大宮・誓志、素晴らしいゴール
[ J1:第29節 大宮 vs 横浜FM ]

先制を許したホームの大宮は37分、増田誓志(写真)の移籍後初ゴールで同点に追い付く。
J1リーグ戦第29節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年10月22日(水)
J1リーグ戦第29節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。
J1リーグ戦
増田 誓志(大宮) 10月22日 対 横浜FM戦 得点時間:37
藤田 祥史(横浜FM) 10月22日 対 大宮戦 得点時間:90+2
小林 悠(川崎F) 10月22日 対 鳥栖戦 得点時間:63

素晴らしいゴールを決めた大宮の誓志である。
これはゴラッソであった。
誓志の才能が爆発した瞬間である。
第29節のノミネートゴールに相応しかろう。
これからも良い報を待っておる。

先制を許したホームの大宮は37分、増田誓志(写真)の移籍後初ゴールで同点に追い付く。
J1リーグ戦第29節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年10月22日(水)
J1リーグ戦第29節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。
J1リーグ戦
増田 誓志(大宮) 10月22日 対 横浜FM戦 得点時間:37
藤田 祥史(横浜FM) 10月22日 対 大宮戦 得点時間:90+2
小林 悠(川崎F) 10月22日 対 鳥栖戦 得点時間:63

素晴らしいゴールを決めた大宮の誓志である。
これはゴラッソであった。
誓志の才能が爆発した瞬間である。
第29節のノミネートゴールに相応しかろう。
これからも良い報を待っておる。
豊川、嫌な流れを変えたい
FW・豊川雄太 久々の先発に気合十分
第17節以来、12試合ぶりの先発出場が見込まれる20歳のアタッカー。持ち前の積極果敢なプレーで、2連敗中のチームを活気づかせる役目を期待され、「嫌な流れを変えたい。チームのために戦いたい」と強い気持ちで臨む。

先発が報じられる豊川である。
ここは、連敗中のチームに活気を与える意味でも若きアタッカーに期待がかかる。
赤?との連携を磨き、ゴールを目指すのだ。
得点力と戦術理解で勝利をもたらせ。
期待大である。
第17節以来、12試合ぶりの先発出場が見込まれる20歳のアタッカー。持ち前の積極果敢なプレーで、2連敗中のチームを活気づかせる役目を期待され、「嫌な流れを変えたい。チームのために戦いたい」と強い気持ちで臨む。

先発が報じられる豊川である。
ここは、連敗中のチームに活気を与える意味でも若きアタッカーに期待がかかる。
赤?との連携を磨き、ゴールを目指すのだ。
得点力と戦術理解で勝利をもたらせ。
期待大である。
シャルケ・篤人、フル出場で勝利に貢献
内田フル出場のシャルケは10人のS・リスボンに辛勝…今季CL初勝利
14/10/22 05:38
[10.21 欧州CLグループリーグ第3節 シャルケ4-3S・リスボン]

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、各地でグループリーグ第3節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでFW田中順也の所属するスポルティング・リスボン(ポルトガル)と対戦し、4-3で勝った。内田は右SBでフル出場。招集メンバーに入っていた田中だが、ベンチ入りはしなかった。
S・リスボンは左サイドでMFナニが先発し、内田とマッチアップ。前半2分にはそのナニが内田との1対1からシュートに持ち込んだが、枠を外れた。均衡が破れたのは前半16分。S・リスボンは右CKのチャンスにMFジョアン・マリオがマイナスにグラウンダーのボールを入れると、ナニの右足シュートがGKの股間を抜け、ゴールネットを揺らした。
セットプレーで先制に成功したS・リスボンだったが、前半25分、エースのFWイスラム・スリマニがFWフレディー・モンテロと負傷交代するアクシデント。同33分にはDFマウリシオが2枚目のイエローカードを受け、退場となった。
数的優位に立ったシャルケは直後の前半34分、このファウルで獲得したFKをDFデニス・アオゴが左足でゴール前に蹴り込み、MFチネドゥ・オバシがヘディングシュート。GKルイ・パトリシオは手に当てたが、ボールの勢いを止め切れず、ゴールマウスに吸い込まれた。
1-1の同点に追いついて前半を折り返したシャルケは後半開始からMFケビン・プリンス・ボアテングに代えてMFエリック・マキシム・シュポ・モティングを投入。後半6分、オバシのスルーパスからFWクラース・ヤン・フンテラールが右足でゴール左隅に流し込み、勝ち越しゴールを奪うと、同15分にはDFカーン・アイハンの右FKにDFベネディクト・ヘーベデスが頭で合わせ、3-1と突き放した。
苦しくなった10人のS・リスボンだが、直後の後半18分にMFアンドレ・カリージョがアイハンに倒され、PKを獲得。これをMFアドリエン・シウバが決め、2-3と1点差に追い上げた。さらに後半33分、DFセドリックの右クロスからアドリエン・シウバがヘディングシュートを叩き込み、3-3。内田もゴールライン上にカバーに入っていたが、クリアし切れず、2点差を追いつかれた。
ホームで、しかも10人相手に勝ち点1で終わるわけにはいかないシャルケは勝ち越しゴールを目指して攻勢を強める。すると後半アディショナルタイム、フンテラールのシュートが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをシュポ・モティングが落ち着いて決め、土壇場で4-3と勝ち越した。
10人相手の辛勝だったが、これでロベルト・ディ・マッテオ監督初陣となった18日のヘルタ・ベルリン戦(2-0)に続いて公式戦連勝。今季の欧州CL初勝利で1勝2分の勝ち点5に伸ばし、勝ち点7の首位・チェルシー(イングランド)を追って単独2位に浮上した。
内田フル出場シャルケ、土壇場の決勝弾で打ち合い制してCL初勝利

フル出場した内田 [写真]=Bongarts/Getty Images

CLにフル出場したシャルケの篤人である。
試合内容は満足というものではなかったが、監督が替わって公式戦連勝は大きい。
勝利を積み重ね、欧州にて篤人の躍動を観ていたい。
楽しみにしておる。
14/10/22 05:38
[10.21 欧州CLグループリーグ第3節 シャルケ4-3S・リスボン]

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、各地でグループリーグ第3節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでFW田中順也の所属するスポルティング・リスボン(ポルトガル)と対戦し、4-3で勝った。内田は右SBでフル出場。招集メンバーに入っていた田中だが、ベンチ入りはしなかった。
S・リスボンは左サイドでMFナニが先発し、内田とマッチアップ。前半2分にはそのナニが内田との1対1からシュートに持ち込んだが、枠を外れた。均衡が破れたのは前半16分。S・リスボンは右CKのチャンスにMFジョアン・マリオがマイナスにグラウンダーのボールを入れると、ナニの右足シュートがGKの股間を抜け、ゴールネットを揺らした。
セットプレーで先制に成功したS・リスボンだったが、前半25分、エースのFWイスラム・スリマニがFWフレディー・モンテロと負傷交代するアクシデント。同33分にはDFマウリシオが2枚目のイエローカードを受け、退場となった。
数的優位に立ったシャルケは直後の前半34分、このファウルで獲得したFKをDFデニス・アオゴが左足でゴール前に蹴り込み、MFチネドゥ・オバシがヘディングシュート。GKルイ・パトリシオは手に当てたが、ボールの勢いを止め切れず、ゴールマウスに吸い込まれた。
1-1の同点に追いついて前半を折り返したシャルケは後半開始からMFケビン・プリンス・ボアテングに代えてMFエリック・マキシム・シュポ・モティングを投入。後半6分、オバシのスルーパスからFWクラース・ヤン・フンテラールが右足でゴール左隅に流し込み、勝ち越しゴールを奪うと、同15分にはDFカーン・アイハンの右FKにDFベネディクト・ヘーベデスが頭で合わせ、3-1と突き放した。
苦しくなった10人のS・リスボンだが、直後の後半18分にMFアンドレ・カリージョがアイハンに倒され、PKを獲得。これをMFアドリエン・シウバが決め、2-3と1点差に追い上げた。さらに後半33分、DFセドリックの右クロスからアドリエン・シウバがヘディングシュートを叩き込み、3-3。内田もゴールライン上にカバーに入っていたが、クリアし切れず、2点差を追いつかれた。
ホームで、しかも10人相手に勝ち点1で終わるわけにはいかないシャルケは勝ち越しゴールを目指して攻勢を強める。すると後半アディショナルタイム、フンテラールのシュートが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをシュポ・モティングが落ち着いて決め、土壇場で4-3と勝ち越した。
10人相手の辛勝だったが、これでロベルト・ディ・マッテオ監督初陣となった18日のヘルタ・ベルリン戦(2-0)に続いて公式戦連勝。今季の欧州CL初勝利で1勝2分の勝ち点5に伸ばし、勝ち点7の首位・チェルシー(イングランド)を追って単独2位に浮上した。
内田フル出場シャルケ、土壇場の決勝弾で打ち合い制してCL初勝利

フル出場した内田 [写真]=Bongarts/Getty Images

CLにフル出場したシャルケの篤人である。
試合内容は満足というものではなかったが、監督が替わって公式戦連勝は大きい。
勝利を積み重ね、欧州にて篤人の躍動を観ていたい。
楽しみにしておる。
赤?、連敗を止めるように集中したい
鹿島 離脱のダヴィ代役の赤崎が窮地救う「自分の力を出す」
J1第29節 鹿島―神戸 (10月22日 ノエスタ)
鹿島は、左膝前十字じん帯損傷及び外側半月板損傷で復帰まで約8カ月かかるとの診断を受けたFWダヴィの代役として期待されるFW赤崎が奮い立った。負ければ逆転優勝が厳しくなる22日の敵地・神戸戦で2試合ぶり先発出場が濃厚。
「自分の力を出したいし、連敗を止めるように集中したい」と2連敗中のチームを救う活躍を誓った。同期のFW皆川(広島)ら大学時代にしのぎを削ったライバルたちが日本代表デビューする中、大学No・1FWと言われた実力を発揮する。
[ 2014年10月22日 05:30 ]
【鹿島】赤崎、ダヴィの穴埋める「自分の力を出したい」
2014年10月22日6時0分 スポーツ報知
鹿島の新人FW赤崎秀平(23)がエース不在を補う。柏戦(18日・カシマ)で前十字じん帯損傷を負い、今季中の復帰が絶望となったFWダヴィ(30)に代わり、神戸戦(22日・ノエスタ)の先発が有力。「自分の力を出したい。連敗(2)を止められるように集中したい」と意気込んだ。
今季は9試合2得点と数字上は結果を残せていないが、得意の動き出しでパスを引き出し、多くの決定機を作っている。首位・浦和との勝ち点差7を縮めるため「今は(個人よりも)チームの勝利を優先させたい」という気持ちをぶつけ、3戦ぶりの勝利をもたらす。

負傷離脱中のダヴィの代役として期待される赤?である。
今季は他クラブに於いて大卒ルーキーFWが大いに活躍しておる。
ここは、赤?も名乗りを挙げたいところ。
代役という看板を外し、鹿島の1TOPは赤?秀平であると、世に知らせしめるのだ。
赤?の実力ならば可能のはず。
赤?の活躍を楽しみにしておる。
J1第29節 鹿島―神戸 (10月22日 ノエスタ)
鹿島は、左膝前十字じん帯損傷及び外側半月板損傷で復帰まで約8カ月かかるとの診断を受けたFWダヴィの代役として期待されるFW赤崎が奮い立った。負ければ逆転優勝が厳しくなる22日の敵地・神戸戦で2試合ぶり先発出場が濃厚。
「自分の力を出したいし、連敗を止めるように集中したい」と2連敗中のチームを救う活躍を誓った。同期のFW皆川(広島)ら大学時代にしのぎを削ったライバルたちが日本代表デビューする中、大学No・1FWと言われた実力を発揮する。
[ 2014年10月22日 05:30 ]
【鹿島】赤崎、ダヴィの穴埋める「自分の力を出したい」
2014年10月22日6時0分 スポーツ報知
鹿島の新人FW赤崎秀平(23)がエース不在を補う。柏戦(18日・カシマ)で前十字じん帯損傷を負い、今季中の復帰が絶望となったFWダヴィ(30)に代わり、神戸戦(22日・ノエスタ)の先発が有力。「自分の力を出したい。連敗(2)を止められるように集中したい」と意気込んだ。
今季は9試合2得点と数字上は結果を残せていないが、得意の動き出しでパスを引き出し、多くの決定機を作っている。首位・浦和との勝ち点差7を縮めるため「今は(個人よりも)チームの勝利を優先させたい」という気持ちをぶつけ、3戦ぶりの勝利をもたらす。

負傷離脱中のダヴィの代役として期待される赤?である。
今季は他クラブに於いて大卒ルーキーFWが大いに活躍しておる。
ここは、赤?も名乗りを挙げたいところ。
代役という看板を外し、鹿島の1TOPは赤?秀平であると、世に知らせしめるのだ。
赤?の実力ならば可能のはず。
赤?の活躍を楽しみにしておる。
秋田、夢や目標に向かって前向きに頑張って欲しい
茨城)元J1鹿島の秋田豊さん、小学校で授業
2014年10月22日03時00分

児童と運動を楽しむ秋田豊さん(中央)=東海村立白方小学校
サッカーJ1鹿島などでDFとして活躍した元日本代表の秋田豊さん(44)が21日、東海村立白方小学校を訪れ、小学5年生36人と交流した。児童たちは体育館で体を動かした後、秋田さんの話を聴いた。
秋田さんは、けがでプレーをできなくなった際も「ワールドカップに出場する」という夢を持ち続け、他の選手の研究をするなど、できることを考えて努力を続けたことを披露。「苦しくなったときはチャンスと考え、夢や目標に向かって前向きに頑張ってほしい」と語りかけた。
授業は日本体育協会などが主催する「スポーツこころのプロジェクト」の一環で、東日本大震災の被災地で展開している。

スポーツこころのプロジェクトにて小学生と交流を図った秋田である。
サッカー選手として大成し、人間形成された者の言葉を幼少期から聞く機会があることは大きいもの。
この経験を少しでも知り理解することが出来れば、将来に少なからず影響を及ぼすであろう。
夢や目標は、常に持っていたい。
大きくなり、叶わぬ夢が出てきたとしても、前向きに捉える力が沸いて出てくるはず。
今後も秋田の尽力を楽しみにしておる。
2014年10月22日03時00分

児童と運動を楽しむ秋田豊さん(中央)=東海村立白方小学校
サッカーJ1鹿島などでDFとして活躍した元日本代表の秋田豊さん(44)が21日、東海村立白方小学校を訪れ、小学5年生36人と交流した。児童たちは体育館で体を動かした後、秋田さんの話を聴いた。
秋田さんは、けがでプレーをできなくなった際も「ワールドカップに出場する」という夢を持ち続け、他の選手の研究をするなど、できることを考えて努力を続けたことを披露。「苦しくなったときはチャンスと考え、夢や目標に向かって前向きに頑張ってほしい」と語りかけた。
授業は日本体育協会などが主催する「スポーツこころのプロジェクト」の一環で、東日本大震災の被災地で展開している。

スポーツこころのプロジェクトにて小学生と交流を図った秋田である。
サッカー選手として大成し、人間形成された者の言葉を幼少期から聞く機会があることは大きいもの。
この経験を少しでも知り理解することが出来れば、将来に少なからず影響を及ぼすであろう。
夢や目標は、常に持っていたい。
大きくなり、叶わぬ夢が出てきたとしても、前向きに捉える力が沸いて出てくるはず。
今後も秋田の尽力を楽しみにしておる。
優勝争いに踏みとどまれるか
残り6節。首位戦線に生き残りを懸けて川崎Fと鳥栖が対決
第29節が10月22日(水)に開催される。首位の浦和と2位のG大阪の勝点差が4に詰まるなど、残り6節となって優勝争いはにわかに緊迫。首位戦線で生き残りを懸ける川崎Fと鳥栖の対決など、残留争いを含めて全てのカードが目を離せない。
神戸(9位) vs 鹿島(4位) 10月22日(水)19:00@ノエスタ
5試合ぶりの勝利を目指す神戸は、FWマルキーニョス、MF森岡 亮太らが積極的なシュートで活路を切り開きたい。鹿島は集中力を高めて要所を締め、優勝争いに踏みとどまれるか。

集中力を高めて要所を締めと伝えるJリーグ公式のプレビューである。
やはり、この二試合、不用意な失点にて勝ち点を取りこぼしたことで、集中力の欠如と受け取られておる。
そのように観るのは妥当のようにも思える。
鹿島らしからぬと言って良かろう。
連戦ではあるが、鹿島のメンタリティを取り戻し、勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。
第29節が10月22日(水)に開催される。首位の浦和と2位のG大阪の勝点差が4に詰まるなど、残り6節となって優勝争いはにわかに緊迫。首位戦線で生き残りを懸ける川崎Fと鳥栖の対決など、残留争いを含めて全てのカードが目を離せない。
神戸(9位) vs 鹿島(4位) 10月22日(水)19:00@ノエスタ
5試合ぶりの勝利を目指す神戸は、FWマルキーニョス、MF森岡 亮太らが積極的なシュートで活路を切り開きたい。鹿島は集中力を高めて要所を締め、優勝争いに踏みとどまれるか。

集中力を高めて要所を締めと伝えるJリーグ公式のプレビューである。
やはり、この二試合、不用意な失点にて勝ち点を取りこぼしたことで、集中力の欠如と受け取られておる。
そのように観るのは妥当のようにも思える。
鹿島らしからぬと言って良かろう。
連戦ではあるが、鹿島のメンタリティを取り戻し、勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。
岳、アギーレ体制下で最も名を売った若手
【J・今節のツボ】脱落危機の鹿島を救うのは“ワールドクラス”の柴崎

10月5日のG大阪戦の後半。G大阪の宇佐美(右)と競り合う鹿島の柴崎(中央)。逆転負けを喫し、18日の柏戦と2試合連続の逆転負けを喫した=カシマ(吉沢良太撮影)
10月18日の前節で柏に2−3と逆転負けを喫した鹿島。2試合連続の逆転負けで、優勝争いから脱落の危機にある。救えるのは柴崎しかいない。すっかり日本代表のユニホームも板について日本代表のアギーレ監督の信頼も厚い22歳は、国内随一の名門を再び勢いづけるために神戸とのアウェー戦に臨む。
始動から2カ月たったアギーレ体制下で最も名を売った若手といっていい。9、10月の代表合宿に連続招集されて4試合中3試合に先発。代表デビューとなった9月9日のベネズエラ戦で初ゴールも奪うなど存在感を示している。
アギーレ監督の評価も極めて高い。10月10日のジャマイカ戦後には「ワールドクラスだ。20年の経験を持っているようなプレーをしており、かなり遠くまで行き着ける」とコメント。近い将来、世界を舞台に活躍することを予言してみせた。
3連覇を果たした2009年以来のJ1優勝を目指す鹿島も力を必要としている。前々節のG大阪戦と前節の柏戦はともに2度のリードを奪いながら試合終了間際の失点で連敗。もたつく首位浦和との勝ち点差を詰める好機を逃してしまった。
救いは10月26日にホームで浦和との直接対決を残している点だ。大一番へ波に乗って向かうためにも絶対に勝ち点3がほしい神戸戦。誰からも認められる“ワールドクラス”を目指して成長を続ける柴崎が正念場を迎えるJ1でも躍動する。
(22日午後7時、神戸・ノエビアスタジアム神戸)

優勝争い脱落の危機を救うのは柴崎岳と報じる産経新聞である。
一般紙でこうも扱いが大きいのは嬉しいところ。
代表効果と言って良かろう。
この注目でかかるプレッシャーを微塵も感じさせず、飄々と冷静にプレイする岳が頼もしい。
明日の試合は、チームに勝利をもたらせてくれるであろう。
楽しみにしておる。

10月5日のG大阪戦の後半。G大阪の宇佐美(右)と競り合う鹿島の柴崎(中央)。逆転負けを喫し、18日の柏戦と2試合連続の逆転負けを喫した=カシマ(吉沢良太撮影)
10月18日の前節で柏に2−3と逆転負けを喫した鹿島。2試合連続の逆転負けで、優勝争いから脱落の危機にある。救えるのは柴崎しかいない。すっかり日本代表のユニホームも板について日本代表のアギーレ監督の信頼も厚い22歳は、国内随一の名門を再び勢いづけるために神戸とのアウェー戦に臨む。
始動から2カ月たったアギーレ体制下で最も名を売った若手といっていい。9、10月の代表合宿に連続招集されて4試合中3試合に先発。代表デビューとなった9月9日のベネズエラ戦で初ゴールも奪うなど存在感を示している。
アギーレ監督の評価も極めて高い。10月10日のジャマイカ戦後には「ワールドクラスだ。20年の経験を持っているようなプレーをしており、かなり遠くまで行き着ける」とコメント。近い将来、世界を舞台に活躍することを予言してみせた。
3連覇を果たした2009年以来のJ1優勝を目指す鹿島も力を必要としている。前々節のG大阪戦と前節の柏戦はともに2度のリードを奪いながら試合終了間際の失点で連敗。もたつく首位浦和との勝ち点差を詰める好機を逃してしまった。
救いは10月26日にホームで浦和との直接対決を残している点だ。大一番へ波に乗って向かうためにも絶対に勝ち点3がほしい神戸戦。誰からも認められる“ワールドクラス”を目指して成長を続ける柴崎が正念場を迎えるJ1でも躍動する。
(22日午後7時、神戸・ノエビアスタジアム神戸)

優勝争い脱落の危機を救うのは柴崎岳と報じる産経新聞である。
一般紙でこうも扱いが大きいのは嬉しいところ。
代表効果と言って良かろう。
この注目でかかるプレッシャーを微塵も感じさせず、飄々と冷静にプレイする岳が頼もしい。
明日の試合は、チームに勝利をもたらせてくれるであろう。
楽しみにしておる。
ジュニーニョ、功労選手賞受賞
功労選手賞について
2014年10月21日(火)
Jリーグは本日の理事会で、元Jリーグ選手の伊藤 宏樹(いとう ひろき)氏、岡野 雅行(おかの まさゆき)氏、ジュニーニョ氏、服部 年宏(はっとり としひろ)氏、波戸 康広(はと やすひろ)氏、山田 暢久(やまだ のぶひさ)氏、吉田 孝行(よしだ たかゆき)氏、ルーカス氏に対し、功労選手賞として表彰することを決定いたしました。
表彰は、12月9日(火)に開催する2014Jリーグアウォーズにおいて実施いたします。
同賞の選考基準および各氏の受賞理由は以下の通りです。
【功労選手賞 受賞】※年齢は2014Jリーグアウォーズ当日のもの
伊藤 宏樹(いとう ひろき)
1978年7月27日(36歳)
出生地:愛媛県
ポジション:DF
所属クラブ:
2001年〜2013年 J1/J2 川崎フロンターレ
出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 236試合 4得点 475試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 154試合 5得点
リーグカップ戦 48試合 1得点
天皇杯 37試合 2得点
日本代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 0試合 0得点
その他国際試合 21試合 0得点
通算合計 496試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数496試合は基準(500試合)に満たないが、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数は475試合と基準(400試合)を上回る。
・クラブの社会貢献活動にも企画段階から加わりJリーグ、クラブの理念を率先して推進してきた。
岡野 雅行(おかの まさゆき)
1972年7月25日(42歳)
出生地:神奈川県
ポジション:MF
所属クラブ:
1994年〜2001年 J/J1/J2 浦和レッズ
2001年〜2003年 J1 ヴィッセル神戸
2004年〜2008年 J1 浦和レッズ
2011年〜2013年 J2 ガイナーレ鳥取
出場試合数:※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 301試合 36得点 462試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 69試合 6得点
リーグカップ戦 58試合 5得点
天皇杯 34試合 5得点
日本代表(国際Aマッチ) 25試合 2得点
その他国内公式戦 3試合 0得点
その他国際試合 10試合 0得点
通算合計 500試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数500試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も462試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても25試合に出場した実績がある。
ジュニーニョ (本名: カルロス アルベルト カルヴァリョ ドス アンジョス ジュニオール)
1977年9月15日(37歳)
出生地:ブラジル
ポジション:FW
所属クラブ:
2003年〜2011年 J1/J2 川崎フロンターレ
2012年〜2013年 J1 鹿島アントラーズ
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 264試合 116得点 416試合
J2リーグ戦 78試合 65得点
リーグカップ戦 52試合 26得点
天皇杯 22試合 12得点
代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 2試合 0得点
その他国際試合 18試合 6得点
通算合計 436試合 ※基準200試合以上
参考:
・総出場試合数が436試合と基準(200試合)を満たしている。
・2004年にJ2得点王、2005年〜2010年はJリーグ優秀選手賞、2007年にはJ1得点王とベストイレブンを受賞した。
服部 年宏(はっとり としひろ)
1973年9月23日(41歳)
出生地:静岡県
ポジション:MF
所属クラブ:
1994年〜2006年 J/J1 ジュビロ磐田
2007年〜2009年 J1/J2 東京ヴェルディ
2011年 J2 ガイナーレ鳥取
2012年〜2013年 J2 FC岐阜
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 381試合 19得点 665試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 185試合 1得点
リーグカップ戦 62試合 3得点
天皇杯 37試合 2得点
日本代表(国際Aマッチ) 44試合 2得点
その他国内公式戦 15試合 0得点
その他国際試合 27試合 2得点
通算合計 751試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数751試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も665試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても44試合に出場した実績がある。
波戸 康広(はと やすひろ)
1976年5月4日(38歳)
出生地:兵庫県
ポジション:DF
所属クラブ:
1995年〜1998年 J 横浜フリューゲルス
1999年〜2004年 J1 横浜F・マリノス
2004年〜2005年 J1 柏レイソル
2006年〜2009年 J1 大宮アルディージャ
2010年〜2011年 J1 横浜F・マリノス
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 358試合 2得点 443試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 0試合 0得点
リーグカップ戦 58試合 1得点
天皇杯 27試合 0得点
日本代表(国際Aマッチ) 15試合 0得点
その他国内公式戦 9試合 0得点
その他国際試合 6試合 0得点
通算合計 473試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数473試合は基準(500試合)に満たないが、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数は443試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても15試合に出場した実績がある。
山田 暢久(やまだ のぶひさ)
1975年9月10日生まれ(39歳)
出生地:静岡県
ポジション:DF
所属クラブ:
1994年〜2013年 J/J1/J2 浦和レッズ
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 501試合 25得点 702試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 39試合 2得点
リーグカップ戦 109試合 6得点
天皇杯 53試合 5得点
日本代表(国際Aマッチ) 15試合 1得点
その他国内公式戦 5試合 0得点
その他国際試合 19試合 0得点
通算合計 741試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数741試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も702試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても15試合に出場した実績がある。
・Jリーグ初の同一チームで500試合出場。
吉田 孝行(よしだ たかゆき)
1977年3月14日(37歳)
出生地:兵庫県
ポジション:FW
所属クラブ:
1995年〜1998年 J 横浜フリューゲルス
1999年〜2000年 J1 横浜F・マリノス
2000年〜2005年 J1/J2 大分トリニータ
2006年〜2007年 J1 横浜F・マリノス
2008年〜2013年 J1/J2 ヴィッセル神戸
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まずbr>
J/J1リーグ戦 356試合 53得点 573試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 114試合 33得点
リーグカップ戦 64試合 9得点
天皇杯 39試合 20得点
日本代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 0試合 0得点
その他国際試合 4試合 1得点
通算合計 577試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数577試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も573試合と基準(400試合)を上回る。
ルーカス (本名: ルーカス セベリーノ)
1979年1月3日(35歳)
出生地:ブラジル
ポジション:FW
所属クラブ:
2004年〜2007年 J1 FC東京
2008年〜2010年 J1 ガンバ大阪
2011年〜2013年 J1/J2 FC東京
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 268試合 90得点 359試合
J2リーグ戦 23試合 9得点
リーグカップ戦 35試合 12得点
天皇杯 33試合 17得点
代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 3試合 0得点
その他国際試合 29試合 8得点
通算合計 391試合 ※基準200試合以上
参考:
・総出場試合数が391試合と基準(200試合)を満たしている。
・AFCチャンピオンズリーグ2008優勝をはじめ、数多くのタイトル獲得に貢献した。

Jリーグ功労選手賞を送られるジュニーニョである。
これだけの実績を残せば当然であろう。
ずいぶんと煮え湯を飲まされたことで記憶に残る。
それはそれとして、この賞を贈るということは、ジュニーニョは現役引退したということなのであろうか。
それは寂しい。
ブラジルW杯の際に日本のテレビに映ったジュニーニョは元気そうであった。
功労賞おめでとう。
2014年10月21日(火)
Jリーグは本日の理事会で、元Jリーグ選手の伊藤 宏樹(いとう ひろき)氏、岡野 雅行(おかの まさゆき)氏、ジュニーニョ氏、服部 年宏(はっとり としひろ)氏、波戸 康広(はと やすひろ)氏、山田 暢久(やまだ のぶひさ)氏、吉田 孝行(よしだ たかゆき)氏、ルーカス氏に対し、功労選手賞として表彰することを決定いたしました。
表彰は、12月9日(火)に開催する2014Jリーグアウォーズにおいて実施いたします。
同賞の選考基準および各氏の受賞理由は以下の通りです。
【功労選手賞 受賞】※年齢は2014Jリーグアウォーズ当日のもの
伊藤 宏樹(いとう ひろき)
1978年7月27日(36歳)
出生地:愛媛県
ポジション:DF
所属クラブ:
2001年〜2013年 J1/J2 川崎フロンターレ
出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 236試合 4得点 475試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 154試合 5得点
リーグカップ戦 48試合 1得点
天皇杯 37試合 2得点
日本代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 0試合 0得点
その他国際試合 21試合 0得点
通算合計 496試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数496試合は基準(500試合)に満たないが、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数は475試合と基準(400試合)を上回る。
・クラブの社会貢献活動にも企画段階から加わりJリーグ、クラブの理念を率先して推進してきた。
岡野 雅行(おかの まさゆき)
1972年7月25日(42歳)
出生地:神奈川県
ポジション:MF
所属クラブ:
1994年〜2001年 J/J1/J2 浦和レッズ
2001年〜2003年 J1 ヴィッセル神戸
2004年〜2008年 J1 浦和レッズ
2011年〜2013年 J2 ガイナーレ鳥取
出場試合数:※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 301試合 36得点 462試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 69試合 6得点
リーグカップ戦 58試合 5得点
天皇杯 34試合 5得点
日本代表(国際Aマッチ) 25試合 2得点
その他国内公式戦 3試合 0得点
その他国際試合 10試合 0得点
通算合計 500試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数500試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も462試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても25試合に出場した実績がある。
ジュニーニョ (本名: カルロス アルベルト カルヴァリョ ドス アンジョス ジュニオール)
1977年9月15日(37歳)
出生地:ブラジル
ポジション:FW
所属クラブ:
2003年〜2011年 J1/J2 川崎フロンターレ
2012年〜2013年 J1 鹿島アントラーズ
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 264試合 116得点 416試合
J2リーグ戦 78試合 65得点
リーグカップ戦 52試合 26得点
天皇杯 22試合 12得点
代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 2試合 0得点
その他国際試合 18試合 6得点
通算合計 436試合 ※基準200試合以上
参考:
・総出場試合数が436試合と基準(200試合)を満たしている。
・2004年にJ2得点王、2005年〜2010年はJリーグ優秀選手賞、2007年にはJ1得点王とベストイレブンを受賞した。
服部 年宏(はっとり としひろ)
1973年9月23日(41歳)
出生地:静岡県
ポジション:MF
所属クラブ:
1994年〜2006年 J/J1 ジュビロ磐田
2007年〜2009年 J1/J2 東京ヴェルディ
2011年 J2 ガイナーレ鳥取
2012年〜2013年 J2 FC岐阜
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 381試合 19得点 665試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 185試合 1得点
リーグカップ戦 62試合 3得点
天皇杯 37試合 2得点
日本代表(国際Aマッチ) 44試合 2得点
その他国内公式戦 15試合 0得点
その他国際試合 27試合 2得点
通算合計 751試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数751試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も665試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても44試合に出場した実績がある。
波戸 康広(はと やすひろ)
1976年5月4日(38歳)
出生地:兵庫県
ポジション:DF
所属クラブ:
1995年〜1998年 J 横浜フリューゲルス
1999年〜2004年 J1 横浜F・マリノス
2004年〜2005年 J1 柏レイソル
2006年〜2009年 J1 大宮アルディージャ
2010年〜2011年 J1 横浜F・マリノス
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 358試合 2得点 443試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 0試合 0得点
リーグカップ戦 58試合 1得点
天皇杯 27試合 0得点
日本代表(国際Aマッチ) 15試合 0得点
その他国内公式戦 9試合 0得点
その他国際試合 6試合 0得点
通算合計 473試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数473試合は基準(500試合)に満たないが、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数は443試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても15試合に出場した実績がある。
山田 暢久(やまだ のぶひさ)
1975年9月10日生まれ(39歳)
出生地:静岡県
ポジション:DF
所属クラブ:
1994年〜2013年 J/J1/J2 浦和レッズ
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 501試合 25得点 702試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 39試合 2得点
リーグカップ戦 109試合 6得点
天皇杯 53試合 5得点
日本代表(国際Aマッチ) 15試合 1得点
その他国内公式戦 5試合 0得点
その他国際試合 19試合 0得点
通算合計 741試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数741試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も702試合と基準(400試合)を上回る。
・日本代表としても15試合に出場した実績がある。
・Jリーグ初の同一チームで500試合出場。
吉田 孝行(よしだ たかゆき)
1977年3月14日(37歳)
出生地:兵庫県
ポジション:FW
所属クラブ:
1995年〜1998年 J 横浜フリューゲルス
1999年〜2000年 J1 横浜F・マリノス
2000年〜2005年 J1/J2 大分トリニータ
2006年〜2007年 J1 横浜F・マリノス
2008年〜2013年 J1/J2 ヴィッセル神戸
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まずbr>
J/J1リーグ戦 356試合 53得点 573試合 ※基準400試合以上
J2リーグ戦 114試合 33得点
リーグカップ戦 64試合 9得点
天皇杯 39試合 20得点
日本代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 0試合 0得点
その他国際試合 4試合 1得点
通算合計 577試合 ※基準500試合以上
参考:
・総出場試合数577試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も573試合と基準(400試合)を上回る。
ルーカス (本名: ルーカス セベリーノ)
1979年1月3日(35歳)
出生地:ブラジル
ポジション:FW
所属クラブ:
2004年〜2007年 J1 FC東京
2008年〜2010年 J1 ガンバ大阪
2011年〜2013年 J1/J2 FC東京
■出場試合数: ※天皇杯にはJリーグ以前のものは含まず
J/J1リーグ戦 268試合 90得点 359試合
J2リーグ戦 23試合 9得点
リーグカップ戦 35試合 12得点
天皇杯 33試合 17得点
代表(国際Aマッチ) 0試合 0得点
その他国内公式戦 3試合 0得点
その他国際試合 29試合 8得点
通算合計 391試合 ※基準200試合以上
参考:
・総出場試合数が391試合と基準(200試合)を満たしている。
・AFCチャンピオンズリーグ2008優勝をはじめ、数多くのタイトル獲得に貢献した。

Jリーグ功労選手賞を送られるジュニーニョである。
これだけの実績を残せば当然であろう。
ずいぶんと煮え湯を飲まされたことで記憶に残る。
それはそれとして、この賞を贈るということは、ジュニーニョは現役引退したということなのであろうか。
それは寂しい。
ブラジルW杯の際に日本のテレビに映ったジュニーニョは元気そうであった。
功労賞おめでとう。
サッカーダイジェスト 柏戦寸評
【2014 J1寸評・採点|28節】鹿島対柏
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年10月21日

鹿島対柏
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号(10月21日発売)より
【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 4.5
前半は好プレーを披露も、後半はクリアミスとセーブミスで2失点。
[DF]
22 西 大伍 6.5
効果的に攻め上がり、相手の嫌らしい存在に。左足で先制ゴールも。
23 植田直通 5
マークミスとGKとの連係ミスで2失点に絡む。位置取りも危うい。
15 昌子 源 5.5
指示とラインコントロールと受け渡しで奮闘。ただ後半はバタついた。
16 山本脩斗 6
タックルでピンチを防ぐと好クロスも放ち、攻守に安定していた。
[MF]
20 柴崎 岳 6.5
自陣から敵陣へ爆発的なランを繰り返し、涼しい顔でパスを散らす。
40 小笠原満男(MF) 6
長短のパスを繰り出したが、最後はゲームをコントロールしきれず。
25 遠藤 康 6
トラップで相手の逆を取り、時間を生み出したが、好機には絡めず。
33 カイオ 6.5
劣勢の局面をドリブルで打開。プレスバックなど守備でも奮闘した。
28 土居聖真 6
パスを引き出したり、サポートしたり、気が利くプレーが光った。
[FW]
11 ダヴィ 6
前線で基点となって、味方の攻撃参加を促した。負傷交代は残念。
[交代出場]
13 中村充孝(FW) 6.5
左右に流れてボールを引き出し、ダヴィとは異なる形で基点になる。
18 赤?秀平(FW) 5.5
短時間で三度の好機を迎えたが、いずれも逃し、チームを苦しめた。
7 ジョルジ・ワグネル(MF) −
ボールキープもミドルも見せられず、期待には応えられなかった。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6
失点は個人のイージーミス。監督として可能な限りの采配は執った。
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6
至近距離のシュートに好反応。バックパスの処理も良かった。
[DF]
5 増嶋竜也 6
ロングフィードで攻撃の起点に。鹿島の猛攻に粘り強く対応した。
23 渡部博文 5.5
空中戦での強さは示したが、ダヴィとのバトルはやや劣勢だった。
4 鈴木大輔 4.5
突破を手で阻み、ドリブルミスからのタックル。退場もやむなし。
33 輪湖直樹 6
切れのある身のこなしで敵陣に進入。前半はかなり存在感があった。
2 藤田優人 6
カイオと見応えのあるバトル。球際で踏ん張り、際どいクロスも。
[MF]
20 茨田陽生 5.5
勝負のパスが通らず、チャンスの芽を実らせることができなかった。
7 大谷秀和 6.5
セカンドボールをよく拾い、ドリブルとワンタッチパスの判断も冴えていた。
[FW]
18 ドゥドゥ 6.5
ドリブルでボールを運び、曽ヶ端のクリアが背中に当たり初ゴール。
11 レアンドロ 7
2ゴールに絡む活躍。少ないチャンスをことごとく活かした。
9 工藤壮人 5.5
決勝点の場面では起点になるも、脅威を示す存在にはなれなかった。
[交代出場]
22 橋本 和(DF) 6
登場後すぐ退場者が出たため、攻撃参加を自重せざるを得なかった。
28 栗澤僚一(MF) 6
前線へと積極的に飛び出し、勝点3を目指すことをチームに伝えた。
26 太田徹郎(MF) 7
チェイスとタックルで勢いをもたらし、ミスキックだったが決勝点。
[監督]
ネルシーニョ 6.5
鈴木退場後は4-4-1で凌ぎ、太田投入で勝点3を手繰り寄せた。
[試合内容]
次第に鹿島が優勢に立ち、西のゴールで先制。前半終了間際に追いつかれたが、後半も攻勢に出て中村のゴールで勝ち越し。だが直後にGKのクリアミスで追いつかれると、数的優位も活かせず、カウンターから逆転を許した。

サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
西と岳、カイオ、そしてアツに高評価が与えられておる。
好パスを連発し、決定機を多く作った岳はゴールという結果を残した二人と同等の評価となった。
それから、ボールを運ぶカイオはチームから外せぬ存在となった。
まさにチームの核と言って良かろう。
また、この試合でダヴィに替わって入ったアツは白眉であった。
激しい突進や高さこそ無いものの、小さなスペースでもボールをキープするテクニックと、高くはなくともポストプレイの巧さを魅せてくれた。
ダヴィの離脱で、アツにかかる期待が膨らんだ。
攻撃の起点として、そしてフィニッシャーとして、これから活躍してくれるであろう。
楽しみである。
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年10月21日

鹿島対柏
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号(10月21日発売)より
【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 4.5
前半は好プレーを披露も、後半はクリアミスとセーブミスで2失点。
[DF]
22 西 大伍 6.5
効果的に攻め上がり、相手の嫌らしい存在に。左足で先制ゴールも。
23 植田直通 5
マークミスとGKとの連係ミスで2失点に絡む。位置取りも危うい。
15 昌子 源 5.5
指示とラインコントロールと受け渡しで奮闘。ただ後半はバタついた。
16 山本脩斗 6
タックルでピンチを防ぐと好クロスも放ち、攻守に安定していた。
[MF]
20 柴崎 岳 6.5
自陣から敵陣へ爆発的なランを繰り返し、涼しい顔でパスを散らす。
40 小笠原満男(MF) 6
長短のパスを繰り出したが、最後はゲームをコントロールしきれず。
25 遠藤 康 6
トラップで相手の逆を取り、時間を生み出したが、好機には絡めず。
33 カイオ 6.5
劣勢の局面をドリブルで打開。プレスバックなど守備でも奮闘した。
28 土居聖真 6
パスを引き出したり、サポートしたり、気が利くプレーが光った。
[FW]
11 ダヴィ 6
前線で基点となって、味方の攻撃参加を促した。負傷交代は残念。
[交代出場]
13 中村充孝(FW) 6.5
左右に流れてボールを引き出し、ダヴィとは異なる形で基点になる。
18 赤?秀平(FW) 5.5
短時間で三度の好機を迎えたが、いずれも逃し、チームを苦しめた。
7 ジョルジ・ワグネル(MF) −
ボールキープもミドルも見せられず、期待には応えられなかった。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6
失点は個人のイージーミス。監督として可能な限りの采配は執った。
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6
至近距離のシュートに好反応。バックパスの処理も良かった。
[DF]
5 増嶋竜也 6
ロングフィードで攻撃の起点に。鹿島の猛攻に粘り強く対応した。
23 渡部博文 5.5
空中戦での強さは示したが、ダヴィとのバトルはやや劣勢だった。
4 鈴木大輔 4.5
突破を手で阻み、ドリブルミスからのタックル。退場もやむなし。
33 輪湖直樹 6
切れのある身のこなしで敵陣に進入。前半はかなり存在感があった。
2 藤田優人 6
カイオと見応えのあるバトル。球際で踏ん張り、際どいクロスも。
[MF]
20 茨田陽生 5.5
勝負のパスが通らず、チャンスの芽を実らせることができなかった。
7 大谷秀和 6.5
セカンドボールをよく拾い、ドリブルとワンタッチパスの判断も冴えていた。
[FW]
18 ドゥドゥ 6.5
ドリブルでボールを運び、曽ヶ端のクリアが背中に当たり初ゴール。
11 レアンドロ 7
2ゴールに絡む活躍。少ないチャンスをことごとく活かした。
9 工藤壮人 5.5
決勝点の場面では起点になるも、脅威を示す存在にはなれなかった。
[交代出場]
22 橋本 和(DF) 6
登場後すぐ退場者が出たため、攻撃参加を自重せざるを得なかった。
28 栗澤僚一(MF) 6
前線へと積極的に飛び出し、勝点3を目指すことをチームに伝えた。
26 太田徹郎(MF) 7
チェイスとタックルで勢いをもたらし、ミスキックだったが決勝点。
[監督]
ネルシーニョ 6.5
鈴木退場後は4-4-1で凌ぎ、太田投入で勝点3を手繰り寄せた。
[試合内容]
次第に鹿島が優勢に立ち、西のゴールで先制。前半終了間際に追いつかれたが、後半も攻勢に出て中村のゴールで勝ち越し。だが直後にGKのクリアミスで追いつかれると、数的優位も活かせず、カウンターから逆転を許した。

サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
西と岳、カイオ、そしてアツに高評価が与えられておる。
好パスを連発し、決定機を多く作った岳はゴールという結果を残した二人と同等の評価となった。
それから、ボールを運ぶカイオはチームから外せぬ存在となった。
まさにチームの核と言って良かろう。
また、この試合でダヴィに替わって入ったアツは白眉であった。
激しい突進や高さこそ無いものの、小さなスペースでもボールをキープするテクニックと、高くはなくともポストプレイの巧さを魅せてくれた。
ダヴィの離脱で、アツにかかる期待が膨らんだ。
攻撃の起点として、そしてフィニッシャーとして、これから活躍してくれるであろう。
楽しみである。
ダヴィ、3月か4月に
[鹿島]ひざのけがで今季絶望のダヴィが悔しさを滲ませる
前節・柏戦の後半開始直後、相手のビルドアップにプレッシャーをかけに行ったダヴィは、切り替えそうとしたところで膝を痛めて、そのまま立ち上がれず負傷交代となっていた。その後、診察を受け、左ひざ前十字靱帯損傷および半月板損傷で全治約8カ月であることが判明した。
この日、クラブハウスに姿を現したダヴィ。ひざはまだ腫れているらしく足を引きずっていた。
「ちょっと痛いです。レッズ(との対戦)もあるし、あと6試合」と、悔しさを滲ませる。ひざのけがは初めてらしく、今後はブラジルでオペを行うのか日本で行うのか、クラブと相談しながら決めるという。
全治約8カ月の診断は今季絶望はもちろんのこと、来季の1stステージにも大きな影響が出る。順調にいけば来年の6月の復帰となるが、「3月か4月に」とダヴィ。留守を預かることになる赤崎秀平には「がんばって」と声をかけたそうだ。
(鹿島担当 田中滋)

手術に関してブラジルで行うのか、日本で行うのかは、クラブと相談して決めるというダヴィである。
ニッカンの報道とは少々食い違いがある。
そのあたりりはコメントの受け取り方であろう。
どちらにせよ、無念な気持ちは強い様子。
そして、今季は絶望でも、早期復帰を目指しておるとのこと。
4月に間に合えば、かなりの戦力となってくれよう。
力強いダヴィの突進を拝める日を待ちわびたい。
復帰を楽しみにしておる。
前節・柏戦の後半開始直後、相手のビルドアップにプレッシャーをかけに行ったダヴィは、切り替えそうとしたところで膝を痛めて、そのまま立ち上がれず負傷交代となっていた。その後、診察を受け、左ひざ前十字靱帯損傷および半月板損傷で全治約8カ月であることが判明した。
この日、クラブハウスに姿を現したダヴィ。ひざはまだ腫れているらしく足を引きずっていた。
「ちょっと痛いです。レッズ(との対戦)もあるし、あと6試合」と、悔しさを滲ませる。ひざのけがは初めてらしく、今後はブラジルでオペを行うのか日本で行うのか、クラブと相談しながら決めるという。
全治約8カ月の診断は今季絶望はもちろんのこと、来季の1stステージにも大きな影響が出る。順調にいけば来年の6月の復帰となるが、「3月か4月に」とダヴィ。留守を預かることになる赤崎秀平には「がんばって」と声をかけたそうだ。
(鹿島担当 田中滋)

手術に関してブラジルで行うのか、日本で行うのかは、クラブと相談して決めるというダヴィである。
ニッカンの報道とは少々食い違いがある。
そのあたりりはコメントの受け取り方であろう。
どちらにせよ、無念な気持ちは強い様子。
そして、今季は絶望でも、早期復帰を目指しておるとのこと。
4月に間に合えば、かなりの戦力となってくれよう。
力強いダヴィの突進を拝める日を待ちわびたい。
復帰を楽しみにしておる。
ダヴィ、オペはたぶんブラジルで受けることになる
鹿島ダビ「オペはブラジルで」逆転V託す
左膝の前十字靱帯(じんたい)と外側半月板の損傷で全治約8カ月と診断された鹿島FWダビ(30)が21日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスを訪れた。
18日柏戦の後半開始直後に負傷。都内でMRI精密検査を受けて判明し、この日は室内で患部の腫れをやわらげる治療を行った。終了後、松葉づえを使わず駐車場に姿を見せ、すべて日本語で取材に対応。「膝の大けがは初めて。まだ腫れがひどいから様子を見ますけど、オペ(手術)はたぶんブラジルで受けることになる」と見通しを明かした。
1トップのレギュラーとして、ここまでチーム最多の10得点。首位浦和を勝ち点7差(4位)で追う中で痛い離脱となった。「これからレッズ、フロンターレ、サガンとの対決があったのに、残念です。FWは(赤崎)秀平しかいない。残り6試合、モチベーションを上げて頑張ってほしいです」と逆転Vを託した。
[2014年10月21日14時37分]

ブラジルにて手術を受けると語るダヴィである。
大きな怪我であり、環境の慣れたブラジルにて行うというのはダヴィにとって安心なのであろう。
必ずや復活して再びゴールを量産して欲しい。
また、ダヴィの代役として白羽の矢の立った赤?には、「モチベーションを上げて頑張って欲しいです」とコメント。
この言葉を託され、赤?には大いなる活躍が期待されるところ。
得意の動き出しで、相手DFを翻弄するのだ。
ダヴィの戻る場所がなくなるほどの活躍をして欲しい。
楽しみにしておる。
左膝の前十字靱帯(じんたい)と外側半月板の損傷で全治約8カ月と診断された鹿島FWダビ(30)が21日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスを訪れた。
18日柏戦の後半開始直後に負傷。都内でMRI精密検査を受けて判明し、この日は室内で患部の腫れをやわらげる治療を行った。終了後、松葉づえを使わず駐車場に姿を見せ、すべて日本語で取材に対応。「膝の大けがは初めて。まだ腫れがひどいから様子を見ますけど、オペ(手術)はたぶんブラジルで受けることになる」と見通しを明かした。
1トップのレギュラーとして、ここまでチーム最多の10得点。首位浦和を勝ち点7差(4位)で追う中で痛い離脱となった。「これからレッズ、フロンターレ、サガンとの対決があったのに、残念です。FWは(赤崎)秀平しかいない。残り6試合、モチベーションを上げて頑張ってほしいです」と逆転Vを託した。
[2014年10月21日14時37分]

ブラジルにて手術を受けると語るダヴィである。
大きな怪我であり、環境の慣れたブラジルにて行うというのはダヴィにとって安心なのであろう。
必ずや復活して再びゴールを量産して欲しい。
また、ダヴィの代役として白羽の矢の立った赤?には、「モチベーションを上げて頑張って欲しいです」とコメント。
この言葉を託され、赤?には大いなる活躍が期待されるところ。
得意の動き出しで、相手DFを翻弄するのだ。
ダヴィの戻る場所がなくなるほどの活躍をして欲しい。
楽しみにしておる。
神戸戦プレビュー
【J1:第29節 神戸 vs 鹿島】プレビュー:得点ランキング2位の2人を擁す神戸とJ1トップの得点力を誇る鹿島。優勝戦線の生き残りを掛けた一戦は1つのミスが命取りに(14.10.21)
現在J1トップの55ゴールを挙げている鹿島。ここ5試合では、3連勝の後にG大阪と柏に敗れて順位を4位に落としたものの、敗れた2試合とも2ゴールを挙げており、鹿島らしさが消えているわけではない。今季のリーグ戦でも無得点試合はわずか2試合のみという攻撃力を誇っている。首位・浦和との勝点差は7。残り6節で逆転優勝を狙うには、今節の神戸戦は重要な一戦となるだけに、むしろ攻撃の姿勢は加速する可能性もある。
一方の神戸は、ここ5試合で1勝2分2敗と苦しい戦いを強いられ、順位も9位に後退。第26節の広島戦から3試合連続で先制に成功しながら勝ち星を逃すなど、内容と結果の反比例に悩まされている。とはいえ、第23節のF東京戦から6試合中5試合でマルキーニョスがゴールを挙げ、現在の得点ランキング2位タイ(13ゴール)にマルキーニョスとペドロ ジュニオールの2人がランクイン。攻撃力という点では神戸も負けてはいない。首位との勝点差は15。今節を落とせば悲願の初タイトルが消滅する可能性もあるだけに、現実的な目標はACL出場圏内(3位以内)かもしれない。だが、神戸の安達亮監督は「個人的にACL出場を目標にする考えはない」と話す。
「実際にタイトルは厳しいかもしれないけれど、ACL出場は優勝争いをしたチームに結果的に付いてくるものだと思っている。ACL出場圏内に滑り込もうという考えで戦って仮りに出場できても、その先(ACLでの活躍)はないでしょうから。だから、今はできるだけ順位を上げることしか考えていないです」
同じように、キャプテン相馬崇人も目の前の試合に集中することを念頭に置いている。「自力で優勝はできないので、とりあえずどれだけ勝点を積めるか。その結果として順位があるものだと思うので。1年を通して、どんな順位の相手でもやれる自信はできているし、鹿島に関しては今季のリーグ戦でも、ヤマザキナビスコでも勝っている。僕らがネガティブになることはない」
4月19日の第8節の対戦では、神戸がアウェイで15年ぶりに鹿島を下している。5月28日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節では再びアウェイで鹿島を下し、決勝トーナメント進出を引き寄せてもいる。しかも2試合とも3ゴールを挙げての快勝。神戸にとって鹿島に対する苦手意識はない。
とはいえ、鹿島が強いのは確かだ。日本代表の柴崎岳と小笠原満男のダブルボランチは強力。前節の柏戦では日本代表帰りの西大伍がゴールも決めている。その柏戦ではダヴィが負傷し長期離脱を余儀なくされたが、代わりに入った中村充孝がゴールを挙げるなどタレントには事欠かない。神戸の司令塔で日本代表の森岡亮太も「あれだけ若い選手が多いなかで結果を出している。鹿島は一つひとつのプレーがうまいし、一人ひとりの賢さも感じる」と言うのもうなずける布陣と言えるだろう。
今季の対戦成績では神戸が2戦2勝だが、実力的には互角と見るのが妥当。その両雄決戦で勝敗を分けるポイントについて、神戸のシンプリシオは「ミスが少ないチームが勝つと思う」と言う。ミスが勝敗を分けるのはどのゲームにも言えるが、試合巧者の鹿島が相手となると、よりその部分がクローズアップされるとシンプリシオは読んでいるようだ。
前節の徳島戦では、状況判断を見誤ったことで前半終了間際に同点ゴールを許した。それを受け、小川慶治朗はこう話す。
「試合を通して、人任せになっているのが問題かなと思う。前の選手も後ろの選手のことを意識してプレーしないといけないし、攻守ともにチームメイトで支え合うなど全体で戦う意識を持たないといけないと思う」
冒頭で鹿島がリーグ戦で無得点に終わった試合は2試合のみと記したが、神戸も無得点試合はわずか4試合である。
逆に、相手を無失点に抑えた試合を見ると、神戸が5試合、鹿島が10試合。これを一概に守備力の差と捉えるのはナンセンスだが、鹿島のほうがチーム全体で戦えている証拠と言えるかもしれない。神戸にとって今節は、小川の言う「チーム全体で戦う」ことが試される試合になりそうだ。
以上
2014.10.21 Reported by 白井邦彦

「今季の対戦成績では神戸が2戦2勝だが、実力的には互角と見るのが妥当」と述べる神戸番の白井氏である。
実力伯仲の相手とのアウェイでの戦いは苦戦を強いられるであろう。
しかも、鹿島はエースストライカーのダヴィを欠く。
この劣勢をはね退けるには、気持ちで勝つ以外になかろう。
ジーコが植え付け、ここまで育て上げた鹿島ならではの勝者のメンタリティを発揮するときである。
中心選手は精神的支柱の満男となる。
満男と岳のダブルボランチが攻守に走り、前線のサポートと守備に力を出していくのだ。
優勝争いに生き残るため、この勝負、勝利が必須である。
勝ち点3を目指して戦い選手たちを鼓舞したい。
楽しみにしておる。
現在J1トップの55ゴールを挙げている鹿島。ここ5試合では、3連勝の後にG大阪と柏に敗れて順位を4位に落としたものの、敗れた2試合とも2ゴールを挙げており、鹿島らしさが消えているわけではない。今季のリーグ戦でも無得点試合はわずか2試合のみという攻撃力を誇っている。首位・浦和との勝点差は7。残り6節で逆転優勝を狙うには、今節の神戸戦は重要な一戦となるだけに、むしろ攻撃の姿勢は加速する可能性もある。
一方の神戸は、ここ5試合で1勝2分2敗と苦しい戦いを強いられ、順位も9位に後退。第26節の広島戦から3試合連続で先制に成功しながら勝ち星を逃すなど、内容と結果の反比例に悩まされている。とはいえ、第23節のF東京戦から6試合中5試合でマルキーニョスがゴールを挙げ、現在の得点ランキング2位タイ(13ゴール)にマルキーニョスとペドロ ジュニオールの2人がランクイン。攻撃力という点では神戸も負けてはいない。首位との勝点差は15。今節を落とせば悲願の初タイトルが消滅する可能性もあるだけに、現実的な目標はACL出場圏内(3位以内)かもしれない。だが、神戸の安達亮監督は「個人的にACL出場を目標にする考えはない」と話す。
「実際にタイトルは厳しいかもしれないけれど、ACL出場は優勝争いをしたチームに結果的に付いてくるものだと思っている。ACL出場圏内に滑り込もうという考えで戦って仮りに出場できても、その先(ACLでの活躍)はないでしょうから。だから、今はできるだけ順位を上げることしか考えていないです」
同じように、キャプテン相馬崇人も目の前の試合に集中することを念頭に置いている。「自力で優勝はできないので、とりあえずどれだけ勝点を積めるか。その結果として順位があるものだと思うので。1年を通して、どんな順位の相手でもやれる自信はできているし、鹿島に関しては今季のリーグ戦でも、ヤマザキナビスコでも勝っている。僕らがネガティブになることはない」
4月19日の第8節の対戦では、神戸がアウェイで15年ぶりに鹿島を下している。5月28日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節では再びアウェイで鹿島を下し、決勝トーナメント進出を引き寄せてもいる。しかも2試合とも3ゴールを挙げての快勝。神戸にとって鹿島に対する苦手意識はない。
とはいえ、鹿島が強いのは確かだ。日本代表の柴崎岳と小笠原満男のダブルボランチは強力。前節の柏戦では日本代表帰りの西大伍がゴールも決めている。その柏戦ではダヴィが負傷し長期離脱を余儀なくされたが、代わりに入った中村充孝がゴールを挙げるなどタレントには事欠かない。神戸の司令塔で日本代表の森岡亮太も「あれだけ若い選手が多いなかで結果を出している。鹿島は一つひとつのプレーがうまいし、一人ひとりの賢さも感じる」と言うのもうなずける布陣と言えるだろう。
今季の対戦成績では神戸が2戦2勝だが、実力的には互角と見るのが妥当。その両雄決戦で勝敗を分けるポイントについて、神戸のシンプリシオは「ミスが少ないチームが勝つと思う」と言う。ミスが勝敗を分けるのはどのゲームにも言えるが、試合巧者の鹿島が相手となると、よりその部分がクローズアップされるとシンプリシオは読んでいるようだ。
前節の徳島戦では、状況判断を見誤ったことで前半終了間際に同点ゴールを許した。それを受け、小川慶治朗はこう話す。
「試合を通して、人任せになっているのが問題かなと思う。前の選手も後ろの選手のことを意識してプレーしないといけないし、攻守ともにチームメイトで支え合うなど全体で戦う意識を持たないといけないと思う」
冒頭で鹿島がリーグ戦で無得点に終わった試合は2試合のみと記したが、神戸も無得点試合はわずか4試合である。
逆に、相手を無失点に抑えた試合を見ると、神戸が5試合、鹿島が10試合。これを一概に守備力の差と捉えるのはナンセンスだが、鹿島のほうがチーム全体で戦えている証拠と言えるかもしれない。神戸にとって今節は、小川の言う「チーム全体で戦う」ことが試される試合になりそうだ。
以上
2014.10.21 Reported by 白井邦彦

「今季の対戦成績では神戸が2戦2勝だが、実力的には互角と見るのが妥当」と述べる神戸番の白井氏である。
実力伯仲の相手とのアウェイでの戦いは苦戦を強いられるであろう。
しかも、鹿島はエースストライカーのダヴィを欠く。
この劣勢をはね退けるには、気持ちで勝つ以外になかろう。
ジーコが植え付け、ここまで育て上げた鹿島ならではの勝者のメンタリティを発揮するときである。
中心選手は精神的支柱の満男となる。
満男と岳のダブルボランチが攻守に走り、前線のサポートと守備に力を出していくのだ。
優勝争いに生き残るため、この勝負、勝利が必須である。
勝ち点3を目指して戦い選手たちを鼓舞したい。
楽しみにしておる。
聖真、攻撃の軸
2014年10月21日(火)

明日に迫った神戸戦に向けて、9時からセットプレーの確認で調整をしました。一部の選手は、ミニゲームやFKの練習も行っています。セットプレーの確認では、選手同士が大きな声で指示を送っていました。

神戸戦に向けた前日練習を行う聖真である。
ダヴィ離脱の緊急事態、攻撃の核として聖真の存在は大きい。
DFラインのギャップを突き、ドリブルにスルーパスと自在な攻撃で相手を翻弄するのだ。
聖真を軸に得点を狙いたい。
期待しておる。

明日に迫った神戸戦に向けて、9時からセットプレーの確認で調整をしました。一部の選手は、ミニゲームやFKの練習も行っています。セットプレーの確認では、選手同士が大きな声で指示を送っていました。

神戸戦に向けた前日練習を行う聖真である。
ダヴィ離脱の緊急事態、攻撃の核として聖真の存在は大きい。
DFラインのギャップを突き、ドリブルにスルーパスと自在な攻撃で相手を翻弄するのだ。
聖真を軸に得点を狙いたい。
期待しておる。
赤?、ゲーム形式の練習で緊張感
2014年10月20日(月)

15時半からのミーティング後、ゲーム形式の練習やシュート練習を実施しました。また一部の選手はポゼッショントレーニングも行っています。連敗中とあって、ゲーム形式の練習は良い緊張の中で行われていました。

ゲーム形式の練習を行う赤?である。
ダヴィが長期離脱となった今、頼れるFWとして覚醒してもらわねばならぬ。
赤?の力強いゴールで勝利を掴み取るのだ。
鋭い動き出しを期待しておる。

15時半からのミーティング後、ゲーム形式の練習やシュート練習を実施しました。また一部の選手はポゼッショントレーニングも行っています。連敗中とあって、ゲーム形式の練習は良い緊張の中で行われていました。

ゲーム形式の練習を行う赤?である。
ダヴィが長期離脱となった今、頼れるFWとして覚醒してもらわねばならぬ。
赤?の力強いゴールで勝利を掴み取るのだ。
鋭い動き出しを期待しておる。
ダヴィ、復帰まで8ヶ月
ダヴィ選手の負傷について
2014年10月20日(月)
10月18日(土)J1リーグ第28節・柏レイソル戦で負傷したダヴィ選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。
■受傷名
左膝 前十字靭帯損傷
左膝 外側半月板損傷
■復帰まで
約8ヵ月
■手術について
日程および術式が決まり次第改めて発表いたします
■負傷状況
10月18日(土)J1リーグ第28節・柏レイソル戦で負傷

ダヴィの負傷について検査結果が発表された。
左膝 前十字靭帯損傷及び左膝 外側半月板損傷にて復帰まで8ヶ月とのこと。
これは痛い。
来季の前半が絶望である。
一瞬、頭が真っ白になった。
しかしながら、ここは現実を受け入れねばなるまい。
来季については、まずは置いておいて、今季の終盤戦である。
赤?とアツを使いまわしていくであろうことが柏戦の後半にて見えておる。
この二人に2種登録されておるユースの鈴木優磨くんと田中稔也くんを絡める格好であろうか。
また、豊川やカイオを上げる手もある。
アツの狭いスペースでのテクニックと赤?の飛び出しで得点を狙っていこうではないか。
ダヴィのためにも力を合わせ、勝利を掴むのだ。
チーム力が試されておる。
2014年10月20日(月)
10月18日(土)J1リーグ第28節・柏レイソル戦で負傷したダヴィ選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。
■受傷名
左膝 前十字靭帯損傷
左膝 外側半月板損傷
■復帰まで
約8ヵ月
■手術について
日程および術式が決まり次第改めて発表いたします
■負傷状況
10月18日(土)J1リーグ第28節・柏レイソル戦で負傷

ダヴィの負傷について検査結果が発表された。
左膝 前十字靭帯損傷及び左膝 外側半月板損傷にて復帰まで8ヶ月とのこと。
これは痛い。
来季の前半が絶望である。
一瞬、頭が真っ白になった。
しかしながら、ここは現実を受け入れねばなるまい。
来季については、まずは置いておいて、今季の終盤戦である。
赤?とアツを使いまわしていくであろうことが柏戦の後半にて見えておる。
この二人に2種登録されておるユースの鈴木優磨くんと田中稔也くんを絡める格好であろうか。
また、豊川やカイオを上げる手もある。
アツの狭いスペースでのテクニックと赤?の飛び出しで得点を狙っていこうではないか。
ダヴィのためにも力を合わせ、勝利を掴むのだ。
チーム力が試されておる。
本山、自然体で臨めばいい
(スポーツ人物館 Jリーグ・ベテラン健在編)本山雅志 鹿島 流れ変える途中出場
2014年10月20日16時30分

本山雅志=鹿島アントラーズ提供
今季の出場9試合はすべて途中から。ピッチに立ったのはわずか148分間。それでも、カシマスタジアムで誰より熱い声援を浴びる。この人のプレーが流れを変えてくれると、サポーターは知っている。
負傷を重ね、奔放なドリブルで輝いた若い頃の面影は薄い。相手を引きつけて効果的にパスを受け渡す。「今のチームには自ら仕掛ける選手が多い。彼らを助けたい」。35歳は限られた時間で一瞬の光を放つ。
日々の練習で若手と盛んに言葉を交わす。「上から話すのではなく、同じ目線で情報を共有したい」。さりげなく助言する姿に、同じ攻撃的MFで13歳下の土居は感じる。「絶対、いなきゃならない存在」
すべての振る舞いは「チームを勝たせるため、何をするべきか」との思いから。3連覇を果たした2007〜09年、シーズンが深まるにつれ、決まって調子を上げた。残り6試合で4位。優勝争いに向けて呼びかける。「ただでさえ気持ちは高まる。だからこそ、自然体で臨めばいい」
重圧が増すほど、経験と細かな心づかいは生きてくる。(中川文如)
◇
最終盤のJリーグで、頼りになるベテランがいる。
*
もとやま・まさし 1979年6月20日生まれ、福岡県出身。東福岡高から98年に鹿島入り。99年に世界ユース選手権(現20歳以下W杯)準優勝に貢献。A代表では28試合に出場して無得点、J1では356試合38得点。175センチ、65キロ。背番号10。

鹿島の10番・本山雅志について記す朝日新聞の中川氏である。
「35歳は限られた時間で一瞬の光を放つ」と言い切り、鹿島に必要なピースであることを強調する。
若手を引っ張り、自らも輝く、鹿島の何たるかを知るベテランが存在することは宝である。
クリスタルの輝きは消えぬ。
むしろ、若き日以上に光り輝いておる。
頼りがいのあるベテランの味で勝利をもたらしてくれるであろう。
楽しみである。
2014年10月20日16時30分

本山雅志=鹿島アントラーズ提供
今季の出場9試合はすべて途中から。ピッチに立ったのはわずか148分間。それでも、カシマスタジアムで誰より熱い声援を浴びる。この人のプレーが流れを変えてくれると、サポーターは知っている。
負傷を重ね、奔放なドリブルで輝いた若い頃の面影は薄い。相手を引きつけて効果的にパスを受け渡す。「今のチームには自ら仕掛ける選手が多い。彼らを助けたい」。35歳は限られた時間で一瞬の光を放つ。
日々の練習で若手と盛んに言葉を交わす。「上から話すのではなく、同じ目線で情報を共有したい」。さりげなく助言する姿に、同じ攻撃的MFで13歳下の土居は感じる。「絶対、いなきゃならない存在」
すべての振る舞いは「チームを勝たせるため、何をするべきか」との思いから。3連覇を果たした2007〜09年、シーズンが深まるにつれ、決まって調子を上げた。残り6試合で4位。優勝争いに向けて呼びかける。「ただでさえ気持ちは高まる。だからこそ、自然体で臨めばいい」
重圧が増すほど、経験と細かな心づかいは生きてくる。(中川文如)
◇
最終盤のJリーグで、頼りになるベテランがいる。
*
もとやま・まさし 1979年6月20日生まれ、福岡県出身。東福岡高から98年に鹿島入り。99年に世界ユース選手権(現20歳以下W杯)準優勝に貢献。A代表では28試合に出場して無得点、J1では356試合38得点。175センチ、65キロ。背番号10。

鹿島の10番・本山雅志について記す朝日新聞の中川氏である。
「35歳は限られた時間で一瞬の光を放つ」と言い切り、鹿島に必要なピースであることを強調する。
若手を引っ張り、自らも輝く、鹿島の何たるかを知るベテランが存在することは宝である。
クリスタルの輝きは消えぬ。
むしろ、若き日以上に光り輝いておる。
頼りがいのあるベテランの味で勝利をもたらしてくれるであろう。
楽しみである。
小笠原主将、若手と話す。
2014年10月19日(日)

15時半からのミーティング後、柏戦のスタメンとJ3の福島戦にフル出場した杉本選手は、リカバリートレーニングを実施しました。それ以外の選手はシュート練習やミニゲームを行っています。リカバリートレーニングでは、若手と話す小笠原選手の姿が見られました。

リカバリー走を行うメンバーである。
昨日の試合は心身共に堪えるものであったであろう。
しかしながら、過密日程の連戦が続く。
気持ちを切り替え、次なる戦いに挑むのだ。
そのコツを若手に伝授する小笠原主将である。
経験、実績深きベテランが存在するのは鹿島の財産と言えよう。
ベテランと若手が融合し、勝利を目指すのだ。
次なる戦いを楽しみにしておる。

15時半からのミーティング後、柏戦のスタメンとJ3の福島戦にフル出場した杉本選手は、リカバリートレーニングを実施しました。それ以外の選手はシュート練習やミニゲームを行っています。リカバリートレーニングでは、若手と話す小笠原選手の姿が見られました。

リカバリー走を行うメンバーである。
昨日の試合は心身共に堪えるものであったであろう。
しかしながら、過密日程の連戦が続く。
気持ちを切り替え、次なる戦いに挑むのだ。
そのコツを若手に伝授する小笠原主将である。
経験、実績深きベテランが存在するのは鹿島の財産と言えよう。
ベテランと若手が融合し、勝利を目指すのだ。
次なる戦いを楽しみにしておる。
柏戦レビュー
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】レポート:またも終了間際に被弾。前節の教訓を生かせなかった鹿島はホームで痛恨の2試合連続逆転負けを喫する。 (14.10.19)
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
鹿島 2 - 3 柏 (14:04/カシマ/15,577人)
得点者:35' 西大伍(鹿島)、45'+3 レアンドロ(柏)、68' 中村充孝(鹿島)、69' ドゥドゥ(柏)、90' 太田徹郎(柏)
----------
リーグ戦で中位に沈む柏にとって、この試合の位置づけはかなり難しいものだった。天皇杯はジェフ千葉に敗れ、ヤマザキナビスコカップも広島に敗れたばかり。タイトルを目指す戦いはひとつもなく、来季からは監督も変わることが決定済み。気持ちの切り替えと言うのは簡単だが、次なる目標を定めにくい状況での鹿島戦だった。しかし、1人退場者を出しながらの逆転勝利。ネルシーニョ監督は4月29日以来のアウェイ戦の勝利に「気持ちの部分や、足が1歩出てくれたところが今日の勝ちに繋がった」と喜んだ。
柏にとっては前半は苦しい45分だったと言えるだろう。工藤壮人が絶好機を逃した直後、左サイドから攻め込まれ、最後は柴崎岳のクロスがこぼれたところを西大伍に流し込まれ先制される。アウェイでの負けパターンが頭をよぎったはずだ。放ったシュートもわずかに2本。茨田陽生のミドルシュートと工藤のハーフボレーは、いずれも可能性を感じるものではなかった。しかし、前半終了間際、エアポケットに入ったような瞬間を2人の選手が見逃さなかった。右サイドでボールをキープするドゥドゥが顔を上げた瞬間に動き出したレアンドロ。ニアサイドにスルリと忍び込んだストライカーにクロスが送られると、これでワンタッチでゴールへ押し込む。逆サイドでのあまりに一瞬の出来事に、柏サポーターから歓声が上がったのはずいぶん経ってからのことだった。
逆転優勝のためには絶対に落とせない試合に位置づけて臨んだ鹿島。ハーフタイムに監督から「各自のポジショニングをもう一度見直そう」と声がかかり、サイドで数的優位をつくろうとする柏に対する守り方を確認して後半戦に向かう。しかし、開始直後、いきなりのアクシデントが起きる。鈴木大輔にチェイシングをかけたダヴィが左膝を負傷。もんどりうって倒れたまま、立ち上がることもできず担架で運ばれた。嫌な倒れ方だっただけに怪我の大きさが心配される。
ただ、代わりに入った中村充孝が前節に続き良い動きを見せる。61分、柴崎からのスルーパスは外してしまったものの、68分、右CKから昌子源が折り返したところを無人のゴールに押し込み勝ち越しに成功した。
ところが試合は落ち着かない。69分、鹿島のDFラインの裏に出たボールを植田直通とドゥドゥがチェイスしながら追いかける。植田が処理を迷ったところに曽ヶ端準が飛び出して大きく蹴り出すと、そのキックがドゥドゥを直撃。勢いよく跳ね返ったボールはそのままゴールへ吸い込まれいった。勝ち越しした直後に追いつかれるのは前節とまったく同じパターンだった。
こうなると勝たなければいけないプレッシャーが強いのは鹿島。76分に鈴木大輔が退場すると、柏はシステムを[3-4-2-1]から[4-4-1]に改めてハッキリ守りを固める。90分、バランスを崩して攻め急ぐ鹿島の中盤にポッカリとスペースができると、大田徹郎が難なくフリーで走り込み決勝点を押し込んだ。
鹿島としては2-1からの逆転負けは前節とまったく同じパターン。優勝戦線に踏みとどまるために大事な試合で、自ら勝利を手放してしまった。
以上
2014.10.19 Reported by 田中滋

「優勝戦線に踏みとどまるために大事な試合で、自ら勝利を手放してしまった」と締める田中氏のレポートである。
まさに自滅であり、勝利を出来る試合を失った気持ちは無念以上のものがある。
裏では首位の浦和が敗れており、この試合の結果は受け入れがたいものがあった。
とはいえ、終えた結果を悔やんでおっても仕方が無い。
連戦にて次なる試合がすぐに来る。
気持ちを切り替え、勝利を目指すのだ。
強い気持ちで、挑んでいこうではないか。
得点力で上回るのだ。
次節の勝利を信じておる。
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
鹿島 2 - 3 柏 (14:04/カシマ/15,577人)
得点者:35' 西大伍(鹿島)、45'+3 レアンドロ(柏)、68' 中村充孝(鹿島)、69' ドゥドゥ(柏)、90' 太田徹郎(柏)
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リーグ戦で中位に沈む柏にとって、この試合の位置づけはかなり難しいものだった。天皇杯はジェフ千葉に敗れ、ヤマザキナビスコカップも広島に敗れたばかり。タイトルを目指す戦いはひとつもなく、来季からは監督も変わることが決定済み。気持ちの切り替えと言うのは簡単だが、次なる目標を定めにくい状況での鹿島戦だった。しかし、1人退場者を出しながらの逆転勝利。ネルシーニョ監督は4月29日以来のアウェイ戦の勝利に「気持ちの部分や、足が1歩出てくれたところが今日の勝ちに繋がった」と喜んだ。
柏にとっては前半は苦しい45分だったと言えるだろう。工藤壮人が絶好機を逃した直後、左サイドから攻め込まれ、最後は柴崎岳のクロスがこぼれたところを西大伍に流し込まれ先制される。アウェイでの負けパターンが頭をよぎったはずだ。放ったシュートもわずかに2本。茨田陽生のミドルシュートと工藤のハーフボレーは、いずれも可能性を感じるものではなかった。しかし、前半終了間際、エアポケットに入ったような瞬間を2人の選手が見逃さなかった。右サイドでボールをキープするドゥドゥが顔を上げた瞬間に動き出したレアンドロ。ニアサイドにスルリと忍び込んだストライカーにクロスが送られると、これでワンタッチでゴールへ押し込む。逆サイドでのあまりに一瞬の出来事に、柏サポーターから歓声が上がったのはずいぶん経ってからのことだった。
逆転優勝のためには絶対に落とせない試合に位置づけて臨んだ鹿島。ハーフタイムに監督から「各自のポジショニングをもう一度見直そう」と声がかかり、サイドで数的優位をつくろうとする柏に対する守り方を確認して後半戦に向かう。しかし、開始直後、いきなりのアクシデントが起きる。鈴木大輔にチェイシングをかけたダヴィが左膝を負傷。もんどりうって倒れたまま、立ち上がることもできず担架で運ばれた。嫌な倒れ方だっただけに怪我の大きさが心配される。
ただ、代わりに入った中村充孝が前節に続き良い動きを見せる。61分、柴崎からのスルーパスは外してしまったものの、68分、右CKから昌子源が折り返したところを無人のゴールに押し込み勝ち越しに成功した。
ところが試合は落ち着かない。69分、鹿島のDFラインの裏に出たボールを植田直通とドゥドゥがチェイスしながら追いかける。植田が処理を迷ったところに曽ヶ端準が飛び出して大きく蹴り出すと、そのキックがドゥドゥを直撃。勢いよく跳ね返ったボールはそのままゴールへ吸い込まれいった。勝ち越しした直後に追いつかれるのは前節とまったく同じパターンだった。
こうなると勝たなければいけないプレッシャーが強いのは鹿島。76分に鈴木大輔が退場すると、柏はシステムを[3-4-2-1]から[4-4-1]に改めてハッキリ守りを固める。90分、バランスを崩して攻め急ぐ鹿島の中盤にポッカリとスペースができると、大田徹郎が難なくフリーで走り込み決勝点を押し込んだ。
鹿島としては2-1からの逆転負けは前節とまったく同じパターン。優勝戦線に踏みとどまるために大事な試合で、自ら勝利を手放してしまった。
以上
2014.10.19 Reported by 田中滋

「優勝戦線に踏みとどまるために大事な試合で、自ら勝利を手放してしまった」と締める田中氏のレポートである。
まさに自滅であり、勝利を出来る試合を失った気持ちは無念以上のものがある。
裏では首位の浦和が敗れており、この試合の結果は受け入れがたいものがあった。
とはいえ、終えた結果を悔やんでおっても仕方が無い。
連戦にて次なる試合がすぐに来る。
気持ちを切り替え、勝利を目指すのだ。
強い気持ちで、挑んでいこうではないか。
得点力で上回るのだ。
次節の勝利を信じておる。
西のゴール、ノミネート
J1リーグ戦第28節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年10月18日(土)
J1リーグ戦第28節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。
J1リーグ戦
豊田 陽平(鳥栖) 10月18日 対 C大阪戦 得点時間:90+2
西 大伍(鹿島) 10月18日 対 柏戦 得点時間:35
森岡 亮太(神戸) 10月18日 対 徳島戦 得点時間:67
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/bestgoal/)で近日公開されます。
■最優秀ゴール賞 -BEST GOAL AWARD- コーナーはこちら ≫

第28節のノミネートゴールに選出された西のボレーである。
ダヴィのミスキックのように思えるアシストを綺麗にゴールに決めた。
この日、J.LEAGUE Best Goal AWARD 2014 supported by スカパー!表彰式があり、気持ちも入っていたことであろう。
西の攻撃力はJリーグ屈指。
これからも記憶に残るゴールを積み重ねて行って欲しい。
期待しておる。
2014年10月18日(土)
J1リーグ戦第28節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。
J1リーグ戦
豊田 陽平(鳥栖) 10月18日 対 C大阪戦 得点時間:90+2
西 大伍(鹿島) 10月18日 対 柏戦 得点時間:35
森岡 亮太(神戸) 10月18日 対 徳島戦 得点時間:67
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/bestgoal/)で近日公開されます。
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第28節のノミネートゴールに選出された西のボレーである。
ダヴィのミスキックのように思えるアシストを綺麗にゴールに決めた。
この日、J.LEAGUE Best Goal AWARD 2014 supported by スカパー!表彰式があり、気持ちも入っていたことであろう。
西の攻撃力はJリーグ屈指。
これからも記憶に残るゴールを積み重ねて行って欲しい。
期待しておる。
柏戦コメント・報道
2014Jリーグ ディビジョン1 第28節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・いいサッカーをしたと思う。全体的に運動量が落ちず、戦っていた。柏の方に勝利に値するメリットがあったことは讃えたいと思う。
・前節のG大阪戦を見ているようだった。今日も2回リードしたのに失点してしまった。
・現在はチームを再構築している段階。プロに加入してくる選手は、高卒でも大卒でも、アマからプロというのは異次元の世界であり、スピード、パワー、判断スピードが全然違う。体をプロレベルに慣れさせるよう、技術を構築しているところ。個人のミスが今日の試合でもあって、G大阪戦でもあった。
・コミュニケーション、声を出すだけで状況は変わる。日本の選手はピッチ内でおとなしい。未熟な部分であり、自分が日本のサッカーの手助けになればと思っている。
・(今後の戦い方は)今、試合が終わった直後だからすぐにこうやりたいと表現するのは難しい。ただ、6試合というのは変わらないし、水曜日にすぐ試合があることも変わらない。急に壁に穴を開けたり、怒鳴りつけたりしても変わらない。チームを再構築して若返らせるというのは、チームとも話して取り組んでいるところ。試合中には予測もつかないことが起こる。その代償は覚悟して再構築をしているところ。もっと先のことを考えてやっている。
・泣いても笑ってもあと6試合。まだ、何が起こるかわからないのがJリーグであり、レッズも負けたと聞いている。最後まで追求するのが最低限サポートしてくれている人に示すことができる結果だと思う。
・(ダヴィ選手の状況に関して)もともとピッチに立ちたいという選手。病院に行ってMRIをとっている。大きな問題ではないことを祈っている。しかし、できないと訴えている時点で重症ではないかと思う。


【遠藤 康】
一瞬の隙で、自分たちのミスからやられた。集中していれば防げた失点だと思う。点を取っても取られてしまう。後ろが悪いわけじゃなくて、前からも守備をしていかないと。全然ダメだった。試合は次も来るから切り替えるしかない。浦和の結果は試合が終わってから知った。まだチャンスはある。やるしかない。
【土居 聖真】
あまり後ろ向きに捉えずに前向きなことばかり考えて、次に向けて切り替えたい。毎試合、得点を取れているし、そこはプラスに考える。攻撃の形はできているので、次につなげられればいいかなと思う。良い緊張感、勝たないと上へ行けないという緊張感は少なからず持っている。ただ、全体的に焦りもあるかなと思う。前へ行き過ぎている感じもある。相手が1人退場して、前へ行ける時に行くのはいいけど、もっとバランスを考えてやれればよかった。難しい状況になったかもしれないけど、(上位に)プレッシャーをかけて最後まで戦わないといけない。
【曽ヶ端 準】
見ての通りです。(2失点目は)ナオに任せる選択肢もあったが、リスクがある中でプレーした。そこはしっかり回避したプレーをしなければいけなかった。2点目を取った後すぐの失点だったので流れとしてももったいなかった。3失点目はバウンドが変わったが、守備範囲なので何とかしなければいけなかった。次の試合まで間が短いし、負けられない。しっかり結果を残せるようにやっていきたい。
2014年10月18日(土)

本日行われたJ1第28節柏戦は2-3で負けを喫しました。
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.10.18)
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
鹿島 2 - 3 柏 (14:04/カシマ/15,577人)
得点者:35' 西大伍(鹿島)、45'+3 レアンドロ(柏)、68' 中村充孝(鹿島)、69' ドゥドゥ(柏)、90' 太田徹郎(柏)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:今日の敗因についてお願いします。
「チームとしては非常に良いサッカーをしたと思います。全体的に運動量も落ちずに戦えていたと思います。まず、レイソルさんがやるべきことをやって、勝利に値するメリットは讃えたいし、そこは別の部分になります。自チームに関しては、前節のガンバ戦を見てるような感じで2回リードしながら…。前節のガンバ戦はアディショナルタイムに。今回も2回リードしながら失点をしてしまった。チームを再構築している段階で、プロに加入してくる選手というのは高校生だったり、大学生だったりします。しかしプロというのは異次元の世界です。スピード、パワー、判断のスピードも全然違います。それに慣れる時間が必要です。体力的な負荷も、高校や大学レベルとはまったく違います。それをまず、体をJリーグ、要はプロレベルに慣れさせないといけない。体力の負担があるところで、判断だったり技術能力を落とさずやるのがトップレベルです。そういったものがまだ構築している段階です。一生懸命やろうとしているところですが、個人のミスがありました。前節のガンバ戦でもありました。トップレベルになればなるほど、少ないスペースと時間の中で判断をしなければなりません。そこで有効な手段がひとつあって、それはコミュニケーションです。声を出すだけでいろんな状況は変わってしまうわけです。まだ日本の選手というのはそういった意味ではピッチ内でおとなしい。声を出さない。そこが未熟な部分であって、今後も僕は日本のサッカー発展の手助けができたらと思ってますし、変わってくるんじゃないかと思っています。海外に行っている選手はそういう部分が身につけられていると思います」
Q:残り6試合になりました。今後はどのように戦っていきたいですか?
「いま、試合直後ですのでなかなかすぐにこうやりたい、ということを表現するのは難しいです。特に敗戦したあとなので。ただ、残り6試合というのは変わりないし、あと水曜日に試合があることも変わりません。負けました、じゃあ壁に穴をあけたり、選手をどなりつけたところで状況が変わるかと言っても変わりません。6試合しかないのは変わりがない。いまチームを再構築すること、若返らせるということをクラブと話し合い、そのプランに取り組んでいる訳なので、ときには予測も付かないことが起きることがあるだろうし、あるいは若さ故のそういったプレーが起きることがあるかもしれない。でも、その代償は覚悟のうえで、いまチームを再構築することに取り組んでいるので、見る方、応援する方にしてみれば納得できないところがあるかもしれないけれど、僕らはもっと先を見て考えている。もう水曜日に試合はあるので、泣いても笑っても次の試合が待っています。しっかりやっていきたいと思います。まだ、なにが起きるかわからないのがJリーグです。今日は情報が間違っていなければレッズさんも負けましたし、今後も試合があるのでうちはもしかしたら3位かもしれません。まだ可能性があるかもしれないので、それを最後まで追求するのがプロとしての最低限の、我々を応援してくれる皆さんに示すことができる結果だと思います」
Q:ダヴィ選手の状態は?
「交代については有効な働きをしてくれたと思います。中村(充孝)選手は、試合の流れ、雰囲気に入れたと思いますし、チャンスもつくれましたし、シュートを打つ場面もつくれました。赤崎(秀平)選手もいい形で入れたと思います。最後はジョルジ ワグネル選手を入れて、組み立てというかビルドアップ、もう少しボールを前に運ぶ役割を良くすることができればという狙いをもっていました。相手が退場して1人少なくなったところで、もう少しうちのCB陣が、うちがボールを持っているときにビルドアップ、パスワークに参加することができたのではないかと思っています。ちょっとそこで怯えてしまったのが残念なところです。特にうちはパスワークを主体にしているチームですので、そういうところでもう少しCB陣を含めてチーム全体が相手陣内、あるいは深い位置まで下げさせて、ペナルティエリアの前でもう少し崩す工夫が必要だったと思いますし、急ぎ過ぎてしまった部分もあると思います。そういう課題は、いま構築している段階ですので、いろんな課題が毎試合出てくるのではないかと思います」
以上
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】試合終了後の各選手コメント(14.10.18)
●遠藤康選手(鹿島)
「一瞬のミス。自分たちで起こしたミスだった。防げる失点だったと思う。点を取ってすぐに取られるし、後ろがまずいわけではなく、前線から守備をしないとダメ。その意味では全然ダメだった。試合はすぐ来るので切り替えないといけない。勝たないといけないプレッシャーはなかった。ただ、単に集中力が欠けていた。まだチャンスはあるので切り替えたやらないといけない」
●昌子源選手(鹿島)
「自分の中では2−2になって相手に退場者が出た時点で、全体が前掛かりになるだろうから枚数の確認だけはしようと思っていた。3点目の場面では、僕がボールを奪って、アツくん(中村充孝)預けてそのままの勢いで前に出ようと思っていた。パッと後ろを振り返ったら枚数が足りてなかった。1点目もクロスを切るつもりが角度が甘かった。2点目もレアンドロ選手のところで右足ではなく左足でいけばよかったかもしれないし、場合によっては一緒に倒れるくらいでもよかった。あそこで相手のカウンターを阻止することが必要だった。言ったら3点とも自分が絡んでいる。申し訳ないと思います」
●土居聖真選手(鹿島)
「切り替えて上を向くしかない。上を向いて戦うことしか残されていない。ここで下を向いても次になにかが起こるかと言ったらそうではない。たくさんいいところはあるし点も取れている。そこはプラスに考えていきたい」
[ J1:第28節 鹿島 vs 柏 ]

優勝するためにはこれ以上負けられないホームの鹿島、35分に西大伍が左足で鋭いシュートを放ち先制ゴールを決める。西はこれが今季2ゴール目となった。
鹿島が10人の柏に敗れる…2戦連続終盤の失点で逆転負け
14/10/18 16:44
[10.18 J1第28節 鹿島2-3柏 カシマ]
3位鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに2-3で敗れ、2連敗となった。2度のリードを追いつかれ、試合終了間際に決勝点を許す逆転負け。前節のG大阪戦(2-3)と同じような展開で、ホームで痛恨の2連敗を喫した。
序盤から主導権を握った鹿島は前半15分、MF柴崎岳のFKにFWダヴィが頭で合わせたが、ゴール上へ。同21分にもDF山本脩斗の左クロスからダヴィがヘディングシュート。ここはGK桐畑和繁の好セーブに阻まれたが、前半35分、柴崎の左クロスがファーサイドに流れたところをDF西大伍が左足で蹴り込み、先制点を奪った。
しかし、柏も前半アディショナルタイム、FWドゥドゥの右クロスにFWレアンドロがニアサイドで合わせ、同点ゴール。前半のシュート数は鹿島の10本に対し、柏は3本だったが、1-1の同点で前半を折り返した。
鹿島は後半3分にダヴィが負傷交代するアクシデント。それでも同23分、右CKのこぼれ球をダヴィに代わって入ったMF中村充孝がヘディングで押し込み、2-1と再び勝ち越した。ところが直後の後半24分だった。柏はレアンドロがゴール前にスルーパスを出すと、前に飛び出したGK曽ヶ端準のクリアが、詰めてきていたドゥドゥの体に当たって跳ね返り、ゴールマウスに吸い込まれ、2-2の同点に追いついた。
柏は後半31分にDF鈴木大輔が2枚目のイエローカードを受け、退場。数的不利に立たされたが、後半45分、レアンドロの左クロスに走り込んだ途中出場のMF太田徹郎が右足で押し込み、3-2と勝ち越した。土壇場の決勝点で逆転勝利。3試合ぶりの白星は、アウェーでは4月29日のG大阪戦(2-1)以来、10試合ぶりの勝利となった。
鹿島、10人の柏に痛恨黒星/鹿−柏28節

鹿島対柏 柏に逆転負けを喫しがっくりする鹿島イレブン(撮影・小沢裕)
<J1:鹿島2−3柏>◇第28節◇18日◇カシマ
首位浦和を勝ち点7差で追う3位鹿島が、退場者が出て10人になった9位の柏に痛恨の黒星を喫した。
先制は鹿島だった。前半35分、FWダビの折り返しを日本代表の右サイドバック西がオーバーラップして左足で合わせて、均衡を破った。追う柏も粘って追いつく。押し込まれていたが、前半ロスタイム3分に反撃。FWドゥドゥの右クロスをFWレアンドロがニアサイドで合わせ、右足でゴールに流し込んだ。
後半、鹿島はいきなりエースを失った。1分、チーム最多10得点のダビが相手DFと接触して左膝を痛め、MF中村と交代した。その中村が17分、MF柴崎のスルーパスを受けて右足を振り抜くが、右ポストをかすめた。続く23分、今度は決めた。柴崎の右CKからボールが無人のスペースに浮き、中村がフリーになって頭で押し込んだ。
しかし、1分後に柏が追いつく。GK曽ケ端のクリアキックがドゥドゥの体に当たり、はね返りがゴールに入った。その後、柏の日本代表DF鈴木が2枚目のイエローカードで退場したが、数的不利の柏が土壇場で勝ち越す。後半45分、途中出場のMF太田がカウンターから右足でゴールを奪い逆転に成功した。アウェー鹿島戦3連敗中だった柏が勝ち点3をつかんだ。
[2014年10月18日17時10分]
鹿島2戦連続逆転負け 柴崎起点西先制も

柏に逆転負けを喫しがっくりと引き揚げるMF柴崎(左)ら鹿島イレブン
<J1:鹿島2−3柏>◇第28節◇18日◇カシマ
ブラジル戦の日本代表2人を擁した鹿島が、10人の柏に逆転負けを食らった。ボランチ柴崎岳(22)は前半35分、FWダビへの柔らかいパスで右サイドバック西の先制点の起点になると、1−1の後半23分には、代表と同じ右CKのキッカーとしてMF中村の一時勝ち越しゴールを演出した。だが、柏DF鈴木が退場して迎えた後半45分、数的有利を生かし前掛かりになった裏を突かれ、決勝点を奪われた。
試合後は「しっかりしろよ。勝ちてえんだよ」と怒号を浴びた。柴崎は声の方向を見て手を挙げたが、場内1周後、10分もたたないうちに無言で会場を後にした。ブラジル戦の後「並大抵の成長速度では僕の現役中に対応できない」とまで言っただけに、前節G大阪戦と同じ2度のリードを守れない逆転負けを繰り返したことが、許せなかった。
先制弾の西も同じだ。ブラジル戦は出番がなかったが「目の前で見て、そこまで差はないと逆に自信になった」。その言葉にゴールで説得力を持たせたが「情けない結果。優勝を狙うチームの戦いじゃない」と切り捨てた。勝ち点7差で追う首位浦和が敗れ、26日の直接対決へ差を詰める好機だった。それを生かせなかった2人の目は、ただ怒りに満ちていた。【木下淳】
[2014年10月19日7時21分 紙面から]
鹿島、優勝争いへ痛すぎる敗戦 柏に逆転で敗れる

柏に敗れ、肩を落とす柴崎(20)ら鹿島イレブン=カシマ
J1第28節(18日、鹿島2−3柏、カシマ)鹿島が18日、ホームで柏と対戦した。2度先行しながら最後に逆転されて2−3で敗れ、痛い星を落とした。
前半35分に日本代表DF西が幸先良く左足で先制するも、前半ロスタイムに一瞬の隙を突かれて相手FWレアンドロに決められ同点。1−1で前半を終えた。
後半3分にFWダビがけがで退き、FW中村が緊急投入されると、同23分にCKの流れから中村が今季1号となる勝ち越し弾を頭で押し込んだ。ところがその1分後、GK曽ケ端のクリアが相手FWドゥドゥに当たり、そのままボールは無人のゴールへ。再び2−2の同点に追いつかれた。
同31分に相手DF鈴木がこの日2枚目のイエローカードで退場。数的有利になった鹿島が攻め立てるが、決定機を決めきれない。逆に試合終了直前の同45分、相手MF太田に左クロスを流し込まれて万事休す。2−3で敗れ、優勝争いへ痛すぎる敗戦を喫した。
首位の浦和も敗れたため勝ち点差は7のまま変わらないが、残りはいよいよ6試合。優勝のためには負けられない戦いが続く。

鹿島−柏 後半、柏選手にマークされる鹿島・小笠原(40)=カシマ

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマ
鹿島 途中出場のMF中村、今季初得点も敗戦に厳しい表情
J1第28節 鹿島2―3柏 (10月18日 カシマ)
逆転負けを喫した鹿島は途中出場のMF中村が気を吐いた。
1―1の後半3分に左膝を負傷したFWダヴィに代わって投入されると、23分にCKの混戦からヘディングで今季初得点。一時は勝ち越しとなるゴールを決めるなどチーム最多タイの4本のシュートを放ち、攻撃陣を牽引した。
ただ中村自身は「あそこでチームを勝たせることがオレの仕事。3点取れた試合だった。もっとシュート練習しないといけない」と表情は厳しかった。
[ 2014年10月18日 21:26 ]
鹿島4位転落…10人の柏に逆転負け GK曽ケ端「見ての通り」
J1第28節 鹿島2―3柏 (10月18日 カシマ)

<鹿島・柏>鹿島のGK・曽ケ端は太田に決勝ゴールを許す
Photo By スポニチ
鹿島は10人の柏相手に2試合連続で終盤の逆転負け。3位から4位に転落した。2失点に絡んだGK曽ケ端は「見ての通り」と敗戦の責任を一身に背負った。
勝ち越し直後の後半24分、クリアしたボールが相手に当たってゴールに跳ね返り、追い付かれた。45分にはバウンドが変わったシュートをセーブし損ねて後逸した。
後半3分にはFWダヴィが左膝を痛めて交代。クラブ関係者は「重症であることは間違いない」と言い、今季中の復帰は絶望的となった。
[ 2014年10月19日 05:30 ]
鹿島10人柏に逆転負け 曽ケ端ミス連発
2014年10月19日

柏に敗れ、肩を落とす柴崎(左端)ら鹿島イレブン
「J1、鹿島2-3柏」(18日、カシマ)
鹿島が10人の柏に逆転負けを喫した。2度のリードを奪いながら、GK曽ケ端が痛恨のミスを連発。2−1の後半24分、FWレアンドロのスルーパスに反応して飛び出すと、サイドに蹴り出さず、猛然と詰めてきたFWドゥドゥの背中に思い切りぶち当て、まさかの同点被弾。同45分にはMF太田の右足シュートを捕球する際、凸凹ピッチの変則的なバウンドに対応できず、取り損ねた。
前節・G大阪戦のVTRを見るような同スコアの逆転劇に、「見ての通り」と曽ケ端は渋い顔。3戦連続完封勝利の直後の2試合連続3失点の守乱に、日本代表DF西は「優勝を狙うチームの戦いではない」。残り6戦で、浦和とは勝ち点7差。歯がゆさだけが残る敗北だった。

「前向きなことばかり考えて、次に向けて切り替えたい」と語る聖真である。
この連敗は痛い、そして無念である。
しかしながら、連戦の最中に悔やんでいる暇はない。
ここは得点力をプラスに考え、集中力で守備を改善していくのだ。


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・いいサッカーをしたと思う。全体的に運動量が落ちず、戦っていた。柏の方に勝利に値するメリットがあったことは讃えたいと思う。
・前節のG大阪戦を見ているようだった。今日も2回リードしたのに失点してしまった。
・現在はチームを再構築している段階。プロに加入してくる選手は、高卒でも大卒でも、アマからプロというのは異次元の世界であり、スピード、パワー、判断スピードが全然違う。体をプロレベルに慣れさせるよう、技術を構築しているところ。個人のミスが今日の試合でもあって、G大阪戦でもあった。
・コミュニケーション、声を出すだけで状況は変わる。日本の選手はピッチ内でおとなしい。未熟な部分であり、自分が日本のサッカーの手助けになればと思っている。
・(今後の戦い方は)今、試合が終わった直後だからすぐにこうやりたいと表現するのは難しい。ただ、6試合というのは変わらないし、水曜日にすぐ試合があることも変わらない。急に壁に穴を開けたり、怒鳴りつけたりしても変わらない。チームを再構築して若返らせるというのは、チームとも話して取り組んでいるところ。試合中には予測もつかないことが起こる。その代償は覚悟して再構築をしているところ。もっと先のことを考えてやっている。
・泣いても笑ってもあと6試合。まだ、何が起こるかわからないのがJリーグであり、レッズも負けたと聞いている。最後まで追求するのが最低限サポートしてくれている人に示すことができる結果だと思う。
・(ダヴィ選手の状況に関して)もともとピッチに立ちたいという選手。病院に行ってMRIをとっている。大きな問題ではないことを祈っている。しかし、できないと訴えている時点で重症ではないかと思う。


【遠藤 康】
一瞬の隙で、自分たちのミスからやられた。集中していれば防げた失点だと思う。点を取っても取られてしまう。後ろが悪いわけじゃなくて、前からも守備をしていかないと。全然ダメだった。試合は次も来るから切り替えるしかない。浦和の結果は試合が終わってから知った。まだチャンスはある。やるしかない。
【土居 聖真】
あまり後ろ向きに捉えずに前向きなことばかり考えて、次に向けて切り替えたい。毎試合、得点を取れているし、そこはプラスに考える。攻撃の形はできているので、次につなげられればいいかなと思う。良い緊張感、勝たないと上へ行けないという緊張感は少なからず持っている。ただ、全体的に焦りもあるかなと思う。前へ行き過ぎている感じもある。相手が1人退場して、前へ行ける時に行くのはいいけど、もっとバランスを考えてやれればよかった。難しい状況になったかもしれないけど、(上位に)プレッシャーをかけて最後まで戦わないといけない。
【曽ヶ端 準】
見ての通りです。(2失点目は)ナオに任せる選択肢もあったが、リスクがある中でプレーした。そこはしっかり回避したプレーをしなければいけなかった。2点目を取った後すぐの失点だったので流れとしてももったいなかった。3失点目はバウンドが変わったが、守備範囲なので何とかしなければいけなかった。次の試合まで間が短いし、負けられない。しっかり結果を残せるようにやっていきたい。
2014年10月18日(土)

本日行われたJ1第28節柏戦は2-3で負けを喫しました。
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.10.18)
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
鹿島 2 - 3 柏 (14:04/カシマ/15,577人)
得点者:35' 西大伍(鹿島)、45'+3 レアンドロ(柏)、68' 中村充孝(鹿島)、69' ドゥドゥ(柏)、90' 太田徹郎(柏)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:今日の敗因についてお願いします。
「チームとしては非常に良いサッカーをしたと思います。全体的に運動量も落ちずに戦えていたと思います。まず、レイソルさんがやるべきことをやって、勝利に値するメリットは讃えたいし、そこは別の部分になります。自チームに関しては、前節のガンバ戦を見てるような感じで2回リードしながら…。前節のガンバ戦はアディショナルタイムに。今回も2回リードしながら失点をしてしまった。チームを再構築している段階で、プロに加入してくる選手というのは高校生だったり、大学生だったりします。しかしプロというのは異次元の世界です。スピード、パワー、判断のスピードも全然違います。それに慣れる時間が必要です。体力的な負荷も、高校や大学レベルとはまったく違います。それをまず、体をJリーグ、要はプロレベルに慣れさせないといけない。体力の負担があるところで、判断だったり技術能力を落とさずやるのがトップレベルです。そういったものがまだ構築している段階です。一生懸命やろうとしているところですが、個人のミスがありました。前節のガンバ戦でもありました。トップレベルになればなるほど、少ないスペースと時間の中で判断をしなければなりません。そこで有効な手段がひとつあって、それはコミュニケーションです。声を出すだけでいろんな状況は変わってしまうわけです。まだ日本の選手というのはそういった意味ではピッチ内でおとなしい。声を出さない。そこが未熟な部分であって、今後も僕は日本のサッカー発展の手助けができたらと思ってますし、変わってくるんじゃないかと思っています。海外に行っている選手はそういう部分が身につけられていると思います」
Q:残り6試合になりました。今後はどのように戦っていきたいですか?
「いま、試合直後ですのでなかなかすぐにこうやりたい、ということを表現するのは難しいです。特に敗戦したあとなので。ただ、残り6試合というのは変わりないし、あと水曜日に試合があることも変わりません。負けました、じゃあ壁に穴をあけたり、選手をどなりつけたところで状況が変わるかと言っても変わりません。6試合しかないのは変わりがない。いまチームを再構築すること、若返らせるということをクラブと話し合い、そのプランに取り組んでいる訳なので、ときには予測も付かないことが起きることがあるだろうし、あるいは若さ故のそういったプレーが起きることがあるかもしれない。でも、その代償は覚悟のうえで、いまチームを再構築することに取り組んでいるので、見る方、応援する方にしてみれば納得できないところがあるかもしれないけれど、僕らはもっと先を見て考えている。もう水曜日に試合はあるので、泣いても笑っても次の試合が待っています。しっかりやっていきたいと思います。まだ、なにが起きるかわからないのがJリーグです。今日は情報が間違っていなければレッズさんも負けましたし、今後も試合があるのでうちはもしかしたら3位かもしれません。まだ可能性があるかもしれないので、それを最後まで追求するのがプロとしての最低限の、我々を応援してくれる皆さんに示すことができる結果だと思います」
Q:ダヴィ選手の状態は?
「交代については有効な働きをしてくれたと思います。中村(充孝)選手は、試合の流れ、雰囲気に入れたと思いますし、チャンスもつくれましたし、シュートを打つ場面もつくれました。赤崎(秀平)選手もいい形で入れたと思います。最後はジョルジ ワグネル選手を入れて、組み立てというかビルドアップ、もう少しボールを前に運ぶ役割を良くすることができればという狙いをもっていました。相手が退場して1人少なくなったところで、もう少しうちのCB陣が、うちがボールを持っているときにビルドアップ、パスワークに参加することができたのではないかと思っています。ちょっとそこで怯えてしまったのが残念なところです。特にうちはパスワークを主体にしているチームですので、そういうところでもう少しCB陣を含めてチーム全体が相手陣内、あるいは深い位置まで下げさせて、ペナルティエリアの前でもう少し崩す工夫が必要だったと思いますし、急ぎ過ぎてしまった部分もあると思います。そういう課題は、いま構築している段階ですので、いろんな課題が毎試合出てくるのではないかと思います」
以上
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】試合終了後の各選手コメント(14.10.18)
●遠藤康選手(鹿島)
「一瞬のミス。自分たちで起こしたミスだった。防げる失点だったと思う。点を取ってすぐに取られるし、後ろがまずいわけではなく、前線から守備をしないとダメ。その意味では全然ダメだった。試合はすぐ来るので切り替えないといけない。勝たないといけないプレッシャーはなかった。ただ、単に集中力が欠けていた。まだチャンスはあるので切り替えたやらないといけない」
●昌子源選手(鹿島)
「自分の中では2−2になって相手に退場者が出た時点で、全体が前掛かりになるだろうから枚数の確認だけはしようと思っていた。3点目の場面では、僕がボールを奪って、アツくん(中村充孝)預けてそのままの勢いで前に出ようと思っていた。パッと後ろを振り返ったら枚数が足りてなかった。1点目もクロスを切るつもりが角度が甘かった。2点目もレアンドロ選手のところで右足ではなく左足でいけばよかったかもしれないし、場合によっては一緒に倒れるくらいでもよかった。あそこで相手のカウンターを阻止することが必要だった。言ったら3点とも自分が絡んでいる。申し訳ないと思います」
●土居聖真選手(鹿島)
「切り替えて上を向くしかない。上を向いて戦うことしか残されていない。ここで下を向いても次になにかが起こるかと言ったらそうではない。たくさんいいところはあるし点も取れている。そこはプラスに考えていきたい」
[ J1:第28節 鹿島 vs 柏 ]

優勝するためにはこれ以上負けられないホームの鹿島、35分に西大伍が左足で鋭いシュートを放ち先制ゴールを決める。西はこれが今季2ゴール目となった。
鹿島が10人の柏に敗れる…2戦連続終盤の失点で逆転負け
14/10/18 16:44
[10.18 J1第28節 鹿島2-3柏 カシマ]
3位鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに2-3で敗れ、2連敗となった。2度のリードを追いつかれ、試合終了間際に決勝点を許す逆転負け。前節のG大阪戦(2-3)と同じような展開で、ホームで痛恨の2連敗を喫した。
序盤から主導権を握った鹿島は前半15分、MF柴崎岳のFKにFWダヴィが頭で合わせたが、ゴール上へ。同21分にもDF山本脩斗の左クロスからダヴィがヘディングシュート。ここはGK桐畑和繁の好セーブに阻まれたが、前半35分、柴崎の左クロスがファーサイドに流れたところをDF西大伍が左足で蹴り込み、先制点を奪った。
しかし、柏も前半アディショナルタイム、FWドゥドゥの右クロスにFWレアンドロがニアサイドで合わせ、同点ゴール。前半のシュート数は鹿島の10本に対し、柏は3本だったが、1-1の同点で前半を折り返した。
鹿島は後半3分にダヴィが負傷交代するアクシデント。それでも同23分、右CKのこぼれ球をダヴィに代わって入ったMF中村充孝がヘディングで押し込み、2-1と再び勝ち越した。ところが直後の後半24分だった。柏はレアンドロがゴール前にスルーパスを出すと、前に飛び出したGK曽ヶ端準のクリアが、詰めてきていたドゥドゥの体に当たって跳ね返り、ゴールマウスに吸い込まれ、2-2の同点に追いついた。
柏は後半31分にDF鈴木大輔が2枚目のイエローカードを受け、退場。数的不利に立たされたが、後半45分、レアンドロの左クロスに走り込んだ途中出場のMF太田徹郎が右足で押し込み、3-2と勝ち越した。土壇場の決勝点で逆転勝利。3試合ぶりの白星は、アウェーでは4月29日のG大阪戦(2-1)以来、10試合ぶりの勝利となった。
鹿島、10人の柏に痛恨黒星/鹿−柏28節

鹿島対柏 柏に逆転負けを喫しがっくりする鹿島イレブン(撮影・小沢裕)
<J1:鹿島2−3柏>◇第28節◇18日◇カシマ
首位浦和を勝ち点7差で追う3位鹿島が、退場者が出て10人になった9位の柏に痛恨の黒星を喫した。
先制は鹿島だった。前半35分、FWダビの折り返しを日本代表の右サイドバック西がオーバーラップして左足で合わせて、均衡を破った。追う柏も粘って追いつく。押し込まれていたが、前半ロスタイム3分に反撃。FWドゥドゥの右クロスをFWレアンドロがニアサイドで合わせ、右足でゴールに流し込んだ。
後半、鹿島はいきなりエースを失った。1分、チーム最多10得点のダビが相手DFと接触して左膝を痛め、MF中村と交代した。その中村が17分、MF柴崎のスルーパスを受けて右足を振り抜くが、右ポストをかすめた。続く23分、今度は決めた。柴崎の右CKからボールが無人のスペースに浮き、中村がフリーになって頭で押し込んだ。
しかし、1分後に柏が追いつく。GK曽ケ端のクリアキックがドゥドゥの体に当たり、はね返りがゴールに入った。その後、柏の日本代表DF鈴木が2枚目のイエローカードで退場したが、数的不利の柏が土壇場で勝ち越す。後半45分、途中出場のMF太田がカウンターから右足でゴールを奪い逆転に成功した。アウェー鹿島戦3連敗中だった柏が勝ち点3をつかんだ。
[2014年10月18日17時10分]
鹿島2戦連続逆転負け 柴崎起点西先制も

柏に逆転負けを喫しがっくりと引き揚げるMF柴崎(左)ら鹿島イレブン
<J1:鹿島2−3柏>◇第28節◇18日◇カシマ
ブラジル戦の日本代表2人を擁した鹿島が、10人の柏に逆転負けを食らった。ボランチ柴崎岳(22)は前半35分、FWダビへの柔らかいパスで右サイドバック西の先制点の起点になると、1−1の後半23分には、代表と同じ右CKのキッカーとしてMF中村の一時勝ち越しゴールを演出した。だが、柏DF鈴木が退場して迎えた後半45分、数的有利を生かし前掛かりになった裏を突かれ、決勝点を奪われた。
試合後は「しっかりしろよ。勝ちてえんだよ」と怒号を浴びた。柴崎は声の方向を見て手を挙げたが、場内1周後、10分もたたないうちに無言で会場を後にした。ブラジル戦の後「並大抵の成長速度では僕の現役中に対応できない」とまで言っただけに、前節G大阪戦と同じ2度のリードを守れない逆転負けを繰り返したことが、許せなかった。
先制弾の西も同じだ。ブラジル戦は出番がなかったが「目の前で見て、そこまで差はないと逆に自信になった」。その言葉にゴールで説得力を持たせたが「情けない結果。優勝を狙うチームの戦いじゃない」と切り捨てた。勝ち点7差で追う首位浦和が敗れ、26日の直接対決へ差を詰める好機だった。それを生かせなかった2人の目は、ただ怒りに満ちていた。【木下淳】
[2014年10月19日7時21分 紙面から]
鹿島、優勝争いへ痛すぎる敗戦 柏に逆転で敗れる

柏に敗れ、肩を落とす柴崎(20)ら鹿島イレブン=カシマ
J1第28節(18日、鹿島2−3柏、カシマ)鹿島が18日、ホームで柏と対戦した。2度先行しながら最後に逆転されて2−3で敗れ、痛い星を落とした。
前半35分に日本代表DF西が幸先良く左足で先制するも、前半ロスタイムに一瞬の隙を突かれて相手FWレアンドロに決められ同点。1−1で前半を終えた。
後半3分にFWダビがけがで退き、FW中村が緊急投入されると、同23分にCKの流れから中村が今季1号となる勝ち越し弾を頭で押し込んだ。ところがその1分後、GK曽ケ端のクリアが相手FWドゥドゥに当たり、そのままボールは無人のゴールへ。再び2−2の同点に追いつかれた。
同31分に相手DF鈴木がこの日2枚目のイエローカードで退場。数的有利になった鹿島が攻め立てるが、決定機を決めきれない。逆に試合終了直前の同45分、相手MF太田に左クロスを流し込まれて万事休す。2−3で敗れ、優勝争いへ痛すぎる敗戦を喫した。
首位の浦和も敗れたため勝ち点差は7のまま変わらないが、残りはいよいよ6試合。優勝のためには負けられない戦いが続く。

鹿島−柏 後半、柏選手にマークされる鹿島・小笠原(40)=カシマ

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマ
鹿島 途中出場のMF中村、今季初得点も敗戦に厳しい表情
J1第28節 鹿島2―3柏 (10月18日 カシマ)
逆転負けを喫した鹿島は途中出場のMF中村が気を吐いた。
1―1の後半3分に左膝を負傷したFWダヴィに代わって投入されると、23分にCKの混戦からヘディングで今季初得点。一時は勝ち越しとなるゴールを決めるなどチーム最多タイの4本のシュートを放ち、攻撃陣を牽引した。
ただ中村自身は「あそこでチームを勝たせることがオレの仕事。3点取れた試合だった。もっとシュート練習しないといけない」と表情は厳しかった。
[ 2014年10月18日 21:26 ]
鹿島4位転落…10人の柏に逆転負け GK曽ケ端「見ての通り」
J1第28節 鹿島2―3柏 (10月18日 カシマ)

<鹿島・柏>鹿島のGK・曽ケ端は太田に決勝ゴールを許す
Photo By スポニチ
鹿島は10人の柏相手に2試合連続で終盤の逆転負け。3位から4位に転落した。2失点に絡んだGK曽ケ端は「見ての通り」と敗戦の責任を一身に背負った。
勝ち越し直後の後半24分、クリアしたボールが相手に当たってゴールに跳ね返り、追い付かれた。45分にはバウンドが変わったシュートをセーブし損ねて後逸した。
後半3分にはFWダヴィが左膝を痛めて交代。クラブ関係者は「重症であることは間違いない」と言い、今季中の復帰は絶望的となった。
[ 2014年10月19日 05:30 ]
鹿島10人柏に逆転負け 曽ケ端ミス連発
2014年10月19日

柏に敗れ、肩を落とす柴崎(左端)ら鹿島イレブン
「J1、鹿島2-3柏」(18日、カシマ)
鹿島が10人の柏に逆転負けを喫した。2度のリードを奪いながら、GK曽ケ端が痛恨のミスを連発。2−1の後半24分、FWレアンドロのスルーパスに反応して飛び出すと、サイドに蹴り出さず、猛然と詰めてきたFWドゥドゥの背中に思い切りぶち当て、まさかの同点被弾。同45分にはMF太田の右足シュートを捕球する際、凸凹ピッチの変則的なバウンドに対応できず、取り損ねた。
前節・G大阪戦のVTRを見るような同スコアの逆転劇に、「見ての通り」と曽ケ端は渋い顔。3戦連続完封勝利の直後の2試合連続3失点の守乱に、日本代表DF西は「優勝を狙うチームの戦いではない」。残り6戦で、浦和とは勝ち点7差。歯がゆさだけが残る敗北だった。

「前向きなことばかり考えて、次に向けて切り替えたい」と語る聖真である。
この連敗は痛い、そして無念である。
しかしながら、連戦の最中に悔やんでいる暇はない。
ここは得点力をプラスに考え、集中力で守備を改善していくのだ。
ダヴィの負傷は前十字靱帯か半月板の損傷
鹿島・ダビ、左膝を痛め途中退場 クラブ幹部は長期離脱を示唆

鹿島−柏、後半、負傷し担架で運ばれる鹿島・ダビ=カシマ
FWダビが18日、柏戦で左膝を痛め、後半途中で退いた。クラブ幹部は「前十字靱帯か半月板の損傷。軽傷ではない」と話し、長期離脱を示唆。今季絶望の可能性もある。
(紙面から)
【鹿島】連敗4位後退!ダヴィ負傷で長期離脱か
2014年10月19日6時0分 スポーツ報知
◆J1第28節 鹿島2―3柏(18日・カシマスタジアム)
鹿島のFWダヴィが長期離脱する可能性が出てきた。柏戦で左膝を負傷。精密検査の結果は後日発表されるが、クラブ幹部は「軽傷では済まなそう」と半月板や前十字じん帯の損傷を覚悟。試合も2度のリードを守り切れず、逆転負けで2連敗。首位・浦和との勝ち点差7は変わらないが、4位に後退。エースの離脱と敗戦で重い雰囲気に包まれた。

ダヴィの負傷は前十字靱帯か半月板の損傷が予想され今季絶望もあり得るとのこと。
これは痛い。
それ以上にダヴィ本人が無念であろう。
この気持ちを吹き飛ばすにはチームの勝利が必須。
ダヴィのためにチーム一丸となって勝利を掴んでいこうではないか。
気持ちを一つにするときである。

鹿島−柏、後半、負傷し担架で運ばれる鹿島・ダビ=カシマ
FWダビが18日、柏戦で左膝を痛め、後半途中で退いた。クラブ幹部は「前十字靱帯か半月板の損傷。軽傷ではない」と話し、長期離脱を示唆。今季絶望の可能性もある。
(紙面から)
【鹿島】連敗4位後退!ダヴィ負傷で長期離脱か
2014年10月19日6時0分 スポーツ報知
◆J1第28節 鹿島2―3柏(18日・カシマスタジアム)
鹿島のFWダヴィが長期離脱する可能性が出てきた。柏戦で左膝を負傷。精密検査の結果は後日発表されるが、クラブ幹部は「軽傷では済まなそう」と半月板や前十字じん帯の損傷を覚悟。試合も2度のリードを守り切れず、逆転負けで2連敗。首位・浦和との勝ち点差7は変わらないが、4位に後退。エースの離脱と敗戦で重い雰囲気に包まれた。

ダヴィの負傷は前十字靱帯か半月板の損傷が予想され今季絶望もあり得るとのこと。
これは痛い。
それ以上にダヴィ本人が無念であろう。
この気持ちを吹き飛ばすにはチームの勝利が必須。
ダヴィのためにチーム一丸となって勝利を掴んでいこうではないか。
気持ちを一つにするときである。
シャルケ・篤人、完封勝利に貢献
内田フル出場のシャルケ、ディ・マッテオ体制初陣を飾る
14/10/19 03:21
[10.18 ブンデスリーガ第8節 シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン]

ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0で勝った。内田は右SB、細貝はボランチでフル出場。2試合連続のベンチスタートとなった原口は後半27分から途中出場した。
今月7日にイェンス・ケラー前監督を解任し、元チェルシー監督のロベルト・ディ・マッテオ新監督が就任したシャルケ。前半8分、MFケビン・プリンス・ボアテングが右サイドのスペースに展開すると、オーバーラップしてきた内田がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れる。ゴール前にはMFエリック・マキシム・シュポ・モティング、さらにはFWクラース・ヤン・フンテラールも飛び込んだが、わずかに合わせ切れなかった。
ヘルタも前半14分、MFペア・シルヤン・シェルブレットのシュートをGKが弾いたところにDFペテル・ペカリークが詰めたが、シュートはDFクリスティアン・フクスの体に当たってゴールならず。決定的なチャンスを逃すと、シャルケは同19分、MFユリアン・ドラクスラーの左クロスにフンテラールが頭で合わせ、先制点を奪った。
フンテラールの2戦連発となる今季3得点目で前半を1点リードで折り返したシャルケ。後半はヘルタの反撃に遭い、押し込まれる時間が続いたが、後半20分にドラクスラーが左足ミドルを叩き込み、少ないチャンスを生かして2-0とリードを広げた。
2点ビハインドとなったヘルタは後半27分、MFバレンティン・シュトッカーに代えて原口を投入。2試合ぶりの出場となった原口は左サイドに入り、内田とマッチアップした。攻勢を強めるヘルタは再三、好機をつくったが、最後まで1点が遠く、0-2の零封負け。シャルケはディ・マッテオ体制初陣を完封勝利で飾り、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。
内田フル出場のシャルケ、細貝&原口出場のヘルタに勝利
14/10/19 17:01
[10.18 ブンデスリーガ第8節 シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン]
ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0で勝った。内田は右SB、細貝はボランチでフル出場。2試合連続のベンチスタートとなった原口は後半27分から途中出場した。

新監督初戦でも先発したDF内田篤人

フル出場で勝利に貢献

定位置の右SBでプレーした

果敢な攻撃参加も

MF細貝萌をマークする場面も

FW原口元気が途中出場してからはマッチアップ

2戦ぶりの出場となった原口をマークした内田

手をかわすシーンも見受けられた

勝利したが表情の暗い?内田

FWクラース・ヤン・フンテラールが後方から近づき声をかける

話し込む2人

先発フル出場したシャルケの篤人である。
完封勝利に貢献し、良い攻撃を魅せたとのこと。
篤人の活躍は素直に嬉しい。
これからも躍動の報を待っておる。
14/10/19 03:21
[10.18 ブンデスリーガ第8節 シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン]

ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0で勝った。内田は右SB、細貝はボランチでフル出場。2試合連続のベンチスタートとなった原口は後半27分から途中出場した。
今月7日にイェンス・ケラー前監督を解任し、元チェルシー監督のロベルト・ディ・マッテオ新監督が就任したシャルケ。前半8分、MFケビン・プリンス・ボアテングが右サイドのスペースに展開すると、オーバーラップしてきた内田がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れる。ゴール前にはMFエリック・マキシム・シュポ・モティング、さらにはFWクラース・ヤン・フンテラールも飛び込んだが、わずかに合わせ切れなかった。
ヘルタも前半14分、MFペア・シルヤン・シェルブレットのシュートをGKが弾いたところにDFペテル・ペカリークが詰めたが、シュートはDFクリスティアン・フクスの体に当たってゴールならず。決定的なチャンスを逃すと、シャルケは同19分、MFユリアン・ドラクスラーの左クロスにフンテラールが頭で合わせ、先制点を奪った。
フンテラールの2戦連発となる今季3得点目で前半を1点リードで折り返したシャルケ。後半はヘルタの反撃に遭い、押し込まれる時間が続いたが、後半20分にドラクスラーが左足ミドルを叩き込み、少ないチャンスを生かして2-0とリードを広げた。
2点ビハインドとなったヘルタは後半27分、MFバレンティン・シュトッカーに代えて原口を投入。2試合ぶりの出場となった原口は左サイドに入り、内田とマッチアップした。攻勢を強めるヘルタは再三、好機をつくったが、最後まで1点が遠く、0-2の零封負け。シャルケはディ・マッテオ体制初陣を完封勝利で飾り、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。
内田フル出場のシャルケ、細貝&原口出場のヘルタに勝利
14/10/19 17:01
[10.18 ブンデスリーガ第8節 シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン]
ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-0で勝った。内田は右SB、細貝はボランチでフル出場。2試合連続のベンチスタートとなった原口は後半27分から途中出場した。

新監督初戦でも先発したDF内田篤人

フル出場で勝利に貢献

定位置の右SBでプレーした

果敢な攻撃参加も

MF細貝萌をマークする場面も

FW原口元気が途中出場してからはマッチアップ

2戦ぶりの出場となった原口をマークした内田

手をかわすシーンも見受けられた

勝利したが表情の暗い?内田

FWクラース・ヤン・フンテラールが後方から近づき声をかける

話し込む2人

先発フル出場したシャルケの篤人である。
完封勝利に貢献し、良い攻撃を魅せたとのこと。
篤人の活躍は素直に嬉しい。
これからも躍動の報を待っておる。
ケルン・大迫、決勝点をアシスト
香川フル出場もドルトムントは3連敗…ケルン大迫が決勝アシスト
14/10/19 00:20
[10.18 ブンデスリーガ第8節 ケルン2-1ドルトムント]
ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは敵地でFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、1-2で敗れた。香川はトップ下でフル出場したが、チームは泥沼の3連敗。ベンチスタートの大迫は後半19分から途中出場し、決勝点をアシストした。丸岡は2試合連続のメンバー外。前節・フランクフルト戦(2-3)に途中出場し、長期離脱から復帰した長澤もベンチ外だった。
ドルトムントはMFイルカイ・ギュンドガンが長期離脱から先発に復帰。DFエリック・ドゥルムがウォーミングアップ中に負傷したため、当初はベンチスタートの予定だったMFマルコ・ロイスも急きょ先発で6試合ぶりの復帰を果たすと、故障明けのMFヘンリク・ムヒタリアンも先発した。
10日のジャマイカ戦で脳震盪を起こし、日本代表を途中離脱した香川も先発に名を連ね、2列目は右からムヒタリアン、香川、ロイスと並んだ。前半11分にはロイスが香川とのワンツーからフィニッシュにまで持ち込むが、左足のシュートはゴール右へ。逆に前半39分に先制点を決められ、前半は1点ビハインドで折り返した。
それでも後半立ち上がりの3分、中盤で香川がプレッシャーをかけてボールを奪い、カウンターを仕掛けると、ロイスのスルーパスからFWチーロ・インモービレが右足で同点ゴール。1-1に追いつき、試合を振り出しに戻した。
ケルンは後半19分、MFダニエル・ハルファーに代えて大迫を投入。大迫はFWシモン・ツォラーと2トップを組んだ。すると同29分、右サイドのスペースでボールを受けた大迫がゴール前にグラウンダーのクロス。これにGKロマン・バイデンフェラーも飛び出したが、ボールに触れず、逆サイドに抜けてきたところをツォラーが無人のゴールに難なく押し込んだ。
相手のミスもあったが、大迫の今季初アシストで勝ち越しに成功したケルン。その後のドルトムントの反撃も粘り強く跳ね返し、そのまま2-1で逃げ切った。連敗を3で止めたケルンは8月30日のシュツットガルト戦(2-0)以来、6試合ぶりとなる今季2勝目。一方のドルトムントは故障者が続々と復帰しながら3連敗を喫し、これで5試合勝ちなし(1分4敗)となった。
サッカー、大迫が勝ち越し点演出
2014年10月19日

ドルトムント戦の後半、ヘディングで競り合うケルンの大迫(手前)=ケルン(共同)
【ケルン共同】サッカーのドイツ1部リーグは18日、各地で行われ、大迫勇也と長沢和輝のケルンはホームで香川真司と丸岡満のドルトムントを2-1で破った。大迫は後半19分から途中出場して29分の勝ち越し点をアシストした。香川はフル出場し、丸岡と長沢はベンチ外だった。
岡崎慎司のマインツはホームでアウクスブルクを2-1で下した。岡崎はフル出場した。清武弘嗣と酒井宏樹のハノーバーはホームでボルシアMGに0-3で敗れた。酒井宏はフル出場し、清武は後半途中に退いた。シュツットガルトの酒井高徳は3-3で引き分けたレーバークーゼン戦で出番がなかった。

決勝弾をアシストしたケルンの大迫である。
途中出場で大仕事をするところは、持ってる男と言えよう。
これからも活躍を期待しておる。
14/10/19 00:20
[10.18 ブンデスリーガ第8節 ケルン2-1ドルトムント]
ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは敵地でFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、1-2で敗れた。香川はトップ下でフル出場したが、チームは泥沼の3連敗。ベンチスタートの大迫は後半19分から途中出場し、決勝点をアシストした。丸岡は2試合連続のメンバー外。前節・フランクフルト戦(2-3)に途中出場し、長期離脱から復帰した長澤もベンチ外だった。
ドルトムントはMFイルカイ・ギュンドガンが長期離脱から先発に復帰。DFエリック・ドゥルムがウォーミングアップ中に負傷したため、当初はベンチスタートの予定だったMFマルコ・ロイスも急きょ先発で6試合ぶりの復帰を果たすと、故障明けのMFヘンリク・ムヒタリアンも先発した。
10日のジャマイカ戦で脳震盪を起こし、日本代表を途中離脱した香川も先発に名を連ね、2列目は右からムヒタリアン、香川、ロイスと並んだ。前半11分にはロイスが香川とのワンツーからフィニッシュにまで持ち込むが、左足のシュートはゴール右へ。逆に前半39分に先制点を決められ、前半は1点ビハインドで折り返した。
それでも後半立ち上がりの3分、中盤で香川がプレッシャーをかけてボールを奪い、カウンターを仕掛けると、ロイスのスルーパスからFWチーロ・インモービレが右足で同点ゴール。1-1に追いつき、試合を振り出しに戻した。
ケルンは後半19分、MFダニエル・ハルファーに代えて大迫を投入。大迫はFWシモン・ツォラーと2トップを組んだ。すると同29分、右サイドのスペースでボールを受けた大迫がゴール前にグラウンダーのクロス。これにGKロマン・バイデンフェラーも飛び出したが、ボールに触れず、逆サイドに抜けてきたところをツォラーが無人のゴールに難なく押し込んだ。
相手のミスもあったが、大迫の今季初アシストで勝ち越しに成功したケルン。その後のドルトムントの反撃も粘り強く跳ね返し、そのまま2-1で逃げ切った。連敗を3で止めたケルンは8月30日のシュツットガルト戦(2-0)以来、6試合ぶりとなる今季2勝目。一方のドルトムントは故障者が続々と復帰しながら3連敗を喫し、これで5試合勝ちなし(1分4敗)となった。
サッカー、大迫が勝ち越し点演出
2014年10月19日

ドルトムント戦の後半、ヘディングで競り合うケルンの大迫(手前)=ケルン(共同)
【ケルン共同】サッカーのドイツ1部リーグは18日、各地で行われ、大迫勇也と長沢和輝のケルンはホームで香川真司と丸岡満のドルトムントを2-1で破った。大迫は後半19分から途中出場して29分の勝ち越し点をアシストした。香川はフル出場し、丸岡と長沢はベンチ外だった。
岡崎慎司のマインツはホームでアウクスブルクを2-1で下した。岡崎はフル出場した。清武弘嗣と酒井宏樹のハノーバーはホームでボルシアMGに0-3で敗れた。酒井宏はフル出場し、清武は後半途中に退いた。シュツットガルトの酒井高徳は3-3で引き分けたレーバークーゼン戦で出番がなかった。

決勝弾をアシストしたケルンの大迫である。
途中出場で大仕事をするところは、持ってる男と言えよう。
これからも活躍を期待しておる。
元鹿島戦士、ゴールの報
[ J1:第28節 徳島 vs 神戸 ]

3試合勝ちのない神戸は29分、マルキーニョスの3試合連続となるゴールで先制する。マルキーニョスはこれが今季13ゴール目となった。
[ J1:第28節 徳島 vs 神戸 ]

ホームで連敗を止めたい徳島、45分に大崎淳矢のパスを受けたアレックスが左足でシュートを放ち同点とした。アレックスはこれが今季初ゴールとなった。
【J1:第28節 仙台 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(14.10.18)
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
仙台 4 - 2 浦和 (14:04/ユアスタ/18,914人)
得点者:19' ウイルソン(仙台)、22' 野沢拓也(仙台)、30' 興梠慎三(浦和)、37' 興梠慎三(浦和)、61' 赤嶺真吾(仙台)、90'+1 村上和弘(仙台)
●野沢拓也選手(仙台)
「まずは残り試合の中で自分達が一つひとつ勝つことが大事なので、今日はまず勝てたこと、そして連勝していることが良かったです」
Q:自身の得点場面について。
「FWとの連係の中で、うまく相手が(赤嶺)真吾につられて、ウイルソンがうまくスペースで受けて、走りこめば点につながるところに走りこめました」
Q:仙台加入後初得点であることについて。
「そこが目指しているところではないのですけれど…チームのために勝つことがいちばん大事なので、そのために点を取れたのは良かった」
[ J1:第28節 仙台 vs 浦和 ]

首位浦和をホームに迎えた仙台、19分にウイルソンが先制ゴールをあげると、続く22分にもウイルソンのクロスに野沢拓也が合わせ追加点をあげた。
仙台、浦和に4発!野沢技あり移籍後初弾

移籍後初ゴールに喜びを爆発させる仙台MF野沢(撮影・鹿野雄太)
<J1:仙台4−2浦和>◇第28節◇18日◇ユアスタ
仙台が今季最多タイの4得点で首位浦和を撃破した。
前半19分、ゴール前の混戦からFWウイルソン(29)が押し込んで先制。3分後には、ウイルソンのクロスに走り込んだMF野沢拓也(33)が右足で追加点を奪った。足の裏で決めた技ありの移籍後初ゴールに「チームが勝つことが大事なので、点を取れてよかった」と笑顔を見せた。
前半で追いつかれたが、後半も運動量で上回った。16分、FW赤嶺真吾(30)が前線からプレスをかけ、バックパスを受けた相手GKのミスを誘って勝ち越し。終了間際には途中出場のDF村上和弘(33)が4点目を奪って試合を決めた。
フル出場で連勝に貢献した野沢は「前の仙台の良さだったハードワークが結果につながっている」と手応えを口にした。
[2014年10月18日20時25分]
[ J1:第28節 仙台 vs 浦和 ]

前半早々に2失点をゆるした浦和、30分に興梠慎三がヘディングでゴールを決める、37分にも李忠成のパスを受けた興梠慎三がゴールを決め同点とした。
興梠はこれが今季12ゴール目となった。

徳島vs.神戸では神戸のマルキーニョスと徳島のアレックスが、仙台vs.浦和では仙台の野沢と浦和の興梠がゴールを記録。
各地で活躍する元鹿島の選手である。
才能溢れながら、それぞれの事情でクラブを去った。
その彼等の活躍の報せを聞くのは嬉しい。
これからも良い報を待っておる。

3試合勝ちのない神戸は29分、マルキーニョスの3試合連続となるゴールで先制する。マルキーニョスはこれが今季13ゴール目となった。
[ J1:第28節 徳島 vs 神戸 ]

ホームで連敗を止めたい徳島、45分に大崎淳矢のパスを受けたアレックスが左足でシュートを放ち同点とした。アレックスはこれが今季初ゴールとなった。
【J1:第28節 仙台 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(14.10.18)
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
仙台 4 - 2 浦和 (14:04/ユアスタ/18,914人)
得点者:19' ウイルソン(仙台)、22' 野沢拓也(仙台)、30' 興梠慎三(浦和)、37' 興梠慎三(浦和)、61' 赤嶺真吾(仙台)、90'+1 村上和弘(仙台)
●野沢拓也選手(仙台)
「まずは残り試合の中で自分達が一つひとつ勝つことが大事なので、今日はまず勝てたこと、そして連勝していることが良かったです」
Q:自身の得点場面について。
「FWとの連係の中で、うまく相手が(赤嶺)真吾につられて、ウイルソンがうまくスペースで受けて、走りこめば点につながるところに走りこめました」
Q:仙台加入後初得点であることについて。
「そこが目指しているところではないのですけれど…チームのために勝つことがいちばん大事なので、そのために点を取れたのは良かった」
[ J1:第28節 仙台 vs 浦和 ]

首位浦和をホームに迎えた仙台、19分にウイルソンが先制ゴールをあげると、続く22分にもウイルソンのクロスに野沢拓也が合わせ追加点をあげた。
仙台、浦和に4発!野沢技あり移籍後初弾

移籍後初ゴールに喜びを爆発させる仙台MF野沢(撮影・鹿野雄太)
<J1:仙台4−2浦和>◇第28節◇18日◇ユアスタ
仙台が今季最多タイの4得点で首位浦和を撃破した。
前半19分、ゴール前の混戦からFWウイルソン(29)が押し込んで先制。3分後には、ウイルソンのクロスに走り込んだMF野沢拓也(33)が右足で追加点を奪った。足の裏で決めた技ありの移籍後初ゴールに「チームが勝つことが大事なので、点を取れてよかった」と笑顔を見せた。
前半で追いつかれたが、後半も運動量で上回った。16分、FW赤嶺真吾(30)が前線からプレスをかけ、バックパスを受けた相手GKのミスを誘って勝ち越し。終了間際には途中出場のDF村上和弘(33)が4点目を奪って試合を決めた。
フル出場で連勝に貢献した野沢は「前の仙台の良さだったハードワークが結果につながっている」と手応えを口にした。
[2014年10月18日20時25分]
[ J1:第28節 仙台 vs 浦和 ]

前半早々に2失点をゆるした浦和、30分に興梠慎三がヘディングでゴールを決める、37分にも李忠成のパスを受けた興梠慎三がゴールを決め同点とした。
興梠はこれが今季12ゴール目となった。

徳島vs.神戸では神戸のマルキーニョスと徳島のアレックスが、仙台vs.浦和では仙台の野沢と浦和の興梠がゴールを記録。
各地で活躍する元鹿島の選手である。
才能溢れながら、それぞれの事情でクラブを去った。
その彼等の活躍の報せを聞くのは嬉しい。
これからも良い報を待っておる。
赤?、未来のエースストライカー
鹿島の大物ルーキー・赤?秀平。期待とは裏腹に不本意なシーズンも、得点感覚の片鱗は発揮。未来のエースストライカーの現在地
今シーズン、鹿島アントラーズに加入した赤?秀平は、大学時代から注目を浴びてきた。だが、ここまでの個人成績は8試合2得点と決して満足のいくものではない。ゴールを奪うために必要な“型”は持っている。後は限られた出場機会で結果を残していくしかない。
2014年10月18日
text by 青木務 photo Getty Images
得意な形から約4ヶ月ぶりのゴール

ガンバ大阪戦で先制ゴールを決めた赤?秀平【写真:Getty Images】
ミックスゾーンに姿を現した鹿島アントラーズのFW赤?秀平に表情はなかった。ガンバ大阪との上位対決を逆転負けという形で落としており、赤?だけでなく鹿島アントラーズの全員が感情を押し殺していた。
だが、赤?自身にとっては今後の糧となる試合だった。
この日、大卒ルーキーは先制ゴールを奪っている。前半5分、MF土居聖真がドリブルで持ち込み、右サイドのMF遠藤康に展開。中に入りながら左足でスルーパスを送ると、そこに赤?が走り込む。相手選手が手を上げてオフサイドをアピールするも笛はならない。完璧なタイミングでの抜け出しだった。
右足アウトサイドでボールをコントロールし、流麗なターンでシュートモーションに入る。対応が遅れたDFをよそに赤?は左足に力を込めると、強烈なシュートがネットに突き刺さった。
そして素早く振り返り、ベンチへと走る。チームメイトからの手荒い祝福を笑顔で受けた。歓喜の輪が解けると今度は鹿島サポーターが陣取るゴール裏へ向けて、左胸のエンブレムに手をあて、2度、3度叩く。試合前から盛んに自分の名前をコールしてくれた“12番目の選手たち”に感謝を示しているようだった。
「前の試合で結果を出せずに悔しい思いをしたので、思い切りやろうというつもりで試合に入りました。自分が勝たせるつもりで試合の頭からシュートを打っていこうと思っていた。あれは自分の得意なもらい方でもありましたし、遠藤選手がしっかり見ていてくれたので、決められたのは良かったと思います」
5月の徳島ヴォルティス戦でプロ初ゴールを決めたが、その後は無得点。FWダヴィとのワントップ争いで優位に立てず、出場時間も限られた。
出場すればチャンスは作ってきた。相手DFとの駆け引きから一瞬のスピードで裏へ抜け出す一連の流れは、赤?の真骨頂である。パスを送る味方との呼吸も合っている。得点だけが欠けていた。だからこそ、約4ヶ月ぶりとなる今季2点目は自らの存在価値を証明する一発になった。
限られた出番でどれだけ結果を残せるか
ガンバ戦で土居が決めたチーム2点目は、鋭いカウンターから生まれたものだった。繋ぎからフィニッシュまで赤崎が絡むことはなかったが、ファーサイドからボールを呼び込んでいた。そして土居のシュートがGKを抜け、ゴールへ一直線という段階でも赤崎は足を止めず、最後はスライディングで自らも枠の中に突っ込んでいた。いかに貪欲にゴールを狙っていたかがわかるシーンだった。得点者はもちろん土居だが、あの場面でもスピードを緩めなかった赤?の姿勢も見逃せない。
結果的にチームは敗れ、自身も73分に途中交代でベンチへ退いた。センターフォワードタイプは赤?だけだったが、最後までピッチに残ることはできなった。
「出ていた選手全員がチームを勝たせたかったと思うので、結果がついてこなかったのは残念です」と、淡々と振り返ってはいたが、悔しさはあったはずだ。
「自分が勝たせる」と意気込み、その通り1得点を記録した。今節の柏レイソル戦ではダヴィが出場停止から戻ってくる。スタメンは恐らくこのブラジル人ストライカーだろう。
ダヴィの良さはその迫力だ。弾丸のような突進でゴールを狙い続ける様は、相手にとっては脅威。そして、たとえアバウトなボールでも半ば強引に自分のものにしてしまう力強さもある。シュート数の割にゴール数はそこまで伸びていないが、積極性はストライカーのそれだ。
そうした強引さは、赤?にはない。だが、味方との息の合った連携から相手守備陣を崩すことができる。周囲が赤崎に合わせ、赤崎もパスの出し手とのタイミングを一致させる必要があるが、そうしたプレーも問題ない。
とはいえ、今のままではダヴィからポジションを奪うのは難しい。自分の形から理想のゴールを挙げたが、その数字をもっと伸ばしていく必要があるのは明白だ。
出場機会は限られるが、赤?はこれからも貪欲にゴールを狙い続ける。起用された試合で得点を重ねていくことこそ、自らの価値を高める唯一の方法だからだ。
【了】

赤?について記すフットボールチャンネルの青木氏である。
ガンバ戦の先制点も徳島戦の試合開始直後の決定機も赤?のプレイスタイルをよく示しておった。
つまり、周囲との連携も取れており、出場すればチャンスに直結するであろう。
今はダヴィがファーストチョイスでも、赤?にも機会はある。
ゴールという結果を追求し、貪欲にプレイしていくのだ。
鹿島の未来を背負うべき選手として赤?にかかる期待は大きい。
楽しみにしておる。
今シーズン、鹿島アントラーズに加入した赤?秀平は、大学時代から注目を浴びてきた。だが、ここまでの個人成績は8試合2得点と決して満足のいくものではない。ゴールを奪うために必要な“型”は持っている。後は限られた出場機会で結果を残していくしかない。
2014年10月18日
text by 青木務 photo Getty Images
得意な形から約4ヶ月ぶりのゴール

ガンバ大阪戦で先制ゴールを決めた赤?秀平【写真:Getty Images】
ミックスゾーンに姿を現した鹿島アントラーズのFW赤?秀平に表情はなかった。ガンバ大阪との上位対決を逆転負けという形で落としており、赤?だけでなく鹿島アントラーズの全員が感情を押し殺していた。
だが、赤?自身にとっては今後の糧となる試合だった。
この日、大卒ルーキーは先制ゴールを奪っている。前半5分、MF土居聖真がドリブルで持ち込み、右サイドのMF遠藤康に展開。中に入りながら左足でスルーパスを送ると、そこに赤?が走り込む。相手選手が手を上げてオフサイドをアピールするも笛はならない。完璧なタイミングでの抜け出しだった。
右足アウトサイドでボールをコントロールし、流麗なターンでシュートモーションに入る。対応が遅れたDFをよそに赤?は左足に力を込めると、強烈なシュートがネットに突き刺さった。
そして素早く振り返り、ベンチへと走る。チームメイトからの手荒い祝福を笑顔で受けた。歓喜の輪が解けると今度は鹿島サポーターが陣取るゴール裏へ向けて、左胸のエンブレムに手をあて、2度、3度叩く。試合前から盛んに自分の名前をコールしてくれた“12番目の選手たち”に感謝を示しているようだった。
「前の試合で結果を出せずに悔しい思いをしたので、思い切りやろうというつもりで試合に入りました。自分が勝たせるつもりで試合の頭からシュートを打っていこうと思っていた。あれは自分の得意なもらい方でもありましたし、遠藤選手がしっかり見ていてくれたので、決められたのは良かったと思います」
5月の徳島ヴォルティス戦でプロ初ゴールを決めたが、その後は無得点。FWダヴィとのワントップ争いで優位に立てず、出場時間も限られた。
出場すればチャンスは作ってきた。相手DFとの駆け引きから一瞬のスピードで裏へ抜け出す一連の流れは、赤?の真骨頂である。パスを送る味方との呼吸も合っている。得点だけが欠けていた。だからこそ、約4ヶ月ぶりとなる今季2点目は自らの存在価値を証明する一発になった。
限られた出番でどれだけ結果を残せるか
ガンバ戦で土居が決めたチーム2点目は、鋭いカウンターから生まれたものだった。繋ぎからフィニッシュまで赤崎が絡むことはなかったが、ファーサイドからボールを呼び込んでいた。そして土居のシュートがGKを抜け、ゴールへ一直線という段階でも赤崎は足を止めず、最後はスライディングで自らも枠の中に突っ込んでいた。いかに貪欲にゴールを狙っていたかがわかるシーンだった。得点者はもちろん土居だが、あの場面でもスピードを緩めなかった赤?の姿勢も見逃せない。
結果的にチームは敗れ、自身も73分に途中交代でベンチへ退いた。センターフォワードタイプは赤?だけだったが、最後までピッチに残ることはできなった。
「出ていた選手全員がチームを勝たせたかったと思うので、結果がついてこなかったのは残念です」と、淡々と振り返ってはいたが、悔しさはあったはずだ。
「自分が勝たせる」と意気込み、その通り1得点を記録した。今節の柏レイソル戦ではダヴィが出場停止から戻ってくる。スタメンは恐らくこのブラジル人ストライカーだろう。
ダヴィの良さはその迫力だ。弾丸のような突進でゴールを狙い続ける様は、相手にとっては脅威。そして、たとえアバウトなボールでも半ば強引に自分のものにしてしまう力強さもある。シュート数の割にゴール数はそこまで伸びていないが、積極性はストライカーのそれだ。
そうした強引さは、赤?にはない。だが、味方との息の合った連携から相手守備陣を崩すことができる。周囲が赤崎に合わせ、赤崎もパスの出し手とのタイミングを一致させる必要があるが、そうしたプレーも問題ない。
とはいえ、今のままではダヴィからポジションを奪うのは難しい。自分の形から理想のゴールを挙げたが、その数字をもっと伸ばしていく必要があるのは明白だ。
出場機会は限られるが、赤?はこれからも貪欲にゴールを狙い続ける。起用された試合で得点を重ねていくことこそ、自らの価値を高める唯一の方法だからだ。
【了】

赤?について記すフットボールチャンネルの青木氏である。
ガンバ戦の先制点も徳島戦の試合開始直後の決定機も赤?のプレイスタイルをよく示しておった。
つまり、周囲との連携も取れており、出場すればチャンスに直結するであろう。
今はダヴィがファーストチョイスでも、赤?にも機会はある。
ゴールという結果を追求し、貪欲にプレイしていくのだ。
鹿島の未来を背負うべき選手として赤?にかかる期待は大きい。
楽しみにしておる。
源、若いし休めたのが大きかった
鹿島昌子が筋挫傷から復帰、18日柏戦先発
鹿島DF昌子源(21)が今日18日の柏戦に先発する。
10日ジャマイカ戦と14日ブラジル戦の日本代表に選ばれたが、右太もも裏の筋挫傷で辞退。全治2〜3週間と診断されていたが、治療に専念したことで予定より復帰が早まった。「辞退した悔しさでジャマイカ戦は見ていない。でも切り替えてブラジル戦を見たら、絶対にまた代表に呼ばれたいと思った」。現在3位のリーグで万全な姿を見せることで11月の代表入りを目指す。
[2014年10月18日7時21分 紙面から]
鹿島DF昌子 脅威の回復力で先発 代表復帰目指し柏を完封へ
J1第28節 鹿島―柏 (10月18日 カシマ)
国際親善試合で中断していたJ1リーグが18日に再開する。3位・鹿島は本拠地で柏戦。残り7試合で負けられない中、DF昌子の先発復帰が確実になった。
5日のG大阪戦後、全治2〜3週間の右太腿筋挫傷が判明。初選出された日本代表も辞退せざるを得なかった。しかし「若いし休めたのが大きかった」と15日から全体練習に合流。驚異の回復力で間に合わせた。
ジャマイカ戦(10日、デンカS)は「代表辞退を切り替えられなかったし、見ることができなかった」がブラジル戦(14日、シンガポール)は選手寮で皆と一緒に観戦。「今までは自信がなくて“代表に行きたい”とは言わなかったけど、今回で意欲は強くなった」と気持ちも新た。A代表は11月にも親善試合2連戦が予定されている。そこでの代表復帰を目指し、まずは柏を完封する。
[ 2014年10月18日 06:50 ]

先発が確実と報じられる源である。
これは朗報。
インターナショナルマッチデイにてリーグ戦が中断したことが良い方向に転がった。
今季からレギュラーに据えられた源であるが、今ではなくてはならぬ守備の要となっておる。
源を中心に柏の攻撃を封じ、勝利を掴みたい。
楽しみにしておる。
鹿島DF昌子源(21)が今日18日の柏戦に先発する。
10日ジャマイカ戦と14日ブラジル戦の日本代表に選ばれたが、右太もも裏の筋挫傷で辞退。全治2〜3週間と診断されていたが、治療に専念したことで予定より復帰が早まった。「辞退した悔しさでジャマイカ戦は見ていない。でも切り替えてブラジル戦を見たら、絶対にまた代表に呼ばれたいと思った」。現在3位のリーグで万全な姿を見せることで11月の代表入りを目指す。
[2014年10月18日7時21分 紙面から]
鹿島DF昌子 脅威の回復力で先発 代表復帰目指し柏を完封へ
J1第28節 鹿島―柏 (10月18日 カシマ)
国際親善試合で中断していたJ1リーグが18日に再開する。3位・鹿島は本拠地で柏戦。残り7試合で負けられない中、DF昌子の先発復帰が確実になった。
5日のG大阪戦後、全治2〜3週間の右太腿筋挫傷が判明。初選出された日本代表も辞退せざるを得なかった。しかし「若いし休めたのが大きかった」と15日から全体練習に合流。驚異の回復力で間に合わせた。
ジャマイカ戦(10日、デンカS)は「代表辞退を切り替えられなかったし、見ることができなかった」がブラジル戦(14日、シンガポール)は選手寮で皆と一緒に観戦。「今までは自信がなくて“代表に行きたい”とは言わなかったけど、今回で意欲は強くなった」と気持ちも新た。A代表は11月にも親善試合2連戦が予定されている。そこでの代表復帰を目指し、まずは柏を完封する。
[ 2014年10月18日 06:50 ]

先発が確実と報じられる源である。
これは朗報。
インターナショナルマッチデイにてリーグ戦が中断したことが良い方向に転がった。
今季からレギュラーに据えられた源であるが、今ではなくてはならぬ守備の要となっておる。
源を中心に柏の攻撃を封じ、勝利を掴みたい。
楽しみにしておる。
若くて勢いのあるチームを最前線で勢いづけてきたパワフルな突進が戻ってくる
【J1第28節予想スタメン 鹿島vs柏】逆転優勝に向けて勝つしかない鹿島、出場停止明けのダヴィに注目

チームトップの10得点を記録しているダヴィが復帰 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 前節敗戦のショックを払拭できるか
前節は2度のリードを生かすことができず、G大阪とのビッグマッチに敗れ、首位浦和との勝点差が7に開いた。残り7試合ということで、これからは負けが絶対に許されない。勝って浦和にプレッシャーを掛けるしか、その差を詰める方法はないだろう。
ただ、2試合の出場停止からダヴィが復帰。若くて勢いのあるチームを最前線で勢いづけてきたパワフルな突進が戻ってくる。パスをつなぎたい本来のサッカーと趣は違うが、ダヴィがいることで相手DFに一つのミスも許されない緊張感を強いていた。先発であろうとなかろうと、他の前線の選手のスピードを生かすためにも、ダヴィの存在は残された試合を全勝で終えようとするチームに大きなプラスとなるはずだ。
また、前節は不安を抱えながらのプレーだった昌子源も全体練習に合流。本人も「レイソル戦に間に合わせる」と意気込んでいただけに、前節の悔しさを晴らしたいところだ。
毎回、戦術練習を確認する試合前々日の木曜日には非公開練習を実施。先月、日本代表戦後の中断明けで大宮に敗れている。勢いが武器となる若いチームにとって試合間隔が途切れ途切れで、同じリズムで戦えないのはマイナスだった。同じ轍を踏まないためにも、しっかりと準備を進めたと言えるだろう。
柏とは第10節で対戦し、0-1で敗れている。好調のレアンドロを抑え、白星で残り7試合をスタートさせたい。それが逆転優勝への唯一の道だろう。(田中滋)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
青木剛
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
ダヴィ
■柏レイソル 今季無冠は決定的、モチベーション面での不安も
先週のナビスコ杯準決勝、ホームで行われた第2戦は素晴らしいパフォーマンスで広島を圧倒して勝利を収めたが、第1戦の敗戦が響き、決勝進出はならなかった。天皇杯もすでに敗退しており、リーグ戦もほぼ優勝が絶望的な状態。残り7試合においてモチベーションを見出せるかが気になるところだ。
今節は柏にとって苦手なアウェー戦。ホームでは無類の強さを発揮する反面、敵地では全く別のチームになってしまい、現在アウェー3連敗中。しかも、カシマスタジアムは柏にとって鬼門中の鬼門で、リーグ戦では2011年に挙げた勝利がカシマスタジアムでの唯一の白星。それ以降も一昨年、昨年と敗れている。
だが、選手たちはナビスコ杯敗退の原因となったアウェーの戦い方を猛省し、「なんとかしなければいけない」という思いはある。連覇の夢が潰えた悔しさを残りのリーグ戦にぶつけることで、今季苦手とするアウェーでの悪い流れを変える可能性はある。
日本代表で離脱していた鈴木大輔はチームに合流し、スタメン出場が濃厚。今季のディフェンス陣の中では最も安定したプレーをしているとあって、彼の合流は守備力の大幅アップにつながる。また、最近はドゥドゥがチームにフィットし、独特なリズムを刻むドリブルで攻撃にアクセントを加えている。レアンドロ、工藤壮人との相性も良く、すでにスムーズな連係も見せている。ドゥドゥの存在が、苦手のアウェー戦を打破する起爆剤となるか。(鈴木潤)
■柏予想スタメン
3-4-2-1
GK
桐畑和繁
DF
鈴木大輔
増嶋竜也
秋野央樹
MF
藤田優人
茨田陽生
大谷秀和
橋本和
工藤壮人
ドゥドゥ
FW
レアンドロ

昌子源の出場を予想するサッカーキングのプレビューである。
右ハムストリング筋挫傷にて復帰まで約2〜3週間と発表されておったが、この柏戦に合わせてきた様子。
頼れる若きDFリーダーの力で柏を抑えきりたいところ。
また、攻撃陣では出場停止明けのダヴィに注目と言えよう。
ダヴィの推進力でゴールを狙いたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

チームトップの10得点を記録しているダヴィが復帰 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 前節敗戦のショックを払拭できるか
前節は2度のリードを生かすことができず、G大阪とのビッグマッチに敗れ、首位浦和との勝点差が7に開いた。残り7試合ということで、これからは負けが絶対に許されない。勝って浦和にプレッシャーを掛けるしか、その差を詰める方法はないだろう。
ただ、2試合の出場停止からダヴィが復帰。若くて勢いのあるチームを最前線で勢いづけてきたパワフルな突進が戻ってくる。パスをつなぎたい本来のサッカーと趣は違うが、ダヴィがいることで相手DFに一つのミスも許されない緊張感を強いていた。先発であろうとなかろうと、他の前線の選手のスピードを生かすためにも、ダヴィの存在は残された試合を全勝で終えようとするチームに大きなプラスとなるはずだ。
また、前節は不安を抱えながらのプレーだった昌子源も全体練習に合流。本人も「レイソル戦に間に合わせる」と意気込んでいただけに、前節の悔しさを晴らしたいところだ。
毎回、戦術練習を確認する試合前々日の木曜日には非公開練習を実施。先月、日本代表戦後の中断明けで大宮に敗れている。勢いが武器となる若いチームにとって試合間隔が途切れ途切れで、同じリズムで戦えないのはマイナスだった。同じ轍を踏まないためにも、しっかりと準備を進めたと言えるだろう。
柏とは第10節で対戦し、0-1で敗れている。好調のレアンドロを抑え、白星で残り7試合をスタートさせたい。それが逆転優勝への唯一の道だろう。(田中滋)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
青木剛
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
ダヴィ
■柏レイソル 今季無冠は決定的、モチベーション面での不安も
先週のナビスコ杯準決勝、ホームで行われた第2戦は素晴らしいパフォーマンスで広島を圧倒して勝利を収めたが、第1戦の敗戦が響き、決勝進出はならなかった。天皇杯もすでに敗退しており、リーグ戦もほぼ優勝が絶望的な状態。残り7試合においてモチベーションを見出せるかが気になるところだ。
今節は柏にとって苦手なアウェー戦。ホームでは無類の強さを発揮する反面、敵地では全く別のチームになってしまい、現在アウェー3連敗中。しかも、カシマスタジアムは柏にとって鬼門中の鬼門で、リーグ戦では2011年に挙げた勝利がカシマスタジアムでの唯一の白星。それ以降も一昨年、昨年と敗れている。
だが、選手たちはナビスコ杯敗退の原因となったアウェーの戦い方を猛省し、「なんとかしなければいけない」という思いはある。連覇の夢が潰えた悔しさを残りのリーグ戦にぶつけることで、今季苦手とするアウェーでの悪い流れを変える可能性はある。
日本代表で離脱していた鈴木大輔はチームに合流し、スタメン出場が濃厚。今季のディフェンス陣の中では最も安定したプレーをしているとあって、彼の合流は守備力の大幅アップにつながる。また、最近はドゥドゥがチームにフィットし、独特なリズムを刻むドリブルで攻撃にアクセントを加えている。レアンドロ、工藤壮人との相性も良く、すでにスムーズな連係も見せている。ドゥドゥの存在が、苦手のアウェー戦を打破する起爆剤となるか。(鈴木潤)
■柏予想スタメン
3-4-2-1
GK
桐畑和繁
DF
鈴木大輔
増嶋竜也
秋野央樹
MF
藤田優人
茨田陽生
大谷秀和
橋本和
工藤壮人
ドゥドゥ
FW
レアンドロ

昌子源の出場を予想するサッカーキングのプレビューである。
右ハムストリング筋挫傷にて復帰まで約2〜3週間と発表されておったが、この柏戦に合わせてきた様子。
頼れる若きDFリーダーの力で柏を抑えきりたいところ。
また、攻撃陣では出場停止明けのダヴィに注目と言えよう。
ダヴィの推進力でゴールを狙いたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。
柏戦プレビュー
【J1:第28節 鹿島 vs 柏】プレビュー:いい緊張感のなかで試合への準備を進めた鹿島。柏を迎え1つも負けられない7試合に足を踏み入れる。(14.10.17)
前節、G大阪に痛恨の逆転負けを喫した鹿島は順位を3位に落とし、首位を走る浦和との勝点差も再び7と開いてしまった。残り7試合でこの差を逆転するには、もう一度も負けが許されない。絶対に勝ち続けなければいけない状況はプレッシャーに変わり、選手の足取りを重くする足枷となる可能性もあるが、3試合連続得点中の土居聖真はそれを否定した。
「いまはプラスのことしか考えてないですし考えられない。勝つイメージしかわかない。厳しいとき、苦しいとき、勝つために身を投げ出してやれるかどうか。それが残り試合を勝てるかどうかになる」。
これからはどの試合においても簡単に勝てないのは百も承知。その上で、身を投げ出してでも勝利を掴みに行く決意を語った。積み上げたものが一瞬で崩れてしまった前節の苦い経験を生かし、失ったものを取り戻したい。
「緊張感のあるなかでできた」と言うのは遠藤康。「今週はずっと緊張感がある練習だった。選手全員でそういう雰囲気をつくって、さらに監督が良い緊張感をもたらしてくれた」。
16日(木)には非公開練習を実施。第11節に対戦したときに0-1で敗れた柏のシステムへの対応策をミーティングとグランドで確認した。実戦を意識した練習を行った緊張感というだけでなく、もう一つの試合も落とせない緊迫した雰囲気のなかで、選手たちはなにをしなければいけないのかを見つめていた。
その柏は、12日にヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦を広島と戦い、2-1で勝利したが2戦合計を2-3と敗れている。リーグ戦でもここ5試合で1勝1分3敗。決して調子が良いとは言えない状態だ。ただ、先のヤマザキナビスコカップではレアンドロが2ゴールをあげるなど絶好調。ゴール前の嗅覚だけでなく献身的な守備でもチームを引っ張っていた。そうした姿を映像で見た昌子源も「チームのために頑張れる選手」と警戒する。
両チームのリーグ戦での対戦成績は、鹿島の22勝5分10敗と圧倒的に鹿島が有利な数字を残している。ただし、2011年以降は柏の4勝1分2敗と盛り返しており、通算成績はあまり意味がないだろう。カシマスタジアムでの対戦に限ると、鹿島が過去2年を2連勝。しかし、試合を決めたのはいまはドイツにいる大迫勇也だった。昨季までの戦績もあまり参考にならないかもしれない。
さらに言えば前半戦で戦ったときのチームとも様変わりしている。柏のレアンドロは出場しておらず、田中順也もまだ在籍していた。鹿島も、あれから若い選手はさらに成長し、日本代表に呼ばれる選手も増えている。それぞれに成長・成熟したと考えていいだろう。より大きな変化を手にしたのはどちらのチームなのか。それを示す一戦でもある。
以上
2014.10.17 Reported by 田中滋
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

鹿島アントラーズクラブハウスに併設されているグランドのうちトップチームが使用するのは2面あり、手前のグランドは現在冬芝の養生中です。機械で均等に植えられた芝が日に日に伸びていっています。
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

寒いと予想されていた鹿島は好天に恵まれ上着がいらないくらいの暑さ。選手たちはミニゲームで汗をかいていました。
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

この日は暑いくらいの陽気でしたが10月に入り寒さに震える日もちらほら。オフィシャルショップには防寒グッズがたくさん並ぶようになりました。

「勝つイメージしかわかない」と言い切る土居聖真である。
まさに頼もしい。
昨季よりレギュラーポジションを得た聖真であるが、今季はゴールという結果も出てきており、自信が湧き出ておることが伝わってくる。
聖真の成長でチーム力が飛躍的向上した。
攻撃力で柏を上回り勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。
前節、G大阪に痛恨の逆転負けを喫した鹿島は順位を3位に落とし、首位を走る浦和との勝点差も再び7と開いてしまった。残り7試合でこの差を逆転するには、もう一度も負けが許されない。絶対に勝ち続けなければいけない状況はプレッシャーに変わり、選手の足取りを重くする足枷となる可能性もあるが、3試合連続得点中の土居聖真はそれを否定した。
「いまはプラスのことしか考えてないですし考えられない。勝つイメージしかわかない。厳しいとき、苦しいとき、勝つために身を投げ出してやれるかどうか。それが残り試合を勝てるかどうかになる」。
これからはどの試合においても簡単に勝てないのは百も承知。その上で、身を投げ出してでも勝利を掴みに行く決意を語った。積み上げたものが一瞬で崩れてしまった前節の苦い経験を生かし、失ったものを取り戻したい。
「緊張感のあるなかでできた」と言うのは遠藤康。「今週はずっと緊張感がある練習だった。選手全員でそういう雰囲気をつくって、さらに監督が良い緊張感をもたらしてくれた」。
16日(木)には非公開練習を実施。第11節に対戦したときに0-1で敗れた柏のシステムへの対応策をミーティングとグランドで確認した。実戦を意識した練習を行った緊張感というだけでなく、もう一つの試合も落とせない緊迫した雰囲気のなかで、選手たちはなにをしなければいけないのかを見つめていた。
その柏は、12日にヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦を広島と戦い、2-1で勝利したが2戦合計を2-3と敗れている。リーグ戦でもここ5試合で1勝1分3敗。決して調子が良いとは言えない状態だ。ただ、先のヤマザキナビスコカップではレアンドロが2ゴールをあげるなど絶好調。ゴール前の嗅覚だけでなく献身的な守備でもチームを引っ張っていた。そうした姿を映像で見た昌子源も「チームのために頑張れる選手」と警戒する。
両チームのリーグ戦での対戦成績は、鹿島の22勝5分10敗と圧倒的に鹿島が有利な数字を残している。ただし、2011年以降は柏の4勝1分2敗と盛り返しており、通算成績はあまり意味がないだろう。カシマスタジアムでの対戦に限ると、鹿島が過去2年を2連勝。しかし、試合を決めたのはいまはドイツにいる大迫勇也だった。昨季までの戦績もあまり参考にならないかもしれない。
さらに言えば前半戦で戦ったときのチームとも様変わりしている。柏のレアンドロは出場しておらず、田中順也もまだ在籍していた。鹿島も、あれから若い選手はさらに成長し、日本代表に呼ばれる選手も増えている。それぞれに成長・成熟したと考えていいだろう。より大きな変化を手にしたのはどちらのチームなのか。それを示す一戦でもある。
以上
2014.10.17 Reported by 田中滋
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

鹿島アントラーズクラブハウスに併設されているグランドのうちトップチームが使用するのは2面あり、手前のグランドは現在冬芝の養生中です。機械で均等に植えられた芝が日に日に伸びていっています。
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

寒いと予想されていた鹿島は好天に恵まれ上着がいらないくらいの暑さ。選手たちはミニゲームで汗をかいていました。
[ 鹿島:前日練習の様子 ]

この日は暑いくらいの陽気でしたが10月に入り寒さに震える日もちらほら。オフィシャルショップには防寒グッズがたくさん並ぶようになりました。

「勝つイメージしかわかない」と言い切る土居聖真である。
まさに頼もしい。
昨季よりレギュラーポジションを得た聖真であるが、今季はゴールという結果も出てきており、自信が湧き出ておることが伝わってくる。
聖真の成長でチーム力が飛躍的向上した。
攻撃力で柏を上回り勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。
岳の躍動に期待
2014年10月17日(金)

明日に迫った柏戦に向けて、9時からセットプレーの確認で調整をしました。一部の選手は、ミニゲームやFKの練習も行っています。3連戦前とあって、セレーゾ監督は厳しい表情を浮かべながら選手たちに指示を送っていました。

柏戦に向けた前日練習に勤しむ岳である。
注目の集まるプレッシャーを撥ね除け躍動するのだ。
岳を中心に柏を粉砕したい。
期待しておる。

明日に迫った柏戦に向けて、9時からセットプレーの確認で調整をしました。一部の選手は、ミニゲームやFKの練習も行っています。3連戦前とあって、セレーゾ監督は厳しい表情を浮かべながら選手たちに指示を送っていました。

柏戦に向けた前日練習に勤しむ岳である。
注目の集まるプレッシャーを撥ね除け躍動するのだ。
岳を中心に柏を粉砕したい。
期待しておる。
2007年を再現する方法
鹿島・小笠原満男が知っている「2007年を再現する方法」
2014.10.17
小室 功●文 text by Komuro Isao 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio
「4強」の主力が語る優勝争い(3)
鹿島アントラーズ・小笠原満男編
7月12日、天皇杯2回戦で鹿島アントラーズはソニー仙台FC(JFL)に足元をすくわれた。
ソニー仙台FCは格上相手に、腰が引けて自陣に引きこもってしまうような戦法を敷いてきたわけではなかった。アグレッシブに仕掛けていって、鹿島がその勢いを食い止めることができなかった。結局、鹿島は開始から28分までに2点のリードを許すまさかの展開。前半のうちに追いついたものの、最終的にPKで不覚をとった(2−2/PK1−2)。
いや、「大失態」と言っても過言ではないだろう。
「常勝」をうたう鹿島にとって、3つ下のカテゴリーに属すソニー仙台FCに土をつけられるなど、やはりあってはならない。しかも、ホームのカシマスタジアムで、だ。

勝利のために黙々とプレイし、チームを引っ張る小笠原満男。
誰よりも負けず嫌いのキャプテン・小笠原満男は、この結果に歯ぎしりし、人一倍責任を感じていた。翌日、緊急の全体ミーティングが行なわれ、普段は言葉より背中で語ることが多い”闘将”が、選手たちの前で重い口を開き、檄を飛ばした。
「今季は、ナビスコカップも、天皇杯も負けてしまったので、残るタイトルはJリーグしかない。こういう状況にしてしまったのは、自分たちの責任。鹿島を応援してくれる人たちのためにも(リーグ戦では)勝ち続けなければいけない。みんなで力を合わせて勝ち続けよう」
鹿島は、Jクラブの中で最多の優勝回数(リーグ7回、ナビスコカップ5回、天皇杯4回)を誇り、どこよりも歓喜に酔いしれている。だがその裏では、不甲斐ない敗戦を繰り返し、それを巻き返しの原動力に変えてきた。そんな歴史が鹿島にはある。反発力、反骨心と表されるそのエネルギーが、このとき再び燃え上がった。
結果、ソニー仙台FC戦以降、リーグ戦では7勝4分け2敗と、優勝争いに後れをとることなく、第27節(10月5日)終了時点で3位(勝ち点49)につけている。首位・浦和レッズ(勝ち点56)との勝ち点差は7。残り7試合での逆転優勝は、十分に射程圏内にある。
「追いかける側の自分らにできるのは、まず目の前の試合に向けていい準備をすること。それが終わったら、また次の試合。そうやって、ひとつひとつ勝っていくだけ」
幾度となく修羅場をくぐり抜けてきただけあって、相変わらず泰然自若の小笠原。必要以上に見えを張ることもなければ、憂うこともない。
逆転優勝へ向けて、チームの課題についてはどう見ているのだろうか。
「ちょっとしたことの積み重ねが大事。(試合ではボールを持った相手に)このくらい寄せておけばいいかな、とか、そういう感覚じゃなく、後ろの選手が守りやすいようにもう一歩、二歩、間合いを詰めてあげないと。ラスト5分とか10分とか、本当に苦しい時間帯になったとき、どこまで粘れるか。その辺がまだまだ物足りないというか、脆(もろ)いところがあるから、もっと改善していければ、と思う。いつも圧倒して勝ちたいけれど、簡単に勝てる試合などない。”ここ”という勝負どころを逃さないようにしないといけない」
鹿島は、2007年に世紀の逆転劇を演じた成功体験がある。開幕から一度も首位に立つことはなかったものの、シーズンが深まるにしたがって調子を上げ、ひたひたと上位陣に迫った。そして最後は9連勝を飾って、第21節から首位をずっとキープしていた浦和を最終節で逆転。頂点に立った。
実は、2007年と今季が、少し状況が似ている。第27節を終えた時点で、両シーズンの順位がともに、首位が浦和、2位がガンバ大阪、そして3位が鹿島。2007年は、第33節で首位の浦和と対戦して1−0と勝利。逆転優勝へ俄然勢いがついた。今季は、その直接対決が第30節(10月26日)に待っている。ここが、大きなヤマとなるのは明らかだ。もちろん、それまでに足踏みしているようでは、逆転優勝の可能性はしぼんでいく。
小笠原は常日頃からこんなことを言っている。
「大詰めを迎えたからといって、急にがんばるのはおかしい。いつも、がんばっておかないとね。シーズンが開幕したときから、全部の試合が大事だし、オレはいつも大詰めだと思ってやっている。鹿島が勝ったらこうなって、上が負けたらこうなるとか、いちいち勝ち点なんか計算しないよ。(目の前の試合で)チームが勝つためにどうしたらいいか、そこを考えるだけ。だから、最後まで諦めないで戦う」
2007年の第27節終了時点では、首位の浦和と鹿島との勝ち点差は10あった。それと比べれば、勝ち点7差の今季はより逆転優勝への期待が膨らむ。何かが起こるのではないか――そう思わせるだけの粘り強さが、鹿島にはある。

逆転優勝に向けたSportivaの小室氏の記事である。
小笠原満男の言葉を軸に2007年を引き合いに出しておる。
勝利を追求する鹿島の伝統で再び奇跡を起こしたい。
気持ちを込めてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。
2014.10.17
小室 功●文 text by Komuro Isao 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio
「4強」の主力が語る優勝争い(3)
鹿島アントラーズ・小笠原満男編
7月12日、天皇杯2回戦で鹿島アントラーズはソニー仙台FC(JFL)に足元をすくわれた。
ソニー仙台FCは格上相手に、腰が引けて自陣に引きこもってしまうような戦法を敷いてきたわけではなかった。アグレッシブに仕掛けていって、鹿島がその勢いを食い止めることができなかった。結局、鹿島は開始から28分までに2点のリードを許すまさかの展開。前半のうちに追いついたものの、最終的にPKで不覚をとった(2−2/PK1−2)。
いや、「大失態」と言っても過言ではないだろう。
「常勝」をうたう鹿島にとって、3つ下のカテゴリーに属すソニー仙台FCに土をつけられるなど、やはりあってはならない。しかも、ホームのカシマスタジアムで、だ。

勝利のために黙々とプレイし、チームを引っ張る小笠原満男。
誰よりも負けず嫌いのキャプテン・小笠原満男は、この結果に歯ぎしりし、人一倍責任を感じていた。翌日、緊急の全体ミーティングが行なわれ、普段は言葉より背中で語ることが多い”闘将”が、選手たちの前で重い口を開き、檄を飛ばした。
「今季は、ナビスコカップも、天皇杯も負けてしまったので、残るタイトルはJリーグしかない。こういう状況にしてしまったのは、自分たちの責任。鹿島を応援してくれる人たちのためにも(リーグ戦では)勝ち続けなければいけない。みんなで力を合わせて勝ち続けよう」
鹿島は、Jクラブの中で最多の優勝回数(リーグ7回、ナビスコカップ5回、天皇杯4回)を誇り、どこよりも歓喜に酔いしれている。だがその裏では、不甲斐ない敗戦を繰り返し、それを巻き返しの原動力に変えてきた。そんな歴史が鹿島にはある。反発力、反骨心と表されるそのエネルギーが、このとき再び燃え上がった。
結果、ソニー仙台FC戦以降、リーグ戦では7勝4分け2敗と、優勝争いに後れをとることなく、第27節(10月5日)終了時点で3位(勝ち点49)につけている。首位・浦和レッズ(勝ち点56)との勝ち点差は7。残り7試合での逆転優勝は、十分に射程圏内にある。
「追いかける側の自分らにできるのは、まず目の前の試合に向けていい準備をすること。それが終わったら、また次の試合。そうやって、ひとつひとつ勝っていくだけ」
幾度となく修羅場をくぐり抜けてきただけあって、相変わらず泰然自若の小笠原。必要以上に見えを張ることもなければ、憂うこともない。
逆転優勝へ向けて、チームの課題についてはどう見ているのだろうか。
「ちょっとしたことの積み重ねが大事。(試合ではボールを持った相手に)このくらい寄せておけばいいかな、とか、そういう感覚じゃなく、後ろの選手が守りやすいようにもう一歩、二歩、間合いを詰めてあげないと。ラスト5分とか10分とか、本当に苦しい時間帯になったとき、どこまで粘れるか。その辺がまだまだ物足りないというか、脆(もろ)いところがあるから、もっと改善していければ、と思う。いつも圧倒して勝ちたいけれど、簡単に勝てる試合などない。”ここ”という勝負どころを逃さないようにしないといけない」
鹿島は、2007年に世紀の逆転劇を演じた成功体験がある。開幕から一度も首位に立つことはなかったものの、シーズンが深まるにしたがって調子を上げ、ひたひたと上位陣に迫った。そして最後は9連勝を飾って、第21節から首位をずっとキープしていた浦和を最終節で逆転。頂点に立った。
実は、2007年と今季が、少し状況が似ている。第27節を終えた時点で、両シーズンの順位がともに、首位が浦和、2位がガンバ大阪、そして3位が鹿島。2007年は、第33節で首位の浦和と対戦して1−0と勝利。逆転優勝へ俄然勢いがついた。今季は、その直接対決が第30節(10月26日)に待っている。ここが、大きなヤマとなるのは明らかだ。もちろん、それまでに足踏みしているようでは、逆転優勝の可能性はしぼんでいく。
小笠原は常日頃からこんなことを言っている。
「大詰めを迎えたからといって、急にがんばるのはおかしい。いつも、がんばっておかないとね。シーズンが開幕したときから、全部の試合が大事だし、オレはいつも大詰めだと思ってやっている。鹿島が勝ったらこうなって、上が負けたらこうなるとか、いちいち勝ち点なんか計算しないよ。(目の前の試合で)チームが勝つためにどうしたらいいか、そこを考えるだけ。だから、最後まで諦めないで戦う」
2007年の第27節終了時点では、首位の浦和と鹿島との勝ち点差は10あった。それと比べれば、勝ち点7差の今季はより逆転優勝への期待が膨らむ。何かが起こるのではないか――そう思わせるだけの粘り強さが、鹿島にはある。

逆転優勝に向けたSportivaの小室氏の記事である。
小笠原満男の言葉を軸に2007年を引き合いに出しておる。
勝利を追求する鹿島の伝統で再び奇跡を起こしたい。
気持ちを込めてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。
岳、何かに焦点を絞ってやらないと
鹿島柴崎ブラジル戦反省 守備面改善へ
鹿島の日本代表MF柴崎岳(22)が、王国に教えられた課題を突き詰めていく。
16日、明日18日の柏戦に向けた非公開練習後、2失点目に絡んだブラジル戦を振り返り「ありたい選手像とは逆の、悪い影響をチームに与えてしまった」と反省。特に守備面を改善点に挙げ「あのレベルに追いつくには、やみくもに頑張ってもダメ。焦点を絞って神経を張りめぐらせて、ゴール前に進入させない守備などプレーの強度を上げていく」と誓った。
[2014年10月17日7時19分 紙面から]
柴崎“自分だけの強み”つくる!ブラジル戦大敗から気持ち新た
鹿島の日本代表MF柴崎は“自分だけの強み”をつくっていくことを強調した。
ブラジル戦では失点につながる致命的なミスを犯し「今後はいろんなことに神経を研ぎ澄ませてやっていかないといけない」と反省。気持ちを新たにして「やみくもに頑張っても仕方ない。何かに焦点を絞ってやらないと」と持ち味の展開力と機動力を含め、プラスアルファを模索する。MF本田(ACミラン)がW杯ブラジル大会後に自身の武器である左足の強度を上げることを目標に掲げたように、柴崎も18日の柏戦(カシマ)からさらなる高みを目指していく。
[ 2014年10月17日 05:30 ]

日本代表での経験を糧にする岳である。
集中力を増し、課題を一つ一つ乗り越えていくのだ。
岳の更なる成長に期待大である。
鹿島の日本代表MF柴崎岳(22)が、王国に教えられた課題を突き詰めていく。
16日、明日18日の柏戦に向けた非公開練習後、2失点目に絡んだブラジル戦を振り返り「ありたい選手像とは逆の、悪い影響をチームに与えてしまった」と反省。特に守備面を改善点に挙げ「あのレベルに追いつくには、やみくもに頑張ってもダメ。焦点を絞って神経を張りめぐらせて、ゴール前に進入させない守備などプレーの強度を上げていく」と誓った。
[2014年10月17日7時19分 紙面から]
柴崎“自分だけの強み”つくる!ブラジル戦大敗から気持ち新た
鹿島の日本代表MF柴崎は“自分だけの強み”をつくっていくことを強調した。
ブラジル戦では失点につながる致命的なミスを犯し「今後はいろんなことに神経を研ぎ澄ませてやっていかないといけない」と反省。気持ちを新たにして「やみくもに頑張っても仕方ない。何かに焦点を絞ってやらないと」と持ち味の展開力と機動力を含め、プラスアルファを模索する。MF本田(ACミラン)がW杯ブラジル大会後に自身の武器である左足の強度を上げることを目標に掲げたように、柴崎も18日の柏戦(カシマ)からさらなる高みを目指していく。
[ 2014年10月17日 05:30 ]

日本代表での経験を糧にする岳である。
集中力を増し、課題を一つ一つ乗り越えていくのだ。
岳の更なる成長に期待大である。
岳の研ぎ澄まされたスルーパスに期待
首位追撃を目指す上位陣。勝点1差でG大阪と川崎Fが対決
第28節が10月18日(土)に開催される。残り7節、2位のG大阪に勝点7差をつける浦和が、首位の足場固めをするのか。それともG大阪、あるいは鹿島、川崎Fなどの上位陣が、その差を詰めるか。一方、13位の仙台と17位のC大阪が勝点3差という残留争いも目が離せない。
鹿島(3位) vs 柏(9位) 10月18日(土)14:00@カシマ
優勝争いの望みをキープするには勝点3が欲しい鹿島。MF柴崎 岳の研ぎ澄まされたスルーパスに得点の期待。柏はFWの工藤 壮人、レアンドロのコンビで相手の守備を攻略できるか。

岳のスルーパスに期待するJリーグ公式のプレビューである。
代表での試合で良いものを持ち帰ってきてくれたのではなかろうか。
明日の柏戦では決定的仕事をし、世間の注目に応えるのだ。
期待しておる。
第28節が10月18日(土)に開催される。残り7節、2位のG大阪に勝点7差をつける浦和が、首位の足場固めをするのか。それともG大阪、あるいは鹿島、川崎Fなどの上位陣が、その差を詰めるか。一方、13位の仙台と17位のC大阪が勝点3差という残留争いも目が離せない。
鹿島(3位) vs 柏(9位) 10月18日(土)14:00@カシマ
優勝争いの望みをキープするには勝点3が欲しい鹿島。MF柴崎 岳の研ぎ澄まされたスルーパスに得点の期待。柏はFWの工藤 壮人、レアンドロのコンビで相手の守備を攻略できるか。

岳のスルーパスに期待するJリーグ公式のプレビューである。
代表での試合で良いものを持ち帰ってきてくれたのではなかろうか。
明日の柏戦では決定的仕事をし、世間の注目に応えるのだ。
期待しておる。
ジュニアユース・沖悠哉くん、U-15日本代表選出
U-15日本代表 フランス遠征(10/25〜11/3) <バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2014> メンバー・スケジュール
2014年10月16日
スタッフ
監督 吉武 博文 ヨシタケ ヒロフミ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ 木村 康彦 キムラ ヤスヒコ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ 森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/サンフレッチェ広島)
GKコーチ 大橋 昭好 オオハシ アキヨシ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
選手
GK
1 沖 悠哉 オキ ユウヤ (鹿島アントラーズジュニアユース)
18 若原 智哉 ワカハラ トモヤ (京都サンガF.C.U-15)
DF
15 佐藤 颯汰 サトウ ソウタ (日章学園中学校)
2 田中 陸 タナカ リク (柏レイソルU-15)
3 橋岡 大樹 ハシオカ ダイキ (浦和レッズジュニアユース)
4 吉田 峻 ヨシダ シュン (清水エスパルスジュニアユース)
5 仙波 大志 センバ タイシ (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
MF
10 新井 光 アライ ヒカル (AC長野パルセイロU-15)
17 伊藤 洋輝 イトウ ヒロキ (ジュビロ磐田U-15)
13 佐藤 昴 サトウ スバル (長岡ジュニアユースFC)
6 井澤 春輝 イザワ ハルキ (JFAアカデミー熊本宇城/ソレッソ熊本)
7 藤本 寛也 フジモト カンヤ (東京ヴェルディジュニアユース)
12 川村 拓夢 カワムラタクム (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
FW
11 坂井 剛 サカイ ゴウ (FCレグノウァ)
16 明比 友宏 アケヒ トモヒロ (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
14 杉浦 文哉 スギウラ フミヤ (名古屋グランパスU15)
9 田中 雄大 タナカ ユウダイ (FC多摩ジュニアユース)
スケジュール
バル・ド・マルヌ U-16国際親善トーナメント2014
10月28日(火) 16:00 vs オランダ(Vitry Sur Seine)
10月30日(木) 14:00 vs ベルギー(Thiais)
11月1日(土) 16:00 vs フランス(Bonneuil/Marne)

U-15日本代表に選出されたジュニアユースの沖悠哉くんである。
背番号1が与えられ、期待の度合いを感じさせられる。
沖悠哉くんは、adidas CUP全日本クラブユース選手権優勝の立役者で、大会MVPに選出されておる。
U-15日本代表でも、実績を積み成長していって欲しい。
楽しみな逸材である。
2014年10月16日
スタッフ
監督 吉武 博文 ヨシタケ ヒロフミ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ 木村 康彦 キムラ ヤスヒコ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ 森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/サンフレッチェ広島)
GKコーチ 大橋 昭好 オオハシ アキヨシ (日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
選手
GK
1 沖 悠哉 オキ ユウヤ (鹿島アントラーズジュニアユース)
18 若原 智哉 ワカハラ トモヤ (京都サンガF.C.U-15)
DF
15 佐藤 颯汰 サトウ ソウタ (日章学園中学校)
2 田中 陸 タナカ リク (柏レイソルU-15)
3 橋岡 大樹 ハシオカ ダイキ (浦和レッズジュニアユース)
4 吉田 峻 ヨシダ シュン (清水エスパルスジュニアユース)
5 仙波 大志 センバ タイシ (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
MF
10 新井 光 アライ ヒカル (AC長野パルセイロU-15)
17 伊藤 洋輝 イトウ ヒロキ (ジュビロ磐田U-15)
13 佐藤 昴 サトウ スバル (長岡ジュニアユースFC)
6 井澤 春輝 イザワ ハルキ (JFAアカデミー熊本宇城/ソレッソ熊本)
7 藤本 寛也 フジモト カンヤ (東京ヴェルディジュニアユース)
12 川村 拓夢 カワムラタクム (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
FW
11 坂井 剛 サカイ ゴウ (FCレグノウァ)
16 明比 友宏 アケヒ トモヒロ (サンフレッチェ広島ジュニアユース)
14 杉浦 文哉 スギウラ フミヤ (名古屋グランパスU15)
9 田中 雄大 タナカ ユウダイ (FC多摩ジュニアユース)
スケジュール
バル・ド・マルヌ U-16国際親善トーナメント2014
10月28日(火) 16:00 vs オランダ(Vitry Sur Seine)
10月30日(木) 14:00 vs ベルギー(Thiais)
11月1日(土) 16:00 vs フランス(Bonneuil/Marne)

U-15日本代表に選出されたジュニアユースの沖悠哉くんである。
背番号1が与えられ、期待の度合いを感じさせられる。
沖悠哉くんは、adidas CUP全日本クラブユース選手権優勝の立役者で、大会MVPに選出されておる。
U-15日本代表でも、実績を積み成長していって欲しい。
楽しみな逸材である。
山形・石川、左手舟状骨骨折にて手術
石川竜也選手の負傷について
2014年10月15日(水)
モンテディオ山形所属の石川竜也選手がJ リーグディビジョン2 第36 節 V・ファーレン長崎戦にて負傷し、チームドクターによる検査を受けた結果、次のとおり診断ならびに手術を行いましたのでお知らせいたします。
選手名:
石川竜也選手
診断名:
左手舟状骨骨折
受傷日:
2014年10月11日(土) Jリーグディビジョン2第36節 V・ファーレン長崎戦
手術日:
2014年10月14日(火)
※山形市内の病院にて手術

左手舟状骨骨折にて出術を受けた山形の石川である。
これは痛い。
チームはJ1昇格に向けて正念場、また天皇杯も勝ち上がっておる。
ここでの離脱は辛かろう。
とはいえ、ここは完治を目指すところ。
負傷が癒え、再びピッチに立つ姿を楽しみにしておる。
2014年10月15日(水)
モンテディオ山形所属の石川竜也選手がJ リーグディビジョン2 第36 節 V・ファーレン長崎戦にて負傷し、チームドクターによる検査を受けた結果、次のとおり診断ならびに手術を行いましたのでお知らせいたします。
選手名:
石川竜也選手
診断名:
左手舟状骨骨折
受傷日:
2014年10月11日(土) Jリーグディビジョン2第36節 V・ファーレン長崎戦
手術日:
2014年10月14日(火)
※山形市内の病院にて手術

左手舟状骨骨折にて出術を受けた山形の石川である。
これは痛い。
チームはJ1昇格に向けて正念場、また天皇杯も勝ち上がっておる。
ここでの離脱は辛かろう。
とはいえ、ここは完治を目指すところ。
負傷が癒え、再びピッチに立つ姿を楽しみにしておる。
久保田和音くん、最初は緊張しました
[鹿島]加入が内定している久保田和音が練習参加。「少しでも体を作りたいです」と課題克服への意欲を語る
来季の加入が内定している大阪桐蔭高の久保田和音が、今週から鹿島の練習に参加している。この日は、2時間に及ぶミーティングのあと、トレーニングに参加。サイドにいるフリーマンからのクロスで得点を狙う戦術的なミニゲームに加わると、狭い局面でも慌てることなくパスを散らし、非凡な才能を垣間見せた。
「最初は緊張しました」という久保田。小笠原満男、本山雅志、中田浩二といったベテラン勢から「積極的にやりたいことをやれ」といった後押しを受け、少しずつ自分のプレーができるようになったという。
「楽しいです。まわりの選手があれだけレベルが高いと楽しい」。そういって目を輝かせた。ただ、プロの中に入ると一際目を引く線の細さ。トニーニョ・セレーゾ監督からは「飯を食え」という指令が出たそうだ。
「少しでも体を作りたいです。あとはパス&コントロール、シュートの質をあげていかないといけないと思います」。プロ入りまであと数ヶ月。課題はハッキリ見えていた。
(鹿島担当 田中滋)

練習参加しておる久保田和音くんである。
来季の新人にかかる期待は大きい。
非凡な才能は垣間見せたようであるが、身体の細さはまだプロ仕様とは言えぬ。
食事で身体を作り、一日でも早く戦力となって欲しいところ。
このあたりは幼少期のジーコの逸話が役に立つのではなかろうか。
岳の欧州移籍が迫るこの状況で、久保田和音くんの一本立ちが待たれる。
楽しみな逸材である。
来季の加入が内定している大阪桐蔭高の久保田和音が、今週から鹿島の練習に参加している。この日は、2時間に及ぶミーティングのあと、トレーニングに参加。サイドにいるフリーマンからのクロスで得点を狙う戦術的なミニゲームに加わると、狭い局面でも慌てることなくパスを散らし、非凡な才能を垣間見せた。
「最初は緊張しました」という久保田。小笠原満男、本山雅志、中田浩二といったベテラン勢から「積極的にやりたいことをやれ」といった後押しを受け、少しずつ自分のプレーができるようになったという。
「楽しいです。まわりの選手があれだけレベルが高いと楽しい」。そういって目を輝かせた。ただ、プロの中に入ると一際目を引く線の細さ。トニーニョ・セレーゾ監督からは「飯を食え」という指令が出たそうだ。
「少しでも体を作りたいです。あとはパス&コントロール、シュートの質をあげていかないといけないと思います」。プロ入りまであと数ヶ月。課題はハッキリ見えていた。
(鹿島担当 田中滋)

練習参加しておる久保田和音くんである。
来季の新人にかかる期待は大きい。
非凡な才能は垣間見せたようであるが、身体の細さはまだプロ仕様とは言えぬ。
食事で身体を作り、一日でも早く戦力となって欲しいところ。
このあたりは幼少期のジーコの逸話が役に立つのではなかろうか。
岳の欧州移籍が迫るこの状況で、久保田和音くんの一本立ちが待たれる。
楽しみな逸材である。
ACミラン・本田圭佑、海外移籍を奨める
本田 柴崎、武藤らに海外移籍説く「吸収できる時に行く方がいい」
ブラジル戦終了後の14日深夜にシンガポールからイタリアに出発した日本代表MF本田(ACミラン)が若手に“海外移籍の勧め”を説いた。
今回の代表戦は柴崎や武藤、森岡ら20代前半の若手が多く、合宿中に「(海外へ飛び出せと)声を掛けました」と明かした。「Jリーグを軽視しているわけではない」と前置きしつつ「スタイルが固まった年齢で海外リーグにいくのは厳しい。吸収できる時に行く方がいい」と持論を展開した。ブラジル戦では柴崎が2失点目につながるトラップミス。少しのミスも見逃さない世界の厳しさを思い知った。本田はピッチ外でも「差別を受けたりするかもしれない」とし、日本国内で味わえない経験が選手個人や日本サッカー界を成長させると強調した。
[ 2014年10月16日 05:30 ]
本田が若手に「海外挑戦のススメ」
2014年10月16日
日本代表のFW本田は15日、大敗に終わったブラジル戦後に国内でプレーする若手に対して『海外挑戦のススメ』を説いた。
本田は「毎回誤解を招いてしまうが、国内の選手も戦っているのはよく分かる。でも、スタイルが固まる前の若いうちに海外で積む経験が大事。心地よい環境では、本当の勝負強さは身につかない。今回の合宿でもその辺の話は若手にしました」と語った。

岳らに海外移籍を奨めるACミランの本田圭佑である。
彼の言うことにも一理ある。
オランダにて二部落ちを経験し、昇格、ロシア移籍、CLでのプレイを経てイタリアの名門であるACミランにて10番を背負うまでになった実績から来る言葉と言えよう。
とはいえ、欧州が全て良い場所とは言いきれぬように思える。
また、年齢で固まってしまうような選手であれば、それまではなかろうか。
低いレベルのリーグであったり、下位に沈むクラブに所属する上での苦労が必ずしも必要かというと、それは疑問である。
実際に、海外チャレンジが全て是ではない。
しかしながら、あれほど鹿島でのプレイに拘っておった篤人も、シャルケに移籍したとたんに良かったと口を開く。
満男や中田コも経験から帰国後に多くの貢献をしておる。
こうなると、本人の資質が重要に思う。
このような言葉一つで左右されるわけではないだろうが、岳の欧州移籍が迫っておることは非常に感じる。
もしそうなるのであれば、受け入れる準備はある。
とはいえ、行くのであれば、より良い条件にて、よいリーグ、良いクラブに移籍して欲しい。
それを望んでおる。
ブラジル戦終了後の14日深夜にシンガポールからイタリアに出発した日本代表MF本田(ACミラン)が若手に“海外移籍の勧め”を説いた。
今回の代表戦は柴崎や武藤、森岡ら20代前半の若手が多く、合宿中に「(海外へ飛び出せと)声を掛けました」と明かした。「Jリーグを軽視しているわけではない」と前置きしつつ「スタイルが固まった年齢で海外リーグにいくのは厳しい。吸収できる時に行く方がいい」と持論を展開した。ブラジル戦では柴崎が2失点目につながるトラップミス。少しのミスも見逃さない世界の厳しさを思い知った。本田はピッチ外でも「差別を受けたりするかもしれない」とし、日本国内で味わえない経験が選手個人や日本サッカー界を成長させると強調した。
[ 2014年10月16日 05:30 ]
本田が若手に「海外挑戦のススメ」
2014年10月16日
日本代表のFW本田は15日、大敗に終わったブラジル戦後に国内でプレーする若手に対して『海外挑戦のススメ』を説いた。
本田は「毎回誤解を招いてしまうが、国内の選手も戦っているのはよく分かる。でも、スタイルが固まる前の若いうちに海外で積む経験が大事。心地よい環境では、本当の勝負強さは身につかない。今回の合宿でもその辺の話は若手にしました」と語った。

岳らに海外移籍を奨めるACミランの本田圭佑である。
彼の言うことにも一理ある。
オランダにて二部落ちを経験し、昇格、ロシア移籍、CLでのプレイを経てイタリアの名門であるACミランにて10番を背負うまでになった実績から来る言葉と言えよう。
とはいえ、欧州が全て良い場所とは言いきれぬように思える。
また、年齢で固まってしまうような選手であれば、それまではなかろうか。
低いレベルのリーグであったり、下位に沈むクラブに所属する上での苦労が必ずしも必要かというと、それは疑問である。
実際に、海外チャレンジが全て是ではない。
しかしながら、あれほど鹿島でのプレイに拘っておった篤人も、シャルケに移籍したとたんに良かったと口を開く。
満男や中田コも経験から帰国後に多くの貢献をしておる。
こうなると、本人の資質が重要に思う。
このような言葉一つで左右されるわけではないだろうが、岳の欧州移籍が迫っておることは非常に感じる。
もしそうなるのであれば、受け入れる準備はある。
とはいえ、行くのであれば、より良い条件にて、よいリーグ、良いクラブに移籍して欲しい。
それを望んでおる。
西と岳、チームに合流
2014年10月15日(水)

14時からのミーティング後、ゲーム形式の練習やシュート練習を行いました。日本代表からチームに戻った西選手は練習を早めに切り上げ、柴崎選手は室内調整をしています。

シンガポールから帰国し、即練習を行った西である。
気候の変化で調子を崩さないか心配なところ。
西の攻撃力で柏に勝利したい。
しかしながら、代表にてチームから離脱しておる間にポジションを奪われるのは鹿島に於いては良くあること。
明日の非公開練習にてアピールし、健在ぶりを発揮するのだ。
また、岳は室内にて調整とのこと。
二人とも、元気に合流しており、週末の試合には問題なかろう。
チーム一丸となって勝利を目指すのだ。
楽しみにしておる。

14時からのミーティング後、ゲーム形式の練習やシュート練習を行いました。日本代表からチームに戻った西選手は練習を早めに切り上げ、柴崎選手は室内調整をしています。

シンガポールから帰国し、即練習を行った西である。
気候の変化で調子を崩さないか心配なところ。
西の攻撃力で柏に勝利したい。
しかしながら、代表にてチームから離脱しておる間にポジションを奪われるのは鹿島に於いては良くあること。
明日の非公開練習にてアピールし、健在ぶりを発揮するのだ。
また、岳は室内にて調整とのこと。
二人とも、元気に合流しており、週末の試合には問題なかろう。
チーム一丸となって勝利を目指すのだ。
楽しみにしておる。
Jリーグ、実行委員会開催
J1、J2合同実行委、来季2ステージ制で「日程過密に」
2014年10月15日6時0分 スポーツ報知
Jリーグは14日、都内のJFAハウスでJ1、J2合同実行委員会を開催。来季日程の大筋が提示され、今季同様にJ2の3〜6位クラブによるJ1昇格プレーオフが行われる見通しとなった。オールスター、チャリティーマッチは開催されず、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦がホーム&アウェー方式で行われることも報告された。
来季からは2ステージ制と上位クラブによるポストシーズンが行われるため、出席した実行委員は「日程は過密になると思う」と話した。

J1、J2合同実行委員会を開催したJリーグである。
来季の日程について提示されたとのこと。
現状ですら過密日程であり、そこにポストシーズンをねじ込めば、更に過密日程になることは、素人でもわかる。
なにを今更というところであろう。
過密日程は選手寿命にも影響を及ぼしておる。
ファン不在の決定、現場検討不在の決めごとが及ぼす悪影響は大きい。
今からでも2ステージ制を撤回して欲しいと願う。
2014年10月15日6時0分 スポーツ報知
Jリーグは14日、都内のJFAハウスでJ1、J2合同実行委員会を開催。来季日程の大筋が提示され、今季同様にJ2の3〜6位クラブによるJ1昇格プレーオフが行われる見通しとなった。オールスター、チャリティーマッチは開催されず、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦がホーム&アウェー方式で行われることも報告された。
来季からは2ステージ制と上位クラブによるポストシーズンが行われるため、出席した実行委員は「日程は過密になると思う」と話した。

J1、J2合同実行委員会を開催したJリーグである。
来季の日程について提示されたとのこと。
現状ですら過密日程であり、そこにポストシーズンをねじ込めば、更に過密日程になることは、素人でもわかる。
なにを今更というところであろう。
過密日程は選手寿命にも影響を及ぼしておる。
ファン不在の決定、現場検討不在の決めごとが及ぼす悪影響は大きい。
今からでも2ステージ制を撤回して欲しいと願う。
日本代表・柴崎岳、力の差があったと素直に思う
MF柴崎、痛恨ミスで失点「教訓に」
<国際親善試合:日本0−4ブラジル>◇14日◇シンガポール国立競技場
日本(FIFAランク47位)は、ブラジル代表(同6位)に惨敗を喫した。ハビエル・アギーレ監督(55)は、ジャマイカ戦から6人を先発メンバーから入れ替えたが何も出来ず、ブラジルFWネイマール(22)に4ゴールを許した。
MF柴崎岳(22=鹿島)は痛恨のミスから失点を招き試合の流れを相手に渡した。0−1の後半3分、右からのパスをうまくコントロールできず、ここから一気に前線のネイマールに渡り2点目を決められた。「ミスが重なって失点してしまった現実がある。(相手は)ミスを逃さない質の高さがあった。ひとつの教訓にしたい」。
[2014年10月15日7時23分 紙面から]
精彩欠いた柴崎「守備の意識を高めないといけない」

前半、パスを出す柴崎(7)=シンガポール(共同)
国際親善試合(日本0−4ブラジル、14日、シンガポール)アギーレ監督になって主力に定着した柴崎は、失点につながるミスを犯すなど精彩を欠いた。ブラジル色の強い鹿島で成長しただけに「これからの一つの指針になる試合になる」と意気込んでいたが、不満の残る内容になった。
後半3分、ピッチ中央でボールを失い、これが相手の2点目につながった。「ジャマイカ戦より守備の意識を高めないといけない」と語っていた集中力を保てなかった。(共同)

後半、追加点となるゴールを許しガックリする日本代表の岡崎(右)と柴崎=現地時間14日午後、シンガポール・ナショナルスタジアム(撮影・大橋純人)
柴崎 失点誘発…軽率ミスを反省「教訓として思うところはある」
国際親善試合 日本0―4ブラジル (10月14日 シンガポール)

ブラジル戦の前半、パスを出す柴崎(中央)
Photo By 共同
インサイドハーフで3試合連続先発出場を果たしたMF柴崎が、失点につながる痛恨のミスを犯した。0―1の後半3分、ハーフウエーライン付近でボールをかっさらわれると、これを奪ったMFコウチーニョが一気に縦へスルーパス。ボールを受けたFWネイマールがGKとの1対1を沈めリードを広げられた。
「素直に力の差があるし、ミスから失点したというのは認めないといけない」。劣勢の中でも前半は積極的な動きを披露していた中で、失点に絡んでしまったことが本人の勢いを奪った。2失点目に続くかのように、後半14分にもボールを奪われて決定機を演出されるなど、個人的な部分で反省点は多かった。
09年U―17W杯ナイジェリア大会以来5年ぶりとなるネイマールとの再戦。ただ、4ゴールを奪った相手のエースに力の差を見せつけられた。「(チームとして)普段じゃあり得ないミスもあった。質の高さを実感したし、ひとつの教訓として思うところはある。ひとつひとつ、追求していかないといけない」。苦い経験を今後の飛躍に生かさなければならない。
[ 2014年10月15日 05:30 ]
柴崎ガクッ…「力の差」痛感 ミスから失点招き猛省
2014年10月15日6時0分 スポーツ報知
◆国際親善試合 日本0―4ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
世界は想像以上に遠かった。アギーレ・ジャパンで主力になりつつあるMF柴崎は「力の差はある。素直に認めなきゃいけない。ミスを逃さない。一つの教訓として受け止めなければいけない」と厳しい表情を浮かべた。後半3分、自らのトラップミスから数秒で2失点目を喫した。
U―17W杯でネイマールと対戦した。5年を経てのショックからか「並大抵の成長速度では追いつけない。僕が現役中にはこのチームには対応できない」と肩を落とした。それでも「ミスを受け入れてから始まることがある」とあえて前を向いた。
初先発のMF田口は「背後を取られて自由にやられた」と悔しそうに話し、DF塩谷は「正直、全然レベルが違った。ネイマール? あれが世界」と驚嘆の表情。FW岡崎が「守備は待っているだけじゃダメ」と語気を強め、Jリーグ勢、若手らの意識改革を促した。
世界との差を体感した柴崎「もっともっと自分を戒める」
14/10/15 01:36
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]

一つのミスが致命傷になる。0-1で折り返した後半3分、横パスを受けたMF柴崎岳(鹿島)のトラップが大きくなり、MFコウチーニョにボールを奪われると、すかさず前線にスルーパス。1本のパスでGKと1対1になったFWネイマールが冷静にゴールに流し込んだ。
「2失点目のダメージがあまりに大きすぎてチームが崩れた」とハビエル・アギーレ監督も振り返った後半立ち上がりの失点。柴崎は「ミスが重なって失点したことは事実としてある。受け止めて、素直に認めないといけない」と唇をかんだ。
「スピーディーなカウンターを持っているチーム。そういったミスを見逃さないし、ものにするのが質の高さ。一つの教訓として、いろいろ思うことはある」。悔しさを押し殺す柴崎にとって、この日が国際Aマッチ3試合目。過去の試合では攻守に存在感を見せた背番号7も、この日はなかなか起点になれず、フィジカルの弱さも露呈。フル代表で初めて対峙する世界トップレベルの相手に「力の差があったと素直に思う」と認めざるを得なかった。
4ゴールを決めたネイマールは同じ22歳。09年のU-17W杯でも対戦していたが、試合前から「これからの一つの指標になる」と話していたとおり、今や世界を代表するトッププレイヤーに成長した相手との“距離”を今一度測ることもできた。
「もっともっと自分を戒めるというか、冷静に分析する必要があると思う。ただがんばるというのではなく、具体的な目標を持ちながら、一つひとつのパートで強度を上げて、焦点を絞ってレベルを上げていかないといけない。ああいう選手のいるチームと対峙して、防ぐこと、上回ることを目指していかないといけないけど、並大抵の成長速度では自分の現役中にはこういうチームに対応できない」
あらためて体感した世界との差。しかし、それを身を持って知ることができたからこそ、今後、自分が具体的に何をしていかなければいけないのかを見極めることもできる。「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」。柴崎は自分に言い聞かせるように話した。
(取材・文 西山紘平)
日本vsブラジル 試合後の選手コメント
14/10/15 07:22
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]
日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。FWネイマールが国際Aマッチで初の1試合4ゴールをマーク。アギーレジャパン初の海外での強化試合はブラジルのエースの独壇場となり、4失点の完敗を喫した。
以下、試合後の選手コメント
●FW本田圭佑(ミラン)
―結果について
「悔しいですよね。初めてブラジルに負けた日とは比べものにならないほど、何回もやっているわけですから、そりゃ悔しいです。悔しいし…現実ですよね」
―普通にやれば0-4ではないと思うが? 釈然としないのでは?
「結果は大差が付いたけど、どんな形であれ、毎回しっかり負けている。どんな状況であっても、ハードスケジュールの中、乗り込んできてもしっかり勝っている。前半のうちに1点取って、優位に試合を運んでいるというところだけで答えが出ていると思う」
―スコアについては?
「もちろん0-1で負けるのと0-4で負けるのとでは精神的なダメージが違うし、悔しさは倍増するけど、自分としてはやりながら、勝ちにいきながらも、前にやったときと比べてより多くを学んでいるというか、やるたびに彼らから大きなものを学んでいるし、彼らが自分たちより上ということを再確認するたびに、もっとやっとやろうと思う。悔しさは常に前進する糧になっている。いつかは、という思いを常に持っている」
―3度目だが、今までと違うブラジルの強さを感じた?
「そういうのはない。前半を見ていて、たぶん今日はこういう結果になるとは皆さんも思わなかったのではないか。でも、実際はなっているから、そこは細かいことを言えば、いろいろあるだろうけど、リードしてからのブラジルの戦いはさすがだなと思う」
―先発を外れて、どこか試験的なところが日本にはあったが、それをどう受け止める?
「監督がそういうビジョンを持って進めていくのは当然だろうし、選手たちは、自分たちは勝ちたい。後半は自分も出て、何かしら結果を出したかったという気持ちはある。監督は、意図した計画を持って、アジア杯に向けて物事を進めているんでしょうけど、選手はやはりチャンスを与えられたのだから、そこで結果を出せなかったのは残念のひと言です」
―ブラジルとは頻繁に対戦できないが、ここで試して良かったのか?
「それは一つの論だと思うけど、言い換えればブラジルだからこそ、テストになり得るということもある。考え方は両面があると思う」
―ザッケローニ監督のときとは違って早いタイミングでブラジルと対戦して大敗したが、プラスになることは?
「当然、結果は大事だけど、チームとしてはまだ始まったばかり。選手も固定する気配はないから、みんな所属チームでしっかり成長して、代表に集まる。パワーアップして集まることですよね」
―元チームメイトのカカは途中から入って得点に絡んだ。
「そういう面でも悔しかった」
―日本戦でネイマールは7点取っているが?
「すごいなと思いますよね。アルゼンチン戦はあれだけチャンスで外していたのに、得点王になったりする選手というのはこういうところで4点、5点取るんだなと思いました。リーガはメッシとクリスティアーノ(・ロナウド)がすごいけど、ネイマールから学べることは多い」
―こういう試合では本田選手がゲームメークをやった方が良かったのでは?
「ちょっと整理は必要だとは思うけど、変えるつもりはないと思ってますけどね。それだと意味がないというのはありますからね。今のところはね」
●FW小林悠(川崎F)
「前半は守備に追われる時間が多かったけど、そんなにやられるということはなかった。しっかり組織としてやれていたし、チャンスも何度かあった。そういうところで決められるか決められないか。そこが強いチームとの差かなと思った」
―Jリーグとの違いは?
「やっぱり足が出てくるという部分で、日本人だと出てこないところで出てくると感じた。守備の範囲、一歩の大きさは海外の選手特有。日本では味わえないと思った」
―初先発がブラジル戦という難しさは?
「そういう難しさの中でやれたことは全部、自分の成長につながる。強いチームとやって、肌で感じたことは全部、自分の成長につながる。すごくいい経験になった」
―チームとしてのプランは?
「ジャマイカ戦と同じような気持ちで入っていけと監督は言っていたし、選手同士でも守備に追われる時間が長くなるかもしれないけど、みんなで頑張って少ないチャンスをものにしようと話していた」
●FW岡崎慎司(マインツ)
「決める決めないで、自分の価値が証明される。大事なところで決めないとFWじゃない。ああいう状況で点を取れば、相手も警戒する。0-4という結果で、いつもどおりと思われるかもしれないけど、自分としてはあれを決めていればというのがある」
●FW武藤嘉紀(F東京)
「何とか流れを変えたかったけど、相手のペースのまま進んでしまった。途中出場は流れを変える役割、得点に絡むことが求められるけど、そこは何もできなかった」
―積極的に仕掛けていたが?
「積極的に行かないと世界との差は見えない。チームが消極的になっている中、自分が流れを変えたいと思っていたけど、できなかった。自分で行くところと簡単に使うところの判断もよくなかった。その質も上げていきたい」
―ブラジルとの差は?
「ブラジルの選手はあれだけ悪いピッチでもタッチが大きくなったりしない。芝のせいにはできないけど、技術だったりスピードで大きな違いを感じた。そのレベルにまで自分が上がっていきたいという目標ができた。世界トップレベルになるために日々努力していきたい」
―過去3試合にはない感覚があった?
「生まれて初めてこれだけの差を感じた。まだまだ自分が下手だと思ったし、もっともっとうまくなりたいと思った」
●FW柿谷曜一朗(バーゼル)
「前半、相手は動きにくそうだったし、日本にチャンスはあると思ったけど、やはり仕事をさせてしまうと、乗ってしまって良いプレーを続けられるというのは見ていて分かった。こういうピッチでも技術的にブラジルは良いものを出していた。そういうところの差はこれから求めていかないといけない。個人的なことより、日本対ブラジルで0-4で負けてしまったことが悔しい」
―ブラジルの印象は?
「やっぱり楽しんでやっているし、全員が連動してやっているなという印象があった。サッカーを楽しんでいる、試合を楽しんでいるというイメージがあったが、実際に目の前で見るとそのとおりだった。でも、日本も絶対に勝てないということではないと思ったし、これからの課題が見えた。本当に貴重な試合だった。個人的にもそうだった」
―課題は?
「もちろんたくさんあるが、今は一つひとつを反省するよりも、まず結果を素直に受け止めて、各々が各チームに帰って、しっかりトレーニングに励むことが大事だと思う」
―チャンスで決め切ることが重要?
「僕だけじゃなく、全員が90分を通して相手に勝てるメンタルと技術を常に持って試合に臨めるようになれればいいかなと思う」
●MF柴崎岳(鹿島)
「思い描いていた理想はもちろん勝つこと、内容が伴わなくても勝つことだった。チームの狙いは(失点を)ゼロに抑えながらカウンターでチャンスを狙うというものだった。ミスが重なって失点したことは事実としてある。受け止めて、素直に認めないといけない」
―ミスが失点につながった。
「スピーディーなカウンターを持っているチーム。そういったミスを見逃さないし、ものにするのが質の高さ。一つの教訓として、いろいろ思うことはある。前半はしっかりバイタルにパスを入れて、チャンスをつくった部分もあった。後半、失点が増えてからはリズムをつかめず終わったけど、いい部分はしっかり分析しないといけない」
―守備の連係は?
「前回とはメンバーも代わってうまくいかない部分もあった。個人の技術の高さもあったし、集中力というか、1失点目は少し相手を見てしまっていた。2点目はミスからスピーディーなカウンター。改善はできると思う。僕も守備の意識を改善しないといけないというのは見えている。常にチームにいい影響を与える選手でいたいし、今日は悪い影響を与えてしまったけど、今日感じたことはしっかり分析して、鹿島でやれることもあるし、ここでしか味わえないこともある。こういった中でしか成長できない部分もあると思う」
―ネイマールの印象は?
「全ゴールを決めているし、刺激になる部分というか、もっともっと自分を戒めるというか、冷静に分析する必要があると思う。ただがんばるというのではなく、具体的な目標を持ちながら、一つひとつのパートで強度を上げて、焦点を絞ってレベルを上げていかないといけない。ああいう選手のいるチームと対峙して、防ぐこと、上回ることを目指していかないといけないけど、並大抵の成長速度では自分の現役中にはこういうチームに対応できない。トップフォームの中で成長速度を上げて対応できるようになっていきたい」
―ショックもあった?
「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」
●MF森岡亮太(神戸)
「ピッチに慣れるのが大変だった。ピッチは実際、よくなかった」
―立ち上がりにネイマールに激しく行っていたが?
「最初に強く当たっていこうと。そこが一番重要なポイントだと思っていた」
―新しい選手が多かったが?
「でもやることは変わらない。ブラジル相手で、引く時間もあるけど、攻撃は自由にという話をしていた」
―試合後にネイマールとユニフォームを交換していたが?
「試合前から話をしていた。あれ(ネイマールのユニフォーム)を見て、今日の悔しさを思い出します」
●DF酒井高徳(シュツットガルト)
―結果については?
「(得点)ゼロだし、4失点したし、結果のとおりという感じです」
―スコアと実際の感触は同じ?
「前半は自分もネイマールに対して付いていくのか、付いていかないのかハッキリできなくて、センターバックに声もかけられなかった。簡単に失点してしまったけど、0-1のあとはしっかり守れていた。チャンスも少なからずあった。あのまま後半もやれていれば良かったけど、早い時間に自分たちのミスで2失点目を喫して、そこからチームとしてもガタッと落ちてしまった。向こうはカウンターがすごいのは分かっていたので、中盤で安易な横パスなど失い方が悪かったのは良くなかった」
―ネイマールへの対応は?
「シオくん(塩谷)が出るのか、俺が出るのか、(柴崎)岳に任せるのか、(小林)悠くんに行かせるのか、ハッキリしたかった。でも前半だけで言わせてもらえば、自分がディレイした状態で相手に2対1をつくられたことはあまりなかったと思う。人にはしっかり行けていたと思う。コミュニケーションは取れていた。付き方は難しかったけど、割とうまく対応はできたかなと思う」
―1失点目の場面はネイマールにうまく斜めに走られたが?
「個人的には自分が付いていけばいいことだった。少しラインを落としてでも、ネイマールより先にコースに入るか、あるいはラインを2mくらい下げて走りに対応するという考えが自分にはあった。周りに相談してみたら、シオくんとかもボールウォッチャーになっていて、ラインを止めたままになっていた。スルーパスへの対応に関して、僕がシオくんにひと声かければシオくんも下がって、あのパスを何とかカットできたと思う。いろいろ修正しないといけないと思ったことはあったけど、一番は自分が付いていけばいいことだった。1失点目は個人的なミスかなと思う」
●DF塩谷司(広島)
―ブラジル相手にできた部分と課題は?
「できたことはないと思う。力の差はあったし、今日経験できたことをチームに帰ってからどう練習で取り組むかが大事だと思う」
―ラインコントロールの部分は?
「ラインを下げるか、止めるかはその状況状況にもよる。一つ判断を間違えたら失点になる。チームにいるときから意識をして、DFラインの駆け引きをやっていかないといけない。技術的なところはこの年齢になって、めちゃくちゃうまくなることはないと思うけど、フィジカルのところは伸ばせると思うし、そういうところはもっともっと鍛えて、戦術的な部分でも賢くならないといけない」
●DF太田宏介(F東京)
「まずは守備から入って、チャンスがあれば前に行きたいと思っていた。バランスは崩したくなかったので、(酒井)高徳が前に行ったら、リスクをかけないように、ガンガン前に行くのはやめようと思っていた」
―ブラジルとの差をどう感じた?
「カウンターも鋭いし、一つのミスが失点につながることを痛感した。決めるところで決めないと、こういう差を付けられるのかなと」
―手応えもつかめた?
「少ないチャンスの中でも、自分の形を少しは出せた。試合自体も冷静に入れたし、高い位置に行ったときはクロスで終わることもできた。守備では相手との間合いを詰めるところだったり、個人でボールを奪えるようにならないといけない」
●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「今日の試合は内容と結果をある意味、別々に考えたほうがいいと思う。若い選手、新しい選手が入って、こういう経験をするのはいいこと。前半に見せられたようなプレーはプラスに考えたい。過去4年間にやってきたことから、もう一歩さらに上に行くための時期。常に結果は受け止めないといけないし、自分たちがもう1つ2つ大きくなるために、こういう経験をプラスに変えて、より強い日本になっていきたい。強いチームになるために、こういう試合から経験していかないといけない」
―過去2年の対戦とは意味合いが違った?
「ポーランドでやったときは、フランスに勝ったあとの試合で、自分たちのサッカーがどれだけ通じるか真っ向からぶつかった。コンフェデレーションズ杯では、そこからプラスアルファでつくってきた形が結果として残せるかという試合だった。3試合とも戦い方が違うし、内容もそれぞれ違う。新しい選手が出てきた中で、こういう試合ができたことは日本代表としてプラスだと思う」
―ネイマールについては?
「常に点を取るところにいるし、ゴールに絡む動きを常にしている。危険な動きを90分間している。(シュートの)迷いもないし、決めるべきところで決める」
(取材・文 西山紘平、矢内由美子)
アギーレジャパンはブラジルに4失点惨敗:MF&FW編
14/10/15 06:40
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]
日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。日本はブラジル相手に12戦未勝利(3分9敗)となった。

日本攻撃陣は最後までブラジルの守備を崩せなかった

日本のスターティングメンバー

世界との差を体感したMF柴崎岳
一つのミスが致命傷に…世界との差を体感したMF柴崎岳
14/10/15 08:00

世界との差を体感したMF柴崎岳

先発出場した柴崎

4ゴールを挙げたFWネイマールと同じ22歳

この日はなかなか起点になれなかった

過去の試合ほどの存在感を放てなかった

給水する柴崎

コウチーニョを抜きに行く

前線へパスを供給

パスミスが目立った

思うようなプレーができない

柴崎のパスミスから失点を招いた

悔しさを隠し切れない

前線に駆け上がって攻撃参加

同い年のネイマールに4失点

09年のU-17W杯でも対戦していた

「力の差があったと素直に思う」

あらためて体感した世界との差

「ショックはショックだけど、認めないといけない」

「プラスのほうに自分を導いていくことも大事」と言い聞かせる

柴崎は後半39分にピッチを後にした

ミスを認める日本代表の岳である。
これが世界との差と痛感したことであろう。
そして、それを前向きに捉え、「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」と語る。
この経験を経て岳が、所属する鹿島アントラーズにてどのよう成長していくのか確認していきたい。
楽しみである。
<国際親善試合:日本0−4ブラジル>◇14日◇シンガポール国立競技場
日本(FIFAランク47位)は、ブラジル代表(同6位)に惨敗を喫した。ハビエル・アギーレ監督(55)は、ジャマイカ戦から6人を先発メンバーから入れ替えたが何も出来ず、ブラジルFWネイマール(22)に4ゴールを許した。
MF柴崎岳(22=鹿島)は痛恨のミスから失点を招き試合の流れを相手に渡した。0−1の後半3分、右からのパスをうまくコントロールできず、ここから一気に前線のネイマールに渡り2点目を決められた。「ミスが重なって失点してしまった現実がある。(相手は)ミスを逃さない質の高さがあった。ひとつの教訓にしたい」。
[2014年10月15日7時23分 紙面から]
精彩欠いた柴崎「守備の意識を高めないといけない」

前半、パスを出す柴崎(7)=シンガポール(共同)
国際親善試合(日本0−4ブラジル、14日、シンガポール)アギーレ監督になって主力に定着した柴崎は、失点につながるミスを犯すなど精彩を欠いた。ブラジル色の強い鹿島で成長しただけに「これからの一つの指針になる試合になる」と意気込んでいたが、不満の残る内容になった。
後半3分、ピッチ中央でボールを失い、これが相手の2点目につながった。「ジャマイカ戦より守備の意識を高めないといけない」と語っていた集中力を保てなかった。(共同)

後半、追加点となるゴールを許しガックリする日本代表の岡崎(右)と柴崎=現地時間14日午後、シンガポール・ナショナルスタジアム(撮影・大橋純人)
柴崎 失点誘発…軽率ミスを反省「教訓として思うところはある」
国際親善試合 日本0―4ブラジル (10月14日 シンガポール)

ブラジル戦の前半、パスを出す柴崎(中央)
Photo By 共同
インサイドハーフで3試合連続先発出場を果たしたMF柴崎が、失点につながる痛恨のミスを犯した。0―1の後半3分、ハーフウエーライン付近でボールをかっさらわれると、これを奪ったMFコウチーニョが一気に縦へスルーパス。ボールを受けたFWネイマールがGKとの1対1を沈めリードを広げられた。
「素直に力の差があるし、ミスから失点したというのは認めないといけない」。劣勢の中でも前半は積極的な動きを披露していた中で、失点に絡んでしまったことが本人の勢いを奪った。2失点目に続くかのように、後半14分にもボールを奪われて決定機を演出されるなど、個人的な部分で反省点は多かった。
09年U―17W杯ナイジェリア大会以来5年ぶりとなるネイマールとの再戦。ただ、4ゴールを奪った相手のエースに力の差を見せつけられた。「(チームとして)普段じゃあり得ないミスもあった。質の高さを実感したし、ひとつの教訓として思うところはある。ひとつひとつ、追求していかないといけない」。苦い経験を今後の飛躍に生かさなければならない。
[ 2014年10月15日 05:30 ]
柴崎ガクッ…「力の差」痛感 ミスから失点招き猛省
2014年10月15日6時0分 スポーツ報知
◆国際親善試合 日本0―4ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
世界は想像以上に遠かった。アギーレ・ジャパンで主力になりつつあるMF柴崎は「力の差はある。素直に認めなきゃいけない。ミスを逃さない。一つの教訓として受け止めなければいけない」と厳しい表情を浮かべた。後半3分、自らのトラップミスから数秒で2失点目を喫した。
U―17W杯でネイマールと対戦した。5年を経てのショックからか「並大抵の成長速度では追いつけない。僕が現役中にはこのチームには対応できない」と肩を落とした。それでも「ミスを受け入れてから始まることがある」とあえて前を向いた。
初先発のMF田口は「背後を取られて自由にやられた」と悔しそうに話し、DF塩谷は「正直、全然レベルが違った。ネイマール? あれが世界」と驚嘆の表情。FW岡崎が「守備は待っているだけじゃダメ」と語気を強め、Jリーグ勢、若手らの意識改革を促した。
世界との差を体感した柴崎「もっともっと自分を戒める」
14/10/15 01:36
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]

一つのミスが致命傷になる。0-1で折り返した後半3分、横パスを受けたMF柴崎岳(鹿島)のトラップが大きくなり、MFコウチーニョにボールを奪われると、すかさず前線にスルーパス。1本のパスでGKと1対1になったFWネイマールが冷静にゴールに流し込んだ。
「2失点目のダメージがあまりに大きすぎてチームが崩れた」とハビエル・アギーレ監督も振り返った後半立ち上がりの失点。柴崎は「ミスが重なって失点したことは事実としてある。受け止めて、素直に認めないといけない」と唇をかんだ。
「スピーディーなカウンターを持っているチーム。そういったミスを見逃さないし、ものにするのが質の高さ。一つの教訓として、いろいろ思うことはある」。悔しさを押し殺す柴崎にとって、この日が国際Aマッチ3試合目。過去の試合では攻守に存在感を見せた背番号7も、この日はなかなか起点になれず、フィジカルの弱さも露呈。フル代表で初めて対峙する世界トップレベルの相手に「力の差があったと素直に思う」と認めざるを得なかった。
4ゴールを決めたネイマールは同じ22歳。09年のU-17W杯でも対戦していたが、試合前から「これからの一つの指標になる」と話していたとおり、今や世界を代表するトッププレイヤーに成長した相手との“距離”を今一度測ることもできた。
「もっともっと自分を戒めるというか、冷静に分析する必要があると思う。ただがんばるというのではなく、具体的な目標を持ちながら、一つひとつのパートで強度を上げて、焦点を絞ってレベルを上げていかないといけない。ああいう選手のいるチームと対峙して、防ぐこと、上回ることを目指していかないといけないけど、並大抵の成長速度では自分の現役中にはこういうチームに対応できない」
あらためて体感した世界との差。しかし、それを身を持って知ることができたからこそ、今後、自分が具体的に何をしていかなければいけないのかを見極めることもできる。「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」。柴崎は自分に言い聞かせるように話した。
(取材・文 西山紘平)
日本vsブラジル 試合後の選手コメント
14/10/15 07:22
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]
日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。FWネイマールが国際Aマッチで初の1試合4ゴールをマーク。アギーレジャパン初の海外での強化試合はブラジルのエースの独壇場となり、4失点の完敗を喫した。
以下、試合後の選手コメント
●FW本田圭佑(ミラン)
―結果について
「悔しいですよね。初めてブラジルに負けた日とは比べものにならないほど、何回もやっているわけですから、そりゃ悔しいです。悔しいし…現実ですよね」
―普通にやれば0-4ではないと思うが? 釈然としないのでは?
「結果は大差が付いたけど、どんな形であれ、毎回しっかり負けている。どんな状況であっても、ハードスケジュールの中、乗り込んできてもしっかり勝っている。前半のうちに1点取って、優位に試合を運んでいるというところだけで答えが出ていると思う」
―スコアについては?
「もちろん0-1で負けるのと0-4で負けるのとでは精神的なダメージが違うし、悔しさは倍増するけど、自分としてはやりながら、勝ちにいきながらも、前にやったときと比べてより多くを学んでいるというか、やるたびに彼らから大きなものを学んでいるし、彼らが自分たちより上ということを再確認するたびに、もっとやっとやろうと思う。悔しさは常に前進する糧になっている。いつかは、という思いを常に持っている」
―3度目だが、今までと違うブラジルの強さを感じた?
「そういうのはない。前半を見ていて、たぶん今日はこういう結果になるとは皆さんも思わなかったのではないか。でも、実際はなっているから、そこは細かいことを言えば、いろいろあるだろうけど、リードしてからのブラジルの戦いはさすがだなと思う」
―先発を外れて、どこか試験的なところが日本にはあったが、それをどう受け止める?
「監督がそういうビジョンを持って進めていくのは当然だろうし、選手たちは、自分たちは勝ちたい。後半は自分も出て、何かしら結果を出したかったという気持ちはある。監督は、意図した計画を持って、アジア杯に向けて物事を進めているんでしょうけど、選手はやはりチャンスを与えられたのだから、そこで結果を出せなかったのは残念のひと言です」
―ブラジルとは頻繁に対戦できないが、ここで試して良かったのか?
「それは一つの論だと思うけど、言い換えればブラジルだからこそ、テストになり得るということもある。考え方は両面があると思う」
―ザッケローニ監督のときとは違って早いタイミングでブラジルと対戦して大敗したが、プラスになることは?
「当然、結果は大事だけど、チームとしてはまだ始まったばかり。選手も固定する気配はないから、みんな所属チームでしっかり成長して、代表に集まる。パワーアップして集まることですよね」
―元チームメイトのカカは途中から入って得点に絡んだ。
「そういう面でも悔しかった」
―日本戦でネイマールは7点取っているが?
「すごいなと思いますよね。アルゼンチン戦はあれだけチャンスで外していたのに、得点王になったりする選手というのはこういうところで4点、5点取るんだなと思いました。リーガはメッシとクリスティアーノ(・ロナウド)がすごいけど、ネイマールから学べることは多い」
―こういう試合では本田選手がゲームメークをやった方が良かったのでは?
「ちょっと整理は必要だとは思うけど、変えるつもりはないと思ってますけどね。それだと意味がないというのはありますからね。今のところはね」
●FW小林悠(川崎F)
「前半は守備に追われる時間が多かったけど、そんなにやられるということはなかった。しっかり組織としてやれていたし、チャンスも何度かあった。そういうところで決められるか決められないか。そこが強いチームとの差かなと思った」
―Jリーグとの違いは?
「やっぱり足が出てくるという部分で、日本人だと出てこないところで出てくると感じた。守備の範囲、一歩の大きさは海外の選手特有。日本では味わえないと思った」
―初先発がブラジル戦という難しさは?
「そういう難しさの中でやれたことは全部、自分の成長につながる。強いチームとやって、肌で感じたことは全部、自分の成長につながる。すごくいい経験になった」
―チームとしてのプランは?
「ジャマイカ戦と同じような気持ちで入っていけと監督は言っていたし、選手同士でも守備に追われる時間が長くなるかもしれないけど、みんなで頑張って少ないチャンスをものにしようと話していた」
●FW岡崎慎司(マインツ)
「決める決めないで、自分の価値が証明される。大事なところで決めないとFWじゃない。ああいう状況で点を取れば、相手も警戒する。0-4という結果で、いつもどおりと思われるかもしれないけど、自分としてはあれを決めていればというのがある」
●FW武藤嘉紀(F東京)
「何とか流れを変えたかったけど、相手のペースのまま進んでしまった。途中出場は流れを変える役割、得点に絡むことが求められるけど、そこは何もできなかった」
―積極的に仕掛けていたが?
「積極的に行かないと世界との差は見えない。チームが消極的になっている中、自分が流れを変えたいと思っていたけど、できなかった。自分で行くところと簡単に使うところの判断もよくなかった。その質も上げていきたい」
―ブラジルとの差は?
「ブラジルの選手はあれだけ悪いピッチでもタッチが大きくなったりしない。芝のせいにはできないけど、技術だったりスピードで大きな違いを感じた。そのレベルにまで自分が上がっていきたいという目標ができた。世界トップレベルになるために日々努力していきたい」
―過去3試合にはない感覚があった?
「生まれて初めてこれだけの差を感じた。まだまだ自分が下手だと思ったし、もっともっとうまくなりたいと思った」
●FW柿谷曜一朗(バーゼル)
「前半、相手は動きにくそうだったし、日本にチャンスはあると思ったけど、やはり仕事をさせてしまうと、乗ってしまって良いプレーを続けられるというのは見ていて分かった。こういうピッチでも技術的にブラジルは良いものを出していた。そういうところの差はこれから求めていかないといけない。個人的なことより、日本対ブラジルで0-4で負けてしまったことが悔しい」
―ブラジルの印象は?
「やっぱり楽しんでやっているし、全員が連動してやっているなという印象があった。サッカーを楽しんでいる、試合を楽しんでいるというイメージがあったが、実際に目の前で見るとそのとおりだった。でも、日本も絶対に勝てないということではないと思ったし、これからの課題が見えた。本当に貴重な試合だった。個人的にもそうだった」
―課題は?
「もちろんたくさんあるが、今は一つひとつを反省するよりも、まず結果を素直に受け止めて、各々が各チームに帰って、しっかりトレーニングに励むことが大事だと思う」
―チャンスで決め切ることが重要?
「僕だけじゃなく、全員が90分を通して相手に勝てるメンタルと技術を常に持って試合に臨めるようになれればいいかなと思う」
●MF柴崎岳(鹿島)
「思い描いていた理想はもちろん勝つこと、内容が伴わなくても勝つことだった。チームの狙いは(失点を)ゼロに抑えながらカウンターでチャンスを狙うというものだった。ミスが重なって失点したことは事実としてある。受け止めて、素直に認めないといけない」
―ミスが失点につながった。
「スピーディーなカウンターを持っているチーム。そういったミスを見逃さないし、ものにするのが質の高さ。一つの教訓として、いろいろ思うことはある。前半はしっかりバイタルにパスを入れて、チャンスをつくった部分もあった。後半、失点が増えてからはリズムをつかめず終わったけど、いい部分はしっかり分析しないといけない」
―守備の連係は?
「前回とはメンバーも代わってうまくいかない部分もあった。個人の技術の高さもあったし、集中力というか、1失点目は少し相手を見てしまっていた。2点目はミスからスピーディーなカウンター。改善はできると思う。僕も守備の意識を改善しないといけないというのは見えている。常にチームにいい影響を与える選手でいたいし、今日は悪い影響を与えてしまったけど、今日感じたことはしっかり分析して、鹿島でやれることもあるし、ここでしか味わえないこともある。こういった中でしか成長できない部分もあると思う」
―ネイマールの印象は?
「全ゴールを決めているし、刺激になる部分というか、もっともっと自分を戒めるというか、冷静に分析する必要があると思う。ただがんばるというのではなく、具体的な目標を持ちながら、一つひとつのパートで強度を上げて、焦点を絞ってレベルを上げていかないといけない。ああいう選手のいるチームと対峙して、防ぐこと、上回ることを目指していかないといけないけど、並大抵の成長速度では自分の現役中にはこういうチームに対応できない。トップフォームの中で成長速度を上げて対応できるようになっていきたい」
―ショックもあった?
「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」
●MF森岡亮太(神戸)
「ピッチに慣れるのが大変だった。ピッチは実際、よくなかった」
―立ち上がりにネイマールに激しく行っていたが?
「最初に強く当たっていこうと。そこが一番重要なポイントだと思っていた」
―新しい選手が多かったが?
「でもやることは変わらない。ブラジル相手で、引く時間もあるけど、攻撃は自由にという話をしていた」
―試合後にネイマールとユニフォームを交換していたが?
「試合前から話をしていた。あれ(ネイマールのユニフォーム)を見て、今日の悔しさを思い出します」
●DF酒井高徳(シュツットガルト)
―結果については?
「(得点)ゼロだし、4失点したし、結果のとおりという感じです」
―スコアと実際の感触は同じ?
「前半は自分もネイマールに対して付いていくのか、付いていかないのかハッキリできなくて、センターバックに声もかけられなかった。簡単に失点してしまったけど、0-1のあとはしっかり守れていた。チャンスも少なからずあった。あのまま後半もやれていれば良かったけど、早い時間に自分たちのミスで2失点目を喫して、そこからチームとしてもガタッと落ちてしまった。向こうはカウンターがすごいのは分かっていたので、中盤で安易な横パスなど失い方が悪かったのは良くなかった」
―ネイマールへの対応は?
「シオくん(塩谷)が出るのか、俺が出るのか、(柴崎)岳に任せるのか、(小林)悠くんに行かせるのか、ハッキリしたかった。でも前半だけで言わせてもらえば、自分がディレイした状態で相手に2対1をつくられたことはあまりなかったと思う。人にはしっかり行けていたと思う。コミュニケーションは取れていた。付き方は難しかったけど、割とうまく対応はできたかなと思う」
―1失点目の場面はネイマールにうまく斜めに走られたが?
「個人的には自分が付いていけばいいことだった。少しラインを落としてでも、ネイマールより先にコースに入るか、あるいはラインを2mくらい下げて走りに対応するという考えが自分にはあった。周りに相談してみたら、シオくんとかもボールウォッチャーになっていて、ラインを止めたままになっていた。スルーパスへの対応に関して、僕がシオくんにひと声かければシオくんも下がって、あのパスを何とかカットできたと思う。いろいろ修正しないといけないと思ったことはあったけど、一番は自分が付いていけばいいことだった。1失点目は個人的なミスかなと思う」
●DF塩谷司(広島)
―ブラジル相手にできた部分と課題は?
「できたことはないと思う。力の差はあったし、今日経験できたことをチームに帰ってからどう練習で取り組むかが大事だと思う」
―ラインコントロールの部分は?
「ラインを下げるか、止めるかはその状況状況にもよる。一つ判断を間違えたら失点になる。チームにいるときから意識をして、DFラインの駆け引きをやっていかないといけない。技術的なところはこの年齢になって、めちゃくちゃうまくなることはないと思うけど、フィジカルのところは伸ばせると思うし、そういうところはもっともっと鍛えて、戦術的な部分でも賢くならないといけない」
●DF太田宏介(F東京)
「まずは守備から入って、チャンスがあれば前に行きたいと思っていた。バランスは崩したくなかったので、(酒井)高徳が前に行ったら、リスクをかけないように、ガンガン前に行くのはやめようと思っていた」
―ブラジルとの差をどう感じた?
「カウンターも鋭いし、一つのミスが失点につながることを痛感した。決めるところで決めないと、こういう差を付けられるのかなと」
―手応えもつかめた?
「少ないチャンスの中でも、自分の形を少しは出せた。試合自体も冷静に入れたし、高い位置に行ったときはクロスで終わることもできた。守備では相手との間合いを詰めるところだったり、個人でボールを奪えるようにならないといけない」
●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「今日の試合は内容と結果をある意味、別々に考えたほうがいいと思う。若い選手、新しい選手が入って、こういう経験をするのはいいこと。前半に見せられたようなプレーはプラスに考えたい。過去4年間にやってきたことから、もう一歩さらに上に行くための時期。常に結果は受け止めないといけないし、自分たちがもう1つ2つ大きくなるために、こういう経験をプラスに変えて、より強い日本になっていきたい。強いチームになるために、こういう試合から経験していかないといけない」
―過去2年の対戦とは意味合いが違った?
「ポーランドでやったときは、フランスに勝ったあとの試合で、自分たちのサッカーがどれだけ通じるか真っ向からぶつかった。コンフェデレーションズ杯では、そこからプラスアルファでつくってきた形が結果として残せるかという試合だった。3試合とも戦い方が違うし、内容もそれぞれ違う。新しい選手が出てきた中で、こういう試合ができたことは日本代表としてプラスだと思う」
―ネイマールについては?
「常に点を取るところにいるし、ゴールに絡む動きを常にしている。危険な動きを90分間している。(シュートの)迷いもないし、決めるべきところで決める」
(取材・文 西山紘平、矢内由美子)
アギーレジャパンはブラジルに4失点惨敗:MF&FW編
14/10/15 06:40
[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]
日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。日本はブラジル相手に12戦未勝利(3分9敗)となった。

日本攻撃陣は最後までブラジルの守備を崩せなかった

日本のスターティングメンバー

世界との差を体感したMF柴崎岳
一つのミスが致命傷に…世界との差を体感したMF柴崎岳
14/10/15 08:00

世界との差を体感したMF柴崎岳

先発出場した柴崎

4ゴールを挙げたFWネイマールと同じ22歳

この日はなかなか起点になれなかった

過去の試合ほどの存在感を放てなかった

給水する柴崎

コウチーニョを抜きに行く

前線へパスを供給

パスミスが目立った

思うようなプレーができない

柴崎のパスミスから失点を招いた

悔しさを隠し切れない

前線に駆け上がって攻撃参加

同い年のネイマールに4失点

09年のU-17W杯でも対戦していた

「力の差があったと素直に思う」

あらためて体感した世界との差

「ショックはショックだけど、認めないといけない」

「プラスのほうに自分を導いていくことも大事」と言い聞かせる

柴崎は後半39分にピッチを後にした

ミスを認める日本代表の岳である。
これが世界との差と痛感したことであろう。
そして、それを前向きに捉え、「ショックはショックだけど、認めないといけないし、認めて、受け入れてから始まる部分もある。ネガティブではなく、プラスのほうに自分を導いていくことも大事だと思う」と語る。
この経験を経て岳が、所属する鹿島アントラーズにてどのよう成長していくのか確認していきたい。
楽しみである。
対決、バチとカイオ
2014年10月14日(火)

15時半からポゼッショントレーニングを行いました。その後、変則的なゲーム形式のトレーニングや攻撃陣と守備陣に分かれた練習を実施しています。練習参加している久保田選手もサッカーセンスのあるプレーを随所に見せていました。

カイオと対峙するバチである。
同期三人がポジションを得たなかで、バチとしては思うところがあろう。
とはいえ、ここで焦る必要はない。
クオリティの高い鹿島のレギュラー組を相手に練習することで、バチの能力は更に引き出されておるのだ。
スターティングメンバーに名を連ねる日は近い。
そのバチの相棒となるべく、来季の新人である久保田和音くんがセンスのあるプレイを魅せておったとのこと。
バチと和音くんが組む日も遠くはあるまい。
バチが狩ったボールを和音くんが配球するのだ。
とても楽しみな未来予想図である。

15時半からポゼッショントレーニングを行いました。その後、変則的なゲーム形式のトレーニングや攻撃陣と守備陣に分かれた練習を実施しています。練習参加している久保田選手もサッカーセンスのあるプレーを随所に見せていました。

カイオと対峙するバチである。
同期三人がポジションを得たなかで、バチとしては思うところがあろう。
とはいえ、ここで焦る必要はない。
クオリティの高い鹿島のレギュラー組を相手に練習することで、バチの能力は更に引き出されておるのだ。
スターティングメンバーに名を連ねる日は近い。
そのバチの相棒となるべく、来季の新人である久保田和音くんがセンスのあるプレイを魅せておったとのこと。
バチと和音くんが組む日も遠くはあるまい。
バチが狩ったボールを和音くんが配球するのだ。
とても楽しみな未来予想図である。
岳、特異な絵を描く頭脳を持った鹿島の精鋭
いざ、ブラジル戦へ。現代アートの旗手・柴崎岳が描く"ゲーム"という名の鮮烈な「絵」
4年後のW杯へ船を漕ぎ出したアギーレ・ジャパン。ジャマイカ、ブラジルと対戦する10月シリーズでは、新たなJリーガーの新戦力が際立ち始めている。今回の『J論』では、そんな日本代表のJリーガーたちに再フォーカス。第1回目は情熱の分析家・河治良幸が、新世代のゲームメーカーを解剖する。特異な絵を描く頭脳を持った鹿島の精鋭が秘める可能性とは、何だろうか。
▼新たなるゲームメーカー像
新体制3試合目となるジャマイカ戦で初勝利を飾った日本代表ではJリーガーの新戦力が目に付く。中でも大きな存在感を示しているのが、鹿島の柴崎岳だ。
アギーレ監督に「まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる」と言わしめるプレーは、小さいリスクで大きなリターンを生み出すような特異な効率性を感じさせる。
9月の2試合が始まる以前、筆者は「どういうプレーをしていきたいか?」と柴崎に質問した。回答は「これという形を決めずに、臨機応変にやっていきたい」というものだった。そしてウルグアイ戦で出番がないままに敗戦を見届けた柴崎は、「ゲームメーカーがいなかった......。そういう役割のプレーが無かったですね」と振り返った。
"もし自分が入ったら"というイメージを込めた発言だったに違いないが、かといってピッチに入るまでにビジョンを固め過ぎず、試合環境や味方と相手の関係の中で適した絵を着想し、描き出していくのが柴崎なりの"ゲームメーカー像"なのだろう。
早くから「遠藤保仁の後継者」として期待され、どちらかと言えば中盤から長短のパスをさばくイメージの強かった柴崎だが、鹿島でも幅広いプレーが出てくるようになっている。一つのスタイルを追い求めるザッケローニ前監督よりも、対戦相手を分析して策を講じるアギーレ監督の下のほうが、より多彩な絵を描きやすいのではないか。
▼ブラジル戦で描く絵は?
ベネズエラ戦の前半は中盤でバランスを取り、相手のプレッシャーを吸収しながらサイドで起点を作らせ、チャンスになればスルスルとバイタルエリアまで駆け上がった。後半になって相手の守備が下がると、今度はその手前で多くのパスをさばき、チャンスの起点として振る舞った。
そして先日のジャマイカ戦は、セカンドボールを拾ったところからダイレクトタッチなどでディフェンスの間を突き、タイミングよくフィニッシュに絡んでいった。オウンゴールを誘ったシュートは左サイドで岡崎がボールを奪うと、右サイドの本田にサイドチェンジのパスが出る間に、3人目の動きでスペースに進出し、スルーパスに合わせた形だった。
ジャマイカ戦の前には「ある程度、監督が好むプレーであったり、戦術的な規律というのは頭にあります」と語っていた柴崎は、まるで具材を与えられた絵描きのように、基本戦術をインプットしながら、ジャマイカ戦というキャンバスの中にまた違うプレーイメージを描き出してみせた。
その絵の中には当然、味方とのコンビネーションも入ってくる。「流動的に周りとのコンビネーションを生み出したい」という柴崎のイメージは香川真司という新たな味方にとって新しい色彩を帯びた。残念ながら香川は途中離脱してしまったが、ブラジル戦という"未経験のテーマ"の中で、味方と共にどういう絵を描いていくのかは楽しみだ。
▼"遠いところ"は見えるのか
アギーレ監督はブラジル戦で6人の先発変更を明言している。柴崎もその一人である可能性もあるが、「選手の特徴に合わせることは可能ですし、バランスを取りながらいろんな選手とでもやっていこうと思っています」と組み合わせにこだわらず、良い連係を築いていく意識を強調した。
現地のピッチコンディションはボール扱いが難しくなりそうだが、「良くはないですし、砂地を走っているような感覚にはなりますけど、条件は相手も一緒なので、その環境に適応することがつねに大事だと思う」と語る柴崎はキャンバスに適した絵の具で色彩を描く様に、ピッチ条件も我がものにする意識を感じさせる。
もしも柴崎が、対戦相手が高いレベルであるほど、彼のイマジネーションを高められる選手ならば、このブラジル戦でアギーレ監督が「かなり遠いところまで行きつくことができる」と期待するだけの資質を示すことができるはず。もちろん筆を折られるような苦い経験になる可能性も否定できないが、それも含めて柴崎の新たな挑戦を見守りたい。

柴崎岳について記すJ論の河治氏である。
鹿島での成長について述べておる。
これからの日本代表を背負っていくことは河治氏だけでなく多くの民が思っていることであろう。
その為にも鹿島での活躍が必須。
この週末から再開するJリーグに注目である。
4年後のW杯へ船を漕ぎ出したアギーレ・ジャパン。ジャマイカ、ブラジルと対戦する10月シリーズでは、新たなJリーガーの新戦力が際立ち始めている。今回の『J論』では、そんな日本代表のJリーガーたちに再フォーカス。第1回目は情熱の分析家・河治良幸が、新世代のゲームメーカーを解剖する。特異な絵を描く頭脳を持った鹿島の精鋭が秘める可能性とは、何だろうか。
▼新たなるゲームメーカー像
新体制3試合目となるジャマイカ戦で初勝利を飾った日本代表ではJリーガーの新戦力が目に付く。中でも大きな存在感を示しているのが、鹿島の柴崎岳だ。
アギーレ監督に「まるで20年も経験を積んだかのようなプレーを見せてくれる」と言わしめるプレーは、小さいリスクで大きなリターンを生み出すような特異な効率性を感じさせる。
9月の2試合が始まる以前、筆者は「どういうプレーをしていきたいか?」と柴崎に質問した。回答は「これという形を決めずに、臨機応変にやっていきたい」というものだった。そしてウルグアイ戦で出番がないままに敗戦を見届けた柴崎は、「ゲームメーカーがいなかった......。そういう役割のプレーが無かったですね」と振り返った。
"もし自分が入ったら"というイメージを込めた発言だったに違いないが、かといってピッチに入るまでにビジョンを固め過ぎず、試合環境や味方と相手の関係の中で適した絵を着想し、描き出していくのが柴崎なりの"ゲームメーカー像"なのだろう。
早くから「遠藤保仁の後継者」として期待され、どちらかと言えば中盤から長短のパスをさばくイメージの強かった柴崎だが、鹿島でも幅広いプレーが出てくるようになっている。一つのスタイルを追い求めるザッケローニ前監督よりも、対戦相手を分析して策を講じるアギーレ監督の下のほうが、より多彩な絵を描きやすいのではないか。
▼ブラジル戦で描く絵は?
ベネズエラ戦の前半は中盤でバランスを取り、相手のプレッシャーを吸収しながらサイドで起点を作らせ、チャンスになればスルスルとバイタルエリアまで駆け上がった。後半になって相手の守備が下がると、今度はその手前で多くのパスをさばき、チャンスの起点として振る舞った。
そして先日のジャマイカ戦は、セカンドボールを拾ったところからダイレクトタッチなどでディフェンスの間を突き、タイミングよくフィニッシュに絡んでいった。オウンゴールを誘ったシュートは左サイドで岡崎がボールを奪うと、右サイドの本田にサイドチェンジのパスが出る間に、3人目の動きでスペースに進出し、スルーパスに合わせた形だった。
ジャマイカ戦の前には「ある程度、監督が好むプレーであったり、戦術的な規律というのは頭にあります」と語っていた柴崎は、まるで具材を与えられた絵描きのように、基本戦術をインプットしながら、ジャマイカ戦というキャンバスの中にまた違うプレーイメージを描き出してみせた。
その絵の中には当然、味方とのコンビネーションも入ってくる。「流動的に周りとのコンビネーションを生み出したい」という柴崎のイメージは香川真司という新たな味方にとって新しい色彩を帯びた。残念ながら香川は途中離脱してしまったが、ブラジル戦という"未経験のテーマ"の中で、味方と共にどういう絵を描いていくのかは楽しみだ。
▼"遠いところ"は見えるのか
アギーレ監督はブラジル戦で6人の先発変更を明言している。柴崎もその一人である可能性もあるが、「選手の特徴に合わせることは可能ですし、バランスを取りながらいろんな選手とでもやっていこうと思っています」と組み合わせにこだわらず、良い連係を築いていく意識を強調した。
現地のピッチコンディションはボール扱いが難しくなりそうだが、「良くはないですし、砂地を走っているような感覚にはなりますけど、条件は相手も一緒なので、その環境に適応することがつねに大事だと思う」と語る柴崎はキャンバスに適した絵の具で色彩を描く様に、ピッチ条件も我がものにする意識を感じさせる。
もしも柴崎が、対戦相手が高いレベルであるほど、彼のイマジネーションを高められる選手ならば、このブラジル戦でアギーレ監督が「かなり遠いところまで行きつくことができる」と期待するだけの資質を示すことができるはず。もちろん筆を折られるような苦い経験になる可能性も否定できないが、それも含めて柴崎の新たな挑戦を見守りたい。

柴崎岳について記すJ論の河治氏である。
鹿島での成長について述べておる。
これからの日本代表を背負っていくことは河治氏だけでなく多くの民が思っていることであろう。
その為にも鹿島での活躍が必須。
この週末から再開するJリーグに注目である。
日本代表・西・岳、試合前日風景
アギーレジャパンがブラジル戦へ最終調整:GK&DF編
14/10/14 07:44
日本代表は13日、シンガポールのナショナルスタジアムで公式練習を行い、14日のブラジル戦に向けて最終調整した。

11年6月1日のペルー戦以来の出場を目指すDF西大伍
アギーレジャパンがブラジル戦へ最終調整:MF&FW編
14/10/14 07:51

ブラジル戦が「一つの指標になる」と話すMF柴崎岳

09年のU-17W杯でもブラジルと対戦

ネイマールとは5年ぶりの再戦になる

ブラジル戦に向けた日本代表の前日練習の風景である。
指揮官からはジャマイカ戦から6人の選手入れ替えが明言されており、西大伍には出場機会が期待される。
右サイドを守りきり、そして攻撃に絡むのだ。
攻守に存在感を発揮して欲しいところ。
また、岳がこの試合でも起用されることとなれば、信頼の証となる。
チームの軸に据えられたことが示されたこととなる。
先発メンバーの発表を楽しみにしたい。
14/10/14 07:44
日本代表は13日、シンガポールのナショナルスタジアムで公式練習を行い、14日のブラジル戦に向けて最終調整した。

11年6月1日のペルー戦以来の出場を目指すDF西大伍
アギーレジャパンがブラジル戦へ最終調整:MF&FW編
14/10/14 07:51

ブラジル戦が「一つの指標になる」と話すMF柴崎岳

09年のU-17W杯でもブラジルと対戦

ネイマールとは5年ぶりの再戦になる

ブラジル戦に向けた日本代表の前日練習の風景である。
指揮官からはジャマイカ戦から6人の選手入れ替えが明言されており、西大伍には出場機会が期待される。
右サイドを守りきり、そして攻撃に絡むのだ。
攻守に存在感を発揮して欲しいところ。
また、岳がこの試合でも起用されることとなれば、信頼の証となる。
チームの軸に据えられたことが示されたこととなる。
先発メンバーの発表を楽しみにしたい。
日本代表・柴崎岳、良い結果を残したい
柴崎「勝つ確率50分の1より低いかも」番狂わせへベスト尽くす
2014年10月14日6時0分 スポーツ報知

ブラジル戦に向け、調整する柴崎
◆国際親善試合 日本―ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
アギーレ・ジャパンの司令塔MF柴崎岳(22)=鹿島=が勝負に徹したゲームメークで番狂わせを呼び込む。ブラジル相手で守備の時間が長くなることが予想されるが、自分たちの形にこだわらず、時には相手のサッカーに合わせることを視野に入れ、勝利に向かってプレーし続ける考えを明かした。
柴崎はいつも通り冷静だった。「自分たちの力を試すということもあるけど、チームとしても個人としてもベストを尽くすこと。(チームとして)良い結果を残したい」。サッカー王国に対しても「勝利」という目標は崩さず、ゲームを作っていく考えを明かした。
10日のジャマイカ戦では右MFでフル出場し、FW本田や岡崎、MF香川と連動。アギーレ監督に「ワールドクラス」と絶賛されたが、ブラジル相手に同じプレーができるとは限らない。「(攻撃は)カウンターだけの90分になるかもしれない。その折り合いをどこでつけるか。良いサッカーをするためじゃなくて、勝つためのサッカーをするにはどうするか。そこを考えながらやっていきたい」。ブラジル戦では守備の時間を受け入れ、一矢を放つ。世界に勝つためのイメージだ。
13日は試合会場で調整し、本番に備えた。「日本が勝つ確率は50分の1かもしれない。それよりも低いかもしれない。でも、その1がW杯だったり、対戦した時であれば、日本のサッカーは先につながっていくと思う」。アギーレ・ジャパンの新司令塔が、ブラジルに勝つために、あらゆる手段を講じる。
代表3戦目で迎えるブラジル戦…柴崎「一つの指標になる」
14/10/14 00:25

自分の“現在地”を見極める。日本代表MF柴崎岳(鹿島)は「一つの指標になる」と、14日のブラジル戦を位置付けた。
「昔からブラジルは常にトップのレベルを保ってきた。サッカーと言えばブラジルというのもある。僕もそういう環境で育ってきたし、一つの指標というか、自分がどれだけできるか分からないけど、これからの一つの指標になるのは間違いないかなと思う」
日本代表デビューは9月9日のベネズエラ戦(2-2)。デビュー戦で初ゴールを決めると、今月10日のジャマイカ戦(1-0)でもオウンゴールを誘うシュートを打った。豊富な運動量で攻守に存在感を見せる背番号7をアギーレ監督も「ワールドクラス」と絶賛。出場2試合で早くも日本の中心的存在となった。
09年のU-17W杯でFWネイマール擁するブラジルと対戦している柴崎だが、フル代表での対戦は当然初めてとなる。ネイマールは翌10年にフル代表デビュー。これまで国際Aマッチ57試合に出場し、36得点を記録している。
12年にJリーグのヤングベストプレイヤー賞を受賞したときには、同世代であるネイマールらの名前を挙げ、「彼らのような活躍ができた選手がいるかといえば、そうではない。彼らに一歩でも近づき、日本を代表する選手になっていかないと、世界とは戦えない」とスピーチ。常に世界を見据え、現状に満足することなく己を高めてきた。
そんなネイマールに対し、4年遅れで同じ舞台に上り詰めた。代表3戦目で迎えるブラジル戦。世界と比較し、自分が今、どの位置にいるのか。「個々の能力が高くて、仕掛けられる選手がそろっている。粘り強い守備が必要だし、守備の意識はジャマイカ戦より高めないといけない」と、静かに闘志を燃やした。
(取材・文 西山紘平)
日本vsブラジル 試合前日の選手コメント
14/10/14 07:25
日本代表は13日、シンガポールのナショナルスタジアムで公式練習を行い、14日のブラジル戦に向けて最終調整した。
以下、練習後の選手コメント
●FW岡崎慎司(マインツ)
―ミーティングでブラジルの映像を見た?
「ドゥンガ監督になってからのサッカーは攻撃的というより守備的なチームという話を聞いて、意外だった。前の4人が簡単に攻めて、6人で守る。逆に前の選手は守備をサボりがちだと思うし、いかにダイナミックに、前にパスを出していくか。自分がいかにボールを多く引き出すかだと思う」
―芝の状態は?
「やりづらいですね。今までにないぐらい。タジキスタン以上だと思う。柔らかい分、しんどいかなと思う。ただ、それは言い訳にできないと監督にも言われている」
―ブラジルはドゥンガ監督になってまだ無失点だが?
「自分は一回した対戦していないけど、まだ点を取っていないので、取りたいですね。ブラジルとの対戦は(自分の)アピールというより、点を取ることで自分の生きる道を見つけられると思う。それを取りに行きたい」
●FW武藤嘉紀(F東京)
「格上の相手だし、今まで経験していない実力の選手たちとやるので、実力以上のものを出さないといけないと思う」
―ブラジルの印象は?
「守備に関しては6枚で守って、そこから一気にカウンターでネイマールや前の選手に当てていくと思う。かなり激しく来ると思うけど、しっかり耐えて強引に行きたいと思う」
―得点チャンスがあるとしたら?
「相手は前の選手の切り替えが遅い分、サイドバックも上がり切っている。カウンターで(相手CBの)2人対自分たち3人という状態になることが多いと思うので、そこでしっかり切り替えていきたい」
―駆け引きも必要?
「こないだのレベルより絶対に高い。身体能力に関してはどっちが高いか分からないけど、技術やディフェンスの面で絶対に技量的に上だと思うので、自分も積極的にやっていきたい」
―どういうところを見せたい?
「取ったあとのスピード。一気に前に上がるスピード。こないだはドリブルで相手の前にしっかり入り切れなかったので、後ろから来る選手に弾き飛ばされたりした部分もあった。今回も相手はたぶんスピードもあると思うので、しっかり体を前に入れ切ってドリブルしないといけない」
―マッチアップする相手の能力を最初は何で測る?
「やっぱり最初は仕掛けてみないと分からないし、失敗するにせよ、成功するにせよ、積極的に行かないで消極的に行ってしまうと、自分と相手との技量の差は測れないと思うので、そこは積極的に行って、感じたいと思っている」
●FW小林悠(川崎F)
「ジャマイカ戦でも攻撃の形はできていたので、最後に決めるところかなと思う。自分の長所は抜け出すこと。そこは練習中からも話し合ってやっているので、試合でも出せればいいかなと思う」
―ブラジル相手だと、パスの距離も長くなりそうだが?
「守備の時間はジャマイカ戦より長くなると思うけど、それでもチャンスは来ると思う。そこでしっかりやっていきたい」
―決めるところで決めるために必要なことは?
「気負わないことですね。チャンスのときにどれだけ感情を殺してリラックスして打てるかだと思う」
―相手のセンターバックのレベルも上がるが?
「迫力を持って足を出してくると思うけど、その分、キックフェイントや、かわすチャンスも増えるというイメージはある。ゴール前で落ち着いてシュートまで行きたい」
―クロスに飛び込むタイミングは?
「(太田)宏介は昔から知っているので、クロスのタイミングはだいたい分かる。(田中)順也も昔からやっているので分かる。クロスに対しては中の選手がかぶらないように、一人がニアに行ったら一人がファーというように、各ポジションにしっかり入っていけたらチャンスになると思う。高さでは難しいかもしれないけど、相手より先に動いて、先に触ることを意識してやれればいいと思う」
―ジャマイカ戦で手応えもつかんだ?
「ゴールに向かって迫力を持っていくというのはできていたところなので、それを続けていくこと。あとは簡単なミスを減らすこと。しっかり味方につないで自分が動き出すということをできればいいと思う」
●MF柴崎岳(鹿島)
―ブラジルのイメージは?
「ミーティングで監督が相手の特長を言ってくれたので、そのあたりは頭に入れている。僕はやったことがないので、聞いた話しかないけど、個々の能力が高くて、仕掛けられる選手がそろっている。粘り強い守備が必要だし、守備の意識はジャマイカ戦より高めないといけない」
―鹿島もブラジルのサッカーに影響を受けた部分が大きいと思うが?
「昔からブラジルは常にトップのレベルを保ってきた。サッカーと言えばブラジルというのもある。僕もそういう環境で育ってきたし、一つの指標というか、自分がどれだけできるか分からないけど、これからの一つの指標になるのは間違いないかなと思う」
―ピッチ状態は?
「良くはないし、ちょっと砂が多い。砂地で走っているような感覚があるけど、条件は相手も一緒。その環境に適応することが大事」
●MF細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
「1対1になったらどんどん仕掛けてくると思うので、そこのカバーリングだったり、そういう意識は共有できていると思う。引いて守るより、できるだけ高い位置でコンパクトに守りたい。それをブラジル相手にできるのかというのはあるけど、できるだけ高い位置でコンパクトに守ることがいい守備につながると思う」
●DF太田宏介(F東京)
―ピッチは?
「砂場みたいです。日本には絶対にないですね。外から見ても分かると思うけど。ところどころ、デコボコなところと、まだあまり人が通っていないところがある。明日、キレイになっていればいいなと」
―今の気持ちは?
「いつもと変わらない。平常心です。こないだ少しの時間だったけど、試合に出たということは自分の中では大きかったので、冷静にいられている。気持ち的にあそこで出る出ないで全然違ったと思う。少し気が楽になった。雰囲気や、中でしか分からないことを味わえた」
―どんな試合をする?
「まずはチームのやり方というのをしっかりやって、守りながら、チャンスがあれば自分は前で勝負したい。クロスのところなどは見てもらいたい。まずはチームのやり方をやったうえで、プラスアルファの部分を出していければいいと思う」
―戦術理解は?
「日に日に理解してきていると思う。グラウンドに入った方が感じることは多いと思うので、もし出られたら、しっかりやっていきたい」
―監督からは何か言われている?
「特にはないけど、全体としてやるべきことはミーティングでも聞いているし、理解しているつもり。世界のトップクラスの選手たちなので、臆することなく、ガンガンやっていきたい」
●DF塩谷司(広島)
―ブラジルの攻撃の印象は?
「パスも出せるし、シュートも打てる選手ばかり。ポジションを固定せず、流動的に来ると思うので、だれが行くのか、コーチングしてハッキリさせていきたい。シュートのタイミングは独特だと思うので、今までやってきた間合いだとやられる。もう一歩詰めるディフェンスができれば」
―ブラジル相手にどんな試合を見せたい?
「ピッチに立つことになったら、しっかり勝つつもりでいい準備をしたい。ブラジルはサッカー界を引っ張ってきた存在だし、ビッグクラブでプレーしている選手ばかり。上の存在だと思うけど、絶対に勝てないかと言ったらそんなことはないと思う。ビビらずに試合の入りからガツガツいきたい」
●GK西川周作(浦和)
―ブラジルの印象は?
「ドゥンガ監督になってから守備が堅い。隙を与えないような感じ。攻撃は4人くらいで攻めてくる感じで、後ろは6人とGKで守っている。カウンターを狙っているように見える」
―スコラリ監督のときより守備が固い?
「前の4人は攻められているのに歩いたりしているので、そういうところは逆に気をつけないといけないのかなと思う。攻撃と守備の役割がハッキリしていた。前4人と、後ろは6人とキーパー。縦に入れられるときはすぐに縦に入れていた」
―ネイマールは?
「実際にネイマール選手にやられているし、そこはみんな意識していると思う。新しく入った選手も対戦を楽しみにしていると思う。ネイマールはドリブルの持ち運び方も速くて、良いところにボールを置いているので、常にパスもシュートもある。だから常に準備していないといけない」
―ピッチが悪いが、それでもドリブルしてくる?
「彼ならやると思う。慣れているんじゃないかなと思いますね。ピッチは悪いけど、ぼこぼこしている感じは意外にない。つなげるところはつなげたい。ボールを保持すれば、攻められる回数も少なくなる」
(取材・文 西山紘平、矢内由美子)
ブラジル戦を心待ちにする柴崎「これからの指針になる試合」

ジャマイカ戦に出場した日本代表MF柴崎岳 [写真]=Getty Images
日本代表は13日、国際親善試合のブラジル代表戦に向けた前日練習を行った。
記者団の取材に応じた鹿島アントラーズ所属のMF柴崎岳は、以下のようにコメントしている。
柴崎は「ブラジルは個々の能力が非常に高いですし、仕掛けられる選手が揃っているので、粘り強い守備というか、ピッチコンディションも考えながら守備の意識はジャマイカ戦よりさらに高めないといけないと思います」と警戒を示しながらも、「自分の中でどれだけできるか分かんないですけど、これからの1つの指針になる試合になることは間違いかなと思います」と対戦への期待感を表した。
ドルトムント所属のMF香川真司がチームから離脱し、ポジションの変更も考えられるが、柴崎は「誰がピッチに入るか分からないですけど、選手の特徴に合わせることは僕は可能ですし、バランスを取りながらいろんな選手とでもやっていこうと思ってます」と語っている。
香川不在でゲームメイカーとしての期待高まる柴崎「僕は選手の特徴に合わせることが出来る」
2014年10月14日
photo Getty Images

ゲームメイカーとしての期待高まる柴崎【写真:Getty Images】
日本代表は13日、シンガポールで14日に行われるブラジル戦の前日練習を行った。
MF柴崎岳は、一貫してブラジル人監督が指揮を執る鹿島アントラーズの所属だが「特に感情はない」としながらも「サッカーといえばブラジルとされるような環境の中で育ってきたので、これからの1つの指針になる試合なのは間違いかなと思う」と、やはり特別な意識があることを明かした。
シンガポール・ナショナルスタジアムのピッチコンディションが悪いことについては「ちょっと砂が多い部分があって、多少、砂地を走っているような感覚にはなる」と難しさを述べたものの「条件は相手も一緒。その環境に適応することが大事」と冷静に語った。
この試合では、MF香川真司が離脱となったため、中盤のゲームメイクの面で期待が高まるが「チームは個人に頼るわけではないので、チーム全体として意識を全持たないといけない」としつつ「僕は選手の特徴に合わせることが出来る。バランスを取りながら色んな選手とやっていこうと思う」と意欲を示した。
【了】

ブラジル戦へ向けてコメントを発する日本代表の柴崎岳である。
日本代表の立ち位置をよく理解しておる様子。
しかしながら「勝利」を目指す気持ちは強い。
鹿島にて培われたメンタリティでチームを牽引するのだ。
勝つためのサッカーを期待しておる。
2014年10月14日6時0分 スポーツ報知

ブラジル戦に向け、調整する柴崎
◆国際親善試合 日本―ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
アギーレ・ジャパンの司令塔MF柴崎岳(22)=鹿島=が勝負に徹したゲームメークで番狂わせを呼び込む。ブラジル相手で守備の時間が長くなることが予想されるが、自分たちの形にこだわらず、時には相手のサッカーに合わせることを視野に入れ、勝利に向かってプレーし続ける考えを明かした。
柴崎はいつも通り冷静だった。「自分たちの力を試すということもあるけど、チームとしても個人としてもベストを尽くすこと。(チームとして)良い結果を残したい」。サッカー王国に対しても「勝利」という目標は崩さず、ゲームを作っていく考えを明かした。
10日のジャマイカ戦では右MFでフル出場し、FW本田や岡崎、MF香川と連動。アギーレ監督に「ワールドクラス」と絶賛されたが、ブラジル相手に同じプレーができるとは限らない。「(攻撃は)カウンターだけの90分になるかもしれない。その折り合いをどこでつけるか。良いサッカーをするためじゃなくて、勝つためのサッカーをするにはどうするか。そこを考えながらやっていきたい」。ブラジル戦では守備の時間を受け入れ、一矢を放つ。世界に勝つためのイメージだ。
13日は試合会場で調整し、本番に備えた。「日本が勝つ確率は50分の1かもしれない。それよりも低いかもしれない。でも、その1がW杯だったり、対戦した時であれば、日本のサッカーは先につながっていくと思う」。アギーレ・ジャパンの新司令塔が、ブラジルに勝つために、あらゆる手段を講じる。
代表3戦目で迎えるブラジル戦…柴崎「一つの指標になる」
14/10/14 00:25

自分の“現在地”を見極める。日本代表MF柴崎岳(鹿島)は「一つの指標になる」と、14日のブラジル戦を位置付けた。
「昔からブラジルは常にトップのレベルを保ってきた。サッカーと言えばブラジルというのもある。僕もそういう環境で育ってきたし、一つの指標というか、自分がどれだけできるか分からないけど、これからの一つの指標になるのは間違いないかなと思う」
日本代表デビューは9月9日のベネズエラ戦(2-2)。デビュー戦で初ゴールを決めると、今月10日のジャマイカ戦(1-0)でもオウンゴールを誘うシュートを打った。豊富な運動量で攻守に存在感を見せる背番号7をアギーレ監督も「ワールドクラス」と絶賛。出場2試合で早くも日本の中心的存在となった。
09年のU-17W杯でFWネイマール擁するブラジルと対戦している柴崎だが、フル代表での対戦は当然初めてとなる。ネイマールは翌10年にフル代表デビュー。これまで国際Aマッチ57試合に出場し、36得点を記録している。
12年にJリーグのヤングベストプレイヤー賞を受賞したときには、同世代であるネイマールらの名前を挙げ、「彼らのような活躍ができた選手がいるかといえば、そうではない。彼らに一歩でも近づき、日本を代表する選手になっていかないと、世界とは戦えない」とスピーチ。常に世界を見据え、現状に満足することなく己を高めてきた。
そんなネイマールに対し、4年遅れで同じ舞台に上り詰めた。代表3戦目で迎えるブラジル戦。世界と比較し、自分が今、どの位置にいるのか。「個々の能力が高くて、仕掛けられる選手がそろっている。粘り強い守備が必要だし、守備の意識はジャマイカ戦より高めないといけない」と、静かに闘志を燃やした。
(取材・文 西山紘平)
日本vsブラジル 試合前日の選手コメント
14/10/14 07:25
日本代表は13日、シンガポールのナショナルスタジアムで公式練習を行い、14日のブラジル戦に向けて最終調整した。
以下、練習後の選手コメント
●FW岡崎慎司(マインツ)
―ミーティングでブラジルの映像を見た?
「ドゥンガ監督になってからのサッカーは攻撃的というより守備的なチームという話を聞いて、意外だった。前の4人が簡単に攻めて、6人で守る。逆に前の選手は守備をサボりがちだと思うし、いかにダイナミックに、前にパスを出していくか。自分がいかにボールを多く引き出すかだと思う」
―芝の状態は?
「やりづらいですね。今までにないぐらい。タジキスタン以上だと思う。柔らかい分、しんどいかなと思う。ただ、それは言い訳にできないと監督にも言われている」
―ブラジルはドゥンガ監督になってまだ無失点だが?
「自分は一回した対戦していないけど、まだ点を取っていないので、取りたいですね。ブラジルとの対戦は(自分の)アピールというより、点を取ることで自分の生きる道を見つけられると思う。それを取りに行きたい」
●FW武藤嘉紀(F東京)
「格上の相手だし、今まで経験していない実力の選手たちとやるので、実力以上のものを出さないといけないと思う」
―ブラジルの印象は?
「守備に関しては6枚で守って、そこから一気にカウンターでネイマールや前の選手に当てていくと思う。かなり激しく来ると思うけど、しっかり耐えて強引に行きたいと思う」
―得点チャンスがあるとしたら?
「相手は前の選手の切り替えが遅い分、サイドバックも上がり切っている。カウンターで(相手CBの)2人対自分たち3人という状態になることが多いと思うので、そこでしっかり切り替えていきたい」
―駆け引きも必要?
「こないだのレベルより絶対に高い。身体能力に関してはどっちが高いか分からないけど、技術やディフェンスの面で絶対に技量的に上だと思うので、自分も積極的にやっていきたい」
―どういうところを見せたい?
「取ったあとのスピード。一気に前に上がるスピード。こないだはドリブルで相手の前にしっかり入り切れなかったので、後ろから来る選手に弾き飛ばされたりした部分もあった。今回も相手はたぶんスピードもあると思うので、しっかり体を前に入れ切ってドリブルしないといけない」
―マッチアップする相手の能力を最初は何で測る?
「やっぱり最初は仕掛けてみないと分からないし、失敗するにせよ、成功するにせよ、積極的に行かないで消極的に行ってしまうと、自分と相手との技量の差は測れないと思うので、そこは積極的に行って、感じたいと思っている」
●FW小林悠(川崎F)
「ジャマイカ戦でも攻撃の形はできていたので、最後に決めるところかなと思う。自分の長所は抜け出すこと。そこは練習中からも話し合ってやっているので、試合でも出せればいいかなと思う」
―ブラジル相手だと、パスの距離も長くなりそうだが?
「守備の時間はジャマイカ戦より長くなると思うけど、それでもチャンスは来ると思う。そこでしっかりやっていきたい」
―決めるところで決めるために必要なことは?
「気負わないことですね。チャンスのときにどれだけ感情を殺してリラックスして打てるかだと思う」
―相手のセンターバックのレベルも上がるが?
「迫力を持って足を出してくると思うけど、その分、キックフェイントや、かわすチャンスも増えるというイメージはある。ゴール前で落ち着いてシュートまで行きたい」
―クロスに飛び込むタイミングは?
「(太田)宏介は昔から知っているので、クロスのタイミングはだいたい分かる。(田中)順也も昔からやっているので分かる。クロスに対しては中の選手がかぶらないように、一人がニアに行ったら一人がファーというように、各ポジションにしっかり入っていけたらチャンスになると思う。高さでは難しいかもしれないけど、相手より先に動いて、先に触ることを意識してやれればいいと思う」
―ジャマイカ戦で手応えもつかんだ?
「ゴールに向かって迫力を持っていくというのはできていたところなので、それを続けていくこと。あとは簡単なミスを減らすこと。しっかり味方につないで自分が動き出すということをできればいいと思う」
●MF柴崎岳(鹿島)
―ブラジルのイメージは?
「ミーティングで監督が相手の特長を言ってくれたので、そのあたりは頭に入れている。僕はやったことがないので、聞いた話しかないけど、個々の能力が高くて、仕掛けられる選手がそろっている。粘り強い守備が必要だし、守備の意識はジャマイカ戦より高めないといけない」
―鹿島もブラジルのサッカーに影響を受けた部分が大きいと思うが?
「昔からブラジルは常にトップのレベルを保ってきた。サッカーと言えばブラジルというのもある。僕もそういう環境で育ってきたし、一つの指標というか、自分がどれだけできるか分からないけど、これからの一つの指標になるのは間違いないかなと思う」
―ピッチ状態は?
「良くはないし、ちょっと砂が多い。砂地で走っているような感覚があるけど、条件は相手も一緒。その環境に適応することが大事」
●MF細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
「1対1になったらどんどん仕掛けてくると思うので、そこのカバーリングだったり、そういう意識は共有できていると思う。引いて守るより、できるだけ高い位置でコンパクトに守りたい。それをブラジル相手にできるのかというのはあるけど、できるだけ高い位置でコンパクトに守ることがいい守備につながると思う」
●DF太田宏介(F東京)
―ピッチは?
「砂場みたいです。日本には絶対にないですね。外から見ても分かると思うけど。ところどころ、デコボコなところと、まだあまり人が通っていないところがある。明日、キレイになっていればいいなと」
―今の気持ちは?
「いつもと変わらない。平常心です。こないだ少しの時間だったけど、試合に出たということは自分の中では大きかったので、冷静にいられている。気持ち的にあそこで出る出ないで全然違ったと思う。少し気が楽になった。雰囲気や、中でしか分からないことを味わえた」
―どんな試合をする?
「まずはチームのやり方というのをしっかりやって、守りながら、チャンスがあれば自分は前で勝負したい。クロスのところなどは見てもらいたい。まずはチームのやり方をやったうえで、プラスアルファの部分を出していければいいと思う」
―戦術理解は?
「日に日に理解してきていると思う。グラウンドに入った方が感じることは多いと思うので、もし出られたら、しっかりやっていきたい」
―監督からは何か言われている?
「特にはないけど、全体としてやるべきことはミーティングでも聞いているし、理解しているつもり。世界のトップクラスの選手たちなので、臆することなく、ガンガンやっていきたい」
●DF塩谷司(広島)
―ブラジルの攻撃の印象は?
「パスも出せるし、シュートも打てる選手ばかり。ポジションを固定せず、流動的に来ると思うので、だれが行くのか、コーチングしてハッキリさせていきたい。シュートのタイミングは独特だと思うので、今までやってきた間合いだとやられる。もう一歩詰めるディフェンスができれば」
―ブラジル相手にどんな試合を見せたい?
「ピッチに立つことになったら、しっかり勝つつもりでいい準備をしたい。ブラジルはサッカー界を引っ張ってきた存在だし、ビッグクラブでプレーしている選手ばかり。上の存在だと思うけど、絶対に勝てないかと言ったらそんなことはないと思う。ビビらずに試合の入りからガツガツいきたい」
●GK西川周作(浦和)
―ブラジルの印象は?
「ドゥンガ監督になってから守備が堅い。隙を与えないような感じ。攻撃は4人くらいで攻めてくる感じで、後ろは6人とGKで守っている。カウンターを狙っているように見える」
―スコラリ監督のときより守備が固い?
「前の4人は攻められているのに歩いたりしているので、そういうところは逆に気をつけないといけないのかなと思う。攻撃と守備の役割がハッキリしていた。前4人と、後ろは6人とキーパー。縦に入れられるときはすぐに縦に入れていた」
―ネイマールは?
「実際にネイマール選手にやられているし、そこはみんな意識していると思う。新しく入った選手も対戦を楽しみにしていると思う。ネイマールはドリブルの持ち運び方も速くて、良いところにボールを置いているので、常にパスもシュートもある。だから常に準備していないといけない」
―ピッチが悪いが、それでもドリブルしてくる?
「彼ならやると思う。慣れているんじゃないかなと思いますね。ピッチは悪いけど、ぼこぼこしている感じは意外にない。つなげるところはつなげたい。ボールを保持すれば、攻められる回数も少なくなる」
(取材・文 西山紘平、矢内由美子)
ブラジル戦を心待ちにする柴崎「これからの指針になる試合」

ジャマイカ戦に出場した日本代表MF柴崎岳 [写真]=Getty Images
日本代表は13日、国際親善試合のブラジル代表戦に向けた前日練習を行った。
記者団の取材に応じた鹿島アントラーズ所属のMF柴崎岳は、以下のようにコメントしている。
柴崎は「ブラジルは個々の能力が非常に高いですし、仕掛けられる選手が揃っているので、粘り強い守備というか、ピッチコンディションも考えながら守備の意識はジャマイカ戦よりさらに高めないといけないと思います」と警戒を示しながらも、「自分の中でどれだけできるか分かんないですけど、これからの1つの指針になる試合になることは間違いかなと思います」と対戦への期待感を表した。
ドルトムント所属のMF香川真司がチームから離脱し、ポジションの変更も考えられるが、柴崎は「誰がピッチに入るか分からないですけど、選手の特徴に合わせることは僕は可能ですし、バランスを取りながらいろんな選手とでもやっていこうと思ってます」と語っている。
香川不在でゲームメイカーとしての期待高まる柴崎「僕は選手の特徴に合わせることが出来る」
2014年10月14日
photo Getty Images

ゲームメイカーとしての期待高まる柴崎【写真:Getty Images】
日本代表は13日、シンガポールで14日に行われるブラジル戦の前日練習を行った。
MF柴崎岳は、一貫してブラジル人監督が指揮を執る鹿島アントラーズの所属だが「特に感情はない」としながらも「サッカーといえばブラジルとされるような環境の中で育ってきたので、これからの1つの指針になる試合なのは間違いかなと思う」と、やはり特別な意識があることを明かした。
シンガポール・ナショナルスタジアムのピッチコンディションが悪いことについては「ちょっと砂が多い部分があって、多少、砂地を走っているような感覚にはなる」と難しさを述べたものの「条件は相手も一緒。その環境に適応することが大事」と冷静に語った。
この試合では、MF香川真司が離脱となったため、中盤のゲームメイクの面で期待が高まるが「チームは個人に頼るわけではないので、チーム全体として意識を全持たないといけない」としつつ「僕は選手の特徴に合わせることが出来る。バランスを取りながら色んな選手とやっていこうと思う」と意欲を示した。
【了】

ブラジル戦へ向けてコメントを発する日本代表の柴崎岳である。
日本代表の立ち位置をよく理解しておる様子。
しかしながら「勝利」を目指す気持ちは強い。
鹿島にて培われたメンタリティでチームを牽引するのだ。
勝つためのサッカーを期待しておる。
久保田和音くん、練習参加
2014年10月13日(月)

15時半からフィジカルレーニングを行いました。台風19号の影響で時々、強い雨が降るも、選手たちからは笑顔が見られました。また加入内定している大阪桐蔭の久保田選手が今日から練習参加しています。

フィジカルトレーニングを行うメンバーである。
その中に来季の新人である久保田和音くんの姿がある。
プロの水にいち早く馴染み、一日でも早く戦力となって欲しいところ。
日本代表に選出された岳がいつ何時海外へチャレンジするかわからぬ。
久保田和音くんの空間認識能力が発揮される日が待ち遠しいと思うのは数少なくなかろう。
フィジカルを鍛え上げ、トップレベルになるのだ。
楽しみな逸材である。

15時半からフィジカルレーニングを行いました。台風19号の影響で時々、強い雨が降るも、選手たちからは笑顔が見られました。また加入内定している大阪桐蔭の久保田選手が今日から練習参加しています。

フィジカルトレーニングを行うメンバーである。
その中に来季の新人である久保田和音くんの姿がある。
プロの水にいち早く馴染み、一日でも早く戦力となって欲しいところ。
日本代表に選出された岳がいつ何時海外へチャレンジするかわからぬ。
久保田和音くんの空間認識能力が発揮される日が待ち遠しいと思うのは数少なくなかろう。
フィジカルを鍛え上げ、トップレベルになるのだ。
楽しみな逸材である。
日本代表・柴崎岳、力を試す絶好機
柴崎「力を試す絶好機」 シンガポールで初練習 サッカー日本代表
産経新聞 10月13日(月)7時55分配信
10日のジャマイカ戦でアギーレ監督就任後の初勝利を挙げた日本にとって、これ以上の強化試合はない。自国開催のワールドカップ(W杯)準決勝でドイツに1−7の惨敗から再起を期すブラジルとの一戦に、柴崎は「力を試す絶好の機会」と意気込む。
今のサッカー王国ほど怖い相手もいないだろう。どん底まで落ちた国民の信頼を取り戻すかじ取りを任されたドゥンガ監督が就任して以降、国際親善試合は3戦全勝。11日には宿敵アルゼンチンを2−0で下すなど息を吹き返しつつある。
一方、日本はアギーレ体制で初勝利を挙げたとはいえ、相手は格下でコンディションも整っていなかったジャマイカ。懐疑的な視線は注がれ続けており、岡崎は「ブラジル戦で自分たちが目指す道が見えてくる」と闘志を燃やしている。
西川は「必要以上にリスペクトするのではなく、強い気持ちでチャレンジしたい」と挑戦者の立場を強調。森重は「相手の力に合わせて勝負に徹する。勝つことを考え、そのために戦う」と守備重視の現実的な戦い方も視野に入れている。
劣勢でも激しくボールを奪って速くゴールに迫るというアギーレ監督のスタイルは徐々に浸透しつつある。そうした中で長友が「今のトップ選手がそろっている」と敬意を示すブラジル戦は、日本の現在地を知る貴重な試合となる。(奥山次郎)

「力を試す絶好の機会」とブラジル戦へ向けてコメントを発した日本代表の柴崎岳である。
チームの中心選手として挑むこの試合、周囲の注目度は高い。
どれだけのプレイが出来るのか、岳の真価が問われるところと言えよう。
これだけの強豪に対して、怯むことなく躍動すれば、日本の民も認めることとなろう。
岳の活躍を楽しみにしておる。
産経新聞 10月13日(月)7時55分配信
10日のジャマイカ戦でアギーレ監督就任後の初勝利を挙げた日本にとって、これ以上の強化試合はない。自国開催のワールドカップ(W杯)準決勝でドイツに1−7の惨敗から再起を期すブラジルとの一戦に、柴崎は「力を試す絶好の機会」と意気込む。
今のサッカー王国ほど怖い相手もいないだろう。どん底まで落ちた国民の信頼を取り戻すかじ取りを任されたドゥンガ監督が就任して以降、国際親善試合は3戦全勝。11日には宿敵アルゼンチンを2−0で下すなど息を吹き返しつつある。
一方、日本はアギーレ体制で初勝利を挙げたとはいえ、相手は格下でコンディションも整っていなかったジャマイカ。懐疑的な視線は注がれ続けており、岡崎は「ブラジル戦で自分たちが目指す道が見えてくる」と闘志を燃やしている。
西川は「必要以上にリスペクトするのではなく、強い気持ちでチャレンジしたい」と挑戦者の立場を強調。森重は「相手の力に合わせて勝負に徹する。勝つことを考え、そのために戦う」と守備重視の現実的な戦い方も視野に入れている。
劣勢でも激しくボールを奪って速くゴールに迫るというアギーレ監督のスタイルは徐々に浸透しつつある。そうした中で長友が「今のトップ選手がそろっている」と敬意を示すブラジル戦は、日本の現在地を知る貴重な試合となる。(奥山次郎)

「力を試す絶好の機会」とブラジル戦へ向けてコメントを発した日本代表の柴崎岳である。
チームの中心選手として挑むこの試合、周囲の注目度は高い。
どれだけのプレイが出来るのか、岳の真価が問われるところと言えよう。
これだけの強豪に対して、怯むことなく躍動すれば、日本の民も認めることとなろう。
岳の活躍を楽しみにしておる。
日本代表・西・岳、シンガポールにて練習
アギーレジャパンがシンガポールで初練習:GK&DF編
14/10/13 07:17
日本代表は12日午前、シンガポールで初練習を行った。練習前には現地在住の子供たち約130人と記念撮影するなど交流した。

ブラジル戦ではDF西大伍にもチャンスは来るか

酒井と右SBを争う
アギーレジャパンがシンガポールで初練習:MF&FW編
14/10/13 07:23

ジャマイカ戦ではオウンゴールを誘うシュートを打ったMF柴崎岳

攻守で圧倒的な存在感を発揮

アギーレ監督も「柴崎はワールドクラス」と絶賛した

シンガポールの地にて練習を行う日本代表である。
西も岳も元気にトレーニングを行っておる。
西の出場機会、岳の更なる活躍に注目が集まる。
明日のブラジル戦が楽しみである。
14/10/13 07:17
日本代表は12日午前、シンガポールで初練習を行った。練習前には現地在住の子供たち約130人と記念撮影するなど交流した。

ブラジル戦ではDF西大伍にもチャンスは来るか

酒井と右SBを争う
アギーレジャパンがシンガポールで初練習:MF&FW編
14/10/13 07:23

ジャマイカ戦ではオウンゴールを誘うシュートを打ったMF柴崎岳

攻守で圧倒的な存在感を発揮

アギーレ監督も「柴崎はワールドクラス」と絶賛した

シンガポールの地にて練習を行う日本代表である。
西も岳も元気にトレーニングを行っておる。
西の出場機会、岳の更なる活躍に注目が集まる。
明日のブラジル戦が楽しみである。
日本代表、シンガポール到着
柴崎、同じ22歳ネイマールに勝つ!アギーレJがシンガポール入り

新潟空港を出発する日本代表・柴崎岳(右)ら=新潟空港(撮影・中井誠)
【シンガポール11日】10日のジャマイカ戦(デンカ)に1−0で勝ち、新体制初勝利を挙げたアギーレ・ジャパンが新潟空港発の大韓航空機で、14日の国際親善試合・ブラジル戦が行われる当地入り。ジャマイカ戦で決勝点となった相手のオウンゴールを誘発したMF柴崎岳(22)=鹿島=は、かつて対戦して敗れたブラジルの大黒柱で、同い年のFWネイマール(バルセロナ)へのリベンジを狙う。
夜でも蒸し暑い赤道直下のシンガポール・チャンギ国際空港。約300人のファンが熱烈に出迎える中、MF柴崎はいつも通りクールな表情で迎えのバスに乗り込んだ。
「ブラジルはユースのときに何度か対戦したことがあるが、フル代表ではどれだけできるか分からない。試合をした人に聞きながら、最善の策を練るようにしたい」
前夜のジャマイカ戦では、日本代表通算1100得点目の節目となるオウンゴールを自らのシュートで誘発。アギーレ監督に「ワールドクラス」と絶賛された。MF香川が離脱し司令塔としての期待がさらに高まる中、新体制初勝利の立役者は次の戦いへ気持ちを切り替えた。
相手はサッカー王国・ブラジル。今夏の母国開催のW杯では4位に終わったものの、最強の敵に変わりはない。まだ代表戦2試合出場の柴崎にとって大きな成長の機会であり、“リベンジ”の絶好のチャンスでもある。
忘れられない試合がある。背番号「10」を背負って出場した2009年のU−17(17歳以下)W杯(ナイジェリア)。初戦でブラジルと対戦し、2−3で敗れた。その試合でゴールを奪ったのがネイマールだった。
12年のJリーグアウォーズ。ベストヤングプレーヤー賞を受賞した際に柴崎はネイマールらの名を挙げ「彼らのような活躍をしている(20歳前後の)選手が(日本には)いない。一歩でも近づきたい」と同世代への強烈なライバル意識をのぞかせた。
ブラジルW杯はテレビ観戦し、4ゴールを決めたネイマールの姿を目に焼きつけた。自らもその高みへ−。5年越しで実現する“再戦”が最初の一歩になる。
(紙面から)
柴崎、ネイマールに雪辱だ!U―17W杯以来5年ぶり再戦
日本代表は11日、ブラジル戦(14日)のため新潟発の航空機で出発し、同日夜に開催地のシンガポール入りした。アギーレジャパン初勝利となった10日のジャマイカ戦で活躍したMF柴崎岳(22=鹿島)は09年U―17W杯でブラジル代表のエースFWネイマール(22=バルセロナ)と対戦しており、今回が“再戦”となる。2―3で敗れた一戦から5年の時を経て、世界的ストライカーに成長した姿を見せつける。
機は熟した。アギーレ監督が主軸の1人として認める柴崎が、5年ぶりに同世代のエースと対戦する。チームはこの日、新潟からブラジルとの決戦地のシンガポール入り。アギーレジャパンではピッチ、取材ゾーンにも常に最初に姿を見せる若き司令塔は、この日の新潟空港にも先頭で姿を現し、終始リラックスした表情で機内へと乗り込んだ。
日本代表としては13年のコンフェデ杯以来となるブラジル戦。柴崎にとっても特別な一戦となる。背番号10を背負って出場した09年U―17W杯ナイジェリア大会。1次リーグ初戦で戦った当時のU―17ブラジル代表には、同じく背番号10をつけた若きネイマールがいた。今や世界的スターとなったネイマールとはそれ以来の顔合わせ。5年前に柴崎はアシストを記録したが試合に敗れただけに、今回は借りを返す大きなチャンスとなる。
「あまり覚えていない。でもブラジルの中でも一番インパクトはあった」。柴崎は当時をそう振り返ったように、5年前は既に遠い記憶になっているが印象は脳裏に焼き付いていた。ネイマールは昨季、世界屈指のビッグクラブに移籍しただけに「バルセロナに行ってどうなってるかな、というのはある」と再戦を楽しみにしている。W杯ブラジル大会については「同世代が活躍した大会」と捉え「ネイマールやハメス・ロドリゲスは刺激になった」とあくまでライバルとして見ていた。
柴崎もこの5年間で着実に成長している。今や鹿島の不動の司令塔となり、アギーレジャパンでも出場2試合で主軸の1人となった。同じインサイドハーフの香川が脳振とうにより離脱したため、ブラジル戦はより大きな期待がかかる。ジャマイカ戦で放った輝きをブラジル戦でも見せられるか。サムライブルーの新司令塔が決戦を心待ちにしている。
▽柴崎VSネイマールVTR 09年10月24日、ナイジェリアで行われたU―17W杯の1次リーグB組初戦で日本とブラジルが激突。柴崎(当時青森山田高)とネイマール(同サントス)はともに背番号10をつけた。1―1の後半22分にネイマールが勝ち越しゴールを挙げたが、同39分に柴崎が自陣からのロングフィードで杉本(現C大阪)の同点弾をアシスト。日本は同ロスタイムのオウンゴールにより、2―3で破れた。3戦全敗となった日本は同組最下位で1次リーグで敗退した。
[ 2014年10月12日 05:30 ]

大勢のファンが見送る中、、シンガポールへ向け出発する(右から)柴崎、権田、酒井高、森岡、鈴木
Photo By スポニチ
柴崎、ネイマールと5年ぶり再戦!14日ブラジル戦心待ち
2014年10月12日6時1分 スポーツ報知

搭乗口へ向かう柴崎(左は権田)
◆国際親善試合 日本―ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
MF柴崎がFWネイマールとの再戦となるブラジル戦で、自身の“立ち位置”をはかる。14日の決戦に向けて日本から出発した新潟空港では、選手の先頭を切ってバスから降り、約200人が集まったサポーターから歓声を受けた22歳。ジャマイカ戦では唯一の得点となった前半16分のオウンゴールを誘発するシュートを放ち、何度も決定機を演出するパスも出すなど存在感を示した。
同じ92年生まれのネイマールとは、09年にナイジェリアで開催されたU―17W杯の1次リーグB組初戦で対戦。ともに背番号10としてプレーしたが、1―1の後半22分にネイマールに決められ、2―3で敗れた。大会も3連敗で1次リーグ敗退。「(年代別の)代表の中で、一番インパクトはあった。バルサに行って変わった部分もあるだろうし、どうなっているのかな、というのはある」。再び相まみえる試合を心待ちにしている。
自身は出場がかなわなかったブラジルW杯は、ネイマールだけでなく、大会得点王に輝いたコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(23)=Rマドリード=ら同世代の選手が活躍。「大きな刺激にはなったよね」と語っている。代表デビューとなった9月のベネズエラ戦で初ゴールを奪い、ジャマイカ戦後にはアギーレ監督から「ワールドクラスだ」と絶賛された司令塔が、いよいよ世界のトップクラスを相手に力を試す。

シンガポールのチャンギ国際空港に到着した日本代表チームである。
明後日にはブラジルとの対戦が控える。
岳はU-17W杯にて対戦した過去を持ち、敗れておる。
その時のエースストライカーが今回も対峙する世界的ストライカーのネイマールである。
強い気持ちにて挑み、良い結果を引き出して欲しい。
岳の活躍を期待しておる。

新潟空港を出発する日本代表・柴崎岳(右)ら=新潟空港(撮影・中井誠)
【シンガポール11日】10日のジャマイカ戦(デンカ)に1−0で勝ち、新体制初勝利を挙げたアギーレ・ジャパンが新潟空港発の大韓航空機で、14日の国際親善試合・ブラジル戦が行われる当地入り。ジャマイカ戦で決勝点となった相手のオウンゴールを誘発したMF柴崎岳(22)=鹿島=は、かつて対戦して敗れたブラジルの大黒柱で、同い年のFWネイマール(バルセロナ)へのリベンジを狙う。
夜でも蒸し暑い赤道直下のシンガポール・チャンギ国際空港。約300人のファンが熱烈に出迎える中、MF柴崎はいつも通りクールな表情で迎えのバスに乗り込んだ。
「ブラジルはユースのときに何度か対戦したことがあるが、フル代表ではどれだけできるか分からない。試合をした人に聞きながら、最善の策を練るようにしたい」
前夜のジャマイカ戦では、日本代表通算1100得点目の節目となるオウンゴールを自らのシュートで誘発。アギーレ監督に「ワールドクラス」と絶賛された。MF香川が離脱し司令塔としての期待がさらに高まる中、新体制初勝利の立役者は次の戦いへ気持ちを切り替えた。
相手はサッカー王国・ブラジル。今夏の母国開催のW杯では4位に終わったものの、最強の敵に変わりはない。まだ代表戦2試合出場の柴崎にとって大きな成長の機会であり、“リベンジ”の絶好のチャンスでもある。
忘れられない試合がある。背番号「10」を背負って出場した2009年のU−17(17歳以下)W杯(ナイジェリア)。初戦でブラジルと対戦し、2−3で敗れた。その試合でゴールを奪ったのがネイマールだった。
12年のJリーグアウォーズ。ベストヤングプレーヤー賞を受賞した際に柴崎はネイマールらの名を挙げ「彼らのような活躍をしている(20歳前後の)選手が(日本には)いない。一歩でも近づきたい」と同世代への強烈なライバル意識をのぞかせた。
ブラジルW杯はテレビ観戦し、4ゴールを決めたネイマールの姿を目に焼きつけた。自らもその高みへ−。5年越しで実現する“再戦”が最初の一歩になる。
(紙面から)
柴崎、ネイマールに雪辱だ!U―17W杯以来5年ぶり再戦
日本代表は11日、ブラジル戦(14日)のため新潟発の航空機で出発し、同日夜に開催地のシンガポール入りした。アギーレジャパン初勝利となった10日のジャマイカ戦で活躍したMF柴崎岳(22=鹿島)は09年U―17W杯でブラジル代表のエースFWネイマール(22=バルセロナ)と対戦しており、今回が“再戦”となる。2―3で敗れた一戦から5年の時を経て、世界的ストライカーに成長した姿を見せつける。
機は熟した。アギーレ監督が主軸の1人として認める柴崎が、5年ぶりに同世代のエースと対戦する。チームはこの日、新潟からブラジルとの決戦地のシンガポール入り。アギーレジャパンではピッチ、取材ゾーンにも常に最初に姿を見せる若き司令塔は、この日の新潟空港にも先頭で姿を現し、終始リラックスした表情で機内へと乗り込んだ。
日本代表としては13年のコンフェデ杯以来となるブラジル戦。柴崎にとっても特別な一戦となる。背番号10を背負って出場した09年U―17W杯ナイジェリア大会。1次リーグ初戦で戦った当時のU―17ブラジル代表には、同じく背番号10をつけた若きネイマールがいた。今や世界的スターとなったネイマールとはそれ以来の顔合わせ。5年前に柴崎はアシストを記録したが試合に敗れただけに、今回は借りを返す大きなチャンスとなる。
「あまり覚えていない。でもブラジルの中でも一番インパクトはあった」。柴崎は当時をそう振り返ったように、5年前は既に遠い記憶になっているが印象は脳裏に焼き付いていた。ネイマールは昨季、世界屈指のビッグクラブに移籍しただけに「バルセロナに行ってどうなってるかな、というのはある」と再戦を楽しみにしている。W杯ブラジル大会については「同世代が活躍した大会」と捉え「ネイマールやハメス・ロドリゲスは刺激になった」とあくまでライバルとして見ていた。
柴崎もこの5年間で着実に成長している。今や鹿島の不動の司令塔となり、アギーレジャパンでも出場2試合で主軸の1人となった。同じインサイドハーフの香川が脳振とうにより離脱したため、ブラジル戦はより大きな期待がかかる。ジャマイカ戦で放った輝きをブラジル戦でも見せられるか。サムライブルーの新司令塔が決戦を心待ちにしている。
▽柴崎VSネイマールVTR 09年10月24日、ナイジェリアで行われたU―17W杯の1次リーグB組初戦で日本とブラジルが激突。柴崎(当時青森山田高)とネイマール(同サントス)はともに背番号10をつけた。1―1の後半22分にネイマールが勝ち越しゴールを挙げたが、同39分に柴崎が自陣からのロングフィードで杉本(現C大阪)の同点弾をアシスト。日本は同ロスタイムのオウンゴールにより、2―3で破れた。3戦全敗となった日本は同組最下位で1次リーグで敗退した。
[ 2014年10月12日 05:30 ]

大勢のファンが見送る中、、シンガポールへ向け出発する(右から)柴崎、権田、酒井高、森岡、鈴木
Photo By スポニチ
柴崎、ネイマールと5年ぶり再戦!14日ブラジル戦心待ち
2014年10月12日6時1分 スポーツ報知

搭乗口へ向かう柴崎(左は権田)
◆国際親善試合 日本―ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)
MF柴崎がFWネイマールとの再戦となるブラジル戦で、自身の“立ち位置”をはかる。14日の決戦に向けて日本から出発した新潟空港では、選手の先頭を切ってバスから降り、約200人が集まったサポーターから歓声を受けた22歳。ジャマイカ戦では唯一の得点となった前半16分のオウンゴールを誘発するシュートを放ち、何度も決定機を演出するパスも出すなど存在感を示した。
同じ92年生まれのネイマールとは、09年にナイジェリアで開催されたU―17W杯の1次リーグB組初戦で対戦。ともに背番号10としてプレーしたが、1―1の後半22分にネイマールに決められ、2―3で敗れた。大会も3連敗で1次リーグ敗退。「(年代別の)代表の中で、一番インパクトはあった。バルサに行って変わった部分もあるだろうし、どうなっているのかな、というのはある」。再び相まみえる試合を心待ちにしている。
自身は出場がかなわなかったブラジルW杯は、ネイマールだけでなく、大会得点王に輝いたコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(23)=Rマドリード=ら同世代の選手が活躍。「大きな刺激にはなったよね」と語っている。代表デビューとなった9月のベネズエラ戦で初ゴールを奪い、ジャマイカ戦後にはアギーレ監督から「ワールドクラスだ」と絶賛された司令塔が、いよいよ世界のトップクラスを相手に力を試す。

シンガポールのチャンギ国際空港に到着した日本代表チームである。
明後日にはブラジルとの対戦が控える。
岳はU-17W杯にて対戦した過去を持ち、敗れておる。
その時のエースストライカーが今回も対峙する世界的ストライカーのネイマールである。
強い気持ちにて挑み、良い結果を引き出して欲しい。
岳の活躍を期待しておる。