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さらばアウトゥオリ監督よ。

パウロ・アウトゥオリ監督との来期契約について

鹿島アントラーズは、来期の契約についてパウロ・アウトゥオリ監督と話し合いを重ねてまいりましたが契約は今シーズン末までとし、来期は更新しないことに決定いたしました。

なお、パウロ・アウトゥオリ監督はアントラーズ並びにアントラーズサポーターの温かい支援に対して謝意を表わすとともに、10冠への今年最後のチャンスである天皇杯に全力を尽くして指揮を取り共に闘った選手・スタッフと一丸となって「優勝」を勝ち取り、すべてのアントラーズファミリーと共に喜びを分かち合えるように頑張りたい旨の表明がありました。

今後とも皆様のご理解と変わらぬご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます。



これも縁。

不運や怪我もあったが、結果を出せ無かったことも事実である。

期待させる部分も多くあったこともまた事実。

元日に大いなる勝利をもたらせればそれで良い。

メッシーナ小笠原満男惨敗

小笠原フル出場もチーム敗退/イタリア杯

<イタリア杯:インテル4−0メッシーナ>◇29日◇第2戦◇イタリア・ミラノ
 メッシーナMF小笠原満男(27)がインテル戦で先発、フル出場した。後半38分にシュートを打つなど見せ場をつくったが得点はできなかった。試合は0−4でメッシーナが完敗し、得点は2戦合計0−5で敗退が決まった。
[2006年11月30日9時41分]

カップ戦要員もこれでお役ご免。
そろそろ荷仕度も必要であろう。
しかし、既にポジションは無い。
アンカーの位置に入れるのであろうか。
かといって干して国分盛重の如く、出奔されるのも困る。
さて処置に困ったモノである。
いっそのことコーチ就任と相成っては如何であろうか。

本山誓いし勝利。

鹿島MF本山「磐田戦で勢いつける」

 鹿島MF本山が宿敵相手の勝利で天皇杯に向けて加速することを誓った。29日、実戦形式の練習で調整。リーグ最終戦の12月2日の磐田戦を経て同9日の天皇杯5回戦名古屋戦に挑む。

 「磐田に勝つことで勢いが出る」と過去に雌雄を決したライバル相手の勝利から得るものが多いことは知っている。「パフォーマンスをよくして、天皇杯へ向けてどんどん調子を上げたい」と悲願の10冠へ意欲を高めた。



10冠は悲願ではない。

ただの通過点である。

そう遠ざかっているタイトルの一つでしかない。

一つ一つタイトルを目指す戦いをしていくだけなのだ。

それはさておき、ジュビロとの対戦には思いがこもる。

勝つ/負けるということも重要であるが、雌雄というべき名勝負を演じたい。

ここは葦名に見立てて討ち滅ぼしたい所存である。

解雇を回顧する。

秋田 豊選手の来季契約について

秋田 豊選手(36)と来季の契約を更新しないことが決定いたしましたのでお知らせいたします。

秋田 豊(あきた ゆたか)選手

生年月日 1970.8.6

身長/体重 180cm78kg

ポジション DF

出身地 愛知県

前所属チーム 愛知高 → 愛知学院大 → 鹿島アントラーズ

日本代表通算 45試合 4得点

Jリーグ通算 390試合 23得点

名古屋通算出場 56試合 3得点

2004年 26試合 0得点

2005年 19試合 1得点

2006年 11試合 2得点



DF秋田が移籍へ、名古屋と契約せず

 名古屋が28日、元日本代表DF秋田豊(36)と来季の契約をしないことを発表した。水面下で来季ユースコーチ就任を要請していたが、本人が現役続行を希望し、退団が決まった。既に複数のクラブが秋田に興味を示しており、今後は移籍先を探すことになる。秋田は98、02年W杯で代表メンバーとなり、J1では史上最多の通算390試合出場を誇るが、移籍先はJ1にこだわらないという。



名古屋がDF秋田に戦力外通告…本人は現役続行希望

 J1名古屋は28日、元日本代表のDF秋田豊(36)と来季の契約を結ばないと発表した。続投が決まっているフェルフォーセン監督の構想から外れた。クラブは指導者としての契約を打診したが、秋田は現役続行を希望しているという。

 秋田は日本代表として45試合に出場し、W杯でも98、02年大会に代表入り。Jリーグ草創期から鹿島で活躍し、04年に名古屋に移籍した。J1史上最多の390試合に出場し23得点しているが、今季はリーグ戦11試合で2得点にとどまった。

 フェルフォーセン監督は「良い指導者になれると思うが、本人はまだプレーを続ける意志が強いようだ」と話した。



コーチ就任拒否 秋田が名古屋退団

 名古屋の元日本代表DF秋田豊(36)が退団することが28日、正式に決定した。クラブ側からは来季のユース・コーチ就任を打診されたが、秋田は現役続行に強い意欲を示し固辞。契約満了に伴う退団が決定し、今後はJ2も視野に移籍先を探っていく。

 日本代表として45試合に出場している秋田は、1998年のW杯フランス大会で日本の全3試合にフル出場。2002年日韓大会も代表入りした。93年のJリーグ創設期から鹿島の守備の要として活躍。04年に名古屋に移籍し、これまでJ1史上最多の390試合に出場している。今季は主に控えでリーグ戦はこれまでわずか11試合の出場で2得点だった。

 これまでに秋田は「サッカー選手の寿命が短いという概念を取り払いたい」と話すなど、現役へのこだわりは強い。現時点で他クラブからのオファーは無いが、次なる戦いの場を求め続ける。



名古屋が秋田に戦力外通告

 J1名古屋は28日、元日本代表のDF秋田豊(36)と来季の契約を結ばないと発表した。クラブは指導者としての契約を打診したが、秋田は現役続行を希望しているという。

 日本代表として45試合に出場している秋田は、1998年W杯フランス大会で日本の全3試合にフル出場。2002年日韓大会も代表入りした。

 秋田は93年のJリーグ創設期から鹿島で活躍。04年に名古屋に移籍し、J1史上最多の390試合に出場。今季はリーグ戦11試合で2得点。

 名古屋のフェルフォーセン監督は「彼はプロとして常に模範的な姿勢を見せ、素晴らしい精神力を持っている。良い指導者になれると思うが、本人はまだプレーを続ける意志が強いようだ」と話した。



トニーニョ・セレーゾ政権6年間で最も冠を戴いたのは2000年であったが、最強は2003年であった。

そう、A3の初代王者となり、ナビスコ杯決勝戦に駒を進め、最終節アディショナルタイムまで2ndを獲っていた。

何と言っても後半における実働FWが平瀬とルーキーの深井と中島の3人。

それでここまで戦えたのは戦術の熟成とサポとクラブの一体感、そして勝者たるメンタリティのなせる技であろう。

しかしながら、この年の最後に起こった事変は、後の歴史に暗い過去を落とした。

そして、結果も。

一選手の去就を指しているのではない。

そこに至る経緯と招いた結果全てについてである。

再び「魂」を取り戻すためにどれだけの犠牲を払えばよいのか。

まだ魂の欠片すら戻ってくる気配が無いことが悲しい。

真実の画像

某所にて先日の画像を得た。


明らかに足を掴んでいる。

連続写真で見るとわかりやすい。


これは真実。
岡田に『正義』の鉄槌が下る日も遠くは無かろう。

メッシーナ小笠原満男 コパ・イタリア インテル戦先発か?

イタリア杯インテル戦で小笠原が先発へ
 メッシーナMF小笠原満男(27)が、29日のイタリア杯4回戦第2戦インテル戦で先発が決定的となった。25日のACミラン戦では出番がなかったが、ジョルダーノ監督はACミラン戦不出場組の起用を示唆。27日にミラノ市内で行われた練習では、主力として4−5−1の布陣の2列目右に入った。26日にミラノでのオフを満喫した小笠原は「メッシーナとは違う。イタリアに来た感じがした。試合には出たい」と話した。(西村明美通信員)
[2006年11月28日8時12分 紙面から]

小笠原 次戦インテル戦先発確…イタリア・セリエA
 【ミラノ27日】メッシーナMF小笠原満男(27)が、29日に行われるイタリア杯4回戦第2戦のインテル戦(アウエー)で、公式戦4試合ぶりに先発することが確実になった。ミラノ郊外で行った27日の戦術練習では、スタメン組の攻撃的MFでプレー。4―5―1の中盤右側で攻撃の一翼を担い、「前にも行きやすいポジションなので」と自信を漂わせた。
(2006年11月28日06時06分 スポーツ報知)

11月9日の1st leg.にもフル出場しており、まさにカップ戦要員。
定位置を掴んだと言えよう。
アウェイで1失点は取り返せる範囲内ではある。
が、首位を走るインテルにホームとはいえ可能性は低いのでは無かろうか。
先日のミラン戦を見る限り、やる気の無い相手に良いところ無しで負けている。
メッシーナの戦術は、どこをどうみても、敗者のサッカーである。
まあ、それも必要な世界である。
仕方のないこと。
それ以上に小笠原満男のコメントである。
『「メッシーナとは違う。イタリアに来た感じがした。』
笑わせてくれるではないか。
スーツ姿が様になって帰ってくること間違い無しである。
ネクタイもキチンと結べるようになるであろう。
礼節を知るには良い機会だったのではなかろうか。
このチャンスを生かして伊達男へのステップを踏むであろう。
死の直前には誰も周りおかず母の元へ赴くが良い。
後に墓を修復するために遺骨が掘り起こされるまで。

歴史に刻み、いつの日か。

アウトゥオリ監督が抗議の会見拒否/J1

<J1:川崎F3−2鹿島>◇第33節◇26日◇等々力

 鹿島のアウトゥオリ監督が、岡田主審の判定に抗議した。後半17分、FW田代がペナルティーエリア付近で相手GKに倒されたが、ノーホイッスル。手袋をたたきつけた行為に、この日2度目のイエローカードが出され、退場処分になった。

 同監督は記者会見を拒否し、代わりに奥野コーチが「日本で尊敬しているレフェリーの岡田さんがミスをしたことにがっかりしている」というメッセージを読み上げた。

[2006年11月26日20時12分]



アウトゥオリ監督コメント(会見欠席のため、奥野僚右コーチ 代読)

監督が今日こういう形で会見に来られないということで、監督の言葉をみなさんにお伝えしようと思い、ここに来ました。監督からのお話しでは、日本で尊敬しているレフェリーの一人である岡田さんがミスしたので非常にがっかりしている。そういうことから今日の会見を遠慮させて頂くに至りました事を僕からお伝えしたいと思います。質問をお受けできる立場ではないので、できるなら質問はご遠慮して頂きたいんですが、またあらためてコメントがあるかもしれませんが、今日の所は監督は遠慮させて頂きたいと思います。



岡田氏はミスをしていない。

むしろ彼の意図が反映された結果を得ることが出来満足しているであろう。

彼は安定して鹿島に不利なジャッジを繰り返しているのである。

全く不可解な判定など一つもない。

J開幕から一貫して鹿島に不利な笛を吹き続けているのである。

これを放置し続けるJリーグには苦言を呈したい。

しかし、それも叶わぬ夢であろう。

昨今、教師が率先してイジメを行っている報道を目にする。

そして、それを隠そうとした学校についても。

人を導く立場の聖職者がこのようになった社会に於いて、主審たる者が堕ちずにいられるはずも無かろう。

残念ではあるが、腐っているのである。

岡田氏の行っている行為は、鹿島に対する立場を利用したイジメである。

本当に許されざる行為である。

この試合の結果は、記録として残る。

岡田氏の犯した罪は我等の記憶に残る。

今回だけでなく、今まで全ての罪を記憶に残しておきたいと思う。

そう、相撲大会と称して撃ち殺された一領具足の歴史と同様に。

いつの日か我等の中から坂本龍馬を産むためにも。

茨城新聞

鹿島、粘り及ばず 水戸は草津とドロー Jリーグ

不可解な判定に泣く

 今季は何度こんな場面を見たことだろう。不可解な判定で、鹿島がまた一つ痛い星を落とした。

 1−1で迎えた後半十七分。味方のスルーパスに反応した田代は、ペナルティーエリアから飛び出してきたGKと競り合い、ボールがこぼれたのを見て踏み出した。その瞬間、「ボールが前に出て、行こうとしたら(足を)持たれた」と田代。左足を手で押さえられ、懸命に抜け出そうとしたが転倒。抜け出せばあとは無人のゴールに流し込むだけだっただけに当然相手のファウルが取られると思われた。

 しかし、後方から駆け寄った岡田正義主審の判定はノーファウル。これに怒りを露にした田代は手袋を下に投げつけて抗議。パウロ・アウトゥオリ監督もすぐさまベンチを飛び出し、事の様子がはっきりと見えていたはずの線審に激しく詰め寄り、岡田主審にも抗議した。だが、判定は覆ることなく、田代は異議を唱えたとして2枚目のイエローカードで退場となった。

 田代は「その後の抗議は僕が悪いが、完全に抱きつかれた。誰だってああいう判定をされたら…。線審に聞きに行かないのも納得がいかない」と不満をぶちまけ、アウトゥオリ監督も記者会見をボイコット。会見に出席した奥野僚右コーチが「日本で尊敬する一人である岡田さんがミスをしたことで、がっかりしている」と監督の言葉を代弁。「クラブとして質問状を出すことになると思う」と話した。

 今季は鹿島だけでなくJリーグ全体で数多く起こった判定問題。確かに田代の行為は非難されるべきだが、あれで怒らないFWならばFWとは呼べないのも事実。リーグ全体のレベルアップを図りたいならば、審判の質の向上は早急に取り組まなければならない。いずれにせよ後味の悪い試合となり、鹿島は後半ロスタイムに今季を象徴するかのような勝ち越し点を決められ、連勝が3でストップ。Jリーグ同様に課題を残した。(萩原智行)



『今季は何度こんな場面を見たことだろう』

全くだ。

ホームの川崎戦:不可解なフェルナンドへの1枚目。

アウェイのジュビロ戦:FSのオフサイド、本山・深井・新井場のPK

ホームのレッヅ戦:ハンド見逃し

アウェイの甲府戦:満男のPK、オフサイド逆転ゴール

ホームの京都戦:田代のゴール

まさに枚挙に暇がない。

少々、度が過ぎている。

Jの腐敗はどこまで進むのか。

Jリーグ第33節 川崎フロンターレ戦


ジャスティス劇場はまだ続くのか(>_<)

川崎戦試合前監督コメント

アウトゥオリ監督『シーズン終盤ではあるが、選手たちのフィジカルコンディションはとてもいい状態である。川崎は申し分のない相手。一戦一戦しっかりと勝っていくことが現在我々のやるべきことである。リーグ戦残り2試合を勝利し、続く天皇杯を目標に、集中力に注意して戦っていきたい。』



ここ数試合の好調から察するにメンタル非常に面も良い状況なのではなかろうか。

ただ、前節では集中を欠く場面が随所に感じられたことも事実である。

我等は挑戦者として一つ一つ勝利を積み重ねている状況である。

散漫なプレイでここまで積み重ねたモノをぶち壊しかねない。

上位に位置する川崎戦は来季に向けた試金石となろう。

我等は等々力陸上競技場における勝利を6年半ぶりに得る必要があるのだ。

街道沿いに置かれた敵の身内を引き込んで進もうではないか。

ダニーロほぼ決まり

サンパウロFC公式
Danilo se despede com missão cumprida
Camisa 10 conquistou os quatro títulos mais importantes com o São Paulo
Juca Pacheco - 25/11/2006
O meia Danilo se despede do Morumbi na partida deste domingo, contra o Cruzeiro.
De viagem marcada para o Japão, onde defenderá o Kashima Antlers na próxima temporada, o jogador classifica o período de três anos defendendo o São Paulo como perfeito.
"Foram três anos perfeitos. Conquistamos os títulos mais importantes para o torcedor e saio de cabeça erguida, com satisfação pelo dever cumprido", revelou o jogador, após seu último treino no estádio.
Artilheiro do time na temporada com 15 gols - ao lado de Thiago e Rogério -, o camisa 10 quer se despedir com gol. Ele revela também que o Morumbi é especial.
"O Morumbi emociona até em treino, mas quando está cheio não tem igual. Espero me despedir com gol", diz o meia, que atuará mais perto da área na partida diante do Cruzeiro, já que ocupará o posto de Aloísio, machucado.
Danilo não esquece de agradecer ao clube e, sem projetar futuro, sai de portas abertas.
"Todos no clube foram muito corretos comigo e não posso deixar de agradecer. Mas a vida profissional é assim e agora sigo meu trabalho", diz.

現地報道
Danilo confirma que vai para o Japão
Danilo confirma: vai jogar no Kashima Antlers em 2007
Sem Danilo, Muricy fala em mudar esquema de jogo do Tricolor
Danilo confirma transferência do São Paulo para o futebol japonês


11月21日にファボンがうっかり口を滑らせた通り、サンパウロFCの10番ダニーロの移籍がまとまったとサンパウロFCのwebsiteと現地報道が語っている。
来季に向けた形が見えつつある。
ここ数年の問題であった右SBに今季は目処が付き、CBに助っ人ということでDFラインの刷新が完了したと言えるであろう。
更にサブに青木も成長を見せ盤石である。
ボランチも中後が形になり、青木・誓志と駒が揃ってきた。
鬼が笑うようではあるが、いち早く来季の布陣を予想してみたい。
と言いたいところであるが、まずはサテライトの布陣を挙げてみたいと思う
ここ最近の好調な布陣を継承すると考えるとこうなるのであろうか。
    康平 佐々木
     船山
  遠藤    大道
     吉澤
石神 後藤 當間 山拓
     杉山
左利き3人が並ぶ左サイドが魅惑である。
當間を右SBに起用してサブとして強化するのも悪くない。
若い鼓動が伝わってくるようである。
時代は着実に移り変わっている。

ナカシ2発とレンタル選手達

仙台菅井V弾&中島2発/J2

<J2:仙台4−2湘南>◇第50節◇23日◇仙台
 J1昇格が消滅した仙台が、若手の活躍で来季につながる意地の白星を挙げた。仙台はホームで湘南と対戦。ロスタイムにMF菅井直樹(22)が決勝弾、FW中島裕希(22)が初の2得点となるゴールを続けざまに決め、4−2で勝った。
 昇格という目標を失った仙台がホームで、意地とプライドを見せた。同点で迎えた後半ロスタイム。残り3分の表示にも、イレブンはあきらめなかった。
 まずはMF菅井がほえた。勝利への執念が体を動かした。後半は足がつり、苦痛の表情だったが、最後はその「つった右足」で蹴った。エリア外中央でボールを受け「トラップした瞬間にシュートを打つと決めた」と、豪快なミドルシュート。ボールは無回転で湘南ゴールに突き刺さり、起死回生の決勝弾となった。「今年最高のゴール。サポーターに勝利の喜びを与えたかった」と大喜び。5月20日の草津戦以来、約半年ぶりゴールが静まり返っていたサポーターを沸かせた。
 そのわずか1分後、“絶好調男”中島がこの日2点目となるゴールをたたき込んだ。前半の「ゴールを見ずに蹴った」1発も圧巻だったが、最後を飾った「落ち着いて、巻いて蹴った」ダメ押しミドルも度肝を抜いた。中島は「自分が決めて勝てたからうれしい。同点にされてからも、みんな強い気持ちで戦った。最後もキン(菅井)が決めた後に僕が決めて、うれしさ倍増になりました」と満面に笑みを浮かべた。不調のFWボルジェス(26)以上の働きで“新エース”へアピールした。
 J1鹿島からレンタル移籍中の中島だが、仙台側は完全移籍、もしくはレンタル延長を強く希望しており、交渉を進める。中島は「去就はシーズン終わってからです。まだ何も分からない」と話したが、中島の仙台残留は来季の大きな力になることは間違いない。昇格を失った戦士たちが見せた熱い戦い。菅井のボランチ起用、そして中島の2発。来季へ向けての新たな戦いが始まった。【栗山尚久】
[2006年11月24日11時35分 紙面から]

中島祐希の活躍は素直に嬉しい。
FWはどんな場合に於いても結果を求められるポジションである。
先発を拝領し2得点の結果は何より。
『仙台側は完全移籍、もしくはレンタル延長を強く希望』
移籍するのであれば、レンタルの延長はあり得ない。
完全移籍にて地に足をつけねばならぬであろう。
そしてレギュラーを奪うのだ。
そして再来季に相見えたい。
熾烈なるブーイングを持ってして。

中島と同様にレンタル中の金古と石川は出場機会を逸している。
特に石川はレンタル先の緑虫が昇格出来ないと決まった瞬間から全くチャンスを与えられなくなっており、完全移籍もレンタル延長もほぼ無いと考えられる。
8月22日に当時首位の柏との対戦を観戦した際にはフル出場を果たし緑虫の勝利に貢献している。
小耳に挟んだ様子ではサポにウケも良かったのであるが、所詮外様である。
金古も怪我が癒えたはずではあるが、出場していない模様。
今季前半は福岡の堅守の要として活躍していたが、監督も変わり状況が変わったのであろう。
二人が「悔しさ」という経験を持って還ってくることには歓迎もしようと思う。
しかし、昇格失敗・降格という負の遺産を引きずるようでは戦力外と言わざるを得ない。
負け癖は不要である。
ここは義ではなく利を取りたい。
前に進むために。

新潟戦報道・コメント

鹿島は5得点で3連勝/J1
 鹿島が大量5得点で快勝し、3連勝とした。前半35分にFW田代が3戦連発となる先制点を決めると、FWアレックス・ミネイロ、DF新井場、MFファビオ・サントスが加点。最後は新潟のオウンゴール。
 田代は「ここ3試合は僕も、チームもいい状態にある。この調子を続けて、残り2試合も勝ちたいです」と話した。

3連勝の鹿島、目標は天皇杯 「みなさんと元旦に優勝を」
鹿島は新潟に5−1と快勝、連勝を3に伸ばした。アウトゥオリ監督は「気持ちの面で切り替えができて、良くなっている」とナビスコ杯決勝の敗北から立ち直ったチームを褒めた。
 リーグ戦の優勝が消えている鹿島にとって次の目標は天皇杯のタイトル。3点目を決めた新井場が「みなさんと元旦に優勝を味わいたい」とサポーターに呼び掛けると、赤一色のスタンドが大きく沸いた。

田代3戦連発!好調・鹿島3連勝

 【鹿島5―1新潟】鹿島は前半35分にFW田代のヘディングシュートで先制。その後も攻撃の手を緩めず5―1で大勝した。3戦連発となる今季7ゴール目を挙げた田代は「先取点が取れたのが大きかった。いいボールが入れば点を取る自信はあります」。11月に入り3連勝。アウトゥオリ監督は「ウチはこれぐらいの力はある」と胸を張った。

【J1:第32節 鹿島 vs 新潟 レポート】シーズン終盤戦で3連勝。天皇杯に向け、本気モードになってきた鹿島。新潟は痛い大敗。 [ J's GOAL ]
11月23日(木) 2006 J1リーグ戦 第32節
鹿島 5 - 1 新潟 (15:00/カシマ/12,178人)
得点者:'35 田代有三(鹿島)、'38 アレックスミネイロ(鹿島)、'45 本間勲(新潟)、'62 新井場徹(鹿島)、'64 ファビオサントス(鹿島)、'66 オウンゴ−ル(鹿島)
「選手たちはナビスコカップ決勝で敗れたことから気持ちの切り替えがきちんとできている。加えて、他チームの疲労が溜まっている中、鹿島の選手たちはコンディションがいい。ここへきて安定した力を出せるようになってきた」と鹿島アントラーズのパウロアウトゥオリ監督は前向きにコメントした。
 やや皮肉なことだが、11月3日のヤマザキナビスコカップ決勝で敗れてから、一気に調子を上げてきた鹿島。天皇杯4回戦・ホンダFC戦を皮切りに、ガンバ大阪、大宮アルディージャと立て続けに撃破し迎えた今日23日のアルビレックス新潟戦も快勝した。アレックス・ミネイロと田代有三の両ストライカーがそろい踏みし、新井場徹にファビオ・サントスがゴール。さらにオウンゴールも加わり、終わってみれば大量5得点の白星。残された唯一のタイトル・天皇杯獲得に向け、彼らはエンジン全開だ。
 2006年J1も残り3試合。勝ち点52で6位に位置する鹿島は23日、ホーム・カシマスタジアムに勝ち点42の8位・アルビレックス新潟を迎えた。この日の鹿嶋は今にも雨が降りそうな曇り空。気温は13度と予想ほどは下がらなかったが、鹿島灘から吹き付ける強風のため、体感温度は著しく低かった。
 そんなコンディションだが、連勝中の鹿島にとっては関係ない。この日は10月末からAFC・U−19アジアユース選手権でインドに遠征していた内田篤人がほぼ1ヶ月ぶりに先発に戻ってきた。その間、右サイドバックを担っていた新井場が本来の左サイドバックに回り、ファビオ・サントスが左MFに入った。右足首を痛めている岩政大樹は今回も欠場を余儀なくされた。また、2日前のU−21日韓戦に先発出場した増田誓志は控えに回り、ボランチには中後雅喜と野沢拓也が入る。そして2トップは現在絶好調のアレックス・ミネイロと田代だ。一方の新潟も鹿島と同じ4−4−2。増田同様、韓国戦に出場した千葉和彦はベンチスタートとなった。鹿島にとってはボランチ・シルビーニョ、左MFファビーニョ、FWエジミウソンのブラジル人トリオの動きに要注意だ。
 立ち上がりは新潟がいい入りを見せる。右の鈴木慎吾と松下年宏の連携、ファビーニョとエジミウソンの流動的なポジショニングでサイドから起点を作った。鈴木やエジミウソンが鋭い飛び出しを見せるなど、序盤は鹿島守備陣をひやっとする場面があった。しかし徐々にボールを支配。得意のパス回しから攻撃のリズムを作る。中盤の構成力は明らかに鹿島が上だった。
 そして33分、最初のビッグチャンスが訪れる。左からのクロスに飛び込んだ本山がゴール前で完全フリーになったのだ。「当てるだけで入ると思った」と本人もいうほどの決定機だったが、彼のヘッドはGK北野貴之に弾かれる。こぼれ球を拾った本山は再びシュートを放つが、北野がキャッチ。鹿島は千載一遇のチャンスを逃してしまう。
 これで新潟にリズムが行くかと思われたが、逆に本山の決定機が大量得点の呼び水となる。その2分後、左サイドに開いた本山からのクロスをアレックス・ミネイロが中央で流し、そこに飛び込んだ田代がダイビングヘッド。豪快に先制ゴールを奪った。この3分後には野沢のクロスに合わせた中央に動いたアレックス・ミネイロがフリーで右足シュート。2点目を挙げる。新潟守備陣にとってはほんの一瞬、作ってしまったゴール前の穴に飛び込まれた格好だ。鹿島らしい老獪な攻めで前半は2−0で折り返す。
 このまま終われない新潟・鈴木淳監督は後半からシルビーニョに代えて本間勲を起用。その彼が開始早々にいきなり1点を挙げる。キックオフと同時に前線に走りこんだ鈴木の動きに惑わされた鹿島守備陣が中途半端なクリアをしたボールを拾い、彼は思い切りミドルシュートを打ったのだ。この1点で新潟には「まだ行ける」というポジティブな空気が流れたはずだった。
 けれども、今の鹿島は常勝軍団と呼ばれた時代の勝負強さを発揮できるチーム。後半17分には左サイドを思いきり攻めあがった新井場が強烈なミドルシュートを決め、勝負を決める3点目をゲットした。本来のポジションに戻った彼は水を得た魚のようにイキイキしていた。その直後には右の内田からのクロスに呼応してファーサイドに走りこんだファビオ・サントスが4点目を奪う。さらに2分後にはオウンゴールまで飛び出し、鹿島は5−1で大量リードすることになった。
 鈴木監督はそれでも諦めず、アジアユースで活躍した河原和寿や田中亜土夢らフレッシュな選手たちを投入し、1点でも取ろうと必死にボールを追った。が、「今日の攻撃は単発ばかりで、工夫が足りなかった」と鈴木も反省するように、新潟は決め手を欠く。しまいにはエース・エジミウソンが2枚目の警告をもらって退場。ちょうど1年前、同じカシマで2−7で大敗した時の悪夢が蘇ってくるような苦い大敗を喫してしまった。
 鹿島は確実に勝ち点3を伸ばし、天皇杯に向けて自信を深めた。「ナビスコとリーグ戦を落とした分、必ず天皇杯を獲るという強い気持ちで戦っている」と新井場も言う。今の彼らはシーズン終盤の疲れを全く感じさせない。この調子で行けば、その悲願達成も十分可能だろう。対する新潟は順位を3つ落とし11位に後退してしまった。残り2試合、何とか踏みとどまりたいところだ。
2006.11.22 Reported by 元川 悦子

【J1:第32節】鹿島 vs 新潟:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
Q:ここへきてリーグ戦3連勝だが、チーム状態が上向いてきた要因は?
「まずナビスコカップに敗退し、そういった部分で気持ちの切り替えができたということ。以前から指摘していた精神的な強さが少しは改善できたし、よくなりつつあると思う。もう1つはフィジカル的な要素。彼らのコンディションが非常によく整っている。筋肉系のケガも他チームより少ないし、意識もやろうとすればできるところがよく表れている。そういった意味で、体の状態がよくなっている。他チームも疲労がたまっているけれど、我々は安定した力を出せるようになってきたし、高いレベルのプレーを出す選手の意識を称えたい。それをいかに持続するかという新しい挑戦に向かわなければいけない」
Q:内田が右に戻って、新井場が左に入ったが、これが天皇杯に向けての形になるのか?
「必ずしもそれだけではない。内田がいなくて、新井場が右、ファビオが左というオプションもできたし、ここ3〜4試合でファビオも調子を取り戻した。今日は前をやらせたら、よりいいパフォーマンスを出せた。ナビスコカップ、リーグ戦のタイトルを獲れなかった分、天皇杯に向けてみんなで全力で戦っていきたい」
Q:新潟の弱点はどこで、どう突こうとしたのか?
「結果からしてみると、これだけのスコアだったが、新潟は悪い内容ではなかった。前線も質や機動性が非常に高い。しかし鹿島の選手たちがここぞという時に集中を切らさずにやったし、効率よく点を取ったからこういう形になった。それでも新潟にてこずった面はある。ウチの選手たちは『自分たちの力はこんなもんじゃない』と今、思っている。本来、もっとシーズンの早い時期から出すべき気持ちを、今になって出そうと思ったのではないか。そういう気持ちで最後までやろうとしているのが大事なことだ」

【J1:第32節】鹿島 vs 新潟:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●新井場徹選手(鹿島)
「勝ってよかった。前半はいい形だったけど、後半の立ち上がりにやられたのは反省点。あれはチームにとっての課題だし、警告。監督も5点取ったことより、そのことを問題視するはず。 サポーターのみなさんには申し訳ないけど、優勝がなくなった後の3連勝だし、あそこで勝っていればと思う試合はある。そういう意味では昨年と一緒。だからこそ、天皇杯は必ずタイトルを獲るという強い気持ちで臨みたい。そのつもりでリーグ戦を戦っている。残り2試合は必ず勝って、みなさんと元旦に優勝を味わいたい」
●本山雅志選手(鹿島)
「今日も勝ってよかった。でも立ち上がりからもっとプレスをしかけていけばよかった。ボールがつながらなくて厳しかったけど、徐々に回せるようになった。後半の頭も悪かった。自分自身、反省しなきゃいけない。
●田代有三選手(鹿島)
「いいボールが入れば点になる。いい流れの中で中にいれば、点につながるということが今日は実践できた。体を張って人につなげば、みんなうまいしうまく機能する。点が入る流れが今は分かるし、それを続けていきたい。ゴールシーンも飛び込む意識を持っていて、それを得点に結びつけることができた。点を取れば勝てるし、ウチの守備はしっかり耐えてくれている。これを維持したい。

元川女史は試合観戦しているようだ。
他の結果とコメントから記事を起こしている記者とは一線を画す。
ただし、可もなく不可もない記事ではある。
この鹿島本来の調子をもたらせたのは誰がどう見てもガンバの橋本選手であろう。
彼のオウンゴールが、これまでの憑き物を祓ってくれたとしか思えない。
そして退場で調子がガツンと上がった。
本当に感謝している。
昨季後半からの悪霊を聖地から追い払ってくれたと言えるだろう。
昨日の試合でもポカンと集中力が切れている時間が多数見受けられた。
本当にどうしようもないパスミス・連携ミスを自陣内で犯すのである。
危険極まりない。
10月までの不調時には確実に失点していた。
しかし、昨日の試合では(その前の大宮戦でも)、ピンチから逆襲に転じチャンスに繋がっているのである。
巡り合わせとは不思議なモノである。
あれほど奥州から天下を狙っていた政宗が、副将軍となり幕府に尽力を惜しまず、支倉常長を南蛮に送ったにも関わらずキリシタンを弾圧することになろうとは、誰にも予想し得ないことであった。
時勢は常に混沌としている。
今に流されず、真実を見て過ごすことが寛容であろう。

みちのく便り

塩釜FCユース遠藤が鹿島入り

宮城・塩釜FCユースのMF遠藤康(塩釜3年)がJ1鹿島に入団することが22日、分かった。U−15〜同18と各カテゴリーの代表を経験し、海外遠征にも参加してきた。遠藤は「長年の夢がかなった。鹿島はJでもトップクラスのチーム。チャレンジャー精神で、まずは試合に出たい」と意欲を見せた。
 167センチと小柄だが、左足の正確なキック、安定したボールキープ力が持ち味だ。鹿島のほか新潟、千葉、J2では山形、柏からもオファーがあった。U−18日本代表として出場した今年の仙台杯国際ユースサッカーでは、フランス代表監督に「日本は遠藤を抑えれば勝てる」と言わしめた。そのフランス戦でも、ゴールを決めた。指導13年目の小野寺陽人監督(41)は「今まで彼より素質のある選手はたくさんいたが、技術の習得の早さはずばぬけている。鹿島で周りのうまい選手を見て、どのように成長するか楽しみ」と期待した。
 早くも12月には鹿島の練習に参加予定。「ボールを持ったら何かが起こるという期待感を与えられる選手になりたい」。みちのくの至宝が、いよいよJの舞台に挑戦する。【塩谷正人】
[2006年11月23日10時55分 紙面から]

「みちのくの至宝」
何と心地よい響きであろうか。
北国の粘り強さでみちのくから鹿島の至宝と脱皮して欲しい。
修験者の子・遠藤基信の如く忠節を誓うのである。
決して息子の宗信に倣って駆け落ちしてはならぬぞ。

Jリーグ第32節 アルビレックス新潟戦


大漁旗。
大量、大量!!
さすがに昨季の7得点には及ばないが、今季初の5得点は気持ちがよい。
公式戦4試合連続弾の田代、お久しぶりねのアレックス・ミネイロ、そこで君が決めたのか!のFSと枚挙に暇がない。
特筆すべきは新井場の魔球である。
我等の向かって蹴ったのかと思わせた真上への蹴球が、音を発したが如く落ちてネットを揺らした。
これには我等の驚愕を隠せなかった。
まさに大量点、大漁旗を立てねばなるまい。
「大漁旗」とは、元来 沖の漁船から港で待つ家族や仲間に、いち早く大漁の報らせを伝える信号旗の役目のこと。
いち早く、仲間に知らせたい気持ちはよくわかる。
大量得点時には、大漁旗があっても良い。
だがな、ニット帽子の彼よ、試合中に旗を振り続けることはないのだぞ。

高卒ルーキー内定

新加入選手内定のお知らせ

2007年度の鹿島アントラーズの新加入選手として、この度下記2名の選手が内定いたしましたので、お知らせ致します。

氏   名:當間 建文(トウマ タケフミ) <東海大学付属第五高校/福岡県>

生年月日:1989年3月21日生まれ(沖縄県出身)

身長・体重:178cm・70kg

ポジション:DF

サッカー歴:U-18日本代表

特   徴:正確な技術と身体能力の高さをあわせ持つ


氏   名:遠藤 康(エンドウ ヤスシ) <塩釜FC/宮城県>

生年月日:1988年 4月7日生まれ(宮城県出身)

身長・体重:170cm・68kg

ポジション:MF

サッカー歴:U-18日本代表

特   徴:左利きのテクニシャンで攻撃センスがある



9月26日に練習参加した二人の高卒ルーキーの内定が発表された。

當間くんは11月18日に報道され周知の事実であったが、遠藤くんも同時に発表と相成ったことは至福であろう。

これで来季は大卒二人と遠藤くんでレフティ3人の加入である。

左サイドの攻撃が活性化するとことが予想される。

まずはサテライトで連携を見てみたい。

4/7生まれということは篤人と11日間の差である。

この差が「たった」なのか「大きな」なのかを我等に見せて貰おうではないか。

10日間の差がある石井コーチとチロ・フェラーラのように。

新潟戦試合前監督コメント

アウトゥオリ監督『新潟は戦術的な指導が徹底されているチーム。能力の高いFWや中盤で確実につなげられる選手が揃っているので注意しなくてはいけない。集中して試合に臨みたい。』



集中。

最も重要なファクターである。

アウェイの新潟戦ではフェルナンドの起死回生FKで勝利を得ることが出来た。

が、そのフェルナンドは蟄居中であり明日の試合には出場叶わぬ。

更に言わせてもらえばホームである以上、崩しての得点を重ねたい。

割れたも少々勝利を重ねたところで欲が出てきたことも事実である。

その慢心が集中力の欠如に繋がる。

何が何でもホームで勝つ意識を持ち、結果を望もう。

外堀だけでなく内堀も埋めてしまうのだ。

国際親善試合U−21日中韓3カ国対抗戦 日本対大韓民国

増田が中国戦以来の得点/親善試合

<国際親善試合U−21日中韓3カ国対抗戦:日本1−1韓国>◇21日◇国立
 増田が反町監督の初戦となった8月7日のU−21中国戦以来の得点で、引き分けに貢献した。後半30分、水野のセンタリングに合わせてゴール前に走り込み、頭でねじ込んだ。「水野が持ったら中に入ろうと思っていた」と納得顔だった。
 それでも満足はしていない。ホームで白星を逃したことを悔やみ「後半の立ち上がりに入れたかった。ちょっと遅かった」と残念がった。
[2006年11月22日8時26分]

増田同点弾、墓前に誓った北京/親善試合

<国際親善試合U−21日中韓3カ国対抗戦:日本1−1韓国>◇21日◇国立
 ゴール前に飛び出したのは、U21日本代表MF増田誓志(21=鹿島)だった。右サイドを突破したMF水野を信じていた。「いいクロスが上がっていたから、飛びこめば必ず来ると思った」。後半30分、192センチの平山と180センチのカレン、2人のFWの間で、179センチがヘディングシュートを放った。反町ジャパンの不敗記録を伸ばす同点弾。背番号10を中心に歓喜の輪ができた。
 もともと攻撃的なMFだが、鹿島ではボランチ。あこがれるメッシーナMF小笠原と同じように、守備的な位置に入って、プレーの幅が広がった。守備の意識が高くなり、得点への意欲も増した。アウエーの中国戦に続く得点にも「前でやらせてもらっているから」。このチームでの激しいポジションに勝ち残るためにも、ゴールが必要だった。
 宮崎の鵬翔高から鹿島入り。プロへの最大の理解者だった母が今年7月に亡くなった。墓前に誓ったのは「北京五輪に出場して、A代表に入って活躍する」だった。その誓いを実現するためには、まだまだ十分ではない。「やっぱり勝ちたかった。決めるべきところで決めていれば、勝てた試合だった」。力強い言葉には、五輪にかける熱い思いが満ちあふれている。【荻島弘一】
[2006年11月22日8時42分 紙面から]

増田のヘッド弾でドロー/親善試合

<国際親善試合U−21日中韓3カ国対抗戦:日本1−1韓国>◇21日◇国立
 ほぼベストメンバーで臨んだ日本が、立ち上がりから韓国ゴールに迫った。中盤でパスを回し、MF水野とDF中村が右サイドからチャンスを演出。中央のFW平山に効果的なクロスを送るが、タイミングが合わずにゴールには結び付かない。前半ロスタイムにはFW梁東■に決められ、0−1で折り返した。
 1点を追いかけて、日本は後半も猛攻を仕掛ける。平山のポストプレーから、MF陣も積極的にミドルシュートを打った。30分、右サイドを突破した水野のクロスをMF増田がヘディングシュートを決めて同点。その後は両チームともゴールはなく、アウエー戦に続いて1−1で引き分けた。
※■は火へんに玄
[2006年11月22日8時49分]

反町ジャパンに闘争心が宿った!増田のヘッド弾で韓国にドロー

 日中韓U−21代表交流戦(21日、国立競技場)気持ちで戦った。U−21日本代表が1−1で韓国に引き分け。0−1で迎えた後半30分、MF増田誓志(21)=鹿島=の同点弾で追いついた。この世代での韓国戦初勝利こそならなかったが、反町康治監督(42)指揮下での“不敗”は継続。同監督はアジア大会を前に、改めて闘争心の重要性を強調した。
 神宮の杜から吹き抜ける木枯らしに、サムライブルーのユニホームが頼もしく揺れた。この世代では過去6戦で2分け4敗の韓国に、14日のアウエー戦に続くドロー。そして反町ジャパン発足以来、4試合連続の“不敗記録”を継続だ。
 「勝ちたいゲームだったね。日本の弱点だった闘争心が出てました。練習でやったことが出せていたし、チームとして及第点でしたね」
苦虫を噛みつぶしたような反町監督の表情が、徐々に笑みに変わる。
 前日20日の韓国の練習後、ピム監督から日本の精神面の弱さを指摘された。U−21代表を率いて約4カ月、常に『誇りと情熱』を選手に求めてきた指揮官に、これ以上の屈辱はない。この日の宿舎でのミーティングでも、同じフレーズを繰り返した。さらに先週末に所属チームでの試合を終え、休まずに大一番を迎えるメンバーを前に「疲労とかは見てるお客さんには関係ないんだ」と語気を強めた。
 熱いゲキに若きジャパン戦士が燃えた。前半ロスタイムに先制点を許しても、決して下を向くことはない。後半30分にMF水野(千葉)の絶妙なクロスに、MF増田が頭で合わせる同点弾を決めた。「先発で使ってもらったので、何とか結果を出したかった」と水野。敵将も「日本のメンタルの弱さはまったく感じられなかった」と前言を撤回した。
 08年北京五輪へ向けて、ライバル相手に“課題”を克服。次なるステップは29日、パキスタンとの初戦を迎えるアジア大会だ。「1試合でも多くやって、できれば優勝に近いところまでいければいいかな」と反町監督。日本スポーツ界の聖地・国立から世界へ−。戦う集団と化したU−21世代を、聖火台の炎が送り出した。
(佐久間賢治)
★母の死乗り越え決めた!増田が3カ月ぶり代表ゴール
 同点のヘディング弾を決めたMF増田(鹿島)は、「クロスが上がってくると信じて飛び込んだ」と胸を張った。守備的MFで先発も、後半途中からFWに近い攻撃的な位置へとシフトしてゴール。7月に母・啓子さんが43歳の若さで死去。その悲しみを乗り越え、8月のU−21中国戦に続く得点でチームを敗戦から救った。

増田同点弾!反町ジャパン無敗守った

 日中韓親善試合が21日、東京・国立競技場で行われ、U―21日本代表はU―21韓国代表と1―1で引き分けた。先制を許した後半30分にMF水野晃樹(21=千葉)の右サイドからのクロスをMF増田誓志(21=鹿島)が頭で合わせてゴール。シュート21本で1得点と決定力には課題を残したが、反町ジャパン発足後の対外試合は5勝2分けと無敗を守った。
 赤いユニホームの間を縫って、青い背番号10が頭を突き出した。0―1の後半30分だ。右サイドの水野が2人のDFをかわして絶妙のクロス。ファーサイドに走り込んだ増田がヘディングで左隅に叩き込んだ。「まぐれです。いいボールが来ました」。3ボランチの一角で先発出場。後半22分から攻撃的MFに位置を変えていたユーティリティー選手が、貴重な同点弾を決めた。
 天国にささげる一撃でもあった。7月に母・啓子さんが病死(享年43歳)。啓子さんは増田のプレーを見るのが何よりの楽しみだったという。増田は所属する鹿島での「10冠」を天国の母に贈ろうと3日のナビスコ杯決勝に臨んだが、千葉の前に屈した。現在は08年北京五輪で雄姿を見せることが何よりの恩返しと考えている。
 アシストを記録した水野も強い気持ちでピッチに立っていた。所属の千葉はリーグ戦で4連敗中。「チーム状態が悪い中で代表に呼ばれてもいいのかという気持ちはあったが、やるからには結果を出すしかない」と発奮した。再三の右サイド突破で好機を演出。前半40分には直接FKがバーを叩くなどゴールに迫った。視察したオシム監督はかねてから「水野は才能があるが、90分集中力が持たない」と話していたが、この日はA代表入りを引き寄せるには十分な活躍だった。
 チームはシュート21本で1得点と相変わらずの決定力不足を露呈。この世代の韓国戦の成績は3分け4敗と、またも初白星はお預けとなった。反町監督は「勝ちたいゲームだった」と悔しがった上で「内容は及第点。チームの幹の部分を描くことができた」と手応えを口にした。チーム発足後の対外試合は5勝2分けと無敗を継続。日韓戦で得た収穫と課題とともにドーハ・アジア大会(29日初戦)に向かう。
 ≪オシム監督注文「単調すぎる」≫韓国戦を視察したA代表のオシム監督は試合後、反町監督を訪ね「いい試合だった」とねぎらった。試合中はA代表のスタッフらとともに選手の動きを多岐にわたって分析。スタッフによれば指揮官は「ボールを持たない人の動きが単調すぎる。シュートを打てばOKというのじゃなくて、それに至るまでの過程を向上させるべき」と注文。前半のロスタイムにゴールを決めた韓国の勝負強さにも感心していたという。
[ 2006年11月22日付 紙面記事 ]

結果を残す。
最も大事な事柄。
しかしながら10番を背負う意味をもっと考慮せねばなるまい。
「所詮親善試合よ、花試合よ」
と、高を括る無かれ。
背負ってるモノが違う自責は重要なのである。
得点以外の存在感を求めている者共が多くいるのだ。
例え8番に憧れていたとしても、背負った以上はその働きぶりに視線が集まるの当然のこと。
もっと輝け、もっと光れ。
ただの便利屋で終わるな。
チームメイトの視野に入る動きをするのだ。
相手DFを引き寄せるのだ。
何よりも、まだこのチームに溶け込んでいないことだけが画面から伝わってきたことが悲しい。

フェルナンド帰国

フェルナンド選手の帰国について
フェルナンド選手はJリーグの試合において負傷しました左膝の治療のためブラジルに帰国することになりましたので、お知らせいたします。
帰国日は11月23日(木)の予定です。

10月29日のアウェイ大分戦より姿を見せなかったフェルナンドが怪我による帰国。
今季中の出場は無いと見て良いだろう。
それ以上に、二人の助っ人を得た現状に於いて、来季の契約も危ぶまれる。

昨季前半の好調も今季夏場の好調も全てこのフェルナンドに依存していたことは言うまでもない。
特に怪我から復帰したナビスコ杯準々決勝アウェイ・ガンバ大阪戦の2得点はフェルナンドを起点としたもので、素晴らしいの一言に尽きた。

地味なポジションにあり、他の派手な助っ人に比べると陽の目を見る機会は少なかったと思えるが、層の薄いボランチに於いては重要な選手である。
二月には再び相見えたい。
大怪我を押して一豊に土佐攻略を指示する直政の如く。

新助っ人ほぼ確定

サンパウロDFファボンらが鹿島移籍
 サンパウロDFファボン(30)が19日(日本時間20日)のブラジル全国選手権優勝決定後、MFダニーロ(27)とともに鹿島に移籍すると明かした。ランセ紙の取材に「鹿島とサインした。ダニーロも一緒に行く。仲がいいから、寂しくならなくていいね」と話した。
 2人は昨年12月に世界クラブ選手権(現トヨタ クラブW杯)を制した中心メンバー。ファボンは187センチ、85キロの大型DF。一方のダニーロは技巧と決定力を併せ持つ司令塔で、メッシーナに移籍したMF小笠原の穴を埋めるのに最適な人材だ。アウトゥオリ監督の愛弟子獲得で指揮官の続投に向けた動きも大詰めを迎えそうだ。
[2006年11月21日7時7分 紙面から]

昨年世界一サンパウロ・コンビが来季鹿島入り
 昨年のトヨタ・クラブW杯王者で、今季のブラジル全国選手権を制したサンパウロFCのDFファボン(30)とMFダニーロ(27)が来季、J1鹿島入りすることが20日、明らかになった。来季の去就が未定だったアウトゥオリ監督(50)の続投が決定的になり、獲得が決まった。鹿島は今季果たせなかったV奪回を「世界一布陣」で目指す。
 ファボンは19日、優勝を決めたアトレチコ・パラナエンセ戦(1―1で引き分け)後、鹿島と2年契約を結んだことを自ら表明し、「ダニーロも一緒に鹿島へ行く」と明かした。2人とも2004年にサンパウロFC入りし、05年にアウトゥオリ監督の下で、世界一を獲得。
 ストッパーとリベロをこなすファボンは、187センチ、80キロの体格で空中戦に強く、右足の強烈なシュート、中長距離からのFKが得意。A・パラナエンセ戦でもヘディングシュートで先制点を決めた。センターバックは鹿島の最大の補強ポイントだった。
 MFダニーロは背番号10を担うゲームメーカー。豊富な運動量と突破力、パスで攻撃のチャンスをつくる。指揮官の戦術を理解している2人の補強で、鹿島が来季、巻き返しを図る。
(2006年11月21日06時05分 スポーツ報知)

かねてから噂(9月7日11月9日)のあったブラジル人新戦力二人の加入が決まったとの報道。
その裏ではアウトゥオリ監督の続投が決定的であるとのこと。
大分戦の敗戦に於いては解任止む無しと憤りさえ感じたことは事実である。
が、ガンバ戦・大宮戦と光明の見える試合運びを垣間見せたこともまた事実である。
この二試合で来季に向けたチームの立て直しと、目的を見失いがちなこの時期における選手のモチベーションの向上を行った手腕は認めざるを得ない。
しかし、敗戦の将であることもそれまた事実であろう。
全ての試合に勝利することはほぼ不可能だとしても、負けられる試合にこそ我等に歓喜の知らせをもたらす仕事を請け負っていたのでは無かろうか。
それ以上に補強として来た二人は短期留学という結論になる。
Jに合わないかどうかを見定められなかった罪は重い。
今回の二人は実力こそお墨付きである。
選手としても最も脂の乗っている年齢。
申し分は無い。
しかし、不安に駆り立てられるこの気持ちを拭うことが出来ずにいるのである。
記憶に新しい2003〜2004年である。
189センチの巨人が現れたFマリノス戦・競らず走らないロナウド二世の姿を見たPSM川崎戦・ベルギーリーグMVPの23分間出場…
鳴り物入りで入団も負の記憶を残した選手は少なくない。
まだ素直に喜ぶ時期では無かろう。
小山評定にて豊臣恩顧の武将の意思は確認出来た、だがそれだけでは不十分なのである。
最後まで忠誠を誓い、力を尽くすものは誰であるのか見極めねばならぬ。
城を明け渡した律儀さは認めようとも、ただの命乞い・恩賞狙いでは信用し切れぬというもの。
ここは土佐を平定せしめ、島津・黒田・毛利への防波堤として働かねばならぬのである。
例え、後に山内容堂なる時流に左右される藩主を生み出そうとも。

メッシーナ小笠原満男、ベンチウォーマー

小笠原ベンチ入りも出番なし/セリエA
<セリエA:ラツィオ4−1メッシーナ>◇19日◇イタリア・メッシーナ
 メッシーナMF小笠原満男(27)は19日、ラツィオ戦にベンチ入りしたが出番はなかった。試合もホームで1−4と完敗した。後半10分に同点としたが、同14分、37分に失点。終始追いかける展開に得点力のある選手が投入され、小笠原はベンチに座ったままで終わった。(佐藤貴洋通信員)

メッシーナ・小笠原は出番なし…チームは惨敗
 セリエA・メッシーナのMF小笠原は19日、ラツィオ戦(ホーム)にベンチ入りしたものの出場機会はなかった。「強い相手とやれるのは楽しみ」と強豪相手の一戦を待ちわびていたが、公式戦で3試合ぶりに出番がなかった。試合は1−4で惨敗した。
(ローマ=坂本万里雄)
小笠原、ベンチ入りも出番なし メッシーナは完敗
 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)は19日、各地で行われ、小笠原満男のメッシーナは1−4でラツィオに敗れた。小笠原はベンチ入りしたが、出番はなかった。

小笠原出番なし、チームは大敗
 メッシーナは19日にホームでラツィオと対戦。MF小笠原はベンチ入りしたが、出場機会は与えられなかった。試合はリードされた後半12分にFWリガノのPKで追いついたが、14分に勝ち越し点を奪われた。同点に追いつくために20分から攻撃的な選手を続々と投入したが、小笠原に出番はなかった。結局、守備が崩壊し1―4で完敗。今季最多失点で公式戦4試合勝ち星がなく厳しい戦いが続いている。(メッシーナ・神尾光臣通信員)

小笠原は出番なし…セリエA
 MF小笠原満男(27)が所属するメッシーナは19日、ホームでラツィオに1―4で敗れ、4試合ぶりの黒星を喫した。ベンチ入りした小笠原は2試合ぶりに出番がなかった。前半10分に先制点を許したメッシーナは、後半12分に同点としたが、その後は3連続失点を喫し大敗した。

大きなメガホンで兵の撤収を叫ぶも叶わない。
井伊直政の入れ知恵の受け売りでは説得力も無かろう。
しかし、実直で律儀は大いなる才能であることだけは伝わってくる。
そう、実直であるのだ、そして律儀であれ、小笠原満男よ。
馬鹿正直に生きよ。
そして生真面目に行動するのだ。
他人に何と陰口をたたかれようとも、新たなるボスの評価がどのようなものであろうとも。自分は自分であれ。
実際ここまでそうして来たではないか。
そして、遠くに飛ばした意味を考えよ。
旨いカツオを食べさせるためだけではないのである。

大宮戦報道

ニッカン

鹿島が3−0で大宮に快勝/J1

<J1:鹿島3−0大宮>◇第31節◇18日◇埼玉

 鹿島が、序盤から猛攻を仕掛けた。開始約45秒にFW田代が頭で押し込んで先制した。その後もMF本山、野沢を中心に攻め続けた。大宮FWアリソンにゴール前まで攻め込まれる場面もあったが、DF陣が落ち着いて抑え込んだ。前半を1−0で折り返した。

 後半に入っても、鹿島は攻勢に出た。同9分、左サイドから攻め上がったFWアレックス・ミネイロのクロスを田代が頭で合わせ2点目を決めると、同39分にはMF本山が3点目を入れた。大宮の速攻にあい、危ない場面もあったが、無失点に抑えて3−0で快勝した。

[2006年11月18日17時17分]



鹿島本山が今季初ゴール/J1

<J1:鹿島3−0大宮>◇第31節◇18日◇埼玉

 鹿島MF本山が今季初ゴールを決めた。2−0で迎えた後半39分。DFファビオ・サントスのパスを受け、右足で3点目をたたき込んだ。同9分のFW田代の2点目にも絡むなど、快勝に貢献。「やっと入ったって感じですよ。1点取れたから、2点目を狙っていきたい」と喜んだ。

[2006年11月18日19時8分]



天皇杯獲りへ鹿島ノリノリ♪本山の今季初得点で2カ月ぶり連勝

 J1第31節第1日(18日、大宮0−3鹿島、埼玉スタジアム)先制、中押し、ダメ押し。すべてがキッチリ決まり、リーグ戦では9月24日のFC東京戦以来の連勝。プロ2年目のFW田代が試合開始45秒でヘッド弾、後半9分には公式戦初の1試合2ゴールを飾った。さらに同39分、MF本山が出場24試合目で今季初得点だ。「打っても打っても入らなかったからね。ホッとしました」と本山が言えば、田代は「いいゲームができました」とニッコリ。新旧戦力が噛み合い、通算10冠のかかる天皇杯へ弾みをつけた。



速報も重要であるが誤報となっては本末転倒である。

正しくはFSのアシスト。

FSとアレックス・ミネイロは似ても似つかない。

バルセロナのエヂミウソンと見間違えたのであればまだ納得のしようもあるのだが。

Jリーグ第31節 大宮アルディージャ戦


ストライカーの覚醒に居合わせた。
田代有三。
恐るべき跳躍力。
運動量。
そして決定力。
我等は遂に得点力のある隆行を手に入れた。

第三の男

鹿島が沖縄出身DF当間を獲得
 鹿島に沖縄県出身Jリーガーが誕生する。福岡・東海大五高のU−18日本代表DF当間(とうま)建文(17)を来季からの新加入選手として獲得することが17日、分かった。最終ラインのポジションからボランチ、FWまで幅広くこなし、身体能力も高く千葉も獲得に乗り出していた。クラブ関係者は「基本的にはセンターバック、サイドバックになると思うが、器用にいろいろできる」と高く評価している。
 沖縄県出身としては史上9人目のJリーガーとなる。今年、同県初の代表選手となった川崎F・我那覇と同じ宇栄原(うえはら)FC、小禄中の出身。兄正人(JFL琉球FC・MF)が我那覇と同級生だったこともあり、小さいころにともにボールを追いかけたことがある。当間の鹿島入団について聞かれた我那覇は「同郷の選手が増えるのはいいこと。小学校の監督は一緒だし、体は鍛えられていると思う。対戦するのが楽しみ」と将来の対決を心待ちにした。
 かつては野球、バスケ人気が高かった沖縄県だが、Jリーグ発足後は各クラブがキャンプを張るなどサッカー人気も上昇。我那覇のブレークはその勢いの象徴だった。当間も、鹿島に沖縄の風を送り込む。

来季内定選手第三の男は、鹿島初の海人(うみんちゅ)、琉球からの風であった。
9月26日に練習参加し認められたという訳である。
この時には出身校から九州と思いこんでいたが、更に南の沖縄とは朗報である。
CB、SB、ボランチ、FWをこなすこの男は、我が鹿島の弱点全てを補う、まさに補強と呼べる逸材である。
平成元年生まれ。
まさに未来を担うと呼べる。
車の右側通行も海洋博も知らぬ十七歳、南沙織どころか森高千里の十七歳も知らぬであろう。
當間建文、この男に鹿島の将来を託そうではないか。

  誰も知らぬ海 二人の愛を確かめたくて♪

大宮戦試合前監督コメント

アウトゥオリ監督『選手達の動きも意識もいい状態。相手の崩し方、そしてミスを減らすことを意識して試合に臨みたい。大宮戦に限らず、どの試合に対しても、90分間いかに努力できるか、最後まで集中して戦えるか、献身的なプレーができるかできないか、この3点が重要である。』

意識改革に成功したことは前向きに捉えたい。
90分の努力、集中、献身的プレイ。
3点に分かれているが全て同義である。
能力は十分、精神的に折れないことだけが求められているのである。
夏の陣直前に「伊勢に引いてはどうか?」と曰う淀に明日は無い。

難しい…

初期の本宮ひろしだと思うのだが、どの作品だか皆目見当が付かない…
確かに、捨て試合を公式戦で行った罪は重い。
続投するならその罪をどう償うかを見せる必要がある。
冬の陣で和睦を結びながら、夏を開戦に至らせた大野修理と同様に。

攻撃的であれ

鹿島は攻撃練習で調整
 鹿島が15日、茨城・鹿嶋市の鹿島グラウンドで18日の大宮戦(埼玉)に向けた練習を行った。主に攻撃中心の練習で、ゴール前での攻撃パターンを何度もも繰り返した。
 既にリーグ戦の優勝の可能性はなくなっているが、MF増田は「チームとしてはモチベーションは下がっていない。みんな1つでも上に行こうと思っている。それが天皇杯にもつながると思う」と話した。

攻撃陣では興梠・ダ・シルバ・康平がサテライトの試合に出場していたのでこの記事の攻撃練習には参加してないものと思われる。
つまり、攻撃陣としてはアレックス・ミネイロ、柳沢敦、本山、FS、増田誓志といったところであろうか。
野沢も無意味な代表に引っ張り出されて不在だったところから、野沢に頼らぬ攻撃を試したということかも知れぬ。
さて、サテライトの人選と天皇杯ホンダFCをみると、サイドアタックの熟成を重ねていることが読みとれる。
来季続投との噂も高いアウトゥオリ監督としては兼ねてから噂のあるダニーロをダ・シルバの位置に置き、田代(柳沢)の1TOPに野沢と深井(柳沢)のサイドアタックというところがプランであろうか。
思い起こせば、2月26日のPSMにおいても7月8日の練習試合においても4-2-3-1を試している。
この布陣が本来やりたい形なのでは無かろうか。
Jでは原博実氏が率いたFC東京がこの形でナビスコ杯を制している。
しかし、ルーカスとケリーがいてこその1TOPであった。
外国人助っ人の力を借りねば成り立たなかったことは語るまでもない。
噂では、来季はMFのダニーロとCBのファボンを獲得しフェルナンドが残留とのこと。
必然的に1TOPは国産であろう。
現有戦力では田代有三と柳沢敦が有力、そこに田中康平が続くところ。
悪くはない。
いや、魅力的である。
豊富な攻撃陣を使い切って戦って欲しい。
そして、そして今季の残り試合を「テスト」なぞには使わず、結果を追い求めるのだ。
邪悪なるさいスタで大量得点を記録するのだ。
その歓喜に酔いしれるため埼玉高速鉄道線に乗る。
無意味に高額な乗車券を買って。

ELGOLAZO蹴球風見鶏


鹿島嫌いで有名なとうこくりえ女史によるマンガ蹴球風見鶏であるが、今回は日本代表ネタであった。
そのフル代表部分であるが、81番が描かれている。

笑止。
似せる気さえもない。
資料も何も見ていないことは明白。
小学生の少女マンガもどきかと思わせるような筆である。
馬鹿にするとはこのこと。
浦和宣伝紙と成り下がった名ばかりサッカー新聞に期待した者に罪があるというのか。
この画像は永久保存して自戒に努める所存である。

野沢に託す


 オシム監督は練習の途中から中盤の選手だけを集めて付きっきりで細かい指示を与えた。「今度の試合は中盤の勝負になると言っていた」と、練習の狙いを漏らさなかったオシム監督の代わりに野沢(鹿島)が指示内容を明かした。
★野沢どん欲に!初招集も先発狙う
 初招集のMF野沢(鹿島)が紅白戦でレギュラー組とみられるチームでプレーした。4−4−2の右サイドMFに入り、“オシム流”の習得に必死。野沢は「きょうの(システム)がスタメンかわからないけど、出るつもりでやらないといけない。まだまだ挑戦者だから食い込んでいかないといけない」。鹿島からは唯一の代表戦士。この日発表された背番号は『81』とチームで一番大きいが、先発をどん欲に狙う。

右サイドのMFとはこれまで遠藤・羽生が務めておったポジションである。
これまでの試合から察するに、運動量を要求し2列目からの飛び出しとFWのサポートを強いている。
確かに本山よりは野沢の方が適任である。
しかしながら『81』とは縁起の良い番号である。
末広がりと一番、足してはエースストライカーの9にもなる。
鹿島で背負う25番もチェルシーでゾラの付けた番号。
ロベルト・バッジョやマンチーニと並ぶ90年代有数のファンタジェスタである。
2004年にゾラ最後の所属クラブとなったカリアリをナポリのスタジアムに観戦した。
結果的には敗れてしまったが、3TOPの一角を占め孤軍奮闘する姿は、かつての華麗なテクニシャンではなく飽くなき勝利の追求者であった。
そう、最後まで残る者は勝つためのメンタリティである。
今回の日本代表は消化試合である。
ここでポジションを奪えぬ、出場も叶わぬ、試合も勝たぬでは話にならない。
勝負に勝って帰ってくるのだ。
ナビスコ杯決勝戦前のリーグ戦やこの消化試合などテストマッチと捉え、指揮官を始め空気が軽い。
ここに一石を投じて、存在感を示して欲しい。
紅白戦で闘莉王を削るくらいのことをしてきて欲しいものである。

増田忠俊引退

元日本代表MF増田が今季限りで引退
 元日本代表の大分MF増田忠俊(32)が、今季限りで引退することが12日、明らかになった。柏から移籍した今季は持病の腰痛に悩まされ、リーグ戦3試合、ナビスコ杯4試合の出場だった。すでにシャムスカ監督とクラブ首脳に引退の意思を伝えており、近日中に発表される。静岡学園から鹿島入り。天才的なドリブルとパスで、97年にはリーグ戦とナビスコ杯、ゼロックススーパー杯、天皇杯とすべてのタイトルで優勝した。98年1月には「岡田ジャパン」に初選出された。同年8月に右すねを複雑骨折。その後は東京−市原(現千葉)−柏とクラブを移った。今後については未定。

鹿島史上最強の歌声高い96-97年の主力選手である増田忠俊が、最前線から去る決意を固めたとのこと。
当時の爆発的攻撃力の中心は言わずと知れたビスマルク、マークが厳しければボランチのジョルジーニョであった。
そして彼等から前線のマジーニョ・長谷川祥之・黒崎比差支・柳沢敦・真中靖夫に送られる。
という攻撃がクローズアップされていたが、中盤で増田忠俊の仕掛けるドリブルもアクセントになっていた。
アトランタ五輪では西野監督の起用法に不満を持ち帰国、日本代表ではフランス98候補止まりと代表とは縁遠かった選手ではあるが、能力を疑う余地は無い。
ここまで書き連ねて思うのだが、現在は2006年である。
流石に十年前、八年前の残像を追い続けることは出来ない。
永遠にトッププレイヤーであり続けることは不可能なのである。
今季は大分トリニータに在籍していた。
幸いなことにナビスコ杯予選リーグで聖地に凱旋した姿を拝むことが出来た。
スタメンに名を馳せたことに狂喜乱舞したものである。
最後のチャンスは天応杯決勝戦である。
願わくば元旦に国立競技場で相見えようぞ。

野沢拓也日本代表選出

★鹿島から初めて!野沢オシムジャパン入り
 鹿島から初めてオシム・ジャパン入りしたMF野沢。試合後、クラブ幹部から連絡を受け「え〜本当ですか。どうすればいいんですか?」と驚きの声を上げた。左足太ももの肉離れ、右足首痛を抱えているが、この日のG大阪戦では後半41分に今季5ゴール目をマーク。「いいサッカーができました」とアピールしていた。

野沢がジーコファミリー初の選出…サウジ戦24人発表

 日本サッカー協会は11日、今年最後の国際Aマッチとなるアジア杯予選サウジアラビア戦(15日、札幌ドーム)の日本代表メンバー24人を発表。イビチャ・オシム監督(65)就任後、初めて鹿島からMF野沢拓也(25)が選出された。野沢を始め、U―21(21歳以下)日本代表のMF本田圭佑(20)=名古屋=ら4選手が初代表。07年初戦の韓国戦(3月24日、日産ス)にはMF中村俊輔(28)=セルティック=ら欧州勢の招集が確定している。“国内組”にとっては生き残りの最終テストとなる。代表選手は、この日夜、札幌に即日集合した。
 ジーコの“まな弟子”がオシム・ジャパンに初招集された。11日のJリーグでけが人が出たため、今年最後の代表メンバー発表は遅れた。鹿島側に電話連絡が入ったのは、午後7時ごろ。オシム体制では、初の鹿島からの代表選出。関係者から連絡を受けた野沢は「えー! 本当ですか? どうしたらいいんですか?」とビックリ。関係者は「とりあえずスパイク用意して、パスポートを探せ!」と指示した。
 野沢が日の丸をつけるのは山本昌邦監督の率いたアテネ五輪代表候補以来。ジーコ前日本代表監督にちょう愛され、ジーコ監督がオーナーを務めるブラジルのCFZ・ド・リオに留学経験もある。17歳でデビューしたが、両足の血行障害から足に痛みが生じるケーラー病を発症し、長期離脱したこともあった。だが、それを乗り越えて成長してきた。鹿島の鈴木満取締役強化部長(49)は「チームの柱になってもらわないといけない選手」と選出を喜んだ。
 この日のG大阪戦では左太もも前部の肉離れを押して出場。2―1の後半41分に左足ボレーシュートでだめ押しの3点目をゲットした。「やっぱり2―1ってスコアは非常に危ない。もう1点取れればみんなが楽にいくと思った」と笑みを浮かべた。
 日本代表には千葉MF佐藤勇らが負傷した影響もあって選出された可能性が大。だが、当初の40人の枠には入っており、これまでのオシム監督の2度の鹿島の試合視察でリストアップされていたことは確かだ。
 メッシーナ(イタリア)に移籍したドイツW杯日本代表MF小笠原満男(27)からは、移籍前に食事した際「(自分は)出て行くから、おまえに任せる」と後継者に指名された。鹿島でトップ下、ボランチを務める25歳が、オシム・ジャパンに殴り込みをかける。
 ◆野沢 拓也(のざわ・たくや)1981年8月12日、茨城県笠間市生まれ。25歳。鹿島ユース時代からテクニックには定評があり、トップ昇格前の99年4月10日、2種登録選手として京都戦でJデビュー。J通算93試合出場、17得点。02年のアジア大会出場。176センチ、70キロ。利き足は右。独身。


本来ならば素直に祝福したい。
しかし、そうは思えない。
そう、本山の実績である。
昨日の試合のプレイを述べているのではない、今季の好パフォーマンスのことでもない。
本山選手はジーコジャパンに常に名を連ね、日本代表の看板を背負い続けてきた。
しかし、彼は最終選考の場とも言える5月のキリンカップに招集されながらも出場すら叶わず落選している。
彼は中村俊輔の代役でしかなかったわけである。
欧州でプレイする中村俊輔を代表キャンプやプライオリティの低い試合に呼ぶことは困難である。
その場合に紅白戦要員として招集され続けていたのである。
その結果、当時のトニーニョ・セレーゾ前監督に
「代表戦の前後にパフォーマンスが下がる」
と言わせしめることとなる。
代表に犠牲を払ったが故、我等が2002年以降栄冠を手放すこととなったと結論づけざるを得ない。
そして、今回の招集。
再び中村俊輔の代役として抜擢された感は否めない。
ここ数ヶ月の中村俊輔のパフォーマンスを否定することは出来ない。
代表待望論も沸き上がって来るであろう。
彼を招集するには、現時点では存在しない彼のポジションを用意せねばならぬ。
彼のごときプレイヤーを加えた戦術をテストする必要があるのである。
そこで白羽の矢が立った選手が野沢であることは明確である。
現在、Jにはファンタジェスタと呼べる選手は二人しか存在し得ない。
そう、野沢と本山である。
その一人を招集し、俊輔起用のテストとする。
安易であるが、有効である。
初招集に喜べない。
しかし、サウジアラビア戦に起用され結果を残し、更に大宮戦に於いてパフォーマンスを落とさなければ、その時に祝福しようではないか。

ガンバ戦報道

野沢が鹿島6試合ぶり勝利の立役者/J1

<J1:鹿島3−1G大阪>◇第30節初日◇11日◇カシマ

 鹿島MF野沢が、2得点に絡む活躍でチームを6試合ぶりの勝利に導いた。1点を追う前半13分、相手DFのオウンゴールを誘う左CKを放つと、後半41分にはゴール前に駆け込んで、クロスに左足で合わせてダメ押しの追加点を挙げた。「もう1点取れれば、楽な戦いになると思っていた。決められて良かった」と手応えを口にした。



★鹿島連敗止めた!照準は史上初の通算10冠

 険しかった表情が緩んだ。鹿島が3−1でG大阪を下し、リーグ戦の連敗を『4』でストップ。アウトゥオリ監督は満面の笑みで、大歓声を浴びるメンバーを見つめた。 「きょうは努力を惜しまない、犠牲の気持ちが見られた。チームとして一つになったね。毎試合、こういう形になればいいだろう」。前半6分に先制点を許すも、7分後に相手のオウンゴールで追いつく。優勝の可能性はないが、ベンチからは37歳のMF本田主将、32歳の控えGK小沢が声を掛け続ける。ベテランが先頭に立って一丸となり、FW田代&MF野沢のゴールが生まれた。

 「みんな集中していたね。最後まで落ち着いてプレーできていたよね」と本田。イレブンが見据えるのは天皇杯。優勝を争うG大阪に土をつけ、史上初の通算10冠へ加速する。

(佐久間賢治)



≪鹿島連敗ストップ≫

 鹿島はFW田代の1ゴール1アシストの活躍などでリーグ戦の連敗を4で止めた。決勝点は前半32分、MF本山のセンタリングに滑り込みながら右足でゴール。「僕が狙っていた形。本山さんを信じていた」と振り返った。田代は本山とともにナビスコ杯決勝は控え組。それでも、気持ちを切らさずに練習してきた成果が出た。リーグ戦の優勝はなくなったが、アウトゥオリ監督も「毎回、このような試合をできればいい」と今後への手応えを強調した。



一つ一つ勝つことが重要。

改めて確信した。

水曜に内容は悪くとも、結果だけは残した。

その勝利があってこその昨日の勝利である。

勝利を捨ててまでテストを重ねては、結果はついてこない。

この事実を我が身を持って知ることとなった今季であった。

「全ての勝負に勝つ」

ジーコの教えである。

どのような局面に於いても、勝つことを忘れてはならぬ。

負け犬根性を持った瞬間に勝利の女神から祝福を受けることは無くなる。

偉大なる勝者である本山と田代、そして勝者の血をもっとも濃く持つ本田主将を外してどうして勝利を呼び込めようか。

この試合で、勝ちたい気持ちを、一から思い起こし階段を一つ登ったと言えよう。

2002年8月17日以来の聖地におけるガンバ戦勝利を祝おう。

ちなみにこの試合のスタメンは

GK 曽ヶ端 準

DF 名良橋 晃

DF 秋田 豊

DF ファビアーノ

DF アウグスト

MF 青木 剛

MF 本田 泰人

MF 中田 浩二

MF 小笠原 満男

FW 本山 雅志

FW エウレル

興味深い布陣である。

ここでは、コメントを避けておこう。

今日は過去よりも、残るリーグ戦、そして天皇杯について考えていきたい。

肌寒さを感じる好天の一日、じっくり考えるには良い条件であろう。

Jリーグ第30節 ガンバ大阪戦

鹿島の神よ、巡礼を怠った罪をお許したまえ。

深井負傷

深井正樹選手の検査結果について

11月8日(水)第86回天皇杯4回戦 対 Honda FC戦にて左足を負傷しました。

深井正樹選手は、11月9日(木)茨城県内の病院にてMRI検査を行い、下記の通り診断されました。

1.負 傷 名:左大腿二頭筋肉離れ(ひだりだいたいにとうきん)

2.全  治:約2〜3週間



このレギュラーを狙える重要な時期に負傷離脱とは運の無い。

FS、ダ・シルバ共に解雇が決定的で、アレックス・ミネイロが微妙である今こそ深井に巡ってきた大きなチャンスであった。

しかし、これは天皇杯を獲れとの天命であると肝に銘じよ。

次は12月9日名古屋戦であり、4週間後である。

12月2日のジュビロ戦で復帰し、ジュビロ・キラーの異名を更に不動とし、天皇杯にてレギュラー固定されるシナリオが描かれている。

元旦に向けた伏線としたい。

伊達政宗も弟:竺丸を庇い脚を負傷。

その負傷を乗り越えて葦名討伐に成功している。

負傷は災難ではあるが、全ての終わりではない。

明日へ、未来へ、続く道のりのたった一つのイベントでしかないのである。

メッシーナ小笠原満男 コパ・イタリア インテル戦フル出場

小笠原フル出場も惜敗/イタリア杯

<イタリア杯:インテル1−0メッシーナ>◇9日◇メッシーナ
 メッシーナMF小笠原満男(27)が昨季の覇者インテルとの第1戦に先発、フル出場した。小笠原は積極的なシュートを打つなど、活躍したがゴールはできなかった。チームは0−1で敗れた。

小笠原、フル出場で積極的にプレー メッシーナは敗れる
 サッカーのイタリア・カップ4回戦で、小笠原満男が所属するメッシーナは9日、メッシーナ(イタリア)で昨季の覇者インテル・ミラノと第1戦を行い、0−1で敗れた。小笠原はフル出場し、惜しいシュートを放つなど、積極的にプレーしたが、得点には至らなかった。(共同)

小笠原 積極プレーも敗れる
イタリア・カップ4回戦で、小笠原満男が所属するメッシーナは9日、ホームで昨季の覇者インテル・ミラノと第1戦を行い、0―1で敗れた。小笠原はフル出場し、惜しいシュートを放つなど、積極的にプレーしたが、得点には至らなかった。
 ≪小笠原に満足感≫最近のリーグ戦では出番のなかった小笠原が奮闘。「こっちに来てから一番良かった」と満足感を口にした。強豪相手にホームアンドアウエーの第1戦を落としたが、積極的にボールを奪って前線に有効なパスを供給するなど、攻守にいいプレーを見せた。「もっとボールタッチを多くして、いいところで絡んでいきたい」と今後の目標をアピールした。(共同)

小笠原フル出場もインテルに敗れる
 ◆イタリア・カップ4回戦(9日) 小笠原満男が所属するメッシーナは、ホームで昨季の覇者インテルと第1戦を行い、0―1で敗れた。小笠原はフル出場し、惜しいシュートを放ったが、得点には至らなかった。

勝ち目のないアウェイの試合に駆り出された、ただそれだけ。
結果も出せなかった、それだけ。
順調に帰宅の方向で進んでいる。
たまには東京軒のトンカツも食べたくなるであろう。
CoCo壱番屋も待っている。
まさか、このミラノ遠征で大阪(日本食レストラン)に行き、満足したということなのか?

助っ人の噂

鹿島のアウトゥオリ監督が“門下生”2選手獲得へ

 鹿島が、今季限りでブラジルリーグ・サンパウロとの契約が切れるMFダニーロ(27)=本名ダニーロ・ガブリエウ・デ・アンドラーデ=とDFファボン(30)=ホセ・ファビオ・アウベス・アセベド=の獲得に乗り出していることが8日、明らかになった。ブラジルの地元メディアが報じた。鹿島のアウトゥオリ監督は昨季までサンパウロを指揮していた。

 ファボンは1メートル87の長身センターDF、ダニーロは10番を背負う指令塔。不動のレギュラーとして、昨年の世界クラブ選手権(今年からクラブW杯)優勝に貢献した。鹿島は4人いる外国人のうちMFフェルナンド以外の退団が濃厚で、強化担当者を10月中旬からブラジルに派遣しており、そこで調査を進めていたとみられる。続投に前向きなアウトゥオリ監督はこの日、「クラブは(来季へ)勇気を持った決断をしなくてはならない。再び常勝軍団と呼ばれるチーム作りが大事」と、大規模な補強を訴えた。



鹿島 サンパウロから2人を獲得か

 巻き返しを狙う鹿島がサンパウロのDFファンボン(30)とMFダニーロ(27)を、獲得する可能性が出てきた。今季限りでサンパウロとの契約が切れる2人と鹿島が接触したとブラジル地元紙が報じた。

 鹿島幹部は8日のホンダ戦後「監督とは来季に向けての話し合いを行っている。日本人をはじめ外国人(補強)の話も出ている」と明かした。続投を前提とした話し合いの中で複数のブラジル人選手の名前が候補として挙がっているという。

 ファボンはストッパー、ダニーロは司令塔タイプで、鹿島にとってはいずれも懸案のポジション。2人はアウトゥオリ監督とは師弟関係で、昨年のトヨタ・クラブW杯決勝ではフル出場で優勝に貢献している。



9月7日の記事にあったダニーロにいよいよもって正式オファーとの情報。

そして層の薄いCBにも数日前から噂のあったファボンを獲得予定とのこと。

「今季限りでブラジルリーグ・サンパウロとの契約が切れる」とのことなので移籍金は不要であろう。

クラブ幹部に「袖の下」を渡し「鼻薬」を利かせれば問題ない。

上手に立ち回れば、加入は堅いのでは無かろうか。

しかしながら、加入することと活躍することは別儀である。

今季、中途加入した助っ人2選手がJに馴染めずにいることは現在進行形である。

その選手を連れて来、起用し続けている監督が推したとなると、更に懐疑的にならざるを得ない。

日本で行われているのは「サッカー」、「フッチバル」ではないのである。

狭いスペース、速いプレス、素早い展開、執拗なマーク。

プレイを楽しむ土壌ではないことを正確に伝えなければ、お互いに不幸になってしまう。

幸い日本サッカーに大きな理解をしたビスマルク氏の連れてきたアレックス・ミネイロは大きな戦力となり、昨季に於いて勝ち点後一つのところまで我等を導いてくれたことは記憶に新しい。

今回、その役目をアウトゥオリ監督が行えるかどうかに全てが掛かっている。

戦術や練習方法以前の問題であり、日本人選手のメンタルを叩き直すことと同様に難しいのでは無かろうか。

わずか20万石では関白の地位も勝利後の俸禄もを保証出来ぬ。

付いてこない者、離反する者も多かろう。

最後に柿を断る状況にはなり得ない。

ホンダFC戦報道

鹿島4点快勝もケガ人続出/天皇杯

<天皇杯:鹿島4−0ホンダFC>◇4回戦◇8日◇カシマ
 公式戦6戦ぶりの勝利も鹿島には手放しで喜べない結果となった。1得点1アシストのFW深井が左太もも裏、MF本山が左太ももを肉離れし、途中交代に追い込まれた。幸い重度の故障ではないが、11日のG大阪戦の出場は微妙。この日欠場したFW柳沢、MF野沢とともに、主力が爆弾を抱える事態に陥った。
 3日のナビスコ杯決勝。千葉に敗れ、10冠を目指し再スタートの一戦だった。だが平日ナイターとあり観衆は1824人。クラブ関係者も「過去の天皇杯の試合では最低じゃないか?」と漏らすほどだった。気温も18・8度だったが体感気温はそれより低く、ケガが起きやすい状況だった。試合も本山が交代した後半はボールの収まりが悪くなり、リズムを失った。
 それでも千葉が取りこぼしたのとは対照的に、結果は残した。深井も「水曜のナイターに来てくれるお客さんが10冠を待ち望んでいる。期待は裏切れない」と感じるものがあった。傷つきながらも、鹿島が再び節目のタイトル獲得へ歩み始める。【広重竜太郎】
[2006年11月9日8時27分 紙面から]

【鹿島4―0ホンダFC】≪圧勝も“代償”≫

鹿島は4―0と圧勝したが、代償も少なくなかった。1得点1アシストを記録したFW深井は左太腿裏を痛め、前半31分に退場。MF本山も左太腿裏を痛めて前半で交代した。深井は「違和感があった。無理するような試合じゃないから代わった」と話したが、2人とも肉離れの可能性が高い。FW柳沢、MF野沢も負傷で欠場しており、11日のG大阪戦は苦しいチーム編成を強いられそうだ。

鹿島10冠へ4点再出発…天皇杯

 ◆第86回天皇杯第8日4回戦 鹿島4―0Honda FC(8日、カシマ) 念願の10冠に向けて、鹿島が無事、再出発を勝利で飾った。前半12分、相手のオウンゴールで先制すると、3分後には右サイドを抜け出したFW深井が左足で技ありのゴールをゲット。同19分には深井のパスを受けたFW田代が左ボレーをたたき込み、前半で勝利を決定付けた。
 3日のナビスコ杯決勝で千葉に敗れ、またもJ史上初の10冠を逃した。今年最後のタイトル、天皇杯の初戦の相手はJFLとはいえ、リーグダントツ1位のホンダFC。簡単な相手ではなかったが、きっちりと勝ちきった。
 深井とMF本山が試合中に左太もも肉離れで途中交代。11日のリーグ戦、G大阪戦への出場が絶望となったのは大きな痛手だ。だが、最重要だった結果はつかんだ。パウロ・アウトゥオリ監督(50)は「チームのベース作りをして10冠、11冠と続けていきたい」と頂点を見据えた。

攻撃的選手の離脱は大きい。
が、それに余る戦力の目処が立った。
サイドアタッカーの康平とシャドーストライカーの興梠。
ゴールを決めた田代も力はレギュラーであるところを見せつけている。
中後は微妙なところではあるが、昨日の試合に於いては守備に破綻はなく攻め上がりもバランス良くこなしている。
       田代
 興梠         康平
 フェルナンド 青木 誓志
新井場 大岩 岩政 名良橋
      曽ケ端
こんな感じで特に問題は無い。
それ以上に気になったのは90分持たない「声」である。
10人いるかどうかのホンダFCの応援がこちらのゴール裏に届いてしまったことは、心の底から悔しさを感じた。
試合には勝ったが、何かを失いつつあることを切実に思う。

天皇杯 ホンダFC戦


試合開始時
  田代 深井
ダ・シルバ   本山
 誓志    青木
FS 大岩 岩政 新井場
   曽ケ端

深井負傷→興梠
  田代 ダ・シルバ
本山      興梠
 誓志    青木
FS 大岩 岩政 新井場
   曽ケ端

本山→中後
  田代 ダ・シルバ
 興梠       FS   
  誓志    青木
新井場 大岩 岩政 中後
    曽ケ端

FS→康平
興梠  田代   康平
   ダ・シルバ
  誓志    青木
新井場 大岩 岩政 中後
    曽ケ端

FSに変わって登場した康平のサイドアタッカーとして片鱗を見た。
2度の突破は見事!!
興梠へのクロスも完璧。
長い時間見てみたい選手である。
前目の選手層に魅力を感じる反面、守備層の薄さは心許ない。
来季の石神くんに早期の目処が立ったとしても、右のサブ・CB・ボランチにそれぞれ一コマずつ必要であろう。
CBは金古を戻す可能性に期待出来たとしても、右とボランチはどうなのか。
中後と吉澤の更なる奮起を促すといったところか。
しかしながら、この試合では名良橋と本田の勇姿を観たかった。
少々残念である。

監督去就続報

アウトゥオリ監督が残留希望…オファー殺到も「最優先は鹿島」

 ナビスコ杯決勝を戦った鹿島と千葉が8日、天皇杯初陣(4回戦)に臨む。鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)は7日、来季の去就について初めて言及し、残留を最優先に考えていることを表明。ホンダFC戦(カシマ)を皮切りに今季残り全勝で史上初の通算10冠を達成し、来季につなげる意気込みだ。
 去就に対する質問に、表情を変えずに即答した。今オフに1年契約が切れるアウトゥオリ監督が、練習後の会見で来季の鹿島残留を望んだ。
 「今でも(他クラブからの)オファーはあるけど、最優先は鹿島に残ることで考えている。話を詰めて意見が一致し、残留という形になればいいと思う」
 昨年の世界クラブ選手権をブラジル・サンパウロで制した同監督には、各国のクラブから監督就任要請が殺到している。そんな状況にあって、6日に鹿島側に契約更新の条件を提示。11月末をメドに結論を出す予定だが、天皇杯の初陣となる8日のホンダFC戦を前に胸中を明かした。
 リーグ戦のV逸が決まり、ナビスコ杯決勝も千葉に敗れ、今季中に史上初の通算10冠を達成するチャンスは天皇杯のみ。初陣の相手はJFLチームだが、故障を抱えるFW柳沢、MF野沢以外はナビスコ杯決勝と同じ先発メンバーで臨む。
 天皇杯決勝まで勝ち進めば、リーグ戦を含めて今季は残り10試合。DF岩政は「監督から10連勝しろと言われています」と気合十分だ。残留を望むアウトゥオリ監督の下で目前のタイトルに全力を尽くし、来季への“礎”とする。
(佐久間賢治)

アウトゥオリ監督続投へ前向き
 去就が注目される鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)が来季も指揮を執る可能性が高まった。7日の練習後「鹿島に残ることを優先に考えている。今後の見通しが良くなれば残留の形になるだろうし、そうなればいいと思っている」と続投に前向きな姿勢を示した。
 前日6日に鈴木満強化部長らクラブ首脳と会談し、互いのビジョンを話し合ったが、同時に厳しい注文も忘れなかった。「サポーター、フロントには感謝しているが、チームのパフォーマンスには不満が残る。メンタルの強さ、つまりチームのために犠牲になる気持ち、努力を惜しまない気持ちが足りない」と苦言を呈した。
 3日のナビスコ杯決勝で千葉に敗れ、公式戦は5連敗中。もう一度、10冠に挑戦すべく、8日に天皇杯4回戦ホンダFC戦を戦う。天皇杯決勝までの5試合、リーグ戦残り5試合を合わせ、指揮官は「10連勝で締めくくれ」と選手にゲキを飛ばした。沈滞ムードを吹き飛ばす気持ちの強さを出せるか。選手のプレーが名将を振り向かせることにもつながる。
[ 2006年11月08日付 紙面記事 ]

来季契約に至らなくとも、今季のリーグ戦・天皇杯の戦いは彼の采配で続く。
ここで不用意な発言を控える程度のわきまえはプロ監督として持っていて当然である。
安易な質問で優等生なコメントしか引き出せなかったのは、記者の技量不足としか言いようが無い。
そもそも正式な条件も話し合っていない状況で何を言えようか。
50万石の加増を約束されながらも、わずか2万石に留まる例もある。
お墨付き程度では当てにならぬ。
細かい条項が記載された本契約を結び、そこからがスタートであろう。
反故されてからでは遅い。
どのようになろうとも、我等は聖地に赴き、勝利を願う以外ことは出来ようもない。
一つ一つ石垣を積み上げるように勝たねばならぬのだ。

監督去就先送り

鹿島アウトゥオリ監督、去就結論出ず

 鹿島は6日、パウロ・アウトゥオリ監督(50)と来季の去就について会談した。すでにクラブは続投を要請していたが、同監督はナビスコ杯決勝終了まで態度を保留していた。この日は約1時間、今後の強化方針などを話し合ったが、結論は出なかった。鈴木満強化部長は「ただ『監督をして下さい』とお願いするのではなく、お互いすり合わせなければいけない部分がある。一致すればやることになるだろうし、そうならないかもしれない」と慎重。今後も話し合いを重ね、今月中に結論を下す予定だ。



アウトゥオリ監督進退は今月中結論

 去就が注目される鹿島のアウトゥオリ監督がクラブ首脳と会談したが、結論は持ち越された。鈴木満強化部長は「クラブの強化方針と監督の考えをすり合わせていく段階。意思疎通がないといけないから」と説明。週明けにも再度、話し合いの場を設け、今月中に結論を出す。チームは8日の天皇杯4回戦・JFLホンダFC戦に向けて再始動。DF岩政は「天皇杯が今年最後のタイトル。もう一度、10冠に向けて頑張りたい」と意気込んだ。



鹿島・アウトゥオリ監督、去就保留

 来季の去就が注目される鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)が6日、鈴木満取締役強化部長(49)と会談を行ったが、結論は保留となった。

 今季、1年契約で就任した同監督には母国ブラジルのクラブチームやコロンビア、メキシコ代表などからのオファーが殺到。鹿島はすでに残留要請を行っており、この日も続投に向けて約2時間話し合ったが、結論は出なかった。同取締役強化部長は「クラブの強化方針、将来像と監督が持っているイメージをすり合わせている段階。監督がほかのチームと天びんにかけているということもない。まだお金の提示もしていない」と説明。「次はいつ話し合うか? 今日のことを整理してからじゃないと。来週くらいかな」と話した。



『まだお金の提示もしていない』

こんな状態では結論が出ようはずもない。

まさに「埒もない」話し合いである。

プロである以上、「成果」と「対価」で物事は決まる。

アウトゥオリ監督の成果はなんぞや。

そして彼の対価とは。

それを判断し分析し、彼に正確に伝えることがフロントの大きな役割である。

現在、公式戦5連敗中、冠も既に二つ逃している。

その彼にどのようなタスクを与え、どう回収するのかを見せる時が、手腕が問われる時が来ているのである。

20万石で250万石に戦いを挑むには、知恵を働かさねばならぬのだ。

ただの「義」では埒が開かぬ。

苦戦の最中、出奔した伊達成実が颯爽と単騎にて戻ってくる、ということは万に一度の機会である。

期待してはならぬのだ。

戦いは会う前に決しているのである。

通年制続行

鬼武チェアマン、Jリーグのプレーオフ制導入に否定的
 7月20日に就任したJリーグの鬼武健二チェアマン(69)が6日、大阪市内のホテルで記者懇親会を開き、Jリーグにプレーオフ制を導入する考えがないことを明かした。プロ野球は来季から両リーグがプレーオフを導入。ラグビーのトップリーグ、バレーボールのVリーグなど、他の競技では頻繁にプレーオフが行われているが、「昨年から1リーグにしたが、心配された中位同士の中だるみもなかった。今のところプレーオフは考えていない」と同チェアマン。総合力が試される1リーグ制で今後も続けていく。

昨季より欧州標準となる通年制になり一つ前に進んだところで、こんな案が出ていたとは心外である。
※本来は96年に一度採用されている。
『他の競技では頻繁にプレーオフが行われている』
ドメスティックこの上ない。
またも鎖国したいという所存なのか。
どこの誰が発言しておるのかと問い正しとうござる。
新たなチェアマンのこの決断には同意するところではある。
しかし、この鬼武という男はリーグ開催秋-春を画策する机上論者である。
通年制は1年間の王者を決める正しい方法であるが、秋-春開催はただの欧州への右へ倣えである。
※CSやプレーオフは観客動員と視聴率を狙った経営者側の理論。
スタジアムへ足を運ばない者共の言い分でしかない。
欧州でもロシアは春-秋開催であるし、無理に合わせる必然は全くもってあり得ない。
そして世界一の選手輸出国ブラジルは冬-秋である。
このような理論を翳す輩はテレビの前でただの選手批判を繰り返し、監督を変えれば勝利が転がり込んでくると考えているものである。
我等は弾圧に耐え、正しき道を進まねばならぬ。
しかしながら、「義」と称し理論を唱えるだけでは人は付いてゆかぬものだ。
策を練り謀を仕込んでこその勝利と言えよう。
秀頼を陣頭に連れ出せなかった時点で負けは決まっていたのである。

リスタート

鹿島が10冠へ再スタート

 鹿島が6日、10冠再挑戦となる8日の天皇杯4回戦Honda FC戦に向けて調整した。3日のナビスコ杯決勝千葉戦に敗れ、2日間のオフを挟んで再始動。約2時間、シュート練習、ミニゲームなどでみっちり汗を流した。

 ナビスコ杯決勝での敗戦のショックから停滞ムードだが、気持ちの切り替えに必死。MF本山は「もう1回決勝に行くためには(今季は)天皇杯しかないから頑張ります」と前向きに話した。



10冠はただの通過点。

もし、人間の指が4本であれば8冠で星が大きくなっていた、6本ならば12冠。

ただそれだけのこと。

こだわりは不要。

しかし、優勝は必要である。

優勝以前に勝利が欲しい。

その勝利を肌で感じるために水曜日は聖地に向かう。

一つ一つ勝利を積み重ねた結果として優勝を目指していこうではないか。

メッシーナ小笠原満男 ベンチ入りへ

小笠原ベンチも3試合連続で出場機会なし
 メッシーナMF小笠原はトリノ戦はベンチで出番を待ったが、最後まで声はかからなかった。試合前には電話で連絡を取り合う大黒との対戦に「グラウンドで会いたい」と話していたが、3試合連続でプレーできなかった。ジョルダーノ監督は小笠原について、守備を重視するイタリアサッカーではアウエーでの起用は難しいとの考えを持っている。小笠原には我慢の時期が続きそうだ。試合は1―1の引き分けだった。

『ジョルダーノ監督は小笠原について、守備を重視するイタリアサッカーではアウエーでの起用は難しいとの考えを持っている。』

アウェイは放映権がメッシーナに無く、ホームのメッシーナ保有の放映権は日本側が買い取っていない。
単に放映権売却のための口実に過ぎぬ。
監督の考えを本気にしホームの放映権を買ったが最後、勝敗とは無関係な試合に於いてインジャリータイムの登場と相成ろう。
「八時半の男」宮田征典氏の如くである。
ただし、宮田氏は勝利を呼び込んだが、満男は放映権を呼び込むことが大きく異なる。
先日、死去した宮本氏の命日が石川秀美(現薬丸裕英夫人)の生誕40年後であることも興味深い。

右サイドの矢、U-19ワールドカップへの挑戦

打倒サウジへ 内田を切り札指名
アジアユース選手権に出場しているU―19日本代表は4日、準々決勝サウジアラビア戦(6日、バンガロール)に向け練習を行い、吉田靖監督(46)は打倒サウジの切り札にDF内田篤人(18=鹿島)を指名した。
 約2時間の練習では戦術の確認に時間を割き、右サイドの内田を使った攻撃を繰り返した。吉田監督は「相手の左サイドは強くないので、内田の方をどんどん使っていく」と話した。サウジとは8月に2試合行い、1勝1敗。左サイドバックのサイードは守備に難があり、左ボランチのモタスも出場停止と左サイドは穴。内田のスピードに乗った攻撃は武器になる。
 昨年この代表で中盤からコンバートされた内田は「僕を育ててくれた吉田監督に恩返しするためにも勝ちたい」と話した。

サウジ攻略内田がカギ…U―19アジアユース
 【バンガロール(インド)4日】6日に7大会連続のU―20W杯(旧世界ユース選手権)出場権をかけて準々決勝でサウジアラビアと対戦するU―19(19歳以下)日本代表は4日、当地で約2時間調整。実戦練習でサイド攻撃を繰り返した吉田靖監督(46)は「右の内田、左の梅崎は、このチームの持ち味。特に相手の左サイドは強くない」とサウジ攻略のキーマンに、右サイドバックDF内田篤人(18)=鹿島=を挙げた。
 プロ1年目の今季、鹿島不動の右SBに定着し、今年の球宴出場も果たした内田。3日のナビスコ杯決勝敗戦の報に「本当に残念」と肩を落としたが「ぼくが鹿島に入れたのも、この代表のおかげ。恩返しの意味も込めて世界の切符を取りたいんです」と代表への特別な思いものぞかせた。「決定的な仕事をしてチームに貢献したい」。日本の将来を背負う18歳が、世界への扉を開く。

吉田監督のコンバートで我等も右サイドの矢を得た。
ここは我等も篤人と共に恩を感じるべきであろう。
グループリーグ引き分けOKのイラン戦での篤人は上がりを抑え、見所無く破れた。
上がらず守るのであれば我等も内田潤で問題がなかったのである。
駆け上がってこそのサイドバック。
この試合で勘を取り戻し、今季最後の冠への調整試合として欲しい。
若くして異国へ赴くのは苦労も耐えぬと聞く。
元服前に竹原小早川に出された徳寿丸を例に出すまでもない。
彼も三本の矢として中国地方統一に多大な功績を残した。
更に本能寺の変に於いては、
「天下はやがてかの者のものとなる。今追撃すればやがてはかの者を敵に回して正面衝突するのは必定。ここは黙って見過ごし、中国者の度量を見せて彼に恩を売っておくべきだ。必ず当家にとって有利な展開になる」
と秀吉を討たず、名を残すに至った。
知勇兼備の将である。
そう、我等もU-19に恩を売り、後の天下を握ろうではないか。
ただし、いらぬ養子(小早川秀秋)は断らねばならぬ。

ユダに恩赦を

浩二がスイスリーグから鹿島復帰へ

 鹿島が、スイスリーグ1部のバーゼルDF中田浩二(27)の獲得に乗り出すことが3日、分かった。既に今年6月のW杯ドイツ大会期間中に鹿島幹部が同地を訪れ、中田サイドと会談。来年3月のJリーグ開幕前の移籍加入を想定して、金銭面などの諸条件を煮詰める作業を開始した。中田は98年から04年シーズン終了まで8年間、鹿島に在籍。実現すれば約2年ぶりの古巣復帰となる。

 鹿島は今季、左ひざ痛を抱えるフェルナンドの稼働率が低く、攻守の要だった小笠原も8月にメッシーナへ移籍。リーグ戦29試合48失点で優勝戦線から脱落し、この日のナビスコ杯決勝も2失点で4季ぶりのタイトルを逃した。来季の守備力強化が最重要課題となる中で、本職のボランチに加えて左MF、センターバックと複数のポジションをこなす中田を補強の目玉としてリストアップした。

 中田は今季、バーゼルでレギュラーに定着。10月15日のシャフハウゼン戦で初得点を決めるなど活躍しているが、鹿島側によると「本人は欧州である程度の実績と経験を積めたことで、鹿島復帰を前向きに考えている」という。05年2月に鹿島との契約満了により移籍金なしでフランスリーグ1部のマルセイユへ完全移籍したが、鹿島側は「日本代表の実績もあり、妥当な評価額で買い戻してもいい」と柔軟な姿勢を示す。

 鹿島は中田以外にも、即戦力のブラジル人選手を獲得する方針で、既に現地に担当者を派遣して調査。オフの大型補強で、常勝軍団の再建を目指す。



鹿島、バーゼル・中田浩獲得へ「移籍金を払う用意はある」

 リーグ戦、ナビスコ杯で優勝を逃した鹿島が今オフに、04年シーズンまで在籍したスイスリーグ・バーゼルのDF中田浩二(27)の獲得に乗り出すことが3日、分かった。中田浩は05年1月末に鹿島との契約切れを待って、フランスリーグ・マルセイユへ“ゼロ円移籍”。今年1月にはバーゼルに移り、ここまで通算2得点をマークしている。

 バーゼルと08年6月末までの契約が残っているために移籍金が必要となるが、クラブ幹部は「移籍金を払う用意はある」と明言。既に中田浩に近い関係者には意向を伝えており、来年1月の移籍市場に合わせてバーゼル側に要請する。同幹部は「むこうのチーム状況によっては、6月になるかもしれない」と話している。00年から主力として5冠制覇に貢献した中田浩が、常勝軍団復活への“切り札”となる。



鹿島 移籍金準備し中田浩呼び戻す

 ナビスコ杯で10冠を逃した鹿島がバーゼルで活躍するMF中田浩二(27)の獲得に動くことが分かった。クラブ幹部は「中田の存在が今、必要になっている。来年1月か、シーズンの終わる6月か分からないがオファーできればと思っている」と、04年まで在籍した中盤の柱を呼び戻す考えを明らかにした。

 中田浩は05年2月にマルセイユへ移籍し、06年1月にバーゼルに08年6月までの契約で完全移籍した。ボランチ、サイドバックだけでなく、今季はセンターバックで先発に定着し、ポリバレントな(多様な)能力を発揮している。鹿島はボランチ、センターバックを補強ポイントとして挙げており、獲得に全力を注ぐ構え。マルセイユへは移籍金ゼロで手放した形となったが、契約途中の獲得のため移籍金も準備する。

 さらにブラジルからトップクラスのセンターバックの獲得を検討。DF岩政とユニバーシアード代表でコンビを組んだJ2東京VのDF戸川健太(25)もリストアップしている。MFファビオ・サントス(21)、FWダ・シルバ(20)は今季限りの退団が濃厚。来季は再編成して、タイトル獲得を目指す。

 ≪UEFA杯 出番なし≫22日のリーグ戦で鼻骨を折ったバーゼルの中田は2日のUEFA杯ブラックバーン戦はベンチ入りしたものの、出番はなかった。チームは0―3で大敗し「自分が出ていればという思いはある。3失点はきつかった」とガックリ。ただし、次戦からフェースガードを着用して先発復帰予定。「こんな負け方をしたので、チームがうまく切り替えられるようにしたい」と前を向いた。



鹿島が中田浩を再獲得へ

 鹿島は、早ければ来年1月にも、04年末まで在籍した元日本代表MF中田浩二(27)=スイス・バーゼル=の再獲得に動くことが分かった。

 レフティーの再獲得に動く。この日までに鹿島は欧州移籍市場の開く来年1月、過去に7年間在籍した中田浩獲得に動くことを決定した。2008年6月までバーゼルと契約が残るが、移籍金を用意して完全移籍で3年ぶりに復帰させる構えだ。関係者は「1月が向こう(バーゼル)の都合で無理なら、6月」と話す。

 98年から04年末まで7年間在籍し、05年にフランスのマルセイユに移籍。今年1月末にはバーゼルに移った。中田は鹿島の補強ポイントであるセンターバックに加え、左サイドバックと本職のボランチがこなせる。「どのポジションでもやることが自分のレベルアップにつながる」とバーゼルでもマルチな才能を見せつける。さらにはキャプテンシーも魅力で、常勝軍団復活へフロントが再獲得へ動いた。

 Jリーグに復帰すれば、日程の都合で年内は招集されないオシム・ジャパン入りも確実。そうした面なども考慮され、中田サイドも復帰を前向きに検討。この日、国内10冠を逃した鹿島。欧州で経験を積んだ中田の力で再び王座奪還へ挑む。

 ◆中田 浩二(なかた・こうじ)1979年7月9日、滋賀県生まれ。27歳。左利きの守備的MF、DF。帝京高3年で全国高校選手権準優勝。98年に鹿島入団。05年1月からマルセイユ、06年1月、バーゼル移籍。99年世界ユース準優勝。A代表は00年2月5日のメキシコ戦(香港)でデビュー。02、06年W杯出場。国際Aマッチ通算56試合出場2得点。182センチ、74キロ。血液型B。



この男の犯した罪の重さを思い起こせば今でも心中穏やかでは無い。

しかし、昨年末にも当時のマルセイユにオファーを出した過去もあり、罷免したと考えるべきであろう。

我等の懐の深さを示す時が来た。

大罪人とは言え、トニーニョ・セレーゾ時代の冠に果たした功績は大きい。

恩赦を与えようではないか。

このまま放置して平蜘蛛と共に爆死されても何一つプラスにならない。

ただ、現在の問題は守備ではなく攻撃にあることは明白。

選手の質と言うよりは、フィニッシュに至れないプロセスにこそ課題があるのである。

ポゼッション・サッカーを行うだけの資質が我等鹿島アントラーズにはあり、事実21世紀のサッカーをJリーグに於いて具現化出来ているのは鹿島アントラーズだけである。

シンプルに繋ぎ、フィニッシュに至る。

そして判断スピードを上げる。

ここ数試合、ただ前に蹴って走るサッカーに負けていることは許されざる事実。

練習し、改善し、勝利を呼び込むのだ。

譜代の家臣を手放して勝利はあり得ない。

多くの信頼出来る者を取り込んで勢力を拡大せしめねばならぬ。

昨日の敗戦は明日の勝利の序章である。

ナビスコ杯決勝戦 JEFユナイテッド千葉・市原戦


せめて強いチームに負けたのなら…

ちんちくりんのりんりん

鹿島は戦術練習に磨き
 鹿島が3日のナビスコ杯決勝(国立)に向けて戦術に磨きをかけた。カシマスタジアムで一般見学者をシャットアウトし、チームを2つに分けてのミニゲームを実施。対戦する千葉の特長を踏まえて守備のバランスを保ちつつ、後方からの縦パスで一気に攻撃を展開する動きを繰り返した。
 ボランチのMF増田は「ロングボールを織り交ぜた攻撃の形ができれば、チャンスも増えると思う」と手応えを口にした。

鹿島・アウトゥオリ監督、“幻惑発言”で千葉に心理戦仕掛ける

 ナビスコ杯決勝(3日、国立)を2日後に控えた1日、鹿島は本拠地のカシマスタジアムでサポーター非公開の練習を行った。昨季、サンパウロ(ブラジル)で世界一に輝いた名将、パウロ・アウトゥオリ監督(50)=写真=は“幻惑発言”で心理戦を仕掛けた。一方の千葉は2日に“超厳戒態勢”で非公開練習を実施し、決戦に備える。
 無精ひげを生やしたアウトゥオリ監督が重い口を開く。千葉とのナビスコ杯決勝へ、練習後の言動には、幻惑ムードが漂う。
 【幻惑(1)】練習終了30分前、スタンドの報道陣に“退去指令”が出た。「PK練習をしたかったので、出ていってもらいました」。サラリ明かした指揮官と対照的に、選手は「極秘です」(FW柳沢)と口を閉ざす。PK練習だけでシャットアウトする理由もなく、真相は煙に包まれた。
 【幻惑(2)】チームの中心であるMF野沢が、左足太もも肉離れで3日連続の練習欠席。きょう2日に合流予定も、本番の出場はチーム医師の判断に委ねられた。だが指揮官は「野沢が出場することは決まっている」。クラブハウスで治療を受けた野沢も「大丈夫」と言い切ったが…。
 【幻惑(3)】実戦練習で2日連続で3ボランチ(守備的MF)布陣を試したが、本来は攻撃的MFの本山と深井が交代で慣れない位置へ。指揮官は「秘策はあっても実行に移す力がなければしようがない」とだけ話すとニヤリだ。
 練習前のミーティングでは前日に続き、0−4で敗れた10月14日の千葉戦のVTRを流した。2日間で計2時間45分の予習。決戦へ“種”はまかれた。あとは名将が花を咲かせるだけだ。
★鹿島・ビールかけやるぜ
 鹿島がナビスコ杯で10冠を達成した場合、その足で本拠地に戻って祝勝会を開催。クラブ側は選手に瓶ビールを約1000本、サポーターにはノンアルコールビールと飲料水を配り、V恒例のビールかけを行うことが決まった。さらに10冠グッズとして、タオルやマフラーなど発売予定。また、タイトル数を示すユニホームの袖の9個の星は、10冠を祝して1個の“ビッグスター”に変わる。 

鹿島 悲願の10冠へカウンター導入

 鹿島は1日、カシマスタジアムで非公開練習を行った。千葉対策として、ナビスコ杯決勝に限って伝統のパスサッカーを捨て、カウンター作戦を導入することを決断。10月14日のJリーグ・千葉戦に0―4で大敗した結果を踏まえ、フルモデルチェンジする。
 普段は生やさないアウトゥオリ監督の無精ひげが、千葉対策に費やした時間を物語っていた。練習前に異例の2日連続のミーティングを行い、計165分間を費やして、練りに練った千葉対策を選手に伝授した。
 練習ではパス主体の伝統のポゼッションサッカーは姿を消し、最終ライン4枚と中盤3枚がガッチリと守った。ボールを奪うと、前線で待つ3人にロングボールを出して速攻。前回の千葉戦でてこずったマンツーマンをかわすため、相手の陣形が整う前の速攻で崩す練習だった。
 練習後、指揮官は「10冠のために監督に就任した。ビッグクラブは常に勝つことが求められる。さらに上昇するための第一歩がこのタイトルになればいい」と伝統よりも勝利を優先させる強い信念を話していた。
 ≪野沢が強行出場≫鹿島は左太腿前肉離れのMF野沢が強行出場する。10月29日の大分戦で痛め、今週は練習に合流できていない状況ながらアウトゥオリ監督は「試合に出てもらうことは決まっている」と起用を明言した。野沢はこの日、クラブハウスで治療に専念。「大丈夫。試合に出るつもりでいます」と覚悟を決めていた。

鹿島10冠「ビールかけ」サポーターはノンアルコール…3日ナビスコ杯決勝

 鹿島が国内10冠を達成した際に行う「ビールかけ」で、サポーターはこれまでと異なり、ノンアルコールビールで勝利を祝うことが1日までに分かった。飲酒運転の事故増加に配慮する。
 優勝が決定した場合、3日午後9時(予定)からカシマスタジアムの場外北側の特設ステージでホームタウンのサポーターに優勝報告会を行うことがすでに決定。ビール約1000本が用意されるが、それはあくまでも選手向け。サポーターにはミネラルウオーターとノンアルコールビールが配布される。「このご時世だから」と関係者。これまでは選手、サポーターともにビールだったが、鹿嶋市の交通事情などからマイカーで駆けつける人が多いため、今回は“分離方式”が採用される。
 また、現在国内9冠でユニホームの左肩に9つの星がついているが、10冠を機に「ビッグスター」という大きな星1つに。さらには10冠記念グッズの販売なども検討されている。J史上初の国内10冠達成へ、ピッチの内外で準備は着々。あとは勝利をつかみ取るだけだ。

太閤の威光を借りて威勢を張る福島正則。
「無鳥島の蝙蝠」
とは笑止千万。
代表のいない我等を揶揄するかのごとき言葉…
今は辛酸を舐めようとも、濡れ衣を着せられようとも、耐えて勝利を得るのだ。

中央を固めれば恐れるに足りぬ

鹿島が3ボランチでナビスコ杯決勝へ
 鹿島が前哨戦で惨敗した布陣で勝負をかける。ナビスコ杯決勝の千葉戦(11月3日)に向けた、10月31日の練習で3ボランチをテストした。同14日のリーグ戦で0−4で惨敗したシステムだが、内容には手応えをつかんでおり、中盤の底を厚くして守備を固め、千葉のお株を奪う3列目からの飛び出しで決戦を制す。
 結果にはとらわれていなかった。ナビスコ杯に向けた実戦練習で試した布陣は3ボランチ。約2週間前の前哨戦で、惨敗を喫した形だ。青木を中央に配置し、左に増田、右に中後。最初のゴールは狙い通りに生まれた。左サイドバックのファビオ・サントスから前線へのスルーパスに走り込んだのは増田。3列目から一気に前線へ抜け出る形は、「打倒千葉」へ描いた青写真の1つだった。
 中盤の底を厚くし、千葉の特長を打ち消す。アウトゥオリ監督は「相手の良さを消しつつ、いかに自分たちの得点に結びつけられるか」をテーマに掲げる。リーグ戦4連敗中に10失点と不安の残る最終ラインの前に、3ボランチを置いて強化。前線への飛び出しが活発な千葉MF羽生、佐藤らを抑えつつ、3ボランチの両翼が3列目からの飛び出しで波状攻撃を仕掛ける。MF青木も「攻撃は2、3列目から飛び出すジェフ流」とお株を奪うつもりだ。
 前回の千葉戦に強い自負を抱いている。DF岩政は「ほとんど崩されていないし、あとは修正すべき点を修正すればいい」と語気を強めた。4失点中セットプレー絡みが3点。流れの中では互角の勝負を演じた自信が強きにさせている。
 練習前には前哨戦の試合をほぼ丸ごとチェック。普段はポイントごとに編集するが、この日は0−4に至る過程に目を通した。8月の浦和戦前にも5月対戦時の0−4で惨敗した映像を確認。教訓を生かし2−2のドローをつかんだ。伝統の公開練習主義を曲げた3日間連続非公開練習の初日にテストしたのは、伝統のボックス型ではなく3ボランチ。鹿島が10冠へ殻を打ち破る。【広重竜太郎】
[2006年11月1日7時50分 紙面から]

ボランチ増田 飛び出しで前回覇者倒す
 3日のナビスコ杯決勝(国立)に向け、鹿島は一般非公開で練習し、3ボランチをテスト。その中心となるU―21日本代表MF増田誓志(21)が、ボランチでの先発が濃厚な阿部と中盤で主導権争いを繰り広げる。
 鹿島MF増田が飛び出しで千葉を攻略する。ミニゲームでは3ボランチの一角に入り、深い位置から前線に走り込んで3得点をマークした増田。「恐らく相手がマンツーマンなんで、ボールを取って早く動きだせばスペースが空いている」と狙いを口にする。MF青木、中後とのトリオで目まぐるしくポジションを替える。U―21代表では1・5列目だが、鹿島では的確な判断力を買われてボランチで起用されている。「(ボールを)下げる状況を少なくしたい」とバックパスを減らして攻撃を組み立て自身も積極的にゴールを狙っていく。
 一般非公開の練習の前には、0―4で大敗した14日のリーグ戦の千葉戦のビデオを開始から終了まで見て対策を練った。前回の対戦も通常の2ボランチを3枚に変更して臨んだアウトゥオリ監督は「あまり悪いところはない」と今回も3ボランチを取り入れる方向だ。
 「つまらないサッカーをしてでも、勝つことが大事」と増田。北京五輪の星が鹿島に4年ぶりのタイトルをもたらす。
 ≪野沢の出場は回復次第≫鹿島FWアレックス・ミネイロが“決勝男”の実力を発揮する。ブラジルではリベルタドーレス杯など6度の決勝戦で全勝。6ゴールを挙げるなど大舞台に強く「チャンスには必ず決めたい」と意気込んだ。左足首捻挫も完治。来季も残留を希望しており「長くここでやるためにカップを取りたい」と優勝に全力を尽くす。また、MF野沢が都内の病院で精密検査を受けて左太腿前肉離れと診断された。軽傷で試合出場は回復次第となる。
[ 2006年11月01日付 紙面記事 ]

鹿島3ボランチで雪辱10冠だ

 鹿島、リベンジの3ボランチだ! 3日のナビスコ杯決勝で千葉と対戦する鹿島は31日、カシマスタジアムで一般非公開で練習を行った。U―21(21歳以下)日本代表MF増田誓志(21)らが3ボランチの布陣をテスト。10月14日のリーグ、千葉戦(0―4)と同じ布陣で国内10冠達成を狙う。
 ボランチの中央にMF青木、右にMF中後、左にMF増田がポジションをとった。8対8の練習だが、後ろのDF4枚は主力が入り、明らかに決勝を意識したもの。アウトゥオリ監督(50)も「チューゴ!」「マスダ!」とピッチ上で声を張り上げて熱血指導。「ある程度固定してやることによって、連係を高めたいっていうのはあるかもしれません」と中後。10月の千葉戦では野沢、中後、増田が3ボランチを形成。0―4で大敗したが、千葉の中盤を止めるには効果的なシステム。今度も同じシステムでリベンジを狙う。
 この日の練習前には10月の千葉戦のVTRを全員で見た。編集なしの試合を見るのは8月のリーグ、浦和戦前以来。指揮官は「(千葉戦は4失点したが)悪いところはあまりなかった」と前向きに選手を励ました。この日は一般非公開で約1時間20分、集中して練習。常に声が飛び交う活気のある練習となった。「ひとつになろうというところでみんな一生懸命やっている。いい結果が出れば」とFW柳沢。国内初の10冠へ千葉を倒すだけだ。
(2006年11月1日06時02分 スポーツ報知)

3ボランチという言葉に惑わされてはならぬ。
アウトゥオリ監督は欧州蹴球マニアで戦術の研究に余念がない。
ここは正しく3センターと呼ぶべきであろう。
3人のセントラルMFを並べる布陣である。
そして、増田誓志も中後も正確には守備的な選手ではない。
増田誓志がU-21に於いてシャドーストライカーやFWとして起用されていることからも、昨季に於いてはサイドアタッカーとして起用されていたことからも明白である。
中後は後ろにポジショニングしながらロングパスでゲームを作る選手である。

奇しくも3センターで覇権を争う2クラブの激突が今朝行われた。
UEFA Champions League FC Barcelona vs. Chelsea FC
である。
デコ モッタ シャビ と ランパード マケレレ エッシェン の対決となった。
結果的にはデコが先制点を上げランパードが追いつく得点を上げている。
(追加点はFWのグジョンセンとドログバ)
このようにMFの得点が重要となる一方、守備にも奔走することとなり、3人並べたからといって「ボランチ」では無いのである。
そろそろ、世界的(欧州)な標準に合わせていかなければ日本サッカーの遅れは取り戻せないことに気付かなければならないであろう。
毛利が中国地方を統一しながらも信長と和睦し、その後、秀吉に下っている時代に葦名を攻め滅ぼしている伊達政宗ようなものである。
このまま退行していては白装束を着て馳せ参じても打ち首は逃れられぬ、黄金の十字架を背負っても自刃を免れぬということに。
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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