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MVPは柴崎岳

鹿島が連覇達成で史上最多5度目V!!柴崎岳の2得点で延長戦制す


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 ナビスコ杯決勝が3日、東京・国立競技場で開催され、16年ぶり2回目の優勝を狙う清水エスパルスと、2年連続5回目の優勝を目指す鹿島アントラーズが対戦した。鹿島は後半28分、MF柴崎岳のPKで先制したが、清水も同32分にFW大前元紀がPKを決め、同点に追いつく。3年連続となる延長戦にもつれ込むと、延長前半3分、柴崎がこの日2点目となる決勝点を決め、2-1で競り勝った。史上3チーム目となる連覇を達成した鹿島は史上最多5度目の優勝。Jリーグ、天皇杯を含め、6シーズン連続となる16個目のタイトルを獲得した。

 清水はMF杉山浩太が出場停止。前哨戦となった10月27日のJ1鹿島戦(2-1)はベンチスタートだったDFカルフィン・ヨン・ア・ピンが先発復帰し、CBだったMF村松大輔がボランチにポジションを上げた。また、リーグ戦は出場停止だったFW高木俊幸が先発し、ニューヒーロー賞を受賞したMF石毛秀樹はベンチスタートとなった。
 鹿島は清水に敗れたリーグ戦から先発3人を変更。DF昌子源が左SBで10月10日の天皇杯3回戦・鳥取戦(2-1)以来、公式戦4試合ぶりに先発した。ボランチではMF本田拓也が10月13日のナビスコ杯準決勝第2戦・柏戦以来、公式戦3試合ぶりの先発。柴崎が2列目にポジションを上げ、MFドゥトラに代わって公式戦2試合ぶりに先発したFW興梠慎三がトップ下に入った。

 FW大迫勇也と興梠の2トップ気味にスタートした鹿島だが、清水の中盤のアンカーに入った村松をケアするように興梠が守備時はトップ下にポジションを下げて対応。両チームががっぷりよつに組み、試合は拮抗した展開となった。

 最初のチャンスをつかんだのは清水。前半14分、DF吉田豊のアーリークロスのこぼれ球を高木が右足ボレーで狙うが、GK曽ヶ端準がパンチングでクリアする。同26分にはDF李記帝の左クロスをDF岩政大樹がクリアしたボールを高木が拾い、PA手前から狙ったが、岩政が体を張ったディフェンスでブロックした。

 鹿島はシンプルなロングボールから前線の大迫がヨン・ア・ピンと互角に競り合うが、周囲のサポートが遅く、孤立気味。なかなかフィニッシュまで持ち込めないまま時間が経過していった。一方の清水も中盤ではボールがつながるが、ラストパスの精度が低く、FW金賢聖も岩政の厳しいマークに遭う。結局、前半は互いに見せ場少なく、スコアレスで45分間を終えた。

 後半開始から鹿島は選手を交代。興梠に代わってMFドゥトラがトップ下に入った。徐々に試合の流れを引き寄せる鹿島は後半7分、大迫からパスを受けたMF遠藤康がチャンスを迎えるが、シュートはDFがブロック。同11分にはスルーパスに反応したドゥトラがPA内右に抜け出す。しかし、右足のシュートはGK林彰洋がビッグセーブ。ゴールを許さなかった。

 清水は後半19分にMF河井陽介に代えてMF小林大悟を投入し、最初の交代カードを切る。同22分には左クロスがファーサイドに流れ、大前がPA内で仕掛けるが、1対1で対応した昌子がボールをカット。鹿島は同25分、本田に代えてMF増田誓志をピッチに送った。

 すると、その直後の清水のCKから鹿島が電光石火のカウンターを仕掛ける。遠藤がドリブルで駆け上がり、右サイドに走り込んだドゥトラにパス。さらに後方から駆け上がってきた柴崎にドゥトラからスルーパスが通ると、思わず後方から李記帝が引っ張ってしまう。家本政明主審はPKの判定。これを柴崎自ら落ち着いてゴール右に決め、鹿島が先制に成功した。

 ところが、そのわずか2分後だった。清水は右CKのチャンスに大前がセンタリングを上げると、ゴール前の競り合いで鹿島の選手にファウルがあったとして家本主審の笛が鳴る。清水にPKが与えられ、後半32分、大前のキックで1-1の同点に追いついた。

 鹿島は後半38分、昌子に代えてDF新井場徹を投入し、最後のカードを切った。新井場は積極的なオーバーラップからチャンスを演出するが、クロスがわずかに合わない。清水は後半ロスタイム、MF八反田康平に代えて石毛を投入。試合終了間際には高木のスルーパスを受けた石毛が左サイド角度のない位置からシュートを打ったが、GK曽ヶ端にキャッチされた。

 試合は1-1のまま90分間を終え、3年連続となる延長戦に突入。そして延長前半3分、鹿島の若きホープが魅せた。増田のサイドチェンジから右サイドでボールを受けたDF西大伍がスルーパス。走り込んだ柴崎のトラップは大きくなったようにも見えたが、トップスピードに乗ってヨン・ア・ピンをかわし、自らボールに追いついて右足を振り抜いた。

 柴崎のこの日2点目で2-1と勝ち越した鹿島。一方、反撃に出る清水は延長前半6分、村松に代えて特別指定選手のFW瀬沼優司をピッチに送り、交代カードを使い切る。同12分には吉田の右クロスからこぼれ球を高木が右足ボレー。しかし、これも鹿島守備陣が体を張ったディフェンスで阻止すると、逆に前がかりになる清水に対し、カウンターからチャンスをつくっていった。

 清水は延長後半5分、高木が右足ミドルを狙うが、ゴール左へ。何とか同点に追い付こうと、必死に反撃を試みるが、鹿島の粘り強いディフェンスをこじ開けられない。試合はそのまま2-1で終了。延長戦を制した鹿島が2連覇を達成し、史上最多5度目となるナビスコ杯のタイトルを獲得した。
(取材・文 西山紘平)

MVPは2得点の柴崎、「まさか2ゴールも取れるとは…」


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 ナビスコ杯決勝が3日、東京・国立競技場で開催され、鹿島アントラーズが延長戦の末、清水に2-1で競り勝ち、2年連続5回目の優勝を決めた。MVPには2得点を決めたMF柴崎岳が選出された。

「まさか2ゴールも取れるとは思ってなかった」。壇上でインタビューを受けた柴崎は満面の笑みを見せ、「みんなに感謝したい。最高の仲間たちで、この仲間たちなくして連覇はなかったと思う」とチームメイトに感謝した。

 大会連覇はV川崎(現・東京V、92〜94年)、千葉(05、06年)に続いて史上3チーム目。史上最多5度目となる優勝で、Jリーグ、天皇杯を含め、6シーズン連続となる16個目のタイトルを獲得した。
(取材・文 西山紘平)

選手、監督でナビスコ杯制覇、初の快挙にジョルジーニョ「自分は恵まれた人間」


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 鹿島アントラーズのジョルジーニョ監督が選手、監督の両方でナビスコ杯のタイトルを獲得する史上初の快挙を達成した。リーグ戦では残留争いに巻き込まれるなど苦難のシーズンとなった就任1年目。それでも、クラブに6シーズン連続となるタイトルをもたらした。

「選手におめでとうと伝えたい。どんなに苦しい状況でもあきらめずに努力し続けた成果を示すことができたと思う」。試合後の記者会見。史上初となるJリーグ3連覇を成し遂げるなど07年から5シーズン指揮を執ったオリヴェイラ前監督の後を継いだ指揮官は第一声で選手を称えた。

「現役で(タイトルを)獲り、監督としても獲ることがきでた。世の中ではなかなかそうしたチャンスをもらえない。その中でチャンスをもらえたということは、自分は恵まれた人間なのではないかと思う」

 史上初となる快挙も謙虚に喜ぶジョルジーニョ監督は「今日勝ったからと言って、すべてが終わったわけではない。リーグ戦も残っているし、天皇杯もある」と視線を前に向ける。「他の大会でも、現役時代にプラスして監督としても優勝した人がいるのかどうかは分からないが、それを目指していきたい。ただ、僕の目的意識より、選手の目的意識が大事。その働きかけをしていきたい」。残されたリーグ戦での巻き返し、そして天皇杯との2冠へ。常勝軍団の指揮官として、一つのタイトルで満足するつもりはない。
(取材・文 西山紘平)

19歳昌子が大前を徹底マーク、指揮官の指示は「同じ水を飲んでもいい」


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 指揮官の抜擢に応えた。プロ2年目の19歳DF昌子源が左SBで先発。ナビスコ杯決勝という大舞台で本職のCBとは異なるポジションを任された。ジョルジーニョ監督からは重大な“ミッション”が与えられていた。「大前くんに仕事をやらせるなという役割で入ったので、全然SBっぽくはなかったけど、大前くんにマンツー気味に付いていたので、自分としてはやりやすかった」。清水の右ウイング、FW大前元紀を封じる。指揮官は試合後の記者会見で、その狙いを明かした。

 今季のリーグ戦は清水に2敗。その2試合を分析し、「大前選手がいい動き、いい判断によって攻撃の機動性を生かし、点も取る。彼を抑えることがキーポイントと捉えた」という結論に至った。鹿島の左SBと言えば、DF新井場徹がレギュラーを務めてきたが、「これまでは新井場選手がずっと対峙してきたが、彼は攻撃能力の高い選手。求めるものが違うと判断した」と、昌子の起用を決断した。

「1対1の強さ、アグレッシブさ、ビルドアップでも簡単にボールを失わない」。昌子のプレースタイルをそう語るジョルジーニョ監督は「大前選手に何もさせないのが仕事だと伝えた。他のことは考えなくていいと。(大前が)水を飲みに行ったら一緒に付いていけと伝えた。なんだったら同じ水を飲んでもいいと」と、徹底マークを指示した。

 新井場からも「思い切ってやれ。大前は攻め残りがあるから、しっかり上がるタイミングだけを考えろ」とアドバイスを受けたという昌子は後半38分に足をつって交代するまで指揮官の指示を忠実にこなした。「試合で初めて足をつった。今までつったことがなかったので、SBは違うなと」と不慣れなポジションで奮闘。MVPに輝いた20歳のMF柴崎岳の陰に隠れはしたが、同期入団のDFの働きがなければ、鹿島の連覇もなかったはずだ。
(取材・文 西山紘平)

柴崎を絶賛するジョルジーニョ監督、「近い将来ヨーロッパでプレーする」


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 ひとたび称賛の言葉を口にすると、もう止まらなかった。「フル代表でも活躍できる選手。将来的には日本のサッカーを背負う選手の一人に成長すると思う」。鹿島アントラーズのジョルジーニョ監督が絶賛するのは、2得点を決めたMF柴崎岳だ。青森山田高から入団してプロ2年目。今年2月24日のアイスランド戦では日本代表にも初招集された20歳のホープが決勝の大舞台でMVPに輝いた。

「なかなかあれだけの選手に出会うことはできない。あの冷静さは目を見張るものがある。あの落ち着きはベテランの域にある」。冷静沈着なプレーでパスを供給し、豊富な運動量で守備にも献身的なMF。「中盤は密集しているゾーンで、精神的に落ち着いてプレーするのは難しい。その中で冷静にボールをさばく姿は、逆に外から見ている僕が『落ち着きすぎじゃないか』とヒヤヒヤするぐらいだ」と手放しで称える。

 その冷静さを見越してPKのキッカーにも指名していた。そして実際、後半28分に柴崎が自らPKを獲得。GKの逆を突き、ゴール右へ先制ゴールを決めた。「大迫選手や小笠原選手は相手にも研究されている」。対戦相手に過去のデータがないであろう柴崎にキッカーを任せた指揮官は「冷静に状況を見てボールを蹴るのは強靭な精神力。PKがあれば彼に蹴らせようと思っていた」と明かした。

「彼の指導者であることは光栄だが、おそらく近い将来、ヨーロッパでプレーすることになるだろう。ただ、それは日本サッカーにとっても、日本代表にとってもいいことだと思う」。その才能にほれ込むジョルジーニョ監督は、柴崎のさらなる飛躍を確信している。
(取材・文 西山紘平)

“同い年”、20回目のナビスコ杯で20歳の柴崎がMVPを受賞「縁を感じる」


[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 満員に膨れ上がったスタンドを沸かせる圧巻のパフォーマンスだった。20回目のナビスコ杯で20歳“同い年”のMF柴崎岳が2ゴールで鹿島アントラーズに16個目のタイトルをもたらした。前日の前夜祭では「特に」と語っていた“同い年”のナビスコ杯だが、試合後のインタビューでは「縁を感じる」と喜びを爆発させた。

 後半27分、場内は予想外のPKキッカーに少しざわつきをみせた。だが、PKを獲得した柴崎は、自信満々にPKスポットのボールをセットした。「試合前にジョルジ―ニョ監督から『PKがあったらお前が蹴れ』と言われていた」と言うとおり、誰もが信頼してのキッカー指名だった。「自分で取ったPKだったので、思い切り蹴れたのかなと思います」と自らも自信を持って蹴ったPKだったと強調する。

 延長に入ってからも「(高校時代より運動量は)自分でも増えたと思う」と語るとおりのスタミナで攻守に駆けまわった。迎えた延長前半3分、PKを貰った場面と同じような形でボールを受けると、今度はマークについていたDFカルフィン・ヨン・ア・ピンをワンタッチでかわした。「ヨン・ア・ピン選手が足元狙ってきているかなと思っていた。上手く抜け出せたのでよかった」。その後は落ち着いてゴールネットを揺らした。

 ルーキーイヤーの昨年も鹿島はナビスコ杯のタイトルを獲得した。昨年もフル出場でチームを優勝に導いているが、今年は自ら2ゴールをしての優勝となった。「自分の得点で勝ったとしても、味方の得点で勝ったとしても優勝という価値に変わりはない。僕にとってはあまり価値の変わらないものだと思います」と謙遜する柴崎だが、同時に鹿島というチームの伝統、強さを改めて実感させられた試合でもあった。

「良くない状態の試合展開が続いていても勝てるという鹿島らしさは出ていたと思う。他人事のようですが、すごいなと思います。最多のタイトルホルダーのチームとはいえ、歴史を作ってきたのは僕ではないですが、1つ1つ積み上げていきたいという欲はあります。小笠原選手や中田選手ら先輩たちに肩を並べたり、追い越したりするために1つ1つタイトルを取っていきたいなと思います」

 今年2月にはA代表にも初招集された。アルベルト・ザッケローニ監督も注目の逸材だが、「時期だったりというのは考えず、それ相応の実力がついてくれば自然と呼ばれるだろうし、ザッケローニ監督がそういった評価をするのであれば呼ばれると思います。試合数だったり、練習を重ねていけば自ずと呼ばれると思う」と日頃の鍛錬を強調する。

「このままアントラーズを引き継ぐというのではなく、先輩を超えたりという思いを全員が持っていかないと、僕らの成長につながらないと思う。経験豊かな先輩たちを見ながら、僕ら若手は積極性を出していきたい」

 柴崎はこれまでMF宇佐美貴史(ホッフェンハイム)らと同じプラチナ世代で10番を背負い、世代別代表でも活躍してきた。誰もが絶賛する才能。日本の将来を担う逸材が確実な成長を見せている。
(取材・文 児玉幸洋)

ナビスコカップ決勝:勝負強さ見せ付けた鹿島が2連覇
延長の末2−1で清水を下す



「フットボールは単純なスポーツだ。22人がボールを追いかけて90分を戦い、最後はいつもドイツが勝つことになっているスポーツだから」
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これは1990年イタリア・ワールドカップの準決勝で、PK戦の末に西ドイツに敗れたイングランドのエースストライカー、ゲーリー・リネカーが残した名言だ。当時の常勝、西ドイツを表現した言葉として有名である。

今日のナビスコカップ決勝は、その名言の“ドイツ”を“鹿島”に置き換えたくなるようなゲームだった。

この試合、清水がピッチに送り出したスタメンの平均年齢は23.00歳。非常に若いチームである。一方、鹿島のスタメンの平均年齢は26.27歳。メンバーには年代別日本代表、あるいはA代表経験者がずらりと名を連ね、また、クラブとしてもリーグやナビスコカップの優勝回数はJリーグ随一の記録を持つ常勝クラブだ。

チーム力は決して清水も劣ってはいない。むしろ今季3戦を戦った鹿島との対戦成績は、清水が2勝1敗と勝ち越しており、今季のリーグ戦順位を見ても清水は4位と上位につけ、鹿島の13位を遥かに上回るところに位置する。今季に関しては格上と言っても差し支えないはずのチームだ。

ところが、そのようなデータをすべて忘れさせるほどの一戦にかける鹿島の勝負強さ。この試合を観戦したJリーグファンは、その事実を怖いくらいに感じたのではないだろうか。

試合の鍵を握ったのは、鹿島のしたたかなゲームプランだった。

試合後の記者会見で、清水のゴトビ監督は「鹿島はリーグ戦とは違ったメンタリティーを持っていた。少し下がりながら全体をコンパクトに、カウンターを元にチャンスを作っていこうとしていた」とコメント。鹿島の戦い方について言及している。

一方、鹿島のジョルジーニョ監督は「清水は大前選手が良い働きをして、攻撃の可能性を見せる中で得点されている。彼を抑えることをキーポイントとして捉えていたが、その役割を新井場選手に求めるのは彼の特徴からいえば違うと思ったので、昌子選手の1対1の強さ、アグレッシブさ、簡単にボールを失わない対応ができるのではないかと思って起用した。大前選手に何もさせないのが仕事で、彼が水を飲むところにもついていき、彼が水を飲んだら自分も一緒に飲むくらいの気持ちでやっていけと伝えた」とコメント。守備を重視した試合の入り方を選択したことを明かしている。

そのような思惑があったためか、前半は清水の勢い、思い切りの良さ、運動量など若いチームの良いところばかりが目立つ45分間だった。ところが、後半から試合は徐々に鹿島のペースへと傾く。運動量が目に見えて落ちた清水は、試合の主導権も徐々にイーブンに戻され、延長に関しては逆に鹿島に押される展開になった。

「前半に関しては我々が完璧にコントロールできていた」と語るゴトビ監督だが、ゲームプランという観点で言えば前半もお互いが忠実にプランを実行しており、むしろスコアが0−0で後半に突入したことを考えれば、鹿島有利の試合展開になっていたのは間違いない。

この試合は90分間で終わるかもしれないし、120分まで延長される可能性もある。普段のリーグ戦よりも試合展開の不確定要素が多いだけに、そのような状況に合わせた戦い方、どこで力を使うのかというペース配分に関しては、やはり常勝鹿島に一日の長があると改めて思い知らされた。

普段のJリーグとは違う、一発勝負のカップ戦ならではの面白さが凝縮された試合を楽しめた。

文/清水英斗(Hideto Shimizu)
Goal.com Japanの編集長を務める。サッカーライター&編集者。
著書は「サッカー観戦力が高まる〜試合が100倍面白くなる100の視点〜」
「DF&GK練習メニュー100」「セットプレー戦術120」など多数。
ツイッターアカウントは @kaizokuhide

MVPの柴崎岳「代表は価値を高めていけば自然と選ばれる」/ナビスコ杯決勝
 2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦が3日に行われ、清水と鹿島が対戦。延長戦までもつれた試合は、鹿島が2−1と競り勝ち、2年連続通算5度目の優勝を果たした。

 2得点の活躍で最優秀選手に選出された鹿島の柴崎岳は、試合を振り返り以下のように語った。

「どちらが勝ってもおかしくない試合でしたので、勝ててよかったです。(1点目のシーンについて)本当はシュートまでいければよかったですが、相手もある ことなので。(PKは最初から蹴るつもりだった?)試合前に、監督から今日はお前が蹴れと言われていたので、自分で取ったPKでしたし、自信を持って蹴り ました」

「(2点目のシーンについて)1点目と同じような形でした。清水が前掛かりになっていたこともあり、うまく裏に抜け出せました。トラップがちょっと大きく なってしまいましたが、ダッシュすれば追いつくかなという感じで。(MVP受賞について)まさか自分が取れるとは思っていなかったので、嬉しいです。チー ムのみんなで勝ち取ったものだと思うので、賞金はみんなで使いたいと思います」

「ジョルジーニョ監督にタイトルを取らせたかったし、サポーターのみんなにも、リーグ戦で不甲斐ない成績なだけに、なんとしても優勝したくて、今日1つタイトルが取れてよかったです」

「(日本代表について)今はそんなに意識していませんが、日々の練習だったり、試合だったりで、自分の価値を高めていけば、自然と選ばれるようになるものだと思います」

増田誓志「状況に合わせ戦い方を変えられるのが鹿島の強さ」/ナビスコ杯決勝
 2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦が3日に行われ、清水と鹿島が対戦。延長戦までもつれた試合は、鹿島が2−1と競り勝ち、2年連続通算5度目の優勝を果たした。

 鹿島の増田誓志と本山雅志は、試合を振り返り以下のように語った。

増田誓志
「優勝できて本当に良かったです。同点にされてもみんなが落ち着いてプレーできていました。鹿島は毎年何かしらのタイトルを取っているし、こういう舞台でも状況に合わせて戦い方を変えられるのが僕らの強さ」

本山雅志
「相手チームの出来が素晴らしくて、守備的にならざるをえなかった部分もありますが、みんながやるべきことをしっかりやった結果だと思います。そうやって対応できるのが鹿島の強さだと思います」

ジョルジーニョ監督「柴崎は日本を背負う選手に成長する」/ナビスコ杯決勝
 2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦が3日に行われ、清水と鹿島が対戦。延長戦までもつれた試合は、鹿島が2−1と競り勝ち、2年連続通算5度目の優勝を果たした。

 就任1年目で優勝に導いた鹿島のジョルジーニョ監督は、試合を振り返り以下のように語った。

「まず選手たちにおめでとうと伝えたいね。同時にどんな状況でも支えてくれるサポーターに感謝したい。選手たちが諦めないで努力した成果を示せたと思う。 試合に関しては、清水は面白い形の配置をして、パスワークで崩してきた。同時に勢いとスピードをもって攻撃を仕掛けてきたので、けん制をしなくてはならな い部分もあった。今日の試合のタフさを皆さんも見て感じたと思うし、素晴らしい監督の指導というのが表現された部分もあったと思う」

「(アフシン)ゴトビ監督は試合会場で話すくらいで時間は短いが、素晴らしい人格で尊敬できる方。技術的、精神的にポテンシャルとなる力の引き出し方をし て、特に戦術的な部分は非常にマークしにくい戦法で考えさせられる。若い選手が勇敢にプレーする姿を見て、今後怖いチームになっていくと思った」

「ただ、困難な状況を選手たち自身が情報整理をして、相手の長所を消す作業する中でチャンスを作り出せていけた。最後は柴崎(岳)選手の素晴らしいプレー を見られたと思うし、彼は若いが日本代表で活躍でき、将来的には日本サッカー界を背負う選手の一人に成長するのではないか」

「皆さんが驚かれたのは昌子(源)選手を左サイドバックに置いたことだと思うが、清水には2敗しているなかで、その中で大前(元紀)選手が良い動きをし て、良い判断をして得点もしていた。そういう意味で彼をどう押さえるのかをキーとして捉えていた。そこはずっと新井場(徹)選手が対峙してきたが、彼はど ちらかというと攻撃能力が高く、彼に対峙させても求めるものが違うと思ったので、昌子選手をいれて1対1の強さ、アグレッシブさ、ボールを簡単には失わな いというところで対応できるのではと思った。彼には他は何もさせない、水を飲みにいった時も一緒についていくくらいの気持ちでついて行けと言って、要求に 対してしっかりとやってくれた」

ジョルジーニョ監督は、選手としてもナビスコカップを制しているが、選手と監督の両方でタイトルを取るという快挙についてどう思うか?
「確かにその結果が出せたが、世の中にそういうチャンスをもらえない人が多い中、恵まれていると思っている。ただ、今日勝ったから終わりではなく、リーグ 戦も天皇杯もある。他の大会で選手と監督でタイトルを取った人がいるかわからないが、それも継続して目指していきたい。ただ、重要なのは僕ではなく選手の 目的意識であるということ。選手がタイトルを取りたいという意識を持つことが重要で、その働きかけをしてまたいい報告ができるようにしたい

柴崎選手の成長は著しいと思うが、ここまでの成長について、どのような評価をしているのか?
「あれだけの選手とはなかなか出会えないと思う。20歳ではあるが、ベテランのような落ち着きがあり、運動量も豊富。特に中盤の今プレーしているゾーンは 密集していて精神的にも落ち着いてプレーすることは難しいが、冷静にさばいていける。外で見ていてひやひやするときにも落ち着きすぎと思うくらい。今日も 皆さん見たと思いますが、PKの際にも彼に蹴らせた。冷静に状況を見てボールを蹴るところはすごい精神力だなと思う。彼の指導者であることは光栄で、おそ らくヨーロッパで活躍する選手になると思うが、それは日本サッカーにとってはプラスで、日本代表でも必要不可欠な選手になると思う」

岩政大樹「サポーターのためのタイトルになったことが一番」/ナビスコ杯決勝
 2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦が3日に行われ、清水と鹿島が対戦。延長戦までもつれた試合は、鹿島が2−1と競り勝ち、2年連続通算5度目の優勝を果たした。

 鹿島の岩政大樹と中田浩二は、試合を振り返り以下のように語った。

岩政大樹
「勝って本当に良かった。狙いどおり0−0の時間を長くできた。(個人的には)思ったよりも緊張してしまい、コンディションも良くなかったし、まだまだ未熟だなと感じた」

「相手のやり方は分かっていたので対応はしやすかった。スコアが動かなければ問題ないという気持ちでいた」

「2年分の思いを意識しすぎた。体は重いし、後半は両足がつってしまい、延長にどう臨もうかと考えていた」

「リーグ戦が苦しい中で、こういう状況で応援してくれるサポーターが真のサポーターだと思うし、そういうサポーターのためのタイトルになったことが一番だと思う」

中田浩二
「スタメンで出た選手だけでなく、控えの選手、ベンチに入れなかった選手も含めてみんなで勝ち取ったタイトルだと思うし、そういう意味ではもちろんうれし いです。もちろん試合に出られれば、それに越したことはないけど。決勝をベンチで見たのは初めてだと思うけど、なかなかいいモノでしたよ(笑)。若手に とっては自信にもつながるし、優勝できて良かったです」


岳の活躍は素直に嬉しい。
しかしながら、これでステップアップへ一歩近付いたと思うところは寂しいところである。

ナビスコ決勝戦コメント

Jリーグヤマザキナビスコカップ 決勝トーナメント 決勝
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
先ずは選手たちに優勝おめでとうと伝えたい。また同時にどんな苦しい状況でも支えてくださったサポーターの皆さんに感謝したい。選手たちが努力を続けてこれたのも彼らの存在があったからだ。

清水というチームは本当に素晴らしいチームだし、おもしろい選手も多く、パスワークもいい。そして若さもあるし、タフさもある。ゴトビ監督という素晴らしい指導者の下、しっかりチームとそしてのトレーニングを積んでいると思う。ただ、今日は我々が相手の長所を消す中でゴールを決めることができた。

また最後は柴崎の素晴らしいパフォーマンスが見られた。若い選手だが日本代表でも活躍できる存在だし、将来的には日本サッカーを牽引する1人になると確信している。あれだけの選手に出会うことは少ないし、あの冷静さは驚くべきこと。あれで20歳だが、ベテランのような落ち着きがあるしフィジカルも強い。あの中盤のポジションは難しいポジションだが、時々私がヒヤリとするほどの落ち着きぶりを持っている。PKでも分かったように、あれだけ強靱的な精神力を持っている。今日は冷静な柴崎に蹴って欲しいと思った。私は彼の指導者であることに喜びを感じているが、恐らく近い将来ヨーロッパでプレーすると思うので指導する期間は短くなるだろう。ただそれは日本サッカーにとっていいことだと思う。

(増田の途中出場について)色々な状況を想定しなければいけなかったし、相手の長所も考える必要があった。清水の両サイドバックは攻撃的で、しかもサイドハーフと一緒にユニットで攻めてくる。こちらはサイドハーフ、サイドバックのユニットで守っていく必要があった。増田を入れることで小笠原、柴崎のボランチにして、引き続きユニットで守っていくバランスを取った。本田は怪我から復帰して間もないし、90分やれる状況でもない。また昌子を左サイドバックに置いたことについて驚かれた方もいらっしゃると思うが、清水にはここまで2敗している。いずれも大前選手にやられているわけで、そこをケアしたいと思った。新井場は昌子よりも攻撃的で、今回の意図である一対一での対応に適しているわけではない。昌子には大前選手を自由にさせないことをミッションとして、もし相手が水を飲みに行くようだったら、一緒に飲みに行くぐらいの気持ちでやれと言った。きちんと役目を果たしてくれたと思う。

(選手として、そして監督としてヤマザキナビスコカップを優勝した初めての人物となって)現役でも監督でも獲れたという結果を出したということになったが、そういうチャンスをもらえる人も少ない。だから私は幸運な人間だと思う。ただまだ終わったわけではないし、他のタイトルも獲りにいく。一番重要なのは、選手たちの意思。選手たちから次も獲るという気持ちになってこそ、前に進める。

【青木 剛】
出来れば90分で勝ちたかったが、結果的に優勝で終われたことは良かった。勝って喜べるというのは嬉しいこと。

【新井場 徹】
素直にうれしい。途中出場だったけど結果的にチームが勝ったことは良かった。前半は相手ペース。そういった中で点を取れた。PKで追いつかれはしたが、徐々にこっちのペースになって来た。その後、うまくゲームコントロールして、冷静に出来た結果が優勝につながった。

【遠藤 康】
優勝は嬉しい。2回くらいゴールチャンスがあったが、結果的にチームが勝てたから良かった。決勝だからお互いが探り合いだった。後半以降はスペースが出来ると思ったので、そこで決まるかどうかだった。リーグ戦で2回負けているので、どうしても勝ちたかった。自分がボールを運べれば、後ろが楽になるしドゥトラが何とかしてくれると思っていた。

2012年11月03日(土)

本日行われたナビスコ決勝 清水戦は延長戦の末、2-1と勝利しました。これでアントラーズは通算5度目、そして2連覇を達成しました。

ヤマザキナビスコカップ優勝コメント
  監督 ジョルジーニョ
先ずは選手たちに優勝おめでとうと伝えたい。また同時にどんな苦しい状況でも支えてくださったサポーターの皆さんに感謝したい。選手たちが努力を続けてこれたのも彼らの存在があったからだ。(選手として、そして監督としてヤマザキナビスコカップを優勝した初めての人物となって)現役でも監督でも獲れたという結果を出したということになったが、そういうチャンスをもらえる人も少ない。だから私は幸運な人間だと思う。ただまだ終わったわけではないし、他のタイトルも獲りにいく。一番重要なのは、選手たちの意思。選手たちから次も獲るという気持ちになってこそ、前に進める。

  GK 曽ヶ端 準
難しい試合だった。今年はリーグ戦で思わしくない成績なので、しっかりタイトルを取ってリーグ戦につなげられればと思っていた。勝つと負けでは大きく違うので、しっかり勝つことが出来て良かった。相手の長所であるサイドに気をつけていた。求められていることを出来たと思うし、結果につながった。

  DF 岩政 大樹
勝てて良かった。狙い通り、0対0の時間を長くできた。思っていたよりも緊張してしまって、自分はまだまだ未熟だなと思う。タイトルを6年連続取れるというのは、ありえないこと。リーグ戦で成績が出ていない状況のなか、負けていても応援していただいている方たちこそ、真のサポーターだと思う。そういう人たちのためのタイトルだと思っている。

  DF 新井場 徹
素直に嬉しい。途中出場だったけど結果的にチームが勝ったことは良かった。前半は相手ペース。そういった中で点を取れた。PKで追いつかれはしたが、徐々にこっちのペースになって来た。その後、うまくゲームコントロールして、冷静に出来た結果が優勝につながった。

  DF 青木 剛
出来れば90分で勝ちたかったが、結果的に優勝で終われたことは良かった。勝って喜べるというのは嬉しいこと。

  DF 西 大伍
(試合を終えて)疲れた。去年は出場できない中の優勝で、今年は出場しての優勝なので全然違う。攻撃はあまり上手く出来なかった。前半はサコが孤立していたし、前で上手くもらうタイミングが無かった。上がるにはタイミングも必要だから行ける時は行った。守備は前半の最初にやられていたけど、全体的にはしっかり行けていたと思う。

  DF 昌子 源
前の試合で大前選手にやられていたので、そこをしっかり抑えて、攻撃は大伍くんに任せた。自分はとにかく大前選手と吉田選手のところを抑えるという役割で入り、攻めは考えていなかった。大前選手はあれだけ若いのにすごかった。結果として止めることができたのかもしれないけれど、内容では負けていたと思う。まさかこんな大舞台でチャンスがまわってくるとは思っていなかった。ガッチガチだったが、自分なりにやれたのではないかと思う。

  MF ドゥトラ
お疲れ様。チョー嬉しい〜!

  MF 増田 誓志
優勝は嬉しいけど次の大宮戦が大事な試合になる。状況が状況なので去年よりは喜びは薄い。優勝してJ1残留が決まる訳ではない。常に試合には最初から出たい気持ちはある。でも出られないからと言ってチームの力になれないのであれば、アントラーズにいる必要はない。

  MF 本田 拓也
前半の早い時間帯に失点をしなかったことが大きかったかなと思う。相手のクロスが嫌だった。クロスの対応やこぼれ球には気をつけようと話はしていた。中はやられる気がしなかったので特に問題は無かったが、相手が前から来てそれを受ける形になった。自分たちのペースになった時に、良いテンポでパスを回して良い攻撃ができていたので、そういう時間帯を増やさないといけない。ただ、相手も若くて運動量も多かったので、仕方がない部分はあったかなとも思う。この前の試合でもそうだったが、後半は怖くなかった。若いけど、杉山選手も出ていなかったし、ゲームを組み立てる選手が少なかったと思う。

  MF 柴崎 岳
MVPは取れると思っていなかった。個人の賞よりもチームが優勝できたことが嬉しい。2ゴールは誰も予想していなかったと思う。1点目は自分が取ったPKなのでプレッシャーなく思いっきり蹴った。2点目は裏のスペースがあるのが分かっていて、パスが若干長かったけどヨン ア ピン選手が足元を狙っているのが分かっていた。ゴール慣れしてないので緊張した。アントラーズが掲げる団結というものが勝利につながったと思う。

  MF 遠藤 康
優勝は嬉しい。2回くらいゴールチャンスがあったが、結果的にチームが勝てたから良かった。決勝だからお互いが探り合いだった。後半以降はスペースが出来ると思ったので、そこで決まるかどうかだった。リーグ戦で2回負けているので、どうしても勝ちたかった。自分がボールを運べれば、後ろが楽になるしドゥトラが何とかしてくれると思っていた。

  MF 小笠原 満男
前からの守備は狙いの一つでもある。相手が出て来たところでカウンターをかけ、2得点出来たと思う。SB、CBが相手のクロスに対し、上手く対応出来た。相手への対応力はこのチームの良いところ。何をして良いのか、しちゃいけないのか分かっている選手が多い。予選を含め多くの選手が出場した大会なので全員で掴んだ優勝だと思う。

  FW 大迫 勇也
システム上、前で孤立する場面が多いだろうと最初から思っていた。今日は勝ちに徹する、勝つサッカーをしようと思っていたので、本当に結果が出て良かったと思う。相手が前半に疲れてくれたので、いい意味で良かった。自分たちのサッカーが変わっただけで、はじめから前に出ようと思えば出られたと思うが、そこはあえて引いていた。結果が出たからいい。こういう舞台では、結果がすべてなので、本当に良かった。

  FW 興梠 慎三
今年はリーグ戦でも下のほうにいて、なかなか良い結果が出ていないので、優勝できたことは良かったと思う。でも、今日は全くやりたいことが出来なかった。うちは引いていて、向こうに合わせていたのかなという立ち上がりだった。もう少しみんなが前に出て来てくれていれば、もっと良いプレーができたかなと思う。僕自身としては、課題しか残らない試合だった。あまりボールも触れていない。後半は向こうが疲れてチャンスが出てくるかと思っていたけど、交代させられてしまった。何もできずにという感じ。監督から「イエローをもらっていたので、1人減るのは厳しいから早めに交代した」と言われた。内容としても良くなかった。相手に主導権を握られながらも、耐えてカウンターで決めたという形だったので。結果的に勝てた試合だった。相手に合わせるのではなくて、自分たちのサッカーをするのがアントラーズだけど、今は難しい。

【ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.11.03)
11月3日(土) 2012 ヤマザキナビスコカップ 決勝
清水 1 - 2 鹿島 (13:10/国立/45,228人)
得点者:73' 柴崎岳(鹿島)、77' 大前元紀(清水)、93' 柴崎岳(鹿島)

●ジョルジーニョ監督(鹿島):

「まず選手たちに優勝おめでとうと伝えたいです。同時にどんな状況でも支えてくれるサポーターに感謝を伝えたいと思います。今日は、選手たちが諦めずに努力した成果を示せたと思っています。
試合に関しては、清水は面白い形の選手の配置をして、パスワークで崩してきましたし、同時に勢いとスピードをもって攻撃を仕掛けて来て、牽制をしなくてはならない部分もありました。今日の試合のタフさを皆さんも見て感じたと思いますし、素晴らしい監督の指導というのが表現された部分もあったと思います。

ゴトビ監督はこういう試合会場で話すくらいで接する時間は短いですが、素晴らしい人格の持ち主で尊敬できる方です。技術的・精神的にポテンシャルとなる力の引き出し方をしているし、特に戦術的な部分は非常にマークしにくい戦法で僕も考えさせられたし、特に若い選手が勇敢にプレーする姿を見て、今後このチームが怖いチームになっていくと思いました」

ただ、その困難な状況を選手たち自身が情報を整理して、相手の長所を消す作業をした中でチャンスを作りだすことができました。最後は柴崎選手の素晴らしいプレーを見られたと思いますし、彼は若い選手ですが日本代表で活躍できる、将来的には日本サッカー界を背負う選手の一人に成長するのではないかと思います」

Q:増田選手を投入して、柴崎選手を中のポジションに移してから攻撃面が改善されたと思うが、あの交代を70分まで引っ張った理由は?

「この試合において色々な状況や相手の長所を考えなくてはならなかったのですが、ひとつは両サイドバックが攻撃的な選手で、クロスの精度も高いし、あとはユニットで中と外、そして縦のポジションチェンジだったりで崩そうという狙いがあるので、そこは我々もサイドハーフとサイドバックのユニットで相手のユニットに対応しようとしました。
興梠選手はFWですが、もともとハーフの選手なのでそこもしっかりできるのではないかと思ったのですが、守備も求められるポジションで、前半でカードをもらってしまったので、ドゥトラ選手を入れて同じ状況を持続することを狙いました。
そのあとで、増田選手を入れて柴崎選手と小笠原選手をダブルボランチにしたんですが、柴崎選手はサイドも中も両方できるので、そういった意味でバランスを崩さずにサイドのユニットの代用と、同時に攻撃の厚みをかけることを狙いました。また、本田選手が怪我から復帰間もなくて90分できないというところでこういったプランをたてなくてはなりませんでした。

もう一つ皆さんが驚かれたのは昌子選手を左サイドバックに置いたところかと思いますが、清水には2敗しているなかで、その中で大前選手がいい動きをしていて、いい判断をして得点もしているし、そういった意味で彼をどう押さえるのかをキーとしてとらえていました。そこはずっと新井場が対峙していましたが、彼はどちらかというと攻撃能力が高い選手で、彼に対峙をしてほしいと言っても求めるものが違うと思ったので、昌子選手をいれて1対1の強さ、アグレッシブさ、ボールを簡単には失わないというところで対応できるのではないかと思いました。彼には他は何もさせない、水を飲みにいった時にも一緒についていくくらいの気持ちでついて行けと言ったわけで、出した要望をしっかりとやってくれたと思っています」

Q:前半右サイドはかなり破られていた印象があるが、そのあたりの修正はどう指示をしたのか?

「僕の最初のプランは柴崎選手が右で遠藤選手を左と思っていたんですが、選手から入れ替えてほしいという要望があったので答えました。守備もできるし遠藤選手が右の方がプレーしやすいという事だったので、選手の気持ちの部分もくみました。
先程も説明しましたが、選手にはユニットで対応することを要求しました。ただ、完璧に抑えるのは不可能なことです。相手の左サイドバックの選手の能力の高さも称えなくてはいけないし、相手の戦法をくぐろうという努力はしたと思いますが、1,2回危険な場面は作られました。ただ、それは相手の選手の能力もあるだろうし、サッカーは完璧なスポーツではないので多少ずれが生じたところもあると思います」

Q:ジョルジーニョ監督は、選手としてもこの大会を制していると思うが、選手と監督の両方でタイトルを取るという快挙についてどう思うか?

「確かにそういった結果が出せましたが、世の中にそういったチャンスをもらえない人が多い中で僕は恵まれていると思っています。ただ、今日勝ったからと言って終わったわけではなくて、リーグ戦も天皇杯もあします。その他の大会で現役と監督という立場でタイトルを取った人がいるかわかりませんが、それも継続して目指したいと思います。ただ、重要なのは僕の目的意識ではなくて、選手の目的意識であるということです。選手がタイトルを取りたいという意識を持つことが重要なので、その働きかけをしてまたいい報告ができるようにと思っています」

Q:柴崎選手の成長は著しいと思うが、彼のここまでの成長について、どういった評価をしているのか?

「なかなかあれだけの選手とは出会えないと思います。20歳ではありますが、ベテランのような落ち着きがあるし、運動量も豊富。特に中盤の今プレーしているゾーンは密集していて精神的に落ち着いてプレーすることは難しいですが、そこを冷静にさばいていける。僕が外で見ていてひやひやするときにも落ち着きすぎだろうと思うくらいです。今日も皆さん見たと思いますが、PKの際にも彼に蹴らせました。彼の冷静に状況を見てボールを蹴るところは強じんな精神力だなと思っています。彼の指導者であることは光栄に思うし、おそらくヨーロッパで活躍する選手になると思いますが、ただそれは日本サッカーにとってはプラスの事ですし、日本代表でも必要不可欠な選手になると思います」

以上

【ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島】試合終了後の曽ヶ端選手、青木選手、遠藤選手、増田選手(鹿島)コメント(12.11.03)
●曽ヶ端準選手(鹿島)
「難しい試合でしたけれど、しっかりと結果を残すことができました。鹿島のサポーターだけでなく、清水のサポーターもいなければ、このいい雰囲気の中で試合はできなかった。そういう中でゲームができる幸せを感じながらプレーしていました。優勝できて何よりです」

●青木剛選手(鹿島)
「できれば90分で勝ちたかったけれど、結果的に延長戦でも勝てたこと、タイトルを獲れたことはよかったです。サポーターの方々とともに喜ぶことができるのは、本当に素晴らしいこと。決勝という一発勝負の舞台でそれを達成できたことはよかった」

●遠藤康選手(鹿島)
「サイドを抑えることから始まり、守備を安定させてから入れば、チャンスは出て来るんじゃないかなと思って試合に入りました。前半はさぐりさぐりの部分もあったと思います。(個人的な出来はいかがでしたか)まだまだです。やれることはあったし、得点を取れるチャンスもありました。守備も何回かやられた記憶もあるんで反省して次に臨みたいです」

●増田誓志選手(鹿島)
「優勝は素直にうれしいですが、次(リーグ戦)も大事なので、去年とは状況は違うと思っています。リーグ戦で苦しんでいますし、今日勝ったからと言って残留できるわけではないので。現実的な戦い方をしなければならない試合がすぐあるので、それに切り替えてやらなければならないと思います」

【ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島】試合終了後の昌子選手、大迫選手、本田選手、中田選手(鹿島)コメント(12.11.03)
●昌子源選手(鹿島):
「前の試合でやられたので、大前くんをしっかり抑えて、攻撃は(西)大伍くんに任せて、自分はとにかく大前くんと吉田くんのところをなにもさせないという役割で入りました。攻めても、1本くらいシュートを打ってやろうと思ってましたけど、試合に入ったらそんなこと考えてる場合じゃない!みたいな感じでした。(緊張しました?)ガッチガチです」

Q:清水の印象は?
「あれだけ若いのにすごい。大前くんとかすごかった。結果は止められたかもしれないけど、内容では負けていると思う。(前半は凌いでというイメージだった?)そうですね。交代は(興梠)慎三さんがイエローをもらってたからじゃないですかね。(途中交代まで献身的な守備を見せたが?)結果的には抑えられてたみたいに言われますけど、PKを入れられたのがちょっとショックでした。なにが起きたのか全然わからなかった。PKまではうまいこと凌げてたかなと思います」

Q:左サイドバックでいくと言われたのは?
「非公開練習の前の日です。早々とミーティングをして、『大前のところでやられすぎたから、最初は守備から入る。イバ(新井場)のところに昌子を入れる』ということで、そこから非公開で二日間練習しました。まさかこんな大舞台でチャンスがまわってくると思ってなかったので。自分なりにはできた方かなと思います」

Q:サイドバックの経験は?
「あんまりないです。途中からはあったけど、頭からはないですよね。でも『昌子は大前』みたいな感じで目的を言われていたのでやりやすかったですね。目的言われないで、例えば『イバのようにやれ』と言われていたらもっとダメだっただろうし、大前くん、吉田くんを潰す役割で入ったから目的がハッキリしていたんで、ある意味やりやすかったです。

大前くんが後半、中に絞ってきて、俺を避けるような感じだったので『嫌がってるのかな』と思いました。結局は勝負を仕掛けてこなかったですからね。1対1なら僕も自信はあるんで。いくら大前くんでも負ける気は無かったし。むしろ、絶対に止められる、スピードでも負けていないと思っていたので、自信は全然ありました。攻撃には上がらず、ちょっとサイドバックっぽくはなかったですけど、大前くんにマンツー気味になってたんですけど自分的にはやりやすかったです」

Q:試合前にピッチに出てきた理由は?
「あれはピッチの確認と、(大岩)剛さんに『お前、出てこい。雰囲気に飲まれてこい』と言われたからです。サポーターの声とか聞けて、ちょっとはリラックスできたかなと思います。(それで少し試合に入りやすくなった?)そうですね。芝生の問題は絶対に無いと思ってたんで。ピッチを確かめる振りをして今日はがんばるんでみなさんよろしくおねがいします、みたいな感じです。最初、(岩政)大樹さんと見に行く予定だったんですけど、大樹さんが『さっき見た』ということだったんで一人で行きました。(試合に出てみた感想は?)楽しかったです。あれだけ人がいても歓声が聞こえないです」

●大迫勇也選手(鹿島):
「システム上、前半は前の方で孤立するなとは最初から思っていました。今日は割り切って、ほんとうに勝ちに徹するというか、勝つサッカーをするということだったんで、結果が出て良かったです。(1トップとしてはサポートは少なかったけどその辺は割り切っていたと?)割り切ってやるしかなかったので。前半飛ばしすぎたのかむしろ相手が疲れてくれたんで。そこは良い意味でよかったのかなと思います」

Q:前回のリーグ戦と比べて相手のプレスの速さに違いはあった?
「自分たちのやるサッカーがかわっただけで、そんなに感じなかったです。僕たちがもっと最初から前に行こうと思っていたら前に行けていたただろうし、そこはあえて引いた感じだったので。結果が出たので良かったです。こういう舞台では結果がすべてなので。(我慢というか辛抱だった?)今日はそういう感じでやるということだったので仕方ないと思っていました。(チームとしても意思統一してブレなかった?)そうですね。後ろの人が指示を出してくれたんで」

Q:去年は大迫選手がMVPで、今年は柴崎選手がMVP。若い選手がタイトルを取ることに貢献していることについては?
「タイトルを獲れることは大事なことだと思うし、自分たちのやり方を確認できることもあるし、また違った考えを持てるところもある。ほんとうに嬉しいことなので、これに満足せず。まあ、満足できないですけどね。今日は次があるからあっさりしています(笑)」

●本田拓也選手(鹿島):
「この前のリーグと違って、結構前半から相手は来たかな、という印象があるけど、前半の30分過ぎくらいからは自分たちのペースでできたので、前半の早い時間に失点しなかったことが大きかったかなと思います。
(来られても慌てることはなかった?)クロスは嫌でしたけど、真ん中からの攻撃はあまりなかったので。FWの外国籍選手のところにパスが入って、そこを起点にしてという感じだったので、クロスの対応だけしっかりしていれば大丈夫だと思っていました。ただ、クロスのあとのこぼれ球とかは正直嫌でしたね。でも、中を割られる感じはしなかったので、そこは問題なかったです」

Q:守備的にいくという意識だった?
「そんなことは別にないんですけど、相手が前から来たんで、それを受けたみたいな感じだったと思います。攻撃に行くときも中途半端になって、長いボールを蹴ってというだけになってしまった。その時、もう少しディフェンスラインをあげられればよかったんですけど、前半の方はラインが低かったかなという感じがします。でも、自分たちのペースになったときはラインを上げて、テンポ良くまわせて良い攻撃ができていたので。そういう時間を増やさないといけないけど、相手も若くて元気な選手ばかりでした」

Q:前半を失点ゼロで折り返したとき手応えはあった?
「もう大丈夫だと思いました。この前の試合もそうでしたけど、後半はそんなに怖くないし、後半はだいたいうちのペースになるのがわかってたんで。若いけどゲームを落ち着かせる選手というのが、今日は(杉山)浩太くん出てなかったというのがむこうには大きかったんじゃないですか。いつもは浩太くんがそういう役目をしてるんだろうけど、若い選手だけでやってるというのが、こういう一発勝負のところは出るんじゃないかと思います」

Q:初優勝ですね。
「気持ちいいですね。めっちゃ気持ちいいですよ。いつも負けて帰っていたので。ロッカールームの雰囲気も違いますし、すごい気持ちいいですね。でも、切り替えて水曜日があるので。喜びはこの場所だけに抑えて、水曜日に切り替えていきたいと思います」

●中田浩二選手(鹿島):
「(試合には出ることはできなかったが)スタメンで出た選手だけでなく、控えの選手も含めて勝ち取ったタイトルだと思うので、そういう意味ではもちろんうれしいです。もちろん試合に出られれば、それに越したことはないけど。たぶん初めて決勝をベンチで見たと思うけど、なかなかいいモノでしたよ(笑)。優勝できてよかったです。

特に声をかけたと言うことはないけど、(昌子)源とかポイントポイントで経験が無い選手もいたので、そういう選手には声をかけたりしました。でも、思い切ってやってくれたので良かったと思います。

今年は怪我をして全然貢献できてないので、最終的にはベンチに入れて多少なりに貢献できたのはよかったけど、このまま終わるつもりもないし、リーグ戦もなかなか厳しい状況で、次の試合は特に難しい試合だと思うので、そういう試合に出られるようにやっていきたいと思います」

【ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島】試合終了後の柴崎選手、小笠原選手、新井場選手、興梠選手、岩政選手(鹿島)コメント(12.11.03)
●柴崎岳選手(鹿島)
「(感想は?)優勝した時は嬉しかったです。今はシャワーを浴びてひと段落したところです。今日の清水は素晴らしいプレーをしていました。それがなければこういった試合にはなっていないと思います。(PKのシーンは?)試合前に監督から今日はお前が蹴ろと言われていました。決めることが出来て良かったです。(2点目も)西(大伍)選手から良いボールが来て、コントロールしてシュートが出来ました。2得点は出来すぎです。(MVP賞については)まさかのMVPでした。個人賞には縁があまりなかったので、MVPについては素直に嬉しいです。(賞金の使い方は?)味方がいなければ生まれなかったゴールなので、みんなで使いたいと思います。(サポーターがたくさん来てくれました)サポーターのみんなのためになんとかタイトルを取りたかったので良かったです」

●小笠原満男選手(鹿島)
「リーグ戦で結果が出ない中でもこういったタイトルがとれて非常に嬉しく感じています。今の状況のなかで来てくれた多くのサポーターに感謝をしたいと思います。(今日の試合は)自分達のサッカーは出来たと思いますし、うまく試合を運べました。欲を言えば90分で試合を決めたかったですけど、これも鹿島らしいですし、意味のある優勝だと思います。(柴崎選手のPKについては)チームとしての指示でもありましたし、本人がとったPKですから。PK以外にも(柴崎選手は)素晴らしいプレーをしていたと思います。(ジョルジーニョ監督については?)監督には結果で応えることが出来ていなかったですし、今日の優勝で自分達のやっていることが間違っていなかったことが証明できたと思います。(鹿島の強さは?)多くの選手が試合にでて活躍できるということと、信じて応援してくれるサポーターがいることです」

●新井場徹選手(鹿島)
「途中出場自体は悔しかったですが、結果的にチームが勝つことができて良かったです。今日の試合は劣勢になるときが多かったですし、前半は特に相手のペースでした。その中でも鹿島のペースになると思っていましたし、最終的にはゲームをコントロールできたと思います」

●興梠慎三選手(鹿島)
「(今日の勝因は?)一人ひとりが強い気持ちをもって臨んだことが今日の勝因だと思います。サポーターからの声援も力になりましたし、たくさんスタジアムに来てくれてありがたかったです。(MVPの柴崎選手については)MVPに相応するプレーをしましたし、そういう選手だと思います。これから活躍していく選手だと思いますし、嬉しいです」

●岩政大樹選手(鹿島)
「(優勝は?)嬉しいです。前回相手は勝っていましたから、そこまでやり方を変えてくることはないだろうと思っていました。ですので、0-0の時間を長くするという自分達の狙い通りのサッカーができたと思います。相手はシステマチックにプレーしてきましたし、それに対応することができました。昨日はあまり寝ることができなくて、今日も緊張してしまいました。本当にコンディションを整えるのが下手だと思いました。全然落ち着いていなかったですし、後半途中に足はつっていましたので、どうごまかしてプレーするか考えていました。こんなに多くタイトルにめぐり合うことはないので、あり得ないくらい素晴らしいことだと思います」

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

試合前の国歌斉唱をおこなったゴスペラーズ。美しいハーモニーに観衆からは大きな拍手が沸き上がった。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

連覇、そして5度目のヤマザキナビスコカップ制覇を狙う鹿島のスターティングメンバー。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

鹿島の指揮官・ジョルジーニョ監督。自身初のビッグタイトルを狙う。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

本日、ヤマザキナビスコカップ20周年を祝し、バックスタンドでコレオグラフィが実施。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

選手入場時にはバックスタンドにヤマザキナビスコカップのコレオグラフィが浮かび上がった。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

試合開始から攻勢を見せたのは清水。鹿島は岩政大樹を中心に守りなかなか得点を許さない。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

何度もゴールを狙いシュートを放つ高木俊幸(写真右)のマークをかわしてボールを運ぶ本田拓也(写真左)。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

中盤の底でゲームをコントロールした小笠原満男(鹿島)。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

村松大輔(清水)とドゥトラ(鹿島)のマッチアップ。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

抜群のキープ力で勝利に貢献した遠藤康(鹿島)。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

カルフィン ヨン ア ピン(清水)と大迫勇也(鹿島)の激しい攻防。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

前半を無得点で折り返した両チーム。試合が動いたのは73分。李記帝が柴崎岳を倒してしまい鹿島にPK献上。これを柴崎が落ち着いて決めて鹿島が先制した。
写真はゴールを決めた柴崎(20番)と駆けよるドゥトラ(11番)

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

貴重な先制点を決めて喜ぶ鹿島の選手達。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

90分で決着のつかなかったこの試合。延長戦へと突入すると開始間もない93分、西大伍のパスを受けた柴崎岳がトラップで相手を抜き去るとゴール左隅に蹴り込み、鹿島が勝ち越しゴールを奪った。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

ジョルジーニョ監督は就任1年目での初タイトルとなった。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

優勝パネルを持って喜ぶ選手達。
左から大迫勇也、柴崎岳、西大伍、遠藤康、興梠慎三

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

2ゴールをあげ、見事MVPを獲得した柴崎岳。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

壇上で満面の見せる鹿島の選手たち。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

優勝の鹿島アントラーズが表彰台で喜びを爆発させる!

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

ピッチ上で歓喜のジョルジーニョ監督がナビスコカップを掲げる!

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

優勝メダルを胸に、ピッチ上で歓喜の優勝記念撮影!
この輪の中には「JOIN!CUP UP!キャンペーン」で当選したサポーターも参加した。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

サポーターと喜びを分かち合う鹿島の小笠原満男。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

ナビスコカップを持ったジュニーニョを中心に選手・スタッフが笑顔で記念撮影をする。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

サポーターから胴上げの祝福を受けるジョルジーニョ監督。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

激闘の120分を選手と共に戦ったサポーターの前で、優勝の記念撮影が行われた。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

表彰式を終えた選手たちが、手をつなぎ、横一列になってサポーターの元へダッシュ!皆良い笑顔だ。

[ ヤマザキナビスコカップ:決勝 清水 vs 鹿島 ]

サポーターの元へ横一列で走ってきた選手たちがゴールラインのところでヘッドスライディング、となるところが意思疎通ができておらず、ぐだぐだな感じに。それでも皆良い笑顔で、サポーターと喜びを分かち合っていた。

ジョルジーニョ監督、柴崎を絶賛「日本代表でも必要不可欠な選手になる」
 Jリーグのヤマザキナビスコカップ決勝が3日、東京・国立競技場で行われ、鹿島アントラーズが延長戦の末に清水エスパルスを2−1で破り、2年連続5度目の優勝を果たした。鹿島は後半28分に柴崎岳のPKで先制。同32分に大前元紀のPKで清水に追いつかれたが、延長前半3分に再び柴崎のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。

 以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。

 まず選手たちに優勝おめでとうと伝えたいです。同時にどんな状況でも支えてくれるサポーターに感謝を伝えたいと思います。今日は、選手たちがあきらめずに努力した成果を示せたと思っています。

 試合に関しては、清水は面白い形の選手配置をして、パスワークで崩してきました。同時に勢いとスピードをもって攻撃を仕掛けてきて、けん制をしなくてはならない部分もありました。今日の試合がタフであったことは、皆さんも見て感じたと思いますし、素晴らしい監督の指導というのがサッカーに表現されていました。

(アフシン・)ゴトビ監督はこういう試合会場で話すくらいで、接する時間は短いですが、素晴らしい人格の持ち主で尊敬できる方だと思っています。技術的・精神的に選手のポテンシャルを引き出しているし、戦術的な部分では非常にマークしづらい戦法で、僕も考えさせられています。また、特に若い選手が勇敢にプレーする姿を見て、今後このチームが怖いチームになっていくと思いました。

――ジョルジーニョ監督は、選手としてもこの大会を制していると思うが、選手と監督の両方でタイトルを取るという快挙についてどう思うか?

 世の中にそういうチャンスをもらえない人が多い中で、僕は恵まれていると思っています。ただ、今日勝ったからと言って終わったわけではなくて、リーグ戦も天皇杯もあります。重要なのは僕の目的意識ではなくて、選手の目的意識であるということです。選手がタイトルを取りたいという意識を持つことが重要なので、その働きかけをして、またいい報告ができるようにと思っています。

――柴崎の成長は著しいと思うが、彼のここまでの成長について、どういった評価をしているのか?

 なかなかあれだけの選手とは出会えないと思います。20歳ではありますが、ベテランのような落ち着きがあるし、運動量も豊富です。特に中盤の今プレーしているゾーンは密集していて、精神的に落ち着いてプレーすることは難しいですが、そこを冷静にさばいていける。僕が外で見ていてひやひやするときにも落ち着きすぎだろうと思うくらいです。PKも彼に蹴らせました。彼の冷静に状況を見てボールを蹴るところは強じんな精神力だなと思っています。彼の指導者であることは光栄に思うし、おそらくヨーロッパで活躍する選手になると思いますが、ただそれは日本サッカーにとってはプラスのことですし、日本代表でも必要不可欠な選手になると思います。

取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年11月3日 19:29 ]

MVPに驚く2得点の柴崎「個人賞にあまり縁がなかったので」
 Jリーグのヤマザキナビスコカップ決勝が3日、東京・国立競技場で行われ、鹿島アントラーズが延長戦の末に清水エスパルスを2−1で破り、2年連続5度目の優勝を果たした。鹿島は後半28分に柴崎岳のPKで先制。同32分に大前元紀のPKで清水に追いつかれたが、延長前半3分に再び柴崎のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。

 以下は、試合後の柴崎(鹿島)のコメント。

「優勝した時はうれしかったです。今日の清水は素晴らしいプレーをしていました。それがなければ、こういった試合にはなっていないと思います。(PKのシーンは?)試合前に監督から『今日はお前が蹴れ』と言われていました。決めることができて良かったです。(2点目のシーンについて)西(大伍)選手から良いボールが来たので、コントロールしてシュートが打てました。2得点はできすぎです。(MVPについては)まさかのMVPでした。個人賞には縁があまりなかったので、MVPについては素直にうれしいです。(賞金の使いみちは)味方がいなければ生まれなかったゴールなので、みんなで使いたいと思います。サポーターのためになんとかタイトルを取りたかったので良かったです」

取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年11月3日 19:45 ]

2連覇を喜ぶ鹿島・小笠原「意味のある優勝だと思う」
 Jリーグのヤマザキナビスコカップ決勝が3日、東京・国立競技場で行われ、鹿島アントラーズが延長戦の末に清水エスパルスを2−1で破り、2年連続5度目の優勝を果たした。鹿島は後半28分に柴崎岳のPKで先制。同32分に大前元紀のPKで清水に追いつかれたが、延長前半3分に再び柴崎のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。

 以下は、試合後の小笠原満男(鹿島)のコメント。

「リーグ戦で結果が出ない中でも、こういったタイトルがとれて非常にうれしく感じています。今の状況のなかで来てくれた多くのサポーターに感謝をしたいと思います。(今日の試合は)自分たちのサッカーはできたと思いますし、うまく試合を運べました。欲を言えば90分で試合を決めたかったですけど、これも鹿島らしいですし、意味のある優勝だと思います。

(柴崎のPKについては)チームとしての指示でもありましたし、本人がとったPKですから。PK以外にも(柴崎は)素晴らしいプレーをしていたと思います。(ジョルジーニョ監督について)監督には結果で応えることができていなかったですし、今日の優勝で自分たちのやっていることが間違っていなかったことが証明できたと思います。(鹿島の強さは?)多くの選手が試合に出て活躍できるということと、信じて応援してくれるサポーターがいることです」

取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年11月3日 20:14 ]


源の左SBは白眉であった。
この際杯が勝敗を分けたことは事実であろう。
源の成長も含めて、未来に繋がったと思う。
ジョルジーニョ監督の引き出しに乾杯である。

ナビスコ杯決勝 清水エスパルス戦


岳の活躍、全員の大活躍で掴んだ優勝。

アオダイショウ来訪

笑顔とは裏腹…鹿島ジョルジ監督かん口令
 ナビスコ杯決勝の清水対鹿島戦が3日、国立競技場で行われる。表情とは裏腹に、肩の力が入っているのかもしれない。鹿島のジョルジーニョ監督(48)は、前日練習で終始笑顔を見せた。リラックスムードで行われた決戦前最後の調整。いつものようなウオーミングアップを行い、ミニゲームで汗をかいた。やはり、史上最多15冠を誇るクラブ。場慣れしているかに思われたが、練習前ミーティングで同監督は「絶対口外してはいけない」と、かん口令を敷いていた。

 今季就任後、初めての指令に、選手たちにも緊張感が一気に伝わった。MF小笠原主将は「(15冠は)関係ないでしょ。だからって勝てるわけじゃない」。DF岩政も「2位以下はすべて変わらない。鹿島にふさわしい選手であるならば、勝たないといけない」と、ここにきてスイッチをオン。リーグ戦では13位と優勝の可能性は消えているだけに、本気でタイトルを奪いに行く。
 [2012年11月3日6時52分 紙面から]

鹿島連覇か!清水16年ぶりVか/ナビスコ杯

ナビスコ杯の前夜祭で記者会見した(左から)清水のヨンアピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政 (撮影・吉澤良太)

 20回目を迎えたナビスコ杯決勝、清水vs鹿島が3日、東京・国立競技場で開催される。2日には東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で前夜祭が行われ、昨年覇者で最多5度目の優勝を狙う鹿島のFW大迫勇也(22)が連覇を誓った。清水はこの日ニューヒーロー賞の獲得が発表されたMF石毛秀樹(18)らを中心とした若さで、16年ぶり2度目の栄冠を奪いに行く。


 前夜祭の壇上でまばゆいばかりのフラッシュを浴びた鹿島FW大迫が、静かに闘志を燃やした。「優勝できるように、チーム一丸となって頑張りたい」。エースの言葉に力がこもった。

 昨年は決勝でゴールを決めるなど大会3得点で優勝に貢献し、MVPに輝いた。今大会はここまで8戦7得点とランキングトップ。「一生懸命プレーすることだけを考える」と個人賞については控えめながら、1993、94年のビスマルク(V川崎)以来、史上2人目となる2年連続MVPも視野に入る。

 今季は清水と3度対戦してナビスコ杯で1勝、J1で2敗と分が悪いものの、大迫は「決勝の舞台で勝てたらいい」。J1では13位と不本意な展開が続くが、リーグ、カップ戦を合わせ過去15冠の常勝軍団が真価を発揮する。(伊藤昇)


記者会見後、握手をかわす清水のゴトビ監督(左)と鹿島のジョルジーニョ監督=東京都港区 (撮影・吉澤良太)

(紙面から)

ナビスコ杯決勝前夜祭、両指揮官が“ホメ殺し合戦”
ナビスコ杯決勝 清水―鹿島 (11月3日 国立)


会見を終え笑顔を見せる(左から)清水のヨンアピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政
Photo By スポニチ


 ナビスコ杯決勝の前夜祭前の記者会見は両監督による“ホメ殺し合戦”となった。

 鹿島のジョルジーニョ監督が「スピーディーで若さのあるチーム。そして素晴らしい監督が指揮している」と持ち上げれば清水のゴトビ監督は「ジョルジーニョさんは紳士で素晴らしいサッカー選手だった。指導者としても素晴らしい道を進むことは疑いようがない」。熱い抱擁を交わすパフォーマンスもあった。
[ 2012年11月3日 06:00 ]

昨年の再現だ!大迫 ナビスコ杯“連続MVP弾”を宣言
ナビスコ杯決勝 鹿島―清水 (11月3日 国立)


ナビスコ杯決勝に向けて握手を交わす清水・大前(左)と鹿島・大迫
Photo By スポニチ


 節目の20回大会を迎えたナビスコ杯は3日、国立競技場で清水―鹿島の決勝を行う。2日は都内で前夜祭が開催され、2年連続5回目の優勝を狙う鹿島のFW大迫勇也(22)は2年連続の決勝でのV弾を宣言。この日発表されたニューヒーロー賞(準決勝までの試合で最も活躍した23歳以下に与えられる賞)は清水のMF石毛秀樹(18)に譲ったが、2年連続MVPを獲得して10年1月のイエメン戦以来となるA代表復帰を引き寄せる。

 むしろ、吉兆だった。都内で開催された前夜祭で発表されたニューヒーロー賞。今大会8試合7得点と量産している大迫は候補にノミネートされたが、タイトルをわずか1得点の石毛に譲った。疑問の残る選考となったが、昨季も同賞を原口(浦和)に獲られながら、翌日の決勝で決勝弾を挙げてMVPを獲得。「ニューヒーロー賞は別に気にしていない。それより試合を楽しみにしといてください。決めますよ」と1年前の再現を誓った。

 狙うは93、94年のビスマルク(V川崎)以来となる2年連続のMVP獲得。その先には大きな目標がある。決勝は日本代表のザッケローニ監督が視察予定。大迫は「選手である以上A代表は常に狙っている」と力を込めた。若手で構成された10年1月のイエメン戦でA代表に選出された経験はあるが、国際Aマッチ出場はない。決勝2日後の5日にはW杯アジア最終予選オマーン戦(14日)のメンバーが発表される予定。大迫は今年4月の代表候補合宿に招集されるなどザックジャパンの大枠に入っており、清水戦で結果を残せば代表入りの可能性は十分にある。

 7月にはロンドン五輪代表から落選。五輪本大会の試合は一切見ず、ニュースで映像が流れればチャンネルを変えた。今も五輪については「話す気はない」と口を閉ざす。A代表復帰を実現すれば、4カ月前の悪夢を払しょくするきっかけになる可能性もある。鹿島は9月29日のG大阪戦からA代表と同じ4―2―3―1を採用。自らの得点でクラブに国内最多16冠をもたらした先には、日本代表とMVP、そしてニューヒーロー賞と同じMVP副賞のヤマザキ・ナビスコ製品(お菓子)1年分が待っている。
[ 2012年11月3日 06:00 ]

鹿島、連覇へ“吉兆”動物救出するとV…3日ナビスコ杯決勝

健闘誓う清水・大前(左)と鹿島・大迫

 ◆ナビスコ杯決勝 清水─鹿島(3日、東京・国立競技場) ナビスコ杯は3日、清水―鹿島の決勝で国立競技場で行う。2日は両クラブの選手が都内のホテルで前夜祭に参加。鹿島は、クラブ職員がカシマスタジアムに迷い込んだ蛇を救出していたことが判明。動物の“迷子”があった年は必ずタイトルを獲得するデータもあり2年連続最多5度目の制覇へ機運が高まった。16年ぶり2度目の優勝を狙う清水は、18歳1か月のMF石毛秀樹が史上最年少でニューヒーロー賞を受賞した。

 鹿島イレブンはリラックスムードだった。決戦前の練習。全選手が参加したミニゲームで笑顔が絶えなかった。今大会7得点のFW大迫は「緊張するタイプでもないし、思い切りやるだけ」、MF小笠原も「いつもと同じようにやるだけ」と8回目の決勝戦も同様に自然体で臨む考えだ。

 V2の機運は最高潮に達している。ナビスコ杯準決勝第1戦の柏戦(9月5日・カシマ)前、珍客の訪問を受けた。スタジアムの駐車場に、アオダイショウが迷い込んできたのだ。発見した職員は、まずは「入場チケットを持っていない」ことを確認。その上で車にひかれる危険性が高いため、住み家であろう近くの田畑へと戻した。

 蛇は皮が財布に使われるなど縁起物とされる。ただ、鹿島にとって「動物」「迷子」の組み合わせはこの上ない御利益。07年に練習場に迷い込んだ亀を救出し、リーグ、天皇杯制覇。08年はカブトムシ、09年はコウモリ、10年はスズメを助け、栄冠を得た。今回も「吉兆」と受け止める関係者は多い。

 MFレナトが足の付け根痛で出場が微妙と、不安要素もあるが、ジョルジーニョ監督は「勝ちたい意欲が勝負を決める」と意気込んだ。自然体、吉兆、闘争心。クラブ16冠目獲得へ、舞台は整っている。

 ◆鹿島の動物縁起アラカルト
▽07年5月 練習場のピッチに小亀が迷い込み、クラブ職員が鹿島神宮の池に放すと、リーグ9戦不敗。終盤は9連勝で国内10冠を達成した。
▽08年8月 迷い込んだカブト虫をクラブ職員が自宅で飼育。その後7戦無敗で首位に返り咲き、リーグ連覇。
▽09年12月 最終節浦和戦前、クラブハウスにコウモリが迷い込んだ。救出方法がなく、3連覇翌日の同6日に死んだ。感謝と供養の意を込め、ピッチ脇に墓を設けた。
▽10年8月 クラブハウスの換気口に入り込んだスズメ2羽を救出。天皇杯を制覇した。

(2012年11月3日06時01分 スポーツ報知)

各紙が昨日のコメントから記事を興しておる中でニッカンは独自の取材から鹿島の裏側を報じておる。
これは嬉しい報道と言えよう。
そして、それ以上に報知がスクープをしておる。
聖地・カシマスタジアムにアオダイショウが現れたとのこと。
これはまさに吉兆。
チケットチェックのギャグを交え、楽しげに報じられておる。
2007年の亀、2008年はカブトムシ、2009年は蝙蝠、2010年はと、動物の話題が現れた際にはタイトルに縁がある。
今年のナビスコ杯の栄冠を得る縁起動物として祀りたい。
アオダイショウに優勝杯を捧げようではないか。
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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