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クラブ全体にまで浸透するジーコスピリット

[鹿島]ジーコが練習場を来訪。ジュニアからトップまで鹿島イズムをあらためて注入


 17日、14年以来となるジーコの来訪に鹿島アントラーズクラブハウス練習場が沸いた。駆けつけたサポーターはおよそ700人。中には前監督の石井正忠さんの姿も見られた。
「勝ちにこだわれ」
 鹿島にいれば常日頃から耳にする言葉を、このクラブに植えつけたのはジーコだ。クラブの生みの親であるジーコの口から直接そのた言葉を聞いた選手たちは、あらためて強い感銘を受けたという。
「自分の目の前で勝つことがいかに大事かを言われて、僕の気持ちもあらためて変わりました」
 植田直通はまっすぐにその言葉を受け止めていた。
 トップチームだけでなく、隣のグランドではユース、その隣ではジュニアが試合をしており、各カテゴリーの選手たちがジーコから「アントラーズは勝つことが求められるクラブ。相手を上回る強さを身につけないといけない。そのためには準備をしないといけない」といった言葉をかけられていた。下部組織出身の土居は、自分たちのときはそうした機会に恵まれることもなかったため「幸せ者じゃないですか」と羨ましそうに話していた。
 クラブ全体にまで浸透するジーコスピリット。それぞれが、それぞれの立場で体現していく。

(鹿島担当 田中滋)


ジーコ来訪について記すBLOGOLAの田中滋氏である。
石井さんまで駆けつけたこのフィーバーは、大きな事件と言って良かろう。
ジーコはアカデミー世代にまで声をかけており、鹿島を愛する気持ちの深さを感じさせられる。
ジーコスピリッツで勝利を重ねる。
これからも日常と化すであろう幸せな風景である。

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北九州・本山、全治2ヶ月

本山雅志選手 診断結果についてのお知らせ
本山雅志選手の診断結果についてお知らせいたします。

【MF 43 本山雅志 選手 診断結果】

■診断名
右膝内側半月板損傷

■全治
2ヶ月

■負傷状況 と経過
・8月7日(月)本城運動場での練習後、右膝に違和感を訴え、8日(火)に受診しておりました。

・その後、東京都内の病院にて手術を行い、術後良好で現在はリハビリを開始しております。


右膝内側半月板損傷にて再び負傷離脱した北九州の本山である。
これは悲報。
復帰は10月半ばとなろうか。
この苦境を乗り越えて、またファンタジー溢れるプレイを魅せて欲しい。
復帰を待っておる。

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鹿島に立ちはだかるのは誓志加入の清水

ともに立て直しの一戦。鹿島に立ちはだかるのは増田誓志加入の清水
立て直しの一戦だ。前節、アウェイで川崎Fと対戦した鹿島は1-3で敗れ、大岩 剛監督の就任以来9試合続いていたリーグ戦無敗記録もストップした。また、清水もホームに柏を迎えた一戦で1-4と大敗している。鹿島は連勝してきた勢いを、そして清水はC大阪を首位から引きずり下ろした自信を取り戻すゲームとなる。

鹿島は、前節で敗れたとはいえ依然として首位をキープする。「負けても首位だけど、勝って首位でいたい」と言っていた昌子 源の思惑とは違ってしまったが、最も優勝に近い位置にいることに変わりはない。そのためには敗戦を引きずることなく、次の試合へしっかり切り替えることが重要だ。川崎F戦の直後から、選手の口からは次々と「次の試合が大事になる」という言葉が聞かれた。その言葉を結果で証明してみせたい。

清水も柏に4点を奪われたあとの試合だけに、非常に大事になる。悪い流れを断ち切る意味でも連敗だけは避けたい。特に4失点は今季最多だっただけに、この鹿島戦に向けてうまく切り替えたいところだ。

両チームが前半戦(明治安田J1第4節)で対決したときは壮絶な展開となった。前半の終了間際に金子 翔太のゴールで清水が先制すると、71分に白崎 凌兵の追加点が決まり、試合はそのまま清水のものになるかと思われた。

しかし、ここから鹿島の反撃が始まる。74分、FKのチャンスに植田 直通が頭で押し込み1点を返すと、79分には永木 亮太のクロスを鈴木 優磨が高い打点で合わせ、一気に同点に追い付く。完全に流れをつかんだ鹿島は85分、右ショートコーナーから遠藤 康が蹴り入れたボールを金崎 夢生が押し込み、ついに逆転に成功。苦しい試合をものにした。

もちろん、あの試合から5ヵ月近く経っており、それぞれのチーム状況も変化している。特に、監督交代があった鹿島は前回の対戦とはメンバーが違うはずだ。前回は先発から外れたレアンドロやレオ シルバといった外国籍選手が力を振るうだろう。

17日にはスルガ銀行チャンピオンシップで来日していたジーコ氏がクラブハウスを訪問し、「アントラーズは勝ち続けることが求められるクラブ」、「勝つことにこだわれ」と、チームを激励した。クラブの創設に尽力したジーコの魂はいまでも受け継がれており、700人近いと思われるサポーターも大挙。練習場には“SPIRIT OF ZICO”の横断幕も掲げられた。

若い選手の中にはジーコの薫陶を直接受けたことがない選手もおり、植田のように試合に出る立場になって「あらためて勝ちにこだわることが大事だと再認識させられた」と感銘を受ける選手もいた。

清水には鹿島でプレーした経験を持つ増田 誓志が加入した。2014年、蔚山から大宮に期限付き移籍で加入した際にも対戦しており、鹿島との対戦は3年ぶり。仲の良い土居 聖真は「一緒のピッチに立てたら」と対戦を楽しみにしていた。

とはいえ、試合になれば旧交を温める暇はない。どちらのチームにとっても勝利で新たな一歩を踏み出したい対戦となる。

[ 文:田中 滋 ]


Jリーグ公式の田中滋氏による清水戦のプレビューである。
ジーコ来訪について触れておる。
植田は「あらためて勝ちにこだわることが大事だと再認識させられた」とジーコに直接会い感銘を受けた様子。
やはりジーコの影響力は大きい。
また、前節より清水には誓志が合流しており途中出場しておる。
今節も試合に出てくるのではなかろうか。
誓志と親しい聖真は「一緒のピッチに立てたら」と語る。
大きく成長した姿を同じピッチにて証明したいところ。
聖真と誓志の対峙はあるのであろうか。
楽しみな一戦である。

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小笠原満男、ジーコと抱擁

ジーコ氏が鹿島激励、小笠原「良い報告できるよう」
[2017年8月17日15時41分]


鹿島の練習に訪れたジーコ氏(中央)は鹿島MF小笠原(右)、GK曽ケ端との記念撮影に笑顔を見せる(撮影・足立雅史)


鹿島MF小笠原は(右)は練習に訪れたジーコ氏との再会に抱き合って喜ぶ(撮影・足立雅史)


 J1鹿島アントラーズOBで元日本代表監督のジーコ氏(64)が17日、古巣のクラブハウスに激励に訪れた。

 茨城・鹿嶋市内の練習場にジーコ氏が姿を見せると、約700人集まったサポーターからは大歓声を起こり、練習途中の選手やスタッフらも握手などで歓迎した。

 教え子でジーコ魂を受け継ぐMF小笠原満男主将(38)は、真っ先に駆け寄り熱い抱擁。「わざわざ鹿嶋に来てくれたことがうれしい。どんなことがあっても勝利するために最善を尽くすことを教わってきた。『(リーグ戦は)今1位だけれども、常に勝ち続けること。最後に1位でないと意味がない』と今日も言ってくれた。年末に良い報告ができるようにしたい」。初めてジーコから直接、話を聞いた選手も多く、今後の活力も得て「そういうオーラを持った人」と感謝した。

 ジーコ氏は91年に鹿島の前身の住友金属に入団し、94年までプレー。Jリーグ創生期から、常勝軍団となった鹿島の礎を築いただけでなく、日本サッカーの人気、実力向上に努めてきた。鹿島のクラブハウスを訪問したのは、12年9月以来となり、ユース年代の練習にも顔を出して言葉をかけていた。


ジーコ来訪にコメントを発した満男である。
「わざわざ鹿嶋に来てくれたことがうれしい。どんなことがあっても勝利するために最善を尽くすことを教わってきた。『(リーグ戦は)今1位だけれども、常に勝ち続けること。最後に1位でないと意味がない』と今日も言ってくれた。年末に良い報告ができるようにしたい」と語る。
発破を掛けられ気持ちも高ぶるもの。
またジーコはユースの練習も視察した。
若き子鹿もより一層奮起することとなろう。
勝者のメンタルは、ジーコより伝導され、継承されておる。
この先も勝ち続け、ジーコの造りしクラブとして更に名を上げていきたい。
今後もジーコと共にあらんことを。

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ジーコ来訪

午前練習


ミーティング後、紅白戦を行いました。またジーコ氏がクラブハウスを訪れ、選手たちを激励しました。

“神様”ジーコが鹿島を電撃訪問で激励「最後に首位いないと意味がない」

古巣クラブハウスを訪問したジーコ氏(中央)は約10分、選手たちを激励した

 鹿島OBで元日本代表監督のジーコ氏(64)が17日、古巣のクラブハウスを電撃訪問した。

 練習場にジーコ氏が姿を見せると、選手たちは一様に緊張の表情を見せ、サポーターからは声援が上がった。

 かつての教え子、主将MF小笠原満男(38)らと握手をかわしたジーコ氏は、“ジーコイズム”を受け継ぐ選手たちに「鹿島は勝たないといけないチーム。最後に首位いないと意味がない」と激励した。

 同氏は1991年に鹿島の前身の住友金属に入団し、94年までプレー。プロ化するチームに勝利の哲学を植え付け、常勝軍団の礎を築いた。

鹿島で継承される勝利にこだわるジーコイズム “神様”の電撃訪問で王者は一層強くなる

クラブハウスのピッチに登場したジーコ氏(左)は、最初に教え子のMF小笠原と抱擁をかわした

 【No Ball,No Life】鹿島OBで元日本代表監督のジーコ氏(64)が17日、古巣のクラブハウスをサプライズ訪問した。選手、関係者には事前連絡はなく、練習場にジーコ氏が登場すると、見学中のサポーターから歓声が上がり、選手たちも一様に驚きの表情を見せた。

 主将のMF小笠原満男(38)らと握手をかわしたレジェンドは“ジーコイズム”を受け継ぐ選手たちを激励した。何よりも勝利にこだわるジーコは「いまは首位にいるけど、常に勝ち続けることが大事」と選手にハッパをかけた。

 “常勝軍団”の精神的象徴となっているジーコイズムはピッチに立つ選手だけでなく、クラブスタッフ一人一人に宿っている。チームが勝つために、選手たちをどのように支えていくのかをそれぞれが考え、勝利に徹する姿勢を見せている。

 先日、このコラムで同じサッカー担当の清水記者が「濃霧の試合は中止してもよかった」と書いていた。5日のJ1第20節(鹿島2-0仙台、カシマ)で濃霧のため、試合が2度も中断するハプニングが発生した。「プロスポーツはファン、サポーターに見てもらってナンボの世界」というのが清水記者の見解だった。それも一理ある。

 ただ、スタジアムにいた当事者たちの考えは違っていた。1点リードしていた後半に霧は一層濃くなったが、選手、関係者の思いは「続行」だった。再試合となれば状況、展開が変わり、勝っていた試合を落とすこともある。鹿島は7月にアウェー4連戦を戦うなど今季は過密日程となっているだけに、現行の試合を先送りにしたくない思いが強かった。

 スタッフは大型送風機を使用するなど、状況の改善を試みた。クラブ関係者は「送風機で何とかなるとは思ってもいなかった。最終的な判断はマッチコミッショナーだが、何かしら策を打つ姿勢を(審判団に)見せることで続行させることだけを考えていた」と明かした。

 「勝てる試合は何が何でも勝つ」。選手たちにとってはなおさらその思いが強く、小笠原は主審に「できるよ、できる。やろう、やろう」と訴え続け、中断時間中も集中力を切らせることはなかった。

 「ファン、サポーターに見てもらってナンボの世界」だが、選手たちからしてみたら「結果を出してナンボの世界」でもある。勝ちにこだわることこそがプロの本質であり、ジーコ氏が説いてきた“ジーコイズム”なのである。試合後にスタンドから拍手がわいていたのは、鹿島のサポーターもそのことは承知しているからこそのもの。

 川崎戦では黒星を喫したが、この敗戦、そしてジーコ氏の言葉で再び鹿島は目覚めることとなる。20冠目のタイトル獲得に向け、王者は一層強くなっていく。(一色伸裕)

【鹿島】ジーコ氏が訪問 ユースチームにも「ジーコ魂」注入
2017年8月17日15時21分 スポーツ報知


鹿島・曽ヶ端(左)、小笠原(右)と肩を組むジーコ氏

 鹿島のOBで元日本代表監督のジーコ氏(64)が17日、古巣の鹿島を訪問した。午前11時40分に到着。トップチームはちょうど紅白戦を終えた時で、約10分間「勝利に徹する」というジーコ魂を説いた。その後、ジュニアやユースチームの練習も見学し「鹿島は勝つことが求められている。相手も、その事を分かって戦ってくる。その相手を上回らなければいけない」とアドバイスした。

 集まったファン、サポーターは約700人。ジーコ氏は丁寧にサインや写真撮影に応じていた。ジーコ氏は1991年に鹿島の前身にあたる住友金属工業に入団し「勝利に徹する姿勢」を植え付け、鹿島を常勝軍団に育てた。


ジーコの訪問を受けた鹿島である。
これは士気が上がる。
ジーコは「鹿島は勝たないといけないチーム。最後に首位いないと意味がない」との言葉を与えた、
現在、首位であることを奢り順位を落とすような戦いをしてはならぬ。
どのような条件でも戦う姿勢を崩してはならぬのだ。
そんな中でサンケイスポーツの一色記者は、先日の仙台戦でのスタッフの勝利へのこだわりを伝える。
濃霧にて試合中止も危ぶまれたが、鹿島のスタッフは大型送風機を使用するなど試合続行への強い意思表示を行った。
その意識が通じたのかどうかは分からぬが、試合は継続され、試合終了間際には追加点も記録し勝利を飾った。
そのスタッフ・選手全体が勝利への強い気持ちが表れた一戦であると伝える。
サンケイスポーツのこのコラムにて清水記者が書いた「濃霧の試合は中止してもよかった」を真っ向否定である。
一色記者は鹿島担当として、ジーコイズムの片鱗に触れておることが伝わって嬉しい。
鹿島は単なるサッカークラブではない。
伝統と歴史、そして神髄を持っておるのだ。
それを礎から造りたもうたのがジーコである。
本当にありがとう。
そして今でも訪問してくれる絆が嬉しい。
感謝である。

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源、清水のサイド攻撃を警戒

鹿島、守備立て直しへ清水のサイド攻撃警戒!昌子「左右からのクロスある」
 J1鹿島は19日のホーム清水戦に向け、16日は約1時間の練習で汗を流した。3月の対戦では逆転勝ちしたものの、FW鄭大世を中心とする相手の攻撃に2失点を喫した。鄭大世は左ふくらはぎ肉離れで欠場が決定的だが、日本代表DF昌子は「鄭大世さんがいなくても左右からのクロスもある」とサイド攻撃を警戒。1-3で敗れた13日の川崎戦から守備の立て直しを図る。 (鹿嶋市)


清水戦についてコメントを発した源である。
「鄭大世さんがいなくても左右からのクロスもある」と清水のサイド攻撃を警戒する。
アウェイでの対戦時は、源がチョン・テセに競り舞えたところで起点を作られ、植田のクリアミスから金子に決められ先制を許した。
追加点はカウンターからである。
温存したかった夢生を途中出場させたところから逆転勝利をしたが、清水の攻撃力を身をもって学んだ試合と言えよう。
ここ最近は5試合連続ゴール中であり、得点能力に秀でておることは変わらぬ。
その理由としてサイドアタックと分析しておるのであろう。
ここは、ホーム4試合連続完封勝利中のDF陣の力を発揮して欲しいところ。
源を中心に守り勝のだ。
勝利を信じておる。

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町田・平戸、大誤審の被害者に

家本主審“大誤審”後に“神助っ人”G・シャビエル劇的FK弾!!名古屋4連勝
17/8/16 21:02

[8.16 J2第28節 町田3-4名古屋 町田]

 名古屋グランパスが敵地でFC町田ゼルビアに4-3で勝利した。名古屋は4連勝となった。

 好調な攻撃陣に引っ張られ、3連勝で3位に浮上した名古屋。今節は敵地に乗り込み、町田との対戦になった。MF田口泰士が出場停止だったが、DFワシントンが2試合出場停止から復帰。ただしCBでの起用となり、ダブルボランチはMF和泉竜司とMF小林裕紀で形成された。

 ホームの町田は、前節の大分戦で3試合ぶりの得点を決めると、3発快勝。気分よく本拠地に帰ってきた。スタメンには左SBのDF松本怜大が2試合の出場停止から復帰し、名古屋撃破を目指した。

 試合前から小雨が降り続き、8月とは思えない肌寒さの中でキックオフの笛が鳴らされたが、試合は序盤から熱い展開となる。開始15秒のプレーで名古屋のFW佐藤寿人がファーストシュートを放ったかと思えば、同3分には町田もMF戸高弘貴のヘディングシュートで名古屋ゴールに迫る。

 そしてスコアは前半5分に動く。名古屋の下部組織出身の町田のDF奥山政幸が右サイドからクロスを上げると、相手に当たってゴール前への浮き球になる。これをMF平戸太貴がダイレクトで合わせると、右ポストを叩いたシュートがゴールネットを揺らした。

 ただ取られたら取り返せばいい。今の名古屋には自信がありありと見える。そしてその裏付けには、今夏加入のスーパー助っ人MFガブリエル・シャビエルの存在が大きい。前半22分の波状攻撃は得点に繋げることは出来なかったが、ここから劇場が開幕。

 前半24分のFWシモビッチの同点弾をアシストすると、同38分にはFKでDF新井一耀のヘディング逆転弾をアシスト。同42分にもFKからMF青木亮太の4試合連続ゴールをアシストした。前節の全5得点に絡んだG・シャビエルはこれで8得点連続でゴールに絡んだことになった。

 一気に試合をひっくり返された町田は、後半開始からFW吉田眞紀人に代えてFW鈴木孝司を投入。そして前半から一転、試合はこう着した展開になる。だが後半20分、左サイドで平戸からのパスを受けたMF井上裕大が右足を一閃。楢崎のニアサイドを抜く豪快なミドルシュートが決まり、1点差に詰め寄る。

 さらに後半27分、左サイドから鈴木がマイナスのクロスを入れると、戸高が左足シュート。これはDFに当たって跳ね返ったが、こぼれ球を今度は冷静に流し込み、ついに試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた名古屋は後半30分にFW永井龍、同41分にMF八反田康平を投入し、勝利を目指す。すると後半43分、青木が一瞬のスピードでゴール前に抜け出そうとしたところ、DF深津康太がファウルで止めてしまう。

 ただしここで家本政明主審がレッドカードを出したのは平戸だった。プレーに関与していないとみられる平戸は両手を広げて不満を示すが、判定が覆ることはなかった。

 最後に名古屋に訪れたボール前でのビッグチャンス。名古屋はガブリエル・シャビエルがFKを蹴ると、これが直接決まって勝ち越しに成功。町田の混乱を突く鮮やかなゴール。“大誤審”後の劇的弾で名古屋が4連勝を決めた。

(取材・文 児玉幸洋)

「僕はやっていない」退場者誤認は明らか…家本主審の“大誤審”町田は口頭意見
17/8/16 22:52


後半44分、MF平戸太貴にレッドカードが出された

[8.16 J2第28節 町田3-4名古屋 町田]
 
 名古屋グランパスが前半だけで3得点を奪い、FC町田ゼルビアが後半に追いつく。町田の相馬直樹監督が「エキサイティングな試合」と評したように、緊張感のある好ゲームだった。しかし後半44分の場面がこの試合のハイライトになってしまった。

 押されていた名古屋だが、相手の一瞬の隙をついてMF青木亮太がDFの裏を取る。これに慌てた町田のDF深津康太が青木の突破をスライディングで止めてしまう。決定機阻止…のように見えた。

 家本政明主審は副審に確認してから、当然のようにレッドカードを出した。しかしその対象者は、やや距離のある位置にいたMF平戸太貴へのものだった。「僕はやっていない」。平戸の主張は通らない。深津も「あいつじゃない」と説明したが、判定が覆ることはなかった。

「自分は全く関係していないです。うしろから見ていただけなので。(家本主審は)探していて、『18番』ってなって。自分的には違うでしょと言ったんですけど、覆ることはなかった。言っていても変わらないなと思った」

 ピッチを出る際は両手を広げて、ピッチを蹴り上げるしぐさで不満を示した。「もう少し冷静に、感情をコントロールできるようにならないといけない」と反省した平戸だが、「正直、自分じゃなくて頭が真っ白になっていた」とコントロールできる状況になかったことへの理解も求めた。

 クラブは試合終了直後にマッチコミッショナーに口頭で意見。今季より意見書を提出して再判定を求めるというルールがなくなったためで、今後は規律委員会の判定を待つことになるという。

 相馬監督は試合後のテレビインタビューでは「選手たちにかわいそう。ジャッジのことはテレビで見られている方が一番わかると思う」と不満を語っていたが、監督会見の場では務めて冷静にしていたが、「結果的に後味が悪くなってしまった。残念だと思う。あの一つでだいぶ印象が変わってしまったのは残念」と最後に苦言を呈していた。

(取材・文 児玉幸洋)

J史上二度目の“人違い退場”…本人が認めても審判団は認めず

(C)J.LEAGUE PHOTOS

J史上二度目の“人違い退場”。当事者のFC町田ゼルビアMF平戸太貴らに話を聞いた。

まさかの“人違いレッドカード”だ。
名古屋グランパスがFC町田ゼルビア相手に劇的勝利を飾ったエキサイティングなゲームで、Jリーグ史上二度目の珍事が起こってしまった。
16日に町田市陸上競技場で行われた明治安田生命J2リーグ第28節の87分、相手ゴール前に抜け出そうとした名古屋MF青木亮太が町田DF深津康太と奥山政幸に挟まれる形で倒されると、家本政明主審がレッドカードを提示。DAZNの中継では深津が倒したように見えたが、約5分間にわたる押し問答の末に退場を命じられたのは、プレーと全く関係ないところにいた平戸太貴。鹿島アントラーズからの期限付き移籍で開始5分に鮮やかな先制点を決めていた新鋭だったが、思わぬ形でピッチを後にすることになってしまい、不満を露骨に表しながらロッカールームへと戻っていった。

町田の相馬直樹監督も決定機阻止、そして“人違いレッドカード”を提示した家本主審の判定に疑問を投げ掛ける。
「映像を見てもらえれば分かると思います。お越しいただいた皆さんにエキサイティングなゲームをお見せすることはできたんじゃないかと思いますが、その中で非常に後味の悪い形になってしまった。今日のピッチコンディションであれば、決して決定機ではなかったと思いますが、これはレフェリーが判断すること。これ以上言っても変わりませんが、あの一つでだいぶ印象が変わってしまったのは残念です」
人違いで退場を命じられてしまった平戸は問題のシーンに関して、「自分がやったと言われたので、自分ではないことだけを主張し続けていたんですけど、それが覆らなかったので。どのくらい距離が離れていたかは覚えてないですけど、自分は全く関係していなかった」と振り返る。
だが、平戸は家本主審から「18番」と呼ばれてレッドカードを提示されてしまう。家本主審は平戸の否定を受けて副審に確認し、深津も自分がプレーに関与していたことをその場で説明したが、それでも判定は覆らず。一連のやり取りを見て「これは変わらない」と思った平戸は、諦めてピッチを離れることにした。
Jリーグデータセンターによると、一発退場による選手の取り違えはJリーグ史上二度目。2006シーズンJ2第6節、ヴァンフォーレ甲府対セレッソ大阪の56分に西村雄一主審からレッドカードを提示された池端陽介が退場となったが、後日行われたJリーグ規律委員会にて“人違い”であったと判断され、本来退場処分を受けるべきだった桜井繁に退場処分が付け替えられた。
試合中に一発退場を受けた選手は、Jリーグのルールにより、試合後にマッチコミッショナーからのヒアリングが実施される。この日、平戸もルールどおりに鈴木茂マッチコミッショナーの下を訪れ、退場処分を受けたプレーが自分ではなかったことを改めて主張した。
今シーズンからレフェリーの判定に対してクラブかJリーグへ意見書を出す方式が変更され、その場でマッチコミッショナーに直接異議を申し立てる形となっている。町田側もルールどおりにマッチコミッショナーへ異議を申し立て、平戸もヒアリング時に当時の状況を説明した。正式にはJリーグからのリリースを待たなければならないが、今回も退場処分の付け替えが濃厚と見られている。
なお、試合はガブリエル・シャビエルが全4ゴールに絡む活躍を見せ、名古屋が4ー3で勝利を収めている。




先制弾・アシスト、そして誤審にて退場とこの試合で大きく目立った町田の平戸である。
試合開始早々にPAの外からボレーにてゴールを決めた。
テクニカルであり、美しいゴールであった。
その後、名古屋に3点を決められ劣勢となったが、平戸のアシストにてゴールが決まり、その勢いで追いついた。
しかしながら、試合終了間際に名古屋の選手がDFの裏に飛び出し町田の5番が倒してしまった。
このプレイに何故か平戸にレッドカードが提示され、退場となった。
この誤審にて動揺もあったのか、FKを直接決められてチームも敗戦する羽目となった。
そもそも、ファールのところも、昨季のCS第2戦での槙野のPKシーンと酷似しており、あそこがイエローであった以上、ここのレッドも誤審ではなかろうか。
逆に、こちらのジャッジが正しいのであれば、槙野に対してイエローカードに留めた判定は、浦和に有利な偏ったジャッジであったということとなる。
これは由々しき仕儀であろう。
そして、退場者を誤るというのは、家本主審のレフリーとしての資質が疑われる。
また、審判団として見逃すところも気分が悪いと言って良かろう。
判定が覆ることも、試合結果が変わることもない。
そして、平戸に退場という記録が残ったことも事実となるのだ。
サッカー選手の人生を左右するジャッジをもっと責任を持ってして欲しいところ。
後味の悪い試合になってしまった。
残念である。

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徳島・太郎、技ありボレー弾

【金沢 vs 徳島】杉本太郎の技ありボレー!
2017年8月16日(水)



前半終了間際には、CKから山﨑の落としたボールを杉本太郎が技ありのボレーシュートを決め、前半だけで3-0とする。
杉本は今季5得点目。

「思い通りの試合ができた」徳島が金沢に4発完封勝ち!4戦ぶり白星で上位勢に食らいつく
17/8/16 21:05

[8.16 J2第28節 金沢0-4徳島 石川西部]

 徳島ヴォルティスは敵地でツエーゲン金沢と対戦し、4-0で快勝。4試合ぶりの白星で勝ち点を『47』に伸ばした。

 試合は開始早々に動く。徳島は前半4分、自陣でボールを奪ってカウンター発動。FW山崎凌吾の斜めのスルーパスに反応したMF大崎淳矢が滑り込みながら右足で流し込み、先制のゴールネットを揺らす。これで主導権を握った徳島は、シュートまで持ち込む場面を増やしていき、14分に追加点を奪う。大崎淳がPA手前から左足シュートを放つと、相手に当たって裏にこぼれたボールに反応したFW渡大生が右足でゴール右隅に流し込み、2-0とリードを広げた。

 劣勢の金沢は前半22分、MF宮崎幾笑に代えてFW垣田裕暉を投入。柳下正明監督が早々に手を打つ。だが、流れは簡単に変わらない。MFカルリーニョスが強烈な左足シュートを放つなど、徳島が優勢に試合を進めると、前半終了間際に3点目。44分、MF岩尾憲の右CKから山崎がヘッドでつないだボールをMF杉本太郎がトラップから右足ボレーを叩き込み、3-0と突き放した。

 ハーフタイムで徳島はDFキム・ジョンピルに代えてDFヴァシリェヴィッチを投入。だが、前半とは打って変わって金沢が後半立ち上がりからボールの主導権を握り、分厚い攻撃を仕掛けていく。13分には、DF野田紘史を下げてFW山崎雅人を入れ、さらに攻勢を強めた。

 それでも金沢に得点を許さない徳島は後半20分、カルリーニョスのループパスを渡がダイレクトシュート。後方からの難しいボールを右足でしっかり捉えたが、クロスバー上を越えていった。23分には、左サイドから山崎が杉本とのパス交換から中央へカットインし、右足一閃。グラウンダーのシュートをゴール右隅に流し込み、4-0と試合を決定づけた。

 金沢も最後まで諦めず攻め込んだが、ゴールネットを揺らすことができないままタイムアップ。6戦未勝利(1分5敗)で金沢は“負の連鎖”を断ち切ることができなかった。

 2試合連続ゴールを決めた山崎は、試合後のインタビューで「早い時間で得点が取れて、思い通りの試合ができた。4点取れてことより無失点で終われたことが良かった。これを毎試合続けていきたい」と、守備面を評価した。




今季5点目を決めた徳島の太郎である。
試合を決定づける3点目は、CKの流れからの振り返りボレーであった。
綺麗なゴールであったと言えよう。
この勝利でチームはPO圏内をキープしておる。
悲願のJ1昇格も夢ではあるまい。
楽しみにしておる。

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松本山雅・高崎、同点ヘディング弾

【松本 vs 山形】2度のビハインドを追いつく
2017年8月16日(水)



先制を許した松本は37分にセルジーニョ(#写真右)、再びビハインドの63分に高崎寛之(写真左)がゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

“8月唯一”のアルウィンが吹かせた神風…松本が2度リード許すも山形に逆転勝利
17/8/16 20:59

[8.16 J2第28節 松本3-2山形 松本]

 13位松本山雅FCがホームで10位モンテディオ山形と対戦し、3-2で逆転勝利を飾った。連敗を2で止めた松本は3試合ぶりの白星。本拠地アルウィンでは4連勝となった。

 8月唯一のホームゲームとなる松本は、前節・名古屋戦(2-5)から先発2人を変更。GK村山智彦が11試合ぶりにスタメン復帰し、MF武井択也が今季初めてスタートからピッチに立った。一方、山形は前節・金沢戦(2-1)からスタメン4人を入れ替え。DF茂木力也が3試合ぶり、MF鈴木雄斗、MF中村駿、FW太田徹郎が2試合ぶりに先発復帰した。

 序盤は松本の勢いに押されていた山形だったが、前半25分に先制する。右サイドからFW瀬沼優司が右足でクロスを入れると、ファーに飛び込んだのはMF高木利弥。ヘディングでゴール左に押し込み、自身Jリーグ初ゴールを挙げた。

 松本は失点後も優勢にゲームを進める。前半37分にはDF下川陽太のスルーパスでFW山本大貴が抜け出し、PA内左から左足でシュート。相手DFに当たったボールはGK児玉剛に弾かれたが、MFセルジーニョが滑りながら右足でプッシュし、1-1で前半を終えた。

 先制した試合では今季13戦負けなし(11勝2分)の山形。後半8分、左サイドの太田が右足でクロスを送ると、PA内中央の中村がヘッドでゴール右に押し込み、再び勝ち越す。しかし、ホームの声援を受ける松本がここから勝負強さを見せた。

 後半18分、右サイドのFKからキッカーのセルジーニョが右足でクロス。ニアのFW高崎寛之が頭で合わせたボールがファーサイドに吸い込まれ、同点に追いつく。エースの今季12得点目でさらに反撃ムードが高まり、同22分には逆転に成功。右サイドからセルジーニョが折り返すと、下川のシュートが弾かれたところに山本が詰め、この日初めてリードを奪った。

 1点を追う山形は相手にゴールを脅かされる展開の中、攻撃のカードを切って得点のチャンスをうかがう。しかし、FW中山仁斗が投入直後に負傷退場するなど不運にも見舞われ、2-3のままタイムアップ。連勝が2で途切れ、3試合ぶりの黒星を喫した。




同点弾を決めた松本山雅の高崎である。
1-2と劣勢で迎えた後半、FKに頭ですらせて決めた。
このゴールが反撃の狼煙となり逆転勝利に繋がった様子。
エースのゴールはチームに勢いを与えるよい例と言えよう。
これからも活躍の報を待っておる。

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