安部裕葵、力まずいつも通り、チームのためにプレイしたい

J1鹿島、新人FW・安部の初先発が濃厚

J1第5節大宮戦、途中出場でプロデビューを果たしたFW安部。22日の磐田戦では、先発でのホームデビューが濃厚

 J1鹿島は、ホーム磐田戦(22日)に向けて21日、約2時間かけて調整。今季、瀬戸内高(広島)から加入した新人FW安部裕葵(18)が紅白戦の主力組でプレーした。カシマスタジアムでの初先発が濃厚となり「力まずいつも通り、チームのためにプレーしたい」と話した。

 安部は第5節アウェー大宮戦(1日◯1-0)で、後半途中からピッチに立ちプロデビュー。磐田戦では先発出場で、その雄姿をホームサポーターに見せる。


ジュビロ戦に向けた前日練習にて主力組に入った安部裕葵である。
先発起用の可能性が高まった。
高卒ルーキーながら、緊張とかまったくしないタイプと公言するだけあり、不敵な面構えをしておる。
堂々としたプレイをし、初ゴールと行きたいところ。
裕葵の活躍を期待しておる。

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安部裕葵、先発起用か

【J1展望】鹿島×磐田|ホーム通算800ゴールを決めるのは鈴木? 土居?
サッカーダイジェスト編集部
2017年04月21日


鹿島――再び、FW起用の土居が攻撃を活性化する。


故障者/鹿島=中村 磐田=藤川
出場停止/鹿島=なし 磐田=なし


J1リーグ 第8節
鹿島アントラーズ-ジュビロ磐田
4月22日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(7節終了時):2位 勝点15 5勝0分2敗 10得点・5失点

【最新チーム事情】
●前節の仙台戦後、連休を設けて選手たちは心身ともにリフレッシュ。
●ホーム通算800ゴールまであと「2」。負傷明けの鈴木は「俺が取る」と意欲を燃やしている。
●「(序盤は)うまくいかなかったこともあったけど」という永木が復調の気配。「仙台戦で良い基準ができた。体のキレも良くなってきている」。

【担当記者の視点】
 今季は左MFを主戦場にしていた土居が、前節の仙台戦に続き、この磐田戦でも2トップで起用される見込みだ。

 スペースに顔を出し、パスを受けて前に仕掛けるプレーに定評のある背番号8が、いかに攻撃に勢いをもたらすことができるか。金崎との相性も良く、ふたりの息の合った崩しで多くのゴールチャンスを築きたい。

 その土居が抜けた左MFには、安部が収まりそうだ。これがリーグ初スタメンとなるルーキーの奮闘にも注目だ。

磐田――鳥栖戦の大逆転勝利で、「自信を持って王者に挑める」と勢いづく。

ジュビロ磐田
今季成績(7節終了時):10位 勝点7 3勝1分3敗 8得点・7失点

【最新チーム事情】
●7節の鳥栖戦で、リーグ10か月ぶりとなるヤマハスタジアムでの勝利を飾る。
●試合前々日の木曜日に鹿島入り。万全のコンディションで連勝を目指す。
●小川航がU-20代表候補合宿の千葉戦で2得点。リーグ戦初ゴールなるか?

【担当記者の視点】
 前節の鳥栖戦での88分に先制された後の逆転勝利。アダイウトン、ムサエフの今季初ゴールで、「自信を持って王者に挑める」(アダイウトン)と勢いづく。

 その鳥栖戦で今季初めて採用された3バックだが、名波監督によると「鹿島戦からの予定だったが前倒しした」とのこと。3-4-2-1が上位陣にも通用するのか。鹿島戦で真価が問われる。

 古巣と対戦する宮崎は、主導権争いのキーマンとなりそう。「少しでも隙を見せたらやられる。雰囲気に飲まれず、後手に回らないこと。自分が下がり過ぎず、相手を引かせるくらいの気持ちで駆け引きもしていきたい」と抱負を語っていた。


安部裕葵をスタメン予想するサッカーダイジェストのプレビューである。
前節・仙台戦ではアツがフル出場で務めた左ハーフをこの高卒ルーキーが担う様子。
昨日の紅白戦にてレギュラー組であったアツは、この紅白戦にて足を痛めた模様。
そこで、裕葵が大抜擢されることとなった。
このチャンスを活かすかどうかは裕葵にとって大きいであろう。
ボールを引き出す動きは既に大宮戦・ブリスベン・ロアー戦にて実証済み。
そこからフィニッシュに繋げるプレイが求められる。
ピッチに立てば新人もベテランもない。
結果を出してスターダムにのし上がるのだ。
安部裕葵の活躍を信じてスタジアムに向かう。
期待しておる。

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鹿島×磐田の名勝負数え歌再び

鹿島×磐田の名勝負数え歌再び!
2017/4/21 15:30配信


小笠原満男(鹿島アントラーズ) (C)J.LEAGUE PHOTOS

鹿島アントラーズ×ジュビロ磐田が黄金カードだったと言っても、最近のファンはピンとこないだろう。無理もない。磐田がリーグ戦優勝戦線を賑わせていたのは、00年代前半まで。リーグ戦制覇を鹿島と磐田が独占していたのは、1996年から2002年にかけての話である。リーグ戦の直接対決では28勝7分11敗と鹿島がリード。過去10試合のリーグ戦での対戦成績を見ても、鹿島の6勝2分2敗。公式戦直近7試合で磐田は勝ちなしである。

それでも、長年のファンにとっては、鹿島×磐田は特別な響きを持つ。磐田に中村俊輔がやって来て、新たな可能性を示しているのだから、なおさらだ。

磐田はここまで3勝1分3敗と一進一退の状況が続く。ピンポイントの左足のキックを見せ付ける中村だが、まだ4-2-3-1のトップ下か右MF、はたまた3-4-2-1の2シャドーの一角か、適正ポジションは見つかってはいない。エース候補の川又堅碁と高速ウイングのアダイウトンもここまで1得点とコンスタントな活躍には至っていない。ただ、前節・サガン鳥栖戦での逆転勝利はポジティブな要素だ。今季ホーム初勝利となる劇的逆転劇に「45歳にもなって、こんなに感動する日があって幸せ」と喜びを口にした名波浩監督は、「ヤマハで勝つことは大きなミッションだった。新しい我々のスタイルも多少見せられたと思うので、今後に期待してほしい」と手応えを語った。

ホームで迎え撃つ鹿島は、5勝2敗で首位・浦和レッズに勝点1差の2位と好位置につける。『ACL』との連戦を睨み、先発6人を代えて臨んだ第6節・セレッソ大阪戦では、相手の守備を崩し切れず0-1の敗戦を喫した。4日後の『ACL』ブリスベンアロー戦でもらしくない展開で1-2で白星を献上した。嫌な流れになりかけた前節・ベガルタ仙台戦では、MF小笠原満男とGK曽ヶ端準がJ1通算500試合出場を達成。メモリアルゲームの主役のふたりが存在感を発揮して、4-1の完勝を収めたのだ。試合後、石井正忠監督は鹿島イズムを体現するベテランふたりについて「小笠原選手と曽ヶ端選手、ピッチ内に指揮官がふたりいる。本当にそういう存在だと思う。それがうちの強み」と賞賛した。


「長年のファンにとっては、鹿島×磐田は特別な響きを持つ」と記すチケットぴあのプレビューである。
やはり、20世紀末から21世紀初頭の黄金カードは心をときめかせる。
三連覇以降にファンになった鹿島サポにとっては、今ひとつピンと来ないやもしれぬ。
しかしながら、一時代を築いたこの二つのクラブの対決の歴史を知らずにおくのは勿体ない話である。
名勝負の数々を紐解いて欲しいところ。
過去のことはともかくとして、現在の対戦も熱いものとなる。
特別な思いを馳せスタジアムに向かう。
重要な一戦である。

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鹿島対磐田は「日本のダービーマッチ

鹿島対磐田は「日本のダービーマッチ」…両監督が試合への想いを語る

鹿島・石井正忠監督と磐田・名波浩監督(C)Getty Images for DAZN
(C)Getty Images for DAZN


2017/04/21 14:57:29

鹿島アントラーズの石井正忠監督とジュビロ磐田の名波浩監督が、それぞれDAZN『J1プレビューショー:ROUND 8』内のインタビューに応じ、4月22日に行われる鹿島対磐田への意気込みなどを語った。

明治安田生命J1リーグ第8節が22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとジュビロ磐田が対戦する。鹿島の石井正忠監督と磐田の名波浩監督が、DAZN『J1プレビューショー:ROUND 8』内のインタビューに応じ、ライバルとの対戦に向けた意気込みなどを語った。

1996年から2002年に掛けてJリーグ王者を争った両チーム。「日本のダービーマッチと位置付けていた。日本のトップレベルのサッカーを見せよう」と考えていたと話す石井監督。名波監督は「一戦ごとに色々な思い出がある。鹿島は強いなという印象を持ち続けている」と当時を振り返る。

石井監督と名波監督はともに順天堂大学出身。石井監督は「大学時代から注目していました。世界に通用するレフティ」と現役時代の名波監督を評価。対する名波監督は、石井監督の現役時代の印象を聞かれ、「(ジーコのような)ビッグネームの間に入って、良い意味で中間管理職の役割をこなしていた」と答えた。

また、監督としてのお互いの印象について、石井監督は「ボランチの川辺駿が守備的ではなく、攻撃にも顔を出してつなぎ役になっている」と、川辺のボランチ起用に名波監督らしさを感じていると言う。一方、名波監督は「(レギュラークラスの選手が多くいるため)メンバーのやりくりが大変だろうな。タッチの少ない中で変化を生み出せる攻撃陣と、リスク管理をする守備陣。全体的なバランスが良い」と称賛する。

試合に向けては「Jリーグのチャンピオンにもなり、周りの見る目も違ってきているので、勝たないといけない」と必勝を誓う石井監督。対する名波監督は、「まだ肩を並べられていないが、憧れであり、越えなければいけないクラブ」だと、同じく勝利への意欲を示した。


鹿島vsジュビロという、かつては日本のトップオブトップを争った2雄の対戦を控えてコメント発する両チームの監督である。
ジュビロの名波監督は、「まだ肩を並べられていないが、憧れであり、越えなければいけないクラブ」と言い、鹿島へのリスペクトが強い。
2強時代のレギュラー選手として対戦した肌の感覚があるからかもしれぬ。
そして、石井監督の現役時代を“中間管理職”と評する。
これは面白い見解と言えよう。
強烈な個性の間に入って揉まれた経験が、今の名采配に繋がっておるのであろう。
その石井監督は、「日本のダービーマッチと位置付けていた。日本のトップレベルのサッカーを見せよう」とこの対戦を盛り上げる。
そして、「Jリーグのチャンピオンにもなり、周りの見る目も違ってきているので、勝たないといけない」と必勝を誓う。
この“ライバル”をホームで倒したい。
楽しみな一戦である。

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鹿島、2016年度決算

2016年度 決算概要について
2017年04月21日(金)

株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーは、本日4月21日(金)、第26期定時株主総会を開催いたしましたので、下記の通りお知らせします。

2016年度クラブ収支状況
(単位:百万円)
2016年度
営業収入 広告料収入 1,958
入場料収入 869
Jリーグ配分金 232
アカデミー関連収入 267
その他 2,256
計 5,582
営業費用 チーム人件費 1,929
試合関連経費 372
トップチーム運営経費 444
アカデミー運営経費 149
販売費及び一般管理費 1,931
計 4,825
営業利益 757
営業外収益 43
営業外費用 5
経常利益 795
特別損益 0
税引前当期利益 795
法人税等 185
当期純利益 610


2016年度の決算を公表した株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーである。
純利益6億1千万円は大きな結果と言えよう。
CWC準優勝が大きかった。
この費用の入金時期が悪く、無駄なく運用できなかったことは心残りであるが、それもまたクラブ運営の難しさである。
今期もまた多くの賞金を手にし、良い決算を迎えたい。

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安部裕葵、右利きなんですけど真似をして左足でフリーキックを練習した

【鹿島 vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:鹿島の俊英・安部裕葵が憧れた選手
2017年4月21日(金)



ボールを持てば小気味よいステップでドリブルを仕掛け、相手の意表を突いたパスをさばき、動き直してリターンパスを受け再び前を向く。それを左右両足を等しく使って行うのだからただ者ではない。鹿島の高卒ルーキー、安部裕葵は見ていておもしろい選手だ。

リーグ戦では3試合ベンチに入り第5節大宮戦で途中出場。わずか16分のパフォーマンスではあったが、ファーストプレーで飛び込んでくる土居聖真の前に柔らかいパスを落とすなど非凡な才能は垣間見せた。

その安部が、特別な思いを持ってジュビロ磐田戦に向かう。

「本当に好きな選手の一人でした。僕は右利きなんですけど真似をして左足でフリーキックを練習した。一緒にピッチの上で対戦してみたい選手の一人です」

小学生の頃に憧れた選手は38歳になってもピッチで活躍を続けている。磐田の10番を付ける中村俊輔。18歳は、年齢差20歳の邂逅を心待ちにしていた。

自ら「緊張とかまったくしないタイプ」と公言するだけあって物怖じする選手ではない。練習後、まだ免許を持っていない安部は中村と同年代の曽ヶ端準を捕まえて「寮まで送って下さい!」とお願いできる選手だ。ただ、短いドライブではあるが車中で話したことは実りあるものだったという。

「人柄というか、どういう人ならあれだけ長くプレーできるのかなと思いました。あの年代までプレーできるということは絶対に共通点がある」

中村俊輔、曽ヶ端準、そして小笠原満男。日本代表の試合を見るようになったとき、ピッチにいたのは彼らだった。同じ時間をピッチの上で過ごせとき、今度はなにを感じるのだろうか。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第8節
4月22日(土)15:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田


安部裕葵について記すJ’sGOALの田中滋氏である。
明日対戦するジュビロの中村俊輔に憧れておったとのこと。
「本当に好きな選手の一人でした。僕は右利きなんですけど真似をして左足でフリーキックを練習した。一緒にピッチの上で対戦してみたい選手の一人です」と語る。
小学生時代のアイドルが未だに現役であり、対戦できる状況にある。
裕葵としてはピッチに立ちたいであろう。
ここは出場機会を得て欲しいところ。
そして、俊輔以上の輝きを放ち、インパクトを残すのだ。
その裕葵を観た小学生が、いずれ対戦したいと思わせよ。
活躍を楽しみにしておる。

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二十歳を迎えた鹿島育ち・平戸大貴が競争の中で得た課題と収穫

【町田 vs 徳島】 ウォーミングアップコラム:二十歳を迎えた鹿島育ち・平戸大貴が競争の中で得た課題と収穫
2017年4月21日(金)



FC町田ゼルビアは第7節・アビスパ福岡戦(1-0)、第8節・横浜FC戦(1-0)と2連勝中。続出していた負傷者が次々に復帰し、増田繁人と吉田眞紀人も3月末に途中加入している。先発11名はもちろん、リザーブの7枠を巡る争いも一挙に激化した。

平戸太貴(写真)はそんなバトルの渦中にいる。彼は鹿島アントラーズから期限付き移籍で加わり、18日に二十歳の誕生日を迎えたばかりの若手MFだ。今季は8試合のうち6試合でベンチ入りし、開幕・千葉戦、第7節・福岡戦は途中出場を果たしている。ただし活躍、貢献というほどのプレーは見せられていない。

彼は競争に向けた覚悟をこう述べる。「短い時間でも結果を出さないといけないし、そこで結果を出さないと使ってもらえない。いかにしっかり準備をして、チャンスをもらったときに結果を出せるかを考えている」

出番を増やすために必要な部分についてはこう説明する。「まだ攻撃も守備も強さが足りない。特にボールを奪い切る部分、フィジカルコンタクトや、セカンドボールを拾うことなど、守備面で成長できれば、出場するチャンスも増えてくると思う」

ただ技術面は既にチームメイトから一目置かれている。吉濱遼平や吉田眞紀人とともに、平戸が攻撃のクオリティを町田にもたらす存在であることは間違いない。年齢的にも伸び盛りの彼は、チームの中でも間違いなく楽しみな存在だ。

町田の“個”は鹿島に比べれば落ちるのかもしれないが、平戸は先輩たちからしっかり“盗む”材料を見つけている。「ヤザさん(谷澤達也)で言ったら身体の使い方だったり、(重松)健太郎くんで行ったら前に入っていく動きだったり……。攻撃も守備も全部できるようになりたいので、みんなのいいところは全部盗んでいきたい」

4月1日の第6節・FC岐阜戦で、彼はリザーブから外れた。その直後に平戸は相馬直樹監督から声をかけられて、対話する時間を持ったという。彼は「自分の足りない部分や『3ヶ月やってきてどう思っているのか?』みたいなことについて話をした。自分は守備的な部分、強さが課題だと思っていて、相馬さんも同じことを思っていて、そういう部分を言われた。(監督から)言われたことと自分の感じていることが、マッチしていた」と振り返る。

出場のチャンスを求めてJ1王者からJ2クラブに籍を移した彼にとって、なかなか出場機会を得られないことは不本意だろう。しかし平戸は「こっちに来て自分の足りない部分が『これだ』と明確になった」と移籍の“収穫”も口にする。

だからこそ大塚慶輔フィジカルコーチのメニューや、ジムでのトレーニングなどで、彼は鍛錬を積んでいる。まだ彼が町田に加わって3ヶ月程度だが、「フィジカルコンタクトで少しずつ負けなくなっている。走るスピードでもチューブでトレーニングしたりして、前に出ていく力も少しずつ付いてきている」という身体的な成長があった。

ここ数ヶ月に限れば、平戸はユースの同期に後れを取っている。彼はこう口にする。「垣田(裕暉)は金沢で試合に出ているし、マチ(町田浩樹)も(鹿島で)ベンチに入ったり、(U-19)代表に行って活躍したりしている。自分の中で少なからず焦りはあるし、負けたくない気持ちはすごく大きい。でもしっかり自分の現状、課題を突き詰めて、しっかり一つずつクリアしていけば、自ずと成長していける。そこも越えていけると思っている。今のこの毎日を大切にして、少しずつ積み重ねていきたい」

平戸と話をして感心したのが、しっかりと姿勢を正し、相手の目を見て会話をする態度。鹿島アントラーズのアカデミーで、ジュニア時代からそういう振る舞いもしっかり教えられてきたのだという。課題を受け止め、後ろ向きにならずに取り組んでいく発想も含めて平戸から“鹿島育ち”の強みを感じた。彼ならばこの苦しい時間も糧にして、しっかり成長を遂げられるだろう。

文:大島和人(町田担当)

明治安田生命J2リーグ 第9節
4月22日(土)15:00KO 町田
FC町田ゼルビア vs 徳島ヴォルティス


町田の平戸について記すJ’sGOALの大島氏である。
ベンチ枠を争うひとりと紹介する。
平戸自身は「まだ攻撃も守備も強さが足りない。特にボールを奪い切る部分、フィジカルコンタクトや、セカンドボールを拾うことなど、守備面で成長できれば、出場するチャンスも増えてくると思う」と語る。
平戸の課題は「守備的な部分、強さ」、それは平戸本人も相馬監督も認識しておる。
そこを克服し、ポジションを得るのだ。
また、大島氏は平戸のしっかりと姿勢を正し、相手の目を見て会話をする態度を感心する。
鹿島ユースの熊谷監督がきちんと教育した賜物と言えよう。
鹿島育ちは世界に通用する。
平戸大貴、楽しみな逸材である。

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分析担当・小杉光正、探偵のような目が欠かせない

鹿島テクニカルスタッフが明かす、
「スカウティングの仕事とは?」

杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

鹿島アントラーズ・テクニカルスタッフ、小杉光正氏に聞く(前編)

 Jリーグの各チームには、対戦相手を分析する担当者がいる。専門で動く人もいれば、一般的なコーチ業をこなしながら、傍らでその任に就く人もいる。分析とはスカウティング。偵察だ。選手を発見、発掘するスカウトとは違う。

 昨季のJリーグ覇者、鹿島アントラーズは、テクニカルスタッフという位置づけの専任者を置いている。チャンピオンシップを制し、クラブW杯準優勝という快挙を達成した昨季終盤の快進撃の要因として、石井正忠監督が口にしたのが、テクニカルスタッフの功績だった。

 鹿島が専任のポストを設けたのは2007年のJリーグを制し、アジアチャンピオンズリーグに初めて出場することになったタイミングだ。以来、その任に就いている小杉光正氏に話をうかがった。


分析が活かされている? 話し合う鹿島の石井正忠監督(右)と大岩剛コーチ

「取材されるのはありがたいですが、僕の仕事って、いつも陰でコソコソ分析している、いわゆるスパイじゃないですか。スパイなのにこうして取材で表舞台に出るのはどうなのか、と(笑)。鹿島のスタジアムではともかく、鹿島と関係のない2チームが試合をしている現場に、あなたたちの情報を盗みに来ましたよって出かけて行くのも、おかしな話だなと。一応、鹿島は王者なので、他のチームのファンから目の敵にされていやしないかと、スタンドの片隅で、人の目を気にしながらこっそり試合を見ています」

 小杉氏は東京学芸大学大学院出身。同大サッカー部の2学年先輩には、日本代表の現分析担当者、湯浅理平氏がいる。

「2001年のユニバーシアード(北京)に、学生からテクニカルスタッフを出そうということで、当時大学院生だった湯浅さんがチームに帯同することになった。優勝という結果が出たので、『2年後の大会(大邱)も学生スタッフで』となり、その役が僕に回ってきたのです。メンバーには大学の2年後輩にあたる岩政大樹がいました。そこで優勝。2連覇を達成し、次のイズミル大会(トルコ、2005年)は3連覇だ! ということに。そこでまた声をかけてもらい、優勝。3連覇を達成しました。大学院を卒業し、FC琉球でコーチをしているときです。その後、FC刈谷のコーチを経て、鹿島に分析担当として招かれたというわけです」

「当初の希望はプロコーチでしたが、湯浅さんがFC東京に分析担当として呼ばれ、プロの現場に仕事として関わる方法は他にもあると知り得たことが励みになった。大学の同期でプロになった選手がいましたが、彼らは引退してコーチになれば、選手時代の経験を活かすことができる。そうした中で、僕が彼らと競い合おうとすれば何が必要かと考えたとき、分析は自分の武器になるかなと思い、本格的に勉強を始めました。分析のプロになろうと思って、この道に進んだわけではありません。運がよかったというか、やはりユニバーシアードのスタッフに呼んでもらい、結果を出したことが大きかったと思います」

 テクニカルスタッフ。分析のスペシャリスト。どのような瞬間に、この仕事の喜びを感じるのだろうか。

「分析通りに事が運べば、ハマったという充実感を得られますが、それだけではサッカーがつまらなく見えてしまう。思い通りにいくこともあれば、いかないこともある。怒られちゃうかもしれませんが、思い通りにいかないのがサッカーの魅力で、そうした中で勝利の確率を上げるのが、分析担当の仕事の魅力かなと。サッカーは実際に始まってみないとわからない。でも、始まるまでにできるだけ多くの準備をした方が勝利の確率は上がる。そう信じて仕事をしています」

「現場で試合を見る場合は、せっかく会場に来ているんだから、テレビに映らない箇所を見ようとします。気になるシーン、プレーをメモします。それをもう一度後で見直すのですが、チームの傾向はハッキリ出ますね。たとえば、選手が走っていなくてもパスが出るというシーンを見せられると、普段から練習しているプレーなのかな、と」

 昨年のJリーグチャンピオンシップ決勝。浦和に逆転勝ちした第2戦が行なわれたのは12月3日で、クラブW杯の第1戦、対オークランド・シティ(ニュージーランド)は、そのわずか5日後(12月8日)に迫っていた。

「チャンピオンシップを戦うのが精一杯で、クラブW杯の準備はそこから始めました。オークランドは、ホームページに多くの情報を出しているんです。クラブ側から積極的に発信していかないと、アピールする機会が増えないと考えているのでしょう。YouTubeにも映像が多く出ていました。

 2年前のこの大会で広島が対戦していたことも幸いしました。その映像を見て、知り合いにどんなチームだったかを聞いて、監督は当時と同じなので、サッカーの質、やろうとしていることは変わりない。選手もあまり代わっていない。サッカーに大きな変化はないだろうと。情報は集めやすかったです」

 石井監督は大会前、「4試合するつもりで大会に臨む」と述べていた。ということは、分析も目前の試合の勝利を見越して、先々に進んでいる必要があった。

「集められる情報はすべて集めておこうと。1チームの分析が終わったら、次に進むというスタイルで対応していました。トーナメント戦なので、どちらが勝つかわからない状況ですが、その辺りを読みながら」

「とはいえ、次のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)は、映像を見る限りでは強敵。かなりやるのではないかと思いました。代理人が売り出しを図りたいと考えたか、こちらもYouTubeに画像が多数掲載されていて、選手の特集やゴール集が組まれていました。中でも、”南アのクリスティアーノ・ロナウド(カーマ・ビリアッド=ジンバブエ代表)”など、前線にタレントのある選手が揃っていました」

「映像ではものすごいスピードで相手をブッちぎっていますが、DFの対応はどうなのかとよくよく見ると、同じような相手から、同じようなパターンでしか点を取っていないことがわかった。やりたいことをやらせてもらえる環境の中で奪った点なのかなと。いまネットには情報が溢れていますけれど、その取捨選択にはいつも気をつけています。すべて鵜呑みにしない。その辺りの情報をどこまで選手に提示するか、気をつけています」

 2-0で勝利した対マメロディ戦の前半。スコアは0-0ながら、鹿島はシュートなし。やられっぱなしの展開だった。

「相手の監督も、これは楽勝だと思っていたら後半やられた、みたいなコメントをしてましたが、鹿島の選手の対応力は、試合を追うごとに上がっていきました。速いとか、強いとか、巧いとかは、あらかじめ選手に伝えました。でも、それがどれほどなのかについては、実際に対戦した選手でなければわからない部分です。マメロディ戦は、対応できるまで45分かかったことになります」

「相手のエネルギーを鹿島が吸収した。45分耐えて、相手に慣れて、対応できるようになってから、鹿島のゲームが始まったという感じでした」

 続く準決勝の相手は、南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)。日本から開催国枠で出場したJリーグのチームで準決勝に出場したチームは過去3チーム(浦和、G大阪、広島)あるが、いずれも敗退。まさか鹿島がこの壁を破るとは、想像だにしなかった。しかも3?0というスコアで。

「Jリーグの各チームは、鹿島を分析し、対策を練ってきます。クラブW杯に出場してくるチームは、鹿島のことを考えずに臨んでくる。対鹿島ではなく、自分たちのサッカーをすれば大丈夫だと思って。それがうまくいかなかったときにどう修正するか。しかし、残り時間はもう45分しかない。相手はおそらくそういう状況に陥ったのだと思います」

 アトレティコ・ナシオナル戦。土居聖真の先制PKが決まったのは33分。

「その前からボールをしっかり運べるようになっていました。相手に対応するまでの時間は、マメロディ戦の45分から30分に短縮されました。前線に突出した力を持つ選手がいる相手を、GKを含めたディフェンスラインの組織で抑えることができました」

「それが決勝のレアル・マドリード戦ではさらに短くなり15分になった。45分、30分、15分と、選手の対応力が、試合をこなすうちに上昇していったのです。石井監督も同じ見解でした」

鹿島スカウティング担当は「レアルなら
勝てなくはない」と分析していた

杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

鹿島アントラーズ・テクニカルスタッフ、小杉光正氏に聞く(後編)

 クラブW杯で決勝に進出。レアル・マドリードと対戦した鹿島は、前半9分、ベンゼマに先制ゴールを許した。だが、ほどなくしてベテラン小笠原満男がミドルシュートを放つと、試合は一方的な内容ではなくなっていった。

「この大会で鹿島の選手の対応力が大きくアップした」と、鹿島アントラーズで分析を担当するテクニカルスタッフの小杉光正氏は回想する。


クラブW杯決勝でレアル・マドリードを追い詰めた鹿島アントラーズ

 レアル・マドリードの分析は、準決勝で勝つことを前提に、その前から行なわれていたという。

「30何試合負けなしで乗り込んできたレアル・マドリードでしたが、よくよく見ると、点を取られている試合はそれなりにあって、その失点シーンに目を向けると、意外にも同じような取られ方をしていることが多かった。点は奪われるかもしれないけれど、こちらが点を奪えないことはないかな、と」

 相手がレアル・マドリードではなくバルセロナなら、試合前に決着がついていたと述べたのはバルサファンを公言する石井正忠監督だが、小杉分析担当の見立ても同じだった。

「質が高いうえに、ボール回しを戦術的に行なうバルサの選手から、ボールを奪える気がしませんが、レアル・マドリードには、打ち合わなければ可能性はある。そう思いながら、分析をしていました」

「何試合、何十試合見ても、点を取っている選手は同じ。3トップのうちの2人、クリスティアーノ・ロナウドとベンゼマです。ここをどう抑えるか。というより、チームとしてどのように巧く対応するか。この2人が点を取るための形がどこにあるのかを掘り下げるのが分析の力です」

 決勝戦。鹿島は引かずに、可能な限り前から圧力をかけた。その点について石井監督は、こちらのインタビューの際に次のように胸を張った。

「強い相手にただ引くのではなくて、自分の方から奪いにいく姿が大勢の人に伝わったから、喜んでいただけたのかな、と。それでも打ちに出ていった。そこが嬉しかった。決勝だから強気にいけたこともあります。『相手を引き込むんじゃなくて、自分たちのスタイルを最後まで貫こうよ』と」

 鹿島が15分でレアル・マドリードに対応できたことと、石井監督の攻撃的な姿勢とは深い繋がりがある。

「打たれたシュートに反応するのか。ボールの出どころを抑え、シュートを打たせないことを考えるか。監督がどちらを求めるかで変わってきます。そうした監督の姿勢を全員が理解し、同じ方向に進んでいこうとしているのがいまの鹿島。チームとしてどう戦うか。それがハッキリしていたことが、あのような結果に繋がったのだと思います」

「レアル・マドリードとの決勝戦を含めて、実は分析をしながら、クラブW杯の前に、これは勝てそうもないなと思ったことは一度もなかったのです」

 昨季終盤、鹿島の快進撃は突如始まった。チャンピオンシップ準決勝で川崎フロンターレを下したその直前の試合までは、リーグ戦で4連敗を続けていた。

「サッカーとは、いくつかの小さなグループが集まって組織されたものだと思うのですが、それが少しズレてうまくいかなくなっていたのがJリーグの最後の4連敗。それがチャンピオンシップに向けてチームとして固まってきて、結果が出て、方向性に間違いがないことを確信し、個の対応力が上がり組織として戦うことができるようになった。その結果がクラブW杯準優勝だと思います」

 日本人は、勤勉で真面目で忠実だと言われる。その魅力をピッチの上で具体的によりよいものとして示しているのが現在の鹿島だろう。日本サッカー史上でも類を見ない頭脳的な集団に見える。そして、その一翼を分析担当者は確実に担っている。

「サッカーの分析はバスケットボールなどに比べて遅れているという側面があると思いますが、バスケットは手でボールを扱う球技なので、足で扱うサッカーに比べてミスが少ない。その分だけ計算できますが、サッカーは、ここにパスコースがあるので、通せばいいじゃんと言われても、通らない場合がある。分析できていても、個人の能力が上がらなければ、おそらくパスは繋がらない。バルサはそれを遂行する能力があります。クラブW杯でも、レアル・マドリードとの決勝に関しては、個人の差は相当にありました。でも、鹿島はその差を克服した」

「具体的にいえば、前のグループと後ろのグループの繋ぎ役を務めるボランチのところを分断してしまえば、チームは機能しなくなり、戦力は半減します。クラブW杯ではそこに狙いをつけながら戦いました」

 偶然ではなく、論理的に、知的レベルの高いプレーを披露した鹿島。その陰の功労者、小杉分析担当はそれでも控え目だ。

「僕は選手としては二流、三流。駆け引きだったり、プロ選手の感覚を知りません。その辺りの足りないところを、選手時代に優勝経験のあるコーチから教えてもらったり、手伝ってくれたり、補ってくれたりする。こういうことを知っていたら、ということは多いですね」

 例えば欧州のサッカーを見ていると、プロサッカー選手としての経験がない人が名監督になるケースが目立つ。「名選手名監督にあらず」が、むしろ常識として浸透しているほどだ。分析担当が監督になっても何ら不思議のない世界が広がっている。

「多分、バランスだと思います。経験者ばっかりだとうまくいかないこともあるし。選手経験のない監督の傍らには、選手経験のあるコーチが座っているのだと。その中で僕は、よくも悪くも客観的でいようと思っています。試合に勝っても、よくなかったところのあら探しをしたり(笑)。勝負には厳しくいきたいです。チームを去った後、やっぱりあいつじゃなきゃダメだったなと言われるような存在でありたいなと思います。スパイですが、この職業の価値を高められるような、いい人でありたいものです」

 次戦に向けて聞かれた監督が「自分たちのサッカーをするだけです」と、常套句のようにコメントするのを耳にすることがある。相手に対応しながら、自分たちのサッカーをする。これが今日的サッカーのあるべき姿だと思うが、一方だけを強調されると、破れかぶれの非論理的な思考法に聞こえる。

 小杉氏のような分析担当者が必要不可欠な存在に見える理由だ。小杉氏には、経験のなさを逆手に取ってメリットにしている印象を受けた。プロ経験者に不足しがちな知的な味でもある。勝利しても、よくない箇所を論理的に探そうとする客観的かつ冷静な分析。分析担当者の、探偵のような目が欠かせない時代を迎えていると痛切に感じるのだ。


鹿島のテクニカルスタッフである小杉光正を取材した杉山茂樹氏である。
分析という業務について詳しく語られる。
本来はプロのコーチを目指したというが、様々な要因が重なり鹿島にて分析の業務を行うこととなったとのこと。
CWCの躍進は小杉の素晴らしい手腕があってこそ。
杉山氏は「日本人は、勤勉で真面目で忠実だと言われる。その魅力をピッチの上で具体的によりよいものとして示しているのが現在の鹿島だろう。日本サッカー史上でも類を見ない頭脳的な集団に見える。そして、その一翼を分析担当者は確実に担っている」と小杉を評す。
小杉光正いてこその鹿島の躍進と言い切って良さそうである。
これからもスタッフも含めたクラブの力で勝利を積み重ねたい。
期待しておる。


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セットプレイが鍵になる

鹿島・昌子、俊輔止める!「こっちもセットプレーが鍵になる」
 鹿島のDF昌子とDF植田のセンターバックコンビが20日、ホーム磐田戦(22日)の勝利を誓った。元日本代表MF中村俊のFKを警戒しつつも、昨年9月の同カードでCKから得点を決めた昌子は「こっちもセットプレーが鍵になる」。植田も「CKから決めたい」とゴールに自信をのぞかせた。チームは約2時間の調整で汗を流した。 (鹿嶋市)


ジュビロ戦に向けて意気込みを語るCBコンビである。
中村俊輔という稀代のキッカーを擁するジュビロのセットプレイは驚異である。
ここをどう抑えるかがポイントとなる。
そして、3バックと4バックを併用して守るジュビロの守備システムを崩すには、こちらもセットプレイで対抗するところがある。
植田が決めてくれれば、試合展開は楽となろう。
この試合両チームのセットプレイに注目である。

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深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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