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大津高校・植田くん・豊川くん、PK戦にて散る

大津初戦PK敗退/高校サッカー

試合後、大津DF植田主将(中央右)は、涙を流すGK小川(同左)の肩を抱いてねぎらった

<高校サッカー:旭川実0−0(PK3−2)大津>◇31日◇1回戦◇ニッパ球

 J1鹿島入団が内定しているDF植田直通、MF豊川雄太(ともに3年)を擁する大津(熊本)が初戦で姿を消した。

 立ち上がりから攻勢に出たが、シュートがクロスバーに2本阻まれるなど苦しんだ。スコアレスドローのままPKまでもつれると、5人目の豊川が失敗。その瞬間に敗戦が決まった。平岡和徳監督(47)は「(得点を)取り切れなかったことが大きかった」と肩を落とした。

 [2012年12月31日17時16分]

U19代表植田の大津 初戦PK戦敗退
2012年12月31日


相手と競り合う大津の主将・植田(左)=ニッパツ三ツ沢球技場(撮影・北野将市)

 「全国高校サッカー第2日・1回戦、旭川実0-0(PK3-2)大津」(31日、三ツ沢)

 U‐19日本代表DFの植田直通を擁する大津(熊本)が、旭川実(北海道)にPK戦で敗れた。

 植田はJ1鹿島入団が内定している。前半から植田を中心とした堅い守りで主導権を握った大津だったが、シュートをクロスバーに2度当ててしまうなど、決定力を欠いた。試合終盤には植田をセンターフォワードに上げ、同じく鹿島入団が内定しているMF豊川雄太と2人でゴールを狙うも、届かなかった。

 PK戦では大津の1番手・植田は左サイドに決めたものの、2人目・DF山下、4人目・MF上田が失敗。外すと負けが決まる場面で5人目の豊川がシュートを左ポストに当ててしまい、初戦敗退が決まった。

 旭川実は4人中3人が成功。1人目の高橋が止められた際には、相手GK小川がシュートより先に前方に動いていたと判定され、やり直しに。けり直しのPKを冷静に流し込んだ。





“超高校級DF”大津・植田初戦で涙
2013年1月1日


 うなだれるイレブンを背に、真っ先にキーパーをねぎらいに向かう大津の植田(右端)=撮影・北野将市

 「高校サッカー選手権・1回戦、旭川実0(3PK2)0山形中央」(31日、ニッパ球)

 J1鹿島への加入が内定しているU‐19日本代表DF植田直通(3年)を擁する優勝候補の大津(熊本)は、PK戦2‐3で旭川実(北海道)に敗れた。

 敗れた直後にもかかわらず、植田は顔色を変えずに最後のキッカーになったMF豊川(3年)に歩み寄った。自分と同じJ1鹿島に入団する仲間を抱きかかえ、胸を張ってピッチを後にした。

 186センチの長身と、50メートルを6秒1で走るスピードを兼ね備えた超高校級DFとして大会前から注目を集めた。この試合でも空中戦はほぼ100%競り勝ち、最終ラインからロングキックで攻撃を組み立てた。

 1年生で出場した2大会前の選手権では自分のクリアミスから失点し、開幕戦で駒沢大高に1‐2で敗れ涙した。「今の自分はやれるという思いはある」と開会式で話した通りに、主将としてチームを率い、PK戦も1人目に登場し冷静に決めた。精神、技術の両面で成長した姿を見せることはできた。

 残り10分を切ったころからFWにポジションを変えたが、得点はならなかった。「情けなくてすいません。前(FW)に出たら点を取るしかない。情けないです」とほとんど取材に応じず、スタジアムを去った。ほろ苦い思い出を胸に、Jリーガーとして再出発する。


▼[選手権]注目DF植田擁する大津が初戦敗退、青森山田はPK戦で野洲を下す…1回戦結果


 第91回全国高校サッカー選手権は31日、各地で1回戦を行った。

 第1試合から熱戦が繰り広げられ、8試合中5試合でPK戦までもつれ込んだ。ニッパツ三ツ沢球技場では鹿島アントラーズへの入団が内定しているDF植田直通(3年)とFW豊川雄太(3年)を擁する大津(熊本)が旭川実(北海道)にPK戦の末敗れ、初戦で姿を消すこととなった。

 第2試合では優勝候補の青森山田と野洲(滋賀)が初戦から激突。1点ずつを取り合ってPK戦までもつれ込んだ一戦は、4-2でPK戦を制した青森山田が2回戦進出を決めた。

 2回戦は1月2日に行われる。

以下、試合結果
[ニッパツ三ツ沢球技場]
旭川実 0-0(PK3-2) 大津
西目 1-3 米子北

[相模原麻溝公園競技場]
東邦 0-0(PK3-5) 鵬翔
帝京大可児 1-0 和歌山北

[駒沢陸上競技場]
修徳 2-0 鳴門
青森山田 1-1(PK4-2) 野洲

[フクダ電子アリーナ]
常葉学園橘 0-0(PK4-5) 長崎総合科学大附
創造学園 2-3 香川西

[浦和駒場スタジアム]
鹿島学園 3-4 鹿児島城西
前橋育英 5-1 宮古

[埼玉スタジアム2002]
正智深谷 2-2(PK3-4) 京都橘
仙台育英 5-1 高知

[市原臨海競技場]
盛岡中央 1-1(PK4-5) 聖光
山形中央 0-2 滝川二

[江戸川区陸上競技場]
日本航空 2-3 佐賀商

[写真]初戦で姿を消すこととなった大津高。DF植田直通(右)は泣き崩れる味方選手を抱きかかえる。


▼[選手権]大津は豊川のPK失敗で早すぎる終戦…植田「情けない」
[12.31 全国高校選手権1回戦 旭川実0-0(PK3-2)大津 ニッパ球]

 乾いた音が響き渡った。PK2-3で迎えた大津(熊本)の5人目。MF豊川雄太(3年=鹿島アントラーズ内定)のキックが左ポストを直撃する。勝者となった旭川実(北海道)の選手が喜びに沸く中、豊川は呆然とピッチに立ち尽くした。

 豊川のもとへ歩み寄り、励ますDF植田直通主将(3年=鹿島アントラーズ内定)。しかし、膝から崩れ落ちた豊川はチームメイトに支えられ、選手が整列するピッチ中央へ戻っていった。

「ちょっとしゃべれないです……」。ミックスゾーンを急ぎ足で通り抜けた豊川はスタジアム外で待つ応援団のもとへ行き、涙ながらに頭を下げて回った。憮然とした表情で姿を現した植田も「情けないです。話す気分じゃない」とだけ言葉を残し、選手権の舞台から去った。

 植田、豊川という鹿島入り2選手を擁し、優勝候補の一角にも挙げられていた大津の早すぎる敗退。前半から試合を支配しながらシュートが2度クロスバーに阻まれる不運もあり、後半は攻め急ぎから拙攻を繰り返した。終盤は植田も前線に上がるパワープレーを仕掛け、豊川と2トップを組んだが、1点が遠い。

 0-0のまま突入したPK戦では、プレッシャーのかかる一人目を務めた植田は落ち着いて決め、その重責を果たしたが、最後に豊川がまさかの失敗。前回出場した10年度大会に続く初戦敗退となった。

 平岡和徳監督は「どんなプロでもPKを外す」と豊川をかばった。「それ(PK失敗)でサッカーを終わらす選手は一人もいない。彼のキャリアの中で、今日の経験がこれからの成長に糧になってくれれば」。最後の選手権は悔しい幕切れとなった。それでもサッカー人生は続く。来年はプロの世界に挑戦する植田と豊川。悔しさをバネにはい上がる教え子たちのさらなる飛躍を願った。

(取材・文 西山紘平)

植田くんと豊川くんの大津高校は初戦敗退。
これは残念である。
我ら以上に植田くんと豊川くんは無念であろう。
高校日本一の夢は破れた気持ちは当事者でなければわかるまい。
とはいえ、彼らはJリーガーとして日本一を目指すチャンスを得ておる。
最もタイトルに近いクラブへ入団できる選手は少ないのだ。
来年からは臙脂のユニフォームを身に纏い、日本一を、そしてアジアの頂点を目指そうではないか。
期待しておる。

さらば、岡本

岡本英也選手がアルビレックス新潟に完全移籍
岡本 英也選手がアルビレックス新潟に完全移籍することとなりましたので、お知らせいたします。

<選手プロフィール>
■選手名: 岡本 英也(おかもと・ひでや)

■生まれ: 1987年5月18日、大阪府出身

■サイズ: 183センチ、70キロ

■ポジション: FW

■経 歴: ※カッコ内は加入年
ガンバ大阪堺ジュニアユース−ガンバ大阪ユース−ガンバ大阪(2006)−アビスパ福岡(2009)─鹿島アントラーズ(2012)

■公式戦成績:(すべて鹿島)
J1リーグ 5試合0得点
ナビスコカップ 3試合1得点
天皇杯 1試合1得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 0試合0得点

■岡本選手コメント
僅か1年という短い期間ではありましたが、鹿島アントラーズというビッグクラブでプレーできたことに大きな喜びと誇りを感じています。また、共に戦ったチームメイト、スタッフ、フロント、そして僕を温かく迎えてくれたサポーターの皆さんには、深く感謝しています。
あまり試合に出場することができず、十分にチームに貢献できなかったことは心残りですが、ピッチに立った時の皆さんの声援は忘れません。アントラーズでの経験を活かし、移籍先のクラブでもしっかりプレーできるよう努力を続けたいと思います。
1年間、本当にありがとうございました。

鹿島アントラーズから岡本 英也選手 完全移籍加入のお知らせ
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、鹿島アントラーズより、岡本英也選手(25)の完全移籍加入が決定いたしましたので、お知らせいたします。

岡本 英也 選手 OKAMOTO Hideya
■ポジション
FW

■生年月日
1987年5月18日(25歳)

■身長/体重
183cm/70kg

■出身地
大阪府

■経歴
ガンバ大阪ユース→ガンバ大阪→アビスパ福岡→ガンバ大阪→アビスパ福岡→鹿島アントラーズ

■出場記録

J1リーグ通算:38試合出場8得点、J2リーグ通算:70試合出場8得点、カップ戦通算:5試合出場1得点、天皇杯通算:8試合出場3得点

■コメント
まず、アルビレックス新潟に加入できたことを非常に嬉しく思っています。新潟の熱狂的なサポーターの皆様に少しでも早く認めていただけるよう、日々努力したいと考えています。
チームメイトに信頼されるストライカーに成長し、ビッグスワンで大きな得点記録を打ち出せるよう全力で戦いますので、ご声援をよろしくお願いします。


今朝報じられたように岡本が新潟へ移籍。
これは少々残念である。
今年、最も成長するのではとジョルジーニョ監督に言わせしめた才能は開花しきれずに終えてしまった。
岡本と言えば、ナビスコ杯・札幌戦の決勝ゴールが印象的である。
札幌に先制され、終了間際にPKで追いついたアディショナルタイムに豪快なヘディングで逆転した。
岡本の才能を確信した瞬間であった。
このゴールがなければ、ナビスコ杯にて優勝できたかどうかわからぬ。
岡本のおかげでタイトルを獲ることが出来たのは紛れもない事実と言えよう。
このタイトルを手土産に新潟へと旅立っていく。
岡本の新天地での活躍を祈っておる。

2012年を振り返って

2012年を振り返りたい。

ジョルジーニョ監督就任と退任。
5年連続でタイトルを得た偉大なるオリヴェイラ監督の後を引き継いだのは鹿島のレジェンドである若き指揮官であった。
ダイアモンドの中盤で縦に速いサッカーを目指した。
結果的には、中盤は機能せずに終えたが、ジョルジーニョの采配は観る者に期待を与え、終盤に固まった4-2-3-1は結果を重視する戦術で大迫の覚醒を呼び起こした。
家族の問題で去ることになったのは本当に寂しい。

リーグ戦の不調。
開幕5試合勝ち星無し、4試合無得点と絶不調の立ち上がりであった。
新システムの定着もあったが、誤審が痛かったように思える。
今季のリーグ戦は誤審が多く、ここで失った勝ち点を加えれば、ACL圏内は狙えたのではなかろうか。
33節までJ2降格争いに巻き込まれ、悲しいシーズンであったと言えよう。

ナビスコ杯。
リーグ戦とは裏腹に、ナビスコ杯はグループステージから好調であり、唯一のFマリノス戦での敗戦も曽ケ端のミスがなければ余裕の勝利を掴んでおったように思える。
決勝戦こそ岳が大活躍しMVPを受賞したが、総じて思い起こすと得点王の大迫が覚醒した大会であった。

スルガ銀行チャンピオンシップ。
真夏の過密日程に行われた国際大会にて優勝。
相手のウニベルシダ・チレはとても組織化された良いチームで会った。
これほどの強敵と戦えたことは貴重な体験であった。

植田くん、豊川くん入団内定
大津高校の攻守を担う二人が鹿島への入団を決めてくれた。
特に植田くんは多くの球団がオファーを出した超高校級のCBであり、この決意を無駄にせぬように大事に育てたいところ。
来季の新人は、この二人だけであり、それだけの逸材と考えて良かろう。

天皇杯。
準決勝にて散る。
今季を象徴する決定力不足と言えよう。
タラレバを語りたくなるような試合であった。
無念の一言である。

来季に向けて。
去る選手、来る選手、そして新監督と、リスタートに相応しい年となろう。
今季ブレイクした岳と大迫は更なる成長を遂げ、鹿島の中心選手となるはずである。
若き選手を軸とし、新生鹿島を拝むのを楽しみにしておる。

良いお年を。

2012年の漢字は「岳」

[ ゆく年くる年:今年の漢字 鹿島 ]


苦労したシーズンだった。
クラブレジェンドであるジョルジーニョが監督に就任し、王座奪還が期待されたが開幕5試合未勝利でつまずくと、最後まで残留争いに巻き込まれてしまう。

しかし、苦しみながらも来季以降への明るい材料も少なくない。その象徴が柴崎岳である。中心選手としてチームを牽引し、ヤマザキナビスコカップでは2連覇に貢献。大会MVPを獲得しただけでなく、シーズン終了時にはベストヤングプレーヤー賞にも選ばれた。その表彰が行われたJリーグアウォーズでは、ACミランのエル・シャーラウィやレアルマドリードのバラン、サントスのネイマールといった同世代の選手と比し、「彼らに一歩でも近づき、日本を代表する選手になっていかなければ世界とは戦えない」とスピーチ。遙か高みを望む“岳”が鹿島の新時代を担う、そのことを強く印象づけた1年だった。


Text by 田中滋

今年の鹿島の漢字に「岳」を選んだ田中滋氏である。
今季、レギュラーとしてチームを牽引し、ナビスコ杯決勝戦ではMVP、Jリーグアウォーズではベストヤングプレイヤーに選ばれた岳を今年の顔とすることに異論はない。
来季は更なる飛躍をしてくれるであろう。
中村充孝野沢にパスをつなぎ、決定的仕事をするのではなかろうか。
鹿島の顔としてチームの中心に常にいて欲しい選手である。

神戸・伊野波、ジュビロ移籍へ

ジュビロ磐田 伊野波獲得へ
2012年12月31日

 サッカーの元日本代表でJ1ヴィッセル神戸のDF伊野波雅彦選手(27)が三十日、ジュビロ磐田に移籍することが確実となった。交渉は最終段階で、近く、両クラブから発表される見込み。
 今季、磐田はシーズン途中まで優勝争いに絡みながら、最終順位は十二位。最終ラインの選手層が薄かったことが失速の要因とされた。
 伊野波選手は守備的なポジションならば、どこでもこなせるため白羽の矢が立った。同選手は二〇〇六年にFC東京に入団。その後、鹿島、クロアチアのハイデュク・スプリトを経て、今季は神戸でプレーした。日本代表では昨年のアジアカップで選出され、1得点を決めている。


神戸の伊野波がジュビロに移籍とのこと。
12月8日に報じられた際にはジュビロ側からは正式オファーではなかったが、本人のJ1移籍願望が強いところで成立したのであろう。
今季のジュビロは序盤こそ好調であったが、シーズン終盤には残留争いに巻き込まれておる。
伊野波の神戸での経験が活かされるのではなかろうか。
伊野波の動向に注目である。

大津高校・豊川くん、抱負を語る

▼[選手権]大津MF豊川雄太(3年、鹿島内定)が優勝宣言!「平岡先生を胴上げする」
 第91回全国高校サッカー選手権が12月30日、東京・国立競技場で開幕。開会式と開幕戦が行われた。

 V候補の一角、大津(熊本)のエースMF豊川雄太(3年、鹿島アントラーズ内定)は9月に負った鎖骨骨折の負傷から熊本県予選準決勝(11月)で復帰。当時はまだコンディションが整っていなかったが、今回は万全の状態で全国舞台に臨む。開会式に参加した豊川は優勝して平岡和徳監督を胴上げすることを宣言していた。(連載企画「Youth star voice」。第224回)。

以下、30日の豊川コメント
―国立に帰ったきたという気持ちでは
「2年前は出れなくて、しかも負けて悔しい思いをしているので、ここ(国立)の準決勝、決勝でまたやりたいという思いが強くあります」

―緊張感はない?
「緊張はゼロじゃないですけど、緊張しすぎたらもったいないので、この緊張を楽しむのも、この仲間とやれるのも最後なんで、リラックスしてやれればと思います」

―観客にインパクトを与えるプレーがしたいと言ってきたが
「身体のコンディションとか、身体のキレとかも上がってきていますので、観客を楽しませるプレーをしたい。自分は早く試合したいという思いがあるので、緊張よりワクワクの気持ちの方が大きいです」

―個人としてもチームとしても手応えもあるのでは
「身体のキレとかある。あとはケガだけしないように。やるだけです」

―初戦で対戦する旭川実は難しい相手
「マークが厳しいと思う。でも自分がマークを受けていれば他の選手がフリーになると思う。自分もいきたい気持ちがありますけれども、フリーの選手をうまく使うとか、途中姿を消すというのもアリかなと思っている」

―平岡監督を胴上げすると公言してきた
「平岡先生を胴上げする。平岡先生は現役時代(帝京3年時に)優勝しているんで、監督としても優勝させてあげたい」

(取材・文 吉田太郎)

観客を楽しませるプレイをしたいと語る大津高校の豊川くんである。
是非ともスタジアムの沸かせ、ゴールを決めて欲しいところ。
豊川くんの活躍で日本一を目指すのだ。
楽しみにしておる。

大迫の決意

【鹿島】解散式で大迫「来年」の決意
 鹿島が30日、敗退した天皇杯準決勝G大阪戦から一夜明け、茨城・鹿嶋市内で解散式を行った。

 ジョルジーニョ監督(48)を含め、チームを離れる選手たちがあいさつ。チームが始動する来月28日までオフに入る。今季エースとしてフル稼働したFW大迫勇也(22)は「昨日はおれが決めていれば勝てた。おれのせい。申し訳ない。来年はこういうことを少しでもなくせるようにしたい」と決意を語った。同監督からはシーズンを通して、日本代表入りに向けてハッパを掛けられ「言ってくれたので意識している。今日も『ネクストイヤー(来年)』と言われた。オフは休まずサッカーをしたい」と、オフ返上で来季に備える。

 [2012年12月30日20時1分]

解散式を行った鹿島である。
大迫は天皇杯敗退の責任を口にしており、エースとしての自覚を感じさせる。
今季、大きく飛躍したと言って良かろう。
来季は更に成長し、鹿島の勝利を呼び込み、そして日本を背負って立つセンターFWと成っていって欲しい。
期待しておる。

鹿島、野沢獲得へ

鹿島、神戸・野沢獲得へ…古巣復帰秒読み
 J1鹿島が、来季J2に降格する神戸のMF野沢拓也(31)の獲得に乗り出すことが30日、関係者の話でわかった。年明けにもクラブ間交渉が行われる見込み。野沢は神戸との契約を来季末まで残しているが、今季終了後の契約更改交渉では合意に至っておらず、2011年まで在籍した古巣への復帰は秒読みとみられる。
(紙面から)

鹿島が獲得の打診をしておった神戸の野沢についてスクープするサンスポである。
昨日はクラブハウスに野沢が現れ契約交渉に臨んでおった。
野沢としては、鹿島への復帰が大前提と考えて良かろう。
我らとしても、野沢をJ2でプレイさせるわけには行かぬ。
来季は再びカシマスタジアムのピッチに立たせるべきなのである。
共に戦おう、そして勝利しよう。
諸手を挙げて歓迎である。

岡本、新潟へ

興梠 浦和と3年契約「自分を成長させるために移籍を決めた」
 鹿島は、FW興梠が浦和に移籍することを正式に表明した。鵬翔高から05年に入団し、8年間で6度のタイトル獲得に貢献。今季もチーム最多11得点を挙げたが、先発を外れる機会も多くチームを去ることを決断した。浦和とは3年契約。「鹿島のエース番号である背番号13をつけて、見合う結果が出せずに申し訳なかった。自分を成長させるために移籍を決めた。次のチームで(現役を)終わるぐらいの気持ちでやる」

 FW岡本も新潟への移籍を決断し「鹿島での1年間がムダでなかったと言えるように頑張りたい」期限付きを満了したMFレナトと来季契約を更新しないことも発表された。

[ 2012年12月31日 06:00 ]

J1新潟・FW岡本(鹿島)獲得へ
J1通算8得点

 J1アルビレックス新潟が、J1鹿島のFW岡本英也(25)を獲得することが30日、決定的となった。近くクラブから正式に発表される。

 岡本は大阪府出身。183センチ、70キロ。G大阪ユースから2006年シーズンにトップチームへ昇格。09年に福岡へ期限付き移籍し、10年に完全移籍した。福岡がJ1だった11年には、30試合に出場し8得点を挙げた。

 今季から鹿島に完全移籍で加入し、リーグ戦5試合に出場した。J1通算では、リーグ戦38試合に出場し8得点。

 新潟は今季、リーグで2番目に少ない総得点29に終わるなど、得点力不足が低迷の一因となった。来季のFWの新戦力は、期限付き移籍していたJ2岡山からの復帰が決まった川又に続き2人目となる。


岡本が新潟への移籍を決断とのこと。
これは寂しい。
確かに、FWのレギュラーポジションを奪うことは出来なかったが、サブとしての仕事を全うしてきた。
岡本はホーム・鳥栖戦でのヘディングが相手選手に防がれずに決まっておれば、鹿島での人生も変わっておったのではなかろうか。
新たなるチームで輝いて欲しい。
対戦が楽しみである。

興梠、背番号は30

興梠、心機一転「1年目のつもりでやる」…鹿島
 来季、浦和に移籍する鹿島FW興梠が新天地での再出発を誓った。「鹿島ではタイトルを取って成長できた。いつも応援してくれたサポーターには本当に感謝の気持ちしかない。これからも成長したい。1年目のつもりでやる」と意気込んだ。浦和では30番を背負う。「浦和は対戦していて一番嫌なチームだった。サッカーは魅力的だと思う」と話した。
(2012年12月31日06時01分 スポーツ報知)

浦和に移籍する興梠の背番号は30とのこと。
さすがに0円移籍で獲った選手に良い番号は与えない様子。
そして、浦和のサッカーが魅力的と移籍先へのリップサービスも忘れてはおらぬ。
浦和ではベンチを温めることなくポジションを奪って欲しい。

天皇杯準決勝 ガンバ大阪戦レビュー

【第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島】鹿島側レポート:遠藤保仁の一発に泣き、ジョルジーニョ監督の有終の美を飾れず。(12.12.30)
12月29日(土) 第92回天皇杯 準決勝
G大阪 1 - 0 鹿島 (13:06/エコパ/8,978人)
得点者:23' 遠藤 保仁(G大阪)


試合に敗れるときはいつも寂寥感が漂うものだが、別れを伴うとき、その印象はさらに強くなる。試合に負けた直後、ジョルジーニョ監督はベンチにいる選手・スタッフと抱擁を交わし、最後の試合での健闘をたたえた。ピッチでは空を見上げて涙をこらえる新井場徹の姿も見える。そこに、チームメイト一人ひとりと握手をしてきた興梠慎三が近寄り、二人はそっと肩を抱き合った。
「毎年のことですけど入れ替わりの激しい世界ですから、出会いがあり別れがあり。今年も寂しい別れになる人が何人かいますから」
試合を終えたあと、岩政大樹が静かに振り返る。このチームで戦えるのも天皇杯が最後。だからこそ、夢途中で破れたことにショックを隠せず、多くの選手が、一礼をしただけでミックスゾーンを足早に過ぎ去っていった。

試合の入りは決して悪いものではなかった。しかし、徐々にG大阪のパス回しのテンポが速くなる。しかし、それは鹿島の選手たちも織り込み済み。「自分たちの前でまわされる分には大丈夫やという認識」(新井場)だったため、最後のシュートの場面には自由を与えないことで、意識が統一されていた。
しかし、23分、ショートコーナーから遠藤保仁のすばらしいシュートを決められてしまい、1点のビハインドを背負うことになる。
そこからはミスも多くなり、ジョルジーニョ監督は早めの交代も考えていたようだが、「感情的な判断になるといけないのでHTまで待って、冷静に時間をかけてプランを練ることにした」と、後半からの巻き返しを狙う。

すると、後半頭からレナトを投入したことでポゼッション率を奪い返し、相手を押し込む展開となった。ところが、そこからが崩せない。シュートを放つ場面はあったものの、いずれもゴールとの間に相手守備陣がおり、シュートコースを限定されてしまう状況だった。

この試合はジョルジーニョ体制の集大成とも言える位置づけだった。9月29日第27節のG大阪戦から取り組み始めた[4-2-3-1]の布陣は、その後、微調整を加えながら熟成度を高め、その試合を含めると7勝4分1敗という結果を残してきた。シーズン序盤、ダイヤモンド型からスタートした[4-4-2]の布陣は、やがてボックス型へ移行し、最後にはダイヤとボックスを兼ね備えた[4-2-3-1]へ。2トップから1トップになり一人減ったFWに負担が増えたが、そこは大迫勇也が獅子奮迅の働きで支えてきたのである。しかし、最後の最後で相手を崩すことができなかった。

「今日が最後の試合になってしまったので、この場を借りて日本国民の皆さんに感謝を述べたいと思う」
会見の最後に、そう切り出したジョルジーニョ監督は、この1年で受けたサポートに対する感謝の言葉を口にした。そして、強化担当者である鈴木満常務取締役から「ドアのカギはかけない」という約束をもらったと明かした。
「(監督をする)チャンスはまたいつかもらえると思っています。その時にみなさんと再会できることを心待ちにして帰国します。本当に心から感謝します。ありがとうございました」
有終の美を飾れなかったことで、心残り、後悔、悔恨など、さまざまな感情が心の奥底に降り積もっていたはずだ。しかし、ジョルジーニョは、感謝の言葉を口にして去っていった。


以上
2012.12.30 Reported by 田中滋


寂寥感という言葉でこの試合を語る田中氏である。
まさに心が満ち足りず寂しい気持ちになった。
もう、ジョルジーニョと共に戦うことはない。
心にポッカリと穴が空いたようである。
しかしながら、再び会える日が来ることを信じてジョルジーニョを送りだそう。
再見。

大津高校・植田くん、抱負を語る

▼[選手権]大津DF植田直通(3年、鹿島内定)「無失点が自分の目標。どんなFWが来ようと絶対にやらせない」
 第91回全国高校サッカー選手権が12月30日、東京・国立競技場で開幕した。

 開会式には来季のJクラブ入りが内定している選手たちも参加。優勝候補の一角、大津高(熊本)のU-19日本代表CB植田直通主将(3年、鹿島アントラーズ加入内定)は全国制覇を誓った(連載企画「Youth star voice」。第222回)。

以下、30日の植田コメント
―早くやりたいという気持ちだと思うが
「あしたが楽しみでしょうがないです」

―選手権に戻ってきた
「久しぶりにこのピッチを見て、自分の1年生の時(開幕戦で敗退)は本当に情けなかったと思いました。今の自分はやれると思うんで、本当に暴れて全国制覇したいです」

―多くのファンが植田クンのプレーを楽しみにしていると思うが
「期待に応えられるように、自分は精一杯やるだけです」

―力みすぎている部分はない?
「(気持ちを)上げすぎず、最初は落ち着いて。慣れてきたら、どんどん自分を出していきたいです」

―見てもらいたい部分はヘッドや対人の強さだと思うが
「1対1では絶対に負けないし、無失点が自分の目標。どんなFWが来ようと絶対にやらせない」

―植田クンだけじゃないところが今年の強さ
「チームみんな本当に上手くて、今年は全国制覇取れると思っている。全員で戦っていきたいです」

―勝ち上がるためのポイントとなる部分や課題は
「先取点が大事なる。前半のうちにとれればと思います」

―2年前の開幕戦以来。帰ってきたという感慨はある?
「あの時は悔いしかなかったので、今年は自分たちの目標を果たして、終わりたいですね」

(取材・文 吉田太郎)

全国高校サッカー選手権大会への豊富を語る大津高校の植田くんである。
楽しみでしょうがないとのこと。
平常心で挑み頂点を目指して欲しい。
楽しみである。

さらば、レナト

レナト選手の期限付き移籍期間が満了
中国リーグ広州恒大から期限付きで移籍していたレナト選手について、期限付き移籍期間が満了し、来シーズンの契約を更新しないことが決まりましたのでお知らせいたします。

≪選手プロフィール≫
■登録名:
レナト
RENATO

■本名:
レナト アドリアーノ ジャコ モラエス
Renato Adriano Jaco Moraes

■生まれ:
1984年9月15日、パライバ州カジャゼイラス市出身

■国籍:
ブラジル

■ポジション:
MF

■サイズ:
173センチ、70キロ

■経歴:
モジミリン(2003)─フェロビアリア・サンパウロ(2006)─ジュヴェントゥージ(2007)─ポンチプレッタ(2008)─アルイティハド(2009、サウジアラビア)─グレミオ(2009)─ボタフォゴ(2010)─広州恒大(2011、中国)─ポンチプレッタ(2011)-鹿島アントラーズ(2012.6〜)
※カッコ内は加入年。国籍表記のないチームは、すべてブラジル

■公式戦成績:
J1リーグ 14試合2得点
ナビスコカップ 4試合1得点
天皇杯 2試合0得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合1得点

■レナト選手コメント

鹿島というビッククラブでプレーできたことを誇りに思うとともに、チームには深く感謝しています。そして、ブラジルの偉大なプレーヤーであるジョルジーニョ監督のもとでプレーできたことは僕の人生にとっても大きなものとなりました。今後、自分のサッカー人生において必ずいい影響を与えてくれることと信じています。応援してくれたサポーターの皆さん、チームメイト、スタッフ、クラブ関係者の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今朝、報じられたようにレナトが契約満了にて退団とのこと。
これは寂しい。
今季の途中から加入し、低迷するチームを牽引してくれた。
特にスルガ銀行チャンピオンシップのミドルシュートはワールドクラスであり、タイトル戴冠に大きく貢献してくれたと言って良かろう。
レナトとはもっと多くのタイトルを得るため共に戦いたかったところであるが、来季のアジアチャレンジのなくなった今、契約を延長するのは困難となってしまった。
これで、お別れとはなるが、ファミリーであることには変わらぬ。
これまでありがとう。

京都の中村充孝獲得へ

鹿島獲得!京都MF中村充孝
 鹿島がJ2京都MF中村充孝(22)を獲得することが29日、分かった。磐田と清水も獲得に乗り出していた争奪戦を制した。クラブ関係者によると、この日までに鹿島入りの意思がクラブ側に伝えられたという。近日中にも発表される予定で、今季リーグ11位に甘んじ巻き返しを狙う鹿島に新たな戦力が加わる。

 中村はドリブル、パス、シュートの3拍子そろった攻撃的選手。特にゴールに向かって、相手を揺さぶりながら切れ込んでいくボール扱いは、J1でも十分通用するレベルで、各クラブから注目されていた。中盤ならどこでもこなし、今季はJ2で41試合に出場して14得点。チームが昇格を逃し、主力として責任を痛感しながらも、ステップアップには絶好のチャンスとみて決断したようだ。鹿島は神戸MF野沢拓也(31)を1年ぶりに獲得する可能性もあり、手厚い中盤で来季に臨む。

 [2012年12月30日6時58分 紙面から]

京都の中村充孝の獲得が確実になったとの報。
これは朗報。
今季、J2では抜群の存在感を魅せており、調子の良い時には日本代表クラスの活躍をしておった。
鹿島とは2010年のホーム最終戦にて対戦しておる。
このときはボランチとして先発出場しており、京都のファーストチャンスとなるスルーパスを出し、またバー直撃のシュートを放っておった。
攻撃力はこの当時から発揮されておった。
そして今季は攻撃的MFとして大ブレイクを果たしておる。
ジュビロとの獲得争奪戦を制したこの男に来季の命運を任せたい。
楽しみにな新戦力である。

愛媛・前野獲得へ

鹿島 ジョルジ監督有終飾れず…2年ぶりの決勝進出逃す
 鹿島は2年ぶりの決勝進出を逃し、来季ACL出場権獲得にも失敗した。前半ロスタイムの大迫のヘディングが右ポストに嫌われるなど19本のシュートを放ちながら無得点。リーグ11位に低迷した今季を象徴する内容だった。今季限りで退任するジョルジーニョ監督は「愛するクラブを去るに当たって、ACLの出場権を与えて帰国したかった」と無念。試合後にはグラウンドになだれ込んだサポーターに胴上げされ、8度も宙に舞った。

 トニーニョ・セレーゾ監督の就任が確実な来季に向けて激動のオフを迎える。この日までに興梠の浦和移籍、新井場のC大阪移籍が内定。柏などからオファーを受ける増田、新潟が獲得に動いている岡本もチームを去る可能性が高い。

 その一方で、J2京都の中村充孝(22)、J2愛媛の前野貴徳(24)の獲得が確実で、神戸の野沢拓也(31)も復帰の可能性がある。FC東京と争奪戦を繰り広げる今季J2得点王のダヴィ(28)とも交渉を継続中。4年ぶりのリーグ制覇が至上命令となる来季に向けて水面下で補強の動きを活発化させている。

[ 2012年12月30日 06:00 ]

FC東京とのクラブ間合意が報じられたダヴィであるが、交渉を持続しておるとのこと。
今回の交渉はダヴィ側からの売り込みであり、本人は鹿島が第一希望のはず。
ここは、年俸ではなく環境を選ぶ可能性も低くはない。
アジアでサッカーをプレイするのであれば鹿島が一番。
ブラジル人であればわかっておるはず。
また、愛媛の左SBである前野の獲得が確実とのこと。
新井場の穴となる左SBの補強としては面白い存在と言えよう。
愛媛ではMFでの起用も多く、得点能力もある。
また類い希なキャプテンシーでチームを引っ張っておる。
これは良い補強となるのではなかろうか。
楽しみである。

ジュニーニョ・レナト、契約満了

興梠&新井場の主力2人が流出!…鹿島
 鹿島の元日本代表FW興梠慎三(26)が浦和への移籍を決断したことが29日までに分かった。近日中に両クラブから発表される。鹿島から契約延長オファー、F東京、柏からも獲得オファーが届いたが、成長のために浦和を選択。さらにDF新井場徹(33)もC大阪への移籍を表明。鹿島は最低でも主力2人の移籍が決まった。

 悩み抜いた末の決断だ。興梠は05年のプロ入り後鹿島に8年間所属し、優勝を7度味わった。自らも大きく成長。とりわけ「ゴールを取れない試合が続いても常に声援をくれた」サポーターの存在は大きかった。ただ、今季は先発機会が減少。恩義を感じつつも、環境を変えることを選んだ。関係者によれば、浦和とは3年契約を結ぶ見込みだという。

 不動の左サイドバックの新井場もG大阪戦後、C大阪への移籍を表明した。C大阪が高く評価してくれたことに加え、家族の問題が決断の背景にあった。地元大阪に妻子を残し、08年から5年間の単身赴任生活。「長女が小学生のうちに、父親を必要としている間に戻りたいという思いがあったのは間違いない」と心境を明かした。

 また、FWジュニーニョ、MFレナトも契約満了で退団。補強面では京都FW中村充孝(22)と基本合意し、あとはクラブ間交渉を残すのみとなっているが、リーグ優勝奪還へ、さらなる補強が必要だ。

(2012年12月30日06時01分 スポーツ報知)

ここまで帰国することなく共に戦ってくれたジュニーニョとレナトは契約満了とのこと。
これは寂しい。
退団時には天皇杯を終えずに帰国するケースもあっただけに感謝である。
特にジュニーニョはシーズン終盤に左MFとして機能し、攻守に効いておった。
レナトは11月以降負傷のためスタメンを外れておったが、途中出場で存在感を発しておった。
彼等は次なる活躍の場を求めることとなろう。
実力を発揮して新天地での幸せを願っておる。

天皇杯準決勝 ガンバ大阪戦コメント・報道

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
試合の入り、特に失点するまではそんなに悪くなかったと思うが、G大阪の選手の質、能力は高いということもある。失点してから少し慌てた部分、特に気持ちの部分で冷静さが欠けてしまって自分たちらしいプレーが出来なかった。

後半の頭からレナトが入りポゼッション率を高めることが出来た。またサイドにドゥトラ、ジュニーニョと置いてスピードを生かし、(レナトという)パッサーを中央に置くことで仕掛けることが出来ると思った。それが結果として生かせなかったということで残念でならないし、自分が愛するこのクラブを去るにあたり、ACL出場権という置き土産を置いてブラジルに帰りたかったので、その目標が達成できず残念に思っている。

G大阪はショートパスで相手のマークをずらしながら、ボールを運んでいってエリア内に侵入していくという特長を持ったチーム。私が現役の頃のコロンビア代表のようなサッカーだがその中心が遠藤選手であって、チームとしてリーグ戦での対戦と変わるところはなかった。ただ長所もあれば短所もある。いくつかのポジションでは足の遅い選手もいて、帰陣のところが遅かったりするのでそこを狙ってみたりしてチャンスはあったが、ゴールという結果はなかった。G大阪が彼らの質、そして能力から言って、J1にいなければならないチームであることは明確であって、決勝でもいい戦いをしてACLを戦いながら一日も早くJ1へ復帰できることを心から願っている。

来季に向けて、今後移籍していく選手もいるだろうし、加入してくる選手もいるだろう。ただ土台はしっかりと築くことが出来たので、補強した選手がチームにフィットするかどうかがポイントになる。そこは選手たちの意識にも関わってくるし、新たな指導者の下で新たなやり方でやっていくことになると思うので、今の土台にどれだけ上積みが出来るかということになる。アントラーズが来季J1で優勝出来るよう、私はブラジルから応援したい。そしてまだアントラーズが獲っていないACLというタイトルが1日でも早く手に出来るよう、応援したい。

(印象に残っている試合は)当然ながら優勝したスルガ銀行チャンピオンシップやヤマザキナビスコカップ決勝には特に強い印象がある。結果を求められる世界でやっているので、2つ結果を残せたことは非常に強く印象に残っている。

今回で最後の試合になったが、日本の皆さん、ファン・サポーターの皆さんに感謝の意を伝えたい。日本は素晴らしい国であり、素晴らしい文化を持ち、そして他に敬意を払うことの出来る素晴らしい人々がいる。そしてファン・サポーターの皆さんに熱くサポートしていただいたし、献身的な応援をずっと捧げてくれた人たちもいる。またメディアの皆さんにもお礼を言いたい。1年間、皆さんと素晴らしい関係を築けたと思うし、これが永遠のさようならではない。鈴木満強化部長からも「ドアの鍵はかけない」という約束をいただいたので、またいつかチャンスをもらえると思う。その時また、皆さんと再会できることを楽しみにして帰国したい。本当に心から感謝したい。ありがとうございます。



【柴崎 岳】
全体的にチャンスは作れていてゴール前まで行くことは何回か出来ていた。決して悪かった訳ではない。試合全体を通しても引けをとっていないが、裏に抜ける動きが少なかった。何本かチャンスがあったので決めることが出来れば良かったし、もっと決定機を作れれば良かった。

【青木 剛】
G大阪の特長でもある連動性からの攻撃はなかったと思う。遠藤選手のテクニックでやられてしまった。G大阪も前から来なくなったので、自分たちも落ち着いてやろうと話していたが、こじ開けることが出来ずに守られてしまった。

2012年12月29日(土)

本日行われた天皇杯準決勝 G大阪戦は0-1と負けを喫しました。

【第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.12.29)
12月29日(土) 第92回天皇杯 準決勝
G大阪 1 - 0 鹿島 (13:06/エコパ/8,978人)
得点者:23' 遠藤 保仁(G大阪)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

「試合の入りはうまくいきかけたところもあったし、組織として出来ていたと思うが、失点してからあたふたしてしまい、当然ながらG大阪の選手は能力・質とも非常に高いものを持っているので、気持ちの部分で冷静さに欠けて、自分たちらしいサッカーができなかった。
後半レナト選手が入ることで、ボールポゼッション率を高めることができたし、サイドにジュニーニョ選手とレナト選手を入れることでスピードを生かすことができ、パサーが中央にいることで、色々な状況を作り出すことができたが、結果を出すことができなかったことが残念。そして、自分が愛するクラブを去る際に、ACLの出場枠を与えて帰国したいと思っていたので、その目標を達成できなかったことを残念に思っている」

Q:リーグ戦で対戦した時と今日でG大阪の印象は違ったか?
「G大阪は怪我や出場停止でメンバーを変えたところがあったが、僕の現役時代の頃のコロンビアの様なショートパスを主体とするサッカーで、チームとしてやろうとしている狙いは変わらなかったように思う。
長所もあれば当然短所もあるので、足の遅い選手がいるところを何度か狙ってみたが、チャンスは作ったものの、なかなかゴールという成果にはつながらなかった。G大阪はJ1にいなくてはいけないチームであり、それが彼らの持つ質・能力だと思う。今回降格ということはあったが、力はJ1で十分通じるし、今回(天皇杯)決勝の舞台に立てるので、成果をだしてまたACLを戦いながら1日でも早くJ1復帰することを願っている。

Q:鹿島の監督として最後になるが、来年のチームに対して期待することは?
「移籍する選手もいるだろうし、新加入選手もいるだろうが、土台となる部分は築くことができたので、移籍組がいかにフィットできるかだと思う。それは選手の意識にもかかわってくる部分もあるが、新たな指導者のもとで新たなやり方があると思っている。
アントラーズが来季Jリーグを勝ち取れるように、またアントラーズにないACLのトロフィーを1日でも早く飾れるような成果を出せるようにブラジルから応援していきたいと思っている」

Q:G大阪にボールを回せれていた時間帯で、監督が選手を鼓舞していたシーンがあったが、どんな思いをもって選手に声をかけたのか?
「試合の入り方はごく普通で、失点するまではお互い様子を見ながらの試合だったが、失点してからパスミスが多くなったり注意力が欠け始めたので、選手には技術的にうまくいかない時は勝ちたい意欲がプレーに表れなくてはいけないと話した。そのタイミングではないかなと思い、選手に奮起してもらうために声をかけた。
失点の後からレナト選手を入れようかという思いはあったが、感情的な判断になるといけないのでHTまで待って、冷静に時間をかけてプランを練ってやることにした」

(会見の最後にジョルジーニョ監督から一言)

「今日が最後の試合になってしまったので、この場を借りて日本国民の皆さんに感謝を述べたいと思う。素晴らしい国で、素晴らしい文化で、人間としての経緯尊重…いろんな意味でサポートを受けました。献身的にサポートしていただいて感謝している。1年間、好意的ないい関係を築くことができた。
今回で永遠のさよならではなく、またねと言うお別れ。鈴木常務から『ドアのカギはかけない』という約束をこぎつけることはできたので、チャンスはまたいつかもらえると思っているし、その時にみなさんと再会できることを心待ちにして帰国します。本当に心から感謝します。ありがとうございました」

以上

【第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.12.29)
●柴崎岳選手(鹿島):
「全体的にうちの方がチャンスを作れていたと思いますし、ゴール前まで行く回数も多くて、チャンスらしいチャンスというか決定機とまではいかなかったですけどシュートシーンまでは持ち込めていたし、あとはコースに飛べばというのが何本かあった。効果的な攻めができていたのは事実ですし、決して悪かったわけではないので、相手にとってメリットがある1点を先に取られてしまったところで、相手にペースに握られてしまったところもありましたけど、試合全体を通しては決して引けをとらない内容だったかなと思います」

Q:前にポジションを移してからは?
「前線の動きの中で、ちょっと裏に抜ける動きが少ないかな、と思っていたので、そういう風なポジションに入ったら、そういった動きだしをしようかな、とは思っていました」

●青木剛選手(鹿島):
「ガンバの特徴的な連動性のある攻撃から、というのはそれほどなくて、セットプレーから遠藤さんの飛び道具でやられてしまった気がします」

Q:失点した後はどういう意識だったのか?
「ガンバも先制して、後半とかは無理して前に出てこなくなったので、自分たちはしっかり落ち着いてやろうと心がけてやりましたけど、最後の最後こじ開けることができず、みんな諦めずにやっていたと思うんですけど、最後、守りきられてしまったかな、という感じがします」

Q:監督が今日で最後だったということでしたが?
「1年間だけでしたけど、僕にとってはすごくいろいろ学びもありましたし、気づかせてもらったこともありましたし、すごく良い経験をさせてもらったので、感謝の気持ちがあったので、恩返しして終わりたいという気持ちがあったんですけど。天皇杯優勝して終わりたかったですが、今日負けてしまったので。優勝してシーズンを終われればよかったんですけど、悔しさはあります」

Q:家長選手への対応は?
「結構、キープ力があるので、そこと、あとは家長選手だったり遠藤さんなど中盤の選手が連動してパスを繋いでくるのが一つの特徴なので、そこは自由にさせないように意識していました」

Q:リーグ戦と違ったことで戸惑いはあったか?
「遠藤さんが一つ前に入って、今野選手がボランチに入ったという変更がありましたけど、遠藤さんが中心になって崩してくると言うことはミーティングでもわかっていたので注意していました」

●岩政大樹選手(鹿島):
Q:残念な結果だったが
「しょうがないですね」

Q:チャンスは作っていたと思いますが?
「90分やって、向こうは1点取って、うちは0点だった。それだけのことです」

Q:セットプレーで勝負する気持ちだった?
「勝負というか、前半は0-0、0-1でぜんぜん問題ない状況でしたし、後半レナトが入って、前にブラジル人が並んで、ちょっと前半とやり方を変えて、うまく押し込めることができましたし、うまく狙い通り試合を運べたかな、と思います」

Q:監督も含めて、今日で最後だった選手もいたと思いますが?
「毎年のことですけど、入れ替わりの激しい世界ですから、出会いがあり別れがあり、今年も寂しい別れになる人が何人かいますから。ただ、ナビスコが終わったあと、天皇杯をしっかり勝ち進んできたことは、鹿島の意地を少し見せられた部分だと思いますし、鹿島が鹿島たる由縁を見せられた大会だったと思います」

●新井場徹選手(鹿島):
Q:決勝前に終わってしまいました
「しょうがないね。チームとしてやることはやったけど、あの1点に泣いたというか。うちもチャンスは結構あったし、逆に言うと向こうは前半いくつかチャンスはあったけど、後半は一方的だったし。でも、こういうもんかな。よくありがちな流れだった」

Q:試合自体はプラン通り?
「まぁ、そうやね。むこうが回してくるのはわかっていたから。どういうサッカーをしてくるかはわかっていた。自分たちの前で回される分には大丈夫やという認識で、前半やらせていたところもあったし、もちろん前半で決定的な場面がむこうも1つ、2つあったけど、それ以外はプラン通り。後半はうちの方がポゼッションが高かったと思うし、むこうはあんまり前に出てこられなかったから。ペナ(ペナルティーエリア)までは行けたけど、最後のところやね」

Q:後半は相手を下げさせた?
「むこうはFWもいなかったからね。中盤を厚くするというか、飛び出す選手もいなかった。起点を作れてなかったから、ガンバとしてはああいう戦いにならざるをえなかったのかな、と思います。まぁ、うまく対応できた部分と、失点食らった部分は対応できなかった部分と、攻撃に関しては決めきれなかったところが全部悪い方向に出て、こういう風になってしまったかなと。試合の流れはそんなに悲観するものでもなく、みんな勝ちたいという気持ちを出した。勝つか負けるかがサッカーだから、しょうがない部分もあると思います」

[ 第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島 ]

こちらは鹿島のスターティングイレブン。

[ 第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島 ]

遠藤の狙い澄ましたシュートは鹿島GK曽ヶ端準の頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

[ 第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島 ]

準々決勝でゴールを挙げた大迫勇也とマッチアップする加地亮。エースストライカーに仕事させず無失点に抑え、勝利に貢献した。

[ 第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島 ]

後半途中から出場した興梠慎三。積極的にシュートを放ち、追いつこうとするもG大阪守備陣を崩せなかった。

[ 第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島 ]

今季限りでの退任が決まっているジョルジーニョ監督。G大阪に屈して、この試合が最後となり、試合後サポーターから声援に手を振って応える。


▼J2降格のG大阪が完封勝利で3大会ぶり決勝へ!!
[12.29 天皇杯準決勝 G大阪 1-0 鹿島 エコパ]

 天皇杯は29日に準決勝を行い、ガンバ大阪(J1)は鹿島アントラーズ(J1)と対戦した。前半23分にショートコーナーからMF遠藤保仁のゴールで先制したG大阪は、その後もチャンスをつくったが、追加点は挙げられないまま前半を1-0で折り返す。後半に入ると、鹿島に押し込まれる展開となったが、G大阪は最後まで集中した守備を見せた。今季のリーグ戦では守備が踏ん張れずに勝てない試合が続き、J2降格の決まったG大阪。しかし、2012年最後の試合で見事に鹿島を完封し、優勝した第89回大会以来、3大会ぶりとなる決勝に駒を進めた。

 G大阪は準々決勝のC大阪戦(2-1)で警告を受け、出場停止となったFWレアンドロに代わり、家長昭博が1トップに入った。また、中盤ではMF明神智和、MF佐々木勇人に代わりMF武井択也と出場停止明けのMF倉田秋が先発に名を連ねた。対する鹿島は準決勝の千葉戦(1-0)と同じメンバー、同じ4-2-3-1の布陣で準決勝に臨んでいる。

 開始2分、鹿島はMF柴崎岳がハーフウェーライン付近から超ロングシュートを放つ。枠を捉えたシュートを慌てて処理したGK武田洋平が、辛うじてパンチングで枠外へ弾いた。ところが試合はゴールキックからのリスタートとなってしまう。開始早々のミスジャッジだったが、鹿島は動じない。同4分にはMFドゥトラがマイナスに折り返したボールをMFジュニーニョがシュート。しかし、これは枠を捉えられなかった。

 徐々にG大阪もボールを回して反撃に出る。11分、左サイドで快速を飛ばして駆け上がったDF藤春廣輝が、ゴール前にクロスを入れる。これを受けた遠藤が左足でシュートを放ったが、ボールはGK曽ヶ端準の正面に飛び、決定機を生かせなかった。

 風下に立つ鹿島は、距離のある位置からでも積極的にシュートを狙う。前半18分には速攻から生じたこぼれ球を拾ったFW大迫勇也が、思い切りよくシュートを放つ。その1分後にもMF小笠原満男がDFのクリアーしたボールをダイレクトで叩いたが、いずれもクロスバーを越えて行った。

 ボールを保持しても、なかなかシュートに持ち込めなかったG大阪だったが、前半23分に先制点を挙げる。左CKを得ると、遠藤は近寄ってきたMF二川孝広にボールを預ける。二川が遠藤にボールを戻すと、背番号7は右足を振り抜く。きれいな放物線を描いたボールは、そのままゴールに吸い込まれていった。司令塔のゴールで先制し、勢いに乗るG大阪は同25分にもPA内で家長がシュートを放ったが、これはクロスバーに嫌われた。

 攻め続けるG大阪は27分にも、遠藤の浮き球のパスがDFに当たってPA内にこぼれたところを今野が右足で叩く。ボールはゴールマウスに飛んだが、GK曽ヶ端に枠外へ弾き出された。さらに34分にも左サイドでFKを得ると、遠藤が直接ゴールを狙う。GK曽ヶ端が前に弾いたボールに家長が詰めたが、シュートは相手に当たり2点目は挙げられなかった。

 前半35分には鹿島も大迫のドリブルからパスを受けたMF遠藤康がシュート。鋭いボールがゴールに飛んだが、GK武田の正面を突いた。同44分にも、ジュニーニョからのロングパスを前線で受けた大迫が、キープしてから走り込んだ味方にパス。そこから、こぼれたボールを大迫がループシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えて行った。ロスタイムにも小笠原のCKを大迫がヘッドで合わせたが、ボールは右ポストを叩き、同点に追いつくことはできなかった。

 後半の開始と同時に、鹿島は遠藤を下げて、MFレナトを起用する。2列目はジュニーニョ、レナト、ドゥトラとブラジル人が3人並ぶ形になった。後半3分には左サイドを崩し左SB新井場徹がクロスを入れる。右SB西大伍がボールを受けたが、シュートは二川にブロックされた。その後も鹿島は高い位置からのプレッシングが機能し、G大阪陣内で試合を進める。前半はほとんどなかったショートカウンターも見られるようになった。

 後半15分にはG大阪にアクシデントが起こる。最終ラインの裏に出されたボールに反応したレナトを追ったDF中澤聡太が負傷。プレー続行は不可能となり、DF丹羽大輝との交代を強いられた。直後の17分には、鹿島もジュニーニョを下げて、FW興梠慎三をピッチに送り出した。同19分には興梠が強烈なシュートを放ったが、ボールはわずかに左へ外れる。その2分後にもドゥトラがボールを持ち込み、シュートを放ったがDFにブロックされた。

 後半23分にはG大阪の松波正信監督が動く。倉田を下げ、MF佐々木勇人を起用した。鹿島が押し込む展開は変わらず、同27分には大迫がドリブルからシュートを放ったが、ボールはGK武田にキャッチされる。後半32分には鹿島のジョルジーニョ監督が動いた。ドゥトラを下げてMF本田拓也をボランチに起用し、柴崎を2列目に上げる。同34分には周囲のフリーランニングもあり、シュートチャンスを得たレナトがPA外から左足でシュート。しかし、これもGK武田の正面に飛び、ゴールを挙げられない。

 残り10分、G大阪は二川に代えてMF大森晃太郎を起用し、交代枠を使い切った。スピードのある選手を入れて速攻を狙うG大阪は、なかなかボールを保持できない。それでも、最後まで守備が踏ん張ったG大阪は、鹿島に得点を与えることなく90分を終え、1-0で元日の決勝戦進出を決めた。3度目の天皇杯制覇を目指す蒼黒軍団は、この後に行われる横浜Fマリノス対柏レイソル戦の勝者と、2013年1月1日の決勝で対戦する。
(取材・文 河合拓)

▼敗戦にも胸を張るDF岩政「鹿島たるゆえんを見せられた」


[12.29 天皇杯準決勝 G大阪 1-0 鹿島 エコパ]

 開口一番に「しょうがないですね」と、敗戦を振り返ったDF岩政大樹の表情は、晴れやかですらあった。結果はついてこなかったが、シュート数では19対9と今季のリーグ戦で最多ゴールを挙げたガンバ大阪を圧倒した。特に後半は文字通りG大阪を敵陣に張り付けにしている。

「(失点の場面は)良いボールが入ったので、あれはどうしようもないです。前半は0-0でも、0-1でも問題ないと話していましたし、後半にレナトが入って前にブラジル人が並んでやり方を変えてからは、うまく狙い通り試合を運べていたと思います」と、岩政は振り返る。実際に、ジュニーニョ、レナト、ドゥトラが2列目に並んだ後半、鹿島はG大阪の4倍にあたる8本のシュートを放っている。

 しかし、肝心のシュートは体を張ったG大阪の守備に阻まれたり、枠を捉えてもGK武田洋平の正面を突き、最後までゴールを挙げることはできなかった。「90分を戦って、向こうは1点を取り、うちはゼロ点で終わった。それだけのことです」と、岩政は言う。

 この試合に敗れたことで、鹿島の2012シーズンは終了した。すでにジョルジーニョ監督の退任が決まっているが、チームを離れる選手も出てくる。「毎年のことですが、入れ替わりが激しい世界。出会いがあり、別れがあります。今年は個人的にも寂しい人が何人かいます。それでも、ナビスコ杯を取ったあとに、天皇杯でもここまで勝ち進めた。鹿島の意地、鹿島が鹿島たるゆえんは、少しは見せられたと思います」。

 納得のいく結果は出せなかった。それでも、現在のメンバーで戦える最後の試合で、鹿島らしいサッカーができた。だからこそ、岩政は胸を張って、敗戦を受け止めた。
(取材・文 河合拓)

▼退任のジョルジーニョ監督「愛するチームにACL出場権を残したかった」


[12.29 天皇杯準決勝 G大阪 1-0 鹿島 エコパ]

 ガンバ大阪よりも10本も多い19本のシュートを放った鹿島アントラーズだったが、最後までゴールは遠かった。0-1で敗れたこの試合が、チームを指揮する最後の試合となったジョルジーニョ監督は「自分が愛するクラブを去る際に、ACLの出場枠を与えて帰国したかった。その目標を達成できなかったことを、残念に思っている」と、唇を噛んだ。

 後半開始からMFレナトを起用したが「失点した直後に入れようかという思いはあったが、感情的な判断になるといけないので、ハーフライムまで待って、時間を賭けてプランを練った」と、振り返る。後半は狙い通り、中央のレナトを軸に、G大阪を押し込んだ。「レナトが入ることで、ボールポゼッション率を高めることができたし、サイドにジュニーニョとドゥトラを入れることで、スピードを生かすことができた。中央のパサー(レナト)から、いろいろな状況をつくりだすことができたが、結果を出せなかったことが残念」。

 敗戦を悔しがるジョルジーニョ監督は、同時に勝者を称えることも忘れなかった。「G大阪はJ1にいなくてはいけないチーム。それだけの質、能力があります。今回、降格をしましたが、J1で通用する力のあるチームですし、天皇杯の決勝でも成果を出し、ACLを戦いながら1日でも早くJ1に復帰することを願っている」と、エールを送った。

 もちろん、それ以上の期待を鹿島にはかけている。「移籍する選手もいるでしょうし、新たに加入する選手もいると思いますが、土台となる部分は築くことができたと思います。あとは移籍組がいかにフィットできるか。来季、アントラーズがJリーグを勝ち取れるように、そしてまだアントラーズが獲得していないACLのトロフィーを1日でも早くクラブハウスに飾れるように、ブラジルから応援していきたい」と、来季だけでなく、今後のチームに期待をかけた。

 最後にジョルジーニョ監督は「この場を借りて、日本国民のみなさんに感謝を述べたい。素晴らしい国、素晴らしい文化、敬意、尊重、いろんな献身的なサポートを受けました。そのことに感謝します。鈴木(満)常務に『ドアのカギはかけない』と約束してもらったので、またいつかチャンスがもらえると思っています。そのときに、再会できることを心待ちに帰国します。心から感謝します。ありがとうございました」と挨拶をし、会見場を後にした。
(取材・文 河合拓)

ジョルジーニョ監督:「日本の皆さんに心から感謝したい」
天皇杯準決勝に敗れた鹿島の選手・監督コメント

2012/12/29 18:41:00



天皇杯準決勝のG大阪対鹿島が29日行われ、G大阪が1−0の勝利で決勝進出を果たした。

鹿島のジョルジーニョ監督および選手たちは試合後に次のようにコメントしている。

ジョルジーニョ監督:
「試合の入りがちょっとうまくいきかけたところがあったが、当然ガンバの能力というのも高いものがあるので、特に失点するまではチームらしい部分ができていたが、失点してからあたふたして、気持ちの部分で冷静さを欠いてしまった。後半、レナトが入ることでポゼッションを高め、ジュニーニョとレナトとでスピードを生かして、パッサーを中央に入れていろんな状況を生かせると思ったが結果にはつながらなかった。また、愛するクラブを去る際、ACL出場権を残して帰国できなかったのも残念だ」

Q.リーグ戦で対戦した時と今日のG大阪の印象は違うか。また、今日で最後の試合になったが、来季のチームへの期待は?

「当然、けが人や出場停止があってメンバーを替えたが、ガンバはショートパスの部分で、うまく当てながらずらしながらボールを運んで行く特長がある。コロンビアのようなパスを主体としたサッカーで遠藤中心というチームとしての狙いは変わりない。こちらもチャンスはつくったが、結果にはつながらなかった。J1にいなければならないチームであると思う。力は十分にJ1でも通用するだろう。来季は今後移籍する選手もいるだろうし、加入選手もいるだろう。土台はできている。新しく来る選手がどうか分からないが、どれだけ土台に上積みできるかにかかっている」

Q.試合、もしくはピッチ外で印象に残っていることは?

「ゼロックスやナビスコは印象に残っている。2つの成果の印象は大きい」

Q.前半30分過ぎにG大阪にボールをまわされていた時に声を出して指示していたが、どんな想いだったのか?

「試合の入り方は失点するまで普通だったが、失点後はミス、集中力(の欠如)が見え始めてしまった。勝ちたい気持ちがプレーに出ないといけないので、冷静に明確な指示を出して(交代選手を)送り出した」

「これが最後の試合になった。日本のみなさん、ファン、サポーターの皆さんに感謝したい。人間としてリスペクトしてくてた。皆さんには、あらためてお礼を申し上げる機会が得られればと思う。今回が永遠のさよならではない。心からみなさんに感謝したい」

柴崎岳:
「全体的にウチの方がチャンスをつくれていたし、ゴール前まで行く回数も多かった。決定機まではいかなかったかもしれないけど、シュートシーンまではいっていた。あとはコースまでいけばという感じだった。効果的な攻めはできたので、内容が悪かったわけじゃない。相手が先に1点を取ったことでペースを握られた時間帯もあったけど、引けを取らないような試合はできたと思う」

Q.後半から前に上がったが?

「前線の動きの中で裏に抜ける動きが少ないのかなと思ったので、そういうポジションに入ったら動き出そうと思っていた。何本かチャンスがあったので、あとは決めるだけだった。もうちょっと決定機をつくりたかった」

Q.ジョルジーニョ監督が最後だったが?

「優勝して送り出したかったけど、残念ながら負けてしまった。この1年すごく感謝している。またどこかで一緒にやれる機会もあるかもしれないし、頑張っていきたい」

青木剛:
「ガンバの特徴である連動性の高い攻めはそれほどなくて、遠藤さんという飛び道具にやられてしまった。ガンバは先制したこともあって、後はあまり前に出てこなくなってきた。自分たちは落ち着いてやろうと心掛けていたけど、最後の最後にゴールをこじ開けることができなかった。諦めずにやっていたけど、守り切られたのかなと思う。ジョルジーニョ監督とは1年間だけだったけど、僕にとっては学びも気づきもあった。いい経験をさせてもらって感謝の気持ちでいっぱい。恩返しして終わりたかったけど、負けた悔しさはある」

「家長の1トップ? キープ力があるんで、そこで家長と遠藤さんにボールを出してオフェンシブにパスをつないで攻めてくるのがガンバの特徴だった。そこを自由にさせないように心掛けた。遠藤さんが1つ前のポジションに上がって、今野さんの位置も変更があったけど、遠藤さんが中心になって崩してくるのは分かっていたので、そこは注意した」

鹿島2年ぶり決勝ならず/天皇杯

試合終了後、鹿島MF小笠原(右)を迎えるジョルジーニョ監督(撮影・狩俣裕三)

<天皇杯:G大阪1−0鹿島>◇準決勝◇29日◇エコパ

 2年ぶりの優勝を狙った鹿島が、準決勝で敗れた。

 前半23分に先制を許した鹿島は、CKからFW大迫勇也(22)のヘディングシュートを狙うがポストに当たり、得点を奪えない。後半からはMFレナト、FW興梠らを投入し1点を追ったが、届かなかった。

 試合後には、今季限りで退任するジョルジーニョ監督を胴上げで送り出した。
 [2012年12月29日17時12分]

ジョルジ監督、完封で幕/天皇杯

試合終了後、サポーターの声援に応える鹿島ジョルジーニョ監督(撮影・狩俣裕三)

<天皇杯:G大阪1−0鹿島>◇準決勝◇29日◇エコパ

 鹿島が完封負けを喫し、今シーズンの幕を閉じた。 前半に先制を許し、後半は攻勢に出たが同点弾は遠く90分を終えた。

 負けた時点でシーズンを終えると同時に、ジョルジーニョ監督(48)の退任を迎える一戦。優勝したナビスコ杯に続く2冠目を目指したが届かなかった。リーグは11位とふるわなかった分、カップ戦ではいずれも上位に残り、岩政大樹(30)は「ここまで勝ち進んできたことで、鹿島の意地は見せられた」と振り返った。同監督との戦いもこの日で終え「入れ替わりの激しい世界。出会いがあれば、別れもありますから」と話した。
 [2012年12月30日6時25分]

鹿島ジョルジ監督有終ならず/天皇杯
<天皇杯:G大阪1−0鹿島>◇準決勝◇29日◇エコパ

 ジョルジーニョ監督(48)率いる鹿島が終戦を迎えた。ナビスコ杯に続く国内タイトル2冠を目指したが、G大阪の前に天皇杯4強で散った。今季限りで退任が決まっている同監督は、試合後にサポーターの手によって胴上げをされ、わずか1年の指揮を終えた。「(優勝チームに与えられる)ACL出場権を鹿島に与えてブラジルに帰りたかった」。元日決戦を見越して1月2日のブラジル行きの航空券をとっていた。

 今季リーグ戦は開幕5戦白星なしで苦戦を強いられたが、11月にナビスコ杯で優勝。リーグ終盤、伝統的なボールを保持するスタイルをやめ、縦に速いカウンターサッカーに切り替えると勝ち点を積み上げた。同監督は「ある程度の土台はつくれた」とし、来季トニーニョ・セレーゾ氏(57)にバトンタッチする。
 [2012年12月30日6時52分 紙面から]

鹿島・ジョルジ監督、花道飾れず/天皇杯

鹿島のサポーターは退任するジョルジーニョ監督を肩車してねぎらった

 天皇杯準決勝(29日、G大阪1−0鹿島、エコパ)敗戦を告げる笛が鳴ると、鹿島のジョルジーニョ監督(48)は名残惜しそうにピッチを見つめた。今季限りでの退任が決まっており、これが最後の試合となった。

 「愛するクラブを離れるのは残念。ガンバは質、能力ともに高いものを持っていた」

 前半23分、G大阪MF遠藤にゴールを許し、守りきられた。鹿島は前半ロスタイムにFW大迫のヘディングシュートがゴールの枠に嫌われるなど、19本のシュートを放ちながら1点が遠かった。大迫は無言でうつむきながら引き揚げ、MF柴崎は「効果的な攻撃はできていた。あとはコースだけだったが…」と唇をかんだ。

 ジョルジーニョ監督の花道を飾ることはできなかった。それでもDF岩政は「ここまで勝ち進んだことで鹿島の意地は見せられた」と前を向いた。リーグ戦はクラブ史上最低の11位に沈んだものの、ナビスコ杯優勝、天皇杯4強と浮き沈みの激しかった今シーズン。来季は8年ぶりの復帰で基本合意しているトニーニョ・セレーゾ新監督の下、本当の強さを取り戻す戦いが始まる。 (伊藤昇)


サポーターと抱き合って別れを惜しむ鹿島・ジョルジーニョ監督=エコパスタジアム(撮影・山田喜貴)


後半、G大阪GK武田にシュートを止められ、頭を抱える鹿島・大迫=静岡スタジアム


前半 競りあう鹿島・大迫(左)とG大阪・武井=エコパスタジアム(撮影・山田喜貴)


G大阪に敗れ肩を落とす鹿島イレブン=エコパスタジアム(撮影・山田喜貴)


(紙面から)

鹿島 ジョルジ監督有終飾れず…2年ぶりの決勝進出逃す
天皇杯準決勝 鹿島0−1G大阪 (12月29日 エコパ)


<G大阪・鹿島>サポーターにあいさつする鹿島・ジョルジーニョ監督
Photo By スポニチ


 鹿島は2年ぶりの決勝進出を逃し、来季ACL出場権獲得にも失敗した。前半ロスタイムの大迫のヘディングが右ポストに嫌われるなど19本のシュートを放ちながら無得点。リーグ11位に低迷した今季を象徴する内容だった。今季限りで退任するジョルジーニョ監督は「愛するクラブを去るに当たって、ACLの出場権を与えて帰国したかった」と無念。試合後にはグラウンドになだれ込んだサポーターに胴上げされ、8度も宙に舞った。

 トニーニョ・セレーゾ監督の就任が確実な来季に向けて激動のオフを迎える。この日までに興梠の浦和移籍、新井場のC大阪移籍が内定。柏などからオファーを受ける増田、新潟が獲得に動いている岡本もチームを去る可能性が高い。

 その一方で、J2京都の中村充孝(22)、J2愛媛の前野貴徳(24)の獲得が確実で、神戸の野沢拓也(31)も復帰の可能性がある。FC東京と争奪戦を繰り広げる今季J2得点王のダヴィ(28)とも交渉を継続中。4年ぶりのリーグ制覇が至上命令となる来季に向けて水面下で補強の動きを活発化させている。


<G大阪・鹿島>新井場と抱き合う鹿島・ジョルジーニョ監督(右)
Photo By スポニチ


<G大阪・鹿島>サポーターに胴上げされる鹿島・ジョルジーニョ監督
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<G大阪・鹿島>試合終了間際、怒りをあらわにする鹿島・大迫
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[ 2012年12月30日 06:00 ]

鹿島終戦、ジョルジーニョ監督「またね」…天皇杯
 ◆天皇杯 ▽準決勝 G大阪1―0鹿島(29日・エコパスタジアム)  鹿島は有終の美を飾ることはできなかった。G大阪に先制点を許し、後半は猛攻を仕掛けたが、チャンスを生かすことができなかった。今季限りで退任するジョルジーニョ監督は「鹿島が1日でも早くACLの優勝カップを掲げる日が来るように応援している。永遠のさよならではなく、またねというお別れ。日本の皆さんに心から感謝します」と頭を下げた。
(2012年12月30日06時01分 スポーツ報知)

天皇杯準決勝、鹿島敗退

【写真説明】決勝進出を逃し、肩を落とす鹿島の選手たち=エコパスタジアム


サッカーの第92回天皇杯全日本選手権第8日は29日、各地で準決勝を行い、5度目の優勝を狙ったJ1鹿島は静岡・エコパスタジアムでJ1G大阪と対戦し0-1で敗れた。ヤマザキナビスコ・カップに続く2冠の夢も消えた。

鹿島は立ち上がりから攻め立て、大迫を中心に何度も相手ゴールを脅かしたが得点を奪えず。逆に前半23分にコーナーキックから失点。その後も相手の速いパス回しからの攻撃に苦しんだ。後半はレナト、興梠らを投入して攻勢を掛けたが、最後までゴールを割れなかった。


多くのチャンスを決めきれず、セットプレイに泣く。
強豪が敗れる図式の光景であった。
ここ数年の問題である決定力がこの試合でも現れてしまったと言えよう。
ジョルジーニョのラストマッチとしては悲しい結果となってしまった。
次に再び鹿島の指揮を執ってくれるのであれば、より強力な蹴って力を誇る選手を揃えて迎えたい。
さようならジョルジーニョ。
また会える日を楽しみにしておる。

興梠、浦和移籍へ

鹿島の興梠が浦和へ サッカー元日本代表
 J1鹿島の元日本代表FW興梠慎三(26)が、J1浦和に移籍することが29日、複数の関係者の話で分かった。近く正式発表される見通し。
 宮崎・鵬翔高から2005年に鹿島入り。スピードと得点感覚に優れたストライカーとして今季のリーグ戦は30試合に出場して11得点した。J1通算は192試合で49ゴールをマークしている。
 来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場する浦和には、J1広島からDF森脇良太、J1仙台からMF関口訓充の加入が決まっている。

[ 共同通信 2012年12月29日 20:07 ]

興梠が浦和に移籍との報。
これは残念である。
来季は、監督も変わることで興梠がレギュラーを掴むチャンスは多いと思われる。
ここで、単なるレギュラー保障での移籍とあれば、遺憾と言わざるを得ない。
また、ACLということであれば、誤審がなければ、浦和のACL圏内はなかったので尚更である。
まさに、ジャッジを恨みたいところ。
まさに無念である。

新井場、移籍を明言

新井場、C大阪移籍を明言…鹿島
 ◆天皇杯 ▽準決勝 G大阪1―0鹿島(29日・エコパスタジアム) 鹿島DFの新井場が試合後、C大阪へ移籍することを明らかにした。2004年にG大阪から鹿島に加入し、多くのタイトル獲得に貢献したサイドバックは「9年は長いようであっという間だった。最後に一番いい形で終わりたかった」と話した。
(2012年12月29日18時20分 スポーツ報知)

移籍を口にした新井場である。
やはり、家族との時間を過ごしたいという気持ちを覆すことは出来なかった模様。
これまで、多くのタイトルを鹿島に与えてくれたSBの決断を尊重したい。

ファジアーノ岡山ネクスト・大道、AC長野パルセイロへレンタル移籍

大道広幸選手 AC長野パルセイロ期限付き移籍のお知らせ
大道広幸選手が、AC長野パルセイロへ期限付き移籍することになりましたのでお知らせいたします。
大道広幸(おおみち ひろゆき) 選手 プロフィール

■ポジション:MF
■生年月日:1987年6月25日
■身長/体重:177cm/68kg
■出身地:茨城県
■経歴:アズーSC-鹿島アントラーズユース-鹿島アントラーズ-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト
■Jリーグ出場記録:
2007 鹿島 J1 1試合0得点
2011 岡山 J2 1試合0得点
■コメント
この度、AC長野パルセイロに期限付き移籍することになりました。
さらに成長できるように、頑張ってきたいと思います。
いつも温かい声援をありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。

新加入選手(期限付き移籍)のお知らせ
大道広幸選手(2012年ファジアーノ岡山ネクスト所属)がAC長野パルセイロに期限付き移籍で新加入することが決定しましたのでお知らせいたします。大道選手のプロフィールは下記の通りです。


大道 広幸(おおみち ひろゆき)
【生年月日】 1987年6月25日(25歳)
【ポジション】MF
【出身地】 茨城県
【身長/体重】 177cm/68kg
【経歴】 アズーSC→鹿島アントラーズユース→鹿島アントラーズ→ファジアーノ岡山→ファジアーノ岡山ネクスト
【出場歴】  J1通算1試合出場・J2通算1試合出場 
【コメント】 
このたび長野パルセイロでお世話になることになりました大道広幸です。鹿島、岡山で得たことを発揮し、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。


AC長野パルセイロにレンタル移籍するファジアーノ岡山ネクストの大道である。
大道は20011年シーズンに請われてファジアーノ岡山に移籍するも、今季の3月にファジアーノ岡山ネクストに登録が変わっておった。
実質的にはプロではなくアマチュアであったため、JFLである今回のAC長野パルセイロへのレンタルはステップアップと考えて良い。
大道としては大きなチャンスであり、チャレンジと考えて良かろう。
ここで結果を出し、大きな成果を上げて欲しいところ。
大道の挑戦を応援していきたい。
期待しておる。

大津高校・植田くん、闘争心を持つ男

超高校級DF・植田直通が持つ唯一無二の才能
高校選手権・注目校紹介 大津編

2012年12月29日(土)

■「とにかく誰にも負けたくない」


恵まれた体格を誇る植田だが、闘争心という唯一無二の才能も兼ね備える【安藤隆人】

「ドン!」
 ベンチを強烈にたたく音が、記者席まで聞こえてきた。この音の主は植田直通だった。今年11月に行われたAFC U−19選手権。2013年のトルコU−20ワールドカップ(W杯)出場権を懸けたこの大会、U−19日本代表はグループリーグを突破し、準々決勝のイラク戦に臨んだ。勝てば、3大会ぶりのU−20W杯出場だったが、結果は1−2の敗戦。3大会連続でU−20W杯出場を逃した瞬間、この音が鳴り響いた。ベンチの壁をたたき、そのまま頭を抱え、しばらく動けなかった。敗戦の悔しさをピッチにいた誰よりも、強烈に、ありのままに表現をしていた。

 彼はこの大会で1秒も出場していない。ピッチに立てずに終わった選手が、ピッチにいた誰よりも大きなリアクションで悔しがる。それだけこの大会に懸けていたし、勝ちたいという気持ちが強かった。そして、試合に出られなかった自分への怒りもあった。

「悔しかった。おれはこのチームのために何もできなかった。ベンチスタートでも、チームを盛り上げたかったし、いつでも出られるように準備をしていた。でも出場できなかったし、チームの勝利に貢献できなかった。自分の力不足を感じたし、自分にむかついた」

 この闘争心こそ、彼の持つ最大の能力である。186センチ、77キロという恵まれた体躯を生かした、空中戦の強さと対人能力の高さ、キックの精度などに目を奪われるが、それをもたらしているのは、闘争心という彼の唯一無二の才能があるからこそ。

「とにかく誰にも負けたくないんです。負けることは大嫌い。どんな相手でもつぶすつもりでやるし、勝ちに行きたいんです」

■テコンドーで世界大会出場


屈辱の1年を過ごした植田は、日本一になることを誰よりも欲している【安藤隆人】

 植田が持つ闘争心は小学校時代から取り組んでいたテコンドーによるところが大きい。1対1で相手と闘うテコンドーは、「相手に飲まれたらそれで終わり。相手をつぶす、相手を凌駕(りょうが)しないと勝てないんです」(植田)と、闘争本能むき出しのままに相手と対峙(たいじ)することが求められる。その中で、彼は日本一の称号を手にし、さらに日本代表として世界大会に出場するまでの成績を残した。闘争心はとてつもなく大きく磨き上げられたことだろう。そして、その情熱、精神の矛先は徐々にサッカーに向けられていった。

「サッカーの方が楽しかった。みんなで戦えるし、相手を倒す喜びもあって、テコンドーよりもサッカーがしたかった」

 サッカーの世界では無名の存在だったが、「どうせやるなら、全国やプロを目指せる環境で挑戦したかった」と、地元の強豪・大津高校に入学。すぐに平岡和徳監督にその才を見抜かれると、1年生の時からスタメンに抜てき。しかも、そのポジションはそれまでのFWではなく、センターバック(CB)だった。

「最初はいやだったけど、徐々に相手FWからボールを奪ったり、競り勝ったりすることがすごく楽しくなった。特にヘディングはボールを倒すというか、相手を圧倒できるというか、闘いという面ですごく楽しくなった」

 CBの魅力にはまっていった彼は、相手の攻撃を止めるために、その闘争心をむき出しにすることで、さらに闘う本能を磨き上げていった。その中で1年時の選手権、2年時のメキシコU−17W杯などを経験して、CBとして大きくスケールアップしていく。3年になると、CBとしての風格は十分で、空中戦の強さ、対人の強さ、そして正確なフィードはユース年代では群を抜き、すごみを増してきた。

■「日本一になることしか考えていない」

 しかし、植田の中におごりは生まれなかった。なぜならば今年1年間、彼は一切の満足を得ることができていないからだ。インターハイでは帝京第三の前に屈辱の初戦敗退。冒頭でも書いたように、AFC U−19選手権は1秒も出場できないまま敗退を迎えた。闘争心むき出しで挑みながらも、不完全燃焼に終わった悔しさが、さらに彼をたき付け、よりスケールアップしようとする強烈な向上心に変わっていた。

 プリンスリーグ九州1部を制し、12月中旬に行われた高円宮杯プレミアリーグ参入戦において、四国代表の香川西を相手に、自らもゴールを決めて、6−1で大勝。来季のプレミアリーグ昇格を決めた後も、彼の表情に笑顔はなく、「今日は楽しめなかった。もっと相手がどんどん攻めてくれたら楽しめたけど、おれは何もしていない。面白くなかった」と口にしたのも、常に激しい闘いに飢えている証拠であり、どん欲に自身のスケールアップを求めるがゆえだった。

「大津はまだ全国制覇を一度もしていない。だからこそ、絶対に日本一になりたい。選手権ですべてを出して、日本一になることしか考えていない」

 今、しびれるような闘いに飢えている男は、同時にタイトルにも飢えている。鹿島アントラーズ入りが決まった逸材は、自らの成長の源となっている闘争心をさらに大きくさせ、闘いの時を待っている。

<了>


高校日本一を目指す植田くんである。
植田くんの負けず嫌いが良く伝わってくる。
このメンタリティはプロ入りしてなお大きく影響を及ぼすであろう。
闘争心と向上心でスケールアップして行くことは想像に難くない。
高校で日本一、そして鹿島で日本一を目指すのだ。
期待しておる。

天皇杯準決勝 ガンバ大阪戦

ジョルジーニョ監督の日本でのファーストチャレンジは終わりを告げた。
この1年ありがとう。

天皇杯準決勝に向けて

鹿島小笠原が被災地の子にV報告誓う
 鹿島MF小笠原満男(33)が吉報を被災地に届ける。今日29日の天皇杯準決勝でG大阪と対戦(エコパ)。28日、茨城・鹿嶋市内で行われた練習後、「いい報告ができるようにしたい」と勝利を誓った。年明け1月に、4日間にわたって東北3県で行う予定のチャリティーイベントで、参加する地元の小中学生たちに優勝を報告するつもり。26日に仙台で行われた選手会主催のチャリティーマッチには、同杯出場のため駆けつけられなかったことを残念がっており「できれば行きたかった。でも試合が目の前にある。寒くて厳しい季節になるので、少しでも勇気を与えられれば」と、タイトルを見据えた。
 [2012年12月29日6時47分 紙面から]

鹿島・大迫、必勝宣言「内容より結果」/天皇杯
 第92回天皇杯は29日、準決勝を行う。勝者が日本一を争う来年1月1日の決勝(国立競技場)に進出する。各チームは28日、地元で最終調整した。鹿島は2大会ぶりの優勝を狙う。

 鹿島は1時間ほどの軽めの調整。勝負のキーマンはFW大迫だ。23日の準々決勝・千葉戦では決勝ゴールを挙げるなど好調をキープ。4月のリーグ戦でG大阪に5−0で勝利した際には大迫が2得点するなどイメージも悪くない。優勝した今年のナビスコ杯で得点王にも輝いたストライカーは、「やることをやるだけ。内容より結果にこだわりたい」と勝利を誓った。 (鹿嶋市)
(紙面から)


小笠原 天皇杯V誓う「優勝して被災地に行ければ」
天皇杯準決勝 鹿島―G大阪 (12月29日 エコパ)

 鹿島のMF小笠原が天皇杯制覇を誓った。東日本大震災で被害を受けた東北サッカーの復興を目指す「東北人魂」の一員として、来年1月4日から秋田、宮城、岩手でチャリティーイベントを開催予定。

 29日に準決勝G大阪戦(エコパ)を控えるため、日本プロサッカー選手協会が26、27日に実施したチャリティーイベントの参加は見送っており「自分も行きたかったけど、まだ試合がある。天皇杯で優勝して被災地に行ければ良いと思う」と意気込んだ。
[ 2012年12月29日 06:00 ]

さあ鹿島10冠王手!…29日・天皇杯準決勝
 ◆天皇杯 ▽準決勝 (29日、東京・国立競技場ほか) 天皇杯準決勝2試合が29日、開催される。Jクラブ最多4度の優勝を誇る鹿島は、G大阪とエコパで激突。決勝に進めば、史上初となる天皇杯とナビスコ杯の2大カップ戦で合計10冠達成へ王手がかかる。柏は横浜Mと国立競技場で対戦する。

 ◆自信の鹿島・大迫 鹿島はG大阪戦を控え、茨城・鹿嶋市内で約1時間半、ミニゲームやPK練習で最終調整した。過去に天皇杯4度、ナビスコ杯では5度優勝。G大阪を撃破すれば、史上初の2大カップ戦10冠まであと1勝に迫る。今季ナビスコ杯で9戦7発と連覇に導いたFW大迫勇也(22)は、「自分たちのサッカーができれば大丈夫」と自信を見せた。

 G大阪との相性も良い。チームは今季、リーグ戦2試合で1勝1分けで計7ゴールを奪った。4月28日に2得点した大迫は、「(負ければ終わりなので)結果にこだわる」とゴールへ闘志。10冠へ、一気に王手をかける。

(2012年12月29日06時02分 スポーツ報知)

先日のチャリティマッチへの出場が叶わず悔しい思いをした小笠原満男である。
とはいえ、正月に新年最初の公式戦に出場できるチャンスを得るためには致し方のないところ。
ここは鹿島の優勝を東北の人々に捧げようではないか。
そんな中で、報知が鹿島の国内カップ戦10冠王手に着いて報じておる。
先日のナビスコ杯優勝で天皇杯と合わせ9冠となった。
ここは、ジョルジーニョ監督に10冠目を与えたい。
自分たちのサッカーで結果にこだわろうではないか。
楽しみである。

鹿島ジュニア、F・マリノスカップ優勝

鹿島アントラーズJr 雨を味方につけて初優勝!
スポニチ主催第20回F・マリノスカップU―10大会最終日 (12月28日 横浜市・マリノスタウン)


<横浜F・マリノスカップU―10大会決勝 鹿島ジュニア・大宮ジュニア>横浜・鈴木、比嘉(後列左から)と並んで記念撮影する鹿島ジュニアチーム
Photo By スポニチ


 順位別トーナメントが行われ、各グループの1、2位による上位トーナメントの決勝は鹿島アントラーズJrが大宮アルディージャJrに1―0で競り勝ち、初優勝を飾った。表彰式ではJ1横浜のDF比嘉祐介(23)とGK鈴木椋大(18)があいさつした。

 鹿島アントラーズJrは雨を味方につけた。前半7分のFKでキッカーを務めた主将のMF大山は「雨ですべると思った」と狙い通りのキックが相手GKの手をはじいて先制弾。大会MVPに輝いたMF石津を中心に堅い守りで逃げ切った。昨年は3、4位トーナメントで2位。昨年も出場した大山は「夢を実現できた。アントラーズ魂を出せた」とトップチームと同じ勝負強さを発揮しての初Vに胸を張った。

[ 2012年12月29日 06:00 ]

F・マリノスカップにて初優勝を飾った鹿島ジュニアである。
これは喜ばしい。
この夏にはジュニアの連合チームが韓国にて優勝をしており、それに続く形となった。
小学生年代も力を付けておる。
着実に勝者のメンタリティが刻み込まれておる。
更なる成長を重ね、ジュニアユース、ユース、そしてトップチーム昇格を目指して欲しい。
楽しみである。

大津高校・豊川くん・植田くん、全国制覇に向けて

植田直通×豊川雄太(熊本県立大津高校)「目標は全国制覇!」
[サムライサッカーキング1月号掲載]

今大会の注目選手は鹿島アントラーズへの加入が内定している、この2人。U−19日本代表で高校サッカー界ナンバー1の呼び声が高いDF植田直通選手(写真左)と、速くて上手いエースの豊川雄太選手(写真右)。信頼関係抜群の攻守の要がサッカー部の思い出と選手権への決意を語ります!

Composition by Maiko AOYAGI, Hiromi ISHI

――熊本県予選決勝では、ルーテル学院を破り、全国大会の切符をつかみました。

植田(以下U) ホッとしている気持ちはありますが、自分たちの目標は(熊本県と九州の主要大会で)3冠を達成して、全国制覇をすることだったので、まだこれからだという気持ちのほうが強いですね。

豊川(以下T) 個人的には思うようなプレーができず悔しかったですが、正直ホッとしました。

――ポジションは異なりますが、お互いの存在は刺激になりますか?

T 植田がディフェンスで必死に守っている姿を見ると、やっぱり僕たちが決めなきゃいけないという気持ちになります。

U 自分がディフェンスとして無失点に抑えれば、点を決めてくれるという信頼があるので、リラックスして試合をできていると思います。

――サッカーを離れた時は?

T 植田はこう見えて、めちゃくちゃシャイボーイなんですよ。仲良くなるまでに、かなり時間が掛かる。

U 激しい人見知り(笑)。

T でも、実はとっても面白いヤツなんですけどね。

U 逆に豊川はムードメーカー的存在で、活気がない時はいつも励まし、チームを元気にしてくれるんですよ。

――2人が大津高校に進学することを決めたキッカケは?

U 中学時代はサッカー部の人数も少なく、すぐに試合に出られるような環境だったんです。でも、僕はそれがあまり好きではなくて……。高校に進学する時に、熊本県内でどこが一番強いかと考えた結果が大津高校でした。強豪チームの中でレギュラー争いをして、スタメンを勝ち取って試合に出たいと思ったんです。それを求めて大津に来ました。

T 僕は最初から大津しか考えていなかったですね。中学3年の時に一度練習に参加したことがあったんですが、平岡和徳先生から「大津に来たらもっといい選手になるよ」と言予選決勝に密着!葉も掛けてもらい、進学することを決めました。

――高校生活の中で自分自身が成長したと感じた点や思い出は?

T 僕は2年生から背番号10を付けていますが、3年生になってからは責任の重さが全然違うと感じました。その責任感から、高校総体やプリンスリーグでどんどん点を決め、成長できたと思います。

U 自分の中で一番の思い出は、やはり昨年の選手権。県予選の準決勝で負けてしまって。本当に悔しい思い出でしかないのですが、一番印象に残っています。

――全国ではどんなプレーを?

T 高校総体は1回戦で早々と敗れ、改めて初戦の大事さを痛感したので、選手権では初戦で波に乗りたいですね。そのために、残りわずかな時間で、コンディションを上げて、勝利に導けるよう頑張ります。

U 目標は全国制覇ですが、まずは初戦突破。個人的には全試合無失点で抑えたいと思います。


大津高校の豊川くんと植田くんのインタビューである。
二人のキャラクターが表れていて嬉しい。
陰と陽、柔と剛といったところであろうか。
二人の活躍で是非とも高校日本一となって欲しいところ。
まずは12月31日の初戦。
気合いを入れて戦うのだ。
応援しておる。

大迫、自信と風格

【鹿島】大迫連発に自信!元日切符つかむ
 天皇杯準決勝に臨む鹿島は、エース大迫勇也(22)の連発で元日切符を手にする。G大阪(エコパ)との12年ラストゲームに向け28日、茨城・鹿嶋市内で前日練習をこなした。

 いつものようにミニゲームを行った後、一発勝負のトーナメントとあって、PK練習で万全を期して会場のある静岡へ移動。準々決勝千葉戦(23日)では決勝点を決めて4強に導いた。「内容よりも結果。自分たちのサッカーをやれば勝てる。僕はゴールを狙うだけです」と自信をみなぎらせていた。

 [2012年12月28日23時21分]

準決勝を前に頼もしいコメントを発する大迫である。
まさにエースの風格と言えよう。
大迫を1TOPに据えた4-2-3-1のシステムを採用してからチームは安定し、ナビスコ杯を制するなど結果が出ておる。
そして、先日のJEFとの準々決勝戦に於いては、大迫のゴールにて勝利を掴んでおる。
大迫もこの結果には手応えを感じておる様子。
若きエースに自信と自覚が芽生え、勝利に餓えたチームは躍進していくこととなろう。
準決勝も大迫の活躍が見られるであろう。
楽しみである。

イーゴル、退団理由は勉強

フラメンゴでの良くない噂
11月25日に、フラメンゴ は下部組織カテゴリで2つのカップを獲得し た。ジュベニールはArtsulを3-0で下し、ジュニオールはPK戦でBotafogoに勝った。多くのサポーターが知らないかもしれないのは、この結果で表面化したのは、かつてフラメンゴの何人かの役員が有害であると言っ た、CFZとのパートナーシップ契約の成果がでていること。

OPGでの ジュニオールから始めよう。選手権の得点王は、私の友達アルシンドの息子でCFZのミリン・カテゴリーでキャリアが始まった、イゴール選手。我々は彼の世話をし、そして私自身が彼を鹿島に行かせるように手配した。彼が鹿島に残らなかった理由は、話し合った後にイゴールが当時勉強を優先にするという決定で あった。
イゴールは、ラフィーニャやロマリオがいた攻撃側で才能を持つ選手のうちの一人だった。そして面白いことに、ちょうどその二人がCFZとのパートナーシップのおかげで、より直接的に関与した選手たちである。我々は十数人の選手を受け持ち、逆に若手選手を送った。フラメンゴが成果を得り始めている頃、この作業を中止 する前にはCFZはそれらの補強でリオ選手権の3部に落ちるところだった。

フラメンゴのサポーターは、マルセロ・ヴァルヴェルデ、ルコン、アントニイオ、ターレス、ペカ、アメンドインなどの選手を知っているかな?彼らはどこにいるのかな?CFZは、これらの選手たちでたくさんのお金を受けてフラメンゴに傷害を引き起こしたでしょうか?最悪なことに、とんでもないことを言う人たちを信じる人々もいて、だれも何もしな い。

そして、常に非常に多くの 子供たちにプロでチャンスが与えられたが、ラフィーニャがテストを受けてない理由 を不思議に思う…..それはCFZの選手だったため?そして、そのジュニオールの多くの選手は、優秀な仕事をしてジュベニールで2010年に無敗の優勝を飾ったCFZ出身のコーチ、フェルナンド・ヴァヌッチが率いていたことを忘れてはいけない。
ジュベニールでも良いプレーをした、大会の得点王でもあるドゥグラス・バジオはArtsulと の決勝戦の2試合で3得点を挙げ、そして今年(2012年)に73得点を達成した。CFZリオから来たもう一人の有望な若手選手である。
サポーターのみなさんには当時、CFZ-FLAの契約はフラメンゴに有害だったと言う人たちにだまされていたことを証明するためにこれらの事実を伝えたいと思う。時が真実を見せてくれて いる。

また来週!


今年の初頭に突如、契約満了で去ったイーゴルの退団理由は「勉強理由戦させるため」だったとのこと。
これは、納得である。
若き才能が理由もなく鹿島を去ることに違和感を覚えておった。
ここに来てジーコによりその謎が解き明かされ嬉しく思う。
このような理由であれば、機が熟せばイーゴルが再び鹿島のユニを着る日も来よう。
その日を楽しみにしたい。
イーゴルの今後に期待しておる。

ビール片手にサッカー観戦

天皇杯のボール


12月23日の正しい過ごし方としては皇居に行くのも、君が代を歌い上げるのも、日の丸弁当をほおばるものいいかもしれないが、今年は天皇杯の準々決勝があったので観戦に行った。味スタにて鹿島×千葉というカードである。ジャイアントキリングが大きな名物となっているこの大会で、ジェフはJ2以下のカテゴリーから最後の生き残りであったが、なんせ相手は16冠の試合巧者で練達である。ちょっと分が悪いように思えた。

実際、千葉は高い位置に効果的なボールを入れることができず、攻撃の中心である谷澤達也は長い時間孤独を味わった。単純に地力の違いとも言えるが、このあたりの押さえるべきところは押さえる、ツボの熟知こそが鹿島たるゆえんだろう。なんてことを、今日は記者席ではなく自由席のチケットを買って入ったので、1杯700円の生ビールを立て続けにあおりながら思う。大迫勇也ってあんな推進力あったっけ? 柴崎岳はふてぶてしくなったもんだ。高橋峻希は浦和に帰って平川の右サイドを継ぐのかなあ。どっちが勝ってもいい試合で、こうして勝手にビール片手にいろんなことを考える時間を世界三大至福のひとつに数えたい。

試合は64分の大迫弾で動いた。ドゥトラのドリブルを半ばかっさらう感じでペナルティエリアに入ると、右足を振って、この試合当たりまくっていたGK岡本昌弘のニアを冷静に抜いた。ブラジル人のボールを横取りするなんて、なかなかのメンタルである。思わず僕も「おおお大迫〜」と鹿島サポにつられて歌う。ビールもお代わりだ。

リードした鹿島は小笠原満男と柴崎のところで余裕を持ってボールを回しはじめたので、僕はツイッターで「もう何も起こらなそうだ」とかつぶやいた。結果だけみるとその通りだったのだけど、ロスタイムになんだかよく分からんが、左サイドから入ったボールに対して鹿島ディフェンスがうまく対処せず、それによって生まれたエアポケットに米倉恒貴が飛び込む。なんとか曽ヶ端が弾いて試合終了のホイッスルを聴いたが、おお、サッカーにはやはり予断は許されないのだ、と戒めになった。そして鹿島は強い。名門や古豪が降格や世代交代に苦しむ中、もっとも高値安定をしているチームのひとつであろう。もはやオリジナル10を誇れるのは鹿島、横浜、清水、名古屋のみ。その4チームのサポーターがちょいとうらやましくもある。

さて、今年もあと2試合。その勝者2チームは元日に決勝を迎える。したたかなオリジナル10同士の対決だろうか。降格した西の名門が最後に意地を見せるか。日刊に「ラブパワー弾」とか書かれた増嶋竜也がまたヒーローになったりするのか。

また、天皇杯はこのサイト「I DREAM」の主であるスルガ銀行が特別協賛をしている。決勝に併せて大会を盛り上げた「SURUGA I DREAM Award」の発表と表彰がある。それも含め、僕はスルガ銀行というイチ地方銀行がサッカーに真剣に向き合っている姿に激しく共感を覚えるし、そこでコラムを書かせてもらっているという事実をかなり誇りにしている。フリューゲルスの年があったし、あのパク?チソンが輝いた年もある。今年もきっと名勝負が生まれるだろう。惜しまれながら引退を決めた、永遠のサッカー小僧・ゴン中山は「正月からサッカーできる選手って、20数人だけなんですよね。その幸せは格別です」と言った。92回目のチャンピオンはどこだろう。楽しみだ。


天皇杯準決勝を観戦した竹田聡一郎氏のコラムである。
素直にサッカー観戦を楽しんだ様子が伝わってくる。
最初から鹿島サポーターに混じって観戦しておるところからも、どちらのチームに思い入れをしておるのかがわかる。
大迫や岳のプレイを楽しめるのは鹿島サポに特権と言えよう。
その鹿島サポーターが応援するクラブがお正月からサッカーできるよう竹田氏にも明日も鹿島を応援して欲しいところ。
元日にはビールではなくお屠蘇でお祝いしたい。
楽しみにしておる。

シャルケ・篤人、サッカー教室に登場

▼内田&鮫島がサッカー教室で小学生を直接指導


 シャルケの日本代表DF内田篤人とベガルタ仙台レディースの日本女子代表(なでしこジャパン)DF鮫島彩が28日、静岡県御殿場市のJFAアカデミーで開催された「adidas all dream トレーニングキャンプ」にサプライズゲストとして登場し、子供たちを指導しながら一緒に汗を流した。

 同キャンプは、アディダスが小学生を対象に全国5か所で行ってきた「adidas all dream Football Clinic」の集大成で、これまでに開催した5会場で5人ずつ選抜された計25人の優秀選手が参加。JFAアカデミーへの“体験入学”という形で、JFAアカデミー所属の中学1年生の男子16人とともに、JFAアカデミーで指導を行っている布啓一郎氏と島田信幸氏が指導し、そこに内田、鮫島も加わった。

 トレーニングに参加した小学5年生の斉藤朱斗くんは将来の夢を聞かれ、「より努力して内田選手のように日本代表になって、海外でも活躍できるサッカー選手になりたいです」と回答。ドイツで活躍する現役日本代表選手から直接指導を受け、目を輝かせていた。

 内田は「最近は外で遊びたがらない子供が多いけど、サッカーは人をいろんな面で成長させるスポーツ。スポーツを超えた部分で役立てばいいと思う」とコメント。鮫島も「最近、公園で女の子がサッカーをしている光景をよく見る。より広い層にサッカーの持つ魅力を伝えていきたい」と誓っていた。


サッカー教室にサプライズ登場したシャルケの篤人である。
人気者の篤人はオフも大忙しである。
篤人ほどのスターに触れ、小学生は更にサッカーにのめり込むのではなかろうか。
この中から新たなるスター選手が登場することを望んでおる。
篤人を継ぐ者の登場が楽しみである。

ウッチー、新潟と契約延長

契約更新選手のお知らせ(12月27日)
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、下記の選手と2013シーズンの契約更新に合意いたしましたので、お知らせいたします。

内田 潤 選手  UCHIDA Jun
■ポジション
DF

■生年月日
1977年10月14日(35 歳)

■身長/体重
175cm/70kg

■出身地
兵庫県

■経歴
桐蔭学園高→駒澤大→鹿島アントラーズ

■出場記録
2012J1リーグ:5試合出場0得点
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ:1試合出場0得点
第92回天皇杯:試合出場0得点
J1リーグ戦通算:214試合出場6得点


新潟と契約を更新したウッチーである。
今季は大怪我を負い、試合出場がままならなかった。
これはウッチー本人も無念であろう。
ここは契約した新潟へ恩返しをするチャンスである。
新潟の躍進はウッチーの両足にかかっておる。
活躍を楽しみにしておる。

新潟・小谷野、契約更新

契約更新選手のお知らせ(12月28日)
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、下記の選手と2013シーズンの契約更新に合意いたしましたので、お知らせいたします。

小谷野 顕治 選手  KOYANO Kenji
■ポジション
MF

■生年月日
1988年6月22日(24 歳)

■身長/体重
170cm/62kg

■出身地
茨城県

■経歴
鹿島アントラーズユース→鹿島アントラーズ

■出場記録
2012J1リーグ:9試合出場0得点、2012Jリーグヤマザキナビスコカップ:4試合出場0得点、第92回天皇杯:2試合出場0得点
J1リーグ戦通算:13試合出場0得点


契約を更新した新潟の小谷野である。
今季はリーグ戦だけでも13試合に出場し、新潟の奇跡のJ1残留に貢献した。
来季は新潟を更に躍進させるため力を注ぐこととなろう。
小谷野の活躍に注目である。

JEF・深井、父になる

▼千葉のFW深井に第1子となる女児が誕生


 ジェフユナイテッド千葉は28日、同クラブに所属するFW深井正樹に第一子となる女の子が産まれたと発表した。女の子が誕生したのは、12月25日で、体重は2,920g。名前は『梨瑠』(りる)ちゃんと名付けられた。

 深井はクラブを通じて「新しい家族が増えました。この子に誇れる父親になれるよう、今まで以上に責任感を持って頑張ります」と、コメントを発表している。


女児の父となったJEFの深井である。
深井としては、新しい家族の誕生を喜ぶと共に重くなった責任で更にプレイに発憤することとなろう。
JEFをJ1に昇格させるべく、これまで以上に尽力して欲しい。
注目しておる。

ヤスの躍動

2012年12月28日(金)

明日の天皇杯準決勝 G大阪戦に向けて、9時からスタッフをまじえてミニゲームを実施しました。その後に一部の選手は、攻守のトレーニングやシュート練習も行いました。

ミニゲームにてドリブルするヤスである。
明日の試合では、どのようなプレイを魅せてくれるであろうか。
ヤスの左足から繰り出されるミドルシュートにスルーパスはガンバの急所を狙って出されるであろう。
リーグ戦でのガンバとの対戦では先制点を豪快に決め、大勝への呼び水となった。
ヤスとガンバとの相性は良いと言って良かろう。
明日も強いフィジカルでガンバ守備陣を切り裂いてくれるであろう。
ヤスと共に勝利を呼び込みたい。
楽しみである。

天皇杯準決勝 ガンバ大阪戦プレビュー 

【第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島】鹿島側プレビュー:11月以降無敗で1試合平均失点も1点未満と安定感を取り戻してきた鹿島。鋭い攻撃を武器に決勝進出を狙う。(12.12.28)
試合前々日の恒例となっている紅白戦は、バチバチと火花が散る激しい内容だった。ゴールめがけて突進するドゥトラに、梅鉢貴秀がすばやく体を寄せ、スピードにのったまま二人が体をぶつけ合う。

「ウッ!」

当てられたドゥトラから言葉にならないうめき声をあがった。しかし、プレーは止まらない。相手よりも前に肩を入れようと、二人は激しく競り合いながら全くスピードを緩めようともしなかった。同じようなシーンがグランドのあちこちで繰り返される。時には、サイドを駆け上がろうとした新井場徹が、サブ組の選手に激しく寄せられ、勢い余ってグランドを飛び出し、脇に置いてあったドリンクボックスにぶつかりそうになる場面もあるほど。そこには、試合前の怪我を恐れてプレーをセーブする選手はおらず、その瞬間で全力を出し切ろうとする気迫が溢れていた。

紅白戦を終えたあとの選手たちにも緊張感のようなものはうかがえない。むしろ、こうした一発勝負の舞台を数多く経験してきた余裕のようなものさえ漂う。
「ここまで来たら優勝しようという気持ちでみんなが一丸となっていると思います。天皇杯優勝という、目標が明確なところも影響していると思います」岩政大樹とのセンターバックコンビで安定感のある守備を構築する青木剛は、特に強く意気込むわけでもなく、さらりとタイトルへの思いを口にした。

11月3日のヤマザキナビスコカップ決勝以降、鹿島は7戦して5勝2分と無敗。ようやく安定感を発揮し始めた。さらに失点もその7試合で6失点と1試合平均は1点以下の数字を誇る。この数字も鹿島らしい数字と言えるだろう。
「みんなが献身的にやれるときは崩れない。そこがアントラーズの強みですし、その強みがしっかり出せるようにしたい」青木もそのことを十分に自覚している様子だった。

対する先の準々決勝からG大阪は、今野泰幸がセンターバックからボランチに移り、遠藤保仁が2列目に位置するように変わった。ただ、ガンバの攻撃的なスタイルに変化はないだろう。守備に安定感が出てきており、ボールを奪ってから、大迫勇也を起点にした鋭い攻撃を武器としている鹿島としては、準々決勝で対戦した千葉のように後ろに引かれてしまうよりも、持ち味を発揮しやすいはずだ。
センターバックとボランチに挟まれた大迫が、うまくボールをおさめられないと厳しい戦いを強いられるかもしれないが、紅白戦では複数人に囲まれても、それをものともしない強靱なキープ力を発揮していた。今季、大きく成長した大迫を抑えることは簡単ではないだろう。

負ければそこでシーズンが終わる一発勝負。静岡・エコパスタジアムでの決戦に敗れれば、その場で即解散することもできるが、クラブの誰もそのような気持ちを微塵も抱えていない。決勝に進む決意で静岡まで乗り込む。


以上
2012.12.28 Reported by 田中滋


チームの雰囲気が良く伝わる田中氏のプレビューである。
準決勝へ向け、そして優勝を目指すチームの状態が手に取るように感じさせられる。
気迫ある競り合い、攻撃の気迫、そして練習後の精神状態。
王者としての経験が甦ってきており最高の状態と言えよう。
やはり、これはナビスコ杯を制したことに依るところが大きい。
我らは居るべきところに居るのだ。
あと二つで日本サッカー界の頂点に立つことが出来る。
我らが座るべき王座を奪回すべく、集中して戦いたい。
楽しみにしておる。

熱戦、紅白戦

[ 鹿島:天皇杯準決勝 前々日練習の様子 ]


グラウンド横のスタンドには今日も横断幕が張られていました。サポーターも一緒に戦っています。

昨日の紅白戦は0-0で終えた。
これは、主力組の力が劣ったという意味ではなく、サブ組も天皇杯に向けて高いモチベーションで挑んでおる証拠と言えよう。
特に左SBに起用された源の気迫は主力組をも飲み込むほどである。
明日も守備固めの起用はあるのであろうか。
ジュニアユースで在籍したガンバとの対戦は思うところがあろう。
源の成長を見せる時でもある。
源の躍動を楽しみにしたい。

レナトに期待

[ 鹿島:天皇杯準決勝 前々日練習の様子 ]


この日もたくさんのサポーターがクラブハウスに詰めかけていました。練習を終えた選手たちは、気軽にサインに応じていました。写真のレナト選手は 練習では念入りにフリーキックの感触を確かめていました。前回、ガンバ大阪と対戦したときには先制点を挙げているだけに期待がかかります。


サインするレナトである。
足と同様にサインする手も左利きの様子。
去就が注目される中、日本一を目指すため試合に集中しておる。
明日の対戦となるガンバとのリーグ戦では、大迫からのパスを冷静にゴールにパスする先制点、ドゥトラのゴールへと繋がるミドルシュートと大活躍をしておる。
レナトとしてはガンバ戦には良い印象を持っておるのではなかろうか。
再び良い結果を導くため明日も尽力して欲しい。
レナトの左足で頂点を目指したい。
期待しておる。

バチとドゥトラ、激しい競り合い

[ 鹿島:天皇杯準決勝 前々日練習の様子 ]


試合前々日恒例の紅白戦が行われました。途中、ドゥトラ選手と梅鉢貴秀選手とが激しく体をぶつけ合ってボールを競り合うなど、バチバチと火花が散るように感じるほど激しい内容となりました。あと2つ勝てばタイトルを獲得できるだけに、選手たちから気合いがみなぎっていました。

ドゥトラと競り合うバチである。
今季は序盤にチャンスを得、先発に名を連ねたものの、徐々に出場機会を失いベンチ入りさえもままならなくなった。
これにはバチ本人も無念であったであろう。
とはいえ、若き時に壁にぶち当たるのはよくあること。
この試練を乗り越え、大いなる選手へと脱皮して欲しい。
それだけの才能を持っておることは、数少ない公式戦出場でアピールできておる。
ボール奪取に魂を込め、スペースを埋める動きを研ぎ澄ますのだ。
バチの更なる成長を楽しみにしておる。

川島、山形のレンタル期間満了

川島大地選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ
2012年12月28日

2011年1月より鹿島アントラーズより、期限付き移籍加入しておりました川島大地選手が期限付き移籍期間満了となりましたのでお知らせいたします。

川島大地(かわしまだいち)選手 Daichi KAWASHIMA

生年月日:
1986年11月21日(26歳)

身長体重:
168cm、64kg

出身地:
茨城県

ポジション:
MF

経歴:
鹿島高等学校→東海大学→鹿島アントラーズ→モンテディオ山形(2011-期限付き移籍)

通算出場記録:
シーズン 所属クラブ 所属リーグ リーグ カップ 天皇杯
出場 得点 出場 得点 出場 得点
2009 鹿島アントラーズ J1 0 0 0 0 0 0
2010 鹿島アントラーズ J1 0 0 0 0 0 0
2011 モンテディオ山形 J1 13 0 2 1 0 0
2012 モンテディオ山形 J2 2 0 - - 0 0
J1リーグ通算13試合出場0得点
J2リーグ通算2試合出場0得点
カップ戦通算2試合出場1得点
天皇杯通算0試合出場0得点

川島大地選手コメント

「2年間お世話になりました。このチームでJリーグ初出場と初得点を記録し、私個人としてもいつまでも記憶に残るチームになりました。ここで得たものは大きく、自分のサッカー人生の糧になるものを築けたと感じていますし、より一層今後、応援してくれていたサポーター、関係者の皆様の期待に応えられるように頑張りたいと思います。今後の山形の活躍を陰ながら応援しています。本当にありがとうございました。」

山形にレンタルしておった川島であるがレンタル期間満了とのこと。
昨季こそ13試合に出場したが、今季は負傷の影響もあったが、2試合に留まっており、奥野監督の信頼は得られなかった模様。
練習試合では良い結果を残しておっただけに川島としては無念であろう。
来季は鹿島に戻るのか、またレンタルの出るのかは今現在のところ未定である。
川島のトリッキーなプレイが生きるチームで是非とも活躍して欲しいところ。
川島の動向に注目である。

ナショナルダービーとの煽り

松波監督“ナショナルダービー”完全非公開で必勝態勢
 G大阪は天皇杯準決勝の鹿島戦(29日、エコパ)に向け、完全非公開で調整した。23日の準々決勝・C大阪戦では、4回戦のJ2町田戦とは見違える動きを見せて完勝。大阪ダービーという重要な一戦に向けて気持ちを高めた効果だった。

 ただ今回も気持ちを高める材料には事欠かない。「アントラーズとは日本でも歴史ある戦いをしてきた。次は全国の戦い」と松波監督が話すように、“ナショナルダービー”とも位置づけられる一戦だ。この日は紅白戦を行い、出場停止のFWレアンドロの代役探しを模索した。来季は実現しない伝統の一戦をモチベーションの違いで制する。

[ 2012年12月28日 06:00 ]

鹿島とガンバの戦いを“ナショナルダービー”と報じるスポニチである。
これは、ガンバの松波監督が「アントラーズとは日本でも歴史ある戦いをしてきた。次は全国の戦い」と語ったところから引き出した言葉である。
しかしながら、“ナショナルダービー”と称することには違和感を覚える。
確かにガンバとはリーグ戦の優勝争いをした過去はあるがカップ戦の決勝にて当たったことはない。
特に2005年の巻き返しにより逆転された記憶は忌々しく思うところもある。
とはいえ、このときの直接対決は9月であり、まだまだ優勝が決まる時期ではなかった。
リーグ戦終盤での対戦は2009年のみではなかろうか。
この試合は5-1と大勝しており、“ダービー”と呼ぶには実力差を感じさせた。
やはり、ガンバとの対戦を“ダービー”と呼ぶことには無理があろう。
とはいえ、ガンバが強豪であることに疑いはなく、気を引き締めて戦うことには異論はない。
必ず打ち破る強い気持ちで対戦しようではないか。
勝利を信じておる。

ポンチ・プレッタ、レナトを諦める

Ponte Preta considera “impossível” repatriar Renato Cajá
25 de Dezembro de 2012 • 14h52 • atualizado às 16h26

O meia Renato Cajá não voltará para a Ponte Preta. Quem garantiu foi o presidente do clube de Campinas, Márcio Della Volpe, que disse não ter condições de tirar o jogador do Kashima Antlers, do Japão.
"Ele está muito bem lá. Conversei com o empresário dele para saber de outros atletas e fui informado de que o Cajá está satisfeito, querendo ficar. Não se de onde surgiu a especulação. Lógico que a Ponte gostaria de contar com ele, mas é impossível", comentou Della Volpe à Rádio Bandeirantes.
Sem sonhar mais com Renato Cajá, a Ponte Preta ainda almeja a contratação do meio-campista peruano Cachito Ramírez, do Corinthians. Até o momento, o clube de Campinas já reforçou o setor para 2013 com Dinelson, Wellington Bruno, Diego Rosa e Geovane.


レナトを諦めたポンチ・プレッタである。
鹿島残留の可能性もあるのであろうか。
レナトはクリスマスに帰国することもなく天皇杯制覇に向けて集中しておる。
ここは来季の去就などに惑わされることなく日本一を目指すのだ。
レナトの左足に期待しておる。

レクリエーション・トレーニング

2012年12月27日(木)

14時からのミーティング後、レクリエーション要素を取り入れたウォーミングアップを行い、紅白戦を実施しました。

楽しげに練習するメンバーである。
天皇杯準決勝、決勝は過密日程となるため、疲弊を誘う練習を避け、笑顔がこぼれる練習が肝要と言えよう。
リラックスした上で集中力を高め直し試合に挑むのだ。
残り二つ勝利し、今季を終えたい。
楽しみにしておる。

ポンチ・プレッタ、レナトに興味

Presidente da Ponte não acredita em retorno de Renato Cajá: 'Impossível'
Márcio Della Volpe comenta bom momento do meia pelo Kashima Antlers na tentativa de apontar dificuldades para recontratar o sonhado camisa 10

25/12/2012 13h25 - Atualizado em 25/12/2012 13h25


Renato Cajá ganha prêmio em jogo do Kashima Antlers (Foto: Divulgação)

O sonho da Ponte Preta em contar com o meia Renato Cajá para a temporada 2013 está mais distante. O presidente da Alvinegra, Márcio Della Volpe, revelou não saber do interesse do jogador em retornar ao futebol brasileiro, principalmente pelo fato dele ser ídolo no futebol japonês e ter conquistado títulos pelo Kashima Antlers.
- Sabemos que ele está muito bem no Japão e não tenho informações de que o Renato esteja insatisfeito e querendo voltar. Conversei com o empresário dele para saber de outros atletas e ele me confirmou que o Cajá está bem por lá. Não sei de onde veio essa especulação. Lógico que a Ponte gostaria contar com ele, mas é impossível buscar ele pelo que ganha e representa por lá – disse o dirigente à Rádio Bandeirantes .
No clube japonês, Cajá conquistou o título da Copa Suruga ao vencer o Universidad do Chile, por 7 a 6, nos pênaltis. No tempo normal, os times ficaram no empate, por 2 a 2, sendo que o brasileiro assinalou um dos gols do time comandado pelo também brasileiro Jorginho, ex-lateral-direito, campeão mundial pela seleção brasileira em 1994, nos Estados Unidos.
Se Cajá é um sonho distante, a diretoria da Ponte Preta negocia a contratação do peruano Luís Ramírez, do Corinthians. A Alvinegra já tem quatro meias contratados para a temporada 2013: Dinelson (ex-Daegu, da Coréia do Sul), Wellington Bruno (ex-Flamengo), Diego Rosa (ex-Vasco) e Geovane (ex-Ceará). Além deles, Marcinho segue no elenco, remanescente desta temporada.
O elenco da Ponte Preta se reapresenta no próximo dia 2 de janeiro, quando inicia a pré-temporada para o Paulistão. A estreia da Alvinegra será no dia 20 de janeiro, às 19h30, contra o Mogi Mirim, no Estádio Moisés Lucarelli, em Campinas.


レナトへの興味を改めて報じられるポンチ・プレッタである。
果たして来季のレナトはどこでプレイすることの成るのであろうか。
それは、しばし待てばわかること。
今は天皇杯戴冠へ向けて集中するところであろう。
日本一の称号を得られるチャンスはそうはない。
気持ちを高めて試合に挑んで欲しい。
期待しておる。

鈴木修人、栃木より北九州へ

鈴木修人選手 ギラヴァンツ北九州完全移籍のお知らせ
この度、鈴木修人選手が、ギラヴァンツ北九州(J2)に完全移籍することが決まりましたので、お知らせ致します。

鈴木修人(SUZUKI Shuto)選手
■生年月日 : 1985年8月31日
■出身地 : 千葉県
■ポジション : MF
■身長/体重 : 171cm/67kg
■利き足 : 右足
■経歴 : 市立船橋高→早稲田大→鹿島アントラーズ(2008〜2009.6)→湘南ベルマーレ(2009.7〜2010.1)→鹿島アントラーズ(2010)→栃木SC(2011/期限付移籍、2012/完全移籍)
■出場歴 :
シーズン   チーム      リーグ戦      カップ戦     天皇杯
                出場  得点    出場  得点   出場  得点
2008     鹿島J1     0   0     0    0      0   0
2009     湘南J2     6   0     -    -       0   0
2010     鹿島J1     0   0     0    0      0   0
2011     栃木J2     15  0     -    -       0   0
2012     栃木J2     4   0     -    -       0   0

【鈴木修人選手コメント】
「ギラヴァンツ北九州に完全移籍することになりました。今年はチームに貢献することが出来ず、大変申し訳ない気持ちで一杯です。どんな時でも応援してくれたサポーターの皆さんに心より感謝します。2年間支えていただき本当にありがとうございました。今回の移籍が正しかったと思えるように、支えていただいた皆さんに良い報告が出来るように、新天地で一生懸命頑張って来ます!」

以上

鈴木修人選手 完全移籍加入のお知らせ
2012年12月27日 (木)

この度、栃木SCに所属しておりました鈴木修人選手が完全移籍加入することとなりましたので、お知らせ致します。

MF 鈴木 修人(すずき しゅうと)
■生年月日    1985年8月31日
■身長/体重   171cm/67kg
■出身地     千葉県
■前所属     鹿島ジュニア ― 鹿島ジュニアユース ― 市立船橋高 ― 早稲田大学
          ― 鹿島アントラーズ ― 湘南ベルマーレ ― 鹿島アントラーズ ― 栃木SC
■出場記録

リーグ戦 カップ戦 天皇杯
年度   所属  リーグ  出場(得点)  出場(得点)  出場(得点)
2008  鹿島  J1    0(0)      0(0)      0(0)
2009  鹿島  J1    0(0)      −        −
2009  湘南  J2    6(0)      −        1(0)
2010  鹿島  J1    0(0)      0(0)      0(0)
2011  栃木  J2   15(0)      −        0(0)
2012  栃木  J2    4(0)      −        0(0)
J1リーグ 合計      0(0)      0(0)      0(0)
J2リーグ 合計     25(0)      −        1(0)
 Jリーグ 合計     25(0)      0(0)      1(0)
■コメント■
栃木SCから移籍加入する事になりました鈴木修人です。ギラヴァンツ北九州の
一員になる事が決まりとても嬉しく思います。
常に全力でプレーし、ギラヴァンツ北九州に関わる全ての人々と勝利を分かち合
いたいと思います。応援宜しくお願いします。


栃木から北九州に移籍した鈴木修人である。
栃木ではJ1昇格させることが適わず無念であった。
北九州に於いては、ポジションを得、勝利に貢献して欲しいところ。
北九州での活躍を祈っておる。

柏、誓志に正式オファー

柏 鹿島MF増田に正式オファー ボランチ補強へ
 柏が鹿島のMF増田誓志(27)の獲得に乗り出していることが26日、分かった。既にクラブを通して、正式オファーを出している。関係者によると、今季リーグ連覇を逃したネルシーニョ監督はボランチを補強ポイントの一つに挙げており、ザックジャパン入りの経験もある増田に白羽の矢を立てたという。

 今季の増田はMF柴崎ら若手の台頭もあり出場機会が激減したが、豊富な運動量と精度の高いプレーは健在。今季限りで鹿島との契約を満了するため、移籍金は発生しない。今季リーグ5位に躍進した鳥栖からもオファーを受けているほか、国内外の複数クラブから獲得に興味を示されている。契約延長オファーを受ける鹿島残留も含めて去就を検討しており、年内に結論を出す意向だ。

[ 2012年12月27日 06:00 ]

柏から正式オファーを受けた誓志である。
鳥栖からもオファーを受けており誓志としては苦悩するところであろう。
今季はレギュラーとして開幕するも、ポジションを失いベンチから外れる試合もあった。
この状況を考慮すれば、移籍もやむ無しとも考えられる。
しかしながら、来季は監督も変わり、戦術や選手選考も今季とは異なる。
ここで、チャンスを活かすべく鹿島に残留しチャレンジするのは悪くない選択肢と言えよう。
我らとしては、誓志には鹿島にてポジションを得て欲しいと願っておる。
とはいえ、選手として最も脂の乗るこの時期に出場機会を得たいと思うのは納得できる。
スタメン保障の口約束をされれば尚更と言えよう。
サッカー選手寿命は短い。
自分自身で決め、後悔のない選択をして欲しい。
誓志の去就に注目である。

シャルケ・篤人、チャリティマッチにて主審

内田主審で沸かす「良かった」/慈善試合
<チャリティーサッカー2012:JAPANスターズ5−2東北ドリームス>◇26日◇ユアスタ

 内田篤人(24=シャルケ)もスタジアムに駆けつけ、観客を喜ばせた。試合終了間際に審判の格好でピッチに登場すると、会場は大盛り上がり。「みんなに喜んでもらって良かった」と満足そうだった。
 [2012年12月26日23時53分]

雪の仙台に 内田&長友フィーバー 会場盛り上げる
チャリティーサッカー2012 JAPANスターズ5−2東北ドリームス (12月26日 ユアスタ)


ベンチで練習を見つめる長友(右)がカメラに手を振る(左は内田)
Photo By スポニチ


 ケガのため出場できなかった長友と内田の日本代表DFコンビはピッチ外で会場を盛り上げた。

 長友は後半途中に太鼓を持ってバックスタンド前に行き、明大時代に鍛えたバチさばきを披露。最初はファンからダメ出しされ「試合に出られない分、太鼓で元気を届けたかった。でも5、6年ぶりで腕が鈍ってましたね」と苦笑い。昨年は副審を務めた内田は後半終了間際に主審として登場。中山のためにPKを取る予定だったが「俺の仕事は何もなかった」とこちらも苦笑いした。

[ 2012年12月27日 06:00 ]

“主審”内田登場!100円の笛に苦笑

試合終了間際に主審を務めた内田篤人=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)

 東日本大震災復興支援慈善試合チャリティーサッカー2012(26日、ユアテックスタジアム仙台)右太もも裏の負傷で辞退したDF内田(シャルケ)は、後半44分から主審としてピッチに。女性ファンの黄色い歓声を浴びた。「主審をやるのは中学生以来。もう少しきれいな音を出したかったんだけど、100円の笛だったから」と苦笑い。「W杯最終予選もあるし、またここに呼んでもらえるような活躍をしたい」と誓った。
(紙面から)


試合終了間際に主審を交代した内田篤人(左)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


慈善試合「チャリティーサッカー2012」のハーフタイムに笑顔を見せるシャルケの内田篤人(右)とインテル・ミラノの長友佑都=26日、仙台市のユアテックスタジアム仙台


試合前、ベンチでじゃれあう長友佑都(右)と内田篤人=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


試合前、ベンチでじゃれあう長友佑都(右)と内田篤人=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


【JPFAチャリティーサッカー2012 チャリティーマッチ】試合後の両監督・各選手のコメント(12.12.26)
■12月26日(水) JPFAチャリティーサッカー2012 チャリティーマッチ

東北ドリームス 2 - 5 JAPANスターズ (19:09/ユアスタ/13,263人)

●内田篤人選手(主審):
「(主審は)中学以来です。去年は副審をやったので、『今年はやるの?』とも言われていたのですが、僕自身は何も考えていませんでした。(中山選手のプレーで)本当はPKを取るつもりだったのですが、そのまま入って良かったです。僕は出られなかったのですが、何か顔を出させてもらえれば、と思って来ました。寒くて、平日でしたが、たくさんの人が集まってくれましたし、楽しんでくれれば。これを続けていかないともったいないので、続けていきたいと思います」


[ JPFAチャリティーサッカー2012 チャリティーマッチ ]

後半終了間際、昨年は副審として試合に参加した内田篤人選手がなんと主審としてピッチに登場!
「(主審は)中学以来です。去年は副審をやったので、『今年はやるの?』とも言われていたのですが、僕自身は何も考えていませんでした。(中山選手のプレーで)本当はPKを取るつもりだったのですが、そのまま入って良かったです」と試合後語った。


東日本大震災復興支援慈善チャリティーマッチにて主審を務めたシャルケの篤人である。
ファンにとっては嬉しいシーンである。
まだまだ震災の傷跡は癒えてはおらぬ。
被災地に明るい話題を提供し、日本に力を与えてくれた。
参加・協力してくれた多くの人々に感謝したい。

大迫と山村の競り合い

2012年12月26日(水)

14時から攻守のトレーニングやPK練習を実施しました。

大迫と競る山村である。
攻撃と守備の要となる二人の若手の競り合いは見どころ満載である。
今後の鹿島を背負って立つであろう山村は、プロ経験の長い大迫と対峙することによって大きく成長しておる。
今季は五輪と負傷でチームへの貢献は少なかったが、才能あふれる選手であることに疑いはない。
是非とも来季にはレギュラーポジションを奪って欲しいところ。
山村からFWに出る縦パスは大きな武器である。
それを大迫が受ければ、大いなるチャンスとなろう。
来季の躍動に期待が膨らむ。
楽しみにしておる。

ユース・岡田くん、水戸入団内定

アントラーズユース 岡田 明久選手が水戸ホーリーホックに内定
鹿島アントラーズユースに所属する岡田 明久選手(鹿島学園高校3年生)が、2013年シーズンより水戸ホーリーホックに加入することが内定しましたのでお知らせいたします。

≪選手プロフィール≫
■選手名:
岡田 明久(おかだ・あきひさ)

■生まれ:
1994年9月28日、茨城県水戸市出身

■サイズ:
185センチ、77キロ

■ポジション:
GK

■経歴:
五軒サッカースポーツ少年団 −鹿島アントラーズノルテジュニアユース−鹿島アントラーズユース


ユースの岡田くんが水戸に入団内定とのこと。
これは重畳。
鹿島としてはGKを受け入れるポジションはなく、プロ入りは難しい状況にあったところを故郷の水戸への加入は幸せなところと言えよう。
是非とも水戸をJ1昇格させるために尽力して欲しいところ。
岡田くんの未来に期待大である。

ダヴィ、FC東京へ

東京 J2得点王ダビ獲得 争奪戦制してクラブ間合意
2012年12月26日 紙面から

 今季のJ2で得点王に輝き、甲府のJ1昇格に大きく貢献したブラジル人FWダビ(28)が、来季のJ1優勝争いを狙うFC東京に移籍することが決定的となった。関係者によると、東京側がダビの所属先であるウンムサラル(カタール)に完全移籍のオファーを提示し、既にクラブ間合意に達したという。鹿島、浦和、清水などが獲得に動いたストライカー争奪戦をFC東京が制した。

鹿島がオファーを出しておったダヴィであるが、FC東京とクラブ間合意に至ったとのこと。
これは残念である。
ダヴィ側とは金額的に折り合っておったところであるので、無念な気持ちが出てくる。
とはいえ、ダヴィ側の求める数字よりもかなり低い額を提示しておったと聞いておる。
そうなれば、代理に人が動くことも否定できまい。
ここは、新たなる敵として立ちはだかってくるダヴィを弾き返す以外にない。
ダヴィは、これまでに2008年にも2009年にも対戦した相手ではあるが、1得点も許しておらぬ。
ここは、その記録を継続したいところ。
来季は強い守備を構築して、Jリーグの頂点を目指したい。
楽しみにしておる。

新井場の去就は如何に

川崎MF楠神を獲得へ…C大阪
 C大阪が来季の新戦力として、川崎のMF楠神順平(25)を獲得することが25日、決定的となった。既に、正式オファーを提示しており、今季で川崎との契約が満了となる楠神もC大阪移籍に前向き。関係者によれば、大阪へ移る準備を進めているという。

 C大阪は当初、昨季所属し、J2降格の決まったG大阪のMF倉田秋(24)にオファーを出していたが、交渉は振るわず、断念。高い技術とドリブルを武器とする楠神へ方針を転換した。また、鹿島のDF新井場徹(33)、F東京のDF椋原健太(23)にもオファーを出し、獲得を目指している。

(2012年12月26日06時01分 スポーツ報知)

改めてセレッソからの正式オファーが報じられた新井場である。
獲得の打診より本人のコメントはなく、天皇杯に集中しておる。
ここは周囲が騒ぐところではない。
とはいえ、ファンとしては気になるもの。
鹿島の左サイドと言えば新井場と多くの者が思っておる。
この事実を重く受け止めて欲しいところ。
続報を冷静に待ちたい。

シャルケ・篤人、テレビドラマ出演

内田、月9俳優デビュー!AKIRAと夢共演

「月9」でEXILEのAKIRAと共演した内田。放映が楽しみです

 うっちーの2013年は「月9」の俳優デビューでスタート!! サッカー日本代表DF内田篤人(24)=シャルケ=が、来年1月14日スタートのフジテレビ系ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(月曜後9・0)に出演することが25日、分かった。第1回放送分に登場するもので、すでにEXILEのAKIRA(31)との共演シーンを撮り終えた。新年は“新人俳優”としてお茶の間を楽しませ、14年ブラジルW杯出場権もつかみ取る。

12月下旬、埼玉県某所−。新ドラマのロケ現場に、グレーのスーツに身を包んだ内田がいた。ブンデスリーガの中断期間に帰国し、オフの間に、いきなり「月9」という大舞台で役者デビュー。“新人俳優”内田が全力で演技に挑んだ。

 「いやー、ガチガチでしたよ。サッカーより緊張する。サッカーは別に緊張しないから(笑)」

 撮影は早朝の午前7時過ぎにスタート。メークやカメラテストを経て本番を迎え、予定通り1時間ほどで終了した。

 役柄はハローワークの「相談員」。AKIRAふんする五浦大輔が就職の相談に訪れ、それにアドバイスするというシーンだ。スタッフの「セリフは淡々と」「ここは少し間を空けて」という指示を受け、ちょっとクールな相談員を演じた。「もっと気持ちを入れた方がいいのかと思ったけど違った。難しい世界」。悪戦苦闘しながらも撮影後には、やり切った充実感が浮かんだ。

 現役スポーツ選手のドラマ出演といえば、2006年1月に放送された田村正和主演の「古畑任三郎」に犯人役で出たイチロー(39)=当時マリナーズ=が記憶に新しい。「何か新しいことに挑戦したいと聞いていたので」と出演をオファーした小原一隆プロデューサー(34)は、「テレビ映えする顔だし、スポーツ選手特有の勘というか、空気感やテンポ感がいい。やはり大舞台を経験している人は違う」とべた褒めだった。

 先輩俳優の絶妙な“アシスト”もあった。AKIRAは内田と同じ静岡出身で、磐田東高時代はサッカー部に所属。「緊張しているのが伝わったのか、撮影の合間にサッカー話で盛り上げてくれて助かった」と内田。今後の俳優業については「セリフを覚えるのが大変だし、死体役とかなら」と笑いつつ、「こういう仕事は息抜きになっていい」と本業へのプラス面も口にした。

 シャルケでは欧州チャンピオンズリーグの1次リーグB組1位突破に貢献。来年2月から決勝トーナメントが始まる。内田は今月15日のブンデスリーガで右太ももを痛めたがリハビリを続け、来年1月18日のリーグ再開を待っている。

 また、日本代表はブラジルW杯出場に王手をかけており、早ければ来年3月26日のヨルダン戦(アウェー)で本大会出場が決定する。2013年は内田のマルチな活躍から、目が離せない。 (伊藤昇)

★主演は剛力彩芽

 鎌倉でひっそりと古本店「ビブリア古書堂」を営む若くてきれいな店主・篠川栞子(しおりこ=剛力彩芽)は、内向的で極度の人見知りだが、古書の話になった途端、雄弁になる女性。そんな主人公が、古書に関する豊富な知識をもとに、書店でともに働く楽天家で活字恐怖症のフリーター・大輔(AKIRA)や謎の男(高橋克実)と一緒に、客が持ち込んだ古書を巡る謎や秘密をひも解いていく。剛力の月9初主演作で、松坂慶子、田中圭、鈴木浩介らが共演。

(紙面から)

内田、剛力と共演!「月9」で俳優デビュー…フジ系「ビブリア―」

月9でドラマデビューした内田(左)とEXILEのAKIRA

 サッカー日本代表DF内田篤人(24)=シャルケ04=が「月9ドラマ」で俳優デビューすることが25日、分かった。来年1月14日からフジテレビ系でスタートする「ビブリア古書堂の事件手帖」(毎週月曜午後9時放送)の第1話に、ハローワークの相談員役に抜てきされた。主演を務める剛力彩芽(20)、EXILEのAKIRA(31)と共演。現役日本代表が連続ドラマに出演するのは、史上初めてのことだ。

 日本代表で女性支持率NO1のイケメン内田が、俳優デビューする。舞台はフジテレビの月9ドラマ。「ビブリア古書堂の事件手帖」の第1話に登場するハローワーク相談員役を演じる。同局におけるプロ選手のドラマ出演は、06年1月放送の「古畑任三郎ファイナル」に出演したイチロー外野手(39)=ヤンキース=以来。まさに大抜てきだ。

 フジテレビドラマ製作センターの小原一隆プロデューサー(34)は「内田選手が新しいことに挑戦したい、という情報を(局内の社員から)キャッチしていた。これまでバラエティー番組に出たことはあるが、ドラマはやったことがないということなので、ダメもとでオファーした」と説明。断られることを覚悟していたが、返事は意外にも「快諾」だったという。

 「自分は、仕事と言えば、サッカー選手しかやったことがなく、サッカーのことしか知らない。こういう機会に、色々な職業を疑似体験できるのは、自分にとってもプラスだし、リフレッシュできる良い機会になる」と内田。共演したEXILEのAKIRAとは、同じ静岡出身、サッカー経験者ということで、すぐに意気投合し、息の合った演技につながった。

 内田の演技について、AKIRAは「素晴らしい。NGもなく、滑舌も普通に良かった。クールに淡々とやる感じで、世界で活躍する人は、肝っ玉が据わっているなと感じた」と絶賛。小原氏も「ルックスが良いのでテレビ映えがする。細マッチョというシルエットも想像通り。勘がいい方で(ドラマの)空気感、テンポに合わせていた」と舌を巻いた。

 「結婚式の2次会で使うビデオをドラマ風にしたのに出たことあるけど、レベルが違う。ま、いいか、で終わらない。今回はとても良い経験をさせてもらいました。2回目? めちゃくちゃ緊張したし、無理っす」とドラマ界の厳しさも知った内田。今後、サッカー以外にも、活躍の場が広がりそうだ。

 ◆ビブリア古書堂の事件手帖 3巻累計で340万部を突破した三上延著の人気小説シリーズ(メディアワークス文庫)。古都・鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂を舞台に、美人店主・篠川栞子(しおりこ)が客が持ち込んだ古書にまつわる謎、秘密を解き明かしていくミステリー。2誌で漫画版も連載されている。ドラマでは、主役の栞子役を剛力彩芽が演じる。

 ◆現役スポーツ選手のドラマ出演
▽2003年2月 NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」に、MLBの佐々木主浩投手(当時マリナーズ)がゲスト出演。視聴率は平均24・6%だった。
▽06年1月 フジテレビ系「古畑任三郎」にMLBのイチロー外野手(当時マリナーズ)が出演。犯人役を演じ、平均27・0%の高視聴率をマークした。
▽12年6月 NHK大河「平清盛」に、大相撲の豊真将ら錣山部屋の現役6力士が出演。平安時代の力士役を演じたが、豊真将は「他の役者さんの演技に圧倒された」と苦笑。

 ◆日本でリハビリ中 内田は現在、前半戦を終えたブンデスリーガがクリスマスによる中断中のため、一時帰国している。通常ならオフとなるが、リーグ戦のフライブルク戦(15日)で右太もも裏の肉離れを負ったため、治療とリハビリの日々を過ごしている。26日には仙台で行われる東日本大震災復興支援チャリティーマッチ(ユアスタ)で、欠場するものの会場であいさつする予定。年明けには再びドイツへ戻り、シャルケ04のドーハ合宿(カタール)に参加し、リーグ再開となるハノーバー96戦(1月19日)に備える。

 ◆内田 篤人(うちだ・あつと)1988年3月27日、静岡・函南町生まれ。24歳。06年に鹿島入り。クラブ史上初めて、高卒1年目で開幕スタメン。U―20日本代表、08年北京五輪代表を経て岡田ジャパンの主力に定着。10年7月からはドイツ1部・シャルケ04へ移籍し、今年で3年目を迎える。通算成績はJリーグ124試合3得点、ドイツ1部51試合1得点。国際Aマッチ52試合1得点。176センチ、62キロ。血液型O。

[2012/12/26-06:01 スポーツ報知]

テレビドラマに出演するシャルケの篤人である。
本業のサッカーほどではないにせよ、饒舌軽やかにこなした模様。
まさに多彩な人間である。
さすがにプロの役者ではない人間の演じるドラマを話題性だけで視聴することはないが、ニュースとして楽しみたい。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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