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Jリーグ第4節 ヴィッセル神戸戦

相変わらずのジャスティス劇場ではあったが、それ以上に攻めきれなかった事が無念。
ファボンのFKと興梠が復調気味なところが光明か。

本田前主将現場復帰へ

引退した本田氏が“鹿島復帰”…期間限定で特別臨時コーチ
 昨季限りで現役を引退した「ミスター・アントラーズ」こと元日本代表MF本田泰人氏(37、写真)=サンケイスポーツ専属評論家=が鹿島の“特別臨時コーチ”に就くことが29日、分かった。

 鹿島は今季公式戦1勝1分け3敗。大東社長は「刺激が必要」と起爆剤の必要性を強調。チームに活を入れるためアドバイザーの同氏に期間限定の“現場復帰”を要請し、本人が快諾した。

 「クラブから話があったからオレはやるよ。みんな黙々と練習をやっていて声も出ていないし、緊張感もない。こんなんじゃダメだよね」

 1メートル66と大柄ではないが、昨年まで15年在籍した鹿島で圧倒的なリーダーシップを発揮してきた。今季から主将を務めるFW柳沢が「誰もが認める並外れた存在だった」と話すなど影響力は絶大。鈴木強化部長も「(チームの空気を)ピリッとさせてほしい」と“本田効果”を期待する。

 名門復活へ、4月4日のナビスコ杯・甲府戦(カシマ)後から、ジャージー姿でピッチサイドから鋭い眼光を飛ばしていく。(千葉友寛)

本田氏“復帰”鹿島が臨時コーチ要請

鹿島の危機を救うために、臨時コーチで“現場復帰”する元鹿島MFの本田泰人氏
 昨季限りで現役を引退した本田泰人氏(37)=鹿島アドバイザー=が、古巣・鹿島の臨時コーチに就任することが29日、分かった。今季リーグ戦で1分け2敗と出遅れる鹿島が、チームに刺激を与える目的で要請。本田氏も、コーチ就任を承諾した。ナビスコ杯・甲府戦(4月4日・カシマ)後から、“現場復帰”するとみられる。
 鬼軍曹が臨時コーチとしてチームに戻ってくる。本田氏はこの日、スポーツ報知の取材に「ジャージーを着て練習に出ることになった。今のままではダメ。雰囲気を変えないといけない。何ができるか分からないけど、やるだけやってみる」と話し、早ければ4月5日の練習から臨時コーチとして、ピッチに戻る意向を示した。
 鹿島にとっては苦渋の決断だ。今季リーグ戦で、開幕からチーム史上初の3試合未勝利(1分け2敗)。ナビスコ杯・新潟戦(25日・カシマ)で公式戦初勝利を収めたが、かつての常勝軍団の面影は消えてしまった。そこで不振を打ち破るために、昨年末に戦力外を通告したばかりの本田氏に、臨時コーチとしての現場復帰を要請した。
 本田氏にも複雑な思いがあった。が、15年間プレーしてきた古巣の苦境は、見て見ぬフリはできなかった。「まず声が出ていない。緊張感もない。もっと気持ちを表に出さないと。このままじゃ鹿島が鹿島じゃなくなる」と改善点を列挙。精神面から改善に乗り出すつもりだ。
 現役時代は主将として、若手選手には礼儀作法から厳しく指導してきた。練習でも、チームメートと殴り合い寸前の口論をするまで、本気でやってきた自負がある。クラブ側の狙い「チームに活を入れること」はお手の物。「ミスターアントラーズ」が本物の鹿島魂を注入する。

 ◆本田 泰人(ほんだ・やすと)1969年6月25日、福岡・北九州市出身。37歳。帝京高から本田技研を経て、92年に鹿島入団。06年に引退するまで15年間鹿島でプレー。現在は鹿島のアドバイザー、サッカー解説者。由美子夫人は、タレント・高岡早紀の妹。代表Aマッチ31試合1得点。リーグ通算328試合4得点。166センチ63キロ。(2007年3月30日06時02分 スポーツ報知)

確かに端から見てもメンタル面に問題があることは手に取れた。
が、このカンフル剤が功を奏するか否か、そして恒久的に効果を見せるのか一時的に終わるのか、それを考えると不安に襲われる。
現指揮官に問題があると判断したのか、今季の組閣に失敗したと認めたのか、疑問の残るところ。
まさに心配である。
そして、昨季に於いてメンタル面の問題を指摘しつつ改善が叶わなかったその時にも本田氏は現場に存在したのである。
個人的には今季最もパフォーマンスに不満を見せる興梠選手専属と考えたい。
昨季の最終節に本田選手を突き飛ばしたメンタルを取り戻させるために。

金古、流浪の旅人

名古屋がDF金古を期限付きで獲得
 リーグ開幕3連勝で首位に立つ名古屋がJ2福岡DF金古聖司(26)を期限付き移籍で獲得することが27日、分かった。近日中に正式発表される。リーグでは11年ぶりの開幕3連勝と好スタートを切った名古屋だが、DF陣は4日のJ開幕戦でスピラールが全治6カ月の大けがで離脱するなど故障者が続出。穴を埋める実力者の補強に乗り出していた。金古は東福岡で高校3冠を達成するなど早くから注目されたDFで、J1通算73試合出場5得点。今季は、昨季に続き鹿島から福岡に期限付き移籍していたが、開幕から出番に恵まれていなかった。[2007年3月28日9時1分 紙面から][2007年3月28日10時58分]

J2福岡の金古を獲得
グランパス、DF層の強化で
 名古屋グランパスがJ2福岡のDF金古聖司(26)を獲得することが27日、明らかになった。細部の条件を詰めて近日中に正式契約を結ぶ見込み。金古は180センチ、70キロのセンターバックでJ1通算75試合出場5得点。
 グランパスは今季開幕戦でDFの軸になるスピラールが右ひざじん帯損傷の大けがを負い、穴を埋めた米山も第2戦で故障し、現在リハビリ中。昨オフ、古賀、秋田が移籍し、阿部(千葉−浦和)の獲得も失敗し、DF層の薄さが深刻になっていた。
 竹内ら若手の成長もあったが、絶対数が足りないことも考慮したグランパスは開幕直後から、国内の数人をリストアップ。各チームの戦力が固まったのを見計らって、本格的な活動を始めた。
 鹿島から福岡に期限付き移籍している金古は今季、J2の試合に出場していないが、一昨年は神戸、昨年は福岡の主力としてJ1でプレー。現在もJ1レベルの実力があると判断して獲得に踏み切った。金古は東福岡高で全国高校選手権連覇したほか、U−19(19歳以下)日本代表で世界ユース選手権アジア予選に出場した経験もある。

福岡金古が移籍「福岡は一番楽しく充実」
 J2アビスパ福岡は28日、DF金古聖司(26)がJ1名古屋へ移籍すると発表した。金古は06年に鹿島から福岡へ期限付き移籍し、今年もレンタル契約を延長していた。名古屋へも鹿島から期限付きで移籍する。金古は東福岡で高校3冠、選手権連覇の中心メンバーとして活躍したセンターバック。99〜05年途中まで鹿島、05年途中から神戸、06年福岡でJ1リーグ戦73試合に出場し5得点を挙げた。この日午前、金古は雁の巣球技場(福岡市東区)で、福岡イレブンにあいさつした。その後、クラブを通じて「アビスパでの1年間は、プロになってから一番楽しく充実した時間を過ごさせていただいたと思っています。辛い時期もありましたが、地元福岡ということで、たくさんのファンやサポーター、友人やチームメートに支えられて、ここまできました。J1昇格のために自分の力を注ぐことはできませんでしたが、新しい環境で自分の可能性を試したいと思います。1年間、お世話になりました。そして本当にありがとうございました」とコメントした。

リトバルスキー監督からCB失格の烙印を押されボランチコンバートも出場機会の無かった金古が名古屋へ移籍。
これは厄介である。
名古屋は今季、秋田や古賀などCBを大幅に放出したところに二人のCBが負傷離脱中であった。
そこで福岡で干されている金古に白羽の矢を立てた模様、大きな補強が行われたと言えよう。
金古については2005年8月7日にヴィッセル神戸へレンタルが決定した際にコメントした事が全てである。
2004年の降格寸前の神戸にアウェイとは言えで良いようにやられた事で我等の信頼を失墜させた。
既にレンタル三季が過ぎたが買い取って貰えていない事も事実である。
早めのラインブレイクから相手に寄せる守備は諸刃の剣であった。
相方に恵まれなかった事も災いしたと思う。
カバーに優れる羽田が健在であれば、彼のプレイスタイルも生きたと思い起こす事もある。
現在レギュラーを張るファボンも同様に早めにラインを壊しボールを奪い去る。
プレイスタイルは似ていなくもないのである。
が、「奪い去る」この部分が大きく異なる。
ファボンはボールを奪わない場合でも攻撃を遅らせる。
2004年レッヅ戦ではアウェイでもホームでも詰め寄ったエメルソンに簡単にいなされ失点に繋がった。
一皮剥ければ攻撃への一歩となる大きなプレイであったが、敵わずに終わった。
名古屋では先発を勝ち取り、是非とも買い取られて欲しい。
流転の上、やっと請われた仕官先と心得るのである。
百貫の俸禄が二百貫になるやも知れぬ。
ただし、木刀による仕合は行わぬ事だ。

練習試合 法政大学戦

練習試合 vs法政大学 試合結果
3月26日(月)14:00キックオフ(クラブハウス)
鹿島アントラーズ 3−1 法政大学
  ( 前半 1−1 ) 
  ( 後半 2−0 ) 
 
【前半】
■得点者(鹿島アントラーズ)
13分 興梠
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK 小澤
DF 當間、後藤、石神、船山
MF 大道、吉澤、田中、遠藤
FW 興梠、佐々木
【後半】
■得点者(鹿島アントラーズ)
19分 遠藤
35分 小谷野
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK 杉山
DF 當間、後藤、吉澤、石神
MF 小谷野、船山、佐々木、遠藤
FW 興梠、田中


中盤の構成はどうであったのだろうか。
佐々木と康平の順列はFWとして佐々木・康平の順で、MFとして康平・佐々木なのであろうか。
興梠は別格としても、佐々木は今季FWとしてトップデビューを果たしている。
昨季に於いて康平がFW先発した2006年リーグ戦第23節清水戦ではFWとしての仕事を出来なかったが、途中出場した2006年度天皇杯ホンダFC戦ではサイドアタッカーとして十分な力を見せつけられた。
2006年ナビスコ杯準々決勝1st leg.ガンバ戦で魅せたバー直撃のミドルは風格を感じさせた。
視野の広さとスピードは、一列下がったところで活かす方向では無かろうか。
オリヴェイラ監督に攻守の切り替えの早さと守備を指示されているところからも見て取れる。
一方、佐々木は、平瀬の速さ・隆行の強さ・本山の巧さを兼ね備えた逸材として注目選手であるが、特にフィジカルは青木・岩政に引けを取らぬ強さを持つ。
本人は無特徴と謙遜するがナビスコ杯でのトップデビューも頷ける。
現代サッカーのトレンドとしてフィジカルが劣る選手は外される傾向にある。
プレミアのチェルシー然り、リーガエスパニョーラのレアル・マドリー然りである。
特に現段階での最高選手であるバルセロナのロナウジーニョは巧さ・アイデアばかりが脚光を浴びるが、屈強なフィジカルにに裏付けているからこそ美技を魅せる事が可能なのである。
期待させるではないか。
ただの茨城顔の若手ではないのであった。
若く層の薄いと揶揄されるサブであるが、十分な戦力と考えて良かろう。
何も若い事が良いというわけではない。
46歳で仕官しても良いのである。
ただ、重鎮に疎まれるのは仕方のない事であろう。
だが木刀での仕合は無意味である。
そう、練習試合といえども真剣勝負と心得よ。
得点した興梠、ヤス、小谷野は嬉しいが、ここでも完封できていないことが悔やまれる。
来週まで勝負はお預けである。

新潟戦報道・コメント

柳沢2発今季初白星導く/ナビスコ杯
 鹿島FW柳沢が貫録の2得点で、チームを今季公式戦5戦目にして初白星に導いた。前半8分に、強引なドリブル突破から豪快なミドルシュートで先制。同点とされた後半21分にはMF中後、DF内田、FWマルキーニョスとつながれたボールを、最後はゴール前で押し込んだ。
 「本当に苦しい戦いが続いていたので、勝ててよかった」と胸をなで下ろしていた。[2007年3月25日20時31分]

柳沢「入れば何でもOK」/ナビスコ杯
 頭が真っ白になった。喜びのあまり、柳沢は約束を忘れた。前半8分、MFダニーロからのパスに抜け出し、背後からのマークを両手を広げて抑える。そのままペナルティーエリア外から迷わず右足を振り切った。得点の可能性が高ければ己のゴールよりも、仲間へのラストパスを選択する男にとっては珍しいミドル弾。「入れば何でもOK」。無我夢中で喜んだ。前日24日に第2子の男児が誕生したMF青木のための揺りかごダンスは頭から吹き飛んでいた。
 ハーフタイムに青木から「2点目決めたら、お願いしますね」と頼まれた。約束を果たしたのは後半21分。FWマルキーニョスからのヒールパスにゴール前で反応。ダンスを実行した。
 生みの苦しみがあった。今季は選手会長に就任したが公式戦1分け3敗とクラブワーストのスタートを切った。昨年限りで引退した前主将の本田アドバイザーは「愚痴をこぼすこともあった」と苦悩を感じていた。だが練習場に訪れるサポーターの期待は感じていた。「こないだも『どうしたら(サポートが)勝ちにつながるか』と聞いてきた。それほど熱い」。熱を冷ますわけにはいかなかった。
 前日24日には代表のペルー戦をテレビ観戦。かつての代表の僚友、中村俊、高原の姿にイメージをふくらませた。「ボールを回しながら局面では相手を置き去りにしていた」。もちろん代表は見るだけのものではない。「チームで結果を出すことが近道」。鹿島を引っ張り、代表に再び参加する日を待ち続ける。【広重竜太郎】[2007年3月26日10時25分 紙面から]

ヤナギが2ゴール!鹿島、今季公式戦初勝利…ナビスコ杯

 ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節(25日、カシマスタジアムほか)鹿島がドイツW杯日本代表FW柳沢=写真=の今季公式戦初ゴールを含む2得点で、新潟に2−1勝利。今季公式戦5試合目にして初勝利を飾った。「本当に苦しい戦いが続いていたので、勝ててよかった」と柳沢。開幕直前にMF野沢が左ひざを負傷し、FW田代も右ひざを痛めて離脱。不運が重なり勝ち星に恵まれなかったが、ようやく復調の兆しがみえてきた。

柳沢2発!鹿島やっと今季初勝利
 【鹿島2―1新潟】鹿島FW柳沢が今季初ゴールを含む2発を決めた。前半8分、右足で約25メートル弾を突き刺し、同点にされた後の後半21分にはDF内田のクロスを叩き込み、24日に二男が誕生したMF青木のために揺りかごダンスを披露した。チームも今季初勝利。選手会長と主将を務める柳沢は「いい内容の試合をしてたけど勝てなくて、苦しかった。きょうは勝てて良かった」と安どしていた。[ 2007年03月26日付 紙面記事 ]

柳沢2発!今季初勝利…ナビスコ杯第2節
 柳沢は前半8分、約25メートルの右足ミドルシュートで先制点を挙げると、同点の後半21分に右足で決勝弾。鹿島に今季公式戦初勝利を引き寄せ、「チームも僕自身も苦しかった。うれしい」と安どの表情を浮かべた。
 今季は主将に就任したが、リーグ戦、ナビスコ杯と4戦勝ち星なし。自身も無得点が続いた。練習後には、あるサポーターから「どうやったら勝ちにつながるのか」と詰問されたこともあった。
 そんな時、目に飛び込んできたのは24日のペルー戦だった。06年ドイツW杯でともに戦ったFW高原らの活躍で日本代表は快勝。「チームで結果を残さないと」とテレビ観戦で刺激を受けた。ちょうど1年前の昨年3月25日は、右第5中足骨を骨折した日。今年は復活を告げる日になる。(2007年3月26日06時09分 スポーツ報知)

J・ナビスコ杯 1次リーグ 第2日 お待たせ鹿島、初勝利
鹿島2−1新潟 柳沢が2得点
 【評】鹿島の柳沢が2得点した。前半8分には右足の強烈なミドルシュートで先制。1−1の後半21分には内田の右折り返しをマルキーニョスがつないだところをけり込んだ。新潟は効果的なサイド攻撃を続けたが、多くの得点機を逃した。


ヒーロー 窮地救ったエース
 J1で唯一、公式戦で勝ち星のなかった鹿島。4戦で1分け3敗と白星がなく、チームは自信を失いかけていたが、この窮地を救ったのは背番号13の2発だった。
 まずは前半8分。左サイドでダニーロとのワンツーから中央へドリブルを仕掛けると、相手DFのスライディング、チャージをかわし、前が開けた次の瞬間、ペナルティーエリアの外から迷わず右足を振り抜いた。誰もが待ち望んだエースの今季初得点に、スタジアムが沸き立った。
 勢いはこれで終わらなかった。同点に追い付かれた後半21分には、内田の右クロスにファーに走り込むと、マルキーニョスを経由したボールを冷静に押し込んだ。「本当に苦しい戦いが続いていたので勝ててよかった。自分自身も点が取れなくて苦しかったので、1点目は本当にうれしかった」と柳沢は満面の笑みを浮かべた。
 くしくもこの日は、ちょうど1年前に右足小指を骨折した日。このけがが響き、昨季は不本意なシーズンを送った。それだけに今季にかける意気込みは誰よりも強かった。選手会長に就任し、ゲームキャプテンも任され、先頭に立ってチームを引っ張った。
 だが、開幕から勝ち運に見放された。自身も無得点が続き、練習では若手に交じって居残りでシュート練習をする姿もあった。「自信をなくす必要はない」。勝てないチーム、そして自分自身に言い聞かせるように試合前に話していた。その答えを、この試合で見せてくれた。「これでチームも自分も勢いを付けたい」。鹿島に頼もしいストライカーが戻ってきた。


【ヤマザキナビスコカップ】鹿島 vs 新潟:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「勝ったのはいいこと。失われかけていた自信を取り戻せるかもしれない。意義ある勝利だ。ただ勝ってもいろんな面で問題があった。まだチームの連動性が欠けているし、外国人がフィジカル的にフィットしていない。課題は沢山ある。この勝利が今後にプラスとなるのか、マイナスとなるのかは、まだ分からない」
Q.ハーフタイムにバランスが悪いと話したようだが、その意味は?
「サイドで相手と1対1になってしまうことが多かった。相手の中盤が押し上げて人数を増やしてきた。こぼれ球を拾われ、こちらが得点した後にどたばたが続いた。新潟がワイドに開いてカウンターの準備をしてきたのも大きい」
Q.メンバーを固定しているが、この陣容でしばらくは行くのか?
「今使っている人の力量が分かってきている。どの組み合わせがいいか、今、模索しているところ。増田もここまで2試合に居なかったが、彼に守備もしなければいけないという意識が出てきた」
Q.本山の役割と期待は?
「彼はスピードとテクニックがある選手。ボールを触る回数を増やし、このチームでは攻撃を自由にやらしている。中後と青木を含めた3人のパフォーマンスは私の求める形になりつつある。彼には大きな期待をしている」
以上

【ヤマザキナビスコカップ】鹿島 vs 新潟:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●内田篤人選手(鹿島):
「2点目のクロスは、マルキーニョスを狙ったんだけど、結局、ヤナギさんが決めてくれた。入ってよかった。勝ってうれしいというよりほっとした。ほっとするのは今日くらいにしたい。アントラーズは負けに慣れちゃいけない。勝てなかった分、取り戻さないといけない。新潟には3日前にやられていたし、絶対に勝ちたかった。先制点が入って踏ん張りたかったけど、失点はいらなかった」
Q.攻守の切り替えに問題がある?
「カウンターの準備はしているけど、それがうまくいかなかったりした。練習でやっているから全員で詰めていければいい。今日はとりあえず勝ったけど、失点もしてるし修正したい。相手がどうのこうのではなく、自分たちのサッカーをやることが大事。弱い部分は直さないといけない。リーグ戦はまだ勝ってないんで、まだまだこれから。これで負けてたら意味がなくなる。いいサッカーを積み上げたい」
●青木剛選手(鹿島):
昨夜、男の子が生まれて、今日は頑張らなきゃいけないと思った。ヤナギさんにゆりかごダンスをやってもらえてよかった。ハーフタイムに2点目を取ったらお願いしますと言っていて、本当にやってくれた。ヤナギ(柳沢)さんは1点目は忘れていたみたいだったけど(笑)」
Q.攻撃参加の意識が高かった?
「後半の立ち上がりにまた失点をしてしまったんで、点を取りにいかなきゃいけなくなった。そこで攻撃にうまく絡んでいければいいと思った。あとはしっかりバランスを取ろうとした」
Q.今季初勝利について?
「鹿島に入ってこれだけ勝てないこともなかった。それも内容はある程度よくて、結果が出ない。難しい面があった。でも勝つことができたんで、結果的によかった」
●柳沢敦選手(鹿島):
「1点目は遠目からのシュートだけど、結果的に入ってよかった。入れば何でもOKなんで。ダニーロとのワンツーは、ダニーロには預けるとすぐにボールが帰ってくることは多い。相手をひきつけながらダイレクトで出してくれる。受け手は有利な形で前につっかけていける。いい形が作れると思う。ダニーロのことをもっと信頼して預けていきたい。ボールを触ってチャンスを作ってくれる選手なんで、もっと使っていきたい。
ここまでリーグ戦をあわせて4試合も勝ちきれていなかった。いい内容なのにもったいなかったし、苦しかった。2点目は詰めていたらいいところにボールが転がってきたから蹴った。攻めも守りもみんなで行くのが基本。自分だけで2点を取れたわけじゃない。そこは勘違いしちゃいけない部分。みんなで頑張ったことを次につなげたい。このゴールを勢いにつなげたい。
個人としてもチームとしても行きたい。ゆりかごダンスに関しては、イバ(新井場)がやってあげようというんで。点を取ってから気づいたんで、2点目にやりたかった。
昨日の代表戦はみた。日本代表の内容がアントラーズとかぶってみえた。ボールを回しながらも決定的な場面が少なくて。その試合の中から意識すべきことにも気づいた。局面局面で相手をひきつけて相手を置き去りにすると数的優位を作れるとか。そういうのを生かしたつもり」
●岩政大樹選手(鹿島):
「1点先に入ったんで、向こうが攻めてきてバタバタになった。落ち着いて攻めさせるように守っていればよかったんだけど。あそこはもう少し受け止めてカウンターで行くという戦いで意思統一させればよかった。全体的にゴール前を崩されても決定的なシュートはあまりなかったし、結果的に失点したのもセットプレーからのカウンターだけ。もっと早く詰められればよかったんだけど…。人が変わった分、ずれてしまって失点した。それでもDFとして新しい形ができたんで、つなげられるといい」


エースの得点と苦悩を報じる各紙である。
そして青木剛に次男誕生も朗報。
もっと早くに知っておれば声援の張りにも影響したであろうに。
試合を振り返ると、柳沢敦主将の二ゴールは素晴らしかった。
1得点目は、左サイドで新井場からパスを受け強引に突破、ダニーロとのワンツーから相手選手を背負いながらのミドルシュート。
牙を剥いた野獣であった。
2得点目は、右サイドで中後が相手に身体を寄せられながらも中後が篤人にスルーパス、低く速いクロスをマルキーニョスが相手DFと交錯しながらもヒールで軌道を変えたボールを流し込んだ。
両得点とも1対1での勝負に勝ったところが結果に結びついている。
リスクチャレンジの重要性が現れたのである。
2点目の起点はダニーロのスローイン。
そのスローインになるまでのプロセスでダニーロは右サイドを駆け上がり、ルーレットで相手DFを抜き去ってクロスを上げている。
その流れで新潟はタッチに逃げたのである。
2得点に絡んでいるダニーロであるが、試合中の波が大きすぎる事も事実であろう。
前に張り付く時間もあればゴール前での守備も行っている。
ハマれば強烈なプレイを見せつける事だけが伝わってくる。
また、上記の二得点間にどのようなピンチがあったのかも記しておきたい。
22分 エヂミウソンに引っ張られて深井のマークが外れた、どフリーを外してくれてラッキー。
35分 中後のパスミス(柳沢との連携ミス) 左サイドから早めに上げられたところエヂミウソンがどフリー、篤人が間一髪間に合って事なきを得た。
39分 新潟ゴール前で中後→青木のパスがカットされカウンター左サイドからエヂミウソンに上げられ後ろから飛び込んできたマルシオ・リシャルデスがどフリーでヘディング岩政が体を張ってクリア、こぼれ球をミドルも外れた。
47分 CKからの逆襲左サイドのマルシオ・リシャルデスへのパスは流れスペースにしかし追いつかれて溜められてしまう、ボランチのシルビーニョが上がって縦パスにラインを上げて対応するが本山が残ってしまったためオフサイドを取れず本間がフリーに、マークがずれエヂミウソンをどフリーにし決められた。
51分 内田潤から何も考えていないようなロングパスにマルシオ・リシャルデスが裏を取って追いつきミドル、枠を大きく外れた。
53分 中盤の競り合いからシルビーニョが何も考えていないようにDFラインの裏に蹴りこんだところマルシオ・リシャルデスが追いつきそうになり曽ケ端がPAを飛び出してクリア。
58分 篤人のスローインをカットされ、篤人の穴に張っていた鈴木慎にロングパスが通り上げられファボンがマークを外してしまいどフリーでエヂミウソンがヘディングされるが外れた。
59分 中盤でダニーロの大きなコントロールを奪われカウンター、深井一人にCB二人が引っ張られ鈴木慎にどフリーでシュートされるが枠を外れた。
61分 誤審のFKからロングボールをDFラインの裏に、鈴木慎が飛び出してマイナスもクリア。
63分 何となく前に出したボールをエヂミウソンに左サイドでキープされクロス、どフリーのマルシオ・リシャルデスがコントロールミスしてラッキー。
と、新潟が采配ミスで矢野貴章を投入するまで中盤からの飛び出しに痛いほどやられているのである。
ただ前に蹴り出されるだけで大きなピンチになってしまうのだ。
両サイドを同時に上げる攻撃的采配は諸刃の剣である。
手を拱いている場合ではない。
選手層の薄さは観ている者にも充分に伝わっておる。
弄ることなく改善させる事は可能である。
それこそ人上に立つ者の仕事なのである。
岩政に現実を見させる事も。

ナビスコ杯予選リーグ アルビレックス新潟戦


開花宣言。
主将の2ゴールで今季初勝利。
しかし、アジアンカレーはなかった。

新潟戦プレビュー

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 新潟 プレビュー】今季初白星がどうしてもほしい鹿島。2試合連続3失点の守備修正が急務。強い闘争心で新潟にリベンジを果たしたい [ J's GOAL ]
3月25日(日)ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 新潟(14:00KICK OFF/カシマ)
 オズワルドオリヴェイラ新監督を迎え、今季こそ悲願の10冠を達成すべく2007年シーズンに突入した鹿島アントラーズ。ところが3月3日の開幕戦・川崎フロンターレ戦を落としたのを皮切りに、リーグ戦は1分2敗。気を取り直して挑んだ21日のナビスコカップ1次リーグ初戦も、敵地でアルビレックス新潟に競り負けてしまった。特に気がかりなのは、先週末17日のジェフ千葉戦と新潟戦で2試合連続3失点を喫していること。守備が安定しなければ、どんなチームでも上位争いは難しい。まずは守りの修正を図り、強い闘争心で本拠地・カシマスタジアムでの今季初勝利を達成したいところだ。


 2007年ナビスコカップ1次リーグの2試合目が明日25日に行われる。名古屋グランパス、ヴァンフォーレ甲府、新潟とともにD組に入っている鹿島はホームに新潟を迎える。昨年はファイナルまで行きながら千葉に敗れて逃したタイトルだけに、まずは確実に2位以内に入って決勝トーナメント進出を果たしたい。そのためにも、同じ相手に2度続けて負けることは許されない。選手たちも熱い情熱をたぎらせてこの試合にのぞむはずだ。


 今回の鹿島は中盤の成長株・増田誓志がU−22シリア戦(28日、東京・国立)のためチームを離脱しており、この試合には出場できない。野沢拓也が長期離脱中で、中盤の陣容が薄い状況だけに、指揮官にとっても頭の痛い問題ではある。ここは本山雅志やダニーロら経験豊富な選手たちが中心となってカバーしていくしかない。


 おそらく基本布陣・先発はアウェーの新潟戦と同じになるだろう。最終ラインは内田篤人、岩政大樹、ファボン、新井場徹と現状でのベストメンバーだ。しかし今季は開幕戦で岩政が退場し、続くガンバ大阪戦でファボンがレッドカードを受けるなど、肝心の選手たちが落ち着かない。その後の2試合連続3失点は彼らのダメージが影響したのかもしれない。「3失点したことはいろいろと原因が考えられるので修正したい」とオズワルドオリヴェイラ監督は話し、今週後半の3日間で修正を図った。まずは堅守を取り戻すところから試合を始めたい。


 守り以外は前向きな材料が少なくない。特に大きいのはエースストライカー・マルキーニョスが得点を重ね始めたこと。千葉戦で2得点をマークし、アウェーの新潟戦でも1点をゲット。Jリーグで長年にわたって積み重ねた経験を存分に生かし始めた。2トップの一角を占める柳沢敦は彼自身の得点こそないものの、パートナーに点を取らせるべく動き出しやチャンスメークでチームに貢献しつつある。開幕当初はコンディション不良だったダニーロも彼らに絡む機会が増えた。この3人が連動しなければ、鹿島の攻撃は活性化されない。今回も厳しいマークに遭うだろうが、勝利を引き寄せる得点が求められる。


 今季から完全にレギュラーを奪った中後雅喜の調子も上向きだ。持ち前の運動量と献身的な守備に加え、野沢不在のFKキッカーを任されるなど、攻撃のキーマンとしても存在感を高めている。彼にはよりスケールの大きなプレーを期待したい。


 本調子をつかみきれずに苦しむ鹿島をたたみかけようと、新潟は今回も全力で挑んでくるはずだ。鈴木淳監督が標榜する「プレッシングサッカー」を本拠地で実践できたことは、チームにとっても大きな自信になっている。今季の新潟は鈴木慎吾らベテランに伸び盛りの矢野貴章ら若手、坂本將貴や深井正樹、千代反田充ら移籍加入組がいい相乗効果を発揮しつつある。21日のゲームは鹿島に質の高いポゼッションサッカーを見せ付けられながらも懸命の守備で応戦。最終的には相手を突き放す粘り強さを示した。鈴木やエジミウソンら新潟の顔ともいえる選手たちが調子を上げつつあるのも明るい材料といえる。U−20日本代表のポルトガル遠征のため河原和寿と田中亜土夢の2人を欠いているのは鈴木監督にとっても痛いだろうが、チームが一丸となって戦う底力を彼らは持っている。ホームで見せたような泥臭い戦いができれば、鹿島相手に連勝も十分ありえる。逆に鹿島にしてみれば、精神力で新潟を上回らなければ今季初白星を得ることはできない。


 明日のゲームのスタメンを予想すると、鹿島はGK曽ケ端準、DF内田、岩政、ファボン、新井場、ボランチ・青木剛、2列目・中後、ダニーロ、本山、FW柳沢、マルキーニョスの4−4−2だろう。一方の新潟は誰が出るか不透明な部分があるものの、GK北野貴之、DF内田潤、千代反田充、永田充、坂本、MF寺川能人、シルビーニョ、鈴木、エジミウソン、FWマルシオ・リシャルデス、矢野貴章の4−4−2か。24日のペルー戦のため日本代表に合流している矢野はそのままチームに合流し、試合出場の見込みだ。
 25日午後の鹿嶋地方の予想天候は弱い雨。あいにくの空模様になりそうだが、気温は17度とかなり上がる見通し。今季序盤戦の鹿島のもやもや感と悪天候を吹き飛ばすような好ゲームをぜひ見せてほしいものだ。

以上
2007.03.24 Reported by 元川悦子


守備に不安と悦ちゃんの評。
実際に今季に於いて完封試合は皆無である。
それについては昨日も書いたように守備陣の不備ではなくチーム全体のバランスと言えよう。
特に攻撃時のミスを修正すれば問題は無い。
それは監督コメントからも伺える。
悦ちゃんの申すように攻撃にポジティブな点が多い事は事実であろう。
誕生日を迎えたマルキーニョスだけでなく、勘を掴んだダニーロに期待したい。
エルゴラ採点6.0の真価を結果に残すときが来ているのだ。
思い起こせば昨季に於いても完封は第3節を待たざるを得なかった。
完封勝利に至っては5試合目の事である。
今季の5試合目であるこの試合に完封勝利を行うことは必然とも言えよう。
聞くところに依ると野沢がランニングを開始したとの由。
まさに吉報である。
V字とは申さずとも一歩一歩前に進むのである。
後ろを振り返っても何も起こらぬ事など誰の目にも明らか。
勝利を積み重ねる第一歩を踏み出そうではないか。

マルキーニョスを祝う

誕生日おめでとう。
現在のところ4試合で三得点はチームトップスコアラーである。
助っ人としての役割を身を以て証していると言えよう。
彼の積極性はチームに活気が漲るはず。
であった。
この4試合で結果が付いてこない事は紛れもない真実である。
主審に陥れられた事も不運もあったが、それだけでなく勝利を引き寄せる何かが欠如しているように見える。
振り返るには早いが、強豪とは良い試合展開をしつつ惜敗し格下には不注意から失点と精神面と片付けたくなる状況ではある。
有り体に申せば、選手の責任には思えぬのだ。
誰をどう換えれば、という議論や、3バックにせよ・中盤の構成を、といったシステムの変更ではござらぬ。
確かに途中交代に佐々木やヤス、石神といった実績の無い選手や新人が起用されているところに選手層の薄さを感じ得なくも無い。
しかし、彼等にとっては大きなチャンスである。
実際に誓志も興梠も、篤人もデビュー戦にて大きな仕事をしておる。
それはさておき、守備の崩壊は守備陣の責だけにあらず。
むしろ攻撃時のミスに因るところが大きいと見解する。
攻撃時に不用意なプレイが多く見受けられるのである。
野沢の離脱に因り急遽中盤を編成をし直した事に端を発する事は一目瞭然ではあるが、既に4週間が過ぎようかというこの時期にそこに責任を置く事は間違っておる。
崩しに時間をかけるなとも、無意味なミドルを狙えとも言わぬ。
「上に雨水ありて、水流至らば、渉るを止めて其の定まるを待て」
とも言うではないか。
ただ確実に時に速く・時にじっくりと、相手の急所を狙うのだ。
また型に嵌めても勝利は得られぬ。
「兵の形は水に象る」
臨機応変に確実なプレイで追い詰めていく事こそ肝要。
自らを信じよ。
その結果から導き出された勝利こそ我らが望むものである。

新潟戦コメントなど

鹿島完敗で今季4戦未勝利/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:新潟3−1鹿島>◇予選リーグ◇21日◇東北電ス
 鹿島が新潟に大敗し、今季初勝利はまたもお預けとなった。前半3分、GK曽ケ端がキャッチし損ねたボールを決められ先制を許した。同27分にFWマルキーニョスのヘッドで追いつき、その後は押し気味に試合を進めながら、後半23分にセットプレーから失点。同42分にも曽ケ端がドリブルで仕掛けてきたFW矢野にかわされ3点目を許し万事休す。4戦未勝利の泥沼状態に、MF本山は「毎回そうだけど途中で崩れちゃう」と首をかしげた。
[2007年3月21日18時27分]

【ヤマザキナビスコカップ】新潟 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:セットプレーからの失点の要因は?
「セットプレーだけではなく、全体的に注意と集中が欠けていたことが敗因になったのかも。セットプレーではもっと集中力を高めなければならなかった」
Q:千葉戦に続いての3失点。守備の問題点は?
「1つのことが原因ではない。リーグ戦の1、2節では起きなかったミスがこの試合で起き、1、2節でできていた要素が、ここ2試合ではできていない」

※オリヴェイラ監督の要望により総論はなし、質疑応答のみ

【ヤマザキナビスコカップ】新潟 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●岩政大樹選手(鹿島):「セットプレーの守備では、枚数を減らしている。それをこれからどうしていくか。スペースがあるので、守りづらい部分もある。その辺をみんなで話し合いたい。1点目も左サイドのケアを誰もしていなかった。セットプレーのバランスが少し良くなかった。修正する余地がある」

【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 鹿島 レポート】新潟が効果的に得点を挙げて、今季公式戦初勝利。鹿島は攻撃の流れを結果に残せず [ J's GOAL ]
3月21日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
新潟 3 - 1 鹿島 (14:00/東北電ス/33,481人)
得点者:'3 マルシオリシャルデス(新潟)、'27 マルキーニョス(鹿島)、'68 エジミウソン(新潟)、'87 矢野貴章(新潟)

新潟が3得点で快勝した。前半3分にマルシオ・リシャルデスの来日初得点で先制。同点にされた後の後半23分には出場停止明けのエジミウソンが、コーナーキックからヘディングで決めて勝ち越した。後半42分には矢野貴章がダメ押しのゴールと、期待の攻撃陣の得点で鹿島の勢いを断った。鹿島は前半27分にマルキーニョスのゴールで1−1とするが、追い上げはここまで。度々ゴール前に迫るが、追いかける展開から抜け出せなかった。
喜び方は控えめだった。先制点を決めたリシャルデスは、派手なパフォーマンスをみせるわけでもなく、淡々とチームメイトと喜びを分かちあった。ビッグスワンの大歓声には不釣り合いにも見えるはにかんだ笑顔。ただ、内面のテンションは上がっていた。「ゴールはうれしいのひとことに尽きる」。自らが入れたコーナーキックのこぼれ球をエジミウソンがシュート。鹿島のGK曽ヶ端準が弾いたボールを拾うと、冷静に右足で決めた。
先制点を含み、新潟の3得点すべてにリシャルデスが絡んだ。1−1とされた後の後半23分。右コーナーキックでエジミウソンの今季初得点をアシスト。矢野のダメ押しは、リシャルデスが相手のクリアミスをたくみに奪ったところから生まれた。
「みんながプレーをつないだ結果、自分らしいプレーができた」。その全員が動きやすい流れを作ったのはリシャルデスだった。前線で基点になり、周囲の味方を動かす。ボールを持った選手のサポートに入り、攻撃に厚みを持たせる。「マルシオが素晴らしいボールを入れてくれた」。エジミウソンは感謝の言葉をためらわずに口にした。来日して3戦。プレー内容と結果がチームにフィットしてきたことを示している。
鈴木淳監督が「アルビレックスらしいサッカーができた」というように、立ち上がりから足を止めず、攻守が連動していた。中盤で安易にボールを失う場面もなく、逆に奪ってからスムーズに攻撃に展開した。

対して鹿島は、同点に追いつきながらも、流れをつかみきることができなかった。前半27分、ダニーロの左からのクロスに、マルキーニョスがヘディングで合わせた。新潟の足が止まったすきを逃さなかった。その後は、本山雅志、柳沢敦らがゴール前でボールをキープする場面が多かった。ただ、新潟の守備を崩せなかった。逆に、セットプレー絡みで2失点。「セットプレーは枚数を減らして守っている。みんなで修正点を話し合いたい」。岩政大樹は厳しい表情を見せた。
新潟の白星は昨季の第30節千葉戦以来。ホームで挙げた勝利は今後につながる。鹿島は攻撃のリズムは出来ている。守備の修正が課題になった。勝敗の結果、収穫、課題が明確に見えた一戦になった。

以上
2007.03.21 Reported by 斎藤 慎一郎


J・ナビスコ杯 1次リーグ 春待ち遠しい鹿島 新潟に1−3
千葉、3連覇へ完勝
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第1日(21日・横浜市三ツ沢球技場ほか=8試合)1次リーグが開幕。D組では鹿島が新潟に1−3で敗れ、リーグ戦首位の名古屋も1−2で逆転負けした。
 A組は3連覇を目指す千葉が工藤の2得点などで神戸に4−1で完勝した。リーグ戦3連勝のG大阪は広島を3−0で退けた。
 B組の柏−清水は終盤に点の取り合いとなり、柏が2−1で競り勝った。大宮は横浜Mに1−0で辛勝。C組の大分は横浜FCを1−0で退けた。磐田とFC東京は2−2で引き分けた。


鹿島、攻守にかみ合わず
 【評】新潟が効果的に得点を重ねた。前半3分にマルシオリシャルデスがこぼれ球を押し込んで先制。後半は右CKをエジミウソンが頭で合わせて勝ち越し、終了間際には矢野が抜け出して駄目を押した。鹿島は攻守にかみ合わなかった。


焦点 深刻な決定力の差
 鹿島に春はいつ来るのか。リーグ戦での悪い流れを引きずるかのように新潟に3失点。一時はマルキーニョスの同点弾で振り出しに戻したが、いまの鹿島にはそこから勝ち越すだけの決定力がない。今季、公式戦4戦目でも白星をつかむことができなかった。
 伝統のポゼッションサッカーが崩れたわけでなく、試合内容が悪かったわけでもない。相手よりもボール支配率は高く、高い位置でボールをつなげていた。しかし、「チャンスで決められなかった」と本山。課題に挙げられていた連係は良くはなってきたが、まだ完全に詰め切れていない部分があるのだろう。ワンテンポずつのパスの遅れが最後のシュートの部分で出てしまい、相手DFに当てる場面が何度も見受けられた。
 逆に新潟には迷いが感じられなかった。カウンターサッカーで、ボールを取ったら素早く前線のエジミウソン、矢野に集めて一気に押し上げる。奪ったセットプレーも確実に点に結びつけた。新潟が打ったシュートは鹿島よりも2本少ない12本だったが、決定力の差も出た。
 オズワルド・オリベイラ監督は「注意、集中力がなかったのが敗因」と話し、岩政も「セットプレーからの失点がすべて。そこを修正すれば大きな問題はなくなるはず」と反省したが、深刻なのはむしろ攻撃面だろう。本山は「毎回そうだけど途中で崩れてしまう。早く勝たないと良くなっていかない」と話した。中3日でホームで新潟と再戦するだけに、どれだけ立て直せるか。「このままやられっぱなしではいけない」と内田。春が待ち遠しい。


今季全ての公式戦に於いて、攻めの姿勢は貫いている。
が結果が伴わず、つまらないミスとセットプレイから失点する。
同じリプレイを観ているようである。
思い起こせば昨季の8月以降と全く同様ではあるまいか。
当時の監督であるアウトゥオリ氏は再三メンタルをコメントし続け、それが改善されたのは11月18日の大宮戦であった。
その後の試合内容は記憶に新しい。
長短のパスが小気味良いチームとなった。
が、今季は再び悪の迷宮に迷い込んだが如く攻撃は不発で不用意なミスを連発しておる。
精神面という不確定な要素ではなく科学的根拠基づく不調の根拠を切望する。
公に出来ぬ事もあろう。
怪我を抱えて出場している選手もいるのやも知らぬ。
しかしながらどのような理由があれ、公式戦5試合勝利が無く、丸三ヶ月間の永きに渡って喜びを分かち合う機会がないのである。
途中出場が誓志・ヤス・佐々木と平均年齢二十歳を割り込むんでいる現実は、未来に向けた種まきと捉えたい。
が、その若手の前でミスを連発する事は悪しき事態である。
確実なプレイを心がけるよう仕向けて欲しい。
それは、監督の大きな仕事であると断言したい。

ナビスコ杯新潟戦プレビュー

ナビスコ開幕、新潟は鹿島と対戦
 Jリーグのヤマザキナビスコ・カップは21日開幕し、予選リーグ第1日を行う。D組のアルビレックス新潟は午後2時から東北電力ビッグスワンで鹿島と対戦。リーグ戦から中2日の試合となるが積極的にプレスをかけ、勝利を奪取したい。
  オリベイラ新監督が指揮する鹿島はJ1リーグ戦3試合を終え、2敗1分けの勝ち点1で15位。新潟同様、今季未勝利だが、縦へ突破するスピードがあり、前節千葉戦では3得点。徐々に調子を上げてきている。野沢、田代ら主力が負傷しているが、マルキーニョスら新外国人3選手は個々の能力が高い。
 新潟の先発は、2トップに出場停止明けのエジミウソンと矢野の見込み。中盤の両翼は右にマルシオ・リシャルデス、左に鈴木が入り、本間がボランチ、千葉がセンターバックに起用されそうだ。
 新潟は高い位置からのプレスを徹底し、リズムをつかみたい。攻撃では素早く確実にボールをつなぎたい。周りのサポートする動きもポイントとなる。ナビスコ杯について「非常に重要な大会。予選リーグ突破が目標」と語る鈴木監督。白星で、波に乗り切れていないチームに弾みをつけたい。
新潟日報2007年3月20日

新潟日報から明日の予想である。
我等を裏切るように出奔した深井正樹との対戦が楽しみである。
と記事を読むと、FWは外国人と日本代表候補である。
深井には厚い壁であったか。
得意のサイドアタッカーは、外国人と昨季ファンタジーポイントの高かった鈴木慎の予想。
定位置ですらない。
FW・先発起用を約束されて出て行ったはずが、どこにいったのであろうか。
これでは今季末の買い取りが夢と消えてしまう。
由々しき仕儀である。
鹿島戦以外で爆発的に活躍し高額移籍金をせしめることが、深井に課せられたはずなのである。
鹿島の小早川秀秋とも言える深井正樹は大谷吉継に呪われてしまったのであろうか。
しかしながら、我等も敗残の西軍となるわけには行かぬ。
レアル・マドリードよりオサスナにレンタル移籍中のロベルト・ソルダードの如く、レンタル元クラブとの対戦には出場しないことになっていると考えたい。

本質を見極めよ

鹿島アントラーズ FC、地域密着型クラブ運営に「Salesforce」を導入
 オンデマンド CRM ソリューションのセールスフォース・ドットコムは2007年3月19日、鹿島アントラーズ FC が、地域密着型クラブ運営を目指して、オンデマンド CRM アプリケーション「Salesforce」を導入した、と発表した。
鹿島アントラーズ FC では、 FC 会員情報などをデータ化して CRM システムを構築しているが、最近では規模が大きくなったため、 FC 事務局を業務委託した。ところが、業務委託に伴いコールセンターを東京に置いた結果、 FC 事務局からのリアルタイムのデータ共有ができなくなった
また、コールセンターで吸い上げたデータをプロモーションに活用するには数日を要し、しかも把握できるデータはチケット申し込み者情報、ファンクラブ入退会情報などの限定されたものだった
専任の IT 要員の確保が難しい鹿島アントラーズ FC は、 2006年10月に「Salesforce」の導入を決定、 2万5,000以上の FC 会員 DB を約4か月で移行、 2007年2月からカシマサッカースタジアム内で本稼動を開始した。


どこどう読んでも、業務委託して業務効率が悪くなっただけで、このシステムを導入して改善されるとは思えない。
どのデータをどう使うかをきちんと把握せずに丸投げした結果を覆い隠すためにこのような事を行っているのは明白である。
東京とNYだろうがロンドンであろうが、インターネット環境があればタイムラグは人間の操作ラグを越える事は皆無である。
が、否定的な事を述べるだけでは前へは進まぬ。
どうあれ、失敗を改善しようとしている事だけは認めよう。
だが、このような過ちを繰り返すようでは、人間は離れていくものであるぞ。

メッシーナ小笠原満男、厳しい立場に

大黒と小笠原がベンチ外、厳しい立場に
 日本人ダービーは両選手ともにベンチ外となった。18日のメッシーナ−トリノ戦で、メッシーナMF小笠原満男(27)は軽いインフルエンザの影響もあってスタンド観戦。トリノFW大黒将志(26)は遠征メンバーには入ったが、ライバルFWステッローネの故障回復で、スタンド観戦となった。昨年11月の同カードでは大黒が先発し、小笠原もベンチ入り。今回は2人が置かれた苦しい立場があらためて浮き彫りになった。(佐藤貴洋通信員) [2007年3月19日8時36分 紙面から]

大黒、小笠原ともベンチ外
 ◆イタリア1部リーグ・セリエA(18日・メッシーナ) 小笠原満男の所属するメッシーナと大黒将志の所属するトリノが対戦したが、小笠原、大黒ともにベンチ入りしなかった。 (2007年3月18日23時11分 スポーツ報知)

何故二人が一つの記事に纏められたのかを考え、日本人ダービーであった事に気付いた。
戦力外ダービーとなったこの試合では共にベンチにすら入れぬ状況。
ニッカンなどは今更もって「厳しい立場に」と報じており無理矢理な記事を起こしている。
インデックスグループの商売道具として売られた大黒はまだ完全移籍であり未来が朧気ながら見えなくは無い。
が、不完全移籍の小笠原満男の将来はどうであろうか。
野沢が負傷離脱中である今ならば喉から手が出るほど欲しい戦力である。
これは紛れもない事実。
しかし、戦術も浸透するであろう6月にノコノコ帰ってこられても余剰人員である事は否めない。
これは2003年の鈴木隆行を彷彿させる。
彼も1stステージ第11節より合流し1stステージ終了まで共に戦っている。
この時彼は先発は0、そしてベンチ外の憂き目にすらあっているのである。
起用方法への不平が報道された記憶しているが、憶測や記事は無視しても、チームが固まったところへ戻ってきても起用に困るという事は間違いない。
今回もそのケースに当てはまらぬよう注意したいところである。
国境を固め、戻れぬよう追い払うが吉。
本人は嫁に出した娘の様子を見に行った物見遊山であろう。
連歌も楽しい。
が、これこそ計略。
本国では国人が意思の統一を謀っておる。
もう、戻る事もままならぬ。
放浪の一生となろう。
ただし、一介の浪人と元国主の一騎打ちなど聞いた事が無い。
あり得ようのない演出である。
歴史とも原作とも無関係である。
主人公と作品が一気に安くなった瞬間であった。

JEF戦報道など

鹿島は気の緩みから初勝利逃す/J1
<J1:千葉3−3鹿島>◇第3節◇17日◇フクアリ
 攻守にチグハグな展開で、鹿島が今季初勝利を逃した。前半23分に右サイドを崩して、FWマルキーニョスが決める理想的な攻撃で先制。だが1分後には右CKからGK曽ケ端が不用意なポジショニングで千葉MF羽生のシュートを防げずに同点とされた。同27分には逆転を許し、後半開始直後も集中力が欠けて失点した。最後は追いついたがオリベイラ監督は「気持ちが緩んでの失点が課題。それは去年から見受けられていたことで克服しないといけない」と厳しかった。[2007年3月17日20時9分]

≪鹿島 勝ち試合落とした≫
鹿島は引き分けで初の開幕3連敗は免れた。前半23分にFWマルキーニョスがチームの今季初ゴール。リズムに乗るかと思われたが、直後に集中力を欠き、立て続けに2失点。最終的には追いついたものの、勝てる試合を落とした。オリベイラ監督は「得点の直後の失点は昨季から見受けられる。それを克服していかないと」と今後への課題を口にした。 [ 2007年03月18日付 紙面記事 ]

鹿島J初開幕3戦未勝利…J1第3節

前半25分、CKからのボールに増田(左)が飛び込むも得点ならず
 ◆J1第3節 千葉3―3鹿島(17日・フクダ電子アリーナ)
 なかなかエンジンがかからない。鹿島は勝ち点1を取るのがやっとだった。チーム史上初の開幕から3試合未勝利に、DF新井場は「こんな試合をやっていたら勝てるわけがないし、優勝どころじゃない。もう若いとか言っている場合じゃない」と怒気を含ませた。  得点直後に浮足立った。前半23分にFWマルキーニョスが先制点を挙げたが、その1分後に失点。前半40分にはMF中後が芸術的FKで同点としても、後半開始直後に再び失点。得点後、喜びすぎて、守備の準備が遅れるのを繰り返した。オリヴェイラ監督は「不注意」と一蹴すれば、GK曽ケ端は「1、3点目の2点は防げる点だった。悔しい」と唇をかんだ。3得点に光は見えたが、攻守はちぐはぐ。鹿島がかつてないトンネルに迷い込んだ。2007年3月18日06時08分 スポーツ報知)

【J1:第3節】千葉 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
3月17日(土) 2007 J1リーグ戦 第3節
千葉 3 - 3 鹿島 (16:03/フクアリ/14,814人)
得点者:'23 マルキーニョス(鹿島)、'24 羽生直剛(千葉)、'27 水野晃樹(千葉)、'40 中後雅喜(鹿島)、'46 ジョルジェビッチ(千葉)、'55 マルキーニョス(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の中盤だが、中後選手が守備をして、あとの3人は自由に動くという感じだったが?
「基本的に、言われたとおり、3人が自由に動きながら、中後がそこに絡んでいくようなシステムにしました。ただ、中後は守備だけをやるというわけではなくて、彼は技術も高いし視野も広いので、増田選手と中後選手で考えながら、どちらかが(前に)行ったら、どちらかが残るという形でやるようにという指示はしました」
Q:3失点をどのように捉え、何が原因だと思われているか?
「今までの2試合ではすごく安定していたところが崩れてしまった。ただ、失点の形というのを考えると、やはりセットプレーからであって、セットプレーというのは注意が必要で、集中力が普段以上に増さなければいけないところ。それが欠けてしまったのではないかというのが、正直な感想です。セットプレーの時にもう少し注意をする、あるいは得点、先制してゲームの流れの主導権を握りながら、確かその2、3分後にセットプレーから失点してしまった。そこは一つ、課題として浮き彫りになったところであるし、得点の後の注意、集中力というものをもう少し高めなければいけない。特にアウェイで、これだけ主導権を握りながら、勝てるかもしれないという試合で引き分けで終わってしまったということは残念なことではないかなと思います」
Q:セットプレーを含め、結果的に3点取れたが、攻撃の形は出来てきたのか?
「部分的なところで狙いというところが出始めたというのは、非常にいいことであるし、過去の試合でもそういったところは出ていたが、結果というか得点につながらなかった。ただし、シーズン初めということを考えれば、非常にいい状態に向きつつある。残念なのは、得点して、2試合得点していなかったうっぷんが晴れて、あるいは気持ちがちょっと緩んでしまったところですぐにセットプレーから失点してしまったこと。それが課題として大きく残っているのではないかと思う。あとは昨年からやはり得点の後に失点する、あるいは失点の後に連続して失点することが見受けられているので、そういった部分を今年になって克服できていない。そこをやはりもっとよくしていかないといけないのではないかと思います。全体的に見れば、点を取るという部分に関しては非常によかったが、失点したところ、あるいは失点の仕方というものがまた課題として出てきたのではないかと思います」

【J1:第3節】千葉 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「パスミスが痛かったです。失点はそういうところからのものだったので。ただ、攻撃面では崩す形が出来てきたので、細かい部分に気をつけて、それを続けていくようにしていけばいいと思います。今日はFWの動きがすごくよかった。それから、うちの3点目は守備から攻撃への切り替えが速く出来ていた。体力的にはきついけれど、それを90分間やっていければ、レベルアップできると思います。失点に関しては、何かを修正するというよりも、気持ちの持ちようだと思う」
●岩政大樹選手(鹿島):
「千葉はハースがいなくなったことで、前線でタメを作れる選手がいない。前ほど飛び出してくる選手がいないから、前のような怖さはなくなったように思う。試合全体として、うちは悪くなかったと思うけれど、先制した後の2失点は問題だった」
●内田篤人選手(鹿島):「今まで1失点だったのが3失点もしてしまった。集中力を切らさないように、もっと声を掛け合っていかないといけないと思います。相手が3−5−2のシステムだと、ウイングバックの裏のスペースが空くので、そこを狙っていました。もっと落ち着いてパスをつないでいければ、もっといい攻撃ができると思います」


攻撃が形になってきた。
三得点以外にも結果には結びつかなかったが誓志のシュート×2や柳沢のボレーなど勝てる要素が詰まった試合だったように思える。
つまり、野沢抜きの布陣がここに来て機能し始めたという事であろう。
野沢拓也に降りかかった不慮の負傷により合宿から固めてきたチームが崩れて3週間が過ぎ去った。
新たにチームを作り直すのに要した時間である。
ここからがリスタートであろう。
失点については、セットプレイとミスからのカウンターである。
昨季と何ら変わりがない。
指揮官も本山も問題点に気付いている。
そこに光明を見出したい。

Jリーグ第1節 JEFユナイテッド市原・千葉戦

今季からスカパーによる全試合生放送になった。
これで、アウェイ名古屋戦も生放送で観戦できると喜んでいたわけである。
が、この酷いカメラワークは如何なものか。
試合継続中に選手のアップは劣化としか言いようがない。
意味不明である。
放送数が増えたため人材難に陥ったのであろうか。
スカパーに加入してまで観る人間に合わせたカメラワークを切に望む。

古の力を解き放て

「鹿」つながり 奈良の春日野お守りが鹿島へ
 J1鹿島に、奈良公園内にある春日大社の「勝ち守り」が届けられたことが16日、分かった。チームは開幕から2連敗で、千葉に敗れればチーム史上初の開幕3連敗となるだけに、由緒あるお守りで運を味方につけ、今季初勝利を目指す。
 勝ち守りは特大の鹿せんべいで、春日大社で祈祷(きとう)を受けたもの。中央に「鹿島アントラーズがんばれ」と記されている。鹿島が奈良公園の鹿愛護に協力することが決まり、返礼として奈良県NPO法人2010年塾から寄贈された。
 同じく贈られた段ボール製の鹿2体、勝ち守りは今後、カシマスタジアムに隣接するミュージアムに飾られることが決定。MF本山は「勝つという強い気持ちをもって戦う。FKもチャンスがあれば蹴る」と、今季初勝利に執念を燃やした。
(2007年3月17日06時04分 スポーツ報知)

シルクロード終着点である奈良から「勝ち守り」が届けられたとのこと。
これは吉報である。
そもそも奈良の鹿は鹿島神宮より贈られしものである。
詰まるところ祖を共にする仲間=ファミリーと考えて良かろう。
そのファミリーがこの窮地に力を与えてくれることは喜ばしい限りである。
その力を得て強い気持ちを持つと言う本山の言霊を現実としたい。
更に、多くのセットプレイを得ながらも得点が生まれていない事への危機感も認識している様子である。
チャンスはあったのだ。
後は気持ち。
より強く勝ちたいと思った者にだけ勝利が与えられると心得よ。
相手にではなく己に勝利するのである。

メッシーナ小笠原満男、インフルエンザ

小笠原がインフルエンザで練習休む
 メッシーナMF小笠原満男(27)が16日、インフルエンザにかかり午後練習を休んだ。これで18日トリノ戦(ホーム)の招集メンバーから外れた。小笠原は前日の紅白戦でも後半途中からしかプレーさせてもらえず、チーム内での立場は厳しさを増している。インフルエンザは、まさに「泣き面にハチ」の状況だ。(佐藤貴洋通信員)[2007年3月17日9時14分 紙面から]

連日の満男報道、本日はニッカン。
この時期にインフルエンザを患うとは、精神面に弛みもあると思われる。
再三意味のない移籍と揶揄はしてきたが、フットボーラーとして現役を続ける意志があるのならば、練習に影響が及ばぬよう摂生に努めるべきである。
不可抗力ではないのだ。
リスクを避ける努力を怠ったようにしか映らない。
弱り目に祟り目ではない、弱っておるから祟られるのだ。
泣いておるから蜂が寄ってくるのである。

メッシーナ小笠原満男、フランスorギリシア?

小笠原移籍先に仏、ギリシャも浮上
 今季限りでのメッシーナ退団が決定的なMF小笠原の代理人・ペトリッカ氏が、移籍先としてイタリア国内の他にフランスやギリシャなども検討していると地元紙が報じた。紙面には「他のイタリアのクラブに移籍しても、彼は嫌とは言わないと思う。でも、フランスやギリシャなど、日本では新境地ともいえるリーグも探すことになるだろう」との談話が掲載された。(メッシーナ・神尾光臣通信員)[ 2007年03月16日付 紙面記事 ]

何故か報知ではなくスポニチが沈黙を破り報じている。
神尾光臣なる人物が仕事をしたのかと思いきや、地元紙の報道を流しただけとの事。
これはしたり。
これほど温い仕事はあるのであろうか。
いや、これを仕事と呼んで良いものか。
文責も何もあったものではない。
シェスタの時間はまだ続く。

メッシーナ小笠原満男、退団決意

小笠原退団 代理人が明言
 【ローマ14日】メッシーナのMF小笠原満男(27)の代理人、オベルト・ペトリッカ氏は13日、今季限りでの小笠原のメッシーナ退団を改めて明言。イングランドとスコットランドのチームが獲得に興味を示していることを明らかにした。
 ペトリッカ氏は「小笠原がメッシーナを退団することに私も、鹿島も合意している。メッシーナには話はしていない。イタリアのほかのチームや欧州のチームに移籍するチャンスはある。イングランドやスコットランドは、欲しいというクラブがある」と明かした。
 別の代理人が17日にイタリアに到着後、小笠原と家族をまじえて今後の話し合いを行う予定。小笠原は昨年9月に鹿島からレンタル移籍したが、ここ7試合連続ベンチメンバーを外れるなど、出場機会がないことで退団を決意した。
(2007年3月15日06時04分 スポーツ報知)

3月13日の続報。
まだイングランドとスコットランドのクラブが興味を持っているとのこと。
捨てる神あれば拾う神あり。
素晴らしいことである。
拾われたとして、その後が豊臣家を潰すことになるのか、見性院(千代)を看取るのか。
それには人徳が左右するであろう。
人生の大きな岐路である。

ファボン一試合出場停止

鹿島DFファボンに1試合出場停止
 Jリーグは13日、11日のG大阪戦で相手選手の顔を腕で打ったことにより退場となった鹿島DFファボン(30)に1試合の出場停止を科した。17日の千葉戦には出場できない。[2007年3月13日22時3分]

ルール上、退場後の公式戦は出場停止であるので、この一試合で済んだ事は不幸中の幸いであった。
今季より最大6試合の出場停止処分が下される可能性があるため、偏った裁定の標的にされている我等にその処分を最初に適用される可能性を危惧しておったのである。
ファボンの退場シーンは西村主審は見ておらず、播戸のイエロー時に副審の進言でレッドカードと相成った。
彼は主審としての役目を充分には担えなかったが逆に進言を聞き入れる耳は持っていたようである。
第一節川崎戦の吉田主審はダニーロに対する箕輪の肘撃ちをイエローと判断。
そこに至るまでの川崎選手の悪質なファールをことごとく見逃しておる。
主審以前に審判員としての資質に疑問の残る人間である。
とはいえ、岡田に比べれば赤子である。
田代が倒された際に副審の確認を怠っただけではなく、その試合ではCK・GKの判定、タッチを割った判定など副審の行動すら見ずに笛を吹き続けていた。
そう、彼は自分が主役で彼のイメージの妄想だけで(ジャッジではなく)進行を行っているのである。
このような男がいつまで笛を吹き続けるのか、誠に持って遺憾である。
彼の所行が正されぬ限り、吉田も西村も心を改める事は無かろう。
日本サッカーの未来に心から憂いを感じるのは紛れもない事実である。

U-22代表増田誓志FWへ

反町日本、左FW増田&4バックへの変更濃厚…14日マレーシア戦
 【クアラルンプール(マレーシア)12日】14日の北京五輪アジア2次予選、マレーシア戦に挑むU―22(22歳以下)日本代表が12日、当地で午後8時半(日本時間午後9時半)から練習を行った。MF増田誓志(21)=鹿島=ら3人が合流したこの日、本格的な戦術練習に着手。左FWにはFW李忠成(21)=柏=に代わり、増田が起用された。またDFラインは香港戦の3バックから4バックへの変更が濃厚となった。

 練習が終盤に差しかかった時、反町監督が動いた。攻撃の主力組5人で組んだ戦術練習で、左FWに入れたのは李ではなく増田だった。チームより遅れてこの日、現地入りしたばかり。11日に鹿島でJの試合をこなしているが、疲れを感じさせない動きを見せた。

 3トップは2月28日の香港戦(国立)では平山、カレン、李の3人だったが、カレン、李が裏のスペースに抜けようという意識が高すぎて、引いてボールをもらう選手がいなかった。本来は中盤の増田がその役割を担う。昨季の鹿島でボランチも経験。カレンがFWに上がり、2トップにも変えられる利点もある。

 守備にも変化がありそうだ。DFラインに4人が入った。さまざまな可能性が試されたが、伊野波、水本、青山直、家長が濃厚だ。「相手が2トップで来たら家長を前に出して、変則で作れる」と伊野波。4バックでスタートし、状況に応じて3バックに変える。

 マレーシアは3トップが濃厚なための変更だ。2トップの香港には2人のストッパーを配置する3バックが有効だったが、相手が3トップならラインで守る方が効率的だ。反町康治監督(43)が4バックを採用するのは昨年12月6日のアジア大会の北朝鮮戦以来。「(ほとんど)3枚でやってきた。4枚になったときのやり方を確認した」と水本。勝利への布陣変更だ。この日は練習前にスコールが降り、ぬれたピッチでパス回しを試すなど本番への予行演習もできた。

 「相手が4枚なんで、どう崩すかやったつもり」と反町監督はけむに巻いたが、日本は増田投入と4バックでアウエー初戦を白星で飾る。

 ◆3つの禁句を指揮官が発令
 ○… 反町康治監督(43)から「NGワード」が出された。「暑い、痛い、芝が悪い」の3つ。「悪条件にも打ち勝ってやることが大事」と指揮官。宿泊するホテルは、できるだけ冷房に頼らない生活を行う。移動のバスでも冷房調整する。「最後は気合」とMF本田圭。芝は草のようなマレー芝。ピッチは悪いが「湿気で芝が滑る。滑った方がボールの走りが良くなる」とDF伊野波。


 ◆香港VSシリア戦井原コーチ視察
 ○… 井原正巳コーチ(39)が、14日に香港で行われる北京五輪アジア2次予選、香港―シリア戦を視察することになった。チームとともにマレーシア入りしているが、試合当日に空路香港入り。28日にホームで迎え撃つシリアを中心にスカウティングする。また、香港のホテルや練習場などの環境面もチェックする。
(2007年3月13日06時00分 スポーツ報知)

香港戦ではとんだ失態の反町氏。
ここに来て迷走を始めている模様。
守備のコンセプトはコロコロ変えるところでは無かろう。
DFの枚数やシステムという物は二次的な物であるが・マンマークかラインか、ボールを奪う位置はチームを熟成させる第一歩である事は戦術の根本的な部分である。
それを放棄するかの如き報道である。
本人は臨機応変とでも言いたげであるが、軸を欠いた戦術は機能した試しがない。
サッカーだけではない。
googleの成功は機能のコンセプトに統一感がある事に他ならない。
見た目がダサくとも、提供する側に同じ志があれば付いてくる者があるのである。
Appleもしかり。
パーソナルコンピューターの世界では勝者となり得なかったが、未だ消えずに残っている事自体勝利の証とも言える。
ハードとソフトを共に供給しているメーカーとしては最古となったと言えよう。
そして、コンピュータの世界を乗り越え世界を席巻している。
軸=コンセプトほど重要な物はあり得ない。
上っ面の真似事や相手に合わせたなどという事をしているうちは弱者なのである。
3大会連続で本大会に出場し、更なる上を目指しているのではないのか?
フル代表はアジア一だがこの世代は谷間なのか?
明日、その結論は出るであろう。

メッシーナ小笠原満男、泣き言

小笠原「試合に出たい」…6戦連続ベンチ外
 【メッシーナ(イタリア)12日】イタリア、セリエAのメッシーナに所属する元日本代表MF小笠原満男(27)が来季の移籍に関して初めて口を開いた。ベンチ外となりスタンド観戦した11日のキエーボ戦後、「来季、自分ではどこに行くか分からないけど、どこであれプレーをしたい。とにかく試合に出たいという気持ちが強い」と話した。最近6試合連続でベンチに入れていない状態が続いているが今季中は、希望する欧州移籍は規則上出来ない。小笠原は「とにかくシーズンが終わるまではアピールしていきたい」と話した。(2007年3月13日06時02分 スポーツ報知)

二年間の永きに及び柳沢敦を干し続けたクラブへ好き好んでノコノコ出掛けていった男が「試合に出たい」と申すか。
噂の出た時点でわかり切っておったものを、自ら望んで用意もせずに渡伊せしめたるは何事ぞ。
身から出た錆である。
時代の流れを読めず、自分の考えだけを押し通しても何も得るものがあるどころか身を滅ぼすだけなのである。
関ヶ原の合戦を終え、その責を棚に上げ、家臣の争いと上から眺めておっただけでは事は運ばぬ。
逆に身を削がれ裸にされるが落ちである。
して、征夷大将軍に任ぜられるのを手を拱いてみているしかなくなる。
かつての家臣は寿命を終え、恩顧の血筋も己が保身に走るは必然である。
全ては時代を読め無き者の宿命である。
今はボスマン裁判以前では無いのである、テレビマネー時代も過ぎ去った、クラブの株式上場に浮かれていた時代でも無い。
それ以上に日本のマーケットは開拓され、日本人選手の市場価値が無いのである。
サッカー選手のしての才能と能力でプレイしているわけではない事を理解せねばなるまい。
彼の末路を他山の石としてはならぬ。
移籍話には裏が存在するのだ。
そして小笠原もいずれ戻ってこよう。
物見遊山の土産話は楽しかろう、が、我等は優勝の二文字を四つ落としたのである。
この事実も忘れてはならぬ。

ガンバ戦報道

鹿島が5年ぶり開幕連敗/J1

試合前にファンに引退のあいさつをする元鹿島MF本田

<J1:G大阪1−0鹿島>◇第2節◇11日◇カシマ
 鹿島が02年以来2度目の開幕連敗を喫した。前半19分に相手が1人退場したものの、同26分にはDFファボンもひじ打ちで1発退場。その後も好機を何度も逃し、後半21分に決勝点を許した。MF野沢、FW田代、DF大岩を故障で欠き、この日はDF岩政が出場停止。オリベイラ監督は「計算外のこと(退場)が起きてしまったし、戦力自体も足りない」と嘆いた。次節17日の千葉戦は岩政が復帰するものの、DFファボンは出場停止。中後は「けが人が100%に戻るまで自分たちが頑張るしかない」と真剣な表情で話した。[2007年3月12日9時4分 紙面から]

★鹿島が開幕2連敗、“本田2世”吉沢「申し訳ない」
 鹿島がホーム開幕戦で0−1負け。5年ぶり2度目の開幕2連敗を喫した。左ひざ負傷の日本代表MF野沢らけが人続出の影響で“本田2世”と呼ばれるMF吉沢がプロ初先発。前半26分までに両軍1人ずつ退場者を出す乱戦のなか、敵エースFWアウベスのマーカーを務めたが、後半21分に一瞬のスキを突かれて決勝点を許した。「勝てなかったのは自分のせい。チームに申し訳ない」と吉沢。17日の千葉戦(フクアリ)で今季初勝利を目指す。

 ≪不吉な開幕2連敗≫
鹿島は相手を上回るシュートを放ちながらチャンスを生かせず、開幕の川崎F戦に続き零敗。ケガ人の続出で不安を抱えながら臨んだ試合だったが、それでも開幕2連敗は01年以来で2度目。そのときは3連覇を逃しているだけに、今季目標に掲げるタイトル奪還に向け不安はぬぐえない。MF吉沢「これで落ちるチームではない」と17日の千葉戦に向け気持ちを切り替えていた。[ 2007年03月12日付 紙面記事 ]

オシム監督視察「鹿島後半衰えた」
 日本代表イビチャ・オシム監督(65)は11日、鹿島―G大阪戦を視察した。「序盤、鹿島は積極的に主導権を取ったが、後半に動きが衰えた。G大阪はうまくスペースを使いましたね」と冷静に試合を評論した。G大阪の安田が前半19分に、鹿島のファボンが前半26分に、それぞれ早々と退場し、荒れ気味になったが「判定を分析することは審判委員会の仕事ですよ。9人同士となった後、試合の質が上がったともみられます」と話した。(2007年3月12日06時08分 スポーツ報知)

【J1:第2節】鹿島 vs G大阪:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
3月11日(日) 2007 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 1 G大阪 (14:03/カシマ/18,406人)
得点者:'66 マグノアウベス(G大阪)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:ファボンの退場の後、どんな対処をしたか?
「ファボンの退場は計算外。それ以前に岩政が出場停止で、大岩もケガだった。そう考えると、チームの編成的に計算外のことが起きてしまった。その場で対応しないといけないことになり、中盤を下げるしかなかった。石神が入って3バックにした。向こうが2枚しか残っていなかったので、中盤での数的優位を作るために3枚にした」
Q:川崎F戦に比べて攻撃の流動性は出たが、なぜ勝てないのか?
「前に外国籍選手がいるチームというのは、外国籍選手がフィットすることが最優先。フロンターレやガンバは日本に慣れている選手が本来のパフォーマンスを出して、勝負を決定づける仕事をしている。こちらもポゼッションをしながらチャンスを作っているけれど、決まらなかったということだ」
Q:2試合連続でDFが退場になって、流れがよくないが?
今は戦力が足りない。野沢、田代、柳沢といった選手たちが、本来の力を出したり、ケガから復帰することが必要だ」
以上

【J1:第2節】鹿島 vs G大阪:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●青木剛選手(鹿島)
「今日はファボンが退場して、大樹(岩政)も剛(大岩)さんもいない。想定外の状況が起きて、メンバーが替わるのはしょうがなかった。前半のうちに選手が判断して、後ろが余りすぎず、サイドに1人が行ったら1人余るとか1枚押し上げるとか、そういう話をした。ハーフタイムには指示があったけど、最後はぶっつけ本番だったし、しょうがないと思う。センターバックの登録選手がいなかったんで、試す試さない以前の問題だった」

●柳沢敦選手(鹿島)
「ケガ? 背中の痛みだけど、もう大丈夫。出る時はサイドの裏を突いていけという感じだったけど、ボールもこなくて狙っても全然出てこなかった。もっと使う意識を持ってもらわないといけない。連敗は現実だから、受け止めないといけない。前に進んでいくしかない。2試合無得点は結果論。でも受け止めて次に進むしかない」

●内田篤人選手(鹿島)
「安田の退場? 誓志さん(増田)からのワンツーで走っていったらぶつかっただけ。自分はわざわざイエローカードをもらいに行ったわけじゃない。あの後、 11対10でいいペースだったのに10対10になっちゃって、決めるところもあったけど、決め切れなくてダメだった。システム変更もあったけど、そういうのも対応できるようにならないと勝てない。向こうも10人でやってて同じ条件だったし。
マグノアウベスに決められた? あそこまではヨシさん(吉澤)がマンツーマンで抑えてくれてて、こっちも守りがラクだったけど、さすがに決めるところは決めてくる。自分的には上下のアップダウンが激しくなり、帰りも遅くなってきて、それでも相手にカウンターを出された時の準備はしていたんだけど。まだまだこれから。2つやって白星がない現実は受け止めていかないといけない」

●石神直哉選手(鹿島)
「守備をしっかりすることを意識した。3バックについては、川崎F戦前に仮想・川崎Fの一員としてやっていたし、戸惑いはなかった。途中出場? チームが負けているし、自分が出てどうにかしたい。しっかり言われたことをやるだけ。カシマスタジアムは今まで見る側だったけど、今日はアップが終わった時の声援がうれしかった。テンションも上がるし。勝ってサポーターを喜ばせたかったけど、残念です」

●吉澤佑哉選手(鹿島)
「マグノアウベス? 付いていけと言われるんで。でもまだまだ。あれを止められないと評価につながらない。あそこを完璧にしたい。ファボンの退場で10対10になり、そんなに焦りはなかったけど、勝てなかったことが残念。やっぱり自分のせいなのかなと思う」

●中後雅喜選手(鹿島)
「決めるべきところで決められればよかったけど。いい流れの時に得点できればよかった。退場者が出た後、自分が最終ラインに下がったけど、前半は相手があまり攻めてこなくて後ろが余ることが多かったんで、前に出てプレスをかけた方がいいと思って前に出た。後半も同じようにしたかったけど、中盤のパスミスからカウンターを食らって失点してしまった。吉澤ががんばってマグノを抑えてくれていたのに、中盤のミスが出るとやられてしまう。そういうチャンスを作っちゃいけない。点が入らない? ある程度、形は作っているし、前回より内容はいい。フィニッシュの精度をあげて、チャンスを決めるようにしたい」


二試合とも後半足が止まり、交代選手も仕事をせずに終えたと思う。
サッカーという競技の性質上、不運な失点もあるしツキに見放されゴールならぬ事もある、ましてや誤審は日常茶飯事である。
が、二試合とも逆転の時間帯に得点の空気を感じさせていない事は由々しき仕儀である。
攻撃陣の責ではなくチーム全体、クラブ全体の問題である事は明白。
ここは嫡子を今川へ送るのではなく殿を追放するが吉であろう。
今川義元・雪斎も同意しておる。
迎えには古寺で飲んだくれておる適任者までおる。
レールは惹かれているのである。
なお、真田幸隆の申すとおり、一時の敗戦に落胆しておるだけでは前へ進めぬ。
生きておれば陽の当たる日もあろうぞ。
昨日の敗戦は明日の勝利への伏線である。
中後の強烈なサイドチェンジを足下へ止める練習を行うのだ。

Jリーグ第2節 ガンバ大阪戦


アジアンカレーは何処に行ったのか。

本田元主将引退式

元鹿島・本田泰人氏、11日今季ホーム開幕戦で引退式
 昨季限りで現役を引退した鹿島の元日本代表MF本田泰人氏(37)=サンケイスポーツ専属評論家=の引退式が11日の鹿島−G大阪戦(カシマ)の前に行われることが10日、分かった。昨年12月の引退表明後にホームでの試合がなく、サポーターへの報告が先延ばしとなっていたため、今季ホーム開幕戦で開催される。鹿島に15年間在籍した本田氏は、ジーコ氏らとともに黄金時代を築き、現在は鹿島のアドバイザーとしてチーム強化に助力している。

★ホーム開幕戦、吉沢のプロ初先発が濃厚
 11日のホーム開幕・G大阪戦(カシマ)で3年目のMF吉沢のプロ初先発が濃厚となった。前日練習で、主力組のボランチに入った吉沢。昨年限りで現役を引退した本田泰人氏(サンケイスポーツ専属評論家)の遺伝子を受け継ぐ男は「削るくらいの気持ちでやりたいし、与えられた仕事をしっかりしてチームの勝利に貢献したい」。日本代表MF野沢、FW田代ら故障者も含めてベスト布陣が組めないチームを通算出場1分の男が救う。
(鹿嶋)

本日の試合前に引退式が催されるとのこと。
何故に公式サイトではなくスポーツ紙なのか疑問が残る。
その本田元主将の遺伝子を持つ者として吉澤が初先発する模様。
昨季は出場機会に恵まれず、同期の増田誓志は言うに及ばずチャンスを得た山拓・後藤に半歩遅れているかのように思え、青木・中後を追い越す事もままならなかった。
が、この窮地を救うべく白羽の矢が立ったのはこの男であった。
昨日の時点では興梠の先発予想であったが、ダニーロと本山のポジションを上げ吉澤で守備を向上させる方針と思える。
元々守備力は合格点であった、後はボールを持った後のプレイであったのである。
2005年柏との練習試合では日本代表玉田とレイナルドを十二分に抑えていたことでも証明されている。
今季水戸とのPSM終盤に投入された姿は2年の月日による成長が手に取るように見て取れた。
守備固めを行いつつ、逆襲への目も考慮したプレイ。
アディショナルタイムにはコーナーでの時間稼ぎ。
サッカーを理解したプレイヤーに成長していたのである。
「男子、三日会わずんば刮目して見よ」
が、関羽に呪い殺されるでないぞ。

興梠慎三は代役にあらず

田代 有三選手の検査結果について
3月9日(金)の練習にて右膝を負傷しました田代有三選手は、精密検査を行い、下記の通り診断されました。
1.負 傷 名:  右膝内側側副靭帯損傷
          (みぎひざ ないそくそくふくじんたい そんしょう)
2.全  治:  約1ヶ月


昨日の報道はあくまで序章で本日田代の離脱が正式に発表された。
怪我無くキャンプを打ち上げ、今季に対する期待が高まる一方であったのだが、野沢負傷から歯車が狂ってきたように思える。
柳沢敦も腰痛という情報で明日の2TOPはマルキーニョスと興梠とのこと。
状況的にピンチに見えるが、潜在能力を開花させるという意味では最高の舞台が整ったと言えよう。
衝撃のデビュー(2005年5月4日FC東京戦)から早2年、潜在能力を潜在させておくには永すぎる年月が過ぎ去りつつある。
バー直撃アシスト二発は伝説であろう。
決して代役ではなく、スピードを活かした戦術であると考え方を変えようと思う。
青木がDFラインに下がるため、誓志も先発起用される。
鵬翔は出来ている。
二人の同時起用時間が非常に少ないため認知度は低い。
が確実に出来ている。
昨季、ナビスコ杯準決勝1st legアディショナルタイムでのコンビネーションは美しかった。
もっと長い時間を与えたかった事は紛れもない事実である。
そして明日は揃って先発出場の予定。
鹿島の両川体制とも言うべき二人である。
武の吉川元春と知の小早川隆景。
興梠慎三と増田誓志に重なってみる者も多い。
本来兄が元春ではあるが質実剛健なキャラクターは興梠に、誰にでもうち解ける隆景は誓志であろう。
盤石な体制が始まる試合として明日のガンバ戦を見つめたいと思う。

さらばメッシーナよ

小笠原メッシーナ退団へ
 イタリア、セリエAのメッシーナに所属する元日本代表MF小笠原満男(27)が、今季終了後の退団を決意したことが8日、明らかになった。昨年9月、鹿島からレンタル移籍したが、出場試合に恵まれず、ここ5試合連続でベンチ外と不遇を味わっている。今後はオーストリア、スイス、フランスリーグなどで移籍先を探すが、獲得するクラブがなければ今夏、古巣・鹿島に復帰する。

 MF小笠原がメッシーナを退団する。「満男がメッシーナに残ることはない。鹿島に戻る選択肢もあるが、ほかの海外クラブでやる方向で、満男とは話をしている」と鹿島関係者。シーズンが終わり移籍市場が再開する今年6月に退団し、欧州クラブの移籍先を探す。

 昨年9月に、鹿島からレンタル移籍。リーグ3試合目のレッジーナ戦でセリエAデビューを果たすと、エンポリ戦では初得点と上々のスタートを切った。だが、その後は試合出場機会に恵まれず、ここ5試合はベンチ外。不遇を打開できず、シーズン半ばにして退団することを決断した。

 今後はスイス、フランス、オーストリアリーグへの移籍を視野に入れる。現在、小笠原にはイタリア人代理人のペトリッカ氏がついているが、新たにイタリア外の欧州クラブに人脈を持つ代理人に、移籍候補先のリストアップを依頼。日本人選手に対し、「色めがねで見られない国」(関係者)への移籍実現を目指す。

 スイスでは、バーゼルでDF中田浩二が主力として定着。フランスでもルマンのMF松井が活躍し、オーストリアのザルツブルクには、DF宮本、三都主が移籍を果たした。日本人選手を評価する、この3クラブも移籍先の有力候補で、小笠原のプレーを収録したビデオなどを送り、売り込みをかけていく。

 「移籍先がみつからなければ鹿島に復帰することになる。でも、イタリアで不完全燃焼のままで日本に戻ってくるのも、満男は納得しない。もう1回くらいはチャンスを与えたい」と関係者。28歳と、脂の乗り切った司令塔にとって鹿島復帰は最後の手段。まずは欧州移籍を目指して動き出した。

 小笠原は11日のキエーボ戦(ベローナ)の遠征メンバーに選ばれ、チームとともに8日移動した。

(2007年3月9日06時05分  スポーツ報知)

何故、今なのか理解に苦しむ。
移籍前からメッシーナの現場から不要と言われ、チームが出来上がった開に合カップ要員勝ち目のない試合に使われた最初の三ヶ月で気付くと思うのだが。
そしてメッシーナの会長だけが金に目が眩んだ発言を繰り返す。
挙げ句の果てに三十路まで引き取らぬと申すフロント。
更に申せば欧州に「色眼鏡で見られない国」は無い。
関係者も含めて勉強不足である。
ただ、野沢が負傷中のこの二ヶ月間だけは帰ってきて欲しいと思ってしまう自分のメンタリティの弱さに自ら苦言を呈したい。

DF陣別メニュー

鹿島大ピンチ DF4人が別メニュー
 鹿島の主力6人がケガで午前中の紅白戦を欠場した。事態を重くみたオリベイラ監督は午後の練習を急きょ変更し、15分ほどのストレッチで終わらせた。深刻なのはDF陣で、新井場、大岩(左足首痛)、ファボン(背筋痛)、内田(右太腿痛)と4人が別メニューで調整。加えて開幕戦で退場処分を受けた岩政が出場停止となるため、ユースの山住を呼び寄せたが、登録は間に合わなかった。11日のG大阪とのホーム開幕戦は不安を抱えたまま迎えることになりそうだ。
[ 2007年03月09日付 紙面記事 ]

危機的状況である。
よもや、第二節で
船山 石神 青木 當間
という布陣になってしまうのであろうか。
(石神はサテライトでCB経験済み)
青木が下がれば、空いたMFにヤスということも考えられる。
ホーム開幕にて新人4人がデビューするとあらば、それは何をおいても駆けつけねばならぬ。
初陣で功を立てるは武将の誉れ。
毛利元就しかり、武田晴信しかりである。
負傷が誤報であったとしても、いずれ初陣はやってくる。
増田誓志が如き功を期待しておるぞ。

迎え討つ、これ上策なり

G大阪が鹿島戦へ向け緊急ミーティング
 G大阪は緊急ミーティングで11日鹿島戦(カシマ)へ向けた態勢を整えた。7日の練習試合でJFLのFC岐阜と対戦。格下相手に45分×3本で5−2と勝利したが、主力組が出場した1本目は0−0と不発に終わった。西野監督は「試合になってないね。収穫はない」とミス続発の低調な内容をバッサリ。試合後FWマグノ・アウベスの呼び掛けで主力が集まり、「単純なミスが多い」「仕掛けるべき所は仕掛けよう」と意見を出し合っていた。
[2007年3月8日8時59分 紙面から]

播戸、無心で鬼門カシマ突破
 G大阪の日本代表FW播戸竜二(27)が天敵退治に乗り出す。6年間勝ち星のないアウエー鹿島戦(11日・カシマ)を控えた7日、FC岐阜(JFL)との練習試合に主力組で出場した。0―0で引き分け大一番へ不安が残ったが、早くもスイッチを切り替えた。

 まさかの無得点にも、播戸の表情は明るかった。「今日のことは忘れた。悪いことを考えても何もならんしね」昨年11月11日の同カードでは、右足首痛を抱えながら強行出場した。1―3で敗れただけでなく、故障を悪化させ、日本代表のサウジアラビア戦も辞退。カシマスタジアムには嫌な思い出があるが、究極のプラス思考で気持ちを切り替えた。「自分ができることをすべてやりたい」7年越しの“雪辱”へ、闘魂FWが今季初ゴールを目指す。
(2007年3月8日06時04分  スポーツ報知)

連日ガンバ記事が紙面を躍らせてている。
それほどまでに、アウェイ側を持ち上げたいのかと勘ぐりたいところではあったが、記者を呼んだ練習試合が不発であったので記事に困ったようである。
JFLに不発であったからどうのと言うつもりは毛頭無い。
相手には相手の事情があるのだ。
我等はホーム開幕として何としても勝利を呼び込む必要がある。
ジンクスも何も不要。
まずは一つ勝つ。
その為の策を考えようではないか。
まずは綺麗すぎる城壁に泥を塗り火矢に備える。
多勢に討って出るような真似はせず、籠城を決め込む。
穴掘り衆には瓶に水を張り場所を突き止め待ち受けるのじゃ。
そして、雪を待つ事が上策。
が、ここで追い討ちも必要と心得る。
勝利に酔い、援軍を帰してしまっては隙を生む。
返り討ちこそ更なる上策である。
史実に囚われず、歴史を塗り替える事こそ肝要である。

七年目も同様に

◆ 6年間勝てないカシマスタジアム ◆

 G大阪は6日、次節の鹿島戦(カシマ)へ向け練習を再開した。FWバレー(25)は、00年以来6年間勝ち星から見放されている「鬼門」カシマサッカースタジアムでの勝利を誓った。

 「ボクに苦手意識はない。コンディションも上がってきているし、あとは自分たちのサッカーをやるだけ」

 今季甲府から移籍してきた新助っ人にもちろん“カシマアレルギー”はない。そればかりか、昨季の8月23日鹿島戦ではゴールを決めており「覚えてるよ。いいサッカーをやれたらいいね」といいイメージしかない。


 3日の開幕戦ではスタメンこそライバルのFW播戸に奪われたものの、後半途中から出場し、試合終了間際に決勝点を決める活躍を見せた。調整遅れを指摘していた西野監督も「コンディションはほとんど戻ってきている」と万全であることを強調した。

 「あとは出場機会を得るだけ」

 先発奪取への意欲も見せる最強助っ人が、長年のジンクスにピリオドを打つ。


[ 2007年3月7日付 紙面記事 ]


播戸“鬼門カシマブチ破るゾ”

 J1・G大阪のFW播戸竜二(27)が因縁の地で今季初ゴールを狙う。11日にリーグ第2節・鹿島戦が行われるカシマスタジアムは、チームにとって過去6年間勝ち星がなく、播戸自身も昨年11月にケガを悪化させた“鬼門”の地。6日、開幕戦後、初の全体練習を終えた播戸は「優勝するために一つも負けるつもりはない」とキッパリ。エースのゴールで厄をはらい、開幕ダッシュに弾みを付ける。

 悔しさは今でも鮮明に覚えている。開幕戦後初の全体練習を終えた播戸は目をギラつかせながら「鹿島は直接のライバルになるチームだと思うし、たたいてさらに弾みをつけたい。開幕戦勝ったことに意味を持たすためにもね」と“鬼門”突破に自信を見せた。

 昨年11月、優勝争い真っただ中、カシマスタジアムで鹿島と対戦した。左太もも痛を押して出場した播戸は、試合中に症状が悪化。その後3試合を欠場し、濃厚だったA代表招集も棒に振った。

 播戸だけでなく、攻守の要・MF橋本がイエローカード2枚で退場。チームが連覇を逃した要因となった試合だった。「あのときはケガのことしか考えられない状態。痛いのを無理して出て悪化した」。苦いシーンを頭に思い浮かべると、播戸の表情は険しくなった。

 G大阪にとってカシマスタジアムはまさしく“鬼門”だ。早野監督時代の00年5月に勝ってから、6年間勝ち星なし。西野監督は「やりにくさは感じないけど、なかなか勝てない。何でだろう?」と首をひねる。今回も一筋縄ではいきそうにない。「鹿島は初戦を落としてるし、次はホームで、ましてガンバ戦。タフに戦ってくるだろうし、そういう意味でのやりにくさはある」と気を引き締めた。

 それでも覇権奪回を目指す以上、避けては通れない道。エースの一発が勝利への鍵となる。フィジカル中心のメニューを終えた播戸は「いいトレーニングができた。今は体は万全やし、じっくり鹿島からどうやって点を取るかを考えられる」とニヤリ。狙うは開幕ダッシュ。自らのゴールでジンクスを打ち破る。


[デイリースポーツ]

[ スポーツナビ 2007年3月7日 11:17 ]


ここ数年順位が下のためガンバ相手に引け目を感ずる者も多いようだが、実際の所はガンバ側の方に苦手意識がある。

我等は六年間に及び無敗なのである。

その中でバレーだけが苦手意識が無いとのこと。

確かに06年19節にて途中出場しゴールを割られたことは紛れもない事実である。

たった一度のチャンスを決めた決定力には敬意を表する。

が、その勝利はことごとくチャンスに外しまくった我等側に非があり、尚かつ誤審が存在したことは明白。

そのような過去から良いイメージとは片腹痛し。

だが、所詮サブである。

聖地で民が前に引きずり出してくれようぞ。

U-20 ヤスコメント

【U-20日本代表候補 トレーニングキャンプ】A日程(2/27〜3/4)参加選手コメント [ J's GOAL ]
2/27から千葉県内で開始したU-20日本代表候補のトレーニングキャンプ。日程は進み、現在はすでに「強化が目的」とされるB日程が行われている。以下は「選考が目的」とされるA日程選手たちのコメント。新メンバーも、これまで当落線上で戦ってきた選手も、心機一転臨む気合が感じられる。

●遠藤康選手(鹿島)
「満足度的にいうと半分ですね。自分の持ち味が出せたのと、足りなかったのは巧守の切り替えと。あと、チームのコンセプトがあんまりかな。初の代表で戸惑うところはありました。最初は緊張しました〈笑〉試合でコミュニケーション取って、慣れてきました。試合なら言いたいこともいえるので。試合では相手に勝とうっていうことでやりました」

ヤスが帰ってくる。
試合中の声には自信がある模様。
まさに期待の星。
東北・帰参といえば伊達成実である。
三浦友和演じる成実は感情を表に出す熱血漢で冷静沈着な片倉小十郎との対比が面白い。
詰まるところ主人公を引き立てるには、周りを固めるキャラクターにありと言わねばならぬ。
亀のままでは弱すぎる。
平蔵もしかり。
勘助は悪くないのだが、負けっ放しで不幸ばかりが先走り過ぎである。

エルゴラ採点

GK
 曽ケ端 5.5 失点シーン以外はほぼ完璧と言える内容
DF
 篤人       5.0 対面の村上に封じ込まれ、持ち味出せず。もっと積極性ほしかった
 岩政       4.0 記録上は反スポーツ的行為だが、事実上異議での退場。防げた1枚
 ファボン     5.5 高さと強さでジュニーニョを完封。安定した守備ラインを築いた
 新井場      5.5 もっと積極的な攻撃参加をしても良かった。物足りない内容
MF
 本山       5.0 攻撃面でチームを牽引したかったが、実現することはできず
 ダニーロ     4.5 連係面で合わない場面が多く、彼にとっては苦しい時間が流れた
 青木       5.0 中盤で攻撃の芽は摘んだが、中盤から攻撃を組み立てられなかった
 チューヤン   5.0 リスクを冒し攻めるも、思うようなプレーできなかった
FW
 敦         4.5 動き出してもボールが出ない。それでもシュート数0は不満が残る
 マルキーニョス 5.0 積極果敢に攻め入ることもあったが、結果が欲しかった
交代
 誓志       5.0 投入直後から積極的なプレーも流れを変えることはできず
 田代       5.0 得点を期待されての投入だったが、ボールの配給はなかった
 興梠       -  時間短く、評価無し
監督
 オズワイルド・オリヴェイラ監督 5.0 中後を右に配置したことで、ゲームメーカーが不在の状態になった


まあ一般的な見解であろう。
出場した選手の評価はこのようであると思える。
柳沢敦への「動き出してもボールが出ない」というあたりはスタジアム観戦と読みとれる。
(いつもの事なので観ずに書く事も可能であるが)
ダニーロはヘディング二発と肘撃ちについてのコメントも欲しいところ。
監督への「ゲームメーカー不在」というところはチューヤンを右に配置した結果ではなく、どん詰まった川崎の守備ブロックを崩すアイデアを提示できなかったことにあると終える。
そして策もなく通らないスルーパスを出すダニーロを残し、唯一のファンタジェスタである本山を下げたところに問題はあったように思える。
が、本山は不可解なイエローを貰った時点でベンチへ戻す事を決めていたのかも知れない。
わずかな手勢で海野口城を落としながらも放り還った初陣が如しというべきか。
誰もが主人公である勘助の頸が飛ばぬ事は見抜いておるのであるから、そこにいかなる緊迫感を与える事こそ演出である。
今回は全く持って成されておらず、あの太刀により勘助の復讐心を断ち切ったとはよもや誰にも想い寄るまい。
多散られて腑抜けになった主人公も哀れであり、観ている視聴者は置いてきぼりであった。
それ以前にノコノコ敵前に降り立った勘助の行動も意味不明である。
後半部分の追放への流れに至っては、戦国の世とは思えぬ情けなき嫡子。
これでは世継ぎとして失格であろう。
せめて新田版までとは言わぬが、もう少し好青年に描く事は不可能なのであろうか。
井上靖の原作では、勘助の目の届かぬところで行動する主君であったが、この原作にない部分の描き方は意味不明である。

吉田よ、よく勉強するのだ

「ひじ打ちは退場」を了承 国際サッカー評議会
 【ローマ3日共同】サッカーの競技規則を改定する国際サッカー評議会は3日、英マンチェスターでの年次総会で、国際サッカー連盟(FIFA)が昨年のワールドカップ(W杯)担当審判員に対し、ひじ打ちは退場とするよう命じた指示を、すべての試合に適用することを了承した。
 また、イスラム女性が頭を覆う「ヘジャブ」は競技規則上、認められないとの立場を確認。ゴール判定の電子システムを試験的に導入する場合は、装置が100パーセント正確に機能し、システムからの信号は審判員だけに届くこと−などの条件を定めた。

(了)
[ 共同通信社 2007年3月4日 11:59 ]


吉田主審よ、ルールを覚えるのは笛を吹く前にしておくことぞ。

川崎戦報道など

鹿島が得意の開幕戦で黒星/J1
<J1:川崎F1−0鹿島>◇第1節◇3日◇等々力
 鹿島が得意の開幕戦を落とした。過去10勝1分け2敗と抜群の相性を誇っていたが、この日はチグハグさが目立った。左ひざ内側側副じん帯損傷で日本代表MF野沢を欠く中盤は連係が悪く、新外国人MFダニーロもスルーパスをミスし、リズムを悪くした。1点を追いかける後半36分にはDF岩政が不運な判定で2枚目の警告を受け、退場を食らった。
 オリベイラ監督は「連係が成熟するのに時間がかかる。川崎Fは長年同じメンバーでやり連動性もある。今日はその差が少し出たかもしれない」と話した。
[2007年3月3日20時18分]

★鹿島、黒星スタート…攻撃陣の呼吸合わず
 開幕戦に強いはずの鹿島が0−1惜敗。開幕通算3敗目(11勝1分け)を喫し、黒星スタートとなった。新加入のFWマルキーニョス、MFダニーロら攻撃陣の呼吸が合わず、新主将に就任した開幕通算7戦6得点の“開幕男”FW柳沢も不発。「川崎は長年やっているメンバーで戦えている。その差が出た」とオリヴェイラ監督。直前に左ひざを負傷した日本代表MF野沢の離脱、後半36分に2度目の警告を受けたDF岩政の退場など不運も重なった。11日のホーム開幕・G大阪戦(カシマ)で巻き返しを図る。

≪鹿島初の開幕0点≫開始から主導権を握った鹿島だが、前半21分に失点。後半はFW田代らを投入し反撃を仕掛けたものの0―1で敗戦。Jリーグが発足した93年以降14年続いていた開幕戦での連続得点記録が途絶えた。それでも、MF中後は「チームにはいい選手がたくさんいるから、時間を重ねればもっと良いゲームができる」と手応えを口にした。主将のFW柳沢も「次のG大阪戦(11日)まで1週間あるし、しっかり準備して勝ちにいきたい」と前向きに語った。

鹿島、連係不足明らか…J1第1節
 ◆川崎1―0鹿島(3日・等々力) 鹿島は決定機が少なく、連係不足が明らかだった。新加入のブラジル3選手も見せ場がなく、オリベイラ監督は「新しい選手が入って公式戦は初めて。チームの連係が成熟するのには少し時間がかかる」と話した。
 柳沢は、シュートさえ打てず「全体的に前に急ぎ過ぎ。パスをつないでスペースをつくる単純な動きが欠けていた」と反省点を挙げた。
(2007年3月3日19時45分 スポーツ報知)

【J1:第1節】川崎F vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
3月3日(土) 2007 J1リーグ戦 第1節
川崎F 1 - 0 鹿島 (15:00/等々力/20,295人)
得点者:'21 マギヌン(川崎F)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「できれば、記者の方からの質疑応答からはじめさせて頂ければと思います。みなさん質問があればお願いします」
Q:勝てる試合をレフリーに盗まれたという気持ちは?
「基本的に仮説でぼくは話をすることはできません。もしかして前半の10分で相手の選手が退場になって試合が進んでいたかもしれませんが、そういうことを想像しながら仕事をやっているわけではないので、そういう事は一切考えていません。
残り10分でうちの選手が退場したというのは事実であって、それは認めざるを得ない事であって、それにうまく対応していきたいということ。レフリーによって何かが変わったということは一切考えておりません」
Q:試合開始から前線へのロングボールが多かったように思いますが、それは狙いだったんでしょうか?
「それが選択肢の一つであって、攻撃の狙いとしては違う形でした。ただ、やはりそれが目立っていたということは我々がボールを保持していた確率が高かったという事であって、いろんなバリエーションが作れる事になる。ただ、だからといってぼくはロングボールだけに頼っていたとは考えておりません。違う形もやれていたんじゃないかと思っています」
Q:違う形というのは具体的には?
「相手陣内でうまくパスワークしていくとか、後はボールを失ったらすぐに失った人がアプローチをかけていく。あるいはボールに近い人がかけるということなんですが、それは基本的にできていたところもあったと思います」
Q:今日は3バックに対して2トップがマークされていて、FWが仕事らしい仕事をできていなかった。ダニーロ選手もフィットしていなくてボールを取られる場面があったんですが、攻撃面についてはいかがですか?
ダニーロに関しては指摘された通り、フィットしていないということはあります。彼がブラジル選手権を終わった時点から約2ヶ月間、体を動かしていなかったということもあって、当然そこまで日本のサッカーに慣れるま所までというのは…。通常の外国人が海外に行く際にかかる時間が必要だと、ぼくは考えています。またマルキーニョスと柳沢選手に関しては、彼らは初めて公式戦を共にプレーしている所であって、お互いにどのような特徴があってどのように動けばいいのか。あるいは味方同士でどういう動きを求めていくのかというところでかなり欠けているところがあると思います。それは彼ら2人だけの問題ではなく、チーム全体を見ても初めてプレーしている選手が数多くいますので、その連係という所では成熟するのにはまだ時間がかかると思います。そういう意味では、この試合に関してはフロンターレは一緒にやってきただけの連動性の成熟ができていた。あるいはメンバーをある程度固定しながら戦えるというところで、我々と彼らの差が出たのかなと思います」
Q:開幕前に野沢選手をケガで失いましたが、その離脱がこの試合に与えた影響を監督はどう考えられますか?
「彼自身が重要な選手だということはぼくは認識しておりますし、チームとしてもその認識を持っているんじゃないかと思います。ただ、彼がいた場合といなかった場合とはあくまでも仮説に過ぎないと思いますし、彼がいたからといって試合に勝てたとは誰も断言できない訳ですから。ただ、彼が今日の試合にいないということは、1週間前からの情報として我々は知っていましたし、その中でどういうチーム作りをしていくのかという事を考えながらぼくはやってきました。今後とも彼が復帰するまでは代わり、あるいは彼がいない状態でどうやっていくのかという事をしっかりやっていかなければならないと。今は解決策も含めて、やっていきたいと思います」
Q:岩政選手が退場しましたが、次の試合の守備についてはどうされますか?
「大岩選手が今日見てのとおりベンチに入ってもらって、かなりの回復がある。経験と高い技術を考えると非常に心強い選手ではないかと思います。彼が入って問題なくできるでしょう」

以上

【J1:第1節】川崎F vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●柳沢敦選手(鹿島)
「いいところもありましたし、悪いところもあった。次に向けてがんばりたい。
いいところは、やろうとしたいくつかの事ができていたんですが、決定機は作れなかったのは良くなかった。
チーム全体としてみれば良かったが、結果が出なくて残念でした。次の試合まで1週間ある。勝ちに行きたいと思います。
今日は全体的に前に急ぎすぎたと思います。もっと短いパスをつないでスペースを突いていきたかったですね。なかなかダニーロのところで収まらなかった。入ればいい形になる。そういう形をもっと増やしていきたい。ただ、それは全体的な問題。1人ではできないですし、みんなで協力してやっていきたい」
以上

新監督船出飾れず J開幕戦 鹿島黒星
2007/03/04(日) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
 サッカーのJリーグは三日、十五年目のシーズンが開幕した。一部(J1)は等々力陸上競技場などで七試合を行い、鹿島は0−1(前半0−1)で敗れ、開幕戦を白星で飾れなかった。鹿島が開幕戦で敗れたのは一九九五、〇二年に続き三度目。
 鹿島は前半二十分まではボールを支配したが、シュートまでなかなか持ち込めず、逆に二十一分に川崎に左サイドを崩され、MFマギヌンに先制点を奪われた。
 後半に入ってからは川崎の攻勢に遭いながらも粘り強く守ったが、十一分のダニーロのヘディングシュートがポストに嫌われるなど最後までゴールを割ることができなかった。
 一九九三年に十チームでスタートしたJリーグは、発足時の爆発的ブームや一時の低迷期を経ながら拡大し、現在はJ1が十八、二部(J2)が十三チームに。二○○五年以降一シーズン制で行われているJ1は今季、十二月一日の最終節まで2回戦総当たりの三十四試合で覇権を争う。


連係面で課題残す
 鹿島はオズワルド・オリベイラ新監督の船出を白星で飾ることができなかった。内容は互角だったが、最後の局面で相手DFを崩しきれずにシュートはわずか7本に終わるなど、連係面で課題を残した。
 先に主導権を握ったのは鹿島だった。中盤を支配し、サイド、中央からと何度も仕掛けてゴールに迫った。しかし、「ラストパスでのミスが多かった」と中後。決定的な場面をつくれないまま、21分に川崎に一瞬のすきを突かれて先制点を奪われると、その後は立場が逆転。引いた相手を崩せず、カウンターにさらされた。
 鹿島も悪い流れを打開しようと後半途中から田代を投入し3トップに変更したが、いかんせん練習でも試していない形に選手は戸惑うばかり。「どこに動くかあいまいだったし、ポジションがかぶったりしてしまった」と田代。連係不足に岩政の退場なども重なり、チャンスすら作れなくなってしまった。
 結果的に、始動したばかりの鹿島と関塚体制4年目の川崎との差がはっきりと表れた形となった。守備が総崩れしなかったことは収穫だが、攻撃面でダニーロと周囲の連係が悪かったのは明らか。オリベイラ監督も「ダニーロはまだフィットしていない。コンディションを戻すまで時間が必要」と話し、チーム全体でも「連係が成熟するまでは時間がかかる」との認識を示した。
 それでも試合は待ってはくれない。次戦は強敵・G大阪をホームに迎える。野沢の離脱に続き、岩政も不在と緊急事態を迎えるが、優勝を狙うためには連敗は許されない。「あと33節もある。すべて駄目だったわけではないので、次につなげたい」と顔を上げた中後。1週間でいかにチームを立て直すか。鹿島がいきなり厳しい局面に立たされた。


やはり開幕直前に攻撃の軸を出ある野沢が負傷したことが響いた。
失点はしたものの最小に抑えることが出来たことは悪くなかった。
岩政の退場後も人数差は感じさせなかった。
期待された新戦力が期待されただけの力を発揮してないことは新指揮官も認識しているところは朗報である。
何よりも吉田氏のジャッジであることは火を見るよりも明らか。
肘撃ちはレッド、悪質なファールもファールした川崎選手が倒れればお咎め無し、キーパーへのバックパスを見逃す、etc…
さすがは昨季13節ホーム川崎戦で不可解なカードを連発しフェルナンドを退場させた主審である。
12対10では勝ち目がなかったということ、昨季も今季も。
次節は大岩起用が大方の予想であるが、試合の流れによっては青木を下げることも可能であり、昨日はU-20で不在となったヤスの勇姿もあり得る。
ただの34分の1が過ぎ去っただけである。
今は気持ちの気持ちの切り替えが必要。
そして、まずは地道にホームで勝利を重ねて行こうではないか。

Jリーグ第1節 川崎フロンターレ戦


本山って良い選手だなあ。
心の底からそう思う。
お金を払って観る価値十分。
しかし、その力を持ってしても元祖10番の誕生日に花を添えられなかった事は残念だ。

2007年シーズン開幕

鹿島はリラックス調整で総仕上げ
 鹿島がリラックス調整で開幕戦に向けて総仕上げを行った。2日の最終調整は戦術練習は一切なく、フットバレーなど軽めのメニューに終始。オリベイラ監督はキャンプなどでは2部練習で計6時間半のハードトレを課してきたが、開幕も目前に控えて手綱を緩めた。「今週は選手がしっかりやってくれたから、体のことを考えて負担を減らした」と話した。
[2007年3月2日20時11分]

鹿島柳沢「開幕男」の本領発揮だ

1日の練習で赤色のスパイクに手をやりストレッチをする鹿島FW柳沢

 「開幕男」鹿島FW柳沢敦(29)が10冠へチームを好発進させる。開幕戦は通算7試合6得点で、広島FWウェズレイらと並び歴代トップタイの得点記録。2日、今日3日の川崎F戦で単独トップとなるゴールを狙うことを誓った。

 サッカー選手にとって正月とも言うべき開幕戦にめっぽう強い。プロ2年目の97年から3年連続ゴール。2年半のセリエA時代からJ復帰戦となった昨年もハットトリックで衝撃を残した。07年の開幕戦も「今年もそうなればいい」と連続ハットでの得点記録更新への野望も口にした。

 だが固め打ちよりも理想とすることがある。「いろんな意味で確率を上げたい。22点を取った98年はハットが2試合、2得点以上の試合もあった(3試合)。点を取ってない試合が(18試合)と多く、理想だけど毎試合、点を取る方がいい」。開幕戦に限らず、多くの試合にゴールをちりばめるつもりだ。

 07年門出の一戦はチームカラーでもある赤色の新スパイクで臨む。「今まで黒か白しか履いたことがない。似合う? ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。5年ぶりのタイトル奪取へ、深紅の足元からゴールを、開幕戦白星を奪う。
【広重竜太郎】
[2007年3月3日8時53分 紙面から]

“開幕男”の直接対決だ!川崎・我那覇Vs鹿島・柳沢
 こちらは“開幕男対決”だ! 昨季、ともに開幕戦で3ゴールを決めた鹿島のドイツW杯日本代表FW柳沢敦(29)と川崎の日本代表FW我那覇和樹(26)が直接対決。日本代表イビチャ・オシム監督(65)が視察に訪れる同戦で、プライドをかけた戦いが繰り広げられる。

 「平常心でがんばります」と言い残し、我那覇は練習場を去った。珍しく言葉少ない姿に、集中の二文字を感じさせた。昨季は開幕・新潟戦で6−0勝利。2節・京都戦も7−2。2位躍進への勢いをつかんだ。「去年はうまくいきすぎたというのはあるけど、勝つことが大事」と日本代表MF中村憲も強調する開幕の重要性。関塚監督も「本来持っている前への躍動感、力強さは忘れたくない」とあくまで攻撃的姿勢を貫く意志。爆勝発進を開幕戦ハットなど2戦連発で導いた昨季日本人得点王にかかる期待は当然大きい。
 一方で同監督は「チャンスを与えやすくなっている。出ている選手も結果を出さないと」とFW黒津ら控え組の成長にも目を細める。我那覇自身にとっても、昨季の再現は大きな意味がある。我那覇が、川崎が、今季も開幕戦を契機に旋風を巻き起こす。
(志田健)
★川崎、アウエー気分?
 選手は練習後、スーツケースを引きずって帰宅。開幕戦後にアジアCL1次リーグのアレマ・マラン戦(7日、アウエー)のため成田空港から出国予定。その姿はアウエー戦前のようだった。8日帰国、11日に敵地で神戸戦と強行日程だがMF中村憲は「先を見てる余裕はない。チャレンジャーですから」。



ファンの子供を抱いて記念撮影の柳沢。こちらは余裕があります

★鹿島・柳沢「全試合でゴールを」
 鹿島の“開幕男”が、今年も派手に口火を切る。「始まりだから、今年も頑張ろうという気持ちもある」と柳沢。97年から3年連続で開幕戦ゴール。昨季(広島戦)はハットトリックも決めた。開幕戦通算6得点は、現役では広島FWウェズレイと並ぶ最多。今年も、の期待は膨らむ。

 一方でさらなる進化も追求する。「得点も含めていろいろな確率を上げていきたい。毎試合得点を取ることが理想だし、夢でもある。今年は全試合でゴールを決めたい」。自己最多22得点をマークした98年は無得点が20試合。昨年は開幕戦のあと、わずか1得点に終わった。リーダー役を任される今年はコンスタントな結果を求めていく。
 「川崎は個人能力が高い選手が多い。結果を残して自信につなげたい」
 敵には日本代表FW我那覇がいる。エース対決を制したとき、10冠への道がはっきり見えてくる。

(千葉友寛)

中後 大役FKキッカーも自信
 鹿島のMF中後雅喜(24)がオリベイラ監督からFKのキッカーに指名された。大役を任された中後は、練習後も居残りでFK練習。絶妙ゴールを連発し「壁は高いけど、コースをしっかり狙って壁を越えれば入る」と自信をのぞかせた。

 昨季までは出番に恵まれずFKを蹴るチャンスはほとんどなかったが、駒大時代から得意としていたFKでアピールしたいとの思いは強い。「持ち味なんで。練習でも常にやってきたし」。今季サンパウロから加入したDFファボンも強烈な右足からのFKが売り物だが、中後は「誰が蹴るかは感覚で決めたい。でも、自信がある位置は自分で蹴る」とキッパリ。川崎Fとの開幕戦に向け「決められればチームにとってプラスになる。大事な場面で決めたい」と意気込んだ。

[ 2007年03月03日付 紙面記事 ]

川島完封に自信 川崎移籍初戦ガッチリ守る
 川崎移籍初戦に開幕先発するGK川島永嗣(23)が3日の鹿島戦(等々力)に向けて、失点の原因を完全につぶした。昨年の失点シーンをすべて集めて課題を完全修正。「しっかりした準備ができた」と手応えを得て初戦を迎える。

 川島は先月から高畠勉コーチに、昨年の全55失点の場面をDVDに編集するよう注文。「原因を突きとめて改善することが大事」DFとの連係を堅固なものにし、ベストを尽くしてきた。DFラインからの信頼も得た。DF伊藤は「永嗣が(連係を)分かろうと努力してくれた」と語り、寺田も「不安は全くない」と話した。川島は「これから積み重ねて、良くなっていく。早く試合をしたい」タイトル取りへのスタートを心待ちにした。
(2007年3月3日06時04分 スポーツ報知)


いよいよ開幕。
前日には軽く調整し精神を整えた模様。
先発FWは実績を重んじ柳沢敦を起用。
そもそもチャンスに強い選手なのである。
先日のPSM水戸戦で結果を残したが、この試合でメンタル面の充実をこの目で見極めたい。
そしてセットプレイはチューヤン。
公式戦デビューとなった2005年ナビスコ杯清水戦ではCKから2アシストを決めた実績を持つ。
その真価を発揮するだけでよいのだ。
練習試合・紅白戦ではほぼメンバーを固定して戦ってきた。
そして我等を相手も研究してきた。
奇策を行わずまともにぶつかって勝つ、いわゆる横綱相撲である。
がっぷり四つに組んだ上で寄り切ろうではないか。
ただし、キーパーに足を掴まれないように気を付けること。

川崎フロンターレ戦試合前監督コメント

オズワルド・オリベイラ監督
『準備は整っている。どのチームにも敬意を払い、やるべき事をしっかりやれば良い結果が出ると思う。サッカーはいろいろな要素があるので、試合をしながら確認していきたい。』

準備は整った、試合中には臨機応変に。
そして一つ一つ勝っていく。
求めるサッカー像がここにある。
遂に開幕。
心してかかろう。
初陣に勝利する事こそ肝要。
敵にどれほどの軍師が就いていようとも、雪で志気が落ちようとも、最後には殿軍の素振りで城を落とす。
最後に笑えば良いのである。

ヤス大爆発

遠藤3発!U20アピール合戦/練習試合
<練習試合:U−20日本代表7−4流通経大>◇1日◇市原臨海競技場◇45分×4
 千葉県内で合宿中のU−20(20歳以下)日本代表が、大学生に勝利した。カナダで6月開幕のU−20W杯代表メンバー入りをかけた流通経大戦は、昨年のアジアユース選手権にも出場したMF柳沢隼(19=柏)が1得点1アシストを記録すると、MF遠藤康(18=鹿島)が3得点を決めるなどアピール合戦となった。
 同代表の吉田靖監督(46)は「いろんな選手のプレーを見ることができたことは収穫でした。これからじっくり見極めていきます」と話した。

[2007年3月2日3時4分]

U-20代表合宿に参加しているヤスが三得点の活躍を見せた。
どのような場でもどのような環境でも得点という明快な結果を残す事は重要である。
勝利するということもしかり。
常に勝つ側に立つ事、この行為を忘れつつあった事が現在の惨状に繋がっている。
練習試合、紅白戦は当然の事、ダッシュしかり、例えじゃんけんに至るまで勝つ事への拘りを忘れてはならない。
勝敗を時の運に委ねてはならぬのである。
「負けても良い」という油断から心に隙が出来る。
ここにつけ込んでくるのである。
ヤスは一つ勝利した。
我等もこれに続かねばならない。
一番槍は誰になるのか楽しみである。

誓志のモチベーション

五輪&チームで鹿島MF増田は定位置狙う
 鹿島MF増田がU−22代表、クラブでのダブル・レギュラー奪取を狙う。同代表の北京五輪アジア2次予選香港戦から一夜明けた1日、クラブの練習に合流。紅白戦では控え組のボランチに入り、スルーパスを果敢に狙うなど軽快な動きを見せた。
 反町ジャパンではチームトップの3得点を決めるもサブ扱い。鹿島でも主力組に入っていないが「モチベーションの低下? それはないですね。レギュラーを負かしてやろうという気持ちでやっている」と変わらぬ姿勢を強調した。

[2007年3月1日20時43分]

たまたまサブに組み入れられただけでモチベーションの低下とは片腹痛い。
誓志はそれ以上に結果を残しておるではないか。
そもそも現在の北京五輪へ向けたU-22は指揮官に問題が有るのだ。
そのような男に外された事に何の悔やみが有ろうぞ。
更にこの代表に呼ばれる事で鹿島に於いてもサブに甘んずる事になっておるのである。
U-22に招集前提でチームを組んでおるのだ。
主力選手をW杯ならまだしも、たかだか五輪予選に引っ張り回されてはたまらない。
ここはサブ程度を送り込んでおくが吉。
どのクラブもそういう認識であろう。
ただし、誓志には近い将来中心選手として鹿島で活躍する事が義務づけられておる。
だからこそ、招集にも異議を唱えず耐えておるのだ。
が、この二試合のように無意味な起用法を続けるので有れば、竹竿の先に書状を挟み行列に訴え出る事も辞さぬ所存である。

殺し屋対決

川崎Fの「ゴルゴ13」、鹿島柳沢に照準
 川崎Fの「ゴルゴ13」が3日の開幕戦(対鹿島)へ戦闘準備を整えた。2月28日、麻生グラウンドで行われた紅白戦でDF寺田が、主力組に君臨した。高校時代から劇画ゴルゴ13の大ファンで、03年から背番号も13。それまでは6番だったが故障が多く、新加入選手に譲ることになり、空き番号だった13に飛び付いた。


 寺田「ゴルゴは、完ぺきでスキがない。仕事を完遂するあたりが痛快です。僕も安心して見られるDFになりたい」。


 世界をまたに掛けるスナイパーの仕事っぷりに、DFとしての自分をダブらせる。崇拝ぶり? も徹底している。愛車のナンバーはゴルゴにちなんだ。駐車場が空いていれば自然と「13番」に止める。携帯電話の待ち受け画面は、当然ゴルゴ。駅のホームで並んでいると、ゴルゴのように半身で構えてしまう。書斎にゴルゴ専用ラックを作ることが将来の夢だ。


 そんなゴルゴ、いや寺田が開幕戦でマークするのは…。これまた奇遇にも鹿島の「13番」FW柳沢だ。このストライカーを、スナイパーのごとく仕留めるのが勝利につながる。ゴルゴばりに、照準をピタリと合わせる佐々木一郎】
[2007年3月1日9時9分 紙面から]


流し目で殺す柳沢敦を狙うスナイパーとのこと。
恐るべし。
そもそも悪質なファールの多いチームである。
昨季もジャスティスにより葬られたが、GKがPA外で選手の足を掴むという暴挙に出ている。
そういう行為がこのチームでは肯定されているのである。
そして殺し屋発言。
再び悪質な行為を行うと公言している。
危険すぎる。
ただ、
>書斎にゴルゴ専用ラックを作ることが将来の夢だ
ゴルゴにしては小さすぎる夢では無かろうか。

U-22代表 北京五輪アジア二次予選 香港戦

増田がダメ押し3点目!連続先発落ちのうっぷん晴らした
 北京五輪アジア2次予選(2月28日、国立競技場)初戦のU−22香港代表戦で、反町ジャパンの流れを変えたのが後半21分から出場した増田誓志(21)=鹿島。中盤の起点となり、自らも3点目のゴールを挙げるなど、連続スタメン落ちのうっぷんを晴らす活躍だった。

 重苦しいピッチのムードを変えたのは、増田だ。後半21分、FWカレン(磐田)に代わって途中出場。中盤でボールを受けて起点となり、反町監督に指示された『リズム』を作った。後半39分にはゴール前でこぼれ球を拾った家長の横パスを受けてチーム3点目。平山と並ぶ反町ジャパン最多の3得点だ。
 「きのうからスタメンは無理だと思っていたけど、絶対に途中から出られると信じていたし、結果を出したかった」
 昨年は全7戦中6試合に先発するも、今年は日本国籍を取得してメンバー入りしたFW李(柏)に弾き出される形で2月21日の米国戦に続き2戦連続で先発落ち。だが「カレンと李が先発ということは自分が2人より何かが足りないということ。でも試合に出たらやってやろうと思っていた」。雪辱のピッチで結果を出した。
 「このまま五輪まで全試合に出たい」“誓い”を立てた増田。を胸に北京まで突っ走る。

(千葉友寛)

梶山アベック弾!増田ダメ押し
 【日本3―0香港】もどかしい試合展開を打破したのは背番号10の梶山だった。1―0の後半21分、水野の右からのパスをゴール正面で右足で蹴り込んだ。「フリーだったので、出してくれると思って準備していた。浮かないように押さえて蹴った」。居残り練習を続けてきた親友・平山とのアベック弾。試合内容に不満を示しながらも「後半の内容を最初からできれば」と前を向いた。

 途中出場の増田も存在感を示した。3トップがそろって前線に張ってしまった前半のプレーをベンチで冷静に分析。「トップと中盤の間でボールをもらえればと思っていた」と自らの役割を果たす一方で、積極的にゴールも狙った。家長の横パスを右足で押し込んだ得点については「あれは家長がくれたもの」と謙そんしたが、25分間の出場でチーム2位のシュート4本。先発奪回を強烈にアピールした。

[ 2007年03月01日付 紙面記事 ]

偽外人にポジション奪われた誓志であるが、公式戦に於いて結果を出した。
消えていたFWとは別格である。
次戦に於いてもサブとあらば一考せねばなるまいぞ。
そもそも出来の悪かった米国戦と全く同様の布陣で挑み、接戦を演じる指揮官には疑問を投げかけたい。
前半の内容が演出だとしたら、観客も視聴者もファンもバカにした行動である。
本気で有れば馬脚を現した事になろう。
いずれにせよ元サラリーマンJリーガーは所詮雇われ人であり、プロとして扱うにはまだ雛であると断言せざるを得ない。
が、それに振る舞わされる選手とクラブはいい面の皮である。
いっそのこと見学に来ていた亡国の年寄りに任せてみては如何であろうか。
この爺さんは事ある毎に選手を子供扱いした発言を繰り返し、市民に不評を買っている。
確かに年齢を比較せしむれば大人と子供となろうが、プロ選手は充分に大人である必要があり、子供扱いせざるを得ない選手は呼ぶべきでは無い。
更にフル代表に年端の行かぬ子供を呼ぶ話題作りに付き合わされるのもたまったものではない。
結局のところ実戦で”走る”選手は常にお気に入りの選手でしかない事も不愉快にさせる。
ただ、指導力・育成能力を買われての抜擢との風評となっている。
となれば、下の世代を指揮するに充分な人材である言えよう。
言うなれば鬼庭左月が如きである。
黄綿の帽子で北京五輪に挑むのだ。
後継には綱元も片倉小十郎も、更には喜多も控えておる。
存分に奮戦し、撃ち果てるが良い。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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