U-23日本代表候補合宿メンバー
U-23日本代表メンバーに内田・興梠選手が選出
7月7日から始まるU-23日本代表候補合宿メンバーが発表されました。
鹿島アントラーズからは、内田篤人選手・興梠慎三選手の2選手が選出されました。
最終テストのカメルーン戦では出場適わず、落選が決定的と思われた興梠慎三であるが、神戸の大久保がOA拒否した余波からか、またもやテストされる模様。
この期に及んで何を試したいのか疑問である。
その影で、予選中はキャプテンを任され、ボランチながらDFラインの全てをこなし獅子奮迅の働きをした伊野波が落選しておる。
伊野波の心中を察するに穏やかではない。
この経験を糧に伊野波には耐える心を育てて欲しい。
古くは満男もシドニー五輪で落選憂き目を見ており、アテネには野沢も青木も行けなかった。
五輪落選は出世コースなのである。
また伊野波には悪いが、これで篤人不在時の右サイドバックの目処が立ったことも事実である。
現在は大岩の穴を埋めるべくCBのレギュラーを掴みかけておるが、北京五輪開催時には大岩の負傷も癒えユダも治っておると思われる。
となれば、右SBとしてリーグ戦未勝利の汚名を返上するチャンスである。
我等もこれまで以上に期待しておるのである。
三国同盟の褒美として山本勘助の妻子を今川より引き取る晴信であった。
名古屋戦報道
鹿島連続完封!伊野波には課題も/J1
<J1:鹿島4−0名古屋>◇第14節◇28日◇瑞穂陸
鹿島DF伊野波雅彦(22)にとって課題と収穫の2戦連続完封勝利になった。序盤に自陣ゴール前で1対1の場面を止めるなど強さを見せつけたが、前半37分に名古屋FW玉田のドリブルに対し、タックルで足を引っかけてしまいPKを献上。玉田がPKを失敗して事なきを得たが「(自分に)運があっただけ。そういう(PKをもらいに来る)スタイルの選手と分かっているはずなのに」と反省。ただ後半36分に左足首痛で交代するまで安定したパフォーマンスも見せ「少しずつミスもなくなってきている」と前を向いた。チームスタッフによると7月2日のナビスコ杯清水戦の出場は五分五分の状況だという。
[2008年6月28日23時44分]
鹿島MF小笠原30メートル弾/J1
前半28分、鹿島MF小笠原がロングシュートを決める
<J1:鹿島4−0名古屋>◇第14節◇28日◇瑞穂陸
鹿島が新旧代表コンビのスーパープレーで2位名古屋に4−0で圧勝した。1点をリードして迎えた前半28分、MF小笠原満男(29)が利き足とは逆足の左足で約30メートルのロングシュートで2点目。後半ロスタイムにはDF内田篤人(20)が約70メートルのドリブルで4点目をアシストした。W杯アジア最終予選の対戦国決定から一夜明けた試合で猛アピール。この日、柏に1−2で敗れた首位浦和に、勝ち点1差と肉薄した。
新旧代表が個人技で度肝を抜いた。先陣を切ったのはMF小笠原。前半28分、ハーフウエーラインを越えた位置から左足を鋭く振り抜いた。30メートルのロングシュートは糸を引くような弾道で、代表GK楢崎の横っ跳びをかわし、ゴール左上隅へ吸い込まれた。
左右両足を自在に使いこなせるが、利き足とは逆足で約30メートルの長距離を射止めるのは至難の業。ルーキー時代から成長を見守ってきた鈴木満取締役強化部長でさえ「満男のあの距離の左足ミドルは記憶にない」。それでも本人は「誰もプレッシャーに来てなかったから。枠に行くように打っただけ」と平然と言った。
後半ロスタイムには内田が現日本代表の神髄を見せつけた。「子どものころはファンだった」という名古屋ストイコビッチ監督が見守る相手ベンチ前付近でパスカット。2人のマークを一気に抜き去った。両親は元陸上選手というサラブレッドは「4、5メートルより200メートルとか距離が長い方がいい」という自慢の加速力で相手ゴール前まで70メートルを独走。ペナルティーエリア内での切り返しで3人目のマークを抜き去り、正確なクロスで4点目をアシストした。「高校時代はあれぐらいの距離は走っていた」と笑顔だった。
27日に日本代表のW杯最終予選の対戦相手が決まった。9カ月の長丁場で過酷な移動もある。代表チームにはこれまで以上に層の厚さと、多様性が求められる。約2年間代表から遠ざかっている小笠原も「どんな相手でも簡単ではない。W杯予選は厳しい戦いなのだから」と思いを募らせた。岡田ジャパンで定位置を確保している内田も個人技のレベルアップの必要性を痛感している。「最終予選はヘェ〜コラ戦えないからね」と独特の口調ながらも気を引き締めた。
最終予選は組織力だけでは対抗できない場面も出てくる。この日見せた2人の個人技は、今後の岡田ジャパンに必要な武器になりそうだ。【広重竜太郎】
[2008年6月29日9時3分 紙面から]
鹿島が来た来たぁ〜首位浦和に1差3位浮上
2008.6.29 05:02
2点目を決めて満面笑みの小笠原(40番)。鹿島が乗ってきた(撮影・白鳥恵)【フォト】
J1第14節第1日(28日、国立競技場ほか=6試合)走って、走って、止まると思ったらDF2人を振り切って、まだ走る。3−0で突入した後半ロスタイム。自陣でボールを持った鹿島の日本代表DF内田が、右サイドを70メートル独走ドリブル。中央のFWマルキーニョスにパスして、ダメ押しゴールを演出した。
「トラップして前があいていた。スピードなら勝てると思った」。W杯3次予選最終戦・バーレーン戦(22日)で泥臭い決勝点を挙げ、岡田ジャパンを1位通過に導いた20歳は「アシスト? やっぱりいいね」と“本職”での活躍に笑顔。オリベイラ監督も「肉おごるぞ!!」と上機嫌だ。
前半4分でマルキーニョスが先制し、同28分にMF小笠原が30メートル弾。後半34分には途中出場のダニーロが豪快ミドル弾。日本代表GK楢崎もお手上げだった。
「結果を出さないと、ベンチにも入れなくなる」とU−23日本代表のDF伊野波はチーム内の競争原理を説明した。7月上旬にMF中田浩が復帰し、新外国人のMFマルシーニョも加入する。首位・浦和とは勝ち点1差と肉薄。上昇気流に乗った昨季王者に、定位置が見えてきた。
(峯岸弘行)
代表で進化!内田70m独走アシスト
<名古屋・鹿島>前半、競り合う鹿島・内田(中央)と名古屋・深井。左は小笠原
Photo By 共同
W杯アジア3次予選のために中断していたJ1が28日、本格的に再開した。昨季王者の鹿島はアウェーで2位の名古屋と対戦し、4―0で快勝。日本代表DF内田篤人(20)は後半ロスタイムに自陣から70メートルをドリブルで独走し、FWマルキーニョス(32)のゴールをアシストするなど、随所で日本代表で成長したプレーを披露してチームに貢献した。チームも25日の大分戦に続いて2連勝。順位も暫定ながら3位に浮上した。
鹿島のワンダーボーイが魅せた。3―0の後半ロスタイムだ。自陣右サイドで相手のボールをパスカットした内田は、50メートル5秒台後半の俊足を飛ばしてゴールライン際まで約70メートルを独走。相手DFを体でうまくブロックすると、最後はマイナスのクロスで走り込んできたFWマルキーニョスのゴールをアシストした。「試合前のミーティングで相手はマイナスクロスが弱いと監督が言ってたんで、良かったです」。狙い通りのプレーに納得の表情を浮かべた。
代表効果がそのままプレーに表れた。昨季までは敵陣深くまで攻め込んでのマイナスクロスはほとんど上げたことはなく、早めのクロスばかりが目立った。だが、代表に定着し、22日のバーレーン戦では決勝弾を決めるなど徐々にレベルアップ。本人は「代表から持ち帰った要素?そうですね。でも、それは周りが判断すること」とけむに巻いたが、日本代表では右サイドのMF中村からも何度かアドバイスを受けており、まさにこの日の試合がさらなる進化への第一歩でもあった。
27日にはW杯最終予選の組み合わせが決定。内田は「どこと当たっても厳しい相手には変わりない」と話し、さらに「もうワンランク上げないといけない」とさらなる飛躍を誓った。
普段の練習から常に全力で臨み、飽くなき向上心を持つ内田。前半42分には今季初の警告をもらい「フェアプレー賞を狙っていたんだけどね」とおどけた20歳が、日本代表の右サイド、そして鹿島を支えていく。
[ 2008年06月29日 ]
鹿島・小笠原、30メートル弾!…J1第14節
◆J1第14節 名古屋0―4鹿島(28日・瑞穂陸上競技場) J1昨季王者の鹿島が名古屋に4―0で快勝し、暫定3位に浮上した。日本代表の岡田武史監督(51)がアジア最終予選の切り札として注目しているMF小笠原満男(29)が前半28分、左足でワールドクラスの30メートル弾を決めるなど攻守でチームの2連勝に貢献した。浦和は柏に1―2で敗れたが、同勝ち点の名古屋も敗れたために首位を守った。
ゴールした瞬間、小笠原は弾むボールをジッと見つめていた。「距離はあったけど、打ってみるもんですね。狙って打ったら、入りましたよ」。チームメートに抱きつかれ、ようやく笑みを浮かべた。本人も、その美しい弾道に見とれていた。
ワールドクラスの一撃だった。前半28分、DF内田からパスを受け、前を向いた。ゴールまで約30メートル。「相手も引いていたし、相手DFもプレッシャーにこなかった。強く打てば…」。迷わず左足を振り上げた。ライナー性のボールはシュート回転しながらゴール前で急降下。クロスバー付近に当たって、ゴール内に大きく弾んだ。
01年12月16日の天皇杯鳥栖戦で約50メートル弾、06年2月18日の日本代表のフィンランド戦では約60メートルゴールを決めた。丸太のような太ももから放たれるキックは、最長(制止した状態から)「70メートルくらい」(小笠原)だという。ロングキックにたけているGK並みの数値。この日は利き足と逆の左足で、その威力と正確無比のコントロールを証明した。
ミドルレンジからシュートを打たない選手が多い岡田ジャパンにとって、このシュート力は武器になることは間違いない。チームは4得点、完封の快勝で暫定3位に浮上。首位浦和との勝ち点差も1に縮めた。「もうちょっと試合を支配したかったけど、内容は良くなっている」と小笠原。衝撃ゴールで、チームを優勝戦線に引き上げた。
(2008年6月29日12時00分 スポーツ報知)
攻守ガッチリ、らしさ戻る
2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
快進撃を続けている名古屋に対し、鹿島が王者の意地を見せた。前節終了まで、名古屋は浦和と勝ち点で並び2位。勝ち点4差で追う鹿島にとって、絶対にたたいておきたい相手から、4得点の完勝劇に「攻守がかみ合って、久々にこういう試合ができた」と青木は胸を張った。
上位対決らしく、前半のホイッスル直後から激しくぶつかり合った両者。その中で一枚上回ったのは鹿島だった。前半4分に右スローインから田代が競ったこぼれ球をマルキーニョスが決めて先制。これで流れをつかむと、ロングボールでは復調してきた田代が制空権を奪い取り、中盤でもテンポ良く細かいパスをつなぐ鹿島らしいサッカーを展開した。
28分には流れの中から小笠原が、見事なミドルシュートを決め追加点を奪い、理想の展開に持ち込んだ。「内容としては前(大分戦)より良かった。同じような展開でカウンターから追加点は取れたし、意思統一ができてきている」と小笠原。
後半に入り、素晴らしかったのは守備。押し込まれながらも、最後まで集中力を切らさなかった。岩政が「内容より勝負を分けるのはゴール前。ゴール前の力関係、集中力になってくる」と話すように、崩されかけても体を張った守備、曽ケ端のファインセーブで2試合連続シャットアウト勝ちした。
これで、リーグ戦再開後2連勝。首位の浦和も敗れ、勝ち点1差に肉薄した。「中断明けで、いい結果できている」と岩政。鹿島が序盤戦の勢いを取り戻してきた。
内田がビッグプレー
2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
試合終了直前のロスタイム。自陣でボールを持ったDF内田篤人が、猛然とドリブルを始めた。「相手が止まってたし、相手が3トップにしてて、絶対、空くと思っていた。
スピードなら勝てるかなと思って」。そのまま約70?を1人で走り、最後はマルキーニョスへ絶妙なラストパスを送り4点目をおぜん立て。「ロッカーで監督がすごい喜んでくれた」と、ビッグプレーでスタンドを沸かせた。
鹿島だけでなく、代表でも顔となりつつある20歳。「ピッチで成長した姿を見せたい」と話していたことを問われると、「どうかな」と照れ笑い。今後は「まだ2つ勝っただけ。(勝負は)これからじゃない」と最後は口元を引き締めた。
打ってみるもんですね 小笠原
2008/06/29(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
(約30?のミドルシュートを決めた)鹿島・MF小笠原満男「プレッシャーがきてなかったし、打ったら入った。打ってみるもんですね」
J1、速攻 鹿島抜けた もがいて光明 4得点
2008年6月29日11時6分
(28日、鹿島4―0名古屋)
「肉だ、肉。みんなで食べに行くぞ」
試合後の控室。普段は冷静沈着で鳴らす鹿島のオリベイラ監督の叫び声は、廊下まで響き渡った。「(昨季の)優勝した時と同じくらい興奮していた」とは内田。意味深い勝利だった。押し込まれても効率よく攻め、スコアは完勝だった。
先制点は、名古屋の緻密(ちみつ)な守備網を避けたからこそ生まれた。中盤省略。田代への単純なロングボールで相手を押し下げ、左CK、右奥のスローインと立て続けの好機。そのスローインからのこぼれ球がマルキーニョスの足元へ。ゴール左めがけて右足を振り抜いた。2点目は自陣からの速攻。左から右、中央と長いパスで球を運び、相手が戻りきる前に、小笠原が30メートル近いシュートで仕上げた。
雨にぬれた芝でパスの精度は落ちる。名古屋の組織守備は堅い。「球を持ったら、とにかく速く球を前に運ぼうと心がけた」と本山。そんな状況に応じたプレーこそ、今季の鹿島に欠けていたものだ。細かくきれいなつなぎにこだわるあまり、自ら攻め手を遅くしていたリーグ中断前の姿はこの夜、消えていた。
中断期間で心身をリフレッシュし、話し合いを重ね、もがいていたチームが一皮むけたか。同僚にも自分にも厳しい主将の小笠原がぼそり。「少しずつ、少しずつ良くなっている」。昨季王者にとって分岐点となる90分間かもしれない。(中川文如)
強烈ミドルの小笠原主将か快足突破の内田篤人かという選択の中で、日本代表に絡めずチーム内競争にスポットを当てたサンスポの視点が良かったと言えよう。
レギュラーに半歩届いておらぬイノパンのコメントと復帰のユダ、新規加入のマルシーニョとこれからの鹿島を報じておる。
その伊野波は、ニッカン速報によると左足首痛とのこと。
これは痛い。
レギュラー獲得を目指す伊野波はもちろんのことであるが、大岩、後藤、金古、ユダとCBに負傷者が名を連ねておるところにイノパンが加わってしまってはコマが足りなくなってしまう。
ナビスコ杯は何とかチューヤンでやり繰りすることとなろう。
元々オリヴェイラ監督からリージョン毎にターンオーバーを行うと聞いておるので、チューヤンだけでなく絶好調のダニーロの先発や興梠の起用、そして新人の修人も出番があるやも知れぬ。
まさにチーム内競争は更に激化である。
名古屋戦コメント
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
前半、右サイドからの攻撃が多かったのでそこを抑える役割でダニーロを投入した。彼は攻守にあたってバランスを崩さずにプレーができる。それと、相手に背の高い選手が揃っているのでセットプレー対策の考えもあった。今日は失点をしていない部分だけで評価するのではなく、全体的に考えて守備が機能していたという部分である程度評価できると思う。また、1カ月近く準備をしてきたチームと水曜日に試合をやっているチームというスタンスを踏まえて、今日勝ったということを評価してもらえればいいかなと思う。
【J1:第14節 名古屋 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
6月28日(土) 2008 J1リーグ戦 第14節
名古屋 0 - 4 鹿島 (19:01/瑞穂陸/18,215人)
得点者:4' マルキーニョス(鹿島)、28' 小笠原満男(鹿島)、79' ダニーロ(鹿島)、89' マルキーニョス(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半すぐダニーロを投入した意図は?相手の中央からサイド攻撃のマークのズレを感じたのですが、どう修正しましたか?
「ひとつは、前半から右サイドからの攻撃が多かったので、そこを抑える意味で、選手同士の特徴をいかしてスピードということを考えたとき、ダニーロはボールがキープでき、守備でもプレッシャーがかけられるので、攻守のバランスを崩さないことを考えてダニーロを入れました。あとは、セットプレーの高さ。相手は平均的に高かったので、1人でも高い方が良いということを考えての交代でした。右の方からと中央、最後はサイドという攻撃を仕掛けられた中で、相手の3番(バヤリッツァ)のセットプレーが効いていました。そこを何らかの形で抑えたいということもありました。曽ヶ端が厳しい中で防いでくれていたので、3番を何とか抑えて流れを止めたいというのがありました。後半はシュート、特にサイドから中へのシュートがありましたが、防げていたと思います。失点をしていないからというのではなく、守備の効率からみてある程度できていたところは評価できると覆います。
Q:特に後半、相手に支配され押し込まれていましたが、アントラーズがああいう場面を作られることはなかなかないと思います。そこはどう修正しましたか?
「ただこの試合だけを考えれば、後半は支配されていたと言えますが、もっと広く見て考えなくてはいけないと思います。水曜日に大分戦があり、なぜか私たちは48時間後(正しくは72時間後)に試合がありました。ですが、ガンバ大阪は、同じように水曜日に試合があって次の試合は日曜日です。さらにナビスコカップも同様に、水曜日の試合で次は土曜日。それなのに次の週は試合がありません。1ヶ月近く準備できた名古屋は、組織的にも素晴らしく、高い能力を持っている選手も多いので、簡単に勝てる相手ではありません。そういったチーム相手にこの過密日程の中で、これだけやれたことは評価できると思います。
しかしなから、この過密日程の中、何か疲労があって、ボールが収められずにいたので、カウンターしかありませんでした。それで4点取ることができました。ですから、約3週間準備してきたチームと中2日で試合となったチームの戦いということを考えた上で評価していただきたい。我々は質の高いゲームをJリーグから要求されていますが、それをやるためには、日程の部分では難しい。そういうところをもっと考えていただきたいと思いますし、逆に皆さんから質問していただきたいと思います」
以上
【J1:第14節 名古屋 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●内田篤人選手(鹿島):
「4点目のアシストの場面は、相手の足が止まっていたので、行こうかなと思っていた。あの場面でも、マルキーニョスが信じて上がってきてくれて、点を取ってくれたので、マルキーニョスが素晴らしかったと思います。相手は3点も取られている状況では攻めてくるしかないし、上がってくるしかないことはが分かっていたので、裏が空くと思って狙っていました。DFだからアシストがメインになってしまうけど、ゴールにつながるってことはうれしいですね」
結果は大勝であるが、経過を思い起こせばどちらに転んでもおかしくない薄氷を踏む思いであったことは、監督も重々承知しておる模様。
その結果完封勝利することが出来、上位との勝ち点差を縮めることが適った。
一つ一つ勝利を重ねていこうではないか。
上位へ浮上せよ
J1 28日名古屋戦
2008/06/28(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 8頁
鹿島 上位たたきだ!
Jリーグ1部(J1)第14節は28、29日、各地で9試合を行う。鹿島は28日、名古屋市瑞穂陸上競技場で2位名古屋と対戦する。キックオフは午後7時。前節の大分戦で8試合ぶりに白星を挙げ、上位をたたいて上昇気流に乗りたい。
小笠原「連勝を」
鹿島は6勝4分け3敗、勝ち点22で4位。約1カ月の中断期間でリフレッシュしたため、本来の動きが復活。大分戦は内容的には物足りなさもあったが、攻守に集中したプレーとともに勝負強さが戻ってきた。小笠原は「もっと一人一人の頑張りがあれば、良くなっていく。上に行くためにも連勝したい」と話す。
今節はメンバー変更はなさそう。ケガから復帰したマルキーニョスはキレを取り戻してきており、田代も大分戦では無得点だったが復調傾向。27日のセットプレーの練習では、タイミングよく頭でとらえ「次は決めたい」とゴールへ意欲を燃やす。
名古屋は8勝2分け3敗で、浦和と勝ち点26で並び2位。今季から就任したストイコビッチ監督の下、生まれ変わったチームは開幕から7戦で6勝1分けの快進撃。その後、3連敗を喫したが立て直し、好位置につけている。
ヨンセン、玉田の強力2トップのほか、日本代表のGK楢崎、成長株のMF小川、五輪代表のDF吉田らもいる。ボランチのMF中村が出場停止、MFマギヌンが不祥事で欠場するが、激戦になるのは必至だ。
岩政は「名古屋はヨンセン。彼をどこまで抑えられるか」と話す。本山も「人は動くし、いいチーム。サイドバックも攻撃的で、バランスがすごくいい。ホームで攻めてくると思うので、相手の長所を消しながら、集中してやりたい」と気を引き締めていた。
この試合を落とすようでは優勝などおこがましい。
強い相手をアウェイで叩きのめす強さが求められる。
昨季の借りを返すのだ。
深井立ちはだかれるか
深井、古巣・鹿島戦に闘志
2008年6月27日 紙面から
名古屋グランパスのMF深井正樹(27)がリーグ戦再開となる鹿島戦(28日・瑞穂陸)に先発することが26日、濃厚となった。マギヌンが道路交通法違反のため出場自粛。急きょ左MFの出番が回ってきた深井は5試合ぶりの先発に「生き残りをかける」と、自分の個性を意識して、古巣との対戦に挑む。
アクシデントが因縁の対戦を呼んだ。鹿島から移籍した深井が、J1では今季2度目の先発で、古巣を相手にする。
この日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでの練習を終え、深井は「知っている選手ばかりだから、やっぱり特別な意識はある」としみじみ。だが不思議な巡り合わせに、思いを寄せている余裕はない。
「厳しい立場は分かっている。(先発は)分からないけど、これからは、生き残りがかかっている」
J1中断前13試合での出場は3試合、わずか85分間。ドリブル突破を最大の武器とする自分のプレースタイルとパスサッカーを目指すチームスタイルとのバランスを取ろうと意識し過ぎて、特長を出せずにいた。
「根本にはチームの勝利があるという意識は変わらないが、僕みたいな小さい選手は、我を通すことも必要だと思う」と、個性を出すことが、チームにも一番いい結果が出ることを信じて、再出発する。
マギヌンの不祥事に「不幸な事が起きた。みなさんに多大な迷惑をかけた」と神妙な表情をするドラガン・ストイコビッチ監督(43)は左MFの起用について明言を避けたが、25日の鹿島−大分戦を分析して、左サイドの深井の動きが鍵になることを周囲に伝えている。
深井は昨年、期限付き移籍していた新潟で、鹿島相手にゴールを決めている。「最初から使う選手と思わせたい」と、古巣を踏み台にして、巻き返しを図る。 (木本邦彦)
鹿島の小早川秀秋こと深井正樹が我等に闘志を剥き出しにしてくるとのこと。
望むところである。
我等としてももう深井に居場所はないと思い知らせねばならぬのだ。
とはいえ、深井は大事な売り物でもある。
今季も4ヶ月が過ぎ去ったというに、たった二度目の先発とポジションを得ておらぬ。
しかも無免許運転による出場自粛によるものとあっては、如何に期待されておらぬかが伝わってくる。
これでは返却止むなしである。
深井が活躍しているように見せかけて、最後に我等が勝利するシナリオを描かねばならぬであろう。
なかなか難易度の高い仕事である。
それを全うしてこそ、クラブとしての成功がもたらされると言えよう。
テクニシャンでドリブラー
鹿島元ブラジル代表MFマルシーニョ獲得
鹿島がクルゼイロから元ブラジル代表MFマルシーニョ(27)を期限付き移籍で獲得したことを26日、発表した。契約期間は今季終了まで。攻撃的MFとFWをこなせるドリブラーで、Aマッチ歴は1試合。ACLを含め過密日程の続く鹿島には心強い戦力補強で、7月13日東京戦以降の出場が可能になる。
[2008年6月27日6時56分 紙面から]
鹿島に元ブラジル代表MFマルシーニョ
鹿島はブラジルの名門クルゼイロから元ブラジル代表MFマルシーニョを09年1月までの期限付きで獲得した。クルゼイロの公式HPによると、レンタル料は40万ドル(約4320万円)。国際移籍証明書などの手続きが終わり次第、来日する予定で、背番号は33に決定。MF小笠原は「どんな選手か分からないけど、彼の加入でチーム内の競争がより激しくなればいいと思う」と話した。
◆マルシーニョ 1981年3月20日、サンパウロ州カンピナース市生まれの27歳。ユースから昇格したパウリスタでキャリアをスタート。パルメイラスに移籍した05年には17得点をマークした。ブラジル代表にも選出され、1試合に出場。ポジションはFWおよび攻撃的MF。1メートル71、70キロ。利き足は右。
[ 2008年06月27日 ]
J1鹿島 マルシーニョ獲得
2008/06/27(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
FWもできる攻撃的MF
Jリーグ1部(J1)鹿島は26日、ブラジル・クルゼイロからMFマルシーニョ(27)を期限付き移籍で獲得したと発表した。背番号は33、契約は09年1月まで。レンタル料は約4400万円(推定)で、ビザや国際移籍証明書などがそろい次第、来日する予定。
マルシーニョは攻撃的MFのほかFWもできる。00年にパウリスタ・ユースからトップへ昇格。02年にコリンチャンス、03−05年をサンカエターノ、05−06年をパルメイラスでプレーし、07年からはクルゼイロに所属している。
代表歴は01年にU−20南米選手権で優勝。U−23では03年のカタール国際大会などに出場。05年にはA代表にも選出され、親善試合グアテマラ戦に出場した。国際Aマッチ1試合0得点。
リーグ戦、ナビスコ杯、ACLを控える鹿島は、前線の層を厚くするために攻撃的な選手の補強を進めていた。本山は「すごい楽しみ。競争しないとうまくならないし、チームも強くならない。いい効果が出ることを期待している」と話した。
本名マルシオ・ミランダ・フレイタス・ロシャ・ダ・シルバ。1981年3月20日、ブラジル・サンパウロ州生まれ。171?、70?。利き足は右。
半年で40万ドルはダニーロを抜いてチーム一の高給取りとなる。
金額に違わぬ働きをやってもらわねばならぬ。
卓越した技術を持つ選手とのことなので、ゴール前で見せてくれるのではないかと期待しておる。
PK奪取も増えるのでは無かろうか。
とはいえ、小笠原主将の申すようにチーム内での競争が重要。
チームメイトとの争いに勝った選手だけがポジションを得るのである。
ユダ復帰のFC西東京戦から出場可能であるので、7月13日は見逃せぬ試合となろう。
原博実、田代を語る
鹿島FW田代、復活へヘッド磨け
<J1:鹿島1−0大分>◇第11節◇25日◇カシマ
鹿島のFW田代が復活の兆しを見せた。前半15分にはMF野沢のCKをヘディングでクロスバーに当て、後半29分にはMFダニーロのクロスを同じくヘディングでクロスバーの上に外した。田代はヘディングが持ち味なのだから、決勝点を挙げたダニーロのように確実に決めなければならない場面だった。中沢や闘莉王なら決めていただろう。
ただ、落ち込む必要はない。相手マークの外し方やゴール前への入り方は良かった。点を取ろうという気持ちも出ていた。得点はできなかったが、一時の「どうプレーしていいか分からない」といった悪い状態からは抜け出していた。
外したことにガッカリしても何も始まらない。持ち味のヘディングを練習で徹底的に磨くこと。この試合で決められなかったことをバネに得点に絡むプレー、ゴールで結果を出す。それが代表復帰へつながる。(日刊スポーツ評論家)
不調時のように消えているわけではなく、単に外しただけなのだから調子は上向きと考えられる。
原博実氏の目に狂いはない。
次は確実に決めてくれ。
元セレソン マルシーニョ加入
マルシーニョ選手が加入
標記の通り、クルゼイロ(ブラジル)からMFマルシーニョ選手が2009年1月までの期限付き移籍で加入することが決定いたしました。背番号は33番となりますので、あわせてお知らせ致します。
■選手名:マルシーニョ Marcinho
■本名:マルコス・ミランダ・フレイタス・ロシャ・ダ・シルバ
Marcos Miranda Freitas Rocha da Silva
■生まれ:1981年3月20日、サンパウロ州カンピーナス市出身
■国籍:ブラジル
■サイズ:171センチ、70キロ
■ポジション:攻撃的MF/セカンドストライカー
■利き足:右
■背番号:33
■経歴:以下すべてブラジル
1996〜1999 パウリスタ・ユース
2000〜2001 パウリスタ
2002〜2002 コリンチャンス
2003〜2005.5 サンカエターノ
2005.5〜2006 パルメイラス
2007〜2008.5. クルゼイロ
■主な代表歴:
国際Aマッチ1試合0得点(2005年親善試合グアテマラ戦)
U-23(2003) 2003カタール国際大会等
U-20(1998-2002) 2001年U-20南米選手権(優勝)
クルゼイロの公式発表では12/31までの契約と発表されておったが、鹿島では1月までとのこと。
そのあたりはっきりさせておかねば、天皇杯に入ってから不愉快な思いをしてしまうのでは無かろうか。
まあ、未来のことはさておき、怪我がちであったマルキーニョスの穴埋め以上の働きを強いたいところである。
彼としてもここ1年間半クルゼイロで不調に喘いでいた自分を鹿島で羽ばたきたいと考えておるであろう。
一応、元セレソンなのであるから。
新外国人来る
Clube empresta Marcinho ao Kashima Antlers
Da Toca II
João Marcos Dias
O Cruzeiro acertou na tarde desta quarta-feira o empréstimo de seis meses do meia Marcinho ao Kashima Antlers, do Japão. O Clube receberá US$ 400 mil (cerca de R$ 640 mil) para ceder o atleta até 31 de dezembro.
Marcinho chegou ao Cruzeiro em janeiro de 2007, contratado do Palmeiras. A partir de então, disputou 51 jogos com a camisa celeste e marcou sete gols. Em um ano e meio, o armador conquistou o Campeonato Mineiro de 2008.
O meia estreou no Cruzeiro na vitória por 2 x 1 sobre o Rio Branco, em Andradas, no dia 21 de janeiro de 2007, pela primeira rodada do Campeonato Mineiro. A despedida foi no último sábado, na vitória por 3 x 0 sobre o Figueirense, no Mineirão.
Esta será a primeira experiência do jogador de 27 anos no exterior. No ano passado, Marcinho teve frustrada uma transferência para o Saint-Etienne, da França. No Japão, ele será comandado pelo técnico Oswaldo de Oliveira, que treinou o Cruzeiro em 2006.
Confira a ficha de Marcinho
Nome completo: Márcio Miranda Freitas Rocha da Silva
Posição: Armador
Data Nascimento: 20/03/1981
Naturalidade: Campinas - SP
Altura: 1,70 m
Peso: 71 kg
Carreira: Paulista (1996 - 2002); Corinthians (2002); São Caetano (2003 - 2005); Palmeiras (2005 - 2006); Cruzeiro (desde 01/2007)
Títulos: Campeonato Paulista Série A2 2001; Campeonato Brasileiro Série C 2001; Campeonato Paulista 2004; Campeonato Mineiro 2008
Estréia no Cruzeiro: Rio Branco 1 x 2 Cruzeiro, em 21/1/2007, pelo Campeonato Mineiro, no Parque do Azulão, em Andradas
Seleção Brasileira: Sub-20 (1998 - 2002); Olímpica (2003); Principal (2005)
Títulos Seleção Brasileira: Taça João Havelange 1998; Copa Lusofonia Sub-20 1998; Copa Tailândia Sub-20 2000; Campeonato Sul-Americano Sub-20 2001
(Esse material está liberado para reprodução. Os órgãos de imprensa devem citar o Site Oficial do Cruzeiro como a fonte da informação).
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新外国人マルシーニョ
FWと攻撃的MFこなすブラジル人。
170センチ、71キロ、27歳。
年末までのレンタルと書いてあり、天皇杯決勝は欠場するのであろう。
背番号は何番を背負うのであろうか。
大分戦報道
鹿島ワーストタイ阻止8戦ぶり勝利/J1
先制ゴールを決め、野沢(左)と田代(右)の祝福を受けるたMFダニーロ
<J1:鹿島1−0大分>◇第11節◇25日◇カシマ
鹿島が未勝利地獄から抜け出した。リーグ7戦未勝利で迎えた大分とのリーグ再開戦は、後半21分に途中出場のMFダニーロがヘッド弾を決めて、1−0で逃げ切り勝ちした。4月5日千葉戦以来81日ぶりのリーグ戦白星で、首位浦和との勝ち点差も4に縮め、4位に浮上した。G大阪もMF遠藤の得点で1−0と京都を下して5位とし、優勝争いに踏みとどまった。
王者が終盤に誇りを示した。1−0で迎えた後半44分。左サイドを大分MF金崎に突破され、ゴール前フリーだったFW前田にパスが渡る。スタンドから悲鳴が上がりかけた瞬間、全力で戻ったMFダニーロが滑り込んでボールをはじいた。ブラジル人助っ人は、後半21分に自ら決めた先制点に浮かれることなく、守備に戻ってチームを救った。DF岩政がダニーロを強く抱き締めた姿に、プレーの重みが表れていた。
主将のMF小笠原は語気を強めて、勝敗を左右したプレーを振り返った。「当たり前だけど1人1人が頑張った。それがちょっとずつ欠けてもチームとしては大きくなる。攻守の切り替えの速さや頑張りは、うちの生命線だから」。11冠を勝ち取った伝統の力でリーグ戦8試合ぶりの勝利を引き寄せた。
7戦未勝利でリーグ中断期に突入した。DF内田は代表招集でチームを離れている間も、鹿島の状況を気にし続けた。報道陣に「鹿島、どうなっている?」と逆取材。W杯予選を戦う日本代表の責任と喜びを感じる一方で「鹿島は本当にいいチームなんですよ」と愛着を強調した。この日はW杯予選の最年少弾を決めた22日のバーレーン戦から中2日での先発。本来のプレーができず「変な汗が出た」と心身に重圧を感じながらも、走り回った。
引き分け以下なら99年の8戦未勝利のクラブワースト記録に並んでいた。「(7戦未勝利の記録は)いい意味で忘れていた。もちろん負けた悔しさは忘れていないけど」と小笠原。スランプを乗り越え、プライドを取り戻した鹿島の反攻が、いよいよ始まった。【広重竜太郎】
[2008年6月26日8時59分 紙面から]
鹿島、価値ある8試合ぶりの勝利
2008.6.25 23:08
決勝ゴールを決めた鹿島・ダニーロは、サポーターと一緒に喜びを分かち合う=カシマスタジアム【フォト】
J1第11節(25日、鹿島1−0大分、カシマ)鹿島はダニーロが頭で決めて1−0で大分を下し、勝ち点22で4位に浮上。
リーグは28、29日の第14節から本格的に再開する。
試合終了の笛を耳にすると、鹿島イレブンは安堵(あんど)した表情を浮かべた。アジア・チャンピオンズリーグで1次リーグを突破しても、J1での勝利は4月5日の千葉戦以来、8試合ぶり。決勝点のダニーロは「この試合がどれだけ大切か分かっていた」と言い、ゴール裏の応援席に入ってファンと喜びを分かち合った。
試合は互角に近い展開だったが、好機を逃さない抜け目のなさで鹿島が上回った。後半21分。5分前に交代で入ったばかりのダニーロが小笠原の左CKを下がりながらの難しいへディング。ボールはバーに当たってゴールに飛び込んだ。GKには防ぎようがない見事な一撃だった。
中断期間の5月には所属選手2人の酒気帯び運転が発覚する逆風の中、6月の福島県内でのキャンプで巻き返しを誓ってきた。主将の小笠原は「いろいろ準備してきたし、勝ちと負けでは大きな差がある」と勝利の重みを口にした。
昨年6月30日にFC東京に負けたのを最後に続く本拠地での無敗ももうすぐ1年になる。首位と勝ち点4差の4位に浮上。これで昨年のJ1王者が追撃態勢に入るか。
鹿島・オリベイラ監督
「リーグの中断期間ではある程度、狙い通りの調整ができた。きょうは点が入る前も入った後もうちらしさを出せた」
★大分、猛攻も1点遠く
大分はシュート数で14−10と上回りながら、1点が遠かった。トップ下を担った19歳の金崎は後半の好機でシュートをバーに直撃。「チャンスの数は同じくらいあったのに悔しい」と唇をかみしめた。
読みのいい守備で鹿島を苦しめた北京五輪日本代表候補の森重も「少なくとも勝ち点1を取る試合運びができなければ上位に入れない」と表情を曇らせた。
★大分・高橋が8カ月ぶりに復帰
昨年は大分で最多の10点をマークした高橋が約8カ月ぶりに復帰し、後半18分から途中出場した。
スピードが武器の24歳はFWとして動き回り、シュートも放った。「ひざは大丈夫だが、チャンスで少し消極的になってしまった。まだまだ」と自己採点は厳しかった。
大分・シャムスカ監督
「やるべきことはすべてやったが、細かいプレーの差が勝敗を分けた。結果は負けだが、それ以上の結果が出ていても不思議ではなかった」
逆襲スタート!鹿島リーグ戦81日ぶり勝利
2008.6.26 05:08
小笠原(左)と内田(右)が前半攻め込む大分・金崎を挟み撃ち【フォト】
J1第11節最終日(25日、鹿島1−0大分、カシマ)南アW杯3次予選のため中断されていたリーグ戦が再開。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場により試合未消化だった鹿島が、大分に1−0で勝利した。後半21分、MF小笠原満男(28)の左CKからMFダニーロ(28)が決勝ヘッド。4月5日の千葉戦以来、81日ぶりのリーグ戦勝利で4位に浮上した。リーグは28、29日に本格的に再開する。
ヒーローに勢いよく抱きついた。小笠原がダニーロの頭を満面の笑みでなでる。同じ28歳には見えない(!?)2人が、白星から遠ざかっていた昨季王者を、負の“呪縛”から解き放った。
「勝つ、負けるでは大きな差があった。手応えのあるゲームじゃなかったけど、勝てない時期が続いたので、勝ててよかった」。主将の小笠原は安どの表情を浮かべた。
0−0の後半21分。小笠原が途中出場のダニーロにドンピシャのクロス。「いいボールがきたので決めるだけだった。大事な試合だとわかっていた」とダニーロも満足げだ。
リーグ中断となった5月17日の柏戦(カシマ)まで、7戦未勝利。99年の8戦未勝利のクラブ史上ワースト記録に、リーチがかかっていた。「いい意味で忘れていました」と小笠原は笑うが、重圧は肩にのしかかっていたはずだ。
前半戦は並行して開催されたACLで1次リーグ突破。過密日程で疲労が蓄積し、チームの生命線の運動量が失われた。そこで、中断期間に鼓舞したのが小笠原だった。
「若手にはまだタフさが足りない。オレや(中田)浩二、モト(本山)は代表から帰って中1日の試合を経験している。このチームには、まだそういう経験がない」。数々の大舞台を踏んだ男が改めてカツ。中断期間にはまた、酒気帯び運転でMF大道と同乗のMF船山が摘発されるという逆風まであった。
「いろいろ準備してきた。(前半戦の)悔しさは忘れたくない。まだまだよくなる」と小笠原は力を込める。カシマスタジアムでは22戦負けなしで“不敗神話”も継続。4位に浮上した王者が、一気に巻き返す。(峯岸弘行)
ダニーロ頭で決めた!鹿島8試合ぶり勝利
<鹿島―大分>後半、先制ゴールを決めて喜ぶ鹿島・ダニーロ
Photo By 共同
【鹿島1―0大分】試合終了の笛を耳にすると、鹿島イレブンは安堵した表情を浮かべた。アジア・チャンピオンズリーグで1次リーグを突破しても、J1での勝利は4月5日の千葉戦以来、8試合ぶり。決勝点のダニーロは「この試合がどれだけ大切か分かっていた」と言い、ゴール裏の応援席に入ってファンと喜びを分かち合った。
試合は互角に近い展開だったが、好機を逃さない抜け目のなさで鹿島が上回った。後半21分。5分前に交代で入ったばかりのダニーロが小笠原の左CKを下がりながらの難しいへディング。ボールはバーに当たってゴールに飛び込んだ。GKには防ぎようがない見事な一撃だった。
中断期間の5月には所属選手2人の酒気帯び運転が発覚する逆風の中、6月の福島県内でのキャンプで巻き返しを誓ってきた。主将の小笠原は「いろいろ準備してきたし、勝ちと負けでは大きな差がある」と勝利の重みを口にした。
昨年6月30日にFC東京に負けたのを最後に続く本拠地での無敗ももうすぐ1年になる。首位と勝ち点4差の4位に浮上。これで昨年のJ1王者が追撃態勢に入るか。
[ 2008年06月25日 21:28 ]
ダニーロ様々!鹿島長〜いトンネル抜けた
<鹿島・大分>後半21分、会心のゴールを決めたダニーロ
Photo By スポニチ
【鹿島1―0大分】鹿島がMFダニーロの活躍でようやく長いトンネルを抜け出した。後半21分にMF小笠原の左CKから頭で決めて先制点を挙げると、後半44分には相手のシュートをゴールラインぎりぎりでクリア。「自分のゴールで勝てて、とてもうれしい」。普段はクールな助っ人も、チームのリーグ戦8試合ぶりの白星に貢献し自然と笑みがこぼれた。これで順位も4位に浮上。「手応えのある試合ではなかったけど、きょうは勝つことが大事だった」と小笠原。今季も昨季同様、中断期間中にみっちり走り込みを行った効果がてき面。J王者が昨季の逆転Vの再現へ向け順調な再スタートを切った。
[ 2008年06月26日 ]
鹿島とG大阪が勝利…J1第11節
鹿島―大分 後半、先制ゴールを決めて喜ぶ鹿島・ダニーロ
◆J1第11節(25日) 南アW杯アジア3次予選のため1か月以上中断していたリーグ戦が再開した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のため、未消化だった2試合を行い、鹿島、G大阪がそれぞれ勝利した。
鹿島はダニーロがヘッドで決めて1―0で大分を下し、勝ち点22で4位に浮上。G大阪は遠藤の得点で1―0で京都に競り勝ち、同22としたが得失点差で5位。
リーグは28、29日の第14節から本格的に再開する。
(2008年6月25日22時05分 スポーツ報知)
小笠原Vアシスト!鹿島81日ぶり勝利4位浮上…J1第11節
前半14分、鋭いシュートを放つ鹿島・小笠原
◆J1第11節 鹿島1―0大分(25日・カシマ) 1か月の中断から再開し、アジアチャンピオンズリーグの影響で未消化だった第11節2試合が行われた。鹿島はMFダニーロ(29)の先制点を守りきり、大分に1―0と、4月5日の千葉戦以来8試合ぶり勝利で4位浮上。首位・浦和との勝ち点差を4に縮めた。
鹿島が長いトンネルを抜けた。実に81日ぶり、8試合ぶりの勝利だ。MF小笠原は「勝てない時期があって、勝つために中断期間で準備してきて、ここで勝つのと引き分け、負けるのでは大きな差があった。内容うんぬんより結果が出たことが良かった」。勝利をかみしめるように場内をゆっくり一周した。
主将のアシストが勝負を決めた。後半21分。左CKに立った小笠原が「ダニーロはあそこ(ニア)が強い。前にも決めたことがある」と低いライナー性のボールを送る。ダニーロのおでこに向かうピンポイントクロス。体をひねりながらの難易度の高いヘディング弾を導きだした。
5月17日の柏戦を1―1で引き分け、クラブワースト2位の7試合連続未勝利を記録した日。プロ初先発で無得点に終わり、責任を感じて目を真っ赤にしたFW佐々木竜太(20)に電話した。「メシでも行こうか」。一度もかかってきたことのない番号からの呼び出しに、20歳の若武者の心は救われたという。
終了前には攻撃のために投入されたダニーロまで全力で自陣に戻り、決定的ピンチを防いだ。「どうすれば勝てるか。何となくやっていれば負ける。ウチは攻守の切り替えと頑張り。内容には納得していないけど、それをこれからもやっていかないと」と小笠原。王者の逆襲が始まる。
(2008年6月26日06時02分 スポーツ報知)
鹿島逆襲モード ”全員サッカー”取り戻す
2008/06/26(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 7頁
後半戦の流れを決めかねないリーグ再開戦で、鹿島の強さがよみがえった。勝てば4位に浮上、負ければ首位浦和と勝ち点差7のまま8位まで順位を下げる可能性があった大分戦。小笠原が「手応えのあるゲームではなかったが、きょうは勝つことが重要だった」と話す通り、内容は悪いながらも勝ち切るすべを思い出したかのようだった。
約1カ月ぶりの試合で「試合感が戻ってくるのに時間がかかった」と青木。前半からペースを握りながら、前線での連係ミスなどもあって、点が取れないジリジリした展開が続いた。リーグ最少失点を誇る大分守備陣を崩し切れず、15分の野沢の左CKから田代のヘディングシュートがクロスバーにはね返されるなど、1点が遠かった。
均衡を破ったのは途中出場のダニーロ。小笠原の左CKをニアで戻りながら、頭で合わせたボールはクロスバーに当たり、ゴールへ吸い込まれた。結果的にこの1点を守った形になったが、「一人一人が頑張るのは当たり前だが、すごく大事なこと。このチームの生命線」と小笠原。守備でミスが出ても、すぐに全員がカバーに走るなど、攻守の切り替えが早く、最後まで集中力を切らさなかったのも勝因の一つだ。
大分戦は選手全員がハードワークを求められる鹿島のサッカーを取り戻したことを証明した。本山が「今後につながる」と話せば、岩政も「苦しい試合で勝ち点3を取って行くことが薬になる」と上位進出への手応えを見せた。この勝利が完全復活ののろしとなるか。
ダニーロ一色かと思いきや報知は小笠原主将にスポットである。
昨日も無理矢理に近い記事を載せており、プッシュし放題である。
これで代表復帰となれば報知もガセの報知から小笠原を代表に押し上げたメディアとして名乗りを上げるであろう。
それだけでなく、今日の記事も悩める若鹿よよに電話したエピソードなどを報じ人間性のアピールも加えており好感が持てる。
ダニーロと共に報知も一皮剥けて良くなったのであろうか。
大分戦コメント
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
攻撃、守備の意識を強化することを考えて取り組んでいた。(中断期間を経てのリーグ再開後の勝利については)毎試合のテーマは存在している。(未消化試合となっていた)この第11節は我々を含め、大分・ガンバ・京都と4チームにとっては勝利をすれば少しでも順位を上げるチャンスであり、少しでも心理的なプレッシャーを与えるためにも重い意味をもつ試合だったと思うし、そこで勝利できたのは良かった。
【J1:第11節 鹿島 vs 大分】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
6月25日(水) 2008 J1リーグ戦 第11節
鹿島 1 - 0 大分 (19:04/カシマ/8,286人)
得点者:66' ダニーロ(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:一ヶ月間の休養の間で修正した部分を教えて下さい。
「すべてを修正する作業をしました。細かく言えばきりがないと思いますし、攻撃の役割であったり守備の役割であったり、攻撃の意識・守備の意識、いろんな部分ですべてにおいて強化することに取り組みました」
Q:中断期間を経て勝ちという結果が出たことについて監督の評価をお聞かせ下さい。
「毎試合、試合におけるテーマは存在します。今回は第11節の未消化の試合と言うことで、4チームにとっては勝点を稼ぐこと、あるいはひとつでも順位を上げるというチャンスであって、週末に再スタートを切るチームに対して心理的なプレッシャーを少しでも与えることができる、非常に意味のある試合だったと思います」
Q:グランパス戦への意気込みをお聞かせ下さい。
「基本的には一生懸命やることを取り組んでいきたいと思います。逆に、どこに聞けばいいのかわかりませんが、なぜ我々が中3日ということになって、ガンバは中4日になるのか、どこか関連するところに質問して頂きたいなと思います。
やはり日本のサッカーの密度、スピードを考えたとき、かなりの負担を選手が背負う形になっていると思います。そこで回復する必要性があって、1日少ないとまったく疲労の回復具合は違ってきます。それは次節だけでなくて、次の先の方でも同じようなことになっています。それがどういう理由でそうなっているのかということを、みなさんが次回までに持ってきてくれたらと思っています」
以上
【J1:第11節 鹿島 vs 大分】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●ダニーロ選手(鹿島):
「本当に流れの中で良い時間に得点を取ることが出来た。セットプレーはうちのチームの武器。良いポジションが取れて、そこに良いボールが来てくれた。決めることが出来て良かったです。
僕だけではなくベンチのメンバーは出たときに結果を求められます。ときには10分から15分で結果を出すことを求められます。今日の試合のように、チームの結果が出せるようにしていきたいです。
今日の試合は監督からも、週末にリーグの再開する上位に対してプレッシャーをかける大事な試合と言われていました。チーム全員でその意識をもつことが出来た。サポーターの皆さんのおかげでもっと力を引き出すことが出来ます。リーグ2連覇に向けて、みなさんこれからもよろしくお願いします。」
●大岩大樹選手(鹿島):
「久しぶりの試合で疲れた部分もある。でも、良い疲れです。7試合勝っていないことは特に考えていませんでした。中断明けの試合を勝つ、また再スタートを切ることを考えていました。ですので、中断前のような焦りはありませんでした。
中断明けにいきなりチームが固まるわけはないです。そのためにも、いちばん大切なのは勝ちを拾っていくことだと思います。相手にチャンスをつくられても今日は守ることが出来た。終盤も押し込まれたと言うよりは、しっかり守れたという印象です」
●田代有三選手(鹿島):
「1本目のコーナーキックは、タクさん(野沢)からの良いボールだった。タイミング的には自分でも入ったと思った。あれが入らないのが今日の象徴だと思います。もっと練習して決められるようにしたい。今日はダニーロが決めてくれた。次はグランパスなので、点を決めて勝ちたいと思います」
●小笠原満男選手(鹿島):
「中断期間に準備をして、勝つか負けるかでは大きな差がある。ただ、内容的にはもっとやれることがあった」
ダニーロさん、こちらこそよろしくお願いします。
田代さん、決めてりゃ楽なシーンが多かったですね、本当に次は決めてください。
大岩負傷
大岩選手の負傷について
大岩選手に関してですが、6月21日(土)のトレーニング中に負傷し、右ふくらはぎの肉離れで復帰まで2週間程度を要する見込みです。
その他、金古聖司選手が左第5中足骨の疲労骨折、後藤圭太選手が右ひざの故障のためリバビリを行っています。
中田浩二選手(右ひざ半月板損傷)、遠藤康選手(右かかと打撲)に関しては、近日中に練習に復帰できる見込みです。
先日の流通経済大との練習試合に出場していなかった選手は負傷だった模様。
せっかくの再開も苦しいものとなってしまったようである。
ここはじっくり治して夏場以降の戦力となって欲しい。
鹿島版「走るサッカー」
鹿島、走って「貯蓄」 J1、25日再開
2008年6月25日11時20分
Jヴィレッジでの合宿で走り込む小笠原(40)、田代(9)ら
W杯予選による中断を経て、25日の鹿島―大分、ガ大阪―京都で再開する。中断期間の活用法はリーグ戦の行方を左右するポイントの一つ。昨季王者の鹿島は過密日程をにらんで体力強化を再徹底し、6位からの巻き返しを図る。
「バモ(頑張れ)、バモ、シューチューウ(集中)」。9〜14日の福島・Jヴィレッジ合宿。オリベイラ監督の鼓舞はやまず、選手の顔はゆがみ続けた。1日2度の練習は砂地での走り込み、ほぼ1時間ぶっ続けのインターバル走など。選手は心拍数を測る腕時計を巻いており、手加減すれば、すぐにばれる。
「体力は貯金」。フィジカルコーチの経験が長いオリベイラ監督の信念だ。「だからこそ、この時期に体を追い込んでおく必要がある」。序盤戦はJ1とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のかけ持ちで疲弊し、尻すぼみだった。今後は、さらに1次リーグを免除されたナビスコ杯も加わる。「想像を絶する連戦」(DF岩政)に備えた「貯蓄」が猛練習の意図だ。
ひたすら走らされても不満が出ないのは、成功体験があるからでもある。鹿島は昨季もアジア杯による7月の中断期間を走り込みに費やし、逆転優勝の下地を固めた。MF本山は「序盤戦でACLの長距離移動には慣れた。大きなけが人もなく合宿を乗り越え、今季の後半戦も『やれる』という自信ができた」。
ACLもナビスコ杯も決勝まで勝ち上がれば、リーグ戦を含めて残り33試合。冬には天皇杯もある。DF中田を補強したとはいえ決して選手層の厚くない鹿島が、現代サッカーを象徴する過酷な日程に立ち向かう。(中川文如)
どこかで聞いた「走るサッカー」の曖昧さとは異なり、走ってフィジカルを上げる「体力は貯金」は明確である。
上手い選手は走らないと決めつけた誰かとは別の方向で、巧い選手をスカウティングしてきて走らせているのだ。
これは誰かを否定しておるのではなく、クラブレベルでは代表とは異なって出来ることがあると言いたいだけである。
昨季我等は成功した、今季も同様に笑うのである。
満男連続出場へ
小笠原、ナビスコも天皇杯もACLも全部出る!…鹿島
ボール回しで内田(右)と競り合う小笠原
約1か月中断していたJ1のリーグ戦が25日、再開する。6位につける鹿島の主将MF小笠原満男(29)は24日、最大で44試合にフルタイム出場する決意を表明。オズワルド・オリヴェイラ監督(57)は、後半戦は大会によって、先発を入れ替える考えを持っているが、全試合出場を直訴する。
リーグ再開を前に、小笠原が一大決意を固めた。「休むつもりはないですよ。1試合も。疲れただの、暑いだの言っている選手を外していけばいい」リーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯の国内3大会に加え、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)、クラブW杯を含めれば、今季は残り31週間で最大44試合を戦う。にもかかわらず「出続ける」と言い切った。
鈴木満取締役強化部長によれば、オリヴェイラ監督は大会によって先発を多く入れ替える方針だという。ベンチにも力のある選手が控えるが、小笠原は「100%のパフォーマンスを毎試合やっていけば、監督も代えられないでしょ」と譲る気持ちは全くない。
両太もも裏の肉離れも完全に癒え、中断期間には「もう走りたくない」というほど体力強化を図ってきた。日本代表の岡田監督がアジア最終予選の切り札として期待を寄せる中、強い代表復帰への思いはひとまず脇に置き「ここで頑張ることしか出来ないから」と話した。
(2008年6月25日06時01分 スポーツ報知)
そうは言っても無理矢理に休みを取る必要も出てくるであろう。
ある程度の休みは必要なのである。
また、満男はリヴァプールのベニテス監督とはソリが合わなそうである。
それもあるが、チューヤンと修人にも出場機会を与えて欲しい気持ちもあるのである。
篤人出場へ
鹿島・内田“無休”宣言!勢いで連覇へ導く
2008.6.25 05:05
日本代表のヒーローとなった内田が、休む間もなく、鹿島の一員として勝利を目指す【フォト】
W杯アジア3次予選のため1カ月以上中断していたJリーグは25日に再開し、鹿島−大分、G大阪−京都の2試合を実施する。22日のバーレーン戦(埼玉)で決勝ヘッドを決めた日本代表の鹿島DF内田篤人(20)は“無休”を宣言し、中2日でピッチに立つ。日本代表を3次予選1位通過に導いた若武者が、今度はクラブを牽引(けんいん)する。
決勝ヘッドで一躍、日本のヒーローとなって3日。20歳の若武者・内田が25日、今度は鹿島で主役の座に挑む。
「疲れは、全然大丈夫です。休日? 腰を骨折して休んでいたので、オレはいらないです」
24日に鹿嶋市内で行われた練習でチームに合流後、力強く“無休”を宣言した。4月に第三腰椎横突起を骨折し、1カ月近く離脱。その苦い思いがまだ記憶に新しいだけに、休むつもりはない。この日も精力的に体を動かし、チームに即合流して大分戦に備えた。
知る人ぞ知る選手から、一夜で日本中が注目する存在になっていた。22日のバーレーン戦で、0−0で迎えた後半44分50秒、劇的な決勝ヘッド。だが、W杯予選の日本人最年少ゴールにも浮かれるつもりはない。高くバウンドして、ゴールに吸い込まれる得点に、この日も「きれいなゴールじゃないので」とあまり取り合わなかった。
しかし、鹿島から唯一の代表招集だった内田のゴールは、チームには大きな刺激となった。「弟みたいなもの。うれしさはある」。DF岩政は表情を緩ませる一方で、「ボクも負けていられない。(内田は)そういう存在です」とライバル意識をあらわにした。代表経験のある選手たちは、みな同じ思いだという。
「(良いプレーを)試合で出せて、初めて代表から何か持ち帰ったといえる。口でいうのは、いくらでもできるけど」
オリベイラ監督からは「ヘディングを練習しておいてよかったね」と声をかけられたという内田自身も、気を引き締めるのを忘れない。中断前、リーグ戦で4分け3敗と苦しみ、暫定6位の鹿島。岡田ジャパンの救世主が、昨季終盤に9連勝で王者に登りつめたクラブを黄金期へと導くため、休む間もなく出陣する。
(峯岸弘行)
内田無休宣言!代表も五輪もJも出る
バーレーン戦の疲れも見せず、25日の大分戦へ向け笑顔で練習する鹿島・内田
Photo By スポニチ
W杯アジア3次予選のため一時中断していたJリーグは25日、未消化分の第11節・鹿島―大分、G大阪―京都の2試合を皮切りに再開する。鹿島は22日の同予選バーレーン戦で幸運な決勝ゴールを決めたDF内田篤人(20)が中2日で強行出場。日本を1位通過に導いた男が、疲れた体にムチを打って今度は鹿島をV争いへと導く。
今が旬のラッキーボーイが休息を拒んだ。バーレーンとの激闘から中2日。後半45分の幸運なヘディングシュートで日本を1位通過に導いた内田が、今度は鹿島を上位に押し上げるために強行出場することを決めた。
「疲労は全然ないです。みんなも合宿きつかったみたいだし、僕は腰を折って休んだから休みはもう別にいいです」
日本代表として、しゃく熱のオマーンやタイでのアウェー戦を含め約1カ月もの間、W杯3次予選を戦い続けた。疲れてないはずはない。それでもチームに恩返ししたい強い気持ちが異例の“無休宣言”につながった。4月9日のACL北京国安(中国)との一戦で相手選手に背中を蹴られ右第3腰つい横突起を骨折。リハビリ生活を余儀なくされた。その間、チームはリーグ戦とACLが重なる過密日程を懸命に戦った。負傷が完治した今こそ、迷惑をかけた仲間に借りを返すつもりだ。
この日はパス回しやセットプレー確認などで汗を流し、表情は終始リラックスしていた。日本代表ではMF中村らと積極的にコミュニケーションを取っており、右サイドバックとして多くの経験や新たな感覚、課題などを得た。だが、具体的な収穫の内容についてはあえて明言を避けた。「口で言うのはいくらでもできる。試合で出して初めて(代表から何かを)持ち帰ったといえる」。あくまでもプレーで成長した姿を示す覚悟だ。
8月の北京五輪でU―23日本代表として活躍することはもちろん、さらにスケールの大きな選手への飛躍も期待される。A代表も五輪代表もJリーグも、今は1分1秒たりとも無駄にはできない。急成長真っ最中の若武者は、さらなるレベルアップを求めてひたすら走り続ける。
[ 2008年06月25日 ]
内田、25日・大分戦スタメン確実…鹿島
鹿島DF内田篤人が25日の大分戦で先発することが確実になった。日本代表のアジア3次予選バーレーン戦(22日)から中2日での試合になるが、「疲れはない。よく食べて、よく寝ていますから」と元気。同戦での代表初得点についてオリヴェイラ監督から「ヘディングの練習をしておいて良かったね」と声をかけられ、「鹿島でも勝利に貢献したい」と意気込んだ。
(2008年6月25日06時01分 スポーツ報知)
連日の篤人報道である。
代表効果は大きいと言わざるを得ない。
どうにか田代と岩政も代表へ復帰させたいものである。
そして興梠の選出も願いたい。
ところで、無休宣言であるが、今始まったことではない。
篤人は去年のU-20ワールドカップ後も即ナビスコ杯広島戦に先発したし、10月にはU-23との掛け持ちにも若いから大丈夫というオリヴェイラ監督の太鼓判もあった。
特に問題は無いと思われる。
どちらかと言えば、試合のある鹿島とガンバの選手を意味のない消化試合に起用した岡田氏の方に問題があるとしか言いようがない。
しかしながら、我等は懐大きく許容しようではないか。
報知の小笠原代表復帰記事たびたび
岡田ジャパン 最終予選へ小笠原招集…7月28日ミニ合宿から
日本代表の岡田武史監督(51)が2010年南アフリカW杯アジア最終予選(9月6日〜)で、鹿島MF小笠原満男(29)を招集することが23日、確実になった。5月末から続いたキリン杯、アジア3次予選4連戦の計6試合は両足太ももの状態を考慮して、最終予選をにらんで温存したことが判明。まずは7月28日から始まる代表候補ミニ合宿で招集し、最終予選へ向けてチーム力アップを図る。
岡田監督は3次予選1位通過を決めた22日のバーレーン戦後、スタッフミーティングを開いて7月末のミニ合宿に向けた人選を行い、「新しい選手をJリーグの視察の中で入れるかもしれない」と示唆。岡田ジャパン初選出となる選手の招集について「あまり多くはない」と初選出組を呼ぶことを明言。その中に小笠原が入ることは、決定的だ。
鹿島幹部によると、キリン杯、アジア3次予選のメンバーが発表された2日前の5月13日、岡田監督から直接電話で小笠原の招集要請を受けたという。当時、小笠原は強行日程の影響もあり、両足太もも裏は肉離れ寸前。強行招集も可能だったが、岡田監督は最終予選での招集を見据えて回避。コンディション回復を優先させたという。
評価は変わらない。監督就任当初はオシム前監督のサッカーをベースとする方針から、小笠原を呼んでチームを再構築することは、時間的に難しかった。「オレ流」を宣言した3次予選前には、MF香川真司(C大阪)とともに初招集する考えを周囲に漏らしていたが、疲労により断念。体調さえ戻れば、招集を阻むものは何もない状況だ。
小笠原も06年ドイツW杯以来となる日本代表復帰へ「戻ってやりたい」と声を大にする。心配されたコンディションも、5月末の11連休で順調に回復している。厳しい戦いが予想される最終予選。岡田監督は、現在の代表で闘う気持ちを持つ選手が少ないことを自認しており、小笠原の闘志あふれるプレーとキャプテンシーは必ずプラスに働くはずだ。
◆内田祝福メール殺到 ○…22日のバーレーン戦で、DFとして日本代表史上最年少得点記録を樹立したDF内田への祝福メールが殺到していることが23日、分かった。所属の鹿島によれば、通常の6倍に上るメールが寄せられており、そのほとんどが内田あてで、ゴールを祝福するものだったという。内田はこの日、25日の大分戦に備え、非公開で行われた練習に合流した。
◆岡田監督熱血講師もシュートミス披露… ○…岡田監督は23日、埼玉県内で行われた、契約するスポーツメーカー「アディダス」のサッカークリニックで講師を務めた。販売店の優秀な店員に、実戦を通してスパイクの特徴などを知ってもらうのが目的。約3時間のクリニックでは、熱血指導を展開。クロスボールに思い切って左足を振り抜き、シュートミスも披露した。27日にW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が行われるが、対戦国の分析などは「抽選が終わってから」と多くを語らなかった。
(2008年6月24日06時05分 スポーツ報知)
もういい加減にして欲しい報知の小笠原代表復帰記事である。
ガセの報知の面目躍如は不要である。
さわやか篤人
22日のバーレーン戦で日本代表のW杯予選最年少ゴール(20歳87日)を決めた鹿島のDF内田が、チームの練習に合流して同僚から祝福された。昨年から内田をイメージキャラクターに起用する常陽銀行(本店・茨城県水戸市)では、6月上旬からボーナス商戦に向けて夏バージョンにポスターを一新。その矢先に記念すべきゴールが飛び出し、同行広報部では「さわやかさに期待したが、まさかここまでやるとは…」とビックリ。契約は今年で2年目だが「このままずっとやってもらいたい」と話した。
[ 2008年06月24日 ]
入団当初からスポットを浴び続けておる“スター”内田篤人に終生鹿島でやってもらえたらそれはとても嬉しいこと。
常陽銀行広報部もそう願っておろう。
しかしながら昨日の記事でも書いたことであるが、スターであり日本代表に選出され続ければ篤人不在の試合が必ず生じてくるのである。
その不安が我等を悩ませる。
篤人がアジアユースに出場しており、いなかっただけで獲れなかった2006年ナビスコ杯の記憶が生々しい。
あれから二年経っても穴は埋めきっておらぬことは明白である。
チューヤン、健太、當間、(新井場を右に回して)石神に託すしかないのである。
その中では、やはり、石神の攻撃力は群を抜いておるように思える。
特にダニーロとのコンビネーションは抜群で、並の選手では抑えることは不可能であろう。
左利き同士という特異な状況がもたらすハーモニーはJ屈指と言える。
ただ惜しむらくはダニーロ自身がサブでありセットで起用することが困難なことである。
日程が進めば、時代の最先端0TOPを試すやも知れぬ。
その際にはダニーロと石神が君臨する日に他ならないであろう。
篤人最年少得点記録更新
【2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs バーレーン代表】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
6月22日(日) 2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選
日本代表 1 - 0 バーレーン代表 (19:20/埼玉/51,180人)
得点者:90' 内田篤人(日本)
●内田篤人選手(鹿島):
「狙った?って俊輔さんに聞かれたけど、狙ってないと答えました。狙ったわけではないです。ヘディングのシュートは記憶にない。今週練習でヘディングに時間を割いたので取れてよかった。首が太くなっていると思います。今日は左が上がれていたので右で無理することはないと思っていました。ミチ(安田)がこの舞台で行かないわけがないから。代表での手ごたえはまあまあ。色々やらせてもらっている感じです。
(得点シーンは)GKと誰かがぶつかればいいなと思って、間に落とそうと思ったんだけど、巻さんがよく走ってくれた(笑)。あれは俺の得点じゃなくて、巻さんの得点みたいなもの。中に入れた後すぐに戻ったので、点が入ったところを見ていなくて、最初は巻さんが入れたと思った。この試合は勝ちが結構重要だったから、どんなゴールであれ、入ってよかったなと思う。今日はミチ(安田)が左で入って、こういう舞台であいつが燃えないわけがないし、だから絶対ガツガツ行くと思ったので、俺はディフェンスだけでもいいかなというくらいの気持ちで前半はあんまり上がらなかった。カウンターも嫌だったし、左サイドで攻撃ができていたので、右は上がらずにという感じで。今日、守備はそこそこやれたかなと思っている。もう少し跳ね返せていれば楽だったけど。ヘディングは競りに行くというよりは、向こうがヘディングをさせないという感じできていたので、競るのは少し難しかった。雨でスリッピーで後ろに落としたくないというのもあって、(中澤)佑二さんと話し合いながらやった」
以上
DF内田奇跡の最年少ゴール/W杯予選
相手MF(左)と競り合いながらもヘディングでゴールを決める内田
<W杯アジア3次予選:日本1−0バーレーン>◇22日◇2組◇埼玉
日本代表DF内田篤人(20=鹿島)が「奇跡のラッキーゴール」で岡田ジャパンを3次予選逆転首位突破に導いた。バーレーン戦はドローなら2位止まりだったが、0−0で迎えた後半44分45秒に相手のクリアボールをヘッドではね返すと、高いバウンドでGKの頭を越え、決勝弾となった。20歳87日での代表初ゴールは、日本のW杯予選史上最年少得点。アウェーで敗れた相手のリベンジに辛うじて成功。日本サッカーのプライドを守り、最終予選に向かう。
内田はわずかな可能性を信じて飛び上がった。ロスタイム突入まで残り約15秒。「GKと誰かがぶつかれば」。相手のクリアをヘッドで前線にはね返す。山なりのボールがGK手前でワンバウンドし、さらにFW巻が突進。GKとDFのお見合いを誘って決勝弾が生まれた。
序盤にPKを外した中村俊が「狙ったのか?」と駆け寄る。格好良くないことは内田自身が自覚していた。「誰か来てくれてよかった。1人じゃ恥ずかしい」と、はにかんだ。
代表初得点でも羞恥(しゅうち)心は最後まで消えなかった。「代表でゴールを決めずに終わる選手もいる中で記録に残ったけど…」。だが内田は知らなかった。日本のサッカー史上、20歳87日でのW杯予選初得点は中田英寿が持つ20歳151日の最年少記録を更新。そしてその記録が生まれたのも11年前の6月22日だった。
昨年から3世代で代表入り。オフもなく、クラブ、代表の往復で疲れ果てていた。2月のW杯予選タイ戦の1カ月後にはタイでACLを戦ったが「2月の試合ってタイが相手だっけ?」。目の前の試合を戦うことで精いっぱいだった。
だがこの1カ月での代表生活で心も洗われた。初めて中村俊と会話し「ピッチを離れてもサッカーの話ばかり。本当に好きなんですね」。この日の決勝弾は中村俊から教わっていたヘディングだった。
バーレーン戦には苦い思いもあった。3月のアウェー戦は先発落ち。試合3日前の紅白戦で降格を察知した。「自分は小学生からずっと試合に出続けてきたけど、試合に出ない人の気持ちが初めて分かった」。初心に立ち返らせてくれた相手からの決勝弾。「オレじゃなく走ってくれた巻さんのゴール。チームが勝ったことが大事です」。W杯本大会へはまだ長い道のりが待っている。若きサイドバックはラッキーゴールに浮かれることはない。【広重竜太郎】
[2008年6月23日8時53分 紙面から]
内田が代表初得点!日本1位通過/W杯予選
2008.6.23 05:07
自分がヒーローでいいんスか!? 内田(右端)は中村俊輔に頭をなでなでされた(撮影・財満朝則)【フォト】
サッカー2010年南アW杯アジア3次予選最終戦(22日、埼玉スタジアム)どうだ、参ったか、ワッハッハ。日本は試合終了間際の後半44分50秒、DF内田篤人(20)=鹿島=の代表初得点でバーレーンに1−0勝利。3次予選1位通過を果たした。内田のヘディングがワンバウンドし、GKを幻惑させた幸運なゴールながら、これぞ岡田武史監督(51)が求める勝利への執着心。9月6日開幕の最終予選へ、シメシメの締めくくりとなった。
雨か。やけに大きな雨粒だな。あ、ボール!! シュート!? GKモハメドは目を白黒させたはずだ。終了間際、内田が頭で山なりのボールをゴール前へ送ると、競りかけたFW巻(千葉)とGKの間をボールがワンバウンドで抜け、ゴールに吸い込まれた。
「巻さんは危険なところで競りかけてくる。相手GKと日本の選手が、ごちゃごちゃとなればいい」。代表初得点の内田は顔がくしゃくしゃ。神の手ならぬ真空ゴール? なんの、「代表で得点ができない選手もいる。もう少し、きれいな得点がよかったけど、1つゴールできたことはうれしい」と胸を張った。
20歳のDFが代表に定着したのは昨年12月に岡田監督が就任してから。3次予選4連戦直前の5月は腰痛でチームと一緒に練習ができなかった。それでも外さなかった岡田監督に最高の恩返し。
「監督に残れと言われて最後に働けた。本当に感謝している」とジーンときていた。
指揮官も右手のこぶしで小雨を切り裂きガッツポーズ。「我々はどんな試合でも絶対に勝ちたい。うまくてスマートな選手たちがどうしても勝ちたい、という気持ちを見せてくれたのがうれしい」。試合後のロッカールームでは労をねぎらうミーティング。「執念を見せてくれてありがとう!! (今週再開の)Jリーグを頑張ってくれ。オレはEURO(欧州選手権のTV解説)に行くけど…」と軽口も飛び出すほど、快感に浸った。
14日にタイ戦に勝利して最終予選進出決定。この試合は消化試合…のつもりはない。3月26日に0−1で敗れた雪辱戦。「自分のプライド、日本サッカーのプライドのためにも勝ちたい」と公言していたのだ。
欧州、Jリーグでもまれた猛者が集まる代表。しかし、岡田監督は物足りなさを感じていた。「腹の底にあるものを呼び戻してほしい」。選手にはことあるごとに訴えた。5月24日のキリン杯・コートジボワール戦。ベンチ前でDF駒野(磐田)が激しいタックルを受けると、タックルを浴びせたMFエブエの肩を突き飛ばした。先陣を切って闘争心をむき出しにする51歳が、若いジャパンを引っ張っている。
「まだまだこのチームは成長する」。意地の1位通過は、最終予選でグループ2位以内を争うことになる中東勢へ、何よりのプレッシャー。岡田ジャパンが実りの秋へ向かう。(林健太郎)
入っちゃった!内田“強運”最年少弾
<日本・バーレーン>後半45分、クリアボールを内田(左)が競ってゴール前に送ると、巻が相手GKめがけて飛び出し、ボールはそのままゴールへ
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「秘蔵っ子」が岡田ジャパンを1位突破に導いた。日本代表は22日、W杯アジア3次予選最終戦のバーレーン戦を行い、1―0で辛勝した。0―0で迎えた後半45分、相手クリアボールをDF内田篤人(20)が返したヘディングは、バウンド後にGKの頭上を越えるラッキーなゴール。20歳87日での国際Aマッチ初得点は、34年ぶりにW杯予選の最年少ゴール記録を塗り替えた。アウェーでの敗戦の雪辱をした日本は、勝ち点13で3次予選を首位で通過した。
引き分けを覚悟した後半終了間際だった。MF中村憲が前線に上がっていた闘莉王に左からクロスを送る。競り合ったバーレーンDFのクリアボールの落下点にいたのが内田だった。ヘディングでゴール前に戻す。「巻さんが走っていたので、GKと誰かがぶつかればいいな…」。そう思いながら守備に戻ろうとゴールに背を向けた時、“事件”は起こった。
途中出場のFW巻がジャンプしてプレッシャーをかけると、相手GKは味方DFとお見合いする格好になった。ボールはGKの前でワンバウンドしてゴールへ吸い込まれていく。20歳87日は、97年6月22日のW杯1次予選マカオ戦で中田英寿が記録した20歳151日を抜く、日本のW杯予選最年少ゴール。遠藤、中村から祝福され、岡田監督が派手なガッツポーズで喜ぶ。首位を呼び込む起死回生の決勝弾だった。
「監督から何が何でも点を取れ、パワープレーでもいいと言われていた。ヘディング?Jではないし、高校でもあったかな?」。代表初ゴールは自身初のヘディングゴール。「代表でゴールできずにいる人もいる中で、記録に残ったことはいいことだけど…。恥ずかしい」としきりに照れた。
名門・清水東高から06年に鹿島に入り、高卒ルーキーとしては史上初の開幕スタメンに抜てきされた。果敢なオーバーラップを仕掛ける攻撃的左サイドバックは岡田監督に注目される。今年、代表に初招集され、1月26日のチリ戦で代表デビュー。「岡田監督の申し子」とまで言われたが、3月26日、0―1で敗れたアウェーのバーレーン戦が転機になった。
急きょ、3バックに変更したため、4バックしかできない内田はベンチ外。4月には第3腰椎(つい)突起骨折で離脱した。その間に代表に初招集された長友が5月のキリン杯で活躍し、ポジションを奪われた。その長友が右足首を痛め、オマーン、タイ遠征メンバーからを離脱。代わって再招集された時、岡田監督から「ほかにいないというのもある」と控え扱いされた。
それでも、岡田監督からクロスを「合わせようと置きにいくな。お前らしくない」とゲキを飛ばされ、速いクロスボールの精度向上に努めてきた。「本当はゴールよりアシストしたかった」と漏らしたのも、ラッキーゴールではなく、本職のクロスで評価されたいからだ。「まずはメンバーに入ること」と最終予選に向けて話した内田は、ラッキーボーイで終わるつもりはない。
[ 2008年06月23日 ]
内田アッと驚くDF最年少弾…W杯アジア3次予選
代表初ゴールを決めた内田は、安田(右)に冷やかされた(手前は巻)
◆南アW杯アジア3次予選2組 日本1―0バーレーン(22日・埼玉スタジアム) 伏兵が首位突破に導いた。後半44分、DF内田が相手DFのクリアボールをヘディングでゴール前にパス。エリア外から放物線を描き、前進してきた相手GKをワンバウンドで越え、ゴールに転がり込んだ。「守備に戻ろうとした。ゴールは見ていない」歴史的瞬間を見逃すほど、予想もしなかった代表1号だった。
20歳87日での国際AマッチDF登録の得点は、中沢佑二(当時V川崎)の21歳353日を更新する戦後史上最年少記録。Jリーグ発足後(93年)では、最年少得点記録となった。今からちょうど11年前の97年6月22日、中田英寿氏がマカオ戦で作った20歳151日を塗り替える記念日となった。
鹿島の同僚、DF岩政大樹から教え込まれたパス。「DFが一番嫌な場所はGKとDFの間」と耳にタコができるほど言われた言葉。日ごろの意識が天を味方につけ、生涯得点1000得点以上を誇るペレが、狙っても実現できなかったエリア外からのヘディング一発。それを大人になったばかりの内田がやってのけた。
第3腰椎(ようつい)横突起骨折が完治せず、辞退を申し出るつもりだった3次予選の4連戦。岡田監督に引き留められ、帯同を決意した。「記録を残せてよかった。あんなゴールで…。あっ、そんな言っちゃいけないですね」。何も知らない内田は恥ずかしそうに笑うだけだった。
(2008年6月23日06時01分 スポーツ報知)
報知に因ると篤人のヘディングは岩政仕込みとのこと。
ガセの多い報知故怪しい情報ではあるが、鹿島の選手だからこそ実ったゴールだと思うと非常に喜ばしい。
このゴールと完封で日本代表の右サイドに定着してしまう可能性が高くなったと言えよう。
素直に声援を送りたいところではあるが手放しでは喜べぬ。
やはり篤人不在時の右SB問題が解決しておらぬのである。
先日の負傷時はイノパンが務めておったが攻撃力低下は否めず、イノパン自身もCBの選手である。
笠井健太に至ってはまだまだ育成段階でトップ出場は難しいと言わざるを得ないのである。
當間は笠井健太にSBのポジションを奪われプレイ自体観たことがない。
彼等はこれからの選手であろう。
ここで登場するのが、チューヤンと言えよう。
篤人のように駆け上がるスピードはないが、試合の流れを読んでポジショニングを取り右サイドからゲームメイクをする力は天下一品である。
パスの出所が更に増えるため多彩な攻めが期待できよう。
篤人不在でも勝ち続けねばならぬ。
それが宿命なのである。
ユダ契約
中田浩二選手と正式契約を締結
鹿島アントラーズは本日、スイスリーグFCバーゼル所属の中田浩二選手と正式契約を締結しましたのでお知らせいたします。
本日16時より県立カシマサッカースタジアムのピッチ上にて行われた加入記者会見の席上、代表取締役社長・大東和美と中田選手が契約書にサインいたしました。今回の会見はアントラーズとしては初めてサポーターに公開し、約1200名のサポーターの前で行いました。
■中田浩二選手コメント
3年半ぶりに戻ってこられたこと、素晴らしいチームの一員となれたことを大変嬉しく思っています。もうすぐリーグ戦が再開されますが、チームは(国内)3冠とACLを狙える位置にいると思うので、貢献できるように初心に戻って頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
■中田浩二(なかた・こうじ)略歴
1979年7月9日、滋賀県生まれ。帝京高校から1998年鹿島アントラーズに加入。2005年1月にフランスリーグのマルセイユに移籍、2006年からFCバーゼルでプレー。前回アントラーズ所属時にリーグ3回(98、00、01)ナビスコカップ2回(00、02)天皇杯1回(00)、FCバーゼルでスイスリーグ1回(07)スイスカップ2回(07、08)の優勝を経験。J1リーグ通算144試合27得点。国際Aマッチ57試合2得点。
鹿島アントラーズ:中田浩二選手加入記者会見】中田浩二選手コメント [ J's GOAL ]
●中田浩二選手(鹿島):
「みなさん、ただいま。3年半ぶりですが、こうして鹿島に戻って来れたことを、そしてこのすばらしいチームの一員になれたことを大変嬉しく思います。チームは来週から、またリーグ戦が始まります。さっき社長が仰られたように、3冠・3つのタイトルと、ACLも今年はタイトルを狙える位置にいると思います。そのチームに貢献できるように、また初心に戻ってがんばっていきたいと思います。応援よろしくお願い致します」
Q:3年半ぶりのJリーグ復帰となりますが、いまのお気持ちをお聞かせ下さい。
「そうですね、本当にまたこうやって鹿島に戻って来れたこと、このピッチに帰って来れたことは、本当に嬉しく思っています」
Q:バーゼルから残留の誘いもあったということですが、鹿島復帰を決めた理由はなんだったのでしょうか?
「理由は本当にたくさんあるんですけど、言えることは僕が移籍したあとも鹿島は常にコンタクトを取ってくれたし、常に僕を必要としてくれました。今回、契約が切れるということでタイミング的にも良かったと思い決意しました」
Q:個人的にポジションの希望はあるのでしょうか?
「ポジションは監督が決めることなので、僕はこのポジションをやりたいというのはありませんし、監督が望むポジションで、チームが一番良い状態になるポジションでやることが一番だと思っています」
Q:背番号が「6」となりましたが。
「鹿島の6番というと、本田さんが付けてたもので、本当に鹿島を象徴するような選手が付けていたものなので、本当に重たい番号だと思います。自分にプレッシャーをかける意味においても、お客さんとして帰ってきたわけではありませんし、しっかりチームに貢献できるように、そして若手にいい刺激を、チームにもいい刺激を与えられるように6番を選びました」
Q:いまのチームの状態をどう見ていますか?また、そこにどうフィットしていこうと考えていらっしゃいますか?
「何試合か見ましたけれど、最近勝ってないということはありますが、そんなに状況は悪くないと思います。やってるサッカーも良いサッカーをしてると思います。ただ、ちょっとしたきっかけで、ACLとかの試合が続いて疲れとかもあるでしょうし、そういうところで勝ちきれなかった部分があると思います。そうしたところを、メンタルでうまくチームを導いて行ければいいと思います。チームもこの中断期間でリフレッシュできたと思いますし、これから良いスタートが切れると思います。そうなっていくようにやっていきたいと思います」
Q:スイスリーグで自分の力が伸びた部分を教えてください。
「一番言えることは、人間的に成長できたということです。それは文化や言葉が違うところで、ひとりで生活していったというのは大きいと思います。プレーとかっていうと、そんなに大して変わらないと思うんですけど、ただ1対1の部分では多少強くなれたと思いますし、ヨーロッパで3年半できたという自信や経験は、自分にとって一番の大きいものだと思います。そういったものを活かして行ければいいなと思ってます」
Q:怪我の状態はどうでしょうか?
「思ったより長引いてしまったのですが、来週あたりからはチームの練習に合流できると思います。そのへんは、監督・フィジカルコーチと話さなくちゃいけないのですが、7月に入ってからはいけるんじゃないかなという手応えはあります。本当に来週あたりからできるんじゃないかなと思っています」
以上
浩二が3年半ぶり鹿島復帰で公開契約
鹿島に復帰したMF中田浩二が21日、カシマスタジアムで公開契約を結んだ。ソシオ会員を中心に1200人を集め、ピッチ上で契約書にサインし、背番号6を披露した。フランスリーグ・マルセイユ、スイスリーグ・バーゼルをへて3年半ぶりの復帰。中田は「このピッチに戻ってこれたことをうれしく思う。鹿島は常に僕を必要としてくれた。チームに刺激を与えられるように頑張ります」と話した。
[2008年6月21日18時40分]
浩二公開契約、鹿島4冠&代表復帰へ意欲
背番号6を披露する鹿島MF中田浩二(撮影・盧載鎭)
鹿島に3年半ぶりに復帰したMF中田浩二(28)が21日、代表復帰へ意欲を見せた。右ひざ痛が長引き、アジア3次予選中の日本代表招集は見送られたが「厳しい最終予選があるし、まずはケガをしっかり治して鹿島で結果残す」と、7月初旬の公式戦出場を目指す。この日はJでは初めて、カシマスタジアムでファン約1200人を前に公開契約を結んだ。2年半契約で年俸は7000万円(推定)。「国内3冠、ACL制覇を目指して、初心に戻って貢献できるようにしたい」と4冠獲得を宣言した。
[2008年6月22日8時43分 紙面から]
中田浩二がファンの前で鹿島復帰会見
2008.6.22 05:02
中田浩二がファンの前で鹿島復帰会見
スイスリーグ・バーゼルからJ1鹿島に復帰するMF中田浩二(28)が21日、カシマスタジアムで加入会見。ピッチで契約書にサインし、背番号は6に決定。1200人のファンに披露された。鹿島の6番といえば本田泰人氏(サンケイスポーツ専属評論家)が06年に現役引退して以来、国内公式戦では欠番。中田は「本田さんは鹿島を象徴する選手。重たい番号だけど、自分にプレッシャーをかける意味で選びました」と説明した。右ひざ痛はほぼ回復し、週明けには全体練習に合流予定。「もちろん代表にも戻りたい」と意欲を見せた。
ただいま鹿島!中田7・13復帰戦
公開入団会見を終え、鹿島の大東社長(右)と握手する中田浩二
Photo By スポニチ
バーゼルから鹿島に復帰したMF中田浩二(28)の初戦が、7月13日のホームでのFC東京戦となることが有力となった。中田は21日、カシマスタジアムでクラブ初の公開入団会見に臨み、契約書にサイン。約1200人のサポーターが見守る中、背番号6のユニホームに袖を通し「ただいま。国内3冠やACLに貢献したい」と抱負を口にした。痛めていた右ひざ骨挫傷もようやく完治。来週から練習に合流するが「再発させないよう2週間はしっかり準備したい」とFC東京戦に照準を合わせた。
3年半ぶりの古巣復帰で契約期間は2年6カ月。今月末で代理人との契約を解除し“生涯鹿島”を誓う。「代表にも呼ばれたいし、まずはチームで結果を残したい」。日本代表の岡田監督も注目する男がいよいよ始動する。
[ 2008年06月22日 ]
中田が鹿島と正式契約
J1鹿島は21日、復帰が決まっているスイス1部バーゼルの元日本代表中田浩二(28)と正式契約を結んだと発表した。
98年から04年まで鹿島でプレーした中田は、05年にマルセイユ(フランス)に移籍。06年からバーゼルでプレーした。中田は「3年半ぶりに戻ってこられたこと、すばらしいチームの一員になれたことをうれしく思う」と談話を発表。6月末までバーゼルとの契約が残っており、7月以降に鹿島の選手でピッチに立つ。
(2008年6月21日22時28分 スポーツ報知)
中田、代表戻りたい…鹿島公開入団会見で決意
バーゼルから鹿島に復帰したDF中田浩二(28)が21日、カシマスタジアムで行われた公開入団会見に臨み、07年6月キリン杯以来となる日本代表復帰を目指す決意を明かした。「(代表に)戻りたい。これから最終予選と厳しい戦いになっていくし、まずは鹿島で結果を残して、地位を築きたい」と言い切った。
5月のキリン杯では招集状を受けたが、右ひざ半月板の手術を受けた影響で辞退を余儀なくされた。現在もリハビリを続けており、来週には全体練習に合流、7月中旬に試合復帰する予定。順調に回復すれば、7月28日から始まる日本代表候補ミニ合宿への招集は確実だ。まずは同合宿参加を目指し、復帰への道を歩むことになる。
国内で背負う番号は、ミスターアントラーズこと本田泰人氏が現役時代につけていた6番、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、5番に決定した。「重すぎる番号だけど、自分にプレッシャーをかける意味もあって、選んだ。番号を新しいものにしていきたい」と意気込んだ。
(2008年6月22日06時01分 スポーツ報知)
どこまで報知はガセを報じ続けるのか。
ユダは代表について全く触れておらぬ。
そんなことは全くしゃべらずに会見は終わったのである。
報知は自分たちがメディアであることを忘れているとしか思えぬ。
逆に公式に質問をしたサンスポには敬意を表したい。
練習試合 流通経済大学戦

1本目
田代 マルキーニョス
野沢 本山
満男 青木
新井場 伊野波 岩政 チューヤン
小澤
マルキーニョス、満男×2
田代の不調が気になる。
2本目
興梠 よよ
ダニーロ 誓志 小谷野
修人
石神 伊野波 當間 健太
杉山
興梠×3、ダニーロ
ダニーロはこのレベルでは別次元。
小谷野も実戦で見てみたい。
しかし、なんと言っても修人である。
こんな逸材であったとは!
ラーメン満男を食べてみたかった。
田邊涙目
中田“生涯鹿島”…代理人と契約解消、移籍封印
バーゼルから鹿島に復帰するDF中田浩二(28)が、FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人の田邊伸明氏との契約を6月末をもって更新しないことが20日、分かった。同氏に帰属していた肖像権などの権利を鹿島に戻し、新たな代理人とも契約しない。21日の正式契約、復帰会見を前に、鹿島に骨を埋める覚悟を決めた。
2004年1月、鹿島との契約切れを待って、移籍金ゼロでフランス1部・マルセイユへ移籍。強行手段ともいえる手法が批判され、一部サポーターから「裏切り者」と呼ばれることもあった。だが、今後は代理人をつけないことで移籍を完全に封印。残りの選手生活を鹿島にささげる意向だ。
実は海外でプレーしている間も、カシマスタジアムの年間シート200万円分を毎年購入していた。移籍金を残すことが出来なかった分、クラブの利益につながるよう、ポケットマネーから大枚をはたいていた。4年ぶりに復帰する古巣への恩返しに心血を注ぐ。
(2008年6月21日06時01分 スポーツ報知)
続々報じられるユダの鹿島報道である。
彼もイメージアップに躍起になっているとしかいいようがない。
それだけのことをしたのだから仕方のないところ。
とはいえ、努力は認めてあげたい。
寿命の短い選手生命の残りを鹿島に捧げ我等と共にあることを誓うというのであれば、それは喜ばしいことと思う。
しかし、それは選手として有能であってこそ。
やはり、プレイで見せる以外に道はないのである。
クロスで勝負せよ
内田、クロス&ミドル
◆南アW杯アジア3次予選 日本―バーレーン(22日・埼玉スタジアム) 20日の約1時間半の練習で日本代表DF内田篤人は、バーレーン戦で先発が確実な右サイドから低空クロスを繰り返した。力強いミドルシュートも放ち「サイドなんで、得点につなげたいなとは思う」。最後はDF駒野らほかのサイドバック陣とヘディング練習。「バーレーン対策と思うけど、はね返せばいいんで」と話した。
(2008年6月21日06時01分 スポーツ報知)
篤人のクロスは質が高い。
どうしても負傷中に代役で出場した伊野波のクロスと比べてしまう。
ただ、クロスの質ならば笠井健太も負けてはおらぬ。
PSM水戸戦で見せたクロスは光っておった。
もう一皮剥ければ出場相成るというもの。
期待せずにはおられないのである。
ユダ背番号継承か
鹿島復帰の浩二が伝統「6」継承
鹿島MF中田浩二(28)がクラブ伝統の背番号6を継承することが20日、分かった。6番は元日本代表で06年に引退した本田泰人氏の代名詞の番号。引退後は空位となっていたが、クラブはバーゼル(スイス)から4シーズンぶりに復帰する中田に受け継がせることを決定。クラブ史上初めてカシマサッカースタジアムで一般公開される21日の入団記者会見で、新背番号をお披露目する予定。現在、中田は右ひざ痛のリハビリ中。当初見込まれていた7月初旬の公式戦出場はずれ込むことは確実な状況だが、光り輝く6番を背負って完全復活を目指す。
[2008年6月21日8時0分 紙面から]
誰もが以前の背番号5を背負うと予想しておったが、クラブの決断は6とのこと。
確かに5番は裏切った番号であり印象が悪い。
ここはイメージを一新する意味もあるということであろう。
なんにせよ背番号でサッカーをするわけではない。
プレイでのみ我等に答えを見せてくれればそれでよいのである。
ただ、ACLはどうなるのか気になるところ。
東洋大戦
連係に課題残す
2008/06/19(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 7頁
東洋大と練習試合
Jリーグ1部(J1)鹿島は18日、クラブハウスグラウンドで東洋大と練習試合(50分×1、60分×1)をした。6−2(1本目4−2)で勝ったが、連係がうまくいかず、2失点したこともあり、25日から再開するリーグ戦へ向け、課題が残る試合となった。
1本目の先発はGK小澤、DF笠井、伊野波、大岩、新井場、MF小笠原、青木、野沢、本山、FW田代、マルキーニョス。2本目はGK杉山、DF當間、中後、石神、MF鈴木、増田、ダニーロ、遠藤、FW興梠、佐々木のほか、センターバックにユースの選手が出場。
岩政は足首を痛め欠場、曽ケ端も出場しておらぬ。
そんな中で連携に課題を残すとは非常に不安である。
ただ、篤人、イノパンに続く第3の右SBに笠井健太が起用されたことは喜ばしい。
得点者は1本目、本山、マルキーニョス、田代、野沢、2本目は興梠、ダニーロ とのこと。
攻撃陣は好調である。
ところで2本目のCBはチューヤンとユースくんとのこと。
大道の穴が大きい。
それ以上に金古と後藤はどうなっておるのであろうか。
それこそ世界最大の謎である。
鹿島神宮清掃
謹慎中の鹿島大道、船山が鹿島神宮を清掃
5月下旬に飲酒運転の不祥事を起こした鹿島MF大道広幸(20)、船山祐二(23)が18日、茨城県鹿嶋市内で奉仕活動を行った。今月いっぱいまで謹慎中の2人が活動を行うのは今回が初めて。午前8時前から鹿島神宮の参道などを、クラブスタッフ、宮司とともに約1時間半のほうき掛けで清掃した。
船山は「自分たちの軽率な行動で、チームメートや鹿島に迷惑をかけ、サポーターも裏切った。信頼を取り戻せるように頑張る」と頭を下げた。大道は「人1倍、2倍、恩返ししないといけない」と声を震わせて、決意を示した。
[2008年6月19日7時51分 紙面から]
鹿島・大道、船山が鹿島神宮を1時間清掃
2008.6.19 05:01
酒気帯び運転で5月に摘発された鹿島MF大道と同乗のMF船山が18日、社会奉仕活動の一環として鹿島神宮の参道などを午前8時から約1時間かけて掃除した。チーム名の由来は、鹿島神宮で飼われているアントラー(鹿の枝角)ということもあり“原点”からの再出発。船山は「信頼されるのは難しいけど、またピッチに立ちたい」と話し、大道は「多くの人を裏切ってしまった。これから一生懸命がんばりたい」と声を震わせた。(鹿嶋市)
心もきれいに…酒気帯び選手が鹿島神宮清掃
鹿島神宮で清掃作業を行う船山(左)と大道
Photo By スポニチ
酒気帯び運転で摘発された鹿島のMF大道広幸(20)と、車に同乗していたMF船山祐二(23)が社会奉仕活動を開始した。竹ぼうきを手に鹿島神宮の約300メートルの参道で約1時間、清掃作業を行った。大道は「きょうが初めてですけど、やっていくうちに自分の心も清掃できれば」と声を震わせ、黒く染め直した短髪姿の船山も「何カ月、何年先かは分からないけどピッチに立ちたい」と語った。2人にはクラブから謹慎処分が科されており、練習合流は来月から。同神宮では出場停止処分が明ける9月末まで週1回、社会奉仕活動を行う。
[ 2008年06月19日 ]
キャンプにも帯同できず練習にも参加でない二人が鹿島神宮の清掃を行い、自らの心も洗浄しようとしているとのこと。
心がけ一つでいくつもの見方が変わり、視野も広がってこよう。
我等も彼等の復帰を待ち望んでおる。
ただ、以前と変わらぬままでなく、新生大道・新生船山として。
ヱヴァンゲリオン新劇場版:序のように。
ユダ記者会見を行う
中田浩二選手の公開記者会見について
6月21日に県立カシマサッカースタジアムで行われる練習試合(vs流通経済大学)終了後、中田浩二選手の加入記者会見を行います。
練習試合をご観戦いただいた皆様にも、スタジアム内大型映像にて会見の模様をご覧いただけます。なお、当日はメインスタンドでイベントが開催される関係上、一般のサポーターの皆様にはバックスタンドのみ開放することになっております。
・日時 6月21日(土)
14時〜 練習試合vs流通経済大学
16時〜 中田浩二選手記者会見
・場所 県立カシマサッカースタジアム
※会見場所はスタジアム内を予定(天候に応じて決定します)
練習試合の後にユダが公開謝罪を行う模様。
しかしながら我等は言葉は信じぬ。
ユダはプレイでのみ答えを示すのだ。
それ以外にあの男を認めることは無かろう。
篤人の代表選出に思う
日本代表メンバーに内田選手が選出
本日、6月22日に行われる2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アジア3次予選 vsバーレーン代表(埼玉)の日本代表メンバーが発表されました。
鹿島アントラーズからは、内田篤人選手が選出されました。
これで篤人が6月21日の練習試合流通経済大学戦に出場しないことが決定した。
普通に考えればイノパンが右SBを務めることとなるのであるが、北京五輪時期の代役を検討する上で他の者が抜擢される可能性も考えられる。
最も可能性が高いのが石神を左に起用し新井場を右に回すという案。
昨季も何度も使われた戦術である。
とはいえ、そろそろ笠井健太か當間建文に期待したいところである。
健太はアウェイのクルンタイバンク戦で途中出場し、守備では致命的なミスを犯すも攻撃力の片鱗を見せてくれた。
そろそろ花開いても良いのでは無かろうか。
また、當間は独特のキャラクターでチームに和みを与えておることばかりが伝えられ、本来のプレイは秘密兵器そのものである。
ここらで一発ブレイクして欲しいところ。
篤人・イノパンのいない五輪時期はチャンスなのである。
穴を埋めるのではなくポジションを奪い、チームの底上げを担ってもらいたい。
その伏線が土曜日の練習試合に張られるよう願って止まない。
キーマン誓志
2008/06/14(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
後半戦のキーマンの1人に挙げられるのがMF増田誓志だろう。リーグ戦にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、ナビスコ杯と、後半戦は日程もさらに過酷になることからも、運動量が抱負で身体能力も高い、攻撃的MFの増田の出番は増えてくるはずだ。本人にもその自覚はある。
「常にいい状態にいないと出られない。キャンプはきついけど、完ぺきにフィジカル、パフォーマンスを出し切りたい。それが後半の後半の運動量につながると思う」と、精力的に練習に取り組んでいる。
去年から変わったところは笑顔が多く見られるようになったことだ。有望株として入団した増田も今年で5年目。「危機感が増えたことで、いろんな部分で欠点とかを冷静に見つけられるようになった。あと、それを整理するようになりましたね」。昨季終盤には移籍騒動もあったが、試合だけでなく練習から真剣勝負を挑んでくる小笠原、本山らの姿勢を肌で感じ「精神的な面で足りなかったと気付けた。(チームを)出ていたら、今でも気付かなかった部分」と、サッカー選手としての階段を一歩上ったようだ。
その上で、前半戦を振り返り「コンディションだけでなく、モチベーションも大事。監督はそういうところを敏感に感じ取っている。出られないときはそこが足りなかったと思う」と厳しく自分を戒め、「そこをどう保つか。このチームは練習でやれば、チャンスはくれる。チャンスが増えるかどうかは自分自身の問題」と気を引き締めた。増田の挑戦は、ここからが本番だ。179?、75?。宮崎県出身。
昨季末には移籍騒動にまで発展した誓志であるが、出場機会よりも自らの成長を選択し残留したことは記憶に新しい。
今季になっても出場機会はさほど与えられずイライラが募る日々であろう。
しかしながら、くさっていた昨季とは異なり今季は笑顔を見せ耐えておる模様。
自分の位置取りが見えてきたと思われる。
足りなかったものを補い、自分の良さを更に引き出せば、出場機会は自ずからやってくる。
「今日のマジックアワーを逃したら、どうすればいいか知ってますか?」
「明日のマジックアワーを待てばいいのですよ」
チューヤンに期待
中後 後半戦巻き返し期待
2008/06/13(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
正確なパスが持ち味のボランチとして、昨季は開幕からスタメンに名を連ねていたMF中後雅喜は今季、我慢のシーズンを迎えている。「慣れないポジションで先発した試合もあったが、ACLも出られなかった。とにかく出場機会が少なかった」と前半戦を振り返った。
開幕戦は大岩、岩政の両センターバック(CB)が出場停止となったこともあり、CBで先発フル出場。「やったことないポジションで、ぶっつけ本番だった」が無難にこなし、勝利に貢献した。本職のボランチは昨季終盤から小笠原、青木で固定されており、その後もDF登録でのベンチ入りが続いた。
「役割としては、勝ってるときに出ることが多く、途中から出場して引き分けたり、ミスや判断の遅れとかで失点もした」。慣れないポジションでの苦闘が続く中、収穫もあった。「しっかり相手に付く、裏を取られないという意識は高まったし、後ろからボランチの動きを見られたのはプラス。複数のポジションができるようになったことで、試合に出場する機会は増やせると思う」と前向きに話す。
現在は、柏戦で左手の甲を骨折したこともあり、プロテクターを着けながらプレー。「まだ握る力とかは落ちているが、骨は付き始めている」と経過は良好のようだ。「ボランチで出るのが一番いいが、まずは常にメンバー入りを続けること。去年も夏場で変わったので、この合宿で体力を強化し、先発できるようにアピールしたい」。後半戦での巻き返しに期待だ。178?、73?。千葉県出身。
今季、青木+満男の出来が素晴らしく、ここをいじらなければならぬ試合は少ないであろう。
しかしながら、そのポジションを虎視眈々と狙い続ける男がいる。
それがチューヤンである。
昨季の前半は4試合連続ゴールもあり、不調にあえいだチームを浮上させる力となったが、夏以降青木+満男コンビが熟成されると出番が少なくなってしまった。
とはいえ、指揮官の信頼は厚い。
ナビスコ杯も始まる後半は前半戦以上の過密日程となる。
レギュラーポジションだけでなく今は控えに甘んじておる選手の力が必要となるのである。
ここを耐えてポジションを奪ったときにこそ、チューヤンだけでなく我等の戦術が一つ前へ進んだときとなるであろう。
全員で未知なる領域へ進もうではないか。
ユダ順調に回復中
中田、リハビリ順調
2008/06/13(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
○…7月から鹿島に復帰する中田浩二が合宿に帯同、順調にリハビリに励んでいる。右ひざ半月板を手術し、その後に骨挫傷も判明したことから回復が遅れているが、「リハビリにも慣れているので、焦らずにやる」と笑み。「スイスより日本語も通じるし、冗談も言える」と同期の小笠原らと談笑するなどリラックスした表情を見せている。
室内での補強運動のほか、グラウンドでのメニューも行う。12日はランニングのほか、スパイクを履いてパスなどの基本的な動作も確認した。まだ、動いた後は右ひざに多少、水がたまるということから本格的な練習はしていないが「アイシングなどで、すぐに腫れも引く。フィジカル的にも筋トレや走ったりして上げているので、腫れが引けばすんなり(全体練習に)入れると思う」と話した。
ユダは順調に回復へ向かっておる模様。
それよりもメンタル面の充実が伝わってくる。
ゲームキャプテンを任された過去も持つだけに、彼の言動はチームへ影響力がある。
チームを鼓舞するのであれば裏切り者とて使い道があろうというものであろう。
しかしながらそれだけでは、我等は納得せぬ。
少なくとも貴重な戦力となる予定故、我等を納得させるプレイをいち早く魅せて欲しいものである。
篤人全力投球
内田「腰もう大丈夫」ロングスロー解禁
カメラに向かって笑顔でピースサインを見せるMF香川(左)とDF内田
DF内田篤人(20)が得意のロングスローをタイ戦で解禁する。「もう腰も大丈夫になってきたし、ロングスローを使いたいと思う」。4月に第3腰椎(ようつい)横突起骨折をした影響で、復帰以降も腰に負担のかかるロングスローを控えていた。だが7日のオマーン戦でフル出場。これまでは出場直後は反動で通常の練習メニューをこなすのも難しいほど痛みが出たが、10日は問題なく全メニューを消化。11日は腰を鋭くひねって好クロスを連発した。
内田はしなやかな背筋と腰の力を生かしたロングスローに「人よりは飛ぶ」と自信を持っている。岡田ジャパンで使用する機会は少なかったが、下年代の代表戦の経験から「国際試合では使える」と言う。データが少ない中で使えば相手は虚を突かれる。タイは高さもないため空中戦を有利に運べる。内田の長距離砲が日本の活路を開く。
[2008年6月12日8時5分 紙面から]
リハビリも完治の域へ近付いている模様。
少々安心した。
ところでニッカンよ、7日のオマーン戦はフル出場しておらぬぞ。
昇竜よよ
FW・佐々木竜太 出場した試合「点を取る」
2008/06/12(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
「もっと点を取らないと駄目です」。いつ質問しても、同じような返事なのが3年目のFW佐々木竜太。果敢なドリブル突破、どこからでもゴールを狙う姿勢。若さあふれるプレーで、サポーターを魅了する20歳は、常に上昇志向だ。
今季はリーグ戦6試合2得点。そのほとんどが途中出場で、出場時間はわずか146分。90分当たりの得点率は約1.23点で、8得点で得点王にいるマルキーニョスの約1点を上回っているが、先発の座はなかなか回ってこない。それだけに、第13節・柏戦での先発フル出場は大きな転機となった。「スタメンと途中から出るのでは大きく違う。大きかった」。試合展開やペース配分を考えたプレーを求められることを肌で感じたようだ。
自ら課題に挙げるのがFWとしての質の向上。「ボールを収めて、もっと周りを使わないと…。でも、持ちすぎてもいけないし。その判断かな」。若さゆえ周囲が見えなくなる場面もあるが、自覚しながら、少しでも落ち着いたプレーができるように、基本的な技術のレベルアップにも努めている。
「点を取り続けたら使ってくれると思うし、駄目なら出番がなくなる。出た試合は全部点を取り、もっとチームに貢献したい」。鹿島の昇竜が爆発すれば、連覇への道も切り開ける。180?、74?。鹿嶋市出身。
柏戦のフル出場で一皮剥けた様子である。
フィジカル・ライティの異名を持つ佐々木竜太は、平瀬の速さ、本山の巧さ、隆行の強さを兼ね備える次世代ストライカーである。
その若きFWが更なる覚醒をしようとしておる。
昇竜拳で相手を倒すのである。
しかしながら、本来は昇龍拳が正しい。
MS-IMEの誤変換には困ったものである。
Jヴィレッジキャンプ本格始動
J1鹿島、キャンプイン 後半戦へ本格始動
2008/06/11(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島は10日、25日から再開するリーグ戦後半戦へ向けキャンプ地の福島・Jヴィレッジで本格始動した。選手らはサポーターら約100人が見守る中、午前と午後に、みっちりと練習をこなした。
午前は、ハーフコートの中で4対4の状況をつくり、コートの外側にプレーを補助する4人を置きポゼッション、マンマークの意識向上を図った。午後は室内での練習後、砂場で靴を脱いでトレーニングを実施。「普通にフィジカルをやるより、新鮮だった」と田代が話すように、筋力的にはきつい練習にもかかわらず時折、笑顔を見せながらメニューをこなした。
合宿は14日まで。小笠原は「みんなで追い込みたい」と目標を掲げ、「中断前にチームのパフォーマンスを落としたが、そういうときこそ頑張りが必要。苦しいときでも、みんなで頑張れるようになりたい」と抱負を語った。
長期休養が明けて10日、チームは合宿へ行き本格始動した。
シーズン前の合宿に日本代表で参加できなかったセンターラインの中軸である田代と岩政も今回は問題なく参加しており、期待が持てる。
小笠原主将の申すように中断前のパフォーマンス低下は大問題であった。
このキャンプで問題点を克服し、更なるステップアップをしようではないか。
森昌子演じる桔梗の機転で小次郎将門の元へ逃げ去ることが出来た良子であった。
篤人モデルデビュー
日本代表DF内田がモデルデビュー
練習で軽快な動きを見せる内田
◆W杯アジア3次予選第5戦 タイ―日本(14日・バンコク) 「鹿王子」内田がモデルになる!! DF内田篤人(20)=鹿島=がモデルデビューすることが10日、分かった。7月23日発売の女性向け雑誌「JUNON」「MAQUIA(マキア)」の9月号など数誌に掲載される。内田は昨年末の代表入り後、癒やし系ルックスで女性に人気急上昇。絶え間ない女性誌からの依頼に鹿島もゴーサインを出した。
「MAQUIA」では速水もこみちらトップアーティストしか登場できない欄で紹介される。撮影の際は「緊張した」と振り返った内田だが、「(本職の)モデルでもただ立つだけということは難しいのに、あっさりやってしまった」とスタイリストを驚かせた。7〜9月の3か月で最大5誌に登場する可能性がある。
(2008年6月11日06時01分 スポーツ報知)
鹿島の営業部長の面目躍如である。
これでファン獲得となればスタジアムも更に活気づくであろう。
かつて女性ファン獲得に大きく貢献した阿部、本山を超える存在へと化けるやも知れぬ。
希望を言うならば大竹しのぶとの対談も実現させて欲しいところである。
伊野波、興梠負傷
U23代表伊野波が左足首痛で練習見合わせ
U−23(23歳以下)日本代表DF伊野波雅彦が、左足首痛のため、10日に都内で行われた同代表合宿の全体練習参加を見合わせた。前日9日の練習中に負傷し、この日、精密検査を受けた。幸い大事にはいたらず「大丈夫です」と練習場に隣接する施設内で治療とリハビリに専念。12日の親善試合U−23カメルーン戦での出場は、当日までの回復を考慮して決める。
[2008年6月10日21時10分]
興梠 ラストチャンスで強み生かせるか
5月のトゥーロン国際大会(フランス)に不参加だった選手でただ1人、サッカー男子の北京五輪代表決定前の最後の実戦メンバーに加えられた。FW興梠(鹿島)は「練習からアピールする。普段以上のプレーをしなければ」と張り切る。
左アキレスけんに軽い痛みを抱え、体調は万全ではないという。それでも合宿初日の9日は試合形式の練習で軽快な動きを披露。最終選考を前に、選手個々の評価に慎重になっている反町監督も「動きは悪くなかった」とみる。
興梠の強みはドリブルだろう。特に鋭い反転から相手選手の間を抜け出す技術に秀でる。本人も「FWだから点はほしいが、得意のドリブル突破も出したい」と言う。Jリーグ1部(J1)鹿島は5月21日のアジア・チャンピオンリーグを最後に公式戦を戦っておらず、疲労がない点も有利だろう。
今季は2月のキャンプで右足首をねんざして出遅れた。J1では控えが多く、9試合2得点の不本意な数字が残る。「鹿島でゲームに出られなければ五輪なんて無理」と代表候補に選ばれる前に語っていた21歳が、ラストチャンスを生かせるか。
[ 2008年06月10日 20:09 ]
U-23代表に招集されておる二人であるが、二人共に負傷を抱えておるとのこと。
これではもはや北京への道は閉ざされたと考えて良いのでは無かろうか。
DFのポリバレントと重宝されてきた伊野波であるが、専門職が揃ってきた今となってはお払い箱の香りがする。
FWのラストチャンスと息巻く興梠も4番手の選手とあってはOAが入ってくるなり負傷者が復帰すれば出場チャンスはない。
そして今回の負傷と相成っては、もう日本に残ってJを戦えと天が言っているようなものである。
むしろ我等はJで戦うことを望む。
熱気の残る夕刻にキックオフされる北京五輪のサッカー競技は体調への影響が怖いのである。
そのように時刻が設定された裏側に野球競技との兼ね合いが潜むところも醒めさせられる。
二人はよくやった、もう鹿島で共に戦おうではないか。
そして南アフリカを目指そう。
鹿島で結果を出して。
処分決定
所属選手の酒気帯び運転に関するクラブへの処分
弊クラブ所属選手の大道広幸が酒気帯び運転で検挙され、その車に同じく弊クラブ所属の船山祐二が同乗していた件について、Jリーグが本日、弊クラブに対して以下のような処分を下すことを発表しましたので、お知らせ致します。
■処分内容
1.けん責(始末書提出)
2.制裁金300万円
■大東社長コメント
処分を厳粛に受け止め、クラブとして猛省いたします。すでに発足している再発防止委員会の活動を実効あるものにし、法令順守の徹底や安全運転の啓発を行い、今後このような反社会的な行為が行われないように努めたいと思います。
Jリーグからの処分が決定された。
大東社長の申すように厳粛に受け止めてこの件は終わりとしたい。
クラブとしては再発防止の策を徹底することで前へ進むと思われる。
選手はピッチ上で答えを見せる以外にない。
両選手の出場停止が解けたときこそ、新たなるチームがベールを脱ぐそのときなのである。
我等も真摯に受け止めてきた以上、このチームに託す夢は大きい。
共に前へ進もうではないか。
ナビスコ杯トーナメント決定
我等がACLで免除されたナビスコ杯予選リーグが終了しベスト8が出そろった。
左側は予選リーグ2位同士が当たるという奇異な組み合わせのため偏ったトーナメントとなっておる。
ACL組の我等とガンバを同じ側に組み込んでしまうという企みも働いており、明らかにサッカーとは別の次元で力が働いておることが見て取れる。
去年の順位を並べてみれば、14位vs12位、11位vs13位、7位vs3位、4位vs優勝となっており一目瞭然であろう。
これも一つの試練である。
しかしながら、我等には中断明けからカップ戦要員も加わるので、安心して戦うことが可能となる。
我等は一つ一つ勝利を積み重ねるだけである。
ユダ、マイペース調整
中田浩二7・2ナビスコ杯でJ復帰
7月から鹿島に復帰するMF中田浩が、9日からの福島合宿で全体練習に部分合流する。7日に都内で開催されたサッカーイベントに出席。現在は右ひざ骨挫傷からの復帰を目指してリハビリ中で「9日から鹿島の合宿があるので少しずつ練習に合流していきたい」と説明した。早ければ7月2日のナビスコ杯準々決勝が復帰戦になる見込み。日本代表については「3次予選突破後に代表に入れるようにコンディションを上げていきたい」と話していた。
[ 2008年06月08日 ]
中田浩、最終予選から代表参戦宣言…スーパーサッカー特別トークショー
トークショーで笑顔をみせる鹿島DF中田浩(中)
鹿島に復帰したDF中田浩二(28)が7日、東京都内で行われたTBSテレビ系の「スーパーサッカーPLUSスペシャルトークショー」に特別ゲストで出演。イベント後、南アW杯アジア3次予選突破後の日本代表合流を熱望した。
右ひざ半月板、骨挫傷で戦列を離れている中田浩は「(日本代表が)予選を突破した後に自分が入っていけるようにしたい」と、9月から始まるW杯アジア最終予選での岡田ジャパン初参戦を目標に掲げた。
現在は実戦復帰を目指してリハビリ中。9日から、鹿島の福島・Jヴィレッジ合宿に参加する予定。「いきなり完全合流はしないですけど、ちょっとずつ合流していければ」徐々に全体練習に加わる時間を増やしていく計画で、オリヴェイラ監督からも「焦らずにやってくれればいい」と言われており、マイペース調整で復帰を目指す。
トークショーでは欧州選手権の優勝国を「ドイツ」と予想し、観客を沸かせた。復帰戦は早ければ7月2日のナビスコ杯準々決勝第1戦(対戦相手未定)になりそう。岡田監督の“恋人”が間もなく帰ってくる。
(2008年6月8日06時00分 スポーツ報知)
のんびりマイペースで調整している割には復帰戦は7月2日と契約直後である。
その上、日本代表へ向けてコンディションを整えるなどとふざけたコメントまで述べておる。
現状でカップ戦要員なのであるから、ナビスコ杯に集中して欲しい物である。
とはいえ、代表の惨状を見ると助けてやりたい気持ちも湧き起こってくる。
手の施しようが無くなる前に手を加えてあげるべきであろう。
ユダ程度を貸すのはやぶさかではない。
我等は懐深く器大きく行動迅速なのである。
ユダ、ユーロを予想
鹿島復帰の浩二が欧州選手権で独Vを予想
7月から鹿島に復帰するバーゼルDF中田浩二が7日、都内で行われた欧州選手権イベントのトークショーに出演した。「W杯よりもユーロ(欧州選手権)の方がレベルが高い」と断言した中田は、1次リーグから各代表の状況を分析。A組はポルトガル、スイス、B組はドイツ、クロアチア、C組はイタリア、ルーマニア、D組はスペイン、スウェーデンの決勝トーナメント進出、ドイツの優勝を予想した。中田は「ドイツはリーグ戦も比較的に楽だし、決勝トーナメントまで力を温存できるのでは」との理由を挙げた。またバーゼルでのプレーを通じて知り合った選手も数多く出場することもあり「親近感がある。試合もバーゼルのスタジアムで行われますし」と口にしていた。
[2008年6月7日21時40分]
フランスGL突破無理と予想するのか。
マルセイユで苦汁を舐めた記憶がそう予想させるのであろう。
我等はその苦渋以上に苦い肝を舐めたのであるぞ。
サッカー+1マッチ JAPANスターズ×WORLDスターズ
まだ現役行ける。
曽ケ端も1対1を止める大活躍。
PKを外させたオーラは圧巻。
2失点の林くんはまだまだかな。
負傷のユダはベンチ要員。
篤人出場へ
DF内田が長友代役で先発決定的
日本代表DF内田が右足首の故障で離脱したDF長友に代わって6日のW杯アジア3次予選オマーン戦の先発が決定的となった。6日は右サイドバックに入り、MF中村俊と初めて合体。「ウッチー(内田)には話した。明日は大丈夫だと思う」と言う中村俊に「話しましたけど内容は2人だけの秘密」とちゃめっ気たっぷりに笑った。腰痛で長く戦列を離れていたが「変に意識しすぎず、自分のやりたいことをやる」と意気込みを口にした
[2008年6月7日9時36分 紙面から]
DF内田、自分なりにやる W杯予選
2008.6.7 05:00
サッカー日本代表は7日、アウェーでオマーンとW杯3次予選を戦う。右足首痛のDF長友(FC東京)に代わって先発するDF内田(鹿島)は「長い間、試合やってなかったので、変に意識せずに自分なりにやりたい」。腰痛で出場機会に恵まれず、2月23日の東アジア選手権・韓国戦以来の出番。右のMF中村俊輔と同サイドで「話し? 2人だけの秘密です」とムフフ。同年代のMF香川(C大阪)や長友に話題をさらわれた日々と、おさらばだ。
内田 計画的な試合運びをする
日本代表の内田は右足首を痛めている長友に代わり、右サイドバックで先発する可能性が高くなった。「キリン杯の時からいつでも準備はしていた。力むことなくやりたい」。4月に第3腰椎(ようつい)横突起骨折で約1カ月の離脱を強いられた影響で長友が活躍。今野が出場する可能性もあるが、出番となれば2月23日の東アジア選手権・韓国戦以来の代表戦。「ペース配分を試合中にやっていかないと」と考えながら走るつもりだ。
[ 2008年06月07日 ]
内田5試合ぶり先発復帰…7日 W杯アジア3次予選 オマーン戦
◆南アW杯アジア3次予選 オマーン―日本(7日、ロイヤル・オマーン・ポリス・スタジアム) DF内田が、オマーン戦で、東アジア選手権の韓国戦(2月23日)以来5試合ぶりに先発復帰することが6日、確実になった。公式練習で主力組に入り、積極的な攻撃参加を披露。「もうけがとか、暑いとか言ってられない。ここに来ている以上、出たらやるだけです。一生懸命走ります」と意気込んだ。
4月に第3腰椎(ようつい)横突起骨折。5月末のキリン杯で代表に招集されたが、当初は腰の痛みで辞退を申し出るつもりだった。それでも、宿舎で岡田監督から直接残留を希望され、帯同を決意。代表合流から16日間、リハビリメニューを経て、ようやく試合に出場できる体を取り戻した。「長い間試合に出ていないけど、変に意識しないようにしたい。やりたいことをやるように」と自然体で復帰戦に臨む。
(2008年6月7日06時01分 スポーツ報知)
チームが休養する中で懸命にリハビリに励んできた篤人が実戦復帰とのこと。
これで試合感を取り戻して欲しい。
ちょうど良い練習試合である。
クラブ一丸となり反省
選手酒気帯び発覚で鹿島「飲み会」自粛
鹿島が「宴会禁止令」を出していることが5日、分かった。5月20日に若手2選手の酒気帯び運転が発覚。Jリーグの名門として信頼を失う不祥事となった。選手、スタッフへの再教育を徹底するとともに、大東社長がクラブ職員に対し、今月いっぱいまで大人数による飲み会の自粛を通達していた。
選手だけの責任ではなく、職員も襟を正す覚悟だ。禁酒ではないが、職員同士で飲みに出掛けることはなくなり、スカウト陣も視察先では関係者と飲酒することを控えている。スポンサーとの付き合いもある営業担当は例外のケースもあるが、連帯責任を負っている格好だ。鈴木満取締役強化部長は「全体として反省しなければいけない」と話した。
前日4日には選手を集めて緊急ミーティングを開催。あらためて社会的ルールの順守を確認した。ブラジル人に対しては大東社長のサイン入りのポルトガル語訳のプリントを配布。山崎強化担当も「日本ではルールを守らなければ大変なことになる。社長のサインが入っているということはそれだけ意味が重い」と話す。近日中には地元警察関係者を招き、安全運転講習会を開く予定。クラブ全体で信頼回復を図り、再出発する。
[2008年6月6日7時34分 紙面から]
クラブ一丸となって不祥事の責任を取り、失墜した選手の信用を取り戻そうと努力しておる。
我等はファミリーであり、罪の意識を共有する必要があるのである。
表向きだけの反省や取り繕いではない。
また、職員の減俸などによる金銭の問題にすり替えてもおらぬ。
本質に迫って行動をしておるのだ。
失敗は失敗と反省し、それをも糧としておるのである。
一つ深く掘り下げ、一つ前へ進むのである。
U-23 興梠・伊野波選出
U-23日本代表メンバーに興梠・伊野波選手が選出
6月12日(木)に国立競技場で行われる国際親善試合vsカメルーン代表戦のU-23日本代表メンバーが発表されました。
鹿島アントラーズからは、興梠慎三選手・伊野波雅彦選手の2選手が選出されました。
昨日報じられたように興梠が復帰し、定番となった伊野波と共に選出された。
北京五輪へのラストチャンスであろう。
興梠だけでなくSB起用に落ちぶれた伊野波もである。
知らぬまに電車は動きだしてた
街の灯に自分を重ねてみた
今日も君に逢いたいけれど
すれ違ってゆくばかり
僕だけが取り残されたようで
友達が幸せそうに見えた
でも最近じゃ自分をもっと
好きになろうと心に決めたんだ
wow
give me a chance
最後に賭けてみたいんだ
once more chance
後悔だけはしたくない
一体どこまでできるかも分からないけど
give me a chance
願いを形にできるように
ユダ負傷癒えず
鹿島がオリベイラ監督、FWマルキーニョスらブラジル勢が来日し、本格的に始動した。ボールを使ったフィジカルトレーニングを中心に2部練習で汗を流した。ただ復帰するMF中田は右ひざ痛の回復が遅れ、全体合流は今月中旬のキャンプ以降となる見込み。クラブ幹部は「無理をすると長引く可能性があるから慎重に治さないと」と話した。
[2008年6月5日8時59分 紙面から]
休暇明けには合流し即戦力として活躍するのかと思いきや、重要な合宿は別メニューとのこと。
これでは期待に応えてくれるとは到底思えぬ。
記事のクラブ幹部コメントから察するに、契約はする方向なのであろう。
となれば貴重な戦力として獅子奮迅の働きが求められるというもの。
とはいえ、ユダ自身もノンビリ遊んでいたわけでは無かろう。
負傷が癒えぬことを彼の責任にしてはかわいそうである。
中断明けは現有戦力で戦い、秋から始まるACLトーナメントを含む連戦時に活躍してくれれば良いと考えておきたい。
我等はすべてに勝利せねばならぬ故、どん欲な気持ちで挑んでおるのだ。
国内三冠はもとよりアジア征圧、そして世界制覇の野望を抱いておるのである。
我等は戦う、どんな敵に対しても。
篤人大学受験へ
鹿島・内田が来春早大受験!体育教師へJと二足のわらじ
疲れた表情も見せずオマーンに到着した内田
日本代表DF内田篤人(20)=鹿島=が教員免許取得を目指し、来春の大学入学を検討していることが4日、分かった。Jリーガーを対象とした特別選抜制度を持つ早大人間科学部の通信教育「eスクール」を受験することが有力。将来的には体育教員資格取得を目指す。現役日本代表の大学進学は異例。内田は引退後のセカンドキャリアを考え、準備を進める意向だ。
内田が大学生Jリーガーになる。「来年あたりから大学に行きたい。今から将来のことを考えて勉強したい」と明かした。引退後の生活に備え、大学で体育の教員免許を取得する目的。受験先は所属の鹿島と相談しながら決めるが、早大の「eスクール」への入学が有力だ。
先生になることも長年の夢だった。小学校の卒業アルバムには「サッカーの選手か先生になることが夢」と記したという。30代前半に現役を退くイメージを描く内田にとって、第2の人生は長い。「若いうちから準備を進めておけば、引退後も困らない」堅実な20歳は今年から本格的な準備に取りかかる。
教員免許取得には大学卒業が最低条件。静岡の進学校・清水東高出の内田は、まずは通信教育のある大学に入学。その卒業が見込める段階になったら、新たに通信教育で教員免許取得コースを履修するという手順を踏むことになる。Jリーガー、日本代表として多忙を極めるが、「若いときの苦労は買ってでもしろ」という精神で取り組むつもりだ。
プロ入りの際にもJ7クラブからオファーを受けながら、最後の最後まで教員免許取得を考え、大学進学を検討していたほど。この日、チームとともにマスカット入りした内田は「この暑さ、半端ないけど、腰は大丈夫」とオマーン戦出場に意欲十分。サッカーでの頂点も目指しながら、来年は先生への道も歩み始める。
◆主なプロスポーツ選手と大学
▼サッカー 今年からプロ転向したDF長友(F東京)が明大政経学部4年。昨年はDF安田(G大阪)が通信教育課程で早大人間科学部に入学した。DF井川(川崎)は関大法学部を中退し、今年から桐蔭横浜大法学部に在籍。過去にはDF宮本(現ザルツブルク)が同大経済学部、MF松井(現サンテティエンヌ)が立命大経営学部に在籍。
▼野球 東出(広島)が昨年末に内田が目指す早大人間科学部「eスクール」に入学。試合のない日に携帯電話でのテストなどを受けている。
(2008年6月5日06時02分 スポーツ報知)
川俣慎一郎の後輩として早稲田大学を目指すとのこと。
篤人も更に多忙となろう。
とはいえ、頭脳を鍛えることはサッカー選手にプラスにこそなれマイナスにはならぬ。
更なる飛躍が見込めるであろう。
大学キャンパスで広末涼子を捜してもとっくのとうにおらぬので注意すること。