ナビスコ杯へ向けてミニゲーム
2012年03月18日(日)

川崎Fに先発出場した一部のメンバーは15時より室内でリカバリートレーニングを実施し、その他のメンバーはグラウンドでミニゲームを行いました。
ミニゲームをするサブメンバーである。
はつらつとする本山がおる。
昨日の川崎戦はプレイする機会がなく悔しい思いをしたであろう。
ここは、ナビスコ杯での爆発を期待したいところ。
本山のファンタジーでカップ戦をいただこうではないか。
楽しみである。

川崎Fに先発出場した一部のメンバーは15時より室内でリカバリートレーニングを実施し、その他のメンバーはグラウンドでミニゲームを行いました。
ミニゲームをするサブメンバーである。
はつらつとする本山がおる。
昨日の川崎戦はプレイする機会がなく悔しい思いをしたであろう。
ここは、ナビスコ杯での爆発を期待したいところ。
本山のファンタジーでカップ戦をいただこうではないか。
楽しみである。
川崎戦レビュー
【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】レポート:勝敗を分けた決定力の差。鹿島は開幕戦に続き0-1で敗れ最下位に沈む。(12.03.18)
3月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 1 川崎F (14:04/カシマ/19,010人)
得点者:45'+2 レナト(川崎F)
木曜日の練習で、ダイヤモンド型のアンカーを務めていた青木剛が負傷したことも影響してか、ジョルジーニョ監督は従来のボックス型を採用して試合に臨んだ。選手にとっては慣れたシステムであることから、守備の安定感は増し、練習を重ねてきた左右からのクロスに選手が飛び込む形でチャンスもつくった。しかし、今季のチーム初ゴールは生まれず開幕2連敗。18チーム中無得点なのは鹿島だけということもあり、1シーズン制になってからは初めてとなる屈辱の単独最下位となってしまった。
選手たちは一様に悔しさを露わにしていた。東北地方の子供たちを招待していた小笠原満男は勝利を見せることができず「悔しいですね」と唇を噛んだ。レナトに直接フリーキックでのゴールを許してしまった曽ヶ端準の口数は少なく、岩政大樹や中田浩二は無言でスタジアムを去った。上々のデビュー戦を飾った山村和也さえ「チームとして結果が出なかった」と笑顔は無かった。
山ほどのチャンスをつくったわけではないが、開幕戦よりもスタンドを沸かせる場面をつくることはできていた。「チームが良くなってきていると実感しています」というジョルジーニョ監督の言葉は嘘偽りない。
前半4分には、スローインからDFと体を入れ替えた大迫勇也がペナルティエリア左に侵入、ゴール前にグラウンダーのクロスを送り、そこに鋭く反応した遠藤康が小宮山尊信より一歩先んじてシュートを放つチャンスをつくった。33分にも柴崎岳のサイドチェンジから新井場徹が右サイドの深い位置からマイナスの位置へ折り返すと、遅れて飛び込んできたジュニーニョへピタリ。シュートは相手選手に弾かれたものの、いずれも宮崎合宿から重ねてきた練習通りの形でゴールに迫っている。特にクロスに対して、FWだけでなくMFもゴール前に入れている回数は、去年よりも確実に多くなっている。しかし、ゴールとして結実することはなかった。逆に、前に出てくる曽ヶ端の動きを読んだレナトに技ありのフリーキックを決められ、個人の一発の決定力に泣かされてしまった。
新監督にしてみれば開幕2連敗でのスタートは最悪のシナリオだろう。しかし、ジョルジーニョ監督は矢面に立たされる記者会見でも決して下を向かず、すべての質問に対し質問をした記者を見据えて答えていた。
「フォーメーションにしても、選手選考、チームの配置、システム、すべての責任は僕にあります」
厳しい状況をつくった原因をすべて引き受け、選手を守ろうとする監督。それを見た選手が意気に感じないはずはない。
「誰が出るとか、どんなシステムとかじゃない。まず選手が勝つんだ、という気持ちを表さないといけない」
監督だけでなく、応援してくれたサポーター、スタジアムを完全復旧してくれたスタッフなど、さまざまな思いに応えられなかった不甲斐なさを小笠原は噛みしめていた。つぎは、中二日でヤマザキナビスコカップの試合となり、対戦相手は神戸。気持ちを表す戦いをするには最適な相手である。勝ってリーグ戦に繋げたい。
以上
2012.03.18 Reported by 田中滋
青木が出場しなかったのは負傷のためとのこと。
青木はベンチ入りしておったため、軽傷と思われる。
ここで、ここまで積み重ねてきたダイアモンドの新布陣を、青木の不在で変えざるを得なかったことは無念であろう。
そして、二試合連続で無得点に終えたことも悔しい思いをしておることは想像に難くない。
とはいえ、仙台戦とは異なり大いなるチャンスをいくつも作れておった。
攻撃の連携は取れつつある。
ゴールという結果を求めて火曜日は聖地へ向かいたい。
3月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 1 川崎F (14:04/カシマ/19,010人)
得点者:45'+2 レナト(川崎F)
木曜日の練習で、ダイヤモンド型のアンカーを務めていた青木剛が負傷したことも影響してか、ジョルジーニョ監督は従来のボックス型を採用して試合に臨んだ。選手にとっては慣れたシステムであることから、守備の安定感は増し、練習を重ねてきた左右からのクロスに選手が飛び込む形でチャンスもつくった。しかし、今季のチーム初ゴールは生まれず開幕2連敗。18チーム中無得点なのは鹿島だけということもあり、1シーズン制になってからは初めてとなる屈辱の単独最下位となってしまった。
選手たちは一様に悔しさを露わにしていた。東北地方の子供たちを招待していた小笠原満男は勝利を見せることができず「悔しいですね」と唇を噛んだ。レナトに直接フリーキックでのゴールを許してしまった曽ヶ端準の口数は少なく、岩政大樹や中田浩二は無言でスタジアムを去った。上々のデビュー戦を飾った山村和也さえ「チームとして結果が出なかった」と笑顔は無かった。
山ほどのチャンスをつくったわけではないが、開幕戦よりもスタンドを沸かせる場面をつくることはできていた。「チームが良くなってきていると実感しています」というジョルジーニョ監督の言葉は嘘偽りない。
前半4分には、スローインからDFと体を入れ替えた大迫勇也がペナルティエリア左に侵入、ゴール前にグラウンダーのクロスを送り、そこに鋭く反応した遠藤康が小宮山尊信より一歩先んじてシュートを放つチャンスをつくった。33分にも柴崎岳のサイドチェンジから新井場徹が右サイドの深い位置からマイナスの位置へ折り返すと、遅れて飛び込んできたジュニーニョへピタリ。シュートは相手選手に弾かれたものの、いずれも宮崎合宿から重ねてきた練習通りの形でゴールに迫っている。特にクロスに対して、FWだけでなくMFもゴール前に入れている回数は、去年よりも確実に多くなっている。しかし、ゴールとして結実することはなかった。逆に、前に出てくる曽ヶ端の動きを読んだレナトに技ありのフリーキックを決められ、個人の一発の決定力に泣かされてしまった。
新監督にしてみれば開幕2連敗でのスタートは最悪のシナリオだろう。しかし、ジョルジーニョ監督は矢面に立たされる記者会見でも決して下を向かず、すべての質問に対し質問をした記者を見据えて答えていた。
「フォーメーションにしても、選手選考、チームの配置、システム、すべての責任は僕にあります」
厳しい状況をつくった原因をすべて引き受け、選手を守ろうとする監督。それを見た選手が意気に感じないはずはない。
「誰が出るとか、どんなシステムとかじゃない。まず選手が勝つんだ、という気持ちを表さないといけない」
監督だけでなく、応援してくれたサポーター、スタジアムを完全復旧してくれたスタッフなど、さまざまな思いに応えられなかった不甲斐なさを小笠原は噛みしめていた。つぎは、中二日でヤマザキナビスコカップの試合となり、対戦相手は神戸。気持ちを表す戦いをするには最適な相手である。勝ってリーグ戦に繋げたい。
以上
2012.03.18 Reported by 田中滋
青木が出場しなかったのは負傷のためとのこと。
青木はベンチ入りしておったため、軽傷と思われる。
ここで、ここまで積み重ねてきたダイアモンドの新布陣を、青木の不在で変えざるを得なかったことは無念であろう。
そして、二試合連続で無得点に終えたことも悔しい思いをしておることは想像に難くない。
とはいえ、仙台戦とは異なり大いなるチャンスをいくつも作れておった。
攻撃の連携は取れつつある。
ゴールという結果を求めて火曜日は聖地へ向かいたい。
ユース、スペイン遠征・セビージャB戦
スペイン遠征 6日目
今日は早朝にホ テルをチェックアウトし、空港へ向かいしました。チェックイン後にゲートへ行ってみると、何とフライトが遅延。その後、発表された時間が再度遅れ、予定より約2時間遅れてセビージャに到着しました。
セビージャB 3(0−2、1−1)1 鹿島ユース
鹿島ユースは立ち上がり集中してより良い形で試合に入ることができました。攻撃面でも何度もチャンスを作りました。8分には大竹から 高田へのパスからゴールが決まりますが、オフサイドの判定。続く9分には本多からのクロスを阿部がシュートに持ち込みますが、ゴールの枠を外れます。20分には山口のクロスを大竹がシュートしますが、これも決まりません。逆に30分過ぎからチャンスを作り始めたセビージャに37分と42分に ゴールを決められ、0-2。後半、鹿島ユースは9人の選手を入れ替えます。立ち上がりの2分にCKから失点しますが、13分に小野瀬のパスを受けた 阿部がゴールを決めて1-1と拮抗した展開となりました。18分には阿倍のパスを受けた小野瀬のシュートはGKの正面、37分に橋本 からのパスを受けた清永のシュートも決まらず、そのまま試合終了となりました。
キッカ監督コメント
「今日は移動もありコンディションは良くない中でも、選手は良いプレーをしてくれた。前半後半で ほとんどの選手にプレーさせることができた。これまでの試合よりもより公式戦に近い良い戦いができた」
セビージャBとの試合で多くの選手を起用することが出来たユースチームである。
着実に経験を積み、成長しておる様子。
若き息吹が聞こえてくるプリマベーラである。
楽しみにしたい。
今日は早朝にホ テルをチェックアウトし、空港へ向かいしました。チェックイン後にゲートへ行ってみると、何とフライトが遅延。その後、発表された時間が再度遅れ、予定より約2時間遅れてセビージャに到着しました。
セビージャB 3(0−2、1−1)1 鹿島ユース
鹿島ユースは立ち上がり集中してより良い形で試合に入ることができました。攻撃面でも何度もチャンスを作りました。8分には大竹から 高田へのパスからゴールが決まりますが、オフサイドの判定。続く9分には本多からのクロスを阿部がシュートに持ち込みますが、ゴールの枠を外れます。20分には山口のクロスを大竹がシュートしますが、これも決まりません。逆に30分過ぎからチャンスを作り始めたセビージャに37分と42分に ゴールを決められ、0-2。後半、鹿島ユースは9人の選手を入れ替えます。立ち上がりの2分にCKから失点しますが、13分に小野瀬のパスを受けた 阿部がゴールを決めて1-1と拮抗した展開となりました。18分には阿倍のパスを受けた小野瀬のシュートはGKの正面、37分に橋本 からのパスを受けた清永のシュートも決まらず、そのまま試合終了となりました。
キッカ監督コメント
「今日は移動もありコンディションは良くない中でも、選手は良いプレーをしてくれた。前半後半で ほとんどの選手にプレーさせることができた。これまでの試合よりもより公式戦に近い良い戦いができた」
セビージャBとの試合で多くの選手を起用することが出来たユースチームである。
着実に経験を積み、成長しておる様子。
若き息吹が聞こえてくるプリマベーラである。
楽しみにしたい。
川崎戦コメント・報道
2012Jリーグ ディビジョン1 第2節
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
結果として負けているので、改善されなかったと見る人もいるかもしれないけど、そんなことはない。
前半はレナトが前節に非常にいいパフォーマンスをしていたので、そこをケアしてくれと言ったことにとらわれ過ぎたのかも知れない。川崎Fに力を与えてしまった。
失点については、失点してはいけない時間に決められてしまった。
まだまだやらなくてはいけないことがたくさんある。チームが大きく変わっていて、監督も代わって、なかなか短期的にうまくいくと言うことはない。試合において色んなミスが出ることは考えられること。選手の起用法とかシステムとか、采配とか交代とか全て、自分の責任。色々自分のなかでも試している部分があるので、それを少しずつやっていって改善していきたいと思う。
(初出場した山村について)期待した形のプレーをしてくれた。狙いは守備の安定性、ボランチからの供給、前半は増田がレナトを気にし過ぎて、ラインが深くなってしまったので、遠藤と柴崎に1つ前でプレーできるようになって欲しいと指示して、非常によくやってくれた。
2012年03月17日(土)

本日行われたJ1第2節vs川崎Fは0-1で負けを喫しました。
【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.17)
3月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 1 川崎F (14:04/カシマ/19,010人)
得点者:45'+2 レナト(川崎F)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:山村選手を後半で起用しましたがその評価をお願いします。
「山村選手は期待した活躍ができたのではないかと思います。要求したのはディフェンスの前で、守備の安定性をもたらすこと。それと同時にセンターバックをやりながら、ボランチもできる選手ですので、そこからのパスの供給をして欲しい、ということ。遠藤選手と柴崎選手をひとつ前の位置でプレーできるように指示を出して欲しい、と言いました。なぜかというと、前半は少し引きすぎたと思ったからです。特に増田選手があまりにも10番のレナト選手を気にしすぎて、位置が深くなり、チームとして前に行く力が欠けたの出はないかと思います」
Q:中盤の構成を変えた狙いとそれがどういう効果があったのか教えて下さい。
「結果だけを見れば、何もできなかった、何も構成できなかった、何も改善されなかったと、皆さんは思うかもしれませんが、だいぶ良くなった部分も見受けられました。特に、前半は、僕が相手の10番のレナト選手が第1節で非常に良いパフォーマンスを見せていたので『そこをケアして欲しい』とミーティングで言ったのですが、そこにあまりにもとらわれすぎてしまって、逆にボランチの選手が守備的な位置、あるいは深すぎる位置になってしまい、フロンターレさんが前に出てくる状況をつくらせていたんじゃないかな、と思います。失点というのが前半の折り返しのタイミング、失点をしてはいけない状況だったので、そこは残念でしたが、ただ、今日、レナトが大きな活躍をしたのかと言えばそうではなかったと思いますし、逆に我々がとらわれすぎたことが、強く意識しすぎた部分があったと思います。後半に関しては良かったと思いますので、前半の部分で両ハーフ、遠藤選手と柴崎選手がなかに行ったり、外に出たり、求めているものはFWへの供給をして欲しいということですので、それは良くできたと思います。ただ、前半の3回の明らかなチャンスが決まっていれば、恐らく結果も違っていただろうし、皆さんの質問も違っていたのではないかと思います」
Q:中二日ですぐに試合があると思いますが、どう過ごしたいかを教えて下さい
「チームが良くなってきていると実感していますし、多くのところで足りないということは、僕も謙虚に感じていますし、選手たちもそう感じていると思います。二日後の試合は違う大会ですので、またゼロからのスタートだと僕は考えていますし、選手たちもそう考えていると思います。引き続き、ハードワークをして、日々謙虚に取り組むことが重要ではないかと思います。あとは得点のチャンスは試合のなかで必ず何度も訪れているわけなので、そこを改善するためにシュート練習をずっとやり続けているのですが、なかなか今日も入りませんでした。ただ、僕は悲観的に捉えているわけではなく、やり続けていけば必ず流れは変わってくるし、FWにしても後ろから入って来る選手にしてもチャンスは訪れています。それが一回でも入れば選手も自信を深めるだろうし、チームとしても自信を持つようになり、また違う形になっていくと思っています。ただ、それは前の部分の問題だけでなく、全体的に足りないところは多くあります。いろいろ見ていけば改善する必要があるところは多いです。当然ながら、皆さんの評価というのは、いきなり結果という部分になりましが、今年はチームが大きく変わっています。まず監督が変わって、スタッフも変わり、選手の出入りもあったところで、短期間にすべてが完璧にできるかと言えばそうではないと思います。ひとつひとつ、確実に、構築することを僕は考えているので、時間はかかるのかな、と思っています。
試合においては人間がやっている以上ミスがあります。ただ、それに対する責任は僕にあると思います。フォーメーションにしても、選手選考、チームの配置、システム、すべては僕にあります。試合の流れを変えるという判断をどういう風にするのか、どのタイミングで決断を下すのか、すべて僕の責任であって、僕がいろいろと取り組まないといけない部分が数多くあると思います」
以上
【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(12.03.17)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「チームとして形はつくれていたし、流れはよかった。それだけにああいう形で失点したことで流れを切ってしまった。(前での競り合いを意識したのか?)基本的にはそうです。ただ、あそこはやられてはいけないところ。チャンスもつくれているし切り替えるしかない。ナビスコで次のJに繋がるような試合をしたいです」
●山村和也選手(鹿島):
「2連敗してしまい残念です。しっかりと切り替えてがんばっていきたいです。試合運びは問題ないと思うので、あとは決定的な場面を増やせればと思います。ただ、ミスは少し多かったかなと思います。
結果が出なかったのでやっぱり悔しいです。何度かロングボールを入れたりするのはできたんですけど、獲ったあとのボールとか、繋ぐミスをしてしまったので、そういうところは自分の課題かなと思っていたので、そこが悔やまれると思います。
(前半を見ていて、自分が出たらここを変えたいというのはありましたか?)そうですね。少し、10番のレナトにもう少し行けたらいいなか、と思っていたので、自分も少し意識してやりました。(鹿島でボランチをやるのは?)初めてですね。いちおうどちらでもできるようには考えていたのですけど、センターバックのイメージでいたので名前を呼ばれたときはちょっとビックリしました。(初めて出たことで気持ちの上で違う部分は?)45分だったんですけど、良い面も悪い面も見れたので、これからそういう部分を改善して、また試合に出られるようにしていきたいです。(開幕2戦目でのデビューは?)出れるとはあまり思っていなかったので、そこは素直に嬉しかったですけど、結果がチームとして出なかったのでそこが一番悔やまれます」
●小笠原満男選手(鹿島):
「悔しいですね。監督が変わったとか、システムが変わったとか、そういうところではないと考えている。選手が戦えていないことが勝ちに繋がらない。まず選手が勝つんだ、という気持ちを表さないといけないと感じている。今日で開幕2連敗したけれどサポーターは拍手やがんばれという声をかけてくれた。応援してくれている。俺達はピッチで応えるしかない。誰が出るとか、どんなシステムとかじゃない。これからみんなのイメージを合わせて、勝っていくために話し合いたい。みんなが一体になるときだと思う」
[ J1:第2節 鹿島 vs 川崎F ]

ジェシ(川崎F)の厳しいマークに遭う柴崎岳(鹿島)。鹿島はホームで0-1で敗れ2試合連続で無得点で開幕2連敗となった。
鹿島18年ぶり単独最下位、現方式初/J1
<J1:鹿島0−1川崎F>◇第2節◇17日◇カシマ
鹿島が18年ぶりのリーグ戦単独最下位に沈んだ。ホーム開幕戦で川崎Fに敗れ2連敗。勝ち点0の3チームが得失点差で並んだが、総得点0で18位となった。勝ち数で順位を決めていた94年第2ステージの8月20日第4節清水戦以来の単独最下位に、主将のMF小笠原満男(32)は「残念。選手が戦えないと勝てないと思う」と話した。
10日の仙台との開幕戦で敷いたトップ下を置くひし形の中盤から、この日は昨季までの攻撃的MF2人と守備的MF2人の台形の布陣に戻した。好機はつくったが、川崎Fの堅陣を崩せず。ジョルジーニョ監督(47)は「悲観的にはとらえていない。ただ、選手選考、システム、すべての責任は僕にある」と振り返った。
オリベイラ監督が就任した07年は開幕5試合で2敗3分けと未勝利ながら、猛烈な巻き返しで優勝した。先発のMF遠藤は「オリベイラの時も最初は勝てなかった。これからが大事」と強調した。
単独最下位は勝ち点で順位を決める方式が採用された95年以降ではクラブ史上初。20日にはナビスコ杯初戦の神戸戦が控える。小笠原は「選手が勝つんだという気持ちを表さないと。システムや環境が変わったという話が出るけど関係ない」と断言した。既に順位はどん底。あとは浮上しかない。【菅家大輔】
[2012年3月18日7時1分 紙面から]
鹿島が連敗で初の単独最下位、山村はプロ初出場
J1第2節(鹿島0−1川崎、17日、カシマ)新入団のU−23日本代表MF山村が、0−1の後半開始から日本代表MF増田に代わりプロ初出場。14日のロンドン五輪最終予選から中2日ながら、ボランチで45分間プレーした。反撃の起点になれず「いい面も悪い面も分かった。これから改善していきたい」と笑顔はなかった。チームは開幕2連敗で1リーグ制になってからは初の単独最下位。主将のMF小笠原は「勝つためにみんなで話して団結していきたい」と力を込めた。
(紙面から)
300試合の節目で屈辱…鹿島 18年ぶり単独最下位
J1第2節 鹿島0−1川崎F (3月17日 カシマ)

<鹿島・川崎F>川崎Fに敗れガックリの鹿島イレブン
Photo By スポニチ
鹿島がカシマスタジアム開催300試合目となった節目の一戦に0―1で敗れ開幕2連敗で94年第2ステージ第4節以来18年ぶりに単独最下位。
ジョルジーニョ監督は「責任は全て私にある」と現実を受け入れた。練習ではセンターバックで起用してきた山村を後半開始からボランチで投入するなどなりふり構わぬ采配も実らなかった。連敗発進はオリヴェイラ前監督就任1年目の07年以来5年ぶりでスコアも同じ0―1、0―1。その年は立て直しに成功して逆転優勝した。小笠原は「やればできるチームだと信じている」と前を向いた。

<鹿島・川崎F>後半開始からボランチとして投入された鹿島の山村(右)
Photo By スポニチ
[ 2012年3月18日 06:00 ]
鹿島新加入の山村がJ1デビュー
「J1、鹿島0‐1川崎」(17日、カシマ)
流通経大から鹿島に新加入したU‐23日本代表の鹿島・山村が、後半から守備的MFとして初めてJ1のピッチに立った。「ある程度、自分のプレーはできたけど、ミスも多かった」とプロデビュー戦を振り返った。普段の練習ではセンターバックに入るが、中盤でも無難なプレーを見せた。ロンドン五輪代表入りの目標に向け、「鹿島でいい結果を残すことが大事」と気を引き締めた。
(2012年3月18日)
開幕2連敗の鹿島・ジョルジーニョ監督「時間はかかる」
J1第2節は17日に9試合が行われ、今季ホーム初戦の鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0−1で敗れた。鹿島は前半終了間際に川崎のレナトにFKから先制を許すと、同点ゴールを奪うことができず、開幕2連敗となった。一方、川崎は連勝スタートを飾っている。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。
――山村を後半に起用したが、プレーの評価は?
山村は期待した活躍ができたのではないか。要求したのはディフェンスの前で、守備の安定性をもたらすこと。それと同時に、そこからのパスの供給をして欲しい、遠藤と柴崎をひとつ前の位置でプレーできるように指示を出して欲しい、と言った。なぜかというと、前半は少し引きすぎたと思ったから。特に増田があまりにも(川崎)10番のレナトを気にしすぎて、位置が深くなり、チームとして前に行く力が欠けたのではないかと思う。
――中盤の構成を変えた狙いとそれがどういう効果があったと思うか
結果だけを見れば、何もできなかった、何も構成できなかった、何も改善されなかったと、皆さんは思うかもしれないが、だいぶ良くなった部分も見受けられた。ただ、失点が前半の折り返しのタイミング、失点をしてはいけない状況だったので、そこは残念。
後半に関しては良かったと思う。前半の部分で両ハーフ、遠藤と柴崎が中に行ったり、外に出たり、求めているものはFWへの(パスの)供給をして欲しいということなので、それは良くできた。ただ、前半の3回の明らかなチャンスが決まっていれば、おそらく結果も違っていただろうし、皆さんの質問も違っていたのではないか。
――中2日ですぐに試合があるが、どう過ごしたいか
チームが良くなってきていると実感しているし、多くのところで足りないということは、わたしも謙虚に感じているし、選手たちもそう感じていると思う。引き続き、ハードワークをして、日々謙虚に取り組むことが重要ではないか。
当然ながら、皆さんの評価というのは、いきなり結果という部分になったが、今年はチームが大きく変わっている。まず監督が変わって、スタッフも変わり、選手の出入りもあったところで、短期間にすべてが完ぺきにできるかと言えばそうではない。ひとつひとつ、確実に構築することをわたしは考えているので、時間はかかるのかな、と思っている。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月17日 18:46 ]
Jデビューを飾った鹿島・山村「また試合に出られるように」
J1第2節は17日に9試合が行われ、今季ホーム初戦の鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0−1で敗れた。鹿島は前半終了間際に川崎のレナトにFKから先制を許すと、その後も同点ゴールを奪うことができず、開幕2連敗となった。一方、川崎は連勝スタートを飾っている。
以下は、Jリーグデビューを果たした山村和也(鹿島)の試合後のコメント。
「2連敗してしまい残念です。しっかりと切り替えてがんばっていきたい。試合運びは問題ないと思うので、あとは決定的な場面を増やせれば。ただ、ミスは少し多かったかなと思います。
結果が出なかったのでやっぱり悔しいです。何度かロングボールを入れたりするのはできたんですけど、獲ったあとのボールとか、つなぐミスをしてしまった。そういうところは自分の課題かなと思っている。
(鹿島でボランチをやるのは)初めてですね。一応どちらでもできるようには考えていましたが、センターバックのイメージでいたので名前を呼ばれたときはちょっとビックリしました。
(デビュー戦となったが)45分だったんですけど、いい面も悪い面も見れたので、これからそういう部分を改善して、また試合に出られるようにしていきたい。出れるとはあまり思っていなかったので、そこは素直にうれしかったですけど、結果がチームとして出なかったので、そこが一番悔やまれます」
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月17日 18:58 ]
J1鹿島 ホーム開幕戦、惜敗
2012年03月18日

川崎のゴール前に上がった鹿島のコーナリング=県立カシマサッカースタジアム
サッカーJ1鹿島アントラーズは17日、県立カシマサッカースタジアムでホーム開幕戦に臨み、川崎フロンターレに0―1で敗れシーズン戦2連敗となった。
雨脚が時折、強くなる中、約1万9千人のファンが詰めかけ、鹿島のサポーター席はチームカラーの赤で埋め尽くされた。シーズン第1戦が、ベガルタ仙台のホーム第1戦で0―1で負けているだけに、ホームでの勝利を願うサポーターたちは熱い声援を送った。
互いに攻めあぐねていた前半ロスタイム。川崎のFWレナトが左足から放ったフリーキックが、弧を描いてキーパーの頭上を越えゴールネットを揺らすと、悲鳴と落胆の声が渦巻いた。
鹿島、ホーム初戦飾れず 連敗にファン「どん底」
2012年3月18日

柴崎岳選手(手前)らの奮闘も及ばず鹿島アントラーズは連敗。スタンドを埋めたサポーターからため息が漏れた=鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムで
強い鹿島はどこへ。サッカー・Jリーグ一部の鹿島アントラーズは十七日、鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムのホーム初戦で、開幕戦と同じく0−1で敗れ2連敗。「どん底の状態」「これから良くなる」。地元ファンのさまざまな思いが交錯した。
終了の瞬間、雨の中詰め掛けたサポーターは静まり返った。東日本大震災で壊れたスタジアムの改修も終わり、復興の象徴となるはずが、結果が出ない。
観戦した土浦市の会社員岡野聡さん(46)は「得点どころかFWにいいボールが行っていない。長年チームを見ているが、かなり悪い状態」。千葉県香取市の店員添野良平さん(33)は「例年は開幕前にアジア・チャンピオンズリーグで実戦を積めるが、今年はない。調整の失敗では」と案じた。
悲観ばかりではない。前任のオリベイラ監督が就任した二〇〇七年は開幕から5試合白星がなかったが、猛追して逆転優勝。この年も開幕2戦は0−1で敗れた。2人は「新監督がなじむには時間がかかる。ジョルジーニョ監督を信じている」と口をそろえ、かつての英雄が手腕を発揮する日を心待ちにした。 (井上靖史)
J1鹿島連敗、ホーム初戦飾れず

【写真説明】鹿島-川崎 前半34分、コーナーキックからゴールを狙う鹿島・大迫=カシマスタジアム
サッカーJ1の鹿島は17日、東日本大震災から完全復旧したカシマスタジアムで川崎と対戦。0-1で敗れて開幕2連敗。同スタジアムで行われたリーグ戦(チャンピオンシップ戦を含む)の通算300試合目を白星で飾れなかった。開幕戦からの連敗スタートは2007年シーズン以来。
鹿島は丁寧にボールをつなぎ試合を組み立てたが、前半終了間際、川崎のレナトにフリーキックを直接決められて先制を許した。後半は新人の山村や土居、岡本ら若手選手を投入して攻撃の活性化を図ったが、守りを固めた川崎に逃げ切られた。
開幕から二連敗し単独最下位に落ちた鹿島である。
まだ2節を終えただけとはいえ、厳しい現実と言えよう。
とはいえ、明るい兆し見えておる。
ジョルジーニョ監督はシステムに手を加え、試合中も素早い対応をして見せた。
そして、若い世代は経験を積んでおる。
この試合の結果は望むものではなかったが、いずれこの経験が活きる日が来よう。
その日を近づけるべく厳しい練習に励むのだ。
期待しておる。
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
結果として負けているので、改善されなかったと見る人もいるかもしれないけど、そんなことはない。
前半はレナトが前節に非常にいいパフォーマンスをしていたので、そこをケアしてくれと言ったことにとらわれ過ぎたのかも知れない。川崎Fに力を与えてしまった。
失点については、失点してはいけない時間に決められてしまった。
まだまだやらなくてはいけないことがたくさんある。チームが大きく変わっていて、監督も代わって、なかなか短期的にうまくいくと言うことはない。試合において色んなミスが出ることは考えられること。選手の起用法とかシステムとか、采配とか交代とか全て、自分の責任。色々自分のなかでも試している部分があるので、それを少しずつやっていって改善していきたいと思う。
(初出場した山村について)期待した形のプレーをしてくれた。狙いは守備の安定性、ボランチからの供給、前半は増田がレナトを気にし過ぎて、ラインが深くなってしまったので、遠藤と柴崎に1つ前でプレーできるようになって欲しいと指示して、非常によくやってくれた。
2012年03月17日(土)

本日行われたJ1第2節vs川崎Fは0-1で負けを喫しました。
【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.17)
3月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 1 川崎F (14:04/カシマ/19,010人)
得点者:45'+2 レナト(川崎F)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:山村選手を後半で起用しましたがその評価をお願いします。
「山村選手は期待した活躍ができたのではないかと思います。要求したのはディフェンスの前で、守備の安定性をもたらすこと。それと同時にセンターバックをやりながら、ボランチもできる選手ですので、そこからのパスの供給をして欲しい、ということ。遠藤選手と柴崎選手をひとつ前の位置でプレーできるように指示を出して欲しい、と言いました。なぜかというと、前半は少し引きすぎたと思ったからです。特に増田選手があまりにも10番のレナト選手を気にしすぎて、位置が深くなり、チームとして前に行く力が欠けたの出はないかと思います」
Q:中盤の構成を変えた狙いとそれがどういう効果があったのか教えて下さい。
「結果だけを見れば、何もできなかった、何も構成できなかった、何も改善されなかったと、皆さんは思うかもしれませんが、だいぶ良くなった部分も見受けられました。特に、前半は、僕が相手の10番のレナト選手が第1節で非常に良いパフォーマンスを見せていたので『そこをケアして欲しい』とミーティングで言ったのですが、そこにあまりにもとらわれすぎてしまって、逆にボランチの選手が守備的な位置、あるいは深すぎる位置になってしまい、フロンターレさんが前に出てくる状況をつくらせていたんじゃないかな、と思います。失点というのが前半の折り返しのタイミング、失点をしてはいけない状況だったので、そこは残念でしたが、ただ、今日、レナトが大きな活躍をしたのかと言えばそうではなかったと思いますし、逆に我々がとらわれすぎたことが、強く意識しすぎた部分があったと思います。後半に関しては良かったと思いますので、前半の部分で両ハーフ、遠藤選手と柴崎選手がなかに行ったり、外に出たり、求めているものはFWへの供給をして欲しいということですので、それは良くできたと思います。ただ、前半の3回の明らかなチャンスが決まっていれば、恐らく結果も違っていただろうし、皆さんの質問も違っていたのではないかと思います」
Q:中二日ですぐに試合があると思いますが、どう過ごしたいかを教えて下さい
「チームが良くなってきていると実感していますし、多くのところで足りないということは、僕も謙虚に感じていますし、選手たちもそう感じていると思います。二日後の試合は違う大会ですので、またゼロからのスタートだと僕は考えていますし、選手たちもそう考えていると思います。引き続き、ハードワークをして、日々謙虚に取り組むことが重要ではないかと思います。あとは得点のチャンスは試合のなかで必ず何度も訪れているわけなので、そこを改善するためにシュート練習をずっとやり続けているのですが、なかなか今日も入りませんでした。ただ、僕は悲観的に捉えているわけではなく、やり続けていけば必ず流れは変わってくるし、FWにしても後ろから入って来る選手にしてもチャンスは訪れています。それが一回でも入れば選手も自信を深めるだろうし、チームとしても自信を持つようになり、また違う形になっていくと思っています。ただ、それは前の部分の問題だけでなく、全体的に足りないところは多くあります。いろいろ見ていけば改善する必要があるところは多いです。当然ながら、皆さんの評価というのは、いきなり結果という部分になりましが、今年はチームが大きく変わっています。まず監督が変わって、スタッフも変わり、選手の出入りもあったところで、短期間にすべてが完璧にできるかと言えばそうではないと思います。ひとつひとつ、確実に、構築することを僕は考えているので、時間はかかるのかな、と思っています。
試合においては人間がやっている以上ミスがあります。ただ、それに対する責任は僕にあると思います。フォーメーションにしても、選手選考、チームの配置、システム、すべては僕にあります。試合の流れを変えるという判断をどういう風にするのか、どのタイミングで決断を下すのか、すべて僕の責任であって、僕がいろいろと取り組まないといけない部分が数多くあると思います」
以上
【J1:第2節 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(12.03.17)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「チームとして形はつくれていたし、流れはよかった。それだけにああいう形で失点したことで流れを切ってしまった。(前での競り合いを意識したのか?)基本的にはそうです。ただ、あそこはやられてはいけないところ。チャンスもつくれているし切り替えるしかない。ナビスコで次のJに繋がるような試合をしたいです」
●山村和也選手(鹿島):
「2連敗してしまい残念です。しっかりと切り替えてがんばっていきたいです。試合運びは問題ないと思うので、あとは決定的な場面を増やせればと思います。ただ、ミスは少し多かったかなと思います。
結果が出なかったのでやっぱり悔しいです。何度かロングボールを入れたりするのはできたんですけど、獲ったあとのボールとか、繋ぐミスをしてしまったので、そういうところは自分の課題かなと思っていたので、そこが悔やまれると思います。
(前半を見ていて、自分が出たらここを変えたいというのはありましたか?)そうですね。少し、10番のレナトにもう少し行けたらいいなか、と思っていたので、自分も少し意識してやりました。(鹿島でボランチをやるのは?)初めてですね。いちおうどちらでもできるようには考えていたのですけど、センターバックのイメージでいたので名前を呼ばれたときはちょっとビックリしました。(初めて出たことで気持ちの上で違う部分は?)45分だったんですけど、良い面も悪い面も見れたので、これからそういう部分を改善して、また試合に出られるようにしていきたいです。(開幕2戦目でのデビューは?)出れるとはあまり思っていなかったので、そこは素直に嬉しかったですけど、結果がチームとして出なかったのでそこが一番悔やまれます」
●小笠原満男選手(鹿島):
「悔しいですね。監督が変わったとか、システムが変わったとか、そういうところではないと考えている。選手が戦えていないことが勝ちに繋がらない。まず選手が勝つんだ、という気持ちを表さないといけないと感じている。今日で開幕2連敗したけれどサポーターは拍手やがんばれという声をかけてくれた。応援してくれている。俺達はピッチで応えるしかない。誰が出るとか、どんなシステムとかじゃない。これからみんなのイメージを合わせて、勝っていくために話し合いたい。みんなが一体になるときだと思う」
[ J1:第2節 鹿島 vs 川崎F ]

ジェシ(川崎F)の厳しいマークに遭う柴崎岳(鹿島)。鹿島はホームで0-1で敗れ2試合連続で無得点で開幕2連敗となった。
鹿島18年ぶり単独最下位、現方式初/J1
<J1:鹿島0−1川崎F>◇第2節◇17日◇カシマ
鹿島が18年ぶりのリーグ戦単独最下位に沈んだ。ホーム開幕戦で川崎Fに敗れ2連敗。勝ち点0の3チームが得失点差で並んだが、総得点0で18位となった。勝ち数で順位を決めていた94年第2ステージの8月20日第4節清水戦以来の単独最下位に、主将のMF小笠原満男(32)は「残念。選手が戦えないと勝てないと思う」と話した。
10日の仙台との開幕戦で敷いたトップ下を置くひし形の中盤から、この日は昨季までの攻撃的MF2人と守備的MF2人の台形の布陣に戻した。好機はつくったが、川崎Fの堅陣を崩せず。ジョルジーニョ監督(47)は「悲観的にはとらえていない。ただ、選手選考、システム、すべての責任は僕にある」と振り返った。
オリベイラ監督が就任した07年は開幕5試合で2敗3分けと未勝利ながら、猛烈な巻き返しで優勝した。先発のMF遠藤は「オリベイラの時も最初は勝てなかった。これからが大事」と強調した。
単独最下位は勝ち点で順位を決める方式が採用された95年以降ではクラブ史上初。20日にはナビスコ杯初戦の神戸戦が控える。小笠原は「選手が勝つんだという気持ちを表さないと。システムや環境が変わったという話が出るけど関係ない」と断言した。既に順位はどん底。あとは浮上しかない。【菅家大輔】
[2012年3月18日7時1分 紙面から]
鹿島が連敗で初の単独最下位、山村はプロ初出場
J1第2節(鹿島0−1川崎、17日、カシマ)新入団のU−23日本代表MF山村が、0−1の後半開始から日本代表MF増田に代わりプロ初出場。14日のロンドン五輪最終予選から中2日ながら、ボランチで45分間プレーした。反撃の起点になれず「いい面も悪い面も分かった。これから改善していきたい」と笑顔はなかった。チームは開幕2連敗で1リーグ制になってからは初の単独最下位。主将のMF小笠原は「勝つためにみんなで話して団結していきたい」と力を込めた。
(紙面から)
300試合の節目で屈辱…鹿島 18年ぶり単独最下位
J1第2節 鹿島0−1川崎F (3月17日 カシマ)

<鹿島・川崎F>川崎Fに敗れガックリの鹿島イレブン
Photo By スポニチ
鹿島がカシマスタジアム開催300試合目となった節目の一戦に0―1で敗れ開幕2連敗で94年第2ステージ第4節以来18年ぶりに単独最下位。
ジョルジーニョ監督は「責任は全て私にある」と現実を受け入れた。練習ではセンターバックで起用してきた山村を後半開始からボランチで投入するなどなりふり構わぬ采配も実らなかった。連敗発進はオリヴェイラ前監督就任1年目の07年以来5年ぶりでスコアも同じ0―1、0―1。その年は立て直しに成功して逆転優勝した。小笠原は「やればできるチームだと信じている」と前を向いた。

<鹿島・川崎F>後半開始からボランチとして投入された鹿島の山村(右)
Photo By スポニチ
[ 2012年3月18日 06:00 ]
鹿島新加入の山村がJ1デビュー
「J1、鹿島0‐1川崎」(17日、カシマ)
流通経大から鹿島に新加入したU‐23日本代表の鹿島・山村が、後半から守備的MFとして初めてJ1のピッチに立った。「ある程度、自分のプレーはできたけど、ミスも多かった」とプロデビュー戦を振り返った。普段の練習ではセンターバックに入るが、中盤でも無難なプレーを見せた。ロンドン五輪代表入りの目標に向け、「鹿島でいい結果を残すことが大事」と気を引き締めた。
(2012年3月18日)
開幕2連敗の鹿島・ジョルジーニョ監督「時間はかかる」
J1第2節は17日に9試合が行われ、今季ホーム初戦の鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0−1で敗れた。鹿島は前半終了間際に川崎のレナトにFKから先制を許すと、同点ゴールを奪うことができず、開幕2連敗となった。一方、川崎は連勝スタートを飾っている。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。
――山村を後半に起用したが、プレーの評価は?
山村は期待した活躍ができたのではないか。要求したのはディフェンスの前で、守備の安定性をもたらすこと。それと同時に、そこからのパスの供給をして欲しい、遠藤と柴崎をひとつ前の位置でプレーできるように指示を出して欲しい、と言った。なぜかというと、前半は少し引きすぎたと思ったから。特に増田があまりにも(川崎)10番のレナトを気にしすぎて、位置が深くなり、チームとして前に行く力が欠けたのではないかと思う。
――中盤の構成を変えた狙いとそれがどういう効果があったと思うか
結果だけを見れば、何もできなかった、何も構成できなかった、何も改善されなかったと、皆さんは思うかもしれないが、だいぶ良くなった部分も見受けられた。ただ、失点が前半の折り返しのタイミング、失点をしてはいけない状況だったので、そこは残念。
後半に関しては良かったと思う。前半の部分で両ハーフ、遠藤と柴崎が中に行ったり、外に出たり、求めているものはFWへの(パスの)供給をして欲しいということなので、それは良くできた。ただ、前半の3回の明らかなチャンスが決まっていれば、おそらく結果も違っていただろうし、皆さんの質問も違っていたのではないか。
――中2日ですぐに試合があるが、どう過ごしたいか
チームが良くなってきていると実感しているし、多くのところで足りないということは、わたしも謙虚に感じているし、選手たちもそう感じていると思う。引き続き、ハードワークをして、日々謙虚に取り組むことが重要ではないか。
当然ながら、皆さんの評価というのは、いきなり結果という部分になったが、今年はチームが大きく変わっている。まず監督が変わって、スタッフも変わり、選手の出入りもあったところで、短期間にすべてが完ぺきにできるかと言えばそうではない。ひとつひとつ、確実に構築することをわたしは考えているので、時間はかかるのかな、と思っている。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月17日 18:46 ]
Jデビューを飾った鹿島・山村「また試合に出られるように」
J1第2節は17日に9試合が行われ、今季ホーム初戦の鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0−1で敗れた。鹿島は前半終了間際に川崎のレナトにFKから先制を許すと、その後も同点ゴールを奪うことができず、開幕2連敗となった。一方、川崎は連勝スタートを飾っている。
以下は、Jリーグデビューを果たした山村和也(鹿島)の試合後のコメント。
「2連敗してしまい残念です。しっかりと切り替えてがんばっていきたい。試合運びは問題ないと思うので、あとは決定的な場面を増やせれば。ただ、ミスは少し多かったかなと思います。
結果が出なかったのでやっぱり悔しいです。何度かロングボールを入れたりするのはできたんですけど、獲ったあとのボールとか、つなぐミスをしてしまった。そういうところは自分の課題かなと思っている。
(鹿島でボランチをやるのは)初めてですね。一応どちらでもできるようには考えていましたが、センターバックのイメージでいたので名前を呼ばれたときはちょっとビックリしました。
(デビュー戦となったが)45分だったんですけど、いい面も悪い面も見れたので、これからそういう部分を改善して、また試合に出られるようにしていきたい。出れるとはあまり思っていなかったので、そこは素直にうれしかったですけど、結果がチームとして出なかったので、そこが一番悔やまれます」
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月17日 18:58 ]
J1鹿島 ホーム開幕戦、惜敗
2012年03月18日

川崎のゴール前に上がった鹿島のコーナリング=県立カシマサッカースタジアム
サッカーJ1鹿島アントラーズは17日、県立カシマサッカースタジアムでホーム開幕戦に臨み、川崎フロンターレに0―1で敗れシーズン戦2連敗となった。
雨脚が時折、強くなる中、約1万9千人のファンが詰めかけ、鹿島のサポーター席はチームカラーの赤で埋め尽くされた。シーズン第1戦が、ベガルタ仙台のホーム第1戦で0―1で負けているだけに、ホームでの勝利を願うサポーターたちは熱い声援を送った。
互いに攻めあぐねていた前半ロスタイム。川崎のFWレナトが左足から放ったフリーキックが、弧を描いてキーパーの頭上を越えゴールネットを揺らすと、悲鳴と落胆の声が渦巻いた。
鹿島、ホーム初戦飾れず 連敗にファン「どん底」
2012年3月18日

柴崎岳選手(手前)らの奮闘も及ばず鹿島アントラーズは連敗。スタンドを埋めたサポーターからため息が漏れた=鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムで
強い鹿島はどこへ。サッカー・Jリーグ一部の鹿島アントラーズは十七日、鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムのホーム初戦で、開幕戦と同じく0−1で敗れ2連敗。「どん底の状態」「これから良くなる」。地元ファンのさまざまな思いが交錯した。
終了の瞬間、雨の中詰め掛けたサポーターは静まり返った。東日本大震災で壊れたスタジアムの改修も終わり、復興の象徴となるはずが、結果が出ない。
観戦した土浦市の会社員岡野聡さん(46)は「得点どころかFWにいいボールが行っていない。長年チームを見ているが、かなり悪い状態」。千葉県香取市の店員添野良平さん(33)は「例年は開幕前にアジア・チャンピオンズリーグで実戦を積めるが、今年はない。調整の失敗では」と案じた。
悲観ばかりではない。前任のオリベイラ監督が就任した二〇〇七年は開幕から5試合白星がなかったが、猛追して逆転優勝。この年も開幕2戦は0−1で敗れた。2人は「新監督がなじむには時間がかかる。ジョルジーニョ監督を信じている」と口をそろえ、かつての英雄が手腕を発揮する日を心待ちにした。 (井上靖史)
J1鹿島連敗、ホーム初戦飾れず

【写真説明】鹿島-川崎 前半34分、コーナーキックからゴールを狙う鹿島・大迫=カシマスタジアム
サッカーJ1の鹿島は17日、東日本大震災から完全復旧したカシマスタジアムで川崎と対戦。0-1で敗れて開幕2連敗。同スタジアムで行われたリーグ戦(チャンピオンシップ戦を含む)の通算300試合目を白星で飾れなかった。開幕戦からの連敗スタートは2007年シーズン以来。
鹿島は丁寧にボールをつなぎ試合を組み立てたが、前半終了間際、川崎のレナトにフリーキックを直接決められて先制を許した。後半は新人の山村や土居、岡本ら若手選手を投入して攻撃の活性化を図ったが、守りを固めた川崎に逃げ切られた。
開幕から二連敗し単独最下位に落ちた鹿島である。
まだ2節を終えただけとはいえ、厳しい現実と言えよう。
とはいえ、明るい兆し見えておる。
ジョルジーニョ監督はシステムに手を加え、試合中も素早い対応をして見せた。
そして、若い世代は経験を積んでおる。
この試合の結果は望むものではなかったが、いずれこの経験が活きる日が来よう。
その日を近づけるべく厳しい練習に励むのだ。
期待しておる。
水戸・隆行、チームを3連勝に導く
【J2:第3節 岡山 vs 水戸】試合終了後の各選手コメント(12.03.17)
3月17日(土) 2012 J2リーグ戦 第3節
岡山 0 - 3 水戸 (18:33/カンスタ/5,576人)
得点者:2' 鈴木隆行(水戸)、33' 鈴木隆行(水戸)、55' 橋本晃司(水戸)
●鈴木隆行選手(水戸):
「2連勝で来て、大事な試合だったので勢いに乗れたと思います。3連勝できて良かったです。いい状態で入ってたと思います。今日はいい形で攻めることが多かったので、次につながると思います。その前2試合はきつい内容だったんで。
(Q:2得点について)僕はフォワードとしてやってるので、点数取れてよかったと思います。
(Q:守備面でも鈴木選手のプレッシングが効いてました)みんなで守備からしっかりやろうと話していて、自分自身もと思っていました。
(Q:今後について)個々の力をもっと上げないと勝ち上がっていけないと思ってます」
[ J2:第3節 岡山 vs 水戸 ]

2分に先制点、33分に追加点をあげてチームの勝利に貢献したベテランの鈴木隆行(水戸)。若いチームなだけに鈴木隆行の経験と得点力はチームに不可欠となっている。
二得点でチームを勝利に導いた水戸の隆行である。
世界を知る男は頼れるFWである。
開幕から三連勝出来ており、チームは絶好調と言えよう。
この調子を持続競るべくチームを牽引していって欲しい。
3月17日(土) 2012 J2リーグ戦 第3節
岡山 0 - 3 水戸 (18:33/カンスタ/5,576人)
得点者:2' 鈴木隆行(水戸)、33' 鈴木隆行(水戸)、55' 橋本晃司(水戸)
●鈴木隆行選手(水戸):
「2連勝で来て、大事な試合だったので勢いに乗れたと思います。3連勝できて良かったです。いい状態で入ってたと思います。今日はいい形で攻めることが多かったので、次につながると思います。その前2試合はきつい内容だったんで。
(Q:2得点について)僕はフォワードとしてやってるので、点数取れてよかったと思います。
(Q:守備面でも鈴木選手のプレッシングが効いてました)みんなで守備からしっかりやろうと話していて、自分自身もと思っていました。
(Q:今後について)個々の力をもっと上げないと勝ち上がっていけないと思ってます」
[ J2:第3節 岡山 vs 水戸 ]

2分に先制点、33分に追加点をあげてチームの勝利に貢献したベテランの鈴木隆行(水戸)。若いチームなだけに鈴木隆行の経験と得点力はチームに不可欠となっている。
二得点でチームを勝利に導いた水戸の隆行である。
世界を知る男は頼れるFWである。
開幕から三連勝出来ており、チームは絶好調と言えよう。
この調子を持続競るべくチームを牽引していって欲しい。
JEF・深井、二得点の活躍
【J2:第3節 千葉 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント(12.03.17)
3月17日(土) 2012 J2リーグ戦 第3節
千葉 3 - 0 横浜FC (19:03/フクアリ/6,959人)
得点者:12' 深井正樹(千葉)、66' 兵働昭弘(千葉)、70' 深井正樹(千葉)
●深井正樹選手(千葉):
「先制点は、まだ立ち上がりの時間帯ということもあったので、思い切りよくシュートしました。(自分の2得点目は)ゴール前までのドリブル突破は自分でもいい感じだったし、もう2点差になっていたので足を振り抜いてみようかなと思いました。ちょっとシュートが飛びすぎました。前半に1点取ってからはバックパスが少し増えて、前に行く力がちょっと足りなかったと思います。ただ、セカンドボールは拾えて、そこから2次攻撃、3次攻撃とできたのはよかったと思います。個人的にはあと2点ぐらい取れたかなと思います。アウェイゲームでも今日みたいな試合ができないとJ2では優勝できないと思うので、次の福岡戦もしっかり勝ちたいと思います」
[ J2:第3節 千葉 vs 横浜FC ]

この試合重要な2ゴールをあげて勝利に貢献した深井正樹(千葉)。
二得点で大勝に貢献したJEFの深井である。
チームも好調でJ2優勝の声も出ておる。
この様子では来季の対戦がありうるのではなかろうか。
楽しみにしておる。
3月17日(土) 2012 J2リーグ戦 第3節
千葉 3 - 0 横浜FC (19:03/フクアリ/6,959人)
得点者:12' 深井正樹(千葉)、66' 兵働昭弘(千葉)、70' 深井正樹(千葉)
●深井正樹選手(千葉):
「先制点は、まだ立ち上がりの時間帯ということもあったので、思い切りよくシュートしました。(自分の2得点目は)ゴール前までのドリブル突破は自分でもいい感じだったし、もう2点差になっていたので足を振り抜いてみようかなと思いました。ちょっとシュートが飛びすぎました。前半に1点取ってからはバックパスが少し増えて、前に行く力がちょっと足りなかったと思います。ただ、セカンドボールは拾えて、そこから2次攻撃、3次攻撃とできたのはよかったと思います。個人的にはあと2点ぐらい取れたかなと思います。アウェイゲームでも今日みたいな試合ができないとJ2では優勝できないと思うので、次の福岡戦もしっかり勝ちたいと思います」
[ J2:第3節 千葉 vs 横浜FC ]

この試合重要な2ゴールをあげて勝利に貢献した深井正樹(千葉)。
二得点で大勝に貢献したJEFの深井である。
チームも好調でJ2優勝の声も出ておる。
この様子では来季の対戦がありうるのではなかろうか。
楽しみにしておる。