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鹿島FW安部裕葵の高校時代と“ハンパない”一面

瀬戸内高の後輩が明かす、鹿島FW安部裕葵の高校時代と“ハンパない”一面
18/4/13 21:06


瀬戸内高時代(左)と鹿島アントラーズのFW安部裕葵。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 今年のJリーグは例年以上に10代選手の活躍が光るスタートになっています。ゲキサカではプロ1、2年目選手の高校時代を知る後輩たち(現役高校生プレーヤー)に対して、現在プロで活躍するヤングプレーヤーの高校時代についてインタビュー。彼らのピッチ内、ピッチ外で“ハンパなかった”一面や意外な一面とは?

 第6回は、今秋に19年U-20W杯アジア最終予選を控えるU-19日本代表のエース候補として期待されるFW安部裕葵選手(鹿島アントラーズ)についてです。名門・鹿島でルーキーイヤーだった昨年からJ1で先発を経験し、ゴールも挙げるなどブレイク間近の注目アタッカー。高校時代は広島の強豪・瀬戸内高で10番を背負い、3年時に地元・広島で開催されたインターハイで4試合3得点の活躍を見せてチームをベスト8へ導きました。選手権には3年間出場することができませんでしたが、得点力と技術力などを高く評価した鹿島からプロ入り。今年、瀬戸内の主将を務める10番MF佐々木達也選手(3年)と司令塔のMF吉田寛太選手(3年)が、2学年上の先輩について教えてくれた(紹介してくれた2人の写真はコチラ)。

―安部選手のプロでの活躍をどう見ている?
佐々木「自分たちの高校から出た選手ですし、とても尊敬しています」
吉田「安部くんは今でも代表に選ばれているので、しかも瀬戸内高校の先輩なので、僕は(1年生の時)一緒にやっていなかったんですけれども、今も先発で出た時には試合も見るし、『自分たちもやればできるんだ』と思わせてもらっています」

―高校時代はどんな存在だった?
吉田「格好良かったですね。オーラもあって、何かサッカーに懸けている感じがありました」
佐々木「自分たちの憧れでした。とても優しい先輩だったし、サッカーのことに関しては自分がトップチームにいた時はドリブルや1対1の守備のところだったり、色々なところについて細かく声を掛けてくれたし、とても良い先輩だったと思います」

―優しい、厳しいなど一言で言うと、どのような先輩だった?
佐々木「優しい、先輩でした」

―ピッチ外の印象は?
佐々木「普通に高校生らしくて、みんなとワイワイ騒ぐ時もありました。でも、サッカーになるとピシッとやるタイプでした」

―ここが『ハンパない』というところはあった?
吉田「身体能力が凄かったです。とにかく、速いです。そして倒れなかったですね」
佐々木「自分で持ってシュートまで行くところ。ドリブルとか、とても上手かったです」

―それは、今まで見た中で一番?
佐々木「はい、一番上手かったです」

―チームではどんなリーダーだった?
佐々木「キャプテン(MF浅野嵩人、現桐蔭横浜大)がリーダーシップを発揮していて、それに加わって『こうしたら良いよ』とアドバイスすることが多かったです」

―自分に厳しいタイプの印象だが?
佐々木「練習終わったらすぐにDFの人を捕まえてずっと1対1とか、シュート練習とか毎日やっていて凄いなと思っていました」

―自分が見習っている部分はある?
佐々木「安部くんはトラップを前のスペースに運ぶところが上手いので、それを意識して、周りを見ながらスペースにトラップできるように取り組んでいます」

―今年、瀬戸内に“安部2世”と言えるような選手はいる?
佐々木「自分たちの代にはいないですね。(可能性のある選手は現2年生の)田辺利樹はできると思っています」

―自分自身もプロになることが目標だと思うが、それに対する意気込みは?
吉田「僕もプロを目指しているんで、自分も良いプレーを出して、チームが勝てば注目もされると思うし、自分の良いところを出せばチームも勝てると思うので、今のサッカースタイルの中でしっかりと出していきたい」
佐々木「技術とか球際とかまだまだダメだと思うので、これから良くして必ず行けるようになりたい」

―先輩へのエールをお願いします。
佐々木「まだ2年目ですけれども、活躍を期待しているので頑張って欲しいです」

―自分たちも活躍して、伝えなければならない。
佐々木「新人戦(中国大会初戦)は負けてしまったんですけれども、これからまだプリンスリーグや総体、選手権があるので、みんなで絶対に一丸になって頑張っていきます」

(取材・文 吉田太郎)


瀬戸内高校の佐々木達也くんと吉田寛太くんを取材したゲキサカの吉田氏である。
2学年上の安部裕葵について語ってくれた。
吉田くんは「格好良かったですね。オーラもあって、何かサッカーに懸けている感じがありました」、佐々木くんは「普通に高校生らしくて、みんなとワイワイ騒ぐ時もありました。でも、サッカーになるとピシッとやるタイプでした」という言葉が印象深い。
高校時代から裕葵は真摯にサッカーに向き合っていたことが伝わってくる。
その結果が鹿島入団であり、プロ1年目からの活躍と言えよう。
ますます裕葵を応援したくなった。
負傷からの復帰を心待ちにしておる。

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小田逸稀、リーグ戦初先発へ

【鹿島】小田逸稀が名古屋戦でリーグ戦プロ初出場へ「得点に絡めるように」指揮官も期待
2018年4月13日18時57分 スポーツ報知


パス交換を行う鹿島の小田逸稀

 鹿島は13日、鹿嶋市内で名古屋戦(14日・カシマ)に向けた最終調整を行い、主力組の左サイドバックに東福岡高出身のプロ2年目・DF小田逸稀が入った。小田は「こういう時だからこそ若手の突き上げ、押し上げが大事になる。得点に絡めるようにしたい」と意気込んだ。

 小田は昨季天皇杯2試合でプレーしたほか、今季もACLシドニーFC戦(3月13日、1△1)で先発出場を果たしている。左右のサイドバックをこなす器用さや優れた対人能力を誇り、身長173センチながらエアバトルの強さも持ち合わせる。

 シドニーFC戦では左からのクロスでゴールを演出したが、「鹿島は絶対に勝たないといけないチームなので。反省です」と後悔を口にした。あれから1か月。公式戦4戦勝ちなしとチームが苦境に立つ中で再び出番が回ってきた。大岩剛監督は「(シドニーFC戦は)非常にいいプレーだった。特別彼に言わなければいけないことはない。今ある彼の一番良いプレーをしてほしい。思い切ってやってもらうことが第一」と期待。小田は「チームの勝利のために全力を尽くしたい」と息巻いた。(岡島 智哉)

 ◆小田 逸稀(おだ・いつき)1998年7月16日、佐賀県生まれ。19歳。中学時に鳥栖の下部組織に入団し、東福岡高に進学。2年時に全国高校総体、全国高校サッカー選手権の2冠に貢献。17年に鹿島入りし、天皇杯2試合に途中出場。173センチ、68キロ。右利き。紅茶が大の苦手。尊敬する人物は鳥栖DF吉田豊。


小田逸稀について取材した報知新聞の岡島記者である。
「左右のサイドバックをこなす器用さや優れた対人能力を誇り、身長173センチながらエアバトルの強さも持ち合わせる」とプレイスタイルを評する。
ヘディングの強さは高校時代から定評がある。
自信を持っておろう。
ここは攻撃力を発揮して、篤人のクロスに飛び込んでゴールを狙って欲しいところ。
また、大岩監督は、「(シドニーFC戦は)非常にいいプレーだった。特別彼に言わなければいけないことはない。今ある彼の一番良いプレーをしてほしい。思い切ってやってもらうことが第一」と語る。
若さの思い切りを期待する。
このタイミングで出場機会を得たことは“運命”と言えよう。
逸稀の活躍でチームに勝利を呼び込むのだ。
楽しみにしておる。

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鹿島――怪我人続出も「みんなで乗り越えるしかない」

【J1展望】鹿島×名古屋|連敗中のチーム同士の対戦。鹿島は内田が復帰か!?
サッカーダイジェスト編集部
2018年04月13日

鹿島――怪我人続出も「みんなで乗り越えるしかない」


故障者/鹿島=安西、P・ジュニオール、町田、安部、山本、L・シルバ 名古屋=G・シャビエル、ホーシャ、八反田、松本、新井
出場停止/鹿島=なし 名古屋=なし


J1リーグ8節
鹿島アントラーズ - 名古屋グランパス
4月14日(土)/14:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(7節終了時):13位 勝点8 2勝2分3敗 4得点・5失点

【最新チーム事情】
●金崎が前節・FC東京戦でJ1通算50得点目を記録!
●だが、そのFC東京戦は1-2の敗戦。金崎が決めると公式戦で負けない「不敗神話」は33で止まった。
●4月16日は、雄斗&健斗の三竿兄弟の誕生日。

【担当記者の視点】
 かつての常勝軍団が苦しんでいる。7節を終えて、2勝2分3敗とまさかの負け越し。順位も13位に低迷している。

 前節・FC東京戦では、金崎の得点で先制しながらも、2戦続けてのオウンゴールで追いつかれ、そして室屋の逆転弾を許して2連敗。金崎も「負けているからチームの雰囲気は良くない」と肩を落とした。

 怪我人続出で大岩監督も頭を抱える。FC東京戦では、山本が負傷。安西も負傷中で、両SBで人員を欠く非常事態だ。指揮官は「こういう状況はみんなで乗り越えるしかない」と意気込む。今節の名古屋戦では、戦線を離れていた内田や昌子の起用も視野に入れる。

「外国籍選手の個の特徴に注意して、個人で勝たないといけない」と、大岩監督は名古屋を警戒する。“野戦病院”化した状況だけに、その手腕に注目が集まる。

名古屋――4シーズンぶりの4連敗と苦境が続く

名古屋グランパス
今季成績(7節終了時):16位 勝点7 2勝1分4敗 8得点・12失点

【最新チーム事情】
●4シーズンぶりの4連敗。降格圏から抜け出せない。
●前節は3-4-2-1を試したが、今節は4-3-3に戻す予定。
●仙台戦で開幕戦以来のゴールを決めたジョーは、調子を上げる。

【担当記者の視点】
 前節の札幌戦は3-4-2-1で臨んだが、前半のうちに2失点。後半は本来の4-3-3に戻して反撃したが、2-3で敗れた。これでリーグ戦は4シーズンぶりの4連敗となり、降格圏の16位に沈む。

 もっとも仙台戦の後半はまずまずのパフォーマンスを見せ、ジョーが2ゴールを奪ったのも収穫だろう。左太ももを痛めているG・シャビエルは今節も間に合わない見込みだが、エースを中心に状況を打破したい。今節はワシントンをアンカーに入れ、和泉を右ウイングで起用する予定だ。


「「外国籍選手の個の特徴に注意して、個人で勝たないといけない」と、大岩監督は名古屋を警戒する」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
反則助っ人が並ぶ名古屋の外国人は強力と言って良かろう。
この個の力を押さえ込むには、チーム全体の共通意識こそが重要である。
勝利を目指す気持ちを一つにまとめ、総合力で対応するのだ。
満男と篤人という、鹿島の神髄を心得た“ベテラン”を揃え、そしてDFラインには源も戻ってきた。
メンタルという意味でも、とても心強いメンバーと言えよう。
強力な名古屋の攻撃を封じ込んで、ゴールを奪う、鹿島らしい勝ち方を期待したい。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみである。

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小田逸稀、攻撃ではオーバーラップして点に絡むことを意識したい

【鹿島 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:J1初出場初先発の小田逸稀がチームを苦境から救えるか?
2018年4月13日(金)



2勝2分3敗と結果を出せていない鹿島は怪我人の多さにあえいでいる。前節のFC東京戦では、ここ数シーズンフル稼働していた山本脩斗が左膝後十字靭帯損傷の大怪我を負い、3~4ヶ月の離脱を余儀なくされてしまった。

そこで白羽の矢が立ったのは小田逸稀。J1初出場となる2年目の左SBが初先発のチャンスを掴むことになりそうだ。ただ、キャリアにとっても記念すべき最初の試合を楽しむ余裕はない。それよりもどうやってチームに勝利をもたらすかで小田の頭はいっぱいになっているようだった。
「この状況のなかで初出場とかどうでもいい。チームの勝利のために全力を尽くしたいと思います」

攻撃力が自慢の名古屋の良さを出させないためにも、小田に課される使命は小さくない。
「ドリブラーとのマッチアップになると思います。1対1で負けないことと組織で守ること。攻撃ではオーバーラップして点に絡むことを意識したい」

チームが不調だからこそ、小田が好プレーをすることで勢いが付くはずだ。
「こういうときだからこそ下からの突き上げが大事になると思う。僕がしっかりやっていかないといけない」

意気込む小田の背後を、怪我で別メニュー調整を続ける同期の安部裕葵が温かい目線を送りながら通り過ぎた。こういう場面で結果を残してきた選手が、いまポジションを掴んでいる。小田逸稀が、チャンスに挑む。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第8節
4月14日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス


小田逸稀について記すJ's GOALの田中滋氏である。
リーグ戦初先発への意気込みが伝わる。
「この状況のなかで初出場とかどうでもいい。チームの勝利のために全力を尽くしたいと思います」とチームへの貢献を口にする。
そして、「こういうときだからこそ下からの突き上げが大事になると思う。僕がしっかりやっていかないといけない」とチーム状況を加味したコメントも残す。
ここで2年目の逸稀が結果を残せば、チームに勢いが出てくるであろう。
転がり込んできたチャンスを掴み取るのだ。
逸稀の躍動を楽しみにしておる。

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篤人先発復帰へ

鹿島内田が名古屋戦で先発復帰「いつも通り普通に」
[2018年4月13日14時54分]


14日名古屋戦での復帰が濃厚な鹿島DF内田(左)。右はFW金森

 鹿島アントラーズDF内田篤人(30)が、14日の名古屋戦(カシマスタジアム)で先発に復帰することが濃厚になった。13日の前日練習で、主力組でプレー。当の本人は「いつも通り、普通にやります」と淡々と話した。

 ドイツから鹿島に8季ぶりに復帰した今季、ACL初戦の上海申花戦(2月14日)とリーグ開幕戦の清水戦(同25日)に出場したものの、3月1日の練習中に右太もも裏に張りを訴えて離脱した。調整を経て、先週から全体練習に合流していた。

 チームはリーグ戦2連敗中で、3試合勝ちなしの13位と沈んでいる。前節の東京戦では開始早々に左サイドバックの山本脩斗が左膝を負傷し、左膝後十字靭帯(じんたい)損傷で全治3~4カ月の長期離脱を余儀なくされるなど、現在は7人が離脱中。その山本の代わりは19歳のDF小田逸稀がリーグ戦初出場初先発を果たす見込みだ。

 重苦しいムードが漂うが「オレが入ったからって、そんなに変わらない。みんなでやらなきゃね」とチームで団結して、勝利を目指す。


篤人の先発復帰を報じる日刊スポーツである。
全体練習には合流しておったが、ここで満を持しての起用となる。
篤人本人は「いつも通り、普通にやります」と涼しい顔。
平常心にてプレイしてくれよう。
前節にて、大岩監督初の連敗を喫し、チーム状態が危ぶまれる。
この苦しい状況に対して篤人は、「オレが入ったからって、そんなに変わらない。みんなでやらなきゃね」と語る。
サッカーはチームプレイ、それを熟知しておる者の言葉と言えよう。
とはいえ、篤人の存在感は大きい。
右サイドを活性化させ、更にチームに勢いを付けるのだ。
期待しておる。

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名古屋戦に向け最終調整、巻き返し誓う

【鹿島】鈴木優磨「もう落とせない」名古屋戦に向け最終調整、巻き返し誓う
2018年4月13日15時1分 スポーツ報知


笑顔でウォーミングアップを行う鹿島の選手たち

 リーグ戦2連敗で13位に沈む鹿島は13日、鹿嶋市内で名古屋戦(14日・カシマ)に向けた最終調整を行った。

 7日の湘南戦で後半ロスタイムに勝ち越し点を許して敗れると、前節のF東京戦(11日)はFW金崎夢生が挙げた先制点を守りきれず逆転負け。同戦でDF山本脩斗の3~4か月の離脱が決まるなど苦境は続くが、大岩剛監督は「こういう状況はみんなで乗り切るしかない」と意気込んだ。

 この日のセットプレー練習では、ユース所属の身長190センチのGKを相手役として“起用”するなど、攻守ともに念入りに調整。けが人続出の中、前節から中2日で迎え、試合後には再び中2日でACL水原三星戦を控える過密日程だが、FW鈴木優磨は「もう落とせない。鹿島はこういう苦しいときに勝ってきた」と気を引き締め、リーグ戦初出場が見込まれるDF小田逸稀は「得点に絡めるようにしたい」と息巻いた。

 予想スタメンは以下の通り。

 GK権純泰
 DF内田篤人 植田直通、昌子源、小田逸稀、
 MF三竿健斗、小笠原満男、土居聖真、レアンドロ
 FW金崎夢生、鈴木優磨


名古屋戦に向けた前日練習を取材した報知新聞である。
セットプレイ練習からスタメンが予想されておる。
長期離脱が公表された左SBの山本脩斗の代役には小田逸稀が抜擢される様子。
ここは大いに期待したい。
公式戦デビューとなったシドニーFC戦では得点に絡んだだけに、攻撃力は折り紙付き。
逸稀本人も「得点に絡めるようにしたい」と高いモチベーションで挑む。
また、負傷から復帰の篤人も先発に名を連ねておる。
篤人の経験にて、名古屋の攻撃を封じ込め、勝利に導いて欲しいところ。
気持ちを高めてスタジアムに向かう。
気合いの入る一戦である。

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鹿島の抱える問題は、もっと根深いところにあるのかもしれない

アントラーズがゴール欠乏症をこじらせて、
「常勝メンタル欠乏症」に

原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 開幕6試合でわずかに3得点。一方で失点も3に抑え、2勝2分2敗と五分の成績に踏み止まっていたのは、鹿島アントラーズらしさと言えるかもしれない。とはいえ、点を獲れない状況に苦悩の色が浮かび上がる。

「ゴール欠乏症」に陥る鹿島の現状は、果たしてどのようなものなのか。4月11日に味の素スタジアムで行なわれたJ1第7節のFC東京戦に足を運んだ。


逆転負けを喫して暗い表情でサポーターに挨拶する鹿島の面々

 立ち上がりの印象は「悪くない」だった。

 開始早々に左サイドバックのDF山本脩斗が負傷退場するアクシデントに見舞われたものの、小気味よいビルドアップからサイドに起点を作り、相手ゴールに迫っていく。12分には山本に代わって急遽ピッチに立ったDF西大伍の左からのクロスをFW金崎夢生が頭で狙うと、右サイドのMF土居聖真や金崎と2トップを組むFW鈴木優磨も果敢に仕掛け、FC東京の守備網を崩そうとする積極的なアプローチは垣間見えた。

 もっとも、次第に浮かび上がってきたのは、「サイドに起点は作れるものの、中央のエリアにはなかなか進入できない」という現実だった。もちろん、サイドから質の高いピンポイントクロスが次々に供給されれば多くの決定機を生み出せるはずだが、実際にはそうもいかない。中央のエリアを固めるFC東京に対し、単純なサイド攻撃はあまり怖さを与えられなかった。

 それでも、鹿島は先制に成功する。29分、中央のエリアでこぼれ球を拾った金崎が狙いすましたミドルシュートを流し込んだのだ。

 なぜ、中央でボールを拾えたのか。殊勲はMFレアンドロだ。

 それまでほとんど見せ場のなかったこのブラジル人アタッカーは、サイドではなく果敢に中央突破を図って金崎にパスを供給。レアンドロはそのままエリア内に走り込み、リターンを受けようとする。そのパスは相手DFに当たってしまったのだが、幸運にもボールは金崎のもとにこぼれ落ち、鹿島のエースは確実にゴールネットを射抜いたのだった。

 形自体は幸運だったが、レアンドロの果敢な仕掛けがFC東京の守備網に隙を生み出したのは間違いなかった。直後にもレアンドロは同様のプレーを見せ、攻め上がった西もサイドではなく中央でボールを呼び込むなど、得点力不足に悩まされていた鹿島がその課題を解消するきっかけを掴んだかと思われた。

 ところが、そうした意識が見られたのは、この時間帯だけ。39分にオウンゴールで同点とされると、後半はふたたびサイド攻撃に偏り、その迫力は消え失せていた。

 55分に、この日切れ味抜群のパフォーマンスを見せていたDF室屋成に豪快な一撃を叩き込まれて逆転を許した鹿島は、その後大した反攻を見せることなく、1-2と敗れている。これで鹿島は早くも3敗目を喫し、13位に転落。総得点4は、ジュビロ磐田と並んでリーグ最少の数字である。

 面白いデータがある。このFC東京戦を含め、今季喫した3敗で鹿島はいずれも60%近いボール支配率を記録していた。逆に今季挙げた2勝はともに、ボール支配率で相手よりも劣っているのだ。

 もちろん、負けている展開では攻勢を強め、ボール支配率が高まるのはある意味で当然の傾向ではあるものの、川崎フロンターレのようにポゼッションで勝(まさ)り、結果を手にするチームもある。ましてやこの日の鹿島は、スコアが動いていない時間帯からボール支配で明らかにFC東京を上回っていた。

 つまり、得点状況にかかわらず鹿島にはボール保持の時間を長くし、相手を押し込みたいという意図があった。しかし、そのボール支配がチャンスの数には結びつかない。西も「あまり効果的な回し方じゃなかったかなと思います」と、うまくいかなかったことを認めている。

 2016年に優勝を成し遂げた当時の鹿島の戦いを振り返ると、ポゼッション率で相手を下回る試合が多かった。高い位置から奪いにいく能動的な守備で相手のミスを誘い、素早いショートカウンターからゴールを陥れる。そんな戦い方がうまくハマり、栄冠を掴んでいる。

 すでに決勝ラウンドへの進出を決めている今季のACLでも、同様の傾向が見える。相手にボールを持たせ、素早い切り替えから裏を突くスタイルのほうが、鹿島には合っているのだろう。

 しかしFC東京戦では、ボールこそ回るもののスピードが上がらず、スペースを突くシーンはほとんどなかった。サイドを使っても、その展開が遅ければゴール前を固められ、やすやすと跳ね返されるのみ。90分を通してギアが上がらなかった鹿島が、敗れるべくして敗れた試合だった。

 とりわけ重症だと感じられたのは、逆転を許してからの戦い方だ。常勝を義務づけられたチームのアイデンティティは、ビハインドを負った状況でこそ発揮されるはずのもの。しかし、この日の鹿島のパフォーマンスからは、なりふり構わず勝利を求める貪欲な姿勢を感じ取ることができなかった。

 選手たちも意識の問題を挙げる。

「あまり気持ちとか、そういう部分はこれまで言ってこなかったんですけど、今はそういうところが大事かなと思っています」(西)

「局面、局面で負けていたし、戦術以前の問題。試合を戦ううえで大事なものを発揮できなかった。球際の部分だったり、走り勝つという当たり前の部分ができていない」(MF三竿健斗)

「ひとつのミスをカバーする意識が足りないと思うし、みんなで助け合うという状況には、ちょっと遠いのかなと感じます」(土居)

 ポゼッション型を継続するのか、トランジション型を求めるのか。議論の的はそこではなく、鹿島の抱える問題は、もっと根深いところにあるのかもしれない。


先日のFC東京戦を取材したSportivaの原山氏である。
「ボールこそ回るもののスピードが上がらず、スペースを突くシーンはほとんどなかった」と試合を評す。
中央を固められ、スペースのない中でチャンスを作るのは容易ではない。
特に、攻撃的なクオリティを有しておったレアンドロが下がった後はそれが顕著であったことは確かである。
また、ポゼッション率についても言及しておる。
「今季挙げた2勝はともに、ボール支配率で相手よりも劣っている」というデータを挙げる。
そして、「相手にボールを持たせ、素早い切り替えから裏を突くスタイルのほうが、鹿島には合っているのだろう」と記す。
得点の入りにくいサッカーという球技に於いては、カウンターは大きな力を有す。
それは鹿島だけに限らぬであろう。
かつてMSNを擁して欧州を席巻したルイス・エンリケのバルセロナも、昨年のCL決勝戦のR・マドリーもカウンターが強力であった。
ただ、惹かれた相手をこじ開ける個の力、そこもまたサッカーの魅力と言えよう。
鹿島のそれは、今季のチームはレアンドロであるように見える。
事実、このFC東京戦でもゴールに絡んでおる。
しかしながら、左サイドから中央に入り込むプレイスタイルから守備に穴が出来ることもまた事実であろう。
この試合では、そこから失点を喫しておる。
コンビを組んでおった山本脩斗の負傷退場が響いたことは言うまでもない。
この問題を解決し、攻守に調子を取り戻すことが出来るかどうかが、鍵となろう。
注目しておる。

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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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