U-20日本代表・植田、東アジア競技大会へ

リオ五輪への決意、植田「この世代で世界に出て借りを返す」
13/9/30 18:47



 代表での借りは代表で返す。中国・天津で10月6日に開幕する第6回東アジア競技大会に出場するU-20日本代表のDF植田直通(鹿島)は昨秋のAFC U-19選手権について「ものすごく悔しかった」と振り返る。チームはベスト8敗退に終わり、3大会連続でU-20W杯出場を逃し、自身も控えに甘んじた。「あの経験があるから、次は絶対に負けられない」。植田の言う「次」とは、2016年のリオデジャネイロ五輪。「この世代で世界に出て、借りを返さないといけない。オリンピックには絶対に出ないといけない」と力を込めた。

 大津高から今季入団した鹿島ではまだリーグ戦で出番がなく、ナビスコ杯2試合、天皇杯1試合の出場にとどまっている。それでも「試合には出れていないけど、毎日がプラスにしかなっていない」と力説。「練習からA代表に入っている大迫(勇也)くんとかを相手にしているし、一番いい経験ができている。大迫くん相手にしっかりやっていけば自分も上に行けると思うし、一つひとつしっかりやっていきたい」と前向きに取り組んでいる。

 東アジア競技大会では北朝鮮、韓国、香港、中国と対戦する。「自分をどんどんアピールしていきたいし、A代表のサッカーを目指して今日の練習もやっている。(アジアで)日本がNo.1だというのを証明したい」。今大会の先にリオ五輪がある。「オリンピックに出ている山村(和也)さんに話を聞いても、オリンピックはすごくいい大会だと聞く。注目もされるし、世界に行くチャンスにもなる」。リオ五輪への第一歩。U-20代表にとっての“初陣”を優勝で飾るつもりだ。


(取材・文 西山紘平)

高いモチベーションで東アジア競技大会に挑むU-20日本代表の植田である。
昨年のAFC U-19選手権UAE2012では、ベンチを温めることとなった上、チームは惨敗した。
自らの力を発揮できなかった無念に悔しさをにじませたものである。
今回はピッチに立ち、東アジアの強豪たちの攻撃を弾き返すのだ。
植田の力を持ってすれば、この大会の頂点を目指すことも夢ではあるまい。
リオデジャネイロ五輪日本代表への一歩として、良い結果を持ち帰って欲しい。
楽しみにしておる。

サッカーマガジン 大分戦寸評

2013.9.28 J1第27節 鹿島×大分 寸評・採点・布陣
2013-09-30

鹿島 3 ― 1 大分
■カシマ■13,020人■晴■22.4℃■主審:今村義(5.0)
■得点(アシスト)
(鹿)55分:遠藤(大迫)、60分:遠藤、87分:ダヴィ(大迫)
(大)52分:森島(為田)

MATCH REPORT
前半は出足の早い大分の守備に苦しみ、ミスが目立った鹿島。52分には山村のパスミスから先制を許す。しかし3分後に大迫の突破から遠藤が決めて追いつくと、60分にクイックFKから再び遠藤、87分には大迫のボール奪取からダヴィが決めて逆転で連勝を飾った。

Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 遠藤とMVPを迷うが、3得点に絡む攻撃面だけでなく、相手のCKをはね返すなど守備でも大貢献

鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 完封はならなかったが、クロス対応や最終ライン裏のケアは安定
DF 22 西 大伍 5.5 効果的な攻撃参加もあったが、裏を狙う木島を捕まえきれなかった
DF 5 青木 剛 6.0 木島の受け渡しには苦戦も縦パスに厳しく寄せ、1点目の起点にも
DF 4 山村 和也 5.0 攻守とも質の高いプレー見せていたが、痛恨のパスミスで先制許す
DF OUT 86分 6 中田 浩二 6.5 終盤は足が止まるも、47分のクロスなど随所で気の利いたプレー
DF IN 86分 17 前野 貴徳 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 40 小笠原 満男 6.5 素早いFKで1アシスト。守備でも厳しく体寄せ、こぼれ球を拾う
MF 20 柴崎 岳 5.5 パスの呼吸合わず、らしくないミス目立つ。77分に決定機を逃す
MF 25 遠藤 康 7.0 右から中央へうまく走り込み、2得点。守備でも90分間走り続けた
MF OUT 57分 28 土居 聖真 5.5 精力的に動き回っていたが、相手を背負った状態ではボールを失う
MF IN 79分 27 梅鉢 貴秀 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 79分 8 ジュニーニョ 6.0 ボールロストも何度かあったが、77分に正確なクロスで決定機演出
FW 9 大迫 勇也 7.0 鋭い突破と柔らかいポストプレー、激しいボール奪取で全得点に絡む
FW IN 57分 11 ダヴィ 6.5 うまくサイドに流れて起点となり、大迫とのコンビでダメ押しゴール
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 前半の低調な出来を後半に修正。ダヴィ投入で逆転を引き寄せる

大分
GK 21 丹野 研太 5.5 3失点は難しいシュートだったが、単純なキックミスが目立った
DF 3 阪田 章裕 5.5 くさびのパスには厳しく寄せたが、高木の背後をケアしきれず
DF 18 高木 和道 5.0 大迫にあっさりと突破を許す場面が目立ち、カバーリングも遅れた
DF 23 安川 有 5.0 中に入る遠藤を捕まえきれず。奪った後の雑なフィードも多かった
MF OUT 66分 27 松原 健 5.5 ジュニーニョには粘り強く対応していたが、攻撃面で見せ場少ない
MF IN 66分 49 梶山 陽平 6.0 決定機はつくれなかったが、寄せられても失わないキープはさすが
MF 28 為田 大貴 5.5 山村のボールを奪い先制アシスト。しかし、守備で大迫をつぶせず
MF 30 ロドリゴ・マンシャ 5.0 寄せは早いが、取った後のパス精度低い。大迫に奪われ失点に絡む
MF 10 チェ・ジョンハン 5.5 激しい守備見せたが、攻撃ではボールを引き出せず消える時間長い
MF OUT 74分 6 土岐田 洸平 5.5 ボールを受ける動きに工夫は見られたが、受けてからの精度が低い
MF IN 74分 7 木村 祐志 5.5 後方に下がってビルドアップを助けたが、守備ではカバーが遅れる
MF OUT 57分 24 木島 悠 6.0 うまく西の背後に走り込んでチャンスをつくるも、判断が遅れた
MF IN 57分 29 松本 昌也 6.0 キレのあるドリブルは光ったが、周囲とうまく連動できなかった
FW 20 森島 康仁 6.0 力強いポストプレー、1ゴールはあったが、なかなか前を向けず
監督 田坂 和昭 5.5 先制するまではプランどおりの展開も、守備の強度を90分間保てず

Most Disappointing Player
大分 高木 和道 1失点目だけでなく、前半から大迫のドリブルに翻弄される場面目立ち、1対1で後手に回った




サッカーマガジン誌による大分戦の寸評である。
MVPは二試合連続の大迫となった。
ヤスと迷ったとあるが、守備の黄権も含めて大迫に栄誉を与えたとのこと。
大迫がそれだけの活躍をしたことは、試合を観た者は理解しておる。
納得の評価と言えよう。
その大迫に継ぐのは2得点のヤスである。
大迫と同等の評価と言ってよかろう。
今季は序盤こそベンチを温めたが、夏場にレギュラーポジションを奪うと、攻撃の起爆剤として活躍しておる。
今、最も旬な選手やも知れぬ。
そして、ダヴィ、満男、中田コと実力者が高評点に名を連ねた。
ダヴィは途中出場でゴール、満男は素早いリスタートでアシスト、中田コは安定した守備に加え良いクロスがあった。
攻守に良いプレイが観られ、観客にとっては楽しい逆転勝利だったのではなかろうか。
連勝街道を走り、最後には笑ってシーズンを終えたいところ。
選手の踏ん張りに期待である。

オープンスタジアムとあまちゃん

【鹿島】ファン交流で若手が全力ダンス

ステージ上で少女時代のTAXIを踊る八木コーチ(中央)と若手選手(撮影・桑原亮)

 鹿島が29日、「2013オープンスタジアム」を開催した。ホームのカシマスタジアムを開放し、選手たちも出席してファンと交流。

 テレビの人気番組をまねたトークイベントや、若手選手がダンスパフォーマンスを披露するなど、集まった5000人のファンを楽しませた。また、「東北人魂を持つJ選手の会」の協力で、東北のグルメグランプリを開催。選手たちも店頭に立ち、大盛況に終わった。選手会長を務めるMF遠藤康(25)は「毎年みんなでやっている。ファン1人1人のために準備してきたので、喜んでもらえてよかった」と振り返った。
 [2013年9月29日19時5分]

カシマOPスタジアム、AKB仮装や定番の“曽ケ端いじり”

鹿島が「オープンスタジアム」を開催。ジュニーニョ(左)とダヴィがマスコットの「しかお」と記念撮影する
Photo By スポニチ


 カシマスタジアムに約5000人のファンを集めて「オープンスタジアム」を開催した。東日本大震災で被災し、約3カ月間公式戦開催不能状態に陥ったスタジアムの復旧を記念して11年9月に第1回を実施。3回目の今回は東北出身選手を中心に設立されたボランティア団体「東北人魂」がオークションで集めた資金を使い、東北から名店を招待してグルメグランプリを開催するなど復興支援を兼ねたイベントとなった。

 昌子ら若手はAKB48に扮したダンスパフォーマンスを披露。小笠原はおなじみの“曽ケ端いじり”で会場を盛り上げ「復興に向けて頑張っている人たちに来ていただいて、有意義な時間を過ごせた」と語った。


AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を披露した鹿島の(左から)豊川、昌子、引退を発表した八木直生さん、伊東、宮内
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鹿島がオープンスタジアムを開催。小笠原は大船渡「KAIZAN」のさんま海鮮焼きブースに登場
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[ 2013年9月30日 06:00 ]

【鹿島】じぇじぇ!小笠原「終わって残念」あまちゃんロス
 鹿島のMF小笠原満男(34)が29日、東日本大震災からの復興を目指す東北地方の相次ぐ活性化を喜んだ。28日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。地元・岩手が舞台なだけに「全部見た」という。国民的人気ドラマが終了しただけに、世間では“あまロス”を訴える人が続出しているが、主将も「終わって残念」とどこか寂しげ。それでも「岩手を知ってもらったし、(仙台の)楽天も優勝した」と笑顔も見せた。

 この日は、震災で被災したカシマスタジアム(茨城・鹿嶋市)の復旧を記念するスタジアム開放イベントが、同地で行われ、5021人のサポーターが集まった。今年で3回目となり、選手たちの催し物のほか、「東北人魂を持つJ選手の会」とコラボした「グルメグランプリ」を開催。「(被災地は)まだまだ風評被害なども多い。先に進むきっかけになれれば」と継続的な支援を誓った。
(2013年9月30日06時01分 スポーツ報知)

鹿島がオープンスタジアムで佐々木と八木の引退セレモニーを開催

オープンスタジアムで八木直生氏と佐々木竜太氏の引退セレモニーが行われた [写真]=高本亜紀

 茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、29日、鹿島アントラーズ主催によるスタジアム一般開放イベント『オープンスタジアム』が開催された。

 本イベントは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一、3カ月にわたっての公式戦開催不可能状態に陥った同スタジアムの復旧を記念して、同年より開催されているもの。

 朝9時のオープンから、ピッチではクリニックやキックオフターゲットがスタート。13時15分からは名良橋晃氏、長谷川祥之氏、大岩剛氏による「OBトークショー」が、14時からは「選手会 presents プレーヤーズオンステージ」が披露されるなど、来場した5,021人のファン・サポーターは普段とは違うスタジアムの雰囲気を大いに楽しんでいた。

 イベント終盤には、昨年までチームに所属した佐々木竜太氏、今年8月に選手から育成組織コーチへの転向を発表した八木直生氏、両名の引退セレモニーが開かれた。

 佐々木氏は「地元・鹿嶋の選手ということもあって、みなさんから常に温かい目で見てもらっていたこと、ひしひしと感じていました。7年間、プロとして支えられたことを、アントラーズに関わる全ての人に感謝しています。サッカーではサポーターのみなさんに恩返しはできませんでしたが、今後何かしらのかたちでできるように頑張りたいと思います」と力強く挨拶。八木氏は「試合に出ていないし、怪我ばかり。恩返しができないまま引退になってしまって、正直悔しいし、後悔も大きいです。けれど、これからはアントラーズのスタッフとして頑張ります。みなさんには温かく見守っていただきたい」と時折、声を詰まらせながら語った。

文・写真=高本亜紀

鹿島がオープンスタジアムでグルメGPを開催…東北人魂の小笠原、柴崎らが参加

グルメグランプリには東北人魂の小笠原満男らが推薦者として参加 [写真]=高本亜紀

 茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、29日、鹿島アントラーズ主催によるスタジアム一般開放イベント『オープンスタジアム』が開催された。

 本イベントは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一3カ月にわたっての公式戦開催不可能状態に陥った同スタジアムの復旧を記念して、同年より開催されているもの。

 朝9時のオープンから、ピッチではクリニックやキックオフターゲットがスタート。13時15分からは名良橋晃、長谷川祥之、大岩剛による「OBトークショー」が、14時からは「選手会 presents プレーヤーズオンステージ」が披露されるなど、来場した5021人のファン・サポーターは普段とは違うスタジアムの雰囲気を大いに楽しんでいた。

 3回目となる今年は、朝11時より「東北人魂を持つJ選手の会(略称:東北人魂)」に参加する小笠原満男らの協力を得て、東側太平洋岸5県によるグルメナンバー1を決定する『EAST COAST グルメグランプリ in KASHIMA』が行われた。同クラブの選手が参加した同会主催のネットチャリティーオークションの売上金を、運営資金として活用。MF小笠原満男、MF中田浩二、MF遠藤康、MF柴崎岳、クラブマスコットらが推薦者となり、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県から全8店舗が参加。朝から選手が推薦店舗に現れ、接客やサイン会に勤しんだ。

 続々と完売店が表れる中、来場者の投票により1位に選ばれたのは、青森県八戸市の「菊の里」。推薦人を務めた柴崎は「嬉しいです」と、顔をほころばせた。

 なお、2位は3位及び選手会が選ぶ特別賞は岩手県の「大船渡KAIZAN」が、福島県・Jヴィレッジのシェフを務めていた西芳照さんが広野市で経営するレストラン「アルパインローズ」が選ばれた。

文・写真=高本亜紀


オープンスタジアムを報じる各紙である。
多くのイベントが催され盛況だった様子が伝わってくる。
そんな中で報知は満男がNHK朝ドラのあまちゃんを視聴しておったことを報じておる。
ということは、8月31日の放送ではユイちゃんの状況をヤキモキし、その週末を過ごしたのであろうか。
その気持ちを抑え込みホームの柏戦を戦ったと思うと感慨深い。
そして、あきとユイが走りきったように、鹿島も手をつないで走り、笑顔でシーズンを終えたい。
最後のジャンプである。

オープンスタジアム開催

2013年09月29日(日)

カシマスタジアムでオープンスタジアムを開催しました。

オープンスタジアムに参加したメンバーである。
中央に陣取る八木と佐々木竜太のこれからの人生を祝いたい。
応援しておる。

大分戦レビュー

【J1:第27節 鹿島 vs 大分】レポート:後半になってようやく目が覚めた鹿島が3得点で逆転勝利!大分も残留に向けて首の皮一枚残す(13.09.29)
9月28日(土) 2013 J1リーグ戦 第27節
鹿島 3 - 1 大分 (15:34/カシマ/13,020人)
得点者:52' 森島康仁(大分)、55' 遠藤康(鹿島)、60' 遠藤康(鹿島)、87' ダヴィ(鹿島)

静かな前半だった。クロスのこぼれ球にジュニーニョが反応してシュートを放った場面や、遠藤康が右サイドからのカットインでゴールを狙った場面、そして大迫勇也が終了間際に狙ったミドルシュート。鹿島がつくったチャンスは数える程しか生まれなかった。
むしろ目立ったのは大分の方だっただろう。前節から先発を6人入れ替えた布陣は、「鹿島のウィークを突くために機動力のある選手を使いました」(田坂和昭監督)というものだった。特に、左サイドから木島悠やチェ・ジョンハンが仕掛けたが最後の精度が足りない。良い位置でボールを奪ってもクロスは中央の選手に合わず、決定的なチャンスには至らなかった。

0−0の前半は大分が思い描いていたもので、鹿島のそれとは違ったはずだ。悪かった部分を修正する必要もあるが、それで焦って攻めては相手の術中にはまる。ハーフタイム、トニーニョ・セレーゾ監督は急ぎすぎないことを選手に伝えたという。
「今日は、辛抱強く、忍耐強くやらないといけない試合だと選手に言って、後半に送り出しました」
しかし、先に点を奪ったのは大分。52分、最終ラインからビルドアップする山村和也の縦パスを為田大貴がカットすると、そのまま体を入れ替えて右サイド深くに侵入、慌てて鹿島守備陣が対応に走るが、中央の森島康仁がゴールに押し込み、うれしい先制点をもたらす。ゴールを決めた森島がベンチに向かって走ると、大きな歓喜の輪ができた。

ただ、この失点でようやく鹿島の目が覚める。
「失点するのは良くないことだけど、失点したことでスイッチが入った」(大迫勇也)
青木剛のロングパスを受けた大迫が、鋭いターンで一瞬のうちに高木和道を置き去りにする。大迫は前半にも同じようなプレーを試みたときに相手が対応できていなかったことを見越し、その機会をうかがっていた。「狙い通り」というプレーで完全に抜け出すと、ゴール前に走り込んだ遠藤康にパスを合わせ、3分後にすぐさま同点に追いつく。
さらにダヴィを投入して攻勢を強めると、60分にはすばやいリスタートから遠藤が抜け出し、左サイドから逆サイドのポスト際を射貫くコントロールシュートを放ち逆転に成功する。
さらに終了間際の87分には、相手ゴール前で大迫がロドリゴ・マンシャからボールを奪い、ダヴィがダメ押しとなる3点目で試合を決めた。

苦しみながら、後半に盛り返した逆転勝利。首位に勝点5差と迫り、逆転優勝も視界に捉えた。しかし、セレーゾ監督は謙虚な姿勢を貫く。
「6〜7クラブに優勝するチャンスがあるし、直接対決のところもあります。そこをしっかり制していかなければならず、その結果でたどり着ける場所が変わってくると思います」
経験豊かな監督は、この先に待つ勝負の山を見据えていた。

一方、甲府が勝てばJ2降格が決まっていた大分は、まだ可能性が残された。
「まだ首の皮一枚繋がっているんで、今日のようなゲーム、プラス、クオリティをあげて、なんとかセレッソ戦(10/5@大銀ド)に準備したいなと思います」
田坂和昭監督はそう言って、次の試合に向けて最大の努力を続けることを誓った。両チームとも最善を尽くす戦いは続く。

以上

2013.09.29 Reported by 田中滋


「失点でようやく鹿島の目が覚める」とそこに至るまでの静かな試合展開に否定的な田中氏のレポートである。
双方勝利の欲しかった試合に於いて、前に出るタイミングというものは難しいもの。
ここで焦る必要はないと言うのが鹿島の戦略だったのではなかろうか。
ちょうど、失点の時間帯と気持ちを前に置く切り替えが重なり、大量得点に繋がったように思える。
結果的に同点弾・3点目のアシストを記録した大迫の活躍が目立った。
そして、バチや前野に経験を積ませ、成長を促す采配も冴えておる。
育てながら勝つという難易度の高いミッションをこなすトニーニョ・セレーゾ監督のメッセージが伝わってきた。
その期待に応えたバチのループシュートがゴールインして欲しかった。
密かに出場機会を掴んでおるバチの成長が嬉しい試合であった。
将来の鹿島を担うであろう若きMFの活躍を期待していきたい。
楽しみである。

大分戦の躍動

先制許すも…鹿島は遠藤2ゴール&大迫2アシストなどで逆転勝利
13/9/28 22:14

[9.28 J1第27節 鹿島3-1大分 カシマ]

 J1は28日に第27節を行い、4位の鹿島アントラーズは18位の大分トリニータと対戦した。後半に先制点を許した鹿島はMF遠藤康の2ゴールで逆転。終了間際には途中出場のFWダヴィがゴールを決めて、3-1で勝利した。


逆転勝利をおさめた鹿島


2アシストで勝利に導いたFW大迫勇也


後半3分にはクロスバー直撃のヘディングシュートを放った


途中出場のFWダヴィは後半42分に得点を挙げ、ダメを押した


失点から3分後に同点ゴールを挙げたMF遠藤康


左足から放たれた強烈なシュートで逆転した


先制は許したがその後は得点を許さなかったGK曽ヶ端準


右サイドに入ったDF西大伍。攻撃センスの高いDF


強烈なミドルシュートを放ったDF青木剛。わずかにクロスバーの上に外れた


誕生日を勝利で飾ることができた


ミスから失点につながってしまったことを悔やむDF山村和也


後半3分にDF中田浩二のクロスからチャンスを演出したが、大迫のヘッドはクロスバー直撃


MF小笠原満男のクイックスタートから逆転ゴールにつながった


冷静なプレーで鹿島の攻撃をけん引したMF柴崎岳


後半32分のボレーは惜しくもゴール上へ外れた


7試合連続の先発出場となったMF土居聖真。2戦連発とはならなかった


左サイドからドリブルやパスでチャンスを作ったMFジュニーニョ


前半40分に角度のないところからシュートを放ったがGKにブロックされた


後半アディショナルタイムにPA内からMF梅鉢貴秀がループシュートを放ったがわずかに枠を外れた


後半41分に中田と交代で入ったDF前野貴徳


日本代表FW大迫が抜群の存在感で2アシスト
13/9/28 22:38

[9.28 J1第27節 鹿島3-1大分 カシマ]

 J1は28日に第27節を行い、4位の鹿島アントラーズは18位の大分トリニータと対戦した。後半に先制点を許した鹿島はMF遠藤康の2ゴールで逆転。終了間際には途中出場のFWダヴィがゴールを決めて、3-1で勝利した。



遠藤とダヴィのゴールをアシストしたFW大迫勇也


0-1で迎えた後半10分に青木のパスを受けた大迫が中央に折り返し、遠藤の同点弾をアシスト


さらに後半15分に遠藤のゴールで逆転した鹿島


高い位置からプレッシャーを掛け、ダヴィのゴールをアシストし、勝利に大きく貢献した


大分戦の熱闘を伝えるゲキサカである。
選手たちの躍動が伝わってくる。
そして、ヤスとダヴィのゴールをお膳立てし、MVP級の活躍をした大迫にスポットを当てておる。
やはり、今のチームは大迫あってこそ。
大迫を軸に聖真・ヤス・ジュニーニョ・ダヴィが襲いかかる攻撃陣が好調を維持し、勝利を掴み取った。
素晴らしい試合であった。

ヤスの逆転弾、ノミネート

J1リーグ戦第27節 ノミネートゴール決定のお知らせ
2013年9月28日(土)

 J1リーグ戦第27節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
大久保 嘉人(川崎F) 9月28日 対 名古屋戦 得点時間:33
遠藤 康(鹿島) 9月28日 対 大分戦 得点時間:60
佐藤 寿人(広島) 9月28日 対 鳥栖戦 得点時間:23


第27節のノミネートゴールに選出されたヤスの2点目である。
満男の素速いリスタートに反応し、左サイドから右のギリギリに決めたゴールは技術的にも素晴らしいものがあった。
この得点でチームは逆転勝利に導いたことは、優勝戦線に残る意味でも重要である。
ヤスの左足が賞賛されたことを誇りに思う。
これからも多くのゴールを決めて欲しい。
楽しみにしておる。

大分戦報道

鹿島の遠藤2発 大分に快勝/第27節
<J1:鹿島3−1大分>◇第27節◇28日◇カシマ

 鹿島がホームの強さを見せつけた。先制したのは大分。後半7分、ゴール前のパスカットから、FW森島康仁(26)が流し込んだ。

 だが直後の同10分、鹿島はFW大迫勇也(23)のPエリア内からのラストパスをMF遠藤康(25)が押し込み同点。さらに5分後の同15分にも遠藤がゴールを決め逆転した。試合終了間際の同42分には、ダビが復帰後2戦連発で勝負を決めた。
 [2013年9月28日18時59分]

【鹿島】遠藤弾、山村のミス帳消し/J1

2得点を挙げた鹿島MF遠藤は、ファンの声援に手を振って応える(撮影・たえ見朱実)

<J1:鹿島3−1大分>◇第27節◇28日◇カシマ

 鹿島が今季リーグ戦ホーム無敗の強さを見せつけた。前半0−0で迎えた後半7分、DF山村和也(23)がクリアカットされ、先制を許した。だが直後の同10分、同15分にMF遠藤康(25)がゴールを決め逆転。試合終了間際の同42分には、ダビが復帰後2戦連発弾で勝負を決めた。

 試合後、山村は「失点してすぐ点を取れたのが大きい。自分が一番助かった」と、ミスを帳消しにした遠藤に感謝した。
 [2013年9月28日21時34分]

鹿島大迫不満2アシスト「いらん」/J1
<J1:鹿島3−1大分>◇第27節◇28日◇カシマ

 鹿島FW大迫勇也(23)が2アシストで、勝利をたぐり寄せた。失点直後の後半10分にMF遠藤の同点ゴールを演出。後半途中からはトップ下に入り、同42分にFWダビの2戦連発弾をアシスト。セレーゾ監督も「トップ下でも素晴らしい機能を果たしてくれた」と称賛した。これで3戦無得点も、21日磐田戦から2戦3アシスト。だが「アシストはいらないからね」と、エースらしく得点にこだわる姿勢を示した。

 [2013年9月29日6時58分 紙面から]

2発の鹿島・遠藤、楽天V刺激「すごくうれしい」

後半、決勝ゴールを決めて喜ぶ鹿島・遠藤=カシマ

 J1第27節(28日、鹿島3−1大分、カシマ)25歳のMF遠藤が2ゴールで逆転勝ちに貢献。失点直後の後半10分にFW大迫のパスを押し込むと、その5分後に追加点を決め「素直にうれしい」と笑った。宮城県出身で、プロ野球の楽天がパ・リーグを制覇し「地元のチームが優勝してすごくうれしい」と刺激を受けた。首位と勝ち点5差。「みんな優勝したい気持ちが強い」。次は自分も、という強い思いがにじんだ。


前半、攻め込む鹿島・遠藤(中央)。左は小笠原=カシマ


後半、ヘディングで競り合う鹿島・大迫(奥)と大分・阪田=カシマ


(紙面から)

鹿島 3発逆転!最大10差から奇跡V予感5差!
J1第27節 鹿島3―1大分 (9月28日 カシマ)


<鹿島・大分>前半、ヘディングで強烈なシュートを放つ鹿島・大迫
Photo By スポニチ


 J1第27節は9試合が行われ、鹿島はホームで大分に3―1で競り勝った。後半7分に先制を許したが、MF遠藤康(25)の2得点などで逆転に成功。順位は4位のままだが、最大10まで開いていた首位との勝ち点を5にまで縮めた。首位の横浜は仙台と0―0で引き分け。2位広島は2連勝で首位に2差に迫った。3位浦和は湘南と2―2で引き分けたが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(55)の続投が判明した。

 歓喜に沸く本拠カシマスタジアムに、遠藤の気の抜けた声が響いた。試合終了直後のヒーローインタビュー。2得点を挙げたレフティーは「優勝しま〜す」と軽い調子で言ってのけた。締まりのない優勝宣言となったが、最大10まで開いていた首位・横浜との勝ち点差は5。09年以来となる4季ぶりのリーグ奪還が視界に入ってきた。

 鮮やかな逆転劇だった。後半7分に山村の不用意なパスミスから失点。先制を許したが、逆にこれでエンジンが掛かった。後半10分に遠藤が大迫のパスに左足を合わせて同点とすると、後半15分には遠藤が小笠原の素早いリスタートに反応して左足で逆転弾。後半42分にはダヴィが大迫のパスを右足で勝ち越し弾。今季ホームでは11勝2分けと不敗を継続。2点目の起点となったFK獲得を含め、全得点に絡んだ大迫は「前半は勝つ気があるのか、という内容。失点してスイッチが入った」と振り返った。

 状況は3連覇への第一歩をしるした07年に酷似している。6年前は野沢、内田ら中堅、若手がチームの軸に成長。終盤の9連勝で首位との最大勝ち点差11をひっくり返した。当時は25節の名古屋戦で0―3の完敗後、鈴木満強化部長が「残り全部勝てば優勝できる」とチームにハッパを掛けて大逆転Vを達成。今季は大迫、土居らが主軸に成長し、25節の甲府戦に0―3で完敗後には鈴木満常務取締役強化部長が同様の活を入れている。

 トニーニョ・セレーゾ監督は終盤にテクニカルエリアを大きく飛び出して指示を出し、第4の審判にベンチに連れ戻されるなど興奮。「見苦しい姿を見せてしまった」と謝罪した上で「まだ6、7チームに優勝の可能性がある。僕らは勝ち続けるしかない」と力を込めた。1戦必勝を期す残り7試合。タイトルに照準を合わせた最多16冠クラブに、6年前の再現の予感が漂ってきた。

 ▼07年の鹿島の逆転優勝VTR 開幕から5戦未勝利とスタートダッシュに失敗。18節終了時点では首位G大阪との勝ち点差が11にまで開いた。だが、夏の移籍市場で小笠原がセリエAメッシーナから復帰すると、息を吹き返した。26節から9連勝を記録。最終節で横浜FCに敗れた浦和を抜いて首位に立ちJリーグ史上最大の勝ち点差をひっくり返す大逆転Vを演じた。


<鹿島・大分>後半15分、逆転ゴールを決め笑顔を見せる鹿島・遠藤(右)
Photo By スポニチ


[ 2013年9月29日 06:00 ]

【鹿島】連勝で首位に5差!大迫、全3点ゴールに絡んだ
 ◆J1第27節 鹿島3―1大分(28日・カシマスタジアム) 得点はなくとも、チームを勝利に導くのがエースだ。鹿島FW大迫は2アシストを含む全得点に絡む活躍を見せ、2連勝の立役者となった。

 前半はチーム全体でミスが目立った。「試合の入り方が悪かった。自分自身にも腹が立った」。後半7分に先取点を許した後、「スイッチが入った」と抜群のキープ力と動き出しで相手を圧倒。それでも、来月の欧州遠征で日本代表入りを目指す男は「アシストはいらない。それよりも得点」とストライカーとしてのプライドを見せた。

 状況は、ラスト9戦全勝で逆転優勝した07年に似ている。06年に新人だったDF内田篤人ら若手を起用し、翌年に実を結んだ。今回も昨年からMF土居らが出番を増やし、今年は結果を残し始めている。甲府戦(14日)に敗れた後、鈴木満強化部長はトニーニョ・セレーゾ監督(58)に「残り9連勝すれば優勝できるぞ」と話したという。

 これで首位とは勝ち点差5。背番号9は「面白くなるよ」と不敵に笑った。逆転V再現へ残り7試合。いよいよ頂上が見えてきた。
(2013年9月29日06時02分 スポーツ報知)

遠藤2発 「鹿島は優勝します」
2013年9月29日 紙面から


鹿島−大分 後半、決勝ゴールを決めて喜ぶ鹿島・遠藤=カシマで

◇J1第27節 鹿島3−1大分
 控えめに臨んだはずのヒーローインタビューで「優勝します」と大見えを切った。1試合2発。窮地に発奮する、MF遠藤の左足に鹿島の強さがある。
 「優勝したい気持ちが強い。みんなで戦っている。練習から高い意識でやれている。それが(結果に)つながっている」
 1試合での複数得点は、2011年8月の福岡戦以来、実に2年1カ月ぶり。エースの大迫でも強力助っ人のダビでもなく、「脇役」が勝負を決めたのが大きい。
 試合開始からJ2降格目前の大分に攻め込まれた。ミスを重ね、攻撃はノッキングを繰り返した。「勝つ気があるのかはっきりしない展開。自分自身にも腹が立った」とは大迫の弁。後半7分、山村のパスミスから先制被弾。フラフラ、ヨロヨロ…。セレーゾ監督は鬼の形相だった。「慌てずに辛抱強くプレーしろ」。わずか3分後。ベンチからのシグナルに即応したのが、遠藤だった。
 後半10分。大迫がドリブルでゴール前へ侵入すると、ものすごい勢いで遠藤が走り込んでいた。「いいタイミングで球が来た」というラストパスを滑り込み、ねじ込んだ。同点。もう止まらない。5分後、遠藤は小笠原のFKを呼び込み、得意の左足で一直線にゴール右隅を射抜いた。逆転。DF安川に寄せられ、角度もコースもなかった。精緻な左足だけが成せる、遠藤の真骨頂だった。
 2007年シーズンは最大勝ち点11差をはねのけ逆転優勝した。今季も最大10差あった首位との勝ち差を縮め、足踏みの横浜Mにジワリ5差。「V争い? まだ(上位を)抜いてない。抜くまで勝ち続ける」と遠藤。リーグ残り7戦。鹿島ならば、奇跡をうたう距離ではないだろう。
  (松岡祐司)

連勝の鹿島、ホームでしぶとさ 大逆転V再現誓う
2013.9.28 20:44


前半、攻め込む鹿島・遠藤(中央)。左は小笠原=カシマ

 最下位の大分に苦しんだ鹿島が、今季無敗のホームでしぶとさをみせた。先制を許した直後の後半10分に追いつくと、5分後には小笠原の素早いリスタートから遠藤がこの日2点目を奪って逆転。終盤には途中出場したダビの追加点で突き放して2連勝を飾り、最大で10あった首位との勝ち点差を5まで縮めた。

 前半は不用意にボールを失う場面が多かった。だが山村のミスから先制されると「チーム全体にスイッチが入った」(大迫)。前線からの積極的なボール奪取で流れを引き戻し、矢継ぎ早の選手交代やシステム変更で対抗してきた大分を寄せつけなかった。

 敵地での連敗を「7」で止めた17位磐田との前節は、終盤に2失点。下位を相手に内容で終始圧倒できないのは気がかりだが、チームを勇気づけるデータもある。勝ち点11差をひっくり返して優勝した2007年は第25節の名古屋戦に0−3で敗れた後、怒濤の9連勝で頂点をつかんだ。

 今季も甲府との第25節に0−3で敗れてから連勝。この日31歳を迎えた青木は「自分たちは勝ち続けるしかない。結果的に逆転優勝に結びつけばいい」と、6年前の“再現”を誓った。(奥村信哉)


後半、決勝ゴールを決めて喜ぶ鹿島・遠藤=カシマ


後半、ヘディングで競り合う鹿島・大迫(奥)と大分・阪田=カシマ


後半、競り合う大分・崔正漢(右)と鹿島・ダビ=カシマ


J1・第27節 鹿島逆転勝ち 横浜M首位守る
J1第27節(28日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は遠藤の2ゴールなどで最下位の大分に3-1で逆転勝ちを収め、2連勝を飾った。通算成績は14勝5分け8敗、勝ち点47で4位。

鹿島は0-0で迎えた後半7分に先制された。しかし10分に遠藤のシュートで同点とし、その5分後に再び遠藤がシュートを決めて逆転。42分には途中出場のダビがダメを押した。

首位の横浜Mは仙台と0-0で引き分けて勝ち点52とした。

鹿島 3-1 大分
仙台 0-0 横浜M
柏 1-1 新潟
清水 2-1 甲府
広島 2-0 鳥栖
湘南 2-2 浦和
C大阪 2-0 磐田
F東京 5-2 大宮
川崎 2-1 名古屋


特に紙面を割いたのはスポニチであった。
2007年の大逆転優勝に準え、奇蹟のVを予感と銘打っておる。
当時の鈴木満強化部長のコメントを載せ、野沢や篤人の成長が思い起こされる。
今季は大迫の大いなる成長とエースとしての自覚、聖真がブレイク、そしてなんといっても山村がポジション奪ったことが大きい。
ベテラン陣も小笠原主将、曽ケ端、中田コ、ジュニーニョが安定したプレイを魅せておる。
層の薄くなった中堅ではこの試合でもMVPの活躍をしたヤスが気を吐いておる。
チーム一丸となって逆転優勝を目指すのだ。
楽しみである。

大分戦コメント

2013Jリーグ ディビジョン1 第27節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・大分は厳しい順位にいるので、我々にとってはタフな試合になるだろうと思い、特に前半はその通りになった。大分は帰陣を早くしてコンパクトにして、我々の侵入を防ごうという献身、あるいは犠牲心を持ってプレーしていた。ただ、チャンスを多く作れたのは我々だが、自分たちの不注意から失点を招いてしまった。

・ビルドアップから中央でつないでいかないと再三言っているが、人間がやることだから時折スペースや空いている選手が見えてそういう風に出そうとする。そこからの失点だったが、その後チームが気持ちを盛り返してプレーした。最後まであきらめないで戦った姿勢を評価したい。今日の勝利は非常に重要だとは、選手たちも理解してプレーしたと思う。

・監督としては大迫の活躍を忘れることはできず、称えなければいけない。セカンドストライカーの役割をやったときに、非常に素晴らしいプレーを見せてくれた。修正する部分はあるが、ボール奪取やゲームの組み立てという部分で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。途中から入った選手が流れを変えていったことも良かったと思う。

・チームとしてやっていくところで修正する部分はある。残り5分、10分に、シンプルにクリアするボールで難しい選択をしてしまって、監督や観客の心臓を刺激させている。そこは修正する部分だと思う。

・選手たちはボールコントロールやマークの付き方など、細かい役割をやらないといけない。試合中にそれらを全部やることは人間がやる以上難しい部分はある。体力的な負担があって、判断や俊敏な動作ができなくなることは、指導者として理解しないといけない。それらを試合後にできなかったことを言うことはある。今日の3点目は大迫選手が相手からボール奪取し続けて得点になった。やはり最後の3分の1はつなげれば、つなごうという意識を持つこと。ただ、できなければ明確なプレーをしようとも言った。トゥーキックでもスネでもどこでも、一回外に出すことが大事。プレーを一回切ることをやらないといけない。その積み重ねをやり続けていくところであって、まだチームとして成長、発展中でやるべきことはまだある。ただ、我々指導者は極力ミスを減らす指導をしていく。サッカーはミスの少ないチームが試合を制すると思う。





【遠藤 康】
勝てた事は素直にうれしい。同点ゴールはサコが良いパスをくれたので、半分はサコのゴール。2点目はシュートコースが空いていたので、思いっきり打とうと思った。首位に近づいたが抜いたわけでもないし、まだ気を抜く事はできない。

【大迫 勇也】
前で使ってもらっているので、なるべく下がらないようにプレーをしていた。点を取るチャンスもあったので、決めないといけなかった。今日は試合の入り方が悪く、俺もチームも勝つ気があるのかと思うようなゲーム展開で、自分自身にも腹が立った。失点は良くないけど、それでスイッチが入って前に行けるようになったと思うので良かった。

【曽ヶ端 準】
前半はボールを回すテンポをはっきりさせれば良かったし、相手を揺さぶることも出来なかった。セットプレーが多く、高さもあったので集中して守った。残り試合も勝って、勝点を積み重ねていければ良い。

2013年09月28日(土)

本日行われたJ1第27節大分戦は、3-1で勝利しました。

【J1:第27節 鹿島 vs 大分】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.09.28)
9月28日(土) 2013 J1リーグ戦 第27節
鹿島 3 - 1 大分 (15:34/カシマ/13,020人)
得点者:52' 森島康仁(大分)、55' 遠藤康(鹿島)、60' 遠藤康(鹿島)、87' ダヴィ(鹿島)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:前半30分くらいまで決定的なチャンスを作れませんでしたが、そこからどうやって我慢して後半に繋げていったのでしょうか?また、後半、だいぶピッチに向かって激しく声をかけられていたと思いますが、なにに対して、どのように仰っていたのでしょうか?

「相手が非常に速い帰陣をして、試合前の分析でも相手が後ろにかなりの人数をかけて守備をするということで、その帰陣の速さを彼らが示していました。そして、我々は逆に守から攻への切り替えが遅かった。特に中盤のゾーンでの切り替えの遅さが目立ってしまったところではないかと思います。そういった引いた相手に対して有効な手段というのは、しっかりボールを保持する、そして左右に大きく揺さぶる。揺さぶることで体力的な負担や消耗を強いることができ、どこかにスペースができます。その中で、特に前半に関しては、我々の方がチャンスを多くを作り出せるようになっていったと思います。ハーフタイムでは修正をかけました。細部にわたっていろいろな指示を出しました。ひとつはサイドチェンジをもっと多くする事と、もうひとつはボールスピードをもっと上げる事です。それをやることによって、自然にどこかに横のスライドのズレが出始めて、どこかが空くようになるし、間あいだで受けられればチャンスを生み出せるだろうということを選手に言いました。あとは、急ぎすぎないということを言いました。繋げられる技術を持っているので、そこは落ち着いて繋いでいけば、必ずチャンスはできるし、得点は自然に生まれる。今日は、辛抱強く、忍耐強くやらないといけない試合だと選手に言って、後半に送り出しました。

後半、そこに修正をかけたところで上手くいくようになりました。ビルドアップの時に、当然ながら、どの選手もミスはあり得るわけです。ただ僕は、中央へのパスは最善の注意を払って出さなければならないことも忠告していました。その中でミスがありましたが、チーム全体として良いリアクションを示せたと思います。最後まで諦めずに闘った姿勢や勇気も讃えないといけないところがあるし、それがしっかりできはじめて、土居選手が悪かったわけではなく、点を取りにいかないといけない、勝ちにいかないといけない、というのが我々が置かれた状況でしたし、それがサッカーのおもしろさでもあります。方や、厳しい人生の戦いをしている中で、こちらは優勝のチャンスをうかがう、といったストーリーがある中で闘わなければなりませんでした。1-1に追いついたところでダヴィ選手を入れて、流れを変えることを目指しました。そして、2-1、3-1というところまでいきました。ダヴィ選手が入ったところで、大迫選手がトップ下、セカンドストライカーの役目をやることになったんですけど、今日に関しては非常に役割や機能性をプレーで示したのではないかと思います。それは攻撃時だけでなく、守備時の役割や機能的なもの、あるいは積極的な姿勢を示してくれたのではないかと思います。監督としてもう一人、讃えたい選手が遠藤選手です。時折、90分できない、あるいはパワーダウンしてしまう、集中力や注意力が欠けてしまうところが見受けられたのですが、今日に関してはそういった部分が見えませんでした。そこがよかったし、持続できたところが良かったと思います。特に褒めたいところが、運動量です。90分間、同じ運動量を出し切ることができた、あるいはそういった集中力や意識を高めることが出来たのが、彼のひとつの進歩でもあるし、その進歩をまた次に生かせて欲しいというのが、僕の切実な希望です。それは彼に先ほど直接言いましたし、みなさんを通じて、彼への良いメッセージになれば、と思います。チームとして勝たなくてはいけない状況のなかでやっていたわけで、本当はサイドハーフを交代しようと思っていました。それはなぜかというと、相手も勝たなければいけない状況なので、相手のウイングバックの背後が、ボールを奪った時に使える状況になるので、そこでフレッシュなサイドハーフを入れて、そのスペースを使おうという狙いでいたんですけど、その予想通りにはいかなかったので、梅鉢選手や前野選手を入れなければいけない状況、いろいろな条件があって、彼らを入れる形になってしまいました。予想通りにいかないのもサッカーですので、それもやむを得ないのかな、と思います。

二つ目の質問ですけど、見ての通り、相手はパワーアップして、パワープレーという選択でカンドボールを狙う戦法をとっていました。そうすると、クリアボールというものは、明確なクリアや明確なボールが求められます。特に勝っている試合の残り5分か10分で、相手がそういう選択をし始めた時は、明確なプレーが求められるわけであって、ディフェンスラインが遠くにいますので、それをうまく伝えられなかったところで、まず謝罪をしなければいけないのが、皆さんにとっても、リーグにとっても、審判団にとっても、非常にやってはいけない行為をしてしまったところがあったことは、非常に申し訳ないと思っています。ただ、レフリングではなく、そういった自チームの姿勢に対する檄というか、指示を出したかったので、その必死さからあそこまで行ってしまったというところがあるので、非常に皆さんには申し訳なく、見苦しい光景になりましたけど、そういった意図がありました。ディフェンスの選手は明確なプレーをするべきだ、と僕は考えているので、選手はまた教訓としてやってくれればな、と思います」

Q:試合後のヒーローインタビューで、遠藤選手が「優勝します」と言っていましたが、残り7試合に向けて意気込みをお願いします。

「選手の発言というのは、試合が勝った後ということで、そうした発言をしてしまったところがあるかもしれませんが、当然ながら、それを目指してシーズンをスタートさせています。ただ、現状で言えば、まだ6〜7チームに優勝する可能性があるのではないかと思います。僕らは勝ち続けるしかないという条件の下で、そこにたどり着けるわけです。すぐ国立でFC東京戦があるし、厳しい、タフな試合になるのではないかと思います。相手に対する敬意、尊重というものは常に払わなければならないと僕は考えています。つまり、そこにたどり着くためには、7チームに対する敬意を持たなければならず、その上でしっかりとやるべきことをやらなければなりません。僕は指導者として、監督として、冷静に物事をとらえなければならないし、ベストな準備をして、ベストなプレーをして、ベストな結果を出し続けるということが、しなければならないことです。その準備を怠らずにしっかりとやっていかないといけないと思います。先ほどから言っている通り、6〜7クラブ優勝するチャンスがあるし、直接対決のところもあります。そこをしっかり制していかなければならず、その結果でたどり着ける場所が変わってくると思います」

以上

【J1:第27節 鹿島 vs 大分】試合終了後の各選手コメント(13.09.28)
●大迫勇也選手(鹿島):
「前半は、なかなかボールに触れなかった。1トップなので、あそこで下がってしまうとどうしようもなくなる。後半は下がってボールに触る回数が増えて、シュートを決めるチャンスもできた。
今日は入り方が悪かった。だらっと入ってしまった。チーム全体として、勝つ気があるのかハッキリしない入り方になってしまった。みんなに声をかけたけど、自分にも腹が立った。失点するのは良くないことだけど、失点したことでスイッチが入った。
あんまり僕が引いてしまうとうまくいかないと思っていたが、下がった方が良かった。後半位置を下げてボールに絡む回数を増やしたら、チームとしてのチャンスは増えた。そこは来週、みんなで話し合いたい。正直、アシストはいらない。得点を決めたかったから。ターンはイメージ通りだった」

●遠藤康選手(鹿島):
「1点目はサコ(大迫)から良いボールが来ただけでした。2点目はシュートコースが空いていたので、良いところで打てた。前半はいくつかチャンスをつくれていた。後半の立ち上がりは悪かったけれど、気持ちを落とさずに戦えば点は入ると思っていた」

Q:上位との差が詰まったが?
「まだ抜いていないので。気が抜けない状況が続く」

Q:試合後、山村選手からは声をかけられましたか?
「『助かりました』って。でもヤマはああいうミスをしたけれど、攻撃の時も守備のときも貢献してきた。これからも絶対にヤマの力は必要だと思う」

Q:優勝へのモチベーションは?
「みんな優勝したい気持ちは強い。今日、ベンチに入れなかった人も普段から意識を高くやれている。それが繋がっているんだと思う」

●土居聖真選手(鹿島):
「ずっとダヴィとサコくんだったけれど、自分が絡んでいけば相手にも合わせられる。高さでいったり、自分のように足下でいったり、監督の頭を悩ませることが、チームにとっても僕にとっても良いと思う。最初は裏を狙っていけと言われたんだけど、ハーフタイムに間で受けろと言われた。でも、相手のボランチがしっかり守備をしてきたので、なかなかうまく受けられなかった。そういうときはダヴィを入れてリズムを変えた方が良いと思う。バリエーションが増えて良いのかもしれない。ボランチも相手の2シャドーを見ていたので、なかなかサポートがなかった。一人でも打開できるようにならないといけない。そこができればレベルアップに繋がると思う」

●山村和也選手(鹿島):
「勝つことしか首位に近づいていかない。しっかり勝てるように準備したいです。
(逆転で勝てるようになった)
失点してすぐに得点して、修正じゃないですけど流れを戻すことができたと思います。勝っていくことでポジティブに考えていくことが出来る。負けると少なからずネガティブな部分が出てくるので、勝っていくことが大きいかなと思います」

●ダヴィ選手(鹿島):
「ここ2試合連続で後半から入るため、どうしても体が温まっていないので、試合に入るまで時間がかかるのですが、2試合連続で結果を残せて嬉しく思います。途中出場なのは自分としては関係ない。常に鹿島アントラーズで活躍したいと思ってプレーしています。
Q:大迫選手との距離が良かったように思いますが?
「距離感を近くできたのは監督の指示でもあったのでできたのかなと思います。お互いに意識していたので、今日のような結果になったと思います。大迫選手のパスでゴールを決めることができましたし、彼に対しても確かヘディングに繋がるパスを出すことができました。今後も、そういうプレーを増やしていきたいです」

●青木剛選手(鹿島):
「前半は奪ったボールをうまく繋げず、また奪われて大分の攻撃を受けてしまい、、流れが良くないと思っていました。後半はそれを受けて、勝ちにいかないといけないと思っていた。先に得点を奪われてしまいましたけれど、その気持ちをうまく出せて逆転まで持って行けたと思います。自分たちのやるべきことは勝ち続けること。やるべきことに集中して、その結果、逆転優勝に繋がったら良いと思います」

Q:07年に似ているところはあるか?
「諦めずにやっているのは変わりませんが、全部が全部比較しているわけじゃない。状況としては全部勝つしかないので、これからも続けていければ良いと思います」

[ J1:第27節 鹿島 vs 大分 ]

先制を許した鹿島は55分、遠藤康(写真)のゴールで同点に追いつくと、続く60分にも遠藤がゴールを決め逆転に成功。

[ J1:第27節 鹿島 vs 大分 ]

先制され苦しい展開となった鹿島だが、遠藤康(#25)が立て続けにゴールを決め逆転した。

写真は抱き合って喜ぶ遠藤とジュニーニョ。

[ J1:第27節 鹿島 vs 大分 ]WOWプレーヤーズアワード:遠藤康選手(鹿島)

本日の試合で決勝点をあげた遠藤康選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


山村を救った鹿島MF遠藤「『助かりました』って言ってました」
13/9/28 19:38

[9.28 J1第27節 鹿島3-1大分 カシマ]



 逆転でのJ1優勝を目指す鹿島アントラーズだが、28日の大分トリニータ戦では、なかなかエンジンがかからなかった。後半7分には、DF山村和也の縦パスがカットされて、速攻からFW森島康仁に先制点を決められてしまう。悪い流れを一掃したのが、MF遠藤康だった。

 失点から3分後、相手マークを振り切ったFW大迫勇也からのパスをゴール前でフリーになって受けると、しっかりとゴールに流し込んだ。さらに、その5分後には、MF小笠原満男の素早いリスタートに反応。一度、シュートするタイミングを失ったかのように見えたが、視線はしっかりとゴールを見ていた。左足から放たれたシュートは、ここしかないというコースを通って右サイドネットに決まった。

 流れを引き戻す1点目、そして高い技術を示した2点目だったが、本人は淡々と振り返る。「1点目はサコ(大迫)から良いボールが来ただけなので。走り込んだら良いタイミングでボールが来た。(2点目は)コースが空いていたので、良いところにシュートが打てました。前半からチャンスはつくれていたし、後半の立ち上がりはちょっと悪かったですが、気持ちを落とさずにやれば点は入るだろうという感じでした」と、表情を変えることなく述べた。

 この遠藤の活躍もあり、鹿島は3-1と逆転勝利。試合後には山村に「助かりました」と声を掛けられたという。23歳のCBを救った遠藤は、「ヤマ(山村)は、ああいうミスをしたけれど、今までは攻撃にかんしても守備にかんしても貢献してきたし、全然気持ちを落とす必要はない。これからもヤマの力は必要になってくるから、踏ん張ってほしい」と、気使った。

 この日、首位に立つ横浜FMはアウェーで仙台と引き分けた。残り7試合で鹿島は首位まで勝ち点差5に迫っている。次節以降、鹿島はF東京、浦和、川崎Fといった力のあるチームとの3連戦を控えている。試合後の場内インタビューでは、サポーターに「優勝しまーす!!」と宣言した背番号25は、4年ぶりのリーグ制覇に向けて、「まだ(首位を)抜いていないので。まだ気を抜けない状況が続くかなと思います」と、気を引き締め直した。

(取材・文 河合拓)

2試合連続ゴールにご機嫌の鹿島FWダヴィ「先発も途中出場も、関係ない!」
13/9/28 19:53

[9.28 J1第27節 鹿島3-1大分 カシマ]



 相手の裏にスペースがあるとき、この男は脅威となる。1-1で迎えた後半12分、ピッチに投入された鹿島アントラーズのFWダヴィは、後半42分に勝利を決定づける3点目を記録した。

 前節の磐田戦(3-2)に続き、途中出場からゴールを挙げたブラジル人ストライカーは、ご機嫌だった。途中出場からプレーすることについて、ダヴィは「ここ2試合、後半からの出場で体がまだ温まっていないから流れに乗るのまで時間がかかる」と、その難しさを口にする。だが「結果が出せているので満足しているし、先発での出場だろうが、途中からの出場でも関係ない。大事なのは監督に必要とされること」と、チームのために戦っていることを強調した。

 我の強い印象のあるブラジル人ストライカーの姿勢は、逆転優勝を目指す鹿島にとって、大きなプラス材料と言えそうだ。
(取材・文 河合拓)


山村に「助かりました」と声を掛けられたヤスである。
山村のとんでもないミスにより先制点を献上し、苦しい試合展開となった。
しかしながら、そのミスも山村のつなごうという意思の表れである。
弾き返すだけがCBの仕事ではないというところは山村を見ていると強く感じる。
その山村を攻守に貢献と、LIXIL賞、WOWプレーヤーズアワードのダブル・クラウンのヤスは述べる。
攻守にチームが一体化しておる証拠。
ベンチ外の選手も含めて優勝への意識は高い。
集中して一つ一つ戦っていこうではないか。
期待しておる。

Jリーグ 第27節 大分トリニータ戦

ヤスのドッピエッタ。
昨日のAntlers Reportが効いたように思える。

大迫、ゴールへの姿勢

鹿島大迫ホーム4戦連発だ「姿勢が大事」
 鹿島FW大迫勇也(23)がホーム4戦連発に挑む。27日に、居残りでシュート練習をこなし、今日28日の大分戦に備えた。J2降格のかかる大分とは、ホームで7勝1分け1敗と好相性。だが「ちゃんと戦わないとやられる。姿勢が大事」と気を引き締めた。1トップで得点を量産し、8月は月間MVPを獲得した。だが14日の甲府、21日の磐田とアウェーで行われた、ここ2戦は無得点。「そろそろ決めないとね」。8月31日の柏戦以来、エースが3戦ぶりのゴールを狙う。
 [2013年9月28日7時2分 紙面から]

居残りシュート練習を行った大迫である。
それほどにゴールという結果に拘っておる様子。
やはりエースの得点はチームに活気をもたらす。
是非とも果敢に大分ゴールを脅かし、結果に結びつけて欲しい。
期待しておる。

大迫、全部勝ちたい

【鹿島】残り8戦全勝で07年奇跡逆転V再現だ!
 鹿島が残り8戦全勝の9連勝で、07年の奇跡の逆転Vを再現する。この日は茨城・鹿嶋市内で紅白戦。結果次第で史上最速タイのJ2降格となる大分が相手だが、FW大迫は「関係ない」と一蹴。ここ2試合不発も「明日取ります」と宣言した。07年はラスト9戦全勝し、最終節で首位・浦和を抜いた。「全部勝ちたい」。エースが、連勝街道に導く。
(2013年9月28日06時02分 スポーツ報知)

9月は未だゴールのない大迫である。
ここは、今季2試合で2得点を記録しておる相性の良い大分相手にゴールを決めたいところ。
エースの爆発で連勝を飾りたい。
聖地にて打ち上げ花火が如くシュートを放つのだ。
大迫の躍動を期待しておる。

大迫、楽天・田中投手を目標

大迫 楽天マー君に刺激、逆転Vへ「全部勝つつもりでやる」
 鹿島のFW大迫がプロ野球・楽天のリーグ優勝に刺激を受けた。鹿児島城西高で怪物と呼ばれて3年時の全国高校選手権で準優勝に輝いた高校時代の実績は、駒大苫小牧高で怪物と呼ばれて甲子園を沸かせた楽天の田中投手と酷似。競技は違うが、胴上げ投手になった右腕は目標とする存在。

 面識はないが「凄い。凄いですね。里田まい」と冗談交じりで活躍を称えた。28日はホーム大分戦。「残り全部勝つつもりでやる」と田中に負けじと逆転Vを目指す。

[ 2013年9月28日 06:00 ]

楽天を優勝に導いた田中将大投手と並んで比較される大迫である。
高校時代から注目されプロでも活躍する姿は重なる部分もあろう。
その大迫は、田中選手の奥さんの名を口にしておる。
第一線で活躍する男にとって内助の功の重要性を痛感しておるのではなかろうか。
このようなコメントをするところを見ると、意中の女性とのゴールインもあり得るかも知れぬ。
その女性に捧げるゴールで残り8試合を全て勝利に導いて欲しい。
期待しておる。

青木、いつも通り

【鹿島】青木「つまらなくて申し訳ない」

ミニゲームでジュニーニョ(右)をマークする青木(撮影・桑原亮)

 鹿島が27日、翌28日の大分戦に向けて鹿嶋市内で練習を行った。この日はミニゲームやシュート練習で汗を流した。

 28日に誕生日を迎えるDF青木剛(30)は「誕生日という個人的な出来事と試合を結びつけるのは…。いつも通り、チームとして勝つために貢献したい」と、冷静に試合に臨むことを強調。「メディアの皆さんにはつまらなくて申し訳ないですが…」と話し、報道陣の笑いを誘った。

 [2013年9月27日15時47分]

明日の誕生日と試合の関連性について取材に応じる青木である。
個人的出来事である誕生日とは無関係とプロ意識の高さを見せてておる。
その受け答えのつまらなさを謝罪しておるが、コメントの面白さとサッカーの才能は無関係である。
青木らしくプレイし、勝利に貢献すれば良いのだ。
明日の試合、完封にて祝いを上げるのだ。
また、ミニゲームにてジュニーニョが練習に復帰しておる。
これは良い情報と言えよう。
彼ほどの選手がスターティングイレブン若しくはベンチに居るとそれだけでで、チームに安心感が生まれる。
チーム一丸となって勝利を掴み取ろうではないか。
楽しみにしておる。

岳の白い歯

2013年09月27日(金)

明日に迫ったJ1第27節 大分戦に向けて、9時からミニゲームを実施しました。また一部の選手はFKやシュート練習も行っています。

笑顔で白い歯の溢れる岳である。
調子は良い様子。
満男とのコンビも熟成の粋に達し、攻守に渡って輝いておる。
特に終盤になっても衰えぬ運動量で相手ゴール前まで飛び込んでいく姿は、躍動感を感じさせる。
岳の活躍は、鹿島の勝利に直結である。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。
期待しておる。

大分戦プレビュー

【J1:第27節 鹿島 vs 大分】プレビュー:それぞれの目標に向けた勝点3。鹿島は、降格の瀬戸際に立つ大分以上のモチベーションで試合に臨む。(13.09.27)
甲府、磐田と、残留争いの当該チームとの対戦を続けてきた鹿島は、今節も大分をホームに迎える。もし、大分が敗れ15位の甲府が勝利すると、大分の16位以下が確定し、J2降格が決まってしまう。前節の磐田にも3-0とリードを奪いながら、終盤に2失点して追いすがられた経験があるだけに、今節も最後まで気の抜けない戦いとなるだろう。

ただ、チームの士気は高い。
「全部勝たないといけないですからね。どっちかというと僕らの方がモチベーションが高くないといけない」
そう話すのはベテランの本山雅志。負けられない状況はお互いに同じだが、タイトルに向けて前に進んでいかなければならない自分たちの方が、意欲的に試合を進めていかなければならないと話した。
他にも今季大分戦では2戦2発、いずれも決勝点を決めている大迫勇也も「自分たちの取り組む姿勢が大事になる」と言い、試合日が誕生日となる青木剛も「相手は気持ちを込めて戦ってくると思う。負けない姿勢で、それ以上のものを出して戦うことが大事だと思う」と語った。

完敗だった甲府戦のあとから、チームの雰囲気はガラリと変化している。先週末は、1週間の充実した練習内容が、試合結果に結びついていたが、今週もそれは変わらなかった。現在、鹿島はホーム試合は10勝2分と無敗を継続しており、大分には公式戦7連勝中と相性の良さもある。つまり、数字の上では鹿島が圧倒的に有利と言えるだろう。しかし、選手の気持ちは一戦必勝、残された8試合にすべてを注ぎ込む準備が出来ていた。

負けられない立場であることは、大分も変わらない。ただし、見えないプレッシャーが選手を押しつぶす危険性もある。
「気にするなといっても選手はプレッシャーを感じると思うし、それでも試合はやらなければいけない」。
田坂和昭監督も、戦いに入る前の準備が重要になることを感じていた。毎シーズン、降格が決まったチームがプレッシャーから解放され、見違えるようなパフォーマンスを見せることがある。メンタルがサッカーの内容に大きく影響を与えている好例だが、逆に言えば、自ら足枷をはめていることにもなる。湘南との直接対決に敗れたショックを拭い去り、どれだけ気持ちを切り替えられるかで、鹿島戦の内容は大きく変わるだろう。

以上

2013.09.27 Reported by 田中滋


「チームの士気は高い」と記す田中氏である。
優勝を目指すチームとしては、ひとつも負けられぬ戦いが続く。
ここはトーナメントに挑む気持ちで戦うのだ。
降格寸前の大分が相手であり、手負いの獣のような死に物狂いで来るはず。
「相手は気持ちを込めて戦ってくると思う。負けない姿勢で、それ以上のものを出して戦うことが大事だと思う」
と語る青木は攻撃を弾き返し続けてくれると思われる。
できれば、2008年のようにバースデイゴールを望む。
青木の活躍で勝利を掴み取りたい
楽しみな試合である。

4-1-4-1システムをテスト

[鹿島]終盤の失点を防ぐために[4-1-4-1]をテスト
 26日の練習で、トニーニョ・セレーゾ監督は山村和也を中盤の底に据えた[4-1-4-1]をテストした。8月31日の第24節・柏戦でも、終盤に[4-1-4-1]にシステム変更して相手のサイド撃を封じたが、今回は3人のボランチでボールを保持することが狙い。安定してポゼッションすることで、リードを保ったまま試合を終わらせることを主眼としていた。

 ただし、この日の鹿嶋は、海からの猛烈な風が吹き荒れる厳しい気候。ハイボールはことごとく風に戻されていたため、どこまでこのシステムが機能するかは正確に把握することは難しかった。それでも、キーポジションに入る山村は「あそこで出るのは多分、終わりのほうになると思うので、そのときにマークのズレとかを出さないようにできたらと思います」と、試合で使うことを想定し、それに備えていた。

(鹿島担当 田中滋)

4-1-4-1の布陣を試した鹿島である。
今季は終盤の失点が目に付き、綺麗にゲームを締めることが出来なかった試合が目に付いた。
ここの改善に着手したということであろうか。
ここから8ゲーム。
全てを勝ちきって今季を終えるには、ゲームのクローズが重要である。
新布陣も含め強い気持ちで戦っていきたい。
期待しておる。

中田コ、左サイドの戦術師

2013年09月26日(木)

15時半から紅白戦を行いました。

紅白戦にてノンビブス組の左サイドに入った中田コである。
今季はトニーニョ・セレーゾ監督の懇願により左SBとして力を発揮しておる。
多くの経験を持つ中田コは、恵まれた体格と優れたセンスによって、この重責を担っておる。
守備的なポジションならばお手の物、気の利いたポジショニングは中田浩二ならではのもの。
若き前野のお手本となり、良いエッセンスを加えておる。
中田コのサッカー頭脳が鹿島を勝利に導いてくれるであろう。
楽しみである。

満男と岳で試合をコントロールせよ

堅守復活で好調の鳥栖が、2連覇を目指す広島を迎え撃つ
第27節が9月28日(土)に開催される。今節の横浜FMの首位は揺るがないものの、それに続くチームの順位争いは激しい。2連覇に向けて勢いを増したい広島と、最近の試合で最も素晴らしい成績を残している鳥栖の対決をはじめ、今節もそれぞれの目標達成に向けた熱い戦いから目が離せない。

鹿島(4位) vs 大分(18位) 15:30@カシマ
鹿島はMFの小笠原 満男、柴崎 岳を中心に試合をコントロールし、ホームゲーム5連勝なるか。負ければ他の試合の結果によっては16位以下が確定する大分は、何としても勝利が欲しい。


ボランチ二人にスポットを当てるJリーグ公式のプレビューである。
二人の連携は円熟味を増し、攻守に渡って輝いておる。
満男の隙を突いたパスに岳の飛び出しは相手にとって脅威と言わざるを得ない。
ホームの後押しも加えて、大量得点を目指したいところ。
満男の今季初ゴールを期待したい。
楽しみな一戦である。

JEF・隆雅、U-20日本代表追加招集

第6回東アジア競技大会(2013/天津) サッカー男子
U-20日本代表 メンバー変更および大会方式変更について

10月6日より中国・天津で行われる「第6回東アジア競技大会(2013/天津)」に出場するU-20日本代表において、下記の通り選手の変更がありました。
また、大会方式が総当たりによるリーグ戦に変更され、それに伴い日本のマッチスケジュールも変更されましたので併せてお知らせいたします。

第6回東アジア競技大会(2013/天津) U-20日本代表 選手変更

山中 亮輔 (ヤマナカ リョウスケ/YAMANAKA Ryosuke)
DF 所属:柏レイソル
理由:チーム事情のため

大島 僚太 (オオシマ リョウタ/ OHSHIMA Ryota)
MF 所属:川崎フロンターレ
理由:けがのため



鈴木 隆雅 (スズキ リュウガ/ SUZUKI Ryuga)
DF 所属:ジェフユナイテッド千葉 1994年2月28日生
180cm/66kg 背番号:6


原川 力 (ハラカワ リキ/ HARAKAWA Riki)
MF 所属:京都サンガF.C. 1993年8月18日生 
175cm/67kg 背番号:10

第6回東アジア競技大会(2013/天津) サッカー競技男子  マッチスケジュール

10月6日(日)
19:30キックオフ 朝鮮民主主義人民共和国
(Tianjin Haihe Education Park Stadium)
10月8日(火)
19:30キックオフ 韓国
(Tianjin Haihe Education Park Stadium)
10月10日(木
19:30キックオフ 香港
(Tianjin Haihe Education Park Stadium)
10月12日(土)
19:30キックオフ 中国
(Tianjin Tuanbo Football Stadium)
※キックオフ時間は全て現地時間。


東アジア競技大会のメンバーに追加招集されたJEFの隆雅である。
植田と共にこの大会で大暴れしてきて欲しいところ。
鹿島の守備を将来的に担うであろう二人の活躍を期待しておる。

シャルケ・篤人、ベンチ入りも不出場

[DFB杯]温存の内田 「俺がそろそろ危ないぞと」
13/9/26 10:40

[9.25 DFB杯2回戦 ダルムシュタット1-3シャルケ]



 DFBポカール(ドイツ国内杯)は25日、2回戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でダルムシュタット(3部)を3-1で下し、3回戦進出を決めた。内田はベンチ入りしたが、出番なし。「今日の午前中の軽い練習のあとに『たぶん出ないよ』と言われた」と、予定どおりの欠場だったことを明らかにした。

 この日はMFユリアン・ドラクスラー、MFケビン・プリンス・ボアテングも招集外。10月1日に敵地で欧州CLグループリーグ第2節のバーゼル戦を控え、今後も過密日程が続くだけに、疲労のたまっている主力選手には休養が与えられた形だ。

「監督から言ってきた? うん。俺がそろそろ危ないぞと。たぶんメディカルとも話していたと思う。今日みたいに休ませてもらえるなら、時間をかけて回復したほうがいいかなと」

 チームは格下相手に苦しみながらも勝利。「本当に難しい。天皇杯もそうだけど、(カップ戦で格下相手と対戦する難しさは)世界共通なんだなって。手を抜いているわけじゃないけど難しい。(アウェーの)雰囲気もあるし」と、安堵の表情だった。


DFBポカールにて不出場となったシャルケの篤人である。
試合開始前から休養の予定であった模様。
そしてチームは勝ち上がったが苦戦したとのこと。
篤人は日本の天皇杯を例に出し、カップ戦の難しさを口にしておる。
鹿島も10月14日にJ2の京都と対戦する。
侮るわけではないが難易度は高くなろう。
気持ちを込めて声援を送り、ドイツの篤人に良い報を届けたい。

GK、三人で回す

[鹿島]緊急事態! 常時トップに帯同可能なGKは二人のみ
 24日、鹿島のセカンドキーパーである佐藤昭大が練習中に右手を骨折、全治3カ月と診断された。8月末日には、心疾患でチームを離れていた八木直生が引退しており、佐藤のけがで常時トップチームに帯同できるGKは曽ケ端準と川俣慎一郎の二人だけとなった。

 八木の穴を埋めるため、4月にユースの小泉勇人をトップ昇格させてGK4人体制を維持してきたが、ユースチームのメンバー編成も厳しく、3人体制で今季を乗り切ることになりそうだ。

 責任感の強い佐藤は骨折をしながらも手術せずに練習参加を直訴したが、チームと話し合いをもった上で、手術することに踏み切った。そのことに対し、エースFWの大迫勇也は「アキさんらしい」と沈痛な面持ち。手術したからには今季の出場は絶望的なだけに「アキさんのぶんも頑張ります」と、残されたシーズンでの勝利を誓っていた。
(鹿島担当 田中滋)

GK不足深刻化…鹿島・佐藤全治3カ月で今季絶望
 鹿島が深刻なGK不足に陥った。

 23日の練習中に負傷したGK佐藤が右第4中手骨骨折で全治3カ月と診断され、今季中の復帰は絶望的となった。今春に心臓の手術を受けたGK八木が8月限りで引退しており、トップチームのGKは曽ケ端、川俣と二種登録の小泉の3人。今後は下部組織のGKを練習参加させることを検討しているが、川俣は「3人で回すのはきついけど、やるしかない」と前を向いた。
[ 2013年9月26日 06:00 ]


佐藤昭大の離脱にコメントする面々である。
佐藤昭大は負傷後も練習参加を直訴したとのことで、彼のプロ意識が伝わってくる。
佐藤昭大の思いを受け川俣と小泉くんは気合いを入れて欲しいところ。
期待しておる。

フィジカルトレーニング実施

2013年09月25日(水)

16時からのミーティング後、フィジカルトレーニングや紅白戦、ミニゲームなどを行いました。

フィジカルトレーニングを行うメンバーである。
秋の訪れとともにかなり涼しくなり、トレーニングには最適の季節となった。
ここで身体を鍛え上げ、最終節まで走りきりたいところ。
残り8節、逆転の勝ち点はたったの7である。
一つ一つ勝利を積み重ね、最後の最後で笑いたい。
期待しておる。

佐々木竜太、新たなる人生

OB選手たちの現在――佐々木竜太(元鹿島)「「選手時代は恩返しができなかった。鹿島には、サッカーの仕事をしているうちに恩返ししたいですね」
Jリーグサッカーキング10月号掲載]
Jリーガーたちのその後の奮闘や活躍を紹介する本企画。今回紹介するのは、地元・鹿嶋市のシンボルである鹿島アントラーズを始め、湘南ベルマーレ、栃木SCと3クラブを渡り歩いたストライカー、佐々木竜太さん。昨シーズン限りでピッチを退いた男は今、どんな未来像を描いているのか。始まったばかりのセカンドキャリアを力強く歩く25歳の彼に、7年間の現役時代の記憶とこれから先の未来、さらに鹿島への想いを聞いた。


文=細江克弥 取材協力=Jリーグ 企画部 人材教育・キャリアデザインチーム 写真=堀口 優

鹿嶋に生まれ、鹿島で育ったアントラーズの“生え抜き”

 東京都港区にあるJFC株式会社は、フットサル施設やスポーツスクールの運営、イベントの企画、サッカー及びフットサル用品の販売など、“フットボール”に関連する業務を幅広く手がける企業である。この会社に今年4月から籍を置く佐々木竜太は、昨シーズン終了をもって現役を退いたばかりのルーキー。選手時代とは大きく異なる生活スタイルに最初は戸惑ったが、社会人としての新たな一歩を踏み出してからの4カ月余りでそれも板についた。ある夜、すっかりビジネスマンの風格を漂わせた彼と都内で待ち合わせた。「今は本当に、とにかく一生懸命に勉強しているところです。サッカーとフットサルに関連する事業を幅広く手がけている会社なので、毎日同じ仕事をすることがほとんどないんですよ。社会人チームや大学生の指導をしたり、子供たちのスクールを手伝ったり、フットサル場の運営もやりますし、一般の人が個人で参加する“個サル”を仕切ったり……それから、『JOGABOLA』というアパレルブランドも展開しているので、その営業活動に同行したりすることもあるんです」

 自分にできることなら、何でもやる。社会人1年目の今年はそう自分に言い聞かせて、あらゆる事業に積極的に顔を出すようにしているという。「まだ引退して間もないのに、ちゃんと頭を切り替えて頑張っているんですね」。そう問いかけると、佐々木は笑いながらこう答えた。「ものすごく仕事ができる厳しい上司に叩きこまれているので。僕は他の人よりスタートが遅かったので、それを取り返すために必死なんです。だから、自分にできることがあれば何でもやりたい。だって、いつかは“指示する側”の人間になりたいじゃないですか(笑)」

 社会人1年目。今はまだこの世界に飛び込んだばかりで落ち着く暇もないが、それでもその状況が佐々木にとっては楽しくて仕方ないらしい。

 1988年2月7日、茨城県鹿嶋市に生まれた佐々木は、Jリーグ開幕と同時に地元のシンボルとなった鹿島アントラーズとともに成長した。ジュニアユースからユースへの昇格はかなわなかったものの、地元の名門・鹿島学園高での活躍が認められて06年にプロ契約。再びアントラーズ・ファミリーの一員となり、エンジのユニフォームに袖を通した。「正直、高校サッカー選手権で活躍することができたことで拾ってもらったという印象だったので、自分の中では他の選手よりも頑張らないとダメだなと思っていました」

 当時の鹿島は攻撃陣にそうそうたるタレントを抱えていた。柳沢敦(現ベガルタ仙台)、アレックス・ミネイロ、田代有三(現ヴィッセル神戸)、興梠慎三(現浦和レッズ)、深井正樹(現ジェフユナイテッド千葉)……高卒ルーキーのストライカーがレギュラー争いに挑むには、あまりにも高い壁が立ちはだかっていた。「あの頃はモトさん(本山雅志)も野沢(拓也)さんもFWだったんですよ。本当にレベルが高くてどうしようもないという感じでした。1年目はベンチにも入れなかったので、本気で『やっていけない』と思いましたね。ただ、3年契約だったので、とりあえず3年は頑張ろうと」

 ライバルたちと比較して、自分には特筆すべき能力がない。新人選手の指導役であった岩政大樹には「特長なんてなくてもいい。とにかく点を取ればいい」と発破を掛けられたが、それでも「いつか通用するようになる」という自信を持つことはできなかった。「ゲーム形式の練習になると、僕だけミスばかりするんです。で、岩政さんに言われたとおり、何とか1点取ってミスをチャラにしてもらうというか……そういうバランスの取り方をしないとやっていけなかったですね。1年目や2年目はよく『パスを出せ!』って怒られましたよ。でも、僕に言わせれば、レベルが違いすぎて出したくても出せないんですよね(笑)。いつも自分が一番下手という思いでやってましたから」

MLSへの挑戦失敗を機にセカンドキャリアへ前進



 2年目の07シーズンは8試合に出場して1得点。主力選手の移籍や故障離脱によってチャンスが巡ってきた。3年目以降は「とにかくゴールに向かう」という自分のスタイルが周囲にも理解され、ルーキー時分に覚えた「やっていけない」という感覚は薄れていった。しかし、選手層の厚い鹿島ではそう簡単にレギュラーの座を確保することはできない。チームは07シーズンからJリーグを3連覇。黄金期を迎えたチームにあって、しかし佐々木はある決断を下す。「チームの強化部に『移籍したい』とお願いしたんですが、鹿島の強化部はとっくに僕の気持ちを理解してくれていて、すぐに移籍先を探してくれました」

 プロ6年目の11年は、湘南ベルマーレの背番号17を背負った。舞台はJ2だったが、とにかく試合に出場したいという気持ちが上回った。結果は31試合に出場して3得点。佐々木はレギュラーとして奮闘したが、チームをJ1昇格に導くことはできなかった。「かなり不甲斐なかったですね。自分を使ってくれた監督のソリさん(反町康治)に申し訳ないという気持ちしかありませんでした。順応性のなさ……ピッチ内における鹿島とのギャップを最後までうまく埋められなかったんです」「一番下手」だった鹿島では、自分ができない部分をチームメートが補っていた。しかし湘南では、プレーの幅を広げてチームメートを助けることも求められた。佐々木が言う「ギャップ」とは、自分に与えられた役割の変化である。

 続く12年は鹿島にカムバック。湘南でコンスタントにピッチに立ち、試合勘を取り戻した佐々木は初めて「やれる」という自信を持って鹿島のユニフォームを着た。しかし、開幕から3カ月が経過しても満足な出場機会を与えられることはなかった。「正直、どうして使ってもらえないんだろうという思いはありました。湘南では不甲斐ない結果に終わったんですが、試るかもしれない。日本代表で活躍して、海外でプレーできる可能性だってないわけじゃないですよね。でも、選手としての自分の可能性を考えると、その可能性は低い。やっぱり、サッカーの世界だけでずっと生きていける人って本当にごくわずかだと思うんです。アントラーズで言えば、(大岩)剛さんのようなキャリアが理想的ですよね。でも、僕は同じようにはなれない」

 サッカー選手としての自分の可能性を冷静に見極めながら、努めて静かに決断した。「だから、少しでも早く社会に出て勉強したかったんです。みんなより早くセカンドキャリアのスタートを切ることができたと考えることもできるので、その決断については後悔していません」

 知人に相談を持ちかける中で出会ったのが、現在佐々木が勤めるJFC(株)である。「サッカーをやりながら仕事をして、サッカーがやりたくなったらまたやればいい」

 そう声を掛けられて入社を決意した。同社が運営する社会人チーム、東京都2部リーグに所属する「HBO東京」には選手兼コーチとして加入することになった。

元選手だからこそできることがある



 入社から約4カ月、1年目の佐々木の毎日はもちろん多忙を極めている。「現役時代と比較すると、やっぱり自由な時間がかなり少なくなってしまいますよね。選手は休養も仕事ですけど、社会人にとっての休養は仕事じゃないので(笑)。そう考えると時間の使い方が全く違います。最初はキツかったですよ。でも、僕は割と朝が強いほうなので、生活スタイルの変化には比較的スムーズに対応できた気がします」

 冒頭で紹介したとおり、仕事場所は毎日のように異なる。自分に何ができるかを考えて現場に出向き、空き時間を見つけてはフットサル事業における新企画を考えたりもする。アイデアがひらめけば、迷うことなく上司に相談を持ちかけてみる。「さっきも言ったとおり、日々勉強です。上司には『この1年でしっかり勉強しろ』と言ってもらっているので、思い切りやりたいなと。会社のオーナーも元Jリーグ選手なので、僕のことを気にかけてもらっているのが分かるんです」

 元Jリーグ選手という肩書は、セカンドキャリアにおいてプラスに作用するのだろうか、それともマイナスに作用するのだろうか。佐々木の見解はこうだ。「自分から言うことはほとんどないですね。ただ、よく考えれば、これほど武器になることはないんじゃないかなとも思います。たぶん、年齢を重ねていけば元選手という肩書も自然に消えてしまいますよね。いつまでもそれでやっていけるわけじゃない。だから、その価値を使えるうちにしっかり使いながら、同時に社会人としての実力をしっかりつけたい」

 アントラーズ時代には特別な「武器」を持たない自分に負い目を感じたこともあった。しかし今は、そうした状況の中で必死にもがいてきたプロ選手としての7年間が、自分にとっての「武器」になる可能性を秘めている。そうした不思議な現象を日々の仕事の中で感じている。「“個サル”を仕切っている時に仕事の難しさを感じるんです。お互いに知らない人たちに指示を出しながら円滑に進めることはすごく難しい。でも、お客さんと自分の距離が近いのですぐに仲良くなれるし、僕のことを知ってくれている人もいて、一気に人の輪が広がるというか。そうやって知り合った人たちと仕事の話をしたり、一緒にメシを食べたりするのが楽しくて仕方ないですね。実は、ここのオーナーさんとも“個サル”を通じて知り合ったんですよ」

 池袋にある飲食店「まはろは」のオーナーは、社会人ルーキーの佐々木にとって大切なお客様であり、プロの世界を離れて知り合った友人でもある。そうした繋がりを持てることが楽しくて仕方ない。「仕事は難しいですよ。何が?

 そうですね……ニーズを見極めて、それを確保することですよね。この企画はどんなニーズがあるのか、事業として成り立つのか。そういうことをお客さんの目線に立って考えるのが難しい。僕、今までそんなことを考えたことがなかったので(笑)」

 インタビューから数日後、写真撮影のために東京・八王子市にある創価大学を訪れた。佐々木は3日前とは全く違う表情で、学生たちと向き合っていた。指導者の道にも興味があるのかと問いかけると、首を振ってこう即答した。「今のところはないですね。僕、ビジネスマンになりたいので(笑)。でも、そうなるためには何でも知ってなきゃいけないと思うし、何をやっても勉強になるんです。だから頑張ります」

 佐々木にとって直属の上司であり、JFC(株)の執行役員である山形伸之に佐々木についての印象を聞くと、こんな言葉が返ってきた。「仕事はよくやってくれていますよ。まだ引退したばかりなのに、頭をしっかり切り替えて、積極的に取り組んでくれている。竜太のことを知っている人なら分かると思うんですが、とにかくアイツは誰からも可愛がられるタイプなんですよね。それって人としてものすごく大切なことで、きっとアイツの人間的な魅力がそうさせているんだと思います」

 確かに彼と接していると、山形の言うことが理解できる。だから佐々木は、鹿島のサポーターにも愛されたのだろう。「クラブには本当に感謝しています。僕は地元が鹿嶋だし、小学生の頃からずっとお世話になっていたので。選手時代はなかなか恩返しができなかったから、サッカーの仕事をしているうちに恩返ししたいですね。もちろんビジネスとして。サポーターの皆さんにも感謝してますよ。地元出身ということで、他の人にはない特別な声援をいただいているといつも感じていました。サポーターの皆さんには、どうやって恩返ししようかな……これは検討中です(笑)」

 理想のセカンドキャリア像も頭の中に描いている。「元選手だからと言って、できなくて当たり前と思われるのは嫌ですよね。元選手だからできることもある。とにかく頑張って、自分より早く社会に飛び込んだ人たちを追い抜きたいんです。まずは、それが目標。その後のことはやりながら考えますよ。とにかく今、必死ですから」

 JFC(株)はフットサル場「フットサルポイント」を全国に展開しており、佐々木はこの夏にオープンした「フットサルポイント両国インドアFコート」で9月からスタートするジュニアスクールの指導を任されている。

 働き盛りの25歳。ピッチを舞台とするプロの世界から離れても、彼はまた別の世界でプロになろうとしている。


Jリーグサッカーキング10月号掲載の佐々木竜太の今である。
現役時代の苦悩を経て、引退、そして新たな人生について大きく語らっておる。
誰もが早すぎる引退と思ったが、本人の中では別の考えがあった模様。
そして、別の世界にてプロとして歩む佐々木竜太を誇らしく思う。
第二の人生を謳歌して欲しい。
応援しておる。

佐藤昭大、復帰まで3ヶ月

佐藤選手の手術について
2013年09月25日(水)

佐藤昭大選手が昨日(9月24日)、茨城県 神栖市内の病院において手外科専門医の執刀による手術を受けましたのでお知らせします。

1.受傷名:
右第4中手骨骨折

2.術式:
観血的整復固定術

3.全治等:
復帰まで約3カ月

4.負傷状況:
9月23日(月)の練習中に負傷


骨折の手術を受けた佐藤昭大である。
復帰まで3ヶ月とのこと。
今季絶望と考えてよかろう。
これは痛い。
八木の引退によりGKはプロは3人となっており、二種登録の小泉くんまで動員となることとなった。
これはある意味、危機的状況であろう。
とはいえ、川俣には成長のチャンスであり、小泉くんもこの若さにてチャンスを掴む可能性が出てきた。
逆境を前向きに捉え、勝利へ邁進していきたい。
佐藤昭大の復帰まで耐えていくのだ。
チーム一丸となりこの苦難を乗り越えようではないか。
誇りを胸に。

大迫、シュート練習

2013年09月25日(水)

10時からシュート練習を行いました。午後練習は16時スタートとなります。

シュート練習を行う大迫である。
お手本のようなフォームで蹴っておる。
これだけ綺麗な型で蹴れば、ボールの軌跡は素晴らしいものとなろう。
是非とも実戦にて拝みたいところ。
しかしながら、このサッカーという相手のいる球技に於いて自分の思い通りの型にすることはほぼありえない。
どのような体勢からもゴールを目指して蹴り込めるよう常に準備しておくのだ。
多くの型で得点を奪い勝利に結びつけて欲しい。
期待しておる。

月間MVP・大迫、周囲に感謝

【鹿島】大迫、月間MVP初受賞「みんなでもらった賞」
 Jリーグは24日、8月の月間MVPにJ1は鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)を選んだと発表した。

 茨城・鹿嶋市内での練習後に、吉報を知らされた背番号9は「うれしいけれど、みんなに助けられたおかげ。みんなでもらった賞」と周りに感謝した。「FWなので、その分点を取らないと。これからだね」と誓った。同賞は今季から新設されたもので、鹿島の選手の受賞は初。賞金30万円の使い道を聞かれると「言わないよ」と笑った。J2はG大阪のMF宇佐美貴史(21)が初受賞した。

(2013年9月25日06時02分 スポーツ報知)

月間MVP受賞にコメントする大迫である。
「みんなに助けられたおかげ。みんなでもらった賞」と周囲への配慮を忘れない。
他の選手が大迫を信頼し、ボールを届けてくれるが故の活躍である。
その期待に応え、もっともっとゴールに結びつけて欲しい。
これからも大迫の躍動に期待大である。

サッカーマガジン ジュビロ戦寸評

2013.9.22 J1第26節 磐田×鹿島 寸評・採点・布陣
2013-09-24

磐田 2 ― 3 鹿島
■ヤマハ■10,821人■晴■26.8℃■主審:扇谷(5.0)
■得点(アシスト)
(磐)81分:ペク・ソンドン、90+2分:阿部(駒野)
(鹿)4分:土居(大迫、西)、62分:ダヴィ(小笠原)、75分:梅鉢(柴崎)

MATCH REPORT
 4分に土居のリーグ初得点で先制した鹿島が、優位に試合を進める。後半は布陣を変更した相手にペースを握られる場面もあったが、決定機をしたたかに物にし、3点差に。終盤、磐田の圧力を跳ね返し切れず、2失点したものの逃げ切り、アウェーで8試合ぶりの勝利を飾った。

Most Valuable Player
鹿島 大迫 勇也 技巧的なヒールキックと、ロングカウンターの担い手として2得点を演出。存在感は絶大だった

磐田
GK 21 八田 直樹 5.5 2度のファインセーブあったが、DFへの指示で防げた失点あり
DF 5 駒野 友一 5.5 攻撃姿勢を打ち出すも機会は散発に。終盤の1アシストで面目保つ
DF 2 菅沼 駿哉 5.0 球際への意識見せたが、潰し切れずにスペースを使われることも
DF 33 藤田 義明 4.5 ゴール前の相手を捕捉できず。ダヴィに競り負けた2点目は痛恨
DF 19 伊野波 雅彦 5.0 遠藤の動きを捉えきれず。左サイドの主導権争いで後手に回った
MF OUT 63分 23 山本 康裕 5.5 守備意識は高かったが、味方と連動少なく、ボールを奪い切れず
FW IN 63分 30 阿部 吉朗 6.0 不慣れな右からゴール前に進出。鮮やかなヘッド決めて意地見せた
MF 7 小林 裕紀 5.0 DFとの連係欠き、スペース空ける。攻撃のスイッチも入れられず
MF OUT 69分 50 カルリーニョス 5.5 タメをつくり、攻撃組み立てたが、相手守備を崩すには至らなかった
MF IN 69分 37 安田 理大 5.5 コンディションはまだ不十分。相手の裏突く意識を生かせなかった
MF 13 宮崎 智彦 5.5 ポジショニングに難あり。対面する西への対応でも後手に回った
FW 18 前田 遼一 5.0 徹底マークに遭い、ボールをキープできず。味方との距離感も悪い
FW OUT 80分 9 山崎 亮平 5.5 仕掛ける意識が希薄だった前半に対し、左MFに転じた後半は良化
MF IN 80分 8 ペク・ソンドン 6.0 短いプレー時間の中、こぼれ球によく詰めて、1得点と結果出す
監督 関塚 隆 5.0

鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.5 的確な位置取りでカルリーニョスのミドル防ぎ、反撃ムードを絶つ
DF 22 西 大伍 6.5 攻撃意識を絶やさず、前線に進出。正確なクロスで先制点をお膳立て
DF 5 青木 剛 6.5 前田の動きをケアしつつ、最終ラインを統率。ビルドアップも正確
DF 4 山村 和也 6.5 ハードなマークで守備に強度与える。ハイクロスもよく跳ね返した
DF OUT 70分 6 中田 浩二 6.0 リスクマネジメントに徹する守備。最終ラインのバランスをよく保つ
DF IN 70分 17 前野 貴徳 5.5 試合を締める局面でサイドの守備、中へ絞る動きに物足りなさ残る
MF 20 柴崎 岳 6.5 巧みなプレーメークを披露。後半は前線に進出し決定的なアシスト
MF 40 小笠原 満男 6.5 最終ラインの前方に陣取り、冷静にゲームをコントロールした
MF 25 遠藤 康 6.5 西の攻撃参加を促す動きが目立った。プレスをかわす技術も見事
MF OUT 62分 28 土居 聖真 6.5 大迫との関係も良く、相手守備を翻弄。バイタルエリアで仕事する
MF IN 62分 27 梅鉢 貴秀 6.5 守備の圧力を高めつつ、カウンターから勝負を決定づける3点目
MF OUT 51分 8 ジュニーニョ 6.0 仕掛けるプレーは限られたが、組み立ての段階でボールを失わず
FW IN 51分 11 ダヴィ 6.5 途中出場ですぐに推進力を生み出した。技ありのヘッドで追加点
FW 9 大迫 勇也 7.5 前線を自由自在に動き回る。ボールを確実に収め、攻撃の基準点に
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 コンパクトな陣形を保ち、相手の攻撃を封殺。交代策も的確だった

Most Disappointing Player
磐田 藤田 義明 あと一歩の寄せが甘く、マーカーをフリーにさせた。結果的に3失点に絡むなど、敗戦の一因に




サッカーマガジン誌によるジュビロ戦の寸評である。
大迫が最高評点及びMVPに選出されておる。
大量得点で概ね評点が高いが、その中でも7.5点は頭抜けておる。
先制点の落としと、トドメとなった3点目のカウンターの起点となったところが高く評価された模様。
大迫の活躍で掴んだアウェイでの勝利をきっかけに、更なる上昇気流に乗っていきたい。
ここからの反撃に期待である。

小笠原満男、シュート練習

2013年09月24日(火)

16時からのミーティング後、シュート練習を行いました。

シュート練習を行う満男である。
見事なシュートを放っておる。
満男にはそろそろゴールが欲しいところ。
次節・大分戦では決めてくれるのではなかろうか。
満男のゴールでスタジアムを歓喜の渦に巻き込んで欲しい。
楽しみにしておる。

大橋護良氏、大迫を称賛

大迫勇也、ようやく訪れた覚醒の時
“万能型FW”が見せたゴールへの嗅覚

スポーツナビ2013年9月24日 16:36

4試合連続6ゴールで月間MVPを受賞


大迫は8月のリーグ戦において、6試合6得点とハイペースでゴールを量産。月間MVPの獲得も必然と言える【(C)J.LEAGUE PHOTOS】

 リーグ戦4試合連続6ゴール。スルガ銀行チャンピオンシップのサンパウロ戦(8月7日)で達成したハットトリックも含めれば、8月は実に7試合で9得点を記録したことになる。これだけの結果を残したのだから、鹿島アントラーズのFW大迫勇也が、J1リーグの8月MVPに選ばれることに異論を唱える人はいないだろう。

 リーグ戦6ゴールの内訳は、クロスボールから2つ、スルーパスから1つ、ドリブルシュートから1つ、セットプレーから2つ(PKを含む)と、多岐に渡る。とりわけ印象的だったのが、第22節の横浜F・マリノスで決めた2つのゴールだ。0−1とリードされて迎えた69分、本山雅志からのスルーパスに反応すると、マークに付いていた横浜FMの元日本代表DF中澤佑二を振り切り、左足で同点ゴール。そして78分にも、ドリブルで中央に切り込み、立ちはだかる中澤をあざ笑うかのように、カーブをかけたコントロールショットでネットを揺らした。2つのゴールを演出した本山が「今日は何よりもサコ(大迫)がすごかった。大迫、半端ねえ」と絶賛したように、この日見せたパフォーマンスは鮮烈なインパクトを与えた。

 もっとも当の本人は至って冷静。「まず、勝つことが大事。次、負けたらホームで勝った意味がないので、次も勝ちたい」と、あくまでチームの勝利を最優先に考えているようだった。

ザッケローニ監督も評価するFWとしての資質

 この8月の爆発が、9月にグアテマラ、ガーナと対戦する日本代表への選出につながった。7月の東アジアカップでは、オーストラリア戦で2ゴールを決めるなど、日本の同大会初優勝に貢献したものの、海外組が復帰した8月のウルグアイ戦では招集すらされなかった。メンバー発表(8月8日)の前日、サンパウロ戦でハットトリックという最高の結果を残しただけに、悔しさもひとしおだったはずだ。日本は、ウルグアイに2−4で完敗し、1トップで出場した柿谷曜一朗(セレッソ大阪)も、途中出場した豊田陽平(サガン鳥栖)も不発に終わった。

 そうした状況の中で、大迫に再びチャンスが回ってきたのは、必然だった。日本のアルベルト・ザッケローニ監督は、こう大迫を評価している。
「ボックス内に入っていく動き、フィジカルの強さ、ダイナミズムやポストプレー、守備と絡める動きが優れている。最近はゴールに向かう姿勢も出てきた」

 ザッケローニ監督が評すように、大迫にはFWとして必要な資質が多く備わっている。指揮官が挙げた以外にも、ボールを持った時には、ゲームメークもできるし、ミドルレンジからのシュートも得意としている。東アジアカップのオーストラリア戦では、豊田との2トップで出場しながらも、途中からは1.5列目に下がって、最前線と中盤をつなぐ役割も果たした。「本当はトップでやりたい」と試合後に語っていたが、こうしたさまざまなプレーに適応できるのも、“万能型FW”たるゆえんだろう。

 しかし、この器用さが時としてマイナスに働いてしまうこともあった。U−23日本代表が44年ぶりのベスト4進出を果たした2012年のロンドン五輪。予選では主力として全8試合中7試合に出場していた大迫だが、本大会に臨む18人のメンバーには選ばれなかった。FWで選出された永井謙佑(名古屋グランパス)、大津祐樹(VVV/オランダ)、齋藤学(横浜FM)、杉本健勇(C大阪)は皆、スピードや高さ、ドリブルといった際立った個性を持っており、関塚隆監督も「前線の組み合わせを考えた時に、日本の良さである距離感やサイドからの突破が大事になってくるし、高さも重要になってくる」と、選考理由を説明している。

 万能型FWという言葉は、得てして曖昧な表現になりやすい。何でもできるが、裏を返せば個性がないとも置き換えられる。もちろん同じ万能型FWでも、ズラタン・イブラヒモビッチ(パリ・サンジェルマン)のように、圧倒的な結果を残していれば、数字で判断されるポジションであるだけに、そのすごさは簡単に理解ができる。しかし、昨年までの大迫は、リーグ戦で2けたゴールを記録したことがなく、やや物足りない成績に終わっていた。万能型FWとして、世界で戦うには実力不足と判断されても仕方がなかった。

代表戦では悔やまれる場面も


今や鹿島の浮沈を左右する存在に成長。ストライカーとしてチームをけん引し、代表の座も狙う【(C)J.LEAGUE PHOTOS】

 08年度の全国高校選手権で大会記録となる10得点を挙げ、鳴り物入りで鹿島に加入した大迫も今年で23歳。同い年の酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)や酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)、1つ上の清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)らU−23で共に予選を戦った選手たちは、すでに海外でプレーし、代表にも定着している。また、代表で1トップの座を争う同い年の柿谷も昨年ブレイクを果たし、東アジアカップでは日本を優勝に導く活躍を披露した。柿谷はウルグアイ戦にも招集され、1トップで先発している。

 彼らに遅れをとっていた大迫だが、Jリーグで継続的にプレーし、ゴールという目に見える結果も残してきたことで、徐々にチャンスは与えられてきている。9月6日のグアテマラ戦では先発で45分間出場。ペナルティーエリア外からミドルシュートを狙うなど、ザッケローニ監督も評価するゴールへの姿勢や、巧みなポストプレーを見せた。本人も「最初に考えることはシュートを打つことなので、そこはブレずにやっていた。あとはもうちょっと(シュートやパスを)使い分けることができれば、もっと厚い攻撃ができたと思う」と、手ごたえをつかんでいるようだった。

 しかし、ガーナ戦では悔やまれる場面もあった。83分、ドリブルでペナルティーエリア付近まで進んだ大迫に2つの選択肢が生まれる。1つはそのまま自分でシュート、もう1つはダイアゴナルに走る本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)へのスルーパス。大迫が選択したのは後者だった。状況としては、前述した横浜FM戦の決勝ゴールのシーンと似ていた。確実に点を取れる方を選択したのかもしれないし、遠慮もあったのかもしれない。だが、アピールする立場の選手であるならば、思い切って自らシュートを狙ってもいい場面だった。

 もっともザッケローニ監督は、大迫の働きに満足していた。
「ペナルティーエリア内で存在感を発揮したし、トレーニングに臨む姿勢も良かった。(ガーナ戦では)良い形で動き出したときに試合終了のホイッスルが鳴り、審判に対して怒りをあらわにしていたが、そういうメンタリティーも悪くない」

選手としての階段をひとつ上がろうとしている

 今後も代表に選ばれ続けるためには、鹿島での活躍が必要不可欠となる。リーグ戦第26節終了時点でチームは首位の横浜FMと勝ち点7差の4位と、09年以来となる優勝は射程圏内。そこで当然求められてくるのは、エースストライカーのゴールだ。大迫の出来が、チームの浮沈を左右するのは疑いようがない。

 リーグ戦で6ゴールを記録した8月は、ストライカーとしての嗅覚が研ぎ澄まされていた。第23節の清水エスパルス戦では相手の集中力が高まっていない前半開始わずか12秒でゴール。続く第24節でもCKからのこぼれ球に瞬時に反応し、振り向きざまのボレーを突き刺している。「こぼれ球や、相手の隙は常に狙っている」。第26節終了時点で14得点と、今季に入ってゴール数が飛躍的に伸びたのも、こうした意識改革によるところが大きい。Jリーグで見せているプレーを代表でも披露できれば、ワールドカップ・ブラジル大会へのエントリーは十分に可能だろう。

 最近では、試合中に手をたたいて味方を鼓舞(こぶ)するシーンも見られるようになった。プロ5年目を迎え、スーパールーキーから鹿島のエースストライカーとなった大迫には、チームをけん引する役割も求められている。思うように結果が出ず、五輪代表から落選するなど挫折も味わった。しかし、ようやく覚醒の時を迎え、選手としての階段をひとつ上がろうとしている。「代表は1人ひとりがすごくうまいし、その中で自分がひとつのオプションになれれば、僕自身のレベルアップにもつながる。もっとそこに絡んでいければ」。大迫の視界には今、明るい未来が開けている。

<了>


(文・大橋護良/スポーツナビ)

8月の月間MVPを称えるスポーツナビのコラムである。
鹿島での覚醒、日本代表での活躍を書き連ねておる。
このMVPを通過点とし、更なる飛躍を遂げて欲しい。
期待しておる。

大迫、8月のJリーグ月間MVP選出

「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」8月の受賞選手決定!
2013年9月24日(火)

 各月のリーグ戦(J1、J2)において最も活躍した選手を表彰する「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」8月度の受賞選手が下記の通り決定いたしました。
 J1は鹿島アントラーズの大迫 勇也選手、J2はガンバ大阪の宇佐美 貴史選手に決定、共に初の受賞です。
 2013シーズンに新設された「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」は、サッカーの魅力を広く伝えていくことで、より多くの皆様に、サッカーならではの感動や最高の喜びを共有する機会を提供し、Jリーグの楽しみ方をお伝えすることを目的に、創設された賞です。受賞選手には賞金として、J1は30万円、J2は20万円が授与されます。
 受賞選手の表彰は各所属クラブのホームゲームにて実施いたします。

■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP   8月度受賞選手
<J1> 大迫 勇也選手(鹿島アントラーズ/FW)
【受賞理由】
8月に開催された6試合すべてフル出場し、6得点の活躍。
第21節〜第24節は4試合連続で得点し、計6得点とゴールを量産した。
特に第22節の横浜F・マリノス戦は、前半に先制されるも、後半に2得点をあげ、チームのホーム4連勝に貢献した。

<J2> 宇佐美 貴史選手(ガンバ大阪/MF)
【受賞理由】
8月に開催された5試合すべてに先発出場し、5得点の活躍。
第29節〜第31節は3試合連続で得点し、計4得点をあげた。
第30節のガイナーレ鳥取戦は、前半10分に先制されるも、前半のうちに同点ゴールと追加点をあげ、後半は周囲との連係で追加点にからみ、チームの4連勝に貢献した。


■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP  8月度受賞選手 表彰式 実施対象試合
受賞選手 表彰式 実施対象試合
大迫 勇也
(鹿島アントラーズ) 10月27日(日)
2013Jリーグ J1リーグ戦 第30節 鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ
16:00キックオフ / 県立カシマサッカースタジアム
宇佐美 貴史 
(ガンバ大阪) 10月20日(日)
2013Jリーグ J2リーグ戦 第37節 ガンバ大阪 vs カターレ富山
16:00キックオフ / 万博記念競技場


8月の月間MVPに選出された大迫である。
フル出場と6得点が評価されたとのこと。
8月以降大迫の1TOPが機能し、チームは上昇気流にある。
大迫のエースとしての覚醒は、鹿島だけでなく日本にも良い影響を及ぼしておる。
大迫のゴールでこれからも勝利を積み重ねていきたい。
楽しみである。

2ステージ制の問題点は如何に

リーグ2ステージ制をシミュレート 問題点は?
2013/09/23 17:09:00

2005〜12年結果で検証

Jリーグの2015年からの新たな大会方式が、反対意見に包まれながらも先週発表されて以来、経済面・マーケティング面の利益を含めた2ステージおよびプレーオフ方式のメリットについて、またそのデメリットについて様々な議論が行われてきた。

だが、そういったテーマは一旦脇に置いて、一つの疑問に答えてみたいと思う。新たな方式は、どのチームがJリーグ王者となるかを決める上で明確な影響をもたらすことになるのだろうか?

検討材料として、GOALでは2012年から2005年までを遡ってシミュレーションを行ってみた。05年は1ステージ制が初めて導入されたシーズンであり、間違いなく最も劇的な結末を迎えたシーズンでもあった。

なお、Jリーグは新制度において、プレーオフ進出の資格を得るチームが重複した場合の扱いをまだ決定してはいない。ここでは、次のような仮想の方式のもとでシミュレーションを行うこととする。


プレーオフ進出チーム決定方法

1)シーズンの各試合の結果は、現実の1シーズン制で行われたものと同じとする。1シーズン制の前半戦が第1ステージ、後半戦が第2ステージの結果となる

2)プレーオフに出場する5チームは、年間勝ち点1位チーム、第1ステージ優勝チーム、第2ステージ優勝チーム、第1ステージ2位チーム、第2ステージ2位チームの順に割り当てられる

3)チームが重複した場合は、次に出場資格を持つチームを繰り上げる

4)勝ち点が並んだ場合、得失点差で順位を決定する

プレーオフ試合結果の決定方法

1)Jリーグの発表に基づき、ステージ優勝チームが2位チームをホームに迎えてスーパーステージ準決勝を戦う

2)スーパーステージ決勝は、年間勝ち点が上位のチームのホームで開催。チャンピオンシップは、年間勝ち点1位チームのホームで開催

3)プレーオフの試合結果は、その年の現実のレギュラーシーズンの同一カードと同じとする

4)引き分けの場合、J1昇格プレーオフと同様に、ホームチームを勝者と見なす


さて、この条件のもとで、過去8シーズンのJリーグが2ステージ&プレーオフ制で開催されていたとシミュレートすればどうなるだろうか?

結論から言えば、優勝チームは1ステージ制の場合とまったく同じだった。

確かに、過去8年間の仮想の「チャンピオンシップ」を制したチームは、34節を通して最も多くの勝ち点を獲得したチームと同じという結果となった。だがそのデータからは、多くのことを読み取ることができる。


【短期的成功と長期的成功】

8シーズンのうち、年間勝ち点最多チームがステージ優勝できなかった例は3回のみ。

2011年 柏レイソル(第1ステージ2位、第2ステージ2位)
2008年 鹿島アントラーズ(第1ステージ2位、第2ステージ3位)
2005年 ガンバ大阪(第1ステージ2位、第2ステージ5位)

1つ目の例は、柏ファンなら馴染みのあるケースだろう。柏は2000年に年間最多の勝ち点を獲得しながらも、チャンピオンシップに出場すらできなかったことがあった。

年間勝ち点2位のチームがプレーオフ出場を逃すケースは、8シーズン中2回。

2009年 川崎フロンターレ(第1ステージ4位、第2ステージ3位)
2005年 浦和レッズ(第1ステージ4位、第2ステージ3位)

現実であればこれらのチームは十分な賞金を得た上で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場できるという結果だったが、新制度に当てはめれば何も得ることなくシーズンを終えてしまったということになる。

年間勝ち点が5位位内のチームが、プレーオフ進出を逃すことになる例は次の通り。

2010年(川崎フロンターレ:5位)
2009年(川崎フロンターレ:2位、FC東京:5位)
2008年(名古屋グランパス:3位、大分トリニータ:4位)
2005年(浦和レッズ:2位)

2009年には、年間総合勝ち点では8位どまりだったアルビレックス新潟が、第1ステージの2位チームとしてプレーオフに進むことになる。08年には年間12位の柏レイソルが、こちらも第1ステージ2位の枠でプレーオフに進出する。(両チームとも第1ステージ3位だが、第1ステージ優勝の鹿島が年間総合1位になることで繰り上げ)

【ホームの強さ】

シミュレーションとして結果を決めたスーパーステージの18試合のうち、ホームチームが敗れる結果となったのは6回のみ。チャンピオンシップの8試合では、実際のレギュラーシーズンでアウェーチームがホームチームを下した例は一度もなかった。

ナビスコカップや天皇杯の決勝を観戦したことがあればお分かりかと思うが、国立の寒さの中で行われる一発勝負ではどんなことが起こってもおかしくはない。リーグ側としてはチャンピオンシップを国立で開催することを望んでいるのは間違いないと思われるが、当面は新国立競技場の建設のためそれは不可能となる。年間勝ち点最多チームにチャンピオンシップのホーム開催を認めるのが、考えられる最大限の譲歩ということになるだろう。

【複雑なシステム】

オーストラリアのAリーグでは、レギュラーシーズンの上位6チームが、年間チャンピオンを決定するためのファイナルシリーズに進出する。MLS(メジャーリーグサッカー)では2つのカンファレンスの上位5チームずつがプレーオフを戦う。どちらのシステムにも問題点がないわけではないが、理解は容易なものであり、それぞれのサポーターに受け入れられている。

だが残念ながら、Jリーグの新制度はそうではなさそうだ。今回行ったシミュレーションの通りにプレーオフ枠が決定されるとすれば、レギュラーシーズン最終節の結果が5つの出場枠すべてに影響することも起こり得る。1つのチームが年間の成績に基づいて2つ(あるいは3つも可能)の枠を占めたとすれば、余った1枠には次のチームが繰り上げられる。そのチームがステージ優勝していたとすればまた次のチームへ…。実際のところ、この方式を用いると、第2ステージの5位チームがプレーオフに進出することもあり得る。2006年(清水エスパルス)、07年(川崎フロンターレ)は実際にそのようなシミュレーション結果となった。

こういったことを計算や説明するのが困難だという事実そのものが、新たなシステムがいかに入り組んだものであるかを明確に示していると言うべきだろう。Jリーグが模倣を試みているプロ野球のクライマックスシリーズにすら程遠い代物だ。平均的なファンは、プレーオフの出場枠決定に関して、自分の支持するチームがどういう状況にあるのかを把握できるだろうか? 平均的なTVコメンテーターは、どういったシナリオが起こり得るかを番組内で間違わずに説明できるだろうか? そしてより重要なことに、Jリーグが何としてでも支持を取り戻さなければならない対象である子供たちは、このシステムを少しでも理解することができるのだろうか?

【負けた方が得?】

ここで、2009年を例に取り、仮想の上で起こり得る状況を見てみよう。ただし、あくまで上記の「仮定」のプレーオフ出場決定方式に基づいたものであることをご注意いただきたい。

第1ステージにあたるこの年の前半戦を終えた時点で1位は鹿島アントラーズ、2位は浦和レッズ。この2チームはこの時点で、プレーオフの出場権を獲得したことになる。

現実の1ステージ制の場合と同じ結果でシーズンが進んだとすれば、第2ステージの最終戦を前にした時点で、年間勝ち点の首位は鹿島。2ポイント差で川崎フロンターレが続く。最終節は鹿島が浦和と、川崎Fが柏レイソルとの対戦だ。

なお、最終節を待たずに第2ステージの優勝はガンバ大阪に決定し、プレーオフ出場権を獲得。浦和は最終節で鹿島に勝てば第2ステージの2位も狙えるが、すでに第1ステージの2位を確保している以上、さほど意味はないことになる。

ここで問題は、鹿島が年間総合1位としてチャンピオンシップの出場権を獲得したとすれば、第1ステージ優勝でのプレーオフ進出枠に浦和が繰り上げられ、スーパーステージ準決勝をホームで戦うことができるということだ。

浦和が最終節で鹿島に勝てば、(現実の結果に基づけば)柏を下した川崎Fが年間総合1位となり、浦和は第1ステージ2位の枠でプレーオフ進出。スーパーステージ準決勝では、アウェーでG大阪と対戦しなければならない。逆に鹿島に負ければ、川崎Fの結果にかかわらず鹿島は年間勝ち点1位となり、繰り上げられた浦和はホームで第2ステージ2位チーム(広島)と対戦。明らかに、浦和は第2ステージ最終節で鹿島に「負けた方が得」という状況になってしまうのだ。

実際にこのような状況が起こり得るかどうかは、現時点でまだ決定されていない、プレーオフ出場チームが重複した場合の扱い次第だ。だが、ポストシーズンの試合を通して得られる収益が新制度導入の主要な目的である以上は、(かつての2シーズン制の「完全優勝」のように)試合を開催しないという選択肢は考えにくいのではないだろうか。

そうなれば、何らかの「繰り上げ」を用いて出場チームを決める以外になく、ねじれた状況が発生する可能性が出てくる。第1ステージで2位や3位だったチームが後半戦に調子を落とし、年間総合1位やステージ優勝が狙えなくなった状況で第1ステージの優勝チームと対戦したとすれば、勝ち点3を「プレゼント」して繰り上げを期待する方が得だという状況がどうしても生まれる。「フェアプレー」の一言で全力の戦いを要求すれば済むものではないだろう。

【小規模クラブには厳しいお金の話】

新制度の最大の売りの一つは、新たなスポンサーや、より好条件のテレビ放映契約がもたらされることが期待できる点だとされている。年間10億円と見積もられる利益が各クラブに分配されるにせよ、メディア露出や若手育成に使われるにせよ、その恩恵は全クラブが等しく受けるということになるだろう。

だが、ホームゲームの増加に伴うチケット売上や、試合開催に伴って生じる諸々の利益についてはどうだろうか? その利益の大部分を、プレーオフ参加チームが手に入れることになると推定するのはたやすい。その結果として、持つ者と持たざる者に驚くほどの差が生まれてくることになる。

過去8シーズンでポストシーズンに出場したことになる15クラブのうち、出場回数が最も多いのはガンバ大阪(6回)で、浦和レッズと鹿島アントラーズ(5回)がそれに続く。最も試合数が多いのはG大阪と浦和(10試合)で、ホームゲームが最も多いのはG大阪(7試合)。鹿島は5試合のホームチームを開催するが、そのうち3試合が利益の大きいチャンピオンシップ決勝ということになる。

これらの試合の入場料収入がJリーグ全クラブで均等に分配されるのでない限りは、ホームチームには巨大な経済的恩恵がもたらされる。大規模スタジアムでの全席完売の試合が1つ増えるだけでも大きな収入だ。それが5回や7回になれば、小さなクラブにとっては夢に見ることしかできないような巨大な利益となる。

【結論】

リーグや各クラブ関係者の公式声明を通して、Jリーグ実行委員会の中でも、この案が最善だと考えている者は皆無でないにせよ少数であることがうかがい知れる。それでもリーグの経済的持続性を維持し、国内外での認知度を高めるために、必要な選択だと判断されたということだ。

Jリーグを救いたい、という関係者の言葉が本心からのものであることに疑いの余地はない。だが彼らの声明と、新制度によって現場で何が起こり得るかを検証した結果を見比べると、Jリーグ関係者はこのリーグを日本の代表的なスポーツコンペティションだというよりも、まず第一にマーケティングの道具だと考えているかのようだ。ファンや選手はそこから置き去りにされている。

スポーツ的な観点で言えば、2ステージ+プレーオフ制度には、良いパフォーマンスが報われなかったり、幸運な結果が過度の恩恵をもたらしたりするような可能性が大きすぎると言わざるを得ない。それは、リーグの全体的な競争力を高める結果にはつながらないだろう。ファンにとって、特に小さなクラブのファンにとってアピールポイントはほとんどない。結局は優れたチームが勝つことになるとしても、それならなぜ、最後の4試合を戦う必要があるのかと疑問に思わずにはいられないのではないだろうか。


2015年から実施される2ステージ+プレーオフ制について検証するGOAL.comである。
結論として
「良いパフォーマンスが報われなかったり、幸運な結果が過度の恩恵をもたらしたりするような可能性が大きすぎると言わざるを得ない」
とあり、最高のチームの栄冠を競うシステムではない様子。
これは、まさに興業という視点から決められたルールである。
こうなっては、スポーツというカテゴリーではなく芸子ごとと言っても良いのではなかろうか。
真剣勝負を楽しみにするファンはないがしろである。
誤審問題も仕組まれたもののように思えてしまう。
更に無念さが増した。
残念である。

山村、フィジカルトレーニング

2013年09月23日(月)

15時半からグループ別に室内トレーニングを行った後、グラウンドでフィジカルトレーニングを実施しました。

フィジカルトレーニングを行うメンバーである。
急激に涼しくなり、練習にも身が入るというもの。
屈強な身体で相手を弾き返すのだ。
そして、鹿島守備陣の軸となった山村からは闘志を感じさせる。
心身共に充実しておることが伝わってくる。
残り8試合、集中して勝利を積み重ねて行きたい。
その為にも山村の躍動が必須である。
山村と共に戦っていきたい。
期待しておる。

山形・中島、PKにて先制点

[ J2:第34節 山形 vs 福岡 ]


ホームで戦う山形は試合開始早々の2分、PKを獲得すると中島裕希(写真左)が決めて先制した。中島は2試合連続ゴールで、今季11ゴール目となった。

【山形】中島2戦連続弾 福岡破る/J2

山形対福岡 前半、PKで先制ゴールを決める山形FW中島

<J2:山形2−1福岡>◇第34節◇22日◇NDスタ

 山形が序盤の2ゴールで福岡を破り、9試合負けなしとした。

 前半2分、MF秋葉勝(29)が倒されて得たPKをFW中島裕希(29)が決めて2試合連続ゴール。22分にはMF山崎雅人(31)の今季ホーム初得点で突き放した。後半は福岡の反撃をしのいで逃げ切り勝ち。中島は「みんな我慢して90分間戦い抜けたのが大きい」と胸を張った。
 [2013年9月22日20時33分]


先制点にて勝利に貢献した山形の中島である。
2試合連続弾で今季11ゴールとなり好調を示しておる。
チームはこれにて9戦無敗であり、プレーオフ圏内も狙える位置となっておる。
ここから終盤戦、ゴールを積み重ねていって欲しい。
良い報を待っておる。

聖真、初ゴールがノミネート

J1リーグ戦第26節 ノミネートゴール決定のお知らせ
2013年9月21日(土)

 J1リーグ戦第26節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
土居 聖真(鹿島) 9月21日 対 磐田戦 得点時間:4
中村 俊輔(横浜FM) 9月21日 対 清水戦 得点時間:4
長谷川 アーリアジャスール(F東京) 9月21日 対 名古屋戦 得点時間:38


第26節のノミネートゴールに選出された聖真の先制点である。
青木の上がりから右サイドの西へ、西のクロスを絶妙なタッチで大迫が落とし、聖真のインサイドキック。
素晴らしい連携で生まれたゴールは多くの人々の賞賛を得るに相応しいものと言えよう。
これが聖真の真骨頂と後々まで語られるよう、聖真には多くのゴールを記録していって欲しい。
素晴らしいはじめの一歩に清き一票を望む。

ジュビロ戦レビュー

【J1:第26節 磐田 vs 鹿島】レポート:途中出場の選手が活躍した一戦は鹿島に軍配。アウェイでの連敗を止め、首位・横浜FMを追走!(13.09.22)
9月21日(土) 2013 J1リーグ戦 第26節
磐田 2 - 3 鹿島 (14:03/ヤマハ/10,821人)
得点者:4' 土居聖真(鹿島)、62' ダヴィ(鹿島)、75' 梅鉢貴秀(鹿島)、81' ペクソンドン(磐田)、90'+2 阿部吉朗(磐田)

膠着した時間帯もあったが、終わってみれば両チーム合わせて5つのゴールが飛び出す打ち合いになった。そのうち4ゴールは途中出場の選手がマークしている。

ホームの磐田は攻撃のキーマン・山田大記が左ふくらはぎを痛めて欠場。このため関塚隆監督は左サイドバックを本職とする宮崎智彦を左MFへスライドさせ、左サイドバックに伊野波雅彦を先発起用した。それ以外は前節・柏戦と同じスタメンで臨んだ。布陣は[4-4-2]。
対する鹿島は前節・甲府戦からのスタメンの入れ替えは1か所。左サイドバックの前野貴徳に代わり、中田浩二を先発で起用した。布陣は[4-2-3-1]。

ゲームは序盤に動いた。4分。右サイドの西大伍のクロスをニアサイドで1トップ・大迫勇也が後方へ流し、その背後に走り込んでいたトップ下・土居聖真が右足を一閃。流れるようなコンビネーションで磐田ゴールをこじ開けた。土居にとってはこれがうれしいプロ初得点。試合後は「ようやくチームに貢献できたと思う」と笑顔を見せた。とりわけ前半は大迫-土居の縦関係は絶妙であり、磐田に的を絞らせなかった。敵将・関塚監督に「相手(の前線)が縦関係となり、そこを前半掴みきれず失点してしまったことが非常に大きかった」と言わしめるほどの出来だった。
1点リードで前半を折り返した鹿島の2点目は62分。途中出場のダヴィが小笠原満男のクロスに反応。ゴール前で体をひねりながら上手く頭で押し込み、今季8点目。さらに75分にはカウンターから追加点を奪った。柴崎岳の正確なクロスを、これまた途中出場の梅鉢貴秀が頭で上手く押し込んだ。

対する磐田は「前半は戦う姿勢を最後まで出せなかった」(駒野友一)。鹿島の攻撃に押され、0-1で前半を折り返すと後半開始から布陣を[4-4-2]から[4-1-4-1]へ変更。宮崎を左サイドバック、伊野波をセンターバックへスライドさせるなど配置転換も行い、鹿島とマッチアップした。
悔やまれるのは後半立ち上がりのチャンスである。51分、左サイドをドリブルで突破した山崎亮平のパスを受けたカルリーニョスが、バー直撃のミドルシュート。この決定機をものにできていれば、流れは変わったかもしれないが、結果的に反撃は終盤に入ってからとなってしまった。81分、宮崎の左サイドからのクロスをゴール前の前田遼一が競り、こぼれ球を途中出場のペク ソンドンが押し込み、1-3。さらに後半アディショナルタイムには同じく途中出場の阿部吉朗が駒野のクロスを頭で押し込み、2-3。試合終了間際には左MFとして磐田デビューを果たした新戦力・安田理大がクロスに飛び込むチャンスもあったが、決めきれず、今季初の連勝はならなかった。
15位・甲府が引き分けたため、“残留ライン”との勝点差は『10』に。より厳しい状況に立たされることになったが、安田は「もう前に進むしかない。残り8試合チーム一丸となって戦っていくだけ」と前を向いた。次節はアウェイでC大阪と対戦する(9/28@金鳥スタ)。

対する鹿島はアウェイでの連敗を『7』でストップ。3点目を決めた梅鉢は「終盤戦に入る前にアウェイで勝ちきれたことは大きい」と勝利の感触を語った。ペースダウンした終盤に連続失点し、トニーニョ セレーゾ監督が「“悪夢”を自分たちから招いてしまうところだった」と肝を冷やす展開にはなったが、試合全体を通せば、先制し、カウンターから追加点を奪うなど“鹿島らしい”したたかな戦いを見せた。首位・横浜FMを追走し、次節はホームに大分を迎える。

以上

2013.09.22 Reported by 南間健治


「先制し、カウンターから追加点を奪うなど“鹿島らしい”したたかな戦いを見せた」と締めるジュビロ番の南間健治氏である。
こう書かねば行き場のない部分も多かろう。
ジュビロとしては、逆転も可能な勢いはあった。
それを引き出してしまったのは鹿島の責任であろう。
それについて指揮官であるトニーニョ・セレーゾ監督は良く理解しておる。
「“悪夢”を自分たちから招いてしまうところだった」とは言い得て妙ではないか。
アウェイの柏戦、ホームのジュビロ戦、アウェイの仙台戦、清水戦と終盤に失点し無念となった試合が、今季は数多くある。
ここを修正することが急務である。
次なる試合に向け集中力を高めていくのだ。
期待しておる。

ジュビロ戦報道

鹿島3発!敵地で逃げ切り勝利/第26節

後半チーム2点目を決めたダビ(左から2人目)は仲間と喜び合う(撮影・鈴木正章)

<J1:磐田2−3鹿島>◇第26節◇21日◇ヤマハ

 鹿島が敵地で逃げ切った。前半4分、グラウンダーの右クロスをFW大迫勇也(23)がゴール前で落とすと、MF土居聖真(21)がリーグ初得点となるゴールで先制した。

 後半17分にはダビ(29)がCKを頭で合わせて追加点。さらに同30分、カウンターから最後はMF梅鉢貴秀(21)が頭で決めた。

 磐田は後半36分、MFペク・ソンドン(22)がゴール前のこぼれ球をたたき込み1点を返すと、試合終了間際にはFW阿部吉朗(33)が頭で決めたが、1点が遠かった。
 [2013年9月21日17時44分]

【鹿島】大迫2点絡み敵地連敗止めた/J1

前半、体を張ったポストプレーを見せる鹿島FW大迫(撮影・鈴木正章)

<J1:磐田2−3鹿島>◇第26節◇21日◇ヤマハ

 鹿島が敵地で磐田を下し、アウェー連敗を「7」で止めた。

 前半4分、グラウンダーの右クロスをFW大迫勇也(23)がゴール前で落とすと、MF土居聖真(21)がリーグ初得点となる先制ゴールを決めた。

 後半17分にはダビ(29)がCKを頭で合わせて追加点。さらに同30分、カウンターから最後はMF梅鉢貴秀(21)が頭で決めた。アウェーでは約5カ月ぶりの勝利を挙げたが、後半残り10分から2失点。2得点に絡んだ大迫は「最後バタバタになってしまった。どう修正するかだね」と気を引き締めた。
 [2013年9月21日19時37分]

鹿島土居初弾!敵地連敗7で止めた/J1

前半、先制点を決め喜ぶ鹿島MF土居(左)。右はFWジュニーニョ(撮影・鈴木正章)

<J1:磐田2−3鹿島>◇第26節◇21日◇ヤマハ

 3年目の若手の活躍で、鹿島がアウェーの連敗を7で止めた。前半4分。右クロスをFW大迫がゴール前で落とすと、MF土居聖真(しょうま、21)が右足で先制弾を放った。プロ初ゴール。喜びを爆発させ、先輩たちからもみくちゃにされた。

 成長の証しだった。8月3日の大宮戦からレギュラーに定着。初めは極度の緊張状態だったが、同7日のスルガ銀行杯サンパウロ戦で「通用する部分が多かった。自分を出せばいける」と自信をつけた。今月7日の天皇杯2回戦では、オフサイドながらゴールネットを揺らし「1歩ずつゴールには近づいていると思う」。着実に歩みを進めた。この日も空いたスペースに走り込み、何度も好機を演出。「(勝利に)貢献できたかな」と笑顔を見せた。アシストしたエース大迫も、「今日は聖真に聞いてあげて」と、後輩に主役の座を譲った。

 同期のMF柴崎、梅鉢も活躍し、敵地では5カ月ぶりの勝利を挙げた。鹿島ユース出身の土居は「僕たち若手が底上げしないと、強い鹿島は継続しない。ここからがスタート。怖いなと思われる選手にならないと」。マンチェスターUで活躍する日本代表FW香川のプレーを参考にする土居。その存在が相手の脅威となる時、逆転優勝が見えてくる。【桑原亮】
 [2013年9月22日9時15分 紙面から]


土居J1初得点!鹿島、アウェー連敗7で止めた

磐田−鹿島 前半、先制ゴールを決めて喜ぶ鹿島・土居(左端)=ヤマハ

 J1第26節第1日(21日、磐田2−3鹿島、ヤマハ)アウェーでの連敗を7で止めた。前半4分にMF土居のJ1初得点で先制すると、後半にも2点を追加。終盤に2点返されたが逃げ切った。「自分のゴールで勝ったことが大きい。貢献できたと思う」と21歳の土居。しかし、セレーゾ監督は「3−0で終えてもよい試合。後半は何人かの消極的なプレーで苦しい展開を招いた」と厳しい言葉を並べた。


磐田−鹿島 後半、鹿島・ダビ(中央)がヘディングで2点目のゴールを決める=ヤマハ


磐田に勝利し、アウェーでの連敗を7で止めた鹿島イレブン=ヤマハ


(紙面から)

鹿島 若鹿カルテットが敵地連敗7で止めた 21歳土居初ゴール
J1第26節 鹿島3―2磐田 (9月21日 ヤマハ)


<磐田・鹿島>前半4分、先制ゴールを決めて喜ぶ鹿島・土居(左端)
Photo By 共同


 手荒い祝福を受けながら、鹿島・土居が吠えた。0―0の前半4分、右サイドを突破した西のグラウンダーのクロスに反応。ニアサイドに走り込んだ大迫が右足でそらして角度を変えたボールを右足で蹴り込んだ。

 流れるような連係から生まれた待望のプロ初ゴール。期待の生え抜きは「自分が決めてチームが勝つというのは大切なこと。少しはチームに貢献できたと思う」と笑顔を見せた。

 1メートル72、63キロと体格に恵まれていないが、プロ入り後も無理な肉体改造は行わなかった。「自分はもともと体の強さで勝負してきた選手ではない」。同期の柴崎や梅鉢のように意識的に食事の量を増やすことはなく、筋力トレも必要最低限に抑えた。ボールを引き出すタイミングや駆け引きなどを磨き、8月に定位置を獲得。リーグ出場8試合目で結果を出し、初得点記念に高級腕時計を購入することも決めた。

 土居のゴールに11年入団の同期が続いた。2点リードの後半30分には梅鉢が柴崎のクロスを頭で合わせて追加点。「ゴールはたまたまだけど、僕らの世代も3年目。チームの力になっていかないといけない」と前を向いた。終盤に2失点を喫してドタバタ劇の末の勝利となったが、チームはアウェーでの連敗を7でストップ。4月27日の新潟戦以来、約5カ月ぶりに敵地で白星を挙げた。

 上位戦線に踏みとどまる大きな勝利。若い力の活躍で手にした勝ち点3には1勝以上の価値がある。07〜09年のリーグ3連覇など一時代を築いた小笠原、中田、本山、曽ケ端ら79年生まれ組も今年で34歳。今も一線でプレーする黄金世代をお手本に、92年生まれ組のプラチナ世代が頭角を現してきた。世代交代を進めながら優勝争いを演じることで、常勝の系譜は紡がれていく。
[ 2013年9月22日 06:00 ]


リーグ戦初ゴールで先制弾を決めた聖真が大きく取り上げられておる。
8月3日の大宮戦から先発に起用され、毎試合成長を重ねる様は観ておる我らも嬉しく思っておった。
そして遂に来た初ゴールの瞬間である。
聖真本人はFWのサポートを意識してプレイしておるが、その質が良くなってきておると実感しておる様子。
抜群のテクニックでここからゴールを量産していって欲しい。
その為の高級腕時計であるならば安いものである。
また、同期の岳、バチ、源と共にピッチに立ち、将来の鹿島を背負っていって欲しい。
楽しみな若手である。

仙台・柳沢、得点を演出

仙台・柳沢、リズムつくり流れ引き寄せる

後半、2点目を決めた梁勇基(左)を祝福する仙台・柳沢=NACK(撮影・山田俊介)

 J1第26節第1日(21日、大宮0−2仙台、NACK)仙台は柳沢が流れを引き寄せた。前半は前線でボールを収められなかったが、後半は大宮DFとMFの間で球を受けてリズムをつくり、2点目も演出。「監督からも指示があってタイミングよく引いてボールを受け、前を向くことを徹底した」と話した。

 リオデジャネイロ五輪を狙う男子代表監督の有力候補になっている手倉森監督は「後半は選手が最後まで試合をコントロールしてくれた」と語った。(共同)


大宮−仙台 後半、2点目のゴールを決めてガッツポーズする仙台・梁勇基。左は柳沢=NACK5


2点目のアシストをした仙台の柳沢である。
相変わらず動き出しは素晴らしく、攻撃の起点となっておった。
ボールを引き出す能力は天下一品。
彼ほどの選手はそうはおるまい。
これからも活躍の報を待っておる。

シャルケ・篤人、惨敗も前向き

4失点完敗…新生バイエルンの印象を語る内田
13/9/22 12:34

[9.21 ブンデスリーガ第6節 シャルケ0-4バイエルン]



 ブンデスリーガは21日、第6節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでバイエルンに0-4の完敗を喫した。今季からグアルディオラ監督が率いるバイエルンについて内田は「今までのバイエルンと違う? やりたそうなことは何かあった気がする。今までは個人だったけど、何かやりたいんだろうなと」と、その印象を語った。

 右サイドでは、マッチアップしたMFフランク・リベリに加え、左SBのDFダビド・アラバも攻撃参加し、数的優位をつくってきた。粘り強く対応していた内田だが、多勢に無勢。アラバに2アシストを許すなどシャルケの右サイドから立て続けに失点した。

「ボールの受け方がワンパターンじゃない。そういうところは練習しているんだろうなと」。リベリがサイドに張り、その中をアラバがオーバーラップする場面もあり、「スカウティングでもそういうシーンは何回も見た」というが、「パスを回されると、3m、5mのジャブがきつくなってくる。それで簡単にサイドチェンジされたりとか。彼らは2、3mあれば、全然慌てないでボールを回すことができるので、90分通してのゲームプランとか強さがある」と、完敗を認めざるを得なかった。

内田シャルケは4失点完敗、バイエルンがブンデス2位タイ記録の31戦無敗
13/9/22 03:37

[9.21 ブンデスリーガ第6節 シャルケ0-4バイエルン]



 ブンデスリーガは21日、第6節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでバイエルンに0-4の完敗を喫した。公式戦4連勝中のシャルケだったが、昨季の3冠王者に力の差を見せつけられた。内田は右SBでフル出場した。

 シャルケは前半5分、高い位置でボールを奪ったMFケビン・プリンス・ボアテングがそのままドリブルで駆け上がり、右足でシュート。バイエルンDFイェロメ・ボアテングとの兄弟対決も注目を集める中、積極的にゴールを狙ったが、シュートはGKマヌエル・ノイアーのセーブに阻まれた。前半17分にもボアテングのスルーパスからMFジェファーソン・ファルファンが右サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。FWアダム・シャライが滑り込みながら左足で合わせたが、ミートすることはできなかった。

 すると前半21分、バイエルンはMFアリエン・ロッベンの左CKにMFバスティアン・シュバインシュタイガーが頭で合わせ、先制点。ファーサイドのゴールライン上で守っていた内田も懸命に足を伸ばしたが、クリアすることはできなかった。さらに1分後の22分にはDFダビド・アラバの左クロスからFWマリオ・マンジュキッチがヘディングシュート。2分間で2ゴールを奪い、一気にシャルケを突き放した。

 後半に折り返してもシャルケの反撃をかわすバイエルンが着実に加点していった。後半30分、左サイドを抜け出したアラバのマイナスの折り返しをMFフランク・リベリが右足で流し込み、3-0。同39分にはDFダンテのロングフィードに反応したMFトーマス・ミュラーがPA内でのボールキープから後方に戻し、FWクラウディオ・ピサロがダメ押しの4点目を奪った。

 今季最多となる4ゴールを奪っての完勝で5勝1分の勝ち点16に伸ばし、首位ドルトムントに勝ち点で並んだバイエルン。昨季から続くリーグ戦連続不敗記録も31試合に伸ばし、ブンデスリーガ史上2位タイの記録となった。ブンデスリーガの歴代記録は81年から83年にかけてハンブルガーSVが記録した36試合連続無敗。30年ぶりの記録更新なるか、今後さらに注目度が増しそうだ。

内田、バイエルン戦大量失点に「練習し直し」

バイエルン・ミュンヘン戦の前半、競り合うシャルケ・内田(左)=ゲルゼンキルヘン(共同)

 ドイツ・ブンデスリーガ第6節(21日、シャルケ0−4Bミュンヘン、ゲルゼンキルヘン)シャルケは昨季の欧州王者バイエルン・ミュンヘンに4点を奪われて大敗した。守備に奔走した内田は大量失点に「守備が良かっただけに、点を取られると崩れるっていうのはよくあること。練習し直し」と気持ちを切り替えるように話した。

 マークしたフランス代表のリベリには冷静に対応し、サイドから崩される場面はなかった。前半21分にセットプレーから先制されたことが、その後に響いたそうで「そこで課題が出ると、ちょっとがくっとくる」と勝負の分かれ目を振り返った。(共同)


欧州チャンピオンのバイエルン・ミュンヘン戦に出場したシャルケの篤人である。
試合結果はホームであるにも関わらず惨敗。
「ボールの受け方がワンパターンじゃない」と語り、鍛え上げられたチームの強さを分析しておる。
また「練習し直し」と言い切り、次なる戦いに気持ちを切り替えて挑む様子が伝わってくる。
最高の舞台で戦い続ける篤人の活躍を期待したい。

ジュビロ・伊野波、立ち上がりの1点ならまだ追いつけた

【磐田】伊野波●「もったいない」/J1
<J1:磐田2−3鹿島>◇第26節◇21日◇ヤマハ

 磐田は鹿島に敗れ、残留が遠のく大きな1敗を喫した。MF山田が欠場。左サイドバックに日本代表DF伊野波、左サイドハーフにDF宮崎を配置した。

 立ち上がりから相手にボールを支配され、前半4分に失点。後半はプレスが得意なMF小林裕をボランチから1列前に上げ「4−1−4−1」にシステムを変えたが流れを変えられなかった。

 DF伊野波は「立ち上がりの1点ならまだ追いつけた。セットプレー崩れからの2点目、カウンターの3点目は人数が足りていただけにもったいなかった」と話した。
 [2013年9月21日19時6分]


2失点目と3失点目をもったいないと語るジュビロの伊野波である。
どちらも人数が足りていただけに防ぎ切れたと言いたげである。
ダヴィのバックヘッドはピンポイントで上げた満男の技術を、バチのヘディングはヤスのヒールパスというアイデアと利き足と逆の左足で丁寧に上げた岳のテクニックを賞賛するところであり、守り方に難点があったわけは無かろう。
また、ジュビロの終盤の粘りも素晴らしかったように思う。
こういう部分でリスペクトを行えないところが伊野波のパーソナリティなのであろうか。
それとも気持ちを切り替えておるのであろうか。
本心を聞いてみたいと思うところである。

ジュビロ戦コメント

2013Jリーグ ディビジョン1 第26節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・自分たちのサッカーという部分は、前半はできていた。ボールを保持していれば相手の危険性は増さない。ポゼッションをすることで、守備の時間も少なくなる。しかし、後半に入ると、それができなくなったことが反省点となっている。もう少しボールを繋げたが、自分達から手放したり、不注意からボールを失った。あとは途中出場の選手には前半の疲労がたまっている仲間を助ける役割があったが、それができていなかった。それは反省するべき点。1点取って終わるわけではなく、それ以上に点を取る状況に持っていけた。最後の方は悪夢を見るような状況になりかけたが、それは自分たちが招いたことだった。

・3−0で勝っている中でゲームコントロールができなかったことは、やっぱりまだ20年しかないサッカーの現れではないかと思う。消極的になっている選手もいた。特に途中出場の選手は、消極的なプレーや姿勢は絶対に見せてはいけない。3点差だったが、やることのベースは変わらない。ボールを保持すること、相手よりも判断を早くする、スピードを上げるタイミングや状況があるので、それらをしっかりとやっていかないといけない。細かく言えばもっとあるが、そういったところをやっていかないといけない。20年のJリーグということを考えれば、やむを得ないところもあるし、それを反省材料として選手や日本サッカーの成長につなげていければと思う。





【土居 聖真】
FWにボールが入った時のサポートを意識してやっているが、その質が自分の中では良くなってきている。頭の中では理解してるが体も反応できるようになった。初ゴール後は皆に呼ばれたので、一緒に喜んだ。ゴールは遅かったくらい。でもこれがスタートだと思う。

【梅鉢 貴秀】
カウンターからヤスさんが運んだ時に岳がサポートに行ったので中に入った。良いボールが来たので落ち着いて決められて良かった。僕が入った時は1-0だったが、守備的な指示はなく、ポジショニングの事だけ。アウェイでの連敗は止まったけど、次のホームに勝ってこその勝利だと思っている。

【山村 和也】
アウェイで勝てていなかったので、勝てた事は良かった。最後に2失点したが今日は攻撃陣が3点取ってくれたので勝てた。守備陣がしっかり無失点で抑えないと優勝は難しい。

2013年09月21日(土)

本日行われたJ1第26節磐田戦は、3-2で勝利しました。

【J1:第26節 磐田 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.09.21)
9月21日(土) 2013 J1リーグ戦 第26節
磐田 2 - 3 鹿島 (14:03/ヤマハ/10,821人)
得点者:4' 土居聖真(鹿島)、62' ダヴィ(鹿島)、75' 梅鉢貴秀(鹿島)、81' ペクソンドン(磐田)、90'+2 阿部吉朗(磐田)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:アウェイでの連敗が止まりましたが、この試合の一番の勝因は?
「いろいろな要素があります。前半に関しては自分たちのやるべきことという部分では非常によかったと思いますし、ゲームコントロールもできました。また、両サイドハーフが元気なところで何度かカウンターのチャンスを作ることができましたし、ダブルボランチの早い球離れというところから崩すこと、チャンスを生み出すこともできていたと思います。

サッカーというものは相手の負担があり、自分たちのスペースを使ったりということの繰り返しです。体力的な負担があるスポーツですし、体力的な負担があると判断のところが衰えてしまう、あるいは注意力・集中力が低くなってしまうという部分もあるスポーツです。体力的な負担や疲労がたまっている時に、サッカーの基本的なベースを守らなければいけないと。技術があるのであれば早い球離れでボールをポゼッションすると。ポゼッションすることによって守備にかける時間を減らせますから。サイドチェンジをされ、クロスが上がってくると思ったらボールの逆サイドの選手は必ず自分のマークの確認をしなければいけません。相手が前かがりになっているのであれば、背後や間にスペースがあるわけなので、スピードアップしなければいけない場面があります。もっともっといろいろな面がありますが、そういった基本的なものの、サッカーをやる上でのルールがあり、その基本的なルールを守らなければいけません。それができなかったことで、自分たち自身として苦しんでしまいました。

特に後半に関しては、なぜ苦しい状況になってしまったかと言うと、何人か消極的な姿勢になってしまったことです。それは疲労の影響だったり、気持ち的な部分も考えられます。そこで、自分たちが前半は相手ゴールまでボールを運ぶことができていたのですが、運べなくなったと。運べなくなり、ボールロストの仕方が悪く、相手に押されると。押されれば守備の時間が長くなるわけですし、最後の10分から15分くらいは苦しい展開になってしまいました。やはりそれは前半の疲労、後半の消極的なプレーから守備に回ることでたまった疲労から最後の方は動けなくなってしまい、相手の保持の時間が増え、相手にチャンスを与える状況になってしまい、危うく悪夢を見る状況を自分たちから招いてしまいました。

ただ、Jリーグが誕生して20年ということを考えれば、まだまだそれは当たり前のことだと思います。海外では3-0になった時には完全に終わっている試合になるか、さらにゴールを取るような状況になります。そのあたり、ゲームコントロールができない、後半に(コントロールが)欠けてしまうと。それは姿勢、意識、疲労といった部分からくるのではないかと思います。それは今後我々指導者が選手たちにしっかりと指導していかなければいけない部分だと思います。それができれば日本のサッカーがさらに成長すると思っています」

以上

【J1:第26節 磐田 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.09.21)
●土居聖真選手(鹿島)
「自分が決めてチームが勝てたことはすごく大事なことと言うか、チームに貢献できたと思います。みんな少なからずアウェイで勝ててないことを意識していたと思いますし、それをしっかりと修正して試合に入れたことがよかったと思います。(小笠原)満男さんあたりも気を引き締めていこうとみんなに言っていましたし、それをみんなが意識できていたからこそ、試合の入りがよかったと思います」

●梅鉢貴秀選手(鹿島)
「(ゴールシーンについて)こぼれ球やクロスに合わせようと思って中に入っていきました。(柴崎)岳がいいボールを上げてくれました。
(監督からの指示は?)ポジショニングについての指示はありました。僕が入った時は1-0だったので、特別守備的に、という指示はありませんでしたが、守備のポジショニングについては指示を受けました。
(アウェイでの勝利について)アウェイでは勝ててないことはわかっていました。ただ、前節・甲府戦は0-3でしたが、アウェイで得点が取れていなかったわけではなかったですし、先制しても逆転されたり、という試合もあったので、やはり終盤戦に入る前に勝ちきれたことは大きいと思います。ただ、それは次のホームゲームに勝ってこそだと思います」

[ J1:第26節 磐田 vs 鹿島 ]

開始早々の4分、アウェイの鹿島は土居聖真(写真)のJ初ゴールで幸先良く先制する。

[ J1:第26節 磐田 vs 鹿島 ]

1点をリードする鹿島は62分、ダヴィの9試合ぶりのゴールでリードを2点に広げる。

[ J1:第26節 磐田 vs 鹿島 ]

鹿島は75分、途中出場の梅鉢貴秀(写真)のゴールで磐田を引き離す。梅鉢は今季2点目のゴールとなった。

[ J1:第26節 磐田 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:梅鉢貴秀選手(鹿島)

本日の試合で決勝点をあげた梅鉢貴秀選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


WOWプレーヤーズアワードに選出されたバチである。
それだけとどめを刺した3点目は素晴らしかった。
カウンターから大迫がヤスに渡し、ゴール前で岳にヒールパス、落ち着いた左足から上げられたクロスは優しい「ゴールをしてください」という軌道であった。
バチは決めるだけであった。
とはいえ、ヤスがゴール前に上がった際にはハーフウェイライン右側の位置にいたバチが左のファーサイドまで走りきったことが、この得点へと繋がっておる。
「信じて走る」この簡単なようでやりきることの難しいプレイを行ったバチには賞賛を贈らねばなるまい。
若き選手の成長を目の当たりにするのは本当に嬉しい。
これからコンスタントに出場機会を得、更なる活躍をして欲しい。
期待しておる。

Jリーグ 第26節 ジュビロ磐田戦

聖真のリーグ戦初ゴールがアウェイの呪縛を解き放った。

ジュビロ・宮崎、通算50試合出場へ

磐田宮崎 記録より勝ち点3誓う

J1通算50試合出場が間近の磐田DF宮崎

 磐田は20日、磐田市内で、鹿島戦に向け調整を行った。左サイドバックとして先発起用が予想されるDF宮崎智彦(26)は、次戦でJ1通算50試合出場を達成する。今季、鹿島から完全移籍加入し、古巣相手にメモリアルを迎えるチャンスだ。

 宮崎は積み重ねた50試合について「長かったようで短かったかな。でも、まだまだ通過点。もっと試合に出場して、もっとみんなに知ってもらえる選手になれれば」。さらに「古巣相手は縁があるのかなと思う。この偶然を、勝利という形で終われれば」と意欲を見せた。

 鹿島は現在、アウェーで7連敗中。前節は甲府に0−3で敗れており、当然、攻守で立て直しを図って乗り込んでくる。FWダビ(29)大迫勇也(23)は要注意で、宮崎は「個人で打開できる選手が多い。1人1人が守備を徹底して、必死に、仲間を助ける思いを持って最後まで集中することが大事」と話す。DF駒野友一(32)FW前田遼一(31)らベテランの呼び掛けで全選手が集まる食事会も開催された。チームのまとまりは強固で「今季はまだ連勝がない。まずは勝利」と勝ち点3を誓った。【岩田千代巳】
 [2013年9月21日10時58分 紙面から]


今日の試合にて先発が予想されるジュビロの宮崎である。
これは相手にとって不足はない。
宮崎のオーバーラップを防ぎきり、勝利を掴みたい。
サイドの攻防がカギとなる。
楽しみな試合である。

大迫、ジュビロに引導を

大迫 敵将・関塚監督にロンドン五輪代表落ち“引導弾”だ!
J1第26節 鹿島―磐田 (9月21日 ヤマハ)
 鹿島はアウェー磐田戦で、FW大迫が敵将・関塚監督に引導を渡す。チームは9試合を残して首位の横浜と勝ち点7差の4位につけており、逆転優勝へ向けて負けられない試合が続く。対する磐田は残留圏内の15位・甲府と勝ち点9差の17位で、後がない状況だ。両チームともに勝ち点3が必要な正念場の一戦となる。

 大迫にとって関塚監督は因縁の指揮官。12年ロンドン五輪アジア予選で主力として活躍しながら、本大会メンバーから外された。その悔しさをバネにA代表に上り詰めており、成長した姿を見せる絶好の舞台。チームは敵地で7連敗中だが「相手は残留に向けて必死で来ると思うけど、負けられないのは同じ。ここで踏ん張れるかどうかが優勝できるかどうかを左右する」と必勝を期した。

[ 2013年9月21日 06:00 ]

7月の対戦時同様に大迫のロンドン五輪メンバー落選を報じるスポニチである。
さすがにフル代表にて実績を作りつつある大迫に対して、この確執を煽るのは無理があろう。
鹿島としてはアウェイの呪縛を解くためにエース大迫のゴールが必要である。
J1残留を目指し襲ってくるであろうジュビロを振り切り、勝利を掴みたい。
期待しておる。

中山淳氏、2シーズン制移行の裏側を語る

Jリーグ「2ステージ制」の本当の目的と、それを受け入れられない理由
中山 淳 | サッカージャーナリスト/フットボールライフ・ゼロ発行人
2013年9月19日 12時0分

Jリーグが、2015年シーズンから「2ステージ+ポストシーズン制」を導入することを決定した。
これについては、かねてからサポーターの反対の声が際立っていたため、各メディアでもこれを導入することについて賛否を問う議論が重ねられている。

と、言いたいところだが、残念ながら議論が重ねられている状況とはほど遠いというのが実情だ。むしろ、やや一方的な報道によって、問題の本質がすり替えられてしまった印象さえある。
おそらく、議論が早くも収束しつつある最大の理由は、そこにあるのではないだろうか。

個人的には、2ステージ制導入は反対の立場にあるが、その最大の理由は「公平性を欠く」とか、「世界のスタンダードから逆行する」といった類のものではない。
それだけに、本当に議論すべきことがなされないまま、まるで導入することが既定路線かのように正式発表されたことに違和感を覚えてしまうのだ。

いや、正直に言えば、違和感というよりも「またか……」という、どこか絶望感に近い気持ちに襲われてしまうのである。

レギュレーション変更の発端はどこにあるのか?

そもそも、このタイミングでリーグ戦のレギュレーション変更に踏み切るに至った理由、原点は何なのか?
これについてJリーグ本部(この案件では主に中西大介競技・事業統括本部長がスポークスマン役を務めている)は、ひと言でまとめてしまえば「観客動員の微減に歯止めをかけたい」という危機感によると説明している。

もちろん、それに付随するさまざまな理由もある。
たとえば、日本人タレントの国外流出であったり、日本代表人気のリターンが薄くなっていることであったり、社会全体として人口が減少していることだったり……。
要は、それらさまざまな理由によってJリーグの将来を不安に感じているからこそ、今回の改革に踏み切ったわけである。

普通に考えれば、危機感を覚えて立ち上がり、勇気を持って現状を改革するということは、高く評価されるべきだし、自ずと説得力を持つものだ。
少なくとも、毎週のようにスタジアムに足しげく通う熱心なファンやサポーターたちなら、スタジアムの温度が下がっていることを肌で感じていたに違いないのだから、今回の改革に賛同する人がもっと多くいていいはずである。

しかし、説得力のありそうな言葉を改革の理由として並べているにもかかわらず、聞いた者がその必死さや努力に賛同し、それを素直に評価でないのはなぜなのだろうか?
サッカーを誰よりも愛してやまないファンやサポーターたちがそれを受け入れないのは、どうしてなのだろうか?

おそらくその原因は、Jリーグ本部が問題の本質を覆い隠すための装飾として、綺麗に見える言葉を並べているからだと思うのだ。

なぜそう思うのかと言えば、Jリーグ本部は観客動員数の微減について十分に認識していて、数年前から対策を打ってきたという経緯があるからだ。
分かりやすく言えば、今回レギュレーション変更で並べられた理由は数年前から言われてきたことであって、2ステージ制移行の理由としては説得力を欠いている。

実際、鬼武前チェアマン時代の2007年に掲げられた一大観客動員キャンペーン「イレブンミリオン・プロジェクト」は、Jリーグが打った対策のひとつだった。
これは、2010年までに通算1100万人の観客動員を目指そうというキャンペーンで、なぜ2010年までなのかという理由が公に示されないまま、結構な予算を使って繰り広げられたキャンペーンである。

しかしいざ蓋を開けてみれば、少々乱暴な言い方をすれば、Jリーグ本部が多額な予算を使ってPRをして、実際は各クラブが実働隊としてノルマを課されただけのものだった。
それにより、ノルマ達成を果たすために某クラブが観客動員数を水増ししてしまうという事態に発展したことは記憶に新しいところだ。

しかも、このプロジェクトは目標をはるかに下回る数字となって大失敗。しかし、そのときJリーグ本部は、あれだけの予算をどのように使って、なぜ失敗に終わったのかなどを、クラブやマスコミやファン・サポーターに明確に伝えることをせず、いわば反省や謝罪のないままうやむやな格好でフェードアウトさせてしまった過去がある。

言っておくが、Jリーグ本部が使っている予算は、あくまでもクラブが存在するからこそ集まるお金である。スタジアムに通う熱心なファンやサポーターたちは、クラブにお金を使っているのであって、Jリーグ本部のためにお金を使っているわけではないはずだ。

もちろん、Jリーグ本部も予算確保のために日々努力をしていることは認めるが、その予算確保のために各クラブを消耗させてしまうのでは本末転倒も甚だしいと言わざるを得ない。

観客動員数減少で困っていたのはJリーグ本部

来年からスタートする予定のJ3導入もしかりである。

ここ数年で急激にJクラブの数を増やし、さらに半分アマと言えるようなハードルでJ3クラブを作ることに意味はあるのか? その本当の目的はどこにあるのかを明確に示さないまま、ただクラブ数だけを増加させているというのが現在のJリーグ本部の方向性になっているのだ。

確かにクラブ数が増加して日本全国に広がれば、Jリーグ自体のバリューは向上するかもしれない。それによって、全体の観客動員数の減少を一時的に抑制することができるだろうし、テレビ放映権料やスポンサー契約料などを維持することはできるかもしれない。

しかしその一方で、育成システムさえも確立されていない中でそれをやれば、選手の供給が間に合わずリーグ自体のレベルが低下することは目に見えているし、そうなれば試合自体の魅力が低下して客離れが起こるのは当然のことだ。
最初にジリ貧状態に苦しむのが各クラブになることなど、現時点でも想像に難くない。

100%とは言わないまでも、観客動員数の微減が続いているのはJリーグ本部自らがまいた種、失政の結果であって、決して各クラブの営業努力が足りないから起こったわけではないということを、まず明確にしておく必要がある。

そもそも各クラブは、Jリーグの理念に沿って地元密着型の身の丈経営をポリシーに今も地道な歩みを続けているわけで、それを考えれば、実はこのタイミングで観客動員数の減少で困っていたのは、各クラブではなくJリーグ本部だったことがはっきりと見て取れるはずだ。

結局、今回のレギュレーション変更の中で出てきたポストシーズン制で得られる約10億円という収益が、すべてJリーグ本部の予算(育成費や広告宣伝費)となってしまうことが、あらゆる疑問に対する明確な回答となっている。これが、絶望感の最大の原因である。

要するに、スーパーステージやチャンピオンシップに出場するクラブ、つまりそこでプレーする選手はタダ働き。その事実を、選手、現場のスタッフ、そして彼らを応援するファンやサポーターたちは、どんな気持ちで受け入れればいいのだろうか?

問題の本質にメスが入るまで議論を続けるべき

問題の本質とは、そういうことだと思うのだ。
つまり、本来リーグ活性化のために改革すべきは、リーグシステムの変更ではなく、体制システムの変更であるべきなのだ。

確かにJリーグがこれまで歩んできた20年の歴史は、決して各クラブだけでは成しえなかった。Jリーグ本部の力による部分は大きかったと思う。
かじ取り役がしっかりしていたからこそ、ここまで発展できたことは誰もが認めることだと思う。

しかし、いつまでもリーグ本部ありきの体制システムを維持しようとすれば、いずれクラブはこのシステムの矛盾に耐え切れず、消耗して消滅する可能性は否定できない。
本部からの分配金頼りのクラブ経営は、中央政府の地方交付税交付金に頼る地方自治体の構図そのものであり、今回の議論の中で各クラブの代表者がメディアの前であまり発言していないのは、そんな見えない力が働いているからなのだと想像してしまう。

極論、2ステージ制なのか1シーズン制なのかという部分については、今の日本ではどちらも決め手を欠いているというのが実情なので、どちらが正しいということはないのかもしれない。

事実、これを決断したJリーグ本部は「1シーズン制がいいことは認識している」うえでの改革だと言っている。だとすれば、彼らはおそらくこの変更によってレギュラーシーズンの価値が著しく低下することも承知しているのであろう。
もっと言えば、この変更で観客動員数が大して伸びないことも十分理解しているということなのだろう。

彼らが今必要としているのは目先の利益であって、Jリーグの将来ではないということなのだろう。

とにかく、本質が置き去りになったままそれぞれのレギュレーションのメリットデメリットを語ったところで、問題の解決にはならないということだけは肝に銘じておくべきだ。
このままでは、Jリーグはまた5年後に同じような問題に直面することは火を見るより明らかである。

2ステージ+ポストシーズン制が導入されるのは、2015年。
確かに正式決定を覆すことは難しいのかもしれないが、議論は問題の本質にメスが入るまで続けるべきである。
仮にそれができるのであれば、今回のレギュレーション変更という悪政にも何らかの価値が生まれるというものだ。それが、100年の歴史につながると思うのだ。

それぞれが、できることは何か?
少なくとも、日本で最もJリーグの将来を考えているであろうJリーグ本部の人たちには、自らの体制をリストラする勇気を持っていただきたい。そして、Jリーグ、サッカーにかけるその情熱を、目先の利益ではなく、本来目指すべき未来とその方向性にエネルギーを注いでいただきたい。

世界的にも稀に見るような発展と成長を遂げ、ヨーロッパや南米でも高く評価されているJリーグは、そうやって地道にこの20年の歴史を作ってきたのだから。


中山淳氏による2ステージ制移行のコラムである。
この問題の真理を突いておるように思える。
この記事からJリーグの無策・無考慮が伝わって来て悲しくなってくる。
今回のステージ制移行も金銭の回収が済めば、また別の愚策を練ってくるのであろう。
ここは冷静に反対意見をぶつけていきたい。

青木、勝利を誓う

【鹿島】青木「『勝ちきる』戦い方を」
 鹿島が優勝争いに食い込むため、勝利をもぎ取る。20日はミニゲームなどで汗を流し、翌21日の磐田戦に備えた。

 前節14日の甲府戦では0−3の完敗を喫し、アウェー7連敗。DF青木剛(30)は、「甲府戦で出た修正点を意識してしっかり練習できた。磐田はFW前田選手にボールが入ってくるし、その起点になるところも含めて気をつけたい。試合終盤に失点する傾向があるので、『勝ちきる』戦い方ができるように」と敵地での勝利を誓った。
 [2013年9月20日14時17分]

鹿島青木「気持ちで」敵地連敗ストップだ
 鹿島DF青木剛(30)が、今日21日の磐田戦に“ハート”で臨む。今季アウェー30失点はリーグ最多。敵地でも前に出る積極策が裏目に出て、アウェー7連敗中だ。青木は「ホームで勢いのある相手に押された」と敗因を分析した。17位の磐田に対し「気持ちを込めて戦ってくる。うちも気持ちで負けないように『勝ちきる』戦い方ができれば」。勝利への執念で、4月の新潟戦以来の敵地勝利を目指す。

 [2013年9月21日6時59分 紙面から]

修正点を意識してしっかり練習できたと語る青木である。
前節は酷い内容であったが、問題を克服しチームは一歩前進した。
前田を潰し、完璧なる守備を行って欲しい。
勝ちきる戦いをし、アウェイでの勝利を掴み取るのだ。
期待しておる。

ベン・メイブリー氏、2ステージ制に異を唱える

2ステージ制は No Thank You (ステージ1)
Text by ベン・メイブリー

毎度まいど。

ちょいとご無沙汰しててすんまへん。この国の方やったら誰だってあることやと思うけど、最近はほんまに、働き過ぎやわ。一週間のスケジュールでは基本的に、ゆっくり遊べる夜は(『Foot!』収録後に)東京の火曜日と大阪の金曜日やけど、その両日に夜の12時まで終わらない代表戦の取材が入って、ほんでその後も英国の新聞の仕事で向こうとの時差に合わせて、深夜対応も3日連続あった。

仕事は楽しくやらせてもらっているので、やってる間はあんまりしんどさを感じへんけど、溜まるときはやっぱ溜まるよな。先週の土曜日は、目覚まし時計を設定せずに寝てたら、結局午後の4時半過ぎに頭がまだまだ起動せえへんまま、「朝」飯食うてちょい情けない姿になってもうた。

あれだけ土曜日が短かったせいで、日曜日もほんま仕事が出来る状態やなかった。パソコンは一応、立ち上げたけど、目がまだとろんとしてて「もうええわ」と思った。月曜日が祝日なおかげで1つの仕事が休みやったので、日曜日にやるべき仕事を月曜日に回しても無理はないとの言い訳で、「爆発したい」という気持ちの溜まりに負けた。

早速着替えて、万博に向かった。

サッカー記者として、「仕事から逃げる為にスタジアムへ」ってのはかなり変な発想に聞こえるかもしれへんけど、もちろん、試合を「観る」為に行くわけやなかった。屋根無しの万博で台風の中ってのも、逆にある意味で頼もしいことやった。数秒以内にビショビショになる中、その場におった6559人はみんな、僕と同じく「ほんまにここに居たい」者ばかりやった。(わざわざ水戸から来はった皆さんも、偉いなぁと思ったで。)雨割りのビールを片手に、とにかく叫んだ。トラックがあると余計に一番見えへんというゴール裏のど真ん中で、5回もゴールを祝って、とにかく飛んだ。7月以来に会えた仲間とともに、とにかく発散した。

ほんまは、今日も前回に続いて「ガンバとセレッソの違い」のパート2を書くつもりやったけど、今のタイミングって、どうしてもそないな対立について書いては、僕自身でも宜しくない。このコラムの初回で説明したように、僕も含めて世界のサッカーファンは相手を馬鹿にしたりするけど、それは喧嘩を売るのではなく、むしろ同じサッカー好きに対して愛情の表現であるべき。その辺は、読者の皆さんは既に僕のスタンスを分かって頂いてるかと思う。

どこのクラブを応援してても、こんなに喜びと悲しみの涙が出るほどサッカーが大好きな僕らは実は、心の底で(ええ意味で)めっちゃアホやなって分かってるやろうから、視点や応援するチームが違くても、サッカー好き同士でお互いのアホらしい喜怒哀楽を冗談のネタにするしかない。どこのクラブを応援してても、僕の水戸ホーリーホック戦へ持っていった気持ちは、サッカー好きなら分かってくれると思う。

せやから、先週末はガンバサポの普通気に入らないセレッソ(今日は伏字無し)や浦和ファンも含めて、日本全国のサッカー好きの皆さんの姿に、人生で最も強く共感して感動しました。理由は言うまでもなく、例の「2ステージ制」に対する反対運動の熱さやった。

何故なら、僕もはっきり言うて、ほんまにほんまに反対してるから。

2ステージ制は No Thank You (ステージ2)
Text by ベン・メイブリー 

多くのJリーグファンと同じく、僕もはっきり言うて、ほんまにほんまに「2ステージ制」に反対してる。その根拠は既に、3ヶ月前にこのコラムで紹介しているが、要約すると、

「可能な限り、『一番=チャンピオン』を決めるのにホーム&アウェイ総当たりのリーグ戦が最もフェア且つピュアやねん。どこが優勝しても、誰も納得出来る。これは、サッカーの常識やねん。しかもね、J1の競争を盛り上げるニーズは今、どこにあんねや?!(中略)今となっては、Jリーガーだけやなくて、競争の激しくアンプレディクタブルなJリーグそのものも、そろそろ世界に売れるはずやねん。せやけど2ステージ制に後戻りすると、『日本はまだサッカーの国ではない』という逆のメッセージが伝わってまうだけや。」

何と言っても、サッカーの美しさはそのシンプルさにある。だって、旧大英帝国からサッカーは世界中に広がった一方、クリケットは一部の元植民地にしか定着せえへんかった理由が十分あんねん。(クリケットも好きな僕でも、それはすぐ認める。)この「首位=優勝」というのも、サッカーの分かりやすさの1つ。せやけど、火曜日のあのJリーグのリリース、見た?!優勝チームを決めるのに、フローチャートまで必要やなんて!これで、いきなり「客さん」集まんのかい?

しかも、「※各ステージの上位2位クラブの中に年間勝点1位クラブが含まれる場合や、当該クラブが重複する場合のスーパーステージの開催方法については、決定次第発表する」んやって。そらそやろ。重複ばかりやから、僕らだけやなくて、決めた方々すら分からんわけ。

僕は野球の国の人間ではない(名誉大阪人として、年に3回ぐらいは居酒屋代わりの感覚で阪神戦に行く)けど、2007年よりクライマックスシリーズが導入されたら、えらい違和感を覚えた。144試合もすんのに、トップハーフに入るように勝率5割ぐらいというテキトーな成績さえ残せば、最後だけ頑張っていわゆる「日本一」になれる。それやったら、その144から1つ1つの試合の価値が物凄く低いってしか言いようがないやろ。6年前にプロ野球がどないなったかを見たら、日本もベースボールを上回って、本格的にフットボールの国になる日がもうそろそろや、というふうに強く思ったわ。

せやけど、これで野球と似たような方向性をJリーグも取ったようで、悔しくてしょうがない。『Foot!WEDNESDAY』のチェーザレ・ポレンギも同いようなこと言うたけど、例え僕の大好きなガンバ大阪がギリギリな形でプレーオフに入ってから、最終的に優勝したとしても、心の底では「日本一」ではないことを痛感して、価値も喜びも薄くなってしまう。2005年は確かに土壇場で決まったが、順位表は嘘をつかへん。ほんで、競争が激しいというのが、Jリーグの巨大な魅力やけど、2010年の名古屋グランパスのように優れたチームが独走することもある。それでも、勝ち点差10で首位言うても、最後1試合だけ負けたら「リーグ」優勝はないって?無茶な話や。

とはいえ、もし2ステージ制「賛成」が日本人のサポーターの総意やったら、欧州からやってきた僕らが反対言う立場やなかった。サポーターが反対してるからこそ、おかしいねん。だから、僕自身の反対する気持ちも、熱狂的なものになんねん。

「客がめっちゃ減ってる」とか「2ステージ制にすれば客が増える」というビジネス臭い主張言われても、その証拠がどこにあるか分からへんけど、それよりも、ビジネスにすべからざるサッカーのビジネス面においても、サポーターが誰よりも大切というのも事実やろ。「ほんまにサッカー好きやったらどうせ来てくれる」ってような甘い見方はアカン。僕がガンバを愛するようになったのは、試合内容とかスタジアムとかやなくて、応援団がおもろかったからや。欧州人・南米人の如く、サッカーを社会的アヘンにして、本音を表に色々と熱く発散する、みんなの姿が立派やった。僕以外にも、その情熱についていく人が少なくない。つまり、サポーターにも大きな集客力がある。サッカーは、何よりも社会的なものやから。

その試合を超える熱さは先週末、各クラブのサポーターに表現されて、非常に感動させてもらった。日本で働く外国人はよく、日本の縦社会や建前に疲れて、「幾ら間違ったことでも『上』に言われたからと言って、何も文句を言わず、仕方なくそのまま受け入れて従えるって、いったい誰の為になるのか?!」と考えることがしばしばある。しかし、先週末のJリーグサポーターは、いわゆる「上」が決めたことやからしゃあないと諦めることなく、ストレートで素直に本音を出してくれた。その姿にこそ、Jリーグと日本サッカーの未来がある。

せやから、それが本音やったら、これからも諦めないで欲しい。2015年の開幕まで、あと18ヶ月もある。時間がたっぷり残っている。ほんまに反対やったら、これからも反対し続けて下さい。僕も、共に頑張るから。

こういうふうに言うてるのは決して、「とにかく『上』が嫌い」というパンク的な考え方ではない。むしろ、僕も本当にJリーグが大好きやから、上から下まで、サポートしたいと思っている。僕も心からJリーグの成長を祈ってて、自分の仕事でJリーグの力になりたい。もし機会があれば、Jリーグと手を組んで、共に努力したい。Jリーグの素晴らしさをどんどん、世界にも伝えたい。これほどJリーグを心から愛しているからこそ、僕も本音を言うしかない。

サッカーは社会の為に存在する、宝物である。その社会を成すサポーターの声を無視すれば、それは終わりの始まりやで。


Foot! TUESDAYでおなじみのベン・メイブリー氏によるコラムである。
Jリーグ2ステージ制への反対が熱く語られておる。
異国の者にまで愛された日本のJリーグが、こうも簡単に自己否定するようなことをしてしまう様を見ると悲しくなってしまう。
この国のサッカーに未来はあるのであろうか。
ここは静観せずに反対意見を述べ続けていきたい。

大迫、ゴールを狙え

2013年09月20日(金)

明日に迫ったJ1第26節 磐田戦に向けて、9時からミニゲームを実施しました。また一部の選手はシュート練習も行っています。

エース・大迫である。
やはりこの男のゴールがチーム上昇の糸口であろう。
是非とも明日のジュビロ戦でも決めて欲しい。
大迫のゴールで勝利を掴み取ることが叶えば、勝利の美酒も美味この上ない。
乾杯の杯を用意し、試合を待つ。
楽しみな一戦である。

ジュビロ戦プレビュー

【J1:第26節 磐田 vs 鹿島】プレビュー:互いに負けられない一戦。17位・磐田と4位・鹿島のプライドがヤマハで激突する!(13.09.20)
今季リーグ戦は残り9試合。ホームの17位・磐田にとっても、アウェイの4位・鹿島にとっても最終順位に響く重要な一戦となる。

J1残留を争う17位・磐田は前節、アウェイで柏に3-1で勝利。リーグ戦で10試合ぶりに白星を掴んだ。アウェイでは約1年ぶりの勝利となり、関塚 隆監督も「アウェイで勝点3を取れたことは次につながる」と笑顔を見せた。ただし、15位・甲府も勝利したことで“残留ライン”との勝点差は『9』のまま。厳しい状況が続く。
柏戦の勝利で今季リーグ3勝目。今季は連勝がまだなく、勝った後の試合が鍵を握ることになる。今季リーグ初勝利となった第8節・湘南戦(4月27日)、関塚体制での初勝利となった第15節・新潟戦(7月10日)の後にいずれも勝てず、連勝で勢いに乗れなかったことが下位にいる要因の一つとなっている。

スタメンは前節から若干の変更がありそうだ。ポイントは左サイドになる。新戦力・安田理大の起用は流動的。前節・柏戦は金曜開催という変則日程だったため選手登録を認められずベンチ外となったが、14日と18日の練習試合には出場。関塚監督に「持ち味が出ていた」との評価を得ている。14日の練習試合では左右のサイドバック、左MFと3つのポジションを担当。宮崎智彦に代わり左サイドバックとして磐田デビューを果たす可能性もあり、左ふくらはぎ痛で17日の練習を途中で切り上げた山田大記に代わり左MFを務める可能性もある。また、前節の柏戦では後半途中から左サイドバックに伊野波雅彦、左MFに宮崎智彦という並びに変更したことも踏まえれば、今節のスタメンは簡単に読めない。

対する鹿島は勝点41の4位。首位・横浜FMとの勝点差は『7』あり、上位に踏みとどまるために落とせない一戦となる。前節はアウェイで甲府と対戦し0-3と完敗。トニーニョ セレーゾ監督が「今季一番ひどい試合」と嘆く敗戦となってしまった。今季は敵地では白星に見放されており、これでアウェイ7連敗。しかし、「アウェイでさらに2勝か3勝していればおそらく首位にいた」と指揮官が話す通り、それでも4位という順位にいることを忘れてはならない。それもそのはず。今季ホームではいまだ負けなし。12試合で10勝2分と驚異的な強さを見せている。今季アウェイではまだ2勝だが、力を持ったチームであることに疑いの余地はない。それを敵地でいかに発揮するか、という段階にあると言えるだろう。

前節は負傷離脱していたダヴィが7試合ぶりにピッチに立った。今季ここまで7得点をマークしており、第17節・磐田戦でもゴールを決めている。今季ここまで14得点の大迫勇也と合わせると、チームの総得点(40得点)の約半分を叩き出していることになる。この2トップはやはり強力だ。鹿島にとっては前節・甲府戦(アウェイ)→今節・磐田戦(アウェイ)→次節・大分戦(ホーム)と下位3連戦の2戦目。2試合連続のアウェイゲームとなるが、この試合に勝利し、圧倒的な勝率を誇るホームに大分を迎えたい。

以上

2013.09.20 Reported by 南間健治


ジュビロ・鹿島お互いにとって重要な試合と銘打つプレビューである。
ジュビロにとっては、J1残留に向けてホームでの試合は落とせまい。
ここは、攻撃的に前に出てくるのではなかろうか。
その隙を突いて得点機を作れば勝利の尻尾が見えてくるはず。
その為にも守備陣が踏ん張りジュビロの攻撃を弾き返すことが重要となる。
青木と山村のCBはコンビネーションも深まっており、この試合ではより強い気持ちで奮起してくれると思われる。
曽ケ端と組んでクリーンシートを目指すのだ。
守備陣の輝きを期待しておる。

川崎・中村憲剛、1ステージ制の方がいいことは誰もが分かっている

2ステージ制導入…川崎・憲剛、複雑な思い
 J1川崎MF中村が19日、J1で導入される2ステージ制について複雑な表情を見せた。「1ステージ制の方がいいことは誰もが分かっている。僕たちは魅力あるサッカーをするしかない」と理解を見せつつも、試合数増加などに「今でさえ日程は破綻していると思っている」。主力からは「決まってからでは何も言えない。選手のことを考えていない」との声も上がった。 (麻生)
(紙面から)


2ステージ制に否定的なコメントを出した川崎の中村憲剛である。
「1ステージ制の方がいいことは誰もが分かっている」とばっさり言い切っておる。
誰もが望む1ステージ制を辞めるJリーグにたいしてポジティブになれと言われても困るとしか言いようがない。
そして「今でさえ日程は破綻していると思っている」と現在の過密日程に苦言を呈しておる。
ここにスーパーステージやCSを入れるために平日開催を増やし、更なる過密日程を強いることとなれば、選手としては無理が生じることとなろう。
短期的な見解や、目先の金額で物事が進み多くの者が困惑しておる。
ここは、改めて口にしたい、2ステージ制には反対である。
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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