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ファンタジェスタ・岩政

過密日程なんの! 鹿島DF岩政結果出す
 鹿島が過密日程を乗り越え、リーグG大阪戦(5月1日、カシマ)で勝利をつかむ。30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで軽いメニューを消化。28日のACL全北現代戦から中2日で迎える一戦で疲労回復も完全ではない状況だけに、DF岩政大樹は「(快勝した24日の)横浜戦のような試合はできないでしょうから、90分間の中で結果が出せるように試合をコントロールしていきたい」と話していた。
 [2010年4月30日20時41分]

試合をコントロールしたいと語る岩政である。
岩政は先日のACL全北戦に於いて左足アシストをし、一皮向けたと言って良かろう。
ファンタジェスタの仲間入りである。
華麗なるプレイで我等を魅了してくれることであろう。
とはいえ、CBは質実剛健が基本である。
あくまで無骨に、そして堅実に完封を目指して欲しいものである。
ガンバ戦での大ちゃんに注目であろう。
正治元年、頼朝は昏迷から覚めぬままに息を引き取った。
行年五十三歳。
政子は直ちに落飾した。

ガンバ戦プレビュー

【J1:第9節 鹿島 vs G大阪】プレビュー:今節屈指の好カード。ともに負けられない鹿島とG大阪が激突する!(10.04.30)
全北現代との激戦に勝利をおさめ、AFCチャンピオンズリーグ予選リーグを6戦全勝で1位通過を決めた鹿島だが、チームには大きな爪痕が残された。試合途中で交代を命じられた内田篤人が右膝の裏側を負傷し、代わりに右サイドバックに入った伊野波雅彦も足を痛めてしまったのである。中二日という過酷なスケジュールだけでなく、主力メンバーが相次いで怪我を負う事態に見舞われた。ここで迎える相手はG大阪。苦しい時期に、強豪チームと相対することとなった。

そのG大阪も決して万全の状態ではない。大黒柱の遠藤保仁がACLの中国遠征に参加を見送るようなコンディションだ。鹿島戦には出場してくるはずだが、本来のプレーからは遠いだろう。だが、近年、鹿島との対戦時に遠藤が輝いた試合は意外なほど少ない。それだけに、100%の状態ではないとはいえ、本人も期するところがあるはずだ。

これまで、ともに4-4-2の布陣で対戦することの多かった両チームだが、G大阪は3-5-2をとるはずだ。3バックとボランチの安定感により、加地亮と安田理大の両サイドとトップ下に入る二川孝広が高い位置を取れるようになった。ガンバらしいテンポの良いパス回しからの崩しが随所に見られるようになったのである。しかし、この布陣は悪夢を呼び覚ます。09年2月28日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPで鹿島と対戦したとき、3バックを採用したG大阪は0-3と粉砕されている。その記憶をぬぐい去りたいところだ。ただ、前線にはルーカスが復活し、2トップを組む宇佐美貴史とのコンビネーションも冴えている。その宇佐見は公式戦4戦で3発と波に乗る。守備が安定すれば、自慢の攻撃力を生かすことができるだろう。

さて、迎え撃つ鹿島だが、内田の状態は試合当日の状況を見て判断することになりそうだ。もし出場できなかったときは、右サイドバックに新井場徹がまわり、左にはジウトンが入ることになるだろう。もしジウトンが先発となればJリーグでは移籍後初先発となる。マッチアップする相手は加地だけに、どちらが機先を制するかで試合展開は大きく変化するはずだ。

現在、鹿島は1位の清水に対し勝点3差の5位。「いまの順位はあまり関係ない」(新井場)という声も聞かれるが、付かず離れず前半戦を終えたいのが本音だろう。それはG大阪にも言える。9位に沈むG大阪は、首位との勝点差が8まで開いている。もし負ければ清水の結果如何では11まで開いてしまうだけに、これ以上の差は不必要だ。

どちらにとっても負けられない試合。そして、どちらもチームのカラーを鮮明に打ち出して戦うだけに、今節屈指の好カードとなることは間違いない。


以上
2010.04.30 Reported by 田中滋


ガンバは3バックで挑んでくるとのこと。
田中氏も書いているとおり、去年のゼロックス・スーパー杯の前半が3バックであった。
その試合に於いては、興梠の大活躍で3-0と下し、我等が栄冠を得ることとなった訳である。
また今度も、同様に試合が進むとは思っておらぬ。
しかしながら、我等は精神的に優位に試合を進めることが出来るであろう。
とはいえ、ここは謙虚な姿勢で挑みたい。
どれだけ優位な条件でも100%であることがないのがサッカーという球技である。
試合終了のホイッスルが鳴った時点で相手よりも多くの得点を取れればよい。
それだけを望んで、明日は勝負を挑もうぞ。
あくまで謙虚な姿勢を崩さずに。

二人のキーマン

2010年 4月30日(金)

明日のホームG大阪戦に向けてチームは室内でミーティングを行った後、鳥かごなどの軽めのメニューで最終調整を終えました。

コンビを組む満男とマルキーニョスである。
二人の笑顔が明日の勝利を予感させる。
満男からの素晴らしいパスを受けたマルキーニョスが力強いシュートを放ちゴールする。
そのようなシーンが頭に浮かぶ。
二人のキーマンが活躍すれば、勝利は現実のものとなろう。
中二日の厳しい日程ではあるが、気持ちの持ちようで乗り切って欲しい。
我等も聖地へ集う。
チームの勝利を信じて。
頼朝は相模へ行く途中に気を失い落馬し、それきり意識が戻らない。

主力ミーティング

鹿島が今季初「主力組限定」ミーティング
 鹿島は29日にオリベイラ監督(59)が今季初の「主力組限定」ミーティングを実施した。昨季も勝負どころで行ったが、この日は28日のACL全北現代戦の先発11人にDF伊野波を加えた12人を集めた。中2日で迎える5月1日のG大阪戦から同16日の名古屋戦までの公式戦4試合に向け、「ACL1次リーグを首位通過したが、気持ちをもう1度切り替えよう。休養もしっかり取ろう」と呼びかけていた。
 [2010年4月30日8時56分 紙面から]

主力を集めたミーティングである。
ACLのGSを首位で突破し、一呼吸置きたくなるところを、気持ちを引き締める形となった。
5月の過密日程を乗り切るには強い精神力が必要となる。
その為には随所随所で気持ちを切り替え、休むべき時には休み、遊ぶべき時には遊ぶ必要があるのである。
高い次元でメンタルをコントロールし、アジアと国内の両方をものにしていこうではないか。
鎌倉から京へ後鳥羽上皇の後宮に頼朝の娘・三幡姫を入れたいとの頼朝の意向が伝えられた。

篤人、出場微妙

ひざ裏痛の鹿島内田はG大阪戦出場に慎重
 鹿島の日本代表DF内田篤人(22)が5月1日のG大阪戦出場に慎重な姿勢を示した。28日のACL全北現代戦で右ひざ裏の痛みを訴えて途中交代。29日は、受ける予定だった精密検査は行わず、治療に専念した。経過を観察して快方に向かわない場合は30日に検査を受ける。「G大阪戦はいけると思う。ただ、ダッシュすると痛みがあるし、ギリギリまで治療して(出場は)状態を見てという感じ」と話した。
 [2010年4月30日8時58分 紙面から]

鹿島・内田、右ひざ裏の治療に専念
2010.4.30 05:00
 28日のACL・全北(韓国)戦で右ひざ裏に痛みを訴え、後半途中で退いた鹿島の日本代表DF内田は29日、終日治療に専念。検査は受けず、「痛みも2、3日しないとね」と、前夜と大きく変わらない様子だった。1日にはG大阪戦(ホーム)を控え、W杯本番も近づいているだけに気がかりだが、本人は「大丈夫」と強調。回復に努める。(鹿嶋市)

右ひざ痛の内田 G大阪戦出場は未定

チームメートの練習を見つめながら、雑誌の写真撮影に向かう内田
Photo By スポニチ

 28日のACL全北戦で右ひざを痛めた鹿島のDF内田が、G大阪戦の出場の可否を30日に判断することになった。

 29日は検査を受けずに治療に専念。「痛みは前に痛めてた右内転筋痛からきた。中2日しかないし、出場するかどうかまだ分からない」と話すにとどめた。また、この日はオリヴェイラ監督が全北戦の先発組だけを集めて1時間半のミーティングを行った。昨季も5連敗中など要所でしか行わなかった主力組のみのミーティングで前半戦のヤマ場となるG大阪戦に向けてイレブンの気持ちを高めるのが狙いだ。DF新井場は「もう一回集中していこうということ」と引き締まった表情で話した。

[ 2010年04月30日 ]

内田、5・1G大阪戦の出場微妙…鹿島
 日本代表DF内田=鹿島=の次節G大阪戦(1日・カシマ)出場が微妙となった。ACL全北戦(28日)で右ひざを負傷し、後半28分に交代。精密検査は30日に受ける予定だが、ひざのじん帯付近の負傷が疑われている状態で「試合の日のぎりぎりまで様子をみる。大丈夫だとは思うけど、こういうけがはあまりしたことがないから」と話すにとどめた。
(2010年4月30日06時01分 スポーツ報知)

痛みの引かぬ篤人である。
ニッカン、サンスポ、スポニチでは精密検査を受けなかったことを報じておるが、報知に於いては本日の精密検査を報じておる。
我等としても不安である。
篤人の翼が羽ばたいてこそ鹿島は飛び立つのである。
とはいえ、傷が癒えぬ翼で飛ぶわけには行かぬ。
ここはジウトンに希望を託す以外に無かろう。
昨季は新潟で躍動しておった左SBである。
ここで活躍せねば、いつ活躍するというのだ。
楽しみな助っ人に向けて、声援を送りたい
北条時政は還暦を祝った。

全北戦レビュー

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】レポート:前半の2得点でアドバンテージを得た鹿島が試合をコントロール。6戦全勝でラウンド16進出を決める(10.04.28)
4月28日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
鹿島 2 - 1 全北 (18:59/カシマ/6,490人)
得点者:20' イ ジョンス(鹿島)、22' 野沢 拓也(鹿島)、77' チン ギョンソン(全北)

 試合後の鹿島の選手たちは一様に明るい表情だった。普段のプレースタイルからは想像できないアシストを決めた岩政大樹は、ミックスゾーンで待つ報道陣に対し「みんな、アシストの話を聞きたいでしょ」と上機嫌。得点を決めた野沢拓也も笑顔で語り、怪我が心配される内田篤人でさえ嬉しそうな表情を見せていた。予選リーグを6戦全勝で終えラウンド16をホームで戦う権利を得ただけでなく、全北現代という強豪に対し理想的な試合展開で勝利したことが、その理由だろう。全北現代は強かった。しかし、鹿島はそれ以上に強かった。

 前回の対戦と同様に[4-2-3-1]のフォーメーションを組んできた全北現代だが、1トップにおさまったのはイ・ドングッではなくルイ・エンリケ。もともと中盤の選手なだけにキープ力は抜群だが、ゴールから遠い位置まで引いてしまうため鹿島守備陣に与える圧力は少なかった。それに加えて両SBも積極的に攻め上がる。「もうちょっと普通に入ると思った」と内田が驚くほどの攻撃的な姿勢を見せてくる。しかし、いたずらに攻撃の人数が増えるばかりでゴールへの道筋が見えない。逆に鹿島の2トップに対し、残っているのがCBの二人という危険な状態を招き、開始早々から興梠慎三の動きを抑えられず、1分に興梠のクロスにマルキーニョス、4分に小笠原満男のパスから興梠のドリブルと鹿島が立て続けに相手ゴールを脅かした。

 先に流れを掴んだのが鹿島なら、得点を奪ったのも鹿島だった。20分、左CKにイ・ジョンスが頭で合わせて先制点を奪う。「いいボールが来た」とキッカーの野沢を讃えたが、この得点で全北現代が完全に意気消沈。22分、FKから岩政がヘディングで落とし、興梠がリターンパスを返すと全員がボールウォッチャーとなってしまう。浮き球を岩政がダイレクトで左サイドにいた野沢に送ると、もう誰も対応できず、鹿島が2点目をあげた。

 2点のリードを奪ったことで、3失点しなければ予選1位通過できるという大きなアドバンテージを前半のうちに得る。鹿島は無理をする必要がなくなり、しっかりブロックを形成して相手の攻撃に対処。ゴール前の場面は増えたが得点を奪う能力を持った選手はいまだに全北のベンチに座っている。失点の危険性は低かった。

 その様相ががらりと変わったのが54分だ。いよいよイ・ドングッが登場、布陣も[4-1-4-1]に変更されると一気に全北がペースを握った。イ・ドングッにボールがおさまるようになっただけでなく、CBの前にワンボランチを据えたことで、CBの2枚を相手にしていればよかった鹿島の2トップは、6番のチン・ギョンソンの存在も考えなくてはいけなくなってしまったのだ。これにより2対2だった状況が2対3となり全北の守備に安定感が出てきた。だが、それでも鹿島の守備陣は集中力を保つ。左サイドのチェ・テウク、右サイドのイム・サンヒョプを内田やフェリペ、新井場徹や野沢が連携を取りながら封じる。簡単にクロスをあげさせない気迫を見せた。中央は岩政と、イ・ジョンスがしっかり蓋をする。77分にミドルシュートを叩き込まれたものの、攻められながらも守備陣形を崩された場面は少なかった。

 全勝で予選リーグを突破した鹿島は、ラウンド16をホームで戦う権利を得た。昨シーズン、FCソウルとの戦いではリードしながらも小笠原の退場から窮地に陥り、最終的にはPK戦の末敗退した。あれから1年が経ち、今年こそアジアを制するという決意は固い。つぎのターゲットはオズワルド・オリヴェイラの実弟であるワルデマールが率いる前年度アジア王者の浦項スティーラーズ。対戦日は5月12日である。


以上
2010.04.29 Reported by 田中滋


ラウンド16を聖地で戦うこととなり、ホッとした一面を見せるメンバーである。
今季こそ、悲願のアジア制圧を達成したい。
その一歩は確実に進んだのである。

ユダ集中

鹿島中田浩、G大阪とC大阪2戦に集中
 鹿島は29日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでリーグG大阪戦(5月1日、カシマ)に向けた調整を行った。前日28日のアジア・チャンピオンズリーグ全北現代戦に先発出場したメンバーはボールを使わず軽いメニューのみで終了。控え組は実戦的な練習を消化した。中2日と厳しい日程でリーグ戦のライバルG大阪との一戦を迎えるが、MF中田浩二は「G大阪、(5月5日の)C大阪と間が空かないので、まずはこの2試合に集中して勝たないといけない」と気を引き締めていた。
 [2010年4月29日20時9分]

ガンバ吹田、セレッソ大坂と関西勢との連戦である。
ユダの申すように気を引き締めねばならぬであろう。
ガンバとの戦いは数をこなし、手慣れたものであるが、セレッソとはそうは行かまい。
不安で仕方が無い。
西澤・森島のコンビネーションに泣かされ、大久保に決められ、古橋にやられた記憶が甦る。
彼等がJ1に還ってきたことは、喜ばしいことではない。
ここで苦手意識を払拭せねばならぬ。
気持ちで勝ちを得たい。
我等も心して掛かりたい。
後鳥羽帝は譲位して上皇となった、これより後鳥羽上皇による院政が始まったのである。

本山、練習中

2010年 4月29日(木)

昨日のACL全北現代戦がナイトゲームで行われたこともあり、今日のトレーニングは15時スタートとなりました。先発出場したメンバーは、ランニングなどでリカバリーを行い、その他の選手たちはボールを使った実戦形式の練習を行いました。

元気な本山である。
復帰も間近と言って良かろう。
聖地にて戦う事となったACLラウンド16辺りが目標であろうか。
とても楽しみである。
比企の姫(後の若狭局)は源頼家の子を身籠もった。

全北戦報道

鹿島が初の6戦全勝1位突破/アジアCL

ゴールを決めた鹿島MF野沢(右)を祝福するFW興梠(左から2人目)
<アジアCL:鹿島2−1全北現代>◇28日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 既に1次リーグ突破を決めていたF組の鹿島が、全北現代(韓国)を下し、32チーム参加となった08年大会以降では初の全勝での1位通過を決めた。前半20分に韓国代表DFイ・ジョンス(30)が先制点を挙げると、同22分にはMF野沢拓也(28)が芸術的な連係から2点目を突き刺した。5月12日の決勝トーナメント(T)1回戦ではホームでオリベイラ監督の弟ワルデマール氏が率いる浦項(韓国)を迎え撃つ。

 芸術的な2点目が、鹿島を1次リーグ全勝首位突破に導いた。1点リードで迎えた前半22分。MF小笠原のFKをDF岩政、FW興梠、岩政とつなぐと、最後は野沢だ。岩政からの浮き球を冷静にボレーで突き刺し「(岩政の)完ぺきなパス。決めるだけだった」と満面の笑みを浮かべた。

 技術力の高い鹿島らしい一撃だ。興梠からのリターンパスを受けた岩政が「(興梠)慎三からは打て!と言われたけど、僕が左足ボレーを打つのは(外す)リスクがあるから、パスに変えた」と瞬時の判断で野沢へ山なりのパスを供給。「岩政の左足(のパス)ならこのあたりに来ると思った」という予測が当たった野沢がフィニッシュした。

 「プロになって初めて試合中に(相手に対して)うまい!って言っちゃったよ。ボールが足もとに収まるし、ああいうところを盗みたいくらい」と野沢が振り返ったように、全北現代の実力は本物だった。故障を抱えるエースFW李東国を投入された後半は、むしろ劣勢を強いられたほど。それでも「こんなところで負けられない」(小笠原)という気持ちをチーム一丸で持ち続けて逃げ切った。

 昨季は決勝トーナメント1回戦でFCソウルにPK戦で敗れ、ホームで屈辱的な姿をさらした。岩政は「昨年は一発勝負の1回戦に慣れていなかったところもあったが、今年はいい状態で臨める」とキッパリ。右ひざ裏の違和感を訴えたDF内田の代わりを途中出場の万能型DF伊野波が埋めるなど、苦戦を強いられるJリーグ勢の中で選手層の厚さも際立っている。

 次の対戦相手はオリベイラ監督の弟ワルデマール氏が率いる浦項。指揮官は「直接対決をしたところで、兄弟愛に変わりはない。サッカーへの取り組みも似ているし、いい試合になる」と話した。充実の鹿島が「兄弟対決」を乗り越えれば、その先にあるアジア制覇が見えてくる。
【菅家大輔】
 [2010年4月29日8時42分 紙面から]


内田が交代…岡田日本に暗雲/アジアCL
<アジアCL:鹿島2−1全北現代>◇28日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 鹿島の日本代表DF内田篤人(22)が右ひざ裏の痛みを訴え、後半28分に途中交代した。前半開始5分ほどで痛みが出て「打撲とかならよかったけど、そうじゃないみたい」と話しており、29日にも精密検査を受ける見込み。昨季も嘔吐(おうと)感や右ひざ半月板損傷を乗り越えプレーし続け、今季もクラブと代表で過密日程を強いられている。香取チームドクターは「普通に歩けるけど、ひざ裏と内側に痛みが出たので交代させた」と明言。長引けば5月1日のリーグG大阪戦ばかりか、W杯を控える岡田ジャパンにも影響を与えそうだ。

 [2010年4月29日7時33分 紙面から]

鹿島全勝!野沢弾&先制アシスト/ACL
2010.4.29 05:08

前半20分、野沢の左CKからDF李正秀(右)が先制ヘッド。鹿島は6戦全勝で1次リーグを終えた
 サッカーACL(鹿島2−1全北現代、28日、カシマ)は1次リーグ最終戦を行い、F組首位の鹿島はMF野沢拓也(28)の1ゴール1アシストの活躍などで、同2位の全北(韓国)に2−1で勝利。6戦全勝で16チームによる決勝トーナメント進出を決めた。来月12日に昨季ACL王者・浦項(韓国)とホームで1回戦を行う。

 試合開始時に降っていた雨も上がり、もやがかかったホームのピッチ。難敵を破っての全勝1位通過に、FW興梠、DF岩政、MF野沢と鹿島イレブンの笑顔が弾けた。

 「いい戦いだったと思う。これまでの自分たちの積み重ねだよ」

 1ゴール1アシストで勝利を導いた野沢が胸を張った。前半20分、まずは左CKで韓国代表DF李正秀に合わせ、公式戦2戦連発の先制ヘッドをアシスト。そのわずか2分後には興梠−岩政とつないだボールを、右足ボレーでゴールにたたき込んだ。

 「ここに来るんじゃないかと思った。絶好球だった」。互いの意図も瞬時に判断。いまのチームの好調ぶりがもたらした連続ゴールだった。

 全北は後半9分に右太もも裏の故障で先発を外れた韓国代表のエースFW李東国も投入。同32分にMF陳慶先のミドルで1点を返したが、鹿島は必死の守りで逃げ切った。興梠が「1対1でも今年は激しいぶつかり合いができている」と話す通り、昨年からの成長が1次リーグ8組で唯一の6戦全勝をもたらした。

 F組1位通過で決勝トーナメント1回戦のホーム開催権も勝ち取った。昨年6月に同じホームで戦った1回戦では、FCソウル(韓国)にPK戦の末に敗北。野沢は「悔しさは今でも忘れていない。もう1度チャンスがきた」と雪辱を誓う。相手は昨季アジア王者・浦項。指揮官は鹿島・オリベイラ監督の実弟ワルデマール・レモス監督だ。

 「“お兄さん”に恥をかかすわけには行かない」(岩政)と、チームの士気はさらに増す。史上初のJ3連覇も成し遂げた男たちがいま見据えているのは、アジアの頂点だけだ。
(丸山汎)


ゴールを決め、ピッチを駆け回る鹿島・野沢。1次リーグ首位通過の立役者となった(撮影・財満朝則)

内田&興梠負傷、大事に至らず…/ACL
2010.4.29 05:07
 サッカーACL(鹿島2−1全北現代、28日、カシマ)DF内田とFW興梠の鹿島の日本代表コンビが負傷し、関係者をヒヤリとさせた。内田は後半28分に右ひざ裏の痛みを訴えて交代、興梠も同41分にベンチへ下がった。「太ももとすねが痛い」と説明した興梠に大事はなさそうだが、内田は29日にも検査を受けることになった。2人とも歩いて会場を後にしたが、W杯も近づく中で不安が漂った。


前半、鹿島の野沢拓也(右)がゴールを決める=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、鹿島の野沢拓也(右)がゴールを決め駆け出す=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、鹿島の李正秀(右から2人目)が先制ゴールを決め笑顔=28日、カシマ(撮影・財満朝則)


前半、ロングパスを出す鹿島の小笠原満男(手前左)=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、懸命にボールを折り返す内田篤人(右)=カシマ(撮影:財満朝則)


前半、攻め上がる野沢拓也(右)=カシマ(撮影・財満朝則)


後半、競り合う岩政大樹=カシマ(撮影・財満朝則)


後半、攻め上がる興梠慎三(左)=カシマ(撮影・財満朝則)


スタンドの歓声に応えるイレブン=カシマ(撮影・財満朝則)


J王者の貫録!鹿島、6戦全勝で1位突破

<鹿島・全北>前半22分、ゴールをきめる鹿島・野沢
Photo By スポニチ

 ACLは28日に1次リーグ最終戦が各地で行われ、F組の鹿島は全北(韓国)を2―1で撃破。日本のクラブとしては初めて6戦全勝で同組1位通過を果たした。前半20分に韓国代表DF李正秀(30)が頭で先制点を決め、同22分にはMF野沢拓也(28)が追加点を挙げた。5月12日の決勝トーナメント1回戦は昨季ACL王者の浦項(韓国)と対戦する。また、E組の川崎Fは北京国安(中国)に0―2で敗れ、同組3位で1次リーグ敗退となった。

 横綱相撲で昨季Kリーグ王者を寄り切った。前半20分、MF野沢のCKからDF李正秀が先制ヘッドを決めると、わずか2分後の追加点で勝負あり。引き分けでも1位突破が決まる一戦で、勝負強さを見せつけた。

 3月9日の全北とのアウェー戦は、ビデオ分析で後半に相手の出足が鈍ることを予想。後半ロスタイムに途中出場のMF遠藤が決勝点を挙げた。だが、この日の全北は右太腿裏を痛めていた韓国代表FW李東国がベンチスタート。DF岩政が「李東国もいなかったし、相手は中盤を厚くしてきて後半勝負のつもりだと思った」と言うように、前半に攻勢をかけた。後半途中に李東国が投入されて押し込まれたが「3点取られなければ大丈夫だったので余裕を持って守れた」(岩政)と試合巧者ぶりを発揮した。

 3年連続でJリーグと並行してACLを戦い、アジア仕様の戦い方も身についてきた。MF小笠原が「アジアを戦う上で大事になってくる」と話したのは球際での攻防。FW興梠は「1対1での当たり負けが課題だったけど、今年はしっかりぶつかり合いができている」と手応えを口にした。

 決勝トーナメント1回戦では、オリヴェイラ監督の弟ワルデマール監督が率いる昨季ACL王者・浦項と対戦する。兄は「結果がどうであれ、兄弟愛が変わることはない」と話したが、昨年の決勝トーナメント1回戦・FCソウル戦でPKを外したDF内田は「兄弟げんかに勝てるようにしたい」と気合十分。昨季以上のたくましさを身につけた鹿島が、満を持して決勝トーナメントの舞台に乗り込む。

[ 2010年04月29日 ]

内田、右ひざ負傷で途中交代…検査へ
 【ACL 鹿島2―1全北】日本代表DF内田が右ひざを痛めて後半28分に途中交代した。試合開始5分ごろに痛みを感じ、後半に入っても痛みが引かないためベンチに訴えて退いた。内田は「若いし、回復力があるから大丈夫だよ」と笑顔で話したが、チームドクターは「右ひざの裏側。筋肉系かどうかも含め、あす(29日)検査する」と話した。
[ 2010年04月29日 ]

鹿島6戦全勝1位突破!決勝Tで監督兄弟対決だ…ACL

前半22分、鹿島・野沢が2点目のゴールを決める
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽F組最終節 鹿島2─1全北現代(28日・カシマ) F組の鹿島が2―1で全北現代を下し、6戦全勝で1位通過を決めた。前半20分、CKからDFイ・ジョンス(30)が先制点、同22分にMF野沢拓也(28)が追加点を挙げ、勝負を決めた。5月12日の決勝トーナメント(T)1回戦では、オズワルド・オリヴェイラ監督(59)の弟・ワルデマール監督(55)率いる浦項(韓国)とカシマで対戦する。

 J王者の貫禄を見せた。鹿島は前半20分、CKからDFイ・ジョンスが頭で合わせて先制。その2分後にはDF岩政の「たまには足もあるというところを見せたかった」という左足の絶妙アシストを受け、MF野沢が右足ボレーで追加点。32チーム参加となった09年以降では初の全勝で余裕の1位突破を決めた。

 決勝T1回戦は兄弟対決となる。浦項の指揮官は、オリヴェイラ監督の4つ下の弟・ワルデマール監督。06年ブラジル全国選手権で兄がクルゼイロ、弟がフィゲレンセを率いて対戦し、2―2の引き分けに終わったのに続き2度目の激突。対戦が決まる前は「できれば戦いたくない」と本音をこぼしていたという。

 オリヴェイラ監督は3月、浦項が広島と同組に入り広島戦が生中継されると聞いて、鹿嶋市内の自宅でCS放送を見られるよう工事。画面越しに応援してきた。だが、今回を境に敵の分析映像に変わる。「負けて命を落とすわけではない。愛情、尊敬、敬意を持ち続ける」。強がりの笑みの裏に苦渋の心が浮かんだ。

 DF内田は「監督もジェントルマンだから、弟さんもきっとそうだね」と対決を心待ち。DF岩政は「6連勝して勝ち点18を取ったからといって、決勝トーナメントが有利になるわけではない。もう過去のこと」と次戦を見据えた。浦項とは、かつて提携関係にもあった。さまざまな因縁を乗り越え、鹿島がアジア初制覇を目指す。

(2010年4月29日06時03分 スポーツ報知)


前半22分、チーム2点目を決め喜ぶ野沢(右)ら鹿島イレブン

篤人の負傷が心配であるが、いつものように楽観的なコメントが報じられておる。
ここは篤人を信じたい。
そして、メディアとしての報知は、オリヴェイラ監督のCS放送工事をスクープしておる。
今季の報知には全く持って頭が下がる。
今後も報知新聞に期待しておる。

全北戦コメント

AFCチャンピオンズリーグ2010 グループF 第6戦
vs全北現代

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
Q:グループステージ6連勝については?
100%の結果を得られ達成できたことは喜ばしいこと。ただ目標はもっと上にあるので引き続き同じような結果を得られるようにやっていきたい。
Q:次の浦項戦は兄弟対決となるが?
弟と対戦するのはこれが初めてではない。負けたからといってどちらかが命を落とすといったこともない。結果はどうあれ兄弟愛は変わらないので良い試合ができれば。しっかりと自分たちのやるべきことをやり続けてラウンド16にむけて取り組んでいきたい。
Q:過去(弟と)対決したことは?また弟のスタイルとは?
ブラジル時代にブラジル選手権でクルゼイロを率いていたときに対戦している。その時は2-2でのドローだった。(弟の)指導法に関しては2人とも似たような考えを持っているし、一緒に仕事をやっていたこともあるので両チーム面白いサッカーになるのではないかと思う。
Q:途中交代した内田について。怪我の状況は?
まだ検査日は決まっていないが明日か明後日中には検査するだろう。その結果で怪我の大きさを把握したい。
Q:今日の試合運びには満足しているか?これまでのACLと比べて手ごたえはあるのか?
試合に関しては満足しているし選手たちは良く戦ってくれた。この6連勝も今までの積み重ねがあって取り組んできた結果が今にある。6連勝したからといって今後チームにとってアドバンテージがあるのかといえばラウンド16がホームで戦えるということだけで何も影響することはない。気を引き締めて一戦一戦取り組んでいきたい。そしてより今まで以上に(試合を)勝ち進んで全員で良い結果を得たいと思う。

2010年 4月28日(水)

本日行われたACL第6戦全北現代戦はイ ジョンス選手と野沢選手のゴールで2-1と勝利しました。詳細はマッチレビューをご覧ください。なお、この結果によりグループステージ1位突破が確定し、5月12日(水)のラウンド16は浦項スティーラーズとホームカシマスタジアムで対戦することが決定いたしました

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.28)
4月28日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
鹿島 2 - 1 全北 (18:59/カシマ/6,490人)
得点者:20' イ ジョンス(鹿島)、22' 野沢 拓也(鹿島)、77' チン ギョンソン(全北)

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

Q:グループリーグ6戦全勝してますが、そこについてコメントをお願いします。
「100%の結果を得られたことは喜ばしいことです。まず、そこを目標にスタートしたのですが、最後にこのように達成できました。ただ、目標はもっと上ですので引き続き同じような結果が得られたらと思っております」

Q:次の対戦相手は弟さんが率いる浦項ですが、そのことをどう思うかと、次の試合の勝負のポイントはどこら辺にあると思いますか?
「弟と対戦することは今回初めてではなく以前にも対戦したことがあります。負けたとしてもどちらかが命を落とすということもありませんし、あとは結果がどうであれ兄弟愛というものに変わりはありません。互いに敬意や尊重、あるいは友情というものを含めて持ち続けますし、ただのサッカーですので良い試合ができればと思います。
2つめのポイントについては、まだなにが必要なのかを言うには早い段階だと思います。まず自分たちがやるべきことがあるので、それをしっかりやり続けてから90分のラウンド16に取り組んでいきたいと思います。あとは蓋を開けてみてから、どうなるかという形だと思います」

Q:ブラジルで兄弟同士の戦いはありましたか? また弟さんの指導のスタイルはどういうものですか?
「ブラジル選手権で、自分がクルゼイロを率いたときに弟がフィゲーレンセというチームの監督をしておりました。その時に対戦があり、スコアは2-2でした。指導法に関しては、僕も弟もサッカーに対して似たような考え方を持っておりますし、取り組み方も似ています。一緒に仕事をしたこともありますので、似たようなスタイルではないかなと思います。両チームともおもしろいサッカーをする試合が、ラウンド16では見られるのではないかと思います」

Q:内田選手が痛めたように見えたのですが、状況をわかる範囲で教えてください。
「まだ検査の日程は決まっていないのですが、明日か明後日の近日中に検査をする予定です。怪我が実際にあるのか、大きな怪我なのか小さなものなのか、把握していきたいと思います」

Q:今日の試合に関してセットプレーで2得点して、そのあと危ない場面も少なかったと思います。試合の内容については満足するものだったのではないでしょうか。グループリーグ6戦全勝ですが、これまでより良い手応えを得られていますか?
「得点というのはセットプレ−、そのなかにはコーナーキック、フリーキック、PKなどがありますし、、流れのなかから点を取ることもあります。僕はこだわりは全くないので、得点をすればいいわけです。時間帯が早いのか、残り30秒での得点なのか、どういう形で得点するのかはサッカーにおいてはいろいろな形で生まれます。なにか必要だという視点では今日の試合は観ておりませんし、満足しています。選手たちが戦ってくれたのではないかと思っています。
グループステージについては、08年が4勝1分1敗、09年が5勝1敗、今年が6連勝ということで、数字だけ見れば調子を良くしている、経験を生かしていると言われるかもしれません。ただ、そこにはいろいろな積み重ねがあって、いろいろな部署がそこに取り組んだ成果だと思っております。ただし、6連勝したことで大会の大きなアドバンテージを得たかと言えば、ただ次のステージをホームで戦えるアドバンテージを得ただけです。それ以降はまったく努力や結果が影響することはないわけで、引き続き気を引き締めて決勝のつもりで戦わなければいけません。いままで以上に、この大会において勝ち進んで良い結果が得られればと考えております」


以上

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】試合終了後の鹿島選手コメント(10.04.28)
●内田篤人選手(鹿島):
「5分くらいから痛かった。打撲とかだったらよかったんだけど…。場所? 右膝の裏側。前半はバランスを見ろと、俺とイバさん(新井場)が名指しで(監督に)言われた。カウンターで狙い通りというか、後ろはガマンしていれば前がやってくれると思っていた。相手はもうちょっと普通に来ると思ってだんだけど、あからさまに前に出てきた。次は兄弟げんか(ラウンド16は、鹿島と浦項のオリヴェイラ監督兄弟対決)に勝てるようにがんばります」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「あれだけ人数をかけてきたら仕方がない。もう少しゲームを支配できればよかった。2点取れて展開的にも楽になった。(失点の場面は)セーフティに行こうと思ってクロスを弾いたら真ん中に行ってしまった。ボールが回転しないで来た。2位だったら日程的にも移動の負担もあったのでよかった」

●興梠慎三選手(鹿島):
(2点目の場面は?)落としただけです。マサさん(岩政大樹)が折り返してくるのはわかった。もらった時にシュートできる体勢じゃなかったので、マサさんがいい体勢で来てくれたので戻した。まさかマサさんもタクちゃん(野沢拓也)にパスするとは思わなかった。6連勝だけど、ここまで勝つことはうちにとっても当然のことじゃない。いつも次で負けているので必ず勝ちたい。昨年までは当たり負けはすることもあったけど、今はそれもなくなった」

●野沢拓也選手(鹿島):
「来るかと思ったら本当に来た。絶好球だった。相手も1位を取りたいというのもあったし、僕たちも1位になりたかった。いい戦いだった。うまいよね。初めて試合中に言っちゃったよ。『ウマッ!』って(笑)。ああいうところは盗んでいきたいね」

●イ・ジョンス選手(鹿島):
「自分が入ったところにボールが来た。セットプレーで得点できることは良いこと。チームの武器になっている。相手は予想以上に前に出てきた。無理せずカウンターを狙っていた。引き分けでも(1位通過が)大丈夫な条件だったので。予選を全勝で通過できてうれしい。次はホームでの試合。ラウンド16のための準備をしたい。浦項は昨年優勝したチーム。いい準備をしたい」

●岩政大樹選手(鹿島):
「プロに入って初でしょ。左足でアシストしたのは。頭ではやったことあるけど足は初めてだと思う(笑)。向こうもイ・ドングッがいない中でFWを入れるのではなく中盤を厚くしてきた。後半勝負だと思ってました。先に点が欲しいと思っていた。最初からというより、しばらく点が入らなければ徐々に出てくると思っていました。そんなに受け身にはならなかったと思います。攻められてもイ・ドングッがいなかったので守れるという気持ちがありました。攻められてもバタバタしなかったと思います。
慎三(興梠)は『打て、打て』と言って出してきたんですけどね。僕が左足でボレーを打つのはリスクが高すぎる。でも、左足でああいうパスを出せたことは、僕の足下の技術も上がっていることをわかってもらえたと思います(笑)。
ヘディングをした後、もらいに動けたことがよかったと思います。ただ、出しても決めてくれないとアシストにはならないのでタク(野沢)のシュートがすばらしかったと思います。
勝点が18までいってもアドバンテージはない。次が勝負だと思っています。最終的に優勝しないと意味がない。昨年のトーナメントは1発勝負も初めてでしたし、Jリーグでの状況もあってACLに集中しきれないところもありました。今年はACLをメインターゲットに捉えている。(ラウンド16は)日程的にも1週間開くので問題ないと思います」


[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

どんよりとぶ厚い雲が覆うカシマスタジアム。ときおり雨がぱらついています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

幸運にもいちごを手に入れることができた地元紙記者に写真を撮らせてもらいました。艶がすごい!

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

“東庄の日”ということで地元名産品のいちごが販売されていましたが、記者がスタジアムに到着したときにはすでに売り切れ。残念です。。。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

試合開始30分前あたりから細かな雨が急に降り始めました。
またもや鹿島のACLは雨が舞台になりそうです。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

スピードを生かした鋭い突破や、動き出しの良さが光った興梠慎三(鹿島)。
写真は惜しいシュートを放つ興梠。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

全北現代(韓国)の脅威となったマルキーニョス(鹿島)。
得点はなかったが、前線からの守備やポストプレーなどで勝利に貢献した。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

0-0で迎えた20分、鹿島は野沢拓也からのCKをイ ジョンス(写真)がヘッドでピンポイントで合わせ、貴重な先制点を奪う。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

1点リードの鹿島は22分にも、興梠慎三→岩政大樹→野沢拓也と流れるようなダイレクトパスから、最後は野沢拓也がハーフボレーで決め、貴重な追加点をあげる。
写真は祝福される野沢(写真中央)。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

前半2点を奪った鹿島は、後半全北現代(韓国)の猛攻に遭うが何とか1点で凌ぎ、首位通過を賭けた大事な試合を2-1と勝利。見事グループF首位通過を決めた。
この日の勝利で鹿島はJリーグクラブ初のAFCチャンピオンズリーグ予選グループ全勝という記録も作った。
写真は試合終了後、笑顔を見せる鹿島の選手たち。


イ・ジョンスの先制弾に隠れておるが、2点目の岩政は白眉である。
頭で落とし、動き直して左足でアシスト。
ワールドクラスのプレイと言って良かろう。
アジアの壁でラウンド16に挑みたい。

ACL グループステージ 全北戦

セットプレイから2発。
個人的MVPはゴールを決めた二人よりも厳しいマークを受け続けた興梠に与えたい。

小笠原満男、勝利の決意

小笠原1位通過へ「引き分けに興味ない」

FKの練習を繰り返す鹿島MF小笠原
 鹿島のMF小笠原満男(30)が一撃必殺のスナイパーと化し、チームを1次リーグ首位突破に導く。27日、茨城県鹿嶋市内で28日のホーム全北現代戦に向けた調整練習を実施。引き分け以上で首位突破が決まるが、常に勝利を求める主将は「引き分けに興味はない。勝ちにいく」と断言した。

 わずかな得点機も逃さない鋭い感覚を見せつける。24日のリーグ横浜戦ではFWを追い越して前線に飛び出し、決勝点を奪取。以前の攻撃的MF時代より、守備的MFの現在の方が前線に飛び出す回数は減ったが「今はここだという時に前に出て点を取る」と明言。たとえ少ない機会でも標的を確実に射貫くスナイパーばりの精度で、ゴールと勝利をつかみ取る。

 [2010年4月28日9時24分 紙面から]

鹿島・小笠原、全勝1位通過宣言/ACL
2010.4.28 05:01
 鹿島が28日、ホームで全北(韓国)とのACL1次リーグ最終戦に臨む。主将のMF小笠原は6戦全勝でのF組1位通過を宣言した。引き分け以上で一発勝負の決勝トーナメント1回戦をホームで戦える1位が決まるが、「引き分けには興味ない」とキッパリ。24日のJ1横浜M戦では今季初ゴール。「ここ(全北戦)だって、時にはいかないと」と公式戦2戦連発も狙う。(鹿嶋市)

全勝突破だ!小笠原「引き分けに興味ない」

シュートを放つ小笠原
Photo By スポニチ

 鹿島は28日のACL全北(韓国)戦では引き分けても1位突破が決まるが、MF小笠原は「もっと強い相手はいるし、こんなところでは負けられない。引き分けには興味がない」と言い放った。1次リーグはここまで5戦全勝と強さを発揮。自身も24日の横浜戦で今季初ゴールと勢いに乗っているだけに、全北戦でも圧倒的な強さを見せつけ、決勝トーナメントに弾みをつける。
[ 2010年04月28日 ]

小笠原「引き分け興味ない」…鹿島
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽F組最終節 鹿島─全北現代(28日、カシマスタジアム) 鹿島MF小笠原が強気な攻撃参加で1位通過をたぐり寄せる。引き分け以上で首位通過が決まるが、「引き分けには興味がない」と断言。「ここぞという時に前へ出る。ボランチから何回も上がれないけど、上がった時には仕留める」と横浜M戦(24日)に続く連弾を視野に入れた。「こんなところで負けていられない」とアジア初制覇へ気合十分だ。

 ◆ACL、28日はこうなる F組の鹿島は全北戦で引き分けか、勝利を収めればグループリーグ1位通過が決まる。敗れれば、全北に首位を明け渡し、2位通過となる。E組の川崎は北京国安に勝利すれば、2位での通過。引き分けか、敗戦ならグループリーグ敗退が決まる。

(2010年4月28日06時01分 スポーツ報知)

鹿島、きょうACL全北戦 全勝で決勝Tへ
中3日、首位通過かけ最終戦
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、各地で1次リーグ最終戦を行い、F組の首位鹿島はカシマスタジアムで2位全北(韓国)と対戦する。キックオフは午後7時。引き分け以上で予選1位突破が決まる状況にも、オズワルド・オリベイラ監督は「アウェーで戦ったような高い意識で臨みたい」と話した。全勝で、決勝トーナメント1回戦をホームで迎えたい。
 悲願のACL優勝を目指し、1次リーグトップ通過は大会前からの目標。オリベイラ監督は公式記者会見で「1位で突破してホームのアドバンテージを得たい」と力強く誓った。韓国Kリーグ王者・全北とは勝ち点で3差ある。鹿島は敗れれば当該チーム対戦時の得失点差(第1戦は鹿島が2−1で勝利)や総得点が同じでもリーグでの得失点差で2位に陥落する。小笠原は「アジアを取るためには、こんなところで負けていられない。引き分けには興味がない」と全勝への決意を語った。
 内田は全北に対し「ボールを大事にして、自分たちの良いところを出してくるから面白い」との印象。エースストライカーの韓国代表・李東国は右太もも裏のけがで出場は微妙だが、前線のブラジル人、ルイス・エンリケとエニーヨは個人能力が高く、攻撃のキーマンになる。
 岩政はリーグ戦4試合ぶりに勝利した24日の横浜M戦を引き合いに出し、「前節から1週間、空いたので運動量も集中力も高かった。連戦になった時、どういう試合ができるか」と攻守に厳しさを求める覚悟を示した。


【写真説明】
シュート練習を行うマルキーニョス=クラブハウスグラウンド


勝利の決意を語る小笠原主将である。
彼の申すとおり、アジアには全北よりも強いチームが待っておる。
ここで負けるようではアジア制圧など夢のまた夢と言えよう。
強い意識を持ち、聖地で強い鹿島を魅せて欲しい。
我等もアジア制圧に向けて、気合いを入れたい。
頼朝の娘・大姫は建久八年七月十四日、二十歳の短い一生を終えた。 

全北戦 プレビュー・試合前日コメント

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】プレビュー:引き分け以上で1位通過が確定する鹿島が、リベンジに燃える全北現代を迎え撃つ。(10.04.27)
ここまでグループリーグ5戦全勝と絶好調の鹿島アントラーズは、2位につける全北現代との直接対決に臨む。この試合に勝つか引き分ければ1位通過が決まり、5月12日のラウンド16をホームで戦うことができる。しかし、全北も鹿島に土をつけられた以外は無敗。この試合で鹿島を下せば勝点で並び、1勝1敗と対戦成績も並ぶため、得失点差ですでに鹿島を上回る全北が首位に入れ替わるのだ。

「立ち上がりから出てくるとは思わないですね」
前回の対戦ですばらしい活躍を見せた岩政大樹は、今回の試合をそう予想していた。自分たちが逆の立場であっても最初は様子を見て、先に失点リスクを抑えようとすると考えていた。前回の対戦では、序盤から激しい攻勢をかけてきた全北だが、今回はどういった試合展開になるだろうか。

「懐かしいですね」
その試合で、ロスタイムに殊勲弾を決めた遠藤康は少しはにかみながらそうふり返った。
「強かったです。当たりも強くてJリーグにはないようなチームでした」
だが、全北にとっては逆の思いだろう。先制点を奪いながらの逆転負け。特に86分にフェリペガブリエルに代わって出場した遠藤は、公式戦初ゴールを決め、帰国したあとのJリーグでも活躍。鹿島の2列目のポジションを勝ち取っている。リベンジに燃えていることは間違いない。

全北は現在リーグ6位につけている。直近に行われた4月24日のKリーグの試合では1-2で蔚山現代に敗れ、4勝3分1敗という成績を残している。これは奇しくも鹿島のJリーグにおける戦績と全く同じだ。リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグを戦いながら、それなりの結果を残している事実は、両チームのチーム力を如実に表している。前回勝てたからといって、今回も鹿島が勝てるとは限らない。それくらい強敵だと考えて良いはずだ。

試合を前日に控え、オズワルド・オリヴェイラ監督は軽めの練習で調整を行った。韓国メディアが取材に来ていないかを確認するなど、細心の注意を払っていた。実際に韓国の取材陣は来ていなかったのだが、セットプレーは行わず、ACLでアウェイに遠征したときと同じように左右からのセンタリングに合わせるシュート練習だけで終了。メンバー構成などはベールに包んだ。

勝てばラウンド16をホームで戦うことができるが、負けてしまえばアウェイに遠征することになる。5月16日には上位につけている名古屋とのリーグ戦が控えているだけに、その試合はなんとしてでもホームで迎えたい。ただ、現在警告を受けている選手が、マルキーニョス、興梠慎三、野沢拓也、岩政大樹と4人いる。ラウンド16を万全の体制で臨むためには警告にも気をつけたいところだ。


以上
2010.04.27 Reported by 田中滋


【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】オズワルド・オリヴェイラ監督、イ・ジョンス選手(鹿島)前日記者会見でのコメント(10.04.27)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前回、全北現代と対戦したときの印象と、印象に残っている選手がいたら教えて下さい。
「すばらしいチームではないかと思います。Kリーグチャンピオンとしてのサッカーの質を見せていると思いますし、すばらしい選手が揃っています。韓国代表の選手がいれば、元代表の選手もいます。また、二人の高い質を持ったブラジル人選手もいますし、コンパクトで組織的で高いものを持ったチームだと思います。特長としてはパス回しを主体としたサッカーをしています。我々は敬意を払って戦わなくてはいけない相手だと思います。」

Q:引き分け以上で予選1位通過が決まります。明日の試合、どういうイメージで臨みますか?
「引き分け以上という意識で戦うわけではありません。以前、アウェイで彼らと戦ったときのようなサッカーや競争意識を持つことを目的にしたいと思いますし、最終的にはグループの1位通過することを求めてやりたいと思います。そうすれば、次のラウンドでホームでのアドバンテージを得られると思っております。」

Q:前回の対戦で遠藤康選手が劇的なゴールを決めました。最近の遠藤選手の評価をお願いします。
「僕自身は彼をよく見ています。当然ながら若い選手には波がありますが、それは若い選手が先発でやり始めたときには越えなければいけない壁であり、当たり前のことです。そのなかでも彼自身はパフォーマンスを大きく落とさずにやっていることは、チームにとって大きな成長であり、彼にとっても大きな経験になっていると思います。今後とも、経験を生かしてまた活躍してくれることを期待していますし、彼がどう変わっていくのかということを期待したいと思います。」

Q:フェリペ・ガブリエル選手の体調について教えていただけませんか。彼はまだ90分できるようなコンディションではないのでしょうか?
「彼は怪我をしたあとから良い回復を見せており、コンディション的にも良くなってきていますがまだ課程にいる段階ではないかと思います。フィジカル的にも良くなってきておりますし、Jリーグの試合では途中出場ながら良い仕事をしています。近い将来には90分できる状態になると思います。」

Q:グループリーグにおいてアウェイゴールがないことについて、監督の意見をお聞かせ下さい。
「サッカーというのは時代とともに進歩し、大会の方式も変わります。この大会もまだ新しくなっていろんな形を模索している段階だと思います。アウェイゴールというよりも、グループステージの成績によってアドバンテージを得られる方式を考えるべきだと思います。南米ではリベルタドーレス杯があり、ベスト16が出揃ったとき一番成績の良いチームが、確か上位2チームだったと思うのですが、1位のチームは突破したなかでも一番下の成績を残したチームとの対戦になります。グループのなかで一番良い成績を残せば、第2戦をつねにホームで迎えられる大会方式になっています。ですので、このACLについても徐々にそういったアドバンテージを得られるようにしないといけないと思います。08年、我々は全グループのなかでも一番総得点があり、一番良い成績であったにも関わらず、第2戦をそれほど良い成績を残していないチームのホームで戦わなければならない部分がありました。そういった意味で、見直す部分が大会方式にはあると考えております」


Q:(イ・ジョンス選手に)イ・ジョンス選手からご覧になって、イ・ドングク選手はどういう選手でしょうか?またマッチアップすることについてはどうお考えですか?
イ・ジョンス選手:「イ・ドングク選手はすばらしい選手だと思います。ただ、現段階で自分が彼を評価するというよりは、まだまだ足りない部分があるので、イ・ドングク選手についてのコメントは差し控えたいと思います。
イ・ドングク選手は得点を狙う選手です。自分はCBであり、それを守る選手です。明日は必ずゼロに抑えたいと思います。」

Q:(オリヴェイラ監督に)明日の順位如何では、浦項と戦うことになると思います。弟さん(ワルデマール・オリヴェイラ監督)が率いるチームですができれば避けたいことなのでしょうか?
オリヴェイラ監督:「明日、終わってからその質問をして下さい(笑)」

●イ・ジョンス選手(鹿島):
Q:相手が韓国Kリーグのチームということで、特別な思いがあるがあると思いますが?
「特別な思いはなく、リーグ戦と同じ思いで戦っていくつもりです」

Q:引き分け以上で予選1位通過が決まります。明日の試合、どういうイメージで臨みますか?
「ホームで試合をするにあたって、引き分けで終わることは好ましくありません。必ず勝って予選を1位で突破できるようにしたいと思います」


以上

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

センタリングをあげる小笠原満男選手。全北現代との決戦を前に「引き分けは考えていない」と意気込んでいました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

オズワルド・オリヴェイラ監督を中心に円陣を組む鹿島の選手たち。本山雅志選手の顔も見られます。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

ゴールマウスを守る杉山哲選手。中国・長春との試合ではその容貌が話題になりましたが、いまは髪の毛がずいぶん短くなっています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

長期離脱していた本山雅志選手も練習に少しずつ参加しています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

鋭い目つきでコースを見極める野沢拓也選手。絶妙なコースにセンタリングが飛んでいました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

引き分け以上で1位通過が決まりますがオリヴェイラ監督は前回の対戦と同じ気持ちで挑むようです。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

会見にはオリヴェイラ監督とともにイ・ジョンス選手が出席しました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

対戦相手のエース、イ・ドングッ選手はイ・ジョンス選手の親友のひとり。
普段から電話で連絡を取り合っているらしいのですが「明日はゼロに抑える」と力強く述べていました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

両チームの監督・選手を交えてフォトセッション。明日はどういう試合になるでしょうか?

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

韓国語の通訳をする李康行(リ・カンヘン)通訳。ポルトガル語で話すオリヴェイラ監督の言葉を高井蘭堂通訳が日本語に訳し、メモを取りながら韓国メディアのために一生懸命訳をしていたにもかかわらず、途中で韓国メディアが誰もいなくなってしまう事態。最後に誰もいなかったことを聞かされガッカリしていました。


アウェイの対戦において劇的決勝ゴールを奪ったヤスであるが、Jリーグにはないチームであったと感想を述べておる。
そのヤスをオリヴェイラ監督は温かい目で見守っておる。
今後の成長に期待だと言えよう。
そのポジションに本山も戻ってきておる。
中盤を制し、アジアへの一歩を進めたい。

プロの厳しさ

○○を入れるプロフェッショナル
食事は寮でとってる。
昼に寮で食って、家に戻って、夜はまた寮に行って、家に帰る。その繰り返し。
寮におったら24時間、あんなガキどもとおらんといかん。
やっぱひとりの時間が欲しいやろ。
一人でいるのは意外と好きやから。
俺は潔癖症やからキッチンが汚れるのとか嫌やねん。
だからコップもない。
飲み物はペットボトルとか。
スプーンも1本もない。
ときどきおるやろ、コンビニでスプーンを入れない奴が。
そういうときは怒鳴り込みにいくねん。
そんな当たり前やろ。
俺らだって、試合でミスすれば批判される。
あの人たちは、スプーンを入れるプロフェッショナルやねん。
誰かが言うたらなあかん!

(鹿島アントラーズに所属する、ある選手の独白)
(鹿島担当 田中滋)2010年4月27日 09:32

どう考えても単身赴任中の大阪出身の選手であろう。
左サイドを駆け上がり、内に切り込んでシュートを放つ姿が目に浮かぶ。
その勢いでコンビニに駆け込み、スプーンを入れ忘れた店員に怒鳴り込んでいるのであろう。
店員もお手上げである。
プロはプロに厳しいのである。

岩政、代表入りへアピール

鹿島、全北現代戦「軸」の岩政がカギ
 鹿島のDF岩政大樹(28)が横綱白鵬から学んだ「体の軸」をいかした守備で韓国代表の全北現代FW李東国を完封し、W杯メンバー入りへアピールする。26日はACLの全北戦(28日、カシマ)に向け調整練習を実施。昨季から取り組み、今年1月には白鵬のけいこを視察するなどして研究してきた体さばきに手応えを示しており、「体の軸がぶれなければ、1つ後の動きにも対応できる。李を抑えてアピールしたい」と意気込んだ。
 [2010年4月27日8時52分 紙面から]

岩政 李東国封じてW杯メンバー入りだ!
 鹿島DF岩政が、28日のACL全北戦で韓国代表FW李東国を封じてW杯メンバー入りをアピールする。

 李東国も出場した2月の東アジア選手権の韓国戦では、実力を発揮できずに代表落ちするきっかけとなった。3月9日の敵地での試合は李東国を封じ込んで2―1で勝利しているが「李東国は僕が代表を外れるきっかけになった試合に出てた選手。しっかり対応できれば(日本代表入りへ)アピールになる」と力を込めた。

[ 2010年04月27日 ]

昨日の田中氏によるスポーツナビの記事と同じソースによるニッカンとスポニチの記事である。
特に目新しい情報も切り口もない。
メディアとしても盛り上がらない日本代表に絡めた記事を作りたくてしようがないのであろう。
我等としても、乗ってやらぬでもない。
代表当確と言っても良い篤人に加え、落選上にいる岩政と興梠、まず呼ばれることのない小笠原、そして元代表の大迫、ユダ、青木、イノパン、野沢、曽ケ端、本山、大岩を代表に送り込んで欲しいと願うのだ。
さすれば、不毛の現代表に光が差すことであろう。
監督は言わずもがなである。
我等も日本代表には頑張って欲しいと願っておるのだ。
このまま沈まれてしまっては、日本サッカーの為にならぬ。
多少変則的な手を使ってでも、勝利を目指して欲しいと思うのだ。
我等は日本サッカーの為に実を捧げる準備は出来ておる。

日韓対決を制せよ

注目の岩政対イ・ドングクの日韓対決=ACL
 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選リーグ第6戦(28日)で2位の全北現代との直接対決を控える鹿島アントラーズが26日に練習を行い、主力選手は軽めの調整に終始した。とはいえ、練習前には全北現代のACLでの戦いをまとめた映像をチェック、翌27日には、24日に行われたKリーグの試合を確認するとのこと。チームはすでに臨戦態勢に入っている。

 中でも、3月9日に行われた前回の対戦で、韓国代表FWでもあるイ・ドングクを封じた岩政大樹は、チームメートのイ・ジョンスからプレッシャーを受けているという。
「ジョンスは彼(イ・ドングク)と仲がいいらしく、よく電話で話しているみたいですね。その中で僕のことがちょくちょく話題に出るみたいです。だからジョンスも煽ってくる(笑)。彼にしたら、両方とも知っているから楽しいんじゃないですか」

 全北現代のエースFWでもあるイ・ドングクは、何もできなかった先の試合をかなり悔しがっているという。同じことを繰り返さないよう、相当の意気込みで来るはずだ。
「彼にそうやって、名前というか顔を覚えてもらえるのは光栄です。僕が代表を外されるきっかけになった試合にも出ていた選手ですし、そこを抑えればまた自信になります。気持ちを高めて臨まないといけない選手だと思います」

 イ・ドングクは直近のKリーグの試合でもゴールを決めている。一方、迎え撃つ岩政も24日の横浜FM戦で相手のシュートに素早く反応し、何度もブロックするなど好調を保っている。全北現代は1トップを採用しているだけに、岩政とのマッチアップは必然。楽しみな対決となった。


取材:田中滋
[ スポーツナビ 2010年4月26日 20:38 ]


イ・ジョンスからプレッシャーをかけられる岩政である。
前回の対戦では岩政に軍配が上がった。
しかしながら、今回も同様に抑えられるとは限らぬ。
勝負とは時の運も関わってくるのだ。
とはいえ、岩政も韓国代表のFWを抑え込み、更なるDFの域に到達したいと考えておろう。
我等も同様である。
完封で勝利し、気持ちよくラウンド16へ進みたい。
我等の声を聖地にこだまさせ、選手を鼓舞するのだ。
選手・チームと一丸となり、勝利を後押ししようではないか。

勝利を目指せ

鹿島新井場、全北現代戦「勝つしかない」
 鹿島は26日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ最終節全北現代戦(28日、カシマ)に向け、調整練習を行った。引き分け以上で1位通過が決まるが、引き分け狙いという気持ちは皆無。DF新井場徹(30)は「厳しい試合になるのは間違いないけど、相手がどういうサッカーをやるとかは関係なく勝つしかない」と気持ちを引き締めていた。
 [2010年4月26日18時40分]

鹿島DF「引き分け狙いだとやられる」
 24日の横浜戦で4試合ぶりに勝利した鹿島は26日、28日のACL全北(韓国)戦に向けて練習を再開した。主力組はウエートトレやランニングのみの軽めの調整で終了。全北戦は引き分けでも1次リーグの1位突破が決まるが、DF新井場は「引き分け狙いだとやられる。しっかり勝ちにいきたい」と表情を引き締めた。また、腰椎(つい)椎間板ヘルニアから復帰したMF本山が、サブ組の練習に合流。ミニゲームでは正確なパスで攻撃の組み立ての起点となるなど、順調な回復ぶりをアピールした。
[ 2010年04月26日 14:52 ]

勝利を目指す新井場である。
確かにACLのグループステージの突破は決まっており、引き分けでも首位通過は決まる。
しかしながら、ここで気を抜いてしまっては、勝ち点の積み上げは難しくなろう。
良い例として、今季のCL ユヴェントスとバイエルンの試合が思い起こされる。
引き分けでも通過が決まるホームのユーヴェが先制し、ほぼ勝利を手中に入れたかに思えた。
しかしながら、PKにて同点に追いつかれ、守備固めを図るも失点を重ね、良いところなく1-4で敗れ去った。
当然の如くCLの決勝トーナメントには進めずに終えたのである。
自分がユーヴェのサポーターであれば発狂しておったやも知れぬ。
このときの監督が野沢を褒め称えたチロ・フェッラーラ氏である。
ホームで引き分けというタスクは難易度が低いように思える。
しかしながら、この気持ちの緩みが及ぼす影響は果てしなく大きい。
ここは気持ちを引き締め、勝利のみを追求するのだ。
聖地には勝利がよく似合う。
我等も気合いを入れて集まりたい。
そして声を出してチームを鼓舞するのだ。
必ず勝とう、絶対勝とう。
鹿島の神を呼び起こすのだ。
政子と頼朝は久々に家族水入らずで三浦に遊んだ。
鎌倉に来ていた頼朝の甥・一条高能も一行に同行したのだった。

Fマリノス戦レビュー

【J1:第8節 横浜FM vs 鹿島】レポート:鹿島がリーグ戦4試合ぶりの勝利! 横浜FM は後半、相手の術中にハマってしまう。(10.04.25)
4月24日(土) 2010 J1リーグ戦 第8節
横浜FM 1 - 3 鹿島 (17:03/日産ス/43,025人)
得点者:21' イジョンス(鹿島)、30' 渡邉千真(横浜FM)、51' 小笠原満男(鹿島)、60' マルキーニョス(鹿島)

「ちゃぶられました。完敗です」(木村和司監督)「こういう試合に勝たないといけないけど、今日は完敗」(栗原勇蔵)。
2人ともサバサバした表情だった。横浜F・マリノスの監督、選手が認める鹿島アントラーズの快勝。鹿島が4万人以上の大観衆の前で、王者の力を見せつけたのだ。

前半は、両チーム合わせてイエロー5枚が飛び交うほどの激しいゲームとなった。シュート数も横浜FMが8本、鹿島が7本をそれぞれ放つ、スリリングな展開に。先制点が訪れたのは21分。鹿島・小笠原満男の左FKをイ ジョンスが中央でズドン。相手DFの二枚看板、中澤佑二と栗原に競り勝つ見事なヘディングシュートを叩き入れた。
横浜FMは、その9分後に追いつく。中村俊輔の右へのフィードを受けた波戸康広が、ドリブルで敵DFに突っかける。右へ行くフェイクを入れてから、左へかわして即クロス。ファーから飛び込んだ渡邉千真が豪快なヘッドで押し込んだ。
その後、鹿島は35分に右クロスに合わせた遠藤康が、横浜FMは44分に右CKから頭で狙った栗原が、それぞれ決定機を迎えたが決め切れない。

後半の立ち上がりは、横浜FMが山瀬功治のドリブルなどで攻勢に出るも、鹿島DFにしっかり対応される。すると、51分に王者が突然、牙を剥く。右からマルキーニョスがドリブルで切り込み、中央へ鋭いパスを送る。中で興梠慎三が潰れて、大外から走り込んだ小笠原が、カバーに入った中村を振り切って冷静にプッシュ。
また、この時の野沢拓也のプレーも特筆もの。右サイドで内田篤人からのパスを受けると、敵の中澤が迫るのを背中で感じ、とっさの判断でアウトサイドパスをマルキーニョスに送る。これで中澤を上手く引きつけたのが、ゴールを呼んだ遠因だろう。さらに、野沢は60分にマルキーニョスが決めたチーム3点目をアシスト。マルキーニョスの走る速度、位置を正確に計ったかのような素晴らしいスル―パスだった。

横浜FMにとっては、2点目の失点が痛かった。
「そこから相手のラインがベタ引きになり、カウンター一発という、いつもの得意なパターンでやられた」
悔しさをにじませて、兵藤慎剛がそう語る。鹿島の3点目は、GK曽ヶ端準が素早く蹴った逆襲のフィードが野沢に渡り、生まれたもの。鹿島の術中にハマってしまったと言えばそれまでだが、チームの成熟度の差が出てしまう。
2点差を追いかける横浜FMは狩野健太、バスティアニーニという攻撃のカードを投入し、最後は栗原を前線に上げたものの、付け焼刃的なアタックは、どこか迫力が感じられない。そして、「完敗」を告げる審判の笛が鳴った。

ホームで屈辱を味わった横浜だが、逆に吹っ切れたのではないか。今季、初めて4―3−3システムを試した。49分に波戸が負傷交代、中澤が体調不良から復帰したばかりで本調子でなかったなど、本来のポテンシャルを発揮できない要素がいくつかあった。もちろん、この悔しさを忘れてはいけないが、「こういう時もある。切り替えてやるしかない」(栗原)。


以上
2010.04.25 Reported by 小林智明(インサイド)


Fマリノス視点のレビューである。
ホームで敗戦を喫した彼らは無念であったと言えよう。
報道に於いては圧倒的存在感を見せつけた小笠原満男とJリーグ100ゴールのマルキーニョスに注目が集まったが、勝利の鍵は野沢にあったとの小林氏の見解である。
確かに3点目のスルーパスは野沢のわかりやすさが溢れておった。
Jリーグアフターゲームショーの「今節のベストゴール」選ばれ、平畠氏に褒めちぎられただけのことはある。
実況でもチロ・フェッラーラ氏に絶賛されたのは日本代表の10番を背負う男ではなく、野沢拓也その人であったことでも証明されておる。
数字には表れぬ、選手の活躍で勝利しておくことは非常に喜ばしい。
全員で勝ち取った勝利である。

カシマスタジアム、更なる新化

カシマスタジアム:太陽光発電を導入 来年3月の完成目指す /茨城
 ◇試合ない平日は売電も
 鹿島アントラーズFCは23日、カシマスタジアムに太陽光発電施設を導入する計画などを盛り込んだ今年度の新規事業計画を発表した。同スタジアムを所有する県は、第1期工事費約1億2600万円について国のグリーンニューディール基金を当て込んでおり、11年3月完成を目指す。スタジアムの電力消費を太陽光発電で賄うだけでなく、試合のない平日には売電する計画で、鈴木秀樹事業兼広報部長は「平日の経済効果は大きいのではないか」と期待している。

 県と同FCが取り組むエコスタジアム改修事業の一環。鹿島臨海鉄道の鹿島スタジアム駅とスタジアム第2ゲートを結ぶ通路(高さ4メートル、幅15メートル、長さ144メートル)を新設し、太陽光発電パネルは通路架台の上部(約2100平方メートル)に取り付ける。

 第1期工事では、パネルを設置する想定面積の約半分にあたる約1000平方メートルのみ施され、生産される電力は約100キロワット。あとの半分は来年度以降、「県民参加型」で基金を募り、パネルを少しずつ増やしていく方向という。FC側は「架台にパネルが増設されていく様子を入場者に見てもらいながら、エコロジー推進をアピールしていきたい」と話している。
【岩本直紀】
毎日新聞 2010年4月24日 地方版


ハイテクスタジアムが更に新化する。
太陽エネルギーで大いなる力を得るのだ。
レプカがブライアック・ラオ博士の行方を追うほどの強力なエネルギー源である。
一部を利用するだけで巨大飛行兵器ギガントを飛ばせるのだ。
ダイスの活躍は如何に。

三期連続黒字

サッカー:J1 鹿島アントラーズ、3200万円の黒字−−09年度決算 /茨城
 鹿島アントラーズFCは23日、3200万円黒字という09年度決算概要を発表した。黒字は3期連続。Jリーグ初の3連覇達成などの効果により1ゲーム当たりホームゲームの平均入場者数が約2万1600人(昨年比約1900人増)と大きく増え、それに伴う入場料収入が約1億円増となった。営業収益は44億800万円(前期比5・5%増)。

 大東和美社長は「今年はJリーグ連覇やACLのチャンピオンを目指したい」と今年度の抱負を述べた。

毎日新聞 2010年4月24日 地方版

営業収益が5.5%も増えた鹿島アントラーズである。
これも三連覇が影響していよう。
勝ち続けることが重要なのである。
大東社長の申すように、今季はリーグとアジア征圧を達成し、更なる収益を目指したい。

小笠原満男を見よ

【Jリーグ】悲壮な決意で最後のアピールを見せる小笠原満男
「チケットを買ってでも南アへ行きたい!」

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は1次リーグで5戦全勝しているものの、Jリーグでは最近3試合未勝利で足踏み状態だった鹿島アントラーズ。24日の第8節は横浜F・マリノスとの対戦だった。かつてイタリアでプレーした中村俊輔と小笠原満男の直接対決がメディアを賑わせていたが、小笠原の方は「ボクシングじゃないし、2人で戦うわけじゃないからね」と軽く流していた。

司令塔対決以上に注目されたのが、日本代表メンバー23人の残り数枠を巡る戦い。横浜には栗原勇蔵、山瀬功治、鹿島には小笠原、岩政大樹といった微妙な選手たちがいる。「マリノスには中澤(佑二)さんがいる。自分が超えなければいけない存在。彼に日本のディフェンスラインがおんぶに抱っこじゃいけない。そういう意味でも意識する人。自分はチームで結果を残し続けることしかできない」と岩政は話していたが、彼らはそれぞれ複雑な思いを抱えてピッチに立った。

試合は鹿島がJリーグ3連覇中の王者らしい戦いぶりを見せた。前半こそ先制しながら同点に追いつかれるなど攻守両面に不安定さを感じさせたが、後半は足元でつなごうとする横浜攻撃陣からボールを奪い、マルキーニョスと興梠慎三の速さを生かして点を取りに行くスタイルがうまく機能した。圧巻だったのが小笠原が挙げた後半6分の2点目。右サイドで内田篤人→マルキーニョス→内田→野沢とパスがつながり、野沢のパスを中央へ移動したマルキーニョスがボールを受けて、ペナルティエリアをえぐって中へ折り返す。次の瞬間、興梠が滑り込んでDFをひきつけ、ファーサイドにフリーになった小笠原が決めるという形だったが、普段は滅多にゴール前に上がらないボランチの一瞬の戦術眼がキラリと光った。

「中でセンターバックがつり出されて薄くなっているのが見えた。あんまりゴチャゴチャしてたら行かなかったけど、空いたんでね」と彼はさらりと言ったが、その判断が実に見事だった。栗原も「あそこに出れば点数が取れると分かっていて出てきた。1回しか出てこないのに決めてくるのがすごい。そういうところが鹿島との差だと思う」と脱帽していた。

こういう能力を示せる選手を日本代表で使わないのはあまりに惜しい。司令塔対決の相手・中村俊輔の状態が明らかによくないからこそ、余計にそう思えてくる。左足甲の打撲の影響が大きいのだろうが、彼は3月初旬にJに復帰した頃より精彩を欠いている。中途半端にプレーしながらケガを治そうとするからコンディションが上がりきらないのではないか。中村と代表の中盤でコンビを組む遠藤保仁(G大阪)も、2週間の欠場を経てようやく24日のFC東京戦で復帰したが、まだ万全ではないようだ。そんな状況を踏まえると「岡田武史監督は小笠原や小野伸二(浦和)の選出を真剣に考えた方がいい」と言いたくなる。

小笠原自身は「何とか南アには行きたい。ここ何試合か代表に入れてないし、厳しい現実も理解しているけど、可能性は全くないわけじゃない。今は代表の中盤でベストじゃない選手もいるし、可能性はあると信じてやっていきたい」とどこまでも前向きだ。そんな彼に「23人枠に入れず、バックアップンバーでの帯同を求められたらどうするか?」と少し意地悪な質問をしたところ、「それでも、南アに行けて、チームの力になれるならいい」とキッパリ言った。

「ああいうワールドカップみたいなタフな試合を身近で見ること自体、滅多にできるもんじゃない。23人に入れれば一番いいけど、自分で金を払ってチケットを買ってでも行きたいくらいだからね。最後のチャンスをつかむためにやること?いいプレーをすることが全てでしょ。チームで」と小笠原は自分に言い聞かせるように話した。

2006年ドイツ大会の頃の彼だったら、バックアップメンバーでも帯同したいなどと発言しただろうか…。当時はまだ20代半ばで「自分が華やかな大舞台で活躍したい」という思いが強すぎて、どこかでエゴを出してしまっていた。しかし今回の南アがサッカー人生最後のワールドカップになるであろうことを彼自身、よく理解している。ゆえに「石にかじりついてでも何とかしたい」という強い気持ちを持ち続けているのだ。

岩政にしても、山瀬や栗原にしても、小笠原と似たような思いはあるはず。すでに軸が決まっている日本代表に新たな選手が入る余地がほとんどないのも周知の事実だが、それでも使える選手を最後の最後まで探すべき。それはチームを活性化させるためにも重要なことだ。

数少ない可能性に賭ける彼らをナマで見ずに、欧州視察旅行に出かけている岡田監督にここで一言、物申したい。「悲壮な決意で最後のアピールをしている選手たちの姿を見てください」と。


元川 悦子 04月25日13:21

悦っちゃんのコラムである。
気持ちが強く伝わってくる。
日本サッカーを牽引してきたゴールデンエイジ・79年組に対する思いが強くあるのが良く分かる。
彼女はサッカージャーナリストとして、またサッカーファンとして彼等をずっと追ってきたはずである。
だからこそ、小野伸二がどこに所属して居るのかさえも勘違いしてしまうのである。
決して、惚けたわけではない。
惚けておるのは、眼鏡が曇った別の男である。

Fマリノス戦報道

小笠原V弾、俊輔に快勝/J1

横浜MF中村(右)は鹿島MF小笠原(左)にゴールを決められ悔しがる
<J1:鹿島3−1横浜>◇第8節◇24日◇日産ス

 日本トップクラスの司令塔対決で、鹿島MF小笠原満男(30)が横浜MF中村俊輔(31)に「完勝」した。鹿島はアウェーで横浜に勝利。小笠原は前半21分にFKからDFイ・ジョンスの先制点をアシストすると、後半6分には決勝ゴールをマーク。1得点1アシストの活躍で、チームにリーグ戦4試合ぶりの勝ち点3をもたらした。

 日本代表の司令塔、中村になくて小笠原にあるもの−。横浜−鹿島戦の勝敗を分けたのは、カウンターの起点となる小笠原の守備力だった。

 前半40分。自陣中央でボールを持つ中村の懐に入り、腰を入れてボールを奪い取った。そこから鹿島得意の素早いカウンターが始まった。得点にこそならなかったが、守りに回っているように見えて、鹿島が必要なときに点を取れるのは、小笠原の働きが大きい。

 小笠原 (中村が)ボールを持つと横浜の選手みんなが追い越していくから、そこで(中村から)ボールを取れば(横浜の選手)3〜4人を置き去りにできる。だから、そこを狙っていた。

 チームメートの日本代表DF内田が「(小笠原)満男さんは危ない時の空気を読める」と称賛する小笠原の守備力。06年ドイツW杯では攻撃的MFだったが、現在は守備的な位置を務める。「取れる時にしっかりボールを取り切って攻めにつなげることが大事」。相手が攻撃に入った時に中盤でボールを奪い、カウンターへの「スイッチ」となる攻守の切り替えの速さ、その能力は日本随一。W杯で日本の武器となり得る。

 日本代表MF中村との「直接対決」は、存在感で完全に上回った。前半21分にはFKからDFイ・ジョンスの先制点をアシスト。同点の後半6分には、マルキーニョスのクロスに後方からゴール前まで走り込んで決勝点をたたき出した。「相手のセンターバックが(外に)つり出されていたし、中が薄かったので、パスが来ると思って走り込んだ」と、冷静に振り返った。

 2月の東アジア選手権以来、代表からは遠ざかっている。「W杯のためにサッカーをやってはいない。でも、可能性は少ないけど、あると信じてやりたい。23人には入りたいけど、バックアップでもね。お金を払ってでもいきたいから。今はチームで頑張るしかない」。小笠原は不振の岡田ジャパンの救世主となる力を持っている。
【菅家大輔】
 [2010年4月25日8時57分 紙面から]



前半、競り合う横浜MF中村(左)と鹿島MF小笠原(撮影・鹿野芳博)

鹿島・小笠原V弾!俊輔との対決制した
2010.4.25 05:02

俊輔(右)を密着マークする小笠原。実に3094日ぶりとなる直接対決で、鹿島の司令塔が輝きを放った(撮影・財満朝則)
 J1第8節第1日(24日、横浜M1−3鹿島、日産スタジアム)リーグ4連覇を狙う鹿島は、主将のMF小笠原満男(31)が1ゴール1アシストと活躍し3−1で横浜Mに勝利。中村俊輔(31)との3094日ぶりの司令塔対決に完勝した。鹿島FWマルキーニョス(34)がJ1史上5人目となる通算100得点を達成した。清水は大宮を2−1で下し、磐田に0−1で敗れた浦和を抜いて首位を奪還した。浦和の連勝は4でストップ。川崎、G大阪は快勝。山形は京都に逆転勝ちした。

 王者の意地が、小笠原の意地が、敵地・横浜で強烈な輝きを放った。
 まず前半21分。左サイドからのFKで韓国代表DF李正秀の先制ヘッドをアシスト。そして1−1に追いつかれて迎えた後半6分だった。ゴール右からFWマルキーニョスがファーサイドへ放ったクロスに突進。左足でけり込んだ今季初ゴールが、4試合ぶりの白星を決めた。
 「(ボールが)来ることを信じて(ゴール左の位置に)入っていた。個人的な戦いではない。チームが勝ててよかった」
 相手の中盤の核は中村俊輔。“最高の司令塔”対決でもあったが、「ボクシングじゃないんだから」と、両者がクローズアップされたことを笑った。俊輔との直接対決は01年11月3日のアウェー戦以来3094日ぶり。負傷の影響か精彩を欠いた俊輔に対し、小笠原の存在感は際だっていた。
 俊輔がボールを持てば縦パスを期待して相手選手は前線へ駆け上がる。「そこで(ボールを)とれればチャンスになると思った」と逆に味方のカウンターを組み立て、豊富な運動量でチームに尽くした。
 欧州視察中の岡田武史監督(53)に代わって日本代表スタッフが視察。W杯メンバー当落線上にいる小笠原だが、02年日韓、06年ドイツ大会に続く3度目の大舞台を熱望する思いは、寡黙な男の胸を焦がすばかりだ。
 「可能性は低いかもしれないけど、ゼロではないと信じている。いいプレーをするしかない。バックアップでもいいから行きたい。ああいう試合を間近で見たい。お金を払ってでも行きたいぐらいの価値がある」
 切ないほどの思いと、ピッチで証明し続けるその力は、この日フランスにいた岡田監督に届くのか。
(丸山汎)


横浜M−鹿島 後半15分、J1通算100得点を達成し、ガッツポーズで喜ぶ鹿島・マルキーニョス=日産スタジアム


横浜M−鹿島 前半21分、ゴールを決めた鹿島・李正秀(右から2人目)を祝福するマルキーニョス(右端)、中田(左端)ら=日産スタジアム


横浜M−鹿島 後半、鹿島・小笠原(左端)と競り合う横浜M・中村=日産スタジアム


横浜M−鹿島 前半21分、ヘディングでゴールを決める鹿島・李正秀(奥)=日産スタジアム


横浜M−鹿島 後半、激しく競り合う鹿島・興梠(13)、横浜M・中沢(22)=日産スタジアム


横浜M−鹿島 前半、横浜M・中村(右)と競り合う鹿島・小笠原=日産スタジアム


横浜M−鹿島 前半、シュートを放つ鹿島・小笠原=日産スタジアム


どんな形でも…小笠原、W杯へ魂の一撃!

<鹿島・横浜>後半6分、中村俊(左)のプレッシャーをうけながらゴールをきめる鹿島・小笠原(右)
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 【鹿島3―1横浜】鹿島はW杯メンバー入りを狙うMF小笠原満男(31)の1得点1アシストの活躍などで快勝した。1―1の後半6分にFWマルキーニョス(34)からの右クロスを小笠原が今季初得点となる決勝弾を決め、横浜の日本代表MF中村俊輔(31)との司令塔対決を制した。チームも3月27日の山形戦以来、4試合ぶりに勝利した。

 MF小笠原が3大会連続のW杯出場へ、望みをつなぐ一撃を決めた。1―1の後半6分にFWマルキーニョスからの右クロスをファーサイドで左足で合わせて勝ち越し。前半21分にはFKからDF李正秀の先制点をアシストするなど、J屈指の司令塔対決となった一戦で横浜・MF中村以上の存在感を示した。文句なしの活躍を見せた試合後、W杯への思いを聞かれるとせきを切ったように熱い思いを打ち明けた。

 「(2月の東アジア選手権以降は)代表に入れていない現実は理解している。でも、中盤に体調がベストじゃない選手もいる。可能性は高くないけど、最後まで信じてやりたい。(23人の)正メンバーに入れるに越したことはないけど、ああいう(W杯の)試合はなかなか見ることはできない。お金を払ってでも行きたい価値のあるもの」

 仮にバックアップ要員だったとしても構わない。過去W杯2大会に参加した小笠原が、W杯メンバー入りへの強いこだわりを見せた。

 今年1月にW杯ドイツ大会以来、約3年半ぶりに日本代表に復帰。人見知りな性格だが、自ら「新人のおっさん」と名乗って積極的に周囲とコミュニケーションを図り、コンセプト吸収に努めた。だが、東アジア選手権では本職のボランチではない2列目での起用に実力を発揮できず、それ以降の招集はなし。「全く知らないところから入って分かった部分もあったけど、残念。もう少し試合に出られれば良かった」。出場は香港戦だけの1試合、わずか62分間。アピールが不完全燃焼に終わり、無念さをにじませた。

 5月10日のメンバー発表まで、鹿島での公式戦は3試合。「状況も状況だし、まずはチームで頑張るしかない」。その熱い魂で、W杯メンバーへの扉をこじ開ける。

[ 2010年04月25日 ]

“らしさ”満点!マルキJ通算100ゴール達成

<鹿島・横浜>後半15分、ゴールをきめ喜ぶ鹿島・マルキーニョス(手前は横浜GK飯倉)
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 【鹿島3―1横浜】退場処分を受けた4日の仙台戦から3試合ぶりに復帰した鹿島のFWマルキーニョスが、史上5人目となる通算100得点を達成した。

 後半15分にGK曽ケ端のロングスローを受けたMF野沢からパスを受けると、1トラップで横浜の日本代表DF中沢を振り切って右足シュート。3人で計5タッチの鮮やかな速攻で貴重な追加点を奪った。

 3月末に父が急死したが、葬儀に間に合わず帰国を断念。その間も心配する仲間を気遣って明るく振る舞ってきた。横浜、清水などを渡り歩いたJ10年目のストライカーは「このゴールを今まで育ててくれたクラブやサポーターにささげたい」と笑顔で話した。

 ≪史上5人目≫鹿島FWマルキーニョスが史上5人目のJ1通算100ゴールを達成。初ゴールは東京V時代の01年8月25日の名古屋戦。また、鹿島での通算ゴールがちょうど半分の50ゴール目。鹿島の通算得点では長谷川(89)柳沢(80)小笠原(59)マジーニョ(52)に次いで、アルシンドと並ぶ5位タイ。

[ 2010年04月25日 ]

元ユーベ監督フェラーラ氏、横浜―鹿島戦を観戦
 【鹿島3―1横浜】元イタリア代表DFで、ユベントス前監督のチロ・フェラーラ氏(43)が横浜―鹿島戦を観戦。鹿島のMF小笠原について「ゲームをうまくコントロールし素晴らしい試合をした。質も高い」と称賛した。

 W杯メンバーの当落線上にいることを知らされると「それは(岡田)監督が決めること。でも、代表と鹿島のシステムが同じなら、彼は必要な戦力だと思う」と話した。一方、セリエAで何度か対戦した横浜のMF中村については「体調がベストでないのは見て分かる。でも、彼の質の高いプレーは代表には欠かせないはずだ」と話していた。

[ 2010年04月25日 ]

小笠原、南アへアピール弾「お金を払ってでも行きたい」…鹿島

後半6分、ゴールを決めイレブンと喜び合う鹿島・小笠原(左から4人目、右端は横浜M・中村俊)
 ◆J1第8節 横浜M1―3鹿島(24日・日産スタジアム) 鹿島MF小笠原満男(31)が、横浜M戦で先制アシストと決勝ゴールを決める大活躍を見せた。試合も敵地で3―1と快勝し、4試合ぶりの勝ち点3。W杯日本代表メンバー入りを最後までアピールし続ける。

 存在感が際立った。前半21分、MF小笠原は40メートルの右足ロングクロスでDFイ・ジョンスの先制点を引き出すと、同30分にはFWマルキーニョスのクロスを左足で合わせて決勝弾。「勝てていない中で、勝ちたい気持ちをプレーに出せた。結果が出て良かった」。横浜Mの日本代表センターバックコンビを相手に1得点1アシスト。4戦ぶりの勝利を導き、晴れやかな表情を浮かべた。

 攻撃だけではない。前半40分には体を入れて相手MF中村俊からボールを奪い、決定機につなげた。「相手は俊さんにボールが入ると、選手が追い越していく。そこで奪えれば相手を置いていけるし、チャンスになる」。その後も再三マークにつき、気持ちごとぶつかるように守った。「ボクシングじゃない」と話す通り個人勝負ではないが、日本代表エースを沈黙させた。

 W杯への思いが日に日に強まる。最終候補に名を連ねるが、最近の日本代表戦2試合は招集されていない。「厳しいことは理解している」と自覚しながらも「可能性はゼロじゃない。正メンバーに入れることに越したことはないけど、バックアップでも入れるのなら入りたい。お金を払ってでも行きたい」と思いのたけをぶちまけた。

 鹿島では、今季新加入のイがチームに慣れるようにと食事に誘った。公式戦デビューを控えたMF小谷野には、試合中にもかかわらず「しっかり体を動かせ」とベンチへ叱咤(しった)。この試合も、3点目が入った後、「サボらず前に行くぞ」と叫んだ。ピッチ以外でもチームにプラスアルファをもたらすことができる真のリーダー。岡田監督が「必要」と気づくまで結果を残し続ける。

(2010年4月25日06時03分 スポーツ報知)

J1鹿島、4戦ぶり白星
 J1鹿島は24日、日産スタジアムで横浜Mと対戦し、FWマルキーニョスがリーグ通算100得点を決めるなど3−1(前半1−1)で、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めた。
 鹿島は前半21分、FKからDF李正秀がヘディングシュートを決めて先制。その後同点に追い付かれたが、後半6分にMF小笠原が勝ち越し点を挙げると、15分にもマルキーニョスがダメ押しした。


【写真説明】
横浜M−鹿島 4試合ぶりに勝ちサポーターの声援に手を上げてこたえる鹿島の選手たち=日産スタジアム


小笠原満男の代表復帰を推す各紙である。
篤人のコメントを報じるニッカンと小谷野を気遣う満男を報じる報知は頑張ったと言えよう。
とはいえ、今回はチロ・フェッラーラ氏について報じたスポニチに軍配を上げたい。
彼の申すように日本代表のシステムを鹿島と同様にし、小笠原満男を起用すべきであろう。

輝きを取り戻した山形・田代

ついに目覚めた!山形・田代、値千金ゴール
2010.4.24 17:36

後半、逆転ゴールを決め喜ぶ山形・田代=西京極(撮影・森本幸一)
 J1第8節第1日(24日、京都1−2山形、西京極)山形に今季から加入した田代が勢いに乗ってきた。後半ロスタイムに下村からの右クロスを右足でけり込み、値千金の勝ち越しゴール。リーグ戦ここ5試合で4得点と大暴れだ。
 出場機会を求めて鹿島から移籍してきた。初めは周囲との連係がうまくいかなかった。先発しても途中交代が続いたが、第4節の鹿島戦での初ゴールをきっかけに目覚めている。小林監督も「こんなに変わるのかなというぐらい、ゲームに溶け込んでいる」と驚くほどだ。
 田代は「鹿島とは違うサッカーで理解するのに時間がかかった。悔しい思いもしたけれど、そのおかげで今がある」と自信をのぞかせた。山形の新エースが得点を量産しそうだ。


「悔しい思いもした」田代 新天地で大暴れ!

<山形・京都>試合終了後、サポーターの声援にガッツポーズで応える決勝ゴールを決めた山形・田代
Photo By スポニチ

 【山形2―1京都】今季、鹿島から加入した山形・FW田代が後半ロスタイムにMF下村からの右クロスを右足で蹴り込み、値千金の勝ち越しゴールを決めた。

 リーグ戦ここ5試合で4得点の大暴れに小林監督も「(不調だった開幕直後と比べ)こんなに変わるのかなというぐらい、ゲームに溶け込んでいる」と目を細めた。田代は「鹿島とは違うサッカーで理解するのに時間がかかった。悔しい思いもしたけど、そのおかげで今がある」と自信をのぞかせた。

[ 2010年04月25日 ]

新エース田代が5戦4発…山形
 ◆J1第8節 京都1―2山形(24日・西京極) またも山形の新エースが試合を決めた。1―1の後半47分。FW田代がマークを引きはがし、右クロスをゴール左に流し込んだ。「入ってくれて良かった」。ここ5戦で4発。端正なマスクを崩した。

 開幕直後の戸惑いは、もうない。鹿島から期限付き移籍したが、「何をしたらいいのか分からなかった」。速さでゴールに向かう鹿島とは違い、山形はボールを失わないことが第一で、攻撃でもリスクを極力回避する。「以前は速ければ速い方がいいと思っていた。でも、少しずつ分かってきた」。持ち味のダイナミックさも取り戻した。

 「これで満足せず、次に向かっていきたい」。元日本代表が、新天地で再び輝き始めた。

(2010年4月25日06時41分 スポーツ報知)

後半47分に決勝ゴールを決め喜びを爆発させる田代(左)(中央は石井、右は古橋)

[ J1:第8節 京都 vs 山形 ]

1-1の同点で迎えた後半ロスタイム、山形は下村東美からのボールを田代有三(写真)が右足で決めて決勝ゴール!山形が田代の劇的ゴールでアウェイで貴重な勝点3を手に入れた。

[ J1:第8節 京都 vs 山形 ]

試合後、サポーターとがっちり握手を交わす田代有三(山形)。田代はここ5試合で4ゴールを決めるなど調子を上げている。


山形にレンタルしておる田代が爆発しておる。
山形の戦術を理解し、チームにフィットしたとのこと。
FWとしての能力は天下一品である、この程度の活躍は当然であろう。
南アフリカに連れて行くのも一考では無かろうか。

Fマリノス戦コメント

2010Jリーグ ディビジョン1 第8節
vs横浜F・マリノス

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
ハーフタイムが非常に大事な試合だった。前半は細かな部分でのボールの支持率や、我々の好ましい状況にすることを伝えるのが難しかった。修正点をハーフタイムに伝え、狙いを明確にした。3点目がそれを特に象徴していたと思う。マリノスは個人能力が高い選手が揃っているので、1対1で抑えるのではなく、組織としてやろうとしていることを潰していくことがカギだと思っていた。選手たちはそれをしっかりと考えてやってくれたと思う。

2010年 4月24日(土)

本日行われたJ1第8節横浜FM戦は3-1で勝利しました。

【J1:第8節 横浜FM vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.24)
4月24日(土) 2010 J1リーグ戦 第8節
横浜FM 1 - 3 鹿島 (17:03/日産ス/43,025人)
得点者:21' イジョンス(鹿島)、30' 渡邉千真(横浜FM)、51' 小笠原満男(鹿島)、60' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:ハーフタイムでは修正を指示したのか。それとも、このままでいくようにと話したのか?
「非常にハーフタイムが重要になった試合だった。細かな部分で、ボール保持率を上げる作業、あるいは我々の好ましい状況に持っていくために、いくつかの細かな要素を試合中に伝えるのは難しかったので、ハーフタイムにやろうと考えていた。ハーフタイムに修正をかけて狙いをもっと明確にした。それがうまくいった。3点目のゴールが、その象徴的なものだった」

Q:F・マリノス相手に、特に注意した点は?
「F・マリノスを単純に紙の上で話すとすれば、まずビルドアップが正確に出来るし、中盤から前では個の能力の高い選手がたくさんいる。これを相手にしては難しい部分がある。1対1で対応するのは難しい。そこで組織で献身的に守備が出来るかというのがひとつのカギになると選手たちに話をした。それが出来たのではないかと思う。相手の攻撃に関しては、両サイドの攻撃参加が頻繁にあり、そこに兵藤が後ろから攻撃に厚みをかけてくる。前では中村、坂田、渡邉、山瀬とこれだけの攻撃力、破壊力がある攻撃陣である。全員がいかにして、ポイントとなるところ、また彼らの求めている形の部分でしっかりと集中して対応すれば、それほど怖くはないと話をした。また決定的な仕事が出来る選手が数名いて1人に絞ってというのは難しいので、組織で彼らがやろうとしているところをつぶしていくしかないと話した。それが運動量や献身ということ。守備は組織のためにやるというところがあって、それを選手が理解してやってくれた」

Q:ハーフタイムの具体的な指示は?
「基本的には、あまり細かな話をするのは好きではない。F・マリノスとは、まだ今シーズンの対戦も残っているのだから。ただ、その中の一つとしてあげるなら、彼らはかなり攻撃的な両サイドバックがいるというところで、攻撃に参加するのだから裏には大きなスペースが出来る。センターバック2枚とボランチが残っているとは言っても、サイドのスペースはがら空きになる。またF・マリノスは技術の高い選手がそろっているから、どうしても足もとでつなごうとするので、足もとに入ったタイミングでボールを奪えれば広大なスペースがある。そこで、これはどこの国に行っても同じだが、理論上、FWは当然センターバックより足が速いものだから、競争させたらクレバーなセンターバックがいると言ってもFWが勝つ確率の方が高くなる。そこを競争させればチャンスが増えるだろうと考えていた。それが、今日の3点目のようなシーンになると思っていた」


以上

【J1:第8節 横浜FM vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.04.24)
●遠藤康選手(鹿島):
「1点取られたけれど、守備は結構安定していた。自分が出ている試合で勝ててうれしい。チームは優勝を狙っているので、今日勝てたことは大きいと思う」

●岩政大樹選手(鹿島):
「試合に入ってから風が吹き始めて、風のせいなのかボールがふわっと浮いたり変化する感じがあった。僕もヘディングするつもりで行ったら、ボールが浮いて後ろに抜けていた。その辺が難しいので、よりカバーリングを意識してやらないといけないと思っていた。
このところ勝ち切れない試合もあったが、落ち着いてやれればいいと思っていた。今日の試合で久しぶりにいい時のイメージが戻ってきた」

●マルキーニョス選手(鹿島):
「(リーグ通算100ゴールを達成して)人が記録を作るのはとても難しいことだと思うが、その記録を1つ作ったということに対しては率直にうれしい。サポーターには感謝の気持ちでいっぱいです。
引き続き、いいパフォーマンスでチームに貢献したい」


[ J1:第8節 横浜FM vs 鹿島 ]

鹿島は21分、小笠原満男のFKを相手ディフェンダーに競り勝ったイ ジョンス(写真中央)が頭で合わせて1点を先制した。

[ J1:第8節 横浜FM vs 鹿島 ]

勝越しを狙う鹿島は51分、右サイドの細かなパスワークからチャンスを作り、最後はマルキーニョスからのボールを小笠原満男(写真右から3人目)が決めてゴール。その後も追加点を奪った鹿島が3-1で横浜FMに勝利。小笠原は1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

[ J1:第8節 横浜FM vs 鹿島 ]

J通算100ゴールを決めたマルキーニョス(鹿島)。出場停止明けで3試合ぶりの出場となったが、1アシスト1ゴールの活躍で流石の存在感を示した。


ハーフタイムの修正力で勝利を掴んだ。
我等はまた歩み始めたのだ。

Jリーグ第8節 横浜Fマリノス戦


祝マルキーニョス100ゴール。

プレスを再確認

王者鹿島アウェー横浜戦で「俊輔包囲網」
 王者鹿島が24日のアウェー横浜戦で「俊輔包囲網」を敷く。相手の日本代表MF中村封じが勝利への鍵となる中で、DF内田篤人(22)は「アウェーだし、MFとDFがしっかり連係して守らないといけない」と話し、中盤と守備陣のプレスの重要性を説いた。

 リーグ戦3試合未勝利と勝ちきれていないが、持ち味の中盤と守備陣のプレスが機能不全に陥っていることが原因の1つ。そのため、今週は韓国メディアのテレビカメラの撮影を拒否してまで、プレスの戦術を入念に確認。クラブ関係者は「俊輔をしっかり挟みこめれば」と意図を説明した。

 23日の練習はセットプレーなどの軽いメニューで終了。DF岩政は「ここ数試合はゲームを支配できていない。それができるかが鍵」と明言した。鋭いプレスで俊輔を囲んで封じ込み、試合の流れを支配すれば、リーグ戦4試合ぶりの白星が見えてくる。

 [2010年4月24日8時54分 紙面から]

プレス戦術を再確認しFマリノスを抑え込むとのこと。
前節・広島戦では開幕戦以来の完封をし、守備が再構築されたと言える。
チーム全体が連動した堅い守備でアウェイでの勝ち点を奪取したい。

制空権を奪え

J1鹿島 きょう横浜M戦
2010/04/24(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
セットプレー注意 4試合ぶり勝利目指す
 Jリーグ1部(J1)第8節第1日は24日、各地で7試合を行い、鹿島は日産スタジアムで横浜Mと対戦する。キックオフは午後5時。リーグ戦4試合ぶり勝利を目指し、相手の得点源となるセットプレーには最大限の注意を払い、素早い攻守の切り替えを貫きたい。今季通算成績は3勝3分け1敗、勝ち点12で5位。
 前節のスコアレスドローで現在3試合、勝利から見放される。今節は日本代表司令塔・中村率いる横浜Mとの対戦とあって、注目度も高い。岩政が「そろそろ勝ちたい」と話せば、中田も「大きな問題があるわけじゃないけど、結果を出さないと。勝てば流れも良くなる」と勝ち点3を渇望する。
 注意すべきは相手のセットプレー。横浜Mは187センチ中沢、184センチ栗原のセンターバックをターゲットマンに、中村が正確なキックでゴールを演出する。既にリーグ戦で3アシストし、大きな得点パターンとなっている。


【写真説明】
活躍が期待されるセンターバックを組む岩政(右)と李正秀(左)=クラブハウスグラウンド


セットプレイにはセットプレイで対抗である。
岩政とイ・ジョンスにユダが飛び込むセットプレイで相手を圧倒したい。

先発はヤス

スタメン死守へ…鹿島・遠藤“背水の先発”
 鹿島のMF遠藤が24日の横浜戦でスタメンの座を懸けたラストチャンスに挑む。この日、練習の主力組に入った遠藤だが、最近の試合では運動量が少なく、自身が先発したリーグ戦は1勝2分け1敗。

 右ひざを痛めていたフェリペ・ガブリエルが20日の練習試合で軽快な動きを見せており、横浜戦のプレー内容次第では控えに回される可能性が高い。横浜のMF中村と同じ背番号25のレフティーは「そろそろ勝ちたい」と悲そう感を漂わせた。

[ 2010年04月24日 ]

ガブさんが先発復帰との報じたスポニチであったが、この試合ではヤスがスタメンとのこと。
二人のプレイスタイルは大きく異なり、ここで替えてしまっては戦術変更を余儀なくされる。
ここはこの一ヶ月馴染んできたヤスで勝利を掴みたいところ。
ヤスとしても、ここで大きな結果が欲しいであろう。
本山の足音も聞こえてきておる。
クオリティの高いプレイを維持出来ねば、サブどころかベンチ外もあり得る。
この試合は正念場である。
気持ちを込めてプレイして欲しい。
ヤスの左足に期待である。
三河守範頼は伊豆に下向したが、そのまま鎌倉に戻ることを許されず、事実上の配流に処せられた。

3TOPを抑えよ

鹿島・内田、初対決の俊輔を警戒
2010.4.24 05:00
 鹿島DF内田が23日、日本代表の同僚・MF中村俊輔との初対決に意気込みを見せた。「(パス回しに)緩急をつけられるからあの人がいると(試合に)リズムが出る。パスの精度も違うし、飛び道具(FK)もある」と警戒。チームはここ3戦勝ち星なしと足踏み状態だが、「今週はしっかりした練習ができた。ウチがやることは変わらない」とキッパリ。(鹿嶋市)

守備からの攻撃で4戦ぶり勝利だ…鹿島
 横浜M戦(24日)は守りで勝つ。鹿島は現在、リーグ戦で3試合未勝利(2分け1敗)。この1週間は中盤とDFラインの守備連係に費やしてきただけに、DF内田は「しっかり守っていく」と話し、「横浜みたいな良いチームに勝ち点3が取れれば勢いも出る」と守備からの攻撃で4試合ぶりの勝利につなげるつもりだ。またDF岩政は「試合を支配したい」と意気込んだ。
(2010年4月24日06時01分 スポーツ報知)

古豪のFマリノスとの対戦に守備陣は燃えておる。
相手は攻撃的な3TOPで来ると宣言しており、ここは受けて立つ側として気合いが入るのも頷ける。
アジアの壁で跳ね返し、得点機を狙いたい。
気持ちを込めて新横浜へ向かおうではないか。
曽我十郎は討ち死に、曽我五郎は誅せられ、その首は富士野に晒された。
頼朝は申した「曽我兄弟の仇討ち、鎌倉始まって以来の美談。後々まで孝道の鑑として語り継がれようぞ」

篤人、相手を警戒

俊輔さん以外も…鹿島内田が警戒警報!
 鹿島は23日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでアウェーの横浜戦(24日、日産ス)に備えて調整練習を行った。日本代表DF内田篤人(22)は横浜MF中村俊輔と初めて敵味方に分かれてピッチに立つことになるが「俊輔さんがいるとリズムが出る。ゆっくりできたり、速く攻めたり。ただ、俊輔さんは注意しなければならないけど、他の選手もレベルが高いから、しっかりケアしたい」と明言。昨季は1分け1敗と分が悪かった横浜との一戦に向け、警戒感を表した。
 [2010年4月23日19時15分]

Fマリノスを警戒する篤人である。
確かに日本代表選手も多く所属し、侮れぬ相手と言えよう。
気持ちを引き締め直したい。
とはいえ、我等は自分たちのサッカーをするだけある。
謙虚な姿勢は必要であるが、敵は己の中にあるのだ。
自分に勝って勝ち点を得たい。

名実共に「ガブさん」

フェリペ?それとも、ガブリエル?
 フェリペガブリエルのユニホームの名前が、当初はフェリペだったのがいまはガブリエルに変更されていることをご存じでしょうか。
 本人から申し出があり、そのように変更されたそうです。
 ただ、ACLのユニホームだけはすでに登録が終わっていたのでフェリペのまま。2種類のバージョンがあるんですね。

(鹿島担当 田中滋)2010年4月23日 09:34

ガブさんの登録名であるが、「Fellype」から「Gabriel」となったとのこと。
これで名実共にガブさんである。
これで開幕時に購入したユニはレアものとなったと言えよう。
スタジアムで見かける「Fellype」ユニのサポーターは、ガブさんの活躍を予見した見る目のある人物である。
敬意を持って接したい。

笑顔の本山

2010年 4月23日(金)

アウェイ横浜FM戦を明日に控え、チームは9時より最終調整を行いました。また、本山選手がみんなと一緒にウォーミングアップをしていました。

昨日報じられたように本山が練習に合流、ウォーミングアップを共に行ったとのこと。
良い表情でチームに活気をもたらせておる。
試合出場はもう少し先となろうが、本山がチームにおることで、チームが陽気な雰囲気に包まれる。
本山復帰まで、チーム一丸となり勝ち点を積み重ねていきたい。
良い雰囲気で勝利を掴もうではないか。

Jリーグを盛り上げよ

小笠原 俊輔との対決に闘志
 鹿島のMF小笠原が、横浜のMF中村との対決に闘志を燃やした。

 2月に中村の日本復帰が決まった際にも「一緒にJリーグを盛り上げられれば」と対決を待ちわびていただけに「前から一緒にやってきてる選手だから楽しみ。いい試合ができれば」と話した。チームはリーグ戦で3試合勝利がないだけに「走って戦うという部分で相手を上回りたい」と力を込めた。

[ 2010年04月23日 ]

昨日のニッカンとソースは同じであろう。
小笠原は特に闘志は燃やしておらず、良い試合をしたいと申しておるだけである。
所属するクラブの方針が大きく異なる二人に何を求めておるか疑問に思う。
我等はリーグを三連覇し、悲願のアジア制圧を夢見るクラブであり、片や残留が目標であり中位を目指しておる。
小笠原満男の申すように、この試合では相手以上に走り、相手以上に戦う姿勢を見せていきたいのだ。
我等も強い気持ちで戦いたい。
頼朝が行った富士の巻狩りの夜、曾我十郎祐成と曾我五郎時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討ったのであった。

岩政、100%集中

岩政 逆転代表入りへラストスパート
 日本代表入りを狙う鹿島のDF岩政大樹(28)が、24日の横浜戦で“第3のセンターバック”復帰をアピールする。

 横浜には日本代表で主力のDF中沢と、7日のセルビア戦でセンターバックの代役候補として招集された栗原が在籍。2月の東アジア選手権以降は代表に招集されていない岩政と、セルビア戦で実力を発揮しきれなかった栗原は5月10日のW杯メンバー発表まで“第3のセンターバック”の座を争う。セットプレーではマッチアップすることが確実。MF中村の加入によって横浜のセットプレーは迫力が増しているだけに「(昨季と)キッカーが代わってもマークの仕方が変わるわけではないけど、受ける側は自信を持って飛び込んでいる。100%集中しないと」。置かれた状況は厳しいが、中沢・栗原コンビを封じて代表復帰へラストスパートをかける。

[ 2010年04月23日 ]

岩政の代表復帰を煽るスポニチである。
しかしながら、岩政のコメントに代表の「だ」の字も含まれておらぬ。
今更、日本代表などという言葉は無かろう。
確かに日本代表に選出されW杯に出場することが叶えば、これほどサッカー選手にとって栄誉なことはない。
岩政にもそのポジションに着いて欲しかった。
が、しかし、そうはならずここに至っておるのである。
ここは目の前の勝利に集中し、リーグ戦での勝ち点を目指す以外に道はないと言えよう。
日本代表にこだわらず、世界に名だたる日本を代表するクラブのレギュラーCBとして君臨すれば良かろう。
その為にも、明日は完封を目指して欲しい。
鉄壁を誇るアジアの壁を横浜市民に見せつけるのだ。
強く高くそびえ立て。
期待しておる。
頼朝は大勢の御家人たちとその郎党を引き連れ、富士の裾野へ大掛かりな巻狩を敢行した。

良い試合をしたい小笠原満男

鹿島小笠原、俊輔との直接対決に燃える
 鹿島MF小笠原満男(30)が横浜MF中村俊輔との「直接対決」へ期待感をふくらませた。鹿島は22日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで24日のアウェー横浜戦に向けた調整練習を実施。豪雨の中で戦術練習など約1時間半のメニューを消化した。現在リーグ戦3試合勝ちなしの状況で、国内復帰した中村擁する横浜と初対戦となるが、小笠原は「(中村は)前から一緒に代表でやっている選手ですし、いい試合ができればいいですね」と話していた。
 [2010年4月22日19時24分]

豪雨の中、11対11の戦術練習をこなした小笠原満男である。
次節の対戦相手であるFマリノスの中村俊輔との対決を煽ろうとコメントを求めておるが、軽くいなしておる。
我等としては、負傷しながらも無理して出てくるような選手など眼中にないのである。
とはいえ、手負いの獣は恐ろしい。
心して掛かろうと思う。
邪悪なるアウェイの地での勝ち点3を得るため、我等も精一杯声を出さねばならぬのだ。
新横浜へ集え。
そして、勝利の瞬間を共有しようではないか。
今から、我等も気合いが入る。
頼朝の次男・千幡の乳母は政子の妹・保子つまり阿波局に決まった。

岳くん、孤軍奮闘

青森山田・柴崎、キラーパス連発…U―19日本代表合宿

U―19日本代表の一員として中盤でボールをさばく柴崎
 ◆練習試合 清水2―0U―19日本代表=30分×3本=(21日、静岡・三保グラウンド) U―19日本代表の合宿(静岡市)に参加中の青森山田高MF柴崎岳(3年)が21日、J1清水との練習試合に出場した。

 右のボランチとして30分×3本の3本目に登場。0―2で敗れたが、持ち味である中盤の底から前線へのパスを何度も供給し、J1鹿島内定を決めた実力を披露した。だが「30分という限られた時間で頑張ったが、アピールになっていたかどうかは分からない」と不完全燃焼の表情。開始早々から右サイドで決定機を作り、CKも蹴ったが得点には絡めなかった。

 東日本の同代表候補を集めた18日からの静岡合宿はこの日が最終日。18日にプリンスリーグが行われたため、1日遅れで合流した柴崎は25日から3日間大阪で行われる、西日本の同候補を招集した合宿にも参加する。

(2010年4月22日09時43分 スポーツ報知)

U-19日本代表の合宿で活躍する岳くんである。
しかしながら、本人は不満の様子。
やはり、好パスを連発しようとも、決めるべき人が決めぬことには得点には結びつかぬ。
サッカーという競技は得点を競うものであって、プレイの美しさを披露するものではないことをよくわかっておるのであろう。
来年からは、岳くんのパスに飛び出す興梠や、反応する大迫、そしてヤスらMF陣も得点を狙うであろう。
攻撃陣を操る岳くんが楽しみでならない。
鬼が笑うようではあるが、我等の明るい未来を想像したい。
政子は千幡と名付けられた男児を生んだ、後の実朝である。

野沢とマルキーニョス

2010年 4月22日(木)

土曜日のアウェイ横浜FM戦に向けて、11vs11など実戦形式のトレーニングを行いました。

野沢とマルキーニョスである。
明後日のキーマンとなるのはこの二人であろうか。
特にマルキーニョスは古巣相手に相性が良い。
この試合でも祝砲を挙げてくれるであろう。
そのマルキーニョスにパスを出すのが野沢となろう。
野沢の繊細で正確無比なパスが通ればビッグチャンスである。
邪悪なるアウェイの地で勝ち点3を得られれば、雨の寒空で練習した甲斐があるというもの。
我等も新横浜へ集うではないか。
声を出そうではないか。
そして夜はジンギスカンを食すのである。

本山、練習再開

本山「やっとサッカーができる体になった」
 2月に腰椎(つい)椎間板ヘルニアの手術を受けて離脱していた鹿島・MF本山に、個人練習再開のゴーサインが出た。

 20日にMRI検査を受けて異常なしと診断され、「やっとサッカーができる体になった」と喜んだ。全体練習への合流については「チームの方針に従う」とトレーナーとともに慎重に時期を決めていく考えで、当面はフィジカル中心のメニューで筋力アップを図っていく。

[ 2010年04月22日 ]

本山来月中にも復帰へ…鹿島
 2月に腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアの手術を受け、リハビリ中だった鹿島のMF本山が21日、フィジカルトレーニングを開始した。20日に医師の診察を受け、術後経過が良好であることが確認された。「体は問題なかった。フィジカルコーチとチームの方針に合わせて、体を作っていきたい」。早ければ5月中に復帰する可能性も出てきた。
(2010年4月22日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島・本山 リハビリで順調回復
2010/04/22(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
合流へ本格トレ開始
腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアのため、戦列を離れているJ1鹿島・MF本山雅志が、復帰に向けて順調に歩みを進めている。20日に腰のMRI(磁気共鳴画像診断装置)検査を行い、良好な回復具合を確認。約2カ月半におよぶリハビリを終え、全体練習に合流するため本格的なフィジカルトレーニングを始めた。
 昨季から持病のヘルニアによる坐(ざ)骨(こつ)神経痛に悩まされ、2月4日に手術した。復帰まで約3カ月と診断され、シーズン前の宮崎合宿にも帯同せず治療を優先してきた。


【写真説明】
リハビリを終え本格復帰へ向けてフィジカルトレーニングをこなす本山=クラブハウスグラウンド


本山の練習にGOサインが出たとのこと。
4月16日に順調に回復しておるとの報が出、我等も期待しておったが、改めて嬉しく思う。
やはり、鹿島の中盤には本山がおってこそと心から思う。
また、光り輝くプレイで我等を魅了して欲しい。
勝利へ繋がるパスを、ドリブルを、シュートを放って欲しいのだ。
とはいえ、まだフィジカルトレーニングを開始するに至っただけである。
完全復帰まではしばしの時間が必要であろう。
ACLラウンド16を目標として身体を作って欲しいところ。
本山と共にアジアを制圧するのだ。
心が躍ってくる。
頼朝を征夷大将軍に叙するとの叙書を持参した勅旨が鎌倉へ到着した。

篤人インタビュー

【サッカー日本代表】初のW杯へ「最後だと思ってやる」 内田篤人インタビュー
2010.4.21 00:14

サッカー日本代表DF・内田篤人(22=鹿島)
 6月11日開幕のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に挑む岡田ジャパンの不動の右サイドバック・内田篤人(22)=鹿島。岡田武史監督の就任と同時に19歳でフル代表に抜擢(ばってき)されると、ここまで31試合出場と確固たる地位を築いてきた。だが昨年は嘔吐感や負傷などもあって不調にあえぎ、一時は「心が折れた」と振り返る。苦しい時期を乗り越えて迎えるW杯へ向けて、「最後だと思ってやりたい」と意気込んでいる。(森本利優)
 −−去年は体調不良など苦しい1年だった
 「体調も悪かったけど、サッカー自体がうまくいかなかった。結果は出たけど。あまり楽しくないというか、納得できなかった。90分走りきれないのが嫌だった。どこか抑えてやらなきゃというのもあったし、この体で最後までできるのかなって。(監督には)『使わなくていいよ』と思っていた」
 −−そんなに追いつめられていた
 「表に出さないタイプだから。そんな勇気もないし、鹿島では言えなかった。でも代表では(中村)憲剛さんとかに『オレいいや、サッカーやめます』とよく言っていた。あの人は笑って流してくれるから」
 −−それを乗り越えられたのは
 「何でだろう…。試合に勝たなきゃとか、試合に出たいという根本的な部分が変わっていなかったからかな。『もういいや』と思っても、根本にはやっぱり出たい、勝ちたいというのがあった」
 −−代表でのプレーに満足しているか
 「もうちょっとできてもというのはある。でも右サイドは(中村)俊さんとハセさん(長谷部)がいるので、崩せる場面も結構ある。まあ僕がミスんなければ、ね。あの人たちの足を引っぱらないようにと思っている。この年であの2人とやれるのはうれしい。特に俊さんの背中を一番近くで見られるのは」
 −−去年は徳永らライバルも出てきた
 「あまり気にしない。ポジション奪われてもたぶんそのまま。そのままではないか、さすがに(笑)」
 −−でも、代表メンバーから外れたら
 「やだやだ。へこみますよ。普段は『いやあ、まだメンバー決まっていないんで』とかきれいごとしか言わないけど、本音では違う」
 −−ひょうひょうとしているイメージがある
 「顔も幼いし、体も細いし。そう思われているけど、違う。高校から入って5年目になるけど、鹿島では(ポジションを)譲っていないし。絶対に他の人にはできない、オレしかできないと思っている。ひそかに」
 −−プロ入り当時、W杯に出たいと思っていたか
 「全然。(小笠原)満男さんとか、ヤナギさん(柳沢)とかチームの軸の人が出るって感じで。自分がどうこうというのは考えていなかった」
 −−W杯は最高の舞台
 「みんなが思っているほどそういう感じじゃないかも。W杯をゴールとも、ステップにして次に行こうとも考えていない。年齢的に最後じゃないという余裕もあるかもしれないけど。でも最後だと思って一生懸命やりたい」
 −−W杯でやりたいことは

 「チームが勝てればいいかな。まあ起点にはなりたいと思う。鹿島でやっていることを出すしかない…って考えたら、気負うことなくない? いつも通り一生懸命やればいい。で、オレのプレーが(日本が目標とする)ベスト4に値しなかったり、代表のピッチに立つプレーじゃなかったら、外してくれていい。でも絶対に出てえ、何が何でも出てえって思っているんだけどね」

W杯は南アフリカが最後だと思って挑む篤人である。
それほどの意気込みがなければ。この世界最高の舞台に立つ資格は無かろう。
それほど大きなイベントなのである。
篤人の覚悟は昨季の体調不良を乗り越えた自負からもあると考えられる。
しかしながら、篤人に換えは効かぬ。
思い起こせば4年前、2006年ナビスコ杯決勝に於いて、U-19日本代表の試合で篤人が不在となり我等は辛酸を舐めさせられたことが昨日のことのようである。
新人時からポジションを守り続けている篤人に、今後も鹿島の右サイドで躍動して欲しい。

4月、リーグ戦初勝利を我が手に

みんな思っています…鹿島「そろそろ結果を出さないと」
 鹿島は21日、24日の横浜戦(日産ス)に向けて約1時間半、戦術練習などを行った。4月は14日のACL長春戦で勝利を挙げただけで、リーグ戦では3月27日の山形戦以来3試合勝利がない。中田は「そろそろ結果を出さないと。勝てばいい流れに乗っていけると思うので、いい勝ち方をしたい」と約1カ月ぶりのリーグ戦勝利へ意気込んでいた。
[ 2010年04月21日 14:44 ]

そろそろリーグ戦に於いても結果を出したいと語るユダである。
よくよく考えてみれば、4月はリーグ戦未勝利であった。
ガブさんマルキーニョスも戦列に揃うこのFマリノス戦で勝利せねばいつ勝利するというのだ。
集中力を高め、気合いを入れ直して挑みたい。
相手は昨季未勝利のFマリノスである、どのような手を使ってくるか読めぬ。
今季から将となった木村和司氏は細かい戦術を立ててくる監督ではなく、細部は選手に任せてくるとのこと。
これは怖い。
追い込みすぎれば窮鼠猫を噛むやもしれぬ。
とはいえ、我等としては勝ち点3が喉から手が出るほど欲しい。
絶対に勝って還ってくると、自分に言い聞かせ、気持ちで勝利したいと思う。
勝ちたい気持ちが強いチームに勝利は転がってくるものである。
後白河法皇亡き後の京の都では、関白の九条兼実が朝廷の実力者として腕を振るい始めていた。

マルキーニョスに期待

出場停止中のマルキーニョスが復帰へ順調

練習試合で、ゴール前にドリブルで切り込む鹿島FWマルキーニョス
 鹿島FWマルキーニョス(34)が3試合ぶりのリーグ戦出場へ順調な仕上がりを見せた。4日の仙台戦で退場処分を受けてリーグ戦2試合に出場停止となり、14日のACL長春亜泰戦にこそ出場したが、試合間隔が空いていた。20日の日体大との練習試合に先発で前半45分間のみ出場し、先制点を奪うなど状態の良さを披露。チームはリーグ戦3戦未勝利の状況だが「迷惑をかけたし、自分が頑張りたい」と意気込んだ。
 [2010年4月21日9時40分 紙面から]

練習試合でゴールを決め、気持ち良くリーグ戦に復帰するマルキーニョスである。
マルキーニョスが退場になり、出場停止となった3試合で、我等は勝ち点2を積み上げるに留まった。
これは由々しき仕儀である。
是が非でもマルキーニョスには次節Fマリノス戦に得点を記録し、勝ち点3に貢献して欲しい。
それは、本人も自覚しておる模様。
2007年2008年が如く、邪悪なる日産スタジアムにて打ち上げ花火を打ち上げてくれることを望む。
頼朝の嫡子・万寿(鶴見辰吾さ)は横暴な少年に育ちつつあった。

ガブさん先発復帰へ

鹿島のフェリペ・ガブリエルが実戦復帰
 3月20日の大宮戦で右ひざ内側側副じん帯を損傷したMFフェリペ・ガブリエルが、日体大との練習試合(○12―0)で先発復帰した。

 左MFの位置に入って45分間プレー。出場停止で18日の広島戦を欠場したFWマルキーニョスとも好連係を見せた。10日のFC東京戦から2試合は途中出場が続いているが、「もう大丈夫」と笑顔で話し、24日の横浜戦から先発復帰することが濃厚となった。

[ 2010年04月21日 ]

日本体育大学との練習試合で試合勘を取り戻したガブさんである。
次節Fマリノス戦から先発復帰が濃厚とのこと。
ガブさんが運動量でチームを牽引し、終盤にはヤスでトドメを刺すという戦法が復活することであろう。
中盤が活性化すれば、チーム状態も向上するというもの。
リーグ戦では苦汁を舐めておるが、ガブさんの復帰でリスタートと行きたいところ。
アウェイの新横浜で二年ぶりの勝利を飾りたい。
第四子妊娠中の政子に対し頼朝は「いいか男ってものはな、浮気をするんだ。いい加減で諦めたらどうなんだ。毎度毎度おんなじことの繰り返しで俺もいい加減イライラしてるんだ。浮気なんかいくらでもしてやる。一人だけでは足りない。あと二三人は覚悟しておけよ。いいか俺の子供をそのへんの女にどんどんバラ撒いてやるからな」と言い放つのであった。

小谷野爆発

鹿島、日体大との練習試合で大量12得点 小谷野が大爆発
 鹿島アントラーズは20日、日本体育大学と練習試合を行い、12−0で勝利を収めた。

 鹿島は、18日の広島戦で出場停止だったマルキーニョスや、けが明けのフェリペ・ガブリエル、ジウトンも出場するという豪華な布陣だった。特に、マルキーニョスは序盤こそ5バックを敷く日本体育大学の守備陣に手こずり、サイドで起点を作れずにいたが、時間とともに相手の守り方の特徴を把握。最終ラインの裏のスペースの守り方に弱点があることを見抜くと、ディフェンスラインとの駆け引きに全神経を使い出す。すると16分、ジウトンからラインを抜け出したマルキーニョスにパスが渡り、詰めてきた相手GKの鼻先でふわりと浮かせるシュートで先制点を奪ってみせた。

 この得点を機に、鹿島はゲームの支配力を強める。フリーキックから佐々木竜太と伊野波雅彦が追加点を奪い、前半終了間際にはハーフウエーラインあたりで小谷野顕治からパスを受けたマルキーニョスがダイレクトで前線へパス。これが裏に抜け出た佐々木への絶妙のスルーパスになり、鹿島に4点目が決まった。

 練習試合にブラジル人3人が出場する機会はあまりないが、前半だけでマルキーニョスが1ゴール1アシスト、フェリペが3アシスト、ジウトンが1アシスト。さすがに格の違いを見せつけた。
 後半は小谷野が大爆発。6ゴールの活躍も「おかげさまです」と謙遜(けんそん)した。ここ最近、得点力不足に悩まされていた鹿島だが、練習試合とはいえ、久々の攻撃力を見せつけた試合となった。


取材:田中滋
[ スポーツナビ 2010年4月20日 20:32 ]


攻撃が爆発した練習試合である。
特にブラジル人選手3人は結果を残し、調子を上げた。
ブラジル・トリオのハーモニーが奏でられる日も近いであろう。
楽しみである。
後白河法皇は崩御した、御歳六十六歳、四十年間の治世であった。

岳くん、U-19日本代表合宿選出

U-19日本代表候補 トレーニングキャンプ(4/25〜28@大阪)
U-19日本代表
【スタッフ】]
監 督
布 啓一郎NUNO Keiichiro
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

コーチ
牧内 辰也MAKIUCHI Tatsuya
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

GKコーチ
川俣 則幸KAWAMATA Noriyuki
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

【選 手】

Pos.No氏名(英字表記)生年月日 身長 体重 所属
GK
大森 圭悟OMORI Keigo
1991.04.22 190 cm 89 kg 福岡大学

荻野 賢次郎OGINO Kenjiro
1991.09.14 187 cm 76 kg セレッソ大阪

嘉味田 隼KAMITA Jun
1992.01.17 183 cm 80 kg ヴィッセル神戸

DF
古林 将太KOBAYASHI Shota
1991.05.11 173 cm 63 kg 湘南ベルマーレ

扇原 貴宏OHGIHARA Takahiro
1991.10.05 181 cm 65 kg セレッソ大阪

寺岡 真弘TERAOKA Masahiro
1991.11.13 179 cm 70 kg 関西大学

中島 龍基NAKAJIMA Ryuki
1992.01.12 170 cm 58 kg 関西大学

藤原 賢土FUJIHARA Kento
1992.01.29 181 cm 67 kg 関西大学

内田 達也UCHIDA Tatsuya
1992.02.08 177 cm 70 kg ガンバ大阪

昌子 源SHOJI Gen
1992.12.11 180 cm 70 kg 米子北高校

MF
酒井 高徳SAKAI Gotoku
1991.03.14 175 cm 74 kg アルビレックス新潟

山崎 直之YAMAZAKI Naoyuki
1991.05.05 178 cm 61 kg 東京学芸大学

加藤 大KATO Masaru
1991.05.07 173 cm 62 kg アルビレックス新潟

碓井 鉄平USUI Teppei
1991.11.03 175 cm 66 kg 駒澤大学

大武 弘直OTAKE Hironao
1992.04.12 181 cm 68 kg 広島皆実高校

柴崎 岳SHIBASAKI Gaku
1992.05.28 173 cm 62 kg 青森山田高校


堀米 勇輝HORIGOME Yuki
1992.12.13 168 cm 62 kg ヴァンフォーレ甲府ユース

FW
有田 光希ARITA Koki
1991.09.23 180 cm 80 kg ヴィッセル神戸

小川 慶治朗OGAWA Keijiro
1992.07.14 168 cm 62 kg ヴィッセル神戸ユース

宮吉 拓実 MIYAYOSHI Takumi
1992.08.07 170 cm 63 kg 京都サンガF.C.

杉本 健勇SUGIMOTO Kenyu
1992.11.18 187 cm 76 kg セレッソ大阪U−18

※U−19日本代表チーム:FIFA U−20ワールドカップ コロンビア2011出場を目標としたチーム。


現在行われておるキャンプに続き、来週のキャンプにも我等が岳くんが招集された。
是非とも来年のU-20W杯に出場して欲しい。
楽しみである。
頼朝は上洛した、しかしながら征夷大将軍の位は授けられなかった。

練習試合 日本体育大学戦

2010年 4月20日(火)

午後に行われた日本体育大学との練習試合は、小谷野選手の6ゴールを決める活躍などもあり、12-0で勝利しました。

   マルキーニョス よよ
  ガブさん      小谷野
     船山    青木
ジウトン イノパン 大岩 當間
        杉山

佐藤昭大、笠井健太、宮崎、修人、ユース×3

試合勘を取り戻すために出場したマルキーニョスもゴールを決め、調整試合としては良かったように思える。
小谷野の爆発も素直に嬉しい。
練習試合と言えど手を抜くことなどあり得ないのである。
大姫は成長し池上季実子が演ずることとなった。

小笠原満男、代表招集に一縷の望み

小笠原、稲本ら代表候補が高地順応テスト”
 日本代表の一部選手が19日、都内で“高地順応テスト”を受けた。この日チェックを受けたのは鹿島の岩政、内田、小笠原、川崎Fの川島、稲本、中村憲、広島の西川、槙野、佐藤らで、G大阪を除くACL出場クラブに所属する選手。

 W杯1次リーグ3試合のうち2試合が標高1000メートル超の会場となるため、最先端施設の低酸素室で高地順応力を調べた。今年、代表に招集された選手を対象に随時テストを実施しており、すでにG大阪の遠藤、浦和の阿部、神戸の大久保らはチェックを終えている。

[ 2010年04月20日 ]

小笠原残った!W杯最終候補メンバー対象のメディカルチェック招集

3度目のW杯出場へ意欲をみせる鹿島の小笠原
 日本サッカー協会は19日、南アフリカW杯に参加する日本代表(23人)の最終候補メンバーの一部に当たる10人を招集し、都内でメディカルチェックなどを行った。今年2月の東アジア選手権以降、代表から遠ざかっているMF小笠原満男(31)=鹿島=も参加。岡田武史監督(53)は小笠原をW杯メンバーに加えることを選択肢の1つに残していることが分かった。

 小笠原が日本代表W杯メンバーの最終候補に残った。この日午後1時過ぎから約3時間、日本サッカー協会がW杯メンバー最終候補を対象に行うメディカルチェックを受けた。同協会関係者によれば、W杯を主催する国際サッカー連盟(FIFA)がW杯メンバーに提出を義務づけている身体検査、ドーピング検査のほか、代表独自で実施している低酸素室での高地順応テストなどに臨んだ。

 岡田監督は1月の鹿児島合宿で小笠原を初めて招集したが、2月の東アジア選手権では、本職のボランチとは違う2列目で起用し、結果を残せないと見るや、すぐさまメンバーから外した。その後、2度の代表活動があったが、招集していない。「(実績から)呼んで、外してとできる選手ではない」と話したことから、メンバー入りは絶望的とみられていた。

 小笠原自身、逆転メンバー入りをあきらめていない。「代表のためにプレーを変えることはしない。ただ、鹿島でのプレーを見て、それを評価してもらえたらいい。もう一度、W杯に出たい」。02、06年W杯でメンバー入り。3度目の出場で日本の「力になる」ため、メンバー発表の5月中旬(10か13日)まで結果を残し続けるつもりだ。

 W杯メンバーは23人中、すでに「7割」(岡田監督)は決まっており、特に中盤はMF長谷部(ヴォルフスブルク)、本田(CSKAモスクワ)らに内定が出た。残された枠は決して多くないが、MF遠藤(G大阪)はけがで別メニュー調整中。万全で本大会を迎えられる保証はどこにもない。遠藤、長谷部、中村俊の代役を考えた時、岡田監督の頭には「小笠原」の名前が浮かんでくるはずだ。

 ◆憲剛、稲本らも 〇…この日、G大阪を除くACL組の鹿島MF小笠原をはじめ10選手が、都内の最新鋭施設を訪れ高地順応テストに臨んだ。参加したのはMF中村憲、MF稲本、GK川島(以上川崎)、FW興梠、DF内田、DF岩政(以上鹿島)、FW佐藤、DF槙野、GK西川(以上広島)。過密日程の合間に岡田監督が重要視する“心臓チェック”を受けた。

(2010年4月20日06時02分 スポーツ報知)

メディカルチェックでニュースになる小笠原満男である。
それだけ、代表復帰論が高いと言えよう。
誰もが、この地に落ちた日本代表を救ってくれるのは小笠原満男以外にいないと思っておるのである。
しかしながら、小笠原満男が南アフリカの地を踏む可能性は非常に低いであろう。
ここまでの代表に於ける扱いを見れば一目瞭然である。
とはいえ、メディアを含めた国民は藁をも掴む気持ちで小笠原満男の招集を望んでおる。
救世主を誰もが待っておるのだ。
叶わぬ夢を諦めずに追っておるのである。
しかし、それは淡い夢と消えよう。
それが南アフリカに散る日本代表の運命なのである。
それはそうと、今回のメディカルチェックに招集されたメンバーであるが、報知にはおる興梠がスポニチにはおらぬ。
興梠の南アフリカも海の藻屑と消えたのであろうか。
それもまた、予想出来たこととはいえ残念である。

小笠原満男の代表招集はあるのか

「サプライズ」は小笠原満男!?
“日本の心臓”に求められる役割。

二宮寿朗
 W杯本大会メンバーは5月10日に発表される見通しとなった。23人枠にプラスしてバックアップの5人が選出されるという。バックアップは基本的にロンドン五輪世代の若手が中心。28人で発表して登録期限の6月1日に23人に絞る案も浮上していたようだが、結局は23人枠とバックアップ枠を分ける「23人+5人」の発表で落ち着くことになりそうだ。

 岡田武史監督はセルビア戦の前、本大会メンバーについて「7割方決まっている」と発言した。既に16、17人のメンバーを心に決めており、残り6、7人を誰にするか迷っているという段階であった。

 想像するに6、7人の内訳は主にFW、第3のCB、サイドバックの控え、攻撃的な切り札あたり。おそらくボランチのポジションは遠藤保仁、長谷部誠の2人をベースとして、メンバー入り濃厚な稲本潤一、阿部勇樹、今野泰幸、それに代表では2列目で起用される中村憲剛と役者がそろっているため、あまり苦悩の対象になっていなかったはずだ。

セルビア戦の完敗で浮き彫りになった長谷部の重要性。

 しかし、セルビア戦の完敗で6、7人の内訳が変わってくる可能性はある。

 この試合であらためて浮き彫りになったのは長谷部の重要性だった。前半にコンビを組んだ稲本と阿部はいずれもアンカータイプ。長谷部のような機動力を活かしたタイプではないため、攻撃になると周囲と絡みながら前に出ていくというシーンがほとんど見られなかった。攻撃に連動性が生まれなかった要因のひとつでもある。

「撃ち合いだったらイナとか阿部ちゃんのいいところも出たと思うけど、(相手に引かれた)今日のシチュエーションだとそうはいかない。そうなると(ボランチまで)ボール回しに参加しないと前まで行けない」と試合後のミックスゾーンで中村俊輔は、攻撃の組み立てが難しかったことを口にしている。

 長谷部は岡田ジャパンの心臓部で、不動のボランチとしてこれまで固定されてきた。チームトップの運動量を誇り、攻撃ではひるむことなく前に向かえる推進力がある。守備ではポジショニングもよく、状況判断も長けている。今の岡田ジャパンに長谷部と同じような役割をこなせる選手がいないために、彼が抜けるとあからさまに影響が出てしまうのだ。23人のメンバー構成を考えるならば、「長谷部型」をしっかりとこなせるボランチを一枚入れておくという選択肢が出てきて当然だ。

攻撃的MFではなくボランチとしての小笠原満男を。

 果たして「長谷部型」に適役がいないのか――。

 いや、候補がいないことはない。タイプは違えども長谷部の役割を担うのであれば、1月の鹿児島合宿で初めて招集された小笠原満男の存在がすぐに頭に浮かび上がってくる。

 小笠原はその合宿で本来のボランチではなく攻撃的MFとして呼ばれている。先発したベネズエラ戦、香港戦では連係面のぎこちなさものぞかせ、結果を残すことはできなかった。以降、日本代表には呼ばれることもなくなった。

 4年前ならともかく、今の小笠原に2列目のポジションでいきなり勝負させるには無理がある。むしろボランチとして連動性を重視した攻め上がりや、汗かき役としての運動量、ボール奪取力など、長谷部と共通する部分を重視すべきであろう。カバリングの判断などは年齢を重ねて磨きがかかっている。

 現在リーグ戦で上位に位置し、ACL無敗の鹿島で小笠原は好調を維持している。ボランチのテコ入れを指揮官が検討するのであれば「ボランチ小笠原」としてあらためて適応性をチェックしてもらいたいものだ。

「新人のオッサン」はチームをまとめるサポート役に適任。

 昨年末、岡田監督は日本外国特派員協会で設けられた会見の席で小笠原の招集について聞かれ、このように答えている。

「彼には非常に(高い)個人能力がある。だが、チームは優秀な人を上から順に選ぶわけではない。バランスを考えなければならない。必要ないときに呼んで外したら、次に必要なときに呼べなくなってしまう。それだけの立場にある選手」

 指揮官の言うとおり、実力のある選手を素直に上から取ったとしても強いチームができるわけではない。チームというのはナイーブなものだ。この時点において、控えに回ったときの小笠原は不満分子となるリスク、チームに対する影響度を岡田監督は考えていたのかもしれない。

 しかし、それは杞憂に過ぎないのではないか。1月に招集されたときの小笠原は自らを「新人のオッサン」と呼んで、自分から今のチームに馴染もうとしていた。若手に積極的に声をかけ、実戦練習を終えると周囲とのコミュニケーションを欠かさなかった。東アジア選手権では3試合中2試合でサブに回ったものの、彼の口からは「チーム」という言葉がよく出ていた。チームを第一に考えていたことがうかがわれる。W杯2大会の経験に加え、鹿島ではキャプテンシーを発揮してチームをまとめている立場。「長谷部型」を担えるというだけでなく、たとえサブに回ったとしても今の小笠原なら陰でチームを支えることのできる存在であるように思える。

過去3回のW杯同様、「サプライズ」の選考はあるか?

 ここ一番のときに一体感を生み出して勝ってきた過去の日本代表には、陰で支えるベテランの存在があった。'02年日韓大会ではトゥルシエに呼ばれた中山雅史、秋田豊という2人のベテランが盛り上げ役となった。'04年のアジアカップ中国大会のときには、ベンチには藤田俊哉がいた。試合に出ている後輩のために黙々とおしぼりを持って走る藤田の姿に、選手たちは奮い立って優勝をもぎ取ったのだ。この2つの大会を小笠原はサブの立場で経験している。

 運命のメンバー発表まであと3週間。過去3大会のメンバー発表で「サプライズ」がなかったことはない。今回「サプライズ」の主役となるのは4月に31歳となった小笠原なのか、それとも――。

(更新日:2010年4月19日)

ナンバーのコラムである。
著者の二宮氏は小笠原満男のサプライズ招集を期待する。
とはいえ、これは無さそうだからこその記事であって、あり得るのであれば記事とはならぬ文章である。
誰も今更期待しておらぬであろう。
期待出来る要素が全く無い。
我等はアジア制圧に集中し、自らの力で世界へ羽ばたきたい。

岡山・後藤圭太、初先発

【J2:第7節 岡山 vs 千葉】試合終了後の各選手コメント(10.04.18)
●後藤圭太選手(岡山):
「初めてのスタメンでしたが、自分の状態をよくして、高めることで、徹志(近藤徹志)とのコンビネーションっもうまくいくと思います。徹志は冷静で、信頼できる選手。心強いです」

昨季末に岡山へ完全移籍した後藤圭太が満を持して初先発したとのこと。
そしてJ2としては強豪のJEFの猛攻を抑え勝利に貢献しておる。
昨年までJ1で最強のチームの主力組と対戦しておったわけである、J2ごとき抑えるのは容易と言えよう。
思い起こせば、ちょうど一年前の2009年4月19日、後藤はサテライトリーグに出場しておった。
この試合で、日本代表にも名を連ねる平山相太を完全に抑え込んだのが、何を隠そう後藤圭太である。
ポテンシャルの高さに驚愕したことを記憶しておる。
いずれ鹿島のDFラインに入ってくるものと思っておった。
縁があり岡山へ移籍したが、我等の記憶は消せぬ。
岡山での活躍を心から願っておる。

広島戦報道

鹿島興梠体が動かず、悔しいドロー/J1

後半、左足でシュートを放つ鹿島FW興梠。左は広島DF中島
<J1:鹿島0−0広島>◇第7節◇18日◇カシマ

 4連覇を目指す王者にリーグ戦3試合未勝利というブレーキがかかった。この日はFW興梠慎三(23)やMF野沢拓也(28)らを中心として攻撃で好機を演出。後半6分には野沢の右CKからDF岩政がヘッドで合わせたが、バー直撃。終了間際の同47分には興梠が鋭い反転からシュートを放ったものの、GKの好守に阻まれた。ACLを含む過密日程の疲労も蓄積しており、公式戦5戦連発を逃した興梠は「前半から体が動かなかった。悔しい」とこぼしていた。

 [2010年4月19日8時45分 紙面から]

鹿島、広島とドローでJ3試合白星なし
2010.4.19 05:03
 J1第7節最終日(18日、鹿島0−0広島、カシマ)鹿島−広島は0−0で引き分けた。鹿島の日本代表FW興梠慎三(23)は公式戦連続ゴールが「4」でストップした。後半ロスタイムにはゴールを背にしてパスを受けると、反転して左足シュート。しかし、右手を伸ばした広島GK西川の指先に当たり、阻止された。

 「悔しいですね。相手は引いていて、DF裏のスペースがなくて難しかった」

 シュート3本を放つも、0−0のドロー。2試合出場停止のFWマルキーニョスを欠き、リーグ戦で3試合白星がない。奮起を期待された興梠は、「足がつりました。前半から体が動かなかった。(19歳の)大迫にがんばってもらいました」と力なく笑った。

 日本屈指の快足FWに、心身のタフさが加われば鬼に金棒なのだが…。
(浅井武)


広島と引き分け、さえない表情の小笠原ら鹿島イレブン=カシマ


後半、競り合う広島・槙野(左)と鹿島・岩政=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、鹿島・大迫がクロスに反応するも広島GK西川に阻まれ得点ならず=カシマ(撮影・財満朝則)


過密日程の影響?鹿島今季初の無得点試合

19本のシュートを放ちながらスコアレスドローに終わり、ガックリうなだれて引き揚げる鹿島イレブン
Photo By スポニチ

 【鹿島0―0広島】鹿島はホームで広島と対戦し0―0に終わり、2試合連続の引き分けとなった。

 4戦連発中だったFW興梠が不発に終わり、広島とスコアレスドロー。今季初の無得点でリーグ戦は3試合勝ちなしとなった。後半ロスタイムにMFフェリペ・ガブリエルからパスを受けた興梠は相手DFを背負いながら反転してシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれて連続ゴールがストップ。「(中3日の試合で)体が動かなかった。積極的にシュートを打ちにいったんだけど」と悔しさをあらわにした。

[ 2010年04月19日 ]

3戦勝てず 過密日程、疲労の影響も岩政「意識の問題」…鹿島

後半44分、広島・中島をかわしシュートする鹿島・興梠(右)
 ◆J1第7節 鹿島0―0広島(18日・カシマ) 鹿島がスコアレスドローでリーグ戦3試合連続未勝利となった。「最近は前半の失点が多い」(DF内田)と序盤こそ激しいプレスで広島にサッカーをさせなかったが、徐々に足が止まり、試合中盤にはセカンドボールを拾えなくなった。FW興梠のボレーシュートなど決定機も作ったが、相手GKの好守もあって無得点。内田は「しょうがない」とうなだれた。

 J最多タイの今季公式戦13試合目(55日間)を消化した。疲労の影響は避けられないが、DF岩政は「意識の問題。次のプレーのために走っている選手が、相手の方が多い」と断言。「1年間勝つためには90分間集中できるかどうか。1、2年前、セカンドボールを拾って試合を制圧したサッカーを取り戻したい」と説いた。リーグ4連覇、ACLを狙う今季、これ以上つまずくわけにはいかない。

(2010年4月19日06時02分 スポーツ報知)

鹿島不発 広島とドロー
2010/04/19(月) 本紙朝刊 スポーツ A版 7頁
守備崩しきれず3試合白星なし
鹿島0−0広島

 Jリーグ1部(J1)第7節最終日(18日・カシマスタジアムほか=3試合)鹿島は広島と0−0で引き分けた。3試合連続で白星がなく、足踏みが続く。

【評】互いに好機を生かせず無得点。前半は主導権を握った鹿島だが、相手守備を崩しきれなかった。後半6分には右CKを岩政が頭で合わせたが、バーに当たった。
細かくパスをつないで打開を図った広島は、ゴール前で決定力を欠いた。


【写真説明】
鹿島−広島 前半35分、鹿島・大迫の決定的なシュートが外れる=カシマスタジアム


ニッカン、サンスポ、スポニチは興梠の疲労について報じておる。
興梠本人が身体が動かなかったとコメントしておっては、そう報じる以外に無かろう。
我等としても精一杯声を出しておったが、得点には結びつかず残念な結果となった。
そんな中で、報知は切り口を変え、DF陣のコメントを報じておる。
岩政の申すように意識を強く持ち90分間戦っていきたい。
最低限の勝ち点を積み重ねた試合を過去の糧とし、前へ進んでいこうではないか。

広島戦コメント


2010Jリーグ ディビジョン1 第7節
vsサンフレッチェ広島

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
(Q:リーグ戦3試合白星がないことについて)
サッカーには勝つ、負ける、引き分けるというレギュレーションがあるので、我々としては別に何の問題もない。今は自分たちのやるべきことをやり続けることが大切。
(Q:交代で入ったフェリペ ガブリエルを前線で入れた理由は?)
前でボールを収めることができていなかったので、FWの経験もあるフェリペ ガブリエルを入れることでタメを作って前に押し上げるために彼を前線に入れた。

2010年 4月18日(日)

本日行われたJ1第7節広島戦は、相手ゴールを割ることが出来ず、スコアレスドローに終わりました。

【J1:第7節 鹿島 vs 広島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.18)
4月18日(日) 2010 J1リーグ戦 第7節
鹿島 0 - 0 広島 (15:07/カシマ/17,983人)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:これでリーグ戦に関しては3試合勝ちがなくなりました。厳しいスケジュールではあると思うのですが、戦術的な部分でなにか問題があるとお考えでしょうか?もしあるとすれば、このあと次の試合に向けてなにを改善しようとお考えでしょうか?
「別になんの問題もありません。3試合で1つも勝っていませんけど、その前の3試合を勝っています。サッカーというものはご存じかもしれませんが、『勝つ』『負ける』『引き分ける』というレギュレーションがあるのですから、別になにも問題はないと思いますし、我々は自分たちがやるべきことをしっかりやり続けるべきだと思います」

Q:フェリペガブリエル選手を前線に入れ、そのあと2列目にしましたけど、その辺りの狙いというのはどういうものだったのでしょうか?
「基本的に前でボールをおさめることができていなかったので。フェリペに関してはFWの経験もありますし、そこで少しでも前の方でボールをおさめることができれば、つまりタメを作ることができれば、全体の押し上げもできますので、そういった狙いがありました」


以上

【J1:第7節 鹿島 vs 広島】試合終了後の各選手コメント(10.04.18)
●佐々木竜太選手(鹿島):
「持ってないに尽きる…20分もあったから。もうちょい長いボールを入れてもらっても良かったかな。広島のDFは高さがなかったから。悔しいです」

●中田浩二選手(鹿島):
「(佐藤寿人については)最初は掴めていなかったけど、徐々に掴めてきていたからね。途中はできてたんじゃないかなと。最後は、ああやって点を取りにいっているからああいう展開になるのはしようがないことだと思うしね。中盤くらいはしっかり守れていたんじゃないかと思いますけどね」

Q:フェリペがトップに入りましたけど?
「キープ力あるし、フェリペは裏に飛び出していくのが特長でもあるから。うまく使えれば良かったけど…」


●岩政大樹選手(鹿島):
「僕自身は、あまり良い状態だと感じた試合はないですね。サッカーというのは90分間、どれだけ集中できるかの戦いだと思っていますし、結局はゴールシーン、もしくはピンチのシーンというところで、決めた、決めなかった、決定力がどうとかという話をしがちですけど、1年間という長い期間をどこが勝っているかというと、どれだけ全員が集中して試合ができているかということだと思うんですね。疲れなのか意識なのかわからないですけど、どっちにしても問題ですね。そんなに連戦じゃないので。今年は何連戦といってもここだって3連戦だけですし、この期間だけで走れないのであればちょっと難しいなあと思いながらやってますけど。そのなかでもなんとか勝ち点を拾っていかないといけないので、こういう状況でもどう勝っていこうかと考えながらやっているんですけど…」

Q:ヘディングシュートには得点の匂いがあり増した?
「そういう意味では僕が決めていれば勝っていた試合だと思います。セットプレーで勝てれば一番いいんですけど、セットプレーで勝てる試合はそんなに多くないですし、全体の意識というか、言葉にすると難しいんですけど、チーム内に流れている空気感がもう少し厳しくないと」


[ J1:第7節 鹿島 vs 広島 ]

激しい空中戦を見せる岩政大樹(鹿島)と槙野智章(広島)。同じセンターバックとしての意地が激しくぶつかり合った。

[ J1:第7節 鹿島 vs 広島 ]

出場停止のマルキーニョスに代わって今季初スタメンとなった大迫勇也(写真)だったが、惜しくも今季2ゴール目を決めることは出来なかった。

[ J1:第7節 鹿島 vs 広島 ]

公式戦5試合連続ゴールを狙った興梠慎三(写真右)もこの日はゴールネットを揺らすことが出来ず。試合は両チーム得点を奪うことが出来ずスコアレスドローに終わった。


スコアレスドローという結果は残念ではあるが、悲観する内容ではなかったと言えよう。
岩政の申すように良い状態ではない為に結果はついてきておらぬ。
それもサッカーという競技であるとオリヴェイラ監督と語る。
その通りであろう。
内容が良くなくても勝っている場合にこそ手を加えねばならぬのだ。
今はその時ではない。
逆にヤスや大迫、よよが経験を積み、ガブさんがチームにフィットする機会を得た。
次の試合ではそれが実り勝利を手にすることが出来よう。
気持ちを切り替え次の試合に挑むだけである。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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