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日本代表 ロシアW杯アジア最終予選 豪州戦

昌子源、完封勝利に貢献し、W杯への切符を得る。

永木と裕葵、練習合流

午後練習


ベガルタ仙台戦に出場したメンバーは、リカバリートレーニング、それ以外はポゼッショントレーニングやミニゲームなどを行いました。


トレーニングを行うメンバーである。
その中に永木と裕葵の姿が見える。
負傷は癒えた様子。
これならば、日曜日の2nd legには間に合うのではなかろうか。
二人の出場停止選手がいる中で、負傷者の復帰は心強い。
チーム一丸となり準決勝進出を目指したい。
結束である。

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内田篤人がドイツ2部に移籍を決めた「2つの理由」

内田篤人がドイツ2部に移籍を決めた「2つの理由」
2017年8月31日16時0分 スポーツ報知


ドイツ2部ウニオン・ベルリンのユニホームに身をまとった元日本代表DF内田

 元日本代表DF内田篤人がドイツ2部、ウニオン・ベルリンに完全移籍した。同1部の強豪、シャルケ04から1部昇格の野望を持つクラブへ。2015年6月に右ひざの手術を受け、2年間はリハビリトレーニングと復帰過程による痛みから、公式戦にはほとんど出場していなかった。就任したばかりのドミニコ・テデスコ監督が主力として構想に入れていないことが分かり、クラブとの話し合いの末に移籍を決断した。

 内田は新天地の練習に初めて参加後(8月22日)、そして入団会見(同23日)で集まった報道陣に多くを語った。それら全てが前向きで「天の邪鬼(あまのじゃく)」を自認する内田にしては、こんなに真っすぐで、熱を帯びた言葉が並ぶのは珍しい。

 「1部から2部っていうのも僕の中で抵抗もなく、スタジアムの中にファンがいれば、そこで仕事をしたい」

 「このチームは昨年4位で、1部に上がらないといけないチームだと思ってるんで、その手助けができれば」

 「僕のポジションは右サイドバックなので、うまくボールをつなぎながらチームをコントロールしたい。練習からしっかりチームがうまく回るように。僕もそんなに若くない選手なんで、チームがうまく回るように助けたい」

 こんな様子だ。

 内田は快勝した試合後、しばしば「相手のミスもあったからねー」と言う。ゴールを決めても「俺よりFWが決めた方がチームに勢いがつくから」と口にしてきた。「自分の感情、考えていることを他人にあまり知られたくない」という考え。うれしい時でも、うれしくないように振る舞うのが内田らしい。質実剛健を地でいく鹿島に在籍していた影響もあってか、報道陣の前で本音を語るケースは本当に少なかった。

 手術を受ける前から、練習さえままならない時期を長く過ごした。ジョギングができただけで、表情が和らいだ日もある。鹿島でも日本代表でも出場などで年少記録を残してきた右肩上がりのプロ人生。慣れない足踏みする苦しさを味わい「何回も泣いたよ」「きつい」「不安」「どうしたらいいか」と漏らした。本音を隠すせない状況まで追い込まれているように感じ、会った時は、なるべくけが以外の話題を探した。

 「元通りにプレーできるのか」。周囲からの指摘は、もちろん本人の耳に届いている。「2年もプレーしていない選手だから」という自覚もある。だが、7年を過ごしたシャルケ04退団を決断した際に「いつでも帰って来い」と鹿島幹部が声をかけてくれた古巣・鹿島を選ばず、ドイツでの再起を望んだ。理由は2つ。1つは「心残り」と明かすように、ドイツで復活してやるという意地。もう1つは「鹿島に必要だと思われる選手じゃないと戻れない」という責任感だ。

 ウニオン・ベルリンに移籍が決まり、内田から「頑張ります」と連絡を受けた。記憶が正しければ「頑張る」というストレートで前向きな言葉にも、出会って11年で初めて触れたように思う。選手にとって2年という月日は長く、重い。しかもサッカー選手として最も充実しているとされる、20歳台後半のブランクだ。どん底からの再起。新天地で目を輝かせる写真を見て、熱のある言葉を読んで、本音でぶつかっていく内田も、また追い続けていきたいと感じた。(記者コラム・内田 知宏)


内田篤人のウニオン・ベルリン移籍について記す報知新聞の内田記者である。
シャルケ退団時には、鹿島からの声がけもあったとのこと。
しかしながら、篤人はドイツでの復活したいという「心残り」と「鹿島に必要だと思われる選手じゃないと戻れない」という気持ちから、2部での再起に賭けた。
この篤人の思いを受け止め、更に応援したくなった。
この1年、篤人の新たなチャレンジが始まった。
2部とはいえ、既に出来上がったチームに割り込むことは容易ではなかろう。
努力に努力を重ねることとなる。
ピッチに立つ篤人を待っておる。

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清水・誓志、全治4週間

増田誓志選手のケガについて
2017.08.31

増田誓志選手は8月25日トレーニング中に負傷し、8月30日に静岡市内の病院にて検査をおこなった結果、下記の通り診断されましたので、お知らせいたします。

左ハムストリングス肉離れ

全治までは4週間を要する見込み


左ハムストリングス肉離れにて戦列を離脱した清水の誓志である。
全治まで4週間とのこと。
J1残留を争う清水としては痛いところ。
回復の報を待っておる。

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仙台戦コメント報道

2017JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦


鹿島アントラーズ:大岩 剛
セットプレーから失点してしまったので自分たちの流れにすることができなかったが、9人になっても戦い続けた選手たちに「次で絶対に勝ち抜くんだ」という言葉をミーティングで伝えた。

Q.セットプレーから2失点したが、5選手が変更になった中で守備に乱れがあったのか?相手のボールの精度が高かったのか?

A.精度が非常に高いCKだったと思う。映像を観て分析をしてから指示を出したい。

Q.昌子選手と植田選手に続いて、ブエノ選手も出場停止となるが、第2戦のセンターバックは?

A.まだプランを描くところには至っていない。いる選手でやるしかない。短い時間で準備をしたい。



【土居 聖真】
次で勝ち切るしかない。信じてやるしかないし、全力を尽くす。チーム力が問われると思う。切り替えてやっていくしかない。点を取りに行って勝つ。それだけ。

【遠藤 康】
セットプレーでの失点はもったいなかった。仙台に狙われていた。みんなで次の試合に向けて切り替える。ホームで勝つ。

【鈴木 優磨】
メンバーが代わって臨んだ試合で負けたことが悔しい。仙台は1点を取って勢いに乗った。チャンスは作れていたし、次に生かせるように頑張る。剛さんも「3点、5点取って勝とう」と言っていた。

【三竿 健斗】
次に勝てばいい。切り替えてやっていきたい。こういう時こそ、みんなでまとまって戦え勝てると思う。相手が3点取れたのだから、僕たちもできる。ホームでしっかり借りを返す。

ベガルタ仙台戦


本日行われたルヴァンカップ準々決勝第1戦 ベガルタ仙台戦は1-3で負けを喫しました。

JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦
2017年8月30日(水)19:03KO ユアスタ

[ 大岩 剛監督 ]
セットプレーから失点してしまったので、なかなか自分たちの流れにすることができませんでしたけども、最後9人になっても戦い続けた選手たちに「お疲れさん」という言葉と、「次に絶対に勝ち抜けるんだ」という言葉をミーティングで言いました。

--セットプレーから2失点しましたが、リーグ戦から先発メンバーが5人変わったことで守備に乱れがあったのか、それとも相手のCKの精度が上回ったのか、どちらでしょうか?
精度が非常に良いCKだったと思います。

--前半からCKを与える回数が多かったと思いますが、その辺りについてDFに注意点を伝えたのでしょうか?
まだ伝えていません。しっかり分析してから、いろんな指示をしていきたいと思います。

--日本代表にセンターバックが2人取られている中で、次の試合はブエノ選手が出場停止です。どういうプランを思い描いていますか?
まだプランを描くところまでいっていないです。ただ、いる選手でやっていかなければならないですし、その準備をこの短い期間でしたいと思います。

JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦
2017年8月30日(水)19:03KO ユアスタ

[ 土居 聖真 ]
あの状況なら2-1がベストだったと思います。でも、信じて勝ち切るしかない。退場者が2人いますけど、いまいるメンバーで全力を尽くして、次に進めるように。チーム力が問われると思う。点を取りにいって勝つだけかと思います。

この1点と0点ではだいぶ違ったと思う。広州恒大のときもアウェイゴールの重要性は感じているので、次につながる1点だと思って良い準備をして勝つだけかと思います。

先手を取ったのは仙台。後半の3得点でリーグ首位チームを下す
JリーグYBCルヴァンカップは、8月30日からノックアウトステージに突入。ユアテックスタジアム仙台では、グループステージを首位で突破して2013年以来の準々決勝進出を果たした仙台と、過去にこの大会を6回優勝した経験のある鹿島のファーストレグが開催された。

それぞれ代表招集などの理由から欠場者が出た中で、代わって出場するチャンスを得た選手たちの活躍が期待された。

アウェイチームの鹿島は、植田 直通と昌子 源の両センターバックが、日本代表に招集されたために欠場。二人が抜けたポジションには、三竿 健斗とブエノが入った。

ホームチームの仙台は、梁 勇基が北朝鮮代表に招集されたために欠場。また、今夏加入した野津田 岳人は、清水の選手として今大会に出場したために、移籍先の仙台では出場できない。二人が抜けたポジションには、西村 拓真と奥埜 博亮が先発。また、トップでは元鹿島の野沢 拓也が、グループステージ第5節柏戦以来となる先発出場を果たした。

最初のチャンスは仙台。4分、左サイドに流れた西村がクロスを送ると、ゴール前の奥埜が頭で合わせるも、シュートは右に外れた。その後も仙台は二度のCKのチャンスを得たが、ここでは決められなかった。

鹿島も13分、土居 聖真がドリブルでボールを運ぶと、右サイドでパスを受けた遠藤 康が遠めからシュート。これは惜しくも外れた。

21分に、仙台は左サイドを西村が突破。このクロスに野沢が合わせたが、これはCKへ。しかし、仙台はこのチャンスでは決められなかった。30分には、野沢のCKに平岡 康裕が頭で合わせたが、シュートは右に外れた。

鹿島もサイドから反撃。39分に山本 脩斗のクロスに鈴木 優磨が頭で合わせたものの、この決定的なシュートはゴール左に外れた。さらに41分には、レアンドロがドリブル突破で仙台ゴールに迫ったが、これはGKシュミット ダニエルの好セーブで止められた。

両チームとも決め手を欠き、前半はスコアレスで終了した。

両チームとも、ハーフタイムでの選手交代はなし。後半最初のシュートは仙台で、50分に古林 将太のクロスに西村が頭で合わせる。しかし、これは左に外れた。

鹿島は55分に西 大伍から伊東 幸敏に交代して、サイド攻撃に変化をつけようとする。しかし、仙台はその替わったサイドから攻め込み、CKを獲得。60分、野沢のキックが逆サイドに流れたところを、中野 嘉大が押し込み、ホームチームが先制に成功した。

仙台は62分に野沢から石原 直樹に交代。そして攻め立てると、64分に再びCKからゴールする。混戦から奥埜が押し込んで、2-0とした。

2点を追う鹿島は、65分に鈴木から金崎 夢生に交代。72分に右サイド攻撃から最後は土居がシュートを狙ったが、これは惜しくもゴール右に外れた。仙台も74分、カウンターを発動。古林と石原が連続してシュートを打ったが、これは入らなかった。逆に鹿島がカウンターから反撃すると、75分に土居のゴールで1点を返した。

しかし、その後レアンドロが退場となると、次に試合を動かしたのは仙台だった。85分、途中出場の蜂須賀が右サイドを突破してパスを送ると、これを奥埜がフィニッシュ、3-1とした。

点差を広げた仙台は、直後に奥埜から佐々木 匠に交代。鹿島も追い付くために攻勢を強めたが、アディショナルタイムにブエノがこの日二度目の警告を受けて退場。仙台がこのまま逃げ切って、クラブ史上初の準々決勝突破に向け、まずは先手を取った。

[ 文:板垣 晴朗 ]

鹿島は流れつくれず…レアンドロとブエノが退場、次戦出場できず/ルヴァン杯

仙台に敗れ、肩を落とす金崎(中央)ら鹿島イレブン=ユアスタ

 YBCルヴァン杯準々決勝第1戦(30日、仙台3-1鹿島、ユアス)鹿島は劣勢をはね返すことができなかった。大岩監督は「セットプレーで失点して自分たちの流れにすることができなかった」と悔やんだ。

 0-2の後半30分に土居のゴールで1点を返したものの、レアンドロとブエノが退場処分を受けた。準決勝進出をかけた9月3日のホームの試合で出場ができなくなり、監督は「いる選手でやり続けないといけない」と厳しい表情だった。


後半、ゴールを決める鹿島・土居(奥)=ユアスタ

【鹿島】2人退場で敗戦も…大岩監督、第2戦へ「次で絶対勝ち抜ける」
2017年8月30日23時21分 スポーツ報知


試合中に指示を出す鹿島・大岩監督

 ◆YBCルヴァン杯 ▽準々決勝第1戦 仙台3―1鹿島(30日・ユアテックスタジアム)

 鹿島アントラーズは、アウェーでの第1戦に敗れ、優勝した2015年(当時はナビスコ杯)以来2年ぶりの4強進出へ、後がなくなった。

 守備の要のDF昌子源(24)、植田直通(22)が日本代表に選出され欠場。それでも前半は0―0で折り返したが、後半15分に仙台MF野沢拓也(36)の左CKがこぼれたところを、MF中野嘉大(24)に頭で押し込まれ、先制を許した。

 後半30分にFW土居聖真(25)の右足弾で反撃も、仙台MF奥埜博亮(28)に2発を許して万事休す。後半34分にはMFレアンドロ(24)がレッドカードで一発退場。ロスタイム49分にはDFブエノ(22)が、この日2枚目のイエローカードで、助っ人2人が退場となった。

 大岩剛監督(45)は試合後の会見で「9人になっても戦い続けた選手たちには『お疲れさま。次で絶対に勝ち抜けるぞ!』と伝えました」と、9月3日にホームで行われる準々決勝第2戦へ、イレブンを鼓舞したことを明かした。準決勝進出には、まず2点差以上の勝利が必要となる。

 昌子と植田を欠いての試合となったが、先制点を許したシーンについては「精度のいいCKでした」と指揮官。14年まで鹿島でプレーした仙台・野沢をたたえていた。

鹿島つまずく ルヴァン・カップ準々決勝第1戦
仙台に1-3


仙台-鹿島 後半36分、相手と競り合う鹿島・山本(16)=ユアテックスタジアム仙台、菊地克仁撮影

YBCルヴァン・カップ準々決勝第1戦(30日・ユアテックスタジアム仙台ほか=4試合)2年ぶりの優勝を狙う鹿島は仙台に1-3で敗れ、黒星発進となった。
鹿島は後半15、19分にセットプレーから連続失点。後半30分に土居が1点を返したが、試合終了間際に追加点を許した。
2連覇を狙う浦和は敵地でC大阪と0-0で引き分けた。川崎は家長が2ゴールを奪ってFC東京を2-0で下し、神戸-G大阪は0-0で引き分けた。
ホームアンドアウェー方式の第2戦は9月3日に行われる。

■鹿島・大岩監督 自分たちの流れにできず
セットプレーから失点し、自分たちの流れにできなかった。選手たちには「次は絶対勝つ」と話した。相手のセットプレーの精度が非常に高かった。映像を分析して、(修正の)指示を出したい。

■鹿島・三竿健 隙を見せてしまった
やられる感じはしなかったが、セットプレーはチーム力の差は関係ない。隙を見せてしまった。相手が3点取れたなら自分たちも(次戦で)3点取れる。

■鹿島・土居
ゼロで終わるのと1点を取って負けるのとではだいぶ違う。アウェーゴールの大切さはACLで感じている。次につなげたい。


「相手が3点取れたのだから、僕たちもできる。ホームでしっかり借りを返す」という健斗の言葉を信じる。
U-21枠を担うレギュラーは、2nd legにて輝いてくれよう。
ホームでは隙を見せることはない。
高い集中力で守り切り、今度はこちらがセットプレイで魅せるとき。
大岩監督の言うように「次で絶対に勝ち抜くんだ」。
まだ180分のうち、90分が過ぎただけである。

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仙台・野沢、今日の試合に満足することなく、悪かったところを修正して臨みたい

【仙台】4か月ぶり先発の野沢、高精度CKで古巣・鹿島撃破に貢献!
2017年8月31日1時29分 スポーツ報知


左足でクロスを上げる仙台・野沢(右)

 ◆YBCルヴァンカップ 準々決勝第1戦 仙台3―1鹿島(30日・ユアテックスタジアム仙台)

 ベガルタ仙台MF野沢拓也(36)が、1トップでスタメンに名を連ねた。5月10日のルヴァン杯・柏戦以来、約4か月ぶりの公式戦先発。前半から、体勢を崩しながらも左足で精度の高いクロスを上げるなど、存在感を発揮した。

 前半は無得点に終わり、「話し合い、修正した。それが得点につながった」と野沢。後半15分、精度の高い左CKを蹴ると、ゴール前でこぼれ球となり、MF中野嘉大(24)が頭で押し込み先制した。

 その後もMF奥埜博亮(28)が2ゴールを決め、鹿島に先勝。クラブ史上初の4強進出に王手を掛けた。2014年までプレーした古巣・鹿島に勝利した野沢は、9月3日にアウェーで行われる第2戦に向け「この3日間が大事になる。今日の試合に満足することなく、悪かったところを修正して臨みたい」と、気を引き締めていた。

 渡辺晋監督(43)は野沢の先発起用について「百戦錬磨の人間。古巣相手に気持ちも入るでしょうし、大きな期待を寄せて起用を決めた」と説明。先制につながったCKについても「拓也はフリーで蹴らせれば、ほぼ『ここ』というところにボールを落としてくれる」と、絶賛していた。


CKにて先制点を演出した仙台の野沢である。
相変わらず精度が高かった。
手痛い恩返しを受けたと言って良かろう。
指揮官に「百戦錬磨の人間」と評され、起用に応えた。
日曜日の2nd legにはカシマスタジアムに凱旋するのであろうか。
同じ相手に二度ミスは続けられぬ。次戦は心して対戦したい。

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ルヴァン杯 準々決勝 1st leg ベガルタ仙台戦

望みをつなぐアウェイゴール。

鹿島ユース・中村勇太くん、U-18日本代表候補選出

U-18日本代表候補トレーニングキャンプ(9/4~6@J-GREEN堺)メンバー・スケジュール
2017年08月30日

スタッフ
監督:影山 雅永 カゲヤマ マサナガ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:秋葉 忠宏 アキバ タダヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:土肥 洋一 ドイ ヨウイチ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/東京ヴェルディ)
コンディショニングコーチ:小粥 智浩 オガイ トモヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/流通経済大)
選手
GK
中野 小次郎 ナカノ コジロウ(法政大)
早坂 勇希 ハヤサカ ユウキ(川崎フロンターレU-18)
櫻庭 立樹 サクラバ リキ(コンサドーレ札幌U-18)
DF
松田 陸 マツダ リク(前橋育英高)
宮本 駿晃 ミヤモト トシアキ(柏レイソルU-18)
角田 涼太朗 ツノダ リョウタロウ(前橋育英高)
生駒 仁 イコマ ジン(鹿児島城西高)
中村 勇太 ナカムラ ユウタ(鹿島アントラーズユース)
川井 歩 カワイ アユム(サンフレッチェ広島ユース )
谷口 栄斗 タニグチ ヒロト(東京ヴェルディユース)
山口 竜弥 ヤマグチ タツヤ(東海大付相模高)
MF
齊藤 未月 サイトウ ミツキ(湘南ベルマーレ)
入間川 景太 イルマガワ ケイタ(ヴァンフォーレ甲府U-18)
郷家 友太 ゴウケ ユウタ(青森山田高)
山田 康太 ヤマダ コウタ(横浜F・マリノスユース)
芝本 蓮 シバモト レン(ガンバ大阪ユース)
佐々木 大樹 ササキ ダイジュ(ヴィッセル神戸U-18)
品田 愛斗 シナダ マナト(FC東京U-18)
杉浦 文哉 スギウラ フミヤ(名古屋グランパスU-18)
圓道 将良 エンドウ マサヨシ(旭川実業高)
西村 恭史 ニシムラ ヤスフミ(興国高)
FW
田川 亨介 タガワ キョウスケ(サガン鳥栖)
中村 駿太 ナカムラ シュンタ(青森山田高)
平墳 迅 ヒラツカ ジン(清水エスパルスユース)
安藤 瑞季 アンドウ ミズキ(長崎総合科学大附高)
古川 大悟 フルカワ ダイゴ(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
町野 修斗 マチノ シュウト(履正社高)
※U-18日本代表:FIFA U-20ワールドカップ2019を目指すチーム

スケジュール
9月4日(月) PM トレーニング
9月5日(火) AM/PM トレーニング
9月6日(水) AM/PM トレーニング
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

今後の予定
9/21~10/2 海外遠征(カタール国際大会)
10/24~11/8 トレーニングキャンプ ~ AFC U-19選手権2018 予選グループI(モンゴル)
11/4 vs モンゴル
11/6 vs シンガポール
11/8 vs タイ


U-18日本代表候補に選出された鹿島アントラーズユースの中村勇太くんである。
このトレーニングキャンプにて良いアピールをして、このチームに名を連ねて欲しいところ。
期待しておる。

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天王山で輝いた38歳の生え抜き

鹿島の“勝者のメンタリティ”を象徴する曽ヶ端。天王山で輝いた38歳の生え抜き
2017.08.30 | 6:31

鹿島の“勝者のメンタリティ”を象徴する曽ヶ端


鹿島の“勝者のメンタリティ”を象徴する曽ヶ端 写真提供:Getty Images

著者:チアゴ・ボンテンポ
1985年生まれのブラジル人ジャーナリスト。サンパウロ在住。幼少期よりスポーツとりわけサッカーを愛する。大学時代にジャーナリズムを専攻し2011年よりブラジル『GloboEsporte』で日本サッカーを担当している。ブラジルのボタフォゴ、アーセナル、そして日本代表の熱烈なサポーターである。将来の夢は日本語を流暢に扱うこと、富士山登頂、Jリーグスタジアムを巡ること。


 Jリーグ2017シーズンは残すところ10節となり、もはや終わりに近づいている。ここにきて鹿島アントラーズが2位であったセレッソ大阪にヤンマースタジアム長居で勝利し、9度目のタイトル獲得に向けて大きく一歩前に出た。上位の川崎フロンターレと柏レイソルが、それぞれ降格争いのヴァンフォーレ甲府とアルビレックス新潟に引き分けたこともまた、鹿島にとっての恩恵となった。鹿島は現在2位となった横浜Fマリノスに勝点5の差をつけてトップに立っている。
 鹿島にとっての決定的瞬間には、いつも“チャンピオン精神”が輝くように見える。プレーが良くなかろうが問題ではない。優位に立たれていようが、相手がひっきりなしに脅かしてこようが、相手ゴールキーパーを傍観者の気分にさせる攻撃を展開しようが問題ではない。彼らは最終的に勝ちを取ることができる。昨シーズンの決勝がこの筋書きに沿った究極の例であり、先週土曜に大阪で行われたC大阪戦でもそれが繰り返された。用心し過ぎることによって最近敗北を重ねたC大阪は、彼らの”リアクティブサッカー”を脇に置いて攻撃に乗り出す。それまでホームで負けなしだったC大阪が主導権を取って、初めから終わりまで試合をコントロールしていた。
 C大阪ほどの良いプレーをしながら負かされるチームは珍しい。非常に激しく息の詰まるほどのプレーで、鹿島にスペースを与えずたくさんのチャンスを作り出していた。しかしながら鹿島のGK曽ヶ端準が彼の元に来る全てをブロックし、チームを生き残らせたのだ。DF昌子源はあまり調子が良くなく、自分のエリア内で2度、相手FW杉本健勇とリカルド・サントスに競り負けていた。昌子のパートナーであるDF植田直通がそれらを補った。一方で、C大阪のセンターバックコンビであるマテイ・ヨニッチと山下達也には欠点がなかった。ソウザはミッドフィールドのライオンのごとく勇敢であった。C大阪の守備はほぼ完璧だったが、後半48分、追いつめられた鹿が狼に致命的な打撃を与える。
 それまでフィールドでは無効な存在だったFW金崎夢生が、右サイドからクロスを送ると、ファーポストに完全ノーマークのMFレアンドロがいた。このブラジル人選手をマークすべきC大阪右サイドバックの松田陸は、FW鈴木優磨を追いながらエリア中央に走っていた。彼はこの時、ヨニッチと同じポジションにいたのだ。レアンドロは冷静にボールをトラップし、GKキム・ジンヒョンの左へとクールなシュートを決めた。C大阪には痛いミスだった。

 紙の上でもC大阪から優れたチームである鹿島は、アウェイで戦う上でも優勢とみられていた。にもかかわらず大岩剛監督の戦略は、主導権を取ることに慣れておらず本質的に“リアクティブサッカー”をするチーム相手に、“リアクティブサッカー”で対抗することだったのだ。手を出さず、カウンターの機会を待つ。これは川崎F相手にはうまくいかなかった(第22節に3-1で敗北した)が、ここまでタイトル争いの最大のライバルであったC大阪相手には成功した。
 主に称賛に値するのは曽ヶ端だ。彼は技術的には優れたキーパーからは遠い。実際、彼のポジションは多くのシーズンで問題になり、常に代わりの他の選手の名前が噂に上がっていた。しかし最近では彼に対して不平を言う理由はない。今シーズン同先発スポットを獲得しにやってきたのは、現在のAFCチャンピオンズリーグの勝者で、過去3年に渡りKリーグのベストゴールキーパーであるクォン・スンテだ。曽ヶ端は2001年以来のポジションを失ったが、あちこちでプレーする機会を得ていた。クォンが柏戦で親指脱臼をした7月以降、ようやく曽ヶ端にまた連続出場の機会が与えられた。今月38歳になったこのベテラン選手は失望していなかった。彼のパフォーマンスは明らかに、韓国人チームメイトにも劣っていない。クォンがすでに怪我から回復しているにも関わらず、大岩監督はC大阪戦で彼をスターティングメンバーに残すことを選択した。
 曽ヶ端は日本のクラブの最大チームの歴史の中で、疑いなく偉大なスターの1人である。彼はすでに自身のキャリアの中で、どんな日本人選手よりも多い24タイトルを獲得してきた。鹿島の獲得した全28タイトル中、彼が存在していなかったのは4タイトルのみである。これは1998年に曽ヶ端がトップチーム昇格の形で鹿島に入団する以前のものだ。鹿島の地元出身の唯一の選手であり、彼以上に同クラブへの帰属意識や勝者のメンタリティを持った者は他にいない。もっともサポーターたちが常に強調するのは有名な巨大フラッグに書かれた「スピリット・オブ・ジーコ」であって、曽ヶ端ではない。そんなわけで、彼を私の個人的な今週のJリーグMVPプレーヤーとする。


セレッソとの天王山について記すFOOTBALL TRIBEのチアゴ・ボンテンポ氏である。
今季の優勝を争う上でとても重要な試合であったこの試合を、“リアクティブサッカー”で対抗したとと分析する。
大岩監督は耐えるサッカーを選択したと述べておる。
そして賞賛に値するのはGKである曽ケ端であるという。
ただ、「技術的には優れたキーパーからは遠い」「彼のポジションは多くのシーズンで問題になり、常に代わりの他の選手の名前が噂に上がっていた」というコメントは、的外れと言って良かろう。
そもそも、曽ケ端は2002日韓W杯の日本代表GKであり、当時のトルシエ日本代表監督は初戦のベルギー戦に曽ケ端を先発させたがっていたことは有名である。(山本昌邦備忘録参照)
この際、サッカー協会の力によって曽ケ端のピッチに立てなかったことは誠に持って残念と言えよう。
また、鹿島がGKを探すのは、年齢構成の問題があるからであり、それはボランチを探し続けていることと同義である。
曽ケ端(と小笠原満男)の能力に不満はない。
しかしながら、次世代に常に目を向けておるのは鹿島というクラブが、常に先を見た動きをしているからである。
このあたりは、鹿島というクラブに深くない筆者を責めるところではなかろう。
実際にこのセレッソ戦にて曽ケ端は最高のプレイをし、チアゴ・ボンテンポ氏の個人的な今週のJリーグMVPプレイヤーとされた。
素晴らしい結果を出したと思う。
最高GK・曽ケ端と共に今季もタイトルを狙う。
楽しみである。

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日本代表・昌子源、統率力と鋭い読みを武器とするキーマン

豪戦のキーマン DF昌子源が代表守備リーダーの自覚語る
2017年8月30日


「しっかりと準備したい」と昌子(右は、中央は植田)/(C)Norio ROKUKAWA/Office La Stradada

 オーストラリア、サウジアラビアとのロシアW杯最終予選2連戦に挑む日本代表は28日、埼スタのサブグラウンドで代表合宿2日目を迎えた。この日からGK川島、MF香川、小林、FW岡崎、本田、武藤といった海外組が顔を揃え、CBで代表75試合の吉田も合流。同4試合の昌子源(鹿島)、そして出場ゼロの植田直通(鹿島)と三浦弦太(G大阪)の若い陣容でコンビネーションを高めていく。中でも常勝軍団・鹿島の主軸を担う24歳DF昌子の存在価値が、一気に高まっている。統率力と鋭い読みを武器とするキーマンに大一番への意気込みを聞いた。

 26日のセレッソ大阪との上位対決は「仮想オーストラリア」と言える一戦だった。相手は杉本健勇ら長身FWを前線に置き、サイドから果敢にクロスを入れてくる。鹿島は何度もピンチを迎えたが、昌子・植田の代表DFコンビが鋭くはね返して失点を許さなかった。

「豪州にも大型選手はいるし、クロス対応はもう少し高めていかないと。得点が入る時はクロスを中の選手が合わせる形がほとんどなんで、自分がタイトについていれば簡単に入れられることはない。相手の方が身長が高くても最低限、最後に体を寄せることができるように準備したい」と昌子は決戦に思いを馳せた。

 彼がクロス対応に固執するのは致命的ミスを犯した過去があるから。代表常連の森重(FC東京)が落選し、吉田との初コンビで挑んだ6月のシリア戦。失点場面で彼は相手をフリーにしてしまったのだ。

「いいボールを上げられて中に人がいる状況でマークを外してしまった。それもプラスに持っていける材料になる。重圧は感じるだろうけど、すごく大切な試合っていうのは、日本国民全体が分かっている。しっかり準備したいですね」と本人も自戒を込めて言う。

■大岩監督に怒鳴られ「泣きそうに」

 守備リーダーとしての自覚は日々、鹿島で養っている。最近では7月29日の甲府戦。試合は3―0で勝ったが、昌子はブラジル人FWドゥドゥにボールをさらわれてピンチを招いた。これを大岩剛監督が問題視。試合後のロッカールームで名指しで怒鳴られたのだ。本人もショックで「泣きそうになった」という。

「中心選手があんなミスをしたら、監督が怒るのは当然のこと。全員の前であえて厳しく言うことでチームを引き締める狙いがあったはずだ」と観戦に訪れていた父・力さん(姫路獨協大学監督)に諭され、翌日の朝一番に謝罪。そこからは「自分がやらなければ」という意識をより深めた。

 年齢に関係なく、大声を出して「周りを動かせる」のが昌子の強みだ。

 6月のイラク戦(テヘラン)では完封勝利を逃したが、大一番でチームを鼓舞し、強敵を零封できるか。

(取材・構成=サッカージャーナリスト・元川悦子)


日本代表の昌子源を取材した日刊ゲンダイの元川女史である。
統率力と鋭い読みを武器とするキーマンと源を位置付け、コメントを取っておる。
「豪州にも大型選手はいるし、クロス対応はもう少し高めていかないと。得点が入る時はクロスを中の選手が合わせる形がほとんどなんで、自分がタイトについていれば簡単に入れられることはない。相手の方が身長が高くても最低限、最後に体を寄せることができるように準備したい」とのこと。
6月のシリア戦でのミスを糧に成長したことを感じさせる。
今回はロシアW杯への切符を賭けた大一番であるが故、些細なミスも許されぬ。
高い集中力にて守り切り、攻撃陣にゴールを託したいところ。
源の躍動にて勝利を呼び込むのだ。
期待しておる。

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仙台・野沢、勝利の重み・タイトルの重みを知る男

【ライターコラムfrom仙台】勝利の重み、タイトルの重みを知る男…ルヴァン杯で古巣との一戦に臨む野沢拓也

ルヴァン杯への意気込みを語った野沢拓也 [写真]=J.LEAGUE

板垣晴朗
ベガルタ仙台を中心に追いかけるライター。書籍に『在る光 3.11からのベガルタ仙台』など。

 野沢拓也、36歳。高度なボールコントロール技術と、豊かな発想、そして瞬時の状況判断力によって、相手の意表を突くパスや、摩訶不思議なシュートを繰り出せる選手だ。

 鹿島アントラーズで、数々のタイトル獲得に貢献してきた名手。その彼は2014年の8月からベガルタ仙台に加わり、今年で4度目の夏を迎えた。チーム最年長として自らのプレーで勝利に貢献することはもちろん、仙台というまだまだ発展途上のクラブに経験を落としこんでいる。

 その野沢は今季、仙台が取り組む3-4-2-1を基本としたシステムの中で、彼なりのやり方で1トップを務める。シャドーと入れ替わってトップ下のようになったかと思えば、大外のウイングバックと予想もつかないパス交換をする。リーグ戦の出場機会に到らない中でも、出場機会を得れば初挑戦のポジションで奮闘を続けた。


36歳にして新境地を開拓しようとしている [写真]=J.LEAGUE

 今季のJリーグYBCルヴァンカップで、仙台は2013年以来となるノックアウトステージ進出を果たした。グループステージを首位で突破するまでに、西村拓真や佐々木匠、椎橋慧也といった若手選手が躍動。その中で、野沢はファンタジスタというよりは“最前線の黒子”とでも言うべき役割を果たし、若手の背中を押した。

 仙台は8月30日と9月3日に、準々決勝を戦うことになった。相手は、この大会で6度の優勝を経験している鹿島である。仙台はというとこの大会での最高成績はベスト8にとどまっており、今季のように一週間で同一大会の同一対戦カードをホーム&アウェイで戦うのは、2009年のJ1・J2入れ替え戦以来である。

 個人としてはこのような形式の戦いを経験してきた野沢に、仲間とともに強敵に挑むこの準々決勝を展望してもらった。

「この一戦目をホームでできるのは、僕は大きなことだと思っています。このアドバンテージを利用して、戦いたい。一戦目で勝って結果を残すことで、すぐやってくる次の試合(アウェイ戦)に得たモノを生かし、プラスアルファの戦いができるともいえるし、一戦目を勝つことは本当に大事なんです」と、彼は勝利の重みを強調する。

 勝利の重み、タイトルの重みを、身を持って知る人間だからこそ、その言葉もまた重い。そして、勝利やタイトルの経験を自らの血肉にするだけでなく、成功体験の少ない若手選手にまでその経験をともにできるように気を配るのもまた、野沢なのだ。


鹿島黄金期の中心メンバーだった野沢 [写真]=Getty Images

「グループステージをトップで通過できたのは、出場したこのチームの選手全員が成長して積み重ねたものがあった結果なんです。そこに自信をもっと持っていいと思う反面、そこで満足してしまってはいけません。カップ戦は1位しかない大会だと思っていますから。自分もそういう経験を重ねてきたからこそ、今があると思うんです。

 突破できて良かった……。で終わらず、タイトルを獲ったという経験をしてこそ、その先の考え方も身につくし、選手個人も次のステップに行けます。ここまでの経験を無駄にしないためにも、その先に進んで、もっと大きな経験につなげないと」

 相手の鹿島は、野沢にとってその経験の多くを重ねてきた場所だ。しかし、“古巣戦”の感傷よりも、敵に対して何ができるかを、仙台の背番号8は語る。「鹿島は今もJのトップだし、僕たちにとってはリーグ戦で負けたあの時の借りを返さなければいけない。そのために全力を尽くしたい」

 鹿島とのリーグ戦の対戦では負傷などもあって出場できなかった野沢だが、今回の対戦に向けて、自身のコンディションも上がっているようだった。そのことについては

「うーん、そこは……見た人の評価に、お任せします」

 と苦笑いしたが、彼はどういう形でこの準々決勝以降で力が必要とされたとしても、その技術で、その勝利への執念で、貢献してくれるだろう。1stレグを前にした紅白戦で、味方へのサポートが遅れた若手選手に「そこでボールにケツを向けるな!」と指示したかと思えば、その若手選手がパスを出したときには即座にゴール前のポジションを取ったように。

 野沢拓也、36歳。彼のプレーは、高度な技術、豊かな発想、瞬時の判断、勝利への執念、そして……彼なりにチームを見守る心で、構成されている。

文=板垣晴朗


仙台の野沢について記すサッカーキングの板垣氏である。
仙台はルヴァン杯のGSを首位で突破してきたが、そこで野沢は“最前線の黒子”とでも言うべき役割を果たして来たとのこと。
魅せるプレイで名を馳せてきたファンタジスタである野沢が黒子として汗をかいたのであれば、仙台のGSでの強さも頷ける。
その野沢は、「グループステージをトップで通過できたのは、出場したこのチームの選手全員が成長して積み重ねたものがあった結果なんです。そこに自信をもっと持っていいと思う反面、そこで満足してしまってはいけません。カップ戦は1位しかない大会だと思っていますから。自分もそういう経験を重ねてきたからこそ、今があると思うんです。
 突破できて良かった……。で終わらず、タイトルを獲ったという経験をしてこそ、その先の考え方も身につくし、選手個人も次のステップに行けます。ここまでの経験を無駄にしないためにも、その先に進んで、もっと大きな経験につなげないと」と言う。
鹿島にてタイトルを積み重ねた経験がこの言葉に繋がっておると思われる。
仙台としては、GSの突破は大きな目標であり、喜びを噛みしめたことであろう。
しかしながら、その先、カップ戦である以上、1位以外は敗退という事実を野沢は強く語る。
この気持ちが仙台というクラブに伝播していくであろう。
今日の仙台は強敵である。
リーグ戦にてダブル喰らわせた相手ではない。
心して挑む必要がある。
強い持ちで挑みたい。

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日本代表・柴崎岳、大一番は慣れている

「大一番は慣れている」柴崎岳が2年ぶりの代表復帰で逞しさを垣間見せる
羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)
2017年08月29日

「日本を導きたい」と冷静に話した柴崎。


埼玉スタジアムで行なわれた練習では笑顔も浮かべるなど、リラックスした様子だった柴崎。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

「こういった大舞台は慣れている」

 ロシア・ワールドカップ出場を懸けたオーストラリアとの大一番へ向けて、日本期待の司令塔が頼もしい。2年ぶりの招集を受けた柴崎岳だ。

 今シーズンからヘタフェに移籍した柴崎は、開幕2試合連続で先発出場など好調をキープ。現地時間8月27日に行なわれた強豪セビージャとの一戦では、70分にベンチに退くまで攻撃の要として、チームの起点となっていた。そんなクラブでの好調ぶりが評価され、2年ぶりの代表復帰を果たした。

 8月29日のトレーニング後に柴崎は、「(代表の)状況は分かっていますし、試合の持つ意味も理解しています」と語り、さらに冷静な意気込みも口にしている。

「鹿島時代からこういった大一番というか意味合いの強い試合は何度も経験させてもらっている。なので、自分が出られれば結果を残して、日本を導いていきたい」

 今朝帰国したばかりの柴崎は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督とは「まだ詳しく話していない」というが、「与えられたポジションで自分を表現したい」ともコメント。気になる連携面についても不安はないという。

「ほとんどの選手とプレーしたことがありますし、全選手の特徴は分かっているので、2年ぶりとはいえ問題はないかと思います」

 1992年生まれの柴崎は、いわゆる“プラチナ世代”。そのことについては、「僕らの年代が出てこないと未来はない。そういった自覚は持ちたい」と逞しい言葉を残している。

 8月31日に迎えるオーストラリアとの真夏の大一番を制してワールドカップへ――。柴崎はその青写真の中心を担えるか。

取材・文:羽澄凛太郎(サッカーダイジェストWEB)


豪州との大一番を前に取材に応じた日本代表の柴崎岳である。
「鹿島時代からこういった大一番というか意味合いの強い試合は何度も経験させてもらっている」と語る。
ここで鹿島の名を出してくれること、そして鹿島での経験を活かしてくれることを誇りに思う。
やはり、岳が高校2年で決めた進路は正しかった。
鹿島だからこそ得られた経験の大きさは、計り知れぬものがある。
また、明日の豪州戦では岳が先発に名を連ねるとの報がある。
このビッグマッチにて活躍し、更に大きな経験を得て欲しい。
期待しておる。

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ジーコおじさんのこども電話相談

ジーコと柳沢が11年前のあの“QBK”を振り返る
[2017年8月29日11時1分]

 運命のW杯アジア最終予選オーストラリア戦まで、あと2日となった29日、日本サッカーの歴史とその積み重ねを感じさせる、味わい深い動画に出会った。

 デジタル技術の活用推進を掲げチャレンジを続けるJリーグが、先ごろ来日していた元日本代表監督ジーコ氏(64)を起用。「夏休み特別企画 ジーコおじさんのこども電話相談」という独自番組を制作した。ユーチューブの公式チャンネルで公開中だ。

 神様ジーコ氏が子どもたちの相談を聞き、独特の甲高い声で丁寧に、優しく、真剣に答えている。ほほ笑ましいやりとりに見入っていると、いきなり「柳沢敦です」と元日本代表FWがサプライズ登場。驚いた。

 「ゲンキデスカ~」と、ジーコ氏の顔が一気にほころぶ。「こども相談室」。確かにジーコ・チルドレンの柳沢は“こども”だ。妙に納得して見ていると、突然、柳沢の口から予想もしない言葉が飛び出し、もっと驚いた。

 自ら切り出したのは06年W杯ドイツ大会クロアチア戦のシュートミス。一部で「急にボールが来た(QBK)」と言われ、揶揄(やゆ)された、あの場面についてだった。

 番組内のやりとりを、すべてここに書いてしまうのはどうか。詳細は、実際に番組で確認してもらった方がいいだろう。もう1人のサプライズゲスト、巻誠一郎もそうだが、11年たっても一切変わらぬ師弟の絆を強く感じさせられた。そんなやりとりが、詰まっていた。

 「ジーコおじさん」と呼ばれた神様は「もうおじいちゃんなんだけど」と笑っていた。あの時、53歳だった日本代表監督は、64歳の元日本代表監督となった。ジーコ氏からオシム氏、岡田武史氏、ザッケローニ氏、アギーレ氏、ハリルホジッチ監督と、日本代表指揮官もバトンをつないできた。

 日本代表も、W杯はドイツ以降、10年南アフリカ、14年ブラジルとさらに2大会に出場し、オーストラリア戦に勝てば、18年ロシア大会にも出場できる。

 ジーコ氏もプレーしたJリーグは25年目。四半世紀の歴史を重ねてきた。神様の教えを受け育まれた柳沢は、古巣・鹿島のコーチになった。巻はまだ必死に故郷のクラブ、J2熊本でゴールを狙い、戦い続けている。

 積み重ねと、受け継がれ、紡いできた歴史がサッカーの魅力であり強み。日本代表も、Jリーグも、そしてそれを取り巻く人たち、運命の一戦を前に、今はみんなが同じ思いでいるはずだ。

 オーストラリア戦には、日本サッカーの力を結集させて臨んでもらいたい。ハリルホジッチ監督と27人の代表選手にも、強い絆があるはずだ。ほほ笑ましくも印象深い、この番組を見て、そう強く願った。

【サッカー担当=八反誠】


ジーコおじさんのこども電話相談



「ジーコおじさんのこども電話相談」にて子供たちの質問に答えるジーコである。
ジーコの教えは、非常にためになる。
そして11年の時を超え懺悔する柳沢コーチのコメントに感動する。
師弟の繋がりは切れることはない。
ジーコ、ありがとう。


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ヤスの活躍に期待

仙台戦前日練習


明日の仙台戦に向け、セットプレーやミニゲームなどで最終調整しました。


仙台戦に向けた前日練習の一コマである。
険しい面持ちで見つめるヤスの姿が写る。
ここリーグ戦2試合に出場機会はなかったが、その鬱憤を晴らす時が来たと言えよう。
仙台戦では攻撃のタクトを振るってくれよう。
相手守備陣を切り裂き、ゴールに迫るのだ。
ヤスの活躍を楽しみにしておる。

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岩政が語る「勝てるチーム」の思考法

元鹿島・岩政が語る「勝てるチーム」の思考法
「自分たちのサッカー」とは、一体何なのか

飯尾 篤史 : スポーツライター
2017年08月29日



かつて鹿島アントラーズで華々しい活躍を見せ、元ワールドカップ日本代表でもある岩政大樹選手。35歳になった今季は、選手兼コーチとして東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)に所属。中学・高校の数学の教員免許を持つ異色の経歴でもある。写真は鹿島在籍時の2012年に撮影(写真:共同通信社)

スポーツで強いチームと弱いチームを分ける差。それは一体、何なのだろうか。その違いを形作る要素は、スポーツに限らず、ビジネスなども含めたさまざまな組織やチームにも共通するものではないだろうか。サッカー元日本代表DFの岩政大樹が今回、その違いを生み出す思考法を説き明かしていく。



スポーツを伝える"言葉"を探求しようと、毎月1回行われている「ALE14(エイルフォーティーン)」というイベントがある。各スポーツのスペシャリストが、自身の経験から導き出した独自のロジックやメソッド、フィロソフィなどをプレゼンショーの形で披露する。ナビゲーターを務めるのは、元Jリーガーで、スポーツジャーナリストの中西哲生だ。

これまで参加してきたのは、元プロ野球選手の古田敦也、ロンドン五輪卓球団体銀メダルの平野早矢香、北京・ロンドン五輪競泳日本代表の伊藤華英らといった顔ぶれである。

このイベントにサッカー界から登場したのが、元日本代表DFの岩政大樹だ。35歳になった今季は、選手兼コーチとして東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)に所属している。その岩政が6月にプレゼンしたテーマ――。それは「勝てるチーム、勝てないチーム、どこが違うのか?」だった。

Jリーグの「常勝軍団」鹿島アントラーズの実績

岩政が大卒ルーキーだった2003年から10年間在籍した鹿島アントラーズは、国内屈指の常勝クラブである。アントラーズが獲得した3大タイトル(J1リーグ、リーグカップ、天皇杯)の数は実に19個。2位のガンバ大阪が9個、3位のジュビロ磐田と東京ヴェルディが8個だから、いかに抜きん出た数字かがわかる。

ある時期に優れた選手が揃い、黄金時代と呼ばれる時期を過ごしても、その選手たちが去るとチームが低迷する、というのはよくあることだ。しかし、アントラーズの場合は、そうした浮き沈みがほとんどない。

1993年のJリーグ創設以来、アントラーズがタイトルを獲れなかったのは1993〜1995年の3年間、2003〜2006年の4年間、2013~2014年の2年間だけだ。わずか1年でも無冠に終われば大問題――。それが、アントラーズというクラブなのだ。

なぜ、アントラーズは勝ち続けることができるのか。その謎を解き明かすうえで、岩政が最初に取り上げたのは「自分たちのサッカー」というキーワードだった。


自分たちのサッカー――。この言葉が一般的に注目を浴びたのは、2014年のブラジル・ワールドカップのときだろう。「自分たちのサッカーができれば勝てる」「自分たちのサッカーをさせてもらえなかった」といった代表選手のコメントがたびたび報道された。

実際には、その何年も前から、この言葉はサッカーの現場でよく聞かれている。だが、そもそもこの言葉が使われるようになったのは、「選手にとって便利だったからではないか」と岩政は考察する。

ひとり歩きを始めてしまった「便利」な言葉

例えば、試合前や試合後のインタビュー。「明日の試合はどのような試合にしたいですか?」「今日の試合はどのような試合でしたか?」と選手はよく聞かれる。チームの勝敗を左右しかねないチーム内の約束事や作戦を事細かに話すことができない選手たちからすると、「自分たちのサッカー」という言葉は、なんとなくのイメージを伝え、その場をやり過ごすことができる使い勝手のいいフレーズ、というわけだ。

だが、「『自分たちのサッカー』という言葉が、少しひとり歩きしているように思えてならない」と、岩政は警鐘を鳴らす。


岩政大樹(いわまさ・だいき)1982年、山口県生まれ。東京学芸大学卒。2004年に鹿島アントラーズに入団。中学・高校の数学の教員免許を持つ異色のJリーガーとしても話題となる。2007〜2009年、鹿島のJリーグ3連覇に貢献。2010年南アフリカW杯日本代表。現在は、東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)の選手兼コーチであり、東京大学運動会ア式蹴球部コーチも兼務(写真:ALE14/阿久津知宏)

どのチームにも、それぞれ得意なスタイルはあるものだ。パスを繋いで攻撃を組み立てるのが得意なチームもあれば、こぼれ球を拾うことでリズムを掴むチームもある。理想とするスタイルを監督が提示する場合もあるだろう。

だが、「自分たちのサッカー」へのこだわりが自らの足かせになってしまうこともある。

「得意なスタイルで結果を収めるようになると、それを『自分たちのサッカー』と捉えるチームがあります。勝っているときはそれでも構いません。しかし、このようなチームは、結果がついてこなくなったときに、『自分たちのサッカー』をすることが大切だと考えるようになっていくことがあります」

ここで、大きな間違いが起こる。「自分たちのサッカー」をすることが、一番重要なことだろうか? いや、サッカーが勝負事である以上、大切なのはいつだって勝利のはずだ。自分たちの得意なスタイルというものがあるとすれば、それは勝つための手段に過ぎない。

「『自分たちのサッカー』をするために全力を尽くすことと、勝つために全力を尽くすことは、似ているようで、実は違います」と岩政は言う。「なぜなら、『自分たちのサッカー』にこだわるうちに、相手がだんだん見えなくなります。相手のいるスポーツで、相手が見えなくなってしまっては勝つことはできません」。

長いシーズンを戦っていれば、いい流れのときもあれば、悪い流れのときもある。その過程のなかで、いつの間にか目的が勝つことから「自分たちのサッカー」をすることへとすり替わってしまったチームには、何が起きるのか。

岩政は続ける。「『自分たちのサッカー』を貫いて負けたらしょうがない、と考えるようになるんです。でも、これは絶対に間違っています。本来の目的は勝つことですから。皆さんの周りにもいませんか? 自分のやり方はこうだ、自分にはこれしかできない、と決めつけてしまい、結果、うまくいかなくて嘆いている人が」。

つまり、当初の目的を忘れ、手段が目的と化し、本末転倒になってしまうのだ。では、常勝クラブの場合は、どう違うのだろうか。

「勝つこと」から逆算して考える意味

「アントラーズの場合、『勝つこと』からブレない。勝つことからスタートし、勝つことから逆算して考えます」

プロなのだから当たり前のことだ、と思うかもしれないが、実はそれができるクラブは意外と少ない。「勝つことからブレないというのは、具体的に言うと、自分たちのスタイルで今日はダメだと思ったら、『変える』ということです」。

その試合で、その相手に対して、どうすれば勝てるのかを常に肌で感じる。そして、その日のベストの戦い方を求めて変化していく。実際、アントラーズの強みは、パスを繋いで攻撃を組み立てることも、相手陣内でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けることも、引いて守ってカウンターを繰り出すこともできるフレキシブルな戦い方にある。

「3連覇したとき(2007〜2009年)は、僕が後ろにいて、前にマルキーニョス、興梠(慎三)という速い選手がいて、引いて守ってカウンター、というのが得意だったんです。ですから、後ろで守るのが得意だったんですけど、高い位置で奪うのも得意でした。流れによって、どちらでも選択しますよと」

試合の状況や相手の状態、自分たちの状態によって戦い方を使い分ける。つまり、「勝つための手段=選択肢」が多いのだ。アントラーズがチャンピオンシップ決勝や天皇杯決勝といった一発勝負で無類の強さを誇るのは、そのためでもあるだろう。

逆に考えれば「自分たちのサッカー」にこだわるのは、勝つための手段がひとつしかないということになる。「自分たちのサッカー」を貫いて負けたらしょうがないという思考は、「当たって砕けろ」の精神に近い、と岩政は指摘する。

「当たって砕けろ、とはいわば思考停止。考えることをやめてしまっては、勝負に勝つことはできません。当たってダメだと思ったら、当たり方を変えてみたり、タイミングを変えてみたり。あるいは、かわしてみるのもいいかもしれません。とにかく、目の前の相手に勝つための方法を考えなくてはいけないんです」

とは言え、やはりアントラーズにも「自分たちのサッカー」はあるのだという。

アントラーズのロッカールームには、クラブの礎を築いたジーコの教えである「献身・尊重・誠実」という3カ条が貼られている。秋田豊に柳沢敦、小笠原満男、そして岩政も、この3カ条を胸に刻み、戦ってきた。

鹿島アントラーズの「自分たちのサッカー」

岩政は、こう表現する。「アントラーズでは、その3カ条を体現できたときの空気感、チームの一体感、チームのリズムが『自分たちのサッカー』であるという風に捉えています」。

例えば、献身とは一人ひとりがチームのために頑張ること。尊重とは味方を尊重し、相手を尊重すること。「相手を尊重するというのは、相手のレベルを尊重すること。自分たちのスタイルで押し切れるような相手でないなら、泥臭く戦うしかない。それがある意味、相手を尊重するということです」。

そして、誠実とは自分に対しても、試合に対しても誠実に向き合うこと。「最初から簡単な試合も、難しい試合もない。自分たち次第で難しくなるか、簡単になるかであって、相手が優勝争いをしていようが、残留争いをしていようが、天皇杯で格下と当たろうが、その勝負に対して誠実に向き合えるかどうか。それが、勝負強さにつながると僕は考えています」。

つまり、常勝のキモとは、何かひとつのスタイルや何かひとつの戦い方ではないのだ。勝つことから逆算して選択肢をたくさん用意し、勝つためにフレキシブルに戦う――。そこにアントラーズの強さの理由がある。

(文中敬称略)


岩政の講演を取材した東洋経済の飯尾氏である。
「勝てるチーム、勝てないチーム、どこが違うのか?」について岩政は語る。
「『自分たちのサッカー』を貫いて負けたらしょうがない、と考えるようになるんです。でも、これは絶対に間違っています。本来の目的は勝つことですから。皆さんの周りにもいませんか? 自分のやり方はこうだ、自分にはこれしかできない、と決めつけてしまい、結果、うまくいかなくて嘆いている人が」という言葉に集約されておるように思う。
鹿島はこうではないと言う。
「アントラーズの場合、『勝つこと』からブレない。勝つことからスタートし、勝つことから逆算して考えます」とのこと。
そして、「献身・尊重・誠実」「アントラーズでは、その3カ条を体現できたときの空気感、チームの一体感、チームのリズムが『自分たちのサッカー』であるという風に捉えています」と種明かしする。
こう言われれば、多くのクラブが模倣し追随しても良さそうである。
しかしながら、それが出来たクラブは日本国内にはない。
鹿島を愛し、鹿島を深く知る我らには、少々不思議なことではあるが、外の人々には鹿島の常識が、常識とは思えていない部分が多いのであろう。
とはいえ、強豪チームはこの先も立ちはだかってくる。
それを「勝つことから逆算して選択肢をたくさん用意し、勝つためにフレキシブルに戦い」、撃破していきたい。
鹿島を信じておる。


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曽ケ端、DAZN週間ベスト5セーブ選出




DAZN週間ベスト5セーブ、5位・2位・1位に選出されたセレッソ戦の曽ケ端である。
これは素晴らしい。
セレッソに勝利し、首位を固めたのは曽ケ端の力があってこそ。
頼れるベテランと共にタイトルを獲る。
楽しみである。

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ジーコの監督論

ジーコの監督論「黒子に徹し最後に決断」/岩政大樹
[2017年8月29日10時15分]


対談した岩政大樹(左)とジーコ氏

 サッカー元日本代表DF岩政大樹(35=関東1部リーグ東京ユナイテッド所属)が、かつて自身も所属したJ1鹿島アントラーズの「神様」ジーコ氏(64)と語り合った。

 岩政はスカパー!のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」の対談コーナー「今まさに聞く!」のメーンキャストとしてジーコ氏と対談。ブラジルの英雄はなぜ日本にやって来たのか? 当時抱いた思いは? 現役選手であり解説者という自らの現在の立ち位置から、ジーコ氏の胸の内を根掘り葉掘り聞いた。

 8月30日(水)の初回放送(18時20分~)を前に、サッカーファン必見のインタビューの一部を紹介する。

      ◇   ◇

 <岩政>

 日本に来られた後に監督を意外といろんなところでされていたなというのが僕の印象です。現場をやられるという印象は元々なかったんですが、そこからいろんな所に行かれたっていうのは日本での監督経験というのはやはり大きかったですか? それに監督に対する自分のやってみたいという気持ちが出たのかな? というところをうかがいたいのですけど。

 <ジーコ>

 選手の時は監督をやるなんて思いもしませんでしたし、望みませんでした。ただ1度だけ(1999年に)鹿島を率いなくてはならない状況になりました。リーグ戦の最中で残り数試合の時にほかの監督を探す時間がないということで、自分が望んでいたわけではないですが自分しかいないと思って総監督を引き受けました。タイトルとかは望める状況ではありませんでしたが、そこで監督というものを最初に意識しました。もう少し細かく言うと前年(1998年)に初めて年間優勝をして監督がゼ・マリオで、(1999年は)前期が終わったときに鹿島の歴史上初めて降格圏にいました。

 後期が始まっても鹿島は調子が上がらないそこで降格危機という電話を受け、ほかの監督を呼ぶと適応するのに時間がかかるだからこそ「私が行かなければまずい」と思いました。13試合しか残っていない中で降格圏、それでもそこから連勝もしましたし8勝あげ、残留も果たし、実際に監督の仕事をしたからこそ興味がわきました。しかし鹿島で監督を続ける気はなかったのでセレーゾ監督を紹介しました。それでも私の監督としての姿を川淵さん(当時の日本サッカー協会会長)は見ており、2002年に「日本代表監督をやってくれないか」と話をいただいて「やりましょう」と答えました。そのときは監督の面白さを感じ始めていました4年間務めさせてもらってW杯に行けたという経緯です。

 <岩政>

 僕も今日本の5部リーグにあたる社会人リーグでサッカーをしていまして、そのチームが僕を誘ってくれた時にこのチームのジーコになってくれと言われて行ったんですけど、ご自身が鹿島に行ってみようと思われた最初のきかっけは何だったんでしょうか? 本音のところを聞かせていただけますか。

 <ジーコ>

 (鹿島の前身・住友金属のオファーを受けた1991年は)現役を引退して2年が経っていました。左ひざを4回も手術しましたし外国に行ってサッカーをやるなんて考えてもいませんでしたが、それでも「ジーコさんの経験を生かしてください」というオファーが魅力的だったんです。日本もアマチュアからプロ化するということで私も何かできるのではないかと。どういう形かは具体的にわかりませんでしたが自分の経験を伝授できると思いました。

 岩政さんへのアドバイスとして数多くの監督が世界中に存在していて1人1人やり方は違います。チーム作りや選手の良さを引き出すというときに岩政さんが言ったことを選手たちが本当の意味で信用する、信頼するという関係を作ることが一番大切です。どれだけ素晴らしいキャリアを持っていても選手たちが岩政さんを信じなければ意味がない。私もそうでしたが、いい監督につくことが重要でした。岩政さんが鹿島で学んだセレーゾ・アウトゥオリ・オリヴェイラはブラジルでも有数の監督たちです。彼らの良いところや影響の受けたところを自分のものにして、それを選手たちに伝える。

 先ほども言いましたが、選手たちが岩政さんの言葉を信じるために関係を築くことが一番重要です。戦術面からすべて自分の思い通りに動かしたい監督がいますがそれはどうかなと私は思います。試合がある中で勝敗は25%が監督の責任。主役は選手なので、後は選手の責任だと思います。監督がするべきなのは試合が終わって出た課題を克服して次の試合に備えることで、その積み重ねでチームを良くするために黒子に徹するというのが重要です。

 一番大切なのは選手に自信を持って練習させコンディションを作り上げてあげることで、実際にピッチに立つのは選手なので、先ほど言った人間関係がないとうまくいかない。この練習をやれば大丈夫という考えにさせて試合中は選手たちの自主性で進めさせ、その雰囲気作りを黒子に徹してやるという意味で、25%が監督の責任と考えています。岩政さんはルックスもいいし黒い髪の毛もあります。これが数年したら見るも無残な姿になりますよ(笑)。監督とはそういう仕事です。

 <岩政>

 やっぱり監督ってチームを作ったり、もしくは人を作ったりするってすごく面白いことの一方で孤独な職業だと思うんですが、そこで感じるのは楽しみですか? 苦しさですか?

<ジーコ>

 良いか悪いかは別として非常に複雑な部分が多いのは間違いないです。私の場合はクラブでも代表でも良い側近とチームを作れたというのが喜びです。選手もそうですが「自分が自分が」と思うとうまくいかない。周りの人間関係を生かして良い結果を出せる環境を自分でいかに作りだすか。特に監督はすべて自分で決断します。選手さらにはマッサーや理学療法士など自分の専門外のことも登用するのは監督であり、その選択が正解だと良い仕事ができるベースになります。

 そして最後は監督の決断ですべてが決まります。監督は「お前のせいだ」と責めることはできません。自分が選んだ任命責任がありますから。最後には自分が責任をとる。そうならないために良い仕事ができる周りを選ぶのです。それでも勝敗はつきますから自分が信じていたら責任を取れます。その見定めも重要です。

 鹿島の石附次郎さんを覚えていますか?(現鹿島LSC監督)当時マッサーをしていました。ひとつエピソードがあります。当時彼は若くてマッサージ専門でした。ある時、私が「あさっての試合君が監督だったら誰を選ぶ?」といきなり聞いたら、彼はびっくりして耳まで真っ赤でした。「君の責任にしない。どういうチームを選ぶか聞きたい」と2人きりのときに話しました。

 当時、石附次郎は小笠原満男の写真をポケットに入れて持っていたくらい大ファンでした。「そこまで言うなら私はこういうメンバーを選びます」と、もちろん小笠原満男も入っていました。一般的な鹿島ファンなら選ぶであろうメンバーでした。私は「なるほどね」と9割思いましたが、残りの1割足りなかったのは私だったら小笠原満男ではなく熊谷浩二を使っていたからです。自分の頭がいっぱいになった時、そのような会話をすると得るものがあることもあります。もちろん最後は岩政さんが監督だったら自分で決断しなければいけません。ただ頭が固くなりすぎるのは良くないので、いろいろな人の意見を聞くのも一つの手です。ちなみに後半、小笠原を投入したらゴールしました(笑)。

 ◇初回放送 「スカサカ!ライブ」presents今まさに聞く ~元日本代表監督ジーコ篇~8月30日(水)18:20~18:50 スカサカ!(CH800/580)で。再放送多数。


ジーコにインタビューを行った東京ユナイテッドの岩政である。
ジーコが監督業に目覚める契機と1999年の鹿島、日本に来るきっかけ、そしてサッカー監督という職業について語る。
ジーコの含蓄が垣間見られて嬉しい。
鹿島出身の指導者が数多く存在し、結果を出していくのも頷ける。
岩政もまたジーコに薫陶を受けた指導者としてキャリアを積んでいくのであろうか。
注目しておる。

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ヘタフェ・岳、日本帰国

久保、柴崎、酒井宏らが帰国 乾は「チームの力になれるよう頑張る」

約2年ぶりの日本代表招集でスペインから帰国した柴崎

 サッカー日本代表のFW久保裕也(23)=ヘント=、FW乾貴士(29)=エイバル=、MF柴崎岳(25)=ヘタフェ=、DF酒井宏樹(27)=マルセイユ=らが29日朝、2018年W杯ロシア大会アジア最終予選に向けた合宿に合流するため成田空港に帰国した。

 今夏スペイン2部テネリフェから同1部ヘタフェへと移籍した柴崎は、約2年ぶりの招集。報道陣の日本代表に関する質問に「あとで話します」と話ながらも、古巣J1鹿島の好調ぶりについて聞かれると「結果は気にしています」と明かし、笑顔も見せた。

 久保は「(所属クラブで不調だが)チームはチーム、代表は代表。ポジティブに考えて切り替える」と語り、乾は「練習からアピールしていく。チームの力になれるように頑張る」と話した。

日本代表“ラストピース”柴崎が帰国 笑顔も「後で話します」

羽田空港に到着したMF柴崎
Photo By スポニチ


 31日にW杯アジア最終予選オーストラリア戦(埼玉ス)を控える日本代表のDF酒井宏樹(27=マルセイユ)、MF柴崎岳(25=ヘタフェ)、MF乾貴士(29=エイバル)、FW久保裕也(23=ヘント)の4人が29日早朝、羽田空港着の航空機で帰国した。

 15年10月以来約2年ぶりの招集となった柴崎は「後で話します」と多くを語らなかったが、J1首位を走る古巣の鹿島について「結果は気にしています」と笑顔をみせた。今季の公式戦でノーゴールが続く久保は「クラブはクラブ。代表は代表。コンディションは悪くない。クラブでは結果が出てないけど、ポジティブに(代表に)行く」と強調。乾はFW9人の招集について「ケガ人もいると聞いている。コンディションの部分を気にしたと思う。自分としては練習からアピールしていくしかない」と語り、「ちょっとでもチームの力になれるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

 これで海外組の帰国ラッシュも終了。29日午後の練習から招集メンバー全27人がそろい、勝てばW杯出場が決まる運命のオーストラリア戦へと準備を進めていく。
[ 2017年8月29日 08:28 ]

日本代表2年ぶり招集の柴崎らが帰国 久保は大一番へ「チームのために」

帰国した日本代表FW久保裕也

 W杯アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)に臨むサッカー日本代表のFW久保裕也(23)=ヘント、乾貴士(29)=エイバル、MF柴崎岳(25)=ヘタフェ、DF酒井宏樹(27)=マルセイユ=の4人が29日朝、羽田空港着の航空機で帰国した。
 勝てば6大会連続のW杯出場が決まる大一番に向け、久保は「チームのために頑張ります」と意気込んだ。今季リーグ戦では5試合出場で無得点だが「チームで結果は出ていないが、ポジティブにやりたい」と気持ちは切り替わっている。
 6月のイラク戦に続く選出となった乾は「少しでもチームの力になりたい」。FWは9人が招集される激戦区だが、「自分としては練習からアピールしていくしかない」と決意をにじませた。
 15年10月以来約2年ぶりに代表復帰した柴崎は、J1で首位に立つ古巣鹿島の好調について「結果は気にしています」と語った。


代表招集にて日本に帰国したヘタフェの岳である。
機中を長袖で過ごすあたり、岳のプロ意識の高さを感じさせる。
また鹿島の成績に関して問われると「結果は気にしています」と笑顔を見せたとのこと。
巣立ってもファミリーであることに変わりはない。
岳の応援を喜び、それに応えるためにもタイトルを目指す。
まずは、鹿島としては明日開幕のルヴァン杯である。
勝利を掴み取りたい。

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日本代表・植田直通、来たからにはやっぱり先発を狙うのがあたりまえ

「鹿島の看板を背負っている」植田、有事に備え虎視眈眈…下からの突き上げ誓う
17/8/28 23:25


ボールを使った練習で汗を流すDF植田直通

 いつ、何が起きても不思議はない。日本代表DF植田直通(鹿島)は「覚悟は常に持っている。いつチャンスが来てもいいように準備をしていきたい」と有事に備え、集中力を高めている。

 6月の代表シリーズは中盤に負傷者が相次ぎ、6月13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(1-1)では同じリオデジャネイロ五輪代表のMF井手口陽介に先発の機会が巡ってきた。「自分もチャンスが欲しいという気持ちはあるし、この大舞台でやってやるという気持ちもある。自分の役割がどうであろうと、チームのために働きたい」。DF吉田麻也、DF昌子源が前を行く日本代表のセンターバックにおいて、虎視眈眈と出番を狙っている。

「代表に来たからには先発を狙うのは当たり前。下からどんどん突き上げていかないと、チームがよくなっていかない」。若手選手として求められる役割も理解する22歳はチームの底上げにも目を向けた。

 3日後にはW杯出場を懸けたオーストラリア戦(埼玉)に臨む。対戦相手については「映像も見たし、前回の対戦も覚えている」。自らの強さと高さを生かして相手の攻撃を跳ね返すイメージを膨らませ、「自分(の強み)が生きる相手だと思うのでしっかりと準備したい」と意気込んだ。

 背負っているのは日の丸だけではない。鹿島の大岩剛監督やチームメイトからは「頑張ってこい」と送り出され、日本代表に合流。「鹿島の看板を背負っているという意味でも、自分が鹿島を代表してここに来ている」と、2つのプライドを胸に自身を奮い立たせていた。

(取材・文 佐藤亜希子)

DF植田、最終予選に意気込み「(オーストラリアは)自分が生きる対戦相手」
2017年8月28日21時2分 スポーツ報知


リフティングする植田

 日本代表は28日、埼玉県内で31日のロシアW杯アジア最終予選、オーストラリア戦(埼玉)に向けて練習を行った。初日から練習に参加しているDF植田直通(鹿島)は練習後に報道陣に対応。フィジカルとパワーが特徴のオーストラリアを相手に「自分が生きる相手」と自信を見せた。

 植田はこの日、初日から練習に参加している面々とともにボールを使ったトレーニングで汗を流した。練習後には「いつチャンスがきてもいいように準備していきたい。まず自分のチャンスが欲しいって気持ちがある。この大舞台でやってやろうって」。と鼻息を荒くした。

 現在、昌子とのセンターバック(CB)でのコンビはJ屈指。リーグでも首位を走る原動力となっている。国際Aマッチの出場試合はまだないが、今回対戦するオーストラリアはフィジカルとパワーに特徴を持つ。それだけに、高さも、パワーも併せ持つ186センチのCBは「自分が生きる相手だと思う」と力強く語った。

 ハリル・ジャパンのCB争いは2つの枠を昌子、吉田、三浦と争う。「(代表に)来たからにはやっぱり先発を狙うのがあたりまえ」。鹿島の強靱(きょうじん)なストッパーは試合までアピールを続ける。


練習後に報道陣対応を行った日本代表の植田直通である。
豪州に対して「自分が生きる相手だと思う」と語った。
代表のレギュラーは概ね吉田麻也と源という論調で決まっておるが、ここに割り込むパフォーマンスを見せて欲しいところ。
強さ・高さ・速さ・キック力を併せ持った植田の躍動を期待しておる。

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欠場選手に替わるニューヒーローの誕生に期待

激戦必至の第1戦。欠場選手に替わるニューヒーローの誕生に期待
8月30日より、いよいよJリーグYBCルヴァンカップのノックアウトステージが始まる。グループステージを勝ち抜いた4チームに、AFCチャンピオンズリーグに出場した4チームが加わった8チームが火花を散らす。

7月31日に開催されたノックアウトステージのオープンドローの結果、準々決勝のカードの一つが、仙台と鹿島の対戦となった。ファーストレグは、仙台のホームであるユアテックスタジアム仙台が会場となる。それぞれ、直近のリーグ戦の結果も過去のルヴァンカップにおける実績も対照的だが、気持ち新たに臨む今大会は、まだ何が起こるか分からない。昨季の明治安田J1チャンピオンの鹿島を迎え撃つ仙台の佐々木 匠も、「グループステージを首位で突破した自信を持って戦いたい」と言葉に力を込める。

この準々決勝は、1週間で2試合を同一カードのホーム&アウェイで戦う形式のため、選手個々のコンディションや駆け引きのためにメンバーが入れ替わる可能性も高い。また、さまざまなメンバー起用の中で、新たに台頭するニューヒーローの誕生にも期待できる。この準々決勝に関して言えば、日程などの理由から出場できない選手もいるため、彼らに替わってチームを支え、そして勝利に導く選手たちの登場もまた、試合の楽しみの一つとなる。

アウェイチームの鹿島は、直近のJ1第24節で、C大阪との首位攻防戦を制して好調を維持。勢いそのままにこの試合を迎える。攻撃では好調の金崎 夢生やレアンドロといった名手に加え、若き鈴木 優磨のゴールへ真っ直ぐに向かうプレーが見どころだ。

一方で、守備面では植田 直通と昌子 源の両センターバックが、日本代表に招集されたためにこの試合を欠場する。チームに安定感をもたらすDFが抜けたぶんも、相手にしっかり食らい付くブエノのように、替わってチャンスを得るDFに注目したい。

対する仙台は、直近のJ1第24節・札幌戦で黒星を喫し、リーグ戦の連勝が止まってしまった。中3日で迎えるこの準々決勝に、しっかり立て直して強敵を撃破したいところだ。勝手知ったるホームでのゲームで、チームが万全の準備をすることはもちろん、サポーターがホームチームを勝たせるサポートができるかどうかも問われている。

仙台はルヴァンカップのグループステージで自信を得て成長した選手が、現在のリーグ戦でも活躍している。シャドーのポジションで突破やパスを使い分ける西村 拓真や、本職はボランチながら3バックの一角で力強い守備と鋭いパスを見せる椎橋 慧也といった選手たちには、このノックアウトステージでも活躍が期待される。

そして仙台も、この期間に抜ける選手たちに替わってチャンスをつかむメンバーの活躍が求められる。こちらはベテランの梁 勇基が北朝鮮代表に招集されたため、そして途中加入の野津田 岳人が前所属の清水ですでに今大会のグループステージに出場していたため、それぞれこの鹿島戦に出場できない。シャドーのポジションが一気に二人も抜けることになるが、先述のオープンドローでドロワーを務めた佐々木のようなフレッシュな選手もいる。細かいステップのドリブルや豊富な球種のパスを武器として、グループステージで3得点2アシストを記録した佐々木を筆頭に、この大事な試合で輝く選手たちが一人でも多く現れることが、仙台勝利のカギだ。

準々決勝は2戦トータルの結果で決まるが、まずはどちらもこの1戦目を制して優位に立ちたいところ。駆け引きの中でも、勝負どころでニューヒーローが思い切って仕掛ける場面が多く生まれることを期待したい。

[ 文:板垣 晴朗 ]


「攻撃では好調の金崎 夢生やレアンドロといった名手に加え、若き鈴木 優磨のゴールへ真っ直ぐに向かうプレイが見どころだ」と記すJリーグ公式の板垣氏によるプレビューである。
守備陣は、日本代表に両CBが招集されメンバーが読めぬ、仙台番記者としては、攻撃陣に目を向けた形となる。
大岩監督になり、7月と8月にそれぞれミッドウィークも戦う過密日程を経験したが、夢生を休ませる采配はしなかった。
このルヴァン杯でも夢生を起用してくるのではなかろうか。
2戦合計で戦う第1戦とはいえ、守備的に行くとは考えられぬ。
好調な攻撃的選手を起用し、アウェイゴールを得たいところ。
また、源と植田に代わってCBを担うのは誰なのかも注目となる。
その選手が、この窮地を救うヒーローとなろう。
そして、鹿島としてはルヴァン杯と名称が変わって初めて挑む大会となる。
一つ目のタイトルを目指して、この“開幕”を楽しみにしたい。

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ヘタフェ・岳、スペイン紙で両チーム最高タイ評価

2戦連続先発のヘタフェ柴崎 強豪セビージャに0-1敗戦も、スペイン紙で両チーム最高タイ評価


今季ホーム初戦にスタメン出場、前半にはショートカウンターから好機演出

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、現地時間27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節セビージャ戦に2試合連続で先発出場し、後半24分までプレー。スペイン屈指の強豪の前に奮闘したものの、0-1で敗戦した。しかし現地紙の評価では、両チーム最高タイとなる評価を受けている。

 約2年ぶりとなる代表復帰を果たした柴崎は、今季ホーム初戦となったヘタフェでレギュラーとして起用された。ベリッソ新監督率いるセビージャ相手に前半17分、柴崎が絡んだプレーからチャンスを作る。高い位置からのショートカウンターで柴崎とMFモリーナのパス交換によって相手守備陣を崩すと、モリーナのスルーパスに反応したアマトがゴール前でフリーとなってシュートを放った。しかしこのシュートは枠を捉えられず、ヘタフェは絶好の先制チャンスを逃した。

 その後も柴崎は積極的な守備からボールを奪いスルーパスを狙うなど、攻撃の起点として奮闘する。しかし後半24分、一人目のカードとしてMFポルティージョと交代しベンチへと下がった。その後も両チームは拮抗した戦いを続けたが、後半37分にセビージャのDFメルカドのクロスからMFガンソが左足で合わせて先制。試合終盤でリードを許したヘタフェは反撃できず、0-1のまま試合終了した。

両チーム最高タイの2つ星評価を獲得

 敗戦したとはいえ、スペイン紙「マルカ」での柴崎の評価は高かった。試合レポート内では「セルヒオ・リコの好プレーによってアマト、ファジル、ホルヘ・モリーナ、ガク(柴崎)のプレーは精度を欠いた」と相手のスペイン代表GKの高いパフォーマンスに阻まれたと記されたものの、「メルカドとエスクデロはアマトのスピード、ガクのテクニックに後手を踏んだ」とセビージャ守備陣が苦しんだことについても触れており、3つ星での選手評価でも柴崎は両チーム最高タイとなる2つ星を獲得している。

 31日には、ロシア・ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦を控える。スペインの地で初の1部リーグに挑戦し自信をつけた柴崎は、大一番に向けてコンディションを高めていることを証明した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


セビージャ戦に先発出場したヘタフェの岳である。
アマトのどフリーのシュートを演出するなど、攻撃に大きく絡んだ。
しかしながら、味方のプレイ精度が低くゴールに至らず、チームは敗戦を喫した。
岳自身も途中交代となり、無念であったことであろう。
とはいえ、現地メディアの評価は高く、両チーム最高タイとなる2つ星を獲得したとのこと。
これからも好プレイを続け、チームを1部残留に導いて欲しい。
活躍の報を待っておる。

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常勝アントラーズの次代を担う「GKの大器」

来春のトップ昇格が決定! 常勝アントラーズの次代を担う「GKの大器」
松尾祐希
2017年08月28日

高3は守護神の当たり年。その中でも忘れてはならない男だ。


ピッチ上での存在感が際立つ沖。トップチームで熟練の先輩たちに揉まれ、日々進化を続けている。写真:松尾祐希

 1999年生まれ、現在の高校3年生の世代は守護神が豊作だ。当たり年といっても過言ではないだろう。

 5月にU-20ワールドカップを戦った日本代表で、最後まで候補メンバーに残り、すでにトップチーム昇格を決めている大迫敬介(サンフレッチェ広島ユース)。、昨年から2種登録されているU-18日本代表の古都の怪物、若原智哉(京都サンガU-18。そして、U-18日本代表歴を持つ猿田遥己(柏レイソルU-18)に加え、2月のU-18ナショナルGKキャンプに参加した長谷川滉(市立船橋)も控える。いずれも将来が楽しみな有望株だ。
 
 その中で、忘れてはならない男がいる。8月22日に来春のトップ昇格が発表された鹿島アントラーズユースのU-18日本代表、沖悠哉だ。

 常勝軍団の下部組織で技を磨く守護神は、中学年代から将来を嘱望されてきた。184センチとGKにしては決してサイズに恵まれていないが、それを補って余りある良質なスキルとビルドアップがある。「いままでは中途半端にやってしまうことが多かったので、やり切るということを意識している。ミスをしてもトライを続けることは監督にも言われているので」と本人が話すように、課題だった状況判断が向上。以前のように曖昧な動きを見せることがなくなった。

 8月27日のプレミアリーグEAST再開初戦、市立船橋戦では安定感のあるパフォーマンスでチームを勝利に導いた。前半にあったCKでは、触れるか触れないか微妙なところに蹴り込まれたボールを的確に処理。勇気を持って飛び出すだけでなく、プレーをやり切るところに成長の跡を感じさせた。沖はクリーンシートを達成し、チームは2-0で勝利。3位に浮上した。

 まさにいまが伸び盛りだ。日進月歩の成長を続けるが、もちろん独力でこのレベルに辿り着いたわけではない。同世代のライバルの存在があったからこそ、進化を遂げられたのだ。その盟友とは、中学時代にはU-14ナショナルトレセンに選ばれた経歴を持ち、昨年2種登録をされていたGK石川碧人(3年)である。

 中学から鹿島で技を競い、互いを高め合ってきたふたり。中学時代を知る人物も「本当に競い合ってトレーニングをしていた」と話すように、鹿島ジュニアユース時代からともに居残り練習をしながら、「あいつには負けない」という強い想いで切磋琢磨してきた。沖本人も、そこは認める。

「中学からずっと一緒で、ずっとすごいプレーヤー。自分に持っていないものを持っている。そこは本当に尊敬しているし、勉強になります。GKはひとりしか試合に出られないので、つねに負けたくないという気持ちがある。彼はすごく巧いですし、気を抜いたら超されてしまう」

 そのライバル意識が、現在の沖を作り上げたのだ。

さらなる進化を遂げ、次世代の鹿島を担う正守護神へ──。


プレミアEASTの市立船橋戦では終始アグレッシブなセーブを見せ、完封勝利に貢献。鹿島ユースは3位に浮上した。写真:松尾祐希

 また、トップチームのGK曽ヶ端準の存在も彼に大きな影響を与えている。

 昨季からトップのキャンプや練習に参加。自身がサッカーを始めた小学校1年生の時、初めて鹿島のゲームを観戦した際、ゴールマウスを守っていたのが21番のレジェンドだった。鹿島ジュニアに入団してからはずっとその大先輩の背中を追い、いまでは一緒にトレーニングする機会を得ている。実際に同じ場に立つと、J1通算510試合出場を誇る男のオーラに圧倒される。やはり、学ぶべき点が数多あると言う。

「言葉で言うひとではないので、しっかりと練習などで曽ヶ端さんがやっていることを感じ取っている。迫力とか雰囲気とかはゴール前に立っている感じだけで全然違う。盗めるところは盗みたい」

 沖の成長を加速させているのは曽ケ端だけではない。鹿島にはほかにも韓国代表のクォン・スンテ、川俣慎一郎など優れたGKがいる。「曽ヶ端さんだけでなく、スンテさんや川俣選手は自分に持っていないものを持っている。そこを吸収して、自分なりのGK像を作っていきたい」と意気込む。

 さまざまな刺激と学びを体内に取り込む沖悠哉。さらなる進化を遂げ、次世代の鹿島を担う正守護神へ──。そして同世代との熾烈な競争を勝ち抜き、日の丸を背負う選手へと羽ばたく!

取材・文:松尾祐希(サッカーライター)


沖悠哉くんについて記すサッカーダイジェストの松尾氏である。
石川碧人くんとのライバル関係、曽ケ端への憧憬などが綴られる。
良い環境でここまで育ってきた。
来年からはプロとして更に磨きをかけていくこととなる。
鹿島の将来を託すに十分な逸材として、育っていってくれることを望む。
期待しておる。

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日本代表・昌子源、鹿島で言う満男さんじゃないけど

【日本代表】長谷部誠と柴崎岳の共通点。そしていずれは昌子源も…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年08月28日

「長谷部さんの存在感や影響力は、ずば抜けている」(昌子)。

 ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦とサウジアラビア戦に挑む日本代表が、8月27日に合宿をスタートさせた。

 初日のチームの雰囲気について問われた昌子源は、「いつもちょっとピリピリしているけど、今回は“重要な試合”っていうのをみんなが分かっているから、より一層そういう感じはあるかな」と応じる。

 8月31日のホーム・オーストラリア戦に勝てば、ワールドカップ出場が決まる。最終予選もいよいよ大詰めを迎えたなか、頼れる男がチームに帰ってきた。

 長谷部誠。右膝の負傷で今年の代表戦を欠場していたキャプテンは、久々に代表のキットに身を包み、精力的にトレーニングに取り組んでいた。

「(長谷部が代表に)いる時といない時を僕も経験していますけど、やっぱり長谷部さんの存在感やチームに与える影響力は、本当にずば抜けているし、安心感がすごくある。鹿島で言う(小笠原)満男さんじゃないけど、この人についていけば、自然と正しい道を進んでいるんじゃないかと思わせる背中をしている」(昌子)

 ロシア行きを懸けた大一番に挑むハリルジャパンにとって、長谷部の帰還はこのうえなく心強いが、昌子はまた約2年ぶりに代表復帰を果たした柴崎岳にも、大きな期待を寄せているようだ。

「(柴崎)岳もちょっと、長谷部さん的な要素じゃないけど、こいつについていったら勝てるんじゃないかと思わせる雰囲気を持っている。そういう選手が日本にたくさんいるのは、良いことだと思う」

 ちなみに、昌子自身も「もちろん、なれればなりたい」と、いずれは長谷部のような存在になるつもりでいる。

「先輩たちについていくだけではなくて、“僕らも”という姿勢をもっと見せていかないといけない。それを一番、望んでいるのは、長谷部さんだったりすると思うので。そこは遠慮してはいけない部分かなと」

 鹿島では腕章を巻く試合も増えてきている昌子だが、代表でも臆せずに、強い責任感でチームを引っ張っていこうとしている。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


日本代表キャプテンについて語る源である。
「鹿島で言う(小笠原)満男さんじゃないけど、この人についていけば、自然と正しい道を進んでいるんじゃないかと思わせる背中をしている」と満男を引き合いに出して、キャプテンシーとは何であるかを説明しておる。
チームを牽引する人間というものは、そういう才能を持っていると言うことがよく分かる。
そして、「(柴崎)岳もちょっと、長谷部さん的な要素じゃないけど、こいつについていったら勝てるんじゃないかと思わせる雰囲気を持っている。そういう選手が日本にたくさんいるのは、良いことだと思う」と、日本代表に復帰した岳に付いても口にする。
こう見ると、鹿島にてキャプテンマークを巻く選手はそれだけ偉大であることが分かる。
源も鹿島にて巻くことが増えてきた。
それだけの選手として更に飛翔せよ。
期待しておる。

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昌子源が語る覚悟と責任感

【日本代表】「それは使命だと思う」。昌子源が語る覚悟と責任感
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2017年08月27日

「それも良い経験だけど、良い経験で終わらせたくない」


CBのレギュラー最右翼の昌子。6月シリーズを経て、「国を背負って戦うことの責任感は増した」と語る。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦とサウジアラビア戦に挑む日本代表が、8月27日に合宿をスタートさせた。

 シリア、イラクと戦った6月シリーズに続いてメンバー入りした昌子源は、今回もCBのレギュラー最右翼として期待がかかるひとりだ。

 ハリルジャパンの常連になりつつある昌子に、心境の変化はあるのか。

「(前回と比べて)特に変化はないですね。ただ、試合に出て、国を背負って戦うことの責任感は増しましたし、そういう気持ちはより一層、強く持って、やっていかないと勝てないと思う」

 8月31日のオーストラリア戦に勝てば、日本は6大会連続でワールドカップ出場を決められる。4年に一度の世界大会に日本が出るのは、ある意味、当たり前になっている風潮があるが、昌子は「そんなことはない」と危機感を抱いてもいる。

 それでも、「絶対に行かないといけない」と言葉に力を込める。

「それは使命だと思う。その任務を果たすために、強い気持ちを持って、僕も今日、合流しました」

 オーストラリアとの大一番については、現時点では「あまり試合のことは考えないようにしている」という。まずは疲労を取ることに集中し、徐々に気持ちを高めていく。

「自分の性格的にも、試合が近づくにつれて、考えるようになるだろうし、どんどん、表情も硬くなっていくだろうし(笑)。それも良い経験だけど、良い経験で終わらせたくない。オーストラリア戦で決めるという強い覚悟を持って、戦うつもりでいます」

「覚悟」や「責任感」というフレーズが自然に口をついて出てくるだけに、決戦の舞台でも逞しく戦う姿を見せてくれるはずだ。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


日本代表合宿を取材するサッカーダイジェストの広島記者である。
源のコメントを取っておる。
「(前回と比べて)特に変化はないですね。ただ、試合に出て、国を背負って戦うことの責任感は増しましたし、そういう気持ちはより一層、強く持って、やっていかないと勝てないと思う」と言う。
レギュラー起用の可能性が高く、より責任感を持って挑む様子。
そして豪州戦については、「自分の性格的にも、試合が近づくにつれて、考えるようになるだろうし、どんどん、表情も硬くなっていくだろうし(笑)。それも良い経験だけど、良い経験で終わらせたくない。オーストラリア戦で決めるという強い覚悟を持って、戦うつもりでいます」とのこと。
言葉の裏に見え隠れする強い気持ちが頼もしい。
必ずや活躍してくれよう。
楽しみにしておる。

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日本代表を彩る「センターバック列伝」

世界の舞台で活躍! タイプに変化も…日本代表を彩る「センターバック列伝」
北条聡
2017.8.27 16:00



マルチな才能を発揮しつつある昌子源(写真:getty Images)

 高い、強い、速い、巧い――。そんな多士済々の刺客を敵に回し、自軍のゴールを守り抜く。それがサッカーにおけるセンターバックというポジションだ。

 もっとも、歴代の日本代表で大きな足跡を残してきた偉才の中にも『万能人』は、めったにいない。多数派は尖った個性で勝負するスペシャリストだろう。従って、代表監督の多くは長所の異なるエキスパートを組み合わせながら、補完関係を築いている。

 例えば、1998年のフランスワールドカップでは『巧さ』の際立つリベロの井原正巳が『強さ』の秋田豊と『速さ』の中西永輔を従えて3バックを構成。大国アルゼンチンとの初戦では、秋田が巨砲ガブリエル・バティストゥータに肉弾戦を仕掛け、中西が韋駄天クラウディオ・ロペスを完封し、井原の手練手管が水際でチームの危機を救った。

 また、印象深いのは2010年の南アフリカワールドカップでタッグを組んだ中澤佑二(横浜FM)と田中マルクス闘利王(京都)のツインタワーだ。日本史上空前の『高さ』は国際レベルの代物。歴代日本の死角だったロングボールとクロスの対応力に優れ、セットプレーでは貴重な得点源にもなっている。彼らの存在なくして16強入りはなかっただろう。

 フランス、南アフリカ両大会のセンターバック陣は、いずれも自陣に引いて守りを固めたときに持ち味が生きた。いわば『籠城戦』仕様の職人だ。逆に最終ラインを高くして守る『野戦』向きではなかった。中西を例外とすれば、敵のカウンターアタックを封じるスピード対応(速さ)に弱みがあったからだ。

 従って、センターバック陣のキャラがチームの戦い方にマッチしないと、短所ばかりが顕在してしまう。しかも、現代ではアタック陣の高速化・大型化に拍車がかかり、前線からのプレスも強化され、その圧力をかいくぐって球を逃がす力まで求められるようになった。かつてのようなスペシャリストが生きにくい時代である。

 目下、イングランド・プレミアリーグで活躍する吉田麻也(サウサンプトン)は歴代のセンターバックと比べて『高さ・強さ・巧さ』と多方面に融通が利く選手だろう。いや、それでなければ、世界最高峰のリーグに属するクラブに居場所があるはずもない。

 だが、その吉田にしてもスピード対応が死角になっている。その意味で期待を集める存在が昌子源(鹿島)だろう。昨年末のFIFAクラブワールドカップで世界の猛者を相手に圧巻の守りを披露。レアル・マドリード(スペイン)との決勝では、当代随一の名手クリスティアーノ・ロナウドとの1対1でも負けなかった。

 速さで振り切られる危険が少ない分、敵を近くに置いて守ることができる。だから、縦パスに対する寄せも速い。182センチと大柄ではないが、運動能力の高さを生かして空中戦にも強い。球を奪った後のビルドアップに磨きがかかれば、鬼に金棒だろう。籠城戦でも、野戦でも、等しく戦えるゼネラリストだ。

 昌子は代表歴こそ浅いものの、場数を踏めば、日本ディフェンス陣の大黒柱となっていい。かつて日本代表の司令塔として活躍した名波浩(磐田監督)も「現在の日本で最高のセンターバック」と太鼓判を押す。数年後には歴代センターバックの中で最も『万能人』に近づく存在となるのではないか。(文・北条聡)


歴代代表CBについて記すAERA dot.の北条氏である。
元サッカーマガジン編集長の慧眼は素晴らしい。
その北条氏が期待を込める存在として源を挙げる。
「籠城戦でも、野戦でも、等しく戦えるゼネラリスト」と評する。
速さと運動能力を活かした高さを評価する。
また、ジュビロの名波監督をして「現在の日本で最高のセンターバック」と評したコメントを紹介しておる。
この期待を背に源は更に名を上げて行くであろう。
活躍を楽しみにしておる。

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植田、目の前に敵がいるなら僕は潰すだけ

【鹿島】ハリルに猛アピール!肉弾戦を好む植田直通は「目の前に敵がいるなら僕は潰すだけ」
本田健介(サッカーダイジェスト)
2017年08月27日


杉本とのマッチアップは「楽しかった」。


昌子と連係してC大阪の攻撃陣を抑えた植田。杉本とのバトルは迫力があった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[J124節]C大阪0-1鹿島/8月26日/ヤンマー

 ガツッ、ガツッと骨と骨がぶつかる音が聞こえてくるようだった。首位攻防戦となったC大阪戦で、植田直通は相手エースの杉本健勇らと激しい肉弾戦を演じて見せた。

 試合後、蒸気がまだ吹き出しているかのような姿でミックスゾーンに現われた植田は、試合をこう振り返った。

「攻められる展開がかなり続きましたが、うちは0に抑え、1点を取ってどうにか勝ち切ることができました。そこはいつもやっていることなので、狙い通りでした。相手は(カウンターを)狙っていた部分はありましたが、僕と(昌子)源くんで喋りながらリスクマネジメントをしました。ただ、やられた部分もあったので、そこは課題として修正したいです」

 2日前、同じくワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表に選出された杉本の存在は特別視はしていなかったという。

「特に意識はしていませんでした。ただ、目の前の敵ということで、目の前に敵がいるなら僕は潰すだけです。でも、そのなかで空中戦は楽しめました。明日からはチームメイトになりますが、日本のために一緒に頑張りたいです」

 激しい競り合いを“楽しめた”と言えるのが、この武闘派CBの真骨頂なのだろう。

 日本代表ではサウサンプトンの吉田麻也と鹿島で同僚の昌子が、レギュラーCBと見なされる。ただ、層が薄いポジションなだけに、急遽出番が回って来る可能性はあるだろう。

「(鹿島と)代表は別物なので、ここからギアを上げなくてはいけません。次の戦い(オーストラリア戦)は非常に厳しいものになるので、チーム全員で乗り切りたい。自分も準備をしていきたいです」

 C大阪戦で納得のパフォーマンスを残せただけに、良い流れで代表には合流できそうだ。そのアピールぶりはハリルホジッチ監督にも伝わっているだろう。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)


セレッソ戦後の植田を取材したサッカーダイジェストの本田記者である。
やはり、代表に絡めた質問を浴びせる。
セレッソの杉本健勇に対する質問に対しては、「特に意識はしていませんでした。ただ、目の前の敵ということで、目の前に敵がいるなら僕は潰すだけです。でも、そのなかで空中戦は楽しめました。明日からはチームメイトになりますが、日本のために一緒に頑張りたいです」と応じる。
植田らしく、目の前の敵を潰すという言葉に頼もしさを感じさせられる。
空中戦への絶大な自信を更に高め、代表でもその真価を発揮してきて欲しいところ。
そして、期間後には大宮戦が控える。
常に闘争心を維持し、勝利に貢献していくのだ。
期待しておる。

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レアンドロが明かす決勝ゴールの舞台裏

鹿島らしさを凝縮させた一発。レアンドロが明かす決勝ゴールの舞台裏
本田健介(サッカーダイジェスト)
2017年08月27日


それまでのパフォーマンスが悪くとも――。


首位攻防戦で決勝ゴールを決めたレアンドロ。絶妙なコントロールショットでネットを揺らした。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]C大阪0-1鹿島/8月26日/ヤンマー

 これぞ鹿島というゲーム内容だった。

 シュート数は6対13。決定機の数もC大阪に上回られた。それでも勝ち切ってしまうのが、“常勝チーム”と呼ばれる所以なのだろう。

 鹿島は序盤からピンチを迎えたが、守護神・曽ヶ端準の好セーブで難を逃れると、88分に決勝ゴールを奪った。

 センターサークル内でボランチの三竿健斗が相手との競り合いから小笠原満男にボールをつなぐと、チームの司令塔は素早く右サイドの伊東幸敏へ展開。伊東はピッチ脇で大きくジェスチャーを送る大岩剛監督の指示通りに縦パスを通し、抜け出した金崎夢生はゴール前にシンプルにクロスを供給。走り込んだ鈴木優磨がDFの注意を引くと、その裏で待っていたのがレアンドロだった。

「非常に素晴らしいクロスが上がってきた。その後のコントロールは自分のイメージ通り。相手SBにコースを切られていたが、そこしかないというところにしっかり決めることができた」

 金崎からのクロスを冷静にトラップしたレアンドロは、自身の言葉通り、寄せてきた松田陸の足を避けるように右足でシュート。コントロールされたボールは左手を一杯に伸ばしたキム・ジンヒョンをあざ笑うかのように、綺麗にゴールネットに吸い込まれた。

「今日の試合で影響したのは順位での心理的な部分。我々は1位で相手は2位。相手は我々に近づくためには勝点を奪わなくてはいけない。当然ながら前に出て来なくてはいけない。そうすればどこかでカウンターから得点のチャンスが訪れると思っていた。そういった状況からゴールは生まれた」

 まさに狙い通りのゴールだったと、レアンドロは明かす。

 もっとも、この日の彼のプレーは決して手放しで褒められるものではなかった。判断ミスから攻撃にブレーキをかけてしまうシーンもあったほどだ。それでも、勝負どころでは大きな仕事をやってのける。それは鹿島のスタイルを象徴しているかのようなゴールだった。

 今季は出遅れた鹿島だったが、ふと気付けば首位の座をがっちりキープしている。伝統的な勝負強さは、こういった僅差のゲームをものにしていくことで身に付くのかもしれない。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)


セレッソ戦のゴールシーンを振り返るサッカーダイジェストの本田記者である。
レアンドロのコメントとゴールに至る経緯を伝えておる。
競り合いから満男にボールが渡り、ユキに渡すプロセスは、健斗と満男のコンビにしたからこそ生まれたもの。
そして、ユキが夢生への縦パスは、途中交代にて投入された役割を全うしたものと言えよう。
途中出場という意味では、ゴール前で相手DFを引っ張った優磨のプレイも素晴らしい。
采配が呼び込んだ勝利と言って良いのではなかろうか。
ゴールを決めたレアンドロは、「今日の試合で影響したのは順位での心理的な部分。我々は1位で相手は2位。相手は我々に近づくためには勝点を奪わなくてはいけない。当然ながら前に出て来なくてはいけない。そうすればどこかでカウンターから得点のチャンスが訪れると思っていた。そういった状況からゴールは生まれた」と語った。
順位が生んだメンタルな部分が、様々な事に繋がったことを分かっておる。
王国・ブラジルにてセレソンにも選ばれたことのあるレアンドロは、若くしてサッカーを知っておる。
耐える展開でも、サッカーを知る満男やレアンドロなど、フットボールを熟知する選手がピッチにいることが鹿島の強さの秘密の一つではなかろうか。
これからも、奥深いサッカーをして首位を守っていきたい。

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源、しんどかった

昌子源が杉本健勇を相手に仮想豪州⁉ 決戦へ向けて改めて空中戦の脅威を警戒
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年08月27日


ゴールは許さなかったものの局面での競り合いで苦戦する場面も。


豪州戦に向けて課題を語った昌子。今回のC大阪戦がなんらかのヒントを与えたようだ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]C大阪0-1鹿島/8月26日/ヤンマー

 首位と2位の天王山。上位対決を制した鹿島だったが、昌子は険しい表情で試合を振り返った。
「後半は10分くらいからボールを持てるようになったけど、セレッソさんが(勢いが)落ちたところがあった。90分通してカウンターも多く、しんどかった。5失点していてもおかしくはなかった」

 通常どおり2センターの左に昌子、右に植田がポジションを取り、相手の攻撃に対応。植田側に今季14得点の杉本が位置取ったことで、同選手とのマッチアップの回数は少なかったが、時折訪れた局面での競り合いでは苦戦する場面も散見した。

 18分には右に流れた杉本をケアしたが、相手の深い切り返しに身体がついていけず。無理に足を出そうとして倒れてしまい、決定的なシュートを放たれた。昌子も右膝をひねるあわやのところで足を引き、怪我を回避したが曽ケ端の好守がなければ失点につながっていた場面となった。

 後半に入ると高さでも後手に回った。「ナオ(植田)があそこまで苦戦するのは見たことない」と昌子が話したとおり、前半から187センチの杉本の高さに昌子、植田ともに苦戦。後半に入ると78分からリカルド・サントス(187センチ)も加わり、高さとフィジカルの強さに、さらに苦しめられた。

 課題が多く見られた試合となったが、昌子の良さも出ていた。80分には左サイドでリカルド・サントスに切り返しからシュートを打たれたが、これは無理をせずにコースを切ることで決定的なものとはさせなかった。前半のミスが生きたプレーだ。

 82分にはポジションを上げたところで速攻に遭い杉本のシュートを許したが、最後まで食らいつき、シュートブロックで同選手にプレッシャーをかけるなど、苦戦しながらも最後までゴールを守り抜いた。

 自身、反省ばかりを口にした試合内容となったが、オーストラリア戦直前の試合で大柄な選手に手を焼いたことが、ひとつの課題として浮き彫りとなり、言い換えればそれが収穫となった。「(高いFWと対峙する時)クロスへの対応でタイトにつければやられない。競り合う時に寄せるなど、クロスへの対応をこれから高めていかないといけない」とオーストラリア戦に向けた修正点を語った。

 オーストラリアは日本が苦手とする高さのあるタイプ。C大阪との対戦はまさに仮想オーストラリアで、高さへの対応策を改めて学ぶこととなった。決戦の8月31日、一皮むけた昌子が、難敵オーストラリアの前に立ちはだかる。


セレッソ戦を振り替える源を取材したサッカーダイジェスト誌である。
かなりの苦戦を強いられたことを口にする。
そして多くのメディアの論調のようにサッカーダイジェスト誌は、豪州戦への予習となったと無理矢理結びつけておる。
源のコメントからは「代表」という言葉は見つからぬ。
ここは、メディアがコメントを切り取って、都合の良いように報じているように感じさせる。
確かに多くの民衆は日本代表に多大な興味を持っており、代表に選出されておる源が代表に関する言葉を語ることを求めておるやもしれぬ。
しかしながら、意図とは別に編集して伝えることを求めておるわけではなかろう。
今の世の中にはびこる“偏向報道”の一端を見るようで悲しい気持ちになる。
編集部として豪州戦と絡めたいのであれば、そのような文責を持って書くべきではなかろうか。
メディアの質を問いたい。

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セレッソ戦報道

鹿島レアンドロV弾!C大阪杉本不発/C-鹿24節
[2017年8月26日21時16分]


後半、鹿島FWレアンドロは左サイドからシュートを放ちゴールを決める(撮影・加藤哉)

<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第24節◇26日◇ヤンマー

 首位鹿島アントラーズがMFレアンドロの決勝点でセレッソ大阪に1-0と勝ち、上位対決を制した。後半42分、右サイドに流れたボールを受けたFW金崎がゴール前にクロス。左サイドでレアンドロが胸トラップすると、角度のない位置から思い切りよく右足シュート。逆サイドのネットを揺らした。

 序盤から主導権を握ったのはホームのC大阪だった。前半15分にDF松田のクロスをゴール前でMF水沼が右足で合わせると、DFヨニッチが強烈な右足ミドル。同17分には縦パスを受けた日本代表に初選出されたFW杉本が、同じく日本代表のDF昌子を切り返しでかわすと、右足でシュート。相手GKにセーブされたが、好機をつくった。同27分には日本代表MF山口も右足でミドルシュートを放ったが、枠をとらえることはできなかった。

 後半も31分に右CKを杉本はバックヘッドで合わせたがゴールは割れず。同37分には途中出場のFWリカルド・サントスのパスをゴール中央でダイレクトシュート。またもGKに防がれた。

 鹿島は負ければ勝ち点1差に迫られる1位2位対決で、貴重な勝ち点3。少ない好機を得点に結びつける強さを示した。

鹿島昌子&植田「苦しかった」代表対決で杉本完封も
[2017年8月26日22時55分]


前半、激しく競り合うC大阪FW杉本(右)と鹿島DF植田(撮影・前田充)


前半、激しく競り合うC大阪FW杉本健勇(左)と鹿島DF昌子源(撮影・前田充)


<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第24節◇26日◇ヤンマー

 鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源(24)と植田直通(22)の日本代表センターバックコンビが完封し、1-0の勝利を引き寄せた。

 日本代表初選出のセレッソ大阪FW杉本健勇(24)との“代表対決”に注目が集まる中、無得点に抑えた。だが、前半17分には昌子が杉本との1対1で切り返しに屈し、シュートを打たれる場面もあった。「あれは右膝が危なかったので踏ん張るのをやめた。踏ん張っていたら半月板とかやっていたと思う。申し訳ないけれど、ソガさん頼む~って感じでした」と、W杯アジア最終予選に臨む仲間の実力も認めた。

 31日には勝てば出場権を獲得するオーストラリア戦(埼玉)が待っている。「大阪の蒸し暑さは正直苦しかった。代表戦は埼玉なので、ちょっと涼しさがあるかなと思う。オーストラリアもそうでしょうけれど、日本もヨーロッパ組は苦戦するかもしれない。日本でやっているアドバンテージもあるので、しっかりJリーグ組で頑張りたい」。自身を含め、杉本、柴崎、武藤、小林とプラチナ世代の代表入りが5人と増えたこともあり「92年組が多いし、人数は27人呼ばれましたけれど、下の年代が増えて盛り上げられるのは良いこと」と杉本らとの共闘も誓った。

 試合は後半42分にMFレアンドロ(24)がFW金崎夢生(28)の右クロスを胸トラップから右足で決めた。負ければ首位をキープしても勝ち点1差に迫られていただけに、大きなアウェー勝利。勝ち点を52に伸ばし、暫定2位に浮上した横浜F・マリノスに勝ち点5差とした。

鹿島昌子が杉本封じ「内容より結果…代表でも一緒」
[2017年8月27日7時35分 紙面から]


C大阪対鹿島 前半、足を痛めて立ち上がる鹿島DF昌子(中央)に声を掛けたC大阪FW杉本、左はGK曽ケ端(撮影・加藤哉)

<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第24節◇26日◇ヤンマー

 鹿島アントラーズの日本代表DF昌子が同じ92年生まれのセレッソ大阪のFW杉本を無得点に抑えた。

 前半17分、鋭い切り返しからシュートを打たれ、「あれは諦めた。右膝の半月板とかやりそうだった」と、W杯最終予選に臨む“仲間”を評価しつつ「内容より結果というのは代表でも一緒」と勝利を誇った。今回の日本代表の92年組は計5人。「92年組が多いし、下の年代で盛り上げたい。特に欧州組は日本の暑さにも苦しむと思うのでJリーグ組が頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

鹿島・昌子&植田、仮想豪州でC大阪の“ツインタワー”完封

空中戦でC大阪FW杉本(右)と競り合う植田。日本代表のチームメートを仮想・豪州に見立てた(撮影・岩川晋也)

 明治安田J1第24節第1日(26日、ヤンマースタジアム長居ほか)首位鹿島が、日本代表DF昌子源(24)、同DF植田直通(22)の活躍で、同FW杉本健勇(24)のいるC大阪との上位対決を1-0で制し、勝ち点を52に伸ばした。C大阪は同45で2位から暫定4位に後退。W杯最終予選で対戦する豪州(31日、埼玉)に匹敵する大柄なFW陣を相手に、守備のシミュレーションはバッチリだ。


C大阪・沢上竜二と競り合う鹿島・昌子源

 “チームメート”を踏み台にした。DF昌子とDF植田が、C大阪戦で大きな収穫を得た。

 「きょうは90分を通してしんどかった。5失点していてもおかしくなかった」

 首位と2位の天王山。試合終了間際のMFレアンドロの得点で上位対決を制したが、日の丸を背負う昌子からは反省の言葉が口をついた。

 絶好調で日本代表に初選出されたFW杉本らに脅かされたが、2人を中心とした守備で決定的な仕事はさせない。後半は1メートル87の杉本だけでなく、同じ1メートル87のFWリカルドサントスも加わった。

 C大阪の“ツインタワー”を相手に、倍以上の13本のシュートを被弾も耐えに耐えた。競り合いで体を寄せ、自由にさせない。スッポン守備で焦りを誘う。大柄な選手が居並ぶ豪州を想定した守備のシミュレーションには最適だった。

 リーグ2試合連続完封に貢献した昌子は「(相手の高いFWの)クロスへの対応でタイトにマークすればやられない」と劣勢の中にも代表戦につながる教訓を得た。

 「空中戦を楽しめた。ゼロで抑えて1点で勝ち切るのはいつもやっていること。目の前の敵を潰すのは当たり前」と代表復帰を果たした植田も胸を張った。鹿島が誇る最終ラインの“二枚看板”。豪州の分厚い攻撃も力vs力ではね返す。 (一色伸裕)


前半、競り合う鹿島・金崎、C大阪・ヨニッチ=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)


前半、競り合う鹿島・土居、C大阪・山下=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)


後半、シュートを放つ鹿島・金崎=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)


後半、先制点を決めた鹿島・レアンドロ=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)


C大阪に勝利し、喜ぶ植田(左から2人目)ら鹿島イレブン=ヤンマー


鹿島1―0堅首!昌子&植田 杉本封じで“豪州完封リハ”成功

<C大阪・鹿島>前半、杉本(右)へのボールをヘディングでクリアする植田
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1第24節は7試合が行われ、首位・鹿島はC大阪を1―0で下した。昌子源(24)と植田直通(22)のセンターバックコンビを中心にFW杉本健勇(24)らC大阪の攻撃陣を封じた。鹿島は勝ち点を52に伸ばし、C大阪は同45で2位から暫定4位に後退。今節の残り2試合は27日に行われる。

 “仮想・オーストラリア”ともいえる敵のエースを無失点に抑え込んだ。DF昌子とDF植田が対峙(たいじ)したのは、1メートル87の長身で今季14得点と勢いに乗るFW杉本。シュート数は鹿島の倍以上の13本、杉本1人に4本も放たれた。昌子は「5失点くらいしてもおかしくなかった」と振り返る。それでもゴールを守り抜いたことに価値がある一戦だった。

 W杯アジア最終予選前最後の試合に完封を誓って臨んだ。セットプレーも含めて主に杉本のマークについたのは身長1メートル86の植田。「目の前の敵をつぶすのは当然。空中戦は楽しむことができた」。競り合いでは気迫を見せ、前半25分の右CKではニアサイドに走り込んだ杉本にボールを触らせなかった。

 2人とも気概を見せた一方で、前半18分には決定的なピンチを招いた。自陣右サイドで杉本と1対1になった昌子。「踏ん張ってシュートブロックに行っていたら、半月板がいっていた」。とっさに右膝をかばって体勢を崩した隙にシュートまで持ち込まれたが、これはGK曽ケ端の好セーブが救ってくれた。

 31日のW杯最終予選で対戦するオーストラリアも長身の選手が多い。苦戦した杉本と重ねた昌子は「クロスへの対応はもう少し高めていければ。自分より身長が高くても、体を寄せて最低限の準備をできるようにしたい」と修正を誓った。それでも球際での気迫が、最後の壁を割らせなかったのは事実。完封の自信を胸に、代表へと乗り込む。


<C大阪・鹿島>前半、杉本(右)をマークする昌子
Photo By スポニチ


<C大阪・鹿島>敵地でC大阪を完封し喜ぶ鹿島イレブン
Photo By スポニチ


[ 2017年8月27日 05:30 ]

【鹿島】昌子&植田、首位攻防戦で完封 豪州も止める
2017年8月27日6時0分 スポーツ報知


後半、鹿島・昌子(手前)とC大阪・山口が体を張ったプレーを見せる


前半、CKに飛び込むC大阪・杉本(左)をマークする鹿島・植田(カメラ・石田 順平)


 ◆明治安田生命J1リーグ 第24節 C大阪0―1鹿島(26日・ヤンマースタジアム長居)

 鹿島がC大阪を1―0で下した。C大阪の勢いある攻撃を受けながら、日本代表に選出されたDF昌子源(24)、植田直通(22)を中心に粘り強く守り、後半43分、MFレアンドロ(24)の決勝点を呼び込んだ。2連勝で首位をキープした。横浜Mはオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネク(23)の活躍でクラブタイ記録の5戦連続無失点でF東京に勝利。14戦負けなしで暫定2位に浮上した。

 鹿島の堅守がアウェー1勝を呼び込んだ。打たれたシュートは鹿島(6本)の倍以上となる13本。GK曽ケ端が強烈なシュートを何度もパンチングで防げば、日本代表に選出されたセンターバックコンビ、DF昌子、植田も集中を切らさなかった。「俺とナオ(植田)、2人で守っている感じだった。しんどかった」と昌子。J1で2位の46得点をたたき出すC大阪攻撃陣を完封し、MFレアンドロの決勝点につなげた。

 31日にはオーストラリア戦(埼玉)が控える。勝てばロシアW杯出場が決まるが、負ければ一転3位以下に沈む可能性もある大一番。最近、テレビをつければ「ニュースでオーストラリアに最終予選で勝ったことがない」や「最終予選の初戦で負けたら(W杯出場は)0%(のデータ)」のニュースを目にするという。だが、昌子は「今回はダブルで歴史を覆すチャンス」と捉え、W杯切符をもぎ取るつもりだ。

 この日、C大阪FW杉本のマークにつくことが多かったDF植田は、ポストプレーに苦戦しながらも「目の前の敵をつぶすことは当たり前なので」と負けなかった。「オーストラリアは体が大きいけど、体を寄せたりすれば入れられることはない」と昌子。Jで空中戦に無類の強さを誇る植田も終盤、パワープレー対策として投入される可能性がある。堅守・鹿島の象徴2人が日本の壁になる。(内田 知宏)

鹿島堅首 昌子&植田の日本代表コンビで“仮想豪州”完封

 C大阪に勝利し、喜ぶ植田(左から2人目)ら鹿島イレブン

 「明治安田生命J1、C大阪0-1鹿島」(26日、ヤンマースタジアム長居)
 首位鹿島はC大阪との上位対決を1-0で制し、勝ち点を52に伸ばした。サッカー日本代表のセンターバックコンビ、昌子源(24)と植田直通(22)が“仮想豪州”のC大阪攻撃陣を完封。31日に控えるW杯アジア最終予選の大一番(埼玉)に弾みをつけた。C大阪は同45で2位から暫定4位に後退。神戸はFWポドルスキが5試合ぶりにゴールを決めたが、磐田に1-2で逆転負けした。
 耐えた先に、勝利が待っていた。図式はC大阪FW杉本VS鹿島DF昌子&植田の日本代表対決。杉本に両チーム最多の4本のシュートを許すなど、倍以上のシュート13本を浴びた。それでも完封で代表センターバックコンビが凱歌を上げた。
 「90分通して、オレとナオ(植田)でカウンターをはね返した感じ。マジ、しんどかった」と昌子は振り返る。杉本と空中戦を繰り広げた植田は「目の前の敵をつぶすのは当たり前」と胸を張った。
 決定的なピンチは前半18分。昌子が杉本の切り返しにかわされて、フリーでシュートを打たれた場面。「あそこは諦めた」と明かす。かつて痛めた右膝に違和感が走った。「踏ん張ってブロックしていたら半月板をやっていた」。諦めたはずが、GK曽ケ端のファインセーブで切り抜ける堅い守りも見せた。
 W杯アジア最終予選豪州戦へ予行演習にもなった。「相手のFWは高い。オーストラリアに近い。クロスを入れられても、中の選手にタイトに付けば大丈夫。高くても、体を寄せて最低限の準備ができるようにしたい」と昌子。確かな手応えを得た。
 「きょうに関しては5失点くらいしてもおかしくなかった。オーストラリア戦も何があるか分からない。しっかり疲れをとって照準を合わせたい」。J天王山に続いて、次も大一番。ゴールを守りきる。

代表に弾み 昌子&植田、完封11度目
2017年8月27日 紙面から


C大阪に勝利し、喜ぶ植田(左から2人目)ら鹿島イレブン=ヤンマーで

◇J1第24節 鹿島1-0C大阪
 首位鹿島はC大阪との上位対決を1-0で制し、勝ち点を52に伸ばした。C大阪は同45で2位から暫定4位に後退。柏は新潟と1-1で引き分け、勝ち点46で暫定3位。磐田は神戸に2-1で逆転勝ち。神戸はポドルスキの5試合ぶりのゴールを生かせなかった。G大阪は鳥栖に勝ち、札幌は仙台を破った。大宮-広島は引き分けた。 
 鹿島の日本代表センターバック(CB)コンビがぎりぎりで決壊を防ぎ、首位を守った。日本代表FW杉本擁するC大阪に13本ものシュートを浴びたが1-0。昌子と植田が中央に鍵を掛けた。昌子は「90分間カウンターを受けてばかり。オレとナオ(植田)しかいない状況が多くてしんどかった」と苦笑いを浮かべた。
 堅守のDNAを受け継ぐプレーだった。現役時代CBだった大岩監督も「我慢強くゲームを進めてくれた。攻められていても(鹿島が)主導権を握る良い守備だった」と口にした。指揮官も納得させる粘り、精神力の強さを発揮した。
 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表は31日にオーストラリア戦、9月5日にサウジアラビア戦を控える。最終予選で全試合先発中のDF吉田が警告を1枚受けると、次戦出場停止になる緊急事態も考えられる。この日、22歳の植田は187センチのFW杉本と空中戦を繰り広げ、「目の前の相手をつぶすだけ」と目を光らせた。そして日本代表合流に向け、「ギアを上げる」と力強く語った。
 昌子も「(南半球の)オーストラリアとは気候が違う。日本でやっているアドバンテージをJリーグでやっている自分たちが生かさないと」とプライドを口にした。首位鹿島の堅守を支える2人は、今季11度目の完封を置き土産に、大一番を迎えるハリルジャパンに合流する。 (占部哲也)

島、C大阪下す

C大阪-鹿島 後半24分、攻め上がる鹿島・植田=ヤンマースタジアム長居、村田知宏撮影

明治安田J1第24節第1日の鹿島は26日、大阪市のヤンマースタジアム長居でC大阪を1-0で下し、2連勝を飾った。通算成績17勝1分け6敗、勝ち点52で2位横浜に勝ち点5差の首位。2位だったC大阪は4位に後退した。

鹿島は後半43分、金崎の右サイドからのクロスにレアンドロがワントラップからゴール右隅に蹴り込んだ。強力な相手攻撃陣を完封する堅守も光った。

鹿島の次戦は、30日のルヴァン・カップ準々決勝第1戦の仙台とのアウェー戦。9月3日には同第2戦をホームで行う。

■鹿島・大岩監督
いろいろな意味で緊張感があり、レベルの高い素晴らしいゲームだった。我慢強く試合を進められたことは非常に評価できる。攻められる展開はある程度予想できたが、攻められていても主導権を握っている状態だった。

■鹿島・曽ケ端
我慢強く戦い、しっかりチームとして結果を出せた。厳しいコースにシュートを撃たれ、止めるのが精いっぱいな場面も。その後のみんなの対応が良かった。

■鹿島・三竿健
相手は2トップを起点に攻撃してきた。パスコースをわざと空けてボールを奪おうとしたが、うまくいった。(攻められても)体を張れば最後はソガさん(曽ケ端)が止めてくれると信じていた。


源と植田に大きく誌面を割く各紙である。
代表効果は絶大と言えよう。
鹿島の日本代表CBコンビが完封を達成し、勝利に導いたが、内容も含めれば完勝とまでは言えぬところ。
特に17分にははセレッソの日本代表でもある杉本に切り替えされ源は振り切られた。
この心を振り返って源は、「あれは右膝が危なかったので踏ん張るのをやめた。踏ん張っていたら半月板とかやっていたと思う。申し訳ないけれど、ソガさん頼む~って感じでした」と語る。
大きな負傷に繋がらなかったことは非常に良かった。
そして、曽ケ端がビッグセーブで危機を乗り切ったことも。
この試合、代表コンビの躍動にて封じたように受け取れるが、試合としては曽ケ端のゲームだったように感じる。
まさに脂ののりきったベテランの活躍は、もっと大きくクローズアップされるべきなのではなかろうか。
大手スポーツ紙の金太郎飴のような記事は面白味に欠けると思う。
試合を吟味し、報じてくれることを望む。

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サッカーダイジェスト セレッソ戦寸評

【J1採点&寸評】C大阪 0-1 鹿島|杉本は決定機を決められず。日本代表対決は鹿島のCBコンビに軍配
本田健介(サッカーダイジェスト)
2017年08月26日


C大阪――M・ヨニッチと山下は粘ったが…。


【警告】C大阪=丸橋(26分)、澤上(50分) 鹿島=三竿健(12分)、レアンドロ(90+5分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ(鹿島)


[J124節]C大阪0-1鹿島/8月26日/ヤンマー

【チーム採点・寸評】
C大阪 5
3試合ぶりの勝利を目指してよく戦った。しかし、首位の鹿島に勝点7差をつけられる痛恨の敗戦。なんとしてでも結果が欲しかったが……。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5.5
試合を通じて危ない場面は少なかったものの、88分に失点。ただ、絶妙なコースを突かれただけに責任は問えないが、悔しい結末に。

DF
2 松田 陸 5.5
大半の時間はマッチアップしたレアンドロに危険な場面を作らせなかった。しかし、最後の最後にカバーが間に合わず、目の前で決められた。

14 丸橋祐介 5.5
柿谷とのコンビで左サイドからチャンスを作った。74分には水沼のパスを受けて左足を強振するも相手GKのセーブに遭った。失点シーンは攻め上がった裏を狙われた。

22 マテイ・ヨニッチ 6
金崎と激しい肉弾戦を繰り広げた。球際の強さは相変わらず。序盤にはパスカットからシュートを放つなど、前への意識も強かった。

23 山下達也 6
ヨニッチと頻繁にコミュニケーションを取りながらポジションを修正。金崎の動きを先読みして抑えていたが、終盤にゴールにつながるクロスを入れられた。

MF
6 ソウザ 5.5
ダイナミックに動き回り、広範囲をカバーした。もっとも、いつもと比べて効果的にボールに絡めなかった印象。後半には強烈なミドルで沸かせたが決められなかった。

10 山口 蛍 6
左右にボールを展開し、攻撃のリズムを作ろうと奮闘。鹿島の激しい寄せに思い通りのパスを送れないシーンもあったが、自慢の脚力で攻め上がり、推進力をもたらした点は見逃せない。

16 水沼宏太 5.5
右サイドから得意のクロスを供給。41分にはグラウンダーのボールを柿谷へ届け、ビッグチャンスを演出したが、ゴールにはつながらなかった。

8 柿谷曜一朗 5(85分 OUT)
41分には水沼のクロスに飛び込むもシュートはサイドネットに。守備面での貢献は認めるが、フィニッシュ精度を含め攻撃面で精彩を欠いた。

C大阪――杉本はチャンスを生かせず。

FW
9 杉本健勇 5
代表初選出を果たし、大きな注目を浴びた男は、17分に昌子をかわして右足で鹿島ゴールを強襲。ただ、後半にもCKからのヘッドなど決定機を迎えるもノーゴール。試合後には「決定力不足だった」と悔いた。

19 澤上竜二 6(78分 OUT)
大一番で今季のリーグ戦初先発を勝ち取った。19分には鋭いターンから惜しいシュートを打ち、その後もフリーランを繰り返して前線をかき回した。

交代出場
FW
11 リカルド・サントス -(78分IN)
交代直後に左足で惜しいシュートを放ち、81分には杉本へプレゼントパス。しかし、どちらも結果に結びつかなかった。

MF
7 関口訓充 -(85分IN)
柿谷との交代でピッチへ。1点を追うなか、攻撃に変化をつけたかったが、時間が短すぎた。

監督
ユン・ジョンファン 5.5
澤上の抜擢、R・サントスのジョーカー起用は決して悪い手ではなかった。だが、鹿島の老練な守備を崩すもうひと押しが足りなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島――レアンドロが最後に大仕事!

鹿島 6.5
C大阪の攻撃をフレキシブルに抑えながら、ゴールを狙った。88分に決勝弾を奪うなど勝負強さはさすがだった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 7
17分と79分に杉本の強烈なシュートを阻止。それ以外にも好セーブを何度も見せ、ゴールに鍵をかけた。

DF
22 西 大伍 6
柿谷のドリブルに粘り強く対応。身体を張ったディフェンスで無失点に寄与した。

5 植田直通 6.5
“ファイター”として地上戦、空中戦ともに相手から自由を奪った。自信につながる一戦になったはず。

3 昌子 源 6.5
17分に杉本の突破に反応した際に足を痛めたか、直後には動きが鈍った。しかし、その後は問題なくプレー。素早いカバーリングは光った。

16 山本脩斗 6
空中戦ではしっかり身体を寄せて杉本、澤上らに簡単にプレーをさせなかった。守備専門ではなく、レアンドロのフォローも行なった。

MF
20 三竿健斗 6.5
最終ラインの防波堤として機能。セカンドボールへの反応が速く、41分のピンチにも柿谷へ最後まで付いていき、シュートミスを誘った。

40 小笠原満男 6.5
決して目立たずともC大阪のパスの起点を的確に潰し、勢いを削いだ。いぶし銀の働きだった。

13 中村充孝 5.5(81分OUT)
右サイドから中央にスルスルと入ってスルーパスを狙うも、DFに引っ掛けてしまった。惜しいところまではいったが……。

MAN OF THE MATCH
11 レアンドロ 7
ドリブルで持ち運ぶも、味方に上手くつなげられず。64分のカウンターのチャンスでも判断が遅れ、ボールを失った。それでも88分に大仕事。金崎からのクロスを受けると、冷静に決勝ゴールを奪った。

鹿島――金崎はレアンドロのゴールをアシスト。


決勝ゴールを奪ったレアンドロ。88分に冷静にシュートを沈めた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

FW
8 土居聖真 5(63分 OUT)
金崎が自由に動き回った分、プレーエリアが限定された。何度かゴール前でボールを持つも、シュート0本に終わった。

33 金崎夢生 6.5 (90+3分 OUT)
前半は果敢に仕掛けたが、C大阪の包囲網を突破できず。後半はエンジンをかけ直し、決勝ゴールをアシストした。

交代出場
FW
9 鈴木優磨 6(63分IN)
右サイドでよく走った。ラストプレーでは、無人のゴールを狙ったが、わずかに外れた。

DF
24 伊東幸敏 -(81分IN)
右サイドの攻撃を活性化。決勝ゴールはこの男のフィードから。90分にもグラウンダーのクロスで、金崎のシュートチャンスを演出した。

FW
14 金森健志 -(90+3分IN)
試合終了間際にピッチへ。ロングボールを入れようとするC大阪の選手たちにプレッシャーをかけた。

監督
大岩 剛 6.5
序盤から良いリズムとは言えなかったが、どっしり構えて試合が動くのを待った。伊東の投入が決勝ゴールの呼び水になるなど、確かな手腕を見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)


サッカーダイジェストの本田記者によるセレッソ戦の寸評である。
完封勝利に総じて高評価が与えられておる。
その中で曽ケ端とレアンドロに最高評点を付けた。
レアンドロは決勝点を決めておりMOMを与えておる。
とはいえ、「ドリブルで持ち運ぶも、味方に上手くつなげられず。64分のカウンターのチャンスでも判断が遅れ、ボールを失った」と評しておる。
この日はレアンドロの日ではないのではと思わせた試合終盤に決めきったところでこの評価に繋がる。
攻撃陣はゴールという結果が全てと本田記者は考えておる様子。
そして、曽ケ端については、「17分と79分に杉本の強烈なシュートを阻止。それ以外にも好セーブを何度も見せ、ゴールに鍵をかけた」と記す。
個人的にはMOMは曽ケ端であったように感じた。
ビッグセーブを連発し、クリーンシートを達成した守護神あってこそのこの試合だったと思う。
これからも堅守にて首位を守り続けたい。
楽しみにしておる。

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セレッソ戦コメント

2017明治安田生命J1リーグ 第24節




鹿島アントラーズ:大岩 剛
いろいろな意味で緊張感のある試合で、締まっていてレベルの高い、素晴らしい試合をすることができた。選手たちが非常に我慢強く試合を進めてくれた。非常に評価できる試合だと思う。

Q.非常に厳しい攻撃を受けた試合だったが、最後に1点を取って勝つ、アントラーズらしい勝ち方だったと思う。守って耐えることがポイントだったと思うが、守備面について選手たちに落とし込んだことは?

A.アウェイでの戦いだったので、このような展開はある程度は予想していた。選手もそうだと思う。攻められていても、自分たちが主導権を握っていた時間も多々あったと思う。攻撃を受けていても、自分たちが非常に良い守備をしていたと思う。選手たちに落とし込んだのは、センターFWの杉本選手について、そして両サイドからのクロスへの対応について伝えた。





【レアンドロ】
重要な勝利だった。直接対決だったし、少し差をつけることができた。得点の場面では非常に良いクロスが上がってきて、イメージ通りにトラップすることができた。あの状況では相手のサイドバックがGKのブラインドになっていたので、シュートコースにしっかりと決めるだけだった。嬉しく思う。

【曽ケ端 準】
しっかりと無失点に抑えていても、点を取らないと勝てない。しっかりと決めてくれて良かった。先はまだ長いので、一つずつしっかりと戦って勝ち点を積み上げていけるように良い準備をして戦っていきたい。

【植田 直通】
攻められる時間が続いたけど、最後に1点を取って勝ち切る形は狙い通り。勝てて良かった。杉本選手について特に意識はしなかったけど、目の前の相手を潰すのは当たり前のこと。空中戦は楽しむことができた。

【昌子 源】
前半、相手が勢いよく出てきた。後半は相手の動きが落ちると思っていて、実際に自分たちが徐々にボールを持てるようになったけど、カウンターを受ける場面が多かった。本当にしんどい試合だった。

【三竿 健斗】
相手は2トップを起点にして、特に杉本選手のところから攻めてきた。パスコースをわざと空けてそこへボールを出させてカットしたり、トラップ際を狙っていた。最後の最後まで身体を張れば、ソガさんが止めてくれると信じていた。

【西 大伍】
ハーフタイムには、サイドを使いながら裏を狙わないといけないということを伝え、要求した。うまくいかないのは相手がいるからで、相手が良いプレーをしているから。こんな試合もあるかな、という感じ。

セレッソ大阪戦


本日行われたJ1 第24節 セレッソ大阪戦は1-0で勝利しました。

第24節
2017年8月26日(土)19:03KO ヤンマー

[ 大岩 剛監督 ]
いろんな意味で緊張感があり、お互いが見合う場面もあったんですけど、締まったレベルの高い試合ができたんじゃないかと思います。ただ、われわれの選手たちが非常に我慢強く試合を進めてくれたということで、非常に評価できる試合だなと感じています。

--厳しい攻めを想定して、守備面でどんなところを落とし込んだのでしょうか?
たぶん選手もそうだと思うんですけど、こういう展開というのはアウェイでもありますし、ある程度予測しました。ただ、攻められていても自分たちが主導権を握っている状態、守備をしていても自分たちが主導権を握っている状態というのは多々あったと思っていますので、攻められていても自分たちがいい守備をしていたんじゃないかと思います。落とし込んだところはセンターフォワードの杉本(健勇)選手もそうですけども、両サイドからのクロスにはしっかり対応しようという話はしました。

第24節
2017年8月26日(土)19:03KO ヤンマー

[ 曽ヶ端 準 ]
我慢強く戦えたと思いますし、その中でしっかりチームとして戦えて、レアンドロも難しい角度がありましたけど、しっかり決めてくれました。

--際どいシーンが連続しましたが?
CKをニアで合わされた場面が唯一難しい場面でした。それ以外はそれほど厳しいコースではありませんでした。もちろん触るのが精いっぱいでしたけど、そのあとのセカンドボールはみんな早かった。

--あれだけ防げば自分たちの得点につながると思っていた?
僕だけじゃなくディフェンスラインを含めて、ボランチの選手もすごく対応は良かったと思いますし、多少カウンターの応酬という形になって、サイドで数的不利になるところもありましたけど、うまく対応できましたし、全員でゼロに抑えられたと思います。それでもやっぱり点数を取らないことには勝てませんし、うまく点が取れて良かったですね。

『4』から『7』へ。試合巧者ぶり示した鹿島がC大阪を突き放す
勝点45で2位につけるC大阪が、ホームに勝点49の首位・鹿島を迎えた一戦。C大阪としては、勝てば勝点差を『1』に縮め、負ければその差は『7』に広がる、まさに今季のリーグ戦の命運を分ける大一番となった。先発は、前節の磐田戦から一人を変更。リカルド サントスに代わって澤上 竜二が前線の一角に入り、今季のリーグ戦初先発を果たした。対する鹿島は、前節の清水戦と全く同じ11人が先発に並んだ。

試合2日前に発表された日本代表に、C大阪からは山口 蛍と杉本 健勇が選出され、鹿島からも昌子 源と植田 直通が選ばれており、彼らのプレーやマッチアップにも注目が集まった試合は、前半の開始10分間は鹿島がボールを握り、C大阪は守勢に回る。ただし、この時間帯をしのいだC大阪が、以降は鹿島を攻守に圧倒。18分、丸橋 祐介のパスに左サイドを抜け出した杉本が昌子をかわしてカットインからシュートを放つも、ここは曽ヶ端 準が左手1本で好セーブ。

続く20分には縦パスを受けた澤上が素早く反転してシュートを打ったが、ここはわずかにクロスバーを越えた。守備でも相手のパスミスを誘いつつ、高い位置から積極的に奪いに行ったC大阪は、何度もカウンターを仕掛ける。27分、松田 陸のパスに抜け出した水沼 宏太がクロスを入れ、杉本が落としたところを山口が思い切ったミドルシュートを放つ。36分にはソウザがFKからファーサイドに巻いて蹴ったボールに澤上が飛び込むが、わずかに合わず。41分にもC大阪にチャンス。右サイドの水沼のクロスを澤上がゴール中央でスルーし、左サイドから柿谷 曜一朗が突進してきたが、ここはミートすることができず、シュートはサイドネットを揺らすに留まった。先制点こそ奪えなかったC大阪だが、首位の鹿島を相手にひるむことなく猛攻を仕掛ける前半となった。

後半は開始からアップテンポな展開が続き、互いに縦へ速い攻撃を繰り出し、好機を作る。前半は途中から一方的に押し込まれた鹿島も、後半はパスミスを減らして立て直し、アグレッシブな守備からC大阪ゴールへ迫った。

じわじわと主導権を握り返した鹿島は60分、金崎 夢生がペナルティエリア内で粘って鋭いシュートを放つも、ここはC大阪GKキム ジンヒョンがセーブ。上位対決にふさわしい緊迫した攻防が続く。C大阪は、左サイドに流れた杉本が収めてドリブルからチャンスを作るも、シュートまでは持ち込めない展開が続いたが、75分、ソウザが放ったミドルシュートで得たCKから杉本がニアでヘディング。際どいコースに飛んだが、GK曽ヶ端が阻止した。79分には、澤上に代わって入ったリカルド サントスがDFを一人かわしてシュートも、ポストをわずかにそれた。84分、今度は裏に抜け出したリカルド サントスから杉本に渡り、決定機を迎えたが、シュートはGK正面に飛んだ。すると88分、ピンチで耐えた鹿島がスコアを動かす。金崎のクロスを逆サイドで受けたレアンドロがトラップ。狙い澄ましたシュートがゴールネットに突き刺さり、土壇場で鹿島が先制に成功した。

C大阪としては、決定機の数では上回ったが、チャンスに決め切れず、終盤に失点を許す悔やまれる展開により0-1で敗戦。首位・鹿島との勝点差が『7』に開く痛恨の1敗となった。

[ 文:小田 尚史 ]

【C大阪 vs 鹿島】植田がC大阪攻撃陣をシャットアウト!
2017年8月26日(土)



杉本健勇(C大阪)と同じく、日本代表のアジア最終予選メンバーに選出された植田直通(鹿島)。CBのパートナー昌子源と鉄壁の守備を見せて、強力・C大阪攻撃陣をシャットアウトした。

【C大阪 vs 鹿島】均衡を破ったレアンドロ!
2017年8月26日(土)



0-0で迎えた終盤の88分、アウェイの鹿島はレアンドロ(写真)が均衡を破るゴールをあげる。

これぞ王者の勝負強さ!鹿島がC大阪との首位攻防戦制す、代表初招集の杉本は不発
17/8/26 21:05


厳しいマークに遭う鹿島FW金崎夢生

[8.26 J1第24節 C大阪0-1鹿島 ヤンマー]

 首位鹿島アントラーズと勝ち点4差で追う2位セレッソ大阪の首位攻防戦は、劣勢だったアウェーの鹿島が終盤に決勝点を奪い、1-0で競り勝った。この結果、両チームの勝ち点差は「7」に広がった。

 C大阪は前半17分、日本代表に初選出されたFW杉本健勇が魅せる。DF丸橋祐介からの縦パスに反応し、PA内左に走り込むと、中に切り返してDFをかわし、右足でシュート。しかし、ここはGK曽ヶ端準の好守に阻まれた。

 前半27分にも杉本がポストプレーでチャンスメイク。MF水沼宏太からの横パスを丁寧に落とし、PA手前からMF山口蛍が右足ミドルを狙った。果敢に攻め込むC大阪は同41分、右サイドから水沼が斜めに入れたスルーパスをFW澤上竜二がスルーし、逆サイドからFW柿谷曜一朗が猛然と走り込んだが、シュートは惜しくも枠を捉えられなかった。

 スコアレスで折り返した後半も拮抗した展開が続く。C大阪は後半8分、セカンドボールを拾った杉本が右足でミドルシュート。同15分には鹿島もDF山本脩斗のパスからFW金崎夢生が抜け出し、左足を振り抜いたが、GKキム・ジンヒョンに阻まれた。

 C大阪は後半30分、MFソウザが強烈な右足ミドルを放つが、曽ヶ端がセーブ。直後の31分には丸橋の右CKにニアの杉本が頭で合わせたが、これも曽ヶ端のスーパーセーブに阻まれ、1点を取り切れなかった。

 すると試合終了間際の後半43分、鹿島が少ないチャンスを生かして均衡を破った。右サイドでボールをキープした金崎のクロスをファーサイドのMFレアンドロがワントラップから右足一閃。ゴール右隅に流し込み、土壇場で先制点を奪った。結局、これが決勝点に。王者が持ち前の勝負強さを見せつけ、首位攻防戦を制した。

88分の決勝弾! 首位鹿島がレアンドロの一撃で2位C大阪との攻防戦を制す!
サッカーダイジェストWeb編集部
2017年08月26日


金崎のクロスからレアンドロが狙い澄ましたシュート。


終盤の88分に先制点を奪ったレアンドロ。鹿島が首位固めを果たした。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]C大阪0-1鹿島/8月26日/ヤンマー

 首位の鹿島が終盤に生まれたレアンドロの一発で、2位のC大阪から勝利をもぎ取った。

 序盤からともに慎重な立ち上がりとなった試合は、徐々にホームのC大阪がゴールに迫る。42分には水沼のクロスから柿谷が絶好のチャンスを迎えるが、シュートは惜しくも枠に飛ばず。前半を0-0で折り返す。

 後半に入っても、なかなか両チームの堅いディフェンスをこじ開けきれないじりじりとした展開が続くが、C大阪は70分過ぎに波状攻撃を仕掛ける。75分に丸橋の決定的なシュートはGK曽ヶ端が好セーブ。続くCKからの杉本のヘディングシュートも曽ヶ端のビッグセーブに阻まれた。

 するとピンチを凌いだ鹿島がワンチャンスをモノにする。87分、右サイドから金崎がクロスを上げると、ファーサイドでフリーになっていたレアンドロがワントラップから落ち着いてゴール右に流し込んだ。鹿島が終盤になって先制した。

 鹿島はその後のC大阪の猛攻を食いとめ、1-0でタイムアップ。首位の鹿島が敵地で、C大阪に勝ち切った。鹿島は勝点を52に伸ばした。

 一方、C大阪は鹿島の倍となる18本のシュートを放ったもののノーゴールに終わり、勝点45にとどまった。

苦しんで勝った鹿島…DF昌子源「しんどかった。本当にしんどかった」


明治安田生命J1リーグ第24節、セレッソ大阪対鹿島アントラーズは1-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島のDF昌子源がゲームを振り返った。

明治安田生命J1リーグ第24節が8月26日に行われ、ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。試合は1-0で鹿島の勝利。試合後、鹿島のMF昌子源がゲームを振り返った。
試合は終盤まで0-0。88分にMFレアンドロが値千金の決勝ゴールを放ち、2位との勝ち点差を広げる大きな1勝をつかんだ鹿島。この90分を戦い抜いた昌子は、「前半はセレッソさんが勢いよく来たので、後半絶対落ちるだろうなと思ってた。後半10分くらいから、うちが徐々にボールを保持し始めて」と流れを読んでいた。「ちょっと左右に揺さぶって、大きなサイドチェンジからレアンドロが(シュートを決めた)。それを早い段階からできていたらもっと(試合を)コントロールできたと思うし、僕らも楽やったかなと」と得点シーンを反省混じりに振り返った。
後半の鹿島は前線へボールを入れながら、相手DFやGKキム・ジンヒョンに防がれ続けた。「点が入る前くらいまでは、僕らもやたら急いで縦に速いボール、しかもいつもはサイドを起点にしているのに(今日は)中、中、中ってなって。中にはソウザもいるし、(山口)蛍もいる。2センターも強いですし、どうしても惜しいところまで行って取られる。で、カウンター。しんどかったですね、本当にしんどかったです」と得点前までの苦しい展開を素直に表現した。

決勝点の鹿島MFレアンドロ、首位攻防戦白星に満足「間違いなく重要な勝利」


明治安田生命J1リーグ第24節でセレッソ大阪を1-0で下した鹿島アントラーズ。決勝点をマークしたMFレアンドロがゲームを振り返った。
26日に明治安田生命J1リーグ第24節が行われ、鹿島アントラーズがアウェイでセレッソ大阪を1-0で下して2連勝を飾った。鹿島のレアンドロが試合を振り返った。
首位の鹿島と2位のC大阪の直接対決となった一戦で、決勝ゴールを挙げたレアンドロ。ブラジル出身のMFはチームにとって重要な勝利だったと話す。
「順位的に直接対決だったので、間違いなく重要な勝利だと思います。C大阪と距離が離れることができたという意味では、非常に重要な勝利だった」

前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0のまま試合終了かと思われた88分、右サイドでボールを持った金崎夢生のクロスを、ファーサイドで受けたレアンドロが完璧なコースに流し込んで値千金の決勝ゴールを奪取した。
「非常に素晴らしいクロスが上がってきた部分と、やっぱりコントロールですね。自分のイメージ通りにボールを落とせた。あとはしっかりと決めるだけでした」とゴールシーンを振り返ったレアンドロ。チームを2連勝に導く貴重な決勝ゴールとなった。
それでも、終盤までC大阪ゴールを割ることができなかったが、レアンドロは焦らずチャンスを伺っていたようだ。
「順位的なところで2位のC大阪は、当然ながら出てこなくてはいけないというところで、僕たちはどこかの場面でカウンターなり流れの中でチームが得点するチャンスが出てくるだろう信じていました。そういった状況から得点は生まれると思うので」
「もう少しスコアを増やすことができたけれど、上手くいかなかったところは反省しなければいけないですが、みんなで信じてやっていたと思います」
ここ一番で持ち前の勝負強さを発揮した鹿島。昨シーズンのJリーグ王者が、最速で勝ち点を50台に乗せている。


「あの状況では相手のサイドバックがGKのブラインドになっていたので、シュートコースにしっかりと決めるだけだった」と語るレアンドロである。
決めるだけだったと簡単に言っておるが、トラップからシュートまでの技術はさすが元セレソンと言って良いモノであった。
助っ人の本領発揮である。
また得点シーンの流れも素晴らしい。
また、ユキが縦にボールを運び、サイドに流れる夢生の動きを見逃さずスペースにパス、そこからの夢生の個人技からのクロスの軌道とレアンドロを見つける視野、中央で相手DFを引っ張る優磨と、攻撃陣の連動が美しいゴールであった。
耐える時間帯と攻めの一手が絡み合った、鹿島らしい試合。
この上位対決を制したことは大きい。
これからも勝利を積み重ねていきたい。

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松本山雅・高崎・町田・中島、エースのゴール

【町田 vs 松本】エース高崎が今季13得点目!
2017年8月26日(土)



先制に成功した松本は、エース高崎寛之の得点も決まり、町田を突き放す!

【町田 vs 松本】中島の得点で一矢報いるも…
2017年8月26日(土)



2点を追う厳しい展開の町田は、後半アディショナルタイムに中島裕希の得点で1点を返す。

高崎が“ヘッド”で1ゴール1アシスト!松本が終盤失点も快勝、町田はホーム4連敗
17/8/26 21:04

[8.26 J2第30節 町田1-2松本 町田]

 松本山雅FCは敵地でFC町田ゼルビアと対戦し、2-1で勝利。2試合ぶりの白星を飾った。一方、町田は3試合白星なし(1分2敗)でホーム4連敗を喫した。

 最初の決定機は松本に訪れる。前半8分、MF工藤浩平の右CKから競り勝ったFW高崎寛之がヘディングシュート。決まったかと思われたが、クロスバーに嫌われてしまう。町田は13分、PA左手前からFW中島裕希がグラウンダーのクロスを入れ、FW鈴木孝司が左足で合わせたが、惜しくも枠を捉えきれなかった。

 その後は一進一退の攻防が続いたが、先制点は前半終了間際に生まれる。松本は42分、左サイドから工藤がダイレクトでクロスを供給。PA右から高崎がヘッドで中央に折り返すと、後方から走り込んだFW山本大貴が滑り込みながら押し込み、均衡を破った。

 1点リードで後半を迎えた松本は6分、MFパウリーニョの左CKからニアに走り込んだ高崎がヘッド。これがゴール右に吸い込まれ、後半開始早々に2-0とリードを広げる。一方、町田は12分にMF森村昂太を下げてFW戸島章、17分にDF藤井航大に代えてDF増田繁人をピッチに送り込む。

 だが、町田は相手陣内深くまでボールを持ち込みながらもMF井上裕大のミドルシュートが枠を外れたり、クロスが味方に合わないなど、最後のところで精度を欠き、1点が遠い。34分には、最後の交代カードでFW吉田眞紀人を投入する。アディショナルタイム4分に、中島がようやくゴールネットを揺らしたが、時すでに遅し。試合は2-1で松本が逃げ切った。






エースがゴールした町田と松本山雅である。
アウェイの松本山雅は高崎が1G1Aの貫禄で勝利。
町田は中島が一矢報いた。
二人ともチームを牽引する活躍をしておる。
これからもゴールの報を待っておる。

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Jリーグ 第24節 セレッソ大阪戦

夢生のクロスにレアンドロ。

清水・誓志、若いチームに“鹿島基準”を植え付けられるか

【清水 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:経験豊富な新戦力・増田誓志。若いチームに“鹿島基準”を植え付けられるか
2017年8月26日(土)



前回のホームゲームでは柏に今季最多失点(1-4)で敗れ、前節は鹿島に何もできないまま0-2で完敗した清水。ショックの大きい負け方で2連敗しているため、さすがにムードは良くないが、選手もスタッフもとくに下を向いているわけではない。
失点の原因や、戦い方がはまらなかった原因は分析できており、「やるべきことは明確になっている」と小林伸二監督も前を向いている。ムダに自信をなくすことなく、精神的にも切り替えた状態で、今節の浦和戦に臨むことができるだろう。
ただ、ここでまたイヤな負け方をして今季初の3連敗を喫してしまうと、さすがに危機感は強くなる。相変わらず故障者の多い清水にとっては、今季の正念場と言える一戦になるはずだ。

そんな中、増田誓志(写真)と清水航平という2人の新戦力が加わったのは大きなプラス要素だ。とくに18歳から鹿島で8年間プレーしていた増田は、若いチームに“勝ち方”を伝えるという面で期待されている。小林監督も「全体をコントロールできる資質があるので、プレーだけでなくその面でも期待したい」と語る。
前節で古巣相手に加入後初先発した増田自身も、清水の試合を観て感じた印象として「みんな攻撃が好きなので、守備で我慢することが得意じゃないのかなと。攻撃から守備の切り替えが単純に遅いと感じますし、攻撃が好きな選手の特徴ですけど、攻撃して終わりということが少し多いかなと思います」と語っている。
攻撃から守備への切り換えの速さという面は、昨年小林監督が就任してから大きなテーマになっている要素で、以前よりかなり改善されてきたことは間違いない。だが、鹿島基準の増田から見ると、まだまだ足りないということなのだろう。そこを全体に浸透させるだけでも、清水はかなりバージョンアップできるはずだ。

鹿島基準という意味では、戦う姿勢という面も同様だ。「(鹿島では)技術どうこう以前に、戦えるかどうかというところを練習から叩き込まれました。対人とか紅白戦も緩くないので、ケガもありますし、ケンカもありますけど、練習からそういう厳しさを持っていると、逆に試合のほうが緩いと感じられました」(増田)。これも清水がチームとして力を入れている部分だが、まだまだ基準が甘いと増田は感じているようだ。
もちろん、増田1人の力でチームを変えることはできない。他の選手たちが彼の言葉を真摯に受け止め、まだ足りないということを自覚しながら、日頃の練習から習慣づけていかなければならない。それには時間もある程度かかるだろう。
ただ、試合中のピッチ上で周囲の選手たちに声をかけ、意識づけを与え続けるだけで、チームはある程度変わるはずだ。90分の中でもメンタル的な浮き沈みがまだ大きい清水にとっては、リーグ3連覇(2007~09年)を経験している増田のゲームコントロールは大きなプラス要素になるはずだ。

浦和は現在7位まで順位を落としているが、得点力はリーグNo.1。まずは守備から入って失点をしないことが重要な戦いになるし、そこは清水の選手たちも自覚している。
増田が今節も先発するかどうかはわからないが、守備への切り換えの速さや、球際、ルーズボールなどでの戦う姿勢が重要になることは間違いない。清水がその“基準”をいつも以上に高くできるかどうかが、勝敗の行方にも大きく関わってくるはずだ。

文:前島芳雄(清水担当)

明治安田生命J1リーグ 第24節
8月27日(日)18:00KO アイスタ
清水エスパルス vs 浦和レッズ


清水の誓志をピックアップするJ’sGOALの前島氏である。
「若いチームに“勝ち方”を伝えるという面で期待されている」と記す。
J2落ちを経験するなど勝ち癖から遠ざかっておる清水に、鹿島の精神を取り入れることを期待しておる模様。
とはいえ、「増田1人の力でチームを変えることはできない」と前島氏も語る。
鹿島から出ていった選手が苦労するのはその部分であろう。
鹿島基準は、外では異なる。
それを変えるには独りでは力が及ばぬところも大きい。
もどかしい気持ちのうちに時が経つものである。
誓志は、鹿島だけでなく韓国、中東と海外経験もあり影響力も大きかろう。
清水を大きく改革する力となることが出来るであろうか。
この浦和戦がその試金石となって欲しいと願う。
暖かく見守っておる。

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鹿島、産業技術総合研究所と包括協定を締結

日本を代表する公的研究機関がなぜアントラーズと提携?
産総研、先端技術で新しい競技場の魅力引き出す


鹿島サッカースタジアム

 茨城県南東部の太平洋岸に位置する鹿嶋市と、同県南西部の内陸部にあるつくば市。両者を結んだ新たな試みが始まった。

 つくばにある産業技術総合研究所は、言うまでもなく日本を代表する公的研究機関。鹿嶋近郊の臨海工業地帯となら縁も深そうだが、「イノベーション創出に向けた包括協定」を結んだ相手は、プロサッカーの名門・鹿島アントラーズである。

 同クラブはJリーグはじめ主要大会での最多優勝を誇る国内屈指の強豪。試合だけでなく、以前から本拠地の「茨城県立カシマスタジアム」でフリーマーケットやビアガーデンを開いたり、スポーツジムを開設したりするなど地道な活動で地元に貢献してきた。

 同スタジアムは2020年東京五輪のサッカー競技の会場にも選ばれている。産総研との包括協定では、最先端技術を活用した新たな競技場の高度化を模索する。地域経済の発展を通じ、科学技術とスポーツ産業の振興に寄与するという。

 近年のスポーツ大会は、レーザー光などを使った立体画像や音響効果で詰めかけた観客を魅了する。県の東西の異なるフィールドで活躍してきた両者が、新たなピッチでどんな“ゴール”を狙うか。異色の異業種連携に、大いに期待したい。
日刊工業新聞2017年8月25日


産業技術総合研究所と包括協定を締結した鹿島アントラーズである。
これは衝撃のニュースと言って良かろう。
次世代のサッカークラブへの道を進むことが大きく伝わってくる。
まさにイノベーション。
異業種の連携により更に鹿島は進化していく。
未来を感じされてくれるのは喜びである。

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源と植田、“一枚岩”の躍動

鹿島昌子&植田、C大阪杉本抑え豪戦の予行演習
[2017年8月26日7時40分 紙面から]


練習中に話す鹿島DF昌子(右)と植田(撮影・鎌田直秀)

 日本代表センターバックコンビ、鹿島アントラーズの昌子と植田が、セレッソ大阪のFW杉本封じを、W杯アジア最終予選オーストラリア戦の予行演習とする。

 昌子は「代表対決とか言われるのは想定済み。(杉本)健勇を抑えないと勝てない」「自分は局面になれば負けない強さを持っていると思う」と自信を見せた。

鹿島DF・昌子&植田、代表“新顔”杉本抑える!26日にC大阪戦
 鹿島の“双璧”が日本代表の新顔FWに立ちはだかる。26日は敵地でのC大阪戦。首位と2位の“天王山”で、相手には今季14得点と好調で代表初選出のFW杉本がいる。代表組のDF昌子が「特別意識することはない。勝つためにはどの道、健勇を抑えないといけない」と語れば、同じくDF植田も「(杉本は)調子がいいから気をつけないと」と警戒。25日は約1時間の調整を行った。(鹿嶋市)

昌子&植田“代表対決”杉本封じへ自信「局面では負けない」
明治安田生命J1第24節 鹿島―C大阪 ( 2017年8月26日 ヤンマー )


浮き球のボールを前線に送る鹿島DF昌子
Photo By スポニチ


 鹿島のDF昌子とDF植田の日本代表センターバックコンビが、アウェーC大阪戦でFW杉本を封じる。

 昌子は「“代表対決”と言われるやろうし、注目される。そういうのは想定済みで乗り込んでいきたい」と力を込めた。クロスを上げさせないための対応も重要だが、空中戦で抜群の強さを発揮する身長1メートル86の植田は「局面になれば負けない強さは持っている。相手が誰であろうと、そこは譲れない部分」と自信を口にした。元日本代表DF大岩監督の下で練習に励む2人。FW金崎を抑えて代表入りを果たした大型ストライカー封じへ“一枚岩”となる。


高い跳躍力を生かして頭で中に折り返す鹿島DF植田(奥)
Photo By スポニチ


[ 2017年8月26日 05:30 ]

鹿島 代表コンビで杉本封じる DF昌子&植田が首位固めへ闘志

 練習の合間に笑顔を見せる鹿島・昌子(右)と植田

 「明治安田生命J1、C大阪-鹿島」(26日、ヤンマースタジアム長居)
 J1鹿島から日本代表入りしたDF昌子源(24)、植田直通(22)のセンターバックコンビが、日本代表対決を制して首位固めを狙う。敵地での2位・C大阪戦に向けて最終調整した24日、勝利の条件に代表入りしたFW杉本封じを挙げた。
 昌子は「どのみち健勇を止めないと勝てない。代表だからといって意識はない。相手の選手だし」と熱く語る。植田は「(杉本は)調子がいいし、気を付けないといけない。相手が誰であろうと自信をもってやっていきたい」と警戒した。
 C大阪とは4月8日にホームで対戦し、0-1と敗れた。大岩剛監督(45)からは「借りを返そう」とゲキを飛ばされた。昌子は「まずセレッソ戦に集中したい。それからオーストラリア戦に切り替える」。まずは若き代表対決“大阪夏の陣”を制してみせる。


源と植田のCBコンビにスポットを当てる各紙である。
首位と2位の対決、そして2位のセレッソの攻撃の中心は初代表選出の杉本なれば、鹿島から代表選出の二人が注目されるのも当然と言えよう。
植田は「局面になれば負けない強さは持っている。相手が誰であろうと、そこは譲れない部分」と語り自信を見せる。
ワニが如く強く当り潰しきるのだ。
源は「特別意識することはない。勝つためにはどの道、健勇を抑えないといけない」と言う。
8月7試合で8ゴールと波に乗る相手のエースを抑える策は持っておる様子。
注目が集まる中で活躍してこその日本代表である。
“一枚岩”の躍動を楽しみにしておる。

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夢生、勝利導くゴールへ全力

MF金崎夢生 勝利導くゴールへ全力
前節の清水戦は1得点1アシストでチームを勝利に導いた。ゴールを決めた公式戦は一昨季から25試合負けなし(24勝1分け)と「不敗神話」を継続中だ。

清水戦後、「鹿島でしっかりやることがそういうところ(日本代表)につながる」と代表への思いを口にしたが、昨年6月以来の復帰はかなわなかった。それでも取材陣に対し「落ち込んでると思わないで」と落選のショックは完全否定。エースの心は折れていない。鹿島での活躍が代表への道と信じ、C大阪戦へ全精力を注ぐ。


今節の顔として報じられる夢生である。
夢生が決めれば勝つとエースの名を欲しいままにしておる。
代表落選に「落ち込んでると思わないで」とはっきり口にし、気持ちの切り替えを感じさせる。
鹿島にてゴールを積み重ねればロシアへの道は開ける。
今日の試合、夢生の大車輪活躍にて勝利を掴みたい。
楽しみにしておる。

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ケルン・大迫、全く問題ないと思う

大迫、覚悟持って点取りたい…右足首靱帯負傷から練習復帰「全く問題ない」
2017年8月26日6時0分 スポーツ報知

 ◆2018年ロシアW杯アジア最終予選B組 日本―オーストラリア(31日、埼玉)

 ロシアW杯アジア最終予選、オーストラリア戦(31日・埼玉)、サウジアラビア戦(9月5日・ジッダ)で日本代表に選出されたFW大迫勇也(27)=1FCケルンが7月下旬に負傷した右足首に問題がないことを強調した。

 勝てばW杯出場が決まる大一番。大迫は口元を引き締めた。

 「覚悟を持って臨む準備はできている。本当にやるだけだと思うし、スタジアムでは相手がビビるくらいの声援をもらえたら」

 7月下旬に右足首じん帯を痛め離脱。一時は招集も危ぶまれたが、22日からチーム練習に復帰した。

 「1週間フィジカルトレーニングや走り込みをして、コンディションは落ちなかった。(右足首は)全く問題ないと思う」

 ハリルホジッチ監督は当初「ゲーム勘を取り戻している選手が必要」と話していた。代表スタッフを現地に派遣して、けがの状況を確認。「医療スタッフとクラブから前向きな報告を受けている」と、復帰から間もない大迫を選んだ。3人が先発するFWに9人も選出したのは大迫がプレーできない場合のリスク管理だが、それでも呼んだのは、エースとしての信頼からだ。

 2016年11月11日の親善試合・オマーン戦(カシマ)で2得点を決め、岡崎からセンターFWを奪取。レギュラー定着後は6月13日のW杯最終予選・イラク戦(イラン・テヘラン)で先制弾を奪うなど直近6戦3発の得点力に加え、強靱(きょうじん)なフィジカルで周囲を生かすポストプレーで貢献している。

 「FWとしてチームの勝利に貢献することしかない。選手全員がしっかりとブレない覚悟を持つことが大事。プレッシャーもかかる試合なので、その中でどれだけブレずにやれるか」

 窮地を救った実績もある。13年11月16日の親善試合・オランダ戦(ベルギー・ゲンク)。直前の親善試合で2連敗し、主力選手間で口論が絶えないなどチームは崩壊寸前だった。日本協会内でザッケローニ元監督の手腕に懐疑的な意見が出る中で先発すると、0―2からのゴールで息を吹き返し、オランダに2―2のドロー。次戦のベルギー戦でも勝利し、チームを立て直した。今回のオーストラリア戦も引き分け以下なら監督の進退問題に発展する可能性はある。

 「僕の頭の中は、目の前の試合だけ。一試合一試合積み重ねることで先は見えてくるはず。(オーストラリアは)ビデオを見ないと分からないですけど、しっかりと心と体の準備をすることが大事。自分のゴールでW杯出場を決めたいという気持ちはないけど、点を取るためにプレーしているので、点は取りたい」(ドイツ・ケルン24日=本田 千尋)


ケルンの大迫を取材した報知新聞の本田千尋氏である。
大迫は「1週間フィジカルトレーニングや走り込みをして、コンディションは落ちなかった。(右足首は)全く問題ないと思う」と語る。
負傷は完全に癒えておる模様。
もう万全と言えよう。
活躍を期待しておる。

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鹿島 2位C大阪との直接対決前に最終調整

J1首位の鹿島 2位C大阪との直接対決前に最終調整

練習の合間に笑顔を見せる鹿島の昌子(右)、植田の日本代表センターバックコンビ

 J1首位の鹿島は25日、鹿嶋市内で26日にアウェーで行われる2位C大阪との頂上決戦に備えて最終練習した。
 4月8日にホームで対戦し、0-1と敗れた相手。大岩剛監督(45)は「選手には、ホームで負けている。アウェーだけどしっかり戦う準備をしよう。借りを返そう、という話をしました」と明かした。
 図式は若き日本代表対決。C大阪FW杉本に対して、鹿島の昌子&植田のセンターバックコンビが立ちはだかる。
 昌子は「代表対決が注目される。まずはセレッソ戦に集中したい」と気合十分。
 植田は「(杉本は)調子がいいし、どんなプレーも自信をもってやっている。気をつけないといけない」と警戒していた。


セレッソ戦に向けた前日練習を取材したデイリースポーツである。
首位と2位の頂上決戦ということで関西のメディアも注目しておる。
大岩監督はメンバーに「選手には、ホームで負けている。アウェイだけどしっかり戦う準備をしよう。借りを返そう、という話をしました」と語ったという。
良い準備をしておれば、恐れに足りぬ。
アウェイとはいえ。力強く戦うのだ。
源と植田のCBコンビは、代表対決となるセレッソの杉本健勇に対してコメントする。
否が応でもメディアが取り上げる対戦となろう。
ここは抑えきって、鹿島のCBは日本代表と名を上げるところ。
活躍を期待しておる。

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暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる

【C大阪vs鹿島プレビュー】C大阪は杉本健勇が直近7試合で計8得点と躍動…鹿島はセンターバックコンビが日本代表へ
■セレッソ大阪 前回対戦は粘り強い守備を見せて1-0で勝利

【プラス材料】
 首位鹿島との上位直接対決を前に、山口蛍と共に、杉本健勇が、ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表に選出された。

 杉本は今季J1で14得点を叩き出して躍進のチームを牽引。最近では5試合連続得点を含め、7月以降のリーグ7試合で計8得点を量産している。初代表への壮行試合となる今回も、ホーム5戦連発となるゴールに期待が高まる。

 チームとしては、アウェイ2連戦で1分1敗と勝ち切れなかったが、1-1に終わったリーグ前節の磐田戦で体を張ったディフェンスを随所に発揮し、今季のベースとなる守備力も戻りつつある。

 強敵、鹿島には前回対戦で1-0と勝利。粘り強い守備を見せて勝ち点3を奪取した。首位との上位決戦を、今季リーグ9勝3分の無敗のホームで迎えられるのはプラス材料だ。

【マイナス材料】
 前回の鹿島戦でゴールを決め勝利の立役者となった山村和也が負傷離脱中。古巣対決を楽しみにしていたマルチローラーの不在は痛い。今季チーム2番目の8得点を決めている24番の穴をいかに埋めるかは、大きな課題だ。

 リカルド・サントス、澤上竜二のFW陣は、前節の磐田戦で得点に絡めなかっただけに、彼らの出来も、チームのカギを握る。

 守備面では、前節も終盤のセットプレーから同点弾を献上するなど、失点が続く現状は改善すべき点の1つ。鹿島は後半もペースが落ちず、隙を見逃さない強敵であるだけに、チーム全体の組織的なディフェンスを90分続けることができるか、尹晶煥監督の采配も当然重要となる。

 鹿島には近年ホーム4連敗中。その流れをストップし、鹿島を乗り越えない限り、タイトルロードは見えてこない。

文:totoONE編集部

■鹿島アントラーズ GKクォン・スンテがベンチ入りする可能性も

リーグ第22節で川崎に1-3で敗れたチームは前節、13位の清水と対戦した。ホームでの一戦は2-0で勝利。17分にレアンドロが自身5得点目、87分に金崎夢生が自身9得点目を決めた。セカンドボールをよく拾い、相手のシュートを4本に封じ込める内容だった。ここまで38得点を記録しているが、うち約47.4%を占める18得点は61分以降に決めたもの。終盤に勝負強さが発揮される。C大阪との前回対戦は46分に失点し、0-1で敗れている。

【プラス材料】
 リーグ前節の清水戦では、大岩剛監督就任後の不敗記録がストップした直後の試合だったが、2-0で勝利し、首位をキープした。

 1位、2位の直接対決となるアウェイC大阪戦では、メンバーを代えずに臨む見込みだ。土居聖真は「途中で交代されてもいいから、最初から飛ばしていく」と話し、序盤から主導権を握る考え。左親指付け根の関節脱臼で戦列を離れていたクォン・スンテがベンチ入りする可能性もある。チームの雰囲気を前向きに変えられるGKの帯同は勝ち点3奪取の後押しにもなる。

 また、日本代表に選出された昌子源と植田直通のセンターバックコンビは、日本代表の名に恥じないプレーを、と士気を高く保っている。

【マイナス材料】
 今週の序盤は夏とは思えない涼しさで、調整にも苦慮した。試合当日は30度以上に上がる夏日が予想されており、暑さへの対応が勝敗のカギを握ると見られる。

 もともと鹿嶋市近郊には別荘地帯があり、避暑地として活用する人も多い。気温がそこまで上がらないため、気温が上がる8月のチーム戦績は過去を振り返っても良くない。ただ、練習後にはアイスバスで連日体のケアを行い、試合3日前からは鹿嶋市内の気温も高くなった。選手は「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」と笑顔交じりに言いつつも、暑さのなかでプレーするシミュレーションを行えた。

「先のことは考えずに、この試合に集中したい」と昌子源。暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる。

文:totoONE編集部


「暑さを頭に入れながら賢く、戦うことが求められる」と記すサッカーキングのプレビューである。
先週から続いた冷夏は週の前半までで、ここ数日の熱波は鹿嶋に於いても「暑いねー」「このなかで試合やったら死んじゃう」とのコメントとなった。
ただ、これは暑い大阪での試合の良い予習になったのではなかろうか。
夏に弱いとはいわせぬ。
熱気に包まれたスタジアムにて熱戦を繰り広げようではないか。
楽しみな一戦である。

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大一番で不動のエースが存在価値を証明できるか

【J1展望】C大阪×鹿島|激戦必至の首位攻防戦!杉本vs金崎のエース対決にも注目
サッカーダイジェスト編集部
2017年08月25日


C大阪――首位・鹿島との勝点差は「4」。勝って差を縮めたい。


故障者/C大阪=清武、山村、アン・ジュンス 鹿島=P・ジュニオール、永木、町田
出場停止/C大阪=なし 鹿島=なし


J1リーグ24節
セレッソ大阪-鹿島アントラーズ
8月26日(土)/19:00/ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪
今季成績(23節終了時):2位 勝点45 13勝6分4敗 46得点・26失点

【最新チーム事情】
●首位の鹿島との勝点差は「4」。勝てば「1」差に追い上げられるが、負ければ「7」差に開く重要な一戦に。
●山村、清武を負傷で欠くなか、前節の磐田戦(1-1)に続いて2トップを採用する見込み。先発は杉本とR・サントスのコンビが濃厚だ。
●日本代表に初選出された杉本は祝砲を挙げられるか。

【担当記者の視点】
 優勝戦線生き残りへ、首位の鹿島に挑む。勝てば勝点差を「1」に縮められるだけに、求められるのは勝利だ。

 ただ、ここ2戦で1分1敗と調子を落としているのは気がかりで、山村、清武を負傷で欠くなか、鹿島戦も厳しい戦いを強いられるだろう。

 注目はワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦(8月31日)とサウジアラビア戦(9月5日)に臨む日本代表に初選出された杉本だ。前節の磐田戦では水沼のクロスに上手く合わせ、今季14ゴール目をマーク。好調を維持しているだけに、エースとしてチームを牽引してくれるはずだ。

鹿島――大一番で不動のエースが存在価値を証明できるか。

鹿島アントラーズ
今季成績(23節終了時):1位 勝点49 16勝1分6敗 38得点・23失点

【最新チーム事情】
●2-0で勝利した前節・清水戦からメンバーは変わらない見込み。
●左手親指つけ根の関節脱臼で離脱していたクォン・スンテがベンチ入りか。
●足首に慢性的な痛みを抱えるエース金崎だが、最近は状態も良く、練習を休む回数が減ってきている。今節もゴールに期待がかかる。

【担当記者の視点】
 前々節には川崎に完敗したが、悪い流れを引きずらず、前節・清水戦は完封勝利。首位を堅持して、C大阪との天王山に挑む。

 ともに代表に選ばれた昌子&植田のCBコンビが、得点ランク2位で代表初選出となった杉本をいかに封じ込めるか。相手の強力な攻撃陣をまずはしっかりと抑え、守備から良いリズムを作り、攻撃につなげたい。

 最後に仕留めるのは、やはり金崎。代表復帰が叶わなかった不動のエースが、この大一番で自らの存在価値を証明できるか。


「前節・清水戦からメンバーは変わらない見込み」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
快勝したことも含め、大岩監督の考えるベストメンバーは現時点ではこの11人なのであろう。
ボランチは三竿健斗を軸にその相方は小笠原主将が務める。
距離感が良く、攻守に機能しておる。
2列目はアツとレアンドロ。
レアンドロばかりにスポットが当たるが、アツが効いておることはスタジアムで観るとよく分かる。
また、クォン・スンテがベンチ入りとの報がある。
これもまた嬉しい。
話しが早いが、この試合後のルヴァン杯では起用されるのではなかろうか。
そしてなんと言っても夢生である。
前半戦は足首痛により欠場が幾度かあったが、大岩監督就任以降はリーグ戦連続出場を続ける。
ここは、気持ちのこもったゴールでチームに勝利を呼び込んで欲しい。
楽しみにしておる。

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夏に弱い鹿島のイメージ払拭へ

鹿島、暑さ対策は万全?夏に弱いイメージ払拭へ
[2017年8月25日16時50分]


練習中に給水を行う鹿島FW金崎(中央)ら選手たち(撮影・鎌田直秀)


練習中に話す鹿島DF昌子(右)と植田(中央)。左はMG中村(撮影・鎌田直秀)


 鹿島アントラーズの暑さ対策は万全? 25日、茨城・鹿嶋市内で行われたセレッソ大阪戦(26日、ヤンマー)前日練習では、セットプレーの連係確認などを行った。

 全国的な猛暑は、鹿嶋市でも例外なし。練習後、生まれも育ちもプロ生活も鹿嶋一筋38年のGK曽ケ端準(38)が「ここは鹿嶋じゃない。ヤバイね。暑すぎでしょ」と苦笑いするほどだ。

 気象庁によると、鹿嶋市内の最高気温は34・2度。24日も34度を記録。J1本拠の都市で、札幌、仙台に次いで3番目に8月の平均最高気温が低い(29・5度)鹿嶋では極めて異例の暑さ続き。北海道出身のDF西大伍(29)は「北海道に帰りたいよ~」となげいたが、夏場に弱いと言われている鹿島にとっては、大阪の暑さに慣れる最高の天候となったかもしれない。大阪・堺市出身のMF中村充孝(26)は「オレは寒いより暑い方が好き」。FW金崎夢生(28)も報道陣に「みんなも暑いから体調には気をつけてね」と涼しげにねぎらった。

 93年のJリーグ開幕以降、鹿島の昨季までのリーグ戦月別成績は以下の通り。

 2月 1勝0分け0敗(勝率100%)

 3月 43勝12分け19敗(勝率58・1%)

 4月 67勝14分け31敗(勝率59・8%)

 5月 48勝11分け43敗(勝率47・1%)

 6月 33勝5分け11敗(勝率67・3%)

 7月 48勝15分け28敗(勝率52・7%)

 8月 57勝12分け40敗(勝率52・3%)

 9月 54勝17分け24敗(勝率56・8%)

 10月 37勝12分け33敗(勝率45・1%)

 11月 57勝11分け20敗(勝率64・8%)

 12月 7勝2分け4敗(勝率53/8%)

 長年強化に携わってきた鹿島の鈴木満常務取締役(60)も「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」。だが、数字上はそうでもない。むしろ、5月と10月が勝率5割を切っている。

 日本代表DF植田直通(22)は「一応、九州男児なので、暑さに免疫はある。水分補給だったり、当たり前のことが出来れば問題ない。うちはアイス風呂などやっていますし、日々の積み重ねが大切だと思う」。日本代表に初選出されたセレッソ大阪FW杉本健勇(24)との“代表対決”にも注目は集まるが「向こうは今すごい調子が良くて、どんなプレーにも自信を持っていると思うが、局面になれば負けない強さを自分が持っていると思う。相手が誰であろうと譲れない」と力強い。

 試合当日26日の大阪市の最高気温予想は33度と、ここ2日間の鹿嶋よりわずかながら低い。直射日光がないぶん、動きやすさを感じることも出来るかもしれない。夏に弱い鹿島のイメージ払拭(ふっしょく)へ。鹿島には熱い男たちが、国内20冠目を狙っている。【鎌田直秀】


セレッソ戦に向けた前日練習を取材したニッカンスポーツの鎌田記者である。
記録的な猛暑が全国を襲い、鹿嶋もその例に漏れなかったため選手は口々に暑さについて語った。
ここまでの猛暑は鹿嶋では珍しい。
例年は涼しい中で練習出来るものである。
そのせいもあってか、夏場は負けておる印象が強い。
鈴木満常務強化部長も、「うちは夏に弱いからなあ。たぶん、鹿嶋が涼しいからかもしれない。昔、京都(西京極)で暑い中で、やられた記憶があるよ」と言う。
柳沢が移籍した2008年の京都のアウェイを差しておるのであろうか。
このシーズンは、結果的に二桁得点を記録し、ベストイレブンにも選出される柳沢敦の活躍で、競り負けてしまった。
悔しい思い出である。
明日のヤンマースタジアム長居も暑くなるであろう。
9年前のようなことは繰り返すわけには行かぬ。
夏に弱いイメージを払拭する勝利を期待したい。

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聖真の活躍に期待

C大阪戦前日練習


明日のC大阪戦に向け、セットプレーやレクリエーションゲームなどで最終調整しました。


セレッソ戦に向けた前日練習に勤しむ聖真である。
腰の良く振れたキックを放っておる。
好調の証しと言えよう。
強敵セレッソのゴールを割るのは、この背番号8ではなかろうか。
DFラインのギャップを突き、相手の脅威となれ。
活躍を楽しみにしておる。

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鹿島アントラーズジュニアユースつくば・高橋楓くん・福原陽向くん、エリートプログラムU-14 中国遠征メンバー選出

エリートプログラムU-14 中国遠征(9/2~12@武漢)メンバー・スケジュール
2017年08月25日

スタッフ
監督:濱崎 芳己 ハマサキ ヨシミ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:星原 隆昭 ホシハラ タカアキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:遠藤 善主 エンドウ ヨシムネ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:和泉 茂徳 イズミ シゲナリ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:川俣 則幸 カワマタ ノリユキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:植田 元輝 ウエダ モトキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
選手
GK
生嶋 健太郎 イクシマ ケンタロウ(ヴィッセル神戸U-15)
高橋 楓 タカハシ カエデ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
渡邊 彦明 ワタナベ ゲンメイ(ヴァンフォーレ甲府U-15)
高橋 一平 タカハシ イッペイ(ブラウブリッツ秋田U-15)

FP
酒井 陸夢 サカイ リム(Honda FC U15)
東 廉 ヒガシ レン(清水エスパルスジュニアユース)
植田 陸斗 ウエダ リクト(京都サンガF.C.U-15)
甲斐 翔大 カイ ショウマ(川崎フロンターレU-15)
阿部 秀哉 アベ シュウヤ(北海道コンサドーレ旭川U-15)
梶原 彗汰 カジワラ ケイタ(愛媛FC U-15新居浜)
松木 玖生 マツキ クリュウ(青森山田中)
福原 陽向 フクハラ ヒナタ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
村田 信太郎 ムラタ シンタロウ(アルビレックス新潟U-15)
前里 裕希 マエザト ユウキ(FC琉球U-15)
中原 優心 ナカハラ ユウシン(レノファ山口FC U-15)
吉田 来綺 ヨシダ ライキ(FC リフォルマ)
大矢 ショラ オオヤ ショラ(FC東京U-15深川)
髙橋 安里 タカハシ アンリ(FC東京U-15むさし)
清水 和馬 シミズ カズマ(清水エスパルスジュニアユース)
伊藤 慶亮 イトウ ケイスケ(ブラウブリッツ秋田U-15)
棚田 遼 タナダ リョウ(サンフレッチェ広島ジュニアユース)
高橋 蒼天 タカハシ ソラ(アルビレックス新潟U-15)
勝島 新之助 カツシマ シンノスケ(京都サンガF.C.U-15)
森田 翔 モリタ ショウ(アルビレックス新潟U-15)
尾崎 優成 オザキ ユウセイ(ヴィッセル神戸U-15)
河野 孝汰 カワノ コウタ(レノファ山口FC U-15)
加藤 翼 カトウ ツバサ(ガンバ大阪門真ジュニアユース)
角田 惠風 ツノダ ヨシカゼ(横浜F・マリノス追浜ジュニアユース)
下川 陽輝 シモカワ ハルキ(セレッソ大阪U-15)
阿野 真拓 アノ マヒロ(ヴェルディサッカースクール小山)
佐藤 陽成 サトウ ヨウセイ(稚内南中)
向井 颯 ムカイ ハヤテ(セレッソ大阪U-15)
屋敷 優成 ヤシキ ユウセイ(大分トリニータU-15宇佐)
石山 莞太郎 イシヤマ カンタロウ(JFAアカデミー福島U15)
本保 奏希 ホンボ カナキ(JFAアカデミー福島U15)

スケジュール
9月3日(日) TBC トレーニング
9月4日(月) PM 日本A vs 武漢選抜
日本B vs 中国
9月5日(火) PM 日本B vs アラブ首長国連邦
日本A vs タイ
9月6日(水) TBC トレーニング
9月7日(木) PM 日本B vs マレーシア
日本A vs イラン
9月8日(金) TBC トレーニング
9月9日(土) TBC 試合(順位決定戦)
9月10日(日) TBC トレーニング
9月11日(月) TBC 試合(順位決定戦)
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。


エリートプログラムU-14 中国遠征のメンバーに選出された鹿島アントラーズジュニアユースつくばの高橋楓くんと福原陽向くんである。
将来が期待される若者がアカデミーに在籍するのは嬉しいもの。
GKとフィールドプレイヤー共におることも素晴らしい。
順調に育ち、将来の鹿島を背負って欲しい。
期待しておる。

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HappyBirthday 町田浩樹

鹿島の町田が20歳の誕生日 現在はリハビリ中「今年中にサッカーがしたい」
 鹿島のDF町田浩樹が25日、20歳の誕生日を迎えた。5月に右膝前十字靭帯損傷で全治6カ月の診断を受け、現在はリハビリ中。

 20歳の目標を問われると「今年中にサッカーがしたい!健康な体が一番。無病息災でいたい」とサッカーへのまっすぐな思いを吐露。「一カ月以内には部分合流したい」と力を込めた。また、前日24日には日本代表DF植田直道(22)、MF三竿健斗(21)、FW安部裕葵(18)とイタリア料理店で食事し、一足先に誕生日を祝ってもらったことも明かした。
[ 2017年8月25日 14:05 ]


本日誕生日を迎え二十歳となった町田である。
負傷リハビリ中ということで横日も半分であるが、昨日は植田、健斗、裕葵と共にイタリア料理店にて祝ったとのこと。
仲間がおることで、リハビリにも精が出るというもの。
同じポジションの植田先輩からは金言を頂けたであろうか。
町田は取材に対して、「今年中にサッカーがしたい!健康な体が一番。無病息災でいたい」と口にする。
鬱憤がたまっていよう。
もう少しである。
「一カ月以内には部分合流したい」というように回復は順調な様子。
シーズン終盤に復帰し救世主とあるのだ。
楽しみにしておる。

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金沢・大橋、チームを引っ張る覚悟を示す

【金沢 vs 讃岐】 ウォーミングアップコラム:大橋尚志、チームを引っ張る覚悟を示す
2017年8月25日(金)



前節・群馬戦で、ボランチの大橋尚志(写真)にリーグ戦初ゴールが生まれた。右サイドでボールを持った石田崚真のパスを宮崎幾笑がスルーすると、大橋がミドルシュートを決めた。

これまでの試合でもミドルシュートを狙う場面はあったものの、なかなか枠を捉えなかっただけに、安堵の色が見えた。「やっと。本当にずっと欲しかった。それが逆に力みにつながっていたのかなと思う。(群馬戦は)うまく力が抜けていた」。

この夏、金沢は7戦勝ちなしとトンネルの中にいる。連敗のさなか、大橋は責任を感じていた。「勝って連勝しているときと、いまを比べたときに、自分のパフォーマンスが低い。やっぱりチームにも迷惑をかけてしまっていて、負けが続いている」。連敗を脱した今もなお、「やっぱり全然満足していない。もっとやらないといけないし、自分にもやれることはもっといっぱいあると思う」という。

結果が出ないことで、チームに漂う空気は重たく淀み、覇気が失われつつある。「それは自分もすごく感じる。そこは若手とか関係なくやっていかないといけないけど、むしろ若手が声を出して盛り上げられるようにしていきたい。声を出したら、チームの雰囲気、練習の姿勢が変わってくる。そこは厳しく、高いところでやらないと、なかなか試合では出せない」。

危機感は誰もが抱いているだろう。ただ、”誰が率先してやるのか”という点において、疑問符が付くのがこれまでの金沢だった。

だが、大橋は言い切った。「オレがやります」。言葉に覚悟がにじんだ。

文:野中拓也(金沢担当)

明治安田生命J2リーグ 第30節
8月26日(土)19:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs カマタマーレ讃岐


金沢の大橋をピックアップするJ’sGOALの野中氏である。
連敗に責任を感じる大橋は、「勝って連勝しているときと、いまを比べたときに、自分のパフォーマンスが低い。やっぱりチームにも迷惑をかけてしまっていて、負けが続いている」と語る。
副キャプテンとして危機感を抱き、声を出してチームを鼓舞していく。
大橋は金沢にて確実に成長しておる。
活躍を注目しておる。

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源と植田、代表選出コメント

鹿島昌子「おいしい」オーストラリアから初勝利だ
[2017年8月24日18時32分]



紅白戦などの練習を行う、左から鹿島DF昌子、MF小笠原、DF植田(撮影・鎌田直秀)


 日本サッカー協会は24日、都内で会見を開き、18年ロシアW杯アジア最終予選の31日のオーストラリア戦(埼玉)と、9月5日のサウジアラビア戦(ジッダ)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 Jリーグで首位に立つ鹿島アントラーズからは、DF昌子源(24)、植田直通(22)の2人が選出された。6月7日の親善試合シリア戦(味スタ)、同13日のW杯最終予選イラク戦(テヘラン)にセンターバックで先発した昌子は日の丸を付けて戦う責任をさらに強く感じていた。「国のために戦うっていうことは普通の人間では出来ない。自分のため、鹿島のため、嫁や家族のためっていうのはあっても、日本中のサッカーファンの代表を見たいと思う人のために。そういう責任を感じいます」。オーストラリア戦に向け「開幕戦負けたら突破は0%だとか、オーストラリアには勝ったことがないだとか、ホームで決められるとか、おいしい要素がいっぱいある。オーストラリアに勝つことしか考えていない」と次戦でW杯出場権を獲得する意気込みを語った。

 植田も「源くんが(代表の)主力になって、負けていられないという気持ちが強くある。もっともっと成長したい。良い刺激をもらっています」。代表初出場に挑む。

 ハリルホジッチ監督が代表招集の可能性を示唆していたFW金崎夢生(28)の復帰はならなかった。

 この日は、茨城・鹿嶋市内で26日のセレッソ大阪戦(ヤンマー)に向けた練習。紅白戦などを行った。

鹿島DF昌子、植田のCBコンビが代表入り「武者震いを感じる」


日本代表に選ばれた鹿島DF植田は練習でドリブルする


日本代表に選ばれた鹿島DF昌子


 サッカーのW杯アジア最終予選豪州戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表選手が27日、発表され、鹿島からはDF昌子源(24)、植田直通(22)のセンターバックコンビが選出された。
 代表レギュラーとして定着しつつある昌子は「国を背負って戦うことは普通の人間にできることではない。それをさせてもらえる立場にいる。すごいことだと思う。武者震いを感じるところはある」と高揚感を漂わせた。
 昌子は6月の親善試合シリア戦、W杯アジア最終予選イラク戦と2試合連続で先発した。「あの2試合を体験しているから、次はすんなり入れる」と話した。
 植田は「代表に入りたくない選手はいない。日本のために頑張ろうと思います」と力強く語った。


日本代表選出にコメントを発した源と植田である。
「国を背負って戦うことは普通の人間にできることではない。それをさせてもらえる立場にいる。すごいことだと思う。武者震いを感じるところはある」、「開幕戦負けたら突破は0%だとか、オーストラリアには勝ったことがないだとか、ホームで決められるとか、おいしい要素がいっぱいある。オーストラリアに勝つことしか考えていない」と語る。
武者震いし、美味しい要素と源らしい言葉が期待感を煽る。
是非とも豪州に勝ちロシアへの切符を手に入れて欲しいところ。
また、植田は「代表に入りたくない選手はいない。日本のために頑張ろうと思います」、「源くんが(代表の)主力になって、負けていられないという気持ちが強くある。もっともっと成長したい。良い刺激をもらっています」と言う。
責任感と、鹿島での相方である源へのライバル心を燃やす。
この予選にて大きく成長するのだ。
楽しみにしておる。

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試合開始から終了の笛がなるまで目が離せない激戦になることは間違いない

『1』に迫るか、『7』に広がるか。C大阪、命運を懸けた大一番
2位のC大阪がホームに首位の鹿島を迎える一戦。C大阪としては、勝てば勝点差を『1』に縮め、負ければその差は『7』に広がる、まさに今季のリーグ戦の命運を分ける大一番だ。

明治安田J1第18節を終えた時点では首位に立っていたC大阪だが、以降は第19節・G大阪戦、第21節・清水戦で立て続けに逆転負けを喫するなど、調子が下降気味。その2試合はそれぞれ3失点を喫し、守備に綻びも見られた。前節の磐田戦でも、前半に杉本 健勇のゴラッソで先制するも、86分に追い付かれ、勝点2を失う結果になった。それでも、磐田戦で見せた選手たちの奮闘ぶりは目を見張るものがあり、復調の気配を示したことも事実。それだけに、ホームで迎える今節の重要度は増す。昨季のリーグ王者であり、現在首位に立つ鹿島を倒して勝点3を得ることができれば、9月の戦いに向けて一気に士気は高まるだろう。

前回、県立カシマサッカースタジアムで行われた両チームの対戦では、古巣戦となった山村 和也が決勝点を挙げ、C大阪が1-0で勝利した。今節、その山村をケガで欠くことはC大阪にとって痛いが、いまのチームには、現在得点ランク2位につける杉本がいる。7、8月のリーグ戦で7試合8得点と絶好調の杉本は、ホームでの浦和戦(第22節)や、アウェイでのG大阪戦(第19節)など、大観衆で埋まったビッグマッチでも結果を残しており、大舞台に強い選手としての評価も高まってきた。「負けられない一戦」(杉本)と言い切る今節。桜のエースストライカーからゴールは生まれるか。そのプレーぶりに注目したい。

一方の鹿島は、前々節はアウェイで川崎Fに1-3と完敗。大岩 剛監督の就任以来9試合続けていたリーグ戦無敗記録がストップした。それでも、立て直しを図って臨んだ前節・清水戦では2-0と危なげなく相手を退け、川崎F戦での敗戦を払拭する完勝を収めた。盤石の首位固めとなった試合後は、大岩監督も「選手たちが前半から非常にアグレッシブにアクションを起こして、攻撃も守備も非常にアグレッシブに最後までプレーしてくれた」と選手たちを称えた。

C大阪の杉本と同様、鹿島もエースの金崎 夢生が、ここ数試合得点を重ねており、好調をキープしている。今節も、追いすがるC大阪を打ち落とす一撃をお見舞いすべく、牙を研いでいるはず。チームとしても、第6節にホームで喫した敗戦の借りを返すべく、ヤンマースタジアム長居に乗り込んでくるだろう。

現在、リーグ戦は首位の鹿島から5位の横浜FMまで勝点5差の中に5チームがひしめいており、今後のリーグ戦全体を占う上でも、その勝敗が非常に大きな意味を持つこの一戦。鹿島の独走を阻止すべく挑むC大阪がホームで意地を見せるか、はたまた鹿島が首位の貫禄で2位のC大阪を蹴散らすか。試合開始から終了の笛がなるまで目が離せない激戦になることは間違いない。

[ 文:小田 尚史 ]


「今後のリーグ戦全体を占う上でも、その勝敗が非常に大きな意味を持つこの一戦」と記すJリーグ公式の小田氏によるプレビューである。
首位の鹿島から5位までが勝ち点差5の中に犇めいており、首都の攻防戦は非常の重要なものとなる。
セレッソ番の小田氏としては、この試合の勝敗如何によって、勝ち点差が1に迫るのか7に開くのかと「命運を分ける大一番」と記す。
それは鹿島にとっても同じ事、ここで優勝争いのライバルを一つ破ることが出来るかどうかは、今季の結果に大きく影響を及ぼそう。
高いモチベーションで挑むこととなる。
ホームでの戦いでは、山村の一発に涙を飲んだ。
この試合では、決定機の数では鹿島が上回っておっただけに悔しい結果であったと言えよう。
そういった意味でも、屈辱を晴らすチャンスが巡ってきた。
必ずや勝ち点を持ち帰ってきてくれると信じておる。
首位と2位の攻防戦、注目の大一番である。

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夢生のゴールに期待

午前練習


紅白戦やシュート練習を行いました。


紅白戦をプレイする夢生である。
セレッソ戦に向けて、準備は万端と言ったところか。
惜しくも今回の日本代表では選外となったが実力は折り紙付き。
Jリーグにて結果を出し続ければ、ロシアへの道は開けよう。
まずは明後日のセレッソ戦にてゴールを決めるのだ。
期待しておる。

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源・植田、日本代表選出

昌子選手、植田選手 日本代表選出のお知らせ
2017年08月24日(木)

本日、2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選 vsオーストラリア代表(8/31@埼玉)、vsサウジアラビア代表(9/5@Jiddah)に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、昌子選手と植田選手が選出されました。


ロシアW杯アジア最終予選に向けた日本代表に選出された源と植田である。
お国のために戦ってくるのだ。
また、岳と大迫も選ばれており、久しぶりに顔を合わせることとなろう。
良い結果を楽しみにしておる。

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プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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