隆雅、早く試合に出たい
[鹿島]ライバルであり戦友の広島・野津田選手を鈴木選手が丸裸に!「岳人とは仲も良いですよ」
「岳人とは仲も良いですよ」(鈴木隆雅選手)
“岳人”とは広島の野津田岳人選手(17)のこと。今節相まみえる相手・広島は期待の高校生・野津田選手の先発出場の可能性が高まってようなのです。
岩政大樹選手が「あんまり変わっていない」と今季における広島の印象を話していたように、監督が変わったとはいえ、ペトロヴィッチ前監督時代に築き上げてきた広島伝統のスタイルはある程度経験済み。しかし、その1ピースに入ることが予想されている野津田選手の存在は、鹿島にとって最も未知数なところ。もちろん、「若い選手が出てきてもやることは変わらない」(遠藤康選手)という意識がチームには流れていますが、その上で彼のことを知り尽くすであろう鈴木選手に野津田選手のことを聞いてみたところ、冒頭の言葉が返ってきました。
ユース時代に何度も対戦したことがあり、年代別代表でも一緒だったと言う鈴木選手。ライバルでありながら戦友でもある野津田選手について「典型的なレフティー。右足を使っているところをほとんど見たことがないくらい」とし、「パスにしてもトラップにしても起用でテクニックがある選手。トリッキーなプレーをするワケではなくて、周りを見ながらうまく得点に絡んでいける。あとは、とにかく左足のミドルが凄いですよ」と多くを“丸裸”にしてくれました。“スパイ”として、少なからずチームにも情報提供している(?)ことでしょう!
そして最後には「自分も早く(試合に)出たいですね」とも。今日も居残り練習に励むなど出場へ向け意欲も絶えません。選手層の厚いチームにあって、出場機会を掴むのは容易ではないでしょうが、各方面から期待のルーキーと目されているのは実力があるからこそ。期待せずにはいられません!
(鹿島担当 村本裕太)
明日対戦する広島の高校生選手・野津田の情報を明かす隆雅である。
ユース時代に対戦し、年代別代表に於いて共に戦った過去があるため、野津田のことは理解しておる模様。
一人のことがわかったからといってやることが変わるわけではない。
とはいえ、左行きで強烈なミドルがあるという情報は有用と言えよう。
佐藤寿人が引っ張る、強力な広島攻撃陣を抑え、勝利を掴み取りたい。
また、隆雅も練習でアピールをし、出場機会を掴んで欲しいところ。
隆雅は高さも速さも強烈なシュートも持つレフティである。
一日も早く監督の信頼を得るのだ。
まずはベンチ入りを目指して欲しい。
隆雅が活躍する日が待ち遠しい。
楽しみにしておる。
「岳人とは仲も良いですよ」(鈴木隆雅選手)
“岳人”とは広島の野津田岳人選手(17)のこと。今節相まみえる相手・広島は期待の高校生・野津田選手の先発出場の可能性が高まってようなのです。
岩政大樹選手が「あんまり変わっていない」と今季における広島の印象を話していたように、監督が変わったとはいえ、ペトロヴィッチ前監督時代に築き上げてきた広島伝統のスタイルはある程度経験済み。しかし、その1ピースに入ることが予想されている野津田選手の存在は、鹿島にとって最も未知数なところ。もちろん、「若い選手が出てきてもやることは変わらない」(遠藤康選手)という意識がチームには流れていますが、その上で彼のことを知り尽くすであろう鈴木選手に野津田選手のことを聞いてみたところ、冒頭の言葉が返ってきました。
ユース時代に何度も対戦したことがあり、年代別代表でも一緒だったと言う鈴木選手。ライバルでありながら戦友でもある野津田選手について「典型的なレフティー。右足を使っているところをほとんど見たことがないくらい」とし、「パスにしてもトラップにしても起用でテクニックがある選手。トリッキーなプレーをするワケではなくて、周りを見ながらうまく得点に絡んでいける。あとは、とにかく左足のミドルが凄いですよ」と多くを“丸裸”にしてくれました。“スパイ”として、少なからずチームにも情報提供している(?)ことでしょう!
そして最後には「自分も早く(試合に)出たいですね」とも。今日も居残り練習に励むなど出場へ向け意欲も絶えません。選手層の厚いチームにあって、出場機会を掴むのは容易ではないでしょうが、各方面から期待のルーキーと目されているのは実力があるからこそ。期待せずにはいられません!
(鹿島担当 村本裕太)
明日対戦する広島の高校生選手・野津田の情報を明かす隆雅である。
ユース時代に対戦し、年代別代表に於いて共に戦った過去があるため、野津田のことは理解しておる模様。
一人のことがわかったからといってやることが変わるわけではない。
とはいえ、左行きで強烈なミドルがあるという情報は有用と言えよう。
佐藤寿人が引っ張る、強力な広島攻撃陣を抑え、勝利を掴み取りたい。
また、隆雅も練習でアピールをし、出場機会を掴んで欲しいところ。
隆雅は高さも速さも強烈なシュートも持つレフティである。
一日も早く監督の信頼を得るのだ。
まずはベンチ入りを目指して欲しい。
隆雅が活躍する日が待ち遠しい。
楽しみにしておる。
ミニゲームで調整
2012年03月23日(金)

明日のJリーグ第3節広島戦に向けて9時よりミーティングを行った後、グラウンドでスタッフも参加のミニゲームを実施しました。
ミニゲームで調整するメンバーである。
先日のナビスコ杯では公式戦初勝利を危なげなく挙げ、チームの雰囲気は最高であろう。
この明るい雰囲気を邪悪なるアウェイに持ち込み、調子を持続させたいところ。
最下位の順位は上がるためには最高の位置である。
ここからゴボウ抜きと行こうでは無いか。
期待しておる。

明日のJリーグ第3節広島戦に向けて9時よりミーティングを行った後、グラウンドでスタッフも参加のミニゲームを実施しました。
ミニゲームで調整するメンバーである。
先日のナビスコ杯では公式戦初勝利を危なげなく挙げ、チームの雰囲気は最高であろう。
この明るい雰囲気を邪悪なるアウェイに持ち込み、調子を持続させたいところ。
最下位の順位は上がるためには最高の位置である。
ここからゴボウ抜きと行こうでは無いか。
期待しておる。
広島戦プレビュー
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】プレビュー:大崎淳矢か、それとも野津田岳人か。若者たちの躍動を武器に、広島は15冠王者・鹿島に挑戦する。(12.03.23)
その若者の想いは、キャンプの頃から、止めようがなかった。
「今年に、自分の人生を賭ける」
「僕らの台頭なくして、クラブの未来はない」
高校1年の頃にはホームシックにかかり、広島から実家の富山まで電話しては涙ぐむなど、プロに入っても抜けなかった少年っぽい甘さは、もはや微塵もない。強い気持ちを言葉に出すことで、大崎淳矢は自分を奮い立たせていた。仕掛けの鋭さ、スピード、そして得点感覚。高校1年から広島ユースのレギュラーを張り、3年の時にはヤマザキナビスコカップでゴールも決めたその才能を爆発させるためには、何が必要か。プロ入り後2年間の苦悶の中で、大崎はその「何か」を発見した。前節の清水戦、得点こそできなかったものの、質の高い動き出しで決定機を演出。「一番の手応えを感じた試合」と背番号25は瞳を輝かせる。
そしてもう一人、注目を集める若者が、広島にはいる。清水戦では17分間出場し、2009年の大崎以来となる「現役高校生によるJリーグ出場」を果たした広島ユースのエース・野津田岳人だ。背筋が伸びたボール保持姿勢が生む視野の広さに加え、左右に供給するパスの質も鋭い。「中田英寿2世」と書いたメディアもあったほどセンスと将来性が高く評価され、U-19日本代表でも活躍が期待されている逸材だ。昨年の高円宮杯チャンピオンシップでMVPを獲得したように大舞台にも強く、清水戦でも「あわやゴール」と予感を抱かせるFKを放つなど、強心臓ぶりを見せつけた。
第2節で負傷交代した石原直樹の回復が思わしくない現状もあり、明日の鹿島戦では大崎か野津田か、どちらかの起用が有力となった。だが、二人のうちどちらが先発するのか、それはわからない。主力組での練習時間はほぼ同じで、パフォーマンスも甲乙付けがたい。森保一監督は起用について具体名をあげることは避け「練習内容を検討し、ギリギリまで考えたい」と話すにとどまった。
ゲームをつくる、という観点で考えれば、MFとしてのバランスに優れている野津田のプレーが魅力的だ。一方で「点をとる」という部分では、ストライカーとしての才能が光る大崎に魅かれる。公式戦4得点(J1:2点、ナビスコカップ:1点、ACL:1点)を全て広島ビッグアーチで記録するなど、スタジアムとの相性もいい。
「(野津田)ガクが入れば、パスの起点がトップ下に(高萩洋次郎と共に)2つになる。(大崎)淳矢なら突破がある。どちらも清水戦でのプレーは良かったし、あとは鹿島という名前に負けないこと」と佐藤寿人は言う。また、かつて高校2年生でJ2に出場し、3年の時にはJ1でゴールを決めた経験を持つ高萩は「淳矢はドリブルできるし、早めにボールを渡してあげたい。ガクで気になるのは試合の入り方だけ。できるだけボールを触らせてあげて試合に入っていけば、問題はない。二人とも自分らしくやってくれれば」と広島ユースの後輩たちにエールを送る。
キャンプから熱い注目を浴びてきた若者二人、めぐってきた大きなチャンスをどう捉え、つかみとっていくか。しかも相手は、三大タイトル15冠を誇る王者・鹿島だ。新星たちにとって、これ以上のハードルは、存在しない。
その「王者」の2012年は、苦闘から始まっている。2007年以来の開幕連敗スタート。1994年セカンドステージ以来の単独最下位。1996年度のJリーグMVPであり、在籍4年間で4つのタイトルを鹿島にもたらしたヒーロー・ジョルジーニョ監督は、キャンプから取り組んでいたダイヤモンド型の中盤を第2節では伝統のボックス型に変更。増田誓志を45分で交代させるなどの刺激も、チームに注入した。
その成果がヤマザキナビスコカップ初戦の対神戸戦で見事に開花。2試合合計で17本のシュートしか打てなかったチームが、この試合だけで16本のシュートを放ち、リーグ2連勝と好調だった神戸を2−0というスコア以上の内容で圧倒。指揮官が「これぞ僕が見たい鹿島。スパイクの先までハートを込めてプレーしていた」と称賛するサッカーを見せた。「鹿島らしいサッカーはできていますね。守備も堅いしチャンスもつくれている」と水本裕貴も警戒心を強める。だが一方で、「昨年もホームで勝っているし、やりづらさはない」と自信を見せる。
広島らしい組織のサッカーで若者をサポートし、15冠王者に挑戦する広島。今日、芝生の上を激しく叩いた雨もやがてあがり、明日は晴れ間も見える予報となった。若者たちのために、舞台は整った。あとは力を爆発させるだけだ。
以上
2012.03.23 Reported by 中野和也
広島番の中野氏による広島視点のプレビューである。
広島は負傷者の代役で揺れておる様子。
我等としてもそこに付け入って勝ち点を奪いたいところ。
ナビスコ杯・神戸戦での好調を持続し、同じメンバーで同様のサッカーを繰り広げたい。
今季はセットプレイ以外では失点しておらぬので、攻撃陣の奮起さえあれば勝利は見えてくる。
ヤスのスルーパスに大迫やジュニーニョが走り込むのだ。
楽しみである。
その若者の想いは、キャンプの頃から、止めようがなかった。
「今年に、自分の人生を賭ける」
「僕らの台頭なくして、クラブの未来はない」
高校1年の頃にはホームシックにかかり、広島から実家の富山まで電話しては涙ぐむなど、プロに入っても抜けなかった少年っぽい甘さは、もはや微塵もない。強い気持ちを言葉に出すことで、大崎淳矢は自分を奮い立たせていた。仕掛けの鋭さ、スピード、そして得点感覚。高校1年から広島ユースのレギュラーを張り、3年の時にはヤマザキナビスコカップでゴールも決めたその才能を爆発させるためには、何が必要か。プロ入り後2年間の苦悶の中で、大崎はその「何か」を発見した。前節の清水戦、得点こそできなかったものの、質の高い動き出しで決定機を演出。「一番の手応えを感じた試合」と背番号25は瞳を輝かせる。
そしてもう一人、注目を集める若者が、広島にはいる。清水戦では17分間出場し、2009年の大崎以来となる「現役高校生によるJリーグ出場」を果たした広島ユースのエース・野津田岳人だ。背筋が伸びたボール保持姿勢が生む視野の広さに加え、左右に供給するパスの質も鋭い。「中田英寿2世」と書いたメディアもあったほどセンスと将来性が高く評価され、U-19日本代表でも活躍が期待されている逸材だ。昨年の高円宮杯チャンピオンシップでMVPを獲得したように大舞台にも強く、清水戦でも「あわやゴール」と予感を抱かせるFKを放つなど、強心臓ぶりを見せつけた。
第2節で負傷交代した石原直樹の回復が思わしくない現状もあり、明日の鹿島戦では大崎か野津田か、どちらかの起用が有力となった。だが、二人のうちどちらが先発するのか、それはわからない。主力組での練習時間はほぼ同じで、パフォーマンスも甲乙付けがたい。森保一監督は起用について具体名をあげることは避け「練習内容を検討し、ギリギリまで考えたい」と話すにとどまった。
ゲームをつくる、という観点で考えれば、MFとしてのバランスに優れている野津田のプレーが魅力的だ。一方で「点をとる」という部分では、ストライカーとしての才能が光る大崎に魅かれる。公式戦4得点(J1:2点、ナビスコカップ:1点、ACL:1点)を全て広島ビッグアーチで記録するなど、スタジアムとの相性もいい。
「(野津田)ガクが入れば、パスの起点がトップ下に(高萩洋次郎と共に)2つになる。(大崎)淳矢なら突破がある。どちらも清水戦でのプレーは良かったし、あとは鹿島という名前に負けないこと」と佐藤寿人は言う。また、かつて高校2年生でJ2に出場し、3年の時にはJ1でゴールを決めた経験を持つ高萩は「淳矢はドリブルできるし、早めにボールを渡してあげたい。ガクで気になるのは試合の入り方だけ。できるだけボールを触らせてあげて試合に入っていけば、問題はない。二人とも自分らしくやってくれれば」と広島ユースの後輩たちにエールを送る。
キャンプから熱い注目を浴びてきた若者二人、めぐってきた大きなチャンスをどう捉え、つかみとっていくか。しかも相手は、三大タイトル15冠を誇る王者・鹿島だ。新星たちにとって、これ以上のハードルは、存在しない。
その「王者」の2012年は、苦闘から始まっている。2007年以来の開幕連敗スタート。1994年セカンドステージ以来の単独最下位。1996年度のJリーグMVPであり、在籍4年間で4つのタイトルを鹿島にもたらしたヒーロー・ジョルジーニョ監督は、キャンプから取り組んでいたダイヤモンド型の中盤を第2節では伝統のボックス型に変更。増田誓志を45分で交代させるなどの刺激も、チームに注入した。
その成果がヤマザキナビスコカップ初戦の対神戸戦で見事に開花。2試合合計で17本のシュートしか打てなかったチームが、この試合だけで16本のシュートを放ち、リーグ2連勝と好調だった神戸を2−0というスコア以上の内容で圧倒。指揮官が「これぞ僕が見たい鹿島。スパイクの先までハートを込めてプレーしていた」と称賛するサッカーを見せた。「鹿島らしいサッカーはできていますね。守備も堅いしチャンスもつくれている」と水本裕貴も警戒心を強める。だが一方で、「昨年もホームで勝っているし、やりづらさはない」と自信を見せる。
広島らしい組織のサッカーで若者をサポートし、15冠王者に挑戦する広島。今日、芝生の上を激しく叩いた雨もやがてあがり、明日は晴れ間も見える予報となった。若者たちのために、舞台は整った。あとは力を爆発させるだけだ。
以上
2012.03.23 Reported by 中野和也
広島番の中野氏による広島視点のプレビューである。
広島は負傷者の代役で揺れておる様子。
我等としてもそこに付け入って勝ち点を奪いたいところ。
ナビスコ杯・神戸戦での好調を持続し、同じメンバーで同様のサッカーを繰り広げたい。
今季はセットプレイ以外では失点しておらぬので、攻撃陣の奮起さえあれば勝利は見えてくる。
ヤスのスルーパスに大迫やジュニーニョが走り込むのだ。
楽しみである。
山形・奥野監督、弁舌軽やか
3連勝中の山形奥野監督が“舌好調”

ゴムチューブの反発を利用し、チーム同様にロケットスタートを切るMF太田
目下3連勝中と勢いに乗るJ2山形奥野僚右監督(43)のトークが止まらない。アウェー岡山戦(25日=カンスタ)へ向けての練習再開日となった22日、囲み会見で“舌好調”ぶりを発揮。チーム状態を聞かれ「(プロ野球のDeNA)中畑監督も言っているけど、常に『絶好調』でありたいですね」。まずはあいさつ代わりのジャブを繰り出した。
話題は変わり、次節対戦する岡山が守備に人数を割いてくる、という話に及ぶと「どうしよう? (報道陣に回答を求めて)強引に? サイドから崩す? おびき出す? あぁ、それじゃあ茶菓子か何か手土産が必要だね(笑い)」と周囲を爆笑させた。かと思えば「寄せては返すさざ波のような攻めもあるね。状況を踏まえて、選手が最良の選択をしてくれれば」と例え話を交える“奥野節”で、4連勝へ向けての策を講じていた。【湯浅知彦】
[2012年3月23日11時10分 紙面から]
トークが好調の山形の奥野監督である。
奥野節で山形の選手を鼓舞しておる様子。
チームの雰囲気を向上させ、選手オ能力以上の力を発揮させるのだ。
その勢いで勝利を積み重ねJ1昇格を勝ち得るのだ。
期待しておる。

ゴムチューブの反発を利用し、チーム同様にロケットスタートを切るMF太田
目下3連勝中と勢いに乗るJ2山形奥野僚右監督(43)のトークが止まらない。アウェー岡山戦(25日=カンスタ)へ向けての練習再開日となった22日、囲み会見で“舌好調”ぶりを発揮。チーム状態を聞かれ「(プロ野球のDeNA)中畑監督も言っているけど、常に『絶好調』でありたいですね」。まずはあいさつ代わりのジャブを繰り出した。
話題は変わり、次節対戦する岡山が守備に人数を割いてくる、という話に及ぶと「どうしよう? (報道陣に回答を求めて)強引に? サイドから崩す? おびき出す? あぁ、それじゃあ茶菓子か何か手土産が必要だね(笑い)」と周囲を爆笑させた。かと思えば「寄せては返すさざ波のような攻めもあるね。状況を踏まえて、選手が最良の選択をしてくれれば」と例え話を交える“奥野節”で、4連勝へ向けての策を講じていた。【湯浅知彦】
[2012年3月23日11時10分 紙面から]
トークが好調の山形の奥野監督である。
奥野節で山形の選手を鼓舞しておる様子。
チームの雰囲気を向上させ、選手オ能力以上の力を発揮させるのだ。
その勢いで勝利を積み重ねJ1昇格を勝ち得るのだ。
期待しておる。
札幌・杉山、レギュラー奪取への第一歩
7年ぶり公式戦で好守 鹿島から新加入、GK杉山 (2012/03/22)

7年ぶりの公式戦出場で、随所に好守を見せた杉山
「レギュラー取る」
鹿島から新加入した30歳のGK杉山が、20日のナビスコ杯新潟戦で今季初先発を果たした。公式戦出場は鹿島時代の2005年3月26日のナビスコ杯名古屋戦以来で、実に2551日ぶり。1失点して勝利は逃したものの、随所に好プレーを見せた。(舩本篤史)
7年ぶりの公式戦出場だけに「長かった。今回は本当に勝負」と気合十分で臨んだ。
前半15分、相手FWのヘディングシュートを素早くはじき、ゴールを許さない。同38分に先制点を許したが、「1点差で我慢するのと、2点差では違う」と気持ちを切らさなかった。後半34分に迎えたカウンターのピンチも冷静に防ぎ、追加点を与えなかった。
先制点は守備陣が突破され、ゴール正面からシュートを打たれただけに、GKにとってはなすすべがなかった。「結果は出なかったけど、やれる範囲で全力を尽くした」と杉山。昨季13得点のブルーノ・ロペス、10年に14得点を挙げた平井ら新潟攻撃陣を1失点に抑え、手応えをつかんだ様子だった。
福岡大卒業後、04年に鹿島入り。元日本代表GK曽ケ端の陰に隠れ、プロ8年間で公式戦出場はナビスコ杯の1度だけ。それでも、黙々と練習に励み、仲間の信頼は厚かった。
コーチングと安定したプレーが持ち味。札幌加入後も休まず練習を続けた。リーグ戦の先発は李昊乗に譲ったが、赤池GKコーチが「李との差はそこまでない。真摯(しんし)に取り組んでいたし、チャンスを与えたい」と石崎監督に進言し、札幌での初先発に至った。
久々の公式戦は杉山を高ぶらせる再会もあった。新潟GKの小沢は鹿島時代の先輩で、試合に出られない杉山を支えてくれた。「一緒のピッチで戦える日が来るとは…。さらに頑張ろうと思えた」と感慨深そうに話す。
昨季からの正GKを務める李のほかに、J1だった08年に札幌のゴールを守った高木貴も控える。「今回良くなかったキックの精度を上げ、レギュラーを取る」と力を込めた杉山。ライバルとの争いは一層白熱しそうだ。
ナビスコ杯にてフル出場し、自信を深めた札幌の杉山である。
旧知の新潟・小澤との対決は、惜敗に涙をのんだが、トップリーグでのプレイに感触を持ち、レギュラーポジション奪取に気合いを入れた模様。
是非とも鹿島へ凱旋して欲しいところ。
対戦を楽しみにしておる。

7年ぶりの公式戦出場で、随所に好守を見せた杉山
「レギュラー取る」
鹿島から新加入した30歳のGK杉山が、20日のナビスコ杯新潟戦で今季初先発を果たした。公式戦出場は鹿島時代の2005年3月26日のナビスコ杯名古屋戦以来で、実に2551日ぶり。1失点して勝利は逃したものの、随所に好プレーを見せた。(舩本篤史)
7年ぶりの公式戦出場だけに「長かった。今回は本当に勝負」と気合十分で臨んだ。
前半15分、相手FWのヘディングシュートを素早くはじき、ゴールを許さない。同38分に先制点を許したが、「1点差で我慢するのと、2点差では違う」と気持ちを切らさなかった。後半34分に迎えたカウンターのピンチも冷静に防ぎ、追加点を与えなかった。
先制点は守備陣が突破され、ゴール正面からシュートを打たれただけに、GKにとってはなすすべがなかった。「結果は出なかったけど、やれる範囲で全力を尽くした」と杉山。昨季13得点のブルーノ・ロペス、10年に14得点を挙げた平井ら新潟攻撃陣を1失点に抑え、手応えをつかんだ様子だった。
福岡大卒業後、04年に鹿島入り。元日本代表GK曽ケ端の陰に隠れ、プロ8年間で公式戦出場はナビスコ杯の1度だけ。それでも、黙々と練習に励み、仲間の信頼は厚かった。
コーチングと安定したプレーが持ち味。札幌加入後も休まず練習を続けた。リーグ戦の先発は李昊乗に譲ったが、赤池GKコーチが「李との差はそこまでない。真摯(しんし)に取り組んでいたし、チャンスを与えたい」と石崎監督に進言し、札幌での初先発に至った。
久々の公式戦は杉山を高ぶらせる再会もあった。新潟GKの小沢は鹿島時代の先輩で、試合に出られない杉山を支えてくれた。「一緒のピッチで戦える日が来るとは…。さらに頑張ろうと思えた」と感慨深そうに話す。
昨季からの正GKを務める李のほかに、J1だった08年に札幌のゴールを守った高木貴も控える。「今回良くなかったキックの精度を上げ、レギュラーを取る」と力を込めた杉山。ライバルとの争いは一層白熱しそうだ。
ナビスコ杯にてフル出場し、自信を深めた札幌の杉山である。
旧知の新潟・小澤との対決は、惜敗に涙をのんだが、トップリーグでのプレイに感触を持ち、レギュラーポジション奪取に気合いを入れた模様。
是非とも鹿島へ凱旋して欲しいところ。
対戦を楽しみにしておる。