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倒れ込む篤人

[ キリンカップサッカー2009 日本 vs ベルギー ]

今日も、右サイドを何度も駆け上がり、攻守に貢献した内田選手。ピッチに倒れこむ姿も爽やかだ。

「三連覇を狙う鹿島の選手なので無責任なプレイは出来無い」と実況された篤人である。
この試合でも不動のレギュラーとしての面目は躍如したと言えよう。
負傷無く試合を終えたことを幸せに思う。
無事、鹿島へ帰ってきて欲しい。

日本代表興梠慎三コメント

【キリンカップサッカー2009 日本 vs ベルギー】試合終了後の興梠慎三選手(鹿島)コメント(09.05.31)
5月31日(日) キリンカップサッカー2009
日本 4 - 0 ベルギー (19:20/国立/42,520人)
得点者:21' 長友 佑都(日本)、23' 中村 憲剛(日本)、60' 岡崎 慎司(日本)、77' 矢野 貴章(日本)

●興梠慎三選手(鹿島):
「久々にやって楽しかった。一人少なくなってからは難しかったが仕方がないです。フィジカル的には問題はなかった。ウッチー(内田)からのボールは、俺なら間に合うと思ったと言っていたが、1週間近くやっていなかったので間に合わなかった。楽しかったがもっともっと絡んでいきたいし、次チャンスをもらったら頑張りたいです」
以上

フィジカル的には問題なく楽しくできたとのこと。
リハビリにはちょうど良かったと言えよう。
調子を戻して鹿島に帰って来て欲しい。

日本代表 キリンカップ ベルギー戦

篤人はフル出場で完封に貢献。
興梠はファールゲットで勝利に貢献。

体力回復せよ

「5分でもチャンスをもらえれば何かしらできる」興梠慎三=サッカー日本代表
 サッカー日本代表は30日、「キリンカップサッカー2009 〜ALL FOR 2010!〜」のベルギー戦を翌日に控え、試合会場となる東京・国立競技場で最終調整を行った。
 以下は練習後の、興梠慎三(鹿島)のコメント。


「胸(の痛み)は大丈夫。ただ、あまり走っていないので体力が心配。5分でもチャンスをもらえれば何かしらできる。ゲームになれば集中しているので、痛みは忘れると思う。(チリ戦の大量得点を見て)単純に『日本は強いな』と思った」
[ スポーツナビ 2009年5月30日 20:25 ]

まだ痛みはあるものの、試合に集中すれば大丈夫な状態にまで来ておる様子。
ここは出場してもらいたいところ。
それだけの実力は十分にある。
そこで体力を戻し、ジュビロ戦に備えるのだ。

謙虚で献身的な篤人

ウッチー“俊輔弾”演出へオトリになる

パスを出す内田篤人(左)
Photo By スポニチ

 日本代表DF内田はオトリになって“俊輔弾”を演出する。27日のチリ戦を休養のために欠場し、31日のベルギー戦は先発が決定的。中村、長谷部と右サイドでトライアングルを形成するが「久しぶりにやるけど、2人のレベルについていくだけ」と謙虚に話した。ベルギーは守備的な戦術をとることが濃厚で「オレがオトリになって、俊さん(中村)が遠めからシュートを打てればいい」と献身的なプレーに徹する考えを明かした。
[ 2009年05月31日 ]

先発復帰が予想される篤人である。
囮に徹し、チームプレイに徹する心構えとのこと。
ゲームメイクも可能な篤人がこれだけ謙虚な姿勢で挑んでくれるとは指揮官も使わざるを得ないと言えよう。
まさに日本代表の鑑である。
我等としてはアシストの一つもして欲しいところであるが、無駄走りに追われるだけで終わりそうな気配もある。
とはいえ、それもサイドバックの宿命である。
かつて日本代表の右SBを担った名良橋晃は幾度となく右サイドのスペースを突いたが、ゲームを操る中田ヒデにはまったくもって無視され続けた。
その系譜である内田篤人もそれで良いのである。
我等が篤人が右サイドの主役であることに変わりはないのだから。

痛みをこらえる慎三

長友、ベルギー戦OK!大久保&興梠も復帰
2009.5.30 05:01
 日本代表合宿(29日、都内)31日のキリン杯・ベルギー戦(国立)に向けて、練習を再開。MF中村俊輔(30)=セルティック=や、ケガで出遅れた田中マルクス闘莉王(28)=浦和=らも合流し、リーグ戦を残す松井大輔(28)=サンテティエンヌ=以外の25選手がそろった。
 体調不良で一時離脱したDF長友とFW大久保も復帰し、全体練習をこなした。虫垂炎の初期症状で25日から3日間休んだ長友は、「体力的には大丈夫。普通にやれた」と明るい表情で、岡田監督もベルギー戦で起用する考え。ドイツ滞在中から発熱していた大久保は「1週間休んだから心配」としながらも、「一応そこに持ってきている」と出場に意欲を示した。右胸打撲の影響があったFW興梠も復帰。ただ、対人練習は避けた。


もう大丈夫?大久保&興梠全体練習に合流
 別メニューが続いていた日本代表FW大久保と興梠の2人も練習に合流した。一時は40度以上の発熱で寝込んでいた大久保は、前日から室内練習を開始し、この日はフルメニューを消化。「最初はきつかったけどね。でも、もう大丈夫。試合をやれば戻るでしょう」と笑顔を浮かべた。また右胸部打撲の興梠も練習をすべてこなし、「痛みは多少あるけど、それを言ったら出られないんで」と危機感を漂わせた。
[ 2009年05月30日 ]

代表において練習復帰も対人練習は避け、危機感を漂わせる興梠である。
痛みを乗り越え練習に励む。
そのメンタリティが出場へ向かわせると捉えたい。
勝者のメンタリティを日本代表にも分け与えようではないか。

日本代表内田篤人コメント

【キリンカップサッカー2009 日本 vs ベルギー】5/29(金)練習終了後の日本代表各選手コメント(09.05.29)
●内田篤人選手(鹿島):
「ここにきて浸透してないと困る。浸透してるから誰が入ってもやれている。やる事は変わらない。ここに来たからどうという事はない。
 慎三さん(興梠)、ヨシトさん、長友さんとも、違う理由で試合に出てないですが、次の試合で出ると決まったわけではないですが、出たらがんばりたいです。
(チリ戦欠場は)初日にヨーヨーをやったときに心拍数の下がり方がいつもより遅かったから。誰が出てもおかしくないし、次もオレが出るかはわからない。心拍数の事はよくわからないです。でも仕事ですからね、大丈夫です。
 体の変調という事ではないですよ。Jの試合でもACLでも出ているということはありますが、これまではごまかしながらきつくてもやってきてましたけどね。まあ、いいと思います。一杯試合に出るってのは。
 ただ、まだ5月なんですよね。そんな事を言っている場合ではないですが。
 そうやってみんなが言うから友達から心配のメールが来るんですよ。親も心配してましたし(笑)。
 山田くん(浦和)はすごい幼い顔ですよね。オレも言われてましたが、比ではないですよね。オレも言われてたけどかわいいですよね。これから人気があっちに集中してくれれば、オレもサッカーに集中できます(笑)。
(山田は)ある程度きついパスを出してもうまくさばいて出せる。レッズで出てますからね。うまいと思います。ちょっと話しましたけど、生え抜きらしいですね」


可愛い篤人が出場しなかったのは、心拍数の下がり方が遅かったからとのこと。
少々不安であるが、本人も気にしておらぬところに我等が気を揉んでも仕方があるまい。
花試合であるキリンカップの欠場など気にしても始まらぬ。
調子を整えてくれればそれで良い。

興梠、練習合流

大久保&興梠も29日合流…まずは体力回復
 風邪のため“隔離生活”が続いていた日本代表のFW大久保と、右胸打撲で離脱していたFW興梠が29日の練習から合流する。大久保は体調不良の間、食欲が落ち「体重も減った」と話しており、まずは体力、スタミナ面の回復に努めることになりそうだ。岡田監督によれば、2人は28日、都内に移動後、宿舎内の施設を使って体を動かしたという。当面は31日のベルギー戦出場を目標に調整する。
[ 2009年05月29日 ]

別メニューで調整しておった興梠慎三が練習に合流するとのこと。
リハビリも終了と考えたい。
代表で調子を整え、6月20日のジュビロ戦に備えたい。
昨季のホーム・ジュビロ戦では不発に終わっておるだけに奮起したいところである。
代表で出場が叶わぬようでは、大迫に先発を奪われても文句は言えぬ。
その気持ちで代表に挑んで欲しい。

篤人、20キャップ

DF内田が最速20戦出場で“ヒデ超え”

前日練習の前、岡田監督(右)は誰もいないベンチでDF内田と話をする
 日本代表DF内田篤人(21=鹿島)が「中田超え」を果たし、W杯最終予選に勢いを付ける。26日は冒頭15分のみ公開だった公式練習に参加。27日のキリン杯チリ戦に出場すれば、代表戦出場が20試合に達する。21歳61日での20試合到達は中田英寿氏の21歳69日を上回る史上最速記録。「まだ20試合か、という感じ。代表戦は1試合1試合が重いからね」とリラックスした表情で話していた。
 [2009年5月27日8時36分 紙面から]

[ キリンカップサッカー2009 日本 vs チリ ]前日練習の様子

内田篤人(鹿島)の後ろを回り込む岡崎慎司(清水)。後ろは今野泰幸(F東京)と橋本英郎(G大阪)。

着実に代表キャップを重ねる内田篤人である。
キリンカップは練習試合であり、リラックスして楽しんできて欲しい。
日本を代表していることは事実であるが、気負う必要のない試合もあるのである。
さちを含めたパン屋家族の仲睦まじい姿に涙する春男であった。

日本代表内田篤人コメント

【キリンカップサッカー2009 日本 vs チリ】試合前日の日本代表選手コメント(09.05.26)
●内田篤人選手(鹿島)
「疲れは大丈夫です。
(Q:虫垂炎になった長友について)
あんな、いかつい体をして何してるんですか(笑)
(Q:新しい選手が入ってきているが)
Jリーグを見ても、誰が出てもレベルは高いと思う。
(Q:去年のチリ戦が日本代表のデビュー戦でしたが?)
あまり気にしていないです。チリは強い。今までにやった中で一番強いと思う。ウルグアイ戦は出ていないです。チリはよく走るし、ガチャガチャやったら強い。南米だし、足元もうまい。
ミスして落ち込んだりしないで、気持ちの面ではのびのびと元気良くやりたいと思います。W杯の予選ではないからいい、というわけではない。勝ちに行かないと…代表というのはそういうもの。2つ勝ってウズベキスタンに行くのと、負けていくのとでは違う。消化試合ではない。でも、負けたら負けたで気を引締めていける。ものは言いようです。チリのビデオは見ていないです。ミーティングはいつもどおりです。新しい選手も来ていましたから。
オレから話しかけるタイプではないが、長い時間代表にいるのでコミュニケーションは問題ない。山田(浦和)は、クリクリしててマジでかわいい。下の年代の選手が入ってきて自覚が出たということはないですが、こき使えます。こき使ったことはないですが(笑)。
誰が出ても、やり方は変わらない。人が変われば、その人のいいところを引き出してやるだけ。やり方自体は変わらない。個々の特徴を引き出したい。
オカちゃん(岡崎)なら裏に出られるし、(矢野)キショウさんなら体が強いですしね」


虫垂炎にいかつい体は無関係では無かろうか。
そして選手の特徴を把握し、ゲームメイクする篤人である。
こうなっては、代表には欠かせぬ存在なのであろう。
怪我無く帰ってくればそれで良い。
多少の疲労は我慢しようではないか。

日本代表、篤人と興梠

[ キリンカップサッカー2009 日本 vs チリ ]5/25練習の様子

練習の合間に初召集の槙野智章選手(広島)のトサカヘアに興味津々の内田篤人選手(鹿島)。

[ キリンカップサッカー2009 日本 vs チリ ]5/25練習の様子

ACL北京国安戦で胸を強打した興梠慎三(鹿島)は別メニューで調整を行っていた。


篤人はU-20ワールドカップでチームメイトであった槙野とじゃれておる様子。
二年前のあの大会は楽しかった。
中盤の美しさは黄金世代に次ぐものがあったと思われる。
その中盤の控えであった香川がフル代表に選出されておるというのも異な感じである。
そして別メニューの興梠であるが、悪質な行為を行ったのは上海甲花である。

興梠、日本代表合流

岡田ジャパン離脱者続出
2009年5月26日 紙面から
 メンバー26人のうち、ケガを抱えているのは守備の大黒柱でもあるDF闘莉王(浦和)と“ポスト田中達也”のFW興梠(鹿島)の2人。胸部打撲の興梠は別メニュー調整ながら代表合流。しかし左太もも裏痛の闘莉王はきょう26日も所属チーム側で精密検査を受けるため、代表合流はチリ戦後の東京合宿まで見送られることになった。
 岡田監督は「MRI(磁気共鳴画像装置)検査で出血はなかったようだが、もう一度検査をさせる。そこで問題なければ東京で合流させる。どっちみち(大阪に)来ても試合をやらせるつもりはない」と大事をとったことを強調した。
 肝心のW杯予選ウズベキスタン戦(6月6日)が間近に迫り、誤算続き。だが指揮官は「いつも万全の態勢で臨めるわけではない。これはチームがタフになるためのいいチャンス」と前向きだ。


興梠は調整メニューながら代表の練習に合流したとのこと。
回復へ向かっておると判断して良かろう。
この合宿でリハビリをして欲しい。
レベルの高い練習試合にも出場出来ればなお良い。
調子を戻して鹿島に合流することを望んでおる。
阿呆な兼続に涙する三成を演出するCGのトンボは安いとしか言いようがない。

ガンバ戦報道

鹿島中田が手術乗り越え「復活弾」/J1

先制ゴールを決めた鹿島MF中田浩二(左)はFW大迫勇也(右)らと笑顔
<J1:鹿島1−0G大阪>◇第13節◇24日◇万博
 昨年10月29日の右ひざ手術を乗り越えた鹿島のMF中田浩二(29)が決勝の「復活弾」を決めた。前半16分、MF本山の右クロスが相手選手に当たって浮き上がり、落下点に滑り込んで左足で押し込んだ。「何となく(球が)来ると思った。右ひざも少し痛くて喜ぶにも喜べなかったけど」と、8カ月ぶりの公式戦先発出場で、04年6月13日広島戦以来となるリーグ戦のゴールを振り返った。小笠原の出場停止で巡ってきたチャンスを生かしたベテランを、オリベイラ監督は「小笠原の代わりは中田しかいなかった」と絶賛した。

 [2009年5月25日8時28分 紙面から]



鹿島・中田、5年ぶり弾で5連勝
2009.5.25 05:01
J1第13節最終日(24日、G大阪0−1鹿島、万博記念競技場ほか)鹿島は前半16分、今季初先発のMF中田浩二(29)が欧州から復帰後、初ゴール。G大阪を1−0で下し、5連勝で首位を堅持した。

 5連勝を飾った鹿島ベンチにはいつもの歓喜の輪。中心には今季初先発、中田の端正な笑顔があった。「ボクが出て負けたくなかった。まさかゴールとは思わなかったけど」。前半16分、ゴール前の混戦で懸命に左足を伸ばしてゲット。自身にとって04年6月13日の広島戦以来、約5年ぶりのJ1得点が試合を決めた。フランスとスイスリーグを経て、昨年7月に鹿島へ4季ぶり復帰。古傷の右ひざはまだ万全ではないが、オリベイラ監督の期待に見事に応えた。






中田が復活ゴール!Jで約5年ぶり

<G大阪・鹿島>前半16分、ゴールをきめた鹿島・中田浩二(左から2人目)はチームメートと喜ぶ
Photo By スポニチ

 【鹿島1−0G大阪】鹿島のMF中田浩二(29)が、アウェーのG大阪戦で復活ゴールを決めた。前半16分に本山の右クロスをファーサイドに飛び込んで左足で押し込んだ。「もうちょっときれいに決めたかった。あれ?って感じで喜ぶに喜べなかった」。昨年10月に右ひざ軟骨除去手術を受けてからは初の、昨年9月20日の柏戦以来となる先発出場。混戦からのゴールには苦笑いだったが、Jリーグでは04年6月13日の広島戦以来、約5年ぶりとなる復活弾の価値は変わらない。

 チームはG大阪も撃破して、リーグ戦5連勝で公式戦の無敗記録を15にまで伸ばした。消化試合数が1試合少ない状態で2位・浦和との勝ち点差を4とし、中田は「自分が出て負けなかったのはよかった」。首位を独走する常勝軍団にまた1人頼もしい男が帰ってきた。

[ 2009年05月25日 ]

中田浩5年ぶり決勝弾!…鹿島
 ◆J1第13節 G大阪―1鹿島(24日・万博記念競技場) 首位・鹿島は今季初先発のMF中田浩二(29)が約5年ぶりのゴールを決め、5連勝。1試合消化が少ないながら2位・浦和との勝ち点差を4に広げた。J1はW杯アジア最終予選のため一時中断し、6月20日に再開する。

 前半16分、MF中田が左足スライディングシュートで決勝弾を決め5連勝に貢献。04年6月13日広島戦以来、約5年ぶりの得点に「久しぶりすぎ。もうちょっときれいに決めたかった」と照れ笑いを浮かべた。昨夏、スイスのバーゼルから復帰後、右ひざ手術などで苦しんだ。先発は昨年9月20日の柏戦以来。MF小笠原の出場停止で巡ってきたチャンスで存在感を見せつけた。

(2009年5月25日06時01分 スポーツ報知)

予想通りユダ一色である。
復帰後、ボランチとして初先発し完封と共に決勝点で貢献するとは流石である。
やはり素晴らしいプレイヤーであったと改めて認めたいと思う。
ここで愛称を与えたい。
"ユダ"と。

ガンバ戦コメント

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
結果には非常に満足している。連戦の中ということを考えるとチームパフォーマンスも非常に良かったと思う。G大阪という日本ではトップレベルの選手たちを揃えた素晴らしいチームとは、厳しい試合になると考えていた。入り方を上手くできたし、立ち上がりにもいくつかチャンスがあってそのうちのひとつを決めることができた。もちろん押される時間も予想されたが、我慢強くやることが大事だと思っていた。ひとつ残念だったのが、何度か上手くできていたカウンターのなかから追加点を奪えなかったこと。でも、この連戦の中でG大阪というチームに勝てたことは非常にすばらしいことだと思っている。

【J1:第13節 G大阪 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.05.24)
5月24日(日) 2009 J1リーグ戦 第13節
G大阪 0 - 1 鹿島 (13:03/万博/19,092人)
得点者:16' 中田浩二(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:試合を振り返って。
「まず結果には非常に満足している。チームパフォーマンスも連戦の中でのパフォーマンスということを総合的に考えても、非常に良かったと思います。ACLを並行して戦い、厳しい試合を味わい、そこで勝ったり、引き分けたりしながら、この中断前にガンバという素晴らしいチームとの対戦を迎えた。厳しいゲームが予測されました。ガンバは日本ではトップレベルの質の高い選手を抱えているチーム。入り方を大切にしたかったが、それがうまくいった。立ち上がり、数回チャンスを作り、そのうち1本を決めて、そのあとこれだけのポテンシャルのある相手ですから、押し込まれる時間が増えましたが、それに我慢強く対応することが大切だと思っていた。相手も点を獲れる選手を投入してきて、同点、あるいは逆転しようという狙いを持って戦ってきたことで逆にスペースが生まれると思っていたので、そこをカウンターから突ければと思っていた。それは何度か出来ましたが、終盤、チャンスでもう1点とってゲームを落ち着かせることが出来れば、もっとよかったのですが、それが出来なかったのが残念。ただ連戦の状況を思えば、いい出来だったと思う」
Q:中田選手が久しぶりに先発出場をしましたが彼の評価は?
「彼が得点をとったことは非常に嬉しく思います。正直、まだ回復段階で完全な状態ではなかったのですが、その中で彼にはお金ではかえない経験があり、小笠原の代わりをできる、ゲームマネージメントが出来るのは彼氏かいないと思っていました。厳しいケガだったのでまだ回復している状態ではないのですが、またしっかり準備させて送り出したいと思います」
Q:レアンドロのいないガンバ、小笠原、興梠のいない鹿島。ダメージは両方にあるとはいえガンバのダメージの方が強かったように思いますが。その点についてはどう感じていらっしゃいますか?
「ケガ人が出たり、出場停止の選手がでるのはシーズンの中はあり得る、想定内のこと。ケガだけはいつ起きるか予測がつかないですが。特にガンバにしろ鹿島にしろ、ACLを並行して戦っているので負担はかなりあり、ケガの可能性は共に高かったと思います。ただどちらにダメージがあるか、ということを言うのは出ている選手に対して失礼で、一番ダメージを受けているのはある意味、お客さんだと思います。彼らがいればまた違った、スペクタクルなプレーも観れたかもしれませんから」

以上

【J1:第13節 G大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.05.24)
●中田浩二選手(鹿島):
「きれいな形で決められたら良かったけど、ああいう形ででも決めることが出来て良かった。(ガンバ戦はアウェイでの勝利がなかったが、鬼門を破れましたね?) あまりこのスタジアムではいいイメージではなかったけど勝てて良かったです。中断前をいい形で終われたので、また中断あけもおなじペースでやっていけるように、チーム一丸となって戦っていきたい。今日もたくさんのサポーターが後押ししてくれた。感謝しています」


16分、中田浩二(左・鹿島)が2004年6月13日以来、約5年ぶりのJリーグでのゴールを決めた!右サイドからのクロスを、橋本英郎(中央・G大阪)と競りながらファーで押し込んだ。


中田浩二が挙げた約5年ぶりのJリーグでのゴールが決勝点となり、鹿島がG大阪に1−0で勝利。首位をがっちりキープした。


カウンターから追加点を取れなかったことが悔やまれるとのこと。
確かにチャンスはあった。
とはいえ、我等にUNO-ZEROはよく似合う。

Jリーグ第13節 ガンバ吹田戦

攻撃に本山有り。
決勝点のアシストもさることながら、攻撃の起点は本山から始まっておった。
素晴らしい選手である。

興梠、帯同せず

鹿島興梠治療専念、代表集合日に大阪入り
 鹿島FW興梠慎三(22)が24日のG大阪戦の遠征メンバーから外れた。19日のアジア・チャンピオンズリーグ上海申花戦で負った右胸部の打撲の治療に専念するためで、練習後に正式に決まった。前日に続き、グラウンドには出ず、クラブハウス内で治療に集中。しばらくは痛みが残る見込みだが、日本代表の集合日の25日には大阪入りして代表に合流する予定だ。
 [2009年5月24日8時36分 紙面から]

興梠ベンチ外 代表合宿も別メニューか
 19日のACL上海申花戦で右肋軟骨を打撲した鹿島のFW興梠が、24日のG大阪戦(万博)のベンチ入りメンバーから外れることが決まった。患部の痛みが引かないため大事をとって休養するが、25日からの日本代表合宿には初日から参加する予定。しかし、クラブ幹部は「痛みが引かなければ一緒にできないんじゃないか」と話し、別メニュー調整でスタートすることが濃厚となった。
[ 2009年05月24日 ]

興梠、24日欠場…鹿島
 日本代表に選出された鹿島のFW興梠が、24日のG大阪戦を欠場する。ACL上海申花戦(19日)で打撲を負った右胸の痛みが消えないため、ベンチ入りメンバーから外れた。23日も室内で温熱治療に専念。「寝返りもダメだし、まだ痛む」と顔をしかめたが、代表招集日となる25日には「大阪に行きます。早く治して、試合に出たい」と意欲を見せた。
(2009年5月24日06時01分 スポーツ報知)

スポニチはクラブ幹部のコメントだけだが、報知は興梠本人のコメントを取っておる。
メディアとしての姿勢の差を感じる。
報知はガセも多く、信用は地に落ちておったが、こういう姿勢を続けておれば信頼も得られるというものであろう。
期待したい。

ユダ、先発へ

鹿島の貴公子!中田浩が8カ月ぶり先発
2009.5.23 05:04

待望の先発復帰に中田浩は気合十分(撮影・丸山汎)
 J1鹿島の元日本代表MF中田浩二(29)が、24日のG大阪戦(アウェー)で8カ月ぶりに先発することが決定的となった。元日本代表MF小笠原満男(30)が累積警告で出場停止のため、ボランチで登場。昨季終盤に右ひざを手術した中田にとって、昨年9月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・アデレード戦以来の先発ピッチ。「配分は考えず最初から飛ばす」と表情を引き締めた。

 首位街道を支えてきた小笠原が欠場。オリベイラ監督はこの日の練習で主力組のボランチに中田浩を据えた。かつて自ら君臨した鹿島の定位置。小笠原の“代役”のつもりは、もちろんない。

 16日の前節・柏戦で途中出場。最後の先発は昨年9月24日のアデレード(豪州)とのACL準々決勝。リーグ戦では同月20日の柏戦以来8カ月ぶりだ。今季開幕までは、昨年9月に左ひざに重傷を負った小笠原と、昨年末に水腎症を手術したMF本山の、同学年2人とリハビリに励んできた。

 「モト(本山)とミツオ(小笠原)の復帰は本当にうれしかったし、刺激になった。今度はオレの番」。宿敵・G大阪とのアウェー対決。相手に不足もない。(丸山汎)


何と242日ぶり!中田浩二が先発復帰

先発復帰へ向け、練習で軽快な動きを披露した中田浩二
Photo By スポニチ

 昨年10月に右ひざ軟骨除去手術を受けた鹿島のMF中田浩二(29)が、24日のG大阪戦(万博)で昨年9月24日のACLアデレード戦以来、242日ぶりに先発復帰することが決まった。次戦はMF小笠原が出場停止で、22日の練習ではMF青木と組んで主力組のボランチでプレー。「アウェーだけど勝ち点3を取りたい」と高ぶる気持ちを抑えながら話した。

 今季、小笠原が先発した公式戦は11勝2分けと無敗なのに対し、不在時は2勝1分け2敗。次戦はチーム力が試される試合でもある。小笠原に代わってゲームメーカーとして期待が懸かる中田は「途中出場だと守備的にやらなければいけないけど、最初の方が(攻撃的に)やりやすい。どんどん前に絡みたいね」と気合十分だ。

 当初は開幕前に復帰予定だったが、本格的に全体練習に合流したのは3月末。復帰後もなかなか出番に恵まれない時期が続いたが、腐らずに体調を維持してきた。「チャンスだね」と中田。ようやく巡ってきた先発の機会で、たまったうっ憤を一気にはき出すことになる。

[ 2009年05月23日 ]

出場停止の満男に替わって出場するのはユダとのこと。
代役ではなく存在感を示すチャンスと捉えたい。
昨季、鹿島に復帰してからユダのボランチ先発は無い。
従って本来のポジションでの先発は初めてである。
彼が真価を発揮するときと信じたい。
逆にこの試合で結果を出せないようでは帰参した意味が無いと言えよう。
ボランチで先発出場したサテライトでも練習試合でもゴールを決めており、テストは合格済みである。
この本番で結果を残し、ポジションを奪い取って欲しいものである。
それだけのポテンシャルをユダには期待しておるのである。
尊氏は背中に出来た癰のため、京都二条万里小路邸にて54歳の生涯を閉じたのであった。

大迫出陣

「寝てても痛い」興梠欠場、代役は大迫

奥野僚右コーチ(右)を相手に「大迫ターン」の練習をする大迫勇也
Photo By スポニチ

 19日のACL上海申花戦で右肋軟骨を打撲した鹿島のFW興梠が、24日のG大阪戦で先発を回避することになった。22日も練習は行わずに治療に専念するなど、先発は厳しい状況。興梠は「とりあえず出るつもりで」と回復に努めているが、「寝てても痛い」状況だという。代役として3試合ぶりに先発するFW大迫は、同期のMF山田直(浦和)の日本代表選出に「凄いですね。自分は鹿島で頑張るだけです」と刺激を受けていた。
[ 2009年05月23日 ]

19歳大迫5戦ぶりにスタメン…鹿島
 鹿島のFW大迫勇也(19)が24日のG大阪戦(万博)で、公式戦5試合ぶりに先発することが22日、濃厚となった。日本代表FW興梠慎三(22)が19日のACL・上海申花戦で右胸を打撲。この日は治療に専念したが「寝てても痛い」と話しており、2日後の出場は厳しい状況。「先発? まだ分からないですよ」と話す大迫に2日の千葉戦(フクアリ)以来のチャンスが巡ってきそうだ。

 U―17(17歳以下)日本代表候補などでチームメートだった浦和MF山田直輝(18)が21日、日本代表に招集された。大迫は「すごいですよね」と驚いた様子ながらも「刺激にはなっているけど、意識してるとかではない。僕はまだそんなレベルじゃない。アントラーズだけで頑張るだけです」と冷静な姿勢を見せた。

 G大阪にはリーグでのアウェー戦で03年以来5試合勝ちなし(2分け3敗)と苦手にしている。相手の17歳MF宇佐美も先発の可能性があり、ルーキー対決にも注目が集まるが、年齢もプロデビューも大迫が先輩。意地のゴールを見せつけて、敵地6年ぶりの勝利を呼び込む。

(2009年5月23日06時01分 スポーツ報知)

大迫が負傷の興梠に替わって先発の様子。
今季、大迫が先発した試合は無敗であり、ゲンも良い。
ガンバが相手と言えば、ゼロックス・スーパー杯でも途中出場し勝利に貢献しておる。
大迫の出陣でにわかに活気付く我等である。
大迫にとってはプロ入り初の長期休暇前に一つ大きな打ち上げ花火を上げて欲しい。
足利直冬は兵を退き、尊氏とはその後、生涯顔を合わせることはなかった。

代表選手二様

鹿島・興梠、代表復帰に「期待に応えたい」
2009.5.23 05:03
 鹿島のFW興梠は念願だった代表復帰に22日、「非常にうれしい」と顔をほころばせた。ACL・上海戦で痛めた右胸も骨に異常ないことが判明。この日も痛みで練習はできなかったが、「早く治して岡田監督の期待に応えたい」と誓った。同じく代表入りしたDF内田は大詰めのW杯予選にも「まだ行くって決まったわけじゃない。まずは(24日の)ガンバ戦が終わってから」と顔を引き締めていた。(鹿嶋市)

喜ぶ興梠と冷静な篤人である。
篤人の申すように、今はガンバ戦が重要である。
ほぼW杯出場を手中に収めた日本代表はさほど緊張感がない。
小笠原主将が出場停止の中で首位を維持せねばならぬJリーグは、アウェイの戦いということもあり、非常に緊迫しておる。
勝って中断期間を迎えたい。
これはチームの総意であろう。
代表については封印し、リーグ戦へ集中するときであろう。
我等も同じである。
邪悪なるアウェイの地へ集結し、声を送るのだ。
勝ち点を得て日本代表へ送り出したい。
足利直義は尊氏との対立を高め、遂に合戦へと向かう。
敗れ捉まえた直義を殺めることを決断した尊氏であった。

アウェイガンバ戦、勝利の言霊

鹿島本山「いい形で中断迎えたい」
 鹿島は22日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで24日のアウェーG大阪戦に向けた調整練習を行った。練習では主力組がG大阪の布陣を見立てた控え組を相手に戦術を確認。現在1試合消化が少ない状況で首位を守っているだけに、MF本山雅志は「G大阪にしっかり勝って、いい形でリーグの中断を迎えたい」と話していた。
 [2009年5月22日15時59分]

気持ちよい勝利を望みたい。
このアウェイの試合に勝利が叶えば、首位として中断期間に入ることとなり、選手の休暇も更に気持ちよいものとなろう。
京に戻った敗軍の足利尊氏であったが、高師泰・高師直兄弟を殺した上杉能憲に恩賞どころか追放を言い渡すのであった。

興梠代表復帰報道

興梠、代表復帰…1月アジア杯予選以来
2009.5.22 05:01
 日本サッカー協会は21日、今月下旬のキリン杯2試合と来月の南アW杯アジア最終予選3試合の日本代表メンバー26人を発表。
 FW興梠(鹿島)が今年1月のアジア杯予選バーレーン戦以来の代表復帰を果たした。公式戦ではここ4試合に先発出場し、16日の柏戦では2得点を決めるなど代表入りを猛アピール。19日のACL上海申花戦で胸部を痛めたが、この日、都内の病院で受けた検査では骨などには異常がなく、痛みが取れれば、プレーは可能という。


興梠軽症だった…代表復帰にホッ
 鹿島FW興梠が1月のアジア杯予選バーレーン戦以来約4カ月ぶりに日本代表復帰を果たした。19日のACL上海申花戦で右肋軟骨を負傷したが、21日に都内の病院で精密検査を受けた結果、骨に異常はなく打撲と診断された。痛みが取れれば24日のG大阪戦(万博)にも出場可能という。検査後に代表選出の知らせを聞き「ケガが大きければ選ばれないと思っていたから、痛いけど何もなくて良かった。結果を残すことが目標」とキリン杯でのアピールを誓った。昨年9月に代表初招集も国際Aマッチ4試合で無得点。16日の柏戦では2得点と好調を維持しているだけに、自信を持って代表のFW争いに食い込んでいく。
[ 2009年05月22日 ]

興梠「まだ痛い」けど強行招集
 日本代表・岡田武史監督(52)は21日、キリン杯、6月のW杯アジア最終予選3連戦のメンバー26人を発表した。

 鹿島のFW興梠慎三はACL上海申花戦(19日)で痛めた右胸の精密検査を受け、打撲と診断された。右肋(ろく)軟骨損傷の疑いがあったが、クラブ幹部は「痛みが引けばプレーできる」と説明。一般的に2週間程度で痛みが引くという。「まだ痛い」という状態での強行招集だが、「これまで代表で結果が出せていない。今回は試合で結果を出したい」と岡田監督の期待に応える。

(2009年5月22日06時01分 スポーツ報知)

興梠の代表復帰がニュースになっておる。
負傷が軽傷だったことが話題性を呼んだというところであろうか。
興梠自身は鹿島に於いて先発に戻ってから好調を維持してておる。
それ以上にベンチになってから二試合連続して決勝ゴールを奪うなど今季は代表に恥じぬ勢いがある。
その興梠はガンバ戦に出場の可能性があるとのこと。
これは重畳。
中断前の大一番である。
勝って気持ち良く代表に合流したいところ。
我等も後押ししたい。
尊氏は直義に敗れ、高師泰・高師直兄弟の出家を条件に和睦したのであった。

パク・チュホ、韓国代表落選

鹿島パク韓国代表落選も「チャンスある」
 鹿島は21日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで練習を行った。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のアウェー上海申花戦を終え20日に帰国したばかりだったため、主力組は軽い調整メニューを消化したのみだった。DFパク・チュホには、韓国サッカー協会から代表招集の可能性を示すレターが鹿島側に届いていたが、この日発表された韓国代表メンバーからは落選。練習を終えたパクは「30人くらいの枠には入れたけど、今回は落ちた。でも、枠に入れたということは頑張ればチャンスがあるということ」と前を向いていた。
 [2009年5月21日18時51分]

チュホにレターが届いていたが、韓国代表は落選とのこと。
今回は涙を飲んだということであろう。
今後も鹿島で活躍を続ければ代表キャップも舞い込んでくると思われる。
それだけの逸材である。
ただ、適正ポジションがどこなのか明白にする必要がある。
鹿島に於いては左サイドバックであるが、水戸ではボランチ、韓国U-20代表では左ウィングだったと聞く。
どこでどういうプレイをするのか韓国代表でも不安に思うであろう。
とはいえ、名プレイヤーであればどんなポジションでもなんなくこなすのである。
チュホはそれだけのプレイヤーであろう。
各国代表監督も選出して良いと思われる。
日本代表の敵として立ちはだかるパク・チュホも観てみたいと思う我等なのである。

篤人・興梠、日本代表選出

日本代表メンバーに内田選手と興梠選手が選出
本日、キリンカップサッカー2009(5月27日vsチリ、5月31日vsベルギー)および、2010FIFAワールドカップ2009アジア最終予選(6月 6日vsウズベキスタン、6月10日vsカタール、6月17日vsオーストラリア)に臨む日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、内田篤人選手と興梠慎三選手が選出されました。


もはや不動の右サイドバックとなった篤人と、精密診断の結果、異常なしと判断された興梠が選出である。
キリンカップやW杯出場決定後の消化試合では篤人を起用せずに済ませて欲しい。
もう、篤人の能力は十分いわかっておるし、連携も十分である。
逆に興梠はどれだけ代表で活躍するのかを見極めたいところ。
強烈な身体能力をアピールする場を与えて欲しい。
とはいえ、何もかも希望通りに行くものではない。
篤人はフル出場で興梠は途中出場でボールすら触らず終わりというのが関の山であろう。
だとしても、我等は耐える。
耐えた先にこそ幸せがあると知っておるからである。
足利直冬は耐えきれず九州に逃げ落ち、直義は姿を消した、そこで高師直は下克上を思い描くのであった。

興梠、異常無し

興梠選手の診断結果について
AFC チャンピオンズリーグ上海申花戦(5月19日、上海)で負傷した興梠慎三選手は、5月21日に都内でCT検査を受け、骨等に異常なしとの診断を受けました。痛みが取れ次第、プレーすることが可能です(ただし、痛みがどのくらいの期間でとれるかについては個人差があります)。

精密検査の結果は骨に異常なし。
一つ安心した。
中国人のプレイを許すことは出来ないが、これで興梠が無念に思うことも無かろう。
痛みさえ取れ次第プレイ可能である。
これまで以上の躍動を期待したい。

興梠、肋軟骨損傷か

鹿島・興梠、肋軟骨損傷の疑いで代表入り微妙
2009.5.21 05:02

マスク姿で帰国した鹿島・興梠は21日に検査。日本代表復帰は厳しくなった(撮影・丸山汎)
 ACL1次リーグG組で首位通過を決めたJ1鹿島が20日、中国・上海から帰国した。

 前日、上海申花と1−1で引き分けた試合の後半、相手の激しいチャージで右胸を強打し、途中退場したFW興梠慎三(22)もチームメートともに成田空港に到着。新型インフルエンザ予防のためにマスク姿でゲートに姿を現したが、「バキッと音がした。痛みで眠れなかった」と疲れた様子で顔をしかめた。

 前夜はスタジアムから救急車で病院へ搬送。心配されたひびや骨折はなかったが、肋軟骨損傷の疑いで21日、都内の病院で詳しい検査を受ける。一般的には回復までに約3週間を要するという。

 興梠はJ1前節の16日の柏戦(アウェー)で2ゴールを挙げ、完全復活を証明。1月のアジア杯予選バーレーン戦以来の日本代表復帰へ強い意気込みを見せていたが、21日に発表されるキリン杯と南アW杯アジア最終予選の代表入りは、厳しい状況になった。


興梠、肋軟骨骨折も…キリン杯絶望
 鹿島のFW興梠が右肋軟骨損傷の疑いで、21日に都内の病院で精密検査を受ける。19日のACLの上海申花戦で相手DFに体の上に乗られて右胸を負傷。20日に帰国した興梠は「“バキッ”って音がした。相手の全体重が乗った感じ。(試合後は)せきをしても痛いし寝返りも無理」と前夜は眠れなかったことを明かした。香取庸一ドクターは「骨折していたら3週間、何もなかったら2週間」と最低でも全治2週間と説明。日本代表のスタッフからも連絡を受け症状などを伝えた。日本代表に招集されてもキリン杯(27日チリ戦、31日ベルギー戦)の出場は厳しくなった。
[ 2009年05月21日 ]

興梠、肋軟骨損傷か!?最悪で全治3週間…鹿島
 鹿島の日本代表候補FW興梠慎三(22)が、右胸肋(ろく)軟骨損傷の疑いがあることが20日、分かった。1―1のドローに終わった19日のACL上海申花戦(上海)で相手選手に乗られ負傷したもので、チームドクターが所見として明かした。

 興梠はこの日、チームとともに上海から帰国。21日に都内の病院で精密検査を受けるが、日本代表のキリン杯(27〜31日)招集は難しい状況となった。鹿島サイドに日本代表スタッフから状態を問う電話が入るなど、招集を考えていた岡田監督にとっても誤算。「試合でぶつかった時にバキって音がした。今でもせきやくしゃみでも痛い」と興梠は話した。

(2009年5月21日06時01分 スポーツ報知)

精密検査の結果を待つまでもなく二週間はかかるとのこと。
無念である。
そして、興梠本人の気持ちを思うと心が痛い。
しかしながら、この試練を乗り越え、精神的に成長するチャンスである。
気持ちを切り替えて欲しい。
思い起こせば4年前、2005年5月4日のアウェイ・FC西東京戦での鮮烈デビュー。
クロスバー直撃二発のアシストした興梠であるが、この試合でも悪質なタックルを受け負傷退場を余儀なくされた。
この負傷が元でU-20日本代表を辞退することとなりワールドユースを逃したのである。
歴史は繰り返すとは言いたくないが、記憶は消しようがない。
とはいえ、このときとは状況が異なる。
鹿島でもレギュラーポジションを得、代表にも選出実績がある現在は、当確線上の選手ではないのである。
この連休でじっくり負傷を癒し、鹿島で結果を残せばよいだけである。
日はまた昇る。
興梠の活躍はこれからである。

興梠、再検査

鹿島・興梠は21日に再検査
2009.5.20 18:27
 J1鹿島は20日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海申花戦(19日・上海)で胸を強打し途中交代したFW興梠が、試合後に現地で受けた検査では骨折はなかったと発表した。21日に東京都内の病院で再度、精密検査を受ける。

興梠は骨折はなかったとしたものの、明日精密検査を受けるとのこと。
不安である。
何事もなければ、ガンバ戦に出場し活躍も出来よう。
しかしながら、大事に至っておれば、出場はおろか14連休もフイにするところである。
神にも祈るところであろう。
とはいえ、もし中国の医療施設では発見出来ぬ負傷が見つかったとしても、覚悟を決めて受け入れる必要がある。
それも運命なのである。
ガンバ戦は大迫で行くとして、連取を養生してもらう以外に無い。
我等も節制し興梠の摂生に倣おうではないか。

上海申花戦報道

鹿島1位も興梠負傷、骨折か/アジアCL

後半、激しい接触で負傷した鹿島FW興梠(共同)
<アジアCL:上海申花(中国)1−1鹿島>◇19日◇1次リーグ◇G組◇中国・上海
 【上海=菅家大輔】G組の鹿島が「アウェーの激闘」で代償を払った。ラフプレーの多かった上海申花(中国)に1−1で引き分け、1次リーグ1位突破を決めた。しかし、後半22分に激しい接触プレーでFW興梠慎三(22)が右胸を強打して、そのまま交代。骨折の疑いもあり、チームの初のアジア制覇はもちろん、21日にメンバー発表を予定している日本代表の6月のW杯最終予選にも影響が及ぶ可能性が出てきた。6月24日に決勝トーナメント1回戦が予定されている。

 まさかの光景だった。後半22分、接触プレーで相手に乗られるような形で倒れた興梠が、右胸付近を押さえて苦悶(くもん)の表情を浮かべた。1度は立ち上がったものの、直後にベンチへ向けて「ムリ」のサイン。ピッチに再び倒れ込むと、担架で運び出された。

 試合終了とともにチームドクターを伴い、救急車で上海市内の病院に搬送された。鹿島の鈴木満強化部長は「故障者を出さないことが1つの目標だったんだけどね…。(興梠)慎三はヒビか骨折かもしれないと聞いた」と険しい表情を浮かべながら話した。

 興梠は今季、開幕直後は不調で新人FW大迫に定位置を奪われながら、腐らずに練習を続けて奪回した。5月に入ると自慢の速さを生かし、無敗街道を突き進むチームに貢献し、16日の柏戦では豪快な2得点を挙げるなどの活躍。代表主力FW田中達也(浦和)が左太もも腱(けん)の故障で代表招集が厳しい状況で、6月にW杯最終予選3連戦を控えた岡田ジャパンの「救世主」と注目を浴び始めていた直後だった。

 この日の一戦は序盤から上海申花が反則に近い激しい当たりを連発。一触即発のムードが漂う展開だった。オリベイラ監督も「最初はいい試合だったけど、途中からはラフプレーが増えて早く終わってほしいと思った。故障者なしで帰国したかったが、最後に興梠が故障してしまった」と残念がった。G組自力首位突破で6月24日の決勝トーナメント1回戦をホームで戦える権利を得た鹿島にとっても、日本代表にとっても予想外の状況に陥ってしまった。

 [2009年5月20日8時22分 紙面から]

鹿島1位突破!マルキがドロー弾/ACL
2009.5.20 05:01

ゴール前で競り合うマルキーニョス(中央)。鹿島はG組首位で1次リーグを突破した(共同)
 アジアCL1次リーグ最終節(19日、中国・上海ほか)鹿島がアウェーで上海申花(中国)と1−1で引き分け、G組首位で決勝トーナメント進出を決めた。相手に先制を許したが、前半31分にFWマルキーニョス(33)が同点弾をたたき込んだ。川崎は浦項(韓国)に0−2で敗れ、H組2位が確定。一発勝負の決勝トーナメント1回戦は、6月24日に鹿島はF組2位とホームで、川崎は連覇を狙うF組1位のG大阪と敵地で戦うことになった。

 頼れる男の同点弾が鹿島の暗雲を吹き払った。0−1の前半31分、MF本山の右クロスにFWマルキーニョスが飛び込む。相手DF2人の間を縫う4ゴール目で、1位突破をつかんだ。

 3月にホームで2−0で破っているとはいえ、上海申花は予想以上の難敵だった。前半9分にFKから、元豪州代表DFミリガンが先制。公式戦13戦無敗、Jでは首位に立つ鹿島が守勢に回った。しかし、「どうしてもACLに優勝してクラブW杯に出たいんだ」というマルキーニョスの闘志が、チームを救った。

 「目的は1位突破なので問題はないが、勝利してもおかしくない内容だった」とオリベイラ監督。確かに、勝ち越すことこそできなかったが、FW興梠が相手との接触で右胸を強く打ち途中退場するなど、「一刻も早く終わってほしかった」と指揮官が振り返った過酷なゲームで、最後まですきを与えなかった。

 狙い通り、一発勝負の決勝トーナメント1回戦をホームで戦うことのできる1位通過。J王者からアジア王者へ。鹿島がまた、歩を進めた。



後半、ヘディングシュートを放つ鹿島・大迫(右)=上海(共同)

野沢にレーザー攻撃!鹿島大荒れ1位突破

<上海申花・鹿島>後半、上海申花サポーターからレーザー光線を浴びる野沢拓也(鹿島オフィシャル・フォトグラファー桜井由美撮影)
 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ最終戦が19日、各地で行われ、G組の鹿島はアウェーで上海申花(中国)と1―1で引き分けて1位突破を決めたが、MF野沢拓也(27)が上海申花サポーターにレーザー光線を浴びる悪質な妨害行為を受けた。また、後半22分に興梠慎三(22)が相手DFに乗り上げられて右胸を負傷し、救急車で病院に搬送されるアクシデントも発生した。

 想定外の荒れた試合となった。後半22分、荒っぽいプレーが目立っていた上海申花のDFに乗り上げられた興梠が、右胸を押さえてピッチにうずくまる。担架に乗せられてピッチ外に運ばれると、そのまま大迫と交代した。試合後、チームドクターとともに救急車で近くの病院に直行。「(肋骨に)ひびが入っているのか、折れている疑いがある」と鈴木満取締役強化部長は説明した。

 上海申花サポーターからも妨害を受けた。後半、CKを蹴るためにコーナースポットに近寄った野沢は右目の下あたりに緑色のレーザー光線を浴びた。野沢は「レーザー?当たってたよ。何かピカピカ光っていた。気にはならなかったけど、危ないよね」と険しい表情で話した。試合後、鹿島関係者はレーザーの照射された様子が分かる証拠写真を提出してマッチコミッショナーを通じてアジアサッカー連盟(AFC)に抗議。ピッチにペットボトルも投げ入れられ、上海申花の関係者からは謝罪を受けた。

 それでもチームは成熟したサッカーで狙い通りの勝ち点1を獲得した。前半9分にDFミリガンに先制点を決められたが、同31分にはMF本山の右クロスをFWマルキーニョスがヘディングで合わせて右サイドネットに流し込み、同点に追いついた。「引き分けでもいい試合で、ゲームをコントロールしていて大人のサッカーができた。成長したと思う」。上海申花のラフプレーに冷静に対処したイレブンには、鈴木満取締役強化部長も納得顔だった。

 1位突破を決めて、一発勝負の決勝トーナメント1回戦(6月24日)はホームで戦うことができる。「途中からラフプレーが増えてきて、一刻も早く試合が終わってほしいと思っていた。ケガ人なしで帰国したかったけど、残念ながら興梠が負傷してしまった」。大きな引き分けにもオリヴェイラ監督は怒りを隠しきれなかった。

[ 2009年05月20日 ]

鹿島1位突破も興梠負傷!途中交代…ACL1次リーグ
 ◆ACL1次リーグ第6節 ▽G組 上海申花1―1鹿島(19日・上海) 日本代表候補のFW興梠が上海申花戦の後半27分、右胸付近を強打し、途中交代した。試合後、チームドクターとともに救急車で上海市内の病院に運ばれ、精密検査を受けた。クラブ幹部によれば、肋骨(ろっこつ)が「折れているか、ひびが入っているか」という状態。試合はFWマルキーニョスの得点で1―1で引き分けた。
(2009年5月20日06時01分 スポーツ報知)

鹿島、レーザービーム妨害に抗議…ACL
 ◆ACL1次リーグ第6節 ▽G組 上海申花1―1鹿島(19日・上海) 鹿島は選手が観客席からレーザービームの妨害行為を受けたとして、マッチコミッショナーを通じて主催のアジアサッカー連盟に抗議した。後半開始直後のCKの際、MF野沢の左目付近に緑のレーザー光線を浴びせられるなどした。写真を証拠として提出。クラブ関係者は「絶対に許せない行為。あってはならない」と激怒した。
(2009年5月20日06時01分 スポーツ報知)

悪質な暴力にレーザービーム。
これは最早サッカーではない。

上海申花戦コメント

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
タフで厳しい試合だった。いい内容だったけど途中からラフプレーが多くなっていしまい、一刻も早く試合が終わってくれないかと思っていた。選手が負傷退場してしまったことが一番残念。怪我人なしで帰国したかった。前回対戦した時とそんなに印象は変わらなかった。6人守って4人で攻めてくるといった守備的な布陣だった。ロングボールが多いし両サイドバックは全く攻撃参加しないという意味では前回と同じだった。後半は相手の決定的なチャンスは1度もなかったと思う。目的は1位突破ということだったので引き分けでも問題はない。内容だけ見ると勝ってもおかしくない試合だったと思う

【AFCチャンピオンズリーグ 上海 vs 鹿島】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.05.20)
5月19日(火) AFCチャンピオンズリーグ
上海 1 - 1 鹿島 (21:00/上海)
得点者:8' マーク ミリガン(上海)、30' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
「タフで厳しい試合でした。良い内容をし始めしたんですけど、途中からラフプレーが多くなってしまって、一刻でも早く終わってほしかった。怪我人なしで帰国するがひとつの目的でした。残念ながらうちの選手が負傷退場したことが一番残念に思っているところです」
※興梠慎三選手は、試合終了後すぐに救急車で病院に向かいました。鎖骨の骨折ではなく、胸を強打したことで痛みがあるということです。
Q:今日の上海申花と、前に鹿島で対戦したときとは違いがありますか?
「前回対戦したときとはまったく変わりありません。6人が守備をして4人が攻撃をする。非常に守備的な戦法をとって来たと思いますし、今回も同様に6人が守備をして4人が攻撃をしてきました。ほとんどロングボールだったし、両サイドバックはまったく攻撃参加をしないし、そういった意味で変わりはありませんでした。後半は、上海が明らかなチャンスをつくることは1回もなかったと思います」
Q:今日の試合結果には満足ですか?
「目的は1位突破でしたので問題はないです。ピッチの中での内容からすれば、勝利してもよかった内容だと思います」
Q:1位でのグループリーグ突破おめでとうございます。帰国するとすぐにJリーグの試合が待っています。小笠原選手が出場停止で、パク選手が最近調子を落としているようですが、中田浩二選手を起用した理由はそうした意味もあるのでしょうか?
「パク選手が調子が悪いということには賛同できません。彼が入ってから守備の安定感もありますし、左サイドのダイナミックさをもたらしたと思います。まったくそういった感覚では見ていません。
中田浩二選手に関しては、試合勘を取り戻さなくてはいけないし、使えるチャンスがあればできるだけ多く出していきたいと思います。準備というよりも1日も早く状態を戻さなければいけないので、そういった意味と今日はチームとしての安定感やリズムをつくりたかったので投入しました」

以上

【AFCチャンピオンズリーグ 上海 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.05.20)
●野沢拓也選手(鹿島):
「サイドからフリーで持たしてくれた。サイドから攻めようと話してたし、もっとやれた。次はJリーグ。ドローには満足してない。(引き分けは)最低条件だったけど、勝点3を取りに行くつもりだったし。1点取られた後に落ち着いた。またJリーグで(会いましょう)」
●青木剛選手(鹿島):
「まずは1位突破を決められて良かった。できれば勝ちたかった。中国のアウェイでやることはあまり無いので勝ちたかった。相手が前からハイプレッシャーをしてくるなかで、もう少し落ち着いてできる場面もあったし、Jリーグではこういうフィジカル重視のチームはない。僕のところでもう少しうまくやれた。失点したときは少し嫌な雰囲気が合った蹴れとすぐにマルキが点を取ってくれたので落ち着いてできた。落ち着いて繋げたときはうまくまわせた。個人的にはその時間帯を増やしたかった。そのあと、相手に点を取らせなかったのは良かったけど、よくをいえば勝ちたかった。そういった中でももっと良い展開にできたと思う」
Q:帰国後のJリーグでは小笠原選手が出場停止です。
「今年、満男さんがいない試合は山形戦で経験している。満男さんと同じプレーはできない。日本中探してもそうそういないと思うし。自分ができるプレーをしたい。ただ、満男さんがいつも見せている戦う姿勢を自分も出せるようにしたいと思う。次の試合で中断期間に入る。しっかり力を出し切って勝って中断期間を迎えたい」


ユダの先発起用はまだ先とのこと。

ACL予選リーグ 上海申花戦

引き分けるべき試合で引き分ける。
大人のサッカーとはこういうものである。

大迫、祝福無し

鹿島FW大迫19歳誕生日に誓うゴール量産
 鹿島FW大迫勇也が19歳の誕生日に「得点量産」を誓った。19日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海申花戦(虹口競技場)の公式練習が18日に試合会場で行われ、この日19回目の誕生日を迎えた大型新人は「もっと試合に出て、もっと点を取りたい」と宣言。

 公式戦は2試合連続で不出場。一時は7戦連続で先発しながら、現在は苦しい状況に陥っている。だが、上海申花は3月18日のホームゲームで公式戦プロ初得点を決めたゲンの良い相手。「チャンスがあれば決めないと」と1日遅れのバースデー弾で再浮上を狙う。

 ドロー以上で1次リーグ自力首位突破が決まる一戦もベンチスタートが濃厚だが「途中出場は難しいけど、前でキープして守備で走って貢献して、その上で点を取りたい」。19歳初得点をマークし、チームを勝利に導く。(上海・菅家大輔)
 [2009年5月19日8時32分 紙面から]


大迫 19歳“バースデー弾”決める!

19歳の誕生日を迎えた鹿島の大迫勇也(右)は、小笠原満男(中)らとともに上海の虹口スタジアムで練習する
Photo By スポニチ

 鹿島が、19日のACL1次リーグ上海申花戦に備え虹口スタジアムで公式練習を行った。新人FW大迫は18日が19回目の誕生日。小麦粉と卵を頭にかけるブラジル流の祝福はなかったが、気持ちを新たに「(上海申花戦で)19歳初ゴールを決めたいです」と誓った。リーグ戦では2試合連続で出番がないが、既に1次リーグ突破が決定しているため、大迫が起用される可能性は高く1日遅れのバースデー弾を決めるチャンスはある。
[ 2009年05月19日 ]

昨日が誕生日であった大迫であるが、ブラジル流の祝福はなかったとのこと。
大迫としては寂しいところであるが、このご時世において異国で小麦粉と卵を調達するのは難儀であろう。
ここで気を抜いておると、帰国後に行われるので注意すること。
特に帯同していない川俣は要注意人物である。
新井場と並び、祝福時に大活躍するのは川俣である。
大学生も兼ねる川俣はアイディア抱負なのである。
とはいえ、大迫は祝福のことを忘れ試合に集中して欲しい。
プロ公式戦初ゴールを記録した上海申花を相手に19歳最初のゴールを記録して欲しい。

上海戦試合前コメント

【AFCチャンピオンズリーグ 上海 vs 鹿島】オズワルド・オリヴェイラ監督、岩政大樹選手(鹿島)試合前日の公式会見コメント(09.05.18)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「皆さん、こんにちは。まず、上海の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。また、ホテルのマネージャーにもお礼を申し上げたいと思いますし、ホテルでのレセプションなどいろいろ気をつかって頂いてありがとうございます。
今回、上海申花戦を迎えるに当たって、ひとつはACLの突破を目指してやってきましたのでそれが確定したことを嬉しく思います。もうひとつ、上海での試合というのは、1位突破すれば次のラウンド16でホームで戦えるアドバンテージを得られるので、それを得て帰れたらと思います」

●岩政大樹選手(鹿島):
「監督が仰ったように、1位突破できるように良い試合をすることが大事ですけど、それ以上にもうひとつの試合の結果がどういうスコアになるかに関係なく、自分たちの試合をしっかりすることが大事だと思います。僕たちはプロである以上、しっかりした試合を明日もすることが大事だと思います」
Q:3年前に一度上海で大会に参加していると思います。3年前の上海申花とどんな変化があるかコメントをお願いします。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「残念ながら3年前は自分が指揮をとってなかったのでなんとも言えないのですが、確かに鹿島が上海で試合をしたことは知っています。ただ、サッカーというのは時代が早く流れていくようなもので、また再びこの2チームが同じ上海で会う巡り合わせがありました。ただし、一番大事なのは、指揮官としてはACLをしっかり戦っていくことです。上海についての情報は、ACLのグループステージの戦い方とと中国スーパーリーグの戦い方になります。そうした情報をしっかり使いながら戦いたいと思います」
Q:上海申花は、日本で一度対戦していると思いますが、そのときとどのように変わったと思いますか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):

「明日の試合も、厳しい試合になると思っています。特にこのグループのなかではアントラーズ、水原、上海というのが同じレベルだと思いますし、この3チームでグループステージの2つの枠を戦うことになったと思います。実際の試合を見てもらえれば、高いレベルの試合をしていると思います。細かい部分の集中力の違いで試合が決まってしまうと思います。ですので、明日の試合もタフな、厳しい試合になると予想しております」
以上


地下鉄網が発達している上海。虹口スタジアムへは、タクシーよりも地下鉄の方が時間の計算がしやすそうです。


地下鉄8号線を利用して虹口スタジアムに行く場合は、1番出口を出てすぐです


先週末のJリーグで約7ヶ月ぶりに公式戦出場を果たした中田浩二選手。今回の遠征にも帯同し元気な姿を見せています。


虹口スタジアムに到着したチームバス。最後に降りたのはオリヴェイラ監督でした。ご覧の通り、Tシャツ一枚でも暑いくらいの日差しです


試合会場に到着したオリヴェイラ監督はサポーターと挨拶を交わし、サインにも気軽に応じていました。


試合会場となる虹口スタジアム。ピッチが近く、芝の状態も最高のすばらしいスタジアムです。ただ、声が結構響くので、明日の試合では上海申花サポーターの声援が大きいとまったくのアウェイの雰囲気になってしまいそうです。

練習開始前のリラックスした選手たち。後ろを向いているのは立派な臀部が目印の田代有三選手です。


明るい表情を見せる内田篤人選手。「1位で抜けたいよね」とグループリーグ首位突破に向けて意気込んでいました。


3年前の大会とは上海国際サッカートーナメント2006のことである。
このときはアトレチコ・マドリードマンチェスター・シティと対戦しておる。
このときは篤人と誓志を欠く布陣で善戦したと言えよう。
Aマドリードには先制しマンCには勝利しておる。
ゲンの良いこのスタジアムで勝ち点を得て還ってきたい。
3年前の中後のようなことはないように願いたい。
母の遺言虚しく、足利兄弟の溝は深まってゆく。

イノパン帯同

インフル対策万全!鹿島、マスクで出発
 19日にアウェーでACLの上海申花戦に臨む鹿島が、新型インフルエンザ対策をして中国・上海に出発した。右内転筋痛で16日の柏戦を欠場したDF伊野波を含む選手19人とスタッフ全員が成田空港内、機内でもマスクを着用。全員分のタミフルも持参した。日本代表DF内田は「新型インフルエンザ、大丈夫かな。日本でも出たんでしょ。マスク?しようがないよね」と心配していた。また24日には、新型インフルエンザの感染者が確認された大阪・吹田市内にある万博記念競技場でG大阪戦が行われる。クラブ関係者は「G大阪とJリーグの対応が週明けにあるだろうから、それを見てから対応するしかない」とだけ話していた。
[ 2009年05月18日 ]

イノパンが帯同ということで一つ安心した。
このイノパンに野沢を加えたメンバーが上海でプレイすることとなろう。
兼続は阿呆すぎて涙目である。

一路上海へ

鹿島の選手マスク着用で上海申花戦へ出発
 鹿島が17日、成田空港発の航空機でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海申花戦(19日、虹口競技場)に備え、現地へ向けて出発した。新型インフルエンザ対策で選手19人に加え、スタッフもマスクを着用。慣れないマスク姿に苦笑いする選手の姿もあった。ACLのG組で現在首位を走り、1次リーグ突破は決定済み。1位突破も濃厚な状況だが、16日の柏戦で2得点したFW興梠慎三は「ACLでも結果を残したいと思う」と意気込んだ。
 [2009年5月17日16時19分]

[ AFCチャンピオンズリーグ 上海 vs 鹿島 ]

新型インフルエンザの影響もあり、成田空港から上海に向かう鹿島の選手・監
督・スタッフは全員マスクを着用。万が一に備えて出国しました。


上海へ旅立つ一行である。
無事、勝ち点を持ち帰って欲しい。
それと共に負傷無く還ってくることが重要である。
満男は中断前最後の試合であるが、鼻を出しておってはマスクの意味が無かろう。

柏戦報道

鹿島興梠2発!代表復帰をアピール/J1

前半11分、2ゴール目を決めた興梠(左)は小笠原に祝福され最高の笑顔
<J1:鹿島2−1柏>◇第12節◇16日◇柏
 鹿島FW興梠慎三(22)が柏戦で豪快な2ゴールを決め、日本代表復帰へ猛烈アピールした。前半8分にヘディングで先制点を挙げ、直後の同11分には鋭い反転から鮮やかな追加点をマーク。2−1の勝利、そして首位キープに貢献した。日本代表で不動の存在であるFW田中達也(26=浦和)が左太ももの腱(けん)負傷で、今月下旬のキリン杯と6月W杯最終予選への招集が困難な状況の下、1月末のアジア杯予選バーレーン戦以来となる代表復帰が見えてきた。

 速さ、キレ、正確性。すべてがそろった一撃だった。前半11分、興梠が魅せた。左のMF小笠原からのクロスにトラップしながら反転。背後のDF古賀を一瞬でかわし、左足を一振り。「予想通りのトラップができたので、あとは思い切り振り抜いた」。鮮やかな追加点が突き刺さった。

 直前の同8分には小笠原のFKに反応。柏DF陣のすき間に入り込み、ヘッドで豪快にたたき付けた。打点の高さ、タイミングともに申し分なし。「フリーだったので(ボールが)来ればいけると思っていた」。代表の小倉コーチの前で返り咲きへ向け、インパクト十分のアピールだった。

 決してベストの体調ではない。4月中旬の紅白戦で痛めた左ひざは今でもうずく。50メートル5秒台の速さをいかすプレースタイルは、DFの激しいタックルを受けて倒される確率も高く、故障と隣り合わせ。時には周囲から「安全運転」の必要性を説かれるが「自分の持ち味はスピード。故障を怖がって、それが出せなければ自分は駄目になる」。この日も何度も激しい衝突がある中で、自身の哲学を貫き結果を出した。

 10日の清水戦前に「W杯には出たい。だから、この1年は大事になると思う」と話していた。6月のW杯最終予選に向け、浦和FW田中達の招集が厳しい状況だけに、チャンスが急浮上してきた。「代表にはチームで先発で出られないと呼ばれないと思うし、今は先発で出られている」。今季鹿島で一時は先発落ちも、しっかり取り戻した。それが自信になっている。

 プロ入り後、得点を挙げた試合は21戦17勝3分け1敗と高い勝率を誇り、まさに勝ち運を持つ。「先発で出るようになって、周りをいかすことも意識できるようになった」。抜群の身体能力に加え、経験を積んでプレーの幅も広がった。

 24日のG大阪戦後にリーグは一時中断し、チームも2週間の休暇に入る。代表に招集されれば当然休暇は消滅する。「休みの予定? 入れてないです」とニヤリ。今の勢いと実力があれば、岡田ジャパンの「救世主」になれるはずだ。【菅家大輔】
 [2009年5月17日8時3分 紙面から]


鹿島・興梠、代表復帰へアピールの2発

柏−鹿島 前半、シュートを放つ鹿島・興梠(右)=柏

柏−鹿島 前半8分、FKを頭で合わせ、先制ゴールを決める鹿島・興梠(13)=柏


鹿島4連勝!苦しみながらも首位キープ

柏に勝利し4連勝、喜ぶ鹿島イレブン=柏


小笠原の退場で苦戦するも何とか勝利しホッとした表情を見せる鹿島・オリヴェイラ監督


柏−鹿島 前半8分、FKを頭で合わせ、先制ゴールを決める鹿島・興梠(13)=柏


柏−鹿島 前半、シュートを放つ鹿島・興梠(右)=柏


鹿島、小笠原から全得点!退場も食らった
2009.5.17 05:02

2アシストで鹿島を引っ張った小笠原だが、2枚目のイエローカードに呆然。やはり因縁のピッチ!?(撮影・大橋純人)
 J1第12節第1日(16日、柏1−2鹿島、柏サッカー場ほか)鹿島は昨年9月に同じピッチで左ひざに大けがを負ったMF小笠原満男(30)が2アシスト。後半途中で退場処分も柏に2−1で勝利し、4連勝で首位を堅守した。2位浦和はアジア王者のG大阪に0−0のドロー。昨年3敗1分けと一方的にやられた強敵に、またも勝てなかった。川崎は2−0で磐田を振り切り、今季初の連勝をマーク。山形は3連敗、最下位の大分は9連敗。

 頭をよぎる悪夢の記憶を振り払い、小笠原がチームの全得点をアシストした。前半8分、ゴール前30メートルからの右足FKを、フリーのFW興梠へ。あっさり先制ヘッドを後押しすると、わずか3分後にはペナルティーエリア内で再び興梠へラストパスを通した。

 因縁のピッチだった。前日には「気にならないですよ。忘れてた」と口にしたが、昨年9月の柏戦で左ひざに重傷。引退も覚悟したほどの危機を意識せずにいられるわけがなかった。

 この日もタフな試合となり、前半21分、体ごと相手を止めにいった小笠原にイエローが示された。それでも首位を走る主将として、チームのためにやるべき仕事がある。後半32分、ボールの奪い合いで再び相手に体をぶつけ、2枚目のイエロー。憮然(ぶぜん)とした表情でピッチを去った。

 やはり、因縁のピッチなのか。それでも、10人のピンチを仲間が守りきり、首位をがっちりキープした。ただ、代償は大きい。次節のG大阪戦(24日、アウェー)は大黒柱抜きとなる。3月18日のACL・上海申花戦で小笠原がスタメン復帰してから、鹿島は公式戦11勝1分け。しかし、先発から外れると1勝1分け2敗だ。

 しかし、あわやハットの活躍を見せた興梠は「(ゴールは)満男さんのおかげ。今はサブも心配ない。大丈夫です」と不安を見せず、MF中田浩も「いつでもいける手応えはある」と、代役のボランチ先発に意欲をのぞかせた。

 苦笑いのまま無言でバスへ乗り込んだキャプテンを、今度はチームがアシストする。(丸山汎)


興梠2発アピール!自画自賛の技あり弾

<柏・鹿島>ドリブル突破を図る鹿島・興梠慎三。この日2ゴールを決めて日本代表復帰をアピールした
Photo By スポニチ

 【鹿島2―1柏】鹿島のFW興梠が柏戦で2ゴールを決めた。前半8分にヘッドで1点目決めると、圧巻はその3分後だ。ペナルティーエリア内で柏の古賀を背負いながら小笠原のパスを受けると、絶妙なトラップから体を反転させて左足でシュートを打ち、サイドネットに突き刺した。「(ファースト)タッチが思った通りだったので打つだけだった。GKが一歩も動けなかったのでいいシュートだった」と興梠も自画自賛だ。

 07年10月6日の神戸戦以来となる2得点で日本代表復帰もアピール。「代表に入るにはチームで出ていないといけない。そういう意味ではアピールになった」と興梠。チームもリーグ戦4連勝で公式戦は13試合無敗。1試合少ない状態で2位・浦和との勝ち点差を2に広げた。「中断まで2試合、勝っておきたい」。鹿島を勝利に導いて、興梠は代表の道を切り開く。

[ 2009年05月17日 ]

中田浩二7カ月ぶり復帰「長かったよね」
 【鹿島2―1柏】昨秋に右ひざ軟骨除去手術を受けた鹿島のMF中田が公式戦に復帰した。後半19分に本山に代わって登場、安定したプレーでリズムをつくった。「(自分が)入ってある程度は落ち着かせることができた。復帰まで?長かったよね」と昨年10月1日の大宮戦以来となる試合出場に感慨深げ。オリヴェイラ監督は「ゲームを落ち着かせて、きょうの勝利は彼の貢献が大きい。近い将来、先発できると信じている」と中田に高い評価を与えていた。
[ 2009年05月17日 ]

興梠、開始11分で2発!鹿島4連勝!!首位ガッチリ…J1第12節

前半11分、この試合で2点目のゴールを決め、小笠原と喜ぶ鹿島・興梠(左)
 ◆J1第12節第1日 柏1―2鹿島(16日・日立柏サッカー場) 鹿島が柏を2―1で下し、4連勝を飾った。勝ち点を「26」に伸ばし、消化試合数が1試合少ないながらも、2位浦和との差を2に広げた。FW興梠慎三(22)が前半8分、11分と2得点。日本代表復帰へ、万全の状態をアピールした。

 格が違った。前半11分、左サイドからのクロスをニアで受けたFW興梠は、ゴールとは反対方向へトラップ。相手DFを置き去りにし、体を反転して左足を振り抜いた。「角度がなくて、あそこのコースしかなかった。GKも届かない」。左サイドから右サイドネットを揺らすワールドクラスのゴール。「うまく打てた」と白い歯がこぼれた。

 前半8分には、MF小笠原のFKに「蹴る前から相手がマークについていなかった。触るだけでした」とヘディングで先制点をたたき込み、07年10月6日の神戸戦以来、1年7か月ぶりの2得点。「代表はクラブで試合に出ていないと選ばれない。アピールになったかな」。チームを4連勝に導くとともに、日本代表復帰も視野にとらえた。


前半8分、先制のヘディングシュートを決める興梠

 代表には苦い思い出しかない。初選出された08年10月9日の親善試合UAE戦(新潟)後、移動した都内の宿舎で、がく然とした。用意された部屋は主力とは別フロアの一室。警備員も配置されず、一般客と同じ扱いだった。部屋を確保できなかったためだが、初選出の興梠はコミュニケーションを取ろうにも遮断され、とけ込めなかった。

 不遇に「これ、すぐに落選だよ」と悔しさをにじませ、「W杯直前で選ばれればいい」という楽観的な考えは吹き飛んだ。「誰もが認める結果を残して代表へ戻りたい」と思うようになった。今季4得点目にも「今年の目標は2ケタ。まだまだ少ない」と表情を引き締める。

 FW田中達(浦和)は左太もも裏の腱(けん)を痛め、6月のW杯最終予選の出場は絶望的。玉田(名古屋)は左足首痛を抱え、この日欠場。ほかの代表候補FWが万全ではない中、興梠は結果を出し続けている。21日に予定される代表発表前、最後のリーグ戦で見せた活躍は、岡田監督に届いたに違いない。

(2009年5月17日06時01分 スポーツ報知)

2アシストも小笠原退場…J1第12節
 ◆J1第12節第1日 柏1―2鹿島(16日・日立柏サッカー場) MF小笠原が2度の警告を受け、退場に。24日のG大阪戦は出場停止に。昨年9月20日の同戦で左ひざ前十字じん帯を損傷した会場で「気にしない」と話していたように2アシストしたが、途中でピッチを去る結果に「今日はダメ」とうつむいた。また、昨季右ひざの手術を受けたMF中田が昨年10月1日以来の復帰を果たした。
(2009年5月17日06時01分 スポーツ報知)

興梠一色になると予想しておったが、満男の因縁と退場、ユダの復帰が紙面を賑わせた。
とはいえ、代表と絡んだ興梠が最もニュースなのであろう。
本人も来年に迫ったW杯に出たい様子。
そうであれば、我等も協力を惜しまぬ。
興梠一人抜けたところで、よよも田代も大迫もおる攻撃陣に不安はない。
快く送り出したい。
曇った岡田氏の眼鏡に適うことを祈っておる。

柏戦コメント

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
今日はタフで厳しい試合になるとは予想していた。早い段階で得点をすることができたが、その後のゲームマネージメントをすることは当たり前のことで、それもチームとしてできていた。やるべきことが選手たちの中で理解できている。
10人になってからは、相手がサイドを使ってきたので、そこを徹底的に抑えるようにしていた。
(中田選手について)
彼の復帰が待ち遠しかったが、選手生命などを考えてもしっかりと強化した上で出場をさせなければならない。これからも徐々に試合に出していきたいと思っている。また、近い将来に頭から出場できると信じている。
(興梠選手について)
彼はすばらしい能力を持っているが、まだ出し切れていない部分がある。いろいろと細かく要求していることに対して、少しずつ応えてくれている。まだ伸び幅はあるし、もっともっと成長していってほしいと思っている。


【J1:第12節 柏 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.05.16)
5月16日(土) 2009 J1リーグ戦 第12節
柏 1 - 2 鹿島 (16:04/柏/10,651人)
得点者:8' 興梠慎三(鹿島)、11' 興梠慎三(鹿島)、50' 大津祐樹(柏)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:中田浩二選手が久しぶりの出場でしたが印象を教えてください。
「彼の能力というのは皆さんの方が一番わかっているんじゃないかなと思います。僕自身は、彼のことが心配だし、1日でも早く復帰してほしいという気持ちがありますけど、選手生命のことを考えて、大変な怪我をしてしまったわけですから、強化をした上で出場させるということを考えてやらなくてはいけなかったし、今日のように少しずつ、試合の状況を考えて限定された使い方になってくると思います。
ただし近い将来には頭からできる準備も、状態に戻ってくると僕は信じています。本当にいつか彼がチームの一員として頭からできることを僕は信じていますし、待っていたいと思います」
Q:4連勝ですが、すべて前半の早い時間に点を奪っています。何か要因はあるのでしょうか?それから1少なくなった後のゲームプランについて教えてください。
「戦法などは残念ながら僕はコメントを差し控えたい。得点する時間帯を狙っているというのがまったくないということは明確にしておきたいし、得点というのはいつ入っても嬉しいことであって良いことだと思います。

特に今日の対戦相手を考えればタフで厳しい試合になるということは予想されたことであって、相手のホームで早い時間帯に点を取れたということは、その後ゲームマネージメントしなければいけないし、それは当り前のこと。当然、相手が出てきたところでカウンターのチャンスを狙ってやっていく。たまたま4連勝の間はそういう状況になっているかもしれません。リスクマネージメントするということは大切であって、うまくチームとしてもできていますし、攻守に渡ってのバランス、意識、時間帯などに当たって、やるべきことというのが選手たちの中で情報整理ができていますし、実行に移せる方向になっているのではないかと思います。

どうしても10人になったところで相手がサイドに、あるいはピッチをワイドに使ってくる狙いがあって、サイドをうまく崩してそこでセンタリングに入るっていうことを狙いにやっていたので、まずサイドの部分を徹底的に抑えるという作業をやりました。そうすると選択肢が出てくるのがハイボールを狙う。後はサイドから入れられるのと正面からハイボールを入れられるのでは全然対応が変わってくるので、できるだけ中央に行かせるようにして、彼らが中央からロングボールを入れてくるようにすれば、我々のセンターバック、サイドバック、ボランチ、キーパーも含めて処理もしやすい。そういった狙いがありました。相手はサイドを崩す、あるいはサイドで起点を作ろうとしていたわけですから、そこを抑えることを狙いとして取り組むことにしました」
Q:前半、興梠選手が2得点して良い活躍しましたが、今日の試合の評価と今後の課題は?
「ちょっと質問ですが、興梠選手の広報担当ですか?(笑)冗談ですが。あれだけの能力のある選手ですから、注目するのは当たり前のことであると思います。彼の能力は、僕はもっと引き出せると思っていますし、まだ出し切れていないと確信しているので、いろいろ細かい要求しているんですけど、彼なりにそのひとつひとつを消化していっていると思います。

就任当初からいろいろなことを彼に要求していて、少しずつ課題と僕が要求しているところが縮まっているので使うようになっている部分はあります。彼の今までの得点場面を見てもらえれば、課題となっている部分からの得点だったり、うちが守備に入っている時に攻撃の準備のタイミング、その時にFWがただ突っ立っているのではなく、味方がボールを奪いに行っている時のプレーを常にイメージしてポジション取り、あるいは時には守備もやらなくてはいけないとそういったことを含めて要求していますし、それを少しずつ彼なりにイメージを持ってやってくれているのではないかと思います。

まだ伸びる幅は大きいし、もっともっと成長して、今日の活躍を含めて今後の活躍をしてもらいたいと思っています」

以上

【J1:第12節 柏 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.05.16)
●興梠慎三選手(鹿島):
「2点目、打った時は入るかわからなかったが、反転したタッチが予想どおりだったので打ってよかった。ミーティングで向こうは反転に弱いということはわかっていた。タッチがうまくいけばチャンスになると思っていたので、最初のタッチを意識した。シュートは角度がなかったし、あそこしかないところに決まってくれた。GKも動けてなかったし、よかった。1点目はFKであの距離を直接入れるのは難しい。僕にマークが付いていなかったからチャンスだと思った。(小笠原)満男さんのおかげです」
Q3点目が取れればよかったですか?
「決めていればもっと楽になったと思う。決められるチャンスはあった。あそこで決めないといけない。それが次への課題です。僕の3点目よりもチームが勝つことが大事。僕にボールが来て、マルキーニョスにチャンスがあれば僕はパスを出す。自分にもチャンスがあったから決めていればよかった」
Q後半は運動量が落ちましたか?
「集中が切れたってことはなかったけど、ちょっと余裕の気持ちが出たというのがあったのかもしれない」
●青木剛選手(鹿島):
「2−0になって、向こうは得点を考えるから、カウンターから追加点を取れればよかった。2−0に次の得点が大事だと思った。失点は絶対にダメ。きちんとそこでもう1点取れればよかった。僕も一発外しているし、相手が(前がかりに)出てくるチャンスを狙っていた。余裕ではないけど、ペースダウンするのはよくない。立ち上がりにすごく良い形で入って、気を抜くじゃないけど、そうなってしまった。モトさん(本山雅志)、(中田)浩二さんが入って、僕が大津をケアしろというようになった。(内田)篤人と協力して大津を自由にさせないようにした。大津とは初めての対戦だけど、足元もあって体も180センチぐらいある。ドリブルを見れば何かを持っているというのはわかる。それで1点入れたわけだし、彼を自由にさせてはいけない。でも僕が彼に付きっぱなしだと数的優位を作れない。篤人にマークをやらせるときは任せて、自分は前へ出た」



前半8分、小笠原のフリーキックにフリーの興梠が頭で合わせて先制!スピードのあるボールを見事にコースを変えてみせた。この3分後にも小笠原−興梠のラインで追加点を挙げる。試合は1-2のスコアで鹿島が柏を下し、首位をキープした。


ゴール前で激しい攻防を見せる両チームの選手たち。マルキーニョス(鹿島)の攻撃を防ぐGK菅野(柏)。


相手はセットプレイの守備練習をしておらず我等がストライカーをノーマーク。
それでは得点して当然であった。
もっと大量点で勝たねばならぬ相手であったと言えよう。

Jリーグ第12節 柏レイソル戦


祝ユダ今季初出場。

小笠原にセットプレイを委ねる

鹿島小笠原、左ひざ負傷の柏でFK決める
 悪夢の左ひざ重傷から238日ぶりに立つ柏サッカー場のピッチ。嫌な記憶がよみがえってもおかしくない状況だが、鹿島MF小笠原満男(30)は15日、「故障の記憶? 嫌なこと言うね。忘れてたのに、言われたら気になるでしょ。場所も同じだしね」と普段通りの口調で淡々と話した。

 言葉とは裏腹に、心に刻まれる昨年9月20日の記憶。前半2分の接触プレーでひざが破壊された。故障直後にはクラブ幹部に強気の男が「もう引退だ」とこぼしたこともあったほどショックを受けていたが、すぐさま気持ちを切り替えたからこそ、厳しいリハビリを経て、全治6カ月より早く復帰することができた。

 3月7日のJ開幕浦和戦で復帰してから約2カ月。10日の清水戦ではバー直撃のFKを放つなど、「伝家の宝刀」の感触も戻ってきた。この日の練習後も居残りでFKを確認。「(今季は)サイドからのFKはあったけど、ゴール正面からはあまりなかったから練習した。今日は良かった」。悪夢を振り払う一撃を決める準備はできている。

 FKを決めれば、JリーグでのFK弾はセリエAメッシーナ移籍前の06年4月2日の大宮戦以来、1140日ぶり。J1通算FKゴール数も13に伸び、アルシンド、ウェズレイに並び2位タイとなり、単独首位のMF三浦淳宏の15点も射程圏となる。

 当然、主将として今は重傷の記憶より、記録より、チームの勝利を優先している。23日間で7試合の過密日程を5勝2分の好成績で切り抜け、その直後の一戦だけに「2分ということは勝ち点で1敗したのと変わらない。(中断まで)残り3試合、全勝でいきたい」と気を引き締めた。そんな闘将の右足がうなりを上げた時、現在リーグ単独首位の鹿島がさらに勝ち点3を積み上げる。【菅家大輔】
 [2009年5月16日8時18分 紙面から]


小笠原“因縁の地”で復活弾決める!
 鹿島のMF小笠原満男(30)がFK弾で悪夢を振り払う。16日にアウェーで柏と対戦するが、会場となる日立柏サッカー場には昨年9月20日の同じ柏戦で左ひざ前十字じん帯損傷の大ケガを負った苦い思い出がある。小笠原も「嫌なこと言うね。場所も同じでしょ。そういうこと言われたら気にするよ」と頭の隅には“因縁の地”と刻まれている。

 壮絶なリハビリを経て3月18日のACL上海申花戦で先発復帰した小笠原だが、リーグ戦ではまだ復活ゴールを決めていない。ただ、10日の清水戦では得意のFKからクロスバー直撃のシュートを放つなど調子は上向き。「FK?練習でいつもやっているし、きょうはよかった」と復活弾を叩き込む感触はつかんでいる。「(Jリーグ中断まで)3試合だけど3連勝で締めたい」と小笠原。ゴールと勝利で、あの悪夢を完全に忘れ去る。

[ 2009年05月16日 ]

小笠原、因縁の柏戦で直接FK解禁…鹿島
 鹿島のMF小笠原満男(30)が、因縁の地で直接FKを本格解禁する。16日のアウェー柏戦を前に「今日の練習でも良い感じだった。これまであまりゴール前(のFK)がなかったけど、今は良い感じで蹴れているので(狙いたい)」ときっぱり。前節の清水戦(10日)ではバー直撃のFKを放っており、自信を持って右足を振り抜く。

 昨年9月20日、日立柏サッカー場で左ひざ前十字じん帯を損傷した。人生で初めて手術を受け、引退を口にするほどのショックを味わった。5か月のリハビリを経て、3月7日の浦和戦で復帰。体力、試合勘は戻ったが、直接FKだけは「感覚が戻らない」と珍しく弱音をこぼし、MF野沢に託していた。

 FKからの通算12得点はMF遠藤(G大阪)と並び4位。FWアルシンドが持つ13得点のクラブ最多タイ記録も視野にとらえる。大けがを「せっかく忘れてたのに。さっき(スタッフに)言われて気がついた。嫌なことを思い出させるね」と笑うまでになった。昨季涙を流した地で完全復活を遂げる。

 ◆FK得点 1位はMF三浦淳宏(横浜C)の15得点。2位は13得点でFWウェズレイ(大分)、FWアルシンド(元鹿島)が並ぶ。小笠原は06年4月2日の大宮戦で通算12点目を決めた後、06年夏から1年間イタリア・メッシーナへ期限付き移籍したこともあり、約3年間FKゴールから遠ざかっている。

(2009年5月16日06時01分 スポーツ報知)

小笠原満男の因縁とFK一色である。
ズバッと決めて悪しき記憶を払拭して欲しい。

気を引き締める小笠原主将

鹿島小笠原ら柏戦へ居残りFK調整
 鹿島は15日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで16日のアウェー柏戦に向けた調整練習を実施した。主力組は軽い調整のみで、MF小笠原満男らが居残りでFKの確認などを行った。右足内転筋の違和感で本来は主力組のDF伊野波雅彦がベンチから外れ、センターバックのDF岩政大樹のパートナーは36歳のDF大岩剛となる。現在、1試合消化が少ない状況で単独首位に立つが、主将の小笠原は「首位に居続けるのは難しい。相手は目の色を変えてくるだろうし」と気を引き締めていた。
 [2009年5月15日19時2分]

別メニューで調整をしておったイノパンはベンチ外とのこと。
ますます、後藤圭太のベンチ入りが見えてきた。
二度の大怪我を克服した後藤はここに来て大きく成長しておる。
トップでどこまで通用するのか確認したいところ。
とはいえ、鹿島に於いてはチーム内の競争に勝って初めての出場となる。
勝者のみがピッチに立てるのである。
安易にポジションが与えられることは無いのである。
同じことは、笠井健太にも當間建文にも鈴木修人にも当てはまる。
勝者となって我等の前に現れることを心から願っておる。

篤人、危機感

鹿島DF内田が16日柏戦フル出場熱望
 鹿島の日本代表DF内田篤人(21)が16日のアウェー柏戦でのフル出場を熱望した。代表とクラブを「両立」する状況で蓄積した疲労を考慮され、ベンチ外だった2日の千葉戦を含め公式戦は4試合連続フル出場なし。オリベイラ監督は「内田がたくましくなることも、我々が出場を制限することも必要」とフォローしたが、内田自身は「90分出たい。(定位置争いは)レベル高いから」と話していた。
 [2009年5月15日8時59分 紙面から]

内田フル出場志願…鹿島でも代表へも危機感

練習で汗を流す内田篤人。5試合ぶりのフル出場で完全復活をアピールしたい
Photo By スポニチ

 鹿島の日本代表DF内田篤人(21)が14日、16日の柏戦(柏)でのフル出場を志願した。慢性的な疲労と胃炎の影響で出場時間が限定され、公式戦はここ4試合でフル出場がない状態だが、自ら周囲の不安の声を一蹴した。6月のW杯アジア最終予選3試合に臨む岡田ジャパンの不動の右サイドバックが、5試合ぶりのフル出場で完全復活をアピールする。

 鹿島と岡田ジャパンを支える“不動の右サイドバック”が、思いの丈を一気に吐き出した。「途中交代なんてあんまり経験ないし、90分間出たいよ。(オリヴェイラ)監督が言うならしようがないけど」。普段はクールな内田が、珍しく熱い口調でフル出場を志願した。

 疲労の蓄積と、右太腿裏などの痛みを抑えるための鎮痛剤の飲み過ぎで軽い胃炎を起こした内田に関して、オリヴェイラ監督は「鹿島でも代表でも、彼の周りにいるすべての人たちはきちんと配慮しなければならない」として出場時間を制限する方針を決定。4月25日の山形戦で先発フル出場したのを最後に、1試合に欠場し、3試合で先発したが途中交代に終わっている。

 だが、指揮官の“親心”とは裏腹に、内田が感じているのは危機感だ。選手層の厚い鹿島の左右のサイドバックには、内田以外にもパク・チュホ、新井場が控えている。それだけに「サイドバックは3人いるからね。レベル的には誰が出ても一緒。スタートから出られるか分からないよ」とチーム内での競争意識がフル出場志願につながった。

 もちろん日本代表のことも頭の中にある。岡田監督は「90分間プレーできない選手は使わない」と常々話しており、フル出場可能なことが先発の最低条件。「代表?選ばれないんじゃないの」と内田は漏らしたが、代表でプレーするためにも鹿島でフル出場することが必要なことは分かっている。コンディションは決して万全とは言えない状態。それでも“不動の右サイドバック”としての意地とプライドを懸け、内田が90分間ピッチを走り回る。

[ 2009年05月15日 ]

内田「90分出たい」ポジション危機で志願…鹿島
 鹿島DF内田がリーグ柏戦(16日)で山形戦(4月25日)以来、5試合ぶりのフル出場を志願した。胃炎、疲労などでACLを含め、途中交代が続いているが「このままではポジションを失う危機感がある。昨年よりデキも良くない。ウチのサイドバックのレベルは高いし、誰が出ても一緒だから」と胸中を告白。「90分出たい」と意気込んだ。
(2009年5月15日06時01分 スポーツ報知)

篤人はフル出場を望んでいるとのこと。
確かに本職ではない新井場にポジションを奪われておっては日本代表の名折れである。
そして下からは笠井健太と當間建文の突き上げもある。
危機感を持って当然であろう。
そのメンタリティが篤人の更なる進化を生み出す力となるのである。
柏戦ではフル出場に留まらず、アシスト、ゴールに完封と大活躍を望む。

イノパン、別メニュー

鹿島・伊野波、右足に違和感…次戦欠場も
2009.5.15 05:00
 4年目で飛躍が期待される鹿島DF伊野波の16日の柏戦(アウェー)出場に黄信号がともった。前節の清水戦(ホーム)で右足内転筋に違和感を覚え、後半早々に途中交代。自身は「(負傷といっても)違和感なんで週末には間に合わせたい」としていたが、14日もチームとは別メニュー調整。クラブ幹部は「木曜にチームと合流していなければちょっと難しいだろう」と話していた。

昨日も報じられておったが、イノパンは別メニュー調整とのこと。
代役は大岩となろう。
まさに大忙しである。
こうして金曜の朝に報じてくれるのは嬉しい。
ファンタジーサッカーの選手入れ替えが容易となるのである。
4090万のイノパンを1830万の大岩に入れ替えれば2260万もお得である。
1370万の誓志を買ってもまだお釣りが来る。
今節は鹿島がお得である。

ダニーロ、本格復帰

鹿島が戦術練習、ダニーロ2カ月ぶり合流
 鹿島は14日、茨城県鹿嶋市内でアウェーの柏戦(16日、柏)に向けた練習を行った。ウオーミングアップの後に攻撃陣は戦術練習を行い、3月18日のアジア・チャンピオンズリーグ上海申花戦で左足首を痛めたMFダニーロが約2カ月ぶりに本格練習に合流した。右足内転筋を痛めているDF伊野波雅彦は別メニューで調整していた。
 [2009年5月14日19時0分]

ダニーロが本格練習に合流とのこと。
これは重畳。
先日の練習試合時は、ピッチの脇で別メニューに取り組んでおった為、心配しておった。
これで、柏戦にはベンチ入りもあるやも知れぬ。
しかしながら、その影でイノパンが別メニューとのこと。
5月12日にグラウンドに出てこなかったので心配しておったのだが、こういうことであったか。
ここは大岩にお願いするところであろう。
サブに後藤を入れるのも良い。
後藤はそろそろトップの空気に馴染ませて良い選手である。
それだけの力を持っておる。
野沢が出場停止の柏戦、先発もサブも変わって来るであろう。
とても楽しみな一戦である。

元日本代表・岩政大樹

鹿島DF岩政史上最少失点で代表復帰狙う

代表復帰へ燃える岩政
 鹿島DF岩政大樹(27)が「史上最少失点」を維持することで日本代表返り咲きを狙う。13日、茨城・鹿嶋市内で16日のアウェー柏戦に向けた調整後、「代表がすべてではないけど、意識はしている。岡田監督にもう1度呼んでもらいたい」と言葉に力を込めた。

 今季は課題のDFラインからのつなぎなどに手応えを感じており、昨季大分が記録したJ1史上最少の1試合平均失点0・71(34試合24失点)を上回ることを目標に置く。現在の鹿島は同0・70(10試合7失点)で「意識してます。0点台が目安。失点が少ないのは分かりやすい結果」と話す。

 昨年2月の東アジア選手権で2試合にベンチ入りしながら出場はなく、左足故障で途中離脱。それ以降、代表招集はないが、今回は川崎FのDF寺田の故障離脱でチャンスが来た。「まず1試合出場を果たさないと、あの時(離脱)の悔しさは晴らせない」。結果と内容を残し、その時を待つ。

 [2009年5月14日8時21分 紙面から]

岩政 最少失点で代表復帰アピール!
 鹿島のDF岩政が、最少失点で代表復帰をアピールする。日本代表DF寺田(川崎F)が負傷でキリン杯への招集が事実上消滅。代役のセンターバックに注目が集まるが、岩政は「代表?意識してます。でも僕は今まで以上の結果を出し続けるしかない」と意欲的だった。目指している結果とはチームの失点のこと。現在、鹿島はリーグ戦10試合で7失点と失点率は0・7で、史上最少失点率を記録した昨季の大分の0・71より少ない。それだけに「わかりやすい数字でアピールしたい」と話した。昨年1月に初めて代表に招集されたが、試合に出場したことはない。「岡田さんは尊敬する監督だし、もう一度評価してもらいたい」。あとは1年3カ月ぶりの朗報を待つだけだ。
[ 2009年05月14日 ]

岩政が代表復帰熱望…鹿島
 鹿島DF岩政が日本代表復帰への思いを打ち明けた。川崎DF寺田が左太もも裏肉離れで、キリン杯(27〜31日)招集が事実上消滅。そこで「もう一度、尊敬している岡田さんに評価されたい」。リーグ連覇を果たし、今季も首位キープ。10試合7失点で1試合の失点率は0・7点。これは大分が08年に記録した最少失点率0・71を上回るペースだ。「選ばれる側は信じることしかできない」と祈るような気持ちでいる。
(2009年5月14日06時01分 スポーツ報知)

代表復帰を語る岩政である。
昨季の2年連続ベストイレブンなど日本を代表するCBであることは隠しようがない。
日本代表に選出されるべき選手であろう。
そして、セットプレイからの得点に頼る現代表に岩政のヘッドは魅力と言える。
とはいえ、鹿島で失点をせずにいることが肝要である。
中断前の残り3試合を無失点で乗り切りたい。
まずは明後日の柏戦である。
邪悪なるアウェイの地で完封し、首位を堅守せねばなるまい。
岩政が目立つことなく勝利を手にしたいものである。

自分たちのサッカーで勝利を導け

首位鹿島16日柏戦へリラックスムード
 リーグ首位の鹿島は13日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで調整練習を行った。主力組や12日の練習試合の水戸戦に出場したメンバーは疲労の回復などを意図した軽いメニューが中心で、時折笑い声が響くなどリラックスしたムードが漂った。16日の次戦は下位に低迷する柏とアウェーで対戦するが、DF伊野波雅彦は「相手のことより自分たちのサッカーを考えることが先」と話していた。
 [2009年5月13日19時19分]

邪悪なるアウェイの地で勝利を得るには自分たちのサッカーをしていくしかない。
この試合は一つのターニングポイントである。
強さをアピールする必要があるのだ。
我等は勝つ。
その為に柏の地に立つ。
因縁深いピッチで小笠原満男が勝利に貢献するプレイを行うであろう。
非常に楽しみである。

新型インフルエンザ対策

鹿島がACL移動時はマスク着用義務
 鹿島のクラブ関係者は12日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海申花戦(19日、上海)に向けた移動時に、選手とスタッフ全員にマスク着用を義務づけることを明言した。不特定多数の人と接触する飛行機内と空港内では「こういう状況だし、マスクを着けるのは義務にする」。さらに、手洗いやうがい用の消毒液も携帯する。
 [2009年5月13日7時12分 紙面から]

全世界を震撼させておる新型インフルエンザである。
我等も渦中におる。
無事に勝ち点を得て帰ってくることが最重要課題である。
負けても良いなどという気持ちは鹿島アントラーズにはない。
自分がさちの実の父であると知った春男は更生しようとするが、世間の風は冷たい。

大迫とユダが輝く

見たか決定力!大迫2発で先発アピール

<鹿島・水戸>水戸のDF加藤広樹(左)と競りながら2点目のゴールを決める鹿島・大迫勇也
Photo By スポニチ

 鹿島のサブ組が12日にJ2水戸と練習試合を行い、4―2で勝利した。公式戦2試合連続で先発落ちしているFW大迫勇也(18)は、2得点を決めて3試合ぶりの先発復帰へ向け猛アピールした。

 オフ明けの練習試合とあって運動量は多くなかったが、ゴール前では決定力の高さを見せつけた。前半22分のGKとの1対1の場面では冷静にGKをかわしてゴール。後半32分にはFW佐々木からの左クロスを相手DFの激しいマークを受けながらスライディングしてゴールへ突き刺した。

 10日の清水戦では公式戦13試合ぶりに出場機会がなかった。大迫は「きょうはきつかった」とスタミナ不足を課題に挙げたが、同時に「また一からアピールしていきます」と定位置奪回への気合も十分だった。

[ 2009年05月13日 ]

見たか完全復活!中田浩二は全快アピール

<鹿島・水戸>前半、水戸GKを抜き去り先制点を決める鹿島・中田浩二
Photo By スポニチ

 右ひざ手術からの完全復帰を目指す鹿島のMF中田は、12日のJ2水戸との練習試合にフル出場して2得点に絡む活躍。昨年10月以来、約7カ月ぶりのリーグ戦出場に向けて順調ぶりをアピールした。この日は、ボランチで先発して前半6分には先制ゴール。後半32分にはインターセプトから大迫のチーム4点目につなげた。守備でも安定感を見せつけた中田は「いい形でボールを取れる場面が増えてきた」と試合復帰を待ちわびていた。
[ 2009年05月13日 ]

大迫先発奪回へ2得点アピール…鹿島
 鹿島はJ2水戸と練習試合(45分×2本)を行い、FW大迫が2得点を記録。先発奪回へアピール。前半22分に相手GKをかわしてゴールすると、後半にも得点。先発落ち後「ゼロからのスタート」と誓っていたが、早速結果を残した。また、2度の右太もも裏肉離れで出遅れていたFW田代も得点をマーク。試合は4―2で勝利した。
(2009年5月13日06時01分 スポーツ報知)

鹿島−水戸練習試合 大迫2G、中田は軽快
2009/05/13(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
水戸・島田1得点1アシスト
 Jリーグ1部(J1)鹿島と同2部(J2)水戸は12日、鹿島のクラブハウスグラウンドで練習試合(45分ハーフ)を行った。鹿島はここ2試合に先発を外れた大迫が2得点の活躍。復活に闘志を燃やす中田もゴールを決めるなど、軽快な動きを見せた。水戸は島田が1得点1アシストと奮闘した。試合は鹿島が4−2で勝利した。
 先発奪還を目指す大迫は2トップの一角として90分フル出場。結果を残したが、流れの中では動きの切れを欠いた。「休み明けだったし、体がきつかった」と率直に語った。得点は前半22分にGKとの1対1、後半32分に佐々木の左クロスを確実に決めた。
 中田は前半6分、遠藤のスルーパスに反応、冷静に流し込んだ。後半32分にはパスカットして、大迫のゴールを生んだ。公式戦への復帰を目指し、大きな不安はないようだ。
 水戸は敗れはしたものの、島田が活躍を見せた。前半34分に遠藤とのワンツーから抜け出し、GK頭上への巧みなゴール。後半41分にも正確な右クロスで、流通経大・征矢(2年)のヘディングシュートをおぜん立てした。
 両チームとも控えメンバー中心。鹿島はGK小沢、DF笠井、後藤、当間、宮崎、MF中田、船山、増田、遠藤、FW田代、大迫。後半から杉山、川島、鈴木、佐々木、小谷野が出場した。水戸はGK原田、DF石川、保崎、加藤、森、MF金沢、鶴野、中島、島田、FW遠藤に土井と流通経大の4選手を加えた計15人で戦った。


【写真説明】
〈練習試合〉鹿島−水戸 前半、ゴール前でボールをキープする鹿島・大迫(右、左は水戸・加藤)=クラブハウスグラウンド


レギュラークラスの大迫の活躍は当然である。
やはり、ここで重要なのはユダの復調であろう。
攻守に際だった動きで、先制点を叩き出し、中盤の覇者と言っても過言ではなかろう。
トップ起用のカウントダウンが始まっておると言えよう。
風雲急を告げる。
本能寺で信長が討たれた今、時代は大きく動く。
その時、兼続はお船と色惚けるのであった。

練習試合 水戸ホーリーホック戦


4-2で勝利。
得点者
ユダ
大迫
田代
大迫

田代 大迫
ヤス 誓志
ユダ 船山
宮崎 當間 後藤 笠井
小澤

小澤→杉山
ヤス→川島
船山→修人
田代→よよ
當間→小谷野

ユダと後藤とヤスと大迫は特に良かった。
宮崎のプレイは心を掴んだ。
川島もなかなか良い。
修人の散らしはトップで十分に通用するであろう。
大迫(とユダ)はこのレベルでプレイする選手ではない。

トップ・サテライト同時キックオフ

鹿島異例の同時刻に2試合…トップとサテライトを同時開催
 鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(58)が、24日にサテライトの練習試合を計画していることが11日、分かった。トップチームは同日午後1時から万博でリーグ戦のG大阪戦に臨むが、同時刻に鹿島のクラブハウスでもう1試合を組む考え。練習試合とはいえ、同日同時刻に1つのクラブが2チームに分かれて試合に臨むのは異例だ。

 慣例では、試合に帯同しない選手は午前の練習をこなし、午後は試合を見る。今回は翌25日から2週間の長期オフに入るため、活動最終日に選手のコンディションを同じ状態にし、6月8日の練習再開時に体調などの差をなるべく小さくするための措置と言える。公式戦7連戦を5勝2分けと不敗で乗り切った指揮官。リーグ3連覇、ACL初制覇へ、早くも次の一手を打つ。

(2009年5月12日06時01分 スポーツ報知)

負傷離脱中であったダニーロも全体練習に合流し、選手層の厚さを感じる。
試合当日ベンチ入りが叶わぬサテライトのメンバーこそ豪華である。
14連休前に選手全員のコンディションを揃え、リーグ再開時には好調にリスタートしたい。
リーグは一時中断するが、我等の戦いは続いて行くのである。
新田義貞は流れ矢に当たり絶命、直冬は直義の養子となり、後醍醐天皇は御隠れになった。

テコンドー仕込みのディフェンス

[オーレ!オレ、オレ、俺]鹿島・DF パク・チュホ(22)

ボールを追う鹿島・パク・チュホ
 ◆J1第11節 鹿島2―1清水(10日・カシマスタジアム) その体には闘気が宿っている。清水戦。パク・チュホは悪質なファウルを受けるたび、相手の選手と胸と胸をつき合わせ、抗議に出る。「何事も負けるのは嫌だから」。そう言ってボールを巡る体のぶつかり合いでも、大柄な選手を押し返す。176センチと決して恵まれた体ではないが、対等に渡り合う。

 子供の頃から、韓国の伝統格闘技であるテコンドーに打ち込んだ。「物心ついたときには、テコンドー教室にいた。父が始めさせたみたい」。左足の前蹴りを得意技とし、ソウル市では名の知れた存在だった。小学生の大会でも好成績を収め、ロンドン五輪代表候補という声も上がったほど、嘱望された。

 「でも、嫌で嫌で仕方なかった。友達はみんなサッカーをやっていたし、楽しそうだなと思っていた」。厳格な父親に隠れて、サッカーボールを蹴る日々。中学進学を機に思い切って、サッカーへの転身を願い出て、承諾されたときには「やっとサッカーができる」と心底、喜んだ。

 昨年、崇実大在学中に「朴智星(京都―マンチェスターU)を目指す」と決意し、J2水戸へ入団。年俸240万円(推定)ながら通用するところを見せ、今季は鹿島初の韓国人選手としてプレーしている。テコンドーは「サッカーに役立つ部分はない」というが「守備には自信ある」という通り、格闘技仕込みの闘争心と、体の強さで主力に定着した。

 インテルのFWイブラヒモビッチもテコンドーから転身して、成功を収めている。「欧州でもプレーできるような選手になりたいな」。滑らかな日本語も、来日前に自主学習で身につけたという努力家。サッカー歴はまだ10年。“第二のイブラヒモビッチ”を目指し、まずは鹿島で奮闘を続ける。

 ◆パク・チュホ 1987年1月16日、韓国ソウル市生まれ。22歳。昨年、崇実大を休学し、J2水戸に入団。ボランチとして結果を残し、今季から鹿島初の韓国人選手として、主力に定着。07年のU―20カナダW杯では、同韓国代表主将として出場。左足の精度の高いボールと対人に強い守備が特長。J1通算8試合0得点。176センチ、71キロ。左利き。

(2009年5月11日06時01分 スポーツ報知)

ACL上海戦でスタメンに抜擢されてからフル出場が続くパク・チュホである。
そして、チュホが定着して以降無敗である。
この事実は曲げられぬ。
全ての点で新井場に優っておるというわけではあるまい。
この好調は、新井場を右に回せる采配が可能になった点が大きいと思われる。
そのパク・チュホは欧州志向が強いとのこと。
永く我等と共にある選手ではないということである。
旅立つ時が来た日には快く送り出したい。
その為にも鹿島の歴史に名を刻み込んで欲しい。
多くのタイトルに貢献して。

清水戦報道

鹿島「魔の23日間」5勝2分け突破/J1

後半5分、チーム2点目のゴールを決めガッツポーズで喜ぶ鹿島本山
<J1:鹿島2−1清水>◇第11節◇10日◇カシマ
 鹿島が「魔の23日間」を不敗で乗り切り、首位に浮上した。FWマルキーニョス(33)の1得点1アシストの活躍などで、清水を2−1で下し、1試合多く消化している浦和を得失点差で上回った。過密日程となる黄金週間を含む23日間7試合を、昨季は1勝3分け3敗と大苦戦したが、今季オリベイラ監督(58)の柔軟采配で5勝2分けで乗り切った。

 気温27・1度の夏日、強烈な日差しが照りつける中でも、鹿島は止まらなかった。粘り強く勝ちきって首位奪回。DF内田は「勝って当然と思われてるし、おれらもそう思っている。勝ち続けるのが鹿島だから」と王者のプライドを言葉にした。

 役者が躍動した。前半4分、内田の右からのクロスをFW興梠が頭で折り返すと、中央で待ち構えたマルキーニョスが冷静に先制点をゲット。後半5分にはMF野沢のクロスをマルキーニョスが頭で落とし、MF本山が「GKが倒れたのが見えた」と言う鮮やかなループ弾で勝負を決めた。

 オリベイラ監督の柔軟采配で、7試合を消化する「魔の23日間」を好成績で乗り切った。同時期に1勝3分け3敗と苦戦した昨季は、固定したメンバーで戦い抜いた。試合後48時間は休養に充て、中2日の試合ではセットプレーの確認もせず軽い調整で挑むことが多かった。

 だが今季はチーム状態に合わせて練習量を増減した。本山が足の張りを訴えると全体の疲労を考慮して主力組を練習から上がらせた。選手交代も柔軟だった。2日の千葉戦で内田をベンチ外にして休養を与え、この日も「選手の回復、大事を取ることを考えざるを得ない」(同監督)と、右足内転筋に違和感があったDF伊野波を途中交代させた。GK曽ケ端は「昨季を経験して今季は調整法が変わった。回復の仕方とかを(監督が)考えてくれる」と振り返った。

 指揮官がイレブンを奮い立たせた言葉がある。「(24日の)G大阪戦まで連勝でいこう」。残り3試合。内田は「ぼくたちも、そう思っている」と言い切った。柔軟采配とそれに応える選手たち。暑さも疲労も乗り越えて鹿島の快進撃は続いていく。【菅家大輔】
 [2009年5月11日8時20分 紙面から]



勝利を収め、サポーターと喜び合う鹿島イレブン=カシマ(撮影・財満朝則)


鹿島−清水 後半5分、清水GK西部(下)をかわし、2点目のゴールを決める鹿島・本山=カシマ


鹿島−清水 後半5分、2点目を決め、(右から)興梠、マルキーニョスと喜ぶ鹿島・本山=カシマ


後半、シュートを放つ鹿島・マルキーニョス(中央) =カシマ(撮影・財満朝則)


選手に指示を出す鹿島のオズワルド・オリベイラ監督=カシマ(撮影・財満朝則)


鹿島、本山の完全復活ゴールで首位奪回!
2009.5.11 05:03

ゴールを決めた本山は、サポーターに向けて右人さし指を高々と突き上げた(撮影・財満朝則)
 J1第11節最終日(10日、鹿島2−1清水、カシマ)鹿島は、昨年12月に先天性水腎症で手術を受けた元日本代表MF本山雅志(29)が後半5分、勝利を決定付けるゴールを決め、清水を2−1で下して、3連勝。1試合消化が少ないながら勝ち点23で浦和と並び、得失点差で首位に返り咲いた。

 復活の手応えを確かなものとし、本山の笑顔が輝いた。1−0の後半5分。MF野沢からのボールをゴール右で受けたFWマルキーニョスが、逆サイドの本山にヘディング。突進する相手GKをひらりとかわし、本山は右足アウトサイドで今季2点目を決めた。

 「イメージはあった。GKが倒れてるのも見えたし。ほぼ、ごっつあんゴールだけど(落ち着いて周囲が)見えている」

 試合開始時の気温は27度を超え、湿度も62%。味方に疲れも見え始めた時間の貴重な追加点だった。今年一番の暑さの中で「バテました。最初から体が重かった」という本山だが、相手の厳しいチャージを受けながら、チームの首位奪取に貢献。「モトヤマ!!」の大コールに送られて、後半33分にベンチへ退いた。

 東福岡高時代から全国区の注目を集め、J入り後は日本代表としても活躍した本山だが、昨季開幕早々、体調に異変を感じた。診察を受けると、腎臓に水がたまる「先天性水腎症」との診断。腎不全も引き起こす恐れもある病気だ。夏場なのに水分摂取を制限され、引退も覚悟しながら公表を避けてプレーを続けた。

 昨年末に手術。全盛時に比べ体調は「まだまだ半分ぐらい」と冷静に自分を見つめるが、「水も飲める。もう大丈夫です」。その言葉を証明するこの日の活躍だった。

 チームも、アジアCLとリーグ戦が重なり週2試合の過密日程が続く、先月18日から23日間の“地獄の7連戦”を、5勝2分けで乗り切った。1試合消化が少ない中での首位浮上。「この暑さの中、いいサッカーができたと思う」と笑う本山の復調とともに、鹿島がJの主役に返り咲いた。(丸山汎)



猛然と攻め込み、清水GK西部と交錯する興梠(手前)。鹿島は気迫を前面に戦った

12戦不敗!過密日程でも崩れぬ鹿島の強さ

<鹿島・清水>前半4分、先制ゴールを決める鹿島FWマルキーニョス
Photo By スポニチ

 鹿島はJ1第11節の10日、ホームで清水と対戦し、2―1で快勝した。前半4分にFWマルキーニョス(33)が先制ゴールを決めると、後半5分にはMF本山雅志(29)が追加点を挙げて試合を決めた。リーグ戦3連勝で、公式戦は12試合無敗とし、消化試合数が1試合少ない状態で再び首位に立った。

 鹿島の強さばかりが際立った。3月18日のACLの上海申花戦から公式戦10勝2分けで12戦無敗。2位の浦和より消化試合数が1試合少ない状況で、再び常勝軍団が首位に立った。「強いですね。やってる僕もそう思いますよ」と曽ケ端が言えば、興梠も「負ける気がしないですね」と自信満々の笑顔を見せた。

 いつも通りの安定した試合運びだった。前半4分、内田の右クロスを興梠が豪快なヘディングで折り返すと、マルキーニョスが左足で先制ゴールを決めた。後半5分にはマルキーニョスのアシストから本山が右足で流し込んだ。相手がまだ集中しきれていない前後半の開始早々にきっちり2得点を決めたように「選手全員が勝負どころを熟知している」(本山)のが鹿島の強さだ。

 コンディション調整も完ぺきだった。昨季は先発を固定し、試合後48時間はチームとして練習しないことを徹底したが、4月13日からの7試合は4分け3敗と結果が出なかった。今季は内田に完全休養を与えるなどローテーションを組み、練習メニューも臨機応変にアレンジ。「本山が(筋肉の)張りを訴えたら、レギュラー組全員が練習を上がった」(曽ケ端)こともあった。昨季の反省を生かした調整で、4月18日の横浜戦から23日間で7試合の過密日程を5勝2分けで乗り切った。

 5月でJリーグは中断するが、オリヴェイラ監督からは「中断するまで全勝するぞ」と連勝指令が出ている。「中断まで連勝?僕たちはできる力を持っている。勝って当然と思われているし、オレらもそう思っている。勝ち続けるのが鹿島」と内田は言い放った。乗ってきた王者をもう誰も止めることはできない。

[ 2009年05月11日 ]

本山奪首弾!病と共に闘った「嫁に感謝」…鹿島返り咲き

後半5分、マルキーニョスのスルーパスを受け跳び上がってシュートを決めた鹿島・本山(GK西部)
 ◆J1第11節 鹿島2―1清水(10日・カシマスタジアム) 鹿島が清水を下し、3連勝を飾った。前半4分、FWマルキーニョス(33)が先制点を挙げると、後半5分にはMF本山雅志(29)が加点。守っても清水の反撃を1点に抑えた。勝ち点を23に伸ばし、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に参戦している影響で他クラブより1試合少ないながら、首位に再浮上。リーグ3連覇へ、盤石の強さを見せた。アジア王者のG大阪はFWレアンドロ(24)が公式戦9戦連発となるゴールを決めるなど、4得点の大勝で3位に浮上した。

 絵に描いたような得点だった。後半5分。左サイドからのクロスをFWマルキーニョスがヘディングで落とす。そこに走り込んだのはMF本山だ。「こっちに来るイメージがあった」。最終ラインを抜け、相手GKと交錯する寸前、右足アウトサイドでゴールへ。首位浮上を決める決勝弾。3人がイメージを共有したゴールに「きれいだった」と自画自賛した。

 試合後「実家(福岡)でテレビを見ている母親にも感謝したいけど、嫁に感謝したい」と明かした。昨年12月25日、先天性水腎症で手術を受けた。尿が排出できないため、水分摂取を制限されるというサッカー選手として致命的な病気だった。昨年のクリスマスも病院で過ごし、正月も絶対安静。年に1度の長期オフを家庭に還元できない日々が続いた。

 タイトルから4年間遠ざかった07年開幕前には「気合が足りない。頭を丸めなさい」と闘魂を注入し、体のキレが悪いと見るや「ウオーキングに行こう」と背中を押してくれる梨沙夫人。今季から練習後に30分〜1時間のストレッチに取り組むが、帰宅時間が遅くなるなど「我慢してもらっている」という夫人に、母の日ゴールをささげた。

 チームは1試合少ないにもかかわらず首位に浮上した。昨季は疲労からリーグ戦7試合連続未勝利(4分け3敗)と低迷したこの時期に、今季はACLを含め公式戦7試合5勝2分けと不敗。オリヴェイラ監督は先発ローテーションを組むほか、主力に疲れがあると判断すれば、すぐに練習を切り上げるなど疲労をためない工夫を施し、7連戦を乗り切った。

 DF内田は「勝って当然と思われているし、俺らもそう思っている。勝ち続けるのが鹿島だからね」と胸を張り、FW興梠は「負ける気がしない」とさえ言う。「気を緩めればダメ。ただ、それさえしなければ、やれると思う」と本山。第一のヤマ場を乗り切った鹿島が、混戦を抜け出していく。

(2009年5月11日06時03分 スポーツ報知)

マルキーニョス1得点1アシスト…鹿島
 ◆J1第11節 鹿島2―1清水(10日・カシマスタジアム) 鹿島のFWマルキーニョスが1得点1アシストで勝利に貢献した。昨季は序盤からゴールを重ねて得点王を獲得したが、今季はこの試合前まで8戦3得点と後れを取っていた。プレー内容は向上しており「今日は我慢の試合だと分かっていた。それができたから今日の勝利がある」と首位浮上を喜んだ。
(2009年5月11日06時01分 スポーツ報知)

本山夫人の内助の功についてコメントしたいのは山々である。
しかしながら、ここは各紙触れておらぬ西部の一発レッド相当のプレイであろう。
サンスポの写真で清水のGK西部はPA外で興梠の足を刈っていることがよくわかる。

清水戦コメント

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
(今日の2ゴールは連動性のある美しいゴールだったが?)非常にああいった崩しの形からゴールが生まれて嬉しい。我々のサッカーの技術が見せることができてよかったと思う。連戦が続く中で、タイミングや動き出しなど戦術の内容をうまく確認ができなかったが、今週は1日多かったこともあってチームの中で戦術の確認ができたのは大きかったし、うまく試合の中で表現することができたのではないかと思う。(リーグ戦3分の1が終わった中で首位キープしているが)対戦してきた相手や内容を考えれば喜ばしいこと。ACLの関係で1試合まだ未消化の試合が残っているが、我々は常に1位になる意識を持って戦っている。それを今後も継続して戦えれば。

【J1:第11節 鹿島 vs 清水】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.05.10)
5月10日(日) 2009 J1リーグ戦 第11節
鹿島 2 - 1 清水 (15:04/カシマ/19,154人)
得点者:4' マルキーニョス(鹿島)、50' 本山雅志(鹿島)、58' 枝村匠馬(清水)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:2点とも連動性のある美しいゴールでした。監督はどう思っていらっしゃいますか?
「非常にああいう形の崩しや得点が生まれて嬉しく思います。サッカーの技術性を見せることが出来たのではないかと思います。やはり、うちのチームは素晴らしい技術を持った選手がいて、それを引き出す作業を徹底的にやらないといけません。あるいは、それを繰り返しやり続けることによって、磨いていったり、タイミングを良くしていく、強弱などを含めて、出来るようになるわけです。
どうしても連戦が続いていく中で、どうしても確認作業ができずにいました。今週に関しては1日多くて(火曜に試合だったため)そういった作業ができて、タイミングや動き出しや、あとは瞬時の創造性ですけど、ですが基本的な動き出しのところでの確認作業が、攻撃にしても守備にしても出来たので、うまく試合の中で表現されたのではないかと考えております」
Q:5月にしては気温も湿度も高かったと思いますが、チームに与えた影響は?
「当然ながらなんらかの影響は観ていて感じたと思いますし、僕自身も感じました。どうしても連戦があると、またこうして気温の変化があるとかかる負担が変わります。それはわれわれだけでなく、ガンバさん、名古屋さん、フロンターレさんにも同じように影響は出ているだろうし、彼らもそういったことを感じているでしょう。われわれはFC東京戦も4月の時期で急激に暑くなるということをあの時期は味わっていなかったので、どうしても後半にその影響が出ましたし、今日の試合に関しても少なからず選手には影響が出ていますし、どうしても夏の時期が早まるということになってしまえば、どうしてもチームを管理する立場としては、選手を回復させる、あるいは大事を取るということも考えざるを得ないと思います。それが今週、来週、試合に準備するに当たって、どういう風な気候になるのかによって、もうひとつの作業が必要になってくると考えております」
Q:2トップの出来についてはどう評価していますか?
「とても良かったのではないかと思います。今回90分の戦いになりましたけど、残念ながら予想外の交代をせざるを得ないということで、いつもわかっているとおり攻撃的な選手を代えることが多いですし、それは攻撃的な選手にも守備の役割を求めてますので、当然それができなくなるとチームのバランスが崩れてしまうので交代をしていきます。基本的に攻撃の選手は攻撃の選手を持っているわけですから、守備をやる意識というチームのために戦うという気持ちでやってもらわなくてはいけないですし、それが体力的な問題でやれない状態になってくると交代せざると得ない1つの理由になります。ただし、今日に関しては非常に良くやってくれたと思います。大迫選手という素晴らしい能力をもった選手もベンチにいます。彼がベンチにいることで、他の選手にも危機感が生まれると同時に、采配を取るときもあれだけ高い能力を持った選手がいますので、攻撃的なカードを切っていけば相手にも嫌な選手だと感じております。それは試合によってできたりできなかったりしますが」
Q:三分の一を終え、現在勝点でトップということについて率直にどうお感じになっていますか?
「対戦してきた相手、内容を考えれば喜ばしいことだと感じています。残念ながら1試合、ACLの関係で未消化の試合がありますが、つねに選手には1位になる意識を持って戦うことを求めてますので、それが継続して1位でずっといけるよう全員で取り組んでいきたいと思います」
Q:3人の交代枠について、それぞれ意味がありましたらご説明願えませんでしょうか?
「残念ながら伊野波選手は足の痛みを訴えたので、それは代えざるをえなかったし、内田選手に関しては疲労性から、彼のレベルからは考えられないミスをし出していたので、そこで限界に達したのだと感じて交代させました。本山選手も同様です。どうしても本山選手には攻撃と守備の役割を多く求めています。それを彼は一所懸命やろうとする意識が高いので、どうしても90分はもたないということは当たり前のことです。中途半端にやれば90分もつかもしれませんが、僕は全力で、全身全霊をかけて欲しいと言ってあります。それを彼は実行してくれるので、チームとしての機能と効率が保たれますし、特に攻守にわたっての運動量や働きは素晴らしいものではないかと思います」

以上

【J1:第11節 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(09.05.10)
●岩政大樹選手(鹿島):
「後半始まってすぐ両足がつっていました。ふくらはぎをかばいながらやっていたからだと思います。今日は、90分無事に終わることが目標だったので良かったです。ふくらはぎはやったことがなかったのですが、ドクターからは2〜3週間かかると言われていました。ですから、これで潰れたら僕の責任だったのでうまく試合を終わらせることが出来て良かったです」
Q:1試合少ないですが首位になりました。
「優勝するためには70近く勝点を取らないといけないので先は長いと思います。次は(怪我をしてから)2週間になりますので、不安無くやれると思います。監督がこういう状態でも使ってくれるので、それに応えないと、と思っていました」
●本山雅志選手(鹿島):
「得点の場面は最初からイメージ出来ていた。タク(野沢)がマルキ(マルキーニョス)にパスを出したとき、動き出すコースが見えていたし、シュートの時はGKが倒れるのを冷静に確認できていた。いままでああいう場面で決められてなかったので良かったです」
●マルキーニョス選手(鹿島):
「本当はもう1点取って楽に試合を運びたかった。もしくは2−0のまま試合をコントロールするのが理想だった。1点とられたことで相手に勢いを与えてしまった。我慢の試合になるのは最初からわかっていた。それをチーム全体でしっかり出来たからこその勝利だと思う」



開始わずか4分、先制点をもたらしたマルキーニョス(鹿島)。暫定首位の浦和を追う鹿島が1点リードで前半を折り返した。


空中で軽やかにボールに合わせ、GK西部洋平(清水)をかわしてゴールを決めた本山雅志(鹿島)。この50分の追加点で2点差とすると、清水の反撃を枝村匠馬の1点に抑え鹿島が勝利。この日浦和が敗れたため、1試合少ない鹿島が同勝点に並び、得失点差で首位を奪還した。


得点シーンは二つとも美しかった。
もっともっと美しい得点を重ねられるチャンスはあったと言えよう。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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