佐々木”よよ”竜太U-23代表候補か
鹿島・佐々木、U―23代表候補に
鹿島の期待の若手FW佐々木竜太(19)が、北京五輪に出場するU―23日本代表の候補に名を連ねていることが分かった。同代表の反町康治監督(43)が5日、鹿島の宮崎合宿を訪れ、「たくさん候補がいる。佐々木にも注目している」と珍しく実名を挙げた。本人は「まずはチームで試合に出ること」と目標を掲げていた。
(2008年2月6日06時01分 スポーツ報知)
驚きのニュースである。
佐々木に注目という点ではなく、反町に選手を見る目があったという点にである。
とはいえ、興梠すら使いこなせず、得点力不足で予選突破を危ぶまれた男である。
注目は出来てもそこから先は期待出来ぬ。
こんな時期に新戦力発掘をしているのであれば、石神も船山も笠井健太も後藤も大道も差しだそう。
だが、佐々木が選出され出場することとなれば周囲に驚きを与えるであろう。
平瀬の速さ・隆行の強さ・本山のテクニックを持った万能型センターフォワードである。
特に屈強な体躯はフィジカル・ライティの異名を持つ。
可能性は非常に低いが、選ばれるのであれば素直に送り出したい。
養女として島津本家へ。
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追記
J王者、本格的に始動 初日からハードな練習
2008/02/06(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島は5日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で合宿初日の練習を行った。3日に来日したオズワルド・オリベイラ監督の下、J王者の鹿島が本格的に始動した。
この日は、午前は併設する屋内トレーニング施設で約1時間半、筋力トレーニングを実施。その後、グラウンドでフィジカルトレーニングを行い、ボールとチューブを使ったトレーニングやダッシュとジョギングを交互に行う練習を約1時間半行った。また、練習を見学に訪れたファンらにサインをしたり、記念撮影をするなど交流を深めていた。
午後からは、テニスボールとバランスボールを素足でリフティングするメニューを行った後、ドリブルなどを取り入れたトレーニングを行うなど、約2時間みっちりと汗を流した。
初日から午前と午後合わせて約5時間に及ぶハードな練習になった強化合宿。選手たちはJリーグのチャンピオンフラッグがたなびく中で、精力的に体を動かしたが、さすがに練習後は「きつい」を連発。それでも田代は「今は疲れてもいい時期。しっかりやっていきたい」と話し、大岩は「コンディションをきっちり上げていきたい」と表情を引き締めた。
合宿2日目は6日、同競技場で午前・午後の2部練習を行う。
反町五輪監督が視察
○…J1鹿島の合宿初日に、五輪代表の反町康治監督が視察に訪れ、鹿島のオズワルド・オリベイラ監督と会談。代表招集などでの協力を要請した。
反町監督は現在、Jリーグ各チームを視察中で、13日からは米国遠征も控えている。A代表にも招集されているDF内田ら数多くの候補選手を抱える鹿島だけに、反町監督は「オリベイラ監督は好意的でありがたい」と感謝。五輪代表で主力のMF伊野波、招集歴のあるFW興梠、MF増田、鈴木以外にも「石神もいるし、笠井、佐々木もいる。楽しみにしているし、みんなに頑張ってもらいたい」と新たな戦力に期待した。
この話を聞いた笠井は「ありがたいし、期待されているならうれしい。早く試合に出たい」と目を輝かせ、佐々木は「まず試合に出てから。それから」、石神は「意識したことはないが、まず試合に出ること」と鹿島での出場機会増に意欲を燃やした。
茨城新聞によると少々コメントが異なる様子。
これまでに読んだ選手以外にも石神、笠井健太、佐々木とチャンスがあるという意味だった模様である。