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當間、負傷

U-20日本代表<国際親善試合 対 U-20韓国代表 (12/19@韓国/昌原)>
選手変更のお知らせ

12月19日に韓国/昌原でU-20韓国代表と国際親善試合を行うU-20日本代表において、下記の通り参加選手の変更がありましたのでお知らせいたします。

U-20日本代表<国際親善試合 対 U-20韓国代表(12/19@韓国/昌原)> 参加選手変更
DF 當間 建文 (TOMA Takefumi) 
所属:鹿島アントラーズ 理由:ケガのため


DF 鎌田 翔雅 (KAMATA Shoma) 
所属:湘南ベルマーレ 理由:ケガのため



DF 菅沼 駿哉 (SUGANUMA Shunya) 
1990年5月17日生 182cm/80kg 所属:ガンバ大阪

DF 酒井 高徳 (SAKAI Gotoku) 
1991年3月14日生 175cm/74kg 所属:アルビレックス新潟

FW 大塚 翔平 (OTSUKA Shohei) 
1990年4月11日生 179cm/69kg 所属:ガンバ大阪


當間が負傷。
これは残念である。
これで、公式戦未出場でのフル代表デビューはお預けとなった。
気分的には落ち込むであろうが、このオフを使ってじっくり治して欲しい。
ロンドン五輪では、右サイドは當間のものと言わせしめて欲しいのだ。
若き鹿戦士に栄光あれ。

さらばパク・チュホ

パク チュホ選手がジュビロ磐田に移籍
パク チュホ選手がジュビロ磐田に移籍することが決まりましたのでお知らせいたします。

<選手プロフィール>
  ■選手名:パク・チュホ(朴柱昊) PARK Joo Ho
  ■生まれ:1987年1月16日、ソウル出身
  ■国 籍:韓国
  ■サイズ:176センチ、71キロ
  ■所属歴:2009年2月〜2010年1月
  ■出場歴:J1リーグ19試合0得点(すべてアントラーズ)
       天皇杯5試合0得点(アントラーズで3試合0得点)
       AFCチャンピオンスリーグ6試合0得点
       J2リーグ24試合0得点(2008水戸ホーリーホック)
       公式戦通算54試合0得点(アントラーズで30試合0得点)
  ■優勝歴:2009J1リーグ

<コメント>

この度、ジュビロ磐田へ移籍することになりました。この1年はがむしゃらにやってきて本当に短く感じました。本来ならばもっと長くサポーターの皆さんやチームのみんなとプレーしたかったのですが、こういうことになったので、この1年間の経験を忘れず、アントラーズの一員だったことを誇りに磐田でもがんばりたいと思います。同じJリーグのチームに移籍するので応援はしにくいと思いますが、1人の人間としてこれからも支えてもらえれば嬉しいです。今回の決断は本当に難しいものでしたが、アントラーズで優勝できたことは一生の宝物です。またいつかアントラーズでプレーできるように精一杯がんばりたいと思います。皆さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

先ほど報じられたように、パク・チュホの移籍が正式に発表された。
今年の始動4日前に急遽入団が発表されたパク・チュホ。
大型補強報道や、不動の左SB・新井場からまさかのレギュラー奪取など話題に事欠かなかったことが昨日のように思い出される。
来季からは袂を別ち、お互い敵同士となるが、この一年弱共にあったことは紛れもない事実である。
三連覇の戦士として鹿島の歴史に名を刻んだのだ。
短いつきあいではあったが、忘れることはあるまい。
良いサッカー人生を送って欲しい。

パク・チュホ、ジュビロへ

パク・チュホ(鹿島)加入へ
2009/12/15
 J1磐田が鹿島のMFパク・チュホ(22)を獲得することが15日、分かった。磐田強化部担当者が明らかにした。
 パクはU―23韓国代表で高速ドリブルと精度の高いキックが武器。U―20W杯カナダ大会では韓国代表の主将を務めた。176センチ71キロで利き足は左。今季は鹿島で主に左サイドバックとしてリーグ戦19試合に出場した。
 今季の磐田はリーグワーストの60失点を喫し、守備陣の補強が最大の課題。左サイドバックは山本脩や途中加入した金沢らが務めた。パクは2008年から1年間在籍したJ2水戸ではボランチの経験もあり、来季のレギュラー争いは激しくなりそう。
 磐田は韓国代表センターバックのイ・ガンジンも来季加入が決まっている。FWイ・グノと合わせ、韓国人トリオの活躍に期待が掛かる。


12月7日に報じられたとおり、パク・チュホはジュビロへ移籍する様子。
昨日のコメントでは「来年もよろしくお願いします」と言っておったため淡い希望を持っておったが、そうもいかなかったようである。
ジュビロからの移籍は大岩がおったが、鹿島からジュビロへ移籍したのは初めてでは無かろうか。
鹿島戦以外での活躍をし、また再びジュビロを我等がライバルに仕立て上げて欲しい。

ヤス、仙台戦出場

仙台が1・30に現役vsOB親善試合
 来季J1に昇格するベガルタ仙台が来年1月30日、OBと宮城県出身Jリーガーの混成チームと親善試合を行うことが14日、分かった。主催は宮城県サッカー協会。会場はユアテックスタジアム仙台で「J1昇格記念 ベガルタ仙台ドリームマッチ2010」と銘打って開催される。

 ベガルタのOB戦は初の試み。クラブ創立15周年とJ1復帰を機に実現した。仙台の現役選手は来年1月に実施予定のグアムキャンプから帰国し、出場する。対戦相手は清水秀彦元監督(55)が指揮を執る予定。選手は元日本代表MF森保一氏(41)や岩本輝雄氏(37)らOBが中心だ。さらに東北高出身の日本代表MF今野泰幸(東京)、塩釜FC出身のMF佐々木勇人(G大阪)MF遠藤康(鹿島)らに出場を打診。所属クラブの予定があるため正式な承諾は得ていないが、感触は前向きという。

 [2009年12月15日10時13分 紙面から]

ヤスが宮城県出身Jリーガーとして仙台との親善試合に出場するとのこと。
これは面白い。
得意のドリブルを魅せて欲しい。
左足から繰り出されるスルーパス、ミドルシュートと見所満載であろう。
ヤスには楽しんでサッカーをしてきて欲しい。

頼もしい野沢

鹿島祝勝で大忙し、パレードに市民1200人

鹿島オリベイラ監督は、集まった1200人の市民に優勝を報告
 鹿島が史上初の3連覇を祝う行事に大忙しだった。昼すぎから鹿嶋市内の鹿島神宮に参拝して優勝報告会を行った後、大鳥居前から優勝パレードを実施。1200人の市民と喜びを分かち合った。夜は同市内の施設で祝勝会が開かれ、前人未到の偉業達成の功労者オリベイラ監督には黄金のトレーニング機器がプレゼントされた。指揮官は「来年はさらに上の4連覇を目指したい」と意気込んでいた。
 [2009年12月15日8時8分 紙面から]

鹿島大岩が現役宣言「大迫の倍応援して」
 鹿島のベテランDF大岩剛(37)が現役続行を宣言した。14日、茨城県鹿嶋市内で行われた優勝報告会で「僕は来年38歳になります。大迫(19歳)の2倍、生きている。来年は、大迫の2倍応援してもらわないと走れないのでよろしくお願いします」と言い切った。既に鹿島から契約の1年延長を打診されていた。38歳での現役は鹿島の日本人史上最年長で、来年9月18日以降のリーグ戦に先発すれば、日本人センターバックでは加藤久に続いて史上2位の年長先発記録となる。
 [2009年12月15日8時15分 紙面から]

鹿島V3パレード!来季「完全制覇」宣言
2009.12.15 05:03

リーグV3を決め、鹿島神宮を参拝したオリベイラ監督、大東社長(前列右から)、岩政(その後ろ右)ら鹿島イレブン(撮影・吉澤良太)
 Jリーグ史上初の3連覇を飾った鹿島が14日、茨城・鹿嶋市内の鹿島神宮で優勝報告会とパレードを行った。

 武術の神として古来、全国の信仰を集めてきた同神宮の拝殿で、偉業達成の報告と感謝の祈りをささげると、チームは大鳥居の前の特設ステージ上に勢ぞろいし、集まった約1200人のファンにあいさつした。

 オリベイラ監督は「4連覇を目指し、ともに戦っていきましょう」と呼びかけ、日本代表DF内田は12日の天皇杯・G大阪戦で敗退したことを謝罪。「元旦の決勝戦のチケット勝っちゃった人も僕が買い取ります!!」と声を張り上げ、笑いを呼んだ。

 その後は参道で、すっかり恒例となった優勝パレード。鹿島戦士たちは悲願のアジア・チャンピオンズリーグ優勝も含めた来季の「完全制覇」をファンに誓った。
(丸山汎)

野沢ブチ上げた!来季は全タイトル奪取を

サポーターが見守る中、鹿島神宮の境内に入るオリヴェイラ監督(中央右)、大東和美社長(左)ら鹿島イレブン
Photo By スポニチ

 Jリーグ史上初の3連覇を達成した鹿島は14日、開幕前に必勝祈願を行った鹿島神宮にお礼参りを行った後、約1200人のサポーターの前で優勝報告会とパレードを行った。

 オリヴェイラ監督は「来季は4連覇を目指してともに戦っていきましょう」と宣言。MF野沢は「来季は完全制覇したい」と全タイトル奪取をサポーターに約束した。また37歳のDF大岩は「年齢は(19歳の)大迫の2倍近いけど、2倍の応援をしてくれればまだまだ走ります」と16年目のシーズンに臨む決意を表明。チームを献身的に支えるベテランの現役続行も決まり、来季4年目を迎えるオリヴェイラ体制で黄金時代を築き上げていく。

[ 2009年12月15日 ]

Vパレードで4連覇を約束…鹿島

優勝祝賀会に勢ぞろいした鹿島イレブン
 史上初の3連覇を遂げた鹿島は14日、鹿嶋市内の鹿島神宮で優勝参拝、優勝報告会、参道で優勝パレードを行い、駆けつけた1200人のサポーターとともに喜びを分かち合った。オズワルド・オリヴェイラ監督は「また、こういう形で皆さんと会えることがうれしく思う」と語った後、「来年はさらに難しいと思うが、4連覇に挑戦したい」と表明した。

 また、来年で38歳を迎えるDF大岩は「大迫(19歳)の2倍を生きています。だから、2倍の声援を送ってくれないと走れません。来年は2倍の声援をお願いします」と、現役続行を宣言。すでにクラブからは契約延長のオファーを受けているベテランは4連覇に尽力する考え。チームはACL開幕の来年2月23日長春戦に向け、来年1月25日に始動する予定だ。

(2009年12月15日06時01分 スポーツ報知)

野沢の完全制覇宣言は、野沢にしては珍しいコメントである。
頼もしくなったと実感させられる。
来季こそは悲願のアジア制圧とJリーグ四連覇という偉業を成し遂げたい。
その核となるのは野沢であると確信させられた。

大迫、フル代表へ

岡田監督、イエメン戦で原石探す!横浜M・渡辺&鹿島・大迫呼ぶ!
 来年1月6日に予定されるアジア杯予選、イエメン戦(イエメン)の日本代表メンバーにFW渡辺千真(23)=横浜M=、FW大迫勇也(19)=鹿島=ら若手選手が招集される見通しとなったことが14日、分かった。日本サッカー協会関係者が明かしたもので、すでにクラブ側にも打診したという。チーム構成に関して二転三転したが、岡田武史監督(53)は最終的に南アフリカW杯への新戦力発掘の場とし、若手中心で臨むことを決断した模様で、年明け早々にサバイバル競争が始まる。

 二転三転したイエメン戦の代表メンバーがようやく固まった。日本協会関係者によると、1月6日開催という厳しい日程が影響し、一時はU―20(20歳以下)代表で臨むプランが浮上していたが、ここにきて岡田監督が南アフリカW杯に向けて実際に試したい若手選手の招集を要望したことが判明。横浜MのFW渡辺や鹿島のFW大迫ら若手選手がリストアップされた。メンバーは今週中に発表予定で、合宿は元日から開始する見通しとなった。

 狙いは本大会に向けた新戦力の発掘だ。W杯メンバーについてはすでに23人前後の第1グループが出来上がっているが、今回はその次のグループに位置する若手選手を招集し、実戦で起用することが目的。岡田監督は1998年フランスW杯直前にも当時、18歳だったMF小野伸二や17歳のDF市川大祐ら若手選手を積極的に招集し、小野に関しては本大会メンバーにも登録。今回も将来性があり、戦力的に計算できる若手選手を探し出すつもりだ。

 大卒新人ながらリーグ13得点を記録した渡辺は、元日本代表FW城彰二が市原(現千葉)時代に記録した12点の新人得点記録を更新し、今季の新人王を獲得。ゴールも右足、左足、頭とバランスよく取っており、ミドルレンジからも狙える。高卒ルーキーの大迫も19歳とは思えない非凡な才能を秘め、リーグ3連覇を達成した鹿島で22試合に出場し、3得点。いずれも代表初招集となる注目の存在だ。

 今季、クラブと代表の過密日程をこなした主力を休ませる一方で、年明けから若手が本大会へのメンバー入りをかけ、サバイバル競争を繰り広げる岡田ジャパン。アジア杯予選でもあるイエメン戦は結果も求められる試合で、難しい状況の中でも、多くの収穫を持ち帰りたいところだ。

(2009年12月15日06時01分 スポーツ報知)

大迫がフル代表に招集されるとの報知の報。
これは素直に喜びたい。
鹿島に於いては一時的にレギュラーポジションを与えられたものの、最終的には第4FWの位置に落ち着いてしまった今シーズンであった。
鹿島FW陣の層は厚く、レギュラーを奪い取るのは容易なことではない。
レギュラーでもない若者が日本代表に選ばれる可能性は、非常に低いはず。
そこで舞い込んだこのチャンスである。
是非とも、日の丸を背負い、得点の一つも決めてきて欲しい。
期待しておる。

高校サッカー、応援マネージャー

川島海荷さんが応援マネージャーに決定!!

青春の汗と涙の冬物語。男の戦い、全国高校サッカー選手権に華を添えてくれる大切なストーリーテラー『応援マネージャー』。
夢を目指し頑張っている現役高校生にこだわって、今回も第5代目の高校サッカー応援マネージャーが決定しました。

「小学生の時は、放課後になると毎日友達とサッカーをして遊んでいたので思い出深いスポーツなんです !
しかも中学1年生の弟がサッカー部で、一緒に家でサッカーの番組を観て応援しています。弟とパスの練習もしているんですよ !
サッカーの好きなポジションはキーパーかな。懸命にゴールを守り続ける姿はステキ。でも、どのポジションでも一生懸命な姿はキュンとしちゃいます ! 」
と笑顔で話す彼女。
 さらには「リフティング目標回数は7回 ! 歴代マネージャーさん超えを目指します ! これから毎日ボールに触れて練習に励みます ! 」と堂々の大宣言 ! 果たして結果は・・・。
おっとりしてそうで早口!小柄だけれどキラキラ輝く目は大きくてすい込まれそう!
自称、負けず嫌いと言う15才、ドラマや映画、CMに歌と幅広く活躍する高校1年生の女優・川島海荷さんが今回の第5代、高校サッカー応援マネージャーです。

今回で88回を数え、冬の風物詩になっている全国高校サッカー選手権大会。
聖地・国立競技場を目指し、夢を追いかける高校生たち。
その青春の汗と涙や様々なドラマを、励まし、応援し、思いを伝える応援マネージャー川島海荷さんから、選手への応援メッセージです。

川島海荷さんから選手への応援メッセージ
「夢に向かって頑張っている姿というのはキラキラと輝き、とても素敵だと思います。
私も選手の皆さんと目指す舞台は違いますが、毎日精一杯夢に向かって頑張ってます。私のモットーは『途中で投げ出さず、最後までやり遂げる!』『プラス思考で立ち向かっていく心を忘れない!』です。選手の皆さんも、立ち向かっていく心を忘れず、悔いを残さないように最後まで全力で頑張ってください。
応援マネージャーとして、皆さんに届くような声援で頑張って応援します!」


<歴代応援マネージャー>
初代応援マネージャー  堀北真希さん(第84回全国高校サッカー選手権)
2代目応援マネージャー 新垣結衣さん(第85回全国高校サッカー選手権)
3代目応援マネージャー 北乃きいさん(第86回全国高校サッカー選手権)
4代目応援マネージャー 逢沢りなさん(第87回全国高校サッカー選手権)
5代目応援マネージャー 川島海荷さん(第88回全国高校サッカー選手権)


第88回全国高校サッカー選手権応援マネージャーに川島海荷が決まったとのこと。
去年は大迫の勇姿を観るたび逢沢りなのキックを見せられた記憶がある。
よよこと佐々木竜太の堀北真希も懐かしい。
人はそれぞれ思い出を作っていくのである。
川島海荷も天地人での千姫が悪しき思い出として残ったであろう。

ジュニアユース三塚くん、エリートプログラム招集

JFAエリートプログラム U-14トレーニングキャンプ
JOC日・韓競技力向上スポーツ交流事業(12/16〜12/21)

選手育成
スタッフ
監督
足達 勇輔 ADACHI Yusuke
【(財)日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】
コーチ
木村 康彦 KIMURA Yasuhiko
【(財)日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】
GKコーチ
望月 数馬 MOCHIZUKI Kazuma
【(財)日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】
選手
GK
18 棟方 博文 MUNAKATA Hirofumi
1995.04.18 176? 59? ガンバ大阪ジュニアユース

12 古島 圭人 FURUYAMA Keito
1995.09.05 180? 66? 湘南ベルマーレジュニアユース

FP
15 山路 真司 YAMAJI Shinji
1995.01.09 177? 62? 岩出FCアズール

2 池松 大騎 IKEMATSU Daiki
1995.03.12 181? 61? ナガサキアシストサッカーユニオンU-15

5 曽雌 大介 SOSHI Daisuke
1995.04.04 162? 52? 名古屋グランパスU15

10 上村 佳祐 UEMURA Keisuke
1995.04.09 170? 55? サンフレッチェ広島ジュニアユース

6 安田 壱成 YASUDA Issei
1995.04.12 170? 52? ベガルタ仙台ジュニアユース

20 鴨池 陽 KAMOIKE Haruki
1995.04.22 162? 49? FC東京U-15むさし

11 三塚 春輝 MITSUKA Haruki
1995.05.06 178? 60? 鹿島アントラーズジュニアユース


19 越智 大和 OCHI Yamato
1995.05.12 165? 54? 土居中学校サッカー部

16 石塚 紀貴 ISHIZUKA Noritaka
1995.05.22 156? 46? FC東京U-15むさし

8 石井 光 ISHII Hikaru
1995.07.02 160? 62? FCあきたASPRIDE

13 小川 直毅 OGAWA Naoki
1995.07.03 156? 41? ガンバ大阪ジュニアユース

7 加藤 優汰 KATO Yuta
1995.07.21 174? 56? 名古屋フットボールクラブ

9 大津 耀誠 OTSU Yosei
1995.08.07 175? 54? セレッソ大阪U-15

21 山田 武典 YAMADA Takenori
1995.08.29 157? 46? 七戸中学校サッカー部

14 樋口 竜也 HIGUCHI Tatsuya
1995.09.01 176? 64? ハジャスフットボールクラブ

4 勇 碧 ISAMI Aoi
1995.09.15 160? 47? 湘南ベルマーレジュニアユース

17 永保 尭 NAGAYASU Takashi
1995.10.23 166? 59? ガンバ大阪ジュニアユース

3 山口 輝 YAMAGUCHI Hikaru
1995.10.31 152? 46? サンフレッチェ広島ジュニアユース


ジュニアユースの三塚くんがエリートプログラムに招集されておる。
178センチは中々の体格である。
期待出来るではないか。
我等の未来は明るい。

サテライトリーグ廃止

Jリーグ:「サテライト」中止
 Jリーグは14日、サテライトリーグを来季以降、中止すると発表した。過密日程でスケジュール調整が困難になったためで、鬼武チェアマンは「若手にどう試合を経験させるかを、日本協会とも協議して考えたい」と述べた。

来季以降はサテライトリーグが開催されぬとのこと。
確かに試合数やモチベーションなど問題の多いリーグではあった。
しかしながら、行われぬこととなれば、サブ以下の選手の試合経験に問題が出てくる。
特に若手育成に影響を及ぼすであろう。
チームの責任に任せることとなれば、選手育成のばらつきが今以上に大きくなるであろう。
特に、今季より移籍係数が撤廃され、自由に移籍が可能となったため、育成に力を入れるクラブが減ってしまうことが懸念される。
この問題は避けて通れぬ深いものと言えよう。
鬼武チェアマンは、思慮深く検討をお願いしたい。

優勝報告会・パレード

2009年 12月 14日(月)

本日、鹿島神宮にて優勝報告会及び優勝パレードが行われました。

鹿島V報告、監督がサポーターに感謝

オリベイラ監督は集まった1200人の市民に優勝報告(撮影・菅家大輔)
 史上初のリーグ3連覇を達成した鹿島は14日、茨城県鹿嶋市内で優勝報告会とパレードを行った。鹿島神宮の大鳥居前に特設されたステージで優勝を報告した後、集まった1200人の市民を前にパレードを実施。夕方からは同市内の施設で優勝祝賀会も合わせて行った。

 優勝報告会でオリベイラ監督は「ぼくが確信していることが1つある。選手がピッチ上で見せた闘争心はサポーターの皆様の応援があってのものだと思う」と感謝の意を表していた。

 [2009年12月14日18時20分]

【鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード】優勝報告会での監督・各選手コメント(09.12.14)

本日、鹿島アントラーズが鹿島神宮への優勝報告を行いました。その後に行われた優勝報告会での監督・各選手のコメントは以下の通りです。
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●オズワルド・オリヴェイラ監督:
「確信していることがひとつあります。選手がピッチで見せた闘争心はサポーターの力があってこそ発揮された部分があると思います。選手たちは人間であるので、皆さんの声援を感じてプレーに反映させています。我々が成し遂げた3連覇は、苦しいときの声援があったからこその結果だと思います。ただ、3連覇を成し遂げたわけですが、これからは4連覇を目指して共に戦っていきましょう。それを成し遂げるためには皆さんの声援が必要です。できるだけスタジアムに足を運んでいただいて勇気を与えて下さい」

●岩政大樹選手:
「一年間応援ありがとうございました。史上初の3連覇を・・成し遂げましたが(マイクの故障でうまく聞きとれず)、欲を言えば、まだいくつかのらタイトルをとって終わりたかった。1年間良い時期、悪い時期ありましたが、皆さんの応援で強く戦ってくることができました。また、次のタイトルをとるまで苦しい時期もあると思いますが、皆さんの応援のなか上を向いて戦っていきたいと思います。また応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

●野沢拓也選手:
「ほんとにみなさん一年間応援ありがとうございました。苦しいときもみんなの声で優勝を勝ち取ることが思います。来年は完全制覇を成し遂げたいので、暑い応援をカシマスタジアムでもアウェイでもよろしくお願いします」

●田代有三選手:
「こんにちは。みなさんの暖かい声援が力になりました。うんと〜、ありがとうございました」

●内田篤人選手:
「一昨日、空振りしてすいませんでした。監督にはもう少し日本にいて欲しかったんですけど、ブラジルに早く帰っちゃうと言うことで、1月1日まで日本にいさせることができなくて監督すいません。みなさんも、天皇杯の決勝チケットを買っちゃった人、僕が買い取りますので来年もよろしくお願いします」

●大迫勇也選手:
「今年1年応援ありがとうございました。来年も一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします」

●増田誓志選手:
「こんにちは。1年間応援ありがとうございました。来年は全部取れるように一緒になって頑張りましょう」

●新井場徹選手:
「大阪から来てもう6年になるんですけど、僕ももうすっかり鹿島に馴染みました。これからもよろしくお願いしまーす」

●大岩剛選手:
「今シーズンもここにいるみなさん、たくさんの、そしてとても大きい声援ありがとうございました。来年38歳になるんですけども、大迫の倍だけ生きているということで、大迫の倍、応援していただかないと僕は走れません。僕が出場したときには2倍の応援をしていただいて、僕も2倍走りたいと思いますのでよろしくお願いします。今年はほんとうにたくさんの応援ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」

●中田浩二選手:
「こんにちは。寒いなか来て下さってありがとうございます。今年1年ほんとうにすばらしい応援ありがとうございました」

●伊野波雅彦選手:
「今年は暖かい応援ありがとうございました。来年はアジア王者を目指しますのでよろしくお願いします」

●興梠慎三選手:
「決勝ゴールを決めた興梠です(笑)。点の取れない時期がありましたけど、皆さんの応援で美味しいところを持って行くことができました。ありがとうございました」

●曽ヶ端準選手:
「1年間応援ありがとうございました。また来年も今年以上の熱い応援をよろしくお願いします」

●川島大地選手:
「こんにちは。チームとしては3連覇というすごいことを成し遂げたのですが、僕個人としてはトップにもあがれないし、怪我をしてしまってチームに迷惑をかけてしまったんですけど、来年早く怪我を治して試合に出られるよう頑張りますので、タラちゃん風にいうと『がんばるですぅ』なので、応援よろしくお願いします」

●青木剛選手:
「こんにちは。今年1年はありがとうございました。これからも謙虚な気持ちと感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

●パク・チュホ選手:
「こんにちは。今年は応援ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」

●本山雅志選手:
「今年、3連覇できたので、来年はみんなでがんばって4連覇を目指していきましょう」

●佐々木竜太選手:
「こんにちは。今日はこんなに集まっていただきありがとうございます。また来年も頑張りましょう」

●小笠原満男選手:

「いろいろありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。よいお年を」

以上

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

鹿島神宮に14:00に到着する予定の選手を、今か今かとたくさんのサポーターが待っています。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

鹿島神宮の大鳥居。武甕槌神(タケミカヅチ)を祭神とし、創建は660年と言われる由緒正しい神宮です。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

選手を乗せたバスがいよいよ参道の前に姿を現しました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

シャーレを持つ川俣慎一郎選手。重いシャーレを持つのは若手の仕事です。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

監督、選手、スタッフなど、チーム全員での参拝です。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

左から大東和美社長、岩政大樹選手、オリヴェイラ監督。選手たちの普段とは違うスーツ姿も似合っています。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

鹿島神宮に到着した一行は監督と社長を先頭に参道を進んでいきます。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

神宮を参拝するオリヴェイラ監督。さすがの監督も緊張した面持ちでした。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

参拝が終わると大東社長が集まったサポーターに挨拶。「あたたかい支援があったからこそ」と感謝の弁を述べてました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

集まったサポーターからは「祝優勝」と書かれた大きな折り紙が掲げられていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

宮司さんと一緒に記念撮影です。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

参拝が終わった後は鳥居前特設ステージにて優勝報告会。それまで曇っていた天気も選手が鹿島神宮に到着したときから晴れ渡り、西日を受けた小笠原満男選手もまぶしそう。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

特設ステージに登壇した監督や選手たち。ご覧のようにいつのまにか空は晴れ渡っていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

準備が整うまでしばし談笑。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

まず、挨拶したのはオリヴェイラ監督。「我々が成し遂げた3連覇は、苦しいときの声援があったからこその結果だと思います」とサポーターに感謝していました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

壇上の内田篤人選手。このあと行った挨拶では笑いをとっていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

「来年は完全制覇を成し遂げたい」と力強く語った野沢拓也選手。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

田代有三選手は挨拶の途中で噛んでしまい、サポーターから「がんばれよ〜」という声をかけられていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

内田篤人選手は「からぶりしちゃってすいませんでした」と天皇杯でのミスに頭を下げていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

「応援ありがとうございました。」とコメントした大迫勇也選手。来年は更なる飛躍が期待されます。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

いつのまにか内田選手の方にはマフラーが。いたずらしたのは後ろに立っている新井場選手です。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

「鹿島に馴染みました」という新井場徹選手。もうすっかり鹿島の魂を継承する中心選手のひとりです。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

壇上には夕日を浴びて燦然と輝くシャーレが立てかけられていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

マイクを渡された川島大地選手。ほかの選手たちは、こういう場では必ず『何か』をやってくれるのでみんな期待してのぞき込んでいます。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

そして、見事にタラちゃんのものまねで集まったすべての人から爆笑をとっていました。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

最後に「よいお年を」とびしっとしめたのは小笠原満男主将。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

小笠原満男選手を中心に来季はACLや4連覇を目指して戦います。

[ 鹿島:鹿島神宮参拝・優勝報告会・パレード ]

鹿島神宮にはサポーターなど平日昼間にも関わらず、1200人もの人が集まり優勝を祝いました。


篤人の空振りも今はもう良い思い出である。

秋春シーズン制移行反対

Jリーグ閉幕も…終わらない“秋春制”議論
 Jリーグは1部(J1)で鹿島が史上初の3連覇を達成し、幕を閉じた。熱戦のかたわらでは秋開幕、翌春閉幕の「秋春シーズン制」(秋春制)議論の再燃、また大分に代表されるクラブの経営問題が浮き彫りになった1年だった。

 シーズンが開幕した3月上旬、Jリーグは昨年から論議されてきた秋春制論争に終止符を打ったはずだった。Jリーグ将来構想委員会(委員長=鬼武健二チェアマン)の結論は「秋春制に移行せず」。クラブ経営のマイナスの影響を考えて導き出した答えだった。

 しかし、昨年7月の就任以降、秋春制導入を積極的に推し進めてきた日本協会の犬飼基昭会長は、簡単にあきらめることはなかった。「議論が不十分」として、再検討を求めた。

 冬場対策として巨額の設備投資が必要となり、集客の多い夏場に試合がなくなると経営に響くと訴えるJリーグには、新潟など「雪国」のサポーターが後押しした。一方、犬飼会長は「夏場の試合は体力を消耗し、プロの試合としてはレベルが下がる」と主張し、選手強化の側面から欧州主要リーグとシーズンを合わせることを目指した。両者の考えは交わることがなく、Jリーグ関係者からは「駄目だという結論を蒸し返すなんてむちゃくちゃだ」との声が漏れたこともあった。

 犬飼会長は開幕を遅らせて夏場に一時中断し、翌年1月末でシーズン終了という案も示している。Jリーグとの綱引きはまた年を越え、続いていきそうだ。

[ 2009年12月14日 15:59 ]

いい加減にして欲しい。
日本という特殊な環境を考慮すれば、答えは一つである。
既に何度も同じ結論が出ておる。
我等も改めて言おう、秋春シーズン制には反対である。

闘莉王を勧誘

好印象!“名古屋・闘莉王”20日にも誕生
2009.12.14 05:03
 J1浦和を退団した日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が13日、成田空港発の航空機で生まれ故郷のブラジルに旅立った。
 来季の去就が注目される中、11日に交渉した名古屋について「すごく気持ちが伝わった。必要としてくれたし、温かい話ができた。両親と話し合って、なるべく早く決めたい」と好印象を口にした。
 先に正式オファーを受けたオランダリーグ・トウェンテが獲得競争から撤退する意向のため、名古屋入りが最有力。代理人の糀正勝氏も「(年末まで)待っている余裕はない。20日前後には決めたい」と話し、1週間以内にスピード決着する見通しとなった。
 闘莉王も来年の南アW杯を考慮し、「万全の準備をしたい。そういうことも考えて決断する」と国内移籍を示唆。年末年始は「牛や馬を追って体を作りたい」と“牧場トレ”に励むという。
退団したMFダニーロを空港まで見送りにきた鹿島サポーターからも、「うちに来てよ」と声をかけられる人気ぶり。どこに行っても、愛される男だ。
(浅井武)

ダニーロを見送りに行ったサポーターが浦和を退団した闘莉王を鹿島に勧誘したとのこと。
いわゆる社交辞令である。
真に受ける者は無かろう。
とはいえ、大型補強の名古屋は驚異となるであろう。
そうでなくとも、今季は聖地で不甲斐ない試合をしてしまった。
二年続けてのホーム名古屋戦敗戦は何かしらの根拠があるように思えてならぬ。
アウェイでは勝利しておる故、単なる相性では無かろう。
来季は勝利を飾れるよう、準備を怠らずにいたい。
そして、名古屋だけでなく全てのチームに対して敬意を払い、勝ち点を確実に積み重ねていきたいと願う。
我等は王者として追われる者であり、マークが厳しくなるのことが必至である。
より強くあらねばならぬ。
王者でありながら、更なる強さを求め、挑戦者として挑み続けるのである。

大迫、フル代表デビューか

岡田ジャパン、イエメン戦はU−20中心か
2009.12.13 05:01
 来年1月6日の実施が濃厚なサッカー日本代表のアジア杯予選・イエメン戦(アウェー)は、U−20代表の若手を中心に臨む準備を進めていることが12日、分かった。日本協会は1月下旬への日程変更を模索しているが、現時点で見通しは立っていない。代表の岡田監督もこの日、「決まっていない。分からない」と話すにとどめた。ただ、年始は代表選手の休養に当てたい考え。イエメン戦は、FW大迫勇也(鹿島)ら新鋭のA代表デビュー戦となる可能性が出てきた。

大迫と共にU-20に選出されておる當間にもチャンスが有るのであろうか。
當間の成長こそ鹿島の将来に必要である。
世界的にも層の薄い右SBが爆発することとなれば、我等も枕を高くして眠れるというもの。
日本サッカー協会はさっさと決めて欲しいと思うのである。

本山、ヘルニアか

本山しびれ訴え途中交代、精密検査へ

<鹿島・G大阪>後半、鹿島GK曽ケ端準も攻撃参加し、ゴールを狙う
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 【天皇杯 鹿島1―2G大阪】鹿島はリーグ戦に続く今季2冠はならなかった。11月28日の対戦では5―1で快勝したG大阪に1―2で惜敗。0―1の前半ロスタイムにFW田代が同点弾を決めるなど意地は見せたが、勝ち越し点を奪われて終戦した。

 後半24分にクリアミスから決勝点を許した内田は「勝ちたかった」と悔しがった。また、MF本山が左足から腰にかけてのしびれを訴え、15日に精密検査を受けることが決定。「多分ヘルニア。しっかり治療したい」と話したが、症状が重ければ来季に影響する可能性もある。

[ 2009年12月13日 ]

本山がしびれを訴えてきたとのこと。
報知によれば、今季序盤よりこの症状に苦しめられておったとのことで、とても心配である。
このオフで完治してくれることを祈る。

ガンバ戦コメント、報道

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
(Q:今シーズン最後の試合となったが今までで一番印象に残った試合は?)
3連覇できたというのが一番印象的なことだと思う。
(Q:今日の試合について)
前半はミスが多すぎたが、後半になってからリズムも取り戻して良い形ができていたと思う。選手に疲れが見えたと言われるが私はそう思っていない。強豪チーム同士の試合であって、相手にプレッシャーを与えてミスを誘うという我々と同じような戦い方をしているし、ガンバはチームの質や選手個々の能力が高い。相手のメリットもあるなかで戦うのだから、選手の疲れはないし、彼らは一生懸命やっていた。高いレベル同士の戦いになれば、こういう結果にだってなる。
(Q:準々決勝での敗退となったが?)
このカードは決勝で見たいカードだと思う。残念ながら準々決勝で戦うことになってこういう結果になってしまったが。今年はガンバと4戦し、そのうち3勝1敗で総得点は10点という結果になったが、ガンバというチームに対して今シーズンこのような戦いが出来たというのは評価したいと思う。ただ、2週間前で対戦したときの5-1の試合の方が、ガンバは内容的にも良かったと思う。


【第89回天皇杯準々決勝 鹿島 vs G大阪】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.12.12)
12月12日(土) 第89回天皇杯準々決勝
鹿島 1 - 2 G大阪 (15:04/カシマ/11,053人)
得点者:29' 山崎 雅人(G大阪)、44' 田代 有三(鹿島)、69' 山崎 雅人(G大阪)

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

Q:これで今シーズンが終わりました。
今シーズンをふり返って、一番印象的に残っていることをお願いします。

「リーグ戦の3連覇が一番印象的なことなのではないかと思います」

Q:前半ずっと立ってご覧になって選手のミスなどに声を荒げていたと思います。前半の45分を監督はどのように見ていたのでしょうか?
「まず、今日だけのことではなくて毎回試合が始まってからすぐに立ち上がっていますし、毎回そういった指揮の姿勢を見せております。ミスがあることに対しては当然ながら通訳を通じて修正する点を要求しています。確かに前半はミスが多すぎたかなと思います」

Q:監督からご覧になって選手に疲れが残っていた印象はないですか?
「いいえ。何もないです。強豪クラブ同士の試合であって、ガンバはずっと試合を観戦するといった戦法をとってくるチームなのかといえばそうではありません。我々同様、相手にプレッシャーを与え続けてミスを誘うやり方をとっているわけです。また個の質や能力も高いものをもっているわけで、そう簡単な試合運びができるわけではない。そういった意味で相手のメリットもあるし、同時に我々の選手が単に疲れていたということではない。うちの選手も一生懸命やっていた中で、こういった結果になった。高いレベル同士の戦いになれば、こういった試合展開になるのではないかと思います」

Q:残念ながら準々決勝で敗退が決まったことについてはどうですか?
「実際、このカードというのは決勝で見たかったカードではないかと思います。残念ながら準々決勝というところでぶつかる組み合わせになってしまいました。今年はガンバと4戦して3勝1敗で、鹿島の総得点が確か10だと思うんですけど、こうしたチームにそれだけの戦いが出来たことは評価できることだと思います。前半はあまりよくなかったですけど、後半は盛り返して良い形が出来たのではないかと思います。あとは正直に言いますと、5-1で勝った試合(リーグ戦33節)の方が、ガンバは内容的には良かったのではないかと思います」


以上

【第89回天皇杯準々決勝 鹿島 vs G大阪】試合終了後の各選手コメント(09.12.12)
●本山雅志選手(鹿島):
「相手もアグレッシブに来ていた。裏が空くので使おうとしていました。後半が特にチャンスを作れなかった。残念です。来年に生かしたいですね」

Q:リーグ戦から気持ちの切り替えは?
「できてましたよ。気持ちが切り替わってなかったら、こういうゲームにはなっていない」

●遠藤康選手(鹿島):
「(時間が過ぎるのが)早かった…。監督や周りは『どんどん行け』って言ってくれました。あんまりよくなかったので、次に頑張りたいですね。ただ、いつもより落ち着いてできたから良かったと思います。時間がいつもより長かったし、ミスしても取り返せると思ってました」

●小笠原満男選手(鹿島):
「残念です。優勝して終わりたかった」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
Q:久々の2失点になりましたが?
「崩されたわけではないし…。ガンバとやる時は、いつも裏を狙っている。悔しいですね」

●興梠慎三選手(鹿島):
「どっちが勝ってもおかしくない試合でした。負けたことは認めて、来年は1つでも多くのタイトルを取れるように頑張ります」

●内田篤人選手(鹿島):
「俺が終わらせてしまった。橋本さんが蹴った瞬間にクリアできると思ったんだけどミスった」

Q:怪我もあったシーズンでしたが、1年間プレーし続けましたね。
「経験を生かさないと困るよね。反省してもっと落ち込むかと思ったけど、そういうこともあると思えるようになった。ずっと40番(小笠原満男)を見てきたからかな」

●ダニーロ選手(鹿島):
「この3年間、鹿島のユニフォームを着てプレーできたことをうれしく思うし、誇りに思います。この3年の間に、3連覇や天皇杯優勝を成し遂げることができました。それもサポーターのサポートがあったからこそだと思います。3年間在籍したことを忘れることはないと思う」

Q:プレーヤーとしてどういう3年間でしたか?
「先ほどの繰り返しになりますが、3年間在籍していた中でタイトルを獲ることができ、家族も何事もなく楽しく過ごせたこの3年間をとてもうれしく思います」

Q:鹿島での生活のなかで印象深いことがありましたら教えてください。
「サッカー選手として、一人の人間として、忘れられないことはすべてです。なぜならブラジルから異国の地に来たわけですから目に映るものすべてが新鮮に見えました。そのすべてが忘れられない出来事です。例えば、すばらしい鹿島アントラーズのサポーター、スタッフ、選手、職員のみなさん、鹿島市内。みんな忘れられないことです」

Q:サポーターとお別れをしながら、どんなことを感じましたか?
「ダニーロ・コールをしてくれた皆さん、あのとき私はとても感動しましたし、うれしく思いました。このサポーターと一緒にプレーできたことを誇りに思います。サポーターの人は今だけ支えてくれたわけではありません。この3年の間、どんなことが起きたときも常に私たちの後ろにいてくれました。一緒に戦ってくれました。今日、こうしてお別れ会をしてくれました。とても感動しています。皆さんとお別れすることは、これから寂しさを実感すると思います」

Q:今後はどうされるのですか?
「来年どこでプレーするかは、ブラジルに帰ったあと最終的な話し合いに入ると思います。それまではわかりません」

Q:2年前の天皇杯決勝で、柳沢敦選手からパスを受けてすごいシュートを決めたと思いますが、そのシュートは覚えていますか?
「そのシーンは忘れられません。なぜかというと、私にとって初ゴールでもありましたし、決勝という大事な場面に決められたということもあって、いまでも忘れることができない貴重なゴールだったと思います」

Q:今年の2月に秋田豊選手の引退試合が行われた時、かつてアントラーズに在籍したブラジル人OBがたくさん試合に来ていました。この先、もし小笠原満男選手や本山雅志選手が引退試合をすることになったらダニーロ選手も来てくれますか?
「もしそういう機会があって自分も招待されたら、ぜひ喜んで彼らの引退試合に参加させていただきたいと思います。」

●新井場徹選手(鹿島):
「(ダニーロがチームを去ることは)寂しいね。本当は去ってほしくない。チームの事情やダニーロの事情もあるからしょうがないけれども、残念の一言しかない。サッカー以外の部分でもじゃれ合っていたというか、通じ合う部分があった。人柄というか、あいつがどんな時でも一生懸命やるのは見習うところがあった。長くいたのもあるし、プレーでも感じるところはあった。今までいたブラジル人と比べてどうのこうのという訳ではないけども、今回は特に寂しいですね」

Q:新井場選手の引退試合があったらダニーロ選手を呼びますか?
「ダニーロ、呼ぶね。あいつの引退試合には呼ばれないだろうけど、呼ばれなくても行く。出に行く! サッカー選手だから、出会いや別れの免疫はついているけどリアルに寂しい」


鹿島、2冠の夢は準々決勝で消える/天皇杯
2009.12.12 20:08

敗れてがっくりの鹿島イレブン=カシマ(撮影・財満朝則)
 第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会(12日、鹿島1−2G大阪、カシマ)3連覇したリーグ戦に続く2冠を目指した鹿島の戦いは、準々決勝で終わった。「残念。優勝して(今季を)終わりたかった」と小笠原は悔しさをにじませた。

 帰国したマルキーニョスに代わって先発した田代以外は、ベストメンバーだった。だが、雪辱に燃えるG大阪の前に後手に回った。前半終了間際、田代のゴールで一度は追い付く意地を見せたが、後半は相手を崩し切れなかった。

 リーグ優勝から1週間。内田が「難しかった。気持ちをしっかりして、(試合に)入ろうと思ったけど…」と言うように、次のタイトルに短時間で気持ちを切り替えるのは容易でなかった。

 来季はリーグ4連覇とともに、今季取れなかったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇が目標になる。「もっと勝負強くならないといけない」と本山は言葉に力を込めた。



敗れてがっくりの鹿島イレブン=カシマ(撮影・財満朝則)


前半44分、鹿島・田代(右)がゴール=カシマ(撮影・財満朝則)


後半、G大阪・遠藤(左)にタックルを受ける鹿島・興梠(右)=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、競り合うG大阪・遠藤(中央右)と鹿島・興梠(その左)=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、競り合うG大阪・明神(左)と鹿島・小笠原(右)=カシマ(撮影・財満朝則)


退団する鹿島・ダニーロは、試合後サポーターの惜別の歓声に笑顔で応える=カシマ(撮影・財満朝則)


鹿島2冠ならず…G大阪に今季初黒星/天皇杯
2009.12.13 05:00
 第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会(12日、鹿島1−2G大阪、カシマ)史上初の3連覇を果たしたリーグ戦に続き、2冠を狙った鹿島の夢はついえた。G大阪に敗れ、今季終戦を迎えた。

 歓喜のV3から1週間。日本代表のDF内田が、気持ちの切り替えを「難しかった」と振り返った通りの試合展開だった。1点を追う前半ロスタイムに、母親の急病で帰国したFWマルキーニョスに代わって入ったFW田代が意地の同点弾。

 しかし、後半24分に相手FW山崎に2ゴール目を奪われると、再び追いつくことはかなわなかった。先月28日に同じホームで5−1と完勝した宿敵に競り負けた。

 主将のMF小笠原は「優勝して(今季を)終わりたかった」と憮然(ぶぜん)。「もっと勝負強くならないと」とMF本山は吐き捨てた。今季1冠で王者の09年が終わった。
(丸山汎)

鹿島、決定力の差出る…天皇杯
 ◆第89回天皇杯準々決勝 鹿島1─2G大阪(12日・カシマサッカースタジアム) G大阪が“4度目の正直”を果たした。今季、3度対戦し、3敗していた宿敵・鹿島に粘り勝ちした。

 リーグ王者が敗れ去った。3連覇達成から1週間。鹿島MF本山が「気持ちが切り替わっていなかったら、こういう試合はできない」と話すように互角の展開を見せたが、決定力の差で敗退。DF岩政は「最後に負けて終わるのは悔しい」とこぼした。また、
今季序盤から腰痛で左足がしびれる症状に苦しめられていた本山は15日に精密検査を受ける。
(2009年12月13日06時01分 スポーツ報知)

鹿島2冠ならずサッカー天皇杯
2009/12/13(日) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
 サッカーの第89回天皇杯全日本選手権準々決勝は12日、J1鹿島がカシマスタジアムでG大阪に1−2で敗れた。
 立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、鹿島は前半29分、フリーキックから先取点を奪われた。だが44分、うまく裏へ抜け出した田代が1対1を冷静に決めて同点とした。後半に入り、24分に自陣でのクリアミスから失点。その後、FWの人数を増やして攻勢を仕掛けたが追い付けず、敗退。リーグ戦に続く2冠を逃した。


【写真説明】
鹿島−G大阪 準々決勝で敗退し肩を落とす鹿島の選手たち=カシマスタジアム


選手の皆さん一年間お疲れ様でした。
そしてダニーロ、三年間本当にありがとう。

天皇杯準々決勝 ガンバ吹田戦


ダニーロの胴上げに心が震えた。

金崎来ず

5クラブ争奪戦、金崎が名古屋入り決断…大分
 今年1月に岡田ジャパンで代表デビューしたMF金崎夢生(20)=大分=が名古屋入りを決断したことが11日、分かった。大分がJ2に落ちたこともあり鹿島、浦和、広島、F東京が正式オファーを出し、争奪戦が繰り広げられていたが、この日までに金崎が名古屋側に電話で入団する意思を伝えた。来週中にもメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶとみられる。今オフの移籍市場の目玉といわれる移籍が決着する。

 MF金崎が名古屋入りを決断した。10日までに広島、F東京、浦和に断りを入れ、最終的には鹿島との間で悩んだが、この日、名古屋に加入する旨の連絡を入れた。名古屋側は複数年契約を提示しており、チームを担う司令塔として期待をかけている。

 金崎は今季限りで大分との契約が切れることから、獲得に高額な移籍金がかからない。トレーニングフィー2400万円+年俸で獲得できるため、争奪戦が繰り広げられた。中でも名古屋は10月に獲得に乗り出し、正式オファーから交渉まですべて一番手。その誠意と、「尊敬する」と話すストイコビッチ監督の存在が決め手となったようだ。

 10月下旬には一時、名古屋入りが秒読みとされていたが、本人の希望で交渉を一時中断し、ほかからの獲得オファーを待った。7日から4クラブと交渉に臨み、評価、展望などを聞いて回ったが、「一番乗り」の名古屋にかなうクラブはなかった。

 一方の大分は経営難でJリーグから最大6億円の融資を受けており、人件費も今季の約6割まで削減する。この日はポポヴィッチ監督(42)の退任を発表。約9億円の実質債務超過額を4季後の14年1月末までに解消する計画で、短期間での昇格を事実上断念。エースを引き留めることは難しかった。

 将来は海外挑戦も視野に入れる金崎。実家の三重県津市からも程近い名古屋から第2のサッカー人生をスタートさせる。

 ◆金崎夢生(かなさき・むう)1989年2月16日、三重・津市生まれ。20歳。兵庫・滝川二高3年の06年に全日本ユース優勝。07年に大分入り。1年目から主力として活躍。09年1月のイエメン戦で日本代表デビュー。中盤はどのポジションもこなせる。今季は30試合1得点。J通算82試合7得点。180センチ、70キロ。A型。

(2009年12月12日10時44分 スポーツ報知)

金崎は名古屋入りと大阪報知の報。
これも金崎の決断であろう。
彼のサッカー観を尊重したい。

日の丸アントラーズ

豪華顔ぶれ!鹿島先発全員が代表経験者?
 鹿島は12日の天皇杯準々決勝G大阪戦は先発全員が日本代表経験者になりそう。FWマルキーニョスがブラジルへ帰国したため田代が興梠と2トップを組むことが決定。中盤や最終ラインもリーグ戦最終節浦和戦と同じで、代表候補に選出経験のあるDF新井場を含めて豪華な顔ぶれが並ぶ。FW田代は「相手はタイトルを獲ってなくてモチベーションが高いと思うけど、それに負けないようにしたい」と意気込んでいた。
[ 2009年12月12日 ]

マルキーニョスが田代に変わっただけで豪華とはこれ如何に。
これを申すのであれば、第32節の京都戦も豪華メンバーである。
大岩も元日本代表なのである。
ところで、トルシエ氏の発言ではないが鹿島の79年組を「元」にしてしまうのはあまりにも惜しい。
日本サッカーの損失である。
今日の試合は、このメンバーが如何に才能豊かで日本を背負って立つ選手なのかを証明する良い機会と言えよう。
強力なガンバの攻撃陣を弾き返して勝利を掴みたい。

ダニーロのお別れ会開催

鹿島、天皇杯準々決勝白星でダニーロ送る
 天皇杯準々決勝3試合が12日、各地で行われる。史上初のリーグ3連覇を成し遂げた鹿島は、ホームでリーグ3位G大阪と対戦。偉業達成の余韻が残る中、契約満了で退団するため、13日にブラジルに帰国するMFダニーロ(30)に贈る白星奪取を誓った。

 鹿島が去りゆく助っ人に勝利をささげる。今季限りで退団するMFダニーロが13日に帰国するため、12日のG大阪戦がラストマッチとなる。本人は故障で欠場するが、10日に鹿嶋市内の飲食店で異例の「お別れ会」が開かれたほどチームに愛されていた。MF本山は「あんなにチームにとけ込んで、よく働いてくれたブラジル人はいないと思う。良い形で送り出したい」

 [2009年12月12日9時16分 紙面から]

ダニーロ帰国へ白星で送別する…鹿島
 今季限りで鹿島を退団するMFダニーロは負傷のためG大阪戦を欠場し、13日に帰国予定。10日には選手で送別会を開催し、11日のミーティングでは、オリヴェイラ監督が分析よりも「お別れ会」を優先させた。MF本山は「チームのためにやってくれた。ありがとうと言いたい」と、リーグ3連覇の立役者の退団に勝利で花を添えるつもりだ。
(2009年12月12日06時01分 スポーツ報知)

ガンバ戦プレビューにもあったように、負傷し帰国するダニーロのお別れ会が開かれたとのこと。
本山の申す通り、三連覇の立役者にはいくら感謝しても感謝しすぎる事はない。
そのダニーロと蝙蝠様に勝利を誓いたい。

田代に関する山形監督コメント

モンテディオ山形 来季獲得選手は?
モンテディオ山形の 小林伸二監督は、 今日、チームの メインスポンサーである JAグループ山形を訪れ、 J1残留の報告を 行いました。 また小林監督は、注目の 来シーズンに向けた 選手獲得についても 語りました。

今日は スポーツ山形21の 海保理事長、中井川ゼネラル マネージャー、 モンテディオ小林監督が JA山形中央会の 今田会長を訪れ、 J1残留を決めた 今シーズンの報告と、 来シーズンの支援を 要請しました。

モンテディオ山形 小林伸二監督 「来年はつや姫が全国に 発信されますから、 その広告塔として 全国に発信できるような ゲームをしたい」
また小林監督は、 TUYの取材に対し、 J1リーグ、2年目となる 来シーズンに向けた 選手の獲得について、 順調に進んでいることを 明らかにしました。

小林伸二監督 「FW、中盤、 センターバックと いうところに めぼしい選手を 決めているのですが、 今狙っている選手が うまく来ると かなりレベルアップすると思うし、 頼もしいチームになると 思ってます。 そういう選手が 揃った時の事を考えると、 来年楽しそうだなと 思っています」
中でも、 補強の目玉となっている 元日本代表で 鹿島アントラーズの フォワード、 田代有三選手の獲得についても。

小林伸二監督 「彼とは高校のときから 親交があって、 ストライカーの 競合が無ければ、 かなり優先的に うちに来る様な形に なりつつあります」
田代選手の獲得が 実現すれば、 モンテディオ初の 日本代表経験者の 加入となるだけに、 注目が集まります。
(11日15:09)

田代へ獲得オファーを出してきた山形の監督コメントを報じるTUYである。
このコメントを額面通りに受け取れば、かなりの確率で田代が移籍するように思える。
田代は移籍を選択するのであろうか。
出来ることならば、共にアジア征圧に向け戦って欲しい。
そして、まだ決定したわけではない。
鹿島からの契約延長オファーも検討してくれていると思う。
我等は田代が出す答えを待つ以外に無いのである。

ベストイレブンに不信感

2009年12月11日 (金)
なぜ、小笠原はMVPに選ばれながら悔しがったのか
 Jリーグアウォーズ表彰式。鹿島MF小笠原は壇上で悔しさをかみしめた。「もっとウチの選手がベストイレブンに選ばれてもいいんじゃないか。残念で す」。司会者には「えっ、そうですか。鹿島からは3人も選ばれましたよ」と軽く流されたが、舞台から降りてもなお「MVPのうれしさが、かすむくらいに悔 しい」と繰り返した。

 ベストイレブンを始めとする受賞者は選手投票を元に、最終的に選考委員会(J1クラブ社長ら23人で構成)で決まるが、その過程に問題がある。今季はほとんどのクラブが33節前に、選手から投票を回収している。Jリーグ事務局が定める提出期限は33節直後で、それに間に合わせるため、早々に集める必要があった。これは何も今年に限ったことではなく、昨年もその前もそうだった。

 優勝も順位も決まっていない段階で「ベスト」を選ばせる。当然3位か7位で違うのに。また、クラブの所属選手が40人、30人かで変わってくるのに。それらを調整するのが選考委員だが、調整内容は非公開。たとえ「ウチの選手を是非」とか「今年は日本人だけで」と言い出す社長さんがいても、そこは密室、分からない。

 他国リーグでは投票数を公にし、多くの人が納得できる形を取っている。あるOB選手は「昔は4回戦総当たりだったから状態を把握できた。でも、最近は2回戦総当たり。把握できない。だから、その選手が持っている最大値で選ぶ」と明かす。選手が単純に「すごい」と思っている選手に票を投じる。リーグ戦での結果とは別で、代表選手が多く名を連ねることに関係しているのかもしれない。

 今回のベストイレブンは、日本人独占となった。33試合17得点の川崎FWジュニーニョ、浦和FWエジミウソンら活躍した助っ人は例年通りいたが、選ばれなかった。3連覇を成し遂げた鹿島では、MVP候補と言っても過言ではない33試合7得点のMF野沢、リーグ最少失点(30失点)に尽力したGK曽ケ端、DF伊野波らは代表組に持って行かれた。選出方法が不透明だから、選手も不信感を覚える。

 小笠原が発言した前後で「まさか、自分がこの賞をもらえるとは思わなかった」という選手が多かった。恐縮する時にも使うが、今回は予想外と言った方が適切だったような気がする。小笠原の発言を重く受け止めなければ、賞の価値はどんどん下がっていく。Jリーグには、もっと分かりやすく、選手も納得する形。たとえば今年発足した選手OB会の協力を仰ぐ、票の公開など選出方法の改善を求めたい。
(鹿島担当・内田 知宏)

ベストイレブンに対する不信感を書いた報知のblogである。
選出方法に一石を投じておる。
選出された選手には、首を捻らずにはいられない者もおったことは紛れもない事実である。
こういった不信感はJリーグアウォーズの権威失墜に繋がる。
変革が必要であろう。
誰かが動かねばならぬ。
天下の御正道が必要なのである。

負けず嫌い、岩政

鹿島岩政天皇杯G大阪戦は「失点しない」
 鹿島は11日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで12日の天皇杯準々決勝、G大阪戦(カシマ)に備えた調整練習を行った。雨天の中でセットプレーなどを確認。リーグ3連覇を達成し、さらなる戴冠を目指すために負けられない一戦になるが、DF岩政大樹は「Jリーガーは負けず嫌いなんで、(3連覇達成の後でも)試合に入ればモチベーションが変わることはない。トーナメントなんで、まずは失点しないことが大事」と話していた。
 [2009年12月11日18時56分]

トーナメントの戦いは負けぬ事が重要。
失点せねば勝ち上がりも見える。
守備陣の奮起をお願いしたい。
来季は大物CBも加入する。
岩政にはよりいっそうの努力を期待したい。

ガンバ戦プレビュー

【第89回天皇杯準々決勝 鹿島 vs G大阪】プレビュー:それぞれにある負けられない理由。鹿島とG大阪が今季4度目の対戦を迎える(09.12.11)
天皇杯準々決勝で今季で4度目の対戦となる鹿島とG大阪。ここまでの3試合はすべて鹿島が勝利をおさめてきた。最初の対戦となったFUJI XEROX SUPER CUP 2009では前半で3点を奪った鹿島が圧勝。2度目はリーグ戦前半の第13節、硬直する試合展開のなかするするとゴール前まであがっていた中田浩二がJリーグ04年以来となる久々のゴールを決めそのまま鹿島が逃げ切った。そして、3度目の対戦はつい先日の11月28日。前半こそ0-0とスコアに動きはなかったが、56分の興梠の得点を皮切りに立て続けの3点を奪った鹿島が5-1の大勝。そのままの勢いでリーグ戦も制覇した。

G大阪にとって、前の2試合も悔しさを残すものだったはずだが、先の試合はそれとはレベルが違うだろう。勝てば優勝を手繰り寄せる可能性もあっただけに、5点を奪われての大敗は想像すらしなかった結果のはずだ。それだけに、この試合にかける意気込みは強い。しかし、メンバーに不安を残すのは前回の対戦時と同じ。ペドロ・ジュニオールが怪我で離脱、橋本英郎も負傷明けでどこまでやれるか未知数だ。苦しい状況を勝ち抜き、なんとか天皇杯のタイトルを奪取したいところだろう。

迎え撃つ鹿島はリーグ終盤と同様にリラックスモードに包まれていた。しかし、リーグ戦で3連覇を果たした余韻というよりも、新たなタイトルに向けて気持ちを入れ替えたという意味合いの方が大きい。1年で3冠を達成した経験もあるチームなだけに、1つのタイトルだけで満足している様子はない。ただ、こちらもメンバーにはいくらか変更を強いられている。まず、マルキーニョスが家族の事情でブラジルに帰国。そして、大迫勇也がU-20日本代表に招集されているためいまはチームにいない。さらに、ダニーロも右腓腹筋(ひふくきん)肉離れで13日にブラジルに帰国することとなった。

そこで、選手たちは3年間在籍したダニーロのために木曜日にお別れ会を開催。金曜日のミーティングではチーム全員に対してダニーロから「良い環境をつくってくれてありがとう」と感謝の弁があったそうだ。次の所属チームはまだ決まっていないようだが、またどこかで会えることを楽しみにしたい。

ダニーロが後ろに控えていることで思い切ったプレーが出来ていた本山雅志は「90分、持たせるつもりはない」と、これまでと同じように最初から飛ばすつもりだった。「ヤス(遠藤康)や誓志(増田)もいるし。ヤスなんか小ダニーロと呼ばれるくらいだから大丈夫です」と後輩たちに信頼を示した。ダニーロのためにも、勝利で送り出したいところだ。


以上

2009.12.11 Reported by 田中滋


[ 鹿島:試合前日の様子 ]

クラブハウス正面には大きく「祝 三連覇」と書かれた垂れ幕がかかっていました。

[ 鹿島:試合前日の様子 ]

クラブハウスのロビーにはたくさんのお祝いの花が並べられていました。華やかな雰囲気が祝賀ムードをさらに盛り上げています。

[ 鹿島:試合前日の様子 ]

日本代表として招集されていた内田篤人選手、岩政大樹選手、興梠慎三選手もチームに戻ってきました。3人とも問題なく練習に参加して汗を流しています。


怪我で出場せぬダニーロに替わって期待されるのは小ダニーロこと遠藤ヤスである。
サテライトでは無双の働きをするヤスではあるが、トップチームでの輝きはまだ魅せておらぬ。
この試合はチャンスである。
特異のドリブル突破や鮮やかなミドルを炸裂して欲しい。
鹿島のレフティはヤスであると名を轟かせるのだ。
明日の試合は未来への試金石である。
ダニーロがおらぬとも心配はいらぬとヤスや誓志といった若手MFに活躍して欲しいと願うのである。

興梠慎三、ガンバ戦へ良いイメージ

興梠 3試合連続へ「いいイメージあります」
 鹿島のFW興梠が公式戦3試合連続ゴールを宣言した。12日の天皇杯準々決勝でG大阪と対戦。11月28日のリーグ戦のG大阪戦では2得点し、最終節の5日の浦和戦でもリーグ3連覇を決める決勝ゴールと好調を維持している。11日は、セットプレーの確認などで約1時間半の練習を行った興梠は「いいイメージはあります。得点できるように頑張ります」と意気込んでいた。
[ 2009年12月11日 14:02 ]

今年のガンバ戦はスーパカップリーグ戦アウェイリーグ戦ホームと三連勝中であり、興梠も良いイメージを持っておるのは当然であろう。
特に今年最初の公式戦となったスーパーカップでは先制点を始め三得点全てに絡む大活躍を魅せたことが記憶に残る。
聖地の締めくくりとして明日も興梠には活躍して欲しい。
我等を再び国立へ導いて欲しいのだ。
そのために聖地へ赴く。
声を出して興梠を鼓舞しようではないか。

名門の空気

名門がまとう空気


イタリアの名選手、R・バッジョはACミランに加入してクラブハウスに来るや「ここが世界一である理由が分かった」語ったという。練習場やクラブがまとう空気が、そこが名門かどうかを物語る。11月に練習試合で鹿島に出向いたとき、僕もそんなことを感じた。スタメンから外れた選手による試合でも、鹿島の面々の「試合に出たい」というハングリーさは、同じ練習試合をした浦和とは違っていた。
 リラックスゲームでも遊びでもじゃんけんでも、「勝負がかかれば何であれ負けるな」というジーコの精神が見て取れる。偉大な選手が何かをもたらしても、本人が去れば一緒になくなることは多いもの。鹿島だけは継承し、ぶれず、ブラジルのスタイルを貫いている。いま日本で名門と呼べるのは鹿島だけだろう。

(元日本代表 横浜FC 三浦知良)

カズが先日の練習試合に赴いて来たときの鹿島の印象を語っておる。
我等を名門と評してくれておるのは、素直に喜ぶべきことであろう。
それも、タイトル数や三連覇といったわかりやすい数字ではなく、クラブの持つ空気からの評である。
カズほどの実績と経験を持つプレイヤーから、こうも賞賛されては、喜び以上のものを感じると言っても過言ではないであろう。
我等はこれに奢ることなく、更にクラブを昇華させていきたいと願うのである。

興梠慎三、ゴールを狙う

鹿島・興梠 王者の意地見せる
2009年12月11日 紙面から
 鹿島のFW興梠慎三(23)が10日、天皇杯準々決勝のG大阪戦(12日・カシマ)で、Jリーグ王者の意地を見せることを誓った。今季公式戦で3戦3勝3得点と相性のいいG大阪を返り討ちにし、ホームでの今季最終戦を締めくくる。
 3度倒したなら4度倒す。興梠はリベンジに燃えるG大阪に対し「Jリーグチャンピオンが簡単に負けるわけにはいかない。厳しい試合になるが前から行って、もちろんゴールも狙う」と言い切った。
 9日まで参加した日本代表合宿では福島大陸上部の川本和久監督から“走法改革”も伝授された。「やれば変わると思うし、やってみたい」と相手DFの裏へ抜け出すスピードが持ち味の興梠にはうってつけのノウハウ。さらに磨きをかけた快足で、2冠をたぐりよせる。
 (川村庸介)

マルキーニョスがいないこの試合で頼れるFWと言えば興梠真三ということになろう。
快足を飛ばすとのこと。
我等も期待したい。
田代の高さとも相性ばっちりである。
ゾウ&ゾウコンビで得点を奪い、勝利を手繰り寄せたい。

ユダ、日本代表を目標に

トルシエ氏ラブコールに中田“その気”
 鹿島の元日本代表MF中田が、恩師のラブコールを受けて代表復帰への熱い思いを口にした。

 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現FC琉球総監督)が、9日に行われたJFL表彰式で、日本代表の岡田監督に「小笠原、中田、本山、新井場といった選手が貢献できると思う」と鹿島の4選手を代表に推薦。それを受けて中田は「決めるのは岡田監督」としながらも「選手として代表は常に目標。やっている以上は目指している」と代表復帰へ意欲的だった。

[ 2009年12月11日 ]

12月9日12月10日に報じられた日本代表に貢献出来るベテランのユダのコメントである。
確かに挙げられた4選手の中では唯一岡田ジャパンに招集された実績がある。
呼ばれるとすれば、最も現実的であろう。
今季、リーグ戦終盤の5連勝にも大きく貢献しておるのは火を見るより明らかである。
我等としても、日本代表を強くする上で、非常に重要なピースとして推薦したい。
ユダが南アフリカの地を踏めるよう願っておる。

トルシエ氏発言

02年の因縁再び?トルシエ氏「中村はベンチ」
 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(54=FC琉球総監督)が10日、フランスと日本の交流に貢献したとしてフランス政府から「フランス国家功労賞シュヴァリエ」を贈られた。

 都内のフランス大使館で行われた授与式後には日本代表選考に関する持論を展開。「中村はベンチに置いておけばいい。彼には競争が必要。代役以上になり得る経験豊富な選手はいる」とし、JリーグのMVPを受賞した鹿島のMF小笠原の起用を促した。同氏は02年日韓大会で中村を外して16強入りしている。

[ 2009年12月11日 ]

日本代表に於いて中村俊輔をベンチに置けと発言したトルシエ氏である。
確かに8年前の日韓W杯では中村俊輔を外しGL突破を達成した監督である、そう言うのも頷けなくはない。
そして、スペインのエスパニョールに移籍後、パフォーマンスの上がらぬ俊輔を観ると、外すべきと言う意見を真に受ける者も多かろう。
しかしながら、その煽りを受けて、引き合いに出される小笠原満男はいい迷惑と言えよう。
メディアとしては面白おかしく書き立ててきた。
今現在は、俊輔と満男ではポジションが異なる。
共存こそあり得るが、競争はあり得ぬ。
ましてや満男は「『日本代表のボランチは、どんどん前に出て行って、走って、ゴールを決める選手がいい』と言われても鹿島ではそのプレイはしない」と明言しているのである。
いらぬ火種を持ち込まないで欲しい。
とはいえ、実力ならば国内屈指のMFを放っておくのは解せないのは誰もが思っておることであろう。
トルシエ氏の発言がメディアに載るのも仕方がないことである。

篤人快走

2009年 12月 10日(木)

明後日の天皇杯に向けて、チームは紅白戦を実施しました。紅白戦は白熱した内容となり、しっかりと気持ちを切り替えてG大阪戦に臨むことが出来そうです。

ドリブルからルック・アップする篤人である。
代表ショートキャンプを終え、チームに元気に合流しておる。
体調を不安視されておるが、ここは気持ちで乗り切ってもらうしかない。
この苦境を乗り越えれば、篤人は更に成長することとなろう。
篤人の突破とクロスで勝利を掴みたい。

ダニーロ負傷

ダニーロ選手負傷および帰国のお知らせ
MFダニーロ選手が以下の負傷のため、12月12日の天皇杯準々決勝ガンバ大阪戦を含めた天皇杯残り試合に出場できなくなりました。
これにともない、同選手は準々決勝翌日の13日にブラジルに帰国することになりましたのでお知らせします。

■受傷名:右腓腹筋(ひふくきん)肉離れ

■全治等:3週間程度


ダニーロが負傷帰国とのこと。
これで、鹿島のユニに袖を通したダニーロのプレイを拝むことが出来なくなった。
これは寂しい。
しかし、悲しみに暮れている時間はない。
この逆境をはね除け、我等は勝利を掴まねばならぬ。
この戦いは蝙蝠様の弔い合戦でもあるのだ。
絶対に勝つという気持ちを高め、勝負に挑みたい。

四連覇を目指せ

2009年12月10日 水沼貴史[サッカー技論」
鹿島4連覇の可能性
 Jリーグは鹿島が3年連続優勝を達成、通算13冠となった。強みはコンセプトしっかりしていることだ。チームもフロントもぶれないために、監督が代わってもサッカーは変わらない。自分たちのチームコンセプトに合った監督を探してくる。鹿島イズムがしっかりしているから何事にも動じない。

 各ポジションにレベルの高い競争相手がいることも大きい。例えばFW。マルキーニョスや興梠の控えに田代や大迫がいる。MFも本山や青木が不調なら中田やダニーロがいる。DFも大岩の代わりに伊野波が出てくるなど、力の差がない選手が多い。タイトなスケジュールの中で、補強などのチームマネジメントがうまくできている。早々とACLで負けたこともあるが、質の高い選手が控えにいても不協和音が出ないところがすごい。

 3連覇した要因は他チームにもある。川崎Fがどこまでやれるかと期待したが、チームとしての経験値の差が出た。終盤戦で5連敗もすると普通は優勝できない。鹿島に付け入るすきがあったのに優勝させてしまったのは他チームがふがいなかったからだ。川崎Fは過密日程にやられた。勝てば首位キープという試合で負けてショックを受けた。4冠のチャンスがありながら残りのチャンスは1冠だけ、こういうのが精神的に尾を引いた。

 清水も首位に立って優勝を狙えると思ったところで気の緩みが出た。経験の差、負けて首位から離されたとたんに選手が「もう駄目だ」と思ってしまった。浦和はある程度こうなることは分かっていたはず。まとまっていないことが周囲にも伝わっていた。フロント、選手、監督がバラバラ。どこかで妥協しないとチームはうまくいかない。個性が強すぎ、それをマネジメントできる人もいないのが現状だった。

 ただ鹿島は来年も安泰とは思わない。30歳前後の選手が多いために年齢的な問題が出てくる。26〜28歳の選手が、29〜31歳になると全く違ってくる。フィジカルコンディションは1年の差が大きい。大迫は2年目でそこそこやるだろうが、全体は選手層が薄い。特に守備が懸念材料だ。今年は失点が少なかったが、それは中盤で激しくプレッシャーを懸けてボールを取れていたから。Jリーグは中盤を突破されると最終ラインに1対1が得意な選手がいないこともあって強くない。高さやボールを跳ね返す力はあるからサイドから攻めても難しい。中盤を省略して個人対個人の戦いに持ち込まれると厳しくなってくる。

 実績を見れば「来年も」と思うが、ハードルは高く、簡単ではない。Jリーグがいつまでも面白いように鹿島以外のチームも頑張ってほしい。



 ▼筆者プロフィール 水沼 貴史(みずぬま・たかし)1960年(昭35)5月28日、埼玉県出身。浦和南―法大を経て日産自動車(現横浜M)でMFとして活躍。日本代表の国際Aマッチ32試合で7得点。06年にコーチとして横浜Mに復帰、岡田監督(現日本代表監督)辞任後は監督も務めた。1メートル73、63キロ。

水沼貴史氏のコラムである。
鹿島の三連覇を含む13冠はクラブのコンセプトがしっかりしているためと述べておる。
しかしながら、三連覇を阻止出来なかった他のチームこそ不甲斐ないとも語っておる。
そして、来季は選手の年齢層が上がるため、四連覇は難しいと言う。
我等としてはこのようなコラムを吹き飛ばす強さを来季も見せつけたい。
マルキーニョスのラスト・イヤーを選手が一丸となり目標に向かいたいのだ。
FW陣、DF陣は十分に若い。
MFもヤス・小谷野・修人・大道と若手が揃っておる。
GKは川俣と八木くんが未来を背負う。
鹿島の伝統が、若手を手強き野獣と育てるであろう。
来年は飛躍の年なのである。

マルキーニョス、来季で引退

マルキーニョス来季で引退…鹿島
 鹿島のFWマルキーニョス(33)が来季限りで引退する考えであることが9日、分かった。この日、ブラジルに住む母親の看病のため帰国の途についたが、複数関係者に「来年が最後。終わったら(選手を)辞めてブラジルに帰る」と連絡を入れて飛び立った。

 01年8月、東京Vに加入し、横浜M、市原(現千葉)、清水を経て07年から鹿島でプレー。すでに来年の鹿島残留が確定しているが、太もも裏に慢性的な痛みを抱えながらのプレーは限界に近く、母親の容体などを考慮した上で最後と位置づけた。

 引退後はブラジルで牧場経営を本格化させ、将来的には日本への牛肉輸出ビジネスを手がける考え。関係者によれば、マルキーニョスは「愛する鹿島」での引退を強く希望し、「アジアを制覇してクラブW杯に出たい」と目標を立てているという。

(2009年12月10日06時01分 スポーツ報知)

マルキーニョスが来季限りで引退するとの報知の報。
マルキの勇姿を拝めるのも残り一年となってしまうのである。
いささか心残りであるが、慢性的な痛みを抱えるマルキーニョスに過酷なプレイを強いるのも心が痛い。
ここは共にアジアを制圧し、気持ちよく送り出したい。
来年こそ、悲願のアジアである。
選手もクラブも一丸となって戦っていこうではないか。

戦力外0

V3鹿島に不況なし!年俸大幅UP確実
 鹿島は9日、全選手に対し個別に来季契約の条件提示を行った。MFダニーロは契約満了で今季限りでの退団が決定したが、日本人選手に戦力外はおらず、全員に契約延長のオファーを提示した。

 また、クラブ幹部は「上げるところは上げる」としており、史上初の3連覇を成し遂げたことにより、年俸も軒並み大幅アップとなる見通し。世間の不景気とは対照的に、V3査定でホクホクのオフとなりそうだ。

[ 2009年12月10日 ]

戦力外0!3連覇2億円効果だ…鹿島
 鹿島が今オフ、所属する日本人選手に対し、ゼロ円提示(戦力外通告)を行わないことが9日、分かった。来年1月末日で契約切れを迎える選手が9人いたが、クラブ幹部が「今年は何とか戦力外を出さずにすみそう」と明かしたもの。不況の影響から各クラブが戦力外通告を連発する中で、3連覇を遂げた王者だけは状況が違う。

 以前から鈴木満取締役強化部長の方針で、戦力外通告を控えてきた。やむを得ない場合は、移籍先を手配した上で通達する方法を取るため、発表では「移籍」という形となった。ただ、昨年から長引く不況で、J2栃木は16人の解雇を発表するなど大荒れ。現在J1・18クラブで、戦力外通告をしないのは2位川崎と2クラブだけだ。

 3連覇を遂げたことが大きい。リーグ優勝賞金2億円のうち半分が選手らへのボーナスとして支給されるが、1億円は収入となる。また、リーグ戦主催試合の総入場者は昨季より3万2346人増の36万7486人。推定6500万円の増収。スポンサー離れ、減額契約が多い中で、早々にイエローハットと契約延長で合意に達した。

 来季は、今年以上の過密日程が予定される。アジア・チャンピオンズリーグとリーグの2冠獲得を目指すだけに、戦力充実は必須。その第一条件はクリアした。

(2009年12月10日06時01分 スポーツ報知)

優勝から二日後の12月7日に報じられたように、三連覇の功労者の年俸は大幅に上がる見込み。
それだけでなく、契約が切れる日本人選手全員に契約延長オファーを提示しておる。
これでアジア制圧に向けた戦力の確保へ手は打ったと言えよう。
後は流出が危ぶまれる田代船山・石神チュホの決断を待つだけであろう。
また来季も我等と共に歩んで行って欲しい。

金崎夢生と初交渉

大分金崎争奪戦 鹿島が初接触
 史上初の3連覇を達成した鹿島が、獲得を目指す大分MF金崎夢生(20)と初接触した。9日、大阪市内で鹿島幹部が金崎と1回目の交渉を実施。いち早く獲得に動きだした名古屋に加え、鹿島、浦和、東京、広島も獲得の意志を大分側に通達。鹿島幹部は「クラブの状況や条件面を金崎君に説明した」とのみ明言。今後は金崎の返答を待つ形になる。
 [2009年12月10日9時28分 紙面から]

ライバルは名古屋!金崎獲りへ鹿島が初交渉
 鹿島は9日、今オフの獲得を目指す大分のU―20日本代表MF金崎夢生(20)と大阪市内で初交渉した。金崎には本命とされる名古屋をはじめ、浦和、FC東京、広島と計5クラブが正式オファーを出しており、激しい争奪戦を繰り広げている。

 この日、交渉を終えた鹿島関係者は「名古屋と鹿島に興味を示しているようだ」と説明。注目の移籍先は、一騎打ちの様相を呈してきた。

8 金崎夢生(かなざき・むう)MF
大分 生年月日:1989/2/16 出身:三重 身長:180 体重:70

[ 2009年12月10日 ]

大分・金崎と初交渉…鹿島
 鹿島は9日、大阪市内で獲得オファーを出している大分MF金崎夢生(20)と初めての交渉を行った。金銭面などの契約条件を提示した上で、クラブの理念、状況などを説明。金崎は当初、名古屋入りが秒読みとされたが、選択肢を広げるためにオファーを待ち、ほかには広島、F東京、浦和の計5クラブが獲得に名乗りを上げている。
(2009年12月10日06時01分 スポーツ報知)

昨日の金崎との交渉を報じる各紙である。
スポニチによれば、オファーのあった5つのクラブの中では名古屋と鹿島に興味を持っておるとのこと。
獲得レースでは少し前に出たといったところか。
我等としては外国人助っ人を放出してまで、迎え入れようとしている選手である。
出来ることならば、鹿島を選んで欲しい。
とはいえ、そこは金崎本人の状況もあるであろうし、決定権は我等にはない。
ただし、早急な決断を望む。
そこだけは誠意を求めたいのである。

トルシエ氏、両サイドバックに疑問

トルシエ氏熱弁「4強いける!恐れるな」
 元日本代表監督で現在JFLのFC琉球のフィリップ・トルシエ総監督(54)が9日、岡田ジャパンに2つの提言を送った。都内で行われたJFLの表彰式に出席。日本サッカー協会の犬飼会長と談笑後、報道陣に独自の日本代表のW杯戦略について熱く語った。

 日本代表監督として臨んだ01年のコンフェデレーションズ杯でカメルーンに2−0で完勝した経験があるトルシエ氏は、日本がW杯の初戦で対戦するカメルーンについて「日本とは相性はいい。恐れることはない。時間をかけて弱点を分析する必要がある」と相性の良さを指摘。さらに「(02年W杯初戦の)ベルギー戦に負けなかった(引き分け)ことで流れが良くなった。ベルギーは個の力が強いという点でカメルーンに似ている。歴史は繰り返す」と力説した。

 W杯までのチームづくりについても独自の理論を展開した。「たとえば中村俊や中沢は、苦労しなくても試合に出られると、本人たちも分かっている。そこに小笠原や中田浩二などを入れれば、さらに彼らのモチベーションが上がり、チームは機能する。若手が多いが経験不足を彼らは補ってくれる」と、具体的な選手名を出してアドバイスを送った。その上で「岡田ジャパンはサムライのようなメンタルを持っている。日本のベスト4もできないわけがない」と、フランス語で雄弁に語った。

 [2009年12月10日8時41分 紙面から]

トルシエ氏、日本に提言「ベテラン入れろ」
2009.12.10 05:01
 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(54)=現FC琉球総監督=が9日、都内でのJFL表彰式に出席後、岡田ジャパンについて言及。「今のメンバーもいいが、ベテランが足りない。小笠原、本山…。中村俊輔だけでは足りない。経験不足で、もしカメルーンが支配率で上回ったら、内田や長友がエトーやウェボを抑えられるか疑問」と、若手の多さを不安視した。

 02年日韓W杯でトルシエ氏は、DF秋田やFW中山といったベテランを最終登録メンバーに残し、日本を決勝トーナメントへ導いた。ただ、岡田監督が掲げる4強の目標には「02年W杯前に韓国が4強を狙うといったら笑われたはず。韓国ができたことをできないことはない」と、意外にも甘口のエール。

 「まずは初戦が重要。カメルーンには勝っているし」と、自身が指揮した01年6月2日のコンフェデ杯(新潟)でカメルーンに2−0と勝利したことを持ち出し、日本の可能性を見いだした。


トルシエ氏 あのベテラン4人を代表に推薦
 FC琉球の総監督として9日に都内で行われたJFL表彰式に出席した元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(54)が、日本サッカー協会の犬飼会長にカメルーン対策をアドバイスした。

 トルシエ氏は、モロッコ、南アフリカなどアフリカの代表チームの監督歴が豊富で、日本代表監督だった01年6月にはコンフェデ杯でカメルーンを撃破。その経験から「日本も突破する力は持っている。時間をかけて(相手の)弱点、長所を分析すれば、恐れることはない」と話した。岡田ジャパンについては「ベテランが足りない。小笠原、中田、本山、新井場といった選手が貢献できると思う」と鹿島の4選手の代表入りを提案していた。

[ 2009年12月10日 ]

トルシエ氏“助言”小笠原入れろ
 フィリップ・トルシエ元日本代表監督(54)=現FC琉球総監督=が9日、MF小笠原満男(30)ら史上初のJリーグ3連覇を達成した鹿島のベテラン勢の代表入りを提言した。この日、都内で行われた日本フットボールリーグの年間表彰式に出席したトルシエ元監督は、02年日韓W杯で指揮した当時と同様の熱血ぶりを発揮した。

 「今の代表メンバーは優れているが、ベテランが足りない。小笠原、本山(雅志)、中田(浩二)らは日本代表に貢献できるでしょう」と岡田監督に“助言”した。ナイジェリアなどアフリカ5か国で代表監督を務めたアフリカ通は、W杯1次リーグ初戦でぶつかる日本―カメルーン戦の展開を予想。「初戦が大事なので負けてほしくない。内田(篤人)、長友(佑都)がエトー、ウェボを抑えられるか。疑問だが」と辛口のエールを送った。

(2009年12月10日06時02分 スポーツ報知)

昨日のスポニチ速報に続く紙面記事である。
報知はまたもや喜んで小笠原満男を推しておる。
そして篤人と長友の守備力に疑問を投げかけておる。
守備で申すならば、右SBはウッチーこと新潟の内田潤を起用する方が良いであろう。
なんと言っても「三人のブルドッグ」の一人である。
彼の守備力は秀でておった。
ただ、うなぎドリブルは大学でこそ通用したが、鹿島では日の目を見ると無く終わってしまったことが悲しい。
結局のところ名良橋の穴を埋めることなく篤人に追い出されるようにして新潟へ移籍したのである。
その新潟ではキャプテンを任されており、能力の高さを発揮しておる。
安住の地を見つけたといったところであろうか。
日本代表にウッチーを起用することとなれば、それは面白い。
今季のファンタジーサッカーでもDFでは4位の高ポイントを稼いでおる。
Jリーグを代表するDFと考えて良い。
今季に限って言えば、篤人以上に活躍したのである。
やはり、活躍しておる選手を選出して欲しいと願う。
それが日本代表の人気回復につながると考えるのである。

トルシエ氏、鹿選手を挙げる

本山、新井場ら挙げ トルシエ氏が日本代表にエール
 サッカー元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球総監督)が9日、来年のワールドカップ(W杯)に挑む日本代表にエールを送った。「オランダとカメルーンが1次リーグを突破するという見方が必然的だが、日本も突破する力は持っている。まず第1戦(カメルーン戦)で負けないことが鍵」と指摘した。

 東京都内で行われた日本フットボールリーグ(JFL)の表彰式に出席した同氏は代表チームの編成にも持論を展開。「全体的に若く、ベテランが足りない。小笠原、中田、本山、新井場といった選手が貢献できると思う」と、Jリーグを3連覇した鹿島の選手を挙げた。

[ 2009年12月09日 20:03 ]

元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が我等が鹿島アントラーズの選手達を代表に推しておる。
流石に日本にワールドカップで決勝トーナメントに導いた監督である。
選手を見る目がある。
挙げられた4人を代表に加えることが出来れば決勝トーナメント進出も夢ではないであろう。
しかしながら、岡田現日本代表監督が彼等を加えることは無かろう。
夢は夢として見ておくしか無さそうである。

大迫・當間、韓国へ

U-20日本代表メンバー<国際親善試合 対 U-20韓国代表(12/17@韓国・昌原)>
U-20代表チーム情報
スタッフ

団長
原 博実 HARA Hiromi
【(財)日本サッカー協会 技術委員長(強化担当)】

監督
西村 昭宏 NISHIMURA Akihiro
【(財)日本サッカー協会 技術委員】

コーチ
小倉 勉 OGURA Tsutomu
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

大熊 裕司 OKUMA Yuji
【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】

GKコーチ
慶越 雄二KEIGOSHI Yuji
【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】

選手

Pos. 氏名(英字表記)生年月日 身長 体重 所属

GK
権田 修一 GONDA Shuichi
1989.03.03 187cm 82kg FC東京

大久保 択生 OKUBO Takuo
1989.09.18 190cm 90kg 横浜FC

DF
當間 建文 TOMA Takefumi
1989.03.21 178cm 72kg 鹿島アントラーズ


鎌田 翔雅 KAMATA Shoma
1989.06.15 172cm 66kg 湘南ベルマーレ

村松 大輔 MURAMATSU Taisuke
1989.12.16 176cm 71kg 湘南ベルマーレ

鈴木 大輔 SUZUKI Daisuke
1990.01.29 181cm 69kg アルビレックス新潟

高橋 峻希 TAKAHASHI Shunki
1990.05.04 169cm 68kg 浦和レッズ

MF
金崎 夢生 KANASAKI Mu
1989.02.16 180cm 70kg 大分トリニータ

青木 拓矢 AOKI Takuya
1989.09.16 179cm 73kg 大宮アルディージャ

山本 康裕 YAMAMOTO Kosuke
1989.10.29 177cm 76kg ジュビロ磐田

清武 弘嗣 KIYOTAKE Hiroshi
1989.11.12 172cm 63kg 大分トリニータ

山村 和也 YAMAMURA Kazuya
1989.12.02 184cm 75kg 流通経済大学

山田 直輝 YAMADA Naoki
1990.07.04 166cm 64kg 浦和レッズ

米本 拓司 YONEMOTO Takuji 
1990.12.03 176cm 63kg FC東京

FW
大津 祐樹 OTSU Yuki
1990.03.24 180cm 73kg 柏レイソル

河野 広貴 KAWANO Hiroki
1990.03.30 165cm 58kg 東京ヴェルディ

大迫 勇也 OSAKO Yuya 
1990.05.18 182cm 70kg 鹿島アントラーズ


原 博実技術委員長(強化担当)コメント

「今回韓国から招待され、U-20ワールドカップベスト8のU-20韓国代表と対戦できることになり、非常に楽しみにしている。
この世代は今年、韓国やスペインの国際大会に参加して色んな選手に国際経験を積むチャンスを与えている。
今回はJリーグでレギュラーポジションを獲得している選手を多く加えた。この中から一人でも多くオリンピックやフル代表に食い込めるようになることを期待したい。」


大迫と當間がU-20日本代表に選出された。
2年半後の五輪チームの母体となる選手達と言えよう。
この選手全てがロンドンの地を踏むことは無いであろうが、この国際経験をJリーグに持ち帰って欲しい。

マルキーニョス帰国

マルキーニョス選手帰国のお知らせ
FWマルキーニョス選手が母親の急病のため、本日、ブラジルに帰国することになりましたのでお知らせします。

マルキーニョスがブラジルへ緊急帰国するとのこと。
これで、天皇杯ガンバ戦は出場せぬこととなろう。
大迫も東アジア競技大会に参加中のため出場不可能である。
FWは興梠と田代が組み、サブによよという布陣となろう。
田代は好調故、マルキーニョスの穴を埋めてくれると信じたい。
そして、よよである。
京都戦では途中出場し、勝利に貢献しておる。
本人も出場意欲も燃えておるであろう。
我等も精一杯声援を送りたい。
鹿島の底力を見せつけるときが来たのだ。

さらばダニーロ

ダニーロ選手退団のお知らせ
標記の通り、MFダニーロ選手が、契約期間満了のため今季限りで退団することになりましたのでお知らせいたします。同選手は天皇杯終了後に帰国します。

<選手プロフィール>
■選手名:ダニーロ Danilo
■本名:ダニーロ・ガブリエル・デ・アンドラーデ Danilo Gabriel De Andrade
■生まれ:1979年6月11日、ミナスジェライス州サンゴタルド市出身
■国 籍:ブラジル
■サイズ:186センチ、84キロ
■所属歴:2007年2月〜2010年1月
■出場歴:
J1リーグ77試合6得点、ナビスコカップ13試合0得点、
天皇杯8試合4得点(4回戦終了時)、ゼロックス杯2試合1得点
AFCチャンピオンスリーグ11試合5得点   
公式戦通算111試合15得点(12月9日現在)
■優勝歴:
J1リーグ3回(2007、2008、2009)、天皇杯1回(第87回=2007-08)


我等にリーグ優勝三つと天皇杯を掴み取らせてくれたダニーロが退団とのこと。
これは少々寂しい。
ここ三年間の黄金期の裏にはダニーロがいたと言っても過言ではなかろう。
多くの喜びを与えてくれたのだ。
ダニーロと言えば、2007年の開幕戦が思い起こされる。
中後のコーナーキックに合わせたヘディングがゴールマウスに吸い込まれておれば、開幕7戦無勝利という不甲斐ないスタートは無かったと思われる。
その勝てない象徴としてダニーロがやり玉に挙げられておった。
しかし、今となってはこの問題点はダニーロではなかったと言い切れる。
結果的に優勝を飾っており、2007年度の天皇杯決勝戦では勝利を決定づける二点目を叩き出しておる。
ダニーロとの思い出を更に深めるため、今年の天皇杯は是が非でも勝ち取りたい。
我等はダニーロの勇姿を目に焼き付けるため、聖地に、国立に足を運ぼうではないか。

成長する遠藤康

2009年 12月 9日(水)

土曜日のG大阪戦に向けて、8vs8など実戦的なトレーニングで汗を流しました。

満男にマークされるヤスである。
なかなかのキープ力であると言えよう。
金崎とは交渉中ではあるが、我等としてはヤスにもっともっと活躍して欲しいと願っておる。
サテライトリーグや練習試合では無双の活躍を見せるヤスではあるが、トップでは実績に乏しい。
特に引き分けに終わったアウェイの山形戦では何も出来ずに終えた印象である。
ここでドリブル突破の一つも魅せてくれておれば、もう少し出場機会も増えたのでは無かろうか。
とはいえ、ヤスも日々成長しておる。
小笠原主将から学ぶことも多かろう。
来季は大いなる飛躍の年となるのでは無かろうか。
天皇杯はヤスのゴールに期待したい。

日本代表ショートキャンプ

[ SAMURAI BLUE(日本代表候補)ショートキャンプ ]

3連覇を果たした鹿島からは岩政、内田、興梠の3選手が参加。写真は内田篤人選手(鹿島)。

[ SAMURAI BLUE(日本代表候補)ショートキャンプ ]

報道陣に囲まれ質問に答える岩政大樹選手(鹿島)。ショートキャンプは今日まで行われる。

日本代表ショートキャンプに参加する篤人、興梠と岩政である。
興梠だけ写真が無く寂しい限り。
報道陣に対する受け答えが優等生過ぎて避けられたのであろうか。
何はともあれ、これで今年の日本代表活動は終了となる。
明日からは、天皇杯へ向け厳しい練習が待っておる。
元日の歓喜を呼び起こすため、気持ちを切り替えて挑んで欲しい。

5連敗をはね除けた理由

鹿島、5連敗を乗り越えた王者の処世術
3連覇を可能にした真の強さ

2009年12月9日(水)
■「なぜ、5連敗もしたのか?」



チームワースト記録の5連敗を喫した鹿島だが、苦難を乗り越え3連覇を達成した【写真は共同】
 2005年から続く最終節までもつれたJ1優勝争いを制した鹿島アントラーズが史上初の3連覇を達成した。
 最終盤の第33節に05年チャンピオンであるガンバ大阪、第34節に06年チャンピオンの浦和レッズから勝利しての偉業達成は、単に勝ち点を一番多く獲得したチームというだけでなく、誰もが納得する形でのタイトル獲得と言えるだろう。勢いで獲得した07年や安定感のあった08年とはまた違い、3連覇の重みをあらためて強く感じさせる優勝だった。

 連覇したチームの定めとはいえ、今季の鹿島に対するマークはとても厳しいものだった。前半戦こそ、昨季からほとんどメンバー変更がない強みと、けがで戦列を離れていた小笠原満男が序盤に復帰したことで快調に飛ばしたものの、夏場から後半戦に入ると急激に失速。どの対戦チームも試合に挑むモチベーションは高く、さらにサイドのスペースで起点を作ろうとする鹿島に対し、サイドバックの攻め上がりを抑えてスペースを与えず、最終ラインに4人の選手を並べる対策をとってきた。その結果、夏場には運動量が落ちてしまう弱点も相まって徐々にペースダウン。しかし、勝ち点獲得のペースは下げ止まることなく8月29日の第24節・大宮戦(アウエー)を1−3で惨敗を喫すると、ここから5連敗。一気に首位から滑り落ちてしまった。

「なぜ、5連敗もしたのですか?」

 シーズンが終了した今、鹿島の取材を重ねてきたこともあって、この質問を受けることが多い。「なぜ3連覇できたのですか?」「なぜ鹿島は強いのですか?」という勝った要因よりも、負けた要因を聞かれることが多いのは、この3連覇で13個目のタイトルを獲得した鹿島ならではなのかもしれない。だが、鹿島が5連敗したのは延長Vゴールが廃止されてからチームワーストとなる記録だ。確かに異常事態だったと言えるだろうし、多くの人が興味を持つのも分かる。
 あのとき鹿島では何が起きていたのだろうか。

■走ることで中盤は“いびつな構造”に

「大学のころだったら、僕もみんなを集めて『こうやってディフェンスしよう』と話していたと思う。でも、鹿島でそれをやってしまうとみんなの長所を打ち消すことになる。鹿島はいい意味で1人1人の個性が強いチーム。その特長を出そうとするのが鹿島のやり方なんだと入団してしばらくして分かりました」
 勝てなかった時期、お互いの長所を生かすサッカーができていなかったのだと岩政大樹は言う。小笠原も青木剛も、ボランチとしては同タイプの守備をする選手で、ボールを奪われたら、まずそこに寄せる早さを特長としている。全体の運動量が高かった前半なら、彼らがボールに寄せていっても空いたスペースを別の選手が埋めることができていたのだが、疲労のたまった後半戦ではそれも難しかった。

 とはいえ、ボールへ寄せるプレーが彼らの最大の特長であるならば、それを抑制してしてしまうのではなく、助長することで勝つのが鹿島のやり方だった。だから、岩政は「センターバックの前に残ってくれ」と言うのではなく、「走れ」と味方を叱咤激励していたのである。

 だが、皮肉なことに、走れる青木が前線に飛び出して攻撃をサポートしようとすると中盤の底でパスを受けるのは小笠原一人になってしまう。そのため、相手チームは小笠原に狙いを定めてプレスをかけるようになっていた。これを見ていた本山雅志や野沢拓也がポジションを下げて小笠原のサポートに走ろうとなる。すると攻撃的なセンスを持った彼らがゴールから遠ざかり、攻撃の点で見劣りする青木がゴール前に顔を出すという“いびつな構造”ができあがっていたのである。

■悪循環に陥る中、紅白戦に変化


JリーグMVPにも輝いた小笠原。中田とのダブルボランチで安定感をもたらした【写真は共同】
 鹿島のディフェンスはオズワルド・オリヴェイラ監督就任以降、相手にボールを奪われると最前線のFWから素早くボールにアタックして、高い位置で奪い取る切り替えの鋭さを武器にしてきた。意識の高さと運動量を必要とされるやり方だが、先制点を奪えばゲームをコントロールするすべにも長けているため、うまく試合を終わらせることができていた。
 しかし、夏場に入ると連動性の高かったプレスのタイミングが遅くなり、逆サイドまでパスを回されてしまう回数が増えるようになる。相手を走らせるつもりが、逆に自分たちが走り回ることになってしまうという悪循環に陥っていた。

 今季、鹿島を取材していて忘れられない光景がある。10月15日の木曜日に行われた紅白戦で、主力組は控え組の前に手も足も出なかったのだ。それまで見た紅白戦の中で、最も内容が悪かった。
 練習終了後、オリヴェイラ監督はグラウンドに全員を座らせ選手たちの奮起を促した。断片的に聞こえてくる声は「ハートを持って戦え」「声を出して助け合え」「走ることから始めろ」「下を向いてどうする」と強い口調だった。しかし、話が終わった途端、すくっと立ち上がり三々五々に帰っていく選手たちからは、監督と同じような熱を感じることはなかった。選手たちがグラウンドから去った後、オリヴェイラ監督と鈴木満強化部長は、かなり長い時間をかけて話し合っていた。

 そして、翌日に変化が見られる。本来なら試合前日の練習はセットプレーの確認で終わるはずが、この日も紅白戦を実施。先発から本山が外れ、2列目は野沢と小笠原、そしてボランチは青木と中田浩二が組んでいたのである。17日のジュビロ磐田戦では、圧倒的に攻められはしたものの無失点に抑えることができた。攻撃陣は渋い表情の選手が多かったものの、守備陣からは「ゼロに抑えられたことは大きい」という声が伊野波雅彦や岩政のセンターバック陣から聞かれ、その言葉通り、この後は最終節まで連勝を続け、3連覇の階段を駆け上がっていくのである。

■小笠原・中田の新ボランチコンビで復活

 磐田戦では青木・中田のコンビだったボランチも、その次のジェフ千葉戦ではさらに組み合わせが変わり、小笠原・中田となった。このコンビに変更してからは全勝、さらに失点もG大阪に喫した1点のみ。中田がセンターバックの前にどっしり構えることで、小笠原がすぐにボールに寄せていくプレスを敢行しても守備バランスは崩れることがなくなり、それに伴って小笠原、本山、野沢の3人が少しずつゴールに近づいてプレーできるようになったのである。
「青木が飛び出る部分をミツ(小笠原)が出るようになって、浩二が残るようになった」
 本山は中田が入ることで変わった部分を、そう説明してくれた。

 苦しい時期を乗り越え優勝した後、小笠原は「戻るところがあった」と、ジタバタしなかったことがタイトル獲得につながったと話した。しかし、それは単純に元通りになったことを意味しない。
 運動量が上がらない中で、どうすれば自分たちのサッカーを取り戻すことができるのか、自分たちの特長を生かすことでそのサッカーを取り戻すことができるのか、耐えに耐えて考えぬいた賜物(たまもの)と言えるだろう。

 ただ、昨季も青木が前、中後雅喜(千葉)が後ろという形で、小笠原がけがで抜けた穴を埋めて乗り切っている。1人1人個性の強い選手たちが、それぞれにチームのことを考え、自分の特長を最大限に引き出そうとしているからこそ、5連敗を乗り越えただけでなく3連覇という前人未踏の記録が可能になったのだ。


<了>

田中滋


田中氏のコラムである。
前回のスポーツナビコラムではユダの復活までを追い、今回はユダの先発固定による快進撃を述べておる。
田中氏はエルゴラッソの記事でもユダのボランチ固定が優勝へのキーワードであったと書いており、満男&ユダコンビにご執心である。
実際にジュビロ戦以降、リーグ戦6戦無敗、天皇杯2連勝と波に乗った感がある。
注目すべきは失点でリーグ戦と天皇杯8試合で合計2点と非常に締まっておることがわかる。
しかしながら、ユダ一人替えただけでこの結果になったわけではない。
バランスの妙がはまっただけであると断言出来よう。
青木を起用し、連勝もあり得たはず。
田中氏のコラムにもあるように、昨季は青木と中後で優勝しておるのである。
要は選手間の修正力であろう。
田中氏の言葉を借りれば「耐えに耐えて考え抜いた賜物」なのである。
選手全員が考え、走り、手に入れた三連覇である。
心から祝福を送りたい。
とはいえ、個人的には危機的状況を救った救世主であるユダの才能には改めて目を見張った。
昨年夏の復帰がここで効いてきたと言えよう。
本当に感謝したい。

気持ちを切り替え天皇杯へ

3連覇の次は天皇杯!鹿島が練習再開
 リーグ戦3連覇を達成した鹿島は9日、12日の天皇杯準々決勝G大阪戦(カシマ)に向けて本格的な練習を再開した。

 FW興梠、DF岩政、内田のA代表組とU―20日本代表の香港遠征に参加中のFW大迫、DF當間が欠けた中での練習となったが、約1時間半、戦術練習などを行った。

 リーグ戦が終了したばかりで周囲には気持ちの切り替えを心配する声もあるが、DF伊野波は「リーグ戦のタイトル1つだけじゃ昨年と一緒。(天皇杯も)獲りにいきますよ」と気合十分に話した。

[ 2009年12月09日 13:34 ]

天皇杯への意気込みを語るイノパンである。
イノパンとしては、まだ持ったことのない天皇杯という栄冠が欲しいであろう。
我等としてもその気持ちを叶えてあげたい。
思い起こせば一年前、Jリーグ制覇で終えた昨年末は寂しいものがあった。
そして、鹿島が参加せぬ元日の決戦も盛り上がりに欠ける。
世のため人のため、我等は勝ち上がらねばならぬのだ。
新たな気持ちでチャレンジせよ。
Jリーグ三連覇の喜びを一時封印し、目の前の試合に集中するのだ。
我等も気合いを入れ直し、聖地へ集いたい。

金崎夢生と交渉

FC東京 金崎交渉に城福監督も同席
 FC東京は8日、大分の元日本代表MF金崎夢生(20)と大阪市内で初交渉した。

 関係者によれば、城福監督も東京から駆け付けたという。名古屋、浦和など5クラブが獲得を目指している金崎はこの日、広島とも初交渉。
9日にはJ1王者・鹿島との交渉が行われる。

8 金崎夢生(かなざき・むう)MF
大分 生年月日:1989/2/16 出身:三重 身長:180 体重:70

[ 2009年12月09日 ]

本日、金崎夢生と交渉を行うとのこと。
ここまで来ておるのであれば、是非とも我等を選択して欲しいと願う。
思い起こせば一年前、優勝の決まった翌日に鹿島アントラーズの金崎への興味が報じられた。
報道後すぐに金崎自身が大分との契約を延長し、昨年の移籍は実現せなんだことも記憶に新しい。
金崎自身の気持ちが最も重要ではあるが、鹿島に入団せしむれば、史上初となる四連覇へのチャレンジやアジア制圧と、他では味わえぬ経験が積めるのである。
また、他からの日本人移籍が少ないクラブ故、このチャンスを逃す手はないと言えよう。
とはいえ、他クラブとのマネーゲームになるのであれば、我等は手を引く可能性が高い。
2004年の新井場移籍時も最も高い金額を提示したのは鹿島ではなかった。
鹿島というクラブと、そこで与えられる金崎のポジションが、金崎自身のイメージと合致するのであれば諸手を挙げて歓迎したい。
なんにせよ、早い決断が欲しいところ。
船山や修人の去就にも影響するのであるから。

ガンバ橋本、先発か

G大阪橋本が練習復帰!鹿島戦先発濃厚
 左太もも裏肉離れで戦線離脱していたJ1・G大阪の元日本代表MF橋本英郎(30)が8日、吹田市内のグラウンドで行われた全体練習に約3週間ぶりに復帰。宿敵・鹿島との天皇杯準々決勝(12日・カシマ)での先発出場が濃厚となった。

 完敗した11月28日のリーグ戦では、出場することができなかっただけに、紅白戦で復調をアピールした橋本は「後は監督次第」とすでに臨戦態勢。今季3戦全敗の王者に対し「支配してるようで支配されている」とその強さを認める一方で「リフティングはやります」鹿島MF野沢らに受けた屈辱には“目には目を”で応える構え。チームを支える“中盤の核”が有言実行を果たす。

(2009年12月8日)

野沢に対抗心を燃やすガンバの橋本である。
橋本と言えば、2006年第30節、ナビスコ杯決勝で敗れ不調のどん底におった我等を救った起死回生のオウンゴールであろう。
ここから不死鳥が如く蘇った鹿島アントラーズは中後と田代の活躍で怒濤の快進撃を魅せたことが記憶に残っておる。
その起爆剤となったのが野沢のCKに合わせた豪快なヘディングであった。
奇しくも舞台は同じカシマスタジアムである。
再び橋本のオウンゴールを期待したい。

岩政、相撲部屋弟子入り志願

岩政、白鵬に弟子入り志願/代表候補合宿
2009.12.9 05:03

来年のW杯へ向けて、岩政(右)は相撲部屋入門計画を明かす。その狙いは?(撮影・大橋純人)
 サッカー日本代表候補合宿(8日、東京・国立スポーツ科学センター)年内最後の活動として体力測定などを行った。J1で3連覇を果たした鹿島のDF岩政大樹(27)は、W杯へ向けた独自の調整として今オフの相撲部屋入門を熱望した。横綱白鵬(24)=宮城野部屋=の取り組みをテレビで研究して新境地を開いた男は、国技の神髄に触れて、南アでの秘密兵器へと覚醒(かくせい)する。

 J1最少失点(30点)での3連覇を果たした鹿島の守備の要が、胸に温めてきたプランを告白した。

 「できれば相撲部屋に行ってみたいと思っているんです」。W杯イヤーも目前。さらなる成長のヒントを日本の国技に求める1メートル87の長身センターバックは、土俵の上での実地訓練を熱望した。

 日本人の体格で外国のトップクラスの選手を止めるにはどうすればいいかと、昨オフから独自に取り組んできたテーマが「日本人らしい体の動き」。そこで注目したのが大相撲だった。中継を録画して白鵬の動きも研究。体幹から動き出す意識で「無駄な動きがなくなり、1歩目が速くなった」。5日のJ最終節・浦和戦でも1−0の終盤に、ゴール前で相手FWエスクデロの決定的シュートを左足を伸ばしてブロック。「去年までの僕だったらオウンゴールにしていたかも」と変身を確信した。

 「もちろん白鵬さんがベストですが、どなたでも勉強になる」。自宅でも風呂上がりにしこを取り入れたストレッチを欠かさない男。W杯初戦のカメルーン戦、3戦目のデンマーク戦は1500メートル級の高地での試合で、「無駄のない動き」はその対策にもなる。オランダを含めた対戦国のリサーチも自宅で開始。世界の猛者もうっちゃってみせる。
(丸山汎)

異色トレ!岩政 白鵬に“弟子入り”

日本代表ショートキャンプ初日を終えて、引き揚げる岩政
Photo By スポニチ

 DF岩政大樹(27=鹿島)が横綱・白鵬(24)に“弟子入り”する。日本代表候補合宿が8日、都内でスタート。代表定着を目指す岩政は、今オフに相撲部屋に体験入門するプランがあることを明かした。

 「相撲部屋に行ってみたい。軸、筋肉の使い方が参考になる。白鵬さんのところに行けるのがベスト」。岩政は貴乃花親方(元横綱)のストレッチを取り入れるなど相撲に興味があり、中でも取組中に体の軸がぶれない白鵬に注目していた。

 軸がしっかりすれば相手FWの動きに瞬時に対応することができる。スピードがあるオランダのロッベンやファンペルシー、カメルーンのエトオらを抑えるための武器になる。日程を調整し現役最強横綱のいる宮城野部屋に入門する意向だ。

 今季開幕前に見た狂言からも軸がぶれない動きのヒントを得て生かしている。「無駄な動きがなくなった。開幕の時とは違った動き方ができている。これからも変わっていく楽しみはある」。中沢、闘莉王の2人で不動のセンターバック陣に割って入るため、今度は横綱から“極意”を盗む。

[ 2009年12月09日 ]

岩政、白鵬に弟子入り希望「筋肉の使い方注目」

記者に囲まれる岩政
 W杯4強を掲げる日本代表は8日、都内で体力測定を中心としたミニ合宿をスタートさせた。DF岩政大樹(27)=鹿島=は相撲部屋に入門を志願し、世界を封じる守備力を習得することを明かした。

 DF岩政が今オフ、相撲部屋への入門を希望した。「オフの期間や(先方の)日程が合えば」と前置きした上で「今年のオフには相撲部屋にも行ってみたいですね。(横綱)白鵬さんのところに行けるのがベストです」と明言。今季から取り組んでいる「体の軸で動く」精度を上げ、DF中沢、闘莉王の2枚看板に割って入る。

 今年1月には和泉流狂言師の名跡、9世野村万蔵に弟子入り。「日本人に一番合った動き」とする「体の軸」で動く研究を始めた。「足から動くのではムダな動きが入る。体の軸ならムダがない」。その効果が競り合い、初動に表れ、鹿島ではリーグ最少失点(30失点)を記録。そして「以前から筋肉の使い方に注目していた」という横綱への弟子入りを希望した。

 W杯1次リーグ・カメルーン、デンマーク戦は高地で行われるため、対策は必須となる。「高地などで空気が薄くなるとボールの飛び方も変わる。人間は難しい状況や環境になれば、どうしても力が入ってしまう。そこでこの動き方ができれば」。天皇杯、オフの日程面が合えば、知人のつてをたどって、出げいこを行うつもりだ。

 「スピードスケートやフィギュア(スケート)など、氷の上での動きにも興味がある」。岩政は2枚看板を乗り越えるため、コツコツと努力を積み重ねる。

 ◆サッカーの異種競技との交流 2007年3月、C大阪(現・大分)FW森島康が大阪市内の陸奥部屋の朝げいこを訪問。08年10月にはJFAアカデミー福島の生徒も、貴乃花部屋を体験入門した。同年12月には、札幌MF藤田が北京五輪女子100メートル代表の福島千里と100メートル走で対決。テレビ局の企画で実現した。

(2009年12月9日06時02分 スポーツ報知)

相撲からDFの動きを取り入れようとする岩政である。
今年の二月には狂言から動きを取り入れ、その甲斐あって最終節の浦和戦では間一髪のシュートをブロック出来たとのこと。
相撲からも良いものを得、更に上を目指して欲しい。
次は四連覇、アジア制圧が待っておる。
ところで相撲と言えば田代である。
ここで共に弟子入りし、更なる輝きを放って欲しいと願う。

継続で三連覇

【Jリーグ】黄金世代と若手がうまく融合した鹿島がJ1を3連覇
最後のJ1昇格切符は湘南へ

12月5・6日の週末は極めて多忙だった。まず日本時間5日深夜2時から始まった2010年ワールドカップ抽選を見守り、昼から湘南ベルマーレのJ1昇格への最終戦をテレビで見ながら埼玉へ。浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦を現地で取材した。その後、故郷・松本へ直行し、6日は地域リーグ決勝大会決勝ラウンド最終日を取材。応援している松本山雅のJFL昇格を見届けた。まさにサッカーネタ満載の週末だったので、何から書いたらいいか迷ってしまう。まずはJ最終日の総括をしたいと思う。

J2最終節の方は湘南が水戸ホーリーホックに3−2で逆転勝利し、11年ぶりのJ1復帰を果たした。反町康治監督の最大の功績は「万年J2」になりがちだった選手たちのメンタリティを変えたことだろう。99年シーズンを最後にJ2落ちして10年間。選手たちは上を目指していたものの、知らず知らずのうちにJ2に慣れてしまっていたのではないか。フジタが撤退しメインスポンサーもないクラブは資金的に乏しい。そのことも言い訳になりうる状況だった。それを古巣に戻った反町監督は許さなかった。

1年前の就任会見。指揮官は「万年J2なんて絶対に言わないでほしい」と語気を強めた。「今の若いやつは自分で切符も買えない。キャンプに一番安い方法で来たやつに商品を出すくらいのことをしたい」と反町監督は話すなど、何でも自分でやるという当たり前のことを選手たちに徹底させようとした。その心意気は選手にも伝わったようだ。

加えて、ベテランにも奮起を促した。今やミスター湘南となった坂本紘司は事あるごとに「監督との信頼関係がすごく強い。ソリさんについていけば上がれる」と言い続けた。今季は4−3−3の左MFに置かれ、相当な運動量を求められたが、それにも耐えて出場停止1試合を除く50試合に出場。水戸戦では阿部吉朗の逆転弾をアシストするパスを出した。性格的に優しいがゆえに、少し甘いところのあった坂本に厳しさが出てきたのを見ても、反町監督のアプローチの成功が伺える。彼自身も北京五輪惨敗という屈辱を経て、一皮向けたのかもしれない。


そしてJ1優勝の方だが、鹿島が確実に浦和を下した。今季の彼らは前半戦だけを見れば、早々とJ3連覇の偉業を果たしていてもおかしくなかった。が、ACLラウンド16でFCソウルにPK負けし、ナビスコカップ準々決勝で川崎に逆転負けしたあたりから歯車が狂い始めた。8月〜10月にかけてはJ1の9試合で僅か2勝という苦境に陥った。ともすれば、勝てないチームはバラバラになってしまう。「守備陣が守りきれないからだ」「FWが決定力不足だから」と文句が出て、監督・フロント批判が繰り広げられる…という悪循環に陥るケースは枚挙に暇がない。

けれども、今季の鹿島はそうではなかった。中田浩二はこう話す。

「9月26日の名古屋戦の後、みんなで決起集会をしたんだけど、そこで出ている選手、出てない選手がみんな言いたいことを言った。俺はそれまで控えだったし、普段言えないことも多かったけど、チームの方向性を確認できてすっきりした面はあるよね。それに鹿島はサブでも奥野(僚右コーチ)さんたちが同じコンセプトを植えつけてくれるから、試合に出てもすぐ同じことをやれる。だから俺も終盤に仕事ができたんじゃないかな」

今の鹿島は中田、小笠原満男、本山雅志ら黄金世代が軸となっている。彼らが中心となってチームをまとめたことで、若い興梠慎三や内田篤人が思いきりのいい仕事をするようになった。内田のクロスに興梠が飛び込んで興梠がダイビングヘッドを決めた浦和戦の決勝点が若手の成長を大いに物語っている。「今のチームはすごくバランスがいい」と主将・小笠原も強調していた。

結束力の強いチームを作るには、指揮官の手腕が重要だ。オリヴェイラ監督は苦境に陥っても決して選手を責めず、「同じことを繰り返していれば必ず結果は出る。選手を信頼している」と言い続けた。指揮官がブレなければ選手もナーバスにはならない。「ウチには戻る場所があった」と本山も話していたが、前線からの守備・素早い攻守の切り替え、状況に応じたリズムの変化など、鹿島らしいベースがあったからこそ、追い込まれた時に底力を発揮できたのだろう。

そんな現場を支えるフロントの功績も大だ。鹿島はJ発足から17年間同じ体制でチーム強化をしている。「サッカーが面白くない」「ブラジル路線は時代遅れだ」と批判を受けながらも決してコンセプトを変えなかった。「継続は力なり」という言葉があるように、1つのことを実践し続けることの重要性を彼らは示している。

ただ、鹿島も主要選手が高齢化しつつあり、過渡期を迎えているのは事実。このまま常勝軍団で居続けるのか、それとも磐田のような道を辿るのか…。全ては来季以降にかかっている。


元川 悦子 12月07日17:06

悦っちゃんのコラムである。
Jリーグの優勝チームについて書いておる。
継続したことが結果につながったとの鹿島の評。
それは正しい見方であろう。
しかしながら、主要選手の高齢化を指摘する。
小笠原満男やユダはまだまだ出来る年代であろう。
来季には問題はないと言い切れる。
とはいえ、二年先、三年先を見越せば、何かしらの手を打つことは必要となろう。
それはフロントも気づいておる。
来季は世代交代と明言しておるのである。
その布石としての金崎へのオファーであり、土居くんの練習参加であろう。
三年前に今のスタメンが予想出来なかったように、三年後のスタメンを今予想することは難しい。
しかしながら、その困難なプランを立て実践するのがフロントの業務である。
未来予想図を描いて、且つ勝利を掴み続けて欲しい。

来季過密日程決定

J地獄日程!ACL出場クラブは8月下旬から最長11週連続で週2戦
 鹿島、川崎、G大阪など来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場が決まっている強豪クラブは、来年の8月下旬から11月上旬まで、最長11週連続で週2日の公式戦が強いられることが7日、分かった。来年は南アフリカW杯(来年6月11日〜7月11日)が行われるため、例年に増してクラブの日程が過密。タイトル獲得のためには“地獄の日程”に耐えられる厚い選手層が絶対条件となる。

 南アフリカW杯終了後、強豪クラブには“地獄”の過密日程が待っていることが判明した。リーグ戦に加え、ナビスコ杯、ACLを順調に勝ち上がれば、公式戦が週2日行われるスケジュールが、8月下旬から11月上旬まで、最長で11週間も続くことになる。

 J1は5月15日にW杯前最後のリーグ戦を行った後、7月17日に再開されるまで約2か月間W杯のために中断される。その影響がW杯後に直撃することになる。「毎年、日程は過密ですが、来年はW杯があるので、さらに厳しくなります」とJリーグの鬼武健二チェアマン(70)は、頭を真っ白にさせながら説明した。

 中2日、あるいは3日で公式戦が行われる「週2戦」は選手にとって心身ともに大きな負担。それが最長11週も続くことは極めて異例だ。当然、後半になればなるほど、ナビスコ杯、ACLのカップ戦は試合の重要度が増す。今季のリーグ戦で3位以内となり、来季のACL出場が決まっている鹿島、川崎、G大阪は、選手層をさらに厚くすることがタイトル獲得の絶対条件となる。

 今年、Jリーグ勢はACL3連覇を逃した。来年、アジアクラブNO1の座を奪回し、クラブW杯に進出することは、鹿島、川崎、G大阪など強豪クラブの使命。“地獄スケジュール”に負けない、真の強さが求められる。

(2009年12月8日06時01分 スポーツ報知)

来季の日程は通常より更に過密になるとのこと。
これはウカウカしてられぬ。
選手層の充実と、周囲のサポートが必須となってこよう。
まずは船山と修人の復帰を要請し、田代と誓志の流出を阻止せねばならぬ。
そして我等も倒れることなく声を出し続けるため、体力の強化に取り組もうではないか。
滝に打たれるのも良い。
山に籠もるのも良い。
肉体と精神を鍛え、更なる高見を目指したい。

闘莉王、男惚れ

浦和に最後っ屁!闘莉王、幹部を痛烈批判!

2009.12.8 05:03
 今季限りでJ1浦和と契約満了となる日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が7日、さいたま市内の大原サッカー場を訪れ「もう、ここには来ない」と退団を正式表明した。“最後っぺ”とばかりにフォルカー・フィンケ監督(61)らクラブ幹部を痛烈に批判。来季は国内クラブへの移籍にも前向きで、6年間在籍した古巣に復讐(ふくしゅう)する可能性も出てきた。

 誰にも見送られず、たった1人でクラブハウスを去った。チームが午前練習を行っている中、DF闘莉王はロッカー整理を終え、ワゴン車に段ボール箱を詰め込んだ。

 「もう、ここには来ない。ロッカーはすべて片づけた。チームメートへのお別れ? あいさつは好きじゃない。お母さんも見送れない弱い男だからね」

 未練を断ち切り、笑顔を作った。前日6日の選手納会も欠席。「立つ鳥あとを濁さず」の心境かと思いきや、そこは闘将と呼ばれる熱血漢。自らを退団に追い込んだクラブ幹部への“口撃”を置き土産にした。

 「オレは必要とされなかった。でも、クラブはイエス、ノーをはっきり言わなかった。面と向かって言うのが男だ」

 7月の契約交渉では年俸1億2000万円からの大幅ダウン(7500万円+出場給)を提示され、不信感を覚えた。育成重視のフィンケ監督とはたびたび衝突。それでも、浦和はリーグ7連敗を喫した同監督を続投させた。5日の鹿島戦後は橋本社長のあいさつに背を向け、握手も拒否。勝負に徹しない姿勢を「
鹿島のオリベイラ監督は男、フィンケ監督はただの先生(教師の経歴あり)」と皮肉った。

 移籍先には「国内も考えてますよ」と明言。海外挑戦は夢だが、W杯イヤーを落ち着いた環境で過ごしたい考えだ。すでに名古屋のストイコビッチ監督が獲得に興味を示している。「レッズとの対戦は(精神的に)厳しいけど、フィンケ監督とは喜んでやる」。飼い慣らされない男は“先生”への反抗を誓った。
(浅井武)

浦和を退団する闘莉王が我等がオリヴェイラ監督を絶賛しておる。
日韓オールスターでの指導に惚れ込んだのであろう。
しかしながら、我等としては韓国代表イ・ジョンスの獲得が決定的であり、CBが過多となっておる。
闘莉王の入り込む隙間はない。
気持ちはありがたく受け取るがオファーは届かぬものと思って良い。
ただ、これからもオリヴェイラ監督を、そしてその素晴らしき監督に指揮された鹿島アントラーズに敬意を持って接して欲しいと思うのである。

2009Jリーグ アウォーズ

2009年 12月 7日(月)

本日、Jリーグアウォーズが開催され、オリヴェイラ監督が最優秀監督賞に、内田、岩政、小笠原の3選手がベストイレブンに選ばれました。また、小笠原選手は自身初となるMVPにも輝きました。

2009Jリーグアウォーズ 最優秀監督発表
本日(12/7)、JCBホールにて2009Jリーグアウォーズが開催され、アントラーズから栄えある最優秀監督賞にオズワルド・オリヴェイラ監督が選ばれました。

なお、オリヴェイラ監督の受賞の言葉は以下の通りです。

オズワルド・オリヴェイラ監督:「この賞をいただけてものすごく光栄です。3年連続でこういった場に立たせていただいてありがとうございます。この場を借りて、日本サッカー界にかかわるすべての人に感謝を伝えたい。また、選手ひとりひとりに感謝したい。厳しい中で自分の意に反することもあったかもしれないが、謙虚に献身的に取り組んでくれたことが結果に繋がったと思う。そして、僕の近くにいるスタッフにも感謝したい。彼らがいなければ僕の成功はなかったと思う。今後も日本サッカーに少しでも貢献できるようにしていきたい。今日は本当にありがとうございました」


2009Jリーグアウォーズ ベストイレブン発表
本日(12/7)、JCBホールにて2009Jリーグアウォーズが開催され、アントラーズから栄えあるベストイレブンに岩政・内田・小笠原の3選手が選ばれました。

なお、3選手の受賞の言葉は以下の通りです。

岩政選手:「嬉しいです。こういうときはやっぱり感謝という気持ちしかないです。今年は結婚したので、まずは嫁さんに感謝したいです。あとは両親、家族に感謝したいです」

内田選手:「嬉しいです。僕は結婚していないので、両親に感謝したいです。今年は難しい試合もあったし勝てない時期もあったけど、みんなで助け合いながら、自分もたくさん助けられて結果が出たので本当に良かった」

小笠原選手:「非常に光栄ではありますが、チームメイトが少ないので残念です。個人的にはもう少し選ばれてもいいかなと思います。みんな優れている選手たちなので。全員でここに立てるように頑張ります」


2009Jリーグアウォーズ MVP発表
本日(12/7)、JCBホールにて2009Jリーグアウォーズが開催され、アントラーズから栄えあるMVPに小笠原選手が選ばれました。

なお、小笠原選手の受賞の言葉は以下の通りです。

小笠原選手:「1年間通してのパフォーマンスをいろんな人に評価していただいての賞なので非常に光栄に思います。鹿島アントラーズに関わる全ての人たちに感謝したいです。ありがとうございました」


鹿島小笠原がMVP!代表登録ゼロで初

ベストイレブンを受賞した選手たち(撮影・鹿野芳博)
 史上初のリーグ3連覇を成し遂げた鹿島の主将MF小笠原満男(30)が、最優秀選手賞(MVP)に選出された。Jリーグ・アウォーズが7日、東京・JCBホールで行われた。小笠原は日本人8人目のMVPとなったが、日本代表に全く絡んでいない「代表無印」の日本人選出は史上初めての珍事となった。新人王は横浜FW渡辺千真(23)。ベストイレブンは史上初めて外国人なしだった。

 静かに喜びをかみしめる姿が小笠原らしかった。昨年9月の左ひざ重傷、10月の手術を乗り越え、驚異の回復力で今季開幕に間に合わせた男は「故障から復帰してこのような賞をもらえたのは価値があると思う」。自身初のMVP受賞を冷静に受け止めた。

 過去7人の日本人MVPは、全員がその年に日本代表として活動。01年の藤田はAマッチ出場はゼロだったが、同年のコンフェデ杯予備登録などには入っていた。小笠原は今年、70人以上が入ったアジア杯予選予備登録にも漏れ、まさに「無印」。代表と全くかかわらない選手のMVP受賞は初。異例の選出だった。

 来年6月のW杯開幕まで、あと6カ月。決して日本代表入りをあきらめたわけではない。普段から「代表はサッカー選手の目標だと思う。そういう場所でやりたい気持ちはありますね」と明言する。鹿島への貢献第一とは言え、常に代表への思いを抱いている。

 06年のドイツW杯以来、代表入りはない。だが、この日発表されたベストイレブンは小笠原以外は代表組。鹿島のオリベイラ監督が「小笠原が(来夏の)W杯をテレビ観戦してはならない。その才能は現在の代表選手を下回らない」と話したように、代表組と比べても実力に遜色(そんしょく)はない。

 来季の目標については「リーグ4連覇、ACLも取りたい。ナビスコ杯も天皇杯も全部取りたい」と言い切った。クラブでのさらなる栄冠、そして代表復帰へ−。小笠原はさらなる高みを目指す。【菅家大輔】
 [2009年12月8日8時37分 紙面から]


鹿島・小笠原MVP!「アジア制覇したい」
2009.12.8 05:04

鹿島・小笠原満男
 Jリーグは7日、都内で年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開き、J1で3連覇を果たした鹿島の主将、元日本代表MF小笠原満男(30)が最優秀選手賞(MVP)を初受賞した。ベストイレブンには小笠原のほか、今季20ゴールで02年の高原直泰(当時磐田)以来7年ぶり6人目の日本人得点王に輝いた磐田の代表FW前田遼一(28)らを選出。新人王には新人最多得点記録13を樹立した横浜MのFW渡辺千真(かずま、23)が選ばれた。

 J史上初の3連覇から2日、まだ興奮の余韻が残る中、小笠原に最高の勲章が贈られた。4年ぶりのベストイレブンに同僚のDF岩政、内田とともに選出。そして、初のMVPの栄冠だ。

 「(ベストイレブンに)チームメートがもっと選ばれていいかなと少し残念」。主将らしい気配りを見せた後、「いろんな人に支えられ、うれしいというより、感謝の気持ち」と受賞の感想を口にした。

 現役引退を覚悟するほどのどん底から、はい上がってきた1年だった。昨年9月の柏戦で左ひざの半月板と前十字靱帯(じんたい)を損傷。当初、試合復帰の見込みは「5月でも早いぐらいだった」(チーム関係者)が、3月の開幕戦で勇躍、ピッチに立った。

 刺激にしたのが、同い年の元日本代表MFの同僚2人だった。本山雅志は昨年末に先天性水腎症の手術で片方の腎臓を摘出。中田浩二は昨年10月に右ひざを手術。今季は“黄金世代”の3人で復活を目指した。夏場以降の5連敗中は「(当時控えだった)浩二が声を出し盛り上げる姿を見て、個人よりチームのために一丸でやろうと。ゴール前に出る気持ちを抑えた」。3人で5年ぶりに中盤で先発出場した最終5試合で5連勝。見事に逆転Vを決めた。

 今年は決勝トーナメント1回戦で悔し涙をのんだアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ組み合わせもこの日決定。目標を聞かれて「(J1で)4連覇、5連覇。それにアジア制覇は果たしたい」。すでに視線は来季以降に向けられている。(丸山汎)




MVPに輝いた小笠原(右から3人目)は女性プレゼンターに囲まれ、りりしい表情。左から村上幸史、杉山愛、片瀬那奈、高橋尚子、勝村政信(撮影・財満朝則)


「Jリーグ アウォーズ」ベストイレブンに選ばれた各選手。(前列左から)石川直宏、内田篤人、岡崎慎司、長友佑都。(中列左から)中村憲剛、小笠原満男、遠藤保仁。(後列左から)田中マルクス闘莉王、前田遼一、川島永嗣、岩政大樹


小笠原がMVP!狙うは5連覇&アジアV

<2009Jリーグアウォーズ>最優秀選手賞を獲得し、笑顔を見せる鹿島・小笠原満男
Photo By スポニチ

 【Jリーグ・アウォーズ】MVPには鹿島3連覇の原動力となったMF小笠原が選ばれた。受賞を告げられても顔色一つ変えず「1年間を通して、いろんな人が評価してくれての受賞をうれしく思う」と語った。

 昨年10月に手術を受けた左ひざの影響で万全の状態ではなかったが、ピッチ上では激しい闘志でチームをけん引。だが、鹿島からのベストイレブンが自身とDF岩政、内田の3人だけという結果に「もっと選ばれても良かった。来年は全員で立ちたい」と主将らしく話した。来季は4連覇とACL制覇へ期待が集まる。「4連覇、5連覇とできるようにしたい。獲ったことがないアジアのタイトルも獲りたい」と宣言した。

 ▼鹿島オリヴェイラ監督 厳しいシーズンの中で自分の意に反することもあったかもしれないが、その中で献身的に働いてくれた選手1人1人に感謝したい。これだけ厳しく、競争意識が高いリーグは世界でも珍しい。最終節までもつれる接戦でお互いに向上できたと思う。(史上初の3年連続最優秀監督)
[ 2009年12月08日 ]


史上初!鹿島・小笠原、国内MVP完全制覇…Jリーグアウォーズ

壇上に並ぶベストイレブン受賞者(前列左から)石川、内田、岡崎、長友(中列左から)中村憲、小笠原、遠藤(後列左から)闘莉王、前田、川島、岩政
 Jリーグアウォーズが7日、東京都文京区のJCBホールで行われた。最優秀選手賞(MVP)には、鹿島を史上初の3連覇に導いたMF小笠原満男(30)が初受賞。これですべての国内大会で、MVPに値する賞を獲得した。得点王にはFW前田遼一(28)=磐田=が輝き、新人王はFW渡辺千真(23)=横浜M=が受賞。また、MF遠藤保仁(29)=G大阪=が7年連続でベストイレブンに選ばれ、自身の持つ連続受賞最多記録を更新した。表彰制度を創設して17年目にして初めて全ポジションで日本人選手が選出された。

 格別だった。MF小笠原は「これまでのMVPは短期間とか、1試合とかのものだった。今回は選手や、様々な人が長い期間で評価してくれた。うれしさが違う」とほおを緩ませた。今回の受賞で、国内大会のMVPを完全制覇。Jリーグ史上初の快挙を成し遂げ、「自分一人の力で勝てる訳がない。チームのおかげです」と感謝した。


MVPを受賞し、記念撮影に収まる鹿島・小笠原(左は片瀬那奈、右は高橋尚子)

 00年12月のJリーグチャンピオンシップ(CS)横浜M戦で初のMVPを受賞し、01年天皇杯決勝清水戦、同年CS磐田戦、02年ナビスコ杯決勝浦和戦で4度目となる賞を獲得。JリーグMVPが最後のとりでとなっていたが、プロ12年目で手にした。鹿島では96年のDFジョルジーニョ、08年のマルキーニョスに続き、3人目。日本人では初めての受賞となった。

 昨年10月、左ひざ前十字じん帯損傷で手術を受け、今季はリハビリからのスタートだった。例をみない回復力で開幕に間に合わせると、出場停止を除き、32試合(3得点)に先発出場。8月からの5連敗中には左ひざの痛みを隠し、練習も休まなかった。「上に立つ者が黙々とやる。弱いところを見せない」と主将としてチームを引っ張り、3連覇に貢献した。

 壇上では「ベストイレブンにウチの選手が少ない。3連覇したんだからもっと評価されてもいい」と訴えた。「アジア制覇は浦和(07年)、G大阪(08年)に先にやられた。どっちかだけではなくて、どっちも取ること。誰もやったことのないことをやりたい」。06年ドイツW杯以降、一度も日本代表に招集されないなど、冷遇を味わってきた小笠原が、ようやく日の目を見た。
(2009年12月8日06時01分 スポーツ報知)


【2009Jリーグアウォーズ】優勝クラブ表彰/小笠原満男選手(鹿島)コメント (09.12.07)
●小笠原満男選手(鹿島)

Q:優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます」

Q:史上初の3連覇です。ピッチの上で絶叫した瞬間、どんな思いでしたか?
「非常にうれしかったですね。3連覇をやったクラブがないということで、相手の勢いも感じました。そういうものをはねのけての優勝だったので」

Q:5連敗を喫してしまった時など、心が揺らいだ瞬間もあったでしょうか?
「正直言って悔しかったです。でもチーム一丸となって、バラバラにならずに持ち直すことができたので、良かったです」

Q:キャプテンとして心掛けたことは何だったのでしょうか?
「みんなが一つになることが大事だったので、そうなるようにと」

Q:3連覇を達成しましたが、来シーズンはどのような目標がありますか?
「3連覇しましたけれども、4連覇、5連覇と続けていけるように頑張っていきたいです」

Q:アジアという目標もあります。
「そうですね。このクラブがまだ獲ったことのないタイトルなので、アジアのタイトルをぜひ獲りたいです」

Q:個人的な目標は?
「個人的というよりも、チームの勝利、優勝、それだけです」

Q:最後になりますが、支えてくださったサポーターの方々にひとことお願いします。
「本当に1年間通して、いい時も悪い時も、特に悪い時がありましたけれど、応援してくれて、後押ししてくれた。ありがとうございますと言いたいです」


【2009Jリーグアウォーズ】最優秀監督賞/オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)コメント(09.12.07)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)

「みなさんこんばんは。

今ものすごく光栄に思っています。Jリーグでは3年目ですが、3年連続こういった場に立たせていただいて、ありがとうございます。またこの場を借りて、日本サッカー界に関わるすべての関係者にお礼を申し上げたいと思います。3年連続こういった賞をいただく、あるいはこういった感動をする場を与えてくださった皆さんに、感謝の意を表したいと思います。

Jリーグ関係者には、日本サッカーの成長、あるいは向上に、少しでも手助けになる場を与えてくださったことを光栄に思い、感謝したいと思います。
鹿島アントラーズのクラブ関係者にも、夢に見た日本サッカー界で仕事の場を与えてくださったことに感謝しておりますし、また継続してやらせていただける機会をいただきました。このことにも感謝したいと思います。
また選手一人ひとりに感謝しています。本当に厳しいシーズンの中で、自分の意に反することもあったかもしれないけれども、その中で献身的に謙虚に、一つひとつのことに素晴らしい精神あるいは意識を持って取り組んでくれました。それが、こうした結果に表れたのではないかと思います。
そして、私の近くで仕事をしているスタッフ、本当に優秀な人材がそろっており、彼らの力なくしては私の成功はなかったと思っています。感謝しています。

他クラブの監督、選手、スタッフにも感謝を示したいと思います。これだけの厳しい、あるいは競争意識があるリーグというのは世界を見てもそんなに存在しないのではないかと思います。一人ひとりが競争意識を持って、切磋琢磨し成長してきた部分が、リーグで結果として表れていると思います。最終節までもつれ込むような接戦というのはお互いに成長があるし、向上があったと思います。感謝したいと思います。

今後とも、日本サッカーに少しでも貢献できればという気持ちでおります。今回だけでなく、また継続して、こうやってみなさんとお会いできればと思います」


【2009Jリーグアウォーズ】最優秀選手賞/小笠原満男選手(鹿島)コメント(09.12.07)
●小笠原満男選手(鹿島)

「1年を通してのパフォーマンスを、いろいろな人が評価してくれての受賞ということで非常に光栄に思います。鹿島アントラーズに関わる全ての人に感謝したいなと思います。ありがとうございました」

[ 2009Jリーグアウォーズ ]

初めに優勝チーム表彰が行われ、(財)サッカー協会・小倉純二副会長からJ1リーグ優勝の鹿島アントラーズキャプテン・小笠原満男選手に会長杯が渡された。

[ 2009Jリーグアウォーズ ]

2009年のベストイレブンは下記の選手が受賞した。

・GK 川島永嗣(川崎F) ※初受賞
・DF 岩政大樹(鹿島) ※3回目
・DF 内田篤人(鹿島) ※2回目
・DF 田中マルクス闘莉王(浦和) ※6回目
・DF 長友佑都(F東京) ※初受賞
・MF 小笠原満男(鹿島) ※6回目
・MF 石川直宏(F東京) ※初受賞
・MF 中村憲剛(川崎F) ※4回目
・MF 遠藤保仁(G大阪) ※7回目
・FW 岡崎慎司(清水) ※初受賞
・FW 前田遼一(磐田) ※初受賞

[ 2009Jリーグアウォーズ ]

最優秀選手賞は鹿島アントラーズの小笠原満男選手が受賞した。


重傷から奇跡の復活を遂げ、三連覇へ貢献。
小笠原主将のMVPは文句なしであろう。
本当に素晴らしき栄誉で嬉しいことこの上ない。
しかしながら、ベストイレブンはいかがなものであろうか。
FWに関しては攻撃力で優勝を争った外国人FW陣のチームの中心選手であるジュニーニョがJリーグを象徴したであろうし、GKは最少失点チームである鹿島のゴールマウスを守り続けた曽ケ端が適任であろう。
DFも浦和やFC調布の二人が適任だったようには思えぬ。
新潟や山形のDFを選出すべきだと思われる。
とはいえ、昨季一昨年もJリーグの結果からベストイレブンを選出しておらぬので、こういうものであると諦めるしかないのであろう。
今季のJリーグはここで終了である。
来季のJリーグではまた旋風を巻き起こしたい。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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