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小谷野、感嘆の声

鹿島MF小谷野がW杯の世界レベルに刺激
 鹿島は30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで練習を行った。午前中は30分間の紅白戦を含む、内容の濃いメニューを消化。今季出場機会が増え、伸び盛りのMF小谷野顕治(22)は前日29日のW杯決勝トーナメント1回戦で日本がパラグアイに惜敗したことに「まじで悔しいですね」とポツリ。だが、直後に気を取り直したように「スペインとかをテレビで見ると、技術とかすごいっすね」と世界レベルの技を刺激にしていた。
 [2010年6月30日19時11分]

W杯に刺激を受ける小谷野である。
日本の敗戦にため息をつき、スペインの美技に感嘆する。
W杯とは如何に素晴らしきものか。
小谷野も4年後にブラジルの地を立てるよう精進に精進を重ねて欲しいところ。
技術レベルは申し分がない。
後はフィジカルとメンタルである。
後半は出場機会を増やし、レギュラーへ近付け。
経験を積めば、日本屈指のMFである。
楽しみにしておる。

監督の檄

2010年 6月30日(水)

9時からの午前練習では、30分間の紅白戦など実戦的なメニューを行いました。練習中、オリヴェイラ監督からは激しいゲキが飛んでいました。

猛烈に檄を飛ばすオリヴェイラ監督である。
残り二週間で後半戦の再開となり、練習も厳しくなろう。
選手もオリヴェイラ監督の要求に応えねばならぬ。
年内を無敗で乗り切るくらいの気概が欲しい。
我等も聖地へ集い声を出していこうと思う。
一致団結して、勝利を掴むのだ。

慎三、超一流を目指す

鹿島FW興梠腹筋3000回「Cロナ目指す」
 鹿島FW興梠慎三(23)が14年W杯ブラジル大会に向け、C・ロナウドばりの肉体を手に入れる。今回は日本代表のFW争いに最後まで食い込みながら落選。悔しさを4年後のW杯で晴らすために、まずは6月から練習後に30回×5セットの腹筋を開始した。「C・ロナウドは3000回の腹筋をすると聞いたから。4年後に今年と同じ(落選という)失敗を繰り返したくない」。超一流選手の体を手本に、さらなる進化を目指す。
 [2010年6月30日8時24分 紙面から]

肉体を鍛える慎三である。
とはいえ、3000回のC.ロナウドに対し、150回の慎三である。
しかしながら、千里の道も一歩からと昔から言われておる。
鋼の肉体を有し、アジアを征し、世界へ飛び出すのだ。
興梠慎三の飛躍が楽しみである。

岩政、チームを鼓舞

岩政&内田、出番なし「鹿島サポーターは悔しがってる」
 【W杯決勝トーナメント1回戦 日本0―0(PK3―5)パラグアイ】J1鹿島から岡田ジャパンに選ばれた岩政と内田はともに1度もピッチに立たずに終戦を迎えた。「僕と(内田)篤人が試合に出られなくて、鹿島のサポーターは悔しがっていると思う」と岩政。中沢、闘莉王が安定したプレーを続けたため、出番なかったが、不測の事態に備え、体を温め続けた。練習中には大声を張り上げ、チームメートを鼓舞。ムードメーカーに徹し、侍ブルーを支え続けた。

 内田は「自分はまだまだ実力不足。試合に出るためには足りないものがある」と唇をかんだ。最後の試合をベンチから見守り「1次リーグと決勝トーナメント1回戦ではレベルが全然違った」と実感。W杯後は7月1日付でドイツ1部リーグのシャルケへ移籍。「サッカー選手として、人間として大きくなりたい」。22歳の若武者は、早くも4年後のブラジル大会を見据えている。

[ 2010年06月30日 09:21 ]

鹿島を代表し南アフリカへ行った岩政と篤人はピッチに立つことなく大会を終えた。
様々な考え方があろう。
単に悔しがっておるわけではない。
それはともかく、W杯という大きな大会に参加したことは二人にとって大きな経験となったはず。
再開後の岩政のプレイに注目である。

笠井健太、発奮

鹿島笠井がロビーニョに刺激「自分も」
 鹿島DF笠井健太(24)がブラジル代表FWロビーニョに刺激を受けた。ブラジルのサントス・ユースに所属していた03年にロビーニョとともにプレー。親交を深めた。そのロビーニョは28日の決勝トーナメント1回戦のチリ戦で駄目押し点をマークするなど、王国ブラジルの主軸として活躍しているだけに「自分も頑張りたいね」と意気込んでいた。
 [2010年6月29日18時27分]

ブラジル代表のロビーニョに刺激を受ける笠井健太である。
同世代のスターが活躍する姿を、ただ指をこまねいて観ているだけでは済まぬはず。
ここで、奮起し、レギュラーポジション奪取を狙って欲しい。
健太のポジションである右サイドバックは、篤人の移籍により空白となる。
とりあえずは左SBの新井場が右に回り、この場を凌ぐ算段ではあるが、本職である健太にとってチャンスであることには代わりは無かろう。
ブラジル仕込みのテクニックを駆使した攻撃力で右サイドを制圧せよ。
期待しておる。

篤人、コメント

【2010FIFAワールドカップ南アフリカ パラグアイ vs 日本】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント(10.06.30)
6月29日(火) 2010FIFAワールドカップ南アフリカ
パラグアイ 0 - 0(PK 5 - 3)日本 (23:00/プレト/36,742人)
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●内田篤人選手(鹿島):※大会後にシャルケ04と正式契約の予定
「ベスト16で日韓大会の時と同じ(成績)なので、もうひとつ上に行きたかったですね。
僕は幸せなことにまだ22歳。年齢的にはまだチャンスはあると思います。ここからは自分次第。頑張り次第だと思います」


以上

ブラジルに焦点を合わせる篤人である。
この南アフリカW杯は、篤人にとって最高のものではなかったとは思うが、良い経験にはなったであろう。
この経験を糧にドイツへ旅立てるのは幸せである。
4年後を見据え、シャルケで輝いて欲しい。
どこへ行っても、プロデビューが鹿島であったことを誇りに思う。
常に走り続けて欲しい。

船山と川島

2010年 6月29日(火)

チームは9時よりグラウンドにて実戦形式のトレーニングを実施。練習の最後には、 20分間の紅白戦を行いました。

競り合う船山と川島である。
二人のレフティが切磋琢磨し、レギュラーを狙う。
鹿島の層の厚さを物語っておる。
川島は怪我で出遅れたが、鹿島の中盤を背負って立つ逸材である。
トリッキーなプレイで観客を魅了する川島がピッチに立てば、人気は急上昇するであろう。
サッカーという球技の魅力を人に伝える伝道師である。
そして、船山は鹿島でレギュラーを獲るため契約を延長した挑戦者である。
例えベンチ入りすらままならぬ日々が続いたとしても、腐ることなく戦い続けるであろう。
それほど、強い精神力を持っておる男である。
この二人が競演する日も遠くはあるまい。
お互いの左足から繰り出されるボールが、相手ゴールを襲うこととなる。
これほどの驚異は無かろう。
楽しみな未来である。

小澤、パラグアイ攻略法

パラグアイ攻略へ 走力戦で「スペースに飛び込め」
 【W杯南アフリカ大会・日本】今年1月に鹿島からパラグアイ・リーグのルケーニョへ移籍したGK小沢英明(36)が、日本代表にアドバイスを送った。

 現在のパラグアイサッカーを最も知る日本人はまず、「日本と似てボール保持を重視するサッカーで、逆に日本は戦いにくい。セットプレーも得意で、国内ではどのチームも練習に力を入れている」と分析。その上で「守備面では1対1のマークは強いが、ゾーンで守った時のマークの受け渡しに難がある。日本の持ち味の走力や俊敏性を使ってスペースへ飛び込む攻めが効果的」と指摘した。実際、現地の選手たちは「日本人は何であんなに走れるんだとか、細かい動きがいいと驚いている」という。

 普段はのんびりしているパラグアイ人も試合では闘争心をむき出しにし、勝負へのこだわりも強いため、気迫負けしないことも重要という。今回の代表は完成度が高いと評価を受けているそうだが「日本にも十分チャンスがある」と話した。

[ 2010年06月28日 ]

昨日に引き続きパラグアイに移籍した小澤からの情報である。
日本の走りに驚いておるとのこと。
小澤の情報を糧に日本代表も一泡吹かせて欲しいと願うのである。

小澤、パラグアイ情報

立ちはだかる分厚い壁 パラグアイは「まず守備を考える国」
【W杯南アフリカ大会・パラグアイ】日本代表を迎え撃つパラグアイ守備陣は、定評のある堅守で完封を狙う。

 パラグアイは世界的GKチラベルトを輩出するなど、伝統的に守備が強いことで知られる。今年1月にパラグアイのルケーニョに移籍した元鹿島のGK小沢英明(36)も「パラグアイは攻撃よりまず守備を考える国で、GKの地位も他国より高い」と話している。

 パラグアイリーグで低迷していた強豪リベルタを06年に復活優勝させた手腕を買われ、07年2月に代表監督に就任したマルティノ監督は、まず守備の整備から着手。今回のW杯南米予選では18試合でブラジルの11失点に次ぐ16失点の堅守で、ブラジル、アルゼンチンをホームで破った。W杯1次リーグでも失点は初戦のイタリア戦で許した1点のみ。日本代表の前には分厚い壁が立ちはだかる。

最終更新:6月27日 14時13分(スポニチアネックス)

6月29日に日本代表が対戦するパラグアイの情報である。
今年よりパラグアイに渡った小澤が語っておる。
GKの地位が高いとのこと。
小澤も面白き国にて経験を積んでおる模様。
我等にとっても嬉しき情報である。
小澤が元気に過ごしておるようで、喜ばしい。
遠く離れた地におっても小澤はファミリーなのである。
活躍して欲しいと願う。

イ・ジョンスに中東からオファー

DF李正秀に中東からオファー/韓国
 韓国代表(B組)DF李正秀(30=鹿島)に中東の複数クラブから獲得のオファーが届いていることが26日、分かった。関係者が明かしたもの。W杯1次リーグ3試合に先発出場し、DFながら2得点。韓国の決勝トーナメント進出の立役者の1人になったことで、各国スカウトから注目を浴びていた。鹿島とは来年2月1日までの契約を残すが、今後も活躍が続けばさらに興味を持つクラブが増える可能性がある。
 [2010年6月27日8時14分 紙面から]

イ・ジョンスに中東のクラブからオファーが届いているとのこと。
シーズン途中でレギュラーDFが抜けるのは痛い。
ここは残留を望む。
しかしながら、中東マネーに勝利出来るはずはない。
金銭的魅力にイ・ジョンスが負けてしまえば、それは涙を飲む以外に無かろう。
とはいえ、我等には昨季までレギュラーを務めておったイノパンがおる。
我等は岩政+イノパンで三連覇を成し遂げておるのである。
もし、イ・ジョンスが移籍したとしても何ら問題は無い。
我等としては、イ・ジョンスの決断を待つのみである。

フィジカル強化合宿打ち上げ

鹿島福島合宿 徹底して体力面強化
2010/06/27(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 9頁

 Jリーグ1部(J1)鹿島は26日、福島・Jヴィレッジで合宿6日間のトレーニングを打ち上げた。選手会副会長の野沢が音頭を取り、「国内3冠を取りに行く」と目標を明確にした。
 2週間前の練習再開から厳しい体力トレーニングを実施。合宿は実戦練習も予想されたが、徹底したフィジカルメニュー。最終日は合宿でなじみの8カ所のサーキットを連続して回る練習を約1時間実施。紅白戦さえ行わず、全日程を終えた。
 中田は「鹿嶋に戻ってからも2週間以上ある。来週あたりから紅白戦が入るのかな」と、7月14日のJリーグ再開を逆算した意図を説明。3日にはプレシーズンマッチも控え、曽ケ端は「合宿を経て再開前に実戦を踏み、いい形で試合を迎えたい」と話した。



【写真説明】
サーキットトレーニングで合宿を締めくくる鹿島の選手ら=福島・Jヴィレッジ


徹底的にフィジカルを鍛えた福島合宿であった。
ここから篤人抜きの戦術を熟成しリーグ戦の再開に備えたい。
夏場を乗り切り、ナビスコ杯・天皇杯との過密日程を越えるべく鍛え上げた肉体で戦うのだ。
まずはPSM JEF戦である。
新たなる戦術を確かめるべく、ひたちなかへ向かいたい。

ラーメン対決

鹿島が祭りで「豚骨対塩」ラーメン対決?!
 鹿島が26日夕方、カシマスタジアムでソシオ・フェスタを行い、MF本山雅志とMF小笠原満男がそれぞれプロデュースしたラーメン屋が出店した。本山は福岡市生まれらしく、豚骨ラーメンで勝負。小笠原は魚介の味をいかした塩ラーメンを売り出した。この日午前まで福島合宿を行い、午後に鹿嶋市に戻ってイベントに参加する過密日程で、小笠原は体調不良のため欠席したが、店頭に立って「営業活動」した本山は「おいしいから、ぜひ食べてほしいですね」と笑顔で話していた。
 [2010年6月26日20時0分]

本山vs満男の夢の対決である。
豚骨の「元祖本山拉麺」対塩の「らーめん満男」。
どちらも甲乙付けがたい。
後半戦は二人のハーモニーが奏でられるであろう。
この二人で中盤を制して戦っていきたい。

バク宙で合宿を締め

2010年 6月26日(土)

キャンプ最終日は激しいサーキットトレーニングを実施。充実した6日間となりました。キャンプの締めとして、今年は當間選手とともにジウトン選手もバク宙を披露してくれました。

綺麗にバク宙を決めるジウトンである。
今後の活躍を予感させる。
左の翼はジウトン、右は當間で決まりである。

日本代表、決勝トーナメント進出

サッカーW杯 J鹿島・水戸選手ら絶賛
「FK完ぺき」「刺激になる」
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表が決勝トーナメント進出を決めた25日、同じプロとしてJ1鹿島やJ2水戸の選手らは、快勝したデンマーク戦の話で持ち切りだった。快進撃に喜び、精度の高いキック、守備陣の頑張りをたたえる声が相次いだ。
 福島県のJヴィレッジで合宿中の鹿島の選手らは、休憩時間に日本代表の話題ばかり。午前中から練習があるため、生中継を全部見るのは難しかったようだが、「前半だけ頑張って見た」「後半の開始に合わせて起きた」など、多くの選手が睡眠時間を調整してテレビ観戦した。
 2002年W杯の日本代表だった曽ケ端準選手(30)は、本田圭佑選手(24)のフリーキックに「あのブレ球はすごい」と、ゴールキーパーの目線から絶賛。本山雅志選手(31)は、同学年の遠藤保仁選手(30)の追加点に「ヤット(愛称)のフリーキックは曲がり方が完ぺきだった」と喜んだ。
 決勝トーナメントに関して、経験者の中田浩二選手(30)は「予選リーグと緊張感も違う。パラグアイは強い相手だし、難しい試合になる」と予想した。
 予選リーグで闘莉王選手の貢献度は高く、水戸時代にサイドバックとして一緒にプレーした水戸の木沢正徳ヘッドコーチ(41)は「ピンチの対応などがすごい。見ていてほれぼれする」と感嘆。「水戸の時は点を取られると、攻撃参加してしまったが、今は立場を理解している」とチームプレーに徹する姿をほめた。
 水戸のセンターバック、大和田真史選手(28)は闘莉王のプレーに「刺激になる。闘争心、気持ちを大切にしているところを見習いたい」と強調。決勝トーナメントでも活躍を期待した。


日本代表の決勝トーナメント進出を称える鹿島の選手たちである。
FK直接二連発は確実に日本サッカーの歴史に刻まれた。
日本代表は一歩進んだと言えよう。
そんななかで、ユダの目は決勝トーナメントを見ておる。
ユダの経験は貴重であると言えよう。
それを有する我等も経験豊富なのである。
圧倒的な強さを誇りながらミス一つでリーグ優勝を逃した1997年。
鳴り物入りで入団した大物助っ人が機能せず、シーズン途中で契約解除するも三冠を達成した2000年。
アディショナルタイムの失点に泣きステージ優勝出来無かった2003年。
無理矢理な世代交代が祟った2004年。
シーズン前半に圧倒的に勝ち点を積み上げながらも後半戦に失速した2005年。
ジャッジに泣かされ監督が去った2006年。
これら経験の積み重ねで今があり、未来があるのだ。
これからも一歩一歩進んでいきたい。

篤人にエール

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング5日目
練習後、青木選手、佐々木選手、そして遠藤選手に話を聞きました。


青木選手:
「先週からずっと厳しい練習をしてきて、体力的にも精神的にもだいぶきつい所まできていると思いますけどそれは後半戦を戦っていく上で必要なことだと思っています」


佐々木選手:
「篤人、元気か?こっちはみんな元気だよ。なかなかテレビの画面に出てこないけど、応援してるからがんばってね。キャンプも明日で終わりなので頑張りたいと思います」


遠藤選手:
前半戦の前半はよかったんですけど終盤は活躍できなかったので、後半戦はもっと頑張らないといけないと思います。ウッチー頑張ってね!」


篤人にエールを送るさやんどうである。
確かに篤人の出場せぬクリープを入れないコーヒーのようである。
世界の右サイドを切り裂いて欲しいところ。
そして、エールを送ったさやえんどうも次回2014ブラジルW杯を目指すのだ。
我等こそさやえんどうにエールを送りたい。

若手とベテラン

2010年 6月25日(金)

午後練習は、3グループに分かれて、補強系のトレーニングやプールトレーニングを実施しました。キャンプ5日目ということもあって、選手たちの疲労はピークに達していますが、練習後には笑顔がこぼれていました。



さやえんどうと本山である。
楽しげに絡んでおる。
雰囲気は最高と言って良かろう。
若いさやえんどうを本山が走らせ、試合を決める。
後半戦はそのような光景が観られるのであろうか。
若手とベテランが融合し、我等は更なる高みへ登り詰めるのである。

新井場ブラザース

2010年 6月25日(金)

午前練習はフットバレーでウォーミングアップを行った後、2グループに分かれて実戦形式のトレーニングを行いました。

交錯する新井場ブロスである。
二人の競演はいつ訪れるのであろうか。
佐藤昭大のレンタル期間は残り半年である。
このまま第三GKのままでは同時にピッチに立つのは難しい。
この合宿で大きくアピールし、順列を上げて欲しいと願う。
その為に遠く広島よりやってきたのである。
しかしながら、杉山もそう易々とポジションを明け渡しはしまい。
熾烈なポジション争いが鹿島をより強くするのである。

篤人、セレモニー中止か

早期合流希望…内田“お別れ会”は困難に
 【W杯南アフリカ大会・E組日本】シャルケへの移籍が内定している日本代表DF内田篤人(22=鹿島)が、7月10日すぎにチームへ合流することになった。

 シャルケからはW杯後3週間程度の休養を打診されていたが、内田は早期合流を希望。日本代表と共に南アフリカから一度帰国し、その後メディカルチェックと正式契約のため渡独。7月14日の2次キャンプから練習に参加する予定だ。

 鹿島はリーグ再開初戦のホーム湘南戦(7月14日)でセレモニーを開催する計画だったが、内田の早期合流希望で開催は難しくなった。日本代表不動の右サイドバックとして君臨してきたが、W杯では守備的布陣への変更に伴い先発落ち。さらなる飛躍を目指すため、長期オフを返上してドイツへ旅立つ。

[ 2010年06月25日 ]

7月17日にシャルケに合流と報じられておった篤人であるが、7月14日に合流するとのこと。
これで、湘南戦に於けるセレモニーは水の泡となった模様である。
これは残念。
とはいえ、篤人としても一刻も早くシャルケに馴染み、アピールせねばなるまい。
ここは我等がグッと我慢するところ。
8年前、鈴木隆行が日韓W杯後にベルギーのヘンクへ移籍したときのことを思い出す。
あの時は突然の移籍で、顔を合わせることなく去っていったので、寂しい思いをしたファンが多かった。
今回の篤人も寂しいファンも多かろう。
しかしながら、篤人のサッカー選手としての人生に於いて意味のある移籍とするため、我等も影ながら応援していこうではないか。

宮崎、ポジション争いに参戦

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング4日目
練習後、曽ヶ端選手、杉山選手、そして宮崎選手に話を聞きました。


曽ヶ端選手:
「前半戦は、僕自身のミスで勝点を落とした試合もあったので、後半戦は、ナビスコカップや天皇杯も含めて、いい準備をして臨めればいいと思います」


杉山選手:
「前半戦ではACLという大きな目標を失いましたけれど、残りのタイトルは全部とるつもりでいますし、個人的にはチームに貢献して12月に皆さんと一緒に喜べたらいいと思っていますので、後半戦も熱い応援よろしくお願いします」


宮崎選手:
「篤人がいなくなって篤人の穴をいかに埋めるかという所で、自分もサイドバック争いに食い込んでいきたいと思いますので応援よろしくお願いします」


サイドバック争いに食い込もうという宮崎である。
入団時に叫ばれた大学生NO.1サイドバックの呼び声を呼び戻すときが来たと言えよう。
ライバルのジウトンと勝負し、公式戦出場を勝ち得て欲しい。
その第一歩としてこの合宿でアピールをするのだ。
我等も声を出して応援していきたい。

健太、筋力アップ

010年 6月24日(木)

午前中のトレーニングがかなりハードだったため、選手たちの疲労を考慮して午後練習は筋力トレーニングのみとなりました。

オリヴェイラ監督から直々に指導を受ける笠井健太である。
篤人が旅立つ今、右サイドのレギュラー争いは熾烈を極めるであろう。
当面は新井場を回すにしろ、本職の健太と當間は虎視眈々と出場機会を窺っておるに違いない。
七色の言語を操る健太にもチャンスは訪れる。
怪我で出遅れた今季であるが、完全復活した現在、この福島合宿で大きくアピールして欲しいところ。
攻撃力ならば當間を超える潜在能力を持っておる。
ジウトンと並び両サイドから攻撃する姿を早く観たいものである。
楽しみにしておる。

興梠の決意

再出発・決意の後半戦へ FW 興梠慎三
2010/06/23 (水) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁

■チーム浮沈の鍵 「4年後、本当の勝負」
「鹿島から誰が選ばれるかな? 2人は入ると思う」。5月10日、南アフリカ・ワールドカップの日本代表メンバー発表当日。興梠慎三は報道陣と雑談していた。当落線上だった自分自身には「おれは入らない」。残念ながら、予想は的中した。
天命を待つ程に人事を尽くせなかった。代表戦はいまだ無得点。メンバー発表前、最後のセルビア戦でも先発しながら、前半だけで退いた。FWの切り札として期待値も大きかったが、強いインパクトがなかった。「結果を残せなかったので、しょうがない。外れたから特別ショックということもなかった」
今季、鹿島での責任は、例年以上に大きい。絶対的な存在の相棒、マルキーニョスは34歳。少しずつ得点力に陰りも見え始め、興梠の成長は浮沈の鍵を握っている。ここまでリーグ戦11試合4得点は、「全然物足りない」。連係の中で能力を発揮するが、局面ではより個人での状況打開が求められる段階にきている。「チームの調子が悪くて点が取れなかったら意味がない。波の少ないFW、安定して点が取れるFWになりたい」。志とどう向き合うか、飛躍へのテーマとなる。
アジアタイトルを逃し、国内3冠へ進む後半戦。夏場に向け、地道な筋力トレーニングも始めた。練習後の腹筋を30回5セット。「ロナルド(ポルトガル)は腹筋を3千回やってるらしいから」。冗談半分で言いつつ、すぐ真剣な表情に切り替わった。「W杯の選考対象になったのは、サッカー選手としてプラスになる。今年は残る大会で全力を尽くしたい。4年後は28歳。一番いい年齢。その時が本当の勝負」

W杯ムード一色の中、後半戦へ向け再出発をはかる鹿島。後半戦へ決意を込める4選手を紹介する。



【写真説明】
W杯メンバー落選から気持ちを新たにする興梠=福島・Jヴィレッジ


W杯メンバー落選を糧に成長する興梠である。
興梠にとって南アフリカは過去である。
2014ブラジルW杯へ向けて走り出すのだ。
まずは国内三冠を目指せ。
我等も心から応援しようではないか。
楽しみにしておる。

2006篤人という翼

[ Play Back SAMURAI BLUE ] DF/6 内田篤人(鹿島)
それぞれが歩んできたサッカー人生の全てをぶつけ、2010FIFAワールドカップ南アフリカを戦うSAMURAI BLUE(日本代表)!最終メンバー23人がそのサッカー人生の第一歩を踏み出した、それぞれのルーキーイヤーをフォトで振り返ります。
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■DF/6 内田篤人(鹿島)
内田篤人のJリーグデビューは2006年。開幕節に右サイドバックとして先発するとそのままスタメンに固定され、この年リーグ戦28試合に出場した。写真は自身のJ初ゴールを挙げた同年3月21日の甲府戦にて、スローインを行う内田。

相手の鼻先をすり抜けるドリブル、そこから放たれる柔らかいクロスで多くのチャンスを演出。右サイドを駆け上がる姿は多くの観客を魅了した。2008年1月、日本代表デビュー。やや遅れてメンバーに加わった長友佑都(F東京)とともに、新たな日本代表のサイドバックの顔として定着した。先日ドイツのシャルケへの移籍を発表、今夏からは世界を舞台に戦う。


(2006.03.21/鹿島アントラーズvsヴァンフォーレ甲府)

スローインを投げる篤人である。
17歳最後の公式戦、まだあどけなさが残っておる。
背番号20も懐かしい。
篤人の歴史は連覇の歴史である。
2006年、タイトルこそ逃したものの、レギュラーに抜擢され、成長し、王者となる礎を築いた。
篤人と共に我等は喜び笑ったのである。
今後は彼抜きで進んで行かねばならぬ。
一足先に世界へ飛び立った翼の後を追うように来季こそアジアの頂点に立ち、CWCで相まみえたいと願う。

2004岩政ピッチに立つ

[ Play Back SAMURAI BLUE ] DF/13 岩政大樹(鹿島)
それぞれが歩んできたサッカー人生の全てをぶつけ、2010FIFAワールドカップ南アフリカを戦うSAMURAI BLUE(日本代表)!最終メンバー23人がそのサッカー人生の第一歩を踏み出した、それぞれのルーキーイヤーをフォトで振り返ります。
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■DF/13 岩政大樹(鹿島)
2004年にプロデビュー。写真はJリーグ戦初出場となったこの年の1stステージ第3節・名古屋戦にて、88分に深井正樹(現千葉)と交代でピッチに入る瞬間。プロ初年度の岩政は当初はベンチを温める日々が続くも、2ndステージ中盤からスタメンを奪取。以来、鹿島不動のセンターバックとして出場を続けている。

2007年12月に日本代表候補として初招集されるも、なかなか出場機会は訪れなかった。それから2年が過ぎようかという2009年10月、スコットランド戦にてついにデビューを飾る。同年は鹿島で3連覇も達成、自らも評価を高め今回のW杯最終メンバー入りを勝ち取った。


(2004.04.04/鹿島アントラーズvs名古屋グランパスエイトにて)

岩政が公式戦に初出場した際の写真である。
2004年4月4日ホームの名古屋戦、3-2とリードした後半43分、先発出場したFWの深井に替わってピッチに立っておる。
リーグ戦初ベンチで初出場、如何に期待されておったかがよくわかる。
その期待に応え、勝利に貢献しておる。
今、この写真を見て思うのは、深井との交代であったということであろうか。
この年から、重みのある背番号11を背負い、レギュラーFWとして期待されておった深井が守備固めとはいえ、新人の岩政と交代したのは、来る未来の暗示だったやも知れぬ。
歴史とは、なんとも皮肉なものである。
この日から6年以上の月日が流れた。
公式戦のピッチも慣れ親しみ、岩政は三度のリーグ制覇と天皇杯を戴冠した。
そして日本を代表するCBとして南アフリカの地に立つ。
世界への扉を開けたのである。
その第一歩がこのフォトグラフである。

マルキーニョスvs.修人

2010年 6月24日(木)

午前練習では、6グループに分かれて4vs4vs4などの実戦形式のトレーニングを行いました。

マルキーニョスを抑える修人である。
トップレベルの選手と競る機会のあるサブ組は力を付けていくことであろう。
特に修人は勝負の年である。
正確なキックでゲームを組み立てる能力に長け、試合の流れを読む力を試合で発揮して欲しい。
マルキーニョスを紅白戦で抑えきれば、自ずから公式戦に出場する機会も訪れよう。
楽しみである。

八木負傷

八木直生選手の負傷について
八木直生選手が右ひざ半月板を損傷し、6月23日(水)に都内の病院で手術を受けましたのでお知らせします。

1.受傷名:
右ヒザ半月板損傷

2.手術:
6月23日(水)チームドクターの執刀で都内の病院にて半月板縫合術

3.復帰見込み:
約3カ月

4.負傷日:
6月16日(水)練習中
(鹿島アントラーズクラブハウスグラウンド)


いまいち君こと八木が負傷。
入団前の負傷が癒え、練習にも参加しておったところで、またもや負傷を負ってしまうとは残念である。
とはいえ、八木本人が一番無念なのである。
ここは一日も早い復帰を祈りたい。
元気ないまいち君が早く観たいのである。

ジウトンに期待大

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング3日目

ジウトン選手:
「毎試合出続けるということが後半戦の目標です。監督が自分のことを信頼してくれているという部分で、私もその期待に答えたいという気持ちでいっぱいです」


笠井選手:
「毎日のトレーニングをしっかりと積み重ねて、試合に出るということが今の目標です。怪我を治してくれたチームに対して、恩返しの意味も含めて少しでも貢献出来たらいいと思います」


川島選手:
「自分の中では、みんなよりもちょっと出遅れているという気持ちがあるので、早くトップの人たちに追いつけるようにして、ゲーム感覚も早く取り戻せるようしたいと思います」


監督の信頼に応えようというジウトンである。
左利きであり、フィジカルも強いジウトンが左SBの定位置を掴めば我等にとって心強いことこの上ない。
新たな翼として活躍して欲しい。
オリヴェイラ監督だけでなく我等も期待しているのである。

若鹿、合宿参加

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング3日目

キャンプ初日から今日の午前までの3日間、ユースから3年生の土居・藤代、2年生の梶野・鈴木の4選手がトレーニングに参加していました。

合宿に参加した若鹿たちである。
土居くんと梶野くんはたびたび紹介されており、将来を嘱望されておる。
鈴木隆雅くんもU-16日本代表である。
ここで注目は三年生の藤代くんであろう。
177cm・73kgとサイズとしては大きくは無いが、鹿島のDFラインを統率するには十分である。
このキャンプで大きく成長し、来季の昇格を目指して欲しい。
頼もしい若手である。

南アフリカW杯 韓国代表 ナイジェリア戦

鹿島の李が今大会2点目/B組
<W杯:韓国2−2ナイジェリア>◇1次リーグB組◇22日◇ダーバン

 韓国は攻守の柱がいずれもセットプレーから得点し、貴重な引き分けを引き寄せた。

 前半38分に左FKをゴールの遠いサイドで合わせたのはセンターバックの李正秀。J1鹿島で活躍するDFは、初戦のギリシャ戦でも似たような形から決めており、今大会2点目となった。

 後半4分にはFWの軸、朴主永が直接FKを決めて今大会初得点。ここまで惜しいところで決め切れていなかっただけに「失敗は試合で挽回(ばんかい)しようと準備していた」と、ほっとした表情だった。

 [2010年6月23日9時49分]

ギリシャ戦に続きナイジェリア戦に於いてもイ・ジョンスがゴールを決めたとのこと。
韓国を決勝トーナメントに導く貴重な同点弾となった。
イ・ジョンスがワールドクラスという証明となったであろう。
日本代表の岩政と組むDFラインは、世界に誇る鹿島の壁である。
鉄壁の守備で四連覇を狙おうではないか。

雨中練習

2010年 6月23日(水)

午前練習では、3人1組になり、クロスからの攻守の練習やミニゲーム形式のトレーニングを実施しました。

雨の中、練習に励むユダとヤスである。
二人の眼差しは真剣そのもの、練習に掛ける思いが伝わってくる。
このレフティMF二人が共にピッチに立ち、勝利に貢献するのだ、鹿島が強いわけである。
青木にポジションを渡すまいと燃えるユダ。
本山を追い越そうと努力するヤス。
お互いの火花が練習でぶつかっておる。
ベテランも若手もお互いを尊重し、切磋琢磨していく。
それが鹿島の歴史である。
後半戦が楽しみと言えよう。

岩政、出場機会はあるのか

岩政、パワープレー対策なら出番あるぞ
 「W杯・E組、デンマーク-日本」(24日、ルステンブルク)
 ここまで出場のない日本代表のDF岩政が22日、人数にものを言わすパワープレー対策での出場に意欲を見せた。「展開次第だと思うけど、どういう状況でも出場するための準備はできている」と力を込めた。この日のミーティングを含めて、特に相手のセットプレー対策には時間をかけており、「確かに高さはあるけど、それだけじゃない。とりあえず自分の仕事を全うしたい」と出番を待つ。
[ デイリースポーツ 2010年6月23日 9:58 ]

岩政の出番を示唆するデイリーである。
確かに終盤のパワープレイに対する守備要員として出場する可能性は低くないであろう。
どのような状況で出番が来たとしても、常に準備する心が重要なのである。
岩政に与えられたタスクはわかりやすい。
ミッションをコンプリートして帰国せよ。
我等は温かく迎える用意があるのである。

ムードメーカー・岩政

岩政 盛り上げ役に徹するも備えは万全
 【W杯南アフリカ大会・E組日本】DF岩政は不測の事態に備える意気込みを口にした。

 センターバックは中沢、闘莉王が安定したプレーを見せており、出場は厳しい状態。だが、練習では率先して荷物持ちを行い、練習中も大きな声を出してチームを盛り上げてきた。「どういう状況であろうと出る準備はしておかないと。どうなっても対応できる自信はある」と力強く話した。

[ 2010年06月23日 ]

ムードメーカーに徹する岩政である。
岩政にとっては良い経験となろう。
サブに甘んじながらも、調子とメンタルを維持し、周囲に気遣う。
中々出来ることではない。
サッカー選手としてだけでなく人間として大きく成長することとなろう。
そして世界の屈強なるDFを目の当たりにし、その経験を鹿島に還元するのだ。
再開が楽しみである。

燃える當間

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング2日目

中田選手:
「キャンプでは、コミュニケーションも普段以上に取りやすいので、チームとしての一体感を高めていければいいと思います」


小谷野選手:
「素晴らしいチームメイトに祝って貰えたので凄く素敵な1日になりました。後半戦は得点に絡めるように頑張っていきたいと思います」


當間選手:
「同期のヤスと顕治が試合に出ていて、自分はまだ出場がないので、今年がラストチャンスだというくらいの気持ちで全力でやっていきたいと思います」


ヤスと小谷野にライバル心を燃やす當間である。
確かに2007年の入団組では當間だけが未だに公式戦デビューを飾っておらぬ。
しかしながら、U-20では実績を残しており、ベンチ入りも果たしておる。
そして何より、不動のレギュラーであった篤人が移籍してポジションが空いておる。
當間が公式戦のピッチに立つ日も近いと言えよう。
身体能力ならば、レギュラークラスである。
次に磨くべきはポジショニングと上がるタイミングである。
期待の右サイドバック、・當間建文が本領を発揮するのを待とうではないか。

ハッピーバースデイ、小谷野

2010年 6月22日(火)

午後練習は筋力トレーニングや砂地トレーニングを行いました。また今日は小谷野選手の誕生日ということで、夕食前には誕生日会が行われました。


そして、今日が22回目の誕生日となった小谷野選手。


小谷野の誕生日である。
少年のようだった入団時から、精悍な顔つきになってきた。
今季は勝負の年。
公式戦デビューも果たした。
次は得意のドリブルからゴールを狙って欲しい。
次世代のスターが育ってきておる。
楽しみである。

手繋ぎ三人衆

2010年 6月22日(火)

トレーニング2日目の午前は、グラウンドで手つなぎ鬼ごっこなどレクリエーション的な要素を含んだメニューを行った後、4vs4などのフィジカル強化のメニューを実施しました。


手つなぎ鬼ごっこでは、選手たちから笑顔が絶えません。

手を繋ぐ川島と野沢と修人である。
楽しそうに走っておる。
特に川島は怪我が癒え、実戦投入間近と考えて良かろう。
川島のテクニカルなプレイは観客を魅了する。
是非とも公式戦で披露して欲しいところ。
後半戦では修人と共に出場機会をうかがっておる。
楽しみな逸材である。

佐藤昭大と修人

2010 福島・Jヴィレッジキャンプ トレーニング1日目

佐藤選手:
「自分の出来ることを100パーセントやってチームの優勝のために少しでも貢献出来るように全力でやっていきたいと思います」
鈴木選手:
「今は日本代表がワールドカップで戦っているので、僕たちも自分をいじめて、このキャンプでパワーアップして自分が成長出来ればいいと思います」


新井場の弟こと佐藤昭大と修人である。
二人とも、サブはおろかベンチ入りもままならぬ日々に辛い思いをしておろう。
しかしながら、キャンプでの成長如何によっては、出場機会がいつやってきてもおかしくない選手である。
鹿島の層の厚さは、こういった選手の力によって支えられておる。
頼もしい彼らの活躍に期待したい。

強化合宿開始

J1鹿島、福島合宿スタート
 Jリーグ1部(J1)鹿島は21日、福島・Jヴィレッジで強化合宿をスタートさせた。初日は午後だけの練習で、室内で筋力トレーニングやプール運動などを行った。合宿は26日までで22日から連日、本格的な2部練習が予定されている。
 既にチームは7日から練習再開。体力測定やサーキットトレーニングを終えて、新井場は「いつもより実戦形式の練習が多くなるキャンプ」と予想した。
 リーグ戦再開は7月14日。内田の海外移籍が正式決定し、合宿は後半戦に向けての貴重な準備の場となる。中田は「再開に向けた連係も含め、夏場にもっと動けるような準備をしていきたい」と話した。

■オリベイラ監督一問一答 本山復帰、選択肢に幅 ジウトンの成長に期待
鹿島は前半戦、今季最大の目標だったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で敗退した。リーグ戦は6勝3分け2敗、勝ち点21で3位につけ、4連覇と同時に、ナビスコ杯や天皇杯の獲得など国内3冠を目指す。オズワルド・オリベイラ監督に、ここまでの戦いぶりや後半戦への抱負などを聞いた。
−前半戦の戦いぶりは。
ACLは目指した結果を得ることができなくて残念だった。ただ、まだそのほかの大会がある。そこに向けてすべての力を出していきたい。
−今年はW杯があるため開幕前、自身で「二つのシーズンがあると考えている」と話していたが、福島合宿の位置付けはどうか。

例年に比べて中断の期間が10日ほど長い。Jヴィレッジで合宿をする意味合いは変わらないが、後半戦の日程がタイトになっている分、準備も大切になってくる。合宿も含めて、残りの時間の過ごし方が大事。
−本山の復帰がチームに与える影響や内田の移籍で、今後の陣容は。
本山復帰はチーム内の競争もそうだし、いろんな選択肢、幅を与える。心強く、良い影響があると確信している。内田の代わりのサイドバックはジウトンを使う。前半戦もできる範囲の能力は見せてくれた。伸びしろを持っている選手だと思う。
−後半戦に向けて。
全体的な質やコンディションを上げて、残りの大会を全部勝つためにやっていきたい。



【写真説明】
前半戦を振り返りながら後半戦への意気込みを語るオリベイラ監督=福島・Jヴィレッジ


2010年 6月21日(月)

今日から土曜日まで、チームは福島・Jヴィレッジでの6日間のキャンプを行います。初日は室内で、筋力トレーニングなどを行いました。

昨日から福島での強化合宿が始まった。
ここで体力を貯金し、夏場を乗り切りたい。
よよのフィジカルも強化である。

岩政、完封そしてゴール

控え組 地元クラブとの練習試合に5発快勝
 【W杯南アフリカ大会・E組日本】オランダ戦から一夜明けた20日、日本代表はジョージ市内のアウテニク競技場で南アフリカリーグ2部のミラノと30分ハーフの練習試合を行った。

 オランダ戦の先発11人は隣のサブグラウンドで回復トレーニングを行い、途中出場だったMF中村ら控え選手が出場。前半12分に玉田、同30分に岡崎がゴールを決めるなどゲーム勘を養った。ハーフタイムには岡田監督が「プレスにいくときはズルズルいかずに、迫力を出せ」「裏に出るときは一気に出ろ」などと激しく指示。後半10分に岩政、同25分に香川、同29分に中村憲がゴールを決めて、5―0で勝利した。

[ 2010年06月21日 ]

日本代表の岩政が連取試合でゴールとのこと。
調子の良さが漏れ聞こえてくるようである。
後半戦は守備の要として日韓代表の岩政・イ・ジョンスの活躍が必須である。
特に岩政は三年連続ベスト・イレブンも掛かっておる。
高さと強さ、そして何よりも賢さを備える岩政大樹は鹿島が誇る壁なのである。
次の湘南戦では完封をそしてゴールを狙って欲しい。
公式戦が待ち遠しいのは誰もが思うところであろう。
我等は次の試合を一日千秋の思いで待っておるのである。
調子を維持して日本へ帰ってきて欲しいと望む。

2005深井の想い出

21世紀の骨のあるヤツ
第266回
深井正樹(サッカー)

 駒沢大学時代、卒業を目前にした深井正樹には躊躇があった。
「代表選手が多い鹿島では、試合に出場できる保障はありません。でも弱いチームならチャンスがある。そこでいくつかのチームの練習に参加してみたんですが、自分が成長できると強く感じたのが鹿島だったんです。それからもうひとつ、鹿島から弱いチームへ行くことはできても、その逆はないだろう。そう思ったのも決め手となりました」
  カメラマンが向けるレンズにはにかんでいた深井だったが、一度口を開き始めると、理路整然とした言葉を並べる。一瞬のスピードとクレバーさ、そして強気な姿勢を兼ね備えた背番号11は、トニーニョ・セレーゾ監督の秘蔵っ子になりつつある。
  ルーキーイヤーの’03年、深井はFWとしてプロデビューを果たし、リーグ戦と天皇杯でそれぞれ2ゴールをあげている。鹿島FW勢の海外移籍や引退などと重なり、図らずも巡ってきた幸運だった。とりわけ印象的なのが、ナビスコカップの決勝である。この大舞台にスタメンで出場した彼は、その喜びとともに、何もできずに負けた悔しさ-プロの醍醐味と厳しさ-を知ったのだった。
  今季の優勝争いが、最後まで混迷を続けている。首位のガンバ大阪を猛追する鹿島アントラーズは、一時勝ち点1差まで肉薄した。しかし「ホームだから絶対に負けられない」と、深井がそう気を引き締め直した30節のFC東京戦で、痛いドローを喫してしまう。さらに31節の大分トリニータ戦にも引き分け、3位のセレッソ大阪に2位の座を奪われてしまったのだ。
  だが、まだ先に何があるか、わからない。関西勢初戴冠を狙うガンバは、じわじわと忍び寄るプレッシャーとも戦わねばならない。一方、年間王者に4度輝き、ナビスコカップ3回、天皇杯2回の優勝を誇る茨城の常勝軍団は、現在のガンバが直面する修羅場を何度となく、くぐり抜けてきているのだ。
  それまでの鹿島のFWと違い、深井はドリブラーである。小刻みなステップとタイミングで相手DFを出し抜くことに快感を感じてきた。
「現代サッカーはデカくて速くて強いのが主流ですけど、小っちゃくてもできるスポーツなんだと、自分はそう思っていたい。というか、自分がそれを示していきたい。だからデカい相手の時は、逆にチャンスだと思ってるぐらいです。たとえば相手がショルダータックルをしてくれば、脇に入っていく。反転の速さや一瞬のスピードだったら、自分の方が絶対に速いという自信がありますから」
  しかしデビュー翌年の’04年、深井はFWから左サイドのアタッカーにコンバートされる。「なんで自分が2列目に下げられたんだろう……」。身長161cmの小兵ドリブラーは、次第に自分の良さを見失っていった。
「ボクは小学生の頃から、相手が誰であろうと、とにかくドリブルをし続けました。自分が生きていくにはドリブルしかないと思っていたからです。2列目は運動量も厳しいし、守備も求められる。だから最初は慣れるのに時間がかかって、すごく辛かったです。眠れない夜もあったほどです」
  アントラーズの中盤は、ボックス型をベースとする。ところが23節の川崎フロンターレ戦に敗れたのを契機に、指揮官は本山雅志を前線に上げ、攻撃に専念させた。こんなオペがたやすくできたのも、深井という存在があったからだった。突然のコンバートに苦しんできた彼が苦しみから解放されるようになったのも、今シーズンに入ってからだと言う。
「監督がボクに求めているものは、前を向いて仕掛けていくことだと思うんです。今はサボれる時間帯もわかるようになってきたし、自分のカラーを出しつつ、チームの約束事を守りながらできてるんじゃないでしょうか。高い位置でボールを奪った後に、すぐにビッグチャンスに繋げることができるポジションです。今では、結構やりがいも感じるようになりました。課題は、1試合に数えるほどしかないビッグチャンスを確実に決める技術。それから、中盤の繋ぎ役としてミスを少なくすること。ゴール前の密集地帯でも、確実にボールを回すことですね。パスの技術は、ドリブルと比べるとやっぱり落ちるんで……」
  周囲の味方の動きは、大学時代から見えていた。それでも、「あえてパスは選択しなかった」と言う。じつはこの時の経験が、今に生きている。すなわち“ドリブラー”という自分のカラーを出しながら、見えていた味方へのパスも積極的に選択するようになったのだ。
「一発のパスで倒せたら相手も怖がりますからね。それに、自分も労をかけずにゴールに一番近い所へ行けます。こうしたプレイを何度も繰り返すことで、自分でも足元にボールを受けて1対1の状況を作れる。結果、相手のラインが下がり始め、自分たちのボール回しが生きるようになります」
  さて、いよいよ佳境に入ったJリーグ終盤戦である。29節のセレッソ戦から3試合連続ドローと足踏みを強いられたが、チーム内の雰囲気はいかがなものだろうか。
「そのセレッソ戦から、チームが一丸となりつつあります。残りすべての試合に連勝すれば、絶対に優勝できるんじゃないでしょうか。最終節のレイソル戦までに優勝を決めたいですね」
  山場は11月23日(水)の32節、横浜F・マリノスとのホームゲームだろう。すでに3連覇の夢がついえ、天皇杯に照準を絞ったかのように見える横浜だが、調子をみるみるあげてきた。長期離脱中だった久保竜彦も戦列に戻り、ゴールを連発する。深井とマッチアップするのは、横浜の右サイドバック・田中隼磨だ。深井の一瞬のスピードが勝つのか、それともタフな田中のスタミナが勝つのか。鹿島の行方を占う大一番になることだけは間違いなさそうだ。


取材・文:李春成
撮影:岡本寿


五年前、2005年11月21日の記事である。
当時、中心選手として在籍しておった深井にスポットが当たっておる。
2003年に新人として入団した深井はJリーグ開幕前に開催されたA3でデビューを果たし、ACLにも出場しており、フロントの期待の表れが感じられた。
開幕戦でも平瀬に変わってピッチに立ち、サポーターの気持ちを一気に惹きつけた。
この2003年は、柳沢敦のイタリア移籍、長谷川祥之の引退、エウレルの負傷が重なり、深井は新人ながらFWの軸として活躍を果たした。
明けて2004年には、深井は名実共にFWの軸となり、FJとの2TOPで開幕を迎える。
しかしながら、チームが波に乗れぬ中で、4月半ばに深井は負傷で戦列を離れることとなった。
ここで平瀬と本山、野沢にポジションを奪われた。
皮肉なことに、無理矢理コンバートした本山と野沢がFWとしての才能を開花させることとなったのである。
復帰後、深井はサブに落ち着き、チームは不安定な成績を残しておった。
そんな中で迎えた11月20日の第13節アウェイの大分戦で当時の監督トニーニョ・セレーゾは深井の二列目起用を決断した。
ここからチームは調子を取り戻し、無敗でシーズンを終えるのである。
上記の記事にあるようにトニーニョ・セレーゾとしては、深井のポジションを見つけることに成功し、続く2005年の開幕ダッシュへと繋がっていったことを記憶しておる。
後にトニーニョ・セレーゾはシュートの上手い選手として野沢と本山を挙げ、下手な選手として深井を名指しで挙げておる。
このコンバートは必然だったのであろう。
この記事での深井は攻撃的中盤である二列目に対してやりがいを見いだしてきたように語っておる。
とはいえ、深井はFWへの拘りを捨てることが出来ずに2007年に移籍という判断をするのである。
深井という男の判断や行動については多くを語ってきた。
ここで、今更何かをコメントする必要は無いと思っておった。
しかしながら、上の記事に深井の鹿島入団の意志がどのように決定されたかが語られておる。
「鹿島から弱いチームへ行くことはできても、その逆はない」
まさに正論である。
鹿島の選手であることは特別なことなのである。
その特別な選手の一人であった深井を懐かしく思う。

野沢と本山

2010年 6月19日(土)

小雨の降る中行われた今日の練習は、サーキット形式のフィジカルトレーニングを実施しました。

シュート練習をする野沢である。
その眼差しは真剣そのもの。
ゴールを狙うハンターそのものである。
その後ろから様子を伺う本山も同様の視線を送る。
この二人が得点を量産すれば、勝利は近付く。
稀代のファンタジェスタを二人も抱える我等は幸せである。
我等が二枚看板で後半戦を戦っていこうではないか。

2003大岩加入

21世紀の骨のあるヤツ
第163回
大岩剛(Jリーグ)

「ワタシはセンターバックというポジションは、名前と格が重要だと思う。名前を聞いただけで相手が恐れを抱く存在感が必要だと考えているんだ。その点、オオイワは適任だ。ぜひ、アントラーズに来てほしい」
 トニーニョ・セレーゾ監督の"口説き文句"が、戦術眼に長けたDFの心をガッチリとつかんだ。ジュビロ磐田から鹿島アントラーズへ移るという、過去に例を見ない点にも刺激を受けた。今季、大岩剛はサックスブルーのユニフォームを脱ぎ、ディープレッドの戦闘服を身にまとう決断を下す。残留を熱望したジュビロ、ディフェンスのリーダーとしての役割を求めた浦和レッズより、金銭面の条件で下回ったにもかかわらず……。
「金じゃない。『戦力としてホントに必要だ』というのが一番伝わったのが、アントラーズだった。セレーゾの言葉も効きました。名前や格と言うと大げさかもしれないし、経験が大事と言った方がしっくりいくんだけど、ズバリ言われちゃうとね(笑)。経験値の高いDFを欲する外国人監督、日本人監督は多いけど、キッパリ言い切る監督はそうはいないと思う。DFをやっているボクにとって、たまらない言葉ですよ(笑)」
 アントラーズが大岩の経験を欲したように、大岩もアントラーズへ移る経験を求めた。
「ボク個人のことだけを言わせてもらえば、このような経験はなかなかできないからね。7年間もリーグ戦のタイトルを独占している2チームを渡り歩くなんて、今のところいないでしょ。サッカー界だけではなく、世間に対するインパクトがある。こういう緊迫感が張り詰めた環境でサッカーができるのは、選手として幸せ。ピリピリした雰囲気は嫌いじゃない、正直に言うと好きだね」
 グランパス時代には、Jリーグ史上最高の外国人DFのひとりに挙げられるトーレスとコンビを組んだ。トーレスがブラジルに戻った後は、鋭い読みと対人の強さ、確実なフィードを生かして最終ラインのリーダーを務めた。チーム低迷のスケープゴートにされ、突然の戦力外通告を受ける"経験"もした。そして、ジュビロで勝者のメンタリティを肌で感じながら、田中誠、鈴木秀人と強固な3バックを完成させた。アントラーズでJ最強のDF・秋田豊とコンビを組む。相馬直樹、名良橋晃を両サイドに配した4バックは124歳ラインとして、注目を集める。グランパスからジュビロに移った際、カルチャーショックを受けたDFは、アントラーズのユニフォームを着てからはショックではなく、心地好さを感じていた。
「ジュビロで初めて練習した時は『オレって、サッカーがヘタなんじゃないのか』って思うほどのショックを受けた。高校から知っている(藤田)俊哉、名波(浩)をはじめ、ホントにうまい選手が揃っていたからね。アントラーズでもショックを受けたかって? それはない。初めてコンビを組んだ違和感はなかったし、スムーズに4バックの一員に入ることができた。日本代表で初めてラインを組んでも、すんなりやれるのと同じ感じ。それだけ、メンバーのレベルが高いからね。それは3人のおかげでもある。ボクがやりやすいようにまわりでフォローしてくれるし、気を使ってくれる。もちろん、ボクがフォローに回る場合もあるけど、自然にできる。ダテに合計124歳なんて言われるだけのことがある(笑)。ボクらの強みはひとつかふたつのミスでジタバタしないだけの経験則があること。ちょっとしたミスでガタガタになるようじゃ、長いシーズンは戦えない」
 DFはたったひとつのミスが命取りとなるポジションとされてきた。しかし、この考えは改めなければならない。サッカーにミスは付き物だ。そして、フットボールが11人で行うチーム競技である以上、ミスが生じた時にこそフォローが大事になる。ミスをミスと感じさせない。アントラーズDF陣には、それだけの度量がある。

「A3(チャンピオンズカップ)で、アントラーズは仕上がりが早いんじゃないかって言われたけど、全然そんなことはない。秋田さんとのコンビは、これから詰めていってドンドン良くなる。A3の3試合で1失点しか喫していないのが、完成形ではない。今年から延長戦がなくなって、90分の試合になる。やっぱり、90分間は守り抜きたい。引き分け狙いのゲームとか、退場者が出て守らないといけない場合とか、相手がどんなに攻めて来ても凌ぎ切らないといけない時が、絶対にある。そういうゲームで確実に抑えたい。攻め続けた相手はヘコみますよ。『これだけ攻めてもアントラーズは崩せない』って。戦った相手だけじゃなく、他のチームにも『やっぱり、アントラーズは強い』って植え付けられますし。戦う前に相手を畏怖させる格と名前がこのチームにはありますから」

取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
撮影:スエイシナオヨシ


7年前、2007年3月の大岩の記事である。
大岩が鹿島に移籍し、即A3を獲った際の記憶が蘇る。
名良橋・秋田・大岩・相馬のDFラインは堅固な守備を構成し、1失点に抑えて初代王者となったのである。
この年だけに輝いたこのメンバーに大岩がいたことは非常に重要なファクターである。
その経緯として、トニーニョ・セレーゾ自らが口説き落としたセリフがあったことは、あまりにも有名であろう。
「センターバックというポジションは、名前と格が重要だ」
鹿島のCBは名前と格を兼ね備えねば担えぬポジションなのである。
現在、大岩のポジションはイ・ジョンスが担っておるが、イ・ジョンスもまた格を持つCBである。
CBの系譜は鹿島の歴史である。
これからも素晴らしい人材が担っていくことであろう。

岳くん、南ア視察中

東北高校サッカー、あす開催 青森山田、V争いの軸
 河北優勝旗争奪第52回東北高校サッカー選手権(主催・東北高体連、青森県教委、東北サッカー協会、河北新報社、特別協力・東北電力)は18日から4日間、青森県五戸町の五戸ひばり野運動公園陸上競技場などで開催する。東北各県の高校総体上位校のうち、青森、岩手、秋田、宮城は各3校、山形、福島は各2校の計16校が出場し、トーナメントで戦う。
 優勝争いは、昨年度の全国高校選手権で準優勝した青森山田が軸。尚志(福島)が迫り、盛岡商(岩手)、聖和学園(宮城)などが続く。
 青森山田は開催中のプリンスリーグ(U―18)東北1部で開幕から首位を独走。Jリーグ1部(J1)の清水に入団内定のGK櫛引政敏、リーグ得点ランキング1位のFW成田鷹晃、MF三田尚希ら各ポジションに能力の高い選手をそろえ、すきは見当たらない。
 J1鹿島に入団内定のMF柴崎岳は南アフリカで開催中のワールドカップ(W杯)視察のため不在だが、県総体決勝で得点を決めた1年生MF椎名政志ら選手層は厚く影響は少ない。
 尚志は選手権16強のレギュラー7人が残り組織力に優れる。MF平野伊吹のパス、FW鈴木拓磨のヘディングなど個人技も高く、プリンスリーグ東北1部では青森山田と3―4の接戦を演じた。前回大会優勝の東北(宮城)と当たる初戦が鍵となる。
 3年ぶりに県総体を制した盛岡商は田中翔大、村田洸の両サイドハーフを起点に藤原和、豊岡勇気のツートップが積極的に飛び出す攻撃パターンが武器。聖和学園は持ち味のドリブル攻撃をはじめ、右サイドバック早坂征の攻め上がりやFW門田康平の得点力に期待が懸かる。
 プリンスリーグ東北1部に参加する秋田商や、ブラジル人留学生FWソウザ・パウロを擁する羽黒(山形)などにも注目が集まる。
 開会式は17日午後4時から十和田市の市民文化センターで行う。

2010年06月17日木曜日

我等が青森山田の岳くんは南アフリカW杯を視察中とのこと。
世界のサッカーを肌で感じるのは良い事であろう。
目指すはマスケラーノかシャビ・アロンソか。
一日も早く世界クラスの選手となり鹿島に貢献して欲しい。
期待しておる。

篤人復調

DF内田、復調強調「もう大分いい」
 「W杯・E組、オランダ-日本」(19日、ダーバン)
 DF内田はオランダ戦を前に昨年9月の前回対戦(エンスヘーデ)を振り返った。ロッベンとマッチアップしたが「もっとマジだと思う。あのときはロッベンは笑っていた。話しかけられたけど何を言われたか分からなかったし」とW杯での本気度はケタ違いと推測。スイス・ザースフェーでの高地合宿で調子を落とし、カメルーン戦では出番がなかったが「もう大分いい。一生懸命やるだけ」と復調を強調した。

[ デイリースポーツ 2010年6月17日 12:13 ]

篤人が日本代表に於いてレギュラーを外れておったのは高地合宿で調子を落としておったせいとのこと。
もう復調し、オランダ戦での復帰も見えてきた模様。
やはり、日本の右サイドには篤人が必要であろう。
相手を切り裂きいて欲しいところ。
鹿島の篤人が世界へ飛び出す第一歩として。

監督の喝

2010年 6月16日(水)

小雨の降る中行われた午前練習では、ワンタッチ限定のパス回しなどボールを使ったトレーニングが行われました。また、トレーニング中はオリヴェイラ監督から大きなゲキが飛んでいました。。

チームに怒号を飛ばすオリヴェイラ監督である。
朝からスカパー!のゲストに呼ばれ、ブラジルvs北朝鮮戦の解説をしておったのに、元気である。
北朝鮮の守りを崩すブラジルの攻撃が、鹿島相手に分厚く守るチームに対するヒントとなったであろうか。
逆に、二点差を付けながらも失点してしまう不甲斐なさを糧にしたであろうか。
鹿島は多くを学び、更に成長せねばならぬ。
オリヴェイラ監督の声も大きくなる一方である。

鹿島選手も期待の声

日本1勝 鹿島選手からも日本代表に期待
2010/06/16(水) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁
初戦勝利、本当に大きい。自信になる」
 勝利から一夜明けた15日、内田篤人(22)、岩政大樹(28)両選手を送り出しているJ1鹿島の選手たちからも日本代表に対する期待の声が集まった。
 「初戦を勝てたことは本当に大きい。自信になると思う」と話すのは、2002、06年とW杯2大会に出場している中田浩二選手(30)。02年日韓大会では初戦のベルギー戦で勝ち点1を獲得し、「引き分けでも次につながった」と振り返る。史上初めてW杯初戦で勝ち点3を奪った。「W杯は結果がすべて。勝つことで得られるものがあるし、第2戦以降もいい精神状態で戦えると思う」と1次リーグ突破へ期待を寄せた。
 前半に挙げた1点を全員で守り抜いた内容に、青木剛選手(27)は「泥くさい勝ち方も必要だとあらためて感じた。勉強になる試合だった」。試合前の国歌斉唱では全員が肩を組み、勝利が決まると選手らがピッチ上で喜びを分かち合う姿に、「一つになって戦っている感じがした」と話した。
 カメルーン戦では、内田、岩政両選手の出番はなく、鹿島イレブンからは「2人の姿が見たかった」という声が漏れた。本山雅志選手(30)は、「せっかく選ばれたからには、(内田)篤人や(岩政)大樹にも頑張ってほしい」と同僚の活躍を願った。


日本代表の活躍にエールを送る鹿戦士である。
特にユダは、八年前の2002日韓W杯に於ける主力選手だっただけに、当事者の気持ちが良くわかっておる様子。
我等としてもユダ同様、日本の決勝トーナメント進出を願っておる。
そして願わくば、岩政に出場機会が訪れることも。
かなり難易度の高いこととはいえ、岩政という個を活かすことも日本代表として必要である。
四年に一度の祭典に、勝利というおまけが付いたことを喜ばしく思う。

船山、フィジカル強化中

2010年 6月15日(火)

午前練習では、2グループに分かれてフィジカル強化のメニューを行いました。

先頭を走る船山である。
前半は出番が無く悔しい思いもしたであろう。
耐えておる気持ちが伝わってきた。
後半戦は船山の力が必要となってくる。
ナビスコ杯に天皇杯とカップ戦が続々開幕する。
船山やよよ、大迫が出場する機会がますます多くなって来よう。
自ら「持ってる」と称した力で我等を勝利に導いて欲しいところ。
船山は勝利の伝道師である。

篤人、旨いステーキを毎日食べる

内田、絶対的右SBへマッチョ化!シャルケでの体力向上誓った

12日の練習では、笑顔を見せながらランニングした内田(左は中村憲)
 ドイツ1部ブンデスリーガ・シャルケ04への移籍が発表された日本代表DF内田篤人(22)=鹿島=が14日、新天地での成長を誓った。フェリックス・マガト監督(56)から主力として期待を寄せられていることを明かした上で、契約の3年間で特に体力面での向上を図ると宣言。「鬼監督」と言われる指揮官の猛練習に耐え、世界一流の右サイドバックに変ぼうを遂げる決意をみせた。

 まだ道半ばにすぎない。13日にシャルケ04への移籍が正式決定を受け、今まで移籍に関して無言を貫いてきたDF内田が口を開いた。「移籍が決まったからといって、特別、気持ちに変化はないですね。ドイツに行ってからが勝負だと思っている。成長するも、しないもあとは自分次第。とにかくやるだけやってきたい」。野望を秘めた鋭い目つきだった。

 シャルケ04を昨季2位に導いた名将フェリックス・マガト監督からも大きな期待を寄せられている。昨年12月、施設見学を兼ね、シャルケ04のホーム・ゲルセンキルヘン市に渡った。ホテルにチェックインしようとした時、「事件」が起こった。マガト監督がフロントの前で待ってくれていたのだ。大事な試合前日。「何でいるの? オレにそこまでしてくれるの?って、びっくりした」

 そのまま食事に誘われ、ステーキを前にして口説かれた。「このステーキはうまいか。ここに来ればこのうまいステーキを毎日食えるぞ。いいじゃないか。いますぐウチに来てくれ」。「鬼監督」と称される厳格な指揮官に頭を下げられたことで「それまではあまり興味がなかったけど、海外でやってみようという気持ちになった」と明かす。

 マガト監督が1月下旬、獲得オファーを出したが、クラブ間合意に至らず、移籍決定は半年延びた。しかし、未知なる世界への高揚感は高まった。同監督の練習は多い時に、1日3、4部練習を行う。走力、筋力を鍛え、練習の様は「まるで軍隊」と言われるほどだ。その厳しさから、逃げ出す選手も少なくないが、内田は心待ちにしている。

 「嫌だけど、3年間、試合に出られなくてマガト監督の下で練習をやるだけでも成長できると思う。僕は、今まで試合ばかりで練習ができなくて、不安に思うところがあった。このままなら選手としていつかダメになる時が来る。だから厳しい練習をこなして、選手として大きくなりたい。ポジションを奪えば、自信にもなる」

 シャルケサイドからはW杯後、3週間オフを取るように勧められたが、「早く合流したい」と申し出を返上。7月17日から始まる2次キャンプからの合流を直訴した。W杯予選では、主力として岡田ジャパンを支えてきたが、ここに来てレギュラーの座は危うい状況だ。誰の追随も許さない、絶対的な右サイドバックとなるために、南アW杯の大舞台を踏んだ後、ドイツで飛躍を遂げる。

 ◆内田 篤人(うちだ・あつと)1988年3月27日、静岡県函南町生まれ。22歳。06年に鹿島入り。クラブ史上初めて、高卒1年目で開幕スタメン。U―20日本代表、08年北京五輪代表を経て岡田ジャパンの主力に定着。7月からはドイツ1部ブンデスリーガ・シャルケ04へ移籍。Jリーグ通算124試合3得点。国際Aマッチ31試合2得点。176センチ、62キロ。血液型O。

 ◆FCシャルケ04 ホームタウンはドイツ・ゲルセンキルヘン市。ホームはヴェルティンス・アレナ。1904年にクラブ創設。1963年のブンデスリーガ創設と同時に加盟を果たし1980年代に1部と2部と行ったり来たりした時期があったが91―92年シーズンで復帰を果たしてからは1部に定着。最高位は06―07、09―10年シーズンの2位。1試合平均6万人以上を動員する人気クラブ。フェリックス・マガト監督が指揮を執る。

[2010/6/15-06:02 スポーツ報知]

マガト監督自らに口説かれ移籍に前向きになったとの報知の報。
流石に指揮官がサプライズで現れ、「来てくれ」と頭を下げられれば、心が揺るがぬものは無かろう。
我等としても、この移籍を前向きに捉え、お互いの「新化」として受け入れたい。
篤人も鹿島もそれぞれ飛躍するのだ。
今季は二度目の三冠を目指す。
そして再びアジアに挑戦するのだ。
CWCで篤人と対峙するために。

日本代表・内田篤人コメント

【2010FIFAワールドカップ南アフリカ 日本 vs カメルーン】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント(10.06.15)
6月14日(月) 2010FIFAワールドカップ南アフリカ
日本 1 - 0 カメルーン (23:00/フリー/30,620人)
得点者:39' 本田圭佑(JPN)
--------

●内田篤人選手(鹿島):※
「盛り上がりのいい雰囲気はワールドカップという感じでいいですね。
(勝つことは)簡単じゃない。カメルーンもあまり良くなかったかもしれませんが、それはたぶん日本が良いゲームをしていたからだと思いますし。最後はひやひやしましたが、でもやっぱディフェンスラインがみんな集中していた。ボランチも、顔を見ると『これは入らないかな(失点しないかな)』という気がしてました」


※内田選手は、ブンデスリーガ1部の FC Gelsenkirchen Schalke 04 e.V.(シャルケ) とクラブ間合意に達しています。

ワールドカップを堪能する「鹿島」の篤人である。
冷静に試合の流れを読んでおる。
このベンチ暮らしを将来に役立てようと貪欲である。
篤人は更なるレベルアップをするのだ。
ドイツの翼が楽しみである。

篤人、オフ返上

内田、シャルケ移籍正式決定…鹿島
 鹿島は13日、日本代表DF内田篤人(22)がブンデスリーガ1部シャルケ04へ移籍することで合意に達したと発表した。契約は7月1日から3年で、年俸2億1500万円。移籍金は1億5000万円(金額は推定)。シャルケが今年1月に続き、4月に獲得オファーを出し、クラブ間交渉を開始。5月中旬に金額面で基本合意に達し、契約の細部を詰め、正式発表に至った。

 内田は今後、シャルケ側からW杯後3週間のオフを勧められたが、オフを返上し、7月17日から始まる2次キャンプからの合流を目指すという。メディカルチェック、正式契約、入団会見などはキャンプ前に行う予定だ。「マガト監督は練習が厳しいと聞いている。その練習をするのが楽しみでもある。3年間で人間としても選手としても大きくなりたい」と話した。

(2010年6月14日06時01分 スポーツ報知)

篤人のシャルケ合流は7月17日とのこと。
報知の鹿島情報網は侮れぬ。
このスクープを信じるならば、7月14日・湘南戦のセレモニーは現実的と言えよう。
ちょうど一ヶ月後である。
聖地へ集うのだ。
多くの観衆で篤人を見送ろう。
さすれば、篤人も安心して旅立てるというものである。
チームの勝利で送り出したい。

イノパン・興梠、走力自慢

30m走と35m走×6
Jヴィレッジでのキャンプを前に、今週は選手の状態を把握するための様々な計測が行われています。
なかでもひときわ圧倒的なタイムを叩き出していたのが伊野波選手と興梠選手。
まず30m走
・興梠慎三 3秒99
・伊野波雅彦 4秒02
こちらは興梠選手が唯一の3秒台。
次に35m×6のインターバル走
こちらは伊野波選手が6本すべてを4秒台にまとめるという驚異的な記録。
ウソかホントか
「野沢の1本目より速いぞ!」
という野次も飛んでいました(笑)
皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(鹿島担当 田中滋)2010年6月11日 22:50

驚異的な身体能力を誇る興梠とイノパンである。
特にイノパンの走力は特筆すべきであろう。
FC調布やU-22日本代表でSBを務めておった。
新井場・ジウトンのレギュラーだけでなく、イノパンを起用するのも面白い。
絶対的であった篤人の移籍でポジション争いにも変化が訪れるのでは無かろうか。

さらば、篤人

内田選手のシャルケ移籍に合意
鹿島アントラーズは、内田篤人選手が2010年7月1日付で完全移籍することに関して、ブンデスリーガ1部のFC Gelsenkirchen Schalke 04 e.V.(シャルケ)とクラブ間合意に達しましたのでお知らせします。
今後は、FIFAワールドカップ南アフリカ大会終了後に、メディカルチェックなどを経てシャルケ側と選手本人との間で正式契約が結ばれる予定です。

内田 篤人(うちだ・あつと)
□生まれ
1988年3月27日、静岡県田方郡函南町出身
□ポジション
DF
□経歴
函南SSS─函南中学校─清水東高校─鹿島アントラーズ(2006〜)
□アントラーズでの公式戦成績
リーグ戦 124試合3得点(2007,2008,2009優勝)
リーグカップ 21試合0得点
天皇杯 11試合1得点(2009第87回大会優勝)
ゼロックススーパーカップ 3試合0得点
AFCチャンピオンズリーグ 20試合2得点
□表彰・タイトル等
Jリーグベストイレブン2回(2008,2009)
Jリーグオールスター戦出場3回(2006,2007,2009)
□主な代表歴
2007 FIFA U-20ワールドカップ・カナダ大会日本代表
2008 北京オリンピック日本代表
2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会日本代表
国際Aマッチ 31試合1得点

<内田選手コメント>

高校を卒業してからここまで、ご指導いただき、見守ってくださったアントラーズのスタッフや選手、サポーターの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。サッカー選手として、人間として大きくなりたいと思い決断しました。皆さんにドイツで活躍する姿を見せられるように頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします。

遂に篤人の移籍が合意に達した。
7月1日付でシャルケの所属選手となる。
この南アフリカW杯は鹿島の所属選手ということとなろう。
精一杯応援したいところである。
とはいえ、その願いが叶うかも難しくなっておる。
それも運命と割り切りたい。
となれば、ドイツでの活躍を祈ろう。
さらば篤人、更に大きく成長せよ。
遠くから見守っておる。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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