川崎戦コメント
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
前半から含めて全体のバランスを崩さずに保っていくことを注意していた。昨年から相手が守備的な戦法をとってくることが多いが、自分たちのホームで試合を決めることが大事。我々が守備をしっかりと保ってカウンターからチャンスを作るという戦いを相手も予想していたと思うが、我々は慌てずにやっていく、しっかりとチャンスをものにすることを意識してプレーしていた。それが終盤でしっかりと勝ち点につながったのだと思う。今日のゴールも途中から交代して入ったダニーロ、田代、大迫選手らが絡んでいたし、最後の小笠原選手の勇気を持って体ごとゴールするという姿勢が勝利へとつながった。毎日の積み重ね、努力、練習が結果につながっている。そして素晴らしい攻撃力を持ったフロンターレを抑えようという選手全員の戦いが今日の勝利につながったのだと思う。
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.15)
7月15日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 川崎F (19:00/カシマ/7,935人)
得点者:83' 小笠原満男(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半立ち上がりから川崎Fが選手交代で積極的に仕掛けてきました。そのときの監督のご判断をお聞かせ下さい。
「前半を含めてですけど、どちらかというと4枚のDFを並べて、その前にボランチを構えさせるという形で、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていました。後半は、レナチーニョを投入したことで、まあハーフの位置に入れましたけど、彼は元々FWの選手なので、ハーフと言うよりも攻撃的な役割をしていく、という、あるいは積極性を出してくることが予想できました。それはわかっていたことだったので、いかにしてバランスを崩さずに保っていくかということが、ひとつの形でしたし、そこから守備をしっかり保ってカウンターを狙っていくということが、相手が予想したというか、狙っていたプラン出はないかと思います。
去年の同じナビスコ杯で、エスパルスさんが1-0で勝てればいいし、もしくは0-0でもいいという守備的な戦法を採ってきました。うちのホームでは引き分けでいい、あるいは最低限の結果でいい、自分たちのホームで試合を決めるという、今回のフロンターレさんも同じような考えの元で、戦法をとってきたと思いますし、それは当たり前のことだと思います。そのなかで、慌てずにやっていくことが、地道にボディブローを与えることが、どこかのチャンスをものにすることにつながっていくと思っていました。それがうまく、終盤のところで勝ち点につながったのではないかと思います」
Q:後半、背の高い選手を3人投入したと思いますが、どういうイメージで得点を奪おうと思っていたのでしょうか?また、小笠原選手の素晴らしいゴールがありましたが勝ちと引き分けを分けた要因をお願いします?
「まず、当然ながら相手がどういう長所を持って、どういう武器を持っているのかを考えて、それを消す作業を考えて試合を戦わないといけません。一番危険な場面として表れていたのが、今日の試合に関してはセットプレーの部分でしたし、それがフロンターレさんの武器になっていたと思います。そのなかで、高い選手を入れて、高さ対策というのがひとつ狙いでした。同時に、うちはグラウンドで崩そうと思っていたのですが、それがうまくいきませんでした。そこで、今度は上から仕掛けてみて、拾ったボールで何とかならないかという意図もありますし、また、相手がある程度の時間帯なので疲れがあるわけですから、そうすると競り合いのなかでも勝てる状況が出てくるという推測もありました。ダニーロ選手にしろそうですし、田代選手もずば抜けた能力をもっています。あとは大迫選手は練習の積み重ねによって、ヘディングのコツというかタイミングの部分を身につけるようになってきました。当然ながら前でボールをおさめる作業も出来ますし、そういった意味で、得点場面もちょうどその3人が絡んでいくような状況からのスローインだったと思います。
あとは、内田選手ですけど、就任当初からずっとやってきているものがあります。スローインの練習はいろいろな道具を使ってやっています。あの場面では、おそらくペナルティマーク以上にボールが届いていると思います。その距離までたどり着いたのは毎日の積み重ねだと思いますし、努力、練習というものが試合のなかで生きていく形になっています。大迫選手のヘディングの競り合い、あるいはダニーロ選手の駆け引きという部分です。
さらに小笠原選手です。あの場面ではディフェンスの選手はボールを蹴るという動作、あるいは判断しかできない状況のなかで、自分があそこに突っ込んでいけば恐らく蹴られる可能性の方が高いわけです。そこに勇気を持って身体ごとぶつかってゴールするということはそこらの選手では出来ないと思います。勇気を持ってやらなくちゃいけないものだと思います。それが得点に、あるいは勝利につながったのではないかと思います。勇気、努力、練習の積み重ねというものが、素晴らしい攻撃力をもった川崎フロンターレさんをしっかりと全員で抑えようという努力を怠らなかったことが、チームとして全員で勝利をもぎ取った、勝利に傾かせたことにつながったと思います。
やはり、日々の積み重ねが試合の局面で表れると言うことを、もう一度、サッカーというスポーツに教わりました」
Q:第2戦に向けては非常に有利な状況になりました。180分の後半となる次の90分はどう戦っていきたいですか?
「いつも通りの自分たちのやり方を変えずにやっていきます。特別に変える必要性はないわけであって、攻撃するときには攻撃をしますし、当然ながら相手の川崎フロンターレさんという攻撃力を考えれば細心の注意が必要です。前回、10日前にJリーグで戦ったように、そして今日も戦ったように注意するべき点は多くあります。そうした点をもう一度しっかりケアしながら、自分たちのやり方をしたいと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(09.07.15)
●大迫勇也選手(鹿島):
「点を取りに行ったんですけど、1点入って、ひとり少ない時間が続いたので、中盤に少し引いて、しっかり守備して、欲を言えばボールを取ったときにキープ出来ればよかったですね」
Q:伊野波選手が怪我して、ひとり少ない時間が多かったですが?
「その前に満男さんも怪我して、そういうのもあるんですけど、そんな違和感はありませんでした」
Q:監督からの指示は?
「点を取らないと。ホームだし勝たないといけないから、点を取ることと、あとは中央で。そんなにサイドに流れなくていいから中央でボールを持って、どんどん仕掛けろと言われました」
Q:ベンチで見てて、どういうプレーをすれば点を取れそうだと思いましたか?
「相手も疲れて足も止まっていたので、足下でボールを受ければ、点は取れるなと思っていたんですけど。なかなか高いボールばかりだったので、次、頑張りたいですね」
●岩政大樹選手(鹿島):
Q:ナビスコ杯へのモチベーションを聞かせてください。
「ACLを落としてしまったので、リーグ戦だけではなく他のタイトルも取りにいこうというチームのモチベーションもあります。その一発目で、全体的にあまり良い内容ではなかったですけど」
Q:なかなか負けませんが、どこが強さだと思いますか?
「正直、言葉にすると難しいところがあるんですけど、チームで試合をうまくコントロールするというか、流れなり展開を考えながらサッカーが出来てると思います」
Q:失点の少なさはどこが強みだと思いますか?
「一つではないと思いますけど、前線の守備もありますし、中盤のプレスもありますし、最終ラインもみんなで身体張っていますし、ソガさん(曽ヶ端)も安定して守ってくれています。ひとつではないと思いますけど、失点を少なく出来ているということがチームにとって一番大きな自信になっています。結局それが、落ち着いて試合に入れるといういい循環になっていると思います。シーズンの最初からいい結果が出たことが大きいと思います」
Q:フロンターレが後半にレナチーニョ選手を投入したと思います。そのときに守備で意識したことはありますか?
「うちのサイドバックにジュニーニョなりレナチーニョが当たるようになりましたから、そのときにサイドバックが上がったことに対して、どういうときに彼らが付いていって、逆に上がっても付いていかないときもありますから、付いていくとき付いていかないときに応じて、どういう攻撃をしようというのは、篤人なりに話していました。それがなかったらカウンターでやられてしまうので、攻撃面でのボールの動かし方を一番意識してやりました。守りとは違いますけど、それを一番意識しました」
Q:守備面では100点満点ですか?
「100点満点はないですけど、全体的には良い守備が出来たと思いますし、フロンターレを相手にゼロというのはそれほど簡単なことではないのでよかったと思います」
●内田篤人選手(鹿島):
「暑かったですね。今日は外国籍選手にやられないようにしました。ちょっと休んでフィジカルをやったら動けるようになったから、身体のキレはだいぶ(良くなった)。良い守備が出来たと思います」
Q:決定的な場面も頭で跳ね返したりしてましたね。
「無失点でとはずっと思っていましたし、0-0でも全然問題ないと思っていました。点は取りたいなと思っていましたけど。次、戦い方は守りに入るんじゃなくって、いつもと変わらずやろうと思います」
Q:ロングシュートも今日は何度か打ちましたね。
「そうですね。シュート練習をやってそういう意識も持ってたし、やっぱり練習できれば変わってくる」
Q:ロングスローも練習していましたよね。
「満男さんがね、ドラム缶のように(笑)勝てたから良かった。
あそこはダニーロが潰れればいいなと思って(投げた)。有三さんと、二人からどこかにこぼれればいいなと思って。こぼれるのが一番嫌だからね、ディフェンスやっててもそうだけど。でもやっぱり、あそこにこぼれてくるなという満男さんの読みはすごい。早かったもんね」
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

スピードのある攻撃でシュートまで持ち込む興梠(鹿島)。それをきっちりとマークする菊地(川崎F)。試合は終盤まで0-0の互角の戦いのままもつれ込んだ。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ドリブルで駆け上がる内田(鹿島)。後半38分には内田のスローインから小笠原の決勝点が生まれた。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

試合が動いたのは後半38分、内田のスローインがゴール前を抜けたところに小笠原が執念のヘッドで押し込む!「思い切り飛び込んだ」と話したキャプテンの一撃で、ついに試合を動かした。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ホームで先勝!相手をゼロに抑え、アウェイゴールを与えずに1-0で勝利した鹿島。第2戦は今月29日に場所を等々力に移して行われる。
田代、ダニーロが勝利の裏MVPであろう。
前半から含めて全体のバランスを崩さずに保っていくことを注意していた。昨年から相手が守備的な戦法をとってくることが多いが、自分たちのホームで試合を決めることが大事。我々が守備をしっかりと保ってカウンターからチャンスを作るという戦いを相手も予想していたと思うが、我々は慌てずにやっていく、しっかりとチャンスをものにすることを意識してプレーしていた。それが終盤でしっかりと勝ち点につながったのだと思う。今日のゴールも途中から交代して入ったダニーロ、田代、大迫選手らが絡んでいたし、最後の小笠原選手の勇気を持って体ごとゴールするという姿勢が勝利へとつながった。毎日の積み重ね、努力、練習が結果につながっている。そして素晴らしい攻撃力を持ったフロンターレを抑えようという選手全員の戦いが今日の勝利につながったのだと思う。
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.15)
7月15日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 川崎F (19:00/カシマ/7,935人)
得点者:83' 小笠原満男(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半立ち上がりから川崎Fが選手交代で積極的に仕掛けてきました。そのときの監督のご判断をお聞かせ下さい。
「前半を含めてですけど、どちらかというと4枚のDFを並べて、その前にボランチを構えさせるという形で、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていました。後半は、レナチーニョを投入したことで、まあハーフの位置に入れましたけど、彼は元々FWの選手なので、ハーフと言うよりも攻撃的な役割をしていく、という、あるいは積極性を出してくることが予想できました。それはわかっていたことだったので、いかにしてバランスを崩さずに保っていくかということが、ひとつの形でしたし、そこから守備をしっかり保ってカウンターを狙っていくということが、相手が予想したというか、狙っていたプラン出はないかと思います。
去年の同じナビスコ杯で、エスパルスさんが1-0で勝てればいいし、もしくは0-0でもいいという守備的な戦法を採ってきました。うちのホームでは引き分けでいい、あるいは最低限の結果でいい、自分たちのホームで試合を決めるという、今回のフロンターレさんも同じような考えの元で、戦法をとってきたと思いますし、それは当たり前のことだと思います。そのなかで、慌てずにやっていくことが、地道にボディブローを与えることが、どこかのチャンスをものにすることにつながっていくと思っていました。それがうまく、終盤のところで勝ち点につながったのではないかと思います」
Q:後半、背の高い選手を3人投入したと思いますが、どういうイメージで得点を奪おうと思っていたのでしょうか?また、小笠原選手の素晴らしいゴールがありましたが勝ちと引き分けを分けた要因をお願いします?
「まず、当然ながら相手がどういう長所を持って、どういう武器を持っているのかを考えて、それを消す作業を考えて試合を戦わないといけません。一番危険な場面として表れていたのが、今日の試合に関してはセットプレーの部分でしたし、それがフロンターレさんの武器になっていたと思います。そのなかで、高い選手を入れて、高さ対策というのがひとつ狙いでした。同時に、うちはグラウンドで崩そうと思っていたのですが、それがうまくいきませんでした。そこで、今度は上から仕掛けてみて、拾ったボールで何とかならないかという意図もありますし、また、相手がある程度の時間帯なので疲れがあるわけですから、そうすると競り合いのなかでも勝てる状況が出てくるという推測もありました。ダニーロ選手にしろそうですし、田代選手もずば抜けた能力をもっています。あとは大迫選手は練習の積み重ねによって、ヘディングのコツというかタイミングの部分を身につけるようになってきました。当然ながら前でボールをおさめる作業も出来ますし、そういった意味で、得点場面もちょうどその3人が絡んでいくような状況からのスローインだったと思います。
あとは、内田選手ですけど、就任当初からずっとやってきているものがあります。スローインの練習はいろいろな道具を使ってやっています。あの場面では、おそらくペナルティマーク以上にボールが届いていると思います。その距離までたどり着いたのは毎日の積み重ねだと思いますし、努力、練習というものが試合のなかで生きていく形になっています。大迫選手のヘディングの競り合い、あるいはダニーロ選手の駆け引きという部分です。
さらに小笠原選手です。あの場面ではディフェンスの選手はボールを蹴るという動作、あるいは判断しかできない状況のなかで、自分があそこに突っ込んでいけば恐らく蹴られる可能性の方が高いわけです。そこに勇気を持って身体ごとぶつかってゴールするということはそこらの選手では出来ないと思います。勇気を持ってやらなくちゃいけないものだと思います。それが得点に、あるいは勝利につながったのではないかと思います。勇気、努力、練習の積み重ねというものが、素晴らしい攻撃力をもった川崎フロンターレさんをしっかりと全員で抑えようという努力を怠らなかったことが、チームとして全員で勝利をもぎ取った、勝利に傾かせたことにつながったと思います。
やはり、日々の積み重ねが試合の局面で表れると言うことを、もう一度、サッカーというスポーツに教わりました」
Q:第2戦に向けては非常に有利な状況になりました。180分の後半となる次の90分はどう戦っていきたいですか?
「いつも通りの自分たちのやり方を変えずにやっていきます。特別に変える必要性はないわけであって、攻撃するときには攻撃をしますし、当然ながら相手の川崎フロンターレさんという攻撃力を考えれば細心の注意が必要です。前回、10日前にJリーグで戦ったように、そして今日も戦ったように注意するべき点は多くあります。そうした点をもう一度しっかりケアしながら、自分たちのやり方をしたいと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(09.07.15)
●大迫勇也選手(鹿島):
「点を取りに行ったんですけど、1点入って、ひとり少ない時間が続いたので、中盤に少し引いて、しっかり守備して、欲を言えばボールを取ったときにキープ出来ればよかったですね」
Q:伊野波選手が怪我して、ひとり少ない時間が多かったですが?
「その前に満男さんも怪我して、そういうのもあるんですけど、そんな違和感はありませんでした」
Q:監督からの指示は?
「点を取らないと。ホームだし勝たないといけないから、点を取ることと、あとは中央で。そんなにサイドに流れなくていいから中央でボールを持って、どんどん仕掛けろと言われました」
Q:ベンチで見てて、どういうプレーをすれば点を取れそうだと思いましたか?
「相手も疲れて足も止まっていたので、足下でボールを受ければ、点は取れるなと思っていたんですけど。なかなか高いボールばかりだったので、次、頑張りたいですね」
●岩政大樹選手(鹿島):
Q:ナビスコ杯へのモチベーションを聞かせてください。
「ACLを落としてしまったので、リーグ戦だけではなく他のタイトルも取りにいこうというチームのモチベーションもあります。その一発目で、全体的にあまり良い内容ではなかったですけど」
Q:なかなか負けませんが、どこが強さだと思いますか?
「正直、言葉にすると難しいところがあるんですけど、チームで試合をうまくコントロールするというか、流れなり展開を考えながらサッカーが出来てると思います」
Q:失点の少なさはどこが強みだと思いますか?
「一つではないと思いますけど、前線の守備もありますし、中盤のプレスもありますし、最終ラインもみんなで身体張っていますし、ソガさん(曽ヶ端)も安定して守ってくれています。ひとつではないと思いますけど、失点を少なく出来ているということがチームにとって一番大きな自信になっています。結局それが、落ち着いて試合に入れるといういい循環になっていると思います。シーズンの最初からいい結果が出たことが大きいと思います」
Q:フロンターレが後半にレナチーニョ選手を投入したと思います。そのときに守備で意識したことはありますか?
「うちのサイドバックにジュニーニョなりレナチーニョが当たるようになりましたから、そのときにサイドバックが上がったことに対して、どういうときに彼らが付いていって、逆に上がっても付いていかないときもありますから、付いていくとき付いていかないときに応じて、どういう攻撃をしようというのは、篤人なりに話していました。それがなかったらカウンターでやられてしまうので、攻撃面でのボールの動かし方を一番意識してやりました。守りとは違いますけど、それを一番意識しました」
Q:守備面では100点満点ですか?
「100点満点はないですけど、全体的には良い守備が出来たと思いますし、フロンターレを相手にゼロというのはそれほど簡単なことではないのでよかったと思います」
●内田篤人選手(鹿島):
「暑かったですね。今日は外国籍選手にやられないようにしました。ちょっと休んでフィジカルをやったら動けるようになったから、身体のキレはだいぶ(良くなった)。良い守備が出来たと思います」
Q:決定的な場面も頭で跳ね返したりしてましたね。
「無失点でとはずっと思っていましたし、0-0でも全然問題ないと思っていました。点は取りたいなと思っていましたけど。次、戦い方は守りに入るんじゃなくって、いつもと変わらずやろうと思います」
Q:ロングシュートも今日は何度か打ちましたね。
「そうですね。シュート練習をやってそういう意識も持ってたし、やっぱり練習できれば変わってくる」
Q:ロングスローも練習していましたよね。
「満男さんがね、ドラム缶のように(笑)勝てたから良かった。
あそこはダニーロが潰れればいいなと思って(投げた)。有三さんと、二人からどこかにこぼれればいいなと思って。こぼれるのが一番嫌だからね、ディフェンスやっててもそうだけど。でもやっぱり、あそこにこぼれてくるなという満男さんの読みはすごい。早かったもんね」
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

スピードのある攻撃でシュートまで持ち込む興梠(鹿島)。それをきっちりとマークする菊地(川崎F)。試合は終盤まで0-0の互角の戦いのままもつれ込んだ。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ドリブルで駆け上がる内田(鹿島)。後半38分には内田のスローインから小笠原の決勝点が生まれた。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

試合が動いたのは後半38分、内田のスローインがゴール前を抜けたところに小笠原が執念のヘッドで押し込む!「思い切り飛び込んだ」と話したキャプテンの一撃で、ついに試合を動かした。
[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ホームで先勝!相手をゼロに抑え、アウェイゴールを与えずに1-0で勝利した鹿島。第2戦は今月29日に場所を等々力に移して行われる。
田代、ダニーロが勝利の裏MVPであろう。
左SBは新井場
鹿島新井場が本職左SBで川崎F戦に先発
ナビスコ杯準々決勝は15日に第1戦、29日に第2戦を行う。1次リーグ突破の4チームに加え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場のためシードされた4チームが登場する。
鹿島DF新井場徹(30)が「本職」の左サイドバックで先発する。公式戦では3月15日のリーグ新潟戦以来122日ぶり。「きっちり仕事をしたい」と話した。
オリベイラ監督は「川崎Fは高さがある。新井場起用は平均身長を高める狙いがある」と明言。普段の鹿島の先発で180センチ超えはGK曽ケ端を含め3人のみ。一方で川崎Fは5人以上がそびえ立つ。新井場は「高さを求められてもね」と苦笑いしたが、182センチの長身は攻守で武器になる。
3月の新潟戦を境にDFパクに左サイドの定位置を奪われた。その後の先発は、DF内田を出場停止などで欠いた場合の右サイドで2試合のみ。「左サイド? こだわりというか、長くやっているのでやりやすいというのはあるけど」。天性の左サイドバックが強豪相手に力を見せつける。
[2009年7月15日9時32分 紙面から]
小笠原「今年はチャンス」国内3冠獲り宣言
鹿島主将のMF小笠原が、2度目の国内3冠獲りを宣言した。15日にナビスコ杯準々決勝第1戦で川崎Fと対戦するが、「6年間獲っていないので獲りたい」と02年以来となるナビスコ杯優勝を誓った。今季は4冠を目指してスタートしたもののACLで敗退。残されたタイトルは国内の3冠だけとなったが、リーグでは首位を独走している。「今はオレが何も言わなくても(チームは)やることができている。(00年に3冠を獲った)あの時に状況は近い。一体感があって、苦しい試合も勝てている。安定してきている」とチームに手応えを感じている。「今年はチャンス。(3冠を)獲れると思います」と快挙の達成を約束した。
[ 2009年07月15日 ]
連覇メンバーで国内3冠取る!!…鹿島
◆ナビスコ杯準々決勝第1戦(15日) 鹿島は川崎戦に連覇メンバーで臨む。14日、高さ対策としてDFパクに代わり、DF新井場の先発が決定。リーグ連覇した07、08年で最も先発の組み合わせが多かった11人がそろうことになった。00年リーグ、ナビスコ、天皇杯の3冠を達成したMF小笠原は「あの時と雰囲気が似ている。一体感があって苦しい試合をものにしている。状況は近いし、今年はチャンス」と意気込んだ。
(2009年7月15日06時01分 スポーツ報知)
今季のナビスコ杯が始まる。
先発は新井場とのこと。
意外なことに昨季のベストメンバーが組まれるのは今季初である。
楽しみな一戦となった。
新たな開幕として気を引き締め直したい。
聖地で勝利し、苦手・等々力競技場の2nd legを楽にするのだ。
そのため、声援を送ろうではないか。
ナビスコ杯準々決勝は15日に第1戦、29日に第2戦を行う。1次リーグ突破の4チームに加え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場のためシードされた4チームが登場する。
鹿島DF新井場徹(30)が「本職」の左サイドバックで先発する。公式戦では3月15日のリーグ新潟戦以来122日ぶり。「きっちり仕事をしたい」と話した。
オリベイラ監督は「川崎Fは高さがある。新井場起用は平均身長を高める狙いがある」と明言。普段の鹿島の先発で180センチ超えはGK曽ケ端を含め3人のみ。一方で川崎Fは5人以上がそびえ立つ。新井場は「高さを求められてもね」と苦笑いしたが、182センチの長身は攻守で武器になる。
3月の新潟戦を境にDFパクに左サイドの定位置を奪われた。その後の先発は、DF内田を出場停止などで欠いた場合の右サイドで2試合のみ。「左サイド? こだわりというか、長くやっているのでやりやすいというのはあるけど」。天性の左サイドバックが強豪相手に力を見せつける。
[2009年7月15日9時32分 紙面から]
小笠原「今年はチャンス」国内3冠獲り宣言
鹿島主将のMF小笠原が、2度目の国内3冠獲りを宣言した。15日にナビスコ杯準々決勝第1戦で川崎Fと対戦するが、「6年間獲っていないので獲りたい」と02年以来となるナビスコ杯優勝を誓った。今季は4冠を目指してスタートしたもののACLで敗退。残されたタイトルは国内の3冠だけとなったが、リーグでは首位を独走している。「今はオレが何も言わなくても(チームは)やることができている。(00年に3冠を獲った)あの時に状況は近い。一体感があって、苦しい試合も勝てている。安定してきている」とチームに手応えを感じている。「今年はチャンス。(3冠を)獲れると思います」と快挙の達成を約束した。
[ 2009年07月15日 ]
連覇メンバーで国内3冠取る!!…鹿島
◆ナビスコ杯準々決勝第1戦(15日) 鹿島は川崎戦に連覇メンバーで臨む。14日、高さ対策としてDFパクに代わり、DF新井場の先発が決定。リーグ連覇した07、08年で最も先発の組み合わせが多かった11人がそろうことになった。00年リーグ、ナビスコ、天皇杯の3冠を達成したMF小笠原は「あの時と雰囲気が似ている。一体感があって苦しい試合をものにしている。状況は近いし、今年はチャンス」と意気込んだ。
(2009年7月15日06時01分 スポーツ報知)
今季のナビスコ杯が始まる。
先発は新井場とのこと。
意外なことに昨季のベストメンバーが組まれるのは今季初である。
楽しみな一戦となった。
新たな開幕として気を引き締め直したい。
聖地で勝利し、苦手・等々力競技場の2nd legを楽にするのだ。
そのため、声援を送ろうではないか。