サッカーダイジェスト 広島戦寸評

【J1採点&寸評】広島×鹿島|大岩監督初陣を勝利に導いた中村&レアンドロ。広島は柏が孤軍奮闘も深刻な状況に
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年06月05日


広島――サイドアタックで奮闘した柏がただひとりの「6.5」。


【警告】広島=なし 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村充孝(鹿島)


[J1リーグ14節]広島 1-3 鹿島/6月4日/Eスタ

【チーム採点・寸評】
広島 4.5
ミスが多く、球際も甘く、失点を重ねた前半のデキが酷すぎた。後半に気迫を見せて盛り返したところはポジティブに捉えられるが、チーム状況は深刻。

【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 4.5
失点してしまった後が問題。チームを奮い立たせられず、ショックを引きずってしまった。

DF
33 塩谷 司 4.5(HT OUT)
攻撃参加も相手のカウンターのキッカケに。ひとりだけ悪かったわけではないが、前半での交代も致し方なし。

5 千葉和彦 4.5(80分OUT)
厳しく寄せることができず簡単に相手に前を向かれてしまう。ポゼッション時のパス回しにも迷いが見られた。

4 水本裕貴 4.5
向かってくる相手に下がって対応することしかできず。フィジカルコンタクトの強さという長所を失っている。

MF
14 ミキッチ 5.5(80分OUT)
なんとか活路を見出そうと躍起だった。後半はボールをゴール前に送り込み続けたが質が伴わず。

6 青山敏弘 5.5
後半は気持ちを見せたが、前半は相手にやられるがまま。失点のショックを主将が露にしていてはいけない。

2 野上結貴 5
ディフェンスラインの前のスペースをケアできず、鹿島の2列目に自由に仕掛けられてしまった。

18 柏 好文 6.5
前半からひとりで突破口となり、後半は中央にも入ってチームを推進。柏がいなければ、もっと大変なことになっていた。

44 アンデルソン・ロペス 6
前半はミスが多くチームを困らせただけだったが、チームが攻勢に出た後半は存在感を発揮。73分のチャンスが決まっていれば。

30 柴﨑晃誠 5.5
柴﨑でさえも前半はミスが多かったが、後半途中からボランチに下がると落ち着きを取り戻してチームを前へ進めた。

広島――失った自信を取り戻さなければ。
FW
22 皆川佑介 5.5
身体を張ってファイトし続けたがボールロストは多く、ゴール前で鹿島のCBを上回れなかった。

交代出場
MF
29 森島 司 6(HT IN)
後半から出場。球際でファイトし、怖がらずボールを受けてチームを攻勢に導くも、ゴールに直結するプレーはできず。

MF
16 清水航平 -(80分IN)
前線の人数を増やすため右サイドバックとして出場。短い時間でも気持ちを見せて戦った。

FW
31 宮吉拓実 -(80分IN)
シュートまでは辿り着けなかったが、判断がよくワンタッチを入れてあと一歩までは迫った。

監督
森保 一 4.5
選手が本来の力を出せなくなっている。後半は吹っ切れたが、それでは遅い。失った自信をどうやって取り戻すのか。

鹿島――2列目のふたりが輝きを放つ。

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
土居、中村、レアンドロが相手のブロックの間を巧みに突いてゴールを奪取。後半は受けに回ってしまったが、大岩新監督の初戦を見事に飾った。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
24分に柴﨑のシュートを止め、73分にはアンデルソン・ロペスをストップ。要所で好セーブみせた。

DF
24 伊東幸敏 5
柏の対応に苦しみ続ける試合となったが、ひとりではどうしようもないほど柏がキレていた。

5 植田直通 6.5
クロスを皆川に先に触られる場面もあったが、しっかりとプレッシャーをかけて自由にはさせなかった。

3 昌子 源 6
後半はアンデルソン・ロペスに手を焼く場面もあったが、試合終盤はゴール前に立ちはだかった。

16 山本脩人 6
ミキッチに押されることなく対応し続けた。1対1の守備能力の高さをしっかりと見せた。

MF
20 三竿健斗 6
後半は前へ出てきた広島の勢いを跳ね返せなくなるも、バイタルエリアで相手に自由を与えなかった。

6 永木亮太 6.5
出足よくボールを奪取して3点目につなげたプレーをはじめ前半は見事。後半は森島にやや手こずった。

11 レアンドロ 7(67分OUT)
土居、中村とうまく連係して前半だけで6本のシュートを放って2本を決めた。1点目は豪快だった。

13 中村充考 7(75分OUT)
前半は相手を翻弄して大岩新体制の1点目をゲット。1得点・1アシストが物足りなく感じるプレーを披露。

鹿島――スペースメイクとスペースでのパスレシーブで良好な関係を築いた2トップ。

FW 
8 土居聖真 6.5
巧みにスペースでパスを受けて攻撃を推進。冷静さと力強さの両方を備えて広島の守備陣を苦しめた。

9 鈴木優磨 6(88分OUT)
シュートチャンスが巡ってこない試合だったが、しっかりとディフェンスを引っ張りスペースメイクで貢献。

交代出場
DF
22 西 大伍 6(67分IN)
伊東を助けるため出場。柏の勢いはなかなか止められなかったが、なんとか決壊は防いだ。

13 金森健志 6(75分IN)
カウンターのチャンスはあっただけにとどめを刺したかったが、十分に相手の脅威になっていた。

40 小笠原満男 -(88分IN)
大岩新体制ではベンチスタートとなって88分から出場。これからの立ち位置はどうなるのか。

監督
大岩 剛 6.5
初陣を勝利で飾る。離脱者も多い中でチョイスした選手たちが前半は精力的なプレーを見せてくれた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストWeb編集部による広島戦の寸評である。
快勝に総じて高い評価が付けられておる。
その中で、レアンドロとアツに最高評点が与えられた。
アツは先制点とレアンドロのへのアシストもありMOMに挙げられておる。
とはいえ、アツの才能を考慮すればこの程度はお手の物。
次戦からは更なる高い評価が与えられる活躍をしてくれよう。
レアンドロは開始早々に相手DFラインでボールを奪いシュートを放つなど、積極性が強く表れておった。
2ゴール以上にシュート6本が物語っておる。
スプリント回数も67分の出場時間で23回はかなりのもの。
攻撃の圧力はレアンドロから放たれておったと言っても過言ではなかろう。
また、スンテ、植田、聖真にも高い評価が与えられた。
スンテはビッグセーブを連発し、勝利に貢献しておる。
スンテがおらねば逆転もあり得た。
頼れるキーパーである。
植田は先制点の起点となるヘディングを健斗に繋げるなど、攻守に効いておった。
そして聖真は、先制点のアシストだけでなく、降りてボールを受ける、最前線で起点となるなど、攻撃の要として大きく機能しておった。
聖真のFW起用は、石井さんの時代よりの好手であった。
今季は選手の負傷もあり2列目の層の薄さよりポジションを下げざるを得なかったことが、不調の遠因となったことは否めない。
また、シュート1本の憂き目に遭った優磨であるが、良い評価は与えられた。
相方が聖真であったことで、優磨の献身性も行かされたのではなかろうか。
スプリント回数37回は特筆すべき値である。
今回は大岩監督の初陣ということもあり、選手らもより躍動した。
中断期間にて戦術が熟成され、そして怪我人が戻ってきた際にはどのような戦いになるのであろうか。
楽しみで仕方が無い。

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広島戦報道

鹿島3発快勝!大岩新監督の初陣飾る/広-鹿14節
[2017年6月4日17時30分]


監督として初勝利を飾りサポーターの声援に手を振る鹿島の大岩剛監督(撮影・今浪浩三)

鹿島大岩新監督「ホッ」抜てき中村ら活躍で初陣勝利
[2017年6月4日22時17分]


監督として初勝利を飾りDF昌子(左)と握手をかわす鹿島の大岩監督(撮影・今浪浩三)

<明治安田生命J1:広島1-3鹿島>◇第14節◇4日◇Eスタ

 鹿島アントラーズは、先月31日に石井正忠監督(50)解任となった負の流れを、3-1の快勝で断ち切った。コーチから昇格した大岩剛新監督(44)は、足首痛を抱えるFW金崎夢生(28)やFWペドロ・ジュニオール(30)をベンチから外し、今季左MFでの起用が多かったFW土居聖真(25)を2トップの一角で起用した。相手のセンターバックとボランチの間でボールを受けた土居が好機を何度も演出。前半14分にはMF中村充孝(26)の先制点をアシストした。同30分にはMFレアンドロ(24)が中村とのパス交換でゴール前に迫ると、左足でゴール。同43分にもレアンドロが右足で追加点を奪った。

 土居は「中央で仕事してくれという監督のメッセージを感じていた。攻める形がたくさんあったと思うし、これが出せれば勝ちにつながると思う」。ただ、自身の無得点には少々不満顔。「勝ったから欲が出ちゃうけれど、自分が点をとって貢献できれば、なお良い。監督交代にはなりましたけれど、(30日も)広州恒大には勝っているし、力はあると少しプラスに考えていました」と前を向いた。

 後半に1失点したものの、就任初戦を白星発進した大岩監督は「ホッとしています。90分長かったなというのが、正直な感想です」。気温27度の暑さだけでなく、監督としてのプレッシャーなども感じながらの指揮に「途中でクラッときて立っていられなくなった。ポロシャツも4枚目です」と、びっしょりと汗をかいてピッチサイドで一緒に戦った。今季のリーグ戦では出番の少なかった中村やレアンドロが先発起用に応えて、ゴールを奪い「彼らがとったというのはうれしいし、僕も選手たちも喜んでいる」と、チーム2点目直後には派手なガッツポーズで、喜びを表現した。

 監督交代の英断を下した、強化担当の鈴木満常務取締役(60)も「監督が代わって負けるとどんどん自信をなくしちゃう。初めてだけど良くやってくれた。選手もすごく集中していて、勝とうという結束力が強かった」とたたえた。

鹿島大岩監督、攻守に独自色全開!中村ら先発も的中
[2017年6月4日22時44分]


監督として初勝利を飾った鹿島の大岩剛監督(撮影・今浪浩三)

<明治安田生命J1:広島1-3鹿島>◇第14節◇4日◇Eスタ

 鹿島アントラーズの大岩剛監督(44)が、白星発進した。前半14にMF中村充孝(26)が先制。同30分、43分とMFレアンドロ(24)が連続得点するなど、先発起用も的中した。

 ボランチで先発したMF三竿健斗(21)も「力んでいて、剛さんに『リラックスしろ』と試合中に言われて、力が抜けた」と感謝。FW鈴木優磨(21)も「今日はかける思いがあったし、剛さんも監督として初めて。勝たなきゃ意味がないという気持ちだった」と結果に満足していた。

 今季左MFでの起用が多かったFW土居聖真(25)をトップで起用し、右サイドバックのDF西大伍(29)も右MFで途中投入。試合終了間際にはMF小笠原満男(38)を途中起用し、3ボランチの形で守るなど、早くも“大岩色”も披露した。

 日本代表戦のため、次節は17日の北海道コンサドーレ札幌戦(カシマ)となる。チームは5日から2日間のオフを挟み、大岩監督のもと再始動する予定だ。

これでいいのか?鹿島西の問いかけに審判側対応なし
[2017年6月4日23時39分]

<明治安田生命J1:広島1-3鹿島>◇第14節◇4日◇Eスタ

 鹿島アントラーズのDF西大伍(29)が、3-1で勝利したサンフレッチェ広島戦後、審判団への思いを明かした。

 西は、前半終了直後のハーフタイム中に「判定のことで、ちょっと疑問に思ったことがあったので」と、村上伸次主審(48)に歩み寄り、疑問を投げかけた。だが、同主審はまったく対話することのないまま、控室へ。「熱くなって品のない態度で言うのとは違って、真剣に落ち着いて話している。(審判は)敵じゃないので、お互いが良くなるために一緒に話していくことも必要なのではないかと思う」。

 試合中の異議とはまったく違う。選手と審判がコミュニケーションを取り合いながら、フェアプレーを突き詰めていくことは必要なこと。判定1つ1つに、理由はあるはず。試合中に「なんで?」となることを、未然に防ぐ意味合いもあった西の行動は、審判団がないがしろにしてしまうのは、いかがなものかと思った1場面だった。【鎌田直秀】

鹿島昌子、新監督に初勝利贈る 代表先発争いに弾み
[2017年6月5日7時49分 紙面から]


初勝利を飾った鹿島の大岩監督。左は昌子(撮影・今浪浩三)

<明治安田生命J1:広島1-3鹿島>◇第14節◇4日◇Eスタ

 鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源(24)が、大岩剛新監督の初戦で3-1の勝利に導き、代表でのレギュラー獲得にも勢いをつけた。リーグ戦の連敗を2で止めると、喜びもつかの間、次の目標に切り替えた。「鹿島のためから、日本の国のために体を一生懸命投げ出したり、コーチングもする」と代表に目を向けた。イラク戦にW杯最終予選不動のCB森重の名はない。定位置をつかみ取れ-。ハリルホジッチ監督の無言のメッセージを感じている。

 前日、大岩新監督からキャプテンマークを直接告げられた。11年の入団直後から当時コーチだった監督から指導を受けてきた。「コーチと選手として自分が一番お世話になっている。どうしても勝ちたかった」。前半だけで3得点も1失点を猛反省。「足を止めてしまったところを突かれた」とゴール前の混戦を押し込まれた。初勝利をプレゼントしたが「(大岩)剛さん、(前監督)石井さんへの恩返しにはまだならない」と満足していない。

 代表で新チームを離れる寂しさもあるが「チームは少しずつ大岩色に染まっていくけれど、自分は与えられた仕事をしてきます」。日本代表のレギュラーとイラク戦勝利を大岩監督への手土産にするつもりだ。【鎌田直秀】

新生鹿島3発快勝!初陣・大岩監督「ほっとした。90分長かった」

新指揮官の起用に応えた中村。3点の快勝で常勝軍団が新たな一歩を踏み出した

 明治安田J1第14節(4日、広島1-3鹿島、Eスタ)大岩新監督が就任後、わずか4日でチームに変革をもたらした。敵地で3-1の快勝。「ほっとした。90分は長かった」。石井前監督の解任のきっかけとなったACL広州恒大戦(5月30日)から先発を5人入れ替えた。最高気温26度超。大汗をかいた“脱水症状”の中、夏物のシャツを計4回替えて勝利を呼び込んだ。「いろいろあった中での試合で、正直難しい部分もあった。選手たちが前半から戦う姿勢を出してくれた」と手応えを感じていた。


前半、レアンドロのゴールに喜ぶ鹿島・大岩監督=Eスタ


前半、先制ゴールを決め、喜び駆けだす鹿島・中村(左)=Eスタ


前半、チーム2点目のゴールを決め、ガッツポーズし喜ぶ鹿島・レアンドロ(中央)=Eスタ


大岩鹿島初陣3発!前監督解任から4日、独自色出し攻撃に連動
明治安田生命J1リーグ・第14節 鹿島3-1広島 ( 2017年6月4日 Eスタ )


<鹿島・広島>試合に快勝し、サポーターに手を振る大岩監督
Photo By 共同


 王者・鹿島が大岩新監督の初采配を白星で飾った。前半14分にMF中村が右足で先制ゴール。今季の公式戦で初めて、前半15分以内に得点が生まれた。同30、43分にはMFレアンドロが追加点を挙げた。今季のJ1出場数は中村が6、レアンドロがわずか5。抜てきした選手が期待に応え、大岩監督は「僕自身もうれしいし、選手が喜んでいると思う」と笑みをこぼした。

 石井前監督解任から試合まではたった4日間。ボールをシンプルに動かすこと、積極的にボール保持者を追い越すことの2点を攻撃の狙いとして簡潔に説いた。試合中は汗でポロシャツを4枚も替えたほどで、チームドクターによれば脱水症状が見られたほど全力を尽くした90分間。新監督は「ホッとしているというのと、90分長かったなというのが正直な感想」と息をついた。


<鹿島・広島>前半、先制ゴールを決め、祝福される鹿島・中村(中央)
Photo By 共同


[ 2017年6月5日 05:30 ]

【鹿島】大岩新監督「90分長かった」準備期間4日で勝った
2017年6月5日6時0分 スポーツ報知


前半、レアンドロのゴールにガッツポーズで喜ぶ鹿島・大岩監督

 ◆明治安田生命J1リーグ 第14節 広島1―3鹿島(4日・エディオンスタジアム広島)

 鹿島は3―1で広島に勝利し、大岩剛監督(44)体制の初陣を飾った。前半14分、MF中村充孝(26)が先制し、MFレアンドロ(23)が2得点。石井正忠監督(50)の解任から準備期間4日で勝利に導いた。暫定首位の柏は、W杯アジア最終予選イラク戦(13日、イラン)に臨む日本代表に初選出されたGK中村航輔(22)の再三の好セーブで浦和に1―0で勝利。2003年の90分制導入後でクラブ初となる8連勝で首位を守った。

 初陣を飾るホイッスルが耳に届くと、大岩監督はベンチ前でスタッフらと握手を交わした。「ホッとしているのと90分が長かったというのが正直な感想」。監督として初めての指揮。緊張と暑さから、ポロシャツを3度も着替えた。汗を拭うために白いタオルを手にしながら指示。重圧から解放される1勝。広島の森保一監督(48)との握手を忘れ、ただ安堵(あんど)した。

 5月31日、石井前監督の解任を受け、コーチから昇格した。広島戦まで4日、タスクは選手のポテンシャルを引き出し、勝利すること。チームには「注目される試合。誰のためにどういう戦いをするのか」と問いかけた。先発のMF中村、レアンドロには「パスを出して終わりじゃない。さらに動け」と具体的な指示を出し、21歳MF三竿健には「リラックスしてやれ」と笑顔を作った。

 けが人の状況があるにせよ、石井前監督体制下で先発機会の少なかった中村が先制点を挙げ、同じ境遇だったレアンドロも2得点。中村は「鹿島は勝ち続けないといけないチーム。監督が(着替えるほど)戦っているのなら、僕らはそれ以上に戦わなければいけない」と奮起し、レアンドロも「点はうれしいが、チームが勝つことが一番」と意図をくんだプレーで勝利に貢献した。

 クラブはACL16強、リーグ戦暫定7位の成績で石井監督を解任に踏み切った。「勝つ可能性を上げるため」(幹部)の決断であり、前監督の指導方針をすべて否定したわけではない。現に前監督が重んじた「自主性」は責任感に発展し、この日の試合でもプレーに表れた。「勝つことが石井さんへの恩返しになるし、(大岩)剛さんの初陣で負けさせるわけにはいかなかった」とDF昌子。常勝軍団であり続けるため、新生・鹿島が一歩を踏み出した。(内田 知宏)

『大岩鹿島』采配ズバリで快勝発進 クラブ関係者「監督が脱水症状」本人は否定

 広島に快勝し、サポーターに手を振る鹿島・大岩監督(共同)


 ゴール喜ぶ中村(共同)


 「明治安田生命J1、広島1-3鹿島」(4日、エディオンスタジアム広島)
 大岩剛新監督(44)の初戦となった鹿島は広島を3-1で下し、初陣を飾った。柏は浦和に1-0で競り勝ち、8連勝で首位を守った。FC東京はFW大久保嘉人(34)の2ゴールで清水に2-0で勝ち、4戦ぶりの勝利。C大阪は新潟に4-0で大勝し、4連勝で2位に浮上した。神戸は札幌に2-1で逆転勝ちした。日本代表の活動で一時中断し、次節は17、18日に行われる。
 キックオフ直前に響いた大岩コールを背に、船出した。ピッチサイドに出て声を張り上げ、3-1で快勝。鹿島の大岩新監督は「ほっとしている。90分は長かった、というのが正直な感想」と初陣を振り返った。
 “大岩色”を打ち出した。FW金崎、ペドロジュニーオールを故障で欠く中、土居をFWに配置。今季先発4試合目のMF中村、3試合目のMFレアンドロ、2試合目のMF三竿(みさお)健を起用した。
 「レアンドロ、中村のポテンシャルを信じた。土居はサイドハーフが多かったが、中央で相手のDFラインとボランチの間で受けるのは日本を代表するものがある」
 起用は当たった。先制点は三竿健を起点に中村-土居-中村と渡って生まれた。レアンドロは2得点。試合中には三竿健に「力が入っているぞ!!」とアドバイス。三竿健は「笑いながら言われて楽になった」と言う。
 クラブ関係者は「監督が脱水症状になった」と明かした。大岩監督は「違う。ネタにはならない」と否定。それでも「途中から暑くて立っていられなかった。シャツもこれが4枚目」と打ち明けた。
 重圧の中、激しく消耗した初陣だった。余韻に浸る間もなく「次、札幌戦に向けてやっていく」と口元を引き締めた。Jリーグ中断期間を経て、新生鹿島を色濃く仕上げていく。


大岩新監督の初勝利に多くの紙面を割く各紙である。
ポロシャツを幾度も着替え、脱水症状間近だったエピソードなど「熱さ」が伝わってくる。
また、報知新聞の内田記者は、健斗に「リラックスしてやれ」と笑顔で送り出したことを記し、これまで出場機会の少なかった選手らへの気遣いを伝える。
その中でニッカンスポーツの鎌田記者はハーフタイムの西の行動を取材した。
ベンチスタートとなった西がハーフタイムに村上主審に対して疑問を投げかけたが、対話することなく控え室へ向かったとのこと。
これは由々しき仕儀である。
鎌田記者は柔らかな表現をしておるが、村上主審は無視したと受け取って良かろう。
主審と選手は敵対する関係であってはならない。
疑問については、きちんと説明する義務があるのではなかろうか。
これまでジャッジに泣かされ続けてきた歴史がある以上、よりナーバスになってしまう。
改善を望みたい。

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大岩監督はレスターのシェイクスピア監督型か

鹿島の電撃解任劇。「2つの仮説」と「これから」を考える


2017/06/04 22:00
Written by ロッシ
Image by Gettyimages


衝撃の一報だった。

2017年5月31日、鹿島アントラーズは石井正忠監督を解任することを発表した。前日にACL敗退が決まり、ショックが広がっている中でのニュースである。いち鹿島サポーターとしてまだ感情の整理がついている訳ではないが、「解任劇に対する2つの仮説」と「これからの鹿島」について筆を執りたい。

仮説①「ACL敗退がすべての引き金」

今季の鹿島は今まで以上にアジアでの戦いを重視していた。国内19冠を誇るクラブの歴史にアジア王者のタイトルを加えたいという熱い想いが、シーズン前からひしひしと感じられた。選手のコメント然り、大型補強然りである。

アジア王者への想いが強くなった背景には、昨年のクラブW杯での躍進がある。開催国代表として臨んだ世界の舞台で望外の準優勝。「来年はアジア王者としてこの場に出たい」という感情が新たなモチベーションとなっていた。

それだけに、早すぎる敗退は失望以外の何物でもない。タレント揃いの広州恒大に善戦したとはいえ、結果は結果である。更に言えば、ラウンド16での敗北は5回目だ。歴史は繰り返されるというが、またしても悲劇は起きてしまった。

ACL敗退の翌日に解任が発表されたという事実を踏まえると、「ラウンド16で敗退した場合は解任」という決定事項が首脳陣の中にあったのかもしれない。昨季の成功はもちろん評価に値するが、アジアで勝てなければ意味がないという考えだ。

ラウンド16は最大の鬼門であり、ここを突破できるかどうかが非常に重要だった。そこをクリアできなかった以上解任を決断せざるを得なかったということである。

仮説②「ACL敗退という大義名分を利用した」

しかし、ACL敗退がすべての引き金になったという仮説はどうも腑に落ちない。アジア王者の夢を絶たれたとはいえ、昨季は国内2冠及びクラブW杯2位に導いた指揮官である。確かに今季の戦いぶりは不安定な面もあったが、いささか見切りが早過ぎはしないか。

解任後に強化責任者の鈴木満常務は、「選手のポテンシャルを出し切れていない」「選手起用や調整法でズレがあった」と語ったという。このコメントから考えると、「以前から手腕に不満があり、ACL敗退という大義名分を利用して解任した」という仮説に行き着く。急に降って湧いた解任劇ではなく、以前から積もり積もった不満がこのタイミングで形になったという見方である。

思えば伏線はあった。昨年8月に起きた金崎夢生との衝突だ。この件もあって心身ともにダウンした石井監督は直後の試合を休養している。結果的に立ち直ってリーグ優勝・クラブW杯準優勝・天皇杯優勝という栄光を掴んだが、渦中の8月及びシーズン終了後に監督交代の可能性が報じられたように、懐疑論は燻っていたのだ。

「選手のポテンシャルを出し切れていない」という指摘は、どの監督にとっても屈辱的だろう。だが、そう言われても仕方がない側面はある。今季チームに加わったのは、クォン・スンテ、ペドロ・ジュニオール、レオ・シルバ、レアンドロ、三竿雄斗、金森健志といった実力者。この補強を受けた指揮官は、積極的なターンオーバーを慣行。チームの疲労を最小限に抑える策を取った。

しかし、その策が不安定な戦いぶりを生んでしまったのだから皮肉である。新戦力と既存戦力の連携が深まらず、あっさりと負けるゲームが目についた。いつしか粘り強さも影を潜め、負け試合を最低限のドローに持ち込むことができなかった。今季すべての試合で「引き分けゼロ」という事実は重い。

石井監督は決してカリスマ性があるタイプではない。緻密なスカウティングとそれに基づく選手起用で結果を残してきた。特に後半の選手交代で流れを変える術は素晴らしく、“石井マジック”が炸裂した試合は何度もあった。

そのカリスマ性でチームをまとめるジネディーヌ・ジダンではなく、緻密さが売りのマッシミリアーノ・アッレグリ型だといえる。後者のタイプは、実力者揃いのスカッドをマネジメントすることが難しい。

思えば昨年末の躍進は限られた戦力が一枚岩になったことによる産物だった。過酷なスケジュールの中、全員がハイになっていたと言うべきだろうか。充実のスカッドを一枚岩にまとめることができなかった―――。この実態こそクラブ幹部が指摘する“ズレ”につながったと推測する。

これからの鹿島の話をしよう

監督交代後の第14節サンフレッチェ広島戦を3-1で勝利し、まずは1勝を挙げた大岩新監督。



押し込まれた後半の戦いは課題だが、「球際の厳しさ」「ハードワーク」といった石井イズムは受け継がれていた。アシスタントコーチからの昇格ということを踏まえれば、継続路線は至極当然で、今後独自色を打ち出していくだろう。

アシスタントコーチから昇格し、チームを立て直した例としては、レスターのクレイグ・シェイクスピアがいる。内部昇格を機に原点に立ち返り、戦い方を整理するというのは最近のJリーグでもトレンドとなっている。まずは混乱を収束し、土台を固め直すというやり方だ。かくいう石井監督も内部昇格から戦い方を整理していた。

チームの土台は元々あるだけに、今後大岩監督に求められるのはチームマネジメントだ。

ACLがなくなった分、国内の戦いに集中することができる。ターンオーバーは不要となるだけに、充実のスカッドをどう生かすかという課題が残る。不満分子をうまくコントロールし、新戦力を早急にフィットさせることができるか。組織を再び一枚岩にすることができるか。今はただ、信じて見守るほかない。

2017/06/04 written by ロッシ


鹿島の監督解任劇について考察するQoly誌のロッシ氏である。
解任理由については推測の積み重ねであり、これまで表に出てきた報道を信じて仮説を立てただけであり、真実を全く語っておらぬ。
まあ、一般人の印象はこのようなものであろうということが伝わってくるのは良かろう。
ただ、この記事において、欧州の監督になぞらえておるのが面白い。
石井監督は、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ型と言う。
緻密なスカウティングとそれに基づく選手起用で結果を残してきた。
逆に巨大なカリスマ性で選手を束ねるジネディーヌ・ジダンではないというのは面白い。
ちょうど、欧州CLにてR・マドリーが圧倒的な個の力にてユーヴェの組織を破った直後であるだけに興味深い。
そして、大岩監督については、レスターのクレイグ・シェイクスピアを例に挙げる。
降格寸前まで落ちた15-16年シーズンのプレミア王者を立て直し、残留に導いた手腕は、チームの持っているポテンシャルを復活させたという意味で重ね合わせられるところも大きかろう。
また、途中就任でミッションをこなし、次なる大物監督に繋げるというところも、そうなるのかも注目するところ。
大岩監督は、まずは一勝し、仕事ぶりを証明した。
この中断期間にて、更に戦術を浸透させ、チームを浮上させるのだ。
期待しておる。

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セレッソ・山村、3試合連続弾

【C大阪 vs 新潟】 山村が3戦連発弾!
2017年6月4日(日)



2点をリードするC大阪は80分、FKから山村和也(写真中央)が決めて試合を決定付ける。山村は3試合連続ゴールで今季6点目のゴールとなった。

C大阪が柿谷PK弾から後半4発!新潟に快勝でJ1約6年半ぶりの4連勝
17/6/4 17:04

[6.4 J1第14節 C大阪4-0新潟 金鳥スタ]

 J1リーグは4日、第14節が行われた。キンチョウスタジアムではセレッソ大阪とアルビレックス新潟が対戦し、4-0でC大阪が勝利。2010年12月4日以来、J1で約6年半ぶりの4連勝とした。一方の新潟は2連敗となった。

 立ち上がりから攻め込むホーム・C大阪は前半7分、開幕戦以来の先発となったMF水沼宏太が右サイドからPA中央へくさびのパスを入れると、MF山村和也が右足アウトで横に流し、FW柿谷曜一朗が相手のタイミングをずらして左足シュート。これはGK守田達弥に止められ、12分にはショートコーナーから山村がヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められなかった。

 U-20日本代表から復帰したMF原輝綺がMF小泉慶とボランチを組んだ新潟は、少ないタッチ数で相手のゴールまで迫った。前半21分、PA左手前からDF堀米悠斗が放ったシュートが相手に当たり、PA右にこぼれたボールにMFホニが体を投げ出したが、シュートはGKキム・ジンヒョンがブロック。34分には、カウンターからホニのスルーパスでMFチアゴ・ガリャルドが抜け出すも右足シュートはGKキム・ジンヒョンに止められた。

 試合が動いたのは後半17分だった。C大阪は左CKからの競り合いでDFマテイ・ヨニッチがDFソン・ジュフンに倒されてPKを獲得。これをキッカーの柿谷が冷静にゴール右に沈め、C大阪が先制点を奪う。さらに28分、FKからゴール前で混戦となり、PA左から水沼が上げたクロスをDF山下達也が頭で合わせ、2-0とリードを広げた。

 攻撃の手を緩めないC大阪は後半35分、敵陣中央の左サイドでFKを獲得すると、キッカーの柿谷が素早いリスタートを仕掛ける。これに一人反応した山村がPA左に抜け出し、冷静にゴールに流し込み、3-0。山村の3試合連続ゴールでリードを広げると、41分にはゴール正面で獲得したFKをソウザが直接ゴール左に沈め、4-0と試合を決定づけた。試合はそのまま新潟に反撃を許さず、C大阪が勝利をおさめた。


ゴールを決めたセレッソの山村である。
早いリスタートに反応しトドメとなる3点目をゲットした。
これで三戦連発となる。
驚異の得点力と言えよう。
新たな面を見せ、成長を続ける山村を応援しておる。

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