三竿健斗、日本がんばれ!!




ロシアW杯メンバー落選についてtweetした三竿健斗である。
「悔しさをいつもエネルギーに変えて成長してきたのでこれで僕はさらに強くなれる」という言葉に健斗の向上心と前向きな姿勢が集約されておる。
この選手は伸びる。
4年後は健斗が軸となって日本代表を牽引していくこととなろう。
期待しておる。

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源・植田、ロシアW杯へ

日本代表選出のお知らせ
2018年05月31日(木)

本日、2018W杯 ロシアに向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、昌子選手、植田選手が選出されました。


ロシアW杯に向けた日本代表に選出された源と植田である。
日本を勝利に導くため尽力して欲しい。
ピッチに立たずとも力になることは、先人の秋田、岩政、篤人らが証明しておる。
また、落選した健斗も落胆する必要は全くない。
日本代表という大きなグループに名が入っておることは紛れもない事実なのである。
悔しさをバネにして更に大きく成長するのだ。
期待しておる。

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Jリーグユニフォーム要項改定

Jリーグユニフォーム要項改定のお知らせ
Jリーグは、本日開催の理事会において、下記の通り「Jリーグユニフォーム要項」の改定を決定しましたのでお知らせいたします。
本改定は、クラブ経営や強化における選択肢の多様化や自由度の向上を目的としたものです。これにより、シーズン途中でも背番号の変更が可能となります。

■改定内容
<Jリーグユニフォーム要項>

改定前 第6 条〔選手番号・チーム名・チームエンブレム〕
(1) 選手番号は事前にJリーグに登録しなければならず、シーズン途中の変更は認めないものとする。
ただし、2種トップ可、特別指定選手制度により出場が認められた場合、この限りではない。
改定後 上記条項の削除

■適用開始予定日
2018 年5 月30 日


Jリーグユニフォーム要項を改定したJリーグである。
これにより、シーズン中に背番号の変更が可能となった。
まことに持って残念と言えよう。
この規約自身は特に問題は無いが、お金を持っているクラブの希望により規約が変えられてしまうという前例が出来たことを遺憾に思う。
今後、ルールがルールとしてシーズン中にコロコロ変えられてしまう危険をはらんでおる。
もっと言えば、八百長ですら認められてしまう可能性があるということである。
日本サッカーは健全な状態と言えるのであろうか。
無念である。

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練習試合 いわきFC戦

午前練習


いわきFCと練習試合を行い、田中選手と有馬選手(ユース)のゴールで2-1と勝利しました。

[鹿島]連戦のダメージが色濃い鹿島。それでも練習試合でいわきFCに勝利
 30日、鹿島はクラブハウス練習場でいわきFCと練習試合(45分×2)を行い、2-1で勝利を収めた。
 6月6日に控えている天皇杯2回戦に向けた準備を進めている中で組まれた練習試合だったが、12連戦の爪痕は大きかった。昌子源、植田直通、三竿健斗の3人が日本代表に招集されているとはいえ、小さなケガから大きなケガ、体調不良を含めると動ける選手はわずか13人のみ。GKに川俣慎一郎、DFは安西幸輝、町田浩樹、犬飼智也、伊東幸敏、MFが中村充孝、小笠原満男、遠藤康、西大伍、FWに安部裕葵、山口一真という面々でスタートした。
 前半は、いわきFCの[3-4-1-2]の並びにうまく対応できず、バックパスを奪われて失点してしまう。しかし、後半になってから修正を施し、相手を敵陣に押し込むと、田中稔也と有馬幸太郎(ユース)のゴールで2点を返し逆転勝ち。
 クラブハウスを訪れていたジーコが見守る中、勝ち切る試合を見せた。

(鹿島担当 田中滋)


いわきFCとの練習試合に出場した田中稔也である。
2本目から出場し1ゴールを記録した。
好調をアピールしたのは嬉しい。
層の薄い2列目にて力を発揮しつつある。
ジーコの眼鏡にかなったことであろう。
楽しみな存在で在る。

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浦和、ポルティモネンセのファブリシオを獲得へ

浦和 新助っ人にブラジル人FW獲得へ!今季15点、ポルティモネンセ中島の同僚

鹿島で16年7月から半年間プレーしたファブリシオ(中央)
Photo By スポニチ


 浦和が今夏の補強としてポルトガル1部ポルティモネンセのブラジル人FWファブリシオ(28)の獲得が内定したことが29日、分かった。複数の関係者が明かした。

 ファブリシオは今季、中島翔哉とともにポルティモネンセの攻撃をけん引。リーグ4位の15点を記録するなど覚醒した。16年7月から半年間は鹿島に期限付き移籍しており日本サッカーも熟知。J1では8戦1点も天皇杯決勝の川崎F戦では決勝弾を決め、天皇杯制覇に導いている。ここまで14位に低迷する浦和は現在、3戦連続無得点と得点力不足が深刻。FW補強は急務だった。

[ 2018年5月30日 07:38 ]


浦和加入が内定したポルティモネンセのファブリシオである。
これは恐ろしい敵が立ちはだかってくる。
2016年に鹿島に在籍した際は、Jリーグに馴染むことに難儀し、活躍は天皇杯に限定された。
とはいえ、天皇杯優勝に大きく貢献し、惜しまれつつ保有権を持つポルティモネンセに戻っていったことで記憶に残る。
鹿島では主に左サイドを担ったが、ポルティモネンセではセンターFWとして起用され、昨季は15ゴールを奪っておる。
2TOPを採用する浦和でも、このポジションに配されるであろう。
Jリーグを知る助っ人は貴重である。
活躍が保証されたようなもの。
注目である。

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日本代表・三竿健斗、自分の役割

ラストアピールに燃える三竿健斗「自分のプレーはドンドン出せている」
18/5/29 22:15


日本代表MF三竿健斗

 昨年12月のE-1選手権、今年3月のベルギー遠征、そしてロシアW杯の壮行試合となるガーナ戦に挑む日本代表に選出されたMF三竿健斗(鹿島)。継続して代表に名を連ねることで、「3月よりも周りの選手とのコミュニケーションだったり、自分の中で溶け込めているのは感じるので、精神的な部分で安心してやれている」と語った。

 3-4-2-1システムを新たに採用したチームの中で、三竿は主にボランチの位置に入ってトレーニングを続けている。「CBが3人いるので、あまり後ろを気にしないで前に行けるけど、(ボランチの)2人が同時に前に行ったら良くない」と注意すべき点を挙げつつ、「与えられた時間の中で自分のプレーはドンドン出せていると思うし、コンディションも上がってきている」と手応えも感じているようだ。

 ロシア行きのチケットを手に入れるためにも、翌30日のガーナ戦でのアピールは不可欠だろう。「自分の役割というのは、自分の特長を出すこと」とラストアピールに燃える。

(取材・文 折戸岳彦)


日本代表の三竿健斗について取材したゲキサカの折戸氏である。
「3月よりも周りの選手とのコミュニケーションだったり、自分の中で溶け込めているのは感じるので、精神的な部分で安心してやれている」というコメントを引き出し、日本代表という場所に慣れてきたことが伝わってくる。
思えば、昌子源もそんな感じであった。
一つ一つ場所を作って、主軸に食い込んでいくのだ。
「自分の役割というのは、自分の特長を出すこと」という言葉に表れているように、同ポジションの井手口とは異なるボランチ像をアピールして欲しいところ。
楽しみにしておる。

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アウトゥオリ氏、フルミネンセのダイレクターを辞任

Após cinco meses como diretor de futebol, Paulo Autuori deixa o Fluminense
Reunião do presidente Pedro Abad com Abel Braga e jogadores, após o treino da manhã desta segunda-feira, oficializa saída do dirigente, insatisfeito com últimos episódios no Tricolor

Por Anselmo Caparica e Hector Werlang, São Paulo e Rio de Janeiro
28/05/2018 13h19 Atualizado há 3 horas


A passagem de Paulo Autuori pelo Fluminense chegou ao fim. O diretor esportivo de futebol deixou o cargo, na manhã desta segunda-feira, dia de reapresentação no CT Pedro Antonio após a vitória de sábado diante da Chapecoense.

Foi após o treino que uma reunião entre o presidente Pedro Abad, o vice de futebol Fabiano Camargo, o técnico Abel Braga e o próprio Autuori com o grupo de jogadores oficializou a saída. Contratado em dezembro de 2017, o dirigente ficou cinco meses no clube. Saiu insatisfeito com uma série de acontecimentos.

Pouco tempo depois da publicação do GloboEsporte.com, em nota oficial, Abad destacou o trabalho no período:

- Quero agradecer ao Paulo Autuori por todas contribuições que trouxe neste período conosco e pela conduta sempre transparente e íntegra enquanto esteve à frente do carro-chefe do nosso clube.


Paulo Autuori deixa Maracanã após Fluminense x Atlético-PR (Foto: Raphael Zarko)
Autuori, na mesma nota oficial, desejou sucesso ao Fluminense:


- Foi uma honra ter a oportunidade de fazer parte dessa instituição histórica e vitoriosa. Desejo sucesso ao clube nos próximos passos daqui em diante.

O clima da conversa foi de lamento por parte de todos os integrantes do departamento de futebol. A relação de Autuori com todos era muito boa. Ainda no CT, após a conversa, Abad e Fabiano se despediram do agora ex-dirigente.

Antes mesmo de Auturi ter deixado o Flu, Abad tentou um substituto: Rodrigo Caetano. Este, porém, acertou com o Internacional, de Porto Alegre. O Tricolor está no mercado em busca de um novo nome.


Os motivos por trás da saída


A questão financeira do clube é um dos pontos que desagradou Autuori. Toda e qualquer negociação que envolve pagamentos no Tricolor é de difícil solução. Manter os salários dos jogadores em dia gerou desgaste para Autuori, principal elo entre o elenco e a direção.

A forma como o caso Kleber Gladiador foi conduzido foi um dos episódios que mais desagradou Autuori. O diretor desejava a preservação do atacante e se incomodou com o vazamento das informações de que ele teve a contratação desaconselhada pelo departamento médico em razão de problemas nos joelhos.

A saída do diretor executivo Marcus Vinícius Freire também contribuiu para a decisão. Foi o ex-superintendente do COB um dos principais responsáveis pela vinda de Autuori para o Fluminense.

Outro episódio de exposição reprovado foi a festa ainda no vestiário do Maracanã após o título da Taça Rio. Autuori queria algo mais restrito a jogadores e comissão técnica, e foi surpreendido com a presença de pessoas de fora do clube, entre eles Rubens Lopes, presidente da Ferj.

O turbilhão político das Laranjeiras também é um dos fatores que deixaram Autuori contrariado. Recentemente, cinco vice-presidentes deixaram o clube. Além disso, algumas correntes internas contestavam o trabalho do dirigente e questionavam até mesmo se valeria a relação custo-benefício.

Autuori, recentemente sondado pelo Flamengo para o cargo de diretor executivo, também tem o desejo de voltar a ser treinador. Isto, porém, não deve ocorrer no Brasil.


フルミネンセのダイレクターを辞任したアウトゥオリ氏である。
フルミネンセの財政難により、給料未払い問題の解決や選手獲得難航、そして情報流出などの事件により業務に支障を来したためと報じられる。
天下の名将がフリーの身となった。
新たなクラブにて挑戦をするのであろうか。
注目である。

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日本代表・昌子源、非常に良い方向でチャレンジできている

3バックのトライは遅くない!! 昌子源「全然、僕らは思っていない」
18/5/28 21:35


日本代表DF昌子源

 4バックでのプレーに慣れている。しかし、日本代表が2日前から新たに取り入れた3-4-2-1システムにも、DF昌子源は手応えを得ている。

 2日前からのフォーメーション練習では、主に左CBの位置に入った昌子は、新システムを「ガンガン攻撃的にいく3バックではないと思う」と感じている。昨日も「守備の確認をしている」だけでなく、「3バックだけど、守備のときは5バック近くになり、しっかり守備陣が安定する。サッカーにおいて守備が安定するチームは強いし、まずは守備を安定させる良いトライができていると思う」との感触を得ているようだ。

 所属する鹿島では4バックがベースであり、普段は3バックには馴染みがない。しかし、「情報を入れて頭がパンパンになるのではなく、自分の中で整理ができている。やりづらさはないし手応えもある」と自信を覗かせる。

 W杯直前に監督が交代し、西野朗監督が就任したばかりの日本代表。W杯まで1か月を切った現在の状況は、「よその国はトライする時期ではないし、形を決めてある程度、戦い方がはっきりしているのが今の段階」という期間で、「日本は今になって3バックにトライしていて、他の国からは遅いと言われるかもしれない」ものの、「全然、僕ら選手は思っていない」と続けた。

「非常に良い方向でチャレンジできている」。まずは30日のガーナ戦をこなし、約3週間後に迫るW杯グループリーグ初戦コロンビア戦に向けて、戦術の浸透を高め、意思の疎通をより図っていく。

(取材・文 折戸岳彦)

昌子“CL談議”に花 DFとしての対策と準備、W杯の警戒点に
キリンチャレンジカップ2018 日本-ガーナ ( 2018年5月30日 日産ス )


ウォーミングアップをする昌子(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ


 昌子が宿舎の円卓テーブルで“CL談議”に花を咲かせたことを明かした。

 話題の中心はリバプールとの決勝で途中出場から2得点を挙げたRマドリードのFWベイル。「(DFとして)あれはどうしたらええの?」「(対策として)クロスを上げさせない」などの会話が繰り広げられたという。中でもミスを犯したリバプールGKカリウスについて「大舞台に慣れている人でもああいうプレーが起こるということは、前の段階での準備が必要になる舞台なんじゃないかな」とW杯での警戒すべき点に重ね合わせた。
[ 2018年5月29日 05:30 ]


ガーナ戦を前に口を開いた日本代表の昌子源である。
先日のCL決勝について宿舎にて話題に上がったことを伝える。
スーペル・ゴラッソを決めたR・マドリーのベイルについて「(DFとして)あれはどうしたらええの?」「(対策として)クロスを上げさせない」などと話したという。
あれほどの選手でさえW杯には出られないのである。
そのあたりを肝に銘じて欲しい。
また、日本代表が取り組んである3バックについては、「ガンガン攻撃的にいく3バックではないと思う」と言う。
このシステムはかなり守備的な模様。
西野日本代表監督は、W杯に於いて日本の立ち位置を理解しており、守って守って守り切って数少ないチャンスに望みをかける戦術を採るのであろう。
これはこれで理解できる。
コロンビア、セネガル、ポーランド共にワールドクラスの攻撃陣を揃える。
彼らを抑えきって、朗報をもたらせるのであろう。
そのメンバーに源が食い込めるか否か、ガーナ戦にて見極めたいところ。
楽しみにしておる。

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本庄第一高校・金古聖司監督、指導者の顔



高校の監督となった金古聖司
全国大会への飽くなき挑戦


2018-05-28
サッカークリニック


 埼玉県北部の強豪校・本庄第一高校は、2016年から元Jリーガーの金古聖司氏が監督を務めている。現在38歳の金古氏は、東福岡高校2年(1997年度)と3年(98年度)のときにセンターバックのレギュラーとして『全国高校サッカー選手権大会』で連覇を達成。高校卒業後は鹿島アントラーズでプレーし、U-19日本代表やU-21日本代表にも選ばれた。
「高校サッカー界のスター」は、08年に鹿島を退団したあとにアジア4カ国でプレーし、15年に現役から退いたのも束の間、翌春に高校サッカー部の監督に就いている。金古監督に指導者となった経緯や教え子たちに対する思いを聞いた。
※取材は2017年5月に実施。肩書、学年、ポジション等は取材時のもの
(出典:『サッカークリニック』2017年7月号)


※上のメイン写真=2015年に現役から退き、16年4月から埼玉県の本庄第一高校で指導にあたっている金古聖司・監督
写真/吉田太郎


『全国高校サッカー選手権大会』では帝京高校(東京都)との決勝を制し、大会連覇を果たした金古聖司・監督。写真はキャプテンを務めた東福岡高校3年のときのもの 写真/BBM

志波総監督のような
指導者になりたい


 1993年にスタートしたJリーグは、プロサッカーリーグとして見る人々に感動と興奮をもたらしてきた。今、そのJリーグでプレーした元選手たちが、高校サッカーの指導者として経験を伝えながら、新たな挑戦をしている。
『ミスター・グランパス』こと元名古屋グランパスの岡山哲也・監督(中京大学附属中京高校)や元日本代表FWの森山泰行・監督(浦和学院高校)、そして、青嶋文明・監督(浜松開誠館高校)、加見成司・監督(聖和学園高校)、鈴木勝大・監督(桐光学園高校)といった強豪校の指揮を執る元Jリーガーもいる。
 また現在、Jリーグ創世記を中学生や高校生として過ごして刺激を受け、その後プロの世界を経験し、現役引退後に指導者の道を歩み始めている元Jリーガーも増えてきている。2016年、高校時代に輝かしい実績を残し、鹿島アントラーズや海外でもプレーした元選手が、指導者としての人生をスタートした。埼玉県北部の強豪校、本庄第一高校の金古聖司・監督である。
 16年4月に監督就任。現在、2年目(17年5月当時)の指導がスタートしている金古監督は「全国大会に出たいですね。全国に出るまでにやらなければいけないことはまだ多いと思いますが、そのために何ができるのかを考えています。1年で少しは成長できましたが、全国へ行くためにはまだまだ足りません。選手たちを全国へ連れていきたいです」と、指導者として成長する考えと目標を語った。
 高校時代は高校サッカー史に残るチームのセンターバックだった。共に偉業を成し遂げることになるMFの宮原裕司(元アビスパ福岡など。現在は福岡U-18コーチ)に誘われて東福岡高校に進学した金古監督は、2年生のときに先輩のMF本山雅志(現在はギラヴァンツ北九州)やDF手島和希(元京都サンガF.Cなど。現在は京都U-15監督)らと共に、史上初となる、インターハイ、全日本ユース(U-18)選手権(現在は高円宮杯JFA U-18サッカー プレミアリーグ)、そして全国高校サッカー選手権大会を制し、全国3冠を達成している。キャプテンを務めた3年生のときには高校選手権で東福岡を2連覇へ導き、個人としてもU-19日本代表、U-21日本代表に選出されて高校卒業後、鹿島入りを果たした。
 鹿島で3度のリーグ制覇などを経験し、08年シーズン限りで鹿島を退団すると、その後は海外へ渡り、シンガポール、インドネシア、タイ、ミャンマーの4カ国でプレー、15年シーズン終了後に現役から退くことを決断した。
 しかし、その翌春には由縁のない埼玉県で指導者生活を始めている。それは「運命的」なものであったと言う。
 金古監督は現役引退の決断直後、タイから福岡空港に降り立った足でそのまま母校の東福岡を訪ねた。「引退後のことは何も決まっておらず、現役から退くことだけを決めていました。(東福岡時代の監督だった)志波(芳則)先生(現在は東福岡の総監督)に初めに言いたい気持ちがありました」と、恩師へ現役引退のあいさつ。「志波先生と出会っていなければ今日の私はありません」と金古監督が言い切る存在は、あいさつの場で「昨日連絡があったのだけれど、(本庄第一が)監督を探しているそうだ」(志波)と監督就任を勧めてくれたのだと言う。
 指導者経験のまったくない金古監督はすぐには前向きな返答をすることができなかった。しかし、「本庄第一に行き、校長先生や教頭先生と話をさせてもらって、情熱などを感じましたし、新人戦の決勝を見に行ったときに心を動かされた部分もありました。『高校サッカーはひたむきでいいな』と思ったのです」と、本庄第一の情熱を感じるようになった。
「私自身が高校サッカーに育ててもらったことも決断した理由としてありました。そして、志波先生との出会いがすごく大きかった分、志波先生のようになりたいと思ったのも、決めた理由の1つです」(金古)
 金古監督は高校サッカーの指導者として歩み出すことを決断した。
 また、「外部だと選手の姿が見えない」という考えから、プロ・コーチではなく、学校職員になることを前提で契約している。同校の事務職員を務めながら、放課後は選手の指導を行なう日々を送っている。


選手たちは元Jリーガーの下、全国大会出場を目指す 写真/吉田太郎

旧友の言葉で知った
控え組みの気持ち


 監督1年目は悩まされ続けた1年だった。
 本庄第一は16年2月、現在は顧問を務める大山真司・前監督(父は武南高校の大山照人・監督)の下、FW小林祐太(ザスパクサツ群馬でプレーし、現在はtonan前橋)などの活躍などもあって埼玉県新人大会で準優勝している。そのチームを受け継いだ金古監督は1年目から結果を残すつもりでいた。しかし、関東大会の予選で初戦敗退を喫すると、インターハイの埼玉県予選は3回戦で敗れ、高校選手権の埼玉県予選も1次トーナメントの初戦で敗れてしまう。指導者としての力不足を痛感させられる結果となった。最初は80人の部員の前でまともに話すこともできなかったという指揮官は、高校生を成長させ、彼らをまとめて、勝利することの難しさに直面した。
「指導1年で何よりも大事だと思いました」(金古)と話すのは、選手との接し方だった。金古監督には、チームをとにかく強くしたいという思いがあった。メンバーを固定してその選手たちを鍛え上げていくイメージはあったが、必ずしも正解ではなかった。また、さまざまな思いを持って高校サッカーに取り組んでいる選手たちの心は繊細で、コミュニケーションの取り方一つは調子を左右してしまうことも実感した。「選手は私のことを見てくれている。しかし、私は選手全員を見ることができていない。彼らをまとめる力が足りない」と金古監督は感じていた。
 2年目の現在も試行錯誤の日々を送っている。しかし、その悩みを解決するきっかけがあった。東福岡時代の同級生2人が埼玉へ来てくれたのだ。1人は共にレギュラーとして高校選手権連覇を経験した元選手、もう1人は試合に出ていなかったメンバーだった。当時の東福岡はラグビー部とサッカー部がサッカーコート1面ほどのグラウンドを共有していた。その半面をAチームの20人ほどが使ってトレーニングを行ない、残りの100人はゴール裏のわずかなスペースで力を磨いていた。
 金古監督は試合に出ていなかったメンバーに聞いたと言う。
「『どうして頑張れたの?』と彼に聞いたら、『先輩の中に、俺らはここで頑張るしかないと言ってくれる人がいた』と言ってくれたのです。『引っ張ってくれる人がいたから頑張るしかない。サボっている人もいたけれど、主力にケガ人が出たとき、志波先生がたまに呼んでくれるときが最もうれしかった。見てくれていると感じた』とも言ってくれました。だから、私も選手たちをしっかりと見てあげたいと考えるようになりました。チームを強くしたいのはもちろんのことですが、頑張っている選手はほかにもいます。全員を見て、強くしていくのがいいのかもしれないと感じたのです」(金古)
 旧友の言葉によって、陰からチームを支える選手の重要性を再確認させられた金古監督は現在、選手たちに可能な限り目を配るようにしている。ケガで練習に参加できなかった3人(1年生を含む)に対し、状況確認とアドバイスを一人ひとりに行なう姿が取材時に印象に残った。
 チームが強くなることはもちろん、3年間を通して「自分と出会って良かった」と思ってもらえるような日々を過ごしたい、そういう気持ちを持っていると言う。
 確かに、1年目はコミュニケーション不足だったかもしれない。そのため、「新人戦で準優勝した彼らを指導したのに結果が出なかったため、選手たちは私に対してどう思っているのか、と少し思います。もしかしたら『監督が私ではなかったら結果が出ていた』と思っている選手もいるかもしれない」と考えることもあるそうだ。時間がたって分かることかもしれないが、選手たちが後悔しないような日々を送ってもらうために、指導にさらに情熱を傾けていく決意を持っている。
 指導方法も変化した。
 金古監督をサポートする顧問の大山は「就任当初はプロに教えるような練習を施していたため、『本庄第一の選手たちに伝えるのは少し違うのではないか』という話もしました」と話す。東福岡のスタイルに近いものを求め、ポゼッション、サイド攻撃、選手を追い越す動きなどを目指し、ボールの動かし方から練習していた。しかし、選手たちに意図をうまく伝えきれず、思うようなサッカーを表現できていなかった。
 今では、高校生の目線に合わせて、「この動きにはこんな目的があり、それによって何を起こせるのか」という点を具体的に説明するようになったと金古監督は言う。
 それでも、まだ言葉が足りなかったり、金古監督の出したい現象を練習でうまく引き出すことができていないと感じていたりもしている。その中で、試合に出ている選手も出ていない選手も、1つの方向に前向きになれるようにする意識は欠かさない。そして、「成功の瞬間をしっかり見てあげるほうが選手は自信になります」(金古)と、褒めながら選手たちの力を引き出そうとしている。
 DFの鈴木健斗キャプテン(17年度)が「選手たちはみなマジメに練習するタイプです。監督に言われたことを取り入れようとしています」と言うように、金古監督のチームに対する情熱は選手たちに徐々に伝わってきているようだ。
 16年度は選手側から見ても遠慮が感じられたが、現在は厳しい声が飛ぶようになっている。16年度からの主力であるDFの渋谷真暉は「特に公式戦前は監督の思いが強く伝わってきます。練習から声が大きく、試合前も試合に勝つための具体的な言葉が多くなりました」と話す。
「選手たちに勝ちたい気持ちが自然に芽生えればいいと思っています。私が高校生だったときもそうでした。『志波先生を勝たせたい』、『日本一にしたい』と思って試合に臨んでいたものです。
 バスで各地に行き、寝ないで運転している志波先生の姿などを見ていました。私もそういった姿勢を見せ、試合に出ている、出ていないにかかわらず、同じ方向を向けるようにしたいと思っています」(金古)
 すべてが好転しているわけではない。17年度もなかなか結果が出ていないのが現状だ。それでも、主に1年生を指導する顧問の大山などの協力を得ながら、指導者として成長し、チーム力を地道に高めていこうとしている。


「選手たちには『自分たちが新生・本庄第一の1期生』という気持ちで練習に取り組んでほしい」と、金古聖司・監督は監督就任2年目(2017年度)の春に話していた 写真/吉田太郎

「甘くない」と感じた
プロの経験も伝える


 金古監督の就任によっていい影響も出てきている。
「元プロ選手の肩書を持つ監督が来てくれたことはプラスに見られる部分がたくさんあるのです。もう一回立ち直り、まずは元に戻れるようにしたいです。これからのチームだとも思っています」(顧問の大山)
 本庄第一は埼玉県北部の強豪としての地位を確立してきたが、3年前に部員の起こした事件によって対外試合への出場を辞退した影響が残る。しかし、17年度は45人もの新入生が入部した。16年度の新人戦の好結果や「かつての高校サッカーのスター」、「元Jリーガー」といった肩書を持つ金古監督の就任がイメージを変え、元の姿へ少しずつ近づき始めている。
 金古監督は「『自分たちが新生・本庄第一の1期生』という気持ちで練習に取り組んでほしい」と選手たちに話している。
 金古監督自身も選手たちも意識面から高めようとしている。金古監督はプロの世界で、「社会に出れば何事も甘くはないこと」、「何事にもかけなければ達成することはできないこと」を学んだ。その経験を選手たちに伝えることも役割だと思っている。だからこそ、目の前のことに全力で向き合い、一生懸命やり抜くことを選手たちに求めている。
「『家族のサポートなどがあってサッカーをやらせてもらえているのなら、今、真剣に打ち込みなさい。高校サッカーはサッカーを純粋に楽しめる最後の段階だと思うから、打ち込みなさい』と選手たちに話したことがあります」(金古)
 高校やJリーグ、海外で経験してきたことは、金古監督など、限られた人間の強みである。恩師の志波総監督や、徐々に増えてきている指導者仲間と協力しながら、選手に成長できる環境を与えたいと思っている。
「監督たちは僕たちを信頼してくれているので、しっかりと勝って恩返ししたいと思います」
 MFの滝瀬悠人(17年度)がこう言うように、彼らが勝利し、成長して「本庄第一で良かった」と思えるような高校サッカー生活をサポートしていく。

取材・構成/吉田太郎


本庄第一高校の金古聖司監督を取材したサッカークリニックの吉田記者である。
指導者としてこの1年でどれだけ成長していったかが伝わってくる。
金古が育てた選手がプロにて大成する日も近かろう。
それは金古の顔に表れておる。
良い表情をしておる。
これからの指導力に期待である。

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町田・中島、ヘディング弾



【町田 vs 岡山】意地の一撃を決めた中島
2018年5月27日(日)

3点ビハインドとなった町田は、84分に中島裕希がヘディングで1点を返したが、反撃はここまで。1-3で敗れて5試合ぶりの黒星を喫した。

上田が鮮やかFK、仲間のスーパーボレーで岡山が快勝!町田を下して4戦ぶり白星
18/5/27 17:58

[5.27 J2第16節 町田1-3岡山 町田]

 J2リーグは27日、第16節2日目を行った。町田市立陸上競技場ではFC町田ゼルビアとファジアーノ岡山が対戦し、3-1で岡山が勝利した。

 前半最大の決定機は前半31分だった。町田はPA右に出されたパスに反応したFW中島裕希が左足シュート。GK金山隼樹が弾いたボールをFW鈴木孝司が胸トラップから右足ボレーを放つが、惜しくも右ポストを直撃してしまい、先制のチャンスを逃した。

 試合が動いたのは後半9分だった。ゴールまで27メートルのPA左手前でFKを獲得すると、キッカーのMF上田康太が左足を一閃。枠外からカーブしたシュートがゴール左隅に突き刺さり、先制に成功した。13分には、PA右手前からFW赤嶺真吾が浮き球パスを供給。ペナルティーアーク左脇からFW仲間隼斗が体勢を崩しながら右足ボレーを放つ。これがゴール右に吸い込まれ、2-0と一気に突き放した。

 2点を追う町田は後半16分にMFロメロ・フランク、25分にMF杉森考起を入れ、相馬直樹監督が手を打つ。だが、次にスコアを動かしたのは岡山だった。27分、仲間が完全に裏へ抜け出し、PA内でGK福井光輝に倒されてPKを獲得。キッカーの赤嶺が豪快にゴール左上に突き刺し、3-0とリードを広げる。32分には、上田のFKから赤嶺がゴールネットを揺らしたが、オフサイドと判定された。

 ホームの町田が意地をみせる。後半39分、DF奥山政幸が左サイドから柔らかいクロスを供給すると、相手DFの前に飛び込んだ中島がヘディングシュートを決め、2点差に詰め寄る。しかし、反撃もここまで。岡山が3-1で勝利し、4試合ぶりの白星を飾った。一方、町田は5試合ぶりの黒星を喫した。




ヘディングゴールを決めた町田の中島である。
左からのクロスに競り合って決めた。
敗戦濃厚のチームに勢いを与えた。
ホームにて完封負けは許されぬと奮起した格好である。
これからもゴールの報を待っておる。

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金沢・垣田、豪快弾



【山形 vs 金沢】中央突破で幸先良く先制
2018年5月27日(日)

14分、清原翔平(写真右)のスルーパスを受けた垣田裕暉(写真中央)が落ち着いてシュートを決めて、金沢が幸先良く先制。垣田にとっては今季4点目となった。

渾身“シュウト”で移籍後初弾! 南秀仁1G1Aの山形が10人金沢に逆転勝利
18/5/27 16:01

[5.27 J2第16節 山形2-1金沢 NDスタ]

 19位モンテディオ山形がホームで暫定15位のツエーゲン金沢に2-1で勝利した。前半14分に金沢FW垣田裕暉に先制点を許したが、同28分に相手が退場者を出すと、後半3分にMF中村駿、同24分にFW南秀仁が決めて逆転。3試合ぶりに白星を挙げ、4戦無敗(2分2敗)となった。

 開始から山形を攻め立てる金沢は前半14分に先制。FW垣田裕暉がMF清原翔平のラストパスを受け、PA内中央から右足で豪快に叩き込む。鹿島からの期限付き移籍中の垣田は今季4ゴール目を挙げ、自身のリーグ戦キャリアハイの得点数を更新した。

 良いところがないまま失点を喫した山形だったが、前半28分にFW小林成豪をスライディングで倒した金沢DF庄司朋乃也が2度目の警告で退場となると、ハーフタイム明けから反撃を見せる。

 後半3分、FW南秀仁がキープからパスを出し、受けた中村がPA内中央に持ち出して右足を振り抜く。低い弾道のシュートがゴール左隅に吸い込まれ、中村の今季2点目で1-1とした。

 後半24分にはカウンターから途中出場のMF汰木康也、小林、南とつながり、PA内中央に進入した南が右に流れながら右足でシュート。GK白井裕人に触られたボールがゴール左に吸い込まれ、2-1と逆転に成功する。東京Vから完全移籍して2年目の南は、これが加入後初ゴールとなった。

 ビハインドを背負った金沢は後半32分、先制点を決めた垣田を下げ、FW佐藤洸一を投入する。その佐藤を中心に終盤はチャンスを作ったものの、1-2で試合終了。2試合ぶりの黒星で3戦勝ちなし(1分2敗)となった。




先制点を決めた金沢の垣田である。
パスに飛び出し豪快に決めた。
ストライカーらしいゴールである。
このような得点を続けていけば、多くの民が期待する大型センターFWの誕生となろう。
ただ、チームは逆転負けを喫し、悔しい思いをしておる。
これを糧に更に成長せよ。
期待しておる。

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日本代表・植田直通、1対1の局面の戦いには自信を持っている

不慣れな3バックにも前向きな植田「僕が生きるフォーメーション」
18/5/27 21:49


3バックへの適応にも自信を見せるDF植田直通

 経験は少なくても自信はある。3バックの戦術練習を続ける日本代表のDF植田直通(鹿島)は大津高時代を含め、3バックの経験は「ほとんどない」と言うものの、自分の良さを出しやすいという感触もつかんでいる。

 3バックではストッパーの位置に入る植田だが、「1対1の局面は僕の強み。そういうところを出していきたい。マークはハッキリするし、僕が生きるフォーメーションだと思う。自信を持ってやりたい」と力を込めた。

 最終ラインで中央のリベロが余る形となる3バックなら、4バック以上にチャレンジ&カバーがハッキリし、両ストッパーは対峙する相手FWに思い切り行きやすい。1対1の競り合いや攻防は自然と増え、「1対1の局面の戦いには自信を持っている」という“ファイター”は新システムにも前向きに取り組んでいる。

 とはいえ、チームとしては攻守の連係を高めている段階。「できるだけ攻撃の選手を下がらせず、自分たちがスライドして、守備に参加させないことが大事。自分たちがスライドすることで前に押し出せる。僕らがどれだけ早く動けるか」と課題も口にした。

(取材・文 西山紘平)


3バックについてコメントする日本代表の植田直通である。
「1対1の局面は僕の強み。そういうところを出していきたい。マークはハッキリするし、僕が生きるフォーメーションだと思う。自信を持ってやりたい」と語る。
戦術理解度は上がっておる様子。
守備の方向も「できるだけ攻撃の選手を下がらせず、自分たちがスライドして、守備に参加させないことが大事。自分たちがスライドすることで前に押し出せる。僕らがどれだけ早く動けるか」と、どのように守るべきがわかっておる。
今は序列が低いが、出場機会を掴み、活躍して欲しい。
期待しておる。

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流通経済大学付属柏高等学校・関川郁万くん、総体予選注目の11選手に選出

ユース取材ライター陣たちが推薦する総体予選注目の11傑vol.5
18/5/27 08:12

 ゲキサカでは熱戦展開中の平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(三重)都道府県予選の注目選手を大特集。「総体予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体予選注目の11選手を紹介してもらいます。第5回は“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人氏による11名です。

安藤隆人氏「全国各地で佳境に入って来た今年のインターハイ予選。四日市中央工、中京大中京、静岡学園が敗れるなど、今年も波乱が早くも生じている。そして、インターハイ予選11傑を今年も担当させてもらえるようになりました。今回は純粋に『個々の力』にフォーカスを当てて選んでみました。ルールとしては同じチームの選手を2人以上選ばないこと。これ以外の条件は無く、純粋に力のある選手を4-3-3のフォーメーションに当てはめて選んでみました」

以下、安藤氏が推薦する11名

GK相澤ピーター・コアミ(日本文理高3年)
「市立船橋高の田中悠也、東福岡高の松田亮と迷ったが、190cmの圧倒的な高さとシュートストップ、そして左足のキックの正確性に加え、まだGKを始めて1年ちょっとという短いキャリアでここまで頭角を現して来た凄まじいポテンシャルに期待したい。今年に入り、守備範囲が一気に広がり、裏へのカバーリングやビルドアップの点でもフィールドプレーヤー時代に培った感覚がいかんなく発揮されている。この4バックをハイラインにして、積極的なビルドアップを実現させてくれるはずだ」

DF中村拓海(東福岡高3年)
「左右どちらでもこなせる高性能サイドバックは、このフォーメーションでは左サイドバックに置きたい。このポジションはスペシャリストである京都橘高の高木大輝、広島皆実高の西原広太も考えたが、右サイドバックにどうしても福島隼斗(大津高)を置きたいと思ったのと、左右いずれにせよ中村だけは絶対に入れたいと考えた。それほど彼はサイドバックとしての能力と将来性がずば抜けて高い選手と言える。陸上選手のようにずば抜けたスプリントと上下動の連続を繰り返すが、『ただの槍』ではなく、戦況を見てボランチの位置まで入って多彩なパスでゲームをコントロール出来る。戦術的、技術的柔軟性の富んだサイドバックだ」

DF三國ケネディエブス(青森山田高3年)
「規格外のCBを選ばないわけにはいかないだろう。195cmの長身から繰り出される高い打点のヘッドはもちろん、これまでFWとCBを兼用して来たように戦術的理解度、対人能力も磨かれた。「裏への対応は自分の中でも凄く意識していて、『大きいから足下を狙われる』ということが無いように、ターンや予測、身体の向きなどは考えてやっています」。今年はCBとして固定され、彼の意識もFWではなく、CBとして一本化して行く覚悟が芽生えた。プロ入りはかなり濃厚と目されている逸材の更なる開花に期待したい」

DF関川郁万(流通経済大柏高3年)
「今年の高校サッカーを代表する三國と関川の2CBコンビは見てみたい組み合わせだ。三國ほど高さはないが、彼の屈強なフィジカルと跳躍力はずば抜けていて、空中のボールを捉える技術は高校ナンバーワンと言って良いかもしれない。昨年度の選手権後に手術をし、ずっとリハビリを続けていたが、鹿島アントラーズの熱烈なラブコールが実る形で、復帰前に加入内定が発表された。気迫溢れるディフェンスと強烈なキック、そしてセットプレーの際の得点力と、すべてにおいてスケールの大きな彼に期待だ」

DF福島隼斗(大津高3年)
「中村の紹介でも触れたように、右サイドバックには彼を置きたい。彼はずっとCBとボランチのセントラルポジションを任かされているように、安定した守備力と両足のキックが魅力だが、彼はスピードもあり、アップダウン能力に秀でている。彼を見たと欺からずっと守備力、攻撃力、そして空中戦と三拍子揃ったサイドバックに化けるのではないかと思っており、その想いを是非このフォーメーションで実現させたい」

MF矢野達也(大分工高3年)
「今年、チームでは最前線を務めるが、彼の強烈な右足のキックとフィジカルの強さを活かして、ここではアンカーとして置きたい。昨年までボランチをやっていたように、視野も広く、カバーリングと展開力を持っているし、強烈なミドルシュートにも期待したい。この位置で得意の右足をフル活用し、多彩なタレントが揃うこの布陣の中核を担ってもらいたい」

MF西川潤(桐光学園高2年)
「2シャドーの一角として1年時から名門・桐光学園の10番を背負い、個の打開力とシュートセンスを発揮する彼を置きたい。サッカーセンスはずば抜けていて、ボールの持ち方、一瞬のスピード、そして切れ味鋭いドリブルを駆使して攻撃のアクセントを加えてもらいたい」

MF若月大和(桐生一高2年)
「スピードアタッカー枠として、変幻自在のドリブルを持つ静岡学園高の神田凛星と迷ったが、彼の変幻自在のスピードとファーストタッチの上手さ、そして裏への飛び出しの駆け引きの妙を期待して、彼をセレクトした。DFラインを牽制してから、絶妙なタイミングで飛び出して一気にビッグチャンスを作る彼は相手にとって脅威。ドリブラーの西川とのコンビは前への推進力を増幅させてくれるはずだ」

FW久乗聖亜(東山高3年)
「3トップの右には高さがあり、抜群のテクニックと多彩なアイデアを誇る『古都のエレガントアタッカー』を置きたい。昨年は思わぬ怪我に見回れ、ほぼ1年を棒に振ってしまったが、類い稀なるサッカーセンスは落ちること無く、広い視野とオフ・ザ・ボールの動き、そしてボールを持ってからパス、ドリブル、シュートの選択肢からベストな方法を選んでチャンスを作って行く。昨年、本領を発揮出来なかった分、今年は思い切り暴れて欲しい」

FW大塚尋斗(矢板中央高3年)
「ここは前橋育英高の榎本樹と迷ったが、前線のパワーとポストプレーを考えて大塚を選んだ。もちろん榎本もパワーがあり、ポストプレーも出来るが今回のメンバーとの噛み合わせを考えると、より足下で収められる大塚が適任と考えた。フットサルでは昨年、全日本フットサル大会でMVPに輝き、今年はフウガドールすみだの練習に参加、U-19フットサル日本代表に選ばれるなど、ピヴォとしてフットサルで高い評価を受けているが、サッカー選手としても大きなポテンシャルを持っている選手だ」

FW染野唯月(尚志高2年)
「軽やかなステップと絶妙な裏への抜け出しが光る2年生ストライカー。鹿島アントラーズつくば時代はボランチをこなしたように、キープ力とパスセンスに長けた選手だったが、仲村浩二監督はこの力を最前線で発揮出来るようにFWにコンバート。もともとフィジカルもあり、相手DFラインとの駆け引きも上手い選手だけに、ここに積極的にゴールを狙う姿勢が生まれ、より怖いストライカーへと変貌を遂げた。この布陣では中村、西川とのコンビネーションで左サイドで起点を作りながら、強烈なカットインでゴールを決めて欲しい」

◎フォーメーション
      大塚
染野          久乗
    西川  若月

      矢野

中村  三國  関川  福島

      相澤

執筆者紹介:安藤隆人
 日本列島、世界各国を放浪するサッカージャーナリスト。育成年代を精力的に取材する“ユース教授”。主な著書は『走り続ける才能たち 彼らと僕のサッカー人生』『壁を越えろ 走り続ける才能たち』(いずれも実業之日本社)、『高校サッカー聖地物語』(講談社)など


高校総体予選注目の11選手を挙げるゲキサカの安藤氏である。
流通経済大学柏高校の関川郁万くんがその中に入る。
「屈強なフィジカルと跳躍力はずば抜けていて、空中のボールを捉える技術は高校ナンバーワン」と評す。
単なる体力だけで泣く技術が伴っておることが重要と言えよう。
そして「気迫溢れるディフェンスと強烈なキック、そしてセットプレイの際の得点力と、すべてにおいてスケールの大きな彼に期待だ」と締める。
鹿島の未来を託すに十分な逸材と言えよう。
入団が楽しみである。

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秋田豊氏、いつか、鹿島で指揮を執るのは大きな目標でもあるし、夢でもあります

秋田豊が語る鹿島の紅白戦。
「勢いある若手は、とことんぶっ叩く!」

寺野典子●文 text by Terano Noriko  井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki

遺伝子 ~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(13) 
秋田 豊 前編


 5月16日、中国・上海スタジアム。試合終了を告げる笛が鳴ると、両チームの選手たちがピッチに立ち尽くす。腰を下ろし、座り込む選手も少なくなかった。誰もが限界まで戦った証しだ。ACLラウンド16セカンドレグ、上海上港vs鹿島戦は2-1で上海上港が勝利したが、ファーストレグを3-1で勝利していた鹿島のベスト8進出が決まった。

「第1戦にフッキが出ていなくて、そこはツイていた」

 ユニホームが汗で身体に張りつくほど、90分間攻守に走り続けた鈴木優磨が言う。右足の負傷で第1戦を欠場したフッキ、オスカルの強力ブラジル人が織りなす攻撃は抜群の破壊力を持っている。

「パワープレーもあるし、サイドからも崩してくる。深くまでえぐってくるときもあれば、深くまでえぐってマイナスとか……本当にいろんな攻撃をしかけてきた」

 そう語る昌子源は、前半7分に先制点を許したあと、落ち着いていられたことが重要だったとも話した。

「相手も相手だったので、この1点は仕方がない。俺らはまだ勝っていると落ち着いていた。右サイドを中心に落ち着いて回し、そこから決定機が作れたので、そこで点が取れればラクだった」

 42分に土居聖真が同点弾。1-1で迎えた後半は、上海上港の攻撃を鹿島がしのぐという時間が続いた。ゴールキーパーのクォン・スンテのビッグセーブに何度も救われる。

 後半34分、ペナルティエリア内での昌子のハンドでPKを与えてしまい(ちなみにボールは手ではなく、頭に当たっている)、フッキがそれを決めて、2-1となる。さらに上海上港は猛攻を続けたが、鹿島がなんとか抑え、試合が終わった。

「今日は別に、いいゲームをしようとか思っていなかったので。ここ(ラウンド16)を突破するという、みんなの強い意志が出たと思います。いいゲームかって言われたら、疑問がありますけど。足をつろうが、動けなくなろうが、今日の試合はそれでもいいと思っていた。最後はなんとか失点しないように前へ出たり、裏へ抜けたり、わずかでもプレスをかけて、相手が蹴りづらいようにしたり……。でも、やっぱり俺は前線の選手なんで、点を取りたかったです。とりあえず、突破が決まって、今は非常に嬉しく思っています」


現役時のことを熱く語ってくれた秋田豊

 今季開幕以降、リーグ戦13試合、ACL8試合、すべての試合に出場している鈴木が試合を振り返る。鬼門といわれたラウンド16の壁を突破するのは、簡単なことではなかった。過去、タフな戦いの前でプレッシャーにつぶされるように跪(ひざまず)き、敗れてきた。積み重ねた悔しさを経験という力に変えたからこそ、このタフなトーナメントを勝ち上がれた。しかし、まだひとつだけだ。新しい歴史を刻むためには、まだ足りない。

「おめでとうございますとは、違う。勝てなかったのもあるけれど、まだベスト8が決まっただけだから」

 植田直通は淡々とそう語り、「(リーグ戦の)仙台戦に勝たなくては、意味がない」と言い切った。

*     *     *

 勝ち切る――。

 鹿島アントラーズの哲学とは、勝つことへの執着心だ。それを体現したレジェンドたちのなかでも、長くセンターバックを務めた秋田豊は、クラブにひとつの選手モデルを残した。アントラーズのセンターバックは弱い気持ちを微塵も見せてはならない。強いヘディングは攻守において、チームの勝利に貢献した。

――鹿島アントラーズで数々のタイトルを手にされてきましたが、もっとも強いチームはどのチームでしたか?

「3連覇のオズワルド・オリベイラ時代も強かったけれど、僕はすでに移籍していましたから(笑)。実は三冠を達成した2000年はそれほど強かったという印象はないんです。やっぱり、1997年のチームですね。一番強かった。あのチームは”スーパー”でしたよ。

 だって、ジョルジーニョがいて、ビスマルクがいて、本田(泰人)さんもすごかった。守っていても、相手のフォワードにクサビが入ることもまったくなかったんですから。中盤のポジショニングで、相手のパスを誘発して、ボールを奪うんです。見事でしたよ。見ている人からしたら、『守備はラクだろう』って(笑)」

――攻撃も迫力がありました。

「そうですね。選手個々が際立っていました。そのうえで、誰もがチームのために闘っていた。自分のタスクを果たすことに力を尽くしていましたから。自分のストロングポイントを理解し、それを発揮する。同時にチームメイトの強さや弱みを理解し合っていたので、カバーし合える。チームとしての完成度、そしてバランスがメチャクチャよかった」

――しかしその年、リーグタイトルは獲れませんでした。ナビスコカップ決勝とチャンピオンシップでジュビロ磐田との4連戦がありました。

「ナビスコカップ決勝戦を快勝(2戦合計7-2)したことで、緩みというかスキが生まれたんだと思います。チャンピオンシップも勝てるよ、という気持ちがどこかにあったんでしょう。それで痛い目にあった。もう、往復ビンタを喰らったようなものです。『次は絶対に磐田に勝つんだ』と。2000年は正直、チームとしては磐田のほうが強かったと思います。でも勝ったのは、僕らだった。

 サッカーは強いから、うまいから、勝つわけじゃないんです。試合に勝ったチームが強い。だから鹿島というチームは、『勝つ』ことにこだわる。それこそがジーコイズムなんです。

 チームがどんな状況でも関係ない。連戦だろうと、ケガ人がいようともね。負けていい試合なんて、1試合もない。いつでも戦わなくちゃいけないんです。だから、自分たちの状況、相手の状況を踏まえて、どうやったら勝てるか? を考える。勝つところから逆算する。勝つために手段は関係ないんですよ。自陣に引いたって恥ずかしいことなんてないんです」

――1-0で逃げ切るというのが、鹿島アントラーズらしさだと言われるのも、そういう勝利に対しての覚悟があるからなのでしょうね。

「たとえば、自陣に引く時間があっても、押し込まれているという受け身にならない。自分たちがボールを持っているときは当然ですが、相手がボールを持っていても、自分たちのリズムでサッカーをしているという余裕が大事なんです。『持たせているんだ』と慌てない。相手が押し込んでいるということは、その背後にはスペースがあるということ」

――ピンチはチャンスだと。

「自陣近くでもコンパクトに守れていれば、挟み込んでボールをインターセプトすることができる。そこで攻めに出れば、フリーになる確率は高いですからね」

――時間の使い方も巧い。

「勝つために今、何をすべきか。ジーコイズムですね。ジーコの負けず嫌いはハンパなかったですから。ジャンケンですら負けると熱くなる。でも、そういう負けず嫌いというのは恥ずかしいことじゃなくて、プロである限り、やっぱり、すごく大事なことだというのをジーコが教えてくれた。それが脈々と鹿島で伝承されて、今のチームでいくと小笠原満男ということになるわけです」

――アントラーズの紅白戦が白熱するというのは、今も続くスタイルのひとつだと思うのですが……。

「それは、常に、選手が自分の力を出し切っているということ。後輩だろうと先輩だろうと関係ない」



――噛みつくような若い選手の勢いを先輩はいなす……

「いなさない。かわすんじゃなくて、ぶっ叩く。立ち上がれなくなるくらいまで、ぶっ叩く」

――それが自分のためであり、チームのためであり、その選手のためだと。

「もちろん。自分にとってもそういう高いモチベーションで挑んでくる若手は、練習相手としては一番だから。Jリーグでも、対戦相手は鹿島を喰おうと思って挑んできますから。だから、こっちもそういう若手を精神的にも、肉体的にもボロボロにするくらいの気持ちで闘うんです。満男なんて、本当に生意気というか、まったく諦めないし、何度も何度も向かってきましたからね。俺を抜いてやろうという気持ちがすごく伝わってきましたよ」

――でも、「100年早いわ!」と跳ね返すわけですね。

「はい。でも、また立ち上がってくる。そういう男だから、今でもやれているんですよ」

――そういう後輩は可愛いですよね。

「そう、可愛い」

――そういう厳しさのなかで若手が育っていくのですね。

「鹿島というクラブは、ただうまい選手だから獲得するということがない。もちろん、ポテンシャルも見ているけれど、同時にやっぱり強いメンタリティーを持った選手を選んでいる。その軸がブレなかったから、選手が伸びることができたんだと思うんです。

 いろんな選手がいるなかで、『いい選手だけど、鹿島には合わない』という選手もいるから。トレーニングに対する向き合い方、質の高い練習ができるのかは重要です。鹿島のトレーニングの質と量を消化できるのか。しっかり練習できる選手に対しては、スタッフもクラブも寛大な気持ちで見てくれるというのは、僕自身、選手としてすごく感じましたね。たとえば(鈴木)隆行なんて、高卒で入ってきたときは、何の怖さもない選手だったんですよ」

――同世代のFWには柳沢敦さんや平瀬智行さんなど、高校選手権のヒーローがいましたしね。鈴木さんはブラジルへ留学したり、レンタルでジェフ市原(当時)へ行ったり。

「そうやって時間と機会を与えながら、最終的にはワールドカップ(2002年、日韓大会ベルギー戦)でゴールを決める選手になれたんだから。18、19歳の頃はそんなこと想像もできなかった(笑)。だから、鹿島というのは、不思議なクラブで、きちんと、真摯にサッカーと向き合っていれば、成長できる場所なんです」

秋田豊が目指すビジョンは
「指導者としてアントラーズに戻りたい」

寺野典子●文 text by Terano Noriko  井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki

遺伝子 ~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(14) 
秋田 豊 後編


「今日スタジアムへ向かうバスの中で、いろんなことを考えたんです。鹿島へ移籍して、試合に出たい、レギュラーになりたいと思っていたけれど、移籍1年目で、これほど自分がピッチに立って、試合に出ずっぱりになるとは、イメージしていなかった。

 アジアへ行ったり、外国人選手と戦ったり、しかも中3日ですぐに試合がやってきたりとか……。身体よりも本当に頭が疲れるんだなと痛感しました。でも、こういうなかでもタイトルを獲得してきたのが、鹿島。相当スゴイことなんだなぁ……と。でも、僕自身がいるときに鹿島がタイトルを獲れなかった……というふうにはなりたくない。(W杯によるリーグ戦)中断期間が終わってからしっかりと巻き返したい」

 5月20日、J1リーグ仙台との一戦が終わった直後、安西幸輝は2月中旬のACLからスタートした鹿島での3カ月間をそう振り返った。

 その3カ月間、鹿島は所属するフィールドプレーヤー27人中24人が試合に出場している。数多くの試合を消化するのは、強豪クラブの宿命とはいえ、今季の鹿島は事情が違った。次々と負傷離脱する選手が相次いだ。一時は10名近くが離脱し、スタメン、ベンチ以外のほとんどの選手がプレーできない状態という時期もあったほどだ。

 そんななかで、今季加入した安西をはじめとした若い選手が経験を積むことには繋がったものの、結果は芳しくはない。ひとつ消化試合が少ないものの、首位との勝ち点差は19ポイントと大きく離れての11位。ただ、ACLの準々決勝進出が決定してはいるが、リーグタイトルをここで諦めるという空気は鹿島にはない。新加入の安西とて、それは同じだった。

 *    *    *

 愛知県出身の秋田豊が、鹿島アントラーズでプロデビューしたのは1993年。すぐさまレギュラーとなり、11年間の在籍でリーグ戦334試合、ナビスコカップ戦45試合、天皇杯38試合に出場。5度のチャンピオンシップもすべてに出場している。そして、4度のリーグ、3度のナビスコカップ、2度の天皇杯で頂点に輝いた。

1998年フランス、2002年日韓と2度のワールドカップメンバーにも選出されて、日本屈指のセンターバックとなったが、その理由は「鹿島アントラーズ」というクラブにあったという。


アントラーズの多数のタイトル獲得に貢献した秋田豊

――愛知学院大学の秋田さんと鹿島アントラーズを結んだものはなんだったのですか?

「1年のときから、毎年住金(住友金属、鹿島アントラーズの母体)の練習に参加させてもらっていたんですよ。卒業したらJリーグでプレーしたいと思っていたので、最初は地元のトヨタ自動車(名古屋グランパスの母体)が目標でした。住金はジーコもいたけれど、当時は2部だったし、Jリーグに入れるかは未知数だったから」

――しかし、鹿島アントラーズが見事Jリーグの一員に。

「サプライズでした。アントラーズがJリーグに加盟するなら、ぜひお願いします! という感じでした」

――アントラーズにはジーコはもちろんのこと、本田技研組など、プロ意識の高い選手が多かったと思うのですが、1993年に大卒ルーキーとして加入したとき、プロの壁を感じることありませんでしたか?

「特になかったですね。というのも、愛知学院というところは、自分でやらないとダメなチーム環境でしたから。選手が自立していて、自主的にトレーニングをすることが当たり前でした。自分で自分を追い込むことも、僕にとっては特別なことではなかったんです。だから、アントラーズのピリッとした緊張感のなかでの練習は、『すごく疲れるけど、プロなら当然だよな』と受け止めていたんです」

――居心地がよかったと。

「そう。居心地がよくて、肌に合うというのが第一印象でしたね。シーズン前の身体作りの合宿から参加したんですけど、非常にリアリティを感じたし、シーズンを戦ううえで、こういうトレーニングが必要なんだなと、納得感があった。これがプロなんだなって。

 ただ、技術的なもの、体力やスピードという部分では、壁というかまだ足りないと感じるところはありましたね。だから、基礎練習の多いメニューは助かりました(笑)。

それでもヘディングだったり、メンタルだったり、自分にしかない武器、ストロングポイントはわかっていたので。そういうものが支えとなり、足りない部分を練習で埋めていくという感じでしたね」

――そして、1995 年には日本代表デビューを飾り、1998年ワールドカップフランス大会の舞台に立ちました。

「当時のJリーグはすばらしい外国人選手が集まっていたんです。錚々(そうそう)たる顔ぶれの選手がいましたから、世界のスーパースターが。カレカ(柏)にピクシー(ストイコビッチ/名古屋)、スキラッチ(磐田)。エムボマ(ガンバ大阪)だってそうだし。

 僕は毎試合そういう”世界レベル”の選手と戦っていた。彼らエースを抑えるのが僕のミッションだったし、タスクだから。それをやり続けたことが、代表でプレーする自信、ワールドカップで戦う自信に繋がりましたね」

――そして、アントラーズでは、たくさんのタイトルを獲得。不動のセンターバックとして長く君臨しました。

「とはいえ、常に競争、競争でしたよ。僕にもいつも『刺客』が送られてきましたから(笑)。でもそれは当然なんですよ。強いチームを維持するうえでは、競争は必要だし、将来を見据えて、少し年齢のずれたいい選手をどんどん入れて、育てないと空白期間が生まれるし、もしくは高いお金で他から選手を獲得しなくちゃいけなくなるから」



――それでも、ポジションを守り切りました。

「そうですね。奇跡的に(笑)。もし、他のクラブだったら、僕は選手としてつぶれていたと思います。僕が代表でワールドカップに出るなんて、誰も思っていなかったはず。もちろん、アントラーズというクラブが僕を育ててくれたことが大きいです。

 それ以外では、早く結婚して、家庭中心の生活を送ることになったのも、鹿嶋という町で暮らしていたから。サッカーに集中できる環境だったからこそですね」

――鹿嶋という場所を考えたとき、アントラーズは勝たなければならないクラブだったと思うのですが。

「僕が加入したとき、フロントの方から、『君たちはまずは鹿嶋という場所を有名にするためにサッカーをするんだ』という話があったんです。町おこしですね。そういう明確なビジョンがあり、そのためにも勝たなくちゃいけない。勝つためのチーム作りをするという流れなんですよね」

――Jリーグが始まってから、鹿嶋の暴走族が減ったという逸話があります。

「減りましたよ(笑)。娯楽がなくて、ストレス発散のためにバイクを走らせていた人たち、実はお祭り好きなんですよ。それが2週間に一度、カシマスタジアムで行なわれている。実際に喧嘩はしないけれど、相手チームとの真剣勝負があるわけですから(笑)」

――そういう町にフットボールというカルチャーを植えつけたのが鹿島アントラーズだったんですね。しかも強い。喜んでくれる人たちの存在が力になったのではないですか?

「もちろん。町の人たちはとても温かくて、本当の家族みたいに、僕の子どもたちとも接してくれる。すごくいい町だったよね。一生、鹿島にいたいと本気で考えていました。子どもたちもここで育ち、コミュニティもできているし。ここで引退して、指導者として……と考えていました」

――しかし、2004年に名古屋グランパスへ移籍することに。

「鹿島は過去、選手を切ったことがないんですよ。もし契約を延長しないとなっても、ちゃんと移籍先を探してくれるクラブ。それをしなかったのは、僕が初めてのケースだったんです。コーチとしてのオファーをもらったんです。今考えれば、すごくいい条件でした。だけど、2003年もずっと試合に出ていたのに、突然でしたからね。代表への気持ちもまだ持っていたし、やっぱり現役を続けたかったから」

――他クラブでプレーしたことで、初めて知る鹿島アントラーズの強みもあったんじゃないですか?

「一番感じたのは、フロントも、選手も、サポーターも、すべての人たちが、当たり前のことを、当たり前のようにやっているクラブが鹿島なんだなと。たとえば、選手は目の前のトレーニングに全力を尽くす。そこから勝つための準備が始まっていることを知っているんです。フロントはそういう選手をサポートしてくれる。サポーターも日本一のクラブのサポーターになるために、どうすべきかをいつも考えてくれた」

―― 一枚岩なんですね。

「だからと言って、甘えもないんです。(鈴木)満さんという強化部長がいて、監督や選手を評価するように、誰もが厳しく仲間を評価し合える空気がちゃんとあるんです。その評価基準も明確でブレたり、揺れたりしない。みんな見ている方向が同じなんです」

――鹿島への愛情は変わらない。

「変わらないです。鹿島イズムというのは、僕の身体の中に入っているから。DNAに刻み込まれていますから。いつか、鹿島で指揮を執るのは大きな目標でもあるし、夢でもあります。もちろん、選手と監督とは違うということはわかっている。だからこそ、そこを目指したいと考えるんです」


秋田豊氏を取材したSportivaの寺野女史である。
鹿島史上最強と言われる1997年のチームについてコメントする。
「あのチームは”スーパー”でしたよ」と言い切る。
このドリームチームを越えることが、毎年組まれる鹿島の目標となる。
そして秋田は鹿島の伝統について語る。
この伝統を受け継いでいくことが中に居る選手たちに求められるのだ。
それを理解し、肝に銘じて行動していくのだ。
期待しておる。

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金沢・垣田、FWとしてはゴールを取りたい

【金沢】FW垣田、プロ初ゴールの山形で2年連続弾狙う!
2018年5月26日20時37分 スポーツ報知


山形戦2年連続ゴールに意欲を見せる金沢FW垣田

 J2ツエーゲン金沢FW垣田裕暉(20)が、次戦27日のアウェー・山形戦(14時、NDスタ)へ闘志を燃やした。

 26日は金沢市内で最終調整。垣田は昨季、J1鹿島から育成型期限付き移籍し、8月11日のアウェー・山形戦でプロ初ゴールを決めた。金沢2年目の今季は3試合連続ゴールを決めるなど、早くも昨年の3得点に並んでいる。

 しかし現在はゴールから7試合遠ざかっている。DF庄司朋乃也(20)とともにチーム最長身187センチのストライカーは「まだまだ自分的にはもの足りない。もっと1人で相手をはがしたり、チームが苦しい時間帯にチャンスを作るプレーができればと思っている」と気合十分。「FWとしてはゴールを取りたい」と、8戦ぶりの得点となる山形での2年連続弾に意欲を見せた。


山形戦に向けて闘志を燃やす金沢の垣田である。
今季は3ゴールを記録しておるが、「まだまだ自分的にはもの足りない。もっと1人で相手をはがしたり、チームが苦しい時間帯にチャンスを作るプレイができればと思っている」と語る。
動ける大型FWとして、更なる成長が期待される。
垣田の活躍を楽しみにしておる。

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夢生、体幹トレーニング



夢生の写真をInstagramにアップした木場氏である。
「移籍の話しがネットで出てましたが、、、
う〜ん、、、無いと思いますよ👍」
とコメントする。
これにてポルティモネンセ移籍話は終了と言えよう。
ホッと一安心した。
これからも鹿島にタイトルをもたらせるため尽力してくれる。
期待しておる。
そして、木場さん、ありがとう。

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夢生、ポルティモネンセ復帰か

KANAZAKI PODE ESTAR DE VOLTA
Mensagempor Jo@o_M@ri@ em 25 mai 2018, 10:07



Mu Kanazaki, médio-ofensivo japonês que se adapta com facilidade a avançado, pode estar de volta ao Portimonense, clube no qual brilhou entre 2013 e 2015, tendo realizado 54 jogos e apontado 18 golos. Kanazaki regressou em 2016, mas não aqueceu lugar, pois efetuou apenas quatro jogos, regressando ao Japão para representar o Kashima Antlers, que representa desde então.


Aos 29 anos, o destino pode passar novamente por Portugal, desta vez com oportunidade para mostrar as suas qualidades no patamar superior do futebol português.


O facto de a administração da SAD do Portimonense se encontrar em terras nipónicas pode ajudar a concretizar o desejo de um jogador que se enquadra no projeto de um plantel que tem aspirações mais ambiciosas para a próxima época.


夢生がポルティモネンセに復帰すると報じるポルトガル現地メディアである。
夢生自身の強い意志と伝える。
ポルティモネンセのポンテ氏がカシマスタジアムにて観戦するなど信憑性を裏付ける部分もある。
今季の鹿島はリーグ戦こそ不調であるが、ACLは勝ち残っており、戦力の放出は避けたいところ。
攻撃の軸を担う背番号10の去就はどうなるのであろうか。
続報を待ちたい。

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順天堂大学・名古新太郎くん、Jリーグ特別指定選手承認

名古選手の2018年JFA・Jリーグ特別指定選手承認について
2018年05月25日(金)

順天堂大学の名古 新太郎選手が、5月22日に弊クラブを受け入れ先とする「2018年JFA・Jリーグ特別指定選手」として日本サッカー協会から承認されましたのでお知らせいたします。

名古選手は2019シーズンからの加入(プロ契約)が内定しており、今シーズンも在学のままJリーグ公式戦等に出場することが可能となります。

■2018年JFA・Jリーグ特別指定選手
選手名:
名古 新太郎(なご・しんたろう)
生まれ:
1996年4月17日、大阪府出身
サイズ:
168センチ、64キロ
ポジション:
MF
所属元:
順天堂大学蹴球部
所属歴:
豊里SC-大阪東淀川FC-静岡学園高等学校-順天堂大学在学中

<JFA・Jリーグ特別指定選手>
サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を超え、「個人の能力に応じた環境」の提供を目的とし、全日本大学連盟、全国高等学校体育連盟等の所属チームに登録されたまま、受け入れ先となるクラブでJリーグ等の試合出場が可能となる。


特別指定選手が承認された名古くんである。
これにてリーグ戦やルヴァン杯に出場可能となる。
7月の中断明け以降も4月同様の過密日程が続く。
出場機会が巡ってくるのでは無かろうか。
未来の主軸のデビューを目の当たりにするためスタジアムに通いたい。
楽しみである。

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オイペンの師弟関係、豊川とマケレレ監督

今季最高の奇跡を起こした海外組。
豊川雄太とマケレレ監督の信頼関係。

posted2018/05/25 10:30


かつて“ジダンのサポート役”として名を馳せたマケレレ監督から信頼される豊川雄太。ベルギーの地で残したインパクトは大だ。

text by
中田徹
Toru Nakata

photograph by
AFLO

 今季、欧州組の日本人選手で最もチームを救ったのは、ベルギーリーグ1部オイペンでプレーする豊川雄太だろう。

 2018年3月11日、ベルギーリーグ・レギュラーシーズン最終のムスクロン戦の57分、クロード・マケレレ監督から「ゴールを取ってこい。相手GKの前へ飛び出すんだ。自分の持っている力をすべて出せ」と指示を受けてピッチに立った豊川は、73分の先制ゴールを皮切りに3ゴール1アシストという大活躍を見せた。

 チームは4-0で勝利し、得失点差「1」でメヘレンをかわして最下位から脱出。奇跡の1部残留を果たしたのだ。

「このドラマ、短編すぎ(笑)」

「俺がピッチに入った時は0-0でした。このままだったらオイペンは完全に終わりでした。1点目を取った時にスタジアムがワーッとなって、チームも『まだ行けるぞ!』みたいになったのを感じました。自分が2点目を取って3-0となって、コーチから『もう1点取りに行け。行くんだ!』と言われました。それで4-0。ちょっと出来過ぎで怖いですよね。たった17分間のこのドラマ。短編すぎるでしょう(笑)」

 1部残留が決まった瞬間、歓喜のサポーターがピッチになだれ込み、オイペンの英雄となった豊川を胴上げし、さらに肩車までした。

「ヤバイ、ヤバイ。ヤバかったですね。胴上げされた時は『頼むから落とさないでくれ』『コイツらマジ酔っているから落としそうだな』と思って『頼むからストーップ!』って何回も言いました。だけど、肩車された時はとりあえず嬉しいという感じ。みんなが盛り上がっているなと思いました」

 周りの興奮に対して、どこか俯瞰的に見ていたかのようにも感じる豊川のコメントに、「自身は盛り上がらなかったの?」と尋ねると「盛り上がりましたよ。でも、周りが盛り上がり過ぎていて、限度を超えちゃっていた」と笑った。

「日本人だろ? 出来んのかよ」

 小野伸二がフェイエノールトに来た頃、オランダでは「日本人にサッカーが出来るのか」と言われていたが、その後の活躍で「日本人のMFなら大丈夫」という評価が生まれた。それでも堂安律はフローニンゲンで「舐められている」と感じ、結果を出すことで周りを黙らせたという。

「俺も最初はそんな感じでしたよ。『日本人だろ? 出来んのかよ』って。別に言われたわけではないですが、そういう雰囲気というのを敏感に感じました。

 日本人はみんな、どっかでそう感じていると思いますよ。だから変えていくしかない。俺はその悔しさが原動力になった。とりあえず練習で結果を出すしかない――となって、練習のミニゲームで点を取ったんです。そしたら、周りが『お前はめっちゃ点取るな』と言ってくるんですよ。そこから出場機会を得ることが出来たんです」

 入団後ベンチ入りが3回、ベンチ外が2回と、5試合続けて出場機会がなかった時は「悔しい。早く練習来い!」と思っていたという。

練習で点を取ったら使ってくれた。

 豊川のベルギーリーグ・デビューは、2月17日のズルテ・ワレヘム戦の70分だった。以降、マケレレ監督は少しずつ豊川に出場時間を与えていった。

「やっぱりマケレレ監督は見てくれているんだと思いました。マケレレ監督は俺が練習で点を取った週に試合で使ってくれたんです。そこから全試合に出ました。それが最終戦のハットトリックまでのシナリオです。監督によっては練習で結果を残してもダメな人っているじゃないですか。俺の場合、そうじゃなかったから良かったのかもしれません」

 レギュラーシーズンの7位から15位までのチームが参加する、プレーオフ2の第4節、4月18日のアントワープ戦では初先発を果たした。続く第5節、4月21日のSTVV戦では1トップを務めゴールを決めた。

「1トップに入った時『結果を出せるな』という感覚が自分のなかであって、運良く結果を出せました。それまで俺は2トップかサイドで、ハットトリックを決めた時もサイドでプレーしていました。でも、中央でプレーする方が自分は生きると思っています。ゴールに近いところで相手DFラインと駆け引きするのが、とても好きなんです」

マケレレ監督も「大好き」と絶賛。

 さらに5月9日の第8節アントワープ戦、5月12日の第9節オーステンデ戦でも豊川はフル出場を果たした。最初はベンチから、次に観客席から試合を見せて、そこから徐々に出場時間を伸ばしていった豊川の起用法を、マケレレ監督に振り返ってもらった。

「雄太にはベルギーリーグのこと、そしてベルギーという国をよく知る時間が必要でした。チームメイトとの関係もそう。最初は20分間プレーし、出場時間を伸ばしてから先発し、いまは90分間プレーしている。

 そのことは大きな進歩。彼は毎日の練習から非常にプロフェッショナルでハードワーカーだ。メンタルも素晴らしいし、試合ではゴールも決める。こうした選手が私は大好きなんだ。彼がチームにいて、私はとても嬉しい」

「雄太の将来を疑っていません」

――マケレレ監督、あなたは豊川選手を1トップとして抜擢しています。背の低い彼を1トップとして起用しているのは、何かを見つけたからですか?

「その通り。私は彼がスペースを好むことを分かっています。チームにとってスペースに走る選手がいることは、とても重要。雄太はクレバーで、スペースの感覚を持っています。

 雄太は相手DFを背負ってプレーするタイプではなく、スピードを活かして走り、相手DFの間を突いてゴールを決めるタイプです。逆に言えば、彼にはスペースが必要なのです。もちろん、体格に秀でたストライカーの側に雄太を配置する戦術を採れば、雄太にもっとスペースが生まれ、より多くのチャンスが生まれるでしょう」

――豊川選手はボールをどこまでも追いかけます。守備的MFだった監督も、どこまでもボールをしつこく追い回す選手でした。

「背が高いこと、パワフルであることが成功の鍵ではありません。雄太はとてもインテリジェンスのあるプレーヤーです。また、ゴールに対する嗅覚も秀でている。どこに走れば、どこにいれば、ボールが来るかが分かっている。それもまたストライカーにとって大事なクオリティです。私は雄太の将来を疑っていません」

最終戦で今季7ゴール目をゲット!

 マケレレ監督も疑わない豊川の未来。しかし、本人は地に足を着けてこう言うのだ。

「一歩ずつ一歩ずつ、23年間、人生を送ってきましたから、いきなりグワーンと上がる人生はない。一歩ずつ来ましたので、これからもそうしていきたいです」

 5月19日、今シーズンの最終戦となったベールスホット戦で、豊川は直接FKを決めて今季7ゴール目を記録した。

 オイペンを救った「17分間のドラマ」の印象が強い豊川だが、コツコツとゴールを積み重ねていった姿も、また立派なものだった。


オイペンの豊川について取材したNumberWebの中田氏である。
「今季、欧州組の日本人選手で最もチームを救った」と評す。
奇跡の残留劇の主役となった豊川は、日本人として舐められたところから、周囲に認めさせ、信頼を勝ち得ていったことを伝える。
素晴らしい。
また、オイペンを率いるマケレレ監督から、「背が高いこと、パワフルであることが成功の鍵ではありません。雄太はとてもインテリジェンスのあるプレーヤーです。また、ゴールに対する嗅覚も秀でている。どこに走れば、どこにいれば、ボールが来るかが分かっている。それもまたストライカーにとって大事なクオリティです。私は雄太の将来を疑っていません」という言葉を引き出す。
日本人としても大きくは無い豊川が、欧州にて1TOPを張ることは、サッカーの奥深さとともに勇気を与える。
豊川は来季もオイペンにて輝いてくれるであろう。
活躍を楽しみにしておる。

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Jリーグ規約変更へ

【神戸】イニエスタ、マジで日本に来た!背番変更不可のJ規約“超異例”一人のため変える
2018年5月25日6時0分 スポーツ報知

 スペイン1部バルセロナを今季限りで退団した同代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が24日、都内で神戸と正式契約を結び、入団会見を行った。世界最高峰の選手がJリーグへ、その歴史的瞬間を伝えるべく各国から集まった211社348人の報道陣を前に「日本は素晴らしい国。国民の一員になりたい」と新天地での活躍を誓った。また、バルセロナ時代の背番号「8」をつけるため、Jリーグの規約が近く改正されることも判明した。

 決め手は「信頼」と「日本愛」だった。イニエスタは無数のフラッシュを浴びながら、新天地として神戸を選んだ理由を口にした。「人として選手として信頼を持ってくれた。そこが大きかった。日本は素晴らしい国。皆さんと同じような国民の一員になりたい。文化の一部になりたい」。神戸関係者は「複数年ではあるけど年俸は言えない」としたが、事前の報道では3年契約で年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)ともいわれる超大型契約。仕掛け人となった楽天の三木谷浩史会長兼社長(53)も会見に同席し「日本のサッカー界に大きなインパクトを与えてくれる」と感無量の表情を浮かべた。

 この日、三木谷氏とともにジェット機で来日したスーパースターの会見には各国から211社348人の報道陣が詰めかけ、熱気に包まれた。日本語、英語、スペイン語の同時通訳ブースも設置された。神戸では選手としてだけでなく、ユースやアカデミーでの育成部門にも関わっていく予定で、イニエスタも「提示されたプロジェクトが興味深かった。Jリーグがアジア全体に広まるように力を貸したい」と充実感を漂わせた。

 “イニエスタ・ルール”も採用される見通しだ。会見の最後には三木谷氏から、バルサ時代からつけている背番号「8」のユニホームが手渡された。神戸では現在、MF三田が8番をつけており、本来ならシーズン中の背番号変更はできない。しかし神戸側から、シーズン中でも可能にしてほしいとJリーグに規則変更の訴えがあったため、22日の実行委員会で話し合いを実施。30日の理事会で変更可能となる見通しだ。一選手のために規則を変えることは極めて異例だが、神戸の関係者は「それだけ影響力はある」とうなずいた。

 26日には本拠地ノエスタで、ファンに向けた入場無料のお披露目イベントが行われる。チームにはロシアW杯後に合流予定で、最短での日本デビューは7月22日の湘南戦(ノエスタ)になりそうだ。「日本の生活を楽しみながらプレーも楽しみ、早くチームの一員になりたい」。夢でも幻でもない。世界屈指のプレーが、もうすぐ見られる。(筒井 琴美)


大物助っ人加入にて規定を改変するJリーグである。
確かにイニエスタの移籍は大きなニュースであり、大きく影響を与えよう。
それは良いことである。
しかしながら、そのイニエスタを迎え入れる神戸の親会社がJリーグのスポンサーであり、規約変更に圧力をかけたように思える。
スポンサーとなればルールも何も変更可能であることが明るみに出た。
こうなっては、お金のために何が起こってもおかしくないということとなろう。
八百長にすら繋がりかねぬ。
恐ろしい未来を感じさせる一件である。

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源・植田・健斗、日本代表合流

「ベンツから降りてきて…」中学時代から昌子に残る西野監督の強烈な記憶
18/5/24 21:18


日本代表合宿に合流したDF昌子源

 中学生時代の強烈な記憶が残っている。日本代表合宿に合流したDF昌子源(鹿島)はバヒド・ハリルホジッチ前監督の後任として就任した西野朗監督について「ガンバ大阪ジュニアユースのときに(トップチームの)監督でいたし、(西野監督は)覚えていないだろうけど、当時から挨拶もしていた」と、10年以上前の思い出を明かした。

「ベンツに乗っていて、降りてきたとき『めっちゃカッコいいやん』って。そういう思い出がある。当時は(G大阪の)クラブハウスの横に1、2台だけ車を止められて、必ずそこに止まっていた。そこから降りてくる西野さんには強烈なイメージがある」

 昌子が中学1年だった05年にJリーグで優勝するなど、当時のG大阪はアラウージョ、マグノ・アウベスら強力な外国人FWを次々と獲得し、攻撃的なサッカーを展開していた。「当時はスーパーな外国人がいて、攻撃的なイメージがあった。自分自身、ジュニアユースでは前めの選手だったし、前のことしか意識していなかった」。そんな指揮官の下、日本代表ではどんなチーム作りをしていくのか。

 明日25日にはようやく全選手がそろい、30日のガーナ戦(日産ス)に向けて戦術練習も始まる見通しだ。「これから戦術に入って、整理していければ」。昌子自身、W杯最終登録メンバー23人の当落線上にいるという自覚を持っている。「練習から100%でやっていかないといけない。自分がいいプレーをして、チームとの連係も高めて、そこでメンバーに選ばれるようにやっていきたい」と決意を語った。

(取材・文 西山紘平)

『2度目のW杯』は目前に…22歳DF三竿健斗が強調した“平常心”
18/5/24 21:29


『2度目のW杯』を目指す日本代表DF三竿健斗

 ロシアW杯のメンバー入りを狙う日本代表DF三竿健斗にとって、目の前に迫っているのは“2度目”のW杯。「平常心でプレーできて、パフォーマンスも最高に近い形で出せた」という“前回”の経験を胸に、積極的に持ち味を出していく構えだ。

 1996年生まれの三竿は東京Vユース時代の2013年、吉武博文監督が指揮した“96ジャパン”の一員として、U-17W杯に出場。技術重視のメンバー選考のため、180cm以上の選手が三竿を含めて2人だけという陣容の中、堂々のプレーでベスト16入りに貢献した。

 当時のことを問うと「育成年代なので、単純な比較はできない。プレッシャーが違う」と注釈をつけたが、それに続けたのが冒頭の言葉。「今回も一つ一つの練習から、平常心でやれれば良いと思います」と意気込んだ。

 MF青山敏弘が離脱したとはいえ、依然として中盤のポジション争いは激しく、23人のメンバー入りは不透明な状況。だが、鹿島にやってきた1年前は「現実味がなかった」というロシアW杯に向けて、「プレー面、メンタル面ともに成長してきている」という自信を携え、選出が期待できる位置までやってきた。

「W杯はできるだけ若い時に経験したいし、普段では感じられないものがたくさんあるはず。サッカー選手としてはプレーしたい場所です」。そんな大舞台まで、アピールするチャンスはあと6日間。最終選考となるキリンチャレンジ杯ガーナ戦へ、「選考の結果がどうであれ、能力を最大限出すのが一番」と“平常心”で挑んでいく。

(取材・文 竹内達也)

昌子、イニエスタを「チームメート」と呼べる神戸の選手がうらやましい
2018年5月25日6時0分 スポーツ報知


この日チームに合流し調整する(左から)柴崎、昌子、山口

 日本代表は24日、千葉県内で合宿を行った。

 鹿島の同僚DF植田、MF三竿らとともにこの日から合流。軽めの調整で汗を流した。イニエスタの加入について「神戸の選手は『チームメート』って言えるんですよね。うらやましい」と笑顔。16年クラブW杯でRマドリード(スペイン)のポルトガル代表FWのC・ロナウドを止めた25歳は「対戦相手として、止めることしか考えてません」。

サッカー日本代表合宿 鹿島3選手合流 W杯メンバー入りへ気合

日本代表合宿に合流した(左から)三竿健、植田、柴崎、昌子=千葉県習志野市内

J1鹿島の昌子、植田、三竿健が24日、千葉県内での日本代表合宿に合流し、ランニングやボール回しなど軽めのメニューを約1時間こなした。

鹿島は20日にJ1第15節仙台戦を戦い、21日からの3日間はオフ。3月末から続いた連戦を終え、つかの間の休養を挟んでの合流となった。昌子は「オフは子供と楽しんで癒やしをもらった」と明るい表情だった。

西野新監督となって初の代表合宿。30日の国際親善試合ガーナ戦を経て、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の登録メンバー23人が決まる。昌子は「練習から100パーセントでやらないといけない。しっかりいいプレーを見せて、連係で意思疎通を図っていきたい」と意気込んでいた。また植田は「チームの状態はすごくいいと思う。またこれから競争が始まるので、いい準備をして臨みたい」と話した。

脚を痛めた影響で仙台戦を回避した三竿健も順調にメニューを消化。「戦う準備はできている。自分の力を最大限出すのが大事。日本が勝てるように頑張りたい」と力を込めた。 (岡田恭平)


日本代表に合流した源、植田、健斗である。
それぞれ思いを語る。
ロシアW杯への道を切り開くためアピールするのだ。
応援しておる。

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浦和・武藤、源を賞賛

浦和の“9番”武藤雄樹 手強いと感じるDF、「一番嫌」と語った意外な相手とは?
2018.05.24

昌子の「体の強さ」、同僚・槙野の「ボールを奪い取る力」に脱帽

 J1浦和レッズのFW武藤雄樹は、2015年の浦和移籍でシャドーとして秘めたる才能が開花。所属3年半でベガルタ仙台時代を大きく上回るリーグ戦32ゴール(18年5月14日時点)をマークしている。スペースに侵入する卓越したセンスは相手にとって脅威だが、逆に武藤から見て「手ごわい」と感じるディフェンダーは誰なのか。意外にも、身近でプレーしている選手の名前が「一番嫌」な相手に挙がった。

 武藤が一目置く一人は、常勝軍団・鹿島アントラーズで伝統の背番号3を背負う日本代表DF昌子源だ。2年連続でベストイレブンに選出されるなど、フィジカルを生かした対人の強さを武器に、リーグ屈指のCBに成長を遂げた。

「昌子選手は体の強さもあるし、ボールも持てて、すごく冷静。前(への動き)に強い選手はやりづらいですかね」

 ボディコンタクトに強く、1対1や球際の競り合いに秀でた部分は、FWとしても攻略するにはアイデアと工夫が必要なようだ。

 他クラブにも良いディフェンダーはたくさんいると話すなか、武藤が「一番嫌」な人物はチームメイトの中にいた。それはDF槙野智章だ。日本代表でも主力クラスに上り詰めた31歳は、“ボール奪取力”が群を抜いているという。

「正直、練習中に近づきたくない(笑)」

「槙野さんは腕の力も強いし、(自分の)間合いに入ったらまず自由にさせてくれない。簡単に蹴ってクリアするんじゃなくて、ボールを絡め取るというか、体を入れてボールを奪い取る力はトップクラスだな、と。正直、練習中に近づきたくないし(笑)、相手もすごく嫌だろうなと思いながら見ています」

 二人は、武藤が浦和に加入した2015年から一緒にプレー。“天敵”を相手に汗を流すことで、武藤のストライカーとしての感覚は日々磨かれているようだ。

(小田智史(Football ZONE web編集部) / Tomofumi Oda)


浦和の武藤を取材したFootball ZONE web編集部の小田記者である。
武藤が一目置くDFとして源を挙げる。
「昌子選手は体の強さもあるし、ボールも持てて、すごく冷静。前(への動き)に強い選手はやりづらいですかね」とコメントしておる。
ボールが持てるところ、そして冷静であるところは、観戦しておる我らにも源の特徴として良く伝わってくる。
これは多くのサッカー選手が持っておるようで、そうでも無い才能である。
この良さを更に磨きをかけ、鹿島の守備を牽引していくのだ。
応援しておる。

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ACL準々決勝の相手は天津権健

AFC チャンピオンズリーグ2018 準々決勝 対戦相手決定のお知らせ
2018年05月23日(水)

本日(5/23)、AFC チャンピオンズリーグ2018 オフィシャルドローがマレーシアのクアラルンプールで⾏われ、準々決勝の対戦相手が天津権健に決定しましたのでお知らせいたします。

AFC チャンピオンズリーグ2018 準々決勝
第1戦 鹿島アントラーズ vs 天津権健
第2戦 天津権健 vs 鹿島アントラーズ

キックオフ時間、試合会場は確定次第、お知らせいたします。


ACL準々決勝の相手が決まった。
中国の天津権健となる。
柏と同グループであったことで記憶に残る。
助っ人としては、アレシャンドレ・パト、アントニー・モデスト、アクセル・ヴィツェルが所属しておる。
非常に怖い存在では在るが、鹿島のメンバーも勝ち上がってきた自信はあるはず。
ホームで戦う第1戦にて勝利を掴み、勝ち上がっていこうでは無いか。
楽しみである。

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Jリーグ、外国人枠緩和&撤廃を検討

イニエスタがJリーグ動かした、来季外国人枠撤廃へ
[2018年5月23日5時0分]

 イニエスタがJを動かした。Jリーグが、外国籍選手枠撤廃の検討に入ったことが22日、分かった。この日、東京・文京区のJFAハウスで実行委員会を開き、各クラブの代表者に伝えた。このほど、ヴィッセル神戸はバルセロナからアンドレス・イニエスタ(34)獲得に成功。すでに外国人選手枠が埋まっていることなどで、チームが不利益を受ける可能性がある。その改善策として来季からの外国人枠緩和&撤廃が実施される見込みとなった。

 ◆今季Jリーグの外国籍選手枠 登録は1チーム5人以内。試合にエントリーできる外国籍選手は3人以内となる。ただし、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手は1人だけ追加エントリーでき、Jリーグが提携国として定める国籍の選手も「提携国枠」として外国籍選手ではないものとみなされる。つまり、1チーム最大5人の外国籍選手の出場が可能。現在の提携国はタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール。オーストラリアとスペインも提携国だが、選手登録の提携国枠には含まれない。


来季より外国人枠緩和&撤廃が実施される見込みとなったJリーグである。
神戸に入団が報じられるイニエスタの動きにてJリーグが検討に入ったとのこと。
大物スターの入団が動かしたがように見えるが、そうではないところが悲しい。
神戸の親会社は楽天であり、楽天はJリーグのスポンサーである。
スポンサーの持つクラブが外国人枠に悩まされた故の動きであることは一目瞭然。
実際に指示はなくとも忖度はあろう。
やはり、クラブがリーグのスポンサーという歪な形を容認するのはいかがなものか。
残念である。

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「勝ちを楽しむ」ことを再認識してほしい

乗り切れない鹿島、ジーコの「サッカーを楽しむ」再確認を

来訪したジーコ氏(中央)と鹿島・小笠原(左)と内田(右)が記念撮影

 【No Ball,No Life】J1鹿島が依然として暗闇を脱しきれずに苦しんでいる。

 16日の敵地で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、上海上港(中国)の第2戦で1-2で負けたものの、2戦合計4-3で競り勝った。

 過去5度挑戦して阻まれてきた1回戦という『壁』を初めて越えたまではよかったが、その勢いをリーグ戦につなげることはできなかった。20日の仙台戦では、序盤から“らしさ”を欠く内容に終始し、1点を追う展開で前半を終えた。 

 ハーフタイムの更衣室。大岩監督は「情けない45分だ。迷ったり、びびったりしているぞ。球際にいかないと試合には勝てないんだ」と選手たちに発破をかけた。

 この前半の戦いぶりは今季の鹿島を象徴している。昨季、優勝を争っていたときは、勝っていてもピッチ上で意見をぶつけ合っていた。試合が終われば、それぞれが笑顔を見せていたが、今季はそれが見られず。意見をいっても一方通行となり、それぞれのアイデアが極端に狭い。難しく考えすぎている感があった。

 昨季は最終節で川崎に逆転で優勝を持っていかれた。選手たちは「昨年は昨年のことでそれを糧にして今季をみなければいけない」(日本代表DF昌子)と開幕前に口にしていたが、やはり選手たちは一様に覇気はない。本人たちは切り替えている“つもり”でもあの悔しさを引きずっている。スタンドから見ているサポーターの方がそれに気付いているかもしれない。

 11日にジーコ氏が昨年8月に続いて約9カ月ぶりにクラブハウスを訪問。「サッカーはいいときも悪いときもある。常に笑顔でいればいいことが巡ってくる」と話した。練習場を訪れ、その雰囲気を察したのだろう。勝負にこだわる「カシマイズム」をあらためて訓示しながらも、「サッカーを楽しむ」という基本的な姿勢を選手たちに教示した。

 ACLで壁を乗り越えたが、上昇気流に乗りきれない鹿島。この中断期間で気分をリフレッシュし、「勝ちを楽しむ」ことを再認識してほしい。(一色伸裕)


今季、ここまでの鹿島について記すサンケイスポーツの一色記者である。
「昨季、優勝を争っていたときは、勝っていてもピッチ上で意見をぶつけ合っていた。試合が終われば、それぞれが笑顔を見せていたが、今季はそれが見られず。意見をいっても一方通行となり、それぞれのアイデアが極端に狭い。難しく考えすぎている感があった」と仙台戦の前半を評す。
上手くいってないときには、その原因に何かがあると探すもの。
昨季との違いは何なのか、ピッチ上で意見をぶつけ合うことなのか、笑顔なのか、不思議に思う。
とはいえ、今季の鹿島が調子に乗っておらぬことは紛れもない事実である。
それは、ACLを勝ち上がったとしても覆せぬことであろう。
この中断期間に、何を変えるのか、何が変わるのか。
心して待つ以外に無い。
勝てるチームに変貌していて欲しい。
渇望しておる。

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ブーイングも飛び出すほどの不甲斐なさでブレイク突入

鹿島、ブーイングも飛び出すほどの不甲斐なさでブレイク突入… 中断後の巻き返しは?
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年05月22日


ACL上海上港戦から中3日で仙台戦。その結果は…


ゴール前で競り合う鹿島と仙台の選手たち。ホームチームには球際でのいつもの力強さが欠けていた。写真:徳原隆元

[J1リーグ15節]鹿島1-2仙台/5月20日/カシマ

 どこか力の抜けた冴えない戦いぶり。試合後、サポーターに一礼する選手たちに、スタンドの一部からブーイングが浴びせられた。

 前半を終えたロッカールーム。「情けない45分。迷ったり、びびったり。球際にいかないと試合には勝てない」と大岩監督から檄が飛ぶほどの不甲斐ない内容だった。

 4日前のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦。敵地に乗り込んだチームは上海上港(中国)に1-2で敗れたものの、2戦合計4-3で8強入り。今まで越えられなかった1回戦という『壁』を初めて突破した。

 この勢いをリーグ戦につなげたかったところだが、強豪相手の張り詰めた空気感での試合を終えてメンタル面にマイナスに作用したのか、チームは闘争心、精彩を欠くプレーに終始した。

「集中して試合に入ったけど」と永木が振り返る。しかし、そうした気持ちとは真逆な出だしであったことは、結果が如実に示している。開始2分、ボールが自陣右サイドに運ばれた時の伊東は、相手への寄せが遅く、クロスに対しても足を出さず。得点を決めた石原を見ていた昌子も、本来であれば身体を寄せて対応できるところが、完全に一歩出遅れ、簡単にゴールを許してしまった。

 反撃を期待するスタンドのサポーターたちの期待とは裏腹に、選手たちにゴールへの意欲がほとんど見られず。個々の選手が淡々とプレーし続けた結果、ただただ時間だけが流れ続けた。

 ハーフタイムに指揮官が発破をかけたことで目を覚ましかけたが、それも十分ではなかった。指揮官は前半混乱していた相手のマークをはっきりさせるために、後半は3バックを採用。これにより最終ラインはそれぞれの役割が明確になったが、攻撃は依然として仙台の堅固な守りを攻略できず。単調な攻めを繰り返した。

 16日に上海上港戦を戦い、翌17日に移動。中3日での試合だが、長距離移動、そして試合のレベルを考えても、通常のJリーグでの中3日の試合とでは、選手にかかる負担もより大きくなものとなる。そこに安堵感が加わるのだから、張り詰めていた緊張の糸が緩んでもおかしくはない。

 勝って中断期間に入りたかったが、結果として1-2で敗戦。ただ、「この中断をチームとしてプラスに変えないといけない」と昌子が話したように、前向きに捉えれば、ここで中断期間に入ったことですべてをリセットできる。目標は「全タイトル獲得」。それを再確認して、後半戦の巻き返しにつなげたい。


仙台戦を評するサッカーダイジェストである。
「長距離移動、そして試合のレベルを考えても、通常のJリーグでの中3日の試合とでは、選手にかかる負担もより大きくなものとなる。そこに安堵感が加わるのだから、張り詰めていた緊張の糸が緩んでもおかしくはない」と擁護する。
サッカーは改めてメンタルのスポーツであると考えさせられる。
この試合を終えれば中断期間ということ、一部選手はW杯へという気持ちがプレイに影響を及ぼしたとは思いたくない。
とはいえ、緩んだプレイが試合開始早々の失点に繋がってしまったように見えてならぬ。
それこそ、観る側として憤りを感じさせるところである。
ただ、ここまでの戦いを思い起こすと、PSM水戸戦からこの兆候があったように感じさせられる。
不用意で“安い”失点が、この水戸戦当時からあったのではなかろうか。
このあたりに今季の戦いが集約されているのではなかろうか。
長いオフ、きちんとしたキャンプ直後にこのような状態であったことを顧みると、この中断期間でリセットされるようには思えないところが苦しい。
これが杞憂に終わることを望む。
守備を整備し、攻撃を構築して、強い鹿島を復活させて欲しい。
心からの願いである。

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仙台戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第15節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
先制点を早い時間に与えてしまったこと、後半、セットプレーから失点してしまったこと、時間帯もそうだが、ともに与えてはいけない失点だった。しかし、最後まで選手たちはゴールを目指して戦ってくれた。負けはしたが、最後まで戦う姿勢を見せてくれたことは評価している。

Q. ここまでの戦いは総力戦となったが、その評価と三竿健斗選手の状態は?

A. 前半戦はケガ人が多くて、若い選手がチャンスをつかむ試合が何試合かあった。連戦のなかで必要なものは、リカバリーと改善、継続、そのあたりのバランスが非常に難しかった。ACLではいい成果が出ている。なかなかリーグ戦に反映できていないが、継続と改善を引き続きやっていきたい。若い選手を含めて、全体の底上げをやっていきたい。天皇杯があって、ブレイクに入るこのタイミングで、しっかりチーム力を上げていきたい。三竿は、おそらく大丈夫だと思う。大丈夫だからこそ、代表にも召集された。今日も練習ができていた。

Q. 今日の前半は難しい試合になった。システムではずしてくるチームに対して分が悪い印象だが。

A. その通り。3-4-3、3-6-1のシステムは、4-4-2に対して非常に有効的なサッカーだと思う。分析もしている。選手にも言っているが、そのなかで自分たちのストロングポイントを消してはいけない。相手のストロングを消しながら、自分たちが相手のメリットをつぶすことを引き続きやっていく。システムを変えるのか、今の4-4-2のままやるのかは、今後の課題。我々スタッフの課題だと感じている。今日の後半は思い切ってシステムと人を代えたが、ある程度の手応えは感じた。トレーニングをやっていないなかであれだけできたので、少しの手応えと改善を持って、ブレイク期間中にやっていきたい。



【安西 幸輝】
立ち上がりに失点してしまって、難しい試合になってしまった。「絶対にやられないように」という話をしている中で決められてしまって、とてももったいない試合だった。逆転する気持ちは全員が持っていたし、最後まで努力したけど、うまくいかなかった。

【植田 直通】
自分たちで苦しい試合にしてしまった。ピッチの中で判断して、もっと早く修正しなければいけなかった。

【永木 亮太】
集中して試合に入ったけど、あの時間帯に先制されて勢いに乗られてしまった。シャドーや前線のところでボールを奪えていればチャンスになったと思うけど、取れなかった。相手の前線がポジションチェンジを繰り返す中、ポジショニングが難しい試合だった。

【犬飼 智也】
マークをはっきりさせるために3バックにした。前半の途中からそういう話はあったので、準備はできていた。

【昌子 源】
少しでも上の順位で中断を迎えたかった。負けて中断を迎えるとネガティブになりがちだけど、上を向いて練習から100%で取り組んでいきたい。この中断をチームとしてプラスに変えないといけない。

第15節
2018年5月20日(日)14:03KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
早い時間帯に先制点を与えてしまったこと、あとは後半のセットプレーでの失点は、時間帯とともに与えてはいけない失点だったと思います。ただ、最後まで選手はゴールを目指していってくれましたし、負けはしましたけど、最後まで戦う姿勢を見せてくれたのではないかと評価しています。

--ここまでの前半戦、たくさんの選手を起用した総括と、三竿 健斗選手は代表に合流できるのかをお願いします。
前半戦はケガ人が多くて、若い選手がチャンスをつかむ試合が何試合かあったと思います。そういうのを含めての底上げと、あとはこれはどこのチームも同じですけど、連戦の中でのリカバリーと改善と継続、その辺のバランスが非常に難しかったなと感じています。ただ、ACLのほうで良い成果が出ていますので、それがリーグ戦には反映させられていませんが、継続と改善を引き続きやっていくこと。あとは若い選手の底上げをもう少しやっていきたいです。ここで天皇杯も入ってきますし、ブレイク前に天皇杯をやって、ブレイクのあともまた連戦という形なので、しっかりチーム力の底上げを含めてやっていきたいと思います。

三竿はおそらく大丈夫だと思います。大丈夫なので招集されたのでしょうし、今日も練習ができてますので、合流できて代表に貢献してくれると思っています。

第15節
2018年5月20日(日)14:03KO カシマ

[ 安西 幸輝 ]
ACLとの違いは言い訳にできない。難しい試合になると話していた中で、立ち上がりにやられてしまった。立ち上がりに絶対にやられないようにしようっていうふうに言っていたので、ACLと同じように先にやられてしまって、非常にもったいないゲームでした。

逆転できると思っていましたけど、サッカーは最初の先制点が大きい。逆転する気持ちはみんな持って、最後まで努力したんですけど、結果、うまくいかなかったっていうのが今日のゲームだと思います。

[ 植田 直通 ]
今までチームとして課題だった前半早々の失点もそうだし、なかなか前半のうちに自分たちが相手のフォーメーションに対してハメ切ることができなかった。その時間帯もあってやられたと思うので、修正力というのはもっともっと早くしないといけないと思うし、自分たちがピッチの中で判断していかなければならないと思いました。

--マークにつく形は試合前からスカウティングしていたと思いますが、分析どおりうまくいかなかった?
相手もやらせないようにやってくるのは当たり前。自分たちがいつもどおり3バックの相手にやっていてもなかなかうまくいかないところもあった。取られ方の問題でもあった。そういう難しい状況だからこそ、ああいうふうな最初の失点にもつながっていると思うので、自分たちから苦しくしてしまっているという印象が強いです。

ケガ人続々復帰の仙台、中断期間前ラストマッチで鹿島を下す
快晴ながらも冷たい風が吹く県立カシマサッカースタジアムで、明治安田J1第15節鹿島対仙台の一戦が行われた。16日に上海でAFCチャンピオンズリーグを戦ってきた鹿島は、その試合から3人の選手を入れ替え、伊東 幸敏、小笠原 満男、中村 充孝を先発で起用した。対する仙台は阿部 拓馬がケガから復帰して2トップの一角に入った。また、平岡 康裕や古林 将太などもケガから復帰してベンチ入りを果たした。一時期の苦しい陣容を脱しつつある中で試合を迎えた。

試合は2分にいきなり動く。[3-5-2]の布陣で試合をスタートさせた仙台は、ピッチの横幅を大きく使ったサッカーで鹿島を左右に揺さぶる。両ウイングバックが積極的に試合に入ると2分、左ウイングバックの関口 訓充が前を向いて仕掛けながらカットインを試みゴール前にクロスを送ると、逆サイドから斜めに走り込んできた石原 直樹がヘディングを合わせていきなりゴールネットを揺らした。

鹿島も4分に永木 亮太が中央からボールを運び、ゴール前の遠藤 康に一度預けたパスのリターンをもらいシュートを狙うが、ファーサイドのポストをかすめてわずかに外れてしまった。

しかし、試合は総じて仙台がペースを握っていく。最終ラインで落ち着いてボールを回しながら、サイドで3人、4人が多くのパスコースを作ってボールを回す。逆サイドが空けばサイドチェンジを狙い、鹿島のボランチが後追いになっていれば2列目の選手が背後へ飛び出していく。24分には石原のパスに反応してディフェンスラインの背後に抜け出した阿部が昌子 源をかわしてゴール前に折り返し、奥埜 博亮が頭から飛び込むも、シュートは惜しくもゴール枠を越えてしまった。守備についても相手をサイドに追い詰める守備が機能。仙台のパスミスを奪う以外、鹿島は思うように攻撃を展開できなかった。

試合を支配できなかった大岩 剛監督は、後半頭から鈴木 優磨と犬飼 智也を投入。布陣を[3-5-2]にして逆転を狙う。相手と同じ布陣になったことで、1対1の戦いに持ち込みやすくなった鹿島はボール支配率を高めていく。

しかし、追加点を奪ったのは仙台。65分、左からのCKを得ると、関口の蹴ったボールにニアサイドの大岩 一貴がすらし、中央にいた板倉 滉が押し込んで2点目を得る。その前のプレーで奥埜のミドルシュートを止めていたクォン スンテもさすがに触ることができなかった。

なんとか1点を返したい鹿島は81分に安部 裕葵を投入。85分、その安部と鈴木がコンビネーションを見せる。遠藤のロングボールを鈴木がヘディングで折り返すと、安部も再びヘディングでゴール前に折り返す。そこに鈴木が飛び込み1点を返すことに成功する。終盤、ゴール前の人数を増やしてさらに猛攻を仕掛けたが、鹿島は最後のひと押しができなかった。そのまま1-2で仙台が勝利を収めた。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 仙台】反撃開始!
2018年5月20日(日)



2点を追いかける鹿島は85分、途中出場の鈴木優磨のゴールで1点を返す。

日本代表の鹿島DF昌子、2失点も「上を向いて」
[2018年5月20日18時51分]


鹿島対仙台 仙台に敗れ厳しい表情で整列するF昌子(左から3人目)ら鹿島イレブン。同6人目はDF植田(撮影・江口和貴)


鹿島対仙台 仙台に敗れスタンドにあいさつする鹿島イレブン(撮影・江口和貴)


<明治安田生命J1:鹿島1-2仙台>◇第15節◇20日◇カシマ

 キックオフの笛が鳴ってから、まだ1分20秒だった。前がかりで攻めてくるベガルタ仙台の攻撃を1度はクリアした。だが、拾ったセカンドボールを中途半端につなごうとして、再び奪われた。鹿島アントラーズの右サイドからクロスを上げられ、仙台FW石原直樹に頭で決められた。

 目の前でヘディングシュートを許したDF昌子源は「ハッキリしていなかった。蹴ってクリアしようと思う人と、つなげるんじゃないかと思う人と」。DF植田直通も「自分たちから苦しくしてしまった。もっとハッキリやっておけば」。

 日本代表のセンターバックを2人擁して堅守を誇示するはずが、立ち上がりの失点。後半は開始から交代カードを2枚使って、練習でもほとんどしていない3バックに布陣を変更し、相手の両サイド攻撃に対応してみせた。だが、これから取り返すぞというときにCKというセットプレーで2点目を失った。大岩剛監督は「自分たちがエンジンを掛けなきゃいけないときに失点してしまった。ともに与えてはいけない失点だった」と振り返った。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では8強入りを果たした。だが、リーグ戦では、その勢いを見せることはできていない。代表合宿に向かう昌子は「ちょっとでも上の順位で中断を迎えたかった。でも、この中断をチームとして必ずプラスに変えないと意味がない。敗戦で中断に入ってしまうので、どうしてもマイナスのイメージはあるけど、そういうときこそ無理やりでもプラスのイメージを持ちながらやっていければ、中断の時に必ず上を向いて、再開のときにはいい状態で迎えられるんじゃないかと思う」と、チームメートを鼓舞していた。

鹿島ACLの勢い消え…昌子、植田は代表へ不安残す
[2018年5月21日7時21分 ]

<明治安田生命J1:鹿島1-2仙台>◇第15節◇20日◇カシマ

 晴天の空に似合わぬ渋面。パワープレーで前線にいた鹿島アントラーズDF植田は恨めしそうに天を見つめ、DF昌子は膝に両手をついた。MF三竿健はメンバー外でそのピッチにもいなかった。鹿島の日本代表3人は仙台に敗れ、気持ちよくチームを離れることはできなかった。

 堅守を誇示するはずが開始わずか1分20秒で、昌子の目の前を走り抜けた仙台FW石原に頭で先制を許した。後半は3バックに変えたがCKから失点。植田は「もっとハッキリやればよかった。2失点とももったいなかった」と悔やんだ。

 ACL8強入りの勢いが消される敗戦。リーグ戦では浮上できぬまま、3人は代表に向かう。右膝痛の三竿健はこの日も練習しており支障はないという。自らを「23人に入るかどうかライン上」という昌子は「西野さんのやりたいサッカーと、自分の能力がマッチできるようにしたい。監督が代わった責任は間違いなく選手にある。しっかりやっていきたい」と話した。

鹿島・三竿健、ベンチ外…
 明治安田J1第15節最終日(20日、鹿島1-2仙台、カシマ)日本代表MF三竿健は右膝痛のためベンチ外だった。21日から始まる国内合宿への参加が懸念されたが、本人は「大丈夫です。行けます」と明かし、大岩監督も「きょうも(試合前に)練習していた。代表に貢献してくれると思う」。仙台に1-2で敗れ、3試合ぶりの黒星を喫した。

2失点に日本代表の鹿島DF昌子
「ちょっとでも上の順位で中断を迎えたかった」

同じく鹿島DF植田
「もっとはっきりプレーしておけば2失点ともなかった」

鹿島 代表コンビ植田&昌、開始2分で失点に猛省
明治安田生命J1第15節 鹿島1-2仙台 ( 2018年5月20日 カシマ )


仙台に敗れ、ガックリの鹿島・植田(左)と昌子(右)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ


 W杯前最後のリーグ戦で、鹿島の日本代表センターバックコンビは完封できなかった。

 開始2分でクロスから失点。後半から相手の陣形と同じ3バックに変更してマークを明確にしたが、同20分にはCKから被弾した。ともに時間帯が悪く、DF植田は「自分たちから苦しくしてしまった」と反省。代表合宿に向け、DF昌子は「23人に僕は入るか入らないかのラインにいる。ガーナ戦に出られるようにしたい。練習からしっかりやっていきたい」と話した。
[ 2018年5月21日 05:30 ]


システムについて質問に答えた大岩監督である。
3-6-1、3-4-3は鹿島が採用する4-4-2に対して有効と述べる。
それはそうであろう。
そもそも、4-4-2を攻略するために開発されたシステムである。
しかしながら、石井前監督はこのシステムを採用した浦和を、一昨年のCSでも、去年のXEROXスーパー杯やアウェイでのの試合でも4-4-2にて撃破しており、システムだけで語るところではないように思う。
単に鹿島が相手に合わせてシステム変更をするようなことは避けるべきではなかろうか。
それも含めて課題として中断期間に取り組むはずである。
どのように変貌するのであろうか。
楽しみにしておる。

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レアンドロ、グレミオ移籍か

鹿島MFレアンドロに古巣グレミオ復帰の可能性…先月膝の負傷で一時帰国
18/5/20 17:10

 鹿島アントラーズのMFレアンドロが、古巣グレミオ復帰へ近づいているようだ。ブラジル『radio hincha』が報じている。

 2018年にパルメイラスから完全移籍で鹿島へと加わったレアンドロは、現在左膝の検査のためブラジルに帰国中。その中で、グレミオの本拠地であるポルト・アレグレを訪れており、プロキャリアをスタートさせたクラブへの移籍が近づいていると伝えられた。

 グレミオ時代、レアンドロは22試合8ゴールの成績を残した。その後、パルメイラスで19ゴールを挙げてチームトップスコアラーとなり、Jリーグへの扉を開いている。

 昨季は30試合に出場し、12ゴール6アシスト。しかし、今季はケガの影響もあり、リーグ戦3試合でノーゴールに終わっている。25歳とまだまだこれからの年齢であるが、一度ブラジルへ帰ることになってしまうのだろうか。


レアンドロのグレミオ移籍を報じるブラジル現地紙である。
ブラジルに帰国中のレアンドロがグレミオの本拠地であるポルト・アレグレを訪れたということで、かつて在籍した古巣への復帰が予想されておるとのこと。
これは大きな報。
レアンドロは膝を手術しており、不安を持っておろう。
母国でのプレイを望むのやも知れぬ。
この中断期間に何かしら大きな動きがある可能性も否定できないところ。
注目である。

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Jリーグ 第15節 ベガルタ仙台戦



裕葵のアシストで優磨のゴール。

オイペン・豊川、直接FK弾

GK一歩も動けず…豊川が圧巻FKで直近6戦4発目! 今季通算7ゴールでシーズン終える
18/5/20 08:10

[5.19 ベルギーリーグPO2第10節 ベールスホット・ウィルレイク1-3オイペン]

 ベルギーリーグは19日、EL予選2回戦の出場権を争う「プレーオフ2」の第10節を行い、FW豊川雄太の所属するB組5位のオイペンは敵地で6位ベールスホット・ウィルレイクと対戦し、1-3で敗れた。4試合連続スタメンの豊川は0-1の前半27分に見事な直接FKで同点ゴールを奪取。今季7得点目を記録し、フル出場を果たしている。

 前半16分に先制を許したオイペンだったが、同27分にPA手前左でFKを獲得。キッカーを務めた豊川が右足でシュートを放つと、相手GKが一歩も動けずにゴール左へ突き刺さり、1-1と同点に追いついた。

 2試合ぶりにネットを揺らした豊川は直近6試合で4得点目。レギュラーシーズンを含めて今季7得点目をマークした。しかし、チームは後半29分、同39分に失点を喫し、1-3で敗戦。「プレーオフ2」を2勝2分6敗の5位で終えた。


公式戦最終戦にてゴールを決めたオイペンの豊川である。
直接FKにてゴール左に突き刺したとのこと。
豊川のセットプレイは武器になると改めて証明された。
チームは敗戦を喫し、17-18シーズンを終えた。
半季にて7ゴールは良い結果だったのではなかったろうか。
来季は更に活躍してくれよう。
楽しみにしておる。

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三竿健斗、(負傷は)問題ないです

【鹿島】中断前ラストマッチ仙台戦へ調整…代表3人衆が意気込み
2018年5月19日20時5分 スポーツ報知


全体練習に合流したMF三竿健斗

 鹿島は19日、仙台戦(20日・カシマ)に向けた調整を行った。

 ACL決勝トーナメント1回戦突破を決めた敵地・上海上港戦から中3日で行われる一戦。日本代表DF昌子源が「ACLのことは忘れて切り替えていかないといけない」と話したように、リーグ戦では2連勝中ながら暫定10位と苦境が続いている。上海上港戦で貴重なアウェーゴールを奪ったMF土居聖真は「(仙台は)シンプルに攻めてくるイメージ。それはそれで嫌。順位もほぼ一緒だし、上に立ちたい。総力戦になる」と語った。

 ガーナ戦(30日)に臨む日本代表に選出された昌子、DF植田直通、MF三竿健斗の3人は全メニューを消化。「しっかり仙台戦に集中したい。走る、戦うという気持ちを仙台さんは出してくる。球際で勝つなど諦めない姿勢を見せたい。」(昌子)、「代表うんぬんよりも明日の試合。今日も勝つためのいい準備ができた」(植田)、「(負傷は)問題ないです。勝って中断期間を迎えたい」(三竿健)とそれぞれ意気込んだ。

 予想布陣は以下の通り。

 GK権純泰、DF伊東幸敏、植田直通、昌子源、安西幸輝、MF小笠原満男、永木亮太、遠藤康、中村充孝、FW土居聖真、金崎夢生


仙台戦に向けた前日練習を取材した報知新聞である。
日本代表に選出された3人について全メニューを消化したと伝える。
上海上港戦にて帯同しなかった三竿健斗は「(負傷は)問題ないです。勝って中断期間を迎えたい」と語る。
これは一安心である。
その健斗は、スタメンには入らぬ予想となる。
満男と永木のボランチは熟成されており、攻守に良い結果をもたらせよう。
そして、この試合でもFW起用となる聖真は、「(仙台は)シンプルに攻めてくるイメージ。それはそれで嫌。順位もほぼ一緒だし、上に立ちたい。総力戦になる」と言う。
怪我人が多く出ておる中で総力戦にて勝利を掴み取りたい。
楽しみな一戦である。

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スペイン現地紙、岳のヘタフェ退団を報じる

柴崎、ヘタフェ退団か?スペイン紙が伝える

柴崎岳

 スペイン1部リーグ、ヘタフェの日本代表MF柴崎岳が来季新天地を求める可能性がある。スペインのマルカ紙が伝えている。

 ヘタフェの来季構想の中で触れられているもの。現所属選手それぞれの去就を扱っており、柴崎については「契約は残っているが残留は難しい」との見方をしている。


ヘタフェ・岳の去就について報じるスペインのマルカ紙である。
「契約は残っているが残留は難しい」とのこと。
今夏の移籍が予想されておる模様。
岳の次なるチャレンジはどのようになるのであろうか。
注目である。

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重かったチームの空気も吹き飛び、負のスパイラルは脱した

【J1展望】鹿島×仙台|“強い鹿島”が復活! ACL8強の勢いで3連勝なるか
サッカーダイジェスト編集部
2018年05月19日


鹿島――代表ボランチはベンチスタートが濃厚


故障者/鹿島=内田、山本、レアンドロ、小田、L・シルバ 仙台=なし
出場停止/鹿島=なし 仙台=なし


J1リーグ15節
鹿島アントラーズ - ベガルタ仙台
5月20日(日)/14:00/カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(13節終了時):10位 勝点18 5勝3分5敗 11得点・14失点

【最新チーム事情】
●ACLのラウンド16で上海上港を破り、ベスト8進出!
●仙台戦の翌21日は土居の26歳の誕生日。

【担当記者の視点】
 強い鹿島が帰ってきた。

 ACLでは鬼門だったラウンド16を突破して8強入りを遂げ、リーグ戦では目下2連勝中と調子は上向きだ。

「ACL(での戦い)が自信につながっている。今日の練習も明るく前向きだった」と大岩監督。仙台戦を翌日に控え、自信をのぞかせる。

 重かったチームの空気も吹き飛び、負のスパイラルは脱した。今節の仙台戦は、日本代表のガーナ戦(30日)メンバーに選出された三竿健のベンチスタートが濃厚だが、今のチームは誰が出ても遜色はない。「ホームでやるし、勝点3を取るのみ。攻守において積極的にやりたい」と指揮官は力強く話した。

仙台――4人の怪我人が全員、戦列復帰を果たす

ベガルタ仙台
今季成績(14節終了時):8位 勝点19 5勝4分5敗 15得点・17失点

【最新チーム事情】
●平岡と古林がルヴァンカップのFC東京戦で復帰を果たした。
●庄司、ラファエルソン、阿部が全体練習に合流。
●体調不良でルヴァンカップのFC東京戦を欠場した野津田もトレーニングに戻った。

【担当記者の視点】
 16日のルヴァンカップでFC東京を1-0で下し、グループリーグ突破を決めた。そのゲームでは怪我をしていた平岡と古林が復帰し、4人いた負傷者は全員が戦列に戻ってきた。

 一方、リーグ戦を見れば前節・広島戦は奥埜が先制ゴールを挙げたものの、3失点を喫して1-3で逆転負けした。今節もその一戦のメンバーが軸になりそうだが、広島との契約の関係で出場できなかった野津田が復帰し、攻撃にアクセントを加える役目を担う。リーグ戦中断前、最後の試合で鹿島に勝利し、連戦を良い形で締めくくりたい。


「強い鹿島が帰ってきた」と言い切るサッカーダイジェストのプレビューである。
ACLはRound16を突破し、リーグ戦も二連勝中と好調である。
サッカーとは難しいもの、攻守の噛み合い、ちょっとした運が結果に大きく影響していく。
だからこそ面白い。
連敗中は、オウンゴールであったり不運な失点にて先制され、リズムに乗れずにおった。
それが、5月に入ってからは風向きが異なっておる。
この調子を維持して中断期間に入りたいところ。
とはいえ、過密日程と疲労を考慮してか水曜日の上海上港戦からは3人の入れ替えが予想されておる。
レオ・シルバと優磨、そして西に替わって、満男、アツ、ユキが起用される見込み。
攻守に変化が見られることとなろう。
どのようなサッカーになるのか楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

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安西幸輝、チームに攻撃でも守備でも助けられるようなプレイをしたい

【鹿島 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:意気込む安西幸輝、仙台戦も得点に絡む活躍を。
2018年5月19日(土)



10年ぶりにAFCチャンピオンズリーグでベスト8進出を決めた16日の上海上港との試合で、貴重なアウェイゴールを奪うアシストは安西幸輝(写真)のプレーから生まれた。

「タイミングが大事でした。あの瞬間にFWの7番がさぼってたし、SBが優磨と1対1になって前にスペースがあったんで、『来るかな』と思いながら走ったら来た。ああいうのはSBとしては大事かなと思います」

ただ、ゴールに絡めた喜びやラウンド16という鬼門突破に貢献できた達成感と共に、安西にとっては感慨深いものを感じる試合だったという。

「小学校5年の時にオレがトップチームで見ていた人なんで。『ここでやりたい』と思うなかでもエースだったんで、最初ピッチに入場するときに横にフッキがいたときは不思議な感覚でした」

上海上港のエースFWフッキは、07~08年に東京ヴェルディに在籍していた。その下部組織にいた安西少年にとっては、憧れの存在の一人。いつもは右WGでプレーするフッキは怪我の影響もあってかセンターFWだったため、安西とのマッチアップは序盤の数える程しかなかったが、それでも「いい財産になりました」と振り返った。

AFCチャンピオンズリーグでは第1戦でも相手のオウンゴールを誘うクロスをあげ、得点に絡む回数が増えてきている。

「だいぶゴールに絡めてきてるし、ここで最後アシストして、チームに攻撃でも守備でも助けられるようなプレーをしたい」

そう言って中断期間前の最後の試合となる仙台戦に向けて意気込んでいた。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第15節
5月20日(日)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台


安西をピックアップするJ's GOALの田中滋氏である。
上海上港戦でのアシストの状況を詳しく語る。
そして、ヴェルディ時代のフッキについても口にする。
安西はいい経験を積み重ねておることがわかる。
また、ヴェルディから鹿島に移籍した1年目であるが、チームにフィットしておる。
明日の仙台戦もゴールに絡み守備に貢献していってくれよう。
楽しみである。

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「仕事とは何か。仕事に取り組むとは何か」、還暦を迎えた名スカウトの生きざまは、それを教えてくれている



二宮 寿朗

柳沢、内田、柴崎らを見つけた鹿島の名スカウトに学ぶ「仕事とは何か」
J1鹿島アントラーズ・椎本邦一スカウト部長インタビュー

 裏表がない。いつ会っても屈託ない。

 鹿島アントラーズの椎本邦一スカウトと知り合って15年。話をしていると、いつしか何だか自分も笑っている。彼はそんな人だ。

 柳沢敦にはじまり、中田浩二、興梠慎三、岩政大樹、興梠慎三、内田篤人、大迫勇也、柴崎岳、昌子源、植田直通らのちに日本代表となる逸材を発掘してきた名スカウトは5月1日で還暦を迎えた。


椎本邦一スカウト

 ひょっとして引退?

 久々に電話を入れたら、「引退しねーよ。何、俺を引退させたいわけ?」と懐かしい、いつもの笑い声。「じゃあ還暦記念にインタビューしましょうか?」と申し込んだら、「あっ、俺は表に出ない人だから」とまさかの拒否。鹿島に申し込むと、本人あっさり受諾したとか。うーん早速、椎本ペースだ。60歳を目前に控えた吉日、笑みを浮かべたおじさんスカウトが待っていた。

 仕事は楽しいですか?

 いや、聞くまでもなかった。見ていれば、話をしていればそれは伝わってくる。

◆ ◆ ◆

「誰を取るかは一任してくれている」

――現役時代は対人に強いディフェンダーでした。駒大からJFLの住友金属サッカー部に進み、30歳で現役を引退。同部でコーチを務めていましたけど、鹿島アントラーズの誕生に伴ってユース監督に就任しました。最初からスカウトだったわけじゃない。

「クラブから “何をやりたい”って聞かれたから、ユースの指導者をやらせてほしいって言ったわけよ。3年弱ぐらいやったかな、当時は強化部のなかにスカウト専門の人がいなくて、強化部みんなでやっていた。だったら専門のセクションをつくろうとなって、“じゃあ椎本やれ”ってスカウト担当になったのが1994年12月かな。もう24年目になる」


©三宅史郎/文藝春秋

――ここまで23年間。柳沢からはじまって、のちの日本代表を次々と活躍選手を獲得していくことになります。

「俺がクラブに感謝しなきゃいけないのは、誰を取るかは俺に一任してくれていること。もちろんどのポジションの選手を獲得するかは(要望が)来るけど、別にイチイチ相談しなくていい。俺が決めて、“学校側にこの選手を獲得したい”と言ったらそれがオファーになる。俺を信じてくれるから、やりやすい」

――監督やフロントの幹部に相談するというのが一般的ですよね。自分で決めていい分、オファーも早い。内田篤人選手(清水東)にも、真っ先に声を掛けています。

「会社に対して誰々にオファーしていますよ、というのはもちろん報告はしているよ。篤人にも、他のクラブからいろいろと声は掛かっていたんじゃないかな」

「すぐに試合に出られるなんて嘘は言わない」

――練習に参加させてオファーするかどうかというパターンはないのですか?

「ないね。俺が声を掛けた時点で、それがオファー。つまり選手は自分の意思で練習に参加してくれている。もちろん俺のほうでクラブで練習の受け入れ態勢を調整するし『せっかく来るなら1週間ぐらいやったほうが、自分のプレーを見てもらえる』とかアドバイスはするけどね。結局、こっちからのオファーを受けるかどうかは、選手側の判断になるわけだから」

――オファーしても獲得できるとは限らない。どんな口説き文句を?

「嘘を言っても仕方ない。だからすぐに試合に出られると思うなんてことは口が裂けても言わない。それは今いる選手に失礼。むしろ厳しい世界であることを伝える。ただ、育てることに関してクラブが自信を持っていること、高校生であれば1、2年で体をつくっていけばポジション争いできると思うから声を掛けさせてもらっている、とは言う。学校や親御さんにもそうやって説明する。

 だから嘘は言わない。昔、オファーを出して練習に参加した高校生が『鹿島はちょっとレベルが違う』と話し、最終的にオファーを断ってきたことがあった。断られたのは残念だけど、ちょっと嬉しかったのよ。だってすぐに試合に出られそうだと思われたら、トップチームのことが心配になるよ(笑)」

――数限られたオファーを早く決断して、学校を通じ本人に伝え、甘い誘い文句もないわけですね。

「それは俺がどうこうじゃなくて、クラブに魅力があるからだよ。いい施設があって、タイトルを多く獲って、選手を伸ばしてくれているから。それが一番」

無名に近い選手をどう発掘するのか

――高校時代から注目された選手もいますが、昌子選手(米子北)のように全国的には無名に近い選手もいました。あらためてうかがいますけど、椎本さんはどんな基準で選手を見ているんですか?

「基準は自分の目を信じること。その基準というのは、技術があって、身体能力があってというのはもちろんだけど、何か抜けているところがあるかどうか。昌子が2年のインターハイで見て、センターバックなのにスピード、技術があった。3年生のときにも見て、オファーを決めた」



――今、2年目の安倍裕葵選手も瀬戸内高時代、無名に近かったと思います。しかしプロでは1年目から出場機会を得ています。鹿島の10番を背負った本山雅志選手(現在はJ3北九州)のようなセンスを感じます。よく発掘しましたね。

「3年のインターハイで見て、ちょっと驚いたね。タッチのリズムが独特で、周りがしっかり見えていた。へえ、そこも見ているのか、面白いなって気になった仕方がなかった」

――じゃあすぐにオファーを?

「いや、実は同じポジションで先に声を掛けていた選手がいた。まあ結局、その選手には断られたのよ。安倍のことは気になっていたんだけど、あっちがダメだったからこっちに行くのはやっぱり失礼だと思って。でも正直に(瀬戸内高の)先生に伝えたら、“いや、それは縁ですから”って言ってくれて」

――隠すよりもストレートに打ち明けたほうがいい。好きな人への告白みたいなものですね。

「そうかもなあ(笑)。鹿島は変わらないサッカースタイルだから、合う選手だなって思うと、頭から離れなくなる。一般の人だってさ、男性も女性も、好きなタイプは?って聞かれると、言葉で説明できないものだったりするだろ? それと一緒。俺も、どんな選手をスカウトするんですかと聞かれても、言葉じゃ説明つかない。大事なのは惚れるかどうかってところじゃないかな」

スカウトにとってつらいことは?

――椎本さんは入団させたら終わりじゃない。1年目のルーキーに厳しいことを言っているとも聞きます。

「1年目って試合に出ていなくてもお金も入るし、チヤホヤもされる。だからトップチームの練習を見ていて気持ちが入っていなかったら、『そんなんじゃ試合に出られないぞ』って怒ることもある。サッカーのことは監督、コーチが言うから、基本的に俺はサッカー以外のこと。サッカー以外のこともしっかりしないと一流にはなれないって見てきているから」



――スカウトをやってきて、つらいことって何ですか?

「プロの世界ではみんながみんな成功するというのは難しい。アントラーズは基本的に、3年間は芽が出なくても在籍させる。でも獲得して3年経っても試合に出られずに移籍するとなると、俺は学校と親に連絡を入れる。そのときはやっぱり一番つらいな」

――逆に、スカウトの醍醐味を教えてください。

「何だろうな、自分が声を掛けた選手がアントラーズのユニフォームを着て試合に出て、活躍してくれたら何よりうれしいよ。俺もアントラーズの一員。勝ちたいし、優勝したい。その気持ちはみんなと一緒だから」

――スカウトは試合に合わせて全国を飛び回るし、忙しいこと極まりないイメージがあります。やめたいと思ったことはないんですか?

「思ったことはあるよ。でも、好きというより嫌いじゃないってことかな。だってクラブからやってくれよって任されているんだから。やり甲斐というと言いすぎかもしれないけど」

 目尻と口元に深い皺をつくり、スカウトはこちらに笑みを向けた。

 誇りを持って、自分の目を信じて。誠実に、等身大に。

 嘘のない仕事が、味わいのある皺をつくっているのだと感じた。

 仕事とは何か。仕事に取り組むとは何か。

 還暦を迎えた名スカウトの生きざまは、それを教えてくれている。

写真 三宅史郎/文藝春秋




椎本邦一スカウト部長を取材した文春オンラインの二宮氏である。
安部裕葵獲得エピソードが興味深い。
「いや、実は同じポジションで先に声を掛けていた選手がいた。まあ結局、その選手には断られたのよ。安部のことは気になっていたんだけど、あっちがダメだったからこっちに行くのはやっぱり失礼だと思って。でも正直に(瀬戸内高の)先生に伝えたら、“いや、それは縁ですから”って言ってくれて」とのこと。
京都に行った岩崎悠人が鹿島を選んでおったら裕葵へのオファーはなかったこととなる。
瀬戸内高校の先生が言うようにこれこそが“縁”である。
非常に面白い。
ただ、これは書いた二宮氏のミスであろうが、裕葵は安部であり安倍ではない。
このあたりは気をつけて欲しいところ。
また、「そうかもなあ(笑)。鹿島は変わらないサッカースタイルだから、合う選手だなって思うと、頭から離れなくなる。一般の人だってさ、男性も女性も、好きなタイプは?って聞かれると、言葉で説明できないものだったりするだろ? それと一緒。俺も、どんな選手をスカウトするんですかと聞かれても、言葉じゃ説明つかない。大事なのは惚れるかどうかってところじゃないかな」というスカウト観は腑に落ちる。
センスとは言葉に出来ぬもの。
還暦を迎え更に円熟味を増す選手発掘能力を更に発揮していって欲しい。
毎年、新入団の選手を楽しみにしておる。

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大迫勇也、(W杯で)やれる自信がある

この4年で“頑固者”大迫を変えた2度の屈辱
2018年5月19日11時0分 スポーツ報知


ドイツ1部のケルンで活躍する大迫(共同)


17年11月、ブラジル戦に出場した大迫


 ロシアW杯代表候補選手直撃の最後は、ガーナ戦代表に選出されたFW大迫勇也(28)=ブレーメン=。ブラジルW杯で1次リーグ敗退、無得点に終わってから4年。変わることに慎重だった男が、2度「変身」を決意し、実際に変わってきた。ロシアW杯ではゴールを奪い、チームを勝利に導く―。スポーツ報知の取材にエースの自覚を語った。(内田 知宏)

 大迫を「人から言われることをなかなか聞いてくれない」と評する関係者は多い。鹿島からドイツへ移籍した際も、恩師を含めて大多数が反対する中で海を渡っていった。九州男児らしく信念を持っているとも、頑固であるともいえる。その大迫がブラジルW杯からの4年で、大きく変わった。2つの出来事を契機に自ら変わろうとした。

 「悔しい思いをして、だからこそ自分が変わらなきゃいけない。変わらないとまた悔しい思いをする。新しいトレーニングを入れて、少しでも成長しようと思った。ロシアW杯でしっかり結果を残すために。ロシアで本当にトレーニングをやってきて良かったという思いをしたいと思ったから。僕は11人の中で一番前にいる。だからやる覚悟を一番持って試合にも練習にも臨まなきゃいけない」

 まずはブラジルW杯。2試合に先発したが、無得点に終わった。ドイツに戻った後、トレーナーとともにロシアへの二人三脚のトレーニングが始まった。大柄な外国人DFを背負ってもぶれない体をつくるため、呼吸法によるトレーニングを取り入れた。また、小麦、卵、牡蠣(かき)にアレルギー反応があることを検査で知ると、試合2日前からそれらを含む食品を口にすることはなくなった。細かいところまで気にした。

 「何か変わらないとダメだと思った。必死でした。もっと成長するためにやるしかなかった。日本(Jリーグ)にずっといたらやっていなかったと思う。ドイツに来てからも、もともとある身体能力だけでやっていた。(単身赴任で)1人の時間が長いから考えちゃうってこともあったよね」

 ケルンで結果を出し始めた頃、再び壁にぶつかった。17年3月、日本代表の一員として参加したフランス遠征。世界トップクラスのブラジルとベルギーと対戦し、2連敗。FWとして無力さを感じ、今度はより体を有効に使うため、脳を鍛えることを決めた。

 「耐震ゴムのような動きで、相手の力を吸収して利用する形ができ始めてきた。4年前よりボールキープするレンジが広くなった。自在に使えるようになった分、ゆとりができている。今は4年前とは比べものにならないほど(W杯で)やれる自信がある」

 2度目のW杯。歩んできた過程と、今抱く心境は、日本のエースと呼ばれるにふさわしい。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現・南さつま市)生まれ。28歳。2009年、鹿児島城西高から鹿島入り。14年1月にドイツ2部1860ミュンヘンに加入し、14年7月に同2部ケルン移籍。来季からはブレーメンでプレー。今季リーグ戦全25試合4得点。日本代表は13年7月の東アジア杯・中国戦でデビュー。14年ブラジルW杯出場。182センチ、71キロ。既婚。


大迫について記す報知深部の内田記者である。
ブラジルW杯から4年、自身に課した努力を伝える。
「何か変わらないとダメだと思った。必死でした。もっと成長するためにやるしかなかった。日本(Jリーグ)にずっといたらやっていなかったと思う。ドイツに来てからも、もともとある身体能力だけでやっていた。(単身赴任で)1人の時間が長いから考えちゃうってこともあったよね」という言葉に集約されておろう。
ロシアでは攻撃の軸として躍動して欲しい。
期待しておる。

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日本代表選出コメント

三竿健斗、治療中に吉報 激戦区「自分は一番下」
[2018年5月19日8時11分 ]


鹿島MF三竿健斗(2017年10月29日撮影)

 18日、国際親善試合ガーナ戦(30日、日産ス)の日本代表メンバー27人が発表された。

 MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)は治療中に吉報を受けた。「ワールドカップに行くには今回選ばれないとと思っていたので、名前が挙がってうれしかった」と話した。ボランチは人数も多く激戦区だが「自分は常に一番下だと思っている。ほかの選手は多少プレッシャーがあると思うが、僕は何もない」と強調。右膝を痛めてACLのアウェー戦を欠場したが「全然問題ない」と意欲を見せた。

三竿 代表最激戦区も“重圧”ない「自分の力を試せる」
日本代表ガーナ戦メンバー発表


3月のウクライナ戦で軽快な動きを見せた三竿健
Photo By スポニチ


 3月のマリ戦で初アシストを記録した22歳のホープも選出された。

 MF三竿健(鹿島)は2歳の時に98年フランス大会観戦に連れていかれたほど、W杯は身近な存在だった。守備的MFが多数選出された今回。「自分は常に(代表で)一番下だと思っている。他の選手たちには多少なりともプレッシャーがあるけど、僕は何もプレッシャーはない。思い切って自分の力を試せる」と意気込んだ。
[ 2018年5月19日 05:30 ]

サッカーW杯代表候補発表 昌子、植田、三竿健ら
鹿島3選手気合 全力/強み発揮へ/がむしゃら

日本サッカー協会は18日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた日本代表候補を発表し、当落が注目された本田圭佑(パチューカ)香川真司(ドルトムント)や、青山敏弘(広島)ら27人を選出した。J1鹿島からは、DF昌子源、植田直通、MF三竿健斗の3人が選ばれた。30日に横浜市の日産スタジアムでガーナとの国際親善試合に臨み、31日には代表23選手を発表する。

ハリルホジッチ前監督の電撃的な解任で後を継いだ西野朗監督は、初采配へ経験豊富なメンバーを中心に手堅く編成した。「基本的には、この27人の中から(23人を選ぶ)という考えだ」と話し、6月19日の初戦まで1カ月の短期間で選手の見極めとチームづくりが求められる。

■J1鹿島・昌子

まず目の前の試合は次の仙台戦なので、そこで絶対に勝ち、日本代表に合流したい。(ガーナ戦は)W杯メンバーが決まる前の最後の試合になるが、大切なのはチームのために戦うことだし、しっかり勝利できるよう、全力を尽くす。

■J1鹿島・植田

やることはいつもと変わらない。チームの勝利を第一に考える中で自分の持ち味、強みを発揮していくことが大切。これまで続けてきたことを信じ、日本代表の力になれるよう頑張る。

■J1鹿島・三竿健

このタイミングで日本代表に選ばれたことは光栄だし、自分にできることは、ただがむしゃらにプレーすることだけだと思う。失うものはないので、自分の持っているものを全て発揮し、全力で戦う。

鹿島から3人が日本代表へ!昌子源は「大切なのはチームのために戦うこと」
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年05月18日

植田は「日本代表の力になれるよう頑張ります」


ガーナ戦に招集された昌子(3番)、植田(5番)、三竿(20番)がそれぞれ意気込みを語った。

 5月18日に発表されたガーナ戦(30日)の日本代表メンバーに、鹿島から昌子源、植田直通、三竿健斗が選ばれた。3人はクラブ広報を通して、ガーナ戦に向けた意気込みを語っている。

 ディフェンスリーダーの昌子は、「まず、目の前の試合は次の仙台戦なので、そこで絶対に勝ち、日本代表に合流したいと思います」とJリーグでの勝利を誓い、ガーナ戦については「W杯メンバーが決まる前の最後の試合になりますが、大切なのはチームのために戦うことですし、しっかり勝利できるよう、全力を尽くします」と力を込めた。

 また、植田は「やることはいつもと変わらず、チームの勝利を第1に考える中で自分の持ち味、強みを発揮していくことが大切だと思います。これまで続けてきたことを信じ、日本代表の力になれるよう頑張ります」。三竿は「このタイミングで日本代表に選ばれたことは光栄ですし、自分にできることは、ただがむしゃらにプレーすることだけだと思います。失うものはないので、自分の持っているものをすべて発揮し、全力で戦います」と語っている。

 鹿島は先日のACLラウンド16で上海上港を破り、クラブ史上初となる同大会の決勝トーナメント1回戦突破を果たした。代表にもその勢いを持ち込み、W杯メンバー入りを勝ち取りたいところだ。


日本代表選出に対するコメントである。
それぞれ意気込みが伝わる。
練習からアピールしロシアへの道を切り開いて欲しい。
期待しておる。

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篤人、鹿島のために全力を尽くしたい

内田篤人「そこまで落ち込んでいないよ」W杯落選も復調支えたスタッフに感謝
2018年5月18日20時2分 スポーツ報知


内田篤人

 W杯南アフリカ、ブラジル大会でメンバー入りしたDF内田篤人(30)=鹿島=は、ロシアW杯を想定したガーナ戦(30日)の選考から漏れた。W杯3大会連続出場を視野に入れ、今季ドイツ2部ウニオン・ベルリンから古巣・鹿島に復帰。過密日程の中で5試合連続先発出場するなど復調した姿を見せ、日本代表のコンディショニングコーチらも視察を重ねていた。

 15年6月に右ひざの手術を受け、約2年ピッチから遠ざかった影響は大きかった。内田は「自分はここまで(復帰過程を)最速で来られたと思っている。そこまで落ち込んでいないよ」と現実を受け止めた。落選の無念さよりも、ピッチに立てるようにしてくれた医療スタッフらに対しての感謝があるからで、ブラジル大会の強行出場や手術の決断についても「後悔はない」と言い切った。

 シャルケで同僚だったドイツ代表GKノイアー(バイエルン)も、負傷からのW杯出場を目指している。直前にはイベントに出席したノイアーから「ロシアで会えると嬉しい。けがを克服し、強くなってW杯に参加できることを祈っています。ウシダ(内田の愛称)さん、頑張って」とエールを送られた。

 そのノイアーに「あなたのプレーをW杯で見たいと待っているのはドイツ国民と僕だけではなく、世界中のみんながそう思っています。ノイアーさん、頑張って」とエールを送り、最後には「鹿島のために全力を尽くしたい」と誓った。


W杯メンバー落選の篤人を取材した報知新聞である。
「自分はここまで(復帰過程を)最速で来られたと思っている。そこまで落ち込んでいないよ」と語る。
そうは聞いても、我らとしては残念である。
ドイツからのエールもあり、滑り込みもあるのではと心の片隅にあったことは事実と言えよう。
とはいえ、もうロシアはない。
気持ちを切り替え、冬のCWCを目指しアジアの頂点を取るのだ。
篤人の鹿島での活躍を期待しておる。

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中位から抜け出し上位に浮上するためにも重要な一戦である

ACLベスト8進出から中3日。鹿島に求められる戦いの切り替え


16日、上海でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第2戦を戦った鹿島は、中3日で明治安田J1に舞台を移し、県立カシマサッカースタジアムに仙台を迎える。ACLで10年ぶりのベスト8進出を決めた喜びに浸る間もなく、次の戦いへの準備に向かわなければならないが、それもまた多くの大会を戦うチームの宿命でもある。大岩 剛監督は上海上港との試合が終わった直後、「次の試合に気持ちを切り替えよう」と選手たちに呼びかけた。

チームは12連戦を戦い抜き、鬼門だったACLラウンド16の突破にも成功した。ただ、一つの結果を得ることには成功したものの、その中で得た経験や自信をこの先につなげられるかどうかは「仙台戦に懸かっている」(大岩監督)。上海上港を2戦合計4-3で上回ったからこそ、仙台にも勝って、さらに自信を深めたい。

とはいえ、それは簡単なことではない。特にFW陣は相手の守備のやり方が変わることに対応する必要性を感じているようだ。スタートポジションこそ左サイドハーフだが、頻繁にゴール前に入ってFWのようにプレーする鈴木 優磨は、とりわけその違いを敏感に感じている。

「中国のDFとJリーグのDFは全然違う。またそこの切り替えが大変です」

個で対応しようとしてくる中国のDFは当たりは強いが、そこを突破できればチャンスが広がる。しかし、日本のDFは組織で守ってくる。相手の間合いや、一人抜いたあとの対応など、頭を整理して臨む必要があるのだ。せっかく感じ始めた手ごたえをもっと確かなものに変えるためにも「ここから波に乗っていけるように頑張ります」(鈴木)と、リーグ戦では2試合ぶりの得点を虎視眈々と狙っていた。

対する仙台はいまひとつ波に乗り切れていない。シーズン序盤は2位まで順位を上げたが、そこからズルズルと後退している。前節は首位・広島から先制点を奪ったものの、結局3点を失う逆転負け。順位も8位まで落ちてきた。その要因は守備面にあるだろう。ここ5試合で1勝1分3敗と足踏みが続いており、6試合連続失点中と守備の安定を取り戻すことに苦労しているようだ。

ただ、ミッドウィークに行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ最終節では、FC東京と対戦して1-0の勝利を挙げ、Aグループ首位でプレーオフステージに進んだ。無失点だったことについて渡邉 晋監督も「久々のクリーンシートだったので喜ばしいですし、この先も続けていければと思います」と喜びを露わにしていた。

阿部 拓馬らをケガで欠いたままの布陣だが、昨季ベスト4まで進出したルヴァンカップで「ファイナリストになること」(渡邉監督)を目標に掲げて戦ってきた意気込みの強さが結果に反映されている。カップ戦で生んだ流れをリーグ戦にも持ち込みたいところだろう。

そういう意味では、両チームとも別の大会で成果を残して臨む中断前最後のリーグ戦となる。勝って終われるかで、前半戦の印象は大きく変わる。中位から抜け出し上位に浮上するためにも重要な一戦である。

[ 文:田中 滋 ]


「上海上港を2戦合計4-3で上回ったからこそ、仙台にも勝って、さらに自信を深めたい」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
ACLにて勝ち上がりの勢いをリーグ戦に持ち込みたいところ。
そのためには攻撃陣の奮起が必要であろう。
その軸となるであろう優磨は、「中国のDFとJリーグのDFは全然違う。またそこの切り替えが大変です」と語る。
Jリーグの守備はまた特殊である。
個々は弱いものの組織的であり、道筋、連携を考慮せねばゴールを割ることは難しい。
優磨だけではなく、チーム力にて勝利を掴み取りたいところ。
当然ではあるが、多少勝ち点差が離れようとも、可能性が0になるまでは優勝を目指す。
そのために仙台戦は必勝と言えよう。
重要な一戦である。

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源・植田・健斗、日本代表選出

日本代表選出のお知らせ
2018年05月18日(金)

本日、KIRIN CHALLENGE CUP 2018(5/30@日産スタジアム)に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、昌子選手、植田選手、三竿健斗選手が選出されました。

詳細は日本サッカー協会公式サイトをご覧ください。


KIRIN CHALLENGE CUP 2018 ガーナ戦に向けた日本代表に選出された源、植田、健斗である。
ロシアW杯への道を少しだけ引き寄せた格好と言えよう。
是非とも試合に出場してアピールして欲しい。
楽しみにしておる。

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目を見て話す姿には昌子の性格が表れているのだと感じる

ボールを奪い切る昌子流の守り方…人より柔らかい股関節、可動域広く「伸びる足」
2018年5月18日11時0分 スポーツ報知


昨年12月の東アジアE―1選手権・中国戦で、ロングシュートを決めた昌子(中)はガッツポーズで喜ぶ


足を高々と上げてボールを奪う昌子


 ロシアW杯日本代表候補選手のDF昌子源(25)=鹿島=が独自の守備でW杯に臨むことを誓った。人よりも股関節が柔らかく、可動域が広いことを利用。普通のDFが足を出せない体勢からでも足を伸ばすことができ、ボールを奪い切る。スピードがあり、カバーリングの予測にもたけ、西野朗監督(63)の構想にある3バックへの対応もできるセンターバックは、国際舞台に羽ばたく準備を整えている。(取材、構成・内田 知宏)

 普通の日本人センターバックが「嫌だな」と思うところに、昌子は「チャンスだ」と思って、走っていく。場所はサイドで相手との1対1。カウンター攻撃を受けた時に、よく見られるシーンだ。後ろには広大なスペースがあり、そこを突破されればGKと1対1の場面を作られてしまう。それを嫌うDFは抜かれないことを優先し、決してボールに飛び込まず、スペースを利用されないようにジリジリと下がっていく。そこで昌子は他のDFよりも相手に近づき、ボールを奪いにいく。

 「自分の守り方は、みんながやる守り方とは違うんですよね。やっぱりボールを奪い切ることを考えている。ファウルも与えないで。そういう守備をする人は、他には(日本に)いないと思う」

 それを可能にしているのは股関節。人より柔らかく、可動域が広いという。相手FWがここには届かないだろうという場所にボールを置いても、足を広げ、届くからボールが奪える。前線からセンターバックに転向したのが米子北高1年の時。ポジション歴は長くなく、固定概念にとらわれない発想も手伝って、独自の守り方に行き着いた。鹿島に入ってから知人から紹介された海外サッカー動画で同じような守り方をする選手の映像を見て、自信を深めていった。

 2016年クラブW杯決勝のRマドリード(スペイン)戦で、ドリブルの名手FW、Cロナウドを止めたシーンも、他のDFよりも明らかに距離を近く取り、後ろに下がり続けることなく「伸びる足」でからめ取った。「ロナウド選手にはゴールを決められているから、やられたという印象が残る」と謙遜するが、その守り方が通用することは証明した。

 16日のACL決勝トーナメント1回戦・上海上港戦(アウェー)でも相手の猛攻をしのぎ、2戦合計4―3で10年ぶりの8強入りに貢献。国際舞台で価値を示し続け、ロシアW杯での活躍も視野に入ってくる。

 「(W杯を意識したのは)恥ずかしながら代表に呼ばれて、最終予選に出たくらいです。それまでは漠然と出てみたいなと思っていたけど、自分はまだまだやなと思っていた。でも、最終予選に出たらちょっと(W杯メンバーに)近づくし、意識し始めました。日韓W杯は(鹿島でチームメートの小笠原)満男さん、ソガ(曽ケ端)さん、(中田)浩二さんが入っていたから、満男さんに『W杯ってどういうところですか』って聞いたんです。そしたら『W杯は絶対出た方がいい』と。『もちろん試合に出た方がいいけど、絶対に行った方がいい』と。満男さんが言うなら間違いないし、それを聞いて行きたいと思いました」

 選ばれたら鹿島の選手らしく、戦うつもりだ。

 「鹿島でやっているプレーをそのまま出したい。センターバックは(チームを勝たせる)そういうポジションだと思っている。静かな試合だったと言われるのは本当に嫌なんで、うるさいと言われるくらい声を出す。今はそういう(チームを勝たせられる)人が必要とされていると思うし、自分がそういう選手になれるように頑張ります」

 ◆取材後記 昌子は日本を代表するセンターバックになった今でも、ルーキー時代から守り続けていることがある。対戦選手には「〇〇選手」、相手チームは「ヴィッセルさん」と必ず敬称をつけてコメントする。時にはアウェーのスタジアムにまで「さん」をつけそうになって、丁寧すぎると感じることもあるが、父・力さんや米子北高時代の教え、そして鹿島の精神「ジーコ・スピリット」の一つ、尊重を胸にサッカーと向き合っていることはよく伝わってくる。

 そんな昌子と顔を合わせれば、記者にも必ずあいさつをする。言葉こそ「ウッチー、ウッス」と「さん」はつかないが、長時間取材に応じる姿勢と、目を見て話す姿には昌子の性格が表れているのだと感じる。(内田 知宏)

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年12月11日、神戸市生まれ。25歳。地元のフレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユースを経て米子北高へ進学。2011年に鹿島入りし、12年3月24日の広島戦でJ1デビュー。対人守備、スピード、フィード力を備えたセンターバック。父・力さんは姫路独協大サッカー部監督で日本協会公認で最上位の指導者S級ライセンスを持つ。国際Aマッチ11試合1得点。182センチ、74キロ。既婚。


源のプレイについて取材する報知新聞の内田記者である。
「自分の守り方は、みんながやる守り方とは違うんですよね。やっぱりボールを奪い切ることを考えている。ファウルも与えないで。そういう守備をする人は、他には(日本に)いないと思う」というコメントから始まり源の守り方を解説する。
股関節が柔らかく、可動域が広いとのこと。
日本人の他のCBとは一線を画す選手であることが強く伝わってくる。
また、取材後記にあるように、人間性が素晴らしい。
これだけのDFであれば、世界を知るべき。
是非ともW杯メンバーに選出されて欲しい。
良い報を待っておる。

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上海上港戦のミスジャッジ

【審判批評】鹿島アントラーズ昌子がとられたハンドリングでのPKはミスジャッジ【ACL上海上港戦モハメド・アブドゥラ・ハッサン審判団批評】
J論編集部2号
2018 05/18 08:26


有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ記事を全文掲載いたします。

無料:鹿島アントラーズ昌子がとられたハンドリングでのPKはミスジャッジ【ACL上海上港戦モハメド・アブドゥラ・ハッサン審判団批評】石井紘人のFootball Referee Journal








鹿島アントラーズ公式Twitterによると、81分の鹿島がとられたペナルティーエリアでとられたファウルはトリップではなく、昌子のハンドリングとのこと。

だが、「ハンドリングは、ハンドをする意図があっても、ボールに手が当たらなければハンドにならない」(上川徹・日本サッカー協会審判委員会副委員長)。



◇参考記事:上川、家本政明、西村雄一が分かりやすくハンドリングの適用を解説



画像を見れば一目瞭然だが、ボールは昌子の腕や手にまったく当たっていない。頭に当たっている。つまり、正当なプレーで、PKは誤審だった。


Football Referee Journalにて上海上港戦のジャッジを検証する石井紘人氏である。
81分に源が取られたハンドについて映像を切り取り詳しく解説しておる。
記事の結論の通り、この判定は誤審であり、PKはあり得なかった。
ゴールにつながり、試合への影響は大きかったが、結果的にアグリゲートスコアにて鹿島が勝ち上がり、事なきを得た格好である。
この誤審にて後味の悪いこととはなった。
しかしながら、サッカーに誤審はつきものであり、それも含めて楽しむ気持ちも必要と言えよう。
この試合をレフェリングしたモハメド・アブドゥラ・ハッサン主審は、この大きな誤審こそしたものの、そのほかは安定しておったように思う。
若干、上海上港のファールが荒く、カードの色が違うのではという場面は散見されたが、試合を壊しかねぬところや上海上港のホームと考えれば致し方のないところ。
このあたり、Jリーグに於ける、あからさまに偏ったジャッジとは異なる。
Jリーグが誕生して25年。
鹿島は黎明期からこの“偏った”ジャッジに悩ませられ続けておる。
日本サッカー発展・進化のためにも、ここを改善して欲しい。
心からの願いである。

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鹿島に書き加えられた新たな歴史のページ、そこにはまだ、終わりを意味する「了」はない

鹿島歴史変えた勝利も「仙台に負ければ意味ない」
[2018年5月18日7時31分 ]

<ACL:上海上港2-1鹿島>◇1回戦第2戦◇16日◇上海体育場

 最多19冠を誇る鹿島アントラーズがどうしても阻まれていた壁。ACL決勝トーナメント1回戦。これを初めて打ち破った。2戦合計4-3で上海上港(中国)を退けて、10年ぶりに8強入りした。一夜明けた17日、選手らは成田空港に帰国した。現役時代も壁を破れず、号泣した経験を持つ大岩剛監督は「僕の現役時代は関係ない。今いる選手ら、このチームで乗り越えた。それが重要」と全員をたたえた。

 試合はDF昌子が「あの(植田)ナオが競っても胸でトラップする」と、強さに舌を巻いたFWフッキとMFオスカルの元ブラジル代表コンビに手を焼いた。昌子の頭でのクリアがハンドと取られる不可解なPKもあった。それでも、前半42分のMF土居の“おしゃれヒール”の左シュートが貴重なアウェーゴールとなり、最後まで効いた。第1戦のリードを守り抜いた。

 23日の抽選で決まる準々決勝(8月末)の相手は、全北と水原(韓国)天津権健(中国)のいずれか。ただ、その前の20日にはワールドカップの中断前最後のリーグ・ベガルタ仙台戦がある。DF植田は「次の仙台戦はすごい大事。ロッカーでみんな言っていたけど、仙台に負ければ意味がない」。鹿島に書き加えられた新たな歴史のページ。そこにはまだ、終わりを意味する「了」はない。【今村健人】


チーム共に帰国したニッカンスポーツの今村記者である。
大岩監督から「僕の現役時代は関係ない。今いる選手ら、このチームで乗り越えた。それが重要」というコメントを引き出しておる。
アジアを獲るべきメンバーで勝つ、勝たせるのが指揮官に課せられた使命である。
そして植田からは「次の仙台戦はすごい大事。ロッカーでみんな言っていたけど、仙台に負ければ意味がない」との言葉を取る。
チームの結束を感じさせるコメントである。
今村記者に良い記事を書いて貰うためにも、勝利を積み重ねていきたい。
期待しておる。

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鹿島帰国

移動日


今朝、上海を出発し、夕方、鹿嶋へ戻りました。

鹿島、ACL8強入りで帰国 大岩監督「次戦へ切り替える」
 ACLで8強入りした鹿島が上海上港戦から一夜明け、中国から帰国した。気温30度のタフな戦いから中3日で、20日にはホームでの仙台戦が待つ。成田空港で取材に応じた大岩監督は「試合が終わった時点で“次の仙台戦に切り替えよう”と話した」と語った。試合は1―2で敗れたが、ホームの第1戦の結果を含めた2戦合計では4―3となり、6度目にして初の決勝トーナメント初戦突破を決めた。

 指揮官は「いろんなプレッシャーから少し緊張感のある入り方をしたが、それを超えたことで選手の中には振り切れたところがあると思う」とイレブンの成長を称えた。
[ 2018年5月18日 05:30 ]


無事帰国したチームメンバーである。
大岩監督は、「試合が終わった時点で“次の仙台戦に切り替えよう”と話した」とのこと。
既に週末の仙台戦に向けておる。
中断前最後の試合、ホームにて勝利を飾りたい。
楽しみにしておる。

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鈴木隆行氏、S級ライセンス取得

元代表の鈴木隆行氏、公認S級コーチ認定 保持者は465人目

鈴木隆行
Photo By スポニチ


 理事会はJリーグの監督を務める資格となる公認S級コーチに元日本代表の鈴木隆行氏(41)を認定した。S級ライセンス保持者は465人となる。

 鈴木氏は日本代表FWとして02年W杯日韓大会に出場して、16強進出に貢献。クラブでは鹿島、川崎F、横浜、ベルギー1部ゲンクなどに所属し、15年シーズン限りで現役を引退した。
[ 2018年5月18日 05:30 ]


S級ライセンスを取得した鈴木隆行氏である。
これは素晴らしい。
鹿島のみならず、多くの海外クラブなど経験豊富な実績を持つ隆行が指導者としての資格を持った。
どのようなチームを作っていくのであろうか。
鹿島出身の指導者は日本サッカー界に於いて高い評価を得ておる。
隆行もそこに続いていくであろう。
楽しみである。

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対仙台戦情報

鹿島アントラーズvsベガルタ仙台 5月20日
 ・仙台は鹿島戦通算20試合で12敗している。クラブ史上通算で最も負けている相手である。

 ・また、仙台は鹿島戦で1試合平均0.95得点しか決めていない。同クラブが1試合平均得点で1点を下回っている2チームのうちの1つである(他はG大阪で0.89得点)。

 ・鹿島は仙台戦直近8試合で6勝している(2敗)。2016年シーズンは仙台相手にシーズンダブルを記録されたが、2017年シーズンは逆に同カードで2勝した。

 ・鹿島は現在2連勝中。3連勝となれば、2017年8月~9月以来のこととなる(当時5連勝)。

 ・大岩剛が監督に就任して以降、鹿島はホーム戦全17試合で1敗しかしていない(13勝3分)。この間、1度も複数失点を喫しておらず、13試合で無失点に抑えている。

 ・仙台は直近7試合で1勝しかしていない(2分4敗)。同期間でのリーグ順位は16位となっている。

 ・鹿島は後半の時間帯での得点数が今季リーグで最も少ない(4)。

 ・対する仙台は今季喫した計17失点のうち、12点を後半に決められている。総失点に対する後半の失点比率としては71%で、リーグで最も高い数字である。

 ・土居聖真は仙台との公式戦直近4試合のうち、3試合で得点に直接関与している(2得点1アシスト)。

※ファクト内の数字はJ1での成績

データ提供:opta


仙台との対戦データを報じるサンケイスポーツである。
データ的には鹿島が大いに有利と出ておる。
鹿島はリーグ戦2連勝中であることに加え、大岩体制ではホームでは1敗であり、対する仙台は直近7試合で1勝とのこと。
これtotoファンならば鹿島の勝利にチェックしてしまうところであろう。
しかしながら、仙台は昨日のルヴァンカップにて勝利を掴んでおり、また鹿島は中国のアウェイ帰りとなる。
簡単な試合とはなるであろう。
また、三竿健斗の負傷状態も未発表であり、レアンドロはブラジルにて手術を行った様子。
鹿島としては、中断前最後の試合を勝利にて飾り、気持ちよくリフレッシュしたいところ。
どのような試合展開になるのであろうか。
スタジアムにて確認したい。
楽しみな一戦である。

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鹿島の伝統が血になり肉となっているから、この状況でも「優勝」を口にし、そこへ向かっていく

鹿島はACLもリーグも優勝を目指す。
上海相手に発揮した、勝つ方法論。

posted2018/05/17 11:50


フッキ相手にも臆さず止めに行く昌子源。どうやって攻め、守るのかという意志疎通がなされた鹿島は強い。

text by
寺野典子
Noriko Terano

photograph by
Getty Images


「選手の顔、眼を見て、いけるという確信を持った。守り切るというメッセージは(ディフェンダーを投入した)交代選手でも伝わっていたはず。自信を持って選手を見ていました」

 試合後の公式会見。外国人記者の「ラスト10分をどういう戦い方をしようとしたのか? そして、気持ちで試合をベンチから見ていたのか?」という質問に大岩剛監督が答えた。

 5月16日、ACLラウンド16セカンドレグ。上海上港対鹿島アントラーズ。第1戦は鹿島が3-1で勝利し、1点差の敗戦ならば無条件で勝ちぬけが決まる状況だった。

 1-1で迎えた後半は、鹿島が守勢に回る時間が長く続いた。81分に際どい判定でのPKが決まり、2-1。

 延長に持ち込む3点目、勝利のための4点目を奪おうと上海上港の圧力が一層増した。そんな残り10分間について、記者は聞いたのだった。

 試合は監督の確信通りに1-1で終了し、2戦合計4-3で鹿島の準々決勝進出が決まった。鬼門と言われ続けたラウンド16の壁を突破した。

昨季は最終節で優勝を逃し、今季も。

 振り返れば、この4カ月間の戦いは苦しかった。リーグ戦13試合、ACLを8試合。大岩監督は忍耐を試される時間だったに違いない。選手たちを信じ、自信の采配を信じた。

 鹿島は昨年のJリーグで、あと1勝すれば優勝という状況だった。しかし勝ちきれず、最終節に首位の座を奪われた。

 今季は安西幸輝、犬飼智也など若い即戦力と、ドイツから戻ってきた内田篤人という補強を経て開幕を迎えた。しかし4月末の第11節終了まで、3勝3分5敗で15位という低迷ぶりだった。

「自分の形を作り切れていない」

 川崎に1-4と大敗したあと、内田がそう語るほどチーム状況は困難を極めていた。けが人が続出し、10名近い選手が離脱する時期もあった。

 三竿健斗、鈴木優磨、小田逸稀、そして安西、犬飼など、出場機会を得て成長を見せる若手選手もいたものの、結果にはなかなか結びつかなかった。

「何かを取り戻した」気配はあった。

 試合の入り方の悪さ、簡単にゴールを破られることだけでなく、得点も決め切れない。課題が山積する。

 誰もが自分ができる限りの力を尽くそうと奮闘しているにもかかわらず、鹿島の哲学でもある「勝利へのこだわり」を表現できない。

 そんな状況でも、中3日、中2日という日程で試合は訪れる。コンディション調整にも時間を費やさねばならない。選手たちは会話を重ねることで、トレーニングの不足分を補う。

 第11節、横浜に0-3で敗れたあと、大岩監督は、守備組織の立て直しが急務だと話した。続く12節長崎に勝利し、第13節の浦和戦は1-0で逃げ切る。押し込まれながらも冷静にゲームをコントロールする実に鹿島らしい戦いで、今季初の連勝を手にした。

 復帰したけが人の存在も大きかったが、守備の安定感は鹿島が「何かを取り戻した」ことを示しているように感じた。

 好転の兆しが見えたなかでのACLベスト16突破だったのだ。

「90分使って勝つ」という発想。

 ゲームキャプテンの遠藤康は、チームの変化をこう話す。

「けが人が戻ってきたのもそうですけど、試合を通しての落ち着きとか、行くときと行かないときの使い分けが上手くできるようになった。攻撃と守備の両面で。

『90分間使って、勝つ』というのが徐々にチームに浸透してきている。シーズンの最初は、去年優勝できなかったこともあって、『勝たないと』というプレッシャーでみんなが頑張りすぎるところがあったと思う。

 今は、その頑張りが噛み合うようになった。そういう意味ではいい感じになっている」

 当初はディフェンスラインを高く保つ守備を続けていたが、あっけなくやられるシーンが続いた。そこで「ディフェンスラインを下げて守る」ことで逃げ切れるようになり、チームに安定感が生まれた。

 植田直通も「(ディフェンスラインを)下げて守ること、上げて守ること、状況に応じていろんな形があってもいい」と語っている。

 攻撃面では、効果的にサイドを使い、後ろの選手がボールホルダーを追い越していく。

「積極的に前から行く」という指揮官の描く絵が、少しずつ試合で表現できるようになってきた。それが上海上港相手のファーストレグでも、3得点に繋がったのだろう。

ACLも、リーグも優勝を諦めない。

「鬼門のベスト16突破を突破したことは、まあよかったと思っています。だけど、ただベスト8が決まっただけだから。それでクラブの歴史を変えたという意識は薄い。ACLで優勝することで、歴史を変えたいから」と植田が固い決意を語る。

 鹿島にとって10年ぶりのACLベスト8となったが、試合後の選手たちは、締まった空気を醸し出していた。

「ロッカーでも『次の仙台戦が大事』だという話をした。『負けたら意味がない』と」と植田が言えば、遠藤も気持ちを引き締めたようにいう。

「まずは仙台戦を勝ちきること。リーグ戦ではまだまだ(順位が)下なので、ここからを勝っていかないと。うちはリーグ戦も優勝しなくちゃいけないので、そういう意味ではまだホッとするところじゃない」

 2連勝で10位まで順位を上げたが、1試合未消化とはいえ首位との勝ち点差は18ポイント。広島の背中は遠い。

 それでも、本当に鹿島の選手たちはまだ誰も、優勝を諦めていない。

 最多タイトルホルダーで、勝利への強いこだわりや執着心という鹿島の伝統が血になり肉となっているから、この状況でも「優勝」を口にし、そこへ向かっていく。


ACL・アウェイ上海上港戦を取材したNumberWebの寺野女史である。
監督・選手のコメントから守備の立て直しが図られたことが伝わってくる。
怪我人もまだ多くおり、まだまだ本調子とは言い切れぬ。
しかしながら、Round16の壁を突破したこと、そしてリーグ戦連勝中ということを考慮すれば、中断明けから勢いを増すことが予想される。
アジア制覇だけでなく、リーグ戦も勝ち取るのだ。
タイトルを得てこその鹿島。
信じておる。

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ワッキー、安西は馬のように走る

私の見たい日本代表
「鹿島の安西は馬のように走る」 ワッキーさん

2018年5月17日


インタビューに答えるペナルティのワッキーさん=東京都新宿区で2018年5月、米田堅持撮影

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会まで1カ月を切った。突然の監督交代で、バヒド・ハリルホジッチ氏から引き継いだ西野朗新監督のメンバー選考に注目が集まっている。“ロシア”への切符を手にするのは誰なのか。今月末に予定されている代表メンバー23人の発表を前に、サッカー愛にあふれた芸能界の人々に「私の見たい日本代表イレブン」を語ってもらった。まずは、お笑いコンビ・ペナルティのワッキーさんに聞いた。【寺田翼】

中盤に守備的な能力を
 僕のフォーメーションは「4-3-3」。GKは中村航輔(柏)。経験が重要なポジションだが、ポテンシャルは一番だと思う。思い切ったプレーをしてもらいたい。CB2人は吉田麻也(サウサンプトン)と槙野智章(浦和)かな。左SBは長友佑都(ガラタサライ)で、右は安西幸輝(鹿島)。安西は両サイドで使えるし、左右どちらでも蹴ることができる。ボランチもできて、相当ユーティリティーな選手だと思う。馬のように走るし、チャレンジしていく姿勢も魅力。水揚げされてすぐのブリみたいな、そんな生きの良さを感じるかな(笑い)。


ワッキーさんの考える日本代表イレブン

 中盤の中央はアンカー気味に考えて、コーチングのできるキャプテン・長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)。あとの2人はインサイドハーフよりもダブルボランチとして守備的な能力を要求したいので、山口蛍(セ大阪)と田口泰士(磐田)。前線のトップは大迫勇也(ブレーメン)、左に乾貴士(エイバル)で右は本田圭佑(パチューカ)かな。結局、本田は(ボールが)収まるんですよね。

ワッキーさんから日本代表へ
 僕は、日本人はサッカーがうまいと思っております。サッカー日本代表のメンバーの皆さん、W杯でそれを示してください。期待しています!


日本代表に安西幸輝を推すお笑い芸人のワッキーである。
さすがは高校時代に名波浩を抑えた男、観る目が違う。
「右は安西幸輝(鹿島)。安西は両サイドで使えるし、左右どちらでも蹴ることができる。ボランチもできて、相当ユーティリティーな選手だと思う。馬のように走るし、チャレンジしていく姿勢も魅力。水揚げされてすぐのブリみたいな、そんな生きの良さを感じるかな」と評す。
短期決戦であり、人数の限られるW杯には安西のようなフレッシュな人材が頭角を現してきてこそと言えよう。
ちょうど、ACLにて勝ち上がりを決める聖真のゴールをアシストしており、タイムリーな記事でもある。
層の薄いSBに我らとしてもお勧めしたい。
鰤がごとき安西の活躍を楽しみにしておる。

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源、スーパーかヘタレか、人生の選択肢

鹿島DF昌子源 スーパーかヘタレか…迷い断ち日本の壁に
ロシア代表候補 青き原点(4)


米子北高3年時の沖縄総体・流経大柏戦での昌子
Photo By スポニチ


 結婚式の祝辞で、米子北高の城市徳之監督(現総監督)は教え子に言葉を贈った。

 「ガンバで苦しい思いをしたこと。北高でつらい思いをしたことが、源の原点だから。それがなかったら今はない。それは覚えといてほしい」

 強い精神力で鹿島のDFラインを率いるDF昌子源(25)には一度、サッカーから離れた過去がある。

 小4からFCフレスカ神戸で始めたサッカー。持ち前の能力で、中学生からは隣県のG大阪ジュニアユースに入った。けれど人間関係が原因で、3年のはじめにやめてしまう。夜中に遊びに行き、明け方に帰ることもあるなど生活も荒れた。

 「高校には行かへん。俺、大工にでもなるわ」。そう言いだす息子を父の力さん(55)は「大工に“でも”ってどういう意味や」と本気で叱った一方、本心は分かっていた。知人の米子北高の中村真吾コーチ(現監督)から「一度来てみませんか?」と誘いがあったのはそんな折だった。

 「向こう行ったってサッカーなんかせえへんからな」。母の直美さん(55)の運転で向かった米子。一緒に行けない力さんは、かたくなな息子に内緒で、車内に練習着を忍ばせるよう妻に頼んでいた。誘われて久々にボールを蹴った時、「顔が晴れ晴れしていたらしいです」と力さんは目を細めた。

 「最初はうちから逃げ出したかったと思いますよ」。城市監督はおちゃめに笑う。高校生活はとにかく走り、叱られた毎日。当時は100メートル×100本のダッシュもザラで部活特有の厳しさに「(実家に)帰りたい」と言いだすこともあった。

 「おまえに真ん中はないわ。スーパーになるか、へたれになるか。どっちか選択せい!」。高い技術力を認めていたからこそ監督が迫った時、昌子は「スーパーになりたいです」と返した。1年の後半にFWからセンターバックへと転向。2年の全国総体から主力に定着し準優勝を果たすと迷いは消えていった。

 3年間担任をした山崎治氏(60=現教頭)には「僕にとっては一生の宝です」と誇る言葉がある。結婚式。歩み寄ってきた花婿の教え子は言った。「先生、人間って変われるんですよね」。それはまさに高校のホームルームの時間に、先生が昌子に問いかけた言葉。W杯までの道は近い。はい上がり生まれ変わった3年間が、全ての出発点だった。(波多野 詩菜)

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日生まれ、神戸市出身の25歳。米子北高から11年鹿島加入。国際Aマッチは15年3月31日の親善試合ウズベキスタン戦でデビューし、通算11試合出場1得点。J1通算150試合出場7得点。父の力さんは姫路独協大サッカー部の男子監督、女子総監督。母の直美さんはミキハウスにも所属したソフトボールの元実業団選手。1メートル82、74キロ。

[ 2018年5月17日 10:30 ]


源の高校時代を伝えるスポーツニッポンの波多野記者である。
結婚式にて語られた源の一面は、人格形成に大きく影響があったであろうことがよくわかる。
挫折・苦難を乗り越えた人生から、源がどのように成長してきたのかを理解したいところ。
前向きな選択をしたからこそ今がある。
これからも更に成長していくのだ。
期待しておる。

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上海上港戦報道

鹿島土居が上海黙らすアウェー弾 2戦合計勝ち抜け
[2018年5月17日0時55分]

<ACL:上海上港2-1鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇16日◇上海体育場

 夜でも30度を超えた猛暑。ささいなプレーでも相手に喝采が起こる会場。そして、ACLでホーム17試合無敗を誇る上海上港の敵地での試合。MF土居聖真が「今季1番、タフな試合だった」と振り返った試合は、1-2で負けはした。だが、2試合合計では4-3。鹿島アントラーズが耐え抜き、6度目の決勝トーナメントで初めて初戦を突破した。

 前半7分、相手FWフッキにいきなり先制点を奪われた。あと1点を失えば、初戦のアウェーゴールが響いて2戦合計で逆転される展開。鹿島もFW金崎夢生、鈴木優磨が決定機を迎えるも、ゴール枠を外れる。嫌なムードが漂い始めた。それを一蹴したのが、土居の華麗なプレーだった。

 金崎が体を張り、MFレオ・シルバが鈴木につないだボール。オーバーラップで追い越したDF安西幸輝に縦パスが入った。その左クロスに、土居が飛び込んだ。瞬時に浮かんだのが、左足のヒールシュートだった。

 上海入り後の練習でも、左右は逆だが、同じゴールを決めていた。「シュート練習でめちゃくちゃ調子が良かった。同じシュートを決めていて、イメージがあった」。鮮やかにして、力の抜けたシュートで、ボールはゴール右隅にころころと転がっていった。「右サイドから左サイドへと、きれいな展開だった。ゴールの前のプレーで、みんながつないだ。そのおかげです」。貴重なアウェーゴールは、みんなの力で生まれた。これが最後まで意味を持った。

 後半は、最低でも2点が必要になった上海上港の猛攻を浴びた。だが、GKクォン・スンテは、フッキの至近距離からのボレーを止めた。守備陣は体を張り、抜かれても後ろがカバーし合った。後半36分には、DF昌子源の頭に当たったボールをハンドとされて、不可解なPKを奪われもした。「ACLは何が起こるか分からない」と昌子。だが、後半ロスタイムの5分も含めてあと1点を守り抜いた。クォン・スンテは「必死に止めるように意識した。鹿島は8強入りまでが長かったけど、少しでも役に立てて良かった」と話した。

 最後にDF犬飼智也を投入して守り抜くメッセージを伝えた大岩剛監督は「選手の粘り強さと気持ちの強さで、この(初戦の)壁を1つ越えられた。自信を持って最後の10分を見守っていた。非常に強い気持ちで乗り切ってくれてうれしい」と選手をたたえた。前日に「歴史を塗り替える」と誓っていた土居も「みんなの頑張りですし、自分が口にしたことが、このメンバー、スタッフで実現できてうれしい。プラス自分の得点で(今まで)破れなかった壁を破れて、素直にうれしいです」。鹿島の歴史は確かにまた1つ、新しく書き換えられた。

鹿島歴史変えた8強 終盤不可解PK失点も逃げきる
[2018年5月17日7時11分 ]


10年ぶりとなる8強入りを決め、サポーターの声援に応える昌子(右端)ら鹿島イレブン(共同)


鹿島MF土居(18年05月15日)


<ACL:上海上港2-1鹿島>◇1回戦第2戦◇16日◇上海体育場

 Jリーグで唯一、勝ち残る鹿島アントラーズが6度目の決勝トーナメントで初めて初戦を突破した。アウェーで上海上港(中国)に1-2で敗れるも、2戦合計4-3(第1戦3-1)で勝ち、8強に進出した。先制を許すも、前半42分にMF土居聖真が“おしゃれヒール”で貴重なアウェーゴールを奪って同点。終盤に不可解なPKで2点目を失うも、GKクォン・スンテの好セーブなどで粘り抜いた。準々決勝は8月末から、相手は抽選で決まる。

 戦い抜いた選手の顔に安堵(あんど)の笑みが広がった。派手な喜びはない。そんな力はなかった。前日に「歴史を塗り替える」と誓った土居は「今季一番タフな試合だった」と話して「このメンバー、スタッフで実現できてプラス自分の得点で今まで破れなかった(初戦の)壁を破れて、素直にうれしい」と喜んだ。

 先制され、あと1点失えば2戦合計で逆転される。その重い空気を一変させたのは、何ら力みのないシュートだった。前半42分、DF安西の左クロスに合わせたのは左足ヒール。上海入り後の練習でも決めていた形で「肩の力を抜いてプレーできた」。軸足の後ろを通したボールは、コロコロとゴールへ。貴重なアウェーゴールは最後に響いた。

 終盤に乱闘寸前にもなった熱い試合。後半36分に顔に当たったDF昌子がハンドを取られてPKも奪われた。だが、GKクォン・スンテも好セーブを連発して相手の猛攻に耐え抜いた。

 93年5月16日、Jリーグ開幕戦のジーコのハットトリックで鹿島の歴史は幕が開いた。土居は下部組織時代にブラジルで“ジーコ杯”に参加。11日にジーコ氏が鹿島を訪れた際、その話題が出て「ジーコさんの脳の引き出しに自分が刻まれていた」。精神は受け継がれている。25年後の18年5月16日。鹿島の歴史はまた1ページ、塗り変わった。【上海=今村健人】

鹿島、初の決勝トーナメント初戦突破!土居が千金弾/ACL

土居(左端)のアウェー弾を金崎(奥)らが祝福。鹿島がついに決勝トーナメント初戦を突破した (共同)

 アジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦(16日、中国・上海ほか)ホームアンドアウェー方式で行われ、鹿島はアウェーで上海上港(中国)に1-2で敗れたが、2戦合計4-3で2008年以来、10年ぶりとなる8強入りを決めた。鹿島は1点を追う前半終盤にFW土居聖真(25)がゴール。後半にPKで勝ち越されたが、2戦合計で同点となるゴールは許さなかった。準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。


鹿島-上海上港 前半、同点ゴールを決めた鹿島・土居(8)=上海(共同)

 一瞬のアイデアがキラリと光った。前半42分、DF安西の左クロスに反応したFW土居が、左足かかとで方向を変え、ゴール右隅へ流し込んだ。値千金のアウェー弾で、初の決勝トーナメント初戦突破を果たした。

 「粘り強く守備ができた。きょうは最後のところで体を張った守備ができた」

 熱戦直後の大岩監督は、声をからしながら選手たちを慰労した。前半7分に先制されたが、土居の得点で振り出しに。後半36分に元ブラジル代表FWフッキのこの試合2点目となるPKで勝ち越しを許すも、その後の猛攻をしのぎ切った。

 ユース上がりの土居は「破れなかった壁を自分の得点で破れて、素直にうれしい」。国内主要タイトル19冠を誇るJリーグの盟主が10年ぶりに8強進出。最終ラインで必死に体を張った日本代表DF植田は「まだベスト8に残っただけ。ここからもっと厳しくなる」と先を見据えた。


鹿島-上海上港 前半、同点ゴールを決め、ガッツポーズする鹿島・土居(手前)=上海(共同)


鹿島-上海上港 前半、ドリブルで攻め込む鹿島・金崎(中央)=上海(共同)


鹿島-上海上港 前半、競り合う鹿島・昌子(3)=上海(共同)


鹿島-上海上港 前半、競り合う鹿島・鈴木(左)=上海(共同


鹿島10年ぶり8強 土居の“おしゃれヒール弾”でもぎ取った
ACL決勝トーナメント 鹿島1-2上海上港 ( 2018年5月16日 上海体育場 )


前半42分、同点ゴールを決めた鹿島・土居(8)
Photo By 共同


 日本勢で唯一決勝トーナメントに進出した鹿島が、10年ぶりの8強入りを果たした。敵地で上海上港(中国)との1回戦第2戦に臨み、MF土居聖真(25)が値千金のゴールを決めた。試合は1―2で敗れたが、2戦合計は4―3。クラブ史上初の決勝T初戦突破を決めた。

 8強への扉を開いたのは、土居のおしゃれなヒール弾だった。0―1の前半42分。しびれる展開の中で落ち着き払っていた。DF安西の低い左クロスを、左足ヒールで右隅へ。「いっぱいいっぱいでやってもつまらない。自分だけでも、自分らしいプレーをしようと思った」とクールな顔をほころばせた。

 ACLは鹿島が唯一手にしたことのないタイトル。下部組織からクラブに所属して14年。「鹿島の歴史を塗り替えたい」思いは「人一倍」だった。「このメンバーで、スタッフで(初戦突破を)実現できたことはうれしい。おまけで、自分の得点で破れなかった壁を破ったのは素直にうれしい」。前日の練習は右クロスから同じ形のシュートを決めていた。「いいイメージはあった」とうなずいた。

 上海上港はACL初参戦の16年からホームで全17戦無敗と無類の強さを誇る。それほどでもないプレーに大歓声が沸く独特な雰囲気。気温は夜8時で30度。第1戦後に復帰した元ブラジル代表FWフッキは強烈で、前半はFK、後半はPKで決められた。それでもGK権純泰(クォンスンテ)の2度のスーパーセーブやDF昌子らの体を張った守備で2戦合計のリードを死守した。

 終盤には乱闘寸前まで発展する熱戦を走り抜いた。「2試合合計は勝ったけど、負けている。厳しく言うと、そこを見つめ直さないといけない」と反省を忘れない一方で、「今シーズンで一番タフな戦いだった」と充実感をにじませた。初の初戦突破を告げる終了の笛が鳴り響くと、数人の選手が芝に座り込んだ。


土居(左端)のゴールを抱き合って喜ぶ鹿島イレブン
Photo By 共同


前半、ドリブルで攻め込む鹿島・金崎(中央)
Photo By 共同


前半、競り合う鹿島・昌子(3)
Photo By 共同


後半、好セーブする鹿島・GK権純泰(上)
Photo By 共同


[ 2018年5月17日 05:30 ]

【鹿島】ACL8強進出!「試合翌日に後悔してはいけない」ジーコ氏金言生かし鬼門突破
2018年5月17日6時0分 スポーツ報知


上海上港戦の前半42分、同点ゴールを決めた鹿島・土居(中央、共同)


8強入りを決め、サポーターの声援に応える鹿島イレブン(共同)


試合前に整列する鹿島の先発イレブン


 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝トーナメント1回戦第2戦 上海上港2―1鹿島=2戦合計4―3で鹿島の勝利=(16日・上海)

 【上海(中国)16日=岡島智哉】日本勢で唯一決勝トーナメント(T)に進出しホームでの第1戦を3―1で勝利した鹿島は、敵地で上海上港(中国)に1―2で敗れたが、2戦合計4―3として6度目の挑戦で初めて決勝T初戦を突破。10年ぶりの8強入りを果たした。

 前半7分に先制を許したが、同42分にMF土居聖真(25)が貴重なアウェーゴールを決めた。準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。

 熱狂の渦と化した会場を黙らせる笛が鳴った。最前線でボールを追い回したFW鈴木はピッチに倒れ込んだ。元ブラジル代表FWフッキとのバトルを繰り返したDF安西も座り込んだまま動けない。GK権までもが「やっと終わったんだと実感していました」とあおむけにバタリと倒れた。力の全てを出し尽くした鹿島が鬼門を突破した。

 9日の第1戦を3―1で制したが、声が響きやすい形状の敵地には約2万人の大観衆が押し寄せ、地鳴りのような声援を響かせた。上海上港は先発1人あたり約320万元(約5440万円)の突破ボーナスを約束。さらに後半36分、DF昌子の側頭部に当たったボールがハンドの判定となり、疑惑のPKから失点した。過酷なアウェー戦となったが、第1戦の3得点と前半43分のFW土居の華麗なヒール弾を守りきった。

 常勝軍団の礎を築いた神様からの金言を力に変えた。クラブの前身・住友金属時代の91年から94年途中までプレーし、勝利の伝統を植え付けたジーコ氏が11日に練習場を訪れた。リーグ戦で苦戦する様子をブラジルでチェックしていたジーコ氏は、選手全員を前に言った。「試合翌日にあれをやっておけばよかった、もう少し頑張っていれば良かったと後悔してはいけない。全力を尽くせ。努力を続けろ」

 昌子は6歳上のMFレオシルバをどなりつけ、MF永木のミスで迎えた決定機は権がスーパーセーブでカバー。相手のパワープレーは鈴木がキッカーをしつこく追い回し、DF陣がこれでもかとはね返し続けた。クラブの象徴からの金言を最後までピッチで表現した。「選手の粘り強さと気持ちの強さで壁を乗り越えた。我々は最後の最後まで勝ち続けるという気持ちでいる。また次の試合に向けて準備したい」と大岩剛監督(45)。19冠の歴史を誇る鹿島が唯一手にしていないアジアのタイトルへ、大きな山を越えた。

鹿島、ACL10年ぶりの8強 2戦合計4-3で決勝T初の初戦突破
 「ACL・決勝トーナメント、1回戦第2戦、上海上港2-1鹿島」(16日、上海)

 ホームアンドアウェー方式の1回戦第2戦が行われ鹿島はアウェーで上海上港(中国)に1-2で敗れたが、2戦合計4-3で08年以来、10年ぶりとなる8強入りを決めた。準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。

 6度目の決勝トーナメント進出で初の初戦突破を果たした。前半42分、左サイドバックの安西が鋭くオーバーラップ。低い折り返しに土居が詰め、大きな1点を奪った。

 第1戦のリードを守り抜いたが、大岩監督は「われわれは最後の最後まで勝ち続けるという気持ちでいる」と先を見据えていた。


クラブの歴史を塗り替えた勝ち上がりに多くの紙面が踊っておる。
主に聖真のアウェイゴールにスポットを当てておるが、ニッカンスポーツと報知新聞は毛色が異なる。
報知新聞は、試合終了直後に鹿島の選手がピッチに倒れ込んだ様を臨場感溢れる描写にて伝える。
そして、ニッカンスポーツの今村記者は、「戦い抜いた選手の顔に安堵(あんど)の笑みが広がった。派手な喜びはない。そんな力はなかった」と綴る。
これぞ現地取材の賜物。
アジアの戦いは苦しく辛い。
それを伝えるのもメディアの使命である。
また、選手たちは、それだけ強い緊張感と高い集中力にてこの試合を戦っておった。
その結果、この歴史をもたらしたのだ。
感服しておる。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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