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首位チームを叩き、浮上への足がかりとする――

【J1展望】広島×鹿島|日本代表のボランチ対決!三竿健が青山とのマッチアップに意気込む
サッカーダイジェスト編集部
2018年08月31日


広島――青山と佐々木が日本代表に選出。


故障者/広島=森﨑和、森島 鹿島=伊東、昌子、レアンドロ、中村
出場停止/広島=なし 鹿島=なし


J1リーグ25節
サンフレッチェ広島 ― 鹿島アントラーズ
9月1日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島

サンフレッチェ広島
今季成績(24節終了時):1位 勝点52 16勝4分4敗 38得点・18失点

【最新チーム事情】
●C大阪戦で3試合ぶりの完封勝利
●長期離脱中の森崎が全体練習に復帰
●青山と佐々木が日本代表に選出
●アジア大会で松本が活躍

【担当記者の視点】
 日本代表に青山と佐々木が選出されたことで、広島は盛り上がった。もちろん、柏や稲垣、野上らも有力な代表候補であることは間違いないが、「このチームがコアだというわけではない」という森保監督の言葉にもあるように、これからの活躍次第では間違いなくチャンスはある。

 城福監督は「新しく生まれ変わる日本代表のメンバーに(経験豊富な)青山が選出されたことには大きな意味がある。また佐々木については2年間の負傷によるブランクからの辛抱の時期が続いたが、試合をこなすことで高いレベルのプレーができるようになった」とふたりの選出を喜んだ。

鹿島――日本代表の“ボランチ対決”に三竿健が意欲

鹿島アントラーズ
今季成績(24節終了時):7位 勝点36 10勝6分8敗 32得点・30失点

【最新チーム事情】
●犬飼が前節・磐田戦でJ1初得点&鹿島移籍後初得点。
●その磐田戦で田中がJ1初先発。
●ACL準々決勝ファーストレグの天津権健戦は2-0で先勝。セルジーニョが移籍後初ゴールを決めた。


【担当記者の視点】
 首位チームを叩き、浮上への足がかりとする――。

「前回はこっちのミスが多くて自爆し、相手に(首位独走の)流れを作ってしまった。今度は僕らが勝って流れを取り戻す」(土居)

 前回対戦は、開幕直後の3月10日。チームは同7日に敵地でACLを戦い、8日に帰国。わずか1日の準備となり、接戦の末に0-1で負け、勝った広島は勢いに乗った。

 今節の対戦で鍵を握りそうなのが、中盤の覇権争いだ。日本代表に再選出された青山を擁する広島の中盤は攻守にバランスが取れている。ここをいかに攻略するかが勝負の分かれ目となる。

 3月の対戦時の失点場面でミスをした三竿健は、「相手は球際が強い。前回は自分がミスしたので、相手のボランチをしっかりと抑えて、自由にやらせない」と主導権掌握に断固たる決意を見せ、日本代表の“ボランチ対決”に闘志を燃やしている。


「今節の対戦で鍵を握りそうなのが、中盤の覇権争いだ」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
両チーム共に日本代表の選出されたボランチがおり、マッチアップすることとなろう。
これは楽しみである。
ただ、本日の前日練習にて紅白戦やセットプレイ練習を行わなかったためメンバー予想に正確性を欠いておるように思う。
それもまた過密日程の先発予想は難しいもの。
誰が出ようとも、勝利に貢献してくれるはず。
ホームでの対戦では。ミスからの失点とPK失敗と自滅してしまった。
明日は、自分たちのサッカーを披露して歓喜に沸こうではないか。
精度の高いプレイを期待しておる。

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三竿健斗、ただ『今』を考えたときに、鹿島で試合に出て、いいプレイをしたいと、そのときは思った

鹿島MF三竿健斗がロシアW杯に帯同しなかったワケ
[2018年8月31日16時28分]


レクリエーションゲームで、手を挙げてアピールする鹿島MF三竿健(右)、左はMF土居


反応を競い合うダッシュ練習の合間、笑みをこぼすMF三竿健(右=20番)、FW安部(左から2人目)ら鹿島の選手たち


ワールドカップ(W杯)前、最後の国内合宿の末に3人が、本大会のメンバー23人から漏れた。

あれから3カ月。その内の1人、鹿島アントラーズMF三竿健斗(22)が新しい日本代表に再び選ばれる保証はなかった。だが、選ばれたいと強く念じていた。あのときから成長した自分を見せるためにも。あのときの悔しい気持ちを生かすためにも。だから、吉報を聞いてホッとした。

「W杯前に選ばれず、悔しくて、そこから(上を目指して)やっている最中だったので、うれしいです」

W杯から落選した5月31日。直後に自身のツイッターで、こう記していた。

「ロシアW杯の日本代表にはなれませんでした。悔しさをいつもエネルギーに変えて成長してきたので、これで僕はさらに強くなれると思います。次のカタールW杯に中心選手として活躍できるようにまた頑張ります」

さらに強くなる-。そう誓った将来性豊かな22歳が、1つの選択をしたことを覚えているだろうか。

当時、同じく漏れたMF井手口陽介とFW浅野拓磨の2人は、バックアップとしてチームに帯同してロシアに向かった。だが、三竿は行かなかった。鹿島で試合をこなすことを選んだ。

「もちろん、向こう(ロシア)に行って、日本を代表する選手たちと練習して、レベルが高い中でやるという選択肢もありました。でも、試合に出られないと、ほぼほぼ決まっている中で、自分がのびのびとプレーできるかと言ったら…そのときは考えられなかった。試合がない分、コンディションも落ちると思った。それだったらチーム(鹿島)で…。前半戦もいい成績を残せなかったので、チームのためにやりたいと」

どちらが良かったか…そんなことは分からない。むしろ、これから自分で答えを出していくのだろう。

「どっちの選択をしても、将来的にはプラスになったと思うんです。ただ『今』を考えたときに、鹿島で試合に出て、いいプレーをしたいと、そのときは思った」

W杯では、国内組でただ1人、レギュラーを張った鹿島の同僚のDF昌子源(25)が、海外組に負けない“強さ”を見せてくれた。鹿島で取り組んできたことが、間違っていない証しにも思えた。その先輩昌子をして「健斗はほんま、恐ろしいよ。ポテンシャルが」と言わしめる。

二度と忘れることはできない落選から3カ月。ボール奪取、ディフェンスラインの前で厚いとりでとしてはね返す力、攻撃の際の縦への意識-。秘めたる能力が、どこまで成長したか。

「鹿島で試合に出るときに、自分がチームを引っ張っていくという気持ちはかなり強くなりました。練習に対する意欲も、今まで別に低いわけじゃなかったけど、もっともっとやらなきゃいけないと考えさせられた。(代表に)今までは呼ばれているだけだったけど、これからは呼ばれるだけじゃなくて、試合で自分のプレーを出して、チームが勝つということに対して、もっともっと意識を向けていきたい」。

4年後のW杯に向けて、悔しさを知る22歳が新たなスタートラインに立つ。


広島戦に向けた前日練習を取材した日刊スポーツである。
日本代表に選出され“旬”な男である三竿健斗のコメントを引き出しておる。
ロシアW杯メンバー落選から、今回の選出について口にし、そして、多くの民が知りたがった、ロシアW杯帯同せなんだ理由について語った。
「もちろん、向こう(ロシア)に行って、日本を代表する選手たちと練習して、レベルが高い中でやるという選択肢もありました。でも、試合に出られないと、ほぼほぼ決まっている中で、自分がのびのびとプレイできるかと言ったら…そのときは考えられなかった。試合がない分、コンディションも落ちると思った。それだったらチーム(鹿島)で…。前半戦もいい成績を残せなかったので、チームのためにやりたいと」と言う。
三竿の真面目な性格が伝わってくる。
そして現在、「鹿島で試合に出るときに、自分がチームを引っ張っていくという気持ちはかなり強くなりました。練習に対する意欲も、今まで別に低いわけじゃなかったけど、もっともっとやらなきゃいけないと考えさせられた。(代表に)今までは呼ばれているだけだったけど、これからは呼ばれるだけじゃなくて、試合で自分のプレイを出して、チームが勝つということに対して、もっともっと意識を向けていきたい」と気持ちを口にする。
落選をバネにし、大いなるキャプテンシーを身につけた。
三竿健斗は更に大きく成長して行くであろう。
楽しみな逸材である。

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関川郁万くん、CBとして鹿島アントラーズに入団するということ

昌子源の悔しさに学んだ高校3年生。
“鹿島のCB”を背負う男、関川郁万。

posted2018/08/31 16:30


Jクラブ入りによる異常な期待にもようやく応える覚悟ができた、という関川郁万。

text by
安藤隆人
Takahito Ando

photograph by
Takahito Ando


 8月下旬の猛暑の残る中、ある高校生に会うために千葉県にある流通経済大柏高校サッカー部グラウンドに足を運んだ。

 その高校生とは……来季の鹿島アントラーズ入りが内定している3年生CB関川郁万。

 屈強なフィジカルを持った選手達が多い流通経済大柏の中でも、関川の存在感は際立っている。熱気をはらんだピッチでの練習風景を見学していても、その負けん気の強い表情と佇まいは異彩を放っていた。

 練習後、グラウンド横の仮設スタンドでジックリと彼に話を聞いたのだが、インタビューの最後、妙に印象的な言葉を残していった。

「CBとして鹿島アントラーズに入団するということが、どういうことなのかを改めて感じました」

 この言葉の真意に触れる前に……関川にとってプロ内定が決まってから今日に至るまでが、決して平穏で楽しい日々ではなかったことを伝えておきたい。

輝かしい経歴で楽しいはずの日常が……。

 関川は身長は182cmとCBとしては大柄ではないが、並外れた跳躍力とフィジカルの強さを活かしたヘッドが武器で、対人能力も高く、気迫を全面に出して守備を統率するハイレベルな選手だ。

 名門・流通経済大柏で1年生の頃からCBとしてレギュラーを張り、一昨年度はインターハイ準優勝し、AFC U-16選手権(インド)に出場する日本代表に高体連から唯一選ばれるも、直前合宿で負傷し、辞退を余儀なくされている。

 昨年度はインターハイ優勝に貢献し、選手権でも決勝進出の立役者の1人となっていた。

 輝かしい経歴を築きながら、ついに高校最後の年となった2018年。

 選手権で負った膝の怪我を手術したことで、6月上旬まではプレーすることができなかったが、5月には高体連に所属する選手としては一番乗りとなる鹿島への入団が内定。早々の鹿島入りは、それだけ大きな期待の現れでもあった。

 だがその頃から関川には、昨年までは感じていなかったプレッシャーが重くのしかかるようになってきたのだという。

これまでにない注目を浴びる恐怖が。

「1、2年生の頃は自分が日々成長している実感があったし、周りの評価も気にすること無く、自分のことだけに集中できていた。正直『自分のプレーを出して、チームに貢献できればそれでOK』とだけ思っていました。今年に入ってからも、怪我でプレーできていなかったので、リハビリに集中することができた。でも、いざ復帰してみると……周りの雰囲気が全然違った。

 すでにプレミアリーグが始まっていて、インターハイ予選も始まる直前の重要な時期での復帰だったので、正直戸惑いました。チームの期待、関係者の方々の期待、相手選手からの目……。これまで経験したことが無いほど、敏感に感じました」

 彼が実戦復帰したのは、インターハイ予選準々決勝の市立柏戦のこと。

 選手権決勝の前橋育英戦から実に5カ月ぶりの実戦とあって、試合勘を取り戻せていない彼のプレーは精彩を欠いた。その試合はなんとか勝利をものにしたが、続く準決勝の習志野戦では、大きな落とし穴が待っていた。

敵の作戦は「関川を狙え!」。

 習志野との試合は、勝てばインターハイ出場(今年まで千葉は2校がインターハイ出場)という重要な一戦だったが、立ち上がりから関川は不調に見えた。身体が重いようで、簡単にかわされたり、裏を取られるシーンが目立った。

「練習に復帰した週は身体も軽くて、『このまま行ける』と思っていたのですが、実戦に復帰したら思うように身体が動かないと感じました。徐々に身体の重さを感じるようになって、それを一番感じたのが準決勝でした……。

 プレー的にもそうなのですが、まだ目が慣れないと言うか、選手権のときのように頭は働いているのに、目や身体がついて来ないという状況でした」

 関川のコンディションの悪さを習志野はすぐさま見抜き、ベンチからの指示も「関川を狙え」。その習志野の狙いは的中し、試合を決定付けた決勝弾は関川のゾーンが起点となって生まれてしまった。

 0-1で迎えた前半アディショナルタイム1分でのこと。

 味方が自陣で敵MFにボールを奪われ、ドリブルで仕掛けてきたのに対し、関川は反応が遅れた。そのまま不用意に食いついていってしまい、かわされてから裏のスペースを突かれての失点。

 後半に1点を返すも、このゴールが決勝点となり、流通経済大柏は1-2の敗戦。前年度王者がインターハイに出場できないという波乱が起こったのだ。

「狙われたのは、自分の弱さがあったから」

「僕自身何もできなかったし、すべてで負けた印象です。

 ボールを運んできた相手選手に対して、『クリアできる』と安易に思ってしまい、あまりにも不用意に行き過ぎてしまった……。(前半アディショナルタイムという)時間帯もそうだったし、もっと全体を考えて冷静に判断をしてプレーすべきでした」

 復帰直後の難しさを感じると共に、周囲から自分にのしかかっていた巨大なプレッシャーも痛烈に感じる試合となった。

「習志野は明らかに僕のところを狙ってきているのが分かった。復帰直後だということに加えて、僕がイライラしてしまう性格であることを分かっていたので、余計に狙ってきたのだと思います。狙われたのは、自分の弱さがあったから。

 自分はアントラーズに内定している分、試合を観に来てくれている人に『さすが関川だな』と言ってもらえるようなプレーをしなきゃと思ってしまった。でもとにかく身体が重いし、思うようにプレーできない。試合が経過していくにつれて、『まずい、まずい……』と思っていきました」

“鹿島内定の関川郁万”への期待。

 心と身体がバラバラで、気持ちばかりが焦っていく。

 春先から試合に出ていれば、そこまでの混乱は起きなかったはずだ。しかし、ずっと実戦から遠ざかっている内に、「選手権でのインパクトがより大きくなってしまったのだと思います」(関川)。

“鹿島内定の関川郁万”に対する注目度と期待値が信じられないほど膨らんでしまっている周囲の状況に、関川は冷静さを保つことができなかったのだ。

「関川ってこんなものなんだね」

 試合後、周囲の厳しい声が彼の耳にも届いてきた。

「もう情けないというか、『あ、俺ってこんなに簡単にやられてしまうんだ』と思いましたし、習志野戦からしばらくは……正直いろんな感情がわき起こりました」

 だがそんな時、鹿島の偉大な先輩が、そのプレーをもってして関川に大きな「教え」を与えてくれたのだ。

 ロシアW杯で見た鹿島のCBである昌子源が見せたプレーが、関川にとって大きな衝撃となったのだ。

昌子源と自分の気持を比較すると……。

「当初は(昌子選手は日本代表の)スタメンじゃなくて。W杯初戦で事実上スタメンを獲ったばかりという状況だったはずで、想像を絶するプレッシャーがあったと思う。

 でも、コロンビア戦、セネガル戦と素晴らしいパフォーマンスを見せて、『さすがアントラーズの選手だな』と思いました。

 アントラーズは伝統的に優秀なCBを何人も育てている。大岩剛監督もそうですが、その人たちに共通するのが『メンタルの強さ』。プレッシャーをはね除けて、かつ勝利への執着心を前面に出す。『これが鹿島のCBが持たなければならないメンタリティーなのか』と痛感しました。

 それに……ベルギー戦の決勝ゴールを浴びてしまった後に、昌子選手が悔しさを身体全体で表現していた。あそこまでの感情表現は本気を出し切った人にしか出せないものだと思いました。

 練習参加やリハビリの時にも昌子選手とは一緒だったのですが、Jリーグの試合では負けた後のロッカールームでは無口になっている印象が強かった。なので、あそこまで泣き崩れるとは思わなかった。じゃあ自分が習志野戦に負けた後に、あそこまでの感情表現ができたか、と聞かれると……。

 昌子選手は敵のゴールの直前に、コーナーからのボールを決めて試合を終わらせる気持ちで上がって行っていた。クルトワにそのボールをキャッチをされてから、全力疾走で自陣のゴール前まで走って……。(GKを除いて)最後の1人になるまで追いかけ続けたけど、あと一歩が届かなかった。だからこそ、あの悔しがり方になったんだと思う。あのシーンを、追いかけなくて遠目で観ていただけだったら、あそこまでの感情表現にはならなかったと思うんです。

 もし習志野戦の時の僕のように、何もできなくて、しかも失点の原因にもなったのに、あの昌子選手と同じような悔しがり方をしたら『ただのカッコ付け』というか、『悔しがっているフリ』になってしまうと思うんです。

 本気の、心からの悔しさじゃない。はっきり言えば、悔しがるに値する『本気のプレー』ができていなかったんじゃないかって」

 昌子が示したスピリットに、関川は震え上がった。

 あの姿こそ、日の丸を背負うということ、鹿島のCBになるということなのだと――。

「意識が変わりました。心構えと言うか、なぜ自分がアントラーズからオファーをもらって入ることになったのかを、もう一度考え直す機会になりました」

「さすが関川」のプレーを連発!

 インターハイ予選の後、シーズン前期のラストゲームとなった7月15日のプレミアイースト第9節・鹿島アントラーズユース戦で、関川は気迫のディフェンスを見せた。

 結果、1-0の完封勝利。

 まさに「さすが関川」というプレーを見せたわけだが、この試合で今度は左足首をねん挫する。だが、この怪我で1カ月近く離脱した後の再復帰戦となった8月25日のプレミアイースト第10節の清水エスパルスユース戦でも、DFラインをしっかりと統率して0-0のドローと2試合連続の完封を果たした。

「どんなに点が入らなくても焦れずに守り続けるのがCBの仕事。ゼロで抑えれば、延長戦を含めて、90分、120分間の試合で負けることは絶対にない。それぞれの状況に応じた意識と頭の回転の速さが大事になって来ると思う。その状況に適したプレーでチームを引き締められる存在になりたいです」

昌子、そしてチョン・スンヒョンの気迫。

 冒頭で紹介した彼の言葉を覚えているだろうか。

「CBとして鹿島アントラーズに入団をするということが、どういうことなのかを改めて感じました」

 会話の中で一番熱がこもっていたこの言葉は、昌子だけでなく、新加入した韓国人CBのプレーにも反映されていた。

「目標でもあった植田直通選手がベルギーに移籍をしてしまったことは残念なのですが、代わりに加入したチョン・スンヒョン選手のプレーを観て、心から『凄い選手だな』と思ったんです。入団したばかりなのに、『前からずっとこのチームにいるよ』と思わせるくらいフィットして、DFラインを統率している姿は凄く刺激になりました」

 秋田豊、大岩剛、岩政大樹、昌子源、植田直通、そしてチョン・スンヒョン。この系譜に関川郁万の名前を刻むべく、「偉大な教え」を胸に彼は今を精一杯生きている。

 何事にも屈せず、闘志をむき出しに戦う鹿島のCBの血を滾らせて――。


流通経済大柏高校の関川郁万くんを取材したNumberWebの安藤氏である。
鹿島内定後の関川くんはユース教授の目にどのように映ったのであろうか。
インターハイ千葉県予選での敗戦の責任を感じ、気負いがあったことを吐露しておる。
落ち込んだ関川が見た先にロシアの地にて躍動する源の姿があったとのこと。
入団前から先輩より影響を受けておる姿が感動を誘う。
関川は伸びる。
そう確信させるメンタリティを感じさせてくれた。
「CBとして鹿島アントラーズに入団するということが、どういうことなのかを改めて感じました」
頼もしいCBとして成長していってくれよう。
楽しみである。

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三竿健斗、狩人タイプのMF

「自分と同じタイプは他にいない」稀少な“門番型ボランチ”三竿健斗が森保J選出
2018年8月31日9時26分 スポーツ報知

 9月の国際親善試合(7日・チリ戦、11日・コスタリカ戦)に臨む日本代表メンバー23人が30日に発表され、鹿島のMF三竿健斗(22)が選出された。三竿は「うれしかったです。なかなかチームとしてリーグ戦ではいい結果が出せていない中で選んで頂いたことは自信になります」と笑顔を見せた。

 DFラインの前で待ち構え、的確なポジショニングと鋭い読みでボールを奪う狩人タイプのMF。MF山口蛍や井手口のように持ち場を離れて積極的にボールを奪いにいくスタイルとは異なり、鹿島ではバイタルエリアへの侵入を防ぐべくDFラインの前に立ちふさがる“門番”の役目。「自分と同じようなタイプは他にいないと思っている」と自信を見せる。

 ロシアW杯直前の国内合宿に招集されたが、MF井手口陽介、FW浅野拓磨とともに落選し本大会出場はかなわず。それでも「鹿島でチームを引っ張っていくという気持ちが強くなった。もっともっと練習しないといけないという高い気持ちを芽生えた」とショックを力に変えてきた。

 「今までは呼ばれるだけだったかもしれないが、今回はチームが勝つことに意識を向けていきたい」。22歳の稀少な“門番型ボランチ”が森保ジャパン定着を虎視眈々と狙う。


日本代表に選出された三竿健斗を取材した報知新聞である。
「うれしかったです。なかなかチームとしてリーグ戦ではいい結果が出せていない中で選んで頂いたことは自信になります」という言葉に三竿の素直な性格が表れておる。
そして、報知は「DFラインの前で待ち構え、的確なポジショニングと鋭い読みでボールを奪う狩人タイプのMF」と三竿を評する。
待つという耐えるメンタリティとタイミングの計れる賢いプレイヤーであることがわかる。
是非とも代表にて輝く三竿を拝みたい。
出場を期待しておる。

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三竿健斗、自分と同じタイプはいない

三竿健 W杯落選バネに「自分のプレーでチームを勝たせる」
9月親善試合・日本代表23人発表

 ボランチは長らく主将を務めた長谷部が代表引退。新たな競争が始まるが、三竿健(鹿島)は「自分と同じタイプはいない。4年後に向けて高いモチベーションでやる」と自信を見せた。

 W杯ロシア大会は直前で落選。「悔しかった。そこから、やっている最中」と明かした22歳は「自分のプレーでチームを勝たせることに意識を向けたい」と語った。
[ 2018年8月31日 05:30 ]


日本代表選出にコメントを発した三竿健斗である。
「自分と同じタイプはいない。4年後に向けて高いモチベーションでやる」と自分の特徴はオンリーワンであることを口にする。
健斗と同じタイプはおらぬ。
そこに指揮官が気付いてくれれば、ポジションを得られる事となろう。
そして、「自分のプレイでチームを勝たせることに意識を向けたい」とメンタリティの高さを示す。
頼もしい。
着実に成長しておる。
鹿島の三竿として日本代表に名を刻んでいくこととなろう。
楽しみである。

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【英国人の視点】鹿島が見せたスコア以上の圧倒感

【英国人の視点】鹿島が見せたスコア以上の圧倒感。無抵抗の中国勢…クラブ初のアジア4強へ必要なこと
鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグで中国の天津権健を相手に2-0で先勝した。アウェイでの2ndレグを残してはいるが、試合内容はスコア以上に圧倒的なものだった。鹿島はこのまま次のステージへ駒を進めることができるのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)

2018年08月30日(Thu)14時45分配信
text by ショーン・キャロル photo Getty Images for DAZN


不安を吹き飛ばしたレオ・シルバの一撃


ACL準々決勝1stレグ、天津権健と対戦し勝利を収めた鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

 準々決勝がこれほど一方的な試合となることは珍しい。

 火曜日の夜に行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグの試合で、鹿島アントラーズは天津権健を一蹴してみせた。9月18日の2ndレグを残してはいるが、大岩剛監督のチームの圧倒ぶりは2-0というスコアでも全く釣り合わないほどのものだった。

 動きの鈍いアウェイチームに対し、アントラーズは意欲溢れるプレーで守備網を突破。前半のほとんどの時間を通してパウロ・ソウザ監督のチームを自陣に釘付けとし、最初の30分間だけで7本のCKを獲得していた。

 しかし、その優位をなかなか活かすことはできなかった。スコアレスでハーフタイムを迎えると、この試合も日本のチームのよくあるパターンに陥ってしまうのではないかという不安が頭をもたげてきた。決定力を欠いてチャンスを無駄にしてしまい、より冷徹な相手チームにやられてしまうというパターンである。

 だが後半になりプレーが再開されるとすぐにその不安は吹き飛ばされた。前半と全く同じ流れのまま後半に入り、圧力を強めていくアントラーズに対して天津は何の抵抗も見せることはなかった。

 結局60分にはその攻勢が報われる。遠藤康がヘディングでエリア内に落としたボールに反応したレオ・シルバがGKジャン・ルーを破って強烈なシュートを突き刺し、ホームゲームが内容に見合うリードを奪った。

クロスは驚異の46本。スタッツで圧倒

 天津はビハインドを背負っても全く反撃に転じる様子を見せず、12分後にはセルジーニョが同胞レオの後に続く。追加点となるライフル弾を突き刺し、鹿島はやや余裕を持って第1戦を折り返すことができた。

「前半はかなり攻めていましたが決めきれませんでした。それでも我慢して自分たちのやりたいプレーを続けたことが2得点に繋がりました」と山本脩斗は試合後に話していた。

「天津を抑えるためにやるべきことを全てやっていたので、攻めに出る時にも落ち着いてプレーを続けることができました。ホームで自分たちのやりたいサッカーをして無失点に抑えられたので、次の試合に繋がる結果が出せたと思います」

 Jリーグで8度の王者となっているチームは圧倒的優位に立った。だがもちろん、中国での戦いは決して簡単なものではないだろう。

 今回の試合では90分間にわたって圧倒的に試合を支配し、ボール保持率は68.3%に達した。パス数は天津の214本に対して437本と2倍以上。パス成功率は80.3%を記録し、試合時間の83.4%は中盤あるいは天津陣内でプレーが行われていた。

 さらにCK数は天津の1本に対して15本を獲得。クロス数は天津の10本に対して驚異の46本を供給し、シュート数も21本対10本と2倍以上だった。

 それでも後半終了間際にはひやりとする場面もあった。山本のらしくないクリアミスでヤン・シューにボールが渡ってしまったが、クォン・スンテの見事なセーブがシュートを阻む結果となった。

 こういった油断をなくすことこそが、来月の天津での試合に向けて大岩監督が選手たちに強く要求したい部分だろう。特に試合の序盤には、天津は多少の無理をしてでも攻めに出てくることが予想される。

アレシャンドレ・パトの胸中は?

 エースのアレシャンドレ・パトも、2ndレグではチームが今回のような消極的な戦いを見せるとは思っていないはずだ。鹿島での試合後には冷静な様子を見せていた。

「確かに僕らは負けたが、まだホームでもう1試合ある。今日よりは良い戦いができるはずだ」とAFC公式サイトがパトのコメントを伝えている。

「2-0で終わったわけじゃない。まだ1試合ある。ホームではもっと集中してベストを尽くせるようにしなければならない」

 かつてミランで活躍したスター選手は、試合に向けた天津の準備が理想的とは程遠いものだったことも説明している。当初予定していた試合2日前の飛行機には乗れなかったという。その影響は確実にあったように感じられた。パフォーマンスに精彩を欠いた理由はある程度説明できそうだ。

「到着したのは試合前日だ。それが良くなかった。2日前には到着する必要があったが、移動にちょっとした不都合があった。言い訳をするわけではないが、足を休める時間が2日間あるなら1日だけよりも戦いやすいのは当然だ」

 天津での試合に良い形で入ることができれば、鹿島を下して勝ち進むことはまだ可能だとパトは考えている。

「考えなければならないのは次の試合のことだ。良い形でスタートして、力を出し切れるようにすることが必要だ。その上で得点することを考えなければならない」

「もちろんホームでは優位に戦うことができる。サポーターの前でベストを尽くせるようにしたい。今日は相手の方が良い戦いをしていたが、まだもう1試合残っている」

 だがいずれにしても現状では、鹿島がクラブ初となるアジアの準決勝の舞台に進むことができるかどうかは自分たち次第だろう。

(取材・文:ショーン・キャロル)

【了】


ACL・天津権健戦について取材したフットボールチャンネルのショーン・キャロルである。
「圧倒ぶりは2-0というスコアでも全く釣り合わないほどのものだった」と評する。
「ボール保持率は68.3%に達した。パス数は天津の214本に対して437本と2倍以上。パス成功率は80.3%を記録し、試合時間の83.4%は中盤あるいは天津陣内でプレーが行われていた。
 さらにCK数は天津の1本に対して15本を獲得。クロス数は天津の10本に対して驚異の46本を供給し、シュート数も21本対10本と2倍以上だった」というスタッツを挙げ、鹿島の優勢を綴る。
とはいえ、180分の半分を消化しただけである。
後半はアウェイの戦いとなり、このように全て上手く行くというわけには行かないであろう。
天津権健のパトも「2-0で終わったわけじゃない。まだ1試合ある。ホームではもっと集中してベストを尽くせるようにしなければならない」と、巻き返しを誓っておる。
気を緩めることなど到底出来ぬ。
アジアのアウェイにて結果を残してこその準決勝進出である。
少々期間が空くが、気持ちを引き締めて挑みたい。

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三竿健斗、日本代表選出

日本代表選出のお知らせ
2018年08月30日(木)

本日、キリンチャレンジカップ2018(vsチリ9/7@札幌)、vsコスタリカ9/11@吹田)に向けて日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、三竿 健斗選手が選出されました。


日本代表に選出された三竿健斗である。
カタールW杯に向けスタートを切るこの新生日本代表に選ばれたことは光栄であろう。
このチームの中にてポジションを掴み取り、まずは1月のアジア杯に出場するのだ。
期待しておる。

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セルジーニョ、ACL戦列デビュー

ACLデビューの鹿島新助っ人、豪快な“25mロケット弾”に反響 「記憶に残る一撃」
2018.08.29


移籍後初ゴールを挙げたセルジーニョ【写真:Getty Images】

新加入のブラジル人MFセルジーニョがACLデビュー戦で移籍後初ゴール

 鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦で中国1部の天津権健と対戦し、2-0で勝利を収めた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は今夏に加入したブラジル人MFセルジーニョのダメ押し弾を「記憶に残る一撃」と称えている。

 元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを擁する天津権健をホームに迎え撃った鹿島は、MF遠藤康がペナルティーエリア内に落としたボールをMFレオ・シルバが仕留めて先制。1-0で迎えた後半27分だった。

 後方からの縦パスをDF安西幸輝がダイレクトで巧みに捌くと、セルジーニョがペナルティーアーク後方から思い切って左足を一閃。地を這うような低弾道のシュートは、反応した相手GKジャン・ルーの手の先を抜け、ゴール左隅に突き刺さった。

 記事では、セルジーニョの強烈なミドルシュートに注目。「25ヤード(約23メートル)のロケットが爆発」と表現し、「ACLデビュー戦で記憶に残る一撃」と称賛した。

 セルジーニョは7月下旬にブラジルの名門サントスから鹿島に加入。8月19日のJ1リーグ第23節横浜F・マリノス戦(1-0)でデビューし、続く第24節のジュビロ磐田戦(1-1)ではフル出場していた。新助っ人の嬉しい移籍後初得点は、クラブ史上初のACL準決勝進出に大きく近づくゴラッソとなった。

【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開、鹿島MFセルジーニョの“豪快ロケット弾”



【ACL】来日初得点を決めた鹿島の“新助っ人”セルジーニョ「これからもゴールを取り続ける」


2018-08-29
サッカーマガジン編集部


■2018年8月28日 AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦
鹿島 2-0 天津権健(中国)
得点者:(鹿)レオ・シルバ、セルジーニョ
 試合の序盤からボールを支配して天津権健陣内に攻め入る鹿島だったが、ゴール前での相手の守備が堅く、なかなか得点を奪えない。それでも後半、遠藤のパスを受けたレオ・シルバが右足でゴールネットを揺らすと、72分にはセルジーニョが左足を振り抜いて加点。鹿島のブラジル人コンビが1ゴールずつを挙げ、ホームでの第1戦を制した。


※チーム2点目となる豪快なミドルシュートを決めたセルジーニョ 写真◎J.LEAGUE PHOTOS

「リスクを負わなければ、何も得られない」

 来日初ゴールはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台で生まれた。

 鹿島の1点リードで迎えた72分。安西からのパスを受けたセルジーニョが、ペナルティーエリアの外側にもかかわらず「目の前がゴールだったので」と、左足を一閃。「うまくミートできてよかった」という強烈なシュートが、ゴールネットへと突き刺さった。

 シュートを打つ前には、左サイドで味方選手がフリーとなっていた。それだけに、パスをして、ゴール前でクロスを呼び込む選択肢もあっただろう。だが、「(パスをせずに)シュートを打って、もしも入らなかったら、たぶんチームメイトからブーイングを受けたと思うけれど、リスクを負わなければ得点することはできないし、何も得られない」と、きっぱり。「ボールを受けたときには、シュートの意識しかなかった」と、ゴールへの強い意欲が奏功し、チームに貴重な2点目をもたらした。

「サポーターの期待に応えられてうれしい」

 7月に鹿島への加入が発表され、リーグ戦ではここまで2試合に出場。しかし、「Jリーグの試合でも得点を狙っていたけれど、なかなかうまくいかなかった」と、ゴールを決められない歯がゆさも感じていた。

 そんな中で迎えた自身にとって初めてのACL。「自分一人の得点ではなく、チームメイト、スタッフのおかげだし、なおかつサポーターの皆さんが応援してくれているので、その期待に応えたい思いが一番強いから、今日はそれができてうれしい」と、鹿島での初得点を喜んだ。

 だが、ACL準々決勝は、まだ第1戦を終えただけ。3週間後には、ベスト4入りを懸けたアウェーの地での第2戦が控えている。

「この1点にとどまらず、引き続きゴールを取り続けていければと思っている。僕にとってACLは今日が初体験だったけれど、チームにとしても自信を持って、次のステージ(準決勝)、そして決勝に行きたい」

 サッカー王国からやってきた新たな助っ人が、鹿島の悲願達成に向けてさらなる活躍を誓う。

取材◎小林康幸


セルジーニョのミドルがニュースになっておる。
25メートル弾はいわゆる重い球でズドンと決まった。
これぞ助っ人の力と言えよう。
アジアを獲らせるために海を渡ってきた。
セルジーニョと共に頂点へ。
信頼しておる。

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ユキ、右膝前十字靭帯損傷

伊東選手の負傷について
2018年08月29日(水)

8月25日(土)の練習中に負傷した伊東 幸敏選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。同選手は近日中に手術を行う予定です。

■受傷名:
右膝前十字靭帯損傷

■治療期間:
手術後、約6か月間を要する見込み

■負傷状況:
8月25日(土)の練習中に負傷


右膝前十字靭帯損傷にて全治6ヶ月とのこと。
これは苦しい報。
右サイドを活性化させ、長崎戦・Fマリノス戦の連勝に貢献しておった。
ここから主軸として戦力数えられたところでの悲劇である。
我ら以上に本人が苦しいはず。
ここは、頭脳を鍛えるチャンスと、外からサッカーというものを観て行って欲しいところ。
来季は内面が大きく成長したユキの復帰を期待したい。
応援しておる。

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攻撃の突破口をこじ開けた「ボディブロー」と「ジャブ」

【鹿島|戦評】攻撃の突破口をこじ開けた「ボディブロー」と「ジャブ」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月29日


「点は取れなかったけど、焦れずに」(山本)


天津権健との準々決勝第1戦は2-0の勝利。悲願のACL初制覇に向け、勢いをつけられる勝ち方だった。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 奇しくも、鹿島の両SBは勝因をボクシングにたとえた。

「ボディブローじゃないけど、じわりじわりと」(内田篤人)
「ジャブでどんどん相手を追い詰めて」(山本脩斗)

 前半から主導権を握ったのは鹿島だった。いくつかの決定機も作ったが、ゴールをこじ開けられず、0-0で前半を折り返す。

 こういった試合展開を指して、内田は「点が取れそうで取れないゲームって、よく負けたりする。それかな、と思っていた」。だが、最終的に勝利を掴めたのは、確実に相手のダメージを蓄積させるように、「点は取れなかったけど、焦れずに」(山本)ボディブローとジャブを繰り出す手を止めなかったからだ。

 辛抱強く、攻撃の突破口を探り続けた。強引に前に急がず、無理だと思えば、サイドを変えるなど割り切って“やり直す”。そうすることで、「相手が多少、ずれてずれて、ゴール前にポッと空くシーンもあった」(内田)。その隙をレオ・シルバとセルジーニョが見逃さず、しっかりとゴールに結びつけてみせる。

 60分、遠藤康のヘッドでの折り返しをL・シルバが右足でねじ込んだ先制点でダウンを奪うと、72分にはセルジーニョが放った鮮烈ミドルの“左ストレート”で勝負あり。実に力強い勝ち方だった。

 終了間際には守護神クォン・スンテのファインセーブもあり、相手にとって有利となるアウェーゴールを与えず、ゼロで抑えることもできた。4日前のリーグ24節・磐田戦では、1点リードで迎えた後半アディショナルタイムにPKで追いつかれて、勝点3を逃している。その教訓が生かされたのだろう。こうした修正力も、鹿島の強さのひとつだ。

ここにきて反転攻勢の気配を漂わせつつある


待望の来日初ゴールを決めたセルジーニョは、試合を重ねるごとにフィット感を高めている。巻き返しの起爆剤となれるか。写真:徳原隆元

 悲願のアジア制覇に向け、弾みをつけられるような一戦だった。何よりも、「自分たちらしい」(山本)戦い方で結果を出せたのは大きい。いまだ少なくない怪我人に悩まされてはいるものの、ポジティブな要素がないわけではない。

 久々の実戦復帰となった内田が、「やっと動ける気がしてきた」と“完全復活”に向けて確かな手応えを口にすれば、新戦力セルジーニョも着実にフィットしてきた感がある。この試合で待望の来日初ゴールを決め、さらに勢いづきそうだ。最大の得点源である鈴木優磨はここ最近、ゴールから見放されているが、チャンスには顔を出している。今は“パワーゲージ”を貯めている段階と考えれば、今後の爆発が楽しみでもある。

 現在は負傷離脱中の不動のディフェンスリーダー、昌子源が戻ってくれば、守備の強度はさらに高まるはず。レアンドロや安部裕葵、中村充孝らタイプの異なるアタッカーが復帰することで、間違いなく攻撃面のレパートリーは増える。

 今季はどこか不安定な戦いぶりが目に付いたが、ここにきて反転攻勢の気配を漂わせつつある。週末のリーグ戦で首位・広島を叩ければ、巻き返しも本格化しそうだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


サッカーダイジェストの広島記者による天津権健戦の戦評である。
天津権健戦をボクシングに例えた篤人と脩人のコメントを引き出しておる。
「ボディブローじゃないけど、じわりじわりと」(内田篤人)
「ジャブでどんどん相手を追い詰めて」(山本脩斗)
と試合後に語った。
これは面白い。
個人戦術の部分ではなく、チームとして1試合をフルに考えてマネージメントされておることが伝わってくる。
これがサッカーを知るということなのであろう。
ジワジワと追い詰め、蜂のように刺した二発は強烈なストレートであった。
特に試合を決定づけたセルジーニョのミドルは、重く急所に入る必殺パンチであった。
このような戦いが出来るようなったのも、自分たちを信じ、真摯に練習に取り組んだ結果である。
何事も急いてはならぬ。
今季の鹿島が完成形を見せつつある。
負傷離脱中の源、レアンドロ、裕葵、アツが戻れば、更に魅惑的なゲームを魅せてくれよう。
アジアだけでなく来週から始まるルヴァン杯、過密日程の中で戦う天皇杯でも結果を出してくれるのではなかろうか。
これからの攻勢が楽しみである。

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新左サイドコンビが共鳴

【鹿島】攻守両面で“共鳴”! 安西幸輝&山本脩斗の「左サイド」に高まる期待感
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月29日


ふたりのコンビは重要なオプションになり得る


左サイドで縦関係となり、抜群の連係を見せていた安西(32番)と山本(16番)。ふたりが絡んだ時の突破は見応えがあった。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 安西幸輝本人に訊けば、「初かも、しれないですね」と答える。

 スタートからの中盤起用について、だ。今季から鹿島の一員となった安西は、左右のSBとサイドハーフをこなすマルチロールだが、ここまではSBを主戦場にプレーしてきた。試合の途中からひとつポジションを上げることはあっても、2列目として先発するのは、この天津権健戦が初めてだったようだ。

 実際のパフォーマンスはどうだったかといえば、縦への鋭い突破、強気な仕掛け、カットインからのクロスなど持ち味を存分に発揮。“アタッカー”として存在感を放っていた。

 その安西を後方から支えていたのが、経験豊富な左SB山本脩斗だ。前にいる安西に好配給を見せ、機を見た攻め上がりで攻撃に厚みをもたらす。

 安西と山本。左SBのライバル同士でもあるふたりは、この日は“縦の関係”でスタメンから同時にピッチに立ち(右SBに安西、左SBに山本のスタメンでの同時起用はあり)、抜群のコンビネーションを見せ、左サイドから多くのチャンスを作ると同時に、ピンチを未然に阻止していた。

「脩斗君はすぐ僕に(パスを)つけてくれる。“あとはやっていいよ”というパスが多いから、僕はやりやすい」(安西)

 安西の攻撃センスを活かそうと、山本は献身的なサポートを見せる。安西が仕掛けやすいようなパスを配給し、自らのフリーランで相手を引き付けることも厭わない。もちろん、囮になるだけでなく、「幸輝も簡単に僕を使ってくれていたので、(オーバーラップは)うまくできた」と手応えを語る。

 守備面でもスムーズに連係できていたようだ。SBとしての顔を持つ安西だけに、ディフェンスの時、どういう位置取りをすれば効果的に守れるかを熟知。後ろで構える山本も「(安西の)ポジショニングは良いし、そんなに指示することはなかった」という。安西も「脩斗君の安定感は凄い。一つひとつのカバーも絶対にサボらない。勉強になるし、守備の部分では勝てないところが多い」と山本に全幅の信頼を置く。

 攻守両面で“共鳴”できていた安西と山本の左サイドは、シーズン終盤戦において、ひとつの重要なオプションになるかもしれない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


天津権健戦での左サイドについて記すサッカーダイジェストの広島記者である。
安西を前目で起用するオプションはこれまでも幾度かあったが、先発にて採用されたことはこの試合が初めてとのこと。
安西の攻撃力を活かす采配であった。
天津権健の右サイドが弱いと読み切ったということもあろう。
また、レアンドロ、裕葵、アツの負傷にて2列のコマが足りぬという状況での苦肉の策もあった。
とはいえ、この采配が当たり、2-0という最高の結果をもたらせたことは紛れもない事実。
脩斗&安西というオプションにてアジアを席巻していこうではないか。
楽しみである。

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一歩一歩、内田は完全復活に近づいている

【鹿島】「今まで嘘をついていたけど」完全復活に近づく内田篤人の現在地
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月29日


久々のゲームとは思えないほどの活躍ぶりだった


天津権健戦を振り返り、「やっとこう、動ける気がしてきた」と内田は手応えを語る。写真:徳原隆元


1対1で簡単にかわされる場面もあったが、それでも以前に比べ、対峙する敵と間合いを詰め、球際で激しく戦えていた。写真:徳原隆元


[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ
篤人はピッチから遠ざかっていた。
 約3週間ぶりの実戦だった。8月5日のリーグ20節・清水戦で途中出場して以来、内田

 クラブ史上初のACL制覇に向け、中国の天津権健との準々決勝第1戦、鹿島の背番号2はスターティングメンバーに名を連ね、フル出場を果たす。後半の途中を過ぎても、長い距離を走ってオーバーラップを仕掛けるなど、最後まで精力的なプレーを見せた。

「ちゃんと戦ったんじゃない? 自分の中でも調整せずに、というか。本当は、前半はちょっと抑えようかなと思ったけど、あれだけ(チームとして)押し込めていれば、自分も行きたいなっていうのもあった。良い形のチャンスもあったので」

 久々のゲームとは思えないほど、躍動感溢れる活躍ぶりだった。ダイナミックに仕掛けつつ、頭はクールに冷静に相手をいなす姿もあった。コンディションはかなり良さそうだ。

「やっと、かな。今までみんなに嘘をついていたけど、やっとこう、動ける気がしてきた」

 身体の状態を聞かれれば、どこか不安があっても、強がって答えていたことがあったのだろう。だが、今は違う。それは、この天津権健戦でのパフォーマンスが示していたはず。100パーセントではないにせよ、イメージに近いプレーができたのではないだろうか。

 もちろん、満足などしていない。

「でも、サッカー選手なんで。連戦をこなさなければならないんで。たとえば1試合だけ、そこにピンポイントで合わせられるのはいいけど、できれば連戦でやっていく、次はそこが課題かなと思います」

 試合に出られない間、モヤモヤした気持ちがあったかもしれないが、「練習をやっていくなかで、コンディションは上がってきたし。ターンとかもできるようになって、今日も高くジャンプできた。ひとつ、前に進んでいる感じはある」と明かす。

 対峙する敵との距離感も上手く詰められている印象だ。以前はやや離れすぎているようにも見えたが、簡単に抜かせない間合いが取れている。

「ディフェンスなんで、どうしても相手のターンとかフェイントに合わせなければいけないけど、そこは練習をサボらずにやってきたので。できてきたかなと思う」

 攻撃でも守備でも、良い感触を得られているようだ。一つひとつのプレーを確かながら、その度に自信を深めながら、一歩一歩、内田は完全復活に近づいている。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


天津権健後の篤人を取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
「やっと、かな。今までみんなに嘘をついていたけど、やっとこう、動ける気がしてきた」という本音を引き出しておる。
広島記者も現地で観て、攻守に良い感触を得られておることを感じておる。
篤人の復活でアジアを制する。
これからが楽しみである。

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天津権健戦報道

鹿島レオ・シルバV弾!天津権健に本拠先勝 ACL
[2018年8月28日20時47分]


鹿島対天津権健 後半、ゴールを決め、鹿島MFセルジーニョ(右)と喜び合うMFレオ・シルバ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(右)(撮影・狩俣裕三)


<ACL:鹿島2-0天津権健>◇準々決勝第1戦◇28日◇カシマ

日本勢唯一の勝ち残りの鹿島アントラーズがホームで天津権健(中国)を下し先勝した。

前半0-0で迎えた鹿島が後半15分に先手を取った。左サイド安西のクロスを遠藤が頭で落とし、走り込んだMFレオ・シルバが右足で合わせて先制点を奪った。

さらに同27分、ペナルティーエリアやや外でパスを受けたFWセルジーニョが左足を振り抜き、貴重な追加点を挙げた。

ACL8強が最高成績の鹿島は、前回王者の浦和に続く日本勢2連覇へ向け、まずは4強入りへはずみをつける1勝となった。

ホームアンドアウェー方式の準々決勝第2戦は9月18日に天津で行われる。

ジーコ笑顔!鹿島ACL初4強へ先勝ブラジル勢2発
[2018年8月28日20時58分]


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(右)(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、ゴールを決め、鹿島MFセルジーニョ(右)と喜び合うMFレオ・シルバ(撮影・狩俣裕三)


<ACL:鹿島2-0天津権健>◇準々決勝第1戦◇28日◇カシマ

ホームの鹿島アントラーズが先勝した。

元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト擁する天津権健(中国)と対戦。MFレオ・シルバ、FWセルジーニョの両ブラジル人による2得点で第1戦を制した。ベスト4進出がかかる第2戦は来月18日に相手ホーム天津体育場で行われる。

鹿島が得た最初の大きなチャンスは前半14分、FW鈴木が右クロスを送り、はじかれたところにMF遠藤主将が詰めた。ダイレクトで左足を振ったが、ゴール右にわずかに外れた。前半34分にはDF安西の折り返しを、ACL初先発のFWセルジーニョに届いたが、左足シュートは大きく、ふかしてしまった。

41分には相手シュートを浴びる。天津権健FW楊旭が左クロスに頭を合わせられたが、クロスバーを越えた。このまま前半は0-0で終了。鹿島は先発の右サイドバック内田が再三、好機に絡むも無得点で折り返した。

後半も鹿島が最初に決定機を迎えた。まず12分、MFレオ・シルバのパスを受けたDF安西がペナルティーエリアに持ち込み、DFを左半身で押さえながら中央へラストパス。フリーの遠藤が利き足の左足を合わせた。しかし、ゴール上へ大きく消え、決定機を逸した。

スタジアムが落胆した直後、歓喜に沸く。15分。DF山本の左からのセンタリングを遠藤が頭で左サイドへ戻す。そこにいたMFレオ・シルバが右足のボレーで合わせ、ゴール右に決めた。待望の先制点。3分前にチャンスを逃した遠藤もアシストで貢献した。

さらに攻勢、27分には追加点が生まれた。ゴール正面25メートルからセルジーニョが左足ミドル。前半、好機でミスしていたお返しとばかりに、豪快な一撃をゴール左上に突き刺した。スタンドから見守っていた神様、ジーコ・テクニカルディレクターも笑顔。ぼうぜんとする相手エースのパトとは対照的に、ホームできっちりリードを広げた。

この2点を守り、鹿島が勝利と得失点差プラス2も獲得。火曜ナイターに集まった1万3634人に白星を届け、クラブ初の4強に大きく前進した。

鹿島セルジーニョ豪快初弾「示せた」ジーコご満悦
[2018年8月28日21時37分]


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、ゴールを決め、鹿島MFセルジーニョ(右)と喜び合うMFレオ・シルバ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(右)(撮影・狩俣裕三)


<ACL:鹿島2-0天津権健>◇準々決勝第1戦◇28日◇カシマ

今夏加入の鹿島アントラーズFWセルジーニョ(23)が、ACL初先発で初ゴールをマークした。

1-0の天津権健(中国)戦の後半27分、ゴール正面でDF安西からボールを受けると、25メートルの位置から、思い切って左足でミドルシュート。前半、好機でミスしていたお返しとばかりに、豪快な一撃をゴール左に突き刺した。スタンドから見守っていた「神様」ジーコ・テクニカルディレクターも笑顔。ぼうぜんとする相手エースの元ブラジル代表FWパトとは対照的だった。

このまま2-0で勝利。先勝に貢献したセルジーニョは「非常にうれしく思っています。これだけ、サポーターが後押ししてくれた中、僕だけではなくチームとして、しっかりした戦いを示せたと思います」と納得した。

2点リードで乗り込むアウェーでの第2戦(9月18日、天津体育場)へ「まだ何も決まっていない」と引き締めながら「今日やったパフォーマンスを敵地でも見せて、次のラウンドに進むために全力で頑張りたいと思います」と話した。

鹿島ブラジル人助っ人2人 神様ジーコ御前で大仕事
[2018年8月28日23時33分]


鹿島対天津権健 試合後、記念撮影する鹿島MFレオ・シルバ(左)とMFセルジーニョ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 後半、豪快なミドルシュートを決める鹿島MFセルジーニョ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 前半、相手選手と激しく競り合う鹿島MFセルジーニョ(左)(撮影・狩俣裕三)


<ACL:鹿島2-0天津権健>◇準々決勝第1戦◇28日◇カシマ

打てども打てども、点が入らない。そんな嫌なムードを振り払ったのが、鹿島アントラーズのブラジル人助っ人2人だった。

後半15分にMFレオ・シルバが、のどのつかえを取る先制のボレーシュートを右足で決めれば、後半27分には新加入のMFセルジーニョが目の覚めるような強烈なミドルシュートで追加点。「持った瞬間、打とうと決めていた。蹴った瞬間に入ると思った。GKから逃げていく形。狙った通りに蹴れた」と来日初ゴールを喜んだ。

ブラジル人2人にとって、スタンドには意識する“目”があった。ジーコ・テクニカルディレクター(TD)の御前試合。セルジーニョは、ジーコTDの声掛けで鹿島への移籍を即決した経緯を持つ。そのまじめな新外国人は「真摯(しんし)に練習に取り組んだ成果が、大事なACLで取れたんじゃないか」と喜んだ。

前半戦は細かなけがもあって調子を崩していたレオ・シルバも、ジーコの来日に合うように調子を上げてきた。「それは偶然」と笑いながらも「長くいてくれたらいいな」。

“神様”の前で、2人の活躍で、初の4強に向けて、鹿島が大きく前進した。

鹿島が完封先勝 ジーコTD肝いりセルジーニョ初弾
[2018年8月29日7時18分 ]


鹿島対天津権健 後半、ゴールを決め、鹿島MFセルジーニョ(右)と喜び合うMFレオ・シルバ(撮影・狩俣裕三)


鹿島対天津権健 前半、試合を見つめるジーコ・テクニカル・ディレクター(撮影・狩俣裕三)


<ACL:鹿島2-0天津権健>◇準々決勝第1戦◇28日◇カシマ

Jリーグで唯一、勝ち残る鹿島アントラーズはホームで天津権健(中国)に2-0で勝って先勝した。後半15分にMFレオ・シルバの右足ボレーで先制すると、同27分にはジーコ・テクニカル・ディレクター(TD)が連れてきたMFセルジーニョが強烈なミドルシュートで来日後初ゴール。アウェーゴールも許さず、ジーコTDの御前で初の4強が見えてきた。アウェー第2戦は9月18日に行われる。

“神様”の目が光っていた。スタンドから届くジーコTDの視線。効かないブラジル人選手はいない。助っ人2人が鹿島を救った。

ボールを保持し、打てども打てども点が奪えず、焦りの色も濃くなり始めた後半15分だった。待望の先制弾はレオ・シルバが右足ボレーで決めた。後半27分にはセルジーニョが、得意の左足から25メートルの強烈なミドル弾で重要な追加点を奪った。「持った瞬間に打とうと決めた。左アウトサイドにかけて、GKから逃げていく狙い通りの形。良かった」。8月4日の来日後、初ゴールは第2戦へ貴重なアドバンテージを生んだ。

2人とも大きな“影響”を受けていた。セルジーニョは加入前、中東からオファーをもらっていた。だが「あれだけの方が僕を探しに来た。それに応えたい」。ジーコTDに声をかけられ、鹿島入りを即決した。

前半戦、細かなけがで不調だったレオ・シルバは、ジーコTDの来日後に一気に調子を上げた。「調子が上がったのは偶然。だけど、できるだけ長くいてほしいね」。「働かない外国人には厳しい」と言われる神様の目は、絶大だった。

鹿島の歴史で初めて、決勝トーナメント1回戦を勝ち抜いた5月の上海上港との第2戦から先発したのは5人だけ。移籍やケガ、あるいは復帰で大きく様変わりした。だが、今いる全員でまた半歩、前に進んだ。

ジーコTDは今日29日に1度、母国ブラジルに帰り、アウェー第2戦に合わせて再び合流する。その“目”がある限り、歴史は変えられる。「『後半の90分』も自分たちのペースで試合を運びたい」と大岩監督。初のベスト4が迫った。【今村健人】

◆ACL決勝トーナメント 各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチームで、勝利数が同じ場合は(1)2試合の得失点差(2)同アウェーゴール数(3)第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦(アウェーゴールルールは適用されない)(4)PK戦の順で決定する。

鹿島、2発先勝!ウッチーが1カ月ぶり先発で躍動/ACL

ゴールを決め、鈴木(左)と喜ぶセルジーニョ。鹿島は初の4強入りへ前進した

 アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(28日、鹿島2-0天津権健、カシマ)日本勢で唯一、勝ち残っている鹿島がホームで天津権健(中国)に2-0で先勝した。元日本代表DF内田篤人(30)が公式戦で1カ月ぶりの先発出場。後半27分にMFセルジーニョ(23)が移籍後初得点を決めるなど、初の4強入りへ前進した。ホームアンドアウェー方式の第2戦は、9月18日に天津で行われる。

 “ウッチー”がカムバック。鹿島の元日本代表DF内田が、アジアの舞台に帰ってきた。

 「ちゃんと戦えた。やっと動ける気がしてきた。あとは連戦でやっていくだけ」

 ウニオン・ベルリン(ドイツ2部)から今季復帰後、右太ももを痛めるなど数度のけがに見舞われた。公式戦での先発はJ1・G大阪戦(7月28日)以来1カ月ぶり。今季のACLでは上海申花(中国)との1次リーグ初戦(2月14日)以来となるフル出場に、手応えを口にした。

 右サイドバックとしてピッチに立つと、前半10分に右足でミドルシュートを狙うなど90分通じて動き回った。「緩めずやり続けたのがよかった。ボディーブローになった」と、攻撃にリズムを加えた。チームは後半15分にMFレオシルバ、同27分にはMFセルジーニョが決めて快勝だ。

 内田はコンディションを見極めつつ、「『いけるときにポイントで(出場)』と監督とも話していた」と、大一番に焦点を絞っていた。国内19冠を誇る常勝軍団に唯一なかったアジアのタイトル。ACLは自身が出場した2008年の8強が最高成績だ。

 内田は「(優勝は)いけそうと思って、いけるものではない」と気を引き締めながらも「(優勝する)空気はある」。初の4強入りへ、大きく前進した。 (一色伸裕)


後半、ゴールを決める鹿島・セルジーニョ(右端)=カシマ

天津権健・ソウザ監督
「鹿島はゲームコントロールも含めて質が高く、成熟したチームだと示した。われわれにも決定機があり、アウェーゴールのチャンスがあった。選手を誇りに思う」


後半、先制ゴールを決める鹿島・レオシルバ(右端)=カシマ


後半、先制ゴールを決め、駆けだす鹿島・レオシルバ(中央)=カシマ


内田 初タイトルへ向け奮起!1カ月ぶり先発も攻めて勝利貢献
ACL準々決勝第1戦 鹿島2―0天津権健 ( 2018年8月28日 カシマ )


<鹿島・天津権健>前半、鹿島・内田は軽快な動きを見せる(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ


 7月28日のG大阪戦以来、1カ月ぶりに先発した鹿島DF内田が勝利に貢献した。

 前半5分にセルジーニョとのパス交換から右サイドを突破し、クロスで好機を演出。前半12分には右足ミドルを放つなど積極的に攻撃に絡んだ。シャルケ時代の10〜11年シーズンに欧州CL4強入りを経験。15年に手術した右膝の状態は上向いており「レッズとガンバはACLを獲っているけど、ウチは獲っていない。そのために帰ってきたと思っている」と力を込めた。

[ 2018年8月29日 05:30 ]

鹿島 初4強へ王手!ブラジル人コンビそろい踏み2発で先勝
ACL準々決勝第1戦 鹿島2―0天津権健 ( 2018年8月28日 カシマ )


<鹿島・天津権健>天津権健に勝利し笑顔を見せるレオシルバ(左)とセルジーニョ(撮影・西尾 大助)
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 鹿島がクラブ史上初の4強進出に前進した。ホームでの第1戦で天津権健(中国)に2―0で先勝。後半15分にMFレオ・シルバ(32)の右足弾で先制すると、後半27分には今夏加入したMFセルジーニョ(23)が左足で移籍後初ゴールを決めた。7月に就任したジーコTD(65)の前でブラジル人コンビが躍動。敵地での第2戦は9月18日に行われる。

 スタンドからのジーコTDの熱視線に助っ人コンビが応えた。まずは0―0の後半15分、レオ・シルバだ。左クロスの、遠藤の頭での折り返しに反応。ペナルティーエリア内左から右足で右隅に蹴り込んだ。精彩を欠く試合が続いたが、ジーコTDの来日に合わせるかのようにコンディションが急上昇。「ケガ明けが来日のタイミングに重なっただけ」とした上で「尊敬する人。僕のパフォーマンスをさらに上げてくれればいい」と笑った。

 後半27分にはセルジーニョが続く。約25メートルの距離から得意の左足で強烈なミドル弾。ジーコTDの推薦で今夏に加入し、公式戦3試合目で移籍後初ゴールを決めた。シュート数は相手の10を上回る18本。前半は再三の決定機をものにできず、嫌なムードが漂う中で2人のブラジル人が白星を引き寄せた。

 国内最多19冠を誇る鹿島だが、ACLは過去7度の出場で08年の8強が最高。大岩監督は24日の磐田戦で遠藤、三竿健らを温存して万全の状態でピッチに送り出すなど、この一戦に懸けていた。試合後、ジーコTDは「オツカレサマデス」と親指を突き立て、ご満悦。相手エースのパトから平身低頭にあいさつされるなど、貫禄を示した。3日の来日以降、チームは4勝1敗1分けと大きく白星が先行。悲願のACL制覇へ“神様”の存在は心強い限りだ。


<鹿島・天津権健>後半、鹿島・セルジーニョ(左)はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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<鹿島・天津権健>後半、鹿島・レオシルバはゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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<鹿島・天津権健>後半、鹿島・セルジーニョはゴールを決める(撮影・西尾 大助)
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<鹿島・天津権健>試合を見つめる鹿島・ジーコTD(撮影・西尾 大助)
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[ 2018年8月29日 05:30 ]

【鹿島】ジーコTD“にらみ”でブラジルコンビ2発先勝!クラブ史上初4強へ前進
2018年8月29日6時0分 スポーツ報知


後半27分、2点目となるシュートを決めるセルジーニョ


後半15分、右足で先制ゴールを決めた鹿島・レオシルバ


客席の上から試合を観戦するジーコTD


 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準々決勝第1戦 鹿島2―0天津権健(28日・カシマ)

 日本勢で唯一8強入りを決めている鹿島は、ホームで天津権健(中国)を2―0で下し、クラブ史上初の4強へ大きく前進した。

 0―0の後半15分、ブラジル人MFレオシルバが右足でボレーを沈めて先制。「日本の夏は暑い。だから最高なんだ」と語る“夏男”の一撃で勢いに乗ると、同27分には今夏加入の同MFセルジーニョの弾丸ミドルで追加点。大岩剛監督(46)が「前半90分」と位置づける第1戦でリードを保ち、敵地での第2戦へ弾みをつけた。

 DF内田が「点が取れそうで取れない試合は良く負けるから…」と冷や汗をかいたほど決定機を逃し続けた。運動量で相手を圧倒したが、最後の最後で決めきれない。それでもブラジル人コンビの強烈な個の力が嫌な流れを一変させた。

 外国籍選手に得点が生まれないまま6月のW杯中断期間を迎えた。助っ人陣の不振はチーム低迷の大きな要因の1つだった。今夏にテクニカルディレクターに就任したジーコ氏は、初仕事としてセルジーニョの獲得を進言。さらに絶不調だったレオシルバも「ジーコはブラジル人に厳しいよ(苦笑い)」(クラブ幹部)と、母国の英雄からの“にらみ”で輝きを取り戻した。ACL制覇に外国籍選手の力は不可欠。ジーコ氏は上機嫌で報道陣に親指を立て、会場を後にした。

 守備陣も元ブラジル代表FWパトを封じアウェーゴールを与えず。レオシルバが「期待されるのは当たり前。チームを勝たせる役割が自分にはある」とうなずけば、セルジーニョも「まだ何も決まっていない。敵地でも今日のようなパフォーマンスを」と慢心せず。J最多19冠の鹿島が唯一手にしていないタイトル奪取へ、価値ある白星を手にした。(岡島 智哉)

鹿島、ACL初の4強へホームで先勝!狙い通りの完封で王手 DF内田は復調手応え

 前半、天津権健の選手と空中で競り合う鹿島・セルジーニョ(上)

 「ACL・準々決勝、鹿島2-0天津権健」(28日、カシマスタジアム)

 ホームアンドアウェー方式の第1戦が行われ、日本勢で唯一、勝ち残っている鹿島が天津権健(中国)を2-0で下し、ホームで先勝した。クラブ初の4強進出、前回覇者の浦和に続く日本勢2連覇を狙う。第2戦は9月18日に天津で行われる。

 理想的な形で初の4強進出に王手だ。完封して手にした勝利。フル出場したDF内田は「ホーム&アウェーの戦いでは、絶対にホームで失点してはいけない。それができた」と話した。

 前半34分にはMFセルジーニョが、後半12分にはMF遠藤が絶好機にシュートミスしていた。内田が「点が取れそうで取れないゲーム。本来は負け試合」と言うもどかしい展開。だが後半15分にMFレオシルバが先制。さらに同27分、セルジーニョが汚名返上の25メートルミドル弾で続いた。

 内田自身は7月28日のJ1G大阪戦以来の先発。90分フル出場して好機を演出。「手応えがあった」と復調へ納得の表情を見せる。19冠のクラブが手にしていない悲願のタイトル。MF三竿健は「優勝すること以外、考えていない」ときっぱり。初制覇へ突き進む。


ジーコTD御前でのブラジル人助っ人の活躍と篤人の復活と二つに分かれる各紙である。
特にジーコが自ら連れてきたセルジーニョのゴールは、これぞ助っ人と観る者を唸らせるミドルであった。
本領発揮である。
また、篤人は「ちゃんと戦えた。やっと動ける気がしてきた。あとは連戦でやっていくだけ」と語る。
アジアを獲るためにクラブに加入した“本物”が躍動し、再々の酔い第一戦を制した。
頂点への第一歩である。

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天津権健戦コメント

AFCチャンピオンズリーグ2018 準々決勝 第1戦


鹿島アントラーズ:大岩 剛
ホームで第1戦を戦い、(2試合で180分の試合と考えたときの)前半をリードして終えられたことが第一の収穫だ。次のアウェイゲームに向けて、しっかり準備することは当然として、リーグ戦、ルヴァンカップ、その他のゲームにもしっかり切り替えて臨んでいきたい。

Q.試合内容をみると、もう少し点差をつけることができたように感じるが?

A.得点のチャンスをたくさん作れていたので、もう少し得点を取れたらという希望はあった。しかし、アウェイゴールを与えないことも非常に重要なことであり、現時点ではそこに対しての評価をしている。当然、第2戦に向けて相手をしっかり分析して準備していきたい。

Q.ホームで先勝、無失点という展開をどう評価するか?

A.第2戦は相手のホームで戦うことになる。第1戦のリードを最大限に生かしたいと考えているが、ラウンド16で戦った上海上港戦もリードして臨んだ第2戦で厳しい戦いになった。しっかり準備しなくては、アウェイでは難しい試合になる。後半の90分もしっかり準備して、自分たちのペースで運びたいと考えている。



【レオ シルバ】
勝つことを目的とする中で、チームに勢いをもたらすゴールを決めることができてよかった。ミートするだけだったけど、しっかりと合わせて点を取ることができた。チャンスを作っていながらなかなか決められなかったけど、相手を見て落ち着いてやれば点を取れるだろうと思っていた。

【セルジーニョ】
ボールを持った瞬間に打とうと思っていた。GKから逃げていくボールとなり、打った瞬間に入ったと思った。ゴール前で前を向いてシュートを打つのは自分の特長。第一印象が大事なので、できれば1試合目で取りたかったけど、真摯に取り組み続けたことが結果につながったと思う。

【内田 篤人】
ホームなので失点しないようにと思っていた。相手に点を取れる選手がいたので、仕事をさせないようにと話していた。点を取れそうで取れない時に負けてしまうことはよくあるけど、後半にゴールを決めて勝つことができた。緩めることなく、やり続けた結果だと思う。

【山本 脩斗】
ホームで無失点に抑えることが大事と話していた。チームとしてやりたい試合ができた。次につながる価値のある試合になった。点を取りに行きながらもリスクマネジメントがしっかりとできていた。いい時間に点を取ってくれて、落ち着いてプレーできた。

【三竿 健斗】
アウェイゴールを与えなかったのは大きい。攻めるだけにならず、後ろはしっかりリスク管理をしながら「無失点で」と90分を通して話していた。優勝しか考えていない。1試合1試合、勝っていきたい。

【犬飼 智也】
失点ゼロで終えることができて、自分たちのやりたいことができた試合になった。相手FWの9番に対して、誰がいくかハッキリさせることを意識していた。チーム全体でできていたと思う。

AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦
2018年8月28日(火)19:00KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
ホームで第1戦をリードする形で終えることができたことが、第一の収穫です。次のアウェイに向かってしっかり準備するのは当然なんですけれども、その間にあるリーグ戦、ルヴァンカップ、そのほかのゲームにしっかりと切り替えて臨んでいきたいな、という気持ちでいまはいます。

-- 2-0という結果でしたが、試合内容からするともう少し得点できたように思います。第1戦で決着をつけることもできたと思いますが、監督としてはいかがですか?
まさにおっしゃるとおりで、得点チャンスをたくさん作っていたぶん、もう少し得点をすることができたらな、という希望はありました。ただ、アウェイゴールを与えないことも非常に重要なことなので、それに対する評価のほうが大きいです。当然セカンドレグに向けて良い準備をすること、相手をしっかり分析した上で第2戦に臨んでいくこと、その準備をしっかりしていきたいと思います。

-- 初の4強入りに向けて大きな前進だと思います。そこについてはいかがですか?
(天津権健のホームで戦う第2戦は)リードを最大限に生かしたいと感じていますが、ラウンド16で戦った上海上港戦も、リードした中でアウェイに入って難しいゲームをなんとか乗り切ったゲームをしています。しっかり準備をしなければ、相手のスタジアムに行ったときの雰囲気というものは非常に難しいものがあると思いますので、しっかり準備をして、このリードをうまく生かしたいと思います。後半の残り90分を自分たちのペースで運びたいと感じています。

AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦
2018年8月28日(火)19:00KO カシマ

[ セルジーニョ ]
本当にタフな相手でありました。ハイボールが特徴としてあり、そのセカンドボールを拾ってくることは分かっていました。みんなで戦い、チャンスを手にすることができました。2-0という良いアドバンテージを手にすることはできましたが、今度は国内のその他の大会に集中して戦いたいと思います。

-- 来日初ゴールの喜びを振り返っていただけますか。
ACLという大会で得点できたということは、自分の得点の価値を高める要因になったとは思います。ただ、この1点にとどまらず、引き続き得点できればと思います。自分一人で取った得点ではなく、チームメート、スタッフ、フロント、サポーターの皆さんが応援してくれているという期待に応えたい気持ちが一番強いです。それができたことは僕にとって一番うれしいことです。チャンピオンズリーグというのは僕にとって初体験でしたが、チームとしてもまた次のステージに進んで決勝まで行きたいという気持ちでいます。

[ 三竿 健斗 ]
アウェイゴールはすごく大事。それを与えなかったことは良かった。2点差は危ないと言われるが、アウェイでも勝てれば。なかなか得点できなかったが、攻め、攻めにならないでリスク管理を意識していた。最悪でもゼロでいいと思っていた。

[ レオ シルバ ]
うれしく思う。勝つことが目的の中でチームに勢いをもたらす得点を決めることができて良かった。たまたま、自分のケガ明けでしっかり準備していたタイミングと、ジーコの来日したタイミングがちょうど重なった。偶然ですけど、皆さんにとってはそのほうがおもしろいと思います。ただ、僕の中では偶然です。もちろん尊敬する人ですし、敬意を持っていますし、このクラブに与える影響も分かっています。できるだけ長くいてもらって、僕のパフォーマンスもさらに向上していけばいいと思っています。

“日本勢最後の砦”鹿島がホームで先勝し、初の4強へ前進
18/8/28 20:50


先制点を決めて喜ぶMFレオ・シルバ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、準々決勝第1戦を行い、日本勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった鹿島アントラーズはホームで天津権健(中国)と対戦し、2-0で先勝した。アウェーゴールも許さず、クラブ史上初の4強へ大きく前進した鹿島。第2戦は9月18日に天津のホームで行われる。

 鹿島は24日のJ1磐田戦(1-1)から先発5人を変更。MF遠藤康、MF三竿健斗、DF山本脩斗の3選手が公式戦2試合ぶり、DF安西幸輝が公式戦4試合ぶりの先発となったほか、DF内田篤人も7月28日のJ1G大阪戦(1-1)以来、約1か月ぶりの先発復帰を果たした。

 序盤からボールを支配し、試合を優勢に進める鹿島だが、天津の粘り強いディフェンスの前になかなか決定機をつくれない。前半20分、左45度からのFKのチャンスでMFレオ・シルバがシュートを狙ったが、GKの正面。同34分には山本のマイナスの折り返しにフリーのFWセルジーニョが合わせるビッグチャンスも、左足のシュートは大きくクロスバーを越えてしまった。

 守勢の時間が続く天津だが、前半41分、左サイドで内田と対峙したMFワン・シャオロンが縦に突破し、ゴール前にクロス。FWヤン・シュがヘディングで合わせたが、わずかにゴール上へ外れた。前半アディショナルタイムにはFWアレシャンドレ・パトが個人技からフィニッシュに持ち込むもDFがブロック。前半はスコアレスで折り返した。

 均衡が破れたのは後半15分。相手クリアボールのこぼれ球を拾った山本が左サイドから右足でクロスを上げ、PA手前の遠藤が頭で落とす。これをPA内左のレオ・シルバが右足ダイレクトで叩き、ゴールに叩き込んだ。

 待望の先制点を奪った鹿島は一気に勢いづく。後半27分、PA手前からセルジーニョが左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。今夏に加入したセルジーニョはこれが来日初ゴール。2-0とリードを広げた。

 天津は後半30分、パトが遠めの位置から直接FKを狙うが、鋭い弾道のキックもGKクォン・スンテがファインセーブ。鹿島は後半34分、FW鈴木優磨に代えてFW金森健志を投入すると、同38分に遠藤に代えてMF永木亮太、同43分にはセルジーニョに代えてMF土居聖真をピッチに送り込んだ。

 交代枠を使い切り、逃げ切り態勢に入った鹿島。後半45分、ヤン・シュの鋭いシュートもクォン・スンテが弾き出し、天津の反撃を最後まで跳ね返した。試合はそのまま2-0でタイムアップ。ホームでの第1戦を完封で制し、2点のアドバンテージを持って敵地に乗り込む。

(取材・文 西山紘平)

「負け試合かと思ったけど…」1か月ぶり先発の内田篤人、安堵の先勝
18/8/28 22:49


右サイドバックでフル出場したDF内田篤人

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 最低限の結果に胸をなで下ろした。鹿島アントラーズのDF内田篤人は約1か月ぶりの公式戦先発。前半から果敢なオーバーラップを見せるなど、フル出場で攻守に奮闘し、完封での先勝に貢献した。

 前半から一方的に攻め立てる展開ながらゴールが遠く、前半はスコアレス。「点が取れそうで取れない。こういう展開はよく負ける試合。その意味で“負け試合”かなと思ったけど、そこでよく後半に点が取れた。緩めずやり続けた結果がボディブローのように効いていったと思う」。後半15分にMFレオ・シルバのゴールで先制すると、同27分にはFWセルジーニョが来日初ゴールとなる追加点。守ってもGKクォン・スンテが終盤、ビッグセーブを連発し、無失点に抑えた。

「ホーム&アウェーの大会ではホームで絶対に失点しちゃいけない。それができたのは良かった。あわよくば3点目、4点目を取れれば良かった。さんざんホーム&アウェーはやってきたので、そこは分かっているつもり」。そう胸を張った内田にとっては7月28日のJ1G大阪戦以来の先発出場だった。

 8シーズンぶりの古巣復帰を果たした今季は開幕スタメンに名を連ねたが、その後は負傷離脱。それでも4月から5月にかけて5試合連続で先発し、5月2日のJ1長崎戦では復帰後リーグ戦初のフル出場も果たした。しかし、その後再び離脱。7月11日の天皇杯3回戦・町田戦にフル出場するも、再開後のリーグ戦は10試合のうち先発1試合、途中出場2試合にとどまっていた。

 大岩剛監督と話し合い、この一戦に向けて調整してきていたという内田。「練習をやっていく中でコンディションは上がってきていたし、ターンとかジャンプとかある程度できた。一つ前に進めた」。そう自身のプレーに手応えを感じつつ、「サッカー選手は連戦ができないと。こうやってピンポイントで合わせられるのもいいけど、連戦をやるのが次の課題」と表情を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)

「狙ったとおりに蹴れた」鹿島FWセルジーニョ、来日初ゴールを自画自賛
18/8/28 23:04


来日初ゴールのFWセルジーニョがチームメイトと抱き合って喜ぶ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 来日初ゴールが貴重な追加点になった。1-0で迎えた後半27分、鹿島アントラーズはDF犬飼智也の縦パスをMF安西幸輝がワンタッチで落とすと、PA手前でボールを受けたFWセルジーニョが迷わず左足を一閃。アウトにかけた豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。

「ボールを持った瞬間、打とうと決めていた。蹴った瞬間、入ると思ったし、キーパーから逃げていく形で狙ったとおりに蹴れた」。自画自賛のブラジル人FWは今夏に加入し、移籍後公式戦3試合目。「できれば最初の試合で取りたかったけど、残念ながらうまくいかなかった。でも練習に真摯に取り組んだ結果、ACLという大事な試合で点を取ることができたと思う」と胸を張った。

 ホームでの第1戦で2点のアドバンテージを手にしたが、9月18日の第2戦までにはリーグ戦が2試合、ルヴァン杯も2試合ある。次戦は9月1日のリーグ戦。首位の広島とアウェーで対戦する。「今だけ喜んで、明日から切り替えていきたい。週末には首位チームとの大事な試合がある」と表情を引き締める23歳は「この1点にとどまらず、引き続き決められるようにしたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

ジーコ効果?先制点のレオ・シルバ「このまま長くいてもらって…」
18/8/28 23:20


先制点のMFレオ・シルバ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 焦りはなかった。序盤から試合を優勢に進めながら1点が遠かった鹿島アントラーズ。前半をスコアレスで折り返したが、MFレオ・シルバは「実際に何度もチャンスをつくっていたし、悲観することなく、落ち着いてやれば得点できると思っていた」と冷静だった。

 その言葉どおり、後半15分、こぼれ球を拾ったDF山本脩斗のクロスをMF遠藤康が頭で落とすと、これをレオ・シルバが落ち着いて右足ダイレクトで捉え、ゴールネットに突き刺した。「勝つことが目的だった。チームに勢いをもたらす得点ができたのは良かった」。貴重な先制点をマークしたブラジル人MFはそう胸を張った。

 この日もスタンドにはテクニカル・ディレクターに就任したジーコ氏の姿があった。ジーコ氏が今月3日に来日して以降、パフォーマンスがさらに上がっているのではないかと聞かれたレオ・シルバは「たまたま自分がケガ明けで戻ってきたタイミングと(ジーコ氏の)来日のタイミングが重なっただけ」と白い歯を見せ、「尊敬する人物であり、このクラブに与える影響も知っている。偶然の中でそうなっているけど、このまま長くいてもらって、僕のパフォーマンスがさらに上がってくれればいいね」と、ジョークもまじえて取材陣の笑いを誘っていた。

(取材・文 西山紘平)

ACL、鹿島が初の4強へ前進! L・シルバ&セルジーニョの豪快弾2発で天津を撃破!!
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月28日


助っ人ふたりの豪快弾で勝負を決める


先制点を奪ったレオ・シルバ。攻守両面で存在感を見せた。写真:徳原隆元

【鹿島】2-0の完勝も内田篤人は「負け試合」とピシャリ。では勝因は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


「ボディブローじゃないけど、じわりじわりと」


右SBで先発フル出場の内田。最後まで精力的な攻め上がりで攻撃をサポートした。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 完勝だった。たしかに前半は攻めあぐねたが、後半も攻撃の強度を落とさず、たたみかけ、2点を奪取。そのまま逃げ切った。

 実に鹿島らしい勝ち方だったが、内田篤人は「でも本当は負け試合だけどね」と手厳しい。

「点が取れそうで取れないゲームって、よく負けたりする。それかな、と思っていたけど」

 だが、実際は鹿島が勝利。内田自身は勝因をどう考えているのか。

「緩めず、やり続けたことじゃないかな。ボディブローじゃないけど、じわりじわりと、それで最後に相手が多少、ずれてずれて、ゴール前にポッと空くシーンもありましたし。やり続けたことじゃないかなと思います」

 フル出場した内田自身、後半に入っても精力的に攻め上がり、攻撃に厚みをもたらした。粘り強く、辛抱強く、焦れずに攻め続けた結果の完勝だった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】セルジーニョが来日初ゴール! まさにワールドクラスの一撃は「狙ったとおり」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


「蹴った瞬間には、入る感触はあった」


来日初ゴールを決めたセルジーニョ。このゴールをきっかけに、さらなる活躍を期待したい。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 待望の瞬間は、1-0で迎えた70分に訪れた。

 安西幸輝からのパスを受けて前を向くと、セルジーニョは迷うことなく左足を一閃。目の覚めるようなミドルシュートを突き刺した。勝利を決定づける追加点は、本人にとって嬉しい来日初ゴールとなった。

「(ボールを)持った瞬間、打とうと決めていたので。蹴った瞬間には、入る感触はあった。(シュートは)GKから逃げていくような形で、狙ったとおりに蹴れた。良かったです」

 前半には決定機をフイにしていたが、まさにワールドクラスの一発でチームの勝利に貢献した。

 今夏に鹿島に加入して以降、味方を前向きに走らせる柔らかいパスなど、どちらかといえばチャンスメーカーの印象が強かった23歳のブラジリアンだが、この天津権健戦ではフィニッシャーとしての一面も披露。さらに調子を上げていけば、チームにとって頼れる存在になるに違いない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

「驚愕のロケット砲!」「もはや片足が準決勝に」海外メディアが天津撃破の鹿島を大絶賛!
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月29日


「彼らはプロフェッショナリズムを完遂した」


アウェーゴールを与えない完勝劇。3週間後に敵地で行なわれる第2レグに向けて、鹿島はこの上ないアドバンテージを得た。写真:徳原隆元

 火曜日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝、鹿島アントラーズvs天津権健の第1レグは、ホームチームの2-0完勝に終わった。

 キックオフ直後から主導権をがっちりと握った鹿島は次から次へとチャンスを創出。なかなか決め切れずにじりじりした展開が続いたが、60分にレオ・シルバが遠藤康の落としを豪快に右足で蹴り込み、ついに均衡を打ち破った。さらに72分にも新加入のセルジーニョが目の覚めるようなミドルシュートを突き刺し加点。アウェーゴールを与えることなく、完封勝利を飾った。

 昨季の中国スーパーリーグで3位に食い込んだ新興クラブ、天津権健だが、今夏に中盤の大黒柱だったベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがボルシア・ドルムントに移籍した穴は大きく、今季のリーグ戦でも中位を彷徨うばかり。攻守正面で鹿島の優位性が際立ち、米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports Asia』もそのパフォーマンスを大いに称えている。

「鹿島がホームスタジアムで見せつけたのは、チームとしての圧倒的な力量差だった。それでも、立ち上がりから攻勢を仕掛け、何度も好機を迎えたがモノにできない。もし結果的に勝利で終えることができていなかったら、あの前半45分間は大いに反省すべきポイントとなっていただろう。だが、彼らはきっちりとリードを奪うのだ。60分にレオ・シルバが先制点を挙げると、72分にはチャンピオンズ・リーグ初登場のセルジーニョが驚愕のロケット砲をお見舞いして、追加点を奪う。その後は天津権健に反撃の糸口さえ与えず、プロフェッショナリズムを完遂したのである。敵地での第2レグでなにが起こるかは分からない。しかし、鹿島が盤石の試合運びで敵を凌駕したのは紛れもない事実で、もう片足をセミファイナルに乗せたようなものだ」

 天津でのリターンマッチは、9月18日とおよそ3週間のインターバルがある。それまでに鹿島はリーグ戦2試合(サンフレッチェ広島と湘南ベルマーレが相手)とルヴァンカップ準々決勝の2試合(川崎フロンターレが相手)、合計4試合を戦う。やや過密なうえ、しかも対戦相手はいずれも手強い。この難局を乗り越え、第1レグの好感触を維持したまま敵地に乗り込めるか。ACLに生き残ったJリーグ勢最後の砦だけに、すんなりと4強行きを決めてほしいところだ。


快勝に気が緩むかと思いきや、指揮官は「しっかり準備しなくては、アウェイでは難しい試合になる。後半の90分もしっかり準備して、自分たちのペースで運びたいと考えている」と語り、気持ちの切り替えが伝わってくる。
これは頼もしい。
アジアの戦いは険しい。
一つの勝利で目標を見失っては元も子もない。
大岩監督はそこがわかっておる様子。
また、ゴールを決めたセルジーニョは、「ゴール前で前を向いてシュートを打つのは自分の特長」と言う。
ここまでシビれるパスが目立っておったが、今日はその特徴であるシュートを決めることが出来た。
これは嬉しい。
アジアを獲らせてくれる助っ人としてここから躍動し続けるのだ。
活躍を楽しみにしておる。

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サッカーダイジェスト 天津権健戦寸評

【ACL採点&寸評】鹿島 2-0 天津権健|躍動したふたりのブラジリアン。久々出場の内田の出来は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


テンポ良く捌いた三竿健はビルドアップの中心に


【警告】鹿島=なし 天津権健=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レオ・シルバ(鹿島)


[ACL準々決勝①]鹿島 2-0 天津権健/8月28日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
リズムを掴んだ前半は、いくつかの決定機を作ったがネットを揺らせず、スコアレスで折り返す。迎えた後半も押し気味に試合を進めながら、60分にはL・シルバのゴールで先制に成功。さらにセルジーニョが加点し、守っては手堅い守備でクリーンシートを達成。鹿島らしい勝ち方だった。

【採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
飛び出すかステイするかの判断が正確で、ハイボールも危なげなく処理。キャッチングも終始、安定していた。終了間際にはビッグセーブも。

DF
2 内田篤人 6
8月5日の清水戦以来となる公式戦の舞台。遠藤や鈴木との好連係で局面を打開し、巧みに敵の最終ラインの背後を突く一方、守備面でやや不安定な面も。

35 チョン・スンヒョン 6
激しいブロックで簡単に相手に前を向かせず。つなぎの部分では、シンプルに近くにいる味方に預けた。

39 犬飼智也 6
攻撃陣の位置取りや走り出しをよく見ながら、縦につけるパスやロングフィードは効果的。ディフェンスもソツがなかった。

16 山本脩斗 6
鋭い読みでインターセプト。素早く攻守を切り替えて、タイミングの良いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす働き。

MF
20 三竿健斗 6.5
ビルドアップの中心。中盤でボールを回収し、テンポ良く捌く。デュエルでも抜群の強さを発揮。22分のセルジーニョのお膳立てから放ったシュートは決められなかった。

MAN OF THE MATCH
4 レオ・シルバ 6.5
三竿健より少し高いポジショニングで攻守にフル稼働。60分に遠藤のヘッドでのパスに右足を丁寧に合わせて、チームを勢いづかせる値千金の先制点をゲット! 最後まで“2点目”を狙う姿勢も高く評価したい。

25 遠藤 康 6.5(83分OUT)
開始早々のヘディングシュートは枠の外。質の高いクロスやCKを供給し、L・シルバの先制点をアシスト。安西からのクロスを左足で叩いた57分の決定機は決めたかった。

32 安西幸輝 6
この日は左MFで先発。球際でアグレッシブに戦い、左サイドで起点となってゴールチャンスをうかがう。

鮮やかなミドルでセルジーニョが来日初ゴール!


遠藤のお膳立てから1ゴールをマークしたL・シルバ。攻守に躍動感溢れるプレーが光った。写真:徳原隆元

FW
18 セルジーニョ 6.5(87分OUT)
34分、山本の折り返しに左足で狙うも痛恨のシュートミス。だが、72分には目の覚めるようなミドルを突き刺し、待望の来日初ゴールが貴重な追加点に。

9 鈴木優磨 6(79分OUT)
32分に遠藤のシュート性のクロスに飛び込むも合わせられず。ただ、力強い仕掛けでチャンスメイクし、献身的なプレスバックも。

交代出場
FW
14 金森健志 ―(79分IN)
セルジーニョと2トップを組む。懸命にプレーに絡みながら一発を狙う。たた、思うようなパスが届かずノーゴール。

MF
6 永木亮太 ―(83分IN)
中盤の右サイドでプレー。持ち前の機動力と運動量を武器に、攻撃にも守備にも積極的に関与して、確実に試合を終わらせた。

MF
8 土居聖真 ―(87分IN)
2トップの一角で途中出場。限られたプレータイムのなか、カウンター時には惜しいシーンを作ってみせた。

監督
大岩 剛 6
前半は攻めあぐねたものの、後半も攻撃の強度を落とさず、ゴールをこじ開ける。盤石のゲーム運びだった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの広島記者による天津権健戦の寸評である。
快勝に全員に良い評価が与えられた。
その中でも、クォン・スンテ、三竿健斗、レオ・シルバ、ヤス、そしてセルジーニョに特に高い評点が与えられておる。
スンテのビッグセーブ無しにクリーンシートは成し得なかった。
健斗の中盤での動きも然り。
ヤスはシュートを外したことで評価を下げるかと思われたが、快勝の影響かそこはマイナスされずに済んだ様子。
レオ・シルバとセルジーニョは勝利に綱がゴールが評価に結び付いておる。
セルジーニョのゴールは、ポジションからゴールまで撃ってくれと言わんばかりの道が開けておったことが、現地ではよく見えた。
それを決めきるのも助っ人の力と言えよう。
レオ・シルバはMOMにふさわしいプレイのオンパレードであった。
まさにチームの中心選手である。
助っ人の力で勝ちきった試合。
これを続け、アジアの頂点を目指すのだ。
その第一歩は快勝であった。
これからも期待しておる。

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ACL 準々決勝 第1戦 天津権健戦



スンテのビッグセーブでクリーンシート。

1点を取っても満足せず、2、3点と取れるだけ取って勝つ

天津権健戦前日トレーニング(公式練習&公式記者会見)
2018年08月27日(月)

AFCチャンピオンズリーグ2018 準々決勝 第1戦 天津権健戦を明日に控え、選手たちはクラブハウスで午前中に公式練習を行いました。メディアには冒頭15分間のみ公開されました。

公開された練習では、パス練習やボール回しを行いました。



午後にはカシマスタジアムで公式記者会見が行われ、大岩監督と犬飼選手が出席しました。



大岩 剛監督:
「準々決勝の第1戦は我々のホームでの戦いということで、しっかりと前半の90分を勝ち切りたいと思う。失点をせずにしっかりと勝ち切るという目標を持って戦いたい。サポーターの皆さんとしっかりと戦うという気持ちで臨みたい」

犬飼 智也選手:
「ACLのタイトルを獲るために、非常に大切な試合になる。ホームだし、必ず勝つ。それだけだと思う」

天津権健からは、パウロ ソウザ監督とACミランなどで活躍したパト選手が出席しました。

パウロ ソウザ監督
「ACLの準々決勝のステージに立てることをうれしく思う。クラブ史上初の出場で良く戦ってきた。この場に立つことに値する戦いをしてきた。グループステージは、2位通過だったが、2位の中では最も多い勝ち点を奪ったし、最多ゴールを奪ってきた。ここまで来るに大きな困難を乗り越えて来た。予定より27時間ほど遅れて鹿嶋に到着した。アントラーズは国際大会において、多くの伝統と経験を持つチーム。すでに今シーズンのACLで中国の2チームを破っている。昨年も広州恒大といい戦いを見せた。2016年のクラブW杯でも、レアル・マドリードと戦っていい試合をした。クオリティと経験値が高いチームだと思う。彼らと戦えることを光栄に思う」

パト選手
「鹿嶋への移動は非常に厳しいものだった。とても疲れているが、明日は良い試合をしたいと考えている。アントラーズのことは、G大阪にいる友人から情報を聞いている。第1戦も第2戦も我々のサポーターが大きな力になってくれると信じている」

公式会見後、天津権健がカシマスタジアムで公式練習を行いました。

鹿島大岩監督ACL準々決勝「失点与えず勝ち切る」
[2018年8月27日19時46分]


ACL準々決勝第1戦、天津権健戦に向けて会見する大岩剛監督(左)とDF犬飼智也は、中国人記者の質問に思わず笑みをこぼす

鹿島アントラーズは28日、カシマスタジアムで天津権健(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦に臨む。

27日に行われた公式会見で、大岩剛監督は「準々決勝のホームでの第1戦。しっかりと、まずは前半の90分を勝ち切る、失点を与えずに勝ち切るという目標に向かって戦いたい」と抱負を語った。

国内最多19冠に輝く鹿島が唯一、手にしていないタイトルがACL。それだけに大岩監督は「我々クラブにとって、ACL制覇が悲願というのは誰もが知っていること。このタイトルに向けてクラブ全体の気持ちは非常に強いものがある」と強い決意を口にした。

先発出場が確実なDF犬飼智也は「ミーティングで相手の映像を見て特徴は把握している。前線に大きい選手と速い選手がいて、シンプルに攻撃をしてくると思う。自分の仕事はまず、来たボールをはじくこと。90分通して隙をつくらないことをやり続ける。必ず勝つ、それだけだと思います」と話した。

鹿島内田1カ月ぶり先発へ「落とせない」天津権健戦
[2018年8月28日7時43分 ]


体をほぐすDF内田(中央)


パス回しをするDF内田


Jリーグで唯一、ACLを勝ち残る鹿島アントラーズは28日、ホームで準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦を迎える。右サイドバックは7月28日のガンバ大阪戦以来1カ月ぶりにDF内田篤人(30)の先発出場が濃厚。「連戦といっても、ここだけは落とせない」と言い聞かせた。

鹿島の準々決勝は08年以来。曽ケ端、小笠原、そして大岩監督とともに当時を戦った内田はシャルケで欧州CL4強も経験し、大舞台を知る。「もちろん全部取りに行くし、リーグ戦を捨てるわけではないが、シャルケでベスト4に行ったときはリーグ戦は全然ダメだった。流れはチャンスだと思う」と説いた。

悲願のACL。最近は天津権健が守備的なことも分析している。先手必勝とアウェーゴールを与えず、ベスト8の壁越えに挑む。「欧州にない暑さに面食らったけど、だんだん涼しくなってきた」。上向きなウッチーで初戦を取る。

鹿島・内田、1カ月ぶり先発へ 28日ACL準々決勝

記者会見する鹿島の大岩監督=カシマスタジアム

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、鹿島がホームで天津権健(中国)との準々決勝第1戦に臨む。

 大岩剛監督(46)は27日、記者会見で「タイトルへの気持ちは強い。90分でしっかり勝ちきりたい」。

 チームはこの日、鹿嶋市内で冒頭15分以外非公開の練習を約1時間半実施した。元日本代表DF内田篤人(30)が約1カ月ぶりとなる公式戦先発が濃厚で、「(リーグ戦の)前半はけがをしたけど、『いけるときにポイントで』と監督とも話した」と出場に意欲をみせ、「いままでやってきたことをやるだけ」と力強く締めた。


会見に臨んだ鹿島・大岩監督(左)と犬飼

鹿島4強へ!内田 ACL準々決勝で強行先発も「監督と話はしてる」
 鹿島は28日、ホームでACL準々決勝第1戦、天津権健戦に臨む。クラブ史上初の4強入りを目指し、右サイドバックにDF内田が“スポット先発”する可能性が浮上。公式戦では7月28日のJ1G大阪戦以来、ACLに限れば2月14日の上海申花戦以来のスタメンとなる。15年に手術した右膝は今も万全ではないが、「行ける時にピンポイントで、という話は監督としている」と強行出場へ含みをもたせた。

 鹿島にとってACLは悲願のタイトル。08年の8強が最高成績だが、当時の準々決勝アデレード戦のピッチにも立っていた内田はその悔しさも知っている。シャルケ時代には欧州CL4強入りに貢献した30歳は「普通にやること。自分が思ったことをやるだけ」と自然体だった。

[ 2018年8月28日 07:32 ]

【鹿島】異端の農業高校出身DF犬飼、金足農刺激に雑草魂「必ず勝つ」ACL準々決勝
2018年8月28日6時5分 スポーツ報知


公式会見に出席した大岩剛監督(左)とDF犬飼智也(右)

 ◆ACL準々決勝▽第1戦 鹿島―天津権健(28日・カシマ)

 鹿島は27日、茨城・鹿嶋市内で天津権健戦に向けた最終調整を行った。公式会見に出席し、先発出場が確実なDF犬飼智也(24)は「ホームなので必ず勝つ。それだけです」と大一番を見据えた。

 ◆ミカンなど栽培

 犬飼はJリーガーでは極めて珍しい農業高校の出身(静岡農高)。農家を営む祖父の影響で進学し、生徒1人ひとりに区分される畑でミカンなどを育てた。夏の甲子園で「雑草魂」「平成の百姓一揆」などと言われ準優勝した金足農(秋田)をテレビで応援していたといい「力は他の高校の方が上なのに。すごいと思って」と刺激を受けた。

 「相当の覚悟を持って」(犬飼)、今季から代表センターバック2人がそびえ立つ鹿島に加入。合流初日の練習でMFレオシルバと激しく衝突したが「これを求めていましたから」と鹿島の伝統でもある試合さながらの練習姿勢に興奮を隠せなかった熱血漢だ。

 ◆「来たボールはじくだけ」

 日本代表DF植田直通のベルギー移籍、同DF昌子源の負傷離脱と苦しい台所事情の中で公式戦13試合連続フル出場中。「課題ばかり見えてくる」としながらも成長を重ねている。「来たボールをはじくだけ。90分通して隙を作らないこと」。金足農のような雑草魂で、クラブ初の4強へ導く。(岡島 智哉)

ACL、28日天津権健戦 鹿島、4強入りへ闘志
貪欲に取れるだけ得点


天津権健戦に向けて調整する鄭昇〓(火へんに玄)(右)ら=クラブハウスグラウンド

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、各地で決勝トーナメント準々決勝第1戦が行われ、日本勢で唯一勝ち上がっている鹿島はカシマスタジアムで天津権健(中国)と対戦する。キックオフは午後7時。

チームは国内3冠とACL初制覇を狙う中、リーグ戦は暫定7位と苦戦が続く。内田はシャルケ(ドイツ)在籍時の2011年、国内リーグで低迷したが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ初の4強。「もちろん全部取りにいく。リーグ戦を捨ててACLに持って行くという意味ではない」とした上で、「(ACLは)チャンスだと思う。流れがなんとなく」と言った。メンバーは24日の磐田戦から大幅に入れ替わりそう。リーグ戦での鬱憤(うっぷん)を晴らすような戦いにしたい。

天津権健はスピードのある元ブラジル代表パトが攻撃の中心。ただ、ベルギー代表MFウィツェルが移籍し、ドイツで活躍したモデストは帯同しなかった。1次リーグに比べて助っ人の戦力はダウンしている。国内リーグは16チーム中9位。

クラブ初の4強入りを懸け、ホームで迎える「前半90分」。得失点差、アウェーゴールも頭に入れなければならない。三竿健は「相手はアウェーなので、守ってカウンターを仕掛けることが多くなる。1点を取っても満足せず、2、3点と取れるだけ取って勝つ」と気合十分だった。

伊東は25日の練習で負傷し、欠場の見込み。(岡田恭平)




ACL・天津権健戦に向けた前日練習、そして公式会見の様子である。
会見には犬飼が同席した。
「ACLのタイトルを獲るために、非常に大切な試合になる。ホームだし、必ず勝つ。それだけだと思う」という言葉に決意を感じさせる。
報知新聞の岡島記者は農業高校出身であるエピソードを伝え、今年の甲子園にて躍進した金足農業を応援した言葉を報じる。
犬飼の力で完封を達成して欲しいところ。
また、右SBには篤人が起用される見込み。
欧州にて積み重ねた実績と経験を活かしてくれよう。
その篤人は「普通にやること。自分が思ったことをやるだけ」と語る。
平常心がいかに大事であるかを口にしておる。
いつも通りにプレイし、最後に笑おうではないか。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利が必須である。

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新鋭の天津権健を叩き、一気に頂点に上り詰める

【ACL展望】鹿島×天津権健|初の4強入りへ、パトを擁する新鋭の機動力を封じ込めるか?
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月28日


鹿島――2008年以来10年ぶりのアジア8強の舞台


天津権健戦の鹿島の予想スタメン。左SBには安西、右SBには内田が起用される可能性もある。

ACL準々決勝 第1戦
鹿島アントラーズ(日本) - 天津権健(中国)
8月28日/19:00/県立カシマサッカースタジアム

【最新チーム事情】
●直近のリーグ戦24節の磐田戦は1対1の引き分けに終わった。
●ボランチの三竿健はパトの速さ、2列目の飛び出しなど相手の機動力を警戒
●磐田戦からメンバー数名を入れ替え。内田を右SBで起用する可能性も。

【担当記者の視点】
先手必勝。勝利あるのみ。アジア・チャンピオンズリーグ制覇へ、鹿島が天津権健(中国)を迎え撃つ。

「しっかり勝ち切るということが課題として残った。次のACLの戦いも、ホームで最後の最後まで戦いたい」

 終盤に同点を許し、1-1の引き分けに終わった磐田戦(24日)。大岩監督は険しい表情を見せ、ACLに向けて気を引き締め直した。

 鹿島は、決勝トーナメント1回戦で上海上港(中国)に合計4-3で勝利し、過去4度阻まれていた初戦の壁を突破。悲願のアジアタイトルに一歩前進した。グループステージを突破し、16強入りからの準々決勝はこれが初めてだが、準々決勝に進出したのは過去に1度あり、これが2度目。決勝トーナメント進出とともに8強入りが決まった、2008年以来10年ぶりの準々決勝の舞台だ。

 次なる相手は天津権健。初戦に続き、中国勢との対戦となる。大会初出場ながらもグループステージでは日本勢の柏を抑えてE組を2位で通過。決勝トーナメント1回戦では、15年大会優勝の広州恒大(中国)を、2試合合計2-2のアウェーゴールで上回り、8強入りを果たした。

 天津権健は、豊富な資金力を武器に大幅な戦力補強を行ない、今季の大躍進を遂げた。しかし、ワールドカップで日本と対戦したベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがドルトムントへと移籍。さらには、移籍を希望するアントニー・モデストと退団を認めないクラブがもめており、同選手は練習をボイコット中。鹿島戦の欠場が濃厚で、戦力ダウンは否めない状況だ。

 鹿島はアウェーゴールを許さずに、無失点で勝利することが求められる。三竿健は「(元ブラジル代表FW)パトは速いし、2列目からの飛び出しも多いチーム」と天津権健の機動力を警戒。「相手は守ってのカウンターが多くなると思う。そこを無失点に抑え、こっちは1点に満足しないで、得点を重ねなくてはいけない」と続けて話した。

 先発は磐田戦のメンバーから数人の入れ替えが予想される。最終ラインでは左にDF山本が入る可能性が高く、経験豊富な山本が、右に流れる傾向のあるパトをCBの犬飼や三竿健、レオ・シルバの両ボランチと連係して封じる。攻撃力のある安西を左SBに据える選択肢もあるが、安西を中盤に配置し、相手を牽制する戦術を取りそうだ。

 右SBは西が第一の選択肢。同サイドの遠藤と連動して攻撃のアクセントとなり、天津権健の手薄なサイドを攻略する。清水戦(5日)以降出番のない内田もここ数日は状態が上がっており、練習では紅白戦で警戒な動きを見せている。思い切った起用も考えられる。

 リーグ戦では波に乗り切れないチームだが、「(初優勝への)流れはなんとなく(感じている)」と内田。新鋭の天津権健を叩き、一気に頂点に上り詰める。


「先発は磐田戦のメンバーから数人の入れ替えが予想される」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
ジュビロ戦はこれまで出場機会の少なかった選手を起用しており、この試合に賭けた部分が大きかった。
現状のベストメンバーにて挑むこととなろう。
「右SBは西が第一の選択肢」と記しながらも、「思い切った起用も考えられる」と篤人の起用も示唆する。
このあたり、非公式練習の煽りを受ける。
その篤人は、「(初優勝への)流れはなんとなく(感じている)」とコメントしておる。
チームの勢いを語ってくれるのは嬉しい。
この試合を獲り、波に乗って一気に頂点を目指したい。
気合いがこもる一戦である。

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円熟のプロフェッショナルが、アジアの頂へ続く道を疾走する

PICK UP PLAYER


「シーズン前半戦のようなパフォーマンスでは、それは自分ではないのだと思っています。“違いを見せなければいけない”という意識を持って試合に臨んだら、自然と自分のプレーができるようになっていました」

 真夏の連戦、高温多湿をものともせずに所狭しとピッチを駆け続ける背番号4。長いリーチを活かした対人戦、鋭いタックルで相手の矛を無力化すると同時に、攻撃の起点としてアントラーズのスイッチを入れる。8月に入り、1日のFC東京戦から6試合連続フル出場。レオ シルバは今、己の存在価値を改めて証明するがごとくミドルゾーンに君臨し、輝きを放っている。

 「得点の場面は、理想通りの位置にボールをコントロールすることができたので迷いなくシュートを打ちました」。8月15日、長崎戦。思いがけない形で先制を許し、未経験の高湿度に苦しめられていたアントラーズを救ったのは、レオのファインゴールだった。曽ケ端のキックに右サイドの遠藤が反応して前を向く。ゲームキャプテンのドリブルから、伊東のオーバーラップで攻撃が加速。ファーサイドへ飛んだクロス、ペナルティーエリア左奥でボールに追いついたのがレオだった。遠藤がボールを持った瞬間には自陣中央に位置していた背番号4が、機を見た疾走でスペースを突いていたのだった。右足を一閃、そしてサイドネットに突き刺したコントロールショット。「あの得点で、多くの人の目を覚ますことができていればと願っています」。無尽蔵のスタミナ、そして高水準の技術――。笑顔と冗談で振り返った同点弾こそ、レオの真骨頂だった。

 「優磨はうちの得点王で、絶対の信頼を置いています。彼に預ければ、得点が決まる。そう信じてプレーしています。今日はチャンスを活かせませんでしたが、相手の守備も称えないといけない。今後の試合では点を取ってくれるはずです」。8月24日、磐田戦。失意の結末を迎えた聖地で、そのタフネスは抜群の存在感を誇っていた。パスカットを連発し、サックスブルーの攻撃を寸断。1点リードで迎えた80分、中盤でのインターセプトから一気にスピードを上げ、敵陣を切り裂く。願いを乗せた背番号9へのラストパスはため息へと変わってしまったが、改めてその存在感を刻み込んだプレーだった。レオは鈴木を気遣いながら、新エースの奮起を促していた。

「シンプルなことで、このクラブに在籍することが非常に嬉しいんです。心が満たされています。自分がやろうとしているプレーはある程度は表現できたと思いますが、シーズンの終わり方は誰もが望んでいないものでした。このクラブにいられることは本当に幸せです。来季の最後にはみんなで笑いあえたらと思っています」

 2017年。鹿のエンブレムを纏った1年目のシーズンは、忘れ得ぬ光景とともに幕を閉じることとなった。最終節での首位陥落。レオはJリーグ優秀選手賞の栄誉を得たものの、「二度と味わいたくない」思いだけが胸に刻まれた。「素晴らしい歴史があり、数々のタイトルを獲っている偉大なクラブ。その歴史にたくさんのタイトルを残したいと思います」。その言葉を現実のものとするために、今季に懸ける思いは並々ならぬものだった。

 だが、低空飛行を続けたアントラーズにあって、背番号4もまた苦しんでいた。リーグ開幕10試合で、先発はわずか3回のみ。コンディション不良と負傷の影響で、輝きを放つことができなかった。5月20日のJ1中断後、6月下旬の静岡キャンプも別メニューでの調整が続く。虎視眈々と、しかし来たるべき時に向けて準備を進めていた。

 そして迎えた、復活の夏。「幸いと言ったらおかしな話ですけど、ケガをしたことによってしっかりとフィジカルを強化する時間を確保できたんです」とレオは言う。「“違いを見せなければいけない”という意識」を体現するためのコンディションを整え、背番号4は躍動を続けている。ともにミドルゾーンを制圧する永木は「レオが何度も何度もボールを取ってくれる。その良さを出させてあげたい」と、揺るぎない信頼を語っていた。「この暑さや湿度の高さは非常に好きなので、夏がもっと続いたらいいのに」と笑いつつ、レオは勝利だけを目指してピッチを駆け続けている。

「運をもたらしてくれる存在と思うので、ずっといてくれればと思います」

 そして、もう一つ。ピッチでの躍動、その理由を探る報道陣から必ず問われることがある。ジーコTDの来日と、その影響について――。流暢な日本語を操る32歳は通訳を介す前に笑顔を見せつつ、しかし多くを語ろうとはしない。“そんなに単純なことではない”という、プロフェッショナルとしての矜持ももちろんあるだろう。しかし何より、憧れの存在であるからこそ、この上ない敬意を抱いているからこそ、自身のパフォーマンス向上と直接的に結びつけることなどできない。そんな思いもまた、言葉に滲んでいる。「このユニフォームに袖を通してきた偉大なブラジル人たちである、ジーコ、レオナルド、ジョルジーニョのように成功できるように頑張ります」。アントラーズでの歩みを始める前に刻み込んだ決意を改めて思い返した時、フットボールの神様とともに勝利を目指す日々がどれほどの喜びをもたらしているか。だからこそ、今季こそ。アントラーズとともに、ジーコとともに、タイトルを――。

「ホームでアドバンテージを持って、第2戦に臨めるようにしないといけません。一つひとつの試合を大事にして、結果を出したいです」



 中国の雄を聖地へ迎え撃つ、前半90分。アントラーズのミドルゾーンには、王国のDNAを継承するスーパーボランチがいる。レオ シルバ、32歳。円熟のプロフェッショナルが、アジアの頂へ続く道を疾走する。


レオ・シルバをピックアップするFreaks+である。
「優磨はうちの得点王で、絶対の信頼を置いています。彼に預ければ、得点が決まる。そう信じてプレーしています。今日はチャンスを活かせませんでしたが、相手の守備も称えないといけない。今後の試合では点を取ってくれるはずです」とジュビロ戦後にコメントし、優磨を奮い立たせる。
そして天津権健戦に向けて、「ホームでアドバンテージを持って、第2戦に臨めるようにしないといけません。一つひとつの試合を大事にして、結果を出したいです」と語る。
明日の試合を託した。
中盤のキーマンの躍動を拝みにスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

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チョン・スンヒョン、韓国代表選出

韓国代表選出のお知らせ
2018年08月27日(月)

本日、親善試合(vsコスタリカ9/7@高揚)、vsチリ9/11@水原)に向けて韓国代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、チョン スンヒョン選手が選出されました。


韓国代表に選出されたチョン・スンヒョンである。
これは朗報。
是非とも活躍してきて欲しい。
また、このインターナショナルマッチデイにはルヴァン杯が開催されるが、スンヒョンは鳥栖在籍時に出場しておるため今季のこの大会には出場できぬため、特に影響はない。
スンヒョン抜きにてこのルヴァン杯を制覇せねばならぬが、そこは町田や犬飼に奮起してもらうところ。
そこもまた楽しみである。

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天津権健、助っ人移籍志願で帯同せず

【鹿島】思わぬ“追い風”天津権健の「金満三銃士」崩壊? 28日ACL準々決勝
2018年8月27日6時5分 スポーツ報知


MF小笠原満男(左)とMF永木亮太(右)

  鹿島は26日、ACL準々決勝第1戦・天津権健(中国)戦(28日・カシマ)に向けた調整を行った。後半ロスタイムに同点弾を許した磐田戦から中3日で行われる大一番に向け、DF犬飼智也(25)が「切り替えが大事。チームとして、もう顔を上げている」と話すなど、クラブ初のアジア4強入りをかけた決戦への士気は高まっている。

 大岩剛監督(46)が「総力戦になる」とにらむ大一番に、鹿島にとって思わぬ“追い風”が吹いている。天津権健は日本戦にも出場したベルギー代表MFヴィツェル、元ブラジル代表FWパト、ケルンでFW大迫勇也とコンビを組んだFWモデストの“金満三銃士”を軸に8強へ進んだが、今夏にヴィツェルのドルトムント移籍が決定。さらに現地紙によると、モデストは移籍を認めないクラブへの不満から練習参加をボイコット中。4日を最後に公式戦出場がなく、日本遠征にも帯同しない見込みだという。


津権健戦の助っ人状況について報じる報知新聞である。
ベルギー代表としてロシアW杯にて日本代表とも対戦したのヴィツェルはドルトムントに移籍し、今朝のライプツヒ戦に先発出場した。
また、強力FWのモデストは欧州移籍を志願し、練習参加を拒否しておる。
この二人の欠場により、天津権健の攻撃力はかなり弱まったと言えよう。
とはいえ、鹿島も日本代表CBと主軸FWの背番号10及び助っ人が移籍しており、戦力として満足出来るかというと疑問である。
決して気を緩めることなど出来ぬ。
大岩監督の言うように「総力戦」にて勝負をかけたい。
注目の一戦である。

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この先は優勝経験のあるクォン スンテしか知らない景色が待っている

アジア王者への挑戦が再開!立ちはだかるのはウィツェル移籍の天津権健
明治安田J1第24節・磐田戦から中3日。戦いの舞台は再びアジアへと移る。 対戦相手は中国超級リーグに属する天津権健だ。グループステージでは柏と同じグループEを戦い、2位でノックアウトステージに進出してきた。 ラウンド16では同じ中国の広州恒大と対戦。2試合とも0-0、2-2と引き分けだったものの、アウェイゴールの差で準々決勝に歩みを進めてきた。鹿島とは初めての対戦となる。

天津権健の国内リーグでの成績は決して良いとは言えない。現在の順位は6位(25日開催終了時点)だが、7勝5分8敗と一つ負け越しており、W杯による中断明けからも成績は変わらず、3勝2分4敗と上向いていない。同じ期間で5勝3分2敗とした鹿島とは対照的だ。チームの目玉の一つであった外国籍選手が機能していないことも、その成績に影響しているかもしれない。W杯に出場し、日本代表とも対戦したベルギー代表のアクセル ウィツェルがドイツ・ドルトムントへ移籍。さらに、アレシャンドレ パトと前線でコンビを組んでいたアントニー モデストも移籍を志願し、国内リーグで4試合欠場を続けている。指揮官であるパウロ ソウザ監督も頭を悩ませていることだろう。とはいえ天津権健は、グループステージから快進撃を続けてきたチームではない。柏との対戦でも、チャンスの数で言えば柏のほうが上回っていたかもしれない。それでも少ない決定機をモノにして勝ち上がってきた実力は侮れない。鹿島もスキを見せれば相手を有利にしてしまうアウェイゴールを献上するだろう。まずは失点を防ぎつつ、勝利を目指す戦いとなる。

迎え撃つ鹿島も万全の状態とは言えないだろう。W杯では獅子奮迅の活躍を見せた昌子 源が足首を痛めて欠場を続けている。両ひざを手術したレアンドロもリハビリの最中だ。主力選手を欠く状況の中、大岩 剛監督は選手をやりくりしながら戦っている。

リーグ前節・磐田戦では田中 稔也や三竿 雄斗といった出場機会が少ないメンバーを起用し、遠藤 康や三竿 健斗という主力選手を休ませることができた。また、ケガで試合から離れていた安部 裕葵も練習に復帰しており、新外国籍選手のセルジーニョを加えた陣容をどう生かすのか、大岩監督の手腕にも期待が寄せられる。

鹿島としてAFCチャンピオンズリーグのタイトルはまだ獲ったことがない。優勝は悲願であることは間違いないが、「まだベスト8」(遠藤)である。初めてノックアウトステージ初戦を突破し、2008年以来の準々決勝(08年のノックアウトステージは準々決勝から)とはいえ、頂点への道のりは長い。

この先は優勝経験のあるクォン スンテしか知らない景色が待っているが、階段を上るように目の前の試合に勝っていくしかない。試合の中で選手同士が話し合いながら攻めるときなのか、守るときなのかを共有してきたやり方を、この試合でも継続するだけだ。

[ 文:田中 滋 ]


「ケガで試合から離れていた安部 裕葵も練習に復帰」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
全治2〜3週間と公式発表されており、この試合は欠場と思われておったが、間に合わせてきた。
これは朗報と言えよう。
2列目として躍動してくれるのではなかろうか。
起用されることとなれば、得点に絡み、チームに勢いを与えてくれよう。
また、クラブとしては新たなる景色を体験していく第一戦となる。
アウェイゴールを許さぬ完封勝利を達成したい
気合いの入る一戦である。

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安西幸輝、気負いすぎたら空回りしちゃうと思う

鹿島安西PK献上「いじられた」ACLで雪辱だ
[2018年8月26日17時22分]


サイドからクロスを上げるDF安西


サイド攻撃の練習を行うDF安西(右)とDF内田


J1鹿島アントラーズは26日、茨城県鹿嶋市で、28日にホームで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦に向けて練習を行った。

24日のジュビロ磐田戦で、1点をリードした後半ロスタイムに痛恨のハンドでPKを与えてしまったDF安西幸輝は「いろんな人にいじられました。いじられる方が楽というか」とチームメートに感謝しつつも「勝ち点2を落としちゃったので。試合にちゃんと入れて、流れも持って来られただけに、最後のシーンしか残らなかったことがつらかった」と悔しがった。

それでも、試合はすぐにやってくる。雪辱の機会はACLの舞台で。「気負いすぎたら空回りしちゃうと思う。いつも通りということと、どこかで取り返せればいいという気持ちはある」と静かに闘志を燃やした。


ACL・天津権健戦に向けた練習を取材したニッカンスポーツである。
ジュビロ戦にてハンドリングを取られた安西は「いろんな人にいじられました。いじられる方が楽というか」とコメントする。
チームとしては話題としていじることで遺恨を残さぬ風習がある。
このプレイは既に過去、次は良いプレイにて勝利に貢献してくれよう。
そして、ACL・天津権健戦については「気負いすぎたら空回りしちゃうと思う。いつも通りということと、どこかで取り返せればいいという気持ちはある」と語る。
平常心にて挑み、いつも通りにプレイするのだ。
安西の活躍を楽しみにしておる。

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安部裕葵、プロになれる近道はない

「若きファントム」鹿島安部、影響を与えられるプレーヤーに「もちろんなりたい」 #ファントムを探せ
18/8/24 20:00


ファントムビジョンを手に持つ安部裕葵(鹿島)

#ファントムを探せ インタビューVOL.3 安部裕葵(鹿島アントラーズ)

 ナイキフットボールから、新たなスパイク「PHANTOM VSN(ファントム ビジョン)」が登場した。「ファントム」とは決められた役割で動くのではなく、ゲームを掌握し、決定的な仕事までするプレーヤーのことだ。相対 した選手には、まるでファントム(ゴースト)に襲われたかのような脱帽せざるをえないプレーを見せつける。そんな得体の知れない「ファントム」なプレーヤーは日本に存在するのか。はたまた現れるのか。近い将来日本を背負うことを期待された逸材たちにインタビューし、「ファントムとは何か」に迫っていく。第3回は、安部裕葵(鹿島)の中高生時代から今後について独占インタビュー。

―着用するスパイク「ファントム ビジョン」の印象を教えてほしい。
「(ゴーストレースシステムによって外側に)紐がないのがところが良いと思います。僕、あんまり紐を強く結びたくないんですよ。これは紐を結ばなくてもフィット感がありますし、紐を中に入れられるのは凄く良いと思います」

―トラクションも違う?
「めっちゃ、ポイントの位置が良いと思います。切り返しの際に結構、親指で踏ん張るので、その時に助かりますね。切り返しはポイントが刺されば刺さるほどスピードが出ると思うので、そういうところで良いと思います」

―手にしただけで明らかに分かるほど軽い。
「スパイクは絶対に軽い方が良いです。(重い方が良いという人もいるけれど)僕は軽い方が良いですね。履き心地が違います。形が一緒でも重さが軽いだけでフィットしている気がするんです。ボールを蹴る感覚も、重いものと軽いものとでは全然違います。足の裏なども細めに作ってありますし、この人工皮の感じも良い。はじめ最初、この形状なので履くのは大変かなと思ったんですけれども、しっかり伸びてくれるので履きにくさはないです」

―「ファントム」が自分のプレーをサポートしてくれそう?
「僕はボールを触った時に一番特長が出る選手なので、このスパイクを履いてたくさんドリブルして、たくさんゴールしてということができたらいいと思います」

―同じファントムプレーヤーであるデ・ブルイネ選手とコウチーニョ選手の、ワールドカップのプレーはどのように映った?
「デ・ブルイネ選手は点の入るスペースが良く分かっているなと思います。空間認識能力と言いますか、相手がいないスペースや、どこにボールを通せば良いか、そういうところが普通の選手よりはずば抜けていると思います」

―安部選手と似ている部分が多いように感じるが?
「僕もスペースは見ますね。相手がどこにいるかというよりは、どこにスペースが空いているかというのは常に見ようとはしています。でも、デ・ブルイネ選手はレベルが違います。あの人は本当に上手いですよ」

―コウチーニョ選手については?
「彼はカットインからの右足がある。その形を持っているのでDFディフェンスする人は頭によぎると思います。それがDFの頭によぎった時点でコウチーニョ選手の勝ちだと思うんですよ。それが相手の頭にあるだけで自分のペースになると思うし、自分の間合いになると思う。あのシュートがあると思ったらディフェンスしにくいと思います」

―自分も左サイドからカットインしてシュートを。
「そうですね。もちろん、たくさん練習していますし、僕はシュート数がちょっと少ないので増やさないといけない。シュートが苦手な訳ではないですし、キック力が無い訳でもない。たった1点、良い感覚で決めるだけでイメージというのは全然変わるので、その感覚を掴めればと思います」

―ファントムプレーヤーになるにはメンタル面も
「大事になってくると思います」



―瀬戸内高の後輩たちが安部選手のドリブルしている姿が格好良かったと話していました。中高時代、安部選手にヒーローはいた?
「僕は小学校、中学校にかけて、高校サッカーに憧れていて、僕の中では(ヒーローは)宮市選手でした。プレー集を動画で見て、めちゃくちゃ速かった。アーセナルなどに所属していて、僕もこうなりたいなと思っていました」

―宮市選手から衝撃を受けた(ファントム的な)プレーはある?
「チェルシー相手に一人でぶっちぎった試合があったと思うんですけれども、あのプレーなどは“ヤバい”なと思いましたよ。僕とタイプは違いますけれども、上手さとか問題じゃない、衝撃的なプレーだったと思います」

―チームメートや対戦相手からインパクトを受けることはあった?
「僕は身近な人のプレーからも刺激を受けやすいタイプでした。チームメートや、後輩でも上手いと思う瞬間があるとすぐに真似しますし、吸収力があると思っています」

―ドリブル、パス、シュート全て特長があるが、今のプレースタイルの原点は真似にある。
「そうですね。人の真似から積み上げてきたものだと思います。もちろん、自分の感覚的なもので磨いてきたものもあります」

―中学時代までは無名。技術なのか、負けん気なのか、自分がこれを持っていたからプロになれたと感じている部分はある?
「覚悟は結構していた部分がありましたね。大学ではもうサッカーをしないと決めていて、僕の兄もサッカーをしていたんですけれども大学で辞めていたし、自分も高校卒業でプロになれなかったら、しっかり勉強して良い大学に行こうかなと思っていた。広島(瀬戸内高)に行くことも親は反対だったんですけれども、プロになるからと行って、なれたんで良かったです」

―何がそのような覚悟をさせた?
「小さい頃は親の言うことを聞いて育って、中学校のチームも学校も、親が引いてくれたレール、人生を送ってきていたんですけれども、高校からは自分で道を作ろうとしてきました。大変さもありましたけれども、やりやすさもありましたし、全部自分がやっていることなのでやる気もありました」

―中学生でそう考えたのは、何か変えなきゃと追い込まれていたのか、それともポジティブな気持ちだったのか?
「中3の時に親の背中を見てじゃないですけれども、働いている姿や大変なところを見て、『やらなきゃいけない』とは思いました。それが多分、きっかけですね。それから本気になりました。もちろん、それまでも一生懸命やっていましたけれども、中3の頭くらいにサッカーに対してスイッチが入ったと思います」

―スイッチが入ったらどうなる?
「変わりましたね。それまでは練習時間だけ一生懸命やって集中していたけれど、それ以外でも24時間常にサッカーのことを考えていましたし、『サッカー選手にならなきゃ』って強く思っていました。それがプレッシャーになって大変だった時もありましたけれども、そのプレッシャーを感じながら追い込んでやっていたと思います」

―悔しさをエネルギーにする選手もいると思うけれども、安部選手のエネルギーは自発的に生まれてきた。
「元々力がなかったからこそ、挫折などしないタイプだったと思います。高校の時は淡々と、一日一日考えながらやっていました」

―高校時代、自分の人生が変わったなと思うような瞬間はあった?
「自分の中でぐっと変わったポイントはあまりないかもしれないですけれども、強いて言うならば、このアントラーズというチームに入ると決まったタイミングで変わったような気はします」

―決まったのは高校3年のインターハイ後だったと思うが、そこで良いプレーができていた?
「いえ、全然そんなことはないです。めちゃくちゃ調子が良かったわけでもないですが、見てもらえていた。日々と同じようにプレーしていて、それを評価してくれたということは自分の中で自信になりました」

―アントラーズに決まった時は特別な心境だった。
「実感はなかったです。(スカウトの)椎本さんが僕らの高校(瀬戸内)のスタッフとご飯を食べている時に、その場で電話がかかってきて、『OKでいいな』と。元々僕はプロに行きたいと言っていたけれど、スタッフは鹿島以外だったら実力もないし、あまりプロには行かせたくない。それだったら良い大学へ行ってほしいという願いでした。でも、鹿島から声をかけてもらえたというのは僕にとっても、スタッフにとってもベストの選択肢だったと思います」

―初めて鹿島の練習に参加した時、何をしなければいけないと?
「最初にの練習参加をさせてもらって、それが終わった時にもう戦う気持ちはできました。チーム内競争で争うという闘争心は、その練習参加の時に自分の中には生まれていました」

―日本一覚悟を決めないと生き残れない場所。
「甘い気持ちではやれないので、ここで生き残るしかないという気持ちでしたね」

―鹿島での日常が今の自分を形成している。
「偉大な先輩が多い中で凄くかわいがってくれますし、盗むものがたくさんあるので、サッカーをやっていて不自由がないというか、自分が上手くなるために必要なものがこのチームにいたら全て揃っていると思う。(小笠原)満男さん、ソガ(曽ヶ端準)さんもそうですけれども、先輩たちの常に上手くなろうとしている姿を見ると、僕も自然とそういう考えになりました」

―活躍し始めているが、まだまだやらなければならないと?
「(鹿島のスタッフ、チームメートから)たくさんのものを与えてもらっているので、僕も与えなければいけないと思っていますし、それが優勝という形なのか、個人として大きな選手になることなのか。もちろん、それは両方目指していますし、成長すること、成長して結果を残していくことが恩返しだと思っているので、それは今の目標ですね」

―今はまだ若きファントムプレーヤーかもしれないけれども、鹿島のファントムプレーヤーだと言われるように。
「なりたいですね」



―ファントムプレーヤーとはどうあるべきか?
「僕みたいな選手は試合で流れを変えられると思いますし、試合の流れだったり、スタジアムの雰囲気だったり、そういうものを変えられる力をもっとつけたいと思っています」

―今、足りない部分は?
「逆の言い方をすれば、足りているものはないと思いますし、全て足りないと言えば足りないですし、何もかもがもっとレベルアップしなければいけないですし、サッカーを続けている以上は足りていると思ってはいけない」

―今回着用する「ファントム」のコンセプトの一つが精密さ。自分の中で精度へのこだわりは?
「僕はボールを持った時のタッチ数が多い。僕みたいに細かいタッチをする選手にとって繊細さは必要になってくると思います」

―安部選手はドリブル突破でも人を感動させることができる。
「サポーターやサッカーを楽しんで見てくれている人はそこを期待してくれていると思っているので、やっぱりそれは続けていきたいと思っています」

―ゴールという結果もついてきている。
「点を決めるということがどんなプレーよりもチームの助けになりますし、チームが楽になったり、助かったりするようなプレーヤーになりたいです」

―自分が「ファントム」と言われるのは?
「嬉しいことですし、こうやって取材をして頂けることもありがたいです。僕はナイキを使わせてもらっていて、もちろん感謝もありますし、責任というか……、変に気負う必要はないですけれども、僕が一生懸命やることによってチームだけじゃなくて僕の後輩や履いているスパイク、いろいろなものにいい影響が与えられる、サッカー選手というものは人に影響を与えやすいものだと思うので、それはやりがいを感じますね」



―代表チームについて、ロシアでの10日間はどうだった?
「代表戦を見たのはこれが初めてで、ワールドカップももちろん初めて。スタジアムに入ってくる大勢のサポーターが一緒に泣いて、叫んでという姿を見ました、自分が思っているよりも、サッカーは熱いスポーツだということを凄く感じました。思っていたよりもサッカーというものは人に影響を与えるスポーツで、偉大だなと思いました」

―6万、7万人が感動している外側にテレビを見ている人はもっといる。
「凄いですね。そういう影響を与えられるプレーヤーになれる可能性があるので、もちろんそうなりたいと思います」

―A代表の選手たちを近くで見て感じたことは?
「近くで接する機会はあまりなかったんですけれども、表情など世界と戦っている人たちを見たら、やっぱり自分との違いを感じました。僕が普段Jリーグで試合しているよりも、もうひとつ上のメンタリティーや人間性があって自分の未熟さ、もっとやらなければいけない、とA代表の選手たちを見て感じましたし、ロシアでの全てが僕にとって刺激でした」

―中学3年生の時に受けた刺激とは、また違う刺激に。
「凄く刺激になりましたね。ワールドカップというものを肌で感じられたのでイメージしやすいですし、そういう経験ができたのは大きかった」

―あまり先のことは考えないようだが、2年後、4年後については?
「考えないですよ。考えないですけれども、カタール(のワールドカップ)に出たいという欲は凄く出ましたね。でも先のことを考えすぎずに、という気持ちもあります」

―同年代の選手みんなが目指していると思うが、東京で行われる真剣勝負、オリンピックは意識する?
「ワールドカップと同じくらい大きなものだと思っていますし、誰もが目指す舞台だと思います。僕はサッカーをやっていて、チームメートからも、サッカーやっていない人からも『オリンピック目指せよ』『オリンピック出ろよ』という声が凄くある。それだけ周りの人も意識しているものですし、僕も出たいと思います」

―プロサッカー選手を目指す中高生へのメッセージもお願いします。安部選手は自分よりも上手いという選手が大勢いる中、負けずに、諦めないでここまでやってきた。
「僕の哲学では人と比べても、挫折だったり、慢心だったり、メンタル状況のブレが出てくるだけだと思っているので、僕は人との比較は常にして来なかったです。『僕よりも上手い人がいる、だから何?』って感じで。もちろん、負けず嫌いという気持ちは大事だと思います。でも、僕は常に練習の中でも一番を目指していて、毎日の練習で一番走って、一番目立って、一番良いプレーをする。そして、練習試合でも、公式戦でも一番目立ちたいと思ってきました。その目立ち方は一生懸命走ることもそう。毎試合MVPを取りたいという思いで練習をしていたので、それ(全てにおいて一番を目指してきたこと)でゲームをコントロールする感覚も磨かれたと思います」

―今、安部選手のように、というプレーヤーが増え始めている。
「それは本当に嬉しいです。とにかく、常にサッカーをしていた方が良いです。どんな時間もサッカーのことを思って、それが一番大事だと思います。そういう人がサッカー選手になれると思いますし、サッカー選手になって欲しいと思います。プロになれる近道はない。だから、毎日100パーセントですること。走ること、筋トレ、食事、睡眠も何でもサッカーのためにやった方が良い。僕は高校3年間が一番忙しかったと思います。勉強もして、サッカーもして、『人生の中で一番忙しい3年間にしよう』と入学する時に考えて入ったので。だから、どんなにシンドくても、そういうモチベーションで高校に入学したので、逆に楽な時に違和感があったくらいでした。何もすることがなかったりすると違和感があるという感じだった。そういうイメージで生活していたら、いい学生生活が送れると思いますね」

―サッカーでなくても充実した学生生活が送ることができそう。
「親からはずっと、『生まれてから高校を卒業するまでの18年、もしくは大学を卒業するまでの22年、それまでに何をやってきたかで人生決まるぞ』と言われていて、それは僕も頭の中で理解していて、そうだろうなと思っていました。僕はとりあえず18という区切りをつけてサッカー選手を目指してきたので、18までにできるだけ何でもしようと思ってきた。僕はまだ19で、人生まだまだどうにでもなる。でも、高校までの18年間というものは人生の中で一番重要だと思います」


中高生時代から今後について語る安部裕葵である。
ナイキの新しいスパイクである「PHANTOM VSN(ファントム ビジョン)」のプロモーションとして企画されたこのインタビューにて裕葵は多くのことをコメントする。
鹿島というクラブについて「サッカーをやっていて不自由がないというか、自分が上手くなるために必要なものがこのチームにいたら全て揃っていると思う」と評するところが興味深い。
Jリーグ屈指の伝統を持つことが、中に入ってこそ分かったということであろう。
裕葵は鹿島にて更に大きく成長して行くであろう。
楽しみである。

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金沢・垣田、豪快ヘッド



讃岐 vs 金沢】ふたたび左サイドを攻略して追加点
2018年8月25日(土)

1点をリードした金沢は、前半アディショナルタイムに再び左サイドから讃岐を攻略。加藤のクロスをニアサイドの垣田裕暉がダイビングヘッドでねじ込み追加点。前半終了間際に貴重な追加点を奪った。

金沢が讃岐に完封勝ちで連敗ストップ…21歳FW垣田はキャリアハイ更新の今季7点目
18/8/25 19:56

[8.25 J2第30節 讃岐0-2金沢 ピカスタ]

 15位ツエーゲン金沢が敵地で暫定22位のカマタマーレ讃岐に2-0で勝利した。前半35分にMF金子昌広が先制ゴールを挙げ、同アディショナルタイム2分にFW垣田裕暉が追加点をマーク。3試合ぶりの白星で連敗を2で止めた。

 立ち上がりから金沢が押し込む展開となる中、讃岐はセットプレーやカウンターから徐々に反撃を図る。

 それでも再び金沢が攻勢に出ると、前半35分に先制。左サイドでMF清原翔平がDFパク・チャニョンと入れ替わってPA内左に進入し、左足のクロスがニアのMF永田亮太に当たってコースが変わる。GK清水健太が触れなかったボールの先には金子が待っており、左足で無人のゴールへ押し込んで1-0。金子にとっては今季リーグ戦初得点となった。

 前半アディショナルタイム2分には垣田が左サイドのスペースに展開し、フリーで受けたMF加藤大樹が左足でピンポイントクロスを供給。パスを出した後にゴール前に走っていた垣田がGK清水の前でボールを頭でとらえ、豪快に叩き込む。21歳の垣田がキャリアハイを更新する今季7得点目を記録し、金沢は2-0で前半を終えた。

 後半も金沢がゴールを脅かす時間が続くが、追加点が生まれないまま時間が経過。終盤にチャンスが増えた讃岐も最後まで決め切れず、0-2の敗戦で4連敗を喫した。




ゴールを決めた金沢の垣田である。
左サイドからのクロスに走り込みながら豪快にヘッドで決めた。
点で合わせるのはそう簡単なものではない。
垣田の成長を感じさせる。
この得点にて垣田はキャリア杯のシーズン7点目を記録した。
調子を維持し続ければ二桁も視野に入ってこよう。
楽しみである。

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源、もうちょっとかかるかな

【鹿島】磐田戦のドローに、負傷中の昌子源は何を思う? 気になる復帰時期は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月25日


「明日やろうかな」。だが、焦りは禁物だ


負傷した左足の治療期間は約3週間の見通しだったが、昌子の感触としては「もうちょっとかかるかな」という。写真:徳原隆元

 クラブのリリースによれば、治療期間は「約3週間」だった。

 7月25日のJ1リーグ14節のC大阪戦で負傷。左足関節捻挫の診断が下され、懸命のリハビリを続けてきたが、約1か月後の同24節・磐田戦にも、昌子源の名前はメンバーリストに記載されていなかった。

 昌子自身の感触としては、「もうちょっとかかるかな」。不動のディフェンスリーダーの復帰は、どうやらまだ先になりそうだ。

 磐田戦は71分の犬飼智也の移籍後初ゴールで先制し、1-0で終盤を迎え、今季初の3連勝まであと少しだった。だが、アディショナルタイムのPKによる失点で追いつかれて、結局、1-1のドローに終わった。

 勝負強さが専売特許でもある鹿島からすれば、勝てる試合だったはずだ。“らしくない”戦いぶりとも言える。昌子も歯がゆい想いだっただろう。

「こういう試合を見ると、まだ痛みはあるけど、明日やろうかな、とも考えてしまう」

 実際にピッチに立てないだけに、必要以上に責任を感じているに違いない。ともすれば、「不甲斐ない」と自らをなじっているかもしれない。早くチームの助けになりたいと、焦燥感に駆られてもおかしくはない。

 だが、焦りは禁物だ。下手に復帰を急げば、余計に怪我が長引く可能性はある。

 今は治療に専念し、万全の状態で戻ってきてほしい。リーグ戦での巻き返しはもちろん、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯も残されている。

 夏が終われば、よりシビアな戦いが待っている。その時、これまでの鬱憤を晴らすような勇ましいプレーで、チームに勝利をもたらしてほしい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


源の負傷について取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
「もうちょっとかかるかな」とのこと。
3日後に迫ったACL・天津権健戦には間に合わないことが明言された。
これは痛い。
そして、昨日のジュビロ戦ではアディショナルタイムに追い付かれるという失態を演じてしまい、それに対して源は、「こういう試合を見ると、まだ痛みはあるけど、明日やろうかな、とも考えてしまう」と言う。
責任感を感じさせてくれる。
とはいえ、ここは治癒に専念して貰うところ。
ホームはサポーターの力もあり、源抜きでも戦えよう。
ここはアウェイの戦いを目標とすべき。
源の完全復帰を心待ちにしておる。

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ジュビロ戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第24節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
今日出場した選手は、非常によくプレーしてくれた。粘り強く、我慢強くプレーしてくれて、勝ち切りたかったが、少し残念な結果になってしまった。選手たちにも、次のACLに向けて気持ちを切り替えようと話した。しっかり切り替えて、次のゲームに臨みたい。

Q. ゴールを奪うための狙いは? 後半、レオ選手のところでボール奪取ができていたが。

A. システム上、ウイークポイントがあり、そこを突いていこうと話していた。前半はなかなか自分たちでボールを持ちながら、相手のウイークポイントを突くことができなかったが、狙いどころを伝えたところ、後半はいい守備からいい攻撃ができていたと思う。レオは疲労があるなかで、前半は体が重そうに感じていた。後半になりエンジンがかかり、彼のところでボールを奪える回数が増えた。ゲームをコントロールすることができたと評価している。

Q. 最後の最後に追いつかれてしまった要因、ACLに向けての収穫と課題は?

A. 最後、相手のパワープレーもプランのなかに入っていた。しっかりと跳ね返す力はあったと思う。映像を見ていないのでわからないが、意外な形で失点してしまった。試合を締めるところはしっかりやらなくてはいけない。反省しなくてはいけないところ。今後の試合においても、しっかり勝ち切るということが課題として残った。当然、次のACLの戦いも、しっかりとホームで最後の最後まで戦いたいと思う。

Q. 先発5人を入れ替えて、ACLに備えたところもあったと思うが、勝ち点1だった。この結果をどうACLにつなげっていくか?

A. すぐに次のゲームがあるので、トレーニングなどで士気を上げたり、改善することはできない。今日試合に出た選手の振り返りのなかで、次に試合に出る選手に伝えていく。チームとしての戦い方を、しっかり全員が共通認識として持つことがカギになる。しっかりリカバリーして、次の試合に臨みたいと思う。



【犬飼 智也】
(得点は)ほぼ大伍さんのゴール。得点云々よりも、勝ち切らなければいけない試合だった。自分がもっと相手のボールを弾き返せればよかった。

【田中 稔也】
試合の入り方は良かった。課題は最後の精度を上げることと、守備での迫力だと思う。サポーターの皆さんからのコールがすごくて、力になった。これがスタートだと思う。練習からもっとアグレッシブにやって、チームを勝たせる選手になりたい。

【レオ シルバ】
どの試合でも勝ち点3を目指して戦っている中で、残り数分で勝ち点2を失う結果になってしまった。立ち上がりはマークを合わせるのに時間がかかったけど、ハーフタイムに話し合ってうまく修正できた。勝ちを逃して悔しい。ACLに向けて切り替えていきたい。

【土居 聖真】
個人的にパフォーマンスが良くなかった。申し訳ない。悪いなりに守備をしっかりしようと思っていた。起点を作られると厳しくなるけど、抑えるべきところは抑えられていたと思う。追加点が欲しかった。悔しいです。

【安西 幸輝】
もっとしっかりと予測できていれば、手に当たることはなかったと思う。後ろに選手がいることはわかっていて、その選手のマークに付こうとして手を出したところに当たってしまった。試合への入り方はよかったけど、最後のプレーしか今は残っていない。

【三竿 雄斗】
もっとボールに触りたかったけど、まだまだここからコンディションを上げていけると思う。継続していきたい。トシとは練習から話し合っていたし、しっかりやれていたと思う。ケガでずっと休んでいたし、まだまだここからだと思う。

第24節
2018年8月24日(金)19:04KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
今日出場した選手は非常によくプレーしてくれて、粘り強く、我慢強くプレーしてくれた結果、最後勝ち切りたかったんですけれども、少し残念な結果なんですけれども、次のACLにしっかり気持ちを切り替えるという話をしたので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

--磐田からゴールを奪うための狙いと、後半に何度もありましたが、ボールを奪っていたレオ シルバ選手の動きについてお願いします。
システム上ウィークポイントがあるので、そこを突いていこうという話をしました。前半はなかなか自分たちがボールを持ちながらそういう相手のウィークポイントを突いていくことができなかったんですけれども、後半になって狙いどころを伝えたところ、非常に良い守備から良い攻撃ができていたと思います。

あとはレオ シルバですけれども、疲労の中で前半は体が重そうでしたけれども、後半になってエンジンがかかってきて、彼のところでボールを奪える回数が増えたので、非常にゲームをコントロールすることができたんじゃないかなというふうに思います。非常に評価しています。

第24節
2018年8月24日(金)19:04KO カシマ

[ 安西 幸輝 ]
ハンドを取られても何も言えない。予測していれば良かった。後ろに選手がいるのが分かっていたので、つかもうとして当たってしまった。途中出場が続いているが、今日みたいにサイドを活性化させる仕事もできると監督に分かってもらえれば幅ができる。でも先発でやりたいと思う。相手のウイングバックの選手が、SBの選手が出たときに引くので、ボランチの脇が空くと思っていた。出るときに(三竿)雄斗くんにそれを伝えてうまくできていたけれど、最後がああだったので、いまはそれしか頭に残っていないです。

[ 田中 稔也 ]
入り方は良かったと思う。ドリブルでも普通に仕掛けられた。あとは最後の精度と守備の迫力を磨きたいと思った。(リーグ先発)デビュー戦は楽しかった。相手が3バックという難しいフォーメーションの中で、後ろの(三竿)雄斗くんとコミュニケーションをとろうと話していた。うまくコミュニケーションがとれたので、やられる気はしなかった。

--惜しい場面もあったが?
あそこでもう一個早く打てれば決められたかもしれない。あそこも最後の課題かなと思う。

【鹿島 vs 磐田】犬飼の鹿島加入後初得点!
2018年8月24日(金)



前半は共に堅実な守備でチャンスというチャンスを作らせなかった試合が動いたのは71分、鹿島がCKのチャンス!永木亮太が蹴り入れたボールは犬飼智也(#39)にあたりゴールに吸い込まれる!

【鹿島】期待の新戦力セルジーニョは、この日は“沈黙”したが…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月24日


今はまだチャンスメーカーとしての働きが目立つ


周囲を活かすプレーはまずまずだった期待の新戦力セルジーニョ。写真:徳原隆元

[J1リーグ24節]鹿島×磐田/8月24日/カシマ

 鹿島の期待の新戦力セルジーニョは前節に続いてスタメンに名を連ね、この日はフル出場を果たした。

 だが、待望の移籍後初ゴールは生まれず。積極的にシュートを狙うシーンもあったが、相手DFにブロックされたりと、ネットを揺らすことはできなかった。

 とはいえ、17分の永木とのワンツーや、オフサイドにはなったが25分の三竿雄を走らせた縦パスなど、味方を活かすプレーは悪くなかった。前線からのプレスも精力的だった。

 今はまだチャンスメーカーとしての働きが目立つが、2トップを組んだ鈴木とのコンビ―ネーションをさらに深め、より自分にボールが集まってくるようになれば、チームを勝利に導けるような決定的な仕事も生まれるだろう。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

思わず手が出て…鹿島、終盤にハンドでPKを献上し、磐田と痛恨のドロー
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月24日


犬飼のゴールで先制し、終盤までリードしていたが…


鹿島のセルジーニョはカウンターでゴールを狙ったが、右足のシュートは大井に弾かれた。写真:徳原隆元

【J1採点&寸評】鹿島1-1磐田|2戦連発の大久保がMOM。“初得点”の犬飼が「5.5」のワケは…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月25日


鹿島――犬飼は1得点もクリアミスで減点


【警告】鹿島=なし 磐田=山田(40分)
【退場】鹿島=なし 磐田=なし
【MAN OF THE MATCH】大久保嘉人(磐田)


[J1・24節]鹿島1-1磐田/8月24日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
なかなかリズムを掴めなかった前半をゼロで凌ぎ、後半にセットプレーから先制。これで勢いづいたが、その後の追加点のチャンスをモノにできなかったのが痛かった。後半のアディショナルタイムにPK献上で同点に追いつかれ、今季初の3連勝はならなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
終了間際のPKは読みが外れて、ストップできず。それ以外は大きなミスもなく、足を痛めて倒れ込む川又を気遣うシーンも。

DF
22 西 大伍 5.5
序盤は集中力を欠いた印象で、イージーなミスが散見も、徐々に復調。攻撃時は絶妙なポジショニングでチャンスをお膳立てした。

5 チョン・スンヒョン 6
右SBの西にテンポ良く配給。ヘディングの技術が高く、クリアをしっかりと味方に預けて、ポゼッションを高める働きも。

39 犬飼智也 5.5
苦しい時間帯も身体を張って撥ね返し続け、CKから移籍後初ゴールとなる先制弾。だが、最後の最後で目測を誤ったか、安西のPK献上につながるクリアミスは減点材料。

15 三竿雄斗 5(80分OUT)
流れを切るパスミスや簡単にクロスを上げさせるなど、攻守両面でピリッとしなかった。先発で今季リーグ戦初出場もアピールできなかった。

MF
6 永木亮太 6
幅広く動き回りながら、素早く攻守を切り替えて高い位置での“潰し”も。正確なCKから犬飼のゴールをアシストした。

4 レオ・シルバ 5.5
31分に鈴木に通したスルーパス以外、前半は見せ場を作れず。後半はアグレッシブさを取り戻し、推進力あるプレーが光った。

8 土居聖真 5(73分OUT)
巧みなステップとターンを見せたが、決定的な仕事はほぼ皆無。「パフォーマンスは良くなかった」と本人も反省の弁。

36 田中稔也 5(56分OUT)
リーグ戦初先発。前を向いて仕掛ける場面は何度かあったが、時間の経過とともにトーンダウン。果敢に勝負するも、敵陣を崩せなかった。

鹿島――セルジーニョは最多5本のシュートを放ったが…


動き自体は悪くなかったが、アタッキングサードでは迫力を欠いた鈴木。80分の決定機も決められなかった。写真:徳原隆元

FW
18 セルジーニョ 5.5
味方を走らせる好パスを供給。自らも積極的に狙い、両チーム通じて最多の5本のシュートを放ったが、待望の来日初ゴールはお預け。

9 鈴木優磨 5.5
L・シルバのスルーパスや西のクロスに反応も、いずれもシュートに持ち込めず。80分の決定的なチャンスも決め切れなかった。

交代出場
DF
32 安西幸輝 5.5(56分IN)
左MFに入り、キレのある動きで攻撃を活性化し、際どいシュートも。だが自陣エリア内のハンドで失点につながる痛恨のPK献上。

FW
14 金森健志 5.5(73分IN)
中盤の右サイドでプレー。ゴールチャンスをうかがっていたが、思うように自分の形に持ち込めず、活躍できなかった。

DF
16 山本脩斗 ―(80分IN)
左SBで途中出場。状況に応じて的確な位置取りを見せ、相手の攻撃に対応。与えられた役割は全うした。

監督
大岩 剛 5.5
狙いとするサイドを広く使った攻撃は表現させることはできていた。PKによる失点は想定外だが、チームを勝利に導けなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

磐田――カミンスキーは1失点も及第点の評価

【チーム採点・寸評】
磐田 5.5
終了間際に大久保のPKで勝点1をゲット。とはいえ、主導権を握る時間帯にゴールを奪えず、先制されて苦しい展開に。組織的な守備は堅牢だったが、攻撃面でもうひと工夫が欲しかった。

【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
相手に寄せられても冷静に足もとでコントロール。セットプレーから1失点を喫したが、ファインセーブもあり、及第点の評価を与えたい。

DF
3 大井健太郎 5.5
13分のピンチは思い切りの良いスライディングタックルで阻止。ただ、失点の場面ではスコアラーの犬飼をマークしていながらも防げなかった。

33 藤田義明 6
軽いディフェンスはあったが、試合全体を通じては安定していた。球際で強さを見せ、目の前の敵を自由にさせなかった。

41 高橋祥平 6.5
中盤と上手く連動しながら、ビルドアップで貢献。質の高いフィードも。本職の守備も隙がなかった。

MF
24 小川大貴 5.5
長い距離を走るオーバーラップはあったとはいえ、逆サイドの松本に比べれば、攻撃面での仕事量は少なかった。

7 田口泰士 6
精力的なプレスバックで危ない場面を作らせず。最終ラインの前で防波堤となった一方、相手陣内でのダイナミズムは少々物足りなかったか。

11 松浦拓弥 5.5(80分OUT)
一つひとつのプレーはアジリティに優れていたが、2トップとのコンビネーションは今ひとつ。“違い”を作れなかった。

14 松本昌也 6(73分OUT)
右サイドで起点となりつつ、センスある3人目の動き出しも。タイミングの良いサポートで周囲を助けた。

19 山田大記 6.5
遠目から積極的にゴールを狙う姿勢は好印象。要所でプレーに絡みながら、司令塔として頼りになるパフォーマンスだった。

磐田――同点弾の大久保は組み立て役としても機能

FW
20 川又堅碁 5.5(67分OUT)
28分の左に流れながら狙ったシュートは枠の外。前線の基準点として奮闘していたが、悔しい負傷交代。

MAN OF THE MATCH
22 大久保嘉人 6.5
19分のビッグチャンスは決められなかったが、終了間際のPKは確実に沈める。2戦連発弾でチームを敗戦から救い、組み立て役としても機能していた。

交代出場
FW
16 中野誠也 6(67分IN)
足を止めず、縦横無尽に走り回り、攻撃にも守備にも関与。パワフルなプレーでチームを鼓舞し続けた。

MF
27 荒木大吾 6(73分IN)
強引さはあったが、左右両サイドからクロスを入れつつ、懸命に局面を打開しようとするプレーは見応えがあった。

MF
30 上原力也 ―(80分IN)
自陣内でのボール逸はあったが、ボランチや最終ラインでソツのない働きぶり。シンプルなパス捌きで後方から援護。

監督
名波 浩 6
リードされた後の素早いベンチワークやシステムチェンジでチームのテンションを下げず、引き分けに持ち込んでみせた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

大岩、名波両監督3度目も決着つかず/鹿-磐24節
[2018年8月24日21時20分]


鹿島対磐田 後半、ゴール前での接触がファールにならず、審判を挑発するようなしぐさを見せる鹿島FW鈴木(撮影・林敏行)


鹿島対磐田 前半、競り合ってボールをキープする鹿島FW鈴木(撮影・林敏行)


<明治安田生命J1:鹿島1-1磐田>◇第24節◇24日◇カシマ

清水商時代の同級生である鹿島アントラーズの大岩剛監督とジュビロ磐田の名波浩監督。過去2戦2分けだった盟友2人の監督対決に、今回も“決着”は訪れなかった。白熱した試合は劇的な形で、1-1で引き分けた。

28日に天津権健(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦を控える鹿島は前節から5人を入れ替えてきた。左MFはユース出身の20歳の田中稔也がプロ初先発。左サイドバックには、昨年5月14日のヴィッセル神戸戦以来となる三竿雄斗が先発起用された。

磐田は、35歳のベテランDF藤田義明が今季初先発を果たした。

先にチャンスを迎えたのは鹿島。前半13分、カウンターから田中がドリブルで持ち込み、右足アウトサイドでタイミング良いスルーパス。受けたFWセルジーニョが利き足ではない右足でシュートを放つも、ディフェンスにブロックされた。

一方の磐田も19分、前節に移籍後初ゴールを挙げたFW大久保嘉人がフリーで抜け出してGKと1対1を迎えたが、余裕を持ちすぎたか、シュートは珍しく左に大きく外れた。

後半5分に、鹿島は三竿雄の左クロスを田中がトラップから抜け出してGKと1対1になるも、磐田GKカミンスキーのタイミングを合わせた飛び出しからの好セーブにはばまれた。

磐田も1分後に左FKからMF田口泰士がフリーでヘディングシュートを放つも、惜しくもゴール上に外れた。

先制ゴールが生まれたのは26分、鹿島だった。MF永木亮太の左CKにDF西大伍が飛び込み、最後はDF犬飼智也の胸に当たって先制した。

試合はこのまま終わるかと思われた後半ロスタイム、途中出場の鹿島DF安西幸輝がペナルティーエリア内で痛恨のハンド。これを磐田FW大久保が落ち着いて決めて、同点に追いついた。

鹿島は勝ち点2を失い、磐田は勝ち点1を拾う形となった。

大岩監督「悔しい」名波監督「切磋琢磨」盟友対決△
[2018年8月24日22時46分]


鹿島対磐田 後半、審判に猛抗議の末、手帳を投げ捨てる鹿島大岩監督(撮影・林敏行)


鹿島対磐田 磐田に引き分けを喫し、肩を抱かれて引き揚げる鹿島FW鈴木(撮影・林敏行)


<明治安田生命J1:鹿島1-1磐田>◇第24節◇24日◇カシマ

静岡・清水商高時代の同級生でもある鹿島アントラーズの大岩剛監督と、ジュビロ磐田の名波浩監督。

過去2戦はいずれも引き分けている盟友2人の監督対決に、今回も“決着”は訪れなかった。シュート数は鹿島が11本に対して、磐田が13本。白熱した試合は鹿島が勝利目前に、劇的な形で磐田に追いつかれて、1-1で引き分けた。

大岩監督は「悔しいです。新しいメンバーが入った中で90分を通してしっかりやってくれたが、最後勝ちきりたかった」と唇をかんだ。

先制したのは鹿島だった。後半26分、左CKからDF西大伍が飛び込み、最後はDF犬飼智也の胸に当たってゴールに吸い込まれた。得点後、どちらも「オレのゴール」と主張し合った中で、犬飼は「ほぼ(西)大伍くんのゴールだった」と苦笑いした。

だが、28日にホームで行われる天津権健(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦を見据え、主力を数人、温存した鹿島に、このまま試合を締めて逃げ切る従来の姿がなかった。いや、磐田の底力をほめるべきだろうか。

DF大井健太郎を前線に上げるなど磐田がパワープレーに入っていた後半ロスタイム、ロビングボールを鹿島DF犬飼が後ろにそらすと、後方にいたDF安西幸輝は思わず、手のひらを返してボールをつかむ形で触ってしまった。「とっさに出てしまった。(後ろに磐田の)選手が見えていて、選手をつかもうと思ったら手が出てしまった。映像を見返したら、手のひらを返していた。あれは言い訳できない」。PKを献上。これを磐田FW大久保嘉人が落ち着いて、ど真ん中に蹴り込んだ。

「妥当な1-1」と振り返った名波監督は、盟友との対決について「見計らったように3試合連続ドロー。しかも、攻守に面白いゲームが続いた3試合だったと思う」とした上で「鹿島相手に決して悪い結果ではない。今後とも切磋琢磨(せっさたくま)できるクラブだと思うし、いつも話していますが、あこがれのクラブでもあるので、アントラーズに離されないように努力していきたい」と現役時代からのライバルチームに敬意を表しながら、追い上げての引き分けに留飲を下げた。その上で、鹿島には「ACLには日本代表として必ず優勝してほしい」とエールを送っていた。

鹿島5人入れ替えもドロー 終了寸前痛恨のハンド
[2018年8月25日7時40分 ]


鹿島対磐田 先制ゴールを決める鹿島DF犬飼(左から3人目)(撮影・林敏行)


鹿島対磐田 後半の鹿島FW鈴木(撮影・林敏行)


<明治安田生命J1:鹿島1-1磐田>◇第24節◇24日◇カシマ

鹿島アントラーズは勝利目前で追いつかれた。

DF犬飼のJ1初ゴールで先制したが、後半ロスタイムにDF安西が痛恨のハンドでPKを献上。「とっさに手が出てしまった。言い訳できない」。20歳のMF田中がプロ初先発するなど、28日のACL準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦をにらんで5人を入れ替えたが、勝ち切れなかった。犬飼は「もう顔を上げている。切り替えてやるだけ」と言い聞かせた。

鹿島3連勝スルリ ファンからブーイングも

前半、クロスに飛び込む鹿島・鈴木=カシマ

 明治安田J1第24節第1日(24日、鹿島1-1磐田、カシマ)試合後、ホームのファンからブーイングが起きた。鹿島は28日のACL準々決勝第1戦に備えて横浜Mとの前節から先発5人を入れ替え、1点リードで迎えた後半ロスタイム。DF安西がペナルティーエリア内でハンドの反則を犯し「相手をつかもうとして手が出てしまった」と反省しきり。このPKをFW大久保に決められ、今季初の3連勝はならなかった。

鹿島 白星スルリ…後半AT失点で△“フレッシュな力”振るわず
明治安田生命J1第24節 鹿島1―1磐田 ( 2018年8月24日 カシマ )


<鹿島・磐田>後半26分、先制ゴールを決める鹿島・犬飼(左)(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ


 Jリーグは24日、1試合を行い、鹿島がホームで磐田に1―1で引き分け、3連勝を逃した。後半26分に犬飼のJ1初ゴールで先制したが、終了間際に安西がペナルティーエリア内で痛恨のハンド。PKで追いつかれ、安西は「後ろにいた選手をつかもうとした時に手に当たった」と振り返った。

 大岩監督は28日のACL準々決勝第1戦、天津権健戦を見据えて19日の横浜戦から先発5人を変更。三竿雄、田中をリーグ初先発させるなどフレッシュな力に期待したが、ACLに弾みをつけられなかった。

【鹿島】ACL見据え先発5人変更も…後半ロスタイム失点ドロー、今季初3連勝逃す
2018年8月25日6時5分 スポーツ報知


後半アディショナルタイムに同点とされ、うつむきながら引き揚げる鹿島イレブン(カメラ・酒井 悠一)

 ◆明治安田生命J1リーグ第24節 鹿島1―1磐田(24日・カシマ)

 1試合が行われ、鹿島は磐田と1―1で引き分けた。DF犬飼智也(25)のゴールで先制したが、後半ロスタイムに磐田FW大久保嘉人(36)に同点弾を許した。

 勝利目前でPKを献上し、今季初の3連勝を逃した。0―0の後半26分、DF犬飼がCKを胸で押し込み先制に成功。28日のACL準々決勝1回戦・天津権健戦を見据えて前節から先発5人を変更した中で奮闘したが、後半ロスタイムにDF安西が不用意なハンドを犯し、PKから失点した。犬飼は「全員がサボらずにしっかり戦っていたが、最後の最後に隙を作ってしまった」と悔しさをにじませた。


スタジアムでは西のゴールとアナウンスされたが記録上は犬飼の得点となった。
その犬飼は「ほぼ大伍さんのゴール。得点云々よりも、勝ち切らなければいけない試合だった。自分がもっと相手のボールを弾き返せればよかった」と語る。
疲労も気になるアディショナルタイムであったが、もう少し的確な対応をして欲しかったところ。
このワンプレイが結果に大きく影響を及ぼした。
とはいえ、そこ以外は概ね鹿島のゲームだったように感じた。
大岩監督のスカウティングに基づくゲームプランが実施され、チャンスを数多く演出出来た。
決めきれば大勝であったであろう。
それもまたサッカーである。
また、先発出場2戦目のセルジーニョは、多くのチャンスに絡んだ。
前節よりもフィットしてきたと行って良かろう。
特にレオ・シルバとのパス交換にはシビれるものがあった。
この先大きく活躍してくれるのではなかろうか。
楽しみである。

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Jリーグ 第24節 ジュビロ磐田戦



西のゴール。

ジーコTDは、今回の復帰で常勝軍団をどう導くのか

鹿島帰還のジーコが求める自覚。
見守り刺激を与える「七味唐辛子」。

posted2018/08/23 16:30


ジーコスピリットが継承され続けてきた鹿島。その権化であるジーコTDは、今回の復帰で常勝軍団をどう導くのか。

text by
池田博一
Hirokazu Ikeda

photograph by
J.LEAGUE


 8月4日、合流初日。練習前に監督、コーチ、選手の前で言葉をかけた。

「1位以外は意味がない」

「常に勝つための生活をしなければならない」

「常に勝つための準備を怠らず、真剣に練習に取り組むこと」

「一度優勝すれば、またもう一度と欲が出る」

「サッカーに不可能はない。まずは自分たちが可能だと信じることから始まる」

 伝えられたメッセージはシンプルだった。「勝利のために、全身全霊で取り組め」。その一言に集約されるものが並んだ。

 ジーコが鹿島アントラーズにテクニカルディレクター(TD)として帰って来た。

'02年以来のTD復帰と深いチーム愛。

「16年ぶりに戻れて非常にうれしく思っています。クラブから協力してほしいということに対して、全身全霊をかけて結果として示せればと思います」

 2002年以来の鹿島TD復帰に、「まさか戻って来るとは思っていなかった」とジーコ本人も驚きを見せるとともに、「このクラブを作り上げた1人として、離れていても常に気にかけて情報を把握していた。僕の人生の一部であるアントラーズの手助けになれれば」と深いチーム愛を表した。

 テクニカルディレクターといっても、クラブによって役割は変わるもの。ジーコ自身、今回の就任は、監督を支えながらチームをより良い方向へ導いていくため、と説明する。

TDは監督の代わりではありません。

「監督の示した練習メニューに対して、選手がどう応えているか、正確に練習が行われているか。チームの弱点に対してどう補強していくか。監督やスタッフと密にコミュニケーションをとって調整をする役割。与えられた期間の中で、早急に改善しないといけないところと中長期的なものを見極めていきたいと思っています。

 TDは監督の代わりではありません。これまでもアントラーズで同役職として仕事をしましたが、一番大切なのは、監督とTDの信頼関係。そこに信頼があれば、いいコミュニケーションが取れるし、お互いにいい仕事ができる。あくまで監督のサポートをする役割なので、そこに対して全力を注ぎたい」

 シーズン途中の加入となり、難しいミッションであることは間違いない。それでも「アントラーズでなければ断っていた」というオファーを快諾した。

「問題がなければ呼ばれていないはず。早急に見つけたいと思っています」

「チーム全体が締まった」(山本)

 覚悟を持った決断だった。

 TD就任後、アントラーズの練習グラウンドにはいつもジーコの姿がある。試合日でも、ホームであれば午前中にクラブハウスで行われるメンバー外の練習にも顔を出す。

「いつも見ているよ」

 暗に込められたメッセージが、選手だけでなくクラブ全体に良い影響を与えている。

 山本脩斗は、「合流してすぐに『このチームは勝たなければいけないチーム』と言ってもらって、チーム全体が締まった。改めてアントラーズはタイトルを獲らなければいけないチームだと感じた。でも、普段は前に出て話をするわけでもなく、静かに後ろから見守っている感じ」と言う。

 加入12年目を数える遠藤康は、チームの変化を「七味唐辛子」と表現した。

「選手たちも意識する部分があるけど、一番はスタッフ。監督、コーチだけでなく、フロントも含めてクラブ全体がピリッとしている。チームは選手だけでなく、フロントはもちろんサポーターも含めて成り立っているものだから。その意味ではいい形になった。普段の雰囲気に、七味唐辛子のようにピリッとスパイスがある感じ。大人にはそれが必要でしょ」

ユニフォームを着られる誇りを。

 静かに、そっと、選手たちを見つめている。ただそれだけで、チームに刺激が加わった。

「近年、サッカーを取り巻く環境が劇的に変化しています。放映権などのピッチ外を含めた時代の変化に限らず、僕自身、人生そのものが変化していると感じている。まさか7人の孫に恵まれるなんて思ってもいなかったですから(笑)」

 ジーコは、そんなサッカー界の変化に、どう対応していくのか。

「サッカーにおいて根本的なところは変わりません。ただ、今の若い人たちにどう伝えるか。これは、簡単なようで難しい。昔のことでしょうと言われないように伝えながら、いかに彼らの才能を開花させるか。このクラブの歴史を伝えた上で、アントラーズのユニフォームを着ることに誇りと自覚を持たせないといけません。それを何カ月かかったとしても必ず伝えていきたい」

歴史を築いたのは僕だけでない。

 今年65歳となるジーコだが、情報発信に対して柔軟な姿勢で今の時代に即応している。自身のSNSがいい例だろう。自らの言葉で、多くの情報を発信している[Instagram:zico_oficial、Facebook:ZicoOficial、Twitter:@Galinho1953、YouTube:Canal Zico 10]。TD就任後、選手に対してメッセージを送るだけでなく、フロントスタッフにも、これからのアントラーズについて話をする機会を設けた。

 ではジーコは、アントラーズの未来像をどう描いているのだろうか。



「このクラブが勝者たる歴史を築き上げたのは、僕だけではなくて、監督、スタッフ、フロントが全身全霊でこのクラブを強くしようと思った結果が数々のタイトルにつながってきたわけです。まずは勝って常にタイトルを獲ること。そして、アントラーズは個の台頭を目指しているクラブではなく、チームとしての台頭を目指すクラブです。誰か1人が試合を決めるのではなく、組織としていかに強くなるかが最大の課題となります」

ロナウド、メッシ、レアルが手本。

 タイトルを獲り続けるために必要な姿勢とは。今のサッカー界に例えて、いいお手本となる存在を挙げた。

「'16年のクラブW杯では結果として準優勝でしたが、本来、そこからもう一度同じ舞台に出て優勝したいという気持ちになるはずです。ただ、それがどういう理由か、あの世界2位の時点からチームは衰退している。今のサッカー界には一番の見本がいます。C・ロナウドとメッシです。過去10年のバロンドールはほぼ2人がとっている。クラブで考えれば、レアル・マドリー。直近5年で4度のチャンピオンズリーグを制覇しました。どちらも満足することなく、また次へという意識を持ち続けた結果です。

 常に満足することなくタイトルへ向けて勝つための準備を怠らず、しっかりと真剣に取り組んでいく。それが結果に表れるということを、もう一度クラブの伝統として、再確認しなければいけないと思っています」

 シンプルに柔軟に。ジーコは時代に合わせた形で、これまでの経験を伝えていく。タイトルという目標に向かって。


ジーコのTD就任について取材したNumberWebの池田氏である。
チームの雰囲気の変化が伝わってくる。
「シンプルに柔軟に。ジーコは時代に合わせた形で、これまでの経験を伝えていく」という締めは的を射ておる。
前回と同じことをするつもりはない。
時代に合った、クラブに即した、それを実践してくれよう。
鹿島はジーコを再び迎え入れ大きく変わろうとしておる。
即効性ではなく、未来を見据えたものであろう。
今後が楽しみである。

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久しぶりのチャンスに三竿雄斗が、平常心で臨む

【鹿島 vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:久々のチャンスに平常心で臨む三竿雄斗
2018年8月23日(木)



およそ1年3ヶ月ぶりに先発の機会が巡ってきた。

「コンディションは問題ない。練習からしっかりやれている。特に問題ない」

久しぶりのチャンスに、三竿雄斗(写真)は気負う様子もなく、平常心を保っていた。

昨季、湘南から加入して以降、期待を裏切り続けてきた。それはサポーターや起用した監督、獲得したクラブだけでなく、三竿本人も含まれている。自分の実力を示せないことにいら立ちを隠せず、さらに怪我が追い討ちをかける。ピッチで実力を示すどころか、そのピッチに立つことさえままならない日々。臥薪嘗胆とは、まさにこの日々のことを指すのだろう。

ワールドカップによる中断期間でも、三竿はまだリハビリに励んでいた。それでも復帰を目指して努力し続けたことが報われる。昨季11節浦和戦以来となる先発のチャンスを掴んだ。

とはいえ、まだ本当の意味で報われた訳ではない。チームの勝利に貢献してこそ、である。

「しっかり上下動して、中に合わせられる選手がいるので、自分のクロスから得点を狙いたい。あとは守備で相手の右サイドをしっかり抑えたい。いいときの自分はむちゃくちゃ気合いを入れる訳でもない。いつも通りやりたい」

13連戦を戦うチームにとって、代わりに出る選手が活躍することは大きなプラスとなる。久しぶりのチャンスに三竿雄斗が、平常心で臨む。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第24節
8月24日(金)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田


三竿雄斗をピックアップするJ's GOALの田中滋氏である。
およそ1年3ヶ月ぶりに先発は大きなニュースと言えよう。
ここは注目するところ。
ここまで負傷が多くチームの貢献どころかピッチに立つことすらままならぬ状態であった。
その様を“臥薪嘗胆”と表す。
苦しんだ日々を耐えたご褒美が与えられるであろう。
左サイドを活性化させ、強い守備で勝利に導くのだ。
雄斗の激しい上下動を確認するためスタジアムに向かう。
楽しみである。

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ジネイ、松本山雅の練習に参加

J2松本、FWジネイを獲得へ 反町監督、練習参加で評価「前の方で1人いないと厳しい」

リラックスした表情のジネイ
Photo By スポニチ


 J2甲府を14日に退団したブラジル人FWジネイ(34)が23日、J2松本の練習に参加。獲得へ進んでいることが分かった。反町監督が明らかにした。「声を掛けるつもりはなかったけどケガ人が長引くだろうし前の方で1人いないと厳しいから」と説明した。

 ジネイは昨季湘南で12得点を挙げチームのJ1昇格に大きく貢献。今季は甲府に加入したが膝のケガの影響で12試合1得点に留まっていた。甲府の外国人枠の関係で契約が解除され所属なしとなっていた。

 松本は現在J2で暫定首位につけているが、夏の移籍でアタッカー2人が移籍。FWの永井と三島がケガ。FW前田がアジア大会で離脱と前線の枚数に不安を抱えている。

 非公開だったこの日の練習では紅白戦に出場した模様。指揮官は「全然悪くなかった」と評価。明日(24日)膝のMRIを撮影、26日の練習試合を経て問題がなければ契約する見込みだ。早ければ9月1日の水戸戦から出場が可能となる。J1昇格へラストスパートの終盤戦でブラジル人FWが力を発揮できるか注目だ。

[ 2018年8月23日 20:06 ]


松本山雅の練習に参加したジネイである。
契約に至る模様。
甲府を契約解除され現在フリーのジネイは移籍ウィンドウが閉じた今も加入出来る。
松本山雅としては大きな補強となろう。
J1昇格の切り札として活躍するのだ。
ゴールの報を待っておる。

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鹿島――今節は“フレッシュさ”で勝負

【J1展望】鹿島×磐田|3度目となる指揮官の“清水商同級生対決”。軍配はどちらに?
サッカーダイジェスト編集部
2018年08月23日


鹿島――今節は“フレッシュさ”で勝負!


故障者/鹿島=安部、昌子、レアンドロ、中村 磐田=アダイウトン、ムサエフ、新里
出場停止/鹿島=なし 磐田=なし


J1リーグ 第24節
鹿島アントラーズ―ジュビロ磐田
8月24日(金)/19:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(23節終了時点):7位 勝点35 10勝5分8敗 31得点・29失点

【最新チーム事情】
●19日の横浜戦で、今夏新加入のセルジーニョが先発で初出場。
●沖が22日、19歳の誕生日を迎えた。
●今節の磐田戦で田中のリーグ戦初先発が濃厚に。

【担当記者の視点】
 28日の天津権健(中国)とのACL準々決勝・第1戦を考慮し、大岩監督はメンバーを大幅に入れ替えて磐田戦に臨戦する構えだ。

 ボランチには、最近の試合で左サイドでの起用が多かった永木が本職に戻り、L・シルバとコンビを組む。左サイドにはDF三竿雄、MF田中の出場が濃厚で、前者は昨年5月14日の神戸戦以来のリーグ戦出場となり、田中は初のリーグ戦先発となる。指揮官は「フレッシュさに期待したい。連戦が続いていくし、前線の選手を休ますことができないので、フレッシュな選手でいきたい」と説明した。

 田中を高評価する指揮官は「仕掛けていくところは(田中の)強み。守備面も練習でもアグレッシブにやっている。実際にピッチで出してもらいたい」と期待を寄せている。田中も「楽しんで積極的にプレーして、結果を出したい」と気負うところはない。

 磐田の名波監督とは、大岩監督が現職就任後3度目の“清水商同級生対決”に。ここまで2戦2分けと互角だが、今度こそ初勝利を引き寄せられるか。

磐田――チーム状態は上向き。好調な攻撃陣を軸に勝利を目指

ジュビロ磐田
今季成績(23節終了時):10位 勝点31 8勝7分8敗 25得点・27失点

【最新チーム事情】
●前節・柏戦で松本がリーグ戦今季初ゴール。
●同試合で大久保が移籍後初ゴールを奪い、J通算200得点を達成。
●負傷離脱していた中村がチーム練習に完全合流した。
●怪我で戦列を離れていた小川航が、20日の藤枝MYFCとの練習試合で実戦復帰。決勝点をアシストした。
●前節に森下が負傷退場。今節の左CBは藤田の先発が濃厚だ。

【担当記者の視点】
 前節は柏とホームで対戦し、松本のリーグ戦初得点に続き、大久保も待望の移籍後初ゴールを奪取。守っては5試合ぶりのクリーンシートを達成し、2-0の勝利を収めて連敗を2で止めた。

 柏戦は田口が出場停止だったが、ボランチでスタメン出場した山田、トップ下の松浦、川又と2トップを組んだ大久保らがボールをギャップで受けて攻撃を活性化。川又が孤立するシーンも少なかった。

 チームは0-4で敗戦した浦和戦から復調しつつある。自信を取り戻し、前々日に敵地へ乗り込んで調整をしている。7位の鹿島を倒してさらに勢いづき、終盤戦に向けて機首を上げていきたい。


「左サイドにはDF三竿雄、MF田中の出場が濃厚」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
過密日程を睨み、左サイドにフレッシュな人材を投入してくる予想である。
三竿雄斗はリーグ戦今季初先発、田中稔也はリーグ戦プロ入り初先発となる。
これは楽しみな起用である。
特に稔也は練習にてキレの良さを発揮しておったと評判であり、指揮官も「仕掛けていくところは(田中の)強み。守備面も練習でもアグレッシブにやっている。実際にピッチで出してもらいたい」と表する。
攻撃を活性化させること受け合いと言えよう。
稔也本人も「楽しんで積極的にプレイして、結果を出したい」と気合い十分である。
サイドの攻防にて優位を保ちゴールを奪い取りたい。
楽しみな一戦である。

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目が離せない一戦となりそうだ

前回対戦は3-3の打ち合い。浮上のため、鹿島がつかみたい3連勝


AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・天津権健戦を控える鹿島が、今季初となるフライデーナイトJリーグに臨む。対戦相手は磐田。つい1カ月ほど前に対戦した両者が、舞台を県立カシマサッカースタジアムに移して再び激突する。

W杯による中断明け初戦に、両者は対戦している。試合は序盤から激しい点の取り合いとなった。試合を動かしたのは上原 力也。17分、ニアサイドに走り込むと、クロスボールにキレイに合わせて先制のヘディングシュートを流し込んだ。だが、鹿島も反撃に移る。34分、安部 裕葵が右サイドから大きく逆サイドへ展開すると、鈴木 優磨がヘディングで落としたところに走り込んだ遠藤 康が左足を豪快に振り抜く。クロスバーを叩いたシュートははね返りながらゴールネットを揺らし、前半のうちに同点に追いついた。

後半、先手をとったのは鹿島。69分に安部の得点でリードを奪ったものの、77分に山田 大記、82分に川又 堅碁が得点し、磐田が5分で試合をひっくり返す。しかし、鹿島も試合をあきらめず、88分に土居 聖真のゴールで追いつき、激しい試合は勝点1を分け合う結果となった。

ただ、この試合で3得点できたことは、鹿島の選手たちに自信を植えつけた。中断前の前半戦、リーグワーストタイの12得点しか奪えておらず、攻撃の改善はチームとして中断期間に取り組んだ課題でもあった。そこで奪った3得点。「やってきたことは間違っていなかった」(鈴木 優磨)と自信を持って試合に臨めるようになった。その磐田戦を含めて5勝2分2敗と、まずまずの結果を残せるようになった。しかし、狙うのはあくまでタイトル。さらに上を目指すためには、長崎、横浜FMを下した連勝を伸ばしていくしかない。

一方の磐田は前回の鹿島戦を含めて2勝4分2敗と勝ち切れない試合が続いている。鹿島戦から4試合連続で引き分けたあと、仙台に勝利して流れを得たかと思ったが、神戸、浦和に連敗。前節は柏に2-0で勝利して一息つくことができた。また、大久保 嘉人にも加入後初得点が生まれ、その得点もJリーグ通算200得点というメモリアルな記録を達成するものだった。気を良くしていることは間違いないだろう。また、先制点も松本 昌也だったことから、名波 浩監督は「決めてほしい選手が決めてくれるという、チームにとってもこの上ない形となって、非常に余裕を持ったゲーム運びができたと思います」と喜んだ。

もともと両者の対戦は、“ナショナルダービー”と称された時期もあった。両チームを率いる大岩 剛監督、名波 浩監督が現役の時代である。そしてまた、鹿島にとって磐田との試合は忘れがたい記憶とともにあることとなった。昨季の最終節、勝てば優勝だった試合で相手守備陣を崩すことができず、涙をのんだ記憶は選手の誰もが忘れていない。10位につける磐田にしても、まだまだ上位を狙える位置である。ACLを控えている鹿島がどういう人選で試合に臨むかも含めて、目が離せない一戦となりそうだ。

[ 文:田中 滋 ]


「両者の対戦は、“ナショナルダービー”と称された時期もあった」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
20世紀末期より21世紀初頭はジュビロが全盛期を迎えた。
そのJリーグ最強とも呼べる軍団に挑んだのが鹿島であった。
全ての技能を駆使し、勝利に貪欲な鹿島だけがこのジュビロと真っ向から対抗出来るチームだったのである。
その対決を誰かが“ナショナルダービー”と呼び始めた。
この日本屈指の対戦が、当時を思い起こさせる。
奇しくも両チームの指揮官は日本最強と謳われるジュビロを主軸であった大岩剛と名波浩である。
雌雄を決するのはどちらであろうか。
注目の一戦である。

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篤人、今が一番手応えがある

「美化は良くない」 鹿島DF内田篤人がW杯ベルギー戦に言及
2018年8月21日


直撃取材に答える内田篤人(C)元川悦子

 長谷部誠(フランクフルトMF)や長友佑都(ガラタサライDF)ら「30代おっさん世代」の活躍で16強入りしたロシアW杯から1カ月。本来ならば、彼らとともに日本代表としての集大成を迎えるはずだった日本人選手屈指の右SB内田篤人(鹿島)が再起に全力を注いでいる。今季8年ぶりに常勝軍団に復帰したが、右ひざ負傷に苦しんでJ9試合出場にとどまっている。それでも彼は「(15年6月に)手術してから1~2カ月(チームを)抜けずにチーム練習をやれることがなかった。今が一番手応えがある」と前向きに語り、28日のACL・天津権健(中国1部)戦に照準を合わせている。鹿島の練習場で内田の胸中を直撃した。

 ◇  ◇  ◇

 内田の古巣復帰で2年ぶりのJ1王者奪還に近づくとみられた鹿島だったが、今季は開幕から苦境にあえいだ。11位でW杯中断期間を迎えるとは想定外だっただろう。

 7月18日のJ1再開前には、ロシアW杯組のDF植田直通がベルギー1部のサークル・ブルージュに移籍。7月末にはエースFW金崎夢生も鳥栖へ赴き、守備の要であるロシアW杯主力メンバーDF昌子源も負傷離脱。内田自身も先発から遠ざかり、このところ若手中心の陣容で戦わざるを得なくなっている。

「前半戦はロシアW杯を本気で狙い、剛(大岩監督)さんも後押ししてくれて先発で思い切って使ってくれた。けど90分持たずに代わる場面が多かった。今は練習も長くできてるし、スプリントもできるようになってきている。ドイツでやってきたし、プレーの質には自信がある。コンディションの問題だけ」と完全復活間近だと考えている。

 その状態にあと半年早く持っていけたら……。

 そんな悔恨の念も少なからずあるはずだ。内田が3年前に右ひざ手術に踏み切ったのも、30歳で迎えるロシアW杯での完全燃焼を期したから。日本復帰を決意したのも試合出場機会を増やし、ベストな状態に持っていきたかったからである。

■ドイツやブラジルだったら絶対批判されている

「ロシアに行けなかったのは自分のせい。ケガをしたからね。代表への区切り? そんなの全然ついてないよ」と内田は悔しさをにじませる。ただ長年ともに戦ったメンバーが16強という結果を残したことには、最大級の敬意を払っている。

「コロンビアが退場して10人になったのもあるけど、そこまで追い込んだのは日本。自分たちのサッカーをみんなでやった成果ですからね。でもベルギー戦は勝って欲しかった。サッカーやってる人間としては、0―2からまくられる(逆転される)のは絶対に納得できない」と語気を強める。

 日本では「優勝候補のベルギーをギリギリまで追い込んだ」と称賛一色だが、欧州トップレベルを熟知する内田にとって絶対にやられてはいけないミス。それは香川真司(ドルトムントMF)も語っていたことだ。

「『よく頑張った』と美化しがちだけど、それは良くない。『なんで0―2からひっくり返されてるんだ』って国に早くならないと日本は強くならないと思う。特にメディアはもっと(厳しく)言わないと。ドイツやブラジルだったら絶対に批判されている。選手も背負っているものが違いますよね」

 苦言を堂々と呈することができる国際派SBである。早く表舞台に戻ってきて欲しいと切に願っている――。

(取材・文=元川悦子/サッカージャーナリスト)


篤人を取材した日刊ゲンダイの元川女史である。
元鹿島番記者であった元川女史に対して篤人は饒舌軽やかになった様子。
ロシアW杯での日本代表の戦い方とその報じられ方についてコメントする。
このあたり、欧州にて肌で感じたことを伝えてくれて嬉しくなる。
そして篤人自身については、「今が一番手応えがある」「今は練習も長くできてるし、スプリントもできるようになってきている。ドイツでやってきたし、プレイの質には自信がある。コンディションの問題だけ」と言い切る。
これは頼もしい。
1週間後に迫ったACL・天津権健戦に向けて調整しておることが伝わる。
国際経験豊富な篤人の力はここでこそ発揮されよう。
篤人の力で勝ち上がらせるのだ。
楽しみにしておる。

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セルクル・ブルージュ・植田、今までそういったサッカーをしてこなかった

オランダで「若手の星」と評される堂安
植田は“上”を見据えてスタメン争い中

中田徹
2018年8月21日(火) 11:20


一瞬のひらめきを評価される堂安

 8月17日(現地時間、以下同)はオランダでフローニンゲン対ウィーレム2を見た。堂安律は4分、ドリブルでペナルティーエリア内右側に侵入し、強烈な右足シュートを放った。相手を背負った状態からターンしてドリブルしたり、FWトム・ファン・ウェールが空中戦で競ったこぼれ球をスプリントして拾ったり、堂安のコンディションはかなり良さそうだった。


 だが、チームとしてフローニンゲンは中盤を作れず、前線へのロングボール任せの攻めばかりで、いささか心もとない。堂安とダブルエースを組むミムン・マヒーが負傷し、前半いっぱいでベンチに退くと、堂安にマークが集中し、ほとんどボールを触れなくなってしまった。


 それでも「無」の状態から、ビッグチャンスを作ってしまうのが、堂安のすごいところだ。後半15分、右サイドライン際に張ってボールを持った堂安が、遠くをルックアップすると、低く鋭いミドルパスを左45度でフリーのFWメンデス・モレイラに通してしまった。残念ながらモレイラのシュートはDFにブロックされてしまったが、こう着状態の展開を一気に崩す堂安のパスセンスの良さが光った。


 翌朝、フローニンゲンのカフェで地元紙『ダッハブラット・ファン・ヘット・ノールデン』を開くと、なんと堂安には「7」という高採点が付いていた。かつての指導者、ハンス・ウェステルホフの寸評を読むと「堂安を責めることはできない」と記している。


 全国紙『アルヘメーン・ダッハブラット』はやはり「7」、サッカー専門誌『フットボール・インターナショナル』は「6.5」と、堂安に対して実に高い評価を下している。試合は良いところなくフローニンゲンがホームで0−1と敗れ、堂安自身、後半半ばからチームの放り込み戦術の犠牲になり、ボールにほとんど絡めなかったのだ。

オランダ国内では「若手の星」

 堂安自身は、試合後、どう語っていたのだろう。いくつか、彼の言葉を拾ってみる。


「点差以上に残念な内容でした。(前半は)チームとしても個人としてもチャンスを多く作れたので良かったですけれど、チームの調子が悪くなるとともに自分の調子も下がっていった。そういうところで助けることができるような、違いを作れるような選手になりたいです」


「ああいうサッカー(終盤の放り込み)をするなら、俺を代えてセンターバック(CB)の選手を入れたほうがいいと思います。そう思っちゃうようなゲームでした。サッカーがしたいです」


「僕は『中にステイしておけ。あんまり外に張るな』と言われています。だけれど中に留まっていると、相手も去年の活躍を見ているので潰しにくるシーンが多いので、すごく窮屈な試合展開でしたし、視野も狭くダメでした」


 私は、ウィーレム2戦の堂安を「5.5」と見ていた。ポツリポツリと力なく試合を振り返る堂安を見てしまい、少しバイアスがかかってしまったのかもしれない。それでも前述の「堂安を責めることができない」という寸評には同意である。


 ちょっと客観的な意見を聞きたいと思い、私はテレビ解説でも有名なAさんに連絡をとってみた。


「俺は採点には興味ないけれど、確かにウィーレム2戦の堂安は良かったよ」とAさん。


「開幕のフィテッセ戦で堂安はゴールを決めたけれど、今回のほうがプレーは良かった。前半は特に良いプレーを見せていたよね。中田さんは『後半、堂安は消えていた』って言うけれど、右サイドからミドルパスでチャンスを作った、あのプレーひとつで十分じゃん。全くチャンスが生まれそうもない状態から、堂安の力だけでビッグチャンスになっちゃたんだから。それに加えて、今、オランダでは堂安に対して『若手の星』という期待が大きい。だから、堂安には好意的だよね」


 オランダにおける堂安の、評価基準の参考にしてほしい。

展開によってポジションが変わる植田


前節スタメンだった植田だが、この日はベンチスタートとなった【Getty Images】

 18日はベルギーでセルクル・ブルージュ対ズルテ・ワレヘムを見た。植田直通は前節、スタンダール・リエージュ戦で先発フル出場を果たし、強豪相手の無得点ドローに貢献していたが、この日はベンチだった。


 1−1で進んだ後半27分、セルクル・ブルージュがPKを奪った。すると、ウォームアップをしていた控え選手たちがベンチに集められ、指示を受けていた。恐らく、このPKの成否によって、交代枠残り1つをどう使うのか説明したのだろう。


 後半28分、ジャンニ・ブルーノが見事にPKを成功させ、セルクル・ブルージュが勝ち越した。こうなると、ローラン・グヨ監督の次の手は唯一、守備固めだ。後半32分、植田がピッチに入ったことで、セルクル・ブルージュは4バックから5バックにシステムを変更し、その後のズルテ・ワレヘムの反撃をゼロに抑えたばかりか、アディショナルタイムには鮮やかなカウンターから3−1とするダメ押しゴールまで奪ってしまった。


 4バックから5バックへ――。植田によると、この形の準備をセルクル・ブルージュは常日頃からやっているという。スタンダール戦では、試合の入りは4バックで、植田は右のCBを任された。その後、0−0で試合が進むと、このまま引き分けで試合を終わらせようと5バックに切り替え、植田は3枚のCBの右端を務めた。ちなみに、ズルテ・ワレヘム戦でも植田は3枚のCBの右に入っている。


「(スタンダール戦では)後半途中でCBをもう一枚入れた時点で5バックにするということは、チーム全体で意思統一できていました。ここは守り切って勝ち点をとるという練習もしています。試合の展開によって(自分の)ポジションがすごく変わると思います」

モナコという「明確な上」の存在


植田はチームで「3番目のCB」という序列だが、上を見据え成長を誓った【Getty Images】

 現在の植田は「3番目のCB」というチーム内序列だ。前節、スタンダール戦で先発したのはレギュラーのジェレミー・トラベルが負傷したため。トラベルの復帰によって、ズルテ・ワレヘム戦はベンチスタートになった。この状況を「マイナスではない」と植田は言う。その理由を植田は2つ挙げてくれた。


 1つは試合中に4バックから5バックにシステム変更をするチームだから、植田にも出場機会が与えられるということ。2つ目が、31歳のベテランCBコンビ、トラベルとバンジャマン・ランボットの存在だ。


「あの2人はうまい。学ぶものがたくさんある。2人は自分にとっても高い壁になると思いますが、良いCBだからこそ超えがいがあります。自分がベンチの場合でも、いろいろなものを学べると思います」


 そうは言いつつも、やはり狙っているのはレギュラーの座だ。


「やっぱりスタメンで出たいという気持ちが強いし、次はスタメンで出られるように、練習からアピールしたいと思います」


 ブルージュの街はオランダ語圏だが、植田は「英語でフランス語を勉強しています」という。その背景にあるのが、セルクル・ブルージュはモナコのサテライトクラブであること。監督のグヨもフランス人だし、選手も多くのフランス人がいる。オランダ語話者のベルギー人は、基本的にフランス語も操れることもあり、クラブ内の共通言語がフランス語なのだ。


「覚えたことを言うというのはすごく大事だと思う。だから、自分からどんどん言ってコミュニケーションを取っています。それを続けていきたいです」


 ヨーロッパに来たのは「自分が成長するため。そしてステップアップため」だと植田は言う。ならば、親クラブであるモナコへのステップアップも狙っているのだろうか。


「それは、このクラブにいる全員が思っていることだと思います。これだけつながりがあれば、見てくれるというのがある。だから、そうですね」


 ヨーロッパには「見えない上」がたくさんある。しかし、セルクル・ブルージュにいればモナコという「明確な上」がある。セルクル・ブルージュに集う若者たちはまずはモナコを目指し、そこからさらなる上を目指していくのだろう。

植田直通はベルギーの小クラブで
初めて守りの文化を味わい成長中。

posted2018/08/21 11:45


まともなバトルならば植田直通が簡単に負けるとは考えづらい。まずは欧州のリズムと間合いに慣れることだろう。

text by
中田徹
Toru Nakata

photograph by
UNIPHOTO PRESS


 同じヤン・ブレイデル・スタディオンを使用しているが、クラブ・ブルージュが2万8000人近い観客を集めるのに対し、セルクル・ブルージュの観客数は6000人ほど。それでもメインスタンド側はかなり埋まり、ゴール裏には熱狂的サポーターに加え、育成世代の子どもたちも陣取って声をからして応援している。

 スタンドは閑散としているものの、意外と雰囲気は良い。

 1899年創設という歴史と、小クラブながら1部リーグ常連である誇りが、セルクル・ブルージュの試合からは伝わってくる。

 第4節、8月18日のズルテ・ワレヘム戦も、少ない観衆の大声援に後押しされたゲームだった。戦力で明らかに劣るセルクル・ブルージュは立ち上がり、相手にボールを明け渡し、ゴール裏のサポーターと共に自軍のゴールに鍵をかけた。

守備固めに植田直通が投入された。

 ズルテ・ワレヘムは一方的にボールを持っているのにチャンスを作れない。その焦りを、セルクル・ブルージュは楽しむかのように守り、ジャブのようにカウンターを繰り出した。

 攻撃陣には主にフランスで育ったタレントがいる。ボールを持った時の遊び心は格別だ。いったい彼らは何度、パナ(股抜き)を決め、ファンの喝采を浴びたことだろう。

 セットプレーから先制し、PKで勝ち越し、後半アディショナルタイムには高速カウンターからダメ押しゴールを決めて3-1の勝利を飾った、セルクル・ブルージュの試合巧者ぶりが光った試合だった。

 1-1で迎えた72分、セルクル・ブルージュがPKを獲得すると、アップをしていた控え選手たちが一斉にベンチ前に呼ばれ、交代カードをどう切るか説明を受けていた。

 73分、ブルーノがPKを成功させ、セルクル・ブルージュが2-1と勝ち越すと、その4分後に植田直通が守備固めに入った。

 システムを4バックから5バックに移行し、植田のポジションは3枚のセンターバックの右だった。

「与えられた任務は達成できたかな」

 ズルテ・ワレヘムは万能型ストライカーのハルバウイに加え、俊足のシラ、巨漢のべディアを投入する。しかし、31歳のベテランCBコンビ、ランボットとトラベル、そして植田の3人は、ズルテ・ワレヘムの三者三様のストライカーに仕事をさせることなく試合を終わらせることに成功した。

 植田は、開幕2試合こそ出場機会がなかったが、前節のスタンダール戦ではトラベルの負傷によって右CBで先発し、アウェイでの0-0のクリーンシートに貢献。ズルテ・ワレヘム戦でも、自身が出た時間帯はしっかりとゼロで抑えた。

「今日の試合で自分が入った目的は、失点せず、勝って試合を終わらせるため。それが使命。僕はそれを遂行できたと思う。監督に与えられた任務は達成できたかな、と」

 だが植田は、「まだ全然やれてないなという感じです」と、この2試合を振り返った。「前回はスタメンで出ましたけれど、自分の良さをそこまで出せる試合ではなかった。 今回もそんなに時間が長くなかった。まだ試合の中で僕のプレーも見せていないので、監督もチームメートも分かっていない部分が多いと思う。練習からもそうですが、そういうところを試合でも見せたいと思います」

スタメンの2人は「ものすごくうまい」。

 チームに中堅層は少なく、無名のベテラン選手と、若いタレントによってメンバーが構成されている。守備の中心は、経験豊富なランボットとトラベルのCBコンビ。この2人を見ていると、どんなにチームが劣勢でも動じることなく、時には黙々と、時には激しく正確な守備をしていることに気づく。

 修羅場をくぐった男の余裕が、この2人からは伝わってくる――。そのような感想を簡潔に植田に伝えてみた。

「あの2人は、ものすごくうまい。学ぶことがたくさんあります。やっぱり、とても落ち着いているし、2人のコンビネーションが良いものをチームにもたらしていると思う。その壁を崩すというのは、自分にとってもかなり高いものになると思いますが、良いセンターバックだからこそ超え甲斐もある。

 今までも、自分は学びながら成長してきたと思うので、ベンチの場合でもいろんなことを学べると思っています。そういう意味では、現状をマイナスには捉えてません。今は成長、成長とやっていきたいです」

鹿島の「勝者の精神」との葛藤は?

 植田は「勝者の精神」をDNAに持つ鹿島アントラーズで活躍したDFだ。だが、セルクル・ブルージュは「引き分けで良し」とするチーム。そこに葛藤はないのだろうか。

「そこはやっぱり、この前の試合でも、すごく戸惑いましたね」

 植田は正直な胸の内を語る。「この前の試合」とは0-0で終わったスタンダール戦のこと。終盤、セルクル・ブルージュは勝ちに行かず、5バックとして守りを固め、そのまま試合を終わらせようとした。

「今までそういったサッカーをしてこなかった。鹿島でやっているときは、常に勝利しか見ていませんでした。相手が引いて守って――という経験はしてきましたが、自分たちがそうやって守るというのは、なかなかなかった。複雑な気持ちになりましたけれど、やってみて、かなりチームの力の差があるなと思いましたし、勝ち点1でも拾っていきながらやっていくサッカーもありだと思いました」

力の差があっても目標は優勝から変えない。

 まるで現状を受け止めるかのように語る植田だが、やはり「勝者の精神」が、それを許さない。

「今までサッカーをやってきた中で、優勝しか見てこなかった。どれだけ力の差があろうと、いろいろな戦い方があるとしても、優勝を狙いたいと思います。今年は調子が良いし、しっかり勝ち切れている試合も多いし、まだ負けてもない。泥臭く上に食らいついていきたいです」

 2勝2分けという最高の開幕スタートを切ったセルクル・ブルージュ。今はまだ「3番目のCB」と位置づけられている植田だが、戦術上、早くも重要な存在になりつつある。


セルクル・ブルージュの植田への取材結果をSportsnaviとNumberWebに寄稿した中田氏である。
植田の現状と考えが伝えられる。
CBとして3番手であること、レギュラーの二人は上手く、学べるものを数多く吸収しようとしていることなど、向上心の塊が感じられて嬉しい。
そしてオランダ語ではなくフランス語習得に努力しておることも、ステップアップを視野に入れており好感度アップと言えよう。
更なる上を目指すのだ。
また、2部から昇格したチームということで常に勝利を目指さない状況についての気持ちを吐露する。
「今までそういったサッカーをしてこなかった。鹿島でやっているときは、常に勝利しか見ていませんでした。相手が引いて守って――という経験はしてきましたが、自分たちがそうやって守るというのは、なかなかなかった。複雑な気持ちになりましたけれど、やってみて、かなりチームの力の差があるなと思いましたし、勝ち点1でも拾っていきながらやっていくサッカーもありだと思いました」
「今までサッカーをやってきた中で、優勝しか見てこなかった。どれだけ力の差があろうと、いろいろな戦い方があるとしても、優勝を狙いたいと思います。今年は調子が良いし、しっかり勝ち切れている試合も多いし、まだ負けてもない。泥臭く上に食らいついていきたいです」とは、鹿島での経験を強く感じさせる。
やはり、鹿島にて培ったからこそ、欧州での活躍が見込まれるのだ。
植田はこの地にて更に成長してくれよう。
その礎には鹿島があることを忘れておらぬ。
今後が楽しみである。

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セルジーニョ、シーズン後半戦に向けた、ジョーカーとなり得る存在だ

鹿島の救世主となるか!? ”ジーコ推薦の新戦力”がチーム復調のカギを握る
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月20日


新加入FWがぶっつけ本番、鈴木とコンビを組む


Jリーグ初出場となったセルジーニョ。周囲との連係を意識したプレーで、緩急織り交ぜたパスで攻撃にアクセントを加えた。鈴木とのコンビネーションにも期待がかかる。 (C)J.LEAGUE PHOTOS.

[Jリーグ23節]鹿島1-0横浜/8月19日/カシマ

 いざ巻き返しへ。調子の上がらない鹿島に、復調へのひとつの好材料が現われた。

 23節、今夏にサントス(ブラジル)から加入したセルジーニョが、Jデビューを果たした。鈴木優磨と2トップを組んでいきなりのスタメン出場。試合中は鈴木よりも少し低めに位置を取り、持ち前のキープ力でボールを保持して仲間の攻め上がりを促した。

「できるだけボールをキープして、少しでも味方にチャンスを作れれば、という思いでやっていた」と語ったセルジーニョ。26分には右サイドでボールを受けると、鈴木の動きに合わせて左足のアウトサイドで巧みな浮き球のパスを供給。鈴木の胸トラップが流れて得点には結びつかなかったが、広い視野、的確な状況判断、優れたテクニックで好機を演出した。

 40分には、ペナルティエリア外から左足ボレーシュートでゴールを狙うなど、随所に高い能力の片鱗をのぞかせた。ただ、本人も「本来のパフォーマンスからはほど遠い」と明かしたように、仲間とかみ合わずに”消える”時間帯もあった。

 試合後、セルジーニョは「日本のサッカーが分からなかったので、分かるきっかけになった。徐々に分かってくれば、もう少し違う形のパフォーマンスを示すことができる」とコメントし、適応に自信をみせている。

 周囲もセルジーニョとの連係に手応えを感じているようだ。決勝点となるゴールを決めた遠藤康は「もっとできる選手。フォローしてあげれば、チームもよくなる」と好感触を得ている。大岩剛監督も「(よかったところは)シンプルにプレーするところ。ゴール前でクオリティの高さを示してくれた」と太鼓判を押した。

 現在、鹿島はレアンドロが両膝の負傷で長期離脱中。同選手を欠いて攻撃の幅が狭まり、鈴木や土居聖真にかかる負担が大きくなっていた。プレーにアクセントを加えられるセルジーニョが加入したことで、攻撃の幅も広がるだろう。噛み合ってくれば、対戦相手にとって脅威となるはずだ。

 鹿島のテクニカルディレクターである“神様”ジーコ氏が加入を後押ししたというブラジル人の23歳。シーズン後半戦に向けた、ジョーカー(切り札)となり得る存在だ。


セルジーニョについて記すサッカーダイジェストである。
先日のFマリノス戦では才能の片鱗を魅せた。
特に優磨に出したパスは、常人の出したそれとは質が異なる。
この一本だけでセルジーニョが持つ能力を見いだすことが出来よう。
そして、ヤスは「もっとできる選手。フォローしてあげれば、チームもよくなる」と語る。
この才能を鹿島のこのチームにフィットさせ、力を存分に発揮して貰おうではないか。
今後が楽しみである。

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犬飼智也、目指すは常勝軍団・守備の要

【コラム】昌子&植田の“鉄板コンビ”が解散…犬飼智也、目指すは常勝軍団・守備の要

今季から鹿島でプレーする犬飼智也 [写真]=Getty Images

元川悦子
日本代表から海外まで幅広くフォローするフリーライター。


 バルセロナ育成組織出身の久保建英の電撃移籍によって、注目度が一気に高まった鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの一戦。鹿島としては8月初の連勝を飾り、今月28日に迫っているAFCチャンピオンズリーグ準々決勝・天津権健(中国)とのファーストレグに向けて弾みをつけたかった。

 そのためにも守備の安定は最重要テーマと位置付けられていた。ワールドカップ直後に植田直通がサークル・ブルージュ(ベルギー)へ移籍し、昌子源も7月25日に行われたJ1第14節延期分・セレッソ大阪戦で左足関節を捻挫。全治3週間と診断され、今週もまだピッチに立つことができていない。7月末にサガン鳥栖から韓国代表DFチョン・スンヒョンが加入したものの、まだ鹿島に完全適応したとは言い切れないところがある。7月18日のリーグ再開後を見ても、無失点で乗り切ったのは8試合で2試合のみ。「ウノゼロ(1-0)」で勝つのが伝統である鹿島にとって、これだけ失点が多い状況は許されない。その苦境を脱するべく、今季清水エスパルスから加入したプロ7年目の犬飼智也に託される役割は大きかった。

「最近の失点は自分たちが隙を作ってしまったりとか、ちょっとした部分が原因になっている。だからこそ、自分たちの戦いをブレずに続けることが大事。『自分たちは守れるんだ』という自信をプレーで表現することを心がけています」


[写真]=J.LEAGUE

 背番号39はその言葉通り、横浜FM相手に確固たる自信と強気の姿勢を押し出した。「マリノスの攻めは後ろからビルドアップしてくるので、周りをしっかり動かしながら、僕ら後ろの選手たちがボール回収を90分間やり切ることだと思います」と試合のポイントを語っていたが、確かにボール支配率では圧倒された。それでも体を張った守りを続け、前回対戦では0-3と大敗した宿敵を鹿島らしい「ウノゼロ」で撃破。貴重な勝ち点3を上積みすることに成功した。

「今季は僕が一番いろいろな選手とセンターバックを組んでいて、スンヒョンともまだ4試合目ですけど、僕としては無駄に多いくらいコミュニケーションを取るようにしています。ピッチの中ではもちろんのこと、外でもかなり喋ってる。剛さん(大岩監督)も『よく喋れ』と言ってますけど、DFは全部を周りに教えられると思う。鹿島に来て一番印象的なことでした。自分がやるだけじゃなくて、周りを動かす守備の大切さを再認識したので、今は意識的にやろうと思ってます」と犬飼は改めて語気を強めた。

 秋田豊や奥野僚右、大岩剛、岩政大樹と常勝軍団には「喋ることで周りを動かせるDF」が常にいた。その系譜を昌子がしっかりと継ぎ、2016年にはFIFAクラブワールドカップ準優勝へとチームを押し上げるまでになったが、現在は守備の絶対的リーダーが不在。誰かが穴を埋めなければならない。今の犬飼にはその自覚があるようだ。

「近くに源くんといういい見本がいるのは、僕にとって大きい。まだあそこまではできていないですけど、やっぱりセンターバックは喋ってナンボだと思う。源くんみたいになりたい」という強い気持ちを持って、ここ数試合はピッチに立ち続けているという。

 こうした意識は育成時代から過ごした清水やJ1初昇格の原動力になった松本山雅FC時代にはあまり見られなかった部分だ。松本でフル稼働した2014年を振り返ってみても、当時は大久保裕樹や飯田真輝の指示に従う受け身なタイプだった。反町康治監督も「ワンちゃんは身体能力も高いし、才能はあるけど、集中力が切れやすい」とメンタル的な課題を常日頃から指摘。細かい部分を口酸っぱく注意し続けていた。それにより一定の成長は見られたものの、2015年に清水に戻ってからはケガや好不調の波もあって3シーズン続けて不完全燃焼に終わった。そんな悔しさを胸に秘め、あえてハードルの高い鹿島に赴いたのだから、同じ意識でサッカーに取り組んでいてはいけない。本人も違ったメンタリティを持って今季を過ごしているのである。


[写真]=Getty Images

 昌子はACL準々決勝までに復帰できる見通しだが、そのままレギュラーの座を明け渡すつもりは毛頭ない。大岩監督も昌子とチョン・スンヒョンのコンビがいいのか、昌子と犬飼の方がベターなのかを考えているはずだが、そうやって指揮官を悩ませるような守備を見せ続けることが犬飼にとっての重要テーマと言っていい。

「鹿島に行けば日本代表も狙える。源くんとナオ(植田)のどちらかからポジションを奪えばその道も開けてくる」と今季加入時にも語っていたが、本当にそうなる可能性はゼロではない。日本代表の森保一新監督は3バックをベースにすると見られるだけに、松本で3バックの基本戦術を徹底的に叩き込まれた犬飼は有利な状況にいる。その強みをハイレベルの場で出すためにも、とにかく鹿島で定位置を確保し続けること。失点を最小限にとどめること。そのタスクを徹底的に遂行するしかないだろう。鹿島の新たな守備の要の奮起に期待したい。

文=元川悦子


犬飼について取材したサッカーキングの元川女史である。
犬飼の気持ちが伝わってくる。
Fマリノス戦では完封を記録し、自信を深めておろう。
その積み重ねが重要である。
源も植田もそうしてレギュラーの座を掴んでいった。
犬飼もまた鹿島のCBとして成長しつつある。
これからが楽しみである。

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オイペン・豊川、今季初ゴール

豊川雄太が電光石火の今季初ゴールも…大量失点続きのオイペンは開幕4連敗
18/8/20 07:15


FW豊川雄太が今季初ゴールを挙げた

[8.19 ベルギーリーグ第4節 オイペン2-3ゲント]

 ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグ第4節が19日に行われ、FW豊川雄太の所属する最下位オイペンはホームで8位ゲントと対戦し、2-3で敗れた。豊川はトップ下で3試合連続スタメンを果たし、前半4分に先制点をマーク。今季初ゴールを挙げ、同21分までプレーしている。また、同日にゲントのFW久保裕也がニュルンベルクへの期限付き移籍が決定したため、日本人対決は実現しなかった。

 開幕からいずれも大量失点で3連敗を喫しているオイペン。前半4分にFWルイス・ガルシアが素早いリスタートから前線にスルーパスを送ると、PA内左に飛び出した豊川が左足のキックフェイントでDFをかわし、右足のシュートをゴール右上に突き刺す。

 豊川は開幕4戦目にして今季初得点をマーク。しかし、前半6分にゲントの左CKのクリアボールをMFバディス・オジジャ・オフォエに右足で叩き込まれ、同9分には再び左CKからDFシグルド・ロステッドにヘディングを決められて逆転を許した。

 オイペンは後半21分に豊川を下げ、FWエリック・オカンセイを投入。同32分にゲントのオジジャ・オフォエが退場して数的優位を得ると、同40分に右CKの二次攻撃からルイス・ガルシアが右足のミドルシュートを決め、2-2と同点に追いつく。

 だが、後半アディショナルタイム2分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て与えたPKをゲントのMFビルヘル・ベルストラーテに決められ、土壇場で勝ち越しゴールを献上。2-3の敗戦を喫し、開幕4連敗となった。


今季初ゴールを決めたオイペンの豊川である。
開幕4戦目にして右足にて決めた。
しかしながら、チームは敗戦し、最下位をキープとなっておる。
これは無念。
次は豊川の得点にて勝利に導いて欲しい。
活躍の報を待っておる。

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柴崎、昌子、そして土居の同期が青いユニフォームを着て躍動する姿が見たい

土居聖真が柴崎&昌子に続く。
鹿島の同期組が日本代表を変える

原田大輔●取材・文 text by Harada Daisuke佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

新生・森保ジャパンにオススメの選手(3)
FW土居聖真(鹿島アントラーズ)


 あれは今シーズンが開幕したばかりのころだった。試合後のミックスゾーンで鹿島アントラーズの土居聖真を呼び止めた。その日の試合内容について話を聞き終えると、そうした質問を投げかけたわけでもないのに突然、こう言った。

「今、あらためてサッカーが楽しいなって思っているんですよね」


鹿島アンラトーズで随一のテクニックを誇る土居聖真

 いきなりの告白に、こちらが目を丸くしていると、さらに土居は言葉を続けた。

「昨年12月の東アジア(E-1サッカー選手権)で、日本代表に呼ばれたじゃないですか。あれが本当に刺激になったんですよね。自分は追加招集だったから、みんなよりもさらに短い期間だったけど、代表で一緒にサッカーができた時間が本当に楽しかった。みんなうまいからパスも出てくるし、少し練習しただけでも考えていることや意図をわかってもらえた。あれが自分にとって本当に大きな経験だったんです」

 そのE-1選手権では、代表デビューとなった中国戦と、続く韓国戦の2試合に出場。プロ7年目にして初めて、鹿島とは異なるユニフォームに袖を通した。小学校卒業と同時に地元・山形を離れ、鹿島一筋で育ってきた彼にとって、その刺激はなおさら強かったのだろう。

 そんな土居の特徴は間違いなく技術にある。鹿島では、小笠原満男や野沢拓也(ウーロンゴン・ウルブス/オーストラリア2部)が身につけた背番号8を受け継いでいるように、ひと言でいえばテクニシャンだ。

 繊細なボールタッチを活かしたドリブルで、するすると狭いスペースを抜けてゴール前に顔を出す。かと思えば、素早い動き出しからDFの背後へ走り込み、ラストパスを受けるスピードもある。加えてパスセンスもあり、周囲を活かすことも可能だ。

 試合を見ていれば、随所にテクニックの高さをうかがい知ることができ、思わず「うまい」と感嘆の声を挙げてしまうこともしばしばだ。J1第14節のセレッソ大阪戦で決めたゴールでは、左サイドからのクロスに対してマークを外す動き、またクロスの軌道に合わせて直前で動き直す感覚、そして的確にゴールへ流し込む技術と、その所作は完璧だった。

 鹿島の育成組織時代に土居を指導していた長谷川祥之に聞けば、土居は「トップスピードから一気にゼロにすることができる貴重な存在」と称賛する。まさにそのプレーの緩急こそが、土居の持ち味である。

 トップスピードに乗ってゴール前へと侵入し、そのまま突破することもできれば、ピタッと止まることで相手DFを翻弄する。急ストップできるからこそ、直前でプレーの選択を変え、ドリブルすることもできれば、パスもできる。少し乱暴な言い方かもしれないが、自己主張が激しく、我の強い選手が揃う鹿島において、気の利いたプレーのできる希有な選手とでも言えばいいだろうか。

 気が利くからこそ、献身性も際立つ。前線からの守備は、鹿島のアタッカーに求められるもっとも重要なファクターである。その守備について聞けば、かつて土居はこんなことを語っていた。

「プロ1年目のときは全然、試合に出られなくて、コーチに付きっきりで指導してもらいました。当時はサイドバックでプレーしていたこともあって、クリアの練習とかはやらされていたに近い感覚もあったけれど、それが今、守備にも活きている」

 その話を聞いたときには、前線から相手の攻撃を限定するプレスにしても、プレスをかけるタイミングや位置にしても、頭を使っているし、コツがあると誇らしげに話してくれた。FWだけに自らボールを奪い切る機会は多くはないが、コースを限定する献身性が鹿島のショートカウンターを具現化してもいる。

 気が利くがゆえにやや物足りなく感じていた強引さも、シーズンを重ねるたびに増している。試合には敗れたが、J1第21節の名古屋グランパス戦で鈴木優磨のパスに走り込み、角度のないところから決めた後半5分の得点は、今までの土居になかった力強さでもある。

「うまい選手ではなく、怖い選手になりたい」

 土居の指針であり、よく口にする言葉でもあるが、まさにそうした存在になりつつある。

 4-4-2を採用する鹿島では今シーズン、主に2トップの一角を担っているが、これまでのキャリアを振り返れば、サイドハーフでのプレー経験も多い。森保一監督がU-21日本代表でも採用する3-4-2-1をA代表でも用いるのであれば、まさに2列目に適任である。4-4-2や4-2-3-1であれば、サイドハーフやウイングとしても申し分ない。周囲を活かし、活かされるそのプレースタイルは、コンビネーションを磨けば磨くほど引き出されるはずだ。

 引いた相手に対しては、狭いスペースを突破する持ち前のテクニックがあり、センスを有している。世界を見据えたとき、フィジカルはさらに強化する必要がありそうだが、ポジショニングやボールの受け方で補えるポストプレーのうまさもある。カウンターは鹿島が得意としているように、お手のものだ。とくに3-4-2-1の「2」でプレーしたときには、周囲とのコンビネーションで打開するイメージが強く沸く。

 さらに、プロ8年目を迎えた今季、鹿島の攻撃に欠かせない存在となっているように、その言動にも自信と風格が出てきた。今季、鹿島は苦しんでいるが、プレーで、言葉でチームを牽引し、伝統でもある強さと、結果を追い求める姿勢を示し、訴えている。

 先のロシアワールドカップでは、前線で大迫勇也が躍動し、中盤では柴崎岳がゲームを作り、最終ラインでは昌子源が身体を張って守り、日本代表の躍進を支えた。その縦のラインは、Jリーグ最多のタイトルを誇る鹿島で育った選手たちである。

 彼らと同様に、ジュニアユースから鹿島で育ってきた土居にも、同じDNAが流れている。とくに柴崎と昌子は同期である。彼らが世界の舞台で活躍する姿に刺激を受けなかったはずはない。

 2020年に東京五輪が開催されることから、世代交代ばかりが叫ばれているが、A代表には今、活躍している選手が呼ばれるべきでもある。4年後のカタールワールドカップが開催されるとき、土居はちょうど30歳。柴崎、昌子、そして土居の同期が青いユニフォームを着て躍動する姿が見たい。


聖真を日本代表に推すSportivaの原田氏である。
聖真を「ひと言でいえばテクニシャン」と評す。
「繊細なボールタッチを活かしたドリブルで、するすると狭いスペースを抜けてゴール前に顔を出す。かと思えば、素早い動き出しからDFの背後へ走り込み、ラストパスを受けるスピードもある。加えてパスセンスもあり、周囲を活かすことも可能だ」という表現には納得である。
また「気が利くからこそ、献身性も際立つ」とも言う。
聖真の献身性は、観ていて安心感がある。
聖真がおったからこそのゲームを幾度も体験してきた。
そして聖真の「うまい選手ではなく、怖い選手になりたい」という言葉から、聖真の決意が読み取れる。
怖い選手として更に鹿島に貢献していってくれよう。
楽しみにしておる。

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Fマリノス戦報道

鹿島がジーコ復帰後初連勝、横浜連敗/鹿-横23節
[2018年8月19日21時22分]


鹿島対横浜 前半 ゴール前で横浜DFチアゴ・マルチンス(左)と競り合う鹿島FWセルジーニョ(撮影・酒井清司)

<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第23節◇19日◇カシマ

 Jリーグ発足時の「オリジナル10」でこの25年間、1度もJ2への降格を経験したことがない鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの対決。ともに前節から3人を入れ替え、鹿島は新加入のMFセルジーニョがFW鈴木優磨とコンビを組んで初めて先発出場を果たした。

 一方の横浜は前節から3バックを採用している最終ラインをいじり、DF中沢佑二(40)を疲労などを考慮してベンチ外に。12年9月29日の大宮アルディージャ戦から続くJ1連続出場199試合、13年7月6日の大分トリニータ戦から続く連続フル出場178試合と、いずれもフィールドプレーヤートップだった出場記録がストップした。代わりに新加入のDFチアゴ・マルチンスが初先発。また、FC東京から加入した17歳のMF久保建英もベンチ入りを果たした。

 ボールを保持するのは横浜。しかし、効果的な攻めはまるで見られない。先にスコアを動かしたのは、前半から得点のにおいを感じさせていた鹿島だった。

 後半開始4分、DFチョン・スンヒョンのロングフィードをFW鈴木と競り合った横浜DF栗原勇蔵が頭でクリア。だが、そのボールがMF遠藤康の胸に来た。それをトラップで収めると、落ちきる前に左足ボレー。GK飯倉大樹の手をはじいてゴールネットを揺らした。遠藤の2試合連続ゴールで、鹿島が先制した。

 横浜は後半14分に、FWウーゴ・ヴィエイラとイッペイ・シノヅカの2枚替えを敢行。そのウーゴ・ヴィエイラを軸に徐々に決定機をつかみ始めるが、GK曽ケ端準を中心とした鹿島の守りを崩せない。後半35分に最後3枚目の交代カードをMF中町公祐で切り、17歳久保のお披露目は、次節ヴィッセル神戸戦以降に先延ばしとなった。

 後半41分には、MF天野純がFKから得意の左足でゴールを狙ったが、右ポストにはじかれた。

 鹿島が、ジーコ・テクニカルディレクター復帰後、初の連勝を果たし、横浜は2連敗となった。

鹿島セルジーニョ初出場、パス散らし攻撃アクセント
[2018年8月19日22時29分]


鹿島対横浜 前半 ゴール前で横浜DFチアゴ・マルチンス(左)と競り合う鹿島FWセルジーニョ(撮影・酒井清司)

<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第23節◇19日◇カシマ

 新加入の鹿島アントラーズMFセルジーニョが初出場を果たした。後半22分まで、FW鈴木優磨と組んで2トップの一角として先発出場。「自分のデビュー戦よりもチームが勝利したことの方が一番うれしい」と勝利を喜んだ。

 シンプルにはたくプレーを心がけて、前半40分にはこぼれ球に左足ボレーシュートを放ち、ゴールを狙ったが、GK飯倉大樹に防がれた。

 それでも攻撃のアクセントになる可能性を示して「日本のサッカーの公式戦が分からなかったので、これで分かるきっかけになった。自分本来のパフォーマンスにはほど遠いが、できるだけボールをキープして、少しでも味方にチャンスをつくれればという思いでやっていた。日本のサッカーが徐々に分かれば、もう少し違う形のパフォーマンスを示すことができる」と話した。

鹿島の伝統“1-0”勝利、遠藤「上を目指して」
[2018年8月19日22時39分]


後半、先制ゴールを決めた鹿島MF遠藤(中央)は、セルジーニョ(左)に祝福される(撮影・酒井清司)

<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第23節◇19日◇カシマ

 今季3度目の連勝。そして、今季5度目の1-0勝利。FW鈴木優磨は「こういう1-0で勝つのが鹿島の伝統。ここからまた乗っていける」と話した。

 ボールを保持したのは横浜。だが、DF犬飼智也が「意識としては『ボールを持たせている』と思えた。慌てることはなかった」。前半に許したシュートはゼロ。いい守備ができていた。

 だが、そこで納得した選手は1人もいなかった。「前半よりもっといいサッカーをしよう」と選手同士で言い合った。その結果が後半開始早々の先制点だった。

 DFチョン・スンヒョンからのロングフィードを前線で鈴木が競る。こぼれ球をMF遠藤康が胸でトラップした。「拾ったときにはもう、シュートのことしか考えていなかった。トラップがいいところに決まったので、あとは振り抜くだけでした」。ボールが落ちきる前に、左足を振り抜いた。GKの手をはじいて、ゴールネットを揺らした。

 簡単そうに見えて、技術レベルの高いゴール。だが「日頃やっている胸トラップからパスという基本の延長上ってだけですね」とさらりと言う。2試合連続ゴールだが「みんながすごく守備のところで頑張ってくれている。最後のところでたまたま、僕のところに来ているだけ」。チームメートに感謝した。

 これで、ジーコ・テクニカルディレクターが復帰してから初めての連勝。「もっともっと僕たちは上を目指していきたい。もっと、頑張ります」。頼れるゲーム主将は、そう宣言した。

鹿島・遠藤、決勝ボレー

後半、先制点を決める鹿島・遠藤=カシマ(撮影・中井誠)

 明治安田J1第23節(19日、鹿島1-0横浜M、カシマ)技術の高さが光った。後半4分、相手DFのクリアを鹿島・MF遠藤がそのまま胸トラップ。次の瞬間、左足を振り抜き、ボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。2戦連発の今季3点目は価値ある決勝弾。後半31分にベンチへと退いたが、2連勝に貢献した。「運よくボールがきた。トラップもよく、いいタイミングで打てた。(2戦連発は)たまたまです」と謙遜した。


後半、先制点を決め喜ぶ鹿島・遠藤(中央)=カシマ(撮影・中井誠)


前半、突破をはかる鹿島・鈴木=カシマ(撮影・中井誠)


前半、攻め上がる鹿島・鈴木=カシマ(撮影・中井誠)


前半、横浜M・ドゥシャン(左)と競り合う鹿島・三竿健=カシマ(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島イレブン=カシマ(撮影・中井誠)


鹿島FWセルジーニョがデビュー 積極プレーで2連勝に貢献
明治安田生命J1第23節 鹿島1―0横浜 ( 2018年8月19日 カシマ )


<鹿島・横浜>後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・遠藤(右)とこの日デビューしたセルジーニョ(右から2番目)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ


 鹿島に今夏加入したFWセルジーニョがデビューを果たした。鈴木と2トップを組み先発。連係不足は否めない中でも前半40分に左足シュートを放つなど存在感を示した。

 後半22分に途中交代し「デビューよりもチームが勝ったことがうれしい。本来のパフォーマンスにはほど遠いが、日本サッカーを分かるきっかけになった」と手応え。チームは後半4分にMF遠藤が左足ボレーで2試合連続弾を決め勝利した。

[ 2018年8月20日 05:30 ]

【鹿島】セルジーニョがデビュー!存在感を発揮
2018年8月20日6時5分 スポーツ報知

 今夏にジーコ氏の推薦で加入したMFセルジーニョがデビュー戦で存在感を見せた。

 クラブ幹部が「本田圭佑のようなプレースタイル」と評するブラジル人レフティーは、前半26分に左足アウトサイドでFW鈴木にピンポイントクロスを送るなど実力を示し、MF遠藤の2戦連発ゴールを守りきった勝利に貢献。「まだまだ本来のパフォーマンスには程遠いよ」と“伸びしろ”を強調した。

【鹿島】遠藤康の2戦連続ゴールで2連勝「シュートしか考えていなかった」横浜Mに白星
2018年8月20日9時14分 スポーツ報知

  ◆明治安田生命J1リーグ▽第23節 鹿島1―0横浜M(19日・カシマ)

 暫定7位の鹿島はMF遠藤康の2試合連続ゴールで横浜Mを1―0で下した。

 相手にボールを保持される展開が続いたが、「守る時間をしっかり守れた」と遠藤。0―0の後半4分、DFチョン・スンヒョンのロングフィードをFW鈴木優磨が競り、相手DFに当たったボールを「シュートのことしか考えていなかった」と遠藤が巧みな胸トラップから左足で沈めた。

 4位~6位のチームがいずれも勝ち点3を積み上げたため順位は7位から動かなかったが、我慢の展開を制するねばり強さで2連勝。次節は24日、本拠で磐田と対戦する。

 FWセルジーニョ(Jデビュー。トップ下として67分間プレー)「本来のパフォーマンスからは程遠かった。引き続き期待をしてください。それに応えるのがサッカー選手です」

 DFチョン・スンヒョン(好フィード&球際の強さで勝利に貢献)「良くないプレーもあった。もう一度切り替えないといけない。まだ鹿島に来てから日が経っていない。練習を重ねることでレベルアップしていきたい」

 DF犬飼智也(無失点勝利。リーグ再開後フルタイム出場続ける)「最後のところでみんなが体を張れていた」

 FW鈴木優磨(前線で奮闘。鋭いドリブル突破も)「前半からチームとしていい守備ができていたと思う。(パスを)出したらどんどん前に出ていこうと思っていた」

鹿島、遠藤の2試合連発で連勝 胸トラップから左足 横浜M久保建英は出番なし

 「明治安田生命J1、鹿島1-0横浜M」(19日、カシマサッカースタジアム)

 7位の鹿島はホームで横浜Mと対戦して1-0で勝利した。後半4分、MF遠藤康が相手のクリアボールを胸トラップで収めて、そのまま左足を振り抜いた。横浜Mは今季4度目の2連敗で、順位も15位に後退。新加入のMF久保建英はベンチ入りするも、出番はなかった。

 美しいゴールが決勝点となった。0-0で迎えた後半4分、遠藤は相手DFのクリアボールが空中をさまよっている時から、左足を振り抜くことは決めていた。「シュートのことしか考えていなかったので。良い時間に点が取れて良かった」。胸トラップでボールをコントロールすると、そのまま左足でシュート。相手GK飯倉の手をはじき、ゴールへと吸い込まれていった。

 試合後、大岩監督は「試合を通じて、良い守備からの良い攻撃ができた。選手たちは良くやってくれた」と評価。順位は7位のままだが、2連勝となった。


ヤスの決勝弾とセルジーニョの初出場と報道内容の別れる各紙である。
どちらをニュースとするのかをどのように判断することによってスポーツ紙のカラーが分かれるところ。
この差が大きければ大きいほど、日本のサッカーメディアの進歩となる。
そう考えると、この記事のバリエーションは少々物足りない。
完封を記録したCBのチョン・スンヒョンがフィードにて先制点の起点ななったところや、レオ・シルバのパフォーマンスなど、毛色の変わった視点はあったはず。
もっともっと、メディアのサッカーを観る目が進化していって欲しい。
願望である。

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サッカーダイジェスト Fマリノス戦寸評

【J1採点&寸評】鹿島1-0横浜|プラス評価は決勝点の遠藤のみ。横浜は攻撃陣に大きな課題が…
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月20日


鹿島――3バックがゴール前で奮闘


【警告】鹿島=犬飼(66分)、安西(87分) 横浜=扇原(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠藤康(鹿島)


[J1リーグ23節]鹿島1-0横浜/8月19日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
攻撃では好機を何度も迎えたが、得点につながったのは遠藤の1本のみ。フィニッシュの精度を上げれば、もっと容易に勝利を引き寄せられたはず。後半は押し込まれる我慢の時間帯もあったが、DF陣が身体を張って決定機を許さなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6
前半は味方の守備がはまり、相手をシュート0本に抑えたため出番なし。後半は伊藤の決定機を死守するなど、完封に貢献。

DF
24 伊東幸敏 6
機を見た攻撃参加で右サイドからアクセントを加えた。精力的に上下動を繰り返したが、クロスの精度が上がればなお良い。

5 チョン・スンヒョン 6
前線へのロングフィードで、決勝弾の起点となる。H・ヴィエイラには手を焼いたが、空中戦では制空権を握った。

39 犬飼智也 6
後半、H・ヴィエイラの対応では後手に回ったが、我慢の守備で完封。チョン・スンヒョンとのコンビも板についてきた。

16 山本脩斗 6
対峙する松原に自陣深くまで持ち込まれたが、要所をしっかり抑え、冷静に対応した。攻撃参加のタイミングもまずまず。

MF
20 三竿健斗 5.5
前半は黒子役に徹して中盤の主導権を掌握する。シュートの打ち合いとなった後半は相手のマークを掴みきれず、リズムを失った。

4 レオ・シルバ 6
前半の守備では扇原とのマッチアップを制し、中盤の主導権を握った。攻撃ではあまり見せ場はなかったが、無難にプレー。 

鹿島――初出場のセルジーニョ、鈴木とのコンビに期待感

25 遠藤 康 6.5(76分OUT)
MAN OF THE MATCH
49分、DFのクリアを胸トラップしてからの左足ボレー。鮮やかな決勝点を決めた。サイドでリズムを作り、攻撃を牽引した。

6 永木亮太 5.5(87分OUT)
攻撃ではタイミングの良い攻め上がりをみせた。しかし、守備では対峙する松原を前に後手に回る場面も。

18 セルジーニョ 5.5(67分OUT)
加入間もなくで連係面の欠如もあったが、鈴木に好パスを配球して好機を演出するなど、調子が上がれば、活躍の予感。

9 鈴木優磨 6
ゴールはなかったが、得点への気概を見せ続けて横浜の守備陣に脅威を与えた。前線から積極的にプレスをかけ、守備面での貢献も大きい。

交代出場
8 土居聖真 5.5(67分IN)
81分にはドリブルシュートと見せ場を作った。ただしまだ少し視野が狭いため、周囲にも気を配ることで、より決勝点が生まれるチャンスも増えるはず。

14 金森健志 6(76分IN)
出場1分後にはポストを叩くヘディングシュートを放つなど、短い時間で精力的に動いた。

32 安西幸輝 ―(87分IN)
長崎戦で右膝を痛めて出場が危ぶまれたが、終盤にピッチへ。怪我の不安を感じさせないキレのある動きを見せた。

監督
大岩 剛 5.5
「ボックス近くで積極的にプレーを」とハーフタイムに指示をしたことが得点に結実した。だが、守備ではシュート8本を被弾するなど変わらぬ不安定さも露呈している。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

横浜――T・マルチンスは今後の好材料

【チーム採点・寸評】
横浜 5
両サイドから仕掛けて敵陣に侵入するもシュートまで持ち込めない。サイドから攻める意図は感じたが、ゴールまでのイメージがまったく見えず、最後まで打開策が見つからずに1失点に泣いた。しかし、守備では新戦力のT・マルチンスは今後の好材料。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
40分にはL・シルバのプレスに焦り、軽率なクリアでミスを招いた。失点は、手に当てていただけに、弾き返せず悔やまれるところ。

DF
4 栗原勇蔵 6
失点シーンではしっかりとボールをクリアできず、相手攻撃陣に振り回される場面も度々あった。それでも73分には正確なフィードで伊藤の決定機を演出。

2 ドゥシャン 5.5
身体を張った守備と前線へのビルドアップで精度の高さを見せた。遠藤のシュートに詰めることができずに失点を喫した。

13 チアゴ・マルチンス 6(80分OUT)
Jリーグの速い展開のサッカーに戸惑うこともなく、臨機応変に対応。初戦でこの動きは今後に期待が持てる。裏へのボールへの対応は改善の余地あり。

MF
27 松原 健 5.5(59分OUT)
逆サイドの山中とともに、幾度となくサイドの突破を試みたが、敵陣深くに侵入しても攻撃のアイデアが欠如。鹿島の守備網を打破できなかった。

38 山田康太 5(59分OUT)
ほとんどボールに絡めず、攻守両面で存在感を示せなかった。H・ヴィエイラと代わる形で59分に不本意な途中交代。

6 扇原貴宏 5.5
ボールを受ける際にL・シルバの標的となり、プレスへの弱さを露呈した。ボールを散らす役割も両サイド一辺倒でバラエティを加えられず。縦パスも欲しかった。

横浜――フリーランニングが乏しい大津は「5」

24 山中亮輔 5.5
積極性はあったが、ゴール前へのクロスの精度には改善が必要。中央に切れ込む動きが少なく、物足りなさが残る。

FW
9 大津祐樹 5
足下のパスばかり要求し、ボールを呼び込むためのフリーランニングが乏しい。何度か決定機を外し、前線の選手を活用もできずに終わった。

16 伊藤 翔 5.5
終始攻撃的にプレーするも味方と意図が合わない。73分、得意の飛び出しで決定機を迎えるが、最後は曽ケ端に阻まれてゴールできなかった。

14 天野 純 5.5
86分には正確な左足FKでスタジアムを沸かせたが、右ポストを強打しゴールならず。この好機以外は、鹿島の守備の網にはまって封じられた。

交代出場
FW
26 イッペイ・シノヅカ 5.5(59分IN)
同時出場のH・ヴィエイラとは対象的に、ゲームの流れに乗れなかった。試合中、鼻血を出すハプニングにも襲われたがピッチに戻る気概を見せた。

7 ウーゴ・ヴィエイラ 6(59分IN)
随所に鋭い突破をみせ、単調だった攻撃にアクセントを加えた。73分にはシュートのこぼれ球を拾ってゴール前で粘りを見せるなど、前線でひとり気を吐いた。

MF
8 中町公祐 ―(80分IN)
残り10分というわずかな時間の出場となったが、攻撃になにかしらの変化を加えたかった。

監督
アンジェ・ポステコグルー 4.5
中澤をベンチ外とする思い切った起用法を見せたが、無失点に抑えることはできず。リーグ最多得点タイだった攻撃力も、この日は影を潜めた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストによるFマリノス戦の寸評である。
「鹿島――3バックがゴール前で奮闘」というヘッドラインはいかがなものであろうか。
さすがに誰の目にも明らかな鹿島の戦術を見間違えて採点も寸評もないと思われる。
単なる打ち間違いであるのであれば、もっと時間をかけて推敲して欲しいところ。
その中で最高評価ろMOMはヤスに与えられた。
決勝ボレーは素晴らしく、そのシーン以外もこの試合の攻撃はヤスから始まっておったことは明らか。
納得ではある。
また特筆すべきは、金森に対する「出場1分後にはポストを叩くヘディングシュートを放つなど、短い時間で精力的に動いた」という寸評であろう。
昨季はノーゴールに終え、今季の前半も不調に終えた金森であったが、ここにきてみるみる才能を発揮しだした。
ジーコ効果なのであろうか。
層の薄いFWに於いて異彩を放つのだ。
今後の活躍を期待しておる。

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Fマリノス戦コメント

2018明治安田生命J1リーグ 第23節




鹿島アントラーズ:大岩 剛
試合を通じて、いい守備からいい攻撃ができた。狙い通り、相手のウイークポイントを突くことができて、選手がそれを忠実にやってくれたことで結果が出たと思う。非常に評価している。

Q. 攻撃の狙いはどのあたりにあったか?

A. いい守備から、いい攻撃が狙いだった。横浜FMのポゼッションから、我々が奪った瞬間のファーストプレーの部分。そこがうまくできたと思う





【遠藤 康】
しっかりと守備ができていたと思う。いい時間帯で点を取れた。(得点の場面では)ボールが来た時、シュートしか考えていなかった。自分たちは勝ち続けないといけない立場なので、継続していきたい。

【曽ケ端 準】
相手のやり方はチームとしてイメージできていた。しっかりとコミュニケーションを取りながら対応できたと思う。我慢強く、しっかり走って戦えていた。何よりも勝ち点3を取れたことがよかった。

【セルジーニョ】
自分のデビューよりもチームの勝利が嬉しい。本来のパフォーマンスからは程遠いけど、できるだけボールをキープして味方とチャンスを作れればと思ってプレーしていた。一番大事なことは誰が点を取るか、ではなくチームが勝つこと。勝ててよかった。

【鈴木 優磨】
前半からいい守備ができていた。自分たち攻撃陣が点を取れればと思っていた。相手は守備の時に5バック気味になるけど、うまくスペースを使おうと思っていた。

【チョン スンヒョン】
無失点で抑えることができたけど、危ない場面もあった。映像で振り返って、次に活かしていきたい。練習を重ねることで、ロングボールでもっと多くのチャンスを演出できると思う。

【犬飼 智也】
ボールを持たれている時間が長かったけど、持たせている意識でやれていた。ラインが下がるのは仕方がないけど、アタックする選手とカバーする選手をはっきりさせて、最後もみんなが体を張ることができていたのがよかった。

2018年08月19日(日)


第23節
2018年8月19日(日)18:33KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
試合を通じて良い守備から良い攻撃ができていたと思います。狙いどおり相手のウィークポイントを突くことができ、選手がそれを忠実にやってくれた結果が出たと思いますし、評価しています。

--ウィークポイントというのは攻撃の狙いだったと思いますが、どのあたりか教えてください。
良い守備から良い攻撃ですね。マリノスさんのポゼッションから、われわれが奪った瞬間のファーストプレーのことですけれども、そこがうまくいったんじゃないかと思います。

第23節
2018年8月19日(日)18:33KO カシマ

[ 遠藤 康 ]
守る時間帯でしっかり守れていたし、チームとして良い90分だったと思います。相手はフォーメーションが特徴的で、でも前節も同じ形でやっているので、そんなに混乱せずに守備ができていたと思います。やっている側としては全然やられる気がしませんでした。そういう意味では良い時間帯に点が取れましたし、その後も危ない場面がありましたけど、うまく守れたと思います。

--得点場面は?
得点シーンは(チョン)スンヒョンから(鈴木)優磨に良いバスが出た。優磨は勝てなかったですけど、セカンドボールをうまく拾えたのであとは打つだけでした。

--2試合連続得点ですが?
得点はたまたま入っているだけで、そのために守備のところでみんな頑張ってくれていますし、最後のところでたまたま僕のところに来ているというだけで、自分的にはすごいコンディションが上がっているわけでもないし、いつもどおりやってる感じです。次節もホームなので絶対勝ちたいですし、そのためにはサポーターの応援が絶対に必要だと思うので、スタジアムに足を運んでほしいと思います。

[ セルジーニョ ]
--鹿島でのデビュー戦でしたが?
自分のデビュー戦よりも、チームが勝利したというほうが一番うれしいです。

--最初の試合を振り返っていかがですか?
日本のサッカーの公式戦というのがどういうものか分からなかったので、これで分かるきっかけになりました。自分の本来のパフォーマンスなのかと言われたら、それに程遠いものです。ただ、できるだけボールをキープして、少しでも味方にチャンスができればと思ってやっていました。あとは監督から裏への動きを要求されていたので、そういう裏への飛び出しを意識していました。徐々に日本のサッカーというものを分かれば、もう少し違う形のパフォーマンスを示すことができると思います。

【鹿島 vs 横浜FM】実力の片りんをのぞかせたセルジーニョ
2018年8月19日(日)



2トップの一角としてJリーグ初出場を果たした鹿島のセルジーニョは67分までプレー。左足で巧みなパスを出すなどその実力の片りんをのぞかせた。

【鹿島 vs 横浜FM】遠藤の2試合連続ゴールで先制
2018年8月19日(日)



先制点が生まれたのは49分。ロングボールを鈴木優磨が競り合い、そのこぼれ球を遠藤康が胸トラップから左足でシュート。この一撃がGKのセーブをものともせず、ゴールネットを揺らして鹿島が先制した。遠藤は2試合連続ゴールとなった。

【鹿島 vs 横浜FM】J1通算50試合出場を果たした三竿健斗
2018年8月19日(日)



先発フル出場で鹿島の中盤を90分間支えた三竿健斗は、この試合で節目のJ1通算50試合出場を果たした。

【鹿島 vs 横浜FM】接戦制して今季10勝目
2018年8月19日(日)



鹿島は、遠藤康の2試合連続の決勝ゴールで横浜FMに1-0で競り勝って2連勝。ホームでの横浜FM戦で6連勝を飾り、今季10勝目を挙げた。

鹿島は遠藤康が豪快決勝ボレー!!中澤欠場の横浜FM、直近6試合で5敗目
18/8/19 20:28


鹿島が横浜FMに競り勝った

[8.19 J1第23節 鹿島1-0横浜FM カシマ]

 鹿島アントラーズはホームで横浜F・マリノスと対戦し、1-0で競り勝った。守備陣が3試合ぶりの無失点に抑え、2連勝を飾った。

 鹿島は前節の長崎戦(2-1)から先発3人を変更した。右足首痛で離脱したMF安部裕葵が欠場となったほか、MF土居聖真、FW金森健志がベンチスタート。FW鈴木優磨とMF永木亮太が2試合ぶりに先発し、今夏に加入したFWセルジーニョが先発デビューを果たした。
 横浜FMは前節・名古屋戦(1-2)に続いて3バックを採用。スタメンは3人を入れ替え、MF喜田拓也とFWウーゴ・ヴィエイラがベンチスタートとなったほか、DF中澤佑二がベンチから外れた。フィールド選手では最多の199試合連続出場、さらに178試合連続フル出場中だったが、いずれの記録もストップした。最終ラインでは新戦力のDFチアゴ・マルチンスが移籍後初出場初先発。MF大津祐樹とFW伊藤翔が3試合ぶりに先発した。

 中澤が欠場した横浜FMは今夏に加入したDFドゥシャンとチアゴ・マルチンス、さらに今季先発2試合目のDF栗原勇蔵が3バックを構成。急造の最終ラインながら要所要所で粘り強いディフェンスを見せ、劣勢の展開ながら無失点で前半を耐えた。

 鹿島の前線も新戦力のセルジーニョと鈴木という2トップ。こちらは前半26分、セルジーニョが浮き球で絶妙なスルーパスを送り、鈴木が最終ラインの背後を取ったが、胸トラップが大きくなり、GKにキャッチされてしまった。その後もたびたび横浜FMゴールに迫るが、ゴールをこじ開けることはできず、前半をスコアレスで折り返した。

 均衡が破れたのは後半4分。鹿島は自陣からDFチョン・スンヒョンがロングフィード。鈴木と栗原が競ったこぼれ球をMF遠藤康が胸トラップすると、ボールの落ち際を左足ボレーで叩き、GKの手を弾いてゴールネットに突き刺した。遠藤の2戦連発今季3点目となるスーパーシュートで鹿島がついにリードを奪った。

 1点を追う展開となった横浜FMベンチが動く。後半14分、2枚替えでMF山田康太とMF松原健を下げ、ウーゴ・ヴィエイラ、FWイッペイ・シノヅカを投入。前線をウーゴ・ヴィエイラと伊藤の2トップにして反撃に出た。

 後半25分、横浜FMはウーゴ・ヴィエイラの突破からMF天野純がシュートを放つが、枠外。同28分にはロングフィードから伊藤がフィニッシュまで持ち込み、GKが弾いたボールを拾ったウーゴ・ヴィエイラがゴール前で粘ってシュートを打ったが、これも決め切れなかった。

 横浜FMは後半35分、最後の交代枠でチアゴ・マルチンスに代えてMF中町公祐を投入。FC東京から期限付き移籍で加入し、ベンチ入りしたMF久保建英に出番は訪れず、新天地デビューはお預けとなった。

 4バックにシステムを変更して最後の反撃に出る横浜FMだが、後半41分、右45度の位置から天野が左足で狙った直接FKは惜しくも右ポストを直撃した。後半アディショナルタイム6分間でも1点が遠く、0-1の零封負け。2連敗の横浜FMは直近6試合で5敗目を喫した。

(取材・文 西山紘平)

2戦連続決勝点の鹿島MF遠藤康「シュートのことしか考えてなかった」
18/8/19 21:54


先制点を決めた鹿島MF遠藤康

[8.19 J1第23節 鹿島1-0横浜FM カシマ]

 完璧なコントロールからボールの落ち際を振り抜いた。鹿島アントラーズは後半4分、自陣からDFチョン・スンヒョンがロングフィード。FW鈴木優磨がDF栗原勇蔵と競り合うと、ボールは栗原が頭に当てたが、こぼれ球にMF遠藤康が素早く反応した。

 胸でボールをコントロールし、バウンドする前に左足を一閃。PA外から放たれた強烈なボレーシュートはGKの手を弾き、ゴールネットに突き刺さった。

「(チョン・)スンヒョンからいいボールが入って、(鈴木)優磨が栗原選手と競って、こぼれ球が自分のところに来た。拾ったとき、シュートのことしか考えてなかった。トラップがいいところに決まった」

 自画自賛の先制点で後半立ち上がりに均衡を破り、自身の2戦連発弾がそのまま決勝点に。前節の長崎戦(2-1)に続く2試合連続の決勝ゴールにも「たまたま入っているだけ。みんなが守備のところで頑張ってくれて、たまたま最後、自分のところに来ているだけ」と、チームメイトに感謝した。

(取材・文 西山紘平)

鹿島が遠藤康の殊勲弾を守り切って無失点勝利!電撃移籍の久保建英は出場せず
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月19日


新布陣で臨んだ両チーム、軍配は鹿島に


ミドルシュートで存在感を発揮した遠藤。攻守にわたって安定感のあるプレーでチームを支え、勝利に貢献した。写真:徳原隆元


「相手のやり方はチームとしてイメージできていた」とコメントする曽ケ端である。
スカウティングとその対応策、そして戦術的落とし込みが、中3日の中で出来ていたことが伝わる。
短時間でも大岩監督が対策を練り、チームに伝えておることが伝わる。
その仕事が機能し、勝利に結び付いた。
素晴らしい結果と言えよう。
また、Jリーグデビューを果たしたセルジーニョは、「自分の本来のパフォーマンスなのかと言われたら、それに程遠いものです」と言い切る。
前半に枠内シュート二つを記録し、攻撃力の片鱗を見せたが、まだまだこんなものではない。
更にコンディションを上げ、素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれるであろう。
今後が楽しみである。

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Jリーグ 第23節 横浜Fマリノス戦



シビレるクリーンシート。

優磨&セルジーニョ、ホットラインで崩せ

鹿島鈴木&セルジーニョ、新ホットライン誕生だ
[2018年8月19日7時16分 ]


前線でコンビを組むことが濃厚なFW鈴木(手前)とMFセルジーニョ


紅白戦で、倒れながらもFW鈴木(左)にパスを送るMFセルジーニョ


 鹿島アントラーズの新ホットライン誕生なるか。横浜F・マリノス戦で新エースFW鈴木と新加入のMFセルジーニョが2トップを組むことが確実になった。

 今月上旬の合流当初から積極的に話しかけてきた鈴木は「前線はコミュニケーションが大事。信頼されればパスも出てくるし、点を取れば、オレをもっともっと信頼してくれる。2人で崩して点が取れたら、攻撃のバリエーションが増える」と新しい相棒に期待した。


鹿島の新生2TOPについて報じるニッカンスポーツである。
優磨とセルジーニョは新たな境地を切り開いてくれよう。
優磨は「前線はコミュニケーションが大事。信頼されればパスも出てくるし、点を取れば、オレをもっともっと信頼してくれる。2人で崩して点が取れたら、攻撃のバリエーションが増える」と語る。
信頼関係にてホットラインを築き上げてくれよう。
二人の活躍を期待してスタジアムに向かう。
楽しみである。

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ブレーメン・大迫、公式戦初ゴール

ブレーメン大迫 移籍後初ゴール、初公式戦いきなり頭で決めた
ドイツ杯1回戦 ブレーメン6―1ウォルムス ( 2018年8月18日 )


<ブレーメン・ウォルムス>前半、ヘディングでゴールを決めるブレーメン・大迫(右奥)
Photo By 共同


 ブレーメンの日本代表FW大迫が移籍後初ゴールを決めた。前半9分、味方の直接FKに最後は頭で合わせ、貴重な先制点を挙げた。その後、後半19分に途中交代した。

 6月のW杯ロシア大会では4試合に出場し、1次リーグ初戦のコロンビア戦で、決勝点を挙げるなど活躍。新天地での挑戦を前に「得点に絡むことを凄く要求されると思う。そこは逃げずに突き詰めていきたい」と話していたが、W杯での勢いそのままに今季初の公式戦でも好調ぶりを示した。

[ 2018年8月19日 05:30 ]


移籍後初ゴールを決めたブレーメンの大迫である。
FKに頭で合わせて先制点をゲットした。
FWがゴールという結果を残すことは非常に良いこと。
大迫はこのクラブにて信頼を得たことであろう。
これからも活躍の報を待っておる。

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町田・平戸、劇的決勝弾

【松本 vs 町田】平戸が劇的な決勝FKを決める!!
2018年8月18日(土)



松本の猛攻を耐えしのいだ町田は後半アディショナルタイムにゴール手前で直接FKを獲得!このFKを平戸太貴(写真中央)が素晴らしいシュートでゴール!町田が終了間際に1点をもぎ取る!!

【松本 vs 町田】壁を越える素晴らしいFK
2018年8月18日(土)



平戸太貴(#8)が直接FKで劇的な決勝ゴール!!
高さのある松本の壁を越える素晴らしいFKを魅せた!

平戸が大仕事!ラストプレーFK千金弾!!町田が首位松本に劇的勝利で3差2位に再浮上
18/8/18 21:19


[8.18 J2第29節 松本0-1町田 松本]

 FC町田ゼルビアが敵地で松本山雅FCを1-0で下した。勝ち点を53に伸ばした町田が2位に再浮上した。

 劇的な試合になった。後半アディショナルタイムも目安の4分台に差し掛かったところ、町田はカウンターを発動。そしてFW鈴木孝司がゴール前で倒されてFKを獲得した。このFKがラストプレーだということは誰もが分かっていた。

 キッカーポジションにはMF吉濱遼平とMF平戸太貴が立つが、ボールに集中していた平戸が右足で狙う。壁を越えたシュートは、ゴールライン上に入っていたDF橋内優也の頭上をも抜いて、ゴールに突き刺さった。

「苦しい試合でしたけど、みんなで勝ち取った勝利。非常に嬉しいですね」。興奮が冷め矢たぬ様子の平戸。「最後に自分の得意なセットプレーというところで、点を決めることが出来てよかった」と必死に息を整えるようにして話した。

 首位松本の連勝は5でストップ。6月16日の大分戦以来10試合ぶり、ホームではその時以来の2敗目となった。首位はキープしたものの、上位争いのライバル町田との勝ち点差は3に縮まった。

平戸の3戦連発が劇的決勝弾!町田が松本との首位攻防戦を制す/J2第29節


絶好調・平戸太貴が劇的決勝弾!町田が松本との天王山を制した。
明治安田生命J2リーグ第29節が18日に行われ、首位の松本山雅FCと3位のFC町田ゼルビアが対戦した。

ホームの松本は現在5連勝で9試合無敗と絶好調。勝ち点56で首位を快走している。一方の町田は、1試合消化が少ないながらもその松本と勝ち点差3をキープ。現在5試合無敗を継続中だ。

松本はアジア競技大会に臨むU-21日本代表に帯同中の前田大然に代わり、セルジーニョが中美慶哉と2シャドーを形成。1トップには高崎寛之が3試合ぶりの先発入りを果たした。対する町田はここ4試合で5ゴールをマークする平戸太貴がスタメン入り。直近2試合でそれぞれ2発を決めて絶好調の21歳MFが右サイドに入った。

試合は序盤に町田にアクシデントが起こる。井上裕大が接触で足を痛めて倒れ込んでしまう。井上は担架で運ばれそのまま土岐田洸平との交代を余儀なくされた。

松本は6分に右サイドの攻撃でセルジーニョが右足を振り抜いたが、GK福井光輝のセーブに阻まれてしまう。セルジーニョはさらに11分にもGK守田達弥のロングボールを高崎が落とすと、これに動き出したがGK福井に阻まれてしまう。その後も松本の8番がチャンスメイクを図ったが、ゴールにつながらず。町田も32分の平戸のシュートでゴールを強襲したが、決めきれず両者スコアレスで前半を折り返した。

後半に入ると53分、町田は鈴木孝司のクロスにニアで中島裕希が頭で合わせたが枠の左へ。67分にも平戸のFKから大谷尚輝がヘッドで狙ったがいずれもゴールにつなげることができない。

対するホーム松本も高崎とセルジーニョのコンビネーションから60分に決定機を迎えるが、決められず。終盤には町田が再び平戸のFKでチャンスを生み、松本はFKを岩上祐三が直接狙ったが、クロスバーに直撃。このままスコアレスで終わるかと思われた後半アディショナルタイム、町田は再びFKのチャンスを得るとキッカーは平戸。右足では放ったボールは綺麗なカーブを描きゴールに。平戸の3試合連続弾が終了間際に決まり、町田が松本に劇的勝利。暫定2位に浮上し、その差を3ポイントに詰めている。一方の松本は10試合ぶりの黒星。得意のホームで痛恨の敗戦を喫した。

■試合結果
松本山雅FC 0-1 FC町田ゼルビア

■得点者
松本:なし
町田:平戸太貴(90+5分)




劇的決勝弾を決めた町田の平戸である。
試合終了直前のアディショナルタイム、ゴール前にて得たFKは素晴らしい軌道で、ここしかないコースに決まった。
素晴らしい。
チームに勝利をもたらせる選手と言って良かろう。
このゴールにて今季の成績は8G12Aとなった。
まさに攻撃の核。
更に成績を伸ばし、J2優勝を目指せ。
活躍の報を待っておる。

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ヤス、伝家の宝刀・セットプレイ

鹿島MF遠藤切れ味抜群FK披露「ずっと調子いい」
[2018年8月18日18時25分]


FK練習でゴールを連発したMF遠藤


FK練習でゴールを連発し、笑みをこぼすMF遠藤


 J1鹿島アントラーズは18日、茨城県鹿嶋市内で19日の横浜F・マリノス戦(カシマスタジアム)に向けて練習を行った。

 全体練習後に各自で行ったセットプレーの練習で、目を引いたのがMF遠藤康(30)の左足だった。GKクォン・スンテらと対峙(たいじ)したFKで、いともたやすく壁を越え、3連発でゴールを射抜いた。「ハットトリック!」と笑みがこぼれ「今日だけじゃなく、ずっと調子がいい。いつも通り蹴れば」とうなずいた。

 15日の長崎戦では、右サイドから中に切り込んで、その左足で鮮やかな弧を描き、ネットを揺らした。得意の形がやっと出た。

 「久々にあの場面でシュートを打ったので、ああいう形をもっと多くつくれればいいかな。選択肢はシュートでしたけど(右サイドを駆け上がってDFを引きつけた伊東)ユキに出しても、もっといいチャンスがつくれていたかもしれない。ああいう形を多くつくれれば相手も困ると思う」。

 頼りになるゲーム主将が、調子を上げてきた。


Fマリノス戦に向けた前日練習を取材したニッカンスポーツである。
ヤスのフリーキック練習を伝えておる。
クォン・スンテを相手に3本連続で決め、「ハットトリック!」と笑顔を見せたとのこと。
調子を上げてきたことが伝わってくる。
「今日だけじゃなく、ずっと調子がいい。いつも通り蹴れば」とセットプレイの精度の高さに自信を持っておる様子。
明日も自慢の左足にてゴールを決めて欲しいところ。
頼もしいヤスの活躍にて勝利を掴み取ろうではないか。
楽しみである。

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大岩監督、「相手の長所を消して、短所を突きたい」

【J1展望】鹿島×横浜|セルジーニョの先発が濃厚。注目の久保は――
サッカーダイジェスト編集部
2018年08月18日


鹿島――「相手の長所を消し、短所を突く」(大岩監督)


故障者/鹿島=安部、安西、昌子、レアンドロ 横浜=杉本
出場停止/鹿島=なし 横浜=なし


J1リーグ 第23節
鹿島アントラーズ―横浜F・マリノス
8月19日(日)/18:30/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(22節終了時点):7位 勝点32 9勝5分8敗 30得点・29失点

【最新チーム事情】
●前節・長崎戦で、今夏新加入のセルジーニョが初のベンチ入り。
●その長崎戦で山本が4月11日の7節・FC東京戦以来の公式戦先発出場。
●同試合でL・シルバが今季リーグ戦初得点を記録。

【担当記者の視点】
 直近のリーグ戦5試合は、7月28日の18節・G大阪戦での引き分け(1-1)から始まり、負け、勝ちを繰り返して安定感を欠いている。上位浮上のためには、ここから連勝街道に乗りたいところだ。

 攻撃では11試合連続得点中だけに、リーグ最多失点タイの横浜の守備の手薄な箇所をうまく攻略して、ゴールにつなげたい。横浜戦では新加入のセルジーニョの先発が濃厚で、その得点力に期待がかかる。大岩監督も「相手の長所を消して、短所を突きたい」と意気込む。

 課題は守備。昌子を欠く最終ラインは不安定なパフォーマンスが目立つ。7月のリーグ中断明け以降の8試合で、無失点試合はわずか2。復調のためには完封勝利が求められるところで、指揮官は「横浜の癖、特徴を落とし込んで臨機応変に対応していきたい」と警戒する。

横浜――崩しの局面で連動性を高めたい

横浜F・マリノス
今季成績(21試合終了時点):14位 勝点23 6勝5分10敗 36得点・39失点

【最新チーム事情】
●16日に加入が発表された久保は、その日は室内調整のみ。翌17日はグラウンドで練習を行ない、本格合流した。
●前節の名古屋戦から3バックを採用。CBの選手を獲得したこともあり、継続濃厚か。
●鹿島戦から出場可能となるT・マルチンス、畠中、久保の起用法に注目が集まる。

【担当記者の視点】
 前節・名古屋戦の敗戦で、早くも昨季の9敗を上回る10敗目を記録。順位も14位にランクダウンし、今節の結果次第では降格ゾーンに沈む可能性もある。

 この状況を脱するための新機軸3-4-2-1は、名古屋戦に続いて採用されそうだが、システムはなんであれ、攻撃的なポゼッションスタイルは変わらない。

 崩しの局面で連動性を欠く課題をどこまで修正できるか。両ワイドからの果敢な仕掛けを含め、アウェーゲームといえど相手を圧倒するような戦いで、浮上のきっかけとなる勝利を掴みたい。


「新加入のセルジーニョの先発が濃厚で、その得点力に期待がかかる」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
前節の長崎戦は取材せずに記事を書き恥を晒したが、今回はきちんと現地に記者を派遣した様子。
本日行われた前日練習の紅白戦メンバーから先発を予想しておる。
セルジーニョが優磨と組み、攻撃を司る事となる。
これは注目と言えよう。
助っ人とエースの活躍でゴールを決めたいところ。
また、密かにユキの先発起用が継続されておる。
前節、それまでのベンチ外から抜擢され、ゴールをアシストするなど活躍を果たした。
指揮官は、ベンチには入れずともコンディションを整え、常に準備しておったユキを高く評価しておることが伝わってくる。
これは他の選手も発憤しよう。
出場機会の少ない他の選手にも目が行き届いておることがわかる。
チャンスが与えられた際にパフォーマンスを見せてくれるよう準備をしておることであろう。
総力戦で戦っていく。
楽しみである。

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セルジーニョ、秘密のベールを脱ぐとき

横浜FM戦前日練習


ミーティング後、明日の横浜F・マリノス戦に向け、紅白戦やセットプレーで最終調整しました。


デビューが予想されるセルジーニョである。
遂に秘密のベールを脱ぐときが来た。
前節ベンチ入りし、出場に期待が高まったが、負傷交代が二つもあり、初出場はお預けとなった。
明日は満を持してホームでのデビューとなる様子。
ポジションは2TOPの一角となるようで、セルジーニョの攻撃力が発揮されよう。
力強いシュートで聖地を湧かせて欲しい。
また、優磨へのアシストも期待される。
ニューカマーの躍動を拝みにスタジアムに向かう。
楽しみである。

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鈴木優磨、選手は信頼関係をつくるのが大事

【鹿島 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:金髪のストライカーは、セルジーニョのデビュー戦を輝かすことができるか
2018年8月18日(土)



夏休みということもあり、鹿島アントラーズクラブハウスには連日たくさんの子どもたちが詰めかけている。
「あ、ウッチーだ」「昌子はいないの?」という声に混じり、「鈴木優磨!」と、9番を見つけて喜ぶ声は非常に多い。数多くのゴールを決める金髪のストライカーはいま、子どもたちの憧れの的でもある。

状態はいい。
試合前日の練習では角度をつけたシュートをバシバシ決める。その様子に、ゴール脇に控えていたクォン スンテも思わず感嘆の声をあげる。前節の長崎戦はベンチからのスタート。出場時間はわずか3分。試合への飢餓感、ゴールへの渇望は頂点に達し、いますぐにでも試合をやりたそうな表情を見せる。

コンビを組むのは新加入のセルジーニョとなりそうだ。今月初旬に加わった歳の近いブラジル人に、加入当初から積極的に話しかけていたのは鈴木だった。
「選手は信頼関係をつくるのが大事。動けばパスを出してくれると思うし、それで得点できればもっと信頼してくれる」。
この日も、日本語も多少は話せるレオ シルバを介し、何度も話し合う姿が見られた。二人が良好な関係を築くことができれば「また新たな攻撃のバリエーションをつくれる」。

セルジーニョのデビュー戦をいいものにできるかどうかは、今後の成績にも関わってくる。状態を問われた鈴木は、「万全です」と不敵な笑みを浮かべていた。

文:田中滋(鹿島担当)

明治安田生命J1リーグ 第23節
8月19日(日)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス


優磨をピックアップするJ's GOALの田中滋氏である。
今日の試合前日練習でもシュートをバシバシ決めておったとのこと。
これは頼もしい。
そしてこのエースストライカーの相棒にセルジーニョが抜擢されると記す。
これは期待が高まる。
2TOPを組む相手として優磨は来日当初から気をかけ、積極的に話しかけておったとのこと。
「選手は信頼関係をつくるのが大事。動けばパスを出してくれると思うし、それで得点できればもっと信頼してくれる」と語る。
やはりサッカーはコミュニケーションのスポーツと優磨は知っておる。
深く話し合い、どのようなプレイをするのか、どうボールが欲しいのかを語り合うことの重要性をわかっておることが伝わる。
新たなコンビの連携にて多くのゴールシーンを演出してくれよう。
二人のハーモニーに期待である。

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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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