ケルン・大迫、PK奪取

大迫、“一人三役”で勝利貢献!!ボランチ高徳のHSVは今季未勝利の苦境続く
16/10/31 03:25


ケルンのFW大迫勇也、ハンブルガーSVのDF酒井高徳はともにフル出場

[10.30 ブンデスリーガ第9節 ケルン3-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは30日、第9節3日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでDF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦し、3-0で快勝した。大迫、酒井はともにフル出場。右ウイングで先発した大迫は左サイドハーフ、2トップの一角と“一人三役”をこなし、勝利に貢献した。

 今季は2トップを基本布陣としてきたケルンだが、この日は右から大迫、FWアントニー・モデスト、FWアルチョムス・ルドニェフスの3トップを採用。前線は流動的に動いたが、前半12分にDFドミニク・マローが負傷交代すると、4-4-2にシステムを変更し、モデストとルドニェフスの2トップで、大迫は左サイドハーフにポジションを下げた。

 リーグ戦3試合ぶりの先発となった酒井は25日のDFBポカール2回戦・ハレシャー戦(4-0)に続いてボランチでプレー。本職ではないポジションながら守備で体を張ると、前半24分には左CKのセカンドボールを右足ボレーで狙ったが、大きく枠を外れた。

 ケルンは前半40分、左サイドのスローインを受けた大迫が鋭いターンからドリブルでPA内に進入。DFアシュトン・ゲッツに倒され、PKを獲得した。ところが、モデストのキックは左ポストを直撃し、先制点とはならず。スコアレスのまま折り返した後半11分にはルドニェフスに代わってFWジモン・ツォラーが左サイドに入り、大迫とモデストの2トップに変わった。

 すると直後の後半13分、ハンブルガーSVはボールがないところのポジション争いでFWボビー・ウッドがDFドミニク・ハインツの腹部をひじ打ちしたとして一発退場。数的優位に立ったケルンは同16分にツォラーが左サイドから右足で入れたクロスがモデストの右足をかすめてゴール右隅に吸い込まれ、先制点を奪った。

 10人のハンブルガーSVに対し、試合を優位に進めるケルンは後半37分、MFマルセル・リッセの右クロスをモデストがヘディングで押し込み、追加点。同41分にもリッセのロングフィードに抜け出したモデストがGKとの1対1から冷静に右足で流し込み、3-0と勝利を決定づけた。

 前節のヘルタ・ベルリン戦(1-2)で今季初黒星を喫したケルンだが、2試合ぶりの白星で勝ち点を18に伸ばし、順位も4位に浮上。一方のハンブルガーSVは7試合連続の無得点で2連敗となり、開幕から2分7敗の未勝利が続いている。

ケルン大迫がまたしてもPK奪取! “相棒”はPK失敗も汚名返上のハットトリックで得点王争い独走
2016年10月31日(月) 04時07分配信


ブンデスリーガで輝きを放つ大迫とモデストのコンビ photo/Getty Images

日本人対決を制す

ブンデスリーガ第9節が30日に開催され、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVをホームに迎えたケルン。前節はヘルタ・ベルリンに敗れて今季初黒星を喫したが、同試合ではFW大迫勇也とFWモデストのコンビが爆発した。
今季は2トップの一角としてピッチに立っていた大迫だが、同試合では中盤で先発出場。序盤はボールタッチが少なく、印象に残るプレイを披露できないも、前半終了間際に持ち味を発揮する。40分、左サイドでボールを受けた大迫は、素早い反転からペナルティーエリア内に侵入し、相手選手のファールを誘発。15日のインゴルシュタット戦に続き、巧みなターンからPKを獲得する。しかし、ケルンはPKのチャンスをFWモデストがポストに当ててしまい、先制とはならず。0-0のまま前半を終える。
後半も攻め込みながら得点が遠かったケルンだが、56分、システムを変え、最前線で大迫とモデストがコンビを結成。また、その2分後にはハンブルガーSVのFWウッドに退場処分が告げられ、数的優位となる。すると61分、途中出場のMFツォラーからのクロスにモデストが合わせて先制に成功。その後もケルンは大迫とモデストのホットラインから多くのチャンスを作り出し、モデストは83分、86分にもネットを揺らしてハットトリックを達成した。
結果、試合は3-0でタイムアップ。ケルンがホームで勝ち点3を獲得して4位まで浮上した。また、大迫が獲得したPKのチャンスは決められなかったが、ハットトリックを達成したモデストは9試合を消化して11得点。得点ランキング2位との差を“4”に広げている。

【メンバー】
ケルン:ホルン、ソーレンセン、マロー(→ハインツ 12)、マフライ、ヘクター、リッセ、レーマン、ヘーガー(→ラウシュ 86)、大迫勇也、ルドニェフス(→ツォラー 56)、モデスト
ハンブルガーSV:アドラー、ゲッツ(→グレゴリッチュ 66)、ジュルー、ユング、ドウグラス、酒井高徳、オストルツォレク、ホルトビー、コスティッチ(→ミュラー 75)、ウッド、ラソッガ(→ヴァルトシュミット 84)
【スコア】
ケルン 3-0 ハンブルガ―SV
【得点者】
ケルン:モデスト(61、83、86)
【退場者】
ハンブルガーSV:ウッド(58)


先発フル出場したケルンの大迫である。
PK奪取(同僚が失敗したが)など大車輪の活躍で勝利に貢献したとのこと。
主軸として躍動する大迫の姿は嬉しいもの。
これからも良い報を待っておる。

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昌子が苦言を呈すのは、すべては勝利のためだ

【鹿島】失点シーンについて昌子が苦言。「あのふたりだけの責任ではないけど…」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年10月30日


「東京戦でもよく見られていた“景色”だった」。


DFリーダーとして奮闘した昌子。失点の場面について厳しく言及するのも「チームにとってプラスに働いてくれるのではないか」という想いがあるからだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 押し気味に試合を進めながらも、一瞬の隙を突かれ、川崎の森本に決勝点を奪われた。内容では上回っていたのはチャンピオンシップに向けて好材料となるが、それでも失点している以上、早急に課題を洗い出し、修正しなければならない。

 DFリーダーの昌子は、あえて厳しい口調で問題のシーンを振り返る。

「試合が終わってから、(山本)脩斗君とファブリ(シオ)にも言いましたけど、紅白戦からあそこは何度もやられていたし、どっちかというと、ファブリの守備意識の低さは、(前節の)東京戦でもよく見られていた“景色”だった。そこは強く言いました」

 ファブリシオと山本が守る左サイド。FC東京戦ではふたりの背後のスペースを河野に突かれてゴールを許した。そして今節の川崎戦では、同じようなシチュエーションで、今度はエウシーニョに抜け出され、シュートを打たれている。これは曽ケ端が辛うじてセーブしたが、こぼれ球を森本に押し込まれた。

「改善点のひとつだと思います。あそこの組織は、確かにポルトガル語と日本語で、コミュニケーションが取りづらいとは思うけど、それでもやっていかないと良くはならないと思う。東京戦と同じようなパターン。非常にもったいなかった」

 いかに修正すべきかについては、次のように昌子は語る。

「守備の意識は、チーム全体として持ってほしいのもある。今日はまだ安定していたほうだったけど、(失点は)その中のひとつで、本当に集中力の問題やと思う。もちろん、あのふたりだけの責任ではないけど、しっかり強く言うことによって、チームにとってプラスに働いてくれるのではないか、と」

 言われたほうとしては、耳の痛い話だったかもしれない。それでも昌子が苦言を呈すのは、すべては勝利のためだ。

 こうした作業の繰り返しが、チームを強くするはず。チャンピオンシップまで時間はあまり残されていないが、ひとつでも課題を修正し、万全の状態で決戦に臨みたい。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


左サイドの守備が弱点になりつつある。ファブリシオを含め、サイドハーフと息の合った連係をいかに取れるか。ベテランSBの山本の手綱捌きに注目だ。(C)SOCCER DIGEST


失点シーンについて記事を起こすサッカーダイジェストの広島氏である。
源が分析し、わかりやすく説明してくれるのは嬉しい。
守備意識とは難しいもの。
特に攻撃の選手として海を越えてきた助っ人に、守りを期待することは難しい。
とはいえ、一人がサボれば、崩壊するのがサッカーチームというもの。
この敗戦を糧にファブリシオも成長してくれよう。
また、それを促す源のリーダーシップは頼もしい。
源と共に堅守を復活させ、勝利を目指す。
期待しておる。

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川崎戦コメント・報道

2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第16節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も非常に大勢の方がカシマスタジアムに試合を見に来てくれた。テレビの前でも多くの方が注目された試合で、本当にいい内容のゲームをしながら、簡単に失点をしてしまった。ある程度押し込まれる形を想定したが、自分たちがしっかりプレッシャーをかけてボールを奪う形ができていた。攻撃でも相手陣内にボールを運んで、自分たちでボールをつなぐ形ができていた。チャンスで決められなかったことが、今日の試合のポイントになってしまった。今日は90分間、選手が質の高いサッカーを見せてくれたので、これをベースに、この先のリーグ戦1試合、天皇杯、チャンピオンシップへと進んでいきたい。

Q 前節、遠藤選手、今節、西選手が復帰したが、2人の評価は?

A ヤスは2試合目、大伍は久しぶりの先発だったが、今までと同じようなパフォーマンスを見せてくれたと感じている。同じ右サイドで、動き出すタイミング、コンビネーションは変わらなかったと思う。非常にいい動きをしてくれた。



【永木 亮太】
失点以外は相手を抑えることができて、狙っていた守備をすることができた。ただ、最後の部分をしっかりと決めないとワンチャンスでやられるという典型的な試合だった。自分たち主導で試合を進めて、手応えを感じた。結果がついてこなくて残念だけど、リーグ最終節とチャンピオンシップに向けて良い流れを作れた。

【昌子 源】
情けない試合をしてしまった。みんなが危機感を持ってやらないといけない。その中で勝たないと意味がない。こちらは上も下も関係ない状況だが、チャンピオンシップに向けてこの状況の中で勝ち切ることが必要。チャンピオンシップに向けて勝つのと負けるのとは違うけど、手応えは感じた。次の試合でチャンピオンシップに向けての覚悟を見せたい。サポーターも次と言ってくれたが、リーグ最終節の神戸戦ではサポーターと一緒に戦って、最後に笑いたい。

【西 大伍】
個人的にはチャンピオンシップに向けての準備という一面もあった。相手は年間1位という高いモチベーションを持ってきたと思うが、試合を終えて手応えは感じている。やられた場面は抑えないといけないシーンだった。チャンピオンシップで勝てばいいと思うが、全員が全ての試合を観られる訳ではないので、神戸戦も観に来た人に何かを感じ取ってもらえるようにしたい。

【赤崎 秀平】
前節があのような試合だっただけに、今日は決定機も多かったし内容的には良い部分があった。相手の出来が良くなかっただけにかなり悔しい負け。また対戦するかもしれない相手として、イメージは悪くない。ロッカールームでは、「次はしっかり勝とう」という話があった。

J1 2nd 第16節 川崎F戦


本日行われたJ1 2nd 第16節 川崎フロンターレ戦は0-1で負けを喫しました。

2ndステージ 第16節
2016年10月29日(土)14:00KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
今日も非常にこの「カシマスタジアム」に多くの方が見に来てくれていましたし、またテレビの前でも非常に多くの方が注目された試合の中、本当にいい内容のゲームをしながら、簡単に失点してしまった。本当にそこだけだと思います。

フロンターレさんに対してある程度押し込まれる形を想定したんですけども、そういう形じゃなく、自分たちがしっかりプレッシャーを掛けて相手の判断を奪うという部分は、非常にできていたと思います。攻撃の部分でも相手陣内にボールを運んで、自分たちがボールをつなぐ形もできたと思います。攻撃に関して言えば、チャンスを決め切れなかったというところ。そこが今日の試合のポイントになったんじゃないかと思います。

今日は本当に90分間、選手が質の高いサッカーを見せてくれたので、これをベースにリーグ戦1試合、天皇杯、チャンピオンシップと進んでいきたいと思います。

--前節、遠藤 康選手が復帰して、今節は西 大伍選手が復帰しました。この2人の試合の中でのフィット感はどのように感じていますか?
遠藤選手はFC東京戦に復帰して今回が2試合目、西選手に関しては今日が久しぶりの先発でした。今までと同じようなパフォーマンスを見せてくれたんじゃないかと思いますし、同じ右サイドで動き出すタイミングやコンビネーションは今まで通りしてくれたんじゃないかと思います。非常に良い動きを2人はしてくれたんじゃないかと思います。

2ndステージ 第16節
2016年10月29日(土)14:00KO カシマ

[ 西 大伍 ]
チャンピオンシップへの準備という面もあった。相手は年間優勝(勝点1位)がかかって高いモチベーションがあった。そうした相手に手応えはあった。悪いところというか、やられた場面は直さないといけないですが、全体的に手応えを持っています。

--サポーターからは励ましのコールだったが?
みんながどう感じたのかなと思っていた。そうならいいと思って(ゴール裏へ)歩いていました。サポーターも気持ちは一緒だったと思います。

--リーグ戦の最終戦に向けては?
最後に勝てばいいとは言ったんですけど、この試合を見に来て、その後は来られない人もいるかもしれない。そういう人にも何かが残る試合を見せられたらと思います。チャンピオンシップについては勝ちます。勝つだけです。

[ 永木 亮太 ]
1試合を通して、失点のところ以外は抑えられていた。自分たちの狙い通りにできたと思います。

川崎Fは中央からの突破が多い。僕と(小笠原)満男さんのところ、ボランチのところで間を空けず、前節は食い付き過ぎてしまったので、引いた位置から行くようにしていた。こぼれ球を拾うこともできていたし、最後の部分が決められなかった。ワンチャンスで決められる典型的な試合だったと思います。終わった後も負けた気がしなかった。久しぶりに自分たちが主導権を持ってできていたので、結果が付いてこなくて残念です。

でも、残り1試合とチャンピオンシップに向けて良い流れができたと思う。それを続けていくことが大事になる。今日は最後のところまで行けていたので、本当に決め切るところだと思います。

アクシデントに見舞われた川崎F、交代出場の森本が決勝点
前半は、どちらも攻撃の糸口をつかめなかった。前節、FC東京に対して前からボールを奪いに行くも、逆にパスで外されてしまった鹿島は守備を修正。コンパクトな布陣で川崎Fの攻撃を待ち受けた。自陣に引きこもるわけではなく適度な高さでラインを保ったことで、川崎Fの攻撃はスピード感を失う。縦パスが入らない川崎Fの攻撃は横パスが多くなり、パスは回すものの鹿島の守備にクサビを打つことができない。パス回しの過程でボールを失う場面も多く、鹿島のカウンターを浴びることもしばしばだった。

しかし、鹿島も攻撃に決定力を欠く。19分、金崎 夢生が川崎FのGK新井 章太と一対一になる決定的な場面を迎えたものの、シュートは新井がブロック。ほかにも、ファブリシオや昌子 源が相手の寄せが甘いと見るや思い切ったロングシュートを放ったものの、いずれもクロスバーにはね返され、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

対する川崎Fは、前半開始早々に右サイドからのクロスに小林 悠が飛び込みチャンスを作ったが、その後はなかなかゴール前までボールを運べず、次第にボールを保持する時間も少なくなっていく。すると、その小林にアクシデントが発生。最終ラインの裏へのパスに走り込んだところで倒れ、37分に交代を余儀なくされてしまう。思ったように試合を進められていなかった風間 八宏監督は、森本 貴幸をピッチに送り、フォーメーションも「3-5-2」から「4-4-2」に変更して戦うことを指示した。

後半になると、主導権を握った鹿島が勢いを持って前に出るようになる。48分には攻め上がった西 大伍がペナルティエリア内からシュートを放つも、体を張った相手DFにブロックされる。さらに、カウンターから遠藤 康がチャンスを得るも、新井がシュートをブロックしてゴールを許さない。

決定機を逃し続ける鹿島とは対照的に、川崎Fはワンチャンスを得点に結び付ける。65分、谷口 彰悟からのスルーパスを受けたエウシーニョがペナルティエリア右からシュートを放つ。ファーサイドを狙ったシュートはGK曽ヶ端 準がはじいたものの、こぼれた先にいたのは森本。無人のゴール流し込み、押されていた川崎Fが先制点を奪う。

鹿島も必死に反撃を試みる。78分にはFKからファン ソッコのヘディングシュートがゴールラインを割ったが、判定はオフサイド。81分には、右サイドからのクロスに赤﨑 秀平が合わせたものの、この日三度目となるクロスバー直撃でチャンスを逸する。遠藤をボランチに下げて攻撃の枚数を増やしたものの、最後までゴールを割ることができず、明治安田チャンピオンシップの「前哨戦」になるかもしれない対戦は、川崎Fに軍配が上がった。

試合後、勝った川崎Fの風間監督は「このサッカーは、1人でも自信を持たない、相手に対して技術を持って向かっていかないと、リズムが悪くなる」と課題を挙げ、「質の部分を高めていきたいと思った一戦でした」と締めくくった。チャンピオンシップに向けて、課題が見えたというところだろう。

その意味では鹿島も同じ。石井 正忠監督は「攻撃に関して言えばチャンスを決め切れなかったというところ。そこが今日の試合のポイントになった」と総括。決定力を上げることが、残されたシーズンを勝ち切るために不可欠となりそうだ。

[ 文:田中 滋 ]

鹿島3連敗も収穫 昌子「手応えかなり感じている」
[2016年10月29日18時55分]


試合終了後、サポーターに一礼するMF小笠原(左端)ら鹿島の選手たち(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:鹿島0-1川崎F>◇第2ステージ第16節◇29日◇カシマ

 鹿島が川崎Fとのチャンピオンシップ(CS)前哨戦に敗れ、今季2度目の3連敗を喫した。

 前節、完敗した東京戦の反省を受けて前線からの守備を整備。相乗効果で攻撃陣も躍動し、試合の主導権は握ったものの、後半に唯一といっていい連係ミスを突かれて失点した。

 攻撃陣はMFファブリシオ、DF昌子、FW赤崎のシュートがクロスバーをたたくなど、不運もあって無得点だったが、DF西大伍(29)が先発復帰するなど明るい話題も。石井正忠監督(49)は「選手が90分間、質の高いサッカーを見せてくれた。今日の内容をベースにリーグ戦の最終節、天皇杯、CSにつなげたい」。DF昌子源(23)は「手応えはかなり感じている。(失点に絡んだ選手には)守備の真ん中のセンターバックとして、注文させてもらった。チームに対しても、もっと危機感を持ってほしいと言わせてもらった」と引き締めた。

鹿島・石井監督、好機生かせず肩落とす「いい内容でゲームを進めていたが…」
 明治安田J1第2ステージ第16節(29日、鹿島0-1川崎、カシマ)ゴール前での決定力が明暗を分けた。鹿島は前半20分ごろ、金崎がGKとの1対1の決定機でシュートを防がれた。その後も好機を生かせず、石井監督は「敵陣でパスを回したが、最後で決められなかった」と肩を落とした。

 チャンピオンシップ(CS)でも当たる可能性がある相手との一戦。押し込みながら敗れ、監督も「いい内容でゲームを進めていたが、一瞬で失点してしまった」と、なかなか気持ちを切り替えられない様子だった。

鹿島・昌子
「もったいない試合。情けないが、プラスに捉えられる部分もあった」

鹿島 シュート17本もCS“前哨戦”勝てず…今季2度目3連敗
明治安田生命J1第2S第16節 鹿島0―1川崎F (10月29日 カシマ)


<鹿島・川崎F>前半、パスを出す鹿島・昌子
Photo By スポニチ


 鹿島は、チャンピオンシップで対戦する可能性のある川崎Fとの“前哨戦”で今季2度目の3連敗を喫した。シュート17本を放ちながら、前半16分のMFファブリシオをはじめ、3度もクロスバーに嫌われた。

 前節のFC東京戦は完敗を喫したが、29日は前半から試合を支配するなど押し込んでいただけに、石井監督は「いい内容のゲームをしながら失点してしまった。本当にそこだけ」と悔しさをにじませた。
[ 2016年10月30日 05:30 ]

J1 鹿島、力負け
明治安田J1第2ステージ第16節(29日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は川崎に0-1で敗れ、今季2度目の3連敗を喫した。通算成績は6勝2分け8敗。勝ち点20で11位に順位を下げた。年間順位は3位のまま。

鹿島は序盤から主導権を握って試合を進めたが、好機を逸し続けた。後半20分に失点した後も攻め続けたが、1点が遠かった。

浦和は磐田を1-0で下し、6連勝で勝ち点を40に伸ばして第2ステージ優勝を決めた。

■圧力かけボール奪取 鹿島・石井監督
押し込まれる形を想定したが、自分たちがプレッシャーをかけてボールを奪えた。チャンスを決め切れないところがきょうのポイント。選手は質の高いサッカーを見せてくれた。これをベースに残りの試合を戦いたい。

■失点場面は直すべき 鹿島・西
個人的には先を見据えて様子を見ながらやった。失点した場面は直さないといけない。チャンピオンシップは勝つだけ。


「残り1試合とチャンピオンシップに向けて良い流れができたと思う」と言う永木である。
結果こそ残念であったが、内容は良かった、それはピッチに立つ選手も手応えか感じておる様子。
「自分たちの狙い通りにできたと思います」という言葉に表れておる。
しかしながら、源は「みんなが危機感を持ってやらないといけない」と警鐘を鳴らす。
やれると思いながらもやられて敗戦を喫しておるのは、ちょっとした集中力の欠如である。
そのようなことが続くようでは、大舞台では大きな傷を負う。
高いモチベーションと強い気持ちで戦うのだ。
内容と結果の伴った試合を期待しておる。

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ただの敗戦ではなかった。今後につながる勝点ゼロだった

【鹿島】CSは2強+1弱? まさかの3連敗で浦和と川崎に引き離された常勝軍団に何が起こっているのか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年10月30日


川崎相手にポゼッションで対等に、時には優位に立っていた。


一瞬の隙を突かれて失点し、痛恨の3連敗。「結果」は得られなかったものの、内容で川崎を上回ることができたのは、確かな自信になるはずだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 65分に失点した瞬間は、まあそうなるだろう、というのが正直な感想だった。

 多くのチャンスを作るも、決め切れずにいると失点する――サッカーではよくあることで、この日の鹿島はまさにそうだった。

 前半も15分を過ぎたあたりから、鹿島が“ゴールの匂い”をまき散らしていく。ファブリシオがバーを叩く一撃を放てば、金崎がGKとの1対1の状況を作り出す。さらに、CBの昌子が強烈なミドルで川崎ゴールを強襲する。

 後半に入っても、流れはホームチームにあった。SBの西が高い位置に顔を出してゴールチャンスに絡み、金崎のお膳立てから遠藤が鋭いシュートを打ち込む。

 そのどれもが決まらずにいると、一瞬の隙を突かれてエウシーニョに際どい一発を浴びる。これは曽ケ端が懸命にセーブしたが、こぼれ球を森本に押し込まれて、あっさりと先制を許した。

 1点を追いかける鹿島は、さらに攻撃の強度を高め、西のクロスに途中出場の赤﨑がダイレクトで合わせるも、やはり決まらない……。スコアは0-1のまま、試合終了のホイッスルが鳴った。

 これで今季2度目の3連敗。「勝負強さ」は鹿島の代名詞だったはずだが、川崎にお株を奪われるような敗戦だった。

 同日、浦和が磐田を1-0で破り、第2ステージ優勝を決めた。チャンピオンシップに出場予定の3チームのなか、浦和と川崎は年間1位を目指して熾烈なデッドヒートを繰り広げる一方で、勝点差で大きく引き離されている鹿島だけが取り残されている印象だ。

 置かれている状況を見れば、チャンピオンシップは期待できそうにない。なによりも「結果」を重視するチームが連敗中とあれば、なにを言っても説得力を欠くだろう。

 救いがあるとすれば、川崎戦の「内容」には見るべきものがあったことだ。勝点1さえ奪えなかったが、今後に向けて、小さくない希望を感じさせる戦いぶりだった。

「どっちかというと、川崎のほうが(ボールを)持つかな、と。だから、いさぎよく引くのも大事かなと思っていたけど、今日は五分だったり、後半はうちのほうが持っていた」

 昌子がそう振り返るように、ボールを握りながら相手を圧倒する川崎に対し、鹿島はポゼッションで対等に、時には優位に立って、ゲームを展開していた。

「最後に勝てばいいと思っています」(西)。


6試合ぶりに先発復帰を果たし、正確なプレーで右サイドを安定させた西(22番)。チャンピオンシップに向け、頼れる実力者が戻ってきた。(C)SOCCER DIGEST

 もちろん、ここに来て鹿島が戦術をシフトチェンジしたわけではない。

 序盤はまさに“いさぎよく引いて”構えていた。盛んにボールを動かしていたのは川崎だったが、鹿島はいたずらに食いつかず、しっかりと自陣でブロックを組み、スペースを上手く消しながら、縦に入れられたボールには厳しく対応する。

 鹿島のソリッドな守備組織に対し、間違いなく攻めあぐねていた川崎は、徐々にリズムを悪くしていく。司令塔の中村が不用意に奪われる場面が散見されるようになると、全体のラインが少しずつ下がり、ボールを握る時間も短くなってくる。

 緩やかに、主導権が入れ替わる。鹿島がポゼッションを高め、テンポ良くパスを交換し、ピッチを幅広く使いながら、相手を押し込んでいくシーンが増える。

 良い攻撃は、良い守備から生まれる――これもサッカーにおいてはひとつの真理である。第1ステージは最小失点(17試合中10失点)で優勝を飾ったように、強固なディフェンスという“鹿島らしさ”をベースに、攻撃面で川崎のお株を奪ってみせた。

「試合が終わった後も、あんまり負けた気がしないというか。今日は本当に自分たちのペースでできていたし、久しぶりに自分たち主導で、1試合を通して手応えを感じられる試合だったのに、結果がついてこなくて残念だった」

 永木のこの言葉に、西や昌子も同調する。

「やられた場面はもちろん修正が必要だけど、全体的に手応えを感じている」(西)

「正直、(反省点は)あの1本(失点)ぐらいやったんじゃないかな。手応えとしては、かなり良かった」(昌子)

 誤解を恐れずに言えば、今節の川崎戦に勝ったところで、年間順位は3位のまま。勝点3が絶対に必要なわけではなかった。だからといって負けていい道理はないが、ただの敗戦ではなかった。今後につながる勝点ゼロだった。

 3連敗のなかで、確実にチーム状態は上向きつつある。むしろ、来るべき決戦に照準を合わせるように、万全の準備を整えようとしている。

――なかなか勝ち切れていないイメージだが、どう感じている? 報道陣の質問に対し、西はきっぱりと言った。

「最後に勝てばいいと思っています」

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


鹿島について取材したサッカーダイジェストの広島氏である。
「救いがあるとすれば、川崎戦の「内容」には見るべきものがあったことだ」と述べる。
敗戦の中に一条の光が差しておる。
選手らも手応えを感じており、今後の戦いに注目が集まる。
チーム状態は上向きと言えよう。
「最後に勝てばいいと思っています」と言う西が頼もしい。
最後に笑うのは鹿島である。

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サッカーダイジェスト 川崎戦寸評

【J1採点&寸評】鹿島 0-1 川崎|川崎が“年間1位”に望みをつなぐ完封勝利! ビッグセーブ連発のGK新井がMOM
サッカーダイジェスト編集部
2016年10月29日


鹿島――遠藤、ファブリシオの両サイドがチャンスを決め切れず。


【警告】鹿島=なし 川崎=森本(90+3分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】新井章太(川崎)


[J1第2ステージ16節]鹿島 0-1 川崎/10月29日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
決定力不足が響き、痛恨の3連敗。失点の場面は一瞬の隙を突かれたが、しかしそれ以外は特に問題なし。相手を押し込む時間帯が長く、川崎のポゼッションを寸断する組織的な守備は十分に機能。奪った後の無駄のないシンプルな攻撃も効果的で、多くのチャンスを作った。試合には敗れたものの、チャンピオンシップに向けて確かな手応えは掴めたはず。

【鹿島 0-1 川崎 PHOTO】森本のゴールで川崎が難敵鹿島に勝利。年間1位に望みをつなぐ

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 5.5
相手のスルーパスに対し、鋭い読みでエリアを飛び出し難なくカット。失点場面ではエウシーニョのシュートは辛うじてストップも、こぼれたところを押し込まれた。

DF
22 西 大伍 6
怪我明けで6試合ぶりの先発復帰。派手さはないが、正確なプレーで右サイドのボール回しをスムーズにした。遠藤とのコンビもテンポが合っていた。

14 ファン・ソッコ 5
ピンチにつながったコントロールミスは減点材料。単純な横パスもズレるなど、今ひとつピリッとしなかった。両サイドで高い位置に侵入してからのクロスは良かった。

3 昌子 源 5.5
序盤はクリアがやや不安定も、29分にはバーを叩く強烈なミドルを放つ。局面の勝負では負けてなかったが、失点を防げなかったのはDFリーダーとして納得できないはず。

16 山本脩斗 5.5
機を見たオーバーラップを見せた前半は、それでもおとなしい出来だった。攻守のバランス配分は申し分なかった一方で、ポジティブな変化はもたらせず。

MF
6 永木亮太 6(90分OUT)
ファブリシオの決定機につなげた16分の中村からのボール奪取は見事。幅広く動き回り、中盤の守備力を高め、推進力のあるビルドアップも披露した。

40 小笠原満男 6
高い集中力と的確なポジショニングで川崎のパスワークに狂いを生じさせる。プレッシャーのかかるシチュエーションでも冷静に処理し、確実にボールをつないだ。

25 遠藤 康 5.5
ミスが目立ち、試合の流れにうまく乗れないまま、前半を終えた。後半は復調し、相手ゴール前での仕事が増え、惜しいシュートを打ったが結果は出せず。杉本投入後はボランチでプレーした。

11 ファブリシオ 5(69分OUT)
前節に続いてスタメン出場。16分には鈴木との連係から際どいシュートを放つも、決め切れず。消える時間帯が少なくなく、守備の強度も足りず、インパクトは薄いまま途中交代。

鹿島――最前線で身体を張り、起点となった金崎は及第点の評価。


鹿島はこれで痛恨の3連敗……。とはいえ、内容を見れば川崎を上回っていただけに、そこまで悲観することはない。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

FW
34 鈴木優磨 5.5(73分OUT)
5試合ぶりの先発。金崎と2トップを組んだが、思うようにチームメイトと息を合わせられず、チャンスメイクに苦心。ハイプレスでは高い貢献度を示したが……。

33 金崎夢生 6
相変わらずのアグレッシブさで攻撃を活性化。身体を張って相手DFと競り合い、起点となるだけでなく、力強いドリブルでもゴールに迫るなど、相手に脅威を与え続けた。

交代出場
MF
13 中村充孝 5.5(69分in)
ファブリシオとの交代でサイドハーフに入る。ボールスキルは高かったが、それを得点につなげることはできなかった。

FW
18 赤﨑秀平 5.5(73分in)
81分には西のクロスをダイレクトで合わせたが、ネットを揺らせず。期待された働きは示せなかった。

MF
32 杉本太郎 -(90分in)
終了間際に投入される。わずかなプレータイムのなか、懸命にボールを追ったが、チャンスはほとんどなかった。

監督
石井正忠 5.5
失点するまではプランどおりだったが……。組織的な守備からシンプルな攻撃を繰り出し、何度も惜しい形は作ったものの、フィニッシュワークでもうひと工夫が足りなかった。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

川崎――ファインセーブを連発した新井は出色のパフォーマンス。

【チーム採点・寸評】
川崎 6
序盤はゆっくりとボールを回しながら主導権を握ったが、アイデアを欠いてゴールに迫れず、徐々に押し込まれる。しかしシステムを4-4-2に変えると、厚みのあるサイド攻撃から決勝点をゲット。苦しみながらも勝点3をもぎ取った。

【川崎|採点・寸評】
GK
30 新井章太 7
押し込まれる展開にも落ち着いて対応し、ファインセーブを連発。ルーズな守備を最後尾から締め、畳みかけるような鹿島の攻撃の前に立ちはだかり、チームを完封勝利に導いた。

DF
5 谷口彰悟 6.5
19分にトラップミスからピンチを招いたり、マークが離れたりと課題を残したものの、ゴール前では金崎にしぶとく食らいつき、クリーンシートに貢献。エウシーニョへの好パスで先制点の起点になった。

6 田坂祐介 6
守備で対面するファブリシオに後れを取っていた。ただ攻撃時には高い位置を取り、ゴール前まで駆け上がるシーンも。後半途中からは右サイドハーフにポジションを移し、上下動を繰り返した。

23 エドゥアルド 5.5
中央に引っ張られることが多くサイドへのカバーリングが遅れていた。CBに移った後半途中からも、守備陣形を保てず相手にスペースを使われた。

MF
14 中村憲剛 5.5
要所で質の高いパスを出しゲームを作っていたが、細かいところでパスミスや容易なボールロストなど〝らしくない″ミスが見られた。本来のパフォーマンスを考えれば、及第点は与えられない。

18 エウシーニョ 6.5
豊富な運動量で上下動を繰り返し、特に攻撃面で厚みをもたらした。鋭い抜け出しからシュートを放ち、先制点を演出した。

19 森谷賢太郎 5.5(55分OUT)
6試合ぶりの先発出場。ファーストDFとして前線でボールを追いかけ回したが、攻撃ではなかなかビルドアップに絡めず、存在感を示せなかった。

20 車屋紳太郎 5.5
前半は背後のスペースを使われ、度々ピンチに関与。後半は守備に重きを置いたため、オーバーラップのタイミングが遅れ、1対1でも相手をかわすシーンはほとんど見られなかった。

21 エドゥアルド・ネット 6
後方からパスを散らしてリズムを作ろうと試みるも、横パス一辺倒で、変化を加えられなかった。ただ守備では大きな身体を生かし、ハイボールとセカンドボールを処理していた。

川崎――節目の試合で値千金のゴールを奪った森本は高評価。

FW
11 小林 悠 5(37分 OUT)
常に裏を狙い続けていたが、11分にシュートチャンスを得たのみで、パスが出て来ず、存在感は薄かった。31分に負傷し、無念の途中交代。

13 大久保嘉人 5.5
最前線で張るも、なかなかパスが届かず、自然とポジションを下げていった。そのためゴール前で脅威を与えられず、シュートは0本に終わった。

交代出場
MF
9 森本貴幸 7(37分 IN)
小林の負傷を受けて、急きょ投入される。前半は守備に奔走していたが、65分にはゴール前のこぼれ球にいち早く反応し、ゴールに流し込む。J1通算50試合目という節目のゲームで、値千金の決勝点を奪った。

FW
22 中野喜大 6(55分IN)(90+1分OUT)
左サイドハーフに入ると、相手を引き付け、攻撃に流動性をもたらした。しかし、金崎に振り切られる場面も見られ、守備に不安。リードを守り切るために、終盤にピッチを去った。

DF
2 登里享平 -(90+1分IN)
終盤にクローザーとして投入される。プレー時間が短く目立った活躍はなかったものの、無事に試合を終わらせた。

監督
風間八宏 6.5
前半は小林の負傷などプランどおりには進まなかった印象だが、なかなかゴールに迫れず停滞感が漂うなかシステムを4-4-2に変更した采配は見事。サイド攻撃に厚みをもたらし、決勝点を生んだ。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの広島氏による川崎戦の寸評である。
敗戦を喫したが、悪評が並ぶわけではなかった。
「内容を見れば川崎を上回っていた」と言い切る。
チーム採点も6となっておる。
結果だけが伴わなかった試合、これもサッカーである。

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サントス、一番の問題は負けたこと

【鹿島】CS前哨戦で露呈した“常勝軍団”の課題に、「一番の問題は…」とレジェンドが助言
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年10月29日


金崎が、昌子が、遠藤が、ファブリシオがチャンスを迎えるも…。


アグレッシブな姿勢で攻撃を牽引した金崎(33番)だったが、GKとの1対1を決められず。他の選手も決定機をモノにできず、鹿島は川崎とのCS前哨戦で惜敗を喫した。(C)SOCCER DIGEST

 10月29日の川崎との一戦に、かつてのチームメイトであるサントスが駆けつけた。試合後、鹿島のレジェンドに古巣の戦いぶりについて印象を聞いてみると……。

「一番の問題は、負けたこと。ただ、アントラーズはたくさんのチャンスを作った。前半も後半も、最初にビッグチャンスをもらったのはアントラーズだった。そこを決められなかったのは大きな課題。サッカーにおいて、ゴールチャンスが訪れたら、絶対に入れてほしい。絶対にね」

 この試合、たしかに鹿島は数多くの決定機を演出したが、決め切れなかった。ファブリシオや昌子の一撃はバーに嫌われ、金崎はGKとの1対1でストップされ、遠藤の渾身のシュートもネットを揺らせなかった。

 失点は一瞬の隙を突かれたもので、間違いなく内容では川崎を上回っていた。それでも、試合には勝てなかった。鹿島は0-1と完封負けを喫した。

“常勝軍団”が陥った決定力不足という問題。これを解決しない限り、チャンピオンシップを勝ち抜くことはできないだろう。

 ただ、逆に言えば、やるべきことは明確だ。どれだけゴールを決め切る力を高められるか。ホームで迎える11月3日の神戸との最終節では、相手をねじ伏せるような圧勝を収めて、チャンピオンシップに弾みをつけたい。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


サントスに取材を敢行したサッカーダイジェストの広島氏である。
「一番の問題は、負けたこと。ただ、アントラーズはたくさんのチャンスを作った。前半も後半も、最初にビッグチャンスをもらったのはアントラーズだった。そこを決められなかったのは大きな課題。サッカーにおいて、ゴールチャンスが訪れたら、絶対に入れてほしい。絶対にね」と語った。
チャンスの数ならば鹿島の勝利であった。
しかしながら、そうはならぬのがサッカーという球技である。
決定力、この数字では表しきれないこの「力」を鍛え上げ、CSに挑もうではないか。
期待しておる。

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東福岡高校・小田逸稀くん、即戦力候補の「俊英ルーキー10選」

来季Jリーグ入り内定!即戦力候補の「俊英ルーキー10選」
サッカーダイジェスト編集部
2016年10月29日


身体能力抜群のタビナスは期待値大!

 来季からいきなり即戦力として活躍しそうな選手はいるのか? ここまで決まったJ1リーグの加入内定者のなかでも注目度の高い10選手を セレクトした。

【川崎入団内定】
タビナス・ジェファーソン (桐光学園高/DF)
1998年8月7日/182センチ・77キロ/東京都
三拍子揃った期待値大の左SB
高さ、強さ、速さと三拍子揃った期待値大の左SBは、複数のオファーの中から川崎行きを決断。父はガーナ人、母はフィリピン人だが、20歳で帰化申請が可能になる。東京五輪の秘密兵器だ


【磐田入団内定】
藤川虎太朗 (東福岡高/MF)
1998年7月24日/171センチ・69キロ/福岡県
センス溢れる攻撃の申し子
得点感覚に優れる攻撃的MF。ボールを扱う技術が高く、左右両足とも強烈なシュートを打つことができる。運動量も多く、FW、サイド、さらにボランチまで対応可能なマルチロールだ。


【広島入団内定】
松本泰志 (昌平高/MF)
1998年8月22日/178センチ・66キロ/埼玉県
上質な技術を備えたアタッカー
今夏のインターハイで優秀選手に輝く活躍を見せ、昌平高初のJリーガーとなった。あらゆるポジションを経験して培った技術は一級品。左サイドからのカットイン、シュートが得意だ。

【川崎入団内定】
知念 慶 (愛知学院大/FW)
1995年3月17日/177センチ・71キロ/沖縄県
強さ&速さを誇る万能型FW
全国的には無名も、名古屋ら複数クラブが獲得に動いた事実から能力の高さが窺える。強さと速さを誇る万能型のFWで、川崎では谷口らに続く〝イケメン選手〞として人気を博しそうだ。


【鳥栖昇格内定】
田川亨介 (鳥栖U-18/FW)
1999年2月11日/181センチ・70キロ/長崎県
〝三種の神器〞を持つ逸材
空中戦の強さ、50メートル6秒台の快足、鋭い左足のシュートと〝3つの神器〞を持つ点取り屋だ。トップ昇格が内定しても「これからが本当のスタート」と平常心を保つメンタルも、素晴らしい。

新潟入りする原は、U-19アジア選手権で活躍中。

【新潟入団内定】
原 輝綺 (市立船橋高/DF)
1998年7月30日/178センチ・63キロ/埼玉県
質実剛健なCB
確かな技術と優れた判断力を有するCBで、クレバーなプレーが売り。U-19アジア選手権ではボランチとして中盤を引き締め、初戦のイエメン戦ではインターセプトからゴールを奪った。


【G大阪入団内定】
高 宇洋 (市立船橋高/FW)
1998年4月20日/172センチ・67キロ/神奈川県
汚れ仕事も厭わないストライカー
切り替えがスムーズかつ素早く、前線で起点を作り、前を向けば鋭いシュートでゴールを陥れる。広島の佐藤や浦和の武藤を彷彿させる、汚れ仕事も厭わないストライカーだ。


【湘南入団内定】
杉岡大暉 (市立船橋高/DF)
1998年9月8日/180センチ・74キロ/東京都
起点にもなる近代的なCB
空中戦に滅法強く、CBとしてチームに安定感をもたらす。攻撃ではボール奪取からの飛び出しや、左足の精緻なフィードで起点となる。15年にU-17代表、16年にはU-19代表を経験した。


【G大阪昇格内定】
食野亮太郎 (G大阪ユース/MF)
1998年6月18日/171センチ・68キロ/大阪府
両足を使いこなす〝メッシーノ〞
パスとドルブルで攻撃に独特のリズムを生み、左右両足で強烈なシュートを放つ浪速の〝メッシーノ〞。G大阪ユースの10番を背負ってきた逸材は、新時代を担うべき司令塔候補と言える。


【鹿島入団内定】
小田逸稀 (東福岡高/DF)
1998年7月16日/173センチ・68キロ/佐賀県
デュエルに定評の左SB
2年時には全国2冠を経験した高校年代屈指のSB。空中戦や球際の強さなど 〝デュエル〞に定評があり、局面の打開力も持ち味だ。鹿島の左SBは手薄なだけに、即戦力として期待できるか。


来季の即戦力ルーキー10選を挙げるサッカーダイジェストである。
東福岡高校の小田逸稀くんが選出されておる。
デュエルに定評と評され、身体能力の高さが伝わってくる。
手薄な左SBとして、早期に出場機会が訪れるのではなかろうか。
新たなる翼として羽ばたいて欲しい。
期待しておる。

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Jリーグ 2ndステージ 第16節 川崎フロンターレ戦

怒濤の攻撃。

石井監督、手の内は隠さない

鹿島石井監督、初代王者貢献サントス氏に勝利贈る
[2016年10月29日7時32分 紙面から]

 鹿島が今日29日の川崎F戦でレジェンドに勝利を贈る。

 92~95年に在籍し、93年の第1ステージ初代王者に貢献した元ブラジル代表MFのサントス氏(55)が駆けつける。当時、ボランチで組んでいた石井監督は「シンプルだけど勝つ鹿島のスタイルを続けて、と言ってもらった」。MF柴崎、FW土居をともに右足痛で欠く、チャンピオンシップの前哨戦だが、同監督は「手の内は隠さない。真っ向勝負」と意気込んだ。


サントスより言葉を賜った石井監督である。
「シンプルだけど勝つ鹿島のスタイルを続けて」とのこと。
勝利に直結するプレイを選手にさせるのだ。
小賢しい知恵は要らぬ。
そして、CSに向けて手の内を隠すようなマネはせず、真っ向勝負で勝利を掴み取ろう。
楽しみな一戦である。

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西、そろそろ目立ちたい

【今節の顔】DF 西大伍 「神出鬼没」に攻撃参加
前線へ“神出鬼没”に顔を出し、多彩な攻撃を生み出す右サイドバック。右膝の負傷で戦列を離れていたが、前節は約2カ月ぶりにベンチ入り。「(試合に)出たいという気持ちが増した」と、リーグ戦6試合ぶりの先発に意欲を燃やす。

出番がなく終わった前節は「見ていてつまらなかった」ときっぱり。不調のチーム対し、厳しい言葉を投げ掛け、発憤を促す。自身も今季は1ゴール1アシストと、目に見える結果を出せていない。「そろそろ目立ちたい」と、注目度の高い終盤戦で本領を発揮する。


今節の顔として報じられる西である。
久しぶりの先発起用に応えてくれよう。
西の攻撃力で川崎守備陣をを崩しきるのだ。
そして勝利を捧げよ。
期待しておる。

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永木、今でも凄く尊敬している

鹿島・永木 “古巣”との一戦で憲剛を意識
 鹿島の日本代表MF永木が“古巣”との一戦に燃えていた。

 川崎FのU―15、U―18出身。特に意識しているのが「ユースの時、トップ(チーム)にいてよく見ていた」というMF中村だ。同じボランチだったこともあり、「まねしたり、試合会場にもよく見に行っていた」。プロになってからも交流は続き「今でも凄く尊敬している」という。チームは2連敗中だが、勝利に貢献してチャンピオンシップへつなげる。
[ 2016年10月29日 05:30 ]


川崎の下部組織にて育まれた永木である。
当時、トップの中村憲剛のことはよく観察しておったとのこと。
今日は、そのお株を奪うスルーパスを出し、鹿島に勝利をもたらすのだ。
永木の躍動を楽しみにしておる。

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流れが変わる時とは、こういう時でもある

【鹿島vs川崎プレビュー】CSで対戦濃厚な両者が激突 主軸の代役が勝負の分かれ目に


■鹿島アントラーズ 柴崎欠場のボランチは小笠原の出場が濃厚

 中断明けとなった前節のFC東京戦では1-2で敗戦。試合はスコア以上の差があった。中断期間にはタイ遠征で強化を図るなど、チームも手応えを得ていた中での敗戦に、選手も大きなショックを受けていた。その中で迎えるホーム川崎戦。2ndステージも残り2試合となり、鹿島としてはチャンピオンシップに向けて状態を上げていくためにも勝ち点3を手にしたいところだ。

 川崎戦ではメンバー変更が行われる見込み。柴崎岳が右足を痛めて離脱し、欠場する可能性が高い。代わりに小笠原満男が先発復帰する。石井正忠監督は柴崎の欠場でファーストチョイスの11人を選べなくなったかもしれないが、必ずしもマイナスなことばかりではない。今のチーム状態を見た時、百戦錬磨のベテランが入ることでチームが生き返る可能性がある。後半から、もしくは先制されてから目を覚ますことが多く、トップギアでスタートできない試合も多いが、その中で攻守にスイッチを入れる小笠原は、良い変化をもたらすだろう。試合に出られないことを嫌う男が、先発復帰戦で魂のこもったプレーを見せることは想像に難くない。

 さらに負傷明けの遠藤康、中村充孝も復帰2戦目で、ともにコンディションを上げてきている。土居聖真が練習中に負傷するなど、アクシデントに見舞われた鹿島。チーム状態も決して良いとは言えず、不安要素があるのも事実だ。ただ、流れが変わる時とは、こういう時でもある。(totoONE編集部)

■川崎フロンターレ 守備陣のパフォーマンスが白星獲得の大きなポイントに

 鹿島とはチャンピオンシップで対戦する可能性が高く、その意味では前哨戦とも言える一戦となりそうだ。「勝って嫌なイメージを与えておきたい」と話す選手はいるものの、そのことを過度に意識する雰囲気は感じられない。これまで同様、あくまでリーグ戦の1試合として戦うスタンスだ。

 チーム事情に目をやると、今節もGKチョン・ソンリョンは欠場が濃厚。さらに今週の練習で大島僚太が左足を痛めており、今節の出場を見合わせる決断を下している。中盤は、前節に途中交代でのミドル弾で勝利に貢献した森谷賢太郎がトップ下に入り、中村憲剛がボランチでプレーする形でのスタートと見られている。前節は沈黙した大久保嘉人と小林悠の2トップの爆発とともに、中村による卓越したゲームコントロール、そして「ゴールに近い位置なので、結果が求められると思っている」と話す森谷の決定力で、攻撃陣の活性化を期待したいところだ。

 守備面では8試合ぶりとなる無失点勝利を飾ったのは好材料。劣勢を強いられることとなった入り方の悪さは反省点だが、我慢の展開でも失点しなかったことに守備陣は手応えを口にする。2トップが流動的に仕掛けてくる鹿島攻撃陣にも、どれだけ冷静に対処できるか。守備陣の真価が問われる。

 2ndステージ優勝は現実には難しくなったとはいえ、勝ち点1差の状況で追いかける年間1位の座を譲れない気持ちは強い。「勝ち点を取らないと始まらない。浦和がどうとかじゃないので」と中村。1stステージでは残り2節で順位をひっくり返された。今回は残り2連勝で朗報を待つ。(いしかわごう)


「今のチーム状態を見た時、百戦錬磨のベテランが入ることでチームが生き返る」と記すサッカーキングのプレビューである。
満男がピッチに立つということはそれだけの影響力がある。
頼れるベテランの力で、チーム状況を一転させるのだ。
決定的なパスを出し、川崎を粉砕しようではないか。
楽しみな一戦である。

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ペドロ・ジュニオールは今季で契約切れ

鹿島のターゲットは神戸のP・ジュニオール?来季ACLを見据えてのリストアップか
サッカーダイジェスト編集部
2016年10月28日


神戸は契約延長をオファーしたというが、 鹿島からの誘いに心を動かされているようだ。


レアンドロと抜群のコンビネーションを見せるP・ジュニオール(7番)を神戸は手放したくないようだが……。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 今オフに神戸との契約が切れるペドロ・ジュニオールは、鹿島への移籍が決定的だと、まことしやかに囁かれる。
 
 高速ドリブルと高い決定力を武器に、神戸の前線の核として活躍するブラジル人は、日本サッカーと生活環境にフィットしている点も大きな魅力だ。
 
 2007年に大宮に加入して以来、Jリーグでは5クラブでプレー。新潟に所属していた09 年には高額の移籍金でG大阪に引き抜かれ、その能力は来日間もない頃から高く評価されていた。

 西野朗監督(当時)との軋轢が引き金となってG大阪を退団するなど、FC東京に在籍した11年あたりまでは気性の粗さが目についたが、20代も後半に差し掛かるとメンタル面が安定。13年には韓国の済州ユナイテッドで17ゴールをマークしている。

 神戸では昨季こそ、グロインペイン症候群の影響で13試合・1ゴールに終わったが、今季は好調を維持。第2ステージではチームの上位進出の原動力となった。
 
 神戸としては、同じブラジル人FWのレアンドロと抜群のコンビネーションを見せるストライカーを来季も貴重な戦力と捉え、すでに契約延長をオファーしたという。しかし、 鹿島からの誘いが舞い込み、本人は心を動かされているようだ。
 
 P・ジュニオールの獲得が有力視されるその鹿島は、今季、第1ステージこそ制したものの、第2ステージはまさかの失速。まだチャンピオンシップの戦いが残っているが、来季へ向け、早々にこのブラジリアンアタッカーに目をつけた。リーグ戦はもちろん、ACLでの戦い(出場は未決定)を見据えてのリストアップだろう。

 昨季終了時にダヴィが、今夏にカイオが退団してからというもの、鹿島には個の力でフィニッシュまで持ち込める外国籍選手が不在で、膠着した試合を落としがちだった。日本サッカーを熟知するこの点取り屋を確保できれば、大きな戦力アップとなるのは間違いない。


神戸のペドロ・ジュニオールの去就について掲載するサッカーダイジェスト誌である。
今季で契約が切れるペドロ・ジュニオールに対して神戸は延長オファーを行ったようであるが、鹿島からの正式オファーに心は傾いておる様子。
鹿島としては、現在、ダヴィやカイオ、ドゥトラのような個で勝負できる助っ人を欠いておる。
この役目をペドロ・ジュニオールに課したいところ。
日本生活も長く、また年齢的にも円熟期を迎えるこのブラジル人は、まさに待望のFWと言えよう。
果たして、鹿島のユニフォームに袖を通してくれるであろうか。
正式発表を待ちたい。

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チャンピオンシップを見据え、手応えを得られるような内容で、勝利を目指したい

【J1展望】鹿島×川崎|CSの前哨戦!? 柴崎、大島の名手を欠くも、白熱の攻防を期待
サッカーダイジェスト編集部
2016年10月28日


鹿島――西や中村、遠藤らが悩めるチームを立て直す!


故障者/鹿島=柴崎、土居 川崎=チョン・ソンリョン、奈良、井川、武岡、大島
出場停止/鹿島=なし 川崎=なし


J1リーグ・2ndステージ16節
鹿島アントラーズ-川崎フロンターレ
10月29日(土)/14:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(15節終了時):10位 勝点20 6勝2分7敗 24得点・22失点
年間成績(32試合終了時):3位 勝点59 18勝5分9敗 53得点・32失点

【最新チーム事情】
●柴崎が右足の違和感で練習を回避しており、欠場する可能性がある。代わりに小笠原の先発復帰が見込まれる。
●故障明けの西と中村が先発復帰の見込み。前節のFC東京戦では崩しの形が見られなかったが、このふたりの活躍で改善を期待したい。
●腰痛からの復帰2戦目を迎える昌子。復帰戦となったFC東京戦では関係者に「まだ怖い部分もある」と漏らしていたが、すでに「怖さ? ない」と明言するまでに回復した模様。頼れるDFリーダーが川崎の強力な攻撃陣に立ち向かう。

【担当記者の視点】
 大宮、FC東京を相手に今季2度目の連敗。チームの調子は下降線を辿り、さらに柴崎、土居という主力ふたりを欠くなかで迎える川崎戦は、苦戦を免れそうにない。

 もっとも、西や中村の復帰は心強い。前節に戦列に戻った遠藤もコンディションが上がってきているはずで、実績のある彼らがいかにチームの立て直しに貢献できるかに命運はかかっている。

 あとは、金崎や赤﨑の2トップが、献身的な守備をこなしながら、いかにゴール前で勝負強さを発揮できるか。チャンピオンシップを見据え、手応えを得られるような内容で、勝利を目指したい。

川崎――大島の欠場が濃厚。代役は好調を維持する森谷か。

J1リーグ・2ndステージ16節
鹿島アントラーズ-川崎フロンターレ
10月29日(土)/14:00/県立カシマサッカースタジアム

川崎フロンターレ
2ndステージ成績(15節終了時):2位 勝点31 10勝1分4敗 32得点・21失点
年間成績(32試合終了時):2位 勝点69 21勝6分5敗 65得点・36失点

【最新チーム事情】
●すでにCSは決めているが、年間勝点1位と第2ステージ制覇に向けて気持ちが緩む様子はない。
●全体をコンパクトに維持することを意図した練習が続く。
●大島僚太が足を痛め、大事を取って欠場の方向へ。

【担当記者の視点】
 第2ステージ優勝の芽は限りなく小さくなったものの、チームの士気はまったく落ちていない。視線は年間順位1位と、その先にあるチャンピオンシップに向けられており、練習にも熱がこもっている。今節の相手は、チャンピオンシップで対戦する可能性がある鹿島。ここで叩いておけば、後々の戦いも優位に運べるはずだ。

 心配の種は、大島の欠場だろう。中村とともにパスワークの起点になるこのMFの不在は、攻撃の迫力不足につながりかねない。ただ、代役が予想される森谷は好調を維持しており、前節の広島戦では豪快なミドルを決めている。今節での活躍も期待できるか。


「チームの調子は下降線を辿り、さらに柴崎、土居という主力ふたりを欠くなかで迎える川崎戦は、苦戦を免れそうにない」と記す、サッカーダイジェストのプレビューである。
確かに、公式戦2連敗中のチーム状態に加え主力である岳と聖真の負傷離脱を聞けば、チーム状態は下降線と言わざるを得ない。
とはいえ、満男と優磨という、チームトップクラスの戦力が代わりに出るとなれば、話は別と言えよう。
満男の実力は周知の如く、そして2年目とはいえ優磨の存在感は他の選手と比肩するものではない。
この二人の持つタレントは、チーム状況さえも好転させるものがある。
ベテランと若手の融合にて勝利を掴み取る。
楽しみな一戦である。

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優磨、絶対、勝ちます

【鹿島 vs 川崎F】 ウォーミングアップコラム: 「やっと来たという感じですね。いまから楽しみで仕方ないです」
2016年10月28日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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体を揺らしながら、少し上目遣いの目つきは獲物を狙う肉食獣のそれ。ちょっと目を離せば舌なめずりしていそうな雰囲気さえ漂わせる。草食系全盛の時代に、こんなストライカーっぽいストライカーが生息していること自体貴重なことだ。

5試合ぶりの先発は待望のFW起用。鈴木優磨(写真)は、ゴールを渇望する飢餓感を滾らせていた。

前節のFC東京戦は先発する予定でいた。本人もそのつもりで準備を続け、「いま自分のなかではすごく自信が持てている。タイに行ったことがでかい」と意欲に満ち溢れて試合を待っていた。しかし、直前でメンバー変更。ベンチスタートとなり、後半頭から出場し、チームを引っ張る活躍を見せたが終盤のアシストに留まり、チームも1-2の完敗に終わった。

試合後、鈴木は「先発を外れた悔しい気持ちをぶつけようと思った。試合結果に反映できずに残念です」と肩を落とした。

わずか2年目の選手だが、気持ちを前面に出したプレーはチームメイトだけでなく、スタンドから見る者にも熱い気持ちが伝わるほど。練習でも、一番に目が行くのは鈴木だ。

1stステージで3得点だったゴール数も、2ndステージに入り5点を加算。柳沢敦コーチが2年目に記録した8得点に肩を並べている。

「ヤナさんから『早く越えてくれ』と言ってる」

これまで、ゴールパフォーマンスはクリスティアーノ・ロナウドやネイマールを真似したものが多かったが、次の得点は柳沢コーチを意識したものを考えているという。

「絶対、勝ちます」

そう言い切れてしまう若さと勢い。いま鹿島を引っ張っているのは20歳の肉食系ストライカーである。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 2nd 第16節
10月29日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ


優磨について記すJ’sGoalの田中滋氏である。
「ストライカーっぽいストライカー」と評す。
その優磨は5試合ぶり、そしてFWとして先発起用される見込み。
これは期待が持てよう。
今季既に8得点。
柳沢コーチが2年目の歳に記録したゴール数に並んでおる。
ここは、越えて鹿島に優磨ありと名を轟かせるのだ。
柳沢パフォーマンスも楽しみ。
優磨のプレイに魅了されるべくスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

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文字通りの大一番で、自然体を貫く大ベテラン、本山の存在感がますます大きくなる。

本山雅志、プロ19年目で初体験の“プレッシャー”。故郷・北九州で挑むJ2残留争い
鹿島アントラーズで一時代を築いたレジェンド、37歳のMF本山雅志がJ2の舞台で奮闘している。今シーズンから完全移籍で加わった、生まれ故郷のギラヴァンツ北九州でJ2への残留争いを強いられているなかで、濃密すぎる経験と持ち前の明るく飄々としたキャラクター、日本代表でも発揮された卓越したテクニックでチームを鼓舞している大ベテランの“いま現在”を直撃した。(取材・文:藤江直人)

2016年10月28日(Fri)10時39分配信
text by 藤江直人 photo Kaz Photography, Getty Images

現在最下位に甘んじている北九州


今シーズンからギラヴァンツ北九州でプレーする本山雅志【写真:Kouichi Takamori/Kaz Photography】

 通算19シーズン目を迎えたプロサッカー選手人生で、37歳の大ベテラン、MF本山雅志は初めて経験する“プレッシャー”の真っただ中にいる。

 高校サッカー史上で初めてとなる三冠獲得の勲章を引っさげ、東福岡高校から鹿島アントラーズに入団したのが1998シーズン。神様ジーコが礎を築いた常勝軍団で5年目から栄光の背番号「10」を託され、前人未到のリーグ戦3連覇を含めた14個ものタイトル獲得を経験してきた。

 一転して、今シーズンから完全移籍で加入したJ2のギラヴァンツ北九州は、残り5試合となったリーグ戦で最下位に甘んじている。このままシーズンを終えれば、J3降格の憂き目にあう。ひとつ順位を上げて21位になっても、ホーム&アウェイ形式で行われるJ3の2位との入れ替え戦が待つ。

 これが20位に滑り込めば残留を果たせる。現時点で21位のFC岐阜との勝ち点差はわずか「1」で、20位のツエーゲン金沢とは「3」。ツエーゲンと勝ち点36で並び、得失点差でわずかに上回るカマタマーレ讃岐が19位につける。痺れるような状況に、百戦錬磨の経験をもつ本山も苦笑いを隠せない。

「後がない感じは優勝争いと似ているかもしれませんけど、頂点へ向かっていくときに感じるプレッシャーと、下に落ちるかもしれないというプレッシャーは、やっぱりまったく異なるものなので。その部分では難しいですけど、だからこそモチベーションをどれだけ上げられるか。(優勝争いと)似たような感じだと言い聞かせながら(プレッシャーを)いい方向に変えて、目の前の試合で自分のプレーをしっかりとすることだけを考えています」

「1試合、1試合がめちゃくちゃ疲れます」

 アントラーズ時代で唯一、「降格」の二文字がちらついたのは本山が加入して2年目の1999シーズンくらいだろうか。この年は開幕から低空飛行が続いた末に、セカンドステージ途中でゼ・マリオ監督を解任。ジーコが総監督として急きょ指揮を執り、最終的には年間総合順位を9位で終えた。

 当時の本山はまだ途中出場が多く、リーグ戦におけるゴールも記録していなかった。それだけに、37歳にして初めて経験する残留争いは、逆の意味で新鮮に感じられるのだろう。1試合を終えたときに覚える感覚が「まったく違いますね」と、再び苦笑いしながらこう続ける。

「1試合、1試合がめちゃくちゃ疲れます。勝った試合ももちろんですけど、負けたらどこが悪かったのかをすぐに考えるので。何よりも『勝たなきゃいけない』という状況が、やっぱり疲れますよね」

 昨シーズンはわずか6試合、合計139分間のプレーに終わった。先発出場はセカンドステージ第5節のサガン鳥栖戦だけ。リーグ戦終了後にフロントと話し合いの場をもち、退団が決まった。当時のアントラーズのオフィシャルサイトには、本山のこんなコメントが綴られている。

「今後を考えるうえで自分のキャリアを振り返ったとき、いろいろな情景や感情が沸いてきました。しかし、最後には『まだピッチに立ち続けたい』という気持ちが残りました。試合に出場して、チームに貢献したい。プロ選手としてあるべき姿を追い求めたいという願いから、退団を決意しました」

 いくつかのオファーを受けたなかで真っ先に声をかけてくれて、柱谷幸一監督が茨城県鹿嶋市へ足を運んで熱意も伝えてくれたギラヴァンツを選んだ。カテゴリーがJ2となることに、何も不安もなかった。むしろ北九州市で生まれ育ち、サッカーを始めた本山は原点に戻る思いを胸中に募らせていた。

「10」番を背負うことも状況次第では可能だった


鹿島では長年にわたり10番を背負った【写真:Getty Images】

 たとえば背番号。今シーズンはチーム内でもっとも大きな「43」を背負っているが、これは登録が遅れたからではなく、本山自身が望んでつけたものだ。ギラヴァンツ側は当初、アントラーズにおける本山の功績に敬意を表して、背番号に関してこんな言葉をかけてきた。

「10番をつけたいのならば、コテに聞いてみて」

 コテとは大分トリニータから加入した2013シーズンから、背番号「10」を託されてきたMF小手川宏基。アントラーズ時代に続いて「10」番を背負うことも状況次第では可能だったが、本山はギラヴァンツへの移籍が決まったときから「43」しか考えていなかった。

 北九州市立二島中学校から、全国の猛者たちが集まる名門・東福岡高校へ進んだ1995年。練習試合に臨むために手渡されたユニフォームに記されていた番号が、実は「43」だった。

「東福岡は僕が飛躍したチームでもあるので。そこで付けた最初の背番号のもとで、原点に戻ってサッカーをやりたいな、という気持ちですね。なので『10』に関しては何も考えていませんでした」

 迎えた今シーズン。昨シーズンはJ1を戦ったモンテディオ山形をホームの北九州市立本城陸上競技場に迎えた2月28日の開幕戦で、ギラヴァンツはJ2に加盟して7シーズン目にして初となる白星発進を果たす。本山も後半24分から途中出場し、歓喜の瞬間をピッチのうえで味わった。

 しかし、J3から初めて昇格したレノファ山口に初勝利を献上した第2節を境に、風向きが大きく変わる。第13節のFC町田ゼルビア戦まで実に11試合も勝ち星から見離され、松本山雅FCに苦杯をなめた第16節終了時には2010シーズン以来となる最下位に転落した。

 本山自身も後半途中からの出場が多くなった。しかし、自身のコンディションと、何よりもチームが置かれた状況と戦力とを考えたときに、それが指揮を執って4シーズン目となる柱谷監督の考えうるベストの戦略だと受け止めて、与えられたチャンスでベストを尽くしてきた。

「けが明けという時期もありましたけど、チームとして守備を重視する戦い方が多くなってきたので、その部分で後半に勝負をかける途中交代だったと思っています」

ベテランの自問自答。いまの自分に何ができるか

 アントラーズ時代に培った濃密な経験と、Jクラブのなかでも希有な強さを誇る「勝者のメンタリティー」を、生まれ故郷に産声をあげたギラヴァンツに伝授したいという思い。なかなか勝ち星をあげられずに、もがき苦しんでいる現実。そのはざまでいまの自分に何ができるかを、本山は自問自答してきた。

「もちろん勝つための試合をしたい。けれども、鹿島とはまた違った色があるチームなので、そこは監督がやりたいサッカーや、みんなができるサッカーというものに準じていかなきゃいけない。その部分では難しい部分がありましたけど、前半戦に比べればそういう状況にも慣れてきましたし、もっと違う部分も出していけるのかな、と思っています。

 やっぱりこのチームは前からボールを奪いにいくというよりは、(自陣に)引いてボールを奪ってカウンターという形が多いので。引いてボールを奪ったときに、しっかりとボールをつないで起点になる、あるいは自分たちがボールをもつ時間を長くすることが僕にはできると思うので。そういうプレーを、もっとやっていきたいですね」

 厳しい状況に置かれても泰然自若としているオーラを発しているのは、アントラーズ時代の経験がなせる業なのかもしれない。コンディションも上がり、8試合連続で先発に名前を連ねた23日の清水エスパルス戦。敵地で0‐2と苦杯をなめ、5試合ぶりに黒星を喫しても、後半23分にベンチへ退いた本山の口調は穏やかだった。

「勝ち点1でも取って帰ろう、というプランで臨んだんですけど。先に点を取られて、それでも粘り強く攻めていくなかでチャンスを作れればと思って試合を進めていきましたけど、向こうがボールをもつ時間が長くなってくるにつれて難しい状況になりましたね。僕自身のコンディションはいいですよ。今日もまだまだできる感じだったので」

 J1昇格プレーオフ圏内につける京都サンガ、首位を快走する北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドローにもちこんで勝ち点1を稼ぎ、前節では残留を争うカマタマーレに3‐0で快勝。ツエーゲンに代わって最下位を抜け出したが、1試合で逆戻りしてしまった。

どうしても残留したい理由。新スタジアムのオープン


地元北九州に帰り、現在は実家から練習に通っているという本山【写真:Kazuhito Yamada/Kaz Photography】

 残りは5試合。ギラヴァンツにはどうしてもJ2に残留したい理由がある。悲願でもあった新スタジアムである、建設中の北九州スタジアムが来年3月12日に正式オープンすることが決まったからだ。

 JR小倉駅から北へわずか500メートル、徒歩約7分に位置する、いわゆる「街中スタジアム」は約1万5000人収容の球技専用で、J1規格をも満たしている。2014シーズンには5位に食い込みながら、現在の北九州市立本城陸上競技場の不備でJ1ライセンスが付与されなかったがゆえに、J1昇格プレーオフに出場できなかった。

 念願がかなって、今年9月には来シーズンのJ1ライセンスが交付された。人口約96万人を抱える北九州のサッカー界にとって、新スタジアムのこけら落としとともに新たな歴史が幕を開ける2017年。象徴をなすギラヴァンツがJ3で迎えるわけにはいかないと、本山も力を込める。

「僕たちにはもう(J2に)残留するしかないので。(来年は)J1へはいけないので、残留に向けてしっかりやらなきゃいけないので。結果が伴ってくれば、北九州市は人口も多いので、どんどんサポーターも増えてくるはずなので。それを目指して頑張っていきたい」

 アントラーズ時代の晩年は1年契約を続け、目の前の試合に集中してきた。一転してギラヴァンツに移籍した際には2年契約を結んだ。そこにはチームが待ち焦がれてきた真新しいスタジアムで、新たな歴史を作っていく一員になりたいという熱き思いが込められている。

 移籍を決めてからは単身赴任の形で、北九州市内で鮮魚店を営む実家から日々の練習に通っている。実家住まいの37歳のJリーガーという現状に照れ笑いする姿からも、ボールを追いかけ始めたころの原点に戻り、愛してやまないサッカーに夢中になっている本音が伝わってくる。

「僕の部屋ですか? 残っていたといえば、残っていたという感じですね。親と話す時間も多くありますし、本当に“超”がつくほどの地元なので、いろいろな友だちにも会える。懐かしい感覚のなかで、楽しくしています」

 30日の次節はホームにFC岐阜を迎える。J2残留を争うチームとの直接対決はこれが最後。勝てば最下位を再び脱出し、ツエーゲンとカマタマーレの結果次第では、一気に19位にまで順位を上げることができる。文字通りの大一番で、自然体を貫く大ベテラン、本山の存在感がますます大きくなる。

(取材・文:藤江直人)

【了】


北九州の本山について取材したフットボールチャンネルの藤江氏である。
本山が加入し躍進するかと思われた今季の北九州であるが、まさかのJ2残留争いをしている。
これには周囲も本山も困惑するところ。
しかしながら、今は残留に向け自分に出来ることを考えておる本山である。
ここからの終盤戦、纏うオーラでチームを結束させ、J2残留を掴み取るのだ。
応援しておる。

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シャルケ・篤人、今回聞こえてくる復帰への足音は、過去のものとは明らかに差異がある

シャルケ内田篤人が語るケガの回復。
「試合に出してくれと言っている」

鈴木智貴●文 text by Suzuki Toshikiphoto by AFLO


個別トレーニングで調整を続ける内田

 今回聞こえてくる復帰への足音は、過去のものとは明らかに差異がある。
 2015年3月10日に開催された、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセカンドレグ、レアル・マドリード戦を最後に、内田篤人は1軍のユニフォームに袖を通していない。同年夏のオフ、以前から痛めていた右膝の膝蓋腱(しつがいけん)を手術し、その後1年以上、彼はリハビリと検査をくり返すだけだった。
 内田は10月4日、今後の復帰へ向けたプランニングにおいて、極めて重要な意味を持つMRI検査を実施した。その直前、ドイツの専門誌『キッカー』が「プロ選手キャリア終焉の可能性もある」と伝えたことが発端で、『WAZ』や『レヴィーア・シュポルト』など地元紙をはじめとするドイツメディアは、「内田引退か?」という見出しをつけ、シャルケの右SBの危機を報じていた。しかし、それらは幸いにも杞憂(きゆう)に終わっている。
 9月29日のヨーロッパリーグ、ザルツブルク戦後に「俺のケガは特定の人じゃなきゃ治せない。(その特定のドクターは)日本にいるんですけど、ドイツの人と連絡を取りあって、そういう練習やっているから、今はめっちゃよくなってます」と話すように、検査前からすでに内田は一定の手ごたえを感じていた。

 先述の検査後、クラブは「9月6日のものよりも明らかな改善が見られた」と発表しており、トレーニングの負荷も上昇。11月初めに再度チェックする予定ではあるものの、スポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏も、「いい方向に進んでいる。これが続けば、4~6週間後にはチームの全体トレーニングに復帰できるだろう」と語っていた。
 その回復ぶりはハイデルSDら周囲の予想を上回るほどであり、内田いわく、今月下旬の時点で、すでに「チームに合流はしてるし、できる」状態である。
「もうだいぶやれるかな。『チームと全部やらせてくれ』って言ってるし、できるんですけど、やっぱヨーロッパリーグが入ってくると、チーム練習が軽くなっちゃう。その軽い練習を俺が一緒に参加しても……って感じで、完全に(チーム練習に)入れるけど、チームの練習が軽いから入れない。みんなと一緒にサッカーテニスやってもしょうがないしね(苦笑)。
 ただ、サッカーには事故的なことがあるからね。自分のタイミングじゃないタイミングで動いたりとか、滑ったり、相手が乗っかってきたりとかもあるんで、そうなったらぶっちゃけ、手術したしないは関係なくケガしちゃう。動きは戻ってきてるから、あとはそういう事故とか、思った以上の負荷に耐えられるかどうかだね」

 そして、自身のコンディションが戻ってきていることを説明するため、内田はこんな例も挙げてくれた。
「ちょっと前に、地面に1から9まで(番号が付けられているマーカーが)5m×5mくらいの範囲で(等間隔に)置かれて、映された数字をすぐにタッチするっていう練習があって。その時に、『チームで一番だったら練習復帰させてくれ。試合に出してくれ』って言って、ちゃんとトップを取った(笑)。そこまで(膝の状態が)戻ってきてる。いい感じなのはいい感じだよ」
 しかし、約20カ月も戦列を離れているだけあって、監督や医療スタッフは慎重に慎重を重ねている。そこにもどかしさはないのか、と聞いてみると、内田は間髪入れず「ありますよ」と答えている。
「早く復帰させてほしいなっていうのはあるけど、やっぱりドクターとかトレーナーの意見は『ゆっくり』っていう……。だから最近、珍しく俺、トレーナーと言い合ってるからね。『サッカー選手の寿命の短さを分かってんのか』と(笑)。……まぁでも、彼らの言ってることもすごく分かる。これだけ時間かかってるから」

 シャルケが拠点を置くゲルゼンキルヘンは、かつて炭鉱の町として栄え、そこに従事していた労働者たちによって、同クラブは設立された。彼らは仕事中、地上への無事の帰還を願う『Glück Auf(※Glückは「幸運」、Aufは「上へ」)』を合言葉とし、その掛け声は今もクラブのキャッチコピーとしてファンに愛されている。
 1年8カ月以上もの長期離脱は、炭鉱のように、長く暗いトンネルだった。間近に迫っている内田のカムバック――それが実現した暁には、ホームスタジアムのフェルティンス・アレーナへ詰めかけた6万人の観衆から、こんな大声援が送られるかもしれない。
「Uschi, Glück Auf!」


シャルケの篤人を取材したSportivaの鈴木氏である。
復帰まであと一歩、という感触が伝わってくる。
もどかしい、不安がある、など気持ちの交錯もあろう。
元気な姿でピッチに立つまでもう少し。
我らは待っておる。

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CS前哨戦とも言える一戦はどのような試合になるだろうか

鹿島vs川崎F、CS出場が確定している両クラブ。“前哨戦”の行方は?【注目試合プレビュー】
2016シーズンJ1リーグ1stステージを制した鹿島アントラーズと、年間2位以上を確定させている川崎フロンターレ。ともにチャンピオンシップの出場権はすでに獲得している両クラブが、2ndステージ第16節で激突する。CS前哨戦とも言える一戦はどのような試合になるだろうか。

2016年10月28日(Fri)11時49分配信
text by 編集部 photo Getty Images


CS出場が確定している両チーム


鹿島アントラーズの金崎夢生(左)と川崎フロンターレの中村憲剛(右)【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ1stステージを制したのは鹿島アントラーズだった。12勝3分2敗で乗り切り、失点は最少の『10』と鹿島らしさを披露しての優勝だった。

 ところが2ndステージは煮え切らない戦いが続く。連勝し、調子を上げてきたかと思えばあっさり連敗を喫してしまう。前節のFC東京戦は持ち味であるはずの攻守の切り替えで相手に上回られ敗戦。1-2ではあったが、スコア以上の完敗だった。

 川崎フロンターレは前節、サンフレッチェ広島に2-0で勝利。前半のパフォーマンスには不安が残ったが、それでも結果的には完封勝利。内容に課題を残しながらも勝ち点3を積み上げられるのは、彼らの力を表しているといえるのではないか。

 今シーズン限りで風間八宏監督の退任が決まっている。チームに攻撃サッカーを植え付け、中村憲剛、大久保嘉人といったベテランを1ランク上のステージへと導き、小林悠はもはやチームのエースと呼べるまでに成長した。ピッチ上で表現するサッカーは常に魅力的だったが、今はそこに結果がついてきている。リーグの覇権を握るには今シーズンがベストのタイミングだろう。

 両者の対戦は常に見ごたえのあるものだった。現在の勢いという面では川崎に分がありそうだが、白熱必死なのは間違いない。

 このままシーズンが終われば、チャンピオンシップ準決勝はこの2チームの対戦となる。いいイメージを持ってCSに向かうためにも、今節の直接対決はどちらにとっても勝利が欲しいところだ。

鹿島アントラーズの予想スタメン


鹿島アントラーズの予想スタメン(編集部が予想)

GK:曽ヶ端準
DF:山本脩斗
DF:昌子源
DF:ファン・ソッコ
DF:伊東幸敏
MF:永木亮太
MF:小笠原満男
MF:中村充孝
MF:遠藤康
FW:金崎夢生
FW:鈴木優磨

 ガンバ大阪が昌子源に興味を示しているという報道があったが、今は鹿島の選手であり、最終ラインの絶対的なリーダーでもある。ここ2試合は複数失点していることもあり、本人も悔しさを募らせていることだろう。伝統的に堅守が持ち味のクラブである。鹿島の背番号3を背負う者として、獅子奮迅の活躍が求められる。

川崎フロンターレの予想スタメン


川崎フロンターレの予想スタメン(編集部が予想)

GK:新井章太
DF:エドゥアルド
DF:谷口彰悟
DF:田坂祐介
MF:エドゥアルド・ネット
MF:大島僚太
MF:車屋紳太郎
MF:エウシーニョ
MF:中村憲剛
FW:大久保嘉人
FW:小林悠

 相変わらずの攻撃力を誇り、現在65得点は最多の数字だ。大久保は最近沈黙しているが、小林がエースの活躍を見せる。前節は森谷賢太郎が目の覚めるようなゴールを叩き込むなど、どんなシチュエーションからもネットを揺らすことができる。

 守備面に改善の余地はありそうだが、それも過去のシーズンよりも改善されている。攻守にグレードアップした川崎が初のリーグ制覇へまい進する。


「現在の勢いという面では川崎に分がありそう」と記すフットボールチャンネルのプレビューである。
勢いという意味ではそう取るのも頷ける。
それは仕方のないところ。
とはいえ、鹿島のホームで戦うこの試合、そう簡単に予想できるものにはさせぬ。
岳と聖真の欠場は濃厚とはいえ、満男が戻る布陣はチームに勢いを増す。
気の利いたポジショニング、そしてここ一発のパスは、岳や永木が学び取るべき大きな才能である。
満男を中心に、川崎を崩しきる。
そして、満男の今季初ゴールにも注目である。

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岳、右足に違和感

鹿島・柴崎 右足に違和感で欠場も…復帰のめど「分からない」
明治安田生命J1第2S第16節 鹿島―川崎F (10月29日 カシマ)

 鹿島MF柴崎が29日の川崎F戦に欠場する可能性が浮上した。右足に違和感があり、全体練習を欠席。スタッフによると「無理を避けるため」の措置だが、前日26日から2日連続でクラブハウス内での別調整となった。

 本人は状態について「大丈夫」としながらも、復帰のめどについては「分からない」と返答。年間勝ち点2位の川崎Fとは、チャンピオンシップの準決勝で再び対戦する可能性が高い。叩いておきたい“前哨戦”を前に、背番号10に黄色信号がともった。
[ 2016年10月28日 05:30 ]


全体練習を欠席した岳である。
右足に違和感があるとのこと。
これは不安にさせられる。
リーグ終盤、岳の力が必要なときである。
とはいえ、天皇杯・CSと試合は続く。
それまでに完治させることこそ重畳。
岳の復帰を待っておる。

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サントス、クラブハウスを訪問

[鹿島]OBのサントス氏がクラブハウスに。「トモダチがいっぱいだからとても楽しい」


 27日、鹿島OBのサントス氏がクラブハウスを訪れた。29日のJ1・2nd第16節・川崎F戦に合わせ来日。久しぶりのクラブハウスに流ちょうな日本語で「懐かしい」を連発していた。クラブハウスを訪れる前には、創成期の鹿島アントラーズが練習していた“住金グラウンド”にも訪れ、往時を懐かしんだ。

 「トモダチがいっぱいだからとても楽しい。みんなに会いたい。鹿島は一番。あとは静岡、新潟、神戸、草津」

 そう言って所属したクラブの思い出にしばし耽っていた。

 誠実な人柄から多くの人に慕われたサントス氏。ちょうど帰り際だった石井正忠監督と邂逅しただけでなく、クラブの職員からも記念写真を頼まれていた。

 現在もサッカーに携わる仕事を続けているサントス氏だが、「ブラジルは日本よりチェンジ、チェンジ、チェンジ。半年や1年で変わる」と話し、11年に新潟でともにコーチ時代を過ごした森保一監督が12年から広島の監督に就任し5年目のシーズンを戦っていることを知ると驚きの表情を浮かべていた。

 29日の川崎F戦については「楽しみ」と話す。当日は、クラブ会員限定の公開取材が開催される予定だ。

写真:田中滋
(鹿島担当 田中滋)


クラブハウスを訪れたサントスである。
日本語で「懐かしい」を連発したとのこと。
鹿島最初の栄光である、Jリーグ史上初のステージ制覇はサントスの力あってのもの。
我らこそ「懐かしい」。
そのサントスの前で無様な試合は出来ぬ。
力強く戦い、勝利を目指す。
注目の一戦である。

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CSに向けて勢いづきたい鹿島、年間勝点3位を確定させたい一戦

CSに向けて勢いづきたい鹿島、年間勝点3位を確定させたい一戦
前節、勝利を収めれば年間勝点3位を確定できた鹿島だったが、FC東京の前に完敗。リーグ戦におけるFC東京との対戦に限ると14試合ぶりとなる敗戦を喫し、明治安田チャンピオンシップへ弾みをつけるもくろみが外れてしまった。

下位の磐田、新潟に2連勝して復調の兆しが見えたと思われたが、大宮、FC東京に連敗。2ndステージの成績も、6勝2分7敗と黒星が先行するようになってしまった。

この結果、年間勝点4位の大宮が急接近。残り2節で勝点差は6。得失点差で16の大差がついているとはいえ、気を抜いていられない。すでにチャンピオンシップへの出場を決めている鹿島だが、年間勝点が4位に落ちるとチャンピオンシップ1回戦で大宮と戦わなければいけなくなる。余計な試合数を増やすことなく、チャンピオンシップに勢いをつけて向かうためにも、これ以上敗戦を重ねることは避けたいところだ。

しかしながら、前節のアウェイ戦からホームに戻って迎える相手は簡単ではない。このままいけばチャンピオンシップ準決勝で対戦する川崎Fが相手。「チャンピオンシップ前しょう戦」とも言える重要な対戦だ。どちらのチームにとっても、チャンピオンシップで対戦しそうな相手にプレッシャーを掛ける意味で、きっちり勝点3を奪っておきたいところだ。

さらに、鹿島が年間勝点3位を追われる立場なら、逆に川崎Fは2ndステージ優勝にわずかな望みを残して浦和を追い掛ける立場だ。こちらも勝点差は6。浦和がポイントを積み上げるか、川崎Fが勝てなかった時点で、浦和のステージ優勝が確定するが、得失点差は11。鹿島を追う大宮よりその差は少ない。そうした状況をどうとらえるかによって、試合の入り方も変わりそうだ。

直近の5試合はどちらも芳しくない。鹿島は2勝3敗と苦しんでおり、川崎Fも3勝2敗と終盤戦に来て星を落とすことが多くなっている。どちらも守備に対する不安を抱えていることが、不安定な戦いにつながっているようだ。

ただし、前節の戦いぶりは対照的。FC東京に完敗し、石井 正忠監督が「自分たちがやろうとしている前からプレスに行く形だったり、攻撃面で言えば相手陣内でテンポよくボールを動かす形というのが、FC東京さんの方が上回っていた」と振り返った鹿島に対し、川崎Fは広島に苦戦しながらも終盤にきっちり2得点を奪って勝ち切った。風間 八宏監督は「はじめにあんなにミスをするとは思っていませんでした」としながらも、「今日は敵を常に意識してゲームをしてくれたと思います。非常に良いゲームだったと思います」と評価している。

どちらのチームも多少のケガ人を抱える状況ではあるが、それはシーズン終盤戦に来れば付き物と言える。残り2節となったリーグ戦は、この1年間で培ってきたチームとしての戦い方が問われる2試合になりそうだ。

[ 文:田中 滋 ]


「「チャンピオンシップ前しょう戦」とも言える重要な対戦」と記すJリーグ公式の田中滋氏である。
CSでの対戦を見据え、お互いにどのような手を打つのか見物と言えよう。
今季の頂点を目指す上で避けられぬ激戦。
楽しみである。

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ヤスの左足に期待

午前練習


ミーティング後、紅白戦やシュート練習を行いました。


紅白戦に出場したヤスである。
鹿島の攻撃的MFの顔と言えばヤスと言えよう。
明後日の川崎戦では得意の左足でゴールを演出するのだ。
ドリブルにパス、そしてミドルシュートと多彩な攻撃を魅せてくれよう。
楽しみである。

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源、右足を負傷 ※聖真

CS前哨戦!鹿島・昌子、川崎に「勝ってうちが強いという印象植え付ける」
 チャンピオンシップ(CS)前哨戦を鹿島が制す。チームは29日に川崎と対戦(ホーム)。引き分け以上でリーグ年間3位が決定し、11月23日のCS準決勝で川崎と再戦する。日本代表DF昌子は「勝ってうちが強いという印象を植え付けたい」と決戦を前に相手を牽制(けんせい)した。26日の調整では、紅白戦でFW土居がDFと接触して右足を負傷。途中で練習を切りあげた。 (鹿嶋市)


負傷にて練習を途中で切り上げた源である。
聖真との接触にて右足を負傷したとのこと。
※追記
 読み直すと、聖真が負傷離脱と取れる。
これは不安である。
この週末はCSにて当たる川崎との一戦となる。
前哨戦と言えよう。
ここで良い戦いをし、弾みを付けたいところ。
フルメンバーで強力川崎攻撃陣を封じ込めたい。
その為には源の力は必要となる。
源自身は、「勝ってうちが強いという印象を植え付けたい」と語っており、高いモチベーションを持っておる。
源の回復力に期待したい。

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サッカーダイジェスト 移籍情報まとめ

【先取り移籍マーケット】活発に動く神戸とG大阪。川崎のFW陣と仙台のR・ロペスが争奪戦に?
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年10月26日


神戸は広州富力(中国)のレナト、G大阪は福岡のウェリントンも調査。

 2016年シーズンも終盤に入り、各クラブが来季を見据えて陣容の再編に取り掛かり始めている。そんななか、現時点で最も精力的な動きを見せているのが、神戸とG大阪だろう。この2クラブに共通するのは、最前線と最終ラインに軸となる新戦力を獲得しようとしていることだ。

 FWでは両クラブとも、今季で契約満了となる川崎の大久保嘉人や、日本代表に名を連ねる小林悠、仙台のハモン・ロペスに関心を示しているという。また、神戸は広州富力(中国)のレナト、G大阪は福岡のウェリントンの調査もしているようだ。

 一方、CBの人材は、G大阪は横浜のファビオの獲得が濃厚で、さらに鹿島の昌子源や、神戸の岩波拓也の引き抜きを画策しているという。もちろん、神戸は岩波を放出つもりはなく、このリオ五輪代表CBを慰留したうえで、ボランチとCBをこなせるFC東京の高橋秀人の獲得を狙っているようだ。

 そのほか、J1クラブの主力の動向を見ると、仙台のウイルソン、鳥栖のキム・ミヌの退団が公式に発表されている。前者は契約満了、後者は兵役対応のためKリーグに移籍するという。

 10月26日時点での移籍の噂や加入内定選手の一覧は以下のとおり。

●仙台
【加入内定】
DF 永戸勝也(21歳/法政大)
【契約満了】
FW ウイルソン(31歳)→未定

●鹿島
【獲得濃厚】
FW ペドロ・ジュニオール(29歳/神戸)
【加入内定】
MF 安部裕葵(17歳/瀬戸内高)
DF 小田逸稀(18歳/東福岡高)


●浦和
【獲得濃厚】
FW ラファエル・シルバ(24歳/新潟)
【獲得興味】
FW 大久保嘉人(34歳/川崎)
DF 岩波拓也(22歳/神戸)
【レンタル復帰濃厚】
MF 長澤和輝(24歳/千葉)
MF 矢島慎也(22歳/岡山)

●大宮
【加入内定】
DF 河面旺成(22歳/明治大)
【トップ昇格】
MF 山田 陸(18歳/大宮ユース)

●柏
【トップ昇格】
DF 古賀太陽(17歳/柏U-18)

●FC東京
【獲得興味】
FW 大久保嘉人(34歳/川崎)
FW 小林 悠(29歳/川崎)
FW 永井謙佑(27歳/名古屋)
【加入内定】
DF 山田将之(22歳/法政大)
GK 廣末 陸(18歳/青森山田高)
【トップ昇格】
MF 鈴木喜丈(18歳/FC東京U-18)
DF 岡崎 慎(18歳/FC東京U-18)
GK 波多野豪(18歳/FC東京U-18)

●川崎
【加入内定】
FW 知念 慶(21歳/愛知学院大)
DF タビナス・ジェファーソン(18歳/桐光学園高)
【トップ昇格】
MF 田中 碧(18歳/川崎U-18)

●横浜
【オファー】
DF 山中亮輔(23歳/柏)
DF 松原 健(23歳/新潟)
【獲得興味】
DF 金 正也(28歳/G大阪)
DF 岩波拓也(22歳/神戸)
【加入内定】
DF 高野 遼(21歳/日本体育大)
【トップ昇格】
GK 原田 岳(18歳/横浜ユース)
MF 吉尾海夏(18歳/横浜ユース)
【退団濃厚】
DF ファビオ(27歳)→G大阪?

●湘南
【加入内定】
DF 杉岡大暉(17歳/市立船橋高)
【トップ昇格】
DF 石原広教(17歳/湘南ユース)

●新潟
【加入内定】
DF 原 輝綺(18歳/市立船橋高)
【移籍濃厚】
FW ラファエル・シルバ(24歳)→浦和?

●甲府
【加入内定】
MF 道渕諒平(22歳/明治大)
DF 小出悠太(22歳/明治大)

●磐田
【加入内定】
MF 針谷岳晃(18歳/昌平高)
MF 藤川虎太朗(18歳/東福岡高)

●名古屋
【獲得興味】
FW 小林 悠(29歳/川崎)
DF 岩波拓也(22歳/神戸)
【加入内定】
FW 松本孝平(22歳/国士舘大)
DF 宮地元貴(22歳/慶応大)

●G大阪
【獲得濃厚】
DF ファビオ(27歳/横浜)
【獲得興味】
FW 大久保嘉人(34歳/川崎)
FW 小林 悠(29歳/川崎)
FW ウェリントン(28歳/福岡)
FW ハモン・ロペス(27歳/仙台)
DF 昌子 源(23歳/鹿島)
DF 岩波拓也(22歳/神戸)
【加入内定】
MF 高江麗央(18歳/東福岡高)
MF 高 宇洋(18歳/市立船橋高)
DF ペ・スンヨン(18歳/ボイン高[韓国])
【トップ昇格】
MF 食野亮太郎(18歳/G大阪ユース)

●神戸
【獲得興味】
FW 大久保嘉人(34歳/川崎)
FW 小林 悠(29歳/川崎)
FW レナト(28歳/広州富力[中国])
FW ハモン・ロペス(27歳/仙台)
MF 大森晃太郎(24歳/G大阪)
DF 高橋秀人(29歳/FC東京)
【加入内定】
GK 前川黛也(22歳/関西大)
【トップ昇格】
MF 向井章人(17歳/神戸U-18)
MF 野田 樹(18歳/神戸U-18)
MF 安井拓也(17歳/神戸U-18)
【移籍濃厚】
FW ペドロ・ジュニオール(29歳)→鹿島?

●広島
【獲得興味】
FW 小林 悠(29歳/川崎)
【加入内定】
MF 松本泰志(18歳/昌平高)
【トップ昇格】
DF イヨハ理ヘンリー(18歳/広島ユース)
【引退】
MF 森﨑浩司(35歳)

●鳥栖
【獲得興味】
FW 大久保嘉人(34歳/川崎)
FW 永井謙佑(27歳/名古屋)
【トップ昇格】
FW 田川亨介(18歳/鳥栖U-18)
MF 石川啓人(18歳/鳥栖U-18)
【退団】
MF キム・ミヌ(26歳)→Kリーグ

●福岡
【加入内定】
GK 山ノ井拓己(18歳/静岡学園高)


現時点での、来季に向けた移籍情報をまとめたサッカーダイジェストWebである。
鹿島としては高卒新人二人と共に、ペドロ・ジュニオールの獲得が濃厚という情報が載る。
また、先日報じられた源へのガンバの獲得興味も改めて記されておる。
ただし、ガンバは神戸の岩波にも興味を寄せておるとのことで、源への獲得検討は、あくまで検討の域を出ておらぬ。
ニッカンの報じ方により、動揺が走った者も多かったが、リストアップしたに過ぎぬ。
移籍金の調査や本人の意向にまで至っておらず、ましてやオファーではない。
逆に、リストアップの段階でメディアに漏らしてしまう他のクラブの姿勢には疑問を感じる。
ここは静観し、クラブに任せるところ。
今季は、これまでより活発な動きが多く、派手に報じられて行くであろう。
しかしながら、鹿島は周囲に踊らせられることなく、情報をシャットアウトし、きちんとした補強をしてくれよう。
楽しみにしたい。

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オープンスタジアムの様子

スタジアム 住民に開放…J鹿島、コーチらトーク
2016年10月25日


スタイル維持のこつを語る(左から)石井監督、大岩、柳沢、羽田の各コーチ

 J1鹿島アントラーズの本拠地、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)が23日、サポーターや住民らに開放された。「オープンスタジアム」として、訪れた人たちはグラウンドの周りを自由に出入りし、選手らと交流した。

 トークショーでは、石井正忠監督と大岩剛、柳沢敦、羽田憲司の3コーチが参加。サポーターから「スタイルの維持はどうしているのか」と尋ねられ、石井監督は普段、バランスボールを椅子の代わりに使っていることを明かした。

 コーチ3人は日常的に走っているといい、石井監督は「僕は現役時代に走りすぎたので、走りたくない」と苦笑。昼休みにスタッフでミニゲームをすることもあるという石井監督は「ほかのチームと比べて、うちのスタッフは現役時代と体形があまり変わっていない」と胸を張った。

 一方、GK川俣慎一郎、FW赤崎秀平、DF伊東幸敏の3選手は、サポーターとともに、試合前に選手が整列するウォーミングアップスペースでヨガに取り組んだ。インストラクターから指導を受け、川俣選手は「結構きつかった」と汗をぬぐった。

 カシマスタジアムは東日本大震災の影響で、3か月にわたって公式戦が開催できなくなった。その復旧を記念に企画されたオープンスタジアムは地域住民と「スタジアムがある幸せ」を共有しようと、2011年から毎年続いている。


オープンスタジアムの様子を報じる読売新聞である。
楽しげな雰囲気が垣間見られるのは嬉しい。
スタジアムがある幸せ、クラブが存在していることを強く噛みしめたい。

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岡山・豊川、食育活動

岡山:大人気の豊川雄太選手
2016年10月24日(月)



岡山市立富町小学校での食育活動、「ファジアーノ岡山×小学校給食」でのひとコマ。廊下を歩いて教室に向かう最中から名前を呼ばれていた豊川雄太選手。5年1組の教室に入ると大歓声に迎えられました。「これどうやって食べるの?」と積極的に話をしていました。生徒たちも、「実物、最高です!」と目を輝かせていました。


岡山市立富町小学校にて食育活動を行う岡山の豊川である。
大人気となった豊川は積極的に小学生とコミュニケーションを計った様子。
楽しげな姿が伝わってくる。
豊川のキャラクターは重要と言えよう。
これからも明るく和やかに。
そして、活躍を楽しみにしておる。

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シャルケ・篤人、俺ももうだいぶやれるかな

シャルケ内田、復帰へ向け好感触「監督が『行け』って言ったら行く」

復帰が近づいている内田篤人(写真は昨年2月) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第8節が23日に行われ、内田篤人が所属するシャルケは武藤嘉紀のマインツに3-0で快勝した。試合後、内田がチーム状況や自身のコンディションについてコメントを残している。

 昨年6月に手術した右ひざの負傷からの復帰を目指している内田は、今月4日に受けたMRI検査で大きな改善が見られたとクラブから発表されており、年内の復帰に期待がかかっている。快勝を収めたホームゲームを観戦した内田が、回復状況についてコメントした。

 マインツ戦の勝利で、シャルケは公式戦5試合負け無しとなった。好調を維持するチーム状況について内田は「人は揃っているんで、あとは慣れればとは思いましたけどね。試合数が多いんでちょっといじりながらやってるかな、監督は。人をだいぶ取ったんで、人がいないってことはないね、あんまり」と、新戦力を含め選手層が厚くなっていることについて、ポジティブな見解を示した。

 怪我の回復については「俺ももうだいぶやれるかな。『チームと全部やらせてくれ』って言ってるんですけど、やっぱヨーロッパリーグが入ってくるとチーム練習が軽くなっちゃう。その軽い練習を俺が一緒に参加してもって感じだから。できるけど、別で上げてるって感じ」と、コンディションを上げるため、チームの軽い練習とは別メニューでのトレーニングを実施していることを明かしている。

 実戦復帰に関しては「事故的なことがあるからね、サッカーは。自分のタイミングじゃないタイミングで動いたりとか、滑ったり、相手が乗っかってきたりとかもあるんで。そうなったらぶっちゃけ手術したしないは関係なく怪我しちゃうからね。今のところは自分の頭の動きの中では戻ってきてるから、あとはそういう事故とか、思った以上の負荷に耐えられるかという」と、慎重に復帰への道を歩んでいることを明らかにした。その一方で「俺はもう監督が『行け』って言ったら行くけどね」と、意欲を示している。

 今シーズンから指揮を執っているマルクス・ヴァインツィアル監督との関係については「クロスとか練習やって良いプレーしてれば、このあいだは『ひざ良くなってきたな』って声かけてくれたし、ウインクされました(笑)」と良好な関係をアピール。また、11月にロシア・ワールドカップのアジア最終予選を戦う日本代表についても「いやぁ、俺は11月狙ってるけどね、代表(笑)。それまでに(シャルケで)試合に出なきゃダメだから。逆算して、いつチーム練習に復帰して、ベンチ入ってって考えてたけどね。どう考えても間に合わなかった」と、冗談交じりに返答。その上で、「でもそう考えるほうがさ、だいぶ変わってくるからね、自分の中で」とモチベーションを上げるために代表復帰を1つの目標としていたことを明かした。

 シャルケは今シーズン、ブンデスリーガで開幕から5連敗を喫するなど不安なスタートを切った。しかしUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第2節で南野拓実が所属するザルツブルクに3-1で勝利すると、そこからリーグ戦でも3試合負け無しと立て直してきている。内田の復帰も近づいており、浮上を狙うシャルケに目が離せない。


回復状況についてコメントしたシャルケの篤人である。
「俺ももうだいぶやれるかな。『チームと全部やらせてくれ』って言ってるんですけど、やっぱヨーロッパリーグが入ってくるとチーム練習が軽くなっちゃう。その軽い練習を俺が一緒に参加してもって感じだから。できるけど、別で上げてるって感じ」と語る。
いつでも行けるといった感触が伝わる。
日本代表に於いても、「いやぁ、俺は11月狙ってるけどね、代表(笑)」と冗談交じりに言う。
復帰は間近と考えて良かろう。
楽しみに待ちたい。

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セレッソ・山村、起死回生の同点弾

【C大阪 vs 山形】山村が起死回生の同点弾
2016年10月23日(日)



1点ビハインドで後半アディショナルタイムを迎え、窮地に追い込まれたC大阪は、交代出場の山村和也が起死回生の一撃をねじ込み、土壇場で2-2の同点とした。


ゴールを決めたセレッソの山村である。
敗戦濃厚のアディショナルタイムに起死回生の同点弾を蹴り込んだ。
素晴らしい。
山村の攻撃力が光る。
山村は鹿島ではDF登録であった為か、守備的なイメージが強くある。
しかしながら、中盤の底から走力を活かして上がっていく攻撃にこそ彼の大きな特徴である。
それを理解せず、ベンチに置くのでセレッソは苦戦を強いられるのではなかろうか。
ここからリーグ終盤、山村の活躍にてセレッソをJ1昇格に導いて欲しい。
良い報を待っておる。

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源、ガンバから魔の手

G大阪、鹿島昌子を獲得へ「代表レベルのCB必要」
[2016年10月24日4時59分]


昌子源(写真は2016年9月)

 G大阪が来季の新戦力として鹿島の元日本代表DF昌子源(23)の獲得を検討していることが23日、分かった。

 クラブ関係者が「代表レベルのセンターバック(CB)が必要」と明言。昌子は中学時代にG大阪の下部組織で育ち、FW宇佐美(アウクスブルク)やMF大森と同学年のため「ガンバに愛着があるようだ」とも明かした。

 ◆昌子源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、兵庫県生まれ。神戸フレスカU12からG大阪ジュニアユース入り。高校は鳥取・米子北に進学し、11年に鹿島に入団した。J1通算105試合6得点。国際Aマッチ2試合無得点。182センチ、74キロ。

G大阪が鹿島DF昌子獲得へ 下部組織で宇佐美同期
[2016年10月24日7時55分 紙面から]


G大阪が獲得を検討している鹿島DF昌子

 G大阪が来季の新戦力として鹿島の元日本代表DF昌子源(23)の獲得を検討していることが23日、分かった。クラブ関係者が「代表レベルのセンターバック(CB)が必要」と明言。昌子は中学時代にG大阪の下部組織で育ち、FW宇佐美(アウクスブルク)やMF大森と同学年のため「ガンバに愛着があるようだ」とも明かした。

 G大阪は来季の補強ポイントとしてFWとCBを挙げていた。既に川崎Fの日本代表FW小林の獲得に動いており、CBは横浜のDFファビオの獲得が濃厚。一方でDF金に横浜が興味を持っていることも判明。流出する可能性が浮上し、さらなるCBの即戦力が必要となった。

 今後は契約条件を提示して話し合いを進めていく。昌子は鹿島と複数年契約を結んでいるが、G大阪側は移籍金を払ってでも獲得を目指す見込みだ。G大阪は、今季既にルヴァン杯(旧ナビスコ杯)とリーグ優勝を2年連続で逃し、ACLも1次リーグで敗退した。残るタイトルは3連覇の懸かる天皇杯のみとなった。2年前に国内3冠を達成した栄冠をもう1度つかむためにも、長谷川体制5年目の来季は攻守で再建していく。

 ◆昌子源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、兵庫県生まれ。神戸フレスカU12からG大阪ジュニアユース入り。高校は鳥取・米子北に進学、11年に鹿島入団。J1通算105試合6得点。国際Aマッチ2試合無得点。182センチ、74キロ。


源の獲得を狙うガンバである。
これは大きなニュースと言えよう。
確かに源はガンバのジュニアユース出身であり、共感もあろう。
しかしながら、源の才能に目を付け育て上げたのは鹿島であり、尊敬する大岩コーチもおる。
簡単に移籍とさせるわけにはいかぬ。
来季はアジアもあり、リーグ戦の賞金も大きく跳ね上がる。
戦力を整え、強いチームを作って行くには源の力が必要となる。
源が正しい決断をしてくれることを強く望む。
続報を待ちたい。

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東福岡高校・小田逸稀くん、選手権予選注目の11傑

[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.5
16/10/23 07:00

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」

 ゲキサカでは熱戦展開中の第95回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第5回は“ユース教授”こと安藤隆人氏による11名です。

安藤隆人氏:「毎年恒例の選手権予選11傑。今回もフォーメーション(3-4-3)に当てはめて、『こういうチームを見てみたい!』という希望も籠めて11選手をセレクトした。今回のポイントは『守備』。陸空両面で安定した守備に加え、その中でも状況を打開出来る個の力がある選手をセレクトしました。今回重要視したのは、『こういう一面を見てみたい』という希望です。得意のポジションだけでなく、『ここに置いたらこういうプレーが見たい』という願望も籠めました。ここで選んだ11人は将来性がある選手だと思っているだけに、これから上のステージに上がったときにプレーの幅や質を高められるポイントも紹介文の中に入れてみました」

以下、安藤氏が注目する11名
GK廣末陸(青森山田高3年、FC東京内定)
「ラインが高い3バックを支えるのは彼しかいない。彼の魅力は守備範囲の広さとキャッチングやセービングなどのGKの基本的な技術と、正確無比、多種多様のキックにある。ただでさえ3バックのキックの質が高いこのチームの中で、GKも攻撃の起点になれると言うことは、相手にとって脅威以外何物でもない」

DF小田逸稀(東福岡高3年、鹿島内定)
「本来は左サイドバックだが、ここでは右のウイングバックをやってもらいたい。まず彼は左足のキックが上手いが、右利きで右に置いても問題は無い。彼の武器はヘッドの強さと、球際の激しさ、そしてボール奪取の上手さがあるし、クロスの精度も高い。彼の攻撃力はもっと磨けば光るものがあるだけに、このポジションで見てみたい」


DF野々村鷹人(綾羽高3年)
「3バックの右に置きたい。183cmの高さと屈強なフィジカルを活かし、抜群の対人の強さを見せるCB。どっしりとした安定感のある守備は、3バックの中でも非常に活きるのは間違いない。周りを動かす力、フィード力も有り、右から全体をコントロールしてくれることを期待したい」

DF生駒仁(鹿児島城西高2年)
「大物感漂うCBは、真ん中でカバーリングや裏への対応で能力を発揮してもらいたい。対人能力の高さが光るが、このカバーリング能力がさらに磨かれれば、よりCBとしてワンランク上に行ける逸材だけに、この3バックでの対応力を見てみたい」

DF尾崎駿大(静岡学園高3年)
「左利きのCB。一発で局面を変えられる貴重な存在だ。今年は怪我でシーズンの半分を棒に振ってしまったが、彼が持つポテンシャルは素晴らしい物がある。ワンステップで対角に送り込むサイドチェンジ、裏へのパス。大きく蹴ると思いきや、相手の逆を突く静学らしいショートパスも繰り出せる。空中戦、対人も強く、彼が左にいれば安心感は増大だ」

DFタビナス・ジェファーソン(桐光学園高3年、川崎F内定)
「ここでは3-4-3の左ウイングバックに置きたい。彼はもともと攻撃が好きな選手であるため、彼の仕掛けのスピード、よりゴールに近い位置でのプレーを見たい。もちろん小田同様に守備面での要求も多く、素早い帰陣、戻りながらの守備なども磨くことで、今後よりスケールの大きなサイドバックに成長して行ってくれるだろう」

MF原輝綺(市立船橋高3年、新潟内定)
「ダブルボランチは悩んだ。その中でやはりこの男の守備力は欠かせない。カバーリングとスペースを埋める力、そして『ここぞ』と見ての積極的な出足の守備は絶品。決して攻撃力が無い選手では無いだけに、郷家とのコンビネーションはかなりはまりそうな期待感がある」

MF郷家友太(青森山田高2年)
「原の相棒は後ろが3バックだけに攻撃力があって、かつ前へのプレス、横へのプレスもしっかりとさぼらずにこなせる選手がいい。そうなってくると、数ある候補の中で郷家の名前が浮上して来た。彼は一見、攻撃大好きな選手に見られるし、青森山田でも2シャドーの一角でプレーをしているが、粘り強く連続性のあるプレスも魅力で、その高い献身性はチームの中でもいぶし銀の輝きを放つ。多彩なパス、ゴール前の飛び込みで、ゴールも期待出来る」

FW山本駿亮(高川学園高3年)
「反転スピードが早く、そこからスピードに乗った突破が魅力で、DFを背負ってもいろんなアイディアを出せる選手だ。中央でもサイドでも能力を発揮出来る選手だけに、ここでは左サイドに置いて、果敢なドリブル突破と左の高い位置のタメで、攻撃のアクセントになって欲しい」

FW安藤瑞季(長崎総合科学大附高2年)
「屈強なフィジカルとスピードで果敢にディフェンスラインの裏を突いて、強烈なシュートをどんどん放って欲しい。岩崎とポジションチェンジを繰り返しながら、相手の守備網に潜り込んで、チャンスを量産する。その破壊力は凄まじくなるだろう」

FW岩崎悠人(京都橘高3年、京都内定)
「高校ナンバーワンFWを外すわけにはいかない。抜群のスピードは多彩なアクションの源になっている。ただ単に裏に抜け出すのではなく、瞬間的なスピードで僅かなスペースでも嗅ぎ分けて潜り込むことが出来る。それはAFC U-19選手権を見ても証明されていて、彼がバイタルエリアに絶妙なタイミングで入り込んでは、正確なボールコントロールと突破力で攻撃を活性化させている。ここではセンターか右FWで躍動してもらいたい」

執筆者紹介:安藤隆人
1978年2月9日生まれ。元銀行員の経歴を持ち、ユース年代は自身の大学時代から取材を続けている、この年代のエキスパート。日本列島、世界各国を放浪するサッカージャーナリスト。育成年代を精力的に取材する“ユース教授”。主な著書は『走り続ける才能たち 彼らと僕のサッカー人生』(実業之日本社)、『高校サッカー聖地物語』(講談社)、『 星稜高校サッカー部優勝への軌跡―北陸のサッカーを全国へと導いた河崎護の30年』(ベースボール・マガジン社)など。


安藤氏が注目する、全国高校選手権予選注目の11傑に選出された東福岡高校の小田逸稀くんである。
本来の左SBではなく右ウィングとして推すとのこと。
小田くんの良さは「ヘッドの強さと、球際の激しさ、そしてボール奪取の上手さ」と述べるが、左足も上手いが右利きということとクロスの良さ、そして攻撃力を買ってのこのポジションと言う。
そこまで買われておる攻撃力は、鹿島にて開花させねばなるまい。
左サイドを駆け上がり、得意のヘディングでゴールを決めるのだ。
期待しておる。

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神戸のペドロ・ジュニオールに正式オファー

神戸V消滅…来季大型補強!FC東京・高橋、G大阪・大森ら獲得へ
明治安田生命J1第2S第15節 神戸0―3仙台 (10月22日 ユアスタ)

 神戸は敵地で仙台と対戦し、0―3で完敗した。8試合ぶりの黒星を喫し、第2ステージ制覇の可能性が消滅した。複数の関係者によると、来季は強化費を大幅に増額することが判明。MF高橋秀人(29=FC東京)、MF大森晃太郎(24=G大阪)らの獲得に乗り出す。

 神戸が敵地で終戦を迎えた。前半19分、DF高橋祥がGKへのバックパスを誤りオウンゴール。2点を追う後半7分にはMFニウトンが2度目の警告で退場となり、もはやなすすべはなくなった。胃腸炎のFWペドロ・ジュニオールら主力3人を欠き、8試合ぶりの黒星で第2ステージ優勝の可能性が消滅。主将をつとめたDF岩波は「自分たちの実力。まだ優勝争いできるチームじゃないということ」と力不足を素直に認めた。

 悲願の初タイトルを目指す来季は、強化費を現状から4~5億円規模で増額することが判明。大型補強する予定で、複数の関係者によると、FC東京のMF高橋、G大阪のMF大森、川崎Fの日本代表FW小林悠(写真下)、仙台のFWハモン・ロペス(同下から2人目)の獲得に動いているという。高橋には正式オファーを出しており、かつて川崎Fに所属し中国1部広州富力でプレーするFWレナトもリストアップしているもようだ。ネルシーニョ監督は続投する見込みながら、FWペドロ・ジュニオールには鹿島から正式オファーが届いており、退団が濃厚。また、強化部の部長を務める服部健二氏(42)らが退任する見込みで、フロントスタッフも入れ替わり、17年シーズンは勝負をかける1年となる。
[ 2016年10月23日 08:20 ]

神戸とG大阪が日本代表FW小林悠獲得へ!川崎も残留要請で三つどもえの争奪戦
2016年10月23日6時0分 スポーツ報知

 神戸とG大阪が、川崎の日本代表FW小林悠(29)の獲得に乗り出していることが22日、分かった。神戸はこの日にステージ(S)優勝が消滅。G大阪も優勝が消え年間順位4位以下が確定したことから、補強の動きを本格化し、今季J1で日本人最多タイの15得点を挙げるアタッカーに白羽の矢を立てた。川崎も残留に全力を尽くす方針で、三つどもえの争奪戦となる。

 悲願の初タイトルに届かなかった神戸と2年連続でJ1優勝を逃したG大阪が、“旬”な日本代表FWをターゲットに定めた。神戸は小林に対し、現在の倍以上となる年俸1億円の複数年契約を提示し、1億円近い移籍金も満額準備していることが判明。G大阪もクラブ幹部が「戦力で他クラブに負けない補強をする」と話し、小林獲得に本腰。川崎もクラブ生え抜きの慰留に全力を尽くす構えだ。

 鋭い動き出しと得点感覚に定評がある小林は、守備も献身的にこなし、サイドMFにも柔軟に対応。日本代表でも、11日のオーストラリア戦でアジア最終予選初先発を飾った。30歳を前にJを代表する万能アタッカーへと成長を遂げた小林に、ともに来季の続投が決定的な神戸・ネルシーニョ監督(66)、G大阪・長谷川健太監督(51)という2人の名将が注目。タイトル獲得へ切り札となる存在として高く評価しているもようだ。

 神戸はFWペドロ・ジュニオール(29)が鹿島からオファーを受け退団濃厚。しかし、F東京の元日本代表MF高橋秀人(29)に獲得オファーを出し、さらに15年途中まで川崎でプレーし、現在は中国1部・広州富力に所属するブラジル人MFレナト(28)の獲得にも乗り出している。

 G大阪も横浜MのDFファビオ(28)の獲得が決定的となり、小林と併せて攻守の新戦力ダブル補強を狙っている。

 Jリーグは、スポーツのデジタルコンテンツ事業を展開する英パフォーム・グループと、来年から10年間で総額約2100億円の放映権契約を締結。各クラブへの分配金も増加することから、今まで以上の大型補強が可能になる。CS進出の行方が見えた今後は、ピッチ外の移籍市場での戦いが本格化する。


神戸のペドロ・ジュニオールに正式オファーを送った鹿島である。
来季に向けた補強が行われておる。
この報道では、ペドロ・ジュニオールの獲得はほぼ確実ように受け取れる。
右サイドを担うのか、センターFWで起用されるのか、想像するだけで楽しくなってくる。
スポニチと報知の飛ばしでないことを祈りつつ、正式発表を待ちたい。

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FC東京戦コメント・報道

2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第15節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日はこのスタジアムに3万7000人ほどのサッカーファンの皆さんが集まってくださって、それに加えてカシマでもパブリックビューイングをやっていたので、多くのアントラーズファン・サポーターが観てくれていた中、とにかく良い試合をして終わろうと話していた。それがうまくいかなかった。相手の攻守に渡ってのアグレッシブさがあった。自分たちがやろうとしている前からのプレス、敵陣でテンポ良くボールを動かす形のところで、相手のほうが上回っていた。それでこのような結果になってしまった。

Q. 攻守ともにチームとしてやりたい形が見えにくかったと思うが、原因は?

A. この中断期間、タイ遠征から帰ってきて1週間の練習をした中で、練習を見ている限りでは攻守の形ができていたのだが、今日は本当に相手のプレッシャーの速さや選手間の近さがあって、自分たちの判断が遅くなったり、ボールを奪われたりというところで球際でもボールがほとんど相手に転がった。それでうまくいかなかったと思う。守備面でも、前からボールを奪う形を作ろうとしていたが、そこを剥がされた時に対応が遅れた時には、引いて下がってセットをして守備をしなければいけなかったが、慌ててしまっていた。前半は対応に追われてしまった。全体として、行くべきところとやめるべきところの判断がうまくいかなかった。ハーフタイムでその話をしてある程度は整理できたと思うが、試合開始からしっかりと続けていかなければいけない。

Q.残り2試合、チャンピオンシップを見据えた試合になると思うが、今日の結果から立て直す部分は?

A.ケガ人が多かったが、今週の練習から戻ってきた。フルメンバーで戦える状況になってきた。どの選手を起用するか、新たなポジション争いが出てくると思うので、チーム全体としていい方向にもっていきたいと思う。自分たちからボールを奪いに行く形はやってきた。その精度を高めるということ、そして敵陣でコンビネーションで崩すこともやってきたので、その部分を高めていきたいと思う。



【伊東 幸敏】
試合の入り方から良くなかった。最初から相手に主導権を握られてしまった。良い守備ができれば良い攻撃につなげられたと思うけど、それをできなかった。ボールを取った後も雑になってしまって忙しい試合になった。どこかで(流れを)変えないといけない。チーム全員でしっかりと話し合って考えていきたい。

【曽ケ端 準】
前線から相手がプレスを掛けてきていた。その中でなかなか前へと行けなかった。チームとして、どうにか勝利に持っていけるようにしなければならない。内容が難しいものでも勝たないといけない。

【鈴木 優磨】
今日のように途中から試合に出て、チームを勝たせることができる選手にならないといけない。そうすれば自分の存在価値を上げられるし、上のステージへ行ける。そこが自分の課題だと思う。

【永木 亮太】
相手のやりたいようにやられてしまった。ハイプレスへの対応が後手後手になった。特に前半は相手にやりたいサッカーをやられてしまった。石井さんも言っていたけど、自分たちが今日のFC東京のようなサッカーをしなければいけなかった。相手にリズムを作られてしまった。

【土居 聖真】
(先制点の場面では)自分でもファウルだと思って止まってしまった。前半戦の柏戦でも似た形があった。責任を感じている。点を取れなかったことにも責任を感じる。自分のせいで負けたと思っている。

【山本 脩斗】
前半に比べれば、後半は形が出来ていたが、追加点を許し厳しい戦いになってしまった。練習でやっていたことが出来なかった。守備がはまってなかった。後手後手になり、相手のやりたいようにやられてしまった。得点は当てるだけだったが、負けた試合なのでうれしくない。

【昌子 源】
最低な試合だった。それぞれが局面で負け、ひどかった。ケガで休み、チームに迷惑をかけたので、救いたかった。チームとしてのまとまりがなかったと思う。ケガ明けで感覚的には違う部分もあったが、そこは理解した上での出場。鳥取の地震で知人関係は大丈夫だが、3,000人くらい避難していると聞いた。自分が試合出場したり、日本代表に入ったことで、自分が米子の高校を卒業したと知った方もいる。その方たちのためにも、良い結果を届けたかった。

J1 2nd 第15節 FC東京戦


本日行われたJ1 2nd 第15節 FC東京戦は1-2で負けを喫しました。

2ndステージ 第15節
2016年10月22日(土)14:00KO 味スタ

[ 石井 正忠監督 ]
今日は、このスタジアムに37,000人ほどのサッカーファンの皆さんが集まってくださって、それに加えてカシマスタジアムでもパブリックビューイングをやっていたので、多くのアントラーズファンの方が見ていた中、とにかく良い試合をして終わろうと話したんですけど、それがうまくいかなかった。それは、FC東京さんの攻守にわたってのアグレッシブさが非常にあったということ。自分たちがやろうとしている前からプレスに行く形だったり、攻撃面で言えば相手陣内でテンポよくボールを動かす形というのが、FC東京さんの方が上回っていたので、そういう結果になってしまいました。

--攻撃でも守備でも連動性を欠き、チームとしてどうやりたいのか見えない90分だったと思いますが、その原因は?
この中断期間、タイ遠征から帰ってきて練習した中で、練習を見る限りでは非常に良い形が攻守にわたってできていたんですけど、違う相手になるとプレッシャーの掛かり方が違ってきた部分がありました。今日は本当にFC東京さんのプレッシャーの速さだったり、間合いの近さだったり、あとは自分たちでも判断が遅くなってボールを奪われてしまったり、球際のところも自分たちに転がるところがほとんどFC東京さんに転がってしまいました。そういうところもあって、全体がうまくいかなかったんじゃないかと思います。

守備のところでも前からボールを奪いに行く形を作ろうとはしていまして、そこを剥がされたとき、対応が遅れたときにはしっかり引いてセットした形で守備しなければいけなかったと思うんですけど、そこも今日は慌てて行ってしまった。とにかく、前半は対応に追われてしまった。全体で行くべきところとやめるところの判断が、前半はうまくいかなかったんじゃないかと思っています。後半は、ハーフタイムでそういう話をして、ある程度整理した形ができたと思うんですけど、それを頭から90分間続けていかないといけないと思います。

--残り2試合、明治安田チャンピオンシップを見据えてということになると思います。残り2試合に向けてどのような形でつなげていきますか?
ケガ人の多くが今週の練習から戻ってきて、フルメンバーで戦える状況になってきたので、どういう選手を起用するかとか、新たなポジション争いが出てくるので、そこをチーム全体で良い方向に持っていけたらと思います。ずっと自分たちからボールを奪いに行く形というのをやってきたので、そこの部分の精度を高めるということと、あとはいろんな組み合わせによっていろんなコンビネーションから相手陣内を崩す形を継続してきたので、そこをどんどんチャンピオンシップに向けて高めていきたいと思います。

2ndステージ 第15節
2016年10月22日(土)14:00KO 味スタ

[ 鈴木 優磨 ]
スタメンでないことは試合前日に言われました。こういう時にこそ試合に出て、結果を残さなければいけないんだけど、反映できずに残念です。ニアですらしてファーで合わせたところは決めたかった。そこを決め切るかどうかで変わってくる。自分は今調子がいいと思う。出れば結果を出せると思っている。今日みたいにスタメンを外された時に結果を残せれば1つ上のステージに行けると思う。相手のセンターバックは、日本代表の森重(真人)選手と丸山(祐市)選手だったけれど、やれなくはなかった。ただ、石井さん(石井 正忠監督)も言っていたけれど、相手に自分たちのやりたいサッカーをやられてしまった。タイ(遠征)から戻ってきてすごく良い雰囲気だったので、中断期間をプラスに考えられていた。思った以上にショックはでかいです。

相手のお株を奪う戦いで圧倒。FC東京、見事な勝利
試合開始からホームのFC東京が攻勢に出る。

4分、右サイドを攻め上がった橋本 拳人が左足でシュート。これはクロスバーを越えたが、このプレーの直前に見られた攻撃陣のコンビネーションプレーがその後も流麗に継続された。

FC東京のダブルボランチを形成した梶山 陽平と田邉 草民はボールキープとパス出しにたけたタイプ。2列目に入る東 慶悟、河野 広貴、中島 翔哉の3人も個人技の高さが光る選手たちだ。ここに最前線の前田 遼一のポストプレーが加わった攻撃は、中盤から前のフィールドで鹿島守備陣を翻弄し、面白いようにボールを回してはゴールに迫っていった。

7分には東のスルーパスに抜け出した河野がシュートを放つも、鹿島のGK曽ヶ端 準のセーブに遭う。しかし14分、森重 真人のディフェンスから中島がボールを受けると、前線のスペースに走る河野にスルーパス。今度は左足アウトサイドのシュートで冷静にゴールへ流し込み、FC東京が先制を果たした。

その後も右サイドからの仕掛けを軸に、鹿島を押し込んでいくFC東京。「鹿島のボールホルダーを自由にさせれば、そこから良いパスが出てくる。ファーストDFが厳しく相手に寄せて、後ろを押し上げてコンパクトに戦いたい」と篠田 善之監督は戦前に語っていたが、まさにその言葉通りのプレーをイレブンは展開。受けに回ると守備面で弱点を持つ梶山と田邉の両ボランチも、常に前向きの守備ができたことで、ボール奪取からスムーズに攻撃に転じることができていた。

37分には先制点を挙げた河野が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、前半は完全にFC東京が主導権を握った展開に。鹿島の良さがほとんど見られない45分間だった。

後半は鹿島も盛り返し、お互い攻守両面での応酬が続いたが、84分、FKからゴール前での混戦を経て最後は前田が右足を振り抜き、FC東京が2点目を挙げた。

鹿島もアディショナルタイムに、後半の頭から出場していた鈴木 優磨の右からのクロスをファーサイドで山本 脩斗が頭で合わせ1点を返したが、時すでに遅し。2-1、FC東京が2008年以来、リーグ戦で鹿島に勝利した。

試合後、鹿島の石井 正忠監督は「自分たちがやろうとしている攻守にわたってアグレッシブなサッカーを、今日はFC東京さんに上回られてしまった」と語った。攻守の切り替えの早さは鹿島が武器にする要素だが、この日のFC東京は特に前半の出来が示した通り、相手のお株を奪う戦いで圧倒した。

「こういう戦いを、これからも最低限していきたい。今日は素直にうれしい。鹿島のようなチームになりたいし、これからも背中を追い掛けたい。石井監督には本当にお世話になった。僕自身もまた石井監督の背中を追い掛けたい」

最後まで殊勝に語ったFC東京の篠田監督。1998年に福岡でともにプレーした先輩相手に挙げた勝利は、その完璧なパフォーマンスも含めて格別の味だったに違いない。

[ 文:西川 結城 ]

FC東京が鹿島に約8年ぶり勝利! MF河野&FW前田のゴールで振り切る
16/10/22 19:57

[10.22 J1第1ステージ第15節 FC東京2-1鹿島 味スタ]

 FC東京がホームで鹿島アントラーズを2-1で下し、リーグ戦2連勝を飾った。FC東京は鹿島に対して2008年のJ1第30節(3-2)以来、リーグ戦14試合ぶりの勝利。敗れた鹿島はリーグ戦2連敗となった。

 第2ステージにおいて勝ち点20で並ぶ11位FC東京と9位鹿島。先に主導権を握ったのはホームのFC東京だった。前半7分にMF河野広貴がPA内で迎えた決定機はGK曽ヶ端準のファインセーブに阻まれるが、同32分に先制に成功。敵陣でのボール奪取からMF中島翔哉がスルーパスを出し、PA内に抜け出した河野がGK曽ヶ端のタイミングを外す左足のシュートでネットを揺らした。

 その後も河野はキレのある動きで鹿島ゴールを脅かしていたが、前半37分に負傷交代。6試合ぶりの出場となるMF水沼宏太が代わってピッチに入った。

 FC東京は1点リードで前半を折り返すと、後半7分にMF東慶悟からパスを受けた水沼がPA内中央から左足でシュート。突き放す絶好のチャンスだったが、枠をとらえ切れなかった。

 その後も優勢に試合を進めたFC東京。後半39分にはPA左角付近のFKからキッカーの水沼が低く速いボールを蹴り込むと、混戦から最後はFW前田遼一が右足で押し込み、2点差とした。

 ペースをつかめない鹿島も後半アディショナルタイム1分にようやく反撃。MF鈴木優磨がPA内右から送ったクロスにファーのDF山本脩斗が頭で合わせる。ワンバウンドしたシュートはGK秋元陽太に弾かれたが、その前にゴールラインを割っていたと判定され、1点を返した。しかし、追いつくには時間が足りず、FC東京が2-1で逃げ切った。

【J1採点&寸評】FC東京×鹿島|8年ぶりに鹿島を撃破!殊勲は決勝点の元日本代表FWだ
馬場康平
2016年10月22日


FC東京――キレキレだった河野が、37分にまさかの負傷交代。


【警告】FC東京=梶山(65分)、 鹿島=曽ヶ端(19分)、ファン・ソッコ(49分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】前田遼一(FC東京)


[J1第2ステージ15節]FC東京2-1鹿島/10月22日/味スタ

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
開始から優勢に試合を進め、前半は鹿島を圧倒。14分に先制し、84分には追加点を挙げた。中断期間中のハードなトレーニングが奏功し、試合終了まで走りきった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 6
最後尾で落ち着いた対応を見せた。失点の場面も反応はしていたが、ラインを割る前に掻き出すことができなかった。

DF
37 橋本拳人 6.5
本職の中盤ではなく、右SBで存在感を示した。守備ではマッチアップしたファブリシオを完封。積極的な攻撃参加も目立った。

3 森重真人 6
安定感抜群のプレーで最終ラインを引き締めた。サイドの裏へと抜け出てくる選手のカバーも冷静に対応した。

5 丸山祐市 6
森重とのチェレンジ&カバーで隙を与えず。ハードなマークだけでなく、ビルドアップでもチームに貢献した。

6 室屋 成 6
中島の後方をしっかりと埋め、豊富な運動量で攻撃にも絡んだ。左SBでも右と遜色なくプレーできるのは強み。

MF
10 梶山陽平 6.5
ボールを引き出し、チームのリズムを作った。中島、東、河野ら2列目の選手がゴール前で仕事ができるようになったのは彼のおかげ。

27 田邉草民 6
独特のリズムのドリブルが、攻撃のアクセントとなっていた。課題の守備でも泥くさく身体を張り、チームに貢献した。

17 河野広貴 6.5(37分OUT)
キレキレの動きで、試合序盤のマン・オブ・ザ・マッチ。得意のドリブルでスタジアムを沸かせたが、37分にまさかの負傷交代。

38 東 慶悟 6.5
トップ下に入り、水を得た魚のようなプレー。2列目からの飛び出しや、ミスの少ないプレーでチームの勝利に貢献した。

39 中島翔哉 6.5(90+3分OUT)
先制点をアシストしただけでなく、この日もチーム最多3本のシュートを放った。ゴールを渇望する姿勢は貴重な武器。

FC東京――決勝点の前田をMOMに選出。

FW
20 前田遼一 7
最前線で運動量豊富に走り回り、チームのために身体を張り続けた。自身リーグ通算152点目は貴重な決勝弾となった。

交代出場
MF
48 水沼宏太 6(37分IN)
急遽、途中出場となったが、冷静にプレー。チームを鼓舞し続けただけでなく、前田の決勝弾を演出した。

FW
16 ネーサン・バーンズ -(90+1分IN)
あまりにも出場時間が短く、ボールに触る機会も皆無。練習ではキレのある動きを見せているだけに次節以降に期待か。

監督
篠田善之 6.5
やはり練習量は裏切らない。鹿島相手に走り負けず、就任から一貫してハードなトレーニングを続けてきた成果が表われ始めた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島――不安定だった守備陣。特に右SBは…。

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
8年間無敗の相手にまさかの敗戦。主導権を奪われた前半は、したたかな鹿島らしさを全く見せることができなかった。一矢報いたものの、お得意様相手に勝点3を献上してしまった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 5.5
1失点でなんとか耐えていたが、終盤にセットプレーから失点。キックや、ビルドアップでの細かいミスが目立った。

DF
21 伊東幸敏 5
マッチアップした中島に自由を与え、何度も突破を許す。1対1の守備は改善すべき優先事項。

14 ファン・ソッコ 5.5
ハードなマークを見せたが、出足が遅くファウルを与えすぎた。結果的に攻撃の起点を作られ、押し込まれる展開に。

3 昌子 源 5.5
広範囲をカバーする一方で、ラインが崩れる時間帯も。背後のスペースを突かれ、先制点を献上した。

16 山本脩斗 6
左サイドでコンビを組んだファブリシオが大ブレーキで火の車に。徐々に盛り返し、意地の1点を奪う。

MF
10 柴崎岳 5.5
多くの時間を守備に追われ、試合から消える時間も長かった。久しぶりの本職でのプレーも存在感は希薄だった。

6 永木亮太 5.5
キャプテンマークを巻いたが、空回りする時間が続いた。プレスをかわされ、中盤に広大なスペースを空けてしまうことも。

25 遠藤 康 5(HT OUT)
負傷明けで本領発揮とならず。お得意様相手に決定機をつくることができなかった。前半で無念の途中交代。

11 ファブリシオ 5(63分OUT)
試合開始からボールロストも多く、完全にブレーキ。マッチアップした橋本の良さが目立つ展開となった。

鹿島――攻撃陣が振るわず。交代選手も機能しなかった。

FW
8 土居聖真 5(81分OUT)
背後への飛び出しもボールが回らず、生きない展開に。得意の1.5列目で存在感を発揮できなかった。

33 金崎夢生 5.5
孤軍奮闘するも、完全に前線で孤立。東京の厳しいマークにあい、得点に絡むことはできなかった。

交代出場
MF
34 鈴木優磨 6(HT IN)
途中出場で入ると、サイドで起点を作った。鈴木脩の得点をアシストするなど、存在感は放った。

MF
13 中村充孝 5(63分IN)
ボールを足元に収める時間よりも守備で走り回る展開が多く、試合の中にうまく入ることができなかった。

FW
40 小笠原満男 ―(81分IN)
この日の鹿島に必要だったのは戦況を見極められるベテランだったかもしれない。出場時間が短く、反撃の時間は多く残されていなかった。

監督
石井正忠 5.5
前線からのプレスがはまらず、完全に後手を踏む結果に。後半は修正したものの、追加点を先に奪われて万事休すとなった。

取材・文:馬場康平(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島昌子「心配」高校時代過ごした鳥取へ白星ならず
[2016年10月22日19時55分]


東京に敗れ肩を落とし引き揚げる鹿島イレブン(撮影・小沢裕)

<明治安田生命J1:東京2-1鹿島>◇第2ステージ第15節◇22日◇味スタ

 鹿島の日本代表DF昌子源(23)が、震度6弱の地震に襲われた鳥取を思いやった。

 神戸市出身だが、鳥取県は米子北高時代に3年間、過ごした場所。「お世話になった方々は大丈夫だそうです。プロになった後、自分が米子北にいたことを知って応援してくれる方もいる。約3000人の方が避難されていると聞いたので心配です。(試合を)見ているか分かりませんが、結果だけでも残したかった」と敗戦を悔やんだ。

 鹿島のセンターバックではリオデジャネイロ五輪代表の植田直通(21)の出身地、熊本県が4月に大地震に襲われたばかり。昌子は「この前は植田の故郷が地震に遭った。自分は鳥取に家族がいるわけではないけど、お世話になった。だから今日は負けたくなかった」と神妙に話していた。

鹿島連敗も年間3位ほぼ確定 昌子「最低の出来」
[2016年10月23日7時54分 紙面から]

<明治安田生命J1:東京2-1鹿島>◇第2ステージ第15節◇22日◇味スタ

 鹿島が第2S2度目の連敗を喫した。

 日本代表DF昌子らが長期離脱から復帰したものの、08年から13戦負けなしだった東京に8年ぶり敗戦。DF山本が一矢報いるのが精いっぱいだった。引き分け以上で年間勝ち点3位を確定させることができたが、同4位大宮と勝ち点6差で残り2節。得失点差は16上回っており、事実上の3位にはなったが、チャンピオンシップへ不安を残した。腰痛から約1カ月ぶりに強行出場した昌子は「最低の出来。思ったより足が出ず50センチ、1メートルが遠いと思ったし、指示の声の質も上げていかないと」と来月を見据えた。

鹿島、不安残す黒星…昌子「それぞれの局面で負けてた」
 明治安田J1第2ステージ第15節(22日、FC東京2-1鹿島、味スタ)第1ステージ覇者の鹿島はチャンピオンシップに向け、不安を残す内容だった。昌子や遠藤がけがから復帰したが、持ち味だったはずの球際で押され、リーグ戦ではFC東京に2008年以来となる黒星を喫した。昌子は「最低やった。それぞれの局面で負けていた」と顔をしかめた。

 中断期間を利用してタイで合宿し、選手たちは最近の練習で復調を感じていたという。永木は「手応えがあっただけに残念」とショックの色を浮かべ、石井監督は「チャンピオンシップに向けて(精度を)高めていきたい」と必死に気持ちを切り替えた。

鹿島“お得意さま”に14戦ぶり黒星「FC東京が上回っていた」
明治安田生命J1第2S第15節 鹿島1―2FC東京 (10月22日 味スタ)


<FC東京・鹿島>1点差に迫るも14戦ぶりにFC東京に屈した鹿島
Photo By スポニチ


 鹿島はリーグ戦では08年10月26日以来、負けていなかった“お得意さま”に、14戦ぶりの黒星を喫した。DF昌子とMF遠藤がケガから復帰したが、持ち味だったはずの球際で押され、1―2の敗戦。

 来季のACL出場はほぼ手中に収めているものの、第1ステージを制し進出が決まっているチャンピオンシップに不安を残す結果となった。石井監督は「前からのプレス、テンポ良いパス回しでFC東京さんが上回っていた」と振り返った。
[ 2016年10月23日 05:30 ]

【鹿島】FW土居「自分のせい」敗戦の責任負う
2016年10月22日18時54分 スポーツ報知

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第15節 F東京2―1鹿島(22日・味の素スタジアム)

 鹿島のFW土居聖真が「自分のせい」と敗戦の責任を負った。アウェーのF東京戦で1―2で敗戦。序盤の流れを決める失点に関わった。前半14分、中盤でボールを受けてから突破を試みた際、相手に倒された。主審によっては笛を吹いてもおかしくないプレーだったが、榎本主審はノーファウルの判定。土居本人も含めて味方の足が止まった瞬間に縦パスを通され、F東京のMF河野にネットを揺らされた。

 第1Sでも同じようなシーンがあった。4月24日、第1S柏戦(カシマ)でペナルティーエリア内で倒されたが、ノーファウルの判定。次プレーへの切り替えが遅れ、カウンター攻撃から失点していた。「柏戦と同じことをやってしまった。すごく責任を感じている」。判定の是非を口にするよりもボールを奪われたこと、切り替えが遅かったことの過ちへ目を向けた土居。「同じミスをしないように」と戒めた。

鹿島2連敗 鹿島 1-2 F東京

FC東京-鹿島 試合に敗れ肩を落とす鹿島・小笠原(40)、柴崎(10)ら=味の素スタジアム、菊地克仁撮影FC東京-鹿島 試合に敗れ肩を落とす鹿島・小笠原(40)、柴崎(10)ら=味の素スタジアム、菊地克仁撮影

明治安田J1第2ステージ第15節の鹿島は22日、東京都調布市の味の素スタジアムでFC東京に1-2で敗れ、2連敗。通算成績は6勝2分け7敗、勝ち点20で10位に後退した。年間順位は3位以下が確定した。

鹿島は前半14分に先制を許し守勢に立たされると、後半39分には追加点を奪われ、攻守に精彩を欠いた。得点は試合終了間際に山本のヘディングシュートで1点を返すにとどまり、反撃が遅かった。

次節は29日、カシマスタジアムで川崎と対戦する。


「自分のせいで負けた」と言う聖真である。
誰でも真後ろから当てられて倒れればホイッスルは吹かれると思うもの。
このジャッジがこの試合の明暗を分けたと言っても過言ではなかろう。
とはいえ、攻撃の精度を欠いたこともまた事実。
いくつかのチャンスでシュートに持ち込めなかったところが問題と言えよう。
改善し、攻撃力を増してこれから先に繋げたい。

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湘南・ジネイ、ドッペルパック

【大宮 vs 湘南】ジネイ意地の2得点も・・・
2016年10月22日(土)



満を持してアウェイの地に乗り込んだ湘南だったが52分までに3失点。途中出場のジネイが77、82分と連続で得点を奪い1点差に詰め寄るも一歩及ばず。この敗戦で今季16位以下が決まった。


2得点を決めた湘南のジネイである。
途中出場にて連続ゴールを決めるも敗戦を喫した。
やっと、本領を発揮しだしたところであるが、チームはJ2降格の憂き目に遭った。
さぞかし悔しかろう。
しかし、シーズンは終わっていない。
チームを活気づけるゴールを決め続けるのだ。
良い報を待っておる。

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甲府・ダヴィ、同点弾

【福岡 vs 甲府】ダヴィの今季初得点で同点
2016年10月22日(土)



甲府は1点ビハインドで迎えた79分、カウンターアタックからダヴィが同点ゴールを奪取。ダヴィの今季初得点で甲府が試合を振り出しに戻した。


同点弾を決めた甲府のダヴィである。
試合終盤に差し掛かり、敗戦の臭いを感じるところで反撃の狼煙を上げた。
ここから逆転し、降格圏を脱出することに成功したのはダヴィのゴールあってこそ。
これから、劇的なゴールを決め、甲府をJ1残留に導くのだ。
活躍の報を待っておる。

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浦和・興梠、J1通算100ゴール

【新潟 vs 浦和】 優勝に向け興梠が先制ゴール!
2016年10月22日(土)



川崎Fと神戸の結果次第だが、この試合で優勝の可能性がある浦和。
その浦和は7分、縦パス一本で抜け出した興梠慎三(写真)が冷静に決めて、幸先よく先制する。

【新潟 vs 浦和】 興梠が土壇場で勝ち越し弾!
2016年10月22日(土)



1-1で迎えた試合終了間際の90分、浦和は興梠慎三(写真)のこの試合2点目のゴールで土壇場で勝ち越しに成功する!

J1通算100得点達成のFW興梠、一番印象に残るゴールは「怒られるかもしれないけど…」
16/10/22 18:03



J1通算100得点を達成した浦和レッズFW興梠慎三が歓喜の表情


[10.22 J1第2ステージ第15節 新潟1-2浦和 デンカS]

 節目となる一発でチームに劇的な勝利をもたらした。

 試合前、浦和レッズFW興梠慎三がJ1で積み上げてきたゴール数は98だった。そして、新潟戦の前半7分に自身J1通算99得点目となる先制点を奪取する。最終ラインからDF遠藤航がロングボールを蹴り出すと、「オフサイドかなと思ったけど、航から良いボールが来た」と興梠が反応。鮮やかなトラップでボールを落ち着けると、「ディフェンスが来ていないのが分かったので、持ち替えてGKを見て冷静に決められた」と落ち着いて左足で流し込んだ。

 前半15分に同点に追い付かれて1-1のまま試合は進み、引き分けかと思われた終盤の後半45分に再び興梠がネットを揺らす。左サイドからMF関根貴大が切れ込んでゴール前にボールを送ると、ニアサイドに走り込んだFW李忠成がスルー。「関根がサイドから切れ込んだときに、チュン(李)がニアでつぶれてくれたおかげで僕がフリーになった」。李がスルーしたボールをきっちりと左足で蹴り込み、劇的な決勝点を奪った。

 このゴールが自身J1通算100得点目。史上12人目の快挙となった。「今年は100ゴールを個人的な目標にしていたので、達成できて良かった」と安堵の表情を見せた点取り屋は、100点の中で記憶に残るゴールを「これを言ったら申し訳ないけど」と苦笑しながらも挙げた。

 そのゴールとは09年12月5日、J1第34節鹿島対浦和。当時鹿島に在籍していた興梠が、DF内田篤人のクロスをダイビングヘッドで合わせてネットを揺らし、チームを史上初の3連覇へと導いたものだった。

「鹿島のときに、浦和相手にヘディングを決めたゴールだけど、これを言っちゃうと怒られるかもしれない」とおどけつつも、「でも今年、大事な試合、チャンピオンシップ決勝で決めて、それが一番印象に残るゴールと言えるようにしたい」と浦和を頂点に導くゴールを決めたいと力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)

浦和興梠J1通算100得点 尊敬する柳沢目指す
[2016年10月22日21時52分]



後半、勝ち越しゴールを決める浦和FW興梠(右)(撮影・狩俣裕三)


<明治安田生命J1:新潟1-2浦和>◇第2ステージ第15節◇22日◇デンカS

 浦和はFW興梠慎三(30)が2得点で、チームを公式戦10連勝に導いた。

 前半7分にDF遠藤のパスに抜け出し、左足で決めた。相手の最終ライン前にいったん戻り、すぐに反転して裏に抜ける巧みな動きだし。ボールを運びながら左足に持ち替え、右後方から迫るDFを背中で制してのシュートも技ありだった。

 同点の後半終了間際には、MF関根の左からのパスに飛び込み、GKの鼻先で押し込んだ。カウンター攻撃の場面で、センターサークル付近から左サイドを走るMF関根に配球。自ら起点になると、そのまま敵陣を駆け上がり、MF李がスルーした関根からのリターンパスを決めた。

 興梠はこれでJ1通算100得点に到達。「目標にしてきたので、達成できてよかった。到達しているのはすごく有名な選手ばかり。そこに名が刻まれるのはうれしい。次は尊敬する柳沢さんの108ゴールを目標にします」と話した。

興梠が先制&V弾で100ゴール!浦和、次節ドロー以上で優勝決定


興梠は終了間際に勝ち越し弾を決めてガッツポーズ。J通算100得点を達成した (撮影・中井誠)


 明治安田J1第2ステージ第15節(22日、新潟1-2浦和、デンカ)第2ステージ(S)首位の浦和はアウェーで新潟に2-1で競り勝ち5連勝。元日本代表FW興梠慎三(30)が2ゴールを決めて、J1通算100得点を達成した。勝ち点を37に伸ばした浦和は次節29日のアウェー磐田戦で引き分け以上でステージ優勝が決まる。川崎は広島を下し2位に浮上。神戸は仙台に敗れ、第2S優勝の可能性が消えた。湘南は大宮に敗れて年間17位以下が確定。来季のJ2降格が決まった。

 エースの2得点で、でっかい勝ち点3をもぎとった。FW興梠が先制、勝ち越し殊勲弾。浦和が、第2S制覇を、ほぼ手中にした。

 「1点目は、瞬時に切り返して左足で決めた。2点目は関根、李のおかげ。ラッキーだった」

 まずは前半7分。DF遠藤の縦パスに反応し、ゴール前へ抜け出し、相手DFと競り合いながら左足で押し込んだ。1-1の後半45分には、左サイドからドリブル突破したMF関根からのクロスに、ゴール前へ走り込んだFW李忠成がスルー。興梠が左足で決めた。

 劇弾に敵地を赤く染めた約7000人の浦和サポーターは、まるで優勝したようなお祭り騒ぎとなった。

 同じ時間帯に行われた川崎-広島で川崎が勝利したため、優勝はお預けとなった。それでも、引き分けで終われば、年間勝ち点1位の座から陥落していただけに、価値ある勝ち越し弾になった。



第2ステージ 後半 チーム2点目、自身2点目のゴールを決め、浦和・李、ズラタン(右)らに祝福される浦和・興梠(左)=デンカビッグスワンスタジアム (撮影・中井誠)


 J史上12人目の通算100ゴールに、エースは「個人的に目標にしていた数字。そこに名前を刻まれることはうれしい。100得点は、有名な人ばかりだから」。

 鹿島時代の先輩で、“師匠”と仰ぐ元日本代表FW柳沢敦のプレーに憧れ、「柳沢さんの裏へ抜け出すタイミングを参考にしてきた」と、背中を追い続けた。「柳沢さんは108ゴール。来年には抜きたい」と、早くも次の目標も設定した。

 「あとは年間勝ち点1位とチャンピオンシップ(CS)優勝。両方とも取れればハッピー」

 次節の磐田戦で引き分け以上、負けても2位川崎が引き分け以下なら優勝が決まる。今季14得点と、1シーズンでの自己最多得点を更新した絶好調男が、次節の磐田戦で、V決定弾を狙う。 (宇賀神隆)

興梠 第2S優勝決定的弾!2発でJ史上12人目100得点
明治安田生命J1第2S第15節 浦和2―1新潟 (10月22日 デンカS)



<新潟・浦和>後半終了間際、興梠(右から2人目)がJリーグ通算100得点目となるゴールを決める
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 明治安田生命J1第2ステージ(S)第15節9試合は22日各地で行われ、第2S首位の浦和はアウェーで新潟に2―1で競り勝ち、今季2度目のリーグ5連勝を飾った。FW興梠慎三(30)が全2ゴールを叩き出し、史上12人目のJ1通算100得点を達成。自己最多となるシーズン14得点を挙げたエースの活躍で、第2S制覇をほぼ手中に収めた。また、年間勝ち点1位も守った。湘南は2―3で大宮に敗れ、年間17位以下が確定し、来季のJ2リーグ降格が決まった。

 背番号30が第2S優勝の当確ランプをともした。前半7分、最終ラインの裏へ抜けだし、遠藤のロングフィードに反応。落ち着いて持ち運ぶと、左足で先制点を叩き込んだ。1―1の後半45分にも関根の左クロスを李がニアサイドでつぶれると、中央の興梠が体勢を崩しながらも左足で合わせた。優勝を決定づける決勝弾。07年以来となる同一シーズン2度目のリーグ5連勝を果たし、「ルヴァン杯で優勝したことで殻が破れた。この勢いのままタイトルを獲りたい」。勝負どころで敗れてきたのは過去の話と言わんばかりに殊勲のストライカーは納得の表情を見せた。

 2ゴールの固め打ちで今季の個人ミッションを完遂させた。J1通算310試合目で節目となる同通算100得点を達成。史上12人目の快挙は、開幕戦から掲げていた目標だった。「100ゴールは過去を見ても有名な人たちばかり。自分の名を刻めてうれしく思う」。鹿島、浦和で決めた得点はともに49得点だった。この2得点で古巣でのゴール数も2つ上回り、シーズン自己最多の14得点にまで積み上げた。頼れる男についてペトロヴィッチ監督は「まだ100点しか取っていないのかという感じ。彼の能力からしたらもっと得点を重ねられる」と評する。リオ五輪後は少しコンディションを落としたが、再び量産態勢に入った。

 川崎Fも勝ったため、第2S優勝は持ち越しとなった。残り2試合で勝ち点差は「6」。だが、得失点は「11」のリードとなり、たとえ、川崎が連勝し、浦和が連敗したとしてもひっくり返される可能性は低い。もちろん次節で引き分け以上なら、自力で昨季の第1S以来のステージ制覇が決まる。

 個人的な目標を達成し「これで気持ちよく引退できるかな」とジョークを飛ばした興梠はこれからはチームタイトルへ突っ走るだけ。「あとは年間勝ち点1位とCSのタイトルを達成できれば凄いハッピーな年になる」と笑った。新たな勲章を手にしたストライカーはチームのためだけにゴールを狙う。

 ≪興梠J通算100得点史上12人目≫ 浦和FW興梠が2得点で史上12人目のJ1リーグ通算100ゴールを達成。興梠はリーグ戦ではハットトリック(1試合3得点以上)が1回もなく、これは100得点以上12人で興梠だけ。固め打ちが少なく、310試合目での大台到達はFW11人(MF藤田=404試合)で最も遅い。



<新潟・浦和>後興梠は通算100ゴールを決めガッツポーズ
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[ 2016年10月23日 05:30 ]

【浦和】興梠、2発!第2ステージ&年間勝ち点1位制覇へ王手弾
2016年10月23日6時0分 スポーツ報知

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第15節 新潟1―2浦和(22日・デンカビッグスワンスタジアム)

 第2ステージ(S)首位の浦和は2―1で新潟を下し、年間勝ち点1位を守った。FW興梠慎三(30)が後半45分に勝ち越しゴールを決め、2得点で史上12人目のJ1通算100得点を達成した。次節に引き分け以上で第2S優勝が決定。浦和が勝ち、川崎が敗れれば、年間1位も確定する。

 浦和の不動の1トップがメモリアル弾でチームを救った。興梠は1―1の後半45分、関根の左からのクロスに走り込み、豪快にネットを揺らした。川崎が勝ち越し、年間勝ち点1位から陥落しかけた6分後、これぞ値千金の決勝ゴール。「年間1位が一番、価値があると思っている。こういう大事な試合で決めることがFWの役割」。5連勝で第2S優勝に加え、年間1位にも王手をかけた。

 名だたるストライカーに肩を並べた。前半7分に遠藤からのロングパスに抜け出して決めた先制ゴールを含め、2得点で一気に史上12人目のJ1通算100得点に到達。「今年目標にしてきたので、達成できて良かった。過去を見ても有名な人たちばかりで、そこに自分の名前が刻まれるのはすごくうれしい」。今季はリオ五輪にオーバーエージ枠で出場し、その間の4試合を欠場。全力を尽くした五輪後は体が思うように動かず、先発を外れる時期もあったが、自己最多14得点で快挙を成し遂げた。

 175センチ、72キロと体格に恵まれた選手ではない。プロでFWとして生き抜くためのヒントは、鹿島時代の先輩の元日本代表FW柳沢敦(39)から得た。「自分の中で師匠だと思っている。練習態度とか、あの動き出し。そんなに体もでかくないけど、ポストプレーもうまい。見習うところはたくさんありました」。助言を求める機会はなかったが、練習中から「動き出し」を目に焼き付け、プレーに反映させてきた。尊敬する柳沢は通算108得点。「来年抜けるように頑張りたい」と新たな目標もできた。

 ルヴァン杯を制した勢いをリーグ戦にもつなげ、次節に引き分け以上で第2S優勝が決まる。「今年は優勝する気しかしない」。頼れるエースは自信を隠さない。(林 直史)


J1通算100得点を決めた浦和の興梠である。
最も印象に残るゴールに、2009年最終節、鹿島が三連覇を決めた試合でのダイビングヘッドを挙げる。
やはり、鹿島でのプレイは幸せの形であった。
真摯にサッカーに打ち込みタイトル獲った日々を忘れておらぬことを嬉しく思う。

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Jリーグ 2ndステージ 第15節 FC東京戦

山本脩斗のゴール。

仙台・野沢、天才がピッチに帰ってくる

【仙台】天才野沢が3か月半ぶりに帰ってくる、きょう神戸戦先発
2016年10月22日8時0分 スポーツ報知


約3か月半ぶりの公式戦出場が濃厚となった野沢(右)

 ようやく天才が帰ってくる! ロシアW杯最終予選のため中断していたJ1のリーグ戦が3週間ぶりに再開し、ベガルタ仙台は22日、ホームで神戸を迎え撃つ(午後2時、ユアスタ)。7月2日の川崎戦(0●3)で右太もも裏を肉離れして以来、戦線を離脱していたFW野沢拓也(35)が、約3か月半ぶりにスタメン復帰することが濃厚。誰もが認めるテクニックとパスセンスで、仙台の攻撃陣にファンタジーを加える。

 チーム最年長35歳の言葉からは、淡々と語る中にも、やっとピッチへ戻れる喜びがにじみ出ていた。「(調子は)普通です。(負傷した足の)違和感もない。久々の試合なので楽しみです」と野沢。負傷当初、医師の診断では全治4週間だったが、復帰には3倍以上の時間を要してしまった。早くプレーしたい気持ちと戦いながら、リハビリに励んできた。

 21日はセットプレーの確認など、約1時間の最終調整。野沢はキッカーとして正確なボールを次々と供給。20日の紅白戦でも、前線でパスを受けて攻撃の起点になったり、DFラインの裏へ飛び出してゴールを狙うなど縦横無尽に動き回った。渡辺晋監督(43)は「間違いなく、チームで一番クオリティーの高い選手。本人は『まだフィーリングが…』と言っていましたが、天才だから言える部分だと思う」と軽快な動きに全幅の信頼を置く。

 神戸は現在、第2S2位と絶好調のチーム。野沢にとっては2012年に所属した古巣で、4月24日のアウェー戦(2△2)では得点を決めている相性のいい相手でもある。「前回の試合は勝ち切れた試合。あの教訓を生かして戦いたい」と、ブラジル人FWを軸にしたカウンター攻撃に注意しながら、神戸戦2戦連発を狙う。

 スタミナ面では不安を残すが「90分は考えない。ベンチにはいい選手もいるので。残り3つ、全て勝ちたい」と野沢。現在の年間11位から一つでも順位を上げるため、全力で走り続けることを誓った。(鈴木 文人)


スタメンが予想される仙台の野沢である。
負傷離脱していた期間は長く辛い時期であった。
それを乗り越え、この終盤にピッチに戻ってきた。
天才が奏でるハーモニーは、どのようにチームに影響を与えるであろうか。
野沢の活躍の報を待っておる。

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ファブリシオ、闘争心を表し勝利を手にしたい

MFファブリシオ リーグ戦初先発に気合
20日の紅白戦では主力組に入り、FC東京戦でリーグ戦初先発が高まった。7月に海外クラブから加入以降、途中出場が続いていただけに「闘争心を表し勝利を手にしたい」と気合十分だ。

タイ遠征では、屈強な体格を生かしたボールキープなど、攻守に力強いプレーを見せた。試合以外でも積極的にチームメートと交流を図り、チームに溶け込んだ。「信頼を得られた」の言葉通り、連携が格段に良くなっている。ここまではまだ1得点。「残り3試合で、もっと結果を出す」と得点の量産を誓う。


今節の顔として報じられるファブリシオである。
満を持してリーグ戦先発起用が予想されておる。
チームメイトからの信頼を得、連携が格段に良くなっておるとのこと。
左サイドを脩斗とのコンビネーションで崩し、聖真とワンツーを決め、夢生と共にゴールを目指すのだ。
華麗なる攻撃の起点となってくれるのではなかろうか。
ファブリシオのゴールを拝みに味の素スタジアムに向かう。
楽しみである。

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永木、鹿島で頑張らないと

代表再選出へ 永木アピールを「鹿島で頑張らないと」
 鹿島のMF永木が日本代表再選出へアピールを誓った。A代表に初選出されたW杯アジア最終予選のイラク戦とオーストラリア戦では出番がなかった。「試合に出たかった。出ていないので何もしていない状況。(代表で)試合に出られるように、鹿島で頑張らないと」。

 チームはFC東京にJ1では13戦連続負けなし。ピッチで輝きを放ち、相性のいい相手から白星を奪う。
[ 2016年10月22日 05:30 ]


先日の日本代表招集も出番のなかった永木である。
試合に出場することはなく、日本代表に貢献した実感はない。
次回も呼ばれる保証はない。
ここは鹿島にて実績を更に積み重ねることとなろう。
今日のFC東京戦は岳と共にボランチを組む予想である。
中盤でボールを刈り取り、攻撃の起点となるのだ。
永木の躍動を楽しみにしてスタジアムに向かう。
期待しておる。

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負傷者が続々と戦列復帰、チャンピオンシップへの準備は整った

【FC東京vs鹿島プレビュー】苦手な相手との我慢比べに挑むFC東京 鹿島は昌子の先発復帰が濃厚に


■FC東京 守備陣の集中力が勝負を分けるカギに、躍動する中島の活躍に期待

 リーグ前節はアウェーでサンフレッチェ広島に競り勝ったが、その後のルヴァンカップ準決勝は、浦和レッズに連敗を喫し、決勝進出はかなわなかった。日本代表の森重真人、丸山祐市を欠く形で臨んだこの大会だったが、篠田善之監督は「個々にも、チーム力としても差があった」と、冷静に現実を受け止め、だからこそシーズン終了まで歩みを止めず、前進するために、このインターバルの期間にも、ハードなトレーニングを続けていた。

 リーグ戦は、3試合を残して上位進出も降格もない“無風状態”だが、選手たち自身も、「一戦ごとに結果を残したい」と、勝利への渇望感を隠さず、モチベーションも高い。特に敗れた浦和戦でも、東慶悟、中島翔哉がゴールをマークし、篠田監督就任後の公式戦で、無得点試合は一度もない。その中でも中島が好調を維持し、チームの攻撃をリードしている。

 一方で、徳永悠平の離脱の影響もあり、直近の公式戦5試合で11失点を喫したディフェンス陣には不安が残る。今節は、苦手とも言える鹿島との対戦だが、森重は「鹿島戦はいつも、我慢比べのゲーム展開になる。その中で僕たちが自滅して敗れているという印象が強い」と話し、いかに集中力を保ち、失点を抑える時間を長くできるかがポイントになるはずだ。

 粘り強さ、攻守の素早い切り替えなど、鹿島を見習うべき部分も多くあるはずだが、まずは走り負けることなく、中島や河野広貴らを起点として相手の隙を突き、先手を取りたい。(totoONE編集部)

■鹿島アントラーズ 負傷者が続々と戦列復帰、チャンピオンシップへの準備は整った

 鹿島は前節の大宮アルディージャ戦で1-3で敗れた後、約3週間のリーグ中断期間に突入した。中断前はけが人が多く出たことも影響し、決してチーム状態が良いと言える状態ではなかった。ただ、この3週間でタイ遠征で強化を図ったほか、けが人の復帰もあり、2ndステージ終盤戦、チャンピオンシップへ向けた準備が出来たと言えるだろう。

 内転筋の痛みで長期離脱していた遠藤康が全体練習に戻ってきた。すでに紅白戦でもプレーしており、FC東京戦で復帰する可能性がある。足元へのパスが多く、相手に的を絞られやすかった攻撃陣。持ち味であるキープ力やドリブルが、停滞する攻撃のアクセントになることは間違いない。さらに、中村充孝も復帰。確かな技術と、ゴール前のアイデアで躍動感をもたらすはずだ。

 守備に目を移すと、腰痛で欠場していた昌子源が先発復帰する見込み。単に主力の1人が戻ってくるだけではなく、それ以上の上積みをもたらすことは、負傷前のプレーを見ていれば分かる。

 1stステージ優勝を果たした後、カイオのアルアイン移籍や負傷者続出もあり、結果につなげられなかった鹿島。土居聖真のFW復帰と合わせ、ようやくベストに近い編成でFC東京戦に臨むことができる。相性の良い相手から勝ち点3を奪い、今後へ弾みをつけたいところだ。(totoONE編集部)


「ようやくベストに近い編成でFC東京戦に臨むことができる」と記すサッカーキングのプレビューである。
負傷者が復帰し、助っ人がフィットした、それ以上に源の復帰が心強い。
やはり、対人・速さ、それとコーティングによるDFライン統率は鹿島の守備に欠かせぬもの。
一気に守備の安定が図られよう。
また、聖真のFW起用も大きい。
チーム事情で2列目に下がっておったが、聖真の攻守にわたる貢献度は最前線に配置してこそ。
攻守の要がそれぞれのポジションに落ち着き勝利を目指す。
楽しみな一戦である。

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鹿島――主戦場に戻った柴崎の手綱捌きに期待

【J1展望】FC東京×鹿島|リーグ戦で13試合続けて白星なし。FC東京は“苦手”の鹿島をどう攻略するか? 森重と金崎の元大分対決も見物!
サッカーダイジェスト編集部
2016年10月21日


FC東京――この鬼門を突破するには、守備陣の奮闘が不可欠。


故障者/FC東京=米本、徳永 鹿島=なし
出場停止/FC東京=なし 鹿島=なし


J1リーグ2ndステージ・15節
FC東京-鹿島アントラーズ
9月22日(土)/14:00/味の素スタジアム

FC東京
2ndステージ成績(14節終了時):11位 勝点20 6勝2分6敗 19得点・20失点
年間成績(31試合終了時):10位 勝点43 12勝7分12敗 35得点・38失点

【最新チーム事情】
●徳永が10月1日の広島戦で負傷。診断の結果、右膝内側靭帯損傷で全治約6週間。
●中島は目下絶好調。鹿島戦でも攻撃のキーマンに?
●河野がJ1リーグ9月度の月間ベストゴール受賞。11節の湘南戦で決めたミドルは、文字通り美しかった。

【担当記者の視点】
 ルヴァンカップの準決勝は浦和に完敗。そのショックから立ち直らないと、鹿島戦での勝利は難しい。なにしろ、FC東京は鹿島を相手にリーグ戦で13試合勝ち星がないのだ。この鬼門を突破するには、守備陣の奮闘が不可欠。ルヴァンカップ準決勝・第1レグのように終盤に押し込まれ、逆転される展開だけは避けたい。代表帰りの森重と丸山の両CBを軸に徳永不在の穴を埋め、そのうえで中島の個人技を生かした攻撃で鹿島ゴールに迫れれば勝機は膨らむだろう。

鹿島――主戦場に戻った柴崎の手綱捌きに期待。

J1リーグ2ndステージ・15節
FC東京-鹿島アントラーズ
9月22日(土)/14:00/味の素スタジアム

鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(14節終了時):9位 勝点20 6勝2分6敗 23得点・20失点
年間成績(31試合終了時):3位 勝点59 18勝5分8敗 52得点・30失点

【最新チーム事情】
●内転筋を痛めていた遠藤が復帰か。すでに全体練習にも合流しており、紅白戦でもプレー。2度の負傷で3か月近く離脱を余儀なくされたが、8月6日の仙台戦以来、8試合ぶりの出場に期待がかかる。
●腰痛で戦列を離れていた昌子が先発復帰の見込み。3試合ぶりの実戦となるが、リーグ中断期間の3週間で万全の状態に仕上げてきており、不安はない。
●大阪で行なわれた日本代表候補のGK合宿に参加した櫛引。「ボールにアタックするやり方が新鮮だった。良い部分は吸収していきたい」と刺激を受けた様子だった。

【担当記者の視点】
 前回対戦では2-0と完勝しているだけに、良いイメージで試合に臨めるはず。CB昌子の復帰は心強く、持ち前の堅守でまずはゼロに抑えながら、隙を突いてゴールを奪う‶したたかさ″で勝利を掴み取りたい。

 注目はボランチに戻った柴崎。ここまでサイドハーフでの起用が多かったが、主戦場でどんな手綱捌きを見せてくれるか。高精度の長短のパスで鈴木やファブリシオら打開力に優れるアタッカーを巧みに操りながら、決定機を演出したい。


「注目はボランチに戻った柴崎」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
中断前までは、2列目の負傷者が続出したチーム事情によりFW起用で実績のある聖真と共にサイドハーフを担っておった。
ここに来て、負傷者が続々と復帰し、また助っ人のファブリシオがフィットした為、両者とも本来のポジションにて起用される見込み。
終盤まで落ちぬ岳の運動量とテクニックで、FC東京を追い込みたいところ。
楽しみな一戦である。

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ベテランの力

FC東京戦前日練習


FC東京戦に向け、セットプレーの確認やレクリエーションゲームなどで最終調整をしました。


FC東京戦に向けた前日練習の一コマである。
大ベテランとなった満男と曽ケ端に白い歯がこぼれる。
ここからCSに向けチームの状態を維持するには、ベテランの経験が必要となる。
特にチャンピオンシップを実際に戦った経験を持つこの二人の力は重要と言えよう。
多くの知見を持った鹿島というクラブの財産と言い換えることも出来る。
経験を重んじ、更に経験を積んでいこうではないか。
期待しておる。

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ファブリシオ、先発出場か

[鹿島]ファブリシオ、紅白戦で主力組に。FC東京戦でリーグ戦初先発の可能性浮上


 20日の練習で行われた鹿島の紅白戦で、主力組にファブリシオが入った。7月末に加入した助っ人ブラジル人は、タイ遠征の前後からチームにフィットし、随所に持ち味とする力強いプレーを見せるようになっていた。後ろに構える左SBの山本脩斗も「パワフルさがいままで以上に見えてきた。コンディションも上がってファブリ自身も動けるようになってきたんだと思う」と太鼓判を押す。

 すでに、タイ遠征2戦目のチョンブリ戦で初先発を経験。試合後、石井正忠監督も「体のコンディションも上がってきたと思うし、戦術的な部分もチームにフィットしてきたところがあると思います。体をぶつけられても倒れないですし、タフに戦える」と高評価を与えていた。

 2列目には、戦列を離れていた遠藤康や中村充孝も復帰。鹿島は、充実の戦力でリーグ戦終盤に向かう。

(鹿島担当 田中滋)


紅白戦にて主力組に入ったファブリシオである。
明日のFC東京戦では先発が予想される。
アツが負傷から復帰しておるが、ここはファブリシオを起用する模様。
タイキャンプにて良いパフォーマンスを見せ、信頼を勝ち得たということであろう。
少々な当たりでは倒れぬパワフルさと戦術理解が深まり、助っ人としての本領を発揮するところ。
ファブリシオの強烈なシュートでFC東京の守備を崩すのだ。
期待しておる。

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アル・アイン・カイオ、ACL決勝進出

カイオが“UAEの10番”の先制弾をアシスト! アル・アインがACL決勝進出

ACL決勝進出を決めたアル・アインのカイオ(写真は10日の国内カップ戦) [写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグが18日に行われ、エル・ジャイシュ(カタール)とアル・アイン(アラブ首長国連邦/UAE)が対戦した。

 9月27日に行われたファーストレグでは、ホームのアル・アインが3-1と先勝。決勝進出へ前進した。

 そして迎えたセカンドレグ。前半は拮抗した展開で、0-0で終了した。均衡が破られたのは57分、先制したのはアウェーのアル・アインだった。ペナルティーエリア左側でボールを持ったカイオが右足アウトサイドで丁寧なラストパス。エリア中央でトラップしたオマル・アブドゥルラフマンが強烈な左足シュートをゴール右隅へ決め、貴重な先制ゴールを奪った。

 鹿島アントラーズから移籍したカイオが、UAE代表の10番を背負うオマルのゴールをアシスト。攻撃陣がしっかりと仕事をし、アル・アインが決勝進出へ圧倒的優位に立った。

 それでも、ビハインドを負ったエル・ジャイシュが意地を見せる。67分、ペナルティーエリア手前でパスを受けたロマリーニョがドリブルで前進。シュートコースを作ってゴール左隅へ右足シュートを決めて同点に。さらに81分、ロマリーニョがエリア手前から強烈なミドルシュートをゴール左隅へ決めた。

 エル・ジャイシュが2-1と逆転。2試合合計スコアでも3-4と1点差に迫った。エル・ジャイシュがさらに1点を決めれば、2試合合計4-4、アウェーゴール数でも並んで延長戦に突入することとなる。

 しかし、決着をつけるゴールを決めたのはアル・アインだった。後半アディショナルタイム5分、ムハンマド・アブドゥルラフマンがクロスに反応。ペナルティーエリア右側から強烈なボレーを放つと、相手GKが弾いたところに自ら詰めて左足シュートを決めた。

 試合は2-2で終了。アル・アインが2試合合計5-3で準決勝を制した。同クラブは2005シーズン以来、11年ぶりの決勝進出で、2回目の優勝を目指す。

 なお、東地区の準決勝セカンドレグは19日に行われ、FCソウルが全北現代モータースをホームに迎える。ファーストレグでは全北現代が4-1と大勝している。

【スコア】
エル・ジャイシュ 2-2(2試合合計:3-5) アル・アイン

【得点者】
0-1 57分 オマル・アブドゥルラフマン(アル・アイン)
1-1 67分 ロマリーニョ(エル・ジャイシュ)
2-1 81分 ロマリーニョ(エル・ジャイシュ)
2-2 90+5分 ムハンマド・アブドゥルラフマン(アル・アイン)


先制点をアシストしたアル・アインのカイオである。
この得点も含め準決勝を制したアル・アインはACL決勝戦へとコマを進めた。
ここは是非ともカイオの活躍で優勝して欲しいところ。
それだけの実力はある。
カイオの躍動の報を楽しみにしておる。

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シャルケ・篤人、希望と絶望の狭間で…

【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で…<パート1>
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2016年10月18日

「今年1月に検査を受けた時はまだ痛みがあって…」


復帰に向けてリハビリで調整中の内田。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 7月初旬、鹿島のクラブハウスを訪れると、練習のピッチには内田の姿があった。パスゲームもこなし、正確なロングボールを何本も味方に通す。右膝の状態は見るからに良くなっており、そう遠くないうちに復帰できるだろうという期待感を持てた。
 
 その後、シャルケで復帰に向けて調整を続ける内田が10月4日にはMRI検査で「良い結果」を得た。カムバックに向けてひとつ階段を上ったわけだが、そこに至るまでの苦労などを本人の声で振り返りたい。以下のインタビューは、7月にシャルケへ渡る前に記録したものだ。

―――――――――――◆―――――――――◆――――――――――――

──鹿島でリハビリをして以降のコンディションは?

「逆に、訊きたいです。どんな風に見えました? (鹿島で)練習中の僕は?」

──だいぶ動けていますね。

「僕もそう感じています。ある程度のところまでコンディションは戻ってきていますよ」

──ロングボールもバンバン蹴っている姿が印象的でした。

「普通に蹴れるようになりましたね。怖さはほとんどないです。むしろ、気をつけているのは基本動作。止まる、ターン、ジャンプ、これらが膝に一番負担がかかる。筋力トレーニングもそう。怖いのは、室内で“ブチッ”というアクシデント。足を着いた際の“ブチッ”というのも嫌ですけど、その辺は慣れですね」

──フィジカルコンタクトもこなせていますか?

「まだやってないです。たぶんできるとは思うんですけど、(鹿島の)石井監督とも相談してやらないようにしています。ここで怪我をして、アントラーズに迷惑をかけるわけにはいかないので」

──今年の1月後半、シャルケの全体練習に一度は合流しながらも再離脱してしまいま
した。当時の状況を改めて教えてもらえますか?

「1月に検査を受けた時はまだ痛みがあって。でも、『問題ない。この程度ならやっているうちに治るだろう』と言われて全体練習に合流したんですけど、全然良くならない。むしろ、悪化して……。筋力も落ちてきたから、『これはちょっと無理だな』と思って離脱しました」

──昨年末あたりには「夜に痛みがあったり、なかったり」と言っていましたが、今はどうですか?

「夜に痛みが出たり、腫れたりするのは膝の調子を図る目安みたいなものです。昼間に練習をして、夜に膝が熱くなると『負荷をかけすぎたかな』という感じ。今はあまりそうならないので、状態はたぶん良くなっています」

「その時間が楽しくて、膝のことをちょっとだけ忘れさせてくれる」


インタビューに答えてくれた内田。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──1月の再離脱から今日まで、気持ちの部分で萎える時期もあったのでは?

「日本に帰ればリフレッシュできて膝の状態も戻ってくると思っていましたけど、3月になっても回復の糸口が見つからない。その時は正直、治る気がしなかった。『ちょっと、これ、どうしようかな』って」

──苦しい状況下で、内田選手を支えてくれたものは?

「その時に出会って、友だちになった人たちですね。サッカーの仲間じゃないし、高校からの付き合いでもないけど、ご飯を行くようになって。その場にいるだけで面白かった。苦しい時期に会って、リラックスできる仲間ができたのは大きかった」

──『JISS』(国立スポーツ科学センター)で出会った人たちですか?

「違います。アスリートではなくて、普通の友だち。面白いんですよ、みんな。ひとりになりたくない時、一緒にご飯を食べてくれて。その時間が楽しくて、膝のことをちょっとだけ忘れさせてくれる。

 これだけ長い間、ずっと膝のことを考えるのはきついので、やっぱり気分転換は必要。そういう意味で、感謝しています。膝の怪我について? もちろん、訊かれますよ。説明したところで分かってもらえるはずはないけど、他愛もない会話の一部として聞いてもらえればそれでいい。辛い時に出会える仲間は大切にすべきだということを痛感しました」

──聞いた話では、今年の誕生日(3月27日)はひとりで過ごされたとか。

「ああ、ひとりでホテルの天井を見ていたかな(笑)。次の日にリハビリがあったので、(実家がある)静岡から東京に出てきたけど、結局誰からも誘われず、天井を見て終わった、たしかそんな感じでした」

──なぜ鹿島でリハビリを?

「帰国して、最初は『JISS』でリハビリしながらいろいろチェックして基礎の部分を作りました。そこまで行くと、次はチームトレーニングをしたい。だから、僕の古巣であるアントラーズにお願いしました。

 それに、フィジオセラピスト(理学療法士)の塙(敬裕)さんがいたのも大きかった。自分と同い年で、膝に関するフィーリングが合う。彼、腕は間違いなく良いですよ。だって、すぐ良くなりましたから。それまで全然ダメだったのに、参加初日からいきなりダッシュができるようになったんですよ。

 膝を触ってもらいながら、僕が『こうだと思う、骨の位置が』と伝えると、『そうだよな、こうしてこうすればいいんだ』って返してくれる。で、良くなるんですよ。姿勢も筋力もどんどん戻ってきて、塙さんを頼って正解でした」

「信頼関係はできています。シャルケには7年もいますからね」


シャルケとの信頼関係はできている。(C)Getty Images

──塙さんを知ったきっかけは?

「『1回だけ診てほしい』とお願いして、訪ねたんですよ、こっそりと鹿島に。たしか、『JISS』でリハビリをしていた時期でしたね。で、膝の具合を少し診てもらったら、フィーリングが合って。『あっ、この人なら任せられるな』と」

──鹿島でのリハビリを、シャルケ側はよく承諾しましたね。

「反対はしないですよ。これだけ長いことチームから離れていたら。シャルケでリハビリして復帰できなかった経緯があるから、かえって協力的でした。『ちょっと環境を変えてやりたい。日本に帰りたい』と頼んだ時も、『お前が一番早く復帰できる道を選んでくれ』という感じだったので。信頼関係はできています。シャルケには7年もいますからね」

──5月には代表合宿に参加しました。久しぶりに会う仲間もいて、リフレッシュできたのでは?

「はい。リハビリする環境が変わって、そこで自転車(エアロバイク)を漕げるようになった。それまで膝が痛くて足に筋力を付けられなかったけど、代表合宿で良いトレーニングができたおかげで一段階上がったという手応えを掴めました」

──膝の調子が良くなったのは、ここ最近なんですね。

「そう、この短期間に良くなりました。もちろん、それまでの時間も決して無駄ではなかったですけどね」

──やはり、「ベース作り」が一番苦しい?

「そうですね、そこが一番苦労します。名の付くトレーナーやドクターに何人も診てもらいましたけど、最初は希望が見えなかった。『ここに筋力を付けろ』と言われても、『そこは痛くて付けられない』と思って、ずっと。そんな状態でも、上手くやってくれたのが(日本代表トレーナーの)前田(弘)さんと塙さん。『JISS』の皆さんにはもちろん、ふたりには特に感謝しています」

──ドクター、トレーナーとの相性もあるわけですね。

「正解は分かりません。だって、みんな違うこと言いますから(笑)。ひとつ確かなのは、自分の怪我が如何に重傷で、大変な手術をした、ということです」

──フィーリングが合う塙さんとの出会いはやはり大きかったですね。

「塙さんとは本当にフィーリングが合いますからね。自分と同い年だから言いやすいし。『ああしたい、こうしたい』ってストレートに伝えられて、だいぶ助かった」

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プロフィール
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176㌢・62㌔。函南SSS-函南中-清水東高-鹿島-シャルケ(GER)。ブンデスリーガ1部通算104試合・1得点。J1通算124試合・3得点。日本代表通算72試合・2得点。10・14年ワールドカップ出場。08・09年Jリーグベストイレブン。06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島でリーグ3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。15年6月に右膝の膝蓋腱を手術して戦線離脱中だが、チャンピオンズ・リーグの出場数はここまで日本人最多。早期の復帰が待たれる。

取材:白鳥和洋・広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート2>。「彼が移籍したダメージは大きかった」
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2016年10月19日

「どんな形だろうと代表に呼んでもらえたのは有難い」


シャルケについても話してくれた内田。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 7月初旬、鹿島のクラブハウスを訪れると、練習のピッチには内田の姿があった。パスゲームもこなし、正確なロングボールを何本も味方に通す。右ひざの状態は見るからに良くなっており、そう遠くないうちに復帰できるだろうという期待感を持てた。
 
 その後、シャルケで復帰に向けて調整を続ける内田が10月4日にはMRI検査で「良い結果」を得た。カムバックに向けてひとつ階段を上ったわけだが、そこに至るまでの苦労などを本人の声で振り返りたい。以下のインタビューは、7月にシャルケへ渡る前に記録したものだ。<パート1>に続き、<パート2>をお届けしよう。

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──代表合宿ではハリルホジッチ監督にも、膝の状態を訊かれたそうですね。どんな会話を?

「『君は難しい手術をした。時間はかかるし、普通の怪我のイメージでは戻って来られない。この先ずっと大変だよ』って言われました」

──激励のメッセージは?

「『いつもお前のことは追いかけている』。監督にそう言ってもらえるのは、素直に嬉しいです」

──代表のメンバーとはどんな情報交換を?

「たいした話はしてないです。ただ、どんな形だろうと代表に呼んでもらえたのは有難い。しばらく離れていたけど、みんなとの絆を改めて確認できたので」

──キリンカップは観ましたか?

「ほとんど観てないです。オフシーズンなのに、よくヨーロッパから来てくれましたよね。向こうからすれば、『日本と戦える!』っていう気分じゃないはず。どちらかと言えば、『なぜオフに日本まで行くんだ?』という感覚のほうが強いと思う」

──フランスで開催されたEUROは観ましたか?

「1、2試合ですね」

──気になったチーム、選手は?

「(ウェールズのガレス・)ベイル。試合を観て思ったのは、EUROのような大会に日本がポンと入っても勝てないということですね」

──シャルケについても訊かせてください。昨季はフォーメーションを固定できず、浮き沈みの激しいシーズンになりました。

「レギュラーとして固定されている選手もあまりいなくて……」

──(ジェフェルソン・)ファルファンと(ユリアン・)ドラクスラーの移籍が、痛手でした。

「あくまで僕の見解ですが、シャルケはファルファンのチーム。良い若手はいるけど、彼が移籍したダメージは大きかった」

「少なくとも、ドルトムントより上に行かないと駄目」


ドルトムントよりは上に行きたいという。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──昨季のバイエルンは、まさに独走。5位のシャルケとの勝点差は、なんと「36」でした。

「ドルトムントもヴォルフスブルクも最後まで追走できなかった。うちも含め、メングラ(ボルシアMG)、レバークーゼンがもっとやらなきゃ駄目なんですよ」

──残留争いの渦中にあったチームは、勝ち目の薄いバイエルン戦であえてキープレーヤーを温存し、別の試合に全力を注ぐようなアプローチを見せていました。

「あれだけ差が開いたら、『まあ、しょうがないな』と」

──バイエルンはこのオフ、ライバルのドルトムントからDFの(マッツ・)フンメルスを獲得しました。

「なんかズルい。『まるでジャイアンツじゃん』って(笑)。と言っても、ライバルから主力選手を引き抜くのは卑怯に見えるけど、仕方がない部分もあります。そうやってドイツ・サッカーの歴史は作られているんだなと思います」

──今季からシャルケを率いるのは(マルクス・)ヴァインツィール監督です。コンタクトは?

「まだ会ってないし、話もしてないです。(昨季まで)アウクスブルクを指揮していたというぐらいの印象ですね。アウクスブルクは結構粘るんですよ、僕のイメージでは。選手の顔ぶれをパッと見るとシャルケのほうが上なんですけど、なかなか崩れなくて、しつこいイメージでした。そういうサッカーをやるように練習中から言われているんだろうなって、対戦した時に感じました」

──マインツのGMとして辣腕を振るった(クリスティアン・)ハイデルが新しくスポーツディレクターに就任するなど、シャルケは転換期を迎えています。

「それは間違いないですね。たぶんクラブとしては、チャンピオンズ・リーグに出ればグループステージを突破して決勝トーナメントに進めるぐらいのイメージがある。そこからもうひとつ上のランクに行きたいんでしょうね。

 ドイツのなかでも小さいクラブではないし、そういう野心を持つことは良いと思います。昨季もチャンピオンズ・リーグの出場権を逃して、ヨーロッパリーグですから誰も満足していない。やっぱり、チャンピオンズ・リーグですよ。みんなの目がギラギラしているあの舞台でまた戦いたいです」

──来季、シャルケの目標は?

「2位以上、かな。少なくとも、ドルトムントより上に行かないと駄目。僕の相棒だったファルファンはもういないけど、頑張りたいです」

──シャルケの選手が移籍したという情報は、どうやって知りますか? クラブから連絡が来る?

「いや、クラブに行って知ります。ただ、2、3週間経って初めて気付く時もありますよ。『あれ? 最近、アイツ練習に来てないけど』って。そこで教えてもらって、『ああ、そうだったんだ』という具合です」

「全部やります。やれると信じています」


14年ワールドカップの時も、ある程度の反動は覚悟していた(写真はコートジボワール戦)。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──さて、内田選手の復帰時期は?

「早いに越したことはないですけど、時間がかかる怪我なので。再発は避けたいから、どうしても慎重になる。難しいところです」

──キャンプの頭から合流したい?

「キャンプから合流させてもらって、開幕から出られるなら狙います。ただ、(試合を)1年半くらいやってないですからね。ある程度はゆっくりやりたい気持ちもある」

──膝との相談というわけですね。

「本当にそう。膝は消耗品です。少し無理をしてプレーしていた(14年の)ワールドカップの時も、ある程度の反動は覚悟していました。サッカー人生の寿命を削ってやっているなって。チャンピオンズ・リーグの負担もあって、ワールドカップの後の1年ぐらいは膝の痛みを薬や注射でごまかしていただけですからね。

でも、いいんです、僕はそれで納得していたので。サッカー選手にとってひとつのポイントじゃないですか、ワールドカップとチャンピオンズ・リーグは」

──この先復帰して、代表活動を含め複数のコンペティションを戦える自信はありますか?

「全部やります。やれると信じています。クラブと代表の片方をセーブしてとか、妥協的な考えはない。正直、Jリーグでプレーしていた時のほうがスケジュールはきつかったですよ。

 五輪、A代表、それにACLも重なって、休む時間がほとんどなかった。若いから精神的にもゆとりがないし、本当にきつかった。ただ、1試合の消耗度はドイツのほうが上ですけどね。ポジション的にもちょっときつい、SBって。FWやMFに比べて交代することも少ないし、タフさが求められます」

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プロフィール
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176㌢・62㌔。函南SSS-函南中-清水東高-鹿島-シャルケ(GER)。ブンデスリーガ1部通算104試合・1得点。J1通算124試合・3得点。日本代表通算72試合・2得点。10・14年ワールドカップ出場。08・09年Jリーグベストイレブン。06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島でリーグ3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。15年6月に右膝の膝蓋腱を手術して戦線離脱中だが、チャンピオンズ・リーグの出場数はここまで日本人最多。早期の復帰が待たれる。

取材:白鳥和洋・広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート3>。「精神的にも参るから、相手としては嫌」
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2016年10月20日

「ハリルホジッチ監督の要求はあくまでスタンダード」


ハリルホジッチ監督の要求は「スタンダード」という。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 7月初旬、鹿島のクラブハウスを訪れると、練習のピッチには内田の姿があった。パスゲームもこなし、正確なロングボールを何本も味方に通す。右ひざの状態は見るからに良くなっており、そう遠くないうちに復帰できるだろうという期待感を持てた。
 
 その後、シャルケで復帰に向けて調整を続ける内田が10月4日にはMRI検査で「良い結果」を得た。カムバックに向けてひとつ階段を上ったわけだが、そこに至るまでの苦労などを本人の声で振り返りたい。以下のインタビューは、7月にシャルケへ渡る前に記録したものだ。<パート1、2>に続き、<パート3>をお届けしよう。

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──昨年12月のサッカーダイジェストの独占取材では「ポジションを変えるなら?」という質問に、内田選手は「CBとボランチ。アンカーもやってみたい」と答えています。

「体力よりも頭の使い方が重要そうという意味で、自分に向いているポジションなのかもって思います」

──内田選手はSBでプレーする時も、「身体と同じぐらい頭を使っている」と言っていました。

「予測して先に動けたら、無駄な体力を使わなくて済む。並んでしまうと、どうしてもね。190センチくらいの選手にはゴリゴリって行かれちゃいますから」

──将来を見据えてポジションのコンバートを考えることは?

「やってみたい願望はあるけれど、それは監督が決めることなので。僕は指示に従うだけです。ただ、左SBは面白そう。(利き足の)右でボールを持っても広い視野を確保できるから、パスコースがたくさんある。右サイドにいる時は死角になる部分が多いので、左サイドの右利きはいいなと思う。右サイドの左利きもそうだけど」

──ということは、右SBとして守りにくい相手は右利きのアタッカー?

「僕はそうですね。利き足はさて置き、ネイマールや(リオネル・)メッシもサイドから中に切り込むプレーが得意。日本人なら、宮市(亮)、宇佐美(貴史)、(香川)真司かな。上手くカットインしてコンビネーションで崩すというのが、現代サッカーのスタンダードに映ります。

 違う見方をすれば、爆発的なスピードで縦に行けちゃう選手は貴重。ファルファン、ドグラス・コスタ、(フランク・)リベリあたりは、行けちゃうから凄いですよ」

――来ると分かっていても止められない。

「そうそう、縦に行ける選手。日本人にはいないかな」

──スピードと言えば、ハリルホジッチ監督は「縦への速さ」を求めていますね。

「監督の要求はあくまでスタンダード。『奪って、速く』というのはシャルケの練習でもやっている。それしかやってないんじゃないかというくらいに。世界の常識と言っても大袈裟ではない」

──ただ、それを今の日本代表が実践できているかは疑問です。

「練習時間をもう少し増やせればできるんじゃないですかね。シャルケやドルトムントなんて、攻守の切り替えのところしか練習しません。パス回しとかではなく、ボールを奪う、もしくは奪われた後にどうするかという部分に重点を置いています。そういうトレーニングを代表でどこまでできるかじゃないですか」

「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」


清武は弟みたいな存在だ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──欧州組と国内組で(縦への速さへの)認識の差はありますか?

「ありますけど、ほんの少しだけです。海外に行って、1回体感したらできるわけで。その差が深刻な問題とは思わない」

──山口(蛍)選手も半年という短い期間でしたが、ドイツにいました。そこでの経験は財産になりますか?

「一歩を踏み出すだけでも凄いじゃないですか。セレッソで積み上げたものを一旦捨てて、海外に行く勇気は素晴らしいですよ。僕は昔、ヨーロッパのクラブでプレーする気もなかったし、アントラーズがめちゃくちゃ好きだったからよく分かる。日本に戻ることは決して恥ずべき行為ではないと思いますよ」

──「欧州移籍=成功」というわけではないですよね。そのクラブに合うかどうかが重要です。

「そうそう。ドイツとスペインのどちらが合うのかとか、クラブの状況もある。ヨーロッパに長くいるから成功というわけではないですからね。運も大事ですよ」

──清武選手がドイツからスペインに活躍の場を移しましたね。

「スペインって、ちょっと難しいイメージがある。日本人は巧いと言われるけど、スペイン人のほうがその100倍巧いですから」

――中村俊輔選手もそう言っていました。普通のボール回しで、全員がめちゃめちゃ巧いって。

「下手な選手はいないですよ。巧さの基準が違います、スペインは」

──この前、乾(貴士)選手も「『誰や?』っていう選手がめちゃくちゃ巧い」と言っていました。

「そうでしょうね。スペインのクラブとの試合が一番疲れます。(アスレティック・)ビルバオやバレンシアとの試合は、本当に疲れた。1対1の局面で振られるし、ボールもねちねち持たれて……。ワンタッチ、ツータッチでバンバン攻め込まれたりもして、ウザかった。足にくるし、精神的にも参るから、相手としては嫌です」

──バルサ、マドリードの両チームばかりがクローズアップされますが、セビージャやバレンシアなども文字通りの強豪です。

「嫌です、スペインのチームは。身体が大きくなくても強くて巧い。ズルいな、って」

──世界最高峰とも言われるリーガ・エスパニョーラで、清武選手は成功できるでしょうか?

「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」

「監督になったらこう選手に言います。『敵より少ない運動量で勝て』と」


「運動量がベースの戦い方は間違っていると思います」と独自の見解を展開した内田。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──清武選手の移籍先は、ヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャです。

「良いクラブだと思います。ヨーロッパカップ戦を制しているクラブって注目度が高いですから。日本人選手で評価されているのも、(フェイエノールトでUEFAカップ[=現行のヨーロッパリーグ]を制した)『小野伸二』です。

中村俊輔さん、中田英寿さん、本田圭佑さんじゃなくて、『オノ』って言われますからね。『オノはヤバかった』って。急に話は変わりますが、コパ・アメリカは面白かった。ルーズだけど、1対1が多くて激しいし、楽しめた」

──マークの受け渡しとかがあまりないですよね、南米のチームは。内田選手が理想とする守備は? マンマーク? それとも受け渡すやり方ですか?

「受け渡したい。無駄に動きたくないんですよね。運動量がベースの戦い方は間違っていると思います。自分が監督なら、運動量に頼らず勝ちたい。走行距離、スプリント回数をどこよりも少なくして、優勝したいです。ここっていう時に走って、効率よく仕留める。そういうスタンスじゃないと、連戦中にクオリティを保つことなんてできない。どこかで必ず走れなくなる」

──ただ、走らずに負けたら大きなブーイングを浴びそうです。

「そりゃあ、怒られますよ。でも、勝てばいいんです。結果さえ出せば、ひとり8㌔しか走らなくても褒められる。だから、監督になったらこう選手に言います。『敵より少ない運動量で勝て』と」

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プロフィール
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176㌢・62㌔。函南SSS-函南中-清水東高-鹿島-シャルケ(GER)。ブンデスリーガ1部通算104試合・1得点。J1通算124試合・3得点。日本代表通算72試合・2得点。10・14年ワールドカップ出場。08・09年Jリーグベストイレブン。06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島でリーグ3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。15年6月に右膝の膝蓋腱を手術して戦線離脱中だが、チャンピオンズ・リーグの出場数はここまで日本人最多。早期の復帰が待たれる。

取材:白鳥和洋・広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート4>。「復帰できないと思っている人たちには…」
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2016年10月21日

「今は不思議と不安がないです」


内田の復活に期待したい。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 7月初旬、鹿島のクラブハウスを訪れると、練習のピッチには内田の姿があった。パスゲームもこなし、正確なロングボールを何本も味方に通す。右ひざの状態は見るからに良くなっており、そう遠くないうちに復帰できるだろうという期待感を持てた。
 
 その後、シャルケで復帰に向けて調整を続ける内田が10月4日にはMRI検査で「良い結果」を得た。カムバックに向けてひとつ階段を上ったわけだが、そこに至るまでの苦労などを本人の声で振り返りたい。以下のインタビューは、7月にシャルケへ渡る前に記録したものだ。<パート1、2、3>に続き、最終章の<パート4>をお届けしよう。

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──日本代表はどうすれば強くなりますか?

「答は持っていますが、ここでは言えません(笑)」

──戦術関連ではない?

「違います。あっ、この前、本田さんと珍しくサッカーの話をしました。その時にも『どうしたら強くなるか、なにが必要か』って訊かれたので素直に答えたら、『お前もそう思っているのか』って。考えていることが本田さんと一緒だったんですよ」

──本田選手とは、他にどんな会話を?

「監督やコーチのこととかですね。監督でなにより重要なのはカリスマ性。『行け!』って指示されたら、すかさず『はい!』って言えるような存在がベスト、それから戦術を落とし込むのはコーチの役割という認識も本田さんと同じでした」

──そうした話を過去に本田選手とした記憶は?

「ないですね。おそらく初めてです。自然とそういう会話になりました。でも、ちょっと恥ずかしい。基本的に、(代表活動で)サッカーの話を誰ともしないので」

──ここまでの声のトーンから判断するかぎり、ストレスはだいぶ減ったのでは?

「確かに減りましたね。2か月くらい前までは治る気がしなくて、怪我をして初めて苛立ちましたけどね。焦りみたいなものもあって」

──半年前は「焦りはない」と言っていましたが。

「実は、陰では『やべえ、治る気がしない』と思っていました。正直、光が見えませんでした。アスリートはお酒に逃げるわけにも行かないので、気持ち的に相当参っていましたね。でも、今は不思議と不安がないです。これまでちゃんと頭を使ってサッカーをやってきたし、そこまで動けなくてもやれる気がする。もとから動くほうではないので、ピッチでの感覚さえ掴めれば大丈夫かなと。良い話、してもいいですか?」

──もちろんです。

「最近ウォーミングアップの時に訊いているのが、洋楽の『ファイトソング』。歌詞の一部を和訳すると『私の闘いの歌、人生を取り戻す歌、私はもう大丈夫と証明する歌、誰も信じてくれなくたって構わない、だって私にはまだ闘う力が漲っているんだから』という感じで、『これ、俺にぴったりじゃん』って。勇気をもらえる歌に出合えたことは、ひとつの奇跡なんじゃないかと。はい、良い話でした(笑)」

「ここから、サッカー人生を取り戻します」


「“アンチ内田”がいてくれたほうが、やり甲斐がある」。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

──内田選手の復活を楽しみにしています。

「復活、したいです。光は少し見えてきましたから、あともう少し待ってほしい」

──来季に向けての抱負をお願いします。

「サッカーをちゃんとやって、『内田ってやっぱり凄い』というところを見せたい。復帰できないと思っている人たちには『内田のこと、なめてたわ』って言わせたいです。“アンチ内田”がいてくれたほうが、やり甲斐がある。

 応援してもらえる以上に叩かれたほうが活力になりますからね、僕の場合は。27~28歳という年齢の時に怪我で1年以上もプレーできなければ、『お前、終わりだな』と普通なら思われるけど、そういうのを覆したい」

──強い、ですね。

「ワールドカップとチャンピオンズ・リーグで無理をしたぶん、身体に大きな負荷がかかるのは十分に分かっていた。自ら怪我をしに行ったようなものですよ。でも、後悔はありません。ここから、サッカー人生を取り戻します。誰かのためではなく、自分のために」

(完)
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プロフィール
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176㌢・62㌔。函南SSS-函南中-清水東高-鹿島-シャルケ(GER)。ブンデスリーガ1部通算104試合・1得点。J1通算124試合・3得点。日本代表通算72試合・2得点。10・14年ワールドカップ出場。08・09年Jリーグベストイレブン。06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島でリーグ3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。15年6月に右膝の膝蓋腱を手術して戦線離脱中だが、チャンピオンズ・リーグの出場数はここまで日本人最多。早期の復帰が待たれる。

取材:白鳥和洋・広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)


シャルケの篤人を取材したサッカーダイジェストの白鳥氏と広島氏である。
7月の帰国時のインタビューであるが、当時の篤人の気持ちが強く伝わってくる。
我らとしては一刻も早く元気な篤人の姿を見たい。
しかしながら、焦りは禁物である。
気を長くして待ちたいところ。
また、現在、篤人はシャルケの全体練習に一部合流したとのこと。
いよいよ復帰が近づいておる。
熱く冷静な篤人の活躍を期待しておる。

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戦力が充実し、持ち前の攻守の素早い切り替えと鋭いアタックをよみがえらせようとする鹿島

FC東京にまたも離脱者。注目はサイドバックの人選
現在、2ndステージ11位のFC東京と、9位の鹿島の対戦。ともにステージ優勝の可能性はついえており、さらに残留争いにも巻き込まれていない。今節を含めリーグ戦は残り3試合。1stステージ王者の鹿島にとっては2ndステージ終了後に待っている明治安田チャンピオンシップのためにも良い流れを作りたい。一方のFC東京にとっては、今季唯一のタイトル獲得の可能性を残す天皇杯につなげるためにも連勝を飾りたい。

ホームのFC東京は、前節の広島戦で左サイドバックを務めていた徳永 悠平が負傷し離脱。今節の欠場も決定的だ。今季は米本 拓司やムリキと、2ndステージに入って相次いで主力の長期離脱に直面している中、この終盤戦に来てベテランDFも戦線を離れてしまった。

代替での起用として考えられるのが、右サイドバックの室屋 成を左サイドに移して、右サイドにはボランチが本職の橋本 拳人を配置する形。もう1つは、今季前半戦は左サイドバックのレギュラーとしてプレーした若手の小川 諒也を登用する形の計2パターンだ。今週の練習では両パターンとも試されている。橋本は「(ボランチでもサイドバックでも)どちらのポジションで出場しても問題ない。試合に出て勝利に貢献することが先決」と意欲的に語る。今季出場したAFCチャンピオンズリーグでもサイドバックで奮闘する試合もあった橋本。持ち前のユーティリティー性を生かし、チームのピンチを救う役割を担えるかに注目だ。

一方、最終ラインには日本代表の一員として2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の2試合(イラク代表戦、オーストラリア代表戦)を戦った森重 真人と丸山 祐市がチームに合流。順調に調整を進め、この試合での先発復帰が濃厚だ。

森重は鹿島の金崎 夢生を警戒。2人はかつて大分時代にチームメイトという間柄で、最近では日本代表でもともにプレーしている。「夢生は気持ちの強い選手。今はFWとして点を取ることしか考えていない。味方としては頼もしい選手だけど、相手にしたら嫌な選手」と率直に語った。

その金崎はリーグ戦中断期間中に行われた鹿島のタイ遠征で、2試合で3ゴールを挙げて復調をアピールした。さらに前節まではケガ人に泣かされてきたチームも、この約3週間で昌子 源、西 大伍、ブエノ、遠藤 康、中村 充孝の5選手が復帰。選手層も再び厚くなり、満を持して大事なシーズン最終盤を迎えようとしている。

さらに金崎同様、タイ遠征でキレのある動きを見せていたのがファブリシオ。左サイドのアタッカーとして好プレーを見せ、このFC東京戦では先発する可能性も出てきている。

戦力が充実し、持ち前の攻守の素早い切り替えと鋭いアタックをよみがえらせようとする鹿島。対するFC東京は「我慢強く守備ができるか」(森重)と、こちらもインテンシティーの高いプレーで対抗し、自滅することなく個人と組織が対応できるかが試合のカギを握る。

そしてFC東京の篠田 善之監督と鹿島の石井 正忠監督は、かつて1998年に福岡でともにプレーをした間柄でもある。何かと見どころの多い一戦。10月22日14時、味の素スタジアムでキックオフとなる。

[ 文:西川 結城 ]


「タイ遠征でキレのある動きを見せていたのがファブリシオ」と記すJリーグ公式の西川氏である。
東京番の記者にまでファブリシオの情報が伝わっておる。
もう秘密兵器ではない。
力強い右足のシュートと、素早い攻守の切り替えでチームに貢献してくれよう。
助っ人の躍動にて味の素スタジアムにて勝利を掴む。
楽しみである。

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大迫、ケルンと契約延長

今季好調の大迫がケルンと2020年まで契約延長!「居場所が見つかった気がする」
16/10/20 20:20


ケルンとの契約延長が発表されたFW大迫勇也

 ケルンは20日、FW大迫勇也との契約を2020年6月30日まで延長したことを発表した。

 2009年にJ1鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせた大迫は、2014年1月に1860ミュンヘンへ移籍。同年夏のブラジルW杯に出場すると、同6月には1部復帰が決まったケルンに3年契約で加入した。今季は開幕から好調を維持し、第7節終了時点で2ゴール2アシストの活躍。ケルンではここまでブンデスリーガ通算60試合に出場し、6得点を記録している。

 大迫はクラブ公式ツイッターを通して「現在チームとしても良いサッカーをしていますし、個人的にはチームでの居場所が見つかった気がします。そのため、契約更新をする運びとなりました。家族もこちらでの生活に慣れてきていますし、これからもここで頑張りたいと思います」と今後のさらなる飛躍を誓った。

 また、ペーター・シュテーガー監督も同ツイッター上で「勇也は多様な能力を持ち合わせた素晴らしい選手です。彼の技術、スピード、そしてダイナミックさはどれも我々の攻撃面にとって大事な要素です。シーズン序盤の数試合で彼がこのチームにとってどれほど貴重な選手であるか表してくれました」と大きな信頼を寄せている。


ケルンと契約延長した大迫である。
来夏にて契約が切れるということで去就に注目が集まっておったが、3年間の延長オファーに応えた格好となった。
今季はレギュラーポジションを得、攻撃の中心選手として活躍しておる。
その司法を手放すという愚行は犯さなかった様子。
独にて躍動し、我らを喜ばせ続けるのだ。
楽しみにしておる。

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源、そういう人のためにも試合に出て恩返ししたい

DF昌子 3戦ぶり復帰へ照準「コンディション的にもいい」
明治安田生命J1第2S第15節 鹿島―FC東京 (10月22日 味スタ)


腰痛で離脱していた昌子が3戦ぶり出場に22日のFC東京戦をっ照準に定めた
Photo By スポニチ


 腰痛で離脱していた鹿島のDF昌子が、22日のFC東京戦での3戦ぶり出場に照準を定めた。「コンディション的にもいい。痛みはない」。

 9月10日の柏戦後に腰に激痛が走った。無理をして翌週の磐田戦に先発したが、一時は走れないほどの状態に。塙フィジオセラピストらのリハビリの支えもあって18日に全体練習に合流した。「そういう人のためにも、試合に出て恩返ししたい」。

 FC東京には日本代表DF森重が在籍。「森重くんにも負けたくないというのはもちろんある」とセンターバック対決にも闘志を燃やした。
[ 2016年10月20日 05:30 ]


FC東京戦での復帰に照準を合わせた源である。
「コンディション的にもいい。痛みはない」と語る。
これは頼もしい。
そして、復帰に助力した多くの人々にも感謝を述べる。
このあたりに源の人間性が見える。
より応援したくなるもの。
また、FC東京には日本代表にてポジション争う森重がおる。
彼以上のパフォーマンスをこの試合で魅せ、鹿島を勝利に導くのだ。
楽しみにしておる。

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攻守のトレーニング実施

午前練習


練習前半は攻守のトレーニングを行い、後半は攻撃陣と守備陣に分かれてシュートや守備のトレーニングを行いました。


攻守のトレーニングを行うメンバーである。
白熱した練習の様子がよく伝わってくる。
切り替えを速くし、前からボールを奪うことが叶えば、勝利は近づく。
トレーニングで身体に染みつかせ、試合に挑むのだ。
久しぶりに公式戦のある週末。
幸せをかみしめたい。

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大迫の活躍でケルンはどこまで行けるのか?その冒険の行方が気になってならない

なぜ、大迫勇也は今シーズン「開花」したのか?本人に聞いた飛躍の理由/コラム

ドリブルを仕掛ける大迫勇也

2016/10/19 11:31:43

開幕7試合で2ゴール3アシストと既に昨シーズンを上回る成績を残している大迫勇也。この快進撃の理由を本人に聞いてみた。

第6節バイエルン戦で見せた大迫勇也のパフォーマンスは驚きだった。それは、71分にオフサイドで取り消されたとはいえ、絶妙なタイミングで裏に抜け出しゴールネットを揺らしたからではない。マッツ・フンメルス、ハビ・マルティネスという世界的なCBを背負っては何度もボールを収め、ケルンの攻撃を引き出していたからだ。

この日大迫がパスを受けた回数は29回なのに対し、第2節で対戦したシャルケのフンテラールが11回、第4節で対戦したヘルタ・ベルリンのイビシェビッチで18回。大迫は2トップで後者2人は1トップという違いはあるが、いかに大迫がボールを引き出していたかが分かる。欧州CLで5年連続ベスト4進出を果たしているバイエルンの守備陣を相手にここまでボールを収められるFWはブンデスリーガでもほとんどいないだろう。

ただ、この日本人ストライカーはバイエルン戦のパフォーマンスを淡々と振り返った。

「まあ、2トップでやれればやれる自信はありますからね。キープはできますけど、そこからもっと前に、相手に怖さを与えていかないと」

王者相手にボールを収めるだけでは満足しない。大迫が見据えているのはもっと先だった。

その自信も十分に頷けるほど今季の大迫は好調だ。ベンチスタートとなった開幕戦以降は2トップとして先発に定着しており、コンビを組むアントニー・モデストと並んでチームに欠かせない存在になっている。



第3節フライブルク戦で今季初アシストを記録すると、翌シャルケ戦ではエリア外から強烈なミドルシュートを突き刺して今季初得点をマーク。続くライプツィヒ戦では左足でニアハイを撃ち抜いて2試合連続ゴールを決めてみせた。さらに代表ウィーク明けの第7節インゴルシュタット戦ではスルーパス&PK獲得で2アシストをマークし、好調が一刻のものではないことを証明している。開幕7試合で2ゴール3アシスト。昨季25試合でマークした1ゴール1アシストという結果をすでに上回った。

■なぜ、大迫の良さが発揮されるようになったのか

専門誌『キッカー』は、大迫が結果を残し始めると「才能がついに開花」という見出しで報じた。昨季はほとんど結果を残せなかった選手がこれだけのパフォーマンスを見せているのだから地元メディアが驚くのももっともだ。一体、大迫に何が起きたのだろうか?確かに、現在の大迫には自信が満ち溢れているし、1つ1つのプレーからも好調さが容易に伺える。ただ、今季に入って大迫に大きな変化が起きたかというとそれも違う。むしろ、大迫の見せているプレーの本質は以前と変わっておらず、周囲が大迫の良さを引き出せるようになってきたように映るのだ。

代表ウィークもケルンに残って練習に励む大迫にそんな疑問をぶつけてみた。

「チームメイトとうまくコミュニケーションも取れてきているし、僕のことをホントに分かってきてくれているなっていうのはあります。まずボールを預けてくれるのはスゴく助かりますね。去年の最初とかはボールを預けてもらえず、ただ走ってボールが来なくて終わるみたいなのが多かったから。今年は簡単に預けてくれるからそこは大きいかな」



やはり、大迫も今季の好調はチームメイトからボールを預けてもらえるようになったことが大きいと感じているようだ。確かに、大迫は以前から相手のマークを外してボールを受けようとするプレーを常に繰り返していたし、実際にフリーになってボールさえ来れば…というシーンも多かった。ただ、なかなか味方からボールが出てこないため、結果に繋がらなかったのだ。問題はチームメイトからの信頼と理解の不足。大迫も以前からボールを要求してこなかったわけではない。むしろ、加入当初からチームメイトに要求する姿が印象的だった。

「やっぱりそこ(チームメイトから信頼してもらってボールを集めること)は難しいんじゃないですか?日本人にとっては。やっぱり(早く)結果を出せばよかったと思っているし、そういうもんじゃないですかね」

そんなときでも大迫は変わらずにボールを引き出す動きを続けてきた。だから、いざボールを預けてもらえるようになったいま、その力を発揮できているのも納得だ。

■バイエルン相手にも通用した大迫の「基本」

大迫が絶えず相手のマークを剥がしてボールを引き出せるのにも理由がある。バイエルン戦でも、いつもは鋭い読みで相手FWが触る前にボールをカットしてしまうフンメルスやハビ・マルティネスが、大迫にタイミングを外されてキープを許してしまった。それは大迫がFWとしての基本的な動きを常にやり続けているからだ。

「ドイツでは足元で受けるよりウラを最初に狙わないと怖さが出ないというか、迫力は出ないイメージはあるかな。まずウラを狙うことが一番。そこでウラを狙い続けたら足元が空いてくるから足元で受けられる。そこは得意だからできる。まずは勢いをもってウラを狙うことを考えていますね。基本的なことだけど、しっかりしているチームこそ基本的なことが一番効いてくるので」



一見すると単純に下がってボールを受けに行っているように見える大迫だが、実はその前のアクションで相手DFのウラを狙っている。背後を突かれれば大ピンチになりかねないDFの重心は後ろに掛かり、その瞬間に下がってボールを受けに行く大迫を捕まえることはできない。まずはウラ、ダメなら足元。FWなら誰もが知っているような基本的な動きを、トップレベルでも高い質でやり続けているからこそ大迫はバイエルンを相手にボールを引き出すことができているのだ。

このところはボールを受けたら積極的にシュートを打っている大迫だが、それは単に自信が出て思い切りが良くなってきたからではないという。

「やっぱり試合になったらまずシュートを打とうとは思っているんで。遠くてもいいし、近くてもいい。打つことでDFの寄せが変わってくるのは確かだから。打ち続けたら寄せてくるから、そしたらかわせる。僕の中ではシュートを打つことでいい好循環になる。それは鹿島の時から少なからず感覚的にあるので」

ボールを持ったらまずシュート、ダメならドリブルやパス。これも言ってしまえば当たり前のことだ。だが、トップレベルで当たり前のことを当たり前にやり続けるのは簡単ではない。それができているからこそ、いま大迫は結果を残せている。

■成長へと繋がった多様なポジションでの経験

思えば、大迫はいつもやるべきことを淡々とやり続けてきた。ドイツにやってきてから様々なポジションを任され、本職のCFはもちろん、トップ下、右MF、時にはインサイドハーフを務めることもあった。CFならポストプレーを、トップ下なら組み立てを、MFなら守備も献身的にこなしてきた。大迫自身が「他のポジションでプレーすることが自分の成長に繋がる」と語っていたように、様々なポジションを経たことも、今季の好調に繋がっているのだろうか?

「そうですね。ホントにいろんなポジションをすること…やっぱFWで出続けることが一番ですけど、やっぱりこっちには身体能力がスゴい選手も多いし、そういう選手を1トップに置くチームがほとんどっていうことは自分でも分かっています。そのなかで、2トップでやった時に常にこうやろうとイメージはしていました。それがチームとして上手くハマっているから、これからもっともっと積み重ねていきたいですね」

その器用さ故に、自分が最も力を発揮できるCF以外でも淡々とプレーしてきた。チーム状況や監督の要求に応えるため、得意なプレーでなくともそのポジションで必要なタスクを忠実にこなしてきた。チームのために自らを犠牲にするその姿に、点取り屋としての矜持は失くしてしまったかのように思えたこともあった。だが様々なポジションを経て、CFとして結果を残している今、やはり自分は点取り屋だという思いに至ったのだろうか?

「うーん、どうなんですかね。自分の気持ち的にもゴール前に入るのと入らないのとでは全然違うし、点を取るのと取らないのでは一番大きな違いがありますね。自分が点を取らなかったら、何のために試合に出てるのかって思ってしまう自分がいる。やっぱり点は取ってナンボだからね」

点は取ってナンボだからね――言葉は濁しながらも、自分に言い聞かせるように口にしたこの言葉は生粋の点取り屋からしか出てこないものだった。

大迫・モデストの活躍もあり、今季のケルンは好調だ。第7節を終えた時点で、首位バイエルンと勝ち点差2の2位。この2トップがこのままゴールを量産し続ければ、チャンピオンズリーグも夢ではない。大迫の活躍でケルンはどこまで行けるのか?その冒険の行方が気になってならない。

文=山口 裕平


大迫を取材したGOAL.comの山口氏である。
大迫のコメントから読み取ると、大迫自身は昨季より何も変わっておらず、チームメイトが大迫の取説を読み取った様子。
これが海外移籍のリスクと言って良かろう。
極東からやってきた日本人を理解する為に努力してくれる者は少ない。
ここで、自身の能力をどう理解させるかが大きな壁と言えよう。
大迫は、多くの時間を割いて、やっとこの壁を乗り越えたところ。
今後、更なる活躍が見込まれる。
良い報が届くのを楽しみにしておる。

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深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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