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卵だけではなく球に命を込めろ

退院即練習!柳沢5・7復帰宣言

写メールで撮影するナースらに見送られて退院する柳沢

 柳沢が“W杯ミラクルロード”の第一歩を踏み出した。3月25日の千葉戦で右足第5中足骨を骨折し、26日に手術を受けた日本代表FW柳沢敦(28=鹿島)は5日、埼玉県内の病院を退院し、そのまま茨城県鹿嶋市のクラブハウスに向かって室内練習を開始。当初はW杯出場が絶望視されたが、一転、W杯ドイツ大会のメンバー入りのため、5月7日の浦和戦での実戦復帰を目指すことを表明した。



 右足を恐る恐る床につけてみた柳沢の顔にかすかな笑みが広がった。「足をついて歩いても違和感程度。これならいける」。目の前にW杯が浮かんだ瞬間だった。



 5月7日の浦和戦を復帰戦のターゲットと決めたのには理由がある。日本代表・ジーコ監督が4日のキリン杯会見で「この2試合に呼ばれなければW杯はかなり難しい」と、本大会メンバー23人に生き残るための必要条件として5月9日のブルガリア戦、同13日のスコットランド戦の出場を挙げた。キリン杯の代表メンバーは2日に発表される予定。さすがにその前の実戦復帰は無理としても、回復が順調なら過去の実績から招集される可能性がある。また、そこでメンバーに入らなかったとしても、7日の浦和戦を追加招集への最後のアピールとするつもりだ。



 「大きな目標がある。最後まで強い気持ちでやらないと」と柳沢。執刀した関純チームドクターも「経過を見ると6週間かからないと思う」とさらなる早期回復に自信を見せた。



 11日間の入院生活を送った埼玉県内の病院を退院すると、由香里夫人(26)が運転する車でクラブハウスに移動。チームメートにあいさつした後に約1時間、エアロバイク、上半身の筋トレを行った。今後は1週間で走れる段階まで回復させ、2週間でスパイクを履くという復帰プログラムも決まった。



 3月30日のエクアドル戦はテレビ観戦し「自分もあの場にいたはず。悔しかったし、このチームに戻りたいという気持ちになった」という。自身が入院している間に、くしくも恩師ジーコ監督が急性胃腸炎で緊急入院。一時は腸閉塞(そく)の疑いすらあったが、わずか1泊2日で治してみせたことも柳沢を勇気づけた。「僕も気合でいきたい。気を送ってください」と、ジーコ魂でのミラクル復帰を誓った。



 ≪小笠原も祝福≫MF小笠原はこの日が27歳の誕生日。屋外での練習後、クラブハウスに戻ったタイミングで恒例の“ブラジル流・卵爆弾”を浴びた。「退院してきた人にやられた。27歳の誓い?きょうの仕返しです」と宣言。柳沢の誕生日は代表発表後の5月27日で、その時期は既にドイツ合宿中。つまり、仕返しするためには柳沢の代表入りが必要不可欠とあって?「チームから1人でも多く選ばれれば」とエールを送った。


[ 2006年04月06日付 紙面記事 ]



満男へ卵をぶつけたのはとんだ伏兵、柳沢敦であった。

この男の復帰が待ち望まれていることは言うまでもない。

ここで予期したように第12節が復帰となるであろう。

最も邪悪で危険な地。

その地を踏んで鹿島アントラーズに勝利を導くであろうことが想像される。

卵のお返しのボールを満男から受けて。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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