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自分が常勝軍団を復活させなければいけない

【コラム】失われた“鹿島らしさ”…内田篤人は常勝軍団の救世主になれるか


元川悦子
日本代表から海外まで幅広くフォローするフリーライター。
 2018明治安田生命J1リーグで、3分の1に当たる11試合を終えて3勝3分け5敗の勝ち点12、J2降格圏一歩手前の15位。これが鹿島アントラーズの現時点でのポジションである。

 4月28日も横浜F・マリノスに3点を食らって0-3で完敗。「常勝軍団」という本来の姿から大きくかけ離れた状態を露呈した。4月のJリーグはわずか1勝。総得点8・総失点13という数字も「1-0でしぶとく勝つ」という伝統を貫いてきたチームにとっては、想定外にほかならない。

「アントラーズはもともと『どっしり構えるチーム』なんだよね。それが今はちょっとできていない。先に点を取られるとバタバタとなるから。2点目取られてバタバタして、さらに点を取りに行くとカウンターでサクッとやられている」

「これまでは『1点くらい取られても、前線が点取るだろう』っていう変な余裕みたいなものがあった。『1点くらいくれてやるよ』くらいの雰囲気がね」と8年ぶりに古巣に戻ってきたDF内田篤人はタイトルを取り続けてきた当時との違いを如実に感じているようだった。

 内田がシャルケに移籍した翌年の2011年から鹿島でプレーするDF西大伍も似たような思いがあるようだ。「あの頃のチームをリードしていた(小笠原)満男さんたちの世代は技術も高いし、サッカー頭が頭抜けてよかった」と彼はしみじみ言う。確かに小笠原、GK曽ヶ端隼、MF本山雅志(現ギラヴァンツ北九州)、DF中田浩二(現鹿島CRO)ら黄金世代は90分間の流れの作り方や相手との駆け引き、どこで畳みかけるかというのを自然とピッチ上で表現できていた。それが内田の言う「どっしり構える」という意味だったのかもしれない。

 内田も西も先輩に引っ張られているうちはよかったが、今はともに30代。もはやチームを引っ張らなければいけない立場だ。「今日の先発ではかなり年長の方? レオ(シルバ=32歳)がいるじゃん」と内田は冗談交じりに話したが、「どうしたら鹿島を勝たせられるのか」と誰よりも多く自問自答しているに違いない。

 それも「自分が常勝軍団を復活させなければいけない」という使命感があるから。長く苦しんだ右ひざが回復し、3月から抱えていた右大腿部のケガもようやく癒え、4月14日の名古屋グランパス戦以降はJ1で4試合連続スタメン出場できる状態になったからこそ、自らが周りをけん引していく意識もより強まっているはずだ。


完全復活に向け、現在は4試合連続で先発出場中 [写真]=J.LEAGUE

「(4月25日のヴィッセル)神戸戦の前にヤナギ(柳沢敦コーチ)さんが『アントラーズはいっぱいタイトルを取ってきたけど、その時々の人が頑張って取ってきたんだ』と言っていたんです。『(クラブの)名前で取れるもんじゃない』と。本当にそうだし、今出ているメンバーで勝たないといけないんだよね」

「ただ、こういう状況は何かきっかけがあれば変わる。1つのゴールだったり、1つ勝って、連勝したりすればね。一番ダメなのは、下を向くこと。俺みたいにメディアのみなさんと喋って気を晴らして帰るくらいがいい。暗くならずにやることだと思います」と内田は気丈に前を向くことの大切さを改めて口にした。

 横浜FM戦は守備リーダーのDF昌子源が負傷で控えに回ったこともあり、声を出して周りを鼓舞する人間もいなかった。守備の軸を担ったDF植田直通やMF三竿健斗は真面目な性格で、1つのミスを引きずりがちだ。が、それではポジティブな方向には進まない。植田も三竿もFW鈴木優磨も年齢は若いかもしれないが、ピッチに立ったら条件は一緒。それぞれが殻を破り、存在感を示さないといけない。そういうチームになれれば、常勝軍団は新たな段階に突入できる。内田はそう考えるから「みんなでやることが大事」だと強調したのだ。

 1つ提言するなら、泥臭く走るところからやり直してみてはどうだろうか。今季の鹿島のチーム平均走行距離は111.09キロで、J1平均の115.440キロを大きく下回る17位に沈んでいる。この日敗れた横浜は119.516キロでダントツのトップ。内田も献身的にラインの上げ下げを繰り返す40歳の大ベテラン・中澤佑二に対し「本当にすげえよ。あのラインの上げ下げがどれだけきつくて辛いか。あれ一番足に来るからね」と最大級の賛辞を送っていた。

 内田自身もトップコンディションだった頃のスピードや動き出しの速さ、体のキレをまだ完全には取り戻せていないものの、走行距離やスプリント回数を増やすことはできるだろう。実際、横浜戦62分間の7.062キロという壮行距離、12回というスプリント回数は相手のMF遠藤渓太やMF山田康太といった若手に比べてやや見劣りした。内田がよりアグレッシブなパフォーマンスを見せ、チーム全体に戦う姿勢を伝えていけば、必ず躍動感とフレッシュさを取り戻すきっかけになる。ドイツ時代にチャンピオンズリーグ準決勝など異次元のレベルを体感してきた男ならば、悪い流れをガラリと変えるきっかけを作れるはずだ。

 本人が「自分が入ったら協会とも選手ともメディアのみなさんともうまくやれる」と色気を見せる日本代表復帰も、そういう微妙な変化によって可能性が高まってくる。内田の一挙手一投足には日本中のサッカー関係者やファンが注目している。それを今一度、強く認識して、彼には鹿島の救世主になるべく、異彩を放ってほしいものである。

文=元川悦子


鹿島の現状について記す元川女史である。
元鹿島番として気になる部分も多かろう。
この状況は由々しき仕儀である。
危機感を持って乗り越えたい。

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町田・平戸、ヘディング弾

漢・馬場賢治が初ハット!! “雪辱戦”の首位大分、9人町田に辛勝…指揮官「こんなの首位のチームじゃない」
18/4/28 16:05

[4.28 J2第11節 大分4-3町田 大銀ド]

 J2リーグは28日、第11節を各地で行い、前節の勝利で首位に立った大分トリニータはホームでFC町田ゼルビアと対戦した。大分にとって町田は15年にJ2・J3入れ替え戦でJ3降格の引導を渡された因縁の相手。FW馬場賢治のJリーグ初のハットトリックで4-3の辛勝を収め、雪辱を果たした。

 大分は前節の金沢戦(○1-0)から先発1人を変更。FW林容平に代わってFW伊佐耕平が入った。一方の町田も前節の山口戦から1人を変え、MF平戸太貴に代わってMF中村祐也を起用した。

 立ち上がりから大分が圧倒した。開始約20秒、中盤右からDF刀根亮輔がロングボールを蹴り込み、PA左を抜け出した馬場がボレーシュート。さらに前半2分、右サイドを駆け上がったMF松本怜が直前同様のクロスを上げると、同じように走り込んだ馬場が合わせ、早々に先制点を奪った。

 ビハインドを負った町田は前半10分、ゴール正面やや右からのFKをMF吉濱遼平が狙うもGK高木駿がビッグセーブ。すると同12分、大分DF福森直也のロングボールに反応した伊佐がライン裏に抜け出すと、DF深津康太が後ろから倒す。主審はレッドカードを提示。早い時間帯に数的不利を強いられることとなった。

 町田は前半15分、吉濱に代えてDF藤井航大を入れ、フォーメーションを4-4-1とした。一方の大分は同27分、エースFW後藤優介が負傷。ピッチに倒れ込んでプレーを続けることができなくなり、急きょMF清本拓己を入れた。

 大分は同31分、左サイドを駆け上がった星が中央にパスを送り、伊佐がバックパス気味に落とす。後方から走り込んだ馬場のシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、リードが2点に広がった。

 そして前半45分、大分に決定的なゴールが入る。フリーで左を抜け出した星がグラウンダーで折り返すと、反応したのは三たび馬場。ダイレクトでゴールに流し込み、前半のうちにハットトリックを果たした。大分にとってはこれがJ2リーグ戦ホーム300得点目となった。

 互いに交代なしで臨んだ後半だったが、町田が早々に1点を奪う。2分、左CKをショートで受け取ったMF井上裕大がクロスを送ると、ニアサイドでDF酒井隆介がバックヘッド。角度のないところから放ったシュートがそのままネットを揺らした。アシストした井上は昨季のゴールに続き、アカデミーを過ごした大分戦でまたしても結果を残した。

 1点を失った大分は前半と同様、コンパクトに圧縮して守る町田のサイドを使い、一方的に攻め続ける。だが、クロスは味方に渡らず、松本のシュートがGK高原寿康に止められるなどし、ゴールを奪うことができない。町田は同11分、中村に代わってFW鈴木孝司がピッチに入った。

 鈴木はJ2第2節の大宮戦(○3-2)以来、9試合ぶりとなる出場。開幕2節で連続ゴールを決めていたが、その後は負傷離脱していた。15年のJ2・J3入れ替え戦では、チームをJ2昇格に導く3ゴール(2戦合計)を記録。得意とする大分戦の舞台で待望の復帰となった。

 ところが後半34分、さらなる悲劇が町田を襲う。MFロメロ・フランクが太ももを負傷し、プレー続行不可能に。すでに交代カードを使い切っていたため、9人でプレーすることとなってしまった。だが、ここで諦めない町田。同39分、右サイドを攻め上がったDF大谷尚輝のクロスに平戸が頭で合わせ、1点差に詰め寄った。

 アディショナルタイムにもスコアが動いた。大分は後半45分、右サイドを持ち上がった清本のパスに伊佐が抜け出し、PA左からのシュートで4点目を奪取。それでも町田も同3分、ハーフライン付近からのDF奥山政幸のFKを藤井が頭で押し込み、再び1点差となる。

 だが、最後は振り切った大分。2人の数的優位の中で詰め寄られながらも、かろうじて勝利を収め、勝ち点で並んでいた岡山との暫定得失点差を『4』に広げた。一方、大分の片野坂知宏監督は試合後インタビューで「ダメです。こんなの首位のチームじゃありません」と唇をかみつつ試合展開を振り返った。




ゴールを決めた町田の平戸である。
途中交代で出場すると、右サイドからのクロスの頭で決めた。
退場と負傷にて9人となった町田を牽引した格好である。
結果的には2人少ない状況では、追い付くこと叶わず、悔しい敗戦となった。
これを糧に成長するのだ。
平戸の活躍をこれからも待っておる。

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Fマリノス戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第11節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
選手たちは90分、本当に戦ってくれたと思う。積極的に前へ行ってくれた。ただ、前半の失点が非常に痛かった。そこから自分たちが盛り返すことはできたが、最後の精度を欠いた。非常に多くのサポーターが来てくれた中、結果を出せずに残念に思う。

Q.ホームゲームでいい流れを作っても、アウェイでリズムが悪くなることが続いているが?

A.ホームとアウェイを問わず、我々の課題は試合への入り方や失点の仕方、タイミングという部分。アウェイでは受け身になってしまうのか、後ろに重心を置いてしまう傾向がある。いつも話はしているが、それを拭い切れていない、積極的に行き切れていないところが失点につながっていると思う。

Q.横浜FMは非常に攻撃的なチームで、対策がカギだったと思うが、2トップにどのような守備タスクを与えていたのか?それへの評価は?

A.相手のビルドアップは非常に特殊で、警戒していた。2トップには縦関係になりながら守備をしてサイドに追い込もうと指示をしていた。後ろがダブついてコンパクトになり切れなかった場面が何回かあった中でサイドを突かれて失点してしまい、残念に思う。2トップは守備のところで力を使ってくれていたので、攻撃に行くときのパワーが足りなかったと思う。最後の精度のところに影響してしまったかなと思う。

Q.勝ち点3をなかなか掴めない中で、修正点や課題を多々感じていると思うが、継続すべきことは?

A.積極的に前から守備をする形を採っていて、アグレッシブにサイドを使いながら前線に人数をかけるということをやってきている。それを続けることが大事だが、失点がかさんでいるので、しっかりと守備ブロックや自陣での守備組織をもう一度洗い直さないといけない。継続しなければいけないことと、守備の面でやり直さないといけないことがあると感じている。

Q.守備をやり直さないとという話があったが、どのような部分か?

A.アグレッシブに行く守備、自陣でコンパクトにする守備、いろいろとあると思うが、自陣での守備がうまくいっていないと思う。セットプレーも、セカンドボールも、インプレーもそう。チーム全体として連動してやっていくことを見直したい。



【安西 幸輝】
優磨と左サイドを崩そうという話をしていたけど、足りない部分がたくさんあった。相手が全て上回っていたと思う。自分なりに100%を出したつもりだけど、キレやプレースピードをもっと上げないといけない。

【犬飼 智也】
立ち上がりが悪い試合が続いている中で、またやられてしまった。先制点の場面では、ボールへ行く選手がはっきりしていなかったことが問題だったと思う。ホームで勝てるように前を向かないといけない。

【内田 篤人】
先に取られたことが良くなかった。点を取れない時は守備をしっかりすることで、その中で決まることもある。2点を取られてからは後ろに下がらない気持ちを持って、健斗とナオにカバーするように話した。裏をやられる覚悟で攻めに行った。

【遠藤 康】
今は何を言っても言い訳にしかならない。一人ひとりが頑張ってやるしかない。前を向いて、監督、選手、スタッフ、サポーターを信じてやっていくしかない。

第11節
2018年4月28日(土)19:03KO 日産ス

[ 大岩 剛監督 ]
選手は90分、本当に戦ってくれたと思います。積極的に前に。ただ、やはり前半の失点が非常に痛かったです。そこから盛り返すことができたんですけど、最後の精度を欠いたというところだと思います。非常に多くのサポーターが来てくれたんですけど、結果が出なくて残念です。

--ホームゲームで良い流れを作ってもアウェイでまた悪い流れになってしまうことをどう感じていますか?
ホーム、アウェイにかかわらず、われわれの課題は前半の入り方、失点の仕方、タイミング、そういうところが課題として挙げられているんですけども、アウェイに来ると受けに回ってしまうのか、少し後ろ体重になってしまう傾向があります。それはいつも話をしているんですけど、それを拭い切れていないことが失点につながってしまっているのではないかと思います。

第11節
2018年4月28日(土)19:03KO 日産ス

[ 遠藤 康 ]
いまは何を言っても言い訳にしかならないと思うし、こういう苦しいときこそ、戦術うんぬんより一人ひとりが頑張って、チームが勝つためにやるべきことをしっかりやれば自然と結果も出てくる。良い試合をしても勝てないときは去年もあったし、今日の試合よりも悪い試合をやったときに勝ったこともあるし、そういう意味でもサッカーは難しい。それでもウチらは前を向いてやっていくしかない。選手、監督、スタッフ、サポーターのことも信じて戦い抜くしかないかなと思います。中3日で次の試合もあるので、あとは切り替えてやるしかないと思います。

【横浜FM vs 鹿島】反撃のゴールならず
2018年4月28日(土)



3点ビハインドと苦境に立った鹿島は、78分に右からのクロスを鈴木優磨がダイビングヘッドで合わせたが、右ポストをかすめて、反撃のゴールは奪えず。

【J1採点&寸評】横浜3-0鹿島|完勝のトリコロール。最高点は2得点に絡んだレフティ
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年04月28日


鹿島――鈴木は左サイドで奮闘したが…


【警告】横浜=金井(90+2分) 鹿島=三竿(44分)、西(90+1分)
【退場】横浜=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】天野 純(横浜)


【チーム採点・寸評】
鹿島 5
チャンスをモノにできない間に前半だけで2失点。後半もさらに失点を許す内容で、攻撃で形を作れないわけではないが、フィニッシュの精度が足りず、痛恨の完封負けを喫した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5
1失点後、天野の直接FKには懸命に反応したが防げず。さらに後半も左右に揺さぶられて失点と、散々な結果だった。

DF
2 内田篤人 5.5(62分OUT)
幅をもたらすポジショニングでボールを引き出し、右サイドから攻撃を展開しようとしたが、思うような成果は出せなかった。

5 植田直通 5
正確なフィードほか、自ら持ち運んで攻撃をフォロー。しかし、本職の守備では、横浜の勢いを撥ね返せなかった。

39 犬飼智也 5
クロス対応で身体を張り、機動力のあるディフェンスは見せたとはいえ、堅守を築くまでは至らなかった。

32 安西幸輝 5
8試合ぶりの先発。タイミングの良い攻撃参加はあったが、守備での対応に追われて持ち味を出し切れなかった。

MF
20 三竿健斗 5.5
フィジカル勝負では強さを発揮したのだが……。H・ヴィエイラに対し後方からのタックルでイエローカード。

4 レオ・シルバ 5
高い位置でもチェイシングし、チームを活性化。だがボールに食らいつきすぎて、パスミスも散見と安定感を欠いた。

25 遠藤 康 5.5(67分OUT)
的確なプレー選択と繊細なボールタッチで攻撃の糸口を探す。後半最初のヘディングシュートは決めたかった。

9 鈴木優磨 5.5
左サイドでスタンバイし、強気な姿勢で局面を前に進めようと奮闘。40分の強烈な一発は相手DFに止められ、79分のヘッドは枠の外。

鹿島――途中出場の選手は3人とも及第点に届かず


敵地で3失点の完封負け。鹿島はこれで3試合白星から見放され、15位に転落した。写真:田中研治

FW
10 金崎夢生 5.5
7分に単独突破で決定機を作り出し、16分にも惜しいチャンスに絡む。36分には際どいFK、55分には力強いヘッドを放つが、どれもネットを揺らせなかった。

7 ペドロ・ジュニオール 5(64分OUT)
ゴール前での精度を欠いて、見せ場を作れず。6試合ぶりの出場も、アピールできたとは言い難い内容だった。

交代出場
DF
24 伊東幸敏 5.5(62IN)
内田に代わって、右SBに入る。前の選手とのコンビネーションで攻撃に厚みをもたらそうとしたが、奏功しなかった。

FW
19 山口一真 5.5(64分IN)
左サイドを中心に、変化をもたらそうと必死にボールを追いかける。だが期待に応える仕事は果たせなかった。

DF
22 西 大伍 5.5(67分IN)
2列目の右サイドでプレー。的確なポジショニングでボールを出し入れし、流れを作ろうとする働きは悪くなかった。

監督
大岩 剛 5
試合の入らせ方は良かったが、その後の劣勢の展開を覆すような策が打てず、ベンチワークも後手を踏んだ印象だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島4連敗で15位…遠藤康「何を言っても言い訳」
[2018年4月28日23時11分]


横浜対鹿島 横浜に敗れ肩を落とし引き揚げる鹿島大岩監督(撮影・横山健太)


横浜対鹿島 横浜に敗れ肩を落とす鹿島イレブン(撮影・横山健太)


横浜対鹿島 前半、決定機を外し悔しがる鹿島FW金崎(撮影・横山健太)


<明治安田生命J1:横浜3-0鹿島>◇第11節◇28日◇日産ス

 常勝軍団がもがいている。前節のヴイッセル神戸戦で光が見えたはずの鹿島アントラーズは、同じ下位に沈む横浜F・マリノスに3失点で完敗。

 大岩剛監督は「選手は90分間戦ってくれた。ただ、前半の失点が痛かった」と、またしても課題の立ち上がりでの失点を喫したことに唇をかんだ。

 これで3試合で8失点。順位も15位に落ちた。MF遠藤康は「今はもう、何を言っても言い訳にしかならない。こういう苦しいときほど、戦術うんぬんよりも個人が頑張って、チームが勝つためにやるべきことをしっかりやれば、自然と結果も出てくる。うちらは前を向いてやっていくしかない。監督、スタッフ、選手、サポーターのことを信じて戦い抜くしかない」と話した。



v内田「下を向いちゃ駄目」 苦しむ鹿島、15位に後退

横浜Mに敗れ、肩を落として引き揚げる金崎(右端)ら鹿島イレブン=日産スタジアム

 明治安田J1第11節第1日(28日、横浜M3-0鹿島、日産ス)鹿島が苦しんでいる。完敗を喫して15位に後退し、大岩監督は「前半の失点が痛かった。チャンスでも最後の精度を欠いた」と険しい表情で振り返った。

 ここまで11戦で計8ゴールはリーグ最少だ。右脚に違和感のある昌子を欠いた守備陣も不安定で、金崎や鈴木が好機を逃しては失点を重ねる悪循環に陥った。内田は「何かきっかけがあれば。一つのゴールだったり、勝利だったり。でも下を向いちゃ駄目」と努めて明るく話した。

近づく降格圏…鹿島 好守にかみ合わず公式戦4戦勝ちなし
明治安田生命J1第11節 鹿島0―3横浜 ( 2018年4月28日 日産ス )


横浜に敗れガックリの鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島は公式戦4戦勝ちなしで降格圏が近づいてきた。前半7分に失点。開始15分以内の失点は今季の公式戦全17試合のうち5戦目で、大岩監督は「課題は前半の入り方など。積極的に行ききれていないのが失点につながっている」と反省した。

 直近の3試合で計8失点と特長の堅守は消えうせつつある。攻撃は17本のシュートを放つも無得点。指揮官は「チーム全体として連動してやることを見直したい」と話した。

[ 2018年4月29日 05:30 ]

鹿島無惨 3発被弾 横浜Mに苦杯

横浜M-鹿島 後半25分、コーナーキックからシュートを狙う鹿島・三竿健=日産スタジアム、菊地克仁撮影

明治安田J1第11節第1日(28日・日産スタジアムほか=8試合)鹿島は横浜Mに0-3で敗れ、3試合勝利なしとなった。通算成績は3勝3分け5敗、勝ち点12で15位に後退した。

鹿島は前半7分、右サイドから突破を許し、シュートのこぼれ球を頭で押し込まれて失点。同21分には左FKを直接決められて2失点目を喫した。リスクを負って攻勢をかけた後半には、21分に速攻から失点を重ねた。


ヤスのコメントが多くを表しておると思う。
「いまは何を言っても言い訳にしかならないと思うし、こういう苦しいときこそ、戦術うんぬんより一人ひとりが頑張って、チームが勝つためにやるべきことをしっかりやれば自然と結果も出てくる。良い試合をしても勝てないときは去年もあったし、今日の試合よりも悪い試合をやったときに勝ったこともあるし、そういう意味でもサッカーは難しい。それでもウチらは前を向いてやっていくしかない。選手、監督、スタッフ、サポーターのことも信じて戦い抜くしかないかなと思います。中3日で次の試合もあるので、あとは切り替えてやるしかないと思います」。
ここで誰を責める誰を酷評したところで現実は変わらぬ。
この試合よりも酷い内容で勝った試合もあれば、内容が良くても勝てぬ試合もあった。
これがサッカーと切り替える事こそ肝要。
信じて戦い抜いていこうではないか。
臥薪嘗胆である。

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Jリーグ 第11節 横浜Fマリノス戦



前半、夢生が決めてれば余裕の試合だった。

大迫の違約金は約8億円か

大迫勇也、今夏のケルン退団はもはや既定路線?現地メディアは移籍金8億円での売却を予想


2部降格が決定しつつあるケルン。現地では大迫は今夏に移籍する選手の1人と見られているようだ。

大迫勇也は、来シーズンをケルンとともに2部で過ごす可能性は低いかもしれない。ドイツ紙『レヴィア・シュポルト』では日本代表FWを放出候補の1人として挙げられ、クラブが売却した場合の移籍金も予想されている。

2部降格が濃厚となっているケルンだが、先週にはMFマルコ・ヘーガーが契約解除条項を放棄する決断を明かすと、今週に入ってからDFヨナス・ヘクターが契約を延長。そして、正守護神のGKティモ・ホルンも今夏の移籍を封印し、中心選手たちがクラブに忠誠を誓った。

しかしながら、ケルンは数多くの選手たちの流出を強いられることも覚悟しているようだ。『レヴィア・シュポルト』によれば、他クラブが興味を示しているケルン選手は大迫を含むトップチームの8人。DFドミニク・ハインツやフレデリク・セーレンセン、MFレオナルド・ビッテンコートやFWジョン・コルドバらとともに名前が挙げられている。

また大迫については、「彼を引き留めるのはほぼ不可能。(移籍金は)約600万ユーロ(約8億円)が見込めるだろう」とも言及。移籍となれば、2014年に1860ミュンヘンからケルンに渡った際発生したとされる160万ユーロの4倍近くの金額で次のクラブに向かうことが予想されている。

なお、ほかの選手たちに関しては、それぞれ移籍先候補や新天地となるリーグが言及される一方で、大迫については具体的な情報は記されていない。だが、『エクスプレス』などでは「今夏のワールドカップが自身に対する興味を引き出す機会になり得る」と伝えられ、現地ではケルン退団が既定路線となっているようだ。


ドイツ現地紙にてケルン退団が規定路線と報じられる大迫である。
「彼を引き留めるのはほぼ不可能。(移籍金は)約600万ユーロ(約8億円)が見込めるだろう」とのこと。
違約金は約8億円。
これをどのようにとらえるところであろうか。
代理人の手腕にて、ステップアップする可能性もある。
今夏、大迫の去就に注目である。

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レオ・シルバ、鹿島はブラジル(笑)、まさにブラジルです

レオシルバは知っていた。「鹿島?
ジーコがプレーしたクラブだろ」

寺野典子●文 text by Terano Noriko  井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki

遺伝子 ~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(9) 
レオシルバ 前編


 4月14日、Jリーグ第8節・鹿島アントラーズ対名古屋グランパス。負傷で離脱していた内田篤人と昌子源が先発に名を連ね、勝利を飾った鹿島。リーグ戦2連敗、相次ぐ負傷者で苦しんでいたチームに光が差した。

「篤人の復帰は大きい。チームに自信と安心をもたらしてくれた」と小笠原満男。「プレーでチームを引っ張っていきたい」と今季移籍加入した内田だったが、リーグ開幕戦以降、筋肉系のトラブルで離脱せざるを得なかった。

 この試合では、試合開始早々に攻撃参加や前線へのパスを配球している。「前半、試合の入り方が悪く、苦しんでいたから、前への意識をチームにもたらしたかった」と内田は話している。身体を張った泥臭い守備でも闘争心を示した。2枚目のイエローカードを危惧し、自ら申し出て途中交代したあともベンチで、途中出場するチームメイトにアドバイスした。内田は自身の立場を自覚して、その任務を果たし、移籍後初めての公式戦勝利を味わった。

 しかし、4月17日のACLグループリーグ第6節、1位突破には引き分け以上の結果が必要だった水原三星(韓国)との上位対決は0-1で敗れ、グループ2位となってしまう。ケガ人は8人を数え、出場機会の少ない選手を先発起用したものの、連係面でのミスや個人的なミスが目立ち、試合後、昌子が若いチームメイトへ苦言を呈した。いつも、選手間での厳しい要求が必要と語る昌子らしいコメントだった。

「仲間を非難するつもりはないけれど、『レギュラーを奪ってやる』というようにミスを恐れないプレーがなかった」

 サブ組という立場を自覚し、やるべきことをやり抜かなければならない。訪れたチャンスを掴むためには、奮起一番のプレーが求められる。もちろん、チャンスを得た選手たちのモチベーションは高かったはず。だが、それをピッチで表現できなかった。重要な一戦だからこそ、まずは自身が担うプレッシャーに勝たなければ、仕事はできない。ホームでの敗戦という結果は、起用された選手たちに競争の厳しさを改めて突きつけることになった。

 Jリーグで唯一、ACL決勝トーナメント進出を果たした鹿島。しかし、過去に決勝トーナメント1回戦を突破したことはない。昨年はACL敗退後に監督が交代している。過密日程で勝利を飾り、乗り切るためにもサブ組の躍進は必要不可欠だ。

 リーグ戦連敗ストップの喜びもACLの敗戦でリセットされた。チームとしても、また新たな気持ちで、4月21日、強敵・川崎フロンターレとの一戦へ向かう。

 *     *     *

 鹿島アントラーズのDNAのなかに、「ブラジル」があることは間違いがない。ならば、ブラジル人選手にとって、鹿島アントラーズとはどんな存在なのか? アルビレックス新潟から移籍加入したレオシルバに訊いた。


クラブハウスで取材に応じてくれたレオシルバ

 取材をしたのは3月上旬のことだ。ACL初戦、そしてリーグ開幕戦と2試合続けて、レオシルバは相手にPKを与えてしまう。それをGKのクォン・スンテが好セーブで得点を阻止した。

「スンテ選手にコーヒーをおごったり、しなかったのですか?」
 
 そんなこちらの軽口を耳にするなり、レオシルバはまくしたてるように言う。

「シュートを止めるのはスンテの仕事でしょう? 僕があそこでシュートブロックしなければ、失点していたかもしれない。僕は他のチームメイト同様にスンテのことを信頼しているから。(PKを)止めてくれたからといって、特別なことはしないよ。僕がボール奪取するたびに、ボールロストした選手に『コーヒーをごちそうして』なんて言わないから……」

 そんな話を聞きながら思い出したのは、海外でプレーする日本人選手から何度も聞かされてきた外国人選手の「負けず嫌い」ぶりだった。そして、目の前にいるレオシルバからは、非を認めない傲慢さではなく、悔しさも不甲斐なさもすべてをひっくるめても「負けを認めたくはない」という負けず嫌いなスピリッツが伝わってきた。

――鹿島アントラーズのことは、いつ頃から知っていましたか?

「ずいぶん、昔から知っています。ジーコが住友金属でプレーしたこともブラジルでは誰もが知っているし、そのチームが鹿島アントラーズになったことも。『鹿島アントラーズ? ああジーコがプレーしたクラブだろう』という感じです」

――ご自身が日本でプレーすることになると、10代の頃、考えたりはしましたか?

「今思えばという感じですが、実は僕が初めてブラジル代表に選ばれたのが、U-20代表でした。2004年の夏に、日本で行なわれる大会に出場することになったんです。本当に嬉しくて、やる気満々で日本へ来ました。にもかかわらず。大会が始まる直前にヒザを痛めてしまったんです。だから大会中はずっとベンチで試合を見ていました。観光に来たようなものです。本当に落胆しました。

 日本代表とも対戦したと思うけれど、当時はまだ若く、初めて代表でケガをしてしまって。異国の地にいて、相手チームのことを見る余裕もなかったです。覚えているのは、とても暑くて、帰りたくてしょうがなかったこと。人生のなかで一番の暑さを日本で経験しました。だけど、そんな日本でこうやって暮らすようになるとは、不思議な縁を感じています」

――Jリーグでプレーしていた知人などからの日本の情報はどんなものでしたか?

「柏にいたマルシオ・アラウージョなど、日本に行った選手たちは、非常にたくさん日本の話をしてくれました。しかも、ただ『いいところだよ』というのではなく、『非常にいいところだ』って言ってくれた。だから、実際のオファーを受ける前から、日本の国、リーグ、クラブのオーガニゼーションや治安の良さなど、日本に対しては好意的な印象を持っていたんです。

 ユース代表で行ったときも、とにかく接する人たち、ホテルや町の人たちが、僕らをとても歓迎してくれたことは印象強く残っていました。言葉はたしかにわからないけれど、教育や道徳がしっかりしている国民なんだという強い印象がありました」



――来日して、アルビレックス新潟でプレーをすることになるわけですが、不安はありませんでしたか?

「まったく、迷いも不安もありませんでした。もちろん、言葉の問題があることは周囲からも言われていたことで、覚悟もありました。でも、初日から安心してプレーできたし、時間の経過とともに、だんだん居心地の良さを実感するようになりました。後悔は一切していません」

――今では、レオシルバさんが、ブラジルの選手たちに「日本はどうだ?」と訊かれるのでは。

「そうですよ。『日本は非常によい』という情報を与える立場になっています」

――新潟でプレーしていたとき、いつか鹿島でという気持ちはありましたか?

「私はいつも、常に高い目標を置いてやってきました。なので、いつか、日本の大きなクラブでタイトルを獲りたいという気持ちはありました。その目標を達成できた自分を誇りに思っています。

 でも、新潟が小さいクラブだとか、今は2部だということじゃなくて、新潟への敬意や愛情は今も変わらずあります。私がここへ来るまでの過程において、重要なクラブだったという事実は変わりませんから。たくさん面倒をみてもらいました。

 だから、新潟を離れるのは心苦しいし、心が痛みました。でも、『アントラーズで優勝したい、タイトルを獲りたい』という新たな目標があったし、鹿島で結果を残したいという強い気持ちがあったので、気持ちの整理をせざるを得なかった。新潟への愛情は横へ置いています。

 そして、鹿島の人たちも僕を歓迎してくれて、面倒をみてもらっています。だから、アルビレックスと同じように、鹿島にも強い愛情を抱いています」

――新潟時代に鹿島とも対戦していますが、そのときの印象は?

「正直、難しい試合が多かったですね。とにかく強かった。勝った覚えがなくて、ほとんど引き分けか負けだったように記憶しています。でも、そのとき対戦した経験があるので、鹿島の選手たちについての情報も持っていました。だから、鹿島の選手になったとき、スムーズに溶け込むことができたんだと思っています」

「鹿島アントラーズは、まさにブラジル」
と言い切るレオシルバの真意

寺野典子●文 text by Terano Noriko井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki

遺伝子 ~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(10 ) 
レオシルバ 後編


 4月21日、Jリーグ第9節の川崎フロンターレ戦を1-4で落とした鹿島アントラーズ。

「みんな頑張っているんだけど、噛み合わない。自分たちの形がはっきりしていない。連戦のなかで立て直すのは難しい。とにかく我慢しかない」

 内田篤人はチームの現状をそう振り返った。その翌日、練習は急遽オフとなった。その休日が何をもたらしたのだろうか。

4月25日、第10節ヴィッセル神戸戦。鹿島は陣形をわずかに変更した。2トップの一角だった鈴木優磨が左アウトサイドに立ち、負傷から復帰した遠藤康が右アウトサイド。金崎夢生と土居聖真の2トップが縦に並んだ。開始4分、金崎のシュートがネットを揺らしたが判定はオフサイド。それでも、鈴木と遠藤という両サイドでボールが収まり、攻撃の糸口がつかめそうな展開が続いた。しかし、ラストパスの精度を欠き、ボールを失うとカウンターのピンチを招いた。そのワンシーンが34分、神戸の先制点となる。

 0-1で迎えた後半は、ほとんどの時間、鹿島が攻め続けるという一方的な展開になった。前線からのプレスによって、選手間の距離が縮まり、こぼれ球を拾えた。そして、今季はなかなか見ることのなかった波状攻撃も生まれた。しかし、奪えたのは55分、鈴木の1得点だけ。終了間際には相手のシュートミスに救われるシーンもあった。それでも勝ち点1を拾うことができた。

 同点弾をアシストした内田は、自身のプレーとチームの戦いぶりに手ごたえを感じているようだった。そして、川崎F戦からの数日間について話してくれた。

「自分たちが置かれている状況というのは、どうしても下を向いてばかりになってしまう。でも、勝てないときは1回ポンと休んだりして、頭や体をリフレッシュさせるのも大事。サポーターの人が練習場に横断幕を張ってくれた。サポーターの人とも話をしたけれど、ネガティブなことはなかった。横断幕を見ながら練習できたし、チームとしてもありがたかった。

 剛さん(大岩監督)に呼ばれてフロンターレ戦のあとにふたりで話した。短い時間だったけど、『僕ら試合が終わったあと、メシ食いながらこんな話をしたんですけど、どう思いますか?』って。今は監督と選手だけど、今までチームメイトとしてやってきたからね。話やすい空気はある。フォーメーションを変えて、特に攻撃の部分で噛み合わなかったところがよくなったと思う。

 我慢する時期だとは思うけれど、ただじっと我慢するんじゃなくて、いろいろ試行錯誤しながら、だんだんよくなっていくんだと思う。これが正解かはわからないけれど、ひとつのヒントにはなったはず。今日は勝てなかったけれど、戦い方としては光が見えたのかな」

 攻守にわたり、チームに落ち着きをもたらした遠藤は淡々と語った。

「グラウンドの中で感じたこと、時には厳しいことも言わなくちゃいけないし、たとえ(自分が)ミスをしたとしても鼓舞しなくちゃいけないし、チームにとって必要な声をかけようと思っていました。選手一人ひとりの意識が、勝ちたいというのが表に出た結果だと思う。

 みんな頑張っているなかで、それが同じ方向に向けた。でも、ホームで勝てなかった。うちは勝たなくちゃいけないチームだし、優勝しなくちゃいけないチームだから。それをもっともっと追求して。プライドをもってやってほしい」

 この日は遠藤だけでなく、レオシルバも復帰している。苦境一転するほど、今の状況は生易しくはない。それでも、わずかであっても自信を取り戻すきっかけになったのかもしれない。そんな引き分けだった。しかし、中2日で今季未勝利のアウェー戦(28日、横浜FM戦)が待っている。

*    *    *

 2013年、アルビレックス新潟でJリーグでのキャリアをスタートさせたレオシルバ。そのボール奪取率の高さと豊富な運動量で活躍し、2017年に鹿島アントラーズへ移籍したボランチは、真面目で負けず嫌いな性格もまた魅力とされている。取材中も日本語に訳されている間、取材者の顔をじっと見つめる。その姿から彼の純粋さが伝わってきた。


鹿島アントラーズというクラブの特長、魅力を語ってくれたレオシルバ

――鹿島アントラーズといえば、ジーコが作ったクラブとしても有名ですが、実際その一員となったとき、ジーコの雰囲気を感じることはありましたか?

「設備などは別にして、一人ひとりのスタッフや選手の発言に触れるだけで、非常にブラジルっぽいクラブだと感じました。常にブラジル人はどんなところでも負けたくないという性格を持っています。鹿島では選手はもちろん、すべてのスタッフから、すべての大会でタイトルを獲るという気持ちがひしひしと伝わってきました。そこがまさにブラジルっぽいなと感じました」

――鹿島でプレーするブラジル人選手には、他クラブとは違うプレッシャーを背負っているように思うことがありますが。

「プレッシャーは確かにあります。でも、そこに居心地のよさを感じるし、気持ちのよいものでもあります。プレッシャーに打ち勝てば、必ずいいことがあるだろうし、それを乗り越えて、タイトルを獲ってきたという歴史もあります。

 当然ながら、私もそれに打ち勝って、タイトルを獲り、その歴史を引き継ぎたいという強い気持ちを持っています。タイトルに近いクラブにいれば、プレッシャーが大きくなるのは当たり前のことです。そういう環境のなかで、タイトルを獲ることができれば、選手自身の価値を高めることにもつなががるわけですから。

プレッシャーはネガティブなものだとは思いません。悪影響を及ぼしたり、自分を悪い方へ引っ張るものでもない。プレッシャーがあるからこそ、もっとよくなりたい、うまくなりたいという気持ちも強くなる。プレッシャーは選手が強くなる”秘訣”だと考えています」

――新潟と鹿島では、レオシルバ選手の立ち位置にも変化が生じたと思います。鹿島ではポジションを争うという意味での競争も厳しくなったのではないでしょうか?

「自分がチームの中心でいたいとか、目立ちたいとか、キングでありたいなんてことは、まったく気にしていません。私は立場が自分のプレーに影響するタイプの人間でもないですから。もし、そういう立場を気にするのなら、新潟にいたほうがいいと考えたはずです。

競争は成長するうえで、大事なファクターです。それを求めて、私は鹿島へ来ました。競争があるからこそ、常に全力で戦わなければいけない。自然とそういう状況へと追い込まれるんです。だから、一瞬でも慢心することはできません。成長するために、自分を追い込み続ける。その姿勢は新潟時代も変わらず持っていましたが、鹿島へ来て、さらにその気持ちを強くしました」



――競争に勝つために大切にしていることはなんでしょうか?

「ほかの人のまねをして、自分にできないことをやろうとしても、失敗してしまうと思うので、自分の持っている武器、特長を最大限に発揮すること。本当に全力でその力を出しきることが大事だと思っています。そうすれば、自分の強みを発揮し、チームの手助けができるから。競争に勝ち、レギュラーを勝ち取りました。でもそこで終わりじゃない。そこで、慢心してしまうと、後退してしまい、成長のない状況になってしまう。常に最大のパフォーマンスに全力を尽くすことが大事です。自分の持っている特長、武器を最大に発揮することです」

――ライバルには小笠原満男という存在もいます。

「(微笑みながら)彼は私にとって、非常にいいお手本であり、見本です。私自身が、39歳になっても、あれだけのやる気を持って日々戦えるのかと思うこともあります。実際、滅多に練習を休まない。あの年齢で毎日ずっと練習に出続けるなんてすごいことです。身体の痛みを感じたり、多少、やる気がなくなって、練習に出たくないとか、休みたいって思ってしまうことがあっても、おかしくはない。でも、彼はそういう態度を一切見せないんです。

私自身も正直、30代になって、歳をとったなと感じることもあります。若い選手も多いですからね。だけど、上には上がいるんだなと刺激になります。自分も彼の年齢になって、プレーできる状態であれば、彼のようにお手本、見本となる人間、選手になりたいですね」

――ジーコに限らず、ジョルニーニョなど、多くのブラジル人選手がたくさんの影響を日本人選手に与えてきました。

「日本に来たときから、かつてのブラジル人選手のように、お手本になれたらということは考えてきました。鹿島には小笠原さんのように、僕にとってのお手本になる選手もいるけれど、自分も30代ですし、社会的にももう子供ではないし、周囲の見方も変わってくる。30代としての振る舞い、選手として、人間としてのお手本になりたい。キャリアの最後を迎えたとき、タイトルを獲るだけでなく、よいお手本だったと言われるようになれればいいなと思っています」

――日本人選手に何を伝えたいですか?

「慢心しないよう、気持ちをしっかりと持ってほしい。鹿島のような大きなクラブの選手は試合に出たり、活躍すれば、メディアでの取り上げ方も変わってくるでしょう。でも、そうなったからといって、『これでいい』と慢心してほしくはない。

日本人だけじゃなく、どんな選手も同じだと思うのですが、高いところに目標を置けば置くほど、少しでも慢心したり、スキが出てしまうと、その目標は達成できなくなる。常に向上心を持って、成長してほしいし、そういう姿勢をしっかりと受け継いでほしいですね」

――昨季は最後の最後でタイトルを逃してしまいました。

「非常に嫌な思い出ですね。思い出したくもないです。言葉にするのは非常に難しい……悔しさや寂しさ、悲しさ、いろんなものがミックスされた状態になりました。その気持ちを忘れずに、その気持ちをエネルギーに変えて、今シーズンは同じ過ちを犯さないよう、今度は逆に喜びが爆発させて、いい気持ちになりたい。とにかく嫌な思い出なので、それがかえって『やってはいけない』という大きなモチベーションになっています」

――好きな日本語を教えてください。

「『がんばってください』です。グッドラックと言い換えられるけど、『がんばってください』というのは、『一生懸命やってください』という意味でもあると思うので、その言葉が好きです。同時に『お互いががんばろう』という想いも感じるので、助け合ううえで、非常に大事な言葉だと思っています」

――最後に、「鹿島アントラーズってどういうクラブか?」と訊かれたら、どう説明しますか?

「ブラジル(笑)。まさにブラジルです」


レオ・シルバを取材したSportivaの寺野女史である。
日本との接点、鹿島のことを強く語る。
昨季の悔しさをバネに、今季こそタイトルをもたらせて欲しい。
頼みにしておる。

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安西幸輝、あいつ(鈴木優磨)のことはよく分かっている、良さを引き出したい

鹿島・昌子、右太もも裏張りで控え組…28日敵地・横浜M戦
 鹿島は27日に約1時間半の練習を行った。日本代表DF昌子とFW土居がともに右太もも裏の張りを訴え、昌子は控え組で、土居は別メニューで調整した。現在リーグ最少得点(8点)だが、大岩監督は引き分けに終わった神戸戦(25日)の内容に手応えを感じ、「(攻撃は)機能したところもある。やり続けるところを整理していく」と前向きな姿勢をみせた。(鹿嶋市)

鹿島DF安西 横浜戦で先発復帰へ!優磨との連係に自信
明治安田生命J1第11節 鹿島―横浜 ( 2018年4月28日 日産ス )


横浜戦での先発復帰が濃厚な鹿島DF安西
Photo By スポニチ


 鹿島がリーグ3試合ぶりの白星を懸け、敵地で横浜と対戦する。DF安西とFWペドロ・ジュニオールの先発復帰が濃厚。8試合ぶりのスタメンとなる安西は左サイドでともに推進力を誇るFW鈴木と縦関係となることが予想され、「あいつのことはよく分かっている。良さを引き出したい」と自信を見せた。

 チームは14位に低迷するが、07年には一時15位に沈みながら優勝した例もある。「オリジナル10」の伝統同士の対決から逆襲をスタートさせる。

[ 2018年4月28日 05:30 ]


先発が予想される安西幸輝である。
前節は、左MFとして途中出場し、復帰を果たした。
今日のFマリノス戦では、左SBとしてピッチに立つ模様。
公私共に仲の良い優磨と左サイドを席巻するのだ。
活躍を楽しみしてスタジアムに向かう。
期待しておる。

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若干の選手変更はあるが、横浜戦も同様の戦術を試す考えだ

【J1展望】横浜×鹿島|失点増に悩む横浜は、復調しつつある鹿島をいかに抑えるか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年04月27日


横浜――守備面の問題を解消できるか


故障者/横浜=ブマル 鹿島=町田、安部、山本、レアンドロ、土居
出場停止/横浜=なし 鹿島=なし


J1リーグ 第11節
横浜F・マリノス-鹿島アントラーズ
4月28日(土)/19:00/日産スタジアム

横浜F・マリノス
今季成績(10節終了時点):15位 勝点9 2勝3分5敗 12得点・17失点

【最新チーム事情】
●札幌戦から中2日で連戦のため、先発を入れ替える可能性あり。右ウイングの遠藤などが候補だろう。
●その札幌戦で、CBとして先発した金井が得点を記録。ベンチに回ったデゲネクとの争いが熾烈に。
●負傷から復帰している栗原や喜田が試合に絡む可能性もある。

【担当記者の視点】
 10節を終えて、計17失点はリーグワースト2位の数字だ。4試合連続で複数失点を喫するなど、守備面に小さくない問題を抱えている。

 リスキーなハイライン戦術が影響しているとはいえ、この流れを食い止めなければならない。鹿島は両サイドの深い位置を果敢に突く幅の広い攻撃を得意としているだけに、そのエリアにどれだけ相手を侵入させないかが鍵となる。

 敵のパスの出所も抑えたい。その意味では、天野や扇原、大津ら中盤の精力的なディフェンスにも期待したい。

鹿島――長いトンネルは抜けつつある

鹿島アントラーズ
今季成績(10節終了時点):14位 勝点12 3勝3分4敗 8得点・10失点

【最新チーム事情】
●鈴木が神戸戦翌日の26日に、22歳の誕生日を迎えた。
●3月10日の広島戦で右膝内側側副じん帯を損傷した安西が、4月25日の神戸戦で73分から途中出場し戦線復帰。
●横浜戦前日の27日の練習では昌子は控え組でプレー。大岩監督は「右腿裏の張りを訴えている」と説明しており、ベンチスタートが濃厚。

【担当記者の視点】
 不振に苦しみ続ける鹿島だが、長いトンネルは抜けつつある。

 得点数は依然としてリーグ最少の8点(10節時点)だが、「攻撃に変化を」(大岩監督)と臨んだ神戸戦(25日)で光明が見えた。2トップの一角の土居が1・5列目に下がる形でシャドーの役割を担うと、その土居がボールをキープすることで、サイドの押し上げを促進。鈴木の同点弾は右サイドを駆け上がった内田から生まれるなど、攻撃が活性化した。

 指揮官は「失点もしている。見直すところはある」と慎重な姿勢を崩さない。しかし、攻撃では「機能したところもある。引き続きやり続けるところを整理していく」と手応えも感じており、若干の選手変更はあるが、横浜戦も同様の戦術を試す考えだ。


「長いトンネルは抜けつつある」と記すサッカーダイジェストの広島記者によるプレビューである。
「「攻撃に変化を」(大岩監督)と臨んだ神戸戦(25日)で光明が見えた」と綴る。
先日の神戸戦は、結果こそ望まぬものであったが、内容は良かった、Fマリノス戦でもその継続を図りたいところ。
しかしながら、神戸戦にて攻撃の軸となっておった聖真は先発から名前が消え、そして故障者リストに名を連ねておる。
これは痛い。
連戦の影響が出ておると言って良かろう。
ここは、替わって出場するペドロ・ジュニオールの奮起に期待したところ。
PJのスピードにてFマリノスのDFを切り裂くのだ。
また、源も「右腿裏の張りを訴えている」とのことでベンチスタートとなる模様。
ここも犬飼が穴を埋めてくれよう。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみな一戦である。

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鹿島、2年ぶりの赤字

[鹿島]鹿島、2年ぶりの赤字。当期純損失は1億3千8百万円に


 27日、鹿島アントラーズクラブハウスにおいて鹿島の第27期株主総会が開催され、2017年度決算概要を報告するとともに承認された。営業収入は初めて50億円を超えた2016年度に続き、52億円余りを計上したが、人件費の増大とタイトルを逃したことによる賞金額が消失したことにより2年ぶりの赤字に転落した。

 当期純損失は1億3千8百万円。過去最大の赤字規模ではないが庄野洋代表取締役社長(写真)は「われわれとしては大きいと理解している」と、真摯に受け止めていた。昨季はあと一歩で優勝を逃し、今季もACLでは日本勢で唯一ラウンド16まで進出したが、リーグ戦では14位に沈んでいる。

 庄野社長は「昨季はあと1点が届かなかった。その反省を生かしてアジアと国内のタイトルを狙っていきたい」と、フロントとしてチームをバックアップすることを誓っていた。

(鹿島担当 田中滋)


赤字計上を発表した鹿島アントラーズである。
これは残念。
昨季の逃したタイトルの代償はここにもあった。
悔しさが蘇り、はらわたが煮えくりかえる。
この件に関して、庄野社長は「われわれとしては大きいと理解している」と振り返り、「昨季はあと1点が届かなかった。その反省を生かしてアジアと国内のタイトルを狙っていきたい」と語る。
この言葉を信じ、改めて一致団結し、タイトルを目指す。
可能性が1%でもある限り、あらゆる手段を講じていくのだ。
来季の決算は笑えるように戦っていく。
重要な事柄である。

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山口一真、積極的に裏をついて、ループシュートなども狙っていきたい

【鹿島】四半世紀続くマリノスとの“伝統の一戦”へ ペドロ、安西が先発復帰か
2018年4月27日15時1分 スポーツ報知


パスを出す鈴木優磨(右から2番目)

 鹿島は27日、茨城・鹿嶋市内で横浜M戦(28日・日産スタジアム)に向けた調整を行った。

 横浜Mは今季からポゼッションを高め、ラインを高く設定する攻撃的サッカーを展開している。鹿島はスピードのあるFWペドロジュニオールの先発復帰が有力とみられ、チーム一の快足FW山口一真のベンチ入りも濃厚。山口は「(DFラインの)背後が空く。積極的に裏をついて、ループシュートなども狙っていきたい」と意気込んだ。

 また、セットプレーからリーグ戦2試合連続で得点を奪っている横浜M対策として、MF天野純と同じ左利きのキッカーで守備の対応を確認した。Jリーグ創設後、オリジナル10の中で唯一、途切れることなく続いている伝統の一戦。「The CLASSIC」と銘打たれ、伝統チーム同士の意地とプライドがぶつかり合う戦いになると同時に、下位からの浮上を目指す両チームにとって負けられない一戦となる。

 予想スタメンは以下の通り。

◆GK権純泰

◆DF内田篤人、植田直通、犬飼智也、安西幸輝

◆MF三竿健斗、レオシルバ、遠藤康、鈴木優磨

◆FWペドロジュニオール、金崎夢生


Fマリノス戦に向けた前日練習を取材した報知新聞である。
過密日程を考慮し、神戸戦より先発メンバーを少々いじる様子。
左SBに安西、FWにPJが起用される模様。
負傷明けの二人には期待がかかるところ。
特にPJのスピードはハイラインを敷くFマリノスDFの裏を付くには最適ではなかろうか。
また、更に速い山口一真もベンチに入る様子。
快足FWの力で勝利を掴み取りたい。
楽しみな一戦である。

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鹿島アントラーズジュニアユース・生板隆之介くん、東京国際ユースサッカー大会メンバー選出

2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会 U-14Jリーグ選抜参加選手・スタッフのお知らせ
Jリーグは、「2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会」に出場するU-14Jリーグ選抜の参加選手・スタッフを決定しましたのでお知らせいたします。
同大会への参加は、国際大会への参加を通して、選手へ更に向上する機会ならびに新しい考え方への「気づき」の機会を提供することを目的としています。
同大会は、次世代のトップアスリートを目指す世界のユース世代のサッカー選手が、サッカーを通じて技術的・精神的に向上するとともに、国を越えた相互理解を深めることにより、生涯を通した健全育成を図るなど、競技力向上と次世代育成に貢献することを目的として行われます。

【2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会 概要】
■大会名
2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会

■主催
東京都、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団、公益財団法人 東京都サッカー協会

■特別協力
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ

■後援
公益財団法人 日本サッカー協会、世田谷区、世田谷区教育委員会、調布市、調布市教育委員、公益財団法人東京都体育協会、東京都中学校体育連盟、読売新聞社

■協力
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 他

■日程
2018 年5 月2 日(水)~5 月5 日(土)

■試合会場
駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場、第二球技場、補助球技場、味の素スタジアム西競技場

■参加予定都市(チーム)<15 都市(海外10都市、東北等4県、東京)、20チーム>
北京(三高FC)、ブエノスアイレス(ボカジュニアーズ)、ブリュッセル(アンデルレヒト)、モスクワ(チェルタノヴォ)、ベルリン、カイロ、ジャカルタ、ニューサウスウェールズ、サンパウロ(パルメイラス)、ソウル、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、J リーグ選抜、東京(トレセン選抜、中体連選抜、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア)

■大会公式HP
http://www.tokyo-u14.com/index.html

【U-14Jリーグ選抜 試合日程】

試合日 キックオフ 対戦 会場
5/2
(水) 11:00 宮城県選抜 vs U-14Jリーグ選抜 駒沢補助競技場
15:20 U-14Jリーグ選抜 vs 東京ヴェルディ
5/3
(木・祝) 11:50 U-14Jリーグ選抜 vs アンデルレヒト 味の素スタジアム西競技場
16:30 U-14Jリーグ選抜 vs ソウル
5/4
(金・祝) 2次ラウンド  ※1次ラウンドの結果次第
5/5
(土・祝) 2次ラウンド  ※前日の結果次第


【U-14Jリーグ選抜 メンバー】※敬称略

<スタッフ>

氏名 所属
監督 重田 征紀 シゲタ ユキノリ 横浜FC
コーチ 河野 篤 カワオ アツシ ベガルタ仙台
GKコーチ 鈴木 洋平 スズキ ヨウヘイ 川崎フロンターレ
トレーナー 田村 海之 タムラ ヒロユキ 平成医療学園専門学校
主務 鈴木 慎吾 スズキ シンゴ Jリーグ


<参加選手>

ポジション 氏名 クラブ
GK
柴田 真之介 シバタ シンノスケ 清水エスパルス
笹山 琉暢 ササヤマ リノン 鹿児島ユナイテッドFC
DF
堀米 遥斗 ホリゴメ ハルト 水戸ホーリーホック
小澤 晴樹 オザワ ハルキ 大宮アルディージャ
堀川 大夢 ホリカワ ヒロム セレッソ大阪
孫崎 和久 マゴサキ カズヒサ ガンバ大阪
勇内山 遥海 ユウナイヤマ ハルミ 大宮アルディージャ
安永 海童 ヤスナガ ミドウ アビスパ福岡
MF
市河 太一 イチカワ タイチ ファジアーノ岡山
山本 楓大 ヤマモト ソウタ サガン鳥栖
木本 蒼翔 キモト アオト 大分トリニータ
合田 謙信 ゴウダ ケンシン ヴィッセル神戸
萩元 雅樹 ハギモト マサキ 浦和レッズ
FW
生板 隆之介 ナマイタ リュウノスケ 鹿島アントラーズ
北浜 琉星 キタハマ リュウセイ アビスパ福岡
小松 朝陽 コマツ アサヒ ブラウブリッツ秋田
髙﨑 福人 タカサキ フクト アルビレックス新潟
※2018年4月27日現在


2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会のメンバー選出された鹿島アントラーズジュニアユースの生板隆之介くんである。
これは嬉しい報。
ここで経験を積み、大きく成長するのだ。
将来の鹿島を背負っていって欲しい。
期待しておる。

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篤人、俺が走れるのはたぶん、ガス欠になってから

【鹿島】「どんどん良くなると思う」内田篤人に、高まる代表復帰への期待感
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年04月27日


神戸戦では同点弾をお膳立て。しかしそれよりも大事なのは…


順調にコンディションを上げてきている内田。神戸戦では精力的に攻撃参加し、多くのチャンスに絡んだ。写真:徳原隆元

[J1リーグ10節]鹿島1-1神戸/4月25日/カシマ

 際立っていたのは、ボールを受ける際のポジショニングだ。攻撃時にスッと前に出て、気づけばフリーでいる。そのアクションは実にスムーズで、無駄がない。だからパスも出てくる。もちろん、マイボールにした後の捌きも、シンプルかつ効果的だ。

「僕は前を見て、動くタイプなので。空いたところに走っているだけ」

 言葉にすれば簡単だが、スペースを見極めたうえでの的確なポジショニングは誰もができることではない。内田篤人は、それを難なくとこなし、攻撃をサポートしていた。

 神戸戦では、鈴木優磨の同点ゴールをお膳立てしてみせる。右サイドを思い切り良くオーバーラップし、レオ・シルバからパスを受けると、狙いすましたグラウンダーのクロスを供給する。これを相手GKが弾いたところを、鈴木がヘッドで押し込んだ。

 得点シーン以外でも、内田はこの試合、何本かの惜しいクロスを放り込んだ。そのうちの1本で成果を得られたが、決定機に絡んだことよりも、大事なことがあるようだ。

「今はもう、身体があそこまで走れるところまできている。良いことだと思う」

 今季リーグ戦における内田のリーグ戦におけるトラッキングデータは以下のとおり。

1節・清水戦  先発・84分出場 走行距離=9.436km スプリント=11回
8節・名古屋戦 先発・77分出場 走行距離=8.513km スプリント=16回
9節・川崎戦  先発・66分出場 走行距離=6.589km スプリント=6回
10節・神戸戦  先発・82分出場 走行距離=9.391km スプリント=19回

 川崎戦はプレータイムが短く、平凡な数値だったが、右太腿の筋肉系のトラブルから復帰した名古屋戦では、精力的なランでチームの2-0の勝利に貢献。直近の神戸戦のデータを見れば、ほぼ同じ出場時間だった清水との開幕戦と比べても、コンディションは間違いなく上がってきているのが分かるだろう。

「俺が走れるのはたぶん、ガス欠になってから」


日本代表の右SBは人材難のポジション。内田の代表復帰を待ち望む声は少なくない。写真:徳原隆元

 それだけに、中2日、3日が続く連戦も、内田からすれば“ウェルカム”だ。

「立て続けにゲームをやってくれたほうが、俺的にはありがたい。名古屋、川崎、神戸ときて、良くなってきている。現に走れているし」

 着々とゲーム体力が付いてきており、疲労回復も順調にできているという。「ここからどんどん良くなると思う」「ひとつ超えたかな」と、本人も手応えを感じている。

 フルタイム出場は、今季はまだACL1節・上海申花戦のみだが、リーグ戦でも90分間を走り切る自信はある。むしろ、80分以降が見せ場だ。

「残り10分なんて、根性だから。俺が走れるのはたぶん、ガス欠になってから。空になってから、走れてきたタイプだから」

 クロスの精度についても、「本当はドンピシャでニアにぶつけなければいけないんだけど。まあ、たぶん、合ってくるよ。そんなに気にしていない」と泰然と構える。

 ロシア・ワールドカップ出場はひとつの目標だが、そこに照準を合わせるように、内田のパフォーマンスは上がってきている。

 神戸戦の活躍は、この試合を視察に訪れていたU-21日本代表の監督であり、西野ジャパンのコーチを務める森保一氏の目にもポジティブに映ったに違いない。

「試合に出て、ちゃんとやれるところを分かってもらわないと、先がないと思っています」

 最後まで望みは捨てない。今の状態をキープして、さらに良くなっていけば、代表復帰はますます現実味を帯びてくるはずだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


篤人について取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
「際立っていたのは、ボールを受ける際のポジショニングだ。攻撃時にスッと前に出て、気づけばフリーでいる。そのアクションは実にスムーズで、無駄がない。だからパスも出てくる。もちろん、マイボールにした後の捌きも、シンプルかつ効果的だ」と評す。
神戸戦では右サイドからフリーで受けるシーンを多く見かけ、クロスを供給できておった。
これは、篤人の戦術眼が冴えたせいであろう。
また、データ上も試合をこなす数が増えるに付け、出場時間・走行距離、スプリント数が伸びておる。
これは良い兆候。
さらにコンディションは上がっていこう。
途中交代が続いておるが、篤人本人は、「残り10分なんて、根性だから。俺が走れるのはたぶん、ガス欠になってから。空になってから、走れてきたタイプだから」と語る。
フル出場するようになってからが真骨頂であろう。
篤人共にチームも調子を上げるはず。
楽しみにしておる。

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優磨、ここから巻き返して何とかリーグを獲れるように頑張る

鹿島 鈴木優磨 22歳の誕生日 内田からライダースジャケット贈られる「嬉しいっすね」
 鹿島のFW鈴木優磨が26日、22歳の誕生日を迎えた。前日の神戸戦では同点ゴールをマーク。練習後にはファンから両手に抱えきれないほどのプレゼントを受け取る中、チームメートのDF内田篤人からもライダースジャケットを贈られた。同じ車に乗り込んだDF安西から「似合ってました」と証言されたストライカーは「嬉しいっすね」と満面の笑みを浮かべて喜んだ。

 この話の発端は、先月27日の内田の誕生日だった。鈴木、安西、山口、金森の若手4人が、今年ドイツから帰国した内田の家にはおそらく扇風機が無いだろうと予測し、尊敬する先輩のためにお金を出し合ってダイソンの空気清浄器付き冷暖房をプレゼント。ついでに冗談交じりに自分たちの誕生日を伝えていたところ、内田が本当にお返しを用意してくれていたのだった。

 ライダースジャケットを渡される際には、内田から「もっとこれからもっといっぱい点を取ってくれ」と声を掛けられたという。「器が広いっていうか、人と違うところを見ている。広い心で見てくれている」と尊敬の思いが尽きない様子だった鈴木。「ここから巻き返して何とかリーグ(タイトル)を獲れるように頑張る」とあらためてチームへの貢献を決意していた。

[ 2018年4月26日 19:40 ]

鹿島FW優磨、22歳誕生日に誓う「リーグ獲れるよう頑張る」

リカバリーでジョギングする鹿島・鈴木(右)と小田。鈴木は22歳のバースデーを迎えた。
Photo By スポニチ


 25日の神戸戦で同点弾を決めた鹿島FW鈴木が22歳の誕生日を迎えた。今季はチームで唯一、公式戦全16試合に出場。そのうち14試合に先発とフル回転している。22歳の目標について「ここから巻き返して何とかリーグ(タイトル)を獲れるように頑張る」と口にした。3月に安西らとともに誕生日プレゼントを渡したDF内田からは、お返しにライダースジャケットを贈られ「これからもっといっぱい点を取ってくれ」と声を掛けられたという。「うれしいですね。器が広いというか、人と違うところを見ている」と感謝していた。

[ 2018年4月27日 05:30 ]


篤人より誕生日プレゼントを贈られた優磨である。
昨日は優磨の22歳の誕生日であった。
更なる飛躍が期待される。
優磨がゴールを量産し、巻き返しを図ろうではないか。
お誕生日おめでとう。

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フォーメーション変更を提案したとは、一切言ってなかった




ゲキサカの西山氏の記事を全否定する寺野女史である。
西山氏によると篤人が4-2-3-1へのシステム変更を提案したとあったが、そうではないとのこと。
ゲキサカの元記事は既に削除されており、別記事に差し替わっておる。
この事実を元に考えると、ゲキサカがガセを流したことに間違いはなかろう。
これは大失態である。
篤人と大岩監督の名誉が汚されるところであった。
ここは改めて、システム変更の提案はなかったと明言しよう。
戦術変更は大岩監督の手腕である。

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ケルン、大迫を放出候補に

大迫勇也はケルンの放出候補の1人か…独誌が2部降格時に移籍する選手を予想


降格がほぼ決定的となっているケルン。大迫は今夏に移籍する可能性が高いかもしれない。

日本代表FWの大迫勇也は今夏に新クラブに移籍することになるかもしれない。ドイツ誌『キッカー』では、同選手をケルンが放出候補と考える1人として挙げられている。

2部行きが現実味を増すケルンだが、先日にはMFマルコ・ヘーガーが2部降格時に行使可能となる契約解除条項を放棄したことを伝えると、週明けにはDFヨナス・ヘクターと2023年までの新契約を交わしたことを発表。さらに正守護神のティモ・ホルンも新契約を結ぶ運びとなっており、アルミン・フェーGM(ゼネラルマネジャー)は現在、MFレオナルド・ビッテンコートの慰留に努めているとされている。

しかし、その一方で残したい選手全員に2部行きを求めることは不可能に近い。また、クラブとしては移籍金による収入も必要であるため、複数の選手を手放すことになる。『キッカー』によると、今夏に契約が満了となるDFドミニク・マローやFWクラウディオ・ピサーロのほか、DFドミニク・ハインツやフレデリク・セーレンセン、パヴェル・オルコウスキーやルーカス・クリュンター、そして大迫がその放出候補だという。

大迫は今年2月、地元紙『エクスプレス』のインタビューで「ケルンが2部に降格したらすぐに出ていくのでしょうか?」との質問に対し、「いいえ! 僕はケルンでの4年間をとても大切に思っていますし、ここは居心地が良いので」と返答していた。だが、クラブは一定の移籍金が提示されれば、同選手の退団を受け入れるようだ。


ケルンが大迫を放出候補に挙げておると報じるドイツ現地紙である。
ケルンは2部降格が避けられぬ状況となっており、選手の整理に乗り出すものと考えられる。
外国人助っ人として所属する大迫はその候補に挙げられてもおかしくはないと思われる。
違約金が設定されれば、クラブ側は了承する模様。
その金額はいかほどのものなのであろうか。
もし手が出る価格ならば、喉から手が出るほどの欲しい人材であることは確かである。
とはいえ、大迫はまだまだ欧州にて活躍したいはず。
この夏、大迫の去就に大注目である。

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下位からの脱却、または上昇気流に乗るきっかけを作りたいことは両者に共通している

不調が続く“オリジナル10”。新スタイルの横浜FMが鹿島に挑戦


Jリーグが誕生した1993年から26年間続いている対戦カード。それはこの横浜FMと鹿島の一戦だけだ。“オリジナル10”として一度も降格することなくトップリーグで戦い続けており、優勝回数も横浜FMが2位タイの3回、鹿島が最多の8回と両チームを合わせて全体の44%に上る両者の対戦は、“伝統の一戦”と表現しても言い過ぎではないだろう。

ただ、今季はともに苦しい戦いが続いている。横浜FMは10試合を終えて2勝3分5敗で15位。明治安田J1第4節の浦和戦、第5節の清水戦と連勝して上昇気流に乗ることも期待されたが、以降の5試合は2分3敗と勝利なし。敵地に乗り込んだ前節の札幌戦も、圧倒した前半にCKから今季リーグ戦2試合目の先発出場となった金井 貢史のゴールで先制したものの、後半はリズムを崩して逆転負けを喫した。

ボールを支配することはできており、アタッキングサード、残り3分の1でのアイディアや判断、精度の課題は継続してあるものの、ここ数試合でそれ以上に目立つのがミスの多さだ。前々節の湘南戦は、4失点のうち2失点を不用意なボールの奪われ方から喫しており、札幌戦もリズムを崩した原因は後半に多発したミスだった。攻撃的に戦っている以上、リスクは伴うが、ミスを繰り返していては失点をするばかりか攻撃のリズムも作れない。連戦の中、運動量と集中力を欠きやすい状況を強いられているが、なんとか立て直したい。アンジェ ポステコグルー監督は最近の戦いを「非常に残念な結果」としながらも「やり方を変えるつもりはない」と断言。自分たちの戦い、攻撃的なサッカーを貫きながら、ホームで結果を得たい。

対する鹿島も3勝3分4敗と負け越しており、順位は横浜FMの一つ上の14位と“常勝軍団”らしくない戦いが続いている。前々節の川崎F戦は好勝負ながら結果として1-4で敗れ、前節もなぜかホームで相性が悪い神戸が相手とはいえ、1-1で勝利を逃した。ただ、西 大伍や遠藤 康、レオ シルバといった主力がここ数試合で立て続けに復帰していることはポジティブな要素だろう。特にレオ シルバは、横浜FMの中澤 佑二が「このサッカーは相手のボランチがキーになってくる。そこでボールが取れないとサイドの裏に出されてしまう」として、「レオ シルバみたいな選手が入ってきたときにどうなるか」と以前から名前を挙げていた選手。負傷明けの連戦となるが、レオ シルバが出場した際に中盤の争いやその先の展開がどうなるかは見ものだろう。

リーグ戦で57回目を迎える両者の対戦は、ここまで鹿島が28勝8分20敗と勝ち越しており、ここ5年を見ても鹿島が7勝2分1敗と大きくリードしている。ただ、横浜FMの1勝は昨季のホームで手にしたもの。また、互いの状況に加えて今季の横浜FMが大きく戦い方を変えていることも加味すれば、試合がどう転んでもおかしくはない。いずれにせよ、下位からの脱却、または上昇気流に乗るきっかけを作りたいことは両者に共通していることだろう。そのために勝利を手にするのは果たしてどちらか。

[ 文:菊地 正典 ]


「Jリーグが誕生した1993年から26年間続いている対戦カード。それはこの横浜FMと鹿島の一戦だけだ」と記すJリーグ公式の菊地氏である。
一度も降格することもなく続いておると言い切る。
しかしながら、それはマリノスとであり、フリューゲルスと合併したクラブは別物ではなかろうかと言いたいところもある。
現場とは無関係に、政治的・強制的に決定したこの事件はJリーグに暗い影を落とした。
悪しき歴史と言って良かろう。
そのFマリノスの中澤はレオ・シルバを警戒する。
「レオ・シルバみたいな選手が入ってきたときにどうなるか」と以前から名を挙げておったとのこと。
レオ・シルバは先日の神戸戦にて復帰し、高いパフォーマンスを魅せてくれた。
中二日の過密日程となるが、起用はどのようになるのであろうか。
ボランチの起用法に注目である。

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アトレティコのファビオ・サントス、いい試合ができるように全力で臨む

Fábio Santos espera fazer grande jogo no domingo


O lateral-esquerdo Fábio Santos espera fazer um grande jogo neste domingo, na Arena Independência, contra o Corinthians, seu ex-clube. Animado pelo triunfo sore o Vitória, na última rodada, ele acredita que, apesar das dificuldades que serão impostas pelo time paulista, o Galo tem tudo para conquistar a segunda vitória seguida no Brasileirão.

“Foi uma vitória importante, a primeira dentro do campeonato. Conquistar os três pontos dentro de casa, o que não fizemos bem na temporada passada, no Brasileiro, dá confiança e tranquilidade para mais uma semana de trabalho. Será um jogo complicado no domingo, mas tenho certeza que, fazendo uma boa preparação, temos tudo para fazer um grande jogo”, comentou o jogador.

Fábio Santos destacou a importância de se desenvolver uma estratégia específica para a partida do final de semana.

“A dificuldade natural de todos os jogos. Claro que o Corinthians, hoje, tem uma equipe muito bem montada, difícil de ser vazada e, realmente, sabe muito bem o que tem que fazer dentro do jogo. Vamos ver o que o Thiago vai nos passar durante a semana, a estratégia de jogo, que realmente merece uma estratégia diferente dos outros jogos porque é uma equipe que se defende muito bem. Então, precisamos ter paciência e saber jogar a jogo da maneira que ele se desenhar. Vamos nos preparar bem para fazer um grande jogo”, disse.



O lateral atleticano concluiu ressaltando a importância de se conquistar os pontos dentro de casa no Campeonato Brasileiro.

“É muito cedo para falar de quem vai ou não brigar pelo título. Temos que levar todos os jogos da maneira mais séria possível porque não podemos perder pontos, principalmente dentro de casa. É dessa maneira que vamos enfrentar o Corinthians no domingo, sabendo que é um concorrente, sem dúvida, lá na frente, mas não pensar nisso agora, procurar somar os pontos dentro de casa, principalmente, para ver o que acontece mais para frente”.

Publicado 24 de Abril de 2018, às 18:57.


コリンチャンスとの対戦を前に会見に出席したアトレティコのファビオ・サントスである。
以前所属したコリンチャンスには思い入れがある様子。
2006年に鹿島に在籍した際は、まだまだ若いプレイヤーであったが、すっかりベテランの域となっておる。
懐かしい思い出がよみがえる。
また、コリンチャンスにはダニーロとドゥトラが所属しており、元鹿島勢が相見えることとなる。
これは楽しみな一戦と言えよう。
注目である。

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安西幸輝、左かなと思ったら、やっぱり左だった

【鹿島】安西幸輝が戻ってきた!「その役目ができるなら」何度でも仕掛ける覚悟だ
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年04月26日


「左かなと思ったら、やっぱり左だった」


神戸戦で復帰を果たした安西。20分間ほどのプレーだったが、スピード感溢れるドリブル突破で攻撃に勢いをもたらした。写真:徳原隆元

[J1リーグ10節]鹿島1-1神戸/4月25日/カシマ

 安西幸輝が、やっとピッチに戻ってきた。

 今季から鹿島の一員となった安西は、開幕からリーグでも、ACLでもレギュラーとしてフル稼働していた。左右のSBとサイドハーフをハイレベルにこなすマルチロールは、加入1年目ながら、絶大な存在感を発揮していた。

 しかし、3月10日のJ1第3節、ホームの広島戦で右膝を負傷。内側側副靱帯を損傷し、全治約1か月の診断が下された。

「開幕から試合に出られていて、うまい具合にチームに馴染んできたところでの怪我だった。もっとやりたい自分がいたし、(山本)脩斗君がずっと左(SB)をひとりでやっていたので、それは本当に申し訳なかった」

 焦りも、あった。

「もちろん、焦りは毎日、ありました。でも、フィジカルコーチだったりとか、サポートをしてくれる方が、1日でも早く治そうというふうにやってくれていたので。それに救われたのかなと思います」

 辛いリハビリを終えて、負傷から1か月と15日目に、待望の復帰戦を迎える。J1第10節のホーム神戸戦でベンチ入りすると、73分に土居聖真との交代で途中出場する。

「どこで行くか分からなかったですけど、使うと言われていたので。自分では左(サイドハーフ)かなと思ったら、やっぱり左だった」

 限られた出場時間のなか、縦に鋭く、思い切って仕掛けるシーンがあった。怪我明けだけに、怖さがなかったわけではないが、「ピッチでそういうのを出したら、チームメイトにも浸透してしまうから」と、自らを奮い立たせて、アグレッシブに振る舞った。

鬱憤を晴らすかのように、生き生きとプレー


3節・広島戦で右膝を負傷。戦列を離れている時、チームの戦いぶりを見て、改めて自分に何が求められているかを確認した。写真:徳原隆元

「自分はやれるって見せるために、勢いを持って仕掛けよう、と。やれたと言えばやれたと思うけど、(クロスは)アシストにもなっていないし、チームも勝っていない。次、チャンスをいただけたら、もっとしっかり精度を上げてやりたい」

 強気な姿勢を示し、勝負にこだわったのは、戦列を離れていた時期に、チームの戦いぶりを見て感じる部分があったからでもあるようだ。

「上手い選手がたくさんいるけど、“作っている”だけでは、怖さがない。ひとりぐらい、取られてもいいから、仕掛ける選手がいてもいいんじゃないかなと思ってはいました。

 今日も縦に突っ込んで、別に取られてもいいという考えで、それで抜けてクロスまで行けるなら、チームメイトも勢いがつく。相手からしても、仕掛けられるのは怖いはず。その役目ができるのなら、自分がやりたいと思っています」

 強い責任感を胸に秘めながらも、久々の実戦の舞台を楽しんでいるようにも見えた。これまでの鬱憤を晴らすかのように、安西は生き生きとプレーしていた。

「怪我をして不安だったし、再発もしたんですけど、スタジアムで応援してもらっているなかで、試合ができるのは、やっぱり幸せなこと。また考えさせられました」

 リーグでは14位と低迷している一方、ACLではベスト8進出を賭けた戦いが迫っている。チームがここからもう一度、高みに登っていくために、安西の“怖さ”が必要だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


神戸戦後に安西幸輝を取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
今の気持ちを正直に引き出しておる。
大きな負傷明けということもあり、限定的な起用は当初から予定されて織った模様。
そして、出番に関して左の2列目を予期し、その通りとなった。
チームに馴染んでおることがよくわかる。
思い切りの良さでチームに勢いを増させるのが、今の安西の役目である。
相手にとって怖い存在で在り続けよ。
安西の躍動を楽しみにしておる。

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神戸戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第10節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半いい形で入ったが失点してしまった。後半はしっかり自分たちで立て直して、できた部分があったが、最後の一押しが足りず残念な結果になってしまった。しっかり次に切り替えて、リカバーして準備したい。

Q. ケガ人が復帰した。連戦のなかで明るい材料か?

A. 心強く感じている。チームをもう1ランク上げてくれる選手たちだと思う。しっかりコンディションを見極めながら、次のゲームへの準備を進めたい。

Q. 小田選手が90分プレーしたが、その評価は?

A. 今日だけではなく、この3試合、非常にいいパフォーマンスを続けている。評価は変わらず高い。しかし、連戦のなかで高いパフォーマンスを維持しなくてはいけない。彼だけではなく、しっかりリカバリーして、次への準備を怠らないでほしい。



【遠藤 康】
どこまでできるかわからない中で、最低限の仕事はできたかなとは思う。次はメンバーがどうなるかわからないけど、誰が出ても戦えるチームだと思うし、準備をするだけ。

【安西 幸輝】
どのポジションで出ることになってもいいようにイメージをしていた。やれるということを示すために、勢いを出せればと思っていた。もっとコンディションを上げて、プレーの精度を高めていきたい。

【小田 逸稀】
先制点を狙っていて、流れも良かった中で失点してしまった。自分がしっかりとした状況判断をできていれば対応できていたと思う。経験をプラスに変えられるように日々の練習からやっていくしかない。

【植田 直通】
内容的には相手を圧倒している部分が多かったけど、勝つことができなかった。こういう試合をモノにできるかどうかで、後に響いてくる。この戦い方を継続して、次は勝利を掴めるようにしないといけない。

【犬飼 智也】
失点の場面では一つ前のプレーで潰しておかなければいけなかった。アグレッシブにプレーすることはできていたし、みんなが前に行く姿勢は必要だけど、それを結果で示さなければいけなかった。

【土居 聖真】
内容が良くなっても結果が出ていない。攻守両面でアグレッシブに、ダイナミックにプレーできていたけど、だからこそもったいなかった。個人的にも、ギアをもっと上げたかった。

ヴィッセル神戸戦


本日行われたJ1 第10節 ヴィッセル神戸戦は1-1の引き分けに終わりました。

第10節
2018年4月25日(水)19:03KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
前半、良い形で入って、失点してしまったが、後半にしっかり自分たちで立て直すことができた。最後の一押しができなくて非常に残念な結果になってしまった。しっかり次に切り替えて、リカバリーして準備したい。

--ケガ人が復帰した。
心強いですし、チームをもう1ランクあげてくれる選手。しっかりとコンディションを見極めながら次のゲームに準備をすることが今後試合が続いていく上で重要なことだと思う。

--小田 逸稀選手が90分フル出場。
今日だけじゃなくて、非常に良いパフォーマンスをしている。評価は通常通り、高く評価しています。ただ、これはどの選手でもそうだが、この連戦の中で高いパフォーマンスを維持しなければいけない。彼自身もしっかりリカバリーして次の準備を怠らないようにし続けることが大事なんじゃないかと思う。

第10節
2018年4月25日(水)19:03KO カシマ

[ 内田 篤人 ]
試合内容としてはだいぶ良くなってると思う。ちょっとフォーメーションをいじりましたけど、それがうまくポジションというかみんなの距離感がだいぶ良くなったと思います。今までフラットで4枚が中盤に並びましたけど、今日はちょっとダイヤ。トップ下に(土居)聖真を入れて。そうすると(金崎)夢生とか個人で行ける選手がプレーできるエリアが広がるんで、これはちょっとヒントじゃないかと思います。

--3本目のクロスでゴールにつなげました。
体的にあそこの時間でスプリントできるのはだいぶ良くなってきている。前は試合内容もありましたけど、難しかったですけど、自分的にはいける回数が増えてきている。そろそろ中と自分が合わないといけないかな、と思います。

[ 土居 聖真 ]
結果がついてくるといいんですけど、1点の重みを大事にしないといけないのは毎試合感じていることですけど、1点を我慢できれば勝点3にグッと近づく。全員が去年感じた悔しさをもっと噛み締めないといけないと思います。

攻守両面でアグレッシブだったし、ダイナミックだったんじゃないかなと思います。それがあるだけにもったいない。自分ももう一つギアを上げたかったですけど上げられなかったので、しっかり休んでリフレッシュして、次に備えたいかなと思います。

手に汗握る展開となった一戦はドロー決着。試合を支配した鹿島は勝ち切れず
日が沈み気温も下がった県立カシマサッカースタジアムは、ピッチの状態も水を含みプレーをするには絶好の条件がそろった。鹿島は、小田 逸稀が2試合連続で先発のピッチに立つだけでなく、ケガから戻ってきたばかりのレオ シルバと遠藤 康も11人に名を連ねた。対する神戸も2年目の安井 拓也がプロ初先発で起用され、右SBには那須 大亮が入った。

ここ数試合、攻撃の形ができていなかった鹿島だったが、土居 聖真をトップに入れ、鈴木 優磨を左MFに入れた布陣変更が功を奏してペースを握る。4分には鈴木がカットインから思い切りの良いシュートを放ち、こぼれ球に金崎 夢生が詰めてゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴール。ただし、守備の統率も取れており、神戸が狙うパスまわしを許さない。すぐにボールを奪い返し、相手を押し込む展開が多くなっていった。

ところが、ゴールまであと一歩まで迫るのだがラストパスの精度を欠いてしまう。14分には遠藤のFKを三竿 健斗が合わせるもキム スンギュのセービングに遭い、16分には土居の中央突破からパスを受けたレオ シルバがゴール前に走り込む土居に合わせてクロスを蹴り込むも少しズレてしまう。また、20分にも鈴木がカットインする背後を金崎が走り抜けてパスを呼び込んだが、鈴木のパスは強すぎてゴールラインを割ってしまった。

このスキに、一つのチャンスをゴールに結びつけたのが神戸だった。ミドルシュートを狙える位置でボールを受けたルーカス ポドルスキに対し、鹿島の選手が慌てて対応に出ると、その動きをあざ笑うかのようにフワリとしたパスをゴール前に落とした背番号10。そこに走り込んだ三田 啓貴がヘディングシュートを放つと、クォン スンテの頭上を越えてゴールネットを揺らす。ほとんどの時間を優勢に進めていた鹿島だったが、神戸が先手を奪った。

後半も鹿島は次々とチャンスをつくっていく。すると55分に、内田 篤人からのクロスをキム スンギュがはじいたところを鈴木が押し込み1-1の同点に追いつく。反撃を試みる神戸は次々と選手を入れ替え、布陣も[4-4-2]に変えて流れを変えようとする。鹿島の選手たちの運動量が落ち始めたこともあり、神戸がカウンター気味に攻撃を仕掛ける場面も増えていった。

両チームともに激しくボールを追いかける手に汗握る展開は最後まで続く。アディショナルタイムには神戸が乾坤一擲のカウンター。左サイドを駆け上がるルーカス ポドルスキからのクロスにウェリントンが飛び込み、こぼれ球に反応した大槻 周平がゴールを狙ったが、鹿島の守備陣が体を寄せてこれを阻止。結局試合は、1-1のまま終了。県立カシマサッカースタジアムでのこの対戦は神戸が4連勝中だったが、今回は勝点を『1』ずつ分け合う結果となった。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 神戸】同点ゴールの起点となった内田
2018年4月25日(水)



鹿島の内田篤人はオーバーラップからグラウンダーの鋭いクロスを供給し、同点ゴールの起点となった。

【鹿島 vs 神戸】素早い反応で同点ヘッド
2018年4月25日(水)



55分、1点を追う鹿島はこぼれ球に素早く反応した鈴木優磨がヘディングシュートでゴールネット揺らし、試合を振り出しに戻した。

布陣変更を監督に提案した内田篤人「今日の試合はヒントになる」
18/4/25 23:07


DF内田篤人は試合内容を前向きに捉えた

[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]

 大敗からの流れは断ち切った。前節21日の川崎F戦に1-4で敗れた鹿島アントラーズだが、中3日の神戸戦は1-1ドロー。最近6試合で1勝2分3敗という苦しい状況は続くが、DF内田篤人は「試合内容としてはだいぶ良くなっている。フォーメーションをちょっといじったけど、みんなの距離感がだいぶ良くなった」と前向きに捉えた。

 これまで4-4-2をベースにしてきた鹿島だが、この日はMF土居聖真がトップ下に入る4-2-3-1を採用。FW鈴木優磨が左サイドに入り、右サイドではMF遠藤康が8試合ぶりに負傷から復帰した。「今日の試合はヒントになると思う」と話す内田は川崎F戦後、大岩剛監督に呼ばれて2人で話す機会があり、その場でフォーメーションの変更を提案したのだという。

「試合(川崎F戦)が終わって、みんなでご飯を食べながらこういう話をしていたんですけど、どう思いますかって」。現役時代にはチームメイトとして一緒に戦った経験もあり、「(大岩)剛さんとは話しやすい」雰囲気が一助になった。

「勝てなかったけど、戦い方としては光が見えた。これが正解かは分からないけど、試行錯誤しながら良くなっていくもの」。苦境から抜け出すためにできることはすべてやる。第10節終了時点で3勝3分4敗の14位。下位に低迷する“常勝軍団”がゴールデンウイークの連戦を巻き返しへの起爆剤にする。

(取材・文 西山紘平)

内容改善も14位後退…8戦ぶり復帰の鹿島MF遠藤康「でも勝ってない」
18/4/26 02:04


キャプテンマークを巻いて先発したMF遠藤康

[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]

 負傷者が続々と戻ってきた。鹿島アントラーズはMF遠藤康が8試合ぶり、MFレオ・シルバが5試合ぶりに先発復帰。FWペドロ・ジュニオールも5試合ぶり、DF安西幸輝は7試合ぶりにベンチ入りした。

 右サイドハーフで先発した遠藤は攻撃のリズムに変化をつけ、後半33分までプレー。「プレーで見せないといけないし、どこまでできるか分からなかったけど、最低限の仕事はできたと思う。最後はちょっと足をつりそうだったので、自分から(交代を)言った」。後半28分から途中出場し、左サイドに入った安西は「まだちょっと怖さもある」と言いながらも、「その中で20分やれたのは大きい。勢いを持って仕掛けようと思っていた」と懸命にプレーした。

 前節の川崎F戦は1-4の惨敗だったが、この日は4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更したことも功を奏し、試合内容には改善も見られた。ただ、遠藤は「フォーメーションが変わったから良くなったというか、選手個人個人の勝ちたい気持ちが出ていた。フォーメーションより選手の意識だと思う」と指摘。同時に内容が結果に結びついていないことも問題視した。

「厳しいことを言うと、でもホームで勝ってない」。内容では神戸を上回っていたが、獲得した勝ち点は1。最近6試合で1勝2分3敗となり、順位も12位から14位に落とした。「うちは勝たないといけないチームだし、優勝しないといけないチーム」。遠藤は最後まで厳しい表情を崩さなかった。

(取材・文 西山紘平)

【J1採点&寸評】鹿島1-1神戸|ポドルスキが妙技を見せ、鈴木は最後まで脅威の存在に
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年04月25日


鹿島――失点に絡んだ小田は厳しく採点


【警告】鹿島=なし 神戸=安井(22分)、ポドルスキ(47分)、渡部(88分)
【退場】鹿島=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)


[J1・10節]鹿島1-1神戸/4月25日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
前半は神戸の組織的な守備に苦戦。ゴール前にボールを運ぶことはできるが、きれいに崩そうとする意識が強かったのか、シュートを打ち切れない場面も。後半に鈴木のゴールで追いつき、敗戦は免れたとはいえ、試合をひっくり返すまでの迫力は示せなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
裏に抜け出してきた三田のヘッドは止められず。それ以外では、ソツのないセービングで追加点を許さなかった。

DF
2 内田篤人 6.5(82分OUT)
気づけばフリーになっているポジショニングでパスを受け、好機に絡む。クロスもひと工夫を加えて、鈴木の同点ゴールをお膳立てした。

5 植田直通 6
研ぎ澄まされた読みと球際の強さをいかんなく発揮。後半は出足の鋭さが増し、相手に前を向かせない守備が光る。

39 犬飼智也 6
クリアをそのまま味方に届けたほか、前線につける縦パスなど、後方から攻撃を援護。空中戦も簡単に負けなかった。

23 小田逸稀 5
相手を抜き切ってクロスなど、アグレッシブは見せたが……。先制点の場面では、三田についておきながらゴールを許す失態。

MF
20 三竿健斗 6
タイトに寄せて、デュエルを制し、ピンチを未然に防ぐ。流れの中でサイドに開き、組み立てに幅を持たせる働きも。

4 レオ・シルバ 6
5試合ぶりの先発。的確なサポートでボールの流れを良くし、42分、56分には際どいミドルを放った。

25 遠藤 康 5.5(78分OUT)
2節・G大阪戦以来の出場。要所でプレーに絡みながら、セットプレーでも良質なボールを蹴ったが、決定機は作れなかった。

MAN OF THE MATCH
9 鈴木優磨 6.5
左サイドから力強い仕掛けでチャンスメイク。効果的なサイドチェンジも織り交ぜ、55分には内田のクロスをヘッドで押し込み、チームを敗戦から救った。最後まで相手に脅威を与える存在感を示した。

鹿島――怪我から復帰した安西は及第点の出来


内田のクロスをヘッドで押し込む。鈴木の価値ある同点弾で鹿島は引き分けに持ち込み、勝点1を掴んだ。写真:徳原隆元

FW
10 金崎夢生 5.5
4分、こぼれ球に素早く反応してネットを揺らすもオフサイドの判定。鋭い動き出しで攻撃を加速させ、積極的にシュートを打ったが結果を残せなかった。

8 土居聖真 6(73分OUT)
推進力のあるプレーで局面を前に進める。ドリブルとパスの使い分けもスムーズ。49分のゴール正面からの一撃はGKに止められた。

交代出場
DF
32 安西幸輝 6(73分IN)
右膝の怪我から待望の復帰を果たす。2列目の左サイドに入り、強気に縦に仕掛けて攻撃に勢いをもたらした。

DF
22 西 大伍 ―(78分IN)
右SBの内田のひとつ前でプレー。細かい連係によく絡み、好パスを配給してチームメイトを活かした。

MF
6 永木亮太 ―(82分IN)
右SBに入る。限られたプレータイムの中、不用意にスペースを与えない位置取りと、馬力のある飛び出しを見せた。

監督
大岩 剛 5.5
先制を許す難しい展開だったが、焦れずに主導権を引き寄せる。後半は効果的な交代策で攻め立てたが、あと一歩が足りなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鹿島、悔しいドローにも内田は悲観せず「光見えた」
[2018年4月25日23時17分]


鹿島対神戸 後半、同点ゴールを決めた鹿島FW鈴木とタッチをかわすDF内田(左)(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:鹿島アントラーズ1-1ヴィッセル神戸>◇第10節◇25日◇カシマ

 ほとんど、鹿島アントラーズの時間帯だった。

 先制を許した前半34分と、後半のロスタイムの決定的なピンチを除けば。放ったシュートもヴィッセル神戸の5本の倍の10本。後半は神戸の陣地だけでプレーしているようなものだった。

 ただ、結果は1-1の引き分け。頭で同点ゴールを挙げたFW鈴木優磨は「勝てなくて非常に残念です」と悔しさをにじませた。

 それでも、負の流れは断ち切れた-。そう思える内容だった。MF遠藤康が長期離脱から復帰し、ゲーム主将として試合を落ち着かせる。MF土居聖真とポジションを入れ替えて2列目に下がった鈴木が左サイドから推進力を見せる。

 そして、鈴木に代わって1・5列目に位置した土居が頻繁に顔を出す。大敗した前節の川崎フロンターレ戦後に大岩剛監督と2人で、自チームのフォーメーションについて話し合ったというDF内田篤人は後半、短時間で何度も果敢に攻め上がるスプリント力を見せた。そして同10分に右から送った低く鋭いクロスが相手GKの手をはじき、鈴木の前に転がった。

 「今日は勝てなかったけど、戦い方としてはだいぶ光が見えたんじゃないか」と話す内田は「今日は最初、雨が降っていたけど(雨降って地)固まる、的なね」。ホームで引き分けに終わったものの、手応えをつかめた試合。自身のパフォーマンスにしても上向きな姿を見せた背番号2は決して悲観せず、前向きにとらえていた。【今村健人】

鹿島内田が同点呼ぶクロス ドローも「光見えた」
[2018年4月26日7時11分 ]


鹿島対神戸 前半、ボールを奪い合う鹿島DF内田(右)と神戸DF渡部(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:鹿島1-1神戸>◇第10節◇25日◇カシマ

 鹿島アントラーズDF内田の“アシスト”で負の流れを断ち切った。

 1点を追う後半に果敢に攻め上がり、10分に低く鋭い右クロスで相手GKの手をはじいて、中盤に入ったFW鈴木の同点弾を呼び込んだ。日本代表の森保コーチの前で攻撃力を披露した。「今までなら2点目を取られて終わっていた。フォーメーションを変えて、勝てなかったけど、光が見えた。今日の戦い方は1つヒントになる」と、前向きに話した。

不振脱出へ光明!鹿島、優磨で追い付いた

鹿島-神戸 後半、同点ゴールを決め遠藤(左)とタッチする鹿島・鈴木=カシマ

 明治安田J1第10節(25日、鹿島1-1神戸、カシマ)不振脱出の兆しが浮かんだ。1-4と大敗した21日の川崎戦後、大岩監督はDF内田と個人面談で意見を聴取。攻撃陣のポジション変更を行うなど、てこ入れを図った。前半に先制を許したが、後半10分に内田の右クロスのこぼれ球をFW鈴木が頭で押し込み、追い付いた。「勝てなかったけど光が見えてきた」と内田は手応えを口にした。

先制点アシストで引き分けに持ち込んだ神戸・元ドイツ代表MFポドルスキ
「いい走りだしがあったので、裏をかいて放り込んだ。難しい試合で勝ち点1を取れてよかった」

鹿島 内田が同点弾演出、連敗止める 代表入りへ清武を激励
明治安田生命J1第10節 鹿島1―1神戸 ( 2018年4月25日 カシマ )


神戸と引き分けた鹿島イレブン
Photo By 共同


 鹿島は神戸に引き分け、公式戦の連敗を2で止めた。FW鈴木とMF土居の配置を入れ替えるシステムも機能し、シュート数は2倍の10本と攻め続けた。日本代表の森保コーチが視察する中、FW鈴木の同点弾を演出したのはDF内田。右の深い位置から低いクロスを入れ「体的にあの時間でスプリントできるのはだいぶいい。個人的にもチームとしても今日の戦い方がヒントになる」と前向きに捉えた。

 この日2発のC大阪MF清武とは、ドイツ時代から連絡を取り合ってきた仲。互いにケガが多く「ダメかな」と清武からこぼされた時には「バカヤロー、俺が(代表入りを)諦めてないんだから諦めるなよ」と励ましたという。「うれしいっすね」と我がことのように喜んだ。

[ 2018年4月26日 05:30 ]

【鹿島】ドローも布陣変更、ケガ人復帰で光明 優磨弾“アシスト”の内田「ヒントになる試合」
2018年4月25日23時7分 スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ第10節 鹿島1―1神戸(25日・カシマスタジアム)

 鹿島は神戸と1―1で引き分けた。

 鹿島は従来の4―4―2からFW鈴木優磨を左サイド、MF土居聖真を1・5列目に置く4―2―3―1に変更。鈴木と負傷からの復帰戦となったMF遠藤康のキープ力ある2選手にボールを集め、前半から試合を支配した。一瞬の隙を突かれて先制点を許したが、後半14分にDF内田篤人のクロスを鈴木が押し込んで同点に追いついた。

 終盤にはピンチを迎えたがゴール前で守備陣が奮闘。追加点は奪えず、2試合ぶりの勝利を逃し引き分けたが、内田は「ヒントになる試合。今までだったら2点目を取られていた。これで1つ光が見えた」と一定の手応えを示した。遠藤は「うちらは勝たないといけないし優勝しないといけないチームなので」と厳しい表情を崩さなかったが、「みんなの頑張りが同じ方向を向いた」と語った。

鹿島14位後退 鹿島 1-1 神戸

鹿島-神戸 後半8分、クロスを上げる鹿島・内田=カシマスタジアム、菊地克仁撮影

明治安田J1第10節の鹿島は25日、県立カシマサッカースタジアムで神戸と1-1で引き分けた。通算成績は3勝3分け4敗、勝ち点12で14位に後退した。

鹿島は前半34分、一瞬の隙を突かれ先制された。しかし後半10分、オーバーラップした内田が同点ゴールを演出した。右サイドから鋭いグラウンダーのクロスを送り、相手GKがはじいたところを鈴木が頭で押し込んだ。同点になってからは鹿島が敵陣で攻め続けたが、決勝点は奪えなかった。

次節は28日、敵地で横浜Mと対戦する。

(藤谷俊介)


4-2-3-1へのシステム変更を提案して篤人である。
これが功を奏し、ほとんどが鹿島の時間帯となった。
試合内容の向上は、結果は別として大きな光明と言えよう。
素直に聞く耳を持つ大岩監督についても評価するところである。
過密日程ですぐに次の試合がやってくる。
この布陣を継続できるか否かは選手のコンディションに左右されよう。
どうなるのか、楽しみにしたい

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Jリーグ 第10節 ヴィッセル神戸戦



優磨のゴール。

新布陣にて巻き返しを図れ

鹿島遠藤2カ月ぶり復帰、大敗危機感の「起爆剤に」
[2018年4月25日7時19分 ]


25日の神戸戦で復帰する鹿島MF遠藤


大岩監督(中央)を交えて入念に話し合う鹿島MF遠藤(左)とFW鈴木


 鹿島アントラーズは、今日25日のヴィッセル神戸戦で負の流れを“変化”で断ち切る。左太ももを負傷していたMF遠藤が中盤の右サイドで約2カ月ぶりに復帰。同じ2列目左にFW鈴木を下げ、MF土居を前線に上げる昨季の形に変える。

 川崎F戦での大敗を受け、誰しもが危機感を持って臨む一戦。遠藤は「みんな頑張っている。その頑張りを同じ方向に向ければ勝てる。ちょっとのこと。その起爆剤に自分がなれれば」と頼もしかった。

鹿島 新配置で12位から浮上へ!土居「苦しい状況を変える」
明治安田生命J1第10節 鹿島―神戸 ( 2018年4月25日 カシマ )

 鹿島が新配置で攻撃改革に踏み切る。9節までの総得点「7」はJ1ワースト。25日のホーム神戸戦は、FW鈴木が2列目、MF土居がセカンドトップとしてFWを務めることが濃厚だ。

 通常と逆の配置には、攻撃時により幅を使い、ゴール前での意図ある攻撃パターンを増やす狙いがある。遠藤、レオ・シルバ、安西、ペドロ・ジュニオールの戦線復帰も濃厚な一戦。土居は「苦しい状況を変えられるのは自分たちしかいない。それはできる」と12位からの浮上を誓った。

[ 2018年4月25日 05:30 ]

【鹿島】“ノーモア・オウンゴール”OGから今月3失点の守備改善へ指揮官自信
2018年4月25日6時0分 スポーツ報知


ドリブルで駆け上がる犬飼智也

 ノーモア・オウンゴール!鹿島は24日、茨城・鹿嶋市内で神戸戦(25日・カシマ)に向けた最終調整を行った。前節の川崎戦(21日)で1―4の大敗を喫するなど12位に沈む苦しい状況だが、日本代表DF植田直通は「勝つことだけを考えています」と力強く語った。

 今月だけでオウンゴールから3失点する“春の珍事”が起き、いずれの試合も敗れた鹿島。大岩剛監督(45)も「耳が痛い話です」と苦笑いする負の連鎖が続いているが、DF出身の指揮官は「ポジショニング、コミュニケーション、視野の確保、体の向き…。明確に選手に伝えています。しっかり準備できている」と“脱・オウンゴール”への自信を示した。出場停止の日本代表DF昌子源に代わって先発するDF犬飼智也は「しっかりコミュニケーションをとって、苦しい状況のチームを勝たせたい」と意気込んだ。

 また、この日の試合を想定した紅白戦ではFW鈴木優磨を左サイド、MF土居聖真を1・5列目に配置する布陣をテストし、開始10秒で土居がゴールを決めるなど好感触を得た。負傷から復帰したMF遠藤康、MFレオシルバの先発起用も濃厚。DF内田篤人もリーグ戦3戦連続スタメン出場が有力となっている。


神戸戦に向けて布陣にメスを入れた鹿島である。
聖真を1.5列目に上げ、左に優磨、右にヤスを配置して挑む様子。
攻撃に手を加えた格好であり、紅白戦では開始10秒で聖真がゴールを入れたとのことで手応えを感じさせた様子。
また、3試合もオウンゴールを記録したがそれは左サイドを崩されたもの。
優磨の起用はそこに手を打った形でもあろう。
負傷者の復帰と共に新布陣で挑むこの神戸戦、リスタートと位置付け巻き返しを図りたい。
楽しみな一戦である。

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小田逸稀、試合に出してもらえることに感謝したい

鹿島小田「切り替える」前節パスミスも愛あるいじり
[2018年4月24日19時8分]


25日の神戸戦で、自分のミスを取り返すと意気込む鹿島DF小田(撮影・今村健人)

 鹿島アントラーズは24日、茨城県鹿嶋市内でヴィッセル神戸戦(25日、カシマスタジアム)に向けて練習を行った。

 前節の川崎フロンターレ戦でGKへのバックパスをMF中村憲剛にさらわれて失点に絡むミスを犯してしまった19歳のDF小田逸稀は、3試合連続で左サイドバックで出場する予定。「ああいう結果を出してしまったにもかかわらず、試合に出してもらえることに感謝したい。(気合は)いつも入っているけど、いつも以上に気合が入っています」と思いを明かした。

 あのミスの場面については多くの人から「愛ある」形でいじられたという。「自分が切り替えられるような環境をつくってくれた。このチームで本当に良かった。自分の進化が問われると思う」と力を込めた。

 現在12位と苦しむ中で、DF昌子源が出場停止処分を受けて神戸戦に出られない。だが、守備のリーダーを担うDF植田直通は「今日は練習をやっていて、みんなの気合を感じたし、明日の試合に懸ける思いもすごく感じた。それを、まずはピッチの試合に出る11人が示せれば、いい結果はついてくる」と話した。


リーグ戦3試合連続でスタメン出場予定の小田逸稀である。
前節、致命的なミスから失点したが、多くの人から「愛ある」いじられがあったとのこと。
逸稀はこのことを素直に受け止めておる。
そして、連続スタメン起用にも感謝しておる。
こうして若者は成長していくのだ。
楽しみである。

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鹿島――遠藤、L・シルバが先発復帰の見通し

【J1展望】鹿島×神戸|改善の兆しが見える鹿島は、負のスパイラルから抜け出せるか
サッカーダイジェスト編集部
2018年04月24日


鹿島――遠藤、L・シルバが先発復帰の見通し


故障者/鹿島=町田、安部、山本、レアンドロ 神戸=なし
出場停止/鹿島=昌子 神戸=なし


J1リーグ10節
鹿島アントラーズ - ヴィッセル神戸
4月25日(水)/19:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(9節終了時):12位 勝点11 3勝2分4敗 7得点・9失点

【最新チーム事情】
●鈴木が神戸戦翌日の26日に、22歳の誕生日を迎えることに。
●レアンドロが左膝の検査のため、23日にブラジルに一時帰国。

【担当記者の視点】
 9節を終え、3勝2分4敗で12位。昨季は最終節まで川崎と優勝を争った鹿島が、今季は苦しんでいる。

 怪我人が復帰すれば、別の選手が故障と、満身創痍(そうい)で臨んだ前節・川崎戦では、昌子が2枚の警告で神戸戦は出場停止となり、チームは2014年の同カード(等々力)以来の4失点。1-4の完敗を喫した。

 負のスパイラルにはまっている。ただ、少しずつ改善の兆しはある。中3日での神戸戦もベストメンバーを揃えられないが、遠藤、L・シルバが先発復帰の見通しだ。レアンドロ、安部らは別メニューが続いているが、安西の実戦復帰も近く、巻き返しに向けたプラス要素はある。

 大岩監督は「(川崎戦の敗戦から)すぐに切り替えていかないといけない。(主力の続々の復帰は)刺激を与えてくれており、ポジティブに考えたい」と神戸戦を見据えた。

神戸――シーズン序盤に比べて、攻守ともに充実一途

ヴィッセル神戸
今季成績(9節終了時点):7位 勝点14 4勝2分3敗 15得点・12失点

【最新チーム事情】
●前節・名古屋戦を3-0で制し、今季リーグ初の2連勝。
●その名古屋戦で出場停止明けのポドルスキが2ゴール。
●敵地・カシマスタジアムでは4連勝中。


【担当記者の視点】
 前節の名古屋戦を3-0で制し、今季初の2連勝(リーグ戦)を達成した。吉田監督が「自分たちのやりたいサッカーをできた」と言うように、内容にも手応えを掴めた意味でも、実りある1勝だったと言えそうだ。

 シーズン序盤に比べると、攻守ともに完成度が高まりつつあるのは、リーグ戦ここ4試合の成績(3勝1敗)からも窺えるだろう。今節の鹿島戦を終えると、その先は川崎、FC東京、広島と上位陣との戦いが続くだけに、願わくは、良い結果を掴んで勢いをさらに加速させたい。


「川崎戦では、昌子が2枚の警告で神戸戦は出場停止となり、チームは2014年の同カード(等々力)以来の4失点」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
ここは「退場」が正しい表記である。
サッカーメディアがこのようなミスを犯しておっては、初心者がサッカーを理解することが困難となる。
こういった小さな事の積み重ねが、日本サッカー界の停滞に繋がるのだ。
きちんとして欲しい。
残念である。

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小田逸稀、背負った責任、味わった痛み、アントラーズのユニフォームを纏う誇り、仲間への思い――

PICK UP PLAYER


 日没とともに静けさを取り戻した川崎の空。スタンドには明かりが灯され、数十分前まで満ちていた熱気が遠い過去のものであるかのような静寂に包まれていた。メインスタンド中央、ピッチを正面に望むミックスゾーン。ロッカールームを後にした若武者の足取りは重かった。軽いはずはなかった。「敗戦をどのように受け止めているか」。心中を察しながらも、報道陣が呼び止める。「チームとして」という枕詞を施しても、その問いは刃のような鋭さを帯びてしまう。あのプレーが持つ意味を考えれば、仕方のないことだった。

 「今日の試合は誰が何と言っても、全て自分のせいだと思っています」。小田逸稀はそれでも、静かに言葉を紡ぎ始めた。「“ここから”という時に…」。決して目を逸らすことなく、あの一瞬と向き合っていた。

 4月21日、等々力陸上競技場。屈辱としか表現し得ない90分にあって、アントラーズレッドが沸騰した瞬間。64分、永木亮太。反撃の狼煙を上げる一撃が、水色と黒を沈黙で覆ってみせた。だが、わずか数十秒後――。「14番の動きは見えていなかったです」。小田は絞り出すように言った。痛恨のボールロスト、重くのしかかる3失点目。「前半と後半の立ち上がりに2点を取られて、でも1点を取り返して“ここから”という時に…。中途半端なプレーをしてしまったので、反省しないといけないです」。下を向いてはいられない。上を、前を向かなければ――。うつむきながらも、その思いは痛いほど伝わってきた。

「キャンプで言われていたのは『もっとボールに行け、強く行け』ということです。それを常に意識してやっています」

 アントラーズ加入2年目。極寒の宮崎で、背番号23は確かな成長の跡を示していた。ルーキーイヤーは天皇杯2試合に出場し、負傷離脱も経験。起伏と鍛錬の日々を経て、小田は持ち前の対人能力をさらに高めていた。力強いマッチアップを繰り返し、ボールを狩り取っていく。主戦場の左サイドだけでなく、右サイドをも務める万能性も武器となった。そして1月27日、キャンプを締めくくるトレーニングマッチ。徳島との一戦、隣には百戦錬磨のキャプテンがいた。絶えず、激しく指示が飛ぶ。時には身振りを交え、闘将が若武者を突き動かす。「逸稀!もっと行け!強く行け!」。その檄は期待の証左に他ならない。小田自身もまた、その思いに応えようと必死にボールを追っていた。

「アントラーズは勝たないといけないチームなので、試合に出場すれば、2年目であろうと関係なく勝利を求められると思います。勝たないとサポーターの方も納得してくれないと思うので、悔しさの方が強いです」

 鹿嶋へ帰還し、迎えたシーズン開幕。内田や安西の加入で激化した定位置争いに身を置いて、小田は虎視眈々と出番を待ち続けた。そして3月13日、ついに訪れたプロ初先発の夜。シドニーFCとのホームゲーム、結果は1-1。勝ち切れなかった悔しさと、一歩目を刻んだ意味を噛み締めて、若武者は前を向いた。「連戦でまたチャンスはあると思うので、次は自分が試合に出て勝てるようにしたいです」。そして1ヶ月後、その言葉は現実のものとなった。4月14日、名古屋戦。J1初先発初出場、走り抜いた90分、そして掴み取った3ポイント――。「自分が試合に出て勝つことができれば、評価につながると思っていました。勝つことができて本当に良かったです」。誓いを果たし、初々しい笑顔を見せた。

「DFは経験が大事だと思っているので、昨季の1年間で経験したことを活かしたいと思っていたんです。今はいろいろな経験をさせてもらっているので、経験値も増えていっていると思います。もっと自信を持ってプレーできるように練習からやっていきたいです」

 あの日のカシマスタジアムで、初勝利の喜びとともに語られた抱負――。「DFは経験が大事」という言葉は今、痛みを伴いながら自身へと突き付けられる。等々力での90分、そしてあのボールロストは忘れ得ぬ記憶となったに違いない。一瞬の迷いが命取りになる、残酷なプロの世界。だが、ミスをしないフットボーラーなどいない。先輩たちも皆、痛みと傷を負いながらキャリアを築き上げてきた。だからこそあの日、土居が「逸稀の責任じゃなくて、全員の責任です」と言えば、内田も呼応するように「アイツはよくやっているよ」と言葉を重ねていたのだ。全てはこれからだ。小田の物語は始まったばかりなのだから。

「若い選手がアントラーズを引っ張っていかないと、と思っています。ケガ人も出ていますけど、下から突き上げることが大事だと思うので」

 鹿のエンブレムを纏う自覚と責任を胸に、小田は今日もひたむきにボールを追う。激しい競争に身を置き、切磋琢磨を繰り返す中で挫折を味わうことがあるかもしれない。実力者たちの戦列復帰によって、再びピッチから遠ざかる日々が訪れるかもしれない。それでも19歳は、全てを真っ直ぐに受け止めて、力強く進化の道のりを進んでいく。



 そして、もう一つ――。「安部ちゃんはいつも自分のことを気にかけてくれるし、すごく仲が良いので、一緒にプレーしたいんです」。ともにアントラーズの門を叩き、ともに歩み、しかし異なる歩幅で進んできた同期の存在。ルーキーイヤーから燦然たる輝きを放ってきた安部と、地道に力を蓄えてきた自分――。「ライバル心がないことはないですけど、安部ちゃんが活躍すれば嬉しいですよ。今はケガで出られないので、“安部ちゃんのために”という思いもありますし」。小田はそう言って、穏やかな笑顔を見せていた。

 背負った責任、味わった痛み、アントラーズのユニフォームを纏う誇り、仲間への思い――。全ての思いを糧にして、若きサイドバックは今夜も聖地のピッチをひた走る。「逸稀」コールを背に受けて、勝利だけを目指して疾走する。


神戸戦に向けた注目プレイヤーとしてピックアップされる小田逸稀である。
今季は2年目としてキャンプから成長の手応えを感じておったことが伝えられる。
新加入の安西の陰に隠れておったが、出場機会を狙っておったことが解くわかる。
ルーキーであった去年とは明らかに異なる。
身体は強く、あたりに行くメンタルも兼ね備えておる。
一つ二つのミスは、若さとして忘れれば良い。
また、同期の安部裕葵との関係も綴られる。
一生の友となって行くであろう。
同期の絆は深く強い。
お互いに切磋琢磨し、大きく成長していくのだ。
楽しみな存在である。

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小田逸稀、自分の真価が問われる試合になると思う

【鹿島】リーグ最多得点の好調・神戸戦へ最終調整 遠藤康、レオシルバが先発復帰か
2018年4月24日14時59分 スポーツ報知


ミニゲームで激しくボールを奪い合う久保田(左)と鈴木

 鹿島は24日、鹿嶋市内で神戸戦(25日・カシマ)に向けた調整を行った。

 前節(21日)で川崎に1―4で敗れるなど、リーグ戦12位と苦境に立つ鹿島。対する神戸はリーグ最多・15得点を挙げ2連勝中と好調だが、負傷離脱していたMF遠藤康、レオシルバ、FWペドロジュニオール、DF安西幸輝が同戦で4人そろってベンチ入りすることが濃厚になった。大岩剛監督は「刺激を与えてくれる存在。ポジティブなこと」と歓迎した。

 川崎戦で退場処分を受けた日本代表DF昌子源に代わって先発が有力なDF犬飼智也は「思い切ってやるだけ。100%を出し切りたい」と意欲。同戦で失点直結のミスを犯した小田逸稀は「忘れたわけではないですが、もう切り替えました。いろんな方が切り替えられる環境を作ってくれた。このチームで本当によかった」と語り、「いつも入っているけど、いつも以上に気合が入っている。自分の真価が問われる試合になると思う」と気を引き締めた。

 予想スタメンは以下の通り。

 ▽GK権純泰

 ▽DF内田篤人、植田直通、犬飼智也、小田逸稀

 ▽MF三竿健斗、レオシルバ、遠藤康、鈴木優磨

 ▽FW土居聖真、金崎夢生


神戸戦に向けた前日練習を取材した報知新聞である。
先発メンバーにヤスとレオ・シルバが戻ってきた。
そして安西とPJもベンチ入りする模様。
これは心強い。
実績十分のベテランと助っ人が中盤を締め、ベンチワークにフレッシュな二人を起用できる。
まだまだ負傷者はおるが、少しでも復帰してくれることは嬉しい。
また、両SBは川崎戦を踏襲する様子。
ミスにて敗戦の原因を作った小田逸稀は、「忘れたわけではないですが、もう切り替えました。いろんな方が切り替えられる環境を作ってくれた。このチームで本当によかった」と語る。
これが鹿島の伝統と言えよう。
チーム全体が若い選手を育てる気風を備えておるのだ。
明日は成長した姿を見せてくれよう。
このメンバーにて最強攻撃を誇る神戸を封じて勝利を掴み取ろうではないか。
楽しみである。

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ヤス、頑張りを同じ方向に向ければ勝てる

【鹿島 vs 神戸】 ウォーミングアップコラム:苦しむ鹿島に、頼りになる男が復帰
2018年4月24日(火)



ここ5試合で1勝1分3敗と苦しい状況が続く鹿島に頼りになるベテランが帰ってくる。第2節G大阪戦で負傷交代し、左大腿二頭筋損傷と診断されていた遠藤康(写真)が久しぶりに先発組に入った。

左利きのMFは今月7日に30歳を迎えたばかり。ピッチに立てない間、苦しむチームの力になれないことに誰よりも心を痛めていた。全体練習には先週から参加するようになったばかりだが、怪我人の多さと連戦、そしてチームがスタイルを失いつつある苦境というということもあり、いきなりの先発起用となりそうだ。

ただ、本人に気負いはない。
「ホームですし勝たないといけない。相手どうこうよりまず自分たちのサッカーをすれば。まずは自分たちのことを考えながらやりたい。誰かがミスをしたら誰かがカバーする。当たり前のことをやれば勝てる。難しく考える必要はない」

そう言って、チームに自信を注入する。ずっとピッチの外から見ていた遠藤だけに、いまのチームに足りないものを問われると「足りないものはない」と断言した。

「みんながんばってる。その頑張りを同じ方向に向ければ勝てる」。

対戦相手は過去4年間、ホームのカシマスタジアムで負け続けているヴィッセル神戸。悪い流れを断ち切るためにも遠藤の左足にかかる期待は大きい。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第10節
4月25日(水)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸


ヤスについて記すJ's GOALの田中滋氏である。
今日行われた前日練習にて主力組に入ったとのこと。
これは期待感が高まる。
ヤスの左足と重心の低いドリブルは、相手の脅威となろう。
ヤス自身は、「ホームですし勝たないといけない。相手どうこうよりまず自分たちのサッカーをすれば。まずは自分たちのことを考えながらやりたい。誰かがミスをしたら誰かがカバーする。当たり前のことをやれば勝てる。難しく考える必要はない」と語る。
自分たちのサッカーを取り戻して勝利に導くのだ。
活躍を楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

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レアンドロ、ブラジルに一時帰国

レアンドロ選手の一時帰国について
2018年04月24日(火)

レアンドロ選手が左膝の検査のため、23日、ブラジルに一時帰国しましたのでお知らせいたします。

再来日の日程等については、決まり次第お知らせいたします。


左膝の検査のためにブラジルに一時帰国したレアンドロである。
これは厳しい。
今季の2列目はレアンドロを軸に考えておったはず。
その中心的選手が負傷にて長期の離脱となり、復帰の予定も未定となると苦しい状況は仕方がない。
この現実を受け止め、今季のサッカー自体にも影響を及ぼすこととなろう。
この困難に打ち勝ち、レアンドロの復帰を待つ。
真価が問われるときである。

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新しい試練はまた内田篤人を鍛えてくれるに違いない

「あきらめちゃ、だめじゃない?」苦悩する鹿島のキーマン内田篤人
名門・鹿島アントラーズの低迷。ベテランとなって帰ってきた内田篤人の思い
文:寺野典子/写真:ロイター/アフロ 2018年04月23日

■完敗に送られた「アントラーズコール」

 ディフェンディングチャンピオン・川崎フロンターレを相手に1-4の大敗を喫した鹿島アントラーズ。今季の課題である立ち上がりの悪さを突かれるように、開始5分のオウンゴール。後半開始早々の47分にも失点を喫した。64分に1点を返したものの、1分後にはGKへのバックパスを奪われて、3点目。77分には昌子源が退場し、81分に4点目を献上。文字通り完敗という内容だった。

 試合終了後、ゴール裏へと向かうアントラーズの選手たち誰もが、サポーターからのブーイングを覚悟していただろう。しかし、送られたのは、熱のこもったアントラーズコールだった。

「サポーターの人もブーイングじゃなくて、応援を送ってくれたけど、苦しいのはみんな苦しい」

 内田篤人はそうチームの現状を口にした。
 ACLではJリーグ勢で唯一決勝トーナメント進出を果たしたが、リーグ戦は3勝2分け4敗の11位(4月21日)。首位を走るサンフレッチェ広島とは勝ち点差は14ポイント。そのうえ、ここ1カ月は怪我人が8名にも及んでいる。

 今季加入した内田も第1節出場後、長く戦線離脱を余儀なくされていたひとりだ。
 前節、4月14日の名古屋グランパス戦に先発復帰し、勝利に貢献。立ち上がりの悪癖を払しょくすべく、「前への意識を表現したかった」と試合開始直後から攻撃参加や前線へのパスを送った。先制点を獲得後(前半10分)は、身体を張った守備でゴールを死守している。「プレーでチームをひっぱりたい」という内田らしい姿を見せていた。


 しかし、グループリーグ首位攻防となった4月17日のACL水原戦を、若手主体で臨み0-1と惜敗を喫したチームは、リーグ戦、川崎Fと対峙し、またもやその悪癖を見せる結果となってしまったのだ。

「映像でも見ていたけれど、フロンターレは、Jリーグのなかでもパス回しや攻撃のクォリティは群を抜いている。そういう相手と浮き沈みのある、あまりよくないアントラーズがやれば、こういう結果になってしまう部分もあるんだとは思う。

 ある程度、相手がパスを出して、動いていくという部分は予想していたし、しょうがない部分でもある。ただ、前半に失点してしまった状況で、やっぱり『またか』という雰囲気にもなるから。相手に対抗しようとするうちの動きも少ない。『次なにをしようか』という感じで、ひとつひとつのプレーが単発で終わってしまう。それぞれみんな思っているんだけど、みんな頑張っているんだけど、それがかみ合っていない。

 フロンターレは出して動いて(を繰り返していて)、みんながボールをもらうために動いている。そういうシンプルなことだとは思うけれど。俺らの形ってなんだったかと考えたときに、それが作りきれていない。勝てない状況になれば、自信がどんどん無くなっていく。そのうえ試合が続くなかでは、立て直すのは簡単じゃないとは思うから、ここは我慢するしかない。

 戦術もあるだろうし、ちょっと運もあるだろうし、これだけっていう理由じゃない。それを俺がわかっていれば、勝たせられる。俺も30(歳)で、ドイツでもやっているけど、どうやったら勝てるかって答えはないから。我慢しかない。ひたすら我慢、我慢。俺らには4冠という目標がある。だいぶ差があるけど、あきらめちゃダメじゃない? だけど、今は4冠を獲るチームの戦い方じゃない」

■サイドバックはこういう展開だと厳しい(笑)



 内田はある種、淡々と現実について語った。その言葉は厳しい。それは誰かを責めるというよりも、自身へのメッセージでもあるように思えた。

「サイドバックはこういう展開になるとなかなか難しい。(追加点を狙い)前へ行ったらカウンターをくらうし。どうしても受け身になる。やれることが限られちゃうね、難しいゲームになればなるほど。そういう地味なポジションなんですよ(笑)」

 そう語った言葉の響きは軽快にも感じたけれど、いかにチームへ影響力を与えられるかという意味での内田の苦悩が感じられもした。

 プレーで示すという意味での、ピッチの右サイドに立っている自身の限界。ベテラン選手にひっぱられていた過去とは違う。4冠をめざすチームの大型補強と言われた現在の内田篤人に課せられた任務、期待は彼自身がもっとも理解しているはずだ。

 苦境に立つチームの一員、そして、ベテランとして、ただじっと「我慢」しているわけではないだろう。新しい試練はまた内田篤人を鍛えてくれるに違いない。


川崎戦後の篤人を取材したBEST TIMEの寺野女史である。
FOOTBALL ZONE WEBの大木記者の記事とはかなり印象が異なる。
先の記事では戦術批判とも受け取られかねないコメントであったが、こちらではかなり前向きである。
「どうやったら勝てるかって答えはないから。我慢しかない。ひたすら我慢、我慢。俺らには4冠という目標がある。だいぶ差があるけど、あきらめちゃダメじゃない? だけど、今は4冠を獲るチームの戦い方じゃない」という言葉には、篤人の経験に裏付けされた含蓄がある。
諦める場合ではないのだ。
物事を変えるにも時間と労力がいる。
そこは我慢するところ。
この二つの記事を比較し、篤人の言いたいことをどちらが伝えておったかが、今はわかる。
コメントを切り取り報じるメディアの怖さを改めて知った。
常に真実を追い求めていきたい。

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ヤス・安西・PJ・レオ・シルバ、復帰

【鹿島】12位からの巻き返しへ 神戸戦で遠藤康ら主力4人復帰も
2018年4月24日7時0分 スポーツ報知


直接FKの居残り練習を行う遠藤康(中央)。右はレオシルバと久保田和音

 リーグ戦12位と苦しむ鹿島は23日、茨城・鹿嶋市内で神戸戦(25日・カシマ)に向けた調整を行った。長期離脱していたMF遠藤康(30)、DF安西幸輝(22)、FWペドロジュニオール(31)、MFレオシルバ(32)が全メニューを消化。神戸戦で4人同時に復帰を果たす可能性が浮上した。

 ACLとの連戦を戦う中でけが人が絶えず、開幕から常時5~7人がリハビリ調整してきた鹿島。5月中旬のW杯中断期間までACL決勝トーナメント1回戦を含めて残り7試合という段階で、離脱前に主力として出場していた4人が満を持してピッチに帰ってくる。

 遠藤は「リハビリよりも、チームが勝てない時にピッチに立てないことがつらかった。言われたら(先発で)いけます」と意欲。安西も「自分が山本選手(DF山本脩斗、12日に左膝後十字じん帯損傷で全治約3~4ヶ月の診断)の負担を減らせていればと思うと悔しい。早くピッチに立ちたい」と語り、悔しさをぶつける覚悟を示した。(岡島 智哉)


鹿島の練習を取材した報知新聞の岡島記者である。
ヤス、安西、PJ、レオ・シルバがフルメニューをこなしたとのこと。
これは朗報。
明日の神戸戦では4人が同時に出場する可能性があると報じられる。
不甲斐ない試合が続くチーム状態に対して大きな力となってくれよう。
期待しておる。

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鹿島アントラーズユース、高円宮杯U-18プレミアリーグ三連勝

鹿島が磐田を破り開幕3連勝を達成 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第3節
2018年04月23日



ピックアップマッチ

鹿島アントラーズユース 1-0(前半1-0、後半0-0)ジュビロ磐田U-18

高円宮杯U-18サッカープレミアリーグEASTは4月22日(日)に第3節が行われ、鹿島アントラーズユース(茨城)とジュビロ磐田U-18(静岡)が対戦しました。

開幕から連勝中の鹿島と、連敗中の磐田という対照的な状況で迎えた一戦。立ち上がりから好調を維持する鹿島が押し込む展開が続きます。さらに鹿島は熊谷浩二監督が「間違いなくうちのストロングポイント」と言う、DF佐々木翔悟選手(#7)の左足、MF小沼樹輝選手(#8)の右足から放たれる高精度のセットプレーでゴールに迫っていきます。



15分ほど経過して、ゲームが落ち着いてくると磐田は昨年から主力として出場するMF岩元ルナ選手(#7)やMF加藤隼登選手(#8)らを中心に、サイド攻撃で対抗します。しかし、強固な鹿島DF陣を崩し切ることができず、決定機をつくり出すことができません。

すると、37分に試合の均衡が破れます。鹿島のMF小沼樹輝選手(#8)が蹴り込んだ左CKをゴール前でDF増崎大虎選手(#3)が頭で触れ、最後はMF前田泰良選手(#10)が押し込んで鹿島が先制に成功します。

鹿島は得点後に磐田の反撃に遭いますが、キャプテンの前田選手が「ここでやられたらもったいないぞ」と声を掛けるなど、前節2失点を喫した柏戦で得た教訓を生かして、1点のリードを守ります。



後半に入ると、鹿島はしっかりとブロックを敷き、カウンターを狙います。一方の磐田は前半に引き続き、サイドを根気強く攻め、ゴールへの道筋を立てていきます。「ここ3節で一番良かった」と世登泰二監督が振り返るように、チームが目指すポゼッションサッカーで鹿島ゴールに迫っていきます。

74分には右CKにDF速水修平選手(#5)が合わせますが、これはゴールポストに弾かれてしまいます。後半アディショナルタイムには加藤選手がゴール前でシュートを放ちますが、これはゴール上を通過。決定機を決め切ることができず、試合は終了。鹿島が1点を守り抜き、開幕からの連勝を3に伸ばしました。

監督・選手コメント

熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
初戦から難しい試合が続いています。勝っていく中での自信や、チームの構築といった部分が進んでいっているということだと思います。力の差はないですし、プレミアは力が拮抗した厳しいリーグなので、とにかく残留が目標です。その中でチーム、選手が成長していければいいと思います。最後のところでやらせないという部分は常日頃言っていること。後半は相手にボールを持たれましたが、シュートを打たれる前の段階で制限をかけたり、ボールを奪うことができるようにまた練習をしていきたいです。

MF #10 前田泰良 選手(鹿島アントラーズユース)
2連勝している中で勢いはつけながらもプレミアEASTは全く力の差がないので、守備から入ってセットプレーやカウンターからのワンチャンスをものにできればと思っていました。セットプレーでは質のいいボールが入ってくるので、常にそのこぼれ球を狙っています。自分の特長は、パスやシュートといったゴールにつながるプレーです。まずはチームのためのプレーを意識しつつ、チャンスがあれば目に見える結果を決めてチームを引っ張っていければと思っています。

世登泰二 監督(ジュビロ磐田U-18)
開幕から2試合を戦って、初めてのプレミアリーグに慣れるまでに時間がかかると思っていました。2試合を戦ってベースの切り替えの早さや、球際の激しさ、アプローチの早さの部分を体感することができました。サッカーの戦術以前に、意識の部分が全然違うということを感じて、この一週間はそういう部分を徹底してトレーニングの中でやってきました。ベースの部分に関してはまだまだですが、ここまで2戦と比べると、やっとプレミアのチームと戦える意識のところまで来たかなと。ここから先は、サッカー的な部分。やっとそういう話ができる。そういう土俵にようやく立てたのかなと感じています。

DF #4 平松航 選手(ジュビロ磐田U-18)
第2節までを戦って感じたプレミアのプレースピード、プレスの早さ、球際の激しさを意識した中で、一週間トレーニングをしてきました。鹿島の戦いも分かっていて、立ち上がりも悪くなく、試合全体としても今までの3試合の中でも一番良い出来でしたが、警戒していたコーナーキックの場面で、自分が失点に絡んでしまったのは悔しいです。時間をかけてきたビルドアップの部分はうまくはまったという印象ですが、まだまだゴール前に入っていく回数、シュートが少ないです。今日の試合で通用した部分はあったので、次の試合で通用することをどんどん増やしていって、勝点を少しずつでも拾っていければと思います。

その他の試合結果

柏レイソルU-18 2-3(前半1-0、後半1-3)清水エスパルスユース
市立船橋高校 2-2(前半0-1、後半2-1)浦和レッドダイヤモンズユース
富山第一高校 1-1(前半0-0、後半1-1)FC東京U-18
青森山田高校 1-1(前半0-0、後半1-1)流通経済大学付属柏高校

柏レイソルU-18(千葉)は清水エスパルスユース(静岡)をホームに迎えました。柏は27分にFW森海渡選手(#9)が先制ゴールを挙げますが、後半に清水のFW山崎稜介選手(#19)がハットトリックを達成。3-2で清水が勝利を収めました。市立船橋高校(千葉)と浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)による一戦は、後半アディショナルタイムにMF池髙暢希選手(#10)が劇的な同点ゴールを挙げ、2-2のドローという結果になりました。2連敗中の富山第一高校(富山)は昨年のプレミア王者・FC東京U-18との対戦。1点ビハインドの78分にFW小森飛絢選手(#10)がゴールを決め、ドローに持ち込み勝点1手にしました。開幕2連勝中の青森山田高校(青森)は流通経済大学付属柏高校(千葉)との一戦。後半に先制点を奪われますが、三國ケネディエブス選手の3試合連続ゴールで追いつき、勝点1を拾いました。


高円宮杯U-18サッカープレミアリーグEASTにて開幕から無傷の三連勝を飾り首位に躍り出た鹿島アントラーズユースである。
これは素晴らしい。
CKからの流れから先制し、そのゴールを守り切った。
熊谷監督は試合巧者ぶりも染み込ませておる。
この年代で試合から、練習から、そして集団生活から多くのものを吸収して成長していくのだ。
今後が楽しみである。

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SPIRIT OF ZICO

午前練習


川崎フロンターレ戦に出場した一部のメンバーはリカバリートレーニングを行い、それ以外はポゼッショントレーニングやミニゲームなどを実施しました。


オフ明けの本日の午前練習の風景である。
サポーターの張った「SPIRIT OF ZICO」の段幕が大きく栄える。
この言葉の下、チームは更に結束を強めるのだ。
自分たちの足下を再び固めてリスタートを切ろうではないか。
また、練習メンバーに目を向けると、レオ・シルバ、PJの姿が写る。
助っ人が復帰する模様。
チームに勢いを与え、勝利に導いてくれよう。
ジーコの言葉に誓いを立てて、新たに走り始めようではないか。
チームを信頼しておる。

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篤人、ぶっちゃけ言うと…

「ぶっちゃけ言うと…」内田篤人が赤裸々告白 4失点惨敗を喫した鹿島の問題点
2018.04.22

川崎戦で1-4と大敗の鹿島、内田が指摘…「当てて次がない。蹴って次がない」

 J1鹿島アントラーズは21日のリーグ第9節、敵地川崎フロンターレ戦で1-4と惨敗した。鹿島の元日本代表DF内田篤人はチームの現状について「頑張っているけど噛み合わない」と分析。さらに「ぶっちゃけ言うと……」と内包している問題点を赤裸々に指摘している。
 
 鹿島は序盤から後手を踏んだ。開始5分にオウンゴールで失点すると、後半2分にもMFエドゥアルド・ネットに被弾。後半19分にMF永木亮太のFKが壁に当たり、そのまま吸い込まれて1点差に詰め寄った。だが直後の後半20分にDF小田逸稀のパスミスからMF中村憲剛に流し込まれると、同30分にもFW大久保嘉人に決められて1-4と大敗した。

 今季公式戦最多の4失点を喫した鹿島。後半21分までプレーした内田は「今のあんまり良くない状況のなか、フロンターレに来たらこうなるわなっていう」と試合を振り返り、川崎戦について分析を加えていく。

 事前のスカウティングもあり、「ある程度(川崎がパスを)出して動いてくるのはしょうがない」と覚悟していたという。もっとも最大の問題は「前半やられて、どうしてもこっちは引く。それに対抗するウチの動き方がない」という点だった。

「ぶっちゃけ言うと……」と前置きした内田は、チームの問題点を炙り出す。「(ボールを味方に)当てて次がない。(ボールを)蹴って次がない。単発というかね。それぞれが思っているし、頑張っているんだけど、それが噛み合っていない」と率直に明かした。さらに内田は鹿島のスタイルにも触れ、不安を口にしている。

「噛み合っていない」…その原因は「戦術もあるし、運もある」

「開幕して試合をやっていくなかで、俺らの形ってなんなのかなって考えた時、はっきりしていないのかなって」

 川崎戦の大敗を受けて内田の不安は膨らんだ。「フロンターレは出して動いて、みんながもらいに動く。鹿島はどうかなって考えたら噛み合っていない」と自らの見解を示した。「みんな頑張っている」と何度も繰り返した一方、問題の原因について「戦術もあるだろうし、ちょっと運もある」と掘り下げている。

「4冠獲るって聞いて、俺はここに入った。でも今のところ4冠獲るチームの戦い方じゃないね、厳しいけど」

 鹿島は次節(25日)、本拠地でヴィッセル神戸を迎え撃つ。常勝軍団と呼ばれたクラブはここからどのような巻き返しを見せるのか。名門クラブの真価が問われる。

(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)


敗戦について篤人からコメントを引き出したFOOTBALL ZONE WEBの大木記者である。
分析について語った後に、「4冠獲るって聞いて、俺はここに入った。でも今のところ4冠獲るチームの戦い方じゃないね、厳しいけど」と一刀両断である。
悲しいが、これがチーム内部から見る現実なのであろう。
この状況をどのように変えるのであろうか。
過密日程に加えアジアの戦いも続く。
冷静にクラブを見守りたい。

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アル・アイン UAEリーグ優勝

元日本代表DF塩谷司、元鹿島MFカイオらがSNSで喜びの報告…アル・アインがUAEリーグ優勝
アル・アインが国内リーグ優勝を決めた。

アラビアンガルフリーグ(アラブ首長国連邦/UAE)が21日に行われ、元日本代表DF塩谷司が所属するアル・アインがアル・ナスルに勝利。2位のアル・ワハダが敗れたため、リーグ優勝を決めた。

塩谷は自身のSNSを更新。Twitterには「We are champions!! Mabrook(おめでとう)all Alain fans!! リーグ戦優勝しました(^^)」というメッセージとともに、チームメイトと優勝を喜び合う写真が添えられた。





かつて鹿島アントラーズに所属し、現在は塩谷とともにアル・アインでプレーするMFカイオも、Instagramに記念写真と「We are champions!」というコメントを投稿している。

We are champions! 🏆

Caio Lucasさん(@7caiolucas)がシェアした投稿 -



アル・アインはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。グループDを2位で突破している。


UAEリーグ優勝を果たしたアル・アインのカイオである。
おめでとう。
これほどの助っ人がプロへの第一歩を鹿島にてスタートしてくれたことを誇りに思う。
また、ACLのGSも突破しておるとのこと。
決勝にて当たりたい。
共に勝ち上がっていこうではないか。

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オイペン・豊川、逆転に導く同点弾

DF&GKもお手上げのスピード…“激走”豊川雄太、執念の同点弾でオイペンの逆転勝利呼び込む
18/4/22 08:50


FW豊川雄太が同点ゴールを記録

[4.21 ベルギーリーグPO2第5節 シントトロイデン2-3オイペン]

 ベルギーリーグは21日、EL予選2回戦の出場権を争う「プレーオフ2」の第5節を行った。FW豊川雄太の所属するB組のオイペンは敵地でDF冨安健洋所属のシントトロイデンと対戦。3-2で逆転勝利を飾り、「プレーオフ2」初白星を手にした。2試合連続で先発した豊川は後半9分に同点ゴールを奪取。5戦ぶりとなる今季4得点目を記録し、同35分までプレーした。冨安は3試合連続でベンチ外となり、新天地デビューはお預けとなっている。

 奇跡の残留を導いた男が約1か月ぶりに沈黙を破った。豊川は1-2で迎えた後半9分、右サイドで味方とのワンツーを試み、リターンパスはDFに先に体を入れられて触られるも、スピードを緩めずに突進。相手が処理し切れずに流れたボールへと走り込むと、飛び出したGKもかわす形となり、最後はゴールエリア左から左足で無人のゴールに流し込んだ。

 豊川は3月11日に行われたレギュラーシーズン最終節のムスクロン戦(4-0)で、途中出場から3ゴール1アシストを記録。移籍後初出場で衝撃の活躍を見せ、チームを得失点差で奇跡の残留に導いていた。「プレーオフ2」では3試合連続で先発落ちしていたが、今月18日の前節アントワープ戦(0-1)で移籍後初スタメン。2戦連続の先発出場となった一戦で見事に結果を残した。

 チームはその後、後半24分に相手のオウンゴールで3-2と逆転に成功。「プレーオフ2」で初勝利を挙げ、決勝に進める首位と勝ち点3差の暫定4位に浮上した。


EL出場権を争うPOにて同点ゴールを決めたオイペンの豊川である。
これは素晴らしい。
遠くベルギーの地にて活躍しておる様子。
是非ともEL出場権を勝ち得、欧州の地にて躍動するのだ。
朗報を待っておる。

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川崎戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第9節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
観ての通り、前後半の立ち上がりに喫した失点が非常に痛かった。この試合の行方を決めてしまったと思う。ただ、選手にも伝えたが、10人になっても最後の最後まで戦い続けたことは評価している。

Q.失点の場面で、アントラーズのDFは最後にボールウォッチャーになってしまったように思うが?

A.まだ映像で観ていないが、フリーランニングや背後への進入に対してついていけなかったと分析している。川崎Fのストロングポイントは試合前からしっかりと注意をしていたが、選手たちがフリーにしてしまったことは反省しないといけない。



【伊東 幸敏】
ビハインドだったので「ボールを預けて前に行け」という指示だった。途中から入ったからには、何かを変えなければいけなかった。攻撃を活性化できればと思っていた。

【内田 篤人】
前後半の立ち上がりの失点は崩され方が同じだった。相手が引いても、うちが動かない。頑張ってはいるけど、噛み合っていない。

【永木 亮太】
立ち上がりの失点が多い。同じ失敗を繰り返している。これ以上、繰り返してはいけない。自分が入った時は2点のビハインドだったので、健斗に守備を任せて縦関係でプレーした。次の試合がすぐに来るので、みんなでやっていくしかない。

【土居 聖真】
課題の立ち上がりに失点してしまった。注意していなかったわけではないし、ミーティングでも、試合前もハーフタイムにも言っていた。それでも失点してしまったことには何か原因がある。逸稀は良くやっていた。失点は逸稀だけの責任ではなく、チーム全員の責任。

【小田 逸稀】
今日は全て自分のせい。1点を取り返して、ここからという時に中途半端なプレーをしてしまった。反省しないといけない。

第9節
2018年4月21日(土)16:03KO 等々力

[ 大岩 剛監督 ]
見て分かるとおり、最初の前半の立ち上がりの失点、後半立ち上がりの失点が非常に痛かったです。このゲームの行方を決めてしまったのではないかと思っています。ただ、これは選手にも言いましたけど、最後の最後まで10人になっても攻め続けたこと、戦い続けたことについては非常に評価しています。

--失点について、2点目、3点目、4点目のところでボールウオッチャーになっているように見えたのですが?
おっしゃるとおり、フリーランニングもしくは背後からの進入に対してついていけなかったというふうにいまは分析していますけど、映像を見返せていないので細かいところまでは言えません。ただ、フロンターレのストロングポイントは試合前から注意していましたし、選手がいろんな判断の中でフリーにしてしまったことはしっかり反省しないといけないかなと思います。

第9節
2018年4月21日(土)16:03KO 等々力

[ 内田 篤人 ]
オウンゴールが多い。形が全部えぐられてニアで合わされている。オウンゴールが悪いというか、崩され方が悪い。あんまり良くない状況の中でフロンターレと対戦したらこうなる。映像で見ていたけど、Jリーグの中でもパス回しだったり攻撃のクオリティーは群を抜いていると思う。フロンターレがやっていることと同じレベルでやっているのはほかにない。いまは我慢。ひたすら我慢。

【川崎F vs 鹿島】打点の高いヘッドをみせる植田
2018年4月21日(土)



セットプレーで打点の高いヘッドをみせる植田直通(鹿島)。この試合は、川崎F相手に4失点を喫して、勝利に貢献できず。

失点に絡んだ19歳を庇う鹿島DF内田篤人「俺も何度も失点に絡んでるし」
18/4/21 21:09



[4.21 J1第9節 川崎F4-1鹿島 等々力]

 ベテランに一瞬の隙を狙われた。鹿島アントラーズは後半19分、MF永木亮太のFK弾で1点差に追い上げたが、その1分後に失点。後半20分、DF小田逸稀がGKに出したバックパスが緩くなったところをMF中村憲剛が見逃さず、ボールを奪取。そのまま3点目を押し込まれた。

「1点取り返してここからというときに、ああいう中途半端なプレーは反省しないといけない」。東福岡高出身の小田はプロ2年目。リーグ戦はこれが2試合目の先発だった。失点シーンでは中村の動き出しが「見えていなかった」と声を落とし、「今日の試合は誰が何と言っても自分のせいだと思っています」と自身を責めた。

 右サイドバックで後半21分までプレーしたDF内田篤人は失点に絡んだ19歳を庇った。「あいつは本当によくやってる。19歳であんだけ家長さんやブラジル人に食いついて、よくやってる」。まだ経験が少ない中、逆サイドで奮闘した小田をそう称え、「DFってああいうもんだから。俺も何度も失点に絡んでるし。反省して次がないようになっていく」と続けた。

「俺がミスったときも(小笠原)満男さんとかソガ(曽ヶ端準)さんは全然文句を言わなかった。チーム全体の責任ということでチャラにして、次やったら坊主(笑)」。自身のエピソードを振り返りながら、「そういう軽い気持ちでいいんだよ」と将来有望な左サイドバックにエールを送った。

【J1採点&寸評】川崎 4-1 鹿島|家長、憲剛、大久保…役者たちが躍動!鹿島はミスが重なり…
本田健介(サッカーダイジェスト)
2018年04月21日


鹿島――小田は痛恨のパスミスで失点の原因に


【警告】川崎=家長(29分)、谷口(51分) 鹿島=昌子(32分、77分)、金崎(79分)
【退場】昌子(77分)
【MAN OF THE MATCH】家長昭博(川崎)


【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
試合の入りが拙く、5分にはオウンゴールで先手を取られた。その後は盛り返えす時間もあったが、ミスが重なり完敗。厳しい結果を突き付けられた。

【鹿島|採点・寸評】
GK 
1 クォン・スンテ 5.5
4失点はどれも止めろというのが難しいものだった。もっとも守護神として納得はいかないだろう

DF
2 内田篤人 5.5(66分OUT)
後方からのフィードで前線をサポートしようと奮闘。しかし、2点目は自らのサイドを崩された形で、不完全燃焼のまま交代となった。

5 植田直通 5.5
真骨頂の激しいタックルを見せた。ただし、試合途中で相棒の昌子を失うなど難しい対応を強いられた。

3 昌子 源 4.5
先制点を奪われたシーンでは家長に突破を許した。川崎にボールを持たれる時間が長かったなか、最終ラインをまとめきれず。77分には2枚目のイエローで退場となった。

23 小田逸稀 4
65分にはまさかのパスミスで3点目を献上。2失点目のシーンでもE・ネットにかわされてしまった。

MF
20 三竿健斗 5
開始5分には最終ラインのカバーに入るも痛恨のオウンゴール。その後は持ち直したが、1点分を挽回する働きはできなかった。

40 小笠原満男 5.5(57分OUT)
劣勢に立たされたチームを鼓舞したが、流れを変えることはできず。後半の早い時間にピッチを後にした。

鹿島――永木はFKで一矢報いる


鈴木は前半から果敢にゴールを目指したが、結果を残せず。鹿島は永木のFKからの1点止まりだった。(C)SOCCER DIGEST

13 中村充孝 5.5
守備では良く走ったが、期待された攻撃面では消えている時間が長かった。もう少し果敢に仕掛けても良かったか。

8 土居聖真 5.5
40分には好クロスでチャンスを演出。しかし60分にはタッチが大きくなり、好機をフイにするなど安定感を欠いた。

FW
9 鈴木優磨 5.5
奈良と激しいマッチアップを繰り返した。負けん気の強さはよく感じられたが、ゴールという結果は残せず。

10 金崎夢生 5.5
サイドに流れながらボールを引き出してチャンスを窺ったが、奏功せず。エースとしてチームを救うことはできなかった。

交代出場
MF
6 永木亮太 6(57分IN)
自ら奪ったFKをDFに当てながらねじ込んだ。だが、チームはその直後に失点。結果には結びつかなかった。

DF
22 西 大伍 5.5(66分IN)
攻撃に変化を加える存在として投入される。しかし敵陣で仕事をできた時間は少なかった。

DF
24 伊東幸敏 5.5(66分IN)
3点ビハインドの状況で攻めに出た。75分には土居の頭にクロスを合わせるも、ゴールにはつながらず。

監督
大岩 剛 5
川崎の攻撃を止める術を提示できないまま4失点。77分からは10人の戦いを強いられただけに交代カードの効果も薄かった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

鹿島大敗もサポーター激励「もう我慢しかない」内田
[2018年4月21日22時18分]


川崎F対鹿島 前半、鹿島DF昌子(右)はコーナーキックからヘディングシュートを狙うもゴールならず(撮影・小沢裕)


川崎F対鹿島 後半、鹿島DF昌子(左)は2枚目のイエローカードを提示され退場となった(撮影・小沢裕)


<J1:川崎F4-1鹿島>◇第9節◇21日◇等々力

 これまで、肩を落とす試合ではブーイングを浴びていた鹿島アントラーズの選手に、サポーターからかけられたのは励ましの声援だった。DF内田篤人は言った。「やっぱり、苦しいのはみんな苦しい」。昨季、最終節で逆転優勝をさらわれた宿敵に、屈辱的な大敗を喫した。4失点は14年5月10日以来4年ぶり。当時も、等々力で川崎フロンターレが相手だった。

 やはり、課題の立ち上がりだった。開始5分に左サイドから攻められ、GKとDFの間に鋭いクロスを送られた。懸命に足を出したMF三竿健斗に当たって、今季3度目のオウンゴールで早くも先制を許してしまった。問題はオウンゴールの多さではない。内田は「(3度とも)全部えぐられて、ニアで触る形。オウンゴールが悪いというよりも、崩され方が悪い」と分析した。

 果敢にいかなければいけない後半も、立ち上がりの2分に追加点を許した。同19分に、途中出場したMF永木亮太のFKが壁に当たって入り、追い上げムードが高まったが、今度はその1分後。DF小田逸稀のGKへのバックパスが中途半端となり、川崎FのMF中村憲剛にさらわれた。失点の形、タイミングはどれも良くなかった。

 後半32分にはDF昌子源が2枚目の警告を受けて退場。そしてFW大久保嘉人に駄目押しを許した。大敗だった。

 大岩剛監督は「前半、後半の立ち上がりの失点が痛かった。それが流れを決めてしまった」と話した。前節の名古屋戦で勝ちきり、つかみかけた流れをまた、失う敗戦。

 「90分行きたかったが(交代は)戦術的なものだと思う」と話す内田は「戦術もあるだろうし、運もあるだろうし、これだけという理由じゃない。どうやったら勝てるかとかはないから。もう我慢しかない。我慢、我慢。ひたすら」と言い聞かせた。

昌子退場…鹿島、4年ぶり4失点

川崎・大久保を倒し、2枚目のイエローカードで退場となる鹿島・昌子(中央)=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)

 明治安田J1第9節第1日(21日、川崎4-1鹿島、等々力)鹿島は1点を返し、1-2とした直後の後半20分にDF小田が痛恨のミス。GKへのバックパスをMF中村に奪われて失点し、反撃の機運に水を差した。同32分には日本代表DF昌子が2枚目の警告で退場。チームは2014年の川崎戦以来となる4失点で敗れた。「これからというときに(ミス)。自分のせい」と小田は唇をかみしめた。


川崎・大久保を倒して退場となる鹿島・昌子(右)=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


前半、競り合う鹿島・小田(左)と川崎・知念=等々力


倒される鹿島・金崎=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


鹿島 堅守機能せず今季3度目OG…内田「かみ合っていない」
明治安田生命J1第9節 鹿島1-4川崎F ( 2018年4月21日 等々力 )


ガックリの鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 昨季は優勝争いを演じたライバルに惨敗した。鹿島は立ち上がりの悪さを克服できず開始5分に今季3度目のオウンゴールで失点。以後の失点は前段階での守備がことごとくはまらなかった。後半32分にはDF昌子が2枚目の警告で退場。代名詞の堅守は崩壊し、14年5月以来、約4年ぶりに4失点した。「それぞれみんな頑張っているけどかみ合ってない。俺らの形が何なのか考えた時にはっきりしない」とDF内田。窮地に追い込まれている。

[ 2018年4月22日 05:30 ]

【鹿島】川崎にまた…4年ぶり屈辱4失点
2018年4月22日7時0分 スポーツ報知


後半、競り合う鹿島・金崎(左)と川崎・車屋(右)(奥は川崎・谷口)

 ◆明治安田生命J1リーグ第9節 川崎4―1鹿島(21日・等々力陸上競技場)

 昨季の1、2位対決はディフェンディングチャンピオンの川崎が鹿島を4―1で下した。

 大敗を喫した鹿島が暫定11位に後退した。前半5分、後半2分の立ち上がりに失点し、バックパスのミスからダメ押し点を奪われるなど2014年5月10日の川崎戦以来、約4年ぶりの4失点。得点もMF永木の直接FK弾のみに終わった。大岩剛監督(45)は「立ち上がりの失点2つが試合の行方を決めてしまった」と肩を落とした。

 DF昌子が2枚のイエローカードを受けて退場し、DF内田も守備に追われ攻撃に絡めないまま後半21分に途中交代。西野監督が視察する前で代表候補勢のアピールは不発に終わった。内田は「みんな頑張っているけど、かみ合わない。勝ちがないと自信が生まれてこない。こういう時は我慢しかない。我慢、我慢」と語った。

鹿島 4年ぶりのリーグ戦4失点 DF昌子が退場…10人で川崎に大敗

 川崎に敗れ、肩を落とし引き揚げる金崎(10)ら鹿島イレブン

 「明治安田生命J1、川崎4-1鹿島」(21日、等々力陸上競技場)

 14年5月10日の川崎戦以来、鹿島は4年ぶりにリーグ戦で4失点した。

 後半32分にはDF昌子が2枚目の警告を受けて退場。大岩監督は「10人になっても最後まで戦い続けたことは評価したい」と話した。痛かったのは1点差とした1分後の後半20分。DF小田が、バックパスを川崎の中村に奪われて失点した。小田は「ここからというところで中途半端なプレー」とうなだれた。


逸稀を庇う篤人である。
今思えば、篤人がレギュラーに抜擢された2006年も不安定な戦いをしておったものである。
逸稀は気にせず思いっきりプレイしていけば良いと思う。
また、篤人は「フロンターレがやっていることと同じレベルでやっているのはほかにない」とも言う。
攻撃の決まり事が徹底されておることは、素人目にもよく分かる。
今回、鹿島は開始直後のオウンゴールと逸稀のミスにて自分たちの力を発揮しきることは出来なかったが、耐えれば勝機の見えやすい相手であることもまた事実と言えよう。
ジャッジに甘えて、すぐに倒れるところも気になった。
このあたりが川崎がアジアで勝てぬ要因と思う。
いずれにせよ、善戦むなしくとは言えぬ敗戦は悔しい。
何が悪かったという表層ではなく、もっと深いところを観るべきと思わせる試合であった。

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Jリーグ 第9節 川崎フロンターレ戦



こうもジャッジが偏っては…
夢生が不憫で仕方がない。

今季初の前節同様のスタメン

鹿島植田が闘志、因縁川崎F戦で悔しさ「ぶつける」
[2018年4月21日7時20分 ]


鹿島DF植田直通(18年2月撮影)


リフティングする鹿島DF内田


 鹿島アントラーズが因縁の川崎フロンターレ戦へ今季初めて前節と同じメンバーで臨む可能性が高まった。これまでけが人や体調不良で毎節、先発が入れ替わっていたが、DF内田、MF小笠原らが変わらず出場する見込み。

 昨季は2試合とも3失点して敗れた上に、逆転優勝もさらわれた。DF植田は「昨年負けた相手だし、優勝を譲ってしまった相手でもある。悔しさは確実に残っている。ぶつけたい」と力を込めた。


前節同様のスタメンがニュースになっておる。
ミッドウィークのACLにメンバーを落としたとはいえ、今季のリーグ戦はメンバーを固定することが叶わずに来た。
負傷者続出がこの状況を生んでおる。
これでは、不安定な成績も仕方の無いことと言えよう。
ここでスタメンを替えずに挑めるということは、怪我人が増えなかったという事でもある。
小さな事ではあるが、今季に於いては大きな事とも受け止められる。
これを機に前節同様に快勝したい。
期待しておる。

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植田、1対1の局面で負けないようにしたい

【鹿島】植田、「悔しさが確実に残っている」西野監督&関塚技術委員長も視察へ
2018年4月21日7時0分 スポーツ報知


談笑する鹿島の大岩剛監督(左)と昌子源

 鹿島は20日、茨城・鹿嶋市内で川崎戦(21日・等々力)に向けて調整した。川崎は昨シーズンの最終節で勝ち点を並ばれ、得失点差で優勝をさらわれた因縁の相手。直接対決でも2戦2敗6失点と苦戦した。大岩剛監督(45)は「当然、あの悔しさはチームみんなが持っている」と語り、DF植田直通(23)も「(悔しさが)確実に残っている。相手を自由にやらせず、1対1の局面で負けないようにしたい」と誓った。

 また、同戦には日本代表の西野朗監督(63)、関塚隆技術委員長(57)の“二大巨頭”が駆けつける予定。DF昌子源(25)、植田直通(23)、内田篤人(30)、MF三竿健斗(22)、FW金崎夢生(29)ら先発予定の代表候補勢をチェックする。


昨季、優勝をさらわれた事に関して口にする大岩監督と植田である。
それぞれ、「当然、あの悔しさはチームみんなが持っている」、「(悔しさが)確実に残っている。相手を自由にやらせず、1対1の局面で負けないようにしたい」と言う。
これはメディア側からの質問があったため応えた格好であろう。
悔しいことは事実であるが、過去は過去。
ここは目の前の試合集中しておるはず。
今季の川崎の戦術を丸裸にし、勝利を掴み取ってくれよう。
気持ちを高めてスタジアムに向かう。
楽しみである。

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聖真、去年知ったその悔しい気持ちが薄れてはいけない

鹿島“原点回帰”で今季初連勝へ!土居「一瞬でも隙見せない」
明治安田生命J1第9節 鹿島―川崎F ( 2018年4月21日 等々力 )

 鹿島が21日、敵地の川崎F戦に臨む。

 昨季は終盤の2戦で1得点でも決めていれば川崎Fを上回って優勝できていた。FW土居は「去年知ったその悔しい気持ちが薄れてはいけない」と言い「一瞬でも隙を見せた方が苦しい展開になる」と試合を見据えた。「一人一人がやるべきことをやろう」と選手ミーティングで話し合った後に4試合ぶりの白星を挙げた14日の名古屋戦と同じ11人で臨むことが濃厚。“原点回帰”の姿勢で、今季初連勝へ挑む。

[ 2018年4月21日 05:30 ]


川崎戦に向けてコメントを発した聖真である。
「一瞬でも隙を見せた方が苦しい展開になる」と言う。
お互いに高いモチベーションで挑むこともあり、集中力を維持することこそ肝要である。
上位浮上への重要な試合、聖真の活躍を期待する。
楽しみな一戦である。

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Jリーグ屈指の「矛」と「盾」の対決から目が離せない

【J1展望】川崎×鹿島|昨季は優勝を争った両チーム。鹿島はリベンジを果たせるか!?
サッカーダイジェスト編集部
2018年04月20日


川崎――小林、大島は欠場する見込み


故障者/川崎=小林、大島、赤﨑、登里 鹿島=安西、P・ジュニオール、町田、安部、山本、L・シルバ、レアンドロ
出場停止/川崎=なし 鹿島=なし


J1リーグ9節
川崎フロンターレ - 鹿島アントラーズ
4月21日(土)/16:00/等々力陸上競技場

川崎フロンターレ
今季成績(8節終了時):6位 勝点12 3勝3分2敗 9得点・5失点

【最新チーム事情】
●水曜日のACL・蔚山現代戦ではターンオーバーを採用。鹿島戦での先発陣のコンディションに問題はなさそう。
●小林、大島ら数人の怪我人が出ているのは懸念材料。
●リーグ戦ではここ4試合で2分2敗。決定力に課題を抱える。

【担当記者の視点】
 水曜日のACL・蔚山現代戦はすでにグループリーグ敗退が決まっていただけに、これまで出場機会が限られていたメンバーで臨んだ。その分、中2日で迎える鹿島戦へ先発陣のコンディションは心配なさそうだ。

 もっとも小林と大島が負傷欠場する見込みで、ベストメンバーを組むことは難しい。キーマンふたりを欠いて、直近の課題である決定力を改善できるか。

 昨季は最終節で鹿島を逆転して優勝しただけに、相手はリベンジに燃えているはず。ただし川崎もここ4戦で2分2敗と足踏みが続くだけに勝利がほしい。お互いの意地がぶつかる熱い試合になりそうだ。

鹿島――頼れるのは日本代表の両CB

鹿島アントラーズ
今季成績(8節終了時):8位 勝点11 3勝2分3敗 6得点・5失点

【最新チーム事情】
●前節のダゾーンのベストイレブンに、内田と小田が選出された。
●3節・広島戦で右膝内側側副じん帯を損傷した安西が、復帰目標を10節・神戸戦か、その翌節の横浜戦に設定した。


【担当記者の視点】
 雪辱を果たすべき相手だ。昨季は最終節で逆転優勝を許し、選手たちは涙を飲んだ。

「昨年は悔しい想いをしている。そういった意味でも大事な試合になる。優勝するためにはひとつも落とせない。気合いは入っている」と植田が力強く話した

「攻撃」の川崎に対し、「守備」の鹿島の注目の一戦となる。昨季は鹿島の守備が機能せず、本拠地でのリーグ戦最初の顔合わせ(12節)は0-3で負け、二度目の対戦(22節)でも1-3で敗れ、2戦で計6失点と後塵を拝した。

 怪我人が多く、不安要素は少なくないが、頼れるのは日本代表の両CB、昌子と植田だ。このふたりが出場する試合は安定感が増す。両サイドはベストメンバーではないが、小田は成長著しく、川崎相手にも「(自分は)戦う姿勢で勢いをもたらすのが持ち味。ガツガツ行きたい」と気負いはない。

「川崎は去年と同じサッカーをしている。しっかり準備して臨みたい」と大岩監督。川崎の流動的な攻撃にどう対応するか。Jリーグ屈指の「矛」と「盾」の対決から目が離せない。


「頼れるのは日本代表の両CB、昌子と植田だ。このふたりが出場する試合は安定感が増す」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
日本代表にも選出される二人が揃った試合は安心して観ていられる。
この川崎戦は名古屋戦に続いて並び立つ模様。
これは朗報と言えよう。
攻撃に特徴を持つ川崎を封じるには、この二人の尽力が必要である。
昨季のお返しをするためにも完封劇を演じて欲しいところ。
鬼門である等々力にて勝利の雄叫びを上げるのだ。
高ぶる気持ちでスタジアムに向かう。
楽しみな一戦である。

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鹿島アントラーズノルテ・天坂陸斗くん、JFAエリートプログラムメンバー選出

2018 JFAエリートプログラムU-13フューチャーキャンプ東(4/27~30@福島) メンバー・スケジュール
2018年04月20日

スタッフ
監督:遠藤 善主 エンドウ ヨシムネ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:西川 誠大 ニシカワ セイダイ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:上田 大貴 ウエダ ダイキ(青森山田中学校)
GKコーチ:川俣 則幸 カワマタ ノリユキ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)

選手
GK
及川 初 オイカワ ハジメ(松本山雅FC U-15)
ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾 ピサノ アレクサンドレコウトホリオ (FC.フェルボール愛知)

FP
稲垣 禅太郎 イナガキ センタロウ(カターレ富山U-15)
渡部 凪斗 ワタナベ ナギト(会津サントスFCジュニアユース)
濱野 加成 ハマノ カナル(JFAアカデミー福島U15)
花城 琳斗 ハナシロ リント(JFAアカデミー福島U15)
追川 飛羽 オイカワ トワ(松本山雅FC U-15)
衣川 藍斗 コロモガワ アイト(塩釜FCジュニアユース)
飯野 珠央 イイノ ジュオ(北海道コンサドーレ札幌U-15)
吉荒 開仁 ヨシアラ カイト(東京武蔵野シティFC U-15)
小日山 滉生 コヒヤマ コウセイ(FCあきたASPRIDE)
相馬 理玖 ソウマ リク(ジェネラーレ室蘭U-15)
工藤 葵柊 クドウ アシュ(ジェネラーレ室蘭U-15)
佐々木 悠磨 ササキ ユウマ(MIRUMAE・FC・U-15)
天坂 陸斗 テンサカ リクト(鹿島アントラーズノルテ)
村本 柊生 ムラモト シュウ(DOHTOJrユース)
三森 太陽 ミツモリ タイヨウ(昭和FC U-15 VOLARE)
石川 柊翔 イシカワ シュウト(ジェフ千葉U-15)
羽根 成千加 ハネ ナルチカ(SQUARE富山FC U-15)
塚田 喜大 ツカダ ハルト(JFAアカデミー福島U15)
石田 然 イシダ ゼン(JFAアカデミー福島U15)
戸祭 博登 トマツリ ヒロト(FC東京U-15むさし)

スケジュール
4月27日(金) PM トレーニング
4月28日(土) AM
PM トレーニング
練習試合 vs 鹿島アントラーズアカデミー
4月29日(日) AM
PM トレーニング
練習試合 vs いわきFC U-15
4月30日(月・振休) AM トレーニング
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

「エリートプログラムフューチャーキャンプ」とは
従来からあるエリートプログラムは参加選手の誕生月がその学年の前期に集中する傾向があるため、2005年9月1日以降に生まれた選手のみを招集して行うトレーニングキャンプです。2018年新設。6月は東西にわかれて活動を行い、12月には東西合同の活動を予定しています。


JFAエリートプログラムU-13フューチャーキャンプ東のメンバーに選ばれた鹿島アントラーズノルテの天坂陸斗くんである。
若き世代に有望な人材が現れたことを幸せに思う。
順調に成長し、将来の鹿島を背負う選手となって欲しい。
期待しておる。

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小田逸稀、ガツガツ行きたい

鹿島小田、初の連勝へ「戦う姿勢で勢いもたらす」
[2018年4月20日7時29分 ]


ミニゲームを行う鹿島DF小田(左)とDF西

 宿敵に勝って今季初の連勝を。

 鹿島アントラーズの21日の相手は昨季最終節で逆転優勝をさらわれた川崎フロンターレ。リーグ戦の対戦で4戦勝ちなし(3連敗)と苦しむ相手だけに、リーグ初出場の第8節名古屋グランパス戦でDAZN週間ベストプレーヤーに選ばれたDF小田は「ハンパない相手。1人1人の質が高い。でも、勝てば自分もハンパなくなれる。戦う姿勢で勢いをもたらすのが持ち味。ガツガツ行きたい」と若者らしく誓った。


小田逸稀を取材したニッカンスポーツである。
「ハンパない相手。1人1人の質が高い。でも、勝てば自分もハンパなくなれる。戦う姿勢で勢いをもたらすのが持ち味。ガツガツ行きたい」と語る。
とても高いモチベーションを持っておることが伝わってくる。
今、ノリにノっておる2年目の左SB、ここで更に結果を残し、レギュラーへの道を切り開くのだ。
期待しておる。

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優磨、みんなで乗り越えられれば

鹿島・鈴木「借り返す」 21日因縁川崎戦
 アジア・チャンピオンズリーグの水原(韓国)戦から中3日で敵地、川崎戦(21日)に臨む鹿島は19日、約30分の軽めの調整を実施した。昨季は最終節で逆転Vを許し、ホーム、アウェーともに黒星を喫した相手。FW鈴木は「借りを返さないといけない。勝てば(流れが)くると思う。得点という結果を出したい」と雪辱を誓い、ゴールを宣言した。(鹿嶋市)

鹿島“因縁”撃破へ優磨が燃える「みんなで乗り越えられれば」
明治安田生命J1第9節 鹿島-川崎F ( 2018年4月21日 等々力 )

 鹿島は21日、敵地で川崎Fと対戦する。

 昨季リーグ最終節で逆転Vを許した因縁の相手。チームで唯一、公式戦8戦連続先発のFW鈴木は「もう負けられない。勝ったら気持ち的にも乗れる」と気合を入れた。

 5月20日の仙台戦まで残り8試合続く過密日程。「(疲れを)ちょっとは感じているけど、試合に出続けられていて楽しいし、充実感がある。まだ半分!ケガ人も戻ってくるのでみんなで乗り越えられれば」と力を込めた。

[ 2018年4月20日 05:30 ]


川崎戦に向けて意気込みを語る優磨である。
「借りを返さないといけない。勝てば(流れが)くると思う。得点という結果を出したい」とコメントする。
川崎は唯一の通算対戦負け越しチーム。
ここは勝ちたいところ。
優磨のゴールに期待が集まる。
また、連戦については、「(疲れを)ちょっとは感じているけど、試合に出続けられていて楽しいし、充実感がある。まだ半分!ケガ人も戻ってくるのでみんなで乗り越えられれば」と言う。
身体よりも頭の疲労がどの程度なのかが気になるところ。
アイデア・発想が乏しくなると攻撃が停滞してしまう。
その不安については、「楽しいし、充実感がある」という精神的充足を述べ、吹き飛ばしてくれる。
優磨を中心に攻撃的に戦おうではないか。
期待しておる。

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「最後の希望」となった鹿島には、Jリーグのプライドを示すような結果を残してほしい

“ACL軽視”の現状…大一番で主力温存のC大阪と、負傷離脱中の昌子を帯同させた鹿島
2018年4月19日18時10分 スポーツ報知

 「セレッソをACLから追放すべきだ」という海外ジャーナリストの発言が話題になった。C大阪は、勝利で1次L突破が決まったACL最終節・アウェー広州恒大(中国)戦で日本代表FW杉本健勇、MF山口蛍ら主力6人を週末のリーグ戦に備えて温存した。結果は1―3の惨敗だった。

 「勝つために、コンディションが良い選手を連れてきた」と強調していた尹晶煥監督だったが、試合後の会見では「4年前にACLに出た時にJ2に降格した。正直に話すと、ACLよりJリーグに重点を置いているのは事実」と語った。

 川崎、柏、C大阪の3クラブが1次Lで敗退した。決勝トーナメントに進んだのは鹿島だけ。同じ東アジア地区からは中国と韓国から3チームずつ進出。タイのブリーラムも突破を決めた。日本から1クラブのみの進出は13年以来、5年ぶり。4クラブ合計5勝も現行制度になった09年以降で最少だった。

 Jリーグは13年からアウェー渡航費の80%を補助するなど、支援体制を強化。同年の柏4強、15年G大阪4強、17年浦和優勝など一定の成果を示してきた。しかし今大会の日本勢アウェー成績は3勝2分け7敗。鹿島を除くと1勝1分け7敗と散々な数字だ。移動距離や敵地での対応に苦戦したこと以上に、控え組中心で臨むチームが多かったことが要因だろう。

 日本勢唯一の突破を決めた鹿島は本気だった。引き分け以上で1次L突破が決まった第5節のアウェー上海申花戦。鹿島はベンチ登録メンバーより1人多い19人を上海に送り込んだ。その“プラスワン”は、前日練習でスパイクを履かず、腕を組みながらじっと全体練習を見つめていた。負傷離脱中だった日本代表DF昌子源である。

 突破を最終節に持ち越さないため、鹿島はリーダーシップに優れ、チームの士気を高められる昌子を「ベンチ外」という19人目の選手として帯同させ、敵地で16強入りを決めた。その他の試合でも昌子と植田直通の代表DFコンビ、リーグ戦で2トップを務める金崎夢生と鈴木優磨のFWコンビのどちらか一方は必ず先発で起用した。悲願のアジア制覇を狙う、クラブの本気度が伺えた。

 今季はW杯イヤー。各クラブは過密日程を強いられている。柏にとって、格下・傑志(香港)に敗れることは想定外だったはずだ。川崎がベテランMF中村憲剛をアウェー全戦に帯同させなかったことにも理解を示したい。C大阪も昨季、控え組中心でルヴァン杯と天皇杯を制した実績がある。それでも1次L敗退という結果を前にすれば、それらは「ACL軽視」と捉えられかねない。

 ACLの優勝賞金は4億5000万円。J1は傾斜配分金などを含めた総額で約22億円。一般企業の世界ならば、「J1制覇」という“カネになる事業”に優れた人材を集中させるクラブは優良企業であり、全冠制覇を本気で狙う鹿島は経営戦略の面でイマイチな企業かもしれない。

 しかし、プロスポーツの世界である。選ばれし4クラブがJリーグを代表し、アジア制覇を目指して各国の強豪クラブとしのぎを削る舞台の話だ。「最後の希望」となった鹿島には、Jリーグのプライドを示すような結果を残してほしい。(記者コラム・岡島 智哉)


セレッソと鹿島のACLに挑む姿勢の差を記す報知新聞の岡島記者である。
セレッソは、サブ組主体でGSを戦い、そして敗退した。
ここまでまるごと替えて良いものかと目を疑うメンバー選考であったが、当然のように不安定な戦いをして敗退の憂き目に遭っておる。
試合後の会見にて「4年前にACLに出た時にJ2に降格した。正直に話すと、ACLよりJリーグに重点を置いているのは事実」と言い切っておる。
降格のトラウマが、クラブとしての姿勢に影響を及ぼしておる様子。
それに対して、鹿島は主軸をローテーションさせて決勝トーナメント進出を成し遂げておる。
過密日程、長距離移動など、苦境を乗り越えての結果を素直に喜びたい。
昨季より、Jリーグの賞金が跳ね上がり、ACL軽視のクラブが増えたことは確かである。
そこで、手を抜くことなく、両獲りに動く鹿島が素晴らしい。
この鹿島の姿勢が、本当に好きだ。
今季は結果も掴み取りたいところ。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。
神様は見ておる。

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小田逸稀、DAZNベストイレブン選出も「初先発だったから甘めにつけてくれたんじゃないですか」

[鹿島]DAZNベストイレブン選出の小田逸稀。課題に目を向ける本人は喜び半分


 前節、DAZNが選ぶベストイレブンに選出された小田逸稀が「初先発だったから甘めにつけてくれたんじゃないですか」とうれしさ半分であるあることを明かした。
 小田は2年目の左SB。昨季までは天皇杯の1試合に出場しただけだったが、ケガ人の多さと過密日程ということもあり、今季はACLでプロ初先発出場を果たすと、名古屋戦ではリーグ戦初先発となった。「体がフワフワしていた」という序盤こそボールが足につかない場面が見られたが、その後は積極的なプレーを見せ、持ち味である1対1の守備ではアグレッシブな姿勢で2-0の勝利に貢献した。ただ、試合直後から「もっと仕掛けてセンタリングをあげたかった」と課題をあげていた。映像を見直しても細かなポジションミスが目についたという。そうしたこともあって、ベストイレブン選出も喜び半分だったようだ。
 鹿島はケガ人が多く、次の川崎F戦も出場のチャンスがあるかもしれない。「チームの勝利のために貢献したい」と意気込んでいた。

(鹿島担当 田中滋)


小田逸稀を取材したBLOGLAの田中滋氏である。
DAZNが選ぶベストイレブンに選出された気持ちを「初先発だったから甘めにつけてくれたんじゃないですか」と控えめに語る。
リーグ戦初先発した名古屋戦は、逸稀自身として納得の出来ではなかった様子。
自己評価とはそういうもの。
クロスからアシストの一つのしたかったであろうし、もっともっと上がりたかったであろう。
そのあたりを改善し、日本屈指のSBに成長していくのだ。
鹿島のレギュラーは実力が認められた証拠。
自信を持って次回に臨め。
将来が楽しみな選手である。

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町田・平戸、21歳の誕生日に思う

[町田]21歳を迎えた町田の平戸太貴。懸念するのは幻のプレゼント


 4月18日に21歳の誕生日を迎えた町田の平戸太貴は、21歳の抱負をこう誓った。
「みんなに『若い』と言われているけど、自分よりも年下で活躍している選手は日本や海外を問わずにたくさんいるので、もう若いなんて言ってはいられない。21歳のこの1年はまず、ゼルビアを引っ張って、チームを勝たせる選手として大きくレベルアップしていきたい」
 そう話す平戸の脳裏に浮かんだ“21歳未満で活躍しているプレーヤー”は、現在オランダのエールディヴィジに所属するフローニンゲンの堂安律。現在リーグ8得点を奪っている堂安とは、2015年のNEXT GENERATION MATCHでU-18 Jリーグ選抜の一員として、ともにプレーしているため、どうしても気になる存在だという。
 プロとしての実績は、確かに堂安に劣るかもしれない。それでも今季の平戸は開幕からサイドハーフのレギュラーをつかみとり、第9節終了時点で1得点6アシストを記録。町田の8番は、開幕8戦無敗だったチームの立役者の一人だが、彼の向上心は“天井知らず”である。
 ちなみに21歳の誕生日プレゼントについては、チームメートからのそれに期待を寄せている。早速、中島裕希には「何が欲しい?」と聞かれたことから、“高価なもの”をお願いしようと思案しているという。
 しかし、平戸にはどうしてもぬぐえない不安要素がある。それは、昨年の誕生日にも中島から欲しい物を聞かれたため、遠慮なくリクエストを出したものの、「あー、そうなんだ」という返答だけでプレゼント獲得が“幻”に終わっていたこと。そうした昨年の“経験則”があるだけに、平戸自身は今年も中島からのプレゼントが、幻に終わることを危惧している。

(町田担当 郡司 聡)


昨日の4月18日に21歳の誕生日を迎えた町田の平戸である。
ユース時代にチームを引っ張っていた姿が遠く感じさせられる。
その平戸は、年下で活躍しているプレイヤーにフローニンゲンの堂安律を挙げる。
どうしても気になる存在とのこと。
密かなライバル心とも呼ぼうか。
そういった存在がいることで、平戸の向上心が更に刺激されて行くことであろう。
大いに成長し、チームを勝たせるプレイヤーとして存在感を発揮していってくれよう。
お誕生日おめでとう。

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オリヴェイラ監督、浦和の指揮官に就任

オズワルド オリヴェイラ監督就任について
4月19日、オズワルド オリヴェイラ氏がトップチーム監督に就任することが決まりましたので、お知らせいたします。なお、オリヴェイラ監督は、4月25日(水)の明治安田生命J1リーグ第10節柏レイソル戦から指揮を執ることとなります。

<監督プロフィル>
【氏名】オズワルド オリヴェイラ Oswaldo De Oliveira Filho
【生年月日】1950年12月5日生まれ(67歳)
【出身地】ブラジル リオデジャネイロ州
【指導歴】
1999-2000 コリンチャンス
2000 ヴァスコ・ダ・ガマ
2001-2002 フルミネンセ
2002-2003 サンパウロ
2003 フラメンゴ
2004 コリンチャンス
2005 サントス
2005 アル・アハリ
2006 フルミネンセ
2007 クルゼイロ
2007-2011 鹿島アントラーズ
2012-2013 ボタフォゴ
2014 サントス
2015 パルメイラス
2015 フラメンゴ
2016 スポルチ
2016 コリンチャンス
2017 アル・アラビ
2017-2018 アトレチコ・ミネイロ

【海外での獲得タイトル】
サンパウロ州選手権(1999、2002)
ブラジル全国選手権(1999、2000)
コパ メルコスール(2000)
FIFAクラブ世界選手権(2000)
アブダビ トーナメント(2005)
リオ・デ・ジャネイロ州選手権(2013)

【日本でのJリーグ通算成績】
・J1リーグ 170試合 89勝44分37敗、リーグカップ 19試合 11勝1分7敗

【日本での主要獲得タイトル】
J1リーグ優勝(2007、2008、2009)
天皇杯(2007、2010)
リーグカップ優勝(2011)

【オズワルド オリヴェイラ監督コメント】
「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」

【中村修三GMコメント】
「オリヴェイラ監督に就任いただくことになりました。私がGMに就任後直ちに着手して選定を進めてまいりましたが、監督選定の基準は3点ありました。1点目は、タイトル獲得経験があること、2点目は、日本をよく知っていること、そして3点目は、これまで目指してきた強くて魅力あるチーム作りを行える人材であることです。さらにオリヴェイラ監督は情熱と厳しい規律を持って指導してくださる方ですから、大槻監督が立て直してくれたチームを、今後、さらに改善してくださる人物だと考えています」


予てから報じられておったようにオリヴェイラ監督が浦和の指揮官に就任した。
これは悲報。
鹿島を去る際に、「必ず戻ってくる。だからさよならとは言わない。また、会おう」と語ってくれたオリヴェイラ監督が、よりよって、鹿島を忌み嫌うことを生きがいとする浦和の手先に身を落とすこととなろうとは。
残念でならない。
とはいえ、これもサッカー監督のサガ、これも運命と言えよう。
このオリヴェイラ監督が率いる浦和との対戦は5月5日、聖地・カシマスタジアムにて迎え撃つこととなる。
オリヴェイラ監督に成長したチームを魅せるためにも血がんとなって奮起し、勝利を掴み取ろうではないか。
気合いの入る一戦である。

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ヤス、ミニゲームにて潑溂

午前練習


ミーティング後、パス練習やミニゲームを行いました。水原三星戦のスタメンは練習途中からリカバリートレーニングに入りました。


ミニゲームを行う風景である。
ヤスがボールをキープしておる。
負傷から復帰し、本格的にプレイしておる。
この様子では、週末の川崎戦は問題ないように見える。
ヤスのキープ力にて勝利を掴み取りたい。
楽しみにしておる。

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ヘタフェ・岳、結婚へ

柴崎岳と真野恵里菜が結婚、遠距離愛実らせ来月にも
[2018年4月19日5時0分]


柴崎岳(左)、真野恵里菜

 タレントで女優の真野恵里菜(27)とスペイン1部ヘタフェのMF柴崎岳(25)が結婚することが18日、分かった。複数の関係者によると、夏ごろまでには婚姻届を提出するとみられる。

 親しい関係者によると、2人は知人の紹介で知り合い、交際に発展したという。日本とスペインという遠距離恋愛だったが日程の合間を縫って、順調に愛を育んでいた。既に周囲に結婚の意思を報告しており、互いの親族にも伝えているという。

 真野はハロー!プロジェクトのフットサルチームで活躍し、サッカーに詳しい。16年のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や、今年3月公開の映画「坂道のアポロン」に出演し好演を見せており、女優として活躍中。

 柴崎も昨年7月にヘタフェに移籍し、9月のバルセロナ戦で初ゴールを決めるなど活躍。シーズンオフに入る来月以降、ゴールインすることになりそうだ。

 ◆柴崎岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県野辺地町生まれ。野辺地小2年から野辺地スポーツ少年団でサッカーを始め、青森山田中3年時に全国中学大会準優勝。青森山田高では1年からレギュラーで2年時に全国高校選手権で準優勝。2011年鹿島入団。日本代表は14年9月のベネズエラ戦で初出場初得点、175センチ、64キロ。B型。

 ◆真野恵里菜(まの・えりな)1991年4月11日、神奈川県座間市生まれ。2006年に「ハロプロエッグ」の第2期メンバーになる。08年3月ハロプロエッグを卒業し、女優として映画、テレビなどに多数出演。2018年3月配信のdTV×FOD共同製作ドラマ「彼氏をローンで買いました」で主演。今年3月に公開された映画「坂道のアポロン」に出演。159センチ。血液型B。

ヘタフェ柴崎岳、真野恵里菜と今夏結婚!1万キロの遠距離恋愛成就

公私ともに順調の柴崎。W杯のメンバー入りに向けても気合が入りそうだ=昨年8月撮影

 サッカー・スペイン1部リーグで活躍する日本代表MF柴崎岳(25)=ヘタフェ=と女優、真野恵里菜(27)が今夏にも結婚することが18日、分かった。複数の関係者の話を総合すると2人の間で結婚の意思は固まっており、約1年半の遠距離恋愛を成就させた。6月14日に開幕するW杯ロシア大会の代表メンバー入りを目指す柴崎が愛の力で日本を勝利に導き、私生活でもゴールを決める!


柴崎と今夏に“ゴールイン”することが判明した真野。幸せいっぱいな笑顔が見られそうだ

 サッカー界と芸能界のビッグカップルが、ついに愛を結実させる。

 柴崎と真野を知る関係者の1人は「両家のあいさつはこれからですが、すでに2人の結婚の意思は固まっています。準備が整い次第、関係各所に報告することになっています」と証言。違う関係者も「早ければW杯後の今夏、婚姻届を提出する予定と聞いています」と明かす。

 柴崎と真野は2016年秋に共通の知人の紹介で出会い、交際に発展。昨年11月に熱愛が発覚した後も多忙ながら、合間を縫って約1万キロ離れた日本とスペインを行き来し、愛を育んできた。

 世界最高峰リーグでもまれながらW杯メンバーを目指す柴崎にとって、真野の存在は絶大な力となっている。出会って間もないJ1鹿島時代の16年12月、クラブW杯決勝で欧州王者レアル・マドリード相手に2ゴールを挙げ、スペイン移籍後の昨年9月にはヘタフェの10番としてバルセロナから強烈なボレーシュートを決めて、世界を驚かせた。

 ただ、同試合中に左足甲を亀裂骨折。戦線を離脱し帰国したが、このとき真野が得意のロールキャベツなど手料理を振る舞い献身的にサポートし、柴崎はリハビリに励むことができた。そのかいあって同12月に復活し、先月の欧州遠征で代表復帰した。

 注目のW杯メンバーは来月31日に発表される。電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ前監督(65)は守備に強い選手を積極的に起用してきたが、西野朗新監督(63)は攻撃的な戦術を明言。柴崎はレアル、バルサの強豪2チームからゴールを奪った得点力に加え、パスセンスにも優れており、ある関係者は「西野監督の攻撃サッカーを担える存在で、選ばれる可能性は十分にある」と太鼓判を押す。

 柴崎の1学年上の姉さん“女房”は、06年からモーニング娘。らを擁するアイドル集団、ハロー!プロジェクトのメンバーとして活動し、ハロプロのフットサルチームにも所属。現在も趣味でフットサルをするほどサッカー好きだ。

 13年のハロプロ卒業後は、16年放送のTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」(主演・新垣結衣)で元ヤンキーのシングルマザー役を好演するなど若手演技派女優に成長。また、CMでも日本酒「黄桜 呑」で一足早く人妻を演じるなど、8本に出演する売れっ子だ。

 真野は以前、結婚観について「マイペースを許してくれる人がいいな」と話しており、柴崎の理解を得て芸能界は引退しない。妊娠しておらず、今後も映画やドラマの出演作が控えている。ただ、トルコ1部リーグ・ガラタサライに移籍した日本代表DF長友佑都(31)の妻で女優、平愛梨(33)のようにタイミングを見て夫が戦う欧州へ渡る予定。

 ロシア大会で“愛のパワー”が炸裂するか注目だ。

★柴崎の近況

 今季開幕直前の昨年7月、首都マドリードが本拠地のスペインリーグ1部ヘタフェへ移籍。背番号「10」を背負う。9月のバルセロナ戦で移籍後初得点を決めたが、この試合で左足中足骨を亀裂骨折。その後、12月に戦線に戻ると、今年3月の日本代表欧州遠征に招集され、約半年ぶりに同代表に復帰した。

柴崎岳(しばさき・がく)

 1992(平成4)年5月28日生まれ、25歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権準優勝。11年に鹿島入り。同年4月の福岡戦でJ1初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。17年1月にスペイン2部テネリフェへ移籍し、7月に同1部のヘタフェへ移籍。14年9月のベネズエラ戦で国際Aマッチ初出場&初得点。スペインリーグ今季20試合1得点。代表通算15試合3得点。1メートル75、62キロ。

真野恵里菜(まの・えりな)

 1991(平成3)年4月11日生まれ、27歳。神奈川県出身。2006年にハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」の第2期メンバーに合格。09年3月に「乙女の祈り」で歌手デビュー。13年2月のハロプロ卒業後は女優として活動。TBS系「逃げるは恥だが役に立つ」、映画「覆面系ノイズ」「坂道のアポロン」など話題作に出演した。趣味はピアノ、バスケットボール。1メートル59。


女優の真野恵里菜嬢と今夏の結婚が報じられるヘタフェの岳である。
これは目出度い。
年上の女房を金の草鞋で捜したこととなった。
内助の功で、更なる活躍を期待したい。
お幸せに。

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篤人と逸稀、鹿島の新しき翼

「柔」の内田篤人と「剛」の小田逸稀。鹿島の新たな翼になるか?
塚越始 2018年4月18日

内田は「まったく練習からサボらない」とJデビューした小田を評価。

 鹿島アントラーズのサイドバックは、安西幸輝、西大伍の負傷離脱により様々な試行錯誤が繰り返されてきた。最近2試合では、14日のJ1・8節の名古屋戦(〇2-0)は右・内田篤人、左・小田逸稀が先発。そして17日のACL6節の水原三星戦(●0-1)は右・伊東幸敏、左・三竿雄斗が先発。開幕の躍進を支えた安西が間もなく戦列復帰予定で、西も調整中。伊東も実戦経験を積むごとに試合勘を掴み、すでに今季出場していたACLに続きJでも小田も持ち味を発揮、そして三竿雄も争いに食い込もうとしている。

 とりわけ新鮮だったのは、開幕の清水エスパルス戦以来の戦列復帰を果たした内田と、Jデビューを飾った2年目の小田の組み合わせだ。内田がサイドでボールを収めて試合を作れば、小田は強烈なフィジカルでジョーや和泉竜司も抑え込んだ。このセットが今後のオプションになりうることを示したのではないだろうか。

 内田は名古屋戦後、「いいチームとの対戦が続くから、一喜一憂しないこと。大切な試合が続いていくから、平常心を保って。これで一気にガラッと変わるかは分からない。我慢のサッカーは変わらない」と気を引き締めていた。

 そしてJデビューを飾った小田について、次のように話していた。

「とても頑張っていたでしょ。本当に対人が強い。練習からまったくサボらず、それは俺が隣で一緒にやってきたから一番分かっている。もちろん、あいつもだけではない。若い選手のこと、俺は結構よく見ていて関心させられている」

 内田はそのようにまるで弟がデビューしたかのように評していた。

 鹿島の大岩剛監督もそういった練習中の二人を見て、”コンビ結成”を決断したのかもしれない。加えて昌子源も「逸稀に今日(名古屋戦)はだいぶ助けられました。改めていい選手だと思いました」と頷いていた。

 一方、小田も内田について、「常に落ち着いていて、いいタイミングで声を掛けてくれて、しかも説得力がある。僕もあのような選手になりたいです」と羨望する。練習で一緒にプレーする機会も多く、「完全にハメこんでボールを奪えたと思った瞬間に剥がされて、ただ『すごいな』と思わされてきました。そういう環境でプレーできることもありがたいです」と語る。

 名古屋戦の勝利は「無失点で勝てたことが何より嬉しいし、それを次に生かして、もっとオーバーラップできるようにしていくことが課題。波に乗りたいです」と、さらに意欲も強めていた。

 内田は30歳、小田は19歳。ピッチに立てば年齢など関係なく、互いを必要とし補完し合う。「柔」の内田と「剛」の小田――。鹿島の新たな翼になれるか。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI


名古屋戦の選手を取材したサカノワの塚越氏である。
篤人の逸稀評が伝えられる。
「とても頑張っていたでしょ。本当に対人が強い。練習からまったくサボらず、それは俺が隣で一緒にやってきたから一番分かっている。もちろん、あいつもだけではない。若い選手のこと、俺は結構よく見ていて関心させられている」と絶賛する。
また、周囲に目を配り、若い選手についてよく見ているとのこと。
やはり、世界を知る男がクラブに帰ってきたことは大きい。
即効性ではない、永くじわじわと効果が出てくるであろう。
この逸稀を含めた若手たちが羽ばたく際、篤人の力がより発揮されよう。
楽しみである。

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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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