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マル&マルいざ出陣

[ 天皇杯:4回戦 鹿島 vs 国士舘 ]10/31練習の様子

天皇杯では先発起用が予想されるマルシーニョ。リーグ戦でもキレのある動きを見せていたので、活躍が期待されます。

[ 天皇杯:4回戦 鹿島 vs 国士舘 ]10/31練習の様子

リーグでは他を引き離しトップスコアラーの地位を確実にしつつあるマルキーニョス。興梠・田代が点を決めただけに期するところがあるようです。

天皇杯はマル・マル同時起用の模様。
遂にマルシーニョの覚醒が拝めるのであろうか。
そしてダニーロも加わったブラジルトリオで国士舘大を撃破しようという試み。
更に、ここに来て田代の調子も上向きに見受けられる。
FWは誰を起用するのか迷うところであろう。
ここしばらく負傷者の情報ばかりが溢れ出ており、寂しい思いであったが、選手はコンディションを整えいつ出陣してもよい状態にしておったのである。
プレスをかけて我等を封じ込めようと画策する国士舘大に対し、力の差を見せつけることが義務である。

秋春問題山積み

Jリーグ「秋春制」シーズン移行、障害山積み
2008.10.30 23:46
 Jリーグのスケジュールを現行の春開幕、冬閉幕から秋開幕、翌春閉幕(秋春制)に変更するいわゆる「シーズン移行」論議が再燃している。日本協会の犬飼基昭会長が「2010年からの移行を目指したい」と強く主張し、28日の「Jリーグ将来構想委員会」(鬼武健二委員長)で今後、本格的に検討することを確認した。しかし、日本特有の学校制度や気候など、障害も少なくなく、すんなり移行実現とは行きそうもない。
 シーズン移行論議は今に始まった話ではない。Jリーグによると、1995年ごろには「移行すべきではないか」との意見が出ていたという。2000年には、今後のリーグのあり方を考える「ネクスト10プロジェクト」の議題に取り上げられ、06年をメドに検討を続けていくことも確認された。だが、いまだ実現に至っていない。
 移行による最大のメリットは、世界のカレンダーに一致すること。世界のサッカーをリードする欧州は秋春制を採用しており、国際サッカー連盟(FIFA)も欧州中心のスケジュールを組む。結果1、2月に国際Aマッチデーが入ることが多く、日本代表選手はほとんどオフなしというのが実情だ。日本代表のオシム前監督もかつて指摘した点で、犬飼会長は「今のままでは選手がつぶれる」と危ぐする。

 秋春制になれば、選手間の国際移籍もスムーズになるほか、夏場を避けるためプレーそのものの質向上も期待できる。犬飼会長はJリーグ専務理事時代から秋春制移行の必要性を訴え、日本協会会長就任後はホームページでも持論を展開、実現に強い意欲を燃やす。この問題についてJリーグ選手協会で選手にアンケートを採ったところ、賛成意見が7割を占めたという。
 一方、デメリットは雪国のクラブの試合や練習への影響だ。欧州では観客席に熱線を通すなどの工夫をしているが、日本にそういうスタジアムはなく、観客動員での苦戦は必至。犬飼会長は「冬場はアウェーを増やせばいい」と話すが、練習場はそうもいかない

 また、学校制度やスポンサー企業の決算期の問題など、春を起点とする日本の社会構造との調整も必要だ。Jリーグは将来的に下部リーグとの入れ替え戦も行う予定で、Jリーグだけ秋春制に変えてもひずみが生じる。鬼武チェアマンは「地域のクラブのことも考えないといけないし、下部リーグのこともある。日本サッカー界全体をどう構築するかの問題」と慎重だ。
 リーグ関係者は「メリットは多いが、デメリットも多い。それだけ難しいから、10年間議論してきてまだ結論が出ない」と話す。それでも鬼武チェアマンは今後、将来構想委員会の中で秋春制になった場合の具体的なシミュレーションを行う意向をを示した。ただ、実施時期の目標は設けられず、実現するかは不透明だ。
(森本利優)

産経新聞がJリーグの秋-春制以降について記事を載せておる。
概ね、よく語られる意見の列挙であるが、一般紙に掲載されるということは世間の視線が集まっているということでもある。
ぬくぬくとテレビで観戦する輩や、欧州かぶれの人間の意見を真に受けておっては日本の文化は守れぬ。
ワールド杯で勝利するため日本代表を強化するのであれば、先人をただ追随するだけでは願いは叶わぬであろう。
古来、ワールド杯で活躍するチームはその国の文化を出し切ったチームと言われておる。
であれば、猿まねでは劣化コピーは出来ても勝利には至らぬと言えよう。
ここは、日本の良さを更に引き出す文化を創り出して欲しいのである。
改悪には断固反対なのである。

サテライトリーグ ザスパ草津戦

2008 サテライトリーグ 第13日
<総評>
田代の先制ゴールとマルシーニョのゴールで2-0と今季サテライトリーグ最終戦を勝利で飾った。前半は寒さのためか単調なリズムの試合展開となった。その中で前半終了間際の44分、野沢とマルシーニョのコンビがチャンスを作り、最後は日曜のFC東京戦でもゴールを決めた田代が豪快に先制点を叩き込んだ。後半、先制点の勢いそのままに攻める鹿島。特に野沢、マルシーニョ、そして船山が積極的にボールを動かす。何度か好機を逸した末、終了間際の88分、野沢がゴール前の船山にラストパスを送る。これは船山が相手選手につぶされてしまうが、そのこぼれ球をマルシーニョが冷静に草津ゴールへ流し込んだ。結局、試合はこのままタイムアップ。鹿島は2-0と結果的には快勝で今季サテライトリーグの全日程を終えた。

<奥野コーチコメント>

選手たちのいいところと課題が出た試合だったと思う。また、90分通して同じメンバーで戦えたことは選手たちにとって貴重だった。結果的に2-0と勝利したことは嬉しい。ただ、これからもやっていかなければ行けない作業をみんなで努力してやっていくことが大事。(同じメンバーで90分通して戦ったことは)色々な意図があってのこと。サテライトだけを捉えてやるのではなく、今後の天皇杯、リーグ戦含めて考えている。試合に出場するコンディション作りもある。

Jサテライト 鹿島 最終戦飾る
2008/10/30(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 7頁
 JサテライトリーグCグループは29日、カシマスタジアムで鹿島−草津の1試合を行い、鹿島は2−0(前半1−0)で最終戦を勝利した。鹿島の通算成績は2勝3分け1敗、勝ち点9。

 鹿島の先発はGK小澤、DF笠井、大道、大岩、石神、MF増田、船山、野沢、マルシーニョ、FW田代、佐々木。前半はミスも重り、なかなかリズムをつくれなかったが、44分に野沢の左クロスをマルシーニョが胸で落とし、田代が右足で決めて先制。後半43分にはマルシーニョが追加点を奪い、草津を突き放した。

 ▽Cグループ
鹿島 2−0 草津
(前1−0 後1−0)
▽得点者【鹿】田代(前半44分)マルシーニョ(後半43分)


豪華なメンバーである。
特に1G1Aのマルシーニョには期待がかかる。
元セレソンの本領を発揮する日が近づいてきたと感じる。
日本のサッカーに順応するまで少々時間がかかったが、それはダニーロも同じこと。
リーグ終盤から天皇杯に続く日程で開花してくれるものと思われる。
これで負傷の本山の代役はマルシーニョが最右翼となった。
相手は大学生である。
他のメンバーはともかくマルシーニョは力・格の違いを見せつける必要があるであろう。
サテライト暮らしをするような、ベンチに座るような選手でないことをを我等に示して欲しい。
マルシーニョの夜明けは近いぜよ。

青木剛 秋-春制移行反対

Jの秋春制移行に鹿島・青木「日本の良さなくなる」
 鹿島の日本代表のMF青木剛(26)が29日、Jリーグの秋・春シーズン制への変更案に対し、不安の声を上げた。「どちらになっても、選手は決定に従うだけ」と理解を示した上で「夏に試合をしなくなることで、日本の良さがなくなってしまうのではないか、という心配はある」と続けた。

 危惧(きぐ)するのはW杯アジア予選、ACLなどで行う海外のアウェー戦を考えてのこと。中東や東南アジアでは必ず酷暑の中での試合となる。これまでは夏場に多くの試合をこなすことで「アウェーの暑さに順応できていた」というが、夏に試合を行わない新制度では「暑い中で試合ができなくなってしまうかもしれない」というのだ。

 日本サッカー協会やJリーグでこれから議論を重ね検討していくが、選手の声も大切な意見となるはずだ。

(2008年10月30日06時02分 スポーツ報知)

青木はわかっておる。
秋-春への改悪にメリットなど無い。
上から押しつけられる悪しき変革に耐えるばかりでは、正義は貫けぬ。
我等はこの皇帝と共に戦うのだ。
倒幕への意志は固まったのである。

ユダ復帰まで三ヶ月

中田選手が手術
標記の通り、中田浩二選手が10月29日、都内の病院でチームドクターの執刀による手術を受けましたのでお知らせします。

傷病名:右膝関節軟骨損傷
術式:内視鏡下での骨穿孔術(こつせんこうじゅつ=ドリリング)
復帰まで:約3カ月


中田右ひざ手術終了、来季開幕目指す

フィジカルトレーニングで汗を流す(左から)興梠、岩政、内田、伊野波
Photo By スポニチ

 右ひざ痛で戦列を離れていた鹿島DF中田が、都内の病院で右ひざ手術を受けた。関節部分の軟骨が損傷していたため、内視鏡下で患部にドリルで穴を開ける骨穿孔術(こつせんこうじゅつ)を行い、全治は3カ月と診断された。中田はバーゼルに所属した4月に同個所を手術。だが、鹿島に復帰した7月以降も患部に水がたまるなど回復の兆しが見られなかったため再手術に踏み切った。順調に回復すれば来季の開幕には間に合う見通しだが、チームは連覇がかかるリーグ残り4試合と天皇杯を中田抜きで戦うことになった。
[ 2008年10月30日 ]

ユダの手術が成功し、軟骨移植は行われず骨穿孔術で済んだとのこと。
これで引退という最悪の事態は避けられた。
復帰は三ヶ月後。
お目見えは秋田の引退試合ということになろうか。
来季の新戦力として楽しみしたい。
京へは戻らず天璋院と共に幕末を迎えるのである。

天皇杯へ気持ちを切り替えよ

鹿島「リセットして」天皇杯国士舘大戦へ
 鹿島がリセットボタンを押して、11月2日の天皇杯4回戦国士舘大戦に臨む。26日の東京戦でリーグ戦8試合ぶりの敗北を喫し、優勝争いも混沌(こんとん)としてきた。ダメージの残る黒星だったが、29日の練習前にミーティングを行い、オリベイラ監督は選手に「リセットしていこう。天皇杯は違う大会だが2連覇をモチベーションに戦う」と促したという。格下相手だがMF青木は「天皇杯は一発勝負。サッカーは何が起こるか分からない」と気を引き締めていた。
 [2008年10月29日19時50分]

前節の敗戦は痛かった。
しかしながら気持ちの切り替えが重要である。
「リセット」この言葉で素早く立ち直りまた走り始めたい。
外見は普通の小学生の女の子で、実はサイボーグの西山リミットがトラブルを解決する物語は、「ミラクル少女リミットちゃん」であり「リセット」ではない。

本山全治二週間

鹿島、J連覇ピンチ…本山雅も負傷
2008.10.29 05:01

FC東京・長友(左)との接触プレーで倒れる本山。主力の相次ぐ故障で連覇のピンチだ【フォト】
 首位を走る鹿島が満身創痍(そうい)だ。26日のFC東京戦(味スタ)で腰を痛めたMF本山雅志(29)は28日、全体練習に姿を見せず、クラブハウス内で治療に専念。29日にはDF中田浩二(29)が右ひざの手術を受ける。

 痛々しく腰を曲げながら、本山は報道陣の前に現れた。「(腰が)伸びない。痛いです。ふいに相手選手が来たので」

 FC東京戦の前半に、相手選手と接触。後半開始から交代した。精密検査で異常は見当たらなかったが、痛みは消えないままだ。

 今夏にスイスリーグ・バーゼルから鹿島に復帰したDF中田は右ひざ痛がひかず、右ひざの軟骨除去手術に踏み切る。主将のMF小笠原満男(29)は、左ひざ半月板と前十字靭帯を損傷。来季の開幕にも間に合わない。

 本山は「誰しも痛みを持ってやっている。リーグ戦は行きますよ」と、11月9日の新潟戦(カシマ)での強行出場を明言した。勝ち点3以内に上位5チームがひしめく混戦のJリーグは残りわずか4試合。試練を乗り越えてこそ、頂点が見えてくる。
(峯岸弘行)

天皇杯回避…本山、リーグ戦に懸ける!
 FC東京戦(26日)で腰を痛めた鹿島MF本山が、復帰までに約2週間を要する見込みとなった。エックス線検査で異常は見られなかったが、橋本トレーナーは「全治2週間ほど」との見通しを示した。これで11月2日の国士舘大との天皇杯4回戦は欠場することが決定的。それでも、本山は「次のリーグ戦は行けると思う」と、連覇に向け負けられない11月9日の新潟戦への出場に意欲を示した。
[ 2008年10月29日 ]

本山、天皇杯・国士舘大戦は欠場へ…鹿島
 26日のF東京戦で腰を痛めた鹿島MF本山が、11月2日天皇杯の国士舘大戦(カシマ)を欠場することが分かった。負傷から2日が経過したが、通常歩行も困難で練習も別メニュー。「痛い。大丈夫じゃない。天皇杯は無理です」と話した。だが、11月9日リーグ新潟戦は、回復経過にかかわらず「絶対に出る。休んでやれない」と強行出場も辞さない考えだ。
(2008年10月29日06時01分 スポーツ報知)

先日のFC西東京戦で負傷した本山が天皇杯国士舘大戦の出場を回避するとのこと。
かなり痛みがある様子。
我等の痛みどころでは無い。
ここは一試合欠場し、確実に治していて欲しいところ。
本人は治らずともリーグ戦には出場する意気込みである。
その意気込みはチームに伝播すると思われる。
満身創痍の我等であるが、チーム一丸となり優勝へ向かいたい。
本山の分も他の選手が走るのだ。
走って三つの栄誉を得るのである。

秋田豊引退試合公式発表

秋田豊氏の引退試合開催について
元日本代表DF秋田豊氏(鹿島-名古屋-京都、現京都コーチ)の引退試合を以下の通り開催することになりましたのでお知らせいたします。

・日 程:
2009年2月1日(日) キックオフ15時~

・場 所:
カシマサッカースタジアム

・カード:
鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田

・出場選手:
両クラブに在籍経験のある選手(OB選手を含む)の中から決定する。
決まり次第、順次お知らせいたします

■秋田豊(あきた・ゆたか)
1970年8月6日、愛知県出身。
現役時代のサイズ:180センチ、78キロ
愛知高校(1986)─愛知学院大学(1989)─鹿島アントラーズ(1993)─名古屋グランパス(2004)─京都サンガ(2007)
※2007シーズン限りで現役を引退

【クラブでの主な実績】
リーグ優勝4回(96、98、00、01)
ナビスコカップ優勝3回(97、00、02)
天皇杯優勝2回(97、00)
A3チャンピオンズカップ優勝(03)
※以上いずれも鹿島アントラーズ所属時代

日本代表での主な実績】
国際Aマッチ45試合4得点
1998、2002FIFAワールドカップ日本代表メンバー

■秋田氏コメント

このような形で引退試合ができることになり、この上ない喜びを感じています。敵、味方にかかわらず、昔一緒にやった選手たちとまたピッチでプレーできるのは楽しみであり、感謝の気持ちでいっぱいです。僕を応援してくださった方たちに最高のプレーを見てもらえるように頑張ります。

8月に報じられておった秋田の引退試合であるが、正式に公式発表と相成った。
二十世紀末から二十一世紀初頭を飾ったジュビロ磐田との対戦とは胸を熱くする企画ではないか。
当時のジュビロは本当に強いチームであった。
日本サッカー史上最高と言って良いであろう。
しかし、そのジュビロが倒すことができなかった相手が我等鹿島アントラーズなのである。
好敵手という言葉がよく似合う。
この懐かしき対戦を心待ちにするファンは多いであろう。
少々気が早いが、楽しみにしておきたい。

ユダ引退危機

中田引退危機 右ひざ明日手術…最悪軟骨移植も

右ひざが選手生命にかかわる状態にある恐れが浮上した鹿島DF中田
 右ひざを負傷している鹿島DF中田は、29日に都内の病院で選手生命をかけた手術に臨むことが決まった。27日に受けた精密検査で、右ひざ軟骨損傷が想像以上に悪化していることが判明。手術内容は実際に患部を開いてから執刀医が判断するが、最悪の場合は軟骨移植手術を受ける可能性もあるという。

 故障個所は「大腿(たい)部内果部」で、ひざの“お皿”の内側にある軟骨。クラブ幹部によれば、考えられる処置は大まかに3通りある。まずは損傷した軟骨を除去する手術。これだと早ければ1か月で復帰できる。2つ目は軟骨除去後、残った軟骨に穴を開けるもの。削り減った軟骨の再生にも期待ができるという。だが、復帰には数か月を要する見込みだ。

 そして、軟骨自体を移植する手術。元オリックスの清原和博氏が受けたが、痛みが引かず、引退の引き金となった。中田の場合、反対の左ひざから軟骨を部分的に移植する。復帰には半年以上を要し、完治も難しい。同幹部は「移植手術も可能性としてはある。いずれにしても来年の開幕には間に合わない」と、悲壮な表情を見せた。

 来年はW杯アジア最終予選が佳境を迎えるため、負傷前は代表候補と考えていた日本代表・岡田監督には頭が痛い事態。クラブにとっても、MF小笠原が左ひざ前十字じん帯損傷で来季開幕は絶望。中核2人を欠く状態で新シーズンに入ることが濃厚となった。

 ◇中田の負傷の経過 ○…バーゼルに所属していた今年4月、スイス杯決勝ベリンツォーナ戦で、右ひざ半月板を損傷。現地で手術を受け、全治1か月と診断された。7月の鹿島復帰後も右ひざに水がたまる症状が続き、痛みが日に日に増した。軟骨損傷が原因で、今月23日、このままプレーを続けることは不可能と判断。鹿島のオリヴェイラ監督らと相談し、再手術を決意した。

(2008年10月28日06時02分 スポーツ報知)

手術の前に受けた精密検査でユダの負傷が想像以上に悪いことが明らかになったとのこと。
来季の開幕はおろか選手生命の危機もありえる。
彼のキャプテンシーと守備的センスは長らく我等に貢献してくれるものと思っておっただけにこの報せは衝撃である。
開幕絶望は覚悟しておったが、引退は寝耳に水である。
とはいえ、軟骨除去で済めば一ヶ月で復帰もあり得りえ、天皇杯に間に合う。
ユダ本人だけでなく我等も天に祈る思いである。
タレントへの道を歩むにはまだまだ若いと言わざるを得ない。
伊藤淳史は愚痴外来であるし、中井貴一は麻酔科医、どちらも当てにあらぬ。

本山負傷離脱も

本山まで!鹿島「黄金世代」消えた…J1第30節

前半27分、長友(右)と交錯して痛がる鹿島・本山。検査の結果次第では、チームを離脱する可能性も浮上した
 ◆J1第30節 F東京3―2鹿島(26日・味スタ) ただの1敗ではなかった。前半で退いたMF本山が「腰が痛くて(取材は)すいません」と引き揚げていく。関係者によれば、前半40分すぎの接触プレーで、腰椎(ようつい)ねん挫を負った疑い。近日中に精密検査を受けるが、小笠原(左ひざ前十字じん帯損傷)、中田(右ひざ負傷)に続き、中核選手が離脱する可能性が出てきた。

 前日、他の上位勢が勝ち点を伸ばせず、F東京に勝てば連覇を大きく引き寄せるはずだった。だが、MF増田が「差を広げるチャンスだと意識しすぎた」と明かすように、チーム全体が攻め急ぐなど空回り。1度もリードを奪えないまま3失点を重ね、逆に2位名古屋との勝ち点差は1に縮まった。しかも、今後に不安を残す形となった。

 経験が勝敗に影響する終盤戦。本山が負傷離脱となれば大きな痛手だ。試合直後のロッカールームで、GK曽ケ端が「まだ首位だぞ。大丈夫だ」とゲキを飛ばした。「残念だけど、このまま勝ち続ければ優勝できる。それは変わっていない。勝っていけばいい」とMF中後。首位はキープしたものの、リードと呼べるリードはなくなった。

(2008年10月27日06時01分 スポーツ報知)

極めて悪質なチャージで負傷した本山は想像以上に重傷だったようである。
この試合で本山の離脱は痛かった。
離脱が痛くなかったとしても、この悪質なチャージにカードはおろかファールすら与えられなかったことには疑問が残る。
Jリーグを混戦にし最終節まで優勝を決めさせない、そして特定クラブを優遇したい協会の笛が本当に存在するのではないかと勘ぐりたくなってしまう。
「疑わしきは罰せず」
ここは無罪にしておかねばならぬ。
しかしながら、このようなジャッジが続くようでは、Jリーグのそして日本サッカー協会の荒廃を招くだけである。

FC西東京戦コメント・報道

鹿島アントラーズ :監督
今日は互いに多くのチャンスを作り、それを決めるか決めないかの違いだった。右サイドを狙ってくることは予想をしていたし、試合中も注意をうながしたが、今日に関しては彼らの狙いが上手くいっていたと思う。今日はこれまでの試合で拾えていたセカンドボールを上手く拾えず、相手に中盤でボールを上手くサイドに散らされてしまった。中盤の攻防を制することが結果につながる思う。

【J1:第30節 F東京 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
10月26日(日) 2008 J1リーグ戦 第30節
F東京 3 - 2 鹿島 (14:05/味スタ/33,596人)
得点者:56' カボレ(F東京)、59' 興梠慎三(鹿島)、77' 長友佑都(F東京)、81' 大竹洋平(F東京)、84' 田代有三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「みなさんこんにちは」
※会見は質疑応答で始まりました。
Q:敗因は受身にまわったことでしょうか
「別に受身になったとは感じてはいない。確かに東京はアグレッシブにやってきた。同じように我々も勝利を目指してチャンスを作ったが、決めるところを決めるというところで差が出たように思います」
Q:F東京の左サイドに対して、どのように対応したのか。
「彼らがそこを狙ってくることはある程度予想していた。試合中も何度か注意を促しました。チームによっては逆サイドの新井場のサイドを狙ってくるチームもある。我々にとってもサイドを崩せるかがポイントでもある。チームによっては極端に徹底してワンサイドを狙うところがある。内田のサイドを狙っても、失敗しているチームもある。今日に関しては彼らの狙いがうまくいったと思う。ただ、全てが悪いとも思わないし、よかったとも思わない。サッカーは、狙いがはまったときもあればはまらないときもある」
Q:これから残り試合を戦う上で何が一番大事なのか。
「まずチーム全体の安定感が大切だと思います。各ゾーンにそれぞれ役割があって、それには効率と機能がある。今日に関しては、効率という面でよくなかったように思える。どのチームもサイドを狙う。ただ、そこにボールを運ぶためには中盤の攻防が大切になる。セカンドボールの競り合い、あるいは拾うという作業が大事です。そこで拾って組み立てることができるかでサイドを崩せるかどうかに大きく関わってくる。今日に関してはうちがセカンドを上手く拾えなかった。そこでどうしても相手が中央でリズムを作り、サイドにボールを散らしてきた。そこから徹底してサイドを狙うということが機能していたと思う。全てを悲観することはない。セカンドを拾うための作業を徹底する、あるいは意識づけだったり、配置だったりを修正していかなければならない。それが自分の仕事だと思っているし、それを上手くやっていけば、中盤の攻防を制することに繋がっていくと思っています」
Q:前半から互いに攻めあう形だったが、鹿島としてはどうだったのか。
「確かにボールがいったりきたりする展開は好ましくない。自分たちとしてはやはり、少し相手の寄せが甘いからそこをうまく落ち着いてやるということができればよかった。そうすれば、もう少し、チャンスや効率という部分で力を発揮できたのではないかと思う。最終的には、うちが相手と同数のチャンスを作りながらも、それを決めるかどうかという問題があった。サッカーにはそういう日もある。それがたまたま今日になったのかもしれません」

以上

【J1:第30節 F東京 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●興梠慎三選手(鹿島):
「個人的に得点できたことは嬉しい。ただ、抜け出すチャンスだったのに、ここで勝てなかったことは反省しないと。すぐ追いつけたのはよかったけど、追加点をとることができなかった。気持ちは入っていたけど、追いついて緊張が緩んだのかもしれない。まだ首位なので残り試合を全勝すればいい。1週間の練習で盛り上げたい。F東京は戦う姿勢があった。ガンガンこられてやりにくかった。上位陣が負けて、こういうところで勝たないと」

鹿島止まったVへの重圧/J1

前半10分、東京DF茂庭(右)のチャージに舞う鹿島FW興梠
<J1:東京3−2鹿島>◇第30節◇26日◇味スタ
 優勝へ見えない重圧がのしかかっていた。リーグ戦8戦ぶりの黒星の後、DF内田篤人(20)がポツリとこぼした。「昨日の名古屋と大分の結果? 気にし過ぎたかな…。関係ないとは思うんだけど…」。自問自答するような姿は、2連覇への意識が働いた表れだった。

 優勝を争うライバルは25日の試合でつまずいた。鹿島が東京に勝てば、2位名古屋とは残り4試合で勝ち点4差。一般的に残り試合数と同じ勝ち点差が逆転可能な範囲といわれる。鹿島にとってこの1勝は、安全圏突入へ目前という重みを持っていた。

 だが歯車がかみ合わなかった。立ち上がりから果敢にプレスをかけてくる東京に防戦を強いられた。前半は自陣左サイド、後半は右サイドを狙われ、自慢の両翼の威力がそがれた。内田は「(東京FW)カボレが攻め残ったのが嫌だった」と後方へ意識を向けさせられた。MF本山も腰を痛めて前半で交代。クラブ関係者が「打撲ではなくひねったので心配」と不安を残す負傷だった。

 後半39分には途中出場のFW田代が公式戦では5月21日のACLナムディン戦以来の得点を決めた。プロ入り以来続いた「田代が決めれば必ず勝つ」の必勝神話も、26戦目でついえた。「勝たないと意味がない。勝ち点1差はないのと一緒」と表情は険しかった。

 鹿島は独走態勢に入る好機を逃し、首位から勝ち点3差に5チームがひしめく混戦を、自ら招いてしまった。
【広重竜太郎】
 [2008年10月27日8時45分 紙面から]

鹿島・伊野波、ブーイングにも「重圧なかった」
2008.10.26 18:44
 Jリーグ1部(J1)第30節最終日(26日・味スタほか=5試合)鹿島のDF伊野波は昨年まで所属したFC東京を相手に初めてプレーし「重圧はなかった。前にいたチームだし、(FC東京の)スタジアムに帰ってこられたのもよかった」と話した。

 鹿島ではセンターバックの定位置をつかんでいる。古巣のファンにはブーイングで迎えられた。伊野波は「ブーイングは気にしていない。ただ、結果を出せなくて残念」と敗戦を悔しがった。
(味スタ)

鹿島痛恨…興梠同点弾も“不敗伝説”崩壊
2008.10.27 05:10

FC東京・茂庭(手前)のブロックにボールを奪われる鹿島・興梠。後半14分に同点ゴールを奪ったが、チームは苦杯(撮影・大橋純人)【フォト】
 Jリーグ1部(J1)第30節最終日(26日・味の素スタジアムほか=5試合)首位を走る鹿島が、まさかの足踏みだ。前日25日に2位名古屋が引き分け、3位大分は敗戦。勝てば、連覇に向けて独走態勢に入れる状況で、痛い黒星を喫した。

 「受け身にまわったとは感じていない。われわれは勝ちを狙ったが、決定力のところで差が出てしまった」。オリベイラ監督は、8月23日の名古屋戦以来、8戦ぶりの敗戦に下を向いた。

 先制されたが、後半14分に日本代表FW興梠が同点ゴール。その後、勢いに乗るFC東京に、続けざまに得点を奪われた。「マジ、こういうときに勝てないです」と興梠もガックリだ。

 興梠は14試合、FW田代は25試合にわたり、公式戦でゴールを決めればチームは負けないという“不敗伝説”を守ってきたが、それも崩壊してしまった。両FWのゴールが初めて勝ち点につながらず、2位名古屋に勝ち点1差に迫られた。

 「1差は、ないに等しい。ただ全部勝てば自力で優勝できる」と田代。かろうじて首位をキープしたが、優勝争いは大混戦に。残り4試合。鹿島が前年王者の意地を見せられるか。
(峯岸弘行)

鹿島 相手の術中にはまった〜

FC東京に敗れ、天を仰ぐ鹿島・興梠(中央)。左は勝利喜ぶFC東京・長友
Photo By 共同

 【鹿島2−3FC東京】鹿島が許した2点目と3点目は、日本代表の先発に成長したDF内田が守る右からの失点だった。シュート数でも12―18と押され、8試合ぶりの黒星。内田は「こちらのサイドを抑えようと狙ってきた。負けるときはこんなもの」と視線を落とし、オリベイラ監督は「きょうは相手の狙いがはまったということ」としかめっ面だった。

 後半14分に一度は興梠が同点としたが、終盤は自陣の右サイドをカボレの折り返しから続けて崩されたのが致命傷となった。FC東京は序盤からサイド攻撃を徹底し、鹿島の両サイドバックに重圧をかけてきた。昨年まで所属した古巣との一戦を飾れなかった伊野波は「3トップ気味だった相手に対し(守備での)対応が遅れた」と残念がった。

 名古屋、大分がともに勝てず、優勝争いは一層の混戦となった。興梠は「残りを全勝すれば自分たちが優勝」とあくまで強気だが、後続を引き離す絶好機を逃したつけがどう回ってくるか。

[ 2008年10月26日 18:16 ]

首位鹿島も足踏み…混戦抜け出せず

<FC東京・鹿島>後半14分、同点ゴールを決める鹿島FW興梠(右)
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 【鹿島2―3FC東京】鹿島がアウェーで痛恨の黒星を喫した。前日に優勝争いのライバルである大分、名古屋がそろって足踏み。勝てば連覇に向け大きく前進するところだったが、終わってみれば8月9日の千葉戦以来、約2カ月半ぶりとなる3失点完敗。DF内田は「他(チーム)の結果を気にしすぎた」と、リーグ8試合ぶりの敗戦に悔しさをにじませた。

 不敗神話を持つ両FWの追撃弾も実らなかった。後半14分にプロ入り以来、自らが決めた試合は13戦無敗だった興梠が同点弾をゲット。1―3の後半39分には同じく25連勝だった田代が意地の一発を決めたが、結果にはつながらなかった。

 チームは今季、これで先制された試合は12戦2勝8敗2分け。それでも、チームは首位をキープしただけに、興梠も「残り全勝すれば自力で優勝できる」と気持ちを次戦に切り替えていた。

[ 2008年10月27日 ]

鹿島、首位をキープ
2008/10/26(日)
 Jリーグ1部(J1)鹿島は26日、2―3(前半0―0)でFC東京に競り負けたが、かろうじて首位はキープした。鹿島は後半11分に先制されるも、すぐに興梠のゴールで追いついた。だが、連続失点を喫し、交代出場の田代が2点目を決めただけに終わった。

■「決めるか決めないかの差が出た」
 鹿島・オズワルド・オリベイラ監督「受け身になったとは感じていない。互いに多くのチャンスがあり、決めるか決めないかの差が出た」

■優勝争いの中で痛い痛い星を落とす
 鹿島は痛い星を落とした。勝てば優勝がぐっと近づくはずだったが、気合が空回りしたのか|。「抜け出すチャンスだったので残念」と興梠。チーム今季最多タイの3失点はリーグ戦8試合ぶりの敗戦で、優勝争いは混沌(こんとん)としてきた。
 「中盤の攻防が試合を制するというが、きょうの試合がそうだった」。オズワルド・オリベイラ監督が振り返るように、セカンドボールが拾えず、苦戦を強いられた。「羽生さんに全部拾われた」と中後。鹿島の良さでもある遅攻は、セカンドボールが拾えるからこそ。予想外にFC東京の前への意識が強かったこともあり、リズムをつかめないまま前半は終わった。
 後半に修正するいつもの試合運びは「先制点が痛かった」(内田)と、ペースがつかめなかった。興梠のダイビングヘッドで振り出しに戻すも「相手の勢いがあり、ボールを取った時の勢いのまま攻めてしまった」と中後が話すように、最後までFC東京のペースに巻き込まれてしまった。中盤での落ち着いたパス回しは影を潜め、逆にセットプレー、カウンターと〝らしくない”形での3失点。最後の猛攻も実らずに、逃げ切られた。
 それでも首位。興梠が「全勝できれば優勝できる」と顔を上げるように、悲観することはない。マルシーニョがフィットし、FW陣による得点は好材料だ。「攻撃する時に守備の意識をもう一度、確認すれば勝つことができる」と増田。この敗戦を糧とするか、ズルズルと引きずるか。次のホーム新潟戦が分岐点となりそうだ。

■奥歯をかみ締めるFW田代
 ○…不敗神話を誇っていたFW田代有三(25試合連続)、FW興梠慎三(13試合連続)のゴールも勝利には結びつかなかった。リーグ戦は第5節千葉戦以来、約6カ月ぶりとなった田代は「ずっと決めてなかったので、取りたい気持ちが強かった。でも、勝ち点につながらなかったのが悔しい」と奥歯をかみ締め、同点弾を決めた興梠も「追加点を取れなかったのが敗因」と反省した。
 優勝争いの中で痛い敗戦なのは間違いないが、興梠の得点の起点となった内田篤人、田代とも「練習していた形」と話したのは光明だ。引いて守るチームとの中で、どう切り崩すかが課題で、しっかりとした形を持ったのは好材料。田代の復調は大きく「サブの選手が力を出さないといけない」と話しており、ゴール量産に期待したい。


【写真説明】
FC東京―鹿島 後半29分、ゴール前に突っ込む鹿島・マルキーニョス(左)=味の素スタジアム


「篤人の裏を狙う」今後の相手が狙ってくるポイントであろう。
しかしながら、こちらも右サイドから攻撃が機能しておった。
結果は残念であったが、チャンスが得点に繋がったか否かの違いだけである。
ちょっとした運の転がりが我等に微笑まなかった、それだけであったと言えよう。
気持ちを切り替え天皇杯へ挑みたい。

Jリーグ第30節 FC西東京戦


田代の復活は頼もしい。

チューヤン必殺のセットプレイ

中後の必勝FKで抜け出す!…鹿島
 鹿島が必殺セットで優勝争いから抜け出す。F東京戦(26日)を前に、FK、CKキッカーを務めるMF中後は「岩政さんの頭を狙う。動きはよく知っている」と自信たっぷり。2人は大学時代、ユニバ代表でセットプレーから3得点を挙げるなど、抜群の呼吸をみせるコンビ。勝てば連覇へ近づく一戦に向け、岩政は「一戦必勝でいく」と力強く話した。
(2008年10月26日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島、きょうFC東京戦
2008/10/26(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
勝って首位固め
 Jリーグ1部(J1)第30節最終日は26日、各地で5試合を行う。鹿島は味の素スタジアムでFC東京と対戦。キックオフは午後2時。勝ち点で一歩抜け出し、首位固めを図るためにも勝ち点3が欲しい。

 ここからラストスパートだ。優勝争いをする名古屋は25日、引き分けに終わり、大分は敗れた。連覇へ向けてアドバンテージを保ち、さらに差を広げていくためにも、勝利は絶対条件。勝てば2位の名古屋とは勝ち点差4になり引き離すチャンス。ここ7試合を4勝3分けと負けなしで勝ち点を積み重ねており、新井場は「いい状態なんで、継続してやっていきたい」と気合を入れる。
 今節も先発メンバーに変更はなさそう。注目は古巣との対決となる伊野波だ。センターバックで出場したナビスコ杯を含む9試合は負けがなく、失点も2と安定したプレーをみせている。前半戦ではベンチ外だったが「互いのサッカーの違いも分かったし、悔しかったけど、いい勉強になった」と振り返り、「正念場の試合だし、このタイミングで試合があるのは運命を感じる」と静かに闘志を燃やす。
 FC東京は13勝6分け10敗、勝ち点45で7位。鹿島とは勝ち点8差で優勝争いに残れるかどうかの瀬戸際だけに、中後は「相手も必死にくると思うが、自分たちのやることをしっかりやりたい」と気を引き締める。FC東京は平山が先発しそうで、鹿島は25日の練習でセットプレーを攻守にわたって入念にチェックした。勝利で勢いを加速することができるか。


【写真説明】
古巣との対戦に闘志を燃やす伊野波(右)、左から内田、増田、新井場=クラブハウスグラウンド


二位の名古屋が引き分け、三位の大分が敗れた為、ここは今日のFC西東京戦に勝利し勝ち点の差を広げておきたいところ。
アウェイの地で勝利を引き寄せるにはセットプレイが重要となろう。
小笠原主将が負傷療養中、野沢がベンチの現在はチューヤンの右足に期待がかかる。
基本は岩政の頭がターゲットであるが、おとりに使ってマルキイノパンが決めるのもニュース性が高いであろう。
どんな形であろうが、ニュース性が無かろうが、得点を重ね勝ち点を稼いで帰ってくることが求められておるのだ。
最後に笑って居るのは常に我等でありたい。

イノパン古巣へ凱旋

鹿島伊野波、初の古巣対決に燃える
 鹿島DF伊野波雅彦(23)が初の古巣対決に燃える。センターバックでの先発が濃厚な26日の東京戦は昨オフに移籍してきてから初対決となる。7月のホーム戦ではベンチ外となり、スタンドから見守る辛酸をなめた。だが最近はプレーの好不調の波がなくなり、5戦連続先発中で、その間わずかに2失点と結果も残した。「こういうタイミングでこういう対決は運命も感じる」と決意をにじませた。
 [2008年10月25日7時1分 紙面から]

鹿島・伊野波で“堅首”だ!
2008.10.25 05:00
 鹿島のDF伊野波雅彦(23)が、26日のFC東京戦(味スタ)に胸を躍らせた。FC東京から鹿島に移籍して1年目。古巣相手に首位キープの請負人になる。

 「(中田)浩二さんや(小笠原)満男さんのためにも成長しないといけない」と3人分の奮起を誓った。シーズン序盤は定位置を確保できず、出場は代表でチームを離れるDF内田の右サイドバックの“穴埋め”などが中心。それだけに、アピールの場が少なく、反町ジャパンで主将も務めたこともあるが結局、北京五輪の選考からも落選の憂き目にあった。

 同じポジションのDF中田が「だましながらやってきたけど、ひざはもう限界」と来週中の右ひざ内視鏡手術を表明。今季絶望という状況だけに、存在感を示すのは絶好のチャンスが訪れた。
(峯岸弘行)

壁を乗り越えた男・伊野波が古巣封じ宣言
 鹿島のDF伊野波雅彦(23)が古巣討ちを誓った。26日は昨季まで2年間所属したFC東京とのアウェー戦。24日の紅白戦でもDF岩政とコンビを組んでセンターバックでプレーし、6試合連続での先発出場が確実だ。7月13日のホームでの古巣対決はベンチ外だっただけに「古巣との対戦?当たり前だけど、その思いは強い」と闘志を燃やした。

 今季はこれまで経験したことのない壁にぶち当たった。阪南大、FC東京では常に主力としてプレー。だが、選手層の厚い鹿島ではベンチを温める日々が続いた。それでも、腐ることなくチャンスを待ち、先発した9月28日の清水戦で完封勝利に貢献。それ以来、センターバックの定位置をキープし「プロ入りして一番、手応えを感じている」と充実した表情だ。

 今季、本職のセンターバックで出場した試合は9試合6勝3分けで負けなし。「これまで優勝経験はないけど、経験したらまた成長できると思う」と伊野波。古巣を完封し、チームを連覇へと前進させる。

[ 2008年10月25日 ]

古巣対決でイノパンに注目が集まる。
ここは綺麗に完封し存在をアピールして欲しいものである。
そもそも移籍が噂された当初は、単に新井場に顔が似ているだけの印象であった。
U-22代表の主将であり、日本代表にも招集されておったが、FC西東京でもボランチ、CB、SBを使い廻される便利屋で確固たるレギュラーを確保しておらぬ地味な選手だったのである。
それが今季のリーグ戦開幕で出場停止の大岩・岩政に代わりに出場すると高いパフォーマンスで完封しそのままレギュラー奪取かとも思わせたものである。
その後、鹿島でも途中出場中心の便利屋としての起用が続いた。
これは、U-23日本代表に招集された関係で、開幕前のキャンプにじっくり参加することが出来無かった故であろう。
結果的に北京へは行くことなく終えただけに口惜しい過去である。
とはいえ、耐えることを知り人間的成長が遂げられたのでは無かろうか。
その甲斐あり、この秋にレギュラーを得るに至った。
そして先発起用の柏戦以降、完封三試合を含む五戦無敗である。
明日の試合では器械体操仕込みの高い身体能力を改めてFC西東京へ見せつけたいところである。
それが真の恩返しと言えよう。

リスペクトする

羽生、鹿島戦のカギは「リスペクト」
 6試合ぶりの先発復帰が濃厚なFC東京のMF羽生が、26日に対戦する首位の鹿島に牙をむいた。7月13日に対戦した際には1―4の大敗を喫しているが「相手をリスペクトしすぎないことが大事。“だから何だ!”という姿勢が出る試合にしないと」と意気込んだ。第27節終了時点では首位の名古屋と勝ち点4差の6位につけながら、羽生が左腸腰筋を痛め欠場している間にチームは連敗。首位との勝ち点差は8に広がり優勝戦線から大きく後退した。「もっと(順位が)上に上がれるシチュエーションのときにピッチに立てなかったのは残念だし、悔しい」。鹿島戦では思いのたけをすべてぶつける。
[ 2008年10月25日 ]

今季のリーグ戦開幕戦時のJリーグタイムにホストのようないでたちで出演したFC西東京の羽生が明日の我等との戦いにコメントを出しておる。
舐めてもらって、一向に構わぬ。
我等は逆にリスペクトして試合に臨もうではないか。
現在、リーグ戦日本人得点王の赤嶺を筆頭に日本代表の今野、長友、元韓国リーグ得点王のカポレ、元日本代表の茂庭、石川、羽生、代表候補の徳永、2年連続高校選手権得点王の平山、そして眉毛の男が所属するこのチームを恐れぬ者は居ないであろう。
我等は立ち向かう。
首位と言えどもチャレンジャーでありたいのだ。
〜 DESAFIO 〜

新旧主将負傷状況

鹿島浩二右ひざ手術、来季開幕復帰目標
 右ひざ痛で離脱した鹿島DF中田浩二(29)が24日、復帰目標を来季開幕に据えた。週明けに検査を受け、手術を受けることが決定。「優勝争いをしている状況なので、最後までやりたかったが、これ以上やったら…。3カ月以上はかかると言われているので、来年の開幕に間に合うようにしたい」と今季残り試合を欠場し、来季に復活を期すことを誓った。
 [2008年10月25日6時58分 紙面から]

もう限界」中田浩二が再手術決断
 左ひざ前十字じん帯の再建手術を10日に受けた鹿島のMF小笠原が、25日から鹿嶋のクラブハウスでリハビリを開始することになった。全治6カ月の診断で来季の開幕戦出場も絶望的だが、チームは4月上旬での復帰を目標に全力でバックアップしていくことになる。

 一方、右ひざ痛で離脱中のDF中田は、患部の再手術を決断した。バーゼルに所属していた4月に初めて手術を受けたが、いまだに回復の兆しが見られないため「これまで、だましだましでやってきたけどもう限界」と再度メスを入れることを決めた。復帰時期について「3カ月以上はかかると思う」と話しており、来季の開幕に間に合うかは微妙だ。

[ 2008年10月25日 ]

小笠原が合流、リハビリ開始…鹿島
 9月20日の柏戦で左前十字じん帯を損傷し、手術を受けた鹿島MF小笠原満男(29)が25日からチームに合流、本格的なリハビリを開始することが分かった。都内の病院に入院していたが、24日までに退院。DF内田が「いるだけで存在感がある」と明かすように、精神的支柱の合流は、チームにとってもプラスに働くはずだ。
(2008年10月25日06時01分 スポーツ報知)

中田浩二ひざ手術 来季開幕微妙…鹿島
 鹿島DF中田浩二(29)が来季開幕に間に合わない可能性が24日、出てきた。27日に右ひざの手術を受ける予定で、全治、症状などの詳細は術後に判明するが、「復帰まで3か月以上かかると思う。開幕に間に合えばいいのだけど…」と明かした。「もう限界に来ている」という右ひざ。軟骨の移植手術を受ける可能性もあり、長期離脱は必至の情勢だ。
(2008年10月25日06時01分 スポーツ報知)

小笠原主将のチーム合流とユダの続報である。

ユダについては本人のコメントが出た様子。
だましだましするくらいであれば、最初から治療に専念して欲しかったというのが我等の本音である。
とはいえ、夏に移籍してきた時点ではナビスコ杯もACLもあり戦力の充実が求められておったこともまた事実であろう。
ユダとしてもいち早くチームへ溶け込み、結果を残したいという思惑があったと言える。
とはいえ、レギュラーに定着することどころか、ポジティブなプレイは皆無であった。
ここでの手術は正しき選択であろう。

一方、小笠原主将がチームへ合流しリハビリを開始するとのこと。
精神的支柱が共にあることでチームは更に加速するであろう。
リーグ戦も残り五試合となり、その全てに勝利すれば優勝となる。
ここまで来ると敵は己のうちにある。
慢心せず、平常心で試合に挑む事が重要なのである。
チーム一丸となり、一つ一つ勝利を重ねたい。

爆発的FW

連覇と得点王へ前進 マルキーニョス選手
2008/10/25(土) 本紙朝刊 鹿行 A版 19頁
決定力光る
 激しい優勝争いが続くJ1リーグも残り五試合となった。連覇を目指す首位・鹿島アントラーズは最近七試合無敗と好調を維持している。中でも二十一得点を挙げているFWマルキーニョス選手の決定力が光っている。「チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい。個人的には得点王を狙う」と話すエースが、リーグ連覇と初の得点王へ前進を続ける。
 マルキーニョス選手は二〇〇一年に来日。東京Vを皮切りに横浜FM、千葉、清水と渡り歩いてきたストライカー。鹿島には〇七年に加入。一年目は自己最多の十四得点を決め、リーグ制覇や天皇杯獲得に貢献した。
 今季も開幕からの三戦連続ゴールをはじめ、第二十一節の東京V戦から七試合連続弾で首位奪取の原動力となった。最前線からの守備を徹底し、数多くの得点機をつくるなど、攻守にわたり精力的な働きを見せている。現在、二位に九点差をつけてリーグ得点王を独走中だ。
 オズワルド・オリベイラ監督は、「常にチームのために仕事をする。チームが苦しんでいるときに助ける精神というものが見本となり、それを他の選手も受け継いでやってくれている」と取り組む姿勢を高評価する。
 「今まで仕事をしてきたFWの中でも優れた技術を持っている。試合を決定づけられるという点については、僕が仕事をしてきたなかでも数少ない選手だ」と優勝の鍵を握るエースに絶対的な信頼を寄せている。


【写真説明】
得点王を目指すマルキーニョス選手


鹿島のアントニオ・バンデラスことマルキーニョスは今季得点王への道を邁進中である。
まったくもって頼もしい。
それに呼応するが如く、若き獅子・興梠慎三も好プレイを連発しておる。
この2TOPは高さこそ物足りなぬが、何でも出来てしまうオールラウンドでは無かろうか。
高さも不要に見えるほど高い身体能力と豊富な運動量を見せつけてくれる。
我等がFW陣に弱点無し。
明日も爆発を見せてくれるであろう。

好調 岩政

鹿島、26日の東京戦へ連係確認
 首位の鹿島が26日の東京戦に向けて24日、紅白戦を行った。好調時のメンバーを変更することなく、連係などの確認を行った。最近は7戦不敗と好調をキープ。現在7位の東京はアジアCL出場圏内の3位を目指してモチベーションは高いが、DF岩政は「前回の対戦から相手はメンバーもそんなに変わっていないし、イメージは残っている」と自信を見せた。
 [2008年10月24日18時36分]

前回の対戦から小笠原主将、大岩、野沢、田代が抜けて、チューヤン、イノパン、ダニーロ、興梠が入っておる。
11分の4、つまり、およそ36%が変わったということになる。
これを「そんなに変わっていない」と申す岩政の計算能力に疑いがもたれる。
本当に数学の教員免許を持っておるのであろうか。
高校理数科卒なのであろうか。
理数科であれば計算応力がずば抜けておろう。
そう、そうなのである。
そのはずである。
多分そうであろう。
そうであって欲しい。

ユダ今季絶望

ピンチ、浩二右ひざ手術で今季絶望も
 鹿島DF中田浩二(29)が右ひざ痛で戦線離脱することが23日、分かった。同個所の軟骨部分の痛みが治まらず、22日も検査を受けたが、週明けにも再検査を受け、手術するか判断することになった。鈴木満取締役強化部長は「手術を受ける可能性は高い。受けたら2、3週間では戻れないだろう」と今季残りのリーグ戦を欠場する可能性も示した。

 右ひざはバーゼル在籍時の4月に半月板を損傷し、手術を受けていた。だが7月中旬に復帰後も、ひざに水がたまる症状が出るなど回復が思わしくなく、連戦での出場も回避。9月に入り、軟骨部分の痛みも訴えるようになっていた。今月上旬はW杯予選の中断期間を利用して治療に努めたが、回復の兆しが見られず、18日の京都戦ではベンチ外となっていた。

 故障の影響で、公式戦の出場はここまで12試合どまり。レギュラーも奪えなかった。オリベイラ監督は「完治を優先させた方がいい」と判断し、離脱させる方針を固めた。左ひざの重傷で今季絶望となったMF小笠原に続く中田の離脱。2連覇へ首位を快走しているが、不安材料も出てきた。

 [2008年10月24日9時17分 紙面から]

今季復帰絶望…中田浩 再手術が濃厚
 右ひざ痛で離脱している鹿島DF中田の今季中の復帰が難しくなった。バーゼルに所属していた4月に半月板を手術。鹿島に復帰した7月以降、たまった水を抜くなどして回復を待ったが、9月に入って再び痛みが増してきたという。すでにオリヴェイラ監督やチームドクターとも話し合い、今後は治療に専念することが決定。27日にも内視鏡による再検査を受ける予定で、クラブ幹部は「軟骨の状態が悪い。軟骨の状態によって手術の内容、全治は違ってくるが、そんなにすぐは治らないと思う」と説明した。再手術は避けられない状況となり、事実上今季中の復帰は絶望となった。
[ 2008年10月24日 ]

中田浩、右ひざ手術で今季絶望…鹿島
 鹿島のDF中田浩二(29)が再起へ向け、27日に右ひざの内視鏡手術を受けることが23日、分かった。バーゼルに所属していた今年4月、右ひざ半月板損傷で手術を受けたが、鹿島復帰(7月)後もひざに水がたまる症状が続き、リーグ戦は16試合中9試合の出場にとどまっていた。今季の復帰は絶望的だが、来季開幕の完全復活を目指し、メスを入れる。

 関純チームドクターによれば、中田のひざは「実際に開いて、見てみないと分からない状況」だという。まずは内視鏡を使った手術でひざの状態を確認。その後、必要に応じて適切な処置を施す予定だ。全治などの詳細は術後まで分からないが、現在のところ痛みの原因とみられる軟骨を掃除する手術などが考えられている。DF伊野波の成長で、治療に専念できる環境も整った。中田が来季のために今季は治療に専念する。

(2008年10月24日06時01分 スポーツ報知)

先週の京都戦ではベンチ外となっておったユダであるが、想像以上に右膝の状態は悪くオペに踏み切るとのこと。
今季は絶望となり、全治も未定。
残念な報せであるが、仕方ないことと諦めようではないか。
報知の報じるようにイノパンがレギュラーに定着しなんの不安もない。
安心して治療に専念してもらってなんの支障もないのである。
ユダはともかくとして今季伊野波を獲得出来て居なかったらと想像しただけで背筋が寒くなる。
リーグ開幕戦の完封に始まりCB起用では無敗を誇り、途中出場でも勝利に多大に貢献を果たしておる。
このまま今季はイノパンの活躍で無敗で終え、世界一の栄冠を得て欲しいものである。

規則正しく清らかに

鹿島本山「普段の生活からきちんと」
 鹿島がV2へのラストスパートへ引き締めにかかる。23日の練習前にオリベイラ監督がミーティングを行い、26日に対戦する東京の分析ビデオを見せると同時に、選手に規則正しい生活を送ることを求めた。MF本山は「よく食べて、よく寝て、普段の生活からきちんと過ごそうということ。これからは試合が1週間空くので、コンディションをしっかり整えることが大事になる」と受け止めていた。
 [2008年10月23日20時10分]

アスリートたるもの不摂生をせずに普通の生活を行っておれば、勝利が来るというものである。
普段と違うことをする必要はないのだ。
一つ一つ勝利のために普通のことをする。
それが我等の道なのである。
家茂が息を引き取ろうが、薩摩が兵を出さなかろうが、目の前のことを行っておれば大儀を全うせしむるのである。

「秋春シーズン制」Jリーグで検討

「秋春シーズン制」10月末にも検討へ
 Jリーグの鬼武健二チェアマン(69)は21日、秋に開幕し、翌年春に閉幕する「秋春シーズン制」の施行について、10月末にも行われる「Jリーグ将来構想委員会」で検討を始める方針を示した。雪国での冬季開催に伴う設備投資、高校や大学、下部組織との日程の違いなど多くの課題があり「一度、整理をしなければ。サッカー界全体の問題。十二分の準備をしないと」と、慎重に議論を進める考えを明らかにした。

犬飼氏の売名AFCからの圧力で改悪が成されようとしておる。
それに屈せぬ力をJリーグチェアマンとなった鬼武氏には見せて欲しい。
ただむやみに反対するわけではなく、明確な理由を理論付けて報告すれば、邪悪なる犬飼氏やAFCをねじ伏せることができるやもしれぬ。
この改革だけは絶対に阻止せねばならぬ。
ここは腕の見せ所なのである。

アントラーズ携帯


全ての人間が手にすべきものであろう。
限定発売であることが悔やまれる。

石川竜也、山形完全移籍へ

石川が鹿島から完全移籍…山形

完全移籍でのチーム残留が確実になった石川。モンテディオの大黒柱としての期待がかかる
 モンテディオ山形のDF石川竜也(28)が来季、レンタル元のJ1鹿島アントラーズから完全移籍することが20日、明らかになった。山形への期限付き移籍2季目の左サイドバック(SB)は正確な左足キックを武器に、不動のレギュラーに君臨。残留を望む本人及びチーム側と左SBの人材が豊富な鹿島側の思惑が一致。移籍金なしでの譲渡となる。

 モンテディオの快進撃を支えるレフティーのチーム残留が明らかになった。現在、J1自動昇格圏の2位につけるチームにとって、その原動力となっている左SBの残留はチーム戦略上の必須事項。残留を希望する本人の意思を受け、フロントも早くから鹿島との交渉に乗り出していた。

 一方の鹿島も既存の左SB陣に加え、即戦力となる流経大DF宮崎智彦(21)獲得を内定。同ポジションに過剰に人材を抱えるチーム事情から、移籍金を求めない無償譲渡での完全移籍を決めた。

 石川は左足から繰り出す正確無比なサイドチェンジやクロスで、左SBながら攻撃の起点として、チームをけん引。ここまでのリーグ戦全37試合中、右ほお骨の骨折で3月29日の甲府戦を欠場した以外は、ほぼフル出場。鉄人ぶりを発揮している。19日の岐阜戦でも1ゴール、1アシストと全得点に絡む大活躍。2―1の勝利に貢献した。

 筑波大時代の99年にはワールドユース準Vに貢献。輝かしい実績とともに02年、鹿島入団も、トップチームゆえの層の厚さに阻まれ、ベンチ暮らしが続いた。元鹿島常務の海保宣生理事長の推薦もあり、昨年、山形に期限付き移籍。すぐに不動のレギュラーに定着した。

 山形での活躍ぶりは当然、他チームの目にも留まった。昨季終了後、C大阪などからオファーを受けた上、古巣・鹿島も復帰を要請。それでも、石川本人が山形残留を希望したことから、今年、レンタル期間を1年間延長していた。

 ◆石川 竜也(いしかわ・たつや)1979年12月25日、静岡県藤枝市生まれ。28歳。藤枝東高から筑波大に進学。大学2年時の99年、U―20日本代表として、ワールドユース準優勝。02年、鹿島に入団。06年途中に東京V(当時J2)、07年から山形に期限付き移籍。J1通算45試合3得点、J2通算102試合3得点。179センチ、69キロ。AB型。独身。


背筋をピンと立てたドリブルから美しい弧を描いたクロスが魅力であった石川竜也が完全移籍へ。
ある意味寂しい。
チームを離れたのが2006年の夏であるので、2年以上も我等と共に無かったことも事実である。
とはいえ、常に記憶の片隅においており、2006年のヴェルディを観戦に行ったことも懐かしい思い出であるし、山形の動向も気になっておった。
今季、山形はJ2の2位におり、昇格も視野に入ってきておろう。
そして来季の編成にも気を遣わねばならぬ時期である。
ここで不動のレギュラーをレンタルのままにしておくことは問題であったと想像出来る。
今季中に確保しておきたかったのであろう。
我等としてはJ1昇格時に完全移籍させ、移籍金が欲しいところであったが、2000万にも満たぬ金銭で関係をこじらせても何も良いことはない。
石川本人の気持ちも、山形の思惑も、我等の愛情も全てが合致しておる。
譲渡は良い落としどころと言えよう。
ここで、石川について思い起こしてみたい。
2005年の天皇杯ホンダ・ロック戦であろうか、右SBの名良橋晃のクロスに飛び込んだ左SBのヘディングという、ワイドで豪快な攻撃が記憶に残る。
とはいえ、最も記憶に残るのは2003年2ndステージ最終節の浦和戦であろう。
本山の出場停止で攻撃的MFのポジションに上がった石川は獅子奮迅の運動量を見せ、浦和を圧倒した。
その甲斐あり2点を先制し、ステージ優勝目前まで迫ったのである。
しかし結果は石川が交代で退いたアディショナルタイムに追いつかれ引き分けとなり優勝は海の藻屑の消え果てた。
あの試合で勝利し優勝しておれば、多くの歴史が変わっておったと言える。
石川もその悲しき歴史の被害者であったのやもしれぬ。

マルキーニョスへ契約延長オファー

鹿島、マルキーニョスに契約延長オファー
 鹿島が今季限りで契約が満了するFWマルキーニョス(32)に契約延長のオファーを出すことが20日、分かった。クラブ幹部が「(リーグの)得点王だからね」と契約延長を要請する考えを明かした。

 来日8年目のマルキーニョスは07年に清水から加入。1年目の昨季は14ゴールでリーグ、天皇杯の2冠達成に大きく貢献し、今季もリーグ25試合に出場して21得点を記録し、チームをリーグ連覇へとけん引している。

 マルキーニョスにはG大阪のほか、オイルマネーで潤う中東の複数のクラブも興味を示しているが、クラブ幹部は「中東の巨額マネーにはかなわないが、他のJのクラブに移籍するならウチでやった方が良いと思う」と絶対エースの引き留めの手応えを口にした。

[ 2008年10月21日 ]

マルキーニョスに延長オファー…鹿島
 鹿島が、今季で契約が切れるFWマルキーニョス(32)に対し契約延長のオファーを提示する方針を固めたことが20日、分かった。クラブ幹部が「契約延長? 得点王になろうとしている選手だからね」と明かした。リーグ戦25試合出場で21得点を挙げ、クラブ史上初の得点王が確定的。その決定力を評価するとともに、献身的な守備も要因となった。

 ただ、マルキーニョスはカタールなどオイルマネーで潤う中東のクラブからも獲得オファーを受ける可能性が高い。今夏も複数の中東クラブから打診を受けたという。金銭では太刀打ちできないだけに、鹿島としては異例の早さでチームの方針を決め、慰留する考えだ。

(2008年10月21日06時02分 スポーツ報知)

マルキーニョスに契約延長オファーとのこと。
ガンバから狙われ中東からも魔手が迫る、リーグ得点王を我等が手中に収めることが成れば、来季も得点の量産出来るであろう。
今季の得点力は驚くべきところがある。
昨季はリーグ戦14点であったものが今季は5試合を残して21点である。
鹿島アントラーズ初の得点王誕生となろう。
これまでも93年のアルシンド、98年の柳沢敦と得点力を誇りながらも夢叶わなかった過去がある。
その夢を現実とするマルキーニョスには来季も共にあって欲しいと切に願う。
Jリーグ内であれば鹿島以上のクラブは存在せず、契約内容の調整だけですむと考えられる。
しかしながら、中東のマネーには太刀打ち出来ぬこともまた現実。
今月中にでも契約延長に合意してもらいたいところ。
で、あれば巨額で移籍したとしても違約金が転がり込む算段である。
何事もスピード感重視で動いていくべきである。

京都戦を思い起こして

柳沢から受け継いだ13番「見たか先輩」 鹿島・興梠
2008年10月19日11時59分
(18日、鹿島2―1京都)
 何でもないパスを決定機に変えてしまう。それが鹿島の興梠(こうろき)というFWだ。

 攻めあぐねていた前半19分。ピッチ中央で、中後(ちゅうご)が縦へ緩い浮き球をけった。右へ膨らむように走った興梠は、球筋を測ると一気に斜め前へ切れ込む。京都・水本に当たり勝ち、落下点にたどり着いた時はGKと1対1。左足でゴール右へ流し込んだ。置き去りにされた水本は背後で仰向け、大の字だった。

 「足を当てただけ」と興梠。そんな状況をつくれたのは持ち前の瞬発力あってこそ。今季の鹿島は一度、勢いづくと止まらない。追いつかれても、すぐ勝ち越した。推進力は22歳の先制点だった。

 この一戦に入れ込んでいた。初の日本代表を経験した後。「代表帰りで調子が悪かったら情けない」。ウズベキスタン戦に出た翌朝、鹿島の紅白戦にフル出場した。輪をかけたのは、昨季まで同僚だった京都・柳沢の存在だ。「色々と教わった先輩。目の前で決めたかった」。受け継いだ背番号13を、得点すると照れながら指さした。

 ただ、オリベイラ監督の要求は高い。「多くの日本人に喜びをもたらせる素質の持ち主だが、まだ成長過程。90分間、集中力を保てない」。後半38分に交代を告げられた本人も「前半で疲れちゃった。まだまだ」と自覚はある。

 抜きつ抜かれつの首位争いを続ける鹿島。興梠のもうひと伸びは、これ以上ない2連覇への近道になる。
(中川文如)

鹿島伊野波は1失点を反省/J1
<J1:鹿島2−1京都>◇第29節◇18日◇カシマ
 鹿島DF伊野波雅彦が1失点を反省した。1点リードで前半終了間際だった同43分、マークが緩かった自陣左サイドからアーリークロスを許し、伊野波も京都FW田原に振り切られて、左足ボレーを決められた。「ニアで競らせないようにしないといけない。1失点は反省しないと」。それでも後半は集中力を保ち、試合を通じても相手に許したシュートは6本だけ。接戦での勝利に貢献した。

 [2008年10月18日20時36分]

伊野波、失点悔やむ
2008/10/19(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
「失点を食らったので、そこは修正しないといけない。あのズレはまずかった」。DF伊野波雅彦は笑みをたたえながらも、勝利の余韻に浸ることなく反省を繰り返した。  これまでは、DF大岩剛とのローテーションでセンターバックを任されていたが、第27節清水戦からは連続で先発出場。以後3試合は無失点だっただけに、1失点が悔しかったようだ。それでも「少しずつだが、勢いが出てきた。自分の仕事をみんながやりきっているのが、結果につながっている」と手応えも口にする。「去年、自分は優勝を経験していないから、その分やらないといけない」。自身初優勝へ向けて、まい進するだけだ。

マルキ決勝弾 鹿島 2−1 京都
2008/10/19(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 【評】鹿島は前半19分、縦パスで興梠が抜けだし、相手を振り切り先制した。1−1の後半6分にはマルキーニョスが味方シュートをGKがはじいたこぼれ球を拾い、決勝点を奪った。京都は前半に田原が同点としたが、後が続かなかった。

■鹿島・MF青木剛
「ギリギリのゲームができて、次も気持ちを引き締めてやれる。自分たちが前に進むだけなので、残り5試合は全身全霊を懸けてやりたい」

【写真説明】
鹿島−京都 後半6分、鹿島・マルキーニョス(18)が決勝のゴール=カシマスタジアム


天下の朝日までもが興梠慎三を前面に押し出しておる。
ここまで各紙、興梠ばかりであった。
ニッカンスポーツの速報と茨城新聞が伊野波について触れた程度である。
伊野波については素晴らしい出来であったが、完封を逃したことがマイナスであったため、興梠ほどの報道が成されぬこともわからぬではない。
ところで、ここで声を大にして言いたきことこれあり。
誰も異常なアディショナルタイム4分間とあからさまに京都寄りに偏ったジャッジに触れぬのは如何なものであろうか。
前半終了間際失点の失点もダニーロへのファールが見逃されたからに相違ない。
とはいえ、これは主審が未熟だった故とも受け取れる。
しかしながら、後半30分過ぎ当たりからのジャッジには悪意を感じた。
鹿島へのチャージについては悪質でありファールであっても、無かったが如く流され。
京都の選手が倒れるとファール。
タッチラインのボールが出たか否かの判定も然り。
もし、あの状態で追いつかれ、もしくは逆転されておったらと思うと背筋が凍る想いである。
こんなことがまかり通って良いものであろうか。
審判の未熟さであれば我等も多少は我慢も辞さぬ。
この行為がJリーグもしくは日本サッカー協会の陰謀であったら、恐ろしいことである。
プロレスや相撲の問題どころではない。
真実か否かは闇の中であるが、疑念を抱かせるだけでもJリーグに問題があると言い切れるであろう。

京都戦報道

鹿島興梠弾!新旧「13」対決制した/J1

前半19分、鹿島FW興梠は先制ゴールを決め背番号を指さす
<J1:鹿島2−1京都>◇第29節◇18日◇カシマ
 鹿島FW興梠慎三(22)は、昨年まで背番号13を背負っていた男の前で、誇らしげに自分の背中を指さした。代表帰りの初戦、そして相手には昨オフ移籍後、初めて鹿島の本拠地に足を踏み入れた元エースの京都FW柳沢敦(31)。「13番継承」の舞台は整っていた。「決めたらアピールしようと思っていた」。ゴール後のパフォーマンスを照れくさそうに振り返った。

 一瞬のスキを突いて、ゴールを狩った。前半19分。MF中後から前線へのロングボールに快足を飛ばす。並走していた京都DF水本のクリアミスをさらい、飛び出したGKの動きを見極めながら左足で沈めた。

 この1得点が決まるまで、公式戦7戦連続無得点。ACL準々決勝第2戦アデレード戦では決定機を外し、チームも敗退した。試合をチェックしたクルブチのジーコ監督はオリベイラ監督に「興梠が決めていたら勝っていた」とメールを送っていた。「チームにもファンにも迷惑をかけた。ヤナさん(柳沢)の前で決めたいのもあったけど、今日の試合は絶対に決めたかった」。興梠は強い決意で臨んでいた。

 今年は勝負の年と位置付けていた。1月、鈴木強化部長に「13番、空いてますよね?」と願い出た。「重みは分かっているし、僕はプレッシャーをかけられて伸びるタイプなので、付けたかった」。当初は同部長は空き番号にする考えだったが、意気込みを感じ取って、エース番号を与えた。

 柳沢の背中から学んで成長した。昨年はともにサブ組でプレーし、ゴール前での動き出しなどを教わった。先輩も、後継者のことを認めている。柳沢は「急激に伸びている。いい経験をしてレベルアップしてほしい」と試合後にエールを送った。

 チームは2連覇へ加速している。「去年は自力優勝できてない。残り5試合全勝して自力で優勝したい」。背番号13を背負う男は堂々と言った。
【広重竜太郎】
 [2008年10月19日8時47分 紙面から]

鹿島、興梠の先制弾などで首位ガッチリ!
2008.10.19 05:01

体勢を崩しながら京都DF水本(後方)と競り合う興梠(撮影・大橋純人)【フォト】
 肩越しに両手の親指で、誇らしげに背中の『13』を指差した。鹿島のFW興梠が、京都FW柳沢の前で価値ある先制弾。チームメートの祝福に満面の笑みを浮かべた。
 「ヤナさんの前で決めたかった。決めたらアピールしようと思っていた」
 前半19分、MF中後からのパスに鋭く反応。俊足を生かして相手DFを振り切ると、あっという間にネットを揺らした。6試合ぶりの得点は、自身シーズン最多の7点目だ。

 昨季まで、背番号13を背負っていた柳沢が京都に移籍したため、興梠が後継者に。この日は新旧エース対決でもあった。昨年はベンチで肩を並べることも多かった2人。興梠は、先発できなくても腐らず、ひたむきに練習する柳沢の背中を見続け、刺激を受けた。FWの動き方のアドバイスを受けるなど、まさにあこがれだった。

 しかし、岡田ジャパンに招集され、10月に代表デビューを果たした“旬”の男はピッチに立つと、決して物おじしなかった。「尊敬する先輩だけど、始まれば激しくいくつもりだった」と、貪欲(どんよく)にゴールを目指した。柳沢も試合後、「ボクのいるときからスピードはずぬけていた。今、急激に伸びている」と脱帽だ。

 「残り全勝するつもりでがんばります」と興梠。今季リーグ戦もあと5試合。エースの番号を受け継いだ若きストライカーが、王者を連覇へと導く。
(峯岸弘行)



鹿島暫定首位守る マルキーニョスが決勝点!

後半6分、決勝点を決め興梠(右)らに祝福される鹿島・マルキーニョス(中央)
Photo By 共同

 【鹿島2―1京都】他の上位クラブが勝ち点を伸ばせないなか、鹿島の牙城は揺らぐことはなかった。京都をシュート数わずか6本に封じ、2―1のスコア以上の快勝。謙虚なオリベイラ監督も「力の差はあったと思う。練習の成果を出し、試合の主導権を握ることができた」と自信に満ちた口ぶりだった。

 チームを勢いづけたのは15日に日本代表の一員としてワールドカップ(W杯)予選を戦ったばかりの興梠だった。22歳の若手は昨年まで鹿島にいた京都・柳沢との対決に燃えた。前半19分、縦パスに走り込み、鮮やかな先制点。ゴール後は今季、柳沢から引き継いだ背番号13を両手で示し、観客にアピールしてみせた。無得点だった柳沢との新旧FW対決を制した興梠は「柳沢さんの前で得点したかった」と強気に言った。

 1―1の後半には得点王争いトップのマルキーニョスがゴール前でこぼれ球を拾い、今季21点目となる決勝点を突き刺した。

 7試合負けなしの鹿島は強敵浦和にも勝ち点6差をつけた。昨年は浦和の敗戦で逆転優勝を決めた選手たちの願いは、首位に立ち続けたままタイトルをつかむこと。興梠は「残り試合を全勝し、ことしこそは自力優勝したい」と意気込んだ。

[ 2008年10月18日 17:57 ]

興梠“ウズベクの悪夢”振り払った首位弾

サポーターの声援に、笑顔満開の興梠
Photo By スポニチ

 【鹿島2―1京都】鹿島がガッチリ首位をキープした。J1第29節第1日の18日、鹿島はホームで京都と対戦し、日本代表FW興梠慎三(22)がリーグ戦6試合ぶりのゴールを決めるなどし、2―1で競り勝った。W杯アジア最終予選デビューを飾った15日のウズベキスタン戦では不完全燃焼に終わった興梠にとっては、そのうっ憤を晴らす“出直し”ゴールとなった。

 日本代表の意地を爆発させた。MF中後のロングボールに鋭く反応した興梠は、トップスピードに乗って追いすがる京都のDF水本をかわした。GKの位置を冷静に確認し、最後は左足でゴール右隅に流し込んだ。8月27日の神戸戦以来、リーグ戦6試合ぶりの得点に「その間にマルキ(マルキーニョス)がバンバン(点を)取ってたから、プレッシャーはあった」とホッとした表情をのぞかせた。

 15日のW杯最終予選のウズベキスタン戦で日本代表に初招集された。だが、本番では巻、佐藤寿の常連FWをベンチに追いやってW杯予選デビューを飾ったものの、出場時間の短さも影響して結果を残せなかった。それだけに「代表から帰ってきて調子が悪かったらダメだと思った」と、この日の京都戦ではどん欲にゴールを狙いにいった。そして思惑通りに、ウズベキスタン戦でたまったうっ憤を会心ゴールで吐き出すとともに、代表での生き残りに向け、新たな一歩を踏み出した。

 鹿島のエースナンバー「13」が完全に受け継がれた瞬間でもあった。ゴール直後は、背中の13番と自らの名前を指さしてサポーターの歓声に応えた。13は鵬翔高、鹿島でともにエースナンバー。個人的に思い入れの強い番号だ。くしくも、ピッチの向こう側には、昨季までその13番を背負っていた柳沢の姿があった。「ヤナさん(柳沢)の前で決めたいのはあった」。チームを勢いづけた貴重な先制ゴールは、05年の入団以来、ずっと背中を追い続けたあこがれの先輩への恩返し弾にもなった。

 チームはこれで首位をがっちりキープ。「昨季は自力優勝じゃなかったから、今年は残り全部勝って自力で優勝したい」と興梠。鹿島の新エースが、自らのゴールでチームを連覇へと導くつもりだ。

[ 2008年10月19日 ]

鹿島が暫定首位守る…J1第29節

前半28分、ボールを追う鹿島・興梠(右)

柳沢の前で決めた!鹿島・興梠「特別ですね」…J1第29節

後半6分の鹿島・マルキーニョス(左)の決勝ゴールに抱き付く興梠
 ◆J1第29節第1日 鹿島2―1京都(18日・カシマ) FW興梠は誇らしげに、両手の親指を背中に向けた。その先に背番「13」が躍る。「無意識のうちにやってしまった。ヤナ(柳沢)さんの前で決めた1点。特別ですね」前半19分、DFラインを突破し、1対1を落ち着いて左足で先制点。2万人のスタンドに向かって、背中の「13番KOROKI」を見せつけた。

 相手には昨年まで、鹿島で13番を背負ったFW柳沢がいた。興梠は入団当初から柳沢の走り方、裏への抜け出し方を見て学んだ。今では裏を突く時の前傾姿勢はそっくり。今まで「電話がつながらなかった」ため、13番継承の報告できずにいたが、ようやくゴールパフォーマンスという形で伝えることができた。

 これで1シーズン自己最多となる7得点目。目標の10得点も見えてきた。9日のUAE戦で代表デビューし、15日のウズベキスタン戦も出場。得点はならなかったが、逆に「代表から帰ってきて調子を落としているようじゃダメ」と奮い立たせた。チームは首位をキープ。「やっと自分の背番号になったかな。勝ち続けて優勝したい」今年は新しい13番が、連覇への道を切り開く。

(2008年10月19日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島、首位を守る
2008/10/18(土)
 Jリーグ1部(J1)第29節第1日は十八日、カシマスタジアムなどで7試合を行った。鹿島は興梠、マルキーニョスがゴールを決め、2―1(前半1―1)で京都に競り勝ち、首位を守った。鹿島の通算成績は?勝8分け6敗、勝ち点53。

 鹿島は前半19分、興梠が相手DFのすきを突く形で、リーグ戦6試合ぶりの得点を挙げて先制した。43分に同点とされたが、後半6分にマルキーニョスが、今季21得点目となる勝ち越し点を奪い、そのまま逃げ切った。
 浦和、川崎など上位陣が敗れる中で、優勝争いから一歩抜け出した。

【写真説明】
鹿島―京都 前半19分、鹿島・興梠(13)が京都・水本をかわし先制のゴール=カシマスタジアム


■背番号13を指さすパフォーマンス
 鹿島の13番はおれだ―。先制点を挙げたFW興梠慎三は、そう言わんばかりに背番号13を指さすパフォーマンスを披露。これまで鹿島の13番を背負ってきた大先輩、FW柳沢敦の目の前でのゴールに「ヤナさんの前で決めたいと思っていた。(パフォーマンスは)決めたらアピールしようと思っていた」と満面の笑みを浮かべた。
 スピードスターの真骨頂だった。前半19分、中後のロングパスに素早く反応し、水本をあっさりと追い抜くと、左足で飛び出してきたGKの右脇を抜いた。「いいボールがこぼれてきたので、流すだけだった」と、事もなげに振り返った。寄せてくるDFに、体をすっとかわす牛若丸のような身のこなしは、シンプルながら身体能力の高さを生かした得点だった。
 今季は結果を残しながらも、前半戦はベンチスタートが続き、北京五輪代表から漏れるなど、不遇の時期が続いた。だが、そんな状況にも腐ることはなく、五輪代表漏れした直後に「A代表入り」を目標に切り替えた。すると、先発のチャンスを生かし、スタメンに定着。公言した通りA代表にも選出され、15日のウズベキスタン戦で初出場も果たした。チームの成長株にオズワルド・オリベイラ監督も「決定的な仕事ができるようになってきた」と高評価を与えている。
 首位を守った先制ゴールは今季7得点目。目標の二けた得点も見えてきた。「気持ち的にも楽になった。これをきっかけに、今後も点を狙う。残り5試合全勝したい」。背番号13は頼もしい表情で宣言した。

■初優勝へ向けまい進
 ○…「失点を食らったので、そこは修正しないといけない。あのズレはまずかった」。DF伊野波雅彦は笑みをたたえながらも、勝利の余韻に浸ることなく反省を繰り返した。
 これまでは、DF大岩剛とのローテーションでセンターバックを任されていたが、第27節清水戦からは連続で先発出場。以後3試合は無失点だっただけに、1失点が悔しかったようだ。それでも「少しずつだが、勢いが出てきた。自分の仕事をみんながやりきっているのが、結果につながっている」と手応えも口にする。「去年、自分は優勝を経験していないから、その分やらないといけない」。自身初優勝へ向けて、まい進するだけだ。


鹿島の「13」はおれ 先制点の鹿島・興梠、強烈アピール
2008.10.18 19:28

鹿島−京都 後半6分、決勝点を決め興梠(右)らに祝福される鹿島・マルキーニョス(中央)=カシマ
 先制点を奪うと、鹿島の興梠(こうろき)慎三は両親指で背中の「13」を何度も指さし喜びを表した。相手の京都には昨季まで「13」の代名詞だった柳沢がいた。「ヤナギさんの前で決めたかった」と興梠。鹿島の「13」はおれ−。絶対に負けたくなかった。

 強い気持ちがにじむ先制点だった。前半19分、中後の縦パスに反応。風のように眼前の京都DF水本を抜き去り、シュートを流し込んだ。「僕がいたころからあいつの速さはずぬけてた」と、柳沢も舌を巻く“秒殺劇”で流れを引き寄せた。

 FWとしてがけっぷちだった。代表デビューした9日のアラブ首長国連邦(UAE)戦、15日のW杯最終予選ウズベキスタン戦で「何もできなかった」。鹿島でも9月以降7試合無得点。「点が欲しかった」と吐露した思いが背中を押した。

 速さと、相手の間をスルスル抜けるドリブルが魅力の22歳。試合後、鹿島ファンからサイン攻めにあった柳沢の存在感はまだ備わっていないが、興梠は「自力優勝へ5連勝したい」ときっぱり。「13」と、優勝をもぎとるゴールを積み重ねる。
(榊輝朗)

柳沢の後継者・興梠、お株奪う先制弾…鹿島がV2へ前進

19分、京都・水本(左から2人目)を振り切り、先制のゴールを決めた鹿島・興梠(左端)=小林武仁撮影
 鹿島2―1京都(J1=18日)――試合前、鹿島サポーターから「柳沢コール」が沸き起こる。

 今季、京都に移った元鹿島のストライカーが、古巣ホームに移籍後初登場。因縁めいた試合で、柳沢から背番号「13」を受け継いだ興梠が輝いた。

 13分、新井場のロングパスが左サイドを転がると、快足を飛ばしてDFをかわし、コーナーでボールを奪って反転。ゴールライン際をドリブルで仕掛けて絶好機を演出し、ペースを手繰り寄せた。

 その6分後、リスタートで中後にボールが渡ると、いったん横に流れてDFをけん制し、一気にDFラインの裏へ。自分が落選した北京五輪代表の主将、水本が浮き球の処理をもたつく間に、左足をチョンと合わせてゴールに流し込んだ。パスを受ける前の動きに定評のある柳沢のお株を奪うような今季7点目。鹿島でレギュラーを射止め、日本代表にも新風を吹き込んだ22歳は「尊敬するヤナさん(柳沢)の前で決めたかった」と誇らしげに両手で背中の「13」を指し示した。

 オリヴェイラ監督も「まだ成長過程。日本を代表するずば抜けた素質がある」と認める逸材だが、得点はリーグ戦6試合ぶり。51分、ゴール前でGKとDFを冷静に振り切って今季21点目を決めたマルキーニョスにも刺激される若武者は「次も点を狙っていきたい。(残り5戦)全勝する気持ちで頑張ります」と自力優勝を見据えた。
(青柳庸介)
(2008年10月18日20時41分 読売新聞)

当然の如く興梠一色である。
そして、昨季までの13番との対決も。
これで引き継ぎは終わった。
今後のエースは興梠慎三なのである。
その興梠は今季自ら13番を強請ったとニッカンの記事にある。
そしてこの試合で13番を見事モノにしたわけである。
過去とは決別し、優勝という目標に向け、また一つ一つゴールと得点を重ねたい。

京都戦コメント

鹿島アントラーズ :監督
今日は我々は主導権を握った試合であったと思う。2-1のスコアではあったが、もっと大差をつけて勝利できた試合だったのではないかと思う。残り5試合、大詰めとなっている中で、この試合を勝利でおさめたことは大きい。足に地をつけ、自分たちがやるべきことをしっかりとやり続けることが重要。最後まであきらめることなく、目標としているものを達成できればと思う。

【J1:第29節 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
10月18日(土) 2008 J1リーグ戦 第29節
鹿島 2 - 1 京都 (15:04/カシマ/20,580人)
得点者:19' 興梠慎三(鹿島)、43' 田原豊(京都)、51' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:スコアは2-1でしたがかなり力の差があるように思えました。今日の試合をどのように捉えていますか?
「言われたとおり差があったんじゃないかと思います。練習から取り組んだ部分が試合で出てたと思いますし、相手の考えられる作りという部分を徹底的に抑えにいって、また練習通りに崩す形も何度か見られました。そのあと、最後の方の得点やラストパスの精度が絡んだ部分がありますけど、主導権を握った試合だと思いますし、2-1というスコアでしたが本当はもっと大差をつけることが出来た試合ではないかと思います」
Q:終盤戦に向けて、この試合で得られた収穫は?
「ひとつは残り6試合だったのが5試合となったところで、試合で勝利をおさめたことはモチベーション的にはもっと高まりますし、あとはしっかり地に足をつけてやるべきことをしっかりと取り組んでいくこと。高い意識で目的を失わずに準備を進めていくことが重要になってきます。残り5試合で全員で力を合わせて目標としているものを達成できればと思っております」
Q:昨年は二冠、今年も優勝争いをしています。来年以降も指揮をとりたいという意向はありますか?
「基本的には継続して指導していきたいと思っています。ただ正しい時期が来れば話し合いがあると思いますし、話し合いなので相互の考えや方向性が一致すれば、互いに継続していくということになると思います。いい話し合いができればと思っておりますし、継続してやっていきたいと考えております」
Q:今日も得点しましたが興梠選手は昨シーズンと比べてどの辺りが成長したとお考えですか?
「みなさんからしてみれば、『代表』が付いた時点で完成された選手と思うかもしれませんけれど、僕自身はまだ彼は成長過程の選手だと考えております。確かにアントラーズ、日本を代表する能力の素質を彼は持っていると思います。ただ、昨年と今年で変わったところというのは、取り組む意識、プロ意識ではないかと思います。もっと自己管理だったり練習に取り組む準備などをしっかりやってきている意識やその成果が改善された部分になっていると思います。今後も継続して自己管理を徹底してやってくれれば日本が多くの歓びを得られるような選手になるのではないかと考えております」

以上

【J1:第29節 鹿島 vs 京都】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●興梠慎三選手(鹿島):
Q:得点シーンは背番号を指してましたね?
「良いところにこぼれてきたので流し込むだけでした。そうですね。アピールしました。6試合全勝して自力で優勝したい。同点になっても時間さえあれば決められると思っていました。勝ちたいというみんなの気持ちが出たと思う」
●内田篤人選手(鹿島):
「追いつけると思っていた。勝点3はでかい。前半は良いんだけど疲れてくると判断が遅くなる。(ヤナギさんからは)ファッション雑誌見たよ、と言われました(笑)」
●本山雅志選手(鹿島):
「前半からボールを回したんで相手は後半バテると思っていました。ドフリーで外したので、これからはああいうのを決めていかないと。みんな体が重い中で動けていた。ヤナギさんと田原の高さが良かった。ボールを出すところを抑えたかったんだけれど、シジクレイがいろいろ動いてきた」
●中後雅喜選手(鹿島):
「2−1にしたあともリズムが良かったんであそこで取れていれば、最後の方はもう少し楽になった。京都は前が3枚で田原が強くて起点になるので気を付けながらやっていた。なかなかいないタイプの選手。いなくなって楽になった。今日は前半から回そう、後半は(相手が)絶対に疲れると話していた。ボールを動かしながら、個々というところでみんなが出ていくことが出来た。もっとタイミング良く出られればチャンスもあったのかもしれない」
Q:相手のプレッシャーは?
「ボールをDFから受けるとき、3トップできていたので前半はもう少し工夫してやれれば良かったかもしれない」
●岩政大樹選手(鹿島):
「(キャプテンについて)渡されただけです。今日だけ僕がつけました。
流れの中で田原がイノ(伊野波)、ヤナギさんがこっちに来るようなポジションを取っていた。(伊野波と)入れ替われるときは入れ替わろうと言っていた。全部やられると面倒くさいことになるので、流れをきりたいときは僕がいった。今日はボールを良く回せていた。最低限1点に抑えるということでやっているので、2点とってくれたらそれ以上は求められないです」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「がんばれば違う自分が出てくる。安定するプレーが続くようになった。出られないときは腐っている状況ではなかったし、オレだけじゃなくてタクさん(野沢)とか有三さん(田代)の姿を見てると手は抜けなかった」
●柳沢敦選手(京都):
Q:前半のシュートシーンは?
「決めなければ意味がないと思います」
Q:興梠選手について。
「彼のスピードは僕がいる頃から図抜けていました。急激に伸びている選手だと思います」
Q:久々のカシマスタジアムの感想は?
「僕自身がサッカー生活を始めた場所でサッカーが出来て、ユニホームは替わったけど戻って来れて良かったと思います」
Q:試合前にコールを浴びたことについて。
「素晴らしい形でした。鹿島のサポーターに感謝しています。逆に動揺してしまったかもしれません。すばらしい時間を過ごさせてもらいました」


[ J1:第29節 鹿島 vs 京都 ]

前半19分、縦パスから興梠(写真)が抜け出し、落ち着いてゴールを決める。先制した鹿島は一時同点とされるものの、マルキーニョスの勝ち越し弾で京都に勝利。2試合ぶりの白星で首位をキープした。

[ J1:第29節 鹿島 vs 京都 ]

ゴール後、スタンドのサポーターに向かって背番号を両手で指し示すパフォーマンスをする興梠選手。

急激に伸びている興梠慎三である。
日本代表まで上り詰めておる。
とはいえ、まだまだ発展途上とのこと。
これからどこまで上がって行くのか想像も付かぬ。
恐ろしき逸材である。
温かく見守ろうではないか、砂をかけるように出て行った前主将にコールをしたように。

Jリーグ第29節 京都サンガ戦


2TOP揃い踏み。
しかし、試合終了間際の偏ったジャッジにはヒヤヒヤさせられた。

オリヴェイラ監督、来季へ前向き

鹿島・オリヴェイラ監督の続投決定的

昨年12月、Jリーグ制覇を果たしたオリヴェイラ監督
Photo By スポニチ

 鹿島のオリヴェイラ監督(57)が来季も指揮を執ることが17日、決定的となった。指揮官は「ここでの環境には満足しているし、チームとは哲学、目標もすべて一致している。サッカーは継続が大事。残ってやりたい気持ちです」と明言。クラブ側も「代える理由はない」と来週にも続投を要請する方針で、オリヴェイラ監督の続投が決定的となった。

 ブラジル人指揮官は昨季から指揮を執り、1年目でいきなりリーグ、天皇杯の2冠を達成。今季もACL敗退により目標のアジア制覇は逸したが、リーグではここまで連覇の狙える首位をキープ。その間、日本代表入りするまでに成長したMF青木は「なかなかこんな監督にはめぐり合えない。監督のためにも、来季こそはアジアを制覇したい」と話した。

[ 2008年10月18日 ]

「来年もここに残りたい」オリヴェイラ監督続投…鹿島
 鹿島はオズワルド・オリヴェイラ監督(57)の来季続投が17日、決定的になった。クラブはすでに契約延長要請を行う方針を固め、週明けの会談で打診する予定。来年1月31日の1年契約満了を前に、同監督も「条件面の話もあるが、来年もここに残りたい」と明言した。就任3年目で最強チームを作り上げる。

 監督就任2年目の今季は、リーグ戦で首位をキープ(17日現在)。また、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、チーム史上初の決勝トーナメント進出を果たした。鈴木満取締役強化部長は「代える理由はない」と強行日程の中で、残した実績を高評価。「チームは3年間で完成する。来年、すべてのタイトルを狙えるチームにできると思う」と続投理由を説明した。

 監督、クラブとも目標は来季の「ACL&リーグ制覇」で一致している。「幸い、私とチームは同じ哲学、同じ目標を持っている。選手が成長するように、チームも成熟していく。私はこの環境に満足している」と指揮官。今季残り6試合、リーグ連覇に向け、全力を注ぎ、集大成となる3年目へ弾みをつける。

(2008年10月18日06時02分 スポーツ報知)

オリベイラ監督 続投の意思示す
2008/10/18(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)鹿島のオズワルド・オリベイラ監督が17日、来季について「サッカーは成長と継続が大事で、チームも成熟する。今は残ってやりたい気持ちだ」と続投の意思を示した。

 オリベイラ監督はブラジル出身。鹿島では昨季から指揮を執り、今季で2年目。1年目はJリーグと天皇杯の2冠に導いたほか、若手の育成にも定評があり、手腕は誰もが認めるところ。今季は最大の目標であったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)こそ準々決勝で敗退したが、リーグ戦は首位に立ち連覇へ挑んでいる最中。「なかなか、ああいう監督には巡り合えない。残ってくれたら本当にうれしい」と青木が話すように、選手からの信頼も厚い。
 クラブ側からの正式要請はないが、幹部は「問題があるわけじゃないし、代える理由もない」と話し、近日中にも意見を集約しオファーを出す考えだ。「ここでの環境は満足しているし、フロントとチームの目標もすべて一致している。気持ちは固まっている」と指揮官。鹿島は来季もオリベイラ政権で挑むことになりそうだ。


先月の26日に報じられたオリヴェイラ監督への来季続投要請であるが、オリヴェイラ監督自身も前向きなとの続報である。
これは吉報と言えよう。
レギュラーに固定された青木が喜ぶのも無理はないが、層ではなくとも十分に能力を超えた何かを持っているこの監督と勝利の喜びを分かち合いたい気持ちがあるのは事実である。
ところで、サッカー的には"続投"ではなく"続蹴"では無かろうか。

ここからが本当の勝負

J1鹿島、きょう京都戦 連覇へ、全部勝つ
2008/10/18(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)第29節は18、19日、各地で9試合を行う。鹿島は18日、カシマスタジアムで京都と対戦する。キックオフは午後3時。ホームで首位を堅持したい。

 ここからが本当の勝負だ。リーグ戦も残り6試合。首位に立っているが、名古屋とは勝ち点で並び、7位のG大阪まで勝ち点6差の中にひしめいている。昨季は残り6試合から浦和との勝ち点10差を逆転して優勝を飾ったが、今季は状況こそ違え、1試合も落とせないのは変わりない。新井場は「6試合全部勝つつもり。昨季同様に、目の前の1試合1試合が大事になる。勝ち点3を取る作業に集中したい」と意欲を燃やす。
 前半戦のアウェーは今季から移籍した柳沢の活躍に屈した形で1−2で敗れた。青木は「教訓を得た試合。戦う姿勢が相手の方が上回っていた」と振り返り、「今は、こけなければいける状態。すべては自分たちにかかっている」と気合を入れる。
 メンバー変更はなさそうで、15日のウズベキスタン戦に出場した内田、興梠の代表組も先発する見込み。興梠は16日の紅白戦で2得点するなど好調を維持。柳沢との13番対決に注目が集まる。疲労が懸念される内田も「若いから大丈夫。ここまできたら、いかないと駄目でしょ」と笑い飛ばした。


リーグ戦もいよいよ残り6試合となった。
首位には立っておるが、2位との勝ち点差はないのである。
もう一つも負けられぬ状況といって良いであろう。
トーナメント戦と同様なのである。
否、90分で勝ちきって行かねばならぬ故、更に厳しい。
とはいえ、昨季のミラクルから考えれば自分たちが勝つだけで良いという分楽である。
敵は己だけである。
自分に勝って、勝ち点を積み重ねるのだ。
一つ一つ。

食べろ、食べよ

鹿島オリベイラ監督内田に「大食い」指令

京都戦に向けて最終調整する鹿島DF内田
 食べて、食べて、食べまくれ! 鹿島DF内田篤人(20)がオリベイラ監督から大食い指令を受けた。日本代表でのフル活動で疲労が蓄積しているが、コンディション維持のために「もっと食べろ!」と厳命された。18日の京都戦を皮切りにリーグ再開となり、優勝の行方は残り6試合にかかってくる。来月にはW杯予選カタール戦も控え、176センチ、62キロと細身の内田が食を太くしてシーズン終盤戦を戦い抜く。

 内田にも大食いブームが到来? 9日間の代表生活を終え、クラブに戻った内田はオリベイラ監督から「事情聴取」を受けていたことを明かした。

 内田 「ちゃんと食べているのか?」と聞かれた。いつも言われるけど、今回は気迫が違った。(15日の)ウズベキスタン戦後の食事を聞かれたので「ステーキ、パスタ、サラダ大盛り、ご飯大盛り」と答えたら「ベレーザ(素晴らしい)」と言われた(笑い)。

 W杯予選の激闘後のフードファイト? で推定2100キロカロリーを栄養補給した。サッカー選手の1日の平均摂取量は約3500キロカロリーと言われる。1食で半分以上をモリモリ摂取したことになる。それでも指揮官からは「パスタをもっと食べなさい」と追加注文もされた。

 フィジカルコーチ出身のオリベイラ監督は、176センチ、62キロと細身の内田の肉体にかかる負担を心配していた。「代表でもフル活用されて、プレッシャーも高い。本人と話してそれを取り除くことが重要になる」。ルーキー時代の1年目はプレッシャーから食が細くなり、57キロまで激減したこともある。現在首位に立つが、京都戦も含めて残り6戦は正念場。来月にはW杯予選カタール戦もあり、心身ともにかかる重圧は大きい。激ヤセ防止のために未然に注意を払った。

 内田は「体重も落ちていない。若いから疲れていない。大丈夫」と自分に言い聞かせるように話した。そして「残り6戦、特に明日の京都戦みたいにホームでの試合は落とせない」と気合を入れ直した。4月のACL北京国安戦でラフプレーで腰部を骨折した時には指揮官から「サッカーではアルゼンチン人と中国人に絶対に背中を見せるな」と格言も伝授された。内田は今回も名将からのアドバイスを受け止め「大食い」でシーズン終盤の激闘を乗り切る。
【広重竜太郎】
 [2008年10月18日9時20分 紙面から]

鹿島・内田に“大食い指令”!?
2008.10.18 05:01
 鹿島の日本代表DF内田篤人(20)に“大食い指令”が17日、下された。

 「篤人が心配だ。代表でもフル活用されている。プレッシャーもあるだろう」とオズワルド・オリベイラ監督(57)。チームに加え、夏には北京五輪へ出場。さらにA代表での招集と、燃え尽き症候群になってもおかしくないほど、サッカー漬けの日々だ。

 そこで、大食いのアドバイス。「食って寝ろ!!といわれた。いつもより気合が入った」と内田。15日のウズベキスタン戦後の夜食メニューも質問され「ステーキとパスタ、ごはん、サラダって答えたら『ベレーザ(美しい)』っていわれた」と笑顔で話した。

 18日は京都戦。1メートル76、62キロの細身のイケメンへの仰天メタボ指令!?。あるチーム関係者は「あと3キロ程度は太った方がいい」とも。パワーアップした内田を中心に鹿島が首位キープを狙う。
(峯岸弘行)

鹿島・内田に大食い指令!!
2008年10月18日 紙面から
 鹿島の日本代表DF内田篤人(20)が17日、オリベイラ監督から“大食い指令”を受けた。チームに合流すると、指揮官からウズベキスタン戦後の食事メニューをチェックされた。「ステーキ、パスタ、大盛りご飯と大盛りサラダ」と報告すると、満足そうな指揮官から「しっかりパスタを食べるように」とさらに念を押されたという。「ときどき言われるけど、今回はいつもより念入りに言われた」と振り返った。

 春先には過密日程がたたり負傷離脱しているだけに、指揮官が「代表でもフル活用され、プレッシャーも大きい。本人と話をして、それを取り除いてあげたい」は親心をのぞかせた格好。内田も「ここまできたら、いくとこまでいかなきゃ」とたくましく残り6戦のラストスパートを誓った。 
(塚田陽一郎)

フィジコ出身のオリヴェイラ監督らしい気遣いである。
日本代表のレギュラーに定着し消化する試合数は今後増える一方であろう。
不調になってしまっては大事なのである。
人間の動物としての基本である食物摂取を念入りに行い体調を維持したい。
魔界塔士Sa・Gaが如く敵が落とす肉を食べて成長(変身)するのである。
どんどん食べよ。
そして成長、レベルアップするのである。

前主将を抑えよ

連覇へ“ストップ・ヤナギ”!…鹿島
 “ストップ・ヤナギ”で連覇へ前進する。鹿島DF岩政は18日の京都戦(カシマ)へ向け「抑えなければいけない相手」として、昨年まで鹿島でプレーしたFW柳沢の名を挙げた。また、オリヴェイラ監督も「要注意人物」と注意を促した。7月の対戦では柳沢に得点を許し、1―2と敗戦。柳沢がつけていた背番号13を受け継いだFW興梠も「代表から帰ってきて調子が悪いとダメ」と誓った。
(2008年10月18日06時02分 スポーツ報知)

前回のアウェイに於ける対戦ではこの男にチンチンにやられてしまった。
そもそも残留を争うようなクラブに居るような選手ではないのである。
とはいえ、彼が選んだ道を否定することは出来ぬ。
彼自身が選手として、サッカー人として、そして人間として成長する為に必要と考えた上での決断なのである。
今回の対戦では、大いなる壁として立ちはだかり、挫折を思い知らせたいと思おう。
柳沢敦が成長し、最後には鹿島に戻ってくる為に。

アジア最長

鹿島、アジア最長LED掲示板お披露目
2008.10.18 05:01

 総工費約7億円をかけ、カシマスタジアムに設置したLED(発光ダイオード)の帯状映像装置の工事が17日に完了し、報道陣に公開された。全長500メートルはアジア最長で、2階スタンド最前部の壁面をほぼ1周する。米大リーグ・マーリンズなどの本拠地・ドルフィンスタジアムの全長約641メートルには及ばないが「それに次ぐもの」と鹿島関係者。広告はもちろん、スタメンや他会場の途中経過なども映し出され、18日の京都戦でお披露目される。(カシマ)

カシマスタジアムにアジア最長の帯状画面稼働

カシマサッカースタジアムに新しく設置されたアジアで最長のオーロラリボン
 カシマスタジアムに新設されたアジア最長となる500メートルのLED(発光ダイオード)を用いた帯状映像装置が、18日の京都戦から全面稼働する。17日にはテストがあり、報道陣にも公開された。鹿島、地元のセキネネオン(潮来市)などの共同事業で総工費7億円を投入。広告収入は最高で現行の4倍増が見込めるほか、多彩な演出でサポーターの目を楽しませてくれそうだ。
(2008年10月18日06時02分 スポーツ報知)

いよいよアジア最大、全世界でも有数の巨大LED掲示板が稼働する。
聖地の注目度が更に上昇するのである。
更に我等は素晴らしい試合をしていきたいと思う。

非ドラマティックな展開を

鹿島岩政18日京都戦で「ドラマ」予告
 鹿島DF岩政が、18日の京都戦で「ドラマ」が起きると予告した。昨季限りで移籍した京都FW柳沢を初めて本拠地で迎え撃つ。7月の対戦では元エースに先制弾を決められるなど返り討ちにされた。守備の要は17日の練習後に「いろいろかかわりのある選手との対戦で、ドラマ性のあるものが起きやすい。キャスティング的には今回は起こり得るでしょう」と予感めいたものを口にした。今回は柳沢封じでドラマの主役を張るつもりだ。
 [2008年10月17日20時32分]

久々に出た岩政の予言である。
しかしながら、強い鹿島がホームで勝利するシナリオはドラマとは言い難い。
我等も普通に完封して勝利してくれることだけを望んでおる。
ドラマティックな展開は不要なのである。
確かに昨季の主将であった柳沢敦が邪悪なる敵として挑んでくる事は気になる者も居るであろう。
とはいえ、それは些細な出来事である。
京都は今季昇格したばかりの弱小チームで降格におびえる日々なのである。
同じ土俵で勝負するわけにはいかぬ。
我等の敵は我等の中にこそあるのだ。
自分に勝って、一つ一つ優勝に近付こうではないか。

京都戦前日練習

[ J1:第29節 鹿島 vs 京都 ]前日練習の様子

日本代表としてW杯予選にも出場した興梠慎三選手。疲れも見せず、先発組の一人として元気に練習をしていました。

[ J1:第29節 鹿島 vs 京都 ]前日練習の様子

練習後、隣のフットサルコートで行われていたサッカー教室に飛び入りした内田篤人選手。子ども好きな内田選手はスッと溶け込んでいました

[ J1:第29節 鹿島 vs 京都 ]前日練習の様子

パイルの間をドリブルしてシュートする遊びを内田選手が実演。子どもたちも元気一杯でボールを蹴っていました

代表戦に出場した二人も問題なく練習に打ち込み、京都戦への備えは十分の様子。
勝利への意気込みを感じる。
聖地での一戦は、熱い戦いが予想される。
熱く勝利するのだ。
その為に我等は集う。
正義の力を見せつけられる為に。

興梠絶好調

興梠、代表効果で合流いきなり2発!
 鹿島の日本代表FW興梠が、「代表効果」を見せつけた。15日のウズベキスタン戦はわずか9分の出場ながら、念願のW杯予選デビュー。夜は4時間ほどしか寝られなかったというが、16日にチームに合流するといきなり紅白戦に出場。主力組で2ゴールを決め「代表から帰ってきて、調子が悪かったらダメだと思った」と笑顔いっぱいだった。
[ 2008年10月17日 ]

興梠が好調の様子。
しかしながら、これを代表効果と決めつけるのは如何なものか。
能力が高く好調な選手が代表なのでは無かろうか。
逆に不調の選手が代表で好調にしてもらえるのであれば、喜んで送り出したいものである。

手応え有り

「勝ちたかった」内田好機演出も…
 【日本1―1ウズベキスタン】DF内田はこの日も右サイドで躍動した。前半38分には中村とのワンツーから抜け出し、ゴール前のDF闘莉王に決定的なラストパス。惜しくもゴールにはならなかったが、開始から果敢に1対1を仕掛けた。それだけに「勝ちたかった」と悔しがったが「勝ちにいった結果の引き分けだから、みんなもOKと言っていた。最後にW杯に出られればそれでいい」と前向きだった。
[ 2008年10月16日 ]

興梠、見せ場作れず…W杯最終予選
 ◆南アW杯アジア最終予選第3節 日本1―1ウズベキスタン(15日・埼玉スタジアム) FW興梠慎三(22)=鹿島=が後半36分からW杯予選初出場。前線からのプレスなど、持ち味の豊富な運動量は出したが、決定的な見せ場はなく「自分のプレーができなかった」と反省。ただ、初招集のフル代表に「ちょっとしか出てないけど、通用するのは分かった」と手応えも感じていた。
(2008年10月16日06時02分 スポーツ報知)

【2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 日本 vs ウズベキスタン】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
10月15日(水) 2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本 1 - 1 ウズベキスタン (19:30/埼玉/55,142人)
得点者:27' シャツキフ(ウズベキスタン)、40' 玉田圭司(日本)

●内田篤人選手(鹿島):
Q:シュートのようなクロスがあったが?
「あれは闘莉王さんを狙った。中がフリーだったから入れた。フリーでなかったら自分で打っていた。中が空いていたからゴールは見なかった。後半も同じようなシーンがあって(香川)真司は一生懸命すべってくれたけど、俺が合わせられなかった。こっちの責任かな」
Q:1点しか取れなかったが?
「特に後半はチャンスがあったけど、相手も必死だから。しっかりチェックして、引くだけでなくうまく守ってきた。ワンタッチ、ツータッチでうまくかいくぐれれば良かったが、そこでちょっとみんなミスがあった。攻撃もパワフルだった。うまい崩しはなかったけど、グイグイやってくる感じだった」
Q:左でためて右に展開、というのは自分たちのやり方なのか?
「やり方というよりは、試合の流れで」
Q:試合は引き分けだったが、やりたいことは出来た?
「やりたいことは点を取ることなので。チャンスは作れたが・・・」
Q:引き分けという結果は?
「もちろん勝ちたかったが、勝ちに行った結果がこれなので。それはどうしようもない。試合後のロッカーでは、引き分けはOKと前向きに話をした」

以上

[ 2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 日本 vs ウズベキスタン ]

右サイドがから積極的な攻め上がりを見せる内田選手(鹿島)。何度も惜しいチャンスを演出したが、ゴールには至らなかった。

■興梠慎三(鹿島アントラーズ)
「割と通用すると思った」
 相手が引いていてスペースがなかった。(ベンチから見ていて)相手はスピードがなかったので、前を向けたら行けそうだと思ったけれど、なかなか自分のプレーができなかった。後半、チャンスを決めていたら3−1くらいのスコアになっていた。決定力は日本だけの課題ではない。自分自身としては、割と通用すると思った。

■内田篤人(鹿島アントラーズ)
「勝ちにいった結果だから仕方がない」
 勝ちたかった。でも、勝ちにいった結果がこれだから仕方がない。最後にW杯にたどり着けるなら、途中は(内容がよくなくても)いい。(自分のプレーは)まあまあ。普通が一番。(相手を抜くシーンもあったが)上背がある外国人は、日本人よりも抜きやすい。前半に何度かあったけれど、もっと低いボールをうまく使えるようにしたい。

二人とも得るものがあったように見受けられる。
この経験を来年以降のACLへ活かしたい。

日本代表 アジア最終予選ウズベキスタン戦

篤人・興梠出場おめでとう。
大事なのは所属クラブでの活躍である。

前を向け!

「前を向ければ自分のプレーはできる」興梠慎三=サッカー日本代表
 サッカー日本代表は14日、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会アジア最終予選のウズベキスタン戦を翌日に控え、試合会場となる埼玉スタジアム2002で最終調整を行った。
 以下は練習後の、興梠慎三(鹿島)のコメント。

「(試合に出られたら)前を向ければ自分のプレーはできると思う。問題はどうやって前を向けるようにするか。試合の中で工夫していきたい」
[ スポーツナビ 2008年10月14日 20:15 ]

FWが前を向いてプレイする。
これはチャンスにつながる。
前を向くためのプレイに幅がもてれば怖い存在となろう。
まだ若き興梠にはいくつものアイデアを試して欲しい。
この代表で修行を積み、鹿島へ持ち帰るのである。
本番は次の京都戦であろう。
久しぶりのゴールを聖地・カシマスタジアムで決めるのだ。
期待しておる。

右サイドの系譜

内田「名良橋魂」で右サイド駆け上がる

練習中に笑顔を見せる内田
 「名良橋魂」でウズベキスタン戦に臨む。DF内田篤人(20)が元日本代表で、右サイドバック(SB)の名手、名良橋晃氏(36)=JFAアンバサダー=から最終予選への心構えを授かったことが13日、分かった。

 20歳の若武者に届けられた金言。98年フランスW杯などで活躍し、代表キャップ38を誇る名良橋氏から「予選では思い切りが大事。遠慮せずに自分の持ち味を出してこい」と背中を押されたという。昨年U―20W杯、今年の北京五輪前など節目で助言を受け、力を発揮。内田にとって「力の源」とも言える魂が注入された。

 代表では「DFなんでまずは守備をしっかり」という意識から守備に重点を置いてきた。だが、SBとしては異例の10年連続得点を含むJ1通算23得点をたたき出した同氏からの指令を受け、「バランスを見て攻撃も積極的にいきたい」。必勝を期すウズベク戦。内田が右サイドを駆け上がる。

(2008年10月14日06時01分 スポーツ報知)

超攻撃サイドバックの名良橋晃から魂を伝授されたとのこと。
我等にすれば篤人とはまだまだである。
名良橋からの系譜を受け継ぎ、更に右サイドを切り裂くのである。
疾り続けよ。

U-16アジア選手権 神田くんベスト4へ

日本、サウジ下し4強/U16アジア選手権
<U−16アジア選手権:日本2−0サウジアラビア>◇12日◇準々決勝◇タシケント
 日本がサウジアラビアを2−0で下し、準決勝へ進出。来年10−11月にナイジェリアで開かれるU−17W杯の出場権を獲得した。

 日本は前半38分にFW杉本のゴールで先制し、同ロスタイムにも相手のオウンゴールで得点。前半を2−0で折り返し、そのまま逃げ切った。

 当初、1次リーグD組2位の日本はオーストラリアと対戦予定だった。しかし同組1位のイエメンが選手の年齢違反で失格。1位に繰り上がり、対戦相手がサウジに変更となった。

 連覇を狙う日本は15日の準決勝で、ウズベキスタンを0−3で破った韓国と対戦する。

 このほか、イランが2−0でシリアを、UAEが3−2でオーストラリアを破り準決勝に進出した。

 [2008年10月13日7時42分]

神田くんは先発で勝利に貢献である。
これで日本代表は来年のU-17W杯の出場権を得た。
更に上を目指すのである。
まずは小松帯刀の京屋敷へ住み込んでしまおうではないか。

強気で勝負せよ。

ウズベキ戦に闘志=生き残った興梠−サッカー日本代表
 ウズベキスタン戦へ向けた日本代表メンバーが11日に23人に絞り込まれた。9日のアラブ首長国連邦(UAE)戦には3人だった北京五輪世代のFWは興梠(鹿島)と岡崎(清水)が残り、森島(大分)が外れた。
 岡崎と興梠はUAE戦でプレーし、ゴールは決められなかったが、それぞれ持ち味を発揮した。特に後半、途中出場した興梠は切れのいいドリブルでペナルティーエリア内に攻め入り、日本の攻撃のリズムに変化をもたらした。
 香川(C大阪)のゴールにつながるプロセスでも、興梠のヘディングシュートがポストを直撃する場面があった。初の代表戦にも臆(おく)することなくプレーし、「代表でもやっていける自信はある」と言い切った。
 高さのあるウズベキスタン対策として、日本はサイドからDFラインとGKの間に低く速いクロスを放り込む練習に取り組んでいる。その点、裏に抜けるスピードもある興梠は魅力的だ。「外からクロスを上げる人のタイミングに合わせて中に入って行きたい」。強気で鳴る22歳は、大一番でのゴールの道筋を頭に描いている。


メンタルは十二分に代表格である。
スピードとテクニックは申し分ない。
そこにこの精神力を加味すれば当然の如く日本代表でろう。
生き残ったではなく当然の選出と言いたい。
更に上り詰め、ワールドカップスコアラーとして歴史に名前を残すのだ。
薩摩と長州を結びつけるのじゃ。

興梠NO.1

興梠15本中11本成功
 南アW杯アジア最終予選第2戦でウズベキスタン(15日・埼玉スタジアム)と対戦する日本代表は11日、都内でシュート練習などを行った。

 FW興梠は練習の最後に行われた、マイナスのクロスからのシュート練習では左右から計15本中11本を成功させた。「この間の試合(9日のUAE戦)でも外した。簡単なシュートだけど、あそこは絶対に浮かせてはいけない。集中してやった」と、シュート精度の向上に余念がなかった。

(2008年10月12日06時02分 スポーツ報知)

百発百中ですらない決定率0.733がニュースになるほど、他のFWが不甲斐ないのである。
とはいえ、興梠慎三のシュートが枠内に行くようになっておるのは我等も感じておった。
特に辛酸を嘗めたアウェイのアデレード戦では、抜け出して放ったシュートは枠に飛んでおったが故に防がれてしまったと言えよう。
狭いスペースへ割り込むプレイスタイルばかりが目立っておるが、決定力も武器なのである。
狙いすぎるが故にポストやバーに嫌われてるだけなのである。
しかしながら、今後の鹿島を背負って立つFWである以上、更に決定力を磨くべきである。
代表なんぞに現をぬかしておらず、もっともっと精進せよ。

培うべき徳行

何と!内田&興梠は生ジーコ知らなかった
 日本代表のDF内田とFW興梠の鹿島若手コンビが、鹿島の土台を築いたジーコ元日本代表監督について衝撃告白した。同氏は15日に対戦するウズベキスタンのアドバイザーを務め“再会”を楽しみにしている選手も多いが「生ジーコ、見たことないんです。だからあこがれもない」と内田が言えば、興梠も「会ったことない。だから鹿島の人にジーコ、ジーコと言われても意味分からない」とあっけらかんとしていた。
[ 2008年10月12日 ]

我等が若手日本代表コンビはジーコについて思い入れがないとのこと。
これも時代の流れと言えよう。
真の意味でジーコがレジェンドとなっておるのである。
とはいえ、我等が父祖を知らぬ存ぜぬでは我等の方が恥ずかしい。
戻ってきたところで教育し直さねばなるまい。
まずは教育勅語からである。

教育勅語

朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ?ヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此
レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ
兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ
修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ?器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開
キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無
窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス
又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所
之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々
服膺シテ咸其?ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

明治二十三年十月三十日
  御名御璽

U-18/U-15 GKキャンプ 八木くん選出

2008 U-18/U-15 GKキャンプ メンバー [ JFA ]
◇スタッフ
GKコーチ 
川俣 則幸(KAWAMATA Noriyuki)【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
前田 信弘(MAEDA Nobuhiro)【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
望月 数馬(MOCHIZUKI Kazuma)【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】
井上 祐(INOUE You)【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/山形県立鶴岡中央高等学校】
藤原 寿徳(FUJIWARA Hisanori)【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/鹿島アントラーズ】
河野 和正(KAWANO Kazumasa) 【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/セレッソ大坂】
加藤 寿一(KATO Toshikazu) 【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/サンフレッチェ広島】

◇選手
U-18
泊 省吾(TOMARI Shogo)
1990.06.06  188?/79?  神村学園
高野 純一(TAKANO Junichi)
1991.01.21  185?/78?  兵庫県立赤穂高等学校
大森 圭悟(OMORI Keigo)
1991.04.22  190?/89?  サンフレッチェ広島ユース
川浪 吾郎(KAWANAMI Goro)
1991.04.30  192?/82?  柏レイソルU-18
山脇 翔太郎(YAMAWAKI Shotaro)
1991.08.03  185?/70?  青森県立五戸高等学校

八木 直生(YAGI Naoki)
1991.12.18  197?/72?  鹿島アントラーズユース

村下 達郎(MURASHITA Tatsuro)
1992.06.12  182?/73?  京都サンガF.C.U-18
松原 修平(MATSUBARA Shuhei)
1992.08.11  183?/82?  コンサドーレ札幌ユースU-18
西浦 翔(NISHIURA Sho)
1992.09.14  180?/68?  セレッソ大阪U-18学校
渡辺 泰広(WATANABE Yasuhiro)
1992.10.04  180?/66?  アルビレックス新潟ユース
櫛引 政敏(KUSHIBIKI Masatoshi)
1993.01.29  180?/68?  青森山田高等学校

◇U-15
藤田 陸(FUJITA Riku)
1993.06.15  180?/70?  保津川イレブンフットボールクラブU-15
石井 綾(ISHII Ryo)
1993.06.24  178?/68?  名古屋グランパスU-15
富澤 雅也(TOMIZAWA Masaya)
1993.07.14  186?/64?  町田JFCジュニアユース
中島 宏海(NAKASHIMA Hiromi)
1993.08.08  175?/60?  筑陽学園中学校
池田 隼(IKEDA Hayato)
1993.09.22  177?/75?  さぬき市立津田中学校
鈴木 椋大(SUZUKI Ryota)
1994.02.10  186?/71?  名古屋グランパス三好FC
吉田 瑞生(YOSHIDA Mizuki)
1994.04.19  180?/67?  JFAアカデミー福島
八谷 惇希(HACHIYA Junki)
1994.05.15  177?/58?  清水エスパルスジュニアユース
阿波加 俊太(AWAKA Shunta)
1995.02.07  179?/67?  コンサドーレ札幌ユースU-15
中村 航輔(NAKAMURA Kosuke)
1995.02.27  163?/46?  柏レイソルU-15

【スケジュール】
10月17日(金)14:00 集合/15:00 トレーニング
10月18日(土)9:00 トレーニング/14:30 トレーニング
10月19日(日)8:30 トレーニング/12:45 解散

以上

我等がいまいちくんこと八木くんがU-18/U-15 GKキャンプに招集された。
ここで何かしらを得て帰って来て欲しいものである。
GKはレギュラーポジションが一つのみであり、掴み取るまでが辛く長いものである。
耐えることを覚えてくるのじゃ。
苦労の多いポジション故、メンタルが最も重要なのである。
恵まれた身体に加え、精神的に成長が見込めれば、フル代表とて夢ではない。
期待しておる。
まだ16歳、いくらでも成長するであろう。
我等が夢を背負っておることを忘れるでないぞ。

興梠・篤人ウズベキスタン戦代表選出

興梠、内田選手がウズベキスタン戦日本代表に選出
10月15日(水)のFIFAワールドカップアジア最終予選ウズベキスタン戦(埼玉スタジアム2002)に臨む日本代表メンバー23人が日本サッカー協会(JFA)から発表され、アントラーズから興梠慎三、内田篤人両選手が選出されました。なお、代表招集中だった青木剛選手は代表チームを離れ、鹿嶋に戻ります。

森重、青木、デカモリシがメンバー外れる
 日本協会は11日夜、15日のウズベキスタン戦に臨む日本代表メンバー26人からDF森重、MF青木、FW森島が外れると発表した。森重は「高いところを意識し、(今後も)しっかりやりたい」と話し、森島も「北京五輪で落とされて今がある。はい上がりたい」と前向きだった。青木は「先は長い。何ができるか常に考えたい」と決意をあらたにした。
 [2008年10月12日8時37分 紙面から]

3選手が代表から外れる…ウズベキスタン戦
2008.10.12 05:01
 日本サッカー協会は11日、ウズベキスタン戦に向けた日本代表からMF青木剛(26)=鹿島=、FW森島康仁(21)、DF森重真人(21)=ともに大分=の3選手がチームを離れると発表した。「監督から『チームでしっかりやってくれ、Jリーグで見に行くから』といわれた。またチャンスはあると思う」と青木。3選手は9日のUAE戦で出場機会がなかった。

離脱・森島に大久保がツンデレな一言
 11日の練習後、DF森重、FW森島(ともに大分)MF青木(鹿島)の日本代表離脱が発表された。ウズベキスタン戦へメンバーの絞り込みを行ったもので、岡田監督が宿舎で自ら通告した。26歳の青木は「これから先もチャンスはあると思う」とショックを隠せなかったが、大分の21歳コンビはさばさばした様子。森重は「ウズベキ戦はコンセプトを分かって見られるので楽しみ」、森島は「嘉人さん(大久保)に“はよ帰れ”と言われた。あの人、ツンデレなんで」と笑顔で話した。
[ 2008年10月12日 ]

青木、森重、森島が落選 代表23人決定
 日本代表・岡田武史監督は11日、南アW杯アジア最終予選第2戦のウズベキスタン戦(15日)に臨む日本代表メンバー23人を決定。今合宿に参加している26人からMF青木剛(26)=鹿島=、DF森重真人(21)、FW森島康仁(21)=ともに大分=の3人が外れた。9日のUAE戦(東北電ス)で出番がなかった3人はこの日まで練習に参加。夕食前に岡田監督から代表から外れることを告げられた。その際には「大枠には入っている」との言葉をかけられたという。
(2008年10月12日06時02分 スポーツ報知)

青木が戻ってくるとのこと。
これは素晴らしい。
ここ数試合守備が安定しておるとはいうものの、チューヤンと青木のコンビネーションは更に熟成する必要がある。
現在、青木が前目でチューヤンが後ろというポジショニングは絶妙でバランスが良い。
とはいえ、同じパターンではいずれ読まれてしまうものである。
二人の息が更に合えば、盤石となろう。
リーグ戦再開の18日までじっくり練習を重ねる時間を得た。
重畳である。
最強の布陣で柳沢前主将率いる京都を叩きのめそうではないか。

秋春制反対

AFCが「秋春制」移行を打診していた
 日本協会の犬飼会長は10日、AFCからJリーグの開催期間を春秋シーズン制から秋春シーズン制に移行するよう打診されていたことを明かした。連絡があったのは来季のACLの開催概要が決定した8月ごろ。同会長は「非公式なもの」としながらも「日本が変更すれば、韓国、中国も右にならえとなると言われた」というAFCの具体的なプランも明かした。
[ 2008年10月11日 ]

犬飼氏の売名行為かと思われた秋春シーズン移行であるが、AFCからの打診であったとのこと。
日本サッカー協会がアジアでの発言権を得る為に多くの人間を不幸にさせようとしておるのである。
暖房完備の貴賓室で温々と観戦する人々に現場を理解せよと言っても難しいであろう。
しかしながら、ここで諦めては何も始まらぬ。
正義を貫けぬようでは日本サッカーに未来はない。
我等は戦わねばならぬのだ。
正義の為に。

小笠原満男、手術成功

小笠原選手が手術
標記の通り、小笠原満男選手が10月10日、都内の病院でチームドクターの執刀による手術を受けましたのでお知らせします。小笠原選手は9月20日の柏レイソル戦で左膝を負傷。急性期症状(腫れ等)が収まったため、手術を行いました。

術式:左膝前十字靭帯再建術
全治等:6カ月程度


小笠原、じん帯再建手術が無事終了
 9月20日の柏戦で「左ひざの半月板および前十字じん帯の損傷」を負った鹿島MF小笠原が10日、都内の病院でじん帯の再建手術を受けた。クラブ関係者によると、3時間ほど要した手術は問題なく終了。全治6カ月の診断で来季の開幕は絶望的だが、チームは全力を挙げてリハビリをバックアップする方針で「4月上旬までに復帰させる」と見通しを話した。
[ 2008年10月11日 ]

小笠原が3時間の手術、半月板除去は回避…鹿島
 9月20日の柏戦で左ひざ前十字じん帯と半月板損傷のけがを負ったMF小笠原満男(29)=鹿島=が10日、都内の病院で手術を受けた。この日午後2時から約3時間をかけて、体の一部のじん帯をひざに移した。手術は無事に終了。半月板については損傷が少なかったため、取り除く必要がないと判断された。今後は約10日間の入院を経て、リハビリを開始する。

  来年4月の復帰へ、一筋の光がみえた。半月板を取り除けば、ひざへの負荷が増大し、復帰後も疲労の回復遅れなどの症状が出る。今回除去手術を回避できたことは、まさに不幸中の幸い。術後の経過は良好。小笠原はチームメートに「見舞いに来なくていい」とリーグ連覇に集中するように指示している。

(2008年10月11日06時02分 スポーツ報知)

10月2日に報じられてから一週間、小笠原主将の手術は無事に終えたとのこと。
一安心である。
ここは焦らずじっくり治して欲しい。
代役を務めるチューヤンは満男ほどの存在感は示せぬものの穴を埋めるには十分な活躍である。
満男が戻ってきた際には、前のポジションへ追い出す勢いすら感じる。
チームのことは心配せずによい。
小笠原主将には負傷を癒すと共に、更なる精神的な成長を期待するのである。

興梠代表合格、篤人アシスト

岡崎&興梠体張った!北京世代は合格点

<日本・UAE>後半、シュートがポストに当たり悔しがる興梠
Photo By 共同

 【日本1―1UAE】先発した岡崎が体を張り、後半12分から途中出場した興梠はDFラインの裏に飛び出して前線を活性化した。北京世代の2人がそろってA代表デビュー。岡田監督は「初めての試合であれだけできれば合格。うまく組み合わせていきたい」と話し、2人を今後の戦力として評価した。

 岡崎は代表合流前日の6日に飼い犬に右足中指をかまれ3針縫う裂傷を負った。だが「大丈夫」と、巻と交代する後半37分まで走り回り、前半2分には相手からボールを奪い最初の決定機を築いた。「最初のプレーは良かったけどゴールを決めないと」と話したが、持ち味の泥臭さを存分に発揮した。

 興梠は「DFラインが深かったので裏を抜ければ」と自分の特徴を生かして相手の守備をかく乱して日本にチャンスをもたらした。後半27分の香川の得点はポストに当たった興梠のヘディングが起点だっただけに「自信になった?そうですね」と笑顔いっぱいだった。

[ 2008年10月10日 ]

内田絶妙アシストも反省「その他は…」
 【日本1―1UAE】DF内田は唯一の得点となった香川のゴールをアシストしたが「アシストはよかったけど、その他は…」と試合後の表情は浮かなかった。岡田監督からは「単純にクロスを上げるのではなく、相手を崩してから上げるように」と指示を受けていたが「戦術を意識しすぎた」と効果的なクロスを入れられなかったことに悔いが残った様子。ウズベキスタン戦での課題に攻撃のアイデアを挙げた。
[ 2008年10月10日 ]

岡ちゃん岡崎&興梠に合格点!五輪世代FW手応え
 ◆キリンチャレンジカップ2008 日本1―1UAE(9日、新潟・東北電力スタジアム) ともに日本代表デビュー戦となった北京五輪世代のFW岡崎、興梠はゴールこそならなかったが持ち味は発揮した。先発した岡崎は骨惜しみしない守備と、素早い動き出しが光った。後半37分まで出場し「緊張はしなかった。自分としてはそこそこできると思った」と手応えを示した。

 五輪代表からは落選したが最近の鹿島でのプレーを買われ代表入りした興梠も、柔らかい動きと攻撃感覚を披露。「今はチームで試合に出ていて、この試合もうまく入れた」と笑顔。岡田監督も2人を「初めての試合であそこまで出来たら合格点。自分のいいところを出してくれた」と高く評価した。

(2008年10月9日22時59分 スポーツ報知)

【キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
●内田篤人選手(鹿島):
「前までは行ける。あとは最後のところ。中が結構でかいので単純にクロスを上げても難しい。単純にクロスを上げるというよりも、崩して行ければ良かった。ただ、今日は崩そうという意識が強すぎたかもしれないです」

[ キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE ]

右サイドを駆け上がり絶妙なクロスをあげるだけでなく、自らもシュートを放つなどして攻撃参加していた内田篤人。

【キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE】試合終了後の興梠慎三選手(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
●興梠慎三選手(鹿島):
「こうなるとは考えていなかった。運がいいというか、チャンスをもらえているので期待に応えたいです。自分らしいプレーをして、アピールしようと思っていた。それはできた感じはある。自信はありますが、今日は課題の残る試合でした」

[ キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE ]

後半26分、右からのクロスにヘッドで合わせる興梠選手。ボールは惜しくもポストに弾かれる。

遅攻は監督の指示、裏への飛び出しは選手の判断。
誰に問題があるのか、課題のはっきりした試合であろう。

日本代表 UAE戦

興梠慎三フル代表デビュー!
かなり惜しかった。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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