ヤスの左足に期待
仙台戦前日練習

明日の仙台戦に向け、戦術練習やセットプレー、レクリエーションゲームなどで調整しました
仙台戦に向けた前日トレーニングに勤しむヤスである。
今節、前戦に変化が起こりそうではあるが、攻撃の核となるのはヤスの左足となる。
西との連携で崩し、聖真や夢生にボールを送り届けるのだ。
また、セットプレイにも期待である。
ヤスの活躍を拝みにスタジアムに向かう。
楽しみである。

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明日の仙台戦に向け、戦術練習やセットプレー、レクリエーションゲームなどで調整しました
仙台戦に向けた前日トレーニングに勤しむヤスである。
今節、前戦に変化が起こりそうではあるが、攻撃の核となるのはヤスの左足となる。
西との連携で崩し、聖真や夢生にボールを送り届けるのだ。
また、セットプレイにも期待である。
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鹿島――金崎&土居のコンビに期待
【J1展望】仙台×鹿島|ホームに王者を迎える仙台。歴史的大敗から立て直せるか
サッカーダイジェスト編集部
2017年04月15日
仙台――キーマン・石原の復帰は攻守に効果大。

故障者/仙台=平山、金久保、中野 鹿島=三竿雄
出場停止/仙台=なし 鹿島=なし
J1リーグ・7節
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
4月16日(日)/19:00/ユアスタ
ベガルタ仙台
今季成績(6節終了時):10位 勝点9 3勝0分3敗 3得点・11失点
【最新チーム事情】
●ルヴァンカップ・磐田戦で結果を出した茂木と佐々木はベンチ入りか。
●同試合で来日初得点を決めたクリスラン。リーグ戦初スタメンも。
●前節は契約の都合上出場できなかった石原は先発復帰へ。
【担当記者の視点】
前節・浦和戦は0-7と歴史的な大敗。ネガティブな雰囲気がチームを覆ったが、12日のルヴァンカップ・磐田戦で2-0と勝利して、少しだが落ち着きを取り戻したようだ。
なかでも、クリスランの来日初ゴールと下部組織出身・佐々木の公式戦初ゴールは好材料。カップ戦とはいえ、新戦力や若手の台頭はチーム力アップへ欠かせない出来事だろう。
また、今節は浦和戦に契約の都合上出場できなかった石原も復帰する。前線でボールを収められるキーマンの存在は、全体の押し上げという点で攻守に絶大な効果を発揮するはずだ。
鹿島――金崎&土居のコンビに期待。
J1リーグ・7節
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
4月16日(日)/19:00/ユアスタ
鹿島アントラーズ
今季成績(6節終了時):3位 勝点12 4勝0分2敗 6得点・4失点
【最新チーム事情】
●曽ケ端、小笠原が先発の見込み。ふたり揃ってJ1通算500試合出場達成なるか。
●金崎が右足首の負傷から復帰予定。4節・清水戦以来のゴールを期待。
【担当記者の視点】
4月8日のJ1・C大阪戦に続き、同12日のACL・ブリスベン・ロアー戦も黒星と、公式戦2連敗と調子を落としている。それだけに、この仙台戦はアウェーゲームだが負けるわけにはいかない。悪い流れを止める勝利が是が非でも欲しい。
期待したいのが、2トップで先発予想の金崎&土居のコンビ。前者は負傷明けだが、エースの意地を見せられるか。後者は今季、ここまでサイドハーフで起用されてきてFWは久々だが、高い得点センスには定評がある。
ふたりのコンビネーションも悪くない。シンプルだが効率の良い崩しでゴールチャンスを演出し、勝点3を掴み取りたい。
「2トップで先発予想の金崎&土居のコンビ」と称するサッカーダイジェストのプレビューである。
昨季の良いときの2TOPが採用される見込み。
これは期待できよう。
聖真の攻撃力がより発揮される。
また、夢生の復帰も嬉しい。
そして、2列目にはアツが起用される様子。
先日のブリスベン・ロアー戦にて逆襲の1点を返した際には、FWに聖真が上がりアツが2列目に入った。
そしてのそのアツがアシストしてゴールに繋がっておる。
好調なアツを起用する采配は、チームのモチベーションをより上げる。
また、前節は出場機会が無かった満男と曽ケ端も先発に名を連ね、揃って500試合出場となる見込み。
勝利で花を添えようではないか。
楽しみな一戦である。

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2017年04月15日
仙台――キーマン・石原の復帰は攻守に効果大。

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出場停止/仙台=なし 鹿島=なし
J1リーグ・7節
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
4月16日(日)/19:00/ユアスタ
ベガルタ仙台
今季成績(6節終了時):10位 勝点9 3勝0分3敗 3得点・11失点
【最新チーム事情】
●ルヴァンカップ・磐田戦で結果を出した茂木と佐々木はベンチ入りか。
●同試合で来日初得点を決めたクリスラン。リーグ戦初スタメンも。
●前節は契約の都合上出場できなかった石原は先発復帰へ。
【担当記者の視点】
前節・浦和戦は0-7と歴史的な大敗。ネガティブな雰囲気がチームを覆ったが、12日のルヴァンカップ・磐田戦で2-0と勝利して、少しだが落ち着きを取り戻したようだ。
なかでも、クリスランの来日初ゴールと下部組織出身・佐々木の公式戦初ゴールは好材料。カップ戦とはいえ、新戦力や若手の台頭はチーム力アップへ欠かせない出来事だろう。
また、今節は浦和戦に契約の都合上出場できなかった石原も復帰する。前線でボールを収められるキーマンの存在は、全体の押し上げという点で攻守に絶大な効果を発揮するはずだ。
鹿島――金崎&土居のコンビに期待。
J1リーグ・7節
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
4月16日(日)/19:00/ユアスタ
鹿島アントラーズ
今季成績(6節終了時):3位 勝点12 4勝0分2敗 6得点・4失点
【最新チーム事情】
●曽ケ端、小笠原が先発の見込み。ふたり揃ってJ1通算500試合出場達成なるか。
●金崎が右足首の負傷から復帰予定。4節・清水戦以来のゴールを期待。
【担当記者の視点】
4月8日のJ1・C大阪戦に続き、同12日のACL・ブリスベン・ロアー戦も黒星と、公式戦2連敗と調子を落としている。それだけに、この仙台戦はアウェーゲームだが負けるわけにはいかない。悪い流れを止める勝利が是が非でも欲しい。
期待したいのが、2トップで先発予想の金崎&土居のコンビ。前者は負傷明けだが、エースの意地を見せられるか。後者は今季、ここまでサイドハーフで起用されてきてFWは久々だが、高い得点センスには定評がある。
ふたりのコンビネーションも悪くない。シンプルだが効率の良い崩しでゴールチャンスを演出し、勝点3を掴み取りたい。
「2トップで先発予想の金崎&土居のコンビ」と称するサッカーダイジェストのプレビューである。
昨季の良いときの2TOPが採用される見込み。
これは期待できよう。
聖真の攻撃力がより発揮される。
また、夢生の復帰も嬉しい。
そして、2列目にはアツが起用される様子。
先日のブリスベン・ロアー戦にて逆襲の1点を返した際には、FWに聖真が上がりアツが2列目に入った。
そしてのそのアツがアシストしてゴールに繋がっておる。
好調なアツを起用する采配は、チームのモチベーションをより上げる。
また、前節は出場機会が無かった満男と曽ケ端も先発に名を連ね、揃って500試合出場となる見込み。
勝利で花を添えようではないか。
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小笠原満男、試合があれば何試合でも出られますよ
小笠原満男、J1通算500試合出場
達成へ。「週2回戦う準備はできている」
津金一郎●文 text by Tsugane Ichiro 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro
鹿島アントラーズは現在リーグ戦第6節を終えて4勝2敗の3位。並行して戦っているACLでも今週12日にブリスベン・ロアー(オーストラリア)に敗れたものの、2勝2敗でグループEの2位をキープしている。まずまずのスタートを切ったといえる鹿島ではあるが、小笠原満男は「もっと勝てると思っていた」と渋面を浮かべる。

J1通算500試合出場の記録達成が目前に迫った小笠原満男
「シーズンは始まったばかりですけど、もっとできるポテンシャルがあるチームなんでね。結果についてもだし、内容についてもまだまだですよ。今年は1試合あたり得点が1点とか2点しかない。もっと多くのゴールを決められるようにしないといけないし、ビルドアップやプレスでももっと高いレベルでやれると思っているので」
昨シーズンは1stステージで優勝し、チャンピオンシップのファイナルで浦和レッズを倒してJリーグ王者になった鹿島は、今シーズンを迎えるにあたり積極的な補強を展開した。とりわけ、センターラインにはFWに昨季はヴィッセル神戸で11得点とリーグトップのアシストを記録したペドロ・ジュニオール、守備的MFに昨季までの4シーズンを新潟で活躍したレオ・シルバ、GKに韓国代表でKリーグ3年連続ベストイレブンのクォン・スンテと、個の能力が高い選手を獲得したことで選手層は厚みを増した。しかし、小笠原の評価は「まだそれだけ」と厳しい。
「戦力的に上積みしているように見えるけど、実際にやっているサッカーはまだ去年のレベルに達してない。能力の高い選手が加わればチームとして強化されるかと言ったら、そうとは限らないのがサッカーなんでね。それを組み合わせて、チームとしてひとつにまとまらないといけないけれど、いまの状況は、選手は揃っているけれどチームにはなっていない。その割には勝っているとも言えるけれど、目指しているのはそこではないから」
小笠原がもどかしさを覚える理由は、昨シーズン終盤の鹿島がチャンピオンシップ、クラブワールドカップと立て続けに試合が続くなか、メンバーを固定しながらチームとして成熟していき、世界を驚かせるサッカーを実現できたことにもある。
「去年の終盤は連戦、連戦で疲労もあったけど、チームとしてすごく良いサッカーができた。あの内容をベースにして、そこから上積みできて初めて強化と言えると思うんですよ。でも、今年はまだ去年のベースにも達していない。新しい選手が入ってきたことでのズレがまだある。例えばプレッシャーをかけるにしても、1人目が寄せて、2人目がいって、3人目がいく。一人ひとりの一歩や二歩の遅れが、全体になると大きなズレになっている。だから、去年はできていた高い位置でボールを奪う守備にしても、今シーズンは高い位置で奪う回数がまだ少ない。こうしたズレは守備だけではなく、攻撃でもバリエーションは足りないし、ゴールに迫るチャンスの数を増やせるようにしないと。そのためにはコミュニケーションをもっと高める必要があると考えています」
コミュニケーションと言葉にするのは容易いが、チームの根幹を担うセンターラインが新たな外国人選手であることで、言葉の壁もあって意思の疎通はなかなか難しい。しかも、優勝を争うチームにとって、コミュニケーションを深めるための時間は限られている。
「優勝を狙っていなければ時間はあるけど、3敗も4敗もしたら優勝争いから置いていかれてシーズンは終わっちゃうんで。だからこそ、日々の練習を大事にして、細かなことでも気づいたらすぐに話し合う。お互いが何を求めているのかをすり合わせる地道な作業を繰り返して作り上げていくしかない」
プロになってから小笠原が手にしてきたタイトルは、リーグ優勝6回、天皇杯3回、リーグカップ5回。これほど優勝経験を持つ選手はJリーグには、ほかにはいない。それだけに今シーズンのチームにタイトル獲得への手応えを掴んでいるからこそ、高いレベルでの内容を求めているのだ。
「補強はJリーグとACLの両方を獲りに行くというクラブのメッセージだと思っているし、それを目指せるだけのメンバーがいる。どんな内容でも勝ち点を稼ぐことは重要だけど、内容がともなっていないまま放っておいたら、今後は積み重ねることができなくなるので」
JリーグとACLの両タイトルを追い求めるには、5月上旬まで週末はJリーグ、週半ばにはACLのグループステージを戦う。しかも海外への移動もある。37歳の小笠原でなくても、肉体的なタフさを求められることになるが、小笠原は「大歓迎!」と言い切る。
「ヨーロッパのクラブはリーグ戦とチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを戦い、そのうえでカップ戦や代表戦もある。トップレベルの選手になれば、週にほぼ2試合やるのが当たり前。その環境でパフォーマンスを維持して、ポジションを取り続けるタフさがないと、世界では戦えないということ。日本サッカーが本気で世界トップレベルに追いつこうとするなら、個人的には週1試合というスケジュールはどうかなという思いがある。だから、ACLとリーグ戦は両方ともフル出場したいですよね。チーム方針もあってなかなかフル出場はできないけれど、いつでも行ける準備はできていますよ」
小笠原は16日の試合に出場すると、J1通算500試合出場という節目を迎える。個人記録には興味をあまり示さないが、37歳になったいまもタフな戦いを欲している。それには心強いサポートがあることも大きい。契約するニューバランス社のスパイクが、その理由だと打ち明ける。
「スパイクは裸足に近い感覚が一番いいと思っているんだけど、いまのスパイクはそれを実現してくれている。疲労が残らないから、週2試合は余裕ですよ」
さらに小笠原は続ける。
「疲労の心配をされるけど、サッカーは走り回ればいいというほど単純なものじゃない。効果的にサッカーをする方法はいくらでもある。たとえば、守備をするにしても、相手を追いかけ回して潰すだけではなく、パスが通されたら危険なスペースに立って消すという守備のやり方もある。経験を積むことで手にした賢いやり方があるんで、試合があれば何試合でも出られますよ」
1998年のプロ入りから、毎シーズン1得点以上は記録してきた小笠原は、昨年初めてゴールを記録しないままシーズンを終えた。20年目のシーズンをタイトル獲得の大きな目標に向かってチームを牽引する小笠原に、最後にゴールへの意欲を訊いた。
「そりゃあ攻撃したいですよ。声を大にして言わないだけで。前に行きたがるタイプの選手が多いので攻守のバランスを見ていますけど、チャンスがあればゴールは決めたい。だから、今シーズンはチャンスがあれば、フリーキックは蹴ろうと思っていますよ。永木亮太や遠藤康など上手い選手が揃っているので、全部が全部というわけにはいかないけど、調子を見ながら、”ここぞ”という試合の重要な場面で決めたい。ただ、ゴールにしろ、チームをまとめるにしろ、すべては試合に勝って優勝するためにやることなので。そこを徹底して求めていきますよ」
小笠原満男について取材したSportivaの津金氏である。
「小笠原がもどかしさを覚える理由は、昨シーズン終盤の鹿島がチャンピオンシップ、クラブワールドカップと立て続けに試合が続くなか、メンバーを固定しながらチームとして成熟していき、世界を驚かせるサッカーを実現できたことにもある」と満男の声を代弁する。
今季、アジアと国内のタイトルを狙うため、鹿島は大賀補強を敢行した。
その有り余る戦力を、使いこなしながら、スケジュールを進めておる。
しかしながら、国内でもアジアでも、「良い位置」といえば聞こえが良いが、そこそこのポジションにいることも事実と言えよう。
圧倒的な強さを見せつけていないことは誰の目にも明らかである。
満男自身は、以下のように語る。
「去年の終盤は連戦、連戦で疲労もあったけど、チームとしてすごく良いサッカーができた。あの内容をベースにして、そこから上積みできて初めて強化と言えると思うんですよ。でも、今年はまだ去年のベースにも達していない。新しい選手が入ってきたことでのズレがまだある。例えばプレッシャーをかけるにしても、1人目が寄せて、2人目がいって、3人目がいく。一人ひとりの一歩や二歩の遅れが、全体になると大きなズレになっている。だから、去年はできていた高い位置でボールを奪う守備にしても、今シーズンは高い位置で奪う回数がまだ少ない。こうしたズレは守備だけではなく、攻撃でもバリエーションは足りないし、ゴールに迫るチャンスの数を増やせるようにしないと。そのためにはコミュニケーションをもっと高める必要があると考えています」
新戦力を上積みとするには、もっとコミュニケーションを積み重ねる必要があろう。
それがサッカーというものである。
また、ターンオーバーやローテーションと呼ばれるような、選手の入れ替えについては、「疲労の心配をされるけど、サッカーは走り回ればいいというほど単純なものじゃない。効果的にサッカーをする方法はいくらでもある。たとえば、守備をするにしても、相手を追いかけ回して潰すだけではなく、パスが通されたら危険なスペースに立って消すという守備のやり方もある。経験を積むことで手にした賢いやり方があるんで、試合があれば何試合でも出られますよ」と言い切る。
経験と実力のある者は、変に入れ替えて戦う必要は無いと言って良い。
このあたり、難しい問題でもある。
長いシーズン、コンディションを整えて戦うこと、またベテランと若手、そして助っ人のメンタルの違いなどを考慮すると、現場の声だけで判断できない部分もある。
とはいえ、満男個人に目を向ければ、疲労など考慮せず、ガンガンに使って貰って勝っていきたいという気合いが感じられて頼もしく思う。
500試合は一つの通過点として、これからも鹿島の勝利に尽力してくれよう。
楽しみである。

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達成へ。「週2回戦う準備はできている」
津金一郎●文 text by Tsugane Ichiro 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro
鹿島アントラーズは現在リーグ戦第6節を終えて4勝2敗の3位。並行して戦っているACLでも今週12日にブリスベン・ロアー(オーストラリア)に敗れたものの、2勝2敗でグループEの2位をキープしている。まずまずのスタートを切ったといえる鹿島ではあるが、小笠原満男は「もっと勝てると思っていた」と渋面を浮かべる。

J1通算500試合出場の記録達成が目前に迫った小笠原満男
「シーズンは始まったばかりですけど、もっとできるポテンシャルがあるチームなんでね。結果についてもだし、内容についてもまだまだですよ。今年は1試合あたり得点が1点とか2点しかない。もっと多くのゴールを決められるようにしないといけないし、ビルドアップやプレスでももっと高いレベルでやれると思っているので」
昨シーズンは1stステージで優勝し、チャンピオンシップのファイナルで浦和レッズを倒してJリーグ王者になった鹿島は、今シーズンを迎えるにあたり積極的な補強を展開した。とりわけ、センターラインにはFWに昨季はヴィッセル神戸で11得点とリーグトップのアシストを記録したペドロ・ジュニオール、守備的MFに昨季までの4シーズンを新潟で活躍したレオ・シルバ、GKに韓国代表でKリーグ3年連続ベストイレブンのクォン・スンテと、個の能力が高い選手を獲得したことで選手層は厚みを増した。しかし、小笠原の評価は「まだそれだけ」と厳しい。
「戦力的に上積みしているように見えるけど、実際にやっているサッカーはまだ去年のレベルに達してない。能力の高い選手が加わればチームとして強化されるかと言ったら、そうとは限らないのがサッカーなんでね。それを組み合わせて、チームとしてひとつにまとまらないといけないけれど、いまの状況は、選手は揃っているけれどチームにはなっていない。その割には勝っているとも言えるけれど、目指しているのはそこではないから」
小笠原がもどかしさを覚える理由は、昨シーズン終盤の鹿島がチャンピオンシップ、クラブワールドカップと立て続けに試合が続くなか、メンバーを固定しながらチームとして成熟していき、世界を驚かせるサッカーを実現できたことにもある。
「去年の終盤は連戦、連戦で疲労もあったけど、チームとしてすごく良いサッカーができた。あの内容をベースにして、そこから上積みできて初めて強化と言えると思うんですよ。でも、今年はまだ去年のベースにも達していない。新しい選手が入ってきたことでのズレがまだある。例えばプレッシャーをかけるにしても、1人目が寄せて、2人目がいって、3人目がいく。一人ひとりの一歩や二歩の遅れが、全体になると大きなズレになっている。だから、去年はできていた高い位置でボールを奪う守備にしても、今シーズンは高い位置で奪う回数がまだ少ない。こうしたズレは守備だけではなく、攻撃でもバリエーションは足りないし、ゴールに迫るチャンスの数を増やせるようにしないと。そのためにはコミュニケーションをもっと高める必要があると考えています」
コミュニケーションと言葉にするのは容易いが、チームの根幹を担うセンターラインが新たな外国人選手であることで、言葉の壁もあって意思の疎通はなかなか難しい。しかも、優勝を争うチームにとって、コミュニケーションを深めるための時間は限られている。
「優勝を狙っていなければ時間はあるけど、3敗も4敗もしたら優勝争いから置いていかれてシーズンは終わっちゃうんで。だからこそ、日々の練習を大事にして、細かなことでも気づいたらすぐに話し合う。お互いが何を求めているのかをすり合わせる地道な作業を繰り返して作り上げていくしかない」
プロになってから小笠原が手にしてきたタイトルは、リーグ優勝6回、天皇杯3回、リーグカップ5回。これほど優勝経験を持つ選手はJリーグには、ほかにはいない。それだけに今シーズンのチームにタイトル獲得への手応えを掴んでいるからこそ、高いレベルでの内容を求めているのだ。
「補強はJリーグとACLの両方を獲りに行くというクラブのメッセージだと思っているし、それを目指せるだけのメンバーがいる。どんな内容でも勝ち点を稼ぐことは重要だけど、内容がともなっていないまま放っておいたら、今後は積み重ねることができなくなるので」
JリーグとACLの両タイトルを追い求めるには、5月上旬まで週末はJリーグ、週半ばにはACLのグループステージを戦う。しかも海外への移動もある。37歳の小笠原でなくても、肉体的なタフさを求められることになるが、小笠原は「大歓迎!」と言い切る。
「ヨーロッパのクラブはリーグ戦とチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを戦い、そのうえでカップ戦や代表戦もある。トップレベルの選手になれば、週にほぼ2試合やるのが当たり前。その環境でパフォーマンスを維持して、ポジションを取り続けるタフさがないと、世界では戦えないということ。日本サッカーが本気で世界トップレベルに追いつこうとするなら、個人的には週1試合というスケジュールはどうかなという思いがある。だから、ACLとリーグ戦は両方ともフル出場したいですよね。チーム方針もあってなかなかフル出場はできないけれど、いつでも行ける準備はできていますよ」
小笠原は16日の試合に出場すると、J1通算500試合出場という節目を迎える。個人記録には興味をあまり示さないが、37歳になったいまもタフな戦いを欲している。それには心強いサポートがあることも大きい。契約するニューバランス社のスパイクが、その理由だと打ち明ける。
「スパイクは裸足に近い感覚が一番いいと思っているんだけど、いまのスパイクはそれを実現してくれている。疲労が残らないから、週2試合は余裕ですよ」
さらに小笠原は続ける。
「疲労の心配をされるけど、サッカーは走り回ればいいというほど単純なものじゃない。効果的にサッカーをする方法はいくらでもある。たとえば、守備をするにしても、相手を追いかけ回して潰すだけではなく、パスが通されたら危険なスペースに立って消すという守備のやり方もある。経験を積むことで手にした賢いやり方があるんで、試合があれば何試合でも出られますよ」
1998年のプロ入りから、毎シーズン1得点以上は記録してきた小笠原は、昨年初めてゴールを記録しないままシーズンを終えた。20年目のシーズンをタイトル獲得の大きな目標に向かってチームを牽引する小笠原に、最後にゴールへの意欲を訊いた。
「そりゃあ攻撃したいですよ。声を大にして言わないだけで。前に行きたがるタイプの選手が多いので攻守のバランスを見ていますけど、チャンスがあればゴールは決めたい。だから、今シーズンはチャンスがあれば、フリーキックは蹴ろうと思っていますよ。永木亮太や遠藤康など上手い選手が揃っているので、全部が全部というわけにはいかないけど、調子を見ながら、”ここぞ”という試合の重要な場面で決めたい。ただ、ゴールにしろ、チームをまとめるにしろ、すべては試合に勝って優勝するためにやることなので。そこを徹底して求めていきますよ」
小笠原満男について取材したSportivaの津金氏である。
「小笠原がもどかしさを覚える理由は、昨シーズン終盤の鹿島がチャンピオンシップ、クラブワールドカップと立て続けに試合が続くなか、メンバーを固定しながらチームとして成熟していき、世界を驚かせるサッカーを実現できたことにもある」と満男の声を代弁する。
今季、アジアと国内のタイトルを狙うため、鹿島は大賀補強を敢行した。
その有り余る戦力を、使いこなしながら、スケジュールを進めておる。
しかしながら、国内でもアジアでも、「良い位置」といえば聞こえが良いが、そこそこのポジションにいることも事実と言えよう。
圧倒的な強さを見せつけていないことは誰の目にも明らかである。
満男自身は、以下のように語る。
「去年の終盤は連戦、連戦で疲労もあったけど、チームとしてすごく良いサッカーができた。あの内容をベースにして、そこから上積みできて初めて強化と言えると思うんですよ。でも、今年はまだ去年のベースにも達していない。新しい選手が入ってきたことでのズレがまだある。例えばプレッシャーをかけるにしても、1人目が寄せて、2人目がいって、3人目がいく。一人ひとりの一歩や二歩の遅れが、全体になると大きなズレになっている。だから、去年はできていた高い位置でボールを奪う守備にしても、今シーズンは高い位置で奪う回数がまだ少ない。こうしたズレは守備だけではなく、攻撃でもバリエーションは足りないし、ゴールに迫るチャンスの数を増やせるようにしないと。そのためにはコミュニケーションをもっと高める必要があると考えています」
新戦力を上積みとするには、もっとコミュニケーションを積み重ねる必要があろう。
それがサッカーというものである。
また、ターンオーバーやローテーションと呼ばれるような、選手の入れ替えについては、「疲労の心配をされるけど、サッカーは走り回ればいいというほど単純なものじゃない。効果的にサッカーをする方法はいくらでもある。たとえば、守備をするにしても、相手を追いかけ回して潰すだけではなく、パスが通されたら危険なスペースに立って消すという守備のやり方もある。経験を積むことで手にした賢いやり方があるんで、試合があれば何試合でも出られますよ」と言い切る。
経験と実力のある者は、変に入れ替えて戦う必要は無いと言って良い。
このあたり、難しい問題でもある。
長いシーズン、コンディションを整えて戦うこと、またベテランと若手、そして助っ人のメンタルの違いなどを考慮すると、現場の声だけで判断できない部分もある。
とはいえ、満男個人に目を向ければ、疲労など考慮せず、ガンガンに使って貰って勝っていきたいという気合いが感じられて頼もしく思う。
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植田、必死にサッカーをやっていく
【鹿島】植田、地元・熊本復興をプレーで後押し「これからも必死にサッカーやる」
2017年4月15日6時0分 スポーツ報知

笑顔で調整する鹿島・植田
日本代表DF植田直通(22)=鹿島=が熊本地震から1年となった14日、地元の復興をプレーで後押しする考えを明かした。仙台戦(16日・ユアスタ)に向けクラブハウスで練習に参加。「まだまだつらい思いをしている人がいる。ピッチで頑張っている姿は県民の方々に届くと思う。これからも必死にサッカーをやっていく」と誓った。
地元の熊本・宇土市は震度5強を記録し、市役所が半壊するなどの被害を受けた。直後に行われた湘南戦(16年4月16日・BMWス)に出場後、地元の映像を見たショックから「思い出の詰まった場所。すごくつらい」と涙を流したほど。すぐにMF小笠原満男(38)らとともに救援物資を持参して被災地入りした。熊本出身者として感じ、移した行動は1年を経た今でも「変わっていない」と断言した。
ここ数試合は自身のミスが失点につながり公式戦2連敗中。「自分自身、責任を感じている。切り替えてチームのために働きたい」。節目の一年。名誉挽回。仙台戦では必死に勝利を目指す。(内田 知宏)
植田について取材した報知新聞の内田記者である。
熊本地震から丸一年が経った。
植田としても思うところがあろう。
地元に希望を与えるためにも、植田の活躍が必須。
多くの勝利に貢献していき、更に名を轟かせるのだ。
熊本出身の植田の勇姿を拝みにスタジアムに向かう。
楽しみにしておる。

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2017年4月15日6時0分 スポーツ報知

笑顔で調整する鹿島・植田
日本代表DF植田直通(22)=鹿島=が熊本地震から1年となった14日、地元の復興をプレーで後押しする考えを明かした。仙台戦(16日・ユアスタ)に向けクラブハウスで練習に参加。「まだまだつらい思いをしている人がいる。ピッチで頑張っている姿は県民の方々に届くと思う。これからも必死にサッカーをやっていく」と誓った。
地元の熊本・宇土市は震度5強を記録し、市役所が半壊するなどの被害を受けた。直後に行われた湘南戦(16年4月16日・BMWス)に出場後、地元の映像を見たショックから「思い出の詰まった場所。すごくつらい」と涙を流したほど。すぐにMF小笠原満男(38)らとともに救援物資を持参して被災地入りした。熊本出身者として感じ、移した行動は1年を経た今でも「変わっていない」と断言した。
ここ数試合は自身のミスが失点につながり公式戦2連敗中。「自分自身、責任を感じている。切り替えてチームのために働きたい」。節目の一年。名誉挽回。仙台戦では必死に勝利を目指す。(内田 知宏)
植田について取材した報知新聞の内田記者である。
熊本地震から丸一年が経った。
植田としても思うところがあろう。
地元に希望を与えるためにも、植田の活躍が必須。
多くの勝利に貢献していき、更に名を轟かせるのだ。
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