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天津権健戦コメント

AFCチャンピオンズリーグ2018 準々決勝 第1戦


鹿島アントラーズ:大岩 剛
ホームで第1戦を戦い、(2試合で180分の試合と考えたときの)前半をリードして終えられたことが第一の収穫だ。次のアウェイゲームに向けて、しっかり準備することは当然として、リーグ戦、ルヴァンカップ、その他のゲームにもしっかり切り替えて臨んでいきたい。

Q.試合内容をみると、もう少し点差をつけることができたように感じるが?

A.得点のチャンスをたくさん作れていたので、もう少し得点を取れたらという希望はあった。しかし、アウェイゴールを与えないことも非常に重要なことであり、現時点ではそこに対しての評価をしている。当然、第2戦に向けて相手をしっかり分析して準備していきたい。

Q.ホームで先勝、無失点という展開をどう評価するか?

A.第2戦は相手のホームで戦うことになる。第1戦のリードを最大限に生かしたいと考えているが、ラウンド16で戦った上海上港戦もリードして臨んだ第2戦で厳しい戦いになった。しっかり準備しなくては、アウェイでは難しい試合になる。後半の90分もしっかり準備して、自分たちのペースで運びたいと考えている。



【レオ シルバ】
勝つことを目的とする中で、チームに勢いをもたらすゴールを決めることができてよかった。ミートするだけだったけど、しっかりと合わせて点を取ることができた。チャンスを作っていながらなかなか決められなかったけど、相手を見て落ち着いてやれば点を取れるだろうと思っていた。

【セルジーニョ】
ボールを持った瞬間に打とうと思っていた。GKから逃げていくボールとなり、打った瞬間に入ったと思った。ゴール前で前を向いてシュートを打つのは自分の特長。第一印象が大事なので、できれば1試合目で取りたかったけど、真摯に取り組み続けたことが結果につながったと思う。

【内田 篤人】
ホームなので失点しないようにと思っていた。相手に点を取れる選手がいたので、仕事をさせないようにと話していた。点を取れそうで取れない時に負けてしまうことはよくあるけど、後半にゴールを決めて勝つことができた。緩めることなく、やり続けた結果だと思う。

【山本 脩斗】
ホームで無失点に抑えることが大事と話していた。チームとしてやりたい試合ができた。次につながる価値のある試合になった。点を取りに行きながらもリスクマネジメントがしっかりとできていた。いい時間に点を取ってくれて、落ち着いてプレーできた。

【三竿 健斗】
アウェイゴールを与えなかったのは大きい。攻めるだけにならず、後ろはしっかりリスク管理をしながら「無失点で」と90分を通して話していた。優勝しか考えていない。1試合1試合、勝っていきたい。

【犬飼 智也】
失点ゼロで終えることができて、自分たちのやりたいことができた試合になった。相手FWの9番に対して、誰がいくかハッキリさせることを意識していた。チーム全体でできていたと思う。

AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦
2018年8月28日(火)19:00KO カシマ

[ 大岩 剛監督 ]
ホームで第1戦をリードする形で終えることができたことが、第一の収穫です。次のアウェイに向かってしっかり準備するのは当然なんですけれども、その間にあるリーグ戦、ルヴァンカップ、そのほかのゲームにしっかりと切り替えて臨んでいきたいな、という気持ちでいまはいます。

-- 2-0という結果でしたが、試合内容からするともう少し得点できたように思います。第1戦で決着をつけることもできたと思いますが、監督としてはいかがですか?
まさにおっしゃるとおりで、得点チャンスをたくさん作っていたぶん、もう少し得点をすることができたらな、という希望はありました。ただ、アウェイゴールを与えないことも非常に重要なことなので、それに対する評価のほうが大きいです。当然セカンドレグに向けて良い準備をすること、相手をしっかり分析した上で第2戦に臨んでいくこと、その準備をしっかりしていきたいと思います。

-- 初の4強入りに向けて大きな前進だと思います。そこについてはいかがですか?
(天津権健のホームで戦う第2戦は)リードを最大限に生かしたいと感じていますが、ラウンド16で戦った上海上港戦も、リードした中でアウェイに入って難しいゲームをなんとか乗り切ったゲームをしています。しっかり準備をしなければ、相手のスタジアムに行ったときの雰囲気というものは非常に難しいものがあると思いますので、しっかり準備をして、このリードをうまく生かしたいと思います。後半の残り90分を自分たちのペースで運びたいと感じています。

AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦
2018年8月28日(火)19:00KO カシマ

[ セルジーニョ ]
本当にタフな相手でありました。ハイボールが特徴としてあり、そのセカンドボールを拾ってくることは分かっていました。みんなで戦い、チャンスを手にすることができました。2-0という良いアドバンテージを手にすることはできましたが、今度は国内のその他の大会に集中して戦いたいと思います。

-- 来日初ゴールの喜びを振り返っていただけますか。
ACLという大会で得点できたということは、自分の得点の価値を高める要因になったとは思います。ただ、この1点にとどまらず、引き続き得点できればと思います。自分一人で取った得点ではなく、チームメート、スタッフ、フロント、サポーターの皆さんが応援してくれているという期待に応えたい気持ちが一番強いです。それができたことは僕にとって一番うれしいことです。チャンピオンズリーグというのは僕にとって初体験でしたが、チームとしてもまた次のステージに進んで決勝まで行きたいという気持ちでいます。

[ 三竿 健斗 ]
アウェイゴールはすごく大事。それを与えなかったことは良かった。2点差は危ないと言われるが、アウェイでも勝てれば。なかなか得点できなかったが、攻め、攻めにならないでリスク管理を意識していた。最悪でもゼロでいいと思っていた。

[ レオ シルバ ]
うれしく思う。勝つことが目的の中でチームに勢いをもたらす得点を決めることができて良かった。たまたま、自分のケガ明けでしっかり準備していたタイミングと、ジーコの来日したタイミングがちょうど重なった。偶然ですけど、皆さんにとってはそのほうがおもしろいと思います。ただ、僕の中では偶然です。もちろん尊敬する人ですし、敬意を持っていますし、このクラブに与える影響も分かっています。できるだけ長くいてもらって、僕のパフォーマンスもさらに向上していけばいいと思っています。

“日本勢最後の砦”鹿島がホームで先勝し、初の4強へ前進
18/8/28 20:50


先制点を決めて喜ぶMFレオ・シルバ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、準々決勝第1戦を行い、日本勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった鹿島アントラーズはホームで天津権健(中国)と対戦し、2-0で先勝した。アウェーゴールも許さず、クラブ史上初の4強へ大きく前進した鹿島。第2戦は9月18日に天津のホームで行われる。

 鹿島は24日のJ1磐田戦(1-1)から先発5人を変更。MF遠藤康、MF三竿健斗、DF山本脩斗の3選手が公式戦2試合ぶり、DF安西幸輝が公式戦4試合ぶりの先発となったほか、DF内田篤人も7月28日のJ1G大阪戦(1-1)以来、約1か月ぶりの先発復帰を果たした。

 序盤からボールを支配し、試合を優勢に進める鹿島だが、天津の粘り強いディフェンスの前になかなか決定機をつくれない。前半20分、左45度からのFKのチャンスでMFレオ・シルバがシュートを狙ったが、GKの正面。同34分には山本のマイナスの折り返しにフリーのFWセルジーニョが合わせるビッグチャンスも、左足のシュートは大きくクロスバーを越えてしまった。

 守勢の時間が続く天津だが、前半41分、左サイドで内田と対峙したMFワン・シャオロンが縦に突破し、ゴール前にクロス。FWヤン・シュがヘディングで合わせたが、わずかにゴール上へ外れた。前半アディショナルタイムにはFWアレシャンドレ・パトが個人技からフィニッシュに持ち込むもDFがブロック。前半はスコアレスで折り返した。

 均衡が破れたのは後半15分。相手クリアボールのこぼれ球を拾った山本が左サイドから右足でクロスを上げ、PA手前の遠藤が頭で落とす。これをPA内左のレオ・シルバが右足ダイレクトで叩き、ゴールに叩き込んだ。

 待望の先制点を奪った鹿島は一気に勢いづく。後半27分、PA手前からセルジーニョが左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。今夏に加入したセルジーニョはこれが来日初ゴール。2-0とリードを広げた。

 天津は後半30分、パトが遠めの位置から直接FKを狙うが、鋭い弾道のキックもGKクォン・スンテがファインセーブ。鹿島は後半34分、FW鈴木優磨に代えてFW金森健志を投入すると、同38分に遠藤に代えてMF永木亮太、同43分にはセルジーニョに代えてMF土居聖真をピッチに送り込んだ。

 交代枠を使い切り、逃げ切り態勢に入った鹿島。後半45分、ヤン・シュの鋭いシュートもクォン・スンテが弾き出し、天津の反撃を最後まで跳ね返した。試合はそのまま2-0でタイムアップ。ホームでの第1戦を完封で制し、2点のアドバンテージを持って敵地に乗り込む。

(取材・文 西山紘平)

「負け試合かと思ったけど…」1か月ぶり先発の内田篤人、安堵の先勝
18/8/28 22:49


右サイドバックでフル出場したDF内田篤人

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 最低限の結果に胸をなで下ろした。鹿島アントラーズのDF内田篤人は約1か月ぶりの公式戦先発。前半から果敢なオーバーラップを見せるなど、フル出場で攻守に奮闘し、完封での先勝に貢献した。

 前半から一方的に攻め立てる展開ながらゴールが遠く、前半はスコアレス。「点が取れそうで取れない。こういう展開はよく負ける試合。その意味で“負け試合”かなと思ったけど、そこでよく後半に点が取れた。緩めずやり続けた結果がボディブローのように効いていったと思う」。後半15分にMFレオ・シルバのゴールで先制すると、同27分にはFWセルジーニョが来日初ゴールとなる追加点。守ってもGKクォン・スンテが終盤、ビッグセーブを連発し、無失点に抑えた。

「ホーム&アウェーの大会ではホームで絶対に失点しちゃいけない。それができたのは良かった。あわよくば3点目、4点目を取れれば良かった。さんざんホーム&アウェーはやってきたので、そこは分かっているつもり」。そう胸を張った内田にとっては7月28日のJ1G大阪戦以来の先発出場だった。

 8シーズンぶりの古巣復帰を果たした今季は開幕スタメンに名を連ねたが、その後は負傷離脱。それでも4月から5月にかけて5試合連続で先発し、5月2日のJ1長崎戦では復帰後リーグ戦初のフル出場も果たした。しかし、その後再び離脱。7月11日の天皇杯3回戦・町田戦にフル出場するも、再開後のリーグ戦は10試合のうち先発1試合、途中出場2試合にとどまっていた。

 大岩剛監督と話し合い、この一戦に向けて調整してきていたという内田。「練習をやっていく中でコンディションは上がってきていたし、ターンとかジャンプとかある程度できた。一つ前に進めた」。そう自身のプレーに手応えを感じつつ、「サッカー選手は連戦ができないと。こうやってピンポイントで合わせられるのもいいけど、連戦をやるのが次の課題」と表情を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)

「狙ったとおりに蹴れた」鹿島FWセルジーニョ、来日初ゴールを自画自賛
18/8/28 23:04


来日初ゴールのFWセルジーニョがチームメイトと抱き合って喜ぶ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 来日初ゴールが貴重な追加点になった。1-0で迎えた後半27分、鹿島アントラーズはDF犬飼智也の縦パスをMF安西幸輝がワンタッチで落とすと、PA手前でボールを受けたFWセルジーニョが迷わず左足を一閃。アウトにかけた豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。

「ボールを持った瞬間、打とうと決めていた。蹴った瞬間、入ると思ったし、キーパーから逃げていく形で狙ったとおりに蹴れた」。自画自賛のブラジル人FWは今夏に加入し、移籍後公式戦3試合目。「できれば最初の試合で取りたかったけど、残念ながらうまくいかなかった。でも練習に真摯に取り組んだ結果、ACLという大事な試合で点を取ることができたと思う」と胸を張った。

 ホームでの第1戦で2点のアドバンテージを手にしたが、9月18日の第2戦までにはリーグ戦が2試合、ルヴァン杯も2試合ある。次戦は9月1日のリーグ戦。首位の広島とアウェーで対戦する。「今だけ喜んで、明日から切り替えていきたい。週末には首位チームとの大事な試合がある」と表情を引き締める23歳は「この1点にとどまらず、引き続き決められるようにしたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

ジーコ効果?先制点のレオ・シルバ「このまま長くいてもらって…」
18/8/28 23:20


先制点のMFレオ・シルバ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 焦りはなかった。序盤から試合を優勢に進めながら1点が遠かった鹿島アントラーズ。前半をスコアレスで折り返したが、MFレオ・シルバは「実際に何度もチャンスをつくっていたし、悲観することなく、落ち着いてやれば得点できると思っていた」と冷静だった。

 その言葉どおり、後半15分、こぼれ球を拾ったDF山本脩斗のクロスをMF遠藤康が頭で落とすと、これをレオ・シルバが落ち着いて右足ダイレクトで捉え、ゴールネットに突き刺した。「勝つことが目的だった。チームに勢いをもたらす得点ができたのは良かった」。貴重な先制点をマークしたブラジル人MFはそう胸を張った。

 この日もスタンドにはテクニカル・ディレクターに就任したジーコ氏の姿があった。ジーコ氏が今月3日に来日して以降、パフォーマンスがさらに上がっているのではないかと聞かれたレオ・シルバは「たまたま自分がケガ明けで戻ってきたタイミングと(ジーコ氏の)来日のタイミングが重なっただけ」と白い歯を見せ、「尊敬する人物であり、このクラブに与える影響も知っている。偶然の中でそうなっているけど、このまま長くいてもらって、僕のパフォーマンスがさらに上がってくれればいいね」と、ジョークもまじえて取材陣の笑いを誘っていた。

(取材・文 西山紘平)

ACL、鹿島が初の4強へ前進! L・シルバ&セルジーニョの豪快弾2発で天津を撃破!!
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月28日


助っ人ふたりの豪快弾で勝負を決める


先制点を奪ったレオ・シルバ。攻守両面で存在感を見せた。写真:徳原隆元

【鹿島】2-0の完勝も内田篤人は「負け試合」とピシャリ。では勝因は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


「ボディブローじゃないけど、じわりじわりと」


右SBで先発フル出場の内田。最後まで精力的な攻め上がりで攻撃をサポートした。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 完勝だった。たしかに前半は攻めあぐねたが、後半も攻撃の強度を落とさず、たたみかけ、2点を奪取。そのまま逃げ切った。

 実に鹿島らしい勝ち方だったが、内田篤人は「でも本当は負け試合だけどね」と手厳しい。

「点が取れそうで取れないゲームって、よく負けたりする。それかな、と思っていたけど」

 だが、実際は鹿島が勝利。内田自身は勝因をどう考えているのか。

「緩めず、やり続けたことじゃないかな。ボディブローじゃないけど、じわりじわりと、それで最後に相手が多少、ずれてずれて、ゴール前にポッと空くシーンもありましたし。やり続けたことじゃないかなと思います」

 フル出場した内田自身、後半に入っても精力的に攻め上がり、攻撃に厚みをもたらした。粘り強く、辛抱強く、焦れずに攻め続けた結果の完勝だった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】セルジーニョが来日初ゴール! まさにワールドクラスの一撃は「狙ったとおり」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


「蹴った瞬間には、入る感触はあった」


来日初ゴールを決めたセルジーニョ。このゴールをきっかけに、さらなる活躍を期待したい。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ

 待望の瞬間は、1-0で迎えた70分に訪れた。

 安西幸輝からのパスを受けて前を向くと、セルジーニョは迷うことなく左足を一閃。目の覚めるようなミドルシュートを突き刺した。勝利を決定づける追加点は、本人にとって嬉しい来日初ゴールとなった。

「(ボールを)持った瞬間、打とうと決めていたので。蹴った瞬間には、入る感触はあった。(シュートは)GKから逃げていくような形で、狙ったとおりに蹴れた。良かったです」

 前半には決定機をフイにしていたが、まさにワールドクラスの一発でチームの勝利に貢献した。

 今夏に鹿島に加入して以降、味方を前向きに走らせる柔らかいパスなど、どちらかといえばチャンスメーカーの印象が強かった23歳のブラジリアンだが、この天津権健戦ではフィニッシャーとしての一面も披露。さらに調子を上げていけば、チームにとって頼れる存在になるに違いない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

「驚愕のロケット砲!」「もはや片足が準決勝に」海外メディアが天津撃破の鹿島を大絶賛!
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月29日


「彼らはプロフェッショナリズムを完遂した」


アウェーゴールを与えない完勝劇。3週間後に敵地で行なわれる第2レグに向けて、鹿島はこの上ないアドバンテージを得た。写真:徳原隆元

 火曜日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝、鹿島アントラーズvs天津権健の第1レグは、ホームチームの2-0完勝に終わった。

 キックオフ直後から主導権をがっちりと握った鹿島は次から次へとチャンスを創出。なかなか決め切れずにじりじりした展開が続いたが、60分にレオ・シルバが遠藤康の落としを豪快に右足で蹴り込み、ついに均衡を打ち破った。さらに72分にも新加入のセルジーニョが目の覚めるようなミドルシュートを突き刺し加点。アウェーゴールを与えることなく、完封勝利を飾った。

 昨季の中国スーパーリーグで3位に食い込んだ新興クラブ、天津権健だが、今夏に中盤の大黒柱だったベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがボルシア・ドルムントに移籍した穴は大きく、今季のリーグ戦でも中位を彷徨うばかり。攻守正面で鹿島の優位性が際立ち、米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports Asia』もそのパフォーマンスを大いに称えている。

「鹿島がホームスタジアムで見せつけたのは、チームとしての圧倒的な力量差だった。それでも、立ち上がりから攻勢を仕掛け、何度も好機を迎えたがモノにできない。もし結果的に勝利で終えることができていなかったら、あの前半45分間は大いに反省すべきポイントとなっていただろう。だが、彼らはきっちりとリードを奪うのだ。60分にレオ・シルバが先制点を挙げると、72分にはチャンピオンズ・リーグ初登場のセルジーニョが驚愕のロケット砲をお見舞いして、追加点を奪う。その後は天津権健に反撃の糸口さえ与えず、プロフェッショナリズムを完遂したのである。敵地での第2レグでなにが起こるかは分からない。しかし、鹿島が盤石の試合運びで敵を凌駕したのは紛れもない事実で、もう片足をセミファイナルに乗せたようなものだ」

 天津でのリターンマッチは、9月18日とおよそ3週間のインターバルがある。それまでに鹿島はリーグ戦2試合(サンフレッチェ広島と湘南ベルマーレが相手)とルヴァンカップ準々決勝の2試合(川崎フロンターレが相手)、合計4試合を戦う。やや過密なうえ、しかも対戦相手はいずれも手強い。この難局を乗り越え、第1レグの好感触を維持したまま敵地に乗り込めるか。ACLに生き残ったJリーグ勢最後の砦だけに、すんなりと4強行きを決めてほしいところだ。


快勝に気が緩むかと思いきや、指揮官は「しっかり準備しなくては、アウェイでは難しい試合になる。後半の90分もしっかり準備して、自分たちのペースで運びたいと考えている」と語り、気持ちの切り替えが伝わってくる。
これは頼もしい。
アジアの戦いは険しい。
一つの勝利で目標を見失っては元も子もない。
大岩監督はそこがわかっておる様子。
また、ゴールを決めたセルジーニョは、「ゴール前で前を向いてシュートを打つのは自分の特長」と言う。
ここまでシビれるパスが目立っておったが、今日はその特徴であるシュートを決めることが出来た。
これは嬉しい。
アジアを獲らせてくれる助っ人としてここから躍動し続けるのだ。
活躍を楽しみにしておる。

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サッカーダイジェスト 天津権健戦寸評

【ACL採点&寸評】鹿島 2-0 天津権健|躍動したふたりのブラジリアン。久々出場の内田の出来は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年08月28日


テンポ良く捌いた三竿健はビルドアップの中心に


【警告】鹿島=なし 天津権健=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レオ・シルバ(鹿島)


[ACL準々決勝①]鹿島 2-0 天津権健/8月28日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
リズムを掴んだ前半は、いくつかの決定機を作ったがネットを揺らせず、スコアレスで折り返す。迎えた後半も押し気味に試合を進めながら、60分にはL・シルバのゴールで先制に成功。さらにセルジーニョが加点し、守っては手堅い守備でクリーンシートを達成。鹿島らしい勝ち方だった。

【採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
飛び出すかステイするかの判断が正確で、ハイボールも危なげなく処理。キャッチングも終始、安定していた。終了間際にはビッグセーブも。

DF
2 内田篤人 6
8月5日の清水戦以来となる公式戦の舞台。遠藤や鈴木との好連係で局面を打開し、巧みに敵の最終ラインの背後を突く一方、守備面でやや不安定な面も。

35 チョン・スンヒョン 6
激しいブロックで簡単に相手に前を向かせず。つなぎの部分では、シンプルに近くにいる味方に預けた。

39 犬飼智也 6
攻撃陣の位置取りや走り出しをよく見ながら、縦につけるパスやロングフィードは効果的。ディフェンスもソツがなかった。

16 山本脩斗 6
鋭い読みでインターセプト。素早く攻守を切り替えて、タイミングの良いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす働き。

MF
20 三竿健斗 6.5
ビルドアップの中心。中盤でボールを回収し、テンポ良く捌く。デュエルでも抜群の強さを発揮。22分のセルジーニョのお膳立てから放ったシュートは決められなかった。

MAN OF THE MATCH
4 レオ・シルバ 6.5
三竿健より少し高いポジショニングで攻守にフル稼働。60分に遠藤のヘッドでのパスに右足を丁寧に合わせて、チームを勢いづかせる値千金の先制点をゲット! 最後まで“2点目”を狙う姿勢も高く評価したい。

25 遠藤 康 6.5(83分OUT)
開始早々のヘディングシュートは枠の外。質の高いクロスやCKを供給し、L・シルバの先制点をアシスト。安西からのクロスを左足で叩いた57分の決定機は決めたかった。

32 安西幸輝 6
この日は左MFで先発。球際でアグレッシブに戦い、左サイドで起点となってゴールチャンスをうかがう。

鮮やかなミドルでセルジーニョが来日初ゴール!


遠藤のお膳立てから1ゴールをマークしたL・シルバ。攻守に躍動感溢れるプレーが光った。写真:徳原隆元

FW
18 セルジーニョ 6.5(87分OUT)
34分、山本の折り返しに左足で狙うも痛恨のシュートミス。だが、72分には目の覚めるようなミドルを突き刺し、待望の来日初ゴールが貴重な追加点に。

9 鈴木優磨 6(79分OUT)
32分に遠藤のシュート性のクロスに飛び込むも合わせられず。ただ、力強い仕掛けでチャンスメイクし、献身的なプレスバックも。

交代出場
FW
14 金森健志 ―(79分IN)
セルジーニョと2トップを組む。懸命にプレーに絡みながら一発を狙う。たた、思うようなパスが届かずノーゴール。

MF
6 永木亮太 ―(83分IN)
中盤の右サイドでプレー。持ち前の機動力と運動量を武器に、攻撃にも守備にも積極的に関与して、確実に試合を終わらせた。

MF
8 土居聖真 ―(87分IN)
2トップの一角で途中出場。限られたプレータイムのなか、カウンター時には惜しいシーンを作ってみせた。

監督
大岩 剛 6
前半は攻めあぐねたものの、後半も攻撃の強度を落とさず、ゴールをこじ開ける。盤石のゲーム運びだった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの広島記者による天津権健戦の寸評である。
快勝に全員に良い評価が与えられた。
その中でも、クォン・スンテ、三竿健斗、レオ・シルバ、ヤス、そしてセルジーニョに特に高い評点が与えられておる。
スンテのビッグセーブ無しにクリーンシートは成し得なかった。
健斗の中盤での動きも然り。
ヤスはシュートを外したことで評価を下げるかと思われたが、快勝の影響かそこはマイナスされずに済んだ様子。
レオ・シルバとセルジーニョは勝利に綱がゴールが評価に結び付いておる。
セルジーニョのゴールは、ポジションからゴールまで撃ってくれと言わんばかりの道が開けておったことが、現地ではよく見えた。
それを決めきるのも助っ人の力と言えよう。
レオ・シルバはMOMにふさわしいプレイのオンパレードであった。
まさにチームの中心選手である。
助っ人の力で勝ちきった試合。
これを続け、アジアの頂点を目指すのだ。
その第一歩は快勝であった。
これからも期待しておる。

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ACL 準々決勝 第1戦 天津権健戦



スンテのビッグセーブでクリーンシート。

1点を取っても満足せず、2、3点と取れるだけ取って勝つ

天津権健戦前日トレーニング(公式練習&公式記者会見)
2018年08月27日(月)

AFCチャンピオンズリーグ2018 準々決勝 第1戦 天津権健戦を明日に控え、選手たちはクラブハウスで午前中に公式練習を行いました。メディアには冒頭15分間のみ公開されました。

公開された練習では、パス練習やボール回しを行いました。



午後にはカシマスタジアムで公式記者会見が行われ、大岩監督と犬飼選手が出席しました。



大岩 剛監督:
「準々決勝の第1戦は我々のホームでの戦いということで、しっかりと前半の90分を勝ち切りたいと思う。失点をせずにしっかりと勝ち切るという目標を持って戦いたい。サポーターの皆さんとしっかりと戦うという気持ちで臨みたい」

犬飼 智也選手:
「ACLのタイトルを獲るために、非常に大切な試合になる。ホームだし、必ず勝つ。それだけだと思う」

天津権健からは、パウロ ソウザ監督とACミランなどで活躍したパト選手が出席しました。

パウロ ソウザ監督
「ACLの準々決勝のステージに立てることをうれしく思う。クラブ史上初の出場で良く戦ってきた。この場に立つことに値する戦いをしてきた。グループステージは、2位通過だったが、2位の中では最も多い勝ち点を奪ったし、最多ゴールを奪ってきた。ここまで来るに大きな困難を乗り越えて来た。予定より27時間ほど遅れて鹿嶋に到着した。アントラーズは国際大会において、多くの伝統と経験を持つチーム。すでに今シーズンのACLで中国の2チームを破っている。昨年も広州恒大といい戦いを見せた。2016年のクラブW杯でも、レアル・マドリードと戦っていい試合をした。クオリティと経験値が高いチームだと思う。彼らと戦えることを光栄に思う」

パト選手
「鹿嶋への移動は非常に厳しいものだった。とても疲れているが、明日は良い試合をしたいと考えている。アントラーズのことは、G大阪にいる友人から情報を聞いている。第1戦も第2戦も我々のサポーターが大きな力になってくれると信じている」

公式会見後、天津権健がカシマスタジアムで公式練習を行いました。

鹿島大岩監督ACL準々決勝「失点与えず勝ち切る」
[2018年8月27日19時46分]


ACL準々決勝第1戦、天津権健戦に向けて会見する大岩剛監督(左)とDF犬飼智也は、中国人記者の質問に思わず笑みをこぼす

鹿島アントラーズは28日、カシマスタジアムで天津権健(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦に臨む。

27日に行われた公式会見で、大岩剛監督は「準々決勝のホームでの第1戦。しっかりと、まずは前半の90分を勝ち切る、失点を与えずに勝ち切るという目標に向かって戦いたい」と抱負を語った。

国内最多19冠に輝く鹿島が唯一、手にしていないタイトルがACL。それだけに大岩監督は「我々クラブにとって、ACL制覇が悲願というのは誰もが知っていること。このタイトルに向けてクラブ全体の気持ちは非常に強いものがある」と強い決意を口にした。

先発出場が確実なDF犬飼智也は「ミーティングで相手の映像を見て特徴は把握している。前線に大きい選手と速い選手がいて、シンプルに攻撃をしてくると思う。自分の仕事はまず、来たボールをはじくこと。90分通して隙をつくらないことをやり続ける。必ず勝つ、それだけだと思います」と話した。

鹿島内田1カ月ぶり先発へ「落とせない」天津権健戦
[2018年8月28日7時43分 ]


体をほぐすDF内田(中央)


パス回しをするDF内田


Jリーグで唯一、ACLを勝ち残る鹿島アントラーズは28日、ホームで準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦を迎える。右サイドバックは7月28日のガンバ大阪戦以来1カ月ぶりにDF内田篤人(30)の先発出場が濃厚。「連戦といっても、ここだけは落とせない」と言い聞かせた。

鹿島の準々決勝は08年以来。曽ケ端、小笠原、そして大岩監督とともに当時を戦った内田はシャルケで欧州CL4強も経験し、大舞台を知る。「もちろん全部取りに行くし、リーグ戦を捨てるわけではないが、シャルケでベスト4に行ったときはリーグ戦は全然ダメだった。流れはチャンスだと思う」と説いた。

悲願のACL。最近は天津権健が守備的なことも分析している。先手必勝とアウェーゴールを与えず、ベスト8の壁越えに挑む。「欧州にない暑さに面食らったけど、だんだん涼しくなってきた」。上向きなウッチーで初戦を取る。

鹿島・内田、1カ月ぶり先発へ 28日ACL準々決勝

記者会見する鹿島の大岩監督=カシマスタジアム

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、鹿島がホームで天津権健(中国)との準々決勝第1戦に臨む。

 大岩剛監督(46)は27日、記者会見で「タイトルへの気持ちは強い。90分でしっかり勝ちきりたい」。

 チームはこの日、鹿嶋市内で冒頭15分以外非公開の練習を約1時間半実施した。元日本代表DF内田篤人(30)が約1カ月ぶりとなる公式戦先発が濃厚で、「(リーグ戦の)前半はけがをしたけど、『いけるときにポイントで』と監督とも話した」と出場に意欲をみせ、「いままでやってきたことをやるだけ」と力強く締めた。


会見に臨んだ鹿島・大岩監督(左)と犬飼

鹿島4強へ!内田 ACL準々決勝で強行先発も「監督と話はしてる」
 鹿島は28日、ホームでACL準々決勝第1戦、天津権健戦に臨む。クラブ史上初の4強入りを目指し、右サイドバックにDF内田が“スポット先発”する可能性が浮上。公式戦では7月28日のJ1G大阪戦以来、ACLに限れば2月14日の上海申花戦以来のスタメンとなる。15年に手術した右膝は今も万全ではないが、「行ける時にピンポイントで、という話は監督としている」と強行出場へ含みをもたせた。

 鹿島にとってACLは悲願のタイトル。08年の8強が最高成績だが、当時の準々決勝アデレード戦のピッチにも立っていた内田はその悔しさも知っている。シャルケ時代には欧州CL4強入りに貢献した30歳は「普通にやること。自分が思ったことをやるだけ」と自然体だった。

[ 2018年8月28日 07:32 ]

【鹿島】異端の農業高校出身DF犬飼、金足農刺激に雑草魂「必ず勝つ」ACL準々決勝
2018年8月28日6時5分 スポーツ報知


公式会見に出席した大岩剛監督(左)とDF犬飼智也(右)

 ◆ACL準々決勝▽第1戦 鹿島―天津権健(28日・カシマ)

 鹿島は27日、茨城・鹿嶋市内で天津権健戦に向けた最終調整を行った。公式会見に出席し、先発出場が確実なDF犬飼智也(24)は「ホームなので必ず勝つ。それだけです」と大一番を見据えた。

 ◆ミカンなど栽培

 犬飼はJリーガーでは極めて珍しい農業高校の出身(静岡農高)。農家を営む祖父の影響で進学し、生徒1人ひとりに区分される畑でミカンなどを育てた。夏の甲子園で「雑草魂」「平成の百姓一揆」などと言われ準優勝した金足農(秋田)をテレビで応援していたといい「力は他の高校の方が上なのに。すごいと思って」と刺激を受けた。

 「相当の覚悟を持って」(犬飼)、今季から代表センターバック2人がそびえ立つ鹿島に加入。合流初日の練習でMFレオシルバと激しく衝突したが「これを求めていましたから」と鹿島の伝統でもある試合さながらの練習姿勢に興奮を隠せなかった熱血漢だ。

 ◆「来たボールはじくだけ」

 日本代表DF植田直通のベルギー移籍、同DF昌子源の負傷離脱と苦しい台所事情の中で公式戦13試合連続フル出場中。「課題ばかり見えてくる」としながらも成長を重ねている。「来たボールをはじくだけ。90分通して隙を作らないこと」。金足農のような雑草魂で、クラブ初の4強へ導く。(岡島 智哉)

ACL、28日天津権健戦 鹿島、4強入りへ闘志
貪欲に取れるだけ得点


天津権健戦に向けて調整する鄭昇〓(火へんに玄)(右)ら=クラブハウスグラウンド

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、各地で決勝トーナメント準々決勝第1戦が行われ、日本勢で唯一勝ち上がっている鹿島はカシマスタジアムで天津権健(中国)と対戦する。キックオフは午後7時。

チームは国内3冠とACL初制覇を狙う中、リーグ戦は暫定7位と苦戦が続く。内田はシャルケ(ドイツ)在籍時の2011年、国内リーグで低迷したが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ初の4強。「もちろん全部取りにいく。リーグ戦を捨ててACLに持って行くという意味ではない」とした上で、「(ACLは)チャンスだと思う。流れがなんとなく」と言った。メンバーは24日の磐田戦から大幅に入れ替わりそう。リーグ戦での鬱憤(うっぷん)を晴らすような戦いにしたい。

天津権健はスピードのある元ブラジル代表パトが攻撃の中心。ただ、ベルギー代表MFウィツェルが移籍し、ドイツで活躍したモデストは帯同しなかった。1次リーグに比べて助っ人の戦力はダウンしている。国内リーグは16チーム中9位。

クラブ初の4強入りを懸け、ホームで迎える「前半90分」。得失点差、アウェーゴールも頭に入れなければならない。三竿健は「相手はアウェーなので、守ってカウンターを仕掛けることが多くなる。1点を取っても満足せず、2、3点と取れるだけ取って勝つ」と気合十分だった。

伊東は25日の練習で負傷し、欠場の見込み。(岡田恭平)




ACL・天津権健戦に向けた前日練習、そして公式会見の様子である。
会見には犬飼が同席した。
「ACLのタイトルを獲るために、非常に大切な試合になる。ホームだし、必ず勝つ。それだけだと思う」という言葉に決意を感じさせる。
報知新聞の岡島記者は農業高校出身であるエピソードを伝え、今年の甲子園にて躍進した金足農業を応援した言葉を報じる。
犬飼の力で完封を達成して欲しいところ。
また、右SBには篤人が起用される見込み。
欧州にて積み重ねた実績と経験を活かしてくれよう。
その篤人は「普通にやること。自分が思ったことをやるだけ」と語る。
平常心がいかに大事であるかを口にしておる。
いつも通りにプレイし、最後に笑おうではないか。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利が必須である。

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新鋭の天津権健を叩き、一気に頂点に上り詰める

【ACL展望】鹿島×天津権健|初の4強入りへ、パトを擁する新鋭の機動力を封じ込めるか?
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年08月28日


鹿島――2008年以来10年ぶりのアジア8強の舞台


天津権健戦の鹿島の予想スタメン。左SBには安西、右SBには内田が起用される可能性もある。

ACL準々決勝 第1戦
鹿島アントラーズ(日本) - 天津権健(中国)
8月28日/19:00/県立カシマサッカースタジアム

【最新チーム事情】
●直近のリーグ戦24節の磐田戦は1対1の引き分けに終わった。
●ボランチの三竿健はパトの速さ、2列目の飛び出しなど相手の機動力を警戒
●磐田戦からメンバー数名を入れ替え。内田を右SBで起用する可能性も。

【担当記者の視点】
先手必勝。勝利あるのみ。アジア・チャンピオンズリーグ制覇へ、鹿島が天津権健(中国)を迎え撃つ。

「しっかり勝ち切るということが課題として残った。次のACLの戦いも、ホームで最後の最後まで戦いたい」

 終盤に同点を許し、1-1の引き分けに終わった磐田戦(24日)。大岩監督は険しい表情を見せ、ACLに向けて気を引き締め直した。

 鹿島は、決勝トーナメント1回戦で上海上港(中国)に合計4-3で勝利し、過去4度阻まれていた初戦の壁を突破。悲願のアジアタイトルに一歩前進した。グループステージを突破し、16強入りからの準々決勝はこれが初めてだが、準々決勝に進出したのは過去に1度あり、これが2度目。決勝トーナメント進出とともに8強入りが決まった、2008年以来10年ぶりの準々決勝の舞台だ。

 次なる相手は天津権健。初戦に続き、中国勢との対戦となる。大会初出場ながらもグループステージでは日本勢の柏を抑えてE組を2位で通過。決勝トーナメント1回戦では、15年大会優勝の広州恒大(中国)を、2試合合計2-2のアウェーゴールで上回り、8強入りを果たした。

 天津権健は、豊富な資金力を武器に大幅な戦力補強を行ない、今季の大躍進を遂げた。しかし、ワールドカップで日本と対戦したベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがドルトムントへと移籍。さらには、移籍を希望するアントニー・モデストと退団を認めないクラブがもめており、同選手は練習をボイコット中。鹿島戦の欠場が濃厚で、戦力ダウンは否めない状況だ。

 鹿島はアウェーゴールを許さずに、無失点で勝利することが求められる。三竿健は「(元ブラジル代表FW)パトは速いし、2列目からの飛び出しも多いチーム」と天津権健の機動力を警戒。「相手は守ってのカウンターが多くなると思う。そこを無失点に抑え、こっちは1点に満足しないで、得点を重ねなくてはいけない」と続けて話した。

 先発は磐田戦のメンバーから数人の入れ替えが予想される。最終ラインでは左にDF山本が入る可能性が高く、経験豊富な山本が、右に流れる傾向のあるパトをCBの犬飼や三竿健、レオ・シルバの両ボランチと連係して封じる。攻撃力のある安西を左SBに据える選択肢もあるが、安西を中盤に配置し、相手を牽制する戦術を取りそうだ。

 右SBは西が第一の選択肢。同サイドの遠藤と連動して攻撃のアクセントとなり、天津権健の手薄なサイドを攻略する。清水戦(5日)以降出番のない内田もここ数日は状態が上がっており、練習では紅白戦で警戒な動きを見せている。思い切った起用も考えられる。

 リーグ戦では波に乗り切れないチームだが、「(初優勝への)流れはなんとなく(感じている)」と内田。新鋭の天津権健を叩き、一気に頂点に上り詰める。


「先発は磐田戦のメンバーから数人の入れ替えが予想される」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
ジュビロ戦はこれまで出場機会の少なかった選手を起用しており、この試合に賭けた部分が大きかった。
現状のベストメンバーにて挑むこととなろう。
「右SBは西が第一の選択肢」と記しながらも、「思い切った起用も考えられる」と篤人の起用も示唆する。
このあたり、非公式練習の煽りを受ける。
その篤人は、「(初優勝への)流れはなんとなく(感じている)」とコメントしておる。
チームの勢いを語ってくれるのは嬉しい。
この試合を獲り、波に乗って一気に頂点を目指したい。
気合いがこもる一戦である。

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