島クラブW杯へ向け練習、金崎は別メニュー調整
[2016年12月6日21時33分]


鹿島MF金崎はランニングで別調整する(撮影・山崎安昭)


戦術練習で鹿島MF柴崎はドリブルでボールを運ぶ。後方は小笠原(撮影・山崎安昭)


 J1王者として開催国枠でクラブW杯に初出場する鹿島が6日、横浜市内で約1時間半の練習を行った。左足首捻挫で完全別メニュー調整のエースFW金崎夢生(27)は軽めのランニングなどで終えたが、それ以外のメンバーは紅白戦などで連係を高めた。

 練習前にはチームで8日の開幕戦で対戦するオセアニア王者オークランド(ニュージーランド)の試合映像をチェック。GK曽ケ端準は「監督がスペイン人ということもあってか、4-3-3で前に人数をかけてくる。球まわしも上手。CBからも良いパスが出る場面もあった」と警戒した。クラブW杯は初体験となるが「Jリーグでも体格の良い選手はいるし、対応は相手によって違う。それは一緒なので」と冷静だった。

 FKのキッカーを担うMF柴崎岳(24)や遠藤康(28)は、クラブW杯公式球の感触も確認した。Jリーグと同じアディダス社製ということもあり、遠藤は「デザインが違うくらいかな。変わんないよ。どんなボールでもサッカーできるし」。ボールは鹿島に味方しそうだ。

「球回しが上手」曽ケ端がクラブW杯初戦のオークランド警戒

パスの出しどころをさがす曽ヶ端(左から2人目)
Photo By スポニチ


 J1鹿島は8日に行われるクラブW杯開幕戦で対戦するオークランド(ニュージーランド)の映像を確認し、オセアニア王者への警戒を強めた。

 「スペイン人監督で(布陣は)4―3―3。前線に連動して攻めるシーンもあった。球回しが上手だった」と分析したGK曽ケ端。フィジカルの強さを前面に押し出すだけでなく、硬軟織り交ぜた攻撃スタイルを持つ相手の特長をインプットした。この日はフルコートでの紅白戦など強度の高いメニューを消化。下克上で世界切符を手にしたJ王者が、再び戦闘モードに入った。
[ 2016年12月7日 06:12 ]


別メニューにて調整した夢生である。
これは大会初戦・オークランド・シティ戦は出場回避となるのであろうか。
少々不安にさせられる。
しかしながら、チームは相手を分析しており、曽ケ端が「監督がスペイン人ということもあってか、4-3-3で前に人数をかけてくる。球まわしも上手。CBからも良いパスが出る場面もあった」と語るように、イメージは出来ておる。
個の部分で勝ちきれば勝機は見えよう。
また、大会公式球に対してヤスは、「デザインが違うくらいかな。変わんないよ。どんなボールでもサッカーできるし」と言いきる。
セットプレイを蹴るヤスがそう言うのであれば安心させられる。
エースが不在となろうとも、チーム一丸となって勝利を掴み取ってくれよう。
楽しみである。

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曽ケ端、使い慣れたものなのでやりやすい

鹿島・GK曽ケ端、Jと同じアディダス球使用に「やりやすい!」

練習に励む鹿島・曽ヶ端=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)

 鹿島は6日、オセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)と対戦する8日のクラブW杯開幕戦(横浜国)に向け、紅白戦など約1時間半の練習を行った。同大会の使用球「クラサバ」はアディダス社製で、デザインこそ違うが、Jリーグの「エレホタ」と性能は同じ。オークランドはナイキ社製を使用していたこともあり、GK曽ケ端は「使い慣れたものなのでやりやすい。つかんだ感じ、蹴ったときの飛び方などはわかっている」と有利であることを強調した。 (横浜市内)


横浜市内にて練習を行ったチームである。
CWC大会公式球はアディダス製でJリーグで使用するボールとメーカーは同じ。
そのことについて曽ケ端が、「使い慣れたものなのでやりやすい。つかんだ感じ、蹴ったときの飛び方などはわかっている」と言う。
感触は一緒の様子。
微妙なタッチに影響を及ぼすので、これは朗報と言えよう。
「クラサバ」を攻略し、勝利を目指す。
楽しみである。

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聖真、戦う条件は一緒

J1王者・鹿島、CWCオークランド戦へ向け調整 MF土居「戦う条件は一緒」

練習中、言葉をかわす鹿島・小笠原(右)と石井監督=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)

 J1王者の鹿島は6日、開催国枠で出場するクラブW杯(8日開幕)に向けて横浜市内で約1時間半の練習を行った。8日の開幕戦(横浜国)でオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)と対戦する。

 クラブW杯初出場の鹿島に対し、オークランドは歴代最多の8度目出場。2014年大会では3位に食い込んだ実績もあり、セミプロクラブとはいえ、侮れない。

 MF土居聖真(24)は、「相手の特徴や苦手とすることを早い段階でつかまないといけない。ただ、それは相手も同じ。戦う条件は一緒」。データの少ない相手との対戦に気を引き締めた。


別メニューで調整を行う鹿島・金崎=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)


練習に励む鹿島・曽ヶ端=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)


練習に励む鹿島・柴崎=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)


練習に励む鹿島・鈴木=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)


ゲーム形式の練習に臨む鹿島・柴崎(右)ら=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)


CWC最多出場を誇るオークランド・シティに挑む鹿島である。
セミ・プロのクラブとはいえ侮ることは許されぬ。
この相手に対して聖真は、「相手の特徴や苦手とすることを早い段階でつかまないといけない。ただ、それは相手も同じ。戦う条件は一緒」と語る。
初対戦の相手の特徴を対戦しながら探ることとなる。
プレイに中で弱点を探し、そこを突くのだ。
聖真のゴールを期待しておる。

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鈴木優磨、20歳、その活躍から目が離せない

いざCWCへ!強心臓の鹿島FW鈴木優磨、弱冠20歳の若武者は世界相手に暴れるか?/コラム

鹿島の優勝に貢献した鈴木 (C)J.LEAGUE PHOTOS
(C)J.LEAGUE PHOTOS


2016/12/06 18:58:21

明治安田生命2016JリーグCSは、鹿島が浦和を下してJリーグの年間王者となった。第2戦で決勝点となるPKを獲得したのが、弱冠20歳の鈴木優磨だ。8日に開幕するFIFAクラブワールドカップで、世界を相手にどれだけ活躍するのか期待がかかる。

全身にみなぎる闘争心と物怖じしない強心臓で、貪欲にゴールを目指し続ける生粋のストライカー。7年ぶり8回目のJ1リーグ制覇を成し遂げた鹿島アントラーズにあって、弱冠20歳にして存在感を誇示しているのが鈴木優磨だ。プロ2年目の若武者は今季、リーグ戦でチーム2位タイの8ゴールを記録。欠かせない存在となった。

3日に行われた明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦では58分から出場し、76分にPKを獲得。相手のミスを逃さずに敵陣をドリブルで独走し、最後は日本代表の槙野智章に背後から倒された。ホイッスルが鳴ると、雄叫びを上げてガッツポーズを繰り返す。そして、PKキッカーを巡って金崎夢生と“言い合い”に。最終的には「夢生くんだから譲った」と、兄弟のように仲の良い先輩にボールを託したものの、年間王者の行方を左右する極めて重要なPKを自ら蹴りに行くという、メンタルの強さを見せた。2点以上を決めて勝たなければいけないアウェイゲームを「観客が多ければ多いほど、燃える。FWにとってはおいしい試合」と称していた20歳にとって、PK失敗のリスクや恐怖など眼中にないのだろう。ファン感謝イベントのステージ上や優勝後のテレビ番組で“即興ラップ”を披露するなど、いろいろな意味でハートが強い男だ。

そんな鈴木がプロの世界で頭角を現したのは、昨年9月のこと。12日の明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第10節ガンバ大阪戦で74分にピッチに立った。これがリーグ戦デビューとなった鈴木は、0-2で迎えた後半終了間際、ダイビングヘッドでゴールを決めた。ルーキーイヤーに、初出場で初ゴール。離れ業をやってのける勝負強さを見せつけた。だが、チームは1-2で敗れてしまった。

試合後、鈴木は笑顔も興奮も見せることなく、悔しさを噛み殺しながら言った。「もし、自分の初ゴールと勝ち点3を交換できるのなら、初ゴールなんていらないです。自分が試合に出て、チームが負けた。それが全てです」と。貪欲にゴールを目指しながらも、最優先にするものはチームの勝利なのだ。小学1年生の時から鹿島のアカデミーで育ってきた“アントラーズ一筋”のストライカーは、「まるで軍隊のよう」と称されるほどに厳しく規律を重んじる鹿島ユースで熊谷浩二監督の熱い指導を受け、フォア・ザ・チームの精神を叩きこまれている。練習や試合でピッチに入る時、そして退く時、グラウンドへの礼を欠かさない。強心臓で、ややもすれば破天荒にも見える若武者だが、それと同時にサッカーへの真摯な態度を併せ持っている。

鈴木の持ち味は何と言っても、その勝負強さとゴールへの嗅覚だ。先述のデビュー弾に加え、昨年10月17日のJ1リーグ・セカンドステージ第14節柏レイソル戦でも、2-2で迎えた後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪っている。試合終盤の得点率の高さは特筆すべきで、J1で記録している計10得点中、80分以降に決めたものが実に7つもある。ゴール前で泥臭く相手と競り合い、ボールをゴールへと押し込む。また、“ここしかない”というポイントを見つけて飛び込むヘディングの強さも魅力の一つだ。今季の開幕戦では完成間もない吹田サッカースタジアムで、ガンバ大阪サポーターを沈黙させる決勝弾を頭で叩き込んでいる。昨季のヤマザキナビスコカップ決勝でも、打点の高いヘディングで金崎のゴールをアシストした。ケガを恐れずにボールへ食らい付いてくるだけに、DFにとっては非常に嫌な選手だろう。身体を張ってボールをキープするポストプレーでも強さを見せる。

2年目の今季、鈴木はリーグ戦全34試合中31試合に出場し、8得点を記録。1年目は7試合で2得点だから、大いなる飛躍を遂げたことになる。次の目標はスタメン出場の回数を増やすことだろうか。先発メンバーに名を連ねたのは9試合のみ。ゴール前での迫力や粗削りな面が魅力である一方で、安易なパスミスやボールロストが目に付く試合も散見された。一つ一つのプレーの正確性を上げていくことが、先発入りのために必要な要素となるだろう。石井正忠監督からはFWだけでなく、攻撃的MFでも起用されているだけに、プレーの幅を広げていきながらレベルアップを図りたい。

プロ2年目にしてリーグタイトル獲得を経験した鈴木。次は世界大会が待っている。FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016に出場する鹿島の一員として、強豪たちと対峙することとなる。鈴木はワクワクしているに違いない。大舞台になればなるほど燃える、怖いもの知らずのストライカー。鈴木優磨、20歳。その活躍から目が離せない。

文=内藤悠史


優磨について記すGOAL.comの内藤氏である。
CSのPK奪取から夢生とのやりとりから始まり、ルーキーイヤーであった昨年の活躍を綴る。
また、今季のゴールのうち7つが80分以降に決めたデータを挙げ、勝負強さを伝えておる。
本来はセンターFWであるが、攻撃的MFとしても起用され、選手としての幅を広げておる。
明日からは、世界相手に戦う。
大舞台に強い優磨が、どのような活躍をするのであろうか。
楽しみである。

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ファン・ソッコに期待

午後練習


横浜市内でゲーム形式のトレーニングや紅白戦を行いました。


トレーニングするファン・ソッコである。
CS三試合にフル出場し、守備を支えた。
明後日からのCWCでも、世界のアタッカー陣を抑え、チームの勝利に貢献してくれよう。
ファン・ソッコと共に世界の頂点を目指す。
躍動を楽しみにしておる。

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鈴木満常務取締役強化部長、人間同士なんだから

サッカー界に別れの季節…立ち話のようにクビ宣告 そこに誠意はあるのか
 日本サッカー界において、この時期は別れの季節だ。次へのステップに踏み出す者、志半ばでチームを去る者、やりきった者。結果が全てのプロフェッショナルの世界において「別れ」は当然の出来事として受け止めている。ただ、最近の某クラブを見ていて痛感するのが「別れ方」は大事なのでは、ということだ。

 記者の思い入れが強い某クラブは、J2降格という惨劇に見舞われた。オフは粛清の嵐が吹き荒れている。復活するためには流さなければならない血もある。だが解雇せざるを得ない場合においては、強化編成に携わる人間が選手本人に理由を伝えるのがサッカー界の筋。年俸だって紙切れ1枚による提示では寂しい(実際は誰から送られてきたか分からないようなメールだったらしい)。

 鹿島の鈴木満常務取締役強化部長と先月中旬、話す機会があった。先日のチャンピオンシップで7年ぶりの優勝。J創設後、唯一ブレない方針を持ち続けるクラブの現場編成トップは自身の経験を基に話してくれた。

 「そりゃ、選手に減俸提示とか契約満了を通達するのは誰だって嫌なもんだよ。選手も気分悪いだろうし。でも機械の部品じゃないんだから。人間同士なんだから」

 人間同士のかかわり合い。プロの世界でも、それは真理だろう。強化編成が刷新された某クラブは当初、解雇も年俸提示も新しく編成に携わった人間がやらなかった。編成権を持っていない人間に解雇通告をさせ、自らは嫌な仕事から逃げた。功労者に対してしかるべき場所を用意して話をするわけではなく、立ち話のようにクビを宣告することもあった。そこにねぎらいや誠意、人間味は存在するのか。そこが18冠の鹿島との明確な違いなのではないかと思う。

 11月30日。前日29日(日本時間)に起こったコロンビアでの飛行機事故で、世界中が悲しみに暮れた。Jクラブも「喪に服す」意味を込めて、クラブリリースなどは極力控えていた。その中で新戦力選手の獲得を発表したのは某クラブだけ。15年に発表したクラブモットーは「愛されたいクラブ宣言」。愛されるには心がいる。 (記者コラム・飯間 健)
[ 2016年12月6日 16:00 ]


鈴木満常務取締役強化部長から話す機会を得たスポーツニッポンの飯間記者である。
この時期に行われる、契約についてコメントを引き出しておる。
「そりゃ、選手に減俸提示とか契約満了を通達するのは誰だって嫌なもんだよ。選手も気分悪いだろうし。でも機械の部品じゃないんだから。人間同士なんだから」とのこと。
鹿島のやり方が伝わってくる。
人間味のある、暖かいファミリー気質であることが手に取るようにわかる。
鹿島に関わった人々が、クラブを離れても、鹿島を慕う気持ちを失わないことも当然と言えよう。
逆に飯間記者の思い入れの強い中京地方のクラブはそうではない様子。
契約満了は編成権を持たぬ者が行い、年俸提示はメールといったやり方とのこと。
これは、さすがに心がないと言って良かろう。
心通わぬクラブと選手の間に強い絆は生まれるのであろうか。
これを他山の石とせず、きちんとした対応をずっと続けていこうではないか。
鹿島の方針に感服する。

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福岡・金森、簡単に出て行けるようなことじゃないんで悩みましたけど

J2降格福岡FW金森が鹿島に移籍「悩みました」
[2016年12月6日4時58分]


福岡FW金森健志(写真は2016年6月5日)

 来季J2に降格する福岡のFW金森健志(22)が鹿島に完全移籍することが5日、分かった。

 金森はこの日「降格したばかりだし責任も考えた。簡単に出て行けるようなことじゃないんで悩みましたけど」と言葉を濁したが、関係者によると本人は既に移籍の意思を伝えており、1年を残す契約の違約金も鹿島が福岡に支払うという。金森はU-23(23歳以下)日本代表候補にも選ばれていた。


完全移籍にて鹿島に鹿島に加入する金森である。
「降格したばかりだし責任も考えた。簡単に出て行けるようなことじゃないんで悩みましたけど」と語る。
せっかくの縁である、貴重な戦力へと更に成長して欲しいところ。
金森は、今季の1stステージの川崎との対戦にて、川崎相手に2ゴールを決め、ドローに貢献した。
この結果にて鹿島が首位に立つこととなり1stステージ制覇につながった。
先日の鹿島がリーグ優勝するきっかけを作った選手である。
インパクトの大きなゴールを決めるアタッカーなのではなかろうか。
活躍を期待しておる。

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満男、リーグ優勝に喜んでいる暇はない

鹿島小笠原「喜んでいる暇ない」クラブW杯へ照準
[2016年12月5日23時20分]


クラブW杯に向けて練習を再開した鹿島MF小笠原(右端)(撮影・鎌田直秀)

 Jリーグのチャンピオンシップで川崎F、浦和を撃破し、7年ぶりの優勝を果たした鹿島が5日、初出場が決まった8日開幕のクラブW杯に向けて、茨城・鹿嶋市内で再始動した。

 平日にもかかわらず、多くのサポーターが優勝の祝福と、新たな戦いへの激励に訪れる前で、約1時間の練習。激戦の疲労も感じさせず、パスゲームや、クロスボールからのシュート練習などを行った。MF小笠原満男主将(37)は「リーグ優勝に喜んでいる暇はない。相手がどこであろうと関係ない。勝ちに行くのが、このチーム」と、まずは初戦となる1回戦オークランド(ニュージーランド)戦に気持ちを切り替えていた。

【鹿島】小笠原、早くも戦闘モード…8日クラブW杯初戦へ練習再開
2016年12月6日6時0分 スポーツ報知

 チャンピオンシップを制して8度目の優勝を飾った鹿島は5日、オフを1日挟んで練習を再開。鹿嶋市内で8日のクラブW杯初戦・オークランドシティ(ニュージーランド)戦に向けて調整した。

 MF小笠原は「喜んでいる暇はない。祝杯? 一滴も飲んでいない」と浮かれることなく“戦闘モード”で強調。「どこであろうと勝ちに行く」と表情を引き締めた。石井正忠監督(49)、DF昌子、MF永木は練習後、横浜市内で会見。対戦したい選手を問われた昌子は、クラブOBのDF内田がRマドリード(スペイン)のMFイスコを絶賛していたことを明かし「内田さんが『何をしてくるか読めなかった』と言っていたすごい選手。自分の全部をぶつけたい」と、イニエスタの後継者と評されるMFとの“タイマン”を熱望していた。


リーグ優勝から気持ちを切り替えた満男である。
「リーグ優勝に喜んでいる暇はない。相手がどこであろうと関係ない。勝ちに行くのが、このチーム」と言い切る。
CWCに向けて、気持ちを高めておる。
世界を相手に戦う。
これはとても大きな経験となる。
チーム一丸となって、勝ち進むのだ。
楽しみにしておる。

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ジーコ、シャペコエンセのメモリアル・チャリティマッチ開催へ

事故で友人を失ったジーコ氏、シャペコエンセの慈善試合開催へ…“決勝戦”実施も

毎年年末にチャリティーマッチを実施しているジーコ氏 [写真]=Hindustan Times via Getty Images

 ブラジルサッカー界を代表する一人であり元日本代表監督でもあるジーコ氏が、故郷のリオ・デ・ジャネイロで毎年年末に実施している親善試合を、シャペコエンセのメモリアル・チャリティマッチとして開催する意向を示した。先の旅客機墜落事故を受けての発案。

 現役時代にフラメンゴやブラジル代表で活躍し、引退後は日本代表監督も務めたジーコ氏は、このたび発生した旅客機墜落事故で多くの友人・知人を失ったことを述べて、深く心を痛めていることを明かしている。

「あまりにもつらい墜落事故になってしまった。私はこれまでの人生で、一度に多くの友人を失ったことはなかったから。ギリェルミ・ラルスは私の子どもたちと一緒にサッカーをして遊んでくれたし、解説者のマリオ・セルジオとはセレソン(ブラジル代表)でチームメイトだった上に、彼は私がフラメンゴに入団したときにいた先輩でもある。カイオ・ジュニオール監督とも親交があったし、フィジオセラピスト(理学療法士)であるセジーニャとは鹿島アントラーズで一緒に仕事をした間柄。そしてテクニカルコーチのアンデルソン・パイシャンは、長い付き合いになる友人の息子で幼い頃から知っているから……」

「シャペコエンセの犠牲者とその家族や友人、そしてチームに付き添っていたジャーナリストも栄誉を受けるに値する人たちばかりだ。すでにスダメリカーナのタイトルを譲る意向を示しているアトレティコ・ナシオナルを初め、世界中の人々がシャペコエンセを救うために立ち上がっている。だから私は自分にできる限りのことをやりたいし、少しでも多くの人の悲しみを癒やすことのできるイベントを計画しているのだ。まずはシャペコエンセとアトレティコ・ナシオナルに提案して意見を聞きたいと考えている」

 2016年のコパ・スダメリカーナは、今回の凄惨な事故を受けて決勝戦が没収となる可能性が高まっている。ジーコ氏が計画しているメモリアル・チャリティマッチは、その代替試合として同氏主催の「シャペコエンセ vs アトレティコ・ナシオナル」をリオ・デ・ジャネイロで実施するプランもあるという。

 今年の年末にジーコ氏が開催するチャリティマッチは、12月28日に開催される予定。

(記事提供/Cartao Amarelo)


シャペコエンセのメモリアル・チャリティマッチとして開催する意向を示したジーコである。
多くの知人・友人を亡くしたジーコとしては、ここで何か出来ないかと発案した模様。
どうなるのであろうか、続報を待ちたい。

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CWCに意気込み

鹿島・石井監督、クラブW杯へ意気込み「Jリーグ代表として決勝までいきたい」

シャーレを前に健闘を誓った左から鹿島・昌子、石井監督、永木=横浜ベイ東急(撮影・小倉元司)

 8日に開幕するサッカーのクラブワールドカップ(W杯)に開催国枠で初出場するJ1優勝の鹿島が5日、横浜市内で記者会見を開き、石井監督は「Jリーグの代表としていい戦いをし、決勝までいきたい」と意気込みを述べた。

 決勝まで進めば、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)との対戦が見込まれる。DF昌子は得点源のロナルドやベンゼマに加え、自身と同じ1992年生まれの攻撃的MFイスコの名を挙げ「対戦できるなら、自分の全部をぶつけたい」と目を輝かせた。

 J1では年間勝ち点3位からチャンピオンシップを勝ち上がり、決勝第2戦で浦和を破って逆転優勝した。この日午前に練習を再開し、石井監督は「疲れは少しあるが、気持ちは高まっている」と感じたという。永木は「もう切り替えている。日本の王者として恥じない戦いをしたい」と気合をにじませた。


会見する鹿島・石井監督=横浜ベイ東急(撮影・小倉元司)

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 出場会見
2016年12月05日(月)

2016年年間王者に輝き、クラブワールドカップ出場を決めたアントラーズが12月5日、開幕戦の開催地である横浜に到着しました。それにあわせて会見が開かれ、石井監督、永木選手、昌子選手の3名が出席。大会への意気込みを語りました。



石井監督:「クラブワールドカップに日本のクラブの代表として出場することを本当に光栄に思っています。チャンピオンシップで勝ち獲ったこの出場権をしっかり受け止めて、日本の代表として世界にどの程度通用するのか、大会期間中にしっかりと示したいと思います。今までアントラーズを応援してくれたサポーター、ファンの皆さんのためにしっかりした戦いを見せたいと思っています」

永木選手:「Jリーグのチャンピオンとなり、クラブワールドカップに向けて今日もしっかり練習しました。日本のチャンピオンに恥じない戦いをみせて、優勝を目指したいと思います」

昌子選手:「自分たちで勝ち獲った出場権なので、自信を持って戦いたいます。テレビで見ていた大会なので、自分が出られることはうれしく感じます。しっかり自分の実力を世界に示せるように、チームとして頑張ります」

皆さん、ともに戦いましょう!


CWCに向けて会見に臨んだ石井監督、永木、源である。
石井監督は、「Jリーグの代表としていい戦いをし、決勝までいきたい」、
源は、「対戦できるなら、自分の全部をぶつけたい」、
永木は「もう切り替えている。日本の王者として恥じない戦いをしたい」、言う。
それぞれ、意気込みが強く伝わってくる。
いよいよ世界を相手に戦うときが来た。
短期決戦を集中し戦い、勝利を目指す。
楽しみな大会である。

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遠藤康の“2分間”に見た鹿島の鹿島たるゆえん

遠藤康の“2分間”に見た鹿島の鹿島たるゆえん
Text by 土屋 雅史


J1_浦和レッズ vs. 鹿島アントラーズ 遠藤康選手

38分。鹿島アントラーズから見た左サイド。ファン・ソッコのフィードに反応した柴崎岳が、森脇良太をうまく体でブロックしながら前方へ抜け出す。最後はファウルで止められたものの、その一連を逆サイドで見ていた遠藤康は『「ああ、コレはファウル取らないんだ」と思った』という。その2分後。試合の趨勢を大きく左右する同点ゴールは鹿島の右サイドから、“2分前”のイメージを自らのプレーに直結させた遠藤によってもたらされた。

2016年のJ1年間王者を決める明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ決勝。ホームで迎えた第1戦を鹿島は0-1と落としてしまう。ただ、試合後のミックスゾーンでも、鹿島の選手は一様に前を向いていた。「次が難しくなったかなという感じはありますけど、もう2点取って勝たないといけないので、やることはハッキリしたかなと思います」と山本脩斗が話せば、「もう点を取らないことには勝てないので、2点以上取って勝ちたいと思います」と土居聖真。2点取って勝つだけ。4日後のリターンマッチに向けて鹿島の腹はより明確に決まる。

59,000人を超える大観衆を飲み込んだ埼玉スタジアム2002。最高の雰囲気の中でキックオフを迎えた第2戦は、7分に古巣対決となった興梠慎三が綺麗なボレーを叩き込み、浦和が先制。2試合合計の点差は2-0に開く。それでも、2点が必要という前提自体はまったく変わらない。「逆に1失点はしょうがないという部分で全然焦らなかったです」(山本)「ルール上、ウチらは1点取られても2点取れば良かったので、1点取られても全然焦りはなかったですね。『あと2点取ればいいでしょ』みたいな感じでした」(遠藤)。ややセットプレーの乱れや、連携のズレは生じていたものの、掛かって攻めに行くような焦りは見られない。武藤雄樹が10分と26分に放った決定的なシュートも、前者はクロスバーに救われ、後者は今や国内有数のCBに成長した昌子源が間一髪で体に当てる。そして、少し浦和の重心が後ろに下がり出し、鹿島の圧力が攻勢に繋がり出したタイミングで、38分のシーンが訪れる。

最終ラインでボールを受けたファン・ソッコは左サイドへシンプルなフィードを送る。森脇より半身前に出ていた柴崎は、そのマーカーへ巧みに体を当てながら前方へボールを流すと、佐藤隆治主審のホイッスルは鳴らない。持ち出した柴崎は結局森脇のファウルで倒されたものの、その一連を対角線上の右サイドで見ていた遠藤は「ああ、コレはファウル取らないんだ」と感じたという。この“気付き”が生かされるシーンは、そのわずかに2分後、25番を背負ったレフティに到来した。

40分。再びファン・ソッコが今度は右サイドにフィードを蹴り込むと、既にオフサイドラインギリギリで裏を取っていた遠藤は、「お尻をトンと突き出したら、あんな感じで抜け出せました」と振り返った通り、2分前の柴崎同様に背走した宇賀神友弥へお尻をぶつけてブロック。宇賀神は転倒したが、ここも佐藤主審のホイッスルは鳴らない。完全にフリーで抜け出した遠藤は、「(柴崎)岳がニアに釣ってくれたので、(金崎)夢生が空いたのが見えて、どフリーだったので正確に上げることだけを意識して」、利き足とは逆の右足でクロスを上げた。ファーサイドに突っ込んだ金崎のヘディングがゴールネットを揺らし、この試合は同点に。2試合合計のスコアも1-2に変わる。

「前半を0-1で行くのと、1-1で行くのは全然違うので、本当に大きかったですね」という山本の言葉を待つまでもなく、前半終了間際の1点がチームにもたらした影響がいかに大きなものだったかは想像に難くない。このゴールで完全にリズムを奪取した鹿島は、遠藤と交替でピッチヘ解き放たれた鈴木優磨が78分にPKを獲得。これを金崎が力強く沈めると、以降も体を張り続けて失点を許さず、まさに鹿島らしいゲーム運びで、そのまま年間王者獲得を告げるタイムアップのホイッスルを聞いた。

第1戦でのジャッジが波紋を呼んだ今回のチャンピオンシップ決勝。ジャッジの是非に触れるつもりはないが、ゲームの中で審判の傾向を掴むことが、勝利を引き寄せる非常に大きな“ディテール”であることは間違いない。ただ、一見当たり前に聞こえるかもしれないその“ディテール”を、確実に勝利へと繋げるプレーに還元できる選手はそう多くないだろう。勝敗の行方に大きな影響をもたらした遠藤のアシスト。個人としても第1戦でのシュートミスを経て、第2戦では完璧なクロスを送った“右足”という共通項にフォーカスを当て掛けていた中で、以前「チームが勝てるプレーを常にやっているつもりですけど、自分はこのチームに何も残せていないので、これからもっとやっていかないといけないですよね」と話していた遠藤が自ら明かした、“2分間”での冷静かつ的確な判断に、鹿島の鹿島たるゆえんを見た気がした。


CSで魅せたヤスのアシストについて綴るJSPORTSの土屋プロデューサーである。
岳のプレイに笛が吹かれなかったことから、同様のプレイを選択し、フリーで抜け出した。
この選択が勝負の行方を分けるゴールの呼び水となったことは紛れもない事実である。
ヤスの観察眼が冴えたというよりも、常々ジャッジに悩まされておる鹿島の選手だからこそ、神経を尖らせているのであろう。
この日の佐藤主審は、これまで鹿島を悩ませた偏ったジャッジをすることなく、この大一番を裁ききった。
素晴らしこと。
このようなレフェリングを常に望むところ。
いずれにせよ、中堅となったヤスは、鹿島らしい選手に成長し、タイトルをもたらせた。
これからも多くの勝利に貢献して、優勝を味合わせてくれよう。
楽しみである。

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常勝軍団・鹿島のメンタリティが奪った2016年J1タイトル

金崎と鈴木がPKを奪え合える自己主張力!常勝軍団・鹿島のメンタリティが奪った2016年J1タイトル
Text by 元川 悦子

浦和レッズがアウェーの地で鹿島アントラーズを1-0で下す形で折り返した2016年Jリーグチャンピオンシップ(CS)。両者の命運を左右する第2戦が12月3日、浦和の本拠地・埼玉スタジアムで行われた。

今回のCSは年間順位よりアウェーゴールが優先される。つまり、浦和は0-0の引き分け以上でOKだが、鹿島は敵地で2点以上を取らなければタイトルは取れない。一見、厳しい条件と目されたが、浦和が開始早々の7分に元鹿島の点取屋・興梠慎三が制点を挙げたことで、鹿島の目標設定がより明確になった。

「自分たちはどっちにしろ2点を取らないといけない。だから1失点してもルール的にはそんなに変わらなかった。よりやるべきことがハッキリしたのかなと思います。どっちかというと苦しくなったのは浦和さんの方じゃないですかね」と昌子源が言うように、鹿島としては攻めに出るしかなくなった。その後も浦和の猛攻が続き、10分と26分に武藤雄樹がフリーの決定機を迎えるなど追加点を手にするチャンスが訪れたが、これが入らなかったことで、流れはじわじわと鹿島に傾いた。

それを決定づけたのが、前半40分の金崎夢生の同点弾だった。ファン・ソッコのロングフィードに遠藤康が追いつき、難しい位置から利き足でない右足で絶妙の折り返しを送った。ここにファーから飛び込んだのが金崎。「最初、足で行こうと思ったんですけど、足じゃ入らないので頭で行った。それでよかったなと思います」と日頃メディアに多くを語らない男も興奮気味に語っていたが、この一撃がもたらした意味は非常に大きかった。

後半に入ると鹿島はよりギアを上げる。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が動きのよかった高木俊幸と関根貴大を後半早い時間帯に下げて青木拓也と駒井善成を起用し、さらに先制弾の興梠を下げてズラタンを投入したことも、浦和のリズムを微妙に狂わせた。逆に鹿島の石井正忠監督は遠藤に代えて鈴木優磨、キャプテン・小笠原満男に代えて伊東幸敏と攻めのカードを次々と切っていく。右サイドバックの西大伍をボランチに回し、右に伊東と鈴木をタテ関係に置くことで推進力を高めようとしたのは、相手左サイド・宇賀神友弥の守りに不安定さがあると感じていたからだろう。そこを突くことで鹿島は確実に試合を支配していった。

そして試合を決定づけたのが、後半32分の鹿島のカウンター。中央の土居聖真がリターンしたボールを左サイドの山本脩斗が受けた瞬間、鈴木優磨はためらうことなくプルアウェイの動きで土居と入れ替わるように前線へ侵入。完全フリーでドリブルでゴール前へ突き進んだ。後手を踏んだ浦和の槙野智章はたまらずペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを献上してしまった。


2得点をあげてチームを年間王者に導いた金崎夢生

この時、鹿島の鈴木と金崎はどちらがPKを蹴るかで押し問答になった。2人とも激しい自己主張を続け、最終的には柴崎岳、永木亮太に鈴木がなだめられる形で金崎がボールをゲット。大分トリニータ時代の盟友だった守護神・西川周作のいるゴールに思い切りシュートを蹴り込んだ。

「優磨が取ったら俺が蹴るっていうのはもう決まってたんで。最高でしたね(笑)。優磨から奪ったPKを決めたのが一番うれしかったですわ」と金崎は涼しい顔で語ったが、鈴木の方は「自分も決める自信があったし、自分が蹴りたかった」と悔しさをにじませた。

このシーンは日本代表で中村俊輔(横浜FM)と本田圭佑(ACミラン)がFK奪い合った2009年9月のオランダ戦(エンスヘーデ)を彷彿させるものだった。

鹿島には金崎、鈴木のみならず、小笠原、柴崎、永木とPKに自信を持つ選手が何人もいる。小笠原がすでにベンチに下がっていたとはいえ、柴崎や永木が蹴った方が確率は高かったかもしれない。そんな面々を差し置いても「自分が蹴りたい」という強い意志を前面に押し出すアタッカーが鹿島には何人もいる。そんなバチバチとしたぶつかり合いは、ファミリー的な空気の強い浦和にあまり見られない部分だ。選手同士がつねに競争し「自分が一番になってやる」という野心をぶつけ合っているから、鹿島はここ一番で爆発的な力を出せるのかもしれない。

結局、この1点が決勝点になり、鹿島が2-1で勝利。今季J1タイトルを手中にした。年間勝ち点で15も上回った浦和にしてみれば納得できないところは大いにあるが、この1試合だけを取ってみれば鹿島の試合巧者ぶりが大いに光った。これで彼らは18冠を取ったが、このうち15冠を取っている小笠原は「何度タイトルを取ってもまだ取りたいという欲が出てくる。そういう欲があるのがこのチーム。天皇杯も来年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)も全部取りたい」と語気を強めていたが、彼らがお互いに厳しく要求しあうピリピリした空気を維持し続けてきたことも、今回の下剋上の原動力となった。クラブの伝統である勝負強さを12月8日から始まるFIFAクラブワールドカップでも示し、世界を驚かす結果を残してほしいものだ。


鹿島の優勝について記すJSPORTSの元川女史である。
主に試合経過と夢生のコメントで綴っておる。
特にPKを誰が蹴るのかでもめたシーンに文字を割いた。
これは、元川女史が鹿島を担当しておったときにはなかった事件である。
夢生の加入と優磨の成長が、この化学反応を引き起こした。
鹿島は伝統に加えて、進化をしておる。
更にタイトルを積み重ねて行くであろう。
楽しみである。

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福西が語る「大一番の鹿島」の怖さ

黄金期の磐田も、浦和もハマった。
福西が語る「大一番の鹿島」の怖さ。

posted2016/12/05 17:00


中田浩二に小笠原満男……百戦錬磨の鹿島には、「N-BOX」で黄金期を迎えた磐田も苦しめられた歴史がある。

text by
福西崇史
福西崇史
Takashi Fukunishi

PROFILE
photograph by
J.LEAGUE PHOTOS


 大一番での鹿島に対して、どう戦っていけばいいのか。僕もジュビロ時代に何度も味わってきたけど、本当に難しいんですよね。今回の浦和と鹿島のチャンピオンシップ、当時の僕らが“対・鹿島”で感じていたことを思い出しつつ、第2戦を振り返っていきますね。

 言うまでもなく、チャンピオンシップの状況的には第1戦を1-0で勝った浦和の方が有利だったはず。鹿島としてみれば初戦を0-1で落として、なおかつ第2戦では前半7分に興梠に先制点を許した。

 正直に言えば、失点シーンの連係面も含めて試合の入り方は良くなかった。ただ試合中に修正しつつ、相手のスキをついて数少ないチャンスを生かしきる辺りは鹿島らしかったなという感じですよね。

鹿島は「2点取って勝てばいい」と割り切っていた。

 今回のCSでは準決勝で川崎、決勝で浦和に勝ったことで「大一番に強い鹿島」のイメージがまた強烈になったのは間違いない。その勝負強さは、自分も現役の頃にジュビロで何度もピッチで体感しいてました。ただ“今の鹿島”と“当時の鹿島”を比較するなら……個人的には“当時の鹿島”の方が試合運びが研ぎ澄まされてたイメージがあるかなと感じます。

 もちろん今回の鹿島も勝負強いんですが、レギュレーション上「2点取って勝てばいい」と状況がハッキリしたことで、一気に割り切った感じがあった。もちろんそのゲームプランを実際にやり切ってしまうチームは、なかなかないんですけどね。

 自分自身の経験談なんですが、鹿島とは何度も大事な試合で対決してきた。だから試合前とかは「こんなゲームプランで来るんだろうな」と頭の中ではイメージしていて、実際に試合が始まると、そのイメージ通りの展開になることは多かったです。でも気づけば「鹿島の思い通りにプレーさせられているな……」っていう状況にハマるケースが多かったんです。

 どうしてなんだろう、と感じていたのは3つのポイントです。

磐田の伝説「N-BOX」に鹿島が見出した弱点とは?

 まず時間帯によって、ベストだと思った戦術を徹底してくる点にありますね。特にカウンターの上手さが厄介でしたよね。カウンターに行くタイミングの意思統一もそうですし、カウンターで狙ってきたエリアにも意図を感じたんですよね。

 ジュビロが「N-BOX」(※中盤がサイコロの「5」の目のようになり、MF名波浩が中央に配置された独特のシステム)を採用していた頃は3バックでしたが、鹿島は「N-BOX」でスペースが生まれやすい両サイドをついてきました。

 簡単に説明すると、サイドに空いたスペースにヤナギ(柳沢敦)とかのFWが流れて、そこにボールが入って起点を作る。そうすると鹿島の選手が一気に前に飛び出して、人数をかけてくる。

 言葉にするとシンプルかもしれないけど、ピッチで実際にプレーしていると、仕掛けてくるタイミングや、ここを攻められたくないというスペースを使われるのは本当に嫌で、リズムを崩してしまうんですよ。

 ちなみに、この攻め方はジュビロが4バックだった時も、サイドバックのどちらかがオーバーラップした際も仕掛けてきました。鹿島にとっての共通した“磐田攻略法”だったんでしょうね。

鈴木優磨の交代策に見えた、鹿島のベンチの充実度。

 次に交代策の上手さですよね。鹿島は試合展開によって違うタイプの選手をピッチに送り込んでくる。僕が現役の頃で言えば、ドリブラーなら本山(雅志)が控えていたり、空中戦に強い長谷川(祥之)さんを投入してきて1点をもぎ取りにくることもあった。

 今回のCSで言えば鈴木(優磨)をピッチに送り込んで、結果的にその鈴木が決勝点となるPKをつかんだ。交代で戦い方を上手く変えられるのは、今も昔も変わらない部分なんじゃないかなと思います。

 そして3つ目はよく言われるところですけど、鹿島には「勝利するためなら、耐える時間があって当然」と割り切った考え方ができる。

“行くか、行かないか”の判断が試され続けた。

 鹿島は伝統的に、状況に応じて戦い方を柔軟に変化させるのが上手い。それにプラスして“最後に失点しなければ、ある程度相手にプレーさせておけばいい”というメンタリティが厄介なんですよ。チーム全体が意思統一して、集中力を切らさない。だから守備でも崩しどころがなかなか見つからないんですよね。

 ジュビロはボール保持率を高めて攻撃を仕掛けるスタイルだったからこそ、特に攻守バランスは気をつけないといけなかった。ゴール前に人数をかければチャンスは増える。でも自分のようなボランチの選手まで前がかりになると、カウンターを食らうリスクがある。

 だからこそ「この状況で守備の人数は足りているのか?」とか「この選手が誰にもマークしづらいポジショニングを取っている。カウンターを狙っているんじゃないか」と感じたら、攻撃参加せずに残るケースもありました。勝つためには得点を取りに行かなきゃいけない。でもバランスを崩したら鹿島がスキを狙ってくる。この“行くか、行かないか”判断がとにかく試されるんです。

浦和に芽生えた“追加点が欲しい”という気持ち。

 そう考えると、今回の浦和は“追加点が欲しい”という気持ちが強くなりすぎたのかもしれません。特にサイドの選手の意識が前にいっていた。浦和の攻撃は、サイドハーフに加えて3バックの槙野や森脇が攻め上がって、相手を押し込んでいきます。ただ第2戦では、結果的に鹿島に狙いどころを与えたかなとも感じました。

 第1戦だと槙野が守備に意識を置くなど我慢して無失点で切り抜けた。そして第2戦でも早めに先制したからこそ、ドローでもいいくらいの気持ちで、鹿島を焦らせた上でカウンターを仕掛けてもよかったんじゃないか。鹿島からは浦和のカウンターを嫌がっていた印象を受けましたしね。

“偶然のリスク管理”を徹底できていたのか?

 そしてボールを取られた時のリスク管理も、もっと徹底して防げたのではないかなと思います。サッカーはどんなにいいプレーをしていたとしても、こぼれ球やクリアボールが相手に渡ってしまう不運がありますよね。ただ一戦必勝の試合では“偶然のリスク管理”も常にケアするくらいの感覚が必要なんです。

 鹿島がPKを獲得した場面で説明しますね。中盤からボールが出た瞬間、槙野は後ろから鈴木が来ていることに気づかずに、ボールを後ろに流してしまった。もちろん鈴木が何かが起こるかもしれない、と諦めずに走っていたのは評価されるべきです。

 でも槙野としてみれば、自分が見えていないところのリスク管理までできていなかった。そしてこのシーンは槙野だけの責任ではない。鈴木をマークするゾーンにいた宇賀神も、槙野がボールを取ると思ってしまったのか、一瞬スピードを緩めてしまったことで抜け出されている。それぞれがリスク管理を一瞬でも忘れてしまった怖さですよね。

短期決戦だけに、アンラッキーなプレーにも注意を。

 CSなどの一発勝負では90分間ですべてが決まってしまうから、アンラッキーなプレーが起きたときのダメージはリーグ戦に比べて明らかに大きくなる。だからこそ、リスク管理と集中は絶対に欠いちゃいけないんですよね。

 金崎のヘディングで鹿島が1-1としたシーンでも、遠藤と宇賀神が競り合ったロングボールが浦和の左サイド深い位置にこぼれたことがきっかけとなった。この時、守備陣の反応が全体的に遅れたことでマークがずれて、最後は金崎がフリーになってしまった。これもカバーの意識を高めておくだけでも防げた失点じゃないかなと思っています

浦和に“勝ち点差15”の勝負強さを見せてほしかった。

 個人的には浦和にはCSという短期決戦の中でも“シーズンでは鹿島に勝ち点15の差をつけた”という、シーズンを通じた勝負強さを見せてほしかったなと思うんですよね。

 レギュレーション的には失うものがない分だけ、鹿島の方がメンタル的には楽なのは当然だし、しょうがないと割り切るしかない。

 浦和はその難しさがある中でも平常心を保って勝てれば、本当に強いチームとなれたはずですからね。

 来季からは1ステージ制に戻りますが、この敗戦をきっかけに“大事な一戦で絶対に勝つ強さ”を手に入れてほしいですね。

(構成・茂野聡士)


CSを観て鹿島について解説する福西である。
ジュビロ在籍時に多くの好ゲームをしてきたライバルの目は、鹿島のことをよく分析しておる。
「時間帯によって、ベストだと思った戦術を徹底してくる」
「交代策の上手さ」
「「勝利するためなら、耐える時間があって当然」と割り切った考え方」
と三つの鹿島の特長を挙げる。
上の二つは、良い監督であれば、教え込める部分ではなかろうか。
しかしながら、三つ目は並のチームにはない文化と言えよう。
福西の言う、鹿島の鹿島たる所以ではなかろうか。
今後も、この伝統を継承していき、勝利を積み重ねたい。

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ヤス、CWC仕様のボールを蹴る

午前練習


ポゼッショントレーニングやシュートトレーニングを行いました。


左足でボールを蹴るヤスである。
優勝後のオフが明け、気持ちの切り替えが済んでおる。
変わったのは、ボールがCWC仕様になったこと程度。
いつもと同様に練習して試合の準備を行う。
鹿島のサッカーで世界に挑む。
楽しみである。

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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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