小笠原と曽ヶ端は根幹をブレさせない、その変わらぬ強さが、クラブの基礎体力となっていると再認識させられた

【鹿島】J1通算500試合出場の偉業。それでも小笠原満男と曽ヶ端準の姿勢は変わらない
古田土恵介(サッカーダイジェスト)
2017年04月17日


「今日もいつもの試合と同じだった」(曽ヶ端)


辿り着いたJ1通算500試合出場という偉業。このゲームでも小笠原は汚れ役を厭わず、中盤の底で積極的に身体を張っていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)


「500試合に想うことは特にない」と苦笑した曽ヶ端。長年にわたって鹿島を支えてきた守護神は、数字にとらわれることなく、目の前のゲームだけを考えている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)


[J1リーグ7節]仙台 1-4 鹿島/4月16日(日)/ユアスタ

「ソガ(曽ヶ端準)に聞いて」

 そのひと言だけが残った。“鹿島の魂”である小笠原満男は、大勢の記者たちを引き連れて、決して立ち止まることなく足早にミックスゾーンから立ち去って行った。

 誤解を恐れずに言えば、肩透かし以外の何ものでもない。だが、「らしいな」とも思った。確かにJ1通算500試合出場というメモリアルデーではあった。しかし、数字は数字。500分の1試合でしかない。

 中盤の底で85分までプレーし、時には攻撃の舵を取り、時には泥にまみれることをなんとも思わずに身体を張って守備をする。そんな背番号40が辿り着いた500。では、同様の数を積み上げた守護神は何を想うのか。

 曽ヶ端の対応も、実に「らしいな」と感じさせた。4-1という勝利に舞い上がることもない。饒舌にはならない。偉業は偉業かもしれないが、ひとつのゲームでしかないのだ。

「今日もいつもの試合と同じだった。ただ連敗していたので、そういうなかで勝てて本当に良かったとは思っている。

 500試合に想うことは特にないですけど(笑)。試合数を求めているわけじゃなくて、これまでと変わらず、ひとつひとつ目の前の試合にしっかりと出場できる準備をして、チームの勝利に貢献できるようにできれば。

 同じゲームで達成することとなったが、むこう(小笠原)は1年間イタリアにいったり怪我で離脱したりしたなかでのもの。僕はずっといながらもここまで時間が掛かってますしね」

 長年にわたって、常勝軍団を支えてきたふたりのベテラン。すべては勝利のために。すべてはタイトル獲得のために。本当に「目の前の試合に全力を尽くす」を体現できている選手がどれだけいるだろうか。

 見据えるは、先ではないのだ。どんなにゲームをこなそうとも、小笠原と曽ヶ端は根幹をブレさせない。その変わらぬ強さが、クラブの基礎体力となっていると再認識させられた。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)


満男と曽ケ端を取材したサッカーダイジェストの古田氏である。
二人のJ1通算500試合出場に対して特別なコメントを期待した様子。
しかしながら、二人共に“らしい”コメントが帰って来、平常運転で肩すかしを食らっておる。
このように、周囲が特別な試合のように感じ取っておっても、平常心にて普段と変わらぬ試合としてプレイできるからこそ、500試合という偉業を成し遂げられるのであろう。
このあたり、偉人ではない我らも見習いたいところ。
一喜一憂はファンとして当然ではあるが、常に目の前のことに集中することもまた重要なことである。
満男と曽ケ端より学びたい気持ちである。
ブレない二人に敬服である。

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第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会開幕記者会見

天皇杯開幕会見が実施…王者・鹿島の植田直通「またこのタイトルがほしい」

会見に出席した(左から)植田直通、田嶋幸三JFA会長、石井正忠監督

 日本サッカー協会(JFA)は17日、JFAハウスにて第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の開幕記者会見および天皇杯返還式を行った。

 近年は夏に1回戦を行っていた天皇杯だが、今季は4月22日に開幕を迎えるほか、2回戦から準々決勝まではすべて水曜日に試合を行うなど、日程面で大きな変化が見られる。

 登壇した田嶋幸三JFA会長は、「まず、(日本)代表選手が出られる日程にしました。つまり、本当にベストなチームが出られる大会にしたいというのを最優先しました」と、その理由を説明。「水曜日開催にすることで、必ずしも収益がプラスになるわけではない。しかし、ベストなチーム同士が戦える環境にしていきたいということです」と、大会のレベルを高めることを目的としていると主張した。

 会見後には、昨季王者の鹿島アントラーズから石井正忠監督とDF植田直通が出席し、天皇杯の優勝トロフィーを返還。植田は「正月に試合をするというのはなかなかないことで、テレビで見ていた世界なので、そこで優勝できたことは(今までの)自分にはない喜びでした」と昨季を振り返ると、「なので、またこのタイトルがほしいという気持ちになりました」と大会連覇に意欲を燃やした。



 また石井監督も、「前年チャンピオンということは忘れて、1試合1試合、勝つことにこだわっていきます」と述べたうえで、「ガンバ大阪さんはこの大会で連覇を2回されていますが、うちも、まずは(初の)連覇を目指したいと思います」と意気込みを語った。



鹿島植田「常にチャレンジャー精神で」天皇杯会見
[2017年4月17日14時28分]


天皇杯の開幕前会見で、日本協会田嶋会長(中央)に天皇杯を返還した鹿島DF植田(左)と石井監督(撮影・鎌田直秀)

 第97回天皇杯全日本サッカー選手権の開幕前会見が17日、都内のJFAハウスで行われ、前回王者の鹿島アントラーズDF植田直通(22)、石井正忠監督(50)らが出席した。

 日本協会の田嶋幸三会長(59)に天皇杯を返還した植田は「タイトルをとったかもしれないが、常にチャレンジャー精神で臨みたい。初戦から気が抜けない。連覇できるよう、チーム全体で協力して戦いたい」。来年1月1日に埼玉スタジアム2002で初開催される決勝舞台に立つ決意を表明した。

 今大会は4月22日、23日の1回戦で開幕する。鹿島などJ1、J2勢の登場は6月21日の2回戦から。新たに2回戦から10月25日の準々決勝までは水曜日のナイター開催。リーグ戦との並行で日程も過密になるが、石井監督は「強いチームは過密日程で戦うことが普通にならないといけない。ガンバ大阪さんが大会2連覇を2回していますし、うちも2連覇を目指したい」と話した。田嶋会長も平日開催に関して「代表選手が(試合に)出られる日程にした。売り上げなどの予算ではなく、ベストなチームで臨むことを最優先。スリリングでレベルの高い試合になることを信じています」と期待した。

 今大会はJリーグ勢を含めて、2021チームが参加。すでに今月9日に都道府県代表が出そろい、組み合わせも決定。鹿島アントラーズは2回戦でアルテリーヴォ和歌山(和歌山代表)-FCマルヤス岡崎(愛知代表)の勝者と対戦。前回準優勝の川崎フロンターレは、2回戦で栃木ウーヴァFC(栃木代表)-FCパラフレンチ米沢(山形代表)の勝者と対戦する。初出場は、いわきFC(福島代表)と、元日本代表FW中山雅史(49)やMF伊東輝悦(42)らが所属するアスルクラロ沼津(静岡代表)の2チームだ。【鎌田直秀】


第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の開幕記者会見に臨んだ石井監督と植田である。
今年の元日に栄冠を掲げたことが昨日のようである。
また新しい戦いが始まる。
王者としてマークも厳しくなろうが、鹿島史上初の天皇杯連覇に挑みたいところ。
鹿島の初戦は、6月21日の2回戦となる。
気持ちを高めチャレンジャーとして戦う。
来年の元日には、埼玉スタジアムにて再び栄冠を掲げようではないか。
楽しみな大会である。

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中田浩二、満男と曽ケ端にメッセージ

中田浩二氏 小笠原&曽ヶ端へ「いつか3人で強い鹿島をつくっていきたい」
明治安田生命J1第7節 鹿島4―1仙台 ( 2017年4月16日 ユアスタ )


中田浩二氏
Photo By スポニチ


 鹿島が仙台に4―1で圧勝した。ともに先発したMF小笠原満男(38)とGK曽ケ端準(37)は通算500試合出場を達成。チームは勝ち点を15に伸ばし、2位に浮上した。2人と同期入団の中田浩二氏(スポニチ本紙評論家)がメッセージを寄せた。

 私が鹿島に入団した際の同期は6人。その中に小笠原と曽ケ端、北九州に移籍した本山がいた。互いに刺激し合いながら競争し、3年目から私と小笠原、4年目から本山、5年目から曽ケ端が試合に出るようになったが、いいライバルだった。

 入団直後はよく「俺たちで試合に出て強いチームにしよう」と言い合った。小笠原は人見知りであまりしゃべらなかったが、芯が強かった。私が試合に出ると悔しそうな顔をしていたし、練習でも常に真剣勝負だった。小笠原がイタリアに行った時は正直驚いた。でも帰国後は社交的になった。曽ケ端はコーチングがうまく、DFがシュートコースを限定しやすくしてくれる。レストランで別の席に若手を見かけると、黙って代金を払って帰ったりする。

 500試合出場はまだ10人もいない金字塔だが、2人にとってはまだ通過点。プレーもまだいけるし、記録ももっと伸ばしてほしいと思う。今でも家族ぐるみで時々食事をするが、立場は変わってもいつか3人で強い鹿島をつくっていきたい。小笠原が監督なら最高だ。(元日本代表DF、本紙評論家)
[ 2017年4月17日 08:40 ]


満男と曽ケ端のJ1通算500試合出場に対して口を開いた中田浩二である。
同期入団の偉業達成には思うところがあろう。
いち早く引退してしまったことも含めて、気持ちが伝わってくる。
入団当初のこと、海外移籍のこと、今後のこと、数々のエピソードが素晴らしい。
そして、いずれ現役を退くであろう二人に対して、3人で強い鹿島をつくっていきたいと述べる。
「小笠原が監督なら最高だ」と言う言葉に力がこもっておる。
そのときには中田浩二が社長を務めておるのであろうか。
楽しみである。

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仙台戦報道

鹿島が前半3得点で大勝、仙台3連敗/仙-鹿7節
[2017年4月16日21時35分]


前半、ゴールを決め祝福される鹿島DF西(撮影・下田雄一)


仙台対鹿島 前半、仙台FW石原(右)と競り合う鹿島GK曽ケ端(撮影・野上伸悟)


<明治安田生命J1:仙台1-4鹿島>◇第7節◇16日◇ユアスタ

 鹿島アントラーズが大差でベガルタ仙台を下し、GK曽ケ端とMF小笠原のJ1通算500試合出場に花を添えた。

 前半25分、DF西がゴール前に攻め上がり、最後はDFをフェイントでかわし、ペナルティーエリアすぐ外の中央付近から右足で先制ゴールを決めた。同32分、FW金崎がPKを決めた。さらに同43分、ペナルティーエリア内でFW土居が後方にパスを出し、走り込んできたMF遠藤が右足でゴール左隅に突き刺した。

 後半に失点を許したが、鹿島は落ち着いたボール回しで試合を支配した。ロスタイム。FWペドロ・ジュニオールがペナルティーエリア内に進入すると、右足でダメ押し弾を決めた。

 仙台は後半開始からDF永戸と、体調不良のため前日練習に不参加だったMF富田を投入。同5分にFWクリスランがCKをヘッドで合わせてリーグ戦初ゴールを決めたが、その後が続かず、リーグ戦3連敗に終わった。

鹿島祝4発J1500試合曽ケ端&小笠原は良い手本
[2017年4月16日23時36分]


Jリーグ通算500試合目となるピッチに入る鹿島MF小笠原(左)とGK曽ケ端(撮影・野上伸悟)

<明治安田生命J1:仙台1-4鹿島>◇第7節◇16日◇ユアスタ

 鹿島アントラーズが、今季最多4得点を挙げて快勝し、2位に浮上した。

 GK曽ケ端準(37)と、MF小笠原満男(38)が先発出場して、J1通算500試合を達成。98年同期入団で、プロ20年目同士の2人が同ピッチで達成したことは奇跡的快挙となった。

 GKながら曽ケ端が、先制点の起点となった。ゴールキックをDF西大伍(29)が胸トラップ。華麗なドリブル突破からそのままゴールした技術に「大伍がうますぎた」と感謝。自身の記録に関しては「試合数を求めているのではない。これからもチームの勝利を導けるようにしたい。連敗していたので、そういう中で勝てて良かったです」。8日のリーグ戦セレッソ大阪戦は0-1、12日のアジア・チャンピオンズリーグではブリスベン(オーストラリア)に1-2。公式戦連敗ストップに達成感を得ていた。

 小笠原も攻守に奮闘した。試合後は「ソガに聞いて」と照れ笑いを浮かべながら、表情はうれしそう。プレーでも的確な危険察知で相手の攻撃を寸断し、後半14分にはイエローカード覚悟で速攻を止める状況判断で、勝利に貢献した。

 足首痛により4試合ぶりに試合復帰し、前半32分にPKを決めたFW金崎夢生(28)は「記念試合に出られて、すごいうれしいです」。同43分には小笠原と同じ東北出身のMF遠藤康(29)が左足で加点。途中出場のFWペドロ・ジュニオール(30)は、後半ロスタイムに右足で移籍後リーグ初得点を奪い「2人におめでとうと言いたい。ビッグクラブでこの数字を出すことは難しい。プロ意識の表れ。良い手本だし、近づきたい」と敬意を表した。

 先制点を決めた西も「まだまだいけちゃうということは、若いやつがだらしないということですよね」。2人の試合出場を脅かす、チーム全体のさらなる奮起に期待も寄せた。【鎌田直秀】

鹿島曽ケ端&小笠原500試合出場、奇跡の日に快勝
[2017年4月17日7時34分 紙面から]


後半、仙台FW石原(左)をマークする鹿島MF小笠原(撮影・野上伸悟)


通算500試合出場を勝利で飾り笑顔を見せる鹿島GK曽ケ端(撮影・野上伸悟)


<明治安田生命J1:仙台1-4鹿島>◇第7節◇16日◇ユアスタ

 鹿島アントラーズがJリーグ史上初の「メモリアルデー」に快勝した。GK曽ケ端とMF小笠原の98年同期入団の2人が先発し、同じピッチでJ1通算500試合出場を達成。過去6人しかいない記録で、ガンバ大阪MF遠藤と横浜F・マリノスDF中沢が同日達成した例はあるが、同じチームで切磋琢磨(せっさたくま)してきたプロ20年目同士の同日達成は奇跡に近い。

 今季リーグ戦2試合目の曽ケ端はDF西の先制点の起点になった。「大伍がうますぎた」と華麗なドリブル突破からの得点に感謝。「試合数を求めているのではない。これからもチームの勝利を導けるようにしたい」。今季チーム最多の4得点で、公式戦の連敗を2で止めたことを喜んだ。

 小笠原も相手の速攻を警告をもらってまで止めるなど、攻守に貢献。記録については「ソガに聞いて」と照れ笑い。ロッカールームでは記念白星の祝勝会。駆けつけた岩手・大船渡高時代の恩師・斎藤重信氏らにも祝福され、笑顔を見せた。

 ▼J1通算500試合出場 鹿島のGK曽ケ端とMF小笠原が、16日のベガルタ仙台戦(ユアスタ)で先発出場して達成。達成者は8人となった。初出場は曽ケ端が99年5月8日の福岡戦、小笠原が98年4月15日のG大阪戦。ともに国内では鹿島一筋でプロ20年目。初出場から同一クラブで500試合到達は浦和DF山田に次いで2、3人目。

鹿島・小笠原&曽ケ端、過去6人しかいないJ1通算500試合出場

試合前、引き締まった表情を見せる鹿島・小笠原(右)と曽ヶ端=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)

 明治安田J1第7節(16日、仙台1-4鹿島、ユアス)2人のベテランが偉大な記録を達成した。MF小笠原とGK曽ケ端が仙台戦に出場し、過去6人しかいないJ1通算500試合出場を遂げた。小笠原は後半40分に途中交代。曽ケ端は今季2試合目のフル出場で「試合数を求めているわけではない。これまでのスタンスでやっていきたい」。試合後はロッカールームで石井監督が音頭をとり、この日21歳となったMF三竿健の誕生日祝いも兼ね、全員で「おめでとう」と合唱した。


後半、ボールを追う鹿島・小笠原(左)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、ボールを追う鹿島・小笠原(左)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、シュートを放つ鹿島・小笠原(左)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、ドリブル突破を見せる鹿島・小笠原=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


後半、クロスに走り込む鹿島・小笠原(右)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


試合終了後、スタンドに挨拶をする鹿島イレブン=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


鹿島、4発祝砲で2位浮上!小笠原&曽ヶ端が500戦出場 20年目の金字塔
明治安田生命J1第7節 鹿島4―1仙台 ( 2017年4月16日 ユアスタ )


<仙台・鹿島>後半、ドリブルする鹿島・小笠原(右は曽ヶ端)
Photo By スポニチ


 鹿島が仙台に4―1で圧勝した。ともに先発したMF小笠原満男(38)とGK曽ケ端準(37)は通算500試合出場を達成。チームは勝ち点を15に伸ばし、2位に浮上した。

 鹿島未到の領域に、レジェンド2人がそろって突入した。38歳の小笠原と37歳の曽ケ端。20年目の同期が金字塔を打ち立てた。「みんながハードワークしてしっかり走って勝って良かった」。公式戦の連敗を2で止め、曽ケ端は安どの表情。後半40分に退くまで中盤の底で攻守のバランスを取った小笠原主将は「ソガに聞いて」と目元を緩めた。

 小笠原のデビューは入団した98年4月のG大阪戦。「衝撃を受けた。落ち着いていて、技術があり、視野が広かった」と鈴木満常務取締役を驚かせた。中2の時、Jリーグが始まった。テレビで見て「凄いな」と思ったという。約10年後、今度は小笠原のプレーをテレビの前で「本当にいい選手」と憧れながら見ていた9歳下の青年がいた。この日ボランチを組んだ永木だった。

 GK曽ケ端は99年5月8日の福岡戦で初出場した。入団した頃、ぼんやりと想像していた引退の年齢は30歳。「まさか自分がここまでくるとは考えられなかった」。毎年、正月に奉納する絵馬には2つの願いを書く。「優勝」「全試合フル出場」。今年も書いた。だが、GK権純泰(クォンスンテ)の加入で出番は減少。それでも「どんなケガでも試合には立つ。(ケガは)俺らにも言わない」(GK川俣)、精神力は健在だ。

 曽ケ端のゴールキックから生まれたDF西の先制点を皮切りに、チームは今季公式戦最高の4得点。クラブW杯で快進撃を見せた昨季の主力を軸に快勝した。試合後は石井監督の音頭で仲間から2人に「おめでとう」と祝福の声が降り注いだ。

 「目の前の試合を勝利に導けるようにやってきた。これからもそのスタンスは変わらない」と曽ケ端。小笠原は「カズさんに比べたらまだまだ子供」と言う。2人がいて、2人の背中を追う選手がいる限り、鹿島は常勝軍団であり続ける。
[ 2017年4月17日 05:30 ]

【鹿島】小笠原&曽ケ端500試合に花添える4発
2017年4月17日6時0分 スポーツ報知


J1出場500試合を同時達成した鹿島・小笠原(左)と曽ケ端

 ◆明治安田生命J1リ―グ 第7節 仙台1―4鹿島(16日・ユアテックスタジアム)

 自分の道は外れない。仙台戦で先発したMF小笠原、GK曽ケ端は同時にJ1史上7人目となる通算500試合出場を果たし、チームの2位浮上に貢献した。小笠原は「ソガに聞いて」と喜ばなかった。東日本大震災の復興支援を続ける小笠原は被災地の1つ、仙台で記録を達成したため談話を控えたという。曽ケ端も「いつもの試合? そうですね。公式戦2連敗中だったので、勝たなければいけないという気持ちだった」と冷静だった。

 J1では過去に631試合のGK楢崎(名古屋)を筆頭に6人が500試合出場を達成したが、鹿島では初となった。19冠の常勝軍団ではポジション争いはブラジル代表候補が相手。毎年国内随一の新人も加入する。最も出場を重ねにくいクラブだ。2人は「勝てる選手が試合に出るべき」と考え、負ければ次の試合は「外される」と覚悟する。そして「歯を食いしばって」(小笠原)練習で巻き返す。その繰り返しの末にたどり着いた偉業だった。

 FWペドロ・ジュニオールが、J1通算1万9999ゴールとなる4点目を挙げるなど大勝した鹿島。個人記録に背を向け、チームの勝利を追求するベテランを見て、石井正忠監督(50)は「ピッチに2人の指揮官がいる」と表現した。(内田 知宏)

鹿島の小笠原、曽ケ端がそろってJ1通算500試合出場達成

 仙台-鹿島 後半、競り合う鹿島・小笠原(右)。J1通算500試合出場を達成した=ユアスタ


 仙台-鹿島 前半、セーブする鹿島・GK曽ケ端。J1通算500試合出場を達成した=ユアスタ


 仙台に快勝し喜ぶ鹿島イレブン=ユアスタ


 「明治安田生命J1、仙台1-4鹿島」(16日、ユアテックスタジアム仙台)
 鹿島MF小笠原満男(38)、GK曽ケ端準(37)が、そろって史上7人目のJ1通算500試合出場を達成した。昨季の2トップに戻しての布陣で、チームも今季最多の4得点で祝福。C大阪戦、ACLブリスベン戦と続いた連敗も止めて、2位に浮上した。
 前半25分には曽ケ端からのパスを受けたDF西が長いドリブルからシュートを決めて先制。前半32分のPKの好機。メモリアルゴールを期待する鹿島サポーターから「小笠原!」とコールが沸くシーンもあった。結局FW金崎が決めた。
 曽ケ端は「試合数を求めているわけじゃない。目の前のゲームを戦っている」と通過点を強調。小笠原は「ソガに聞いて」と出場記録には関心を示さなかった。試合後はこの日誕生日のMF三竿との3人がロッカーで「おめでとう」と祝福された。

J1 鹿島猛攻、4発快勝 仙台撃破、2位浮上
明治安田J1第7節(16日・ユアテックスタジアム仙台ほか=9試合)鹿島は4-1で仙台に勝ち、2試合ぶりに勝ち点3を得た。通算成績は5勝2敗、勝ち点15で2位に浮上した。

この試合で鹿島の曽ケ端と小笠原がJ1通算500試合出場を同時に達成した。鹿島所属の選手では初めて、リーグ全体では7位タイ。

鹿島は前半25分の西のゴールを皮切りに、18分間で3得点。後半5分に1点を返されたが、試合終了間際にはペドロジュニオールが4点目を決め危なげなく勝ち切った。

■連敗止められて良かった 鹿島・石井監督
(中3日で)準備期間が短い中、連敗を止められて良かった。前半は相手にプレッシャーをかけてボールを奪う理想的な形(の守備)ができた。攻撃はいろんなポジションの選手が得点を取ったので、継続していきたい。

■記録メモ
▽J1通算500試合出場
仙台-鹿島戦で鹿島の小笠原と曽ケ端が達成。出場試合のチーム成績は小笠原が263勝89分け148敗、曽ケ端は261勝101分け138敗。


満男と曽ケ端のJ1通算500試合出場に多くの紙面を割く各紙である。
同期加入の二人が同時に500出場を果たすのはJリーグ史上初となる。
また、500試合出場を果たしたした選手は鹿島としては初である。
それもこれも含めて素晴らしい。
各紙には多くのエピソードが彩られ、Jリーグの歴史、鹿島の歴史が思い起こされる。
また、この日誕生日を迎えた三竿も共に祝われたことも欠かせぬ。
アシストを記録し、若手ボランチの筆頭となったことがアピールされた。
楽しみな逸材と頼りになるベテランが融合し、更に歴史を積み重ねていきたい。
楽しみである。

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サッカーダイジェスト 仙台戦寸評

【J1採点&寸評】仙台×鹿島|貫禄の王者。前半で勝負を決めて、全選手が及第点以上に
古田土恵介(サッカーダイジェスト)
2017年04月16日


仙台――ボロボロだった前半。怖さはなかった。


【警告】仙台=石川(31分)、クリスラン(53分) 鹿島=山本(16分)、小笠原(59分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西 大伍(鹿島)


[J1リーグ7節]仙台 1-4 鹿島/4月16日(日)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 4.5
鹿島の守備網の外側でボールは回るも、前半は特に怖さを生む縦パスがなく決定機はゼロ。永戸と富田を投入した後半に少しは立て直しができたが、セットプレーから1点を返すのが精一杯。最終盤にトドメを刺されて、川崎(0-2)、浦和(0-7)、鹿島(1-4)と強豪に連敗を喫した。

【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 4.5
19分と65分にビッグセーブを披露したが、4失点ではどうしても評価が下がる。また、ゴールには至らなかったものの、致命的なパスミスがあるなど、フィードも安定感を欠いていた。

DF
25 菅井直樹 5(58分OUT)
攻守に難しい判断を迫られて、ダイナミックな攻撃参加が前半は影を潜めた。後半は持ち直し気味だったが、それでもパフォーマンスは低空飛行から抜け出せなかったと言っていいか。

27 大岩一貴 5
最初の45分は特に厳しい状況に追い込まれるシーンが多く、鹿島の2トップと両サイドハーフの臨機応変な動きの対応に苦慮。良いフィードもあったが、効果的なものが数えるほどだったのが悩ましい。

13 平岡康裕 4.5
1失点目は西のステップに翻弄されてしまい、3失点目は遠藤と土居のパスワークに後手を踏む。3バックの中央に陣取る者として、4ゴールを失ってはかなり厳しく採点せざるを得ない。

5 石川直樹 4.5
土居と金崎の2トップを捕まえ切れなかっただけでなく、遠藤のテクニックにも苦戦。中村のダイアゴナルランと昌子のキラーパスに反応が遅れ、ペナルティエリア内でファウルを献上。後半は少し持ち直したものの……。

MF
26 藤村慶太 4.5(HT OUT)
最終ラインからのパスを引き出せずに、ボールを足もとに収めては慌ててしまい、脅威となる縦パスを通せず。外に散らすだけでは、「逃げのプレー選択」と言われても致し方ないか。守備面の貢献も小さかった。

18 三田啓貴 5
相手の連動した守備の前に為す術はなし。攻撃で存在感を出したのは後半になってから。左からのCKでクリスランのリーグ戦初ゴールをアシストしたのは好印象だったものの、前半の出来を差し引くとマイナスが大きい。

28 佐々木匠 5(71分OUT)
前半終了時に鹿島の遠藤から「もっともっと仕掛けないと」と声を掛けられたように、突っ掛けるべきシーンで大人しさが前に出てしまった。戦える感触は手にしたようで、次節以降の奮起に期待したい。

仙台――交代出場の永戸、富田、梁が光明に。

MF
31 茂木駿佑 4.5(HT OUT)
キック精度を披露することもなく、全体的に積極性が足りないままに前半45分でピッチを去ることに。粗さは守備面で顕著に見られ、スペースを使われる、食い付き過ぎる、逆に待ち過ぎるなど、アピールは失敗か。

FW
11 石原直樹 5.5
前節・浦和戦では不在によって己の存在意義を示したが、今節では出場して同様に価値を高めた。守備では労を惜しまぬチェイシングとプレスバック、攻撃ではパスを収めてその後の展開を優位に。「FWでノーゴール」という結果から5.5だが、6を与えても文句は出ないはずだ。

20 クリスラン 6
強く、高く、そして勤勉。味方がファウルを受けた際にボールが流れ、それを走って取りに行く様がすべてを物語っている。リーグ戦での嬉しい来日初ゴールも記録し、最前線に立つ選手として役目は果たした。

交代出場
2 永戸勝也 6(HT IN)
プロになってからリーグ戦では初のベンチスタート。後半開始から茂木に代わってピッチに立つと、恐れることなく仕掛けてクロスを供給。CKも多くゲットした。前節・浦和戦の歴史的大敗と今節の敗戦をバネに飛躍できるか。

17 富田晋伍 6(HT IN)
チームにとってどれだけ大切な存在かを、不在で鹿島に好き勝手やられた前半に周囲は実感したはず。藤村と交代すると、中盤の底で好パフォーマンスを披露。勢いを取り戻すのにひと役買った。

10 梁 勇基 6(71分IN)
アディショナルタイムも含めて20分強のプレー。チャンスメイクという点では物足りなさが残るものの、「まだ世代交代はさせない」という意気込みを感じさせた。判断力の的確さは衰えない。

監督
渡邉 晋 4.5
ルヴァンカップの勢いを買うメンバー編成も、失点後に緩んでしまう悪癖を修正できないままに前半で3失点。後半頭から富田と永戸を入れた交代手腕は良かったが、1-4という結果では低評価は致し方ないだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島――後半に反撃を食らうが、全体として好パフォーマンス。

【鹿島|採点・寸評】
鹿島 7
前半は完璧と言っても差し支えないパフォーマンス。ボールを支配しながら急所を抉る縦パスを入れて、確実にチャンスを仕留めた。後半こそ守勢に回る時間が多く、CKからゴールネットを揺らされたが、前掛かりの相手の息の根を止める4点目は「鹿島らしい」と言える。

GK
21 曽ケ端準 6.5
相手を怖がらずに飛び出して危機を回避する様は守護神のそれ。失点を喫したものの、プレーは終始安定しており、勝利で自身のJ1通算500試合出場に華を添えた。

DF
22 西 大伍 7 Man of The Match
ボールを落ち着かせ、タイミング良くパスを通し、絶妙なオーバーラップを披露。ハーフライン付近からドリブルで持ち込み、ステップで平岡をかわして決めた先制点は感嘆の声が漏れるほど。

5 植田直通 6.5
クリスランの高さや強さ、佐々木の俊敏さに手を焼く場面も。ただ、決定的にやられたシーンはなく、粗さも目を瞑れる範囲。闘志を内に秘めて、集中力を最後まで切らさずによく戦い抜いた。

3 昌子 源 6.5
最終ラインを見事に統率。ロングボールに対しても冷静に対処した。31分にはスルーパスを中村に通してPKを呼び込む。失点は自身のマーク、クリスランに決められたもので少々厳しくなるが0.5を減点することに。

16 山本脩斗 6.5
前半はチーム全体がほぼ完璧だったために、そこまで目立たず。しかし、後半の仙台が勢いづいた後に真価を発揮する。味方には気の利いた、敵には嫌な位置取りを続けていた。

MF
6 永木亮太 6.5
豊富な運動量で自軍ペナルティエリアから相手陣ペナルティエリアまでをカバー。ボックス・トゥ・ボックスの意味を示していた。ただし、「7」とした西や遠藤に比べたらインパクトは大きくないか。

40 小笠原満男 6.5(85分OUT)
J1通算500試合出場を達成した“鹿島の魂”。汚れ役を厭わず、積極的に身体を張ってフィルターになるとともに、攻撃時には舵取りもこなす。なぜ第一線にいられるのかが理解できるパフォーマンスだった。

25 遠藤 康 7
高いテクニックで対峙したDFを翻弄。細かいスペースをすり抜けるドリブル、周囲の押し上げを助けるキープを見せつける。土居とのパス交換から狙いすましたシュートで挙げたチーム3点目には技術力が詰まっていた。

鹿島――ブレない監督の采配を高く評価したい。


遠藤(写真右)が決めたチーム3点目は、土居(写真中央)とのコンビネーションから生まれた。「息が合う」とはまさにこのことだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

MF
13 中村充孝 6.5
サイドでボールを受けるだけでなく、ダイアゴナルに入って仙台の最終ラインを翻弄する。その象徴的なシーンが昌子のパスを引き出した31分のシーン。ペナルティエリア内で石川直のファウルを誘って、PKを獲得した。

FW
8 土居聖真 6.5
最前線でパスを呼び込むと、狭いスペースでも華麗にターン。その後のチャンスメイクはボディブローのように効いていた。43分には遠藤と呼吸バッチリの落としで、ゴールをアシスト。後半になってトーンダウンしたが、減点材料にはならないだろう。

33 金崎夢生 6.5(83分OUT)
果敢なチェイシングでボールの出どころを封じる。普段と比べて凄みは足りなかったかもしれないが、彼のハードワークは攻守で必要不可欠だった。32分にはPKを冷静に沈めて相手の勢いを削いだ。

交代出場
FW
7 ペドロ・ジュニオール 6.5(83分IN)
金崎との交代で、ピッチに立つ。約10分間とプレータイムが短いなかでもカウンターから仙台のゴールネットを揺らす。まさに起用に応えるパフォーマンスだった。また、随所に巧みさも見せた。

MF
20 三竿健斗 -(85分IN)
J1通算500試合出場を達成した小笠原に代わって投入される。自身が入った意味、役割をしっかりと理解しながらプレーした。P・ジュニオールのゴールを生むパスも出して、自身の使い勝手を見事にアピール。

監督
石井正忠 6.5
守勢に回る時間帯が増えた後半にも、ブレることなく鹿島のサッカーを選手たちに貫かせる。P・ジュニオールを投入した選手交代も当たり、素晴らしい采配だったと言っていい。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの古田氏による仙台戦の評点である。
大勝に全ての選手に高い評価が与えられておる。
その中で西とヤスに最高評点が与えられた。
西はMOMにも選出され、活躍が賞賛されておる。
勝利を呼び込む先制点は、セクシーとも受け取れる動きで華麗に決めた。
改めて西の才能を感じさせられた。
素晴らしい。
また、ヤスは「高いテクニックで対峙したDFを翻弄」と評される。
技術力で決めたゴールも、セーブされてしまったシュートも含めて、ヤスのプレイは賞賛に値する。
また「ブレない監督の采配を高く評価したい」と称するように、采配に関しても絶賛と言えよう。
完封こそ逃したが、鹿島らしい試合を演じられたのは石井監督の采配あってこそ。
途中出場の三竿健斗のアシストでこれまた途中投入のPJが決めるところも含めて、褒めるべきところ。
この調子を維持し、勝利を積み重ねていきたい。
楽しみである。

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仙台戦コメント

2017明治安田生命J1リーグ 第7節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
公式戦2連敗、そして時間もない中、この仙台で連敗を止めることができてよかった。前半は理想的な形で戦うことができた。先制した後もさらにたたみかけることができた。しかし後半は早い時間帯に失点してしまい、その後押し込まれたのは反省したい。前半のような戦いを90分間することが重要。ただ、最後にペドロが点を取ったように様々な選手が点を取っていくことが理想なので、その点はすごく良かったと思う。

Q. 今日のスターティンメンバーの意図は?また通算500試合を達成した曽ケ端選手と小笠原選手に関しては?

A. 彼らの存在も含めて、時間のない中、昨季からスタイルを変えてきた仙台をしっかり抑えたいということで今日の布陣にした。マークの受け渡し、連携が大事だったので昨シーズン長く一緒にやってきたメンバーを選んだ。満男やソガの存在は、ピッチ上に指揮官がいるようなもの。彼ら2人の存在は、ウチの強みだと思う。





【ペドロ ジュニオール】
自分自身の形を出せたゴールだった。重要なのはチームが勝つこと。アントラーズ加入後のリーグ戦初ゴールより、チームの勝利に貢献できたことが良かった。リーグ戦で上位陣に引き離されないためにも、公式戦の連敗を止めるためにも、この勝利は重要だった。

【西 大伍】
ソガさんからのボールが来た時、相手の選手が被ると思ったのでトラップした。DFを抜くまではシュートは考えていなかった。シュートを打つ時、ゴールは見ていなかった。点が入る時は入るし、入らない時は入らない。お互いに力を出し合えるようにできればいい。今日はテンポが良かった。

【中村 充孝】
遊び心を持ちながら厳しさを出していったが、得点を取れなかったから納得はしていない。まだまだだと思う。

【曽ケ端 準】
連敗していたし、このスタジアムでは難しい試合になるから、勝てて良かった。試合数の記録を求めているわけではなく、勝利に導けるようにプレーしてきた。そのスタンスはこれからも変わらない。

【土居 聖真】
連敗はしていたけど、試合前の雰囲気は良かったし、切羽詰まった感じではなかった。1失点はいらなかったけど、今季最多の4得点で勝てたことはすごくプラスだと思う。結果を出せたことが一番良かった。

【昌子 源】
前半から点が入って、攻撃陣には感謝したい。ただ、自分のところでやられてしまったし、相手のパワーなどを含めてわかっていたプレーでもあっただけに、あの失点は余計だった。

仙台戦


本日行われたJ1 第7節 ベガルタ仙台戦は4-1で勝利しました。

第7節
2017年4月16日(日)19:03KO ユアスタ

[ 石井 正忠監督 ]
公式戦2連敗した中で、このアウェイの仙台戦に向けて準備をする時間がなかなかない中やってきたんですけど、まずは公式戦の連敗を止めることができて本当に良かったと思います。前半、自分たちから相手を制限してプレッシャーを掛けてボールを奪うという理想的な形ができたということ。そして、1点目を取った後もさらに畳み掛けるような攻撃ができたことは、今日は非常に良かったと思います。後半に入って早い時点で失点してしまったことによって、後半は押し込まれる時間が長くなってしまったことは反省しないといけない部分だと思います。前半の戦い方を90分しないといけないな、という反省は残りますが、最後、またペドロ(ジュニオール)が4点目を取ってくれて、今日はいろんなポジションの選手が得点を取る形になりましたけども、こういう形をこれからもどんどん作りたいなと思います。

--今日の先発メンバーは、新加入選手がいないメンバーでしたがその狙いと、J1通算500試合出場を果たした小笠原 満男選手と曽ヶ端 準選手の存在の大きさをお願いします。
彼らの存在も含めてなんですけど、今日、こういう布陣にしたのは、期間も少ない中、仙台戦に向かわなければいけなかったので。仙台さんは昨年から少しスタイルを変えてきています。そこに対する対応策として、変則的な組み立てのところをしっかり抑えるという意味で今日の布陣を選びました。それがうまくいったんじゃないかと思います。やっぱりコミュニケーションの部分が大事で、マークの受け渡しなどが今日は重要になると思っていました。その辺が昨季数多く試合に出たメンバーがやることで、そこが安定した形として現れたんじゃないかと思います。

あと、小笠原選手と曽ヶ端選手ですけども、ピッチ内に指揮官が2人いるという話を昨日もしたんですけど、本当にそういう存在だと思います。それがうちの強みだと思います。

第7節
2017年4月16日(日)19:03KO ユアスタ

[ 曽ヶ端 準 ]
試合数を求めてやっているわけじゃなくて目の前の試合に出られる準備をしっかりして、チームを勝利に導けるようにやってきましたし、これからも変わらずそういうスタンスでやっていくと思います。

--小笠原 満男選手とはなにかロッカーで話したんですか?
何もないです(苦笑)。

--いつもの試合と同じでしたか?
そうですね。まあでも、連敗していたというのはもちろんありますし、そういう中で勝てたのは良かったです。

--1点目の起点になりましたが?
狙ったところには蹴れましたけど、(西)大伍がうま過ぎたので。良かったです。

前半に畳み掛けた鹿島。4得点で連敗を逃れる
仙台と鹿島、4月12日の公式戦から中3日でこの試合を迎えた両チームが、明治安田J1第6節の敗戦から立ち直るためにユアテックスタジアム仙台で激しい戦いを繰り広げた。

ホームの仙台は、12日にJリーグYBCルヴァンカップAグループ第2節・磐田戦で先発した11人が、この日もスターティングラインナップを飾った。佐々木 匠とシュミット ダニエルは、どちらもJ1で初めて先発した。また、石原 直樹はこの試合で、J1通算200試合出場を達成した。

アウェイの鹿島は、12日にAFCチャンピオンズリーグでブリスベンロアー戦を戦ったこともあり、リーグ戦前節からメンバーを入れ替え。ベテランの小笠原 満男と曽ヶ端 準が、ともにJ1通算500試合出場の節目を迎えた。

立ち上がりから攻勢を掛けたのは鹿島。積極的なプレスで仙台を押し込むと、4分に土居 聖真が左サイドから切れ込みシュートを狙う。しかしこれは密集の中でブロックされた。仙台も負けじと6分に反撃。左サイドからの佐々木のクロスに対してクリスランがオーバーヘッド気味にシュートを狙ったが、これはファウルで決定機とならなかった。

7分には鹿島がチャンス。左サイドでつなぎ、最後は中村 充孝がシュートしたが、これはシュミット ダニエルにセーブされた。10分には逆に仙台にチャンス。石原が右サイドから上げたクロスに、走り込んできた佐々木が頭で合わせたが、これは左に外れた。

その後、一進一退の状況になり、19分に鹿島が決定的なチャンスを迎える。中央から土居が抜け出しシュートを打ったが、これはシュミット ダニエルのファインセーブで止められた。

そして25分、鹿島が試合を動かす。中央へドリブルで持ち上がった西 大伍が自らフィニッシュ。これが決まって、アウェイチームが先制した。

さらに31分、鹿島はPKを獲得。32分に金崎 夢生が決め、鹿島がリードを広げた。そして43分、遠藤 康が右サイドからのミドルシュートを決め、3点目を奪取。前半は鹿島が試合を支配して、45分間を終えた。

後半から仙台は2人の選手を交代。永戸 勝也と富田 晋伍が投入された。渡邉 晋監督からも「応援してくれているサポーターのためにも絶対あきらめるな」とはっぱをかけられた選手たち。すると50分、勢いを得た仙台はCKからクリスランのヘディングシュートで1点を返した。

仙台はその後もCKのチャンスを得ると、66分には大岩 一貴がヘディングシュート。これは曽ヶ端にキャッチされた。畳み掛けたい仙台は71分、佐々木に代えて梁 勇基を投入した。

仙台の攻勢は続く。74分、再びCKを得ると、最後は石川 直樹がシュート。しかしこれは枠を外れた。

83分に鹿島は金崎からペドロ ジュニオールに交代。85分には小笠原に代えて三竿 健斗を投入した。

その後も仙台の攻勢は続き、89分には梁 勇基のクロスに菅井 直樹が頭で合わせる。これは曽ヶ端にキャッチされた。その後も仙台の攻勢は続いたが、90+2分にカウンターからペドロ ジュニオールが決めて、鹿島が差を広げた。

試合は1-4で終了。前後半で内容の異なる試合となったが、前半のうちに畳み掛けた鹿島が逃げ切り、公式戦での連敗を止めた。

[ 文:板垣 晴朗 ]

【仙台 vs 鹿島】 西が見事なドリブルからゴール!
2017年4月16日(日)



2試合ぶりの勝利を目指すアウェイの鹿島は25分、西大伍(写真中央)が見事なドリブル突破から右足で決めて幸先よく先制する。西は今季初ゴールとなった。

仙台 vs 鹿島】 金崎のPKで点差は2点に
2017年4月16日(日)



1点をリードする鹿島は32分にPKを獲得。このPKを金崎夢生(写真)が決めてリードを2点に広げる。

【仙台 vs 鹿島】 前半で3点リード!
2017年4月16日(日)



2点をリードして試合を優位に進める鹿島は43分、土居聖真のアシストから遠藤康が得意の左足で決めて、前半でリードを3点とする。

【仙台 vs 鹿島】 P・ジュニオールが待望の移籍後初ゴール!
2017年4月16日(日)



1点を返された鹿島はアディショナルタイムの90+2分、途中出場のペドロ ジュニオールがとどめとなる4点目をあげる。ペドロ ジュニオールは待望の移籍後初ゴールとなった。

鹿島が金崎のPK弾などで仙台に快勝!曽ヶ端&小笠原のJ1通算500試合出場を白星で祝う
17/4/16 20:54


鹿島が仙台に3-1で勝利した

[4.16 J1第7節 仙台1-4鹿島 ユアスタ]

 J1リーグは16日、第7節を行い、鹿島アントラーズは敵地でベガルタ仙台と対戦し、4-1で勝利した。鹿島は2試合ぶりの白星、仙台は3連敗となった。

 入りが良かったのは仙台だった。FW石原直樹(32)やMF三田啓貴(26)らが、MF佐々木匠(19)、MF茂木駿佑(20)といった若手をうまくサポートし、鹿島ゴールに迫り、リーグ戦初先発となったFWクリスランが高さと強さをいかして攻撃を展開していった。

 一方、GK曽ヶ端準(37)とMF小笠原満男(38)がJ1通算500試合出場となった鹿島は、FW金崎夢生が3試合ぶりに先発復帰。前半25分、GK曽ヶ端のゴールキックをハーフェーライン付近で受けたDF西大伍が反転からドリブルで攻め上がり、ペナルティーアーク内から右足を振り抜く。これがゴール右隅に突き刺さり、鹿島が先制に成功した。

 さらに鹿島は前半31分、MF中村充孝がDF石川直樹に倒され、PKを獲得。これをキッカーの金崎が落ち着いてゴール右隅に流し込み、2-0とする。43分には、右サイドからMF遠藤康がFW土居聖真とのパス交換で中央に切れ込み、左足シュートをゴール左隅に沈めた。

 3点ビハインドの仙台は後半開始からDF永戸勝也とMF富田晋伍を投入する。すると、5分に1点を返す。MF三田啓貴の左CKからFWクリスランがヘディングシュートを決め、1-3。クリスランのリーグ戦初ゴールで反撃の狼煙を上げる。その後、オープンな展開となり、32分に左CKのセカンドボールを石川が左足ジャンピングボレー。決まったかに見えたがわずかに右に外れ、点差を縮めることができない。

 鹿島は後半40分に小笠原を下げてMF三竿健斗を投入。守護神・曽ヶ端を中心に仙台の反撃を1点におさえ、後半アディショナルタイム2分にカウンターからFWペドロ・ジュニオールがとどめの一撃を沈め、4-1で勝利。鹿島がベテラン2人の記念試合を白星で祝った。

鹿島が敵地・仙台で4発快勝…曽ヶ端&小笠原のJ1通算500試合を勝利で飾る

J1通算500試合出場を達成した小笠原 [写真]=Getty Images for DAZN

 2017明治安田生命J1リーグ第7節が16日に行われ、ベガルタ仙台と鹿島アントラーズが対戦した。

 25分、右サイドバックの西大伍がドリブル突破から、自らシュートを沈め、アウェイの鹿島が先手を取る。さらに32分には中村充孝が倒されてPKを獲得すると、このPKを金崎夢生が決めて追加点。43分、遠藤康が左足を振り抜き、鹿島が前半で3得点を奪う。

 後半に入り早々の50分、仙台はCKからクリスランが頭で合わせ1点を返す。しかし後半アディショナルタイム、ペドロ・ジュニオールがカウンターからダメ押し点を挙げ、試合は1-4で終了。

 鹿島はリーグ戦2試合ぶりの勝利。仙台はリーグ戦3連敗、3試合で13失点となった。

 次節、仙台はアウェイでサンフレッチェ広島と、鹿島はホームでジュビロ磐田と対戦する。

【スコア】
ベガルタ仙台 1-4 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 25分 西大伍(鹿島)
0-2 32分 金崎夢生(鹿島)
0-3 43分 遠藤康(鹿島)
1-3 50分 クリスラン(仙台)
1-4 90+2分 ペドロ・ジュニオール(鹿島)

小笠原&曽ヶ端が500試合出場! 鹿島が金崎ら4発の快勝劇で2位浮上!!
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年04月16日


前半で3ゴールも、後半は仙台の攻勢を凌ぎ終盤にダメ押し。


金崎が今季2得点目となるPKを沈める。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ7節]仙台 1-4 鹿島/4月16日/ユアスタ

 小笠原と曽ヶ端がともに500試合出場を達成した試合で、鹿島が4発の快勝劇を見せた。

 試合は立ち上がりから、互いにゴール前でチャンスが訪れる。7分、鹿島は山本のパスを受けた中村が右足のシュートを放つもGKシュミットが好セーブ。続く10分には、仙台の2年目、佐々木が石原からのパスを頭で合わせるが、惜しくも枠を外れた。

 25分、先制したのは鹿島。中盤からドリブルで持ち込んだ西が、そのままペナルティエリア手前から右足を振り抜いたシュートがゴールネットに突き刺さった。鹿島が先制点を奪う。

 さらに、鹿島は31分、仕掛けた中村がペナルティエリア内で石川直に倒され、PKを獲得。これを金崎が落ち着いて沈め、追加点を奪った。金崎は今季2ゴール目。

 鹿島の勢いは止まらず、43分には土居との連係から遠藤が左足のシュートを叩き込み3点目。鹿島が3-0と大きくリードして、前半を終了した。

 後半、巻き返したい仙台は茂木に代えて永戸、藤村に代えて富田を投入。顔ぶれを変えて反撃に打って出る。

 すると立ち上がりの50分、仙台は左CKの三田のキックにクリスランが頭で合わせて、1点を返す。

 仙台はなおも、三田の精度の高いキックからチャンスを掴むが、決め手を欠き追加点を奪うことができない。

 対して鹿島は、後半アディショナルタイムに途中出場のペドロ・ジュニオールがダメ押しの4点目を奪う。結局、鹿島が4-1で敵地での一戦をモノにした。

 勝点を15に伸ばした鹿島は、得失点差で神戸を1ポイント上回り、2位に浮上した。一方の仙台は12位に順位を落としている。

口数は少なくとも――。鹿島・遠藤康から同郷仙台の佐々木匠へと贈られた「仕掛けろ」の重み
古田土恵介(サッカーダイジェスト)
2017年04月17日


「(佐々木は)仙台出身だったんで、「頑張れよ」と」(遠藤)


43分にチーム3点目となるシュートを冷静に決めた遠藤。前半終了時に同郷の佐々木に助言を贈った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)


ルヴァンカップ・磐田戦の再現はならず。佐々木は「もっと仕掛けないと」と遠藤からアドバイスをもらったことを明かした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)


[J1リーグ7節]仙台 1-4 鹿島/4月16日(日)/ユアスタ

 前半のシュート数は鹿島が9本、仙台が2本。しかし、その数字以上にリーグ王者が圧倒していた。25分に西大伍がハーフライン付近からドリブルしてゴールを陥れれば、32分には金崎夢生がPKを冷静に決め、43分には遠藤康が土居聖真とのパス交換からゴールネットを揺らした。

 前半だけで3-0。アウェーチームがほぼ完璧にゲームをコントロールしたため、ホームチームからすれば、為す術なしといった内容だったろう。

 そんななか、「自分のゴールがチームの勝利につながったのが嬉しかった」と語ったのは宮城県出身の遠藤だ。地元凱旋――。自ら華を添えてみせた背番号25は、前半終了のホイッスルが鳴ってロッカーに引き上げる際、仙台の佐々木匠に声を掛けたという。

「自分から話し掛けました。(佐々木は)仙台出身だったんで、『頑張れよ』と。やっぱり地元の選手には活躍してほしいですからね。佐々木への評価? それは僕のすることじゃない。コメントを控えさせてもらいます」

 では、同郷の先輩から声を掛けられた佐々木はどう受け止めたのだろうか。2シャドーの一角に入り、記録したシュートは2本(前半に1本、後半に1本)。9.376キロを走り、22回ものスプリントを繰り返し、71分にピッチから退いた。

「遠藤選手からは『若い選手がもっともっと仕掛けないと』と……。嬉しかったですね。(ゴールもプレーぶりも)さすがは遠藤選手だと思ったし、見習わないといけない」

 12日のルヴァンカップ・磐田戦でプロ入り後初ゴールを決め、この試合がリーグ戦初先発。局面局面で“仙台の至宝”たる所以を示せてはいた。しかし、鹿島戦については「シュートする前にイメージが浮かばなかった。しっかりと判断をしないといけない」と反省が口をつく。

 話した時間は一瞬かもしれない。口数は少なかったかもしれない。鹿島の右サイドハーフとして輝きを放った先輩は、これから光の差す道を歩くであろう仙台の攻撃的MFにわざわざアドバイスを送った。

 仙台の未来を担う後輩は、随所に巧みなボール扱いを披露してゴールという結果も残した鹿島の先輩の言葉を反芻して、前進するための糧に、血肉に変える。

 お手本はチーム内だけではない。纏うユニホームの色も、誇りに想うエンブレムも違う。それでもピッチ内には確かに、見えない糸で結ばれているような先輩・後輩の絆があった。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)


「連携が大事だったので昨シーズン長く一緒にやってきたメンバーを選んだ」と語った石井監督である。
昨季より布陣を替え、新しい戦い方をする仙台に対して、昨年より長い時間を共にし、CS・CWC・天皇杯を戦ったメンバーを起用したことは納得できる采配と言えよう。
ACLからの短い時間で結果を戻すことも叶った。
このあたりが伝統と実績を併せ持つ鹿島ならではのもの。
また、アツは「得点を取れなかったから納得はしていない」と悔しさをはっきりにじませた。
この試合のファーストシュートを放ったアツは、得点意欲に燃えておる。
2点目となったPKのシーンも良い飛び出しをしておる。
ゴールまであと少し。
次節には決めてくれるのではなかろうか。
そして、「自分のゴールがチームの勝利につながったのが嬉しかった」と言うヤスである。
出身地・仙台での試合は特別なものがあろう。
その地でゴールを決めたことは、我らも嬉しい。
聖真との連携で決めたこともまた意味がある。
ヤスの左足は、これからもチームを勝利を導いてくれよう。
楽しみである。

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浦和・興梠、決勝弾

【FC東京 vs 浦和】 興梠の2試合連続弾!
2017年4月16日(日)



0-0で迎えた14分、アウェイの浦和はラファエル シルバのパスから興梠慎三(写真)が決めて先制に成功する。興梠は2試合連続のゴールで、今季6点目のゴールとなった。

浦和興梠弾で首位 手押し相撲でも負けない体幹発揮
[2017年4月17日7時34分 紙面から]


前半、ゴールを決める浦和MF興梠(右)。左は東京DF丸山(撮影・狩俣裕三)

<明治安田生命J1:東京0-1浦和>◇第7節◇16日◇味スタ

 浦和レッズがFC東京を1-0で下し、3連勝で2位から今季初めて首位に浮上した。前半14分にカウンターからMF興梠慎三(30)が2戦連発となる決勝ゴール。今季6点目で、得点ランキングも並んでいた同僚のFWラファエル・シルバを抜いてトップに立った。

 ワンチャンスで仕留めた。自陣でラファエル・シルバがボールを持つと、興梠はDF3人の間を加速した。「ラファが前を向いたら、とにかくスペースを見つけて走ることを第一に考える」。背後からの地をはうパスを、DF丸山を背負いながら左足ダイレクトで合わせた。飛び出した日本代表GK林の手と丸山の足の間を射抜き、ゴール右隅に流し込んだ。技ありゴールに「あのコースしかなかった。あれが精いっぱい」と照れくさそうに笑った。

 興梠は激しく体を当てられても簡単には倒れない。この日のように体勢を崩されてもシュートは枠を外さない。FW武藤から「慎三さんは点も取れるしボールも収めてくれる」と信頼されるボディーバランスの持ち主だ。強固かつしなやかな体幹を、オーバーエージ枠で参加した昨夏のリオ五輪でも証明した。チームメートとの手押し相撲で無敗の“横綱”だった。押し勝つだけでなく、相手の押しを受け流して勝つこともあった。スポーツにおける駆け引きの中で、相手の力をいなす体の使い方を感覚的に知っており、一見無理な体勢でもシュートを決める。仲間から「あいつは天才」と言われるゆえんだ。

 長所が生きたゴールで、チームに勝ち点3をもたらした。後半は我慢の守備を強いられたこともあり笑顔は少なかったが、「年間を通して悪い時期はくる。そこで勝ち点3を取れるかが優勝につながる」と視線を落としはしなかった。かつて鹿島でリーグ3連覇に貢献した勝負師の前向きな姿勢もまた頼もしい。【岡崎悠利】

浦和 興梠“キング弾”で単独首位!倒れ込み左足一閃「うまくずらせた」
明治安田生命J1リーグ第7節 浦和1―0FC東京 ( 2017年4月16日 味スタ )


<FC東京・浦和>前半14分、ゴールを決めてラファエル・シルバ(右から2人目)と抱き合う興梠(右)
Photo By スポニチ


 V奪回を目指す浦和は、FC東京を1―0で下し今季初めて単独首位に浮上。前半14分に決勝点を挙げたFW興梠慎三(30)は、得点ランクの単独トップに立った。

 一気に攻撃のスイッチを押した。興梠が1本のパスから仕留めた。「ラファエル・シルバが持ったら走りだす。後は自分の技術で決めるだけ。GKのタイミングをうまくずらせた」。前半14分、縦パスに抜け出すと、スピードで相手DF丸山を振り切った。瞬時にGKの間合いを測る。最後は倒れ込みながら左足を一閃(いっせん)。絶妙な一撃が決まった。

 得点ランク単独トップに立つ6点目には興梠の神髄が見えた。現在4年連続2桁得点が続くエースも30歳。「昔は届いたのに届かなくなったというのはある。そこは経験と技術でカバー」と話していた。序盤からFC東京の圧力を受けた。「前半から押された。逆を言えば(カウンター攻撃の)チャンス」。冷静に流れを読み、反撃の機会をうかがっていた。

 抜群の身体能力と繊細なタッチ。「82」のベストスコアを持つ趣味のゴルフでは「得意なのはドライバーと“寄せ”」と話す。飛距離は280〜290ヤード。寄せには繊細さが光る。ラファエル・シルバが加入し、従来の1トップからシャドーに移った今季「ラファが下がった時は裏に抜けることを意識している」と言う。その相棒も「興梠はクレバーな動きだしをする」と絶賛した。まさに、あうんの呼吸だ。

 後半は興梠、武藤と2人のシャドーが、相手SBをマークする布陣に移行。試合前まで6戦20発の得点力を誇ったが、この日はしたたかに1点を守り切った。興梠は「内容が良くなくてもこういう試合に勝てたのは大きい」と言う。戦い方に幅ができ、勝負に徹する戦術を見せた浦和。幾多のタイトルを逃してきた姿はない。開幕戦で敗れた後、怒濤(どとう)の勢いで5勝1分けとし、いよいよ単独首位に躍り出た。


<FC東京・浦和>前半14分、丸山(右から2人目)と競り合いながらゴールを決める興梠(右)
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[ 2017年4月17日 05:30 ]


決勝点を決めた浦和の興梠である。
この試合のファーストシュートで決めるあたりは、興梠の良さと言ったところか。
この興梠を抑えることが鹿島DF陣に求められるタスクである。
ちょっとやそっとではブレぬ体幹とゴルフでも発揮される繊細なタッチを封じ込めねばならぬ。
植田や源はどのような対応をすのであろうか。
5月4日の対戦が楽しみである。

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