組織的な守備の再構築と、最終ラインからの攻撃の組み立てを確認
鹿島、守備を再構築 1日 J1大宮戦
昌子と植田、CBが鍵

ミニゲームで調整する昌子(中央)=クラブハウスグラウンド
明治安田J1は1日、日本代表戦による中断が明け、2週間ぶりに再開する。第5節第1日は各地で8試合を行い、鹿島はさいたま市のNACK5スタジアム大宮で大宮と対戦する。キックオフは午後7時。鹿島は最下位に低迷する大宮から確実に勝ち点3を上積みし、首位を追走したい。通算成績は3勝1敗、勝ち点9で3位。
鹿島は開幕戦を落としたが、その後は3連勝と持ち直した。しかし、石井監督は2、3月の試合を「前半の内容が悪く、後半に立て直すことが多い」と総括。中断期間中は組織的な守備の再構築と、最終ラインからの攻撃の組み立てを確認しリーグ再開に備えた。
指揮官の意図を実践するためには、日本代表の昌子と植田、両センターバックの働きが鍵を握る。代表戦は出番なしに終わった昌子は「鹿島で結果を出し、実力で代表のポジションを奪えるようにしたい」と、さらなる成長を誓った。
大宮は堅守からのカウンター攻撃が持ち味。鹿島は攻め急がず、テンポのいいパスで揺さぶり、好機をつくりたい。エースの金崎が右足首痛で欠場するため、公式戦3試合連続ゴール中の鈴木にかかる期待は大きい。3月25日の練習試合、同30日の紅白戦でも得点を決め、好調を維持している20歳は「難しい試合になるが、全員で勝つ」と意気込んだ。 (藤崎徹)

リーグ戦序盤を総括した石井監督である。
「前半の内容が悪く、後半に立て直すことが多い」とのこと。
試合の入り方や前半は攻めあぐねるゲームが多かったように感じる。
そこをこの中断期間にどれだけ修正できたかが、今日の大宮戦では確認されよう。
試合開始からアグレッシブに攻め、ゴールを狙うのだ。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみな一戦である。

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昌子と植田、CBが鍵

ミニゲームで調整する昌子(中央)=クラブハウスグラウンド
明治安田J1は1日、日本代表戦による中断が明け、2週間ぶりに再開する。第5節第1日は各地で8試合を行い、鹿島はさいたま市のNACK5スタジアム大宮で大宮と対戦する。キックオフは午後7時。鹿島は最下位に低迷する大宮から確実に勝ち点3を上積みし、首位を追走したい。通算成績は3勝1敗、勝ち点9で3位。
鹿島は開幕戦を落としたが、その後は3連勝と持ち直した。しかし、石井監督は2、3月の試合を「前半の内容が悪く、後半に立て直すことが多い」と総括。中断期間中は組織的な守備の再構築と、最終ラインからの攻撃の組み立てを確認しリーグ再開に備えた。
指揮官の意図を実践するためには、日本代表の昌子と植田、両センターバックの働きが鍵を握る。代表戦は出番なしに終わった昌子は「鹿島で結果を出し、実力で代表のポジションを奪えるようにしたい」と、さらなる成長を誓った。
大宮は堅守からのカウンター攻撃が持ち味。鹿島は攻め急がず、テンポのいいパスで揺さぶり、好機をつくりたい。エースの金崎が右足首痛で欠場するため、公式戦3試合連続ゴール中の鈴木にかかる期待は大きい。3月25日の練習試合、同30日の紅白戦でも得点を決め、好調を維持している20歳は「難しい試合になるが、全員で勝つ」と意気込んだ。 (藤崎徹)

リーグ戦序盤を総括した石井監督である。
「前半の内容が悪く、後半に立て直すことが多い」とのこと。
試合の入り方や前半は攻めあぐねるゲームが多かったように感じる。
そこをこの中断期間にどれだけ修正できたかが、今日の大宮戦では確認されよう。
試合開始からアグレッシブに攻め、ゴールを狙うのだ。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみな一戦である。

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源、クラブで積み上げていくしかない
【鹿島】昌子、代表戦出番なしの悔しさ晴らす「クラブで積み上げる」
2017年4月1日6時20分 スポーツ報知

鹿島・昌子
鹿島の日本代表DF昌子源(24)が代表のポジション奪取へ、実績を積み上げていく。31日は大宮戦に備え、クラブハウスで調整した。
W杯アジア最終予選UAE戦(3月23日・アルアイン)、タイ戦(同28日・埼玉)では森重真人(29)=F東京=の出来が良くなかったが、出番はなし。昨年クラブW杯で屈指のストライカー相手に対等に渡り合っただけに「チャンスがあるかな」という期待は悔しさに変わった。「経験が必要なポジションという考えはあまり好きじゃないけど、まだまだ(ハリルホジッチ監督の信頼や自身の実績)足りないと。クラブで積み上げていくしかない」と引き続き結果を残すことを誓った。
日本代表では出場機会のなかった昌子源である。
「経験が必要なポジションという考えはあまり好きじゃないけど、まだまだ(ハリルホジッチ監督の信頼や自身の実績)足りないと。クラブで積み上げていくしかない」と言う。
現日本代表監督は実績重視すぎるきらいがあり、よほどのアクシデントが無い限り公式戦での起用は見込めぬところ。
それもまた指揮官としての個性であろう。
その個性を覆すべく、鹿島にて実績を積み上げよ。
今日の大宮戦では相手の攻撃陣を封じ込め、高い対人能力をアピールするのだ。
楽しみにしておる。

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2017年4月1日6時20分 スポーツ報知

鹿島・昌子
鹿島の日本代表DF昌子源(24)が代表のポジション奪取へ、実績を積み上げていく。31日は大宮戦に備え、クラブハウスで調整した。
W杯アジア最終予選UAE戦(3月23日・アルアイン)、タイ戦(同28日・埼玉)では森重真人(29)=F東京=の出来が良くなかったが、出番はなし。昨年クラブW杯で屈指のストライカー相手に対等に渡り合っただけに「チャンスがあるかな」という期待は悔しさに変わった。「経験が必要なポジションという考えはあまり好きじゃないけど、まだまだ(ハリルホジッチ監督の信頼や自身の実績)足りないと。クラブで積み上げていくしかない」と引き続き結果を残すことを誓った。
日本代表では出場機会のなかった昌子源である。
「経験が必要なポジションという考えはあまり好きじゃないけど、まだまだ(ハリルホジッチ監督の信頼や自身の実績)足りないと。クラブで積み上げていくしかない」と言う。
現日本代表監督は実績重視すぎるきらいがあり、よほどのアクシデントが無い限り公式戦での起用は見込めぬところ。
それもまた指揮官としての個性であろう。
その個性を覆すべく、鹿島にて実績を積み上げよ。
今日の大宮戦では相手の攻撃陣を封じ込め、高い対人能力をアピールするのだ。
楽しみにしておる。

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セレッソ・山村、しっかり頭の切り替えを第一にしていかなければいけない
【C大阪 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:攻守にフル稼働、ひたむきにハードワークを続けるハイタワー/山村和也
2017年3月31日(金)

今季早くも2度目の対決となる、C大阪と横浜FM。4月1日のJ1第5節にやってくる舞台は、3月15日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第1節と同じ、キンチョウスタジアム。尹晶煥監督体制では公式戦2連勝中のC大阪のホームにて、ルヴァンカップのとき(2-0○)のように、C大阪が桜を咲かせるのか、それとも、横浜FMがリベンジを果たすのか。序盤戦とはいえ、互いに上位を目指すためにも、負けられない大事な試合となる。
第4節鳥栖戦で、リーグ戦初白星をあげた、『ユン・セレッソ』。そのチームで特長的な起用をされている、『キーマン』となっているのが、山村和也だ。本来はボランチを担う186cmのハイタワーは、第2節浦和戦での途中出場から攻撃的なポジションを担い、第3節札幌戦からは2試合連続先発。「彼のことをキャンプで興味深く見ていたとき、すごく攻撃での才能がある選手だなと思ってみていた。ヘディングの能力とか、足下とか、技術の場面もいいなと思った」と評価する尹監督の抜擢のもと、最近では桜の攻撃の軸を担うと、鳥栖戦では決勝点も記録。また、その鳥栖戦では、1-0になったあとの終盤の時間帯には、センターバックの一角に入り、タフで粘り強い守備も見せて、完封勝利に貢献。攻守にわたって、チームを支えている。
1試合のなかでオールラウンドにプレーする難しさはあるだろう。「やることも変わってくるなか、しっかり頭の切り替えを第一にしていかなければいけない」と山村は心がけながらピッチに立つ。それでも、ソウザ、山口蛍という不動のボランチ陣がいるなかで、試合に飢えていた24番は、「試合に出るということが一番大事。いま、試合にいろんなポジションで使ってもらっていますが、そのポジションでしっかり結果だったり求められていることをやっていけるようにいい準備をしたい」と、現状を前向きに捉えている。
もちろん、この横浜FM戦での彼の活躍も、チームの勝利のためには欠かせない。「今はすごいいい雰囲気のなかでできていると思うので、それを継続して、チームとともによくなっていければと思う。勝つことが一番のチームのいい雰囲気につながると思うので、結果につながるように準備していきたい」。真面目に、全力で、ひたむきにチームのために働く山村が、C大阪でさらに輝きを増すべく、ハードワークを続けていく。
文:前田敏勝(C大阪担当)
明治安田生命J1リーグ 第5節
4月1日(土)15:00KO 金鳥スタ
セレッソ大阪 vs 横浜F・マリノス
キーマンに挙げられるセレッソの山村である。
ここ数試合、攻撃的ポジションが与えられ躍動しておる。
鹿島ではCBとして登録されておったため、ボランチとして起用されても守備的なイメージがついて回る。
しかしながら、山村は運動量豊富でよく走る国見サッカーの申し子であり、攻撃的素養の大きな選手である。
ここでトップ下に抜擢されるのも理解できよう。
また、ロンドン五輪予選のキャプテンでもあり、チームをまとめる力もある。
山村が軸となったセレッソは強さを身に付ける。
来週に迫った対戦が楽しみである。

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2017年3月31日(金)

今季早くも2度目の対決となる、C大阪と横浜FM。4月1日のJ1第5節にやってくる舞台は、3月15日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第1節と同じ、キンチョウスタジアム。尹晶煥監督体制では公式戦2連勝中のC大阪のホームにて、ルヴァンカップのとき(2-0○)のように、C大阪が桜を咲かせるのか、それとも、横浜FMがリベンジを果たすのか。序盤戦とはいえ、互いに上位を目指すためにも、負けられない大事な試合となる。
第4節鳥栖戦で、リーグ戦初白星をあげた、『ユン・セレッソ』。そのチームで特長的な起用をされている、『キーマン』となっているのが、山村和也だ。本来はボランチを担う186cmのハイタワーは、第2節浦和戦での途中出場から攻撃的なポジションを担い、第3節札幌戦からは2試合連続先発。「彼のことをキャンプで興味深く見ていたとき、すごく攻撃での才能がある選手だなと思ってみていた。ヘディングの能力とか、足下とか、技術の場面もいいなと思った」と評価する尹監督の抜擢のもと、最近では桜の攻撃の軸を担うと、鳥栖戦では決勝点も記録。また、その鳥栖戦では、1-0になったあとの終盤の時間帯には、センターバックの一角に入り、タフで粘り強い守備も見せて、完封勝利に貢献。攻守にわたって、チームを支えている。
1試合のなかでオールラウンドにプレーする難しさはあるだろう。「やることも変わってくるなか、しっかり頭の切り替えを第一にしていかなければいけない」と山村は心がけながらピッチに立つ。それでも、ソウザ、山口蛍という不動のボランチ陣がいるなかで、試合に飢えていた24番は、「試合に出るということが一番大事。いま、試合にいろんなポジションで使ってもらっていますが、そのポジションでしっかり結果だったり求められていることをやっていけるようにいい準備をしたい」と、現状を前向きに捉えている。
もちろん、この横浜FM戦での彼の活躍も、チームの勝利のためには欠かせない。「今はすごいいい雰囲気のなかでできていると思うので、それを継続して、チームとともによくなっていければと思う。勝つことが一番のチームのいい雰囲気につながると思うので、結果につながるように準備していきたい」。真面目に、全力で、ひたむきにチームのために働く山村が、C大阪でさらに輝きを増すべく、ハードワークを続けていく。
文:前田敏勝(C大阪担当)
明治安田生命J1リーグ 第5節
4月1日(土)15:00KO 金鳥スタ
セレッソ大阪 vs 横浜F・マリノス
キーマンに挙げられるセレッソの山村である。
ここ数試合、攻撃的ポジションが与えられ躍動しておる。
鹿島ではCBとして登録されておったため、ボランチとして起用されても守備的なイメージがついて回る。
しかしながら、山村は運動量豊富でよく走る国見サッカーの申し子であり、攻撃的素養の大きな選手である。
ここでトップ下に抜擢されるのも理解できよう。
また、ロンドン五輪予選のキャプテンでもあり、チームをまとめる力もある。
山村が軸となったセレッソは強さを身に付ける。
来週に迫った対戦が楽しみである。

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リーグ戦4連勝を狙い、アウェイに乗り込む
【大宮vs鹿島プレビュー】リーグ開幕後4連敗の大宮…対するは昨季王者の鹿島

■大宮アルディージャ 悪い流れの中で迎えたリーグ中断期間、渋谷洋樹監督は守備面の改善に注力
開幕4連敗を喫したチームは単独最下位に沈んでいる。このタイミングで昨シーズン王者の鹿島を迎えるのだから、簡単な試合になるはずはない。通算対戦成績は5勝7分12敗と大きく負け越しており、ホームでも4勝4分4敗と苦手としている相手だ。
救いは、泥沼状態にある中で中断期間を迎えられたこと。このタイミングで渋谷洋樹監督は守備面に注力。先発メンバーも大きく変わる見込みで、最終ラインの左に和田拓也、中盤の底にも金澤慎と横谷繁と、ボール奪取力の高い選手たちが先発に名を連ねることになりそうだ。この中断期間を経て、負傷を抱えていたキャプテンの菊地光将が戦列に戻ることができることもポジティブな要素といえる。
とはいえ、勝つためにはゴールも必要。PKでの失点を挽回できず、0-1で敗れた前節の甲府戦では注力してきたはずの攻撃面でも不甲斐ないパフォーマンスしか見られなかった。全体の重心が後ろに下がることで、必然的にボールを奪うポイントも下がることになる。だが、ムルジャや大前元気といったスペースを使うことが得意な選手にとっては、これが持ち味を出すチャンスにもなり得る。爆発力のあるマテウスや江坂任はコンディションに不安を抱えているものの、プロ2年目の黒川淳史に出場機会が巡ってくる可能性もある。下部組織出身で大きな期待を集める黒川が、どれだけJ1の舞台で通用するかは楽しみなポイントだ。
昨季王者を叩くことができれば、悪いムードを一気に払しょくできるはず。昨シーズンのような粘り強い守備、そして挑戦者の姿勢を取り戻せるかが、カギになる。(totoONE編集部)
■鹿島アントラーズ 負傷が癒えた西大伍の復帰で、右サイドの連係が活性化
鹿島は開幕のFC東京戦を落としたが、その後はリーグ戦3連勝を飾り、ACLでも2勝1敗とまずまずのスタートを切った。国際Aマッチウィークを挟み、再開されるリーグ戦でアウェイの大宮戦を迎える。中断期間では連戦からの状態回復を務めるとともに、攻守の連係向上を図ってきており、アウェイでも勝ち点3を狙いに行く準備を整えた。
まずは足の負傷でベンチスタートだった西大伍がこの試合から先発復帰する見込み。昨季終盤、完成を見た遠藤康らと織りなす右サイドの連係は、勝ち点3を目指す上で大きな上積みになるだろう。そして、序盤から得点を重ねる鈴木優磨も先発見込み。毎試合の課題ではあるが、チャンスを仕留められるかが、大宮戦でも鍵になる。巻き返す気持ちを強く持つ大宮相手に、立ち上がりから攻守に積極的に行きたいところだ。
不安な要素も多少ある。それは日本代表に招集され、2試合で不出場に終わったセンターバックコンビだ。昌子源は日本代表の練習量が「試合前になると落ちる」とコンディション維持の難しさを明かしており、出場のなかった植田直通とあわせて影響が懸念される。また、金崎夢生が足の負傷で出場が微妙な状況。カバーできるだけの戦力は整っているが、その戦力通りに試合を運べるかはまた別の問題。リーグ戦4連勝を狙い、アウェイに乗り込む。(totoONE編集部)
日本代表CBコンビを不安要素と述べるサッカーキングのプレビューである。
確かに代表に招集されチームから離れた上に、試合出場はなくコンディションが維持されておるかどうか心配になる。
とはいえ、そういう状況でも良いパフォーマンスを出せてこそが日本代表に選出される選手と言えよう。
今日の大宮戦でも完封劇を魅せ、チームの勝利に貢献して欲しいところ。
鹿島の守備は、日本を代表する守備と国民にアピールするのだ。
期待しておる。

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■大宮アルディージャ 悪い流れの中で迎えたリーグ中断期間、渋谷洋樹監督は守備面の改善に注力
開幕4連敗を喫したチームは単独最下位に沈んでいる。このタイミングで昨シーズン王者の鹿島を迎えるのだから、簡単な試合になるはずはない。通算対戦成績は5勝7分12敗と大きく負け越しており、ホームでも4勝4分4敗と苦手としている相手だ。
救いは、泥沼状態にある中で中断期間を迎えられたこと。このタイミングで渋谷洋樹監督は守備面に注力。先発メンバーも大きく変わる見込みで、最終ラインの左に和田拓也、中盤の底にも金澤慎と横谷繁と、ボール奪取力の高い選手たちが先発に名を連ねることになりそうだ。この中断期間を経て、負傷を抱えていたキャプテンの菊地光将が戦列に戻ることができることもポジティブな要素といえる。
とはいえ、勝つためにはゴールも必要。PKでの失点を挽回できず、0-1で敗れた前節の甲府戦では注力してきたはずの攻撃面でも不甲斐ないパフォーマンスしか見られなかった。全体の重心が後ろに下がることで、必然的にボールを奪うポイントも下がることになる。だが、ムルジャや大前元気といったスペースを使うことが得意な選手にとっては、これが持ち味を出すチャンスにもなり得る。爆発力のあるマテウスや江坂任はコンディションに不安を抱えているものの、プロ2年目の黒川淳史に出場機会が巡ってくる可能性もある。下部組織出身で大きな期待を集める黒川が、どれだけJ1の舞台で通用するかは楽しみなポイントだ。
昨季王者を叩くことができれば、悪いムードを一気に払しょくできるはず。昨シーズンのような粘り強い守備、そして挑戦者の姿勢を取り戻せるかが、カギになる。(totoONE編集部)
■鹿島アントラーズ 負傷が癒えた西大伍の復帰で、右サイドの連係が活性化
鹿島は開幕のFC東京戦を落としたが、その後はリーグ戦3連勝を飾り、ACLでも2勝1敗とまずまずのスタートを切った。国際Aマッチウィークを挟み、再開されるリーグ戦でアウェイの大宮戦を迎える。中断期間では連戦からの状態回復を務めるとともに、攻守の連係向上を図ってきており、アウェイでも勝ち点3を狙いに行く準備を整えた。
まずは足の負傷でベンチスタートだった西大伍がこの試合から先発復帰する見込み。昨季終盤、完成を見た遠藤康らと織りなす右サイドの連係は、勝ち点3を目指す上で大きな上積みになるだろう。そして、序盤から得点を重ねる鈴木優磨も先発見込み。毎試合の課題ではあるが、チャンスを仕留められるかが、大宮戦でも鍵になる。巻き返す気持ちを強く持つ大宮相手に、立ち上がりから攻守に積極的に行きたいところだ。
不安な要素も多少ある。それは日本代表に招集され、2試合で不出場に終わったセンターバックコンビだ。昌子源は日本代表の練習量が「試合前になると落ちる」とコンディション維持の難しさを明かしており、出場のなかった植田直通とあわせて影響が懸念される。また、金崎夢生が足の負傷で出場が微妙な状況。カバーできるだけの戦力は整っているが、その戦力通りに試合を運べるかはまた別の問題。リーグ戦4連勝を狙い、アウェイに乗り込む。(totoONE編集部)
日本代表CBコンビを不安要素と述べるサッカーキングのプレビューである。
確かに代表に招集されチームから離れた上に、試合出場はなくコンディションが維持されておるかどうか心配になる。
とはいえ、そういう状況でも良いパフォーマンスを出せてこそが日本代表に選出される選手と言えよう。
今日の大宮戦でも完封劇を魅せ、チームの勝利に貢献して欲しいところ。
鹿島の守備は、日本を代表する守備と国民にアピールするのだ。
期待しておる。

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