NB CHAMPIONSHIP U-13 鹿島アントラーズジュニアユースつくば優勝

[NB CHAMPIONSHIP U-13]鹿島アントラーズつくばがアントラーズ決戦制し、参加25チームの頂点に!
17/7/24 20:20


鹿島アントラーズつくばジュニアユースがライバル対決を制して初優勝!

[7.24 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 鹿島つくばJY 2-1 鹿島JY 時之栖裾野E1]

 Jアカデミー、中体連、街クラブの強豪25チームが優勝を争った全国大会級のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017」は24日、決勝戦を行い、鹿島アントラーズつくばジュニアユースと鹿島アントラーズジュニアユース(ともに茨城)が対戦。MF佐藤雄とFW太田凱翔のゴールによって2-1で鹿島つくばJYが勝ち、初優勝を飾った。なお、大会MVPには鹿島つくばJYのMF下田栄祐が選出されている。

 絶対に負けられない戦いだった。MF佐藤は「アントラーズ同士なので鹿島には絶対に負けたくないと思っていました」と語り、FW太田も「相手が鹿島アントラーズという自分たちと同じ名前を持つチームだったので、決勝に入る前からチームの勝利へ向けて一つになることができたと思います」と振り返る。

 決勝戦の約2時間前に準決勝を終えたばかりだった鹿島つくばJYに対し、鹿島JYは決勝戦がこの日1試合目。体力面で不利な部分があったが、アントラーズ勢対決勝利という目標へ向かった一丸となっていた鹿島つくばJYに疲れは関係なかった。メンバーを固定せずに準決勝から先発4人を入れ替えて全員で優勝にチャレンジ。エネルギッシュに走り回った鹿島つくばJYが、気迫十分の立ち上がりで相手を押し込み、先制パンチを見舞った。
 
 前半5分、鹿島つくばJYはCB鈴木千夏が前線へ入れたボールをゴールを背にした太田が頭で後方の佐藤へと落とす。ボールを受けた佐藤は左右への揺さぶりでDFを1人、2人とかわして左足シュート。華麗な一撃で先制点を奪った。

 MF武沢健伸と下田のダブルボランチが攻守で存在感を放つ鹿島つくばJYは攻守に出足が良く、主導権を離さない。そして、佐藤のアイディアある仕掛けや太田の抜け出しなどから2点目を狙った。

 対する鹿島JYは9分に左FKからフリーで抜け出したMF塙仁成が決定的なヘディングシュート。また17分にはセットプレーの流れから縦に仕掛けたCB小林康人がDF2人を振り切って折り返したボールをFW大山和音が左足ダイレクトで狙ったが、いずれも枠を外してしまう。

 決定機を逸した相手を鹿島つくばJYが突き放す。21分、下田が中央から左サイドへ展開。そしてMF大塚清瑚が左足でクロスを入れると、ファーサイドで身体を張って競り勝ったFW横塚翼が折り返す。そして、このボールを受けた太田が切り返しから左足シュートを決めてリードを広げた。

 前半を0-2で折り返すことになった鹿島JYの坂井涼コーチは「相手の方が気持ちが入っていた。やられて火が着いた部分があった」と残念がっていた。もちろん勝つ、という強い気持ちを持って決戦に臨んでいたが、勢いのあった相手の後手を踏む形に。対して鹿島つくばJYは後半開始から4人を入れ替えて、また前に出る。

 鹿島つくばJYは下田がワンツーからシュートへ持ち込んだり、右SB千葉颯斗の攻撃参加、武沢の左足ミドルなどで3点目にチャレンジ。前半同様に競り合いで身体を張り続けて、無失点のまま試合を進めた。なかなかシュート数を増やすことができなかった鹿島JYも、18分にMF岡野楽央の右FKをファーサイドの小林が折り返し、中央の大山が追撃ゴール。1点差とした鹿島JYは攻撃にパワーをかけて一気に同点を目指した。

 だが、鹿島つくばJYは気迫の守り。鹿島勢対決でも「アントラーズスピリットをやるということ。それは、どの試合もずっと言ってきている」(鳴海勝也監督)という部分を出し続けて相手に飲み込まれない。逆に前がかりになった相手の背後を突いて決定機を作るなど攻め返していた鹿島つくばJYが、ライバル対決を制して初優勝を果たした。

 鳴海監督は自分たちで判断する部分、相手の状況を見て、動いて、ボールを受ける部分などが少しずつながらも成長してきていることを認める。そして、目の前の試合を全力で勝ち続け、強豪集まる大会でタイトルを獲得したことは価値のあること。だが、彼らのゴールはずっと先になる。

 それだけに、鳴海監督は「将来プロになるために、今できることを精一杯やらないといけない」。プロになる、世界で活躍する、ワールドカップで優勝するという目標を持つ選手たちがそのためにピッチ内、ピッチ外で何をやらなければならないのか、まず、自分たち自身で気づくことが大切。参加25チームの頂点に立った鹿島つくばJYの選手たちは今回の優勝を良い意味での自信としつつ、ライバルたち以上に成長することに貪欲に取り組んで将来、それぞれの目標を達成する。
 
(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM] 鹿島アントラーズつくばMF佐藤雄_技巧派10番がDF2人をかわして先制弾!
17/7/24 21:40


鹿島アントラーズつくばジュニアユースの10番MF佐藤雄は鮮やかな先制ゴールを決めた

[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.24 NB CHAMPIONSHIP決勝 鹿島つくばJY 2-1 鹿島JY 時之栖裾野E1]

 10番の鮮やかな先制ゴールが鹿島アントラーズつくばジュニアユースを勢いづけた。前半5分、鹿島つくばJYはゴールを背にしたFW太田凱翔が縦パスを頭で落として10番MF佐藤雄へ繋ぐ。ボールを受けた佐藤は左右の動きで対峙したDFをかわすと、さらに2人目のDFも背中を取る形でマークを外して左足シュート。これが貴重な先制点となった。

「1対1とかでは相手に負けないようにしようと思っていました。(自分自身の特長は)ボールを受けて、仕掛けて、自分でシュート打つところです。(ボールを受けたら)シュートを打つことしか考えていないです」という佐藤が持ち味を発揮して決めたファインゴール。チームを乗せた10番はその後もゴールライン際で相手の逆を取ってDFを抜き去るなど、思い切りの良い仕掛けで存在感を放った。

 本人が課題と口にするのはよりボールを受ける部分。ボールを持てば柔らかいタッチのドリブルでチャンスメークするものの、なかなかボールを呼び込むことができず、仕掛ける回数を増やすことができていない。

 その佐藤は昨年のナショナルトレセンU-12関東メンバーにも選出されている実力者。チームメートの太田も「(佐藤の)ストロングポイントがドリブルで、基本取られないんですけどそのドリブルによって相手を抜けて、最終的にゴールを決められるのでチームにとって凄く大切な存在です」と認める10番は、これから課題を改善してさらに武器を発揮する選手を目指す。

 この日、「自分のプレーも通用したところが結構あったので良かった」と振り返ったMFは将来について「将来はワールドカップに出場して日本を優勝させたいです」と言い切った。鹿島つくばJYの初優勝に貢献したテクニシャンが今後も結果を残しながら、大目標へ向けて一歩一歩前進する。
 
(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13]「世界に出て活躍できる選手に」。鹿島アントラーズつくばFW太田が優勝ゴール
17/7/24 21:59


前半21分、鹿島アントラーズつくばジュニアユースのFW太田凱翔が決勝ゴール

[7.24 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 鹿島つくばJY 2-1 鹿島JY 時之栖裾野E1]

 鹿島アントラーズつくばジュニアユースのFW太田凱翔が“全国大会級”のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017」の優勝ゴールを決めた。

 1-0の前半21分、鹿島つくばJYはMF大塚清瑚の左クロスをファーサイドのFW横塚翼が折り返す。このボールを受けた太田は「最初にボールを持った時に振り抜こうと思ったんですけど、相手が見えたので落ち着いて中に切り返して。そして、シュートコースが見えたので、最後は流し込むだけでした」と切り返しでDFのマークを外してから、左足シュートを決めた。

 この日は前線でのポストプレーで先制点の起点になったほか、スペースへの動きでボールに絡んだり、味方のスペースを作り出したりしていた。そして2-1で終えた試合の決勝ゴール。「最近、関東リーグでも自分の得点でチームを勝利に導くことができたりしているので、今回の決勝のゴールは自信になりました」と喜んだ。
 
「岡崎(慎司)選手みたいに最後のところ、触れるか触れないかのところで身体を投げ出して、そのゴールでチームを勝利へ導けたらいい。この優勝だけで終わらず、世界に出て活躍できる選手になりたいです」と誓うストライカーは、この優勝ゴールで満足することなく、意識の高い日常を送り、世界で活躍するFWを目指す。

(取材・文 吉田太郎)


NB CHAMPIONSHIP U-13を取材するゲキサカの吉田氏である。
鹿島アントラーズジュニアユースと鹿島アントラーズジュニアユースつくばの同門対決となった決勝戦は、つくばに軍配が上がった。
先制点の佐藤雄くんは「1対1とかでは相手に負けないようにしようと思っていました。(自分自身の特長は)ボールを受けて、仕掛けて、自分でシュート打つところです。(ボールを受けたら)シュートを打つことしか考えていないです」と自身の良さについて語る。
そして、決勝点を記録したつくばの太田凱翔くんは、「最近、関東リーグでも自分の得点でチームを勝利に導くことができたりしているので、今回の決勝のゴールは自信になりました」と語る。
佐藤雄くんは「将来はワールドカップに出場して日本を優勝させたいです」、太田凱翔くんは「岡崎(慎司)選手みたいに最後のところ、触れるか触れないかのところで身体を投げ出して、そのゴールでチームを勝利へ導けたらいい。この優勝だけで終わらず、世界に出て活躍できる選手になりたいです」と言い、世界を視野に入れた選手としての思いを口にする。
是非ともそこまで育って欲しいところ。
JY、JYつくば共に若鹿の成長を期待しておる。

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数年後にどんな成長を遂げているか、とても楽しみな選手である

鹿島の18歳・安部のセビージャ戦のアシストはミスから生まれていた
2017年07月24日(月) 20時12分配信

セビージャ戦でMOMを獲得した安部のプレイを振り返る


安部は得意のドリブルでセビージャDFを翻弄した。Photo/Getty Images

映像でプレイを見たことはあったが、実際にスタジアムで目にするのははじめてだった。今季から鹿島でプレイする安部裕葵(あべ・ひろき)は高卒ルーキーで、いまはまだ18歳(1999年1月28日生まれ)。これまで出場したJ1(第5節大宮戦、第8節磐田戦)、ACLのブリスベン・ロア戦、天皇杯2回戦のFCマルヤス岡崎戦(2得点1アシスト)でのダイジェスト映像などを見ると、動きが俊敏でスピードがあるタイプとは認識していた。

なにより、鹿島で高卒1年目の選手が試合に出るのは非常にハードルが高く、当たり前だが簡単なことではない。実力不足の若い選手が試合に出られるチームではなく、たしかな実力がなければ公式戦でピッチに立てない。そう考えると、安部が高いポテルシャルを持つことは容易に想像できたが、22日のセビージャ戦(鹿島2-0セビージャ)では期待を上回るパフォーマンスを見せてくれた。

無論、相手にドッと疲労感が出てきた後半なかばから、特徴を知る由もない相手に対してのプレイだったが、それを差し引いても強烈なインパクトを残したのは間違いない。こういった親善試合では珍しく、2得点した鈴木優磨ではなく、安部がMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されたことがどれほど輝いていたかを証明している。

実際、先制点をもたらした72分のプレイは圧巻だった。右サイドでスローインを得た鹿島は、伊東幸敏が土居聖真へ送り、そのまま伊東がシンプルにリターンを受ける。このボールに対して、中央やや右寄りにいた安部が相手に背中を向けた状態で反応し、小さく右手を動かして「ここにくれ」と要求する。伊東がワントラップで正確にその場所へパスを送ると、安部はキレのあるトラップでまずスティーブン・エンゾンジを置き去りにし、続いてアタックにきたクレマン・ラングレも瞬時のスピードでかわす。さらに、慌ててカバーにきたセバスティアン・コルシアを“ダブルダッチ”で華麗にいなし、ついにGKと1対1に。最後はより得点になる可能性が高いラストパスを左サイドに転がし、追走していた鈴木が左足シュートを決めて得点となった。

自身がパスを受けたところから、鈴木のフィニッシュまで──。試合後、安部は一連の流れについて丁寧にコメントした。曰く、「持ちネタであり、自分の武器」と語る自信のあるプレイ、普段の練習どおりだったというデザインされた動きがあれば、突発的に生まれたミスもあったという。そうしたなか、良いリアクションが取れたことがゴールにつながったと“あの瞬間”を振り返った。

トラップミスをスピードでカバー。大岩監督は「続けることが大事」と語る


J1では第8節磐田戦に先発。しかし、その後は出場がない。Photo/Getty Images

得点につながった一連の流れがはじまったプレイ、伊東からの横パスを受けたシーンについて、「あのポジションでボールが来るときに、パスが出る瞬間に一歩二歩下がって受けるのが持ちネタであり、本当に毎日の練習でも使っているプレイです。どんな選手にも通用するので、自分の武器だと思っています」(安部)と振り返った。

相手に背中を向けて自陣に下がると見せかけて、トラップの瞬間に切り返してワンタッチで相手を置き去りにする。このときマークしていたエンゾンジは極めて身体能力が高い良質な選手だが、お疲れ気味でこの動きについていけず。「後ろにスペースがあったので、1人目をかわしたらフリーになるのはわかっていました」というイメージどおりになった。ところが、このときに安部は同時にミスも犯していた。

「トラップが自分で思っているよりもちょっと内側というか、相手のほうにいってしまいました。2人目をどうするというイメージがなく、長くなってしまったんです」

少し長くなったボールに対して、セビージャはすかさずラングレが身体を寄せてきた。ここの勝負に負けていたら、ゴールはなかった。しかし、安部のミスに対するリアクションがここでの競り合いに勝利をもたらした。

「ミスによってスピードを上げないといけなくて、うまく自分がスピードに乗ることができました。相手よりも早く足が出るのが特徴なので、いいリアクションができて良かったです。練習の紅白戦でも基本はタテに早いプレイをしているので、いつもどおりでした。ゴールにつながって良かったです」

ラングレをかわした安部は、サポートにきたコルシアを今度はダブルダッチでかわし、アッという間にGKと1対1に。自分でもフィニッシュできる状況だったが、「(最後は)なにも考えていなかったです。左側にアツくん(中村充孝)が見えて、ユーマくん(鈴木優磨)が来ているのもわかっていました。ゴールも見えていましたが、左に転がせば入ると思って自然と身体が動いていました」という判断でラストパスが出され、鈴木のゴールが生まれることとなった。

セビージャ戦で強烈なインパクトを残したが、前述したとおり鹿島の生存競争は激しく、そう簡単に試合に出られるチームではない。安部はもちろん、この日に2得点した鈴木もポジションが確約されているわけではない。というより、年齢に関係なく、この部分に関してはどの選手も同じ立場というプロフェッショナルな意識が鹿島にはある。経験が浅くても、活躍によってはどんどん出場機会が増えていくのがサッカー界の常だ。大きな可能性を持つ安部、鈴木という2人の若手について、大岩剛監督は試合後に以下のようにコメントしている。

「2人とも気持ちの入ったパフォーマンスをしてくれました。これをやり続けること。本人たちが今日の試合から自信を得たかどうかわかりませんが、これからの成長の糧にして、とにかくやり続けることが大事です」

長いサッカー人生のなかで、今回のセビージャ戦がどう語られていくのか──。安部にとってハイライトとはならず、大きく飛躍する足掛かりとなった試合のひとつぐらいになることを望みたい。数年後にどんな成長を遂げているか、とても楽しみな選手である。

文/飯塚 健司
サッカー専門誌記者を経て、2000年に独立。日本代表を追い続け、W杯は98年より5大会連続取材中。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。Jリーグ登録フリーランスライター。2000年よりサンケイスポーツで「飯塚健司の儲カルチョ」を連載中。美術検定3級。


安部裕葵のプレイについて記すtheWORLD誌の飯塚氏である。
コントロールミスをゴールに繋げるセンス、ダブルタッチで交わすセンス、自ら打つかパスするかの選択を感覚でするセンスが伝わってくる。
裕葵は持って生まれたサッカーセンスをを感じさせてくれる。
これからも多くのゴールを魅せてくれよう。
才能を開花させつつある“天才”の成長を見守りたい。

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安部裕葵、フィジカルトレーニング

午後練習


チームオフ明けの今日は軒下での筋力トレーニングを行った後、フィジカルトレーニングやパス練習を行いました。


フィジカルトレーニングを行う安部裕葵である。
セビージャ戦での活躍で一気に知名度を上げた。
キレのあるドリブルは注目度満点。
フィジカルを更に強化し、上を目指せ。
そして裕葵のテクニックに魅了されたい。
楽しみである。

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中田浩二CRO、第二の人生

J1鹿島・中田浩二CRO “第二の人生”奮闘
「サッカーに付加価値」実践


試合前に観戦者と記念撮影する中田浩二さん(中央)=県立カシマサッカースタジアム

サッカー日本代表やJ1鹿島アントラーズの選手として活躍した中田浩二さん(38)。現在、鹿島で「クラブ・リレーションズ・オフィサー」(CRO)に就き、引退後の第二の人生を奮闘中だ。イベントのゲストや企画の立案など幅広い活躍を見せ、大忙し。CRO就任から2年、中田さんは「最初は役割をイメージできなかったが、ここ1年でようやく形が見えてきた」と手応えを口にしている。 (報道部・藤崎徹)

6月17日、県立カシマサッカースタジアム。北海道コンサドーレ札幌戦の前に、中田さんは観戦客のエスコートを務めた。普段は入れないピッチなどを案内し、記者会見場で試合の見どころや選手の特徴を解説。参加者は「いつもと違った視点で試合を見られた」と大喜びだった。企画は中田さんが自ら考案。「今回をきっかけにいろんな形でクラブとサポーターの接点を増やし、集客につなげたい」と、観戦に付加価値を付ける企画に意欲的だ。

■つなぐ役割

CROとは、クラブとスポンサーやホームタウン、サポーターらをつなぐ役割を担う。中田さんは2014年のシーズン終了後に選手を引退したが、その知名度を生かす役職をクラブが新たに設けた。

他クラブでは引退した選手をアンバサダー(大使)として任命し、試合やイベントでクラブのPR活動を行うケースが多い。これに対しCROの中田さんは社員としてクラブ運営にも携わる。試合日にはスタジアムで行われるイベントに顔を出す一方、試合運営の手助けや来場したスポンサー対応も任されている。

■内外で利点

人気選手だった中田さんが社員であることは、クラブに大きな利点をもたらしている。中田さんが小学生対象のスクールに赴けば、参加者はぐっと増える。スクール担当者は「体験参加が多くなり、新規入会につながる」と期待を寄せる。

引退から間もないため、選手との距離が近く、会社と選手の間に入ることも多い。事業部は「今まで選手に気を遣ってイベント参加など頼みにくかったが、どの程度までなら選手の負担にならないか判断してくれる。何より選手と会社の距離を縮めてくれた」と強調。選手会長の昌子源選手は「フロントに選手のことを理解してくれる人がいると助かる」と明かす。

■現職を選択

サッカー選手は現役を退くと、セカンドキャリアに指導者や解説者を選ぶことが多い。実際、鹿島は中田さんにコーチ就任を打診。しかし、中田さんは「違った目線でサッカー界を見たかった。引退選手の良いモデルケースにもなる」として現職を選んだ。

クラブ経営に携わる元選手は少ない。将来的にクラブの経営者を目標とし、最終的にJリーグのチェアマンを目指しているという中田さんは「選手として多くの経験を積んだ人が経営にも携われるようになれば、日本サッカーがより良い方向に変わる」と話す。

02年日韓ワールドカップ(W杯)で日本代表初の16強入りに貢献した中田さん。今後、違った立場から日本サッカー界を支えていく姿に注目したい。

中田浩二(なかた・こうじ)

1979年生まれ、滋賀県出身。東京・帝京高から98年に鹿島入り。守備的MFやDFとして活躍し、5度のリーグ優勝に貢献。ナビスコ杯(YBCルヴァン杯)と天皇杯を含め、国内主要タイトルを11度獲得した。2005年に仏1部マルセイユ、06年にスイス1部バーゼルに入団し海外でもプレー。J1通算266試合出場33得点。日本代表として02年、06年のワールドカップ(W杯)に出場している。


中田浩二CROについて報じる茨城新聞の藤崎記者である。
CROという聞き慣れぬ職種について説明してくれておる。
鹿島としては、引退後のポストとしてコーチ就任を打診したとのこと。
しかしながら、中田浩二は、「違った目線でサッカー界を見たかった。引退選手の良いモデルケースにもなる」とCROへの道を選んだ。
そして2年が経ち、この職種について掴んだものがある様子。
指導者ではなく経営への道を歩みつつある。
いずれクラブの首脳部として辣腕を振るう日が来よう。
鹿島を更に強くする立場として結果を出すのだ。
さすれば、Jリーグ・チェアマンへの道が開ける。
中田浩二のキャリアを応援しておる。

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鹿島アントラーズジュニアユースつくば・佐々木海翔くん、プライドもあるので止めました

[NB CHAMPIONSHIP U-13]鹿島アントラーズつくばが鳥栖U-15とのPK戦制す! 決勝はアントラーズ勢決戦に!
17/7/24 10:13


PK戦を制した鹿島アントラーズつくばジュニアユースが喜びを爆発

[7.24 NB CHAMPIONSHIP準決勝 鳥栖U-15 1-1(6-7)鹿島アントラーズつくば 時之栖裾野E1]

 全国大会級のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017」は24日午前、準決勝第2試合を行い、鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)がPK戦の末、サガン鳥栖U-15(佐賀)を撃破。前日の準決勝第1試合を勝利している鹿島アントラーズジュニアユース(茨城)と決勝(24日)を戦うことが決まった。

 1-1で突入したPK戦は先攻・鳥栖U-15の2人目のシュートを鹿島アントラーズつくばGK佐々木海翔がストップ。だが、一歩前に出てから反応したという判定で蹴り直しとなってしまう。この蹴り直しを含めて両チーム6人目まで全て成功。鳥栖U-15の7人目のシュートが枠を外れたのに対し、鹿島アントラーズつくばの7人目、FW太田凱翔が右足シュートを決めて決着がついた。
 
 決勝での“アントラーズ勢決戦”を実現させた鹿島アントラーズつくばの佐々木は「ここで勝てないとクラブユースとか3年生になった時に舐められてしまう。ここで叩いておきたい」と決勝での“ライバル”対決勝利を誓っていた。

 試合は「入りが全然良くなかったです」という鳴海勝也監督が振り返った鹿島アントラーズつくばに対し、立ち上がりから鳥栖U-15が連続で決定機を作り出す。そして4分、MF福井太智の素晴らしい展開から、左SB今村元紀がスルーパス。これで抜け出したFW鬼木健太が左足シュートをゴールへ突き刺した。

 その後も右サイドで抜群のスピードと突破力を見せるFW浦十蔵やFW楢原慶輝が相手ゴールに迫るが、鹿島アントラーズつくばはGK佐々木がビッグセーブを見せるなど追加点を許さない。

 徐々に球際での厳しさが増し、セカンドボールを回収する回数が増えてきた鹿島アントラーズつくばはMF武沢健伸を中心としたコンビネーションで中央を打開し、推進力ある動きを見せていたFWサントス・ケンジが鋭く抜け出そうとするなど反撃する。

 後半、決定機を作られながらも、GK佐々木の好セーブやゴールをカバーしたDFの好判断、クリアで鳥栖U-15の攻撃を何とか凌いだ鹿島アントラーズつくばは、中央、サイドからの攻撃で攻め返してミドルシュートにも積極的にチャレンジ。そして17分、CB石本勝悟の右CKを交代出場のMF大塚清瑚が頭で決めて同点に追いついた。

 追いつかれた鳥栖U-15は福井と鬼木のコンビネーションで決定機を作り出すが、鹿島アントラーズつくばはGK佐々木やDF陣が集中した守りを続ける。右SB千葉颯斗のクロスから太田が放った決定的なヘッドを鳥栖U-15GK音成啓太に止められるなど勝ち越すことはできず、鳴海監督は「50分間で決着をつけないといけない」と首を振っていたが、それでも劣勢を挽回して流れを引き寄せ、同点に追いついた鹿島アントラーズつくばが勝負強い戦いぶりで決勝進出を果たした。

 試合の入りなど集中力を欠いた部分があり、反省点もある試合だった。それでも頂点に王手を懸けた鹿島アントラーズつくばは決勝でも「走力はまだまだ全然足りないけれど、自分たちがやることは勝つことだけ」(佐々木)と目の前の勝利にこだわって、白星を掴み取って、参加25チームの頂点に立つ。
 
(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM]鹿島アントラーズつくばGK佐々木海翔_吼える守護神、ビッグセーブ連発
17/7/24 10:37


鹿島アントラーズつくばジュニアユースGK佐々木海翔はビッグセーブを連発

[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.24 NB CHAMPIONSHIP準決勝 鳥栖U-15 1-1(6-7)鹿島アントラーズつくば 時之栖裾野E1]

 止めて、止めて、吼えた。鹿島アントラーズつくばジュニアユースは前半4分にDFラインの背後を取られて失点。だが、「自分が止めていればという後悔があった。勝つために自分が止めないといけないと思って必死に守備していました」というGK佐々木海翔がその後、鳥栖U-15のシュートをことごとくストップして見せた。

 相手アタッカーとの1対1のシーンだけでも3度4度はあっただろう。だが、「ここで負けたら(決勝で)アントラーズ同士でできないし、プライドもあるので止めました」というGKは相手のシュートコースを消してビッグセーブを連発。ピンチでは思い切って前に出てシュートを止め、止めきれなくても味方DFにカバーして貰う形でゴールを守り続け、同点ゴールとPK戦勝利を手繰り寄せた。

 反応の良さ、シュートに対するポジショニングの良さとともに印象的だったのが声だ。味方の判断ミスや競り負けてピンチになったシーンでは容赦なく味方選手にダメ出し。そして大声で味方を動かし、決定的なシュートを止めると何度も吼えていた。

 小学校3年生の時にGKを始めた頃から「意識的に出すようにしている」という声は鹿島アントラーズつくばを支える武器。ドイツ代表GKノイアーに憧れているという佐々木は「GKは守るだけじゃなくて、声とか、ビルドアップとか、色々な仕事があるのでやっていきたい」。セービング以外の部分も貪欲に磨いて将来、目標のプロになる。
 
(取材・文 吉田太郎)


NB CHAMPIONSHIP U-13を取材するゲキサカの吉田氏である。
鹿島アントラーズジュニアユースつくばは鳥栖U-15とのPK戦を制し決勝戦に進んだとのこと。
この試合のMOMに選出されたのはGKの佐々木海翔くん。
相手とのいくつもの1対1をビッグセーブでしのいだ。
佐々木海翔くん「ここで負けたら(決勝で)アントラーズ同士でできないし、プライドもあるので止めました」と奮い立ち、大仕事成し得た。
ドイツ代表のノイアーに憧れるという佐々木海翔くんは「GKは守るだけじゃなくて、声とか、ビルドアップとか、色々な仕事があるのでやっていきたい」と語る。
更に成長して、トップ昇格、そしてトップチームを目指すのだ。
また、決勝戦は鹿島アントラーズジュニアユースとの同門対決となる。
注目の一戦である。

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徳島・太郎、決勝ゴールに絡む

【福岡 vs 徳島】ここ6試合で5勝と好調の徳島
2017年7月23日(日)



上位対決を制した徳島は、3位に浮上!次節は首位・湘南との対戦!

ゴール前の混戦からズドン!福岡県出身のMF島屋がV弾、徳島が3位に浮上
17/7/23 20:12

[7.23 J2第24節 福岡0-1徳島 レベスタ]

 徳島ヴォルティスは敵地でアビスパ福岡と対戦し、1-0で勝利した。この結果、徳島は6試合負けなし(5勝1分)とし、順位を3位に上げた。一方の福岡は2試合ぶりの黒星を喫した。

 福岡は首位奪還、徳島は3位浮上が懸かる一戦。福岡は前半17分、右サイドのFKからDF駒野友一がクロスを送り、こぼれ球に反応したMF松田力が右足シュートを放ち、MFジウシーニョがコースを変えたがGK長谷川徹にキャッチされてしまう。26分にはDF駒野友一がゴール前にグラウンダーのクロスを入れるも、わずかに松田に合わなかった。

 一方の徳島は前半19分、MF杉本太郎の縦パスのこぼれ球にFW渡大生が反応。PA中央から右足を振り抜いたが、MF冨安健洋の体を張ったブロックに阻まれる。前半終了間際には、DF大崎玲央とMF前川大河がシュートを放ったが枠を捉えきれず、前半はスコアレスに終わった。

 後半に入って一進一退の攻防が続く中、福岡は15分にFW坂田大輔とFW石津大介を入れ、攻勢を強める。だが、均衡を破ったのは徳島だった。21分、杉本がドリブルでPA内に侵入し、DF亀川諒史とDF堤俊輔に挟まれて倒れてしまう。ホイッスルは鳴らず、奪い合いとなるがボールを収めたMF島屋八徳が豪快に右足シュートを突き刺し、徳島が先制点を挙げた。

 徳島は福岡に押し込まれる時間もあったが、体を張ってこの1点を守り抜き、1-0で勝利。決勝点を決めた福岡出身の島屋は、「太郎が粘ってボールをキープしてくれた。コースがなかったので思い切り振り抜きました。個人的には点を取ったプレー以外はあまり仕事をさせてもらえなかった。一から練習したい。小さいころからプロと言えばアビスパ福岡だった。そのチームとJ2で戦えたのはうれしい。これからもお互い昇格に向けて進んでいきたい」と愛着あるクラブとの昇格を夢見た。




決勝点に絡んだ徳島の太郎である。
ドリブルにてPAに進入した太郎が、DFに阻まれ倒れるが、ボールをキープし合う、そのボールをかき出した徳島の選手が、豪快にゴールネットを揺らした。
ほぼ太郎の得点と言えよう。
守備時にはボランチの壱まで戻り、攻撃ではゴール前まで進入していく。
運動量も含めて、徳島では主軸となっておる。
また、試合後の一コマでは監督の隣に写る。
指揮官の信頼を得ておることの証明と言えよう。
徳島のスペイン流のサッカーを身に付け、更に成長するのだ。
楽しみにしておる。

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岡山・豊川、アウトサイドでアシスト

【岡山 vs 山口】ゴールに迫る豊川
2017年7月23日(日)



前半から攻勢を仕掛ける岡山。
豊川雄太(写真左)のヘッドは、GKに防がれる。

前線のターゲットマン・赤嶺が2発!岡山が山口にシーズンダブルで10戦負けなし
17/7/23 20:16

[7.23 J2第24節 岡山2-1山口 Cスタ]

 ファジアーノ岡山がホームでレノファ山口FCと対戦し、2-1で競り勝った。これで岡山は2連勝とし、10試合負けなし(6勝4分)。山口は3試合ぶりの黒星を喫した。

 まず試合のペースを握ったのは岡山だった。右サイドからDF片山瑛一が立て続けにロングスローを入れ、FW豊川雄太、FW石毛秀樹がバイシクルシュートを放ち、山口ゴールに襲い掛かる。だが、徐々に落ち着いた試合展開となると、山口がFKからチャンス。味方が横に出したボールからDF前貴之が強烈なミドルシュートを放つもGK一森純が横っ飛びセーブ。先制点とはならなかった。

 均衡が破れたのは前半35分。岡山のDF喜山康平がPA左へ浮き球パスを入れ、飛び出したGK村上昌謙と接触しながらも豊川が中央に折り返す。これをFW赤嶺真吾が頭で押し込み、先制のゴールネットを揺らした。

 追いつきたい山口は、ハーフタイムでGK村上に代えてGK山田元気を投入。さらに14分にはMF小塚和季を入れる。山口は21分、FW大石治寿が裏へ抜け出し決定機かと思われたが、懸命に戻った片山のスライディングに止められ、同点とはならなかった。

 その後は一進一退の攻防が続いたが、終盤に試合を決定づけるゴールが生まれる。岡山は後半38分、高い位置からのプレスでこぼれたボールを拾った赤嶺がペナルティーアーク手前から左足一閃。低い弾道のシュートがゴール右に吸い込まれ、2-0とする。アディショナルタイム2分には、PA手前から小塚に1点を返されたが、岡山が2-1で逃げ切り勝利。6月11日の第18節(1-0)の山口戦に続くシーズンダブルとなった。




先制点をアシストした岡山の豊川である。
ロングボールに飛び出し、右足のアウトサイドにてワンタッチで折り返した。
動きだしとテクニック、共に豊川の良さが光った瞬間と言えよう。
ゴールに絡む力は十分である。
これからも攻撃を牽引し、良い報を届けて欲しい。
期待しておる。

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鹿島アントラーズジュニアユース・生板隆之介くん、アントラーズの中では多分一番速いと思う

[NB CHAMPIONSHIP U-13]個々が守備の役割徹底!勝負強い鹿島ジュニアユースがC大阪U-13も完封し、決勝進出!
17/7/23 21:25


前半18分、鹿島アントラーズジュニアユースFW生板隆之介(右)が先制ゴール

[7.23 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 鹿島ジュニアユース 1-0 C大阪U-13 時之栖裾野E1]

 全国大会級のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017」は23日午後、順位決定戦に突入。予選リーグ各ブロック1位による1stトーナメント準決勝第1試合で鹿島アントラーズジュニアユース(茨城)とセレッソ大阪U-13(大阪)が対戦し、鹿島が1-0で勝った。準決勝第2試合のサガン鳥栖U-15(佐賀)対鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)戦は大会最終日の24日に行われ、その勝者と鹿島ジュニアユースが同日の決勝で優勝をかけて戦うことになった。

 強雨が降ったり、止んだりの悪コンディションの中で行われた準決勝第1試合。ともにこの日3試合目という厳しい日程の中での試合を優勢に進めたのは、C大阪の方だった。U-13エリートプログラムメンバーのFW北野颯太や左MF池田任泰が個で鹿島DFを1、2人とかわしてゴール前へ切れ込んでいくなど個々が突破力を発揮。相手を押し込む時間を長くしていた。

 一方の鹿島は左MF塙仁成がキープ力を見せたり、SBのオーバーラップを活用してクロスまで持ち込んだりするシーンがあったが、決定機を作るまでには至らない。互いにやや攻撃で急ぎすぎるような時間帯もあった中でC大阪がチャンスを作る。

 ボランチの攻め上がりも交えて相手の守りにプレッシャーをかけたC大阪は13分、右サイドからのラストパスでFW緒方夏暉がGKと1対1となったものの、これを鹿島GK大橋実羽がストップ。相手にPAまでボールを持ち込まれていたが鹿島だが、PAで相手との距離を詰める部分、シュートコースを消す部分、最後まで諦めずに足を伸ばす部分、ゴール方向から押し出すようにディフェンスに行く部分などを徹底し、我慢強く守り続ける。そして鹿島が1チャンスを活かして先制点を奪った。

 前半18分、自陣からゴール方向へ蹴り込まれたFKをFW大山和音が頭で競り勝つと、FW生板隆之介がタイミングタイミング良く抜け出す。コントロールしようとしたという行板がボールに触れると、コースの変わったボールがGKの横を抜けてゴール左隅へ頃がり、先制点となった。

 鹿島はGK大橋が混戦からのシュートや抜け出しからのシュートを止めていたほか、小林康人、木内温大の両CBや右SB堀江健太、左SB伊藤遥大の4バックがどこかで穴を開けられても必ずカバーして得点を許さない。

 C大阪は後半開始から3人を入れ替え、2分には緒方のスルーパスでFW有嶋貴大が抜け出したが、GK大橋に再び止められてしまう。坂井涼コーチが「中1にしては大人。時間帯などで自分たちで試合をコントロールしたりする」と評する鹿島は我慢強く守りながら、ロングボールや生板のスピードを活かして相手のラインを下げるなど、危険を侵さず、また相手の嫌なことを徹底しながら時間を進めていた。

 一方、C大阪は攻め続けていたものの、金晃正監督が「(相手に守りを固められた中で)最後のところで雑になっていた。質を高めてトレーニングしなければいけない」という課題が出て1点を奪うことができない。ゴールを守ることに対する集中力が非常に高かった鹿島が前線、中盤の選手たちの奮闘もあって1-0で勝利。坂井コーチが「この大会中も成長している。ここで自信をつけてくれたらいい」と語った鹿島が決勝進出を決めた。

 鹿島はGK大橋が「前はFWが絶対に決めてくれる決定力を持っていて、守備もロングボールも後ろにそらさないで守ってくれる」とチームメートたちへの信頼を口にしていた。鹿島ジュニアユースは現在2チームを編成し、もう1チームは神奈川遠征中。その中でも全国大会級のトーナメントで決勝進出を果たした。優勝まであと1勝。生板は「決勝は負ける気無いし、優勝しか無い。もっと協力できると思うので協力して勝ちたい」と誓った。予選リーグから5試合連続無失点で決勝進出。決勝でも勝負強さを発揮して参加24チームの頂点に立つ。

(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM]鹿島ジュニアユースFW生板隆之介_鹿島一の俊足FWが決勝点!
17/7/23 21:51


前半18分、鹿島アントラーズジュニアユースFW生板隆之介が決勝ゴール

[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 NB CHAMPIONSHIP準決勝 鹿島ジュニアユース 1-0 C大阪U-13 時之栖裾野E1]

「アントラーズの中では多分一番速いと思う」と自己評価する鹿島アントラーズジュニアユースFW生板隆之介が、チームを決勝へ導く決勝点を決めた。

 0-0の前半18分、鹿島は自陣からのFKをFW大山和音が頭で相手DFとGKの間へそらす。味方が競り勝つことを信じて飛び出した生板は「まずトラップして打とうと思った」と相手よりも先にボールに触れたが、コントロールしきれず。ただし、わずかに触れたことによって反応していたC大阪U-13GKの逆を突いたボールが、そのままゴールラインを越えて先制点となった。

 ゴールは幸運なものだったが、俊足アタッカーは攻守両面で効いていた。特に後半、「FWのところでセットして、自分のところに来たらダッシュで追いかけてやろうと思っていました」という生板の鋭いプレッシングが相手に自由な攻撃をさせなかった。

 また、生板はスピードを活かした突破でサイドを破っていたほか、ゴール方向へ流れたボールに対して油断したDFを追い越して決定的なシュートを打ち込むなど、相手にとって嫌な存在に。坂井涼コーチが「スピードは本当に凄い。トラップが悪くても行き切る力がある」と説明し、GK大橋実羽も「スペースとかで持ったら絶対に決めてくれる。頼りにしている」と評したFWは試合を決める仕事とそれ以外の部分でもチームの勝利に貢献した。

 憧れの選手に鹿島のFW金崎夢生やDF昌子源の名を挙げた生板は「将来的には前からプレスをかけていって、フィジカルで絶対に負けないで、しっかり得点を取れるFWになっていきたい」と意気込んだ。武器であるスピードも今大会初戦の大宮ジュニアユース戦など相手に劣っていた試合もあったという。だからこそ、もっともっとレベルアップすることを宣言。まずは24日の決勝での勝利に集中し、そこでチームにゴールとタイトルをもたらす。

(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13]失敗引きずらず、強気のプレー見せた鹿島ジュニアユースGK大橋が好守連発
17/7/23 22:09


好守で鹿島アントラーズジュニアユースを決勝へ導いたGK大橋実羽

[7.23 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 鹿島ジュニアユース 1-0 C大阪U-13 時之栖裾野E1]

 鹿島アントラーズジュニアユースはCB小林康人を中心としたDFラインがC大阪U-13に穴を作られかけながらも、素早いカバーリング、責任感ある守りを徹底していたことが印象的だった。

 そして、この試合ではGK大橋実羽も好守を連発。本人も「前半の1対1のプレーで止められたのが良かった」と振り返る前半13分の1対1のシーンをストップすると、その後も混戦からのシュートをキャッチしたり、至近距離からのシュートを止めて見せるなど1-0の勝利に大きく貢献した。

「昨日から失敗が多くて、きょう最高のプレーができたらと思っていたので、できて良かった」。失敗しても「試合では強気で勝つことに集中している」という守護神は迷うことなくプレーできているのだという。この準決勝でも試合序盤に連係ミスがあり、ピンチを招くシーンがあった。だが、引きずることなく切り替え、普段とは違うという強気な面、そして得意のセービングを大一番で発揮。坂井涼コーチも「よく止めてくれた」というプレーで白星を引き寄せた。

 将来の目標は鹿島でプロ選手になること。声や瞬発力、セービングをより磨いて目標に近づいていく。24日の決勝は今大会の集大成。「明日は絶対に勝って、みんなで喜んで帰りたい」というGKがまた強気のプレーで白星を引き寄せる。

(取材・文 吉田太郎)


NB CHAMPIONSHIP U-13を取材するゲキサカの吉田氏である。
鹿島アントラーズジュニアユースはセレッソ大阪U-13と対戦し、1-0と勝利したとのこと。
「アントラーズの中では多分一番速いと思う」と自身を評価するFWの生板隆之介くんが決勝点を決めた。
コントロールミスが運良くゴールに繋がった模様。
とはいえ、生板隆之介くんのスピードが生んだ得点であることは事実であろう。
この速さに磨きをかけ、ユース昇格、トップへと繋げて欲しいところ。
また、クリーンシートを達成したGKの大橋実羽くんは「前はFWが絶対に決めてくれる決定力を持っていて、守備もロングボールも後ろにそらさないで守ってくれる」と語る。
チームの一体感が感じられる。
攻守に好選手を擁する鹿島アントラーズジュニアユースは、決勝にコマを進めた。
もし、鹿島アントラーズジュニアユースつくばが準決勝に勝利することとなれば、決勝戦は同門対決となる。
注目である。

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この一戦で味わったヨーロッパのレベルは、鹿島をさらなる高みへと導くことだろう

【Viewpoint of J】勝利よりも力の差に不満…鹿島が鹿島である理由
2017-07-23
サッカーマガジン編集部



セビージャのコレア(左)と激しい1対1を繰り広げた右サイドバックの伊東(右)

2017.07.22 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017
鹿島アントラーズ 2-0 セビージャ(スペイン)


文◎小林康幸(サッカーマガジン編集部)

縮めるどころか広がったかな(大岩監督)

「レアル・マドリードを追い詰めたチーム」
セビージャのベリッソ監督は、試合前日会見で鹿島をこう称した。

昨年12月に、鹿島はクラブワールドカップ決勝でレアル・マドリードと延長戦にもつれる激闘を演じた。その後にスペイン王者となり、さらに2季連続でヨーロッパ王者ともなる世界有数の強豪クラブを、“クラブ世界一”の称号がかかった試合で苦しめたのだ。そんな鹿島の姿は、当時セルタを率いていたベリッソの記憶にも刻まれていた。

しかし、鹿島の大岩剛監督は「レアル・マドリードとあのようなゲームをしたが、決定的な差というものを感じた」と振り返る。そして半年以上が経ち、奇しくもレアル・マドリードと同じ白を基調とするユニフォームをまとったスペイン勢を相手に、再びその差を痛感させられることとなった。

試合前日に「私たちは下がるのではなく、積極的に前線からボールを奪いにいくスタイルでチャレンジしたい」と大岩監督が宣言した通り、ボール支配を高めようとするセビージャに対して、鹿島は前線からボールを追いかけたものの、「前半はボールを動かされてしまって、前線から奪いにいく形はやらせてもらえなかった」(大岩監督)。
「セビージャの強さを、まざまざと見せられた。厳しい見方をすれば、今回は(ヨーロッパの強豪チームとの差を)縮めるどころか、広がっていたのではないかな、と」(大岩監督)。その重たい口調には、勝利の高揚感や安堵感はなかった。

ボランチでフル出場した三竿健斗も、「中盤の3人(ガンソ、バネガ、ピサロ)のポジショニングが素晴らしかった。(Jリーグと比べて)前から奪いにいけない立ち位置だった」と、持ち前のプレスが効かないことを実感していた。

また、右サイドバックの伊東幸敏は、「(セビージャはサイドの選手が)1対1で仕掛けられる状況に持ち込むのがうまい。すごく嫌だった。そんなに難しいことをしているわけじゃないけれど、一歩、二歩の動きだったり、一人ひとりがボールを持っている時間だったり、簡単にプレーすることだったり、チームとしてすごくまとまりがあった」と振り返った。

普段のJリーグの戦いでは味わえない感覚が、鹿島の選手たちを支配したのだろう。いずれにせよ、試合を終えた鹿島の選手たちからは、険しい表情で、次々と“力の差”に言及した言葉が発せられた。

この機会を次につなげる

だが、痛感した差は、新たなモチベーションにもなった。
前日会見で「なかなかない機会なので、この先につなげたい」と話していた三竿は、「練習で今日(セビージャ戦)のことをずっと思い出して、自分に厳しくやれたら」と、決意を新たにする。

FW鈴木優磨の先制点をお膳立てした18歳のFW安部裕葵は、マン・オブ・ザ・マッチに選出されても浮かれた表情はなく、「良かったからといって特に変わることもないし、ひたむきに練習を続けていこうと思う。そして、彼らよりもうまくなりたい」と、さらなる進化を望んでいる。

そんな選手たちに試合後、大岩監督はこう告げたという。
「自分たちがあのレベルにならなければいけない。一人ひとりの判断、パススピード、あとは戦術のレベルもそう。相手の嫌なところをいかに突いていくか、どういうタイミングで突くのか。それを自分たちは経験できたので、日々の練習で質を高めていく。そして、チーム全体でレベルアップする。今の自分たちの意識では縮まらない。サッカーに対する取り組み方をあらためながら、レベルアップしていく意識を持って日々の練習を取り組んでいきたい」

そして、「自分たちの目指すべきものはどこなんだ」という指揮官の問いかけに、選手たちも目標を再認識した。

「僕たちが目指すべきものは、今日の相手であるセビージャのように、ずっとボールを支配して、取られてもすぐに切り替えて、取り返すということ。実際に体験したけれど、走らされてきつかった。それを僕たちがやって、相手を疲れさせて仕留められるようにできたらと思う」(三竿)
「うまいし、速いし、強い。僕たちが目指すべきサッカーは、ここ(セビージャのようなチーム)なのかなと思った」(伊東)

J王者は、この試合でも“常勝軍団”たる結果を収めた。それでもスコアに表れなかったセビージャとの差を、鹿島はチームとして、クラブとして真摯に受け止める。決して、勝利という結果に驕ることはなく――。

この一戦で味わったヨーロッパのレベルは、鹿島をさらなる高みへと導くことだろう。


「前半はピッチの外から見ていて勉強になった」と、途中出場の安部(左)。先制点を演出した


セビージャ戦後の鹿島のメンバーを取材したサッカーマガジンの小林記者である。
結果は鹿島ファン望むものであったが、内容は当事者の求めるものではなかった。
力の差を感じさせられ、セビージャのレベルの高さを感じたとということである。
大岩監督が、選手らに「自分たちがあのレベルにならなければいけない。サッカーに対する取り組み方をあらためながら、レベルアップしていく意識を持って日々の練習を取り組んでいきたい」と告げた。
欧州スタンダードにまで鹿島のレベルを引き上げ、国際舞台にて発揮できるまでに高めていこうではないか。
このセビージャ戦を大きな糧とする。
鹿島の更なる進化が楽しみである。

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なぜ鹿島は強豪セビージャに勝てたのか?

なぜ鹿島は強豪セビージャに勝てたのか?
江國 森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
2017年07月23日


「レベルの差を感じた」にもかかわらず…。


鹿島はMOMに輝いた安部(左)をはじめ、鈴木(右)、遠藤(中央)と交代出場の3人が攻撃を活性化した。写真:田中研治

[Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島2-0セビージャ/7月22日/カシマ

 リーガ・エスパニョーラでは、いまやレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの「3強」に次ぐ存在となっているセビージャと対戦した鹿島。Jリーグで首位を走るセレッソ大阪に3-1で快勝した強豪を、2-0で下している。

 試合後、大岩剛監督をはじめ何人かの選手が「レベルの差を感じた」と語ったように、セビージャにゲームを支配され続けた。しかし勝ったのは鹿島だ。では、なぜ劣勢を覆して白星を挙げることができたのか――。

 開幕前のセビージャとシーズン真っ只中の鹿島、というコンディションの差はもちろんあった。だが最大の要因は、前半の途中から鹿島が戦術を変更したことだ。

「前からボールを取りに行く」試合前日の会見で大岩監督はそう語っていたが、序盤から思うようにプレスが掛からない。インサイドハーフのエベル・バネガとガンソのキープ力が予想以上に優れていたため、ボールの取りどころを失っていたのだ。

 そう見るや、35分過ぎあたりから徐々に重心を下げて、リトリートからカウンターを狙う形にシフト。結果的にこれが功を奏した。中盤の三竿健斗が「前半で足が止まりそうだった」と打ち明けたように、敵のボール回しへの対応でかなりの運動量を強いられており、同じやり方を続けていれば、スペースを使われて多くの決定機を作られていただろう。

 もちろん、粘り強い守備も特筆に値する。象徴的なのが、13分にセビージャのMFギド・ピサーロがDFの裏へ絶妙のパスを送った場面だ。スピードのあるホアキン・コレアが抜け出そうとした瞬間、素早く守備に戻ってピンチの芽を摘んだのは左ウイングのレアンドロだった。「守るときは全員で我慢して守る」という鹿島らしさが如実に表われたシーンだった。

 7人のメンバーチェンジが可能だったこともあり、選手交代も勝負の分かれ目となった。ハーフタイムでバネガ、61分でガンソを下げたセビージャは中盤での支配力が一気に低下。キャプテンを務めた昌子源は、「ふたりがいないと、まるで違うチームのようだった」とコメントしている。

「クラブワールドカップの経験が活きた」


試合を支配していたのはセビージャ。鹿島はバネガ(右)とガンソのキープ力に苦しめられた。写真:田中研治

 一方の鹿島は、途中交代の安部裕葵と鈴木優磨の両FWが攻撃を活性化。安部の思い切りのいいドリブルが、鈴木の先制点を呼び込んだ。

 後半ロスタイムにダメ押し点を奪ったのも、交代出場のコンビだ。遠藤康の正確なCKにヘッドで合わせたのは、またしても鈴木だった。この場面でマークについていたボルハ・ラソ(ガンソに代わって出場)が、ほとんどゲームに入れていなかったとは対照的だ。

 昨年12月のクラブワールドカップでは、どちらかと言えば「勢い」で決勝まで駆け上がっていった鹿島。年間勝点3位から逆転でチャンピオンシップを制した流れに乗って、勝ち進んだ印象だった。

 だがこの試合で披露したのは、苦しい時間帯を耐え抜き、勝負どころでゴールを奪って勝利を手にするという、いわば鹿島らしい“したたかな”戦いぶりだ。公式戦ではないとはいえ、欧州の強豪を相手にそれが発揮できたところに、小さくない価値がある。

 試合後、昌子は「(クラブワールドカップ準決勝の)アトレティコ・ナシオナル戦で、前半に攻め込まれた経験が活きた」と語った。同様に、このセビージャ戦もクラブの財産になるはずだ。

 連覇を狙う鹿島にとって、腕試し以上の「収穫」を得た一戦になったのは間違いない。

取材・文:江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)


セビージャに何故勝てたかを解説するワールドサッカーダイジェストの江國記者である。
「前半の途中から鹿島が戦術を変更したことだ」と分析する。
「35分過ぎあたりから徐々に重心を下げて、リトリートからカウンターを狙う形にシフト」し、前線からのプレスから変えた。
試合前に準備した戦術を、あっさりと放棄し変えられるのもまた鹿島の良さであろう。
選手のクオリティが高く、ピッチ内だけでタイプが可能となる。
また、江國氏は「粘り強い守備も特筆に値する」と記す。
これは、鹿島伝統となる守備の強さが成し得たもの。
第一期トニーニョ・セレーゾ政権より鍛え上げられ、染みついた攻撃陣までの守備意識は、この試合でも発揮された。
また、粘り強く守って、数少ないチャンスに決めきるのはCWCでの経験が活きておった。
源が「(クラブワールドカップ準決勝の)アトレティコ・ナシオナル戦で、前半に攻め込まれた経験が活きた」と語ったように、経験をきちんと糧として活かすところも鹿島ならではと言えよう。
そして、鹿島はまた大きな経験を得た。
若手選手を多く起用して掴み取った勝利は、鹿島の新しい物語の始まりと言って良い。
大きな収穫を得て、鹿島はまた一つ前に進んだ。
後半戦に向けて大きな血となり肉となったであろう。
楽しみである。

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名良橋・本田元主将、子供たちと交流

J1鹿島OBが指導、子ども100人参加 本田さんと名良橋さん

天然芝の感触を確かめながら素足で行われたサッカー教室=鹿嶋市平井

2019年茨城国体で、鹿嶋市で行われるサッカー競技の開催800日前イベントとして、天然芝に一部改修された同市平井の北海浜多目的球技場で22日、サッカー教室が開かれた。鹿島アントラーズOBの本田泰人さん(48)と名良橋晃さん(45)らが講師を務め、約100人の子どもたちと交流した。

市によると、同球技場は1996年4月に完成し、軟式野球などで利用されている。国体に合わせ、昨年9月から3月まで一部改修工事が行われ、天然芝のサッカー場(1万350平方メートル)などが誕生した。

サッカー教室の前には錦織孝一市長、池田芳範市議会議長、鹿島アントラーズFCの庄野洋社長らが出席し、サッカー場整備を祝うテープカットが行われた。

同教室では天然芝の感触を確かめようと、全員素足になりボールを蹴った。レクリエーションのゲームで本田さんらは、高度な足技を披露して会場を盛り上げた。本田さんは「このような施設を造ってもらい、子どもたちにとってすごくいい環境」と述べ、名良橋さんは「子どもたちは感謝する気持ちを持ちながらサッカーをやってほしい」と話した。

国体時、同市はサッカーの少年男子と成年男子の会場となり、同球技場やカシマスタジアムなどを含め計40試合が行われる。


サッカー教室にて約100人もの子供たちと交流した本田元主将と名良橋である。
茨城国体に向けたイベントとのこと。
元プロサッカー選手と触れ合い、子供たちも楽しかろう。
子供成長にチーム競技であるサッカーは最適。
サッカーに興味を持ち、プレイヤーとして選択してくれたらと思う。

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ヴェルディ・中後、ダイレクトボレー

【東京V vs 讃岐】東京Vが追い付く!
2017年7月22日(土)



2点を追いかける東京Vは、44分にアラン ピニェイロが1点を返し、後半に入ると62分に中後雅喜(写真中央)がゴールを決めて試合を振り出しに戻す。

3ポイントを巡る死闘…東京Vと讃岐は計6発の痛み分けドロー
17/7/22 20:50

[7.22 J2第24節 東京V 3-3 讃岐 味スタ]

 味の素スタジアムで行われた7位東京ヴェルディと21位カマタマーレ讃岐の一戦は激しい消耗戦の末、3-3のドローに終わった。東京Vは今季3度目の連敗こそ回避したものの、4試合未勝利(2分2敗)。讃岐は敵地で勝ち点1を獲得し、連敗を5でストップした。

 東京Vは前節・湘南戦(0-2)からスタメン2人を変更。MF渡辺皓太が3試合ぶりに先発し、6月22日にビジャレアルBから加入したスペイン人FWカルロス・マルティネスが初出場を飾った。フォーメーションは開幕からの3-4-2-1を継続。渡辺はダブルボランチの一角、マルティネスは1トップに入った。

 一方、讃岐は前節・山口戦(1-3)から一気に先発5人を入れ替え。DF李栄直が3試合ぶりにスタメン起用され、MF岡村和哉、MF山本翔平、FW仲間隼斗が2試合ぶりに先発復帰した。また、龍谷大から今季加入のDF長澤拓哉が初出場で初スタメン。3-3-2-2の左ウイングバックを務めた。

 28度を超える厳しいコンディションの中、最初に仕掛けたのはアウェーの讃岐。開始早々の前半1分、MF安西幸輝のバックパスが弱くなったところを長澤が見逃さず、PA内左でマイボールにしてシュートまで持ち込むが、惜しくもゴール左外へ。それでも次のチャンスを確実にモノにした。

 前半5分、DF武田有祐が右サイドからロングスローを入れると、PA内右へボールがこぼれる。素早く反応した李栄直が右足で蹴り込み、先制点をマークした。さらに同37分には得意のカウンターで追加点を奪取。自陣左のMF渡邉大剛からのサイドチェンジを受けたMF永田亮太が右サイドを持ち上がり、PA手前右から右足で豪快な一撃を突き刺した。

 ボールサイドに厳しく寄せる讃岐の守備に苦しんでいた東京Vだったが、前半44分に反撃の狼煙を上げる。DF井林章のロングフィードからFWアラン・ピニェイロが裏へ抜け出すと、飛び出したGK清水健太がパンチングしたボールが自身を直撃し、ラッキーな形でネットを揺らした。

 アランは今季10得点目とし、来日後初となる二桁ゴール。後半17分にはベテランのMF中後雅喜がこれに続く。敵陣中央からの直接FKは一度壁に当たるが、跳ね返りに自ら右足で合わせ、アウトにかかった鮮やかなシュートをゴール右隅に決めた。

 2点のリードをふいにした讃岐。しかし、今季ここまで複数得点が23試合中4試合しかなかったチームは、後半37分に意地の3点目を奪う。途中出場のMF馬場賢治のスルーパスから武田が右サイドを抜け出し、相手GKとDFの間に低く速いクロスを供給。ファーに走り込んだ途中出場のDF西弘則が滑りながら左足でプッシュし、勝ち越しに成功した。

 ラスト5分で讃岐が3-2とリード。このまま逃げ切るかに思われたが、東京Vが粘りを見せた。後半41分、左ウイングバックにポジションを移していた安西が複数の相手DFを振り切ってPA内左に進入し、右足でチップキック気味にクロス。中央のDFを越えると、ファーで待っていたアランがヘッドでゴール左に決め、3-3と試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた讃岐も再び勝ち越しを目指して攻め込み、終盤は激しい攻防が続く。だが、それ以上スコアは動くことなく、3-3で終了のホイッスル。東京Vは4試合勝ちなし(2分2敗)となり、暫定8位に後退した。


ゴールを決めたヴェルディの中後である。
自ら蹴ったFKのこぼれ球をダイレクトにてボレーし決めた。
素晴らしいテクニックであったと言えよう。
結果的には、このゴール含めて両チームで6点が入った乱戦となり、ドローに終えた。
ヴェルディとしては失点を減らしたいところであろう。
中後の奮戦を期待しておる。

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鹿島アントラーズジュニアユースつくば・武沢くん、プレイでもチームを引っ張れるように頑張りたい

[NB CHAMPIONSHIP U-13]センアーノ神戸の反撃受けるも、鹿島アントラーズつくばが6発快勝!1stトーナメントへ
17/7/23 14:31


後半13分、鹿島アントラーズつくばジュニアユースFW坂郁弥が右足でゴール

[7.23 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ センアーノ神戸JY 2-6 鹿島アントラーズつくばJY 時之栖裾野E1]

 全国大会級のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2017」は23日午前、予選リーグ2日目を行い、センアーノ神戸ジュニアユース(兵庫)対鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)戦は鹿島アントラーズつくばが6-2で快勝。3勝1分とした鹿島アントラーズつくばがAブロック1位と1stトーナメント進出を決めた。

 目の前でブロック1位を争う青森山田中がFC.Liventとドロー。鹿島アントラーズつくばはセンアーノ神戸戦で勝てば自力でブロック1位が決まることになった。ただし、「目の前の相手に勝つこと。順位決定戦でも、グループリーグでも、それは変わらない」(鳴海勝也監督)という共通意識を持つ鹿島アントラーズつくばは、普段と変わらず目の前の試合に勝利することに集中。目の前の試合に全力で臨み、快勝を収めてブロック1位を決めた。

 前半2分、縦パスで抜け出したFW横塚翼が「最初は普通に打とうと思ったんですけど、GKが出てきたので判断変えてループにしました」と技アリの左足ループシュートで電光石火とも言える先制点を叩き出した。

 対するセンアーノ神戸は昨年、ジュニアチームが全日本少年サッカー大会で優勝。大半の選手がJアカデミーなどへ進んだため、優勝メンバーで昇格したのは2人だけだが、岡本豊監督が「ウチは1対1にこだわってやっている。そしてチャンレンジすることを常に言っている」というチームは一回り大柄な相手選手たち果敢に仕掛け、挑んでいく。

 失点直後の3分、中盤でDFをかわしたMF伊東直哉が左前方へスルーパス。これで抜け出したFW酒井春輝が左足を振り抜いたが、GKの正面を突いた。センアーノ神戸も良くファイトしていたが、その部分は鹿島アントラーズつくばにとっても欠かせない部分。鳴海監督が「走ること、戦うこと、コミュニケーションを取ること、そして切り替え。それしか言っていないです。自分を出すこととかその前に、ピッチに立つためにはまずその部分をやらなければいけない」と説明するチームの原則と、個々の技術の高さを発揮して試合の流れを引き寄せていった。

 9分、鹿島アントラーズつくばは右クロスをファーサイドで収めて後方へ下げると、MF下田栄祐が豪快な右足ミドルを突き刺して2-0。20分にはMF武沢健伸主将のダイレクトのスルーパスをMF沼田奏音が左足ダイレクトで決めて3-0とした。
 
 だが、センアーノ神戸も食い下がる。22分、ハイプレスからボールを奪い、FW仁尾唯希が身体を張って繋ぐと、伊東が鮮やかな右足ミドルを決めて1点を返した。さらに後半4分、敵陣でボールを奪い返すと、MF大島尚也とのパス交換から仁尾が豪快な右足ミドルを突き刺して3-2とした。

 だが、鹿島アントラーズつくばは失点直後、左クロスのこぼれをMF千葉颯斗が右足で決めて再び2点差。この後、交代出場のFW坂郁弥がダイレクトボレーのファインショットを含む2ゴールを決めて鹿島アントラーズつくばが快勝した。

 6発勝利も鹿島アントラーズつくばの武沢は「まず戦う姿勢を全員で出すことを意識していました。ちょっと足りなかったです。攻撃は得点いっぱい取れたので良かったんですけど、守備でちょっと甘いところや課題が多くありました」と反省していた。戦う部分、守備と、この試合でできなかった課題を次の試合で改善すること。そして、一戦必勝の姿勢で一つ一つ白星を重ねて、「全部勝って優勝したいです」(横塚)という目標を達成する。 
 
(取材・文 吉田太郎)

[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM]鹿島アントラーズつくばJY MF武沢健伸_攻守の中心として君臨。絶妙アシストも
17/7/23 15:02


鹿島アントラーズつくばジュニアユースの主将、MF武沢健伸

[7.23 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ センアーノ神戸JY 2-6 鹿島アントラーズJYつくば 時之栖裾野E1]

 本人は戦う姿勢を前面に出せなかったことを反省していた。また、守備の部分でも縦パスを入れられた回数が多かったと首を振る。

 それでも、鹿島アントラーズつくばジュニアユースの主将、MF武沢健伸は小刻みにポジションを修正しながら守備で相手ボールに絡んでピンチの芽を摘み、攻撃面でも中盤で技術力の高さを発揮。大量6得点を挙げたチームを中心選手として引っ張った。
 
 前後半ともに精度の高いキックとボールコントロールを見せていたことが印象的だった。特に前半21分にはFWテルコブフ・ザハルが落としたボールをダイレクトでスルーパス。DF間のギャップへ見事に通されたラストパスでMF沼田奏音が抜け出し、GKの鼻先で左足1タッチで合わせて貴重な3点目を奪った。

 判断の速さと精度でチームの攻撃を加速させていた武沢の憧れの選手はスペイン代表MFイニエスタ。この日のプレーについては反省の弁が多かったが、「(自分の特長は)チャンスメークです。逆サイドに展開にする意識を持っていたので、それはできたので良かった」と、自身のゲームメークについては及第点の評価をしていた。

 予選リーグが終了し、次は各ブロック1位がによる1stトーナメントの戦いが控える。誰よりも戦う姿勢を出すことを意識しているという主将は「声でもそうですけど、プレーでもチームを引っ張れるように頑張りたい」と誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)


NB CHAMPIONSHIP U-13を取材するゲキサカの吉田氏である。
鹿島アントラーズジュニアユースつくばはセンアーノ神戸JYに勝利し1stトーナメント進出を決めた。
主将の武沢くんは「まず戦う姿勢を全員で出すことを意識していました。ちょっと足りなかったです。攻撃は得点いっぱい取れたので良かったんですけど、守備でちょっと甘いところや課題が多くありました」と語る。
勝利に慢心せず、きちんと試合を振り返る。
この向上心にて、更に成長していってくれよう。
楽しみな若者である。

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裕葵とレオ、スペイン代表選手の眼鏡に適う

セビージャDFが「印象に残った」鹿島の2選手は?
江國 森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
2017年07月22日


「ドリブルがいい」と若きストライカーを評価。

[明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島2-0セビージャ/7月22日/カシマ

 圧倒的にボールを支配しながら、鹿島に0-2の敗戦を喫したセビージャ。気温28度という暑さもあり、ぐったりとした表情で無言のままミックスゾーンを後にする選手が多いなか、DFのセルヒオ・エスクデロが鹿島の選手の印象について語ってくれた。

 昨年11月に27歳にして初めてスペイン代表に招集された遅咲きの左SBは、持ち味であるタイミングの良い攻め上がりを随所で披露。鹿島の右SB伊東幸敏が、「敵の左サイドは1対1の状況を作るのが上手かった」と語ったように、左ウイングのホアキン・コレアと連携して、チャンスを作り出した。

 そのエスクデロがもっとも印象に残った選手に挙げたのが、積極的な仕掛けでFW鈴木優磨の先制点をアシストし、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた安部裕葵だ。「ドリブルがいい」と、若きストライカーを評価した。

 そして、その場を立ち去ろうとした時に、思い出したようにもうひとりの選手の背番号を口にした。「そうだ、4番もよかった。中盤のね」

 4番とはもちろんレオ・シルバだ。2得点の鈴木ではなく、エベル・バネガとガンソというセビージャが誇る「ダブル司令塔」を潰すために奔走していたハードワ―カーの名前を挙げるあたり、いぶし銀のエスクデロらしい見立てと言えるかもしれない。

取材・文:江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)


鹿島の選手の印象について語ったセビージャのセルヒオ・エスクデロである。
スペイン代表にも名を連ねる左SBは、まずは安部裕葵の名を挙げた。
「ドリブルがいい」と評価した様子。
欧州にも通じるボールコントロールは、この先も観客を魅了してくれよう。
そして、思い出したように口にしたのは中盤の4番、レオ・シルバである。
ハードワークでセビージャの中盤に対応したボランチが挙げられたことは通好みと言えよう。
Jリーグ随一のボランチは欧州の選手にも高い評価を得た。
負傷にて前半戦を休場することとなったが、後半戦はチームの主軸として活躍してくれよう。
楽しみである。

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セビージャ戦報道

鹿島鈴木2発「FWの理想のゴール」セビリア撃破
[2017年7月22日20時39分]


後半、先制ゴールを決めた鹿島FW鈴木はC・ロナポーズ(撮影・松本俊)

<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 鹿島アントラーズが、FW鈴木優磨の2得点でスペイン1部の強豪セビリアを2-0で下した。

 鈴木は試合後のインタビューで「勝てて良かったです。絶対に点をとって勝とうと決めていたのでよかった。(1点目は)FWの理想のゴールだったので、(安部)裕葵くんに感謝したい。(2点目は)うまく当てられました」と話した。

鹿島鈴木2発、開始前ハプニングも強豪セビリア撃破
[2017年7月22日20時39分]


後半、先制ゴールを決めた鹿島FW鈴木はこん身のガッツポーズ(撮影・松本俊)

<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 昨季J王者の鹿島が2-0でスペイン1部4位のセビリアに勝利した。

 最初に主導権を握ったのは鹿島だった。前半8分、FW金崎のパスをトラップしたFWペドロ・ジュニオールが右足でボレーシュート。同11分にはDF昌子が左足でミドルシュートを放った。

 セビリアも同23分に右サイドを駆け上がったDFコルシアが右足でシュート。GK曽ケ端がセーブしたこぼれ球を、FWムリエルが右足でシュートも再び曽ケ端が防いだ。同45分にもムリエルのシュートを曽ケ端が好セーブを見せた。

 後半27分、鹿島が均衡を破った。MF安部が個人技で相手DF2人を抜き去ると、FW鈴木にラストパス。落ち着いて鈴木が左足で流し込んだ。ゴール後には昨年12月のクラブW杯でも披露したRマドリード(スペイン)FWロナルドをまねたパフォーマンス。2万8308人の観衆を沸かせた。試合終了間際にも、MF遠藤が蹴った左CKを鈴木が頭で合わせて勝利に貢献した。

 試合直前には約5分間にわたってスタジアムの火災報知機が誤作動して観客の避難を誘導。試合開始が遅れるハプニングもあった。

セビリア撃破した鹿島MVPは「本田2世」安部
[2017年7月23日7時19分 紙面から]


鹿島FW安部(左)はマンオブザマッチで賞金100万円を贈られる(撮影・松本俊)


後半、安部(手前)は先制ゴールをアシストする(撮影・松本俊)


<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 “本田2世”の鹿島アントラーズFW安部裕葵(18)が試合を決めた。「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が22日、茨城・カシマスタジアムで開催され、鹿島は昨季のスペイン1部4位の強豪セビリアを2-0で撃破。0-0の後半27分、巧みなドリブルでDF3人を抜き去った安部は、GKと1対1の局面で「選手が見えていたので横に転がせば入ると思った」と、瞬時の判断でFW鈴木の先制弾をアシスト。2得点の鈴木を上回る印象的なプレーでMVPを受賞した。

 メキシコ1部パチューカに移籍したFW本田が経営に携わるエスティーログループのジュニアユースチーム「S.T.FC」出身のプロ1号。指導を受けたこともある“師匠”は尊敬する存在だ。「(本田)圭佑さんのように、子どもたちに夢を与えられる選手になりたい。選択したクラブも、らしいなと思いました」。本田を追う高卒新人が欧州の強豪相手に輝きを放った。

鹿島・優磨が2発!セビリアから大金星「慢心せず、謙虚にいきたい」

後半、2点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木優磨(共同)

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017(22日、鹿島2-0セビリア、カシマ)「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ」で、昨季J1覇者の鹿島がスペイン1部の強豪、セビリアに2-0で勝利した。鹿島は、FW鈴木優磨(21)が2得点の大活躍。昨季スペインリーグ4位、欧州チャンピンズリーグ(CL)16強のセビリアから大金星を挙げた。

 FW鈴木が後半27分、ゴール前でFW安部からのパスを受けると、無人のゴールに左足で流し込み「僕としては理想的なゴール」。準優勝した昨年のクラブW杯でも披露した「Cロナポーズ」を決めた。試合終了間際にも左CKから頭で決めて2得点の活躍だったが、「相手はシーズン前。『セビリアに勝った』という感じは正直ない。慢心せず、謙虚にいきたい」と気持ちを引き締めた。

後半にメンバーを代えて敗れたセビリア・ベリッソ新監督
「前半のリズムをキープすることができなかった」

島・鈴木 将来の欧州移籍熱望「うらやましいなと思った」

<鹿島・セビリア>後半、2点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
Photo By スポニチ


 国際親善試合「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ 2017」が22日、カシマスタジアムであり、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。後半17分から途中出場し、全2得点の活躍を見せたFW鈴木優磨(21)は試合後、「ヨーロッパに行かないといけないとあらためて今日思った。相手のコンディションがもっと高い中で1シーズン、2シーズン、3シーズンフルに戦えるって、やっぱりうらやましいなと思った」と将来的な欧州移籍への思いを口にした。

 途中出場から10分後の同27分にFW安部のパスをゴール左から左足で流し込み、“Cロナ・ポーズ”で歓喜を爆発。同ロスタイムのコーナーキックでは肩でMF遠藤のクロスを押し込んだ。ただ、セビリアはリーグ開幕前の調整段階。後半は疲労の色も隠せなかっただけに「この2点でセビリアから取ったんだという気持ちには正直なっていない」と満足しなかった。

 「今自分がいるところで一生懸命頑張るしかない。チームの調子が良くて(試合出場の)チャンスがない中で、いかに出たときに結果を残すかだと思うし、それが自分のステップアップにもチームのステップアップにもつながると思う」と前を見据えた。
[ 2017年7月23日 00:05 ]

鹿島18歳安部 セビリア切り裂き完勝!V弾演出でMOM選出

<鹿島・セビリア>後半、華麗な突破でセビージャの選手を置き去りにする鹿島・安部(右)
Photo By スポニチ


 国際親善試合「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ 2017」が22日、カシマスタジアムで行われ、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。後半17分から途中出場した高卒新人のFW安部が同27分、ドリブルで2人のマークをかわし、GKを引きつけたところで左にラストパス。「冷静に横も見えていた」とFW鈴木の先制点をお膳立てした。

 マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた安部は「長所であるドリブルや運動量を見せられて良かった。ああいう相手でも通用すると自信になった」と胸を張った。日本代表FW本田が経営に携わるジュニアユース出身のプロ1号。「一人の人間として尊敬している」という本田のように、プレーには風格すら漂った。クラブ幹部は「あのときの本山(雅志)にかぶって見えた」と05年の国際親善試合マンチェスターU戦で2得点したOBの名前を挙げて絶賛。未来の主軸誕生を予感していた。

 ▼セビリアのベリッソ監督 前半はいいリズムで試合運びができたが、後半は深さが足りなかった。プレシーズンということもあり、疲れが見られた。


<鹿島・セビリア>後半、2点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木
Photo By スポニチ


[ 2017年7月23日 05:30 ]

【鹿島】欧州L3連覇のセビリア撃破…優磨2発も主役は安部
2017年7月23日6時0分 スポーツ報知


後半46分、2点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左は山本)

 ◆明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ 鹿島2―0セビリア(22日・カシマスタジアム)

 国際親善試合の「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ」が22日、カシマスタジアムで行われ、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。前半を粘り強い守備でしのぐと、途中出場のFW鈴木優磨(21)が後半27分に左足で先制点を挙げ、ロスタイムにもCKから頭で合わせ、2得点目。昨季リーグ4位で欧州リーグ(EL)3連覇中の強豪を撃破した。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には先制点をアシストしたルーキーFW安部裕葵(18)が選ばれた。

 欧州リーグ王者を切り裂いたのは18歳のルーキーだった。後半27分、右サイドでFW安部がボールを受けると、トラップでまず1人目をかわし、次のタッチで2人目を抜く。エリア内に入ってから両足のタッチで3人目をかわして、GKが飛び出した瞬間を見計らって左へパスを出した。空振りさえしなければゴールという絶品アシスト。「自分の特長のドリブルを見せられて良かった」と笑った。

 日本代表FW本田圭佑(31)=パチューカ=の生き方に触れるため、本田が実質的オーナーを務めるクラブ「SOLTILO(ソルティーロ)FC」(国内各地で開講)に入り、サッカーを学んだ。その後は瀬戸内高(広島)に進学し、同クラブ出身選手初のJリーガーとして今季鹿島に加入。ドリブル、創造力にあふれるFWで「緊張はしたことない」「やれる自信はある」と先人と同じく動じない心を持つ。

 「圭佑さんは1人の人間としてすごく尊敬している。(本田のように)小さい子どもたちに影響を与えられる人になりたい」と安部。鹿島の強化責任者を務める鈴木満常務(60)は、05年の親善試合マンチェスターU(イングランド)戦で2得点を記録したMF本山雅志(現北九州)になぞらえ「本山と同じでワクワクさせる選手」と期待を寄せた。

 安部は「こういう相手にも通用するんだということは、自信にもなった」と話す一方で「試合でうまくいっても、次の練習で一生懸命やることは変わらない」と言い切った。昨年クラブW杯準優勝に続き、EL3連覇王者も撃破した鹿島。その原動力の「満足しない心」はルーキーにも備わっている。(内田 知宏)

ワールドチャレンジ2017 鹿島、2発快勝 セビリア下す

鹿島-セビリア 後半27分、ゴール前に攻め込む、先制ゴールをアシストした鹿島・安部(右)とゴールを決めた鹿島・鈴木(中央)=カシマスタジアム、嘉成隆行撮影

サッカーの国際親善試合、明治安田ワールドチャレンジは22日、カシマスタジアムで行われ、J1鹿島は鈴木の2ゴールでスペイン1部リーグのセビリアを2-0で下した。

鹿島は前半、圧倒的に攻められたがGK曽ケ端の好セーブもあり、無失点で折り返した。後半27分に安部のパスを受けた鈴木が先制。試合終了間際には遠藤の左CKを再び鈴木が決めた。セビリアは細かいパスワークで何度も決定機をつくったが、決定力を欠いた。マン・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手)には鹿島の安部が選ばれた。


2ゴールでC.ロナウドポーズも飛び出した優磨を抑えて、大きく紙面を飾ったのは安部裕葵であった。
先制点・追加点の優磨でもクリーンシートの曽ケ端でもなく、この試合のMOMに選出されたことで、この試合でのインパクトの大きさは計り知れよう。
日本代表の本田圭佑の育成組織出身であり、瀬戸内高校出身初のJリーガーでもある。
そして、スポニチは、2005年のマンU戦と重ね合わせ「あのときの本山(雅志)にかぶって見えた」とクラブ幹部の言葉を報じる。
椎本スカウト担当部長が、「得点力があり、技術がしっかりしていて、前線で攻撃の起点になれる。チャンスを作って得点も決める、本山(雅志、現北九州)のようなタイプになってもらいたい」と入団内定会見の際に語ったことが思い出される。
順調に本山と重なり合わさる選手に育っておる。
更に実績を積み、偉大なるアタッカーとなって行って欲しい。
安部裕葵の成長を期待しておる。

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町田・平戸、初先発・初ゴール

【岐阜 vs 町田】平戸が岐阜を突き放す!
2017年7月22日(土)



1点をリードする町田は40分、平戸太貴(写真中央)のゴールでリードを2点に広げる。平戸は今季初ゴールとなった。

鹿島からレンタル加入の20歳平戸がプロ初ゴール!!町田が7月無傷の4連勝
17/7/22 21:36

[7.22 J2第24節 岐阜0-2町田 長良川]

 J2リーグは22日、J2第24節を行い、FC町田ゼルビアがアウェーでFC岐阜を2-0で下した。町田は7月に入って無傷の4連勝。一方の岐阜は2試合連続の無得点で2連敗となった。

 大木武監督の下、細かくつなぐスタイルでリーグ1位のパス本数を誇る岐阜だが、この日は立ち上がりからロングボールを多用。町田守備陣を押し込み、序盤のペースを握ったが、町田が前半13分に試合を動かした。自陣左サイドのタッチライン際からFW谷澤達也が一気に前線へロングフィード。俊足のFW戸高弘貴が最終ラインの背後に抜け出すと、PA外まで飛び出してきたGKビクトルをワントラップでかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 2試合連続ゴールの戸高は直近7試合で5得点目。やや劣勢だった町田が先制に成功した。痛い形で先制された岐阜だが、その後もボールを保持し続ける。ところが前半40分に痛恨のミスから2失点目。自陣でのDF福村貴幸のパスミスを町田FW吉田眞紀人がカットし、右サイドでフリーのMF平戸太貴がパスを受けると、PA右手前から狙った左足ミドルが岐阜ディフェンスに当たってコースが変わり、そのままゴールネットを揺らした。

 今季、鹿島から期限付き移籍で加入した平戸は今季初先発で待望のプロ初ゴール。鹿島ユースから昨季、トップチームに昇格した2年目の20歳が相馬直樹監督の起用に応えた。前半の町田はシュート3本で2点を奪うという効率の良さ。対する岐阜はボール支配率68%を記録しながらシュートは1本止まりで、大木監督はハーフタイムに「2点取られたのだから3点取るしかない」とゲキを飛ばし、後半開始からDF野澤英之に代えてMF風間宏矢をピッチに送り込んだ。

 風間の投入で徐々に攻勢を強める岐阜は後半18分、細かいパスワークで左サイドを突破し、町田の守備ブロックが堅いと見るや、素早くつないで右サイドに展開。スペースでボールを受けた風間のクロスがファーサイドに抜けてきたところをFW古橋亨梧が右足で狙ったが、左のサイドネットに外れた。

 後半24分には中盤でMFシシーニョがボールを奪い、右サイドのスペースにスルーパス。FW大本祐槻の深い位置からのクロスはGK高原寿康に阻まれたが、ゴール前にこぼれたボールをMF庄司悦大が落とし、風間が無人のゴールにシュートを放つ。絶好のチャンスだったが、ゴールライン上の町田DF深津康太がヘディングでクリア。決死のディフェンスでゴールを許さなかった。

 町田は後半25分、中京高からFC岐阜SECONDを経由して昨季まで岐阜に所属していたMF遠藤純輝を谷澤に代えて起用。スタジアムは盛り上がりを見せたが、酷暑の中で試合は消耗戦の様相を呈し、後半アディショナルタイムには岐阜の庄司がパスを出したあとに遠藤と交錯した際、無謀に引き倒したとみられたか、主審は庄司にレッドカードを提示し、一発退場となった。

 試合はそのままタイムアップを迎え、町田が2-0で勝利。貴重な追加点でJリーグ初ゴールを決めた平戸は試合後のインタビューで「相手のミスからいい形でボールが回ってきたのでうまく決められた。チームとしても個人としても結果を出さなければならないのでよかった」と喜んだ。




初先発にてプロ入り初ゴールを決めた町田の平戸である。
右サイドでボールを持つと切り返し、相手選手の当りにも負けず、左足にて決めた。
これは素晴らしい。
利き足ではない左足というところも、当りに負けぬフィジカルも、そして少々強引なところも含めて平戸の将来性を感じさせた。
相馬監督の信頼に応え、一発で結果を出したことで、チームの中でも重要度を増していくことであろう。
後半戦も町田を牽引する中心選手となっていって欲しい。
平戸の成長を楽しみにしておる。

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セビージャ戦コメント

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017




鹿島アントラーズ:大岩 剛
セビージャFCの強さをまざまざと見せつけられた。しかし、選手たちは粘り強く守備をし、ボールを奪った後、積極的に攻撃に出ていくことをやり続けた。その結果、スタジアムに来てくれたサポーターの皆さんが喜んで帰ってもらえる結果になったと感じている。

Q. 前半終了間際にレオ シルバ選手を呼んで指示を与えていたが、どんなことを伝えたか?

A. 前半、ボールを動かされてしまって、自分たちがなかなかボールを持つことができなかった。ただ、守備の面でやるべきことはある程度できていた。奪った後の攻撃の質、ファーストプレーの質、判断の質、ポジショニングがよくなかった、もしくは良くないようにさせられてしまった。理由として、ボールを奪った後スピードアップし過ぎてしまい、ボールロストが多くなったと感じた。落ち着いてボールを動かしながらサイドを使って攻めることを徹底するように、あのタイミングでレオに伝えた。

Q. この試合はJリーグを戦う上でどんな意味があるか? 今シーズンはC大阪や柏が強いがどう感じているか?

A. 名前の挙がった両チームは、それぞれが独特のスタイルを持っているチーム。そこに対して自分たちがリアクションするのか、アクションするのか。そういったところの判断が求められる。今日のようにボールを握られる時間が長くなったとき、もっと自分たちからアクションすることで守備をしたり、自分たちが支配するやり方で相手を押し込むことができるはず。そういうサッカーをJリーグでも数多くやれるように準備したい。

Q. 具体的なセビージャの強さとは? 自分たちのサッカーはどの程度できたと感じているか?

A. 正直に言うと、手ごたえはあまりない。自分たちが前線から奪いに行くサッカーはやらせてもらえなかった。セビージャは世界最高峰のリーグであれだけの成績を残している。非常に高いレベルを体感した。選手たちも同様に感じていると思う。試合後「自分たちがあのレベルにならなくてはいけない。チームとして選手として成長していこう」と選手たちに伝えた。昨年レアル・マドリードと試合をして決定的な差を感じたが、その差が縮まるどころか広がっているように感じた。今の自分たちの意識では縮まらない。もっと厳しくサッカーに取り組み、高い意識を持って日々の練習に取り組んでいきたい。

Q. 途中交代の鈴木選手、安部選手が印象的なパフォーマンスを見せたが、2人の評価は?

A. 2人とも非常に気持ちの入ったすばらしいパフォーマンスだったと感じている。いつも言うことだが、それをやり続けることが重要。彼らが今日得た自信のようなものを成長の糧にしてやり続けることが大切。





【鈴木 優磨】
後半はある程度、自分たちから仕掛けることができた。でもこのままじゃ、まだまだダメ。自分たちからアクションを起こせるようになりたい。今日は2得点を取れて良かったけど、相手はシーズン前だし、勝って慢心するわけにはいかない。謙虚に受け止めていきたい。

【安部 裕葵】
自分の長所であるドリブルと運動量を見せることができてよかった。(得点シーンは)冷静にプレーできて、横も見えていた。ああいうプレーは得意。自然と身体が動いた。このレベルが相手でもできたのは自信になった。外から見ていても、プレーしていても楽しかった。すごく勉強になったし、充実した日になった。

【昌子 源】
前半を無失点に抑えればいけると思っていた。交代で入った優磨と裕葵がよくやってくれた。どんどん若い選手が出てくれば、チームも強くなる。試合ごとに選手が活躍して良くなっていくのは、今のアントラーズの良いところ。これを続けていきたい。

【曽ケ端 準】
欲を言えば、自分たちが試合を支配して勝てれば良かったけど、難しい中でもチャンスを窺いながら我慢強くプレーできて良かった。暑い中での試合が続くし、リーグ戦でも今日のような展開もあり得るので良いシミュレーションになった。

【ブエノ】
自信をもってピッチに立ったし、100%を出そうと考えていた。無失点に抑えることができて嬉しい。

【植田 直通】
コンディションを整えている段階だったと思うけど、そういう相手であっても負けるわけにはいかなかった。勝てたことは良かった。あまり相手の情報がない中で、プレーをしながら相手の出方を考えていた。

【遠藤 康】
自分が出たら、チーム全体を押し上げられるようにしたいと考えていた。こういう相手で、親善試合であったとしても、自分たちは勝たないといけない。これだけボールを回せるチームと試合をする機会はなかなかないので、楽しかった。

セビージャFC戦


本日行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017セビージャFC戦は2-0で勝利しました。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 
2017年7月22日(土)18:08KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]

セビージャFCの強さをまざまざと見せつけられたゲームでした。ただ選手たちは粘り強く守備をすることと、奪ったあとに積極的に出ていくこと。そういうことをやり続けた結果が、今日来てくれたサポーターのみなさんが喜んで帰ってくれるような結果になったんじゃないかなと感じています。

――前半終了間際にレオ シルバ選手に指示を与えていたが。どのような内容だったのか。

前半はボールを動かされてしまって、自分たちがなかなかボールを握ることができませんでしたが、守備の面では自分たちのやるべきことはある程度はできていた。ただ、奪った後の攻撃の質、ファーストプレーの質、判断の質、ポジショニング、そういうものが良くなかった。その理由はボールを奪ったあとに、少しスピードアップしすぎてしまったこと。そのためにボールロストが多かった。そういうことを伝えながら、もう少し落ち着いてボールを動かし、サイドを使って攻めていくことを徹底しようと、レオには伝えました。

――セビージャの強さをどのように感じたか。また自分たちのサッカーがどれくらいできたのか、その手応えを教えてください。

まず、手応えに関してはあまりないです。自分たちが前線から奪いに行く形はやらせてもらえなかったと感じています。セビージャのレベルは、やはり世界最高峰と言われているラ・リーガであれだけの成績を収めることができる。それを体感しましたし、選手も体感したと思います。試合が終わったあとに選手にも言ったんですが、自分たちもあのレベルにならないといけない。一人一人の判断のレベル、パススピードのレベル、戦術のレベル。自分たちが今日経験できたので、日々の練習でその質を高めてきたい。あとは選手の自覚でしょうかね。自分たちが目指すべきところはどこなのか。昨年、レアル マドリードとああいうゲームをしたあとに評価をしてもらいましたが、決定的な差を感じていました。今回、その差を縮めるどころか、広がったんではないか。そういう話をしました。今の自分たちの意識では縮まらない。取り組み方を改めながら、さらにレベルアップしていく意識を持って日々の練習に取り組んでいきたい。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 
2017年7月22日(土)18:08KO カシマ

[ 鈴木 優磨 ]

1点目は裕葵が3人抜いてくれたんですが、あれがFWの理想のゴールだと思います。運んできてもらって最後に決めるのが理想。簡単なゴールですけど、ああいう形はあまりなかったので良かったです。パスは呼びましたけど、あとは裕葵の判断でしたね。

後半はある程度自分たちからいけましたけど、監督も自分たちからアクションを起こせるチームになっていこうと言っていた。まだまだだと思っています。

もちろん、点を取れたことはよかったですけど、相手はシーズン中ではないですし、身体を作っている段階。前半は支配されたし、勝ったといっても満足するわけにはいかないですね。シーズン中だったらまだ別のチームだと思うので、謙虚に受け止めたいです。

相手はやっぱり上手かったですね。前半もベンチから、すごいなと思って見ていた。ノリート選手が好きなので、一緒にやってみたかったです。

[ 安部 裕葵 ]

自分の長所のドリブルだったり、運動量だったり、そういうところを見せられて、すごく良かったです。

(先制点の場面は)冷静に横も見えていた。(自分で打つ選択肢は)もちろんありましたけど、ああいう局面は考えている余裕は正直ないので。自然と身体が動いたっていうほうが、言い方的には合っていますね。

セビージャの選手は、とりあえず止めて蹴るがとてもうまくて、自分も『止めて・蹴る』っていう基礎をもっと練習しないといけないなと思いました。前半は、ピッチの外から見ていて、すごく勉強になりました。今日の試合は自分にとって、見ていても、やっていても楽しくて、すごく充実した試合でした。

(マン・オブ・ザ・マッチは)何も考えていなかったです。そういうのがあるのも知らなかったので、ちょっとびっくりでしたね。先輩たちからは、良かったぞというふうに言ってもらいました。

鈴木 優磨が2得点!セビージャFCの前半の猛攻を凌いだ鹿島が会心の勝利!!【サマリー:明治安田Jリーグワールドチャレンジ】

2得点を挙げた鈴木 優磨。国際舞台での勝負強さを改めて証明した

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズvsセビージャFCが22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島が2-0でセビージャを下した。

前半から主導権を握ったのはセビージャだった。正確なパス回しで鹿島守備陣を翻弄すると、ホアキン コレアやルイス ムリエルが決定的なシュートを放つ。しかし、鹿島はGK曽ヶ端 準を中心にこれを凌ぎ、前半を0-0で折り返す。

後半に入ってもセビージャペースは変わらなかったが、先制したのは鹿島だった。72分、途中出場の安部 裕葵が鋭いドリブルでDFをかわしエリア内に侵入すると、鈴木 優磨に決定的なラストパスを供給。鈴木は落ち着いてセビージャゴールに蹴り込んで、貴重な先制ゴールを奪った。

その後は再びセビージャに攻め込まれたが、身体を張った守備で応戦。終了間際には再び鈴木がCKからネットを揺らし、鹿島がスペインの強豪から会心の勝利を挙げている。

ラ・リーガの強豪相手に価値ある勝利!分水嶺となった選手交代
スペインの強豪相手に、Jリーグ王者が見事な勝利を飾った。

鹿島がセビージャをホームスタジアムに迎えた「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」。立ち上がりから主導権を握ったのは、セビージャだった。エベル バネガとガンソを中心としたパスワークは速くて正確。狭いスペースでも見事なダイレクトパスをつないで、鹿島の守備網をこじ開けていく。

序盤こそ鹿島にもチャンスはあったが、15分過ぎからはほぼハーフコートマッチの様相を呈し、左サイドのホアキン コレアやCFのルイス ムリエルが決定的なシュートを放つ。曽ヶ端 準の好セーブやシュートミスも重なり前半はスコアレスで折り返したものの、鹿島ゴールが陥落するのは、時間の問題かと思われた。

「セビージャFCの強さをまざまざと見せつけられたゲームでした」と大岩 剛監督が振り返ったように、セビージャのクオリティの高さが際立った前半だった。

後半に入っても流れは変わらず、セビージャの攻勢が続く。しかし、鹿島は粘り強く相手の攻撃を凌ぎ続けると、徐々に反撃の糸口を見出していった。

ポイントとなったのは選手交代。62分の3枚替えが結果的に鹿島に勝利をもたらす分水嶺となったのだ。

土居 聖真、鈴木 優磨、そして安部 裕葵と大岩監督はFW陣を一気に投入。リスクを負った采配で流れを手繰り寄せようとすると、この3人がその期待に応える活躍を見せた。なかでも際立ったパフォーマンスを示したのは、高卒ルーキーの安部だった。69分に右サイドを抜け出して決定的なシュートを放つと、72分、鋭いドリブルで3人をかわし、最後はGKを引き付けて、鈴木の先制ゴールを見事にお膳立てしたのである。

「冷静に横も見えていた。(自分で打つ選択肢は)もちろんありましたけど、ああいう局面は考えている余裕は正直ないので、自然と身体が動いた」

とても18歳とは思えない高い技術と落ち着き払ったプレーが、鹿島に貴重な先制ゴールをもたらしたのだった。

その後再び、セビージャに押し込まれる展開となったが、鹿島は粘り強く対応し、ゴールを許さない。86分にはウィサム ベンエデルに決定的なシュートを打たれるも、曽ヶ端がビッグセーブでこれを阻止。37歳のベテランが、この日最大のピンチを救ってみせた。

後半アディショナルタイムには、CKから鈴木がこの日2点目となるゴールを奪い、試合を決定づけた。

「点を取れたことはよかったですけど、相手はシーズン中ではないですし、身体を作っている段階。前半は支配されたし、勝ったといっても満足するわけにはいかないですね」

殊勲の鈴木が振り返ったように、セビージャがベストコンディションからほど遠かったのは確かだろう。それでも、随所に見せたプレーのクオリティは世界基準。それを凌ぎ、隙を逃さず、二度もゴールに結びつけた鹿島のパフォーマンスはやはり称賛に値するものであり、価値ある勝利となったことは間違いない。

鹿島が欧州の強豪セビージャを下す! 途中出場の鈴木が2ゴールの大活躍

途中出場の鈴木が2得点(9番)[写真]=Getty Images

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が22日に行われ、鹿島アントラーズとセビージャが対戦した。

 昨季の明治安田生命J1リーグ王者である鹿島に挑むセビージャは、中盤にエベル・バネガ、ガンソを揃えて試合に臨んだ。

 24分、先に決定機を迎えたのはセビージャ。スルーパスに抜け出したセバスティアン・コルシアがシュート。曽ヶ端準がシュートを弾くも、こぼれ球にルイス・ムリエルが反応。しかし、再び曽ヶ端がファインセーブ。鹿島がピンチを脱する。

 さらに36分、再びセビージャにビッグチャンス。ガンソが縦パスをムリエルへ入れる。ムリエルは昌子源と競り合い、後ろから走り込んだホアキン・コレアへボールを渡す。曽ヶ端との一対一を迎えたコレアは左足でシュートを放つが、ゴール左に外れ得点には至らない。

 両チームとも得点を奪うことはできずに前半を折り返す。後半鹿島は3選手、セビージャは4選手を一気に入れ替える。

 58分、攻め続けるセビージャがチャンスを作る。コレアが単独突破を仕掛けシュートまで持ち込む。しかし枠を捉えられない。

 しかし直後の72分、攻め込まれていた鹿島にゴールが生まれる。右サイドからの横パスを安部裕葵が敵陣中央の右で受ける。安部はドリブルでゴール前に進入。GKを引き付けたところで鈴木優磨へパス。鈴木が無人のゴールへ流し込み待望の先制点を鹿島が奪った。鈴木はおなじみになったクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露、喜びを爆発させた。

 さらにアディショナルタイム1分、先制点を奪った鈴木が今度はCKに頭で合わせて追加点。鹿島が2点のリードを得る。

 試合はこのまま終了。鹿島が欧州の強豪セビージャに勝利した。



【スコア】
鹿島アントラーズ 2-0 セビージャ

【得点者】
1-0 72分 鈴木優磨(鹿島)
2-0 90分+1分 鈴木優磨(鹿島)

セビージャ戦で2ゴールの鹿島FW鈴木優磨、先制点は「FWの理想の形」

セビージャから2ゴールを奪った鈴木優磨 [写真]=Getty Images

 鹿島アントラーズは22日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017でセビージャと対戦し、2-0で勝利した。

 62分に金崎夢生に代わってピッチに立った鈴木優磨は、ドリブルで敵陣中央を突破した安部裕葵のパスを受けて左足で流し込み先制。後半アディショナルタイムには遠藤康のCKに頭で合わせて貴重な追加点を挙げて勝利を決定づけた。

 試合後、鈴木は「絶対に点を取って勝とうと思っていたので良かった」と振り返り、先制点については「あれがFWの理想の形だと思っているので(安部)裕葵に感謝しています」とこの試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた安部へ賛辞を述べた。

 29日に行われるJ1リーグ第19節ヴァンフォーレ甲府戦に向けては「頑張ります」と、第14節のサンフレッチェ広島戦以来のリーグ戦先発出場へ向けて意気込みを語った。

輝き放ったルーキー安部、得意のドリブルで好機演出「通用したことは自信になった」

MOMに選出された安部裕葵 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 ここまで明治安田生命J1リーグ2試合、通算61分の出場にとどまっていた高卒ルーキーが輝きを放った。

『明治安田生命Jリーグ ワールドチャレンジ2017』が22日に行われ、鹿島アントラーズとセビージャが対戦。62分、レオ・シルバに代わり安部裕葵がピッチに立つと、自ら「得意なプレー」と豪語する「ドリブルや運動力」を生かして、セビージャ守備陣を脅かした。

 スコアレスで迎えた72分、この日一番の見せ場がやってくる。鹿島はカウンターから安部が抜け出す。鮮やかなドリブルで相手DFをかわすと、同じく途中出場の鈴木優磨へラストパス。鈴木が落ち着いてゴールネットを揺らし、先制点をアシストした。この場面、「もちろん自分でシュートを打つことも考えた」が、「自然と体が動いた」。「そこは冷静に。横は見えていましたね」と振り返る。

「自分の得意なプレーなので、セビージャ相手でも通用したことは自信になった」と明かしたが、「自分は目の前の1試合ではなく、2年後、3年後どうなっているかが大事」と語る。「今日が良かったからといって、特に変わることはない。これからもひたむきに練習していきます」。2得点の鈴木を差し置いて、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたが、平常心を強調した。

"鹿島のC・ロナウド"がセビージャから2ゴール!2-0勝利の立役者に
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月22日


72分、90+1分と後半に2ゴール!


鈴木の2ゴールで鹿島がセビージャを下した。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島2-0セビージャ/7月22日/カシマ

 親善試合の鹿島対セビージャが22日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が2-0で勝利した。

 試合はセビージャがポゼッションで優位に立つ時間が続いたものの、鹿島も組織的な守備で対抗。前半は拮抗した展開のまま、スコアレスで折り返す。

 7人まで交代が認められているため、鹿島は後半頭から遠藤康ら3人を起用し、さらに62分にも安部裕葵ら3人を入れてフレッシュな状態を保った。

 一方のセビージャも後半開始からパブロ・サラビアら4人を投入。61分にもステベン・エヌゾンジら3人をピッチへ送り出し、交代枠を使い切った。

 そうして迎えた72分、鹿島に待望の先制点が生まれる。中盤で横パスを受けた安部裕葵がドリブルでふたりをかわし、そのままエリア内に侵入。GKを引き付けて横パスを出すと、走り込んできた鈴木優磨が、がら空きのゴールに流し込んだ。鈴木はいつもの”C・ロナウドポーズ”で喜びを表現した。

 さらに鹿島は90+1分、金森健志が獲得したCKのチャンスで、追加点を叩き込む。遠藤のクロスに合わせたのは、またも鈴木だ。空中戦で競り勝ち、決定的な2点目を沈めた。

 試合はそのまま2-0で終了。昨年のJリーグチャンピオンが、16-17シ-ズンのリーガ・エスパニョーラ4位、チャンピオンズ・リーグではベスト16に進出した強豪を下した。

【鹿島】セビージャを手玉にとった18歳、安部裕葵。「アピールできた」と自信を深める
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年07月22日


鈴木へのアシストの場面は「自然と身体が動いた」。


スペインの強豪相手にも物怖じせず、自身の武器を随所に発揮した安部。2ゴールの鈴木を抑えてMOMに選ばれた。写真:田中研治

[Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島 2-0 セビージャ/7月22日/28,308人/カシマ

 まさに“キレキレ”だった。

 62分にレオ・シルバとの交代でピッチに立った安部裕葵は、持ち前の突破力をいかんなく発揮。「自分の長所、ドリブルだったり、運動量だったり、そういうところを見せられた」と本人も手応えを口にするように、局面の勝負では抜群の強さを見せていた。

 ハイライトは、72分の鈴木優磨の先制点の場面だ。伊東幸敏からの横パスを受け、ワンタッチで目の前の敵をかわすと、ゴールに向かってドリブルを開始。寄せてくるDFを軽やかにかわし、GKと1対1になるも、すぐ隣を走る鈴木へのアシストを選択した。

「冷静に、横も見えていた。(自分で打つ選択は)もちろんありましたけど、ああいう局面は、考えている余裕は正直、ないので。自然と身体が動いたっていう感じです」

 その後、ロスタイムに鈴木が追加点を挙げて、鹿島が2-0でセビージャを下す。鈴木の非凡な決定力が勝負を決めた形だが、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは安部だったことからも、その活躍ぶりは明らかだ。

「アピールはできたと思う」と力強く語る高卒ルーキー1年目の18歳。今後のさらなる飛躍が楽しみだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】「少年のような気持ちで」。殊勲の二発を叩きこんだ鈴木優磨の真意
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年07月23日


「肌で感じてみて、どのくらいのレベルなのかを知りたかった」


欧州のレベルを実感できたうえに、チームを勝利に導く値千金の2ゴール。鈴木にとって実り多いゲームとなったはずだ。写真:田中研治

[Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島 2-0 セビージャ/7月22日/カシマ

 62分に途中交代で出場すると、ほどなくして、セビージャの長身ボランチ、エヌゾンジに強烈なショルダーチャージを喰らわせる――鈴木優磨のこの試合に懸ける強い意気込みが感じられた。

 今季の開幕当初はいくつかの印象的なゴールを決め、本格的なブレイクを予感させたが、4月以降はトーンダウン。最近はベンチで過ごす時間のほうが長くなっていた。

 それだけに、この試合は自らの存在価値を証明するための重要な一戦だったのではないか。悲壮感にも似た想いがその胸の内を占めていたのではないか。そうアタリを付けて、結果的にはファウルを取られた冒頭の激しいプレーについて聞けば、「それはちょっと分からないけど……」と、にべもなくかわされた。

 鈴木のモチベーションは、まったく別のところにあった。

「正直な話、肌で感じてみて、どのくらいのレベルなのかを知りたかった。相手はシーズン前だし、コンディションはまだ整っていないかもしれないけど、どんな距離感なのか、どこから足が伸びてくるかとか、すごく楽しみだった」

 チームでも一、二を争うほどの欧州サッカーフリークで、欧州移籍にも興味を示す男は、ピュアな気持ちでピッチに立っていた。

「本当に今日は、少年のような気持ちで試合に入りました」

 余計な気負いはない。結果を出さなければというプレッシャーとも無縁だったのだろう。シンプルに、欧州のレベルを実感したかった。

「知っている選手が多いなかで、やっぱり巧いなと思った。前半、ベンチから見ていても凄いなって。俺が出た時には、もうバネガ選手がいなかったけど、違いを作れるし、戦いたかった。あと、ノリート選手がすごく好きなんですけど、やりたかったですね(注釈/7月16日に加入が発表されたが、この日はベンチ入りせず)」

 そう語る姿は、サッカー小僧そのものだった。

 もっとも、ただ試合を楽しんでいたわけではない。周知のとおり、鈴木はこの試合で2ゴールを決めて、勝利の立役者に。スタメンに返り咲くためのアピールにもなったのは間違いなく、本人にとっては実り多いゲームだったはずだ。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】昌子源に「半端じゃなかった」と言わしめたセビージャの選手とは?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年07月23日


「まだシーズン前だと考えると、ゾッとする」


スペインの強豪セビージャを相手に、終わってみれば2-0の完封勝利を収めたが、昌子は自身がプレーした前半を「ゼロで耐えられたけど、すごく差を感じた」と振り返る。写真:田中研治

[Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島 2-0 セビージャ/7月22日/カシマ

 昨季のリーガ・エスパニョーラでは4位と、スペインの強豪クラブのひとつに数えられるセビージャを相手に、日本の常勝軍団・鹿島は2-0の勝利を収めた。

 前半のみの出場だったが、無失点に貢献したディフェンスリーダーの昌子源は、押し込まれる時間が長かった最初の45分間を「ゼロで耐えられたけど、すごく差を感じた」と振り返る。

 セビージャの布陣は4-3-3。最前線のCFはコロンビア代表のルイス・ムリエルで、昌子も何度かマッチアップに挑むなか、1対1を制する時もあれば、奪いに行こうとして簡単に入れ替わられる場面もあった。

 そのムリエルにはやや苦戦していたように見えたが、「そんなに凄さは感じなかった。どっちかというと、足にボールがついていなかった。やっぱり、コンディションがまだマックスではないのかな」と語る。

「そう考えると……」と続けた昌子は、ふたりの選手の名前を口にした。

「ガンソとバネガは、まだシーズン前だと考えると、ゾッとする」

 両選手はともにスタメンで、二枚のインサイドハーフでプレー。彼らを軸としたセビージャの攻撃を目の当たりにして、「まったくボールを失わず、パンパン細かいパスをつないできて、苦しかった」という。

 右SBでフル出場した伊東幸敏も、「Jで、うちがあんなに回されることはないんで。上手かったですね」と、セビージャのパスワークに舌を巻く。それでも、鹿島守備陣は最後まで集中を切らさずに、ゴールを許さなかった。ただ、やはりガンソとバネガのプレーは強烈だったようだ。

「やっぱりあのふたり。落ち着きが半端じゃなかった。レオ(・シルバ)ですら、ボールを取れなかったから。いつもだったら、レオがひとりで取っちゃって、相手の攻撃を終わらせるところを、レオがファウルを取られたり、抜かれたり」(昌子)

 Jでは味わえないグレードだったのは間違いない。もっとも、逆に考えれば、それほどのチームを完封してみせたのだから、その点は自信にしていいはず。この貴重な経験を今後の戦いにつなげていきたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

「ボコボコにされていたかも」鹿島MFが感じた世界との大きな差
江國 森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
2017年07月23日


「Jでは対戦できないレベル」を体感。


レオ・シルバとダブルボランチを組んだ三竿健斗。「前半で足が止まりそうだった」と言いながらもフル出場を果たす。写真:田中研治

[Jリーグワールドチャレンジ2017]鹿島 2-0 セビージャ/7月22日/カシマ

 昨シーズンのリーガ・エスパニョーラで4位に入った強豪セビージャを2-0で下した鹿島。だが、前半は一方的にボールを支配されるなど、劣勢を強いられた時間帯も多かった。

「前半はチンチンにされた。あのまま後半にいっていたら、ボコボコにされていたと思う」
 
 そう振り返ったのは、ダブルボランチの一角で先発した三竿健斗だ。絶えずボールを回されていたため、前半で足が止まりかけていたという。「セビージャがメンバーを代えてくれたので持ち直せた」と吐露している。

 手を焼いたのが、エベル・バネガとガンソの両インサイドハーフへの対応だ。「ポジショニングが素晴らしかった。前から(プレスに)行きづらい位置でボールを受けるし、取りに行けば空いたスペースを使われる。レベルの差を感じた」

 卓越したテクニックを持つアルゼンチンとブラジルの両司令塔と対峙し、感じたのは世界との小さくない差だ。とりわけガンソに対しては、「Jリーグでは(あのレベルの選手とは)対戦できない。懐が深くて、どちらに動くかわからなかった」と、クオリティーの高さを肌で感じたようだ。

 もちろん収穫もあった。「徐々に慣れてきて、ボールを奪えた時もあった。日頃から(ガンソのような選手)と対戦できればいいけど、それは難しいので、今日の試合をイメージしながら練習に取り組みたい」

 そう決意を語った三竿。今シーズンは植田直通が故障の際にCBを務めるなど出場機会を一気に増やしている21歳にとって、この一戦がさらなる飛躍のきっかけになるかもしれない。

取材・文:江國森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

鹿島・大岩監督、セビージャ戦勝利も辛口「スペインとの差は縮まらない」


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017、鹿島アントラーズ対セビージャFCは2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島の大岩剛監督が記者会見に臨んだ。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が7月22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島の大岩剛監督が記者会見に臨んだ。
「セビージャの強さをまざまざと見せつけられたゲームでした。ただ、選手たちは粘り強く守備をすること、奪った後は積極的に攻撃することをやり続けた。それが、今日来てくれたサポーターの皆さんに喜んで帰っていただける結果につながったと感じています」と総括する大岩監督。
「今日みたいなボールを握られている時間が長い試合では、もっと自分たちでアクションすることで守備をしたり、奪った後にボールを支配したり、そういうやり方をすることで自分たちがイニシアチブを握ることができると思っています。そういうサッカーをリーグ戦の中で数多くやれるように準備したい」と今後の展望を語った。

セビージャに勝利して胸をなでおろす鹿島DF植田直通「負けられなかった」


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017、鹿島アントラーズ対セビージャFCは2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のDF植田直通がゲームを振り返った。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が7月22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のDF植田直通がゲームを振り返った。
「相手も日本まで来て、まだ身体もできていない状況。そういう相手には負けられなかったので、結果が出て良かったと思います」と胸をなで下ろす植田。「あまり相手の情報がない中で、どういう攻撃をしてくるんだろうと考えながらやってました。前から行ってなかなかいい奪い方ができてなかったので、後ろに引いちゃってカウンター狙いでもいいんじゃないかと話してました。それがうまく行って点を取れたと思うので、そこはプラスかなと思います」とゲーム運びについて説明した。
「相手もうまい中で、僕たちも走らされてしまった。なかなか難しいところもありましたが、楽しかったです。日本のチームとは違いますね」とスペインの強豪チームに対する印象を語った。

MOMの鹿島FW安部裕葵、先制点のアシストは「自然と身体が動いた」


「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」で鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦。試合は2-0で鹿島が勝利を収めた。試合後、先制点をアシストした鹿島FW安部裕葵が試合を振り返った。

「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で、鹿島が勝利を収めた。試合後、先制点をアシストした鹿島FW安部裕葵が試合を振り返った。
FW鈴木優磨の先制点は、安部のドリブル突破から生まれた。そのプレーについて聞かれると「自分の得意なプレーなので、それを出すために」と答え、「ああいう(強豪チーム)相手でも通用するんだというのが自信になったので良かった」と続けた。また、自分でシュートを打つという選択肢については「もちろんありましたけど、ああいう局面で考えている余裕は正直ないので、自然と身体が動いたという方が合っているかな」と、瞬間的な判断でパスを出したことを明かした。
「『止めて蹴る』がとてつもなく(うまく)て、やっぱり自分の『止めて蹴る』の基礎を練習しないといけないなと思った」と気を引き締めつつも、「前半はピッチの外から見てて、すごい勉強になった。今日の試合は自分にとって楽しくて、見てても楽しくて、やってても楽しくて、すごい充実した試合でした」と充実感をにじませた。

鈴木優磨、セビージャとの対戦で欧州への意欲高まる「行っちゃうのが手っ取り早い」


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017、鹿島アントラーズ対セビージャFCは2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のFW鈴木優磨がゲームを振り返った。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が7月22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のFW鈴木優磨がゲームを振り返った。
「前半は押し込まれて自分たちのサッカーができなかったですけど、後半の最後のような、自分たちからアクションを起こすサッカーができれば、もっと上に行けると感じました」と印象を語る鈴木。途中出場ながら2ゴールを挙げた活躍については、「1点目は(安部)裕葵が3人抜いて、個人的には理想のゴール。運んできてもらって最後FWが決めるっていうのが理想なんで。こういうゴールって多分今までなかったので、良かったです」と満足げに語った。
「俺と(土居)聖真くんが『俺らでもできるんだ』っていうのはある程度示せた。俺らが(ポジションを)取るんだっていう気持ちを見せれば、上もうかうかしていられない。俺だけに限らず、ベンチメンバー全員そうだし、それがチームに良い効果を生んでるのかなと思います」と、チーム全体の高いモチベーションをうかがわせた。

鹿島DF昌子源、サポーターに感謝「これを求めていた」…土居は鈴木の活躍に笑顔


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017、鹿島アントラーズ対セビージャFCは2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のDF昌子源とMF土居聖真がゲームを振り返った。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が7月22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のDF昌子源とMF土居聖真がゲームを振り返った。
「失うものはなかったのでガンガンいってやろうと思ってた」と語る土居は、「(鈴木)優磨も(安部)裕葵もそういう感じだったと思う。その塊の3人が入った感じだったので、結果が出て良かったなと思います」と笑顔で話した。「(その雰囲気が)チームにはないけど、個々にあるって感じじゃないかな。俺も優磨もなかなかスタメンで出られないけど、歯を食いしばってなんとか結果を残そうって感じだった。俺は残せなかったけど、(鈴木は)残せたので良かったんじゃないかな」とチームメイトの2得点を喜んだ。
昌子はスタジアムの雰囲気を高評価。「ちょっとしたことで『おお!』と湧く。これを僕らは求めていたんだろうし、なんで今日僕らがこういうサッカーをできたかって言うと、サポーターがああいう雰囲気を作ってくれたから。(選手とサポーター)どちらかがサボるとやっぱり僕らは勝てないし、ファミリーでやってきてることだと思うので。(ヴァンフォーレ)甲府、(ベガルタ)仙台と(ホーム戦が)続くので、これを2万いかなくてもやってほしいなと思う。できたら毎試合入ってほしいね、それを伝えたいなと思います」とファンのサポートを求めた。

鹿島MF三竿健斗、守備に追われながらも「粘り強さが勝ちにつながった」

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017、鹿島アントラーズ対セビージャFCは2-0で鹿島が勝利。試合後、フル出場を果たした鹿島MF三竿健斗が、試合を振り返った。


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が7月22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のMF三竿健斗がゲームを振り返った。
両チームが7名ずつの交代枠を使った中でフル出場を果たしたMF三竿健斗。「少しは相手にも慣れたので、ずっと我慢して守ってたので、その粘り強さが勝ちにつながって良かったなと思います」と試合を振り返った。
リーグ戦では3戦続けてセンターバックとして出場していた中で、ボランチ起用。さらに相手はセビージャ。「いつもよりも判断を速くしようと思っていた。試合前のイメージとしては、もっとサイドに散らしたかったのですが、守備に追われて、(ボールを)取っても、なかなかサポートに行けなかった」と語りつつも、「相手が後ろ向きの時の対応や、一対一を仕掛けてくる相手と駆け引きで、(ボールを)取れた場面もありました。そういうのは間違いなく生きてる」とセンターバックとしての経験が生きたシーンがあったと明かした


勝利も冷静に試合を振り返る大岩監督である。
「昨年レアル・マドリードと試合をして決定的な差を感じたが、その差が縮まるどころか広がっているように感じた」と語る。
国際経験は確実にクラブに根付いておることが伝わってくる。
結果だけで慢心することはない。
チームの成長を促し、更に強くなってくれよう。
また、ボランチとして先発出場した三竿健斗は、大いなる経験を積んだ。
「「Jリーグでは(あのレベルの選手とは)対戦できない。懐が深くて、どちらに動くかわからなかった」と言う。
前半はチンチンにやられ、なんとか無失点にしのげたことは幸運だったと思う。
後半、メンバーが代わり、持ち直すことが出来たがそれも含めて、健斗にとっては良い経験であったと思われる。
若きボランチは、向上心も高く、この試合に勝利したことで、更なる成長したことであろう。
この先に期待大である。

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明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017・セビージャ戦

やはり曽ヶ端は神としか言いようがない。

源、誰にどういう目線で見られているか分からない

鹿島昌子、きょうセビリア戦「勝って終わりたい」
[2017年7月22日7時28分 紙面から]


セビリア戦前日練習で大岩監督(左)と話す鹿島DF昌子(撮影・鎌田直秀)

 鹿島アントラーズDF昌子源(24)が今日22日のスペイン1部セビリア戦(カシマ)でJリーグの意地を示す。J中断中の海外クラブとの親善試合で、浦和がドルトムント(ドイツ)に2-3、C大阪がセビリアに1-3と敗れていることもあり「日本は2敗しているので、勝って終わりたい」。

 上西小百合議員が負けた浦和をツイッターで批判して話題となっていることにも触れ「浦和さんみたいに、誰にどういう目線で見られているか分からないですからね。正々堂々とやりたい」と勝利にこだわる理由を付け加えた。前日練習では、DF植田がセットプレーの連係確認で主力組に入り、約1カ月ぶりの先発復帰が確実だ。


浦和の受難について触れた源である。
議員の売名に使われ、浦和の○チガイサポに殺人予告されたと、面会まで申し込まれた某議員の話は、クラブとしては大迷惑であったであろう。
その轍は踏まぬためにも、結果にこだわるところ。
その為には久しぶりに組む植田とのコンビでセビージャの攻撃を封じ込めることこそ肝要。
「失点しなければ試合に負けることはありませんからね」と源自身も話しておる。
零封にて勝利を呼び込むのだ。
源の躍動を期待しておる。

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鹿島はいつも通り勝利に徹する

【鹿島】セビリアとの対戦に小笠原「勝たなきゃ意味ない」
2017年7月22日6時0分 スポーツ報知


公式記者会見に臨んだ(左から)鹿島・大岩監督、三竿健、セビリアのセルヒオ・エスクデロ、エドゥアルド・ベリッソ監督

 鹿島は21日、22日のセビリア戦に向けクラブハウスで約1時間30分の練習を行った。ミーティングで大岩剛監督(45)から「ホームだから勝つ」と送り出された選手は、練習で公式戦さながらの緊張感を漂わせた。負傷から先発復帰見込みのDF植田は「自分たちは勝負する」と心に決め、主将のMF小笠原は昨季スペイン1部4位の強豪にも「勝たなきゃ意味がない」と見据えた。

 93年の親善試合でクロアチア代表に1―8で敗れ、MFジーコが「勝つ気があるんか!」と激怒して生まれ変わったクラブ。試合の種類を問わず「目の前の試合に勝つ」スタイルで19個のタイトルを積み上げてきた。昨年のクラブW杯決勝では欧州王者Rマドリードに延長戦(2●4)まで持ち込んだ。「レアルに延長戦までいって、セビリアに惨敗したら何をやっているんだとなる」(DF昌子)という意地もある。

 「誰が見ているか分からない。浦和さんの例もある。日本を代表して戦う」と昌子。浦和―ドルトムント戦でのツイッターが原因で殺害予告を受けた上西小百合衆院議員のように結果に横やりを入れられるまでもなく、鹿島はいつも通り勝利に徹する。
(内田 知宏)


セビージャ戦に向けた鹿島を取材した報知新聞の内田記者である。
植田は「ホームだから勝つ」、満男は「勝たなきゃ意味がない」と勝利へのこだわりを口にする。
スタジアムまで足を運ぶファンに、内容ではなく結果で喜ばせてくれる意気込みを感じさせてくれる。
また、浦和の無様な結果にTwitterで無意味に絡み炎上させた女性議員の名を挙げ、変な横やりについても記す。
件の議員は、こういった場でも報じられ、売名としては成功したのではなかろうか。
彼女のなりふり構わぬ売名行為は褒められるものではなく、荷担することになったことは悲しい。
しかしながら、どんな事でも、自分の票に使おうという姿勢は、ある意味、驚愕する。
とはいえ、悪評に繋がっては意味がなかろう。
このような人間に我ら国民の税金が支払われていると思うと悲しくなってくる。
それはそれとして、内田記者の書くように「鹿島はいつも通り勝利に徹する」。
楽しみな一戦である。

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3バック着手

鹿島・昌子、セビリア戦でJの意地みせる「勝って終わりたい」

記者会見を終えポーズをとる(左から)J1鹿島の大岩監督、三竿健、セビリアのエスクデロ、ベリッソ監督=21日、カシマスタジアム

 鹿島は22日に行われるスペイン1部のセビリアとの親善試合に向け21日、紅白戦などを実施した。15日には浦和がドルトムントに2-3で敗れ、17日にはC大阪がセビリアに1-3で完敗。DF昌子は「浦和も、C大阪も負けて、日本は2敗している。日本を代表して出るので勝って終わりたい」とJの意地をにじませた。 (カシマ)

昌子 セビリア戦で日本勢の意地見せる「勝って終わらないと」
明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 鹿島―セビリア ( 2017年7月22日 カシマ )


セビリア戦前日のリラックスゲームでFW鈴木(右)に徹底マークされるDF昌子
Photo By スポニチ


 鹿島がセビリア戦に向け、最終調整した。

 先日、浦和はドルトムントに、C大阪はセビリアに敗戦。先発が濃厚なDF昌子は「浦和さんとセレッソさんで2敗しているので、僕らは勝って終わらなければいけない。日本を代表しているので」とプライドを胸に戦う覚悟を語った。普段は4バックだが、前日20日の練習では3バックにも着手。大岩監督は「(J1の)後半戦に向けての準備でもあるし、セビリアさんとの試合に向けての準備でもある」と新システム導入もにおわせた。
[ 2017年7月22日 05:30 ]


セビージャ戦に向けてコメントを発した源である。
「浦和さんとセレッソさんで2敗しているので、僕らは勝って終わらなければいけない。日本を代表しているので」と語る。
勝利へのモチベーションは高い。
単なる親善マッチではない。
源の対人が欧州の攻撃陣にどこまで通用するのかも見ものとなろう。
また、大岩監督は練習にて3バックを試したとのこと。
「後半戦に向けての準備でもあるし、セビージャさんとの試合に向けての準備でもある」と言う。
脩斗をスライドさせた格好のこの形は、試合中にも対応出来、オプションとして面白い試みである。
今日のセビージャ戦のどこかで試してくるのであろうか。
戦術・采配も含めて楽しみな一戦である。

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セビージャ戦先発予想

サッカー国際親善試合22日セビリア戦 鹿島ベストな布陣

ボール回しで調整する昌子(右手前)=クラブハウスグラウンド

ボール回しで調整する昌子(右手前)=クラブハウスグラウンド
J1鹿島とスペイン1部のセビリアが対戦する国際親善試合の明治安田ワールドチャレンジは22日、カシマスタジアムで開催される。キックオフは午後6時。昨年末のクラブワールドカップ(W杯)でアジア初の準優勝を果たした鹿島が再び世界の強豪に挑戦し、進化した姿を見せられるか、注目の一戦だ。

鹿島は5月末に大岩監督が就任して以降、リーグ戦5勝1分けと無敗を誇っている。特に攻撃陣が好調で、6戦の1試合平均得点は2・34。前線の選手が流動的にポジションを入れ替える攻撃が機能している。攻撃の中心を担う中村は「自分たちの力がどこまで通じるかチャレンジしていきたい」と抱負。格上相手にも攻撃的な姿勢を全面に出して戦うつもりだ。

鹿島の先発は太ももを痛めていたセンターバックの植田の実戦復帰が予想され、ほぼベストな布陣で臨めそうだ。植田は「休んでいたのでしっかりチームの勝利に貢献する」と気合を入れる。

セビリアは世界最高峰といわれるリーグで昨季4位に入った強豪だ。17日にはJ1首位のC大阪と対戦。シーズン前の調整期間だが、流れるようなパスワークで主導権を握り3-1で勝利している。守備を統率する昌子は「C大阪戦を見たがレベルは高かった。難しい戦いになるが、堂々と戦って勝ちたい」と気を引き締めた。  (藤崎徹)



セビージャ戦の先発を予想する茨城新聞の藤崎記者である。
昨日の報道のとおりCBには植田が戻ってきた。
源とのコンビでセビージャ攻撃陣を封じて欲しいところ。
右SBにユキを起用し、左SBに西を回した。
セビージャの右サイドの攻撃を封じるためなのか、それともユキの序列が大岩監督の中で上がったためなのか、試合中の流れにて確認したい。
ボランチでは、レオ・シルバの相棒は三竿健斗が務めるとのこと。
永木は負傷との情報もあり、ベンチ外の可能性が高い。
ここでフタが出来るか、そして展開できるかがカギとなる。
健斗にはより一層の奮起が期待される。
そして2列目は、ヤスをベンチに置いてレアンドロとアツが起用される様子。
この二人の距離感とセンスは、ここ数年の鹿島にはなかったもの。
世界に通用する攻撃力を発揮して欲しい。
FWは夢生とPJの2TOP。
連携も熟成されつつあり、ゴールへのルートも確立されよう。
セビージャ守備網を突破し得点を奪うのだ。
この布陣がベストと大岩監督が考えておると受け取って良いであろう。
どのような試合展開になるのであろうか。
楽しみである。

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アツとフランコ・バスケス、注目のチャンスメイカー

中村充孝とフランコ・バスケス…鹿島とセビージャのチャンスメーカーを徹底比較
河治良幸
12:47




22日に行われる『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』で、鹿島アントラーズとセビージャ(スペイン)が対戦する。両チームの司令塔である中村充孝とフランコ・バスケスを、サッカージャーナリスト河治良幸が比較分析する。

Jリーガーたちが世界トップレベルの選手に挑む――。
鹿島アントラーズは22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインのセビージャと対戦する。
チームとしての激突も去ることながら、注目されるのが“個と個のぶつかり合い”だ。ヨーロッパリーグを計5回制覇した実績を持つ強豪には、世界トップレベルのプレーヤーが在籍している。彼らと対じし、鹿島の選手たちはどんなプレーを見せるのか?

今回はスタッツとプレースタイルをベースに、中盤で攻撃のタクトを振るうチャンスメーカーを比較し、試合の見どころを紐解いていく。

■チャンスメーカー色が強い中村

中村充孝とフランコ・バスケスは、同じくチャンスメーカーでありながら、タイプが異なる。中村が生粋のチャンスメーカーなのに対し、フランコ・バスケスはチャンスメーカーでありながら、一流のフィニッシャーでもあるのだ。
それはシュート数を見ると一目瞭然で、中村が1試合平均0.8本に対し、フランコ・バスケスは同1.8本を記録。つまり中村は1試合で1本打つかどうかだが、フランコ・バスケスは2本近く打っているのだ。
中村が[4-4-2]のサイドハーフを基本ポジションとする一方で、アルゼンチン出身のイタリア人MFであるフランコ・バスケスはトップ下でほぼ固定される。ベリッソ新体制で臨んだセレッソ大阪戦では、サンパオリ時代の基本システムだった[4-2-3-1]より中盤のポゼッションを重視した[4-3-3]のインサイドハーフに配置されたが、中央のプレーが多くなることに変わりはない。
ただし、鹿島はサイドハーフの選手がかなりの頻度でバイタルエリアの中寄りに流れるため、その基準で言えば中村にもシュートチャンスは十分にあるはず。それでも中村は自分でミドルシュートに持ち込むより、より良いポジションの味方を探し出してパスを通す意識が高く、それがデータにも表れている。それでも、いざシュートを打てば枠内シュートが67パーセントという数字が示す通り、正確なシュートでゴールを狙うことができる。明治安田生命J1リーグ第14節・サンフレッチェ広島戦で決めたペナルティエリア中央からのゴールが象徴的だ。
さらに中村を大きく特徴付けるのが、チャンスの起点として、周りの選手とさまざまな距離感で絡んでいくセンスだ。ドリブルは1試合平均1.2回でフランコ・バスケスの同2.3回より少ないが、チャンスクリエイトは同1.5回でフランコ・バスケスの同1.03回を上回る。時に攻撃的な左サイドバック・山本脩斗のクロスやインサイドに走り込むプレーを、また時にレオ・シルバのミドルシュートを引き出す。



■注目ポイントは中村の攻守のバランス

いわゆる「攻撃のリンクマン」的な役割をこなす中村に比べ、フランコ・バスケスはポゼッションを高める役割をこなしながら、高い位置でボールを持って前を向ければ、個の力で打開しようとする意識が高い。ただ、自分のところでタメを作り、相手のディフェンスを引き付けて周囲に味方が使うスペースを作るプレーも得意としている。ケース・バイ・ケースだが、1対1なら仕掛け、複数のディフェンスが来ていればタメて周りにつなぐというイメージで間違いはない。
基本ポジション、パスとシュートの優先度、個人とコンビネーションの割合などに違いがある両者だが、攻撃陣のキーマンになりうる存在であることに変わりはない。キープ力とパスセンスに優れ、ミドルシュートも狙えるフランコ・バスケスは鹿島の守備陣にとっても要注意だが、同時に中村の特徴は、俊敏で連動意識が高いプレーに慣れないセビージャを驚かしうる。
来日間もない状態でC大阪を相手にボールポゼッション70パーセントを超えたセビージャに対し、鹿島も守備の時間が長くなれば中村の攻守のバランスもJリーグとは変わってくるかもしれない。その中でいかに効果的にチャンスを演出できるか注目だ。

文=河治良幸


セビージャと鹿島の攻撃的MFを比較するGOAL.comの河治氏である。
アツに比べ、セビージャのフランコ・バスケスはフィニッシャーの役割をより多く担うとのこと。
それは、配置されポジションにも表されておる。
アツがサイドのMFに対してフランコ・バスケスはトップ下であり、ゴールを狙う機会も多くなる。
とはいえ、大岩監督となりサイドのMFが中に入り込むケースが増えており、アツがゴールを狙う回数も増えてきておる。
先日のガンバ戦でも西のクロスに飛び込んでシュートを放った。
惜しくもGKの正面を突き、ゴールとならなかったことは残念であったが、アツの攻撃力が発揮されたシーンと言えよう。
河治氏は両名を攻撃のキーマンと位置付ける。
出来る異なれば、鹿島守備陣がフランコ・バスケスを抑えきり、アツがセビージャの隙を突いて躍動する展開を望む。
どちらのMFが輝くのか。
注目である。

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鹿島アントラーズ、好きなクラブ1位

人気スポーツ調査“サッカー”は3位陥落…「好きなJ1」は6年ぶりの王座
17/7/21 19:27

 世論調査・市場調査を実施する一般社団法人中央調査社が21日、「人気スポーツ」に関する全国意識調査の結果を発表した。「好きなプロスポーツ」の項目で大相撲が7年ぶりにサッカーを上回った他、「好きなJ1のサッカーチーム」では鹿島アントラーズが6年ぶりの1位となった。

 好きなプロスポーツは、「サッカー」と回答した人が全体の25.0%。1位は野球の45.2%で、2位は大相撲の27.3%となった。サッカーは3年連続で下落しているのに対し、野球と大相撲は増加傾向にある。

 好きなJ1チームは、鹿島アントラーズが7.6%で首位。浦和レッズ(6.8%)、ガンバ大阪(5.0%)、サンフレッチェ広島(3.0%)、横浜F・マリノス(3.0%)が続いた。「どれもない」は、野球の37.0%を大幅に上回る60.7%だった。

 地域別では、北陸・甲信越で浦和レッズが1位、九州で鹿島アントラーズとガンバ大阪が同率1位であったほかは、地元チームの人気が目立った。

 好きなスポーツ選手では、上位10人にサッカー選手は入っておらず、16.9%のイチローが2年連続で1位。錦織圭(13.0%)、浅田真央(7.5%)、稀勢の里(5.4%)、羽生結弦(4.7%)が続いた。男女別集計では、男性の10位にMF香川真司(ドルトムント)とFW三浦知良(横浜FC、いずれも1.5%)が入った。

 調査は住宅地図を使って無作為に選んだ20歳以上の男女が対象で、今年は5月12日~21日に実施。対象者に直接面接をする「個別面談聴取法」で聞き取りをしている。サンプル数4000のうち有効回収数は1251人で、男性604人、女性647人。年齢分布は20代が135人、30代が177人、40代が229人、50代が193人、60代が225人、70代以上が292人となっている。


好きなJ1チームの1位に選ばれた鹿島アントラーズである。
6年ぶりの首位奪回とのこと。
やはり、CWC準優勝効果は絶大だったのではなかろうか。
単なる大会2位ではない。
試合内容も良く、前後半90分に限定すれば、鹿島の時間帯も多かった。
勝てる要素があった事が大きかろう。
また、CSの劇的優勝も一役貢献したように感じさせる。
どちらにせよ、圧倒的不利な状況にて健気に戦う姿は胸を打つ。
それは、Jリーグ黎明期から鹿島がずっとしてきたこと。
タイトル数が増え、王者として戦うシーズンが増えたが故に、メディアなどが強者として紹介するケースが増えた。
しかしながら、鹿島は常にチャレンジャーとして勝利を目指す。
そして、勝利に飢え続けておるのだ。
好きになってくれた新たなファンは、鹿島の歴史、生い立ちを深く知って欲しい。
そうすれば、更に鹿島を愛することとなろう。
単なる強いクラブではないのだ。
素晴らしいクラブを更に好きになって欲しい。
愛である。

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ヘタフェ・岳、背番号は10

ヘタフェ柴崎岳の背番号は10番!!入団会見でサプライズ披露「チャンスを掴んだ」
17/7/21 19:23


FW柴崎岳の背番号は10番に決まった

 リーガ・エスパニョーラのヘタフェに移籍したMF柴崎岳が21日に入団会見を行った。また背番号10を付けることがサプライズ発表された。

 夢の舞台で飛躍を遂げる。柴崎は今年1月の移籍で2部のテネリフェに移籍。加入当初こそ適応に苦しんだが、シーズン終盤には欠かせない戦力となり、昇格プレーオフでも活躍。惜しくもチームとしての昇格は逃したが、その決勝の相手だったヘタフェへの入団を勝ち取り、“個人昇格”を決めていた。

 会見で柴崎は「プリメーラの舞台でプレーすることが夢だった。昨年からスペインでプレーして、チャンスを掴んで、この舞台でプレーできることを嬉しい。主に攻撃の面で貢献できると思っている。なるべく勝利を積み重ねて、上の順位でという目標を達成したい」と意気込んだ。

柴崎岳の背番号が10に決定! 入団会見で「メディアプンタ(トップ下)でやりたい」とアピール!
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月21日

「求められればどこでも」と言いながら…。


会見に臨んだ柴崎は背番号10のキットを手にこの笑顔。 (C) Getty Images

 現地時間7月21日、柴崎岳はヘタフェの本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスで入団会見に臨んだ。同クラブが公式ツイッターでその模様を伝えた。

 18日に加入が決定していた柴崎は、やや緊張した面持ちで登場。しかし司会から紹介されると、スペイン語で「僕はヘタフェに加入できたことを嬉しく思います」と笑みを浮かべ、喜びを口にした。

 また、記者から「プリメーラ(1部)への憧れはいつから?」と質問されると、「誰かを追ってきたというわけではないですけど、いつかプリメーラでプレーするのは夢でしたし、昨シーズンからスペインでやってきたなかで自分でプレーする機会を掴めたことを嬉しく思います」と語った。

 ヘタフェ移籍の決め手については、「一番熱意を感じた」。「ヘタフェには感謝したい。そして、テネリフェに対しても非常に温かくサポートしてもらったので改めて感謝したい」と古巣への思いも吐露した。

 さらに新シーズンへの目標を問われ、「主に攻撃面で多くのものをもたらせると思っています。個人的には、勝利を多く積み重ねて上の順位で終えることが目標」と答えた。

 昨年12月に行なわれたクラブワールドカップ決勝では、鹿島アントラーズの一員としてレアル・マドリーから2ゴールを奪った。“白い巨人”との再戦について、「リーガは世界最高のリーグだと思っていますし、たくさんのビッグクラブがいる。そういったクラブと対戦できるのは嬉しく思う」と意気込んだ。

 自分の求められるポジションについては、「どこでもやれる気持ちはありますが、個人的にはメディアプンタ(トップ下)でやるのが一番」と自己アピールも。また、会見後にはユニホームを持ってのフォトセッションも行なわれ、背番号が10に決まったことも合わせて発表された。

「日本人のファンにスタジアムに来てほしいし、日本にリーガの魅力を発信したい」と力を込めた柴崎。10番の重責を担い、ハイパフォーマンスを披露できるか。期待は膨らむばかりだ。


入団会見を行ったヘタフェの岳である。
先日鹿島のクラブハウスにて挨拶したかと思いきや、渡スペインして会見しておる。
また、背番号は10番とのこと。
これは素晴らしい。
この番号の重みを感じ、そしてふさわしいプレイをして欲しい。
そして、希望ポジションについては、「どこでもやれる気持ちはありますが、個人的にはメディアプンタ(トップ下)でやるのが一番」と語った。
ボランチではなくトップ下と名言したのは、テネリフェにて5ヶ月プレイした結果、自分の最適ポジションを悟ったということなのであろうか。
はたまた、リーガ・エスパニョーラでは、自分がトップ下でこそ輝くと確信したからなのであろうか。
いずれにせよ、サッカーに於いて花形ポジションであることはいうまでもない。
「10番のトップ下」まさにスターとして期待される岳の活躍を祈っておる。

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大岩監督特別インタビュー

王者・鹿島、“本気モード”のセビージャ戦へ…大岩剛監督「積極的にアクションを起こすサッカーを」/独占インタビュー


鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。

鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。2016年、FIFAクラブワールドカップで“世界2位”の快挙を成し遂げたJリーグの常勝軍団はどのような戦いを見せるのか? 試合を前に大岩剛監督に思いを語ってもらった。

■セビージャはレベルの高いチーム

――セビージャ戦が迫っています。監督の中ではどういう位置づけの試合になりますか?
スペインの強豪チームですし、こういう機会はなかなかない。鹿島としては、常に勝利を目指してやるのはもちろんですけど、アグレッシブにゲームに入れるように準備したいなと思います。

――セビージャの印象はいかがですか?
基本的な技術は本当に高いものがあるし、みんなサッカーをよく知っていると感じました。一人一人のレベルも高いし、コンビネーションもうまく、新しい監督の中でやろうとしているチーム戦術も見えました。セレッソさんがあれだけボールを動かされるシーンは、Jリーグではなかなか見られないので、すごくレベルの高いチームだと思います。
――注意したい選手は?
選手にはセレッソ戦の映像しか用意できませんし、今度の試合に同じ選手が出てくるかわかりませんが、普段からラ・リーガの映像を見ているなかで把握できている選手の特徴は伝えようと思います。15番の(スティーヴン)エンゾンジ、17番の(パブロ)サラビア、中盤の7番の(ミカエル)クローン=デリなんかはずっといる選手。あとは、キーパーもセルヒオ・リコだと思うので、ある程度の情報は入れようと思います。ただ、そこから先は、ゲームに入って選手がしっかりと判断することが一番重要なことかと思います。
――海外のクラブと対戦するときに注意すべきことは?
普段、あまりやり慣れてないので、まずはゲームに入ってすぐ自分たちがいろんなことを掴むこと。相手の特徴、個人の特徴、チームとしての攻撃のやり方、守備のやり方というものをいち早く理解して判断するということ、それが大事なんじゃないかと感じますね。

■自分たちからアクションを起こすサッカーを

――試合前はどんな言葉を選手たちにかけますか?
どこかで僕は、こういうゲームを楽しんで欲しいと思っています。ただ、その“楽しむ”という意味を軽いものだと思って欲しくない。やっぱり自分のポテンシャルの100パーセントであったり、チャレンジするという気持ちであったり、敵に勝ちたい、一対一に勝ちたいという気持ちであったり、そういうものを出した上で、それより上回られたときの楽しさというのがあるわけですよ。



勝った、負けた、というのが楽しいのは当然ですけど、いかにして相手の裏をかいてボールを奪ったり、守備をしたり、奪ったボールを相手が取りに来てもそれをいなして攻撃につなげたり、というのが楽しいわけでしょう。だから、選手にかける言葉としては『勝つんだ』ということだろうし、『アグレッシブにやる』ということだろうし、『チャレンジする』ということなんだろうけど、結果的に選手がそうなっていたらいいんじゃないかなとは思います。
――西選手もインタビューのなかで、監督が「勝たなきゃいけない」という言葉ではなく、「勝ちに行くんだ」という言葉を使ってくれることでポジティブに受け止められると言っていました。意識して使っているのですか?
そうですね。僕自身が「アグレッシブに」とか「ポジティブに」とかいろんなことを言っているのに、そういう言葉で選手に伝わる感覚がネガティブじゃいけないと思っているのは確かです。それが、そういう言葉のチョイスになっているんだと思います。
先程言った“楽しむ”という言葉も軽く受け止める選手もいるのかもしれないし、それは選手だけじゃなくて、メディアの皆さんも、その先で聞いているサポーターの皆さんもそうです。僕が「楽しむ」と言えば、「そんな軽い気持ちでやるの?」と受け取る方もいるかもしれない。だから、どういう受け取られ方をするのか、監督になってからより注意深く気にするようになりました。
――では、最後に試合に向けてサポーターの皆さんにひと言お願いします。
僕たちも積極的に自分たちからアクションを起こすサッカーを展開していきたいと考えています。レベルの高いセビージャに対してどこまでやれるのか、チャレンジしていきますので楽しい試合になると思います。現地に来ていただいて、応援していただければうれしく思います。鹿島アントラーズとセビージャの試合、ぜひ楽しみにしてください。

●インタビュー・文=田中滋


大岩監督にインタビューを行ったGOAL.comの田中滋氏である。
セビージャ戦に向けた意気込みが伝わってくる。
また、西が語った“言葉”についても語る。
「剛さんは選手のときからサッカーを本当に考えてやってきた」と西は言うが、大岩監督は「監督になってからより注意深く気にするようになりました」と言い、選手時代に培ったものを監督としてどう口にするのかを考えておる様子。
それが、結果に津上がっておるのであろう。
このセビージャ戦でも結果を出して欲しい。
チャレンジする姿勢で勝利を目指すのだ。
期待しておる。

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明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017・セビージャ戦前日会見

セビージャ戦前日練習


セビージャ戦を明日に控え、セットプレーやレクリエーションゲームで最終調整しました。スタジアムで行われた前日合同記者会見には、大岩監督と三竿健斗選手が出席しました。

セビージャ戦前日トレーニング(前日練習&前日合同記者会見)
2017年07月21日(金)

明治安田Jリーグワールドチャレンジ セビージャFC戦を明日に控え、選手たちはクラブハウスで午前中に前日練習を実施しました。公式戦と同様にセットプレーの確認やレクリエーションゲームで調整しました。



午後にはカシマスタジアムで前日合同記者会見が開催され、アントラーズは大岩剛監督、三竿健斗選手、セビージャはエドゥアルド ベリッソ監督とセルヒオ エスクデロ選手が出席しました。



大岩剛監督:
「まずはセビージャFCのスタッフ、選手の皆さん、ベリッソ監督をはじめとした関係者の皆さん、ようこそカシマへおいでくださいました。ありがとうございます。スペインの強豪クラブであるセビージャFCと対戦する機会を与えてくださったJリーグの皆さんにも感謝しています。強豪と試合をする機会はなかなかないので、ぜひ良い試合をして勝利で終わることができるようにしたい。良い準備をして明日の試合に臨みたい。相手の守備面というよりも、両サイドバックが高い位置を取って攻撃的にプレーしてくると予想している。センターバックの2人には経験とテクニックと強さがある。彼らに対してうちのFWがどう駆け引きをしていくか、どのように裏を取ってスペースを突いていくか、そのあたりがキーポイントになると思っている。Jリーグが中断期間ということで、セビージャFCとの試合もその中の一つである。(トレーニングは)後半戦に向けた準備でもあるし、明日の試合に向けた準備でもある」

三竿健斗選手:
「普段はなかなか、このような強いチームと対戦する機会はない。この機会を良いものにして、自分たちが持っているものの全てを出して絶対に勝って、この先につなげたいと思う」

エドゥアルド ベリッソ監督:
「皆さん、こんにちは。大岩監督から歓迎の言葉をいただき、ありがとうございます。日本に来ることができてすごく嬉しく思っている。Jリーグの大きな人気を誇るチームと対戦できることは光栄だ。来季のリーガ・エスパニョーラに向けて準備を進めている。C大阪戦も良いリズムで試合を進めることができた。明日も皆さんに楽しんでもらいたい。日本で温かく迎えてくださった皆さんには、おもてなしに感謝している。ありがとうございます。最初に目指したいのはチームのプレースタイルを確立すること。そのうえで、戦う全ての試合で勝利を収めていく。プレースタイルを確立したうえで戦えば、自ずと勝利はついてくると思う。必然的に、順位表の中で良い位置を勝ち取ることができると思う。クラブW杯の試合(決勝)は見た。レアル・マドリードを窮地に追いやったチームということで、非常にダイナミックでスピーディーなサッカーをするチームという印象だった。アントラーズに対して自分たちのスタイルを貫いて戦いたい。互いが置かれている状況は異なるので、自分たちのリズムを終始キープしながら戦うことは非常に難しいと思うが、そこを目指して戦っていきたい。ノリートは3日前にチームに合流した。セルタでも一緒にやっているが、まだ試合に出られる状況ではないので明日は起用するつもりはない。攻撃の選択肢として非常に有能だと考えている。相手チームのバランスを崩すことができるし、1対1に非常に強い選手。活躍してくれると期待している」

セルヒオ エスクデロ選手:
「歓迎いただき、ありがとうございます。Jリーグの強豪であるアントラーズと対戦できることを嬉しく思っている。明日の試合は自分たちのパフォーマンスを改善していくためにも、皆さんに良い試合を楽しんでいただくためにも非常に良い機会になると思っている」

会見後にセビージャはカシマスタジアムで前日練習を行いました。冒頭15分間のみがメディアに公開されました。

【Topic of J】鹿島、スペインの強豪撃破へ準備万端!
2017-07-21
サッカーマガジン編集部



前日会見に出席した鹿島の大岩監督、三竿健斗、セビージャのエスクデロ、ベリッソ監督(左から)

私たちのスタイルでチャレンジしたい

7月21日、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の前日会見が行なわれ、対戦する鹿島アントラーズとセビージャの監督と選手が出席した。

セビージャを迎え撃つ鹿島の大岩剛監督は、「スペインの強豪クラブと試合をする機会はあまりない。今回は良い試合をして、勝利で終われるように準備をして、明日の試合に臨みたい」と意気込みを語り、MF三竿健斗も「普段は(セビージャのような)強いチームと戦う機会はなかなかない。いま僕たちが持っているものをすべて出して、絶対に勝って、この先につなげたい」と、勝利を目指して戦うことを強調した。

一方、セビージャのエドゥアルド・ベリッソ監督は「私たちは来季のラ・リーガを戦う準備しているなかで、先日のセレッソ戦(○3-1)は良いリズムで試合を進めることができた。明日の試合はみなさんに楽しんでもらいたい」と、17日に行なわれたC大阪戦での手ごたえを口にした。DFセルヒオ・エスクデロは「Jリーグの強豪チームである鹿島と対戦できることをうれしく思っている。自分たちのパフォーマンスを改善するためにも、良い機会になると思っている」と、新シーズンに向けたこの一戦の意義を語った。

また、両指揮官はそれぞれ対戦相手の印象についても言及した。

大岩監督は「パス回しが多く、リズム良い攻撃で戦うチームだと感じている。選手一人ひとりのレベルも相当高いし、特に攻撃面では良いコンビネーションが見られた」と、C大阪戦で見せたセビージャのパフォーマンスを警戒。それでも、「私たちは下がるのではなく、積極的に前線からボールを奪いにいくスタイルでチャレンジしたい」と決意も語った。

対するベリッソ監督は「レアル・マドリードを追い詰めたチーム」と、昨年のクラブ・ワールドカップ決勝で鹿島が示したインパクトの大きさに触れ、「ダイナミックで速いサッカーをする印象を持っている。明日の試合で自分たちのリズムを終始キープするのは難しいと思うが、私たちのスタイルで戦いたい」と、展望した。

ともに自らの信じるスタイルで戦うことを誓う両監督だけに、明日の試合では互いの特長がぶつかり合う好ゲームが期待できそうだ。


明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017・セビージャ戦に向けた前日会見の様子である。
大岩監督と三竿健斗が出席した。
大岩監督は、「スペインの強豪クラブと試合をする機会はあまりない。今回は良い試合をして、勝利で終われるように準備をして、明日の試合に臨みたい」、し、特に攻撃面では良いコンビネーションが見られた」と、C大阪戦で見せたセビージャのパフォーマンスを警戒。それでも、「私たちは下がるのではなく、積極的に前線からボールを奪いにいくスタイルでチャレンジしたい」と強い意気込みを語る。
臆する必要はない。
鹿島のサッカーを再び世界へ発信したいところ。
また、健斗は、「普段は(セビージャのような)強いチームと戦う機会はなかなかない。いま僕たちが持っているものをすべて出して、絶対に勝って、この先につなげたい」と言う。
この対戦から多くのものを吸収しようとする向上心を感じさせる。
良いプレイで存在感をアピールするのだ。
そして、セビージャ指揮官は、「レアル・マドリードを追い詰めたチーム」と7ヶ月も前のことを話題に出してくれる。
それほどインパクトの大きなゲームであったことが伝わってくる。
あの試合同様に、セビージャと良い試合をしたい。
楽しみない一戦である。

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優磨、必ず勝って終わる

鹿島FW鈴木優磨、セビージャ相手にも「ホームなので勝って終わる」


鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。
鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。試合前日の練習後、鹿島FW鈴木優磨がセビージャ戦に向けた意気込みを語った。
連勝こそストップしたが、鹿島はリーグ戦6試合負けなしと好調を維持している。その理由として「チーム内でいい競争が生まれている」と答えた鈴木。セビージャ戦の意義についてたずねると「相手はまだシーズン中じゃないですし、コンディションの差はありますけれど、ホームゲームなんで必ず勝って終わる」と、結果にこだわる姿勢を示した。また、昨年のFIFAクラブワールドカップでもレアル・マドリ―(スペイン)と対戦したが、海外チームとの対戦は「自分にとってはプラスになる」と答えた。
セビージャの印象については「(昨季はホルヘ・)サンパオリが監督をやっていて、いま、変わったけど、非常に攻撃的なサッカーは継続している」と、その印象を語る。そして「この間の試合(セレッソ大阪戦)を見てても分かりましたけど、(スティーブン・)エンゾンジが、中盤ですごく効いてる。ノリートが出るかもしれないという話ですが、好きですし、楽しみです」と具体的な選手を挙げ、「明日は(試合に)出て、一緒にやれる喜びをかみしめながら、やっていきたい」と、意欲を見せた。


セビージャ戦に向けて意気込みを語る優磨である。
「ホームゲームなんで必ず勝って終わる」と頼もしい。
また、セビージャを「(昨季はホルヘ・)サンパオリが監督をやっていて、いま、変わったけど、非常に攻撃的なサッカーは継続している」、「この間の試合(セレッソ大阪戦)を見てても分かりましたけど、(スティーブン・)エンゾンジが、中盤ですごく効いてる。ノリートが出るかもしれないという話ですが、好きですし、楽しみです」と詳しく観ていて分析していることが伝わる。
優磨が、欧州サッカーについてよく調べていることが分かるコメントである。
ライバルであった鎌田大地がドイツに渡り、優磨も欧州移籍への意識も更に強くなったであろう。
このセビージャ戦にて大きく結果を出し、欧州に名を轟かせるのだ。
優磨の活躍を楽しみにしておる。

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植田、先発復帰へ

鹿島DF植田、セビリア戦で先発復帰へ「勝ちたい」
[2017年7月21日18時2分]


セビリア戦前日練習のミニゲームでダイビングヘッドでゴールを決めた鹿島DF植田(撮影・鎌田直秀)


セビリア戦前日練習で主力組でプレーした鹿島MF三竿健(中央)とDF植田(撮影・鎌田直秀)


 J1鹿島アントラーズが21日、茨城・鹿嶋市内で「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」セビリア戦(22日、カシマ)に向けた前日練習を行い、DF植田直通(22)の先発復帰が濃厚となった。

 セットプレーの連係確認で主力組のセンターバックとしてプレー。ミニゲームでは左クロスをダイビングヘッドで決めるなど、完全復調をアピールした。

 5月12日の練習中に右太ももを痛めて離脱し、6月17日の札幌戦で復帰したが、同25日の新潟戦で再び負傷。「ケガで結構休んでいたので、久々の試合。セビリアは全員が、うまい印象。油断していたらやられる。少しの気の緩みも許されない試合になりそう。怖じ気づくのではなく、やってやろうという気持ちでないと、のまれてしまうと思う。相手に負けることは許されないので、勝負には勝ちたい」と闘志を前面に出した。

 離脱中はMF三竿健斗(21)が本職のボランチとは違うセンターバックでプレーして、穴を埋めた。チームは大岩剛監督(45)就任後、公式戦8戦負けなしと好調。「良い流れは続いているので、自分が出る責任もある。健斗に負けないプレーをしないといけない。(活躍は)チームとしてはプラスなこと。負けるつもりはないし、良いライバルができたという感じ」。定位置争いにも負けるつもりはない。


負傷より復帰し、明日のセビージャ戦にて先発起用される植田である。
夏の超過密日程を欠場し、悔しい思いをした。
その間、三竿健斗が穴を埋め無敗にて乗り切ったが、植田不在は大きかったように思う。
植田は、ここでポジションを失う恐れもあり、「良い流れは続いているので、自分が出る責任もある。健斗に負けないプレイをしないといけない。(活躍は)チームとしてはプラスなこと。負けるつもりはないし、良いライバルができたという感じ」と語る。
新たなるライバルの存在を意識しつつも、植田なりの良いプレイにて呼応反戦の勝利に貢献してくれると思われる。
まずは明日のセビージャ戦にて存在感をアピールするのだ。
植田の迫力あるプレイに期待大である。

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アツ、しっかりやりたいと思います

セビージャ戦を心待ちにする鹿島MF中村充孝、出場なしに終わったCWCレアル戦を回顧


鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。

鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。試合前日の練習後、鹿島MF中村充孝がセビージャ戦に向けた意気込みを語った。
「1人ひとりの能力が非常に高い」と、セビージャの印象を語る中村は、「すごく良い相手だと思うし、なかなか味わえないと思うので、すごく楽しみにしてます」と続ける。海外、特にアジア以外のクラブと対戦できる機会は少ない。その点について聞かれると「クラブワールドカップぐらい。レアル・マドリー(スペイン)と僕はやってないんで」と、昨季のクラブW杯(CWC)について言及する。
中村は、R・マドリー戦に出場できなかったことを「むかついてたぐらいですね」と振り帰り、「自分に何かが足りなかったからスタメンじゃなかったんだと思う」と話すなど、当時味わった悔しさを忘れていない様子だ。ただ、「今はそれを楽しんで向き合いながらできてる」と前向きに話す。「チャンスを与えてくれたを感謝しながら、しっかりやりたいと思います」と、セビージャ戦に向けて気合を入れた。


セビージャ戦に向けてコメントを発したアツである。
「すごく良い相手だと思うし、なかなか味わえないと思うので、すごく楽しみにしてます」と語る。
思い起こせばCWC決勝戦はベンチを温めて試合終了のホイッスルを聞く羽目となり、「むかついてたぐらいですね」と言う。
とはいえ、「自分に何かが足りなかったからスタメンじゃなかったんだと思う」と振り返り、練習に励んだ。
その甲斐あってか、明日の試合はスタメン予想である。
足りなかったものを身に付け、勝利に貢献してくれよう。
アツ自身は、「チャンスを与えてくれたを感謝しながら、しっかりやりたいと思います」と語る。
アツの熱いプレイでスタジアムを熱気に包ませるのだ。
楽しみにしておる。

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あらためて鹿島はタフなチームだと思う

「サッカーコラム」蒸し暑い時期に過酷な日程を乗り切った鹿島
チームを支えた小笠原満男の重い一言
2017/7/20 10:00


J1 FC東京―鹿島 後半、同点となる自身2点目のゴールを決め、駆けだす鹿島・ペドロジュニオール(左)=味スタ

 関東地方は梅雨のような、真夏のような天気が続いている。日本の湿気を伴う暑さ。「欧州のリーグには基本的に存在しない難敵」を相手にしなければいけないJリーグは、チームづくりもなかなか難しいのではないかと思う。運動に適した気候に合わせて驚くほどの運動量を誇るチームを目指したとする。しかし、どんなに鍛えたとしても、夏になると機動力重視のチームは確実に足が止まる。欧州ではチームスタイルは1種類でいいが、Jリーグでは基本形に加え「夏仕様」を用意しなければいけない。監督も大変だ。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場組の4チームが、消化していなかった第13節の試合を7月5日に行い、各チームの消化試合数はそろった。ところが、4チームの3連戦の日程にはかなり偏りがあった。1、2日に第17節。ここでACL組4チームのうち2日に試合があったのは鹿島だけだった。そして5日に未消化だった第13節。8、9日に第18節を行った。鹿島は8日に試合があったのに対し、浦和は9日。この3試合の間隔が中2日と中2日の鹿島に対し、浦和は中3日と中3日だった。消耗の激しい季節に休養日が1日少ないのはかなりのハンディ。それを思えば、C大阪に抜かれ2位に後退したとはいえ、あらためて鹿島はタフなチームだと思う。

 5月31日に大岩剛監督が就任。その後のリーグ5試合を勝ち続けた鹿島の連勝は、第18節のFC東京戦を2-2で引き分けて止まった。大岩監督は「ゲーム内容うんぬんよりも、彼らのタフさに驚き、そしてうれしく思っています」と選手の健闘をたたえた。確かにクラブW杯も含めた昨年末の研ぎ澄まされたような迫力はない。FC東京の橋本拳人に許した2点は、太田宏介のキックとピーター・ウタカのキープ力という能力によってもたらされたものだが、鹿島の疲労も無視できない要素だった。

 試合内容を見れば2-1とリードした後にFC東京のペースの時間帯はあった。それでも全体としては鹿島の流れのように見えた。しかし、選手が感じていたのは本調子ではないということ。CBで若い三竿健斗をリードした昌子源は「動けていなかった。みんなしんどそうやったし、重かった」とセカンドボールへの反応の遅れが気になったらしい。タイトルへ近づくために最善の選択をする。このチームの強さは、あえてリスクを冒しても勝ちを狙うのではなく、状況に応じて割り切れることだ。2-2に追いついた時点で昌子は「僕と健斗のなかでは引き分けでもいいかと。俺らは最低でも2位でというのがあった」と負けないことを優先した。今後を見据えたリーグでの戦いを演じたわけだ。

 コンディションが整わなくても、それなりに戦って勝ち点を得てしまう。それは鹿島というチームがサッカーというゲームをよく理解しているからだ。サッカーはゴールを奪い、ゴールを守ることが唯一無二の目的。流行のポゼッションはあくまでも手段。この点で、個人的に危ういなと思うことがある。近頃のGKも含めたビルドアップだ。ハイプレスを掛けてくる相手にこれをやるのは、まったく意味がないと思う。それよりもパスミスでの失点のリスクの方が大きい。ビルドアップはパスの得意なフィールドプレーヤーに任せた方がいい。それも自陣ゴールから遠い位置で。その意味で、鹿島のGKやDFは危ないと思ったら迷いなく自陣からボールを蹴り出す。無理につなごうとして、奪われてショートカウンターをくらうより、一回流れを切って立て直す方が安全だと知っているからだ。

 8日、前半16分にペドロジュニオールが挙げた先制点。自陣ペナルティーエリアから、GKの弾いたボールも含めて9本もつないだゴールは、素晴らしい連係と美しさだった。ただ、それは複雑さを狙ったのではなく、シンプルなことの精度を高めた結果なのではないのか。2-2の同点ゴールも、ペドロジュニオールのキックの精度だ。それを考えれば、精度さえ備えれば、サッカーはシンプルなほど強さを発揮できるのではないだろうか。

 シンプルなのは技術や戦術だけではない。戦いに臨む心構えにもいえる。中2日で迎えた3連戦の2試合目、G大阪戦を前に小笠原満男はこう言ったという。「こんなタイトな(日程の)試合を言い訳にしない。むしろこんなタイトな試合に勝ち続けることで、自分たちの評価を上げよう」。野武士のような寡黙なキャプテンに、あの低音でいわれたら、周囲の選手はどんなに過酷な条件でもやるしかないだろうが…。

 岩崎 龍一(いわさき・りゅういち)のプロフィル サッカージャーナリスト。1960年青森県八戸市生まれ。明治大学卒。サッカー専門誌記者を経てフリーに。新聞、雑誌等で原稿を執筆。ワールドカップの現地取材は2014年ブラジル大会で6大会連続。


7月の過密日程について記す岩崎龍一氏である。
ACL参加クラブの延期試合があり、この時期に過密日程が組まれたが、鹿島だけが特別な過密さで組まれ、逆に浦和は楽な日程であったことを改めて綴る。
「鹿島は8日に試合があったのに対し、浦和は9日。この3試合の間隔が中2日と中2日の鹿島に対し、浦和は中3日と中3日だった」と明らかに鹿島に不利な日程であった。
この件について、声をあげてくれたことはサッカージャーナリストとして尊敬したいところ。
やはり、Jリーグには何かしらの力が働いておることは、隠された事実なのであろう。
それはそれとして、岩崎氏は、「コンディションが整わなくても、それなりに戦って勝ち点を得てしまう」と鹿島を評す。
これだけの逆風が吹こうが、結果を出すのが鹿島というクラブと言って良かろう。
その理由は、「鹿島というチームがサッカーというゲームをよく理解しているからだ」と言い切ってくれる。
ジーコが築き、多くのOBが、そしてベテランが、サッカーの何たるかを伝え続けておるクラブが鹿島である。
この日程についても、小笠原満男が、「こんなタイトな(日程の)試合を言い訳にしない。むしろこんなタイトな試合に勝ち続けることで、自分たちの評価を上げよう」とメンバーに言う。
これを聞いた若手もまたジーコの教えを鹿島の神髄を引き継いでいってくれるであろう。
ジーコ汁は熱く濃く鹿島に伝わっていくのだ。
結果的に過酷な日程を無敗にて乗り切った。
この経験を糧に後半戦も強く戦い、タイトルを目指す。
楽しみである。

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植田、少しの気の緩みも許せない

セビージャに飲まれないために…鹿島DF植田直通が考える必要なこととは?


鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。

鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。試合前日の練習後、鹿島DF植田直通がセビージャ戦に向けて意気込みを語った。
「すごく有名なチームですし、すごく強いとは思いますけど、こういう機会はなかなかないので」と、セビージャ戦の意義を語る植田。「ここで感じられる物がたくさんある」としながらも、「だからといって負けることは許されない」と、勝利にこだわる姿勢を見せる。
セビージャについては「攻撃陣だけでなく、全員がうまいな」という印象を持つ。そして「こっちが少しでも油断したならば、すぐやられると思う。やはり少しの気の緩みも許せない」と、ディフェンスでは集中力を保つことが重要だと語った。特に気を付ける点をたずねると、「(Jリーグとは異なる)テンポや技術はもちろんですけど、身体能力の高さなども、日本では味わえないことがあると思います。最初に見せられ、おじけづくのではなく、自分たちも『やってやる』という気持ちで行かなければ飲まれてしまう。すごい入りは大事かな」と、試合の入り方が重要だと強調した。


セビージャ戦に向けて意気込みを語る植田である。
「おじけづくのではなく、自分たちも『やってやる』という気持ちで行かなければ飲まれてしまう。すごい入りは大事かな」と試合の入り方について気を引き締めておる。
セビージャを「攻撃陣だけでなく、全員がうまいな」と評す。
この機会を大きなチャンスとし、良い糧として喰らい尽くすのだ。
ワニがスペインの強豪に噛み付く様を期待したい。
楽しみな一戦である。

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ダヴィ、松本山雅入団

ダヴィ選手加入のお知らせ
2017/07/21

このたびダヴィ選手の加入が決まりましたので、コメントと併せてお知らせいたします。

【ダヴィ選手のコメント】
「自分のベストを出してチームに貢献したいと思います。J1昇格という目標をサポーターと共に成し得ましょう。
サポーターの力が僕の力にもなりますので、応援をよろしくお願いいたします。」

IMG_4813
ダヴィ(DAVI Jose Silva Do Nascimento)

【ポジション】 FW
【背番号】 39
【生年月日】 1984年3月10日(33歳)
【出身】 ブラジル
【身長/体重】 183cm / 85kg
【経歴】 イパチンガFC ⇒ ECヴィトーリア ⇒ CSアラゴアーノ(以上ブラジル) ⇒ コンサドーレ札幌 ⇒ 名古屋グランパス ⇒ ウム・サラルSC(カタール) ⇒ 北京国安(中国) ⇒ ヴァンフォーレ甲府 ⇒ 鹿島アントラーズ ⇒ ヴァンフォーレ甲府


松本山雅に加入したダヴィである。
昨季末に甲府を退団し、フリーに身を窶しておったが、これにて晴れてJリーガーに舞い戻った。
是非とも活躍して、松本山雅をJ1に導くのだ。
ゴールの報を待っておる。

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カシマスタジアム、国内最先端のスマートスタジアムへ

茨城県立カシマサッカースタジアムが、国内最先端のスマートスタジアムへ
2017年07月21日(金)

鹿島アントラーズが指定管理を担っている茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、最新のスタジアム高密度Wi-Fi網(※1)「Antlers Wi-Fi」を導入することとなりましたので、お知らせいたします。これによりカシマサッカースタジアムは、デジタルプラットフォームを兼ね備えた国内最先端のスマートスタジアム(※2)としてさらに進化します。

□鹿島アントラーズがスマートスタジアムで目指すこと
カシマサッカースタジアムでは、これまでも最新の中継設備の導入や両ゴール裏スタンドへの最新鋭のビックスクリーン設置など、ファン・サポーターの皆様にフットボール観戦をお楽しみいただけるよう環境整備を行って参りました。今回スタジアム高密度Wi-Fi網が導入されることにより、鹿島アントラーズではさらに以下の取り組みを強化していきます。
・多彩な映像コンテンツの提供によるスポーツエンターテインメント空間としてのファン/サポーター体験価値の向上
・パートナー企業とのデジタルアクティビティを通したスタジアム来場満足度の向上
・デジタルマーケティングの強化による鹿島アントラーズのファンベース可視化とさらなる拡大

(※1)スタジアム高密度Wi-Fi網
・スタジアム内の観客席、VIPエリア、コンコース、スタジアム諸室等に全 455 ものアクセスポイント(AP)を設置することで、スタジアム来場者がどこでも快適かつ高速にアクセスできるWi-Fiサービスを実現しています。特に、1F観客席スタンドでは非常に高密度にAPを設置しており(平均して観客席70席あたり1つのAP設置)、密集した観客席においてもインターネットアクセスが可能となります。



(※2)スマートスタジアムとは、大型映像ビジョン、スタジアムWi-Fi網、デジタルサイネージ、中継テクノロジー、セキュリティなどの最先端ICT設備を兼ね備え、スポーツ観戦における新たなファン・サポーターの体験価値を提供するスタジアムの総称です。

□Antlers Wi-Fiサービス詳細
Antlers Wi-Fiサービス詳細はこちらからご覧ください。


スマートスタジアムとなるカシマスタジアムである。
最先端の高密度Wi-Fi網を敷きより観客が楽しむ空間と変貌することとなった。
この進化にて、国内最高のスタジアムの地位を更に確固たるものとした。
これからも快適に鹿島に声援を送れることとなる。
楽しみである。

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源、「まずは守備から」というのが僕の考え

【インタビュー】センターバック人生は究極の二択から始まった!? 日本代表にまで成長した昌子源のこだわりとは

日本屈指のDFへと成長を遂げた昌子。成長の歩みを止めることはない [写真]=︎Getty Images for DAZN

 一つミスが失点に直結する過酷なポジションにおいて、センターバックの魅力とは何なのか。鹿島アントラーズの最終ラインを支え、日本代表としてプレーする昌子源も、“究極の二択”を突きつけられた時は、センターバックというポジションを受け入れられなかったという。「嫌々」から始まったセンターバック人生。成長の過程で知った面白さ、そしてこだわりを語ってくれた。

インタビュー・文=高尾太恵子
取材協力=ナイキジャパン


■そもそもプロになれるとも思っていなかった

――昌子選手は、高校生の時にFWからセンターバックへコンバートされたそうですね。
そうなんですよ! 当時はすごく嫌でしたよ(笑)。ある日、練習でFWの列に並んでいたら、監督に「お前はディフェンスのところに並べ!」といきなり言われて……。突然、「センターバックをやるか、一生走るか。どっちや?」と聞かれたんです(笑)。仕方なくセンターバックを選んで、嫌々やっていましたね。

――そんなきっかけだったとは(笑)。ちなみに、FW時代はどんな選手だったのですか?
僕は身長が低かったので、スピードとドリブルで勝負するタイプでした。

――てっきり大型FWかと思っていました。
ドリブル小僧でしたね。ガンバ大阪のジュニアユースでは身長が一番低くて、同期の大森晃太郎(現ヴィッセル神戸)と一緒に「ちび二人組」と言われていました。今では、晃太郎よりもはるかに大きくなりましたけどね。

――当時、センターバックで日の丸を背負う選手になると想像していましたか?
全く想像していなかったですね。そもそもプロになれるとも思っていなかった。こんな言い方は失礼ですけど、米子北高校に進学した時点でプロを諦めたんです。全国大会に行ったとしても、一回戦で負けるようなチームでプロになれるはずがない。そう思っていたのに、奇跡みたいなことが続いて(笑)。2年生の時にインターハイで準優勝したり、年代別の代表候補に選ばれたり。今思えば、FWのままだったらプロになっていなかったと思います。

――昌子選手のようにFWからセンターバックに転向するケースは少なくありません。共通して通用する部分があるのでしょうか?
どうなんでしょう。僕の場合は、おそらくスピードと守備範囲の広さを評価されたんだと思います。



――その能力は、現代型センターバックに求められる要素ですよね。
そうですね。今では監督にとても感謝しています。「一生走る」を選ばなくて良かった(笑)。

――コンバートされた理由は聞かなかった?
聞いたことないですね。当時は、監督が怖くて話せなかった(笑)。

――センターバックでやっていくと決めて、そこからどのようにスキルを取得していったのですか?
それが、監督からは何のアドバイスもなくて、自分の感覚でプレーしていたら「違う」とまた怒られて……。心の中では「何が違うねん」と思いながら、ずっと嫌々プレーしていました(笑)。

――でも、失点するのはもっと嫌だったのでは?
そうですね。自分のミスでなくても、失点したら怒られていました。本当にどうして僕をセンターバックにしたのか……。今度、監督に会ったら聞いてみます。

――理由が気になりますよね。その当時は試行錯誤しながら、地道にセンターバックを続けていたと。
そうですね。インターハイで準優勝した後に、京都サンガF.C.の練習に参加させてもらう機会があって、そこで当時コーチをしていた秋田豊さんと森岡隆三さんに指導していただきました。日本を代表するDFに教えてもらって、すごく刺激になりましたね。


■「まずは守備から」というのが僕の考え

――そうしてプロの道へと進みました。
プロに入ってから、一気に成長したと思います。自分でもびっくりするくらいタイミングと環境が良かったんですよ。鹿島アントラーズに入団した2011年は、中田浩二さんや岩政大樹さん、伊野波雅彦さんがいて、現役の日本代表選手のプレーを間近で体感できる環境でした。そして、大岩剛さんが引退して、コーチになった年でもありました。当時、鹿島には大勢のスタッフがいたので、剛さんが僕の専属コーチをやってくれたんですよ。センターバックとは何か。一から十まですべて教わりました。秋田さんも、クラブハウスに来てくださった時にアドバイスをしてくれましたね。

――かつて専属コーチだった大岩さんが、今は鹿島の監督です。
それも何かの縁だと思います。恩を返す絶好の時ですよね。

――恵まれた環境で成長していく中で、センターバックの面白さが少しずつ分かってきたのでは?
やっぱり一対一で止めた時や、シュートブロックをした時は気持ちいい。そういうところに楽しさを感じるようになりましたね。プロになったばかりの頃は、点を決められるとすぐにふてくされていたし、気分が落ち込む夜もあった。でも、最近ではいい意味で気にしなくなりました。なかなか守備で試合を盛り上げられる選手はいないと思うんです。お金を払って試合を見に来てもらっているので、「昌子を参考にしたい」、「昌子のプレーをみたい」と思ってもらえるような選手になりたいですね。

――先月7日のシリア戦(1-1で引き分け)後に「失点を引きずったら負け」という言葉を残しました。でも、そのセリフを言えるようになるまでには、それなりの時間が必要だったと思います。
ここ数年で成長した証拠ですね。ボールを奪われたり、一対一で抜かれたり、パスミスをしたり、ゴール前で空振りをしてしまったり……。僕はこれまでのサッカー人生で何失点もしているんですよ。その経験で一番学んだのは、「引きずったら、もう1点やられる」ということ。センターバックの立ち居振る舞いは、想像以上にチームに伝染します。だから反対に、「あいつ、何だよ。自分のミスで失点したのに堂々としてるやん」と思わせたほうが勝ちだと思っています。

――なるほど、そうかもしれませんね。センターバックに求められる役割が増えてきた今、昌子選手が伸ばしていきたい能力は何ですか?
僕の課題はビルドアップです。でも、みんなとは少し考え方が違う。今はボールを奪ってから攻撃につなげるプレーを要求されることが多くなっていますけど、センターバックはまず守備だと僕は思っています。だから、守備を100にしてから、攻撃のことを考える。失点しなければ試合に負けることはありませんからね。



――先日、アビスパ福岡の井原正巳監督に話を伺った際に、昌子選手はセンターバックとして絶対に必要な対人の強さがあって、高さやスピード、クレバーさもあるバランスの取れた選手だとおっしゃっていました。
それは感動ですね。だって“アジアの壁”ですよ! 井原さんに言われたら、自信を持ってもいいのかも(笑)。

――一気にテンションが上がりましたね(笑)。「守備を100にしてから」という話がありましたが、今はどの辺に位置しているのでしょうか。
「70」くらいですかね。ゼロからスタートして、確実に一歩ずつ進みながら積み上げてきました。僕は100に達していない段階で攻撃を取り入れて、両方が中途半端になってしまったら、それはセンターバックとは言えないと思っています。

――それは、キャリアの途中でセンターバックに転向した昌子選手ならではのこだわりですね。
そうです。パスが下手だと言われようが、攻撃力が足りないと言われようが、「まずは守備から」というのが僕の考えです。だから、守備を100にするために、これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいですね。


源にインタビューを行ったサッカーキングの高尾女史である。
高校時代のFWからCBへのコンバート、CBとしての考えなどが伝えられる。
そして高尾女史より福岡の井原監督から「昌子選手はセンターバックとして絶対に必要な対人の強さがあって、高さやスピード、クレバーさもあるバランスの取れた選手」と評された旨が伝えられた。
源も喜んでおるが、我らも嬉しい。
現役時代は“アジアの壁”と名を馳せた日本が誇るCBだった井原にそこまで評価されておることを喜ばぬ者はいない。
その評価を更に上げるべく、鹿島を牽引していくのだ。
源の活躍がより楽しみである。

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西大伍特別インタビュー

王者・鹿島、EL3連覇の強豪セビージャ戦へ…西大伍「独特の雰囲気をスタジアムで」/独占インタビュー
田中滋
12:06




鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。

鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。2016年、FIFAクラブワールドカップで“世界2位”の快挙を成し遂げたJリーグの常勝軍団はどのような戦いを見せるのか? 試合を前に西大伍に思いを語ってもらった。

■スタジアムでしか見られない駆け引き

――スペインの古豪・セビージャとの対戦が迫っています。欧州のクラブとの対戦は楽しみですか?
そうですね。普段できない相手と試合ができるということもあるし、レベルは高いと思うので楽しみです。

――海外のクラブと対戦するとき、具体的にはどういうところが楽しいですか?
僕個人で言えば、やっぱり予想外のプレーとか、自分が100パーセントの対応をしても、やられたりするとやっぱりおもしろい。ディフェンスなんで相手にやられたらダメなんですけど、こっちの対応を上回ることをやられると嬉しいというか「そういうアイデアもあるんだ」っていう感じです。自分の知らないプレーというのを見られたときは嬉しいです。
――DFがやられたときには慌ててしまうと思いますが、そうではなく「おぉ!すげえな、こいつ」という感じになるわけですか?
なんとなく、ちょっと笑っちゃう、みたいな感じです。でも、次はこっちがやるよ、みたいに、お互いに良さを出していける試合になればいいかなと思います。
――FIFAクラブワールドカップ決勝のレアル・マドリード戦ではとても楽しそうにプレーしていたのが印象に残っています。
決勝という舞台もそうですし、相手も素晴らしい相手だったので楽しんでいました。ああいう試合をやって、さらに知らない相手とやる楽しさというのも感じました。



――Jリーグとの違いはありますか?
やっぱりうまい人とやると面白いですね。一つ一つのプレーに駆け引きが必要です。油断したらやられる駆け引きが、90分間ずっと続くというのはやっぱり楽しいです。試合中はいろんな駆け引きをしているのですが、見ていてもなかなかわかりにくいかもしれません。ちょっとしたポジション取りで駆け引きしてくる選手もいるし、なんとなく嫌な位置に入ってくる選手もいます。そういう部分はテレビでは画面に映らないこともあるので、ぜひスタジアムに足を運んで欲しいですね。
――スペインサッカーの全体的な印象は?
普段はレアルとかバルセロナとかの試合を見ることが多いので、そこに限られてしまうのですが、スピード感はもちろんありますし、技術がしっかりしたイメージというのはあります。個人的には好きなタイプのサッカーです。

■「勝たなきゃいけない」ではなく「勝ちに行く」

――シーズン途中で就任した大岩監督は、どういう人柄ですか?
思ったことをそのまま伝えられる監督です。これを言ったらどう思われるかとか関係なしに意見を伝えられる。コーチ時代から一緒にやっているからかわからないですけど、それはとても大切なことだと思います。剛さんは選手のときからサッカーを本当に考えてやってきたというのが喋っているとわかります。
――試合中もサイドラインに立って意見交換をしている姿をよく見ます。どんな話をしているのですか?
別にたいした話じゃないです。『今夜、なに食べに行くの?』とか(笑)
――そんなはずはないと思いますが(笑)、監督の言葉で印象に残っているものは?
印象に残っている言葉というよりは「やらなきゃいけない」というような言葉を使わないところですね。「勝たなきゃいけない」じゃなく「勝ちに行く」という言葉の選び方をするな、というのは感じます。「やらなきゃ」という言葉が出てくると、僕は「違うな」と思ってしまう。そういう選手にかける言葉はすごく気を付けているなと思います。だから、選手にもしっかり入って来るんだと思います。
――では、最後にセビージャ戦に向けてサポーターにひと言お願いします。
Jリーグと違って独特の雰囲気というのはあると思うので、それをぜひスタジアムで味わってもらいたいですし、テレビでは僕がずっと映ってないので、スタジアムに来て僕をずっと目で追ってもらいたいかな(笑)。楽しい試合になるかどうかはやってみないと分からないですけど、見て楽しんで欲しいので、皆さんを楽しませられるように僕らも頑張ります。

●インタビュー・文=田中滋

午前練習


ミーティング後、紅白戦を行いました。


西大伍にインタビューを行ったGOAL.comの田中滋氏である。
セビージャも含めて海外のクラブとの対戦について語る。
巧い相手のとのマッチアップに燃える西の姿がここにあった。
また、大岩監督についてのコメントも興味深い。
外から観ただけでは分からないことが伝わってくる。
大岩が現役時代から指導者になるイメージを持っていたであろうことを西は感じ取っておる様子。
また、言葉の使い方も重要であることが分かる。
大岩に率いられたこの鹿島がどこまでスペインの強豪とやり合うのか、また西がどれだけ通用するのか、非常に楽しみな一戦である。

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大きな注目を集める一戦!鹿島はJリーグ王者の意地を見せられるか!?

大きな注目を集める一戦!鹿島はJリーグ王者の意地を見せられるか!?
先週の浦和レッズvsボルシア・ドルトムントに続き、「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」は22日に鹿島アントラーズとセビージャFCの一戦が行われる。

UEFAヨーロッパリーグ(前進のUEFAカップを含む)を5度制したスペイン屈指の強豪は、昨季のラ・リーガではレアル・マドリッド、バルセロナ、アトレティコ・マドリッドに次いで4位。躍進に導いたホルヘ サンパオリ監督が退任し、今季よりエドゥアルド ベリッソ監督のもとで、新たなスタートを切ることとなった。

17日に行われたセレッソ大阪との親善試合では、始動から間もなく、コンディション面に不安を抱えながらも、鋭いプレスと素早いパスワークを武器に終始主導権を握り、ウィサム ベンエデルの2ゴールなどで、3-1と快勝を収めている。

注目はそのベンエデル。フランス出身のストライカーは、昨季リーグ戦で11ゴールを挙げて、チームの得点王となった。小柄ながらもスピードと技術に長け、高い決定力も備える。鹿島とすればこのFWをいかに食い止められるかがポイントとなるだろう。

ほかにもアンカーの位置で攻守に渡って存在感を放つステヘン ヌゾンジや高い技術を備える司令塔のガンソ、10番を背負うエベル バネガなど優れたタレントが揃う。来日からすでに1週間が経過。順調に調整を進めるなか、C大阪戦よりもさらにクオリティの高いサッカーを披露してくれそうだ。

対する鹿島は、12日の天皇杯以来の実戦となり、休養十分でこの試合を迎えることとなる。今季の鹿島は序盤こそなかなか調子が上がらなかったものの、シーズン途中に就任した大岩 剛監督の下で息を吹き返し、14節から5連勝を達成して前半戦を首位で折り返した。18節にFC東京と引き分け、現在はC大阪に次いで2位となっているが、持ち前の堅い守りと勝負強さは今季も健在で、リーグ2連覇に向けて力強い歩みを続けている。

鹿島とスペイン勢の対戦として思い出されるのは、昨年のクラブワールドカップ。決勝でレアル・マドリッドと互角の戦いを演じたように、世界に対する免疫が備わっているのは、彼らにとっての大きな強みだろう。

今回の試合でも押し込まれる展開が予想されるが、前線からのプレスでセビージャのパスワークの精度を狂わせ、好調を維持するペドロ ジュニオールと金崎 夢生の2トップを軸とした素早いショートカウンターで相手の隙を突くサッカーを体現できるかがポイントとなるだろう。

大きな注目を集めるこの一戦で、Jリーグ王者の意地を示してもらいたい。

[ 文:原山 裕平 ]


「Jリーグ王者の意地を示してもらいたい」と締める原山氏によるJリーグ公式のプレビューである。
やはり、リーガ・エスパニョーラの強豪には、如何に鹿島であろうとも難しい試合になるとの見解である。
それは、仕方のない部分とも言える。
事実、2004年のバルセロナとバレンシア、2006年のA・マドリー、そして2016年のR・マドリーと鹿島はスペイン勢に苦汁を舐めさせられておる。
ここは、その経験を活かし、そして覆すべく用意周到な準備で立ち向かうのだ。
楽しみな一戦である。

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西村レフェリー×岩政対談

【現役主審に問う|西村雄一×岩政大樹 #1】判定を間違えたら審判はどうする?「死ね」発言騒動がひとつの契機に
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月18日

W杯でも笛を吹いた西村氏を直撃し、レフェリーの目線や本音に迫る。


関東大学リーグでも主審を務めた西村氏。岩政氏が所属していた東京学芸大の試合でも笛を吹いていた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 サッカーの未来について考える。語る。
 対談連載の第2回は、レフェリーの西村雄一さんにお話を伺いました。

 私が大学生だった時のとある試合でこんなことがありました。

 血気盛んな若造だった私は、いつもレフェリーに食ってかかっていて、その試合でも幾度となく抗議を繰り返していました。すると、何気ないプレーだったと記憶していますが、私はPKを取られました。納得できない私はレフェリーを睨みました。そのレフェリーは毅然とした目で私を睨み返し、頑として突き放しました。そのPKで私たちは試合に敗れました。

 プロに入り、数年が経過した頃、私はふとその時のレフェリーが西村さんだったのではないか、と思う瞬間がありました。何度か確認しようかと思ったこともあったのですが、決して美しくない思い出でしたし、なんとなく聞く勇気も湧かずにいました。

 私がレフェリーとの接し方を変えていったのがその頃でした。同時に、西村さんの選手との接し方も変わったように感じました。

 お互いが自分と向き合うなかで気づいていったものが同じな気がして、私は勝手に、西村さんとともに成長してきたという感覚を持つようになり、お互いをリスペクトする感情のなかで、一緒に試合を”作る”関係になっていきました。

 しかし、これらも選手とレフェリーという関係上、確認することなく、今日まで至りました。

 私の片思いではないか。そもそも最初の記憶が間違えているのでないか。

 いつか伺ってみたいと思っていた長年の疑念を解決する場を用意していただきました。

 西村さんが世界のトップレベルに上り詰めていくなかで見えてきたもの。向き合ってきたもの。そこには、選手とレフェリーの関係の未来、日本サッカーの未来、そして人と人にあるべき不変の未来がありました。

 あまり知られることのない、レフェリーの目線や本音にも迫りました。ピッチの中の世界をちょっとだけ覗いて、想像してみてください。

―――◆―――◆―――◆―――

岩政大樹 現役選手と現役レフェリーの対談は斬新だと思ってオファーさせていただきました。このインタビューを受けるにあたって、”リスク”は考えましたか?

西村雄一 いや、まったく考えませんでした。レフェリーに対する世の中のイメージと、仕事の実情に差があると感じていたので、そのギャップを埋める機会がいただけたら全力で取り組みたいと思っていたんです。今日は感謝しています。

岩政 ずっとお聞きしたかったんですが、私が大学生の頃、西村さんは関東大学リーグで笛を吹いていませんでしたか?

西村 吹いていましたね。

岩政 やっぱり、そうですよね。Jリーグでプレーしている時に確認するのもあれかなと思って、今まで聞いていなかったんです。

西村 大学の頃に笛を吹かせてもらった選手は結構います。川崎の中村憲剛さんもそうでした。岩政さんと同じくらいの年齢ですよね?

「死ね」発言騒動がスタンスを見直すキッカケに。


2008年の「死ね」発言騒動がレフェリーとしてのスタンスを考え直すキッカケになった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

岩政 そうです。私の一学年上です。

西村 日本のレフェリーが成長していく過程で必ず大学リーグを担当する時期があります。中村憲剛さんも「中央大時代からずっと見ていた」と伝えたら、「えっ!」と驚かれました。

岩政 私はプロになって途中で気づきました。西村さんには、大学の時にもお世話になったな、と。

西村 気づかれたタイミングで、岩政さんの対応も少し変わったんじゃないですか?

岩政 西村さんに気づいて変わったというより、ちょうど私自身がレフェリーへの接し方を変えた時期でした。私の大学時代は覚えています?

西村 はい。大体覚えています。

岩政 大学の頃の私は、レフェリーに抗議するのがカッコいいと思っていました。小学生の頃に見ていたプロの選手たちがそうしていたので。でも、どこか違和感もありました。そんななかで、2005年に2試合連続で退場という不名誉な記録を作ってしまい……。態度を見直さないと自分に返ってくるなと感じたんです。

西村 その2試合のレフェリーは、私ではなかったですよね?

岩政 違います。私のなかでは、1試合目は誤審だと思っているんですが(笑)。でも、すごく大きな出来事で、そこで考え方を改めました。西村さんも、キャリアの途中でレフェリングのスタイルが変わりましたよね?

西村 レフェリーとしての成長過程で、選手とのコミュニケーションが上手く取れないことがありました。また、判定への責任感や正義感とどう向き合うべきなのか、と考える時期も。そのなかで、自分の役割は、選手が輝くためのサポートだと認識したんです。岩政さんは、レフェリーが「死ね」と言ったという件で、世間を騒がせたのを覚えていますか?

岩政 覚えています。

西村 あの時、まったく発言していないのに世の中に誤解され「これはどうしたらいいんだろう」と考えました。こちらが選手を支えたいと思っていても、言葉だけでは選手に届かない。心と心で接しないと伝わらないと気づいたんです。そこで、どうやったら心を伝えられるのかと。

「結局は人間関係」。岩政氏もレフェリーの心理を考えるようになり…。


15番を付けていたプロ2年目の岩政氏は、2試合連続退場を食らって考え方を変えた。(C)SOCCER DIGEST

岩政 いろいろと気づくタイミングがあったんですね。改めて聞きますが、西村さんがレフェリーになったキッカケは?

西村 もともとは地元の駒沢サッカークラブで少年のコーチをしていました。その時にレフェリーの判定が原因で子どもたちが涙を流す姿を見て、子どもたちの夢を支える者として、自分もレフェリーに取り組んでみようと思いました。

岩政 そして「死ね」発言の一件から、西村さんは心で接するようになったと。

西村 言葉が通じる日本人選手とでも意思疎通が取れないことがある。まして、海外の選手たちとも意思疎通しなければいけない。だったら、言葉ではないコミュニケーション方法を身に付けるのは必須だなと思ったんです。

岩政 気持ちを切り替えるのは簡単ではなかったと思います。そのタイミングで、なにを変化させたんですか?

西村 選手の想いを受け入れるようにしました。例えば、「怒り」という感情にも種類があります。私のレフェリングに対してなら、選手と一緒に解決策を見つけなければならない。また、選手が自分のプレーにフラストレーションを溜めているのであれば、間が必要です。対戦相手の行動に頭に来ている場合は、仲裁に入らなければならない。その種類を見極めて対処することが必要だと考えました。

岩政 選手の心のなかに入っていくわけですね?

西村 そうです。選手心理の部分に少し入っていかないと、正しくサポートできないと感じました。

岩政 西村さんが変化した後、選手たちの反応はどうでした?

西村 「ありがとう」と言ってもらえることが多くなりました。岩政さんにも言ってもらったことを覚えています。相手にファウルされた時に「岩政さん大丈夫?」と呼びかけると、「オッケー。レフェリー、ありがとう」というコミュニケーションを取ってくれましたよね?

岩政 取りましたね。

西村 そういう短いコミュニケーションから、選手との信頼関係を築いていきました。逆に、選手が覚悟してファウルするケースでは、コミュニケーションを取らずに黙ってイエローカードやレッドカードを出しても受け止めてくれます。

岩政 結局は人間関係ですよね。私もレフェリーの心理を考えるようになってから変われたと思っているんです。

「判断できなかった時には、正直に伝えたほうがいい」(西村氏)


主審も人間。間違った時には素直に伝えればいい、と西村氏は言う。(C)SOCCER DIGEST

西村 選手は鋭いので、なんとなく吹かれた笛には「違うんじゃないの?」と言いたくなるはずです。レフェリーは、しっかり見極め判定を下すのが最低限ですが、見えなくて判断できなかった場合は「申し訳ない。見えなかった」と正直に伝えたほうが理解していただけるかもしれない。岩政さんも、そのほうが納得できませんか?

岩政 そうなんです。そのほうが納得できます。西村さんは試合中に「今のは分からなかった。ごめん!」みたいなことをおっしゃられますよね。経験が浅いレフェリーは、謝るのは難しいものですか?

西村 判断をする責任感から、頑なに貫いてしまうケースもあります。自分にも同じような経験がありました。レフェリーはいろんなミスから、改善策を考えて成長していきます。私自身も関東大学リーグなどでの経験が、今のレフェリングに礎になっています。
人間どうしてもミスはあります。それを選手に受け入れてもらえるかどうか。判断できなかった時には、正直に伝えたほうがいいのではないかと思っています。

【プロフィール】
西村雄一(にしむら・ゆういち)/1972年4月17日、東京都出身。1999年に一級審判員として登録され、2004年からスペシャルレフェリー(現・プロフェッショナルレフェリー)に。2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝の第4審判、2014年のブラジル・ワールドカップでは、開幕戦で主審を務めた。2014年まで国際審判員として活躍し、現在はJリーグで笛を吹いている。

岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。

【現役主審に問う|西村雄一×岩政大樹 #2】試合中に見ているポイントは?海外と日本では判定への反応が違う?
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月19日

レフェリーが選手以上の熱で対応すると「だいたい上手くいきません」。


西村氏は試合前に両チームの攻撃パターンを確認するという。(C)Getty Images

西村雄一 岩政さんは、鹿島での後半の5年くらいは、チームメイトを抑える声もかけていましたよね。選手が興奮している時に、岩政さんにお願いして落ち着くように収めてもらったことがあったはずです。

岩政大樹 ありました。試合中にそんな話もしましたね。

西村 レフェリーが直接選手に伝えても落ち着いてくれない時には、チームメイトの心理をコントロールできる人に託します。レフェリーと選手よりも、選手同士の信頼関係のほうが間違いなく厚い。選手には、いち早く通常の心理状態に戻ってもらって、次のゴールを決めてほしいですからね。

岩政 レフェリーの方は、準備やフィードバックはどうされていますか?

西村 基本的には、選手の皆さんと一緒に走り切れるだけのフィジカルを整えなければいけません。

岩政 結構、走りますもんね。

西村 そうなんです。常に攻撃の一員という感じで、90分間、攻撃しっぱなしなんです。

岩政 なるほど。

西村 ファウルをどう見極めるかの準備もします。そのために、両チームの攻撃の傾向を理解しておきますね。

岩政 両チームの攻撃を想定しておくんですか?

西村 ファウルが起きるのは、主に攻撃にかかる局面です。カウンターで点が取りたいチームは、対戦相手にカウンターをケアされます。ビルドアップするチームであれば、選手が息を合わせて出ていくところを止めにきます。両チームの攻撃の特長を理解しておけば、そうした場面を予測しやすくなります。

 あとは、選手に冷静になってもらえるように声掛けやジェスチャー、間を取ることに気を付けています。熱くなった選手に対し、我々がそれ以上の熱で対応すると、だいたい上手くいかない。まず我々が冷静でないといけません。

岩政 それではフィードバックは?

西村 試合終了後に行なっています。Jリーグの試合では、レフェリーアセッサーという評価者と一緒に判定を検討したり、後日ビデオ分析のフィードバックを受けたりします。加えて、シーズン前やシーズン中、シーズン終盤のタイミングで開催される研修会でフィードバックを受けます。

ネガティブな情報は先入観になるので、一切チェックしない。


岩政氏は"先入観"に苦しんだ時期もあった。(C)SOCCER DIGEST

岩政 準備段階で事前情報を入れておくと、それが先入観につながることもありませんか?

西村 ネガティブな情報は先入観になるので、一切チェックしません。「またあの選手だ」という想いが判定に影響する可能性がありますからね。

岩政 へえ、そうなんですね。

西村 やはり攻撃シーンを確認します。例えば、アントラーズはボールを奪ってから相手のゴールまで行くのが凄く速いチームでした。あの頃ならマルキーニョスさんのところに、いつ誰がどうパスを出すのかを予測しておかないと、ペナルティエリア内で倒された時に判定不能になる危険性がありましたね。

岩政 なるほど。まず、一番速い攻撃に合わせるんですね。

西村 一番速いプレーを予測しておかないと間に合いません。中盤で少しディレイしてくれると余裕ができ、最終ラインからのビルドアップなら一緒についていけます。

岩政 こうした準備がレフェリーのスタンダードなんですか?

西村 レフェリングスタイルは、人によって違うと思います。ただ共通しているのは、行為を見極めるということです。その行為をA選手がしようがB選手がしようが、同じ基準で判断しなければいけません。だから、私は先入観が入らないようにしています。

岩政 先入観……ですよね。アントラーズ時代は、私自身の変化をなかなか理解してもらえないなと感じていました。先入観を持っている方もいて(笑)。徐々に伝わったようでしたが、そこまでの期間が凄く長かったですね。

西村 岩政さんは、身体を張るプレーヤーでしたからね。

岩政 プロ1年目からバチバチやる選手として打ち出して、メディアもそういう風に扱っていたので、どうしても……。

西村 レフェリーが先入観を持ったのではなく、世の中の流れがそのイメージや先入観を作ったところもあるかもしれません。

岩政 そうなんですよ。

西村 サッカーが好きでなければ、レフェリーにはなりません。選手が作る感動をどうやってサポートできるかを考えているので、そんなに悪いレフェリーはいないんですよ(笑)。

海外の選手は、判定に対するリスペクトを表現してくれることが多い。


選手の判定に対する反応には、文化の違いを感じるという。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

岩政 西村さんは海外の大会でも笛を吹いていますが、ピッチ内での振る舞いに日本との違いは感じますか?

西村 海外の選手は、判定に対するリスペクトを表現してくれることが多いかもしれません。「このプレー(ファウル)取ってよ」とアピールするけど、次のプレーで声をかけると「全然問題ないよ」と言ってくれたりします。

 これは文化の違いかもしれないですね。ファウルはするなと教わったのか、それともファウルは時間帯と場所を考えろと言われているか。そこで話は違ってきます。海外の選手は、ある場面では取られても「仕方ない」と思っている。

岩政 確かに。日本では、選手もファウルがダメだと思っているから、レフェリーに反発してしまう。サポーターの見方も同じかもしれないですね。海外では"良い"ファウルにブーイングは起こりませんよね。

西村 そうなんです。ゲームの流れを理解したファウルには、ブーイングはありません。選手もサポーターも、ファウルの意味を分かっているのだと思います。私たちレフェリーの語源は「refer=ゆだねる、任せる」です。必死に戦っている選手たちでは判断できないので、第三者に判定を任せる。それがレフェリーであり、その判定をリスペクトしています。

岩政 海外の選手と日本の選手ではスピードが違うと言われますが、具体的には何が違います?

西村 一番違うのはパススピードです。一瞬で次の選手にボールがわたります。それをトラップして次のプレーに移るまでの判断も速い。その上、純粋にフィジカルの速さもあります。

岩政 人もボールもパンパン動いている感じですか。

西村 ワールドカップでは、1秒ごとに駆け引きがありました。FWは裏を取ろうとして相手の動きを探っていたり、MFがパスを出させないようにわざとプレスをかけたり。そこら中で駆け引きしていたので、レフェリーも頭が休まる時間がありませんでした。

【プロフィール】
西村雄一(にしむら・ゆういち)/1972年4月17日、東京都出身。1999年に一級審判員として登録され、2004年からスペシャルレフェリー(現・プロフェッショナルレフェリー)に。2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝の第4審判、2014年のブラジル・ワールドカップでは、開幕戦で主審を務めた。2014年まで国際審判員として活躍し、現在はJリーグで笛を吹いている。

岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。

【現役主審に問う|西村雄一×岩政大樹 #3】良いレフェリーの定義は?世界を騒がせたW杯の「PK」にも言及
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月20日

私が後悔するとしたら……あの場面を予測して動けなかった時でしょうね。


W杯開幕戦でのPK判定は間違っていなかったと西村氏は言う。(C)Getty Images

岩政大樹 西村さんは、ブラジル・ワールドカップの開幕戦、ブラジル対クロアチアでのPK判定が話題になりましたね。あの時は、それこそ世界中から批判されました。今だから話せる心情はありますか?

西村雄一 あの時は、なかなか正しく伝わらなかった部分もありました。大会が始まる前に判定の基準を全チーム・全選手がレクチャーされます。そのなかに、ペナルティエリア内のホールディングは”軽かった”としてもファウルになるという項目もありました。

 ホールディングは行為だけで罰せられるファウルです。程度の判断ではなく、自らの意志で掴もうと思わなければ起こらないことに対する罰則なんです。あの時はFWの選手がシュートモーションに入っていた。そのプレーに影響を与えるホールディングだったので、ファウルと判断せざるを得ません。

 ですから、「開幕戦だから厳し目にした」「あの程度なら取らなくても」というようなお叱りを受けましたが、私としてはあの選択肢しかありませんでした。

岩政 判断に間違いはなかったと。

西村 試合後にクロアチアの監督さんが「バスケットボールをしているんじゃない」と発言されました。あれには深い意味があります。ファウルがなかったのであれば、私の技量に関わってきますが、行為があったのは分かったうえでの発言です。監督はチームを守るために、あの発言をしています。

岩政 選手は自分が失点に絡んで負けても、最善のプレーをしていたら自分を正当化できます。ですが、周りからの批判があると、その日くらいはきつい。そういう気持ちはありましたか?

西村 私が後悔するとしたら……あの場面を予測して動けなかった時でしょうね。角度が悪く、ホールディングが見えなくて何もできなかった時だと思います。

岩政 あの場所にポジションできたから、自分のなかでは納得できたわけですね。では、西村さんから見た良いレフェリーとは?

西村 試合が終わった後に、両チームが素直に勝敗を受け入れてくれたら最低限できたかなと思います。両チームからレフェリーという存在が消えていたら良しです。

我々レフェリーは「ああそうだった」程度の存在でいい。


昨年の昇格プレーオフでも笛を吹いた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

岩政 参考にされたレフェリーはいますか?

西村 特にはいませんが、色々なレフェリングのスタイルを参考にしました。

 例えば、有名な方を挙げれば、イタリアのピエルルイジ・コッリーナさん。厳格な姿勢とスキンヘッドの風貌で「今日はファウルできない」という印象を選手に与える。だから試合が締まります。南米系のレフェリーであれば、選手の肩を叩きながら上手くゲームを収めるタイプがいます。

 ただ、私が誰かの真似をしても、本人にはなれません。西村雄一としてのレフェリングでどれだけ選手に信頼され、プレーに集中してもらえるかが、私がやるべきことです。

岩政 それが西村さんのスタイルなんですね。

西村 岩政さんは、試合の後半になってきたらレフェリー云々じゃなくなってきませんか?

岩政 そうですね。良いレフェリーだったら、ですが(笑)。

西村 昨年の、岡山で出場された昇格プレーオフの時は、私の存在を気にしていなかったように感じました。前半で私とコミュニケーションを取り切って、後半はチームへの指示だけに集中していた印象です。

岩政 確かに、プレーオフの西村さんの記憶がないですね。今言われるまで、西村さんが笛を吹いていたのを忘れていました。

西村 本当ですか。であれば、理想に近い仕事ができたのかなと思います。我々レフェリーは、皆さんが振り返った時に「ああそうだった」程度の存在でいいんです。

岩政 そのなかで、充実感はどうやって得るんですか? 良いレフェリングをすると、忘れ去られてしまうわけですよね。

西村 それでいいんです。自分が一緒に試合をした選手が成長して海外移籍したり、日本代表として戦っている姿を見ると充実感を覚えます。これは、レフェリーとして得られる醍醐味だと思います。私もサッカーが好きで、審判という立場から支えたいと思っているので、日本サッカーが良い方向に進むと嬉しいんです。

 去年のクラブワールドカップでの鹿島の準優勝に感動しました。Jリーグで一緒に試合をしている選手が世界で活躍し、その選手たちとまた一緒にピッチに立てる。審判冥利に尽きますね。

【プロフィール】
西村雄一(にしむら・ゆういち)/1972年4月17日、東京都出身。1999年に一級審判員として登録され、2004年からスペシャルレフェリー(現・プロフェッショナルレフェリー)に。2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝の第4審判、2014年のブラジル・ワールドカップでは、開幕戦で主審を務めた。2014年まで国際審判員として活躍し、現在はJリーグで笛を吹いている。

岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。

【現役主審に問う|西村雄一×岩政大樹 #4】ビデオ判定には賛成or反対?レフェリーから見た影響は
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年07月21日

日本には4級から1級まで審判は何人いるのか?


(C)SOCCER DIGEST

岩政大樹 西村さん自身の今後の目標は?

西村雄一 次の1試合に全力を尽くすことです。大会の規模やカテゴリーに関係なく、レフェリーがやることはどの試合も同じ。少年サッカーの試合もワールドカップの試合でも、同じ様に選手のために全力を尽くすようにしています。

 ところで岩政さん、日本には4級のお父さんお母さんレフェリーから1級まで何人くらいいると思います?

岩政 結構な人数がいますよね。

西村 26万人いるんです。

岩政 えっ⁉

西村 都道府県のカテゴリーでは、相互審判をしなければいけない関係で、必ずチームに有資格者のレフェリーを登録しなければいけない。よって、この人数になっています。

岩政 すいません。数千人だと予想していました。

西村 26万人のなかで、Jリーグやなでしこの審判をしているのが260人前後。ですから0.1パーセントのレフェリーが、トップリーグの試合を担当しているんです。

岩政 それだけ選りすぐられたレフェリーでも、ひとつのミスで選手やサポーターの反感を買ってしまう。難しい仕事です。

西村 レフェリーの印象が一度悪くなると、かなり長い間みなさんの記憶に残ります。もちろん、レフェリーも最善を尽くしていますが、そんな時は、だいたいどのスタジアムに行っても「また西村だよ」と言われます。イメージを覆すのは、非常に難しく大変ですね。

岩政 西村さんの理想が実現すると忘れ去られるのに、悪い印象だけは残ってしまう。それはつらそうですね。

西村 確かに、そうなるとレフェリーはつらいですね(笑)。でも、選手の夢を支えるという強い情熱をもって毎試合やっています。

岩政 つらい時の対処の仕方はありますか?

西村 サポーターの皆様からのご意見やお叱りは、当然あることだと思っています。それに、選手のほうが、サポーターから厳しいことを言われていますからね。

岩政 やっぱり凄いですよ。犠牲心の塊というか。

西村 いろんなサッカーの楽しみ方があると思いますが、やっぱりレフェリーだからこそ味わえる楽しさもあります。学生時代に見ていた岩政さんが、鹿島の主力になり、日本代表にもなった。その過程を近くで見られるのは嬉しいです。

我々レフェリーは第三者、プレーの真実を知っているのは選手。


選手に正直に伝えれば、信頼関係を築ける可能性が広がる。(C)SOCCER DIGEST

岩政 西村さんは、そういう自分のやり方をレフェリー業界で話すことはないんですか?

西村 悩んでいるレフェリーにアドバイスをしますが、私の言うとおりにしても上手く行くとは限りません。結局、いろんなやり方からそのレフェリーがスタイルを築くもので、解決策は自分で見つけなければいけない。

 ですから、ミスがあっても正直にやっていくべきだと話しています。岩政さんは今、関東1部リーグでプレーしていますが、そこに若いレフェリーが来ると、戸惑いませんか? どうしたって岩政さんの経験のほうが上だから、文句を言いたくなる場面もあると思います。

岩政 そうなんです。だから、ここ数試合はレフェリーに合わせるようにしました。レフェリーの方が私に対抗してくるので。

西村 そうでしょうね(笑)。

岩政 私なりに若いレフェリーの方のことを考えていろいろ話はするんですが、どうも逆効果のようで……。

西村 私も経験しましたが、自分のミスは、レフェリー自身が一番分かっているんです。ただ、そこを突っ込まれると反発してしまうこともあります。でも、それでは良くない。我々レフェリーは第三者、プレーの真実を知っているのは選手だという発想が大事かもしれません。

 例えば、ラストタッチは選手のほうが分かっているかもしれない。レフェリーはそこで間違いだと気づいたら、その時は選手に正直に伝えてみる。もちろん、選手に咎められますが、次に同じような場面を迎えた時に、今度は選手に「今のはあっていたよ」と言ってもらえたら、信頼関係ができるはずです。

岩政 全国のレフェリーの方は勉強になりますね。付け加えておきたいことはありますか?

西村 海外は「あまり笛を吹かない」と比較されます。これは、選手が激しい接触に耐えたら、タフなチャレンジとしてプレーを続けさせることがある。つまり、我々が基準を変えているのではなく、選手のプレースタイルによるもので、それが基準の差に見えるのではないでしょうか。

 それから、Jリーグよりも海外のほうが面白いという意見を耳にします。これは、日本文化として「ミスをするな」という中で育っているので、あまりリスクを負わないのかもしれない。海外リーグと同じようにチャレンジする回数が増えれば、観客の満足度も上がるかもしれません。

ビデオ判定は選手に選択を迫る。映っていたら言い逃れができなくなる。


FIFAもビデオ判定の導入を推し進めている。(C)Getty Images

岩政 チャレンジした時の空気ですよね。そこでミスが出ると「おい!」となる。「いいぞ!」とならない。

西村 サッカーは、最低1点は取らないと勝てないスポーツ。引き分けの試合はなんとかしてくれと皆さんが思っている。

岩政 ビデオ判定に関してはどうですか?

西村 レフェリーは人間の限界を超える場面を判断しなければならないケースもあります。ですから、ビデオ判定が上手く馴染むのであれば、補助ツールとして活用したほうが良いと思っています。

 もちろん、すべての場面ではなく、得点や退場に関わるとか、大きな影響が出る判定の整合性を整えるための導入です。ポイントで使えば、皆さんがサッカーを楽しむうえではありかなと思います。

岩政 見ている観客も、選手もビデオ判定のルールを理解しないとダメですよね。判定が変わる可能性があるわけですから。

西村 ビデオ判定の導入は、選手たちに意識変化をもたらすと思います。今のルールでは、選手のフェアプレー精神を尊重する形ですが、ビデオ判定では、監視カメラの中でプレーするので、選手が”ズルいこと”をできなくなります。”駆け引き”で勝負している選手は、ビデオに映っていたら言い逃れができなくなるんです。

岩政 マリーシアと言われる部分ですね?

西村 悪い意味でのマリーシアです。例えば、シミュレーション。接触がないのに、ファウルを装う。そのズルさは、自分の意思がないと起きません。映像で残ると世の中の人にズルい選手だと認識されてしまう。そのダメージを覚悟して、やるかやらないかを選手が決めることになります。

岩政 なるほど。

西村 本来はビデオ判定云々ではなく、レフェリーは正しく判定することに努め、選手はフェアプレーの精神をリスペクトするのがベストです。選手の方々には、それを意識して、たくさんの人に勇気や感動を届けてほしいと思っています。

――◆―――◆―――◆―――

 私が常日頃、意識しているのが想像力です。特に、接する相手の心の中を想像することに比重を置いています。

レフェリーとの接し方も同様でした。

 私にも西村さんにも、自分の存在意義を揺るがす大事件が起こり、そこから自分と向き合うなかで、「どうすべきか」の答を相手の心に見つけました。西村さんのお話と自分が考えてきたことがリンクして、心がスッと落ちました。

選手とレフェリーは、裁く、裁かれるの関係ではない。


選手とレフェリーは、ともに試合を作っていく関係。お互いに理解し合うことが重要だ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 本当に忘れていたのですが、昨年のプレーオフ決勝のレフェリーは西村さんでした。それは私にとってのJリーグ最後の試合となりました。

 対談を終えた今、大学生の時のあの試合から続いたひとつの長い物語が、そこで完結を迎えたのだなと思いました。

 私は試合中、レフェリーとよく話をしています。目的は抗議よりも、レフェリーの心を覗くことにありました。人は接しなければ分からないことがあります。話してみなければ感じられないものがあります。それを好んでいただけないレフェリーも確かにいらっしゃいますが、何れにしても、人と人はまずコミュニケーションを取ることが大切だと思っています。

 サッカーにおける選手とレフェリーの関係とは、突き詰めれば、裁く、裁かれるの関係ではありません。

『私たちレフェリーの語源は「refer=ゆだねる、任せる」です。必死に戦っている選手たちでは判断できないから、第三者に判定を任せる。それがレフェリーであり、判定を受け入れるところまでがルールなんです』

 選手とレフェリーはともに試合を作り、ともにサッカーを作っていく存在なのだと思います。

 西村さんの言葉には端々に心が見えました。すべては「人間関係」のもとにあり、大切なのは「信頼関係」。「両チームからレフェリーという存在が消えていたら良し」。

 選手の心に基準を置かれる西村さんの姿勢に、私が抱いてきた感情が両思いであったことが確認でき、嬉しいとも少し違う、晴れやかな空のような気持ちになりました。

【プロフィール】
西村雄一(にしむら・ゆういち)/1972年4月17日、東京都出身。1999年に一級審判員として登録され、2004年からスペシャルレフェリー(現・プロフェッショナルレフェリー)に。2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝の第4審判、2014年のブラジル・ワールドカップでは、開幕戦で主審を務めた。2014年まで国際審判員として活躍し、現在はJリーグで笛を吹いている。

岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。


サッカーダイジェスト誌企画により西村レフェリーと対談した岩政大樹である。
レフェリング、ジャッジの事が良く伝わってくる。
審判は難儀な仕事であると言えよう。
もっと尊敬されて良い。
また、誤審も含めてのサッカーという球技であることももっと知らしめる必要があるのではなかろうか。
目くじらを立てて糾弾し、誤審は誤審と公表して良いと思う。
そして、それも含めてレフェリーはリスペクトされ然るべきと考える。
また、西村氏は口が裂けても言えぬであろうが、偏ったジャッジをなくすことこそが、日本サッカーが一つ前に進む道と考える。
それは、現場のレフェリーではなく、もっと別の力を発するとことにメスを入れねばならぬ。
いずれそのような日が来ることを期待しておる。

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PJとBY、ストライカー比較

ペドロ・ジュニオールとBY…鹿島とセビージャのストライカーを徹底比較
河治良幸
02:21




22日に行われる『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』で、鹿島アントラーズとセビージャ(スペイン)が対戦する。両チームのエースであるペドロ・ジュニオールとベン・イェデルを、サッカージャーナリスト河治良幸が比較分析する。

Jリーガーたちが世界トップレベルの選手に挑む――。

鹿島アントラーズは22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインのセビージャと対戦する。
チームとしての激突も去ることながら、注目されるのが“個と個のぶつかり合い”だ。ヨーロッパリーグを計5回制覇した実績を持つ強豪には、世界トップレベルのプレーヤーが在籍している。彼らと対じし、鹿島の選手たちはどんなプレーを見せるのか?

今回はスタッツとプレースタイルをベースに、両チームのストライカーを比較し、試合の見どころを紐解いていく。

■コンビネーションが鍵のペドロ

ペドロ・ジュニオールは新天地の鹿島で、開幕からなかなか得点できない試合が続いていたが、ここ5試合で6得点と乗ってきている。その大きな理由として、チームが彼の特徴を理解し、自身も仲間の特徴を分かってきたことが挙げられる。ペドロ・ジュニオールの特徴の1つに、スピードのあるドリブルからのシュートがある。今季のドリブル数は1試合平均3.6回。これはJリーグで10試合以上出ている選手の中では最も高い。
もっとも彼は、止まって足下で受けるよりも、動きながら縦向きパスを引き出し、ファーストタッチから加速して正確なシュートに持ち込むことを得意としている。つまり、ドリブラーでありながら、完全に個で打開するより、周りとのコンビネーションの仕上げにドリブルを付けているのだ。
また、タイミングよくゴール前のスペースに動き出し、速いクロスをボレーで合わせるなど、アクロバティックなフィニッシュも有効なレパートリーとなっており、それが1試合平均2.6本という高いシュート数にもつながっている。



■異なるラストパスまでの過程

ペドロ・ジュニオールが主に2トップで、相棒のFWと組むのに対し、セビージャのエースであるベン・イェデルはホルヘ・サンパオリ監督(現アルゼンチン代表監督)が率いた昨季、主に1トップで起用されてリーグ11得点を記録している。17日に行われたセレッソ大阪との試合では、エドゥアルド・ベリッソ新監督の採用する[4-3-3]のシステムで1トップを担い、2得点と得点力を見せ付けた。
1トップと言っても170センチと小柄。クサビのパスをリターンするようなポストプレーはしばしばこなすが、前線でディフェンスと駆け引きしながら、周りがボールを運ぶ間に鋭く角度のある動きでスルーパスやスペースを突くショートパスに合わせることを得意としている。シュートの数は1試合平均1.4本。FWとしては多くないが、59パーセントという枠内シュート率は、シュート力だけでなく、ゴール前でマークを外してラストパスを受けられるポジショニングによるところが大きい。
C大阪戦ではワルテル・モントーヤのミドルシュートをGKキム・ジンヒョンが弾いたこぼれ球を押し込んで1点目を奪うと、後半には途中出場のホアキン・コレアが獲得したPKをきっちりと決めた。ペドロ・ジュニオールと違い、中央でドリブルを仕掛けてシュートまで持ち込む回数は少ない。
ただし、C大阪戦の40分に左サイドを突破し、フランコ・バスケスの惜しいヘディングシュートを演出したように、ワイドに流れた場合は、単独のドリブルからクロスに持ち込むような形もオプションとしている。
両者の比較で興味深いのは、セビージャのドリブルが1試合平均19.1本で、同15.3本の鹿島より多いこと。セビージャは周りの選手がドリブルを織り交ぜて切り崩し、最後はベン・イェデルが少ないタッチでフィニッシュする形を持っている。それに対して鹿島は、周りは少ないタッチのパスで、最後にペドロ・ジュニオールがスピードに乗ったドリブルからシュートという王道パターンがあるのだ。
ただし、リーグ内の順位を見ると鹿島のドリブル回数は3位で、セビージャは8位。このデータから、全体としてスペインのクラブの方がチャンスメイクにドリブルを使う傾向が強いことが分かる。そうした違いもあり、2人のストライカーにラストパスが渡る過程に注目しても面白いはずだ。

文=河治良幸


セビージャと鹿島のセンターFW二人を比較するGOAL.comの河治氏である。
特徴が解説されていて興味深い。
PJのドリブルからのフィニッシュやチャンスメイクは6月以降、特に輝いておる。
夏になりコンディションが良くなってきたのであろうと推測する。
一方、セビージャのン・イェデルは欧州でプレイするFWとしては小柄であり、高さではなく駆け引きからゴールを狙うタイプとのこと。
そして、シュートの巧さ、決定力にて勝負するストライカーの様子。
これは警戒せねばなるまい。
親善マッチとはいえ、両チームのFW共にゴールが欲しいであろう。
どちらがよりお祭り男なのかが試される一戦。
楽しみである。

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ダヴィ、松本山雅の練習に参加

山雅の練習にFWダビが参加
2017年7月20日掲載


松本山雅の練習に参加したFWダビ

 サッカーJ2松本山雅の練習に19日、J1鹿島などで活躍したブラジル出身のFWダビ(33)が練習生として参加した。ダビは松本山雅がAC長野パルセイロと行った16日の練習試合にも出場した。クラブは戦力になるかを見極めている。
 身長183センチのダビは2007年に来日して当時J2の札幌に加入。カタールや中国のクラブへの移籍を挟み、名古屋、甲府、鹿島でプレーした。J1ではリーグ戦124試合出場47得点、J2は77試合出場49得点をマーク。昨季はシーズン途中で甲府に加入したが、今季はどこにも所属していなかった。
 松本市かりがねサッカー場で行われたこの日の練習では、ワントップの位置に入って実戦形式の練習などに取り組んだ。スタミナなどに課題がありそうだった。
 松本山雅は7月に入ってDF呂成海(ヨ・ソンヘ)がJ2群馬へ完全移籍、MF志知孝明がJ3福島へ期限付き移籍したが、途中加入が決まった選手はまだいない。


松本山雅の練習に参加しているダヴィである。
昨季は甲府にてプレイしたが、現在は無所属とのこと。
なんとかして契約を勝ち取って欲しいところ。
高崎と組んで驚異の攻撃力を発揮するのだ。
良い報を待っておる。

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植田、出たら潰していきたい

鹿島・植田が実戦復帰!22日セビリア戦へ気合「潰していく」

茨城県の国体成年男子チームとの練習試合で約3週間ぶりに実戦復帰した鹿島DF植田
Photo By スポニチ


 太腿を痛めて公式戦4試合を欠場していた鹿島DF植田が約3週間ぶりに実戦復帰した。5―1で勝った茨城県の国体成年男子チームとの練習試合(30分×2本)で前半30分に出場。「いつもは(センターバックの)右だけど、今日は左。見える景色は違ったけど左も左でやれることが多い」と充実の汗を流した。

 22日にはセビリアとの親善試合が控える。「出たらつぶしていきたい」と力を込めた。
[ 2017年7月20日 05:30 ]


練習試合にて実戦復帰した植田である。
三竿健斗と組み最終ラインに入った。
健斗との兼ね合いか左CBでプレイし「いつもは(センターバックの)右だけど、今日は左。見える景色は違ったけど左も左でやれることが多い」と語る。
鹿島に於いては右で固定される植田であるが、過去、年代別代表ではずっと左CBでプレイしておった。
この練習試合でも問題なくプレイしており、DFラインのバリエーションを増やすことに貢献することとなった。
植田の復帰でCBに不安はなくなった。
後半戦へ向け、まずはセビージャ戦にて力を発揮して欲しい。
期待しておる。

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練習試合 茨城国体成年チーム戦

練習試合


茨城国体成年チームと練習試合を行い、田中選手の2ゴールと金崎選手、中村選手、土居選手のゴールで5-1と勝利しました。


茨城国体成年チームと練習試合行ったチームである。
1本目は夢生のPK1点に終えたが、メンバーが代わった2本目は攻撃陣が爆発した、アツが決めたのを呼び水のようにし、聖真が決め、稔也が2ゴールと結果を出した。
PKによる失点こそあったものの、得点力を見せつける格好となった。
また、1本目には植田も出場しており、負傷からの復帰をアピールした様子。
1週間ぶりのゲームとなり試合勘を養うには良かったように思う。
この感触を忘れずにセビージャ戦、甲府戦と繋げていきたい。
楽しみである。

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ケルン・大迫、ゴールへの責任と覚悟

【インタビュー】大迫勇也(ケルン/日本代表)『ゴールへの責任と覚悟』

インタビューに応じた大迫 [写真]=野口岳彦

 ケルン加入3年目の2016-17シーズンは、渡独後の大迫勇也にとって文字通りベストシーズンになった。6月のロシアワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦で1ゴールを決めるなど、日本代表でも充実一途。まさに波に乗っているストライカーに、来シーズンや8月に控える大一番への意気込みを聞く。

インタビュー=遠藤孝輔
写真=野口岳彦、Getty Images


[写真]=野口岳彦

■とにかく意識したいのはゴール

―――大迫選手にとって、2016-17シーズンは非常に充実した1年になりました。具体的にどのようなプレーに手応えを得られましたか?

大迫勇也(以下、大迫) 1対1で勝てるようになったことですね。ゴール前もそうですし、それ以外のプレー中も。しっかりと相手に負けなくなったところが良かったです。前でしっかりボールを持てて、余裕が出てきました。そこが大きいですね。

―――二ケタ得点への強い思いをお持ちですが、昨シーズンは7ゴールでした。ゴール数以外で、あえて悔いが残る部分はありますか?

大迫 いえ、とにかく意識したいのはゴールですね。それを積み重ねたいです。ゴールに対する意識を、もっと、もっと持ちたいですね。アシストも大事ですけど、やっぱりゴールなので。そこは本当に考えていきたいです。

―――例えば、昨シーズンは意識的に守備の負担を減らすようにしたそうですね。

大迫 (守備意識は)減らしたい気持ちもありますけど、チーム事情もあるので。守備の負担を気にするより、ゴール前に入る回数を増やしたいですね。


[写真]=Getty Images

―――味方からのチャンスメークが増えた最大の理由は何でしょうか?

大迫 まずはボールを失わないことが一番。その結果、みんな預けてくれるようになりました。

―――ピッチ外のコミュニケーションが深まったのも一因ですか? 例えば、ケルンU-21のGKコーチである田口哲雄さんは、長澤和輝選手(現浦和レッズ)が退団後、自然とドイツ人選手と話す機会が増えたと話していました。

大迫 (性格の)良い選手が揃っているので、話しかけてくれたことも大きいです。ただ、ピッチ外のコミュニケーションもあったかもしれませんけど、やはりプレー面ですね。サッカーをする中で、認めてもらえたことが大きいです。

―――シーズン終了後、ペーター・シュテーガー監督から労いの言葉はありましたか?

大迫 『お疲れさま。来シーズンが大事だから、しっかり休んでくれ』と。オフに監督と連絡を取り合うことはありませんね。

―――改めて、シュテーガー監督が目指すサッカーはどういったものでしょう?

大迫 現実的なサッカーをすると思います。あまりリスクを冒さないサッカーだと思いますね。(――チームとしての改善点は?)昨シーズンは攻撃に重心を傾けたら、守備で脆さを見せました。もっと攻撃的なサッカーがしたいですね。


[写真]=Getty Images

―――ケルンの平均ボール支配率は、18チーム中16番目の低さというデータがあります。

大迫 ボール支配率が高ければ攻撃的というわけでも、良いサッカーというわけでもありません。流れもあるし、時間帯にもよるので、臨機応変に。攻められる時にしっかりと攻めきるだけの力があるチームが理想です。

―――来シーズンはヨーロッパリーグ出場も控えています。ミランやアーセナルなどと対戦する可能性もありますが、対戦したいクラブはありますか?

大迫 もちろん、そういったクラブとの対戦が決まれば楽しみです。ただ、まずはブンデスリーガが大事。そこで安定した戦いができてから、ヨーロッパリーグを考えたいですね。

―――スペインやイングランドへの移籍願望はありますか? あるいはブンデスリーガで面白い、興味深いと感じるサッカーをしているクラブがあったりしますか?

大迫 まずはブンデスリーガで結果を残したいという思いだけです。上位のチームはいいサッカーをしています。ただ、自分に合うかどうかは分かりませんし、今はケルンの選手なので、他のチームのことは考えたくないです。ケルンが今後どんなサッカーをするのか、どう成長していくかを考えたいです。(今夏に魅力的なオファーがあった場合は?)来た時に考えます。

■代表は結果を出さなければならない義務がある


[写真]=Getty Images

―――日本代表に話を移させてください。まず、8月31日の大一番、オーストラリア戦に向けた意気込みをお願いします。

大迫 大事な試合です。ワールドカップに行けるか、行けないかが決まる試合なので、やるしかないです。そこでしっかり結果を出して、勝って決めるしかない。みんながしっかりとした覚悟をもってやるのが大事だと思います。

―――オーストラリアのDF陣は屈強で高さのあるタイプが揃っています。攻略するポイントは?

大迫 まだ、オーストラリアの守備陣については分かりません。ビデオも観ていませんので。ただ、僕らにとっては相手がどうこうよりも、自分たちができることをしっかり整理することが大事だと思います。


[写真]=野口岳彦

―――守備的に臨んだ昨年10月、アウェーでのオーストラリア戦後、長谷部誠選手は「臨機応変に戦うという意味では、まだまだ発展途上」と話していました。

大迫 戦術は監督が決めることなので、監督次第です。でも、監督が守備的にやろうと言っていて、僕らがひたすら守備的にやることもおかしいので、そこは臨機応変に。ただ、どの監督も自信をもって自分たちのサッカーを貫いていると思います。

―――臨機応変に戦う、アウェーでの戦い方の上手さといった部分で、ケルンと日本代表を比べるといかがでしょうか?

大迫 どうですかね。代表は能力が高い選手が揃っているので、みんながうまく力を引き合わせることができれば、いい結果を得られると思います。もっともっと個々がレベルアップして、しっかりとコミュニケーションがとれれば面白いですよ。

―――最後に、大迫選手にとって日本代表とは?

大迫 毎試合、常にしっかりとした覚悟を持って臨んでいます。全選手が目指すところですし、しっかりと結果を出さなければならない義務があります。それだけのプレッシャーもありますしね。


ケルンの大迫にインタビューを行ったサッカーキングの遠藤氏である。
ゴールへの意識が伝わってくる。
そして強い責任感。
それが大迫という男なのである。
今季も多くのゴールと感動を与えてくれよう。
楽しみにしておる。

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常勝・鹿島を勝利へ導く昌子源――大岩剛監督と歩んだ成長の道程

常勝・鹿島を勝利へ導く昌子源――大岩剛監督と歩んだ成長の道程

リーダーシップを発揮する鹿島DF昌子(C)Getty Images for DAZN
(C)Getty Images for DAZN


2017/07/18 19:38:37

昌子源は鹿島アントラーズ加入時から大岩剛監督と二人三脚で歩みを進めてきた。すべては勝利のために――日本屈指のDFとなった今もその成長は止まることない。

#すべてを勝利に捧げる キミに。

世界を圧倒するプレーメーカーが選んだ #ティエンポ を身に着け、試合を支配しろ。#昌子源

詳細▶https://t.co/f8Is9pwa6t pic.twitter.com/2r33CBV5YJ

— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2017年7月18日

あれは昌子源が鹿島アントラーズに加入して5年目のシーズンを迎えたばかりのころだったから、2015年の春だっただろうか。当時はまだコーチを務めていた現監督の大岩剛と話をする機会があった。前年にCBとして主軸へと台頭し、リーグ戦34試合に出場した昌子の成長をどう捉えているのかを、大岩に尋ねると、「まだまだですよ」と笑いつつ、こう答えてくれた。

「昨シーズンだいぶもまれて、守備のときの身体の向きであったり、足の運びであったり、ステップの仕方が改善されましたよね。FWとの駆け引きの中で、失敗と成功を繰り返して成長したんだと思います」

それは昌子が鹿島に加入した2011年に、同じく鹿島で指導者としての第一歩を踏み出した大岩だからこそ言える、厳しくも愛のある言葉だった。プロ1年目のCBと、コーチ1年目の元CBーーまさにふたりは二人三脚で今日まで歩んできた。それは今年6月に、急遽、大岩が鹿島の監督に就任し、初陣となった明治安田生命J1第14節のサンフレッチェ広島戦に勝利したときの昌子のコメントを聞けば明らかだ。

「剛さんには、コーチと選手という立場になってからは自分が一番、お世話になっている。ソガさん(曽ヶ端準)とか(小笠原)満男さんとかは、現役時代に一緒にプレーしているとはいえ、コーチと選手という関係では、そこで胸を張る必要はないと思いますけど、僕が、一番お世話になったんじゃないかな。だからこそ、(この広島戦は)勝ちたかった。でも、この1勝で剛さんに恩返しできたとは思わないし、これから連勝していくことで少しずつ返していきたい」

鳴り物入りで、2011年に米子北高校から鹿島へと加入したが、ルーキーイヤーはリーグ戦の出場がかなわなかったように、鳴かず飛ばずの成績だった。プロ2年目こそリーグ戦9試合に出場したが、3年目は4試合。常勝を義務づけられた鹿島において、プロの洗礼を浴び、昌子は燻っていた。高校時代までは通用していた自分の殻を破り、いかにプロで戦っていける“すべ”を身につけるか。そうしたとき、昌子の成長を促し、叱咤激励してくれたのが大岩だった。昌子も「あまりに口うるさく言われるから言い返したくなった」と笑うが、大岩はマンツーマンで指導してくれることもあれば、居残って練習に付き合ってくれることもあった。昌子もまた根気強く大岩の指導に耳を傾け、吸収していったことで、プロの世界で戦っていける自らのスタイルを見出し、身につけたのである。



CBは経験が大事。元々CBだった大岩もそれを知っているからこそ、昌子がプロ4年目の2014年にレギュラーへと抜擢されたときには、「本当ならば経験のある選手と組むことで、いろいろな経験を積ませてあげられたら良かったんですけどね」と話していた。その年のJ1で3位に終わった鹿島は39失点を記録。それは堅守である鹿島としてはらしくない、リーグ9位の失点数だった。2ステージ制になった翌2015年は年間5位に終わり、41失点はリーグ6位だった。

そうした中、大岩は次の言葉を昌子に送っている。

「センターバックはやられて学ぶしかない。やられて、失点して、何を変えなければいけないのか、何をしなければいけないのかに気がついていく」

その言葉は昌子の心に強く響き、今やCBを務める上での心構えであり、格言となった。

FWにやられた場面から自らを省みて修正する。失点した状況を冷静に捉え、改善していく。同じ轍は踏まないーーそれは常にタイトルを獲得することを求められる鹿島の哲学にも通じていた。昌子は、やられた数だけ、失点した数だけ、自分自身と向き合い、たくましさを、強さを培ってきたのである。そして、その繰り返しの日々は、いつしか昌子を、鹿島を代表する選手に、日本を代表するCBへと押し上げていった。

チャンピオンシップを制して鹿島に7年ぶりとなるJ1優勝をもたらした昨季の活躍はもはや語るまでもないだろう。それにより出場機会を得たFIFAクラブワールドカップでは、歯を折りながらも戦った準々決勝のマメロディ・サンダウンズ戦、続く準決勝のアトレティコ・ナシオナル戦をともに無失点で抑えた。決勝では延長の末、悔しくもレアル・マドリーに2-4で敗れたが、世界屈指の攻撃陣から喫した4失点からも、昌子は学び、糧にしている。

その経験はさらなる自信となり、ピッチで体現されている。今やゴール前で相手FWの攻撃を食い止めるだけでなく、持ち前のリーダーシップとともに試合をも支配している。

昌子の成長を見守ってきた大岩も「私から彼に言うことはもうないですよ」と話す。成長することを止めない昌子は、次のフェーズに進んでいるのだ。大岩が指揮官になってからはキャプテンマークを託されることもあり、真のリーダーになることを期待されている。昌子もまた、その自覚が芽生えている。

「これからは、見られていく立場になっていくから、行動や発言だったりもすごい注目されていくと思うと(剛さんには)言われました。チームを後ろから支えてくれと言われたので、分かりましたと伝えました」

そのプレーは、その立ち居振る舞いはチームを鼓舞し、試合をも支配する。二人三脚の旅はまだしばらく続くことだろう。すべては常勝を義務づけられている鹿島のために――昌子はすべてを勝利に捧げる。

■TOP PAGE
http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/football/

■TIEMPO
https://www.nike.com/jp/ja_jp/c/football/tiempo

文=原田大輔


大岩監督と昌子源の関係について記すGOAL.comの原田氏である。
師弟関係の絆を強く感じさせる。
大岩コーチの教えにより源は成長していった。
そして、大岩が監督として開花しているように、源は更なる成長を魅せる。
源がどこまでCBとして登っていくのか、大岩監督と共に見つめていきたい。
楽しみである。

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ポゼッショントレーニング実施

午前練習


様々なポゼッショントレーニングを行いました。


ポゼッショントレーニングを行う西、夢生、脩斗、レアンドロである。
新監督の戦術を叩き込むため練習に精を出すのだ。
自慢のパスワークに磨きをかけよ。
期待しておる。

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大岩新監督が今後どのような選手起用、采配を見せるのか、ファンの期待は膨らむばかりだ

空気が変わった鹿島 革新的考えを持つ大岩新監督の選手起用と采配に期待

7月5日の鹿島―G大阪戦、ゴールを決めて喜ぶ鹿島の遠藤(中央)とねぎらう選手たち

 【No Ball,No Life】J1鹿島は5月31日に石井正忠監督(50)が電撃解任され、当時の大岩剛コーチ(45)が新監督に就任。それでも、Jリーグの後半戦を2位という好位置につけてスタートさせた。

 「ACL敗退が解任につながった」と鈴木満強化部長は人事の理由を説明。「チームをよく知っていて、(停滞している)空気を変えるために剛にやってもらうことにした」と話した。クラブが求める監督像は鹿島の伝統を守りつつ、さらに強力な“常勝軍団”にチームを成長させることのできる者。伝統を守るという点では石井前監督、大岩新監督ともに適任の指導者である。ただ成長へのアプローチの仕方で大きく異なっており、前者は「安定」を求めるタイプ。後者は「革新」を進めながら伝統を保持するタイプに分けることができるだろう。

 昨季のリーグ制覇、クラブW杯準優勝を結果を出した石井前監督は基本的にはメンバーを固定し、大胆な采配を執ることはなかった。それは主力組11人に自身の考えを徹底的に教え込むことができ、試合を計算できるというメリットがあった。その半面、控え選手の成長を鈍化させ、チーム内の競争力を低下させる危うさも潜んでいた。

 一方の大岩新監督。石井監督体制下では出場機会のなかったMF中村充孝(26)やMFレアンドロ(23)らを積極的に起用。さらには第18節FC東京戦(△2-2)でサイド、前線でのプレーを得意とするMF土居聖真(25)を中盤の底に配置するなど、選手の得意なポジションだけでなく、その潜在能力を生かすことのできる起用法を積極的に試している。

 その試みがまったく機能しない危険性も潜んでいるが、選手に出場機会を与えることでポジション争いを活発にできる。さらには個々のプレーの幅を広げることで、戦術の選択肢も増やすことにつながるメリットもある。 

 冷静さを保つことができる石井前監督、熱血漢で選手たちを鼓舞し続ける大岩新監督。それぞれの良さはあるが、新監督就任後は公式戦8戦7勝1分けと負け知らず。「空気を入れかえた」ことが吉と出ていることは間違いないだろう。革新的な考えの大岩新監督が今後どのような選手起用、采配を見せるのか、ファンの期待は膨らむばかりだ。(一色伸裕)


鹿島の監督について論評するサンスポの一色記者である。
大岩新監督を「「革新」を進めながら伝統を保持するタイプ」と評す。
その理由として、出場機会の少なかった選手の起用やポジションを変化させる采配を挙げておる。
これには、いくつか異論がある。
アツやレアンドロは石井監督時代にも起用されておった。
しかしながら、アツは負傷で戦列を離れており、レアンドロは解任直前のACL・広州恒大戦にて先発しておる。
ポジションに関しても、聖真のサイド・FW起用は石井監督も併用しておった。
また、一色記者の挙げる聖真の中盤の底起用は、大岩監督が試合後のコメントにて4-1-4-1または4-1-3-2と語っておることから、勘違いと思われる。
しかしながら、西のポジションを積極的に試合中に変更するところや、ヤスのセントラルMF起用は目新しく、「革新」と言いたくなる気持ちは理解できるところ。
とはいえ、それが試合中に革新的に機能したかというと疑問と言えよう。
西も、「ただ配置を変えるだけじゃ、そういうの(ポジティブな効果)は生まれないと思う。剛さんがいろいろ考えながらやっていると思います。ただ違うポジションに入れるだけじゃ、うまく回らないと思うので」と語る。
このような采配が上手く行くようになるには、時間がかかるのではなかろうか。
とはいえ、チャレンジしておることはポジティブに感じさせられる。
新米監督は成長中と言えよう。
結果を出しており、更に経験を積んで行けば、名将へと羽化してくれるのではなかろうか。
楽しみである。


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小笠原満男、意外と意外でないイベント告知

鹿島ファンクラブ会員限定イベで「テーマ」名刺配布
[2017年7月18日7時20分 紙面から]


鹿島の選手の名刺(撮影・鎌田直秀)

 鹿島アントラーズのエースFW金崎は意外に人見知りなんです…。

 ファンクラブのソシオ会員限定イベント「ソシオフェスタ2017」(カシマ)に選手らが全員参加。サイン会などに加えて「意外に○○なんです」をテーマにした名刺配布で盛り上げた。途中出場でもゴールを量産するFW鈴木は「ビビリです」。DF植田も「料理が好きです」と暴露。MF小笠原は1人だけ自身プロデュースの29日ヴァンフォーレ甲府戦イベント「肉SHOCK!!」をアピールした。


SOCIO FESTAについて報じるニッカンスポーツの鎌田記者である。
選手が配った名刺のコメントを伝える。
夢生は「意外に人見知りです」、優磨は「意外にビビりです」、植田は「意外に料理が好きです」と面白コメントが並ぶ。
その中で満男だけは「7月29日甲府戦「肉SHOCK!!」ぜひ、楽しんでください」とイベントの告知を行い、意外と意外ではないコメントであった事を伝える。
甲府戦のイベントに多くの民が喜んで欲しい。
楽しみにしておる。

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柴崎岳、ヘタフェ入団

柴崎のリーガ1部移籍が決定! 昇格組のヘタフェに加入

ヘタフェ移籍が決定した柴崎岳

2017/07/18 5:39:20

今夏にリーガエスパニョーラ1部に昇格を果たしたヘタフェが、日本人MF柴崎岳(25)の獲得を発表した。

柴崎は先の冬の移籍市場で、鹿島アントラーズからリーガ2部のテネリフェに半年間の契約で移籍。加入当初こそ適応の問題もあって出遅れたものの、その後には絶対的なレギュラーとして活躍した。テネリフェがリーガ1部に昇格した場合には、契約が自動で延長されるはずだったが、チームは1部昇格プレーオフ決勝で敗れていた。

柴崎はリーガ1部のクラブに移籍する意思を公言していたが、その移籍先は昇格プレーオフ決勝でテネリフェとともに戦い、惜しくも敗れた相手ヘタフェとなった。ヘタフェは公式HPで、「日本代表のガク・シバサキは今後4シーズンにわたりヘタフェの選手です」と4年契約を結ぶことを発表。21日に入団発表を行うことも併せて伝えている。

柴崎は憧れと話していたリーガ1部の舞台で、2018年ロシア・ワールドカップ出場を目指す。


ヘタフェへの加入が発表された柴崎岳である。
リーガ・エスパニョーラへの移籍を模索しておった岳であるが、その先は奇しくもテネリフェと1部昇格POを戦った相手であった。
これは対戦相手として2試合で2アシストを記録した岳の才能を高く評価した結果であろう。
契約期間は4シーズンとのこと。
ヘタフェを1部定着させるべく尽力し、スペインにて名を上げていって欲しい。
活躍の報を待っておる。

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源、今日はいっぱい筋トレをしたので腕が上がらない

鹿島小笠原は若手に負けず奮闘 22日セビリア戦
[2017年7月17日17時18分]


おもりを付けてダッシュする鹿島MF小笠原(左)とDF山本(撮影・鎌田直秀)


ソシオフェスタで配った「意外に○○なんです。」をテーマにした鹿島の選手の名刺。小笠原は自身がプロデュースした29日甲府戦イベント「肉SHOCK!!」の告知(撮影・鎌田直秀)


 J1鹿島アントラーズが17日、シーズン中では珍しい3連休を終え、再始動した。茨城・鹿嶋市内で約1時間半、体力強化を目的としたトレーニングを実施。暑い夏場の連戦を乗り切る1つとして、約30キロのおもりを肩にかけたロープで引っ張りながら約30メートルを全力疾走する新トレーニングも導入。里内猛フィジカルコーチ(60)は「坂道ダッシュと同じような感じ。関節に負荷を与えることで、パワーアップと瞬発力につながる」と効果を説明した。

 チーム最年長のMF小笠原満男(38)も顔をしかめながら、若手に負けず奮闘。DF昌子源(24)は「自分は意外に得意分野かも。そんなにつらくなかった。満男さんとかも頑張るので、自分も一緒に並んで走ったメンバーには負けないようにしました」。DFとしても暑い中での試合は、より瞬発力が求められることを実感しており「夏は持久力が落ちてくる。FWとの駆け引きで、反転しての瞬発力が必要だし、ジャンプして着地した後の1歩目とかが大事になる」と練習の意図を理解していた。

 練習後はチームのソシオ会員を招待した「ソシオフェスタ2017」参加のため、カシマスタジアムに選手、スタッフが全員で移動。サイン会や写真撮影会などで交流を図った。昌子は選手会長として「アウェー4連戦を1分けはしてしまったが、乗り越えられた。次のセビリア戦からはホームで3連戦なので、またサポートをよろしくお願いします」とあいさつ。「今日はいっぱい筋トレをしたので、腕が上がらない」と付け加え、早くもトレーニング効果を体感している様子だった。

 同フェスタでは選手個々の名刺も配布した。「意外に○○なんです。」のコメントも入れたオリジナルだが、先月に結婚を発表したFW土居聖真(25)は「意外に家庭的なんです。」。FW金森健志(23)は「意外にチャラくないです。」の言葉を添えるなど、好評だった。

 22日には「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」でスペイン1部の強豪セビリアと対戦。リーグ戦は29日の甲府戦で再開し、来月2日の仙台戦と続く。


オフ明けの練習風景を伝えるニッカンスポーツである。
源から「自分は意外に得意分野かも。そんなにつらくなかった。満男さんとかも頑張るので、自分も一緒に並んで走ったメンバーには負けないようにしました」というコメントを取っておる。
キツいと報じられる新トレーニングを得意分野と語り、瞬発力を付けてくれるのではなかろうか。
元々、CBとしては速さを持っているプレイヤーである、更に成長してDFを引っ張っていって欲しいところ。
また、SOCIO FESTAの様子も伝えておる。
金森の「意外にチャラくないです。」は評価されるべきコメント。
真摯にサッカーに向き合い、ポジションを得てくれよう。
期待しておる。

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新兵器で瞬発力アップ

鹿島“新トレ”で夏場乗り切る!「これきついわ!」の悲鳴も

約30キロの重りを引きずりながらダッシュするFW金崎
Photo By スポニチ


 “新トレ”で夏場を乗り切る。3連休を終えてオフ明けの鹿島は、22日のセビリア戦に向けて練習を再開。フィジカルトレーニングのサーキットでは、新しい器具が登場した。約30キロの重りを引きずりながら走れるもので、約30メートルのダッシュを4本繰り返した選手からは「これきついわ!」「あー!」などと悲鳴が漏れた。

 器具を持参した里内フィジカルコーチは「筋肉のパワーアップにつながる。夏場の連戦が続いた時は、持久力より瞬発力につながる筋肉が必要。坂道を走るのと同じ効果がある」と説明。古くは東欧、現在ではブンデスリーガなどのクラブ、また他競技ではラグビーなどの練習に用いられることも多いという。DF昌子は「裏を突かれたときの一瞬の反転とか、ジャンプして着地した直後の瞬間とか、ディフェンダーとしては瞬発力は凄く大事」と納得していた。
[ 2017年7月17日 17:11 ]


オフ明けのトレーニングを取材したスポニチである。
チームは三日間のオフを取りリフレッシュした。
そこに新兵器を用いたフィジカルトレーニングを実施したとのこと。
ブンデスリーガやラグビーなどに用いられるこの練習にて、瞬発力に繋がる筋力をアップする。
タイトルを目指し再始動したチームに死角はない。
キツい練習で鍛え上げるのだ。
中断明けが楽しみである。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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