fc2ブログ

浦和戦コメント

2013Jリーグ ディビジョン1 第11節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・両チームともゴールを目指すサッカーをするということで、Jリーグ20周年記念試合に相応しい内容を見せようとしたのではないか。観に来ていたり、テレビを通して見ている方にとっては、非常に見応えのある試合だったと思う。





【大迫 勇也】
前半から自分たちのサッカーが出来ていたと思う。チャンスで決められなかったのがこの結果となった。(2失点目は)慎三さんが触っていたから、オフサイド。でも、その前に決められる時もあった。失点した時間も悪い。自分自身のチャンスはこれまでの試合と比べたら多かったし、決めるだけというシーンもあった。悔しい。

【岩政 大樹】
今日は気持ちを出して試合に入った。慎三にそれほどボールは入らなかったと。(2失点目は)勝敗にかかわる判定。今日くらいの集中力と運動量があれば、これから勝点を積み上げて行くことが出来る。

2013年05月11日(土)

本日行われたJ1第11節浦和戦は1-3で負けを喫しました。

【J1:第11節 浦和 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.05.11)
5月11日(土) 2013 J1リーグ戦 第11節
浦和 3 - 1 鹿島 (19:03/埼玉/46,649人)
得点者:63' 野沢拓也(鹿島)、66' 那須大亮(浦和)、78' 興梠慎三(浦和)、89' 梅崎司(浦和)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:前半30分まで鹿島のペースだったが何故先制点を取れなかったと思うか?
「自分たちがやろうとしてるところでチャンスは多くつくれたし、選手が決めきれなかったとは思わないし、チャンスを作れたことが一番重要なことであって今日は20周年にふさわしい試合になったと思うし、選手がやるべきことはやったと思う。自分たちは平均年齢が高いし相手は若いし、我々が先制したので、後半は選手交代などで相手がテンポアップしてくることは予想された。選手たちはJリーグ20周年に値するスぺクタクルなサッカーはやれたのではないかと思う。今日はスタジアムに見に来た人、テレビで見てくれた人は彼らがスペクタクルなショーを見られると思っていたと思う。この20年で日本のサッカーは多くの面で成長してきたと思うが、まだ成長しきれていないところもあるとは思う」

Q:試合前に興梠慎三選手が挨拶に来て抱き合ってたと思うがどんなことを話したかまたは彼に贈るメッセージはあるか?
「素晴らしいクラブ、サポーター、組織、指導者、3バックも勇敢にポゼッションしてくるし、両ウイングも攻撃的だし、ボランチもバランス良く攻撃してくる。非常に素晴らしい指導者がいて、若さがあって、技術も能力も高い選手が多いと思うので、彼はこのチームに来て嬉しく思ってると思うし、こういうチームでプレーすることは幸せなことだと思う。私は確か彼がプロ1年目の時に監督だったので簡単な挨拶をしに来ただけだと思うし、サッカーの世界では良くある光景だったと思う」

Q:浦和は攻撃時に前線に5枚いるところを鹿島のDF4枚でどう守るようにしていたのか?
「そこはあまり大きな問題ではなく、一番危険な状況は、どちらかのセンターバックが攻撃参加してきたとき。基本的には両ウイングバックには両サイドバックが見るし、中の方が問題。相手の2シャドーが流れたりボランチの背後などで仕事をしようとする時にケアをしなければいけない。そういう場合は我々のサイドハーフがケアするなどしてパスコースを限定しサイドに追い込むなど、戦術的には我々は非常に上手くやっていたとは思うが、90分全て完璧に続けるのは難しいし、前半は上手くいっていたが、後半は平均年齢のこともありパワーダウンしてしまった。ただし今日は両チームともスペクタクルでサッカーの面白さが多く入っている試合だったのではないかと思う。サッカーは11対11、フィールドプレーヤは10対10でやるので、一人一人が自分のマークに責任を持ってやれば問題ないこと。当然戦術を持ってチームをピッチに送り込むが、攻撃的に能力の高い選手がいるので完璧に機能するかというとそうでもない場面が出てくるが基本は11対11でやるものです」

以上

【J1:第11節 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.05.11)
●大迫勇也選手(鹿島):
「もったいない試合でした。決めるときに決めることができませんでした。(2失点目の判定もあったけれど)その失点の前に決めておけばよかったですし、失点の時間帯も悪かったです。悔しいです。全体的にチャンスは多かったので、後はゴールを決めるだけでした」

●岩政大樹選手(鹿島):
「(気持ちが出ていましたね)気持ちくらいは出さないと。(興梠選手も岩政選手には負けたくないと言っていましたが)そんなに(興梠)慎三にボールが入らなかったので、(興梠選手と)当たることも多くなかったですね。(ジャッジについては)勝敗を分けるジャッジだったとは思いますが、そのジャッジについてコメントするのは僕の趣味に合いません。(得点して、すぐに同点に追いつかれましたが)結果はすべてジャッジのせいではないし、どんな結果であれ選手たちはすべて自分たちの責任だと感じることが大事ですし、勝てなかったことは自分たちの失点があったからですし、チャンスを活かせない場面もあったので、それを決めていれば勝てた試合ですし、自分たちの中に理由を探すべきだと思います。思った以上にこのアウェイの地で鹿島がやろうとする形ができていました。これは良かったと思っています。僕たちが相手にしている相手は弱くないので、点を取って取られてというのは普通ですし、今の段階でどこのチームより強いといえるほどの力があるわけではないので、ただ単に力が足りないだけだと思います。ただ、アウェイの地で強いチームを相手に良い試合ができているというのは、昨年の順位や開幕前を含めると悪いことではないと思っています。常に収穫も課題もあります。(興梠選手については)役割は鹿島にいたときと違うと思いますし、ただその中で彼が生きていく道を探している最中だと感じましたし、それによってどんどん成長していけると思います。広島もそうですし、浦和もどうしてもシステムが鹿島のシステムと噛み合わないので、その状況についてはチームとしてどう守備をするかが、個対個よりも大切になります。今日はそれがはまりましたし、今年ははまらない試合がないので、そこは良いことだと思います。昨年のレッズ戦ははまりませんでしたから。今日くらいのモチベーションで、常に選手が一定の運動量を保って試合ができれば、勝点は自然に拾っていける力はあると、この前半戦で感じています」

[ J1:第11節 浦和 vs 鹿島 ]

リーグ戦開幕20周年記念「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」となったこの試合。
先制したのはアウェイの鹿島。63分右サイドでボールを持った野沢拓也(写真)が中央へ切れ込み、左足で狙い澄ましたシュート。このシュートが見事決まり均衡を破る。


J20周年記念試合はFW興梠の逆転弾などで浦和が鹿島に勝利!
13/5/11 20:55

[5.11 J1第11節 浦和3-1鹿島 埼玉]

 J1は11日に各地で第11節を行い、4位の浦和レッズはホームで3位の鹿島アントラーズと対戦した。Jリーグ20thアニバーサリーマッチと銘打たれた一戦は、後半に入って動く。後半18分に鹿島が2試合ぶりの先発出場となったMF野沢拓也のゴールで先制すると、その3分後には浦和もCKからDF那須大亮がヘディングシュートを決めて同点に追い付く。さらに浦和は同33分、FW興梠慎三が昨季まで所属していた古巣から、逆転ゴールを挙げた。同44分にもMF梅崎司が追加点を挙げた浦和は、メモリアルマッチを3-1で制して3位に浮上している。

 浦和は前節のC大阪戦(2-2)から2人を変更している。ボランチに阿部勇樹が入り、柏木陽介がトップ下に戻った。また、原口元気もトップ下で先発している。一方の鹿島も前節の湘南戦(1-0)から2人を変更。最終ラインの左に中田浩二を起用し、中盤には本山雅志に代わり、野沢拓也が先発起用された。

 両チームが持ち味を出し合う中で、よりシュートを多く放ったのは鹿島だった。前半7分には波状攻撃を見せ、野沢のシュートをGK加藤順大が弾いたところにFW大迫勇也が詰めたが、その前に那須大亮にクリアーされる。一方の浦和もボールを保持し、右サイドに展開、MF平川忠亮のクロスからチャンスをつくった。同14分には平川からのクロスをPA内で受けたMF柏木陽介がシュートしたが、ボールはGK曽ヶ端準に抑えられた。23分に鹿島は野沢の縦パスを大迫がPA内で受け、MF小笠原満男にパス。小笠原がシュートを放ったが、ボールはGK加藤の正面に飛んだ。

 鹿島の縦パスが入ったところに対して、厳しく守備に行った浦和だが、佐藤隆治主審にことごとくファウルを取られて、なかなかリズムをつかめない。それでも30分過ぎに2度のチャンスをつくる。36分に左サイドをMF宇賀神友弥が突破し、折り返しに興梠が合わせようとしたが、DFともつれて倒れてしまう。同42分には原口の折り返しをPA内で宇賀神が受けてシュートを放ったが、ボールは右に逸れて行った。

 前半終了間際には、鹿島の2トップがシュートまで持ち込んでいる。43分には、MF柴崎岳が浦和の縦パスをカットし、FWダヴィにパス。PA内に柴崎とMFジュニーニョが走り込んでいたが、MF阿部勇樹をかわしたダヴィはシュートを選択し、右に外した。その2分後には野沢のスルーパスを受けた大迫がシュートに持ち込むが、体を張る浦和の守備に阻まれた。

 苦戦を強いられる浦和に、前半ロスタイムにアクシデントが起きる。宇賀神が相手選手との接触で負傷し、MF梅崎司との交代を余儀なくされた。この選手交代の直後、前半は終了している。

 後半の立ち上がり、浦和は左の梅崎が良いリズムをつくる。積極的にフィニッシュを放ち、鹿島ゴールを脅かしたが、後半7分のシュートはGK曽ヶ端の好セーブに阻まれた。同10分にも梅崎が簡単にゴール前にクロスを入れると、DFがクリアー。これで得たCKの流れから、こぼれ球を拾った梅崎がシュートを放ったが枠を捉えられなかった。

 後半15分には鹿島もチャンスをつくる。小笠原からのパスを受けた野沢が絶妙なタイミングでスルーパスを通す。これを大迫が受けてシュートしたが、わずかにゴール右に外れて行った。その1分後にもFKを得た鹿島は、野沢のクロスに中田がヘッドで合わせたが、こちらも枠を捉えきれなかった。

 迎えた後半18分に、鹿島が先制点を挙げる。相手DFがヘッドでクリアーしたボールを柴崎が拾うと、野沢がゴール前までボールを運んで行く。PA内で阿部をかわしてから、左足で狙いすましたシュートを放つと、これがゴールに決まって鹿島が1点をリードした。

 しかし、わずか3分後には浦和も追いつく。右CKを得ると柏木がゴール前に入れたボールを那須がヘッドで合わせ、試合を振り出しに戻した。同23分に浦和は平川に代えてMFマルシオ・リシャルデスをトップ下に起用。柏木をボランチに下げて、阿部も最終ラインの右に移し、その位置にいた森脇良太を右WBに上げている。

 選手交代した浦和は、右サイドからチャンスをつくり出す。マルシオが横パスを柏木につけると、タメをつくった柏木がDFの出てこれない位置に絶妙なスルーパスを通す。これを受けたマルシオがゴール前に低いボールを入れたが、DF青木剛にブロックされた。それでも同33分、浦和は左サイドから梅崎がクロスを入れると、これを興梠がヘッドで合わせてゴールに突き刺した。梅崎からクロスが上がった瞬間、興梠の位置はオフサイドだったが、得点は認められて浦和が逆転に成功する。

 リードされた鹿島はダヴィとジュニーニョを下げて、MF本山雅志とMF中村充孝をピッチに送り出す。浦和も38分に鈴木を下げて、MF山田暢久を起用して交代枠を使い切った。同43分には鹿島も野沢の長いFKをゴール前で大迫がヘッド。ゴール左に飛んだが、GK加藤の好セーブに阻まれた。その直後だった。前線に縦パスが入ると、これをFW興梠がキープして、原口につなげる。加速した原口は、PA外からシュート。GK曽ヶ端も好セーブを見せたが、弾かれたボールに最も早く反応した梅崎が、フワリとボールを浮かせてゴールに決め、浦和が点差を広げた。このまま浦和が3-1で逃げ切り、リーグ戦で4試合ぶりとなる勝利を飾って3位に浮上。一方の鹿島は3月30日の第4節大宮戦(1-3)以来、公式戦約1か月半ぶりの黒星で、4位に順位を下げている。
(取材・文 河合拓)


無念の思いを噛み殺してコメントする面々である。
決めるべきところで決めきっておけば、アウェイながらも大勝のありうる試合であった。
だからこそ、誤審も含めて、よけいに残念である。

Jリーグ 第11節 浦和レッドダイアモンズ戦



せっかくの記念試合も誤審で台無し。

野沢、先発復帰へ

鹿島野沢、2試合ぶり先発復帰へ
 鹿島MF野沢拓也(31)が、11日の浦和戦で2試合ぶりに先発復帰しそうだ。3日の横浜戦で、相手と交錯した時に右足甲を裂傷。試合後に4針を縫い、6日の湘南戦は今季初めてスタメンを外れた。8日から全体練習に合流し、試合前日も主力組で調整。右サイドハーフでのスタメンが予想される。「早めに回復できた。出るかは(セレーゾ)監督が決めることだけど、もう大丈夫」と意欲的だった。
 [2013年5月11日7時38分 紙面から]

先発に復帰する野沢である。
右足甲の裂傷は癒えた様子。
野沢の右足から繰り出される多彩なボールで浦和に敗戦を味合わせるのだ。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみである。

浦和の陣形への対処法が見物

鹿島、浦和陣形への対応が鍵/第11節
<J1:浦和−鹿島>◇第11節◇11日◇埼玉

 19時キックオフ。

 【鹿島】昨季は2戦2敗の4位浦和と対戦。オーソドックスな「4−4−2」の布陣で、攻守の切り替えがうまい「3−6−1」の相手にどう挑むかが鍵となる。

 【浦和】前節のC大阪戦で2−2の引き分け。最近3試合で勝ち点1とリズムが悪い。チャンスは作るが決め切れないパターンが続いている。練習では縦への意識を強く持つことを指導されている。古巣鹿島を相手に、FW興梠の奮起が期待される。

 [2013年5月11日6時35分]

昨季は誤審もあり後味の悪い二戦であった。
今季はボールボーイや浦和ベンチも振る舞いを正して欲しいところ。
勝敗はともかくとして気持ちの良い試合で終えて欲しいところ。
期待しておる。

アルシンド、浦和の印象を語る

アルシンド氏来た「友達ならアタリマエ」

約2年ぶりに鹿島のクラブハウスを訪れた元鹿島FWのアルシンド氏(左)

 「Jリーグ20th アニバーサリーマッチ」として埼玉スタジアムで行われる浦和と鹿島の試合にゲスト登場する元鹿島FWアルシンド氏(45)が10日、約2年ぶりに茨城・鹿嶋市にある鹿島のクラブハウスを訪問した。練習を視察し「すぐにでもスパイクとウエアを着てサッカーがしたくなった」と興奮気味に話した。

 今回は同マッチに、元浦和MFポンテ氏とともに招待された。浦和の印象について「スタジアムが震えるほどのサポーターの応援がすごかった」。当時は駒場スタジアムが中心だったが、今では約6万人収容可能な埼スタ開催。初めて足を踏み入れる地で「夢だった」という両クラブのサポーターから大声援を受けることになりそうだ。

 「今でも自分を覚えていてくれたことがうれしい。(来日は)友達ならアタリマエ」。一世を風靡(ふうび)したCMのフレーズで笑いを誘った。
 [2013年5月11日7時45分 紙面から]

鹿島OBのアルシンド氏、浦和サポからの大コール熱望
J1第11節 鹿島―浦和 (5月11日 埼玉)

 レジェンド選手として浦和戦に招待されるOBのアルシンド氏が浦和サポーターからの「アルシンドコール」を熱望した。

 10日に鹿嶋市内のクラブハウスを訪問。20周年記念試合を前に「日本一巨大な浦和サポーターと、鹿島サポーターに一緒に私の名前をコールしてもらうのが現役時代の夢だった。それがかなうかもしれません」と目を輝かせた。敵地でブーイングを浴びる可能性もあるが「リスペクトしていることが伝われば。あとは記者のみなさんの書き方次第」と強調した。

[ 2013年5月11日 06:00 ]

【鹿島】アルシンド氏「トモダチナラアタリマエ〜」J20周年記念試合前に激励

クラブハウスを訪れ、チームを激励したアルシンド氏

 鹿島がレジェンドの“魂”を受け継ぎ、4季ぶりの優勝を目指す。Jリーグ「20周年記念試合」の浦和戦(11日・埼玉)を控え、ゲストとして来場するOBのアルシンド氏(45)が10日、鹿嶋市内のクラブハウスを訪問。トニーニョ・セレーゾ監督(58)や選手らを激励した。18日の名古屋戦(カシマ)には、OBで元日本代表監督のジーコ氏(60)が来場することも発表された。

 上位対決を前に強力な援軍が現れた。アルシンド氏はグラウンドで練習を見学するなど選手らと交流。浦和戦へ向け「頑張って」と声をかけ、長男で11年に鹿島に在籍したFWイゴール(20)=フラメンゴ=の話題で盛り上がったという。


野沢(左)のFKを見つめる鹿島・小笠原(中央、後方は本山)

 93年Jリーグ開幕前は注目度が低かった鹿島を、抜群の得点力や明るい性格とパフォーマンス、CM出演などで全国区に押し上げた。アデランスのかつらのCMの決めぜりふ「トモダチナラアタリマエ〜」も連発し、スタッフらと談笑した。

 J20周年記念試合のため5万人を超える観衆が見込まれる敵地での試合だが、日本中に愛されたレジェンドは「明日は一つの夢がかなうかもしれない。スタジアム全体を声援で圧倒してくる浦和サポーターと、鹿島のサポーターに自分の名前をコールしてもらいたい。両チームにいいゲームをしてほしい」と願った。

 レジェンドはもう一人、控えている。18日の名古屋戦には、OBで元日本代表監督のジーコ氏も来場する。Jリーグ開幕節となった93年5月16日の同カードではハットトリック1号を決め、5―0の勝利に貢献。常勝軍団の基礎を築き、99年には鹿島の総監督も務めた。17日のJ20周年の祝宴にも出席予定だ。

 09年以来の優勝を目指す今季。アルシンド氏は最近のJリーグの印象について「昔と違うのは、各チームが戦力を補強して力が拮抗(きっこう)しているため、優勝が難しくなっている点。辛抱強く戦えば優勝できる」と語った。主将のMF小笠原は「鹿島に多くのものをもたらした人たち。(彼らが)築き上げたチーム、そしてJリーグ。更に発展していけるようにしたい」と魂の継承を誓った。偉大なOBたちの前で連勝を飾り、タイトルへ近づく。

 ◆ジーコのJリーグ開幕戦ハットトリック Jリーグ元年の93年開幕節5月16日(名古屋戦)に40歳2か月13日で記録。1点目は前半25分、相手DFのこぼれ球をミドルシュートで叩き込んだ。同30分にFK、後半18分にミドルを決め、J初のハットトリックとなった。

 ◆アルシンド・サルトーリ(Alcindo Sartori)1967年10月21日、ブラジル生まれ。45歳。93年に鹿島入団。同年22ゴールを挙げ、第1ステージ優勝に貢献した。薄い頭頂部に長い後ろ髪という独特なヘアスタイルでカズ、ラモスらをしのぐ人気者となり、アデランスのCMに出演。V川崎(現東京V)などでもプレーし、Jリーグ通算125試合79得点。現在は農場を経営。現役時は175センチ、77キロ。

(2013年5月11日06時01分 スポーツ報知)

Jリーグ20周年記念試合のゲストとして来日したアルシンドである。
浦和と鹿島のサポーターに声援を受けたいとのこと。
また、Jのお荷物と呼ばれ、試合ごとに負け続ける浦和に対して応援し続けたサポーターの印象は強烈であった模様。
確かにあの当時から、浦和のサポーターは少々おかしなところがあった。
あそこまで弱いチームに対して、愛情を注ぐ姿は一種の宗教のようである。
その名残は未だにある。
その一種恐ろしい者どもの集まるスタジアムに行くことは恐ろしい。
とはいえ、そのような場に選手だけを送り込むわけには行かぬ。
強い気持ちで邪悪なる場に向かい、チームを応援したい。
気持ちを高めてスタジアムに向かいたい。

浦和・興梠、ゴールにて恩返し

興梠、古巣サポ&セレーゾ監督へ恩返し弾

恩師セレーゾ監督への思いを口にした興梠

 “記念試合”で浦和FW興梠慎三(26)が、古巣・鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督に成長した姿をお披露目する。共に過ごした時間は入団した05年のみだが、「ブラジルに連れて帰りたい」と能力を高く評価された。今季から復帰した敵将に、結果で“恩返し”する。今回の浦和−鹿島は、93年の開幕から20年間で最多入場者数を誇る浦和と、最多優勝回数の鹿島の対戦とあって「Jリーグ20th アニバーサリーマッチ」として行われる。会場には、元浦和ポンテ氏と元鹿島アルシンド氏が来場する。

 練習を終えた興梠は、セレーゾ監督への思いを口にした。「なぜか分からないけど、気に入られていた。1年目なのに先発で使ってもらえたこともあった。浦和に移籍を決めた時も『なんで行くんだ』と言ってくれたから」。同監督が05年に退任し、ブラジルへ帰国する時には「興梠を連れて帰りたい」と話すほど、FWとしての能力を高く評価されていた。ベンチ外の選手は通常、試合当日はクラブに残り練習をするが、興梠はメンバー外でも同行した。いろいろな会場の雰囲気を体感させるためだった。

 そして古巣との初めての対戦。「まずはテンパらない(慌てない)ように。DFから削られても冷静に落ち着いてやれればいい」。自分で考え、浦和に移籍を決めた。移籍会見では「鹿島戦で点を取りたい」とあえて自分を追い込み、今週は「ゴールに貪欲になりたい」と言い続けた。ここまでリーグ戦は1得点。物足りない数字も貪欲さを後押しする。その裏には鹿島サポーターへ恩返しの気持ちがある。「移籍の時にちゃんとお礼を言えなかった。だから点を取って、勝って、ヒーローインタビューでメッセージを送りたい」。

 Jリーグ開幕から20年。当時6歳だった興梠は「まったく覚えてない」。好きだったチームを問われれば「うーん、巨人」。巨人のキャンプ地で知られる故郷宮崎は、野球どころでもあり、20年前はサッカーが縁遠かった。野球少年が、サッカーを始めたのは「小6から」。白球を追い掛けた少年が、サッカーを始め、甲子園ではなく国立を目指した。そしてプロになり、着るユニホームも替わり、メモリアルゲームのピッチに立つ。20年という歳月はそれだけの重みがある。

 チケットは10日午後6時の段階で4万8500枚が売れている。緑と青の対戦から始まったJの歴史。浦和の赤と鹿島の赤、両方を知る興梠がメモリアルゲームの中心にいる。【高橋悟史】

 [2013年5月11日7時23分 紙面から]

興梠 歴史に名前を刻むん弾!!古巣鹿島に7年分の恩返しだ

「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」鹿島戦でのゴールを誓った浦和のFW興梠
Photo By スポニチ


 歴史に名前を刻む!Jリーグは11日、各地で第11節の9試合を行う。リーグ戦4位の浦和は本拠地の埼玉スタジアムで同3位の鹿島と対戦。J屈指の強豪クラブ同士の対戦は「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」と銘打たれ、激戦は必至。今季から加入したFW興梠慎三(26)は、古巣相手の恩返し弾で節目を飾る意気込みを示した。

 節目の一戦を前にして、浦和の新エースが武者震いした。さいたま市内での最終調整で汗を流した興梠は「楽しみ。やってやるという気持ち。20周年記念だし歴史に名前を刻みたい」と声を弾ませた。

 観客動員数最多(約1043万人)を誇る浦和とリーグ制覇最多7度の鹿島。20年間、日本のサッカー界をけん引してきた両クラブの対戦が記念試合に抜てきされた。試合当日は元浦和MFポンテ氏と元鹿島FWアルシンド氏の両レジェンドが来場。オーストラリアでのシーズンを終えた元浦和MF小野(ウエスタン・シドニー)も駆け付ける予定だ。今季から浦和に加入した興梠にとって、自分をアピールする最高の舞台が整った。

 7年間、世話になった鹿島への感謝は尽きない。「いつもサポーターは後押ししてくれたのに、移籍する時に何も言わずに来た。ヒーローインタビューで感謝の気持ちを残したい」。そのためには得点を奪い、勝つ必要がある。鹿島のDF岩政からは「削る(つぶしにいく)」と挑発を受けたが、「イライラしないように。冷静にやりたい」と大人の対応でかわした。

 現在リーグ戦で3、4位の激突。前売り段階で4万8500枚を突破するなど注目度は高く、今季2度目の5万人超えも可能な勢いだ。興梠にとっては絶対に決めなくてはならない理由があった。開幕前のイベントでは「鹿島戦で得点を取る」とサポーターの前で宣言。「その約束を守りたい」と切実な思いを口にした。Jリーグが開幕した20年前、当時6歳でサッカーの「サ」の字も知らなかった興梠が、後世に伝わるようなビッグプレーを演出する。

[ 2013年5月11日 06:00 ]

【浦和】興梠「お立ち台」で感謝示す!8年在籍古巣と激突
 鹿島がレジェンドの“魂”を受け継ぎ、4季ぶりの優勝を目指す。Jリーグ「20周年記念試合」の浦和戦(11日・埼玉)を控え、ゲストとして来場するOBのアルシンド氏(45)が10日、鹿嶋市内のクラブハウスを訪問。トニーニョ・セレーゾ監督(58)や選手らを激励した。18日の名古屋戦(カシマ)には、OBで元日本代表監督のジーコ氏(60)が来場することも発表された。

 浦和のFW興梠慎三(26)が鹿島戦でゴールを決め、ヒーローインタビューの壇上から古巣サポーターにお礼の言葉を届けると約束した。「鹿島から何も言わずに移籍してきた。伝えるなら感謝の気持ち。(お立ち台で)メッセージを残したい」。昨季まで8年間所属し、応援してくれた観客へ恩返しをする。

 舞台を整えるには、得点を決めてヒーローになるしかない。1月の入団会見では「鹿島戦でゴールを決めたい」と宣言。今でも誓いは変わらず、「鹿島戦で結果を残せば浦和サポの(僕への)見方も変わる。約束は守りたい」。Jリーグ20周年記念試合は新旧の応援団に誠意を見せる絶好の場所になる。チケットは4万8500枚が売れ、今季2度目の5万人超えが濃厚。大観衆の前で興梠が公約を果たす。

(2013年5月11日06時01分 スポーツ報知)

興梠ヒーロー弾で鹿島サポーターにお礼
2013年5月11日


 鹿島戦への思いを語る興梠

 「J1、浦和‐鹿島」(11日、埼玉)

 J1浦和のFW興梠慎三(26)が10日、ヒーローインタビューで古巣・鹿島のサポーターに感謝を伝える計画を明かした。今年1月に浦和への移籍が発表されてから、8年間在籍した鹿島のサポーターに礼を述べる機会がなかった。「何も言わずに出てきたので、感謝の気持ちをヒーローインタビューに選ばれて伝えたいです」と意気込んだ。

 浦和の入団会見では「鹿島戦でゴールを決めます」と公約を掲げた。Jリーグ20周年記念試合に設定されている上に、観衆5万人超えも確実。シュート以外でのプレーの貢献度が高いとはいえ、今季はまだ1得点の興梠は「結果が出ない中、(浦和)サポーターからいい目で見られていないと思う。ゴールを決めますと約束したので」と闘志を燃やした。


試合後のヒーローインタビューにて鹿島サポーターに感謝の言葉を発すると語る浦和の興梠である。
これは阻止せねばならぬ。
浦和に黙って移籍した興梠のゴールなど一切観たくもない。
強い気持ちで興梠の活躍を阻止し、完封を目指したいところ。
この試合、ヒーローは鹿島から出させるのだ。
声援でチームを鼓舞し、邪悪なる埼スタにて歓喜を味わおうでは無いか。
気持ちを込めてスタジアムに向かいたい。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

カレンダー
04 | 2013/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク