鹿島――「相手の嫌がること」をどれだけできるか
【J1展望】鹿島×FC東京|注目は安西vs.室屋。サイドのバトルを制すれば――
サッカーダイジェスト編集部
2018年07月31日
鹿島――「相手の嫌がること」をどれだけできるか

故障者/鹿島=レアンドロ、昌子、遠藤 FC東京=鈴木
出場停止/鹿島=なし FC東京=なし
J1リーグ19節
鹿島アントラーズ―FC東京
8月1日(水)/19:00/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
今季成績(18節終了時):7位 勝点26 7勝5分6敗 24得点・22失点
【最新チーム事情】
●町田が前節・G大阪戦で今季リーグ戦2度目の先発出場を果たし、初得点を記録。
●そのG大阪戦で、韓国代表DFチョン・スンヒョンが鳥栖からの移籍後初めてベンチ入り。
【担当記者の視点】
現在リーグ戦7位の鹿島にとって、勝点8差で2位に位置するFC東京は、今後の上位進出を狙ううえで叩いておかなければいけない相手だ。
今季最初の対戦(4月11日)では、FC東京の右SB室屋の活躍の前に1-2で敗れている。今回は左SBに好調な安西を起用し、その室屋に対応させることになる。同サイドの攻防が勝敗の行方を占うポイントとなる。
「自分たちがボールを持つ状況をここ数試合できているので、相手の嫌がることをやっていきたい」と話す大岩監督。リーグ再開後の4試合で12得点と攻撃陣は好調を維持し、手応えを感じているだけに、大幅なメンバー変更はなさそうだ。
上位チームとの直接対決をモノにし、後半戦の浮上につなげたい。
FC東京──過去の対戦成績ではかなり分が悪いが…
FC東京
今季成績(18節終了時):2位 勝点34 10勝4分4敗 27得点・16失点
【最新チーム事情】
●前節はホームで長崎に完封負け。
●リーグ戦で敗れるのは10試合ぶり。
●ジャキットがアルパインカップ(7月30日~8月6日)に臨むU‐23タイ代表に選出。
【担当記者の視点】
前節の長崎戦は速攻を封じられて0-1と完封負け。首位の広島との勝点差をつめられなかった。中4日で臨む鹿島とのアウェーゲームで引き分けるか黒星を喫すると、川崎の結果次第で3位後退もある。前半戦の勢いを維持する意味でも、勝点3が欲しい。
ただ、J1での過去の対戦成績は8勝8分19敗とかなり分が悪いので、敵地での白星はそう簡単なミッションではないだろう。キーマンは室屋と太田の両SBか。このふたりのオーバーラップからチャンスをコンスタントに作れれば面白い。特に室屋は今季7節の鹿島戦(ホーム)で2ゴールに絡む活躍を見せているので、今回も期待したいところだ。
「大幅なメンバー変更はなさそうだ」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
前節のガンバ戦からは永木をレオ・シルバ、篤人を西に替えた布陣を予想しておる。
1週間前のセレッソ戦にて源が負傷した後のメンバーと言い換えても良かろう。
このあたり、大岩監督の選手選考が浮かび上がってくる。
ガンバ戦より中3日となっており、どれだけ回復できたかが焦点となろう。
また、指揮官は「自分たちがボールを持つ状況をここ数試合できているので、相手の嫌がることをやっていきたい」と語る。
ホームである鹿島がボールを保持して攻撃する時間帯が増えよう。
そこでどれだけチャンスを作りきるのか注目となる。
攻撃力で優り、打ち勝ちたいところ。
気持ちを高めてスタジアムへ向かう。
勝利を信じておる。

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サッカーダイジェスト編集部
2018年07月31日
鹿島――「相手の嫌がること」をどれだけできるか

故障者/鹿島=レアンドロ、昌子、遠藤 FC東京=鈴木
出場停止/鹿島=なし FC東京=なし
J1リーグ19節
鹿島アントラーズ―FC東京
8月1日(水)/19:00/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
今季成績(18節終了時):7位 勝点26 7勝5分6敗 24得点・22失点
【最新チーム事情】
●町田が前節・G大阪戦で今季リーグ戦2度目の先発出場を果たし、初得点を記録。
●そのG大阪戦で、韓国代表DFチョン・スンヒョンが鳥栖からの移籍後初めてベンチ入り。
【担当記者の視点】
現在リーグ戦7位の鹿島にとって、勝点8差で2位に位置するFC東京は、今後の上位進出を狙ううえで叩いておかなければいけない相手だ。
今季最初の対戦(4月11日)では、FC東京の右SB室屋の活躍の前に1-2で敗れている。今回は左SBに好調な安西を起用し、その室屋に対応させることになる。同サイドの攻防が勝敗の行方を占うポイントとなる。
「自分たちがボールを持つ状況をここ数試合できているので、相手の嫌がることをやっていきたい」と話す大岩監督。リーグ再開後の4試合で12得点と攻撃陣は好調を維持し、手応えを感じているだけに、大幅なメンバー変更はなさそうだ。
上位チームとの直接対決をモノにし、後半戦の浮上につなげたい。
FC東京──過去の対戦成績ではかなり分が悪いが…
FC東京
今季成績(18節終了時):2位 勝点34 10勝4分4敗 27得点・16失点
【最新チーム事情】
●前節はホームで長崎に完封負け。
●リーグ戦で敗れるのは10試合ぶり。
●ジャキットがアルパインカップ(7月30日~8月6日)に臨むU‐23タイ代表に選出。
【担当記者の視点】
前節の長崎戦は速攻を封じられて0-1と完封負け。首位の広島との勝点差をつめられなかった。中4日で臨む鹿島とのアウェーゲームで引き分けるか黒星を喫すると、川崎の結果次第で3位後退もある。前半戦の勢いを維持する意味でも、勝点3が欲しい。
ただ、J1での過去の対戦成績は8勝8分19敗とかなり分が悪いので、敵地での白星はそう簡単なミッションではないだろう。キーマンは室屋と太田の両SBか。このふたりのオーバーラップからチャンスをコンスタントに作れれば面白い。特に室屋は今季7節の鹿島戦(ホーム)で2ゴールに絡む活躍を見せているので、今回も期待したいところだ。
「大幅なメンバー変更はなさそうだ」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
前節のガンバ戦からは永木をレオ・シルバ、篤人を西に替えた布陣を予想しておる。
1週間前のセレッソ戦にて源が負傷した後のメンバーと言い換えても良かろう。
このあたり、大岩監督の選手選考が浮かび上がってくる。
ガンバ戦より中3日となっており、どれだけ回復できたかが焦点となろう。
また、指揮官は「自分たちがボールを持つ状況をここ数試合できているので、相手の嫌がることをやっていきたい」と語る。
ホームである鹿島がボールを保持して攻撃する時間帯が増えよう。
そこでどれだけチャンスを作りきるのか注目となる。
攻撃力で優り、打ち勝ちたいところ。
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明治学院大学・鈴木修人監督、アミノバイタル杯準優勝
関東1部4校撃破の下剋上…元Jリーガー鈴木修人監督の下で輝く明治学院大の熱い夏
18/7/31 17:33

アミノバイタル杯で旋風を巻き起こした明治学院大
一言でいえば、“快挙”。それが、今大会における明治学院大の躍進だった。
『「アミノバイタル」カップ 関東大学サッカートーナメント大会』は、関東で唯一のトーナメント大会。関東リーグ所属の24大学だけではなく、その下のカテゴリーである都県リーグ所属大学も、春から始まる予選を勝ち抜けば本大会に参加できる。
東京都1部リーグ所属の明学大も、そんな経緯を経て大会の出場権を得た。ちなみに今年度、都県代表としてはほかに尚美学園大、国際武道大、日本大、平成国際大、江戸川大、大東文化大、作新学院大の8大学が参加しており、合計32大学がノックアウト方式で戦った。
一発勝負のトーナメント大会らしく、ジャイアントキリング(大番狂わせ)が起きやすい大会ではあるのだが、それにしても今年の明学大の強さは図抜けていた。
初戦では昨年度リーグ王者であり、前年度本大会準優勝の筑波大と対戦。先制し、一度はU-21日本代表MF三苫薫(3年=川崎F U-18)のゴールで追いつかれるも、勝ち越し点をあげ2-1で勝利。2回戦の東洋大戦は、最後に1点を奪われたものの一時は2-0とリードして勝った。3回戦は熱戦だった。鈴木修人監督の母校であり、現在関東リーグ1部の早稲田大と対戦。拮抗した試合は終盤まで動かなかったが、終了間際の86分にルーキーMF武田義臣(1年=実践学園高)の2試合連続ゴールで、早大を退けた。この時点で、夏の全国大会である総理大臣杯の初出場と、都リーグチームとしては初となるベスト4進出を決めたが、明学大の勢いはまだ止まらない。準決勝では明治大とシーソーゲームを演じたうえ3-3でPK戦に突入。PK戦を5-3で競り勝って、決勝進出を決めた。
倒した関東リーグ大学は実に4チーム。いずれも1部所属で、近年にはチャンピオンになったチームも多い。決して組み合わせがよかった、というわけではない。実際、法政大のFWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)は準決勝戦後、明学大について「リーグ戦で4連勝できるチームがどれだけいるか」とコメントし、「関東1部を4チームも倒しているチームを、“ジャイキリ”とは言えないのでは?」と、“格下”相手ではない警戒感を露わにしたくらいだ。
決勝戦も含めた全5試合中、明学大は4試合で先制点を奪取。唯一先制点を許した明大戦も、その1分後に同点に追いついている。時間帯によっては引いて守り、ブロックを作ることもあるが、90分間ひたすら守ってカウンターからの一発を狙うのではない。ハードワークと前からのプレス、鮮やかな突破で相手を追い詰めた。
記録的と称されるほどの猛暑の中、本大会は9日間で5試合というハードスケジュールで行われた。準決勝と決勝は“中0日”の連戦。それだけに、どのチームを選手のコンディション維持が課題となったが、明学大は体力的な部分でも、関東1部校に引けをとらなかった。もちろん他大学同様、ターンオーバーで選手を休ませるなどしたが、最後まで「足をつる選手が出なかったことは収穫」と鈴木監督。序盤の動きが硬かった3回戦の明大戦では、「ボールを失ってもいいから、前からいってプレスをかけろ」と発破をかけた。「個の力では勝てない。チーム力で勝つしかない。そのためにもハングリー精神を出してほしかった」。
参考になったのは、ロシアW杯だ。「特にアルゼンチン対アイスランド戦は参考になった」と鈴木監督。小国アイスランドが、サッカー王国・アルゼンチンに互角以上にわたりあった試合は、下位カテゴリーから今大会に挑むチームを奮い立たせた。また「ロシアW杯では得点の半分以上がセットプレーから生まれた」(同監督)として、セットプレーを強化。明大戦の得点はPK、FK、CKからとすべてセットプレー絡み。準決勝での怪我のため、決勝はベンチ外となったが、9番・黒石川瑛(3年=実践学園高)、10番・行武大希(3年=桐蔭学園高)に加え、21番・鳥谷部嵩也(4年=桐蔭学園高)といった強烈な突破力をもつ攻撃陣を抱えているだけに、セットプレーの機会も多い。安易にファウルで止めれば、たちまちセットプレーで明学大の餌食になった。
チームを率いる鈴木監督は市立船橋高から早稲田大を経て、鹿島アントラーズ入り。湘南ベルマーレや栃木SC、ギラヴァンツ北九州など、約7年間のプロ生活を経て、2015年に明学大にコーチとして招聘された。監督には昨年から就任している。
コーチ就任当時の明学大は部員が80~90人程度。鈴木監督は「サークルみたいなチームで、雨が降れば練習が中止になるのか聞かれた」と笑う。その後、部員は200人まで増えて戦えるチームにはなったが、いわゆるスポーツ推薦制度はない。人工芝のグラウンドは他クラブと共用で、ふだんはその半面を使って練習をする。それでも人工芝のグラウンドを使えるのはまだマシなほうで、「申し訳ないが、下のほうのチームは土のグラウンドで練習をしている状況」だという。
環境的には決して恵まれていない中で、つかみとった今大会の快進撃。鈴木監督はその理由を「誰よりも勝負にこだわったから」だという。「大学は育成年代の最後のチーム。結果にこだわらなければいけない」と鈴木監督。選手たちには「強いチームが勝つのではない。勝つチームが強い」と言い続け、選手もそれに応えた。
決勝戦では惜しくも法大に逆転負けを喫したが、最後まで勝負にこだわって前線に放ち続けた、強く性格で鋭いキックとクロスは、ほかの関東のチームの目にも脅威に映ったに違いない。
「プロとしては大成できなかった」と笑う鈴木監督だが、オズワルド・オリヴェイラ監督、反町康治監督、松田浩監督ら、プロ時代に出会った監督の指導は「今も参考にさせてもらっている。プロでの経験をこういう形で活かせるのはうれしい」。今大会では原川凌太朗(桐蔭学園高)、野原広太(三浦学苑高)、高田稜平(横浜FCユース)、高橋周(前橋育英高)ら1年生選手が多数活躍。なかでも武田義臣は、2試合連続ゴールをあげるなどの活躍を見せた。この大会での結果は「自信になった」という鈴木監督だが「本番は秋」と、東京都リーグ優勝、関東参入決定戦を経ての関東リーグ復帰に、視点を定めている。
だが、その前に『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会』への出場が控えている。「1年生の中には、高校時代に全国大会を経験した者も少なくない。その多くが早い時期で敗退している。高校時代に不完全燃焼だった悔しさ、大学の全国大会で晴らしてくれるのではと期待している」と鈴木監督。明学大の勝負へのこだわり、ハングリー精神は全国でどこまで通用するのか。大阪で開催される総理大臣杯は8月31日開幕。明学大の初戦は9月3日の2回戦で東海学園大と北海道教育大岩見沢校の勝者と対戦する。熱い夏はまだまだ終わらない。明学大の冒険はまだまだ続きそうだ。
(取材・文 飯島玲子)
アミノバイタル杯にて旋風を起こした明治学院大学サッカー部である。
率いるのは鈴木修人監督。
これは快挙と言えよう。
チームを鼓舞し、戦う集団として結果を残した。
「個の力では勝てない。チーム力で勝つしかない。そのためにもハングリー精神を出してほしかった」と振り返っておる。
鹿島がオリヴェイラ監督時代にプロ入りし、その薫陶を受けたことは大きな経験となっておる様子。
また一人、鹿島縁の名将が誕生した。
これから多くの実績を積み重ねていって欲しい。
勝利の報を待っておる。

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18/7/31 17:33

アミノバイタル杯で旋風を巻き起こした明治学院大
一言でいえば、“快挙”。それが、今大会における明治学院大の躍進だった。
『「アミノバイタル」カップ 関東大学サッカートーナメント大会』は、関東で唯一のトーナメント大会。関東リーグ所属の24大学だけではなく、その下のカテゴリーである都県リーグ所属大学も、春から始まる予選を勝ち抜けば本大会に参加できる。
東京都1部リーグ所属の明学大も、そんな経緯を経て大会の出場権を得た。ちなみに今年度、都県代表としてはほかに尚美学園大、国際武道大、日本大、平成国際大、江戸川大、大東文化大、作新学院大の8大学が参加しており、合計32大学がノックアウト方式で戦った。
一発勝負のトーナメント大会らしく、ジャイアントキリング(大番狂わせ)が起きやすい大会ではあるのだが、それにしても今年の明学大の強さは図抜けていた。
初戦では昨年度リーグ王者であり、前年度本大会準優勝の筑波大と対戦。先制し、一度はU-21日本代表MF三苫薫(3年=川崎F U-18)のゴールで追いつかれるも、勝ち越し点をあげ2-1で勝利。2回戦の東洋大戦は、最後に1点を奪われたものの一時は2-0とリードして勝った。3回戦は熱戦だった。鈴木修人監督の母校であり、現在関東リーグ1部の早稲田大と対戦。拮抗した試合は終盤まで動かなかったが、終了間際の86分にルーキーMF武田義臣(1年=実践学園高)の2試合連続ゴールで、早大を退けた。この時点で、夏の全国大会である総理大臣杯の初出場と、都リーグチームとしては初となるベスト4進出を決めたが、明学大の勢いはまだ止まらない。準決勝では明治大とシーソーゲームを演じたうえ3-3でPK戦に突入。PK戦を5-3で競り勝って、決勝進出を決めた。
倒した関東リーグ大学は実に4チーム。いずれも1部所属で、近年にはチャンピオンになったチームも多い。決して組み合わせがよかった、というわけではない。実際、法政大のFWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)は準決勝戦後、明学大について「リーグ戦で4連勝できるチームがどれだけいるか」とコメントし、「関東1部を4チームも倒しているチームを、“ジャイキリ”とは言えないのでは?」と、“格下”相手ではない警戒感を露わにしたくらいだ。
決勝戦も含めた全5試合中、明学大は4試合で先制点を奪取。唯一先制点を許した明大戦も、その1分後に同点に追いついている。時間帯によっては引いて守り、ブロックを作ることもあるが、90分間ひたすら守ってカウンターからの一発を狙うのではない。ハードワークと前からのプレス、鮮やかな突破で相手を追い詰めた。
記録的と称されるほどの猛暑の中、本大会は9日間で5試合というハードスケジュールで行われた。準決勝と決勝は“中0日”の連戦。それだけに、どのチームを選手のコンディション維持が課題となったが、明学大は体力的な部分でも、関東1部校に引けをとらなかった。もちろん他大学同様、ターンオーバーで選手を休ませるなどしたが、最後まで「足をつる選手が出なかったことは収穫」と鈴木監督。序盤の動きが硬かった3回戦の明大戦では、「ボールを失ってもいいから、前からいってプレスをかけろ」と発破をかけた。「個の力では勝てない。チーム力で勝つしかない。そのためにもハングリー精神を出してほしかった」。
参考になったのは、ロシアW杯だ。「特にアルゼンチン対アイスランド戦は参考になった」と鈴木監督。小国アイスランドが、サッカー王国・アルゼンチンに互角以上にわたりあった試合は、下位カテゴリーから今大会に挑むチームを奮い立たせた。また「ロシアW杯では得点の半分以上がセットプレーから生まれた」(同監督)として、セットプレーを強化。明大戦の得点はPK、FK、CKからとすべてセットプレー絡み。準決勝での怪我のため、決勝はベンチ外となったが、9番・黒石川瑛(3年=実践学園高)、10番・行武大希(3年=桐蔭学園高)に加え、21番・鳥谷部嵩也(4年=桐蔭学園高)といった強烈な突破力をもつ攻撃陣を抱えているだけに、セットプレーの機会も多い。安易にファウルで止めれば、たちまちセットプレーで明学大の餌食になった。
チームを率いる鈴木監督は市立船橋高から早稲田大を経て、鹿島アントラーズ入り。湘南ベルマーレや栃木SC、ギラヴァンツ北九州など、約7年間のプロ生活を経て、2015年に明学大にコーチとして招聘された。監督には昨年から就任している。
コーチ就任当時の明学大は部員が80~90人程度。鈴木監督は「サークルみたいなチームで、雨が降れば練習が中止になるのか聞かれた」と笑う。その後、部員は200人まで増えて戦えるチームにはなったが、いわゆるスポーツ推薦制度はない。人工芝のグラウンドは他クラブと共用で、ふだんはその半面を使って練習をする。それでも人工芝のグラウンドを使えるのはまだマシなほうで、「申し訳ないが、下のほうのチームは土のグラウンドで練習をしている状況」だという。
環境的には決して恵まれていない中で、つかみとった今大会の快進撃。鈴木監督はその理由を「誰よりも勝負にこだわったから」だという。「大学は育成年代の最後のチーム。結果にこだわらなければいけない」と鈴木監督。選手たちには「強いチームが勝つのではない。勝つチームが強い」と言い続け、選手もそれに応えた。
決勝戦では惜しくも法大に逆転負けを喫したが、最後まで勝負にこだわって前線に放ち続けた、強く性格で鋭いキックとクロスは、ほかの関東のチームの目にも脅威に映ったに違いない。
「プロとしては大成できなかった」と笑う鈴木監督だが、オズワルド・オリヴェイラ監督、反町康治監督、松田浩監督ら、プロ時代に出会った監督の指導は「今も参考にさせてもらっている。プロでの経験をこういう形で活かせるのはうれしい」。今大会では原川凌太朗(桐蔭学園高)、野原広太(三浦学苑高)、高田稜平(横浜FCユース)、高橋周(前橋育英高)ら1年生選手が多数活躍。なかでも武田義臣は、2試合連続ゴールをあげるなどの活躍を見せた。この大会での結果は「自信になった」という鈴木監督だが「本番は秋」と、東京都リーグ優勝、関東参入決定戦を経ての関東リーグ復帰に、視点を定めている。
だが、その前に『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会』への出場が控えている。「1年生の中には、高校時代に全国大会を経験した者も少なくない。その多くが早い時期で敗退している。高校時代に不完全燃焼だった悔しさ、大学の全国大会で晴らしてくれるのではと期待している」と鈴木監督。明学大の勝負へのこだわり、ハングリー精神は全国でどこまで通用するのか。大阪で開催される総理大臣杯は8月31日開幕。明学大の初戦は9月3日の2回戦で東海学園大と北海道教育大岩見沢校の勝者と対戦する。熱い夏はまだまだ終わらない。明学大の冒険はまだまだ続きそうだ。
(取材・文 飯島玲子)
アミノバイタル杯にて旋風を起こした明治学院大学サッカー部である。
率いるのは鈴木修人監督。
これは快挙と言えよう。
チームを鼓舞し、戦う集団として結果を残した。
「個の力では勝てない。チーム力で勝つしかない。そのためにもハングリー精神を出してほしかった」と振り返っておる。
鹿島がオリヴェイラ監督時代にプロ入りし、その薫陶を受けたことは大きな経験となっておる様子。
また一人、鹿島縁の名将が誕生した。
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チームを勝たせる選手になるため、安部裕葵が突き進む
【鹿島 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:金崎夢生と安部裕葵
2018年7月31日(火)

今月24日、金崎夢生のサガン鳥栖への電撃移籍が発表された。中断期間で攻撃面のテコ入れを行い、ここから上位を目指そうとするチームにとっては大きな痛手だ。しかし、金崎本人「優磨とか若手にはチャンスだと思う」と、多くのアドバイスを送った若手選手の奮起に期待を示した。
鈴木優磨を筆頭に多くの若手選手が、彼のサッカーに対する真摯な姿勢に影響されてきた。なかでも最近は安部裕葵(写真)が共に時間を過ごしてきた。「先輩のなかだとプライベートの時間でいちばん一緒にいたかもしれません」と振り返る。
「たくさん刺激を与えてもらいました。カラダづくりもそうだし、ほんとサッカー選手としてすべてのことを聞きました」
シーズンオフには一緒に自主トレーニングを行い、シーズン中も共に汗を流した。体を強くしたい安部にとって、フィジカルの強い金崎から得るものは多かった。
これからは敵味方となるが、そこにいちいち気を揉んではいられない。
「こういう仕事なので、これからもこういうことはよくあることだと思う。一人の偉大な先輩として応援してますし、僕のことも応援してもらえるように一生懸命やりたい」
そのためには、試合で活躍することが最も効果的。チームを勝たせる選手になるため、安部裕葵が突き進む。
文:田中滋(鹿島担当)
明治安田生命J1リーグ 第19節
8月1日(水)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs FC東京
裕葵についてピックアップするJ'sGOALの田中滋氏である。
裕葵は鳥栖に移籍した金崎について「先輩のなかだとプライベートの時間でいちばん一緒にいたかもしれません」、「たくさん刺激を与えてもらいました。カラダづくりもそうだし、ほんとサッカー選手としてすべてのことを聞きました」と語る。
多くの影響を受けた様子。
偉大な先輩が抜けた以上、裕葵にはこれまで以上の期待をかけたいところ。
金崎がいなくとも勝利を掴みますよと奮起してもらおうではないか。
裕葵の活躍を楽しみにしておる。

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2018年7月31日(火)

今月24日、金崎夢生のサガン鳥栖への電撃移籍が発表された。中断期間で攻撃面のテコ入れを行い、ここから上位を目指そうとするチームにとっては大きな痛手だ。しかし、金崎本人「優磨とか若手にはチャンスだと思う」と、多くのアドバイスを送った若手選手の奮起に期待を示した。
鈴木優磨を筆頭に多くの若手選手が、彼のサッカーに対する真摯な姿勢に影響されてきた。なかでも最近は安部裕葵(写真)が共に時間を過ごしてきた。「先輩のなかだとプライベートの時間でいちばん一緒にいたかもしれません」と振り返る。
「たくさん刺激を与えてもらいました。カラダづくりもそうだし、ほんとサッカー選手としてすべてのことを聞きました」
シーズンオフには一緒に自主トレーニングを行い、シーズン中も共に汗を流した。体を強くしたい安部にとって、フィジカルの強い金崎から得るものは多かった。
これからは敵味方となるが、そこにいちいち気を揉んではいられない。
「こういう仕事なので、これからもこういうことはよくあることだと思う。一人の偉大な先輩として応援してますし、僕のことも応援してもらえるように一生懸命やりたい」
そのためには、試合で活躍することが最も効果的。チームを勝たせる選手になるため、安部裕葵が突き進む。
文:田中滋(鹿島担当)
明治安田生命J1リーグ 第19節
8月1日(水)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs FC東京
裕葵についてピックアップするJ'sGOALの田中滋氏である。
裕葵は鳥栖に移籍した金崎について「先輩のなかだとプライベートの時間でいちばん一緒にいたかもしれません」、「たくさん刺激を与えてもらいました。カラダづくりもそうだし、ほんとサッカー選手としてすべてのことを聞きました」と語る。
多くの影響を受けた様子。
偉大な先輩が抜けた以上、裕葵にはこれまで以上の期待をかけたいところ。
金崎がいなくとも勝利を掴みますよと奮起してもらおうではないか。
裕葵の活躍を楽しみにしておる。

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昌子源、Jリーグにも手ごわい選手がたくさんいるんだということを示したいです
鹿島・昌子源インタビュー<前編>
「弱気な部分を見せたらあかん」
原田大輔
2018年7月30日(月) 11:40

鹿島アントラーズの昌子がW杯について大いに語ってくれた【スポーツナビ】
鹿島アントラーズの昌子源は、間違いなくワールドカップ(W杯)ロシア大会で成長した選手の1人だろう。自身にとって初となったW杯において、いわゆる国内組で唯一、コロンビア戦に先発出場。初戦の勝利に貢献すると、続くセネガル戦、そしてラウンド16のベルギー戦と、3試合でピッチに立った。
コロンビアのラダメル・ファルカオ、セネガルのエムバイエ・ニアン、そしてベルギーのロメル・ルカクと、世界の名だたるFWとしのぎを削るたびに彼は成長した。Jリーグのピッチで培ってきたものを示すことはできたのか、そして初のW杯で得たものとは――あらためて激闘のロシアW杯を振り返ってもらった。(取材日:2018年7月23日)
「意外と自分は冷静だった」
――W杯ロシア大会が終わり、しばらく時間が経ちましたが、あらためて西野朗前監督が「46日間」と表現した活動期間を振り返ってもらえればと思います。昌子選手は本大会直前のパラグアイ戦(6月12日)に先発出場しましたが、本大会を迎えるまでは、いわゆる先発候補ではなかったわけですよね。
実は(6月9日の)スイス戦当日にメンバーが変わったんです。試合当日、ミーティングルームに入って(メンバーが貼られた)ボードを見たら、先発のところに自分の名前があったんです。でも、その後、西野監督が部屋に入ってきて、いざミーティングを始めるぞとなったとき、僕と槙野(智章)くんのネームプレートをパッと入れ替えたんです。
正直、自分の中では「えっ?」となりましたし、落胆もしました。それを見ていた周りも「気にするな」と声を掛けてくれて、すごく気を遣ってくれていたのも分かりました。パラグアイ戦はもともとメンバーを入れ替えるという話だったので、その試合で頑張ろうと思いましたけれど、正直、自分の中でもW杯本番は(吉田)麻也くんと槙野くんのセンターバック(CB)で行くんやろうなと思っていました。
ただ、その後、ロシアに移動してからは自分がずっとスタメン組やったんです。でも、そのスイス戦のことがあったから、たとえ自分が先発しようが、槙野くんが先発することになろうが、もう本番だしと思って、一切、気を緩めずに練習に取り組んでいました。だから、自分が持っている力を100パーセント出し切ろうという準備はできていたんです。それが西野さんの作戦だったとしたら、ちょっとゾッとするというか、すごすぎますけどね(笑)。
――もともと気を緩められない状況だったと思いますが、スイス戦の一件があったから、なおさらスタメン組で練習していても気を引き締めることができた、と。実際、初戦のコロンビア戦では先発出場。自身にとって初のW杯のピッチはどうでしたか?
これまで自分が経験したことのない特別な雰囲気でしたね。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で中国勢とアウェーで対戦したときとも、FIFAクラブワールドカップでレアル・マドリーと決勝を戦ったときとも違う、比べものにならない雰囲気でした。少し間違えば、その雰囲気にのまれそうな舞台でしたけれど、あらためて思い出しても、意外と自分は冷静だったなと思います。
「ここで弱気になったらすべてに負ける」

コロンビアとの初戦で先発出場を果たし、勝利に貢献【写真:ロイター/アフロ】
――2−1で勝利したコロンビア戦を振り返ると?
今、振り返っても、よう勝ったなと思いますよね。僕ら日本はグループHで、W杯の初戦を戦ったのは最後だったじゃないですか。それまでにいろいろなチームの初戦を見て、強豪が苦戦している様子も知っていた。僕らの組ではコロンビアが一番の強豪だと思っていたし、逆にそれが良かったというか、自分たちの中でも「何かが起こるぞ」と話をしていたんです。しかも、実際、それが起きたわけですからね。ただ、開始3分で相手が退場した後も「本当にこいつら10人なのかな」と思いましたけれどね。僕らがボールを持っているときは引いていましたが、攻撃のときは必ず誰かが1人少ないのを補っていた。その状況に、これはコロンビアにボールが渡ったらやばいなと、ずっと思っていました。
――実際に前半は追いつかれて1−1で折り返しました。ハーフタイムの雰囲気はどうだったんですか?
同点に追いつかれはしましたが、きついのは絶対に向こうやし、こっちは11人で戦っているんだから、絶対に強気で行こうという話はしていました。ベンチメンバーも、明らかに相手のほうが疲れているという声も掛けてくれた。自分としては、次の1点が絶対に勝負を決めると思っていたので、守備の選手として、とにかくこれ以上失点しないようにと思っていました。
――その後、大迫勇也選手のゴールが決まり2−1で勝利しました。
初戦に勝ったことでチームは乗りましたね。僕、コロンビアに勝利していなかったら、次のセネガル戦は同点に追いつけていなかったと思うんです。それまでのチームには追いつく力や雰囲気がそれほどなかったですから。正直、それまでの日本代表なら(セネガルに)1−2にされたあの流れは、負けてしまう展開だったと思うんですよ。でも、初戦に勝って勢いに乗れたから、追いつくことができた。その後もチャンスを作りながら勝ち切れなかったのは、もしかしたら日本の足りない部分なのかもしれないですけれど、1−2から同点に追いつけたというのは、初戦を勝利できた賜物(たまもの)だったと思います。
――初戦を終えて個人的に感じたことはありましたか?
コロンビアが開始早々に10人になったことが間違いなく勝因だったと思います。試合後、退場になった(カルロス・)サンチェス選手には殺害予告があったというニュースを見ました。実際、過去にコロンビアではW杯で致命的なミスをした選手が、ファンに殺害されたという歴史もありますし、サンチェス選手にもそうした殺害予告があったということを知り、W杯とはそこまで影響の大きい大会なんだということを思い知らされました。日本でも致命的なミスをすれば批判されますし、もちろん大前提としてスポーツによって誰かが殺害されるようなことはあってはならないですけれど、W杯はそれくらいの大会というか、それくらいのものなんだなと。
W杯のすごさは、プレーの質や大会の規模と、いろいろなところで感じましたが、自分はそういう戦いに身を置いているんだと思ったら、W杯を戦う覚悟と同時に、怖さも知りました。それを考えたら、第2戦に向けて、一気にプレッシャーを感じたというか。ただ、だからこそ「ここで弱気になったらすべてに負ける」と思ったし、セネガル戦は特に自分がニアン選手に狙われていたこともあって、強気でプレーしてやろうと思いました。
「Jリーグでやってきた感覚をそのまま出した」

セネガルのFWニアンとは激しいマッチアップを繰り広げた【Getty Images】
――確かにセネガル戦では、昌子選手の縦パスを入れる回数や頻度など、第1戦以上に積極的な姿勢を感じました。
試合が始まってすぐ、自分がニアン選手に狙われていることが分かりました。だから、これは弱気な部分を見せたらあかんなと思ったんですよね。バックパスはもちろん、麻也くんへのリターンパス、(長友)佑都くんへの横パスと、近いところばかりにパスしていたら(相手に)弱気だと思われてしまう。それこそ(CBの)自分から、(SBの)佑都くんにパスをすれば、相手は連続で追うことができますからね。だから、ひとつふたつ(ポジションを)飛ばすことを意識して、僕は左利きではないですけれど、左足でも強気にガンガン(パスを)入れてやろうとしたことが良かったのかもしれません。
――そのニアン選手のマークをして体感したことは?
正直、ニアン選手に対しては、最初の10分、15分は「どうやって止めたらいいんやろう」と思っていました。近づきすぎたらスピードでぶっちぎられるし、遠かったら好きなところにボールを出されてしまう。やっぱり、相手は足もリーチも長くて、懐が深い。こっちが足を伸ばしても届かないし、最初は自分のサイドからやられそうになるシーンが多かった。でも、20分を過ぎてからは、自分の中で感覚がつかめてきたというか、慣れてきて、より強気なプレーができるようになったかなと。
――2失点しましたが、結果的にニアン選手には得点を許しませんでした。試合中に対応できたというのは自信になったのでは?
そこはJリーグで積み重ねてきたところが大きいと思います。Jリーグの試合でも、初めて対戦する外国籍選手はうまいと思いますし、自分の間合いが確認できるまでは、まずゴールを奪われないことを意識したプレーをしている。そうしたJリーグでやってきた感覚を、W杯のピッチでもそのまま出したら、ある程度やれた部分があったんですよね。それが大きかった。これがもし、全く歯が立たなかったとしたら、心が折れていたかもしれませんが、Jリーグでやってきたことが通用した部分と通用しなかった部分がはっきりしたので、それはひとつ自信になりました。
昌子の「強気」が生んだ同点ゴール

守備と同様に際立ったのが、強気な縦パスの意識だった【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
――セネガル戦の同点ゴールにつながったプレーしかり、コロンビア戦のPKを獲得する契機となったプレーしかり、振り返ると昌子選手は得点に絡んでいるんですよね。
(セネガル戦の)2点目は、サコくん(大迫勇也)が前からアプローチしたことで、GKがキックミスをしました。(ボールの落下地点に近いところに)ハセさん(長谷部誠)がいたから、最初は「ハセ!」って声をかけたんです。でも、動かないから、これは自分が出て行くしかないなと思って出て行きました。それでボールを左足でトラップして、2タッチ目でパッと周囲を見たときは、縦も横もいろいろな選択肢があった。でも、そのとき、前にオカちゃん(岡崎慎司)が見えたから、とにかくあそこに入れてやろうと。質が悪くても、とにかくスピードだと考えて、ボールを蹴ったんです。
そうしたら質の悪い僕のパスをオカちゃんはピタッと収めてくれて。それがサコくんにつながって、その流れから(本田)圭佑くんが決めてくれた。もちろん前線の選手たちのクオリティーもありますけれど、自分の強気なプレーも少しは得点に貢献できたかなと。あそこで弱気になって、消極的なプレーを選択をしていたら、同点ゴールは生まれていなかったかもしれない。まあ、日本で流れたハイライト映像には、ほとんど僕のプレーは映ってないんですけれどね(笑)。できれば、もう少し前から放送してほしかったなと(笑)。
――セネガル戦は2−2でしたが、その結果をどう捉えていましたか?
個人的には勝ちたかった。チームとしても同じだったと思います。ただ、試合後、大先輩たちから「ナイスゲーム」「よく追いついたよ」というポジティブな声を聞いて、「これで良かったんやな」と思えましたね。
もちろん、勝ちたかったのはみんな一緒だけれど、ハセさん、佑都くん、圭佑くん、麻也くん、(川島)永嗣さんら経験ある選手がみんな「次があるから、また準備しよう」って言ってくれたことで、最低限の仕事はできたんだと思うことができた。僕もJリーグでは中堅と言われるようになりましたが、W杯に関しては初めて。そうした中で経験のある選手たちのポジティブな声というのは、本当に救いというか、頼りになりました。
――第3戦のポーランド戦は出場機会がありませんでしたが、どういう思いで決勝トーナメント進出を見届けましたか?
初めてW杯のピッチを俯瞰(ふかん)して見ることができて、それはそれで勉強になりました。特に槙野くんのプレーを見て、(ロベルト・)レバンドフスキ選手との駆け引きや、インターセプト、足の出し方は参考になりました。あの試合は6人先発が代わりましたが、あらためて日本にはすごい選手がたくさんいることを証明できたのではないかと思います。
ポーランド戦の終わり方に対しては、いろいろと言われましたし、(次の)ベルギー戦で結果を残せなかったら、日本中の人に日本代表はやっぱりダメじゃないかと思われるだろうとも考えました。ただ、ここ(ベルギー戦)で勝利できれば、ポーランド戦もこのためにあったと思ってもらえるだろうし、だからこそやってやろうという決意で次の試合に入りましたね。
鹿島・昌子源インタビュー<後編>
「あれがもう二度と起こらないように」
原田大輔
2018年7月31日(火) 10:30

ベルギー戦で試合終了間際に鮮やかなカウンターを決められた後、昌子はピッチをたたいて悔しがった【写真:ロイター/アフロ】
ピッチに拳をたたきつけ、まるで己を呪うかのように悔しがる昌子源の姿が焼き付いている。日本初のベスト8進出を懸けて挑んだワールドカップ(W杯)ロシア大会のベルギー戦。2点を先行しながらも追いつかれた日本は、試合終了間際に鮮やかなカウンターを見舞われ、2−3で敗れ去った。
その攻撃を必死で追いかけた昌子は、届かなかった「あと50センチ」を悔やみ、怒りの矛先を自分自身に向けた。あと一歩だったが、それでいて大きくもあった世界との差を、彼はどのように感じたのだろうか。そして鹿島アントラーズでさらなる成長を期す彼は今、何を思うのか。(取材日:2018年7月23日)
「少なからず次のことを考えてしまった」

W杯ではこれまでに感じたことのない悔しさが残ったと語る昌子【スポーツナビ】
――ラウンド16のベルギー戦は、後半立て続けにゴールを決めて、日本が2点を先行する展開になりました。
2−0になった時点で、僕らが3点目を奪うことは難しいかもしれないと、気持ちを引き締めました。ここからは僕ら守備を担う選手たちの仕事やなと。だから、正直、2点目はあまり喜べなかったんです。むしろ、ここからは本気のベルギーを相手にすることになるんだろうなと……。
2点目を奪った瞬間、僕は少なからず、次のことを考えてしまったんですよね。試合後に他の選手とも話しましたが、やっぱり次のことを考えてしまった人は多かった。それはきっと、日本国民のみなさんも同じだったのではないかと思います。でも、それがちょっとした隙を生んだと思います。ピッチの中では「2−0のスコアが一番怖いぞ」「1点取られたら相手が勢いに乗るぞ」という話もしていた。だから「さらに集中しよう」ということも言っていた。それなのに、1失点目を後半24分に奪われてしまった。それがきっと隙だったのではないかと思うんです。失点する時間帯が早すぎて、ちょっと嫌だなって思ったことを覚えてますね。
――カウンターを筆頭に、ベルギーはいくつもの戦い方を持っていました。
W杯の試合はいろいろと見ましたが、ドイツやスペインをはじめ、いわゆる強豪と呼ばれるチームが苦戦した中で、ベルギーは彼らよりも格下と見られるチュニジアに対してボール支配率でほぼ互角だったりするんですよね。だけど、結果は5−2で圧勝。明らかに技術で劣る相手に対しても、ボールを持たせてカウンターで仕留める術(すべ)を持っていました。実際、僕らもボールを持てる時間は多かったですからね。他の強豪チームとはちょっと違いました。でも、どこかボールを“持たされている”感覚もあって、それでいて前線には(ロメル・)ルカク選手、(エデン・)アザール選手、(ドリース・)メルテンス選手の3人が残っている。後ろの選手としては警戒していたし、怖かったですね。
――後半24分の1失点目も、後半29分の2失点目もセットプレーの流れからでした。
1失点目に関しては、相手(ヤン・ベルトンゲン)が狙ったかどうかは分からないですが、それまであった決定的なシュートが入らないのに、そうした失点で流れを相手に渡してしまった。防げそうで防げない失点でしたけれど……。
ピッチに立った者にしか分からない感覚

世界的ストライカーであるベルギーのルカクと渡り合う昌子【Getty Images】
――マルアヌ・フェライニ選手が投入されて、ベルギーが高さを生かそうとしているのが分かっていた中での2失点でした。
2失点目以降の戦い方については、これは何人かの選手とも試合後に話しましたけれど、延長になったら僕らは負けるだろうなという感覚がありました。選手層の厚さもそうですし、延長になればもう1人交代できるというルールも分かっていて、PK戦まで持ち込むのはちょっと厳しいなという思いがありました。
そうなると、僕らは90分で決着をつけなければならない。みんながそう思っていたから、(本田)圭佑くんも直接FKを狙ったし、(3失点目のきっかけとなった)CKもクロスを上げた。もちろん、後ろには3人が残って3対2の状況にしてリスク管理もしていたから、僕も(吉田)麻也くんも(相手ゴール前に)上がった。勝ちにいこうとした中で食らったカウンターだったし、だから僕はCKで上がったことに関しては後悔していません。
――延長に持ち込めば、という意見もありましたが、ああしてカウンターから3失点目を喫したのも結果論ですからね。
そうなんですよ。すべて、たらればになってしまいますが、延長戦に突入していたら2−5で負けていたかもしれない。対戦している僕らには、それくらい相手が余力を残しているように見えた。僕らは死闘だと思っていたけれど、ベルギーからしてみたら違ったかもしれない。だから、ベルギーは準々決勝でブラジルを圧倒できたのかもしれないし。ブラジル戦を見て、僕らとやったときのベルギーは本気じゃなかったのではないかとすら思いました。この思いや感覚、景色は、あのピッチに立っていた自分たちにしか分からないかもしれない……。
――3失点目。カウンターを受けた場面を振り返ってもらえますか?
あの場面、確か93分くらいですよね。その時間帯で、(トーマス・)ムニエ選手、(ケビン・)デ・ブライネ選手、アザール選手は、90分をフルに出ていた選手のスピードではなかった。その時点で、彼らにはまだ余力が残っていたということが1つ。もう1つは途中出場した(ナセル・)シャドリ選手のスピードもまた規格外だったということ。さらに圧巻だったのは、ルカク選手がゴール前で見せたスルー。普通に考えれば、エースストライカーが格下の日本を相手に無得点というのは不覚やったと思うんです。だから、普通のエースストライカーならば、あの場面では強引にでもシュートにいきたかったはず。それなのに、ルカク選手はチームの勝利を優先した。あれは他の国のエースにもできないプレーじゃないかと思います。
――懸命にデ・ブライネ選手、そしてシャドリ選手の後を追う昌子選手の姿が目に焼き付いています。
僕もいまだに焼き付いていますよ。だから、あれがもう二度と起こらないように、Jリーグでも代表でも、その一歩、あの一歩が届くようにプレーしていければと思っています。それは単純に足が速くなればいいという話ではなく、僕があのカウンターに1秒でも早く気が付いていたら、たぶん間に合っていたと思いますし、世界との差はそういうところなのかなとも思います。
それと、たぶんベルギーも次を見据えて90分で決着をつけようと思っていたんでしょうね。延長でもいいと思っていたら、(ティボー・)クルトワ選手はCKをキャッチした後、しばらく時間を稼いだと思うんです。それを猛然とペナルティーエリアぎりぎりまでダッシュして、周囲をキョロキョロと見渡した。それにデ・ブライネ選手がすぐに反応した。おそらくあのとき走っていた選手たちには、同じ絵が描けていたと思います。しかも、そのスイッチを入れたのがGK。やられた自分が言うのもあれですけど、ホント、完璧でしたよね。
「自分はこのW杯に懸けていた」

8強を懸けたベルギー戦の終了間際、「あと50センチ」が届かなかった【Getty Images】
――試合終了のホイッスルが鳴り、ピッチをたたくように悔しがったときに思ったことは?
自分へのいらつき……悔しさを通り越して、いらついたというか……自分がふがいなさすぎて。その心情は、今まで味わったことのないものでした。試合が終わって、シャワーを浴びて、ミックスゾーンに行かなければならなかったんですが、そのときに「なんで、こんな悔しい思いをしてまで、サッカーをやらなければいけないんやろう」とすら思いました。「人生において、こんな悔しい思いをするなら、サッカーなんてやらなければいいんやないか」って。それだけ自分はこのW杯に懸けていたんだなって。だから、すぐに次の4年後のことなんて考えられませんでした。
――あらためて感じた世界との差とは?
ナオ(植田直通)や(遠藤)航がヨーロッパに行ったことはすごくいいことだと思います。日本が世界の舞台で得点できることを証明した今、さらに強くするためには、センターバック(CB)が海外に行くのは良いことだというのも分かる。でも、海外に行けば何でも強くなれるかと言ったら、決してそうではない。海外に行っても試合に出られなければ、うまくなれる保証はないわけですから。
でも、きっと試合に出られれば間違いなく成長する。実際、ナオは日本を強くするために海外へ行ったわけですから、自分もいろいろと考えますよね。その一方で、4年後に、絶対に自分が(W杯に)出られるかというのは全く別の話。そのときに一番良い選手が出るべきで、もちろん自分ももう一度出たいですけど、そこは紙一重。帰国してからも、いろいろな人に「4年後、期待しています」と言ってもらえてうれしかった。でも、今はまだ4年後は考えられないくらい悔しさが残っています。
鹿島で学んで培ってきたこと

Jリーグ最高峰のCBとして、鹿島でのさらなる飛躍が期待される【(C)J.LEAGUE】
――一方で、Jリーグで培ってきたものが出せたところもあったのでは?
実は、フェライニ選手にヘディングで決められたベルギー戦の2失点目。あの場面で、僕1人だけ、ラインを上げているんですよね。それは事前に、相手がちょっとしたバックパスや後ろ向きになったら、1メートルでもいいからラインを上げようという話をしていたからなんです。(吉田)麻也くんや、ハセさん(長谷部誠)ともそういう話をしていました。
でもあの場面では、自分が一番前に出たので後ろは見えていないんですけれど、クロスが上がる前に誰もラインを上げていなかった。もし僕と同じラインにみんながいたら、フェライニ選手はオフサイドやったんですよ。彼とスタンディングで勝負したら、まずその高さには勝てない。だからこそ、僕らが勝負するのは、ラインの上げ下げだったり、そういうところなのではと思うんですよね。
このことは誰とも話していないんですけれど、何が言いたいかというと、もしあの場面で、僕1人が残っていて、他の全員がラインを上げていたとしたら、僕は明日にでも海外に行っていると思います。実際、自分がフェライニ選手についていたわけではないので、マークしていたらどうだったか。これも結果論でしかないですけれど、あの場面で逆の状況だったら、CBとして国内と世界の差を痛感していたように思います。
――それだけJリーグでプレーしていても成長できるという証しですよね。
僕は、Jリーグで、鹿島で学んで培ってきたことをそのままW杯のピッチで出しただけですからね。僕は日本でプレーして、日本で成長したからW杯でプレーできたところもあるのに、日本を、Jリーグを、そして鹿島を否定されるようなことがあれば、それは悲しい。今回、ヨーロッパのクラブからオファーをもらいました。でも、満さん(鈴木満強化部長)からは「お前の代わりはいない」「お金じゃないんだ」「それくらいお前は鹿島にとって大切な選手なんだ」と言われて、すごくうれしかったですし、いろいろなスタッフからもそう言ってもらいました。
ヨーロッパでプレーしたい気持ちもあるけれど、CBというポジションの難しさや、クラブの事情も分かる。何より鹿島への愛着もあるし、鹿島の熱意と誠意も感じた。だから、僕は今、鹿島の選手であることに変わりはないですし、そうである以上、目の前の1試合、1試合を全力でプレーする。海外でプレーできないからと言って、モチベーションを下げるようなことはありません、と満さんには伝えました。
――J1も再開しました。最後にリーグ後半戦に向けての意気込みを聞かせてください。
リーグ戦において、鹿島はここにいる順位のチームではないと思います。(準々決勝を控えた)ACL(AFCチャンピオンズリーグ)もありますし、今シーズン無冠というわけにはいかないので、その力になりたいと思っています。
それと、リーグ全体を見れば、(アンドレス・)イニエスタ選手やフェルナンド・トーレス選手が加入したのはうれしいこと。ただ、Jリーグにしても彼らを連れてくることだけが目標ではないと思うし、そうした選手が苦戦するようなリーグにしていかなければならないとも思っています。だから、今いるJリーグの選手たちは遠慮せず、彼らにガンガン当たっていけばいいと思う。だって、イニエスタ選手にしても、トーレス選手にしても、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス選手に散々やられているわけですから(笑)。Jリーグにも手ごわい選手がたくさんいるんだということを示したいです。
昌子源にインタビューを行ったSports naviの原田氏である。
ロシアW杯を振り返る。
サブからレギュラーに抜擢されたこと、それぞれの試合のことなどが語られた。
そして、海外移籍については「でも、海外に行けば何でも強くなれるかと言ったら、決してそうではない。海外に行っても試合に出られなければ、うまくなれる保証はないわけですから」と言う。
深い意味が隠されておるように思う。
源の今夏の欧州移籍はないであろう。
それも含めて、この言葉になったように感じさせられる。
鹿島残留を決めた今、Jリーグにて成長し、世界に存在をアピールしていくのだ。
イニエスタやF・トーレスを封じ、鹿島に昌子源有りと名を轟かせよ。
楽しみにしておる。

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「弱気な部分を見せたらあかん」
原田大輔
2018年7月30日(月) 11:40

鹿島アントラーズの昌子がW杯について大いに語ってくれた【スポーツナビ】
鹿島アントラーズの昌子源は、間違いなくワールドカップ(W杯)ロシア大会で成長した選手の1人だろう。自身にとって初となったW杯において、いわゆる国内組で唯一、コロンビア戦に先発出場。初戦の勝利に貢献すると、続くセネガル戦、そしてラウンド16のベルギー戦と、3試合でピッチに立った。
コロンビアのラダメル・ファルカオ、セネガルのエムバイエ・ニアン、そしてベルギーのロメル・ルカクと、世界の名だたるFWとしのぎを削るたびに彼は成長した。Jリーグのピッチで培ってきたものを示すことはできたのか、そして初のW杯で得たものとは――あらためて激闘のロシアW杯を振り返ってもらった。(取材日:2018年7月23日)
「意外と自分は冷静だった」
――W杯ロシア大会が終わり、しばらく時間が経ちましたが、あらためて西野朗前監督が「46日間」と表現した活動期間を振り返ってもらえればと思います。昌子選手は本大会直前のパラグアイ戦(6月12日)に先発出場しましたが、本大会を迎えるまでは、いわゆる先発候補ではなかったわけですよね。
実は(6月9日の)スイス戦当日にメンバーが変わったんです。試合当日、ミーティングルームに入って(メンバーが貼られた)ボードを見たら、先発のところに自分の名前があったんです。でも、その後、西野監督が部屋に入ってきて、いざミーティングを始めるぞとなったとき、僕と槙野(智章)くんのネームプレートをパッと入れ替えたんです。
正直、自分の中では「えっ?」となりましたし、落胆もしました。それを見ていた周りも「気にするな」と声を掛けてくれて、すごく気を遣ってくれていたのも分かりました。パラグアイ戦はもともとメンバーを入れ替えるという話だったので、その試合で頑張ろうと思いましたけれど、正直、自分の中でもW杯本番は(吉田)麻也くんと槙野くんのセンターバック(CB)で行くんやろうなと思っていました。
ただ、その後、ロシアに移動してからは自分がずっとスタメン組やったんです。でも、そのスイス戦のことがあったから、たとえ自分が先発しようが、槙野くんが先発することになろうが、もう本番だしと思って、一切、気を緩めずに練習に取り組んでいました。だから、自分が持っている力を100パーセント出し切ろうという準備はできていたんです。それが西野さんの作戦だったとしたら、ちょっとゾッとするというか、すごすぎますけどね(笑)。
――もともと気を緩められない状況だったと思いますが、スイス戦の一件があったから、なおさらスタメン組で練習していても気を引き締めることができた、と。実際、初戦のコロンビア戦では先発出場。自身にとって初のW杯のピッチはどうでしたか?
これまで自分が経験したことのない特別な雰囲気でしたね。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で中国勢とアウェーで対戦したときとも、FIFAクラブワールドカップでレアル・マドリーと決勝を戦ったときとも違う、比べものにならない雰囲気でした。少し間違えば、その雰囲気にのまれそうな舞台でしたけれど、あらためて思い出しても、意外と自分は冷静だったなと思います。
「ここで弱気になったらすべてに負ける」

コロンビアとの初戦で先発出場を果たし、勝利に貢献【写真:ロイター/アフロ】
――2−1で勝利したコロンビア戦を振り返ると?
今、振り返っても、よう勝ったなと思いますよね。僕ら日本はグループHで、W杯の初戦を戦ったのは最後だったじゃないですか。それまでにいろいろなチームの初戦を見て、強豪が苦戦している様子も知っていた。僕らの組ではコロンビアが一番の強豪だと思っていたし、逆にそれが良かったというか、自分たちの中でも「何かが起こるぞ」と話をしていたんです。しかも、実際、それが起きたわけですからね。ただ、開始3分で相手が退場した後も「本当にこいつら10人なのかな」と思いましたけれどね。僕らがボールを持っているときは引いていましたが、攻撃のときは必ず誰かが1人少ないのを補っていた。その状況に、これはコロンビアにボールが渡ったらやばいなと、ずっと思っていました。
――実際に前半は追いつかれて1−1で折り返しました。ハーフタイムの雰囲気はどうだったんですか?
同点に追いつかれはしましたが、きついのは絶対に向こうやし、こっちは11人で戦っているんだから、絶対に強気で行こうという話はしていました。ベンチメンバーも、明らかに相手のほうが疲れているという声も掛けてくれた。自分としては、次の1点が絶対に勝負を決めると思っていたので、守備の選手として、とにかくこれ以上失点しないようにと思っていました。
――その後、大迫勇也選手のゴールが決まり2−1で勝利しました。
初戦に勝ったことでチームは乗りましたね。僕、コロンビアに勝利していなかったら、次のセネガル戦は同点に追いつけていなかったと思うんです。それまでのチームには追いつく力や雰囲気がそれほどなかったですから。正直、それまでの日本代表なら(セネガルに)1−2にされたあの流れは、負けてしまう展開だったと思うんですよ。でも、初戦に勝って勢いに乗れたから、追いつくことができた。その後もチャンスを作りながら勝ち切れなかったのは、もしかしたら日本の足りない部分なのかもしれないですけれど、1−2から同点に追いつけたというのは、初戦を勝利できた賜物(たまもの)だったと思います。
――初戦を終えて個人的に感じたことはありましたか?
コロンビアが開始早々に10人になったことが間違いなく勝因だったと思います。試合後、退場になった(カルロス・)サンチェス選手には殺害予告があったというニュースを見ました。実際、過去にコロンビアではW杯で致命的なミスをした選手が、ファンに殺害されたという歴史もありますし、サンチェス選手にもそうした殺害予告があったということを知り、W杯とはそこまで影響の大きい大会なんだということを思い知らされました。日本でも致命的なミスをすれば批判されますし、もちろん大前提としてスポーツによって誰かが殺害されるようなことはあってはならないですけれど、W杯はそれくらいの大会というか、それくらいのものなんだなと。
W杯のすごさは、プレーの質や大会の規模と、いろいろなところで感じましたが、自分はそういう戦いに身を置いているんだと思ったら、W杯を戦う覚悟と同時に、怖さも知りました。それを考えたら、第2戦に向けて、一気にプレッシャーを感じたというか。ただ、だからこそ「ここで弱気になったらすべてに負ける」と思ったし、セネガル戦は特に自分がニアン選手に狙われていたこともあって、強気でプレーしてやろうと思いました。
「Jリーグでやってきた感覚をそのまま出した」

セネガルのFWニアンとは激しいマッチアップを繰り広げた【Getty Images】
――確かにセネガル戦では、昌子選手の縦パスを入れる回数や頻度など、第1戦以上に積極的な姿勢を感じました。
試合が始まってすぐ、自分がニアン選手に狙われていることが分かりました。だから、これは弱気な部分を見せたらあかんなと思ったんですよね。バックパスはもちろん、麻也くんへのリターンパス、(長友)佑都くんへの横パスと、近いところばかりにパスしていたら(相手に)弱気だと思われてしまう。それこそ(CBの)自分から、(SBの)佑都くんにパスをすれば、相手は連続で追うことができますからね。だから、ひとつふたつ(ポジションを)飛ばすことを意識して、僕は左利きではないですけれど、左足でも強気にガンガン(パスを)入れてやろうとしたことが良かったのかもしれません。
――そのニアン選手のマークをして体感したことは?
正直、ニアン選手に対しては、最初の10分、15分は「どうやって止めたらいいんやろう」と思っていました。近づきすぎたらスピードでぶっちぎられるし、遠かったら好きなところにボールを出されてしまう。やっぱり、相手は足もリーチも長くて、懐が深い。こっちが足を伸ばしても届かないし、最初は自分のサイドからやられそうになるシーンが多かった。でも、20分を過ぎてからは、自分の中で感覚がつかめてきたというか、慣れてきて、より強気なプレーができるようになったかなと。
――2失点しましたが、結果的にニアン選手には得点を許しませんでした。試合中に対応できたというのは自信になったのでは?
そこはJリーグで積み重ねてきたところが大きいと思います。Jリーグの試合でも、初めて対戦する外国籍選手はうまいと思いますし、自分の間合いが確認できるまでは、まずゴールを奪われないことを意識したプレーをしている。そうしたJリーグでやってきた感覚を、W杯のピッチでもそのまま出したら、ある程度やれた部分があったんですよね。それが大きかった。これがもし、全く歯が立たなかったとしたら、心が折れていたかもしれませんが、Jリーグでやってきたことが通用した部分と通用しなかった部分がはっきりしたので、それはひとつ自信になりました。
昌子の「強気」が生んだ同点ゴール

守備と同様に際立ったのが、強気な縦パスの意識だった【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
――セネガル戦の同点ゴールにつながったプレーしかり、コロンビア戦のPKを獲得する契機となったプレーしかり、振り返ると昌子選手は得点に絡んでいるんですよね。
(セネガル戦の)2点目は、サコくん(大迫勇也)が前からアプローチしたことで、GKがキックミスをしました。(ボールの落下地点に近いところに)ハセさん(長谷部誠)がいたから、最初は「ハセ!」って声をかけたんです。でも、動かないから、これは自分が出て行くしかないなと思って出て行きました。それでボールを左足でトラップして、2タッチ目でパッと周囲を見たときは、縦も横もいろいろな選択肢があった。でも、そのとき、前にオカちゃん(岡崎慎司)が見えたから、とにかくあそこに入れてやろうと。質が悪くても、とにかくスピードだと考えて、ボールを蹴ったんです。
そうしたら質の悪い僕のパスをオカちゃんはピタッと収めてくれて。それがサコくんにつながって、その流れから(本田)圭佑くんが決めてくれた。もちろん前線の選手たちのクオリティーもありますけれど、自分の強気なプレーも少しは得点に貢献できたかなと。あそこで弱気になって、消極的なプレーを選択をしていたら、同点ゴールは生まれていなかったかもしれない。まあ、日本で流れたハイライト映像には、ほとんど僕のプレーは映ってないんですけれどね(笑)。できれば、もう少し前から放送してほしかったなと(笑)。
――セネガル戦は2−2でしたが、その結果をどう捉えていましたか?
個人的には勝ちたかった。チームとしても同じだったと思います。ただ、試合後、大先輩たちから「ナイスゲーム」「よく追いついたよ」というポジティブな声を聞いて、「これで良かったんやな」と思えましたね。
もちろん、勝ちたかったのはみんな一緒だけれど、ハセさん、佑都くん、圭佑くん、麻也くん、(川島)永嗣さんら経験ある選手がみんな「次があるから、また準備しよう」って言ってくれたことで、最低限の仕事はできたんだと思うことができた。僕もJリーグでは中堅と言われるようになりましたが、W杯に関しては初めて。そうした中で経験のある選手たちのポジティブな声というのは、本当に救いというか、頼りになりました。
――第3戦のポーランド戦は出場機会がありませんでしたが、どういう思いで決勝トーナメント進出を見届けましたか?
初めてW杯のピッチを俯瞰(ふかん)して見ることができて、それはそれで勉強になりました。特に槙野くんのプレーを見て、(ロベルト・)レバンドフスキ選手との駆け引きや、インターセプト、足の出し方は参考になりました。あの試合は6人先発が代わりましたが、あらためて日本にはすごい選手がたくさんいることを証明できたのではないかと思います。
ポーランド戦の終わり方に対しては、いろいろと言われましたし、(次の)ベルギー戦で結果を残せなかったら、日本中の人に日本代表はやっぱりダメじゃないかと思われるだろうとも考えました。ただ、ここ(ベルギー戦)で勝利できれば、ポーランド戦もこのためにあったと思ってもらえるだろうし、だからこそやってやろうという決意で次の試合に入りましたね。
鹿島・昌子源インタビュー<後編>
「あれがもう二度と起こらないように」
原田大輔
2018年7月31日(火) 10:30

ベルギー戦で試合終了間際に鮮やかなカウンターを決められた後、昌子はピッチをたたいて悔しがった【写真:ロイター/アフロ】
ピッチに拳をたたきつけ、まるで己を呪うかのように悔しがる昌子源の姿が焼き付いている。日本初のベスト8進出を懸けて挑んだワールドカップ(W杯)ロシア大会のベルギー戦。2点を先行しながらも追いつかれた日本は、試合終了間際に鮮やかなカウンターを見舞われ、2−3で敗れ去った。
その攻撃を必死で追いかけた昌子は、届かなかった「あと50センチ」を悔やみ、怒りの矛先を自分自身に向けた。あと一歩だったが、それでいて大きくもあった世界との差を、彼はどのように感じたのだろうか。そして鹿島アントラーズでさらなる成長を期す彼は今、何を思うのか。(取材日:2018年7月23日)
「少なからず次のことを考えてしまった」

W杯ではこれまでに感じたことのない悔しさが残ったと語る昌子【スポーツナビ】
――ラウンド16のベルギー戦は、後半立て続けにゴールを決めて、日本が2点を先行する展開になりました。
2−0になった時点で、僕らが3点目を奪うことは難しいかもしれないと、気持ちを引き締めました。ここからは僕ら守備を担う選手たちの仕事やなと。だから、正直、2点目はあまり喜べなかったんです。むしろ、ここからは本気のベルギーを相手にすることになるんだろうなと……。
2点目を奪った瞬間、僕は少なからず、次のことを考えてしまったんですよね。試合後に他の選手とも話しましたが、やっぱり次のことを考えてしまった人は多かった。それはきっと、日本国民のみなさんも同じだったのではないかと思います。でも、それがちょっとした隙を生んだと思います。ピッチの中では「2−0のスコアが一番怖いぞ」「1点取られたら相手が勢いに乗るぞ」という話もしていた。だから「さらに集中しよう」ということも言っていた。それなのに、1失点目を後半24分に奪われてしまった。それがきっと隙だったのではないかと思うんです。失点する時間帯が早すぎて、ちょっと嫌だなって思ったことを覚えてますね。
――カウンターを筆頭に、ベルギーはいくつもの戦い方を持っていました。
W杯の試合はいろいろと見ましたが、ドイツやスペインをはじめ、いわゆる強豪と呼ばれるチームが苦戦した中で、ベルギーは彼らよりも格下と見られるチュニジアに対してボール支配率でほぼ互角だったりするんですよね。だけど、結果は5−2で圧勝。明らかに技術で劣る相手に対しても、ボールを持たせてカウンターで仕留める術(すべ)を持っていました。実際、僕らもボールを持てる時間は多かったですからね。他の強豪チームとはちょっと違いました。でも、どこかボールを“持たされている”感覚もあって、それでいて前線には(ロメル・)ルカク選手、(エデン・)アザール選手、(ドリース・)メルテンス選手の3人が残っている。後ろの選手としては警戒していたし、怖かったですね。
――後半24分の1失点目も、後半29分の2失点目もセットプレーの流れからでした。
1失点目に関しては、相手(ヤン・ベルトンゲン)が狙ったかどうかは分からないですが、それまであった決定的なシュートが入らないのに、そうした失点で流れを相手に渡してしまった。防げそうで防げない失点でしたけれど……。
ピッチに立った者にしか分からない感覚

世界的ストライカーであるベルギーのルカクと渡り合う昌子【Getty Images】
――マルアヌ・フェライニ選手が投入されて、ベルギーが高さを生かそうとしているのが分かっていた中での2失点でした。
2失点目以降の戦い方については、これは何人かの選手とも試合後に話しましたけれど、延長になったら僕らは負けるだろうなという感覚がありました。選手層の厚さもそうですし、延長になればもう1人交代できるというルールも分かっていて、PK戦まで持ち込むのはちょっと厳しいなという思いがありました。
そうなると、僕らは90分で決着をつけなければならない。みんながそう思っていたから、(本田)圭佑くんも直接FKを狙ったし、(3失点目のきっかけとなった)CKもクロスを上げた。もちろん、後ろには3人が残って3対2の状況にしてリスク管理もしていたから、僕も(吉田)麻也くんも(相手ゴール前に)上がった。勝ちにいこうとした中で食らったカウンターだったし、だから僕はCKで上がったことに関しては後悔していません。
――延長に持ち込めば、という意見もありましたが、ああしてカウンターから3失点目を喫したのも結果論ですからね。
そうなんですよ。すべて、たらればになってしまいますが、延長戦に突入していたら2−5で負けていたかもしれない。対戦している僕らには、それくらい相手が余力を残しているように見えた。僕らは死闘だと思っていたけれど、ベルギーからしてみたら違ったかもしれない。だから、ベルギーは準々決勝でブラジルを圧倒できたのかもしれないし。ブラジル戦を見て、僕らとやったときのベルギーは本気じゃなかったのではないかとすら思いました。この思いや感覚、景色は、あのピッチに立っていた自分たちにしか分からないかもしれない……。
――3失点目。カウンターを受けた場面を振り返ってもらえますか?
あの場面、確か93分くらいですよね。その時間帯で、(トーマス・)ムニエ選手、(ケビン・)デ・ブライネ選手、アザール選手は、90分をフルに出ていた選手のスピードではなかった。その時点で、彼らにはまだ余力が残っていたということが1つ。もう1つは途中出場した(ナセル・)シャドリ選手のスピードもまた規格外だったということ。さらに圧巻だったのは、ルカク選手がゴール前で見せたスルー。普通に考えれば、エースストライカーが格下の日本を相手に無得点というのは不覚やったと思うんです。だから、普通のエースストライカーならば、あの場面では強引にでもシュートにいきたかったはず。それなのに、ルカク選手はチームの勝利を優先した。あれは他の国のエースにもできないプレーじゃないかと思います。
――懸命にデ・ブライネ選手、そしてシャドリ選手の後を追う昌子選手の姿が目に焼き付いています。
僕もいまだに焼き付いていますよ。だから、あれがもう二度と起こらないように、Jリーグでも代表でも、その一歩、あの一歩が届くようにプレーしていければと思っています。それは単純に足が速くなればいいという話ではなく、僕があのカウンターに1秒でも早く気が付いていたら、たぶん間に合っていたと思いますし、世界との差はそういうところなのかなとも思います。
それと、たぶんベルギーも次を見据えて90分で決着をつけようと思っていたんでしょうね。延長でもいいと思っていたら、(ティボー・)クルトワ選手はCKをキャッチした後、しばらく時間を稼いだと思うんです。それを猛然とペナルティーエリアぎりぎりまでダッシュして、周囲をキョロキョロと見渡した。それにデ・ブライネ選手がすぐに反応した。おそらくあのとき走っていた選手たちには、同じ絵が描けていたと思います。しかも、そのスイッチを入れたのがGK。やられた自分が言うのもあれですけど、ホント、完璧でしたよね。
「自分はこのW杯に懸けていた」

8強を懸けたベルギー戦の終了間際、「あと50センチ」が届かなかった【Getty Images】
――試合終了のホイッスルが鳴り、ピッチをたたくように悔しがったときに思ったことは?
自分へのいらつき……悔しさを通り越して、いらついたというか……自分がふがいなさすぎて。その心情は、今まで味わったことのないものでした。試合が終わって、シャワーを浴びて、ミックスゾーンに行かなければならなかったんですが、そのときに「なんで、こんな悔しい思いをしてまで、サッカーをやらなければいけないんやろう」とすら思いました。「人生において、こんな悔しい思いをするなら、サッカーなんてやらなければいいんやないか」って。それだけ自分はこのW杯に懸けていたんだなって。だから、すぐに次の4年後のことなんて考えられませんでした。
――あらためて感じた世界との差とは?
ナオ(植田直通)や(遠藤)航がヨーロッパに行ったことはすごくいいことだと思います。日本が世界の舞台で得点できることを証明した今、さらに強くするためには、センターバック(CB)が海外に行くのは良いことだというのも分かる。でも、海外に行けば何でも強くなれるかと言ったら、決してそうではない。海外に行っても試合に出られなければ、うまくなれる保証はないわけですから。
でも、きっと試合に出られれば間違いなく成長する。実際、ナオは日本を強くするために海外へ行ったわけですから、自分もいろいろと考えますよね。その一方で、4年後に、絶対に自分が(W杯に)出られるかというのは全く別の話。そのときに一番良い選手が出るべきで、もちろん自分ももう一度出たいですけど、そこは紙一重。帰国してからも、いろいろな人に「4年後、期待しています」と言ってもらえてうれしかった。でも、今はまだ4年後は考えられないくらい悔しさが残っています。
鹿島で学んで培ってきたこと

Jリーグ最高峰のCBとして、鹿島でのさらなる飛躍が期待される【(C)J.LEAGUE】
――一方で、Jリーグで培ってきたものが出せたところもあったのでは?
実は、フェライニ選手にヘディングで決められたベルギー戦の2失点目。あの場面で、僕1人だけ、ラインを上げているんですよね。それは事前に、相手がちょっとしたバックパスや後ろ向きになったら、1メートルでもいいからラインを上げようという話をしていたからなんです。(吉田)麻也くんや、ハセさん(長谷部誠)ともそういう話をしていました。
でもあの場面では、自分が一番前に出たので後ろは見えていないんですけれど、クロスが上がる前に誰もラインを上げていなかった。もし僕と同じラインにみんながいたら、フェライニ選手はオフサイドやったんですよ。彼とスタンディングで勝負したら、まずその高さには勝てない。だからこそ、僕らが勝負するのは、ラインの上げ下げだったり、そういうところなのではと思うんですよね。
このことは誰とも話していないんですけれど、何が言いたいかというと、もしあの場面で、僕1人が残っていて、他の全員がラインを上げていたとしたら、僕は明日にでも海外に行っていると思います。実際、自分がフェライニ選手についていたわけではないので、マークしていたらどうだったか。これも結果論でしかないですけれど、あの場面で逆の状況だったら、CBとして国内と世界の差を痛感していたように思います。
――それだけJリーグでプレーしていても成長できるという証しですよね。
僕は、Jリーグで、鹿島で学んで培ってきたことをそのままW杯のピッチで出しただけですからね。僕は日本でプレーして、日本で成長したからW杯でプレーできたところもあるのに、日本を、Jリーグを、そして鹿島を否定されるようなことがあれば、それは悲しい。今回、ヨーロッパのクラブからオファーをもらいました。でも、満さん(鈴木満強化部長)からは「お前の代わりはいない」「お金じゃないんだ」「それくらいお前は鹿島にとって大切な選手なんだ」と言われて、すごくうれしかったですし、いろいろなスタッフからもそう言ってもらいました。
ヨーロッパでプレーしたい気持ちもあるけれど、CBというポジションの難しさや、クラブの事情も分かる。何より鹿島への愛着もあるし、鹿島の熱意と誠意も感じた。だから、僕は今、鹿島の選手であることに変わりはないですし、そうである以上、目の前の1試合、1試合を全力でプレーする。海外でプレーできないからと言って、モチベーションを下げるようなことはありません、と満さんには伝えました。
――J1も再開しました。最後にリーグ後半戦に向けての意気込みを聞かせてください。
リーグ戦において、鹿島はここにいる順位のチームではないと思います。(準々決勝を控えた)ACL(AFCチャンピオンズリーグ)もありますし、今シーズン無冠というわけにはいかないので、その力になりたいと思っています。
それと、リーグ全体を見れば、(アンドレス・)イニエスタ選手やフェルナンド・トーレス選手が加入したのはうれしいこと。ただ、Jリーグにしても彼らを連れてくることだけが目標ではないと思うし、そうした選手が苦戦するようなリーグにしていかなければならないとも思っています。だから、今いるJリーグの選手たちは遠慮せず、彼らにガンガン当たっていけばいいと思う。だって、イニエスタ選手にしても、トーレス選手にしても、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス選手に散々やられているわけですから(笑)。Jリーグにも手ごわい選手がたくさんいるんだということを示したいです。
昌子源にインタビューを行ったSports naviの原田氏である。
ロシアW杯を振り返る。
サブからレギュラーに抜擢されたこと、それぞれの試合のことなどが語られた。
そして、海外移籍については「でも、海外に行けば何でも強くなれるかと言ったら、決してそうではない。海外に行っても試合に出られなければ、うまくなれる保証はないわけですから」と言う。
深い意味が隠されておるように思う。
源の今夏の欧州移籍はないであろう。
それも含めて、この言葉になったように感じさせられる。
鹿島残留を決めた今、Jリーグにて成長し、世界に存在をアピールしていくのだ。
イニエスタやF・トーレスを封じ、鹿島に昌子源有りと名を轟かせよ。
楽しみにしておる。

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鹿島が挑む6ポイントゲーム
前回対戦とは陣容が様変わり。鹿島が挑む6ポイントゲーム
7位から上位進出を狙う鹿島が、2位のFC東京を迎え撃つ。両チームの勝点差は『8』。鹿島にとっては勝つか負けるかで大きく変わる6ポイントゲームである。
鹿島は先週、7日間で3試合という過密日程を戦った。柏、C大阪には快勝したが、3試合目のG大阪戦になると、さすがに選手たちに疲労の色は濃かった。今節は準備期間が1日多い中3日で、どれだけコンディションを整えられるかがカギとなりそうだ。
前回の対戦ではFC東京が2-1で勝利した。鹿島は29分に金崎 夢生の得点で先制したものの、39分にオウンゴールで追いつかれたところから流れを失っていく。後半になるとFC東京の勢いが増し、55分に室屋 成が逆転ゴールを決めて、試合をモノにした。敗れた鹿島はリーグ前半戦を成績不振で苦しむことになるのだが、今季初めての連敗となるこの敗戦が、その後の流れに大きく影響した。逆にFC東京はこの勝利から自信を深めていった。
今回も後半戦の流れを左右するタイミングでの対戦となる。
中断明けから2勝2分と持ち直し始めた鹿島は、さらに上位をうかがうには、2位のFC東京に対してどれだけ戦えるかが大きな影響を与えるだろう。この試合の結果は非常に重要になる。また、FC東京にとっても連敗は避けたいところ。首位広島を追撃するためにも勝点3を重ねていくことは、タイトル奪取に向けて大事になる。
ただ、鹿島のチーム状況は前回の対戦とは大きく異なっているか。日本代表の植田 直通がベルギーのセルクル・ブルージュに移籍。さらにペドロ ジュニオール が中国へ渡り、金崎 夢生も鳥栖へ移籍した。植田とともに日本代表に選出された昌子 源がC大阪戦で負傷し、レアンドロも長期離脱中。前回の対戦では2列目で出場していた土居 聖真は、鈴木 優磨と2トップを組んでいる。もし、前節と同じ先発となった場合、前回対戦と同じポジションで先発するのは5人のみ。半数以上が替わる陣容となりそうだ。
前節、長崎に敗れたFC東京は2トップの動きが抑えられ、スペースを突く攻撃を生み出せなかった。今節もディエゴ オリヴェイラ、永井 謙佑の2トップでいくのか、それとも1トップに戻すのか注目される。
鹿島はCBにチョン スンヒョンを加え、チーム内の競争は再び激しくなった。攻撃の起点を作らせないためにも、彼らの活躍は不可欠だろう。
[ 文:田中 滋 ]
「どれだけコンディションを整えられるかがカギとなりそうだ」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
前節・ガンバ戦は過密日程の影響が見られ先制するもドローという結果となった。
やはり、中二日が続いた鹿島に対して1週間の調整期間を持ったガンバに大きなアドバンテージがあったことは明らかであった。
そして、今節は中3日の鹿島に対してFC東京は中4日と条件が異なる。
昨季もルール違反のアウェイ3連戦の最終戦に当たっており、FC東京には何かしらの力が働いてるように感じさせる。
この苦境を乗り越える力が今の鹿島にあるのか問われるところ。
注目の一戦である。

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7位から上位進出を狙う鹿島が、2位のFC東京を迎え撃つ。両チームの勝点差は『8』。鹿島にとっては勝つか負けるかで大きく変わる6ポイントゲームである。
鹿島は先週、7日間で3試合という過密日程を戦った。柏、C大阪には快勝したが、3試合目のG大阪戦になると、さすがに選手たちに疲労の色は濃かった。今節は準備期間が1日多い中3日で、どれだけコンディションを整えられるかがカギとなりそうだ。
前回の対戦ではFC東京が2-1で勝利した。鹿島は29分に金崎 夢生の得点で先制したものの、39分にオウンゴールで追いつかれたところから流れを失っていく。後半になるとFC東京の勢いが増し、55分に室屋 成が逆転ゴールを決めて、試合をモノにした。敗れた鹿島はリーグ前半戦を成績不振で苦しむことになるのだが、今季初めての連敗となるこの敗戦が、その後の流れに大きく影響した。逆にFC東京はこの勝利から自信を深めていった。
今回も後半戦の流れを左右するタイミングでの対戦となる。
中断明けから2勝2分と持ち直し始めた鹿島は、さらに上位をうかがうには、2位のFC東京に対してどれだけ戦えるかが大きな影響を与えるだろう。この試合の結果は非常に重要になる。また、FC東京にとっても連敗は避けたいところ。首位広島を追撃するためにも勝点3を重ねていくことは、タイトル奪取に向けて大事になる。
ただ、鹿島のチーム状況は前回の対戦とは大きく異なっているか。日本代表の植田 直通がベルギーのセルクル・ブルージュに移籍。さらにペドロ ジュニオール が中国へ渡り、金崎 夢生も鳥栖へ移籍した。植田とともに日本代表に選出された昌子 源がC大阪戦で負傷し、レアンドロも長期離脱中。前回の対戦では2列目で出場していた土居 聖真は、鈴木 優磨と2トップを組んでいる。もし、前節と同じ先発となった場合、前回対戦と同じポジションで先発するのは5人のみ。半数以上が替わる陣容となりそうだ。
前節、長崎に敗れたFC東京は2トップの動きが抑えられ、スペースを突く攻撃を生み出せなかった。今節もディエゴ オリヴェイラ、永井 謙佑の2トップでいくのか、それとも1トップに戻すのか注目される。
鹿島はCBにチョン スンヒョンを加え、チーム内の競争は再び激しくなった。攻撃の起点を作らせないためにも、彼らの活躍は不可欠だろう。
[ 文:田中 滋 ]
「どれだけコンディションを整えられるかがカギとなりそうだ」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
前節・ガンバ戦は過密日程の影響が見られ先制するもドローという結果となった。
やはり、中二日が続いた鹿島に対して1週間の調整期間を持ったガンバに大きなアドバンテージがあったことは明らかであった。
そして、今節は中3日の鹿島に対してFC東京は中4日と条件が異なる。
昨季もルール違反のアウェイ3連戦の最終戦に当たっており、FC東京には何かしらの力が働いてるように感じさせる。
この苦境を乗り越える力が今の鹿島にあるのか問われるところ。
注目の一戦である。

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偉大なる常勝軍団、その華麗なるCBの系譜にまたひとり、若武者の名が刻まれそうだ
鹿島が誇る「20歳の大器」の尋常ではないスケール感! 華麗なるCBの系譜に名を刻むか
川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
2018年07月29日
「ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱり…」

自信に満ち溢れた守備対応で、G大阪の2トップを封じ込めた町田。植田が退団し、昌子が離脱するなか、CBのレギュラー獲りへアピールを続ける。写真:川本学
ガンバ大阪自慢の2トップ、アデミウソンとファン・ウィジョを黙らせた。すべてにおいてほぼ完璧な守備対応を見せる、とても20歳とは思えないスケール感だ。鹿島アントラーズが誇る20歳の大器、町田浩樹である。
J1リーグ16節のジュビロ磐田戦でおよそ14か月ぶりの試合出場を先発で飾ると、14節順延分のセレッソ大阪戦では前半途中に負傷退場した日本代表CB、昌子源に代わってスクランブル投入され、ものの見事に責務を全うした。そして迎えた土曜日の18節・ガンバ大阪戦。チームは大阪に残って調整を続け、中2日と疲労を抱えるなかで臨んだ一戦で、犬飼智也と守備センターを担った町田はMVP級の働きを見せたのだ。
190センチ・80キロの恵まれた体躯を活かしたコンタクトプレーで、韓国代表FWのファン・ウィジョに一歩も引けを取らず、地上戦ではクイックネスが真骨頂のアデミウソンを向こうに回して冷静に対応、ほとんど前を向かせなかった。空中戦の安定した強さ、先輩の中田浩二を彷彿させる左足の鋭いフィード、おまけにリスタートからチーム唯一の得点を叩き出した。41分、永木亮太が蹴ったFKをファーで待ち受けた犬飼が中央へ折り返し、町田が「おなか」で押し込んだのである。前節のC大阪戦でも1アシストをマークしており、攻守両面で奮迅の働きを披露した。
選手本人は、いたって謙虚だ。
「得点はまぐれというか、偶然当たって入った感じでした。ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱりディフェンダーなのでゼロに抑えたい。(追いつかれての1-1という結果は)悔しいです」
試合では、同じCB出身で元日本代表の大岩剛監督からのアドバイスを受け、イメージ通りに対応してみせた。
「(G大阪の)フォワードのふたりは裏の抜け出しが巧いし、中盤の選手も遠藤(保仁)選手や高(宇洋)選手が縦パスを出してくるので、しっかり付いていくようにと。あんまりすぐに食いつかずに、中央から外へと追い込むように意識してやっていました。(アデミウソンに対しては)相手のスピードを吸収しながらですね。前回の試合より良くなっているという手応えはあります」
全治6か月の大怪我を乗り越えて

7月18日の磐田戦、およそ14か月ぶりでJ1の舞台に帰還した。長身の割も足回りが良く、フィードも正確。CB町田の総合値はすこぶる高い。写真:徳原隆元
ジュニアユース時代から鹿島で英才教育を受けてきた、根っからの生え抜きだ。年代別代表にも常時名を連ね、高校3年時には高円宮杯チャンピオンシップを制覇。鳴り物入りでトップ昇格を果たした。
2年目の2017年シーズン、開幕からベンチ入りを続けていた町田は11節のヴィッセル神戸戦でついにプロ初先発を遂げる。ここから一気にと周囲も期待を寄せた矢先の翌節、川崎フロンターレ戦でアクシデントに見舞われてしまう。試合中に右膝前十字じん帯を損傷し、全治6か月の大怪我を負ってしまうのだ。
一度どん底を見たからだろう。自分の立ち位置をしっかりと見定めている。
「やっぱりゼロで抑えないと評価には繋がらない。源くんが怪我で離脱しているなかで巡ってきたチャンス。この状況は変わらず続きます。そこでちゃんと結果を出さないと意味がない。(キム・)スンヒョンも新しく加入してきて、競争も一段と増すと思うので」
貴重な大型の左利きCBである。長短の精緻なパスは攻撃の起点となり、ビルドアップでの貢献度も小さくない。だがG大阪戦では、受け手との呼吸が合わず、自慢のミドルパスを躊躇う場面が何度かあった。「相手の選手が(受け手に)食いついてきた時に、僕の出したいタイミングと動き出しが合わない場面がありましたね。話し合いながら改善していきたい」と苦笑い。やはりそこは、J1での試合がまだ4試合目。周囲の信頼はみずからの手で勝ち取るしかない。
そしてもちろん見据えるのは、東京五輪を戦うU-21日本代表への復帰だ。昨年のU-20ワールドカップは直前まで候補に挙がりながら、大会登録メンバーには残れなかった。怪我が癒えて完全復活を遂げたいま、森保一監督を振り向かせるに十分なパフォーマンスを示している。
「なによりチームで結果を残さないと代表には呼ばれないでしょうから、そこは積み重ねていくしかない。今日の試合でも相手の初瀬(亮)だったり、同世代の選手と切磋琢磨しながら成長していければと思います」
プロでの実戦感覚を研ぎ澄ませながら、器の大きさを随所で見せつけた町田浩樹。偉大なる常勝軍団、その華麗なるCBの系譜にまたひとり、若武者の名が刻まれそうだ。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
町田浩樹について記すサッカーダイジェストの川原氏である。
世代別代表に名を連ねておった町田であるが、U-20W杯直前に漏れ、以来、負傷もあって召集されずにおる。
しかしながら、鹿島にて出場機会を与えられており、実績をひっさげて東京五輪を目指すU-21日本代表に復帰して欲しいところ。
更に自信を付け成長していくのだ。
期待しておる。

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川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
2018年07月29日
「ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱり…」

自信に満ち溢れた守備対応で、G大阪の2トップを封じ込めた町田。植田が退団し、昌子が離脱するなか、CBのレギュラー獲りへアピールを続ける。写真:川本学
ガンバ大阪自慢の2トップ、アデミウソンとファン・ウィジョを黙らせた。すべてにおいてほぼ完璧な守備対応を見せる、とても20歳とは思えないスケール感だ。鹿島アントラーズが誇る20歳の大器、町田浩樹である。
J1リーグ16節のジュビロ磐田戦でおよそ14か月ぶりの試合出場を先発で飾ると、14節順延分のセレッソ大阪戦では前半途中に負傷退場した日本代表CB、昌子源に代わってスクランブル投入され、ものの見事に責務を全うした。そして迎えた土曜日の18節・ガンバ大阪戦。チームは大阪に残って調整を続け、中2日と疲労を抱えるなかで臨んだ一戦で、犬飼智也と守備センターを担った町田はMVP級の働きを見せたのだ。
190センチ・80キロの恵まれた体躯を活かしたコンタクトプレーで、韓国代表FWのファン・ウィジョに一歩も引けを取らず、地上戦ではクイックネスが真骨頂のアデミウソンを向こうに回して冷静に対応、ほとんど前を向かせなかった。空中戦の安定した強さ、先輩の中田浩二を彷彿させる左足の鋭いフィード、おまけにリスタートからチーム唯一の得点を叩き出した。41分、永木亮太が蹴ったFKをファーで待ち受けた犬飼が中央へ折り返し、町田が「おなか」で押し込んだのである。前節のC大阪戦でも1アシストをマークしており、攻守両面で奮迅の働きを披露した。
選手本人は、いたって謙虚だ。
「得点はまぐれというか、偶然当たって入った感じでした。ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱりディフェンダーなのでゼロに抑えたい。(追いつかれての1-1という結果は)悔しいです」
試合では、同じCB出身で元日本代表の大岩剛監督からのアドバイスを受け、イメージ通りに対応してみせた。
「(G大阪の)フォワードのふたりは裏の抜け出しが巧いし、中盤の選手も遠藤(保仁)選手や高(宇洋)選手が縦パスを出してくるので、しっかり付いていくようにと。あんまりすぐに食いつかずに、中央から外へと追い込むように意識してやっていました。(アデミウソンに対しては)相手のスピードを吸収しながらですね。前回の試合より良くなっているという手応えはあります」
全治6か月の大怪我を乗り越えて

7月18日の磐田戦、およそ14か月ぶりでJ1の舞台に帰還した。長身の割も足回りが良く、フィードも正確。CB町田の総合値はすこぶる高い。写真:徳原隆元
ジュニアユース時代から鹿島で英才教育を受けてきた、根っからの生え抜きだ。年代別代表にも常時名を連ね、高校3年時には高円宮杯チャンピオンシップを制覇。鳴り物入りでトップ昇格を果たした。
2年目の2017年シーズン、開幕からベンチ入りを続けていた町田は11節のヴィッセル神戸戦でついにプロ初先発を遂げる。ここから一気にと周囲も期待を寄せた矢先の翌節、川崎フロンターレ戦でアクシデントに見舞われてしまう。試合中に右膝前十字じん帯を損傷し、全治6か月の大怪我を負ってしまうのだ。
一度どん底を見たからだろう。自分の立ち位置をしっかりと見定めている。
「やっぱりゼロで抑えないと評価には繋がらない。源くんが怪我で離脱しているなかで巡ってきたチャンス。この状況は変わらず続きます。そこでちゃんと結果を出さないと意味がない。(キム・)スンヒョンも新しく加入してきて、競争も一段と増すと思うので」
貴重な大型の左利きCBである。長短の精緻なパスは攻撃の起点となり、ビルドアップでの貢献度も小さくない。だがG大阪戦では、受け手との呼吸が合わず、自慢のミドルパスを躊躇う場面が何度かあった。「相手の選手が(受け手に)食いついてきた時に、僕の出したいタイミングと動き出しが合わない場面がありましたね。話し合いながら改善していきたい」と苦笑い。やはりそこは、J1での試合がまだ4試合目。周囲の信頼はみずからの手で勝ち取るしかない。
そしてもちろん見据えるのは、東京五輪を戦うU-21日本代表への復帰だ。昨年のU-20ワールドカップは直前まで候補に挙がりながら、大会登録メンバーには残れなかった。怪我が癒えて完全復活を遂げたいま、森保一監督を振り向かせるに十分なパフォーマンスを示している。
「なによりチームで結果を残さないと代表には呼ばれないでしょうから、そこは積み重ねていくしかない。今日の試合でも相手の初瀬(亮)だったり、同世代の選手と切磋琢磨しながら成長していければと思います」
プロでの実戦感覚を研ぎ澄ませながら、器の大きさを随所で見せつけた町田浩樹。偉大なる常勝軍団、その華麗なるCBの系譜にまたひとり、若武者の名が刻まれそうだ。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
町田浩樹について記すサッカーダイジェストの川原氏である。
世代別代表に名を連ねておった町田であるが、U-20W杯直前に漏れ、以来、負傷もあって召集されずにおる。
しかしながら、鹿島にて出場機会を与えられており、実績をひっさげて東京五輪を目指すU-21日本代表に復帰して欲しいところ。
更に自信を付け成長していくのだ。
期待しておる。

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ようこそセルジーニョ
セルジーニョ選手が加入
2018年07月29日(日)
サントスFC(ブラジル)よりセルジーニョ選手が完全移籍で加入することが決定しましたのでお知らせいたします。
■登録名: セルジーニョ(Serginho)
■本 名: セルジオ アントニオ ソレール デ オリヴェイラ ジュニオール
Sergio Antonio Soler de Oliveira Junior
■生まれ: 1995年3月15日
■国 籍: ブラジル
■ポジション: MF
■サイズ: 180センチ、82キロ
■経 歴: サントスFC(2014、ブラジル)-ECヴィトーリア(2016、ブラジル)-ECサント・アンドレ(2017、ブラジル)-サントスFC(2017、ブラジル)-アメリカFC(2018、ブラジル)
■その他
※同選手は期限付き移籍でアメリカFCに所属していたため、移籍元クラブはサントスFCとなります。
※同選手の来日は、8月3日(金)を予定しております。
予てから噂されておったセルジーニョの加入が公式発表された。
これは嬉しい。
攻撃を更に活性化させてくれよう。
活躍を期待しておる。

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2018年07月29日(日)
サントスFC(ブラジル)よりセルジーニョ選手が完全移籍で加入することが決定しましたのでお知らせいたします。
■登録名: セルジーニョ(Serginho)
■本 名: セルジオ アントニオ ソレール デ オリヴェイラ ジュニオール
Sergio Antonio Soler de Oliveira Junior
■生まれ: 1995年3月15日
■国 籍: ブラジル
■ポジション: MF
■サイズ: 180センチ、82キロ
■経 歴: サントスFC(2014、ブラジル)-ECヴィトーリア(2016、ブラジル)-ECサント・アンドレ(2017、ブラジル)-サントスFC(2017、ブラジル)-アメリカFC(2018、ブラジル)
■その他
※同選手は期限付き移籍でアメリカFCに所属していたため、移籍元クラブはサントスFCとなります。
※同選手の来日は、8月3日(金)を予定しております。
予てから噂されておったセルジーニョの加入が公式発表された。
これは嬉しい。
攻撃を更に活性化させてくれよう。
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金沢・垣田、ガツガツやっていきます
【金沢】垣田、栃木戦2試合連発だ「ガツガツやっていきます」
2018年7月29日5時40分 スポーツ報知

栃木戦2戦連発に意欲を見せる金沢FW垣田(左は毛利、右は加藤)
J2ツエーゲン金沢は29日、アウェーで栃木戦(午後6時、栃木グ)に臨む。28日は非公開で最終調整。FW垣田裕暉(21)は対栃木2戦連発に意欲を見せた。
6月のホーム戦では貴重な追加点を挙げ、2―0の勝利に貢献した。14日に誕生日を迎えて以降、自身3試合無得点で、チームも2戦連続無得点だけに「ガツガツやっていきます。結果を出せる1年にしたいので、まずは1点取る」と、21歳初ゴールを誓った。
金沢は現在、勝ち点32の15位。垣田は誕生日に、DF毛利駿也(23)から人気ファッションブランド「ディーゼル」の白いTシャツを贈られたという。チーム日本人最多6得点のストライカーが、18位の栃木を相手に白星をつかみ、サポーターに贈る。
栃木戦に向けて意気込みを語る金沢の垣田である。
「ガツガツやっていきます。結果を出せる1年にしたいので、まずは1点取る」と言う。
このところプレイこそ良いもののゴールに見放されてきた。
この栃木戦では爆発したいところ。
サイズと運動量で相手を圧倒するのだ。
ゴールの報を待っておる。

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2018年7月29日5時40分 スポーツ報知

栃木戦2戦連発に意欲を見せる金沢FW垣田(左は毛利、右は加藤)
J2ツエーゲン金沢は29日、アウェーで栃木戦(午後6時、栃木グ)に臨む。28日は非公開で最終調整。FW垣田裕暉(21)は対栃木2戦連発に意欲を見せた。
6月のホーム戦では貴重な追加点を挙げ、2―0の勝利に貢献した。14日に誕生日を迎えて以降、自身3試合無得点で、チームも2戦連続無得点だけに「ガツガツやっていきます。結果を出せる1年にしたいので、まずは1点取る」と、21歳初ゴールを誓った。
金沢は現在、勝ち点32の15位。垣田は誕生日に、DF毛利駿也(23)から人気ファッションブランド「ディーゼル」の白いTシャツを贈られたという。チーム日本人最多6得点のストライカーが、18位の栃木を相手に白星をつかみ、サポーターに贈る。
栃木戦に向けて意気込みを語る金沢の垣田である。
「ガツガツやっていきます。結果を出せる1年にしたいので、まずは1点取る」と言う。
このところプレイこそ良いもののゴールに見放されてきた。
この栃木戦では爆発したいところ。
サイズと運動量で相手を圧倒するのだ。
ゴールの報を待っておる。

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MOMは町田浩樹
2018明治安田生命J1リーグ 第18節

鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半は選手たちが非常にアグレッシブにプレーしてくれて、攻守において切り替えも早く、やるべきことをやってくれたと思う。後半になって少しテンションが下がってしまった中で、あのような失点につながってしまった。しっかりとリカバリーをして次の試合に臨みたい。
Q.アントラーズの右サイドから攻撃を受ける時間が長かったと思うが、強度を保つために手を打てない要因があったのか?
A.いろいろな要因がある。ここでは言えないことも当然あるし、戦術面もある。相手が右サイドを突いてきていたのは把握していたが、あのタイミングで何とか盛り返す時間を作りたいと考えていた。終盤は右サイドからチャンスを作ることができたので、得点につながるプレーを出せれば良かった。
Q.同点に追い付かれてドローだったが、連戦の中で負けなかったことは評価できるか?
A.評価はしているが、勝ち切る気持ちを当然持っていた。(同点に追い付かれてから)もう1回前に出る、スイッチを入れるプレーがなかなか出なかった。

【町田 浩樹】
得点やアシストよりも、無失点に抑えて勝ちたい。試合を重ねるごとに良くなってきている手応えはあるけど、勝たせることができていない。結果を残していかないといけない。
【安部 裕葵】
個の力で点を取って、チームを助けることができれば良かった。失点した後にペースを握られてしまったことが反省点だと思う。
【内田 篤人】
勝たなければいけなかった。アウェイで終盤に押し込まれるのはよくあることで、それを跳ね返して勝たないといけない。負けなかったことを良しとしてはいけない。アウェイでも3ポイントを持って帰らないといけない。
【永木 亮太】
前半途中から内容が良くなってポゼッションもできていて、いい流れで点を取れた。後半は足が止まってしまった。
【安西 幸輝】
後半は選手間の距離が良くなくて、イージーなミスが増えてしまった。早めに追加点を取れていれば、もっと楽に試合を運べたと思う。失点後の戦い方も良くなかった。
ガンバ大阪戦

第18節
2018年7月28日(土)19:00KO 吹田S
[ 大岩 剛監督 ]
前半は選手たちが攻守においてやるべきことをアグレッシブに表現してくれたと思います。ただやはり、後半になって少しテンションが下がるというか、勢いが下がってしまった。そこで相手の勢いがああいうゴール、失点につながったと思います。しっかりリカバリーして次の試合に向かいたいと思います。
--相手の監督が代わって初戦でした。その点に関して選手にかけた言葉はありますか?
いいえ、ありません。そのことについて、特に選手たちに言うことはありませんでした。
--鹿島の右サイドを攻められる時間が長かったと思います。手を打てない要因があったのでしょうか?
いろんな要因があると思います。ここでは言えないことも当然あります。相手がこちらの右サイドを突いていることは把握していたのですが、あのタイミングでなんとか盛り返す時間帯を作りたいなと。最後、右サイドでチャンスをつくれたので、そこで得点を決めるようなプレーが出れば良かったのかな、と思います。
--相手の勢いがある中で先制してドローで終えられたことは評価できますか?
当然評価してます。ただ、しっかり勝ち切る(という)気持ちもありましたので、もう一回自分たちが前に出ていく、スイッチを入れるプレーが出なかったのかなと思います。
第18節
2018年7月28日(土)19:00KO 吹田S
[ 町田 浩樹 ]
遠藤(保仁)選手が縦パスを入れてくるのでしっかり対応するように監督からは言われていました。中央から外に、というのは意識してやりました。それは前回より良くなったと思います。試合をやる毎に良くなっているとは自分でも感じています。チームを勝たせることでは、(昌子)源くんがケガで離脱しているので、その間に自分がしっかりやりたい。次はゼロで抑えたい。(鳥栖から加入の)(チョン)スンヒョンも入ってきたので負けないように頑張りたい。
ゴールはお腹でたまたまです。点を取ることより、アシストすることより、ゼロで抑えて勝ちたいと思います。
宮本恒靖監督初陣のG大阪が後半に追いつきドローで決着
https://youtu.be/VJl26TfPlQ8
前節、清水に敗れた翌日、レヴィー クルピ監督を電撃解任。G大阪は、G大23を率いていた宮本 恒靖監督が新たに監督に就任し、出直しをはかる初戦で鹿島を迎え撃った。
台風12号の接近によってJリーグの他会場では中止となる試合もあったが、クラブのレジェンドの一人である宮本監督の就任初戦を後押ししようと、パナソニック スタジアム 吹田には熱気が立ち込めていた。
「自分がお世話になったクラブ、大きくしてくれたクラブだと思っているので、それに対していまこのタイミングで恩返しをしたいなと想いながら引き受けた」とクラブ愛を口にした若き指揮官を後押しすべく、“大阪ダービー”を思わせる熱量とともにチームバスを出迎えたG大阪サポーター。
実質3日間の非公開練習で初戦を迎えた宮本監督だが、送り出した顔触れには早くも“宮本色”が見て取れた。基本ベースは[4-4-2]だが遠藤 保仁とともにダブルボランチを形成するのはトップデビューとなるプロ2年目の高 宇洋。G大23で宮本イズムを叩き込まれてきた高は「このチャンスをモノにする」と意気込んでピッチに立った。
一方、明治安田J1第14節・C大阪戦から中2日の鹿島は、その試合で負傷交代した昌子 源に代わって町田 浩樹が先発し、C大阪戦から3人を入れ替え。内田 篤人が6試合ぶりに先発に名を連ねた。
「戦っている姿勢をサポーターに見せたい」と倉田 秋が公言したように、立ち上がりから動きの良さを見せるG大阪に対して、最初に場内を沸かせたのは鹿島。7分、内田のクロスのはね返りのこぼれ球をゴール前正面から永木 亮太が豪快に合わせるも枠を捉え切れない。
前線から連動した守備を繰り出すG大阪は9分、アデミウソンのボール奪取から決定的なチャンスを作り出すもアデミウソンが痛恨のシュートミス。先手をとる決定機を逃すものの、最終ラインと中盤がコンパクトな守りを見せながら、「ボールは大事にしたいし、そういった中で相手ゴールにたくさん迫る」と宮本監督が公言したスタイルを体現し始める。ボールを握るG大阪、しのぐ鹿島という構図で前半は進んだ。やはり中2日の日程が足かせとなって本来の鋭い攻めを見せ切れない鹿島だが、41分、永木が蹴ったFKをファーサイドで犬飼 智也が折り返すと、中央で町田が合わせて先制に成功する。
両チーム通じて前半初めての枠内シュートで先手をとるという勝負強さを見せた鹿島。試合巧者のアウェイチームは「もっとボールを動かして相手を走らせよう」というハーフタイムの大岩 剛監督の言葉どおり、前半とは一転して主導権を握り返す。
効果的にボールを動かしながら、2点目を目指した鹿島だったが、70分、G大阪の米倉 恒貴が蹴ったクロス気味のボールが鹿島のゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。
逆転に向けて藤本 淳吾と食野 亮太郎、長沢 駿を投入した宮本監督だが同点ゴール後の猛攻は実らず、就任初戦はドロー発進。3連勝を目指した鹿島にとっても、消耗戦の末に痛い引き分けとなった。
[ 文:下薗 昌記 ]
【G大阪 vs 鹿島】町田のJ初得点で鹿島が先制!
2018年7月28日(土)

41分、鹿島はFKから前線の犬飼智也がワンタッチで折り返したボールを町田浩樹が押し込んで先制点を奪取。町田にとっては記念すべきJリーグ初得点となった。
【J1採点&寸評】G大阪1-1鹿島|ツネ新監督が巧みな手綱捌き。MOMは鹿島が誇る20歳の大器CB!
川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
2018年07月29日
G大阪――抜擢された高はJデビュー戦で及第点の出来

【警告】G大阪=三浦(56分)、高(64分)、ファン・ウィジョ(68分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】町田浩樹
[J1リーグ18節]G大阪1-1清水/7月28日/吹田S
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
攻守両面で終始アグレッシブな姿勢を貫いた。球際の激しさ、ダイレクトパスの多用、さらには遅攻・速攻の効果的に使い分けるなど前政権からの変化が顕著に。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
失点のシーンはやや不運。鹿島自慢のセットプレーにも上手く対応し、素早いリスタートを心掛けては攻撃の起点となった。
DF
22 オ・ジェソク 5.5
申し分ない運動量で守備の引き締めにひと役も、攻撃面ではいまひとつ右サイドを突き崩せなかった。先制された場面では犬飼のマークに付き切れず。
5 三浦弦太 6
ボランチ高への声掛けなど周囲を巧みに使い、カバーリングの意識が高かった。もっとサイドチェンジのパスを狙ってもよかった。
3 ファビオ 5.5
高い位置への追い込みや時折見せる攻撃参加は目を引いたが、失点の場面で町田のマーキングを徹底できなかったのが手痛い。
6 初瀬 亮 5.5
左サイドで貪欲に敵陣に踏み込んだが気迫が空回り。裏を頻繁に狙われるなど、所々で危うい守備対応を強いられた。
MF
7 遠藤保仁 6
運動量が少ないという批判はこの試合には当てはまらない。激しく身体を寄せて広範囲をカバーし、新人の高を手厚くサポートした。
22 高 宇洋 6
プロデビュー戦で及第点の出来。序盤こそ緊張で動きが硬かったが、次第に強烈な単独プレスを決めてリズムに乗る。フィルター役として十分機能。
G大阪――ファン・ウィジョの球離れの悪さがマイナスに作用する面も
10 倉田 秋 6(83分 OUT)
守備面での貢献度がすこぶる高かった。泥臭くボールを狩りにいき、素早く2トップに預けてフリーランを繰り返した。後半は消える時間帯も。
14 米倉恒貴 6
ロングクロスがゴールに刺さる幸運に恵まれたものの、序盤からのハードワークは特筆ものだった。一方で右サイドに攻撃の閉塞感も生む。
FW
11 ファン・ウィジョ 6(87分OUT)
普段通りの豪快なプレーぶりで存在を誇示。浮き球を足下に収める技能は達人の域だ。しかしこの日は球離れの悪さがマイナスに作用した面も強かった。
9 アデミウソン 5.5
トップフォームを取り戻した印象で、鹿島守備陣にとって脅威であり続けた。だが開始8分に迎えた超決定機を外したのは明らかな減点材料。
交代出場
MF
25 藤本淳吾 -(77分 IN)
攻撃にアクセントを付けるべく“プラン通り”に投入され、さまざまなポジションを取りながらリズムを変えた。
40 食野亮太郎 -(83分 IN)
初瀬と巧妙な引き出し合いを見せ、中央へ切れ込んで見せ場を作るなど、途中出場ながらプレゼンスは示した。
FW
20 長沢 駿 -(87分 IN)
終盤のセットプレーやCKで高さを発揮したかったが空砲に。今季は開幕戦で1ゴールを決めたのみで、そろそろ結果が欲しい。
監督
宮本恒靖 6
用意周到にゲームプランを遂行し、変わりゆく戦況にも柔軟に対応して見せた。もっと早く攻撃のカードを切っても良かったか。
鹿島――中2日の過密日程でターンオーバーを採用
【チーム採点・寸評】
鹿島 6
水曜日のゲームから中2日でターンオーバーを敷くも全体的に動きが緩やか。それでも個々が高度な戦術眼を発揮した。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
ピンチらしいピンチはほぼなく、堅実な対応を見せていたが、米倉のクロスがそのままゴールインした場面のみが悔やまれる。
DF
2 内田篤人 5.5(85分OUT)
抜群のタイミングでスペースに躍り出るなど流石のプレーを披露。ただ守備面では中村との受け渡しが円滑ではなく、後手に回るシーンも。
39 犬飼智也 6
地上戦も空中戦も的確に応対し、ダイアゴナルなパスを安部に通して攻撃を促進させた。難しいボールを中央へ折り返して先制点をアシスト。
28 町田浩樹 7
MAN OF THE MATCH
非の打ちどころがないパフォーマンスだった。G大阪自慢の2トップから自由を奪い、左足のフィードも秀逸で、1ゴールをゲット。文字通りの壁だった。
32 安西幸輝 5.5
やや抑え気味で、持ち前の攻撃性能を自重していた印象が強い。もっと安部と高い位置で果敢に絡んでいけば面白かったが。
MF
6 永木亮太 6
立ち上がりはボールが収まらず難儀したが、次第に攻守でソツのなさを披露していく。先制点の導いたFKキックは絶妙だった。
20 三竿健斗 6
開始8分のボール逸で大ピンチを招いたが大事に至らず。多彩な球出しで的確に散らしたが、活動領域がやや物足りなかったか。
鹿島――鈴木のポストワークは光ったが、シュートゼロ本ではさびしい

セットプレーから1ゴールを挙げた町田は、守備でも安定したプレーを披露した。写真:川本学
13 中村充孝 5
敵の初瀬、倉田の動きに引っ張られて守備に費やす時間が長くなり、持ち前の局面打開力を披露できなかった。
30 安部裕葵 5.5(79分OUT)
観衆をドッと沸かせるトラップなど魅せるプレーは相変わらずも、この日はフィニッシュに絡む動きがほぼ見られなかった。
FW
9 鈴木優磨 5.5
土居との距離感が良く、献身的なチェイシングと懐の深いポストワークが光ったが、シュートゼロはさすがに寂しい。
8 土居聖真 6(88分OUT)
2ライン(DFとMF)間に巧妙に入り込んで鹿島の攻撃に幅をもたらす。三浦や高との激しい球際の争いは見応え十分だった。
交代出場
DF
22 西 大伍 -(79分 IN)
安部に代わって投入され、サイドの守備を引き締めた。82分には土居のシュートチャンスをお膳立てしてみせた。
24 伊東幸敏 -(85分 IN)
右サイドの守備強化のため終盤にピッチへ。初瀬、食野ら活きのいいタレントの攻撃を巧みに食い止めた。
FW
19 山口一真 -(88分 IN)
ゲーム終盤に投入されたもののプレー機会はほとんど訪れず。鋭いフォアチェックでG大阪DF陣にプレッシャーを掛けた。
監督
大岩 剛 6
水曜ナイターから中2日の難局をなんとかローテーションで乗り切った。選手交代が積極性を欠いていたのは致し方ないところか。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鹿島ドローも確かな収穫 20歳町田がプロ初ゴール
[2018年7月28日22時41分]

G大阪に引き分けサポータにあいさつする鹿島の選手(撮影・奥田泰也)
<明治安田生命J1:G大阪1-1鹿島>◇第18節◇28日◇吹田S
中2日の試合を連続でこなした。久しぶりに気温が30度を切ったとはいえ、鹿島アントラーズの選手に疲労は隠せなかった。
前半41分にセットプレーから先制したが、運動量が落ち始めた後半の25分に、クロス気味の超ロングシュートが入ってしまう不運な失点。追いつかれると、勝ちきる力はなかった。
大岩剛監督は「前半は非常に、選手たちがアグレッシブに、攻守の切り替えも早く、やるべきことをしっかりと表現したと思います。ただ、後半に少し強度が下がってしまったことによって、相手の勢いが、ああいうゴールにつながってしまった」と振り返った。
勝ち点1。今季リーグ初の3連勝はならなかった。
ただ、前節のセレッソ大阪戦で日本代表DF昌子源が左足首を捻挫し、全治3週間のけがで離脱した最初の試合。“代役”を務めた20歳のDF町田浩樹が前半41分に、MF永木亮太のFKからDF犬飼智也が折り返したボールを「おなか」で押し込み、プロ初ゴールを挙げたのは、今後につながる収穫でもあった。前節でもアシストを決めており、2試合連続で数字を残した。
「たまたまですけど、点を取ることより、アシストすることよりも、やっぱりゼロで抑えて勝ちたかったのが一番です」。そう反省したが、守りにおいて、G大阪のFWアデミウソンとの1対1で冷静に対処する場面が目立っていたのも確かだった。「あまり早く食いつかず、中央から外に…をすごく意識してやっていた。相手のスピードを吸収しながら、うまく対応できたところはできたと思う」と手応えを口にする部分もあった。
190センチの東京五輪世代。サガン鳥栖から加入したDFチョン・スンヒョンもこの日、ベンチ入りするなど、競争は激しいが「源くんもケガで離脱していて、チャンスであるのは変わりないので、次の試合をしっかりゼロに抑えたい。競争は増すと思うが、負けないように頑張りたい」。20歳の大型DFは今、一皮むける転機を迎えている。
鹿島・町田、公式戦初ゴール 東京五輪へ「チームで結果を」
明治安田生命J1第18節 鹿島1―1G大阪 ( 2018年7月28日 パナS )

前半41分、先制ゴールを決め、イレブンに祝福される町田(28)(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ
鹿島のDF町田が公式戦初ゴールを決めた。J1出場5試合目の東京五輪世代。前半41分、MF永木のFKをDF犬飼がファーサイドに落とすと、20歳が1メートル90の長身をかがめて押し込んだ。25日のC大阪戦でのアシストに続く得点への貢献。G大阪FWアデミウソンとの1対1でも冷静だった。
昨季は右膝故障で長期離脱。今季は植田の移籍、昌子の負傷で出場機会を得た。「まだまだチームを勝たせられるほどではない。点よりアシストより、ゼロで抑えて勝ちたい」。東京五輪に向けても「チームで結果を残さないと呼ばれない」と成長を誓った。
[ 2018年7月29日 05:30 ]
【鹿島】3連勝ならずドロー 7日間で3試合目の超過密日程も内田「勝たなきゃダメ」
2018年7月28日22時44分 スポーツ報知

前半、鹿島・永木と競り合うG大阪・黄義助
◆明治安田生命J1リーグ第18節 G大阪1―1鹿島(28日・パナソニック スタジアム吹田)
7位の鹿島はDF町田浩樹の先制ゴールを守りきれず、G大阪と1―1で引き分けた。
8強に進出しているACLの日程の影響もあり、7日間で3試合目となった鹿島。大岩剛監督が「前半は非常にアグレッシブにやるべきことをやってくれた」と評価したように、複数人が絡み合う連携プレーでいい崩しを見せ、41分にFKの流れから町田がプロ初ゴールを押し込み先制に成功した。
しかし後半は徐々にペースダウン。25分に相手のクロスがそのままゴールに吸い込まれる形で失点を許すと、相手へのマークがあいまいになり、ピンチを多く作られた。攻撃陣も迫力を欠き、2点目を奪えず。町田は「ゴールよりもアシストよりも、ゼロで抑えることが大事。(個人として)試合をやるごとに良くなっているけど、チームを勝たせられているわけではない」と厳しい表情を崩さず。DF内田篤人は「勝たなきゃダメ。周り(のチーム)は気にせず、勝ち点を積み重ねていかないといけない」と語った。
プロ入り初ゴールを決めた町田である。
源の負傷離脱によって得たチャンスを掴んでおると言えよう。
本人は「試合をやる毎に良くなっているとは自分でも感じています」と成長の手応えを掴んでおる。
そして、サッカーダイジェストの寸評ではMOMにも選出されておる。
川原氏は「非の打ちどころがないパフォーマンスだった。G大阪自慢の2トップから自由を奪い、左足のフィードも秀逸で、1ゴールをゲット。文字通りの壁だった」と最高評価を与えた。
とはいえ、完封ならず悔しいドローとなった。
相手のキックがミスにて伸びゴールに吸い込まれるという不運もあったが、自慢の攻撃力は沈黙したことが要因であろう。
ガンバが指揮官を替え、守備を整備したこともあり、また日程的降りに関しても考慮せねばなるまい。
しかしながら、中断明けより無敗継続しておることと無得点試合がないことを高く評価したい。
次節は上位であるFC東京戦、この調子の真価が問われる試合である。

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鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半は選手たちが非常にアグレッシブにプレーしてくれて、攻守において切り替えも早く、やるべきことをやってくれたと思う。後半になって少しテンションが下がってしまった中で、あのような失点につながってしまった。しっかりとリカバリーをして次の試合に臨みたい。
Q.アントラーズの右サイドから攻撃を受ける時間が長かったと思うが、強度を保つために手を打てない要因があったのか?
A.いろいろな要因がある。ここでは言えないことも当然あるし、戦術面もある。相手が右サイドを突いてきていたのは把握していたが、あのタイミングで何とか盛り返す時間を作りたいと考えていた。終盤は右サイドからチャンスを作ることができたので、得点につながるプレーを出せれば良かった。
Q.同点に追い付かれてドローだったが、連戦の中で負けなかったことは評価できるか?
A.評価はしているが、勝ち切る気持ちを当然持っていた。(同点に追い付かれてから)もう1回前に出る、スイッチを入れるプレーがなかなか出なかった。

【町田 浩樹】
得点やアシストよりも、無失点に抑えて勝ちたい。試合を重ねるごとに良くなってきている手応えはあるけど、勝たせることができていない。結果を残していかないといけない。
【安部 裕葵】
個の力で点を取って、チームを助けることができれば良かった。失点した後にペースを握られてしまったことが反省点だと思う。
【内田 篤人】
勝たなければいけなかった。アウェイで終盤に押し込まれるのはよくあることで、それを跳ね返して勝たないといけない。負けなかったことを良しとしてはいけない。アウェイでも3ポイントを持って帰らないといけない。
【永木 亮太】
前半途中から内容が良くなってポゼッションもできていて、いい流れで点を取れた。後半は足が止まってしまった。
【安西 幸輝】
後半は選手間の距離が良くなくて、イージーなミスが増えてしまった。早めに追加点を取れていれば、もっと楽に試合を運べたと思う。失点後の戦い方も良くなかった。
ガンバ大阪戦

第18節
2018年7月28日(土)19:00KO 吹田S
[ 大岩 剛監督 ]
前半は選手たちが攻守においてやるべきことをアグレッシブに表現してくれたと思います。ただやはり、後半になって少しテンションが下がるというか、勢いが下がってしまった。そこで相手の勢いがああいうゴール、失点につながったと思います。しっかりリカバリーして次の試合に向かいたいと思います。
--相手の監督が代わって初戦でした。その点に関して選手にかけた言葉はありますか?
いいえ、ありません。そのことについて、特に選手たちに言うことはありませんでした。
--鹿島の右サイドを攻められる時間が長かったと思います。手を打てない要因があったのでしょうか?
いろんな要因があると思います。ここでは言えないことも当然あります。相手がこちらの右サイドを突いていることは把握していたのですが、あのタイミングでなんとか盛り返す時間帯を作りたいなと。最後、右サイドでチャンスをつくれたので、そこで得点を決めるようなプレーが出れば良かったのかな、と思います。
--相手の勢いがある中で先制してドローで終えられたことは評価できますか?
当然評価してます。ただ、しっかり勝ち切る(という)気持ちもありましたので、もう一回自分たちが前に出ていく、スイッチを入れるプレーが出なかったのかなと思います。
第18節
2018年7月28日(土)19:00KO 吹田S
[ 町田 浩樹 ]
遠藤(保仁)選手が縦パスを入れてくるのでしっかり対応するように監督からは言われていました。中央から外に、というのは意識してやりました。それは前回より良くなったと思います。試合をやる毎に良くなっているとは自分でも感じています。チームを勝たせることでは、(昌子)源くんがケガで離脱しているので、その間に自分がしっかりやりたい。次はゼロで抑えたい。(鳥栖から加入の)(チョン)スンヒョンも入ってきたので負けないように頑張りたい。
ゴールはお腹でたまたまです。点を取ることより、アシストすることより、ゼロで抑えて勝ちたいと思います。
宮本恒靖監督初陣のG大阪が後半に追いつきドローで決着
https://youtu.be/VJl26TfPlQ8
前節、清水に敗れた翌日、レヴィー クルピ監督を電撃解任。G大阪は、G大23を率いていた宮本 恒靖監督が新たに監督に就任し、出直しをはかる初戦で鹿島を迎え撃った。
台風12号の接近によってJリーグの他会場では中止となる試合もあったが、クラブのレジェンドの一人である宮本監督の就任初戦を後押ししようと、パナソニック スタジアム 吹田には熱気が立ち込めていた。
「自分がお世話になったクラブ、大きくしてくれたクラブだと思っているので、それに対していまこのタイミングで恩返しをしたいなと想いながら引き受けた」とクラブ愛を口にした若き指揮官を後押しすべく、“大阪ダービー”を思わせる熱量とともにチームバスを出迎えたG大阪サポーター。
実質3日間の非公開練習で初戦を迎えた宮本監督だが、送り出した顔触れには早くも“宮本色”が見て取れた。基本ベースは[4-4-2]だが遠藤 保仁とともにダブルボランチを形成するのはトップデビューとなるプロ2年目の高 宇洋。G大23で宮本イズムを叩き込まれてきた高は「このチャンスをモノにする」と意気込んでピッチに立った。
一方、明治安田J1第14節・C大阪戦から中2日の鹿島は、その試合で負傷交代した昌子 源に代わって町田 浩樹が先発し、C大阪戦から3人を入れ替え。内田 篤人が6試合ぶりに先発に名を連ねた。
「戦っている姿勢をサポーターに見せたい」と倉田 秋が公言したように、立ち上がりから動きの良さを見せるG大阪に対して、最初に場内を沸かせたのは鹿島。7分、内田のクロスのはね返りのこぼれ球をゴール前正面から永木 亮太が豪快に合わせるも枠を捉え切れない。
前線から連動した守備を繰り出すG大阪は9分、アデミウソンのボール奪取から決定的なチャンスを作り出すもアデミウソンが痛恨のシュートミス。先手をとる決定機を逃すものの、最終ラインと中盤がコンパクトな守りを見せながら、「ボールは大事にしたいし、そういった中で相手ゴールにたくさん迫る」と宮本監督が公言したスタイルを体現し始める。ボールを握るG大阪、しのぐ鹿島という構図で前半は進んだ。やはり中2日の日程が足かせとなって本来の鋭い攻めを見せ切れない鹿島だが、41分、永木が蹴ったFKをファーサイドで犬飼 智也が折り返すと、中央で町田が合わせて先制に成功する。
両チーム通じて前半初めての枠内シュートで先手をとるという勝負強さを見せた鹿島。試合巧者のアウェイチームは「もっとボールを動かして相手を走らせよう」というハーフタイムの大岩 剛監督の言葉どおり、前半とは一転して主導権を握り返す。
効果的にボールを動かしながら、2点目を目指した鹿島だったが、70分、G大阪の米倉 恒貴が蹴ったクロス気味のボールが鹿島のゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。
逆転に向けて藤本 淳吾と食野 亮太郎、長沢 駿を投入した宮本監督だが同点ゴール後の猛攻は実らず、就任初戦はドロー発進。3連勝を目指した鹿島にとっても、消耗戦の末に痛い引き分けとなった。
[ 文:下薗 昌記 ]
【G大阪 vs 鹿島】町田のJ初得点で鹿島が先制!
2018年7月28日(土)

41分、鹿島はFKから前線の犬飼智也がワンタッチで折り返したボールを町田浩樹が押し込んで先制点を奪取。町田にとっては記念すべきJリーグ初得点となった。
【J1採点&寸評】G大阪1-1鹿島|ツネ新監督が巧みな手綱捌き。MOMは鹿島が誇る20歳の大器CB!
川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
2018年07月29日
G大阪――抜擢された高はJデビュー戦で及第点の出来

【警告】G大阪=三浦(56分)、高(64分)、ファン・ウィジョ(68分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】町田浩樹
[J1リーグ18節]G大阪1-1清水/7月28日/吹田S
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
攻守両面で終始アグレッシブな姿勢を貫いた。球際の激しさ、ダイレクトパスの多用、さらには遅攻・速攻の効果的に使い分けるなど前政権からの変化が顕著に。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
失点のシーンはやや不運。鹿島自慢のセットプレーにも上手く対応し、素早いリスタートを心掛けては攻撃の起点となった。
DF
22 オ・ジェソク 5.5
申し分ない運動量で守備の引き締めにひと役も、攻撃面ではいまひとつ右サイドを突き崩せなかった。先制された場面では犬飼のマークに付き切れず。
5 三浦弦太 6
ボランチ高への声掛けなど周囲を巧みに使い、カバーリングの意識が高かった。もっとサイドチェンジのパスを狙ってもよかった。
3 ファビオ 5.5
高い位置への追い込みや時折見せる攻撃参加は目を引いたが、失点の場面で町田のマーキングを徹底できなかったのが手痛い。
6 初瀬 亮 5.5
左サイドで貪欲に敵陣に踏み込んだが気迫が空回り。裏を頻繁に狙われるなど、所々で危うい守備対応を強いられた。
MF
7 遠藤保仁 6
運動量が少ないという批判はこの試合には当てはまらない。激しく身体を寄せて広範囲をカバーし、新人の高を手厚くサポートした。
22 高 宇洋 6
プロデビュー戦で及第点の出来。序盤こそ緊張で動きが硬かったが、次第に強烈な単独プレスを決めてリズムに乗る。フィルター役として十分機能。
G大阪――ファン・ウィジョの球離れの悪さがマイナスに作用する面も
10 倉田 秋 6(83分 OUT)
守備面での貢献度がすこぶる高かった。泥臭くボールを狩りにいき、素早く2トップに預けてフリーランを繰り返した。後半は消える時間帯も。
14 米倉恒貴 6
ロングクロスがゴールに刺さる幸運に恵まれたものの、序盤からのハードワークは特筆ものだった。一方で右サイドに攻撃の閉塞感も生む。
FW
11 ファン・ウィジョ 6(87分OUT)
普段通りの豪快なプレーぶりで存在を誇示。浮き球を足下に収める技能は達人の域だ。しかしこの日は球離れの悪さがマイナスに作用した面も強かった。
9 アデミウソン 5.5
トップフォームを取り戻した印象で、鹿島守備陣にとって脅威であり続けた。だが開始8分に迎えた超決定機を外したのは明らかな減点材料。
交代出場
MF
25 藤本淳吾 -(77分 IN)
攻撃にアクセントを付けるべく“プラン通り”に投入され、さまざまなポジションを取りながらリズムを変えた。
40 食野亮太郎 -(83分 IN)
初瀬と巧妙な引き出し合いを見せ、中央へ切れ込んで見せ場を作るなど、途中出場ながらプレゼンスは示した。
FW
20 長沢 駿 -(87分 IN)
終盤のセットプレーやCKで高さを発揮したかったが空砲に。今季は開幕戦で1ゴールを決めたのみで、そろそろ結果が欲しい。
監督
宮本恒靖 6
用意周到にゲームプランを遂行し、変わりゆく戦況にも柔軟に対応して見せた。もっと早く攻撃のカードを切っても良かったか。
鹿島――中2日の過密日程でターンオーバーを採用
【チーム採点・寸評】
鹿島 6
水曜日のゲームから中2日でターンオーバーを敷くも全体的に動きが緩やか。それでも個々が高度な戦術眼を発揮した。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
ピンチらしいピンチはほぼなく、堅実な対応を見せていたが、米倉のクロスがそのままゴールインした場面のみが悔やまれる。
DF
2 内田篤人 5.5(85分OUT)
抜群のタイミングでスペースに躍り出るなど流石のプレーを披露。ただ守備面では中村との受け渡しが円滑ではなく、後手に回るシーンも。
39 犬飼智也 6
地上戦も空中戦も的確に応対し、ダイアゴナルなパスを安部に通して攻撃を促進させた。難しいボールを中央へ折り返して先制点をアシスト。
28 町田浩樹 7
MAN OF THE MATCH
非の打ちどころがないパフォーマンスだった。G大阪自慢の2トップから自由を奪い、左足のフィードも秀逸で、1ゴールをゲット。文字通りの壁だった。
32 安西幸輝 5.5
やや抑え気味で、持ち前の攻撃性能を自重していた印象が強い。もっと安部と高い位置で果敢に絡んでいけば面白かったが。
MF
6 永木亮太 6
立ち上がりはボールが収まらず難儀したが、次第に攻守でソツのなさを披露していく。先制点の導いたFKキックは絶妙だった。
20 三竿健斗 6
開始8分のボール逸で大ピンチを招いたが大事に至らず。多彩な球出しで的確に散らしたが、活動領域がやや物足りなかったか。
鹿島――鈴木のポストワークは光ったが、シュートゼロ本ではさびしい

セットプレーから1ゴールを挙げた町田は、守備でも安定したプレーを披露した。写真:川本学
13 中村充孝 5
敵の初瀬、倉田の動きに引っ張られて守備に費やす時間が長くなり、持ち前の局面打開力を披露できなかった。
30 安部裕葵 5.5(79分OUT)
観衆をドッと沸かせるトラップなど魅せるプレーは相変わらずも、この日はフィニッシュに絡む動きがほぼ見られなかった。
FW
9 鈴木優磨 5.5
土居との距離感が良く、献身的なチェイシングと懐の深いポストワークが光ったが、シュートゼロはさすがに寂しい。
8 土居聖真 6(88分OUT)
2ライン(DFとMF)間に巧妙に入り込んで鹿島の攻撃に幅をもたらす。三浦や高との激しい球際の争いは見応え十分だった。
交代出場
DF
22 西 大伍 -(79分 IN)
安部に代わって投入され、サイドの守備を引き締めた。82分には土居のシュートチャンスをお膳立てしてみせた。
24 伊東幸敏 -(85分 IN)
右サイドの守備強化のため終盤にピッチへ。初瀬、食野ら活きのいいタレントの攻撃を巧みに食い止めた。
FW
19 山口一真 -(88分 IN)
ゲーム終盤に投入されたもののプレー機会はほとんど訪れず。鋭いフォアチェックでG大阪DF陣にプレッシャーを掛けた。
監督
大岩 剛 6
水曜ナイターから中2日の難局をなんとかローテーションで乗り切った。選手交代が積極性を欠いていたのは致し方ないところか。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鹿島ドローも確かな収穫 20歳町田がプロ初ゴール
[2018年7月28日22時41分]

G大阪に引き分けサポータにあいさつする鹿島の選手(撮影・奥田泰也)
<明治安田生命J1:G大阪1-1鹿島>◇第18節◇28日◇吹田S
中2日の試合を連続でこなした。久しぶりに気温が30度を切ったとはいえ、鹿島アントラーズの選手に疲労は隠せなかった。
前半41分にセットプレーから先制したが、運動量が落ち始めた後半の25分に、クロス気味の超ロングシュートが入ってしまう不運な失点。追いつかれると、勝ちきる力はなかった。
大岩剛監督は「前半は非常に、選手たちがアグレッシブに、攻守の切り替えも早く、やるべきことをしっかりと表現したと思います。ただ、後半に少し強度が下がってしまったことによって、相手の勢いが、ああいうゴールにつながってしまった」と振り返った。
勝ち点1。今季リーグ初の3連勝はならなかった。
ただ、前節のセレッソ大阪戦で日本代表DF昌子源が左足首を捻挫し、全治3週間のけがで離脱した最初の試合。“代役”を務めた20歳のDF町田浩樹が前半41分に、MF永木亮太のFKからDF犬飼智也が折り返したボールを「おなか」で押し込み、プロ初ゴールを挙げたのは、今後につながる収穫でもあった。前節でもアシストを決めており、2試合連続で数字を残した。
「たまたまですけど、点を取ることより、アシストすることよりも、やっぱりゼロで抑えて勝ちたかったのが一番です」。そう反省したが、守りにおいて、G大阪のFWアデミウソンとの1対1で冷静に対処する場面が目立っていたのも確かだった。「あまり早く食いつかず、中央から外に…をすごく意識してやっていた。相手のスピードを吸収しながら、うまく対応できたところはできたと思う」と手応えを口にする部分もあった。
190センチの東京五輪世代。サガン鳥栖から加入したDFチョン・スンヒョンもこの日、ベンチ入りするなど、競争は激しいが「源くんもケガで離脱していて、チャンスであるのは変わりないので、次の試合をしっかりゼロに抑えたい。競争は増すと思うが、負けないように頑張りたい」。20歳の大型DFは今、一皮むける転機を迎えている。
鹿島・町田、公式戦初ゴール 東京五輪へ「チームで結果を」
明治安田生命J1第18節 鹿島1―1G大阪 ( 2018年7月28日 パナS )

前半41分、先制ゴールを決め、イレブンに祝福される町田(28)(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ
鹿島のDF町田が公式戦初ゴールを決めた。J1出場5試合目の東京五輪世代。前半41分、MF永木のFKをDF犬飼がファーサイドに落とすと、20歳が1メートル90の長身をかがめて押し込んだ。25日のC大阪戦でのアシストに続く得点への貢献。G大阪FWアデミウソンとの1対1でも冷静だった。
昨季は右膝故障で長期離脱。今季は植田の移籍、昌子の負傷で出場機会を得た。「まだまだチームを勝たせられるほどではない。点よりアシストより、ゼロで抑えて勝ちたい」。東京五輪に向けても「チームで結果を残さないと呼ばれない」と成長を誓った。
[ 2018年7月29日 05:30 ]
【鹿島】3連勝ならずドロー 7日間で3試合目の超過密日程も内田「勝たなきゃダメ」
2018年7月28日22時44分 スポーツ報知

前半、鹿島・永木と競り合うG大阪・黄義助
◆明治安田生命J1リーグ第18節 G大阪1―1鹿島(28日・パナソニック スタジアム吹田)
7位の鹿島はDF町田浩樹の先制ゴールを守りきれず、G大阪と1―1で引き分けた。
8強に進出しているACLの日程の影響もあり、7日間で3試合目となった鹿島。大岩剛監督が「前半は非常にアグレッシブにやるべきことをやってくれた」と評価したように、複数人が絡み合う連携プレーでいい崩しを見せ、41分にFKの流れから町田がプロ初ゴールを押し込み先制に成功した。
しかし後半は徐々にペースダウン。25分に相手のクロスがそのままゴールに吸い込まれる形で失点を許すと、相手へのマークがあいまいになり、ピンチを多く作られた。攻撃陣も迫力を欠き、2点目を奪えず。町田は「ゴールよりもアシストよりも、ゼロで抑えることが大事。(個人として)試合をやるごとに良くなっているけど、チームを勝たせられているわけではない」と厳しい表情を崩さず。DF内田篤人は「勝たなきゃダメ。周り(のチーム)は気にせず、勝ち点を積み重ねていかないといけない」と語った。
プロ入り初ゴールを決めた町田である。
源の負傷離脱によって得たチャンスを掴んでおると言えよう。
本人は「試合をやる毎に良くなっているとは自分でも感じています」と成長の手応えを掴んでおる。
そして、サッカーダイジェストの寸評ではMOMにも選出されておる。
川原氏は「非の打ちどころがないパフォーマンスだった。G大阪自慢の2トップから自由を奪い、左足のフィードも秀逸で、1ゴールをゲット。文字通りの壁だった」と最高評価を与えた。
とはいえ、完封ならず悔しいドローとなった。
相手のキックがミスにて伸びゴールに吸い込まれるという不運もあったが、自慢の攻撃力は沈黙したことが要因であろう。
ガンバが指揮官を替え、守備を整備したこともあり、また日程的降りに関しても考慮せねばなるまい。
しかしながら、中断明けより無敗継続しておることと無得点試合がないことを高く評価したい。
次節は上位であるFC東京戦、この調子の真価が問われる試合である。

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熊谷皓二ユース監督、ジーコスピリッツを選手たちの中に残せるような指導をしていきたい
熊谷浩二は鹿島入団をすぐ後悔した。
「ここに来なければよかった」
寺野典子●文 text by Terano Noriko井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki
遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(21)
熊谷浩二 前編
7月18日、ヤマハスタジアム。W杯のために中断していたJリーグ再開となったこの試合には、平日のナイターにもかかわらず13000人あまりの人たちが足を運んだ。昨季最終節、優勝を阻まれたジュビロ磐田との1戦。三竿健斗は「再開初戦がここでの試合というのは、いい巡り合わせ」と話している。先制点を許しながらも、ゲームを支配し、流れを引き寄せるような巧みな戦いができた。しかし、ベルギーへ移籍した植田直通、体調不良の昌子源を欠いた最終ラインは、一瞬のつきを突かれるように3失点を喫している。逆転を許した2-3から、土居聖真が同点弾を決める粘り強さで意地は見せたものの、13位に後退したリーグ戦の苦境は続く。
それでも、平均年齢25.45歳という若い先発メンバーたちは、自分たちのサッカーへの手ごたえを感じているようだった。この試合で1ゴールの安部裕葵は、現在の自分の立場を次のように語った。
「自分のコンディションのいい悪いという波はまだ多少あると思います。今はとてもいい感じでやれている。だけど、常に練習からコツコツ積み上げていくことが大事だと意識している。それを意識させてくれているのが、このチームのいいところだと思います。伝統のある鹿島というチームの一員になるという自覚は、高校卒業のころから持っています。そして、このチームで1年半が過ぎて、時間が経てば経つほど、自分はとても幸せな環境にいるんだなと、思う」
ジーコ氏のテクニカルアドバイザー就任が発表されたばかり。鈴木満強化部長は「1ランク上を目指すうえでジーコの力が必要だ」とその理由を語っている。アントラーズを支えるジーコスピリッツの再確認という意識もあるだろう。しかし、同時に「変わらなくちゃいけない部分もある」とも話した。
まさに、温故知新の夏が始まるのだろう。
鈴木優磨や町田浩樹、田中稔也など現在トップチームで活躍する若手選手たちをトップチームへ送り出したのが、2014年からユースチームを率いる熊谷浩二監督だ。

選手当時は「ただ必死だった」と語る熊谷浩二
2000年、三冠達成時のレギュラーメンバーでもある熊谷監督だが、青森県三本木農業高校時代には、高校選手権出場経験もなかった無名選手だった。
1年目のリーグ戦出場11試合。U-20日本代表として世界大会にも出場する活躍を見せたものの、2年目からの4シーズンのリーグ戦出場数はいずれも一桁。長きに渡り、不遇時代を過ごした。
――そもそも、鹿島アントラーズ加入のいきさつというのは……。
「高校時代、サッカー部の先生から、『住友金属(現・鹿島アントラーズ)がお前に興味を持っているようだ』という話があったんです。でも当時はまだJリーグが始まる前で、プロリーグに対して、現実的なイメージを抱くのが正直難しい状態でした。だから、サッカーを続けたいという希望を叶えるには、大学へ行って、体育の教員免許を取得して……というのがリアリティのある話だったんです」
――そして、Jリーグ元年を迎え、住金は鹿島アントラーズとなり、ファーストステージで優勝しましたね。
「ちょうど高3だったんですが、もしも鹿島に入れるなら、プロへ行きたいというふうに考えられるようになりました。そして、先生に『あの話ってまだ生きていますか?』と確認したんです。とはいえ、その可能性が高いと思っていたわけではなくて、大学へ進学するんだろうなと考えていました。そしたら、『なんとかなるかもしれない』という話を頂いて。本当に最後のほうでしたが、鹿島入りが決まったんです」
――プロへたどりついたという感じですね。
「はい。まさにたどりついた(笑)。でも、鹿島に入って最初に思ったのが『ここに来なければよかったな』ということ。まずレベルが違うし、場違いだったから。辛かったけれど、自分が希望したことだし、置いてもらえる間は一生懸命やろうと割り切って考えていましたね」
――1年目はリーグ戦11試合に出場し、U-19代表入り。1995年にはワールドユース(現U-20ワールドカップ)にも出場しますね。松田直樹氏や中田英寿氏など錚々たるメンバーが揃っていました。
「雑誌で見ていたような選手ばかり。まあ、彼らと自分は違う、自分は自分のやれることを精いっぱいやるだけだと思っていました」
――しかし、鹿島では2年目以降はなかなか試合に出られなくなりましたね。
「当時はサテライトリーグというのがあり、いわゆるBチームがそれに出場するので、チーム選手の人数も今と比べれば、かなり多かったこともあって、なんとか居場所があったという感じだったと思います。僕自身は、本当に毎日ついていくのが精いっぱいという感覚でした。青森の高校時代に培った自信、プライドは鹿島へ来てすぐ、初日に全部崩されてしまった。でも、それがよかったんだと思います。だから、プライドを持つことがなかった。鹿島にはブラジル代表の10番だっている。そのうえ、毎年、高校ナンバー1とか、大学ナンバー1の選手が加入してくる。そうなるとチーム内での自分の順列というのが下がるわけです。だけど、彼らは自分とはまったく違うんだと思えたので。もちろん、1年目の試合出場経験があったので、『またあの場に立ちたい』という気持ちもありました」
――2000年に24試合出場するまでの長い間、いわゆる控え選手だったわけですが、何が熊谷選手を支えていたんでしょうか?
「単純にこの鹿島というチームに居させてもらえる、ここに適応する可能性があるんだという希望というか、そういう意味でのプライドはありましたね。レベルの高い環境で、味わうのは自分の力のなさや課題ばかりです。鹿島に来る選手は、僕が抱く課題なんて飛び越えたレベルの選手。当然、焦りもありましたし、心の余裕はずっとなかった。それが僕の選手生活です。そういう苦しさがついて回っていたけれど、同時にたとえそれが小さなものであっても、課題を克服し、自分の成長を実感できるという喜びもありました」
――厳しいけれど、手ごたえも感じられる環境だったと。
「環境については非常に感謝しています。とにかく、先輩や同年代の仲間だけでなく、後輩が常に刺激を与え続けてくれましたから。同時にクラブとして、『選手を育てる』というスタンスがあったので、僕のような選手に対しても時間を与えてくれた。なおかつ、鹿嶋という地域柄、あまり誘惑もなく、サッカーに専念するしかない。本当に環境に助けられたし、成長することの喜びをモチベーションにできる力を養ってもらえたかなと」

――敵わないなと思うチームメイトのなかで、劣等感を抱くことはなかったですか?
「劣等感……とはちょっと違うんですが、まあそういう差があるんだということを受け入れる、認められるかが大事だと思います。自分がどうしたって敵わない才能のある選手がいる。でも、そういうなかでもチームのために、自分ができることはなにか、力が発揮できることはなにか、チームメイトに負けないものはなんなのかを、本気で追求しなくちゃ生き残るのは難しい。ほかの選手との違いを発揮するしかない。そのうえで、自分が抱いた劣等感を認められるかだと思います。当時は毎日ただ必死で、精いっぱい今日を生きる、今日力を尽くすことだけでした」
――そして、2000年の三冠に。
「最初のタイトルがナビスコカップ(現ルヴァンカップ)だったんですが、自分が決勝戦に出て、タイトルを獲れた時点で信じられない状態でした。決勝に至るまでの間が、代表選手不在で戦ってきたので、まあ、試合に出ることができた。でも、決勝は代表もいる。そういうなかで決勝でも試合に出て、優勝し、チームのために仕事ができたわけです。ずっと夢見たというか、望んできたものが叶った瞬間でした。だから、もうナビスコ優勝だけで飛び上がるほどの喜びがありましたね。でも、リーグ戦も残っているし、天皇杯もある……三冠なんて想像もできなかったけれど、ポンポンとタイトルが獲れて……」
――報われたシーズンとなったわけですね。
「報われたというか、出来過ぎな感じの1年でしたね」
――当時、小笠原満男選手たち若手の勢いもありましたよね。
「そうですね。たとえば、Bチームとの紅白戦では、主力組の選手のなかには『コンディション調整』という感覚でプレーする選手もいたと思うんですけど、僕はそういう感覚で練習できなかった。わずかでも力や気持ちを抜いてしまうと、ポジションを奪われてしまうという意識が強かったので。たとえ1試合、ケガなどで休んだら、次はないという気持ち。毎日、毎日が勝負。先を見ることなんてなかったです」
――シーズンオフはホッとできるんですよね?
「3日間くらいですかね(笑)。ほかの選手が休んでいるときから、準備を始めないと間に合わないから。本当に、楽しいと苦しいとの両面をもった現役時代でした。苦しいけれど、サッカーが好きで、このチームが好きだったから、あそこまで夢中になれたんだと思います」
――2004年途中に当時J2だったベガルタ仙台へ移籍することに。
「自分にとっても、鹿島にとっても、お互いが次のステップへ行くためにそうしたいと思ったんです。そこまでに至る過程で、僕を成長させてくれたこの環境を与えてくれた人たちやクラブのことを考えたときに、迷惑をかけたくはないなと。僕自身も試合に出るために次の場所へ行けるチャンスがあり、スムーズにことが運ぶのであれば、こういう決断、終わり方が、お互いにとって幸せかなと。それだけのことをしてもらったから」
熊谷浩二は選手たちに伝えている。
ジーコスピリッツは人生にも必要だ
寺野典子●文 text by Terano Noriko井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki
遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(22)
熊谷浩二 後編
6-2と圧勝した柏レイソル戦から中2日で迎えた7月25日アウェイのセレッソ大阪戦。ACLのために未消化だった1戦で奪える勝ち点数は、順位に大きく影響する。
酷暑のなかでの連戦。当然疲労に対する危惧もある。しかし、鹿島アントラーズの選手たちは終始アグレッシブな姿勢でピッチを駆けた。
「前向きな気持ちが結果に繋がっている」
試合後、土居聖真が語ったように試合は、0-2と鹿島の勝利で終わる。得点者は鈴木優磨と土居だった。金崎夢生の移籍が発表された直後、次世代を担う選手たちが躍動した試合だった。
「ちょっとしたミスであってもみんなでカバーするという雰囲気があり、僕ら前線の選手も思い切ってチャレンジできる。たとえ、(ボールを)奪われてもすぐに周りが回収(再度ボールを奪い返す)してくれる。そういうところが、何回もペナルティ・エリアの中へ侵入する勇気に繋がっていると思います」と安部裕葵。
チャレンジ・アンド・カバー。チーム全体に漂うのはそんな空気だった。
気持ちよく試合を進めたのは、攻撃陣だけではなかった。犬飼智也が鈴木の先制点をアシストすると、41分に負傷退場した昌子源に代わり出場した町田浩樹も土居の2点目をアシストした。
「アシストをしたことよりも、無失点に抑えられたことのほうが嬉しい」と町田は安堵感とともにそう語っている。
「高い能力を持った選手たちです。でも、若いために、意欲が強すぎて、ミスをすることもある。そういうときは『大丈夫』とか『集中』とか日本語で言葉をかけます。たまに韓国語で言ってしまうことがあるけれど、気持ちは伝わっているはず」
この日好セーブを連発したGKのクオン・スンテは、若いセンターバック陣についてそう話した。そして、鳥栖からの加入が決まった韓国代表の24歳のセンターバック、チョン・スンヒョンについては、「できるだけサポートしたいと思っています。でも、集中を欠くようなときは、日本人選手に対するよりも、叱るとは思いますが……」と笑った。
翌26日、大阪で行われたトレーニングには、そのスンヒョンの姿があった。左足関節捻挫で全治約3週間となった昌子に代わり、急遽大阪入りしたという。
「昨日の夜の9時に言われて、びっくりしました。初めての練習は緊張もしましたが、チームメイトがよくしてくれました。アントラーズはJリーグで一番強いチームですし、一番名門だと思いました。昌子選手がJリーグで一番いい選手だと思いますが、僕も韓国のプライドをかけて、ここに在籍していたイ・ジョンスさんやファン・ソッコさんもすごい成績を残していたので、それ以上の成績を残さなければいけないと思っています。そして、それを超えるような選手になることが、目標です」
日本語を交えながら、意気込みを語るスンヒョン。早ければ、土曜日のガンバ大阪戦の出場も可能だが、W杯以降チーム練習からは遠ざかっていたため、コンディション的には不安も残る。それでも、「常に準備をしているのがプロサッカー選手」と話した。
「アグレッシブさ、意識の高さに感服した。チームとして一体感を持って戦えた」
大岩剛監督は、試合後、選手たちをねぎらうようにそう評した。先発の平均年齢25.82歳。若いアントラーズはこの夏を駆け抜けられるのか?
大阪2連戦の後半は7月28日、新監督を迎え、情報量の少ないガンバ大阪との対戦だ。
鹿島アントラーズのクラブハウスでは、トップチームのトレーニングだけでなく、高校生で構成されるユースチームの練習も行われている。
「こんにちは」「こんにちは」
そんな少年たちは、取材陣を見つけると、次々に挨拶してくれる。以前も挨拶をしてくれてはいたが、今のように大きな声が響き渡るほどではなかった。溌剌(はつらつ)とした空気を生み出したのが2014年からアントラーズユースを率いる熊谷浩二監督だった。
2006年より鹿島アントラーズ強化部スカウトに就任。遠藤康、大迫勇也や柴崎岳、昌子源、植田直通などの獲得に尽力し、2011年からユースチームのコーチを務め、2014年から監督としてチームを率いている。

ときおり笑顔を交えて話した熊谷浩二
――鹿島は毎年、有力な高校生を獲得しています。スカウト力の高いクラブだと思うのですが……。
「これもまた有難い環境だったのですが、長年スカウトを務めていた平野(勝哉)さんや椎本(邦一)さんという素晴らしい方々が築いた地盤があったので、僕のようにまったくの素人であっても、『鹿島のスカウト』として受け入れてもらえる部分がありました。もちろん、だからこその難しさもありましたが、ふたりの先輩からたくさんのことを教えて頂き、本当に勉強になる時間を過ごせました」
――やはり、鹿島アントラーズというブランドは生徒や親御さん、学校関係者にとっても魅力的なものなのでしょうか?
「もちろん、そうですね。何かを説明するまでもなく、『入りたい』と思ってもらえるクラブだということを強く感じました。ただ、同時に、『レベルが高く、競争が激しい』環境だということもみんな理解しているので、『試合に出られないかもしれない。だったら、別の選択肢を』というふうに考える選手もいて、そういうところでの戦いもありました」

――鹿島で獲得する選手を選ぶ際に、選手の性格を重視すると聞いたことがありますが。
「平野さんと椎本さんから『人間性、パーソナリティ』が大事だと何度も言われました。それを教えてくれるのが指導者だと。ただ、1、2度会っただけでは指導者の方も『大丈夫ですよ』ということしか教えてくれないから、指導者との関係性を築くのが大切だと」
――スカウトを経験したことは、その後ユースのコーチ、監督をするうえでも貴重な時間になりましたか?
「もちろん。単純にいろいろな指導者の方と面識があるというのも大きいですし、同時にたとえば、(遠藤)康や大迫、(柴崎)岳、昌子や植田を見たときの衝撃というか、彼らのレベルを知っていることで、鹿島のトップチームへ入る選手の基準を肌で感じられる。だから、ユースの選手たちに、どれだけの資質や可能性が必要なのかという判断基準にはなっていると思います」
――ユースチーム、下部組織での選手育成は、トップチームへ選手を供給するという役割も大きいですが、そう毎年何人も選手が昇格できるわけでもないですよね。欧州のクラブでも1年に数名というのが現状だと思います。特に鹿嶋という地域性を考えると子どもの数も少ないので、トップで通用する選手をたくさん輩出するのは難しいはず。チームの成績や選手の成長などのビジョン以外にどういう意識で指導されていますか?
「下部組織、ユースというのは、まだまだ土台作りの段階で、そのベースの底上げが重要です。さすがに大迫や柴崎のような素材が次々に生み出せるわけではない。だから、そういう意味で、ユースチームでもスカウト活動だとか、基盤作りをしなくちゃいけないという意識もあります。トップチームへ繋がるような選手を育てることが最大の目的ではあるけれど、トップへ昇格しない選手たちをどう育てるかも重要です。鹿島への想い、帰属意識を選手たちに持ってもらう。それは育成が最低限やるべきことだと思うんです」
――いつの日か、彼らがサッカーをプレーしなくなったとしても、ユースに在籍したことで鹿島への愛情を持ってほしいと。
「鹿島アントラーズへの愛着を持ち、その後の人生を生きてもらえたらと。大学へ行き、就職して社会に出てもそれぞれの場所で、鹿島アントラーズというクラブが好きだという人間をどんどん増やすことが大事だなと。地元に愛され、自分のチームを愛してという選手が育成から育ち、巣立っていく。そして、戻っても来る。そういうことが鹿島アントラーズというクラブの存在価値、あり方だと。僕が今、任されている仕事というのは、そういう基盤作りとクラブへの帰属意識や愛着を育むことだろうと思っています」
――鈴木優磨選手が『挨拶や生活態度について、熊谷さんからは、厳しく言われた』と話していましたが……。
「基本的なこと、最低限やるべきことについては、きっちりみんなで合わせる。それ以降のところは、自分で決断して、進めるということは常に言っているところですね。自分で考えて、自分で工夫し、自分で行動し、自分で決断する力を身につけてほしいので」
――その鈴木選手の活躍が目覚ましいですが、嬉しいんじゃないですか?
「優磨を褒める気はないです(笑)。だけど、優磨の何がすごいかっていうと、サッカーが好きだという芯がしっかりあるということですね。そこに可能性があるというふうには思っていました。優磨に限らず、僕の指導によって子供たちが良くなっているわけでもないし、僕の指導で悪くなっている……かはわからない。ただ、僕が指導する期間は3年間ですが、ひとりの選手が形成されるうえで、様々な環境が影響を及ぼすだろうし、いろんなことがあると思うんです。そういうなかでも、戻ってくる場所、芯があるというのが大事ですし。優磨の場合は、『サッカーが好き』というところが武器になるのかなと思います」
――鹿島アントラーズの魅力とは?
「みなさんが言うことだと思いますが、やっぱり、『誠実、献身、尊重』というジーコスピリッツだと思っています。ユースの選手たちに伝えるときには、嘘をつかないこと、一生懸命やること、感謝の気持ちというふうに置き換えて説明しますが、サッカーというスポーツに対してもそうだし、大人になって、人生という部分でも大事なこと。ただし、非常に難しいことでもある。そういう一番難しいことを理想として掲げて、チーム作りをし、ここまでの結果を残してきた。いろいろな現実があるなかで、理想を追求してきたというところがこのクラブの魅力を生んでいると思います」
――難しいことを理想として掲げたジーコがいて、そのクラブへの忠誠心を皆が持っている。
「人間として大切だけど、難しいであろうことを柱にして、その理想へ向かってチャレンジしながら、ここまで来た。その結果がおそらくほかのクラブとの違いを生み出している。本来、人間としてあるべき姿、向かわなくちゃいけないところへ、サッカーを通して、クラブとしてまとまって、向かっている。それが鹿島の魅力だし、その魅力がひとを惹きつけていると思っています。だからこそ、それをブレずに継続していくことが大切です」
――掲げた指針が芯となり、皆がそこへ立ち返れる。
「心のなかに戻れる場所があるのは強みだと思います。僕は今、育成部門で仕事をさせてもらっているので、愛着や帰属意識もそうですが、そういうジーコスピリッツを選手たちの中に残せるような指導をしていきたいと考えています」
――熊谷監督ご自身の未来予想図は?
「現役時代と同じで、『今日を精いっぱい』という感じの毎日なので。先のことを考える余裕は持てないですね。とにかく与えられた仕事をしっかりとやっていくだけです」
熊谷ユース監督を取材したSportivaの寺野女史である。
入団のいきさつ、選手時代そしてユースの指導のことなどが伝えられる。
熊谷の人間性がよくわかって嬉しい。
そしてその熊谷が指導した選手が主軸となり鹿島を支えて行ってくれるようになって行くであろう。
そうしてクラブは成長していく。
楽しみである。

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「ここに来なければよかった」
寺野典子●文 text by Terano Noriko井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki
遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(21)
熊谷浩二 前編
7月18日、ヤマハスタジアム。W杯のために中断していたJリーグ再開となったこの試合には、平日のナイターにもかかわらず13000人あまりの人たちが足を運んだ。昨季最終節、優勝を阻まれたジュビロ磐田との1戦。三竿健斗は「再開初戦がここでの試合というのは、いい巡り合わせ」と話している。先制点を許しながらも、ゲームを支配し、流れを引き寄せるような巧みな戦いができた。しかし、ベルギーへ移籍した植田直通、体調不良の昌子源を欠いた最終ラインは、一瞬のつきを突かれるように3失点を喫している。逆転を許した2-3から、土居聖真が同点弾を決める粘り強さで意地は見せたものの、13位に後退したリーグ戦の苦境は続く。
それでも、平均年齢25.45歳という若い先発メンバーたちは、自分たちのサッカーへの手ごたえを感じているようだった。この試合で1ゴールの安部裕葵は、現在の自分の立場を次のように語った。
「自分のコンディションのいい悪いという波はまだ多少あると思います。今はとてもいい感じでやれている。だけど、常に練習からコツコツ積み上げていくことが大事だと意識している。それを意識させてくれているのが、このチームのいいところだと思います。伝統のある鹿島というチームの一員になるという自覚は、高校卒業のころから持っています。そして、このチームで1年半が過ぎて、時間が経てば経つほど、自分はとても幸せな環境にいるんだなと、思う」
ジーコ氏のテクニカルアドバイザー就任が発表されたばかり。鈴木満強化部長は「1ランク上を目指すうえでジーコの力が必要だ」とその理由を語っている。アントラーズを支えるジーコスピリッツの再確認という意識もあるだろう。しかし、同時に「変わらなくちゃいけない部分もある」とも話した。
まさに、温故知新の夏が始まるのだろう。
鈴木優磨や町田浩樹、田中稔也など現在トップチームで活躍する若手選手たちをトップチームへ送り出したのが、2014年からユースチームを率いる熊谷浩二監督だ。

選手当時は「ただ必死だった」と語る熊谷浩二
2000年、三冠達成時のレギュラーメンバーでもある熊谷監督だが、青森県三本木農業高校時代には、高校選手権出場経験もなかった無名選手だった。
1年目のリーグ戦出場11試合。U-20日本代表として世界大会にも出場する活躍を見せたものの、2年目からの4シーズンのリーグ戦出場数はいずれも一桁。長きに渡り、不遇時代を過ごした。
――そもそも、鹿島アントラーズ加入のいきさつというのは……。
「高校時代、サッカー部の先生から、『住友金属(現・鹿島アントラーズ)がお前に興味を持っているようだ』という話があったんです。でも当時はまだJリーグが始まる前で、プロリーグに対して、現実的なイメージを抱くのが正直難しい状態でした。だから、サッカーを続けたいという希望を叶えるには、大学へ行って、体育の教員免許を取得して……というのがリアリティのある話だったんです」
――そして、Jリーグ元年を迎え、住金は鹿島アントラーズとなり、ファーストステージで優勝しましたね。
「ちょうど高3だったんですが、もしも鹿島に入れるなら、プロへ行きたいというふうに考えられるようになりました。そして、先生に『あの話ってまだ生きていますか?』と確認したんです。とはいえ、その可能性が高いと思っていたわけではなくて、大学へ進学するんだろうなと考えていました。そしたら、『なんとかなるかもしれない』という話を頂いて。本当に最後のほうでしたが、鹿島入りが決まったんです」
――プロへたどりついたという感じですね。
「はい。まさにたどりついた(笑)。でも、鹿島に入って最初に思ったのが『ここに来なければよかったな』ということ。まずレベルが違うし、場違いだったから。辛かったけれど、自分が希望したことだし、置いてもらえる間は一生懸命やろうと割り切って考えていましたね」
――1年目はリーグ戦11試合に出場し、U-19代表入り。1995年にはワールドユース(現U-20ワールドカップ)にも出場しますね。松田直樹氏や中田英寿氏など錚々たるメンバーが揃っていました。
「雑誌で見ていたような選手ばかり。まあ、彼らと自分は違う、自分は自分のやれることを精いっぱいやるだけだと思っていました」
――しかし、鹿島では2年目以降はなかなか試合に出られなくなりましたね。
「当時はサテライトリーグというのがあり、いわゆるBチームがそれに出場するので、チーム選手の人数も今と比べれば、かなり多かったこともあって、なんとか居場所があったという感じだったと思います。僕自身は、本当に毎日ついていくのが精いっぱいという感覚でした。青森の高校時代に培った自信、プライドは鹿島へ来てすぐ、初日に全部崩されてしまった。でも、それがよかったんだと思います。だから、プライドを持つことがなかった。鹿島にはブラジル代表の10番だっている。そのうえ、毎年、高校ナンバー1とか、大学ナンバー1の選手が加入してくる。そうなるとチーム内での自分の順列というのが下がるわけです。だけど、彼らは自分とはまったく違うんだと思えたので。もちろん、1年目の試合出場経験があったので、『またあの場に立ちたい』という気持ちもありました」
――2000年に24試合出場するまでの長い間、いわゆる控え選手だったわけですが、何が熊谷選手を支えていたんでしょうか?
「単純にこの鹿島というチームに居させてもらえる、ここに適応する可能性があるんだという希望というか、そういう意味でのプライドはありましたね。レベルの高い環境で、味わうのは自分の力のなさや課題ばかりです。鹿島に来る選手は、僕が抱く課題なんて飛び越えたレベルの選手。当然、焦りもありましたし、心の余裕はずっとなかった。それが僕の選手生活です。そういう苦しさがついて回っていたけれど、同時にたとえそれが小さなものであっても、課題を克服し、自分の成長を実感できるという喜びもありました」
――厳しいけれど、手ごたえも感じられる環境だったと。
「環境については非常に感謝しています。とにかく、先輩や同年代の仲間だけでなく、後輩が常に刺激を与え続けてくれましたから。同時にクラブとして、『選手を育てる』というスタンスがあったので、僕のような選手に対しても時間を与えてくれた。なおかつ、鹿嶋という地域柄、あまり誘惑もなく、サッカーに専念するしかない。本当に環境に助けられたし、成長することの喜びをモチベーションにできる力を養ってもらえたかなと」

――敵わないなと思うチームメイトのなかで、劣等感を抱くことはなかったですか?
「劣等感……とはちょっと違うんですが、まあそういう差があるんだということを受け入れる、認められるかが大事だと思います。自分がどうしたって敵わない才能のある選手がいる。でも、そういうなかでもチームのために、自分ができることはなにか、力が発揮できることはなにか、チームメイトに負けないものはなんなのかを、本気で追求しなくちゃ生き残るのは難しい。ほかの選手との違いを発揮するしかない。そのうえで、自分が抱いた劣等感を認められるかだと思います。当時は毎日ただ必死で、精いっぱい今日を生きる、今日力を尽くすことだけでした」
――そして、2000年の三冠に。
「最初のタイトルがナビスコカップ(現ルヴァンカップ)だったんですが、自分が決勝戦に出て、タイトルを獲れた時点で信じられない状態でした。決勝に至るまでの間が、代表選手不在で戦ってきたので、まあ、試合に出ることができた。でも、決勝は代表もいる。そういうなかで決勝でも試合に出て、優勝し、チームのために仕事ができたわけです。ずっと夢見たというか、望んできたものが叶った瞬間でした。だから、もうナビスコ優勝だけで飛び上がるほどの喜びがありましたね。でも、リーグ戦も残っているし、天皇杯もある……三冠なんて想像もできなかったけれど、ポンポンとタイトルが獲れて……」
――報われたシーズンとなったわけですね。
「報われたというか、出来過ぎな感じの1年でしたね」
――当時、小笠原満男選手たち若手の勢いもありましたよね。
「そうですね。たとえば、Bチームとの紅白戦では、主力組の選手のなかには『コンディション調整』という感覚でプレーする選手もいたと思うんですけど、僕はそういう感覚で練習できなかった。わずかでも力や気持ちを抜いてしまうと、ポジションを奪われてしまうという意識が強かったので。たとえ1試合、ケガなどで休んだら、次はないという気持ち。毎日、毎日が勝負。先を見ることなんてなかったです」
――シーズンオフはホッとできるんですよね?
「3日間くらいですかね(笑)。ほかの選手が休んでいるときから、準備を始めないと間に合わないから。本当に、楽しいと苦しいとの両面をもった現役時代でした。苦しいけれど、サッカーが好きで、このチームが好きだったから、あそこまで夢中になれたんだと思います」
――2004年途中に当時J2だったベガルタ仙台へ移籍することに。
「自分にとっても、鹿島にとっても、お互いが次のステップへ行くためにそうしたいと思ったんです。そこまでに至る過程で、僕を成長させてくれたこの環境を与えてくれた人たちやクラブのことを考えたときに、迷惑をかけたくはないなと。僕自身も試合に出るために次の場所へ行けるチャンスがあり、スムーズにことが運ぶのであれば、こういう決断、終わり方が、お互いにとって幸せかなと。それだけのことをしてもらったから」
熊谷浩二は選手たちに伝えている。
ジーコスピリッツは人生にも必要だ
寺野典子●文 text by Terano Noriko井坂英樹●写真 photo by Isaka Hideki
遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(22)
熊谷浩二 後編
6-2と圧勝した柏レイソル戦から中2日で迎えた7月25日アウェイのセレッソ大阪戦。ACLのために未消化だった1戦で奪える勝ち点数は、順位に大きく影響する。
酷暑のなかでの連戦。当然疲労に対する危惧もある。しかし、鹿島アントラーズの選手たちは終始アグレッシブな姿勢でピッチを駆けた。
「前向きな気持ちが結果に繋がっている」
試合後、土居聖真が語ったように試合は、0-2と鹿島の勝利で終わる。得点者は鈴木優磨と土居だった。金崎夢生の移籍が発表された直後、次世代を担う選手たちが躍動した試合だった。
「ちょっとしたミスであってもみんなでカバーするという雰囲気があり、僕ら前線の選手も思い切ってチャレンジできる。たとえ、(ボールを)奪われてもすぐに周りが回収(再度ボールを奪い返す)してくれる。そういうところが、何回もペナルティ・エリアの中へ侵入する勇気に繋がっていると思います」と安部裕葵。
チャレンジ・アンド・カバー。チーム全体に漂うのはそんな空気だった。
気持ちよく試合を進めたのは、攻撃陣だけではなかった。犬飼智也が鈴木の先制点をアシストすると、41分に負傷退場した昌子源に代わり出場した町田浩樹も土居の2点目をアシストした。
「アシストをしたことよりも、無失点に抑えられたことのほうが嬉しい」と町田は安堵感とともにそう語っている。
「高い能力を持った選手たちです。でも、若いために、意欲が強すぎて、ミスをすることもある。そういうときは『大丈夫』とか『集中』とか日本語で言葉をかけます。たまに韓国語で言ってしまうことがあるけれど、気持ちは伝わっているはず」
この日好セーブを連発したGKのクオン・スンテは、若いセンターバック陣についてそう話した。そして、鳥栖からの加入が決まった韓国代表の24歳のセンターバック、チョン・スンヒョンについては、「できるだけサポートしたいと思っています。でも、集中を欠くようなときは、日本人選手に対するよりも、叱るとは思いますが……」と笑った。
翌26日、大阪で行われたトレーニングには、そのスンヒョンの姿があった。左足関節捻挫で全治約3週間となった昌子に代わり、急遽大阪入りしたという。
「昨日の夜の9時に言われて、びっくりしました。初めての練習は緊張もしましたが、チームメイトがよくしてくれました。アントラーズはJリーグで一番強いチームですし、一番名門だと思いました。昌子選手がJリーグで一番いい選手だと思いますが、僕も韓国のプライドをかけて、ここに在籍していたイ・ジョンスさんやファン・ソッコさんもすごい成績を残していたので、それ以上の成績を残さなければいけないと思っています。そして、それを超えるような選手になることが、目標です」
日本語を交えながら、意気込みを語るスンヒョン。早ければ、土曜日のガンバ大阪戦の出場も可能だが、W杯以降チーム練習からは遠ざかっていたため、コンディション的には不安も残る。それでも、「常に準備をしているのがプロサッカー選手」と話した。
「アグレッシブさ、意識の高さに感服した。チームとして一体感を持って戦えた」
大岩剛監督は、試合後、選手たちをねぎらうようにそう評した。先発の平均年齢25.82歳。若いアントラーズはこの夏を駆け抜けられるのか?
大阪2連戦の後半は7月28日、新監督を迎え、情報量の少ないガンバ大阪との対戦だ。
鹿島アントラーズのクラブハウスでは、トップチームのトレーニングだけでなく、高校生で構成されるユースチームの練習も行われている。
「こんにちは」「こんにちは」
そんな少年たちは、取材陣を見つけると、次々に挨拶してくれる。以前も挨拶をしてくれてはいたが、今のように大きな声が響き渡るほどではなかった。溌剌(はつらつ)とした空気を生み出したのが2014年からアントラーズユースを率いる熊谷浩二監督だった。
2006年より鹿島アントラーズ強化部スカウトに就任。遠藤康、大迫勇也や柴崎岳、昌子源、植田直通などの獲得に尽力し、2011年からユースチームのコーチを務め、2014年から監督としてチームを率いている。

ときおり笑顔を交えて話した熊谷浩二
――鹿島は毎年、有力な高校生を獲得しています。スカウト力の高いクラブだと思うのですが……。
「これもまた有難い環境だったのですが、長年スカウトを務めていた平野(勝哉)さんや椎本(邦一)さんという素晴らしい方々が築いた地盤があったので、僕のようにまったくの素人であっても、『鹿島のスカウト』として受け入れてもらえる部分がありました。もちろん、だからこその難しさもありましたが、ふたりの先輩からたくさんのことを教えて頂き、本当に勉強になる時間を過ごせました」
――やはり、鹿島アントラーズというブランドは生徒や親御さん、学校関係者にとっても魅力的なものなのでしょうか?
「もちろん、そうですね。何かを説明するまでもなく、『入りたい』と思ってもらえるクラブだということを強く感じました。ただ、同時に、『レベルが高く、競争が激しい』環境だということもみんな理解しているので、『試合に出られないかもしれない。だったら、別の選択肢を』というふうに考える選手もいて、そういうところでの戦いもありました」

――鹿島で獲得する選手を選ぶ際に、選手の性格を重視すると聞いたことがありますが。
「平野さんと椎本さんから『人間性、パーソナリティ』が大事だと何度も言われました。それを教えてくれるのが指導者だと。ただ、1、2度会っただけでは指導者の方も『大丈夫ですよ』ということしか教えてくれないから、指導者との関係性を築くのが大切だと」
――スカウトを経験したことは、その後ユースのコーチ、監督をするうえでも貴重な時間になりましたか?
「もちろん。単純にいろいろな指導者の方と面識があるというのも大きいですし、同時にたとえば、(遠藤)康や大迫、(柴崎)岳、昌子や植田を見たときの衝撃というか、彼らのレベルを知っていることで、鹿島のトップチームへ入る選手の基準を肌で感じられる。だから、ユースの選手たちに、どれだけの資質や可能性が必要なのかという判断基準にはなっていると思います」
――ユースチーム、下部組織での選手育成は、トップチームへ選手を供給するという役割も大きいですが、そう毎年何人も選手が昇格できるわけでもないですよね。欧州のクラブでも1年に数名というのが現状だと思います。特に鹿嶋という地域性を考えると子どもの数も少ないので、トップで通用する選手をたくさん輩出するのは難しいはず。チームの成績や選手の成長などのビジョン以外にどういう意識で指導されていますか?
「下部組織、ユースというのは、まだまだ土台作りの段階で、そのベースの底上げが重要です。さすがに大迫や柴崎のような素材が次々に生み出せるわけではない。だから、そういう意味で、ユースチームでもスカウト活動だとか、基盤作りをしなくちゃいけないという意識もあります。トップチームへ繋がるような選手を育てることが最大の目的ではあるけれど、トップへ昇格しない選手たちをどう育てるかも重要です。鹿島への想い、帰属意識を選手たちに持ってもらう。それは育成が最低限やるべきことだと思うんです」
――いつの日か、彼らがサッカーをプレーしなくなったとしても、ユースに在籍したことで鹿島への愛情を持ってほしいと。
「鹿島アントラーズへの愛着を持ち、その後の人生を生きてもらえたらと。大学へ行き、就職して社会に出てもそれぞれの場所で、鹿島アントラーズというクラブが好きだという人間をどんどん増やすことが大事だなと。地元に愛され、自分のチームを愛してという選手が育成から育ち、巣立っていく。そして、戻っても来る。そういうことが鹿島アントラーズというクラブの存在価値、あり方だと。僕が今、任されている仕事というのは、そういう基盤作りとクラブへの帰属意識や愛着を育むことだろうと思っています」
――鈴木優磨選手が『挨拶や生活態度について、熊谷さんからは、厳しく言われた』と話していましたが……。
「基本的なこと、最低限やるべきことについては、きっちりみんなで合わせる。それ以降のところは、自分で決断して、進めるということは常に言っているところですね。自分で考えて、自分で工夫し、自分で行動し、自分で決断する力を身につけてほしいので」
――その鈴木選手の活躍が目覚ましいですが、嬉しいんじゃないですか?
「優磨を褒める気はないです(笑)。だけど、優磨の何がすごいかっていうと、サッカーが好きだという芯がしっかりあるということですね。そこに可能性があるというふうには思っていました。優磨に限らず、僕の指導によって子供たちが良くなっているわけでもないし、僕の指導で悪くなっている……かはわからない。ただ、僕が指導する期間は3年間ですが、ひとりの選手が形成されるうえで、様々な環境が影響を及ぼすだろうし、いろんなことがあると思うんです。そういうなかでも、戻ってくる場所、芯があるというのが大事ですし。優磨の場合は、『サッカーが好き』というところが武器になるのかなと思います」
――鹿島アントラーズの魅力とは?
「みなさんが言うことだと思いますが、やっぱり、『誠実、献身、尊重』というジーコスピリッツだと思っています。ユースの選手たちに伝えるときには、嘘をつかないこと、一生懸命やること、感謝の気持ちというふうに置き換えて説明しますが、サッカーというスポーツに対してもそうだし、大人になって、人生という部分でも大事なこと。ただし、非常に難しいことでもある。そういう一番難しいことを理想として掲げて、チーム作りをし、ここまでの結果を残してきた。いろいろな現実があるなかで、理想を追求してきたというところがこのクラブの魅力を生んでいると思います」
――難しいことを理想として掲げたジーコがいて、そのクラブへの忠誠心を皆が持っている。
「人間として大切だけど、難しいであろうことを柱にして、その理想へ向かってチャレンジしながら、ここまで来た。その結果がおそらくほかのクラブとの違いを生み出している。本来、人間としてあるべき姿、向かわなくちゃいけないところへ、サッカーを通して、クラブとしてまとまって、向かっている。それが鹿島の魅力だし、その魅力がひとを惹きつけていると思っています。だからこそ、それをブレずに継続していくことが大切です」
――掲げた指針が芯となり、皆がそこへ立ち返れる。
「心のなかに戻れる場所があるのは強みだと思います。僕は今、育成部門で仕事をさせてもらっているので、愛着や帰属意識もそうですが、そういうジーコスピリッツを選手たちの中に残せるような指導をしていきたいと考えています」
――熊谷監督ご自身の未来予想図は?
「現役時代と同じで、『今日を精いっぱい』という感じの毎日なので。先のことを考える余裕は持てないですね。とにかく与えられた仕事をしっかりとやっていくだけです」
熊谷ユース監督を取材したSportivaの寺野女史である。
入団のいきさつ、選手時代そしてユースの指導のことなどが伝えられる。
熊谷の人間性がよくわかって嬉しい。
そしてその熊谷が指導した選手が主軸となり鹿島を支えて行ってくれるようになって行くであろう。
そうしてクラブは成長していく。
楽しみである。

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ジーコ、ブラジル人獲得について言及
Zico revela a João Venturi que nome do Campeonato Brasileiro está próximo de ir ao Japão

ジーコはブラジルメディアに対するインタビューで鹿島アントラーズが更に1人のブラジル人選手を獲得する見込みである事を明かしている。文脈から察すると噂が出ているアメリカ・ミネイロのセルジーニョとは別の選手のようだ。
ブラジルメディアのインタビューに応じたジーコである。
そこで鹿島がもう一人のブラジル人獲得する見込みであることを明かしたとのこと。
セルジーニョとは別と報じられる。
これは大きなニュースである。
大物ストライカーが入団するのであろうか。
ただ、助っ人枠は埋まっておる。
長期離脱中のレアンドロを登録抹消するのか、レオ・シルバが移籍するのか。
注目である。

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ジーコはブラジルメディアに対するインタビューで鹿島アントラーズが更に1人のブラジル人選手を獲得する見込みである事を明かしている。文脈から察すると噂が出ているアメリカ・ミネイロのセルジーニョとは別の選手のようだ。
ブラジルメディアのインタビューに応じたジーコである。
そこで鹿島がもう一人のブラジル人獲得する見込みであることを明かしたとのこと。
セルジーニョとは別と報じられる。
これは大きなニュースである。
大物ストライカーが入団するのであろうか。
ただ、助っ人枠は埋まっておる。
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ポルティモネンセ、優磨獲得にスタッフを来日
NO JAPÃO PARA GARANTIR SUZUKI
Jogador do Kashima Antlers na mira

Foto: Getty Images
O reforço do ataque é a prioridade do Portimonense e, em breve, responsáveis da SAD irão ao Japão para desbloquear a vinda de Suzuki, jogador do Kashima Antlers. André Pereira (FC Porto) é outro alvo, e dos portistas poderá também vir o médio Paulinho, com o Portimonense a recomprar o passe, decorrendo negociações nesse sentido. Diego Cardoso (avançado) e Sabino (defesa), ambos do Santos, continuam no radar. O médio Gustavo deve ser cedido ao Arouca e Koike voltou ao Japão e não integrará o plantel.
Autor: Armando Alves
優磨獲得のためスタッフを来日させるポルティモネンセである。
FWを補強の最優先項目と捉え、鹿島のエースをターゲットにした模様。
これは困った。
金﨑が移籍し、優磨がFWの軸となっており、ここで流出となってはチームが瓦解する恐れがある。
これはなんとしても阻止したいところ。
違約金はどの程度に設定しておるのであろうか。
欧州移籍はしやすいようになっているなどということはないだろうか。
また、ポルティモネンセは金﨑を共同所有しておったため、今回の移籍にてある程度の金額を得たこととなる。
その資金を使ってくることも想定される。
それから、ポルティモネンセとしては、ポルトのアンドレ・ペレイラも候補としておるとのこと。
欧州の移籍ウィンドウは来月いっぱい開いておる。
ポルティモネンセ以外からも優磨の身分照会は届くであろう。
冷静に状況を見ようではないか。

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Jogador do Kashima Antlers na mira

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O reforço do ataque é a prioridade do Portimonense e, em breve, responsáveis da SAD irão ao Japão para desbloquear a vinda de Suzuki, jogador do Kashima Antlers. André Pereira (FC Porto) é outro alvo, e dos portistas poderá também vir o médio Paulinho, com o Portimonense a recomprar o passe, decorrendo negociações nesse sentido. Diego Cardoso (avançado) e Sabino (defesa), ambos do Santos, continuam no radar. O médio Gustavo deve ser cedido ao Arouca e Koike voltou ao Japão e não integrará o plantel.
Autor: Armando Alves
優磨獲得のためスタッフを来日させるポルティモネンセである。
FWを補強の最優先項目と捉え、鹿島のエースをターゲットにした模様。
これは困った。
金﨑が移籍し、優磨がFWの軸となっており、ここで流出となってはチームが瓦解する恐れがある。
これはなんとしても阻止したいところ。
違約金はどの程度に設定しておるのであろうか。
欧州移籍はしやすいようになっているなどということはないだろうか。
また、ポルティモネンセは金﨑を共同所有しておったため、今回の移籍にてある程度の金額を得たこととなる。
その資金を使ってくることも想定される。
それから、ポルティモネンセとしては、ポルトのアンドレ・ペレイラも候補としておるとのこと。
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鹿島――「一丸となって勝てるように」
【J1展望】G大阪×鹿島│注目を集める宮本ガンバの初陣! システムや選手起用は…
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月27日
G大阪――宮本ガンバの初戦は4-4-2が濃厚

故障者/G大阪=藤春 鹿島=レアンドロ、昌子
出場停止/G大阪=なし 鹿島=なし
J1リーグ18節
ガンバ大阪-鹿島アントラーズ
7月28日(土)/19:00/パナソニック スタジアム 吹田
ヴィッセル神戸
今季成績(17節終了時):16位 勝点15 4勝3分10敗 15得点・25失点
【最新チーム事情】
●宮本体制移行後、3日間連続で非公開練習となり、トレーニング時間も夕方に変更。
●2年間、宮本監督が指導してきたU-23チームから選手の抜擢はあるか。
●宮本監督が就任したことでチームの雰囲気が良化。
【担当記者の視点】
23日にクルピ前監督が解任され、OBでU-23チームを率いていた宮本監督が新たな指揮官となった。就任して間もないが、早速独自のカラーを出しており、3日間連続で非公開練習を実施。トレーニング時間も夕方に変えるなど、チームの危機を救うべく積極的に動いている。
新体制の初陣となる今節の布陣などは不透明だが、4-4-2を採用する可能性が高そうだ。大きく選手を変えることも現状では現実的ではないだけに、どのような戦い方で臨むのかが今節のキーポイントになる。
限られた時間ながら、若き指揮官は選手たちに細かい指示を与えており、なかでも守備のベース作りに取り組んだ様子。鹿島戦は再構築した守りを軸に勝利を目指す。
鹿島――「一丸となって勝てるように」(鈴木)
鹿島アントラーズ
今季成績(17節終了時):7位 勝点25 7勝4分6敗 23得点・21失点
【最新チーム事情】
●L・シルバが5月5日の13節・浦和戦以来の先発復帰が濃厚。
●前節・C大阪戦で、前半途中出場の町田が、J1通算4試合目の出場にして、リーグ戦で初めて勝利を経験。
【担当記者の視点】
前節・C大阪戦を2-0で勝利し、中2日でG大阪戦を迎える。試合後のチームは大阪の地に残り、調整を行なった。
そのC大阪戦では、鈴木と土居がそれぞれ1ゴールずつを挙げるなどハイパフォーマンスを披露。前者は2戦連発、後者は3戦連発と目下絶好調だ。鳥栖に移籍した金崎の穴を見事に埋める活躍ぶり。大岩監督は「選手が自信を持ってやっている。勝ち続けるだけ」と意気込みを口にする。
攻撃陣が上向きな一方で、守備では不安材料が出てしまった。C大阪戦で守備の要・昌子が左足を負傷。全治約3週間の離脱となった。
「一丸となって勝てるように頑張る」と鈴木。総力戦で試合に臨む覚悟だ。
サッカーダイジェストによるガンバ戦のプレビューである。
セレッソ戦と同様のスタメンを予想する。
とはいえ、過密日程にて紅白戦を行っておらぬため、記者の推測の域を出ないであろう。
更に「L・シルバが5月5日の13節・浦和戦以来の先発復帰が濃厚」とセレッソ戦がなかったような記述もある。
Jグリーン堺にて練習を行っておるため取材に赴いておらぬのではなかろうか。
源と脩斗が鹿嶋に戻り、チョン・スンヒョンとヤス、ユキが合流した。
スンヒョンの登録も間に合ったため、起用する事が適う。
メンバーをいじってくるのか否か、楽しみに待ちたい。

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サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月27日
G大阪――宮本ガンバの初戦は4-4-2が濃厚

故障者/G大阪=藤春 鹿島=レアンドロ、昌子
出場停止/G大阪=なし 鹿島=なし
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ガンバ大阪-鹿島アントラーズ
7月28日(土)/19:00/パナソニック スタジアム 吹田
ヴィッセル神戸
今季成績(17節終了時):16位 勝点15 4勝3分10敗 15得点・25失点
【最新チーム事情】
●宮本体制移行後、3日間連続で非公開練習となり、トレーニング時間も夕方に変更。
●2年間、宮本監督が指導してきたU-23チームから選手の抜擢はあるか。
●宮本監督が就任したことでチームの雰囲気が良化。
【担当記者の視点】
23日にクルピ前監督が解任され、OBでU-23チームを率いていた宮本監督が新たな指揮官となった。就任して間もないが、早速独自のカラーを出しており、3日間連続で非公開練習を実施。トレーニング時間も夕方に変えるなど、チームの危機を救うべく積極的に動いている。
新体制の初陣となる今節の布陣などは不透明だが、4-4-2を採用する可能性が高そうだ。大きく選手を変えることも現状では現実的ではないだけに、どのような戦い方で臨むのかが今節のキーポイントになる。
限られた時間ながら、若き指揮官は選手たちに細かい指示を与えており、なかでも守備のベース作りに取り組んだ様子。鹿島戦は再構築した守りを軸に勝利を目指す。
鹿島――「一丸となって勝てるように」(鈴木)
鹿島アントラーズ
今季成績(17節終了時):7位 勝点25 7勝4分6敗 23得点・21失点
【最新チーム事情】
●L・シルバが5月5日の13節・浦和戦以来の先発復帰が濃厚。
●前節・C大阪戦で、前半途中出場の町田が、J1通算4試合目の出場にして、リーグ戦で初めて勝利を経験。
【担当記者の視点】
前節・C大阪戦を2-0で勝利し、中2日でG大阪戦を迎える。試合後のチームは大阪の地に残り、調整を行なった。
そのC大阪戦では、鈴木と土居がそれぞれ1ゴールずつを挙げるなどハイパフォーマンスを披露。前者は2戦連発、後者は3戦連発と目下絶好調だ。鳥栖に移籍した金崎の穴を見事に埋める活躍ぶり。大岩監督は「選手が自信を持ってやっている。勝ち続けるだけ」と意気込みを口にする。
攻撃陣が上向きな一方で、守備では不安材料が出てしまった。C大阪戦で守備の要・昌子が左足を負傷。全治約3週間の離脱となった。
「一丸となって勝てるように頑張る」と鈴木。総力戦で試合に臨む覚悟だ。
サッカーダイジェストによるガンバ戦のプレビューである。
セレッソ戦と同様のスタメンを予想する。
とはいえ、過密日程にて紅白戦を行っておらぬため、記者の推測の域を出ないであろう。
更に「L・シルバが5月5日の13節・浦和戦以来の先発復帰が濃厚」とセレッソ戦がなかったような記述もある。
Jグリーン堺にて練習を行っておるため取材に赴いておらぬのではなかろうか。
源と脩斗が鹿嶋に戻り、チョン・スンヒョンとヤス、ユキが合流した。
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西大伍、SBを続けたのはW杯に出たかったから
【インタビュー】西大伍/鹿島「SBを続けたのはW杯に出たかったから」

自分の言葉を持つ西大伍。現在の率直な想いを語ってくれた。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表への想い、ポジションへのこだわりについて――。
ワールドカップの中断期間を経て再開したJリーグ、鹿島アントラーズが2勝1分と好調だ。ケガも完全に癒えた西大伍は主戦場のサイドバックに加え、天皇杯ではセンターバック、リーグ戦では右サイドバックでもフル稼働している。「Jの輪」にも登場してもらった西に、シーズン再開後、鹿島の巻き返しへのポイントを語ってもらった。そのなかで西が明かした日本代表への想い、そしてポジションへのこだわりとは――。
――今季のJリーグ前半戦の話題の一つに、同じ右サイドバックを主戦場にする内田篤人選手の鹿島への復帰がありました。ただ一方で、何より西選手の活躍なくして、鹿島は好成績を収められないとも思っていましたが?
「内田選手がやってくれるのが一番いい。サイドバックはもちろん重要ですけれど、僕は別のポジションもやってみたかった。もっとチーム全体に関われたらな、と思うところはありましたので」
――ポジションは、どこでもいいと?
「例えば、僕がチームに3人いれば、チームは楽だろうなって、本当にそう思っています。これが活字になると、何を言ってんだコイツと思われますけど、実際そう感じてきました」
――いえ、西選手らしいです。逆に、ポジションにはこだわりたいということですか?
「望まないポジションでプレーすることは、僕はあまり良いことだと思わないので、そういう時には、正直に言うようにしています」
――なるほど。それはそれで言葉にすることで責任を伴うわけですね。サイドバックは?
「サイドバックは、ワールドカップに行きたいので、やりますと言ってきました。でも、行けなかったので……。これからどうしようかなという状況です(苦笑)」
――そうなんですか!? もしかすると現在、大切な分岐点を迎えているかもしれない?
「基本はサイドバックだと思います。ただ自分の可能性をなくしたくはない(7月11日の天皇杯・町田戦はCBで出場、15日のJ1・柏戦では途中から右MFでプレー)」
――結局、日本代表はサイドの選手層の薄さが課題のままでした。西選手は昨年12月のE-1東アジア選手権の日本代表に選ばれましたが、負傷により辞退を余儀なくされました。結果的にその後も、西選手がいたら面白かったな……と思う試合が続きました。
「状態としては『行ける』と思っていて、(日本代表に選出されなかったのは)それも実力だと受け止めています。もしもハリルホジッチさんが監督を続けていたら、チャンスがあったかもしれません。でも結果的にハリルとは話したことはありましたが、彼のもとでプレーしたことはなかったので、今となっては何とも言えないところではあります」
――今季これまでの鹿島ですが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)はベスト16に進みましたが、リーグは7位。西選手のケガによる欠場が響いたとも思いますが、もどかしさなどはありましたか?
「まぁ後半戦も再開して、ここからですよ」
――例えばケガをしたことで、体調管理などで見つめ直したり、新たに取り組んだりしていることは?
「時間の過ごし方やコンディション作りは、毎年少しずつ変えているというか、同じことはやらないようにしています。だから、ケガは別に関係ありません。いいシーズンを過ごせても、そこに固執せず、体も変わっていくので同じことをしていてはダメだと思っています。常に実験しています。いろいろと」
――”考える天才肌“の西選手は、鹿島のブラジル人選手との感覚的な相性が良さそうですが?
「彼らが真面目にやっているときの波長は合いますね。いや、でも国籍はあまり関係ないかな? 普段仲がいい必要はないけど、ピッチで感覚が合うと、そこで楽しさを感じられる。それがサッカーの面白さですから」
――シーズン再開後、どのような目標を設定しています?
「『結果』はあとからついてくるもの。自分が成長するために日々を過ごして、それがチームのためにつながると思っています」
――チームが変化を必要とする状況下、西選手が何か取り組んでいきたいと思うことは?
「うーん。個人的には、そんなに何かを変える必要はないと感じています」
――そんな西選手をはじめとした強い「個」が勝利を求めて結集するのが鹿島の強みであり伝統だと感じます。
「ピッチ内で結果を出すための準備を、どれだけできるか。鹿島はそこを追求しています。その本気度で言えば、他チームの『優勝を目標にしています』と言うのと、僕らが言葉にするのとでは本気の度合いが違うと思ってきました。ただ一方で、『鹿島だから勝てる』とは思っていません。やはり、まず自分自身がどうするか。そこに懸かってくると自覚してやっていきます」
◇特選インタビューPHOTO◇◇




写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
西大伍にインタビューを敢行したサカノワの塚越氏である。
ポジションについて述べる。
W杯を目指してSBを担っておったとのこと。
そう考えると昨季最終節の負傷は本当に痛かった。
あの怪我がなければE-1での日本の惨敗もなかったであろうし、インパクトを残したことであろう。
とはいえ、それを言っても何も変わらぬ。
また、「”考える天才肌“の西選手は、鹿島のブラジル人選手との感覚的な相性が良さそうですが?」という質問に対して、「彼らが真面目にやっているときの波長は合いますね。いや、でも国籍はあまり関係ないかな? 普段仲がいい必要はないけど、ピッチで感覚が合うと、そこで楽しさを感じられる。それがサッカーの面白さですから」と答える。
感覚を大事にしておることが伝わってくる。
このあたりが天才肌たる所以であろう。
今夏に鹿島が補強するであろう選手とは波長が合うであろうか。
楽しみにしたい。

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自分の言葉を持つ西大伍。現在の率直な想いを語ってくれた。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表への想い、ポジションへのこだわりについて――。
ワールドカップの中断期間を経て再開したJリーグ、鹿島アントラーズが2勝1分と好調だ。ケガも完全に癒えた西大伍は主戦場のサイドバックに加え、天皇杯ではセンターバック、リーグ戦では右サイドバックでもフル稼働している。「Jの輪」にも登場してもらった西に、シーズン再開後、鹿島の巻き返しへのポイントを語ってもらった。そのなかで西が明かした日本代表への想い、そしてポジションへのこだわりとは――。
――今季のJリーグ前半戦の話題の一つに、同じ右サイドバックを主戦場にする内田篤人選手の鹿島への復帰がありました。ただ一方で、何より西選手の活躍なくして、鹿島は好成績を収められないとも思っていましたが?
「内田選手がやってくれるのが一番いい。サイドバックはもちろん重要ですけれど、僕は別のポジションもやってみたかった。もっとチーム全体に関われたらな、と思うところはありましたので」
――ポジションは、どこでもいいと?
「例えば、僕がチームに3人いれば、チームは楽だろうなって、本当にそう思っています。これが活字になると、何を言ってんだコイツと思われますけど、実際そう感じてきました」
――いえ、西選手らしいです。逆に、ポジションにはこだわりたいということですか?
「望まないポジションでプレーすることは、僕はあまり良いことだと思わないので、そういう時には、正直に言うようにしています」
――なるほど。それはそれで言葉にすることで責任を伴うわけですね。サイドバックは?
「サイドバックは、ワールドカップに行きたいので、やりますと言ってきました。でも、行けなかったので……。これからどうしようかなという状況です(苦笑)」
――そうなんですか!? もしかすると現在、大切な分岐点を迎えているかもしれない?
「基本はサイドバックだと思います。ただ自分の可能性をなくしたくはない(7月11日の天皇杯・町田戦はCBで出場、15日のJ1・柏戦では途中から右MFでプレー)」
――結局、日本代表はサイドの選手層の薄さが課題のままでした。西選手は昨年12月のE-1東アジア選手権の日本代表に選ばれましたが、負傷により辞退を余儀なくされました。結果的にその後も、西選手がいたら面白かったな……と思う試合が続きました。
「状態としては『行ける』と思っていて、(日本代表に選出されなかったのは)それも実力だと受け止めています。もしもハリルホジッチさんが監督を続けていたら、チャンスがあったかもしれません。でも結果的にハリルとは話したことはありましたが、彼のもとでプレーしたことはなかったので、今となっては何とも言えないところではあります」
――今季これまでの鹿島ですが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)はベスト16に進みましたが、リーグは7位。西選手のケガによる欠場が響いたとも思いますが、もどかしさなどはありましたか?
「まぁ後半戦も再開して、ここからですよ」
――例えばケガをしたことで、体調管理などで見つめ直したり、新たに取り組んだりしていることは?
「時間の過ごし方やコンディション作りは、毎年少しずつ変えているというか、同じことはやらないようにしています。だから、ケガは別に関係ありません。いいシーズンを過ごせても、そこに固執せず、体も変わっていくので同じことをしていてはダメだと思っています。常に実験しています。いろいろと」
――”考える天才肌“の西選手は、鹿島のブラジル人選手との感覚的な相性が良さそうですが?
「彼らが真面目にやっているときの波長は合いますね。いや、でも国籍はあまり関係ないかな? 普段仲がいい必要はないけど、ピッチで感覚が合うと、そこで楽しさを感じられる。それがサッカーの面白さですから」
――シーズン再開後、どのような目標を設定しています?
「『結果』はあとからついてくるもの。自分が成長するために日々を過ごして、それがチームのためにつながると思っています」
――チームが変化を必要とする状況下、西選手が何か取り組んでいきたいと思うことは?
「うーん。個人的には、そんなに何かを変える必要はないと感じています」
――そんな西選手をはじめとした強い「個」が勝利を求めて結集するのが鹿島の強みであり伝統だと感じます。
「ピッチ内で結果を出すための準備を、どれだけできるか。鹿島はそこを追求しています。その本気度で言えば、他チームの『優勝を目標にしています』と言うのと、僕らが言葉にするのとでは本気の度合いが違うと思ってきました。ただ一方で、『鹿島だから勝てる』とは思っていません。やはり、まず自分自身がどうするか。そこに懸かってくると自覚してやっていきます」
◇特選インタビューPHOTO◇◇




写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
西大伍にインタビューを敢行したサカノワの塚越氏である。
ポジションについて述べる。
W杯を目指してSBを担っておったとのこと。
そう考えると昨季最終節の負傷は本当に痛かった。
あの怪我がなければE-1での日本の惨敗もなかったであろうし、インパクトを残したことであろう。
とはいえ、それを言っても何も変わらぬ。
また、「”考える天才肌“の西選手は、鹿島のブラジル人選手との感覚的な相性が良さそうですが?」という質問に対して、「彼らが真面目にやっているときの波長は合いますね。いや、でも国籍はあまり関係ないかな? 普段仲がいい必要はないけど、ピッチで感覚が合うと、そこで楽しさを感じられる。それがサッカーの面白さですから」と答える。
感覚を大事にしておることが伝わってくる。
このあたりが天才肌たる所以であろう。
今夏に鹿島が補強するであろう選手とは波長が合うであろうか。
楽しみにしたい。

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チョン・スンヒョン、選手登録完了
登録選手追加・変更・抹消のお知らせ(2018/07/27)
1 ポジション 2 生年月日 3 身長/体重 4 出生地 5 国籍 6 前所属チーム 7 Jリーグ通算出場(J1/J2/J3) 8 Jリーグ通算得点(J1/J2/J3) 9 Jリーグ初出場 10 Jリーグ初得点
■明治安田生命J1リーグ
【追加】
鹿島アントラーズ
5 チョン スンヒョン JUNG Seung Hyun
1 DF 2 1994/04/03 3 188/89 4 大韓民国 5 大韓民国 6 現代高/大韓民国-延世大/大韓民国-蔚山現代FC/大韓民国-サガン鳥栖 7 27/0/0 8 2/0/0 9 2017/07/30 2017明治安田生命J1リーグ 第19節 鳥栖(vs広島@Eスタ) 10 2017/09/16 2017明治安田生命J1リーグ 第26節 鳥栖(vs甲府@ベアスタ)
※チョン スンヒョン選手は、前所属チーム(鳥栖)で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場していたため、追加登録された鹿島アントラーズで2018JリーグYBCルヴァンカップに出場することはできません。
<参考>
「日本サッカー協会 サッカー選手の登録と移籍等に関する規則」1-2-⑫
選手は、同期間中に同じ国内選手権(リーグ戦は除く)又はカップ戦において2チーム以上のために公式試合に出場してはならず、個々の競技会規則を遵守しなければならない。
横浜F・マリノス
2 ドゥシャン DUSAN Cvetinovic
1 DF 2 1988/12/24 3 186/79 4 セルビア 5 セルビア 6 OFKベオグラード/セルビア-ディナモ ブランジェ/セルビア-FCウォーレン/スイス-グラスホッパー チューリッヒ/スイス-ファドゥース/スイス-FKハウゲシュンド/ノルウェー-RCレンス/フランス
ジュビロ磐田
31 志村 滉 Ko SHIMURA
1 GK 2 1996/04/27 3 186/76 4 千葉県 6 ヴィヴァイオ船橋-市立船橋高-ジュビロ磐田-水戸ホーリーホック 7 10/0/0 9 2016/06/11 2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節 磐田(vsFC東京@エコパ)
名古屋グランパス
31 金井 貢史 Takashi KANAI
1 DF 2 1990/02/05 3 175/70 4 神奈川県 6 あざみ野F.C.-横浜F・マリノスJrユース-横浜F・マリノスユース-横浜F・マリノス-サガン鳥栖-横浜F・マリノス-サガン鳥栖-ジェフユナイテッド千葉-横浜F・マリノス 7 125/35/0 8 7/5/0 9 2008/07/20 2008Jリーグ ディビジョン1 第18節 横浜FM(vs鹿島@日産ス) 10 2012/08/04 2012Jリーグ ディビジョン1 第20節 横浜FM(vs仙台@ユアスタ)
サガン鳥栖
44 金崎 夢生 Mu KANAZAKI
1 FW 2 1989/02/16 3 180/70 4 三重県 6 滝川二高-大分トリニータ-名古屋グランパス-1.FCニュルンベルク/ドイツ-ポルティモネンセSC/ポルトガル-鹿島アントラーズ-ポルティモネンセSC/ポルトガル-鹿島アントラーズ-サガン鳥栖 7 253/0/0 8 54/0/0 9 2007/03/03 2007Jリーグ ディビジョン1 第1節 大分(vs新潟@九石ド) 10 2007/05/06 2007Jリーグ ディビジョン1 第10節 大分(vs広島@九石ド)
【抹消】
ベガルタ仙台
14 金久保 順 Jun KANAKUBO
鹿島アントラーズ
5 植田 直通 Naomichi UEDA
10 金崎 夢生 Mu KANAZAKI
浦和レッズ
6 遠藤 航 Wataru ENDO
柏レイソル
20 ハモン ロペス RAMON LOPES De Freitas
横浜F・マリノス
13 金井 貢史 Takashi KANAI
清水エスパルス
2 清水 航平 Kohei SHIMIZU
サガン鳥栖
15 鄭 昇炫 JUNG Seung Hyun
32 ビクトル イバルボ Segundo VICTOR IBARBO Guerrero
■明治安田生命J2リーグ
【追加】
モンテディオ山形
50 ブルーノ ロペス Bruno Da Silva Lopes(BRUNO LOPES)
1 FW 2 1986/08/19 3 181/83 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フィゲレンセ/ブラジル-アメリカFC/ブラジル-ジョインヴィレ/ブラジル-ミネイロス/ブラジル-ウベラバ/ブラジル-アナポリス/ブラジル-ビラノバ/ブラジル-アルビレックス新潟-エストリル/ポルトガル-ラチャブリー/タイ-ビラノバ/ブラジル-ハジエル/サウジアラビア-フェロヴィアリア/ブラジル-ペルシジャ ジャカルタ/インドネシア-ケランタン/マレーシア 7 73/0/0 8 20/0/0 9 2011/03/05 2011Jリーグ ディビジョン1 第1節 新潟(vs福岡@レベスタ) 10 2011/03/05 2011Jリーグ ディビジョン1 第1節 新潟(vs福岡@レベスタ)
ヴァンフォーレ甲府
11 ジエゴ DIEGO Goncalves
1 FW 2 1994/09/22 3 183/75 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フルミネンセFC/ブラジル-オルハネンセ/ポルトガル-アトレチコCP/ポルトガル-ポルトゲーザ/ブラジル-SCインテルナシオナル/ブラジル-パラナ クラブ/ブラジル
30 清水 航平 Kohei SHIMIZU
1 MF 2 1989/04/30 3 169/67 4 福岡県 6 宗像中央中-東海大第五高-サンフレッチェ広島-清水エスパルス-サンフレッチェ広島-清水エスパルス-サンフレッチェ広島-清水エスパルス 7 137/4/0 8 6/1/0 9 2008/10/25 2008Jリーグ ディビジョン2 第41節 広島(vs鳥栖@広島ビ) 10 2008/10/25 2008Jリーグ ディビジョン2 第41節 広島(vs鳥栖@広島ビ)
※清水 航平選手は、前所属チーム(清水)で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場していたため、追加登録されたヴァンフォーレ甲府で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場することはできません。
<参考>
「日本サッカー協会 サッカー選手の登録と移籍等に関する規則」1-2-⑫
選手は、同期間中に同じ国内選手権(リーグ戦は除く)又はカップ戦において2チーム以上のために公式試合に出場してはならず、個々の競技会規則を遵守しなければならない。
京都サンガF.C.
41 金久保 順 Jun KANAKUBO
1 MF 2 1987/07/26 3 171/66 4 茨城県 6 境町FC-境第一中-水戸短期大付属高-流通経済大-大宮アルディージャ-アビスパ福岡-大宮アルディージャ-川崎フロンターレ-大宮アルディージャ-ベガルタ仙台 7 93/28/0 8 8/3/0 9 2010/04/03 2010Jリーグ ディビジョン1 第5節 大宮(vs新潟@東北電ス) 10 2010/09/25 2010Jリーグ ディビジョン1 第24節 大宮(vsF東京@味スタ)
カマタマーレ讃岐
28 田中 英雄 Hideo TANAKA
1 MF 2 1983/03/01 3 172/65 4 熊本県 6 豊野中-大津高-鹿屋体育大-ヴィッセル神戸-京都サンガF.C.-ヴィッセル神戸-テゲバジャーロ宮崎 7 196/81/0 8 10/8/0 9 2005/07/13 2005Jリーグ ディビジョン1 第16節 神戸(vs東京V@味スタ) 10 2006/06/17 2006Jリーグ ディビジョン2 第22節 神戸(vs山形@神戸ウイ)
徳島ヴォルティス
26 バラル David BARRAL Torres
1 FW 2 1983/05/10 3 179/82 4 スペイン 5 スペイン 6 スポルティング ヒホン/スペイン-オルドゥスポル/トルコ-レバンテUD/スペイン-アル ダフラCF/アラブ首長国連邦-グラナダCF/スペイン-APOELニコシア/キプロス-カディスCF/スペイン
39 鈴木 大誠 Daisei SUZUKI
1 DF 2 1996/05/28 3 182/78 4 奈良県 6 星陵高-筑波大在学中
愛媛FC
19 藤本 佳希 Yoshiki FUJIMOTO
1 FW 2 1994/02/03 3 178/78 4 愛媛県 6 麻生FC-久米中-済美高-明治大-ファジアーノ岡山 7 0/42/0 8 0/1/0 9 2016/04/03 2016明治安田生命J2リーグ 第6節 岡山(vs東京V@Cスタ) 10 2017/05/07 2017明治安田生命J2リーグ 第12節 岡山(vs徳島@Cスタ)
【抹消】
水戸ホーリーホック
30 志村 滉 Ko SHIMURA
ジェフユナイテッド千葉
26 岡野 洵 Jun OKANO
京都サンガF.C.
20 アレシャンドレ ALEXANDRE
徳島ヴォルティス
1 カルバハル Danny Gabriel CARVAJAL Rodriguez
■明治安田生命J3リーグ
【追加】
SC相模原
50 トロ Rafael TORO Ferreira Francisco
1 MF 2 1986/04/13 3 171/73 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フルミネンセFC/ブラジル-CRフラメンゴ/ブラジル-アトレチコMG/ブラジル-フィゲレンセFC/ブラジル-ECバイーア/ブラジル-SC相模原-アナポリスFC/ブラジル-SC相模原-ゴイアスEC/ブラジル 7 0/0/45 8 0/0/3 9 2014/08/10 2014 明治安田生命 J3リーグ 第21節 相模原(vs盛岡@ギオンス) 10 2014/10/12 2014 明治安田生命 J3リーグ 第28節 相模原(vsJ-22@ギオンス)
【抹消】
ザスパクサツ群馬
15 中村 俊貴 Toshiki NAKAMURA
選手登録されたチョン・スンヒョンである。
これにて明日のガンバ戦より出場が可能となる。
ひとまず安心と言えよう。
ただし、鳥栖にて今季のルヴァン杯に出場しておるため、鹿島の選手として今季のルヴァン杯には出場不可となる。
いわゆるカップタイドである。
これは少々痛いところ。
とはいえ、ここは町田と犬飼に奮起してもらおうではないか。
チョン・スンヒョンと共に勝利を目指す。
活躍を期待しておる。

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1 ポジション 2 生年月日 3 身長/体重 4 出生地 5 国籍 6 前所属チーム 7 Jリーグ通算出場(J1/J2/J3) 8 Jリーグ通算得点(J1/J2/J3) 9 Jリーグ初出場 10 Jリーグ初得点
■明治安田生命J1リーグ
【追加】
鹿島アントラーズ
5 チョン スンヒョン JUNG Seung Hyun
1 DF 2 1994/04/03 3 188/89 4 大韓民国 5 大韓民国 6 現代高/大韓民国-延世大/大韓民国-蔚山現代FC/大韓民国-サガン鳥栖 7 27/0/0 8 2/0/0 9 2017/07/30 2017明治安田生命J1リーグ 第19節 鳥栖(vs広島@Eスタ) 10 2017/09/16 2017明治安田生命J1リーグ 第26節 鳥栖(vs甲府@ベアスタ)
※チョン スンヒョン選手は、前所属チーム(鳥栖)で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場していたため、追加登録された鹿島アントラーズで2018JリーグYBCルヴァンカップに出場することはできません。
<参考>
「日本サッカー協会 サッカー選手の登録と移籍等に関する規則」1-2-⑫
選手は、同期間中に同じ国内選手権(リーグ戦は除く)又はカップ戦において2チーム以上のために公式試合に出場してはならず、個々の競技会規則を遵守しなければならない。
横浜F・マリノス
2 ドゥシャン DUSAN Cvetinovic
1 DF 2 1988/12/24 3 186/79 4 セルビア 5 セルビア 6 OFKベオグラード/セルビア-ディナモ ブランジェ/セルビア-FCウォーレン/スイス-グラスホッパー チューリッヒ/スイス-ファドゥース/スイス-FKハウゲシュンド/ノルウェー-RCレンス/フランス
ジュビロ磐田
31 志村 滉 Ko SHIMURA
1 GK 2 1996/04/27 3 186/76 4 千葉県 6 ヴィヴァイオ船橋-市立船橋高-ジュビロ磐田-水戸ホーリーホック 7 10/0/0 9 2016/06/11 2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節 磐田(vsFC東京@エコパ)
名古屋グランパス
31 金井 貢史 Takashi KANAI
1 DF 2 1990/02/05 3 175/70 4 神奈川県 6 あざみ野F.C.-横浜F・マリノスJrユース-横浜F・マリノスユース-横浜F・マリノス-サガン鳥栖-横浜F・マリノス-サガン鳥栖-ジェフユナイテッド千葉-横浜F・マリノス 7 125/35/0 8 7/5/0 9 2008/07/20 2008Jリーグ ディビジョン1 第18節 横浜FM(vs鹿島@日産ス) 10 2012/08/04 2012Jリーグ ディビジョン1 第20節 横浜FM(vs仙台@ユアスタ)
サガン鳥栖
44 金崎 夢生 Mu KANAZAKI
1 FW 2 1989/02/16 3 180/70 4 三重県 6 滝川二高-大分トリニータ-名古屋グランパス-1.FCニュルンベルク/ドイツ-ポルティモネンセSC/ポルトガル-鹿島アントラーズ-ポルティモネンセSC/ポルトガル-鹿島アントラーズ-サガン鳥栖 7 253/0/0 8 54/0/0 9 2007/03/03 2007Jリーグ ディビジョン1 第1節 大分(vs新潟@九石ド) 10 2007/05/06 2007Jリーグ ディビジョン1 第10節 大分(vs広島@九石ド)
【抹消】
ベガルタ仙台
14 金久保 順 Jun KANAKUBO
鹿島アントラーズ
5 植田 直通 Naomichi UEDA
10 金崎 夢生 Mu KANAZAKI
浦和レッズ
6 遠藤 航 Wataru ENDO
柏レイソル
20 ハモン ロペス RAMON LOPES De Freitas
横浜F・マリノス
13 金井 貢史 Takashi KANAI
清水エスパルス
2 清水 航平 Kohei SHIMIZU
サガン鳥栖
15 鄭 昇炫 JUNG Seung Hyun
32 ビクトル イバルボ Segundo VICTOR IBARBO Guerrero
■明治安田生命J2リーグ
【追加】
モンテディオ山形
50 ブルーノ ロペス Bruno Da Silva Lopes(BRUNO LOPES)
1 FW 2 1986/08/19 3 181/83 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フィゲレンセ/ブラジル-アメリカFC/ブラジル-ジョインヴィレ/ブラジル-ミネイロス/ブラジル-ウベラバ/ブラジル-アナポリス/ブラジル-ビラノバ/ブラジル-アルビレックス新潟-エストリル/ポルトガル-ラチャブリー/タイ-ビラノバ/ブラジル-ハジエル/サウジアラビア-フェロヴィアリア/ブラジル-ペルシジャ ジャカルタ/インドネシア-ケランタン/マレーシア 7 73/0/0 8 20/0/0 9 2011/03/05 2011Jリーグ ディビジョン1 第1節 新潟(vs福岡@レベスタ) 10 2011/03/05 2011Jリーグ ディビジョン1 第1節 新潟(vs福岡@レベスタ)
ヴァンフォーレ甲府
11 ジエゴ DIEGO Goncalves
1 FW 2 1994/09/22 3 183/75 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フルミネンセFC/ブラジル-オルハネンセ/ポルトガル-アトレチコCP/ポルトガル-ポルトゲーザ/ブラジル-SCインテルナシオナル/ブラジル-パラナ クラブ/ブラジル
30 清水 航平 Kohei SHIMIZU
1 MF 2 1989/04/30 3 169/67 4 福岡県 6 宗像中央中-東海大第五高-サンフレッチェ広島-清水エスパルス-サンフレッチェ広島-清水エスパルス-サンフレッチェ広島-清水エスパルス 7 137/4/0 8 6/1/0 9 2008/10/25 2008Jリーグ ディビジョン2 第41節 広島(vs鳥栖@広島ビ) 10 2008/10/25 2008Jリーグ ディビジョン2 第41節 広島(vs鳥栖@広島ビ)
※清水 航平選手は、前所属チーム(清水)で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場していたため、追加登録されたヴァンフォーレ甲府で2018JリーグYBCルヴァンカップに出場することはできません。
<参考>
「日本サッカー協会 サッカー選手の登録と移籍等に関する規則」1-2-⑫
選手は、同期間中に同じ国内選手権(リーグ戦は除く)又はカップ戦において2チーム以上のために公式試合に出場してはならず、個々の競技会規則を遵守しなければならない。
京都サンガF.C.
41 金久保 順 Jun KANAKUBO
1 MF 2 1987/07/26 3 171/66 4 茨城県 6 境町FC-境第一中-水戸短期大付属高-流通経済大-大宮アルディージャ-アビスパ福岡-大宮アルディージャ-川崎フロンターレ-大宮アルディージャ-ベガルタ仙台 7 93/28/0 8 8/3/0 9 2010/04/03 2010Jリーグ ディビジョン1 第5節 大宮(vs新潟@東北電ス) 10 2010/09/25 2010Jリーグ ディビジョン1 第24節 大宮(vsF東京@味スタ)
カマタマーレ讃岐
28 田中 英雄 Hideo TANAKA
1 MF 2 1983/03/01 3 172/65 4 熊本県 6 豊野中-大津高-鹿屋体育大-ヴィッセル神戸-京都サンガF.C.-ヴィッセル神戸-テゲバジャーロ宮崎 7 196/81/0 8 10/8/0 9 2005/07/13 2005Jリーグ ディビジョン1 第16節 神戸(vs東京V@味スタ) 10 2006/06/17 2006Jリーグ ディビジョン2 第22節 神戸(vs山形@神戸ウイ)
徳島ヴォルティス
26 バラル David BARRAL Torres
1 FW 2 1983/05/10 3 179/82 4 スペイン 5 スペイン 6 スポルティング ヒホン/スペイン-オルドゥスポル/トルコ-レバンテUD/スペイン-アル ダフラCF/アラブ首長国連邦-グラナダCF/スペイン-APOELニコシア/キプロス-カディスCF/スペイン
39 鈴木 大誠 Daisei SUZUKI
1 DF 2 1996/05/28 3 182/78 4 奈良県 6 星陵高-筑波大在学中
愛媛FC
19 藤本 佳希 Yoshiki FUJIMOTO
1 FW 2 1994/02/03 3 178/78 4 愛媛県 6 麻生FC-久米中-済美高-明治大-ファジアーノ岡山 7 0/42/0 8 0/1/0 9 2016/04/03 2016明治安田生命J2リーグ 第6節 岡山(vs東京V@Cスタ) 10 2017/05/07 2017明治安田生命J2リーグ 第12節 岡山(vs徳島@Cスタ)
【抹消】
水戸ホーリーホック
30 志村 滉 Ko SHIMURA
ジェフユナイテッド千葉
26 岡野 洵 Jun OKANO
京都サンガF.C.
20 アレシャンドレ ALEXANDRE
徳島ヴォルティス
1 カルバハル Danny Gabriel CARVAJAL Rodriguez
■明治安田生命J3リーグ
【追加】
SC相模原
50 トロ Rafael TORO Ferreira Francisco
1 MF 2 1986/04/13 3 171/73 4 ブラジル 5 ブラジル 6 フルミネンセFC/ブラジル-CRフラメンゴ/ブラジル-アトレチコMG/ブラジル-フィゲレンセFC/ブラジル-ECバイーア/ブラジル-SC相模原-アナポリスFC/ブラジル-SC相模原-ゴイアスEC/ブラジル 7 0/0/45 8 0/0/3 9 2014/08/10 2014 明治安田生命 J3リーグ 第21節 相模原(vs盛岡@ギオンス) 10 2014/10/12 2014 明治安田生命 J3リーグ 第28節 相模原(vsJ-22@ギオンス)
【抹消】
ザスパクサツ群馬
15 中村 俊貴 Toshiki NAKAMURA
選手登録されたチョン・スンヒョンである。
これにて明日のガンバ戦より出場が可能となる。
ひとまず安心と言えよう。
ただし、鳥栖にて今季のルヴァン杯に出場しておるため、鹿島の選手として今季のルヴァン杯には出場不可となる。
いわゆるカップタイドである。
これは少々痛いところ。
とはいえ、ここは町田と犬飼に奮起してもらおうではないか。
チョン・スンヒョンと共に勝利を目指す。
活躍を期待しておる。

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セルジーニョの金額は
Presidente do Coelho confirma acerto com Paulão e Robinho e saída de Serginho
Zagueiro e atacante devem chegar a Belo Horizonte nesta semana para realizar exames e assinar com o Coelho; Serginho, que pertence ao Santos, vai jogar no Kasima Antlers, do Japão
Por Guilherme Macedo (*), de Belo Horizonte
24/07/2018 21h00 Atualizado 24/07/2018 21h19
Em meio à contratação do técnico Adilson Batista, o América-MG segue se movimentando no mercado para fechar o elenco que disputará o restante do Campeonato Brasileiro. Em entrevista coletiva nesta terça-feira, o presidente Marcus Salum confirmou que o zagueiro Paulão, do Internacional, e o atacante Robinho, do Fluminense, estão muito próximos de acerto com o Coelho.

Paulão defendeu o Vasco no primeiro semestre deste ano (Foto: Paulo Fernandes/Vasco)
- Eu não gosto de falar em contratação que não esteja assinada, mas nós estamos acertados com Robinho e Paulão. O Robinho estourou no Figueirense, e o Fluminense comprou ele por um valor superior ao que o Serginho foi vendido. Ele não se adaptou lá. A documentação está assinada, mas ele ainda não chegou. O caso do Paulão é um pouco mais complicado, mas está acertado. Ele vem. Ele é do Inter e estava emprestado ao Vasco. Então, nós vamos pegar o Paulão, mas ele precisa voltar ao Inter antes. Os dois serão jogadores do América.
Os dois jogadores assinarão com o América-MG por empréstimo. O vínculo de Paulão irá até o fim de 2019 – quando termina o contrato com o Inter –, enquanto o de Robinho será até dezembro deste ano.
Enquanto uns chegam, outro vai embora. O meia Serginho, destaque do time no Brasileirão, irá defender o Kashima Antlers, do Japão. O time asiático desembolsou US$ 2 milhões (cerca de R$ 7,7 milhões) para adquirir o jogador, que pertence ao Santos. O Coelho tinha a preferência de compra, mas precisava igualar esse valor e cobrir a proposta salarial para seguir com o atleta. Salum explica que os vencimentos mensais impediram a continuidade do camisa 10 no Lanna Drumond.

Serginho é o artilheiro do América-MG na Série A, com quatro gols (Foto: Mourão Panda / América-MG)
- Estávamos aqui no CT e recebemos um documento – nem ligação foi – do Santos, dizendo que um time árabe faria uma proposta na faixa de US$ 2 milhões pelo jogador e que nós teríamos que determinar se íamos exercer a compra. A proposta não estava confirmada e eu tinha a sensação de que seria um tiro n’água, assim como foi. Mas a gente foi surpreendido na véspera do clássico com uma proposta semelhante (do Kashima), à vista, e que teríamos que responder em 24 horas. Ouvi muita gente dizer para a gente comprar o passe. Gente, US$ 2 milhões de dólares não é um valor difícil de o América conseguir. Difícil é pagar US$ 1,4 milhão livre de impostos por ano para o jogador. Como eu seguro um jogador nessa situação? É inviável. A partir do momento em que recebeu a proposta, ele tirou as coisas do armário e falou que estava indo embora.
Além de Serginho, o zagueiro Rafael Lima foi outro a deixar o América-MG no meio do Campeonato Brasileiro. O jogador, campeão da Série B do ano passado, pediu para rescindir o contrato e assinou com o Coritiba.
セルジーニョについて報じるGlobe紙である。
鹿島アントラーズへの移籍が決まったとある。
そして、移籍金は200万ドル、年俸は140万ドルとのこと。
これは大きな金額と言えよう。
それだけの活躍を期待したい。
アジア制覇のための切り札。
公式発表を楽しみにしておる。

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Zagueiro e atacante devem chegar a Belo Horizonte nesta semana para realizar exames e assinar com o Coelho; Serginho, que pertence ao Santos, vai jogar no Kasima Antlers, do Japão
Por Guilherme Macedo (*), de Belo Horizonte
24/07/2018 21h00 Atualizado 24/07/2018 21h19
Em meio à contratação do técnico Adilson Batista, o América-MG segue se movimentando no mercado para fechar o elenco que disputará o restante do Campeonato Brasileiro. Em entrevista coletiva nesta terça-feira, o presidente Marcus Salum confirmou que o zagueiro Paulão, do Internacional, e o atacante Robinho, do Fluminense, estão muito próximos de acerto com o Coelho.

Paulão defendeu o Vasco no primeiro semestre deste ano (Foto: Paulo Fernandes/Vasco)
- Eu não gosto de falar em contratação que não esteja assinada, mas nós estamos acertados com Robinho e Paulão. O Robinho estourou no Figueirense, e o Fluminense comprou ele por um valor superior ao que o Serginho foi vendido. Ele não se adaptou lá. A documentação está assinada, mas ele ainda não chegou. O caso do Paulão é um pouco mais complicado, mas está acertado. Ele vem. Ele é do Inter e estava emprestado ao Vasco. Então, nós vamos pegar o Paulão, mas ele precisa voltar ao Inter antes. Os dois serão jogadores do América.
Os dois jogadores assinarão com o América-MG por empréstimo. O vínculo de Paulão irá até o fim de 2019 – quando termina o contrato com o Inter –, enquanto o de Robinho será até dezembro deste ano.
Enquanto uns chegam, outro vai embora. O meia Serginho, destaque do time no Brasileirão, irá defender o Kashima Antlers, do Japão. O time asiático desembolsou US$ 2 milhões (cerca de R$ 7,7 milhões) para adquirir o jogador, que pertence ao Santos. O Coelho tinha a preferência de compra, mas precisava igualar esse valor e cobrir a proposta salarial para seguir com o atleta. Salum explica que os vencimentos mensais impediram a continuidade do camisa 10 no Lanna Drumond.

Serginho é o artilheiro do América-MG na Série A, com quatro gols (Foto: Mourão Panda / América-MG)
- Estávamos aqui no CT e recebemos um documento – nem ligação foi – do Santos, dizendo que um time árabe faria uma proposta na faixa de US$ 2 milhões pelo jogador e que nós teríamos que determinar se íamos exercer a compra. A proposta não estava confirmada e eu tinha a sensação de que seria um tiro n’água, assim como foi. Mas a gente foi surpreendido na véspera do clássico com uma proposta semelhante (do Kashima), à vista, e que teríamos que responder em 24 horas. Ouvi muita gente dizer para a gente comprar o passe. Gente, US$ 2 milhões de dólares não é um valor difícil de o América conseguir. Difícil é pagar US$ 1,4 milhão livre de impostos por ano para o jogador. Como eu seguro um jogador nessa situação? É inviável. A partir do momento em que recebeu a proposta, ele tirou as coisas do armário e falou que estava indo embora.
Além de Serginho, o zagueiro Rafael Lima foi outro a deixar o América-MG no meio do Campeonato Brasileiro. O jogador, campeão da Série B do ano passado, pediu para rescindir o contrato e assinou com o Coritiba.
セルジーニョについて報じるGlobe紙である。
鹿島アントラーズへの移籍が決まったとある。
そして、移籍金は200万ドル、年俸は140万ドルとのこと。
これは大きな金額と言えよう。
それだけの活躍を期待したい。
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チョン・スンヒョン、やるべきことをしっかりやって集中していたい
【鹿島】昌子が左足首捻挫で全治3週間 鳥栖から加入のDF鄭昇ヒョンが急きょ大阪へ
2018年7月26日19時23分 スポーツ報知
鹿島は26日、日本代表DF昌子源が左足首関節捻挫で全治3週間の見込みと発表した。
昌子は25日に行われたC大阪戦(2〇0、長居)でスライディングを試みた際に左足首を芝生に引っかけ、負傷退場。チームは28日にG大阪戦(吹田S)が控えるため大阪に残り堺市内で調整したが、昌子は鹿嶋へと戻った。
昌子に代わって今夏に鳥栖から加入した韓国代表DF鄭昇ヒョン(チョン・スンヒョン)が急きょ来阪。関係者によるとG大阪戦までに選手登録は完了する見込み。鄭は「寮で試合を見ていた昨日の午後9時に連絡が来ました。プロサッカー選手である以上、常に準備はしている。やるべきことをしっかりやって集中していたい」と話した。
チームに合流したチョン・スンヒョンを取材した報知新聞である。
チョン・スンヒョンから「寮で試合を見ていた昨日の午後9時に連絡が来ました。プロサッカー選手である以上、常に準備はしている。やるべきことをしっかりやって集中していたい」というコメントを引き出した。
緊急合流にも「常に準備はしている」と問題ないことを口にする。
これは頼もしい。
ゲームへのイメージは出来ておるのであろう。
また、選手登録は間に合う見込み。
ガンバ戦での出場はあるのであろうか。
夏の新戦力のお目見えを楽しみにしたい。

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2018年7月26日19時23分 スポーツ報知
鹿島は26日、日本代表DF昌子源が左足首関節捻挫で全治3週間の見込みと発表した。
昌子は25日に行われたC大阪戦(2〇0、長居)でスライディングを試みた際に左足首を芝生に引っかけ、負傷退場。チームは28日にG大阪戦(吹田S)が控えるため大阪に残り堺市内で調整したが、昌子は鹿嶋へと戻った。
昌子に代わって今夏に鳥栖から加入した韓国代表DF鄭昇ヒョン(チョン・スンヒョン)が急きょ来阪。関係者によるとG大阪戦までに選手登録は完了する見込み。鄭は「寮で試合を見ていた昨日の午後9時に連絡が来ました。プロサッカー選手である以上、常に準備はしている。やるべきことをしっかりやって集中していたい」と話した。
チームに合流したチョン・スンヒョンを取材した報知新聞である。
チョン・スンヒョンから「寮で試合を見ていた昨日の午後9時に連絡が来ました。プロサッカー選手である以上、常に準備はしている。やるべきことをしっかりやって集中していたい」というコメントを引き出した。
緊急合流にも「常に準備はしている」と問題ないことを口にする。
これは頼もしい。
ゲームへのイメージは出来ておるのであろう。
また、選手登録は間に合う見込み。
ガンバ戦での出場はあるのであろうか。
夏の新戦力のお目見えを楽しみにしたい。

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鳥栖・金﨑、新しいチャレンジ
金崎 トーレスとの2トップに意欲「鳥栖を盛り上げたい」

鳥栖で入団会見を行った金崎夢生
Photo By スポニチ
鳥栖に加入した元日本代表FW金崎夢生(29)が26日、佐賀県鳥栖市のクラブハウスで会見し「新しいチャレンジ。Jリーグのホームタウンで小さな街のチームを盛り上げたい」と意気込んだ。
名門・鹿島で背番号10をつけたエースが、降格圏の17位に低迷する鳥栖へ完全移籍。鹿島から強く慰留されても、新天地を選んだ。「気持ちは決まっていたし、悩むことはなかった。監督や社長を含め、鳥栖が目指す考えに興味をひかれた」と理由を話した。
背番号「44」はゾロ目が好きで、メキシコに住む姉から「4が2つ並ぶと幸せの意味」と聞いたことも決め手になった。
前節でJデビューを果たした元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとの2トップで活躍が期待される。「素晴らしい選手。彼をどう生かすかがチームにとって一番大事。どんなプレーがチームにとってベストなのか、力になれるプレーをしたい」と笑顔を浮かべた。登録は完了しており、早ければ28日のホーム磐田戦で初出場となる。
[ 2018年7月27日 05:30 ]
J1鳥栖加入の金崎、トーレスの相棒任せろ! 最短28日にもデビュー
2018年07月27日 06時00分

練習でフェルナンドトーレス(右)と同じグループでボール回しをする鳥栖の金崎
「神の子」の相棒に! J1鹿島からサガン鳥栖へ完全移籍した元日本代表FW金崎夢生(29)が26日、新天地でチームメートとなる元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)のアシスト役を買って出た。佐賀県鳥栖市内のクラブハウスで新加入会見を行い、練習も一部公開。アタッカーとして、上位浮上を目指すチームの得点力向上への期待を担うが、本人は世界的ストライカーのサポートにも意欲をのぞかせた。最短で28日のホーム磐田戦で“鳥栖デビュー”の可能性がある。
J1優勝に貢献した鹿島を離れてゼロからのスタートを切った。強気なアタッカーとして鳴らした金崎が、新天地の鳥栖で新たな“カラー”を打ち出す。「新しいチャレンジをしたい気持ちで移籍を決断した。鹿島では体を張ってゴールを決めていたけれど、ここでは鳥栖のために必要なプレーをしていきたい」
フェルナンドトーレスとの連係もイメージしている。元スペイン代表の大物助っ人はデビュー戦となった22日の仙台戦で決定機を再三演出するなど早くも存在感を示している。25日に合流したばかりの金崎は「彼(トーレス)を生かせればチームはよりよくなる」と実感。今季の金崎は7ゴールで得点ランキング5位につけているが、現在J1最少タイの15得点にとどまるチームの攻撃力アップのため、積極的にアシスト役も買って出る。
2007~09年にプレーした当時J1の大分トリニータでは、主にサイドハーフなどの中盤でプレー。08年のヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン・カップ)決勝ではチームの全2得点をアシストし、九州勢初タイトルをもたらした。
マッシモ・フィッカデンティ監督も「ゴールもアシストもボールを配球することもできる。彼の特徴が良い方向への軌道修正になる」と期待する。26日の全体練習では、トーレスと一緒のグループでボール回しをした。「鳥栖はそこ(17位)にいるべき順位ではない」と言い切る29歳が「神の子」とのコンビで救世主となる。 (末継智章)
◇ ◇
◆金崎一問一答◆
-鹿島を離れることで悩んだか。
「誤解されるかもしれないけど、決断にあたり悩みはなかった。サポーターは温かい目で見てくれて感謝しかない」
-鳥栖の印象は。
「一人一人がすごく体を張って頑張り、チーム全体で戦う。選手だけでなく、サポーターも含めてみんなで戦っている。Jリーグで一番(ホームタウンの)規模が小さい。そういう街からJリーグを盛り上げたい」
-個人的な目標は。
「皆さんにある程度期待されている。目に見える分かりやすい形で出せたら」
-背番号44の理由は。
「メキシコに住む姉から『4は日本でイメージが良くないけど、(メキシコでは)4が二つそろうと幸せという意味』と聞いた。ぞろ目も好きなので」
-日本代表へのこだわりは。
「代表に戻るには、鳥栖でしっかり結果を出さないといけない。ゼロからのスタートになる」
=2018/07/27付 西日本スポーツ=
会見を開いた鳥栖の金﨑である。
「新しいチャレンジ。Jリーグのホームタウンで小さな街のチームを盛り上げたい」、「気持ちは決まっていたし、悩むことはなかった。監督や社長を含め、鳥栖が目指す考えに興味をひかれた」と語った。
新しいチャレンジというキーワードから、この鳥栖というクラブへの気持ちに至った様子。
この気持ちを尊重したいと思う。
また、背番号44は、ぞろ目が好きということと、「4が2つ並ぶと幸せの意味」という逸話からとのこと。
鹿島での33も彼のぞろ目好きから来ていたことが、今明かされた。
そして、鳥栖をJ1残留に導くため尽力してくれよう。
ゴールの報を待っておる。

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鳥栖で入団会見を行った金崎夢生
Photo By スポニチ
鳥栖に加入した元日本代表FW金崎夢生(29)が26日、佐賀県鳥栖市のクラブハウスで会見し「新しいチャレンジ。Jリーグのホームタウンで小さな街のチームを盛り上げたい」と意気込んだ。
名門・鹿島で背番号10をつけたエースが、降格圏の17位に低迷する鳥栖へ完全移籍。鹿島から強く慰留されても、新天地を選んだ。「気持ちは決まっていたし、悩むことはなかった。監督や社長を含め、鳥栖が目指す考えに興味をひかれた」と理由を話した。
背番号「44」はゾロ目が好きで、メキシコに住む姉から「4が2つ並ぶと幸せの意味」と聞いたことも決め手になった。
前節でJデビューを果たした元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとの2トップで活躍が期待される。「素晴らしい選手。彼をどう生かすかがチームにとって一番大事。どんなプレーがチームにとってベストなのか、力になれるプレーをしたい」と笑顔を浮かべた。登録は完了しており、早ければ28日のホーム磐田戦で初出場となる。
[ 2018年7月27日 05:30 ]
J1鳥栖加入の金崎、トーレスの相棒任せろ! 最短28日にもデビュー
2018年07月27日 06時00分

練習でフェルナンドトーレス(右)と同じグループでボール回しをする鳥栖の金崎
「神の子」の相棒に! J1鹿島からサガン鳥栖へ完全移籍した元日本代表FW金崎夢生(29)が26日、新天地でチームメートとなる元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)のアシスト役を買って出た。佐賀県鳥栖市内のクラブハウスで新加入会見を行い、練習も一部公開。アタッカーとして、上位浮上を目指すチームの得点力向上への期待を担うが、本人は世界的ストライカーのサポートにも意欲をのぞかせた。最短で28日のホーム磐田戦で“鳥栖デビュー”の可能性がある。
J1優勝に貢献した鹿島を離れてゼロからのスタートを切った。強気なアタッカーとして鳴らした金崎が、新天地の鳥栖で新たな“カラー”を打ち出す。「新しいチャレンジをしたい気持ちで移籍を決断した。鹿島では体を張ってゴールを決めていたけれど、ここでは鳥栖のために必要なプレーをしていきたい」
フェルナンドトーレスとの連係もイメージしている。元スペイン代表の大物助っ人はデビュー戦となった22日の仙台戦で決定機を再三演出するなど早くも存在感を示している。25日に合流したばかりの金崎は「彼(トーレス)を生かせればチームはよりよくなる」と実感。今季の金崎は7ゴールで得点ランキング5位につけているが、現在J1最少タイの15得点にとどまるチームの攻撃力アップのため、積極的にアシスト役も買って出る。
2007~09年にプレーした当時J1の大分トリニータでは、主にサイドハーフなどの中盤でプレー。08年のヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン・カップ)決勝ではチームの全2得点をアシストし、九州勢初タイトルをもたらした。
マッシモ・フィッカデンティ監督も「ゴールもアシストもボールを配球することもできる。彼の特徴が良い方向への軌道修正になる」と期待する。26日の全体練習では、トーレスと一緒のグループでボール回しをした。「鳥栖はそこ(17位)にいるべき順位ではない」と言い切る29歳が「神の子」とのコンビで救世主となる。 (末継智章)
◇ ◇
◆金崎一問一答◆
-鹿島を離れることで悩んだか。
「誤解されるかもしれないけど、決断にあたり悩みはなかった。サポーターは温かい目で見てくれて感謝しかない」
-鳥栖の印象は。
「一人一人がすごく体を張って頑張り、チーム全体で戦う。選手だけでなく、サポーターも含めてみんなで戦っている。Jリーグで一番(ホームタウンの)規模が小さい。そういう街からJリーグを盛り上げたい」
-個人的な目標は。
「皆さんにある程度期待されている。目に見える分かりやすい形で出せたら」
-背番号44の理由は。
「メキシコに住む姉から『4は日本でイメージが良くないけど、(メキシコでは)4が二つそろうと幸せという意味』と聞いた。ぞろ目も好きなので」
-日本代表へのこだわりは。
「代表に戻るには、鳥栖でしっかり結果を出さないといけない。ゼロからのスタートになる」
=2018/07/27付 西日本スポーツ=
会見を開いた鳥栖の金﨑である。
「新しいチャレンジ。Jリーグのホームタウンで小さな街のチームを盛り上げたい」、「気持ちは決まっていたし、悩むことはなかった。監督や社長を含め、鳥栖が目指す考えに興味をひかれた」と語った。
新しいチャレンジというキーワードから、この鳥栖というクラブへの気持ちに至った様子。
この気持ちを尊重したいと思う。
また、背番号44は、ぞろ目が好きということと、「4が2つ並ぶと幸せの意味」という逸話からとのこと。
鹿島での33も彼のぞろ目好きから来ていたことが、今明かされた。
そして、鳥栖をJ1残留に導くため尽力してくれよう。
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凡戦に終わるはずがない
“レジェンド”の下で立て直しへ。宮本ガンバの初陣
前節、2009年を最後にホームでは敗れていない清水に1-2で敗北。再開された明治安田J1で連敗スタートを切ったG大阪に激震が走った。
「これからチームを立て直すためにも、全員で何かしら手を打つ、そして変えるところを変えていかなければいけない」と話していたレヴィー クルピ監督を清水戦翌日に電撃解任。16位にあえぐチームの立て直しに向けて新たに白羽の矢が立ったのは、G大23を率いる宮本 恒靖監督だった。
G大阪のアカデミーが輩出したプロ第1号選手で、2005年のクラブ初戴冠にも貢献。クラブの“レジェンド”を引っ張り出した格好のG大阪にとっては、現状考え得る最高のカンフル剤ではあるが、宮本監督は「自分たちが本来持っているものをピッチ内で示すことで、チームの順位を上げていけるし、そのための作業をトレーニングの中でやる」と25日の初練習後、立て直しに向けて決意表明した。
当面は完全非公開でチームの再建を目指す宮本監督だが、3日間の準備期間で挑むことになる鹿島戦に向けて、突貫工事を施すことになりそうだ。
レヴィー クルピ前監督も、補強のない中で苦しいメンバー繰りを強いられていたが、宮本監督も限られた時間の中で大きくチームベースを変えることはなさそうだ。
ただ、攻守両面において約束事が少なく、選手個々のアイディアと判断に任され気味だった前体制とは異なり、宮本監督は「細かいことはあまり言えないが、守備にしても攻撃にしても、少し自由度が高かったところがあるので、もう少し個人の良さも生かしながら、チームとして攻撃ではどうするのかを全員で掘り下げていきたい」とチーム戦術の浸透を図る作業に着手している。
現役時代はディフェンスラインでプレーし、日本代表でもキャプテンとして最終ラインを束ねた守備の達人だが、志向するサッカーは決して守備的なものではないことは、現在J3でリーグ3位の得点数を記録しているG大23の戦いぶりを見ても明らかだ。選手としてともに宮本監督とピッチに立った経験を持つのは現在のG大阪では遠藤 保仁ただ一人だが、「監督もDFの出身だけど、たくさん点を取って失点が少なくというのが理想のはず」と練習初日後にこう話した。
G大23で垣間見せていた“宮本スタイル”は、全員が最前線から連動し、組織立ったプレスからポゼッションあり、速攻ありと臨機応変な戦いぶりを見せるものだった。
トップカテゴリーでは初の指揮となる若き指揮官に過度を求めるのは酷ではあるが、鹿島戦では宮本スタイルの一端が顔を見せるはずだ。
一方の鹿島は再開初戦こそ磐田相手に引き分けたものの、その後は柏とC大阪に連勝を飾り、7位に浮上。金崎 夢生や植田 直通らが移籍した影響を感じさせない地力を見せ始めている。ただ、25日に行われた第14節のC大阪戦では、2-0で快勝したものの日本代表の昌子 源が負傷交代。日程的にも中2日の過密日程というのは懸念材料だ。
宮本ガンバの初戦を飾るべく燃えるG大阪と、3連勝を目指す鹿島。両者の過去の歴史を考えても、凡戦に終わるはずがない。
[ 文:下薗 昌記 ]
「両者の過去の歴史を考えても、凡戦に終わるはずがない」と記すJリーグ公式の下園氏によるプレビューである。
ガンバの懐刀として満を持して送り出される新指揮官の船出を飾りたいホームチームに、過密日程の鹿島が挑む格好である。
鹿島としては攻撃陣は好調であるが、源が負傷離脱した守備には不安が残る。
そして、1週間開いたガンバに対して中二日のハンデを負う。
この状況を覆すのは指揮官の力と言えよう。
大岩監督の真価が問われる。
打ち勝つのか、省エネで戦うのか。
真夏の吹田スタジアム、ここまで鹿島が全勝しておる競技場にて、その記録を継続したい。
楽しみな一戦である。

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前節、2009年を最後にホームでは敗れていない清水に1-2で敗北。再開された明治安田J1で連敗スタートを切ったG大阪に激震が走った。
「これからチームを立て直すためにも、全員で何かしら手を打つ、そして変えるところを変えていかなければいけない」と話していたレヴィー クルピ監督を清水戦翌日に電撃解任。16位にあえぐチームの立て直しに向けて新たに白羽の矢が立ったのは、G大23を率いる宮本 恒靖監督だった。
G大阪のアカデミーが輩出したプロ第1号選手で、2005年のクラブ初戴冠にも貢献。クラブの“レジェンド”を引っ張り出した格好のG大阪にとっては、現状考え得る最高のカンフル剤ではあるが、宮本監督は「自分たちが本来持っているものをピッチ内で示すことで、チームの順位を上げていけるし、そのための作業をトレーニングの中でやる」と25日の初練習後、立て直しに向けて決意表明した。
当面は完全非公開でチームの再建を目指す宮本監督だが、3日間の準備期間で挑むことになる鹿島戦に向けて、突貫工事を施すことになりそうだ。
レヴィー クルピ前監督も、補強のない中で苦しいメンバー繰りを強いられていたが、宮本監督も限られた時間の中で大きくチームベースを変えることはなさそうだ。
ただ、攻守両面において約束事が少なく、選手個々のアイディアと判断に任され気味だった前体制とは異なり、宮本監督は「細かいことはあまり言えないが、守備にしても攻撃にしても、少し自由度が高かったところがあるので、もう少し個人の良さも生かしながら、チームとして攻撃ではどうするのかを全員で掘り下げていきたい」とチーム戦術の浸透を図る作業に着手している。
現役時代はディフェンスラインでプレーし、日本代表でもキャプテンとして最終ラインを束ねた守備の達人だが、志向するサッカーは決して守備的なものではないことは、現在J3でリーグ3位の得点数を記録しているG大23の戦いぶりを見ても明らかだ。選手としてともに宮本監督とピッチに立った経験を持つのは現在のG大阪では遠藤 保仁ただ一人だが、「監督もDFの出身だけど、たくさん点を取って失点が少なくというのが理想のはず」と練習初日後にこう話した。
G大23で垣間見せていた“宮本スタイル”は、全員が最前線から連動し、組織立ったプレスからポゼッションあり、速攻ありと臨機応変な戦いぶりを見せるものだった。
トップカテゴリーでは初の指揮となる若き指揮官に過度を求めるのは酷ではあるが、鹿島戦では宮本スタイルの一端が顔を見せるはずだ。
一方の鹿島は再開初戦こそ磐田相手に引き分けたものの、その後は柏とC大阪に連勝を飾り、7位に浮上。金崎 夢生や植田 直通らが移籍した影響を感じさせない地力を見せ始めている。ただ、25日に行われた第14節のC大阪戦では、2-0で快勝したものの日本代表の昌子 源が負傷交代。日程的にも中2日の過密日程というのは懸念材料だ。
宮本ガンバの初戦を飾るべく燃えるG大阪と、3連勝を目指す鹿島。両者の過去の歴史を考えても、凡戦に終わるはずがない。
[ 文:下薗 昌記 ]
「両者の過去の歴史を考えても、凡戦に終わるはずがない」と記すJリーグ公式の下園氏によるプレビューである。
ガンバの懐刀として満を持して送り出される新指揮官の船出を飾りたいホームチームに、過密日程の鹿島が挑む格好である。
鹿島としては攻撃陣は好調であるが、源が負傷離脱した守備には不安が残る。
そして、1週間開いたガンバに対して中二日のハンデを負う。
この状況を覆すのは指揮官の力と言えよう。
大岩監督の真価が問われる。
打ち勝つのか、省エネで戦うのか。
真夏の吹田スタジアム、ここまで鹿島が全勝しておる競技場にて、その記録を継続したい。
楽しみな一戦である。

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チョン・スンヒョン、練習合流
午後練習

セレッソ大阪戦に出場した一部のメンバーはホテルにてリカバリートレーニングを行い、それ以外は、Jグリーン堺でポゼッショントレーニングや攻守の切り替え、ミニゲームを実施しました。
チーム練習に合流したチョン・スンヒョンである。
源が負傷離脱し、CBが危機的状況となった。
ここは新助っ人の出番と言えよう。
韓国代表の力を見せるときである。
力を発揮して欲しい。
期待しておる。

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セレッソ大阪戦に出場した一部のメンバーはホテルにてリカバリートレーニングを行い、それ以外は、Jグリーン堺でポゼッショントレーニングや攻守の切り替え、ミニゲームを実施しました。
チーム練習に合流したチョン・スンヒョンである。
源が負傷離脱し、CBが危機的状況となった。
ここは新助っ人の出番と言えよう。
韓国代表の力を見せるときである。
力を発揮して欲しい。
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源、左足関節捻挫
昌子選手の負傷について
2018年07月26日(木)
7月25日(水)明治安田J1第14節 セレッソ大阪戦で負傷した昌子 源選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。
■受傷名:
左足関節捻挫
■治療期間:
約3週間
■負傷状況:
7月25日(水)明治安田J1リーグ第14節 セレッソ大阪戦で負傷
全治3週間と診断された源である。
これは痛い。
とはいえ、ACL・天津権健戦に間に合うのは不幸中の幸いではなかろうか。
じっくり治してベストコンディションに持って行くのだ。
復帰を待っておる。

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2018年07月26日(木)
7月25日(水)明治安田J1第14節 セレッソ大阪戦で負傷した昌子 源選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。
■受傷名:
左足関節捻挫
■治療期間:
約3週間
■負傷状況:
7月25日(水)明治安田J1リーグ第14節 セレッソ大阪戦で負傷
全治3週間と診断された源である。
これは痛い。
とはいえ、ACL・天津権健戦に間に合うのは不幸中の幸いではなかろうか。
じっくり治してベストコンディションに持って行くのだ。
復帰を待っておる。

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サコとカイオが戻ってきたら言うことないんだけどな~
大迫、将来的な鹿島復帰は ファンも深紅のユニホームに袖を通す姿を心待ち

つかの間の休息をへて、ドイツへと渡航したFW大迫
【No Ball,No Life】ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガ、ブレーメンへと移籍した日本代表FW大迫勇也が26日、新天地での新シーズンに臨むために、羽田空港からドイツに向けて出発した。
ワールドカップ(W杯)ロシア大会から帰国後は、つかの間のオフを過ごし練習を開始。離日直前の23日にはJ1鹿島のクラブハウスを訪れ、W杯をともに戦ったMF乾貴士(ベティス)とともに古巣の練習に参加した。
後輩のFW土居聖真の公式ブログにDF内田篤人らとともに笑顔の写真が掲載され、日本の“我が家”に帰ってきた雰囲気を出していた大迫。MF小笠原満男ともしっかりと絡み、「あの人は変わらない。W杯の話もしたし、ご飯にも連れて行ってもらえた。いい刺激をもらえた」と充実した時間を過ごしたという。
名前が挙がる選手だけでもすごいメンバーがそろう。W杯ではMF柴崎岳(ヘタフェ)とDF昌子源ら“鹿島ファミリー”が活躍。現役代表の彼らが再び鹿島でプレーすることになれば、それこそ夢の共演だ。鈴木満強化部長は「篤人も戻ってきてサコ(大迫)とカイオが戻ってきたら言うことないんだけどな~」と本音をちらり。大迫は「『勝手に(ブレーメンと)契約するな』といわれた」と苦笑いを浮かべた。
25日に渡欧した乾は将来的な日本復帰に言及。大迫も「それも考えている。ただ、いまのサッカー界はどうなるか分からないのが事実、はっきりとはいえないのは確か」と鹿島のことは常に頭にあるようだ。
欧州で一段と成長して再び4年後のW杯カタール大会で活躍。そして鹿島に凱旋(がいせん)する。ファンも深紅のユニホームに袖を通す大迫の姿を心待ちにしているだろう。(一色伸裕)
渡独する大迫を取材したサンケイスポーツの一色記者である。
鹿島にて大迫が練習した際、鈴木満常務強化部長のコメントを引き出す。
「篤人も戻ってきてサコ(大迫)とカイオが戻ってきたら言うことないんだけどな~」と語ったとのこと。
大迫だけでなくカイオへの思いも引き続き持っておる。
それはサポーターも同様と言えよう。
大迫とカイオとそして岳が凱旋した鹿島を観たい。
それが叶うことを楽しみに想像しておる。

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つかの間の休息をへて、ドイツへと渡航したFW大迫
【No Ball,No Life】ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガ、ブレーメンへと移籍した日本代表FW大迫勇也が26日、新天地での新シーズンに臨むために、羽田空港からドイツに向けて出発した。
ワールドカップ(W杯)ロシア大会から帰国後は、つかの間のオフを過ごし練習を開始。離日直前の23日にはJ1鹿島のクラブハウスを訪れ、W杯をともに戦ったMF乾貴士(ベティス)とともに古巣の練習に参加した。
後輩のFW土居聖真の公式ブログにDF内田篤人らとともに笑顔の写真が掲載され、日本の“我が家”に帰ってきた雰囲気を出していた大迫。MF小笠原満男ともしっかりと絡み、「あの人は変わらない。W杯の話もしたし、ご飯にも連れて行ってもらえた。いい刺激をもらえた」と充実した時間を過ごしたという。
名前が挙がる選手だけでもすごいメンバーがそろう。W杯ではMF柴崎岳(ヘタフェ)とDF昌子源ら“鹿島ファミリー”が活躍。現役代表の彼らが再び鹿島でプレーすることになれば、それこそ夢の共演だ。鈴木満強化部長は「篤人も戻ってきてサコ(大迫)とカイオが戻ってきたら言うことないんだけどな~」と本音をちらり。大迫は「『勝手に(ブレーメンと)契約するな』といわれた」と苦笑いを浮かべた。
25日に渡欧した乾は将来的な日本復帰に言及。大迫も「それも考えている。ただ、いまのサッカー界はどうなるか分からないのが事実、はっきりとはいえないのは確か」と鹿島のことは常に頭にあるようだ。
欧州で一段と成長して再び4年後のW杯カタール大会で活躍。そして鹿島に凱旋(がいせん)する。ファンも深紅のユニホームに袖を通す大迫の姿を心待ちにしているだろう。(一色伸裕)
渡独する大迫を取材したサンケイスポーツの一色記者である。
鹿島にて大迫が練習した際、鈴木満常務強化部長のコメントを引き出す。
「篤人も戻ってきてサコ(大迫)とカイオが戻ってきたら言うことないんだけどな~」と語ったとのこと。
大迫だけでなくカイオへの思いも引き続き持っておる。
それはサポーターも同様と言えよう。
大迫とカイオとそして岳が凱旋した鹿島を観たい。
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ブレーメン・大迫、いつかは鹿島に
大迫勇也ブレーメン出発 得点へ意欲「突き詰めて」
[2018年7月26日12時46分]

新天地のブレーメンに向けて出発したサッカー日本代表FW大迫
サッカーの日本代表FW大迫勇也(28)が26日、新天地のドイツ1部ブレーメンに向けて羽田空港を出発した。「得点に絡むことをすごく要求されると思うし、そこは逃げずに突き詰めていきたい。W杯をやってみて、点に絡む大事さを改めて感じました。そこはFWとしては絶対に逃げられない場所なので、しっかり向き合って、努力していきたい」と誓った。
今季、4年間所属したケルンから移籍した。「(コーフェルト)監督と直接話して、ストレートに『お前が欲しい』と言ってくれたので決めました」と決断した経緯を明かした。リーグ優勝4度の名門ブレーメンで、日本人選手としては81~86年まで在籍した奥寺康彦氏以来2人目となる。
W杯後に体を休めた後は少しずつ体を動かし、古巣の鹿島でも練習に参加した。いずれは鹿島に戻りたいかと聞かれると「もちろん、はい。それも考えています」と即答したが「ただ、今のサッカー界はどうなるか分からないのも事実なので、はっきりと言えないのは確かです」とも付け加えた。「(2022年W杯の)カタールは4年後ですが正直、4年先は誰も分からないと思う。1年1年、しっかりと結果を出して進んでいくことを考えてやっていきたい」と、目の前のことをしっかりと見据えていた。
新天地ブレーメンに合流すべく渡独した大迫である。
ロシアW杯後は鹿島にて身体を動かし、コンディションを整えてきた。
新しいチームではゴールの絡む働きをしてくれよう。
いずれは鹿島に戻りたいかという質問に対して「もちろん、はい。それも考えています」と即答したとのこと。
今は欧州トップリーグにて活躍するが、いつかは鹿島に戻ってきてくれる可能性は高い様子。
これは嬉しい。
大迫のストライカーとしての経験・実績は貴重な宝である。
ブレーメンでも大いなる活躍をしてくれよう。
ゴールの報を待っておる。

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[2018年7月26日12時46分]

新天地のブレーメンに向けて出発したサッカー日本代表FW大迫
サッカーの日本代表FW大迫勇也(28)が26日、新天地のドイツ1部ブレーメンに向けて羽田空港を出発した。「得点に絡むことをすごく要求されると思うし、そこは逃げずに突き詰めていきたい。W杯をやってみて、点に絡む大事さを改めて感じました。そこはFWとしては絶対に逃げられない場所なので、しっかり向き合って、努力していきたい」と誓った。
今季、4年間所属したケルンから移籍した。「(コーフェルト)監督と直接話して、ストレートに『お前が欲しい』と言ってくれたので決めました」と決断した経緯を明かした。リーグ優勝4度の名門ブレーメンで、日本人選手としては81~86年まで在籍した奥寺康彦氏以来2人目となる。
W杯後に体を休めた後は少しずつ体を動かし、古巣の鹿島でも練習に参加した。いずれは鹿島に戻りたいかと聞かれると「もちろん、はい。それも考えています」と即答したが「ただ、今のサッカー界はどうなるか分からないのも事実なので、はっきりと言えないのは確かです」とも付け加えた。「(2022年W杯の)カタールは4年後ですが正直、4年先は誰も分からないと思う。1年1年、しっかりと結果を出して進んでいくことを考えてやっていきたい」と、目の前のことをしっかりと見据えていた。
新天地ブレーメンに合流すべく渡独した大迫である。
ロシアW杯後は鹿島にて身体を動かし、コンディションを整えてきた。
新しいチームではゴールの絡む働きをしてくれよう。
いずれは鹿島に戻りたいかという質問に対して「もちろん、はい。それも考えています」と即答したとのこと。
今は欧州トップリーグにて活躍するが、いつかは鹿島に戻ってきてくれる可能性は高い様子。
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ブレーメンでも大いなる活躍をしてくれよう。
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レオナルド、ミランのSDに就任
De volta pra casa: Milan anuncia o retorno de Leonardo como diretor esportivo
Brasileiro retorna ao clube italiano após quase uma década afastado, retomando trabalho como dirigente
De volta pra casa: Milan anuncia o retorno de Leonardo como diretor esportivo De volta pra casa: Milan anuncia o retorno de Leonardo como diretor esportivo
Divulgação/Site oficial do Milan
Por GloboEsporte.com, Milão, Itália
25/07/2018 14h23 Atualizado há 7 horas
O Milan anunciou nesta quarta-feira o retorno de Leonardo ao clube. Em tom nostálgico, afirmando que "Leo está em casa de novo", o clube italiano publicou uma nota em seu site, oficializando o brasileiro como seu nome diretor esportivo. O ex-lateral da seleção brasileira concederá uma entrevista coletiva na próxima quinta-feira para falar sobre a nova função, chamada pelos rossoneri de "direção geral da área técnico-esportiva".
No comunicado oficial, o Milan aponta que o retorno é "repleto de emoções" para os torcedores do Milan, uma vez que Leonardo marcou época no clube - primeiramente como jogador, entre 1997 e 2001, e depois como diretor e treinador, entre 2003 e 2009. Campeão italiano como atleta, em 1998/99, o brasileiro também participou de conquistas expressivas, como a Liga dos Campeões de 2006/07, ocupando cargos de direção e ajudando na atuação do time italiano no mercado.

Leonardo trabalhou como diretor e técnico do Milan na última década (Foto: Reuters)
Em 2009, Leonardo deixou a atuação como diretor para aventurar-se como treinador, substituindo Carlo Ancelotti. Entretanto, não obteve sucesso, permaneceu apenas por uma temporada e depois surpreendeu ao rumar para a rival Inter de Milão, onde trabalhou como técnico por cerca de seis meses, antes de rumar ao Paris Saint-Germain para voltar a ser diretor - função que ocupou até 2013.
Segundo o Milan, a escolha por Leonardo "marca um movimento na direção de um retorno à elite do futebol europeu". Foi o que apontou o presidente executivo do clube, Paolo Scaroni.
- O retorno de Leonardo, um grande rossonero e um campeão do mundo, é outro passo em direção ao sucesso. A escolha por Leonardo também é um sinal de comprometimento de Elliott a adicionar figurar de experiência internacional, que saibam o que significa trazem o Milan de volta à grandeza. Leonardo Será o responsável pela área esportiva, assim como o mercado de transferências e terá todo o suporte necessário para fortalecer e racionalizar o time, de acordo com as regras do Fair Play Financeiro da Uefa - disse o diretor.
ACミランのスポーツディレクターに就任したレオナルドである。
華麗なる現場復帰と言えよう。
これでイタリアの名門が復活することを期待する。
鹿島の貴公子がどのようにチームを強化していくのか注目したい。

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Brasileiro retorna ao clube italiano após quase uma década afastado, retomando trabalho como dirigente
De volta pra casa: Milan anuncia o retorno de Leonardo como diretor esportivo De volta pra casa: Milan anuncia o retorno de Leonardo como diretor esportivo
Divulgação/Site oficial do Milan
Por GloboEsporte.com, Milão, Itália
25/07/2018 14h23 Atualizado há 7 horas
O Milan anunciou nesta quarta-feira o retorno de Leonardo ao clube. Em tom nostálgico, afirmando que "Leo está em casa de novo", o clube italiano publicou uma nota em seu site, oficializando o brasileiro como seu nome diretor esportivo. O ex-lateral da seleção brasileira concederá uma entrevista coletiva na próxima quinta-feira para falar sobre a nova função, chamada pelos rossoneri de "direção geral da área técnico-esportiva".
No comunicado oficial, o Milan aponta que o retorno é "repleto de emoções" para os torcedores do Milan, uma vez que Leonardo marcou época no clube - primeiramente como jogador, entre 1997 e 2001, e depois como diretor e treinador, entre 2003 e 2009. Campeão italiano como atleta, em 1998/99, o brasileiro também participou de conquistas expressivas, como a Liga dos Campeões de 2006/07, ocupando cargos de direção e ajudando na atuação do time italiano no mercado.

Leonardo trabalhou como diretor e técnico do Milan na última década (Foto: Reuters)
Em 2009, Leonardo deixou a atuação como diretor para aventurar-se como treinador, substituindo Carlo Ancelotti. Entretanto, não obteve sucesso, permaneceu apenas por uma temporada e depois surpreendeu ao rumar para a rival Inter de Milão, onde trabalhou como técnico por cerca de seis meses, antes de rumar ao Paris Saint-Germain para voltar a ser diretor - função que ocupou até 2013.
Segundo o Milan, a escolha por Leonardo "marca um movimento na direção de um retorno à elite do futebol europeu". Foi o que apontou o presidente executivo do clube, Paolo Scaroni.
- O retorno de Leonardo, um grande rossonero e um campeão do mundo, é outro passo em direção ao sucesso. A escolha por Leonardo também é um sinal de comprometimento de Elliott a adicionar figurar de experiência internacional, que saibam o que significa trazem o Milan de volta à grandeza. Leonardo Será o responsável pela área esportiva, assim como o mercado de transferências e terá todo o suporte necessário para fortalecer e racionalizar o time, de acordo com as regras do Fair Play Financeiro da Uefa - disse o diretor.
ACミランのスポーツディレクターに就任したレオナルドである。
華麗なる現場復帰と言えよう。
これでイタリアの名門が復活することを期待する。
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セレッソ戦報道
鹿島2発快勝、C大阪W杯後勝利無し/C-鹿14節
[2018年7月25日21時8分]

後半、カウンターからゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨(中央)は誰も来ないのでイレブンを呼ぶ(撮影・宮崎幸一)

競り合う鹿島・三竿健(左)とC大阪・杉本(共同)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズが痛いアクシデントを乗り越えてセレッソ大阪に快勝した。
前半41分に日本代表DF昌子源(25)が、シュートをブロックした際に左足首を痛めて早々と退く。再三のピンチを防いで前半は0-0で耐え、後半13分にFW鈴木優磨(22)が相手ミスから縦に抜け出して先制ゴール。直後の15分には、FKからつないだチャンスでFW土居聖真(26)が2点目のゴールをたたき込んだ。
お互い中2日の一戦。C大阪は22日の浦和戦から先発メンバー7人を入れ替えて臨んだが機能せず。ワールドカップ(W杯)ロシア大会の中断明けは、1分け2敗と厳しい戦いをしいられている。
鹿島FW鈴木「あれしか」“妙技”GK誘い出し弾
[2018年7月25日23時50分]

後半、カウンターからゴールを決める鹿島FW鈴木優磨(左)(撮影・宮崎幸一)

後半、カウンターからゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨(中央)は誰も来ないのでイレブンを呼ぶ(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
FW金崎夢生のサガン鳥栖移籍が発表された直後の試合。そこで、鹿島アントラーズの2人のFWが存在感を見せた。
後半12分、DF犬飼智也からのパスを受けたFW鈴木優磨が、ハーフウエー付近からドリブルを開始。ゴールに迫ると“妙技”を見せた。目前でわざと大きくタッチ。セレッソ大阪のGKキム・ジンヒョンを誘い出した。
「あれしかなかった。ちょっとボールタッチをデカくして、GKが出てくるのを待っていた。出てこなかったらファーサイドに思い切り打つしかなかったので。誘って、うまく出てきてくれたので決めることができた。練習通りです」。
左足で浮かしてゴールへ。支配しながら得点が奪えない状況で、2試合連発となる待望の先制点を奪った。
続く3分後には、負傷した昌子源に代わって出場したDF町田浩樹が左サイドで1人を交わして、絶妙な左クロス。これにFW土居聖真が右足で合わせて、3試合連続ゴール。土居は「入りすぎず、遅すぎず。いいタイミングだった」と自画自賛した。
背番号10の金崎が抜けた。鈴木は「チームとして、ダメージがないと言ったらウソになりますけど、サッカーというのはこういうものだし、自分もプロは、こういうものだと教わってきた」。穴は、自分たちで埋める-。その気概があふれていた。
鈴木は、金崎からこう言われたという。「やっとPK、蹴れるな」-。「言葉で語る人じゃない。あの人らしいかな。オレも、あの人みたいにチームを勝たせられるような選手になりたい。全部が全部マネはできないけど、いい部分を拾いつつ、自分のストロングポイントと照らし合わせてうまく反映できたら、もっと良い選手になれると思っている」。
ちなみにこの日の試合前に、DF西大伍から「オレがPK取ったら、オレが蹴るからな」と言われたという。
「新たなライバル…」と笑った鈴木。だが、その気迫あふれる姿が続く限り、誰もがPKを「任せる」と言うに違いない。
日本代表DF鹿島昌子が負傷交代、松葉杖姿でバスへ
[2018年7月26日0時11分]

C大阪対鹿島 前半、鹿島DF昌子はC大阪MF水沼のシュートを防いだ時に負傷し、治療を受ける(撮影・宮崎幸一)

シュートするC大阪MF水沼宏太(左)とこれを防ぎ負傷交代となった鹿島DF昌子源(右)(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源がアクシデントに見舞われた。
前半39分、セレッソ大阪のMF水沼宏太がフリーでシュートを放とうとした際、勢いよく飛び込んで防いだ。だが、そのときに左足のスパイクが芝生に取られて、足首を負傷。自らピッチの外に転がり出て交代した。1人では歩けずに肩を借り、最後は松葉づえでバスに乗り込んだ。
相棒のDF植田直通がベルギーに移籍。鳥栖からDFチョン・スンヒョンの新加入が発表された中で、守備の要を襲ったアクシデント。26日にも病院で検査を受けるが、鹿島には大きな痛手となりそうだ。
昌子が負傷交代 鹿島連勝も植田移籍に続き要欠く
[2018年7月26日7時44分 ]

C大阪対鹿島 鹿島DF昌子は負傷し治療を受ける(撮影・宮崎幸一)

C大阪対鹿島 シュートするC大阪MF水沼(左)とこれを防ぎ負傷交代となった鹿島DF昌子(右)(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズはセレッソ大阪を2-0で下して2連勝したが、痛いアクシデントに見舞われた。前半39分に日本代表DF昌子源(25)が左足首を負傷し、2分後に途中交代。1人で歩けず、帰りは松葉づえをついた。捻挫とみられる。DF植田が海外移籍し、鳥栖から加入するDFチョン・スンヒョンの登録は28日のG大阪戦には間に合わない見込み。調子が上がってきた中で、守備の要を欠くことになりそうだ。
「さすが」というプレーを見せた直後だった。素早いカバーでC大阪MF水沼のシュートを防いだ瞬間、昌子の左足のスパイクが芝生にとられた。痛みに耐えきれず、自らピッチの外に出た。1人では歩けず、背負われて室内へ。試合は最後まで見続けたが、バスには松葉づえで乗り込んだ。大岩剛監督は「足首を冷やしている状態。詳しいことは、これから検査して」と話すにとどめたが、関係者によると捻挫とみられる。
相棒植田が海外に移籍し、FW金崎も鳥栖へ移った。ワールドカップ(W杯)ロシア大会で評価を上げた昌子はひとまず鹿島に残り、力を尽くすと決めた直後に見舞われたアクシデント。新加入のチョン・スンヒョンはまだ登録が間に合わないだけに、守備の要の負傷は大きな痛手。代わって出て2点目をアシストしたDF町田は「鹿島にいる以上、競争は当たり前。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と穴を埋める覚悟を見せた。
22歳・優磨V弾!金崎去り…若き力で鹿島を引っ張る

先制ゴールを決めてファンの声援に応える鈴木。22歳の若武者が鹿島の攻撃を引っ張る
明治安田J1第14節最終日(25日、C大阪0-2鹿島、ヤンマ)鹿島がアウェーでC大阪に2-0で快勝、勝ち点を25として7位に浮上した。後半12分にFW鈴木優磨(22)のゴールで先制し、FW土居聖真(26)が追加点を挙げた。元日本代表FW金崎夢生(29)が鳥栖に移籍。金崎を師と仰ぐ鈴木が“魂”を受け継ぎ、チームを上昇気流に乗せる。
真夏の夜の大阪で華麗に打ち込んだ先制弾。FW鈴木が本領を発揮した。
「(得点を)取れると思っていた。体が勝手に動いてイメージどおりだった」
W杯期間の中断明けから3試合連続の先発シャット場。後半12分、後方からパスを受けた鈴木はセンターサークル付近ででDFをかわし、ゴール前へ突進。飛び出したGKの脇元から浮かせる巧みな左足シュートで2戦連発、今季7得点目を決めた。
尊敬するFW金崎が24日に鳥栖へ完全移籍。「離れて悲しいものはある」と本音を吐露しつつも、「(周囲の)期待は感じる。あの人みたいに(チームを)勝たせられる人になりたい」。
偉大な先輩への惜別の一発は、新時代到来を告げる号砲だ。22歳の若武者が力強く輝いた。 (一色伸裕)

C大阪に勝利し、喜ぶ鈴木(9)ら鹿島イレブン=ヤンマー
3試合連続得点に鹿島FW土居
「パスやドリブルとか、自分の持ち味を出せているのが結果的にゴールにつながっている」

C大阪-鹿島 前半、攻め上がる鹿島・安部。左はC大阪・山口蛍=ヤンマー

前半、C大阪・松田のシュートをブロックした後、立ち上がれない鹿島・昌子=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・藤本(左)と鹿島・鈴木=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・杉本と鹿島・犬飼(右)=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・片山(右)と鹿島・鈴木(左)=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・片山(左)と鈴木=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・山内(奥)と鹿島・昌子=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)
鹿島 優ロナ 鮮やかループ先制弾!エース金崎抜けても快勝!
明治安田生命J1第14節 鹿島2―0C大阪 ( 2018年7月25日 ヤンマー )

<鹿島・C大阪>後半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
Photo By 共同
ACLのため未消化となっていた14節の残り1試合が行われ、鹿島がC大阪に2―0で勝利した。日本代表DF昌子源(25)が前半終盤に左足を痛めて負傷交代したが、新エースとして期待が高まるFW鈴木優磨(22)が先制点をマーク。チームはW杯中断明け後、3戦11得点と攻撃陣が好調で7位に浮上した。
“大阪夏の陣”は、新エースの誕生を予感させるものとなった。0―0の後半12分、鈴木はハーフライン付近から猛然とドリブルを開始。DFラインを突き破ると「(GKが)出てくるのを待っていた」と狙い澄ましたループシュートでネットを揺らした。18日磐田戦の1アシスト、22日柏戦の2得点1アシストに続くゴールへの貢献。前半41分に日本代表DF昌子が左足首を痛めて負傷交代する中、チームを勢いづける一発となった。
前日24日にはFW金崎の鳥栖移籍が発表された。これまでPKのキッカー役を取り合ってきた2人。いつも金崎が蹴ってきたが、最後に言われたのが「やっとPK蹴れるな」だった。「夢生くんはチームを勝たせた人。もちろんファンが僕に期待しているのは自分でも感じている。でもあまり気負いすぎず、俺は俺らしく、ある程度仲間に任せるところは任せてゴール前に専念しようと思っていた」。金崎に並ぶ今季リーグ7点目を決めた。28日のG大阪戦まで続く長期遠征の初戦で、大きな流れを呼び込んだ。

<鹿島・C大阪>前半、攻め上がる鹿島・土居(手前右
Photo By 共同

<鹿島・C大阪>後半、先制ゴールを決め、土居(左)に祝福される鹿島・鈴木
Photo By 共同

C大阪に勝利し、喜ぶ鹿島イレブン
Photo By 共同
[ 2018年7月26日 05:30 ]
【鹿島】優磨「俺もあの人みたいにチームを勝たせられる人に」C大阪に快勝
2018年7月25日23時30分 スポーツ報知

C大阪―鹿島 後半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
◆明治安田生命J1リーグ▽第14節 鹿島2―0C大阪(25日・ヤンマースタジアム長居)
鹿島がFW鈴木優磨とFW土居聖真のゴールでC大阪を2―0で下した。
貴重な先制点を挙げた鈴木は「取れると思っていた。イメージ通り」と充実の表情で語った。前半41分に日本代表DF昌子源が左足首を痛めて負傷退場するアクシデント。それでもDF犬飼のロングボールに抜け出した鈴木がGKとの1対1を制すと、後半15分には昌子に代わって出場した東京五輪世代のDF町田浩樹が鋭いクロスで土居の追加点をアシスト。守備でも無失点に封じ、勝利に貢献した。
前半戦は得点力不足にあえいだ鹿島だが、これでロシアW杯中断後の公式戦5試合で22得点の荒稼ぎ。鈴木は「(金崎は)チームを勝たせてきた人。チームとしてダメージはあるが、サッカーとはこういうもの。離れてさみしいものはあるけど、俺もあの人みたいにチームを勝たせられる人になりたい」と力強く語った。
【鹿島】昌子、負傷退場もC大阪下し7位浮上
2018年7月26日6時8分 スポーツ報知

前半、C大阪・杉本(右)と競り合う鹿島・昌子
◆明治安田生命J1リーグ第14節 C大阪0―2鹿島(25日・ヤンマー)
ACL開催のため延期されていた1試合が行われ、鹿島がC大阪を2―0で下した。日本代表DF昌子源(25)が負傷退場するアクシデントを乗り越え、2連勝で7位に浮上した。
アクシデントをチーム力で乗り越え、鹿島が勝ち点3を手にした。前半39分、昌子が伸ばした左足を芝生に引っかけ、足首を抱えながら痛みに悶絶(もんぜつ)。医療スタッフの肩を借りてピッチを後にした。
今夏に日本代表DF植田直通(23)がベルギーに移籍し、頼みの昌子も負傷退場。それでも後半12分にFW鈴木が「イメージ通り」と得点ランク日本人トップに並ぶ今季7得点目を挙げると、同15分には昌子に代わって投入された東京五輪世代DF町田がFW土居のゴールをアシスト。FW金崎の鳥栖への電撃移籍で揺れる中で2トップがゴールを奪い、守備陣も無失点。不安を一蹴した。
鹿島2発連勝 1季34試合制になった2005年以降、14年G大阪がマークした首位と勝ち点14差からの逆転VがJ1記録。首位・広島と16差と厳しい状況は続くが、大岩剛監督(46)は「勝ち続けていくだけ」。昌子も試合後は松葉づえ姿だったが、チーム関係者によると病院へは向かわず軽傷の模様だ。(岡島 智哉)
J1鹿島、CBから2発 J再開後3戦11発!金崎電撃移籍も動揺なし

C大阪に勝利し、喜ぶ鈴木(9)ら鹿島イレブン=ヤンマー
「明治安田生命J1、C大阪0-2鹿島」(25日、ヤンマースタジアム長居)
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のため未消化だった第14節の残り1試合が行われ、鹿島がアウェーでC大阪に2-0で快勝し、勝ち点25で7位に浮上した。
鹿島は後半12分、センターバック(CB)のDF犬飼智也(25)の縦パスが相手に当たってコースが変わり最前線のFW鈴木優磨に渡ると、DF藤本康太(32)をかわして独走。追いすがるDF山下達也(30)も振り切り、GK金鎮鉉(31)との一対一を冷静に沈めた。鈴木は2戦連発の今季7得点目だった。
3分後には途中出場のDF町田浩樹(20)が左サイドでパスを受けると、体を寄せてきたDF片山瑛一(26)を入れ替わるようにかわし、左足クロスを供給。ニアに飛び込んだFW土居聖真(26)が3戦連発となるゴールを右足で押し込んだ。東京五輪世代の町田は「後ろに戻して取られる方がリスクが高いと思った。結果オーライです」と鮮やかなアシストを振り返った。
前半41分にDFの要である日本代表DF昌子源(25)が左足首を負傷して途中交代していた。代わって出場した町田と犬飼の急造コンビは、C大阪に9本のシュートを浴びながらもGK権純泰(33)の好守にも助けられ、4試合ぶりの無失点勝利を達成した。町田は「アシストより無失点の方が自信になります」とあどけない笑みを浮かべた。
CBを起点とした2得点で3戦負けなしとした。18日のリーグ戦再開から3戦11発の固め打ち。24日にはFW金崎夢生(29)の鳥栖への電撃移籍が発表されたが、一切の動揺を感じさせない盤石の戦いで、鹿島が勝ち点3を手にした。
2試合連続先制弾の優磨にスポットが当たる。
金﨑移籍に揺れるチームを牽引する若きエースは頼もしい。
その中で、報知の岡島記者は源の容態について報じる。
「試合後は松葉づえ姿だったが、チーム関係者によると病院へは向かわず軽傷の模様」とのこと。
これは朗報。
復帰にはさほど時間はかからぬであろう。
また、デイリーはCB二人のアシストについて報じる。
犬飼の縦への意識が生んだ先制点、町田の「後ろに戻して取られる方がリスクが高いと思った。結果オーライです」というセットプレイ崩れの追加点、どちらの素晴らしい。
最後尾であるCBが全得点をアシストすることは珍しい。
それもこれも、攻撃に重点を置いた今の鹿島ならではのこと。
打ち勝つ力が付いてきた。
折り返し地点にて7位まで追い上げた。
上位が視野に入る。
ここからの反撃が楽しみである。

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[2018年7月25日21時8分]

後半、カウンターからゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨(中央)は誰も来ないのでイレブンを呼ぶ(撮影・宮崎幸一)

競り合う鹿島・三竿健(左)とC大阪・杉本(共同)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズが痛いアクシデントを乗り越えてセレッソ大阪に快勝した。
前半41分に日本代表DF昌子源(25)が、シュートをブロックした際に左足首を痛めて早々と退く。再三のピンチを防いで前半は0-0で耐え、後半13分にFW鈴木優磨(22)が相手ミスから縦に抜け出して先制ゴール。直後の15分には、FKからつないだチャンスでFW土居聖真(26)が2点目のゴールをたたき込んだ。
お互い中2日の一戦。C大阪は22日の浦和戦から先発メンバー7人を入れ替えて臨んだが機能せず。ワールドカップ(W杯)ロシア大会の中断明けは、1分け2敗と厳しい戦いをしいられている。
鹿島FW鈴木「あれしか」“妙技”GK誘い出し弾
[2018年7月25日23時50分]

後半、カウンターからゴールを決める鹿島FW鈴木優磨(左)(撮影・宮崎幸一)

後半、カウンターからゴールを決めた鹿島FW鈴木優磨(中央)は誰も来ないのでイレブンを呼ぶ(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
FW金崎夢生のサガン鳥栖移籍が発表された直後の試合。そこで、鹿島アントラーズの2人のFWが存在感を見せた。
後半12分、DF犬飼智也からのパスを受けたFW鈴木優磨が、ハーフウエー付近からドリブルを開始。ゴールに迫ると“妙技”を見せた。目前でわざと大きくタッチ。セレッソ大阪のGKキム・ジンヒョンを誘い出した。
「あれしかなかった。ちょっとボールタッチをデカくして、GKが出てくるのを待っていた。出てこなかったらファーサイドに思い切り打つしかなかったので。誘って、うまく出てきてくれたので決めることができた。練習通りです」。
左足で浮かしてゴールへ。支配しながら得点が奪えない状況で、2試合連発となる待望の先制点を奪った。
続く3分後には、負傷した昌子源に代わって出場したDF町田浩樹が左サイドで1人を交わして、絶妙な左クロス。これにFW土居聖真が右足で合わせて、3試合連続ゴール。土居は「入りすぎず、遅すぎず。いいタイミングだった」と自画自賛した。
背番号10の金崎が抜けた。鈴木は「チームとして、ダメージがないと言ったらウソになりますけど、サッカーというのはこういうものだし、自分もプロは、こういうものだと教わってきた」。穴は、自分たちで埋める-。その気概があふれていた。
鈴木は、金崎からこう言われたという。「やっとPK、蹴れるな」-。「言葉で語る人じゃない。あの人らしいかな。オレも、あの人みたいにチームを勝たせられるような選手になりたい。全部が全部マネはできないけど、いい部分を拾いつつ、自分のストロングポイントと照らし合わせてうまく反映できたら、もっと良い選手になれると思っている」。
ちなみにこの日の試合前に、DF西大伍から「オレがPK取ったら、オレが蹴るからな」と言われたという。
「新たなライバル…」と笑った鈴木。だが、その気迫あふれる姿が続く限り、誰もがPKを「任せる」と言うに違いない。
日本代表DF鹿島昌子が負傷交代、松葉杖姿でバスへ
[2018年7月26日0時11分]

C大阪対鹿島 前半、鹿島DF昌子はC大阪MF水沼のシュートを防いだ時に負傷し、治療を受ける(撮影・宮崎幸一)

シュートするC大阪MF水沼宏太(左)とこれを防ぎ負傷交代となった鹿島DF昌子源(右)(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源がアクシデントに見舞われた。
前半39分、セレッソ大阪のMF水沼宏太がフリーでシュートを放とうとした際、勢いよく飛び込んで防いだ。だが、そのときに左足のスパイクが芝生に取られて、足首を負傷。自らピッチの外に転がり出て交代した。1人では歩けずに肩を借り、最後は松葉づえでバスに乗り込んだ。
相棒のDF植田直通がベルギーに移籍。鳥栖からDFチョン・スンヒョンの新加入が発表された中で、守備の要を襲ったアクシデント。26日にも病院で検査を受けるが、鹿島には大きな痛手となりそうだ。
昌子が負傷交代 鹿島連勝も植田移籍に続き要欠く
[2018年7月26日7時44分 ]

C大阪対鹿島 鹿島DF昌子は負傷し治療を受ける(撮影・宮崎幸一)

C大阪対鹿島 シュートするC大阪MF水沼(左)とこれを防ぎ負傷交代となった鹿島DF昌子(右)(撮影・宮崎幸一)
<明治安田生命J1:C大阪0-2鹿島>◇第14節◇25日◇ヤンマー
鹿島アントラーズはセレッソ大阪を2-0で下して2連勝したが、痛いアクシデントに見舞われた。前半39分に日本代表DF昌子源(25)が左足首を負傷し、2分後に途中交代。1人で歩けず、帰りは松葉づえをついた。捻挫とみられる。DF植田が海外移籍し、鳥栖から加入するDFチョン・スンヒョンの登録は28日のG大阪戦には間に合わない見込み。調子が上がってきた中で、守備の要を欠くことになりそうだ。
「さすが」というプレーを見せた直後だった。素早いカバーでC大阪MF水沼のシュートを防いだ瞬間、昌子の左足のスパイクが芝生にとられた。痛みに耐えきれず、自らピッチの外に出た。1人では歩けず、背負われて室内へ。試合は最後まで見続けたが、バスには松葉づえで乗り込んだ。大岩剛監督は「足首を冷やしている状態。詳しいことは、これから検査して」と話すにとどめたが、関係者によると捻挫とみられる。
相棒植田が海外に移籍し、FW金崎も鳥栖へ移った。ワールドカップ(W杯)ロシア大会で評価を上げた昌子はひとまず鹿島に残り、力を尽くすと決めた直後に見舞われたアクシデント。新加入のチョン・スンヒョンはまだ登録が間に合わないだけに、守備の要の負傷は大きな痛手。代わって出て2点目をアシストしたDF町田は「鹿島にいる以上、競争は当たり前。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と穴を埋める覚悟を見せた。
22歳・優磨V弾!金崎去り…若き力で鹿島を引っ張る

先制ゴールを決めてファンの声援に応える鈴木。22歳の若武者が鹿島の攻撃を引っ張る
明治安田J1第14節最終日(25日、C大阪0-2鹿島、ヤンマ)鹿島がアウェーでC大阪に2-0で快勝、勝ち点を25として7位に浮上した。後半12分にFW鈴木優磨(22)のゴールで先制し、FW土居聖真(26)が追加点を挙げた。元日本代表FW金崎夢生(29)が鳥栖に移籍。金崎を師と仰ぐ鈴木が“魂”を受け継ぎ、チームを上昇気流に乗せる。
真夏の夜の大阪で華麗に打ち込んだ先制弾。FW鈴木が本領を発揮した。
「(得点を)取れると思っていた。体が勝手に動いてイメージどおりだった」
W杯期間の中断明けから3試合連続の先発シャット場。後半12分、後方からパスを受けた鈴木はセンターサークル付近ででDFをかわし、ゴール前へ突進。飛び出したGKの脇元から浮かせる巧みな左足シュートで2戦連発、今季7得点目を決めた。
尊敬するFW金崎が24日に鳥栖へ完全移籍。「離れて悲しいものはある」と本音を吐露しつつも、「(周囲の)期待は感じる。あの人みたいに(チームを)勝たせられる人になりたい」。
偉大な先輩への惜別の一発は、新時代到来を告げる号砲だ。22歳の若武者が力強く輝いた。 (一色伸裕)

C大阪に勝利し、喜ぶ鈴木(9)ら鹿島イレブン=ヤンマー
3試合連続得点に鹿島FW土居
「パスやドリブルとか、自分の持ち味を出せているのが結果的にゴールにつながっている」

C大阪-鹿島 前半、攻め上がる鹿島・安部。左はC大阪・山口蛍=ヤンマー

前半、C大阪・松田のシュートをブロックした後、立ち上がれない鹿島・昌子=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・藤本(左)と鹿島・鈴木=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・杉本と鹿島・犬飼(右)=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・片山(右)と鹿島・鈴木(左)=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・片山(左)と鈴木=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)

前半、競り合うC大阪・山内(奥)と鹿島・昌子=ヤンマースタジアム長居(撮影・水島啓輔)
鹿島 優ロナ 鮮やかループ先制弾!エース金崎抜けても快勝!
明治安田生命J1第14節 鹿島2―0C大阪 ( 2018年7月25日 ヤンマー )

<鹿島・C大阪>後半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
Photo By 共同
ACLのため未消化となっていた14節の残り1試合が行われ、鹿島がC大阪に2―0で勝利した。日本代表DF昌子源(25)が前半終盤に左足を痛めて負傷交代したが、新エースとして期待が高まるFW鈴木優磨(22)が先制点をマーク。チームはW杯中断明け後、3戦11得点と攻撃陣が好調で7位に浮上した。
“大阪夏の陣”は、新エースの誕生を予感させるものとなった。0―0の後半12分、鈴木はハーフライン付近から猛然とドリブルを開始。DFラインを突き破ると「(GKが)出てくるのを待っていた」と狙い澄ましたループシュートでネットを揺らした。18日磐田戦の1アシスト、22日柏戦の2得点1アシストに続くゴールへの貢献。前半41分に日本代表DF昌子が左足首を痛めて負傷交代する中、チームを勢いづける一発となった。
前日24日にはFW金崎の鳥栖移籍が発表された。これまでPKのキッカー役を取り合ってきた2人。いつも金崎が蹴ってきたが、最後に言われたのが「やっとPK蹴れるな」だった。「夢生くんはチームを勝たせた人。もちろんファンが僕に期待しているのは自分でも感じている。でもあまり気負いすぎず、俺は俺らしく、ある程度仲間に任せるところは任せてゴール前に専念しようと思っていた」。金崎に並ぶ今季リーグ7点目を決めた。28日のG大阪戦まで続く長期遠征の初戦で、大きな流れを呼び込んだ。

<鹿島・C大阪>前半、攻め上がる鹿島・土居(手前右
Photo By 共同

<鹿島・C大阪>後半、先制ゴールを決め、土居(左)に祝福される鹿島・鈴木
Photo By 共同

C大阪に勝利し、喜ぶ鹿島イレブン
Photo By 共同
[ 2018年7月26日 05:30 ]
【鹿島】優磨「俺もあの人みたいにチームを勝たせられる人に」C大阪に快勝
2018年7月25日23時30分 スポーツ報知

C大阪―鹿島 後半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
◆明治安田生命J1リーグ▽第14節 鹿島2―0C大阪(25日・ヤンマースタジアム長居)
鹿島がFW鈴木優磨とFW土居聖真のゴールでC大阪を2―0で下した。
貴重な先制点を挙げた鈴木は「取れると思っていた。イメージ通り」と充実の表情で語った。前半41分に日本代表DF昌子源が左足首を痛めて負傷退場するアクシデント。それでもDF犬飼のロングボールに抜け出した鈴木がGKとの1対1を制すと、後半15分には昌子に代わって出場した東京五輪世代のDF町田浩樹が鋭いクロスで土居の追加点をアシスト。守備でも無失点に封じ、勝利に貢献した。
前半戦は得点力不足にあえいだ鹿島だが、これでロシアW杯中断後の公式戦5試合で22得点の荒稼ぎ。鈴木は「(金崎は)チームを勝たせてきた人。チームとしてダメージはあるが、サッカーとはこういうもの。離れてさみしいものはあるけど、俺もあの人みたいにチームを勝たせられる人になりたい」と力強く語った。
【鹿島】昌子、負傷退場もC大阪下し7位浮上
2018年7月26日6時8分 スポーツ報知

前半、C大阪・杉本(右)と競り合う鹿島・昌子
◆明治安田生命J1リーグ第14節 C大阪0―2鹿島(25日・ヤンマー)
ACL開催のため延期されていた1試合が行われ、鹿島がC大阪を2―0で下した。日本代表DF昌子源(25)が負傷退場するアクシデントを乗り越え、2連勝で7位に浮上した。
アクシデントをチーム力で乗り越え、鹿島が勝ち点3を手にした。前半39分、昌子が伸ばした左足を芝生に引っかけ、足首を抱えながら痛みに悶絶(もんぜつ)。医療スタッフの肩を借りてピッチを後にした。
今夏に日本代表DF植田直通(23)がベルギーに移籍し、頼みの昌子も負傷退場。それでも後半12分にFW鈴木が「イメージ通り」と得点ランク日本人トップに並ぶ今季7得点目を挙げると、同15分には昌子に代わって投入された東京五輪世代DF町田がFW土居のゴールをアシスト。FW金崎の鳥栖への電撃移籍で揺れる中で2トップがゴールを奪い、守備陣も無失点。不安を一蹴した。
鹿島2発連勝 1季34試合制になった2005年以降、14年G大阪がマークした首位と勝ち点14差からの逆転VがJ1記録。首位・広島と16差と厳しい状況は続くが、大岩剛監督(46)は「勝ち続けていくだけ」。昌子も試合後は松葉づえ姿だったが、チーム関係者によると病院へは向かわず軽傷の模様だ。(岡島 智哉)
J1鹿島、CBから2発 J再開後3戦11発!金崎電撃移籍も動揺なし

C大阪に勝利し、喜ぶ鈴木(9)ら鹿島イレブン=ヤンマー
「明治安田生命J1、C大阪0-2鹿島」(25日、ヤンマースタジアム長居)
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のため未消化だった第14節の残り1試合が行われ、鹿島がアウェーでC大阪に2-0で快勝し、勝ち点25で7位に浮上した。
鹿島は後半12分、センターバック(CB)のDF犬飼智也(25)の縦パスが相手に当たってコースが変わり最前線のFW鈴木優磨に渡ると、DF藤本康太(32)をかわして独走。追いすがるDF山下達也(30)も振り切り、GK金鎮鉉(31)との一対一を冷静に沈めた。鈴木は2戦連発の今季7得点目だった。
3分後には途中出場のDF町田浩樹(20)が左サイドでパスを受けると、体を寄せてきたDF片山瑛一(26)を入れ替わるようにかわし、左足クロスを供給。ニアに飛び込んだFW土居聖真(26)が3戦連発となるゴールを右足で押し込んだ。東京五輪世代の町田は「後ろに戻して取られる方がリスクが高いと思った。結果オーライです」と鮮やかなアシストを振り返った。
前半41分にDFの要である日本代表DF昌子源(25)が左足首を負傷して途中交代していた。代わって出場した町田と犬飼の急造コンビは、C大阪に9本のシュートを浴びながらもGK権純泰(33)の好守にも助けられ、4試合ぶりの無失点勝利を達成した。町田は「アシストより無失点の方が自信になります」とあどけない笑みを浮かべた。
CBを起点とした2得点で3戦負けなしとした。18日のリーグ戦再開から3戦11発の固め打ち。24日にはFW金崎夢生(29)の鳥栖への電撃移籍が発表されたが、一切の動揺を感じさせない盤石の戦いで、鹿島が勝ち点3を手にした。
2試合連続先制弾の優磨にスポットが当たる。
金﨑移籍に揺れるチームを牽引する若きエースは頼もしい。
その中で、報知の岡島記者は源の容態について報じる。
「試合後は松葉づえ姿だったが、チーム関係者によると病院へは向かわず軽傷の模様」とのこと。
これは朗報。
復帰にはさほど時間はかからぬであろう。
また、デイリーはCB二人のアシストについて報じる。
犬飼の縦への意識が生んだ先制点、町田の「後ろに戻して取られる方がリスクが高いと思った。結果オーライです」というセットプレイ崩れの追加点、どちらの素晴らしい。
最後尾であるCBが全得点をアシストすることは珍しい。
それもこれも、攻撃に重点を置いた今の鹿島ならではのこと。
打ち勝つ力が付いてきた。
折り返し地点にて7位まで追い上げた。
上位が視野に入る。
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優磨、俺の中で夢生君と対戦したい
鈴木優磨が激白!! 退団した金崎夢生への想い「俺もあの人みたいに…」
多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
夢生君が抜けてダメージがないと言ったら嘘になるけど

C大阪戦で57分に圧巻のドリブルシュートを決めた鈴木。試合後、金崎への想いを語った。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
7月22日の柏戦からわずか中2日で行なわれたC大阪戦で、鹿島に勝利をもたらしたのは、2トップの一角でフル出場した鈴木優磨だった。
とりわけ圧巻だったのは、57分の先制ゴールだ。センターサークル内でルーズボールを拾うと、そのままDFふたりを抜き去り、最後はGKとの1対1を冷静に制した。
「あれしかなかった。(キム・)ジンヒョン選手が出てくるのを待っていたので、逆に出て来なかったら、ファーに思い切り打つ選択肢しかなかった。誘った感覚はありますし、それでうまく出てきてくれたので、決められた。イメージどおりです」
圧巻のゴールシーンをそう振り返った鈴木だが、この22歳に懸かる期待はますます大きくなりそうだ。
C大阪戦の前日、金崎夢生が鳥栖に電撃移籍をしたからである。ロシア・ワールドカップによる中断期間までの15試合でチームトップの7得点を決めてきたエースの退団は、鹿島にとっては大きな痛手。C大阪戦で金崎のゴール数に並ぶ7得点目を決めた鈴木の働きは、当然シーズン後半戦の鍵となる。
「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろん僕にファンが期待しているのは自分でも感じています。あまり気負いすぎず、俺は俺らしく、全部自分でやるのではなくて、ある程度仲間に任せるところは任せて、自分はゴール前に専念しようと。今日もいつもどおり入れました。
夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になりますけど、サッカーっていうのはこういうものだし、自分もプロってこういうものだと教わってきた。夢生君と離れて悲しい部分はありますけど、逆に俺の中で夢生君と対戦したい。あの人と敵でやったことがないので、やってみたいなという気持ちがモチベーションになっています」
金崎の移籍をむしろポジティブな刺激に変える鈴木が、鹿島を浮上させられるか。特に最終節のホーム鳥栖戦は見逃せない一戦になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の優磨を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
金﨑の移籍についてのコメントを伝える。
優磨は「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろん僕にファンが期待しているのは自分でも感じています。あまり気負いすぎず、俺は俺らしく、全部自分でやるのではなくて、ある程度仲間に任せるところは任せて、自分はゴール前に専念しようと。今日もいつもどおり入れました。
夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になりますけど、サッカーっていうのはこういうものだし、自分もプロってこういうものだと教わってきた。夢生君と離れて悲しい部分はありますけど、逆に俺の中で夢生君と対戦したい。あの人と敵でやったことがないので、やってみたいなという気持ちがモチベーションになっています」と口にする。
金﨑の穴は小さくない。
優磨一人が気負っても埋められるものではなかろう。
とはいえ、いない選手について考えても何も起こらぬ。
チーム全員にて力を発揮し、勝利を掴み取っていくのだ。
セレッソ戦の勝利は優磨のゴールあってこそ。
しかしながら、そのプロセスはチーム全員の尽力が実った結果である。
優磨はそれを理解しておる。
また、次は敵として立ちはだかってくる金﨑を倒してこそというモチベーションは楽しみと言えよう。
最終節・鳥栖戦を期待したい。

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多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
夢生君が抜けてダメージがないと言ったら嘘になるけど

C大阪戦で57分に圧巻のドリブルシュートを決めた鈴木。試合後、金崎への想いを語った。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
7月22日の柏戦からわずか中2日で行なわれたC大阪戦で、鹿島に勝利をもたらしたのは、2トップの一角でフル出場した鈴木優磨だった。
とりわけ圧巻だったのは、57分の先制ゴールだ。センターサークル内でルーズボールを拾うと、そのままDFふたりを抜き去り、最後はGKとの1対1を冷静に制した。
「あれしかなかった。(キム・)ジンヒョン選手が出てくるのを待っていたので、逆に出て来なかったら、ファーに思い切り打つ選択肢しかなかった。誘った感覚はありますし、それでうまく出てきてくれたので、決められた。イメージどおりです」
圧巻のゴールシーンをそう振り返った鈴木だが、この22歳に懸かる期待はますます大きくなりそうだ。
C大阪戦の前日、金崎夢生が鳥栖に電撃移籍をしたからである。ロシア・ワールドカップによる中断期間までの15試合でチームトップの7得点を決めてきたエースの退団は、鹿島にとっては大きな痛手。C大阪戦で金崎のゴール数に並ぶ7得点目を決めた鈴木の働きは、当然シーズン後半戦の鍵となる。
「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろん僕にファンが期待しているのは自分でも感じています。あまり気負いすぎず、俺は俺らしく、全部自分でやるのではなくて、ある程度仲間に任せるところは任せて、自分はゴール前に専念しようと。今日もいつもどおり入れました。
夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になりますけど、サッカーっていうのはこういうものだし、自分もプロってこういうものだと教わってきた。夢生君と離れて悲しい部分はありますけど、逆に俺の中で夢生君と対戦したい。あの人と敵でやったことがないので、やってみたいなという気持ちがモチベーションになっています」
金崎の移籍をむしろポジティブな刺激に変える鈴木が、鹿島を浮上させられるか。特に最終節のホーム鳥栖戦は見逃せない一戦になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の優磨を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
金﨑の移籍についてのコメントを伝える。
優磨は「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろん僕にファンが期待しているのは自分でも感じています。あまり気負いすぎず、俺は俺らしく、全部自分でやるのではなくて、ある程度仲間に任せるところは任せて、自分はゴール前に専念しようと。今日もいつもどおり入れました。
夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になりますけど、サッカーっていうのはこういうものだし、自分もプロってこういうものだと教わってきた。夢生君と離れて悲しい部分はありますけど、逆に俺の中で夢生君と対戦したい。あの人と敵でやったことがないので、やってみたいなという気持ちがモチベーションになっています」と口にする。
金﨑の穴は小さくない。
優磨一人が気負っても埋められるものではなかろう。
とはいえ、いない選手について考えても何も起こらぬ。
チーム全員にて力を発揮し、勝利を掴み取っていくのだ。
セレッソ戦の勝利は優磨のゴールあってこそ。
しかしながら、そのプロセスはチーム全員の尽力が実った結果である。
優磨はそれを理解しておる。
また、次は敵として立ちはだかってくる金﨑を倒してこそというモチベーションは楽しみと言えよう。
最終節・鳥栖戦を期待したい。

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聖真、前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる
金崎退団も何のその!3戦連続弾の土居聖真が明かした“変化”と“好調の理由”
多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
「前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる」

C大阪戦でチームの2点目を決めた土居。中断明けからリーグ3試合連続ゴールと好調だ。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
14節のC大阪戦で、チームの勝利をグッと引き寄せる値千金の追加点を決めたのは土居聖真。中断明けからリーグ3試合連続得点と目下絶好調だ。
試合後、土居は好調の理由をこう語った。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」
今の鹿島には活きの良い選手が揃っている。鳥栖に移籍した金崎に代わるように、調子を上げている土居や22歳のFW鈴木優磨、19歳のドリブラー安部裕葵、さらに植田直通(セルクル・ブルージュに移籍)と昌子源(C大阪戦の前半途中に負傷)が不在でも、アシストを決めた20歳のCB町田浩樹、冷静に最終ラインを締めた犬飼智也など、次から次へと才能が現われてくる。
こうした背景には、積極的な姿勢をはぐくむ環境があるのかもしれない。中断期に試してきたものが出ていると土居は言う。
「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」
大岩剛監督が若手を抜擢する采配も好影響を及ぼし、結果が出ることによって、さらなる選手の積極性を促す“好循環”が生まれている。
一時は15位に低迷しながら、ここ3試合は11得点という爆発力を武器に勝点7を積み上げ、リーグ戦半分の17試合を終えて7位に浮上と、チームはまさに“上昇気流”に乗っている。とはいえ連戦が続くだけに、油断は大敵だ。土居は今後の課題も明かしている。
「あとは中2日、中3日であるので、これがきつくなった時にどうするか。助け合ってやれるのか、というところがまたひとつの壁というか、乗り越えなきゃいけないところ。でも自信をもってやっていきたい」
タイトな連戦をいかに勝ち抜いていくか。常勝軍団の復活のポイントは、組織力になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の聖真を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」というコメントを引き出しておる。
“自分の持ち味”という言葉の意味に、自身の才能に気付いたとということが伝わってくる。
単なる巧い選手のようであった聖真が、ゴールに直結するプレイをするようになったのは、自分を知ったためであろう。
一皮剥けた聖真の活躍をこれからも楽しみにしたい。
また、攻撃力が発揮された背景を、「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」と言う。
ポジティブな空気が今の鹿島には漂っておる。
この勢いを持続し、上位を狙っていこうではないか。
楽しみである。

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多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月26日
「前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかる」

C大阪戦でチームの2点目を決めた土居。中断明けからリーグ3試合連続ゴールと好調だ。写真:川本学
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
14節のC大阪戦で、チームの勝利をグッと引き寄せる値千金の追加点を決めたのは土居聖真。中断明けからリーグ3試合連続得点と目下絶好調だ。
試合後、土居は好調の理由をこう語った。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」
今の鹿島には活きの良い選手が揃っている。鳥栖に移籍した金崎に代わるように、調子を上げている土居や22歳のFW鈴木優磨、19歳のドリブラー安部裕葵、さらに植田直通(セルクル・ブルージュに移籍)と昌子源(C大阪戦の前半途中に負傷)が不在でも、アシストを決めた20歳のCB町田浩樹、冷静に最終ラインを締めた犬飼智也など、次から次へと才能が現われてくる。
こうした背景には、積極的な姿勢をはぐくむ環境があるのかもしれない。中断期に試してきたものが出ていると土居は言う。
「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」
大岩剛監督が若手を抜擢する采配も好影響を及ぼし、結果が出ることによって、さらなる選手の積極性を促す“好循環”が生まれている。
一時は15位に低迷しながら、ここ3試合は11得点という爆発力を武器に勝点7を積み上げ、リーグ戦半分の17試合を終えて7位に浮上と、チームはまさに“上昇気流”に乗っている。とはいえ連戦が続くだけに、油断は大敵だ。土居は今後の課題も明かしている。
「あとは中2日、中3日であるので、これがきつくなった時にどうするか。助け合ってやれるのか、というところがまたひとつの壁というか、乗り越えなきゃいけないところ。でも自信をもってやっていきたい」
タイトな連戦をいかに勝ち抜いていくか。常勝軍団の復活のポイントは、組織力になりそうだ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
セレッソ戦後の聖真を取材したサッカーダイジェストの多田氏である。
「点を決める以前に、自分の持ち味をまず出せているかなと思います。パスだったりドリブルだったりコンビネーションだったり、そこに結果的にゴールが付いてきてくれているだけ」というコメントを引き出しておる。
“自分の持ち味”という言葉の意味に、自身の才能に気付いたとということが伝わってくる。
単なる巧い選手のようであった聖真が、ゴールに直結するプレイをするようになったのは、自分を知ったためであろう。
一皮剥けた聖真の活躍をこれからも楽しみにしたい。
また、攻撃力が発揮された背景を、「みんなのやろうという意識がなければできませんし、ミスを怖がっていたり、消極的になっていたらできないです。それが前向きに、積極的にやろうというのが目に見えてわかりますし、その結果だと思います」と言う。
ポジティブな空気が今の鹿島には漂っておる。
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内田篤人が明かした自身の現在地とこれから
「W杯を狙っていたから」内田篤人が明かした自身の現在地とこれから
大岩剛監督と今後の起用法について話し合った結果――。
[J1 17節] 鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのDF内田篤人が6-2と快勝を収めた柏レイソル戦で、後半途中から右サイドバックのポジションに入り26分間プレーした。7月11日の天皇杯3回戦のFC町田ゼルビア戦(〇5-1)でフル出場を果たしていたが、リーグ戦は5月2日のV・ファーレン長崎戦(〇2-0)以来4試合ぶり。ほぼ2か月半ぶりの登場で、ワールドカップ(W杯)ロシア大会中断明けのチーム最初の勝利に貢献した。
チームの攻撃面に手応えを得ていた内田だが、自身のコンディションとパフォーマンスについても率直な思いを語ってくれた。
「(ワールドカップ中断前の)前半戦はケガをしてしまったのもあった。どうしても、肉離れが多くて。ここからの後半戦は(大岩剛)監督とも話し合いをして、ある程度、『様子を見ながら』やっていこうと」
そして内田は「ワールドカップ」に触れた。
「ワールドカップを狙っていたので。自分からも『行けます』と言って、行きました。けれど、ここからは様子を見ながら、やっていきます」
今回の柏戦、相手との競り合いで体を投げ出した際、めくれあがったユニフォームの下、左太ももの付け根に水色の(特殊な?)サポーターで固定しているのが分かった。強烈なコンタクトに少し大丈夫か気にした感じの内田だったが、痛みなど感じさせず颯爽と立ち上がってプレーに戻っていった。
やはり……ワールドカップの日本代表に選ばれるという一縷の望みに懸けて、自分自身と周囲の期待に応えようと開幕から飛ばしていたのだろう。少し無理をしていた、とも、むしろ得難い後押しを受けて、信じられないような力が引き出されていた、とも捉えることができる。中断期間までリーグ6試合の出場を重ね、そしてワールドカップを挟み、この日また新たな一歩を踏み出したと言えた。
「ちゃんとこうやって使ってもらえることは有難いので、時間は短かくなったけれども……ここからだんだん多くなるように。自分自身もここからもっと伸びていけると思うので、頑張っていきますよ」
西大伍、安西幸輝、山本脩斗、伊東幸敏、小田逸稀……鹿島のサイドバックには、特長の異なる個性派が揃う。その中で周囲の良さを引き出しながら自らも生きる――そろそろ後輩たちに追い抜かすぐらいのプレーもどこかで期待しているのかもしれない――植田直通、ペドロ・ジュニオールに続き、エースの金崎夢生も移籍していった激動の夏、内田が勝利のため、鹿島のために、右サイドを駆け抜ける。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
篤人を取材したサカノワの塚越氏である。
ロシアW杯にかけた気持ちが伝わってきた。
祭が終り、今は現状を見つめながらプレイしていくことを口にする。
篤人の経験、実績がクラブにもたらすものは大きい。
事実、柏戦でも短い時間ながら大きな存在感を示した。
夢生に出したクロスは見事で、枠をとらえておれば、夢生の鹿島でのラストゴールとなったであろう。
これから、出場時間を増やし、タイトルに貢献していってくれよう。
楽しみである。

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大岩剛監督と今後の起用法について話し合った結果――。
[J1 17節] 鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのDF内田篤人が6-2と快勝を収めた柏レイソル戦で、後半途中から右サイドバックのポジションに入り26分間プレーした。7月11日の天皇杯3回戦のFC町田ゼルビア戦(〇5-1)でフル出場を果たしていたが、リーグ戦は5月2日のV・ファーレン長崎戦(〇2-0)以来4試合ぶり。ほぼ2か月半ぶりの登場で、ワールドカップ(W杯)ロシア大会中断明けのチーム最初の勝利に貢献した。
チームの攻撃面に手応えを得ていた内田だが、自身のコンディションとパフォーマンスについても率直な思いを語ってくれた。
「(ワールドカップ中断前の)前半戦はケガをしてしまったのもあった。どうしても、肉離れが多くて。ここからの後半戦は(大岩剛)監督とも話し合いをして、ある程度、『様子を見ながら』やっていこうと」
そして内田は「ワールドカップ」に触れた。
「ワールドカップを狙っていたので。自分からも『行けます』と言って、行きました。けれど、ここからは様子を見ながら、やっていきます」
今回の柏戦、相手との競り合いで体を投げ出した際、めくれあがったユニフォームの下、左太ももの付け根に水色の(特殊な?)サポーターで固定しているのが分かった。強烈なコンタクトに少し大丈夫か気にした感じの内田だったが、痛みなど感じさせず颯爽と立ち上がってプレーに戻っていった。
やはり……ワールドカップの日本代表に選ばれるという一縷の望みに懸けて、自分自身と周囲の期待に応えようと開幕から飛ばしていたのだろう。少し無理をしていた、とも、むしろ得難い後押しを受けて、信じられないような力が引き出されていた、とも捉えることができる。中断期間までリーグ6試合の出場を重ね、そしてワールドカップを挟み、この日また新たな一歩を踏み出したと言えた。
「ちゃんとこうやって使ってもらえることは有難いので、時間は短かくなったけれども……ここからだんだん多くなるように。自分自身もここからもっと伸びていけると思うので、頑張っていきますよ」
西大伍、安西幸輝、山本脩斗、伊東幸敏、小田逸稀……鹿島のサイドバックには、特長の異なる個性派が揃う。その中で周囲の良さを引き出しながら自らも生きる――そろそろ後輩たちに追い抜かすぐらいのプレーもどこかで期待しているのかもしれない――植田直通、ペドロ・ジュニオールに続き、エースの金崎夢生も移籍していった激動の夏、内田が勝利のため、鹿島のために、右サイドを駆け抜ける。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
篤人を取材したサカノワの塚越氏である。
ロシアW杯にかけた気持ちが伝わってきた。
祭が終り、今は現状を見つめながらプレイしていくことを口にする。
篤人の経験、実績がクラブにもたらすものは大きい。
事実、柏戦でも短い時間ながら大きな存在感を示した。
夢生に出したクロスは見事で、枠をとらえておれば、夢生の鹿島でのラストゴールとなったであろう。
これから、出場時間を増やし、タイトルに貢献していってくれよう。
楽しみである。

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サッカーダイジェスト セレッソ戦寸評
【J1採点&寸評】C大阪0-2鹿島|金崎退団の不安を吹き飛ばした!先制弾の鈴木を高評価
多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月25日
C大阪――片山、山下は低評価

【警告】C大阪=山口(47分)、丸橋(59分) 鹿島=なし
【退場】C大阪=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
【チーム採点・寸評】
C大阪 5
前半は些細なパスミスを散見してリズムを掴めず、後半にはマークの緩さを突かれ2点を献上。攻守両面で数多くの課題が残った。
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5
J1通算出場200試合目は2失点で悔しい敗戦。いずれも止めるのは困難なシュートではあったものの……救世主にはなれなかった。
DF
4 藤本康太 5.5(77分OUT)
今季リーグ戦では11節以来の出場。陸空を問わず身体を張って相手の侵攻を阻止しようと試みたが、58分には鈴木の突破についていけず、先制点を許した。
14 丸橋祐介 5.5
縦に突破を許す場面が少なくなく、リスクを背負った高めのポジショニングも奏功しなかった。得意の左足が光ったのも78分のシーンくらい。
16 片山瑛一 4.5
安部の俊敏なステップワークと安西のオーバーラップに手を焼く。73分のシュートチャンスもモノにできないなど、攻守において悪い印象ばかりが残った。
23 山下達也 4.5
良いところを見つけるのは難しい。47分のカウンターにつながったボールロスト、鈴木に簡単に入れ替わられた58分の対応など、いただけないミスが多すぎた。
MF
6 山口 蛍 5.5
相手がターンをする前に潰す出足の鋭いタックルと広範囲のカバーリングは評価に値。ただ、周囲が勢いを失っていくとともに、徐々にトーンダウンした。
7 水沼宏太 5
39分、43分と立て続けに絶好機を生み出した鋭い動き出しは素晴らしい。決めていれば、ヒーローになれたはずだが……。
32 田中亜土夢 5.5(63分OUT)
ダイナミックな動きで攻撃にアクセントを加え、43分には決定的チャンスを創出。ただ一方で、相手の自由なプレースペースを生んでしまう弊害も見られた。
43 オスマル 5
冷静にボールを左右に捌いてはいたが、効果的だったかは甚だ疑問。1本で局面を変えるような縦パスは少なかった。
C大阪――杉本の出来は物足りない
FW
9 杉本健勇 5.5
厳しいマークを受けながら懸命にこなしたポストワークは精度を欠く。シュートチャンスも少なからずあったが、いずれもゴールに結びつけられず、物足りない出来に。
25 山内寛史 5(68分OUT)
J1リーグデビュー戦は、不完全燃焼。積極的にスペースに顔を出してボールを呼び込むも、なかなか収められなかった。
交代出場
FW
13 高木俊幸 5.5(63分IN)
相手に傾いていた流れを引き寄せようと、果敢に仕掛けて度々守備網を破った。ただ決定的な仕事は果たせなかった。
MF
24 山村和也 5.5(68分 IN)
2トップの一角で出場した古巣戦のハイライトは78分。丸橋のクロスに合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でぬか喜びに。
MF
11 ソウザ -(77分IN)
カウンターを承知で前傾姿勢を貫き、ゴールを目指した。ただ渾身のミドルシュートもGKに止められた。
監督
ユン・ジョンファン 5
22節の浦和戦からスタメン7人を変更した采配は実らず、チームは後半に息切れ。攻撃的な交代カードもスコアを覆すことはできなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鹿島――安部の切れ味鋭いドリブルが光る
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
2トップのサイドハーフを中心とした畳みかけるような速攻は迫力があった。昌子の負傷は心配だが、金崎の移籍を不安にさせない攻撃陣の好調は良い兆候だ。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
後半途中に足を痛めながらも、度々のファインセーブで最後まで無失点で乗り切った。その安定感は連勝に欠かせなかった。
DF
3 昌子 源 6(41分OUT)
恐るべき対人能力で、杉本と山内の2トップにほとんど仕事をさせなかった。それだけに41分に負傷交代が悔やまれる。
22 西 大伍 6
前半に田中亜に背後を突かれてチャンスを作られたのは減点材料。とはいえ、それで乱れることなく、後半は集中して右サイドを固めた。
32 安西幸輝 6
巧みなポジショニングで、切り込み隊長の安部を後方からサポート。67分には自ら豪快なドリブルで持ち上がり、会場を沸かすシュートを放った。
39 犬飼智也 6.5
空中戦はほぼ負けなしで、昌子の負傷退場というアクシデントの後も冷静さを失わずに杉本らに対応。57分にはDFに当たって通るラッキーパスで先制点をお膳立て。
MF
4 レオ・シルバ 6
決定的な仕事はなかったが、セカンドボールの回収の早さは別格で、チームに落ち着きをもたらしていた。48分には惜しいFKも放った。
13 中村充孝 6(82分OUT)
エリア内に切り込んでいく持ち味の攻撃よりも、守備面での貢献が目を引く。丸橋、田中亜、オスマルらに献身的にプレスをかけた。
20 三竿健斗 6
昌子交代後に、キャプテンマークを巻いたボランチは、効率の良いスプリントで攻守に働いた。時に最前線まであがり、ボールを呼び込むシーンも。
30 安部裕葵 7
切れ味抜群のスピーディなドリブルを披露。対面した片山を手玉に取り、再三ビッグチャンスを演出した。
鹿島――鈴木の先制ゴールは圧巻

特大のインパクトを残したのが鈴木。DFふたりを置き去りにするゴールでチームに勢いをもたらした。写真:川本学
FW
8 土居聖真 6.5(90分OUT)
どちらかと言えば鈴木の影に隠れて目立たない時間が多かったが、61分に眩い輝きを放つ。左サイドからのクロスに反応して相手の勢いを殺す追加点を決めてみせた。
9 鈴木優磨 7
相手のタックルをいなす軽快なステップと力強い突破が光る。DFふたりをぶち抜いて決めた58分の先制ゴールは圧巻で、金崎移籍の不安を吹き飛ばした。
交代出場
DF
28 町田浩樹 6.5(41分IN)
昌子の負傷により、急きょ登板。本職の守備では、犬飼とともにタイトなマークで杉本を封じ、61分にはアシストを決めて攻撃でも魅せた。
MF
6 永木亮太 -(82分 IN)
スタミナを切らした相手をあざ笑うかのように豪快なダッシュを繰り返し、攻守に奮闘。クローザーとしての役割をまっとうした。
FW
28 山口一真 -(84分IN)
今季リーグ戦は5試合目の出場。短いプレー時間で見せ場は訪れなかったものの、フルスロットルで走り回り勝利に貢献した。
監督
大岩 剛 6.5
中2日の連戦にも関わらず、スタメンはほとんど変えずに臨む(永木をL・シルバに代えたのみ)。結果的にその采配が奏功して、柏戦の6得点の勢いそのままに2ゴールを奪い、連勝した。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
サッカーダイジェストの多田氏によるセレッソ戦の寸評である。
完封勝利に総じて良い評価が与えられておる。
そして、「金崎の移籍を不安にさせない攻撃陣の好調は良い兆候だ」と評す。
また、裕葵と優磨に最高評点が与えられておる。
裕葵には「切れ味抜群のスピーディなドリブルを披露。対面した片山を手玉に取り、再三ビッグチャンスを演出した」と寸評が付く。
このドリブルは驚異と言えよう。
リーグ戦序盤の不調がウソのように成長しておる。
そしてMOMにも選ばれた優磨である。
「相手のタックルをいなす軽快なステップと力強い突破が光る。DFふたりをぶち抜いて決めた58分の先制ゴールは圧巻で、金崎移籍の不安を吹き飛ばした」と賞賛される。
まさにエースストライカーと言えよう。
決して足が速いわけではない。
それでも門をこじ開けで抜けだし、綺麗なループで決めるところがサッカーの面白さである。
優磨の活躍が今後も楽しみである。

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多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
2018年07月25日
C大阪――片山、山下は低評価

【警告】C大阪=山口(47分)、丸橋(59分) 鹿島=なし
【退場】C大阪=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)
[J1リーグ14節]C大阪0-2鹿島/7月25日/ヤンマー
【チーム採点・寸評】
C大阪 5
前半は些細なパスミスを散見してリズムを掴めず、後半にはマークの緩さを突かれ2点を献上。攻守両面で数多くの課題が残った。
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5
J1通算出場200試合目は2失点で悔しい敗戦。いずれも止めるのは困難なシュートではあったものの……救世主にはなれなかった。
DF
4 藤本康太 5.5(77分OUT)
今季リーグ戦では11節以来の出場。陸空を問わず身体を張って相手の侵攻を阻止しようと試みたが、58分には鈴木の突破についていけず、先制点を許した。
14 丸橋祐介 5.5
縦に突破を許す場面が少なくなく、リスクを背負った高めのポジショニングも奏功しなかった。得意の左足が光ったのも78分のシーンくらい。
16 片山瑛一 4.5
安部の俊敏なステップワークと安西のオーバーラップに手を焼く。73分のシュートチャンスもモノにできないなど、攻守において悪い印象ばかりが残った。
23 山下達也 4.5
良いところを見つけるのは難しい。47分のカウンターにつながったボールロスト、鈴木に簡単に入れ替わられた58分の対応など、いただけないミスが多すぎた。
MF
6 山口 蛍 5.5
相手がターンをする前に潰す出足の鋭いタックルと広範囲のカバーリングは評価に値。ただ、周囲が勢いを失っていくとともに、徐々にトーンダウンした。
7 水沼宏太 5
39分、43分と立て続けに絶好機を生み出した鋭い動き出しは素晴らしい。決めていれば、ヒーローになれたはずだが……。
32 田中亜土夢 5.5(63分OUT)
ダイナミックな動きで攻撃にアクセントを加え、43分には決定的チャンスを創出。ただ一方で、相手の自由なプレースペースを生んでしまう弊害も見られた。
43 オスマル 5
冷静にボールを左右に捌いてはいたが、効果的だったかは甚だ疑問。1本で局面を変えるような縦パスは少なかった。
C大阪――杉本の出来は物足りない
FW
9 杉本健勇 5.5
厳しいマークを受けながら懸命にこなしたポストワークは精度を欠く。シュートチャンスも少なからずあったが、いずれもゴールに結びつけられず、物足りない出来に。
25 山内寛史 5(68分OUT)
J1リーグデビュー戦は、不完全燃焼。積極的にスペースに顔を出してボールを呼び込むも、なかなか収められなかった。
交代出場
FW
13 高木俊幸 5.5(63分IN)
相手に傾いていた流れを引き寄せようと、果敢に仕掛けて度々守備網を破った。ただ決定的な仕事は果たせなかった。
MF
24 山村和也 5.5(68分 IN)
2トップの一角で出場した古巣戦のハイライトは78分。丸橋のクロスに合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でぬか喜びに。
MF
11 ソウザ -(77分IN)
カウンターを承知で前傾姿勢を貫き、ゴールを目指した。ただ渾身のミドルシュートもGKに止められた。
監督
ユン・ジョンファン 5
22節の浦和戦からスタメン7人を変更した采配は実らず、チームは後半に息切れ。攻撃的な交代カードもスコアを覆すことはできなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
鹿島――安部の切れ味鋭いドリブルが光る
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
2トップのサイドハーフを中心とした畳みかけるような速攻は迫力があった。昌子の負傷は心配だが、金崎の移籍を不安にさせない攻撃陣の好調は良い兆候だ。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
後半途中に足を痛めながらも、度々のファインセーブで最後まで無失点で乗り切った。その安定感は連勝に欠かせなかった。
DF
3 昌子 源 6(41分OUT)
恐るべき対人能力で、杉本と山内の2トップにほとんど仕事をさせなかった。それだけに41分に負傷交代が悔やまれる。
22 西 大伍 6
前半に田中亜に背後を突かれてチャンスを作られたのは減点材料。とはいえ、それで乱れることなく、後半は集中して右サイドを固めた。
32 安西幸輝 6
巧みなポジショニングで、切り込み隊長の安部を後方からサポート。67分には自ら豪快なドリブルで持ち上がり、会場を沸かすシュートを放った。
39 犬飼智也 6.5
空中戦はほぼ負けなしで、昌子の負傷退場というアクシデントの後も冷静さを失わずに杉本らに対応。57分にはDFに当たって通るラッキーパスで先制点をお膳立て。
MF
4 レオ・シルバ 6
決定的な仕事はなかったが、セカンドボールの回収の早さは別格で、チームに落ち着きをもたらしていた。48分には惜しいFKも放った。
13 中村充孝 6(82分OUT)
エリア内に切り込んでいく持ち味の攻撃よりも、守備面での貢献が目を引く。丸橋、田中亜、オスマルらに献身的にプレスをかけた。
20 三竿健斗 6
昌子交代後に、キャプテンマークを巻いたボランチは、効率の良いスプリントで攻守に働いた。時に最前線まであがり、ボールを呼び込むシーンも。
30 安部裕葵 7
切れ味抜群のスピーディなドリブルを披露。対面した片山を手玉に取り、再三ビッグチャンスを演出した。
鹿島――鈴木の先制ゴールは圧巻

特大のインパクトを残したのが鈴木。DFふたりを置き去りにするゴールでチームに勢いをもたらした。写真:川本学
FW
8 土居聖真 6.5(90分OUT)
どちらかと言えば鈴木の影に隠れて目立たない時間が多かったが、61分に眩い輝きを放つ。左サイドからのクロスに反応して相手の勢いを殺す追加点を決めてみせた。
9 鈴木優磨 7
相手のタックルをいなす軽快なステップと力強い突破が光る。DFふたりをぶち抜いて決めた58分の先制ゴールは圧巻で、金崎移籍の不安を吹き飛ばした。
交代出場
DF
28 町田浩樹 6.5(41分IN)
昌子の負傷により、急きょ登板。本職の守備では、犬飼とともにタイトなマークで杉本を封じ、61分にはアシストを決めて攻撃でも魅せた。
MF
6 永木亮太 -(82分 IN)
スタミナを切らした相手をあざ笑うかのように豪快なダッシュを繰り返し、攻守に奮闘。クローザーとしての役割をまっとうした。
FW
28 山口一真 -(84分IN)
今季リーグ戦は5試合目の出場。短いプレー時間で見せ場は訪れなかったものの、フルスロットルで走り回り勝利に貢献した。
監督
大岩 剛 6.5
中2日の連戦にも関わらず、スタメンはほとんど変えずに臨む(永木をL・シルバに代えたのみ)。結果的にその采配が奏功して、柏戦の6得点の勢いそのままに2ゴールを奪い、連勝した。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
サッカーダイジェストの多田氏によるセレッソ戦の寸評である。
完封勝利に総じて良い評価が与えられておる。
そして、「金崎の移籍を不安にさせない攻撃陣の好調は良い兆候だ」と評す。
また、裕葵と優磨に最高評点が与えられておる。
裕葵には「切れ味抜群のスピーディなドリブルを披露。対面した片山を手玉に取り、再三ビッグチャンスを演出した」と寸評が付く。
このドリブルは驚異と言えよう。
リーグ戦序盤の不調がウソのように成長しておる。
そしてMOMにも選ばれた優磨である。
「相手のタックルをいなす軽快なステップと力強い突破が光る。DFふたりをぶち抜いて決めた58分の先制ゴールは圧巻で、金崎移籍の不安を吹き飛ばした」と賞賛される。
まさにエースストライカーと言えよう。
決して足が速いわけではない。
それでも門をこじ開けで抜けだし、綺麗なループで決めるところがサッカーの面白さである。
優磨の活躍が今後も楽しみである。

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金沢・垣田、攻撃の要

【金沢 vs 横浜FC】攻撃の要・垣田
2018年7月25日(水)
金沢は2分、CKから垣田裕暉(写真中央)が頭で合わせるがクロスバーに弾かれ先制とはならなかった。
金沢FW垣田は2度枠に嫌われる…横浜FCはスコアレスドローも7戦無敗
18/7/25 21:02
[7.25 J2第25節 金沢0-0横浜FC 石川西部]
J2リーグは25日、第25節を行った。石川県西部緑地公園陸上競技場ではツエーゲン金沢と横浜FCが対戦し、0-0で引き分けた。金沢は連敗を免れ、横浜FCは7試合無敗(4勝3分)とした。
最初にチャンスを迎えたのは金沢だった。前半3分、右サイド深くでFKを獲得すると、MF宮崎幾笑が左足でゴール前に入れる。これをFW垣田裕暉が打点の高いヘッドで合わせたが、惜しくもクロスバーを叩いた。
早々に決定機を与えてしまった横浜FC。前半8分、敵陣でボールを奪ったDFカルフィン・ヨン・ア・ピンが意表を突いたドリブル突破からPA左へ進入。そのまま左足を振り抜いたが、GK白井裕人に止められた。28分には、FW戸島章の横パスをペナルティーアーク手前からMF石井圭太が右足一閃。抑えの効いたミドルシュートだったが、相手に当たってゴールネットを揺らすことはできなかった。
スコアレスで迎えた後半、横浜FCは戸島に代えてFWイバを投入。タヴァレス監督が早々に手を打ってきた。しかし、後半は立ち上がりから膠着した状況のまま時間が進む。そんな中、金沢に決定機。22分、カウンターからロングパスを受けた垣田がPA左から右足を振り抜く。巻いたシュートでゴール右を狙ったがポストを直撃。絶好のチャンスを逃した。
後半25分、横浜FCはMF松井大輔に代え、前節トップチームデビューを果たした17歳FW斉藤光毅を投入。対する金沢は28分、FWマラニョンに代えてMF清原翔平をピッチに送り込んだ。互いに交代カードを使ってリズムを変えようとするが、決定打を欠いてそのままタイムアップ。試合はスコアレスドローに終わった。
チャンスに大きく絡んだ金沢の垣田である。
セットプレイからのヘディング、カウンターでのポスト直撃、右サイドからのクロスに合わせるも不発となった。
これは無念。
とはいえ、シュートチャンスを得ていることは事実。
ストライカーとして覚醒する寸前まで来ておろう。
次は大爆発を。
期待しておる。

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セレッソ戦コメント
2018明治安田生命J1リーグ 第14節


鹿島アントラーズ:大岩剛監督
厳しいコンディション、そして大阪までたくさんのサポーターが来てくれた中で、選手たちが素晴らしい姿勢を見せてくれた90分だったと思う。抽象的な言い方だが、非常にいい試合ができたと思う。サポーターの皆さんに感謝しながら、次のG大阪戦に向けて準備をして行きたい。
Q.昌子の状態は?
A.把握していることは、足首を冷やしているということ。ドクターから詳しい診断は出ていない。これから検査などを踏まえて判断をしていく。
Q.金崎選手が移籍した直後の試合で若い選手たちが結果を出したが、いい流れでは?
A.もちろん結果を評価したいが、彼らだけではなく、他の選手の姿勢、ボールへのアグレッシブさや先手を取るという意識の高さに感服した。この暑さの中、「しっかりとしたパフォーマンスをしよう」、「チームとして一体感を持ってプレーしよう」と言っていたので、チーム全体の勝利として評価したい。


【鈴木 優磨】
いい形でビルドアップができていたし、チャンスは来ると思っていた。(得点の場面は)GKが出てくるのを待っていた。体が勝手に動いた感じだけど、あれしかなかったと思う。イメージ通りでした。
【土居 聖真】
得点の場面は、呼び込んだところにイメージ通りのボールが来た。いいタイミングだったと思う。自分の持ち味を出せていて、そこに結果的に得点がついてきているという感覚。でも、やるべきことはまだまだある。
【町田 浩樹】
アシストよりも無失点で終えることができたのが一番の収穫だと思う。スンテに助けられたけど、結果としてゼロで抑えることができて良かった。
【犬飼 智也】
前線に上背のある選手がいるので、その対応を意識していた。スンテに助けられた場面、危ないシーンもあったので修正点はある。マチもスムーズに試合に入っていた。能力のあるセンターバックなので、安心してプレーしていた。
【クォン スンテ】
シュートをセーブできたのはみんなのおかげ。GKはシュートを止めることが仕事。大阪2連戦の初戦を無失点で抑えることができたのは大きいと思う。
【安部 裕葵】
セカンドボールの回収や攻守の切り替え、コンパクトさを保つことなど、試合前に指示を受けたことを全うしようと思って臨んだ。自分たちのペースで試合を運ぶことができたと思う。
セレッソ大阪戦

第14節
2018年7月25日(水)19:03KO ヤンマー
[ 大岩 剛監督 ]
この厳しい気候の中、あとはこの大阪までたくさんのサポーターが来てくれた中で、選手たちが素晴らしい姿勢を見せてくれた90分じゃないかと思います。抽象的ですけど、非常に良いゲームができたんじゃないかと思います。サポーターの方々に感謝したいと思います。次の試合、G大阪戦に向けてまたしっかりとした準備をしたいなと思っています。
--この間の試合から先発をほとんど入れ替えなかった理由は、この間の試合で得た自信を生かしたい、ということでしょうか?
それも理由の一つです。
--昌子 源選手の状態は?
足首を冷やして状況を見ています。まだドクターから詳しい診断は出ていないので、これから検査などを含めて判断したいと思います。G大阪戦まで日にちも短いので、しっかり判断したいと思います。
第14節
2018年7月25日(水)19:03KO ヤンマー
[ 鈴木 優磨 ]
前半から点は取れると思っていました。最近のウチのビルドアップからほんとに良い攻撃ができているので、必ずチャンスは来ると思ってました。あの一本は逃したくなかったので、集中して決めることができました。あれしかなかった。ちょっとボールタッチを大きくして、(キム)ジンヒョン選手が出てくるのを待っていた。あれが逆に出てこなかったら、ファーに思い切り打つしかなかった。誘ったところでうまく出てきてくれたので、イメージどおりでした。
中2日の熱戦を制したのは鹿島。後半の連続ゴールが勝負を分ける
連日、酷暑が続く大阪だが、25日、AFCチャンピオンズリーグによる延期分である明治安田J1第14節、C大阪と鹿島の一戦がヤンマースタジアム長居で行われた。
直近のリーグ戦、第17節から中2日ということで、選手の入れ替えなど両指揮官のマネジメントも注目された中、そのスタンスは対照的だった。ホームのC大阪は、第17節・浦和戦から、キム ジンヒョン、丸橋 祐介、山口 蛍、杉本 健勇を除く先発7人を変更。加入2年目・山内 寛史は、この試合がJ1デビュー戦となった。一方の鹿島は、6-2と大勝した第17節・柏戦からの変更はレオ シルバのみ。入れ替えは最小限にとどめた。
中断明けの公式戦3試合で14得点を奪う破壊力を見せつけている鹿島は、前半からその猛威を発揮する。ボール支配率こそC大阪が上回ったが、アタックゾーンに効果的に入り込んだ回数は鹿島が上。10分、安部 裕葵が左サイドを突破してチャンスメークすると、20分にも再び安部が好機を作る。鈴木 優磨とのワンツーでペナルティーエリア内に進入したが、C大阪も藤本 康太が体を張って防いだ。24分にも鹿島に決定機。鈴木のパスに安部が抜け出すと、安部は飛び出してきたキム ジンヒョンをかわして左サイドからクロスを上げたが、逆サイドから入ってきた中村 充孝には田中 亜土夢がついて、C大阪もしのいだ。
耐える展開が続いていたC大阪だが、前半終了間際に立て続けにチャンスを作る。39分、オスマルの対角線のパスに対して鹿島の安西 幸輝が被ると、ボールを受けた水沼 宏太がフリーでシュートを放つも、カバーに入った昌子 源に止められた。ただし、このプレーで昌子が左足首を痛めるアクシデント。このまま負傷交代となり、町田 浩樹が代わってCBに入った。43分、今度は山下 達也のパスに左サイドを抜け出した田中 亜土夢のクロスから水沼が決定機を迎えたが、シュートはクォン スンテに防がれた。
後半に入ると、57分、思わぬ形から試合は動く。犬飼 智也が縦に出したパスがC大阪の選手に当たって前方へ転がると、これが鈴木への絶妙なスルーパスとなる。ボールを受けた鈴木は対応に来たDFをかわしてGKとの1対1に持ち込むと、冷静にループ気味のシュートを決めた。先制した鹿島は60分にも追加点。セットプレーで前線に攻め残っていた町田の左からのクロスに土居 聖真が合わせた。
2点のビハインドを負ったC大阪は、63分に高木 俊幸、68分に山村 和也と立て続けに交代カードを切り、反撃態勢に出る。すると、73分、CKのこぼれ球を水沼がシュート。ここはポストに当たり、跳ね返りを片山 瑛一が詰めたが、クォン スンテに止められた。77分にはソウザがピッチに入り、さらに推進力を高めたC大阪は、78分、丸橋のクロスをファーサイドで山村が合わせてネットを揺らしたが、中央で反応した杉本がオフサイドの判定でノーゴール。
試合はこのまま鹿島が2-0で勝利。敗れたC大阪は、今季の公式戦におけるホーム初黒星となった。
[ 文:小田 尚史 ]
【C大阪 vs 鹿島】昌子が無念の負傷交代
2018年7月25日(水)

鹿島の昌子源(#3)は、39分にC大阪の水沼宏太のシュートをブロックした際に足を負傷。41分に町田浩樹と無念の負傷交代となった。
【C大阪 vs 鹿島】鈴木の2試合連続ゴールで先制!
2018年7月25日(水)

57分、鈴木優磨が巧みなボールタッチでC大阪DFラインを一気に突破してチップキックで先制点を奪取。鈴木の2試合連続ゴールで鹿島が先制した。
【C大阪 vs 鹿島】土居も負けじと3戦連発!
2018年7月25日(水)

鹿島は先制点から3分後の60分に土居聖真(#8)が追加点を決めてリードを2点に広げた。土居は3試合連続ゴールと絶好調!
【C大阪 vs 鹿島】2連勝で7位に浮上
2018年7月25日(水)

鹿島は前節の大勝の勢いを持続し、C大阪を2-0で下して2連勝。勝点を25に伸ばして7位に浮上した。
金崎移籍、昌子負傷交代も動揺なし!鹿島、鈴木2戦&土居3戦連発でC大阪に快勝
18/7/25 21:02

FW土居聖真は3戦連発
[7.25 J1第14節 C大阪0-2鹿島 ヤンマー]
鹿島アントラーズが敵地でセレッソ大阪に2-0で勝利した。鹿島は2連勝で7位に浮上。C大阪はホームでは昨年9月以来の敗戦を喫した。
鹿島がAFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦を戦ったための延期分。22日の第17節から中2日で行われた。スタメンは対照的。2年目MF山内寛史をプロ初先発で起用するなど、先発7人を入れ替えたC大阪に対し、鹿島はMFレオ・シルバを1人を先発復帰させた布陣で臨んだ。
序盤から主導権を握ったのは鹿島だったが、前半終了間際にアクシデント。DF昌子源がMF水沼宏太のシュートをブロックした際に、左足首を負傷。前半41分にDF町田浩樹との交代を余儀なくされた。さらに後半に入ると、GKクォン・スンテが右足を痛めて顔をしかめる。何とかプレー続行したが、心配な出来事が続いた。
しかしそんな中で鹿島は得点を奪って勝利を手繰り寄せた。まずは後半12分、自陣からDF犬飼智也が縦にパスを出すと、FW鈴木優磨に通る。鈴木はワンタッチでDFの裏を取ると、そのままGKと1対1に持ち込み、ゴールネットを揺らした。前節2ゴールの鈴木は2試合連続弾。
さらに鹿島は後半15分、左サイドから町田がクロスをDFとGKの間に入れると、ニアに詰めたFW土居聖真がワンタッチで流し込む。守っても同28分に足を痛めているはずのGKクォン・スンテがビッグセーブをみせてゴールラインを割らせない。24日には背番号10のFW金崎夢生の鳥栖への衝撃移籍が発表されたばかりだが、動揺をみせることなく、勝ち点3をしっかりと積み上げた。
主軸の移籍、昌子の負傷退場…鹿島を再び勝利に導いた鈴木優磨が「真価を問われた試合だった」
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月25日
鈴木優磨が2戦連発&2戦連続決勝弾!

鈴木の2戦連発となるゴールが決勝点となった。写真:川本学
J1リーグは7月25日、14節の残り1試合、セレッソ大阪対鹿島アントラーズがヤンマー長居スタジアムで行なわれ、鹿島が2対0で勝利を収めた。
前半から主導権を握ったのは鹿島だった。前節、大量得点を奪った攻撃陣が再三ゴールに迫る。
しかし、前半終盤に鹿島をアクシデントが襲う。水沼宏太のシュートをスライディングでブロックに入った昌子源が左足首を捻って負傷退場を余儀なくされてしまう。鹿島は、昌子に変わって町田浩樹が入った。
後半立ち上がりも、再び鹿島の守護神、クォン・スンテがトラックで足をとられ転倒。右足首を抑えてしばらく立ち上がれなかったが、ここはクォン・スンテが痛みをこらえてプレーを続行した。
すると鹿島は57分、犬飼智也からの縦パスに反応した鈴木優磨が裏に抜け出し、GKキム・ジンヒョンとの1対1を冷静なループシュートでゴールに流し込む。鹿島が先制に成功する。
さらに畳み掛ける鹿島は60分、FKの流れから、町田が左サイドからクロスを入れると、これに土居聖真が合わせてネットを揺らす。鹿島が瞬く間に2点を連取した。
鹿島はこのリードを最後まで手堅く守り切り、2対0で勝ち切った。鹿島は前半戦を終えて、7位に浮上している。一方のC大阪は前節4位から5位に後退した。
2試合連続の決勝弾を決めた鹿島の鈴木は試合後、「今日の試合は、非常にチームとして真価が問われた試合だったと思う。ゼロで抑えて、複数得点を獲れて勝てたのは良かった」と発言。今夏、センターバックの日本代表、植田直通や10番を背負う金崎夢生が移籍するなか、この試合中には最終ラインの大黒柱である昌子までもが負傷退場することになった。厳しい状況の中で、鈴木の決定力にかかる部分は今後、より大きくなるだろう。
「またチーム一丸となって、勝てるように頑張ります」と後半戦に向けて抱負を語った鈴木。主軸としての自覚を感じさせるように、言葉にも力がこもっていた。
クリーンシートについて語る町田である。
「アシストよりも無失点で終えることができたのが一番の収穫だと思う。スンテに助けられたけど、結果としてゼロで抑えることができて良かった」と言う。
源の負傷退場により急遽出場することとなったが、慌てることなくプレイし、相手攻撃陣を封じるだけでなくアシストも記録した。
特に相手をかわしての早いクロスは攻撃的センスを見せつけたと思う。
鹿島の将来を担う若きCBの活躍は素直に嬉しい。
また、先制点の優磨は、「イメージどおりでした」と言い切る。
GKが出てくるところを待ち、ループで決めた。
冷静さが伝わってくる。
ストライカーとしての才能が爆発しておる。
そして聖真は「自分の持ち味を出せていて、そこに結果的に得点がついてきているという感覚」と語る。
センターFWとしてのタスクが全うされておる事が伝わる。
リーグ戦中断明け3試合連続ゴール中である。
素晴らしい。
攻撃の中枢を担っておる。
この試合、ユース出身者3人がゴールに絡んだ。
鹿島の育成組織が機能しておるということである。
これからも多くの選手を輩出し、勝利に貢献していって貰おうではないか。
楽しみである。

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鹿島アントラーズ:大岩剛監督
厳しいコンディション、そして大阪までたくさんのサポーターが来てくれた中で、選手たちが素晴らしい姿勢を見せてくれた90分だったと思う。抽象的な言い方だが、非常にいい試合ができたと思う。サポーターの皆さんに感謝しながら、次のG大阪戦に向けて準備をして行きたい。
Q.昌子の状態は?
A.把握していることは、足首を冷やしているということ。ドクターから詳しい診断は出ていない。これから検査などを踏まえて判断をしていく。
Q.金崎選手が移籍した直後の試合で若い選手たちが結果を出したが、いい流れでは?
A.もちろん結果を評価したいが、彼らだけではなく、他の選手の姿勢、ボールへのアグレッシブさや先手を取るという意識の高さに感服した。この暑さの中、「しっかりとしたパフォーマンスをしよう」、「チームとして一体感を持ってプレーしよう」と言っていたので、チーム全体の勝利として評価したい。


【鈴木 優磨】
いい形でビルドアップができていたし、チャンスは来ると思っていた。(得点の場面は)GKが出てくるのを待っていた。体が勝手に動いた感じだけど、あれしかなかったと思う。イメージ通りでした。
【土居 聖真】
得点の場面は、呼び込んだところにイメージ通りのボールが来た。いいタイミングだったと思う。自分の持ち味を出せていて、そこに結果的に得点がついてきているという感覚。でも、やるべきことはまだまだある。
【町田 浩樹】
アシストよりも無失点で終えることができたのが一番の収穫だと思う。スンテに助けられたけど、結果としてゼロで抑えることができて良かった。
【犬飼 智也】
前線に上背のある選手がいるので、その対応を意識していた。スンテに助けられた場面、危ないシーンもあったので修正点はある。マチもスムーズに試合に入っていた。能力のあるセンターバックなので、安心してプレーしていた。
【クォン スンテ】
シュートをセーブできたのはみんなのおかげ。GKはシュートを止めることが仕事。大阪2連戦の初戦を無失点で抑えることができたのは大きいと思う。
【安部 裕葵】
セカンドボールの回収や攻守の切り替え、コンパクトさを保つことなど、試合前に指示を受けたことを全うしようと思って臨んだ。自分たちのペースで試合を運ぶことができたと思う。
セレッソ大阪戦

第14節
2018年7月25日(水)19:03KO ヤンマー
[ 大岩 剛監督 ]
この厳しい気候の中、あとはこの大阪までたくさんのサポーターが来てくれた中で、選手たちが素晴らしい姿勢を見せてくれた90分じゃないかと思います。抽象的ですけど、非常に良いゲームができたんじゃないかと思います。サポーターの方々に感謝したいと思います。次の試合、G大阪戦に向けてまたしっかりとした準備をしたいなと思っています。
--この間の試合から先発をほとんど入れ替えなかった理由は、この間の試合で得た自信を生かしたい、ということでしょうか?
それも理由の一つです。
--昌子 源選手の状態は?
足首を冷やして状況を見ています。まだドクターから詳しい診断は出ていないので、これから検査などを含めて判断したいと思います。G大阪戦まで日にちも短いので、しっかり判断したいと思います。
第14節
2018年7月25日(水)19:03KO ヤンマー
[ 鈴木 優磨 ]
前半から点は取れると思っていました。最近のウチのビルドアップからほんとに良い攻撃ができているので、必ずチャンスは来ると思ってました。あの一本は逃したくなかったので、集中して決めることができました。あれしかなかった。ちょっとボールタッチを大きくして、(キム)ジンヒョン選手が出てくるのを待っていた。あれが逆に出てこなかったら、ファーに思い切り打つしかなかった。誘ったところでうまく出てきてくれたので、イメージどおりでした。
中2日の熱戦を制したのは鹿島。後半の連続ゴールが勝負を分ける
連日、酷暑が続く大阪だが、25日、AFCチャンピオンズリーグによる延期分である明治安田J1第14節、C大阪と鹿島の一戦がヤンマースタジアム長居で行われた。
直近のリーグ戦、第17節から中2日ということで、選手の入れ替えなど両指揮官のマネジメントも注目された中、そのスタンスは対照的だった。ホームのC大阪は、第17節・浦和戦から、キム ジンヒョン、丸橋 祐介、山口 蛍、杉本 健勇を除く先発7人を変更。加入2年目・山内 寛史は、この試合がJ1デビュー戦となった。一方の鹿島は、6-2と大勝した第17節・柏戦からの変更はレオ シルバのみ。入れ替えは最小限にとどめた。
中断明けの公式戦3試合で14得点を奪う破壊力を見せつけている鹿島は、前半からその猛威を発揮する。ボール支配率こそC大阪が上回ったが、アタックゾーンに効果的に入り込んだ回数は鹿島が上。10分、安部 裕葵が左サイドを突破してチャンスメークすると、20分にも再び安部が好機を作る。鈴木 優磨とのワンツーでペナルティーエリア内に進入したが、C大阪も藤本 康太が体を張って防いだ。24分にも鹿島に決定機。鈴木のパスに安部が抜け出すと、安部は飛び出してきたキム ジンヒョンをかわして左サイドからクロスを上げたが、逆サイドから入ってきた中村 充孝には田中 亜土夢がついて、C大阪もしのいだ。
耐える展開が続いていたC大阪だが、前半終了間際に立て続けにチャンスを作る。39分、オスマルの対角線のパスに対して鹿島の安西 幸輝が被ると、ボールを受けた水沼 宏太がフリーでシュートを放つも、カバーに入った昌子 源に止められた。ただし、このプレーで昌子が左足首を痛めるアクシデント。このまま負傷交代となり、町田 浩樹が代わってCBに入った。43分、今度は山下 達也のパスに左サイドを抜け出した田中 亜土夢のクロスから水沼が決定機を迎えたが、シュートはクォン スンテに防がれた。
後半に入ると、57分、思わぬ形から試合は動く。犬飼 智也が縦に出したパスがC大阪の選手に当たって前方へ転がると、これが鈴木への絶妙なスルーパスとなる。ボールを受けた鈴木は対応に来たDFをかわしてGKとの1対1に持ち込むと、冷静にループ気味のシュートを決めた。先制した鹿島は60分にも追加点。セットプレーで前線に攻め残っていた町田の左からのクロスに土居 聖真が合わせた。
2点のビハインドを負ったC大阪は、63分に高木 俊幸、68分に山村 和也と立て続けに交代カードを切り、反撃態勢に出る。すると、73分、CKのこぼれ球を水沼がシュート。ここはポストに当たり、跳ね返りを片山 瑛一が詰めたが、クォン スンテに止められた。77分にはソウザがピッチに入り、さらに推進力を高めたC大阪は、78分、丸橋のクロスをファーサイドで山村が合わせてネットを揺らしたが、中央で反応した杉本がオフサイドの判定でノーゴール。
試合はこのまま鹿島が2-0で勝利。敗れたC大阪は、今季の公式戦におけるホーム初黒星となった。
[ 文:小田 尚史 ]
【C大阪 vs 鹿島】昌子が無念の負傷交代
2018年7月25日(水)

鹿島の昌子源(#3)は、39分にC大阪の水沼宏太のシュートをブロックした際に足を負傷。41分に町田浩樹と無念の負傷交代となった。
【C大阪 vs 鹿島】鈴木の2試合連続ゴールで先制!
2018年7月25日(水)

57分、鈴木優磨が巧みなボールタッチでC大阪DFラインを一気に突破してチップキックで先制点を奪取。鈴木の2試合連続ゴールで鹿島が先制した。
【C大阪 vs 鹿島】土居も負けじと3戦連発!
2018年7月25日(水)

鹿島は先制点から3分後の60分に土居聖真(#8)が追加点を決めてリードを2点に広げた。土居は3試合連続ゴールと絶好調!
【C大阪 vs 鹿島】2連勝で7位に浮上
2018年7月25日(水)

鹿島は前節の大勝の勢いを持続し、C大阪を2-0で下して2連勝。勝点を25に伸ばして7位に浮上した。
金崎移籍、昌子負傷交代も動揺なし!鹿島、鈴木2戦&土居3戦連発でC大阪に快勝
18/7/25 21:02

FW土居聖真は3戦連発
[7.25 J1第14節 C大阪0-2鹿島 ヤンマー]
鹿島アントラーズが敵地でセレッソ大阪に2-0で勝利した。鹿島は2連勝で7位に浮上。C大阪はホームでは昨年9月以来の敗戦を喫した。
鹿島がAFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦を戦ったための延期分。22日の第17節から中2日で行われた。スタメンは対照的。2年目MF山内寛史をプロ初先発で起用するなど、先発7人を入れ替えたC大阪に対し、鹿島はMFレオ・シルバを1人を先発復帰させた布陣で臨んだ。
序盤から主導権を握ったのは鹿島だったが、前半終了間際にアクシデント。DF昌子源がMF水沼宏太のシュートをブロックした際に、左足首を負傷。前半41分にDF町田浩樹との交代を余儀なくされた。さらに後半に入ると、GKクォン・スンテが右足を痛めて顔をしかめる。何とかプレー続行したが、心配な出来事が続いた。
しかしそんな中で鹿島は得点を奪って勝利を手繰り寄せた。まずは後半12分、自陣からDF犬飼智也が縦にパスを出すと、FW鈴木優磨に通る。鈴木はワンタッチでDFの裏を取ると、そのままGKと1対1に持ち込み、ゴールネットを揺らした。前節2ゴールの鈴木は2試合連続弾。
さらに鹿島は後半15分、左サイドから町田がクロスをDFとGKの間に入れると、ニアに詰めたFW土居聖真がワンタッチで流し込む。守っても同28分に足を痛めているはずのGKクォン・スンテがビッグセーブをみせてゴールラインを割らせない。24日には背番号10のFW金崎夢生の鳥栖への衝撃移籍が発表されたばかりだが、動揺をみせることなく、勝ち点3をしっかりと積み上げた。
主軸の移籍、昌子の負傷退場…鹿島を再び勝利に導いた鈴木優磨が「真価を問われた試合だった」
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月25日
鈴木優磨が2戦連発&2戦連続決勝弾!

鈴木の2戦連発となるゴールが決勝点となった。写真:川本学
J1リーグは7月25日、14節の残り1試合、セレッソ大阪対鹿島アントラーズがヤンマー長居スタジアムで行なわれ、鹿島が2対0で勝利を収めた。
前半から主導権を握ったのは鹿島だった。前節、大量得点を奪った攻撃陣が再三ゴールに迫る。
しかし、前半終盤に鹿島をアクシデントが襲う。水沼宏太のシュートをスライディングでブロックに入った昌子源が左足首を捻って負傷退場を余儀なくされてしまう。鹿島は、昌子に変わって町田浩樹が入った。
後半立ち上がりも、再び鹿島の守護神、クォン・スンテがトラックで足をとられ転倒。右足首を抑えてしばらく立ち上がれなかったが、ここはクォン・スンテが痛みをこらえてプレーを続行した。
すると鹿島は57分、犬飼智也からの縦パスに反応した鈴木優磨が裏に抜け出し、GKキム・ジンヒョンとの1対1を冷静なループシュートでゴールに流し込む。鹿島が先制に成功する。
さらに畳み掛ける鹿島は60分、FKの流れから、町田が左サイドからクロスを入れると、これに土居聖真が合わせてネットを揺らす。鹿島が瞬く間に2点を連取した。
鹿島はこのリードを最後まで手堅く守り切り、2対0で勝ち切った。鹿島は前半戦を終えて、7位に浮上している。一方のC大阪は前節4位から5位に後退した。
2試合連続の決勝弾を決めた鹿島の鈴木は試合後、「今日の試合は、非常にチームとして真価が問われた試合だったと思う。ゼロで抑えて、複数得点を獲れて勝てたのは良かった」と発言。今夏、センターバックの日本代表、植田直通や10番を背負う金崎夢生が移籍するなか、この試合中には最終ラインの大黒柱である昌子までもが負傷退場することになった。厳しい状況の中で、鈴木の決定力にかかる部分は今後、より大きくなるだろう。
「またチーム一丸となって、勝てるように頑張ります」と後半戦に向けて抱負を語った鈴木。主軸としての自覚を感じさせるように、言葉にも力がこもっていた。
クリーンシートについて語る町田である。
「アシストよりも無失点で終えることができたのが一番の収穫だと思う。スンテに助けられたけど、結果としてゼロで抑えることができて良かった」と言う。
源の負傷退場により急遽出場することとなったが、慌てることなくプレイし、相手攻撃陣を封じるだけでなくアシストも記録した。
特に相手をかわしての早いクロスは攻撃的センスを見せつけたと思う。
鹿島の将来を担う若きCBの活躍は素直に嬉しい。
また、先制点の優磨は、「イメージどおりでした」と言い切る。
GKが出てくるところを待ち、ループで決めた。
冷静さが伝わってくる。
ストライカーとしての才能が爆発しておる。
そして聖真は「自分の持ち味を出せていて、そこに結果的に得点がついてきているという感覚」と語る。
センターFWとしてのタスクが全うされておる事が伝わる。
リーグ戦中断明け3試合連続ゴール中である。
素晴らしい。
攻撃の中枢を担っておる。
この試合、ユース出身者3人がゴールに絡んだ。
鹿島の育成組織が機能しておるということである。
これからも多くの選手を輩出し、勝利に貢献していって貰おうではないか。
楽しみである。

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補強はします。今週中には決まると思う
「どこにどう影響があるか分からない」。痛恨の戦力流出、鹿島の金崎夢生が鳥栖へ移籍

「どこにどう影響があるか分からない」。痛恨の戦力流出、鹿島の金崎夢生が鳥栖へ移籍
24日、鹿島から金崎夢生が鳥栖に完全移籍することが発表された。
「新しいチャレンジをしたいという強い気持ちがあった」と金崎。「楽しかった。3年半は(所属したクラブの中で)いちばん長い。名古屋と大分は3年だったから」と感慨深げに振り返った。
鹿島としては痛恨の戦力流出だ。W杯による中断明けから2試合、金崎は先発の座を譲っていたが、夏場の連戦や8月に控えるACL・天津健権戦を戦う上でも、今季から背番号10を背負ったエースストライカーを欠くことは痛い。
前日、金崎と二人で話し合う時間を設けた大岩剛監督は「彼の姿勢はいちばん買っていた自負がある。彼の存在の大きさはどこにどう影響があるか分からない」と話した。
植田直通、ペドロ・ジュニオールに続き、シーズン途中での移籍は3人目。当然、クラブは強く慰留したが最終的には金崎の意志を尊重した。
鳥栖からCBチョン・スンヒョンの獲得が発表されたが、攻撃陣は手薄になる。今後の戦いが心配されるが、クラブ幹部は「補強はします。今週中には決まると思う」と明言。今後もしばらく鹿島の周辺で動きがありそうだ。
文:田中滋(エルゴラッソ鹿島担当)
金﨑の移籍に関して速攻でクラブを取材したELGOLAZOの田中滋氏である。
クラブの慰留も金﨑の強い意志により移籍が成り立った。
このあたり、金銭的なもの、そして夢生の気持ちが重なり、どうすることも出来なかったことが読み取れる。
金﨑は鹿島にとっては過去のものと気持ちを切り替える必要があろう。
クラブ幹部は「補強はします。今週中には決まると思う」と明言する。
これが既に報じられておるセルジーニョだけでは心許ない。
ここは日本人のセンターFWを連れてくるべきであろう。
クラブの本気を信じておる。

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「どこにどう影響があるか分からない」。痛恨の戦力流出、鹿島の金崎夢生が鳥栖へ移籍
24日、鹿島から金崎夢生が鳥栖に完全移籍することが発表された。
「新しいチャレンジをしたいという強い気持ちがあった」と金崎。「楽しかった。3年半は(所属したクラブの中で)いちばん長い。名古屋と大分は3年だったから」と感慨深げに振り返った。
鹿島としては痛恨の戦力流出だ。W杯による中断明けから2試合、金崎は先発の座を譲っていたが、夏場の連戦や8月に控えるACL・天津健権戦を戦う上でも、今季から背番号10を背負ったエースストライカーを欠くことは痛い。
前日、金崎と二人で話し合う時間を設けた大岩剛監督は「彼の姿勢はいちばん買っていた自負がある。彼の存在の大きさはどこにどう影響があるか分からない」と話した。
植田直通、ペドロ・ジュニオールに続き、シーズン途中での移籍は3人目。当然、クラブは強く慰留したが最終的には金崎の意志を尊重した。
鳥栖からCBチョン・スンヒョンの獲得が発表されたが、攻撃陣は手薄になる。今後の戦いが心配されるが、クラブ幹部は「補強はします。今週中には決まると思う」と明言。今後もしばらく鹿島の周辺で動きがありそうだ。
文:田中滋(エルゴラッソ鹿島担当)
金﨑の移籍に関して速攻でクラブを取材したELGOLAZOの田中滋氏である。
クラブの慰留も金﨑の強い意志により移籍が成り立った。
このあたり、金銭的なもの、そして夢生の気持ちが重なり、どうすることも出来なかったことが読み取れる。
金﨑は鹿島にとっては過去のものと気持ちを切り替える必要があろう。
クラブ幹部は「補強はします。今週中には決まると思う」と明言する。
これが既に報じられておるセルジーニョだけでは心許ない。
ここは日本人のセンターFWを連れてくるべきであろう。
クラブの本気を信じておる。

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チョン・スンヒョン、鳥栖より加入
チョン スンヒョン選手が加入
2018年07月24日(火)
チョン スンヒョン選手がサガン鳥栖より完全移籍で加入することとなりましたのでお知らせいたします。
<選手プロフィール>
■登録名: チョン スンヒョン(鄭昇炫) Jung Seung Hyun
■生まれ: 1994年4月3日
■国籍: 大韓民国
■ポジション: DF
■サイズ: 188センチ、89キロ
■経歴: ※カッコ内は加入年
現代高校-延世大学-蔚山現代FC(2015、大韓民国)-サガン鳥栖(2017.6)
■公式戦成績(Jリーグ、ACLのみ):
J1リーグ通算 27試合 2得点
リーグカップ通算 3試合 0得点
AFCチャンピオンズリーグ通算(蔚山現代) 4試合 0得点
■代表歴:
韓国代表 6試合 0得点
・2018 FIFAワールドカップロシア大会メンバー
・U-23韓国代表(2016 リオデジャネイロオリンピック)
■チョン スンヒョン選手コメント
「鹿島アントラーズに加入することになったチョン スンヒョンです。アントラーズは、Jリーグで一番の名門クラブだと思いますし、最高のチームに来られたことに感謝しています。チームの名を汚さないよう、優勝するため最善を尽くしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
鄭昇炫(チョン・スンヒョン)選手 鹿島アントラーズへ完全移籍のお知らせ
この度、鄭昇炫選手が鹿島アントラーズへ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。
サガン鳥栖ファン、サポーターの皆さんこんにちは。
この度、鹿島アントラーズへ移籍する事になりました。
昨年夏にサガン鳥栖に来て、竹原社長はじめクラブスタッフの皆さん、監督、コーチングスタッフの皆さん、チームメイトのみんなに助けられ、苦しい時もありましたが、本当に充実した1年を過ごすことが出来ました。サガン鳥栖に来て初めて韓国A代表に選ばれ、W杯メンバーにまで選ばれることも出来ました。本当に自分を成長させてくれたサガン鳥栖に感謝しています。
ここでの経験を糧に、さらに大きな選手になれるよう頑張って来たいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。サガン鳥栖ファイティン!サランハンミダ!
予てから報じられておったように鳥栖のチョン・スンヒョンが移籍してくる。
これは大きな補強と言えよう。
植田の穴を埋めて且つおつりが来るほどと言って良かろう。
アジアを獲るために助っ人枠を全て埋めることとなった。
本気の鹿島がどこまでやるのか。
今季の行方を心して見ていきたい。
楽しみである。

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2018年07月24日(火)
チョン スンヒョン選手がサガン鳥栖より完全移籍で加入することとなりましたのでお知らせいたします。
<選手プロフィール>
■登録名: チョン スンヒョン(鄭昇炫) Jung Seung Hyun
■生まれ: 1994年4月3日
■国籍: 大韓民国
■ポジション: DF
■サイズ: 188センチ、89キロ
■経歴: ※カッコ内は加入年
現代高校-延世大学-蔚山現代FC(2015、大韓民国)-サガン鳥栖(2017.6)
■公式戦成績(Jリーグ、ACLのみ):
J1リーグ通算 27試合 2得点
リーグカップ通算 3試合 0得点
AFCチャンピオンズリーグ通算(蔚山現代) 4試合 0得点
■代表歴:
韓国代表 6試合 0得点
・2018 FIFAワールドカップロシア大会メンバー
・U-23韓国代表(2016 リオデジャネイロオリンピック)
■チョン スンヒョン選手コメント
「鹿島アントラーズに加入することになったチョン スンヒョンです。アントラーズは、Jリーグで一番の名門クラブだと思いますし、最高のチームに来られたことに感謝しています。チームの名を汚さないよう、優勝するため最善を尽くしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
鄭昇炫(チョン・スンヒョン)選手 鹿島アントラーズへ完全移籍のお知らせ
この度、鄭昇炫選手が鹿島アントラーズへ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。
サガン鳥栖ファン、サポーターの皆さんこんにちは。
この度、鹿島アントラーズへ移籍する事になりました。
昨年夏にサガン鳥栖に来て、竹原社長はじめクラブスタッフの皆さん、監督、コーチングスタッフの皆さん、チームメイトのみんなに助けられ、苦しい時もありましたが、本当に充実した1年を過ごすことが出来ました。サガン鳥栖に来て初めて韓国A代表に選ばれ、W杯メンバーにまで選ばれることも出来ました。本当に自分を成長させてくれたサガン鳥栖に感謝しています。
ここでの経験を糧に、さらに大きな選手になれるよう頑張って来たいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。サガン鳥栖ファイティン!サランハンミダ!
予てから報じられておったように鳥栖のチョン・スンヒョンが移籍してくる。
これは大きな補強と言えよう。
植田の穴を埋めて且つおつりが来るほどと言って良かろう。
アジアを獲るために助っ人枠を全て埋めることとなった。
本気の鹿島がどこまでやるのか。
今季の行方を心して見ていきたい。
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金崎夢生、鳥栖に完全移籍
金崎選手がサガン鳥栖に完全移籍
2018年07月24日(火)
金崎 夢生選手がサガン鳥栖に完全移籍することとなりましたのでお知らせいたします。
<選手プロフィール>
■選手名:金崎 夢生(かなざき・むう)
■生まれ:1989年2月16日、三重県出身
■サイズ:180センチ、70キロ
■ポジション:FW
■経 歴:※カッコ内は加入年
滝川第二高校-大分トリニータ(2007)-名古屋グランパス(2010)-1.FCニュルンベルク(2013、ドイツ)-ポルティモネンセSC(2013、ポルトガル)-鹿島アントラーズ(2015)-ポルティモネンセSC(2016.1、ポルトガル)-鹿島アントラーズ(2016.2)
■公式戦成績:(Jリーグクラブ所属のみ)
J1リーグ通算 253試合 54得点(鹿島では102試合38得点)
リーグカップ通算 29試合 8得点(鹿島では7試合5得点)
天皇杯通算 17試合 6得点(鹿島では4試合2得点)
AFCチャンピオンズリーグ通算 26試合 12得点(鹿島では15試合8得点)
FIFAクラブワールドカップ通算 4試合 2得点
Jリーグチャンピオンシップ通算 3試合 3得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合 0得点
■代表歴
日本代表 11試合 2得点
■金崎選手コメント
「アントラーズには3年半在籍し、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。わがままを言ってチームに迷惑を掛けたこともありましたが、チームメート、スタッフ、フロント、そしてサポーターの方々と共に戦い、タイトル獲得の喜びを分かち合えたことは、自分にとって大きな財産です。そんななか、移籍を決意した理由としては、新しいチャレンジに向き合いたいという気持ちがあったからです。アントラーズで培った経験を生かし、新たな挑戦に臨みたいと思います。今まで応援していただき、本当にありがとうございました」
金崎夢生選手 完全移籍加入のお知らせ
この度、サガン鳥栖では鹿島アントラーズより金崎夢生選手の完全移籍加入が決定しましたのでお知らせいたします。
この度、サガン鳥栖に加入することとなりました、金崎夢生です。
一日でも早くチームに順応し、勝利に貢献したいと思います。
チームのために全力で戦いますので、応援のほどよろしくお願いします!
サガン鳥栖に完全移籍する金崎夢生である。
これは驚きの報。
今季は10番を背負い、タイトルに貢献する、そして移籍するのであれば欧州と語っておった夢生の行き先が鳥栖というのは、意外にもほどがある。
何故このようなことが起こりえたのか、詳しく知りたいところ。
とはいえ、夢生は同じクラブに長く所属する選手ではなかった。
鹿島には4季在籍しており、最長記録を更新していった。
ここらで新たなチャレンジという言葉に偽りはなかろう。
これからは、恐ろしい敵として立ちはだかってくる。
夢生にやらせぬよう、守備陣は細心の注意が必要となる。
お互いに良い戦いをしていこうではないか。
さらば夢生。
お元気で。

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2018年07月24日(火)
金崎 夢生選手がサガン鳥栖に完全移籍することとなりましたのでお知らせいたします。
<選手プロフィール>
■選手名:金崎 夢生(かなざき・むう)
■生まれ:1989年2月16日、三重県出身
■サイズ:180センチ、70キロ
■ポジション:FW
■経 歴:※カッコ内は加入年
滝川第二高校-大分トリニータ(2007)-名古屋グランパス(2010)-1.FCニュルンベルク(2013、ドイツ)-ポルティモネンセSC(2013、ポルトガル)-鹿島アントラーズ(2015)-ポルティモネンセSC(2016.1、ポルトガル)-鹿島アントラーズ(2016.2)
■公式戦成績:(Jリーグクラブ所属のみ)
J1リーグ通算 253試合 54得点(鹿島では102試合38得点)
リーグカップ通算 29試合 8得点(鹿島では7試合5得点)
天皇杯通算 17試合 6得点(鹿島では4試合2得点)
AFCチャンピオンズリーグ通算 26試合 12得点(鹿島では15試合8得点)
FIFAクラブワールドカップ通算 4試合 2得点
Jリーグチャンピオンシップ通算 3試合 3得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合 0得点
■代表歴
日本代表 11試合 2得点
■金崎選手コメント
「アントラーズには3年半在籍し、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。わがままを言ってチームに迷惑を掛けたこともありましたが、チームメート、スタッフ、フロント、そしてサポーターの方々と共に戦い、タイトル獲得の喜びを分かち合えたことは、自分にとって大きな財産です。そんななか、移籍を決意した理由としては、新しいチャレンジに向き合いたいという気持ちがあったからです。アントラーズで培った経験を生かし、新たな挑戦に臨みたいと思います。今まで応援していただき、本当にありがとうございました」
金崎夢生選手 完全移籍加入のお知らせ
この度、サガン鳥栖では鹿島アントラーズより金崎夢生選手の完全移籍加入が決定しましたのでお知らせいたします。
この度、サガン鳥栖に加入することとなりました、金崎夢生です。
一日でも早くチームに順応し、勝利に貢献したいと思います。
チームのために全力で戦いますので、応援のほどよろしくお願いします!
サガン鳥栖に完全移籍する金崎夢生である。
これは驚きの報。
今季は10番を背負い、タイトルに貢献する、そして移籍するのであれば欧州と語っておった夢生の行き先が鳥栖というのは、意外にもほどがある。
何故このようなことが起こりえたのか、詳しく知りたいところ。
とはいえ、夢生は同じクラブに長く所属する選手ではなかった。
鹿島には4季在籍しており、最長記録を更新していった。
ここらで新たなチャレンジという言葉に偽りはなかろう。
これからは、恐ろしい敵として立ちはだかってくる。
夢生にやらせぬよう、守備陣は細心の注意が必要となる。
お互いに良い戦いをしていこうではないか。
さらば夢生。
お元気で。

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鹿島――アウェーのC大阪戦では5連勝中!
【J1展望】C大阪×鹿島|相性最悪!? 清武離脱のセレッソは天敵アントラーズにどう立ち向かう?
サッカーダイジェスト編集部
2018年07月24日
C大阪――オスマルとソウザのダブルボランチも考えられる

故障者/C大阪=清武、柿谷、澤上、茂庭、西本 鹿島=レアンドロ
出場停止/C大阪=なし 鹿島=なし
J1リーグ14節
セレッソ大阪-鹿島アントラーズ
7月25日(水)/19:00/ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪
今季成績(16試合終了時):4位 勝点27 7勝6分3敗 21得点・18失点
【最新チーム事情】
●1-1で終わった浦和戦から中2日。スタメン数人の入れ替えが濃厚。
●清武が左ふくらはぎの違和感で前節を欠場。今節も欠場か。
●右内転筋を負傷していた柿谷がスパイクを履いて練習に参加。実戦復帰の時期は近づいてきている。
【担当記者の視点】
ACLとJリーグの変則日程の影響で、7月25日に組み込まれた鹿島戦。前節の浦和戦から中2日とあって、ユン・ジョンファン監督もスタメンの変更を示唆している。
最終ラインなら山下や田中裕の起用、中盤で山口を外すなら、オスマルとソウザでダブルボランチを組ませることも考えられる。他にも片山や秋山、酒本、田中亜、安藤らも控えている。
ターンオーバーを敷くとはいえ、中断明けはリーグ戦2試合連続未勝利だけに、この鹿島戦で流れを変えたい。清武の離脱は痛いものの、前節では2トップの一角に入った山村が出色の働き。再び活躍が期待される。
鹿島――アウェーのC大阪戦では5連勝中!
鹿島アントラーズ
今季成績(16節終了時):10位 勝点22 6勝4分6敗 21得点・21失点
【最新チーム事情】
●川俣が23日に、29歳の誕生日を迎えた。
●前節・柏戦の土居のゴールで、J1最速となるクラブ通算1500得点に到達。
●その柏戦で鈴木がJ1では自身初となる1試合・2得点を記録。
【担当記者の視点】
前節・柏戦で6-2と快勝し、中断明けホーム初戦を白星で飾った。柏の対応のまずさがあったとはいえ、それ以上に相手の戦意を削ぐだけの攻撃は見事だった。
試合後、大岩監督は「中断期間中、ボールの動かし方、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミングなどを改善した」と攻撃面の変化を説明。相手が動けなくなってきた時間帯を突くなど、無駄のない“省エネ”サッカーで、大量6得点を挙げた。
一方で「失点の部分、ゲームの締め方という反省点は次に活かして、改善していきたい」(大岩監督)。磐田戦(18日)の3失点に続き、柏戦でも2失点。2戦合計5失点の守備は大きな課題である。とはいえ、いよいよ勢いが出てきたのも事実。アウェーでのC大阪戦は5連勝中と相性が良いだけに、確実に勝点3を手に入れたい。
「アウェーでのC大阪戦は5連勝中と相性が良い」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
常に辛酸をなめた記憶のある長居スタジアムは、今は昔といったところか。
この相性の良さで、難敵セレッソを撃破し、一気に順位を上げるチャンス到来である。
ここは、集中力を高めて挑むところ。
メンバーに目を向けると、日曜日の柏戦と変わらぬ選手が並ぶ。
あの試合にて手応えを感じたといったところか。
このメンバーにて連携を深め、攻撃的に勝利を掴み取ろうではないか。
複数得点で勝利する。
楽しみな一戦である。

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サッカーダイジェスト編集部
2018年07月24日
C大阪――オスマルとソウザのダブルボランチも考えられる

故障者/C大阪=清武、柿谷、澤上、茂庭、西本 鹿島=レアンドロ
出場停止/C大阪=なし 鹿島=なし
J1リーグ14節
セレッソ大阪-鹿島アントラーズ
7月25日(水)/19:00/ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪
今季成績(16試合終了時):4位 勝点27 7勝6分3敗 21得点・18失点
【最新チーム事情】
●1-1で終わった浦和戦から中2日。スタメン数人の入れ替えが濃厚。
●清武が左ふくらはぎの違和感で前節を欠場。今節も欠場か。
●右内転筋を負傷していた柿谷がスパイクを履いて練習に参加。実戦復帰の時期は近づいてきている。
【担当記者の視点】
ACLとJリーグの変則日程の影響で、7月25日に組み込まれた鹿島戦。前節の浦和戦から中2日とあって、ユン・ジョンファン監督もスタメンの変更を示唆している。
最終ラインなら山下や田中裕の起用、中盤で山口を外すなら、オスマルとソウザでダブルボランチを組ませることも考えられる。他にも片山や秋山、酒本、田中亜、安藤らも控えている。
ターンオーバーを敷くとはいえ、中断明けはリーグ戦2試合連続未勝利だけに、この鹿島戦で流れを変えたい。清武の離脱は痛いものの、前節では2トップの一角に入った山村が出色の働き。再び活躍が期待される。
鹿島――アウェーのC大阪戦では5連勝中!
鹿島アントラーズ
今季成績(16節終了時):10位 勝点22 6勝4分6敗 21得点・21失点
【最新チーム事情】
●川俣が23日に、29歳の誕生日を迎えた。
●前節・柏戦の土居のゴールで、J1最速となるクラブ通算1500得点に到達。
●その柏戦で鈴木がJ1では自身初となる1試合・2得点を記録。
【担当記者の視点】
前節・柏戦で6-2と快勝し、中断明けホーム初戦を白星で飾った。柏の対応のまずさがあったとはいえ、それ以上に相手の戦意を削ぐだけの攻撃は見事だった。
試合後、大岩監督は「中断期間中、ボールの動かし方、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミングなどを改善した」と攻撃面の変化を説明。相手が動けなくなってきた時間帯を突くなど、無駄のない“省エネ”サッカーで、大量6得点を挙げた。
一方で「失点の部分、ゲームの締め方という反省点は次に活かして、改善していきたい」(大岩監督)。磐田戦(18日)の3失点に続き、柏戦でも2失点。2戦合計5失点の守備は大きな課題である。とはいえ、いよいよ勢いが出てきたのも事実。アウェーでのC大阪戦は5連勝中と相性が良いだけに、確実に勝点3を手に入れたい。
「アウェーでのC大阪戦は5連勝中と相性が良い」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
常に辛酸をなめた記憶のある長居スタジアムは、今は昔といったところか。
この相性の良さで、難敵セレッソを撃破し、一気に順位を上げるチャンス到来である。
ここは、集中力を高めて挑むところ。
メンバーに目を向けると、日曜日の柏戦と変わらぬ選手が並ぶ。
あの試合にて手応えを感じたといったところか。
このメンバーにて連携を深め、攻撃的に勝利を掴み取ろうではないか。
複数得点で勝利する。
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金沢・垣田、初心に返り、チームのために走り抜く
【金沢 vs 横浜FC】ウォーミングアップコラム:垣田裕暉は走り続ける
2018年7月24日(火)

明治安田J2前々節・千葉戦、前節・町田戦。FW垣田裕暉(写真)が前線で労を惜しまず攻守に走り続けている。町田戦では、裏へ何度も動き出して相手センターバックに“走り合い”を挑んだ。この2試合、垣田に得点こそ生まれなかったものの、チームへの貢献度は高い。
垣田はここまで6得点。ゴールを決めた試合でも、得点場面以外に決定機を迎えることも少なくない。これだけチャンスに絡めているのは昨季との大きな変化、成長だろう。今年の3月に本連載の「今年の垣田裕暉は一味違う」に記した通り、“去年とは違う”垣田の姿がある。
だが、その一方、殻を破りきれないというか、もったいない一面があったのも確か。ゴールを決めた第19節・栃木戦は68分、第20節・熊本戦と第18節・甲府戦は前半のみの45分でベンチに退いた。パフォーマンスの波やムラ。「うまくいかない場面も多くあった。その中で交代させられて、何がダメだったのかをいろいろ考えた」という垣田はいま一度頭を整理。「少し点も取れるようになって、やれることも増えてきた。その中で、まず一番大事な初心に(返る)。次のところに意識がいってしまい、基本的な守備をサボる場面があった。本来は基本的なことをやりながらでなければいけないところを、サボるところがあった」。
行き着いた先は冒頭で述べた労を惜しまないプレー。そもそも、それは垣田が本来持っている強み。初心に返り、チームのために走り抜く。
文:野中拓也(金沢担当)
明治安田生命J2リーグ 第25節
7月25日(水)19:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs 横浜FC
金沢の垣田をピックアップするJ's GOALの野中氏である。
ここ2試合、ゴールこそ記録せなんだが、チームへの貢献度はすこぶる高い。
昨季に比べ、多くのチャンスに絡んでおり、成長を感じさせる。
色々あって、「行き着いた先は冒頭で述べた労を惜しまないプレイ。そもそも、それは垣田が本来持っている強み」と相成った。
労を惜しまず走り続け、常にチャンスを狙っていくのだ。
垣田の成長に目を見張るばかり。
今後が楽しみである。

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2018年7月24日(火)

明治安田J2前々節・千葉戦、前節・町田戦。FW垣田裕暉(写真)が前線で労を惜しまず攻守に走り続けている。町田戦では、裏へ何度も動き出して相手センターバックに“走り合い”を挑んだ。この2試合、垣田に得点こそ生まれなかったものの、チームへの貢献度は高い。
垣田はここまで6得点。ゴールを決めた試合でも、得点場面以外に決定機を迎えることも少なくない。これだけチャンスに絡めているのは昨季との大きな変化、成長だろう。今年の3月に本連載の「今年の垣田裕暉は一味違う」に記した通り、“去年とは違う”垣田の姿がある。
だが、その一方、殻を破りきれないというか、もったいない一面があったのも確か。ゴールを決めた第19節・栃木戦は68分、第20節・熊本戦と第18節・甲府戦は前半のみの45分でベンチに退いた。パフォーマンスの波やムラ。「うまくいかない場面も多くあった。その中で交代させられて、何がダメだったのかをいろいろ考えた」という垣田はいま一度頭を整理。「少し点も取れるようになって、やれることも増えてきた。その中で、まず一番大事な初心に(返る)。次のところに意識がいってしまい、基本的な守備をサボる場面があった。本来は基本的なことをやりながらでなければいけないところを、サボるところがあった」。
行き着いた先は冒頭で述べた労を惜しまないプレー。そもそも、それは垣田が本来持っている強み。初心に返り、チームのために走り抜く。
文:野中拓也(金沢担当)
明治安田生命J2リーグ 第25節
7月25日(水)19:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs 横浜FC
金沢の垣田をピックアップするJ's GOALの野中氏である。
ここ2試合、ゴールこそ記録せなんだが、チームへの貢献度はすこぶる高い。
昨季に比べ、多くのチャンスに絡んでおり、成長を感じさせる。
色々あって、「行き着いた先は冒頭で述べた労を惜しまないプレイ。そもそも、それは垣田が本来持っている強み」と相成った。
労を惜しまず走り続け、常にチャンスを狙っていくのだ。
垣田の成長に目を見張るばかり。
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サッカーダイジェスト 柏戦寸評
【J1採点&寸評】鹿島 6-2 柏|衝撃のゴールラッシュの主役は鈴木優磨! W杯後初出場の昌子源の出来は?
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月23日
鹿島――2失点は反省材料だが、多彩な攻めを展開

【警告】鹿島=なし 柏=小泉(17分)、鎌田(80分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)
[J1リーグ17節]鹿島6-2柏/7月22日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前節磐田戦で3失点。この試合でもセットプレーでの対応のまずさが見られるなど、安易な形で2失点。守備は一部で課題を残したが、攻撃ではバリエーションある攻めを展開して、決定力不足という問題を解消した。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
2失点はいずれも致し方なし。見せ場は多くはなかったが、70分には堅守で伊東のシュートを防いだ。
DF
22 西 大伍 6
攻守において的確なポジションを維持し、無難なプレー。前半は自ら持ち込んでシュートを打つ積極性も見せる。
39 犬飼智也 6
17分の場面ではゴール前を不在にしてしまい失点に関与。対応のまずさが出た。一方でフィード精度は高く、攻撃をバックアップ。
3 昌子 源 6.5
病み上がりで最後は息も上がったが、守備の大黒柱として安定した守りを見せた。W杯で活躍し、自信あるプレーを披露。
32 安西幸輝 6.5
失点場面では裏を取られたが、守備のミスを帳消しにする圧巻のゴール。自陣から中央突破しての得点は、能力の高さを証明。
MF
20 三竿健斗 6.5
判断の良さ、球際の強さを見せ、相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃では機を見た上がりで、安部の得点をおぜん立てした。
6 永木亮太 6.5
11分、好パスから起点となり、鈴木の先制点を演出。三竿との位置関係にも気を配り、中盤をコントロールした。
鹿島――前線のコンビネーションが機能し大量得点をゲット

鈴木が2得点・1アシストの大暴れ。大勝劇の主役となった。写真:徳原隆元
MF
13 中村充孝 6.5
豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献。
30 安部裕葵 6(64分OUT)
周囲とのスムーズな連係を見せ、好機を演出。チームの5点目となる今季2点目をマークして試合を決定づけた。
FW
9 鈴木優磨 7(80分OUT)
ゴールへの姿勢を前面に出し、2得点。FWとしての責任を全うするとともに、1アシストを記録し、この試合の主役になった。
8 土居聖真 7(68分OUT)
鈴木とうまく連動し、柏の守備陣を混乱させた。相手の穴を突き、幾度となく好機を作り出し、59分には自らも得点。
交代出場
DF
2 内田篤人 6(64分IN)
後半途中出場でも経験の高さを示してうまく流れに乗った。流れの先を読み、相手の攻撃に対応した。
FW
10 金崎夢生 5.5(68分IN)
状態は万全ではなく、途中出場と短いプレー時間では、エースとしての役割を果たせず。復調が望まれる。
MF
4 レオ・シルバ 5.5(80分IN)
86分の2失点目につながったCKの場面では、味方の西を押し倒してしまう痛恨のミス。不必要な失点だった。
監督
大岩 剛 6.5
失点は抑えたかったが、手薄な相手1ボランチの両脇を狙う采配が的中。大量得点を導き、リーグ再開後のホーム初戦を白星で飾った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
柏――今季最多失点を喫し、評価は総じて及第点以下に
【チーム採点・寸評】
柏 5
勝利への気概を感じないプレーに終始した。前節FC東京戦でGK中村が脳しんとうで退場。守護神を欠く試合となったが、守備陣が完全に崩壊して今季最多失点の6失点と不甲斐ない内容となった。
【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5
状況判断、ボールへの反応、フィードキックなど、すべてにおいて質が低かった。正GKへのアピールとはいかず。
DF
13 小池龍太 5.5
クリアボールが土居の前に転がりアシストをしてしまう不運もあったが、耐えるところは一人で耐えていた。
2 鎌田次郎 5
3失点目の場面では、プレスを怠り鈴木に簡単にクロスを入れられ、ネットを揺らされた。球際で後手に回った。
22 パク・ジョンス 5
1失点目では中村の飛び出しに対応できず。前半終了間際にもマークを離してしまい、3失点目を献上。もろさが出た。
39 亀川諒史 5(85分OUT)
対峙する中村の巧者ぶりに常に後手に回った。裏を取られる場面も散見し、いいところが見られず。
MF
8 小泉 慶 5
攻撃に転じても簡単にボールをロストするなどゴールへつなげられず。守っては状況に応じ、中央を固める必要性もあった。
7 大谷秀和 5(68分OUT)
完全にこのポジションがターゲットとなった。自身の両脇のスペースを狙われ、そこからフィニッシュに持ち込まれ6失点。
15 キム・ボギョン 5.5
得点を上げて反撃の機運を高めたが、周囲が呼応せず。ボールを持っても回りとの連係の悪さを見せ、簡単にボールを失っていた。
柏――頼みのクリスティアーノも昌子らのしつこいマークに苦しむ
FW
14 伊東純也 5
70分には決定的なシーンを迎えたが、相手GKに防がれる。度重なる決定機を外し続け、勝機を自分たちの手で逸した。
10 江坂 任 5.5
86分に一矢を報いるヘディングシュートを決めたが、相手の連係ミスに乗じてのもの。そのほかの好機の場面でも得点が欲しかった。
9 クリスティアーノ 5(54分OUT)
アシストはしたものの、見せ場はそれだけ。昌子らのしつこいマークに苦しみ、何もできず。54分でベンチへと下がった。
交代出場
FW
11 山崎亮平 5.5(54分IN)
クリスティアーノとの交代で途中出場も、チームは劣勢のなかで苦しい状況。得意のドリブル突破で状況を打開したかったが、力及ばず。
FW
18 瀬川祐輔 5.5(68分IN)
完全に中盤で後手に回っていた大谷と交代でピッチへ立ったが、戦況はすでに大量得点の鹿島の流れ。それでも2本のシュートで意地を見せた。
DF
6 高木利弥 -(85分IN)
ほぼ雌雄を決した残り5分からの出場。失うものはないだけに、思い切ったプレーも見たかった。
監督
加藤 望 5
ハーフタイムで状況を改善する策を授けることができずに、後半には6分間で3失点はいただけない結果。受け身でなく、積極性が必要だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
大勝に総じて良い評価が与えられておる。
MOMと最高評点は優磨に与えられた。
これは誰もが納得であろう。
2G1Aという記録以上に活躍を印象づけた。
ハットトリックを気負いすぎた感があったところも含めて優磨のキャラクターであろう。
また、充孝の寸評について言及したい。
「豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献」というのは、まさに充孝を表しておる。
攻撃のアイデア、守備の汗かきと申し分のない活躍をするのが、この選手の大きな特徴である。
「良いときの中村充孝は代表選手以上の働きをする」とJ2時代に対戦した監督が評しておった。
その通り。
層の薄い2列目に、これからも異彩を発揮していって欲しい。
楽しみにしておる。

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サッカーダイジェストWeb編集部
2018年07月23日
鹿島――2失点は反省材料だが、多彩な攻めを展開

【警告】鹿島=なし 柏=小泉(17分)、鎌田(80分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)
[J1リーグ17節]鹿島6-2柏/7月22日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前節磐田戦で3失点。この試合でもセットプレーでの対応のまずさが見られるなど、安易な形で2失点。守備は一部で課題を残したが、攻撃ではバリエーションある攻めを展開して、決定力不足という問題を解消した。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
2失点はいずれも致し方なし。見せ場は多くはなかったが、70分には堅守で伊東のシュートを防いだ。
DF
22 西 大伍 6
攻守において的確なポジションを維持し、無難なプレー。前半は自ら持ち込んでシュートを打つ積極性も見せる。
39 犬飼智也 6
17分の場面ではゴール前を不在にしてしまい失点に関与。対応のまずさが出た。一方でフィード精度は高く、攻撃をバックアップ。
3 昌子 源 6.5
病み上がりで最後は息も上がったが、守備の大黒柱として安定した守りを見せた。W杯で活躍し、自信あるプレーを披露。
32 安西幸輝 6.5
失点場面では裏を取られたが、守備のミスを帳消しにする圧巻のゴール。自陣から中央突破しての得点は、能力の高さを証明。
MF
20 三竿健斗 6.5
判断の良さ、球際の強さを見せ、相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃では機を見た上がりで、安部の得点をおぜん立てした。
6 永木亮太 6.5
11分、好パスから起点となり、鈴木の先制点を演出。三竿との位置関係にも気を配り、中盤をコントロールした。
鹿島――前線のコンビネーションが機能し大量得点をゲット

鈴木が2得点・1アシストの大暴れ。大勝劇の主役となった。写真:徳原隆元
MF
13 中村充孝 6.5
豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献。
30 安部裕葵 6(64分OUT)
周囲とのスムーズな連係を見せ、好機を演出。チームの5点目となる今季2点目をマークして試合を決定づけた。
FW
9 鈴木優磨 7(80分OUT)
ゴールへの姿勢を前面に出し、2得点。FWとしての責任を全うするとともに、1アシストを記録し、この試合の主役になった。
8 土居聖真 7(68分OUT)
鈴木とうまく連動し、柏の守備陣を混乱させた。相手の穴を突き、幾度となく好機を作り出し、59分には自らも得点。
交代出場
DF
2 内田篤人 6(64分IN)
後半途中出場でも経験の高さを示してうまく流れに乗った。流れの先を読み、相手の攻撃に対応した。
FW
10 金崎夢生 5.5(68分IN)
状態は万全ではなく、途中出場と短いプレー時間では、エースとしての役割を果たせず。復調が望まれる。
MF
4 レオ・シルバ 5.5(80分IN)
86分の2失点目につながったCKの場面では、味方の西を押し倒してしまう痛恨のミス。不必要な失点だった。
監督
大岩 剛 6.5
失点は抑えたかったが、手薄な相手1ボランチの両脇を狙う采配が的中。大量得点を導き、リーグ再開後のホーム初戦を白星で飾った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
柏――今季最多失点を喫し、評価は総じて及第点以下に
【チーム採点・寸評】
柏 5
勝利への気概を感じないプレーに終始した。前節FC東京戦でGK中村が脳しんとうで退場。守護神を欠く試合となったが、守備陣が完全に崩壊して今季最多失点の6失点と不甲斐ない内容となった。
【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5
状況判断、ボールへの反応、フィードキックなど、すべてにおいて質が低かった。正GKへのアピールとはいかず。
DF
13 小池龍太 5.5
クリアボールが土居の前に転がりアシストをしてしまう不運もあったが、耐えるところは一人で耐えていた。
2 鎌田次郎 5
3失点目の場面では、プレスを怠り鈴木に簡単にクロスを入れられ、ネットを揺らされた。球際で後手に回った。
22 パク・ジョンス 5
1失点目では中村の飛び出しに対応できず。前半終了間際にもマークを離してしまい、3失点目を献上。もろさが出た。
39 亀川諒史 5(85分OUT)
対峙する中村の巧者ぶりに常に後手に回った。裏を取られる場面も散見し、いいところが見られず。
MF
8 小泉 慶 5
攻撃に転じても簡単にボールをロストするなどゴールへつなげられず。守っては状況に応じ、中央を固める必要性もあった。
7 大谷秀和 5(68分OUT)
完全にこのポジションがターゲットとなった。自身の両脇のスペースを狙われ、そこからフィニッシュに持ち込まれ6失点。
15 キム・ボギョン 5.5
得点を上げて反撃の機運を高めたが、周囲が呼応せず。ボールを持っても回りとの連係の悪さを見せ、簡単にボールを失っていた。
柏――頼みのクリスティアーノも昌子らのしつこいマークに苦しむ
FW
14 伊東純也 5
70分には決定的なシーンを迎えたが、相手GKに防がれる。度重なる決定機を外し続け、勝機を自分たちの手で逸した。
10 江坂 任 5.5
86分に一矢を報いるヘディングシュートを決めたが、相手の連係ミスに乗じてのもの。そのほかの好機の場面でも得点が欲しかった。
9 クリスティアーノ 5(54分OUT)
アシストはしたものの、見せ場はそれだけ。昌子らのしつこいマークに苦しみ、何もできず。54分でベンチへと下がった。
交代出場
FW
11 山崎亮平 5.5(54分IN)
クリスティアーノとの交代で途中出場も、チームは劣勢のなかで苦しい状況。得意のドリブル突破で状況を打開したかったが、力及ばず。
FW
18 瀬川祐輔 5.5(68分IN)
完全に中盤で後手に回っていた大谷と交代でピッチへ立ったが、戦況はすでに大量得点の鹿島の流れ。それでも2本のシュートで意地を見せた。
DF
6 高木利弥 -(85分IN)
ほぼ雌雄を決した残り5分からの出場。失うものはないだけに、思い切ったプレーも見たかった。
監督
加藤 望 5
ハーフタイムで状況を改善する策を授けることができずに、後半には6分間で3失点はいただけない結果。受け身でなく、積極性が必要だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
サッカーダイジェストによる柏戦の寸評である。
大勝に総じて良い評価が与えられておる。
MOMと最高評点は優磨に与えられた。
これは誰もが納得であろう。
2G1Aという記録以上に活躍を印象づけた。
ハットトリックを気負いすぎた感があったところも含めて優磨のキャラクターであろう。
また、充孝の寸評について言及したい。
「豊富なアイデアで攻撃のアクセントとなり、1得点・1アシストの活躍。地味ながらも汗をかき守備でも勝利に貢献」というのは、まさに充孝を表しておる。
攻撃のアイデア、守備の汗かきと申し分のない活躍をするのが、この選手の大きな特徴である。
「良いときの中村充孝は代表選手以上の働きをする」とJ2時代に対戦した監督が評しておった。
その通り。
層の薄い2列目に、これからも異彩を発揮していって欲しい。
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沖、少年時の夢叶える
タイムカプセル開封 J1鹿島沖選手 10年前の夢かなう
鹿島LCと鹿嶋市

タイムカプセルに入ったはがきを取り出した鹿島ライオンズクラブの木内達也会長と錦織孝一鹿嶋市長(左から)=鹿嶋市役所
10年前、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)で行った鹿島アントラーズの試合時に設置されたタイムカプセルが23日、同市平井の市役所で開封された。錦織孝一市長と鹿島ライオンズクラブ(LC)の木内達也会長が取り出した。子どもたちの夢などが書かれた1305枚のはがきは、鹿島のホーム試合の観戦チケットの引き換え券として、郵便局から発送された。
カプセルは2008年11月、同LC設立40周年の記念事業で、市、鹿島FCの3者で企画。ホームタウンの子どもたちや試合の観戦者が、はがきに将来の自分へのメッセージを書いてサッカーボール型のカプセルに投(とう)函(かん)。カプセルは同スタジアム併設のミュージアムに展示された。開封式で、木内会長は「投函した人が10年前を振り返り、もう一度自分と向き合うきっかけになれば」と話した。
今季鹿島の下部組織からトップチームに昇格し、プロの仲間入りを果たした同市出身のGK沖悠哉選手(18)も、はがきには「アントラーズのせん手(選手)になってるはず」と書いて投函した。練習後、関係者からはがきのコピーを見せられると「書いたことが現実になるよう祈るような気持ちで出した」と当時を懐かしがった。
はがきに書いた夢をかなえたものの、まだ公式戦の出場がない沖選手は「プロで活躍するという夢はまだかなっていない。成長のスピードを上げ試合に出たい」と、気持ちを新たにしていた。
観戦チケットの対象試合は8月28日のアジアチャンピオンズ・リーグ(ACL)準々決勝第1戦の天津権健(中国)戦。 (藤崎徹)

10年後の自分に宛てた手紙に書いた夢を実現した鹿島アントラーズのGK沖悠哉選手=鹿嶋市粟生10年後の自分に宛てた手紙に書いた夢を実現した鹿島アントラーズのGK沖悠哉選手=鹿嶋市粟生
10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こした鹿嶋市長と鹿島ライオンズクラブ会長である。
当時のはがきに「アントラーズのせん手(選手)になってるはず」と書いた沖少年はその夢を叶えトップチームに昇格を果たした。
その沖は「プロで活躍するという夢はまだかなっていない。成長のスピードを上げ試合に出たい」と語る。
上には、スンテ、曽ヶ端、川俣と大物が揃い、仕方からは山田大樹くんが突き上げてきておる。
分厚い層のGKの中でポジションを奪い取るのだ。
期待しておる。

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鹿島LCと鹿嶋市

タイムカプセルに入ったはがきを取り出した鹿島ライオンズクラブの木内達也会長と錦織孝一鹿嶋市長(左から)=鹿嶋市役所
10年前、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)で行った鹿島アントラーズの試合時に設置されたタイムカプセルが23日、同市平井の市役所で開封された。錦織孝一市長と鹿島ライオンズクラブ(LC)の木内達也会長が取り出した。子どもたちの夢などが書かれた1305枚のはがきは、鹿島のホーム試合の観戦チケットの引き換え券として、郵便局から発送された。
カプセルは2008年11月、同LC設立40周年の記念事業で、市、鹿島FCの3者で企画。ホームタウンの子どもたちや試合の観戦者が、はがきに将来の自分へのメッセージを書いてサッカーボール型のカプセルに投(とう)函(かん)。カプセルは同スタジアム併設のミュージアムに展示された。開封式で、木内会長は「投函した人が10年前を振り返り、もう一度自分と向き合うきっかけになれば」と話した。
今季鹿島の下部組織からトップチームに昇格し、プロの仲間入りを果たした同市出身のGK沖悠哉選手(18)も、はがきには「アントラーズのせん手(選手)になってるはず」と書いて投函した。練習後、関係者からはがきのコピーを見せられると「書いたことが現実になるよう祈るような気持ちで出した」と当時を懐かしがった。
はがきに書いた夢をかなえたものの、まだ公式戦の出場がない沖選手は「プロで活躍するという夢はまだかなっていない。成長のスピードを上げ試合に出たい」と、気持ちを新たにしていた。
観戦チケットの対象試合は8月28日のアジアチャンピオンズ・リーグ(ACL)準々決勝第1戦の天津権健(中国)戦。 (藤崎徹)

10年後の自分に宛てた手紙に書いた夢を実現した鹿島アントラーズのGK沖悠哉選手=鹿嶋市粟生10年後の自分に宛てた手紙に書いた夢を実現した鹿島アントラーズのGK沖悠哉選手=鹿嶋市粟生
10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こした鹿嶋市長と鹿島ライオンズクラブ会長である。
当時のはがきに「アントラーズのせん手(選手)になってるはず」と書いた沖少年はその夢を叶えトップチームに昇格を果たした。
その沖は「プロで活躍するという夢はまだかなっていない。成長のスピードを上げ試合に出たい」と語る。
上には、スンテ、曽ヶ端、川俣と大物が揃い、仕方からは山田大樹くんが突き上げてきておる。
分厚い層のGKの中でポジションを奪い取るのだ。
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鳥栖のチョン・スンヒョン、鹿島移籍へ
[단독] 정승현, 가시마 앤틀러스로 이적…연봉 최고 수준+이적료 200만 달러
기사승인 2018.07.23 20:20

▲ 사간 도스 정승현(24)이 가시마 앤틀러스로 이적한다.
[스포티비뉴스=정형근 기자] 국가대표 수비수 정승현(24)이 J리그 가시마 앤틀러스로 이적한다.
K리그 이적 시장에 정통한 관계자는 23일 스포티비뉴스와 전화 통화에서 “정승현이 오늘 가시마 앤틀러스와 계약을 마쳤다. 이적료는 200만 달러(약 22억 원), 연봉은 팀 내 최고 수준이다”고 말했다.
정승현은 지난해 6월 울산 현대를 떠나 사간 도스로 이적했다. 팀 내 입지는 탄탄했다. 주전 수비수를 꿰차며 사간 도스의 후방을 든든히 지켰다.
소속팀에서 활약한 정승현은 2018 러시아 월드컵 최종 명단 23명에 포함됐다. 월드컵 경기에 나서진 못했지만 가능성은 충분히 인정받았다.
사간 도스와 계약 기간이 2년 6개월 정도 남은 상황에서 정승현에 대한 J리그 및 K리그, 서아시아 국가의 러브콜은 쇄도했다. 전북 현대와 사우디아라비아 명문 알 이티하드 등이 영입을 추진했다.
그러나 정승현은 J리그 가시마 앤틀러스를 선택했다. K리그 이적 시장에 정통한 관계자는 “정승현이 월드컵에 다녀온 뒤 몸값이 2배가 됐다. 사간 도스로 이적할 때는 이적료가 100만 달러였지만 현재는 200만 달러다. 센터백이 필요한 가시마의 구애가 끊이지 않아 가시마로 결정했다”고 말했다.
이어 이 관계자는 “전북뿐 아니라 중동의 계약 조건이 좋았다. 하지만 정승현이 돈은 덜 받아도 J리그 명문 구단으로 향하길 원했다. 내일(24일) 메디컬 테스트를 받을 예정이다”고 밝혔다.
정승현은 자신의 미래에 도움이 될 수 있는 구단을 놓고 막판까지 고심했다. 한국 축구의 수비를 책임질 정승현의 축구 인생은 새로운 전환점을 맞았다.
<저작권자 ⓒ SPOTV NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
鹿島に移籍する鳥栖のチョン・スンヒョンである。
これは大きなニュースである。
ロシアW杯韓国代表が鹿島のDFラインに入ることとなる。
よりチームは堅固なもののとなろう。
楽しみである。

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기사승인 2018.07.23 20:20

▲ 사간 도스 정승현(24)이 가시마 앤틀러스로 이적한다.
[스포티비뉴스=정형근 기자] 국가대표 수비수 정승현(24)이 J리그 가시마 앤틀러스로 이적한다.
K리그 이적 시장에 정통한 관계자는 23일 스포티비뉴스와 전화 통화에서 “정승현이 오늘 가시마 앤틀러스와 계약을 마쳤다. 이적료는 200만 달러(약 22억 원), 연봉은 팀 내 최고 수준이다”고 말했다.
정승현은 지난해 6월 울산 현대를 떠나 사간 도스로 이적했다. 팀 내 입지는 탄탄했다. 주전 수비수를 꿰차며 사간 도스의 후방을 든든히 지켰다.
소속팀에서 활약한 정승현은 2018 러시아 월드컵 최종 명단 23명에 포함됐다. 월드컵 경기에 나서진 못했지만 가능성은 충분히 인정받았다.
사간 도스와 계약 기간이 2년 6개월 정도 남은 상황에서 정승현에 대한 J리그 및 K리그, 서아시아 국가의 러브콜은 쇄도했다. 전북 현대와 사우디아라비아 명문 알 이티하드 등이 영입을 추진했다.
그러나 정승현은 J리그 가시마 앤틀러스를 선택했다. K리그 이적 시장에 정통한 관계자는 “정승현이 월드컵에 다녀온 뒤 몸값이 2배가 됐다. 사간 도스로 이적할 때는 이적료가 100만 달러였지만 현재는 200만 달러다. 센터백이 필요한 가시마의 구애가 끊이지 않아 가시마로 결정했다”고 말했다.
이어 이 관계자는 “전북뿐 아니라 중동의 계약 조건이 좋았다. 하지만 정승현이 돈은 덜 받아도 J리그 명문 구단으로 향하길 원했다. 내일(24일) 메디컬 테스트를 받을 예정이다”고 밝혔다.
정승현은 자신의 미래에 도움이 될 수 있는 구단을 놓고 막판까지 고심했다. 한국 축구의 수비를 책임질 정승현의 축구 인생은 새로운 전환점을 맞았다.
<저작권자 ⓒ SPOTV NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
鹿島に移籍する鳥栖のチョン・スンヒョンである。
これは大きなニュースである。
ロシアW杯韓国代表が鹿島のDFラインに入ることとなる。
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序盤に出遅れたぶんの巻き返しを図るために、互いに勝点3だけが欲しい一戦
鹿島は攻撃陣が好調。C大阪が継続したい「走り切る姿」
明治安田J1第17節から中2日の25日。AFCチャンピオンズリーグによる延期分である第14節、C大阪と鹿島の一戦が、ヤンマースタジアム長居で行われる。日本列島を襲う酷暑の中での連戦。両チームにとって非常にタフな日程ではあるが、互いに勝てば上位との勝点差を縮めることもでき、熱のこもった激しい試合になるだろう。
第17節で浦和をホームに迎えたC大阪は、立ち上がりから猛攻を仕掛けると8分、CKのこぼれ球を古巣対戦となった高木 俊幸が押し込んで先制に成功。その後もこの試合では2トップの一角として起用された山村 和也が素晴らしい個人技からゴールに迫るなど、C大阪のペースで試合は進む。リーグ戦の再開初戦、第16節の清水戦では機能していなかった守備も、この試合では改善された。ファーストDFがスイッチを入れ、そこに2列目以降も連動、ディフェンスライン全体を押し上げたコンパクトな形を維持して浦和に攻撃で自由を与えなかった。
戦術的な修正に加え、「前節に比べれば、戦う姿や走り切る姿は出すことができた」(木本 恭生)と選手たちは試合終了の笛が鳴るまで果敢に勝利を目指して走り抜いた。試合中は厳しい表情で戦況を見つめていた尹 晶煥監督も、試合後は「一番重要なことは清水戦から選手たちがすごく変化したこと。これからも、こういう姿を見せ続けることが大事」と話し、ある程度の手ごたえを得た様子だった。
もっともアウェイに乗り込む鹿島は、第17節はホームで柏に6-2と大勝を収めており、その攻撃力はすさまじい。この試合では序盤から試合を支配すると、攻撃陣が躍動。11分、鈴木 優磨が先制点を挙げる。その後は同点に追いつかれるが、41分、45分と立て続けにゴールを決めて柏を突き放し、後半も柏の反撃を耐えた鹿島がゴールラッシュ。三竿 健斗や安部 裕葵といった若手の躍動も目立ち、大量6得点で柏を粉砕した。
中断前は得点力不足が課題だった鹿島だが、中断期間に攻撃の改善に取り組むと、中断明けは天皇杯3回戦の町田戦で5得点、リーグ再開初戦のJ1第16節・磐田戦で3得点、そして、前述の柏戦で6得点と、3試合で14得点を奪う破壊力を見せつけている。柏戦の試合後は、「ボールを動かすこと、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミング、そういうものが少しずつ、お互いが合い出したのではないかと感じている」と大岩 剛監督もチームの現状を語っている。今節、鹿島と対峙するC大阪としては、相手のフリーランニングにしっかりとついていくこと。スペースをしっかりと埋めること。守備での対応が勝敗を分けるだろう。
猛暑の中での中2日の連戦ということで、コンディションを考慮すれば互いにある程度のメンバー変更はありそうだ。どちらも主力に何人かのケガ人が出ていることも踏まえ、総力戦の様相を呈する一戦は、チーム力が問われる試合でもある。C大阪としては、優勝争いに踏みとどまるために、鹿島としても、序盤に出遅れたぶんの巻き返しを図るために、互いに勝点3だけが欲しい一戦は、25日19時、ヤンマースタジアム長居でキックオフされる。
[ 文:小田 尚史 ]
「その攻撃力はすさまじい」と鹿島の攻撃力を評するJリーグ公式の小田氏によるプレビューである。
セレッソ番の小田氏にとって、対戦する鹿島が中断明けにこれほど変貌しておるとは驚きをかくぬ様子。
確かに、町田戦5得点、ジュビロ戦3得点、柏戦6得点と爆発的なゴール数を記録しておる。
それもあって、中断前にあった得失点差のマイナスを0にまで持ち直すことが出来た。
昨季は得失点差にて優勝を逃しておるため、得点力の向上は必ず成し遂げねばならぬ重要課題であった。
黒崎コーチの加入もあり、中断期間でその課題を克服したことは明白。
セレッソ守備陣を切り裂き、真夏のヤンマースタジアム長居にゴールの声を響き渡らせようではないか。
楽しみな一戦である。

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明治安田J1第17節から中2日の25日。AFCチャンピオンズリーグによる延期分である第14節、C大阪と鹿島の一戦が、ヤンマースタジアム長居で行われる。日本列島を襲う酷暑の中での連戦。両チームにとって非常にタフな日程ではあるが、互いに勝てば上位との勝点差を縮めることもでき、熱のこもった激しい試合になるだろう。
第17節で浦和をホームに迎えたC大阪は、立ち上がりから猛攻を仕掛けると8分、CKのこぼれ球を古巣対戦となった高木 俊幸が押し込んで先制に成功。その後もこの試合では2トップの一角として起用された山村 和也が素晴らしい個人技からゴールに迫るなど、C大阪のペースで試合は進む。リーグ戦の再開初戦、第16節の清水戦では機能していなかった守備も、この試合では改善された。ファーストDFがスイッチを入れ、そこに2列目以降も連動、ディフェンスライン全体を押し上げたコンパクトな形を維持して浦和に攻撃で自由を与えなかった。
戦術的な修正に加え、「前節に比べれば、戦う姿や走り切る姿は出すことができた」(木本 恭生)と選手たちは試合終了の笛が鳴るまで果敢に勝利を目指して走り抜いた。試合中は厳しい表情で戦況を見つめていた尹 晶煥監督も、試合後は「一番重要なことは清水戦から選手たちがすごく変化したこと。これからも、こういう姿を見せ続けることが大事」と話し、ある程度の手ごたえを得た様子だった。
もっともアウェイに乗り込む鹿島は、第17節はホームで柏に6-2と大勝を収めており、その攻撃力はすさまじい。この試合では序盤から試合を支配すると、攻撃陣が躍動。11分、鈴木 優磨が先制点を挙げる。その後は同点に追いつかれるが、41分、45分と立て続けにゴールを決めて柏を突き放し、後半も柏の反撃を耐えた鹿島がゴールラッシュ。三竿 健斗や安部 裕葵といった若手の躍動も目立ち、大量6得点で柏を粉砕した。
中断前は得点力不足が課題だった鹿島だが、中断期間に攻撃の改善に取り組むと、中断明けは天皇杯3回戦の町田戦で5得点、リーグ再開初戦のJ1第16節・磐田戦で3得点、そして、前述の柏戦で6得点と、3試合で14得点を奪う破壊力を見せつけている。柏戦の試合後は、「ボールを動かすこと、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミング、そういうものが少しずつ、お互いが合い出したのではないかと感じている」と大岩 剛監督もチームの現状を語っている。今節、鹿島と対峙するC大阪としては、相手のフリーランニングにしっかりとついていくこと。スペースをしっかりと埋めること。守備での対応が勝敗を分けるだろう。
猛暑の中での中2日の連戦ということで、コンディションを考慮すれば互いにある程度のメンバー変更はありそうだ。どちらも主力に何人かのケガ人が出ていることも踏まえ、総力戦の様相を呈する一戦は、チーム力が問われる試合でもある。C大阪としては、優勝争いに踏みとどまるために、鹿島としても、序盤に出遅れたぶんの巻き返しを図るために、互いに勝点3だけが欲しい一戦は、25日19時、ヤンマースタジアム長居でキックオフされる。
[ 文:小田 尚史 ]
「その攻撃力はすさまじい」と鹿島の攻撃力を評するJリーグ公式の小田氏によるプレビューである。
セレッソ番の小田氏にとって、対戦する鹿島が中断明けにこれほど変貌しておるとは驚きをかくぬ様子。
確かに、町田戦5得点、ジュビロ戦3得点、柏戦6得点と爆発的なゴール数を記録しておる。
それもあって、中断前にあった得失点差のマイナスを0にまで持ち直すことが出来た。
昨季は得失点差にて優勝を逃しておるため、得点力の向上は必ず成し遂げねばならぬ重要課題であった。
黒崎コーチの加入もあり、中断期間でその課題を克服したことは明白。
セレッソ守備陣を切り裂き、真夏のヤンマースタジアム長居にゴールの声を響き渡らせようではないか。
楽しみな一戦である。

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ベティス・乾、鹿島の練習い参加
[鹿島]謎の練習生出現。正体はなんと日本代表MF乾貴士!

23日、鹿島アントラーズの練習に日本代表でベティスに所属する乾貴士が参加した。所属事務所が同じ内田篤人、大迫勇也、土居聖真がいることもあり、違和感なく鹿島に溶け込んだ乾は、小笠原満男ら前日の柏レイソル戦で先発しなかったメンバーと共に汗を流した。練習のあと乾は「メリハリが利いていて、すごく楽しくできました」と話し、仲の良い内田は「サコ(大迫)や乾以上の日本人選手はいない」と若手の刺激になる選手の来訪を歓迎していた。
夏休みに入ったこともあり、鹿島のクラブハウス練習場には多くの子どもたちも詰めかけていた。子どもたちにとってはサプライズになったことだろう。鹿島に在籍したことがない選手の練習参加は極めて異例。明日の練習にも参加する予定だ。
(鹿島担当 田中滋)
鹿島の練習に参加したベティスの乾である。
大迫と共にクラブハウス・グラウンドに姿を現し、違和感なく溶け込んだとのこと。
ロシアW杯・セネガル戦、ベルギー戦のゴラッソは記憶に新しい。
このようなスーパースターが鹿島にて練習してくれることを誇りに思う。
ゴールのコツを伝授していって欲しいところ。
これも縁である。

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23日、鹿島アントラーズの練習に日本代表でベティスに所属する乾貴士が参加した。所属事務所が同じ内田篤人、大迫勇也、土居聖真がいることもあり、違和感なく鹿島に溶け込んだ乾は、小笠原満男ら前日の柏レイソル戦で先発しなかったメンバーと共に汗を流した。練習のあと乾は「メリハリが利いていて、すごく楽しくできました」と話し、仲の良い内田は「サコ(大迫)や乾以上の日本人選手はいない」と若手の刺激になる選手の来訪を歓迎していた。
夏休みに入ったこともあり、鹿島のクラブハウス練習場には多くの子どもたちも詰めかけていた。子どもたちにとってはサプライズになったことだろう。鹿島に在籍したことがない選手の練習参加は極めて異例。明日の練習にも参加する予定だ。
(鹿島担当 田中滋)
鹿島の練習に参加したベティスの乾である。
大迫と共にクラブハウス・グラウンドに姿を現し、違和感なく溶け込んだとのこと。
ロシアW杯・セネガル戦、ベルギー戦のゴラッソは記憶に新しい。
このようなスーパースターが鹿島にて練習してくれることを誇りに思う。
ゴールのコツを伝授していって欲しいところ。
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安西幸輝、刺激を受ける機会になりました
【鹿島】衝撃ゴールの安西幸輝が古巣・東京V観戦で「もらった刺激」

鹿島アントラーズの安西幸輝。(C)SAKANOWA
恩師から「翔哉、祐希、健斗と一緒に代表を目指すぐらいに」。
[J1 17節] 鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのDF安西幸輝が7月22日の柏レイソル戦で、衝撃の加入後初ゴールをねじ込んだ。ワールドカップによるリーグ中断の間に、古巣・東京ヴェルディ対レノファ山口戦(東京Vが3-1で勝利)を観戦する機会があり、「恩師や元チームメートと話ができて、刺激をもらった」とパワーを充電してきたことを明かした。
度肝を抜く一撃だった。柏戦の65分、気温30℃を超すなか、自陣のセンタサークルでボールを受けると、そのままゴールに向かって一直線にドリブルを開始。DF鎌田次郎に競り勝ち、さらに追いすがるDF二人をものともせず、右足を振り抜いてダメ押しの6点目をねじ込んだ。今季東京Vから加入したサイドのスペシャリストにとって、これが鹿島での記念すべきファーストゴールとなった。
その安西は7月15日に味の素スタジアムを訪れ、J2・23節の東京V対山口戦を観戦していた。そこでジュニア時代の2005年から昨季まで、育成組織を含め13年間にわたって在籍した古巣が快勝を収めるのを目の当たりにした。
元チームメイトから鹿島についての様々な話を聞かれ、逆に刺激を受けた。また安西にとってユース時代の恩師である強化部ダイレクターの冨樫剛一氏と旧交を温める機会も得た。そこで富樫氏から、こんな言葉を掛けられたという。
「鹿島で試合に出ていることが、東京Vのみんなにとって励みや刺激になっている。もっとチームを引っ張っていくぐらいの存在になってほしい。上(他の東京VのOB)には(中島)翔哉(ポルティモネンセ)や、小林祐希(ヘーレンフェーン)と、海外でプレーしている選手もいる。(三竿)健斗くん(鹿島)のように代表でプレーする選手もいる。お前も、もっと高みを目指せる。みんなで一緒に代表でプレーできるぐらいになってもらいたい」
ちょうど日本代表がベスト16進出を果たしたFIFAワールドカップ・ロシア大会が開かれていたとき。それだけに、その言葉は安西の胸にも響いた。
安西は「刺激を受ける機会になりました」と言う。今季は開幕からフル稼働していたものの、3月途中に右ヒザ内側側副じん帯損傷を離脱。その傷もすっかり癒えて、ワールドカップの中断明けからは左サイドバックのレギュラーに。そして今回のポテンシャルを十二分に発揮する60メートル独走からスーパーゴールを叩き込んだ。
たくさんの人から「ナイスゴール!」と声を掛けられるたびに、鹿島の32番は「ありがとうざいます!」と、とても嬉しそうに感謝していた。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOHSI
安西幸輝についてピックアップするサカノワの塚越氏である。
昨日の柏戦では、ハーフウェイラインあたりでボールを受け、強烈なドリブルでDFに競り勝ち追いすがる相手をものともせず、素晴らしいゴールを決めた。
まさにゴラッソ。
ビデオゲームを見るようであった。
鹿島に於ける初ゴール。
安西の才能を目の当たりに出来たことは幸いである。
また、リーグ中断期間には古巣であるヴェルディの試合を観戦し、恩師である強化部ダイレクターの冨樫剛一氏から言葉を賜ったとのこと。
「鹿島で試合に出ていることが、東京Vのみんなにとって励みや刺激になっている。もっとチームを引っ張っていくぐらいの存在になってほしい。上(他の東京VのOB)には(中島)翔哉(ポルティモネンセ)や、小林祐希(ヘーレンフェーン)と、海外でプレーしている選手もいる。(三竿)健斗くん(鹿島)のように代表でプレーする選手もいる。お前も、もっと高みを目指せる。みんなで一緒に代表でプレーできるぐらいになってもらいたい」
安西に強いモチベーションを与える言葉だったのではなかろうか。
鹿島にて結果を積み重ね、代表に招集されるような選手となっていって欲しい。
期待しておる。

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鹿島アントラーズの安西幸輝。(C)SAKANOWA
恩師から「翔哉、祐希、健斗と一緒に代表を目指すぐらいに」。
[J1 17節] 鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのDF安西幸輝が7月22日の柏レイソル戦で、衝撃の加入後初ゴールをねじ込んだ。ワールドカップによるリーグ中断の間に、古巣・東京ヴェルディ対レノファ山口戦(東京Vが3-1で勝利)を観戦する機会があり、「恩師や元チームメートと話ができて、刺激をもらった」とパワーを充電してきたことを明かした。
度肝を抜く一撃だった。柏戦の65分、気温30℃を超すなか、自陣のセンタサークルでボールを受けると、そのままゴールに向かって一直線にドリブルを開始。DF鎌田次郎に競り勝ち、さらに追いすがるDF二人をものともせず、右足を振り抜いてダメ押しの6点目をねじ込んだ。今季東京Vから加入したサイドのスペシャリストにとって、これが鹿島での記念すべきファーストゴールとなった。
その安西は7月15日に味の素スタジアムを訪れ、J2・23節の東京V対山口戦を観戦していた。そこでジュニア時代の2005年から昨季まで、育成組織を含め13年間にわたって在籍した古巣が快勝を収めるのを目の当たりにした。
元チームメイトから鹿島についての様々な話を聞かれ、逆に刺激を受けた。また安西にとってユース時代の恩師である強化部ダイレクターの冨樫剛一氏と旧交を温める機会も得た。そこで富樫氏から、こんな言葉を掛けられたという。
「鹿島で試合に出ていることが、東京Vのみんなにとって励みや刺激になっている。もっとチームを引っ張っていくぐらいの存在になってほしい。上(他の東京VのOB)には(中島)翔哉(ポルティモネンセ)や、小林祐希(ヘーレンフェーン)と、海外でプレーしている選手もいる。(三竿)健斗くん(鹿島)のように代表でプレーする選手もいる。お前も、もっと高みを目指せる。みんなで一緒に代表でプレーできるぐらいになってもらいたい」
ちょうど日本代表がベスト16進出を果たしたFIFAワールドカップ・ロシア大会が開かれていたとき。それだけに、その言葉は安西の胸にも響いた。
安西は「刺激を受ける機会になりました」と言う。今季は開幕からフル稼働していたものの、3月途中に右ヒザ内側側副じん帯損傷を離脱。その傷もすっかり癒えて、ワールドカップの中断明けからは左サイドバックのレギュラーに。そして今回のポテンシャルを十二分に発揮する60メートル独走からスーパーゴールを叩き込んだ。
たくさんの人から「ナイスゴール!」と声を掛けられるたびに、鹿島の32番は「ありがとうざいます!」と、とても嬉しそうに感謝していた。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOHSI
安西幸輝についてピックアップするサカノワの塚越氏である。
昨日の柏戦では、ハーフウェイラインあたりでボールを受け、強烈なドリブルでDFに競り勝ち追いすがる相手をものともせず、素晴らしいゴールを決めた。
まさにゴラッソ。
ビデオゲームを見るようであった。
鹿島に於ける初ゴール。
安西の才能を目の当たりに出来たことは幸いである。
また、リーグ中断期間には古巣であるヴェルディの試合を観戦し、恩師である強化部ダイレクターの冨樫剛一氏から言葉を賜ったとのこと。
「鹿島で試合に出ていることが、東京Vのみんなにとって励みや刺激になっている。もっとチームを引っ張っていくぐらいの存在になってほしい。上(他の東京VのOB)には(中島)翔哉(ポルティモネンセ)や、小林祐希(ヘーレンフェーン)と、海外でプレーしている選手もいる。(三竿)健斗くん(鹿島)のように代表でプレーする選手もいる。お前も、もっと高みを目指せる。みんなで一緒に代表でプレーできるぐらいになってもらいたい」
安西に強いモチベーションを与える言葉だったのではなかろうか。
鹿島にて結果を積み重ね、代表に招集されるような選手となっていって欲しい。
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聖真、勢いそのままに点を取り続けていきたい
鹿島FW土居聖真「勢いそのままに点を取り続けていきたい」…圧巻のゴールショーを振り返る

明治安田生命J1リーグ第17節が22日行われ、鹿島アントラーズは柏レイソルと対戦し、6-2で圧勝。順位を10位に上げた。一方の柏は14位に後退した。
■土居のゴールはJ1最速・クラブ通算1,500得点!
鹿島アントラーズFW 土居聖真が、後半戦での反撃へ向けて狼煙を上げた鹿島の中心となった。
鹿島アントラーズは22日、明治安田生命J1リーグ第17節で柏レイソルと対戦。鈴木優磨の2ゴール、土居聖真のゴールなどで6-2と圧勝し、順位を10位へ上げた。鹿島がリーグ戦で6得点を記録したのは2012年以来、また土居のゴールはJ1最速となるクラブ通算1,500得点という節目となった。
68分に交代するまで攻撃陣を牽引した土居は、「内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている」とチームの勢いを強調した。
土居が語るように鹿島は11分に鈴木のゴールで先制しながら、そのわずか6分後に柏に追いつかれる展開に。しかし、ゴールへの強い意思を90分間通して示し続け、鈴木が2ゴール、そして中村充孝、土居、安部裕葵、安西幸輝がそれぞれ1ゴールを上げ、チーム全体が連動し流れるような攻撃で柏の息の根を止めた。
「1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった」と振り返る土居だが、自身が記録した4点目がクラブ通算1,500得点という節目のゴールになったことを「知らなかった」という。「目の前の試合を一つひとつ勝つことが、今の自分たちには一番大事。個人個人の記録ではなく、チームの勝利だけを追求している」と、勝利への執着を口にした。
猛暑の中、J1リーグは連戦が続き、鹿島にはC大阪、G大阪と大阪でのアウェイ2連戦という過酷なスケジュールが待っている。
だが、土居は「一人ひとりのリズムとテンポがすごくいいので、勢いそのままに点を取り続けていきたい」と、ここ2試合で9ゴールと好調な攻撃陣を中心にチーム全体が勝利のために戦うことを誓った。3日後はACLの日程の関係で繰り延べになっていた第14節・アウェイC大阪戦。「連戦を乗り切ることで、チームがまた一つ上のレベルに上がる」と必勝を期した。
柏戦後の聖真のコメントを伝えるGOAL.comである。
「内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている」と述べ、チームの勢いを口にする。
また、「1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった」という言葉に表れるように、今のチームは複数得点を目指す攻撃的なチームを目指しておる様子。
中断期間に取り組んだ攻撃の修正が成果として現れ、魅力的なチームになっておる。
それから、「目の前の試合を一つひとつ勝つことが、今の自分たちには一番大事。個人個人の記録ではなく、チームの勝利だけを追求している」とチームへの献身制を言葉として表しておる。
素晴らしい。
聖真は、まさに鹿島らしい選手と言えよう。
この連戦を聖真の力で乗り切って、主軸としての力をアピールするのだ。
楽しみなFWである。

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明治安田生命J1リーグ第17節が22日行われ、鹿島アントラーズは柏レイソルと対戦し、6-2で圧勝。順位を10位に上げた。一方の柏は14位に後退した。
■土居のゴールはJ1最速・クラブ通算1,500得点!
鹿島アントラーズFW 土居聖真が、後半戦での反撃へ向けて狼煙を上げた鹿島の中心となった。
鹿島アントラーズは22日、明治安田生命J1リーグ第17節で柏レイソルと対戦。鈴木優磨の2ゴール、土居聖真のゴールなどで6-2と圧勝し、順位を10位へ上げた。鹿島がリーグ戦で6得点を記録したのは2012年以来、また土居のゴールはJ1最速となるクラブ通算1,500得点という節目となった。
68分に交代するまで攻撃陣を牽引した土居は、「内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている」とチームの勢いを強調した。
土居が語るように鹿島は11分に鈴木のゴールで先制しながら、そのわずか6分後に柏に追いつかれる展開に。しかし、ゴールへの強い意思を90分間通して示し続け、鈴木が2ゴール、そして中村充孝、土居、安部裕葵、安西幸輝がそれぞれ1ゴールを上げ、チーム全体が連動し流れるような攻撃で柏の息の根を止めた。
「1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった」と振り返る土居だが、自身が記録した4点目がクラブ通算1,500得点という節目のゴールになったことを「知らなかった」という。「目の前の試合を一つひとつ勝つことが、今の自分たちには一番大事。個人個人の記録ではなく、チームの勝利だけを追求している」と、勝利への執着を口にした。
猛暑の中、J1リーグは連戦が続き、鹿島にはC大阪、G大阪と大阪でのアウェイ2連戦という過酷なスケジュールが待っている。
だが、土居は「一人ひとりのリズムとテンポがすごくいいので、勢いそのままに点を取り続けていきたい」と、ここ2試合で9ゴールと好調な攻撃陣を中心にチーム全体が勝利のために戦うことを誓った。3日後はACLの日程の関係で繰り延べになっていた第14節・アウェイC大阪戦。「連戦を乗り切ることで、チームがまた一つ上のレベルに上がる」と必勝を期した。
柏戦後の聖真のコメントを伝えるGOAL.comである。
「内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている」と述べ、チームの勢いを口にする。
また、「1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった」という言葉に表れるように、今のチームは複数得点を目指す攻撃的なチームを目指しておる様子。
中断期間に取り組んだ攻撃の修正が成果として現れ、魅力的なチームになっておる。
それから、「目の前の試合を一つひとつ勝つことが、今の自分たちには一番大事。個人個人の記録ではなく、チームの勝利だけを追求している」とチームへの献身制を言葉として表しておる。
素晴らしい。
聖真は、まさに鹿島らしい選手と言えよう。
この連戦を聖真の力で乗り切って、主軸としての力をアピールするのだ。
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流通経済大学・小池くん、シントトロイデンからオファー
流経大DF小池裕太、今夏海外挑戦か…J1クラブ内定と2択も「数日中に結論を」
18/7/23 10:10

DF小池裕太に今夏の海外挑戦の可能性が出ている
流通経済大のDF小池裕太(4年=新潟ユース)に、ベルギー1部のシントトロイデンからオファーが届いていることが分かった。J1クラブも獲得に乗り出しているが、近日中にも結論が出される見込みだ。
大学No.1の左SBである小池に今夏、海外挑戦の可能性が急浮上している。小池自身は先日まで日本代表MF中島翔哉のプレーするポルトガル1部のポルティモネンセに練習参加。先日まで練習試合では得点を決めるなど、2週間の滞在で評価を高めた。
小池は19日に帰国すると、翌20日に行われたアミノバイタル杯の専修大戦に途中出場。チームは敗れ、総理大臣杯出場を逃したことで「非常に情けない」と話したが、練習参加の話になると、「だいぶ刺激になりました」と充実の表情を浮かべた。
ただ自身のツイッター(@yk_rku)でも否定していたが、ポルティモネンセ入りについては改めて否定。そこで浮上しているのが、オファーを受けているシントトロイデンへの加入だ。海外挑戦となれば、卒業を待たずに挑戦する予定でいる。
シントトロイデンは17年11月に株式会社DMM.comが経営権を取得。DF冨安健洋は昨季からプレー。今月20日にはMF関根貴大、21日には日本代表DF遠藤航を獲得するなど、積極的に日本人の獲得に乗り出している。
ポルティモネンセでは中島にも進路相談をしたという。「サッカーのことだったり、自分が行きたいとところに行った方がいいよとアドバイスをもらった」ということで、「今回の経験をしてみて、海外にチャレンジしたいなという気持ちは大きくなりました」と気持ちはすでに固まっている様子だ。
「だいたいみんなチャレンジした方がいいんじゃないと言ってくれる。海外に練習参加に行く前は言葉だったりに不安はあったけど、行ってみて言葉よりも結果で表す感じだったので、そんなに不安はなくなりました。自分の中ではだいたい決まっている。数日中に結論を出したいです」
(取材・文 児玉幸洋)
ベルギー1部のシントトロイデンからオファーが届いた流通経済大学の小池裕太くんである。
以前、ポルティモネンセよりオファーがあったと報じられ練習参加しておったが、入団はなくなったとのこと。
今度のオファーはどのようになるのであろうか。
日本企業がオーナーであり、GMも日本人が務め、多くの日本人選手が所属するこのクラブに加入することとなるのであろうか。
それとも、日本国内からのオファーに首を縦に振るのであろうか。
注目である。

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18/7/23 10:10

DF小池裕太に今夏の海外挑戦の可能性が出ている
流通経済大のDF小池裕太(4年=新潟ユース)に、ベルギー1部のシントトロイデンからオファーが届いていることが分かった。J1クラブも獲得に乗り出しているが、近日中にも結論が出される見込みだ。
大学No.1の左SBである小池に今夏、海外挑戦の可能性が急浮上している。小池自身は先日まで日本代表MF中島翔哉のプレーするポルトガル1部のポルティモネンセに練習参加。先日まで練習試合では得点を決めるなど、2週間の滞在で評価を高めた。
小池は19日に帰国すると、翌20日に行われたアミノバイタル杯の専修大戦に途中出場。チームは敗れ、総理大臣杯出場を逃したことで「非常に情けない」と話したが、練習参加の話になると、「だいぶ刺激になりました」と充実の表情を浮かべた。
ただ自身のツイッター(@yk_rku)でも否定していたが、ポルティモネンセ入りについては改めて否定。そこで浮上しているのが、オファーを受けているシントトロイデンへの加入だ。海外挑戦となれば、卒業を待たずに挑戦する予定でいる。
シントトロイデンは17年11月に株式会社DMM.comが経営権を取得。DF冨安健洋は昨季からプレー。今月20日にはMF関根貴大、21日には日本代表DF遠藤航を獲得するなど、積極的に日本人の獲得に乗り出している。
ポルティモネンセでは中島にも進路相談をしたという。「サッカーのことだったり、自分が行きたいとところに行った方がいいよとアドバイスをもらった」ということで、「今回の経験をしてみて、海外にチャレンジしたいなという気持ちは大きくなりました」と気持ちはすでに固まっている様子だ。
「だいたいみんなチャレンジした方がいいんじゃないと言ってくれる。海外に練習参加に行く前は言葉だったりに不安はあったけど、行ってみて言葉よりも結果で表す感じだったので、そんなに不安はなくなりました。自分の中ではだいたい決まっている。数日中に結論を出したいです」
(取材・文 児玉幸洋)
ベルギー1部のシントトロイデンからオファーが届いた流通経済大学の小池裕太くんである。
以前、ポルティモネンセよりオファーがあったと報じられ練習参加しておったが、入団はなくなったとのこと。
今度のオファーはどのようになるのであろうか。
日本企業がオーナーであり、GMも日本人が務め、多くの日本人選手が所属するこのクラブに加入することとなるのであろうか。
それとも、日本国内からのオファーに首を縦に振るのであろうか。
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柏戦報道
鹿島6発大勝!リーグ戦3戦ぶり勝利/鹿-柏17節
[2018年7月22日20時45分]

鹿島対柏 後半、右足でゴールを決めガッツポーズを見せる鹿島DF安西(撮影・河野匠)

鹿島対柏 前半、2点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島FW鈴木(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
鹿島アントラーズが柏レイソルに6-2で大勝し、リーグ戦3試合ぶりの勝利を飾った。
前節の磐田戦で3失点を喫した鹿島は、W杯ロシア大会に出場した日本代表DF昌子源がキャプテンマークを着けて戦列に復帰。すると前半5分には、スピードスターの柏FW伊東純也の飛び出しをタイミング良いスライディングで防いでみせた。
先にスコアを動かしたのは鹿島。前半11分、MF永木亮太が前線に浮き球でパスを送ると、飛び出したMF中村充孝が中へ。FW鈴木優磨が1度はシュートを打てなかったものの、あきらめずに倒れながらのスライディングシュートを放ち、先制した。
だが、柏もやり返す。同17分に右サイドで小気味良いパスを回し、鹿島DF昌子も引き出される。すると、その空いたスペースを突いたFWクリスティアーノがペナルティーエリア内でキープし、ヒールで落とす。ここに走り込んだMFキム・ボギョンが左足でコースを狙い澄まして同点に追いついた。
このまま前半終了かと思われた41分、鹿島FW鈴木が、今度はペナルティーエリアの外から左足を一閃(いっせん)。DFに当たってコースが変わり、この日2点目を挙げた。
さらに4分後には昌子のパスからカウンター攻撃を開始し、左サイドで受けたFW鈴木のクロスにMF中村が飛び込み、3-1。鹿島が2点をリードして折り返した。
気温30・6度、湿度71%と蒸し暑さは一向に解消されないまま後半に突入。すると、足が止まった柏を尻目に、鹿島が躍動する。後半14分にはFW土居聖真がドリブルから縦パスを狙う。DFにカットされたボールがワンツーのように自分のところに戻ってきたところを押し込むと、その3分後にはMF三竿健斗の右からの低空クロスにMF安部裕葵が押し込み5点目。さらに後半20分にはDF安西幸輝がハーフウエーライン手前からドリブルで切り裂き、自ら豪快なシュートをたたき込んだ。
柏は後半41分にFW江坂任のヘディングシュートで1点を返すも、焼け石に水だった。
鹿島の6得点は12年5月19日の札幌戦(7-0)以来6年ぶり。柏は13年5月26日の浦和戦(2-6)以来となる6失点で、両チームの順位が逆転した。
鹿島昌子は残留「もう決着がついた」強化部長が明言
[2018年7月22日22時48分]

鹿島対柏 試合終了となり、疲れた表情を見せる鹿島DF昌子(撮影・河野匠)

鹿島対柏 後半、柏FW江坂とマッチアップする鹿島DF昌子(左)(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
鹿島アントラーズの鈴木満・常務取締役強化部長は柏戦後に取材に応じて、海外移籍もうわさされていた日本代表DF昌子源(25)について「それは終わった。もう決着がついた。残ってちゃんとやります」と、チームに残留することを明言した。
昌子には、W杯ロシア大会での活躍から、海外のクラブからいくつか話があったという。
W杯から帰国後は体調を崩して合流が遅れ、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦以来、久しぶりの試合となった昌子は、試合後の話では海外移籍について「しっかり鹿島と話し合って、自分の中で決断したい」と明言は避けていた。
ただ「植田選手も(ベルギーに)出ていってしまいましたし、センターバック2枚(がいなくなる)というのは、どこのチームも厳しいと思います」「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっていますが、鹿島からすごく必要とされているということは、強化部長を含めて、鹿島のいろんなスタッフから伝えていただいている。それは本当にうれしい」とも話していた。
鹿島土居、クラブメモリアル弾「持ってるねぇ~!」
[2018年7月22日23時18分]

鹿島対柏 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島FW土居(撮影・河野匠)

鹿島対柏 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島MF安部(右)とFW鈴木(撮影・河野匠)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
気温30・6度、湿度71%と蒸し暑かった茨城・鹿嶋市の夏の夜空に、大量の花火が打ち上がった-。それほどのゴールラッシュだった。大量6得点は、12年5月19日の札幌戦(7-0)以来、6年ぶり。大岩剛監督は「選手たちは試合開始から気持ちが入ったプレーができていた」とたたえた。
FW鈴木優磨の2得点1アシストと前半だけで3得点を奪うと、後半14分にはFW土居聖真がドリブルからMF安部裕葵への縦パスを狙った。これは相手DFにカットされたが、そのボールがまるでワンツーのように自分の前に転がると、右足で押し込んだ。これがクラブ通算1500得点目。通算1300得点も記録している土居は、その“吉報”に「持ってるねぇ~!」と自画自賛して喜んだ。
その後も19歳のMF安部裕葵と、今季J2東京Vから移籍してきたDF安西幸輝が、J1初ゴールとなる長距離ドリブルからの豪快な1発をたたき出して、大量6点を奪った。安西は「相手のセンターバックが飛び込んで来た瞬間に行けるなと思った。ゴールは良かった」と喜んだ。
W杯ロシア大会から帰国後に発熱して合流が遅れたDF昌子源も、この試合から復帰。さすがに疲労は隠せなかったが、柏のFW伊東純也らを自由にはせず、要所を抑えるところはさすがだった。鈴木満強化部長も「W杯の前よりも成長している感じはする。自信という部分で」と評し、視察した日本代表コーチの森保一氏も「コンディション的には、心身共にまだまだリカバリーしきれていない状態だと思うが、すごく落ち着いていて、チームに安心感をもたらすプレーをしていた」と話した。
昌子は「やりづらかったです。いろんな注目度があると分かっていたし、自分自身のプレーを楽しみにしてくださっている方々がいるのも何となく分かっていたので」と漏らしたが「それをプレーで証明するよりかは、いつも通りやってチームが勝てればいいなと思い、しっかりやりました。みんながこの暑い中でしっかり戦った結果だと思いますし、僕1人で勝たせたわけでもない。チーム一丸となった結果かなと思います」と振り返った。
鹿島6発大勝 残留決めた昌子が攻守で貢献
[2018年7月23日7時54分 ]

後半、柏FW江坂と競り合う鹿島DF昌子(左)(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
海外移籍もうわさされていた日本代表の鹿島アントラーズDF昌子源がチームに残留することを決めた。柏レイソルとの試合後に鈴木満常務取締役強化部長が「それは終わった。決着がついた。残ってちゃんとやります」と明言した。
昌子は「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっている」と話した。ただ、相棒のDF植田がベルギーに移籍したこともあり「鹿島にすごく必要とされていることは、いろんな人に伝えていただいた」と言い、残る道を選んだようだ。
40度近い発熱で合流が遅れ、ワールドカップ・ベルギー戦以来となった柏戦。気温30度超、湿度71%の中ではさすがに疲れを隠せず、注目されて「やりづらかった」とも漏らした。だが、柏FW伊東を封じ、正確なサイドチェンジも披露。前半45分には3点目のカウンター攻撃の起点にもなった。6年ぶりの6得点で大勝に貢献して「僕1人で勝たせたわけでもない。チーム一丸となった結果」と仲間を誇った。
鹿島、昌子帰還で6発爆勝!

前半、ゴールを狙う鹿島・中村。柏・GK桐畑=カシマ
明治安田J1第17節(22日、鹿島6-2柏、カシマ)W杯に出場した日本代表DF昌子がJリーグに戻ってきた。18日の磐田戦を発熱で欠場し、この日の柏戦が復帰初戦。主将マークを巻いてチームを引っ張り、6-2の勝利に貢献した。欧州の複数クラブが熱視線を送る中、鹿島側は「決着はついた」と放出を否定。それでも昌子は「オファーはある。ゆっくり話し合いたい」と移籍も視野に入れ、クラブと交渉していく姿勢をみせた。

前半、自身2点目のゴールを決める鹿島・鈴木(中央)=カシマ
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前半、自身2点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島・鈴木(左)=カシマ
昌子 W杯悔しさ胸に再出発1勝!主将マークつけチームけん引
明治安田生命J1第17節 鹿島6―2柏 ( 2018年7月22日 カシマ )

<鹿島・柏>後半、鹿島・昌子(左)は柏・伊東と競り合う(撮影・西尾大助)
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鹿島が柏から6点を奪い大勝した。前節の磐田戦を発熱のため欠場した日本代表DF昌子源(25)が先発復帰。3点目のゴールの起点となるなど、攻守でチームを引っ張った。また、FC東京は今季最多タイの5得点を挙げ横浜に快勝。かつて在籍し、古巣の応援に駆けつけた日本代表DF長友佑都(31)を喜ばせた。
あの時、ぼうぜん自失といった表情を浮かべた昌子に、らしい「自信」が戻った。W杯ベルギー戦から20日。主将マークを左袖に巻いてフル出場した。序盤から厳しいチェックを続けると、2―1の前半45分には相手パスをカットしてダイレクトでDF安西へパス。快勝を決定づける3点目の起点となった。「僕一人で勝たせたわけではない。チーム一丸となった結果」と充実の汗を拭った。
ベルギー戦では足を伸ばした先をボールが越えていき、最後に逆転負け。試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、芝を叩いて号泣した。普段はミックスゾーンで誰よりも明瞭に語る昌子だが、視線は宙をさまよった。「あの敗戦については忘れることはないだろうなと思う」。映像は今も見られない。8強に足りないものは何だったのか。「今は分からん」ものを、鹿島で探していく。
W杯後にフランス1部ストラスブールから届いたオファーは断った。合流予定日前日の12日には40度の熱でダウン。休養を経て戻ってきた。「(ベルギーの)ルカクとやるときの気持ちをそのままJリーグで出したい」と臨んだ再出発の一戦。鈴木満強化部長は「自信という部分は、W杯前より成長している感じがする」と変化を感じ取っていた。
守備の要の復帰を待ちわびていたかのように、攻撃陣も中断期間でパワーアップ。連係と個人技がかみ合い6得点を奪った。前節の磐田戦と合わせた計9得点は、前半戦の15試合で奪った12得点に迫る勢いだ。「また連勝街道に乗れるようにしたい」と2得点1アシストの鈴木。前半戦は11位に沈んだ常勝軍団が、息を吹き返した。
[ 2018年7月23日 05:30 ]
【鹿島】昌子、Jリーガー史上最大移籍金5億オファーも今夏の海外挑戦は見送りへ
2018年7月23日6時0分 スポーツ報知

前半、競り合う鹿島・昌子(上)と柏・鎌田
◆明治安田生命J1リーグ第17節 鹿島6―2柏(22日・カシマ)
日本代表DF昌子源(25)がロシアW杯後初の公式戦のピッチに立った鹿島は柏に大勝。昌子は欧州クラブからJリーガー史上最高額となる移籍金約5億円の正式オファーを受けていることが22日までに判明したが、鹿島幹部が残留を明言した。
昌子にとっての“再出発”は思わぬ6発大勝劇だった。ロシアW杯ベルギー戦以来の公式戦出場。素早い出足のパスカットで3点目の起点になるなどDFラインに安定感をもたらし、攻撃陣の爆発を後方から支えた。2012年5月19日の札幌戦以来、約6年2か月ぶりの6得点に「最後の方は暑さでしんどかったけど、チームの勝利に貢献できてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
届かなかった「50センチ」の差を埋めるための4年間が始まった。ベルギー戦の後半ロスタイム。相手カウンターを止めようと減速せず約90メートルを猛ダッシュで戻った。それでもスライディングした50センチ先で、決勝点を押し込まれた。「いまだにあのシーンの映像は見られない」と話し、帰国後は体調不良にも見舞われたが、「あの一歩が届くようにならないといけない」と決意しカシマスタジアムに帰還。次期日本代表監督最有力の森保一氏が見守る中で主将マークを巻いてチームを引っ張った。
3試合にフル出場したW杯での活躍が評価され、フランス1部トゥールーズ、ストラスブールなどから正式オファーが届いた。Jリーガー史上最高額の移籍金約5億円のものも含まれていたが、鹿島幹部が「もう決着した。残ります」と話すなど交渉の末に今夏の移籍見送りを決断。リーグ戦暫定10位からの巻き返しを狙い、クラブ初の8強に進出しているACLなど全冠制覇を目指す鹿島に力を注ぐことを決めた。4年後のカタールW杯で絶対的な存在になるべく、ロシアでの悔しさを胸に鹿島で己の力を磨いていく。(岡島 智哉)
鹿島6ゴール圧勝 2G1Aの鈴木ハット逃して「残念」
「明治安田生命J1、鹿島6-2柏」(22日、カシマサッカースタジアム)
鹿島がゴールラッシュで圧勝した。
突破口は前半11分、FW鈴木が、ゴール前の混戦から倒れ込みながらも泥臭く、右足を振り抜いて先制。同点とされて迎えた同41分には、ペナルティーエリア右外から、ゴールと平行に中央へドリブル。今度は左足で逆転ゴールを豪快に決めた。
同45分には鈴木の右からのクロスをMF中村が決めて、前半を3-0で折り返した。
勢いは後半になっても止まらない。14分にはFW土居が中央から縦を狙ったパスが相手DFに当たるが、そのこぼれ球を自ら決めて4点目。同17分にはMF安部が、MF三竿健の右クロスに合わせて5点目。とどめは同20分。DF安西が自陣からのドリブルで中央突破して独走。うれしいJ1初ゴールで締めくくった。
2ゴール1アシストの鈴木は「会場中が3点とってくれという雰囲気だった。とれずに残念」とハットトリックを逃したことを悔やんだ。
安西は「いいところでボールを受けられた。(相手の)CBの人が飛び込んできて、かわした瞬間いけると思った。(J1初ゴールは)素直にうれしい気持ち」と喜びを口にする。その一方で、「守備のところで僕のサイドがやられた。(昌子)源くんが助けてくれた。源くんの負担を減らせるようにしていきたい」と反省も忘れなかった。
鹿島 6発快勝

鹿島-柏 後半17分、5点目のゴールを決め喜ぶ安部(左)=カシマスタジアム、根本樹郎撮影
明治安田J1第17節(22日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は柏に6-2で大勝し、中断明けのホーム初戦を白星で飾った。通算成績は6勝4分け6敗、勝ち点22で順位は暫定10位。6得点は2012年5月の第12節札幌戦(7-0)以来。
鹿島は前半11分、裏に抜け出した中村の横パスを鈴木が倒れ込みながら押し込んで先制。17分に失点したが、41分に鈴木が右から切り込んでの左足シュートで勝ち越し。その4分後には鈴木の左クロスを中村が流し込んだ。後半も勢いは衰えず、14分に土居、17分に安部、20分に安西が加点した。
土居の得点はリーグ最速となるクラブ通算1500得点目だった。
神戸は新加入したスペイン代表MFイニエスタが後半途中から初出場。鳥栖に加わった元スペイン代表FWフェルナンドトーレスも仙台戦の後半途中にデビューした。
源一色の各紙である。
鈴木満常務強化部長が「決着はついた」と明言したことで移籍問題は、少なくとも今夏は封印となろう。
ただサンスポだけが、「しっかり鹿島と話し合って、自分の中で決断したい」という言葉からまだ蹴って良いではないことを報じる。
とはいえ、移籍金5億円を断ったことを報知の岡島記者が報じておる。
これは中東か中国からのオファーであろうか。
そして、さすがにこの金額を超える欧州からのオファーはなかろう。
源自身は「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっていますが、鹿島からすごく必要とされているということは、強化部長を含めて、鹿島のいろんなスタッフから伝えていただいている。それは本当にうれしい」と語っており、この気持ちを国内でのプレイで発揮していって欲しいところ。
また、ニッカンの速報にて聖真のゴールが鹿島通算1500得点であった事が報じられる。
1300弾に続いてのメモリアルゴールということで、聖真の“運”が感じられる。
自身が「持ってるねぇ~!」と言うのも納得である。
これからも多くのゴールに絡み活躍してくれよう。
楽しみである。

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[2018年7月22日20時45分]

鹿島対柏 後半、右足でゴールを決めガッツポーズを見せる鹿島DF安西(撮影・河野匠)

鹿島対柏 前半、2点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島FW鈴木(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
鹿島アントラーズが柏レイソルに6-2で大勝し、リーグ戦3試合ぶりの勝利を飾った。
前節の磐田戦で3失点を喫した鹿島は、W杯ロシア大会に出場した日本代表DF昌子源がキャプテンマークを着けて戦列に復帰。すると前半5分には、スピードスターの柏FW伊東純也の飛び出しをタイミング良いスライディングで防いでみせた。
先にスコアを動かしたのは鹿島。前半11分、MF永木亮太が前線に浮き球でパスを送ると、飛び出したMF中村充孝が中へ。FW鈴木優磨が1度はシュートを打てなかったものの、あきらめずに倒れながらのスライディングシュートを放ち、先制した。
だが、柏もやり返す。同17分に右サイドで小気味良いパスを回し、鹿島DF昌子も引き出される。すると、その空いたスペースを突いたFWクリスティアーノがペナルティーエリア内でキープし、ヒールで落とす。ここに走り込んだMFキム・ボギョンが左足でコースを狙い澄まして同点に追いついた。
このまま前半終了かと思われた41分、鹿島FW鈴木が、今度はペナルティーエリアの外から左足を一閃(いっせん)。DFに当たってコースが変わり、この日2点目を挙げた。
さらに4分後には昌子のパスからカウンター攻撃を開始し、左サイドで受けたFW鈴木のクロスにMF中村が飛び込み、3-1。鹿島が2点をリードして折り返した。
気温30・6度、湿度71%と蒸し暑さは一向に解消されないまま後半に突入。すると、足が止まった柏を尻目に、鹿島が躍動する。後半14分にはFW土居聖真がドリブルから縦パスを狙う。DFにカットされたボールがワンツーのように自分のところに戻ってきたところを押し込むと、その3分後にはMF三竿健斗の右からの低空クロスにMF安部裕葵が押し込み5点目。さらに後半20分にはDF安西幸輝がハーフウエーライン手前からドリブルで切り裂き、自ら豪快なシュートをたたき込んだ。
柏は後半41分にFW江坂任のヘディングシュートで1点を返すも、焼け石に水だった。
鹿島の6得点は12年5月19日の札幌戦(7-0)以来6年ぶり。柏は13年5月26日の浦和戦(2-6)以来となる6失点で、両チームの順位が逆転した。
鹿島昌子は残留「もう決着がついた」強化部長が明言
[2018年7月22日22時48分]

鹿島対柏 試合終了となり、疲れた表情を見せる鹿島DF昌子(撮影・河野匠)

鹿島対柏 後半、柏FW江坂とマッチアップする鹿島DF昌子(左)(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
鹿島アントラーズの鈴木満・常務取締役強化部長は柏戦後に取材に応じて、海外移籍もうわさされていた日本代表DF昌子源(25)について「それは終わった。もう決着がついた。残ってちゃんとやります」と、チームに残留することを明言した。
昌子には、W杯ロシア大会での活躍から、海外のクラブからいくつか話があったという。
W杯から帰国後は体調を崩して合流が遅れ、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦以来、久しぶりの試合となった昌子は、試合後の話では海外移籍について「しっかり鹿島と話し合って、自分の中で決断したい」と明言は避けていた。
ただ「植田選手も(ベルギーに)出ていってしまいましたし、センターバック2枚(がいなくなる)というのは、どこのチームも厳しいと思います」「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっていますが、鹿島からすごく必要とされているということは、強化部長を含めて、鹿島のいろんなスタッフから伝えていただいている。それは本当にうれしい」とも話していた。
鹿島土居、クラブメモリアル弾「持ってるねぇ~!」
[2018年7月22日23時18分]

鹿島対柏 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島FW土居(撮影・河野匠)

鹿島対柏 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島MF安部(右)とFW鈴木(撮影・河野匠)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
気温30・6度、湿度71%と蒸し暑かった茨城・鹿嶋市の夏の夜空に、大量の花火が打ち上がった-。それほどのゴールラッシュだった。大量6得点は、12年5月19日の札幌戦(7-0)以来、6年ぶり。大岩剛監督は「選手たちは試合開始から気持ちが入ったプレーができていた」とたたえた。
FW鈴木優磨の2得点1アシストと前半だけで3得点を奪うと、後半14分にはFW土居聖真がドリブルからMF安部裕葵への縦パスを狙った。これは相手DFにカットされたが、そのボールがまるでワンツーのように自分の前に転がると、右足で押し込んだ。これがクラブ通算1500得点目。通算1300得点も記録している土居は、その“吉報”に「持ってるねぇ~!」と自画自賛して喜んだ。
その後も19歳のMF安部裕葵と、今季J2東京Vから移籍してきたDF安西幸輝が、J1初ゴールとなる長距離ドリブルからの豪快な1発をたたき出して、大量6点を奪った。安西は「相手のセンターバックが飛び込んで来た瞬間に行けるなと思った。ゴールは良かった」と喜んだ。
W杯ロシア大会から帰国後に発熱して合流が遅れたDF昌子源も、この試合から復帰。さすがに疲労は隠せなかったが、柏のFW伊東純也らを自由にはせず、要所を抑えるところはさすがだった。鈴木満強化部長も「W杯の前よりも成長している感じはする。自信という部分で」と評し、視察した日本代表コーチの森保一氏も「コンディション的には、心身共にまだまだリカバリーしきれていない状態だと思うが、すごく落ち着いていて、チームに安心感をもたらすプレーをしていた」と話した。
昌子は「やりづらかったです。いろんな注目度があると分かっていたし、自分自身のプレーを楽しみにしてくださっている方々がいるのも何となく分かっていたので」と漏らしたが「それをプレーで証明するよりかは、いつも通りやってチームが勝てればいいなと思い、しっかりやりました。みんながこの暑い中でしっかり戦った結果だと思いますし、僕1人で勝たせたわけでもない。チーム一丸となった結果かなと思います」と振り返った。
鹿島6発大勝 残留決めた昌子が攻守で貢献
[2018年7月23日7時54分 ]

後半、柏FW江坂と競り合う鹿島DF昌子(左)(撮影・三嶋毬里衣)
<明治安田生命J1:鹿島6-2柏>◇第17節◇22日◇カシマ
海外移籍もうわさされていた日本代表の鹿島アントラーズDF昌子源がチームに残留することを決めた。柏レイソルとの試合後に鈴木満常務取締役強化部長が「それは終わった。決着がついた。残ってちゃんとやります」と明言した。
昌子は「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっている」と話した。ただ、相棒のDF植田がベルギーに移籍したこともあり「鹿島にすごく必要とされていることは、いろんな人に伝えていただいた」と言い、残る道を選んだようだ。
40度近い発熱で合流が遅れ、ワールドカップ・ベルギー戦以来となった柏戦。気温30度超、湿度71%の中ではさすがに疲れを隠せず、注目されて「やりづらかった」とも漏らした。だが、柏FW伊東を封じ、正確なサイドチェンジも披露。前半45分には3点目のカウンター攻撃の起点にもなった。6年ぶりの6得点で大勝に貢献して「僕1人で勝たせたわけでもない。チーム一丸となった結果」と仲間を誇った。
鹿島、昌子帰還で6発爆勝!

前半、ゴールを狙う鹿島・中村。柏・GK桐畑=カシマ
明治安田J1第17節(22日、鹿島6-2柏、カシマ)W杯に出場した日本代表DF昌子がJリーグに戻ってきた。18日の磐田戦を発熱で欠場し、この日の柏戦が復帰初戦。主将マークを巻いてチームを引っ張り、6-2の勝利に貢献した。欧州の複数クラブが熱視線を送る中、鹿島側は「決着はついた」と放出を否定。それでも昌子は「オファーはある。ゆっくり話し合いたい」と移籍も視野に入れ、クラブと交渉していく姿勢をみせた。

前半、自身2点目のゴールを決める鹿島・鈴木(中央)=カシマ
前半、自身2点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島・鈴木(左)=カシマ
昌子 W杯悔しさ胸に再出発1勝!主将マークつけチームけん引
明治安田生命J1第17節 鹿島6―2柏 ( 2018年7月22日 カシマ )

<鹿島・柏>後半、鹿島・昌子(左)は柏・伊東と競り合う(撮影・西尾大助)
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鹿島が柏から6点を奪い大勝した。前節の磐田戦を発熱のため欠場した日本代表DF昌子源(25)が先発復帰。3点目のゴールの起点となるなど、攻守でチームを引っ張った。また、FC東京は今季最多タイの5得点を挙げ横浜に快勝。かつて在籍し、古巣の応援に駆けつけた日本代表DF長友佑都(31)を喜ばせた。
あの時、ぼうぜん自失といった表情を浮かべた昌子に、らしい「自信」が戻った。W杯ベルギー戦から20日。主将マークを左袖に巻いてフル出場した。序盤から厳しいチェックを続けると、2―1の前半45分には相手パスをカットしてダイレクトでDF安西へパス。快勝を決定づける3点目の起点となった。「僕一人で勝たせたわけではない。チーム一丸となった結果」と充実の汗を拭った。
ベルギー戦では足を伸ばした先をボールが越えていき、最後に逆転負け。試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、芝を叩いて号泣した。普段はミックスゾーンで誰よりも明瞭に語る昌子だが、視線は宙をさまよった。「あの敗戦については忘れることはないだろうなと思う」。映像は今も見られない。8強に足りないものは何だったのか。「今は分からん」ものを、鹿島で探していく。
W杯後にフランス1部ストラスブールから届いたオファーは断った。合流予定日前日の12日には40度の熱でダウン。休養を経て戻ってきた。「(ベルギーの)ルカクとやるときの気持ちをそのままJリーグで出したい」と臨んだ再出発の一戦。鈴木満強化部長は「自信という部分は、W杯前より成長している感じがする」と変化を感じ取っていた。
守備の要の復帰を待ちわびていたかのように、攻撃陣も中断期間でパワーアップ。連係と個人技がかみ合い6得点を奪った。前節の磐田戦と合わせた計9得点は、前半戦の15試合で奪った12得点に迫る勢いだ。「また連勝街道に乗れるようにしたい」と2得点1アシストの鈴木。前半戦は11位に沈んだ常勝軍団が、息を吹き返した。
[ 2018年7月23日 05:30 ]
【鹿島】昌子、Jリーガー史上最大移籍金5億オファーも今夏の海外挑戦は見送りへ
2018年7月23日6時0分 スポーツ報知

前半、競り合う鹿島・昌子(上)と柏・鎌田
◆明治安田生命J1リーグ第17節 鹿島6―2柏(22日・カシマ)
日本代表DF昌子源(25)がロシアW杯後初の公式戦のピッチに立った鹿島は柏に大勝。昌子は欧州クラブからJリーガー史上最高額となる移籍金約5億円の正式オファーを受けていることが22日までに判明したが、鹿島幹部が残留を明言した。
昌子にとっての“再出発”は思わぬ6発大勝劇だった。ロシアW杯ベルギー戦以来の公式戦出場。素早い出足のパスカットで3点目の起点になるなどDFラインに安定感をもたらし、攻撃陣の爆発を後方から支えた。2012年5月19日の札幌戦以来、約6年2か月ぶりの6得点に「最後の方は暑さでしんどかったけど、チームの勝利に貢献できてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
届かなかった「50センチ」の差を埋めるための4年間が始まった。ベルギー戦の後半ロスタイム。相手カウンターを止めようと減速せず約90メートルを猛ダッシュで戻った。それでもスライディングした50センチ先で、決勝点を押し込まれた。「いまだにあのシーンの映像は見られない」と話し、帰国後は体調不良にも見舞われたが、「あの一歩が届くようにならないといけない」と決意しカシマスタジアムに帰還。次期日本代表監督最有力の森保一氏が見守る中で主将マークを巻いてチームを引っ張った。
3試合にフル出場したW杯での活躍が評価され、フランス1部トゥールーズ、ストラスブールなどから正式オファーが届いた。Jリーガー史上最高額の移籍金約5億円のものも含まれていたが、鹿島幹部が「もう決着した。残ります」と話すなど交渉の末に今夏の移籍見送りを決断。リーグ戦暫定10位からの巻き返しを狙い、クラブ初の8強に進出しているACLなど全冠制覇を目指す鹿島に力を注ぐことを決めた。4年後のカタールW杯で絶対的な存在になるべく、ロシアでの悔しさを胸に鹿島で己の力を磨いていく。(岡島 智哉)
鹿島6ゴール圧勝 2G1Aの鈴木ハット逃して「残念」
「明治安田生命J1、鹿島6-2柏」(22日、カシマサッカースタジアム)
鹿島がゴールラッシュで圧勝した。
突破口は前半11分、FW鈴木が、ゴール前の混戦から倒れ込みながらも泥臭く、右足を振り抜いて先制。同点とされて迎えた同41分には、ペナルティーエリア右外から、ゴールと平行に中央へドリブル。今度は左足で逆転ゴールを豪快に決めた。
同45分には鈴木の右からのクロスをMF中村が決めて、前半を3-0で折り返した。
勢いは後半になっても止まらない。14分にはFW土居が中央から縦を狙ったパスが相手DFに当たるが、そのこぼれ球を自ら決めて4点目。同17分にはMF安部が、MF三竿健の右クロスに合わせて5点目。とどめは同20分。DF安西が自陣からのドリブルで中央突破して独走。うれしいJ1初ゴールで締めくくった。
2ゴール1アシストの鈴木は「会場中が3点とってくれという雰囲気だった。とれずに残念」とハットトリックを逃したことを悔やんだ。
安西は「いいところでボールを受けられた。(相手の)CBの人が飛び込んできて、かわした瞬間いけると思った。(J1初ゴールは)素直にうれしい気持ち」と喜びを口にする。その一方で、「守備のところで僕のサイドがやられた。(昌子)源くんが助けてくれた。源くんの負担を減らせるようにしていきたい」と反省も忘れなかった。
鹿島 6発快勝

鹿島-柏 後半17分、5点目のゴールを決め喜ぶ安部(左)=カシマスタジアム、根本樹郎撮影
明治安田J1第17節(22日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は柏に6-2で大勝し、中断明けのホーム初戦を白星で飾った。通算成績は6勝4分け6敗、勝ち点22で順位は暫定10位。6得点は2012年5月の第12節札幌戦(7-0)以来。
鹿島は前半11分、裏に抜け出した中村の横パスを鈴木が倒れ込みながら押し込んで先制。17分に失点したが、41分に鈴木が右から切り込んでの左足シュートで勝ち越し。その4分後には鈴木の左クロスを中村が流し込んだ。後半も勢いは衰えず、14分に土居、17分に安部、20分に安西が加点した。
土居の得点はリーグ最速となるクラブ通算1500得点目だった。
神戸は新加入したスペイン代表MFイニエスタが後半途中から初出場。鳥栖に加わった元スペイン代表FWフェルナンドトーレスも仙台戦の後半途中にデビューした。
源一色の各紙である。
鈴木満常務強化部長が「決着はついた」と明言したことで移籍問題は、少なくとも今夏は封印となろう。
ただサンスポだけが、「しっかり鹿島と話し合って、自分の中で決断したい」という言葉からまだ蹴って良いではないことを報じる。
とはいえ、移籍金5億円を断ったことを報知の岡島記者が報じておる。
これは中東か中国からのオファーであろうか。
そして、さすがにこの金額を超える欧州からのオファーはなかろう。
源自身は「いろんな国のいろんなチームから声は掛かっていますが、鹿島からすごく必要とされているということは、強化部長を含めて、鹿島のいろんなスタッフから伝えていただいている。それは本当にうれしい」と語っており、この気持ちを国内でのプレイで発揮していって欲しいところ。
また、ニッカンの速報にて聖真のゴールが鹿島通算1500得点であった事が報じられる。
1300弾に続いてのメモリアルゴールということで、聖真の“運”が感じられる。
自身が「持ってるねぇ~!」と言うのも納得である。
これからも多くのゴールに絡み活躍してくれよう。
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柏戦コメント
2018明治安田生命J1リーグ 第17節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
中断明け、リーグ戦最初のホームゲームという意識をしっかり持たせることができた。選手たちは試合開始から、気持ちの入ったプレーができていた。それが大量得点につながった。しかし、失点の部分、ゲームの締め方という反省点は次に生かして、しっかり改善していきたい。
Q. 中断明けからゴールが取れているが、どういう練習が実を結んでいると感じているか?
A. 中断期間中、ボールの動かし方、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミングなどを改善した。お互いのタイミングが合いだしたと感じている。しっかりとフリーランニングする、相手のウイークポイントを突くといったプレーが、現時点では非常に良くできていると感じている。
Q. 植田選手の移籍によりDFラインが変わったが、現時点での手応えは?
A. この数試合、数人の選手で最終ラインを作ったが、当然、評価できる部分と改善しなくてはいけない部分がある。しかし、手応えはしっかり感じている。犬飼のパフォーマンス、サイドバックも誰が出てもしっかりしたパフォーマンスを出せている。最終ラインとボランチ、中盤を含めて、チーム全体で守備をやっていきたい。


【土居 聖真】
内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている。同点にされてからも、1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった。一人ひとりのリズムとテンポがすごくいいので、勢いそのままに点を取り続けていきたいと思う。
【安部 裕葵】
得点シーンでは、健斗くんがあれだけ走って僕にボールを出してくれた。ほぼ9割、周りのゴール。磐田戦でも3点が入っているので、攻撃陣はいい感覚を持てているのではないかと思う。
【安西 幸輝】
走り切ること、クロスを上げ切ること、ゴール前の選手を信頼すること。そういう細かいことが積み重なって、大量得点につながっていると思う。継続してやっていきたい。失点もしているので、修正していきたい。
【昌子 源】
いつも通りのプレーをしようと思っていた。磐田戦で感じたことをそれぞれが考えて、みんながしっかりと戦った結果だと思う。暑い中、チーム一丸で戦った結果だと思う。
【鈴木 優磨】
ゴール前へいかに入っていけるかを意識していて、いいボールが来た。今はいい形で攻撃をすることができていると思う。ただ、ハットトリックを決めたかった。スタジアムの後押しも感じていたので悔しい。ここから連勝街道を進んでいけるようにしたい。
【犬飼 智也】
選手間の距離、攻撃時のポジションがうまくいっている。このコンディションでうまく点を取って勝てた意味は大きいと思う。ただ、2つともいらない失点だった。いい流れでやれている分、あのような失点が命取りになってしまうと思う。やられないようにしないといけない。
【三竿 健斗】
しっかり崩して点を取れている。中断期間に課題として取り組んでいたので、結果につながっているのはいいこと。失点がいつももったいないので、ゼロに抑えないと満足できない。
【永木 亮太】
前半からいい流れでプレーできていた。前節同様、ボールの回し方や攻撃の仕方が良かったので、複数得点を決めるできるだろうと感じていた。その通りの試合になった。セカンドボールや球際にもしっかり行けているので、続けていきたい。
柏レイソル戦

本日行われたJ1 第17節 柏レイソル戦は6-2で勝利しました。
第17節
2018年7月22日(日)18:33KO カシマ
[ 大岩 剛監督 ]
中断明け、1試合目のホームで戦うことができるという意識を選手に持たせることができて、それにしっかりと試合の開始から気持ちの入ったプレーが出たんじゃないかなと。それが大量得点につながったのではないかと評価しています。ただ、失点の部分、あとはゲームの締め方、そういうところは次に生かしたいと思います。しっかりと改善をして次に生かしたいなと感じています。
--中断が明けてからゴールを取れていますが?
自分たちが中断期間中にボールを動かしたり、ポゼッションする場所、そして人数のかけ方、あとはスイッチを入れるタイミング、そういうものが少しずつお互いが合い出したんではないかと感じています。しっかりとフリーランニングすること、相手のウィークポイントを突いていくタイミングは非常によくできているのではないかと現時点では感じています。
--植田 直通選手の移籍でディフェンスラインが替わりました。失点のことを口にされていましたが、ディフェンスラインについての手ごたえは現時点でどの程度感じていますでしょうか?
ここ何試合かで数人の選手で最終ラインを作ることが多いのですけれども、当然評価できるところ、反省して改善しなければいけない点が両方あって、ただ手ごたえというものをしっかりと感じていますし、犬飼のパフォーマンス、あとはSBは誰が出ても良いパフォーマンスが出せる手ごたえはあります。しっかりした守備、SB、ボランチ、中盤を含めたしっかりとした守備をチーム全体でやっていきたいなと感じています。
第17節
2018年7月22日(日)18:33KO カシマ
[ 永木 亮太 ]
前半から良い流れできていたし、前節(・磐田戦)同様、ボールの回し方や攻撃の仕方は良かったので、複数得点できるだろうなと思ってやっていました。その気持ちどおりになった試合でした。セカンドボールや球際のところをみんなしっかり行けていたし、そういうボールがウチに転がっていたし、そこからのカウンターも今日は良かったし、その精度も良かった。こういうのを続けていきたいと思います。
[ 犬飼 智也 ]
いま距離感も良いですし、チームとしてもポジショニングがみんな良いので、縦パスはうまくいっていると思っています。1失点目は(前節・)磐田戦同様、縦パスが入ったあと、下がるポジションだったり誰が行くのかをハッキリすることだと思います。良い流れでやれているぶん、ああいう失点が命取りになると思うので、次からは入れられないようにしないといけないと思います。
--鹿島に来てからリーグ戦で勝ったのは初めてです。
安心しました。気にしてたので良かったです。
大差での勝利。鹿島、六度ネットを揺らす
序盤から試合を支配したのは鹿島だった。CBに昌子 源が復帰したことで積極的にラインを押し上げ、柏にプレッシャーを掛ける。ボールを奪えば鋭く攻撃を仕掛けてペースをつかんでいく。
11分、前節の試合中に負傷した遠藤 康に代わって先発した中村 充孝が中盤から相手ディフェンスラインの背後に飛び出したところに永木 亮太がフワリとパスを落とす。折り返しに合わせた鈴木 優磨のシュートはヒットせずに転がったが、寝転びながら伸ばした足でゴールに蹴り込み先制点を挙げた。
ただ、良い形で先制点を奪ったあとから単純なミスが続きペースを失ってしまう。17分、柏は右SBの小池 龍太のパスに逆サイドからクリスティアーノが走り込み、ペナルティーエリア内でボールを落とすとキム ボギョンがシュートを叩き込み、同点に追いつく。鹿島の一瞬のスキをしっかり突いた同点弾だった。
座っているだけでも汗がにじんでくる厳しい暑さが選手を苦しめる。選手たちは顔を赤く染めながら大粒の汗をしたたらせる。30分過ぎあたりから選手の動きに重さが感じられるようになったが、その展開をストライカーを表す9番を背負う鈴木が動かす。
柏の選手たちの帰陣が遅くなった41分。右サイドに大きく開いたところでパスを受けると、カットインを狙いながら思い切りよく左足を振り抜く。パク ジョンスが触ったシュートはGK桐畑 和繁の前で微妙に変化してゴールに吸い込まれた。さらに45分には昌子が相手の速攻を摘み取ったところから逆に速い攻撃を仕掛け、左サイドから仕掛けた鈴木の折り返しを中村が押し込み、リードを2点に広げて前半を折り返した。
後半になると柏が球際で激しくぶつかるようになる。ハーフタイムに加藤 望監督から「ここからやり返さないと。持っている力をすべて出せ!」と指示された選手たちがボールを追う。SBも高い位置を取ることで鹿島を押し込んでいく。しかし、その時間を耐え抜くと、鹿島が一気のゴールラッシュで試合を決定づけてしまった。
59分にディフェンスの間でパスを受けた土居 聖真がドリブルで敵陣を切り裂き、スルーパスが相手に当たって戻ってきたところをうまく利用してゴールに流し込む。62分には素早く攻撃をサポートした三竿 健斗が右サイドを大きく回りクロスを送ると、逆サイドに走り込んだ安部 裕葵が押し込み5点目を挙げる。65分には速攻から一人で持ち込んだ安西 幸輝がそのままゴールに叩き込み、6点目のゴールを奪った。
終盤、柏も左CKから江坂 任がヘディングシュートを決めて一矢報いたものの、大量リードを奪った鹿島がそのまま試合を終わらせ勝点3を得た。
[ 文:田中 滋 ]
【鹿島 vs 柏】世界を知る男・昌子!
2018年7月22日(日)

日本代表のロシアワールドカップベスト16進出に貢献した昌子源(写真)が鹿島に復帰した。
【鹿島 vs 柏】2試合連続2ゴールの鈴木優磨!
2018年7月22日(日)

前節の磐田戦に続き今節も2ゴールをあげて、チームの大勝に貢献した鈴木優磨(鹿島)。
【鹿島 vs 柏】鹿島がホームで大勝!
2018年7月22日(日)

試合は、鹿島がゴールラッシュをみせてホームで柏に6-2で大勝。J1再開後、初の勝点3を獲得した。
(写真)鹿島の6点目を決めた安西幸輝。
鹿島が6年ぶり6発大勝!中村航輔欠場の柏は大敗
18/7/22 20:30

前半11分、FW鈴木優磨が倒れ込んだまま先制点を決める
[7.22 J1第17節 鹿島6-2柏 カシマ]
鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに6-2で大勝し、3試合ぶりの白星を飾った。鹿島の1試合6ゴールは12年5月19日の札幌戦(7-0)以来、6シーズンぶり。柏の1試合6失点は13年5月26日の浦和戦(2-6)以来、5シーズンぶりとなった。
鹿島は前節18日の磐田戦(3-3)を欠場したDF昌子源がロシアW杯後初出場。ベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍したDF植田直通に代わってDF犬飼智也とコンビを組み、キャプテンマークを巻いて先発した。一方の柏は前節のFC東京戦(0-1)で負傷交代し、脳震盪と診断されたGK中村航輔が欠場。GK桐畑和繁がゴールを守った。
試合は序盤から激しく動く。鹿島は前半11分、MF永木亮太の浮き球のパスに反応したMF中村充孝がPA内右に切れ込み、GKを引き付けて横パス。シュート体勢に入ったFW鈴木優磨はDFにつぶされたが、倒れたまま右足を振り、無人のゴールネットを揺らす。鈴木の2試合ぶり今季5得点目で先制に成功した。
柏も直後の前半17分、DF小池龍太の右クロスをPA内で受けたFWクリスティアーノがヒールパス。後方から走り込んだMFキム・ボギョンが左足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。
それでも鹿島が前半終了間際の連続ゴールで勝利を大きく手繰り寄せる。前半41分、右サイドでパスを受けた鈴木がドリブルで中に切れ込み、左足を一閃。強烈なミドルシュートがニアサイドを破り、2-1と勝ち越した。
前半45分にはカウンターからDF安西幸輝がドリブルで持ち上がり、左サイドの鈴木に展開。ドリブルでPAに切れ込んだ鈴木のグラウンダーの折り返しを中村が滑り込みながら右足で押し込んだ。鈴木の2ゴール1アシストで3-1。2点をリードして前半を折り返した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない鹿島は後半14分、中央をドリブルで運んだFW土居聖真がスルーパスを狙う。これは相手DFにカットされたが、こぼれ球を自ら拾ってPA内に切れ込み、右足で追加点を奪った。同17分にはMF三竿健斗の右クロスをファーサイドのMF安部裕葵が押し込み、5-1。土居、安部ともに今季初ゴールを決めた前節・磐田戦に続く2試合連続ゴールとなった。
さらに後半20分、カウンターからドリブルで持ち上がった安西が中央突破。巧みなドリブルで相手をかわし、豪快に右足でゴールネットを揺らした。今季、東京Vから鹿島に加入した安西は待望の移籍後初ゴール。6-1とダメを押した。柏は後半41分、キム・ボギョンの左CKからFW江坂任がヘディングシュートで1点を返すが、反撃もここまで。鹿島が6-2でリーグ再開後初のホームゲームに快勝した。
「ハットトリックを決めたかった」と語る優磨である。
早い時間にて2得点しており、本人だけでなくスタジアム全体が優磨のハットトリックへの期待でも理上がった。
選手らも意識し、優磨へボール集めておった。
しかしながら、細かなミスなどで決めきれなかったことは残念である。
とはいえ、優磨の好調さは手に取るように伝わってくる。
ハットトリックは近く達成できよう。
楽しみにしておる。

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鹿島アントラーズ:大岩 剛
中断明け、リーグ戦最初のホームゲームという意識をしっかり持たせることができた。選手たちは試合開始から、気持ちの入ったプレーができていた。それが大量得点につながった。しかし、失点の部分、ゲームの締め方という反省点は次に生かして、しっかり改善していきたい。
Q. 中断明けからゴールが取れているが、どういう練習が実を結んでいると感じているか?
A. 中断期間中、ボールの動かし方、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミングなどを改善した。お互いのタイミングが合いだしたと感じている。しっかりとフリーランニングする、相手のウイークポイントを突くといったプレーが、現時点では非常に良くできていると感じている。
Q. 植田選手の移籍によりDFラインが変わったが、現時点での手応えは?
A. この数試合、数人の選手で最終ラインを作ったが、当然、評価できる部分と改善しなくてはいけない部分がある。しかし、手応えはしっかり感じている。犬飼のパフォーマンス、サイドバックも誰が出てもしっかりしたパフォーマンスを出せている。最終ラインとボランチ、中盤を含めて、チーム全体で守備をやっていきたい。


【土居 聖真】
内容と結果が伴う試合になった。失点はあるけど、それ以上に点を取れている。同点にされてからも、1点だけでなく何点も取ろうというチーム全体の意識が高かった。一人ひとりのリズムとテンポがすごくいいので、勢いそのままに点を取り続けていきたいと思う。
【安部 裕葵】
得点シーンでは、健斗くんがあれだけ走って僕にボールを出してくれた。ほぼ9割、周りのゴール。磐田戦でも3点が入っているので、攻撃陣はいい感覚を持てているのではないかと思う。
【安西 幸輝】
走り切ること、クロスを上げ切ること、ゴール前の選手を信頼すること。そういう細かいことが積み重なって、大量得点につながっていると思う。継続してやっていきたい。失点もしているので、修正していきたい。
【昌子 源】
いつも通りのプレーをしようと思っていた。磐田戦で感じたことをそれぞれが考えて、みんながしっかりと戦った結果だと思う。暑い中、チーム一丸で戦った結果だと思う。
【鈴木 優磨】
ゴール前へいかに入っていけるかを意識していて、いいボールが来た。今はいい形で攻撃をすることができていると思う。ただ、ハットトリックを決めたかった。スタジアムの後押しも感じていたので悔しい。ここから連勝街道を進んでいけるようにしたい。
【犬飼 智也】
選手間の距離、攻撃時のポジションがうまくいっている。このコンディションでうまく点を取って勝てた意味は大きいと思う。ただ、2つともいらない失点だった。いい流れでやれている分、あのような失点が命取りになってしまうと思う。やられないようにしないといけない。
【三竿 健斗】
しっかり崩して点を取れている。中断期間に課題として取り組んでいたので、結果につながっているのはいいこと。失点がいつももったいないので、ゼロに抑えないと満足できない。
【永木 亮太】
前半からいい流れでプレーできていた。前節同様、ボールの回し方や攻撃の仕方が良かったので、複数得点を決めるできるだろうと感じていた。その通りの試合になった。セカンドボールや球際にもしっかり行けているので、続けていきたい。
柏レイソル戦

本日行われたJ1 第17節 柏レイソル戦は6-2で勝利しました。
第17節
2018年7月22日(日)18:33KO カシマ
[ 大岩 剛監督 ]
中断明け、1試合目のホームで戦うことができるという意識を選手に持たせることができて、それにしっかりと試合の開始から気持ちの入ったプレーが出たんじゃないかなと。それが大量得点につながったのではないかと評価しています。ただ、失点の部分、あとはゲームの締め方、そういうところは次に生かしたいと思います。しっかりと改善をして次に生かしたいなと感じています。
--中断が明けてからゴールを取れていますが?
自分たちが中断期間中にボールを動かしたり、ポゼッションする場所、そして人数のかけ方、あとはスイッチを入れるタイミング、そういうものが少しずつお互いが合い出したんではないかと感じています。しっかりとフリーランニングすること、相手のウィークポイントを突いていくタイミングは非常によくできているのではないかと現時点では感じています。
--植田 直通選手の移籍でディフェンスラインが替わりました。失点のことを口にされていましたが、ディフェンスラインについての手ごたえは現時点でどの程度感じていますでしょうか?
ここ何試合かで数人の選手で最終ラインを作ることが多いのですけれども、当然評価できるところ、反省して改善しなければいけない点が両方あって、ただ手ごたえというものをしっかりと感じていますし、犬飼のパフォーマンス、あとはSBは誰が出ても良いパフォーマンスが出せる手ごたえはあります。しっかりした守備、SB、ボランチ、中盤を含めたしっかりとした守備をチーム全体でやっていきたいなと感じています。
第17節
2018年7月22日(日)18:33KO カシマ
[ 永木 亮太 ]
前半から良い流れできていたし、前節(・磐田戦)同様、ボールの回し方や攻撃の仕方は良かったので、複数得点できるだろうなと思ってやっていました。その気持ちどおりになった試合でした。セカンドボールや球際のところをみんなしっかり行けていたし、そういうボールがウチに転がっていたし、そこからのカウンターも今日は良かったし、その精度も良かった。こういうのを続けていきたいと思います。
[ 犬飼 智也 ]
いま距離感も良いですし、チームとしてもポジショニングがみんな良いので、縦パスはうまくいっていると思っています。1失点目は(前節・)磐田戦同様、縦パスが入ったあと、下がるポジションだったり誰が行くのかをハッキリすることだと思います。良い流れでやれているぶん、ああいう失点が命取りになると思うので、次からは入れられないようにしないといけないと思います。
--鹿島に来てからリーグ戦で勝ったのは初めてです。
安心しました。気にしてたので良かったです。
大差での勝利。鹿島、六度ネットを揺らす
序盤から試合を支配したのは鹿島だった。CBに昌子 源が復帰したことで積極的にラインを押し上げ、柏にプレッシャーを掛ける。ボールを奪えば鋭く攻撃を仕掛けてペースをつかんでいく。
11分、前節の試合中に負傷した遠藤 康に代わって先発した中村 充孝が中盤から相手ディフェンスラインの背後に飛び出したところに永木 亮太がフワリとパスを落とす。折り返しに合わせた鈴木 優磨のシュートはヒットせずに転がったが、寝転びながら伸ばした足でゴールに蹴り込み先制点を挙げた。
ただ、良い形で先制点を奪ったあとから単純なミスが続きペースを失ってしまう。17分、柏は右SBの小池 龍太のパスに逆サイドからクリスティアーノが走り込み、ペナルティーエリア内でボールを落とすとキム ボギョンがシュートを叩き込み、同点に追いつく。鹿島の一瞬のスキをしっかり突いた同点弾だった。
座っているだけでも汗がにじんでくる厳しい暑さが選手を苦しめる。選手たちは顔を赤く染めながら大粒の汗をしたたらせる。30分過ぎあたりから選手の動きに重さが感じられるようになったが、その展開をストライカーを表す9番を背負う鈴木が動かす。
柏の選手たちの帰陣が遅くなった41分。右サイドに大きく開いたところでパスを受けると、カットインを狙いながら思い切りよく左足を振り抜く。パク ジョンスが触ったシュートはGK桐畑 和繁の前で微妙に変化してゴールに吸い込まれた。さらに45分には昌子が相手の速攻を摘み取ったところから逆に速い攻撃を仕掛け、左サイドから仕掛けた鈴木の折り返しを中村が押し込み、リードを2点に広げて前半を折り返した。
後半になると柏が球際で激しくぶつかるようになる。ハーフタイムに加藤 望監督から「ここからやり返さないと。持っている力をすべて出せ!」と指示された選手たちがボールを追う。SBも高い位置を取ることで鹿島を押し込んでいく。しかし、その時間を耐え抜くと、鹿島が一気のゴールラッシュで試合を決定づけてしまった。
59分にディフェンスの間でパスを受けた土居 聖真がドリブルで敵陣を切り裂き、スルーパスが相手に当たって戻ってきたところをうまく利用してゴールに流し込む。62分には素早く攻撃をサポートした三竿 健斗が右サイドを大きく回りクロスを送ると、逆サイドに走り込んだ安部 裕葵が押し込み5点目を挙げる。65分には速攻から一人で持ち込んだ安西 幸輝がそのままゴールに叩き込み、6点目のゴールを奪った。
終盤、柏も左CKから江坂 任がヘディングシュートを決めて一矢報いたものの、大量リードを奪った鹿島がそのまま試合を終わらせ勝点3を得た。
[ 文:田中 滋 ]
【鹿島 vs 柏】世界を知る男・昌子!
2018年7月22日(日)

日本代表のロシアワールドカップベスト16進出に貢献した昌子源(写真)が鹿島に復帰した。
【鹿島 vs 柏】2試合連続2ゴールの鈴木優磨!
2018年7月22日(日)

前節の磐田戦に続き今節も2ゴールをあげて、チームの大勝に貢献した鈴木優磨(鹿島)。
【鹿島 vs 柏】鹿島がホームで大勝!
2018年7月22日(日)

試合は、鹿島がゴールラッシュをみせてホームで柏に6-2で大勝。J1再開後、初の勝点3を獲得した。
(写真)鹿島の6点目を決めた安西幸輝。
鹿島が6年ぶり6発大勝!中村航輔欠場の柏は大敗
18/7/22 20:30

前半11分、FW鈴木優磨が倒れ込んだまま先制点を決める
[7.22 J1第17節 鹿島6-2柏 カシマ]
鹿島アントラーズはホームで柏レイソルに6-2で大勝し、3試合ぶりの白星を飾った。鹿島の1試合6ゴールは12年5月19日の札幌戦(7-0)以来、6シーズンぶり。柏の1試合6失点は13年5月26日の浦和戦(2-6)以来、5シーズンぶりとなった。
鹿島は前節18日の磐田戦(3-3)を欠場したDF昌子源がロシアW杯後初出場。ベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍したDF植田直通に代わってDF犬飼智也とコンビを組み、キャプテンマークを巻いて先発した。一方の柏は前節のFC東京戦(0-1)で負傷交代し、脳震盪と診断されたGK中村航輔が欠場。GK桐畑和繁がゴールを守った。
試合は序盤から激しく動く。鹿島は前半11分、MF永木亮太の浮き球のパスに反応したMF中村充孝がPA内右に切れ込み、GKを引き付けて横パス。シュート体勢に入ったFW鈴木優磨はDFにつぶされたが、倒れたまま右足を振り、無人のゴールネットを揺らす。鈴木の2試合ぶり今季5得点目で先制に成功した。
柏も直後の前半17分、DF小池龍太の右クロスをPA内で受けたFWクリスティアーノがヒールパス。後方から走り込んだMFキム・ボギョンが左足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。
それでも鹿島が前半終了間際の連続ゴールで勝利を大きく手繰り寄せる。前半41分、右サイドでパスを受けた鈴木がドリブルで中に切れ込み、左足を一閃。強烈なミドルシュートがニアサイドを破り、2-1と勝ち越した。
前半45分にはカウンターからDF安西幸輝がドリブルで持ち上がり、左サイドの鈴木に展開。ドリブルでPAに切れ込んだ鈴木のグラウンダーの折り返しを中村が滑り込みながら右足で押し込んだ。鈴木の2ゴール1アシストで3-1。2点をリードして前半を折り返した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない鹿島は後半14分、中央をドリブルで運んだFW土居聖真がスルーパスを狙う。これは相手DFにカットされたが、こぼれ球を自ら拾ってPA内に切れ込み、右足で追加点を奪った。同17分にはMF三竿健斗の右クロスをファーサイドのMF安部裕葵が押し込み、5-1。土居、安部ともに今季初ゴールを決めた前節・磐田戦に続く2試合連続ゴールとなった。
さらに後半20分、カウンターからドリブルで持ち上がった安西が中央突破。巧みなドリブルで相手をかわし、豪快に右足でゴールネットを揺らした。今季、東京Vから鹿島に加入した安西は待望の移籍後初ゴール。6-1とダメを押した。柏は後半41分、キム・ボギョンの左CKからFW江坂任がヘディングシュートで1点を返すが、反撃もここまで。鹿島が6-2でリーグ再開後初のホームゲームに快勝した。
「ハットトリックを決めたかった」と語る優磨である。
早い時間にて2得点しており、本人だけでなくスタジアム全体が優磨のハットトリックへの期待でも理上がった。
選手らも意識し、優磨へボール集めておった。
しかしながら、細かなミスなどで決めきれなかったことは残念である。
とはいえ、優磨の好調さは手に取るように伝わってくる。
ハットトリックは近く達成できよう。
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山口一真、大迫から刺激
【鹿島】クラブOB・ブレーメンの日本代表FW大迫勇也が練習参加
2018年7月21日23時35分 スポーツ報知

鹿島の練習に参加した大迫勇也(手前)。奥はFW山口一真
鹿島は21日、鹿嶋市内のクラブハウスで柏戦(22日・カシマ)に向けて最終調整。クラブOBで今季から独・ブレーメンでプレーする日本代表FW大迫勇也が20日に続いて2日連続で全体練習に参加し、汗を流した。他クラブの選手ながら参加を許可した大岩剛監督は「大迫本人や所属クラブとのコミュニケーションでクリアになれば、アントラーズファミリーとして当然ウェルカム。チームにとっていい見本になってくれる」と目を細めた。
鹿島の練習着に袖を通した大迫は柏戦を見据えた紅白戦ではメンバーを外れたが、紅白戦前後の練習には参加。気温が34度を観測するなど猛烈な暑さの中、最後は大卒1年目のFW山口一真と2人組で約20分間、サイドからのクロスを合わせるシュート練習を敢行した。前節の磐田戦で途中出場からアシストをマークするなど“ブレイク間近”のFW山口は「普通にうまいです。若手には刺激になる」と充実の表情で語った。
練習参加したブレーメンの大迫の二日目の様子である。
柏戦に向けた紅白戦こそメンバーを外れたが、そこ以外の練習にて存在感を発揮した。
共にシュート練習を行った山口一真は「普通にうまいです。若手には刺激になる」と語る。
多くのものを吸収したことであろう。
ブレイク寸前の一真にとっては、大きな目標となったはず。
一皮剥けて、更なる活躍を望む。
期待しておる。

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2018年7月21日23時35分 スポーツ報知

鹿島の練習に参加した大迫勇也(手前)。奥はFW山口一真
鹿島は21日、鹿嶋市内のクラブハウスで柏戦(22日・カシマ)に向けて最終調整。クラブOBで今季から独・ブレーメンでプレーする日本代表FW大迫勇也が20日に続いて2日連続で全体練習に参加し、汗を流した。他クラブの選手ながら参加を許可した大岩剛監督は「大迫本人や所属クラブとのコミュニケーションでクリアになれば、アントラーズファミリーとして当然ウェルカム。チームにとっていい見本になってくれる」と目を細めた。
鹿島の練習着に袖を通した大迫は柏戦を見据えた紅白戦ではメンバーを外れたが、紅白戦前後の練習には参加。気温が34度を観測するなど猛烈な暑さの中、最後は大卒1年目のFW山口一真と2人組で約20分間、サイドからのクロスを合わせるシュート練習を敢行した。前節の磐田戦で途中出場からアシストをマークするなど“ブレイク間近”のFW山口は「普通にうまいです。若手には刺激になる」と充実の表情で語った。
練習参加したブレーメンの大迫の二日目の様子である。
柏戦に向けた紅白戦こそメンバーを外れたが、そこ以外の練習にて存在感を発揮した。
共にシュート練習を行った山口一真は「普通にうまいです。若手には刺激になる」と語る。
多くのものを吸収したことであろう。
ブレイク寸前の一真にとっては、大きな目標となったはず。
一皮剥けて、更なる活躍を望む。
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金沢・垣田、ポスト直撃ヘッドなど

【町田 vs 金沢】再三ゴールに迫った垣田
2018年7月21日(土)
金沢の垣田裕暉は、チャンスに絡み、68分の右ポスト直撃のシュートなど町田ゴールに再三迫ったが、この日はゴールならず。
金沢連続無敗は6でストップ 猛攻も追いつけず

ヘッドでクリアする金沢FW垣田裕暉(右から2人目)(撮影・村上幸将)
多くのチャンスに絡んだ金沢の垣田である。
抜け出してシュートを放ったシーンや、ポスト直撃のヘディング、競り勝ったヘッドなど見せ場を数多く作ったが、今日は垣田の日ではなかった。
とはいえ、成長の手応えを感じさせられる。
指揮官が先発に起用するのも理解できるところ。
次節はゴールを決め、観客に喜びを与えるのだ。
期待しておる。

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