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シャルケ・篤人、チームとしては早く戻ってきて欲しい雰囲気を感じる

欠場続く内田「負荷をかけると、まだ痛みが出る」
14/8/31 12:58

[8.30 ブンデスリーガ第2節 シャルケ1-1バイエルン]



 ブンデスリーガは30日、第2節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでバイエルンと対戦し、1-1で引き分けた。右膝に故障を抱え、練習に復帰したばかりの内田はベンチ入りしなかった。

 イェンス・ケラー監督は内田について「ボルシアMG戦から復帰することを期待している」と、次節9月13日のボルシアMG戦での復帰を希望しているが、内田はバイエルン戦後、「まだ復帰の時期は明言できない」と慎重に語った。

「普通のトレーニングを始めているけど、リハビリもしている。負荷をかけると、まだ痛みが出るので、負荷をかけ切れていない」と、自身の状態について説明した。

 とはいえ、シャルケは故障者が続出する苦しい状況だけに「チームとしては早く戻ってきてほしい雰囲気を感じる」のも正直なところ。今後は国際Aマッチウィークに入るため、リーグ戦は2週間中断する。中断明けの実戦復帰を目指して、慎重に調整を進めていく。





「まだ復帰の時期は明言できない」と語ったシャルケの篤人である。
これは不安にさせられる。
チームも勝利から遠ざかっており、篤人の復帰を待ち望んでおろう。
ここは、インターナショナルマッチウィークの中断期間にて傷を癒やして欲しいところ。
篤人の躍動を楽しみにしておる。

FC東京戦レビュー

【J1:第22節 鹿島 vs F東京】レポート:前後半で大きく様変わりした試合は、互いに勝点1を分け合う結果に(14.08.31)
8月30日(土) 2014 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 2 F東京 (19:04/カシマ/19,839人)
得点者:10' 土居聖真(鹿島)、26' ダヴィ(鹿島)、49' エドゥー(F東京)、87' 武藤嘉紀(F東京)
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勝てなかったことを悔やむ気持ちと、負けずに安堵する気持ちが同居する、複雑な心境が両チームに去来する。鹿島はシュート数13対2と圧倒的に相手を押し込んだ前半45分を、F東京は3トップにしてアグレッシブに攻めた後半45分を思えば、もう一つの45分をもっと上手く戦っておけばという気持ちは少なくないはずだ。特に、先に2点のリードを奪っていたトニーニョ セレーゾ監督は会見場に入るなり「泣くよりは笑う方がいいと思います。前半後半で別々のチームになってしまった」と残念がった。

試合は予想外の展開で始まった。前節、平山相太を負傷で失ったF東京だが、それ以外はほぼベストメンバーという構成なのに対し、鹿島は小笠原満男ら主力3人を欠く布陣。加入後初出場となるジョルジ ワグネルがいきなり先発、そしてリーグ戦では前半だけで交代する試合が続いていた梅鉢貴秀が起用されたこともあり、序盤はF東京がペースを握るかと思われた。
しかし、メンバーが大きく変わっている鹿島が、いつもと変わらない内容を見せる。10分、逆サイドにフリーで走り込む土居聖真を見逃さなかった西大伍が大きなクロスを送ると、これを土居がピタリとファーストタッチ。詰める権田修一の股の間を抜けるシュートを決め、幸先良く先制点を奪った。さらに、攻勢を強める鹿島。26分には、曽ヶ端準からのロングキックからダヴィが抜け出し、相手DFと競り合いながらゴールに流し込み追加点。「梅鉢選手は前半は非常にすばらしいパフォーマンスでした」とセレーゾ監督が絶賛したとおり、梅鉢が出色のパフォーマンスを見せ、特に右サイドのカイオと西に、土居やボランチの2人も絡む攻撃で、相手守備を大混乱させていた。

マッシモ フィッカデンティ監督もこうした事態にシステムを変更することでゲームを落ち着かせようとしたが、前線の渡邉千真は孤立してしまい、自陣から押し上げる機会を作ることができない。だが、後半頭からエドゥーと三田啓貴を投入して3トップにしたことが流れを引き寄せることになる。
49分には武藤嘉紀の得たPKをエドゥーが落ち着いて1点差に詰め寄る。さらに70分に鹿島が退場者を出し一人減ったことで完全に流れを掌握。なかなか崩し切れない時間が続いたが、87分、鹿島のDFが処理を誤ったところに渡邉千真が詰め、そのこぼれ球を最後は武藤嘉紀が蹴り込み同点に。さらに攻めるも曽ヶ端準のセービングもあり逆転までには至らなかった。

90分のなかで試合のながらは目まぐるしく変わる。キャプテンマークを預かった柴崎岳が「唯一の救いは負けなかったこと」と言えば、球際で気迫を見せた米本拓司が「負けはしなかったことをプラスに考えたい」と応じる。お互いに、負けないための流れを掴むことはできたが、勝ちきる程までがっちり掴むことはできなかった。

以上

2014.08.31 Reported by 田中滋




勝ちきれなかったことを悔やむことや、ミスを責めることは容易である。
しかしながら、それを大きく取り上げる必要はなかろう。
そう言いたげな田中氏のレポートである。
仲間内のサッカー談義であれば、文句を並べ立てることも良い。
だが、メディアとして多くの者共の目に留まる場においては不要であろう。
この試合、鹿島が勝利を掴むことが正解で合ったであろう。
しかし、結果はそうはならなかった。
それもまたサッカーと球技の魅力の一つである。
細かい修正は現場に任せて、次なる試合での勝利を楽しみにしたい。
良い試合を期待しておる。

アーミー・ユナイテッドFC・船山、山形を訪問

【モンテ】船山、元チームメイトを激励
2014年08月31日 10:45

 2012年まで2年間山形に在籍し、現在タイプレミアリーグのアーミー・ユナイテッドFCに所属するMF船山祐二(29)が30日の練習に駆け付けた。「ずっと会いたかった仲間たち。みんないきいきして頑張っている」と見守った。

 リーグ中断に伴う休暇を利用して帰国し、妻の母親の出身地である長井市を訪れた。FW山崎雅人やDF西河翔吾らと談笑しながら旧交を温め、「プレーオフ圏内まで勝ち点差3と聞いた。連勝すれば状況は変わる。31日の大一番(湘南戦)に勝って
ほしい」と激励した。

 11年に鹿島から山形に加わり、12年はリーグ戦27試合で2得点。昨季はJ2福岡でプレーし、今季からタイに移籍した。今はボランチを担い、「タイのレベルは思っていた以上に高い。特に対人プレーの質が高く、やりがいを感じている」と話す。新たな環境に身を置き、「英語やタイ語を少しずつ勉強しながら生活し、多くの人と接している。サッカーだけでなく、人生にとって必ずいい経験になる」と充実した表情で語った。




山形の練習場に姿を見せたアーミー・ユナイテッドFCの船山である。
J1昇格に向けて頑張っているメンバーに激励の言葉をかけておる。
船山自身はタイでのプレイについて手応えを感じておる様子。
海外での経験はこれからの人生に大きく影響する。
船山のこれからに期待しておる。

FC東京戦コメント・報道

2014Jリーグ ディビジョン1 第22節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・前後半で、別のチームになってしまった。相手がシステム変更や選手交代で勝負を仕掛けてきたこともあったが、ハーフタイムに2-0というスコアは非常に危険だと選手たちには言った。相手は気持ちを切り替えて、やり方を変えてやってくる。そこを10分、15分しのげば、また自分たちの流れになると言ったが、足りなかったのは、やはり経験値。
・梅鉢は前半は素晴らしかったが、後半は息切れした。もし小笠原がいれば、柴崎と共に相手をいなすことができたかもしれない。それが、経験値の差。後半の立ち上がりでしっかりやらなければいけないところで、相手に押し切られた。流れを失ったところで、自分たちが苦しいにもかかわらず、受け身になって、自分たちの武器であるパスワークが出せなくなった。
・後半の冒頭25分から30分は守備だけの時間となった。その原因は、前でボールをキープできなかったこととボールを失うことが多かったから。そういう時間が長ければ、疲労度は高まる。相手にも質の高い攻撃陣がいるのだから、疲労があればこちらの判断ミスも多くなる。
・交代のカードを切ろうとしたところで、退場もあった。逆に10人になってから、もう一度運動力を回復して最後まで相手の攻撃をしのぎきったことで引き分けというご褒美をもらえたかもしれない。もちろんホームなので勝たなければいけなかったが、10人でドローという結果を得たということはそういうことなのだろう。
・前半で勝利を決定づけることができた試合だったと思うが、それを言っても後の祭り。流れを読んでどうすればいいかを考えることが必要であり、それが私のハーフタイムでのコメントにも表現されている。





【梅鉢 貴秀】
良かったのは60分くらいだけど、前半も後半も決定機はあった。PKを取られたけど、カウンターで良い形を作れていた場面もあった。結果として4連勝で止まってしまって悔しいし、責任を感じる。頭の中を整理して、これを逃せばもうチャンスはないと思って試合に臨んだ。相手のシステムと特長を頭に入れて、しっかり準備できたとは思う。

【柴崎 岳】
前半は良い戦いだった。退場者が出てからはやることがはっきりした。非常に悔しい試合だが、負けなかったことでどうなるか。今後につなげていきたい。キャプテンマークを巻いて試合に出ることは、責任感が増すし、鹿島のキャプテンは重みがある。その立場で、中心としてやらなければいけないという部分はある。そういう意味では、チームを勝たせることはできなかった。内容が悪くても、チームを勝たせられる選手になりたい。

【昌子 源】
(退場者が出て)10人になってから、浩二さんが入ってさすがのプレーをしてくれて、岳と2人でバランスを取ってくれた。浩二さんには感謝したい。戦い方ははっきりした。逆転されなかったことをプラスに捉えて、この勝点1が大きく働いてくれることを期待して、次の大宮戦に向けてしっかり修正したい。

2014年08月30日(土)


本日行われたJ1第22節F東京戦は2-2の引き分けに終わりました。

【J1:第22節 鹿島 vs F東京】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.08.30)
8月30日(土) 2014 J1リーグ戦 第22節
鹿島 2 - 2 F東京 (19:04/カシマ/19,839人)
得点者:10' 土居聖真(鹿島)、26' ダヴィ(鹿島)、49' エドゥー(F東京)、87' 武藤嘉紀(F東京)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:前半と後半でガラッと試合の印象が変わり、相手が3トップにしてきて苦しんだ部分があったように見えましたが?
「確かに言われたとおり前半後半で別々のチームになってしまったと思います。当然ながら相手もそのシステム変更をしたり、攻撃的なカードをハーフタイムで入れてきたところで、相手はなにも失うものはないという勝負を仕掛けたところもありました。僕がハーフタイムに選手たちに言ったのは、2−0というスコアは非常に危険なスコアである、と。相手はちょうど一回ハーフタイムに入って、監督の指示を受けて気持ちを高めて後半の頭から早い時間帯に得点をして、自分たちの流れを作りたいという意向を持って入ってくると。だから集中力、注意力をもって入らなければいけない、と。それができれば10分、15分なので、それを耐えることができれば自分たちの流れに持っていくことができる、と。そこで足りなかったのは経験値というところだと思います。梅鉢(貴秀)選手は前半は非常にすばらしいパフォーマンスでした。ただ、後半になるとどうしてもペース配分というところで、試合を継続してできていないところでそういうペース配分がわからず、もし小笠原(満男)選手がいれば柴崎(岳)選手ともう少しパスワークでゲームコントロールする、相手をいなす、ボールを持ちながらいなす、というところができたと思いますが、残念ながらそうした経験値が足りませんでした。もうひとつ経験値というところでは相手が圧力をかけてくる。そこでも気持ちをしっかり入れて、集中力と注意力を高めて10分、15分、後半の立ち上がりに入れてはいらなければいけないところで、緩んだ状態で入ってしまって、相手の勢いにのまれてやられてしまいました。それもおそらくPKだったのか、違うのかは僕が言うことではないです。ただ、時間帯が4分から6分だったと思いますが、そこで失点してしまい、流れを失ってしまいました。自分たちがもっと苦しい展開で受け身になってしまい、自分たちが武器としているパスワーク、あるいはボールを保持するということができずに流れを渡し、僕は交代カードでその流れを止めようとしたのですが、残念ながら退場がありました。退場があったところで下りテンポになっていく、悪い流れになっていくところで、逆に10人になってから選手たちが、もう一度ハードワークをする、献身的に犠牲心を持ってやる、という運動量をあげたところは収穫としてはいいと思います。あれだけF東京のいろんな形の攻撃を最後まで耐え抜き、走りがんばったのは引き分けというご褒美になったのではないかと思います。当然ながらホームなので勝点3を取らないといけないのが自分たちの最大の目標ですし、それを達成しなければならなかったのですが、引き分けたという部分についても、全員が献身的にやったところはよかったと思います。前半だけでもこの試合を決められるチャンスがあって、後半も失点したあとも明らかに得点するチャンスがあったなか、今回は後半に関してはそれを決めることができなかったのは残念に思います。でも、それは後の祭りであって、決めるところでしっかり決めなくちゃいけない。自分たちの流れがどのようになっているのか、どちらに傾いているのか、自分たちが有利なのか不利なのか、ということを整理しながらプレーするというところで、頭を使うインテリジェンスはハーフタイムの表現として使わせてもらいました。
後半、約25分、30分くらいは守備にしかまわらない時間帯が多かったと思います。その要因としては前の方でボールを収めることができなかった。キープすることができなかった。相手にボールを渡すことが多くなったので、そういう状況に至ってしまいました。さすがに25分、30分くらいで守備をずっとやっていれば疲労が加わっていくので、相手も非常に能力の高い攻撃陣がいるのですから、その部分で疲労性からの判断ミスがあったのだと思います。ただ、そのなかでディフェンス陣は耐えるべき部分ではうまくできたのではないかと思っています。
我々にとっては引き分けというのは良い結果、総合的に欠けられた負荷や圧力を考えればよかったと思います。
交代のところでは、一つはジョルジ ワグネルが長いこと試合をしてなかったことで運動量が低下してしまいました。僕自身は、彼はもっと高いパフォーマンスを示すことができると期待しています。カイオのところを交代しなくてはいけなかったのは、カードをもらっていたことと、もう一つは退場者が出たので中盤のバランスを整えなければいけなかったのでそういったカードを切りました」

以上

【J1:第22節 鹿島 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(14.08.30)
●梅鉢貴秀選手(鹿島)
Q:前半はすばらしい内容だった。
「2−0で勝ってましたからね。後半始まってからも決定機を何度も作っていた。PKは取られましたけどそんなに流れは悪くなかった。4連勝は止まってしまったけど負けたわけではない。切り替えて次に向かいたい」

Q:リーグ戦では良いパフォーマンスができない試合が続いていたがどう臨んでいたのか?
「頭の中をしっかり整理して、これを逃せば今年はチャンスは無いと思っていた。相手のシステム、自分たちのシステムとかも頭に入れて。今回は出るだろうということで良い準備ができたと思います」

Q:相手とシステムが噛み合う。優位に立つようにどうしたのか?
「サイドを使って相手を押し込んだ。押し込んで理想的な展開ができていたと思います。後半、相手はサイドをケアしてきたけれど上手く対処できていた」

●山村和也選手(鹿島)
「ソガ(曽ヶ端準)さんにボールを流そうと思って流したけれど、自分がクリアすればよかったと思います。自分で勝手に判断してしまってキーパーが取れるかなと思ってああいうプレーになってしまった。退場者が出てしっかり守り切って時間を使うことが明確になっていた。個人のミス。チームには申し訳ないと思います。勝てる試合で勝点3を落とすことはチームが優勝するためにはあってはいけない。しっかり反省して、また出場することがあったら、この分までチームに貢献したい」

●柴崎岳選手(鹿島)
「悔しさの方が先にあります。唯一の救いは負けなかったこと。勝てる試合でしたけどそれを落としたのと、アントラーズが上に行くには惜しい試合をした。でも、中心選手がいないなかで代わりに出た選手は良いパフォーマンスだったと思います。不足していた部分はあるかもしれないけれど、そんなに変わらないサッカーを見せられたと思います」

Q:梅鉢選手とはどんな打ち合わせをしていたのか?
「特にありません。練習でもいつもやっているし、試合で組むのも初めてじゃない。互いに良い関係ができたと思います。バチも久しぶりの試合だったけれどセカンドボールもよく拾えていたし、F東京のすばらしい選手に対して良いプレーをしていた。運動量が落ちて後半代えられたのは残念だったけど」

Q:10人になってからは?
「ある程度はっきり守備を固めることがはっきりしていました。結果としては守り切れなかったけれど、20分くらいあったし、もうちょっとボールが保持できればよかった」

Q:勝ちきれなかったことを次にどう繋げたい?
「一瞬の気の緩みとか、技術的にそんなに差があるわけじゃない。勝ちきれなかったですけど、3−2になるよりは、同点にされたあとも全員で声を掛けあって守れた。上位とはあまり離れていないし、また次の大宮戦からアウェイでもホームでもしっかり勝っていきたいです」

[ J1:第22節 鹿島 vs F東京 ]


鹿島は10分に、西大伍の正確なロングフィードから土居聖真が素晴らしいファーストタッチからゴールに流し込み鹿島が先制した。第9節(4/26)広島戦以来の得点となった。

[ J1:第22節 鹿島 vs F東京 ]


鹿島は26分にも、相手のパスミスを奪ったダヴィがそのままゴールに流し込み、鹿島が2-0とリード広げた。ダヴィはこの試合J1通算100試合となり記念試合をゴールで飾った。

代表初選出のFW武藤が2点に絡む活躍でF東京が4連勝中の鹿島と分ける
14/8/30 21:08

[8.30 J1第22節 鹿島2-2F東京 カシマ]

 J1は30日、各地で第22節を行い、鹿島アントラーズとFC東京が対戦した。前半は鹿島が圧倒して、2点のリードを奪う。しかし、後半になるとF東京も猛反撃を見せ、日本代表に初招集されたFW武藤嘉紀がPA内で倒されて得たPKで同点に追いつくと、試合終盤の42分にも武藤がゴールを決め、試合は2-2で終了している。

 ホームの鹿島はリーグ戦4連勝中で、8戦無敗。一方、アウェーのF東京も9戦無敗と、好調をキープしている。MF小笠原満男、MF遠藤康、DF上田直通が出場停止という不安を抱えていた鹿島だったが、前半はF東京を圧倒する。

 新加入のMFジョルジ・ワグネルが初先発した鹿島は、右サイドから好機をつくり出す。前半10分にはMFカイオの大きなクロスをMF土居聖真がPA内で絶妙なコントロール。GK権田修一との1対1を制して先制点を記録。さらに同26分にもGK曽ヶ端準のパントキックをMF高橋秀人が処理ミス。ボールをFWダヴィに拾われると、そのままゴール前に持ち込み、GK権田の鼻先でシュートして追加点を挙げる。守備でも鹿島はF東京のシュートを2本に抑え、ほぼ完ぺきな内容で前半を折り返した。

 後半に入ると、F東京も反撃に出る。再開早々の4分にはMF米本拓司が高い位置でカットしたボールをPA内で武藤がコントロール。縦に仕掛けようとしたところをDF山村和也に倒されてPKを獲得した。これを後半開始から出場していたFWエドゥーが決めて、F東京が1点差に詰め寄った。

 その後、鹿島も攻撃に転じ、10分にMFカイオが中央を突破してGK権田修一と1対1になったが、シュートをブロックされてしまう。さらに後半25分、鹿島は途中出場したDF青木剛がエドゥーに対する危険なタックルで一発退場となる。

 数的優位を得たF東京は後半34分、富山への期限付き移籍から復帰したばかりのU-21日本代表MF中島翔哉をピッチに送り出す。一人少ない鹿島は、前線に残したダヴィにボールを集め、ダメ押し点を狙う。同36分にはCKの流れから、DF西大伍がシュートを放ったが、わずかにクロスバーを越えて行った。

 ボールを保持する時間の長くなったF東京は、41分に左サイドから太田が入れたクロスを武藤がヘッドで合わせたが、わずかにクロスバーを越える。それでも直後の42分、中島がヒールパスで中央にボールを入れると、FW渡邉千真がルーズボールに体を寄せる。これが相手守備の混乱を生むと、こぼれ球を武藤がゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻した。このまま試合は2-2で終了。好調の両チームは勝ち点1を分け合い、無敗試合数を鹿島は9に、F東京は10に伸ばしている。

鹿島柴崎痛恨ドロー「やれた部分多い」

鹿島対東京 悔しそうな表情でサポーターにあいさつする鹿島MF柴崎(撮影・中島郁夫)

<J1:鹿島2−2東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 鹿島が5連勝を飾れなかった。前半2点リードから追いつかれて引き分け。

 2日前、アギーレジャパンの初代メンバーに選ばれた日本代表MF柴崎岳(22)は「前半は素晴らしい内容だったと思うけど、後半は立ち上がりにPKを与え、退場者が出て10人になった残り20分間くらいも、難しい部分があった。悔しいけど、やれた部分の方が多いので次の大宮戦(9月13日)につなげていきたい」と冷静に振り返った。

 主将のMF小笠原満男(35)が累積警告による出場停止のため、リーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻いて出場した。通算100試合出場の節目でもあったが、勝利で飾れなかった。

 しかし、前半11分にMF梅鉢へのヒールパスでサポーターを沸かせると、24分には右CKのキッカーとしてグラウンダーのパスを送り、FWダビのシュートを演出。後半4分には、同じ日本代表の東京FW武藤嘉紀(22)とのマッチアップを制してボールを奪うなど、個人として見せ場はつくった。

 首位浦和との勝ち点差は4に広がり、同1差の2位鳥栖が引き分けたため、勝てば2位浮上だったが3位止まりだった。「勝てる試合を落としたので、上位へ行くことを考えれば惜しいことをした。ただ(出場停止選手が3人いて)中心選手がいない中、代わりの選手がいいパフォーマンスを見せて、普段とそんなに変わらないゲームを見せられた、とは思う」と話した。

 9月1日から日本代表に合流する。まずはウルグアイ戦(5日、札幌ドーム)へ「切り替えて一からスタートしたい。期待は感じますし、いろんな選手と話しながら応えられるよう頑張りたい」と抱負を語った。
 [2014年8月30日22時45分]

鹿島柴崎、武藤止められず「悔しい」
<J1:鹿島2−2東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 代表入り直後、初キャプテン、リーグ戦100試合出場と節目が重なった鹿島MF柴崎岳(22)にとって、悔しいドローとなった。退場者が出て10人で耐えていた後半42分、痛恨の同点弾を同じ日本代表のFW武藤に献上した。「はっきり守備固めしようと意思疎通はしていたけど…。悔しさが残る試合。救いは負けなかったことだけ」と淡々と話した。

 貫禄は見せた。前半からセットプレーのキッカーとして精度の高いボールを送り、後半4分には右サイドで武藤と初めてマッチアップ。突破を図る相手の前に素早く体を入れて球を奪い取り、同10分にも武藤の足元からボールをさらった。

 2日前、アギーレジャパンの初代メンバーに選ばれた。新監督は会見で「選手が1試合でボールを持つ時間は約2分。残りの88分に何ができるか」を求めた。それを伝え聞くと「僕は2分も持たない」と即答。球離れの速さを長所に挙げていた通り、シンプルにパスを散らして試合を組み立てた。

 「持ち味」というフリーランニングでは中盤の底からペナルティーエリアへ何度も駆け上がった。視察したモラス・フィジカルコーチに、オフ・ザ・ボールの質の高さを見せつけた。

 プロ4年目で早くもJ1通算100試合出場。出場停止の小笠原に代わり、リーグ戦で初めてゲーム主将も務めた。「責任は増したし、代表の期待も感じる。切り替えて一からスタートしたい」。ロシアで中心選手になる目標を抱え、好調を維持したまま札幌へ乗り込む。【木下淳】

 ▼J1通算100試合出場 鹿島MF柴崎が、30日の東京戦で達成。22歳3カ月2日での到達は、鹿島ではDF内田篤人の21歳3カ月21日に次ぐクラブ歴代2位の年少記録。3位はFW大迫勇也で22歳4カ月18日。J1最年少到達は、MF稲本潤一(当時G大阪)で20歳10カ月25日。
 [2014年8月31日8時5分 紙面から]

鹿島、無念ドロー…柴崎「唯一の救いは負けなかったこと」

試合後サポーターに挨拶する、鹿島・柴崎=県立カシマサッカースタジアム (撮影・中井誠)

 J1第22節(30日、鹿島2−2FC東京、カシマ)鹿島は試合終了間際に追いつかれ、日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は「悔しさの残る試合。唯一の救いは負けなかったこと」と唇をかんだ。

 警告累積の主将MF小笠原ら主力3人を欠き、柴崎がキャプテンマークを巻いて出場。攻撃の起点になるなど試合を巧みに操ってチームは前半に2得点したが、退場者を出した後半に追いつかれた。3年ぶりの5連勝を逃し、柴崎は「これが(優勝争いになる)最後にどう転ぶか」と逃した勝ち点「2」を案じた。

 気持ちを切り替え、「ずっと目指していた」という日本代表での試合に臨む。 (伊藤昇)


前半、FC東京・米本(左)と競り合う鹿島・柴崎=カシマ


鹿島−FC東京 前半、先制ゴールを決め、笑顔を見せる鹿島・土居(28)=カシマ


FC東京と引き分け、肩を落とす柴崎ら鹿島イレブン=カシマ


(紙面から)

柴崎 キャプテンシー発揮も…2点先行からドロー決着に反省
J1第22節 鹿島2―2FC東京 (8月30日 カシマ)


<鹿島・FC東京>FC東京・武藤と鹿島・柴崎
Photo By スポニチ


 主将マークを巻いた鹿島の日本代表MF柴崎は「勝てる試合だった。悔しさの方が大きい」と4連勝で止まり唇をかんだ。2点を先行しながら後半の2失点でドロー。MF小笠原ら主力3人が出場停止で、さらに数的不利な状況ながら、勝利への渇望を隠さなかった。

 9月1日からアギーレジャパンの一員として代表合宿がスタート。「周囲の期待は感じている。ベストを尽くす」という。この日もボランチの位置でゲームをつくるだけでなく機を見て前線に駆け上がり、攻撃センスの高さを発揮。主将としては主審と積極的にコミュニケーションを取るなど、精神面での強さも示した。最高の形での合流とはならなかったものの「きょうの試合のことは切り替えて、いろんな選手とコミュニケーションを取りたい」と代表定着へ向けて気合は十分だ。


<鹿島・FC東京>FC東京・武藤と鹿島・柴崎
Photo By スポニチ


<鹿島・FC東京>前半、鹿島・柴崎(中)
Photo By スポニチ


[ 2014年8月31日 05:30 ]




中田コを賞賛する源である。
ちょっとした判断ミスさえなければ逃げ切りは出来たであろう。
これほどの実力を持ったベテランがベンチに控えておることを誇りに思う。
若手の経験不足を補うためにも、これからも実力を発揮していって欲しい。
また、これほどの選手の背中を見て若手は成長していくのだ。
期待しておる。

ケルン・大迫、先制点で勝利に貢献

大迫がブンデス1部初ゴール!!酒井高との日本代表対決制し今季初勝利
14/8/31 00:19

[8.30 ブンデスリーガ第2節 シュツットガルト0-2ケルン]



 ブンデスリーガは30日、第2節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは敵地で日本代表DF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、2-0で勝った。大迫はトップ下、酒井は左SBで先発出場。大迫は前半22分に先制点を決め、ブンデスリーガ1部初ゴールを記録した。ケルンのMF長澤和輝は負傷欠場している。

 ケルンは前半22分、DFミショ・ブレチュコが右サイドからクロスボールを入れると、相手DFがクリアしたボールがゴール方向に飛び、GKが前に弾いたところに大迫が素早く詰めて左足で押し込んだ。

 大迫の移籍後初ゴールとなる先制点。今年1月に1860ミュンヘンに加入し、ブンデスリーガ2部で6ゴールを記録していた大迫だが、ブンデスリーガ1部では初ゴールとなった。

 ケルンは前半33分にFWアンソニー・ウジャーの追加点で2-0と突き放すと、後半もリードを守り続ける。酒井は後半32分、大迫は後半40分にそれぞれ途中交代。試合はそのまま終了し、1部復帰のケルンが今季初勝利を挙げ、3シーズンぶりとなるブンデスリーガ1部での白星を飾った。

大迫がブンデス1部初ゴール!!酒井高との日本代表対決制す
14/8/31 10:57

[8.30 ブンデスリーガ第2節 シュツットガルト0-2ケルン]

 ブンデスリーガは30日、第2節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは敵地で日本代表DF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、2-0で勝った。大迫はトップ下、酒井は左SBで先発出場。大迫は前半22分に先制点を決め、ブンデスリーガ1部初ゴールを記録した。ケルンのMF長澤和輝は負傷欠場している。


ブンデス1部初弾を決めたFW大迫勇也


チームメイトから祝福を受ける


ブンデス2部では6ゴールを決めていたが、1部では初ゴール


前半22分に左足でのシュートが決まった


大迫の先制点もあり、チームは2-0勝利


先発すると後半40分に途中交代した


チームメイトから労いを受けた


大迫、ケルン移籍1号 代表戦へ景気付け

シュツットガルト戦の前半、先制ゴールを決めるケルン大迫(撮影・PIKO)

<ブンデスリーガ:シュツットガルト0−2ケルン>◇30日◇シュツットガルト

 2部1860ミュンヘンからケルンに移籍した日本代表FW大迫勇也(24)が、ブンデスリーガ(ドイツ1部)初得点となる、移籍後初ゴールを挙げた。

 今季2戦目のシュツットガルト戦にトップ下で先発。前半22分に味方の右クロスが相手DFに当たり、こぼれ球をGKが取り損ねたところを左足で押し込んだ。日本代表ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)へ向けても景気付けの1発となった。

 ケルンは大迫の得点後にもナイジェリア代表FWウジャーのゴールで加点。快勝した。大迫はハンブルガーSVとの開幕戦で無得点に終わった後、「納得は出来てない。これからが勝負だと思います」と悔しさをのぞかせ、この日のシュツットガルト戦へ闘志を燃やしていた。その気持ちがチーム全体に波及した。

 一方、シュツットガルトの日本代表DF酒井高は左DFで先発し、後半32分に退いた。出来が悪く、ピッチを退く際にはファンからブーイングを浴びた。【鈴木智貴通信員】
 [2014年8月31日9時46分 紙面から]

大迫、シュツットガルト戦で移籍後初得点 勝利に貢献

シュツットガルト戦の前半、先制ゴールを決め、喜ぶケルンの大迫(右)=シュツットガルト(共同)

 サッカーのドイツ1部リーグは30日、各地で行われ、ケルンの大迫勇也は敵地で酒井高徳のシュツットガルトと対戦し、前半に移籍後初得点を決めるなど2−0の勝利に貢献した。大迫はトップ下、酒井は左サイドバックで先発し、終盤に退いた。

 乾貴士と長谷部誠が先発したアイントラハト・フランクフルトは敵地でウォルフスブルクと2−2で引き分けた。乾はフル出場してFKで点に絡み、長谷部は終盤に交代した。ヘルタの細貝萌は敵地のレーバークーゼン戦に先発し、後半途中に交代した。試合は2−4で敗れた。(共同)

大迫勇也の話
「立ち上がりは相手ペースだったので、(得点で)チームを落ち着かせることができて良かった。今週はいい練習ができ、いい状態で試合に入れた」


シュツットガルト戦に先発出場し、攻め込むケルンの大迫(右)=シュツットガルト(共同)

大迫 独1部初ゴール!こぼれ球左足で…代表先発争い名乗り
ブンデスリーガ第2節 ケルン2―0シュツットガルト (8月30日)


シュツットガルト戦の前半、先制ゴールを決めるケルンの大迫
Photo By 共同


 アギーレジャパン入りしたケルンのFW大迫がドイツ1部で初ゴールを決めた。30日、DF酒井高との日本代表対決となったアウェーのシュツットガルト戦に先発し、前半22分に移籍1号となる先制ゴール。味方の右クロスから相手GKがはじいたこぼれ球に反応し、左ポスト付近に走り込んで左足で押し込んだ。

 後半40分までプレーし、チームの1部復帰初勝利に貢献。岡崎(マインツ)、柿谷(バーゼル)、皆川(広島)らがライバルとなる日本代表での先発争いに向けてアピールした。

 W杯ブラジル大会は2試合に先発したが、無得点。「自分が成長できると確信している」と昨季15試合6得点を挙げた2部1860ミュンヘンから1部ケルンへの移籍を決断した。新天地ではトップ下でプレーする中でもゴールへの鋭い嗅覚を発揮してみせた。


シュツットガルト戦の前半、先制ゴールを決め、喜ぶケルンの大迫(右)
Photo By 共同


[ 2014年8月31日 05:30 ]

大迫、ブンデス1号!左足で押し込んだ先制弾
2014年8月31日6時1分 スポーツ報知


シュツットガルト戦の前半、先制ゴールを決める1FCケルンの大迫(共同)

 ◆ドイツ・ブンデスリーガ シュツットガルト0―2 1FCケルン(24日、メルセデス・ベンツ・アレーナ)

 【シュツットガルト(ドイツ)30日】1FCケルンの日本代表FW大迫勇也(24)が30日、敵地のシュツットガルト戦に先発し、ドイツ1部リーグ初ゴールを決めた。前半22分、相手DFがクリアミス。さらにその後相手GKがはじいたボールを至近距離から押し込み、2―0の勝利に貢献した。シュツットガルトの同代表DF酒井高徳(23)も先発し、後半32分に交代した。

 相手のミスを見逃さなかった。0―0の前半22分、相手陣内の右サイドからゴール前へのクロス。MFレーマンがヘッドで角度を変えると、相手DFシュワープがクリアミスし、さらにボールは相手GKウルライヒが右手ではじいて左ポスト前に転がった。大迫はそこへすかさず滑り込み、左足で押し込んだ。

 待望のブンデス初ゴールだ。昨季は2部の1860ミュンヘンでリーグ15試合出場、6得点。実績を買われて今夏に移籍した。だが、ブラジルW杯は1次リーグ2試合出場も無得点。3戦目(対コロンビア)は出番なしの屈辱を味わった。「残念だった。次(ロシアW杯)で結果を出せるようにしたい」。アギーレ監督が基本とする4―3―3の布陣では、センターFWの座を初招集の皆川や岡崎と争う。代表合流へ、初ゴールで弾みをつけた。

大迫が1部初ゴール、ケルンの勝利に貢献
2014/08/31 0:27:00



酒井高徳先発のシュトゥットガルトを下す

30日にブンデスリーガ第2節が行われ、ケルンはシュトゥットガルトと対戦し、アウェーで2ー0の勝利を収めた。ケルンFW大迫勇也が、ブンデスリーガ初ゴールを記録している。

開幕戦でハンブルガーSVと引き分けたケルンは、22分に大迫がスコアを動かした。右サイドからのクロス。味方がニアで触ったボールをDFがクリアし損ねてあわやオウンゴールという場面でGKウルライヒが好守を見せるも、こぼれ球を狙っていた大迫が押し込んでゴールを奪う。

33分にはウジャが追加点。自陣からのロングボールに対して相手守備のミスがあり、ウジャが抜け出すと、ペナルティーエリア手前から右足で決めた。

2点のリードを維持したケルンは、85分に3枚目の交代カードで大迫を下げ、逃げ切りに成功している。

シュトゥットガルトではDF酒井高徳が先発で出場し、77分までプレーした。




リーグ戦2戦目にてゴールを決めたケルンの大迫である。
チームに勝利をもたらす先制弾は大迫の良さを象徴しておる。
これにて波に乗り、より活躍をして欲しい。
次なる報を待っておる。

聖真のゴール、ノミネート

J1リーグ戦第22節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年8月30日(土)

 J1リーグ戦第22節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
シンプリシオ(神戸) 8月30日 対 C大阪戦 得点時間:71
ノヴァコヴィッチ(清水) 8月30日 対 鳥栖戦 得点時間:81
土居 聖真(鹿島) 8月30日 対 F東京戦 得点時間:10
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/static/award)で近日公開されます。

■最優秀ゴール賞 -BEST GOAL AWARD- コーナーはこちら ≫





第22節のノミネートゴールに選出された聖真のゴールである。
西からのロングボールを一発トラップ。
これで決まったと誰もが思ったのではなかろうか。
本当に素晴らしい。
テクニックで凌駕する鹿島らしい二列目。
これからも聖真のゴールを見ていきたい。
また、このノミネートで8月全ての試合にてノミネートされた。
鹿島の好調を象徴しておる。
これを継続して最終節には鹿島の定位置にいたい。
楽しみにしておる。

Jリーグ 第22節 FC東京戦



土居とダヴィ。

U-16日本代表 アサンプション大学シラチャー校戦

U-16日本代表 AFC U‐16選手権 直前キャンプ vs アサンプション大学シラチャー校
2014年08月30日



U-16日本代表 AFC U‐16選手権 直前キャンプ vs アサンプション大学シラチャー校

トレーニングマッチ
2014年8月29日(金)16:00 キックオフ 90分(45分ハーフ)
チョンブリスタジアム(タイ/チョンブリ)

U-16日本代表 7-1(前半2-1、後半5-0) アサンプション大学シラチャー校

得点
14分 佐々木匠(U-16日本代表)
31分 失点(アサンプション大学シラチャー校)
39分 佐々木匠(U-16日本代表)
51分 杉浦文哉(U-16日本代表)
63分 石川啓人(U-16日本代表)
69分 石川啓人(U-16日本代表)
80分 安井拓也(U-16日本代表)
88分 阿部雅志(U-16日本代表)

スタ―ティングメンバー
GK:鶴田海人
DF:阿部雅志、麻田将吾、森岡陸、田中康介
MF:田中碧、永澤竜亮、吉田峻
FW:佐々木匠、半谷陽介、西本卓申

サブメンバー
GK:井上聖也
DF:堂安律、冨安健洋、下口稚葉、石川啓人
MF:菅大輝、渡辺皓太、藤本寛也
FW:斧澤隼輝、安井拓也、杉浦文哉

交代
69分 斧澤隼輝 → 西本卓申
81分 西本卓申 → 阿部雅志



マッチレポート
AFC U-16選手権2014に向けた直前キャンプでは2試合のトレーニングマッチを予定しています。 29日(金)にはアサンプション大学シラチャー校とチョンブリスタジアムで試合を行いました。 前半はFKから佐々木匠選手(ベガルタ仙台ユース)が狙い通りの形で先制点を奪うことが出来ました。その後失点して同点に追い付かれたたものの、再び佐々木選手がGKとの1対1の状況でゴール右に落ち着いて決め、2-1で前半を終えました。 メンバー総入替えで臨んだ後半は、相手のスタミナ切れもあり大量得点を奪う結果となりました。右サイドバックの石川啓人選手(サガン鳥栖U-18)がPKでの2得点に加えアシストも記録し、活躍を見せました。31日(日)にはシラチャー・バンブーFCと練習試合を行う予定です。



監督・選手コメント
吉武博文 監督
これまでトレーニングしてきたことをピッチ内で思い切って「試す」こと、そして、上手くいかなかったら自分たちで問題解決することを目的としてトレーニングマッチを行いました。
前半組と後半組でGK1名を除いて総入替えで行いましたが、前半は受け身のプレーが多く、自らの意思でピッチに立つという姿が見られず残念でした。ただ、練習したフリーキックで得点を挙げたことは評価ができます。
後半はミスが多かったものの、自ら事を起こそうという姿勢が見られました。相手がスタミナ切れで動きが止まったこともあり、ボールをテンポよく動かすことができました。ただ、大差のゲームとなり、相手のラフプレーが目立つようになったにも関わらず、その状況を把握できない大局観のなさが見られ、落胆もしました。
今日は午前中のトレーニングもなく、各自45分間のプレーに専念するという中で、本当に100%を出しきれたのかという部分には疑問が残りました。緊張し、緊迫した状況の中で開き直り、いろんな物をかなぐりすてながら躍動する姿が見たいです。

森岡陸 選手(ジュビロ磐田U-18)
相手を見て、どこにパスを出すべきかを常に意識しながらプレーしましたが、相手のプレッシャーがかかると思っていたほどには相手を見ることができませんでした。最終予選(AFC選手権)が始まるまでに修正しなければなりません。またセンターバック以外のポジションでプレーして、大変貴重な経験になりました。

渡辺皓太 選手(東京ヴェルディユース)
最終予選の初戦だという気持ちで戦いました。結果として大差の勝利となりましたが、内容はまだまだ多くの課題が浮き彫りになったので、チームとして改善していきたいと思います。明日からのトレーニングも皆で盛り上げ、頑張ります。

今後の予定
8月26日(火)〜9月3日(水) 直前キャンプ
AFC U-16選手権タイ2014(バンコク)
9月6日(土) グループステージ第1戦 vs 香港代表
9月8日(月) グループステージ第2戦 vs 中国代表
9月10日(水) グループステージ第3戦 vs オーストラリア代表
9月14日(日) ノックアウトステージ 準々決勝
9月17日(水) ノックアウトステージ 準決勝
9月20日(土) ノックアウトステージ 決勝





アサンプション大学シラチャー校とのトレーニングマッチに先発出場したU-16日本代表の西本卓申くんである。
FWとして起用され、勝利に貢献しておる。
ただ、後半に途中投入されながらも交代しておるところを見ると、負傷の可能性がある。
これは少々不安と言えよう。
何事もないことを祈る。

ジョルジ・ワグネル、先発起用か

[ 鹿島:前日練習の様子 ]


主力組に入って前日練習を終えたジョルジ ワグネル選手。加入後初の出場が、先発となるかもしれません。



昨日の前日練習にて気を吐いたジョルジ・ワグネルである。
本日の先発起用もあり得る。
満男、ヤスの不在にてセットプレイのキッカーとしても期待できる。
ここは、ジョルジ・ワグネルの左足に頼りたいところ。
楽しみである。

小笠原満男、スタジアムにて募金活動

出場停止の小笠原、スタジアムで募金活動
 鹿島MF小笠原満男(35)が広島土砂災害の支援を訴えた。今日30日のホーム東京戦は出場停止のため、カシマスタジアムの2階コンコースなどに立って義援金の募金活動を行う。「東日本大震災の時に助けてもらった恩を返したい」。GK佐藤が元広島ということもあり、選手会として見舞金を送ることも検討している。
 [2014年8月30日7時31分 紙面から]



広島土砂災害の義援金募金活動を行う小笠原満男である。
「東日本大震災の時に助けてもらった恩を返したい」と語る。
被災の痛みは大きいもの。
人間の無力さを感じさせられる。
ちょっとした気持ちで、助力となるのであれば、心から喜捨しようではないか。
スタジアムにて満男に会おう。
助け合いの精神である。

宮内、半月板損傷

宮内半月板損傷
○…MF宮内龍汰(20)が右膝の半月板を損傷していることが28日、分かった。現在グラウンドでの練習には参加しておらず、復帰時期は「痛みが引けば…」とはっきりせず、「1カ月ぐらい」との見通しを示した。



半月板を損傷した宮内である。
先日の中央大学との練習試合に出場しておらず、心配しておったのだが、大きな負傷をしておった様子。
J3のU-22選抜に定着し、キャプテンマークを巻くまでになっておっただけに、これは痛い。
とはいえ、怪我との付き合い方もプロサッカー選手の人生である。
リハビリに耐え、精神的に成長するのだ。
復帰し、更に強くなった宮内に期待しておる。

テロ・サーサナ・岩政、岳にアドバイス

【鹿島】柴崎に岩政から金言「考え過ぎるな」
2014年8月30日6時0分 スポーツ報知

 鹿島の日本代表MF柴崎岳(22)が29日、元日本代表で鹿島OBのDF岩政大樹(32)=テロ・サーサナ=から金言を授かった。岩政はタイリーグの中断期間を利用し、一時帰国。この日、鹿島のクラブハウスを訪問し、アギーレ・ジャパン入りした柴崎に、「重圧とうまく付き合うためにも、考え過ぎないことも大切」とメッセージを送った。

 2010年南アフリカW杯メンバーで、Jリーグ3連覇を遂げた経験を持つ岩政。「悩んで考えるのは彼の良さ」と認めながらも「たまには大ざっぱになってもいい」と代表戦士としての心構えを説いた。柴崎は首位奪回の可能性がある30日のリーグ戦・F東京戦(カシマ)へ、「代表とクラブは別物。勝利のためにベストを尽くす」と意気込んだ。




岳にアドバイスを送るテロ・サーサナの岩政である。
「重圧とうまく付き合うためにも、考え過ぎないことも大切」と語る。
岳の良さを理解した上で、更に上に行くには、物事への取り組み方も肝要といったところか。
これから、クラブと代表で更に忙しくなり、メディア対応など周囲も騒がしくなっていく。
色々考えなければならぬことも増えよう。
そこで、この岩政の言葉を思い出してくれれば良いのではなかろうか。
鹿島には、経験・実績を十分に持つ先輩たちが多くおる。
クラブを離れてもファミリーとして繋がりがあるのだ。
岳には多くのものに支えられ、更なる成長を遂げて欲しい。
期待しておる。

岳、クラブと代表は別

鹿島柴崎、武藤との22歳対決「勝ちたい」

FKの練習をする鹿島MF柴崎(撮影・柴田隆二)

 鹿島MF柴崎岳が、同い年22歳の東京FW武藤との日本代表対決にモチベーションを高めた。3位鹿島は今日30日、ホームに5位東京を迎え撃つ。W杯中断明け無敗同士(ともに4勝3分け)の上位決戦で、中でも若い代表2人に焦点が当たる。「東京の攻撃のキープレーヤーは武藤。警戒しなければ」と印象を語った。

 2人に面識はなく、青森山田高時代に武藤の東京U−18と「試合で1回、当たったかな」という程度だが「同い年で話しやすいと思う」と代表合宿での交流を楽しみにする。ただ、試合となれば別で「周囲の期待もあるけど、プレーに集中して勝ちたい」と言った。

 チームとしても、ここまで全21試合に先発してきた主将のMF小笠原が累積警告で出場停止のため、柴崎がリーグ戦で初めて試合開始からキャプテンマークを巻く予定だ。勝てば首位浮上もある一戦。U−21代表DF植田ら主力3人を欠く中、柴崎には代表にふさわしいプレーが求められる。
 [2014年8月30日7時45分 紙面から]

鹿島・柴崎、FC東京・武藤を警戒「マークしないといけない」
 鹿島は29日、30日のFC東京戦(ホーム)に向け、約1時間の調整を行った。勝てば首位浮上の可能性もある一戦。日本代表に選出されたMF柴崎は、「クラブのためにベストを尽くすのは変わらない」と平常心で試合に臨む。同じく代表入りした相手のFW武藤は同い年で、日本代表対決にもなる。柴崎は「攻撃のキープレーヤーだし、マークしないといけない」と警戒した。 (鹿嶋市)
(紙面から)


鹿島「キャプテン」柴崎 同学年制し気持ちよく「代表へ」

<鹿島練習>柴崎が逆サイドへパスを展開する
Photo By スポニチ


 首位獲りでアギーレジャパンに弾みをつける。30日のJ1リーグで鹿島はFC東京とホームで対戦。新生日本代表に選出されたMF柴崎岳(22)は出場停止のMF小笠原満男(35)に代わってキャプテンマークを巻くことが濃厚。同学年のFC東京FW武藤嘉紀(22)との対戦に注目が集まる中、若きリーダーが存在感を発揮する。

 アギーレジャパンの立ち上げメンバーとして大きな注目が集まっても、浮ついた気持ちはない。FC東京戦を控えた柴崎は「クラブと代表は別。在籍しているのはクラブだし、そこでベストを尽くすことは代表メンバーに入っても変えることはない」とキッパリ。相手には新鋭FW武藤とW杯ブラジル大会を経験したDF森重がおり「武藤選手はキープレーヤーだけど、中盤や守備にもキーになる選手はいる。そういう(対決をあおる周囲の声)のは気にせずにやりたい」と勝利だけを見据えた。

 FC東京戦は柴崎にとっても、クラブにとっても大きな意味を持つ。12年10月6日にリーグ初得点を挙げた験のいい相手だが、今回は主将MF小笠原やU―21代表DF植田ら3選手が累積警告で出場停止。リーグ4連勝中で、チームとしての底力が試される。同時にリーグ後半戦は負けなしと好調なFC東京に勝てばさらに勢いがつき、首位・浦和、2位・鳥栖の結果次第では首位浮上の可能性も出てくる。

 柴崎は主将マークを巻くことが濃厚。今季カップ戦などではすでに主将の重責を担っており、チームを背負える主軸に成長した。「今節も勝って、切り替えて代表に行きたい」。柴崎は中盤で攻撃を組み立てるだけでなく、今季は5得点と得点力もついた。今季7得点の武藤とは同じ22歳。面識はほとんどないというが、同学年対決を制し、気持ち良くアギーレジャパンの第一歩を踏み出す。


<鹿島練習>柴崎が笑顔でパス回しのボールを追う
Photo By スポニチ


<鹿島練習>練習後、柴崎がサポーターにサインする
Photo By スポニチ


[ 2014年8月30日 05:30 ]




日本代表対決を煽る各紙である。
新生日本代表の核となって行くであろう岳は、この対戦を制し、よりスポットライトが当たっていくと予想する。
しかしながら、周囲の騒音など意に介さぬといった岳のメンタリティは頼もしい。
キャプテン岳の活躍で勝利を掴もうではないか。
楽しみな一戦である。

ユキ、自分も負けないように頑張らないと

鹿島伊東、新潟松原の代表入りに危機感
 鹿島のU−21(21歳以下)日本代表候補DF伊東幸敏(20)が、新潟DF松原健(21)のアギーレジャパン入りに刺激を受けた。

 2人は16年リオデジャネイロ五輪を目指す手倉森ジャパンの、右サイドバックの定位置を争うライバル。

 今月11〜13日に行われたU−21代表候補の福岡合宿でも、ともに練習しただけに「A代表に入ったと聞いて驚いたし、悔しい思いもあった。自分も負けないように頑張らないと」と危機感すら覚えた。

 9月開幕の仁川アジア大会も、鹿島からDF植田直通(19)が選ばれたため参加しない(招集は各クラブから原則1人のため)。「A代表はまだまだ先だとしても、U−21としてアジアでの戦いを経験できない複雑な思いもある」。鹿島でも6月の右肩脱臼後、元日本代表DF西に定位置を譲った。「まずはクラブでポジションを奪い返さないといけない」と話し、地道に力を蓄えるつもりだ。

 [2014年8月29日19時45分]



新潟・松原の日本代表選出に刺激を受けたユキである。
共にリオデジャネイロ五輪を目指すライバルが一足飛びにフル代表招集となれば、ユキとしてもウカウカしておれぬ。
まずは鹿島にてポジションを奪い返すところからスタートである。
持ち味の異なる西との争いは興味深い。
お互いに切磋琢磨して成長していくのだ。
楽しみにしておる。

サッカーai 10月号、鹿島アントラーズ特集

「サッカーai 10月号」鹿島アントラーズ
2014年08月29日(金)
「サッカーai 10月号」にて鹿島アントラーズの特集として、遠藤、昌子、カイオの3選手の対談と西選手および土居選手のインタビューが掲載されます。

【掲載誌】
サッカーai 10月号

【発売日】
2014年9月2日(火)発売

【定価】
840円(税込)

【掲載内容】
◎スペシャル座談会
遠藤康選手&昌子源選手&カイオ選手
◎「アントラーズを支える男たち」
西大伍選手
土居聖真選手
◎アントラーズ検定
◎「月刊FREAKS」取材現場に潜入
◎選手直撃!! 5 QUESTION 
ほか

◎特別付録
鹿島アントラーズポスター
柴崎岳選手ポスター

※掲載日時、内容等は変更される場合がありますのであらかじめご了承ください。





鹿島特集を組んだ、9月2日(火)発売のサッカーaiである。
これは必読と言えよう。
840円を握りしめ書店へ向かうところ。
しかしながら、この日はサッカーダイジェストの鹿島特集号も発売である。
千円札は2枚用意しておくべきであろう。
お小遣いを手に本屋さんへ走ろうではないか。
楽しみな特集である。

誰を起用したとしてもぶっつけ本番でない

【J1第22節予想スタメン 鹿島vsFC東京】タイトルレースの行方を占う上位対決…日本代表組の活躍は必見

日本代表メンバーに選出された柴崎(左)と武藤(右) [写真]=Getty Images

■鹿島アントラーズ 主力3選手が出場停止も代役の実績は十分

 前節、清水に快勝した鹿島は4連勝でさらに勢いを増した。2007年から勝っていない相手のホームで先制点を奪われる苦しい展開に加え、審判の判定にも悩まされた難しい試合で逆転勝ち。順位も3位に上げ、首位に勝ち点2差まで忍び寄った。いよいよ射程圏内に捉えたと言っていいだろう。

 ただし、その代償は大きかった。チームのキャプテンである小笠原満男が累積警告が4枚に達したため今節は出場停止。それだけでなくCBの一角である植田直通、途中出場で前線に起点を作る役目を担ってきた遠藤康も相次いでカードを受け、FC東京戦は出場停止となってしまった。3選手が不在という緊急事態で、鹿島と同じく中断明けから無敗のFC東京を迎え撃たなければならず、チームの地力が問われる。

 とはいえ、小笠原と植田の穴を埋める選手も実績は十分だ。ボランチの控えには、ルイス・アルベルトと梅鉢貴秀の2人、そしてCBには山村和也と青木剛、中田浩二という顔ぶれが揃う。今季初出場という選手はおらず、誰を起用したとしてもぶっつけ本番でないことは不安を軽減させてくれる重要な要素だ。

 今季、FC東京にはナビスコ杯のグループリーグとリーグ戦で対戦し、1分1敗と2試合未勝利。ただ、中断明けの初戦だった第15節の対戦では互角の戦いを繰り広げた。注目はなんといっても日本代表に選出された柴崎岳。小笠原がいないチームをどうまとめてタクトを振るうか。彼にかかる期待は大きい。(田中滋)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
山村和也
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
ルイス・アルベルト
カイオ
赤崎秀平
中村充孝
FW
ダヴィ


■FC東京 アタッカー陣の出来は上々、課題は守備面か

 第21節の首位浦和との対戦は、戦前の予想に反して打ち合う展開となった。一時は3−1とリード、また武藤嘉紀が2得点を挙げて勝ち越しにも成功したが、終盤に追いつかれてドロー。だが、2失点はPKによるもので守備の組織を崩されたわけではなく、選手たちは「個人のレベルで修正できるもの」とネガティブには捉えていない。

 しかし、浦和戦で平山相太が骨折し、長期離脱を余儀なくされることに。マッシモ・フィッカデンティ監督は「チームにとって重要な時期に、大事な選手の離脱はとても残念。不在の穴は全員の力でカバーしていかなければ」と話す。

 ただし、アグレッシブな守備から切り替えの早いカウンターや、サイド攻撃は着実に精度を増している。堅守を誇る浦和に対して発揮した攻撃力をプラス材料とし、好調の鹿島に挑む。

 リーグ8戦無敗の4連勝中と絶好調の鹿島に対して、FC東京も9試合負けなし。がっぷりと渡り合う好試合を期待したいところだ。特にリーグトップの得点力を誇る鹿島に対して、いかに失点を抑えられるかが勝利のカギになる。

 また、森重真人は「東京はここぞという試合を落としてしまうことが多かったが、今は簡単には負けないようになってきている」と前進の手応えも。過去には試合巧者の鹿島、特にアウェー戦を苦手としてきたFC東京だが、堅守をベースに、“勝負弱さ”を脱却する意味でもターニングポイントとしたい一戦だ。(totoONE編集部)

■FC東京予想スタメン
4-3-1-2
GK
権田修一
DF
徳永悠平
吉本一謙
森重真人
太田宏介
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴
FW
エドゥー
武藤嘉紀





「チームの地力が問われる」と問いかけるサッカーキングのプレビューである。
三選手の出場停止は痛い。
しかしながら、穴を埋める選手の実績は十分であり不安を払拭させてくれるであろう。
誰が出ようとも鹿島は鹿島であることを改めて証明する良い機会である。
そして、日本代表に選出された岳を中心に攻撃を仕掛けていこうではないか。
楽しみな一戦である。

鹿島の本当の力が試される

選手の成長と激しいポジション争いでチーム力が向上した鹿島。主力3人欠くFC東京戦は、真価が問われる一戦に
2014年08月29日
text by 青木務 photo Getty Images


苦しい展開でも勝ちきれる

 2008年から6年間勝てていなかった日本平でようやく勝利を収めた。


勝負を決めたのは頼れるキャプテン小笠原満男だった【写真:Getty Images】

 前節、鹿島アントラーズはアウェイで清水エスパルスを破り、勝点3を積み上げた。そして、勝っても勝っても4位から動かなかった順位もようやく3位に浮上。首位との勝点差を2に縮めた。

 この試合で勝負を決めたのは頼れるキャプテンだった。1点ビハインドの後半16分、MF小笠原満男がPKを決めて同点とすると、その7分後にも再び小笠原。GKとの駆け引きを制し直接FKを叩き込むと、3-1の逆転勝利の立役者となった。苦しい展開で見せたベテランのパフォーマンス。35歳となった今でも、小笠原は欠くことのできない存在だ。

 清水に逆転勝利を収めた鹿島は、その前の週にはヴァンフォーレ甲府を相手に虎の子の1点を守りきっている。

 20節の甲府戦、鹿島は試合開始19秒で先制に成功した。MF柴崎岳が放った意表を突くロングシュートは、無回転のままGKの手前で軌道を変え、ゴールに突き刺さった。

 前方にはFWダヴィもおり、ドリブルでバイタルエリアまで持ち込んでラストパス、という流れでも決定機にはなっただろう。それでも、背番号20は迷わず右足を振り抜いた。自信がなければできない決断だった。

 柴崎のスーパーゴールがクローズアップされる試合だったが、その後は相手にチャンスを作られたのも事実。フリーでのシュートを許す場面もいくつかあり、GK曽ヶ端準のビッグセーブがなければ完封勝利はできなかっただろう。

 それでも、勝つことができた。盤石の戦いの末の1-0ではなかったのも事実だが、甲府戦の勝利は、若いチームが今後成熟していく上で必要な経験だったはずだ。

 圧倒的な強さを誇示しての勝利は多くないが、今の鹿島は1試合ごとに強さを増している印象すらある。再開後、3試合連続ドローと足踏みが続いたが、その後は4連勝と波に乗っている。甲府戦や清水戦のように、危ないシーンがありながら勝利で終われている。その光景は強い時の鹿島を思わせるものだ。

鹿島の戦術に溶け込んできたダヴィ

 そんな鹿島にあって、移籍2年目のダヴィのパフォーマンスは見逃せない。昨シーズンは大迫勇也(1.FCケルン)がエースとして大活躍したが、ダヴィは加入1年目ということもあってフィットしきれず、持ち味を発揮したとは言えなかった。独善的なプレーも多く、リーグ戦で10得点は挙げたが、チームプレーには課題が残った。

 今年は鹿島の戦術に溶け込んできている。味方にパスを出すべき場面で単独突破を試みたり、強引なシュートを放つ場面は今も確かにある。だが例えば、鹿島のリーグ3連覇に大きく貢献したマルキーニョス(ヴィッセル神戸)も、強引に狙うことは少なくなかった。

 マルキーニョスと昨年のダヴィの違いは、前者は味方を活かすことも心得ていた、ということだ。昨年のダヴィにはそれが欠けていたが、今シーズンは貪欲に得点を奪いにいく姿勢を見せつつ、周囲とのコンビネーションも円滑になっている。

 チームメイトもダヴィの活かし方を掴んでいる様子で、ディフェンスラインの裏にスペースがあれば迷わずダヴィを走らせる。スピード豊かなこのブラジル人ストライカーも、そのパスに対して矢のような飛び出しを見せる。

 ここまでチームトップの9得点を記録しているが、シュート数の多さを考えると物足りなく映るのも事実。だが昨年と違うのは、そのシュートが無闇に放たれた可能性の低いものではなく、チームメイトのお膳立てからフィニッシュに至っているということだ。

 そして、攻撃だけでなく守備でも効いている。前線からのプレスは鬼気迫るものがあり、トップスピードで猛然とボールを追う姿は相手の焦りを誘発し、味方の押し上げも促す。

 夏場の試合を落とすことの多かった鹿島が調子を維持しているのは、前線でダヴィが奮闘していることと無関係ではないはずだ。

 そして、前節を終えてリーグトップの41得点を挙げている鹿島だが、2列目の破壊力も見逃せない。

2列目を筆頭にどのポジションにも競争がある


トニーニョ・セレーゾ監督が若手を積極的に起用しているから【写真:Getty Images】

 MF土居聖真、MFカイオ、MF遠藤康、MF中村充孝、FW豊川雄太の2列目の選手たちはそれぞれが持ち味を発揮し、誰が出ても相手の守備を崩すことができる。4-2-3-1の「3」を巡る争いは激しいものだ。

 カイオはルーキーながらコンスタントに出場機会を得ており、4得点を挙げている。土居もトップ下に定着し、技術の高さを活かした巧みなドリブルが光る。ダヴィとの距離感も良く、ふたりがバイタルエリアにいることは相手にとって脅威だ。

 他のポジションでも高いレベルでの競争が繰り広げられており、選手層はここ数年で最も厚いといえるだろう。

 ポジション争いがあるのはトニーニョ・セレーゾ監督が若手を積極的に起用しているからだ。起用された20歳前後の選手たちも高いパフォーマンスを披露し、指揮官の期待に応えようとしている。

 その中でベテランも腐ることなくチャンスを伺い、甲府戦はDF青木剛がセンターバックで出場し、最終ラインをまとめた。また右サイドバックのDF西大伍は高卒3年目のDF伊東幸敏の負傷で出場機会を得ると、その後スタメンの座を掴む。18節には誰もが絶賛するスーパーボレーも決めてみせた。

 新加入のMFジョルジ・ワグネルも試合出場が可能になった。更なる競争の激化は必至だが、それを勝ち抜いた者がピッチに立つ。シンプルな競争原理の中で着実に力をつけている鹿島が、リーグの主役の座を掴もうとしている。

 そんな中、今節は鹿島にとって試練の一戦となる。DF植田直通、小笠原、遠藤が出場停止で試合に出ることができない。植田は完全に最終ラインのレギュラーに定着し、小笠原は説明不要の大黒柱。遠藤はここ最近、途中出場からリズムを変えて決定的な仕事をしてきた。主力3人を欠く中でFC東京戦に臨むことになる。

 優勝争いを演じるだけのポテンシャルは確かにある。しかし、この事態を乗り越えられなければ、優勝争いを制することはできない。

 8度目のリーグ制覇に向けて、今節は鹿島の本当の力が試される。

【了】




FC東京戦に向けた記事を書いたフットボールチャンネルの青木氏である。
かなり肯定的な記事と言えよう。
主軸3人が出場停止のこの試合、「今節は鹿島の本当の力が試される」と締めるだけの重要なものと言えよう。
多くの民がスタジアムに集い、鹿島を後押しするのだ。
勝利を信じて聖地へ向かおうではないか。
重要な一戦である。

FC東京戦プレビュー

【J1:第22節 鹿島 vs F東京】プレビュー:3人が出場停止という緊急事態の鹿島はいよいよジョルジ ワグネルが出陣か!?(14.08.29)
リーグ戦8戦無敗の鹿島と9戦無敗のF東京の好調チーム同士の対戦だ。特に鹿島は4連勝と絶好調で順位を3位にあげてきた。首位との勝点差も2に縮めており第10節以来となる1位返り咲きも見えてきた。そこで迎える難敵のF東京。今季の結果を占う大一番と言えるだろう。

さらに鹿島は難しい状況で試合を迎えなければならない。前節に警告を受けた小笠原満男と遠藤康が累積警告による出場停止。加えて2枚の警告を受けた退場した植田直通も出場停止。合計3人の選手を欠いて戦わなければならない。そのためトニーニョ セレーゾ監督は試合前々日に非公開練習を敢行。雨が降りしきるなか、さまざまなパターンを想定して練習を実施したそうだ。明けた試合前日はセットプレーのみの確認という軽いメニューで終えて試合に備えたが、主力組のなかにはジョルジ ワグネルの顔も見られた。もし出場となれば、助っ人としてシーズン途中に加入にした大ベテランの初お目見えとなる。柏レイソル、そしてボタフォゴFR(ブラジル)に移籍した最初の試合では、いずれも直接FKを決めているそうだ。FK練習をすれば、スパスパとゴールに蹴り込む左足の精度には特に注目したい。

トップ下として連携が求められる土居聖真は、まわりを使う能力が高いことを歓迎する。
「自分で仕掛けていくタイプというよりはまわりを活かしてくれるタイプだと思う。自分が動き出しをすれば良いパスを出してくれると思う。最初の試合だから難しいところはあるかもしれないけれど、少しでもサポートできればと思います」。
ゲームメイカーである小笠原の不在は大きな影を落とすが「いつもより仕事量は増えるかもしれないけれどチームが勝つためならやらないといけない」と意気込んでいた。

また、28日には新しい日本代表が発表され鹿島からは柴崎岳が選出された。同じく選出されたF東京の森重真人、武藤嘉紀と共に、これからは"日本代表の"という枕詞が付くようになる。
「特別なことはできない。自覚と責任という言葉はあるけれど、自分のプレーに集中したい」。
会見でそう述べた柴崎。小笠原がいないことで、その一挙手一投足には余計に視線が集まることになるだろう。そのなかでどういうプレーができるのか興味深いところだ。

約1ヶ月前の7月19日に対戦したときは、F東京が先行するも、鹿島が後半途中から怒濤の攻撃を見せ、最後に追いつくという展開だった。両チームとも運動量をサッカーのベースとし、奪ってからの速い攻めを得意とする。あっという間に攻守が入れ替え変わる試合が予想される。また、F東京は中盤が3枚のためにサイドが空くという特長があるため、鹿島はそこで攻撃の起点をつくろうとするだろうし、F東京はそれをさせない戦いをしてくるはずだ。そのせめぎ合いは前回対戦時と変わらず激しいものになるだろう。

以上

2014.08.29 Reported by 田中滋




「主力組のなかにはジョルジ ワグネルの顔も見られた」と新助っ人の起用が示唆されるプレビューである。
主力三人が出場停止という状況で、新たな戦力を試すには良いタイミングという考え方であろうか。
ここは実績通りの活躍を期待したい。
楽しみである。

FC東京戦前日練習

2014年08月29日(金)


明日のF東京戦に向けて、9時より鳥かごやセットプレーの確認で調整をしました。一部の選手はミニゲームも行っています。ミニゲームには、明日の試合で出場停止の植田選手、遠藤選手、小笠原選手も参加していました。



FC東京戦前日練習を行うメンバーである。
上位を狙うに重要なこの一戦を前に、出場停止となる3人も尽力し、勝利を目指す。
チーム一丸となって挑むのだ。
必ずや勝利を掴み取ってくれるであろう。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。

岳、いろんな話を聞いて学びたい

鹿島柴崎、W杯組と積極対話で打ち解ける

代表に選ばれ、鹿島のスローガン前で笑顔を見せるMF柴崎

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)の日本代表メンバー23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)はW杯組と積極的にコミュニケーションを取りにいく。「再スタートの第1回メンバーに選んでもらってうれしい」と素直に喜んだ後、本田や長友、同じボランチの長谷部らと「いろんな話を聞いて学びたい」と目標を立てた。その上でこう続けた。

 柴崎 人見知りなので最初からできるかは分からないけど…。いろいろ話しかけていくうちに、うち解けたいという欲はあります。そこが人間としての課題かなと感じているので。自分から突っ込んでいきたい。

 その先に国際Aマッチ初出場がある。初招集された12年2月のアイスランド戦は出場機会なし。昨年の東アジア杯は体調不良で辞退した。4年後へ、まず定着を目指す男は「システムが4−3−3であればインサイドハーフが適しているのかな。攻撃的な特長や運動量を発揮できれば、評価はされると思う」。自ら課題というシャイな性格を変えた後、自信のあるプレーで勝負していく。【木下淳】
 [2014年8月29日7時17分 紙面から]


柴崎、代表入りで“人見知り克服”誓う「人間としての自分の課題」
日本代表発表


日本代表入りした鹿島・柴崎
Photo By スポニチ


 鹿島のMF柴崎がアギーレジャパンで人見知り克服を誓った。今季5得点を挙げて若いチームを3位に押し上げる原動力となっているが「国際経験もないしフル代表もないので、どこまでやれるか分からない」と謙虚な発言。

 さらに「人見知りなんでね」と笑いつつ「そこは人間としての自分の課題だと思っている。最初からできるか分からないけど、海外組の人たちにも突っ込んでいきたい」とピッチ外でも本田や長友らと積極的に絡んでいく意向を示した。

 遠藤の“後継者”として期待される22歳の逸材は、課題を乗り越え4年後のW杯ロシア大会での主力へと駆け上がる。
[ 2014年8月29日 07:28 ]

鹿島・柴崎は人見知り克服「突っ込んでいきたい」
2014年8月29日6時0分 スポーツ報知

 ◆国際親善試合 日本―ウルグアイ(9月5日・札幌ドーム)日本―ベネズエラ(同9日・横浜国際総合競技場)

 日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ監督(55)の初陣となるウルグアイ戦(9月5日・札幌ド)、ベネズエラ戦(同9日・横浜国際)に臨む日本代表23人を発表した。

 鹿島MF柴崎岳(22)が「課題」を克服して最初のチャンスを生かす。順当にアギーレ・ジャパン入り。「うれしい。それと、あまり知らない世界に飛び込む不安が半々」と心境を明かした上で、チームに溶け込むため「いろいろな選手と話したい。そこは自分の人間的な課題でもあると思うので、人見知りせず、突っ込んでいきたい」とテーマを掲げた。

 元日本代表MF小笠原(鹿島)が「鹿島には自分が、自分が、という選手が少ないので、代表では苦労するところもある」と明かすように、伝統的に「黙して語らず」タイプの選手が多い。柴崎もそのうちの一人だが、代表に定着するためには、周囲とのコミュニケーションは必要不可欠と判断。FW本田、DF長友ら代表の“大御所”とも積極的に対話していく考えだ。




人見知りであることを明かした岳である。
しかしながら、日本代表に招集され、チームの核となるにはコミュニケーションが重要となる。
ここは積極的に話しかけ、打ち解けていって欲しいところ。
日本代表を引っ張る存在となるのだ。
楽しみである。

ジュビロ・伊野波、報道陣からケーキ

磐田伊野波29歳の誓い「一から頑張る」

誕生日ケーキを手にする磐田DF伊野波

 J2磐田のブラジルW杯日本代表DF伊野波雅彦が28日、29歳の誕生日を迎え、代表への新たなスタートを誓った。この日、発表されたアギーレジャパンに選出されなかったが、向上心を高くキープ。「自分はまだ、そこにいるべきではないし、もう1度、一からやらないと入れないと思う。誕生日で新しいスタートを切る上で、自分の中で代表に行けるよう、一から少しずつ頑張っていきたい」と前向きな姿勢を示した。

 10日の福岡戦で左太ももを痛め、練習合流したばかり。「あとは体のキレ、コンディションさえ戻せれば」と復帰に向けて順調そのもの。離脱中にチームの守備ラインは3バックに変更。守備は安定する一方で、攻撃が少なくなり「攻守の切り替え、カウンターのスピードを上げてうまく自分たちでミックスする必要がある」と見据えた。最終ラインを統率するリーダーが戻る日も近い。【岩田千代巳】
 [2014年8月29日11時30分 紙面から]


【磐田】伊野波29歳誕生日、代表復帰へ一から出直し
2014年8月29日6時0分 スポーツ報知


報道陣から贈られたケーキを手に笑顔の伊野波

 J2ジュビロ磐田のDF伊野波雅彦が28日に29歳の誕生日を迎えた。この日は31日の栃木戦(ヤマハ)に向けて完全非公開で調整。左もも裏痛で離脱していたが、3試合ぶりの戦列復帰に意欲を見せた。

 報道陣からケーキを贈られた伊野波は「29か…。うれしくないですよ」と言いつつ笑顔。けがが心配されたが、すでに練習もフルメニューを消化。栃木戦に向け「試合まで日にちがあるし、コンディションが戻れば」と前向きな姿勢を示した。

 後半戦、守備が崩壊状態だったチームはここ2試合の公式戦で3バックを導入し、計1失点と安定。「引いてカウンターに徹することも大事だが、自分たちが主導権を握ることも必要。攻撃と守備のバランスが取れた戦い方を」と訴える。

 ブラジルW杯代表戦士は、この日発表されたアギーレ・ジャパン入りは逃した。「自分としてはもう1回、一からやらないと入れないと思っている」。代表復帰へ、再びJでアピールを続ける。(武藤 瑞基)

[磐田]伊野波雅彦、29歳のバースデーを迎える


 磐田のDF伊野波雅彦が28日、29歳の誕生日を迎えた。「来年は三十路か・・・」とぼやきながらも、報道陣にプレゼントされた誕生ケーキを笑顔で受け取った。

 10日のアウェイ・福岡戦(第26節/●1-3)で途中交代し、その後は離脱していたが、25日に行われた大学生との練習試合(関東学院大戦)で実戦復帰。復帰後初めて90分間プレーし、「さらにコンディションを上げていければ」と公式戦復帰を見据えた。

 同日(28日)に発表された日本代表メンバーは選出外。「チームがこういう状況ですし、離脱していたので、考えていなかった」と心境を語る。ただし、4年後のロシアW杯は目標の一つ。「またイチからやっていきたい。自分の中で一線を引き、もう一度やっていきたい。新たなスタートが切れるという意味でも今日が誕生日でよかった」と口元を引き締めた。

 31日はホーム・栃木戦に臨む。先発復帰となるか。
(磐田担当 南間健治)




昨日の8月28日に誕生日を迎えたジュビロの伊野波である。
29歳、サッカー選手としては最も脂の乗っておる時期であろう。
ジュビロのJ1昇格に尽力するのだ。
活躍の報を待っておる。

岳、まずは自分のプレーに集中したい

[鹿島]日本代表に選出され「うれしいです」と素直に喜びを表した柴崎。FC東京戦にも闘志を燃やす
 柴崎岳が日本代表に選出された。練習後、取材に応じた柴崎は「うれしいです」と、その喜びを素直に表現した。前回のW杯ブラジル大会では、東アジアカップのメンバーに選ばれながら急性胃腸炎により代表を辞退。同じポジションの青山敏弘がこの大会を機にポジションを得ただけに、柴崎にとっては残念な結果となった。

 さまざまなメンバーが選ばれた今回の選考だったが、柴崎は自身の持ち味について「フリーランニングで、自分で受けることもチームを動かすこともできる」と話す。ただ、直近には第22節・FC東京戦が待っており、これからは日本代表の柴崎として見られることになる。

「特別なことはできない。自覚と責任という言葉はあるけれど、まずは自分のプレーに集中したい」

 小笠原満男が累積警告で出場できないFC東京戦。そのプレーぶりは注目だ。

(鹿島担当 田中滋)



日本代表選出にコメントを発した岳である。
自分の持ち味を端的に表現しておる。
この実力を次節・FC東京戦にて発揮するのだ。
満男不在のこの試合、岳にかかる負担は大きい。
岳の力で勝利に導くのだ。
期待しておる。

杉本太郎、U-19日本代表選出

U-19代表ベトナム遠征メンバー発表、鹿島MF杉本ら招集
14/8/28 19:00

 日本サッカー協会(JFA)は28日、来月5日〜13日までベトナム遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。

 同代表は、5日から開催される「AFF NutiFood U19 Cup 2014」に参加し、7日にオーストラリア、9日にベトナムとグループリーグで対戦する。その後、11日に準決勝、13日に決勝戦が行われ、14日に帰国する予定となっている。

 鹿島MF杉本太郎と清水ユースFW北川航也は候補合宿も含めてU-19日本代表初招集。U-19日本代表は10月にミャンマーで開催される15年U-20W杯アジア最終予選、AFC U-19選手権ミャンマー2014に出場する。今回は本番前、最後の遠征となる。

以下、メンバー

【スタッフ】
監督:鈴木政一
コーチ:内山篤
GKコーチ:浜野征哉
総務:本間一憲

【選手】
▽GK
中村航輔(柏)
1995.02.27 184cm/72kg

吉丸絢梓(神戸)
1996.03.27 183cm/72kg

▽DF
三浦弦太(清水)
1995.03.01 182cm/77kg

内山裕貴(札幌)
1995.05.07 183cm/69kg

中谷進之介(柏)
1996.03.24 182cm/75kg

進藤亮佑(札幌U-18)
1996.06.07 178cm/60kg

▽MF
金子翔太(清水)
1995.05.02 162cm/58kg

大山啓輔(大宮)
1995.05.07 174cm/62kg

安東輝(福島)
1995.06.28 173cm/68kg

杉本太郎(鹿島)
1996.02.12 162cm/61kg


中野雅臣(東京Vユース)
1996.04.09 182cm/68kg

奥川雅也(京都U-18)
1996.04.14 174cm/58kg

坂井大将(大分U-18)
1997.01.18 165cm/59kg

鈴木徳真(前橋育英高)
1997.03.12 164cm/57kg

▽FW
越智大和(産業能率大)
1995.05.12 171cm/58kg

表原玄太(愛媛)
1996.02.28 165cm/66kg

北川航也(清水ユース)
1996.07.26 179cm/62kg




ヴェトナム遠征を行うU-19日本代表に選出された杉本太郎である。
このチームには初招集となる。
良いプレイで認められ、常連となっていって欲しいところ。
U-20W杯を目指すのだ。
活躍を期待しておる。

岳、日本代表選出

柴崎選手 日本代表選出のお知らせ
2014年08月28日(木)

本日、キリンチャレンジカップ2014(9/5 vsウルグアイ代表@札幌、9/9 vsベネズエラ代表@横浜国)に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、柴崎岳選手が選出されました。

詳細はこちら(日本サッカー協会公式サイト)をご覧ください。




日本代表に選出された岳である。
新生日本代表の核となるべくインパクトを残して欲しいと願う。
アギーレ日本代表監督は4−3−3を用いると聞く。
となると、選出メンバーから考慮して、岳の出場機会は多いと予想できる。
是非とも活躍して、名を上げて欲しい。
期待しておる。

新潟・岡本、チームのために出し切ること

[新潟]岡本英也、G大阪との古巣戦を前に、「古巣だからというより、チームのために100%出し切る」
 今週末のJ1第22節、新潟はG大阪と対戦する。岡本英也にとっては古巣戦ともなるが、「古巣だからというより、最近は思うようなプレーができていないので。まずは自分が持っているものを100%、チームのために出し切ること」と、自分を冷静に見つめる。

 今季、リーグ戦ではここまで1得点のみ。シュート練習では難しいボレーを次々と決めるなど、うまさは抜群だ。だが、最近の試合ではボールを失う回数が多く、得点機を逃していると自覚する。「これでは味方の信頼もなくなる。練習から失わないことが大事」と奮起している。

 今週のトレーニングでは、指宿洋史との2トップも試された。「イブはキープ力があるので、ボールが入ったら近くにいようと思う。イブがダイレクトで落として、そのままシュートもあり」と岡本。

 また、指宿も、「ヒデはうまいし、僕の動きに合わせてくれるのでやりやすい」と、お互い手応えを感じている。キープ力とシュート力。持ち味を生かし合うことで、ゴールのチャンスは増えそうだ。
(新潟担当 野本桂子)




ガンバ戦を前に思いを語る新潟の岡本である。
シュートの巧さは鹿島時代から折り紙つき。
その力をガンバ戦にて発揮して欲しいところ。
ゴールの報を待っておる。

ジュビロ・宮崎、この先一つも落とさないつもりでやる

【磐田】宮崎、新戦術3バックキーマン名乗り!定位置再奪取誓った
2014年8月28日6時0分 スポーツ報知


フィジカル練習で軽快な動きを見せる宮崎(中)

 J2ジュビロ磐田のDF宮崎智彦(27)が27日、レギュラー再奪取を誓った。この日は31日の栃木戦(ヤマハ)に向けて調整。左ウイングバック(WB)に定着し、3バックの新システムのキーマンに名乗りを上げる。

 第15節以降、不動の左サイドバックとしてプレーしてきたが、夏場に入るとコンディションを落とし、第24節からは先発を外れ4試合出番がなかった。「自分の中で試合に出るのが当たり前の感覚になっていた。外されて初心に戻ろうと思った」。チームが3―4―3を採用した20日の天皇杯・奈良クラブ戦から先発復帰。24日の湘南戦(BMWス)も左WBで出場した。

 この日の戦術練習でも主力組に入り、堅実なプレーを披露。「3バックは守備に関してはつかみやすい。攻撃ももっと厚みをかけられるので、サイドだけでなく中からも行けるようにしたい」。自身の特長でもある左足からのクロスで好機を演出していく構えだ。

 残りは14試合となったが、2位・松本との勝ち点差は7のまま。「この先一つも落とさないつもりでやる」。試練を乗り越えた宮崎が、再び左サイドで輝きを取り戻す。(武藤 瑞基)





新システムの左WBとして躍動するジュビロの宮崎である。
3-4-3の左が水に合っている模様。
J1昇格に尽力するのだ。
来季の対戦を楽しみにしておる。

岳、母国の誇りや、覚悟について気づかされました

【鹿島】MF柴崎、ロシアW杯まで代表入りに意欲「最初から選ばれてずっと入りたい」
2014年8月28日6時0分 スポーツ報知

 鹿島のMF柴崎岳(22)がアギーレ・ジャパンでのプレーに意欲を示した。W杯の中断明け後は8試合3得点などチームへの貢献度は高く、激戦区と言われる日本代表のボランチでも、招集されるにふさわしい結果を示している。「最初から選ばれて(ロシアW杯まで)ずっと入っていきたいという気持ちがある」

 ブラジルW杯では最終候補に残ったが、メンバー入りはかなわず。テレビで観戦したW杯では、かつてU―17W杯で対戦経験のあるブラジル代表FWネイマールら同世代の選手たちが体を張って戦っていた。「母国の誇りや、覚悟について気づかされました。大会前はあまり思っていなかったことだった」。W杯後はカバーリングや流れを読む選択など責任感があるプレーが増えて成長。満を持して発表を待つ。




岳の代表招集に注目が集まっておる。
中断明けのチーム好調の中心となり、活躍を魅せておる岳は代表に相応しかろう。
是非とも今日の発表時には名を呼ばれて欲しいところ。
楽しみに待ちたい。

猛追撃

鹿島とF東京の上位対決。期待のMFが中盤でしのぎを削る
第22節が8月30日(土)に開催される。盛夏も終わりを告げた感があるが、首位争いはますます熱い。首位の浦和を勝点1差で鳥栖が追い、さらに同2差で鹿島、川崎Fが追走。F東京も勝点3を獲得して首位戦線参入を狙う。

鹿島(3位) vs F東京(5位) 8月30日(土)19:00@カシマ



鹿島は8試合連続負けなし(5勝3分)、4連勝中と好調で、今節は第10節以来の首位返り咲きも視野に入る。9試合連続無敗(5勝4分)のF東京を迎えての上位対決は、共に伸び盛りの若手選手がしのぎを削る中盤の主導権争いが勝敗の鍵を握りそうだ。鹿島の22歳のMF柴崎 岳と、F東京の23歳のMF米本 拓司。両者ともボール奪取能力、シュートの積極性、スタミナなど甲乙つけがたく、攻守に不可欠の存在。チームの中心選手としてボールに絡む回数が増えれば、マッチアップの機会も増えるだろう。次代の日本サッカーを担う逸材の対決は、この一戦の大きな見どころだ。

一方、中盤の主導権争いがきっ抗すれば、均衡を破る個の力も重要になる。鹿島はFWダヴィ、F東京はMF武藤 嘉紀が独力で相手ゴールに迫れる存在として注目だ。両チームの守備陣は背後にスペースをつくらないラインコントロールに配慮する必要があるだろう。ディフェンスラインの背後をカバーするためには、鹿島の曽ヶ端 準、F東京の権田 修一というそれぞれのGKとの連係も欠かせない。





FC東京との対戦をピックアップするJリーグ公式のプレビューである。
中盤の主導権争いが勝敗の鍵を握ると語る。
岳のボール奪取、シュートの積極性、スタミナがカギとなろう。
また、ダヴィの献身性、曽ケ端のセービングも見所となる。
首位への挑戦権を賭けた一戦。
これは必見である。

源、もし選ばれたら光栄なこと

アギーレJ代表28日発表!鹿島DF昌子に目あり!!

鹿島の守備を支える21歳の昌子。今季のJ1は21試合にフル出場。アギーレ・ジャパン入りの可能性も大きく広がる。左はG大阪・リンス

 日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となる9月のキリンチャレンジ杯、ウルグアイ戦(5日、札幌ド)とベネズエラ戦(9日、日産ス)に向けたメンバーが、28日に発表される。4年後のロシアW杯に向けた重要な第一歩。選出が期待される若手の1人、DF昌子源(しょうじ・げん、21)=鹿島=は26日、「求められればどこのポジションでもやりたい」と最大4つのポジションOKを宣言。同期入団のMF柴崎岳(22)とともに吉報を待つ。

 自然に胸が高鳴る。新生日本代表の船出が近づき、DF昌子が日本代表への思いを口にした。

 「もし選ばれたら光栄なこと。国を代表して戦えるのはうれしい」

 この日は30日のFC東京戦(カシマ)に向け約1時間の調整。現在は首位・浦和に勝ち点差2の3位につけており、4カ月ぶりの奪首へムードは高まっている。

 原動力となっているのがプロ4年目の昌子だ。GKも含め鹿島でただ1人、開幕からJ1、ナビスコ杯の全試合にフル出場。身体の強さやキック力に定評があり、ブラジルW杯前の4月に行われた日本代表候補合宿(千葉)にも参加。新体制発足後の代表スタッフも鹿島戦を視察に訪れた。ブラジルW杯3戦で6失点を喫し1次リーグで敗退した日本。“補強ポイント”でもある守備陣の新たな担い手として注目される。

 センターバックが本職だが、代表では最大4つのポジションOKを宣言した。

 「求められればどこでもやりたい。4バックならセンターバックでもサイドバックでも。アンカー(守備的な中盤の底)もできると思う。3バックも最後列なら大丈夫」

 鳥取・米子北高1年でFWからDFに転向し才能が開花。アギーレ・ジャパンの4−3−3布陣の鍵であるアンカーについても「4バックなら守り方は鹿島と大きく変わらないと思うし、対応できる」と自信を見せる。

 G大阪ジュニアユースから同ユースへの昇格を逃しながら、高校サッカーで活躍してプロ入りした道筋は、MF本田圭佑(28)=ACミラン=とも重なる。「4月の代表候補合宿には呼ばれたけど、まだちゃんと代表のユニホームに袖を通したわけじゃない。あれを着たらいろんな思いがわき上がると思う」。鹿島の万能DFが日本の守備を背負って立つ。 (伊藤昇)

★この日のアギーレ監督

 東京・文京区のJFAハウスには姿を見せなかった。25日のスタッフ会議で9月の日本代表戦に向けた選手選考は終えており、日本協会の霜田正浩技術委員は「明日(27日)も来ないと思います」と明かした。28日のメンバー発表直前に行われる会議で微調整を加え、アギーレ・ジャパンの初陣の顔ぶれが決まる。


昌子源という男(しょうじ・げん)

 ★生まれなど 1992(平成4)年12月11日生まれ、21歳。神戸市出身。AB型。1メートル82、74キロ
 ★経歴 G大阪ジュニアユース−鳥取・米子北高−11年J1鹿島。MF柴崎岳と同期入団
 ★性格 鹿島では物おじしない明るい性格でムードメーカーの役割も担う。同僚MF中村も「ようしゃべる。1人でしゃべってる」
 ★師匠 元日本代表DF大岩剛コーチを師と仰ぎ、同氏を“まねて”真冬でも常に半袖で試合に出場する
 ★家族 父はS級コーチ資格を持つ力氏(50)。神戸ユース監督などを務め、現在は姫路独協大サッカー部監督。姉は現役モデルの昌子カエデ(23)。舞台などでも活躍
 ★出場記録 J1今季21試合1得点。同通算34試合1得点

(紙面から)




「守備陣の新たな担い手として注目される」と日本代表招集に源の名を挙げるサンスポの伊藤氏である。
源本人は本職のCBに加え、両SBにアンカーまでこなす自信があると述べ、新生代表の守備のニューカマーとして名乗り挙げておる。
我らとしても源が青き衣を纏ってピッチに立つ姿を観たいものである。
能力的なものだけでなく、性格もチームのムードメイカーとして良い影響を与えるのではなかろうか。
発表を楽しみにしたい。

岳の日本代表選出はあるのか

“プラチナ世代”鹿島・柴崎、アギーレJで遠藤の後継者となるか!?
 日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となる9月のキリンチャレンジ杯、ウルグアイ戦(5日、札幌ド)とベネズエラ戦(9日、日産ス)に向けたメンバーが、28日に発表される。

 DF昌子と同期入団で「プラチナ世代」として早くから注目を集めてきたMF柴崎の代表選出にも、注目が集まる。鹿島のセレーゾ監督が「柴崎の足は宝箱」と評する才能の持ち主。リーグ戦再開後は7試合3得点と急激に得点力を伸ばしており、日本代表ではMF遠藤保仁(G大阪)の後継者に名前を挙げる関係者も多い。「遠藤さんとはタイプが違うので」と本人はそっけないが、日本代表に新たなアクセントを加えることも可能だ。
(紙面から)





岳の日本代表選出に注目が集まっておる。
ブラジルにて失態を演じた日本代表の救世主として岳を挙げる者が多いことは事実。
ここは是非とも明日の発表時には名前を呼ばれて欲しいところ。
とはいえ、遠藤ヤットの後継者というのは、本人を含めて我らにとっても違和感がある。
しかしながら、チームの中心選手として作り直すという意味に取れば納得もしよう。
岳JAPANの構築が日本躍進のカギなのではなかろうか。
発表を楽しみにしておる。

練習試合 中央大学戦

2014年08月26日(火)


中央大学と練習試合を行い、赤崎選手のハットトリック、本山選手、ジョルジ ワグネル選手のゴールで5-2と勝利しました。この試合はセレーゾ監督が主審を務め、ストップゲームで行われています。清水戦でスタメンだったカイオ選手も出場し、良い動きを見せていました。



中央大学と練習試合を行ったチームである。
ここはハットトリックを達成した赤?の好調が目を見張る。
ジョルジ・ワグネルとの連携も良く、すぐにでも起用したいところ。
この試合、ジョルジ・ワグネルは左サイドのMFとして起用されておった。
柏時代にも担ったポジションが与えられそうである。
右サイドは杉本太郎。
彼の調子も良く、風格が出てきた。
後半はトップ下のカイオと豊川が気を吐いたが、前半ほどの躍動感がなかったように感じる。
雨の練習試合、チームの底上げが感じられた内容であった。
今後が楽しみである。

植田・ヤス・満男、出場停止

出場停止選手のお知らせ
2014年8月26日(火)

植田 直通 鹿島 J1(a) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
遠藤 康 鹿島 J1(f) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
小笠原 満男 鹿島 J1(f) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)

登里 享平 川崎F J1(a) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
大井 健太郎 新潟 J1(a) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
レオ シルバ 新潟 J1(f) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
イ キジェ 清水 J1(a)
J1(f) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
2014Jリーグ ディビジョン1第23節第1日(09/13)
キム ソンジュン C大阪 J1(f) 2014Jリーグ ディビジョン1第22節第1日(08/30)
澤井 直人 東京V J2(f) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
鈴木 惇 東京V J2(f) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
ドウグラス 横浜FC J2(f) J2(f) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
2014Jリーグ ディビジョン2第30節第1日(09/06)
秋本 倫孝 富山 J2(a) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
イ グァンソン 福岡 J2(f) J2(f) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
齊藤 和樹 熊本 J2(f) 2014Jリーグ ディビジョン2第29節第1日(08/31)
同じ大会で、同じ種類の出場停止処分を受けた場合、出場停止処分は2倍になります。
大会
「J1」:J1リーグ戦、「C」:リーグカップ戦、「J2」:J2リーグ戦、「J3」:J3リーグ、「PSM」:プレシーズンマッチ
停止
(f):警告の累積による1試合停止(a):1試合停止 (b):審判侮辱による2試合停止(c):乱暴な行為による2試合停止(h):きわめて危険な行為による停止(d):4試合停止(e):6試合停止(g):特定期間停止(*):その他の停止(z):未定
※印は、他の大会での出場停止処分の影響によって出場できないことを表します。




次節・FC東京戦を出場停止となる植田、ヤス、満男である。
主力3人が不在となる。
これは痛い。
とはいえ、いないならいないなりの戦いが出来るのも鹿島というクラブの伝統である。
逆にどのような布陣で挑むのか楽しみである。
ここまで出場機会の少なかった選手が力を発揮するであろう。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。
勝利を信じておる。

ジュビロ・伊野波、練習試合にフル出場

磐田伊野波フル出場 阿部復帰へ1発

練習試合でフル出場した磐田DF伊野波(右)

 J2磐田は25日、磐田市内で、関東学院大と練習試合を行った。10日のアウェー福岡戦で左太ももを痛め途中交代していたDF伊野波雅彦(28)がフル出場した。シャムスカ監督(48)は当初、「腱(けん)に痛みもあって復帰まで3週間ほどかかるかも」としていたが、回復は早く21日から全体練習に合流していた。

 この日は、前日24日の湘南戦と同じ「3−4−3」のフォーメーションで臨んだ。伊野波は3バックの左に入り、DF菅沼駿哉(24)木下高彰(21)と最終ラインを務めた。無失点で終えた伊野波は全身汗まみれで「暑さの中というのもあるけど、もうちょっとコンディションを上げていかないと厳しいかな。(次戦まで)1週間あるので、しっかり上げていきたい」。公式戦復帰は今後の状態を見極めてからだが、90分間出場し視界は良好だ。

 また、体調不良で19日の練習を早退していたFW阿部吉朗(34)は後半から出場。同27分にはしっかりネットを揺らし復帰をアピールした。「今日は大丈夫でしたし、決められて良かったです」。試合はMF松浦拓弥(25)と阿部のゴールで2−0で勝利。ボールを保持している中で攻めあぐねる時間もあり「相手が何が嫌なのかを考えてやっていくのも、1つのやり方かな」と振り返った。伊野波、阿部の頼もしい戦力がリーグ戦に復帰する日も近い。【岩田千代巳】

 [2014年8月26日10時42分 紙面から]



練習試合にフル出場したジュビロの伊野波である。
伊野波本人は「もうちょっとコンディションを上げていかないと厳しいかな」と述べ、公式戦復帰は濁らせた様子。
昇格圏内にいるジュビロとしては、重要な戦力の復帰を待ちわびておろう。
伊野波の活躍で、J1昇格を成し得て欲しい。
良い報を待っておる。

サッカーダイジェスト 清水戦寸評

【2014 J1寸評・採点|21節】清水対鹿島
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年08月25日



選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.9号(8月26日発売)より

[清水]
[GK]
1 櫛引政敏 5 
二度ポストに救われたが、結局3失点。キック精度も不安定だった。
[DF]
28吉田豊 5
カイオの速さに屈してPK献上。球際で粘れず3失点目にも絡んだ。
3 平岡康裕 5 
SBとのギャップを埋められず。素早いカウンターに対応が遅れた。
19 ヤコヴィッチ 5.5 
天皇杯に続きCBで出場。1対1の強さはあったが、守備範囲に難。
2 イ・キジェ 4.5 
背後を狙われて、何度もピンチを招いた。撥ね返し方が中途半端だ。
[MF]
7 本田拓也 5 
要所で気合いを披露も、自身も猛省するパスミスが失点の引き金に。
16 六平光成 5 
崩しに絡む機会はわずか。老獪な相手ボランチコンビの前に沈黙した。
10 大前元紀 5 
1ゴールは殊勲。ただし、身体のキレやパス精度は低調だった印象。
17 河井陽介 5.5 
プレスバック、連動したパス交換。ゴール以外のタスクはこなした。
8 石毛秀樹 5.5 
アシストは好判断だったが、もっと前線で積極性を示したいところ。
[FW]
18 ノヴァコヴィッチ 5.5 
相手を退場に追い込んでから立場が逆転。終盤は鬱憤を溜め込んだ。
[交代出場]
MF 22村田和哉 5 
3失点目の直後に投入されるも、スピードをケアされて怖さが喪失。
MF 11 高木俊幸 - 
縦へ突破できずに、横へ逃げるようなドリブルが目立つ低調な出来。
FW 13 瀬沼優司 - 
必死に動いてボールを呼び込もうとしたが、質の高いパスは入らず。
[監督]
大榎克己 5.5 
3失点目で万事休す。攻撃的なカードを次々と切るも、効果はなし。

[鹿島]
[GK]
21 曽ヶ端準 6.5 
防ぎようのない失点。56分のキックミスを除けば、ほぼ完璧な内容。
[DF]
22 西大伍 6 
何度か良い縦パスを通し、守備も問題なし。安定感を取り戻したか。
23植田直通 5.5 
激しく相手にアプローチ。微妙な判定に泣いた反面、自滅した感も。
15 昌子源 6 
悪い流れでもキレることなく、徐々に気持ちとプレーを立て直した。
16 山本脩斗 5.5 
攻撃参加は控え目。ミスはなかったが目立ちもせず、総じて及第点。
[MF]
20 柴崎岳 6 
守備時の位置取りが光る。後半は自ら持ち上がり、勝利に貢献した。
40 小笠原満男 7 
攻守で肝心な場所に顔を出す。2ゴールを除いても、別格の存在感。
33 カイオ 6 
一瞬のスピードを活かした仕掛けでPK奪取。仕事は十分に果たした。
13 中村充孝 5 
イライラのせいか、目立った活躍もなく後半早々にピッチを去った。
28 土居聖真 6.5 
受ける、さばくの判断が秀逸。時間の使い方にセンスが滲んでいた。
[FW]
11 ダヴィ 6.5 
得点への意欲を示し続けてダメ押しヘッド。守備でも献身性を発揮。
[交代出場]
MF 25遠藤 康 6.5 
途中出場で大仕事。裏に抜け出て2点目を呼び込み、3点目も演出。
DF 4 山村和也 6 
植田の退場を受けてCBに入る。以降は清水にチャンスを作らせず。
MF 8 ルイス・アルベルト - 
ボランチで登場。無難に試合を締めたが、出場時間が短く評価なし。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6.5 
ジャッジに苛立つも、試合の潮目は見誤らない。交代策が奏功した。

[試合内容]
主審の曖昧な判定も手伝って荒れた展開に。清水は大前のゴールで先制するも、後半にまずはPKで追い付かれ、7分後には遠藤を倒したイ・キジェが退場。このFKを沈められ、気落ちした清水。その4分後にも失点して完敗を喫す。




サッカーダイジェストによる清水戦の寸評である。
逆転勝利に概ね良い評価となっておる。
その中で光るのは小笠原満男の7であろう。
ドッペルパックだけでなく、攻守にチームの柱であった。
また、得点を決めたダヴィ、起点となった聖真、逆転ゴールへと繋がるファール、追加点のアシストを記録したヤス、そして、ほぼミスのなかった曽ケ端が高評価となっておる。
こう見ると攻守にキーマンがおることがわかる。
そして好調なチームに良い采配をする指揮官も良い評価である。
この調子を維持し、勝利を積み重ねて行きたい。
楽しみである。

聖真、フィジカルトレーニング

2014年08月25日(月)


16時からのミーティング後、グループ別にフィジカルトレーニングを行いました。ウォーミングアップのランニングでは昌子選手が先頭に立って走っていました。




フィジカルを鍛える聖真である。
前半は途中交代の多かった聖真であるが、中断明け以降フル出場が続いておる。
指揮官の信頼はかなりのもの。
ここは、ゴールという形で応えたいところ。
聖真の躍動を期待しておる。

西本卓申くん、U-16日本代表選出

U‐16日本代表AFC U-16選手権 タイ2014(9/6〜20@バンコク) メンバー・スケジュール
2014年08月25日

スタッフ
監 督:吉武 博文 ヨシタケ ヒロフミ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木村 康彦 キムラ ヤスヒコ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
アシスタントコーチ:森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/サンフレッチェ広島)
GKコーチ:大橋 昭好 オオハシ アキヨシ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手
GK
23 鶴田 海人 ツルタ カイト(ヴィッセル神戸U-18)
1  井上 聖也 イノウエ セイヤ(セレッソ大阪U-18)
18 千田 奎斗 チダ ケイト(横浜F・マリノスユース)
DF
12 阿部 雅志 アベ マサシ(星稜高校)
15 下口 稚葉 シモグチ ワカバ(JFAアカデミー福島)
6  堂安 律 ドウアン リツ(ガンバ大阪ユース)
22 麻田 将吾 アサダ ショウゴ(京都サンガF.C.U-18)
2  石川 啓人 イシカワ ヒロト(サガン鳥栖U-18)
5 冨安 健洋 トミヤス タケヒロ(アビスパ福岡U-18)
3 森岡 陸 モリオカ リク(ジュビロ磐田U-18)
16 田中 康介 タナカ コウスケ(京都サンガF.C.U-18)
17 吉田 峻 ヨシダ シュン(清水エスパルスジュニアユース)
MF
21 佐々木 匠 ササキ タクミ(ベガルタ仙台ユース)
7 菅 大輝 スガ ダイキ(コンサドーレ札幌U-18)
13 田中 碧 タナカ アオ(川崎フロンターレU-18)
20 永澤 竜亮 ナガサワ リョウスケ(ヴィッセル神戸U-18)
4 渡辺 皓太 ワタナベ コウタ(東京ヴェルディユース)
10 藤本 寛也 フジモト カンヤ(東京ヴェルディジュニアユース)
FW
9 斧澤 隼輝 オノザワ トシキ(セレッソ大阪U-18)
8 西本 卓申 ニシモト タカノブ(鹿島アントラーズユース)
19 安井 拓也 ヤスイ タクヤ(ヴィッセル神戸U-18
11 半谷 陽介 ハンヤ ヨウスケ(FC東京U-18)
14 杉浦 文哉 スギウラ フミヤ(名古屋グランパスU15)
※U-16日本代表:FIFA U-17ワールドカップチリ2015を目指すチーム
JFA-TV

今後の予定
8月26日(火)〜9月3日(水) 直前キャンプ
AFC U-16選手権タイ2014(バンコク)
9月6日(土) グループステージ第1戦 vs 香港代表
9月8日(月) グループステージ第2戦 vs 中国代表
9月10日(水) グループステージ第3戦 vs オーストラリア代表
9月14日(日) ノックアウトステージ 準々決勝
9月17日(水) ノックアウトステージ 準決勝
9月20日(土) ノックアウトステージ 決勝





U-16アジア選手権のメンバーに選出されたユースの西本卓申くんである。.
背番号は8。
これは鹿島としては意味のある背番号である。
攻撃力をバンコクの地にて発揮してきて欲しい。
楽しみである。


沖悠哉くん・山本瑞樹くん・石津駿斗くん、メニコンカップ出場メンバー選出

U−15のオールスター戦「メニコンカップ」出場選手が決定
 adidas CUP 2014 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝が24日に行われ、鹿島アントラーズジュニアユースが清水エスパルスジュニアユースに2−1で勝利し、大会初優勝を飾った。

 大会の全日程が終了し、優秀選手が決定。「JCYインターシティーカップEAST」、「JCYインターシティーカップWEST」を合わせたチームから優秀選手が選考され、9月に開催される「メニコンカップ2014」に出場する全34名が決定した。

「メニコンカップ2014」は、9月15日に名古屋市瑞穂公園ラグビー場で開催。所属クラブ所在地により選手を東西に分け、EASTとWESTが40分ハーフで対戦する。

 出場選手は以下のとおり。(カッコ内所属クラブ、数字は背番号)

■EAST
▼GK
1 沖悠哉(鹿島アントラーズジュニアユース)
17 西周希(コンサドーレ札幌U−15)

▼DF
2 高橋隼(ジェフユナイテッド千葉U−15)
3 澤田章吾(横浜F・マリノスジュニアユース)
4 山本瑞樹(鹿島アントラーズジュニアユース)
5 金田智明(栃木SCジュニアユース)
12 澄川広大(長岡ジュニアユースFC)

▼MF
6 佐藤昴(長岡ジュニアユースFC)
7 堀研太(横浜F・マリノスジュニアユース)
8 佐藤悠太(横浜F・マリノスジュニアユース)
13 品田愛斗(FC東京U−15深川)
14 藤村怜(コンサドーレ札幌U−15)
16 大曽根広汰(川崎フロンターレU−15)

▼FW
9 田中雄大(FC多摩ジュニアユース)
10 シマブク・カズヨシ(浦和レッズジュニアユース)
11 石津駿斗(鹿島アントラーズジュニアユース)
15 早乙女達海(栃木SCジュニアユース)


■WEST
▼GK
1 水谷友哉(名古屋グランパスU15)
17 牧野恋音(ジュビロ磐田U−15)

▼DF
2 川井歩(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
3 伊藤駿光(清水エスパルスジュニアユース)
4 小山彬(名古屋グランパスU15)
5 中丸大輝(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
12 岡野周太(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)

▼MF
6 住田将(名古屋グランパスU15)
7 川村拓夢(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
8 高山登伊(JFAアカデミー福島U15)
9 吉田峻(清水エスパルスジュニアユース)
10 仙波大志(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
16 丸山壮大(アルビレックス新潟U−15)

▼FW
11 明比友宏(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
13 杉浦文哉(名古屋グランパスU15)
14 金亮哉(名古屋グランパスU15)
15 白井海斗(清水エスパルスジュニアユース)




若人の登竜門として有名なメニコンカップの出場選手が発表された。
鹿島ジュニアユースからは、沖悠哉くん、山本瑞樹くん、石津駿斗くんの三名が登録されておる。
沖悠哉くんはジュニアから鹿島に所属する才能高きGKである。
山本瑞樹もジュニアから所属しておる得点力の高いDF。
石津駿斗は期待のセンターFW、決定力を見せつけるのだ。
是非とも活躍して名を全国に轟かせて欲しい。
期待しておる。


ジュニアユース・沖悠哉くん、目標は曽ケ端

【川端編集長のニュース一言解説】クラブユース選手権は鹿島アントラーズジュニアユースが初優勝

初優勝の鹿島アントラーズジュニアユース<写真>川端暁彦

北海道帯広市で開催された「adidas CUP全日本クラブユース選手権(U−15)」は鹿島アントラーズジュニアユースの初優勝で幕を閉じました。

かわばた編集長の一言解説

 4泊5日の日程で帯広まで行って来ました。豚丼を食べに行ったわけではなく、中学生年代の全国大会である「adidas CUP全日本クラブユース選手権(U-15)」の取材です。

 優勝は清水エスパルスジュニアユースを破った鹿島アントラーズジュニアユース。初優勝になります。トップチームはJリーグの歴史の中でもトップの実績を残している鹿島ですが、育成年代での実績はそれほど飛び抜けたものではありません。もともと人口の乏しいエリアに本拠地があるために、一種の限界はあるわけですが、それを打破するための試行錯誤を続けてきました。

 決勝後、中村幸聖監督は「関東のビッグクラブに勝つためにどうするかを考えてきた」と言います。そう、育成年代において鹿島は「ビッグ」ではないんですね。今回優勝したチームは鹿島周縁部の選手で構成されていて、そうした「分母」の少ないチームの挑戦が実ったという意義のある大会だったという言い方もできます。もちろん、記事にもあるようにこの優勝が「ゴール」ということはないですけれどね。

 MVPのGK沖悠哉も鹿嶋市の出身。しかも鹿島中学校の出身ということで、同中出身の曽ヶ端準選手にちなんだ「背番号21」を預けられていました。本人にとっても、曽ヶ端選手は大きな目標であり、ずっとプレーを観てきた存在です。ジュニアユースの選手たちは基本的にホームゲームは観戦に訪れているそうですし、練習グラウンドもトップチームと隣接。そうした距離感の近さは素晴らしいなとあらためて思いました。この年代は「目標の選手」を聞かれると海外のスター選手が出てくることが多いのですが、彼らからは「大迫さんだったけれど、今は赤崎さんです」なんて言葉が自然に出てきました。こういうのは、すごく良いなと改めて思わされました。





鹿島ジュニアユースの初優勝について解説する川端編集長である。
人口的に下部組織の人材は難しい鹿島の下部組織について記事にしておる。
中村幸聖監督は「関東のビッグクラブに勝つためにどうするかを考えてきた」と言ったとのこと。
このメンタルは、トップチームに昇格しても引き継がれる。
勝利を飽く無く追求するメンタルを植え付けられておるのだ。
また、大会MVPに選出されたGKの沖悠哉くんは潮来出身とのこと。
将来、トップチームの21番を背負って欲しいところ。
順調に成長するのだ。
楽しみな逸材である。

名波が語る岳に足りないモノ

アギーレJの有力候補、鹿島・柴崎岳に唯一足りないモノ
2014.08.25
藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

名波浩の視点
新たな指揮官としてハビエル・アギーレ氏を迎えた日本代表がまもなく始動する。今回は、その新チーム入りが期待される鹿島アントラーズのMF柴崎岳をピックアップ。アギーレジャパンの主力として活躍できる選手かどうか、解説者の名波浩氏に診断してもらった。


エスパルス戦の勝利に貢献した柴崎岳(右)。左はエスパルスのFW大前元紀。

 柴崎岳が、新生・日本代表のメンバー入りする可能性は十分にあると思う。Jリーグ第21節の清水エスパルス戦(3−1でアントラーズが勝利)でも、その存在は目立っていた。90分間を通して、安定したプレイを披露。パスの配球はもちろんのこと、パスの受け手として顔を出すタイミング、それから、自分がおとりになって相手を引きつけて、味方のスペースを生み出す動きもよかった。
 ボランチでありながら、2列目の仕事もこなせるのも大きい。精度の高いパスと効果的な動き出しでチャンスに絡み、フィニッシャーとしての役割まで全うしている。それでいて、試合展開や時間帯によっては、そうした攻撃的な仕事を自重。全体のバランスを考えてプレイができる大人のメンタリティーを持っていて、代表に入っても何ら問題なくやれるだろう。

 柴崎の最大の売りは、ゲームを読む力だ。敵の「ここが穴だ!」という急所を突くことに長(た)けている。
 この試合でも、いわゆるキラーパスを何本も通して決定機を演出。MF遠藤康が中央を抜け出してエスパルスのDFイ・キジェが思わず反則(退場)してしまったシーンも、遠藤へのスルーパスを出したのは柴崎だった(その反則で得たFKを、小笠原満男が直接決めた)。そして、柴崎はたとえミスをしても、常に相手の嫌なところを突き続けることができる。そのスタンスには好感が持てる。
 加えて、自分たちでボールを動かして、相手の守備ブロックを崩そうとか、今は自分たちのリズムではないから後方でボールを回そうとか、柴崎がいつもその判断の中心にいる。経験豊富な小笠原満男とコンビを組んでいることでやりやすい面もあるかもしれないが、最高の手本を間近に見ながら、メキメキと成長していることは間違いない。
 今季5ゴールを記録しているように、得点力もある。日本にはフィニッシュに絡めるボランチがまだまだ数が少ないので、その点も強調材料になるだろう。あと2、3年したら、もう少しウエイトが増して、もっとパンチのあるシュートが打てるようになるはず。そうしたら、もともとキックの質、とりわけインサイドキックはパーフェクトだから、一層魅力的な選手になるだろうし、日本代表の武器にもなると思う。
 課題は、本人もわかっているだろうけど、ボールへのアプローチの速さとか、守備における強さ。ただそれらは、代表入りして、国際経験を積んでいけば、だんだんと身についていくもの。代表チームにずっと帯同し、プレイし続けていけば、その問題は時間が解決してくるだろう。
 しかしひとつだけ、柴崎には早急に直してほしいというか、自らのプレイに肉付けしてほしいモノがある。それは、ピッチの中での”温度”だ。
 言葉では説明しづらいんだけれども、彼は一試合通してずっと”低温”でプレイし続けている感じがする。小笠原と比べると、その差は歴然。熱いモノが見ている側に伝わってこない。

 飄々(ひょうひょう)とプレイするのはいいけれども、今のままの“温度”でプレイし続けているようだと、タイトルや出場権がかかった国際大会では、使う側(監督)が起用しづらい選手になってしまうんじゃないか、と思う。
 そうならないためにも、普段はおとなしくてもいいから、ピッチに立ったら一気に“温度”を上げなければいけない。昔で言えば、森島寛晃(元日本代表FW。現セレッソ大阪アンバサダー)、今なら大久保嘉人(川崎フロンターレ)のような感じか。それができないと、ひりひりした国際舞台では戦えない。柴崎に注文したいのは、そこだけ。
 パフォーマンスに関しては、何も言うことがない。練習でも常に高い次元を維持しているというし、サッカーに取り組む姿勢も素晴らしいと聞いている。それだけに、柴崎にはその課題をクリアして、代表でコンスタントに活躍できる選手になったほしいと思う。
 何はともあれ、もし今回代表に選ばれたら、まずは好きなようにプレイしてもらいたい。他のメンバーの特徴を知ることは大事だけど、自分のいいところをどんどん出して、監督やチームメイト、そしてファンに“柴崎岳”という存在を目いっぱいアピールしてほしい。




今週に迫った新生日本代表の発表を前に柴崎岳について語るSportivaの名波である。
メンバー入りする可能性は十分にあると言う。
週末の清水戦での存在感を指摘し、精度の高いパスと効果的な動き出しでチャンスに絡み、フィニッシャーとしての役割まで全うしていると言い切る。
そんな中で、名波が岳に要求するのは「ピッチの中での”温度”」とのこと。
岳には「熱さ」がない印象の様子。
これには、異論を投じたい。
岳の冷静さが、的確にゲームを読み、チームに勝利をもたらせていると言って良かろう。
そのパーソナリティを理解した上で、アギーレ新監督には岳を招集して欲しいところ。
発表を楽しみにしておる。

鹿島ジュニアユース初優勝、受け継がれるアントラーズスピリッツ

受け継がれる“鹿島スピリット”…ユース選手権優勝の裏に小笠原の存在

クラブユース選手権で優勝した鹿島アントラーズジュニアユース [写真]=川端暁彦

 幾多の死闘を乗り越えてきた「逆転の清水」の力も、ファイナルでは届かなかった。北海道帯広市などを舞台に開催されていたadidas CUP全日本クラブユース選手権(U−15)は8月24日に決勝戦を迎え、2−1で清水エスパルスジュニアユースを下した鹿島アントラーズジュニアユースが初めてのタイトルを手にした。

 決勝の序盤、まず仕掛けたのは鹿島だった。中村幸聖監督が「僕らのイメージより早く点が入った」と振り返ったように、まずは4分に先制点。右サイドを破って、最後はファーのMF荻沼翼が押し込んでリードを奪う。さらに10分にも、今度は左CKにMF飯塚寿輝也が合わせて追加点。ゲーム自体の主導権を握った。

 ビハインドを負った清水は主将のMF吉田峻を軸とした丁寧なビルドアップからサイドを突く。準々決勝では2点差を、そして準決勝で3点差をひっくり返して決勝まで進んできただけに慌てた様子はなかったが、それは鹿島にとっても同じことだった。

「ウチの守備陣はしっかりしているので、2点あればと思っていた」と鹿島FW石津駿斗が語ったように、今大会の鹿島はすべての試合を1失点以内で抑えてきており、守備には絶対の自信を持つ。ガッツあふれるDF山本瑞樹や安定感抜群のGK沖悠哉を中心に清水の攻勢をいなし続けた。後半にPKから1点差に詰め寄られても、「清水は(準決勝で倒した)名古屋と攻め方が似ていて、(その名古屋を抑え込んでいたので)あまり怖くはなかった」とMF高村真哉は振り返る。結局、試合は2−1のまま終幕。逃げ切った鹿島が初めてのタイトルを手にすることとなった。

 中村監督は「美しい展開ではなかったかもしれないけれど、勝負にこだわるアントラーズのスピリットを出して勝ち切ってくれた」と感慨深げ。勝因の一つとして小笠原満男に導かれ、7月末に訪れた岩手県大船渡市への訪問を挙げた。「サッカーをやりたくてもできない子がいる。学校で体育をやりたくてもできない子がいる。そんな現実を観て、選手たちも思うところはあったと思う。好きなサッカーを誰よりもやり切ろうという思いが出ていた」(中村監督)。

 指揮官と小笠原は、かつて選手として共に戦った間柄。決勝前夜には連絡もあったそうで言われたことは、「絶対に勝て」。鹿島の看板を背負う以上、ファイナルで負けるなんてあり得ないというのは、まさにアントラーズスピリットだったか。小笠原は大会前に選手たちに向けても語る場を設けており、選手も「このクラブにいるのに簡単に負けてちゃいけない」(石津)と大いに刺激を受けていたようだ。

 鹿島のジュニアユースは普段からトップチームの隣で練習を行っており、そのプレーを間近で観ている。ホームゲームは練習時間などを調整してでも基本的に観戦させており、粘り強い戦い方を含めて「鹿島らしさ」を出せていたのは、まさにこうしたクラブとしての教育の賜物だったか。

 もちろん、「ここで勝つことはゴールじゃない」(中村監督)ことは分かっている。しかし、だからと言って、「負けていい」なんて判断は絶対にしない。それは「鹿島アントラーズ」の流儀ではないのだ。幼少期からそのプライドとスピリットを叩き込まれた選手たちは、勝利への執着心という一点で他クラブを確実に上回り、見事に栄冠を手にした。

文=川端暁彦





鹿島ジュニアユースの初優勝を伝えるサッカーキングの川端氏である。
「勝負にこだわるアントラーズのスピリットを出して勝ち切ってくれた」と中村幸聖監督のコメントを取り、裏話を取材しておる。
チームは小笠原満男に導かれ、震災の被災地である岩手県大船渡市への訪問を行ったとのこと。
「サッカーをやりたくてもできない子がいる。学校で体育をやりたくてもできない子がいる。そんな現実を観て、選手たちも思うところはあったと思う。好きなサッカーを誰よりもやり切ろうという思いが出ていた」と中村監督は言う。
満男から鹿島のスピリッツを直接伝授された中学生は大きく成長した様子。
連綿と流れるアントラーズスピリッツを誇りに思う。
素晴らしき伝統である。

鹿島ジュニアユース U-15クラブユース選手権優勝

2014年08月24日(日)


本日はチームオフとなっております。写真は、第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で初優勝した鹿島ジュニアユース。

鹿島ジュニアユースが1点差守りきりU−15クラブユース大会初優勝

2014年度U−15クラブユース大会は鹿島アントラーズジュニアユースの優勝で幕を閉じた。

 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会の決勝トーナメント決勝が24日に行われた。

 北海道の帯広で行われていた同大会の決勝カードは、初優勝のかかった鹿島アントラーズジュニアユースと、最多優勝に並ぶ6度目の大会制覇を狙う清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

 試合は、前半開始直後の4分に鹿島のMF荻沼翼がゴールを決めて、先制に成功する。すると6分後の10分にもMF飯塚寿輝也が追加点を挙げ、リードを広げて前半を折り返す。後半は、鹿島が清水にPKを献上してしまい、49分にFW大屋寛太が決めて2−1。その後は両チームが得点を挙げることができず、そのまま試合終了。1点差を守り抜いた鹿島アントラーズジュニアユースが、清水エスパルスジュニアユースを倒し、初優勝を飾った。

 なお、清水エスパルスジュニアユースのMF鈴木魁人が11得点を挙げ、大会得点王に輝いている。

【スコア】
鹿島アントラーズジュニアユース 2−1 清水エスパルスジュニアユース

【得点者】
1−0 4分 荻沼翼(鹿島アントラーズジュニアユース)
2−0 10分 飯塚寿輝也(鹿島アントラーズジュニアユース)
2−1 49分 大屋寛太(清水エスパルスジュニアユース)




クラブユースサッカー選手権(U-15)大会にて優勝を飾ったジュニアユースである。
これは嬉しい。
荻沼翼くんの先制点、飯塚寿輝也くんの追加点を記録し、清水の追撃をPKの1点に抑え、見事初優勝を成し遂げた。
素晴らしい体験である。
中学生世代も力を付けておる。
多くのホーム・タウン・グロウン・プレイヤーが戦力となれば、鹿島が更に新化する。
継続的に育成に力を入れていき、生え抜きがトップにて活躍して欲しいところ。
その伏線として、この優勝があると言いきれる日が来て欲しい。
楽しみにしておる。

U-17日本代表 バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント U-17ハンガリー代表戦

U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント マッチレポート vsU-17ハンガリー代表
2014年08月24日



U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント マッチレポート vsU-17ハンガリー代表

U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 
5位6位決定戦 vs U-17ハンガリー代表
2014年8月23日(土) 11:00 キックオフ 90分(45分ハーフ)
STARE MESTO(チェコ/ズリーン)
U-17ハンガリー代表 0-3(前半0-1、後半0-2)U-17日本代表

得点
27分 杉森考起(U-17日本代表)
76分 浦田樹(PK)(U-17日本代表)
84分 岸本武流(U-17日本代表)

スタ―ティングメンバー
GK:小島亨介
DF:野田裕喜、山川哲史、町田浩樹、浦田樹
MF:?木彰人、鈴木徳真、坂井大将、杉森考起
FW:岸本武流、加藤陸次樹

サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:村松航太
MF:サイゴダード、久保田和音、長沼洋一、井上潮音
FW:小林颯
交代
59分 加藤陸次樹 → 小林颯
64分 杉森考起 → 長沼洋一
78分 浦田樹 → 井上潮音
82分 ?木彰人 → サイゴダード

マッチレポート
U-17ハンガリー代表との5/6位決定戦。
試合内容にこだわり、今大会初勝利を目指す日本は、試合開始からハンガリー陣内でボールを動かし攻撃を仕掛け、守備も前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、シュートで終わる形を作ります。すると27分、左サイドの高い位置で奪ったボールを中央に展開し、そこでボールを受けた鈴木選手が右サイドにさらに展開すると、この試合で右サイドバックに入った野田選手が速いクロスボールをゴール中央に蹴り込み、最後は杉森選手がシュートを決めて日本が先制します。
先制した日本はその後も攻撃のチャンスを作り、加藤選手、岸本選手がゴール前でシュートを打ちますが追加点を奪うことができません。そして40分以降は相手に攻撃する時間を与えてしまいますが、守備陣がシュートを打たせる前にブロックし無失点で前半終了。日本が1点リードで後半を迎えます。



後半の立ち上がりは、ハンガリーの攻撃に対して日本が守備にまわる展開となり、ボールを奪ってもミスから相手にボールを渡してしまい、ディフェンスラインのポジション修正も遅れシュートを打たれる場面を作ってしまいます。しかしこの日の日本は辛い時間帯をチーム全員で耐えることができ、次第に日本のリズムでボールを動かせるようになります。すると76分、左サイドから攻撃を仕掛け、岸本選手がドリブル突破でペナルティエリアに侵入すると、相手ディフェンダーのファウルを誘いペナルティキックを獲得。これを浦田選手が冷静に決めて2点差とします。続く84分には再び左サイドの高い位置でボールを奪った町田選手が、ゴール前にいた岸本選手にパス。これを岸本選手が相手ゴールキーパーの状況を見ながら落ち着いてシュートを決めて3-0とし、試合はこのまま終了。日本は辛い時間帯を何とか耐えしのぎ、追加点を挙げて今大会初勝利を収めました。
U-17日本代表としての活動は、今年はこの遠征が最後となる予定です。しかし来年にはAFC U-19選手権2016予選に向け代表活動が本格的に始まりますので、選手たちは今回の経験を活かし所属クラブで今後も活動を続けていきます。


22日午後のフリーな時間を利用し市内観光をし、船上で集合写真を撮影しました。

選手コメント
内山篤 監督
今日の前半は、前線から連動した守備ができ、良い攻撃の流れから得点を奪うことができました。しかし、得点後の前半終盤および後半開始直後の時間帯は、ミスが目立ちディフェンスラインのカバーリングなどのポジションチェンジが遅く、相手に攻め込まれてしまう時間を作ってしまいました。試合の中でポジショニングを修正し、ピンチの時間をなんとか無失点で乗り切ることができ、日本がボールを再び保持し攻撃する機会を作ることができたので追加点を挙げることができました。今大会では、試合を重ねるごとに対戦相手の特徴やピッチ状況を知り、どのようなプレーをしなければいけないかということを、少しずつですが選手たちは考えてプレーできるようになりました。この経験を所属クラブまたは次の代表活動でも活かしてほしいと思います。

坂井大将 選手(大分トリニータU-18)
SBSカップからチェコ遠征の約2週間、結果は残念でしたが僕自身、1つ上の人達とプレーできたことや、ヨーロッパのチームと試合ができたことで、たくさん良い経験ができました。その中でも、上手くいったこと上手くいかなかったことがあったので、上手くいったことはより精度を上げれるように、上手くいかなかったことはなぜ上手くいかなかったのか考え今後、日々の練習から取り組んでいきたいです。
井上潮音 選手(東京ヴェルディユース)
今回チェコに来れたことに嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。この遠征ではスロバキア、ウクライナ、ハンガリーという大きな体を活かしたサッカーをしてくる相手と戦いました。その中で、相手の良さを消して自分たちの良さを出すことが出来ず悔しいです。今回出た課題を普段の練習から取り組んでいきたいと思います。

久保田和音 選手(大阪桐蔭高校)
今回のチェコ遠征では、「クリエイティブで攻撃的なサッカー」をコンセプトとしてやってきて、チームとしては、グループステージで2敗してしまいましたが、順位決定戦では勝つことができました。個人としては、もっと多くの判断材料を持ち、その中で的確な判断ができるように身体の向き、ボールを持っていない時の(動きの)質などをもっと良くしていかないといけないと思いました。代表で学んだことをこれからも活かし、次の代表にも声がかかるようにもっと成長していきたいです。


加藤陸次樹 選手(サンフレッチェ広島F.C ユース)
このチェコ遠征ではたくさんの事を学ぶことができました。日本で通用する部分がほとんど通用しませんでした。チームとして2試合負けてしまい優勝できなかったことはとても残念に思います。個人としてはもっとゴールを決めるという貪欲さが課題だと思います。この課題をチームに帰って取り組んでいきたいと思います。




U-17ハンガリー代表と対戦したU-17日本代表である。
町田くんが先発フル出場で完封勝利に貢献しておる。
また、久保田和音くんはこの代表に加わった総括を述べておる。
自分に足りないもの、今後して行くべきことを掴んだ様子。
このチームの常連となり、良い影響をお互い与えあって欲しい。
町田くん、久保田和音くんの成長を楽しみにしておる。

清水戦レビュー

【J1:第21節 清水 vs 鹿島】レポート:清水は前半の良い戦いを続けることができず、10人になっても冷静な試合運びを見せた鹿島が貫禄の逆転勝ち。(14.08.24)
8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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前半は、ほぼ清水の思惑通りに進んでいた。しかし後半、流れが変わったり、不測の事態が起こったりした時に冷静に対応できるチームとしての成熟度という面で、明確な差があったことは否めない。そして、それがそのままスコアと結果にも表われたゲームだった。
現在の鹿島の力を考えれば、清水がホームであっても守備から入る辛抱強い戦い方を選んだのは間違いではなかった。雨で水を含み、さらにボールの走りが良くなったアイスタのピッチで、立ち上がりからきっちりとパスをつなぎながら清水ゴールに迫っていく鹿島。序盤はその攻撃に押し込まれる時間帯もあったが、清水はチーム全体でしっかりと守備のブロックをコンパクトに整え、球際も粘り強く対応。23分のダヴィのシュートが左ポストを直撃するピンチもあったが、「前半は、ゲームプラン通りというか、しっかり形を整える守備のところができていた」(大榎克己監督)と意図する試合運びができ、少しずつ攻撃の形も作り始めることができていた。
そして31分には、左サイドバック・イ キジェがアーリークロスを入れ、それをファーサイドに逃げたノヴァコヴィッチが頭で折り返し、逆サイドの石毛秀樹がもう一度頭でマイナス方向に落としたところに大前元紀が走り込んで左足シュート。これが綺麗に決まって、押され気味の清水が先制点を奪うことに成功する。1-0で後半に折り返したところまでは、完全に清水のゲームだった。

鹿島としては、前半は判定やイエローカードに対するストレスも出て、選手たちが落ち着かない状況だったが、そこをハーフタイムできっちりと落ち着かせたのは、トニーニョセレーゾ監督の手腕だろうか。後半は立ち上がりから攻撃のギアを上げて清水ゴールに迫り、開始2分でカイオのシュートが右ポストに当たる場面を作るなど、攻めのプレッシャーを強めていく。
だが、清水も負けじと速攻で反撃に出て、後半13分にはカウンターから石毛秀樹のスルーパスで河井陽介が抜け出してシュートを放つが、これはGK正面。この日は左の2列目に入った石毛が、効果的なポジショニングやノヴァコヴィッチへのサポートを見せ、チームとしても前半から追加点のチャンスはいくつか作ったが、それを決めきれなかったことも敗因のひとつだった。
そして後半14分、鹿島が押し込んだ中からカイオがペナルティエリア左でドリブル突破を図り、遅れて対応した吉田豊に倒されてPKを獲得。これを小笠原満男が当然のように決めて(16分)、J1で16年連続ゴールという新記録を達成し、試合を振り出しに戻した。

ただ、その後にもう一波乱。後半18分、前半からノヴァコヴィッチに対して激しく当たっていた植田直通が2枚目のイエローカードを受けて退場。これで清水が数的優位を得ることになったが、そこからの戦い方が非常にもったいなかった。「相手が10人になってからもっと落ち着いて攻めれば良かった」と大前も悔やんだように、まだ同点で30分近く時間が残っている中で、それほど攻め急ぐ必要はなかった。これが鹿島なら、じっくりとパスをつなぎながら相手を疲れさせ、つけいるスキを与えないままジワジワと追い込んでいったことだろう。
だが、清水の選手たちは、同点に追いつかれた焦りがあったのか、早く点を取りたいという意識が出たのか、21分に手痛いカウンターを食らう。柴崎岳のパスから交代出場の遠藤康に飛び出され、たまらずイ キジェがファウルで止めて一発レッド。これで10人対10人になったばかりか、そのFKを小笠原に見事に決められ(後半23分)、逆転も許してしまった。
逆に言えば、10人になりながらも冷静にカウンターで攻めるスキをうかがい、ここぞという場面でキャプテンの小笠原がきっちりとFKを決めるあたりは、本当に鹿島らしい勝負強さ。さらに27分には、遠藤がまたもバイタルエリアで抜け目ない動きを見せ、その遠藤の左クロスをダヴィが頭で叩き込んで3点目をゲット。事実上これで勝負は決まった。

その後は、鹿島がスキのない試合運びを見せて、清水がリスクを負った攻撃的な交代策で反撃に出たがノーチャンス。鹿島が危なげなく2点差を守り切って、2008以来6試合連続で勝てていなかったアイスタで、貫禄の逆転勝ちを見せた。
終わってみれば、4連勝で3位に浮上した鹿島が、これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合。今後の優勝争いに向けて、注目すべき存在になりそうだ。
ただ、清水としても勝つチャンスは十分にあった。今の順位を考えれば、少なくとも勝点1は取らなければいけない試合だった。今後上位との戦いが続く中で、冷静かつしぶとく勝点を稼いでいくという部分も欠かせない要素になっていくだろう。

以上

2014.08.24 Reported by 前島芳雄




「これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合」と評する清水番・前島氏のレポートである。
劣勢から逆転勝利を掴み取る姿は鹿島らしさと賞賛を浴びることに相応しいやも知れぬ。
そして、「優勝争いに向けて、注目すべき存在」と優勝という言葉が使われた。
上位の結果を受けて、首位との差が縮まり、順位も上がった。
鹿島が相応しい位置へ着こうとしている。
そう清水番の記者も思うのだ。
優勝を目指して勝利を積み重ねて行こうではないか。
楽しみである。

ジョルジ・ワグネルのポジションは如何に

[鹿島]ジョルジ・ワグネル、出場準備完了!
 登録が遅れていたジョルジ・ワグネルが、23日の今節・清水戦から出場できることになりそうだ。21日の練習では右MFと右ボランチとしてプレー。日本でのプレー経験が長かったこともあり、すでにチームメイトの名前もほとんど覚え、日本語で指示を出す場面も見られた。

 最近、17時前後から練習が始まることの多いため練習が終わる頃にはすっかり日も暮れてしまうのだが、夏休み期間中と言うことで練習見学に訪れるサポーターのなかには子供たちの姿もかなり多く見られる。練習が遅くなっても、ずっと待っている子供たちに対して、ジョルジ・ワグネルは丁寧に応対するため、さっそく子供たちの人気は高い。

 今後、終盤戦を迎えるにあたり、けがや出場停止など予期せぬアクシデントがチームを襲うだろう。そうしたとき経験豊富でさまざまなポジションをこなせる大ベテランが後ろに控えているのは非常に心強い。優勝請負人として名高い左足のスペシャリストがいよいよ鹿島の深紅のユニフォームに身を包む。

(鹿島担当 田中滋)



ジョルジ・ワグネルの登録完了を伝えるBLOGOLAである。
日本語で指示を出す場面もあるとのことで、Jリーグになれていることからも期待させられる。
鹿島でのポジションは右MFと右ボランチとのことで、ヤスやカイオ、岳のポジションでの起用が予想される。
ボランチは変えにくいポジションだけに、二列目での起用が最右翼ではなかろうか。
現在、ダヴィの累積警告が7枚となっており、もう一枚で2試合の出場停止となる。
そうなった場合に右にジョルジ・ワグネル、左にカイオといった攻撃的布陣が見られるのではなかろうか。
このベテランの躍動が拝める日は近い。
楽しみである。

清水戦報道

鹿島4連勝 小笠原2発/清−鹿21節

清水対鹿島 後半、同点のPKを決める鹿島MF小笠原(撮影・丹羽敏通)

<J1:清水1−3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 試合序盤は、鹿島が優位に展開した。前半11分にカウンターから、最後はMF小笠原が強烈ミドル。同23分にも、再びカウンターからFWダヴィがポスト直撃のシュートを放った。

 しかし、均衡を破ったのは清水だった。同31分、左クロスからFWノバコビッチからMF石毛とつなぎ、最後はゴール中央に走り込んだFW大前が公式戦3試合連続となるゴールで先制のネットを揺らした。

 一方、現在3連勝中の鹿島も黙っていない。後半16分、MFカイオが倒されて獲得したPKをMF小笠原が冷静に決めて同点とした。ところが、直後の同18分にDF植田が2枚目の警告を受けて退場。再び清水に流れが傾くかに見えたが、同22分に清水のDFイも一発退場。数的同数となると、大きな2点目を奪ったのは鹿島だった。

 同23分、ゴール前のFKを小笠原が直接決めて勝ち越しに成功。続く同27分にも、ダヴィが頭で決定的な3点目を決めて勝負あり。鹿島が今季初の4連勝。清水は今季4度目の連敗となった。
 [2014年8月23日20時5分]

鹿島小笠原が16年連続弾 J1新記録

後半、MF遠藤が倒されて得たFKを鹿島MF小笠原が直接決める(撮影・丹羽敏通)

<J1:清水1−3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 鹿島の元日本代表MF小笠原満男(35)が、J1新記録となる「16年連続ゴール」を決めた。1点を追う後半16分、MFカイオが獲得したPKを託され、右足でゴール右下の隅に蹴り込んだ。「PKは端っこに蹴れば入るんだよ」と冷静だったが、15年連続で並んでいた元日本代表FW中山雅史氏(46)とG大阪MF遠藤保仁(34)を抜き、リーグで唯一の存在となった。

 圧巻だったのは、その7分後だ。ゴール正面、約23メートルの位置で得た直接FK。右足で、今度はゴール右上を射抜いた。U−21日本代表候補GK櫛引が1歩も動けない芸術弾。07年8月15日の千葉戦以来、約7年ぶりとなる1試合2発で快挙に花を添えた。プロ2年目の99年から続けてきた大記録。サポーター席に駆け寄って喜びを分かち合った。

 昨オフ、左膝の手術を受けた。過去に前十字靱帯(じんたい)や半月板の損傷を負い、選手生命を奪われかねない危機もあった箇所だ。近年は痛みと付き合いながらプレーを続けてきたが、関節鏡を通して内部をクリーニング。本人は「何もしてないよ」と笑って手術のうちに数えないが、歴戦の傷をメンテナンスしたことで衰え知らずだ。今季も全21試合に先発出場し、昨季より1カ月半早い今季初ゴールを決めてみせた。

 節目にも、いつもの言葉を繰り返す。「記録にはホント興味ない。自分の仕事はゴールじゃなく、チームを勝たせることだから」。この日はG大阪の遠藤も得点したが、昨年がJ2だったため途切れていた。チームを常に勝たせてきた小笠原らしい勲章とも言える。

 小笠原の躍動でチームは今季初の4連勝。首位浦和と2差の3位に浮上した。08年以降、2分け4敗と鬼門だったアイスタでの逆転勝ちに導いたが「先に失点してるから喜べない。もっと上を目指さないと」。最多16冠の常勝軍団を支える主将。5年ぶりの優勝へ、個人記録には喜びの余韻すら残さなかった。【木下淳】
 [2014年8月24日8時4分 紙面から]


アジア大会代表の鹿島・植田、2度の警告で退場「勉強になった」
 J1第21節(23日、清水1−3鹿島、アイスタ)仁川アジア大会に出場するU−21(21歳以下)日本代表の鹿島の植田は、手倉森監督が視察した一戦で2度の警告で退場した。前半ロスタイムと後半18分に、ともにノバコビッチを倒した19歳のDFは「しょうがないですね」と反省した。

 センターバックでコンビを組む21歳の昌子も、ノバコビッチを倒して警告を受けた。試合中は判定基準への不満も表したが「外国人への対応は勉強になった」と素直に認めた。(共同)

鹿島・小笠原、J1新記録の16年連続ゴール達成も「興味ない」

清水−鹿島 後半、同点のPKを決め、ガッツポーズする鹿島・小笠原=アイスタ

 J1第21節(23日、清水1−3鹿島、アイスタ)鹿島は35歳のベテランMF小笠原が、今季初ゴールを含む2得点。0−1の後半16分にPKを右隅に決めて同点。23分には約20メートルのFKを直接右隅に蹴り込み勝ち越した。J1新記録となる16年連続ゴール達成にも「興味ない」とそっけない。チームは今季初の4連勝で3位に浮上したが「後ろ(守備)はもっと耐え、先制して楽な試合にしないと」と苦言を連発した。
(紙面から)


後半、競り合う鹿島・小笠原(右)=アイスタ


清水−鹿島 後半、FKで2点目のゴールを決める鹿島・小笠原(左端)=アイスタ


清水に勝利し、喜ぶ鹿島イレブン=アイスタ


小笠原、史上初16年連続得点!PK&FK弾で鹿島4連勝
J1第21節 鹿島3―1清水 (8月23日 アイスタ)


<清水・鹿島>後半23分 FKを直接押し込み勝ち越しゴールを決め笑顔を見せる小笠原
Photo By スポニチ


 頼れる主将が偉業を達成した。鹿島MF小笠原が2得点を挙げ、MF遠藤(G大阪)と元日本代表FW中山に並んでいた記録を塗り替えるJ1リーグ16年連続得点。4連勝で3位浮上の立役者となった。

 まずは1点を追う後半16分にPKを右に決めて同点。その7分後には壁役6枚の横をすり抜ける勝ち越しのFK弾を叩き出した。個人の記録に関しては「興味がない。自分の仕事は得点することではなくチームを勝たせることなんで」と素っ気ないが、「チームで取った勝利」と敵地アイスタでの未勝利記録を「6」で止める逆転勝利を喜んだ。

 7月12日の天皇杯2回戦ソニー仙台戦で敗退。直後のミーティングでは「俺は負けたくない。優勝したい」と思いの丈を吐き出し、チームの士気を高めた。リーグ再開後7試合負けなしでも「逆転したから成長とか好調ではない。もっと上を目指さないと」と厳しい。小笠原が累積警告で出場停止となる次節・FC東京戦は、5年ぶりリーグ優勝へ向けて大きな試金石となる。

 ≪ゴン&遠藤超え≫鹿島MF小笠原が今季リーグ戦初ゴール。これでプロ2年目の99年から16年連続ゴールを記録。J1の連続シーズン得点記録は小笠原と中山雅史(磐田=94〜08年)遠藤保仁(G大阪=98〜12年)が15年連続で並んでいたが、小笠原が単独最長となった。


<清水・鹿島>後半23分 FKを直接押し込み勝ち越しゴールを決める小笠原
Photo By スポニチ


[ 2014年8月24日 08:30 ]

【鹿島】小笠原J1新!16年連続弾も「記録には興味がない」
2014年8月24日6時0分 スポーツ報知


後半16分、今季初ゴールをPKで決め喜ぶ鹿島・小笠原

 ◆J1第21節 清水1―3鹿島(23日・IAIスタジアム日本平)

 MF小笠原がまた一つ、歴史に名前を残した。1点を追う後半16分、PKを右に決めた。さらに同23分にはFKで決勝点。16年連続得点で15年連続のJ1記録を更新した。「自分の仕事はゴールを取ることじゃなくて、チームを勝たせること。記録には興味がない」。ベテランはチームの勝利を喜んだ。

 記録が途絶えかけた時があった。06年7月、鹿島から当時イタリア1部のメッシーナに期限付き移籍。結局は翌年7月に鹿島に復帰も、移籍と復帰がともにJリーグのシーズン途中だったために、記録は継続した。そして、セリエAでの苦い経験も今では感謝している。

 1年で出た試合は6試合。試合に出られなければ腐る。それが移籍前の姿。だが、異国でふてくされても、誰も助けてくれなかった。「前はそう(いう人間)だった。試合に出れなかったら何だよって思ってたけど、イタリアまで行って、それじゃもったいない。だから、140%で練習をやるようになった」

 それは35歳になった今でも、心がけている。「今もセリエAでやれてたら、もっと良かったんだろうけど、あっちで感じたものを持って帰ってきて、鹿島のために、やらせてもらえているという意味では、イタリアでの経験は大きかった」

 チームは4連勝で3位浮上。首位・浦和との勝ち点差は2に縮まった。「逆転勝ちしたから、好調とか、成長とかじゃない。もっと上を目指さないと」と小笠原。頼れる主将の2発で、鹿島がV戦線に浮上した。(内田 知宏)




小笠原満男一色の各紙である。
16年連続弾の新記録は素晴らしい。
そしてチームに逆転勝利をもたらせたドッピエッタもまた素晴らしい。
満男本人は記録には興味がないと言うが、偉人は凡人の考えを理解せぬもの。
我らは素直に喜びたい。
ニッカンには、昨オフのメンテナンス手術について書かれておる。
今季の好調の裏にはこのようなことがあった様子。
また、報知はイタリア移籍の経験を報じる。
苦節苦悩があるから人間は成長するのである。
小笠原満男はそれを体現してくれる。
凡人も小さいながら成長していきたい。
そう思わせてくれる偉業であった。

ケルン・大迫、開幕戦先発出場

大迫が途中交代に悔しさ…自身のプレーに「納得できていない」

開幕戦に先発出場したケルンFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images

 2014−15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはハンブルガーSVと対戦。両チームともに決定機からゴールを奪うことができず、試合は0−0の引き分けに終わった。

 今夏、ケルンに加入した大迫は先発出場するも見せ場なく、62分に途中交代となった。

 大迫は自身のプレーを振り返り、「納得はできていなので、これからが勝負だと思います」とコメント。悔しさを滲ませた。ケルンのロングボールを放り込むことが多いスタイルの中で、ボールを触る場面が少なかった大迫は、「ポジショニングはもっと変えた方が良かったと思うし、そこは改善の余地があると思う。これから徐々に良くしていかないといけないかなと思います」と続けた。

 スコアレスドローという結果については、「これからなんで。これからまた次に切り替えてやるしかないです」と話し、「もっと気を引き締めて1試合1試合やりたいなと思います」と気持の切り替えを強調した。

大迫 1部デビューも不完全燃焼 唯一のシュートは枠外へ
ブンデスリーガ第1節 ケルン0―0ハンブルガーSV (8月23日)


ハンブルガーSV戦に先発出場し、競り合うケルンの大迫(手前)
Photo By 共同


 今夏に2部1860ミュンヘンからケルンに加入したFW大迫が開幕戦に先発して1部デビューを果たした。

 本職のトップではなく、4―2―3―1のトップ下でプレー。立ち上がりから積極的に攻撃に絡んだが、無得点に終わり、後半17分に途中交代した。後半9分にはリッセの落としたボールに反応。ダイレクトで左足を振り抜いたが、枠の右上に大きく外れた。これが唯一のシュート。「早く試合をやりたい」と開幕戦を心待ちにしていたが、不完全燃焼に終わった。
[ 2014年8月24日 05:30 ]




開幕戦に先発出場したケルンの大迫である。
見せ場もなく途中交代となったとのこと。
これは無念であろう。
これが1部ということなのかどうかは、大迫本人が自覚しておろう。
次節にて実力を発揮するのだ。
次なる報を待っておる。

満男のFK、ノミネート

J1リーグ戦第21節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年8月23日(土)

 J1リーグ戦第21節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
小笠原 満男(鹿島) 8月23日 対 清水戦 得点時間:68
高崎 寛之(徳島) 8月23日 対 新潟戦 得点時間:5
山本 英臣(甲府) 8月23日 対 G大阪戦 得点時間:87
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/static/award)で近日公開されます。

■最優秀ゴール賞 -BEST GOAL AWARD- コーナーはこちら




第21節のノミネートゴールに選出された満男のゴールである。
FK一閃は素晴らしかった。
やはり技術は錆び付かぬ。
満男ほどの選手と共に勝利を積み重ねられることを誇りに思う。
これからもまた、素晴らしいゴールを決めて欲しい。
楽しみにしておる。

清水戦コメント

2014Jリーグ ディビジョン1 第21節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・清水とは好ゲームを毎回やっているので、タフな試合になると予想していた。データではここ数年、このスタジアムで勝てていないということがあったが、我々にとってはプラスの意味でのモチベーションになった。悪い記録を破るということで、意気込みは高いものとなった。
・前半に関しては、少しレフェリングの影響もあった。主審が過度の緊張をしてしまって、余計なイエローカードを与えてしまったり、ファウルの判定の部分でミスが少し見受けられた。そこで何らかの精神的な影響や余計な緊張を与えられたところはある。ただ、ハーフタイムまで持っていくことができたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと伝え、落ち着いてやってくれた。自分たちはパスワークを主体にしているのに、前半はボールを持ち過ぎた選手が数名いた。タメを作ってほしいとは要求しているが、それをやるべきゾーンが少しずれていた。チームのリズムを作れなかったのが残念で、改善しなければいけない部分だった。
・ハーフタイムではまず、選手たちを落ち着かせることを考えて、言葉をかけた。そして、自分たちがやるべきことの整理をした。それをピッチの中で表現した選手たちが、最後まで諦めずに走り続けて戦って得た成果は、非常に良いものだったと思う。両チームに退場者が出て、どちらが主導権を握るのか、ボール保持の部分が非常に重要だった。交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思う。
・ハーフタイムに選手を落ち着かせて、整理をして送り出したというところで、後半はいきなり得点のチャンスもあった。前へ行くという意識や積極性を後半開始直後に見せることができた。残念ながら我々に退場者が出て、時間が経ってから清水にも退場者が出て10対10の勝負になった。多くのスペースができたところで、うちが主導権を持って試合運びができた。なおかつ、数少ないチャンスをしっかり決めたところが、チームを勝利に導く形になったと思う。
・交代で入った遠藤選手が、非常に良い流れ、良い勢いをチームにもたらしたと思うし、不慣れな左サイドハーフに入った土居選手も非常に良いパフォーマンスを示したと思う。やるべき作業を徹底的に、確実にやったことで、我々に得点が生まれて、勝利に結びついたと思う。
・当然ながら全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは評価できる。また、柴崎選手と小笠原選手の運動量が光ったと思う。
・PKを取ったカイオ選手は、左サイドハーフでプレーをしている。サイドハーフには常に、ペナルティーエリア内では仕掛けたり相手に向かっていくことを要求している。それがなかなかできていなかったが、今日はそういう気持ちを持ったことを評価しているし、うれしく思っている。
・イエローカードは数多く出たが、カードをもらった選手には落ち着いてプレーするように、ハーフタイムに伝えた。





【小笠原 満男】
PKは、はじに蹴れば入る。16年連続ゴールの新記録は興味がない。自分の仕事はゴールじゃなくて、チームを勝たせること。(ゴール後は)いつも応援してくれているから彼らの方へ行った。サポーターを含めてのアントラーズ。チームみんなで勝ち取った勝利。

【遠藤 康】
とりあえず勝てて良かった。植田の退場は、後ろの選手が止めようとした結果。悪いわけではなく、積極的にいっただけ。CBとSBの間を上手く突けば、チームとして上手く回ると思っていた。練習でやっている通りのプレー。逆転出来ているので、チームとして成長しているし、強くなっている。

【山村 和也】
勝って良かった。指示はセットプレーのマークの確認だけだった。源がカードを1枚もらっていたので、ノヴァコヴィッチは自分がマークについていたが、流れの中でついていく訳にいかない時があり、結果、源が行く形になった。途中から入る機会が多かったので、今回はスンナリ入れたと思う。

2014年08月23日(土)


本日行われたJ1第21節清水戦は3-1で勝利しました。

【J1:第21節 清水 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.08.23)
8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「ここで試合をすると、毎回エスパルスとは好ゲームをやっていますし、今日もタフな試合になるだろうと予想していました。データでは、ここ数年勝っていないという報道がありましたが、それは我々にとってはプラスのモチベーションになって、その悪い記録を破るという意気込みが非常に高くなりました。

前半に関しては、レフェリーの判定に関して我々にストレスがありましたが、ハーフタイムまで行けたので、選手たちには自分たちがやるべきことに集中して取り組もうと話して、落ち着いてやってくれたと思います。あと前半で問題があったのは、自分たちはパスワークを主体にしていますが、少し持ちすぎた選手が数名いたと思います。タメを作ってほしいという要求はしていますが、自分がやるべきゾーンというのが少しズレていたところがあって、チームのリズムというものを作れなかったことが非常に残念だし、改善しなければいけない部分でした。
ハーフタイムでは、まず選手たちを落ち着かせて、その後自分たちがやるべきことの整理をしました。それをピッチの中で表現した選手が、最後まであきらめずに走り続けて戦った成果が非常に良かったと思います。退場者が両チームに出たところで、どちらが主導権を握るのか、とくにボールを保持するという部分が非常に重要でしたが、そこでは交代で入った選手たちも非常に良い働きをしたと思っています。

ハーフタイムで選手を落ち着かせて送り出して、後半はいきなり得点のチャンスもありましたし、前に行くという意識や積極性というものを立ち上がりから見せつけることができました。残念ながら我々のほうに退場があって、少し時間が経ってから相手にも退場者が出て、10対10の勝負になって多くのスペースができたところで、うちが主導権を持ってゲームを運ぶことができたこと。なおかつ限られたチャンスを確実に決めたことが、チームを勝利に導くことになったと思います。また、交代で入った遠藤(康)が、今日は非常に良い流れで良い勢いをチームにもたらしたと思いますし、不慣れな左サイドハーフに入った土居(聖真)も、非常に良いパフォーマンスを示したと思います。やるべき作業を徹底的に確実にやったことによって我々に得点が生まれて、勝利に近づいたと思っています。

もちろん、全選手が運動量を落とさずに頑張り続けたことは、非常に評価できるところでもあります。また、柴崎(岳)と小笠原(満男)のドイスボランチの運動量が光ったと思います」

以上

【J1:第21節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(14.08.23)
●遠藤康選手(鹿島):
「(退場者が出たことは)植田(直通)とか後ろの人が頑張ってノヴァコヴィッチを止めようとした結果だけであって、積極的にやった結果がああいうふうになってしまって、審判の判定もちょっと不安定だったと思いますが、その中でもチームとして成長しているなと、強くなっているんじゃないかと思います」

Q:カウンターのときに遠藤選手が非常に良いスペースに走り込んでいましたが、それは狙っていたことですか?
「そうですね。センターバックとサイドバックの間は、空いたらチャンスになりますし、そこをうまく突けばチームとしてうまく回るし、あとはバイタルエリアでボールをもらったりすれば、チームも1回落ち着くし、練習でやっている通りできたと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「この試合はけっこう失点しているし、逆転できたから良かったじゃなくて、やっぱり後ろがゼロで耐えなきゃいけないし、そういうところを見ていかないと勝てないと思います」

Q:PKの場面はいかがでしたか?
「PKは端っこに蹴れば入るので……」

Q:個人としてもこれで16年連続ゴールになって、Jリーグの新記録ですが?
「そうなんだ。自分の仕事はゴールすることじゃなくて、チームを勝たせることなので、そういう記録は興味ないです」

Q:PKを決めた後、すぐサブのメンバーのところに行きましたが?
「やっぱり彼らを含めてのチームなので、いつも僕らに声をかけてくれるし。チームのみんなで勝ち取った勝利だと思います」

Q:こういう乱戦のときに、どういうふうにチームとしてうまく試合運びをさせようとしますか?
「それはナイショです(笑)」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「今日は微妙なところでイエローカードとかもありましたけど、我慢強くできたと思いますし、10人になってからもしっかりつないでチャンスを作ったから、あそこでFKをとって相手が退場になって、そのFKからも点が入りましたし、そういうサッカーができたので。全体的にバタバタした感じはありましたけど、ここで勝つことはすごく難しいというのはわかっていましたし、去年も2点取ってそこからひっくり返されたというのもありましたし、ここで勝てたのはすごく大きいと思います」

Q:不測の状況が起こっても、バタバタしない強さがチームに出ているなと感じますか?
「今年の試合でも、ホームの神戸戦で青木(剛)が退場して、そこでPKを決められて、そこからまたポンポンと点を取られてしまった試合もありましたし、そういうところも経験として生きていると思います。そういう中で、先制もされましたが逆転したのはすごく良かったと思います」

Q:チームの力がついてきているなと?
「それは勝つことによってそうなっていくと思いますし、それがいちばんチームとして成長できますし、優勝争いすることがそうですし、引き続きそうなるようにできればいいと思います」

[ J1:第21節 清水 vs 鹿島 ]


先制をされた鹿島は61分に、PKを小笠原満男(鹿島#40)が決め同点とすると、その7分後(68分)には、小笠原がFKを直接決め2-1と逆転に成功した。

[ J1:第21節 清水 vs 鹿島 ]


鹿島は68分に逆転をすると72分には、遠藤康のセンターリングをダヴィ(写真左)が頭で合わせ3-1とした。試合はそのまま鹿島が競り勝ち、鹿島はこの勝利でリーグ戦4連勝となり8試合負けなしとなった。

小笠原がPK&FK弾!!鹿島が清水に3発逆転で3年ぶり4連勝
14/8/23 20:04

[8.23 J1第21節 清水1-3鹿島 アイスタ]

 鹿島アントラーズはアウェーで清水エスパルスに3-1で逆転勝ちし、11年以来、3年ぶりの4連勝を飾った。これで8試合負けなし(5勝3分)となり、首位・浦和と勝ち点2差の3位に浮上。一方の清水は2連敗となり、ホームでの公式戦連勝も3でストップした。

 序盤は鹿島が攻勢に出た。前半11分、DF西大伍の右クロスからセカンドボールをMF小笠原満男がミドルシュートで狙うが、GKの正面。同23分にはFWダヴィのシュート性の左クロスがニアのゴールポストを直撃した。

 先制したのは清水だった。前半31分、DFイ・キジェの左クロスをファーサイドのFWノヴァコヴィッチがヘディングで折り返し、FW石毛秀樹が頭で落としたところをMF大前元紀が左足で流し込んだ。

 大前の公式戦3戦連発となるゴールで清水が1点をリードして前半を折り返したが、鹿島は後半14分、ドリブルでPA内へ切れ込んだMFカイオがDF吉田豊に倒され、PKを獲得。これを小笠原がゴール右隅に決め、小笠原の今季初ゴールで1-1の同点に追いついた。

 後半18分、鹿島DF植田直通が2枚目の警告で退場となるが、同21分にはMF遠藤康を倒したイ・キジェが決定的な得点機会の阻止で一発退場。両チームが退場者を出し、10人対10人となった。すると、このプレーで獲得したゴール正面からのFKを小笠原が右足で直接沈め、2-1と逆転。後半27分には遠藤の左クロスにダヴィが頭で合わせ、3-1と試合を決定づけた。

 PKとFKで2ゴールを挙げた小笠原は試合後のインタビューで「先に先制されたけど、チームが慌てず、逆転勝利まで持っていけたと思う」と振り返った。今季21試合目で待望の今季初ゴールを含む2得点。「これだけ試合をして2得点じゃ少ない」と話すと、3年ぶりの4連勝にも「僕たちは4連勝では満足しないし、まだ上にチームがいるので、もっともっと勝っていかないといけない」と力を込めていた。

鹿島、3連勝で3位浮上


鹿島は清水に先制されたものの、MF小笠原 満男選手(左端)の2ゴールを含む3得点で逆転し、3-1で勝利。3連勝で3位に浮上した。




レフェリングについて口にした指揮官である。
特に前半は偏ったジャッジと想われても仕方の無いところであった。
それを乗り越え逆転したことを褒め称えて良かろう。
また、ヤスは「チームとして成長しているし、強くなっている」と言い、曽ケ端もチームに力がついていることを肯定しておる。
練習の積み重ねがチーム力を向上させておる。
更に連勝を続けて行きたい。
楽しみである。

Jリーグ 第21節 清水エスパルス戦

満男の連続得点記録更新で鬼門を突破。

U−15クラブユース準決勝戦 鹿島ジュニアユース勝利

U−15クラブユース準決勝、延長制した清水と1点堅守の鹿島が決勝へ

U−15クラブユースは決勝を残すのみとなった。

 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会の決勝トーナメント準決勝が23日に行われた。

 2度目の優勝を狙う名古屋グランパスU15と、初優勝を目指す鹿島アントラーズジュニアユースが対戦。後半の47分に鹿島のFW渡邉伶那斗がゴールを挙げて先制すると、そのゴールを守り抜いた鹿島が1−0で名古屋を下し、決勝へ駒を進めた。

 清水エスパルスジュニアユースは、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースと対戦。準々決勝で昨年王者の横浜F・マリノスジュニアユースを4−1で倒した広島が、18分に清水のオウンゴールで先制すると、5分後にMF仙波大志がゴールを挙げ2−0。さらに後半開始直後の47分にもFW明比友宏の追加点で3点差のリード奪う。しかし終盤から反撃を開始した清水は、62分と69分にFW大屋寛太が2ゴールを挙げて1点差に縮めるが、そのままアディショナルタイムに突入。すると試合終了間際に、清水のFW鈴木友也がゴールを決め同点に成功し延長戦へ。追いついた清水が勢いそのままに、延長前半開始直後の83分、MF鈴木魁人が値千金の得点で逆転。その1点を守りきった清水が激闘の末、広島に逆転勝利し、決勝進出を決めた。

 この結果、24日に行われる決勝の対戦カードは鹿島アントラーズジュニアユースと清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

【試合結果】
名古屋グランパスU15 0−1 鹿島アントラーズジュニアユース
清水エスパルスジュニアユース 4−3 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース




名古屋とのクラブユースサッカー選手権準決勝戦を制した鹿島ジュニアユースである。
強豪名古屋ジュニアユースを破ったことで、選手たちは自信を得たことであろう。
いよいよ明日は決勝戦。
対戦相手は清水ジュニアユースである。
強い気持ちで挑み、良い結果を掴み取って欲しい。
楽しみにしておる。

プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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