ゼロックス杯試合前コメント
【2008ゼロックススーパーカップ】試合前日の鹿島 オズワルド・オリヴェイラ監督、岩政大樹選手コメント [ J's GOAL ]
●オズワルド・オリヴェイラ監督:
Q:この大会に出る意味は?
「天皇杯王者とリーグ王者の対戦ということで非常に意味のある試合だと思う。個人的にも広島との対戦はものすごく楽しみ。いろんなことを工夫してくるチームだから、僕は試合中にそれを読みつつ対策を練らないといけない。この大会に参加し、結果を求めるのは喜ばしいこと。非常に楽しみだ」
Q:キャンプを経てどんなふうにチームが仕上がったか?
「非常に順調だ。素晴らしくできたキャンプだった。ただ1つ残念だったのが代表選手が5人抜けた中での準備になってしまったこと。でも我々には昨年のベースがあるし、そこからのスタートになる。それを積み重ねてやってきたつもりだ。今週月曜日から代表選手も合流し、練習を積み重ねてきた。いい準備ができたと思う。広島は手ごわい相手だし、どういう仕上がりか見るいい機会になる」
●岩政大樹選手:
Q:元日の第87回天皇杯サッカー選手権・決勝と同じ対戦だが?
「広島には(佐藤)寿人をはじめとしていい選手が沢山いる。昨年は5回対戦したが、どの試合も厳しかった。チームとして特に前半戦は苦しい試合を強いられた。明日も間違いなく厳しいだろう。今年は彼らはJ2を戦うが、その実力はJ1と同等かそれ以上だ。明日も厳しい試合になるが、ぜひ勝っていいシーズンスタートを切りたい」
Q:意識する選手はいるか?
「それは(佐藤)寿人と言うしかないですよね(笑)。広島と対戦する時は寿人のところをどう抑えるかを考える。いつもそう。明日も彼のポジションをしっかり監視することが大事だと思う」
Q:今季の目標は?
「昨年はJリーグと天皇杯のタイトルを獲れたが、まだまだチームが成長できる。人生というのは何かを獲った後が最も大事なところ。今年1年かけて僕らの力を改めてチームとして証明したい」
以上
何故、主将でなく岩政大樹なのか疑問である。
それはそれとしてオリヴェイラ監督も岩政も相手に敬意を払い且つ自分たちのモチベーションを表現しており好感が持てる。
ここで挑発をしてしまうようではプロレスとなってしまう。
いらぬ話題を振りまいても、若造が喜ぶだけである。
表現の場はピッチの中にのみあると言えよう。
いよいよ今季初の公式戦。
より良いスタートを切りリーグ戦・ACLへと繋げて欲しいものである。
スカウティング・スタッフ決定
鹿島に頭脳、アジア王者へ分析担当を招聘
鹿島に強力な頭脳が加わった。今季分析担当として小杉光正氏(28)を招へいすることが28日、分かった。ユニバーシアード大会に3大会連続でテクニカルスタッフとして帯同し、うち2度の優勝を裏方として支えた。昨年は熊谷スカウトが分析を担っていたが、ACL出場で激戦が待ち受ける今季は手薄だった部門を「補強」した。
小杉氏はこの日の練習前のミーティングにも参加。3月1日のゼロックス杯で対戦するJ2広島の宮崎キャンプでの練習試合を解析した映像を提供した。昨年のリーグ優勝でACL出場が決定して以降、分析担当を探していたクラブ幹部は複数の関係者から小杉氏の推薦を受けた。同幹部は「とてもまじめそうで1人目の面接で決めた。見るポイントもいいし、メカ(機械)にも強い。この部門の将来を担ってもらいたい」と長期的な展望を持つ。
小杉氏は長い間、分析担当を任され、経験を積んできたスペシャリスト。国際試合の分析も数多くこなし、アジア、世界へ打って出る鹿島には頼もしい存在となる。クルンタイ戦でACLが幕を開ける3月12日は、裏カードの北京国安(中国)対ナムディン(ベトナム)戦へ派遣予定。007が今季の戦いを陰から支える。
[2008年2月29日9時27分 紙面から]
◆連覇へ「007」 ○…鹿島が分析担当として小杉光正氏と契約を結んだことが28日、明らかになった。契約期間は3月1日から1年。偵察要員、分析班の登用はクラブ史上初。小杉氏は東学大で「スカウティング映像に関する研究」を学び、卒業後はユニバーシアード日本代表などの分析班として活躍。03年ユニバ中国大会では日本の優勝に貢献。2月から研修期間としてチームに合流。鹿島がプロの「007」の分析を受け、リーグ連覇、ACL制覇を目指す。
2月2日に選考中と報じられたスカウティング・スタッフであるが、小杉光正氏に決定されたとのこと。
これは朗報である。
しかしながら「1人目で決めた」とは如何なる所存か。
それほど志望者がおらなんだということであろうか。
とはいえ、決まった以上、彼には他の人物には出来ないことをしてもらわねばならぬ。
広大なアジアの地を全て網羅しする先遣隊の隊長と心得よ。
制覇への第一歩を先んじて歩むのだ。
岩倉全権大使は不平等条約改正交渉を打ち切った。
全権を委任されながらのこの失態は歴史に残るであろう。
丁髷を切って償うのだ。
サンスポ篤人記事
鹿島・内田が“飛躍”の08年フル回転!今季初タイトルへ気合!
J1鹿島は3月1日、ゼロックス・スーパー杯(国立)で、J2広島と激突する。日本代表DF内田篤人(19)にとって、08年はW杯予選、北京五輪などが控える飛躍の年。最高の1年にするために、意地でも広島戦をモノにする。
◇
日本代表の右サイドに定着した内田が、鹿島に戻って真剣勝負。広島戦で好スタートを切って、波に乗るつもりだ。「最初の試合。勝たないといけない。守備をしっかりやればリズムがつかめるので、安定した守備を目指したい」。リーグ開幕を1週間後に控えるが、全力で臨むつもりだ。
内田のゴールから、今年の日本サッカー界は動き出した。元日の天皇杯決勝戦。内田の右足が先制ゴールとなった。その後、A代表に選出。1月26日のチリ戦(国立)でデビューすると、岡田ジャパンの全6試合に先発。「今は一生懸命やっているだけだけど、あのころ一緒にやれてよかったと思う日が来ると思う」と貴重な経験に手応えをつかんでいる。
今年は、北京五輪という大きな目標もある。さらに、クラブではアジアCLやリーグ連覇など、やるべきことはズラリ。2008年を“内田色”に染めるため、若きサイドバックが一気に駆け抜ける。
(峯岸弘行)
久々にサンスポに記事が載った。
岩政・田代ばかり続いた代表絡みに続く内田篤人の記事である。
特に新しい情報も意見も何もない羅列であるが、話題になることが重要と諦めよう。
サンスポはフリークスのアントラーズ担当記者寄稿-2008年鹿島アントラーズぼ展望に寄稿してくれなかった新聞社である。
何かを期待してはならぬ。
記事が載っただけで喜ぶのだ。
不平等条約改正を前向きに検討して貰えるだけで大隈重信は嬉しいはずである。
洋行は諦めねばなるまい。
千葉県にはフレンドリータウンもある。
バス70台!鹿島 国立を赤く染める
鹿島が3月1日に国立競技場で行われるJ2広島とのゼロックススーパー杯に向け強力な援軍を得た。ホームタウン5市の鹿嶋、神栖、潮来、鉾田、行方をはじめとする茨城県内50カ所から、サポーターがバス70台でチームの応援に駆けつける。その数、約3000人。チームはもともと本拠を構える茨城県以外にも多くのサポーターを抱えており、当日のスタンドはカシマスタジアム並みに真っ赤に染まることは必至となった。
相手の広島とは昨季、リーグ、天皇杯、ナビスコの国内3大タイトル戦でいずれも対戦。4勝1敗と圧倒した。MF青木も「(昨年度)天皇杯決勝で勝った相手に負けるわけにはいかない」と話しており、熱狂的なサポーターの後押しで99年以来となる通算4度目のタイトルに自信を持って臨むことになる。
[ 2008年02月29日付 紙面記事 ]
バス70台3000人!鹿島サポーター大集結…3・1スーパー杯
鹿島の今季初公式戦となるゼロックススーパー杯・広島戦(3月1日・国立)に、サポーターが大集結することが28日、分かった。バス応援ツアーを企画したところ、計3000人の参加が確定。茨城県内約50か所からバス70台に分乗、国立へ駆けつける。関係者は「シーズン前に聞いたことがない人数です。異例中の異例でビックリ」と明かした。
昨季リーグ、天皇杯の2冠を獲得した効果が如実に表れた格好。MF小笠原主将も「1つのタイトル。開幕前、相手がJ2とかはかまわず、どんどん勝っていく。一からスタートするつもりで絶対勝ちます」と白星スタートを約束した。
確かに昨季だけに限ればサンフレッチェ広島は4勝1敗と良い結果を残しておる。
しかしながら、2006年・2005年共に1勝1敗という結果であり、相性が良いとは言えなかった。
更に両年共に聖地で厭な負け方をしており、記憶に残る相手であった。
とはいえ、ジャッジがまともで満男にモチベーションがあるのであれば問題のない相手なのである。
今季最初の公式戦で新たなる”挑戦”が始まる。
J's悦っちゃんレポート
【ゼロックススーパーカップ直前練習レポート:2/27鹿島編】左足首負傷の岩政も27日に復帰。ゼロックス杯もベストメンバーで勝ちに行く鹿島。 [ J's GOAL ]
3月1日(土)ゼロックススーパーカップ 鹿島 vs 広島(13:35KICK OFF/国立)
昨季のJ1・天皇杯王者、鹿島アントラーズの2008年シーズンは1月末に始まった。2月4〜15日には宮崎キャンプで徹底的に走りこみを行い、その後も地元・鹿嶋でじっくりと調整を続けてきた。オズワルドオリヴェイラ監督は「この時期は実戦をこなすよりも基礎体力作りが大事」と考えている様子。練習試合も宮崎合宿最終日のホンダロック戦(8−1で勝利)と24日の水戸ホーリーホック戦(3−0で勝利)の2試合しか組まなかった。これは他チームより圧倒的に少ないが、「鹿島のオフシーズンは毎年同じ。これからまたサッカーが始まるんだなという感じ」とベテラン・小笠原満男が話すなど、選手たちに違和感は全くないようだ。あくまで「鹿島流」で、彼らは新シーズンを迎えつつある。
宮崎キャンプ中には、日本代表の東アジア選手権に参戦していた内田篤人、田代有三、岩政大樹の3人と、U−23日本代表アメリカ遠征に帯同していた伊野波雅彦と石神直哉の計5人がチームを離れていた。今週26日からやっとフルメンバーが揃ったところだ。このうち岩政は、左ひ骨筋健炎のため代表を途中離脱しリハビリを行っていたが、27日は全体練習に合流。45分間の紅白戦も消化した。「左足に不安はない」と本人も力強くコメントしており、3日後のくゼロックススーパーカップ・広島戦(3月1日、東京・国立)にも問題なく出場できそうだ。これは指揮官にとっても心強い要素といえるだろう。
紅白戦は寒風吹きつける中で行われた。主力組のメンバーは曽ヶ端準、内田、岩政、大岩剛、新井場徹、小笠原、青木剛、野沢拓也、本山雅志、マルキーニョス、田代。つまり元旦の天皇杯決勝と全く同じ顔ぶれである。水戸戦で好調ぶりをアピールしたダニーロはサブ組だったが、「もしかして自分が控えに回されるんじゃないかと思っていた」と田代も戦々恐々としていた。今季の鹿島は開幕前からチーム内にいい緊張感が漂っている。
試合結果は新井場の1点を守った主力組が1−0で勝利。「昨年から積み上げてきたものがあるから連携面は問題ない」と決勝点を挙げた左サイドバックはこう強調していた。しかしながら、攻撃が噛み合わなかったり、簡単なところでボールを失ってサブ組の鋭いカウンターを食らうなど危ない場面も少なからずあった。オズワルドオリヴェイラ監督も内容に不満を抱いたようで、試合時間を当初予定していた35分から45分に延ばした。「みんなかなり体が重かった」と本山も疲れを感じている様子。あと2日で疲れを取って試合にのぞむことが肝要だ。
ゼロックススーパーカップは彼らにとって今季最初の重要なタイトルマッチ。「今回は一発勝負。目の前にあるタイトルは全力で獲りに行くのが鹿島の伝統。相手のことは関係なく、自分たちのサッカーをして勝ちたい」と小笠原もキッパリ言い切った。開幕5試合未勝利という昨季のような最悪のスタートを繰り返さないためにも、まずは目先のタイトルをしっかりと獲ることに徹したい。
以上
【開幕直前!33クラブ別戦力分析レポート:鹿島】大型補強はなかったものの、けが人も少なく充実の陣容。12冠目、さらなるタイトルを目指して、今季はACLにも挑戦! [ J's GOAL ]
【今季のみどころ】
昨季はJ1と天皇杯優勝という素晴らしい結果を残した鹿島アントラーズ。だが、今季のオズワルド・オリヴェイラ監督はそれを上回る成績を狙っている。リーグ・天皇杯連覇はもちろんのこと、Jリーグヤマザキナビスコカップ、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の制覇にも挑む。「目の前にある試合は全部勝つのが鹿島の伝統」と小笠原満男も話した通り、選手たちは全タイトルを総なめにすべく、闘争心を燃やしている。
まさに壮大なテーマを掲げる鹿島だが、今季はそれほど大掛かりな補強をしなかった。クラブの11冠全てを知る男・柳沢敦(京都)と長期リハビリ中だったファボン(サントス)がチームを去ったにも関わらずだ。新戦力ですぐ使えそうなのは伊野波雅彦と笠井健太くらい。ボランチが本職の中後雅喜をセンターバックでテストしたり、ダニーロをFW起用するなど、指揮官は現有戦力を最大限活用することで、JリーグとACLの過密日程を乗り切ろうとしているのだ。
それだけに、まずは中心選手たちの状態が気になるところ。昨季は開幕直前に野沢拓也が負傷。田代有三や柳沢などキーマンたちが次々と離脱し、最悪の序盤戦を強いられた。が、今季は主力どころの負傷者はなし。現時点で別メニューなのは右足関節ネンザの興梠慎三と右太もも肉離れの金古聖司だけだ。日本代表・中国遠征中に左ひ骨筋健炎に見舞われた岩政大樹も2月末には復帰している。1年前とは比べ物にならないほど充実した陣容で新シーズンを迎えられそうだ。
今季の大きな注目点として挙げられるのは「オズの魔法使い」といわれる指揮官が、若手をどれだけ育てられるかという点。特にFW陣は柳沢の穴を埋める存在が求められている。
興梠と佐々木の2人が独り立ちしなければ全タイトル制覇などありえない。彼らには奮起を期待したい。昨季まで試合に出たり出なかったりだった増田誓志、中後、石神直哉らもそろそろブレイクしていい頃。熾烈な競争が繰り広げられて初めて、鹿島は「真の常勝軍団」になれるのだ。
【注目の新戦力】
●DF 19 伊野波 雅彦
数少ない新戦力の中で、最も期待が大きいのがU-23日本代表の最終ラインを担う伊野波。センターバック、サイドバック、ボランチを器用にこなすユーティリティー性とフィジカルコンタクトの強さは過密日程のチームを大いに救うだろう。2月の宮崎キャンプの間に反町ジャパンのアメリカ遠征があり、完全にチームに溶け込めたとは言えないが、徐々に本来の実力を発揮するはずだ。
●DF 27 笠井 健太
自らブラジルに渡り、2005年にパウリスタとのプロ契約にこぎつけた右サイドバック・笠井も面白い存在だ。昨季までの鹿島は内田篤人が離脱した際、左の新井場徹を右に回すか、中後を使うことで穴を埋めてきた。が、そのやり方ではしばしば綻びが生じた。今季は内田が代表の活動で抜ける回数が増えると見られるだけに、どうしても本職の右サイドが必要だった。笠井は底抜けに明るい性格で周囲を盛り上げてくれる。そんな面もチームにはプラスになるだろう。
【開幕時の予想布陣】
2007年の2冠達成をリードした最強イレブンに対するオズワルド・オリヴェイラ監督の信頼は絶大だ。彼ら11人が今年もスタメンを飾ると見られる。昨季終盤、Jリーグ9連勝を達成した攻守両面のバランスは文句のつけようがなかった。今季は2月の宮崎キャンプ時に岩政、内田、田代が日本代表への招集で離脱したこともあって、その時ほどの安定感は見られないが、試合を重ねるにつれて感覚を取り戻していくはずだ。
チーム最大の自慢は中盤。昨夏にイタリア・メッシーナから復帰した小笠原が軸となり、野沢、本山が流動的にポジションを交換して攻撃をお膳立てする。彼らの連動性はJ1屈指のレベルだ。3人をサポートする守備的MF青木の状態も非常にいい。このブロックを崩すのは容易ではないだろう。田代とマルキーニョスのコンビも成熟しつつある。FW陣には2007年シーズン以上のゴール数が期待できそうだ。
2008.2.28 Reported by 元川悦子
【ゼロックススーパーカップ 鹿島 vs 広島】鹿島プレビュー:天皇杯決勝と全く同じイレブンで2008年初タイトルを獲りに行く鹿島。新シーズンのスタートを白星で飾れるか? [ J's GOAL ]
2008年元日の天皇杯決勝。鹿島アントラーズは東京・国立競技場でサンフレッチェ広島に2−0で完勝し、新たな年の幕開けを飾っている。そして明日3月1日、彼らは同じ国立競技場で、同じ広島と新シーズン最初のタイトル「ゼロックススーパーカップ」を戦う。
オズワルドオリヴェイラ監督が送り出すスタメンも2ヶ月前と全く同じ。GK曽ヶ端準、DF内田篤人、岩政大樹、大岩剛、新井場徹、MF小笠原満男、青木剛、野沢拓也、本山雅志、FWマルキーニョス、田代有三という昨季終盤で公式戦12連勝(天皇杯決勝を含む)を達成した面々だ。
この2ヶ月の間に内田と田代は日本代表デビューを飾り、精神的にも大きく成長した。小笠原、本山らベテランもギリギリまで自分自身を追い込み、1年間走れる体を作ってきた。気がかりなのは、2月の日本代表中国遠征中に左ひ骨筋健炎に見舞われた岩政の状態だけ。だが、昨季、あれだけの闘志あふれるパフォーマンスを見せた男が多少のケガや試合勘の欠如でへこたれるわけがない。明日の一戦では元日の再現を期待していいだろう。
2007年は2冠を獲った鹿島だが、2008年シーズンはさらなる飛躍を期している。J1・天皇杯連覇はもちろん、Jリーグヤマザキナビスコカップにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)と次なるタイトル獲得を目論んでいるのだ。今回のゼロックススーパーカップはその登竜門。ここでいい内容の勝利を挙げ、3月から始まるJリーグとACLの連戦に勢いをつけたいところだ。
就任2年目となるオズワルドオリヴェイラ監督は1月末から新シーズンに向けたチーム作りをスタートさせたが、宮崎キャンプでもその後の鹿嶋でのトレーニングでもやっていたのはフィジカル強化。「ホントに走りばっかりでした」と小笠原も苦笑したほどだ。テストマッチも2月15日の宮崎キャンプ最終日のホンダロック戦(8−1で勝利)と24日の水戸ホーリーホック戦(3−0で勝利)の2試合だけ。それだけ負担の大きなトレーニングを消化したのに、現在の離脱者は右足関節捻挫の興梠慎三と右太もも肉離れの金古聖司の2人だけ。開幕前から選手が揃わなかった昨季のことを考えれば、今年はかなり順調な仕上がりだといえる。
とはいえ、選手たちの疲労は今、ピークに達している。27日の紅白戦を見ても全体に体が重かった。主力組の連携も今ひとつで、マルキーニョスと田代のFW陣にはゴールがなかった。「今日は横パスが多かったかな。代表組が戻ってきて間もなくて、前と後ろの連携も少なかった。ロングボールで田代に合わせる形も増やしていかないといけない」と本山も攻撃のバリエーション不足を感じたようだ。それでも彼らには昨季を戦った確固たるベースがある。わずか2ヶ月でその基盤が揺らぐことはないはずだ。ゼロックススーパーカップという実戦を通して、鹿島らしい多彩な攻撃パターンを取り戻したい。
中でも注目は、東アジア選手権3試合にフル出場した田代。「代表に残りたいという気持ちが前にも増して強くなった。そのためにも鹿島でしっかりやることが大事。韓国戦では何もできなかった。クサビに入れても前を向けない。韓国の選手は体の使い方がうまかった。この経験を生かさないと意味がない」と新たな闘志が沸いてきたようだ。クラブ11冠を全て知る柳沢敦がチームを離れた今、彼はFWの大黒柱としての重責を担わなければならない。その第一歩を踏み出す得点を広島から奪いたいものだ。
内田も攻撃の起点として大きな期待がかかる。思い起こせば、元日の広島戦で先制点を挙げたのは彼だった。あのゴールが岡田武史監督にインパクトを与え、日本代表レギュラー定着のきっかけになったといえる。まだ19歳だが、今までのように「単なる若手」とは周囲も見てくれない。日本を背負って立つ選手としてチームをリードするようなパフォーマンスを見せてほしい。
彼らフレッシュな人材たちが活躍すれば、小笠原や本山、新井場、マルキーニョスらベテランも刺激を受けないはずがない。「目の前にある試合は全て勝つ。それは当たり前のこと。この試合でチームの和を高めていければいい」と新井場も強調していた。選手個々のコンディションにばらつきがある中でも内容ある勝利にこだわる…。それこそが常勝軍団のあるべき姿だ。今回もまた彼らは意地とプライドを示してくれるだろう。
燃えているのは主力選手だけではない。水戸戦で1.5列目に入り大ブレイクしたダニーロ、人生初のセンターバックに入った中後雅喜、新戦力の伊野波雅彦、笠井健太らも虎視眈々とチャンスをうかがっている。「今はダニーロが絶好調だから自分もいつどうなるか分からない」と田代は危機感いっぱいだ。本山も「(誓志)増田もゲームをコントロールできるようになってきたし、フナ(船山祐二)も練習から気合が入っている。ポジション争いは厳しい。自分は今年で 11年目だけどアドバンテージはないし、1年1年が勝負。しっかりやらないといけない」と本山も初心に帰っていた。その競争の厳しさを糧にできれば、自ずから広島戦勝利は見えてくるだろう。
「オズの魔法使い」の異名を取る オズワルドオリヴェイラ監督が昨季2冠を獲ったチームをどう進化させられるのか。指揮官の手腕も興味深い。ゼロックススーパーカップは今季の鹿島を左右する一戦になるだけに、より多くの人々に国立競技場へ足を運んでもらいたいものだ。
以上
2008.02.29 Reported by 元川悦子
今季も悦っちゃんのレポートで幕開けを感じる。
開幕前にゼロックス杯があるので少々早く感じるが、そうであってこそ常勝軍団である。
とはいえ、今季の我等は話題性に乏しいと言えよう。
開幕時のスタメンは昨季と変わらないと予想できる。
新戦力紹介が伊野波と健太であり、二人ともベンチ入りすら微妙な選手である。
伊野波は金古と健太は石神との戦いに勝利して初めてベンチに入れるであろう。
小澤、伊野波(金古)、健太(石神)、チューヤン(船山)、誓志(ヤス)、ダニーロ、よよ(興梠)
といった感じか。
だが、開幕のメンバーと最終節のメンバーが同じである可能性は低い。
何人かはスタメンに昇格するであろうし、何人かは弁違いへと追いやられるであろう。
昨季の例に取ると。
開幕のメンバーは以下の通り。
曽ケ端、篤人、岩政、ファボン、新井場、青木、チューヤン、本山、ダニーロ、敦、マルキーニョス
小澤、大岩、石神、誓志、吉澤、田代、興梠
そして最終節は、
曽ケ端、篤人、岩政、大岩、石神、青木、満男、本山、野沢、田代、マルキーニョス
小澤、大道、チューヤン、誓志、ヤス、敦、興梠
となり、出場停止の新井場・船山を考慮してもかなり変化していると言えよう。
今季はアジアの戦いもあり試合数が増える。
従って、ある程度のローテーションでサブ組にも出場機会が与えられると予想される。
また、北京五輪中も中断せずにリーグ戦が開催される為、篤人や伊野波はポジションを奪われる可能性を秘めておるのである。
先のことばかり考えても鬼が笑うだけであるので、当面のゼロックス杯と開幕戦に照準を合わせて戦いを挑みたい。
岩倉具視全権大使が洋行に出た。
留守を守るのは西郷隆盛その人である。
くっ、ガッツが足りない。
鹿島田代が必殺シュート練習
鹿島FW田代有三(25)が28日、反転シュートの特訓に取り組んだ。東アジア選手権でシュートのバリエーションアップの必要性を痛感。欧州CLでリヨンFWベンゼマが見せた反転シュートを理想のイメージに掲げていた。この日は紅白戦後にMF本山のパスを受けて振り向きざまのシュートという形を何度も繰り返した。「シュートが全然決まらなかった。ゆっくりならできるんですけど…。今年中に(試合で)1回は決めたい」と意欲を見せた。
[2008年2月28日17時13分]
2月27日に田代が目を奪われたと報じられたベンゼマのシュートを習得しようと田代が特訓を始めたとのこと。
必殺技を身につければ更なる飛躍もあろうと思われる。
しかしながら、必殺技はガッツを消費する。
若島津くんの三角飛びは必殺シュートも防ぐ素晴らしき技であるがガッツが無くなれば凡人以下である。
必殺技は持たぬが能力値の高い若林くんの方がファミコン版に於いては使い勝手の良いGKなのである。
極秘ビデオ入手
極秘ビデオ…鹿島が初戦突破へ着々
鹿島は3月12日のACL初戦、アウェーのクルンタイ銀行戦に向けても着々と準備を進めている。スタッフがこの日、2日間の視察を終えて帰国。入手困難な相手の試合ビデオを、現地に工場を持つ親会社・住友金属の関係者を通じて入手に成功した。また、相手クラブとの交渉により、試合前日以外でも人工芝の試合会場を使用できる許可を得た。残すは試合開始の午後3時半に35度以上が予想される暑さ対策だが、MF青木は「監督、チームから対策を与えられると思う。それをきっちりこなし、試合に臨めれば問題ない」と前向きに話した。
[ 2008年02月28日付 紙面記事 ]
草として潜ませた乱破より有用な情報である。
いよいよアジアの戦いまで2週間を切り本格的に対策を立てる時期となった。
戦術的にはダニーロ・システムが機能しており問題は無かろう。
問題は気候と移動距離・時間であろうか。
それもキャンプ明けのこの時期であれば気にすることも無かろう。
どちらかと言えば、アウェイのこの試合よりも3/16の緑虫戦の方に負担がかかると思われる。
しかしながら、Jリーグが考慮してくれたおかげで開催が日曜となり一日の猶予を得ることが出来た。
これは感謝すべきところであろう。
過去は水に流しても。
本来、サポートさえ受けられれば、否、邪魔さえされなければ、とうの昔にアジア制覇は可能であったのである。
今回は昨季浦和にしたほどとは言わずとも少ないなりのサポートはあるであろう。
注目された大会故、邪魔も出来ぬであろう。
正義の名の下にアジアに名を馳せようではないか。
岩政出撃
もう紅白戦出場!岩政早すぎる回復
岩政 大樹
Photo By スポニチ
鹿島の日本代表DF岩政大樹(26)が驚異の回復力を見せた。日本代表の中国遠征中に左足首を負傷し、22日に帰国。26日まで別メニュー調整を続けていたが、この日の練習から全体練習に合流していきなり紅白戦に出場。主力組で大岩とセンターバックを組み「リバウンドもないし、全く問題ない」と力強く完全復活を宣言した。
驚異の回復力の陰には、安藤貴之理学療法士(31)の存在がある。大学病院で脳梗塞(こうそく)患者にリハビリ指導した経験がある安藤氏は最近になって、トレーナーの知識と人間の反応を融合した独自の新リハビリ法の確立に本格着手。器具などは一切使わず、リハビリ運動による痛みなどに対する恐怖心を取り除くことでリハビリをより効果的に行い、復帰時期を大幅に早めることに成功してきた。
右足首を骨折したFW佐々木は全治3カ月のところを2カ月弱で復帰。前十字じん帯の再建手術を受けたDF後藤も、診断より3カ月早い3月上旬に復帰する予定だ。左足首外側を負傷した岩政は、もともと体が左に回転する癖があるという。そのため左足首外側により負担がかかる。そこで、安藤氏は逆に足首の内側に負荷がかかるリハビリ運動を指導。足首の外側への負担を減らし、早期復帰を実現させた。「足の不安はないんで、いつも通りやる」と岩政。開幕前にチームに心強い頑強DFが戻ってきた。
[ 2008年02月28日付 紙面記事 ]
鹿島・岩政、不安なし!合流即紅白戦
左足首痛で別メニュー調整していた鹿島のDF岩政が27日、全体練習に合流。紅白戦でいきなり主力組でプレーし「足の不安はない」とキック、ランともに不安を感じさせない動きをみせた。ゼロックススーパー杯・広島戦(3月1日)も先発濃厚。「リーグ開幕(3月8日)までに1試合できるのは良かった。連携を確認したい」と笑顔で話した。
(2008年2月28日06時00分 スポーツ報知)
安藤貴之理学療法士様様である。
佐々木も後藤も安藤氏の尽力で早期回復をしておるとのこと。
重畳至極である。
アジアを戦うには選手層が薄いと危惧されておる。
しかしながら、無理に選手を増やすよりも怪我をしないよう心がけ、万が一の負傷時にも早期回復させた方がより建設的である。
この2月のキャンプと負傷者の状況を見る限り、我等は建設的に物事を運んでおる。
今週末のゼロックスに間に合わないのは後藤と興梠、金古だけであるし、その興梠も開幕には出場可能のようである。
不安が伝えられたマルキーニョスもPSM水戸戦では問題なくプレイしておった。
続々、人が揃ってくる。
廃藩に伴い、薩摩の士族が中央に進出してくるのである。
大山格之助も有村俊斎も要職に就くのである。
その中で島津久光だけが憤っておる。
だが、何も出来ぬ。
彼は元々藩主ではないのだから。
ベスト・メンバー紅白戦
鹿島、内田ら代表組も戻って紅白戦
鹿島が3月1日のゼロックス杯広島戦(国立)に向けて27日、紅白戦を行った。DF岩政、内田、FW田代の代表トリオも主力組に入り調整。疲労のピークということもあり、全体的に動きが重かったが、連動性のあるプレーで決定機をつくる場面もあった。MF青木は「代表組が久々に入ったけど違和感なくできた。今日の(主力)メンバーは去年と同じだし、不安な気持ちはない」と話した。
[2008年2月27日17時27分]
岩政の怪我は癒え、田代・篤人の疲労も心配なかったと見え、チームは昨季末の快進撃時と同様のベスト・メンバーで紅白戦が行われたとのこと。
一部ではダニーロがスタメン組で田代がサブとの噂も流れたが、熟成されたチームをいじることは無さそうである。
国内は実績のある日本代表中心のシステムで戦い、アジアでダニーロ・システムを発動させようというのであろうか。
プレスの緩いアジアではダニーロが効果的であることは火を見るより明らかである。
チーム・ダニーロのお披露目は少々先送りになりそうである。
田代・ダニーロ戦争勃発
鹿島田代「必殺反転シュート」で脱皮を
精力的に練習に励んだ鹿島FW田代
日本代表の鹿島FW田代有三(25)が「必殺反転シュート」の習得を誓った。東アジア選手権を終えて26日、クラブの練習に合流。同大会では3戦先発の機会がありながら無得点に終わり、シュートのレパートリーを増やす必要性を痛感した。欧州CLでリヨンFWカリム・ベンゼマ(20)が見せた反転シュートを理想の形としてイメージ。鹿島でのエース継承、そして岡田ジャパンの定着を目指して、新たな武器を手に入れる。
初めての代表戦で感じたことは、すぐに実行に移す。田代は東アジア選手権の感想を聞かれ、よどみなく答えた。「課題が明確になった。Jの戦いだけでは分からないこともある。シュートまでの持っていき方が全然足りなかった」。追加招集された大会で全3試合に先発フル出場。絶対の自信を持つ空中戦ではチャンスを演出し評価を高めたが、放ったシュート4本は得点には直結しなかった。
異国の地で衝撃を受けた。普段は海外サッカーをテレビで見ることは少ないが「言葉が分からないから」と、ホテルの部屋でたまたまつけた欧州CLのテレビ放送。リヨンFWベンゼマが決めた得点に目を奪われた。DFを背負いながら反転し、横への短いトラップでマークを外すと、相手2人の間を縫うように左足シュートを決めた。
「自分ならまずパスというところを振り向いてシュートを打っていた。最初から振り向くことをイメージしていた」。フランスリーグの得点王争いで独走する20歳の若きFWのシュートありきのプレーは、周囲を生かすことを第1優先にしていた田代に鮮烈な印象を残した。これまでの得点パターンは空中戦でのヘッドやボレーが中心。だが世界で戦うためには引き出しを増やさなければならない。
3月1日には今季最初のJ公式戦となるゼロックス杯広島戦が控えている。柳沢が移籍し、日本人エースFWとして期待されるが、昨年不振だったダニーロが好調で「普通のプレーをしていたら出られないと思う」と危機感を感じている。代表デビューを果たした慢心はない。田代がストライカーとして脱皮を図る。 【広重竜太郎】
[2008年2月27日9時27分 紙面から]
日本代表の田代 鹿島では先発争い?
船山(後方)と競り合う田代
Photo By スポニチ
鹿島の日本代表FW田代有三(25)はクラブでも先発争い!?東アジア選手権で国際Aマッチデビューを果たし、3試合すべてにフル出場した田代だが、チームに合流したこの日、「(8日の札幌との)開幕戦は先発で出られるかなあ」と危機感を募らせた。
原因は、遠征でチームを離れている間の24日のJ2水戸戦でのMFダニーロの活躍。1トップのマルキーニョスにダニーロがトップ下で絡む布陣をテストしたところ、フィットしたという。2トップの一角を占めるはずの田代は、先発落ちの危機を感じている。
それでも、代表で得た自信を定位置確保の力に変えるつもりだ。昨季までは、絶対の自信を持つ空中戦で持ち味を発揮する一方で「ボールを失いたくない気持ちが強かった」とポストでパスを受けるとパスを選択することが多かった。
だが、代表で試合に出たことで「(ポストのあとの)シュートの持って行き方」を身に付け、幅を広げる取り組みを始めた。遠征中に欧州CLのリヨン―マンチェスターU戦をテレビ観戦。素早い反転からシュートを決めたリヨンのフランス代表FWベンゼマをお手本に「難しいけど、今季中に1本ぐらい決めたい」。新ポストプレーで、クラブはもちろん、代表でも定位置確保を狙う。
≪岩政 27日から復帰≫鹿島のDF岩政が27日の練習から全体練習に復帰する。日本代表の中国遠征中に左足首を負傷。22日に帰国した。26日の練習も別メニュー調整だったが「状態?もう問題ない。あすから合流できると思う」。3月1日のゼロックススーパー杯出場にも意欲的で、公式戦14連勝中の大岩との2枚岩センターバックコンビでシーズンインできそうだ。
[ 2008年02月27日付 紙面記事 ]
鹿島・田代、ポストよりシュート…リヨンFWベンゼマ手本
鹿島の日本代表FW田代有三(25)が26日、プレースタイル改造に着手することを明かした。これまではポストプレー中心を心がけていたが、東アジア選手権で力不足を痛感。フランス代表FWベンゼマ(リヨン)を手本に、ゴールありきのスタイルを確立させる。
きっかけはテレビで見た欧州CLのリヨン―マンチェスターU戦だった。ベンゼマがトラップと同時にターンし、DF3人をかわしてゴールを決めた。「DFとの距離が少しでも離れていたらシュートにいく。『まずポスト』という考えを変えなきゃいけない」と価値観を揺さぶられた。東アジア選手権でも「相手FWと自分とは何が違うのか?」と研究。その答えも「ゴールへの姿勢」だった。「まずはターン。今年は1得点でもそういうプレーで決めたい」高さに次ぐ「引き出し」を増やし、代表定着を狙う。
◆岩政合流 ○…左足首痛で、別メニュー調整していたDF岩政が27日から全体合流する。「痛みはない。明日から合流してやる予定」と明かした。ただ、3月1日のゼロックススーパー杯広島戦(国立)への出場は微妙な状況。対外試合なしで、リーグ開幕の札幌戦(3月8日)を迎える可能性があるが、本人は「普通に入っていける」と話した。
(2008年2月27日06時01分 スポーツ報知)
ダニーロ・システムの煽りを喰らって田代有三のポジションが危うい。
これはキャンプ前から予想されておったことである。
代表に行っている間にポジションを奪われるのは、鹿島ではよくあること。
ましてや今季のチーム作りを行うキャンプ時に不在とあってはいたしかないことであろう。
ここで素直に明け渡してしまうようではそこまでの選手であったということ。
鹿島では誰もポジションを保証された選手はいないのである。
実力があればポジションを得るし、無ければ失う。
ただそれだけのこと。
ベテランも若手も無関係である。
その渦中の田代であるが代表で連れ去られた重慶の地では時間に余裕があったようである。
欧州チャンピオンズリーグを視聴したとのこと。
ベンゼマと同様のプレイが可能であれば、ポジション争いも優位に進められよう。
チャンピオンズリーグは世界のトップクラスの戦いなのである。
とはいえ、そのチャンピオンズリーグを優勝してもリベルタドーレス杯優勝チームに勝たねば認められぬ。
田代有三がポジション争いをしている相手は、チャンピオンズリーグ優勝チームを破ったサンパウロの10番その人なのである。
この勝敗の行方は如何に。
翔べ!岩政
別メニュー続く鹿島DF岩政27日合流へ
鹿島DF岩政大樹(26)が27日からの合流に自信を見せた。左腓骨(ひこつ)筋腱(けん)炎で別メニュー調整が続いているが、26日も順調な回復を確認。「リバウンドがなければ明日(27日)は合流できると思う」。3月1日のゼロックス杯広島戦での復帰を目指す。
[2008年2月26日20時6分]
岩政の続報である。
明日には合流し、ゼロックスに出場しようかというところ。
しかしながら、チームで最も試合感に乏しいのは岩政なのでは無かろうか。
チームは練習試合を重ねておるが、岩政はずっとベンチ・ウォーマーであった。
逆にベンチで状況を冷静に眺めることに快感を覚えておるやも知れぬ。
状況を自分の中に溜めきっているのでは無かろうか。
中央の情勢は薩摩には届いておらぬ。
唐突に廃藩と言われても納得できぬ島津久光であった。
岩政大地に立つ
鹿島岩政がゼロックス杯出場に手応え
鹿島DF岩政が3月1日のゼロックス杯広島戦の出場へ手応えをつかんだ。左腓骨(ひこつ)筋腱(けん)炎の回復具合をチェックするため、この日はオフ返上で調整。軽快にランニングをこなすなど左足首の状態はまずまず。「2日間早く(東アジア選手権から途中離脱して)帰国させてもらい、いい方向に出ている。あとは首脳陣の判断だけど、試合に出られるレベルにある」と話した。
[2008年2月26日9時33分 紙面から]
一時は靱帯損傷で重体説も流れた岩政大樹であるが、回復は順調の様子である。
その影には励まし支えたスタッフがいたと想像できる。
自力で立てず弱音を吐いたところへこう言うのである。
「クララの意気地無し!」
立ち去ろうとするハイジを追いかけようとして立ち上がるのであった。
水戸戦報道
<プレシーズンマッチ:鹿島3−0水戸>◇24日◇カシマサッカースタジアム
鹿島が今季初のJクラブとの対戦となったJ2水戸戦で快勝を収めた。前半16分にDF新井場のグラウンダーシュートをゴール前でMF中後が拾い、右足で押し込んだ。後半1分にはMF野沢、同4分にはMF小笠原と立て続けに追加点を挙げた。以降はMF小谷野、遠藤らをテストするなど充実の一戦を3−0で終えた。小笠原は「まだまだ体も動けていない。いい部分も悪い部分も出た」と冷静に振り返った。
[2008年2月24日18時46分]
鹿島・ダニーロ 2年目の大変身
鹿島MFダニーロが、J2水戸との練習試合で昨季とは別人のような切れのある動きを披露し、チームの3―0勝利に貢献した。1年目の昨季は日本サッカーになじめず実力を発揮できなかった。クラブも放出を決めていたが、オリヴェイラ監督の強い要望で残留。指揮官は「日本のリズムをつかんできた。国際試合を戦う上で、彼の力を生かしていければ」と2年目の巻き返しに期待を寄せていた。
[ 2008年02月25日付 紙面記事 ]
鹿島、ぶっつけでも圧勝!ダニーロ躍動!
◆プレシーズンマッチ 鹿島3―0水戸(24日・カシマスタジアム) 昨季リーグ王者の鹿島はJ2水戸に3―0で快勝。戦術練習をほとんど行わない中でのぶっつけ本番だったが、MFダニーロ(28)の覚せいを予感させるプレーなどで強さを見せつけた。
今年も常勝軍団に変わりはない。鹿島は前半16分にMF中後が先制弾をたたき込むと、3得点でJ2水戸を圧倒。1月30日のチーム始動から戦術練習を行ったのは、練習試合ホンダロック戦(15日)のみ。フィジカル練習ばかりで「試合どころじゃない体調です」(小笠原)というコンディションだったが、ぶっつけ本番でも中盤が機能し、圧勝を収めた。
中でも光ったのが、来日2年目のMFダニーロだ。1トップの下に入ると、攻撃の起点として機能。得点こそなかったが、チーム最多のシュート5本を放つなど快勝に貢献した。昨季はJリーグのスピードに慣れず、フロントは放出要員として考えていたが、オリヴェイラ監督が「残留」を強く希望。ダニーロは「出番がなくてもいつも出る準備している」と満足げに振り返った。
(2008年2月25日06時00分 スポーツ報知)
茨城ダービー 鹿島、水戸に完勝
2008/02/25(月) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
サッカー・Jリーグ1部(J1)鹿島と同2部(J2)水戸が対戦するプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2008」(茨城新聞社など後援)は二十四日、鹿嶋市のカシマスタジアムで開かれ、鹿島が3−0(前半1−0)で完勝した。同フェスティバルでの対戦成績は鹿島の四戦全勝。
試合は鹿島が中盤を支配し、終始圧倒した。鹿島は前半十六分にCKからのゴール前での混戦から中後が右足で押し込んで先制。後半一分に野沢のヘディングで追加点を挙げると、同四分にも小笠原がダメ押しの3点目を決めた。水戸は両サイドを起点に攻めたが、単調な攻撃に終わり、鹿島の守備を崩すことはできなかった。
同時開催の茨城新聞社杯ふるさとドリームマッチ第二回市町村協会チャンピオン大会はR355(行方市)が2−1でGIOCATORE龍ケ崎(龍ケ崎市)に逆転勝ちして初優勝した。
【2008Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 水戸】レポート:茨城決戦は鹿島が水戸を一蹴し、昨年以上の高みに向けて順調な船出。これまでの対戦で最も力の差が表れる内容となった。 [ J's GOAL ]
2月24日(日) 2008Jリーグプレシーズンマッチ
鹿島 3 - 0 水戸 (14:01/カシマ/7,012人)
得点者:16' 中後 雅喜(鹿島)、46' 野沢 拓也(鹿島)、49' 小笠原 満男(鹿島)
----------
4回目を迎えた「いばらきサッカーフェスティバル」は過去最も力の差が表れる内容となった。
序盤から圧倒的な鹿島ペース。中盤での丁寧なパス回しと果敢なフリーランニングで水戸のプレスをかいくぐっていった。そして、次々と決定機を演出。6分にはダニーロが、13分には野沢拓也が、14分には再びダニーロがチャンスを迎えることとなった。「今が疲れのピーク」と本山雅志が言うようにまだコンディションが万全でなく、ゴール前での力強さを欠いたことでチャンスを生かすことができなかったが、この中で1点でも入っていれば大量得点差も十分にあり得ただろう。
ただ、それでもしっかりとゴールを奪うのが王者の強さと言えよう。16分、CKのこぼれ球を拾ったダニーロがミドルシュート。ゴール前でそのボールを受けた新井場徹が落とし、横にいた中後雅喜が蹴りこんで先制。その後も流麗なパスワークで水戸ゴールを襲い、後半開始直後に鋭い速攻から2得点。勝負を決めることとなった。
今季も鹿島は強い。そう思わせたのはやはり中盤の力だ。代表に5人もの選手を送り出しているため、スクランブル的な4−5−1システムで臨んだものの、中盤の5人が流動的な動きを見せ、水戸の守備を切り裂いていった。特に目立ったのはダニーロだ。昨年は連携が合わず、孤立する場面が多かった選手だったが、この試合では彼にボールがよく収まり、そこから厚みのある攻撃ができていた。「日本のサッカーのテンポをつかめるようになっている」と指揮官もダニーロの成長ぶりに頼もしさを感じざるを得なかった。
そして、この試合において鹿島にとって求められていたものは結果だけでなく、多くの選手を起用することである。特に若手選手に出場機会を与えることもこの試合の狙いと言えるだろう。タイトな日程に向けて、選手層を厚くしなければならないという使命を背負うが、その面でも意味のある試合であった。本来は MFの大道広幸をセンターバックで起用。不慣れなポジションながらも安定した動きで水戸の攻撃を防いだのをはじめ、船山祐二、遠藤康、小谷野顕治、佐々木竜太ら若手を起用し、経験を積ませることができた。いずれも積極的なプレーを見せ、「確実に成長していきている」と指揮官を喜ばせる内容となった。
2週間後の開幕に向け、まだ準備段階。だが、水戸をまったく寄せ付けない勝利をおさめたことで調整の順調ぶりを見せ付けることとなった。「あとは代表組が戻ってきてから、仕上げていけばいい」と大岩剛。昨年以上の高みを目指しての船出。その視界は良好のようだ。
一方、水戸は苦しい船出となった。攻守においていいところがなく、過去の対戦で最も力の差を見せ付けられることとなってしまった。その要因は自分たちのサッカーを貫いたからだろう。リスクを背負いながらもDFラインを高く保ち、全体が流動的に動くことで相手の攻撃を封じ、そしてできるだけ高い位置でボールを奪い、速攻を仕掛ける。これが今季の水戸の狙いである。この試合においても「引いて守るのではなく、前から積極的にプレスができた」と金澤大将は手応えを語り、チームの方向性にぶれがないことを説いた。だが、それが実践できたのは前半45分のみ。後半は運動量が落ち、間延びしてしまい、チームとしての戦いは見られなかった。自分たちのサッカーができなかった時にどうするか。戦術の柔軟性を欠くという大きな課題を露出することとなった。
また、攻撃面においてもチャンスらしいチャンスは作れず。後半に何度か攻め込んだものの、ほとんどがカウンターであり、チームとしての狙いの攻撃は見られなかった。高い位置でボールを奪えたとしても、その後のパス回しが単調でゴール前まで行けず。最後まで鹿島ゴールを脅かすシーンはやってこなかった。今季の水戸が掲げる「アグレッシブ」は残念ながら見ることはできなかった。
攻守において単調さだけが目立った水戸。高い位置からのプレスという自分たちのサッカーに固執しすぎたため、プレーに緩急がなく、スペースも作れず、逆に自分たちサッカーすらできない状況を作り出してしまった。自分たちのサッカーをするためには何をしなければならないのか。状況に応じた戦いというのを煮詰めていかないといけないだろう。開幕まで2週間、やるべきことの多さだけを痛感させられる90分であった。
以上
ダニーロ一色である。
やはりそれだけ周囲の期待が大きかったということであろうか。
昨日の試合ではフル出場、その期待に応えた形となった。
今季は残留をクラブに懇願したオリヴェイラ監督へ結果でお返しするシーズンとなろう。
ここまで好調に変貌したのは本人の心がけの他にしつけ係の存在があったのでは無かろうか。
島津本家の広川や近衛家から迎えた幾島の言うことを聞いていい娘になりそうなものだが、ただのわがままな女と描かれては萎えることこの上ない。
それ以上に突然訛り出し、そこを叱られる脚本・演出には驚愕した。
ギャグのつもりなのであろうか。
水戸戦コメント
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
昨年のベースをもっとよくしていかないといけないし、今年はチームとしての成熟を求められてくる。選手もお互いを知ることによってもっと確実な成長が見せられるのではないか。確実に成長していくことがチームにとってもいい影響を与えるもの。今年はACLもあり、若手にとっては必要とされる機会も多くなるのでさらなる戦力となることを期待したい。
(Q:今日はダニーロへボールが集まることが多かったが?)
全体的に見ていい意味でダニーロを経由してゲームを組み立てられたことはよかった。昨年後半から日本のサッカーでのリズムやテンポが掴めるようになってきたのは喜ばしいこと。本人もちゃんと意識して取り組んでくれている。今年は国際試合を多く抱えることになるので彼の経験を最大限に発揮できるようにしたい。いい形で彼とチームとともにつながっていければ。
【2008Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 水戸】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
2月24日(日) 2008Jリーグプレシーズンマッチ
鹿島 3 - 0 水戸 (14:01/カシマ/7,012人)
得点者:16' 中後 雅喜(鹿島)、46' 野沢 拓也(鹿島)、49' 小笠原 満男(鹿島)
----------
●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:2週間後に新シーズンがはじまりますが、昨年とほとんどメンバーが替わらない中で今年はどういった上積みをしたいと思いますか?また、この試合でどのように出ていたか具体的にお伺いできますか?
「スタートは昨年のベースがあって、当然ながらもっと良くしていかないといけないというのが基本的な考えですが、まずベースがあったということでチームとしての成熟が求められているんじゃないかと。連携、連動とを含めて、お互いを知ることによってまた新たな創造性を出し合って、組み立てるところ守備のところでも確実な成長が見られるんじゃないかと。
また、昨年の途中から出ている若手がさらなる成長が求められているものであり、大きく期待もしていますし、昨年の時点でチャンスをそんなにもらえなかったけど、確実に成長してきている選手はいますし、彼らが継続して成長していくということがチームにいい影響を与えると思っています。今季の試合数を考えると彼らが出るチャンスはありますし、必要とされる場面が出てきますから、そこをうまく自分のものにしてさらなる戦力という形につながっていけばと思っています」
Q:特に今日、前半に各選手が昨年まであまり見られないポジションでプレーをして、ダニーロ選手にボールが集まって、攻撃を組み立てることができたと思いますが、新しい攻撃の組み立てに関してどう考えていますか?
「全体的に見て非常にいい意味でダニーロを経由して組み立てできたことはよかった。昨年の夏以来、調子が戻りつつあったことで日本のサッカーのテンポがつかめるようになってきた。かなりの成長が年末にかけて見られた中で、今シーズンこういうスタートを切れたということは喜ばしいことです。ただ、あれだけのレベルの選手ということを考えれば、もっとできるはずで、彼も意識しながら取り組んでいる。そこが結果として表れはじめている。
国際試合を抱える今年は彼の経験を最大に引き出せるような形に持っていければと思っています。そこに関わる選手たちもいい意味で助け、いいパフォーマンスにつながっていっているのではないかと思います。彼が何試合出るか、何試合使うかという考えを私も彼も持っていません。状態のいい時に使いますし、いい形に彼とチームとともにつながっていければと思っています」
以上
【2008Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 水戸】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●大岩剛選手(鹿島):
「まだ来週も試合があるので、徐々に調子を上げていければいいと思います。チームとしても厳しい練習もできているんで。みんなゲームに対してのアプローチも分かっている。あと、代表組が帰ってきてからしっかり仕上げていければいいと思います」
●本山雅志選手(鹿島):
「少しずつですけど、連携が取れてきましたね。個人的にはミスが多かったので、これから修正していきたい。今が疲れのピーク。でも、今追い込んでいれば、いい形で開幕を迎えられると思います。来週はゼロックス(スーパーカップ)がありますが、タイトルではないけど、シーズンが近い中での戦いだけにいい戦いをして勝ちたい。強い鹿島を印象づけられるようにしたい」
●青木剛選手(鹿島):
「久しぶりのゲームだったので、しっかりやろうと思いました。90分出場すると言われていたので。攻撃参加は行ける時に行こうと思っていました。うまく取れた時には、積極的に行きたいと思っていました。本当は残っているのがいいのかもしれませんが、今日は前に行く気持ちを持ってやりました。先制できて、しっかり追加点も取れたんでまずまずだったと思います」
オリヴェイラ監督もダニーロの経験を今季活かす方向でチーム作りをしている模様。
その成果は試合に良く現れておった。
攻撃がダニーロを経由して連動していく、素晴らしきダニーロ・システム。
登録上はマルキーニョスとダニーロの2TOPであったが、ダニーロは最前線に上がることは少ない1.5列目であったから野沢と組んでクリスマスツリーと言えよう。
国内は昨季をベース(4-4-2)に戦い、アジアは守備に長けるクリスマスツリー(4-3-2-1)で行くと思われる。
もしかして昨季使われた青木がマンマークにつく3バックも併用するやも知れぬ。
時と場合によって使い分ける事が可能となろう。
クリスマスツリーは1TOPということでFWのコマ不足も解消される。
とはいえ、田代が戻れば2TOPを形成可能であるので昨季同様4-4-2で戦いを挑むこととなろう。
ダニーロの前に2枚FWがいた方が好都合であることは今日見て取れた。
また、本日の収穫はチューヤンのCBである。
本人は「不安」と申しておったが中々なんと堂々としたものであった。
最終ラインで身体を張り、カバーし、ロングボールを捌く姿は神々しささえ感じられたものである。
チューヤンをCBとして起用出来るとなると戦術は更に広がる。
夢の膨らむ練習試合であった。
必勝祈願2008
鹿島神宮必勝祈願レポート
本日(2/23)、鹿島アントラーズは今シーズンの開幕を前に鹿島神宮にて必勝祈願を行いましたので、お知らせいたします。
午後3時、多くのファン・サポーターの皆様が集まる参道を抜け、大東社長、オズワルド オリヴェイラ監督を先頭に選手・チームスタッフ全員が本殿で必勝を祈願しました。
必勝祈願直前、晴天から雨に変わり、雷が鳴るという天候に見舞われましたが、必勝祈願は無事終了しました。
明日はいよいよプレシーズンマッチとなる水戸戦です。カシマにてお会いしましょう!
鹿島がサポーター2000人と必勝祈願
鹿島は地元の鹿島神宮で約2000人のサポーターが集まる中、恒例の必勝祈願を行った。強風で雷が鳴り響く場面もあったが、今年から選手会長に就任したMF本山は「選手、スタッフ、フロント、サポーターみんなで喜びを分かち合えるように頑張りたい」と力強く誓った。
[2008年2月24日9時39分 紙面から]
オリヴェイラ監督就任と共に恒例となった必勝祈願である。
昨季は1200人であったが今季は2000人と増え効果が徐々に浸透しておる。
必勝祈願が行われると今季もいよいよスタートと実感させられる。
明治政府もスタートした。
しかしながら未だ転覆させようとする勢力がおることを忘れてはならぬ。
気持ちを鹿島へ切り替えろ
「全然ダメ」田代徹底マークに苦しむ
<日本・韓国>不発に終わった田代(右から2人目)は試合終了後、顔を手で覆う
Photo By スポニチ
【日本1―1韓国】FW田代は追加招集ながら3戦連続で先発出場したが無得点に終わった。「疲れました。全然ダメでした」。この日は韓国の3バックから厳しいマークに遭い、力を出し切れなかった。20日の中国戦で急きょ1トップに変わり「どこにポジションを取ればいいか分からなかった」と戸惑いがあったのも事実。それでも、中国戦では山瀬のゴールに絡むなど存在感を示し、代表生き残りをアピールした大会となった。
[ 2008年02月24日付 紙面記事 ]
【東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 日本代表 vs 韓国代表】試合終了後の田代有三選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
2月23日(土) 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会
日本代表 1 - 1 韓国代表 (19:15/中国・重慶/29000人)
得点者:15' ヨム・ギフン(韓国代表)、68' 山瀬 功治(日本代表)
----------
●田代有三選手(鹿島)
「ボールが僕の方に飛んでこなかった。ボールをもらって、出しどころを探していた? そうですね。課題だらけです、今日は…。
韓国は前半からしっかり蹴るところを蹴ってつないできた。僕がボールを受けた時はいい流れになったけど、それをあまり引き出せなかった。ちょっと難しかったですね。1トップで、サイドの裏を抜けようと思ったけど相手に構えられていたし、読まれていたから…」
以上
【東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 日本代表 vs 韓国代表】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
2月23日(土) 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会
日本代表 1 - 1 韓国代表 (19:15/中国・重慶/29,000人)
得点者:15' ヨム・ギフン(韓国代表)、68' 山瀬 功治(日本代表)
----------
●内田篤人選手(鹿島)
「試合の後、監督からは特に何も言われていない。前半のシュートシーンは、功治さん(山瀬/横浜FM)はよく見てくれているし、ヤットさん(遠藤/G大阪)や功治さんが絡んでくれば、ああいう形はもっと増えると思う。優勝したかった。そのためにここに来たから。いい経験というより優勝したかった。悔しい。
3試合で得たものは、今は分からない。Jリーグが始まって、しばらくしたらわかるのかもしれない」
以上
過密スケジュールの中、三戦全てに先発した二人には労いの言葉が必要であろう。
本当にお疲れ様。
中国戦での田代ゴールが誤審で取り消されていなければ得失点差で優勝していたはずである。
とはいえ、サッカーで「たら・れば」を言い出したらきりがない。
気持ちを切り替え、忠誠を誓う鹿島での今シーズンが始まるのである。
今日と明日は休息を取り英気を養うのである。
そして鹿島での戦術を徹底させゼロックス杯に、開幕に照準を合わせろ。
戦いは既に始まっておる。
明治政府には人材も資金もない。
隆盛を眠らせておくわけにはいかぬ。
石神負傷か?
U23が快勝締め、4戦全勝/練習試合
<練習試合:U−23日本代表6−0カリフォルニア州立大フラートン校>◇22日(日本時間23日)◇米カリフォルニア州、フラートン校グラウンド
8月の北京五輪に出場するU−23(23歳以下)日本代表が、米国遠征を快勝で締めくくった。GK西川とDF石神を除く選手が出場。前半からFW山崎亮平が2アシストを決める活躍で2得点すると、後半はFW森島康仁がハットトリックを達成し、大量点を挙げた。今遠征の練習試合は4戦全勝。反町康治監督は「パーフェクトとは言えないけれど、チームとしてまとまってきたと感じている」と手応えを口にした。同代表は24日、帰国する。
[2008年2月23日7時22分]
石神が早くも反町に嫌われたのかと思っておったところ、
[ U-23日本代表 アメリカ遠征 ] 2/21 練習の模様
この日、別メニューの石神(鹿島)。筋トレに30分以上を費やした。
(2008年2月22日:アメリカ・ロサンゼルス)
石神は別メニューとのこと。
となれば負傷の恐れこれ有りである。
恐れていたことが起こっている。
岩政に続き石神も負傷となればDF陣の層に難を感じる。
サッカー協会の陰謀かと勘ぐりたくもなってくる。
しかしここは懐の深さを見せたいところ。
控えはホンダロック戦でサブ組の左SBをそつなくこなした笠井健太がおるのである。
石神には安心して養生させたい。
英気を養い陽の当たる日を待つのだ。
今は耐え忍ぶときである。
岡田氏配慮
岩政が帰国
左足首負傷のため日本代表を離脱したDF岩政大樹(26)=鹿島=が22日、成田空港に帰国した。岡田武史監督(51)らの判断で、ゼロックススーパー杯・広島戦(3月1日・国立)の出場を優先。岩政は「配慮に感謝したい。(ゼロックスに)何とか間に合わせたい」と意欲。24日にも中国から持ち帰った検査結果を鹿島のチームドクターに診てもらい、今後について協議する予定だ。
(2008年2月23日06時02分 スポーツ報知)
ゼロックスに間に合うかどうかとのコメントを聞く限りさほど重傷ではないと予想される。
不幸中の幸いであった。
岡田代表監督の配慮には我等も少なからず感謝しようではないか。
が、配慮ついでに田代と篤人も帰して欲しかった。
岩政帰国
【東アジアサッカー選手権2008 決勝大会】日本代表中国遠征 岩政大樹選手が途中離脱
東アジアサッカー選手権2008 決勝大会(2月17日〜23日@中国・重慶)に参加するため中国に遠征中の日本代表において、DF岩政大樹選手(鹿島アントラーズ)が負傷のためチームから離脱し、日本へ帰国することになりました。
岩政が帰国するとのこと。
我等の願いが叶った。
ベストではないがベターな選択である。
最適な治療を施し、いち早く我等の戦線に復帰して欲しいものである。
これで明後日の水戸戦は岩政がスタジアム観戦することとなろう。
金古が間に合うとの情報もあり、CBの不安は一気に晴れた。
あとは戦うのみ。
薩摩で隠遁生活を送る西郷隆盛を明治新政府に迎えることは出来るのか否か、興味は尽きぬ。
U-23日本代表 グアテマラ戦
【U-23日本代表 アメリカ遠征 U23日本代表 vs U23グアテマラ代表】本日のスタメンと試合結果 [ J's GOAL ]
2月21日(木) U-23日本代表 アメリカ遠征
U23日本代表 1 - 0 U23グアテマラ代表 (09:30/ロサンゼルス・California State University, Fullerton)
得点者:53' 李忠成(U-23日本代表)
----------
●U23日本代表スターティングメンバー
----------
GK 18 西川 周作(大分)
DF右から、
DF 12 長友 佑都(F東京) →HT 3 青山 直晃(清水)
DF 5 伊野波雅彦(鹿島)
DF 6 森重 真人(大分)
DF 22 石神 直哉(鹿島)
MF 16 本田 拓也(清水)
MF 10 梶山 陽平(F東京)
右MF 7 梅崎 司(浦和)
左MF 17 香川 真司(C大阪)
FW 9 平山 相太(F東京)
FW 20 李 忠成(柏)
キャプテンを任される伊野波は当然としても石神がフル出場とは重畳至極。
システムを試合中に変更しておるところから途中からはWBとして機能したということなのであろう。
高校時代は10番を背負い攻撃的MFとして高校選手権にも出場した男である、この程度の順応性は軽いということか。
とはいえ、U-23には本来安田がおり、控えのポジションから成り上がるのは容易ではない。
しかしながら、その安田はガンバに於いてミネイロにポジションを奪われJでの出場機会を失うであろう。
石神こそ鹿島でポジションを得れば北京の地も遠くないはずである。
新井場の牙城を崩し、笠井健太との勝負に勝ってこそ彼の力が証明されるときなのである。
岩政 左腓骨筋腱炎
★“被害者”安田は元気に練習参加
中国戦で負傷退場したDF安田理(G大阪)はこの日、元気に練習参加。前夜の試合について「右脇腹に16文キックをくらいましたよ。キーパーをしばきたかったけど、痛すぎて無理でした」。試合後のレントゲン検査では骨に異常はなかったが、韓国戦の出場について岡田監督は「あしたの様子を見て」と慎重な姿勢を見せた。
一方DF駒野(磐田)は中国戦での左足関節ねんざで、DF岩政(鹿島)も左腓骨筋腱炎症で別メニュー調整となった。
駒野&岩政 韓国戦の出場絶望的
岡田ジャパンが23日の韓国戦を前に野戦病院と化した。20日の中国戦で相手GKの蹴りを食らって交代しMF安田は試合後に病院で検査を受け、外腹斜筋打撲で全治3〜4日と診断された。安田は一夜明けたこの日の練習に参加。「まだ痛みはあるけど、日韓戦は特別。出られるのなら出たい」と出場を熱望したが、岡田監督は「今はあまり悪くさせちゃいけない」と起用に慎重な姿勢を示した。
また、中国戦で負傷交代したDF駒野は、左足関節捻挫のため宿舎で静養。18日の練習中に負傷したDF岩政も左腓(ひ)骨筋腱炎と診断され、ともに韓国戦の出場は絶望的となった。岡田監督は「韓国戦のメンバーは全然決めていない。できる人、できない人をあした見てから」と苦悩の表情を浮かべた。
[ 2008年02月22日付 紙面記事 ]
左腓骨筋腱炎とのこと。
とりあえず、明日の韓国戦は出場絶望であるが帰国はせぬ模様。
別メニューながら練習を行っておるとのことなので、とりあえず重傷ではないと思わる。
まずは一安心である。
重慶から武漢まで長江を下ってみるのも良かろう。
この時期は非常に寒く、船室の暖房は電源が切られておる。
アウェイの洗礼を更に知ることとなるであろう。
岩政重傷か
岩政内出血、18日左足首負傷
◆サッカー東アジア選手権男子(20日) 18日の練習で左足首を負傷したDF岩政大樹(26)=鹿島=に内出血の症状が出ていることが20日、分かった。日本代表のメディカルスタッフから鹿島幹部に連絡があったもので、クラブ側は現地の病院で精密検査を受けさせるよう要請。同幹部は「内出血しているということは、足首の中で何かが起きているということ。早く検査を受けないと手遅れになるかもしれない」と表情を曇らせていた。
(2008年2月21日06時01分 スポーツ報知)
2月19日に報じられた岩政の負傷であるが、内出血を起こしており想像以上に重い可能性があるとのこと。
本人は疲労性と語り軽く見ておったが、もう代表どころか鹿島の試合に支障が出てくる。
ここは耐え帰国せよと言いたい。
異国重慶の地に良いことがあるようにも思えぬのだ。
トラックは道の真ん真ん中に斜めに留まり、変なクズが街角に落ちておる地なのである。
誤審がなければ代表初得点
田代 猛ダッシュでV弾“アシスト”
【東アジア選手権 日本1―0中国】FW田代が中国入りしてからは一度も試していなかった1トップで起用され「新しい雰囲気だった」と攻守に奮闘。駒野のクロスに対してはニアでつぶれ役となり、山瀬の先制点を演出した。それでも、FWとして得点を奪えず「結果を出せていないので物足りないものがある。チャンスで決めないと」と不満が口を突いた。韓国戦では代表初ゴールに期待がかかる。
[ 2008年02月21日付 紙面記事 ]
ノーゴールに悔しがる田代…東アジア選手権
◆サッカー東アジア選手権男子第3日 中国0―1日本(20日、中国・重慶市オリンピックスポーツセンター) 田代は国際Aマッチデビューとなった北朝鮮戦(17日)に続き、フル出場を果たし、先制点に絡むなど存在感を見せた。だが、2試合連続無得点。後半44分に、ゴールネットを揺らすも判定はオフサイド。ロスタイムにはGKと1対1になったが、シュートは枠を大きく外れた。「点を取りたかった。最後のやつ(シュート)も決めたかった」と悔しがった。
(2008年2月21日06時01分 スポーツ報知)
【日本代表 vs 中国代表】試合終了後の田代 有三選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
2月20日(水) 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会
日本代表 1 - 0 中国代表 (19:15/中国・重慶/38,000人)
得点者:17' 山瀬 功治(日本代表)
----------
●田代 有三選手(鹿島):
「(1トップ?)新しいことだったのでちょっと…。点を取りたかったけど。みんなが最後まで戦ってくれたし、チームとして勝てたんだと思う。
(起点になっていた?)もうちょっと体を張ってボールを失わないでいけたシーンがあった。そういうのを増やさないといけない。足元もボールはつなげたけど、ハイボールはルーズにしてしまうことが多かった。自分としてはまだまだ。ハイボールの部分がね、向こうの高さはそれほど強くなかったけど、自分の方のタイミングが狂ってしまった。
(得点シーン?)僕自身が合わせに行ったけど、届かなくて、そこに山瀬さんが詰めてくれて報われた。誰かがニアに入ったら自分はファーに行くとかその逆とかそういうシーンをもっと多くしたい。
(2試合であれだけやれるとは適応力が高い?)まだまだ。もっとクサビを受けて前を向くプレーを増やしたいし、落ち着いて大事にできるようにやりたい。
(最後の方は荒れた雰囲気になった?)相手もどんどん上がって行ったし、会場の雰囲気ももアウェイならではのものだった。日本ではないくらいの雰囲気があったけど、しっかり後ろが守ってくれた。自分はカウンターで1本チャンスがあったのに決め切れなかったのが残念。詰めの甘さはこの先、命取りになる。最後のところをもっと練習しなきゃいけない。
(入りの雰囲気?)もっとブーイングされると思っていたけど、始まったら一緒だった。レフリーもおかしな判定があったけど、アウェイだししょうがないと思ってやっていた」
以上
【日本代表 vs 中国代表】試合終了後の内田 篤人選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
2月20日(水) 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会
日本代表 1 - 0 中国代表 (19:15/中国・重慶/38,000人)
得点者:17' 山瀬 功治(日本代表)
----------
●内田 篤人選手(鹿島):
「試合前にリードして残り時間が少なくなったら、相手にとってプレッシャーになると思っていたけど、実際にそういうゲームになった。
(8番に相当クロスを入れられた?)1本も上げさせないのはムリなんで…。やっぱり試合をしてみないと分からない。相手の8番が攻撃の中心と聞いていたけど、結構裏を狙ってくることが多かった」
以上
光った1トップ田代/原博実評論
【日本−中国】ゴール前に攻め込むFW田代(撮影・蔦林史峰)
【原博実の核心を突く】
<東アジア選手権(男子):日本1−0中国>◇20日◇中国・重慶
デビュー2戦目のFW田代が光った。難しい1トップでの起用だったが、高い中国のDF相手にも得意のヘディングで競り勝ち、両サイドに流れてもボールを失わず攻撃の起点になった。山瀬の決勝点も田代がゴール前へ飛び込んだこぼれ球を決めたものだ。
1トップがボールを簡単に失うと、展開ができずに攻撃が機能しないが、田代の前線での頑張りが2列目の遠藤、山瀬の持ち味である前を向いてのプレーを引き出した。故障などで高原、大久保、巻、前田とFW陣が少ない中、田代に使えるメドが立ったのは大きな収穫。 チャンスをもらった楢崎の集中力も見事だったし、DFで起用された今野の安定感も今後へ向けた好材料だ。
岡田ジャパン5戦目で初のダブルボランチも機能した。北朝鮮では試合途中から遠藤がボランチの位置に下がってボールをもらいにきていたが、その役割を前半から中村がこなし、縦、横にパスをちらし日本の攻撃にリズムを生み出した。浦和でダブルボランチに慣れている鈴木も中村と組んで、1ボランチよりもやることが整理され、攻守に持ち味が発揮されていた。
残念だったのは審判のレフェリングだ。日本にとってアウエーだから多少、判定が厳しいのは仕方ないが、あまりにもひどかった。後半10分に安田がGKと接触したが、あれは警告でなく一発退場。東アジアのレベルを上げるための大会で、あの笛ではけが人も出るし、いい試合内容にはならない。各国に「参加したくない」と言われないように、関係者には考えてもらいたい。(日刊スポーツ評論家)
[2008年2月21日18時23分 紙面から]
得点に絡み、誤審でゴールを取り消された田代有三。
勝利で大会優勝の芽が出てきた為、次の試合も出場の可能性が高い。
が、忘れてはならないのが、今回の代表選出はズル休みと負傷辞退による代役であるということである。
東アジア選手権 中国戦
先制点もほぼ田代の得点。
43分のシュートもオンサイド。
北朝鮮戦で中盤がヘッポコだと思ったら中盤の人数を増やしてくる采配には萎えた。
しかし酷い試合だった…
金古肉離れ
中後が生涯初のセンターバック
鹿島のMF中後が、水戸戦(24日)で生涯初めてセンターバック(CB)として先発する可能性が高くなった。DF金古が18日に左太もも裏肉離れを負い、全治2〜3週間。A代表のDF岩政、U―23日本代表のDF伊野波が遠征で、純粋なCBは大岩のみという非常事態。19日、主力組のCBに入った中後は「不安でもやるしかない」と気合を入れた。
(2008年2月20日06時02分 スポーツ報知)
今季期待の金古が負傷。
衝撃のニュースである。
金古にとっては気合いの空回りであったのであろうか。
ここで代役はチューヤンになる模様。
シーズン中であれば、チューヤンは守備的MFとして起用され青木がCBに下がるところであろう。
しかし、今回はシーズン前の調整試合である。
熟成を優先し中盤はいじらずにチューヤンのCBが選択された。
シーズン中であればCBは、岩政、大岩、伊野波、後藤、大道(、健太?)とおり金古一人が怪我したところでエマージェンシーがかかることはない。
昨季のサテライトでは石神もCBでプレイしておる。
であれば、戦術的に中盤の動きを確認させた方が良いという判断である。
ところでチューヤンのCBであるが、昨季第27節広島戦の途中出場で経験済みである。
このときにはあわやゴールというボールを掻き出すというスーパープレイをし、完封勝利に貢献しておる。
この試合で指揮官の信頼を一気に勝ち得たと言えよう。
その後、勝ちきる試合では必ずと言って良いほど途中出場を果たしておるのである。
守備的に評価が上がった証拠である。
そして試合を読み切る能力も評価されておるのである。
パスだけの選手ではなくなった。
このまま怪我人がなく行けばチューヤンの開幕スタメンは厳しかろう。
しかしながら、試合数の増えた今季は選手が入れ替わる可能性が非常に高い。
信頼度の高いチューヤンがキックオフ時にピッチが立つ日は我等のピンチではなく新たなる開幕なのである。
KICK OFFはおニャン子クラブの1stアルバムである。
J全星
J球宴変更、東西対抗やめ韓国が相手だ
Jリーグのオールスター戦が今季から、Jリーグと韓国Kリーグ選抜(外国人選手を含む)の対戦に方式変更されることが19日までに固まった。20日の理事会で08年度事業計画案が承認されたのを受け、鬼武チェアマンが明らかにした。昨季まではJ1の18クラブを東西2チームに分けて各地で実施してきたが「地域の活性化にも役立った」(同チェアマン)と当初の役目を終え、新たな方式を模索してきた。開催地は今後発表されるが、今季は8月2日に日本で来年は韓国(日程未定)で開催する。鬼武チェアマンは「ユース同士の交流も企画している。来年は日本で試合がないのでJ全クラブのイベントも検討したい」。スポンサーは引き続き10年までジャパンエナジーがついた。
[2008年2月20日9時42分 紙面から]
Jリーグオールスター戦、日韓プロリーグ選抜による大会に変更
Jリーグの鬼武健二チェアマン(68)は19日、東西対抗などの形式で行われてきたオールスター戦を、日韓のプロリーグ選抜による大会に変更して実施することを明らかにした。
「これまでも失敗だったわけではないが、これからもそれだけでいいのかということでスポンサーとも話し合い、新しい試みをやってみようとなった」と同チェアマン。
既に韓国Kリーグ側とも合意しており、8月2日に日本で開催される。会場は未定。当面は2年間の開催で、来年の大会は韓国で行われる。
以前からも投票はしていなかったが、今季以降は更に選出されそうな選手のライバルに投票し出場を阻止せねばなるまい。
岩政大樹 疲労性の負傷
【東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 日本代表 vs 中国代表】試合前日の日本代表各選手コメント ※中村憲剛選手(川崎F)のコメント追加 [ J's GOAL ]
●岩政大樹選手(鹿島):
「今日は最初からできないと思っていた。病院は行っていない。多少は痛みがあるけど、徐々によくなっていると思う。明日どのくらいよくなるかによって復帰できるかどうかが決まる。韓国戦を目指してやってるし、自分としては痛みをこらえる範囲に持っていくことが今の課題。1〜2日のうちにそのレベルに持っていかないと。今は蹴り出すと痛い。場所はくるぶしの左あたり。原因は分かっている。疲労性のものだと思う。それを取るところからやっている。徐々によくなってきている。今のチームでゼロキャップは自分だけになったんで、ストレスがたまったんでしょう(苦笑)。必ず復帰したいと思ってやっている。今日も朝、おきた時にやれるかなと思ったけど、午前中に確認したら厳しかった。明日はムリです。明日あさってでどのくらい痛みが引くかだと思う。治療もトレーナーの方にやってもらっているし、効果は出てきている。先は明るいと思う。でもムリをするつもりはない。今は韓国戦を目指しているけど、それがダメならゼロックス、その後にはJ開幕もある。でも韓国戦でできる範囲には持っていけると思う」
今朝報道された岩政の負傷であるが、岩政本人のコメントによると疲労性のものであるとのこと。
元日まで試合をし、自主トレを続けすぐに代表合宿に入った為、昨季の疲労が取れきっていなかったのであろう。
オリヴェイラ監督の指示を破ってまで夢の日本代表に掛ける思いが強かったと思われる。
しかしながら、ここでパンクする身体であれば、それは夢の間まで良かったのでは無かろうか。
無理はならぬ、道理が通らなくなる。
ここは一つ一つ実績を積み重ね機会をうかがうのだ。
チャンスは鹿島で勝利に貢献し続ければ必ずやってくる。
焦りは禁物である。
南国に二度も流された西郷吉之助も倒幕軍最高司令官となる。
耐えるべき時には耐えることが肝要である。
岩政、靱帯を負傷か
前田右ひざ痛め緊急帰国、けが人続出
18日の練習後、けが人続出の事態に岡田監督は「まだ11人はいるからサッカーはできる。あきらめない」と悲壮な決意を見せた。前日の北朝鮮戦で貴重な同点ゴールを決めた前田が古傷の右ひざを痛め戦線離脱が決まった。練習前に同監督は選手を集めたミーティングで「いるメンバーで頑張ろう」とげきを飛ばした。ところが、それからわずか30分後、DF岩政が突然左のスパイクを脱いで、足首付近を確かめるよう芝生の上を歩きだした。岡田監督は岩政の左足の痛みについて「どこからか石が飛んできて足に当たったようだったと岩政が話していた」と説明した。
これでFWは播戸、田代、矢野の3人だけという非常事態。DFは中沢、水本、内田、加地、駒野がいるが、加地は前日の北朝鮮戦で左目上を5針縫ったばかり。駒野もこの日の練習中で左足首をひねり、足を引きずりながら引き揚げた。MFは9人いるものの、発熱が治まった直後の中村憲と左太もも裏痛を抱える山瀬の中国戦(20日)先発は厳しい。1月15日に本格始動してからまだ1カ月足らずで、岡田ジャパンが緊急事態に陥った。
[2008年2月19日8時49分 紙面から]
前田も離脱…残るFWは3人だけ
練習中に負傷した岩政(右)に、岡田監督も暗い表情
Photo By スポニチ
東アジア選手権ドロー発進となった日本代表に、ケガ人が続出した。17日の北朝鮮戦で唯一のゴールを決めたFW前田遼一(26=磐田)が右ひざ痛のために離脱。残り2試合を欠場し、19日に緊急帰国することが決まった。さらに、18日の練習ではDF岩政大樹(26=鹿島)とDF駒野友一(26=広島)も負傷。まさに弱り目にたたり目の岡田ジャパン。20日の中国戦は大丈夫?
北朝鮮戦から一夜明けた練習に“救世主”の姿はなかった。前田は北朝鮮戦で途中出場の4分後に貴重な同点弾を決めたが、その試合中に右ひざを負傷していた。この日になっても痛みがひかなかったために病院で検査を受け、磐田側と相談した上で帰国が決定。岡田監督は「何回も手術しているところらしい。検査ではひどくなかったみたいだけど、無理させるところじゃない」と話した。
北朝鮮戦で唯一のゴールを決めた前田の離脱。それだけでも大きな痛手だが、さらなる悪夢が岡田ジャパンを襲った。午後に大田湾体育場で行った練習では、ボール回しの最中に岩政が左足首外側に痛みを訴えて離脱した。岡田監督は「石が飛んできた(ような痛み)と言っていた」と説明。岩政は「じん帯だと思う」と言葉少なに引き揚げ、中国戦の出場は微妙となった。北朝鮮戦の先発組が別メニューだったため、練習最後のミニゲームはGKを含めても4対4。その終了直前に今度は駒野が左足首を痛めて顔をゆがめた。
さらに…。発熱で北朝鮮戦を欠場した中村、右太腿裏痛を抱える山瀬の回復状況も微妙だ。中村は練習に合流したが、最後のミニゲームは回避。山瀬はメニューをフル消化したものの、指揮官は「中村は90分は難しいと思う。山瀬もあしたを見てから」と中国戦での起用に慎重な姿勢を示した。
負ければ北朝鮮―韓国戦の結果次第で優勝の可能性が消滅する中国戦。完全アウェーとなる大一番を前に、チーム内でも不安が噴出した。岡田監督は「まだ21人いるからサッカーはできる。あきらめない。ここからですよ」と自らを奮い立たせるように話したが、その顔には苦悩の色がにじんでいた。
[ 2008年02月19日付 紙面記事 ]
日本代表に激震!FW足りない…前田右ひざ負傷、緊急帰国
◆東アジア選手権男子第2戦 日本―中国(20日、中国・重慶市オリンピックスポーツセンター) 【重慶(中国)18日】日本代表FW前田遼一(26)=磐田=が右ひざ痛のため、19日に緊急帰国することが18日、決まった。前田は同点弾を挙げた17日の東アジア選手権、北朝鮮戦で負傷。この日の練習中にはDF岩政大樹(26)=鹿島=、DF駒野友一(26)=磐田=も足を痛め、岡田ジャパンは負傷者続出の危機に立たされた。また、20日に対戦する中国のウラジミール・ペロトビッチ監督(52)は日本に関して、オシム色の消滅によるスピードダウンを痛烈に指摘した。
日本代表に再び逆風が吹いた。この日の練習、北朝鮮戦で唯一のゴールを挙げた前田の姿がない。原因は古傷の右ひざだった。試合中に再び痛め、午前中にMRI(磁気共鳴画像)検査を実施。その結果、離脱が決まり、19日に緊急帰国することになった。
岡田武史監督(51)は「何回も手術してるところで、無理をさせるところじゃない。MRIはそんなひどくはない」と淡々と説明するが、貴重な戦力だけにダメージは大きい。今大会はコンディションが重いエースFW高原をあえて招集せず、チームを編成。直後、大久保、巻の両FWがけがにより辞退した。ただでさえFW不足の状況に、再び打撃が襲った。
前田にとっても不運な負傷だ。今年2月の合宿は体調不良により遅れて合流。生き残りをアピールする大事な時期だけに、「何やってんだろう」と自分を責めた。そして北朝鮮戦でようやく結果を出した直後の負傷。右ひざは02年、07年などに半月板の手術を受けており、クラブ側も再発を懸念。帰国後の検査結果次第では、長期離脱の可能性も心配される。
悲劇は前田にとどまらなかった。前田不在の練習中、DF岩政が左足首を負傷離脱。指揮官は「本人は誰かが石を投げたと思ったと言ってた。そういう時はあまり良くない」と不安の色を見せ、樋口潤一チームドクター(44)も「まだはっきりしない。謎です」と表情を曇らせた。岩政は「じん帯系だと思う」と話しており、20日の中国戦出場は極めて微妙だ。
練習終了間際にはDF駒野も左足首を負傷。流れは最悪だが、逃げ出すわけにいかない。岡田監督は「まだ11人いるから、サッカーはできる。あきらめないよ、それくらいじゃ」と自分に言い聞かせるように話した。
岩政大樹が代表にて負傷。
これは由々しき仕儀である。
伊野波が加入したとはいえファボンが移籍し後藤が負傷中のCBは層に不安を抱える。
事実、先日の練習試合でもサブ組はMF登録の大道とチューヤンがCBを務めておった。
本人の言うように靱帯であったとしたら重傷である。
復帰に時間が掛かるやも知れぬ。
不安がよぎる。
とはいえ我等には今季、金古がおる。
高校生ながら飛び級でU-21日本代表に選出された超大型CBが日の目を見る日が来たと言えよう。
”スペースと人を同時にケアできる希有な才能を持つ国際級のDF”が本領を発揮すれば岩政どころかファボンの穴を埋める以上の活躍が見込めるのである。
高校選手権に於いてDFながら得点王となった得点能力も必見である。
オリヴェイラ監督の早いライン・ブレイクは金古に合っておるやも知れぬ。
ますます目の離せぬ水戸戦である。
朝敵・慶喜を討とうではないか。
U-23日本代表米国遠征 石神アシスト
平山 五輪イヤーに改心ヘッド!
米国遠征中のU―23日本代表は16日、カリフォルニア州カーソンで米プロリーグ(MLS)のシーバスUSAと練習試合を行い、4―0で快勝した。チームの今季初の対外試合でFW平山相太(22=FC東京)が前半6分にヘディングで先制弾を記録。昨季途中から先発の座をはく奪された元エースが、五輪イヤー1号ゴールを決めて復活への第一歩をしるした。
前のめりに飛び込んだ平山が強引に頭を振った。前半6分、左サイドからの石神のクロスに反応。ニアサイドに走り込み、ワンバウンドしたボールに低いダイビングヘッドで合わせた。「(ボールが)低かったけどゴール前だったので頭でいきました」。反町ジャパンの08年1号ゴール。北京五輪イヤーの初戦で、復活を期す長身FWが幸先の良いスタートを切った。
前半18分には右サイドからのクロスで山崎のゴールをアシスト。前半40分には右サイドに流れてゴール前にスペースをつくる“無駄走り”で山崎の得点を演出した。昨季までは自らのゴールだけに集中するスタイルだったが「周りのサッカーが変わってきたので自分も変わらないといけない」と意識が変化。新たな一面を見せ、反町監督からも「相太は前に比べると動きだしが早くなった」と珍しく褒められた。
今季は目の色が違う。昨年の北京五輪アジア最終予選途中から先発落ちが続いたこともあり、大好きな揚げ物や炭酸飲料を控えるなど食事制限に着手。オフにはACミランのインザーギらスター選手の情報を集め、サッカー観やピッチに立つ心構えなどを学んだ。試合前にはシーバスUSAと同じ敷地内で練習するロサンゼルス・ギャラクシーのベッカムの姿を見つけたが「あいさつしようと思ったけど試合前なのでやめました」とミーハーぶりを封印する意識の高さも見せた。
もっとも、平山は満足していない。ケガ人続出シーバスUSAがユース選手2人を出場させるなど2軍だったこともあり「チームで生き残るためには結果と内容にこだわり続けないといけない」と足元を見つめ直した。次戦は18日のU―23グアテマラ戦。エース奪回に向けた戦いはまだ始まったばかりだ。
[ 2008年02月18日付 紙面記事 ]
U-23日本代表候補に選出された石神が早速米国遠征で結果を残した模様。
昨季優勝を決めた最終節の先制点に繋がるPKを得たクロスと同様であろうか。
低い軌道のクロスは武器になる。
左利きであることも好都合である。
石神の特長が生かせれば、U-23日本代表にも鹿島にも有効であろう。
しかしながら石神の留守中には笠井健太が両サイドバックをこなし、ポジションを明らかに浸食しておる。
更なる結果を残さねば、帰る場所がなくなるであろう。
島津本家への養女入りで今泉への帰還はなくなる。
そんな中で自害した菊本は全くの無駄死にであった。
ゼロックス展望
2007年J1、第87回天皇杯に続く3連続タイトル獲得で、最高の新シーズンスタートを切りたい鹿島
昨季J1では、開幕戦から5試合未勝利という苦しいスタートを強いられながら、終盤戦の9連勝で奇跡的な逆転優勝を飾った鹿島アントラーズ。2002年のJリーグヤマザキナビスコカップ以来、足踏みし続けてきたクラブ10冠目をついに達成し、「常勝軍団の誇り」を取り戻した。この歓喜から1ヶ月も経たないうちに、今度は第87回天皇杯全日本サッカー選手権も制覇。2冠という最高の結果で2007年シーズンを終えることができた。
2008 年元日の天皇杯決勝から約1ヶ月のオフを経て、オズワルドオリヴェイラ監督率いる2年目のチームが本格始動。オフの間に、過去11冠の全てを知るベテラン FW柳沢敦が京都サンガF.C.へ移籍したのは痛手だが、U−23日本代表候補の伊野波雅彦や鈴木修人らフレッシュな新戦力が加入。レンタルで名古屋グランパスに移籍していた金古聖司も復帰を果たしており、戦力的には、昨季と比較してもそれほど大きな違いはないといえるだろう。
2月4日から始まった宮崎キャンプでは、指揮官や奥野僚右コーチのもと、順調なコンディション調整が続けられている。右足間接捻挫で全治4週間と診断された興梠慎三以外は大きなケガ人はなし。小笠原満男や本山雅志ら主力選手もいいペースで体調を整えている。東アジアサッカー選手権2008決勝大会に挑む日本代表に召集された岩政大樹、内田篤人、田代有三、U−23日本代表アメリカ遠征に呼ばれた伊野波、石神直哉の5人が離脱したのは気がかりだが、オリヴェイラ監督が昨季1年がかりで徹底させてきた基本戦術が揺らぐことはない。2008年最初の公式戦となる3月1日の2008ゼロックススーパーカップ直前に彼らが戻ってきても、問題なく戦えるはずだ。
この一戦の相手は天皇杯決勝と同じサンフレッチェ広島。今季J2で戦うチームだけに、J1王者として絶対に負けられない。チームの軸をなす小笠原、本山、野沢拓也という創造性あふれる中盤がどんな連動を見せるか。まずはそこに注目したい。3人が美しいハーモニーを見せた時の攻撃は止められない。昨季2冠という結果によって、彼らへのマークはこれまで以上に厳しくなるだろうが、そんな相手の守備網をかいくぐる攻めをぜひ見たい。
柳沢が去ったFW陣も大きなポイント。田代にはマルキーニョスと並ぶ「エース」としての存在感を示してもらう必要がある。興梠がこの大会には間に合わないと見られるだけに、佐々木竜太ら若手の台頭も期待される。守備陣でも岩政、内田、曽ヶ端準ら昨季の主力が中心になるだろうが、そこに伊野波や金古らがどう絡んでくるのか。選手起用に長けた「オズの魔法使い」の手腕も見ものだ。この試合の出来不出来が2008年の行方を大きく左右するのは言うまでもない。まずは確実に白星を挙げ、最高の新シーズンスタートを切りたいものだ。
以上
Reported by 元川悦子
悦っちゃんのゼロックス・スーパーカップ連動記事である。
我等が二冠を達成した為、天皇杯と同じ組み合わせとなるスーパーカップである、天皇杯同様危なげない試合運びが肝要となろう。
今回の相手は、J2に挑む広島である。
所謂、手負いの獅子である。
心して挑まねばならぬ。
そう、我等はここでもチャレンジャーの気持ちを忘れてはならないのである。
悦ちゃんによると、我等の戦力は柳沢前主将が抜けたにも拘わらず、昨季と同様との評価。
ここは相手がどうこうというよりも我等のサッカーをどこまで実践できるかが鍵である。
今季最初の公式戦で我等がどう挑戦するのかを見極めたい。
健太疾走
ブラジル帰り鹿島DF笠井順応性アピール
移籍後初の対外試合となるホンダロック戦でドリブル突破を図る鹿島DF笠井
鹿島DF笠井が逆輸入選手の出世街道を突き走る。ホンダロックとの練習試合で主力組の入った1本目に右サイドバックで先発出場。ブラジル2部のパウリスタから今季加入し、初の対外試合で非凡なスピードで積極的に攻撃を繰り返した。「パスの速さ、寄せの速さに最初は慌てた。まだ小物ですね」と反省したが表情は明るかった。高校を中退し、ブラジルで約5年間の武者修行を積んでのJ挑戦。カズや中沢らが歩んだ道を目指す。
[2008年2月16日9時12分 紙面から]
2月15日に報じられたとおり笠井健太が先発フル出場した。
レギュラー組では右SB、サブ組では左SBでプレイし、持ち前のユーティリティ性がアピールされた。
本人はまだ小物と謙遜するがやれる感触は掴んでおるのでは無かろうか。
5年の海外生活に耐えた精神力である、尋常ならぬものがあろう。
非凡のスピードと報じられておるように元FWの速さが健太の持ち味である。
メンタルとスピードを備えた第三の矢として開幕はスタートである。
しかしながら、最終戦にはレギュラーを掴んでおるやも知れぬ。
これはチーム内競争が激化したいうことである。
代表組はウカウカしておれぬ状況と相成った。
健太だけではなく金古は岩政を出し抜こうと躍起になっておろう。
金古は本来秋田の3番を引き継いだ男なのである。
このチャンスを逃そう筈はないのである。
金古飛翔伝説が始まる。
新主将コメント
<練習試合:鹿島8−1ホンダロック>◇15日◇宮崎
鹿島が宮崎合宿を打ち上げた。最終日は始動後初となる練習試合を組み、A代表、U−23代表の遠征で主力5選手を欠く状況での一戦となった。1本目は主力組が出場。同3分にFWマルキーニョス、野沢拓也とつなぎ、最後はMF本山雅志が決めて先制した。今季はFW陣が計4人と手薄なため、1トップの布陣をテスト。本山を3ボランチの一角に据えた新布陣は、まずまずの連係を見せた。
控え組が出場した2本目はMF小谷野顕治が2得点を決めるなど、結局8−1と快勝。DF新井場徹は「去年積み上げてきたものにプラスアルファをつけないと」と気を引き締めていた。
[2008年2月15日22時10分]
小笠原“黒子役”でV案内人になる!
鹿島のMF小笠原が“黒子役”としてチームを再び頂点へと導く。宮崎合宿最終日に行われたホンダロック戦で、前半に青木とダブルボランチを組んでプレー。攻撃では前半5分にスルーパスでFWマルキーニョスのPK獲得をアシストし、守備でも広範囲をカバーするなど貫録のプレーを披露した。「個人的には攻めることも楽しい。(ずっと)ボランチだけとは限らない」と話すが、主将となった今季は「汗かき役として頑張りますよ」。試合も8―1で勝ち、「疲れたけどいい合宿ができた」と充実の表情を浮かべた。
[ 2008年02月16日付 紙面記事 ]
新主将・小笠原はボランチ専念
鹿島の新主将に就任したMF小笠原満男(28)が15日、攻撃的ポジションへの思いを封印、ボランチに専念することを明かした。プロ11年目で初めてボランチとして開幕を迎えるが「チームのことを一番に考えたい。汗かき役? 頑張ります」と誓った。この日の練習試合では、中盤の底から40〜50メートルのパスを何本も通し、職人芸を披露。アジア・チャンピオンズリーグをはじめとする全4タイトル制覇を目指す。
(2008年2月16日06時02分 スポーツ報知)
ガテン小笠原ボランチ専念
鹿島の新主将に就任したMF小笠原満男(28)が15日、攻撃的ポジションへの思いを封印、ボランチに専念することを明かした。プロ11年目で初めてボランチとして開幕を迎えるが「攻めている方が楽しいし、実はやりたい思いもある。でも、チームのことを一番に考えたい。汗をかき役? 頑張ります」と誓った。
理想は「ガテン」な男だ。昨年、Jリーグキャリアサポートセンターからの資金援助を受け、大型二輪の運転免許を取得。関係者によれば、申込書には「引退後、バイク便をやりたいから」と理由を記したという。さらに、近い将来には大型自動車運転免許も「取りたい」と“トラック野郎”転身に興味。ガテン系へのあこがれは尽きない。
この日の練習試合では、中盤の底から40〜50メートルのパスを何本も通し、職人芸を披露。11日間に及ぶ宮崎合宿が終わり「いい合宿になったと思う。とにかく疲れたという一言の合宿になった」と充実感を漂わせた。小笠原がボランチ職人になって、アジア・チャンピオンズリーグをはじめとする全4タイトル制覇を目指す。
(2008年2月16日06時02分 スポーツ報知)
試合後のインタビューから起こした記事である。
スポニチと報知は同じような内容で、新主将の満男にスポットを当てておる。
中盤は昨季と変わらずスタートさせるようである。
青木・満男のダブル・ボランチは円熟の域に達しており動かす必要が見当たらない。
小笠原満男新主将は記者の誘導尋問でボランチ=黒子宣言になっておるが、スポニチでは通年で同じように使われるとは思っていない様子である。
実際、昨季もナビスコ杯準決勝1st legでは青木・チューヤンのダブルボランチを組ませ満男が前に出た。
オリヴェイラ監督は昨季開幕直前に、開幕戦と最終戦ではスタメンが変わっていると明言して実践した。
今季も通年通して固定されるとは思えぬ。
ボランチにはチューヤンが控え、船山は成長した。
修人も期待の新人だけで終わるわけにも行かぬであろう。
満男が押っ圧されて前に出される日もあろうかと思われる。
何はともあれ、初の練習試合で今季序盤の方針が見えてきた。
ゼロックスが開幕が待ち遠しい。
練習試合 ホンダロック戦
練習試合結果(vs ホンダロック)
本日、2月15日(金)9時45分よりキャンプ地宮崎でホンダロックとの練習試合が行われました。
結果は以下の通りです。
練習試合
◇2008年2月15日(金)9時45分開始
◇宮崎県総合運動公園陸上競技場
鹿島アントラーズ
8 3−0 1
5−1
ホンダロック
■前半
【得点者】
3分 本山
15分 マルキーニョス(PK)
24分 野沢
【出場選手】
21 曽ケ端
4 大岩
7 新井場
8 野沢
10 本山
11 ダニーロ
15 青木
18 マルキーニョス
27 笠井
32 金古
40 小笠原
■後半
【得点者】
51分 小谷野
62分 船山
69分 増田
74分 ホンダロック
80分 遠藤(PK)
83分 小谷野
【出場選手】
1 小澤
14 増田
16 中後
17 佐々木
20 鈴木
23 船山
24 當間
25 遠藤
26 小谷野
27 笠井
30 大道
※出場選手は、GK以外は背番号順で掲載
CKからの失点には厳しく反省を促したいが、おおむね合格と言えよう。
昨季は9-0であった事を考慮しても、日本代表・U-23代表5人を欠いての結果は褒めて良いであろう。
前半は
ダニーロ マルキーニョス
野沢 本山
青木 満男
新井場 大岩 金古 健太
曽ケ端
DFのクリアボールをトラップして本山がミドルシュートで先制。
マルキーニョスがPA内でGKに倒されPKゲット、自ら決めて2点目。
3点目は本山からのパスを野沢がダイレクト。
後半は
よよ
ヤス 誓志 小谷野
船山 修人
健太 大道 中後 當間
小澤
ヤスのマイナスパスに小谷野が芸術的ゴール。
2点目は早いリスタートから小谷野が深く侵入しクロス、船山がゴール。
船山のシュートのこぼれ球を誓志。
ヤスがPA内で倒されPK、自ら決める。
當間のクロスを小谷野が胸トラップして5点目。
レギュラー組は熟成された攻撃を感じる。
しかしながら絶好調のダニーロもレギュラー奪取を目指す笠井健太もゴールに絡めなかったことが気がかりである。
とはいえ金古が完封したことは重畳であった。
サブ組は何と言ってもヤスと小谷野であろう。
未来を感じされる競演である。
龍馬の尽力により薩摩と長州は手を結んだ。
日本の夜明けは近いぜよ。
健太初見参
笠井が15日デビュー
鹿島がブラジルのパウリスタFCから逆輸入で獲得したDF笠井健太(22)が、15日の練習試合ホンダロック戦で先発出場することが濃厚になった。14日、今季初の紅白戦が行われ、主力組の右サイドバックでプレー。「ブラジルとは違ってプレスが速い。まだまだです」と戸惑いながらのプレーだったが、日本“デビュー戦”に向け、「早く慣れたい」。
(2008年2月15日06時02分 スポーツ報知)
今季の秘密兵器・笠井健太が遂にベールを脱ぐ。
篤人不在時の穴を埋めるべく獲得した選手であるから、日本代表で篤人が抜けている以上、笠井健太が出場するのは自明の理である。
昨季よく見られた新井場を右にする布陣は、左の石神がU-23米国遠征で不在のため組むことが出来ぬ為、健太を起用せざるを得ない状況でもある。
しかしながら當間を抑えての出場であるのでみっともない真似は出来ぬであろう。
この機会に大きくアピールし日本代表・内田篤人からポジションを奪う活躍を見せて欲しい。
また、マルキーニョスは復帰した模様で一安心した。
それでも層の薄いFWにはダニーロが起用されるとのこと。
絶好調のダニーロであるが、昨季二冠の中盤は崩さぬということであろう。
そして日本代表で抜けている岩政の代役は金古。
彼にとってはラストチャンスである。
知らぬまに電車は動きだしてた♪
〜
wow give me a chance♪
最後に賭けてみたいんだ♪
Something ELseは既に解散した。
さらばファボン
ファボン選手がサントスFCに完全移籍
標記の通り、ファボン選手がサントスFC(ブラジル)に完全移籍することが決定しましたのでお知らせ致します。
■ファボン(FABAO)
Jose Fabio Alves Azevedo(ジョゼ ファビオ アルヴェス アゼヴェード)
<生まれ>
1976年6月15日、ブラジル バイーア州出身
<経歴>
1996〜1998 E.C.バイーア(ブラジル)
1998〜2000 C.R.フラメンゴ(ブラジル)
2000〜2001 ベティス(スペイン)
2001 コルドバ(スペイン)
2002〜2003 ゴイアスE.C(ブラジル)
2004〜2006 サンパウロFC(ブラジル)
※2006ブラジル選手権ベストイレブンに選出
2007 鹿島アントラーズ
<鹿島アントラーズでの出場実績>
J1通算:12試合2得点
ヤマザキナビスコカップ通算:5試合0得点
天皇杯:出場なし
<ポジション>
ディフェンダー
<サイズ>
187センチ、84キロ
鹿島ファボンがサントスと2年契約か
ブラジル紙エスタド・デ・サンパウロは13日、鹿島DFファボン(31)がサントスと2年契約を結んだと報じた。既に鹿島には違約金を支払っているといい、13日に入団会見が行われる。ファボンは昨年末、右足首に重傷を負って移籍話は一時、ご破算になったが、サントスのレオン監督の希望で移籍が実現した。 (エリーザ大塚通信員)
[2008年2月14日8時47分 紙面から]
鹿島ファボンがサントス移籍
J1鹿島は14日、DFファボン(31)がサントス(ブラジル)に移籍すると発表した。昨季サンパウロ(ブラジル)から加入したが、相次ぐ故障などで精彩を欠き、リーグ戦12試合出場2得点にとどまった。
[ 2008年02月14日 16:26 速報記事 ]
覚悟をしておった為、何の感情も沸き上がってこぬ。
移籍先のサントスで活躍してくれればよいと思う。
昨季の成績17試合出場・2得点が全てである。
怒濤の9連勝にも、痛快なるアウェイ浦和戦にも、奇跡の逆転優勝にも無関係の男に今季何を期待するところがあったであろうか。
否、何もない。
むしろ、不用意なファールで退場した第2節ガンバ戦やボールの軌跡を見誤った第23節ガンバ戦を思い起こす度に彼には期待してはならなかったと思うのである。
ところでニッカンによると違約金は支払われた模様。
しかしながら、日本の規約に則り30代の選手として微々たる額なのであろう。
それでも良い。
我等とは別の道を歩む彼に改めておめでとうと言おうではないか。
エヴァTV版最終回のように。
FW黄信号
マルキーニョスも離脱…鹿島FW残りは1人
鹿島のエースFWマルキーニョスが左太もも裏に張りを訴え、13日の練習を休んだ。「マルキの症状は軽いと思いますが、明日の練習に参加できるかは分からない」とスタッフは心配そうな表情で明かした。7日に右足首ねん挫で離脱したFW興梠に続き、FWでは2人目の離脱者。田代が代表に招集されており、残るFWは佐々木の1人だけとなった。
(2008年2月14日06時00分 スポーツ報知)
予想されたFW不足が開幕前に発生してしまった。
現実である。
しかしながら、これでシーズン中のシミュレーションが可能となったと言えよう。
どう乗り切るのか逆に楽しみである。
キャンプでは絶好調と噂されるダニーロをFW起用するのか、絶好調故MFに固定し野沢または本山を上げるのか、1TOPを選択するのか、はたまた最新システムの0TOPか。
興味は尽きぬ。
何がどうなろうとも手駒で戦うこととなる。
そして勝利するのだ。
第一次長州征伐では、征長総督参謀の西郷吉之助が、禁門の変の責任者である三家老(国司信濃・益田右衛門介・福原越後)の切腹、三条実美ら五卿の他藩への移転、山口城の破却を撤兵させ恭順させたのである。
田代代表露出
追加招集・田代がアピール誓った
日本代表FW田代は高原、大久保、巻の主力FW3人が欠場するだけに、絶好のアピールチャンスとなる今大会に向け「出られるものなら出たい。それは当たり前です」と闘志を燃やした。代表合流前の宮崎合宿最終日の12日には、スタンドに自らの名前と似顔絵が入った、8メートルほどの赤い横断幕が知人の手によって掲げられた。日本代表用の青バージョンの横断幕もすでに完成しているだけに「積極的に行く」と代表生き残りを誓っていた。
[ 2008年02月14日付 紙面記事 ]
鹿島・田代に個人後援会再発足
日本代表の鹿島FW田代有三(25)に個人後援会が発足することが13日、分かった。本人からの依頼を受け、友人の有志が準備を進めているもので、リーグ開幕(3月8日)までには発足する。すでに入会者の募集を始めており、鹿島用の赤い横断幕とは別に、日本代表用の青い横断幕の作製にも着手。代表初招集された東アジア選手権での国際Aマッチデビューへ向け、強力な援軍がつく。
田代は鹿島入りした05年に地元・福岡で後援会が発足したが、距離的な問題で06年末に消滅。福岡の後援会が作製した赤い横断幕は田代の元に返され、ほこりをかぶっていた。処分に困っていた田代が都内在住の友人に相談したところ、後援会再発足の快諾を得た。代表者のシースック直樹さんは「有三くんには、得意のヘディングで鹿島でも世界でも羽ばたいてほしい」とエールを送った。
(2008年2月14日06時00分 スポーツ報知)
代表効果で露出である。
しかし、これからが勝負である。
紅白戦要員で終わるのか代表定着するのか、本人のアピールだけではなく周囲との相性もあるであろう。
島津久光とは最悪の相性であるが周囲の懇願があれば、南方より帰還し得るのである。
小笠原対談
小笠原選手が巨人・小笠原選手と対談!
昨日(2/13)、『鹿島アントラーズ・イヤーブック2008』の特別企画で小笠原選手が巨人の小笠原選手と対談しました。
対談後、小笠原選手は「同じプロ選手と共感できるものがあったし、色々な話が聞けていい経験となりました。こういう機会を得るということは滅多にないので、とても貴重なお話を伺えたと思います」とコメントしました。
最後に互いのユニフォームを交換し、今シーズンの活躍を誓い合った2人。来年もまた、ここ宮崎で笑いながら再会できることを願っております。
※なお、この対談は『鹿島アントラーズ・イヤーブック2008』で特集されます。皆様、ぜひご覧ください!
鹿島・小笠原に巨人・小笠原が口べた主将道
お互いのユニホームを交換して対談した巨人・小笠原(左)と鹿島・小笠原
巨人の小笠原道大内野手(34)が13日、鹿島アントラーズ、小笠原満男選手(28)と両チームがともに宿泊する宮崎市内のホテルで対談した。鹿島の2008年度公式イヤーブック用の対談で、ガッツは新主将に就任したばかりの小笠原満にキャプテン魂を伝授した。
同じ名字で以前から親近感を持っていたという2人。お互いの活躍はニュースで気にしていたが、対面するのは初めて。対談は固い握手から始まった。さまざまな話題で盛り上がる中、最も熱を帯びたのはチームの中心選手としての意識の持ち方だった。
日本ハムでキャプテンを務め、巨人でも主軸としてチームを引っ張るガッツは「口が達者じゃないので、前面に出るタイプじゃない。一番簡単なのは目の前でやってるところを見せること。それでプレッシャーをかけるのが一番早いかなと思う」と説明。「キャプテンは大変ですよ。あまり言い過ぎて反発し合ってもいけないし。でもその微妙な空気感を経験しておくと、チーム内全体も見られるようになるからいい」と続けた。
今季から主将を務める小笠原満は「僕も口べたなので、まさに今の言葉です。僕も人になんだかんだ言うより、自分が見せていきたいと思っていた」とすっかり共感した様子。背中でチームを引っ張る2人は、お互いに優勝し、オフにシャンパンで乾杯することを約束した。
(2008年2月14日06時02分 スポーツ報知)
イヤーブックの対談のプロモーションである。
記事になるとはメディアチーム大活躍である。
今後の活動にも期待しておる。
ファボン リベルタドーレス杯選手登録
鹿島DFファボンにサントス移籍話再び
一時凍結していた鹿島DFファボン(31)のサントスへの移籍話が再び動きだしたことが12日、分かった。12日付のブラジル紙ランセがリベルタドーレス杯の登録メンバーに入り、移籍が決定的になったと報道。昨年右足首に重傷を負い、メディカルチェックで不合格となったが、獲得を熱望するレオン監督の意向で状況が進展したという。鹿島側は移籍交渉が続いていることは認めたが「まだ話はまとまっていない。ファボンが2年契約を望み、折り合いがついていない」と説明した。 (エリーザ大塚通信員)
[2008年2月13日9時37分 紙面から]
1月26日に鹿島残留が報じられ新体制発表時には昨季に引き続き背番号5が与えられたファボンがサントスの選手としてリベルタドーレス杯に登録されたとのこと。
これでサントス移籍は秒読みであろう。
1月6日にはファボンサイドとサントスとの合意が伝えられておったため、我等も覚悟が出来ておる。
この期に及んでジタバタしても始まらぬであろう。
我等は今季、伊野波を完全移籍で手に入れており金古を復帰させた。
レギュラーの日本代表岩政と元日本代表大岩のコンビは昨季二冠の立役者であり、円熟の域に達しておる。
更に控える後藤は元U-20日本代表、大道は昨季第32節で完封勝利へ貢献した。
今ここで第3CBが一枚欠けたところでまったく動じることはない。
ここはビジネスとして割り切るところである。
右往左往することなく島津本家へ養女とするのである。
電柱でござる
FW田代「電柱ヘッド」で中国へ乗り込む
鹿島の宮崎合宿でヘディングを繰り返す日本代表FW田代(撮影・広重竜太郎)
日本代表FW田代有三(25=鹿島)が秘技「電柱ヘッド」を引っ提げて、東アジア選手権に乗り込む。12日、鹿島の宮崎合宿を離れて、代表合流のために帰京。故障で辞退したFW巻に代わっての追加招集で得たチャンスを、得意の空中戦でものにする。
大会の開催地、中国は4000年の歴史の中で太極拳、酔拳など神秘的な秘技がはぐくまれた国だ。田代にも秘めたる技がある。垂直跳び約80センチで滞空時間の長いヘディングである。中学時代の秘密特訓が原点だ。肉弾戦をシミュレーションした珍トレーニングを自ら考案。実家近くにある電柱に向かって跳び上がり、何度も体をぶつけていた。絶対的な強さを誇る電柱を相手選手に見立てて、対抗するすべを肉体に染み込ませていった。
「どれくらい高く跳べているか、電柱を見ることで目安もつけやすかった」。夜中に特訓を繰り返していると、通行人からは不審がられて「かなり恥ずかしかった」。さすがに今は封印しているが、田代が少年時代に恥もかなぐり捨て、愚直にトレーニングを積んだ土台が、空中戦では日本屈指の強さを誇るFWに成長させた。
北朝鮮を除き、中国、韓国とは対戦経験がある。大学選抜代表としてカタール国際で対戦した韓国とは、昨年まで清水に在籍していたFWチョ・ジェジンに2得点を奪われて敗れた。「中国も韓国もかなり空中戦が強かった」と鮮烈な印象が残っている。そんな相手との再戦に向け、初めてのA代表招集ながら、「やれるだけやってきます」と意気込みは強い。 【広重竜太郎】
[2008年2月13日9時38分 紙面から]
聞いたことのない「電柱ヘッド」。
これほど格好の悪いキャッチフレーズが付けられては田代本人は無念であろう。
しかし、ここは耐え忍ぶところ。
欲しがりません勝つまでは。
餃子と人気沸騰
内田「中国でもギョーザ食べます」
日本代表DF内田がギョーザパワーで10代最後となる代表戦で大暴れする。中国製ギョーザ中毒事件で日本は大騒ぎだが、食べ盛りの若武者は「3歳からギョーザとラーメンが大好きなんで、向こうに行っても食べますよ」と全く意に介していない様子。大会に向け「目標?とりあえず試合に出て、DFなんでまずは無失点に抑えることです」と闘志を燃やしていた。
[ 2008年02月13日付 紙面記事 ]
内田の人気は啓太の4倍!サイン入りカード、ネットで2万円
篤人フィーバーが止まらない。鹿島の日本代表DF内田篤人(19)の直筆サイン入りカードが、ネットオークションで2万円以上の値で取引されていることが12日、分かった。人気クラブ浦和で象徴的存在にあるMF鈴木啓太の4倍以上。内田が被写体となっている常陽銀行のポスターの盗難被害が発覚したばかりで、クラブ側も過熱現象の対応に追われている。
さらに、スポーツ選手カードを取り扱う「ミント」では現在、内田のものに店頭価格「4万5000円」の値がついているという。横浜CのFWカズの8万円に続くJリーガー2位。ミント従業員は「代表入りしてから急に値段が跳ね上がった」と言う。「中国でも大好きなギョーザを食べる」と話す内田は、宮崎合宿から代表に合流したが、売買目的のサインには「気を付けないといけない」と表情を曇らせていた。
(2008年2月13日06時03分 スポーツ報知)
郷に入れば郷に従えとでも言いたげに餃子を食す宣言である。
今回の事件は春節の休暇前によく起こる中国人特有の会社に対する嫌がらせである。
全ての餃子に毒が入っているわけではない。
一般生活をし、選択肢の多い我等は餃子を選ぶ必要はないであろう。
しかしながら、遠く慣れぬ重慶に地に立つ篤人の選択肢は限られる。
無駄に悪い油で作られた炒め物やよくわからない魚(鯔?)の料理を食すよりは、日本にもある餃子の方がマシと言えよう。
とはいえ餃子にサインをしてはならぬぞ。
無回転で決めろ
小笠原“新魔球”を本格導入
鹿島MF小笠原が“新魔球”を本格導入させることを決めた。宮崎合宿の午後の練習で、繰り返し無回転シュートを“特訓”。「前からもやっていましたよ」と練習は初めてではないことを強調したが、昨季はFKなどでもカーブをかけたボールが大半で、無回転シュートは蹴っていなかった。
Jリーグでは今季から6日のW杯3次予選のタイ戦でも使用されたアディダス社製の「チームガイスト2」が使用される。従来よりも軽量化されたボールで、変化もより鋭くなった。もともとキックの種類が豊富な小笠原だけに、無回転の本格導入となれば、この上ない武器となる。「何でも蹴れますよ」。すでに完成間近を示唆した小笠原が、新魔球でチームをJ連覇と悲願のアジア制覇へと導く。
[ 2008年02月12日付 紙面記事 ]
小笠原満男が豊富な球種をもっていることは有名な話である。
ここに無回転のブレ球が加われば鬼に金棒。
積極的な上がりからシュートを放つようになれば相手も防ぎようがないであろう。
撃たれた側は菊本が無意味に自害するぐらいの驚きである。
岩政代表で吸収
岩政にオシムの教え!…岡田ジャパン12日再集合
オシム語録を胸に、代表レギュラーを狙うDF岩政
日本代表DF岩政大樹(26)=鹿島=が11日、ベンチ外となったタイ戦(6日・埼スタ)でイビチャ・オシム前日本代表監督(66)から直接アドバイスを受けたことを明らかにした。得意の語録で試合への注意点や代表選手としての心構え3か条を説いたという。東アジア選手権(17〜23日・中国)に向け、日本代表は12日、再集合するが、岩政はオシムの教えを胸に、代表デビューを目指す。
オシム語録を胸に代表デビューを狙う。「リーグ開幕(3月8日)前に、1分でもいいから代表で試合に出る。自分には東アジアでデビューするというテーマがある」中国での戦いを前に、岩政の目は明確な目標をとらえていた。
秘策を授かった。6日のタイ戦。ベンチ入りメンバーから外れ、貴賓室で観戦していた岩政は、隣の部屋のオシム前監督にあいさつに出向いた。すると、老将は握手とともに「君のことはよく知っているよ」と切り出し、続けて3つの貴重な助言をしたという。
〈1〉「たとえ試合に出てなくても、試合に入れ」ピッチに立てなくても、自分が試合に出ているつもりで、プレーをイメージしながら見ろ、という語録でのメッセージだ。
〈2〉「タイみたいな小さい相手を、DFはいつ何時も自由にさせてはいけない」と密着マークを指令。
〈3〉「削っていけ」反則覚悟のプレーで止めることも、時には必要だという意見を伝えられた。
今大会はDF坪井(浦和)が代表引退、センターバックも務めるMF阿部(浦和)が負傷で辞退したが、岡田監督はセンターバックを追加招集しなかった。フィジカルの強い韓国、中国、北朝鮮を相手にこそ、岩政の強さ、高さは発揮される。起用される要素は十分にそろっている。
「代表では呼ばれたからと言って、そう簡単には出られない。DF中沢さん(横浜M)とか、それは誰もが経験していること。いつかチャンスが来るまで、毎試合準備をしておきたい」。今大会で初タイトルを狙う岡田ジャパン。岩政はオシムの言葉を胸に、出陣態勢を整える。
(2008年2月12日06時02分 スポーツ報知)
代表効果でメディア露出である。
岩政自身もオシム前代表監督より助言を得、一つ前に進んだ模様。
攘夷も長州の小攘夷は退け薩摩は大攘夷を目指すのである。
学ぶべきところは吸収し飲み込んで大きくなってやろうではないか。
厳合宿集中中
エッチなペイTV見ちゃダメ!鹿島リーグ連覇へ禁欲合宿敢行
リーグ連覇を狙う鹿島が禁欲合宿を行っていることが10日、分かった。宮崎市内の宿舎のすべての部屋で、有料テレビ、いわゆる「ペイTV」の視聴ができないように施してあることが判明。ある選手は「映画を見ようと思って」とお金を入れたが、画面は真っ暗のまま。「故障かな?」とフロントに確認したところ「チームから止めるように言われています」との返答があったという。
ペイTVは映画のほか、アダルト番組も放送されている。1000円を払えば視聴可能となるシステムが主流だ。出張の多いサラリーマンの強い味方でもある。チーム関係者は精算の都合で「止めてます」と言うが、選手は「サッカーに集中しろということです。合宿中は我慢します」と、「禁止」ととらえ、厳しい練習にまい進している。
(2008年2月11日06時02分 スポーツ報知)
鹿島がサッカー漬けの1日
鹿島が11日、宮崎キャンプでサッカー漬けの1日を送った。午前は9時から筋力トレーニングを中心に約3時間半汗を流した。午後は4時から始め、練習前に約20分間のミーティングでオリベイラ監督が選手に目的意識を植え付けると、フィジカルトレーニングも含めて約2時間のメニューを消化した。さらに宿舎に戻ってからもミーティングを敢行。
FW田代は「(東アジア選手権で)代表に行く前にきついメニューをやるかなと思ったら、本当にやりましたね」と苦笑いしていた。
[2008年2月11日20時42分]
サッカーだけに集中させる厳しい合宿である。
一昨日に半休を与えたが、更に厳しくなった模様。
勝つためには、ここを乗り切ることが肝要なのである。
南の島に流された西郷吉之助はペイテレビどころか妻のいる奄美大島より更に南に流された。
しかしながらここを耐えて歴史の表舞台へと返り咲くのである。
新兵器投入
鹿島J&ACL制覇へ“足首固め”
今年からチーム全体に取り入れられたアンクルフォースで鍛える増田(右)
Photo By スポニチ
鹿島が新兵器を導入した。足首を強化する「アンクルフォース」という器具で、昨季導入した「パワープレート」に続く秘密兵器第2弾。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場で過密日程となる今季を乗り切る切り札だ。
アンクルフォースは、昨年9月から一部の選手が使用していたが、今季から全員に使用が義務付けられた。米国でしか入手できない特殊な高ゲタ風の器具で、ゴムチューブの力を利用して筋力強化を図る。オリヴェイラ監督がサントス監督時代の06年にクラブの倉庫で発見。ブラジル代表FWロビーニョも使用した。
アレックス理学療法士は「太腿とふくらはぎの強化は当たり前だが、足首はおろそかにされている」と言う。「動きだしもキックも足首を使う。疲労が蓄積したとき、いかにコンディションを維持できるかは、足首の強化にかかっている」と説明。体全体にエネルギーの波を伝え、筋肉の収縮を活性化する振動マシン「パワープレート」に続く秘密兵器で、鹿島がアジア王者に駆け上がる。
[ 2008年02月11日付 紙面記事 ]
今季も秘密兵器を用意しておったとは我等も驚きである。
我等は我等の手法で挑戦するのだ。
それは科学的方法である。
選手を買い集めることだけがACLチャレンジの方法ではないのだ。
どんなに選手を札束で集めようとも、ピッチに立つのは11人であることは紛れもない真実である。
科学的に11人を強化すれば自ずから勝利の方が頭を下げてやってくるであろう。
正義の超人こそが悪を倒すのである。
篤人人気熱暴走
人気上昇中!内田ポスター盗まれた
鹿島の日本代表DF内田が昨季からイメージキャラクターとして起用されている「常陽銀行」のポスターが、盗難続出の被害に遭っていることが分かった。日本代表候補に選出された昨年末から、現在確認されているだけでも神栖市内のATM内のパネルなど3件。それを聞かされた内田は「マジですか?盗むことは良くないこと。やめてほしい」と話した。
[ 2008年02月11日付 紙面記事 ]
内田ポスター盗難相次ぐ…岡田ジャパンのシンデレラボーイ
サーキットトレーニングで汗を流した鹿島・内田(右)
鹿島の日本代表DF内田篤人(19)のポスターが、茨城県内で度重なる盗難被害を受けていることが10日、明らかになった。昨年からイメージキャラクターとして採用している常陽銀行(本社・水戸市)のポスターで、この日、鹿島の宮崎合宿を視察に訪れた同行幹部によれば、昨年末から確認できるだけで3枚が盗まれているという。
被害は、主に現金自動預け払い機(ATM)が設置されている無人の電話ボックス型店舗で起きた。ベビーフェースの内田は以前から人気で、昨年末のリーグ優勝、日本代表選出で知名度が全国に拡大。女性を中心にファンが増大した。また、ネットオークションで内田グッズが高値を付けており、出品目当ての犯行との見方もできる。
内田は「びっくりしている」と動揺を隠せない様子で「盗むことは良くない。絶対にやめてほしい」と訴えた。常陽銀行でも、警察に被害届を出すか検討中だ。サッカー選手では珍しいポスターの盗難被害。人気の裏返しといえるが、岡田ジャパンのシンデレラボーイは苦悩を抱えている。
◆鹿島でもNo.1 ○…取材申請、ファンレターの数は鹿島でチームNO1。昨季はFW柳沢(現京都)より多く、サッカー専門誌以外の若い女性をターゲットにしたファッション誌からの取材申請が後を絶たない。「サッカーだけの取材を受けるだけで精いっぱい」と鹿島広報。あるサッカー雑誌記者は「内田くんの需要は今一番高い。表紙にすれば売れる」という声もある。
(2008年2月11日06時02分 スポーツ報知)
内田篤人人気が暴走中である。
デビューも鮮烈で、U-20・U-23・フル代表と日本を代表して露出も大きい。
しかしながら、代表へ呼ばれずとも篤人の人気は絶大であった。
多くの若き女性陣が狙っておるのである。
狙われた方はたまったものではない。
犯罪は良からぬ事。
絶対に止めて欲しい。
田代有三フル代表へ
東アジアサッカー選手権2008 日本代表メンバーに田代選手が追加招集
2月17日(日)に中国・重慶で開幕する東アジアサッカー選手権2008 決勝大会の日本代表中国遠征メンバーに、田代有三選手が追加招集されました。
代役は田代「頑張れるだけ頑張る」
日本代表に追加招集された鹿島・田代は、宮崎合宿で入念にストレッチ
Photo By スポニチ
垂直跳び80センチを誇る鹿島の“ビッグジャンパー”に再びチャンスが到来した。合宿先の宮崎で追加招集を聞かされた田代は「チャンスなのは間違いない。頑張れるだけ頑張る」と意気込みを口にした。岡田ジャパンの船出となった昨年12月の候補合宿で初招集され、1月には鹿児島・指宿合宿にも参加。だが、1月26日のチリ戦を前にメンバーから漏れていた。
代表生き残りに懸ける思いは強い。友人の宇野純平さん(21)が「特発性拡張型心筋症」と闘っており、完治に唯一の方法となる海外での心臓移植手術には1億円近い費用がかかる。9日現在、集まった募金は約5340万。自分の活躍で友人を助けたいという思いは強い。昨年9月22日の新潟戦で2得点した際には宇野さんと約束した胸を叩くパフォーマンス。「代表でもやろうと思っています」。大型FWが中国で爆発する。
[ 2008年02月10日付 紙面記事 ]
田代スクランブル招集、チャンスだ
日本代表に追加招集されたFW田代(左)は合宿でトレーニングに励む
FW田代がスクランブル招集のチャンスをものにする。1月下旬の代表候補合宿を終えて落選し「今度は鹿島で結果を出して振り向かせるようにしたい」と今後を見据えて話していた。だが9日、高原の招集見送り、巻、大久保の故障とFW陣が激減する中、返り咲きを果たした。鹿島の宮崎合宿中に一報が届き、「チャンスなのは間違いない」と決意を示した。
空中戦を武器とする田代に心強い存在がある。鹿島で同僚のDF内田が岡田ジャパンの右サイドバックに定着。内田はかねて「有三さん(田代)にしか触れないボールがある」と話すなどクロスの許容範囲を熟知。得点のツボを押さえた鹿島のホットラインが代表でもすぐに使える。
田代にとっては今回の追加招集はさまざまな思いが去来する。福岡大の先輩でもある浦和DF坪井がタイ戦を最後に代表引退を表明。「選手としてツボさんの決断は理解できる部分もある」。尊敬する先輩と入れ替わるように代表に初招集され、心機一転の思いがある。「出られるか分からないけど、しっかり練習からアピールする」。田代が追い風に乗って、再び代表に乗り込む。 【広重竜太郎】
[2008年2月10日9時28分 紙面から]
代表候補から名実共に代表である。
ここで結果を残さずしていつ残すのであろうか、否、今回がラストチャンスと心得よ。
ただし冷凍餃子には注意せよ。