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今まさに、永木はフットボーラーとして大きな一歩を踏み出そうとしている

【日本代表】絶好のチャンス到来。初招集・永木亮太はどんな“答え”を出すのか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年10月02日

代表での経験が、鹿島でのレギュラー定着につながる。


大宮戦では悔しい想いをしたが、代表での活動に向けては「切り替えて、良い経験をして」とポジティブに語った。写真:徳原隆元

 沈みがちな表情も、当然だろう。代表活動を翌日に控えた大宮戦で、鹿島は1-3と完敗。ボランチで先発した永木のパフォーマンスもさえなかった。

 終了間際には、好位置でFKを得る。狙いすましたシュートは、しかしポストの脇をかすめた。前半にも際どいミドルを放ったが、これも決め切れなかった。

 報道陣から「すっきり勝って、代表に行きたかっただろうけど、なかなか思うようにいかなかったですね」と問われると、静かに言葉を紡いだ。

「そうですね。まあ、代表のことはまったく考えずに、今日の一戦には臨んでいました。鹿島としても絶対に負けられない試合でしたし、本当に悔しい」

 ロシア・ワールドカップへの出場権を賭けたアジア最終予選の10月シリーズで、永木は日本代表に初招集された。しばらくはチームを離れることになるが、「怪我人が多いなかで、(鹿島での)試合に出ている状況。まだレギュラーに定着していると思っていませんし、そのなかで代表に選ばれましたけど、このチームでしっかり自分のポジションを確立しなければいけない」と危機感を口にする。

 それでも、「代表は代表で、選ばれたのはすごく嬉しい」のは事実。「切り替えて、良い経験をして、また鹿島に帰ってきて、ポジションを確立したい」と前を向いた。

 たしかに本人が言うように、今季から所属する常勝軍団・鹿島で定位置を完全に獲得したわけではない。ただ、どんな状況であれ出場機会を増やしており、次は代表の舞台で自らの力を試そうとしている。

 今まさに、永木はフットボーラーとして大きな一歩を踏み出そうとしている。プロのキャリアにおいてそうあることではない。このチャンスをものにできるか。多くを吸収して、さらなるステップアップにつなげることができるか。

 答えを出すのは、他でもない永木自身だ。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


永木について記すサッカーダイジェストの広島氏である。
昨日の敗戦に筆が湿っておることが強く伝わってくる。
あのミドルが決まっておれば、あのFKが枠を捉えればと悔やんでも仕方のないところ。
気持ちを切り替え、日本代表にて躍動して欲しいところ。
出場機会を期待しておる。

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ブエノ、タイには行けません

[鹿島]ブエノが負傷。CB陣に離脱者続出でタイ遠征へ


 1日に行われた大宮戦のメンバーに、前日まで主力組に入っていたブエノの名前がなかった。もともと右の大腿部裏を痛めていたらしく、前日練習で動きを試したが試合出場は難しいと判断したようだ。3日からチームはタイに移動し、トレーニングキャンプと2試合の親善試合を行う予定だが、ブエノは「タイには行けません」ということだった。
 現在、CBのポジションでは昌子源が腰を痛めており、植田直通がW杯最終予選に招集、さらに町田浩樹もU19日本代表としてチームを離れる。そこにブエノが負傷離脱することになり、チームに残ったのはファン・ソッコ一人になってしまった。
 練習の中ではボランチを本職とする三竿健斗や大橋尚志が最終ラインに入ることもあるため、CBをできる人が誰もいないという最悪の事態を避けることはできるが、親善試合をかなり厳しい状況で戦わなければならないようだ。

(鹿島担当 田中滋)


ブエノ欠場は大腿部裏の負傷とのこと。
軽いものではなく、タイのキャンプには帯同しないとのこと。
源も帯同せず、日本代表・U-19日本代表にて植田と町田もチームからは離脱する。
親善マッチには、三竿か大橋がCBにて出場する見込み。
これはこれで、楽しみと言えよう。
また、この中断期間にてブエノや源、そしてヤスやアツが戻ってくることを望む。

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日本サッカーに「プロ意識」を根付かせたのはこの人だった!

日本サッカーに「プロ意識」を根付かせたのはこの人だった!
「献身、誠実、尊重」というスピリット

スポーツコミュニケーションズ,大野俊三

日本サッカー協会創立記念日の9月10日、第13回日本サッカー協会殿堂掲額式典が行われました。

今年から設けられた団体部門では1936年ベルリン五輪代表チームが殿堂入り。個人部門ではジーコが選ばれました。

彼は日本サッカーのプロ化という大きなプロジェクトに多大な貢献をしてくれた存在です。考えてみれば、表彰されるのは当たり前かもしれません(笑)。日本サッカー協会がジーコへの敬意を形として表してくれたことは、僕としても嬉しいです。

ジーコはアマチュアでしかなかった日本サッカーにプロ意識を根付かせてくれました。

それまで日本はワールドカップの出場すらありませんでしたが、ジーコが植え付けたプロ意識が花を咲かせ、現在はワールドカップに連続出場できるくらいになったんです。この礎はジーコが築き上げたと言っても過言ではないと思います。

ジーコがJリーグの前身である日本サッカーリーグ(JSL)2部だった住友金属工業蹴球団に加入したのは91年のことです。彼はソフト面、ハード面ともにチームを変えるために奮闘してくれました。

対面パスからやり直し

まずはソフト面。彼が最初に手をつけたのは選手のサッカーに対する考え方、サッカーセオリーの落とし込み、そして基本技術の見直しです。僕ら住金の選手たちは対面のインサイドパスからやり直しをさせられました。

止める、蹴る、止める、蹴る――。この基本的な反復練習に毎回1時間から1時間半は費やしました。僕たちも小中高、JSLとサッカーを経験してきています。止める、蹴るはできていたつもりでした。

しかし、ジーコが僕たちのプレーを見た時に「小学生以下のサッカーをしている」と思ったらしいのです。

大人としてここまでサッカーをやってきて、“なぜ小学生以下と言われてしまうのかなぁ”とも思いました。

ですが、ジーコが練習の中で見せてくれるボールコントロールやキックの精度を間近で見たらもう、次元が違いましたね(笑)。

僕はDFだからジーコとマッチアップをすることもありました。“このタイミングならボールを奪える”と思っても、全然ボールを奪えず簡単にかわされてしまう。

ジーコは自分の意志で正確にボールをコントロールします。“基本技術が大事だ”と説いてくれたことで、自らのサッカースキルを見つめ直す機会を彼は与えてくれました。

コンディション面でもジーコは住金の選手たちにプロとしての在り方を示してくれました。

「サッカーの試合で良いパフォーマンスを発揮するために良い食事をしよう、良い休息をとろう」

判断基準はすべて“サッカーをするうえでどちらが正しいのか”でした。

「今、夜遊びに出かけていいのか? それは試合前にすることじゃない。試合が終わったら仲間で少しお酒でも飲みながらサッカー談義でもしよう。今は、試合に向けてきちんとマッサージを受けてベッドで休もう」

すべてがサッカー中心の生活に変わりました。

Jリーグが誕生し、住金は鹿島アントラーズに変わりました。ジーコにプロ意識を植え付けられて基本技術を磨いた僕たちは、Jリーグ開幕前にカシマサッカースタジアムのこけら落としとなるフルミネンセ戦で見事に勝利を収めることができました。

この試合に勝ったことで、鹿島の戦い方が確立された瞬間のように感じています。きっとジーコは住金に加入した時から、選手と練習を積み重ねながら、僕らに目線を合わせて指導してくれていたんだと思います。


〔PHOTO〕gettyimages

フロントにもプロ意識を

ジーコはハード面の改革にも着手しました。まずは練習着です。JSL時代、チームとしての練習着なんて存在しませんでした(笑)。選手たちは勝手気ままに好きなものを着ていました。当然、メーカーもバラバラ。

この光景を見たジーコは「こんなことで、チームが1つになれるのか……」と思ったみたいです。ジーコは、選手には選手の、スタッフにはスタッフの練習着を用意させました。

クラブのサッカー環境についてもジーコは言及していました。

「このピッチは選手がサッカーをできる環境なのか? 練習後、選手に風邪をひかせないためにはシャワールームが必要だ。すぐに治療ができるメディカル面を整えないと。フィジカルトレーニングを行う施設もないとダメだ。選手が100%サッカーに集中するために、ホペイロや用具係も必要。選手がサッカーをする環境を整えるのがフロントだ。そうやってチームに貢献すべきなんだ」と、ずっと言ってくれました。

住金時代は本社の一角に小さな事務所があって、練習場は離れたところにありました。ジーコがサッカー環境を整えてくれたようなものです。

今でこそ当たり前のことかもしれません。しかし、サッカー環境が整備されていなかった当時、きっとフロントの方々はジーコに対して「これもやってしまったら、お金が掛かってしまう」と、良く思っていなかったかもしれません(笑)。

それでもジーコは「やらないとダメなんだ」と言い続けてくれた。その結果、鹿島は素晴らしいスタジアムと設備が整ったクラブハウスを所有することができたのです。

鹿島にはジーコスピリットと呼ばれる「献身、誠実、尊重」という言葉があります。ジーコはいつも手を抜かず、真摯に僕たちに“プロとは”ということを教えてくれた。今も鹿島のユニホームには、この言葉が印字されています。

僕はOBとして鹿島の後輩たちがジーコスピリットを受け継いでくれていることを、非常に嬉しく思います。


ジーコについて記す大野俊三である。
ジーコがいかに鹿島にてチーム作っていったか、クラブをプロ化していったかが綴られる。
大野ならでは、中からチームを見てたからこそ伝えられる生の声と言えよう。
ジーコ、彼は本当に偉大な人である。
そのおかげで、鹿島という小さな町にJリーグを代表するクラブが産まれた。
本当に尊敬する。
その精神を受け継ぎ、鹿島を更に発展させていこうではないか。

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カシマスタジアム、ホーム・アウェイ入れ替え

鹿島、ホームとアウェーのサポーター席入れ替えへ…大型映像装置新設のため
 J1鹿島は1日、来季からホームとアウェーのサポーター席とベンチを入れ替えると発表した。大型映像装置の新設により、来場者の利便性と安全性の向上を図るため。


サポーターズシートのホームとアウェイを入れ替えるカシマスタジアムである。
古くからのサポーターからすれば、2階席を増設する以前に戻したということとなる。
新設される大型ビジョンを観、更に大きな声援を送ろうではないか。
楽しみである。

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大宮戦コメント・報道

2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第14節


鹿島アントラーズ:石井 正忠
創設25周年記念試合ということで、勝ちたい、勝たなくてはいけない試合だった。負けてしまい、非常に悔しく思う。雨のなか多くの方が応援に来てくれた。また、鹿嶋市の小学校、中学校が全校応援ということで、子どもたちのためにも、勝つ試合を見せたかった。それもできず、悔しい気持ちでいっぱいだ。試合は、最初の失点が非常に痛かった。大宮は堅い守備からのカウンターという形があって、先取点を取られると非常に厳しい戦いになる。失点を抑え、得点を挙げることを考えていたが、相手の高い位置からのプレッシャーにボールをうまくつなげることができずに、失点してしまった。2点目も決められてしまい、非常に苦しい展開になってしまった。後半は相手のディフェンスラインが下がったことで、相手陣内でボールを保持することができたが、チャンスを得点につなげることができなかった。そこが、一番の敗因だ。



【永木 亮太】
前半が良くなかった。向こうのプレッシャーもはやく、ボールが収まらなかった。イージーなミスも続き。ペースをつかめなかった。(2点目は)FKの位置も悪かったが、その前のプレーも良くなかった。悪い状態でも無失点で抑えないといけなかった。後半、ビルドアップの仕方を変えて良くなったが、簡単に3点目を決められて取り戻すのが難しくなった。反撃するのが遅かった。

【山本 脩斗】
1点目はアンラッキーな形で、2点目はFKで決められ、大宮のやりたいようなサッカーをさせてしまった。シュートまで行く事は出来たが、決め切れなかった。自分も何度かシュートしたが、精度が悪かった。前がかりになった時のリスク管理が必用。1点目も、もうちょっと寄せられたし、3点目も詰められた。タイでいい準備をして、残りの3試合を勝って終わりたい。

【赤﨑 秀平】
後半にやっていたことを前半からやりたかったと監督が話していたけど、家長選手にも強くプレッシャーにいけなかったり、相手のペースになったところがあった。2日後からタイ遠征になるので、いいトレーニングをして、リーグ戦の残り3試合を頑張りたい。

【伊東 幸敏】
結果がすべてなので、正直何も言えない。ただただ、悔しい。今日が終わると次の試合まで期間が空くので、必ず勝ちたいと思っていたし、結果を出すことしか考えていなかった。今は振り返ることができない。落ち着いてから考えたい。とりあえず勝ちたかった。それだけです。

【土居 聖真】
やる前にやられた。FKの失点も相手がうまかった。最初の失点は時間と取られ方が良くなかった。1点目がすべてだったと思う。後半は流れのなかで多くのチャンスを作れていた。後半みたいなアグレッシブな攻撃を1試合通してやらないといけない。そこが課題。たくさんの小学生が見ている試合で、アントラーズ創設25周年記念にも華を添えられなかった。不甲斐ない試合で申し訳ない。


J1 2nd 第14節 大宮戦



本日行われたJ1 2nd 第14節 大宮アルディージャ戦は1-3で負けを喫しました。

2ndステージ 第14節
2016年10月1日(土)14:00KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
まずは、今日(クラブ)創設25周年記念試合ということで、本当に勝ちたい、勝たなければいけない試合だったと思うんですけど、そこでこういう負け方をしてしまって本当に悔しく思います。今日もこの雨の中、多くのファンの方が来てくれましたし、今日は初めてだったと思うんですけど、鹿嶋市の小学校も中学校も全校応援という形で企画してくれたので、そういう子どもたちのためにも勝利を、勝つ試合を見せたかったんですけど、そこもできなくて悔しい思いでいっぱいです。

試合自体を振り返ると、やはり前半の最初の失点が痛かったなと思います。大宮さんは非常に堅い守備からのカウンターという形があって、先取点を取られてしまうと厳しい戦いになると思っていたので、どうにか失点を抑える形からうちが先制点を取ることを望んでいたんですけど、前半は(大宮の)高い位置からのプレッシャーにうまくボールをつなげることができなくて、そのうちに失点してしまい、2点目もFKの形ですけども直接入れられてしまって、非常に苦しい展開になりました。

後半は、相手に2点が入ったことでディフェンスラインが下がったので、比較的私たちがボールを支配して、相手陣内でボールを保持することができて、クロスからのチャンスも何回も作りましたけども、それが得点につながらなかったということが一番の敗因だと思っています。

2ndステージ 第14節
2016年10月1日(土)14:00KO カシマ

[ 永木 亮太 ]
前半は良くなかった。向こうのプレスが速くてボールが収まらず、イージーなミスもあってペースをつかめなかった。セットプレーで失点したところは、ファウルを取られた位置も良くなかったし、その前のプレーも良くなかった。悪いなりにも(失点)ゼロで抑えないといけなかった。後半は少しビルドアップの仕方を変えてスムーズになったけれど、カウンターから簡単に3点目を取られてしまった。あそこはチームの戻りを早くしないといけなかった。それが反省です。

--ビルドアップはどう変えたのか?
前半の終わりからボランチの1枚がセンターバックの脇に下りる形にしたらうまくいっていて、それを後半もやろうということだった。攻撃は良くなったけど、失点が本当にいらなかった。

--惜しいシュートがあったが?
あれは相手に当たっていた。もうちょっと低く打てば何かが起きたかもしれない。

--勝って気持ちよく日本代表に行きたかったのでは?
今日は代表のことは考えず、鹿島としても絶対に負けられない試合だと思っていたので、負けたのは悔しい。

このチームで、今はケガ人が多い状況なのでこうやって試合に出ている。まだまだ自分はレギュラーに定着していると思っていないですし、今回たまたま代表に選ばれましたけど、まだまだこのチームで自分のポジションを確立しないといけないと思っている。代表は代表で、選ばれたことはすごくうれしいので、気持ちを切り替えて良い経験をして鹿島に帰ってきて、自分のポジションをしっかり確立したいと思います。

[ 伊東 幸敏 ]
正直、今は何も言えないというか、ただただ悔しいです。今日の試合が終わると数週間空いてしまうし、必ず勝って終わりたいという気持ちはかなり強かったので、結果だけしか見えないというか、今はただただ悔しいという気持ちだけです。

--ディフェンスラインの顔触れが変わった影響は?
それはないです。今はどういう内容だったとか、あまり考えたくない。もう少し気持ちが落ち着いてから考えたいです。とりあえず勝ちたかった。それだけです。

3発快勝の大宮。クラブ目標を超える年間勝点50に到達
時折、風に小雨が運ばれてくる天気の中で先制したのは大宮だった。13分、右サイドから家長 昭博がゴール前にふわりと落としたボールは江坂 任に通ったが、飛び出してきた曽ヶ端 準の動きとファン ソッコのカバーリングに阻止されてしまう。しかし、その後の流れから大山 啓輔がミドルシュート。それがゴール前にいた奥井 諒に渡り、うまくボールを止めた奥井が反転してシュートを放つと、鹿島ゴールに吸い込まれた。

クラブ創設25周年の記念日を是が非でも勝利で飾りたい鹿島も反撃に出る。19分には、柴崎 岳のクロスを胸トラップした赤﨑 秀平が相手DFを外してシュートを放ったものの、塩田 仁史の正面に。その後も、ボールは鹿島が握っていたが、決定的なチャンスを作り出すことができない。リーグ戦7試合負けなしの大宮は、先制点を奪ったことで落ち着いて試合を進めていく。すると、39分に得意の速い展開から泉澤 仁がゴール正面でファウルを受けFKを奪う。これを横谷 繁が直接沈め、前半のうちにリードを2点に広げた。

勝利が欲しい鹿島は、後半の頭から赤﨑に代えて鈴木 優磨を投入する。パスミスが多かったことを受けて、石井 正忠監督も「難しいことをせず、コンビネーションで相手を崩していこう」と選手たちを送り出す。

さっそく右サイドからチャンスメイク。開始早々、伊東 幸敏のクロスに金崎 夢生が飛び込む形で大宮のゴールを脅かす。その後も、右サイドからのボールに金崎や鈴木が勢いよくゴール前に入っていく形でチャンスを作るが、塩田の落ち着いた対応もありゴールを割ることができない。

チャンスをものにできないと流れが変わってしまうのはサッカーの常。59分、大宮は、横谷がミドルシュートをたたき込み、さらに鹿島を突き放すことに成功する。

61分、鹿島はようやく右サイドからの攻撃が実り、伊東のクロスが相手のオウンゴールを誘い1点を返したものの、その後も決定機をものにすることができず、創設25周年記念試合を1-3で落とした。

石井監督は勝たなければいけない試合で負けてしまったことを踏まえ、「こういう負け方をしてしまって本当に悔しく思います」と振り返った。

これでリーグ戦8試合負けなしとなった大宮の渋谷 洋樹監督は、クラブ目標の年間勝点48を超える勝点50に到達したことを受けて、「大宮に残っている選手を含めて、勝利を達成できてうれしく思う」とコメントした。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 大宮】ホームで完敗…
2016年10月1日(土)



3点差をつけられた鹿島は、オーバーラップした伊東幸敏のクロスがオウンゴールを誘い、1点を返した。しかし試合はこのまま終了し、ホームでは8月6日の仙台戦以来の敗戦を喫した。

鹿島は創設25周年の記念日に屈辱…大宮がMF横谷のGK泣かせの2発などで3-1快勝
16/10/1 15:56

[10.1 J1第2ステージ第14節 鹿島1-3大宮 カシマ]

 大宮アルディージャが敵地で鹿島アントラーズを3-1で圧倒し、8試合負けなし(5勝3分)とした。敗れた鹿島は連勝が2で止まり、3試合ぶりの黒星となった。

 試合当日にクラブ創設25周年の記念日を迎えた鹿島。それとともにホームタウンデイズ「鹿嶋の日」も開催し、鹿嶋市内の全小中学校の児童・生徒を招待して全校応援が実施され、大きなバックアップを受けて臨んだ。

 鹿島は大宮の攻撃を封じつつ素早いカウンターやセットプレーでゴールに迫っていたが、不運な形で先制を許してしまった。前半13分、右クロスに飛び込んだMF江坂任がPA内中央でGK曽ヶ端準と激しく交錯して転倒する。

 江坂は起き上がれなくなっていたが、大宮は拾ったボールをつないで攻撃を続行。PA手前中央のMF大山啓輔がFWドラガン・ムルジャの落としに反応して左足を振り抜くと、シュート性のボールがPA内やや右のDF奥井諒につながる。

 鹿島はPA内で倒れ込む江坂に気を取られて集中力を欠いたのか、奥井へのマークが甘くなっており、奥井は素早い反転からゴール左に突き刺さる強烈な右足シュートで先制点を奪った。

 さらに大宮は前半39分、MF泉澤仁がMF小笠原満男に倒され、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。小笠原は両手を広げて抗議したが、もちろん判定は覆らず。このファウルで小笠原にはイエローカードが提示された。

 追加点のチャンスで、セットされたボールの前に立ったのはMF横谷繁。前半41分、横谷が力みのない右足のスイングでボールをとらえると、壁を越えたボールがゴール左隅へ。GK曽ヶ端もお手上げの完璧な直接FKでリードを2点に広げ、ハーフタイムを迎えた。

 鹿島は後半開始からFW赤崎秀平に代えてMF鈴木優磨を投入。FW金崎夢生、鈴木が積極的にゴール前に飛び出し、攻撃のペースを握った。

 しかし、次の1点を奪ったのも大宮だった。後半14分、PA内のFW家長昭博のバックパスに、前半の直接FKと似たような位置で横谷が反応。コンパクトな右足の振りから、目の覚めるようなシュートがゴール右に決まる。GK曽ヶ端は一歩も動けず、鹿島サポーターの大声援も一瞬沈黙に変わった。

 それでも鹿島は直後の後半16分に1点を返す。小笠原からの浮き球のスルーパスにDF伊東幸敏が走り込み、PA内右からクロス。ゴール前に金崎が勢いよく飛び込むと、複数のDFともつれながらもボールがラインを割り、記録はオウンゴールとなった。

 息を吹き返した鹿島がさらに攻勢を仕掛け、逃げ切りたい大宮も負けじとタイトな守備で応戦。より球際の激しさが増し、ファウルが飛び交う展開となった。

 後半34分には横谷が右サイドのゴールライン際から右足で折り返し、PA内中央の家長が右足で華麗なジャンピングボレー。しかし、GK曽ヶ端にセーブされ、追加点には至らず。鹿島も後半アディショナルタイム、日本代表に初選出されたMF永木亮太がPA手前左のFKから直接狙うも、わずかにゴール右外へ。そのままスコアは動くことなく、大宮が3-1で逃げ切った。

【J1採点&寸評】鹿島 1-3 大宮|2ゴールの横谷が文句なしのMOM。鹿島は攻撃陣が軒並みふるわなかった
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年10月01日


鹿島――代表初選出の永木は、及第点以下の内容。


【警告】鹿島=小笠原(39分)、ファブリシオ(67分) 大宮=大屋(63分)、マテウス(69分)、大山(73分)、山越(80分)、渡部(90+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】横谷 繁(大宮)


[J1第2ステージ14節]鹿島 1-3 大宮/10月1日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
 クラブ創設25周年の記念日だったが、良いところなく敗れ去った。大宮の組織的な守備に手を焼き、思うようにゲームをコントロールできず。守備ではエリア内の厳しさが足りず、簡単にゴールを許した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5
奥井のシュートには懸命のセービングも届かず。横谷のFKとミドルシュートには、一歩も動けなかった。

DF
24 伊東幸敏 6
タイミングの良い攻め上がりで前線の選手をサポート。とりわけ攻撃の強度を強めた後半は、際立つ働きぶりだった。

14 ファン・ソッコ 5.5
的確なカバーリングなど、大きなミスはなかった。ただ、ビルドアップでもう少し、貢献してほしかったか。

23 植田直通 6
ムルジャに競り勝つ空中戦の強さはさすが。左右両足から放たれる距離のあるフィードは正確で、攻撃を後押しした。

16 山本脩斗 5
寄せが甘く、球際の厳しさも足りず奥井に振り向かれてゴールを許す。序盤にはCKからヘディングシュートも決められなかった。

MF
40 小笠原満男 5(62分OUT)
泉澤へのファウルでイエローカード。その反則で与えたFKを決められてしまった。中盤で精力的にさばいたが、3失点目の直後に交代を命じられる。

6 永木亮太 5.5
26分には際どいミドルを狙うも決め切れず。ロスタイムにはゴール前でFKのチャンスを得たが、枠を捉え切れなかった。

10 柴崎 岳 5.5
サイドに追い込まれても、ピンポイントで通すパスの精度はさすがだったが、得点には結びつかず。ファブリシオ投入後は、ボランチでプレー。

8 土居聖真 5(86分OUT)
要所でプレーに絡みながら変化をつけようとしたが、決定的な仕事はできなかった。FWに移行後は組み立てにも参加した。

鹿島――途中出場のアタッカー陣も不発に…。

FW
18 赤﨑秀平 5(HT OUT)
18分には柴崎のクロスから狙うも、これはGKの正面。29分のドリブルシュートは枠を大きく外すなど、決定力を欠いて前半のみで交代。

33 金崎夢生 5.5
敵陣サイドの深い位置に侵入し、起点を作ったが奏功せず。クロスに飛び込み、相手のオウンゴールを誘うも自身のゴールはなし。

交代出場
MF
34 鈴木優磨 5.5(HT IN)
後半のスタートから左MFに入り、途中から右サイドに。54分、84分のシュートチャンスなど、脅威を与えたが結果を残せなかった。

MF
11 ファブリシオ 5(62分IN)
カットインから好機を作ろうと奮闘。逆サイドへの展開も試みたが、あと一歩が足りなかった。終盤はFWでプレー。

MF
32 杉本太郎 -(86分IN)
投入された直後、ドリブル突破を仕掛ける。しかし、奥井の粘り強いディフェンスに阻止された。

監督
石井正忠 5
次々と攻撃的なカードを切り、前線の配置も変え、押し込む時間帯を作ったが、大宮の堅牢な守備を崩せなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

大宮――オウンゴールで1失点も守備陣は全員が「6」以上の評価。

【チーム採点・寸評】
大宮 7
 オウンゴールで1失点も、それ以外では危なげなく鹿島の攻撃をシャットアウト。前線からの連動した守備が機能し、左右に振られても遅れずに対応した。奪った後はスムーズにボールを回しながら相手ゴールに迫り、チャンスを確実にモノにして3ゴールを奪取した。

【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 6.5
試合を通じて、身体を張ったセービングが光る。87分の決定的なピンチも、果敢に前に出てストップした。

DF
19 奥井 諒 6.5
鮮やかなターンから勢いをもたらす先制点をゲット。守備では最後まで集中を切らさず、同サイドの土居や山本を抑え込んだ。

4 山越康平 6
戻りながらのクロス対応で、痛恨のオウンゴール。それでも、鋭い出足でのボール奪取や、サイドに流れてくる相手のケアは万全だった。

2 菊地光将 6.5
幅広く動き回りながら、局面の勝負で強さを発揮し、金崎や赤﨑に前を向かせず。最終ラインの軸として存在感を放った。

20 大屋 翼 6(86分OUT)
簡単にクロスを上げさせないなど、サイドに追い込んでからの守備に問題はなし。柴崎への素早いアプローチも評価したい。

MF
15 大山啓輔 6(77分OUT)
常にアンテナを張り巡らせながら、ルーズボールを回収。横谷との役割分担も明確で、中盤の守備に落ち着きをもたらした。

MAN OF THE MATCH
17 横谷 繁 7
ペナルティアーク付近からの直接FKで追加点を挙げ、後半には家長の落としからダメ押しとなる3点目をゲット。ゴールに加え、配給力、先手を取る守備、機を見た攻撃参加など、ボランチとしてのパフォーマンスも質が高かった。

7 江坂 任 5.5
高い位置からのプレスは手を抜かず。ただ、攻撃面では今ひとつの内容で、序盤のヘディングシュートもGKに止められた。

39 泉澤 仁 5.5(65分OUT)
巧みな身体の使い方でファウルを誘い、ゴールにつながるFKをゲット。もっとも、それ以外ではこれといった見せ場がなかった。

大宮――守備で貢献したムルジャだが攻撃面では物足りず。

FW
8 ドラガン・ムルジャ 5.5
プレスバックして金崎からボールを奪った27分のシーンはチームを助けた。ただ、高さでは植田に勝てないなど、本職では怖さが足りなかった印象だ。

41 家長昭博 6
高いキープ力や気の利いたポジショニングでパスを引き出しては、絶妙なアクセントをもたらす。78分のボレーシュートは決めたかった。

交代出場
MF
16 マテウス 6(65分IN)
テクニカルな左足と独特のテンポを駆使して相手をいなし、右サイドの攻撃を活性化。ファブリシオとの1対1は見応えがあった。

MF
23 金澤 慎 -(77分IN)
ボランチに入り、攻守両面でのタスクをソツなくこなす。横谷との距離感も良く、防波堤となった。

DF
13 渡部大輔 -(86分IN)
限られた時間の中、オーバーラップを繰り出したが柴崎に止められた。守備面では隙を見せずに、クローザー役を全うした。

監督
渋谷洋樹 6.5
安定した守備で相手のリズムを狂わせ、素早く攻守を切り替えて効率良くゴールを陥れる。プラン通りの展開で勝点3を奪った。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島、創設25周年勝利飾れず 永木「悔しい」
[2016年10月2日7時49分 紙面から]

<明治安田生命J1:鹿島1-3大宮>◇第2ステージ第14節◇1日◇カシマ

 鹿島はクラブ創設25周年の節目を飾れなかった。記念試合として茨城・鹿嶋市内の公立小中学校の生徒約4000人を招待したが、出足の鋭い相手に押されて完敗。DF伊東の右クロスが誘発したオウンゴール1発にとどまった。

 W杯最終予選の日本代表に初選出されたMF永木は前半28分に惜しいミドルシュートを放っただけで「代表のことは考えなかったけど。悔しい」と自らを祝えなかった。

鹿島・永木弾ならず クラブ創設記念日に痛恨黒星
明治安田生命J1第2S第14節 鹿島1―3大宮 (10月1日 カシマ)


<鹿島・大宮>大宮に敗れ、ブーイングを浴びながらピッチを後にする永木(中央)ら鹿島イレブン
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 鹿島は、クラブ創設25周年の記念日を勝利で飾れなかった。前半13分に先制を許すと、その後もゴールを奪われ3失点。0―3の後半16分にオウンゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。

 日本代表に初招集されたMF永木はフル出場。前半27分に左足で、同ロスタイムには得意のFKで惜しいシュートを放った。だが無得点に終わり、「代表で良い経験をして鹿島に戻って自分のポジションをしっかり確立したい」と話した。
[ 2016年10月2日 05:30 ]>


「相手陣内でボールを保持することができたが、チャンスを得点につなげることができなかった。そこが、一番の敗因」と言い切る石井監督である。
サッカーがチャンスの数を競う球技であれば、勝敗は異なっておった。
しかしながら、数多の決定機を作りながらも、決めきれずにゴールにつながらぬ。
そして、不運な失点に泣く。
これがこの球技の悲哀を含んだ妙と言えよう。
素直に受け入れ、決定力を上げるべく練習に練習を重ねようではないか。
期待しておる。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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