練習試合 朝鮮大学戦
2010年11月30日(火)

肌寒い天候の中、15時より行われた朝鮮大学との練習試合は佐々木選手の2ゴール、大迫選手、川島選手のゴールにより、4-0と勝利しました。
好調のサブ攻撃陣である。
特に川島はここに来て存在感を増しておる。
同期入団の宮崎がポジションを得ていることに発憤しておるのであろうか。
同じ左利き、同じ生年月日の宮崎と川島が切磋琢磨することによって、チームは確実に底上げされる。
我等も早くトップで活躍する川島を観たい。
川島のプレイに魅了されたいのだ。
期待しておる。

肌寒い天候の中、15時より行われた朝鮮大学との練習試合は佐々木選手の2ゴール、大迫選手、川島選手のゴールにより、4-0と勝利しました。
好調のサブ攻撃陣である。
特に川島はここに来て存在感を増しておる。
同期入団の宮崎がポジションを得ていることに発憤しておるのであろうか。
同じ左利き、同じ生年月日の宮崎と川島が切磋琢磨することによって、チームは確実に底上げされる。
我等も早くトップで活躍する川島を観たい。
川島のプレイに魅了されたいのだ。
期待しておる。
ガブさん残留へ
鹿島がオリベイラ監督へ来季続投オファー
鹿島が29日、オズワルド・オリベイラ監督(59)に来季続投へ正式オファーを出した。今月に入ってから、鈴木満強化部長がオファーへ向け、下交渉を重ねていた。単年契約で、推定年俸1億円。続投へ意欲をみせる同監督とは、近日中に合意に至る見込みだ。オリベイラ監督は07年に鹿島の監督に就任。同年からJリーグ3連覇を達成。00年にコリンチャンスを率いて世界クラブ選手権で優勝した手腕を発揮した。今季はシーズン半ばでDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)ら主力が移籍し、最終節を待たずに4連覇の可能性が消滅した。
[2010年11月30日8時21分 紙面から]
オリヴェイラ監督、契約延長にサインへ
鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(59)が正式に契約延長のオファーを受けた。今シーズンは4連覇こそ逃したものの、最終節を残して来季のACL出場権を獲得する2位と上位をキープしていることから、現状維持の年俸1億円(推定)の単年契約が提示された。
同監督は既にクラブ幹部と下交渉を重ねており、近日中には正式にサインする見込みで、その後は来季の補強などについてクラブ側と話し合うことになる。また、今季から加入したMFフェリペ・ガブリエルも残留が決定的となり「(日本に)慣れた分、来年は自分らしいプレーをしたい」と意気込んだ。
[ 2010年11月30日 ]
オリヴェイラ監督とはほぼ合意に達する見込み。
これは重畳。
安定した結果を残し、Jリーグでの実績十分な監督が指揮を採ることにより、もう一つチームをランクアップさせたい。
来季はプラチナ世代が入団し、チームは再編成の時期となる。
ここで監督まで変えてしまっては、チームの行き先がブレる可能性が出てきてしまうところであった。
まずは、指揮官を固め、来季に備えたい。
そんな中で、ガブさんも残留とのこと。
この一年で日本に慣れ、激しい運動量でチームに躍動感を与えた。
来季は攻撃力を磨き、勝利に貢献して欲しい。
期待しておる。
鹿島が29日、オズワルド・オリベイラ監督(59)に来季続投へ正式オファーを出した。今月に入ってから、鈴木満強化部長がオファーへ向け、下交渉を重ねていた。単年契約で、推定年俸1億円。続投へ意欲をみせる同監督とは、近日中に合意に至る見込みだ。オリベイラ監督は07年に鹿島の監督に就任。同年からJリーグ3連覇を達成。00年にコリンチャンスを率いて世界クラブ選手権で優勝した手腕を発揮した。今季はシーズン半ばでDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)ら主力が移籍し、最終節を待たずに4連覇の可能性が消滅した。
[2010年11月30日8時21分 紙面から]
オリヴェイラ監督、契約延長にサインへ
鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(59)が正式に契約延長のオファーを受けた。今シーズンは4連覇こそ逃したものの、最終節を残して来季のACL出場権を獲得する2位と上位をキープしていることから、現状維持の年俸1億円(推定)の単年契約が提示された。
同監督は既にクラブ幹部と下交渉を重ねており、近日中には正式にサインする見込みで、その後は来季の補強などについてクラブ側と話し合うことになる。また、今季から加入したMFフェリペ・ガブリエルも残留が決定的となり「(日本に)慣れた分、来年は自分らしいプレーをしたい」と意気込んだ。
[ 2010年11月30日 ]
オリヴェイラ監督とはほぼ合意に達する見込み。
これは重畳。
安定した結果を残し、Jリーグでの実績十分な監督が指揮を採ることにより、もう一つチームをランクアップさせたい。
来季はプラチナ世代が入団し、チームは再編成の時期となる。
ここで監督まで変えてしまっては、チームの行き先がブレる可能性が出てきてしまうところであった。
まずは、指揮官を固め、来季に備えたい。
そんな中で、ガブさんも残留とのこと。
この一年で日本に慣れ、激しい運動量でチームに躍動感を与えた。
来季は攻撃力を磨き、勝利に貢献して欲しい。
期待しておる。
相馬、川崎の監督へ
川崎の高畠監督が退任 後任は相馬氏濃厚
2010.11.30 23:04
Jリーグ1部(J1)川崎は30日、高畠勉監督(42)が契約満了により、今季限りで退任すると発表した。関係者によると、後任は今季の日本フットボールリーグ(JFL)町田ゼルビアの指揮を執った川崎OBで元日本代表DF相馬直樹氏(39)が濃厚となっている。
高畠監督は2008年シーズンに続き、今季からは再び監督に就任。しかし12月4日のリーグ最終節を前に6位にとどまり、3位以内のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を逃していた。ナビスコ杯や天皇杯全日本選手権も敗退してタイトルは獲得できなかった。
鹿島などで活躍した相馬氏は1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場し、日本代表は58試合で4得点。町田ゼルビアは今季JFLで3位だった。
川崎の監督に相馬直樹氏…高畠監督は退任、後任最有力に浮上
J1川崎の高畠勉監督(42)が1年契約を満了し、今季限りで退任。次期候補にOBで、1998年フランスW杯メンバーのJFL町田・相馬直樹監督(39)が最有力候補に浮上したことが29日、分かった。Jリーグ関係者によると、27日の第33節・浦和戦(等々力)に1―1で引き分け、28日の他チームの結果により5位以下が確定、来季のACL出場権の可能性も消滅したことで、高畠監督と契約を更新しない方針を固めたという。
来季の監督についてはJリーグの代理人関係者によると、相馬氏が最有力候補となった模様。相馬氏は今季、町田で初めて監督を務め、年間3位に押し上げた若き指揮官。実績だけでなく、サッカー理論の緻密(ちみつ)さと、常勝軍団の鹿島で培われた精神的な強さが評価されたという。
町田の幹部は「何も話せない。ほかのクラブからの話については、そのクラブに聞いて下さい」とオファーに発展することを示唆。川崎は今季、初タイトル獲得を掲げたが、ACL1次リーグ、ナビスコ杯準決勝、天皇杯16強で敗退した。
◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年7月19日、静岡県生まれ。39歳。清水東高から早大を経て、94年に鹿島入団。04年に川崎へ移籍し、2年間プレーした後、現役を引退した。日本代表としては、98年フランスW杯に左サイドDFとして出場。国際Aマッチ58試合4得点を記録。10年、JFL・町田の監督に就任。175センチ、72キロ。血液型AB。
(2010年11月30日06時01分 スポーツ報知)
我等がレジェンド・相馬直樹が川崎の監督に就任するとのこと。
これは驚異である。
現役時代から知性派で名を馳せた相馬が攻撃力のある川崎を操れば、強大な勢力になりかねぬ。
とはいえ、相手がどうあれ、我等は我等のサッカーを貫くのみである。
ブレる事無く、前へ進みたい。
2010.11.30 23:04
Jリーグ1部(J1)川崎は30日、高畠勉監督(42)が契約満了により、今季限りで退任すると発表した。関係者によると、後任は今季の日本フットボールリーグ(JFL)町田ゼルビアの指揮を執った川崎OBで元日本代表DF相馬直樹氏(39)が濃厚となっている。
高畠監督は2008年シーズンに続き、今季からは再び監督に就任。しかし12月4日のリーグ最終節を前に6位にとどまり、3位以内のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を逃していた。ナビスコ杯や天皇杯全日本選手権も敗退してタイトルは獲得できなかった。
鹿島などで活躍した相馬氏は1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場し、日本代表は58試合で4得点。町田ゼルビアは今季JFLで3位だった。
川崎の監督に相馬直樹氏…高畠監督は退任、後任最有力に浮上
J1川崎の高畠勉監督(42)が1年契約を満了し、今季限りで退任。次期候補にOBで、1998年フランスW杯メンバーのJFL町田・相馬直樹監督(39)が最有力候補に浮上したことが29日、分かった。Jリーグ関係者によると、27日の第33節・浦和戦(等々力)に1―1で引き分け、28日の他チームの結果により5位以下が確定、来季のACL出場権の可能性も消滅したことで、高畠監督と契約を更新しない方針を固めたという。
来季の監督についてはJリーグの代理人関係者によると、相馬氏が最有力候補となった模様。相馬氏は今季、町田で初めて監督を務め、年間3位に押し上げた若き指揮官。実績だけでなく、サッカー理論の緻密(ちみつ)さと、常勝軍団の鹿島で培われた精神的な強さが評価されたという。
町田の幹部は「何も話せない。ほかのクラブからの話については、そのクラブに聞いて下さい」とオファーに発展することを示唆。川崎は今季、初タイトル獲得を掲げたが、ACL1次リーグ、ナビスコ杯準決勝、天皇杯16強で敗退した。
◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年7月19日、静岡県生まれ。39歳。清水東高から早大を経て、94年に鹿島入団。04年に川崎へ移籍し、2年間プレーした後、現役を引退した。日本代表としては、98年フランスW杯に左サイドDFとして出場。国際Aマッチ58試合4得点を記録。10年、JFL・町田の監督に就任。175センチ、72キロ。血液型AB。
(2010年11月30日06時01分 スポーツ報知)
我等がレジェンド・相馬直樹が川崎の監督に就任するとのこと。
これは驚異である。
現役時代から知性派で名を馳せた相馬が攻撃力のある川崎を操れば、強大な勢力になりかねぬ。
とはいえ、相手がどうあれ、我等は我等のサッカーを貫くのみである。
ブレる事無く、前へ進みたい。
仙台・平瀬、引退
33歳平瀬引退 腰痛、右足痛…限界感じる
仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで引退することが29日、分かった。今日30日に正式発表される。左手首骨折で出遅れた今季は11試合無得点にとどまり、腰痛や右足首痛も隠してのプレーに限界を感じていた。鹿児島実3年の時に高校選手権で優勝し、96年にFW柳沢(京都)らと鹿島入り。横浜、神戸、仙台を渡り歩いた。
99年、トルシエ監督率いるU−22(22歳以下)日本代表のエースとして、シドニー五輪予選で17得点。日本の予選史上最多で、全世界を通じた予選得点王にも輝いた。翌00年の本大会では、MF中田英や中村俊とともに68年メキシコ五輪以来32年ぶりの8強に進出。同年、鹿島で史上初のリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠を達成し、A代表にも選ばれた。NHK紅白歌合戦への招待や、ハウス食品「バーモントカレー」のCMなどで人気者になった。
04年に移籍した神戸では股関節痛に悩まされ、07年に戦力外通告。引退して解説者に転身予定だったが、同じく元鹿島の仙台手倉森監督に引き留められた。仙台では神様ジーコの練習法など鹿島時代の経験を伝授。08年にチームのFW最多となる11得点(38試合)をマークし、09年に7季ぶりのJ1昇格に貢献した。
[2010年11月30日8時19分 紙面から]
元日本代表FW、仙台・平瀬が現役引退
2010.11.30 17:45

09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、サポーター席へガッツポーズの仙台・平瀬
J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。

09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、ゴール裏を走り抜けてサポーター席へ向かう仙台・平瀬
“誇りと幸福の15年”元日本代表FW平瀬が現役引退
J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。
平瀬はクラブを通じて「プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています」とコメントした。
[ 2010年11月30日 17:30 ]
元日本代表FW平瀬が引退…仙台

5月9日のホーム・名古屋戦でシュートを放つ仙台・平瀬(右)。今季限りでユニホームを脱ぐ
ベガルタ仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役引退することが29日、明らかになった。近日中にクラブ側から発表される。
平瀬は08年にベガルタに加入。07年限りで神戸を戦力外となり、一時は引退も考えたが、旧知の仲である手倉森誠監督(43)からオファーを受けて快諾。杜(もり)の都では、ベテランならではのプレーでチームを引っ張り、入団1年目には8シーズンぶりの2けたゴールを記録した。翌09年にもリーグ戦40試合で8得点の活躍で、チームを7季ぶりのJ1昇格に導いた。
高卒で入団した鹿島では、期待の若手FWとして大ブレーク。99年には五輪代表に選出され、アジア予選で17得点を挙げて、シドニー五輪本戦の出場権獲得に大きく貢献した。
01年にはフル代表にも名を連ねたスター選手で、誰にも愛される性格の持ち主。ベガルタでは多くの若手に慕われ、精神的支柱としても重要な役割を果たしてきた。ただ、今季は体のキレが落ちていることを周囲に漏らすこともあり、引退を決意した模様だ。「ミスターベガルタ」MF千葉に続き、“巨星”がピッチを去る。
◆平瀬 智行(ひらせ・ともゆき)1977年5月23日、鹿児島県生まれ。33歳。鹿児島実高から96年に鹿島に入団し、00年にはJリーグ初の3冠獲得に貢献。02年途中に横浜Mに期限付き移籍。04年からは神戸に所属し、08年に仙台に加入した。J1通算180試合出場32得点。国際Aマッチ2試合出場無得点。184センチ、76キロ。家族は妻と1男、1女。
(2010年11月30日10時58分 スポーツ報知)
平瀬智行選手 現役引退のお知らせ
ベガルタ仙台の平瀬智行選手が、2010シーズン限りで現役を引退することとなりましたのでお知らせいたします。
◆平瀬智行選手プロフィール
【背番号】
14番
【ポジション】
FW
【生年月日】
1977年5月23日(33歳)
【身長体重】
184cm 79kg
【出身地】
東京都
【経歴】
鹿児島実業高校 - 鹿島アントラーズ - CFZド・リオ(ブラジル) - 鹿島アントラーズ-横浜F・マリノス-
鹿島アントラーズ - ヴィッセル神戸 - ベガルタ仙台(2008年加入)
シドニーオリンピック日本代表/日本代表
【出場記録】
年 所属チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯
出場 得点 出場 得点 出場 得点
1996 鹿島 J1 0 0 0 0 0 0
1997 鹿島 J1 1 0 0 0 0 0
1998 CFZド・リオ(ブラジル) ― ― ― ― ― ―
1999 鹿島 J1 22 5 2 0 2 0
2000 鹿島 J1 26 11 5 4 5 0
2001 鹿島 J1 23 0 3 1 3 2
2002 鹿島 J1 7 2 5 1 ― ―
横浜FM J1 19 2 ― ― 2 1
2003 鹿島 J1 28 7 4 1 4 0
2004 鹿島 J1 11 0 5 1 ― ―
神戸 J1 10 1 ― ― 1 0
2005 神戸 J1 19 4 3 0 1 0
2006 神戸 J2 30 3 ― ― 1 1
2007 神戸 J1 3 0 1 0 0 0
2008 仙台 J2 38 11 ─ ─ 0 0
2009 仙台 J2 40 8 ─ ─ 1 1
2010 仙台 J1 11 0 5 0 0 0
通算 J1 180 32 33 8 20 5
J2 108 22
【コメント】
プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています。
まだ今シーズンのリーグ戦は残っていますので、J1残留のため、チームの勝利のために、できることを精一杯頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします。
[掲載日:11月30日]
2000年の三冠FWである平瀬が引退とのこと。
これは寂しい。
とはいえ、選手はいずれ引退するもの、平瀬の決断を尊重したい。
平瀬と言えば、三冠時のスピードが印象深いが、何と言っても2001年のチャンピオン・シップ第1戦の同点ゴールであろう。
ホームのジュビロが先制し、ジュビロの悪質なファールに対して相変わらず偏ったジャッジの岡田主審が隆行に二枚目のイエローカードを提示し退場、そしてジュビロが追加点を挙げ敗色濃厚となった。
しかしながら、秋田のヘディングで1点差とし、平瀬がアウグストのセンタリングをGKがこぼしたところを左足でゴール。
観ておったものは、誰もが絶叫したものである。
この勢いで第2戦を制し日本一となったのである。
スター性を持つFWであったと言えよう。
我等に勝利をもたらせた、平瀬に改めて感謝の意を表したい。
現役を退いても実績十分な平瀬の未来は明るい。
お疲れさまでした。
仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで引退することが29日、分かった。今日30日に正式発表される。左手首骨折で出遅れた今季は11試合無得点にとどまり、腰痛や右足首痛も隠してのプレーに限界を感じていた。鹿児島実3年の時に高校選手権で優勝し、96年にFW柳沢(京都)らと鹿島入り。横浜、神戸、仙台を渡り歩いた。
99年、トルシエ監督率いるU−22(22歳以下)日本代表のエースとして、シドニー五輪予選で17得点。日本の予選史上最多で、全世界を通じた予選得点王にも輝いた。翌00年の本大会では、MF中田英や中村俊とともに68年メキシコ五輪以来32年ぶりの8強に進出。同年、鹿島で史上初のリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠を達成し、A代表にも選ばれた。NHK紅白歌合戦への招待や、ハウス食品「バーモントカレー」のCMなどで人気者になった。
04年に移籍した神戸では股関節痛に悩まされ、07年に戦力外通告。引退して解説者に転身予定だったが、同じく元鹿島の仙台手倉森監督に引き留められた。仙台では神様ジーコの練習法など鹿島時代の経験を伝授。08年にチームのFW最多となる11得点(38試合)をマークし、09年に7季ぶりのJ1昇格に貢献した。
[2010年11月30日8時19分 紙面から]
元日本代表FW、仙台・平瀬が現役引退
2010.11.30 17:45

09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、サポーター席へガッツポーズの仙台・平瀬
J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。

09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、ゴール裏を走り抜けてサポーター席へ向かう仙台・平瀬
“誇りと幸福の15年”元日本代表FW平瀬が現役引退
J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。
平瀬はクラブを通じて「プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています」とコメントした。
[ 2010年11月30日 17:30 ]
元日本代表FW平瀬が引退…仙台

5月9日のホーム・名古屋戦でシュートを放つ仙台・平瀬(右)。今季限りでユニホームを脱ぐ
ベガルタ仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役引退することが29日、明らかになった。近日中にクラブ側から発表される。
平瀬は08年にベガルタに加入。07年限りで神戸を戦力外となり、一時は引退も考えたが、旧知の仲である手倉森誠監督(43)からオファーを受けて快諾。杜(もり)の都では、ベテランならではのプレーでチームを引っ張り、入団1年目には8シーズンぶりの2けたゴールを記録した。翌09年にもリーグ戦40試合で8得点の活躍で、チームを7季ぶりのJ1昇格に導いた。
高卒で入団した鹿島では、期待の若手FWとして大ブレーク。99年には五輪代表に選出され、アジア予選で17得点を挙げて、シドニー五輪本戦の出場権獲得に大きく貢献した。
01年にはフル代表にも名を連ねたスター選手で、誰にも愛される性格の持ち主。ベガルタでは多くの若手に慕われ、精神的支柱としても重要な役割を果たしてきた。ただ、今季は体のキレが落ちていることを周囲に漏らすこともあり、引退を決意した模様だ。「ミスターベガルタ」MF千葉に続き、“巨星”がピッチを去る。
◆平瀬 智行(ひらせ・ともゆき)1977年5月23日、鹿児島県生まれ。33歳。鹿児島実高から96年に鹿島に入団し、00年にはJリーグ初の3冠獲得に貢献。02年途中に横浜Mに期限付き移籍。04年からは神戸に所属し、08年に仙台に加入した。J1通算180試合出場32得点。国際Aマッチ2試合出場無得点。184センチ、76キロ。家族は妻と1男、1女。
(2010年11月30日10時58分 スポーツ報知)
平瀬智行選手 現役引退のお知らせ
ベガルタ仙台の平瀬智行選手が、2010シーズン限りで現役を引退することとなりましたのでお知らせいたします。
◆平瀬智行選手プロフィール
【背番号】
14番
【ポジション】
FW
【生年月日】
1977年5月23日(33歳)
【身長体重】
184cm 79kg
【出身地】
東京都
【経歴】
鹿児島実業高校 - 鹿島アントラーズ - CFZド・リオ(ブラジル) - 鹿島アントラーズ-横浜F・マリノス-
鹿島アントラーズ - ヴィッセル神戸 - ベガルタ仙台(2008年加入)
シドニーオリンピック日本代表/日本代表
【出場記録】
年 所属チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯
出場 得点 出場 得点 出場 得点
1996 鹿島 J1 0 0 0 0 0 0
1997 鹿島 J1 1 0 0 0 0 0
1998 CFZド・リオ(ブラジル) ― ― ― ― ― ―
1999 鹿島 J1 22 5 2 0 2 0
2000 鹿島 J1 26 11 5 4 5 0
2001 鹿島 J1 23 0 3 1 3 2
2002 鹿島 J1 7 2 5 1 ― ―
横浜FM J1 19 2 ― ― 2 1
2003 鹿島 J1 28 7 4 1 4 0
2004 鹿島 J1 11 0 5 1 ― ―
神戸 J1 10 1 ― ― 1 0
2005 神戸 J1 19 4 3 0 1 0
2006 神戸 J2 30 3 ― ― 1 1
2007 神戸 J1 3 0 1 0 0 0
2008 仙台 J2 38 11 ─ ─ 0 0
2009 仙台 J2 40 8 ─ ─ 1 1
2010 仙台 J1 11 0 5 0 0 0
通算 J1 180 32 33 8 20 5
J2 108 22
【コメント】
プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています。
まだ今シーズンのリーグ戦は残っていますので、J1残留のため、チームの勝利のために、できることを精一杯頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします。
[掲載日:11月30日]
2000年の三冠FWである平瀬が引退とのこと。
これは寂しい。
とはいえ、選手はいずれ引退するもの、平瀬の決断を尊重したい。
平瀬と言えば、三冠時のスピードが印象深いが、何と言っても2001年のチャンピオン・シップ第1戦の同点ゴールであろう。
ホームのジュビロが先制し、ジュビロの悪質なファールに対して相変わらず偏ったジャッジの岡田主審が隆行に二枚目のイエローカードを提示し退場、そしてジュビロが追加点を挙げ敗色濃厚となった。
しかしながら、秋田のヘディングで1点差とし、平瀬がアウグストのセンタリングをGKがこぼしたところを左足でゴール。
観ておったものは、誰もが絶叫したものである。
この勢いで第2戦を制し日本一となったのである。
スター性を持つFWであったと言えよう。
我等に勝利をもたらせた、平瀬に改めて感謝の意を表したい。
現役を退いても実績十分な平瀬の未来は明るい。
お疲れさまでした。
渡辺千真に興味か
Jの名門に激震!横浜Mが山瀬ら6人戦力外
Jの名門に激震が走った。J1横浜Mが元日本代表MF山瀬功治(29)、同DF松田直樹(33)、同FW坂田大輔(27)らを含む大量6選手に来季の戦力外通告をしたことが28日、分かった。若返りと血の入れ替えを断行するが、昨季新人王のFW渡辺千真(24)、08年北京五輪代表候補だったDF田中裕介(24)、MF長谷川アーリアジャスール(22)ら生え抜きの有望株も流出する危機。木村和司監督(52)の体制2年目となる来季は解体的出直しを余儀なくされそうだ。
◇ ◇
横浜Mが衝撃の大量リストラを断行した。この日までにMF山瀬、DF松田、FW坂田、MF河合、清水、DF浦田に来季の戦力外通告をしたことが分かった。
背番号10を背負い今季も32試合5得点と主戦FWとして活躍している山瀬、クラブの象徴の松田、横浜Mユース出身のFW坂田ら日本代表経験者にも来季の契約を結ばない意向を通告。アジアCLを逃して人員削減を余儀なくされ、MF河合、清水らを含めた大量6選手を戦力外とした。
下條佳明チーム統括本部長は「世代を大きく代え、クラブに新しい1ページを築くため大きな決心をしなければいけなかった」と説明。広島DF槙野らの獲得に乗り出しながら、資金面の不利やブランド力の低下などから後手を踏んで苦戦。オファーを出している清水MF藤本、新潟DF永田らとの移籍交渉での金銭面の上乗せなどのため功労者の放出に出た形だが、強引な手法にチーム内での不安が広がるのは間違いない。
ファンへのショックも計り知れない。約100人のサポーターが横浜市のクラブハウスへ詰めかけ、松田への戦力外通告に抗議した。一時は沈静化したが、山瀬が自身のブログに戦力外とされた事実や経緯などを書き込んだことで再過熱。2時半から始まったサポーターとの話し合いは午後8時半まで続き、建物内には怒号と涙声が聞こえる異常事態となった。12月4日の大宮戦後にも改めて説明する。
鹿島、名古屋などが今季出場機会に恵まれなかった昨季新人王のFW渡辺に興味を示し、両サイドバックをこなすDF田中には清水、柏など複数のJ1クラブが獲得に乗り出すなど新たな流出の危機も浮上。クラブは解体的な出直しを余儀なくされそうだ。
(2010年11月29日)
鹿島がFマリノスの渡辺千真に興味を持っておるとのこと。
これは初耳である。
とはいえ、層が薄いFWに実績のある選手の補強は悪くはない。
よよには湘南からレンタルのオファーが届いており、大迫は独や仏から興味を持たれておる。
ただでさえ層の薄いFW陣から選手が流出してしまっては、練習すらままならぬ。
FWへの興味は現実味を帯びてくるのは事実であろう。
しかしながら、三年前には大岩が引退とガセを流したデイリースポーツである、安易に信用してはならぬ。
心して続報を待ちたいと思う。
Jの名門に激震が走った。J1横浜Mが元日本代表MF山瀬功治(29)、同DF松田直樹(33)、同FW坂田大輔(27)らを含む大量6選手に来季の戦力外通告をしたことが28日、分かった。若返りと血の入れ替えを断行するが、昨季新人王のFW渡辺千真(24)、08年北京五輪代表候補だったDF田中裕介(24)、MF長谷川アーリアジャスール(22)ら生え抜きの有望株も流出する危機。木村和司監督(52)の体制2年目となる来季は解体的出直しを余儀なくされそうだ。
◇ ◇
横浜Mが衝撃の大量リストラを断行した。この日までにMF山瀬、DF松田、FW坂田、MF河合、清水、DF浦田に来季の戦力外通告をしたことが分かった。
背番号10を背負い今季も32試合5得点と主戦FWとして活躍している山瀬、クラブの象徴の松田、横浜Mユース出身のFW坂田ら日本代表経験者にも来季の契約を結ばない意向を通告。アジアCLを逃して人員削減を余儀なくされ、MF河合、清水らを含めた大量6選手を戦力外とした。
下條佳明チーム統括本部長は「世代を大きく代え、クラブに新しい1ページを築くため大きな決心をしなければいけなかった」と説明。広島DF槙野らの獲得に乗り出しながら、資金面の不利やブランド力の低下などから後手を踏んで苦戦。オファーを出している清水MF藤本、新潟DF永田らとの移籍交渉での金銭面の上乗せなどのため功労者の放出に出た形だが、強引な手法にチーム内での不安が広がるのは間違いない。
ファンへのショックも計り知れない。約100人のサポーターが横浜市のクラブハウスへ詰めかけ、松田への戦力外通告に抗議した。一時は沈静化したが、山瀬が自身のブログに戦力外とされた事実や経緯などを書き込んだことで再過熱。2時半から始まったサポーターとの話し合いは午後8時半まで続き、建物内には怒号と涙声が聞こえる異常事態となった。12月4日の大宮戦後にも改めて説明する。
鹿島、名古屋などが今季出場機会に恵まれなかった昨季新人王のFW渡辺に興味を示し、両サイドバックをこなすDF田中には清水、柏など複数のJ1クラブが獲得に乗り出すなど新たな流出の危機も浮上。クラブは解体的な出直しを余儀なくされそうだ。
(2010年11月29日)
鹿島がFマリノスの渡辺千真に興味を持っておるとのこと。
これは初耳である。
とはいえ、層が薄いFWに実績のある選手の補強は悪くはない。
よよには湘南からレンタルのオファーが届いており、大迫は独や仏から興味を持たれておる。
ただでさえ層の薄いFW陣から選手が流出してしまっては、練習すらままならぬ。
FWへの興味は現実味を帯びてくるのは事実であろう。
しかしながら、三年前には大岩が引退とガセを流したデイリースポーツである、安易に信用してはならぬ。
心して続報を待ちたいと思う。
欧州に学べ
収益性の高いスタジアムへ 鹿島FC、指定管理者更新
欧州参考、ボックス席新設も

【写真説明】
鹿島FCが2011年から新たに10年間の指定管理者となる県立カシマサッカースタジアム=鹿嶋市神向寺
県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)の指定管理者であるJリーグ1部・鹿島フットボールクラブ(FC)が、同スタジアムを2011年4月から新たに10年間管理することが決まった。長期契約を結ぶことで利用法の選択肢も増えるため、来季からは新しい年間指定席の販売や、試合開催日以外の活用などにも力を入れていく。同FCの井畑滋社長は「欧州のような、収益性の高いスタジアムを目指していきたい」と展望を語る。
■踏み込んだ活用
鹿島FCは06年4月から、同スタジアムの指定管理者として5年間の契約を締結。Jクラブで初めて、地方自治体が所有する競技場の指定管理者となった。11年以降の募集は今年7月から始まり、鹿島FCは管理期間10年で申請。今月18日の県議会定例会で、契約更新が正式承認された。
「これまでの5年間から、さらに踏み込んだ利活用が可能になる」。井畑社長が語るように、10年間の管理を任され、さまざまな利活用が可能になった。参考にしたのはサッカーの本場ヨーロッパ。欧州のスタジアムは、高価な年間シートが高い収益性を誇るとともに、年間を通じた利活用も当たり前。今夏、現地を視察した鈴木秀樹取締役は「欧州は、2割の客から8割の収益を上げている。試合開催日以外の収益事業も浸透している」と痛感した。
■ニーズある
指定管理を更新する来季に向けた目玉の一つが「ビューボックス」の設置だ。バックスタンド側最後列の11席を2列、座席を外して仕切りで区切り、購入者が自由に内装をアレンジできる。スペースとして売り出す新タイプの年間指定席で、価格は200万〜400万円になる見込み。人気の高いメーンスタンド側年間シートは毎年売れ切れ状態のため、鈴木取締役は「チケットは高い方から売れていく。ニーズはある」と自信を見せる。
また、収益事業の取り組みとしては、来年4月から同スタジアム内のスポーツクラブ「カシマウェルネスプラザ」の独自運営を開始する。06年10月の開業以来、コナミスポーツに指導者の派遣などで協力を得てきたが、「もう自分たちのノウハウで十分運営できる」(鈴木取締役)。来年からは高齢者向けの介護コースやエステなども立ち上げ、収益性を高めていく構えだ。
■10年先見据え
このほかにも、スタジアムツアーの内容充実や、鹿島臨海鉄道・鹿島スタジアム駅から住友金属ゲート(第2ゲート)まで続く通路の太陽光発電パネル(来年完成予定)を利用し、県産品の食料を販売するマルシェ(市場)の開催など、来季からは10年先を見据えたスタジアムの活用を図っていく。
鹿島FCは11年がクラブ創設20周年となり、スタジアム事業も大きな節目を迎える。サッカー界は入場料収入が頭打ちの状況で、生き残るためには収益性ある箱モノ事業として発展していく必要がある。井畑社長は「マッチデーとノンマッチデーを有効に使い、収益性を高めて欧州の水準に近づけたい」と息巻いている。
県立カシマスタジアムの指定管理者を継続することとなり、新たなるビジネスプランを提示していく鹿島アントラーズである。
大きく報道された「ビューボックス」もその一環とのこと。
経営者の目は欧州のクラブを向いておる。
戦術や育成なども重要であるが、サッカーとプレイ以外の部分にも学ぶべきところは多い。
収益性を高く保ち、より良いコンテンツとしての鹿島アントラーズを高みに挙げて欲しい。
我等も足繁く聖地に巡礼をし、共に高みに登らせて頂く。
鹿島は更なる一歩を進んでおるのである。
欧州参考、ボックス席新設も

【写真説明】
鹿島FCが2011年から新たに10年間の指定管理者となる県立カシマサッカースタジアム=鹿嶋市神向寺
県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)の指定管理者であるJリーグ1部・鹿島フットボールクラブ(FC)が、同スタジアムを2011年4月から新たに10年間管理することが決まった。長期契約を結ぶことで利用法の選択肢も増えるため、来季からは新しい年間指定席の販売や、試合開催日以外の活用などにも力を入れていく。同FCの井畑滋社長は「欧州のような、収益性の高いスタジアムを目指していきたい」と展望を語る。
■踏み込んだ活用
鹿島FCは06年4月から、同スタジアムの指定管理者として5年間の契約を締結。Jクラブで初めて、地方自治体が所有する競技場の指定管理者となった。11年以降の募集は今年7月から始まり、鹿島FCは管理期間10年で申請。今月18日の県議会定例会で、契約更新が正式承認された。
「これまでの5年間から、さらに踏み込んだ利活用が可能になる」。井畑社長が語るように、10年間の管理を任され、さまざまな利活用が可能になった。参考にしたのはサッカーの本場ヨーロッパ。欧州のスタジアムは、高価な年間シートが高い収益性を誇るとともに、年間を通じた利活用も当たり前。今夏、現地を視察した鈴木秀樹取締役は「欧州は、2割の客から8割の収益を上げている。試合開催日以外の収益事業も浸透している」と痛感した。
■ニーズある
指定管理を更新する来季に向けた目玉の一つが「ビューボックス」の設置だ。バックスタンド側最後列の11席を2列、座席を外して仕切りで区切り、購入者が自由に内装をアレンジできる。スペースとして売り出す新タイプの年間指定席で、価格は200万〜400万円になる見込み。人気の高いメーンスタンド側年間シートは毎年売れ切れ状態のため、鈴木取締役は「チケットは高い方から売れていく。ニーズはある」と自信を見せる。
また、収益事業の取り組みとしては、来年4月から同スタジアム内のスポーツクラブ「カシマウェルネスプラザ」の独自運営を開始する。06年10月の開業以来、コナミスポーツに指導者の派遣などで協力を得てきたが、「もう自分たちのノウハウで十分運営できる」(鈴木取締役)。来年からは高齢者向けの介護コースやエステなども立ち上げ、収益性を高めていく構えだ。
■10年先見据え
このほかにも、スタジアムツアーの内容充実や、鹿島臨海鉄道・鹿島スタジアム駅から住友金属ゲート(第2ゲート)まで続く通路の太陽光発電パネル(来年完成予定)を利用し、県産品の食料を販売するマルシェ(市場)の開催など、来季からは10年先を見据えたスタジアムの活用を図っていく。
鹿島FCは11年がクラブ創設20周年となり、スタジアム事業も大きな節目を迎える。サッカー界は入場料収入が頭打ちの状況で、生き残るためには収益性ある箱モノ事業として発展していく必要がある。井畑社長は「マッチデーとノンマッチデーを有効に使い、収益性を高めて欧州の水準に近づけたい」と息巻いている。
県立カシマスタジアムの指定管理者を継続することとなり、新たなるビジネスプランを提示していく鹿島アントラーズである。
大きく報道された「ビューボックス」もその一環とのこと。
経営者の目は欧州のクラブを向いておる。
戦術や育成なども重要であるが、サッカーとプレイ以外の部分にも学ぶべきところは多い。
収益性を高く保ち、より良いコンテンツとしての鹿島アントラーズを高みに挙げて欲しい。
我等も足繁く聖地に巡礼をし、共に高みに登らせて頂く。
鹿島は更なる一歩を進んでおるのである。
京都戦報道
鹿島「大なた」ふるって2位浮上/J1

前半、京都FW柳沢(右)を、徹底マークする鹿島MF小笠原
<J1:鹿島2−1京都>◇第33節◇28日◇カシマ
鹿島が17位京都を2−1で何とか振り切って2位に浮上し、来季ACL出場権確保の3位以内に望みをつないだ。オリベイラ監督(59)は不振の左サイドDFジウトン(21)に代えて、DF宮崎智彦(24)を先発に抜てき。さらに後半動きの落ちた精神的支柱のMF小笠原を、思い切って途中交代させるなどの「大なた」で、京都の猛攻をしのぎきった。12月4日の最終節では鹿島、G大阪、C大阪が勝ち点1差にひしめき、三つどもえでACL出場権を争う形に。MF青木は「大きな一戦。勝ってACLに行くのもあるし、2位で終わりたいというのもある。天皇杯につなげるためにもいい試合をしたい」と表情を引き締めた。
[2010年11月29日8時54分 紙面から]
【鹿島】岩政、勝利も「反省必要」/J1

鹿島対京都 前半、クリアする鹿島DF宮崎(撮影・栗山尚久)
<J1:鹿島2−1京都>◇第33節◇28日◇カシマ
鹿島DF岩政大樹(28)が、勝利にも反省の必要性を説いた。前半2点を先制し、反撃をしのぎ切る必勝パターンで、勝ち点3を手にしたが「中盤の押し上げ、セカンドボールに対する反応、すべてがよくなかった」とぴしゃり。「勝ち負けで一喜一憂するのもいいけど、何ができて、何ができなかったのかを見つめ直す必要もある」。ACL出場権確保の3位以内を懸けた、12月4日の最終節山形戦を前に、戦い方を再考することを提案した。
[2010年11月28日18時36分]
鹿島、大苦戦…ACL争いの行方は最終節へ
2010.11.29 05:00
J1第33節最終日(28日、鹿島2−1京都、カシマ)鹿島は降格の決まった京都に2−1の辛勝。勝ち点59で2位に再浮上はしたが、MF野沢拓也(29)の1ゴール1アシストで2点を先行しながら後半は反撃を許した。C大阪は4−0で湘南に快勝して同58で4位。3位以内が得るACL出場権争いは、既に優勝を決めた名古屋を除き、鹿島、勝ち点59で3位のG大阪、C大阪の3チームに絞られた。
鹿島の選手たちに勝者の表情はなかった。京都を相手に2点をリードしながら、後半は押されっぱなし。1得点1アシストのMF野沢は試合後、「きょうは何もありません」とつぶやいた。ACL出場権のかかる3位以内確保は最終節までもつれることになった。オリベイラ監督は「全員が勝つための覚悟を持っているか」と、王者の面影をなくした戦士たちに問いかけた。

試合後、シーズン報告の挨拶で天皇杯での必勝を誓う鹿島のオズワルド・オリベイラ監督=カシマ(撮影・吉澤良太)

先制ゴールを決め、喜ぶ鹿島の野沢(左)=カシマ(撮影・吉澤良太)

先制ゴールを決め、中田(左)と喜ぶ鹿島の野沢(右)=カシマ(撮影・吉澤良太)

CKから決勝ゴールを決め、喜ぶ鹿島のフェリペ・ガブリエル(手前)=カシマ(撮影・吉澤良太)

曽ケ端“トンネル”も…鹿島ACL圏内残った

<鹿島・京都>後半19分、ボールをキャッチし損ねる鹿島GK・曽ヶ端
Photo By スポニチ
J1第33節最終日、鹿島が意地の勝利で2位に浮上した。鹿島はホーム最終戦で京都と対戦。MF野沢拓也(29)とMFフェリペ・ガブリエル(24)のゴールで2―1と勝利した。12月4日の最終節で山形に勝てば無条件で来季のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場権を獲得する3位以内に入る。3位のG大阪、4位のC大阪と残り2枠のACL出場権を争う。
鹿島らしからぬ冷や汗の勝利だった。2―0とリードしていた後半19分に「(ボールが)ブレていたので、自分の前に落とそうと思った」という守護神・曽ケ端の“トンネル”から失点。その後も連続したピンチは何とか守り切ったが、DF伊野波は「勝てなかったら苦しかった。それ(勝利)だけが救いだった」と笑顔はなかった。
前半17分にDF新井場の右クロスをMF野沢が左足に当ててゴールネットへと流し込み、あっさり先制した。同31分には野沢の右CKからMFフェリペ・ガブリエルがヘディングで追加点を挙げた。だが、ハードな日程の影響で後半に入ると運動量がガクンと落ちた。「タメもつくれないし、中盤でセカンドボールを拾われてDFラインを上げるのが難しかった」(伊野波)と主導権を握れない。常勝軍団のサッカーは影も形もなかった。
それでも大きな1勝を手にしたことは間違いない。得失点差でG大阪を抜いて2位に浮上。最終節の山形戦で勝てば自動的にACL出場権を獲得できる状況に持ち込んだ。「ACL(出場)は一つの目標だし、結果オーライだった」と新井場が話せば、曽ケ端も「自力で(ACL出場を)決められるのだからプラスに考えたい」と前を向いた。
就任後初めてリーグ優勝を逃したオリヴェイラ監督は「タイトルは残っている。全力を尽くして天皇杯は獲りにいく」とサポーターにあいさつした。まずは最終節で4年連続となるアジアへの切符を獲得して、最後の1冠を狙う。
[ 2010年11月29日 ]
ガブリエル決勝弾で2位に浮上!…鹿島

前半31分、CKからゴールを決める鹿島のフェリペ・ガブリエル(中)(右は京都・水本、左は岩政)
◆J1第33節 鹿島2─1京都(28日・カシマスタジアム) 鹿島はホーム最終戦で京都に辛勝し、2位に浮上した。前半17分、DF新井場のクロスからMF野沢が先制点を挙げ、同31分にはMFフェリペ・ガブリエルが加点。京都の反撃を1点にしのいだ。来季を見据え、左サイドバックで先発したプロ2年目DF宮崎は「もうちょっと前で絡むという課題も見つかった。勝てたので(主力定着の)きっかけにしたい」と笑顔だった。
(2010年11月29日06時00分 スポーツ報知)
J1鹿島、2位浮上 ホーム最終戦、京都に2-1

【写真説明】
鹿島-京都 前半17分、鹿島・野沢が先制ゴールを決める=カシマスタジアム
J1鹿島は28日、カシマスタジアムでの今季最終戦で京都と対戦、2―1で下して2位に浮上した。
鹿島は前半17分、新井場の右からのクロスに、野沢が左足で合わせて先制。同31分にはコーナーキックをフェリペガブリエルが頭で決めた。後半は運動量が落ちて京都に押し込まれ、1点を返されたが逃げ切った。
【Jリーグ】鹿島辛勝、オリベイラ監督絶叫「天皇杯をとりにいく」
2010.11.28 19:17

鹿島−京都 前半、シュートを放つ鹿島・野沢=カシマ
疲労感たっぷりの鹿島の今季ホーム最終戦だった。勝つには勝ったが、J2降格が決まった京都相手に押し込まれる場面が相次いだ。「内容的にはほめられたもんじゃない」と新井場。ACL出場権を争う上で、勝ったことだけが収穫だった。
完敗した前節磐田戦に続く低調な試合。オリベイラ監督は「やるべきことをやる意識が薄れている」と指摘する。最大の目標だったリーグ4連覇を逃し、心にあいた穴はやはり大きかったのかもしれない。
それでも、鹿島の2010年シーズンはまだ終わっていない。ACL出場権の確保はもちろん、天皇杯も残っている。「選手は本気で(タイトルを)とりたいのか。そのスイッチを入れる作業をやっていく」。指揮官はまだまだネジを巻く構えだ。
試合後、オリベイラ監督は「就任4年目にして初めてタイトルをとれずあいさつすることになったが、まだ1つ残っている。全力を尽くし、天皇杯をとりにいく」とサポーターに絶叫した。鹿島はこのまま無冠で終わるのか。ここから真価が問われる。(森本利優)

鹿島−京都 前半17分、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・野沢=カシマ

京都に勝ち、2位に浮上した鹿島イレブン=カシマ
勝利だけが光明の試合である。
確かに良い点を見つけることの難しい試合だったと言えよう。
ACL出場権を地力で得られる位置に上がったことくらいであろうか。
そんな中で、ニッカンはジウトンを外し、小笠原主将を途中交代させた采配を報じておる。
マルキーニョスも途中で退かせており、指揮官の動きは天皇杯をそして来季を睨んだものと言えよう。
昨日のような試合を続けておっては、天皇杯どころか次節の山形戦さえも危うい。
ACL出場権を求めて、強い気持ちで戦う必要が有ることは言うまでもない。
そしえて再編成が謳われる来季にアンタッチャブルな選手はおらぬ。
マルキーニョスも小笠原主将も不調であれば、起用されぬのだ。
次節・山形戦までに調子を取り戻してくれることを願っておる。

前半、京都FW柳沢(右)を、徹底マークする鹿島MF小笠原
<J1:鹿島2−1京都>◇第33節◇28日◇カシマ
鹿島が17位京都を2−1で何とか振り切って2位に浮上し、来季ACL出場権確保の3位以内に望みをつないだ。オリベイラ監督(59)は不振の左サイドDFジウトン(21)に代えて、DF宮崎智彦(24)を先発に抜てき。さらに後半動きの落ちた精神的支柱のMF小笠原を、思い切って途中交代させるなどの「大なた」で、京都の猛攻をしのぎきった。12月4日の最終節では鹿島、G大阪、C大阪が勝ち点1差にひしめき、三つどもえでACL出場権を争う形に。MF青木は「大きな一戦。勝ってACLに行くのもあるし、2位で終わりたいというのもある。天皇杯につなげるためにもいい試合をしたい」と表情を引き締めた。
[2010年11月29日8時54分 紙面から]
【鹿島】岩政、勝利も「反省必要」/J1

鹿島対京都 前半、クリアする鹿島DF宮崎(撮影・栗山尚久)
<J1:鹿島2−1京都>◇第33節◇28日◇カシマ
鹿島DF岩政大樹(28)が、勝利にも反省の必要性を説いた。前半2点を先制し、反撃をしのぎ切る必勝パターンで、勝ち点3を手にしたが「中盤の押し上げ、セカンドボールに対する反応、すべてがよくなかった」とぴしゃり。「勝ち負けで一喜一憂するのもいいけど、何ができて、何ができなかったのかを見つめ直す必要もある」。ACL出場権確保の3位以内を懸けた、12月4日の最終節山形戦を前に、戦い方を再考することを提案した。
[2010年11月28日18時36分]
鹿島、大苦戦…ACL争いの行方は最終節へ
2010.11.29 05:00
J1第33節最終日(28日、鹿島2−1京都、カシマ)鹿島は降格の決まった京都に2−1の辛勝。勝ち点59で2位に再浮上はしたが、MF野沢拓也(29)の1ゴール1アシストで2点を先行しながら後半は反撃を許した。C大阪は4−0で湘南に快勝して同58で4位。3位以内が得るACL出場権争いは、既に優勝を決めた名古屋を除き、鹿島、勝ち点59で3位のG大阪、C大阪の3チームに絞られた。
鹿島の選手たちに勝者の表情はなかった。京都を相手に2点をリードしながら、後半は押されっぱなし。1得点1アシストのMF野沢は試合後、「きょうは何もありません」とつぶやいた。ACL出場権のかかる3位以内確保は最終節までもつれることになった。オリベイラ監督は「全員が勝つための覚悟を持っているか」と、王者の面影をなくした戦士たちに問いかけた。

試合後、シーズン報告の挨拶で天皇杯での必勝を誓う鹿島のオズワルド・オリベイラ監督=カシマ(撮影・吉澤良太)

先制ゴールを決め、喜ぶ鹿島の野沢(左)=カシマ(撮影・吉澤良太)

先制ゴールを決め、中田(左)と喜ぶ鹿島の野沢(右)=カシマ(撮影・吉澤良太)

CKから決勝ゴールを決め、喜ぶ鹿島のフェリペ・ガブリエル(手前)=カシマ(撮影・吉澤良太)

曽ケ端“トンネル”も…鹿島ACL圏内残った

<鹿島・京都>後半19分、ボールをキャッチし損ねる鹿島GK・曽ヶ端
Photo By スポニチ
J1第33節最終日、鹿島が意地の勝利で2位に浮上した。鹿島はホーム最終戦で京都と対戦。MF野沢拓也(29)とMFフェリペ・ガブリエル(24)のゴールで2―1と勝利した。12月4日の最終節で山形に勝てば無条件で来季のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場権を獲得する3位以内に入る。3位のG大阪、4位のC大阪と残り2枠のACL出場権を争う。
鹿島らしからぬ冷や汗の勝利だった。2―0とリードしていた後半19分に「(ボールが)ブレていたので、自分の前に落とそうと思った」という守護神・曽ケ端の“トンネル”から失点。その後も連続したピンチは何とか守り切ったが、DF伊野波は「勝てなかったら苦しかった。それ(勝利)だけが救いだった」と笑顔はなかった。
前半17分にDF新井場の右クロスをMF野沢が左足に当ててゴールネットへと流し込み、あっさり先制した。同31分には野沢の右CKからMFフェリペ・ガブリエルがヘディングで追加点を挙げた。だが、ハードな日程の影響で後半に入ると運動量がガクンと落ちた。「タメもつくれないし、中盤でセカンドボールを拾われてDFラインを上げるのが難しかった」(伊野波)と主導権を握れない。常勝軍団のサッカーは影も形もなかった。
それでも大きな1勝を手にしたことは間違いない。得失点差でG大阪を抜いて2位に浮上。最終節の山形戦で勝てば自動的にACL出場権を獲得できる状況に持ち込んだ。「ACL(出場)は一つの目標だし、結果オーライだった」と新井場が話せば、曽ケ端も「自力で(ACL出場を)決められるのだからプラスに考えたい」と前を向いた。
就任後初めてリーグ優勝を逃したオリヴェイラ監督は「タイトルは残っている。全力を尽くして天皇杯は獲りにいく」とサポーターにあいさつした。まずは最終節で4年連続となるアジアへの切符を獲得して、最後の1冠を狙う。
[ 2010年11月29日 ]
ガブリエル決勝弾で2位に浮上!…鹿島

前半31分、CKからゴールを決める鹿島のフェリペ・ガブリエル(中)(右は京都・水本、左は岩政)
◆J1第33節 鹿島2─1京都(28日・カシマスタジアム) 鹿島はホーム最終戦で京都に辛勝し、2位に浮上した。前半17分、DF新井場のクロスからMF野沢が先制点を挙げ、同31分にはMFフェリペ・ガブリエルが加点。京都の反撃を1点にしのいだ。来季を見据え、左サイドバックで先発したプロ2年目DF宮崎は「もうちょっと前で絡むという課題も見つかった。勝てたので(主力定着の)きっかけにしたい」と笑顔だった。
(2010年11月29日06時00分 スポーツ報知)
J1鹿島、2位浮上 ホーム最終戦、京都に2-1

【写真説明】
鹿島-京都 前半17分、鹿島・野沢が先制ゴールを決める=カシマスタジアム
J1鹿島は28日、カシマスタジアムでの今季最終戦で京都と対戦、2―1で下して2位に浮上した。
鹿島は前半17分、新井場の右からのクロスに、野沢が左足で合わせて先制。同31分にはコーナーキックをフェリペガブリエルが頭で決めた。後半は運動量が落ちて京都に押し込まれ、1点を返されたが逃げ切った。
【Jリーグ】鹿島辛勝、オリベイラ監督絶叫「天皇杯をとりにいく」
2010.11.28 19:17

鹿島−京都 前半、シュートを放つ鹿島・野沢=カシマ
疲労感たっぷりの鹿島の今季ホーム最終戦だった。勝つには勝ったが、J2降格が決まった京都相手に押し込まれる場面が相次いだ。「内容的にはほめられたもんじゃない」と新井場。ACL出場権を争う上で、勝ったことだけが収穫だった。
完敗した前節磐田戦に続く低調な試合。オリベイラ監督は「やるべきことをやる意識が薄れている」と指摘する。最大の目標だったリーグ4連覇を逃し、心にあいた穴はやはり大きかったのかもしれない。
それでも、鹿島の2010年シーズンはまだ終わっていない。ACL出場権の確保はもちろん、天皇杯も残っている。「選手は本気で(タイトルを)とりたいのか。そのスイッチを入れる作業をやっていく」。指揮官はまだまだネジを巻く構えだ。
試合後、オリベイラ監督は「就任4年目にして初めてタイトルをとれずあいさつすることになったが、まだ1つ残っている。全力を尽くし、天皇杯をとりにいく」とサポーターに絶叫した。鹿島はこのまま無冠で終わるのか。ここから真価が問われる。(森本利優)

鹿島−京都 前半17分、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・野沢=カシマ

京都に勝ち、2位に浮上した鹿島イレブン=カシマ
勝利だけが光明の試合である。
確かに良い点を見つけることの難しい試合だったと言えよう。
ACL出場権を地力で得られる位置に上がったことくらいであろうか。
そんな中で、ニッカンはジウトンを外し、小笠原主将を途中交代させた采配を報じておる。
マルキーニョスも途中で退かせており、指揮官の動きは天皇杯をそして来季を睨んだものと言えよう。
昨日のような試合を続けておっては、天皇杯どころか次節の山形戦さえも危うい。
ACL出場権を求めて、強い気持ちで戦う必要が有ることは言うまでもない。
そしえて再編成が謳われる来季にアンタッチャブルな選手はおらぬ。
マルキーニョスも小笠原主将も不調であれば、起用されぬのだ。
次節・山形戦までに調子を取り戻してくれることを願っておる。
ダニーロ、バイーアへ
Danilo Andrade é o novo reforço do Bahia para 2011
Sáb, 27 de Novembro de 2010 07:38

O meia Danilo é o primeiro reforço do Bahia para a temporada 2011. A apresentação do atleta, que vem disputando a Série A do Brasileirão pelo Corinthians, deverá feita nos próximos dias.
A informação foi confirmada pelo presidente do Corinthians, Andrés Sanchez, em entrevista concedida ao site Diário do Grande ABC, nesta semana. De acordo com Sanchez, Danilo deve substituir o atacante Moraes, que também é atleta do Timão.
A negociação possivelmente foi realizada na vinda do dirigente à Bahia, no qual jantou com o presidente do Bahia, Marcelo Guimarães. Segundo o dirigente corinthiano, o jogador que tem 31 anos, é um meia de qualidade e tem conquistado títulos importantes na carreira.
Trajetória
Danilo Gabriel de Andrade, de 31 anos, nasceu em 11/06/1979. Foi revelado em 1999, pelo Goiás, onde jogou até 2003. Em 2004 foi chegou a São Paulo e conquistou a Taça Libertadores da América de 2005 e o Mundial da FIFA no mesmo ano. No Japão, conquistou 5 títulos no Kashima Antlers. A partir deste anoso Corinthians passou a ter os direitos econômicos do atleta.
Adicionar comentário
ダニーロがコリンチャンスからバイアへ移籍とのこと。
興味深い移籍である。
コリンチャンスはロナウドやロベルト・カルロスを擁し、プチ銀河系軍団としてブラジルを席巻しておった。
かつてはオリヴェイラ監督が率いてFIFAクラブ世界選手権2000で世界一になったことでも有名である。
そして、新たなる所属クラブ・バイーアはバイーア州の名門である。
ダニーロはこのクラブの再建に大きく力を貸すであろう。
ダニーロの新たな門出を祝いたいと思う。
Sáb, 27 de Novembro de 2010 07:38

O meia Danilo é o primeiro reforço do Bahia para a temporada 2011. A apresentação do atleta, que vem disputando a Série A do Brasileirão pelo Corinthians, deverá feita nos próximos dias.
A informação foi confirmada pelo presidente do Corinthians, Andrés Sanchez, em entrevista concedida ao site Diário do Grande ABC, nesta semana. De acordo com Sanchez, Danilo deve substituir o atacante Moraes, que também é atleta do Timão.
A negociação possivelmente foi realizada na vinda do dirigente à Bahia, no qual jantou com o presidente do Bahia, Marcelo Guimarães. Segundo o dirigente corinthiano, o jogador que tem 31 anos, é um meia de qualidade e tem conquistado títulos importantes na carreira.
Trajetória
Danilo Gabriel de Andrade, de 31 anos, nasceu em 11/06/1979. Foi revelado em 1999, pelo Goiás, onde jogou até 2003. Em 2004 foi chegou a São Paulo e conquistou a Taça Libertadores da América de 2005 e o Mundial da FIFA no mesmo ano. No Japão, conquistou 5 títulos no Kashima Antlers. A partir deste anoso Corinthians passou a ter os direitos econômicos do atleta.
Adicionar comentário
ダニーロがコリンチャンスからバイアへ移籍とのこと。
興味深い移籍である。
コリンチャンスはロナウドやロベルト・カルロスを擁し、プチ銀河系軍団としてブラジルを席巻しておった。
かつてはオリヴェイラ監督が率いてFIFAクラブ世界選手権2000で世界一になったことでも有名である。
そして、新たなる所属クラブ・バイーアはバイーア州の名門である。
ダニーロはこのクラブの再建に大きく力を貸すであろう。
ダニーロの新たな門出を祝いたいと思う。
京都戦コメント
J1リーグ 第33節
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ
Q:後半、京都に押し込まれることが多かったが?
2-0で勝っていたわけだが、相手にとってはリードされていたし押し込まれる状況はあり得ることだったが、それ以前からチームに不安定な部分が出ていて失点してからその緊張感が増してしまった。
Q:今シーズンのフェリペについての評価は?
来日1年目であり、気候や日本の文化・環境・食事など精神的な部分を含めて慣れるまでには時間が必要だった。困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたし選手たちも協力してくれていた。今シーズン2点目をとれたことは彼にとっても自信になったと思う。今日は日頃の努力の積み重ねが得点につながったのだろう。(彼が監督の期待に添えたのかということに対しては)もちろん慣れるまでの時間がかかるというのはわかっていた。残念だった部分としてはチームの土台づくり期間となる宮崎・福島のキャンプ中にケガをしてしまい、そのキャンプの中でチームとしてやるべきことの理解を深めていく時間が少なかった。ただシーズン終盤になって良い状態でできるようになってきたのを考えれば、総合的にみるとプラスだったと思う。
Q:今シーズン2度目の先発となった宮崎については?またなぜジウトンがベンチから外れたのか?
宮崎については日々の練習の姿勢だったり、パフォーマンスを継続しているし成長してきている。若い選手たちは少ないチャンスで結果を出していかなければならないし、経験を積んでレギュラーのポジションを掴んでいくのでそういった意味でもいかに継続することができるかを今後も見守っていきたい。ジウトンについては前日練習でケガをしてしまったので今日はベンチから外した。
12月4日の最終戦が終われば、次の天皇杯までの3週間はしっかりとリカバリーに徹することができる。現状、ケガや痛みを抱えながら気持ちで近づこうとしている選手も多く、そういった選手たちにとってもこの期間は治療にも専念できるだろう。自分たちのやり方は変わらないが、やるべきことの意識がだんだんと薄れてきている。勝ちたい、タイトルを獲りたいという目標を達成するために全員がもう一度しっかりと取り組むという覚悟がなければ集中力は欠けてしまう。この期間はそのスイッチを入れる作業を徹底してやっていきたい。
京都サンガF.C.:秋田 豊
試合の入りは悪くなかった。ただ鹿島に対して選手たちが少し圧力を感じていたかもしれない。その圧力が前半の2失点という形になってのしかかってしまったと思う。後半は何度かチャンスをつくることができたが最後を決めきることができなかった。これが今日の結果だったと思う。
Q:監督として鹿島に戻ってきたが?
こういうスタジアムで試合ができるのは監督の立場に変わったとしてもすごく嬉しい。僕自身、このスタジアムでプレーしていたしすごく思い入れもあるのでなんとか勝ちたかったがこういう結果になってしまって非常に残念。
【フェリペ ガブリエル】
初めてセットプレーでボックスの中に入ったけれども上手くチームメイトが合わせてくれたと思うし、結果が出て嬉しく思う。自分にとっては、1年目で慣れる時間が必要だったし、そういった中でやりやすい環境を作ってくれたチームメイトに感謝したい。
【興梠 慎三】
3点目を取れればもっと試合を楽に進めることが出来たと思う。次の試合でしっかり勝たないとACLの出場権が危ないのでいい準備をしたいとと思う。
【大迫 勇也】
自分が入った時は1点リードしていたし守備の部分で貢献しろという指示だった。もっとキープ出来ればよかった。今日は何も出来ませんでした。
【宮崎 智彦】
今日はあまり緊張せずに出来たと思う。みんな連戦だったのでみんなの分も走りたかった。早い時間帯に2点とってくれたので助かった。もっとボールに絡みたかったし、課題の残る試合だったと思う。
【青木 剛】
相手が押し込んできたのでバイタルの所をケアしようと思っていた。押し込まれて守る時間が長かった中で、カウンターからチャンスも作れていたと思う。3点目を決められればもっとよかったけれども、勝ったことが1番だと思う。
2010年11月28日(日)

本日行われたJ1第33節京都戦は、野沢選手とフェリペ選手のゴールが決まり、2-1で勝利しました。
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.28)
11月28日(日) 2010 J1リーグ戦 第33節
鹿島 2 - 1 京都 (13:03/カシマ/19,588人)
得点者:17' 野沢拓也(鹿島)、31' フェリペガブリエル(鹿島)、64' 宮吉拓実(京都)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半ちょっと押し込まれる時間帯が多かったと思うのですが後半の戦い方についてコメントをお願いします。
「2-0で勝っていたわけですから、押し込むという状況になることはあり得ます。ただ、我々が以前から不安定な部分が出ていたわけでそこが少し問題だと思います。また失点の場面もそういった不安定さが原因でしたし、失点してからも緊張感やプレッシャーが増してしまったと思います」
Q:フェリペ・ガブリエルが2点目をあげましたが、今季の相対的なチームの貢献度を含めて、監督の評価をお願いします。
「当然ながら、まだ来日して1年目ということで、暑い夏から冬に移動してきて、精神的な部分を含めて体が慣れる時間が必要でした。また、サッカースタイルもブラジルと日本では違いますし、ここ鹿島でやっていることも違います。それに慣れるまでかなりの時間が必要でしたし、また食事に関しても最初は単身で来てたので大変でした。そうした困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたのではないかと思います。他の選手もその協力をしている部分があると思います。
今季2点目ということに関しては、2点目を取れたということは自信を深めることになると思います。努力の積み重ねが得点に繋がったと思います」
Q:今日は宮崎選手が左サイドバックで出場したと思うのですが、前回のセレッソ大阪戦より良いプレーが増えたんじゃないかと思います。監督は、今日、どのような印象をどう思っているのか、ということと、ジウトン選手はベンチにも入っていませんが、なにかアクシデントがあったのでしょうか?
「ひとつは12月4日が終わってから最初の週はリカバーに徹しなければならないし、どうしても我々だけでなく他のチームも同様、厳しい日程を強いられたわけですから回復させないといけないわけです。現状でも、何人かの選手はケガや痛みを抱えながらプレーしているわけです。本調子に気持ちで近づこうとしている選手も何人かいます。まずはそこのリカバーと治療に専念できる時間があるわけですから、そこに徹したいと思います。あとは、やはり自分たちのやり方は変わりません。ただ、やるべきことへの意識が薄れてしまっているわけで、そこの部分の徹底していく作業になると思います」
Q:いまの答えの中で「やるべきことをやる意識が薄れてきている」と仰っていますが、監督はずっとそう仰いますし、色んなチームに行ってもどの監督も選手もみんなそう言います。でも、1年通してみると結果に差がうまれ、鹿島は毎年のように優勝争いをしています。一時的にやるのではなく、やるべきことをやることを継続してやることはすごく難しいことですが、監督はそれを常に求めていると思いますが、その辺りはどうですか?
「確かにやり続けることは厳しく、勝ち続けることが一番難しいことです。勝つという言葉は一つですけれど、そのためにしなくてはならないことは場合によっては1億の項目があって、それを全部整理して取り組まなくてはいけないのかもしれません。根本的な部分で言えば、選手の質や能力も必要ですし、献身的にハードワークをする、あるいは努力をし続ける気持ちが大事です。もうひとつはモチベーション、さらには勝ち続けたいという意欲も必要です。根本的な部分はそういったことになりますが、そのなかには細かな部分、取り組むべき部分があります。この3週間で取り組むという風に、さきほど言いましたが、なにかを変えてやっていくのではなく、自分たちが将来的にタイトルを取るという目標を達成するためには、やるべきことがあります。なにか真新しいことをやるのではなく、勝つためにやるべきことは、3年間ずっと取り組んできたわけです。本当に勝ちたいのであれば、もう一度それをやらなければなりません。自分が就任してからやってきたことを、もう一度全員がやるという気持ち、率直に言えば覚悟です。覚悟を持って全員が取り組めるか、それとも取り組めないかによって、意識も変わります。勝ちたい、あるいは覚悟がなければ、集中力が欠如し注意力がない状態になります。選手たちが本気でタイトルを取りたいのか、取りたくないのか、そのスイッチを入れる作業に取り組みたいと思います」
Q:フェリペ・ガブリエルに関して、今季のパフォーマンスは監督の期待に添うものなのか、そこまでのものではなかったのか、そこをお願いします。
「当然ながら、慣れなくちゃいけない時間が必要だったし、環境に適応しなければなりませんでした。残念に思ったところがあって、それは宮崎キャンプと福島のJヴィレッジでのキャンプの時期にケガをしてしまって、チームとしての土台作りをしているときに参加できないことがありました。そうするとやるべきことの理解が深まらずに留まってしまったところがあったのではないかと思います。あと、日本のサッカーは接触が多いところがありますので、そこに対する慣れも必要でした。シーズン終盤に、こうやって良い状態でやれるようになってきたことを考えれば、総合的にはプラスではないかと評価しています」
以上
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】試合終了後の各選手コメント(10.11.28)
●青木剛選手(鹿島):
「結構押される時間が多くてちょっとしんどそうだった。相手も押し込んできてて、バイタルの所をしっかりケアしろと言うことでした。押し込まれてる時間は長かったですけど、カウンターのチャンスもあって、そこで決められれば良かった。京都も強い気持ちで来ててうちもACLがかかってる試合だったので勝てて良かったです。
(山形との最終戦も大事になりますが?)
ACLをかけた大事な一戦になる。すべてを出し切れるようにしたいです。ACL(の出場権)を絶対にとらないといけないし、2位で終わるという目標もあるのでしっかり準備したいです」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「(失点の場面は?)
ブレてたので自分の前に落とそうと思ってました。
(押し込まれる展開でしたが?)
その失点がそれに繋がってしまったと思います。
(選手のコンディションは?)
そんなに悪いとは思いません。失点して向こうがイケイケになってたし、向こうは後ろがFWと同数とかで攻めに来ていた。苦しい流れをつくってしまったプレーだったと思います。そのプレー以外の質問はないですか?(笑)」
●宮崎智彦選手(鹿島):
「(初勝利ですね)
ありがとうございます。うれしかったですよ。みんなも気付いていたみたいで『今日は勝つか!』みたいな感じでした。
(試合前、監督からは?)
今週は積極的にやってくれと言うことでした。気にせずどんどんやりました。
(前半、逆サイドまで走ったプレーはその気持ちの表れ?)
そうですね。得点に絡みたかったです」
●新井場徹選手(鹿島):
「チームとしてあんまり…。結果は勝ったけど修正していかないと。
(原因は?)
いろいろある。チームとしてもっともっとやらないといけないこともある。結果が出たのは一つの救い。結果オーライやけど、また次やらなアカン。また1週間あるのでしっかり準備したい。勝てば無条件でACLの出場権を取れる。その目標に向かってしっかりやりたい」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「1点取られたことによって、相手にいけるという気持ちをつくらせてしまった。3点目を取っていれば相手を諦めさせることができたが、それもできなかった。
(後半、受けにまわった?)
受けにまわってと言うか、運動量は明らかに下がってセカンドボールも拾えなかった。そこでラインを上げるのはかなり難しかった。観てる人は前半と後半の違いがよくわかったと思う。ただ、この時期は結果がすべて。いくら内容が良くても負けたら意味がない」
●柳沢敦選手(京都):
「長くやってきたところで試合をできて幸せです。すごく良い雰囲気の中でプレーできた。選手として誇りに思います」
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

快晴に恵まれた県立カシマサッカースタジアム。
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

3試合ぶりの勝利を狙うホームの鹿島は17分、新井場徹からのボールを野沢拓也(写真)が左足で決めて1点を先制した。
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

鹿島の1点リードで迎えた31分、野沢拓也からのボールをフェリペ ガブリエル(写真)が頭で決めてリードを広げる。その後、京都の反撃を1点に抑えた鹿島が2-1で勝利し順位を2位に浮上させた。
危機感を持つ新井場である。
確かにこの試合の出来は悪かった。
チームとしての機能に問題があったことは明らかである。
オリヴェイラ監督も「チームに不安定な部分が出て」とコメントしておる。
指揮官も現場も認識しておる問題点を修正し、最終節・山形戦に挑みたい。
我らが望むものは勝利という結果である。
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ
Q:後半、京都に押し込まれることが多かったが?
2-0で勝っていたわけだが、相手にとってはリードされていたし押し込まれる状況はあり得ることだったが、それ以前からチームに不安定な部分が出ていて失点してからその緊張感が増してしまった。
Q:今シーズンのフェリペについての評価は?
来日1年目であり、気候や日本の文化・環境・食事など精神的な部分を含めて慣れるまでには時間が必要だった。困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたし選手たちも協力してくれていた。今シーズン2点目をとれたことは彼にとっても自信になったと思う。今日は日頃の努力の積み重ねが得点につながったのだろう。(彼が監督の期待に添えたのかということに対しては)もちろん慣れるまでの時間がかかるというのはわかっていた。残念だった部分としてはチームの土台づくり期間となる宮崎・福島のキャンプ中にケガをしてしまい、そのキャンプの中でチームとしてやるべきことの理解を深めていく時間が少なかった。ただシーズン終盤になって良い状態でできるようになってきたのを考えれば、総合的にみるとプラスだったと思う。
Q:今シーズン2度目の先発となった宮崎については?またなぜジウトンがベンチから外れたのか?
宮崎については日々の練習の姿勢だったり、パフォーマンスを継続しているし成長してきている。若い選手たちは少ないチャンスで結果を出していかなければならないし、経験を積んでレギュラーのポジションを掴んでいくのでそういった意味でもいかに継続することができるかを今後も見守っていきたい。ジウトンについては前日練習でケガをしてしまったので今日はベンチから外した。
12月4日の最終戦が終われば、次の天皇杯までの3週間はしっかりとリカバリーに徹することができる。現状、ケガや痛みを抱えながら気持ちで近づこうとしている選手も多く、そういった選手たちにとってもこの期間は治療にも専念できるだろう。自分たちのやり方は変わらないが、やるべきことの意識がだんだんと薄れてきている。勝ちたい、タイトルを獲りたいという目標を達成するために全員がもう一度しっかりと取り組むという覚悟がなければ集中力は欠けてしまう。この期間はそのスイッチを入れる作業を徹底してやっていきたい。
京都サンガF.C.:秋田 豊
試合の入りは悪くなかった。ただ鹿島に対して選手たちが少し圧力を感じていたかもしれない。その圧力が前半の2失点という形になってのしかかってしまったと思う。後半は何度かチャンスをつくることができたが最後を決めきることができなかった。これが今日の結果だったと思う。
Q:監督として鹿島に戻ってきたが?
こういうスタジアムで試合ができるのは監督の立場に変わったとしてもすごく嬉しい。僕自身、このスタジアムでプレーしていたしすごく思い入れもあるのでなんとか勝ちたかったがこういう結果になってしまって非常に残念。
【フェリペ ガブリエル】
初めてセットプレーでボックスの中に入ったけれども上手くチームメイトが合わせてくれたと思うし、結果が出て嬉しく思う。自分にとっては、1年目で慣れる時間が必要だったし、そういった中でやりやすい環境を作ってくれたチームメイトに感謝したい。
【興梠 慎三】
3点目を取れればもっと試合を楽に進めることが出来たと思う。次の試合でしっかり勝たないとACLの出場権が危ないのでいい準備をしたいとと思う。
【大迫 勇也】
自分が入った時は1点リードしていたし守備の部分で貢献しろという指示だった。もっとキープ出来ればよかった。今日は何も出来ませんでした。
【宮崎 智彦】
今日はあまり緊張せずに出来たと思う。みんな連戦だったのでみんなの分も走りたかった。早い時間帯に2点とってくれたので助かった。もっとボールに絡みたかったし、課題の残る試合だったと思う。
【青木 剛】
相手が押し込んできたのでバイタルの所をケアしようと思っていた。押し込まれて守る時間が長かった中で、カウンターからチャンスも作れていたと思う。3点目を決められればもっとよかったけれども、勝ったことが1番だと思う。
2010年11月28日(日)

本日行われたJ1第33節京都戦は、野沢選手とフェリペ選手のゴールが決まり、2-1で勝利しました。
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.28)
11月28日(日) 2010 J1リーグ戦 第33節
鹿島 2 - 1 京都 (13:03/カシマ/19,588人)
得点者:17' 野沢拓也(鹿島)、31' フェリペガブリエル(鹿島)、64' 宮吉拓実(京都)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半ちょっと押し込まれる時間帯が多かったと思うのですが後半の戦い方についてコメントをお願いします。
「2-0で勝っていたわけですから、押し込むという状況になることはあり得ます。ただ、我々が以前から不安定な部分が出ていたわけでそこが少し問題だと思います。また失点の場面もそういった不安定さが原因でしたし、失点してからも緊張感やプレッシャーが増してしまったと思います」
Q:フェリペ・ガブリエルが2点目をあげましたが、今季の相対的なチームの貢献度を含めて、監督の評価をお願いします。
「当然ながら、まだ来日して1年目ということで、暑い夏から冬に移動してきて、精神的な部分を含めて体が慣れる時間が必要でした。また、サッカースタイルもブラジルと日本では違いますし、ここ鹿島でやっていることも違います。それに慣れるまでかなりの時間が必要でしたし、また食事に関しても最初は単身で来てたので大変でした。そうした困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたのではないかと思います。他の選手もその協力をしている部分があると思います。
今季2点目ということに関しては、2点目を取れたということは自信を深めることになると思います。努力の積み重ねが得点に繋がったと思います」
Q:今日は宮崎選手が左サイドバックで出場したと思うのですが、前回のセレッソ大阪戦より良いプレーが増えたんじゃないかと思います。監督は、今日、どのような印象をどう思っているのか、ということと、ジウトン選手はベンチにも入っていませんが、なにかアクシデントがあったのでしょうか?
「ひとつは12月4日が終わってから最初の週はリカバーに徹しなければならないし、どうしても我々だけでなく他のチームも同様、厳しい日程を強いられたわけですから回復させないといけないわけです。現状でも、何人かの選手はケガや痛みを抱えながらプレーしているわけです。本調子に気持ちで近づこうとしている選手も何人かいます。まずはそこのリカバーと治療に専念できる時間があるわけですから、そこに徹したいと思います。あとは、やはり自分たちのやり方は変わりません。ただ、やるべきことへの意識が薄れてしまっているわけで、そこの部分の徹底していく作業になると思います」
Q:いまの答えの中で「やるべきことをやる意識が薄れてきている」と仰っていますが、監督はずっとそう仰いますし、色んなチームに行ってもどの監督も選手もみんなそう言います。でも、1年通してみると結果に差がうまれ、鹿島は毎年のように優勝争いをしています。一時的にやるのではなく、やるべきことをやることを継続してやることはすごく難しいことですが、監督はそれを常に求めていると思いますが、その辺りはどうですか?
「確かにやり続けることは厳しく、勝ち続けることが一番難しいことです。勝つという言葉は一つですけれど、そのためにしなくてはならないことは場合によっては1億の項目があって、それを全部整理して取り組まなくてはいけないのかもしれません。根本的な部分で言えば、選手の質や能力も必要ですし、献身的にハードワークをする、あるいは努力をし続ける気持ちが大事です。もうひとつはモチベーション、さらには勝ち続けたいという意欲も必要です。根本的な部分はそういったことになりますが、そのなかには細かな部分、取り組むべき部分があります。この3週間で取り組むという風に、さきほど言いましたが、なにかを変えてやっていくのではなく、自分たちが将来的にタイトルを取るという目標を達成するためには、やるべきことがあります。なにか真新しいことをやるのではなく、勝つためにやるべきことは、3年間ずっと取り組んできたわけです。本当に勝ちたいのであれば、もう一度それをやらなければなりません。自分が就任してからやってきたことを、もう一度全員がやるという気持ち、率直に言えば覚悟です。覚悟を持って全員が取り組めるか、それとも取り組めないかによって、意識も変わります。勝ちたい、あるいは覚悟がなければ、集中力が欠如し注意力がない状態になります。選手たちが本気でタイトルを取りたいのか、取りたくないのか、そのスイッチを入れる作業に取り組みたいと思います」
Q:フェリペ・ガブリエルに関して、今季のパフォーマンスは監督の期待に添うものなのか、そこまでのものではなかったのか、そこをお願いします。
「当然ながら、慣れなくちゃいけない時間が必要だったし、環境に適応しなければなりませんでした。残念に思ったところがあって、それは宮崎キャンプと福島のJヴィレッジでのキャンプの時期にケガをしてしまって、チームとしての土台作りをしているときに参加できないことがありました。そうするとやるべきことの理解が深まらずに留まってしまったところがあったのではないかと思います。あと、日本のサッカーは接触が多いところがありますので、そこに対する慣れも必要でした。シーズン終盤に、こうやって良い状態でやれるようになってきたことを考えれば、総合的にはプラスではないかと評価しています」
以上
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】試合終了後の各選手コメント(10.11.28)
●青木剛選手(鹿島):
「結構押される時間が多くてちょっとしんどそうだった。相手も押し込んできてて、バイタルの所をしっかりケアしろと言うことでした。押し込まれてる時間は長かったですけど、カウンターのチャンスもあって、そこで決められれば良かった。京都も強い気持ちで来ててうちもACLがかかってる試合だったので勝てて良かったです。
(山形との最終戦も大事になりますが?)
ACLをかけた大事な一戦になる。すべてを出し切れるようにしたいです。ACL(の出場権)を絶対にとらないといけないし、2位で終わるという目標もあるのでしっかり準備したいです」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「(失点の場面は?)
ブレてたので自分の前に落とそうと思ってました。
(押し込まれる展開でしたが?)
その失点がそれに繋がってしまったと思います。
(選手のコンディションは?)
そんなに悪いとは思いません。失点して向こうがイケイケになってたし、向こうは後ろがFWと同数とかで攻めに来ていた。苦しい流れをつくってしまったプレーだったと思います。そのプレー以外の質問はないですか?(笑)」
●宮崎智彦選手(鹿島):
「(初勝利ですね)
ありがとうございます。うれしかったですよ。みんなも気付いていたみたいで『今日は勝つか!』みたいな感じでした。
(試合前、監督からは?)
今週は積極的にやってくれと言うことでした。気にせずどんどんやりました。
(前半、逆サイドまで走ったプレーはその気持ちの表れ?)
そうですね。得点に絡みたかったです」
●新井場徹選手(鹿島):
「チームとしてあんまり…。結果は勝ったけど修正していかないと。
(原因は?)
いろいろある。チームとしてもっともっとやらないといけないこともある。結果が出たのは一つの救い。結果オーライやけど、また次やらなアカン。また1週間あるのでしっかり準備したい。勝てば無条件でACLの出場権を取れる。その目標に向かってしっかりやりたい」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「1点取られたことによって、相手にいけるという気持ちをつくらせてしまった。3点目を取っていれば相手を諦めさせることができたが、それもできなかった。
(後半、受けにまわった?)
受けにまわってと言うか、運動量は明らかに下がってセカンドボールも拾えなかった。そこでラインを上げるのはかなり難しかった。観てる人は前半と後半の違いがよくわかったと思う。ただ、この時期は結果がすべて。いくら内容が良くても負けたら意味がない」
●柳沢敦選手(京都):
「長くやってきたところで試合をできて幸せです。すごく良い雰囲気の中でプレーできた。選手として誇りに思います」
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

快晴に恵まれた県立カシマサッカースタジアム。
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

3試合ぶりの勝利を狙うホームの鹿島は17分、新井場徹からのボールを野沢拓也(写真)が左足で決めて1点を先制した。
[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

鹿島の1点リードで迎えた31分、野沢拓也からのボールをフェリペ ガブリエル(写真)が頭で決めてリードを広げる。その後、京都の反撃を1点に抑えた鹿島が2-1で勝利し順位を2位に浮上させた。
危機感を持つ新井場である。
確かにこの試合の出来は悪かった。
チームとしての機能に問題があったことは明らかである。
オリヴェイラ監督も「チームに不安定な部分が出て」とコメントしておる。
指揮官も現場も認識しておる問題点を修正し、最終節・山形戦に挑みたい。
我らが望むものは勝利という結果である。
左サイドは宮崎
J1鹿島、28日京都戦 ACL圏死守を
宮崎の先発出場濃厚

【写真説明】
今季ホーム最終戦で、公式戦2度目の先発が見込まれる宮崎=クラブハウスグラウンド
Jリーグ1部(J1)第33節最終日は28日、各地で2試合を行い、鹿島はカシマスタジアムで京都と対戦する。キックオフは午後1時。ここ2試合勝ちなく、敗れれば来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場も苦しくなる。プロ2度目先発となる宮崎を左サイドバックに起用し、ホーム最終戦で3試合ぶり勝ち点3を狙う。今季通算成績は15勝11分け8敗、勝ち点56で3位。
4連覇を逃した直後の前節は、磐田相手にリーグ戦8年ぶりの黒星。3位に後退するだけでなく、4位C大阪とも勝ち点1差となり、ACL出場が懸かる3位以内死守へ、予断を許さない状況となった。
リーグでホーム最終戦となる今節は、左サイドバックにプロ2年目の宮崎が先発になりそうだ。8月21日のC大阪戦以来、プロ2度目で「最近チームは勝てていないので、自分が入ることで変化をつけたい」と、久々に訪れたチャンスに鼻息も荒い。
同じポジションのジウトンは、けがでも累積警告でもないが、来月25日の天皇杯準々決勝は出場停止。その試合で先発が見込まれる宮崎に、経験を積ませる意味も含まれる。ただ、今季新戦力のジウトンは移籍した内田の穴を埋めたとは言えず、来季を考えれば宮崎の活躍次第で残り公式戦の先発入れ替えもある。24歳は「鹿島のサイドバックは攻撃が大事。前に出て得点に絡みたい」と意欲をみなぎらせる。
27日の試合でG大阪が敗れ、勝てば2位に浮上する絶好機。相手はすでにJ2降格が決まっている京都、ACL出場権獲得のため、勝ち点3は絶対条件だ。
先発が予想される宮崎である。
この試合で結果を残し、レギュラーポジションを掴んで欲しいところ
宮崎は守備の職人のように思われがちであるが、攻撃力が見込まれて入団した選手である。
アシストの一つも決め、天下に名を残すのだ。
左サイドを駆け上がれ。
楽しみである。
宮崎の先発出場濃厚

【写真説明】
今季ホーム最終戦で、公式戦2度目の先発が見込まれる宮崎=クラブハウスグラウンド
Jリーグ1部(J1)第33節最終日は28日、各地で2試合を行い、鹿島はカシマスタジアムで京都と対戦する。キックオフは午後1時。ここ2試合勝ちなく、敗れれば来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場も苦しくなる。プロ2度目先発となる宮崎を左サイドバックに起用し、ホーム最終戦で3試合ぶり勝ち点3を狙う。今季通算成績は15勝11分け8敗、勝ち点56で3位。
4連覇を逃した直後の前節は、磐田相手にリーグ戦8年ぶりの黒星。3位に後退するだけでなく、4位C大阪とも勝ち点1差となり、ACL出場が懸かる3位以内死守へ、予断を許さない状況となった。
リーグでホーム最終戦となる今節は、左サイドバックにプロ2年目の宮崎が先発になりそうだ。8月21日のC大阪戦以来、プロ2度目で「最近チームは勝てていないので、自分が入ることで変化をつけたい」と、久々に訪れたチャンスに鼻息も荒い。
同じポジションのジウトンは、けがでも累積警告でもないが、来月25日の天皇杯準々決勝は出場停止。その試合で先発が見込まれる宮崎に、経験を積ませる意味も含まれる。ただ、今季新戦力のジウトンは移籍した内田の穴を埋めたとは言えず、来季を考えれば宮崎の活躍次第で残り公式戦の先発入れ替えもある。24歳は「鹿島のサイドバックは攻撃が大事。前に出て得点に絡みたい」と意欲をみなぎらせる。
27日の試合でG大阪が敗れ、勝てば2位に浮上する絶好機。相手はすでにJ2降格が決まっている京都、ACL出場権獲得のため、勝ち点3は絶対条件だ。
先発が予想される宮崎である。
この試合で結果を残し、レギュラーポジションを掴んで欲しいところ
宮崎は守備の職人のように思われがちであるが、攻撃力が見込まれて入団した選手である。
アシストの一つも決め、天下に名を残すのだ。
左サイドを駆け上がれ。
楽しみである。
山形・田代、二桁得点
【山形】田代7戦5発!同点弾/J1

東京対山形 同点ゴールを決めたFW田代(右)ら(撮影・沢野健太)
<J1:東京1−1山形>◇第33節◇27日◇味スタ
山形はルーキーと大黒柱が試合を盛り上げた。MF伊東俊(23)がリーグ戦初先発。3トップの左で出場し、得意のドリブルで敵陣を突っ走った。相手にボールを奪われても、追い回して取り返すしつこさもみせた。「(小林)監督には『動きすぎ』って言われましたけど」。“ほろ苦デビュー”を苦笑いしながら振り返った。チームを敗戦の危機から救ったのはFW田代有三(28)。途中出場ながら、後半41分に頭で同点弾をたたき込んだ。10月30日の浦和戦から公式戦7戦5発。絶好調のエースは「いいボールが来るのであとは決めるだけでした」と、こちらは余裕さえ感じさせた。
[2010年11月27日22時38分]
山形・田代、初の2けた得点「自身になる」
2010.11.27 21:55

FC東京−山形 後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田=味スタ
J1第33節第1日(27日、FC東京1−1山形、味スタ)後半途中出場の山形の田代が0−1の41分、味方がつないだボールを頭で決めて、引き分けに持ち込んだ。今季10点目で初の2けた得点。「2けたは目標でもあったし、自信になる」と満足そうな表情だった。
鹿島から出場機会を求め、今季から山形にやってきた。チームトップのゴール数ながら最近は途中出場も多い。小林監督は「途中から使われるストレスが、点に結び付くのかな」と笑った。
山形執念追いついた 後半41分に田代同点弾

後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田
Photo By 共同
【山形1−1FC東京】途中出場の山形FW田代が同点弾を決めた。1点を追う後半41分、オーバーラップしたDF小林からのクロスに頭を合わせ、土壇場で追いついた。
「自分が入った後に失点したので、点を取り返したかった」。天皇杯も含め最近7戦5発と好調。与えられた出場機会の中できっちり役割を果たしている。自身初となる2ケタ得点を達成し「10得点目で試合に勝ちたかった」としながらも「満足しています」と最後は顔をほころばせていた。
[ 2010年11月28日 ]
【J1:第33節 F東京 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(10.11.27)
●増田誓志選手(山形):
「FC東京は立ち上がりから出てくるだろうと思いながらプレーしていました。そこをおさえることで自分たちのペースにつなげられると思っていた。ただシュートまでなかなかいけなかった。単純に皆の上がる力がなくなっていたかもしれません。守備で手一杯になっていた。もっと前に前にというのが少なかった。同点においついたということで諦めなかったことは収穫。(次は鹿島ですが?)いつも通りの気持ちで勝ちにいきます」
[ J1:第33節 F東京 vs 山形 ]

先制された山形は86分、巧みなパスワークから左サイドの小林亮のクロスを田代有三(写真)が驚異的なジャンプ力からのヘッドを決め同点ゴールをあげる。
渾身のヘディングシュートを決めた田代である。
クロスが良かったと語るが、平凡な山なりボールで特に良かったとも思えぬ。
完全に田代だからこそ決めたゴールであった。
やはり異能力を持つ田代は日本を代表するFWであろう。
今季、二桁得点決め、山形のJ1残留に大きく貢献した。
来季の去就に注目である。

東京対山形 同点ゴールを決めたFW田代(右)ら(撮影・沢野健太)
<J1:東京1−1山形>◇第33節◇27日◇味スタ
山形はルーキーと大黒柱が試合を盛り上げた。MF伊東俊(23)がリーグ戦初先発。3トップの左で出場し、得意のドリブルで敵陣を突っ走った。相手にボールを奪われても、追い回して取り返すしつこさもみせた。「(小林)監督には『動きすぎ』って言われましたけど」。“ほろ苦デビュー”を苦笑いしながら振り返った。チームを敗戦の危機から救ったのはFW田代有三(28)。途中出場ながら、後半41分に頭で同点弾をたたき込んだ。10月30日の浦和戦から公式戦7戦5発。絶好調のエースは「いいボールが来るのであとは決めるだけでした」と、こちらは余裕さえ感じさせた。
[2010年11月27日22時38分]
山形・田代、初の2けた得点「自身になる」
2010.11.27 21:55

FC東京−山形 後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田=味スタ
J1第33節第1日(27日、FC東京1−1山形、味スタ)後半途中出場の山形の田代が0−1の41分、味方がつないだボールを頭で決めて、引き分けに持ち込んだ。今季10点目で初の2けた得点。「2けたは目標でもあったし、自信になる」と満足そうな表情だった。
鹿島から出場機会を求め、今季から山形にやってきた。チームトップのゴール数ながら最近は途中出場も多い。小林監督は「途中から使われるストレスが、点に結び付くのかな」と笑った。
山形執念追いついた 後半41分に田代同点弾

後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田
Photo By 共同
【山形1−1FC東京】途中出場の山形FW田代が同点弾を決めた。1点を追う後半41分、オーバーラップしたDF小林からのクロスに頭を合わせ、土壇場で追いついた。
「自分が入った後に失点したので、点を取り返したかった」。天皇杯も含め最近7戦5発と好調。与えられた出場機会の中できっちり役割を果たしている。自身初となる2ケタ得点を達成し「10得点目で試合に勝ちたかった」としながらも「満足しています」と最後は顔をほころばせていた。
[ 2010年11月28日 ]
【J1:第33節 F東京 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(10.11.27)
●増田誓志選手(山形):
「FC東京は立ち上がりから出てくるだろうと思いながらプレーしていました。そこをおさえることで自分たちのペースにつなげられると思っていた。ただシュートまでなかなかいけなかった。単純に皆の上がる力がなくなっていたかもしれません。守備で手一杯になっていた。もっと前に前にというのが少なかった。同点においついたということで諦めなかったことは収穫。(次は鹿島ですが?)いつも通りの気持ちで勝ちにいきます」
[ J1:第33節 F東京 vs 山形 ]

先制された山形は86分、巧みなパスワークから左サイドの小林亮のクロスを田代有三(写真)が驚異的なジャンプ力からのヘッドを決め同点ゴールをあげる。
渾身のヘディングシュートを決めた田代である。
クロスが良かったと語るが、平凡な山なりボールで特に良かったとも思えぬ。
完全に田代だからこそ決めたゴールであった。
やはり異能力を持つ田代は日本を代表するFWであろう。
今季、二桁得点決め、山形のJ1残留に大きく貢献した。
来季の去就に注目である。
當間、凱旋帰国
2010年11月27日(土)

明日に迫った京都戦に向けて、最終調整を行いました。また、アジア競技大会に参加していた當間選手が今日からチームに合流しました。
アジア大会で金メダルを取った當間である。
出場時間こそ少なかったが、確実に経験を積んで還ってきた。
来季は戦力なるであろう。
當間の新化に期待である。

明日に迫った京都戦に向けて、最終調整を行いました。また、アジア競技大会に参加していた當間選手が今日からチームに合流しました。
アジア大会で金メダルを取った當間である。
出場時間こそ少なかったが、確実に経験を積んで還ってきた。
来季は戦力なるであろう。
當間の新化に期待である。
京都戦プレビュー
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】プレビュー:2試合未勝利の鹿島は先発の入れ替えを断行。左サイドバックを宮崎智彦に託す(10.11.26)
リーグ戦もあと2試合。なんとしても3位を死守したいオリヴェイラ監督は、左サイドバックに宮崎智彦を起用する決断を下した。先発出場となれば、第20節のセレッソ大阪戦以来の2度目となる。前節、試合にフワッと入ってしまったことから磐田に2失点を喫した経験もあり、カンフル剤としての役割も期待されての起用となりそうだ。
「やっとですね」
試合前日、宮崎の表情も自然とほころぶ。
「最近勝ててないのでいい雰囲気がつくれればいいですね。前回は自然と守備から入っていた。鹿島のサイドバックは攻撃的にいかなければいけないので、得点に絡めればいいですね」。
チームメイトも宮崎をバックアップ。左サイドバックと絡むことが多いボランチの中田浩二は「セレッソ戦は上から見てたけど良かった。そのままやってくれればいい」と話す。また、隣のポジションに位置するセンターバックの伊野波雅彦は「サイドチェンジが多くなる」と、攻撃に変化がつけられる効果に期待を示した。
「大学NO.1サイドバック」と言われ、大学の後輩で浦和レッズの左サイドバックとして活躍する宇賀神友弥でさえ尊敬のまなざしを送っていた宮崎。プロ入り2年目のシーズンも、なかなかチャンスを掴めずにここまで来てしまった。そのなかで巡ってきた出場機会を、重要な分岐点になるかもしれないことを認識しながら「余計なことは考えず、目の前の試合をがんばる」と、あくまで自然体で試合に臨もうとしていた。
ただ、勝ちたいのは対戦相手の京都も同じ。なにしろチームを率いるのは、かつて鹿島の勝負強さの象徴だった秋田豊だ。
「絶対、勝ちに来るだろうね」
ともにプレーした経験をもつ中田浩二は、警戒心を露わにする。
現在、京都はリーグ戦6連敗中。10試合勝利がない。厳しい立場におかれているが、対鹿島ということで、闘争心を燃やしてくることは十分に考えられる。対戦するのは選手ではあるが、監督の気持ちが選手に乗り移っていたとき、決して容易な相手ではないだろう。
そして宮崎にも、どうしても勝利を欲する理由がもう1つあった。出場した試合や、ベンチ入りした試合において、鹿島はいまだに未勝利なのだ。
「そうなんですよ(笑)。いい加減、勝ちを味わいたいですよね」
そうした意味でも、宮崎が出場して勝つことは、チームの雰囲気にプラス材料を与えられる。残り2試合から天皇杯に、良い形で繋げていきたいところだ。
以上
満を持して先発の宮崎である。
この京都戦に賭ける思いは宮崎にとってもオリヴェイラ監督とっても重要なものであろう。
左サイドを駆け上がり、勝利に貢献して欲しい。
鹿島のサイドバックたるものを見せつけるのだ。
楽しみである。
リーグ戦もあと2試合。なんとしても3位を死守したいオリヴェイラ監督は、左サイドバックに宮崎智彦を起用する決断を下した。先発出場となれば、第20節のセレッソ大阪戦以来の2度目となる。前節、試合にフワッと入ってしまったことから磐田に2失点を喫した経験もあり、カンフル剤としての役割も期待されての起用となりそうだ。
「やっとですね」
試合前日、宮崎の表情も自然とほころぶ。
「最近勝ててないのでいい雰囲気がつくれればいいですね。前回は自然と守備から入っていた。鹿島のサイドバックは攻撃的にいかなければいけないので、得点に絡めればいいですね」。
チームメイトも宮崎をバックアップ。左サイドバックと絡むことが多いボランチの中田浩二は「セレッソ戦は上から見てたけど良かった。そのままやってくれればいい」と話す。また、隣のポジションに位置するセンターバックの伊野波雅彦は「サイドチェンジが多くなる」と、攻撃に変化がつけられる効果に期待を示した。
「大学NO.1サイドバック」と言われ、大学の後輩で浦和レッズの左サイドバックとして活躍する宇賀神友弥でさえ尊敬のまなざしを送っていた宮崎。プロ入り2年目のシーズンも、なかなかチャンスを掴めずにここまで来てしまった。そのなかで巡ってきた出場機会を、重要な分岐点になるかもしれないことを認識しながら「余計なことは考えず、目の前の試合をがんばる」と、あくまで自然体で試合に臨もうとしていた。
ただ、勝ちたいのは対戦相手の京都も同じ。なにしろチームを率いるのは、かつて鹿島の勝負強さの象徴だった秋田豊だ。
「絶対、勝ちに来るだろうね」
ともにプレーした経験をもつ中田浩二は、警戒心を露わにする。
現在、京都はリーグ戦6連敗中。10試合勝利がない。厳しい立場におかれているが、対鹿島ということで、闘争心を燃やしてくることは十分に考えられる。対戦するのは選手ではあるが、監督の気持ちが選手に乗り移っていたとき、決して容易な相手ではないだろう。
そして宮崎にも、どうしても勝利を欲する理由がもう1つあった。出場した試合や、ベンチ入りした試合において、鹿島はいまだに未勝利なのだ。
「そうなんですよ(笑)。いい加減、勝ちを味わいたいですよね」
そうした意味でも、宮崎が出場して勝つことは、チームの雰囲気にプラス材料を与えられる。残り2試合から天皇杯に、良い形で繋げていきたいところだ。
以上
満を持して先発の宮崎である。
この京都戦に賭ける思いは宮崎にとってもオリヴェイラ監督とっても重要なものであろう。
左サイドを駆け上がり、勝利に貢献して欲しい。
鹿島のサイドバックたるものを見せつけるのだ。
楽しみである。
いまいち君、練習合流
[鹿島]八木選手、復帰
シーズンが始まってすぐに靱帯を痛めてしまい、ずっとリハビリに励んできた八木直生選手が今日から復帰した。
「部分合流ですけど、今日から復帰しました」
と明るい表情。
しかし、これまでボールを使った練習はほとんど無く、ひさびさのキーパーらしい練習だったこともあり「体はキツイです」と一言。とはいえ、その表情は嬉しさを隠しきれないものだった。
(鹿島担当 田中滋)2010年11月27日 09:06
いまいち君こと八木が練習に復帰とのこと。
これは朗報である。
今季、唯一の新人である八木の成長は我等の未来に必要な条件と言えよう。
Jリーグ最高身長の持ち主に期待である。
シーズンが始まってすぐに靱帯を痛めてしまい、ずっとリハビリに励んできた八木直生選手が今日から復帰した。
「部分合流ですけど、今日から復帰しました」
と明るい表情。
しかし、これまでボールを使った練習はほとんど無く、ひさびさのキーパーらしい練習だったこともあり「体はキツイです」と一言。とはいえ、その表情は嬉しさを隠しきれないものだった。
(鹿島担当 田中滋)2010年11月27日 09:06
いまいち君こと八木が練習に復帰とのこと。
これは朗報である。
今季、唯一の新人である八木の成長は我等の未来に必要な条件と言えよう。
Jリーグ最高身長の持ち主に期待である。
10年前のこの日
【10年前のきょう】鹿島アントラーズがV(11月27日=1面、運動面)
2010.11.27 02:56
サッカーのJリーグ1部(J1)後期は26日、東京・国立競技場などで最終節が行われ、鹿島アントラーズが、初優勝を目指した柏レイソルの挑戦を退けて平成10年後期以来2年ぶり4度目のステージ優勝を飾った。最終節での直接対決となったのは平成5年にJリーグが発足して以来初めてで、国立競技場には5万人が詰めかけた。この年、鹿島は年間王者となった。
10年前のステージ優勝を報じる産経新聞である。
この試合は、徹底的に守る戦術を採り延長まで完封しきって優勝を勝ち得たのである。
メンバーは
GK 高桑 大二朗
DF 名良橋 晃
DF 秋田 豊
DF ファビアーノ
DF 相馬 直樹
MF 熊谷 浩二
MF 中田 浩二
MF 小笠原 満男
MF ビスマルク
FW 柳沢 敦
FW 鈴木 隆行
サブ
GK 曽ヶ端 準
DF 内田 潤
MF 本田 泰人
MF 本山 雅志
FW 長谷川 祥之
監督 トニーニョ・セレーゾ
当時のベストメンバーと言えよう。
ここで特筆すべきは、主審が岡田正義氏だったことである。
何もかも懐かしい。
この試合を思い出し、守るべき時には必ず守りきるメンタリティを再び得るのだ。
また、歴史を積み重ねたい。
2010.11.27 02:56
サッカーのJリーグ1部(J1)後期は26日、東京・国立競技場などで最終節が行われ、鹿島アントラーズが、初優勝を目指した柏レイソルの挑戦を退けて平成10年後期以来2年ぶり4度目のステージ優勝を飾った。最終節での直接対決となったのは平成5年にJリーグが発足して以来初めてで、国立競技場には5万人が詰めかけた。この年、鹿島は年間王者となった。
10年前のステージ優勝を報じる産経新聞である。
この試合は、徹底的に守る戦術を採り延長まで完封しきって優勝を勝ち得たのである。
メンバーは
GK 高桑 大二朗
DF 名良橋 晃
DF 秋田 豊
DF ファビアーノ
DF 相馬 直樹
MF 熊谷 浩二
MF 中田 浩二
MF 小笠原 満男
MF ビスマルク
FW 柳沢 敦
FW 鈴木 隆行
サブ
GK 曽ヶ端 準
DF 内田 潤
MF 本田 泰人
MF 本山 雅志
FW 長谷川 祥之
監督 トニーニョ・セレーゾ
当時のベストメンバーと言えよう。
ここで特筆すべきは、主審が岡田正義氏だったことである。
何もかも懐かしい。
この試合を思い出し、守るべき時には必ず守りきるメンタリティを再び得るのだ。
また、歴史を積み重ねたい。
高級ビューボックスシート設置へ
鹿島が来季計画 高級個室年間シート販売
カシマスタジアムで「マイリビング」観戦が計画され進行中であることが分かった。来季からバックスタンド1階の座席最後列部を改装し、高級個室年間シートを設置、販売する。購入時にクラブが3、4パターンの内装を提案。備品を固定する条件を満たせば、畳敷き和室、掘りごたつ、高級ソファの洋室も。
背景にはスポンサー、住生活グループの支援も期待される。鈴木秀樹取締役は「メーンスタンド側年間シートは毎年売り切れ状態。チケットは高い方から売れていくので、ニーズはあると判断した。2割の観客から8割の売り上げを得る、欧州の水準に近づけられれば」と話した。
[2010年11月27日7時35分 紙面から]
鹿島スタジアムに新設!改装自由BOXシート
鹿島が来季から“分譲型”のボックス席を発売する。06年から5年契約でカシマスタジアムの指定管理者となっている鹿島は、さらに21年まで10年間の契約を更新。長期の指定管理者となったことで、鹿島の井畑社長は「高い収益性のビューボックスを作りたい」とクラブ初となるボックス席の新設を明言した。
バックスタンド側の最後列の11席×2列の座席を外して、仕切りで区切るこの「ビューボックス」は、購入者が自由にボックス内の内装をアレンジできることが最大の特長。消防法さえクリアすれば、畳を敷いて“居酒屋風”としても、ソファを置いてペアシートにしてもOKということになる。井畑社長は「ボックスシートは他のクラブでも販売しているが、エリアを自由に使えるのはJリーグ初の試み」と説明した。
[ 2010年11月27日 ]
本拠地に「マス席」!購入者が自由にアレンジ…鹿島
鹿島が来季、ホーム主催試合で新タイプの観戦シート「ビューボックス」を販売することが26日、分かった。カシマスタジアムのバックスタンド1階最後方にある2列の座席を取り除き、相撲の升席のようにスペースとして売り出す。購入者はそのスペースを自由にアレンジできるというもの。1年契約となり、11席×2列分を購入する場合、300〜400万円となる見込みという。
スペースの両側には間仕切りを設営するため、スタジアムにいながらプライベート空間を作ることも可能。Jリーグ規定により、床に固定することが条件となるが、こたつやソファ、床は好みに応じて、畳敷きにすることも考えられる。観戦スペースの販売はあるが、購入者が手を加えられるのはJ初めてとなる。
鹿島は、2020年度までスタジアムの指定管理者となっているため、スタジアムの改造を県に進言する権利を有する。ビューボックスも県の承認を得られ次第、販売を開始していく予定だ。鈴木秀樹取締役は「チケットは高い方から動く。ニーズはある」と話した。
(2010年11月27日06時01分 スポーツ報知)
先日、毎日新聞に報じられたビューボックスシートの続報である。
企業ニーズが主となろうが、個人で契約するのも悪くはない。
自分の空間を作り、試合を観るのは気持ちの良いものと言えよう。
こういったものを手に入れチームを我が物としたような気分になるのは憧れである。
聖地は更なる新化を遂げていく。
我等も新化していかねばなるまい。
カシマスタジアムで「マイリビング」観戦が計画され進行中であることが分かった。来季からバックスタンド1階の座席最後列部を改装し、高級個室年間シートを設置、販売する。購入時にクラブが3、4パターンの内装を提案。備品を固定する条件を満たせば、畳敷き和室、掘りごたつ、高級ソファの洋室も。
背景にはスポンサー、住生活グループの支援も期待される。鈴木秀樹取締役は「メーンスタンド側年間シートは毎年売り切れ状態。チケットは高い方から売れていくので、ニーズはあると判断した。2割の観客から8割の売り上げを得る、欧州の水準に近づけられれば」と話した。
[2010年11月27日7時35分 紙面から]
鹿島スタジアムに新設!改装自由BOXシート
鹿島が来季から“分譲型”のボックス席を発売する。06年から5年契約でカシマスタジアムの指定管理者となっている鹿島は、さらに21年まで10年間の契約を更新。長期の指定管理者となったことで、鹿島の井畑社長は「高い収益性のビューボックスを作りたい」とクラブ初となるボックス席の新設を明言した。
バックスタンド側の最後列の11席×2列の座席を外して、仕切りで区切るこの「ビューボックス」は、購入者が自由にボックス内の内装をアレンジできることが最大の特長。消防法さえクリアすれば、畳を敷いて“居酒屋風”としても、ソファを置いてペアシートにしてもOKということになる。井畑社長は「ボックスシートは他のクラブでも販売しているが、エリアを自由に使えるのはJリーグ初の試み」と説明した。
[ 2010年11月27日 ]
本拠地に「マス席」!購入者が自由にアレンジ…鹿島
鹿島が来季、ホーム主催試合で新タイプの観戦シート「ビューボックス」を販売することが26日、分かった。カシマスタジアムのバックスタンド1階最後方にある2列の座席を取り除き、相撲の升席のようにスペースとして売り出す。購入者はそのスペースを自由にアレンジできるというもの。1年契約となり、11席×2列分を購入する場合、300〜400万円となる見込みという。
スペースの両側には間仕切りを設営するため、スタジアムにいながらプライベート空間を作ることも可能。Jリーグ規定により、床に固定することが条件となるが、こたつやソファ、床は好みに応じて、畳敷きにすることも考えられる。観戦スペースの販売はあるが、購入者が手を加えられるのはJ初めてとなる。
鹿島は、2020年度までスタジアムの指定管理者となっているため、スタジアムの改造を県に進言する権利を有する。ビューボックスも県の承認を得られ次第、販売を開始していく予定だ。鈴木秀樹取締役は「チケットは高い方から動く。ニーズはある」と話した。
(2010年11月27日06時01分 スポーツ報知)
先日、毎日新聞に報じられたビューボックスシートの続報である。
企業ニーズが主となろうが、個人で契約するのも悪くはない。
自分の空間を作り、試合を観るのは気持ちの良いものと言えよう。
こういったものを手に入れチームを我が物としたような気分になるのは憧れである。
聖地は更なる新化を遂げていく。
我等も新化していかねばなるまい。
山村くん帰国
山村ら流通経大トリオを50人が出迎え

<アジア大会日本代表帰国>花束を受け取る山村(左)と関塚監督
Photo By スポニチ
【U―21日本代表帰国】主将を務めたMF山村、DF比嘉、GK増田の流通経大トリオは、空港で約50人の大学サッカー部員から出迎えを受けた。
「久しぶりにみんなの顔を見てホッとした。少し恥ずかしかったけど、大勢で迎えてくれてうれしかった」。不動のボランチとして活躍した大会を振り返り「いい経験になった。自分にできること、できないことが分かった」と収穫を口にした。
[ 2010年11月27日 ]
帰国した山村くんである。
反日の嵐が吹いた広州の地で得た経験は掛け替えのないものとなったであろう。
この経験を次はJリーグで活かすのだ。
活かすべき意中のクラブは決まっておるのであろうか。
出来れば、霞ヶ浦の畔に佇むところへ居を移して欲しいところ。
そして臙脂のユニに袖を通すのだ。
とはいえ、彼には彼の事情もあろう。
こちらの要望だけを押し通すわけにも行かぬ。
我等はジッと待つのみである。

<アジア大会日本代表帰国>花束を受け取る山村(左)と関塚監督
Photo By スポニチ
【U―21日本代表帰国】主将を務めたMF山村、DF比嘉、GK増田の流通経大トリオは、空港で約50人の大学サッカー部員から出迎えを受けた。
「久しぶりにみんなの顔を見てホッとした。少し恥ずかしかったけど、大勢で迎えてくれてうれしかった」。不動のボランチとして活躍した大会を振り返り「いい経験になった。自分にできること、できないことが分かった」と収穫を口にした。
[ 2010年11月27日 ]
帰国した山村くんである。
反日の嵐が吹いた広州の地で得た経験は掛け替えのないものとなったであろう。
この経験を次はJリーグで活かすのだ。
活かすべき意中のクラブは決まっておるのであろうか。
出来れば、霞ヶ浦の畔に佇むところへ居を移して欲しいところ。
そして臙脂のユニに袖を通すのだ。
とはいえ、彼には彼の事情もあろう。
こちらの要望だけを押し通すわけにも行かぬ。
我等はジッと待つのみである。
篤人に刺激
【鹿島】内田CLアシストYoutube観戦
鹿島の選手たちが、かつての僚友であるシャルケDF内田篤人(22)の活躍に刺激を受けた。多くの選手がクラブハウスで、24日の欧州チャンピオンズリーグ、1次リーグリヨン戦での内田のアシスト映像をユーチューブ視聴。3−0の勝利と、決勝トーナメント進出に大きく貢献した姿に、DF伊野波雅彦(25)は「すごい。刺激を受けた」と深くうなずいた。リーグ3連覇の望みが断たれたチームだが、旧友に続けとばかり、来季アジアチャンピオンズリーグ出場権確保の3位以内へ、残り2試合の連勝を目指す。
[2010年11月26日18時28分]
篤人のアシストに影響を受けたイノパンらである。
確かに素晴らしいクロスであった。
イノパンから同様のフィードが出されれば、ACL出場枠など容易に取れると言えよう。
篤人の活躍がチームによい影響を与えておる。
我等も負けるわけには行かぬ。
来季こそ、アジアを制圧し、世界へ飛び出すのだ。
そして篤人と相見えたい。
同じ土俵で戦う姿を想像して身震いする。
楽しみである。
鹿島の選手たちが、かつての僚友であるシャルケDF内田篤人(22)の活躍に刺激を受けた。多くの選手がクラブハウスで、24日の欧州チャンピオンズリーグ、1次リーグリヨン戦での内田のアシスト映像をユーチューブ視聴。3−0の勝利と、決勝トーナメント進出に大きく貢献した姿に、DF伊野波雅彦(25)は「すごい。刺激を受けた」と深くうなずいた。リーグ3連覇の望みが断たれたチームだが、旧友に続けとばかり、来季アジアチャンピオンズリーグ出場権確保の3位以内へ、残り2試合の連勝を目指す。
[2010年11月26日18時28分]
篤人のアシストに影響を受けたイノパンらである。
確かに素晴らしいクロスであった。
イノパンから同様のフィードが出されれば、ACL出場枠など容易に取れると言えよう。
篤人の活躍がチームによい影響を与えておる。
我等も負けるわけには行かぬ。
来季こそ、アジアを制圧し、世界へ飛び出すのだ。
そして篤人と相見えたい。
同じ土俵で戦う姿を想像して身震いする。
楽しみである。
修人、練習中
2010年11月26日(金)

小雨の中、クロスからのシュート練習などを行いました。
ボレー体勢の修人である。
ボールコントロールならレギュラーと遜色のない修人であるが、出場機会には恵まれておらぬ。
しかしながら、ここは耐えるところ。
練習に精を出し、監督に認めさせるのだ。
さすれば芽が出てくるはず。
何事も前向きな姿勢こそが、幸せをもたらすものである。
修人もこの時期を過ごすことによって人間的成長が見込まれる。
大きな人間こそ世に求められておるのだ。
目先に囚われてはならぬ。
後ろで待つ、青木もかつてはレギュラーポジションを掴んでおったが、今はサブである。
とはいえ、文句一つ言うことなくタスクをこなし、勝利に貢献しておる。
青木を例に挙げるまでもなく、ポジションは11しかないため残りの選手は耐えることを強いられるのである。
耐えて成長することが求められておるのだ。
大きな修人が活躍する日は遠くない。
楽しみにしておる。

小雨の中、クロスからのシュート練習などを行いました。
ボレー体勢の修人である。
ボールコントロールならレギュラーと遜色のない修人であるが、出場機会には恵まれておらぬ。
しかしながら、ここは耐えるところ。
練習に精を出し、監督に認めさせるのだ。
さすれば芽が出てくるはず。
何事も前向きな姿勢こそが、幸せをもたらすものである。
修人もこの時期を過ごすことによって人間的成長が見込まれる。
大きな人間こそ世に求められておるのだ。
目先に囚われてはならぬ。
後ろで待つ、青木もかつてはレギュラーポジションを掴んでおったが、今はサブである。
とはいえ、文句一つ言うことなくタスクをこなし、勝利に貢献しておる。
青木を例に挙げるまでもなく、ポジションは11しかないため残りの選手は耐えることを強いられるのである。
耐えて成長することが求められておるのだ。
大きな修人が活躍する日は遠くない。
楽しみにしておる。
ロンドン世代メンバー
アジア大会のメンバーから漏れたロンドン世代の有力メンバーを考えてみた。
2010年11月26日01時35分
■ 招集メンバー
見事にアジア大会で金メダルを獲得した関塚ジャパンであるが、今大会はJリーグの日程とかぶっているため、有力選手のほとんどが招集を見送られている。Jリーグでレギュラーポジションをつかんでいるのは、昇格や降格に関係のない大分のMF東、栃木のMF水沼の二人くらいで、それ以外は、大学生であったり、サブのメンバーばかりである。もちろん、ドルトムントのMF香川真司ら海外組も召集されていない。
そもそも、今大会の参加資格は、「U-23+オーバーエイジ3人まで」であり、日本のように「U-21のみ」というチームはほとんどないので、優勝の価値はさらに高まるのである。
今大会のチームは、「3軍」とも揶揄されていた。が、ただ、あまりサッカーに興味のない人にとっては、どういうメンバーが「1軍」なのか?なぜ「3軍」と呼ばれているのか?非常にわかりにくいので、勝手に有力メンバーを考えてみた。(アジア大会のギュレーションは23歳以下であるが、オリンピックと同じで21歳以下の選手に限定する。)
ゴールキーパー
→ 絶対的な存在はFC東京の権田修一。2009年からレギュラーに定着し、先日のA代表のアルゼンチン戦、韓国戦のメンバーにも選ばれている。もう一人、J1でレギュラーを獲得しているのが京都サンガのGK守田達弥。先日の山形戦ではスタメンを外れたが、それまでは10試合連続スタメン。京都のJ2降格は決定しており、GK守田もキャッチングに安定感を欠く試合が増えているが、191?の高さは魅力である。
他には、順天堂大学在学中でJ1の湘南ベルマーレの強化指定選手として12節のG大阪戦でプレーしたGK松本拓也、横浜FCで2009年に33試合に出場したGK大久保択生がいるが、アジア大会で守護神を務めた川崎FのGK安藤を含めて、GK権田の域に達している選手はおらず、アクシデントがなければGK権田が正GKとなるのは確実といえる。
サイドバック
→ 今大会は、右サイドが高知大学のDF實藤友紀、左サイドが流通経済大学のDF比嘉祐介と大学生コンビがサイドを務めた。サブには、ジェフ千葉所属で左右両サイドをこなすDF鎌田翔雅、先日の湘南戦でJリーグデビューを飾ったDF當間建文も入っていたが、メンバー外となった選手で、Jリーグで経験を積んでいる選手は少なくない。
右サイドバックでは、粘り強い守備が魅力のFC東京のDF椋原健太、高校3年生ながら浦和レッズの右サイドバックを任されることが増えているDF岡本拓也がいる。同じく浦和レッズ所属で、右サイドハーフでもプレーするDF高橋峻希も右サイドバックでポジションをつかむ可能性があるだろう。
左サイドバックは、J1で4位のセレッソ大阪でレギュラーポジションをつかんだDF丸橋祐介が筆頭候補。左利きで、プレイスキッカーも任されており、キックの精度が非常に高く、ビルドアップでも貢献する。京都では左サイドハーフでもプレーするDF中村太亮は182?の大柄のサイドアタッカーで、守備に不安はあるが、突破力がある。今シーズンは24試合に出場している。また、小柄であるがパワフルな左足を持つ横浜FCのDF阿部巧も面白い存在で、レンタル先の横浜FCでレギュラーをつかんでいる。
左右両サイドをこなす選手としては、新潟のDF酒井高徳、甲府のDF吉田豊の名前が挙げられる。DF酒井は南アフリカワールドカップのバックアップメンバーでドイツ人と日本人のハーフで身体能力が高い選手である。DF吉田はJ1昇格を決めた甲府の右サイドバックのレギュラーで攻撃力のある選手である。
センターバック
→ もっとも人材を欠いているポジションである。今大会でレギュラーを務めた新潟のDF鈴木大輔と川崎FのDF薗田淳の二人がそのまま予選でもポジションを確保する可能性も十分にある。そんな中でレギュラー最右翼とみられているのが湘南のDF村松大輔。176?と高さに欠けるが、スピードに秀でており、A代表の岡田監督も日本代表に招集したことがある。2009年には湘南のJ1昇格に大きく貢献したが、空中戦に強くないことが嫌われる可能性もある。
他に、J1でレギュラー格となっているのはサンフレッチェ広島のDF横竹翔。MFミキッチが不在の時、右ストッパーで起用されることが多かった。ボランチで起用されることもあり、4バックのセンターとしてどうなのか?という不安はあるが、ユーティリティプレーヤーとして重宝される可能性がある。
また、J2の東京VでプレーしているDF高橋祥平も可能性がある選手で、ここ13試合連続でスタメンを飾っていて、ベテランのDF土屋から多くのものを吸収している。ユーティリティでキックの精度に定評のあるC大阪のDF扇原貴宏も候補に入ってくる可能性は十分。鹿島アントラーズのDF中田浩二タイプの長身レフティで、怪我のため欠場したが、U-19日本代表ではDFラインの中心となるはずだった。
ボランチ
→ ボランチで頭一つ抜けているのが、FC東京のMF米本拓司。今シーズンは大怪我で出遅れたが、昨シーズンのナビスコカップ制覇に大貢献したFC東京の軸で、高い守備力に定評がある。2008年のU-19アジアユースでボランチを組んだジュビロ磐田のMF山本康介と大宮アルディージャのMF青木康裕も試合経験を積んでおり、ボランチの候補の1人である。
今大会で評価を高めたC大阪のMF山口蛍、流通経済大のMF山村和也も有力候補であるが、MF山村は184?とサイズがあるのでセンターバックで起用される可能性もある。また、今大会で控えに回ったC大阪のMF黒木聖仁もミドルパスとシュート力に定評があってボランチのレギュラー候補といえる。
2.5列目的な選手としては2009年に岡田ジャパンデビューを果たした浦和レッズのMF山田直樹、柏レイソルのJ1昇格に貢献したMF茨田陽生というタレントがいる。MF山田は怪我の影響で3試合の出場にとどまっているが、MF茨田は24試合に出場している。司令塔タイプでは鹿島アントラーズ入りが決まている青森山田高校のMf柴崎岳という選手もいる。
攻撃的MF
→ ロンドン五輪代表に招集されるかどうかは微妙であるが、ドルトムントで活躍するMF香川真司もこの世代であり、飛び級で北京五輪にも出場している。MF香川と同じくフル代表にも選ばれており、リーグ優勝の名古屋のサイドアタッカーとして活躍したFW金崎夢生もMF香川と同じく別格の存在で、A代表と同様に<4-2-3-1>を採用するとしたら、右サイドを任される可能性は高い。縦への突破に定評がある。
左サイドを得意とするのは、ガンバ大阪のMF宇佐美貴史。まだ高校3年生であるが、G大阪の中心になっていて、今シーズンは7ゴールを挙げている。中学時代から将来を嘱望されてきた選手であり、MF香川が招集されないとしたらチームのエースは彼しかいないだろう。
アタッカータイプは多彩なメンバーが揃っており、浦和レッズのMF原口元気、柏レイソルのMf大津祐樹、東京ヴェルディのMF河野裕貴、FC東京のMF大竹洋平、コンサドーレ札幌のMF古田寛幸も打開力のある選手である。また、潤滑油的なプレーヤーとしては、今大会のレギュラーの大分のMF東慶悟、栃木SCのMF水沼宏太のほかに、C大阪でレギュラーをつかんでいるMF清武弘嗣、元プロ野球選手の高木豊氏の二男である東京VのMF高木善朗がいる。MF高木は高校3年生であるが32試合に出場して5ゴールを挙げている。今大会で活躍したジュビロ磐田のMF山崎亮平を含めてポジション争いは熾烈であるが、1トップ+3シャドーと仮定すると、MF金崎、MF香川、MF宇佐美が有力か。
フォワード
→ フォワードも層の薄いポジションである。レギュラーの最右翼はアジア大会の得点王となったMF永井謙佑。圧倒的なスピードと決定力はプロ選手に混じっても見劣りしないどころか、トップクラスである。同じく期待の高い選手としては、鹿島アントラーズのFW大迫勇也が挙げられる。2年前の高校選手権で鹿児島城西高のエースストライカーとして爆発したFW大迫は、プロ2年目の今シーズン25試合で4ゴール。FWマルキーニョスとFW興梠の存在が大きく、レギュラーは獲れていないが、182?と高さもあってキープ力もあるので、CFとしてはうってつけの存在である。1トップシステムならば、FW永井か、FW大迫の1トップが有力である。
大型フォワードは少なくて、柏ユース出身でスペイン3部リーグでプレーする193?のFW指宿洋史も候補の一人。先日のU-19アジアユースの韓国戦でも2ゴールを挙げる活躍を見せた。また、2009年のU-17ワールドカップでFW宇佐美とともに攻撃の軸になったC大阪のFW杉本健勇も187?と大柄な選手。ユース時代はセンターバックでもプレーしたが、プロではフォワード一本で勝負することを誓っている。
逸材の多い高校3年生はセカンドストライカータイプが豊富であり、横浜Fマリノスで攻撃の軸になりつつあるFW小野裕二、京都サンガのFW宮吉拓実、ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗も期待の高い選手で、FW小野はJ1で3ゴール、FW宮吉はJ1で2ゴールを決めている。1つ上の年代では、FC東京のFW重松健太郎、C大阪のFW永井龍、東京VのF高木俊幸が期待の高い選手であり、FW高木俊は必殺のブレ球シュートを武器に高卒1年目で6ゴールを挙げている。また、アーセナルへの入団が内定しているというという噂のFW宮市亮は圧倒的なスプリント能力でサイドを駆け上がるクリスチャーノ・タイプの選手で未完の大器。3年前の高校サッカー選手権で得点王になった清水エスパルスのFW大前元紀も期待したい選手である。
ロンドン五輪世代のコラムである。
昨日のU-21日本代表がアジア大会で優勝したことを受け、この世代が目指すロンドン五輪の有力選手について述べられておる。
我が鹿島からはアジア大会にも出場した當間に加え、来季加入の岳くん、そしてスター・大迫が挙げられておる。
北京五輪には篤人のみの選出で寂しい思いをした。
ロンドンにはもっと多くの人材を送り出したい。
上記の選手に加え、川俣も梅鉢くんも昌子くんもおる。
今回は惜しげもなく関塚監督に助け船を出したいと思う我等である。
2010年11月26日01時35分
■ 招集メンバー
見事にアジア大会で金メダルを獲得した関塚ジャパンであるが、今大会はJリーグの日程とかぶっているため、有力選手のほとんどが招集を見送られている。Jリーグでレギュラーポジションをつかんでいるのは、昇格や降格に関係のない大分のMF東、栃木のMF水沼の二人くらいで、それ以外は、大学生であったり、サブのメンバーばかりである。もちろん、ドルトムントのMF香川真司ら海外組も召集されていない。
そもそも、今大会の参加資格は、「U-23+オーバーエイジ3人まで」であり、日本のように「U-21のみ」というチームはほとんどないので、優勝の価値はさらに高まるのである。
今大会のチームは、「3軍」とも揶揄されていた。が、ただ、あまりサッカーに興味のない人にとっては、どういうメンバーが「1軍」なのか?なぜ「3軍」と呼ばれているのか?非常にわかりにくいので、勝手に有力メンバーを考えてみた。(アジア大会のギュレーションは23歳以下であるが、オリンピックと同じで21歳以下の選手に限定する。)
ゴールキーパー
→ 絶対的な存在はFC東京の権田修一。2009年からレギュラーに定着し、先日のA代表のアルゼンチン戦、韓国戦のメンバーにも選ばれている。もう一人、J1でレギュラーを獲得しているのが京都サンガのGK守田達弥。先日の山形戦ではスタメンを外れたが、それまでは10試合連続スタメン。京都のJ2降格は決定しており、GK守田もキャッチングに安定感を欠く試合が増えているが、191?の高さは魅力である。
他には、順天堂大学在学中でJ1の湘南ベルマーレの強化指定選手として12節のG大阪戦でプレーしたGK松本拓也、横浜FCで2009年に33試合に出場したGK大久保択生がいるが、アジア大会で守護神を務めた川崎FのGK安藤を含めて、GK権田の域に達している選手はおらず、アクシデントがなければGK権田が正GKとなるのは確実といえる。
サイドバック
→ 今大会は、右サイドが高知大学のDF實藤友紀、左サイドが流通経済大学のDF比嘉祐介と大学生コンビがサイドを務めた。サブには、ジェフ千葉所属で左右両サイドをこなすDF鎌田翔雅、先日の湘南戦でJリーグデビューを飾ったDF當間建文も入っていたが、メンバー外となった選手で、Jリーグで経験を積んでいる選手は少なくない。
右サイドバックでは、粘り強い守備が魅力のFC東京のDF椋原健太、高校3年生ながら浦和レッズの右サイドバックを任されることが増えているDF岡本拓也がいる。同じく浦和レッズ所属で、右サイドハーフでもプレーするDF高橋峻希も右サイドバックでポジションをつかむ可能性があるだろう。
左サイドバックは、J1で4位のセレッソ大阪でレギュラーポジションをつかんだDF丸橋祐介が筆頭候補。左利きで、プレイスキッカーも任されており、キックの精度が非常に高く、ビルドアップでも貢献する。京都では左サイドハーフでもプレーするDF中村太亮は182?の大柄のサイドアタッカーで、守備に不安はあるが、突破力がある。今シーズンは24試合に出場している。また、小柄であるがパワフルな左足を持つ横浜FCのDF阿部巧も面白い存在で、レンタル先の横浜FCでレギュラーをつかんでいる。
左右両サイドをこなす選手としては、新潟のDF酒井高徳、甲府のDF吉田豊の名前が挙げられる。DF酒井は南アフリカワールドカップのバックアップメンバーでドイツ人と日本人のハーフで身体能力が高い選手である。DF吉田はJ1昇格を決めた甲府の右サイドバックのレギュラーで攻撃力のある選手である。
センターバック
→ もっとも人材を欠いているポジションである。今大会でレギュラーを務めた新潟のDF鈴木大輔と川崎FのDF薗田淳の二人がそのまま予選でもポジションを確保する可能性も十分にある。そんな中でレギュラー最右翼とみられているのが湘南のDF村松大輔。176?と高さに欠けるが、スピードに秀でており、A代表の岡田監督も日本代表に招集したことがある。2009年には湘南のJ1昇格に大きく貢献したが、空中戦に強くないことが嫌われる可能性もある。
他に、J1でレギュラー格となっているのはサンフレッチェ広島のDF横竹翔。MFミキッチが不在の時、右ストッパーで起用されることが多かった。ボランチで起用されることもあり、4バックのセンターとしてどうなのか?という不安はあるが、ユーティリティプレーヤーとして重宝される可能性がある。
また、J2の東京VでプレーしているDF高橋祥平も可能性がある選手で、ここ13試合連続でスタメンを飾っていて、ベテランのDF土屋から多くのものを吸収している。ユーティリティでキックの精度に定評のあるC大阪のDF扇原貴宏も候補に入ってくる可能性は十分。鹿島アントラーズのDF中田浩二タイプの長身レフティで、怪我のため欠場したが、U-19日本代表ではDFラインの中心となるはずだった。
ボランチ
→ ボランチで頭一つ抜けているのが、FC東京のMF米本拓司。今シーズンは大怪我で出遅れたが、昨シーズンのナビスコカップ制覇に大貢献したFC東京の軸で、高い守備力に定評がある。2008年のU-19アジアユースでボランチを組んだジュビロ磐田のMF山本康介と大宮アルディージャのMF青木康裕も試合経験を積んでおり、ボランチの候補の1人である。
今大会で評価を高めたC大阪のMF山口蛍、流通経済大のMF山村和也も有力候補であるが、MF山村は184?とサイズがあるのでセンターバックで起用される可能性もある。また、今大会で控えに回ったC大阪のMF黒木聖仁もミドルパスとシュート力に定評があってボランチのレギュラー候補といえる。
2.5列目的な選手としては2009年に岡田ジャパンデビューを果たした浦和レッズのMF山田直樹、柏レイソルのJ1昇格に貢献したMF茨田陽生というタレントがいる。MF山田は怪我の影響で3試合の出場にとどまっているが、MF茨田は24試合に出場している。司令塔タイプでは鹿島アントラーズ入りが決まている青森山田高校のMf柴崎岳という選手もいる。
攻撃的MF
→ ロンドン五輪代表に招集されるかどうかは微妙であるが、ドルトムントで活躍するMF香川真司もこの世代であり、飛び級で北京五輪にも出場している。MF香川と同じくフル代表にも選ばれており、リーグ優勝の名古屋のサイドアタッカーとして活躍したFW金崎夢生もMF香川と同じく別格の存在で、A代表と同様に<4-2-3-1>を採用するとしたら、右サイドを任される可能性は高い。縦への突破に定評がある。
左サイドを得意とするのは、ガンバ大阪のMF宇佐美貴史。まだ高校3年生であるが、G大阪の中心になっていて、今シーズンは7ゴールを挙げている。中学時代から将来を嘱望されてきた選手であり、MF香川が招集されないとしたらチームのエースは彼しかいないだろう。
アタッカータイプは多彩なメンバーが揃っており、浦和レッズのMF原口元気、柏レイソルのMf大津祐樹、東京ヴェルディのMF河野裕貴、FC東京のMF大竹洋平、コンサドーレ札幌のMF古田寛幸も打開力のある選手である。また、潤滑油的なプレーヤーとしては、今大会のレギュラーの大分のMF東慶悟、栃木SCのMF水沼宏太のほかに、C大阪でレギュラーをつかんでいるMF清武弘嗣、元プロ野球選手の高木豊氏の二男である東京VのMF高木善朗がいる。MF高木は高校3年生であるが32試合に出場して5ゴールを挙げている。今大会で活躍したジュビロ磐田のMF山崎亮平を含めてポジション争いは熾烈であるが、1トップ+3シャドーと仮定すると、MF金崎、MF香川、MF宇佐美が有力か。
フォワード
→ フォワードも層の薄いポジションである。レギュラーの最右翼はアジア大会の得点王となったMF永井謙佑。圧倒的なスピードと決定力はプロ選手に混じっても見劣りしないどころか、トップクラスである。同じく期待の高い選手としては、鹿島アントラーズのFW大迫勇也が挙げられる。2年前の高校選手権で鹿児島城西高のエースストライカーとして爆発したFW大迫は、プロ2年目の今シーズン25試合で4ゴール。FWマルキーニョスとFW興梠の存在が大きく、レギュラーは獲れていないが、182?と高さもあってキープ力もあるので、CFとしてはうってつけの存在である。1トップシステムならば、FW永井か、FW大迫の1トップが有力である。
大型フォワードは少なくて、柏ユース出身でスペイン3部リーグでプレーする193?のFW指宿洋史も候補の一人。先日のU-19アジアユースの韓国戦でも2ゴールを挙げる活躍を見せた。また、2009年のU-17ワールドカップでFW宇佐美とともに攻撃の軸になったC大阪のFW杉本健勇も187?と大柄な選手。ユース時代はセンターバックでもプレーしたが、プロではフォワード一本で勝負することを誓っている。
逸材の多い高校3年生はセカンドストライカータイプが豊富であり、横浜Fマリノスで攻撃の軸になりつつあるFW小野裕二、京都サンガのFW宮吉拓実、ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗も期待の高い選手で、FW小野はJ1で3ゴール、FW宮吉はJ1で2ゴールを決めている。1つ上の年代では、FC東京のFW重松健太郎、C大阪のFW永井龍、東京VのF高木俊幸が期待の高い選手であり、FW高木俊は必殺のブレ球シュートを武器に高卒1年目で6ゴールを挙げている。また、アーセナルへの入団が内定しているというという噂のFW宮市亮は圧倒的なスプリント能力でサイドを駆け上がるクリスチャーノ・タイプの選手で未完の大器。3年前の高校サッカー選手権で得点王になった清水エスパルスのFW大前元紀も期待したい選手である。
ロンドン五輪世代のコラムである。
昨日のU-21日本代表がアジア大会で優勝したことを受け、この世代が目指すロンドン五輪の有力選手について述べられておる。
我が鹿島からはアジア大会にも出場した當間に加え、来季加入の岳くん、そしてスター・大迫が挙げられておる。
北京五輪には篤人のみの選出で寂しい思いをした。
ロンドンにはもっと多くの人材を送り出したい。
上記の選手に加え、川俣も梅鉢くんも昌子くんもおる。
今回は惜しげもなく関塚監督に助け船を出したいと思う我等である。
ユダ・大迫、"世界に1足"スパイク
中村俊輔らJリーガー19選手が、アディダス"世界に1足"スパイクでピッチに!
2010/11/26
アディダス ジャパンは27、28日開催のJ1第33節にて、特別企画『mi adidas(マイ アディダス) DAY』を実施する。横浜F・マリノスの中村俊輔選手など19名のプレーヤーが、自らカスタマイズしたスパイクを着用してピッチに立つほか、当該スパイクをプレゼントするイベントも行われる。

J1第33節の特別企画『mi adidas DAY』では、19名のJリーガーがオリジナルのカスタムスパイクを着用する
同企画に参加するのは中村俊輔選手のほか、ガンバ 大阪の宇佐美貴史選手、鹿島アントラーズの中田浩二選手と大迫勇也選手、サンフレッチェ 広島の槙野智章選手、浦和レッズの山田直輝選手、柏木陽介選手ら19名(コンディションや試合状況により変更の場合あり)。
アディダスのカスタマイズサービス『mi Performance(マイ パフォーマンス)』を通じ、自らデザインとカスタマイズを施した"世界に1足"のオリジナルスパイクを履き、試合に臨むことになっている。
18歳ながら今季7得点(第32節終了時点)を挙げ、ガンバ 大阪でレギュラーの座をつかんだ宇佐美選手は、自らのカスタムスパイクについて、「今履いているイエローをメインにして、チームカラーの青ラインを入れました」とコメント。独特のゴールパフォーマンスで注目を集めるサンフレッチェ 広島の槙野選手はゴールドをメインにカスタマイズし、「一番好きな色で、『いつまでもゴールドのように輝き続けていたい!』という思いを込めています!」と語っている。

中田浩二選手(鹿島アントラーズ)着用モデル

大迫勇也選手(鹿島アントラーズ)着用モデル
また、同企画の実施に合わせて開設された特設サイトでは、各選手のオリジナルスパイクを詳しく紹介。さらにTwitterと連動し、宇佐美選手、槙野選手、柏木選手の3名が着用するスパイクの命名コンテストも行われる。ベストネーミングに選ばれた人には、当該スパイクを本人のサイン入りでプレゼント。その他、スパイクの実物展示も実施するとのこと。
明後日の試合でカスタムスパイクを着用するユダと大迫である。
ユダは銀をあしらったシンプルなモデル、大迫は赤に黄色の派手目なモデルである。
二人ともこのスパイクで京都を一蹴して欲しい。
期待しておる。
2010/11/26
アディダス ジャパンは27、28日開催のJ1第33節にて、特別企画『mi adidas(マイ アディダス) DAY』を実施する。横浜F・マリノスの中村俊輔選手など19名のプレーヤーが、自らカスタマイズしたスパイクを着用してピッチに立つほか、当該スパイクをプレゼントするイベントも行われる。

J1第33節の特別企画『mi adidas DAY』では、19名のJリーガーがオリジナルのカスタムスパイクを着用する
同企画に参加するのは中村俊輔選手のほか、ガンバ 大阪の宇佐美貴史選手、鹿島アントラーズの中田浩二選手と大迫勇也選手、サンフレッチェ 広島の槙野智章選手、浦和レッズの山田直輝選手、柏木陽介選手ら19名(コンディションや試合状況により変更の場合あり)。
アディダスのカスタマイズサービス『mi Performance(マイ パフォーマンス)』を通じ、自らデザインとカスタマイズを施した"世界に1足"のオリジナルスパイクを履き、試合に臨むことになっている。
18歳ながら今季7得点(第32節終了時点)を挙げ、ガンバ 大阪でレギュラーの座をつかんだ宇佐美選手は、自らのカスタムスパイクについて、「今履いているイエローをメインにして、チームカラーの青ラインを入れました」とコメント。独特のゴールパフォーマンスで注目を集めるサンフレッチェ 広島の槙野選手はゴールドをメインにカスタマイズし、「一番好きな色で、『いつまでもゴールドのように輝き続けていたい!』という思いを込めています!」と語っている。

中田浩二選手(鹿島アントラーズ)着用モデル

大迫勇也選手(鹿島アントラーズ)着用モデル
また、同企画の実施に合わせて開設された特設サイトでは、各選手のオリジナルスパイクを詳しく紹介。さらにTwitterと連動し、宇佐美選手、槙野選手、柏木選手の3名が着用するスパイクの命名コンテストも行われる。ベストネーミングに選ばれた人には、当該スパイクを本人のサイン入りでプレゼント。その他、スパイクの実物展示も実施するとのこと。
明後日の試合でカスタムスパイクを着用するユダと大迫である。
ユダは銀をあしらったシンプルなモデル、大迫は赤に黄色の派手目なモデルである。
二人ともこのスパイクで京都を一蹴して欲しい。
期待しておる。
好調シャルケについて
好調シャルケ、内田が感じた手応え
2010年11月26日(金)
■最近のシャルケは絶好調

フンテラールのゴールをアシストした内田。この日は右サイドで精力的に動き回った【Bongarts/Getty Images】
今季ここまでシャルケ04を見たのは2試合。8月28日のハノーファー96戦(1−2)と9月19日のドルトムント戦(1−3)だった。以降、足が遠のいていたのは、正直言ってシャルケ04の試合を見るのがつらかったからだ。当時のシャルケ04はチームとして体を成しておらず、成績ばかりか試合内容も悪かった。これがまだオランダ国内の試合ならいいが、わざわざドイツまでシャルケ04を訪れるには心身の負担が大きかった。
ところがだ。11月25日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節、シャルケ04は充実した試合内容で3−0とリヨンに快勝したばかりでなく、グループBの首位に浮上。3位のベンフィカがハポエル・テルアビブに同スコアで敗れたため、シャルケ04は1試合を残してCLのベスト16入りを決めた。
ブンデスリーガの前節でもシャルケ04はブレーメンを4−0と倒している。チームは今、明らかな向上の時期を迎えているのだろう。
リヨン戦は前半のうちにほぼ決着がついた。14分にファルファン、20分にはフンテラールがゴールを決め、シャルケはあっという間に2−0としたのだが、得点者2人にラウルを加えた豪華攻撃陣は絶好調のようだ。特に31分、自陣からのロングキックを後方から受け、振り向きざまの長距離ボレー&ロビングシュートを放ったラウルのプレーは美しすぎ、5万人をはるかに超す観衆たちが「ラウール! ラウール! ラウール!」と連呼した。
しかし、われわれ日本人にとってハイライトとなったのが89分、内田篤人の見事なクロスによるアシストだった。この日の内田はボールタッチ数こそ少なかったが、前半はブラジル代表のバストス、後半途中まではリサンドロ・ロペス、残り15分はカルストロムと対峙(たいじ)することが多く、安定した守備を見せていた。運動量も最後まで衰えず、残り10分になってから、エドゥとのワンツーからの突破を皮切りに何度も攻撃参加し続け、試合終了直前に速く低く鋭いクロスをファーサイドに入れて、フンテラールのダメ押しゴールをお膳立てしたのだった。
「フンテラールが逆サイドで手を上げていたので、(GKとDFの)間に速いボール――ですね。フンテラールは足元に(ボールが)入れば、(ゴールを)取れるんで。まあ、FWにいいボールを入れるのがサイドの仕事」と内田はクロスシーンを振り返った。
■Jリーグと“海外”の違い
後半、シャルケ04はリヨンの反撃に遭って劣勢な時間もあったが、守備に大きな破綻もなく相手を零封した。内田は「今日の相手は強いチームでしたけど、こういうサッカーができればリーグ戦も楽しいサッカーになる」と、リヨンの強さを肌で感じたようだ。だが元々、興味を持って海外サッカーを見ることがなかった内田にとって相手選手のことはほとんど分かっておらず、バストス、リサンドロ・ロペス、グルクフといった選手がそろうリヨンですら、「知らないですね。みんな同じに見えますから」と言って笑った。
そういえばハノーファー96戦はCLのグループ組み合わせ抽選の直後だったが、「みんなでデカいスクリーンで(抽選の様子を)見ていました。ラウルが『レアル・マドリー、来い、来い!』とか。(3チームの印象は)ぜんぜん分からないですよねえ。最初のシード(リヨン)しか分からない。フランスのチームですよね。海外のチームは見ないからぜんぜん分からない」と組み合わせに無頓着だったのがほほ笑ましかった。
しかし、内田の中でJリーグと“海外”の違いはハッキリした。シャルケ04戦後、内田は語る。
「こっちは結構何をしてもファウルにならないです。まあ、つかんだりしなければね。球際は練習中からそうですけど、180、190(センチ)ぐらいのデカい人たちとガツガツやりながらやっていけば、自分の癖になっていつか力になると思います。(欧州は)結構行っても倒れないから、遠慮せずにいける。変な意味でJリーグはファウルをもらいにくる選手が多い。こっちはホント、ちょっとぶつかろうが引っ張ろうがビクともしない選手ばかりだから」
■好調の要因は新加入選手が慣れてきたこと

周囲とのコンビネーションもかみ合い出し、内田のパフォーマンスも上がってきた【Bongarts/Getty Images】
内田はこの日、何度も前線の献身的な守備に感謝のコメントを残している。例えばこんな具合だ。
「センターバック2枚がホント強くボールに行ってくれて、危ないボールが少なかった。それは前の選手が追って限定してくれたから、後ろが頑張れた。後ろだけではなかなかディフェンスはできない。前がパスコースを限定してくれたりすると、後ろが狙いを持っていける。そういう意味ではチームがよく走って戦っていた。だからフランスの選手も有名らしいですけど、無失点で抑えられたんじゃないかと思います」
思えばハノーファー96戦後、内田はチームの不調についてこう語っていた。
「(ラウルのような選手でも)そんな簡単じゃないですよ、急にチームに入って。あれだけの経験があっても簡単じゃない。それでも(自分も)しっかりやらないといけないんだろうけど」
それが、3カ月経って内田のコメントはこう変わった。
「おれがそうなんですけど、今年新しく入った選手がすごいいるんですけど、そういう選手が慣れてきたというのもあるし、お互いの特徴をつかみ合っているというか。こういうところがいいプレーができるとか、(チームが好調なのは)そういうところじゃないですか。もともと、いい選手はたくさんいましたからね。勝てないチームではなかったので、これが普通だと思います」
スタジアムを出たのは深夜0時半。真っ暗なアウトバーンを飛ばして250キロ先の家まで車を走らせる。それでも内田のクロスのシーンに思い出し笑いが止まらず、疲れは感じない。「このままだと内田のクロスが夢に出そうだな」と思いながら布団にもぐり込んでも、熟睡しすぎて夢は見なかった。それでも、いいものを見ることができたという満足感とともに朝を迎えた。
労働者のチーム、シャルケ04のサポーターも昨夜見た素晴らしいサッカーと、夢のような結果にきっと同じような朝を迎えたはずだ。今日も一日頑張るぞ、というエネルギーをサッカーから授かりながら。
<了>
好調シャルケのコラムである。
確かにCLリヨン戦のクロスは素晴らしかった。
あのクロスが有れば我等が四連覇を成し遂げられたのではないかと、悔しい思いをする。
しかしながら、素晴らしいプレイが出るようになってきたのも、チームに馴染んできたため。
篤人が申すように、今季のシャルケは新入団の選手が多く、序盤は連携が不十分であった。
今、ここに来て好調になったのは、試合を重ね、選手を固定できるようになったところで、連携が熟成されたためである。
よく「若手選手を試合に出して成長させて欲しい」という話を耳にするがそれは間違いである。
試合に出すことによって、若手選手が成長して活躍するのではなく、試合に出ているから連携が深まり活躍するのである。
よって、成長しておらぬ選手を無理矢理試合に出したところで成長するどころか、試合に敗れ、内容も悪くなり、チームが崩壊へ向かうことになるであろう。
練習を重ね、戦力となれば自然と試合に出場することが叶うのだ。
今季のJリーグを見てもコロコロと選手を入れ替えたチームは調子が上がらずに苦しんでおる。
リーグ優勝を果たした名古屋など、選手を入れ替えたナビスコ杯では予選リーグすら勝ち上がれずにおる。
とはいえ、サッカーに正解はない。
何事も結果が全てと言って良かろう。
今季優勝できなかった理由に若手である、ヤスやジウトン、大迫など若手に頼らなければならなかったところが有ったような気がせぬでもない。
来季は新たなサイクルの年、気持ちを新たに戦っていきたい。
2010年11月26日(金)
■最近のシャルケは絶好調

フンテラールのゴールをアシストした内田。この日は右サイドで精力的に動き回った【Bongarts/Getty Images】
今季ここまでシャルケ04を見たのは2試合。8月28日のハノーファー96戦(1−2)と9月19日のドルトムント戦(1−3)だった。以降、足が遠のいていたのは、正直言ってシャルケ04の試合を見るのがつらかったからだ。当時のシャルケ04はチームとして体を成しておらず、成績ばかりか試合内容も悪かった。これがまだオランダ国内の試合ならいいが、わざわざドイツまでシャルケ04を訪れるには心身の負担が大きかった。
ところがだ。11月25日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節、シャルケ04は充実した試合内容で3−0とリヨンに快勝したばかりでなく、グループBの首位に浮上。3位のベンフィカがハポエル・テルアビブに同スコアで敗れたため、シャルケ04は1試合を残してCLのベスト16入りを決めた。
ブンデスリーガの前節でもシャルケ04はブレーメンを4−0と倒している。チームは今、明らかな向上の時期を迎えているのだろう。
リヨン戦は前半のうちにほぼ決着がついた。14分にファルファン、20分にはフンテラールがゴールを決め、シャルケはあっという間に2−0としたのだが、得点者2人にラウルを加えた豪華攻撃陣は絶好調のようだ。特に31分、自陣からのロングキックを後方から受け、振り向きざまの長距離ボレー&ロビングシュートを放ったラウルのプレーは美しすぎ、5万人をはるかに超す観衆たちが「ラウール! ラウール! ラウール!」と連呼した。
しかし、われわれ日本人にとってハイライトとなったのが89分、内田篤人の見事なクロスによるアシストだった。この日の内田はボールタッチ数こそ少なかったが、前半はブラジル代表のバストス、後半途中まではリサンドロ・ロペス、残り15分はカルストロムと対峙(たいじ)することが多く、安定した守備を見せていた。運動量も最後まで衰えず、残り10分になってから、エドゥとのワンツーからの突破を皮切りに何度も攻撃参加し続け、試合終了直前に速く低く鋭いクロスをファーサイドに入れて、フンテラールのダメ押しゴールをお膳立てしたのだった。
「フンテラールが逆サイドで手を上げていたので、(GKとDFの)間に速いボール――ですね。フンテラールは足元に(ボールが)入れば、(ゴールを)取れるんで。まあ、FWにいいボールを入れるのがサイドの仕事」と内田はクロスシーンを振り返った。
■Jリーグと“海外”の違い
後半、シャルケ04はリヨンの反撃に遭って劣勢な時間もあったが、守備に大きな破綻もなく相手を零封した。内田は「今日の相手は強いチームでしたけど、こういうサッカーができればリーグ戦も楽しいサッカーになる」と、リヨンの強さを肌で感じたようだ。だが元々、興味を持って海外サッカーを見ることがなかった内田にとって相手選手のことはほとんど分かっておらず、バストス、リサンドロ・ロペス、グルクフといった選手がそろうリヨンですら、「知らないですね。みんな同じに見えますから」と言って笑った。
そういえばハノーファー96戦はCLのグループ組み合わせ抽選の直後だったが、「みんなでデカいスクリーンで(抽選の様子を)見ていました。ラウルが『レアル・マドリー、来い、来い!』とか。(3チームの印象は)ぜんぜん分からないですよねえ。最初のシード(リヨン)しか分からない。フランスのチームですよね。海外のチームは見ないからぜんぜん分からない」と組み合わせに無頓着だったのがほほ笑ましかった。
しかし、内田の中でJリーグと“海外”の違いはハッキリした。シャルケ04戦後、内田は語る。
「こっちは結構何をしてもファウルにならないです。まあ、つかんだりしなければね。球際は練習中からそうですけど、180、190(センチ)ぐらいのデカい人たちとガツガツやりながらやっていけば、自分の癖になっていつか力になると思います。(欧州は)結構行っても倒れないから、遠慮せずにいける。変な意味でJリーグはファウルをもらいにくる選手が多い。こっちはホント、ちょっとぶつかろうが引っ張ろうがビクともしない選手ばかりだから」
■好調の要因は新加入選手が慣れてきたこと

周囲とのコンビネーションもかみ合い出し、内田のパフォーマンスも上がってきた【Bongarts/Getty Images】
内田はこの日、何度も前線の献身的な守備に感謝のコメントを残している。例えばこんな具合だ。
「センターバック2枚がホント強くボールに行ってくれて、危ないボールが少なかった。それは前の選手が追って限定してくれたから、後ろが頑張れた。後ろだけではなかなかディフェンスはできない。前がパスコースを限定してくれたりすると、後ろが狙いを持っていける。そういう意味ではチームがよく走って戦っていた。だからフランスの選手も有名らしいですけど、無失点で抑えられたんじゃないかと思います」
思えばハノーファー96戦後、内田はチームの不調についてこう語っていた。
「(ラウルのような選手でも)そんな簡単じゃないですよ、急にチームに入って。あれだけの経験があっても簡単じゃない。それでも(自分も)しっかりやらないといけないんだろうけど」
それが、3カ月経って内田のコメントはこう変わった。
「おれがそうなんですけど、今年新しく入った選手がすごいいるんですけど、そういう選手が慣れてきたというのもあるし、お互いの特徴をつかみ合っているというか。こういうところがいいプレーができるとか、(チームが好調なのは)そういうところじゃないですか。もともと、いい選手はたくさんいましたからね。勝てないチームではなかったので、これが普通だと思います」
スタジアムを出たのは深夜0時半。真っ暗なアウトバーンを飛ばして250キロ先の家まで車を走らせる。それでも内田のクロスのシーンに思い出し笑いが止まらず、疲れは感じない。「このままだと内田のクロスが夢に出そうだな」と思いながら布団にもぐり込んでも、熟睡しすぎて夢は見なかった。それでも、いいものを見ることができたという満足感とともに朝を迎えた。
労働者のチーム、シャルケ04のサポーターも昨夜見た素晴らしいサッカーと、夢のような結果にきっと同じような朝を迎えたはずだ。今日も一日頑張るぞ、というエネルギーをサッカーから授かりながら。
<了>
好調シャルケのコラムである。
確かにCLリヨン戦のクロスは素晴らしかった。
あのクロスが有れば我等が四連覇を成し遂げられたのではないかと、悔しい思いをする。
しかしながら、素晴らしいプレイが出るようになってきたのも、チームに馴染んできたため。
篤人が申すように、今季のシャルケは新入団の選手が多く、序盤は連携が不十分であった。
今、ここに来て好調になったのは、試合を重ね、選手を固定できるようになったところで、連携が熟成されたためである。
よく「若手選手を試合に出して成長させて欲しい」という話を耳にするがそれは間違いである。
試合に出すことによって、若手選手が成長して活躍するのではなく、試合に出ているから連携が深まり活躍するのである。
よって、成長しておらぬ選手を無理矢理試合に出したところで成長するどころか、試合に敗れ、内容も悪くなり、チームが崩壊へ向かうことになるであろう。
練習を重ね、戦力となれば自然と試合に出場することが叶うのだ。
今季のJリーグを見てもコロコロと選手を入れ替えたチームは調子が上がらずに苦しんでおる。
リーグ優勝を果たした名古屋など、選手を入れ替えたナビスコ杯では予選リーグすら勝ち上がれずにおる。
とはいえ、サッカーに正解はない。
何事も結果が全てと言って良かろう。
今季優勝できなかった理由に若手である、ヤスやジウトン、大迫など若手に頼らなければならなかったところが有ったような気がせぬでもない。
来季は新たなサイクルの年、気持ちを新たに戦っていきたい。
オリヴェイラ監督へ来季の契約延長オファー
オリヴェイラ監督、V逸も続投…鹿島
鹿島はオリヴェイラ監督に対し、京都戦(28日・カシマ)後に来季の契約延長オファーを提示する。契約年数は1年になる見込み。今季はリーグ4連覇を逃し、来季のACL出場権を獲得できる3位以内を目指しているが、最終的に4位以下となっても続投の方針は変わらない。補強ポイントについて話し合いを進め、双方で一致しており、契約延長が有力だ。
(2010年11月26日06時01分 スポーツ報知)
オリヴェイラ監督に契約延長のオファーを出す鹿島である。
今季残り二試合と天皇杯を残しておるが、最悪のシナリオになったとしても、オリヴェイラ監督に来季を託す気持ちに変わりはない。
今季は若いヤスや大迫に出場機会を与え、4-2-3-1のシステムを採用するなど、采配に幅を持たせた。
本山の長期欠場や主力選手の海外移籍、マルキーニョスの負傷などにも対応し、上位に着けることが出来たのも監督の手腕のなせるわざと言えよう。
来季は監督が「再建」を公言しており、選手起用に何かしらの変化が訪れるであろう。
プラチナ世代の入団する未来に期待を込めて来季もまた聖地へ向かいたい。
鹿島はオリヴェイラ監督に対し、京都戦(28日・カシマ)後に来季の契約延長オファーを提示する。契約年数は1年になる見込み。今季はリーグ4連覇を逃し、来季のACL出場権を獲得できる3位以内を目指しているが、最終的に4位以下となっても続投の方針は変わらない。補強ポイントについて話し合いを進め、双方で一致しており、契約延長が有力だ。
(2010年11月26日06時01分 スポーツ報知)
オリヴェイラ監督に契約延長のオファーを出す鹿島である。
今季残り二試合と天皇杯を残しておるが、最悪のシナリオになったとしても、オリヴェイラ監督に来季を託す気持ちに変わりはない。
今季は若いヤスや大迫に出場機会を与え、4-2-3-1のシステムを採用するなど、采配に幅を持たせた。
本山の長期欠場や主力選手の海外移籍、マルキーニョスの負傷などにも対応し、上位に着けることが出来たのも監督の手腕のなせるわざと言えよう。
来季は監督が「再建」を公言しており、選手起用に何かしらの変化が訪れるであろう。
プラチナ世代の入団する未来に期待を込めて来季もまた聖地へ向かいたい。
アジア大会 U-21日本代表金メダル
キャプテン山村がけん引 攻撃能力も抜群

<アジア大会サッカー男子決勝 日本・UAE>相手ボールを奪って攻めあがる山村(右)
Photo By スポニチ
【日本1―0UAE】MF山村が主将としてチームをまとめた。W杯南アフリカ大会のサポートメンバーとして、永井とともに日本代表に同行した将来有望な20歳。流通経大ではセンターバックを務めるが、柔らかいボールタッチから長短のパスを散らし、攻撃を組み立てる能力も十分。
「なでしことアベックで獲りたい」という思いが金メダルに実を結んだ。
[ 2010年11月26日 ]
鹿島が獲得を目指す山村くん率いるU-21代表がアジア大会で優勝した。
まさに重畳。
素晴らしい結果と言えよう。
この試合、キャプテンの山村くんは中盤の王様として君臨し、攻守に貢献しておった。
言うなれば守備の良い中後と言ったところであろうか。
もし、鹿島への入団が適うのであれば、最後尾からゲームを作るフィードが期待される。
勝者のメンタリティを持った山村くんの入団に期待したい。

<アジア大会サッカー男子決勝 日本・UAE>相手ボールを奪って攻めあがる山村(右)
Photo By スポニチ
【日本1―0UAE】MF山村が主将としてチームをまとめた。W杯南アフリカ大会のサポートメンバーとして、永井とともに日本代表に同行した将来有望な20歳。流通経大ではセンターバックを務めるが、柔らかいボールタッチから長短のパスを散らし、攻撃を組み立てる能力も十分。
「なでしことアベックで獲りたい」という思いが金メダルに実を結んだ。
[ 2010年11月26日 ]
鹿島が獲得を目指す山村くん率いるU-21代表がアジア大会で優勝した。
まさに重畳。
素晴らしい結果と言えよう。
この試合、キャプテンの山村くんは中盤の王様として君臨し、攻守に貢献しておった。
言うなれば守備の良い中後と言ったところであろうか。
もし、鹿島への入団が適うのであれば、最後尾からゲームを作るフィードが期待される。
勝者のメンタリティを持った山村くんの入団に期待したい。
満男、指さし確認
2010年11月25日(木)

午前練習で行われたフットバレーでは選手たちから笑顔が見られました。またその後は磐田戦先発メンバー以外を中心として実戦形式のトレーニングを行いました。
笑顔で指さす満男である。
よほど、指先の選手が面白かったのであろうか。
三十路を越えたとはいえ、まだまだ茶目っ気たっぷりで、イタズラ心に溢れておる。
この発想力が、試合にも活かされておるのである。
次節・ホーム最終戦では存分にこの発想力を発揮して欲しい。
満男のパスに野沢が、ガブさんがFW陣が走って得点を重ねるのである。
我等はその瞬間を目撃するため聖地へ向かう。
共に歓喜の声を上げようではないか。
期待しておる。

午前練習で行われたフットバレーでは選手たちから笑顔が見られました。またその後は磐田戦先発メンバー以外を中心として実戦形式のトレーニングを行いました。
笑顔で指さす満男である。
よほど、指先の選手が面白かったのであろうか。
三十路を越えたとはいえ、まだまだ茶目っ気たっぷりで、イタズラ心に溢れておる。
この発想力が、試合にも活かされておるのである。
次節・ホーム最終戦では存分にこの発想力を発揮して欲しい。
満男のパスに野沢が、ガブさんがFW陣が走って得点を重ねるのである。
我等はその瞬間を目撃するため聖地へ向かう。
共に歓喜の声を上げようではないか。
期待しておる。
カシマスタジアムにビューボックスを
サッカー:カシマサッカースタジアムにビューボックス席構想−−アントラーズ /茨城
◇鹿島アントラーズ、来シーズン新設目指す Jリーグ初の試み
サッカーJリーグ1部の鹿島アントラーズFCの井畑滋社長は23日、今後の県立カシマサッカースタジアム運営について「高い収益性の見込まれるビューボックスをつくりたい」と述べ、ボックス席新設構想を明らかにした。観戦席の改装は県の承認が必要だが、アントラーズは、来シーズンからスタートさせたいとしている。
同FCは06年に5年契約でスタジアムの指定管理者となり、今月18日の県議会定例会で、さらに21年3月末までの10年間契約が更新されることになった。新構想は、契約更新を受け、井畑社長が記者団の質問に答えた。
ビューボックスは、バックスタンドの最後列席に作られた有料の年間指定空間。メーンスタンドのロイヤルボックスに対面し、通路と11席分の椅子を外したエリアを仕切りで区切ってボックスを作り、権利を購入した企業や個人が内装を自由にアレンジできるようにするという。ボックスの値段は、200万〜400万円で、10年後の収益を約5000万円と見込んでいる。
井畑社長は「エリアを自由に使えるJリーグ初の試み。ロイヤル席のニーズは高く、付加価値の高いVIP席を多く持つヨーロッパのサッカー観戦スタイルに近づくのではないか」と話した。【岩本直紀】
毎日新聞 2010年11月25日 地方版
カシマスタジアムに新たな構想である。
ビューボックス席を作るとのこと。
指定管理者になっておるからこそ可能な構想と言えよう。
聖地がより欧州に近いスタジアムになっていく。
世界に誇れるスタジアムにすべく、我等も巡礼を続けたい。
まずは今週末のリーグ戦、そしてクリスマスの天皇杯である。
常に観客に溢れ、良い雰囲気でサッカーを楽しめる日本随一のスタジアムへ向かうのだ。
楽しみである。
◇鹿島アントラーズ、来シーズン新設目指す Jリーグ初の試み
サッカーJリーグ1部の鹿島アントラーズFCの井畑滋社長は23日、今後の県立カシマサッカースタジアム運営について「高い収益性の見込まれるビューボックスをつくりたい」と述べ、ボックス席新設構想を明らかにした。観戦席の改装は県の承認が必要だが、アントラーズは、来シーズンからスタートさせたいとしている。
同FCは06年に5年契約でスタジアムの指定管理者となり、今月18日の県議会定例会で、さらに21年3月末までの10年間契約が更新されることになった。新構想は、契約更新を受け、井畑社長が記者団の質問に答えた。
ビューボックスは、バックスタンドの最後列席に作られた有料の年間指定空間。メーンスタンドのロイヤルボックスに対面し、通路と11席分の椅子を外したエリアを仕切りで区切ってボックスを作り、権利を購入した企業や個人が内装を自由にアレンジできるようにするという。ボックスの値段は、200万〜400万円で、10年後の収益を約5000万円と見込んでいる。
井畑社長は「エリアを自由に使えるJリーグ初の試み。ロイヤル席のニーズは高く、付加価値の高いVIP席を多く持つヨーロッパのサッカー観戦スタイルに近づくのではないか」と話した。【岩本直紀】
毎日新聞 2010年11月25日 地方版
カシマスタジアムに新たな構想である。
ビューボックス席を作るとのこと。
指定管理者になっておるからこそ可能な構想と言えよう。
聖地がより欧州に近いスタジアムになっていく。
世界に誇れるスタジアムにすべく、我等も巡礼を続けたい。
まずは今週末のリーグ戦、そしてクリスマスの天皇杯である。
常に観客に溢れ、良い雰囲気でサッカーを楽しめる日本随一のスタジアムへ向かうのだ。
楽しみである。
シャルケ・篤人、CL決勝トーナメント進出
内田3点目アシスト、シャルケ04決勝T進出…欧州CL

リヨン戦の前半、ヘディングで競り合うシャルケ04の内田(共同)
◆欧州CL1次リーグ ▽B組 シャルケ04 3―0 リヨン(23日・アムステルダム・アレナ) DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)はフル出場した内田が3点目をアシストしてリヨンに3―0で快勝。勝ち点10で首位に浮上し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。同9の2位リヨンも1次リーグ突破が決まった。
リーグ戦で右サイドバックでの先発出場が続いている内田がCLでも先発メンバー入り。前半から積極的に攻撃参加し、試合終了間際に「足元に入れれば点を取れる」とFWフンテラールの得点をアシストした。
9月29日のベンフィカ(ポルトガル)戦は、ミスが続いてピッチから退いた後にチームは2得点。ほろ苦いCLデビューとなったが、この日の快勝で「いい時間に点も取れた。きょうみたいな試合をしていけばいいんじゃないですか」と自信も深まっている様子だ。
一方で大型FWに競り負ける場面も目立ち「まだまだ修正しないといけないところはある」と守備面での課題は自覚している。それでも「自分もそうだが慣れてきた。互いの特徴をつかみ合ってきた」と話した。
[2010/11/25-11:07 スポーツ報知]
シャルケがリヨンを撃破、内田が1アシスト=CL

リヨン戦でフル出場し、フンテラールのゴールをアシストした内田【Bongarts/Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループBの首位を争うシャルケ04とリヨンが24日に対戦し、シャルケがフンテラールの2ゴールなどで3−0と快勝した。
シャルケはシーズン開幕から低迷が続いていたが、前節のリーグ戦ではブレーメンを4−0で下すなど、ここへ来て調子を上げている。一方、グループBで首位に立つリヨンにとっては、この試合で勝てば決勝トーナメント進出が確定する大事な一戦となった。
試合は開始から早いリズムで進むが、ホームのシャルケがカウンター攻撃からチャンスをつかむと、13分にファルファンが鮮やかなゴールを決め、先制に成功。リヨンもリサンドロ・ロペス、バストスがゴール前でチャンスを作るが、フィニッシュが決まらない。そんなリヨンを尻目に、20分にはシャルケがフンテラールの追加点で逆に突き放した。
この日のシャルケで最もアグレッシブな動きを見せたのはラウルだった。ゴールこそ決められなかったものの、ラウルは前線で味方のチャンスメークに絡み、自身も決定的なループシュートを放つなど存在感を見せた。
後半に入ると息を吹き返したリヨンが再三シャルケゴールに迫るが、GKノイアーの好守もあり得点には至らない。その後は両者のせめぎ合いになるが、互いに決め手を欠いたまま試合は終盤へ。そして迎えた89分、カウンターから右サイドの内田篤人が抜け出して中央にクロスを送ると、フンテラールがこれを決めてシャルケが決定的な3点目を挙げる。試合はそのまま終了し、シャルケがリヨンとの直接対決を制してグループB首位の座を奪い返した。
(C)MARCA.COM
[ スポーツナビ 2010年11月25日 12:08 ]
自信を深めるシャルケの篤人である。
やはり、使われ続けることで連携が深まり、プレイに自信が備わってくる。
開幕当初はDFラインのメンバーが定まらず連携に不安があった。
ここにきて、固定された為にチームとしての機能が十分に発揮されるようになったのであろう。
チームとは生き物である。
コロコロとメンバーを弄っては、勝てるチームは作れぬ。
ある程度の固定は必要なのである。
シャルケもやっとチームとしての体を無し、篤人の活躍が目立ってくるところまで来た。
篤人の今後の活躍に期待である。

リヨン戦の前半、ヘディングで競り合うシャルケ04の内田(共同)
◆欧州CL1次リーグ ▽B組 シャルケ04 3―0 リヨン(23日・アムステルダム・アレナ) DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)はフル出場した内田が3点目をアシストしてリヨンに3―0で快勝。勝ち点10で首位に浮上し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。同9の2位リヨンも1次リーグ突破が決まった。
リーグ戦で右サイドバックでの先発出場が続いている内田がCLでも先発メンバー入り。前半から積極的に攻撃参加し、試合終了間際に「足元に入れれば点を取れる」とFWフンテラールの得点をアシストした。
9月29日のベンフィカ(ポルトガル)戦は、ミスが続いてピッチから退いた後にチームは2得点。ほろ苦いCLデビューとなったが、この日の快勝で「いい時間に点も取れた。きょうみたいな試合をしていけばいいんじゃないですか」と自信も深まっている様子だ。
一方で大型FWに競り負ける場面も目立ち「まだまだ修正しないといけないところはある」と守備面での課題は自覚している。それでも「自分もそうだが慣れてきた。互いの特徴をつかみ合ってきた」と話した。
[2010/11/25-11:07 スポーツ報知]
シャルケがリヨンを撃破、内田が1アシスト=CL

リヨン戦でフル出場し、フンテラールのゴールをアシストした内田【Bongarts/Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループBの首位を争うシャルケ04とリヨンが24日に対戦し、シャルケがフンテラールの2ゴールなどで3−0と快勝した。
シャルケはシーズン開幕から低迷が続いていたが、前節のリーグ戦ではブレーメンを4−0で下すなど、ここへ来て調子を上げている。一方、グループBで首位に立つリヨンにとっては、この試合で勝てば決勝トーナメント進出が確定する大事な一戦となった。
試合は開始から早いリズムで進むが、ホームのシャルケがカウンター攻撃からチャンスをつかむと、13分にファルファンが鮮やかなゴールを決め、先制に成功。リヨンもリサンドロ・ロペス、バストスがゴール前でチャンスを作るが、フィニッシュが決まらない。そんなリヨンを尻目に、20分にはシャルケがフンテラールの追加点で逆に突き放した。
この日のシャルケで最もアグレッシブな動きを見せたのはラウルだった。ゴールこそ決められなかったものの、ラウルは前線で味方のチャンスメークに絡み、自身も決定的なループシュートを放つなど存在感を見せた。
後半に入ると息を吹き返したリヨンが再三シャルケゴールに迫るが、GKノイアーの好守もあり得点には至らない。その後は両者のせめぎ合いになるが、互いに決め手を欠いたまま試合は終盤へ。そして迎えた89分、カウンターから右サイドの内田篤人が抜け出して中央にクロスを送ると、フンテラールがこれを決めてシャルケが決定的な3点目を挙げる。試合はそのまま終了し、シャルケがリヨンとの直接対決を制してグループB首位の座を奪い返した。
(C)MARCA.COM
[ スポーツナビ 2010年11月25日 12:08 ]
自信を深めるシャルケの篤人である。
やはり、使われ続けることで連携が深まり、プレイに自信が備わってくる。
開幕当初はDFラインのメンバーが定まらず連携に不安があった。
ここにきて、固定された為にチームとしての機能が十分に発揮されるようになったのであろう。
チームとは生き物である。
コロコロとメンバーを弄っては、勝てるチームは作れぬ。
ある程度の固定は必要なのである。
シャルケもやっとチームとしての体を無し、篤人の活躍が目立ってくるところまで来た。
篤人の今後の活躍に期待である。
本山、戦線離脱
本山が戦線離脱、ACL圏内死守に痛手…鹿島
鹿島MF本山がリーグ戦残り2試合を欠場し、治療に専念することになった。右足脛腓(けいひ)じん帯を痛めながらも、出場してきたが、24日に「このまま練習を休んで試合に出るという流れだと状態が良くならない。時間をかけて治す」と説明した。12月25日の天皇杯準々決勝、名古屋戦での復帰を目指すが、リーグ3位以内を目指すチームにとっては痛手となりそうだ。
(2010年11月25日06時02分 スポーツ報知)
リーグ戦残り二戦を欠場する本山である。
右足脛腓じん帯損傷の治療に専念するとのこと。
これは痛い。
ACL圏内を目指す我等にとって貴重な戦力が失われたと言って良かろう。
しかしながら、ここは若手にとってはチャンスである。
ガブさんやヤス、小谷野といった若手陣の奮起でここまでの順位を保ってきた。
さらには川島も控えておる。
若い力でこの窮地を乗り切ろうではないか。
我等も力となるべく聖地へ集う。
スタジアム全体で勝利を掴み取ろうではないか。
鹿島MF本山がリーグ戦残り2試合を欠場し、治療に専念することになった。右足脛腓(けいひ)じん帯を痛めながらも、出場してきたが、24日に「このまま練習を休んで試合に出るという流れだと状態が良くならない。時間をかけて治す」と説明した。12月25日の天皇杯準々決勝、名古屋戦での復帰を目指すが、リーグ3位以内を目指すチームにとっては痛手となりそうだ。
(2010年11月25日06時02分 スポーツ報知)
リーグ戦残り二戦を欠場する本山である。
右足脛腓じん帯損傷の治療に専念するとのこと。
これは痛い。
ACL圏内を目指す我等にとって貴重な戦力が失われたと言って良かろう。
しかしながら、ここは若手にとってはチャンスである。
ガブさんやヤス、小谷野といった若手陣の奮起でここまでの順位を保ってきた。
さらには川島も控えておる。
若い力でこの窮地を乗り切ろうではないか。
我等も力となるべく聖地へ集う。
スタジアム全体で勝利を掴み取ろうではないか。
鹿島サポアナウンサー
[ 本日発売! ]サッカー番組研究所

11月24日(水)発売号『サッカーダイジェスト』内、おなじみの隔週連載コラム「サッカー番組研究所」が登場。今週号では、スカパー!の旅チャンネルにて放送中の「Jリーグ公認 スタジアムへキックオフ」が紹介されています。
スタジアム観戦がより楽しくなるよう、「旅」の視点で各スタジアムおよび近隣を伝えることがコンセプトという本番組。サポーターなら知っておきたい内容が満載です。お見逃しなく! 写真は鹿島を取り上げた際の岩政大樹選手と山本浩さんです。
鹿島サポで有名な山本浩アナである。
いつぞやのNHKでの実況にて、臙脂のネクタイで現れたのには驚いた。
今はNHKを退職なされフリーとして活躍しておるとのこと。
今後も鹿島を応援し続けて欲しい。

11月24日(水)発売号『サッカーダイジェスト』内、おなじみの隔週連載コラム「サッカー番組研究所」が登場。今週号では、スカパー!の旅チャンネルにて放送中の「Jリーグ公認 スタジアムへキックオフ」が紹介されています。
スタジアム観戦がより楽しくなるよう、「旅」の視点で各スタジアムおよび近隣を伝えることがコンセプトという本番組。サポーターなら知っておきたい内容が満載です。お見逃しなく! 写真は鹿島を取り上げた際の岩政大樹選手と山本浩さんです。
鹿島サポで有名な山本浩アナである。
いつぞやのNHKでの実況にて、臙脂のネクタイで現れたのには驚いた。
今はNHKを退職なされフリーとして活躍しておるとのこと。
今後も鹿島を応援し続けて欲しい。
山形・誓志、レギュラーを得て躍動
MF増田、ナビスコ杯出場で自信が持てた…山形

加入1年目でチームの柱に。増田は、この日もピッチを縦横無尽に走り回った
◆J1第32節 山形1─0京都(23日・NDソフトスタジアム) J1残留を決めたモンテディオ山形のMF増田誓志(25)が「とうほく報知」に歓喜の独占手記を寄せた。常勝軍団・鹿島から今季、加入。2年目のJ1リーグ戦を戦ったチームを攻守で引っ張ったゲームメーカーが、その思いを明かした。
良かった。前節の磐田戦後に「次、決めます」と言った通りになった。ホームで、モンテサポーターの前で残留を決められたのが一番、良かった。
初めての移籍は不安だらけだった。山形でダメだったら、「もう、俺は選手として無理でしょ」っていう覚悟でここに来た。だからこそ、今季、自己最多のリーグ戦25試合に出場できて、多少、ホッとしている。
去年は鹿島で17試合の出場に終わった。正直、出て行くことしか考えていなかった。ほかにも選択肢はあったけど、山形を選んだのは、「試合に出られるから」という気持ちが大きかった。自分が加入して順位が上がれば、自分の価値も上がる。大きな魅力だった。
それまでのモンテの印象は全くなかった。でも、決断する前にチームのことをいろいろ、調べた。それでも最後はノリというか、「どうにかなるだろう」という感じ。選ぶのは自分で、周囲の人が自分が選んだ結果を保証してくれるわけじゃないからね。
戸惑いも多かった。キャンプでは攻撃的なサッカーを目指すイメージが大きかったけど、シーズンが始まると、引いて守るサッカー。その勘違いは前半戦の間は続いていた。転機は、その後のナビスコ杯。3試合出場できて、自信が持てた。ポジションがボランチからシャドーに変わったことより、試合に出られることのほうがうれしかった。
鹿島では6年間、「いつか、花開くだろう」って思ったけど、開かなかった。だけど、辞められなかった。給料を稼ぐほかの手段があれば違ったけど、自分はサッカー以外では何もできないし、生きていけなかったから。
今季はメンタルの弱さを痛感した。全力で試合に臨んでも負けると、気持ちを戻すのが難しかった。結果が出る鹿島と違って、報われないと体まで重くなる。それを乗り越える術(すべ)を、俺が持っていないことが分かった。来年はそういう強さを身につけたい。
◆増田 誓志(ますだ・ちかし)1985年6月19日、宮崎市生まれ。25歳。宮崎・鵬翔高から04年、鹿島に入団。卓越した攻撃センスと、豊富な運動量を生かした守備力を兼備した万能型のセントラルMF。03年のU―18から07年のU―22日本代表まで、毎年、各年代の代表に選ばれた。リーグ戦出場は7年間で134試合8得点。179センチ、75キロ。血液型B。独身。
(2010年11月24日11時33分 スポーツ報知)
山形を舐めていた誓志である。
山形であれば、出られると高を括っておったとのこと。
とはいえ、山形でレギュラーを得、確実に成長した様子。
誓志のメンタルは山形を残留に導いたことで確実に成長を遂げた。
これならば、プロとしてやっていけるであろう。
ずっと成長を期待しておった我等も一安心である。
誓志の攻撃的センスは天下一品と言って良かろう。
メンタルを兼ね併せた、今現在は日本随一のMFである。
今後の活躍に期待したい。

加入1年目でチームの柱に。増田は、この日もピッチを縦横無尽に走り回った
◆J1第32節 山形1─0京都(23日・NDソフトスタジアム) J1残留を決めたモンテディオ山形のMF増田誓志(25)が「とうほく報知」に歓喜の独占手記を寄せた。常勝軍団・鹿島から今季、加入。2年目のJ1リーグ戦を戦ったチームを攻守で引っ張ったゲームメーカーが、その思いを明かした。
良かった。前節の磐田戦後に「次、決めます」と言った通りになった。ホームで、モンテサポーターの前で残留を決められたのが一番、良かった。
初めての移籍は不安だらけだった。山形でダメだったら、「もう、俺は選手として無理でしょ」っていう覚悟でここに来た。だからこそ、今季、自己最多のリーグ戦25試合に出場できて、多少、ホッとしている。
去年は鹿島で17試合の出場に終わった。正直、出て行くことしか考えていなかった。ほかにも選択肢はあったけど、山形を選んだのは、「試合に出られるから」という気持ちが大きかった。自分が加入して順位が上がれば、自分の価値も上がる。大きな魅力だった。
それまでのモンテの印象は全くなかった。でも、決断する前にチームのことをいろいろ、調べた。それでも最後はノリというか、「どうにかなるだろう」という感じ。選ぶのは自分で、周囲の人が自分が選んだ結果を保証してくれるわけじゃないからね。
戸惑いも多かった。キャンプでは攻撃的なサッカーを目指すイメージが大きかったけど、シーズンが始まると、引いて守るサッカー。その勘違いは前半戦の間は続いていた。転機は、その後のナビスコ杯。3試合出場できて、自信が持てた。ポジションがボランチからシャドーに変わったことより、試合に出られることのほうがうれしかった。
鹿島では6年間、「いつか、花開くだろう」って思ったけど、開かなかった。だけど、辞められなかった。給料を稼ぐほかの手段があれば違ったけど、自分はサッカー以外では何もできないし、生きていけなかったから。
今季はメンタルの弱さを痛感した。全力で試合に臨んでも負けると、気持ちを戻すのが難しかった。結果が出る鹿島と違って、報われないと体まで重くなる。それを乗り越える術(すべ)を、俺が持っていないことが分かった。来年はそういう強さを身につけたい。
◆増田 誓志(ますだ・ちかし)1985年6月19日、宮崎市生まれ。25歳。宮崎・鵬翔高から04年、鹿島に入団。卓越した攻撃センスと、豊富な運動量を生かした守備力を兼備した万能型のセントラルMF。03年のU―18から07年のU―22日本代表まで、毎年、各年代の代表に選ばれた。リーグ戦出場は7年間で134試合8得点。179センチ、75キロ。血液型B。独身。
(2010年11月24日11時33分 スポーツ報知)
山形を舐めていた誓志である。
山形であれば、出られると高を括っておったとのこと。
とはいえ、山形でレギュラーを得、確実に成長した様子。
誓志のメンタルは山形を残留に導いたことで確実に成長を遂げた。
これならば、プロとしてやっていけるであろう。
ずっと成長を期待しておった我等も一安心である。
誓志の攻撃的センスは天下一品と言って良かろう。
メンタルを兼ね併せた、今現在は日本随一のMFである。
今後の活躍に期待したい。
さやえんどうに期待
2010年11月24日(水)

15時から行われたトレーニングでは、昨日の磐田戦先発メンバーはリカバリーのみ、その他のメンバーは実戦形式のメニューを行いました。
練習するさやえんどうである。
先日のジュビロ戦では途中出場でそろい踏みし、才能の片鱗を見せつけた。
次は揃って結果を残して欲しい。
鹿島の未来を担う二人に期待大である。

15時から行われたトレーニングでは、昨日の磐田戦先発メンバーはリカバリーのみ、その他のメンバーは実戦形式のメニューを行いました。
練習するさやえんどうである。
先日のジュビロ戦では途中出場でそろい踏みし、才能の片鱗を見せつけた。
次は揃って結果を残して欲しい。
鹿島の未来を担う二人に期待大である。
山形・田代、残留弾
田代殊勲1発 山形残留/J1

先制ゴールを決めた山形FW田代はDF西河(背中)と抱き合う
<J1:山形1−0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ
山形が京都を1−0で下し、J1残留を決めた。勝てば残留決定の状況の中、後半6分にFW田代有三(28)が価値あるゴールを決めた。山形は小林伸二監督(50)に来季続投要請をしており、この残留決定で来季の「小林体制」継続の可能性が高くなった。
大舞台で輝くのがエース。FW田代が大黒柱たるゆえんを証明した。後半6分、DF石川のクロスに飛びこむ。しっかり頭でとらえると、相手ゴールが揺れる。J1残留を決める殊勲の一発。勢いそのままにゴール裏へ。「モンテブルー」に染まったスタンド。イレブン、サポーター、そして誰よりも届けたかった人へ最高のプレゼントを贈った。
10月下旬、祖父安之さん(享年83)が他界。大事な時期だったが、田代は福岡の実家へ戻り、葬儀に参列した。幼少期から祖父と一緒に住んでいた。サッカーは詳しくないが、いつでも応援してくれた。晩年は記憶も定かではなかった。それでも家族から「有三が点を決めたよ」と聞くと、笑顔を浮かべていたという。
14日のC大阪戦で得点を決め、天高く両手を突き上げた。「もちろんおじいちゃんを意識しました」。だが結果は3−3のドロー。20日の天皇杯4回戦・川崎F戦での得点も空砲となった。「持ってる男」はここからが違う。すべては残留を決めるゴールへの序章。「おじいちゃん孝行」の一発が光り輝いた。【湯浅知彦】
[2010年11月24日10時53分 紙面から]
【山形】田代弾で残留「合ってる」/J1

山形対京都 後半6分、先制ゴールを決めた山形FW田代(中央)
<J1:山形1−0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ
山形はFW田代有三(28)のゴールでJ1残留を決めた。後半6分、MF宮沢克行(34)の素早いスローインをDF石川竜也(30)が中央へクロスを入れると、走り込んだ田代が頭で合わせた。直近のリーグ4戦もそうだが、途中出場が多い中で今季公式戦では14点目。鹿島時代の07年の12点を抜いて自己ベストを更新中。「後ろ(控え)で出ても、ボールを受けるタイミングはしっかり合っている」とエースの得点感覚に狂いはない。
[2010年11月23日23時30分]
祖父への思いがこもった得点で残留を決めた田代である。
田代は持ってる男と証明された。
やるべき事は全てやり遂げたと言えよう。
次の目標は、有るべき場所で、有るべきチームの得点を決める事である。
期待しておる。

先制ゴールを決めた山形FW田代はDF西河(背中)と抱き合う
<J1:山形1−0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ
山形が京都を1−0で下し、J1残留を決めた。勝てば残留決定の状況の中、後半6分にFW田代有三(28)が価値あるゴールを決めた。山形は小林伸二監督(50)に来季続投要請をしており、この残留決定で来季の「小林体制」継続の可能性が高くなった。
大舞台で輝くのがエース。FW田代が大黒柱たるゆえんを証明した。後半6分、DF石川のクロスに飛びこむ。しっかり頭でとらえると、相手ゴールが揺れる。J1残留を決める殊勲の一発。勢いそのままにゴール裏へ。「モンテブルー」に染まったスタンド。イレブン、サポーター、そして誰よりも届けたかった人へ最高のプレゼントを贈った。
10月下旬、祖父安之さん(享年83)が他界。大事な時期だったが、田代は福岡の実家へ戻り、葬儀に参列した。幼少期から祖父と一緒に住んでいた。サッカーは詳しくないが、いつでも応援してくれた。晩年は記憶も定かではなかった。それでも家族から「有三が点を決めたよ」と聞くと、笑顔を浮かべていたという。
14日のC大阪戦で得点を決め、天高く両手を突き上げた。「もちろんおじいちゃんを意識しました」。だが結果は3−3のドロー。20日の天皇杯4回戦・川崎F戦での得点も空砲となった。「持ってる男」はここからが違う。すべては残留を決めるゴールへの序章。「おじいちゃん孝行」の一発が光り輝いた。【湯浅知彦】
[2010年11月24日10時53分 紙面から]
【山形】田代弾で残留「合ってる」/J1

山形対京都 後半6分、先制ゴールを決めた山形FW田代(中央)
<J1:山形1−0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ
山形はFW田代有三(28)のゴールでJ1残留を決めた。後半6分、MF宮沢克行(34)の素早いスローインをDF石川竜也(30)が中央へクロスを入れると、走り込んだ田代が頭で合わせた。直近のリーグ4戦もそうだが、途中出場が多い中で今季公式戦では14点目。鹿島時代の07年の12点を抜いて自己ベストを更新中。「後ろ(控え)で出ても、ボールを受けるタイミングはしっかり合っている」とエースの得点感覚に狂いはない。
[2010年11月23日23時30分]
祖父への思いがこもった得点で残留を決めた田代である。
田代は持ってる男と証明された。
やるべき事は全てやり遂げたと言えよう。
次の目標は、有るべき場所で、有るべきチームの得点を決める事である。
期待しておる。
さんま入籍
佐藤昭大選手が入籍 2010/11/23
佐藤昭大選手が11月22日に入籍いたしましたので、お知らせいたします。お相手は一般の方ですので、氏名、年齢等の個人情報に関しては公表を差し控えさせていただきます。
■選手名:
佐藤昭大(さとう・あきひろ)
■生まれ:
1986年8月30日、三重県三重郡朝日町出身
■ポジション:
GK
■サイズ:
183センチ、73キロ
■経歴:カッコ内は加入年
朝日SSS(1994)─朝日町立朝日中学校(1999)─サンフレッチェ広島ユース(2002)─サンフレッチェ広島(2005)─愛媛FC(2007※期限付き)─サンフレッチェ広島(2008)─鹿島アントラーズ(2010※広島より期限付き移籍中)
■公式戦成績:
J1リーグ通算 14試合0得点
ナビスコカップ通算 2試合0得点
天皇杯通算 9試合0得点
J2リーグ通算 52試合0得点
■代表歴等:
2002 U-17アジア選手権代表
2006 カタールアジア大会代表
さんまこと佐藤昭大が入籍。
これは喜ばしい。
さんまも鹿島に来て幸せを掴んだと言えよう。
式はいつ挙げるのであろうか。
あまりはしゃぎすぎぬように。
酔って駅で足首の靱帯を伸ばしては大変な事になる。
ともかく、今はさんまを、そして奥さんにお祝いの言葉を贈りたい。
末永くお幸せに。
佐藤昭大選手が11月22日に入籍いたしましたので、お知らせいたします。お相手は一般の方ですので、氏名、年齢等の個人情報に関しては公表を差し控えさせていただきます。
■選手名:
佐藤昭大(さとう・あきひろ)
■生まれ:
1986年8月30日、三重県三重郡朝日町出身
■ポジション:
GK
■サイズ:
183センチ、73キロ
■経歴:カッコ内は加入年
朝日SSS(1994)─朝日町立朝日中学校(1999)─サンフレッチェ広島ユース(2002)─サンフレッチェ広島(2005)─愛媛FC(2007※期限付き)─サンフレッチェ広島(2008)─鹿島アントラーズ(2010※広島より期限付き移籍中)
■公式戦成績:
J1リーグ通算 14試合0得点
ナビスコカップ通算 2試合0得点
天皇杯通算 9試合0得点
J2リーグ通算 52試合0得点
■代表歴等:
2002 U-17アジア選手権代表
2006 カタールアジア大会代表
さんまこと佐藤昭大が入籍。
これは喜ばしい。
さんまも鹿島に来て幸せを掴んだと言えよう。
式はいつ挙げるのであろうか。
あまりはしゃぎすぎぬように。
酔って駅で足首の靱帯を伸ばしては大変な事になる。
ともかく、今はさんまを、そして奥さんにお祝いの言葉を贈りたい。
末永くお幸せに。
ジュビロ戦コメント・報道
J1リーグ 第32節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
(前半立ち上がりで集中力が足りなかったと言われるが)そういったことはあったかもしれないが後半になってアグレッシブさも出せるようになっていた。圧力を掛けることもできていたしチャンスも多く作れていた。連戦の疲労の影響からかシュートに持ち込んだ時にうまくステップが踏めなかったりとチャンスを決め切れなかったことはあったかもしれない。チャンスを作り出せるが最後がうまくいかなかった部分はあったと思う。
Q:前節名古屋に優勝を決められてタイトルを逃したことで選手にモチベーションが下がったという影響はあったのか?
4連覇できなかったことに深く感じたものもいればそれほど深く思っていない選手もいただろうし、気持ちを切り替えることができた選手もいればできなかった選手もいるだろう。ただ我々がやるべきことは勝ちつづけること。その作業をやり続けるだけである。
Q:ベンチから出てくることが少なかったように思えたが?
指示するのは通訳であって、特別に試合に出る出ないで勝敗に関わることではない。やるべき作業ができていればベンチからは出ないし、それが出来ていなかったら前に出て通訳やコーチが指示をするもの。
ベンチから出ていなかったとかレフェリングについてどうこうとか、川口のファインセーブで敗れたとか今日の敗因について皆さんはいろいろと原因を見つけてくるかもしれないが、それはすべて間違っている。今日の敗戦はジュビロがアントラーズの弱点をついて彼らがメリットをしっかりと出せた成果だと思うしジュビロがやった作業を讃えないといけない。ジュビロがやるべきしてやったことが勝利に値する内容であったということだ。
Q:試合後、自らサポーターに挨拶に行っていたが?
挨拶に行くのは毎回やっていること。勝てば選手が応援してくれたサポーターのもとに挨拶に行っている。負けた時には敗戦の責任を自分が背負って取り組んでいるということを選手たちに伝えたかった。サポーターの中には協力的にチームに愛情を持って真剣に一緒になって勝利を目指している真のサポーターがいる。彼らの期待にこたえることができなかったことに対する残念な思いと応援してくれている感謝の気持ちを表したかった。
【小笠原 満男】
ACLの出場権へのチャンスがあるとかないとかと関係ない。天皇杯を含めて残りの試合を全部勝ちたい。
【曽ヶ端 準】
結果が出せなかったことが全てです。
【大迫 勇也】
次はいつ使ってもらえるかわからないので決めないといけなかった。今日は絶対に決められた。もったいない。
【伊野波 雅彦】
運動量がなかった。自爆。マークをつくところでつけなかったり、しっかりとクリアをすることが出来ないとこういう結果になってしまう。
【岩政 大樹】
連戦の最後なのである程度、中盤にスペースが空いてしまうのは仕方がなかった。ACLの出場権獲得が最終節までもつれこむことになってしまったのは自分たちの責任によるもの。自分自身は2〜3点取れた試合だったが、精一杯やれたと思うし、力不足です。
2010年11月23日(火)

本日行われたJ1第32節磐田戦は、1-2の敗戦に終わりました。
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.23)
11月23日(火) 2010 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 磐田 (14:04/カシマ/18,575人)
得点者:4' 前田遼一(磐田)、13' ジウシーニョ(磐田)、44' 岩政大樹(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:立ち上がり、監督が良く仰る注意力、集中力という2つのキーワードが足りなかったように思えたのですが、いかがだったでしょうか?
「確かにそういった部分はありましたけど、それが原因で失点したわけではないですし、ジュビロさんが持つメリットも讃えなければならないし、やるべきことをやったのだと思います」
Q:ハーフタイムの指示で「球際をもっと激しく」という指示を出されていますが、メンタルとかフィジカル面でこの連戦が影響した部分はありませんか?
「そのアグレッシブさということに関しては、後半を見てもらえれば、やれること、あるいはできることを見せられたと思いますし、相手に圧力をかける作業を全員でできたのではないかと思います。チャンスは多くつくったわけであって、あとは連戦の疲労から、生理運動学的な部分で、正しいステップが踏めなかったり、強弱が乱れたり、いろいろなところに影響があったのではないかと思います。さらに、自信というものを、決定的なチャンスを決める自信というものがなかった、あるいは欠けてしまったのではないかと思います。大半、うちのホームでは圧力をかけて、チャンスをつくり、それを決めるという流れがあったんですけど、今日はその最終的な部分がうまくいかなくなっただけだと思います」
Q:前節で優勝が無くなって、インターバルがすごく短くて今日の試合を迎えたということで、モチベーションや弱気になっていたことはありませんか?また、今日の試合に当たって工夫された部分はありませんか?
「短い期間の中で、準備をするということなので当然ながらいろんな作業はやりました。4年連続でタイトルを取ることが出来なかったということは、選手のなかには深く感じた人もいれば、それほど気持ちの落ち込みが無い選手もいると思います。あとはそこから切り替えが早くできる選手もいれば、ちょっと時間がかかってしまう人もいると思います。ただ、やるべきことというのは決まっているわけで、試合を勝ち続けることしかできません。その作業をしっかりやることに尽きるんだと思います。今日の敗戦に関しては、アントラーズが負けたというよりも、ジュビロさんがアントラーズの弱点や機能性を低下させるための作業を徹底的にやって、自分たちの長所をいかす作業をやりつづけた成果だと思います。一般的には連戦だったり、4連覇出来なかったことが影響していると考えられるかもしれませんが、今日に関してはジュビロさんが、多分8回対戦していますけど、そのなかでもいちばんやるべき作業をやった試合ではないかと思います」
Q:試合が終わったあと、サポーターの前に行ったと思います。それはどういう気持ちで行った行動だったのかということと、スタンドをしばらく見ていたと思いますが、どんなことを思いましたでしょうか?
「これは毎回やっていることです。勝ったときは選手のメリットです。選手を讃える、と。負けたときは自分も責任を持って取り組んでいるんだというのを、選手にも伝えたいし、サポーターの皆さんにも伝えたいということでの行動です。当たり前のことと思います。あと、しばらくサポーターの皆さんを見るとことには意味があります。当然ながらサポーターの中には協力的で、僕を含めたこのクラブの人間と、真剣に勝利を目指して取り組んでいる人がいます。そういう真のサポーターと、ただ勝っているときだけ、勢いがあるときだけしかいないサポーターもいるわけです。ですので、真のサポーターは誰なのか、それを3年もいれば、今年でもう4年目ですけど、顔を見ればわかります。名前はわかりませんけれど顔はわかります。そういう真剣に応援して、愛情をもって接してくれる人に、努力はしましたけど残念ながら期待に答えることが出来ませんでしたという、お詫びの気持ちと感謝を示したかっただけです」
Q:今日は、ロスタイムあたりまでほとんどベンチから出てこなかったように見えたのですが、あれは意味のある行動だったのでしょうか?
「基本的に僕が出ていったとしても、指示を出すのは通訳です。特別になにか、ベンチを出るか出ないか、そんな回数で試合の勝敗が決まるわけなら、ずっと出っぱなしにすればいいわけです。ただ、やるべき作業を選手がやっているときは、出ていく必要はないですし、やっていないときには指示や要望を出していくわけです。そのために通訳やコーチングスタッフがいるわけで、今日、敗戦の理由を皆さんはお探しかと思いますが、それが僕がベンチを出た回数、レフリング、相手キーパーの川口選手のファインセーブとか、運に見放されたとか書きたいのだと思いますが、それはすべて間違いです。やはりジュビロさんがやった作業を讃えなければいけないと思いますし、一人ひとりがやるべき作業というものを徹底的にやり続けることが出来るかどうか。やるだけ、一時的にやることは誰でもできるわけですが、やり続けることができるかが重要になってきます。レフリングに関しては、今日はなにも申し上げることはないです。負けたときにはコメントしたくないと思います。人によっては敗者の弁を悪意を持って受け止める方もいますので、僕はコメントしません。勝ったときにはコメントすることもありますが、そのことについては今日に関しては話しはしません。
ただ、今日は、ジュビロさんが勝利に値する内容、作業をしたと思っております」
以上
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(10.11.23)
●佐々木竜太選手(鹿島):
「入れるとこ入れなくちゃ…。フェリペがいたとこにそのまま入りました。大樹さんがあがってきてパワープレーになったときはスリートップみたいになったので、そのこぼれを狙ってました。監督は『負けることもある。次にいこう』と話していました」
●小笠原満男選手(鹿島):
「残念です。判定がどうのこうのより負けたという事実が…。(ACL圏内も危ういが?)圏内とか圏外とかは関係ない。あと3つ勝って、2つになってしまったけれど、ここを勝って、天皇杯を含めて全部勝ちたいです」
●岩政大樹選手(鹿島):
「違いがないと言えば嘘になる。僕自身はタイトルがかからない試合にどういうパフォーマンスが出せるかがプロ選手として大事だと思っている。そういう試合でどういうプレーができるかを心がけているのでいつも以上に心がけて入りました。(そのなかで得点を奪った)2点、3点、取れました。力不足だと思います。(ACLもおしりに火が点いたが?)自分たちが招いた結果。優勝が決まって中二日ということで、どういう試合が出来るかだった。サポーターのショックを和らげる試合が出来なかった。申し訳なく思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「運動量が足りなかった。自爆でしょ。マークに着くところで着いていなかったり、しっかりクリアするところで出来なかったりすると、こういう結果になってしまう」
[ J1:第32節 鹿島 vs 磐田 ]

ホームの鹿島は44分、野沢の左CKから、ニアに飛び込んだ岩政大樹がヘッドで合わせて1点を返す。
写真は前田遼一(磐田)と競り合う岩政(鹿島)。
鹿島ACL出場権確保へ尻に火/J1
<J1:磐田2−1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ
鹿島のACL出場権確保へ向け尻に火がついた。2点を追って猛反撃を仕掛けるも、磐田GK川口能活(35)に阻まれ、DF岩政大樹(28)の1得点止まり。後半41分には岩政のシュートが相手DFの手に阻まれ、直後にFW佐々木のシュートがゴールラインを割ったように見えた場面もあったが、主審に流された。岩政は「タイトルがかかっていない試合で、どう気持ちを出すかもプロ」と反省しきりだった。
[2010年11月24日9時20分 紙面から]
【鹿島】DF岩政追撃弾も黒星/J1

磐田に敗れピッチでうなだれる鹿島イレブン(撮影・下田雄一)
<J1:磐田2−1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ
鹿島はDF岩政大樹(28)が、追撃弾を決める活躍をみせたが、チームを勝利に導くには至らなかった。0−2の前半44分に、見事なダイビングヘッドでCKを押し込み得点。さらに後半41分にもヘディングシュートが枠をとらえたが、ゴールライン上で相手DFに手で止められた。「周りに聞いたら、ハンドだったみたいですね」と振り返ったが、主審はハンドがなかったとの判定。同ロスタイムには、GKとの1対1でのシュートも磐田GK川口のスーパーセーブにあい「2、3点は取れましたね」と苦々しげだった。
[2010年11月23日17時51分]
鹿島にV逸ショック…集中力欠き「自滅」
2010.11.23 18:40

前半4分、先制ゴールを決め駆けだす磐田・前田。右は鹿島・岩政=カシマ
J1第32節(23日、鹿島1−2磐田、カシマ)4連覇を逃したショックからか鹿島は序盤、集中力を欠いた。前半4分、13分といずれもフリーにした前田、ジウシーニョに決められ連続失点。伊野波は「自滅」と自嘲気味だった。
浴びせたシュートは相手の3倍以上の22本だったが、ゴールは岩政の1点のみ。「(優勝を逸した)サポーターのショックを和らげる試合ができなかった」と岩政も頭を垂れた。(カシマ)

後半、競り合う鹿島・マルキーニョス(18)と磐田・西=カシマ
伊野波「自爆」…鹿島、守備崩壊で3位転落

<鹿島・磐田>磐田に敗れ肩を落とす鹿島イレブン
Photo By スポニチ
【鹿島1−2磐田】鹿島はリーグ最少失点の守備が崩壊し、3位に転落した。
中2日の試合で中盤の運動量が足りず、前半13分までに2失点した。日本代表DF伊野波は「自爆。付いていくところで付いてなかったり、クリアするところでクリアしなかった」と敗因を分析した。前半44分にヘディングでゴールを決めたDF岩政は、「(名古屋の)優勝が決まって、サポーターのショックを和らげる試合ができなかった。反省しているし、申し訳ない」と厳しい表情だった。
[ 2010年11月24日 ]
痛恨黒星で3位後退…鹿島
◆J1第32節 鹿島1―2磐田(23日・カシマ) 鹿島は磐田戦の判定についてJリーグに意見書を提出することを決めた。1―2で迎えた後半41分、DF岩政が放ったヘディングシュートがMF那須の左手を直撃。そのはね返りをFW佐々木が押し込んだが、ゴールイン後に相手がクリアした一連のプレーについて、文書で説明を求める。試合は敗れ、3位に降格。佐々木は「あれは決めないと」と嘆いた。
(2010年11月24日06時02分 スポーツ報知)
オリヴェイラ監督の申すように、誤審について述べたところで結果は変わらぬ。
今年はラインを割ったゴールを無効にされる試合が多かったように思える。
試合を左右する重要なジャッジ故に、細心の注意を願いたい
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
(前半立ち上がりで集中力が足りなかったと言われるが)そういったことはあったかもしれないが後半になってアグレッシブさも出せるようになっていた。圧力を掛けることもできていたしチャンスも多く作れていた。連戦の疲労の影響からかシュートに持ち込んだ時にうまくステップが踏めなかったりとチャンスを決め切れなかったことはあったかもしれない。チャンスを作り出せるが最後がうまくいかなかった部分はあったと思う。
Q:前節名古屋に優勝を決められてタイトルを逃したことで選手にモチベーションが下がったという影響はあったのか?
4連覇できなかったことに深く感じたものもいればそれほど深く思っていない選手もいただろうし、気持ちを切り替えることができた選手もいればできなかった選手もいるだろう。ただ我々がやるべきことは勝ちつづけること。その作業をやり続けるだけである。
Q:ベンチから出てくることが少なかったように思えたが?
指示するのは通訳であって、特別に試合に出る出ないで勝敗に関わることではない。やるべき作業ができていればベンチからは出ないし、それが出来ていなかったら前に出て通訳やコーチが指示をするもの。
ベンチから出ていなかったとかレフェリングについてどうこうとか、川口のファインセーブで敗れたとか今日の敗因について皆さんはいろいろと原因を見つけてくるかもしれないが、それはすべて間違っている。今日の敗戦はジュビロがアントラーズの弱点をついて彼らがメリットをしっかりと出せた成果だと思うしジュビロがやった作業を讃えないといけない。ジュビロがやるべきしてやったことが勝利に値する内容であったということだ。
Q:試合後、自らサポーターに挨拶に行っていたが?
挨拶に行くのは毎回やっていること。勝てば選手が応援してくれたサポーターのもとに挨拶に行っている。負けた時には敗戦の責任を自分が背負って取り組んでいるということを選手たちに伝えたかった。サポーターの中には協力的にチームに愛情を持って真剣に一緒になって勝利を目指している真のサポーターがいる。彼らの期待にこたえることができなかったことに対する残念な思いと応援してくれている感謝の気持ちを表したかった。
【小笠原 満男】
ACLの出場権へのチャンスがあるとかないとかと関係ない。天皇杯を含めて残りの試合を全部勝ちたい。
【曽ヶ端 準】
結果が出せなかったことが全てです。
【大迫 勇也】
次はいつ使ってもらえるかわからないので決めないといけなかった。今日は絶対に決められた。もったいない。
【伊野波 雅彦】
運動量がなかった。自爆。マークをつくところでつけなかったり、しっかりとクリアをすることが出来ないとこういう結果になってしまう。
【岩政 大樹】
連戦の最後なのである程度、中盤にスペースが空いてしまうのは仕方がなかった。ACLの出場権獲得が最終節までもつれこむことになってしまったのは自分たちの責任によるもの。自分自身は2〜3点取れた試合だったが、精一杯やれたと思うし、力不足です。
2010年11月23日(火)

本日行われたJ1第32節磐田戦は、1-2の敗戦に終わりました。
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.23)
11月23日(火) 2010 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 磐田 (14:04/カシマ/18,575人)
得点者:4' 前田遼一(磐田)、13' ジウシーニョ(磐田)、44' 岩政大樹(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:立ち上がり、監督が良く仰る注意力、集中力という2つのキーワードが足りなかったように思えたのですが、いかがだったでしょうか?
「確かにそういった部分はありましたけど、それが原因で失点したわけではないですし、ジュビロさんが持つメリットも讃えなければならないし、やるべきことをやったのだと思います」
Q:ハーフタイムの指示で「球際をもっと激しく」という指示を出されていますが、メンタルとかフィジカル面でこの連戦が影響した部分はありませんか?
「そのアグレッシブさということに関しては、後半を見てもらえれば、やれること、あるいはできることを見せられたと思いますし、相手に圧力をかける作業を全員でできたのではないかと思います。チャンスは多くつくったわけであって、あとは連戦の疲労から、生理運動学的な部分で、正しいステップが踏めなかったり、強弱が乱れたり、いろいろなところに影響があったのではないかと思います。さらに、自信というものを、決定的なチャンスを決める自信というものがなかった、あるいは欠けてしまったのではないかと思います。大半、うちのホームでは圧力をかけて、チャンスをつくり、それを決めるという流れがあったんですけど、今日はその最終的な部分がうまくいかなくなっただけだと思います」
Q:前節で優勝が無くなって、インターバルがすごく短くて今日の試合を迎えたということで、モチベーションや弱気になっていたことはありませんか?また、今日の試合に当たって工夫された部分はありませんか?
「短い期間の中で、準備をするということなので当然ながらいろんな作業はやりました。4年連続でタイトルを取ることが出来なかったということは、選手のなかには深く感じた人もいれば、それほど気持ちの落ち込みが無い選手もいると思います。あとはそこから切り替えが早くできる選手もいれば、ちょっと時間がかかってしまう人もいると思います。ただ、やるべきことというのは決まっているわけで、試合を勝ち続けることしかできません。その作業をしっかりやることに尽きるんだと思います。今日の敗戦に関しては、アントラーズが負けたというよりも、ジュビロさんがアントラーズの弱点や機能性を低下させるための作業を徹底的にやって、自分たちの長所をいかす作業をやりつづけた成果だと思います。一般的には連戦だったり、4連覇出来なかったことが影響していると考えられるかもしれませんが、今日に関してはジュビロさんが、多分8回対戦していますけど、そのなかでもいちばんやるべき作業をやった試合ではないかと思います」
Q:試合が終わったあと、サポーターの前に行ったと思います。それはどういう気持ちで行った行動だったのかということと、スタンドをしばらく見ていたと思いますが、どんなことを思いましたでしょうか?
「これは毎回やっていることです。勝ったときは選手のメリットです。選手を讃える、と。負けたときは自分も責任を持って取り組んでいるんだというのを、選手にも伝えたいし、サポーターの皆さんにも伝えたいということでの行動です。当たり前のことと思います。あと、しばらくサポーターの皆さんを見るとことには意味があります。当然ながらサポーターの中には協力的で、僕を含めたこのクラブの人間と、真剣に勝利を目指して取り組んでいる人がいます。そういう真のサポーターと、ただ勝っているときだけ、勢いがあるときだけしかいないサポーターもいるわけです。ですので、真のサポーターは誰なのか、それを3年もいれば、今年でもう4年目ですけど、顔を見ればわかります。名前はわかりませんけれど顔はわかります。そういう真剣に応援して、愛情をもって接してくれる人に、努力はしましたけど残念ながら期待に答えることが出来ませんでしたという、お詫びの気持ちと感謝を示したかっただけです」
Q:今日は、ロスタイムあたりまでほとんどベンチから出てこなかったように見えたのですが、あれは意味のある行動だったのでしょうか?
「基本的に僕が出ていったとしても、指示を出すのは通訳です。特別になにか、ベンチを出るか出ないか、そんな回数で試合の勝敗が決まるわけなら、ずっと出っぱなしにすればいいわけです。ただ、やるべき作業を選手がやっているときは、出ていく必要はないですし、やっていないときには指示や要望を出していくわけです。そのために通訳やコーチングスタッフがいるわけで、今日、敗戦の理由を皆さんはお探しかと思いますが、それが僕がベンチを出た回数、レフリング、相手キーパーの川口選手のファインセーブとか、運に見放されたとか書きたいのだと思いますが、それはすべて間違いです。やはりジュビロさんがやった作業を讃えなければいけないと思いますし、一人ひとりがやるべき作業というものを徹底的にやり続けることが出来るかどうか。やるだけ、一時的にやることは誰でもできるわけですが、やり続けることができるかが重要になってきます。レフリングに関しては、今日はなにも申し上げることはないです。負けたときにはコメントしたくないと思います。人によっては敗者の弁を悪意を持って受け止める方もいますので、僕はコメントしません。勝ったときにはコメントすることもありますが、そのことについては今日に関しては話しはしません。
ただ、今日は、ジュビロさんが勝利に値する内容、作業をしたと思っております」
以上
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(10.11.23)
●佐々木竜太選手(鹿島):
「入れるとこ入れなくちゃ…。フェリペがいたとこにそのまま入りました。大樹さんがあがってきてパワープレーになったときはスリートップみたいになったので、そのこぼれを狙ってました。監督は『負けることもある。次にいこう』と話していました」
●小笠原満男選手(鹿島):
「残念です。判定がどうのこうのより負けたという事実が…。(ACL圏内も危ういが?)圏内とか圏外とかは関係ない。あと3つ勝って、2つになってしまったけれど、ここを勝って、天皇杯を含めて全部勝ちたいです」
●岩政大樹選手(鹿島):
「違いがないと言えば嘘になる。僕自身はタイトルがかからない試合にどういうパフォーマンスが出せるかがプロ選手として大事だと思っている。そういう試合でどういうプレーができるかを心がけているのでいつも以上に心がけて入りました。(そのなかで得点を奪った)2点、3点、取れました。力不足だと思います。(ACLもおしりに火が点いたが?)自分たちが招いた結果。優勝が決まって中二日ということで、どういう試合が出来るかだった。サポーターのショックを和らげる試合が出来なかった。申し訳なく思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「運動量が足りなかった。自爆でしょ。マークに着くところで着いていなかったり、しっかりクリアするところで出来なかったりすると、こういう結果になってしまう」
[ J1:第32節 鹿島 vs 磐田 ]

ホームの鹿島は44分、野沢の左CKから、ニアに飛び込んだ岩政大樹がヘッドで合わせて1点を返す。
写真は前田遼一(磐田)と競り合う岩政(鹿島)。
鹿島ACL出場権確保へ尻に火/J1
<J1:磐田2−1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ
鹿島のACL出場権確保へ向け尻に火がついた。2点を追って猛反撃を仕掛けるも、磐田GK川口能活(35)に阻まれ、DF岩政大樹(28)の1得点止まり。後半41分には岩政のシュートが相手DFの手に阻まれ、直後にFW佐々木のシュートがゴールラインを割ったように見えた場面もあったが、主審に流された。岩政は「タイトルがかかっていない試合で、どう気持ちを出すかもプロ」と反省しきりだった。
[2010年11月24日9時20分 紙面から]
【鹿島】DF岩政追撃弾も黒星/J1

磐田に敗れピッチでうなだれる鹿島イレブン(撮影・下田雄一)
<J1:磐田2−1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ
鹿島はDF岩政大樹(28)が、追撃弾を決める活躍をみせたが、チームを勝利に導くには至らなかった。0−2の前半44分に、見事なダイビングヘッドでCKを押し込み得点。さらに後半41分にもヘディングシュートが枠をとらえたが、ゴールライン上で相手DFに手で止められた。「周りに聞いたら、ハンドだったみたいですね」と振り返ったが、主審はハンドがなかったとの判定。同ロスタイムには、GKとの1対1でのシュートも磐田GK川口のスーパーセーブにあい「2、3点は取れましたね」と苦々しげだった。
[2010年11月23日17時51分]
鹿島にV逸ショック…集中力欠き「自滅」
2010.11.23 18:40

前半4分、先制ゴールを決め駆けだす磐田・前田。右は鹿島・岩政=カシマ
J1第32節(23日、鹿島1−2磐田、カシマ)4連覇を逃したショックからか鹿島は序盤、集中力を欠いた。前半4分、13分といずれもフリーにした前田、ジウシーニョに決められ連続失点。伊野波は「自滅」と自嘲気味だった。
浴びせたシュートは相手の3倍以上の22本だったが、ゴールは岩政の1点のみ。「(優勝を逸した)サポーターのショックを和らげる試合ができなかった」と岩政も頭を垂れた。(カシマ)

後半、競り合う鹿島・マルキーニョス(18)と磐田・西=カシマ
伊野波「自爆」…鹿島、守備崩壊で3位転落

<鹿島・磐田>磐田に敗れ肩を落とす鹿島イレブン
Photo By スポニチ
【鹿島1−2磐田】鹿島はリーグ最少失点の守備が崩壊し、3位に転落した。
中2日の試合で中盤の運動量が足りず、前半13分までに2失点した。日本代表DF伊野波は「自爆。付いていくところで付いてなかったり、クリアするところでクリアしなかった」と敗因を分析した。前半44分にヘディングでゴールを決めたDF岩政は、「(名古屋の)優勝が決まって、サポーターのショックを和らげる試合ができなかった。反省しているし、申し訳ない」と厳しい表情だった。
[ 2010年11月24日 ]
痛恨黒星で3位後退…鹿島
◆J1第32節 鹿島1―2磐田(23日・カシマ) 鹿島は磐田戦の判定についてJリーグに意見書を提出することを決めた。1―2で迎えた後半41分、DF岩政が放ったヘディングシュートがMF那須の左手を直撃。そのはね返りをFW佐々木が押し込んだが、ゴールイン後に相手がクリアした一連のプレーについて、文書で説明を求める。試合は敗れ、3位に降格。佐々木は「あれは決めないと」と嘆いた。
(2010年11月24日06時02分 スポーツ報知)
オリヴェイラ監督の申すように、誤審について述べたところで結果は変わらぬ。
今年はラインを割ったゴールを無効にされる試合が多かったように思える。
試合を左右する重要なジャッジ故に、細心の注意を願いたい
山形をJ1残留に導く
【J1:第32節 山形 vs 京都】試合終了後の各選手コメント(10.11.23)
●石川竜也選手(山形):
Q:アシストのシーンは宮沢選手とアイコンタクトがありましたか?
「アイコンタクトというか、流れで。そのまま出たので。一応、流れでチャンスのような形だったから、そのまま走ってボールが出てくればどうかなというのはありましたけど、いい形でフリーになれました。あとは中でニアに2枚入ってきたので、それは最近、中の入り方を、3枚入ってくるようにという基本的なところをみんなで意識をしていて、そういう形で点が取れたのでよかったと思います」
Q:いつもより上がる時間がないなかでの先制点でしたが?
「僕の前にドゥトラが張ってたので、あまりリスクを負って上がることもできなかったので、前半はあまりスペースはなかったし、まずはしっかり守備をしてゼロで抑えていれば後半少しずつスペースは空いてくるなと思っていたので。ま、ディフェンダーですからね(笑)。ウィングじゃないので、そんなに前に上がれないですけど、何回か上がっていくチャンスで点に絡めれば一番いいので、そういう意味では、今日のアシストはいいタイミングで上がれたので、すごくよかったです」
Q:残留が決まって、正直ほっとしたのでは?
「周りの結果も聞こえてくるので。FC東京が勝ったとか、最後で力を出してくるので、僕たちも最後頑張んなきゃいけないし、自力で決めれるというのはわかってましたし、ホームというのがあったので。最近すごく、点取れたり、失点したり、0-0だったり、撃ち合いしたり、うちにとっては珍しい試合もありましたけど、だいぶチームとして戦える感じは最近持ってたので、今日も90分とおして落ち着いて戦えたと思うし、結果も出せてよかったです」
Q:残留が決まったことについての感想は?
「正直、うちのチーム力というか、規模というところを考えると、なかなか勝ちきっていく試合というのは大変ですし、ひとつひとつしっかり戦っていかないと結果が出ないというのもわかってるので、ほんとに1年1年しっかり、ひとつひとつ大切に戦うということをやってきましたけども、去年は1年目だったからなんとか残ろうというところで残ることができて、今年は2年目は1年目より厳しいということも言われましたし、難しいところはあったし、なかなか点が取れなかったので先制されると難しい試合もたくさんありましたけど、だいぶ去年に比べて攻撃というところで自分たちの時間を増やしたりとか、そういうところがだいぶできてきた。夏場以降、少しずつできてきて、チームとして成長してるなと思ったし、今年残ってまた来年J1で戦えれば、3年目なのですごく楽しみなシーズンになると思っていました。今年も『残る』というところが一番大きいところだと思うし、2試合残してしっかり決めれたので、ひとつはほっとしてます」
●増田誓志選手(山形):
「よかったですね。(いや、長かった?)長くないですよ。神戸が急に勝ちだしたので、ここ2、3試合のことでしょう」
Q:他会場の結果は情報を入れてましたか?
「わからなかったですね。とりあえず、勝てばつながるかなと思っていました」
Q:最終節には鹿島戦も控えてますが?
「あと2連勝したいです。みんな次はのびのびやれると思うので。(解放された感じは?)正直、それはありますね。のびのびやれると言っても、基本的な部分は、守備というのは変わらずにやっていかなきゃいけないというのは、忘れてはいけないと思います。練習したいですね」
[ J1:第32節 山形 vs 京都 ]

51分、ヘディングで決勝点を挙げた山形のFW田代有三。今季9点目は、チームのJ1残留を決める貴重なゴールとなった。
山形のJ1残留に尽力した鹿戦士たちである。
特に田代は二桁得点も狙える位置におる。
これは来季の凱旋もあり得るのでは無かろうか。
田代が尊敬する鈴木隆行が如き救世主となって欲しいところ。
楽しみである。
●石川竜也選手(山形):
Q:アシストのシーンは宮沢選手とアイコンタクトがありましたか?
「アイコンタクトというか、流れで。そのまま出たので。一応、流れでチャンスのような形だったから、そのまま走ってボールが出てくればどうかなというのはありましたけど、いい形でフリーになれました。あとは中でニアに2枚入ってきたので、それは最近、中の入り方を、3枚入ってくるようにという基本的なところをみんなで意識をしていて、そういう形で点が取れたのでよかったと思います」
Q:いつもより上がる時間がないなかでの先制点でしたが?
「僕の前にドゥトラが張ってたので、あまりリスクを負って上がることもできなかったので、前半はあまりスペースはなかったし、まずはしっかり守備をしてゼロで抑えていれば後半少しずつスペースは空いてくるなと思っていたので。ま、ディフェンダーですからね(笑)。ウィングじゃないので、そんなに前に上がれないですけど、何回か上がっていくチャンスで点に絡めれば一番いいので、そういう意味では、今日のアシストはいいタイミングで上がれたので、すごくよかったです」
Q:残留が決まって、正直ほっとしたのでは?
「周りの結果も聞こえてくるので。FC東京が勝ったとか、最後で力を出してくるので、僕たちも最後頑張んなきゃいけないし、自力で決めれるというのはわかってましたし、ホームというのがあったので。最近すごく、点取れたり、失点したり、0-0だったり、撃ち合いしたり、うちにとっては珍しい試合もありましたけど、だいぶチームとして戦える感じは最近持ってたので、今日も90分とおして落ち着いて戦えたと思うし、結果も出せてよかったです」
Q:残留が決まったことについての感想は?
「正直、うちのチーム力というか、規模というところを考えると、なかなか勝ちきっていく試合というのは大変ですし、ひとつひとつしっかり戦っていかないと結果が出ないというのもわかってるので、ほんとに1年1年しっかり、ひとつひとつ大切に戦うということをやってきましたけども、去年は1年目だったからなんとか残ろうというところで残ることができて、今年は2年目は1年目より厳しいということも言われましたし、難しいところはあったし、なかなか点が取れなかったので先制されると難しい試合もたくさんありましたけど、だいぶ去年に比べて攻撃というところで自分たちの時間を増やしたりとか、そういうところがだいぶできてきた。夏場以降、少しずつできてきて、チームとして成長してるなと思ったし、今年残ってまた来年J1で戦えれば、3年目なのですごく楽しみなシーズンになると思っていました。今年も『残る』というところが一番大きいところだと思うし、2試合残してしっかり決めれたので、ひとつはほっとしてます」
●増田誓志選手(山形):
「よかったですね。(いや、長かった?)長くないですよ。神戸が急に勝ちだしたので、ここ2、3試合のことでしょう」
Q:他会場の結果は情報を入れてましたか?
「わからなかったですね。とりあえず、勝てばつながるかなと思っていました」
Q:最終節には鹿島戦も控えてますが?
「あと2連勝したいです。みんな次はのびのびやれると思うので。(解放された感じは?)正直、それはありますね。のびのびやれると言っても、基本的な部分は、守備というのは変わらずにやっていかなきゃいけないというのは、忘れてはいけないと思います。練習したいですね」
[ J1:第32節 山形 vs 京都 ]

51分、ヘディングで決勝点を挙げた山形のFW田代有三。今季9点目は、チームのJ1残留を決める貴重なゴールとなった。
山形のJ1残留に尽力した鹿戦士たちである。
特に田代は二桁得点も狙える位置におる。
これは来季の凱旋もあり得るのでは無かろうか。
田代が尊敬する鈴木隆行が如き救世主となって欲しいところ。
楽しみである。
強力CBコンビで完封を
伊野波 前田を警戒…リーグ最少失点守る
鹿島DF伊野波が磐田のFW前田との日本代表対決を制して、リーグ最少失点をキープする。23日の磐田戦では「すべてに気をつけないといけない選手」(岩政)という前田と対戦するが、伊野波は「クロスを上げられたら決定力がある。みんなを動かして上げさせないことが一番」とクロスの出どころをつぶすことを注意点として挙げた。
現在の27失点はJ1最少だけに、自慢の守備を見せつける。
[ 2010年11月23日 ]
昨季の得点王・ジュビロの前田を警戒する両CBである。
最少失点率を更新するには、この巨大なる敵を抑えきらねばならぬ。
ここ二年、ホームに於けるジュビロ戦では完封を果たしておる。
つまり、岩政+イノパンコンビを結成してからは無失点を続けておるのである。
今日もこの記録を継続して欲しい。
期待しておる。
鹿島DF伊野波が磐田のFW前田との日本代表対決を制して、リーグ最少失点をキープする。23日の磐田戦では「すべてに気をつけないといけない選手」(岩政)という前田と対戦するが、伊野波は「クロスを上げられたら決定力がある。みんなを動かして上げさせないことが一番」とクロスの出どころをつぶすことを注意点として挙げた。
現在の27失点はJ1最少だけに、自慢の守備を見せつける。
[ 2010年11月23日 ]
昨季の得点王・ジュビロの前田を警戒する両CBである。
最少失点率を更新するには、この巨大なる敵を抑えきらねばならぬ。
ここ二年、ホームに於けるジュビロ戦では完封を果たしておる。
つまり、岩政+イノパンコンビを結成してからは無失点を続けておるのである。
今日もこの記録を継続して欲しい。
期待しておる。
岳くん、自分たちのスタイルで
青森山田・柴崎いきなり強豪/高校サッカー
2010.11.23 05:01

青森山田を率いる柴崎主将(左)は、初戦の相手・広島皆実の森重主将と握手 (撮影・吉澤良太)
第89回全国高校サッカー選手権(12月30日−来年1月10日)の組み合わせ抽選会が22日、東京都内で行われた。来季J1鹿島への入団が決定済みのMF柴崎岳(3年)が率いる前回準優勝の青森山田(青森)は、08年度優勝の広島皆実(広島)と初戦の2回戦で対戦するなど、初戦から好カードが続出した。
壇上で、主将として挑む大会への強い意気込みを拳に込めた。柴崎が高らかにV宣言だ。
「国立に、忘れ物を取り戻しにきた」
昨年は2年生ながら主力で奮闘。決勝戦は山梨学院大付(山梨)に0−1で敗れ、涙をのんだ。それから1年。早々とJ1鹿島への入団が決まるなど注目が高まる中、選手権に駒を進めた。
初戦の相手・広島皆実も強豪だ。2大会前の優勝校。主将のDF森重瑞紀(3年)はJ1・FC東京DF森重真人(23)の実弟で「青森山田に決まってビックリしたが、楽しみたい。目標はもちろん優勝です」と、こちらも負けていない。
超高校級プレーヤーと呼ばれる柴崎も、ここまでタイトルには無縁。今年のインターハイ、高円宮杯も敗退し、今回がラストチャンス。高校日本一の肩書を、Jリーグへの手みやげとする。(宇賀神隆)
全国高校サッカー選手権の組み合わせが決定

青森山田・柴崎(左)と中京大中京・宮市の注目の2人が壇上で握手
第89回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の組み合わせ抽選会が22日、東京・汐留の日テレで行われた。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに入団が内定しているFW宮市亮(3年)が主将を務める中京大中京(愛知)は、1回戦で久御山(京都)と対戦。前回準Vで鹿島入りが決まっているMF柴崎岳(3年)擁する青森山田(青森)は、初戦で前々回王者・広島皆実(広島)とぶつかる。
◆中京大中京・宮市 名古屋に「乗っかる」 ○…宮市がアーセナル入団前の手土産に、優勝を勝ち取る。前回は初戦の神村学園戦で2―10とまさかの大敗。「あのことは一生忘れない。今回は日本一を目指す」と気合を込めた。プロ野球で中日、J1で名古屋が優勝を決めたこともあり、「名古屋も盛り上がっているし、その流れに乗っかっていければ」と笑顔を見せた。
堂々V宣言!! ○…初戦は前々回優勝の広島皆実と激突。鹿島入団が内定する柴崎主将は、「どことやってもスタイルを変えることはない。頂点しか考えていない」と、準Vに終わった前回大会を超える初優勝を誓った。中京大中京FW宮市と2ショット撮影し「持ち味をチームで発揮するのが互いにとっていいこと」と健闘を誓い合っていた。
(2010年11月23日06時01分 スポーツ報知)
青森山田・柴崎「優勝しか考えてない」
第89回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が22日、都内で行われ、J1鹿島入り内定のMF柴崎岳を擁する前回準優勝の青森山田(青森)は、初戦の2回戦で2大会ぶり制覇を狙う広島皆実(広島)との対戦が決まった。柴崎は注目される中での優勝を手土産に、常勝軍団・鹿島入りを目指す。12月30日の開会式(国立競技場)に続いて行われる開幕戦では、駒大高(東京B)と大津(熊本)が激突。選手宣誓は鹿島学園(茨城)の請川順也主将が務める。
◇ ◇
高校No.1司令塔が有終の美を飾り、優勝を手土産に常勝軍団入りする。前回大会は準優勝。今回は頂点しか見ていない。青森山田のMF柴崎は「この大会のためにやってきた。目標が優勝。それしか考えてない」と言い切った。
1月に異例の早さでJ1鹿島入団が内定。以来注目を浴び続け、今大会も“柴崎の大会”ともいわれる。「注目の中で戦いながらチーム、自分も精神的に成長できる。プラスに考えて一戦一戦頑張りたい」と、すべてを糧とする心意気だ。
初戦の相手は強豪・広島皆実。主将で、FC東京DF森重真人の弟・瑞紀から「僕らも優勝を目指している。勝てない相手とは思わない」と宣戦布告された。注目に比例して厚くなる“柴崎包囲網”。だが4連覇を逃した鹿島に代わり、重圧をはねのけて頂点に立つ腹積もりだ。
(2010年11月22日)
自分たちのサッカーで優勝を目指す岳くんである。
今大会こそはと意気込んでおる。
昨年の大会は悔しい思いをした。
忘れ物を取り戻して欲しい。
楽しみである。
2010.11.23 05:01

青森山田を率いる柴崎主将(左)は、初戦の相手・広島皆実の森重主将と握手 (撮影・吉澤良太)
第89回全国高校サッカー選手権(12月30日−来年1月10日)の組み合わせ抽選会が22日、東京都内で行われた。来季J1鹿島への入団が決定済みのMF柴崎岳(3年)が率いる前回準優勝の青森山田(青森)は、08年度優勝の広島皆実(広島)と初戦の2回戦で対戦するなど、初戦から好カードが続出した。
壇上で、主将として挑む大会への強い意気込みを拳に込めた。柴崎が高らかにV宣言だ。
「国立に、忘れ物を取り戻しにきた」
昨年は2年生ながら主力で奮闘。決勝戦は山梨学院大付(山梨)に0−1で敗れ、涙をのんだ。それから1年。早々とJ1鹿島への入団が決まるなど注目が高まる中、選手権に駒を進めた。
初戦の相手・広島皆実も強豪だ。2大会前の優勝校。主将のDF森重瑞紀(3年)はJ1・FC東京DF森重真人(23)の実弟で「青森山田に決まってビックリしたが、楽しみたい。目標はもちろん優勝です」と、こちらも負けていない。
超高校級プレーヤーと呼ばれる柴崎も、ここまでタイトルには無縁。今年のインターハイ、高円宮杯も敗退し、今回がラストチャンス。高校日本一の肩書を、Jリーグへの手みやげとする。(宇賀神隆)
全国高校サッカー選手権の組み合わせが決定

青森山田・柴崎(左)と中京大中京・宮市の注目の2人が壇上で握手
第89回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の組み合わせ抽選会が22日、東京・汐留の日テレで行われた。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに入団が内定しているFW宮市亮(3年)が主将を務める中京大中京(愛知)は、1回戦で久御山(京都)と対戦。前回準Vで鹿島入りが決まっているMF柴崎岳(3年)擁する青森山田(青森)は、初戦で前々回王者・広島皆実(広島)とぶつかる。
◆中京大中京・宮市 名古屋に「乗っかる」 ○…宮市がアーセナル入団前の手土産に、優勝を勝ち取る。前回は初戦の神村学園戦で2―10とまさかの大敗。「あのことは一生忘れない。今回は日本一を目指す」と気合を込めた。プロ野球で中日、J1で名古屋が優勝を決めたこともあり、「名古屋も盛り上がっているし、その流れに乗っかっていければ」と笑顔を見せた。
堂々V宣言!! ○…初戦は前々回優勝の広島皆実と激突。鹿島入団が内定する柴崎主将は、「どことやってもスタイルを変えることはない。頂点しか考えていない」と、準Vに終わった前回大会を超える初優勝を誓った。中京大中京FW宮市と2ショット撮影し「持ち味をチームで発揮するのが互いにとっていいこと」と健闘を誓い合っていた。
(2010年11月23日06時01分 スポーツ報知)
青森山田・柴崎「優勝しか考えてない」
第89回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が22日、都内で行われ、J1鹿島入り内定のMF柴崎岳を擁する前回準優勝の青森山田(青森)は、初戦の2回戦で2大会ぶり制覇を狙う広島皆実(広島)との対戦が決まった。柴崎は注目される中での優勝を手土産に、常勝軍団・鹿島入りを目指す。12月30日の開会式(国立競技場)に続いて行われる開幕戦では、駒大高(東京B)と大津(熊本)が激突。選手宣誓は鹿島学園(茨城)の請川順也主将が務める。
◇ ◇
高校No.1司令塔が有終の美を飾り、優勝を手土産に常勝軍団入りする。前回大会は準優勝。今回は頂点しか見ていない。青森山田のMF柴崎は「この大会のためにやってきた。目標が優勝。それしか考えてない」と言い切った。
1月に異例の早さでJ1鹿島入団が内定。以来注目を浴び続け、今大会も“柴崎の大会”ともいわれる。「注目の中で戦いながらチーム、自分も精神的に成長できる。プラスに考えて一戦一戦頑張りたい」と、すべてを糧とする心意気だ。
初戦の相手は強豪・広島皆実。主将で、FC東京DF森重真人の弟・瑞紀から「僕らも優勝を目指している。勝てない相手とは思わない」と宣戦布告された。注目に比例して厚くなる“柴崎包囲網”。だが4連覇を逃した鹿島に代わり、重圧をはねのけて頂点に立つ腹積もりだ。
(2010年11月22日)
自分たちのサッカーで優勝を目指す岳くんである。
今大会こそはと意気込んでおる。
昨年の大会は悔しい思いをした。
忘れ物を取り戻して欲しい。
楽しみである。
岳くん、全国高校選手権へやってきた
高校No1司令塔・柴崎「忘れ物を取り返そうとやってきた」
【全国高校サッカー選手権抽選】J1鹿島入りが決まっている大会屈指のMF柴崎が主将を務める青森山田と、2大会前に全国制覇を果たした強豪の広島皆実の好カードが実現すると、抽選会場が大きくどよめいた。
昨年から注目を浴びている柴崎は「(敗れた前回決勝の)国立競技場に忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と落ち着いた表情。広島皆実の森重主将は「びっくりしたが、いい相手だと思う。優勝を狙う」と闘志を燃やしていた。
[ 2010年11月22日 17:55 ]
「忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と語る岳くんである。
今年1月の決勝戦は悔しい思いをした。
その気持ちをバネにここまで来たのである。
身体だけでなくメンタルも成長したことであろう。
今年の高校選手権は何時になく楽しみである。
【全国高校サッカー選手権抽選】J1鹿島入りが決まっている大会屈指のMF柴崎が主将を務める青森山田と、2大会前に全国制覇を果たした強豪の広島皆実の好カードが実現すると、抽選会場が大きくどよめいた。
昨年から注目を浴びている柴崎は「(敗れた前回決勝の)国立競技場に忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と落ち着いた表情。広島皆実の森重主将は「びっくりしたが、いい相手だと思う。優勝を狙う」と闘志を燃やしていた。
[ 2010年11月22日 17:55 ]
「忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と語る岳くんである。
今年1月の決勝戦は悔しい思いをした。
その気持ちをバネにここまで来たのである。
身体だけでなくメンタルも成長したことであろう。
今年の高校選手権は何時になく楽しみである。
昌子くん、ゴツい身体
[鹿島]入団内定選手たちの高校選手権、それぞれの対戦校は・・・?
サッカー選手権の組み合わせが発表された。
来季より鹿島に入団する柴崎岳、昌子源、梅鉢貴秀の3人の対戦校はそれぞれ以下のようになった。
広島皆実(広島)vs.青森山田(青森)
静岡学園(静岡)vs.米子北(鳥取)
羽黒(山形)vs.関西大第一(大阪)
「自分でお願いして来ました」
現在、鹿島のクラブハウスで治療を受けて高校選手権に備えている昌子選手は、夏に見たときよりもさらに体が大きくなった印象。ガタイの良さではチーム随一とも言える川俣選手と並んでも遜色ないゴツさ。
開幕は12月30日。3人がどのような活躍を見せるか楽しみだ。
(鹿島担当 田中滋)2010年11月22日 18:24
クラブハウスで治療に勤しむ昌子くんである。
高校最後の選手権に備え、身体のケアも十分と言えよう。
そして、この成長期にかなりゴツくなっておるとのこと。
まさに鹿島のCBとしてレギュラーを狙う男である。
顔もディフェンダー顔をしており期待が持てる。
昌子くんのヘディングにフィードが見られる日が近い。
まずは選手権で確認したいと思う。
楽しみである。
サッカー選手権の組み合わせが発表された。
来季より鹿島に入団する柴崎岳、昌子源、梅鉢貴秀の3人の対戦校はそれぞれ以下のようになった。
広島皆実(広島)vs.青森山田(青森)
静岡学園(静岡)vs.米子北(鳥取)
羽黒(山形)vs.関西大第一(大阪)
「自分でお願いして来ました」
現在、鹿島のクラブハウスで治療を受けて高校選手権に備えている昌子選手は、夏に見たときよりもさらに体が大きくなった印象。ガタイの良さではチーム随一とも言える川俣選手と並んでも遜色ないゴツさ。
開幕は12月30日。3人がどのような活躍を見せるか楽しみだ。
(鹿島担当 田中滋)2010年11月22日 18:24
クラブハウスで治療に勤しむ昌子くんである。
高校最後の選手権に備え、身体のケアも十分と言えよう。
そして、この成長期にかなりゴツくなっておるとのこと。
まさに鹿島のCBとしてレギュラーを狙う男である。
顔もディフェンダー顔をしており期待が持てる。
昌子くんのヘディングにフィードが見られる日が近い。
まずは選手権で確認したいと思う。
楽しみである。
練習中の一コマ
2010年11月22日(月)

明日の磐田戦に向けて、クラブハウスにて最終調整を行いました。
練習の合間の岩政、大迫、ユダである。
気持ちは吹っ切れ、新たなる目標に向かって気持ちは切り替わっておる様子。
岩政は最小失点率という、DFならではの目標があり、ユダも守備的なポジションであり、ベテランとして貢献してくれるであろう。
大迫に関しては、来季以降のレギュラー・ポジション奪取へ気持ちが盛り上がっておるのでは無かろうか。
神戸戦に於いても、素晴らしい突破からシュートを放っておった。
惜しくもサイドネットを揺らすだけに留まっており、勝利に繋げることは適わなかったが、才能の片鱗を見せつけられたと言って良かろう。
今季、9得点は難しい目標となったが、来季の二桁得点の難度は低いのでは無かろうか。
大迫の更なる新化に期待したい。

明日の磐田戦に向けて、クラブハウスにて最終調整を行いました。
練習の合間の岩政、大迫、ユダである。
気持ちは吹っ切れ、新たなる目標に向かって気持ちは切り替わっておる様子。
岩政は最小失点率という、DFならではの目標があり、ユダも守備的なポジションであり、ベテランとして貢献してくれるであろう。
大迫に関しては、来季以降のレギュラー・ポジション奪取へ気持ちが盛り上がっておるのでは無かろうか。
神戸戦に於いても、素晴らしい突破からシュートを放っておった。
惜しくもサイドネットを揺らすだけに留まっており、勝利に繋げることは適わなかったが、才能の片鱗を見せつけられたと言って良かろう。
今季、9得点は難しい目標となったが、来季の二桁得点の難度は低いのでは無かろうか。
大迫の更なる新化に期待したい。
ジュビロ戦プレビュー
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】プレビュー:事実を受け入れることの難しさ。先に一歩を踏み出すのは鹿島か、それとも磐田か。(10.11.22)
優勝は人を変え、チームを変え、クラブを変える。鹿島にとってリーグ戦3連覇という前人未踏の偉業は、10冠目をなかなか獲得することができなかった4年間の傷を埋めるには、十分なものだった。それによりクラブに係わるすべての人が誇りを取り戻し、「王者・鹿島」という立場で振る舞うことを許されてきた。しかし、前節の結果により名古屋が優勝、王者の行進は3年でその歩みを止めることになった。
3連覇の経験が前人未踏であるならば、3連覇で途絶えた経験もいまだ誰も味わったことがない苦さだ。選手たちは、その事実を受け入れようと必死だった。
「受け入れるというか前に進んでいくしかない。ここでどういう風に対処するかでチームの力が計れる。受け入れる努力をどれだけ早くできるか、だと思う」
試合直後は悔しさで目を腫らした新井場徹は、「受け入れる」という言葉を何度も使った。3連覇してきたことも事実なら、そこで連覇が止まったことも事実。今の自分たちの力をしっかりと見定め、その上でピッチの上で全力を出し切る。新井場の言葉は、今やるべきことが何なのかを教えていた。
受け入れる難しさを痛感しているのはジュビロ磐田も同じだろう。ヤマザキナビスコカップ決勝でJリーグ史に残る壮絶な打ち合いでサンフレッチェ広島を下し、2003年以来の国内3大タイトルを獲得した。しかし、ナビスコカップを優勝した後の公式戦を2分2敗と、一度も勝てていない。気持ちを切り替え、現状を受け入れることの難しさを如実に著している。
なかでも決勝戦でも大活躍した前田遼一が対戦相手から徹底マークを受けている。その結果、4試合で奪った得点はわずかに1。得点力不足は深刻な状態だ。さらに、リーグ戦では、現在勝点41の11位。降格の危険性もないため、下位のチームが持つ危機感もなく、上位進出を伺うにも微妙な位置。モチベーションの置き所は非常に難しい。
ただ、残り3試合の対戦相手は鹿島、名古屋、C大阪と続く。ジウシーニョは 「次から2位のチームと優勝したチームが相手で、ジュビロの力を見せるには非常に良いチームだと思います。そこで良い試合をすれば、自分たちにも同じような力があるということを見せられるので、そういう強い気持ちを持って戦いたいと思います」と話し、上位のチームだからこそ、そこに挑んでいく気持ちを前面に押し出していた。鹿島にとっても、ナビスコ杯王者ではなく、リーグ戦11位のチームとして挑まれた方が嫌だろう。
鹿島としては、優勝は無くなってしまったが、来季のACL出場権(※)を巡る戦い、そして天皇杯というタイトルが残されている。そのため、「3試合全勝で」という声は多くの選手から聞こえてきた。中二日の4連戦目で疲労はピークに達している。しかし、この試合でチーム力が試されているというのも過言ではない。
新たな一歩を、先に踏み出すチームはどちらだろうか。
以上
※編集部注:ACLの出場枠は11/24に正式決定されます
2010.11.22 Reported by 田中滋
リーグ優勝が決まった直後の試合であり、モチベーションの持って行きどころが難しいと言えよう。
しかしながら、鹿島はACL出場権の獲得、最小失点率の更新とまだまだ目標に事欠くことはない。
強い気持ちで、ジュビロを完封し、聖地に歓喜の渦を巻き起こすのだ。
スタジアムに訪れれば、素晴らしい時間を共有できる、そういうコンテンツとして鹿島アントラーズは存在し得るのだ。
極東の地に有るこの希有な存在を崇め讃えるのだ。
我等は集う、雨の日も晴れの日も。
そこにアントラーズがある限り。
アントラーズも勝利を積み重ねていくのだ。
楽しい日々である。
優勝は人を変え、チームを変え、クラブを変える。鹿島にとってリーグ戦3連覇という前人未踏の偉業は、10冠目をなかなか獲得することができなかった4年間の傷を埋めるには、十分なものだった。それによりクラブに係わるすべての人が誇りを取り戻し、「王者・鹿島」という立場で振る舞うことを許されてきた。しかし、前節の結果により名古屋が優勝、王者の行進は3年でその歩みを止めることになった。
3連覇の経験が前人未踏であるならば、3連覇で途絶えた経験もいまだ誰も味わったことがない苦さだ。選手たちは、その事実を受け入れようと必死だった。
「受け入れるというか前に進んでいくしかない。ここでどういう風に対処するかでチームの力が計れる。受け入れる努力をどれだけ早くできるか、だと思う」
試合直後は悔しさで目を腫らした新井場徹は、「受け入れる」という言葉を何度も使った。3連覇してきたことも事実なら、そこで連覇が止まったことも事実。今の自分たちの力をしっかりと見定め、その上でピッチの上で全力を出し切る。新井場の言葉は、今やるべきことが何なのかを教えていた。
受け入れる難しさを痛感しているのはジュビロ磐田も同じだろう。ヤマザキナビスコカップ決勝でJリーグ史に残る壮絶な打ち合いでサンフレッチェ広島を下し、2003年以来の国内3大タイトルを獲得した。しかし、ナビスコカップを優勝した後の公式戦を2分2敗と、一度も勝てていない。気持ちを切り替え、現状を受け入れることの難しさを如実に著している。
なかでも決勝戦でも大活躍した前田遼一が対戦相手から徹底マークを受けている。その結果、4試合で奪った得点はわずかに1。得点力不足は深刻な状態だ。さらに、リーグ戦では、現在勝点41の11位。降格の危険性もないため、下位のチームが持つ危機感もなく、上位進出を伺うにも微妙な位置。モチベーションの置き所は非常に難しい。
ただ、残り3試合の対戦相手は鹿島、名古屋、C大阪と続く。ジウシーニョは 「次から2位のチームと優勝したチームが相手で、ジュビロの力を見せるには非常に良いチームだと思います。そこで良い試合をすれば、自分たちにも同じような力があるということを見せられるので、そういう強い気持ちを持って戦いたいと思います」と話し、上位のチームだからこそ、そこに挑んでいく気持ちを前面に押し出していた。鹿島にとっても、ナビスコ杯王者ではなく、リーグ戦11位のチームとして挑まれた方が嫌だろう。
鹿島としては、優勝は無くなってしまったが、来季のACL出場権(※)を巡る戦い、そして天皇杯というタイトルが残されている。そのため、「3試合全勝で」という声は多くの選手から聞こえてきた。中二日の4連戦目で疲労はピークに達している。しかし、この試合でチーム力が試されているというのも過言ではない。
新たな一歩を、先に踏み出すチームはどちらだろうか。
以上
※編集部注:ACLの出場枠は11/24に正式決定されます
2010.11.22 Reported by 田中滋
リーグ優勝が決まった直後の試合であり、モチベーションの持って行きどころが難しいと言えよう。
しかしながら、鹿島はACL出場権の獲得、最小失点率の更新とまだまだ目標に事欠くことはない。
強い気持ちで、ジュビロを完封し、聖地に歓喜の渦を巻き起こすのだ。
スタジアムに訪れれば、素晴らしい時間を共有できる、そういうコンテンツとして鹿島アントラーズは存在し得るのだ。
極東の地に有るこの希有な存在を崇め讃えるのだ。
我等は集う、雨の日も晴れの日も。
そこにアントラーズがある限り。
アントラーズも勝利を積み重ねていくのだ。
楽しい日々である。
イノパン、最少失点を目指す
伊野波狙う最少失点率鹿島V逸も目標あり
鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)がクラブ史上最少失点率を狙う。前日20日に神戸と0−0に終わり、名古屋の優勝決定を許したが「落ち込むことはない。最終節でひっくり返されたら、もっとへこむけど、まだ最少失点という目標もある」。DF李正秀、内田が移籍しながら、ここまで31試合27失点。これまでのクラブ記録、国内3冠を達成した00年の1試合平均0・9(30試合27失点)をも下回るペースで、更新は十分可能だ。
[2010年11月22日8時53分 紙面から]
最少失点を狙うイノパンである。
目標であったリーグ優勝こそ果たせなんだが、守備陣の奮闘は一つのステータスと言えよう。
守りに守りきった2000年以上の成績を残すことが出来れば、今季のDFラインは歴史に名を刻む。
特に夏場以降、移籍で選手が切り替わりながらも破綻することなく、守り続けたことは賞賛に値する。
守備の問題を方々で言われ続けておるジウトンも、戻りは早く、言われるほどの綻びはないと言えよう。
残り三試合、そして天皇杯三試合全てを完封し、鹿島のDFを崩すことが容易でないことを証明して欲しい。
イノパンがその中心となることは言うまでもない。
快足を飛ばし、攻守に絡んで欲しい。
鹿島・イノパンの名を世間に轟かすのだ。
我等も、聖地に、国立に駆けつけ、刻を共有したい。
楽しみである。
鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)がクラブ史上最少失点率を狙う。前日20日に神戸と0−0に終わり、名古屋の優勝決定を許したが「落ち込むことはない。最終節でひっくり返されたら、もっとへこむけど、まだ最少失点という目標もある」。DF李正秀、内田が移籍しながら、ここまで31試合27失点。これまでのクラブ記録、国内3冠を達成した00年の1試合平均0・9(30試合27失点)をも下回るペースで、更新は十分可能だ。
[2010年11月22日8時53分 紙面から]
最少失点を狙うイノパンである。
目標であったリーグ優勝こそ果たせなんだが、守備陣の奮闘は一つのステータスと言えよう。
守りに守りきった2000年以上の成績を残すことが出来れば、今季のDFラインは歴史に名を刻む。
特に夏場以降、移籍で選手が切り替わりながらも破綻することなく、守り続けたことは賞賛に値する。
守備の問題を方々で言われ続けておるジウトンも、戻りは早く、言われるほどの綻びはないと言えよう。
残り三試合、そして天皇杯三試合全てを完封し、鹿島のDFを崩すことが容易でないことを証明して欲しい。
イノパンがその中心となることは言うまでもない。
快足を飛ばし、攻守に絡んで欲しい。
鹿島・イノパンの名を世間に轟かすのだ。
我等も、聖地に、国立に駆けつけ、刻を共有したい。
楽しみである。
気持ちを切り替えた岩政
【鹿島】岩政V逸の借り年内全勝で返す
鹿島DF岩政大樹(28)が「年内全勝」でV逸の借りを返すことを誓った。前日の20日には、神戸と引き分け、名古屋の優勝決定を許してしまった。一夜明けた21日の練習後も「(優勝を報じる)テレビも新聞も見ていません」と4連覇を逃した悔しさを言葉ににじませた。それでも「中2日で(23日)磐田戦があるのが今回は幸いだと思う。次の試合に気持ちを切り替えられるから。ホームでも2試合あるし、全部勝ちたい」とリーグ戦残り全勝に目標を切り替えた。
さらには「名古屋が昨日リーグ優勝を決めた今は、ナビスコ杯で磐田が優勝した印象は比較的薄くなっている。サッカー界はどんどん先に進む。すぐに次のタイトルがあるのだから、それを取りさえすれば、鹿島が強いという印象を取り戻すことはできる」とも。12月25日の準々決勝で、因縁の名古屋と対戦することが決まっている天皇杯にも、照準を合わせた。
[2010年11月21日19時21分]
気持ちを切り替えたと語る岩政である。
ジュビロ戦へ照準を合わせ、気合いを入れておる模様。
そして、リーグ戦の優勝を過去とすべく、天皇杯への意欲を見せておる。
リーグ優勝を果たした名古屋にシーズン3戦全勝をし、本物というものを見せつけたい。
そして、来年のゼロックス・スーパー杯でも土を付けるのだ。
気持ちで上を目指そうではないか。
我等も聖地へ駆けつける。
共に勝利を共有したい。
鹿島DF岩政大樹(28)が「年内全勝」でV逸の借りを返すことを誓った。前日の20日には、神戸と引き分け、名古屋の優勝決定を許してしまった。一夜明けた21日の練習後も「(優勝を報じる)テレビも新聞も見ていません」と4連覇を逃した悔しさを言葉ににじませた。それでも「中2日で(23日)磐田戦があるのが今回は幸いだと思う。次の試合に気持ちを切り替えられるから。ホームでも2試合あるし、全部勝ちたい」とリーグ戦残り全勝に目標を切り替えた。
さらには「名古屋が昨日リーグ優勝を決めた今は、ナビスコ杯で磐田が優勝した印象は比較的薄くなっている。サッカー界はどんどん先に進む。すぐに次のタイトルがあるのだから、それを取りさえすれば、鹿島が強いという印象を取り戻すことはできる」とも。12月25日の準々決勝で、因縁の名古屋と対戦することが決まっている天皇杯にも、照準を合わせた。
[2010年11月21日19時21分]
気持ちを切り替えたと語る岩政である。
ジュビロ戦へ照準を合わせ、気合いを入れておる模様。
そして、リーグ戦の優勝を過去とすべく、天皇杯への意欲を見せておる。
リーグ優勝を果たした名古屋にシーズン3戦全勝をし、本物というものを見せつけたい。
そして、来年のゼロックス・スーパー杯でも土を付けるのだ。
気持ちで上を目指そうではないか。
我等も聖地へ駆けつける。
共に勝利を共有したい。
チームは新しいサイクルへ
鹿島、途切れた連覇 世代交代へ新たな挑戦
2010年11月21日10時46分
(20日、神戸0―0鹿島)
名古屋の結果に関係なく、連覇が途切れたと悟ったのか。神戸と引き分けた瞬間、鹿島の選手は無表情に視線を落とした。「勝ち続けなければ逆転できない状況でしたから」と岩政。優勝決定の現実は控室で知った。
今季を象徴する90分間。運動量で後手に回り、泣きどころのサイドを突かれてピンチを招いた。31歳の小笠原ら主力は衰えが顕著。3連覇の過程で周囲のマークも厳しさを増す一方だった。ここ2年、補強しても戦力の現状維持が精いっぱいだった。
黄金期の後には反動が巡るもの。2000年前後に史上最強と言われ、世代交代に失敗した磐田が典型だ。その点、鹿島はすでに布石を打っている。来季に向け、高校随一の逸材・MF柴崎(青森山田)ら大量4人の新人獲得が決定済み。多少の成績の落ち込みは覚悟し、2年ほどかけて新陳代謝を図る構想だ。
「チームづくりは新しいサイクルに入る。『波』を小さくして再び上昇気流に乗りたい」。選手編成を担う鈴木強化部長は決意する。オリベイラ監督も若手登用に前向きだ。過去にすがらず、変化を恐れず。組織が生き永らえるための方法論を13冠クラブは知っている。また、新たな挑戦が始まる。(中川文如)
世代交代について報じる朝日である。
来季のプラチナ世代入団を踏まえて、今季はユースからいまいち君一人を上げただけというところまで踏み込んで欲しかったところ。
しかしながら、世代交代を進めるため二年も優勝戦線から離れるという記事には同意しかねる。
そのようなことをしようものならば、観客は離れ、メディアにも相手にされず、世の中から忘れ去られた存在となろう。
ポジションは与えるものでは無く奪い取るものなのだ。
それが鹿島の流儀であって欲しい。
育てながら勝利を掴む、そういう手法でここまで来たはず。
我等は二年も待てぬ。
来季もタイトルを目指すのだ。
勝利を体感することこそ若手の成長の特効薬である。
勝者のメンタリティを植え付けつつ、育成をしていきたい。
2010年11月21日10時46分
(20日、神戸0―0鹿島)
名古屋の結果に関係なく、連覇が途切れたと悟ったのか。神戸と引き分けた瞬間、鹿島の選手は無表情に視線を落とした。「勝ち続けなければ逆転できない状況でしたから」と岩政。優勝決定の現実は控室で知った。
今季を象徴する90分間。運動量で後手に回り、泣きどころのサイドを突かれてピンチを招いた。31歳の小笠原ら主力は衰えが顕著。3連覇の過程で周囲のマークも厳しさを増す一方だった。ここ2年、補強しても戦力の現状維持が精いっぱいだった。
黄金期の後には反動が巡るもの。2000年前後に史上最強と言われ、世代交代に失敗した磐田が典型だ。その点、鹿島はすでに布石を打っている。来季に向け、高校随一の逸材・MF柴崎(青森山田)ら大量4人の新人獲得が決定済み。多少の成績の落ち込みは覚悟し、2年ほどかけて新陳代謝を図る構想だ。
「チームづくりは新しいサイクルに入る。『波』を小さくして再び上昇気流に乗りたい」。選手編成を担う鈴木強化部長は決意する。オリベイラ監督も若手登用に前向きだ。過去にすがらず、変化を恐れず。組織が生き永らえるための方法論を13冠クラブは知っている。また、新たな挑戦が始まる。(中川文如)
世代交代について報じる朝日である。
来季のプラチナ世代入団を踏まえて、今季はユースからいまいち君一人を上げただけというところまで踏み込んで欲しかったところ。
しかしながら、世代交代を進めるため二年も優勝戦線から離れるという記事には同意しかねる。
そのようなことをしようものならば、観客は離れ、メディアにも相手にされず、世の中から忘れ去られた存在となろう。
ポジションは与えるものでは無く奪い取るものなのだ。
それが鹿島の流儀であって欲しい。
育てながら勝利を掴む、そういう手法でここまで来たはず。
我等は二年も待てぬ。
来季もタイトルを目指すのだ。
勝利を体感することこそ若手の成長の特効薬である。
勝者のメンタリティを植え付けつつ、育成をしていきたい。
気持ちを切り替えよ
2010年11月21日(日)

2日後の磐田戦に向けて、11時よりトレーニングを行いました。また、昨日の神戸戦先発組はランニングなどのリカバリーで体の回復に努めました。
練習する宮崎、大迫らである。
気持ちの切り替えは出来ておるであろうか。
古来より世界の偉人は気持ち切り替えが早い。
織田信長も曹操も、そしてジーコも早かった。
目標をACL圏内と定め直し、勝利を掴みに走りたい。
全ての勝負に勝ちに行くのが鹿島の伝統である。
残り試合の目標は明確と言えよう。
強い気持ちで前へ進みたい。

2日後の磐田戦に向けて、11時よりトレーニングを行いました。また、昨日の神戸戦先発組はランニングなどのリカバリーで体の回復に努めました。
練習する宮崎、大迫らである。
気持ちの切り替えは出来ておるであろうか。
古来より世界の偉人は気持ち切り替えが早い。
織田信長も曹操も、そしてジーコも早かった。
目標をACL圏内と定め直し、勝利を掴みに走りたい。
全ての勝負に勝ちに行くのが鹿島の伝統である。
残り試合の目標は明確と言えよう。
強い気持ちで前へ進みたい。
神戸戦レビュー
【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】レポート:死力を尽くした一戦はスコアレスドローで終わる。(10.11.21)
11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 0 鹿島 (14:02/ホームズ/11,462人)
J1リーグも残り4試合。それぞれの『目標』を達成するため、共に『勝点3』に照準を定めて迎えた一戦。神戸のサポーターも、そして鹿島のサポーターも、それぞれの思い、願いを届けようと、キックオフ前から熱い応援を繰り広げ、選手たちを後押しする。
そうしたサポーターの声に応えようと、立ち上がりから集中力の感じられるパフォーマンスを魅せた両者。神戸は立ち上がりから鹿島DF陣の背後をつくボールで鹿島DFに揺さぶりをかけながら、ゴールににじり寄っていく。そんな中で5分に得た右コーナーキックのチャンスでは、ゴール前中央でDF北本久仁衛が頭で合わせるも、バーに嫌われてゴールならず。こぼれ球につめて放ったボレーシュートもバーを大きく越えてしまう。更に14分にも左サイドのMFポポからの絶妙なクロスボールにMF朴康造が頭であわせるがこれもバーの上。なかなかフィニッシュこそとれないものの、ゴールへの意識を全面的に押し出した神戸の攻撃力が輝きをみせる。25分には、カウンターからチャンスを見出すと、MFポポがゴール前中央へ絶妙のクロス。MF小川慶治朗が足から滑り込みなんとかボールに触ろうとしたがわずかに届かず、GK曽ヶ端準に落ち着いてキャッチされてしまう。
対する鹿島は、そうした神戸の攻撃を受けるシーンも何度か見られたとはいえ、全体的には攻守にバランスよく試合を運び好機をうかがう前半。21分にはMF遠藤康が強烈なミドルを放つも、GK徳重健太が好セーブ。こぼれ球を拾った中での再三の仕掛けもゴールには結びつけられない。その後も神戸のひたすら前へ、という勢いとは違って、緩急をつけながらの落ち着いた展開でゴールを狙うが、神戸の守備意識も途切れず、得点をこじ開けられない時間帯が続く。そんな中、40分には左サイドでボールを奪ったDFジウトンからFW興梠慎三と繋ぎ、最後はMF遠藤がGKと1対1の状況でシュートを放つが、これも神戸のGK徳重のファインセーブに阻まれてしまう。
共にビッグチャンスをものにできないまま、0−0で折り返した後半立ち上がり。いきなり両者がビッグチャンスを見出す。先に仕掛けたのは神戸。46分、右サイドのMF朴のクロスにMFポポが飛び込むも、相手DFクリア。そのセカンドボールを拾ったMF田中英雄が拾い狙いをすませて放ったシュートも、相手DFに身体で弾き返されてしまう。そこからカウンターのチャンスを得た鹿島は、同じく46分に、FW興梠がフリーで絶好機を得るが、GKの位置を見定め、コースを狙ったシュートは、わずかに右に逸れ、チャンスをものにできない。そして50分にはまたしても神戸。相手のボールを奪ったMF田中が左サイドを攻め上がったMFポポに絶妙のパスを流し込み「今度こそ!」というシーンを作り出すも、MFポポの放ったシュートは左のサイドネットを揺らすだけ。共に立ち上がりからわずか10分の間に、カウンターから勢いをみせ、決定機を見出したものの決定力不足に泣く。
それでも『勝点3』への思いは途切れることなく、その後も集中力の感じられるパフォーマンスを展開した両者。特にこの日の神戸は最後まで勢いが途切れない。チームとしての運動量をしっかりと保ちながら果敢に攻撃を仕掛けるが、今季最小失点を誇る鹿島の守備陣を打ち破るのは決して容易ではなく。球際の強さやセカンドボールへの対応ということも含め、2位鹿島を上回る執念をみせ続けた神戸だったが、均衡は破れず、スコアレスで試合終了となった。
この結果を受け、『残留争い』を続ける神戸は15位・F東京との勝点を1縮め、『優勝争い』を続けていた鹿島は、名古屋が湘南に勝利して優勝を決めたたため、4連覇の夢は潰えることとなった。さぁ、残すところ3試合。神戸にとっては厳しい戦いが続くが「内容と結果を悲観する必要はない。ガンバ戦から神戸らしいサッカーができている」と田中英雄が言う通り、今は前を向いてしぶとく戦いを続けるのみ。その先に喜びを分かち合える瞬間があると信じて。
以上
2010.11.21 Reported by 高村美砂
残留への貴重な勝ち点1を報じる神戸視点のマッチ・レポートである。
鹿島的に論じれば、前半のどフリーでGKと1対1になったヤスと後半開始早々のヤスのスルーパスに反応してGKと1対1になった慎三の場面が重要と言えよう。
どちらかが決まっておれば、何の問題もない試合であった。
とはいえ、決定力不足を嘆いたところで過去は変えられぬ。
慎三とヤスの成長に期待して次節を迎えたい。
11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 0 鹿島 (14:02/ホームズ/11,462人)
J1リーグも残り4試合。それぞれの『目標』を達成するため、共に『勝点3』に照準を定めて迎えた一戦。神戸のサポーターも、そして鹿島のサポーターも、それぞれの思い、願いを届けようと、キックオフ前から熱い応援を繰り広げ、選手たちを後押しする。
そうしたサポーターの声に応えようと、立ち上がりから集中力の感じられるパフォーマンスを魅せた両者。神戸は立ち上がりから鹿島DF陣の背後をつくボールで鹿島DFに揺さぶりをかけながら、ゴールににじり寄っていく。そんな中で5分に得た右コーナーキックのチャンスでは、ゴール前中央でDF北本久仁衛が頭で合わせるも、バーに嫌われてゴールならず。こぼれ球につめて放ったボレーシュートもバーを大きく越えてしまう。更に14分にも左サイドのMFポポからの絶妙なクロスボールにMF朴康造が頭であわせるがこれもバーの上。なかなかフィニッシュこそとれないものの、ゴールへの意識を全面的に押し出した神戸の攻撃力が輝きをみせる。25分には、カウンターからチャンスを見出すと、MFポポがゴール前中央へ絶妙のクロス。MF小川慶治朗が足から滑り込みなんとかボールに触ろうとしたがわずかに届かず、GK曽ヶ端準に落ち着いてキャッチされてしまう。
対する鹿島は、そうした神戸の攻撃を受けるシーンも何度か見られたとはいえ、全体的には攻守にバランスよく試合を運び好機をうかがう前半。21分にはMF遠藤康が強烈なミドルを放つも、GK徳重健太が好セーブ。こぼれ球を拾った中での再三の仕掛けもゴールには結びつけられない。その後も神戸のひたすら前へ、という勢いとは違って、緩急をつけながらの落ち着いた展開でゴールを狙うが、神戸の守備意識も途切れず、得点をこじ開けられない時間帯が続く。そんな中、40分には左サイドでボールを奪ったDFジウトンからFW興梠慎三と繋ぎ、最後はMF遠藤がGKと1対1の状況でシュートを放つが、これも神戸のGK徳重のファインセーブに阻まれてしまう。
共にビッグチャンスをものにできないまま、0−0で折り返した後半立ち上がり。いきなり両者がビッグチャンスを見出す。先に仕掛けたのは神戸。46分、右サイドのMF朴のクロスにMFポポが飛び込むも、相手DFクリア。そのセカンドボールを拾ったMF田中英雄が拾い狙いをすませて放ったシュートも、相手DFに身体で弾き返されてしまう。そこからカウンターのチャンスを得た鹿島は、同じく46分に、FW興梠がフリーで絶好機を得るが、GKの位置を見定め、コースを狙ったシュートは、わずかに右に逸れ、チャンスをものにできない。そして50分にはまたしても神戸。相手のボールを奪ったMF田中が左サイドを攻め上がったMFポポに絶妙のパスを流し込み「今度こそ!」というシーンを作り出すも、MFポポの放ったシュートは左のサイドネットを揺らすだけ。共に立ち上がりからわずか10分の間に、カウンターから勢いをみせ、決定機を見出したものの決定力不足に泣く。
それでも『勝点3』への思いは途切れることなく、その後も集中力の感じられるパフォーマンスを展開した両者。特にこの日の神戸は最後まで勢いが途切れない。チームとしての運動量をしっかりと保ちながら果敢に攻撃を仕掛けるが、今季最小失点を誇る鹿島の守備陣を打ち破るのは決して容易ではなく。球際の強さやセカンドボールへの対応ということも含め、2位鹿島を上回る執念をみせ続けた神戸だったが、均衡は破れず、スコアレスで試合終了となった。
この結果を受け、『残留争い』を続ける神戸は15位・F東京との勝点を1縮め、『優勝争い』を続けていた鹿島は、名古屋が湘南に勝利して優勝を決めたたため、4連覇の夢は潰えることとなった。さぁ、残すところ3試合。神戸にとっては厳しい戦いが続くが「内容と結果を悲観する必要はない。ガンバ戦から神戸らしいサッカーができている」と田中英雄が言う通り、今は前を向いてしぶとく戦いを続けるのみ。その先に喜びを分かち合える瞬間があると信じて。
以上
2010.11.21 Reported by 高村美砂
残留への貴重な勝ち点1を報じる神戸視点のマッチ・レポートである。
鹿島的に論じれば、前半のどフリーでGKと1対1になったヤスと後半開始早々のヤスのスルーパスに反応してGKと1対1になった慎三の場面が重要と言えよう。
どちらかが決まっておれば、何の問題もない試合であった。
とはいえ、決定力不足を嘆いたところで過去は変えられぬ。
慎三とヤスの成長に期待して次節を迎えたい。
神戸戦コメント・報道
J1リーグ 第31節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ
本当に残念だし、シーズン中にもチャンスを作りながら決めきれないという今日のような試合はたくさんあった。今季のチームを象徴するようなゲームだった。決めきれないことももちろんあるだろう。しかし今後も上の順位にいるために勝ち続けることだけを考えるしかない。
2010年11月20日(土)

本日行われたJ1第31節神戸戦は、相手ゴールを割ることが出来ず、スコアレスドローに終わりました。
【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.20)
11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 0 鹿島 (14:02/ホームズ/11,462人)
スカパー!再放送 Ch181 11/21(日)後03:30〜
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:残念なことに4連覇の夢は達成できなかった。今の心境を教えてください。また今季は移籍で出ていった選手が多かった。田代や内田など…そういう選手層が長丁場のリーグに影響を与えたところはあったのでしょうか?
「4連覇できなかったことは普通に受け止めている。全ての大会を勝てるかと言えばそうではない。特別なことではない。勝てれば理想に近いが毎回そういう訳にはいかないので。
2つ目の質問については、移籍が大きな影響を与えるのは当然のこと。特にシーズン当初よりシーズン途中の移籍の方が大きく影響したと思う。クラブには全試合の結果をグラフにしているボードがあるのですが、ちょうど内田、イ・ジョンスがいなくなったところからチームの決定力、勝負強さの部分が失われたというようになっているのではないかと思う。実際にチームとしては数字だけでみれば最少失点だし、得失点差でもいいものを保っていますから。負けが少ないということもありますし…今日で引き分けは11ですが、今日の試合のように完全に主導権を握っていても、決められない。その11分けの試合も大半が、2選手が出て行ってからの数字、結果になっている。そういうった影響は大きくあるんじゃないかなと思います」
Q:4連覇の夢が潰えた。勝ち続ける事の難しさを感じた部分はあったか。
「先ほどの質問と重なる部分があるのですが、当然ながら最少失点で…質問した記者さんは、僕が就任した当初からいると思うので分かると思いますが、11分けは鹿島にとって普通ではない数字であって、バランスというところで皆さんの好きな数字で見てもらえればどこに原因があるかは分かるのではないかと思います。完全に主導権を握ってチャンスを多く作り、決めるか決めないかのところになっている。それは皆さんも分かっていると思うし、また、意識というのは最も難しいところだと思いますが、勝っている中でどうしても、意識を持続するのが難しくて、持続しているように見える人もいれば、そうじゃない人もいるし、そういった部分で取り組む意識というものが、グラウンド内外の部分でやっていくものがあって、それが怠っている部分もあったのではないか、と思います」
Q:名古屋が初優勝を遂げた。今年の名古屋の印象を聞かせてください。
「本当に今節から始まったタイトルではなくて、就任当初から名古屋はかなり大型補強、日本で一番優秀な選手をピンポイントで選んで補強していった成果がでたように思うし、本当に1つ1つ、今年だけで勝ち取った物ではなくて、その前から作り上げているもの。そういった意味でこの場を借りて名古屋のみなさんにおめでとうと言いたいし、ストイコビッチ監督、スタッフ、選手の皆さんにもおめでとうと言いたい。やるべき作業を続けていけば必ず結果が出てくるという世界ですから、その成果が出たということだと思います」
Q:タイトルという目標を失った選手におかけになる言葉があれば。
「逆に僕はモチベーションの低下は感じられないし、そういうことを感じる必要性は全くないと思う。なぜなら、4連覇のチャンスをもらえるのは3連覇したチームだけであって、それは普通の事ではない訳ですし、その3連覇することは難しいし、4連覇は厳しいことであって、もちろん4連覇できれば素晴らしいが、できなかったからといって地獄を見るような気持ちになる必要は全くない。サッカーの世界では勝てないこともあるでしょう。別に4連覇できなかったからといって世の中が終わったような気分になる必要は全くない。新たな準備をして新たな目標を達成するために努力をし続ける事が一番大事なんじゃないかと思います」
Q:完成度の高いチームだと思います。最少失点とおっしゃいましたが、1チームで3失点以上しなかったのは鹿島だけでしたし、私は4連覇できなかったといって、チームとしての価値が下がるとは思わない。そこで質問ですが、さきほど新たな目標とおっしゃったが、監督は来季の契約について前向きな気持ちはお持ちでしょうか。
「僕自身は日本は大好きだし長く日本で指導していきたいと思っています。鹿島の事も大好きですしね。そういった意味でまだクラブとの話し合いはしていませんが、これからしないといけないのですが、僕とクラブの契約という事だけではなく、勝つためのチームを作るという上で、お互いに意見を出してということになると思いますが、チームを再建せざるを得ないという時期にきているだけに、しっかり話し合いを持った上で、お互いの意見が一致した上で合意ということに至るのではないかと思います」
以上
【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.11.20)
●岩政大樹選手(鹿島):
「名古屋の優勝は今知りました。勝てなかった時点で優勝の可能性はないなと思っていました。僕たちの力が足りなかった。今季は引き分けが多かったのが悪いのかは分からないが、失点数も、負けた数も一番少なかったし、得失点も1位だったので何を捉えるかで、勝因になったり敗因になったりすると思うのですが、勝ち切れなかったことを行ってもしょうがない。毎試合ベストは尽くしてきましたので。もっとやれたという気持ちは常に持っていますが。今日コンディションが悪いのは分かっていたけど、思っていた以上にセカンドボールを拾えず、カウンターを食らった。それで勝点をとれるほどJリーグは甘くないので。今の2位という順位で「1位の力があった」と言いたくはない。負けた時は力が足りなかったということ。鹿島は優勝しないといけないチーム。この結果を悪くないと思う選手がいたら鹿島は落ちていってしまう。決して僕は満足していない」
[ J1:第31節 神戸 vs 鹿島 ]

名古屋の優勝を阻止するためには、絶対に勝点3を獲得しなければならない鹿島。対する神戸もJ1残留へ向け是が非でも勝点3がほしい状況。試合は激しい攻防が繰り広げられる試合となった。
写真は興梠慎三(鹿島)と争うボッティ(神戸)。
[ J1:第31節 神戸 vs 鹿島 ]

試合は互いに得点を奪えず、スコアレドローで終了。鹿島は名古屋の優勝を阻止するためには勝利が必要だったが、引き分けに終わり名古屋が湘南に勝利したため、名古屋の優勝が決定。鹿島は前人未到のリーグ戦4連覇とはならならなかった。
写真は試合終了後、肩を落とす鹿島の選手たち。
【鹿島】FW興梠「責任感じます」/J1
<J1:神戸0−0鹿島>◇第31節◇20日◇ホームズ
鹿島が決定力を欠き、勝てば優勝の可能性が残る一戦をものにできなかった。前半40分にはゴール正面でフリーのMF遠藤康(22)が右足シュート。後半2分には相手DFライン裏に飛び出したFW興梠慎三(24)が、GKとの1対1からシュートを狙ったが、いずれもゴールネットを揺らせなかった。興梠は「責任を感じます」とため息をついた。
[2010年11月20日17時32分]
【鹿島】オリベイラ監督がV逸分析/J1
<J1:神戸0−0鹿島>◇第31節◇20日◇ホームズ
鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(59)が試合後、4連覇失敗の原因を分析した。まずは「大きな影響を与えたのは、シーズン中の移籍」とDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)の離脱に触れた。「チームの勝負強さが失われたのは、見ていても分かったはずです。今日で11引き分けとなったが、その大半が移籍の後であるはずです」と振り返った。優勝した名古屋については「今年からではなく、ストイコビッチ監督が就任して以来、優秀な選手をピンポイントで補強してきていた。その成果が出たのだと思う」とチームづくりの的確さをたたえた。
[2010年11月20日18時17分]
鹿島4連覇逃す…神戸に痛恨のドロー
2010.11.20 20:05

後半、シュートを外し頭を抱える鹿島・興梠=ホームズ
J1第31節第1日(20日、神戸0−0鹿島、ホームズ)連戦の疲労なのか、勝ち点を落とせないという重圧なのか。鹿島は立ち上がりから精彩を欠いた。下位に低迷する神戸に痛恨の引き分け。名古屋が勝ったため、常勝を誇った王者は王座から滑り落ち、4連覇を逃した。
守備的MFの小笠原、中田が前線に絡めず、攻撃に厚みが出ない。ボールを奪われては、神戸の鋭いカウンター攻撃でゴールを脅かされた。後半開始直後には遠藤のパスで興梠が抜け出したが、シュートは枠を外れた。「だめですね、あれを決めないと」と興梠。最大の決定機を決められずに無得点に終わった。
この試合を含めて、今季は引き分けが11試合を数えた。オリベイラ監督は「見れば分かる通り、主導権を握りながら、チャンスで決め切れていない」。取りこぼし続けた勝ち点が、最後に名古屋との大きな差になった。
シーズン途中に移籍した内田、李正秀の穴を埋め切れず、大迫ら若手の台頭も期待通りとはいかなかった。主力の高齢化も気になる。岩政は「いろいろな面で個人の力を上げていかないと」と厳しい表情だ。シーズンが終われば覇権奪回を目指す挑戦がまたすぐに始まるが、その道は平たんではない。
鹿島、今季11試合目のドローで“終戦”

<神戸・鹿島>優勝を逃しうなだれる岩政(右)、小笠原(同2人目)
Photo By スポニチ
【鹿島0―0神戸】鹿島が手痛い引き分けを喫し、4連覇を逃した。残留争いをしている神戸相手に今季を象徴するようなスコアレスドロー。
後半2分に遠藤のパスから相手GKと1対1になりながら右足のシュートを外したFW興梠は「情けない、最悪。FWを含めて点が取れなかった。責任を感じている」とシーズンを通じ決定力を欠いたことを悔やんだ。
この日を含めて11試合の引き分けは今季J1最多。負け数は5とJ1最少だっただけに、DF伊野波も「引き分けでしょ」と勝ち切れなかったことを最大の敗因に挙げた。オリヴェイラ監督は「すべての大会に勝てるわけではない」と淡々と話したが、内田と李正秀がシーズン途中に移籍したことについては「勝負強さが失われた」と厳しい表情だった。
[ 2010年11月21日 ]
またも決定力不足!史上初の4連覇ならず…鹿島

ひざに手をつくイレブンより一足早く、ぼう然とピッチを後にする小笠原(中央)
◆J1第31節 神戸0―0鹿島(20日・ホームズスタジアム神戸) 今季を象徴する内容だった。鹿島が下位の神戸相手にFW興梠、MF遠藤がGKとの1対1を外すなどチャンスで決めきれず、スコアレスドロー。「勝たなければ優勝の可能性がなくなると思っていた」(DF岩政)イレブンは名古屋の結果を聞くまでもなく、ピッチで肩を落とす。史上初の4連覇は夢と消えた。
今夏、DF内田、イ・ジョンスの主力2人が海外移籍した。DF伊野波がその影響を最小限に防いだが、オリヴェイラ監督は「影響は大きい。移籍で決定力、勝負強さが失われた」と指摘。J最少敗戦(5敗)、最少失点(27)、最大の得失点差(+20)を残しながら、11試合の引き分けが示すように勝ちきれない試合が続き、勝ち点を伸ばせなかった。
クラブは、オリヴェイラ監督と来季の契約延長について話し合っている。主力に30代が6人いることから、来季は世代交代を進めることで一致。段階的に来季新加入のMF柴崎(青森山田高)ら若手を登用していく方針だ。「勝つためには、チームを再建しないといけない」と同監督。V逸を区切りとし、本格的な世代交代に着手する。
(2010年11月21日06時01分 スポーツ報知)
J1鹿島V4逃す 名古屋、悲願の初優勝

【写真説明】
神戸-鹿島 引き分けに終わり悔しそうな表情でサポーターにあいさつする鹿島の選手たち=ホームズ
サッカーのJリーグ1部(J1)は20日、2位の鹿島が敵地で神戸と無得点で引き分け、首位の名古屋は湘南に1―0で勝って初優勝を果たした。
鹿島は決め手に欠けた。後半開始直後には絶好の得点機もあったが、シュートは枠をとらえられなかった。
名古屋は1993年のJリーグ発足時の10クラブの一つで、リーグ18年目で悲願の初制覇を果たした。
引き分けとなった神戸戦と言うよりはV逸についてのコメントと報道となった。
敗戦数は優勝した名古屋よりも少なく、やはり、この神戸戦と同様に、引き分けに終えた試合がこのシーズンの明暗を分けたとの判断である。
指揮官はシーズン中の移籍に起因すると言い、岩政は力が足りなかったと言う。
この神戸戦に於いて最も大きなチャンスに枠を外した興梠慎三は決定力の無さを嘆いた。
引き分けや敗戦にはそれぞれ要因があり、原因は一つでは無かろう。
一言二言で結論づけることは出来ぬ。
今、追求するのはまだ早い。
それよりも、二日後に迫ったジュビロ戦に気持ちも持って行かねばならぬ。
来季もアジアの戦いに参戦せねばならぬ。
また、賞金の額も順位で異なる。
残り試合、全てに勝利し、また来季もアジアに世界にチャレンジしていきたい。
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ
本当に残念だし、シーズン中にもチャンスを作りながら決めきれないという今日のような試合はたくさんあった。今季のチームを象徴するようなゲームだった。決めきれないことももちろんあるだろう。しかし今後も上の順位にいるために勝ち続けることだけを考えるしかない。
2010年11月20日(土)

本日行われたJ1第31節神戸戦は、相手ゴールを割ることが出来ず、スコアレスドローに終わりました。
【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.20)
11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 0 鹿島 (14:02/ホームズ/11,462人)
スカパー!再放送 Ch181 11/21(日)後03:30〜
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:残念なことに4連覇の夢は達成できなかった。今の心境を教えてください。また今季は移籍で出ていった選手が多かった。田代や内田など…そういう選手層が長丁場のリーグに影響を与えたところはあったのでしょうか?
「4連覇できなかったことは普通に受け止めている。全ての大会を勝てるかと言えばそうではない。特別なことではない。勝てれば理想に近いが毎回そういう訳にはいかないので。
2つ目の質問については、移籍が大きな影響を与えるのは当然のこと。特にシーズン当初よりシーズン途中の移籍の方が大きく影響したと思う。クラブには全試合の結果をグラフにしているボードがあるのですが、ちょうど内田、イ・ジョンスがいなくなったところからチームの決定力、勝負強さの部分が失われたというようになっているのではないかと思う。実際にチームとしては数字だけでみれば最少失点だし、得失点差でもいいものを保っていますから。負けが少ないということもありますし…今日で引き分けは11ですが、今日の試合のように完全に主導権を握っていても、決められない。その11分けの試合も大半が、2選手が出て行ってからの数字、結果になっている。そういうった影響は大きくあるんじゃないかなと思います」
Q:4連覇の夢が潰えた。勝ち続ける事の難しさを感じた部分はあったか。
「先ほどの質問と重なる部分があるのですが、当然ながら最少失点で…質問した記者さんは、僕が就任した当初からいると思うので分かると思いますが、11分けは鹿島にとって普通ではない数字であって、バランスというところで皆さんの好きな数字で見てもらえればどこに原因があるかは分かるのではないかと思います。完全に主導権を握ってチャンスを多く作り、決めるか決めないかのところになっている。それは皆さんも分かっていると思うし、また、意識というのは最も難しいところだと思いますが、勝っている中でどうしても、意識を持続するのが難しくて、持続しているように見える人もいれば、そうじゃない人もいるし、そういった部分で取り組む意識というものが、グラウンド内外の部分でやっていくものがあって、それが怠っている部分もあったのではないか、と思います」
Q:名古屋が初優勝を遂げた。今年の名古屋の印象を聞かせてください。
「本当に今節から始まったタイトルではなくて、就任当初から名古屋はかなり大型補強、日本で一番優秀な選手をピンポイントで選んで補強していった成果がでたように思うし、本当に1つ1つ、今年だけで勝ち取った物ではなくて、その前から作り上げているもの。そういった意味でこの場を借りて名古屋のみなさんにおめでとうと言いたいし、ストイコビッチ監督、スタッフ、選手の皆さんにもおめでとうと言いたい。やるべき作業を続けていけば必ず結果が出てくるという世界ですから、その成果が出たということだと思います」
Q:タイトルという目標を失った選手におかけになる言葉があれば。
「逆に僕はモチベーションの低下は感じられないし、そういうことを感じる必要性は全くないと思う。なぜなら、4連覇のチャンスをもらえるのは3連覇したチームだけであって、それは普通の事ではない訳ですし、その3連覇することは難しいし、4連覇は厳しいことであって、もちろん4連覇できれば素晴らしいが、できなかったからといって地獄を見るような気持ちになる必要は全くない。サッカーの世界では勝てないこともあるでしょう。別に4連覇できなかったからといって世の中が終わったような気分になる必要は全くない。新たな準備をして新たな目標を達成するために努力をし続ける事が一番大事なんじゃないかと思います」
Q:完成度の高いチームだと思います。最少失点とおっしゃいましたが、1チームで3失点以上しなかったのは鹿島だけでしたし、私は4連覇できなかったといって、チームとしての価値が下がるとは思わない。そこで質問ですが、さきほど新たな目標とおっしゃったが、監督は来季の契約について前向きな気持ちはお持ちでしょうか。
「僕自身は日本は大好きだし長く日本で指導していきたいと思っています。鹿島の事も大好きですしね。そういった意味でまだクラブとの話し合いはしていませんが、これからしないといけないのですが、僕とクラブの契約という事だけではなく、勝つためのチームを作るという上で、お互いに意見を出してということになると思いますが、チームを再建せざるを得ないという時期にきているだけに、しっかり話し合いを持った上で、お互いの意見が一致した上で合意ということに至るのではないかと思います」
以上
【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.11.20)
●岩政大樹選手(鹿島):
「名古屋の優勝は今知りました。勝てなかった時点で優勝の可能性はないなと思っていました。僕たちの力が足りなかった。今季は引き分けが多かったのが悪いのかは分からないが、失点数も、負けた数も一番少なかったし、得失点も1位だったので何を捉えるかで、勝因になったり敗因になったりすると思うのですが、勝ち切れなかったことを行ってもしょうがない。毎試合ベストは尽くしてきましたので。もっとやれたという気持ちは常に持っていますが。今日コンディションが悪いのは分かっていたけど、思っていた以上にセカンドボールを拾えず、カウンターを食らった。それで勝点をとれるほどJリーグは甘くないので。今の2位という順位で「1位の力があった」と言いたくはない。負けた時は力が足りなかったということ。鹿島は優勝しないといけないチーム。この結果を悪くないと思う選手がいたら鹿島は落ちていってしまう。決して僕は満足していない」
[ J1:第31節 神戸 vs 鹿島 ]

名古屋の優勝を阻止するためには、絶対に勝点3を獲得しなければならない鹿島。対する神戸もJ1残留へ向け是が非でも勝点3がほしい状況。試合は激しい攻防が繰り広げられる試合となった。
写真は興梠慎三(鹿島)と争うボッティ(神戸)。
[ J1:第31節 神戸 vs 鹿島 ]

試合は互いに得点を奪えず、スコアレドローで終了。鹿島は名古屋の優勝を阻止するためには勝利が必要だったが、引き分けに終わり名古屋が湘南に勝利したため、名古屋の優勝が決定。鹿島は前人未到のリーグ戦4連覇とはならならなかった。
写真は試合終了後、肩を落とす鹿島の選手たち。
【鹿島】FW興梠「責任感じます」/J1
<J1:神戸0−0鹿島>◇第31節◇20日◇ホームズ
鹿島が決定力を欠き、勝てば優勝の可能性が残る一戦をものにできなかった。前半40分にはゴール正面でフリーのMF遠藤康(22)が右足シュート。後半2分には相手DFライン裏に飛び出したFW興梠慎三(24)が、GKとの1対1からシュートを狙ったが、いずれもゴールネットを揺らせなかった。興梠は「責任を感じます」とため息をついた。
[2010年11月20日17時32分]
【鹿島】オリベイラ監督がV逸分析/J1
<J1:神戸0−0鹿島>◇第31節◇20日◇ホームズ
鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(59)が試合後、4連覇失敗の原因を分析した。まずは「大きな影響を与えたのは、シーズン中の移籍」とDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)の離脱に触れた。「チームの勝負強さが失われたのは、見ていても分かったはずです。今日で11引き分けとなったが、その大半が移籍の後であるはずです」と振り返った。優勝した名古屋については「今年からではなく、ストイコビッチ監督が就任して以来、優秀な選手をピンポイントで補強してきていた。その成果が出たのだと思う」とチームづくりの的確さをたたえた。
[2010年11月20日18時17分]
鹿島4連覇逃す…神戸に痛恨のドロー
2010.11.20 20:05

後半、シュートを外し頭を抱える鹿島・興梠=ホームズ
J1第31節第1日(20日、神戸0−0鹿島、ホームズ)連戦の疲労なのか、勝ち点を落とせないという重圧なのか。鹿島は立ち上がりから精彩を欠いた。下位に低迷する神戸に痛恨の引き分け。名古屋が勝ったため、常勝を誇った王者は王座から滑り落ち、4連覇を逃した。
守備的MFの小笠原、中田が前線に絡めず、攻撃に厚みが出ない。ボールを奪われては、神戸の鋭いカウンター攻撃でゴールを脅かされた。後半開始直後には遠藤のパスで興梠が抜け出したが、シュートは枠を外れた。「だめですね、あれを決めないと」と興梠。最大の決定機を決められずに無得点に終わった。
この試合を含めて、今季は引き分けが11試合を数えた。オリベイラ監督は「見れば分かる通り、主導権を握りながら、チャンスで決め切れていない」。取りこぼし続けた勝ち点が、最後に名古屋との大きな差になった。
シーズン途中に移籍した内田、李正秀の穴を埋め切れず、大迫ら若手の台頭も期待通りとはいかなかった。主力の高齢化も気になる。岩政は「いろいろな面で個人の力を上げていかないと」と厳しい表情だ。シーズンが終われば覇権奪回を目指す挑戦がまたすぐに始まるが、その道は平たんではない。
鹿島、今季11試合目のドローで“終戦”

<神戸・鹿島>優勝を逃しうなだれる岩政(右)、小笠原(同2人目)
Photo By スポニチ
【鹿島0―0神戸】鹿島が手痛い引き分けを喫し、4連覇を逃した。残留争いをしている神戸相手に今季を象徴するようなスコアレスドロー。
後半2分に遠藤のパスから相手GKと1対1になりながら右足のシュートを外したFW興梠は「情けない、最悪。FWを含めて点が取れなかった。責任を感じている」とシーズンを通じ決定力を欠いたことを悔やんだ。
この日を含めて11試合の引き分けは今季J1最多。負け数は5とJ1最少だっただけに、DF伊野波も「引き分けでしょ」と勝ち切れなかったことを最大の敗因に挙げた。オリヴェイラ監督は「すべての大会に勝てるわけではない」と淡々と話したが、内田と李正秀がシーズン途中に移籍したことについては「勝負強さが失われた」と厳しい表情だった。
[ 2010年11月21日 ]
またも決定力不足!史上初の4連覇ならず…鹿島

ひざに手をつくイレブンより一足早く、ぼう然とピッチを後にする小笠原(中央)
◆J1第31節 神戸0―0鹿島(20日・ホームズスタジアム神戸) 今季を象徴する内容だった。鹿島が下位の神戸相手にFW興梠、MF遠藤がGKとの1対1を外すなどチャンスで決めきれず、スコアレスドロー。「勝たなければ優勝の可能性がなくなると思っていた」(DF岩政)イレブンは名古屋の結果を聞くまでもなく、ピッチで肩を落とす。史上初の4連覇は夢と消えた。
今夏、DF内田、イ・ジョンスの主力2人が海外移籍した。DF伊野波がその影響を最小限に防いだが、オリヴェイラ監督は「影響は大きい。移籍で決定力、勝負強さが失われた」と指摘。J最少敗戦(5敗)、最少失点(27)、最大の得失点差(+20)を残しながら、11試合の引き分けが示すように勝ちきれない試合が続き、勝ち点を伸ばせなかった。
クラブは、オリヴェイラ監督と来季の契約延長について話し合っている。主力に30代が6人いることから、来季は世代交代を進めることで一致。段階的に来季新加入のMF柴崎(青森山田高)ら若手を登用していく方針だ。「勝つためには、チームを再建しないといけない」と同監督。V逸を区切りとし、本格的な世代交代に着手する。
(2010年11月21日06時01分 スポーツ報知)
J1鹿島V4逃す 名古屋、悲願の初優勝

【写真説明】
神戸-鹿島 引き分けに終わり悔しそうな表情でサポーターにあいさつする鹿島の選手たち=ホームズ
サッカーのJリーグ1部(J1)は20日、2位の鹿島が敵地で神戸と無得点で引き分け、首位の名古屋は湘南に1―0で勝って初優勝を果たした。
鹿島は決め手に欠けた。後半開始直後には絶好の得点機もあったが、シュートは枠をとらえられなかった。
名古屋は1993年のJリーグ発足時の10クラブの一つで、リーグ18年目で悲願の初制覇を果たした。
引き分けとなった神戸戦と言うよりはV逸についてのコメントと報道となった。
敗戦数は優勝した名古屋よりも少なく、やはり、この神戸戦と同様に、引き分けに終えた試合がこのシーズンの明暗を分けたとの判断である。
指揮官はシーズン中の移籍に起因すると言い、岩政は力が足りなかったと言う。
この神戸戦に於いて最も大きなチャンスに枠を外した興梠慎三は決定力の無さを嘆いた。
引き分けや敗戦にはそれぞれ要因があり、原因は一つでは無かろう。
一言二言で結論づけることは出来ぬ。
今、追求するのはまだ早い。
それよりも、二日後に迫ったジュビロ戦に気持ちも持って行かねばならぬ。
来季もアジアの戦いに参戦せねばならぬ。
また、賞金の額も順位で異なる。
残り試合、全てに勝利し、また来季もアジアに世界にチャレンジしていきたい。
シャルケ・篤人、充実の練習
スタメン定着&ベストイレブン!
内田篤人が語る「成長の証」。

ミムラユウスケ = 文
text by Yusuke Mimura
photograph by Getty Images
香川真司は開幕前から飛ぶ鳥を落とす勢いで走り続けている。負傷で開幕から2試合に欠場した長谷部誠は、ブンデスリーガで3年戦い続けてきた貫禄を見せている。
矢野貴章がリーグ開幕後にフライブルクに加入するという難しい立場からスタートすることになったことを例外として考えれば、内田篤人は日本人選手の中では出遅れたと言ってもよいだろう。
チーム加入直後のキャンプでは熱を出して、休養を余儀なくされた。開幕戦では途中交代を命じられ、9月の日本代表戦で左足の小指を負傷したために一時、戦列を離れた。シャルケとドルトムントによるレヴィアー・ダービーで香川がドルトムントのヒーローとなった試合は、ピッチではなく観客席から目にしていた。
しかし、ここに来て自身の得意とする攻撃参加を連想させるような勢いを、内田は見せている。11月13日のブンデスリーガ第12節時点で、公式戦8試合連続スタメンを飾り、そのうちの7試合ではフル出場を果たしている。
「良い練習が出来ているのでね、ぜひ、見てもらいたい!」
コンスタントに出場機会を得ている理由をたずねると、内田は少し首をかしげた。
「なんでかなぁ……。まぁ、運動量は自分の中で意識しているんですよ。後半になっても、こっちの選手は頑張れる、無理が利くんですよ。だから、それには負けないように意識したいです。でも、なんで(最近の試合でコンスタントに出場できるの)かは、わからないです」
シーズン序盤でプレー時間をのばせなかった理由については、どうだろうか。
「怪我もあったけど、信頼も全然なかっただろうし。『こいつは試合に出して、大丈夫か』というのが(監督の心の中に)あったと思う。やっぱり、そこは練習を見て、『使ってみようかな』と思ってもらわないとダメですから。(大切なのは)練習じゃないですか? 真面目にやることじゃないですかね」
ドイツにやってきてから、内田が説き続けてきたのが、練習の重要性だった。ヨーロッパの中でも最もハードだと言われるマガト監督の課す練習を通じて、自分自身を鍛えたいと語っていた。
「試合に出るのももちろんなんだけど、練習がすごく良い。良い練習が出来ているのでね、ぜひ、見てもらいたいくらいです」
そんな内田のプレーに変化が見られたのは、スタメンに定着し始めた10月の半ばころからだろう。
過酷な練習で、当たり負けしない頑強な身体ができた。
「まだまだですし、もっと良くなると思いますけど、最初のころと比べたら、慣れて来たんじゃないですか。自分の特徴をわかってもらえるというか……。こういうプレーは出来るし、こういうプレーは出来ない、というのを(チームメイトに)頭に入れてもらって、わかり合うというかね」
チームに加わってから3カ月、少しずつチームメイトとも呼吸があって来た。ほどなくして、今度は、ディフェンダーとして求められる球際の競り合いについての変化も語るようになった。
「相手はデカイけど、タイミングさえあえば、(懐に)入れる。そこら辺のすばしっこさはオレの方があるので。それに、(相手に)ぶつかられても、それがボール持っているときでも、なかなか体勢が崩れなくなってきた」
11月13日の第12節、ヴォルフスブルクとの試合が終わった直後のことだった。ヴォルフスブルクの2トップには、昨季の得点王であるジェコと一昨季の得点王グラフィッチが並んでいる。屈強なフィジカルを持つ二人と互角に渡り合えたことで、手ごたえを口にした。
「ガチャガチャと(競り合いに)なったときに負けなくなったかな、ボールを奪い取れるようになったのかな」
この試合では、ゴールライン際でボールを持つグラフィッチの懐に飛び込み、体を当てながら内田がクリアした場面があったのだが、ドイツ全土に中継をするCS放送の「SKY」では、このシーンのリプレーをわざわざ流していた。この国で求められるプレーを見せられるようになってきた証だろう。
徐々に結果を出しつつある攻撃面での積極的なプレー。
そして、マガトがほれ込んだ攻撃参加でも、少しずつではあるが、成果を残すようになった。
『キッカー』誌でベストイレブンに選ばれた第11節のザンクト・パウリ戦でのこと。先制点を呼び込んだのが内田だった。
右サイドのスペースに出たボールに合わせて走り込み、ダイレクトで中央に折り返す。ニアサイドに走り込んだフンテラールが絶好のタイミングで走り込むものの、力んでしまって合わせることができず、ファーサイドにつめていたラウールが押し込んだ。フンテラールがわずかにボールに触れたために、内田のアシストは記録されなかったが、試合後に内田はこう振り返っている。
「フンテラールとのタイミングが合って、いいところに入って来てくれた」
先制点を演出したという意味でも、狙い通りにフンテラールの元にボールを送ることが出来たという意味でも、意義のあるプレーだった。
フンテラールやラウールにクロスを送り続ける内田。
さらに、翌週のヴォルフスブルク戦でも決定機を演出した。ファーサイドにクロスを送り、ラウールが頭で折り返し、ゴール前でフンテラールが合わせた場面だ。フンテラールのシュートが浮いてしまい、ゴールにはならなかったのだが、これもまた狙い通りだった。その前の試合では「人」に合わせたが、この試合では「エリア」を狙った。
「ファーに送ろう、という狙いでした。ニアサイドには(ディフェンダーが)いるだろうなと思って。(自分のところにボールが来るまでに)時間もかかっていたので、ファーに送ろうと。ああいうところにラウールがいてくれる。少しずつ合ってきたのかな」
確実に歩みを進めているものの、内田自身は満足する素振りは見せない。
「まだ試されているという感じもするので。毎試合そうですけど、誰が出ても一緒だから。(レギュラーが)固定されることはないですから」
毎日極度の緊張感に包まれる、マガト監督の練習風景。
ヴォルフスブルク戦の翌週、ミニゲームを主体としたハードな練習が1時間半あまりも続いたあとのことだ。一部のメンバーは、居残りでの練習を課された。
内田、ハオ、エスクデロの3人のサイドバックは、さらに30分近くにわたってサイドからクロスを送り続けた。別のグラウンドでは、左サイドバックを務めるシュミッツらが、ヘディングの練習を課されていた。
一足先に練習を終えたシュミッツは、クラブハウスへと続く階段の前で立ち止まり、内田たちの練習を眺めていた。
マガト監督のもとでは、いつスタメンを外されるかわからない。ある試合でスタメンだった選手が、次の試合ではベンチ入りメンバーから外れることさえある。右サイド、左サイドも関係ない。だからこそ、ポジションを同じくするライバルの動きに敏感になっているのだ。
しばらくして、練習を終えた内田が引きあげてくる。
「まぁ、いつもやってることですからね」
こともなげに内田は、居残り練習について振り返った、
緊張感うずまくハードな練習は、毎日のように続いていく。決して楽しい類のものではない。
「練習は大変ですけど、これくらいやらないとねぇ……まだ若いですから」
涼しげな表情でそう語る内田は、一体どんな成長を遂げていくのだろうか。
ナンバーのコラムである。
充実した練習を積むシャルケの篤人について書き連ねておる。
レギュラーを取れぬ時期は信頼が無かったと振り返る篤人の意見は重い。
練習し、信頼を得ることで、ポジションを得られるのだ。
フロントや監督が無理矢理レギュラーに据えてもチームの為にも本人の為にもならぬ。
欧州に於いても、日本に於いても同じ事と言えよう。
鹿島の若手も実力でポジションを得るのだ。
それだけの才能は持っておる。
練習で信頼を得、途中出場の短い時間帯で実績を積むのである。
それがプロの世界なのである。
未来のレギュラーが楽しみである。
内田篤人が語る「成長の証」。

ミムラユウスケ = 文
text by Yusuke Mimura
photograph by Getty Images
香川真司は開幕前から飛ぶ鳥を落とす勢いで走り続けている。負傷で開幕から2試合に欠場した長谷部誠は、ブンデスリーガで3年戦い続けてきた貫禄を見せている。
矢野貴章がリーグ開幕後にフライブルクに加入するという難しい立場からスタートすることになったことを例外として考えれば、内田篤人は日本人選手の中では出遅れたと言ってもよいだろう。
チーム加入直後のキャンプでは熱を出して、休養を余儀なくされた。開幕戦では途中交代を命じられ、9月の日本代表戦で左足の小指を負傷したために一時、戦列を離れた。シャルケとドルトムントによるレヴィアー・ダービーで香川がドルトムントのヒーローとなった試合は、ピッチではなく観客席から目にしていた。
しかし、ここに来て自身の得意とする攻撃参加を連想させるような勢いを、内田は見せている。11月13日のブンデスリーガ第12節時点で、公式戦8試合連続スタメンを飾り、そのうちの7試合ではフル出場を果たしている。
「良い練習が出来ているのでね、ぜひ、見てもらいたい!」
コンスタントに出場機会を得ている理由をたずねると、内田は少し首をかしげた。
「なんでかなぁ……。まぁ、運動量は自分の中で意識しているんですよ。後半になっても、こっちの選手は頑張れる、無理が利くんですよ。だから、それには負けないように意識したいです。でも、なんで(最近の試合でコンスタントに出場できるの)かは、わからないです」
シーズン序盤でプレー時間をのばせなかった理由については、どうだろうか。
「怪我もあったけど、信頼も全然なかっただろうし。『こいつは試合に出して、大丈夫か』というのが(監督の心の中に)あったと思う。やっぱり、そこは練習を見て、『使ってみようかな』と思ってもらわないとダメですから。(大切なのは)練習じゃないですか? 真面目にやることじゃないですかね」
ドイツにやってきてから、内田が説き続けてきたのが、練習の重要性だった。ヨーロッパの中でも最もハードだと言われるマガト監督の課す練習を通じて、自分自身を鍛えたいと語っていた。
「試合に出るのももちろんなんだけど、練習がすごく良い。良い練習が出来ているのでね、ぜひ、見てもらいたいくらいです」
そんな内田のプレーに変化が見られたのは、スタメンに定着し始めた10月の半ばころからだろう。
過酷な練習で、当たり負けしない頑強な身体ができた。
「まだまだですし、もっと良くなると思いますけど、最初のころと比べたら、慣れて来たんじゃないですか。自分の特徴をわかってもらえるというか……。こういうプレーは出来るし、こういうプレーは出来ない、というのを(チームメイトに)頭に入れてもらって、わかり合うというかね」
チームに加わってから3カ月、少しずつチームメイトとも呼吸があって来た。ほどなくして、今度は、ディフェンダーとして求められる球際の競り合いについての変化も語るようになった。
「相手はデカイけど、タイミングさえあえば、(懐に)入れる。そこら辺のすばしっこさはオレの方があるので。それに、(相手に)ぶつかられても、それがボール持っているときでも、なかなか体勢が崩れなくなってきた」
11月13日の第12節、ヴォルフスブルクとの試合が終わった直後のことだった。ヴォルフスブルクの2トップには、昨季の得点王であるジェコと一昨季の得点王グラフィッチが並んでいる。屈強なフィジカルを持つ二人と互角に渡り合えたことで、手ごたえを口にした。
「ガチャガチャと(競り合いに)なったときに負けなくなったかな、ボールを奪い取れるようになったのかな」
この試合では、ゴールライン際でボールを持つグラフィッチの懐に飛び込み、体を当てながら内田がクリアした場面があったのだが、ドイツ全土に中継をするCS放送の「SKY」では、このシーンのリプレーをわざわざ流していた。この国で求められるプレーを見せられるようになってきた証だろう。
徐々に結果を出しつつある攻撃面での積極的なプレー。
そして、マガトがほれ込んだ攻撃参加でも、少しずつではあるが、成果を残すようになった。
『キッカー』誌でベストイレブンに選ばれた第11節のザンクト・パウリ戦でのこと。先制点を呼び込んだのが内田だった。
右サイドのスペースに出たボールに合わせて走り込み、ダイレクトで中央に折り返す。ニアサイドに走り込んだフンテラールが絶好のタイミングで走り込むものの、力んでしまって合わせることができず、ファーサイドにつめていたラウールが押し込んだ。フンテラールがわずかにボールに触れたために、内田のアシストは記録されなかったが、試合後に内田はこう振り返っている。
「フンテラールとのタイミングが合って、いいところに入って来てくれた」
先制点を演出したという意味でも、狙い通りにフンテラールの元にボールを送ることが出来たという意味でも、意義のあるプレーだった。
フンテラールやラウールにクロスを送り続ける内田。
さらに、翌週のヴォルフスブルク戦でも決定機を演出した。ファーサイドにクロスを送り、ラウールが頭で折り返し、ゴール前でフンテラールが合わせた場面だ。フンテラールのシュートが浮いてしまい、ゴールにはならなかったのだが、これもまた狙い通りだった。その前の試合では「人」に合わせたが、この試合では「エリア」を狙った。
「ファーに送ろう、という狙いでした。ニアサイドには(ディフェンダーが)いるだろうなと思って。(自分のところにボールが来るまでに)時間もかかっていたので、ファーに送ろうと。ああいうところにラウールがいてくれる。少しずつ合ってきたのかな」
確実に歩みを進めているものの、内田自身は満足する素振りは見せない。
「まだ試されているという感じもするので。毎試合そうですけど、誰が出ても一緒だから。(レギュラーが)固定されることはないですから」
毎日極度の緊張感に包まれる、マガト監督の練習風景。
ヴォルフスブルク戦の翌週、ミニゲームを主体としたハードな練習が1時間半あまりも続いたあとのことだ。一部のメンバーは、居残りでの練習を課された。
内田、ハオ、エスクデロの3人のサイドバックは、さらに30分近くにわたってサイドからクロスを送り続けた。別のグラウンドでは、左サイドバックを務めるシュミッツらが、ヘディングの練習を課されていた。
一足先に練習を終えたシュミッツは、クラブハウスへと続く階段の前で立ち止まり、内田たちの練習を眺めていた。
マガト監督のもとでは、いつスタメンを外されるかわからない。ある試合でスタメンだった選手が、次の試合ではベンチ入りメンバーから外れることさえある。右サイド、左サイドも関係ない。だからこそ、ポジションを同じくするライバルの動きに敏感になっているのだ。
しばらくして、練習を終えた内田が引きあげてくる。
「まぁ、いつもやってることですからね」
こともなげに内田は、居残り練習について振り返った、
緊張感うずまくハードな練習は、毎日のように続いていく。決して楽しい類のものではない。
「練習は大変ですけど、これくらいやらないとねぇ……まだ若いですから」
涼しげな表情でそう語る内田は、一体どんな成長を遂げていくのだろうか。
ナンバーのコラムである。
充実した練習を積むシャルケの篤人について書き連ねておる。
レギュラーを取れぬ時期は信頼が無かったと振り返る篤人の意見は重い。
練習し、信頼を得ることで、ポジションを得られるのだ。
フロントや監督が無理矢理レギュラーに据えてもチームの為にも本人の為にもならぬ。
欧州に於いても、日本に於いても同じ事と言えよう。
鹿島の若手も実力でポジションを得るのだ。
それだけの才能は持っておる。
練習で信頼を得、途中出場の短い時間帯で実績を積むのである。
それがプロの世界なのである。
未来のレギュラーが楽しみである。