シャルケ・篤人、放出候補の可能性
内田篤人がシャルケの放出候補に?「十分なオファーが届けば…」と独紙報道
2017年04月26日(Wed)15時33分配信
photo Getty Images

シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケに所属する内田篤人が、来季に向けたチーム作りにおいて放出候補になる可能性があると独紙『ビルト』が報じている。
内田は2010年7月に鹿島アントラーズからシャルケに加入し、今季で7シーズン目を迎えている。しかし、膝の重傷によって2年間以上も実践から遠ざかっており、昨年12月に行われたヨーロッパリーグのザルツブルク戦で一度はピッチに立ったのみ。
現在は練習試合などに出場し、今月16日のダルムシュタット戦ではベンチ入りした内田だが、ザルツブルク戦以降は試合に出場できていない。
同紙によれば、シャルケのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は来季に向けて人員整理を進めており、十分なオファーが届けば内田を売却する可能性があると伝えている。シャルケと内田の契約期間は2018年6月までとなっている。
ハイデルSDは元カーディーラーで、マインツ時代にはシュトゥットガルトから岡崎慎司(現レスター・シティ)、FC東京から武藤嘉紀の獲得に尽力したことでも知られている。
【了】
シャルケの放出候補になる可能性があるとドイツ現地にて報じられる内田篤人である。
篤人は、負傷により実戦から遠ざかり、戦力としては考えられておらぬ日々を送っておる。
クラブがそのように考えるのも理解は出来る。
残り1年となった契約期間をどう捉えるかということであろう。
この夏の移籍はあるのであろうか。
篤人の去就に注目である。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ
2017年04月26日(Wed)15時33分配信
photo Getty Images

シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケに所属する内田篤人が、来季に向けたチーム作りにおいて放出候補になる可能性があると独紙『ビルト』が報じている。
内田は2010年7月に鹿島アントラーズからシャルケに加入し、今季で7シーズン目を迎えている。しかし、膝の重傷によって2年間以上も実践から遠ざかっており、昨年12月に行われたヨーロッパリーグのザルツブルク戦で一度はピッチに立ったのみ。
現在は練習試合などに出場し、今月16日のダルムシュタット戦ではベンチ入りした内田だが、ザルツブルク戦以降は試合に出場できていない。
同紙によれば、シャルケのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は来季に向けて人員整理を進めており、十分なオファーが届けば内田を売却する可能性があると伝えている。シャルケと内田の契約期間は2018年6月までとなっている。
ハイデルSDは元カーディーラーで、マインツ時代にはシュトゥットガルトから岡崎慎司(現レスター・シティ)、FC東京から武藤嘉紀の獲得に尽力したことでも知られている。
【了】
シャルケの放出候補になる可能性があるとドイツ現地にて報じられる内田篤人である。
篤人は、負傷により実戦から遠ざかり、戦力としては考えられておらぬ日々を送っておる。
クラブがそのように考えるのも理解は出来る。
残り1年となった契約期間をどう捉えるかということであろう。
この夏の移籍はあるのであろうか。
篤人の去就に注目である。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ
安部裕葵、この選手はいける、相手をこうした目で威嚇できる選手は必ず伸びる
初めて本田圭佑を見た時と似た衝撃。
鹿島の新人・安部裕葵にピンときた
杉山茂樹●取材・文 text by Sugiyama Shigekiphoto by Ken Ishii - JL/Getty Images for DAZN
シーズン序盤で見つけた「オッ」と思った選手(1)
FW安部裕葵(鹿島アントラーズ)
「オッ」と思わせる若手に遭遇することは、観戦の醍醐味のひとつだが、Jリーグには期待しにくい。無いものねだりになりつつあることも事実。かつてゴロゴロ存在したものは、いつのまにか激減。枯渇した状態にある。
日本サッカー界最大の問題と言えるが、よって、発見した瞬間の感激は大きい。天然記念物のような貴重な人材。鹿島アントラーズのFW安部裕葵(あべ・ひろき/18歳)を見た瞬間、まさにそう感じた。

第8節のジュビロ磐田戦で初先発を果たした安部裕葵
4月1日、J1第5節。安部の投入は、FWペドロ・ジュニオールとの交代で、時間は後半29分。スコアは0−0だった。
相手は最下位の大宮アルディージャ。鹿島にとっては、アウェーとはいえ、絶対に負けられない戦いだった。にもかかわらず、石井正忠監督は瀬戸内高校を卒業したばかりの高卒ルーキーを、いきなりピッチに送り込んだ。期待のほどがうかがい知れるというものだ。
その1、2分後だった。安部はMF土居聖真に、意外なタイミングでラストパスを配球。即興的ながら企画力、発想力に富んだショートパスをラストパスとしたのだ。
結果的に土居のシュートは入らなかった。土居がゴールを決めたのはその数分後。アシストはFW鈴木優磨から送られた縦パスだった。
クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスをすることでも知られる鈴木も、将来が期待される若手。メディアは決勝ゴールをアシストした彼にスポットを当てた。
だが、こちらの目は安部のほうによりピンときた。何と言っても、魅力的に見えるのは、相手と対峙したときの面構えだ。「蛇とカエル」の関係でいう蛇。171cmの小兵ながら、カエルを威圧するかのようなふてぶてしさ、偉そうな態度を見て閃(ひらめ)いたのだ。
この選手はいける。相手をこうした目で威嚇できる選手は必ず伸びる、と。
Jリーグで2試合目の出場を果たしたのは、4月22日のジュビロ磐田戦。今度はスタメンだった。なんとかしてやろうと、デビュー戦同様、立派な面構えで磐田に立ち向かった。しかし、プレーは空振り。安部は前半で交代の憂き目に遭った。
磐田の中村俊輔の活躍もあり、鹿島が磐田に0-3で敗れた試合だ。安部を先発で起用した弊害が露呈した一戦と言ってもいい。
大宮戦と磐田戦。違いは起用されたポジションにあった。大宮戦が2トップの一角だったのに対し、磐田戦は左サイドハーフ。選手に多機能性を求める石井監督ならではの起用法だが、安部は要求を十分消化できなかった。前半、左サイドが機能しなかったことが、敗因のひとつになっていた。
前半45分でベンチに下がった安部だが、面構えは最後まで立派だった。最後まで「やってやるぞ!」という雰囲気を漂わせながら、前向きにプレーした。
雰囲気があるのだ、プレーに。安部にあって他の一般的な若手にない要素はこれ。そして、安部には実行力がある。本田圭佑を初めて見たときに似た感覚に襲われる。同年代の選手の中ではピカイチだと思う。
だが、5月末から韓国で開催されるU-20W杯の日本代表メンバーに彼の名前はない。選出された過去もない。どうやら、内山篤監督のお眼鏡には、適っていないようである。
大事な局面で使ったり、多機能性を育もうとサイドハーフで使ったり、高い期待値を寄せる石井監督とは、見解が異なる様子だ。もっとも、U−20日本チームに選ばれず、大会に出なければ、その分、鹿島で出場する機会は巡ってくる。むしろ、こちらで揉まれたほうが伸びるのではないかと思う。
年代別の代表チームから漏れても、その後、大きく成長した選手はいくらでもいる。わかりやすい例では長谷部誠だ。
2004年アテネ五輪に臨むチームに彼は選ばれなかった。惜しくもというより、最初から構想外のような扱いを受けていた。日本チームには痛手になったが、長谷部には励みになった――とは、こちらの勝手な解釈だが、見るからに向こうっ気の強そうな安部の場合も、そうなる可能性は高いと踏む。
言い換えれば、高校総体の優秀選手に選ばれたにすぎない選手をスカウトし、獲得するや、新年度の初日(4月1日)から試合に使う鹿島に感心する。強さの片鱗を見る気がする。安部裕葵選手の今後の成長を見守りたい。
安部裕葵について記すSportivaの杉山茂樹氏である。
「天然記念物のような貴重な人材」と評する。
「「オッ」と思わせる若手に遭遇」した様子。
確かに公式戦デビューとなった大宮戦ではいきなりファーストタッチにてアシスト未遂をし、決勝点も裕葵のパスカット的なボールへのアプローチから生まれておる。
この時から持っている感を醸し出しておった。
2戦目となるブリスベン・ロアー戦ではボールを数多く引き出しチャンスをつくったことでインパクトを与えた。
初先発こそほろ苦い結果となったが、石井監督が才能を認めておることは伝わってくる。
技術的なこと以上にメンタルの強さもその面構え、目力からよく分かる。
ルーキーながらこれからも出場機会を得ていくのではなかろうか。
安部裕葵の躍動を期待しておる。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ
鹿島の新人・安部裕葵にピンときた
杉山茂樹●取材・文 text by Sugiyama Shigekiphoto by Ken Ishii - JL/Getty Images for DAZN
シーズン序盤で見つけた「オッ」と思った選手(1)
FW安部裕葵(鹿島アントラーズ)
「オッ」と思わせる若手に遭遇することは、観戦の醍醐味のひとつだが、Jリーグには期待しにくい。無いものねだりになりつつあることも事実。かつてゴロゴロ存在したものは、いつのまにか激減。枯渇した状態にある。
日本サッカー界最大の問題と言えるが、よって、発見した瞬間の感激は大きい。天然記念物のような貴重な人材。鹿島アントラーズのFW安部裕葵(あべ・ひろき/18歳)を見た瞬間、まさにそう感じた。

第8節のジュビロ磐田戦で初先発を果たした安部裕葵
4月1日、J1第5節。安部の投入は、FWペドロ・ジュニオールとの交代で、時間は後半29分。スコアは0−0だった。
相手は最下位の大宮アルディージャ。鹿島にとっては、アウェーとはいえ、絶対に負けられない戦いだった。にもかかわらず、石井正忠監督は瀬戸内高校を卒業したばかりの高卒ルーキーを、いきなりピッチに送り込んだ。期待のほどがうかがい知れるというものだ。
その1、2分後だった。安部はMF土居聖真に、意外なタイミングでラストパスを配球。即興的ながら企画力、発想力に富んだショートパスをラストパスとしたのだ。
結果的に土居のシュートは入らなかった。土居がゴールを決めたのはその数分後。アシストはFW鈴木優磨から送られた縦パスだった。
クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスをすることでも知られる鈴木も、将来が期待される若手。メディアは決勝ゴールをアシストした彼にスポットを当てた。
だが、こちらの目は安部のほうによりピンときた。何と言っても、魅力的に見えるのは、相手と対峙したときの面構えだ。「蛇とカエル」の関係でいう蛇。171cmの小兵ながら、カエルを威圧するかのようなふてぶてしさ、偉そうな態度を見て閃(ひらめ)いたのだ。
この選手はいける。相手をこうした目で威嚇できる選手は必ず伸びる、と。
Jリーグで2試合目の出場を果たしたのは、4月22日のジュビロ磐田戦。今度はスタメンだった。なんとかしてやろうと、デビュー戦同様、立派な面構えで磐田に立ち向かった。しかし、プレーは空振り。安部は前半で交代の憂き目に遭った。
磐田の中村俊輔の活躍もあり、鹿島が磐田に0-3で敗れた試合だ。安部を先発で起用した弊害が露呈した一戦と言ってもいい。
大宮戦と磐田戦。違いは起用されたポジションにあった。大宮戦が2トップの一角だったのに対し、磐田戦は左サイドハーフ。選手に多機能性を求める石井監督ならではの起用法だが、安部は要求を十分消化できなかった。前半、左サイドが機能しなかったことが、敗因のひとつになっていた。
前半45分でベンチに下がった安部だが、面構えは最後まで立派だった。最後まで「やってやるぞ!」という雰囲気を漂わせながら、前向きにプレーした。
雰囲気があるのだ、プレーに。安部にあって他の一般的な若手にない要素はこれ。そして、安部には実行力がある。本田圭佑を初めて見たときに似た感覚に襲われる。同年代の選手の中ではピカイチだと思う。
だが、5月末から韓国で開催されるU-20W杯の日本代表メンバーに彼の名前はない。選出された過去もない。どうやら、内山篤監督のお眼鏡には、適っていないようである。
大事な局面で使ったり、多機能性を育もうとサイドハーフで使ったり、高い期待値を寄せる石井監督とは、見解が異なる様子だ。もっとも、U−20日本チームに選ばれず、大会に出なければ、その分、鹿島で出場する機会は巡ってくる。むしろ、こちらで揉まれたほうが伸びるのではないかと思う。
年代別の代表チームから漏れても、その後、大きく成長した選手はいくらでもいる。わかりやすい例では長谷部誠だ。
2004年アテネ五輪に臨むチームに彼は選ばれなかった。惜しくもというより、最初から構想外のような扱いを受けていた。日本チームには痛手になったが、長谷部には励みになった――とは、こちらの勝手な解釈だが、見るからに向こうっ気の強そうな安部の場合も、そうなる可能性は高いと踏む。
言い換えれば、高校総体の優秀選手に選ばれたにすぎない選手をスカウトし、獲得するや、新年度の初日(4月1日)から試合に使う鹿島に感心する。強さの片鱗を見る気がする。安部裕葵選手の今後の成長を見守りたい。
安部裕葵について記すSportivaの杉山茂樹氏である。
「天然記念物のような貴重な人材」と評する。
「「オッ」と思わせる若手に遭遇」した様子。
確かに公式戦デビューとなった大宮戦ではいきなりファーストタッチにてアシスト未遂をし、決勝点も裕葵のパスカット的なボールへのアプローチから生まれておる。
この時から持っている感を醸し出しておった。
2戦目となるブリスベン・ロアー戦ではボールを数多く引き出しチャンスをつくったことでインパクトを与えた。
初先発こそほろ苦い結果となったが、石井監督が才能を認めておることは伝わってくる。
技術的なこと以上にメンタルの強さもその面構え、目力からよく分かる。
ルーキーながらこれからも出場機会を得ていくのではなかろうか。
安部裕葵の躍動を期待しておる。

にほんブログ村

鹿島アントラーズ ブログランキングへ