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Jリーグ 第31節 セレッソ大阪戦



やるな若鹿。

和音、僕たちが勝てば勢いづいてACLに行ける

鹿島先発9人変更 ACL決勝備えC大阪戦若手投入
[2018年10月31日7時8分 ]


メンバーを大幅に入れ替える31日のC大阪戦でリーグ戦初出場初先発が濃厚な鹿島MF久保田(左)。右はMF三竿健


メンバーを大幅に入れ替える31日のC大阪戦でリーグ戦初出場初先発が濃厚な鹿島MF久保田(中央)。右はDF犬飼、左はDF昌子


鹿島アントラーズが大幅な入れ替えでACL決勝第1戦に備える。

ペルセポリス(イラン)との決勝第1戦(11月3日)まで中2日とあって、今日31日のJリーグ・セレッソ大阪戦は直近のACL水原戦から先発を9人変更の見込み。リーグ戦の出場経験がない4年目のMF久保田や、通算2試合の田中、同3試合のDF小田、ルーキーFW山口ら若手を投入する。

10日の第2戦前の6日も柏レイソル戦が控え、イラン国内で日程を考慮されているペルセポリスと対照的に容赦ない過密日程だが、勝てば間違いなく好影響を生む。「僕たちが勝てば勢いづいてACLに行ける」と久保田。連続で先発するDF昌子は「大事な意味が詰まった試合。鹿島を背負って立つ選手が出てくる。鹿島の未来を見せたい」と話した。


「僕たちが勝てば勢いづいてACLに行ける」と語る和音である。
GK、CB、ボランチには実績・経験のある選手がおる。
攻撃はフレッシュな若手が担うこととなる。
その中心に和音が据えられた。
トップ下として躍動するのだ。
和音の躍動を拝みにスタジアムに向かう。
期待しておる。

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森保JAPAN、鈴木優磨招集を検討

森保ジャパン、代表2連戦で新戦力FWテスト 鈴木優磨、武藤嘉紀ら候補に
2018年10月31日6時8分 スポーツ報知

日本代表の日程と森保監督のチーム作り
 日本代表の森保一監督(50)が30日、来年1月のアジア杯前最後の親善試合となる11月の2連戦(16日・ベネズエラ、20日・キルギス)でも新戦力を呼ぶ可能性を示唆した。調子が重要視されるFWでは、鈴木優磨(22)=鹿島=、武藤嘉紀(26)=ニューカッスル=らが候補に挙がっている。この日はキルギス戦が豊田スタジアムで行われることもあり、愛知県庁で大村秀章知事(58)を表敬訪問した。

 直前までテストを実施する。アジア杯前最後の国際親善試合となる11月20日のキルギス戦の位置づけを問われた森保監督は「まだまだ選手は幅広く招集させてもらいながら、選手のコンディションなどを見ていきたい。チームとしての戦術の浸透と、個々のパフォーマンスを見ることができる絶好の機会」と断言。初陣から3連勝、10得点と上々のスタートを切ったが、さらなる新戦力の招集を検討していることを示唆した。

 その可能性が高いポジションが最前線のFWだ。前回10月のパナマ、ウルグアイとの2連戦では、最初はブレーメン・大迫、川崎・小林、ハノーバー・浅野をメンバーに選んだが、小林と浅野が負傷で離脱。代わりに磐田・川又、初代表となった清水・北川を追加で呼んだ。

 この2人以外にも招集を検討していたのが、鹿島の鈴木とプレミアリーグで活躍する武藤だ。鈴木はまだ22歳と若く、今季はここまで自身初の2ケタとなる11得点をマーク。またボールの受け方が進歩したことで、アシストも増えた。南野、中島、堂安の2列目を生かすこともできる。

 ロシアW杯メンバーでもある武藤は、今季ドイツからイングランド1部ニューカッスルに移籍。開幕直後は出番が限られていたが、リーグ初先発となった今月16日のマンチェスターU戦で移籍後初得点をマーク。現在3戦連続で先発を果たしており、コンディションも上々。両者ともに10月の代表戦の時期は負傷を抱えていたため招集は見送られたが、11月に呼ばれる可能性は十分にある。

 他にも肺気胸の手術を受けたDF長友は、11月の代表戦は欠場が決定的で、新戦力の抜てきもありえる。「アジア杯に向けていい準備をしていきたい」と指揮官。幅広い視点から最適解を見つけ出す。


10月の代表招集が検討されておった優磨である。
確かに今季の優磨は実力と結果が伴ってきており、ここまで11G9Aという数字を出しておる。
代表にふさわしいFWと言えよう。
また、ゴールだけでなくアシストが多いことも悠真の特長である。
これは森保JAPANが求めるFW像に合致すると思われる。
攻撃力のある2列目との連携で力を発揮してくれよう。
11月の代表戦には招集されるのであろうか。
注目である。

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“鹿島の未来”を拝む

鹿島の未来がACLを引き寄せる!31日C大阪戦は若手中心

試合前日のリラックスゲームでパスを出す金森(左から3人目)
Photo By スポニチ


 31日のC大阪戦で、鹿島が“完全ターンオーバー”を実施することが濃厚となった。24日のACL準決勝第2戦水原(韓国)戦から、先発フィールドプレーヤーはDF昌子以外の9人が代わる見込み。20冠目のタイトルが懸かるACL決勝第1戦、ホームでのペルセポリス(イラン)戦が来月3日に迫る中での対策。大岩監督は「ACL決勝のことを考えないといけない。ただチーム全体として戦う姿勢は変わらない」と説明した。

 今季リーグ戦初出場となるMF久保田をはじめ、大卒1年目のFW山口、高卒2年目のDF小田らが先発予定。センターバックを主戦場とするDF町田が左サイドバックに入るなど、ポジションも入れ替わる。離脱者7人と台所事情は苦しいが、DF昌子は「もしかしたらこれからの鹿島をしょって立つ選手が出てくるかもしれない試合。“鹿島の未来”を見に来てほしい」と呼び掛けた。

 来季のACL出場のためには3位浮上が必須だ。現在は勝ち点46の5位で、3位札幌とは勝ち点2差。7位のC大阪とも2差しかない。金森が「来年もACLに出場するために落とせない一戦。過密日程を言い訳にせず、誰が出ても強い鹿島でいるために勝ちにこだわりたい」と言えば、「(試合に出られず)つらい思いをしてきた選手たちと一緒にピッチに立って、勝利を分かち合えたら最高」とJ1初ゴールを狙う山口。ACLへの勢いをつけるためにも、若手の奮起が欠かせない。

[ 2018年10月31日 05:30 ]


セレッソ戦に向けた前日練習を取材したスポニチである。
大幅に先発メンバーを入れ替えるこの試合を前に選手らのコメントが並ぶ。
源は、「もしかしたらこれからの鹿島をしょって立つ選手が出てくるかもしれない試合。“鹿島の未来”を見に来てほしい」と言う。
逸稀、町田、一真、金森、そして和音と若きメンバーは今後の鹿島を担ってくれるであろう逸材である。
この試合が試金石となり飛翔して貰わねばならぬ。
金森は「来年もACLに出場するために落とせない一戦。過密日程を言い訳にせず、誰が出ても強い鹿島でいるために勝ちにこだわりたい」と語る。
来季のACL出場権を得る重要な試合であることを認識しておる。
ここは、アジアに向けた一発を期待したい。
また、一真は「(試合に出られず)つらい思いをしてきた選手たちと一緒にピッチに立って、勝利を分かち合えたら最高」とコメントする。
大卒ルーキーとして自信を持って入団したが、思ってた以上に出場機会が限られた。
このチャンスを活かすのだ。
一真のパスとシュートで勝利に導くのだ。
楽しみにしておる。

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復活を遂げたチームリーダーとともに、アントラーズが加速する

PICK UP PLAYER


「見ての通り、チームに迷惑をかけてしまった。後半の入りから押し込まれた中で3失点をしたことは反省しなければいけない。自分のところからも失点をしているし、個人的な反省点も多い」

 待望の帰還を遂げたチームリーダーは、己の不甲斐なさから目を背けようとはしなかった。10月24日、水原三星との死闘。8分間で立て続けに喫した3失点は、腕章とともに戦いの場へと足を踏み入れた背番号3にとって心底悔しいものだった。CKのマークを外されて逆転のヘディングシュートを突き刺され、その7分後には百戦錬磨のエース・デヤン ダミヤノヴィッチに置き去りにされてしまう。「前に出て、奪い切る守備ができなかった」。イメージと現実の乖離、まだ埋めきれていない心身のギャップから突破を許した事実――。それに気付かされた時には、3つ目のスコアが刻まれていた。

 スタジアムDJまでもが絶叫し、ホームチームが歓喜を爆発させた。四方から迫りくる青い急流に抗うがごとく、ビクトリーホワイトが円陣を作る。互いが互いを守るかのように、防波堤を築くかのように。「まずは1点を返そうと。3失点はよくないけど、時間帯が早かったことだけはよかった。取られたものは仕方がない。ここから、どう戦うか」。揺るぎなく統一された意志、そして始まった猛攻撃。反撃への希望を前線に託し、背番号3も必死に体を張り続けた。これ以上の得点は、絶対に許さない――。果たして、アントラーズは突破を遂げる。3-3、2試合合計6-5。熱を帯びるピッチで、昌子源は仲間たちとともに決勝進出を告げるホイッスルを聞いた。「こえる」ための歩みを、また一つ先へと進めた瞬間だった。

「スローガンを聞いて、最初にイメージしたのは昨季のこと。無冠に終わってしまったので、最低でも1冠、そこから積み上げていって昨季の自分たちを超えたい」

 昨季の最終戦、磐田のピッチで流した涙。その1週間後、初めて託されたサムライブルーのキャプテンマーク。2年連続でベストイレブンに名を連ね、今やリーグを代表するセンターバックへと進化を遂げた昌子は、タイトルへの渇望を胸に宿して2018年の開幕を迎えた。だが、その道のりには幾多もの起伏が待ち受けていた。シーズン序盤、低空飛行を続けるチームにあって、最後尾から忸怩たる思いを募らせ続ける。それでも5月末、W杯メンバー選出の報せを聞くと、新指揮官の下で定位置を獲得。「最終候補に残っていた健斗の分も、アントラーズを代表して頑張る」という意志を体現し続けたサムライブルーの3番は、アントラーズファミリーの誇りだった。7月2日、決勝トーナメント1回戦。赤い悪魔に繰り出された電光石火のカウンター、届かなかったあと一歩――。ロシアのピッチを叩いて悔しがる姿に、誰もが心を揺さぶられた。

「選手である以上、やらないわけにはいかない。チームにプラスになるように、自分に与えられたミッションをしっかりやっていきたい」

 人々の感情を大きく揺さぶった激闘は、当事者の心身にも爪痕を残すものだった。昌子はつかの間の充電期間を与えられ、コンディション調整に努めることとなる。そして、7月22日。「彼の存在感は大きいし、影響力も持っている。選手はもちろん、サポーターの皆さんも期待をしていると思う。本人もそういう気持ちでいるだろうし、守備をしっかりと締めてほしい」。大岩監督から信頼を託され、聖地のピッチへと帰還する。ベルギーとの激闘から3週間、アントラーズレッドとともに紡ぐ物語が再び始まった。

 だが、わずか3日後。アクシデントが昌子を襲う。長居のピッチで体を投げ出し、必死のシュートブロックを敢行。アントラーズを救った渾身のプレーはしかし、背番号3を戦いの場から遠ざけるものだった。C大阪戦、無念の途中交代。松葉杖姿でスタジアムを後にした昌子は、その翌日に大阪遠征を離脱した。物語の第2章は、わずか1試合半で終幕してしまった。

 下された診断は、左足関節捻挫。だが、「もともと足首が柔らかいから、捻挫で済んだようなもので」と本人が明かしたように、その症状は重いものだった。再発阻止へ細心の注意を施しながら、リハビリメニューに取り組む日々。責任感と焦燥感の狭間で「思うことはいっぱいあった」。息つく間もない連戦を突き進むチーム、そこに貢献できない自分――。昌子にとって、鹿嶋で迎えた8度目の夏は険しく苦しい時間だった。「それでも、子どもを見ると頑張れるよね」と、父親としての顔を覗かせつつ、来たるべき復活の時を今か今かと待ちわびていた。

 待望の復活は10月14日、満員の三ツ沢だった。ルヴァンカップ準決勝第2戦、あと1点を奪い取るべく猛攻を仕掛けた最終盤。ピッチへと送り出された背番号3は両手を振り上げ、アントラーズファミリーを鼓舞した。それがチームリーダーの責務であると示すかのように、最後尾からアントラーズレッドの熱量をさらに高めていった。「試合勘自体は、なまってはいなかったと思う。90分の試合勘はまだわからないけど」。最低限の手応え、突破を果たせなかった悔しさとともに、昌子にとっての2018年、第3章が幕を開けた。



「3ヶ月休んだ後の(先発)2試合目で、フィーリングは徐々に合ってきている。状態を100%に持っていかないと。そのためにできることをやっていきたい」

 復活の横浜FM戦、そして先発復帰を遂げた20日の浦和戦と、追い求めた結果を掴むことはできなかった。そして、冒頭の水原三星戦。3失点を喫した悔しさと不甲斐なさが胸に去来する中、それでも昌子は前向きのベクトルを放ってみせた。「迷惑をかけてしまったけど、試合を重ねるごとにフィーリングを合わせていけるのは大事なこと」。強がりでも、もちろん過信でもない。勝負のシーズン終盤、自身の力がチームに不可欠だと自負しているからこそ。アントラーズの3番を纏う責務の重さを、己の背中で受け止め続けてきたからこそ――。

 「目の前の試合に集中することで、次につながる。これからもずっと、総力戦」。昌子はそう言って、目前の勝利を掴み取ることを誓う。今夜は10月最終戦にして、5試合ぶりに帰還するカシマスタジアムでの90分だ。背番号3がピッチに立てば、それは3ヶ月ぶりの聖地への帰還を意味する。慣れ親しんだ戦いの舞台で、復帰後初勝利を――。復活を遂げたチームリーダーとともに、アントラーズが加速する。


源をピックアップするFreaks+である。
「迷惑をかけてしまったけど、試合を重ねるごとにフィーリングを合わせていけるのは大事なこと」というコメントが引き出される。
長期の離脱、痛みを抱えながらの復帰、大量失点と多くのことが起こった。
ここは試合を重ねフィーリングを掴んでいくところ。
明日のセレッソ戦、大きくメンバーを替える中でレギュラー組としてピッチに立つ。
試合勘を取り戻し、チームの総合力を上げるのだ。
源を信じておる。

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和音、今回はたのしみです

【鹿島 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:永い雌伏の時を経て「勝ちにこだわる」久保田和音
2018年10月30日(火)

2月14日のAFCチャンピオンズリーグ上海申花戦を皮きりに、今季ここまで、鹿島は49試合の公式戦を戦ってきた。リーグ戦30試合、ACL12試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯3試合という過密日程を戦ってきた大岩剛監督は、シーズン当初から「総力戦」という言葉を使い、チーム全体をまとめてきた。その言葉どおり、これほど多くの選手がピッチに立ったシーズンは無いだろう。

シーズンの早い段階で大卒ルーキーの山口一真がデビューを飾り、2年目の小田逸稀や3年目の田中稔也がリーグ戦初先発を経験する。4人いるゴールキーパーはほぼクォン スンテか曽ヶ端準で固定されてきたため、川俣慎一郎と沖悠哉が出場することはなかったが、フィールドプレーヤーはシーズン途中で移籍した金崎夢生やペドロ ジュニオール、植田 直通を含めてもたった一人を除いて全員が試合で起用されてきた。4年目の久保田和音にはなかなか声がかからなかった。

しかし、その久保田に今季初めて大きなチャンスが舞い込もうとしている。セレッソ大阪戦のあと中2日でACL決勝第1戦を迎える鹿島は、大胆なメンバー変更で備えており、久保田にも先発の機会が与えられそうだ。いままで天皇杯やルヴァンカップでの出場経験はあるがリーグ戦に出るのは初めてのこと。久保田は静かに闘志を燃やす。

「僕たちが勝てば勢いづいて次のACLに行ける。全力で勝ちにこだわってやっていきたいと思います」

出番が巡って来ないことは精神的にきつかった。しかし、「それが実力」と自分に言い聞かせる。大岩監督やジーコテクニカルディレクターからは「いつ出番が来るかわからないぞ」と言われて準備を積み重ねてきた。

「去年試合に出たときは“たのしみ”という感覚はなかったんですけど、今回はたのしみです」

普段と変わらない表情を見せた久保田。繊細なボールタッチでゲームメイクを担う。

文:田中滋(鹿島担当)


和音をピックアップするJ's GOALの田中滋氏である。
和音は満を持してのリーグ戦初先発となる。
「僕たちが勝てば勢いづいて次のACLに行ける。全力で勝ちにこだわってやっていきたいと思います」と意気込みを語る。
もっておる実力を気負うことなく発揮すれば良いのだ。
お披露目となったPSM水戸戦にて見せた長短のパスをこの公式戦でも見せてもらおうではないか。
和音のプレイを楽しみにしてスタジアムに向かう。
期待しておる。

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総力戦で勝ちにいく

【J1展望】鹿島×C大阪|ACL決勝を控える鹿島は「総力戦」で勝負。C大阪は清武が欠場か
サッカーダイジェスト編集部
2018年10月30日


鹿島――前線は金森、山口の2トップに


故障者/鹿島=内田、中村、伊東、レアンドロ C大阪=松田
出場停止/鹿島=なし C大阪=なし


J1リーグ 第31節
鹿島アントラーズ―セレッソ大阪
10月31日(水)/19:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(30節終了時点):5位 勝点46 13勝7分10敗 43得点・37失点

【最新チーム事情】
●24日に行なわれた敵地での水原三星とのACL準決勝第2戦は3-3の引き分けだが、トータル1勝1分でクラブ史上初のACL決勝進出を果たした。
●その水原三星戦でセルジーニョが値千金の同点弾。ACLで4試合連続の4得点目を記録。

【担当記者の視点】
 リーグ優勝の可能性はすでに消滅も、来季のACL出場権獲得のために、勝点2差で迫る7位のC大阪はなんとしてでも叩いておきたい。

 ただ、チームはACLも並行して戦っており、C大阪戦(31日)、ペルセポリスとのACL決勝第1戦(11月3日)、柏戦(6日)、ACL決勝第2戦(10日)と連戦になる。

 現状では内田や中村といった選手たちが負傷離脱しており、苦しい台所事情。ACL決勝を見据えると、大幅にメンバーを入れ替えてC大阪戦に臨むことが予想される。

 前線は金森、山口の2トップとなり、中盤の両サイドは田中と久保田の人選になりそうだ。最終ラインも左SBに町田が入るなど、ターンオーバーとなり、大岩監督は「チーム全体で戦う姿勢は変わらない。これまでどおり総力戦で勝ちにいく」と力強く話した。

C大阪――清武が欠場する可能性も。代役は…

セレッソ大阪
今季成績(29試合終了時):7位 勝点44 11勝11分7敗 35得点・31失点

【最新チーム事情】
●4バックに戻した前節のFC東京戦で、4試合ぶりの白星。
●清武が29日の練習を途中で切り上げた。鹿島戦の出場が微妙に。
●左中手骨骨折で離脱していた山村が全体練習に部分合流。

【担当記者の視点】
 前節のFC東京戦では清武が約半年ぶりのゴールを奪い、守っては4バックに戻したDF陣が無失点で最後まで凌ぎ切った。リーグ優勝の可能性は完全消滅したとはいえ、来季のACL出場権獲得へと弾みをつける4試合ぶりの白星だった。

 ただ、変則日程で行なわれる鹿島戦を前に不測の事態が生じた。FC東京戦で決勝点をマークした清武が、29日の練習中に足の違和感を訴えて途中離脱。今節の出場は微妙となった。欠場となれば、代役には高木や福満らの起用が考えられる。


「大幅にメンバーを入れ替えてC大阪戦に臨むことが予想される」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
2TOPは一真と金森、2列目は稔也と和音、左SBには町田と、若き選手が並ぶ。
なんとも大胆な先発メンバーであろうか。
特に和音はリーグ戦初先発となる。
ここで秘めたる力を爆発させて欲しいところ。
ACLに照準を合わせた形ではあるが、サブのように見えても鹿島に在籍するだけの才能と実力を持った面々が挑むゲームとなる。
そして、ACL圏内を目指すためには必勝の試合となる。
ホームの力で後押しし、勝利を掴み取るのだ。
重要な一戦である。


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安部裕葵、チーム復帰

安部選手、チーム復帰のお知らせ
2018年10月30日(火)
本日、AFC U-19選手権インドネシア2018に参加している安部選手がU-19日本代表を離脱し、帰国することが発表されました。

チームへの合流は10月31日となります。


U-19日本代表でチームを離れておった裕葵が帰還する。
これは朗報である。
ACL決勝に大きな戦力となってくれよう。
追い風である。

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来季のACL出場を懸けた重要な一戦

重要な直接対決。ここで示すべき、“アジア”へのこだわり
今季の獲得賞金だけでなく、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場を懸けた重要な一戦である。現在、13勝7分10敗で暫定5位につける鹿島が、11勝11分7敗で同7位のC大阪をホームに迎える。

消化試合数が一つ少ないC大阪は、ここで鹿島に勝利すれば勝点を47として、同3位の札幌に勝点1差に肉薄できる。この試合が終わればACL決勝に臨む鹿島としても、来季の出場権を確保するためには是が非でも3位以内に入りたいところ。もともと11月3日に行われる予定だったが、日程を繰り上げての対戦だ。

10月で公式戦7試合目となる鹿島は、少し苦しい試合が続いている。10月3日のACL準決勝第1戦で勝利したあと、公式戦5試合連続で勝利がない。1週間前の24日にはその準決勝第2戦をアウェイで戦い、この試合も3-3と、決勝進出は手にしたものの試合に勝利することはできていない。4試合連続で複数失点を喫しているだけに、守備面の安定感を早く取り戻したい。

一方のC大阪は10月に入ってまだ3試合目と、スケジュール的にはかなり余裕がある。10月6日に“大阪ダービー”をG大阪と戦い0-1で惜敗したあと、20日にFC東京とアウェイ戦を戦い、こちらは1-0で勝利した。中10日は日程的にはラクだが、試合間隔が空いているため立ち上がりの入り方が重要になりそうだ。デメリットではなく、メリットを前面に出したチームが主導権を握ることになるだろう。

両チームの前回の対戦は7月25日に行われた。W杯ロシア大会で日本代表として活躍した昌子 源のプレーに注目が集まったが、その昌子が前半で負傷交代。代わって出場した町田 浩樹がCBらしからぬプレーで相手をかわしたクロスから土居 聖真が押し込む以外にも、鈴木 優磨が先制点を決めるなど、下部組織出身の3人が活躍した鹿島が2-0で勝利している。

今回は中2日でACL決勝が控えているだけに、鹿島は大胆な選手起用があるかもしれない。ただ、勝って決勝にはずみをつけたいだけに、起用される選手たちの意気込みは相当なものだろう。対するC大阪も前節から杉本 健勇が復帰するなど、戦力的にはベストメンバーがそろう。それだけに負けられないだろう。

昨季の県立カシマサッカースタジアムでの対戦では、元鹿島の山村 和也の決勝点によりC大阪が1-0で勝利している。ただ、残念ながら山村は練習中に左第3、第4中手骨を骨折しチームから離脱しており、今回は出場できないだろう。それでも、復帰したばかりの杉本と、前回のこの試合で負傷し、まだコンディションが戻り切っていない昌子の同級生対決など見どころは尽きない。楽しみな一戦である。

[ 文:田中 滋 ]


「鹿島は大胆な選手起用があるかもしれない」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
中二日にてACL決勝という大一番が控えるため、ここはこれまで出番の少なかった選手が起用されるであろう。
奮起が期待される。
特に和音はリーグ戦初出場となる。
注目したい。
また、三竿雄斗が負傷にて離脱中のため町田が抜擢される模様。
アウェイでの戦いではSBのようなアシストを決めておる。
今回も同様のプレイにてチームを牽引せよ。
注目である。

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U-19日本代表・安部裕葵、W杯出場を懸けた試合は緊張感があった

鹿島ACLでアウェー免疫ある安部裕葵、激戦終え「経験は僕にとって絶対にプラス」
18/10/29 21:20


左サイドハーフで先発したMF安部裕葵(鹿島)

[10.28 AFC U-19選手権準々決勝 U-19日本代表 2-0 U-19インドネシア代表]

 来年ポーランドで開催されるU-20W杯出場権を勝ち取った。大一番の準々決勝はA代表でしか経験できないような6万大観衆の完全アウェー。U-19日本代表MF安部裕葵(鹿島)は2年連続でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を経験し、アジアのアウェーには“免疫”があった。

「ACLはこんな感じなので、僕自身は慣れています」。世界切符を懸けた決戦には6万人が詰めかけ、相手がボールを持つだけで大歓声に包まれる中、「飲み込まれないようにみんなで声をかけた」と経験を生かし、耐えて勝利を手繰り寄せた。

 グループリーグ第2戦タイ戦では、力強くキレのあるドリブル突破で左サイドを切り裂き、華麗に2点を演出した。「きょうは右サイドがうまくいっていた。僕の方(左)は結構きていました」と、この日は相手の激しいマークに阻まれたが、前半16分に決定機。DF菅原由勢(名古屋U-18) のクロスにダイビングヘッドで合わせたが、惜しくもクロスバーを越えた。

 守ってもハードワークに労を惜しまず、カウンターの危機を止めれば、体を張ったブロックでも貢献し、後半20分までプレー。2-0勝利で無事に世界切符をつかみ取った。「W杯出場を懸けた試合は緊張感があった。こういう経験は僕にとって絶対にプラスになる」。A代表入りを目指す選手にとっては貴重な経験の場となった。

(取材・文 佐藤亜希子)


U-19日本代表の安部裕葵を取材したゲキサカの佐藤女史である。
アジアのアウェイについてコメントを引き出しておる。
「ACLはこんな感じなので、僕自身は慣れています」と語る。
鹿島での経験が活きておる。
そして「飲み込まれないようにみんなで声をかけた」とチームでの影響力を発揮したも追う。
主軸としてポジションを確立しておることが知多割ってくる。
また、「W杯出場を懸けた試合は緊張感があった。こういう経験は僕にとって絶対にプラスになる」と言う。
裕葵は経験を積み大きく成長しておる。
今後が更に楽しみである。

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オイペン・豊川、こぼれ球に反応



オイペン豊川、強豪相手に決勝ゴール!金星に貢献(動画あり)
2018/10/29 07:50

Image by Gettyimages

編集部I
Text by 編集部I
神奈川県出身。もともとは野球小僧だったが、1998年W杯をきっかけにサッカーにも熱中。ウイイレなどのサッカーゲームにも、ドはまりした。好きなリーグはよく見ていたリーガ・エスパニョーラ。


ベルギー1部のオイペンでプレーする豊川雄太が、今季3点目となるゴールを決めた。

第12節アンデルレヒト戦に先発すると、前半31分に…(動画1分43秒~)。



ルイス・ガルシアのシュートを相手GKが好セーブするも、こぼれに反応した豊川が蹴り込みゴールゲット!これが決勝点となり、オイペンは2-1で勝利。

試合後、DFロッキー・ブシリは「もうすでにホームでアンデルレヒトにもスタンダールにも勝った」と喜びを口にしていたが、どちらの試合でも豊川はゴールを決めている。

なお、アンデルレヒトの森岡亮太はベンチ入りしなかった。


ゴールを決めたオイペンの豊川である。
こぼれ球に反応しゲット。
素晴らしい。
ベルギーの強豪相手に決める決定力は素晴らしいものががある。
これからの活躍の報を待っておる。

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源、オレらは人生を懸けて戦う

鹿島昌子「人生懸ける」ACL決勝チケが即ほぼ完売
[2018年10月29日6時44分 ]


練習するDF昌子(左)ら鹿島の選手たち

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でクラブ初の決勝に進んだ鹿島アントラーズが、ペルセポリス(イラン)と11月3日にカシマスタジアムで対戦するホーム第1戦のチケットが28日、わずか1日でほぼ完売となった。開始から約1時間で1階の指定席が売り切れ、2階の指定席もすぐに終了。残るゴール裏の枚数もわずかで、完売は確実となった。

リーグ戦以外では09年ACL水原(韓国)戦の1万9500人が最高だった。満員(約3万8000人)の中で迎え撃つ準備が進む。DF昌子は「サポーターの本気度が伝わる。オレらは人生を懸けて戦う。みんなも人生を懸けてでも応援に来てほしい。鹿島はサポーターも含めたチーム。ナンボ入ってくれるか、すごい楽しみ」と胸躍らせた。


ACL決勝のチケットがほぼ完売となっておる。
公式サイトによるとサポシ以外は売り切れており、ゴール裏も残りわずかの様子。
この大舞台、多くの民が集結し、鹿島を応援する。
これは気持ちも更に盛り上がるところ。
それに対し源は、「サポーターの本気度が伝わる。オレらは人生を懸けて戦う。みんなも人生を懸けてでも応援に来てほしい。鹿島はサポーターも含めたチーム。ナンボ入ってくれるか、すごい楽しみ」とコメントする。
スタジアム全体で一丸となり、勝利を後押ししようではないか。
一丸となるときである。

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レアンドロ、復活の狼煙

午前練習


パス&コントロールやボール回し、ポゼッションゲームを行った後、攻撃陣と守備陣に分かれて練習を実施しました。


練習の一コマである。
レアンドロが対人プレイをしておる。
いよいよ復帰間近と言って良かろう。
リーグ戦、天皇杯にて輝くのだ。
期待しておる。

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選手には、自分でアクションを起こすことを求めている

大岩剛監督が褒める鹿島の成長度。
ACL決勝に進出し「非常に伸びた」。


posted2018/10/27 16:30


鹿島アントラーズの監督にかかるプレッシャーは強い。その中で、大岩剛は大きなことを成し遂げようとしている。

text by
寺野典子
Noriko Terano

photograph by
AFP/AFLO


 終了間際の逆転劇で第1戦をホームで3-2と勝ちきった鹿島アントラーズは、韓国へ渡り、ACL準決勝第2戦の水原三星戦に挑んだ。

「第1戦の3-2というのはまったくないものと考えている。試合の状況や流れを見ながら判断し、ピッチとベンチの繋がりをしっかりもつことが大事。悲願という話もあるが、上を見るのではなく、明日の試合しっかり勝ってファイナルへ進むことしか考えていない」

 前日会見で鹿島の大岩剛監督がそう言えば、水原の指揮官ソ・ジョンウォンはこう返す。

「確かに我々はアウェイで2ゴールを決めているが、不利な状況にあるのは間違いない。負けている状況なので、攻撃に出る。大切はなのは中盤でボールを握ること。我々にはあとはない」

 攻撃的な選手として代表や欧州でも活躍したソ・ジョンウォンは47歳。大岩とは2歳差の同年代だ。8月下旬、辞任を表明してチームを離れたが、10月中旬に復帰。その後公式戦3連勝で、チームの雰囲気は非常に良いと話していた。

「ここ最近の試合を分析していても、選手たちの前向きな姿勢を感じた。監督が戻ってきてから、良いマネージメントが行われている。我々はその勢いを受けずに、主導権を握って戦っていきたい」と、大岩も第1戦で相手の変化に気づいている様子だった。

連続で失点しても慌てない。

 そして、キックオフ。序盤からアグレッシブさを発揮したのはホームの水原だった。球際で激しく競り合い、鹿島陣地に圧力をかける。しかし、鹿島もそれを跳ね返し、一進一退の熱い攻防が展開された。そして25分、ソ・ジョンウォン監督がキーマンと警戒していた鈴木優磨がファールを受け、FKから山本修斗が先制点を挙げる。緊張感は維持されたまま、前半が終了した。

 水原は後半開始時に長身FWのパク・キドンを投入し、「中盤でボールを握る」サッカーから、シンプルに前線へボールを蹴りこむ戦術へ変えた。これに鹿島守備陣の対応が間に合わず、後半開始15分で立て続けに3失点を喫した。

 その時の心境を、大岩監督はこう話している。

「1-3になった時点でも、私自身としては冷静でいられました。シーズンを通して、チームには『その時々の状況をしっかりと把握しよう』と言い続けてきました。だからこそ選手は慌てず、失点後に集まって自分たちがやるべきことを統一して、ピッチで表現できた。そのことを非常に評価していますし、信頼している選手たちがさらに一回り大きくなったんじゃないかと感じています」

「まだ決勝があるからね」

 試合後の大岩の言葉どおり、失点後に選手たちはピッチ中央で円陣を組んでいた。守備の修正をしたのはもちろん、1点を奪って2-3にできれば試合は延長戦になる。「まずは1点」と意識を統一した。

 64分、西大伍が鮮やかなトラップから1点を返してゲームを振り出しに戻すと、82分には鈴木が粘り強いキープでセルジーニョの得点機を演出。3-3と2試合合計で優位に立った。

 77分にボランチも務める永木亮太をサイドハーフへ、84分にはサイドハーフの土居真聖に代えてセンターバックの犬飼智也を投入。

 93分にピッチへと送られた小笠原満男は周囲の選手たちに大きな声で指示を出し、安定感と落ち着きをチームにもたらした。

 しかし、気迫がみなぎるあまりボールに対してポジションが被ることもあった。たとえ1点失って3-4で敗れても、アウェイゴール数の差で勝ち抜けは決まる。それでも、負けて決勝へ進むわけにはいかない。

 試合終了の笛が鳴る。3得点目が決まっても、鹿島は誰ひとり力を抜くことはなかった。しかし、その重圧から解放された鹿島の選手たちは、お互いをねぎらうくらいで、歓喜を爆発させる空気はなかった。

 大岩は「ほっとしたという気持ちが大きい。まだ決勝があるからね」と語った。

17年前、水原に敗れた記憶。

「まだ決勝が」というのは17年前の2001年5月、水原でのアジアクラブ選手権決勝リーグのことだろう。大岩は、ジュビロ磐田の一員としてそのピッチに立っている。

 ACLの前身大会となるアジアクラブ選手権で、磐田は1999年に優勝している。そして大岩が加入した2000年には準優勝。そして2001年、準決勝を延長Vゴールで勝ち上がって3季連続で決勝に進出した磐田は、中2日で水原との決勝戦に挑み、0-1で敗れた。

 このとき大岩剛が、微動だにせず優勝カップを受け取る水原の選手たちを見つめていたことを覚えている。会場の水原総合運動場は施設は古く、控室も設備もひどいものだった。磐田の選手たちはシャワーも浴びず、一刻も早くホテルに戻ろうとロッカールームを出てきたが、バスへの移動ができずトイレのひどい悪臭がするスペースで待つしかなかった。

「そうですね。そうでございます」と監督になった大岩が笑う。ミックスゾーンの端っこで見せる笑顔は選手時代と変わらない。

「水原には、あのとき負けたイメージがあるんじゃないかと思ったんですが」と問えば、「それはなかった。でも、水原には意外と縁があるよね、もちろん、アジアクラブ選手権で負けたのもそうだし、勝った試合もあるしね。ゴールを決めたこともある(2009年鹿島時代)。今日、ソ・ジョンウォンさんと『日本へ遊びに行ったら飯でも行こう』という話をした。GKコーチのイ・ウンジェさんも戦った相手。そういう意味でも水原三星には親近感があるよね」

 大岩はソ・ジョンウォンとは2001年に、イ・ウンジェとは2009年に戦ったことがある。アジアサッカーを牽引した選手たちが指揮を執り、再びアジアの舞台で対戦したのだ。

監督が教えすぎない、という思想。

 大岩は2点のリードを許しても冷静だと語っていた。そのことについて聞いてみた。

――今季はけが人が多くて、主力が移籍でいなくなったりと、選手起用についても戦術よりもコンディションを重視せざるをえない場面もあったけれど、結果として選手が非常に伸びたように感じます。

「総力戦で戦うというのは常に思っているけど、ここにきて選手が1ランクも2ランクも成長している。自信を持っているなぁって。強い信頼を持って送り出せるから」

――大岩監督は、選手どうしで話し合わせることを重要視しているのでしょうか?

「選手には、自分でアクションを起こすことを求めている。そのためにはチームメイトに伝えることが大事になるし、同時に話を聞くことも必要だから、常にそういうコミュニケーションをやろうとシーズンを通して言い続けている。ピッチのなかで起きるいろんな状況に対して、『じゃあどうしよう』というのを選手自身が統一していかなくちゃいけない。その積み重ねで、選手が自信を身につけているように感じています」

――監督から選手に対しては教えすぎないようにしているんですか?

「そう。うちは自立している選手が多いし、若い選手にも自立してほしいから」

大岩に残る2つのチームの記憶。

 大岩は2000年代前半のジュビロ磐田。そして2000年代後半に3連覇を遂げた鹿島アントラーズでともに黄金期を過ごした。両クラブの共通点を挙げるなら、選手が自分たちだけで試合をコントロールする力があったということだ。チームを成熟させ、ゲームを修整して形作るという行程が、選手主導で行われていた。だからこそ、チームは強かった。

 しかし、大岩が目指すのは、そんなチームなんだろうと思った。

 伝えるべき情報と、監督からは伝えない情報。チームの状況、そして選手の成長具合を判断しながら瞬時にそれを判断して適切な言葉で告げるのは、監督として非常に重要な力だ。

 試行錯誤はこれからもずっと続くに違いない。それでも、クラブ史上初のACLファイナル進出を決めた試合後の公式会見で大岩はこう語っている。

「後半のスタ―トで失点したことで、自分たちの戦い方を苦しくしてしまった。それでも選手たちは慌てず、しっかりとひとつの矢印、ベクトルをもって戦い続けた。それが今日の結果になったと思います」

 大岩が感じた手ごたえは大きいだろう。鹿島は今後、余韻に浸る暇もない過密日程が続く。それでも11月3日の第1戦はホームで、そして1週間後には敵地テヘランで、決勝の舞台に立つ。


大岩監督を取材したNumberWebの寺野女史である。
大岩監督の指導指針が垣間見られる。
自らが考えて自分たちで勝利を掴み取れるチーム作りをしておるように感じる。
それは、ジーコが日本代表で目指した方向性と被る部分がある。
大岩監督のこの指導によりチームは力を付けACLを勝ち上がっておる。
次の決勝にて結果を出せば更に強さを身に付けることとなろう。
楽しみである。

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U-19日本代表・安部裕葵、自分はメンタルが乱れるということがないので

日本の背番号10・安部裕葵が示す鹿島での“質と経験” 日の丸の誇りと共に決戦へ/AFC U-19選手権

タイ戦では2アシストだった安部 [写真]=佐藤博之

川端暁彦
2013年までサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で編集、記者を担当。現在はフリーランスとして活動中。


 格の違いを見せていると言ってしまうと、さすがに少し言い過ぎかもしれない。ただ、そんな言い方をしてしまいたくなるほど、U-19日本代表MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)の見せているパフォーマンスの質は高い。

 AFC U-19選手権の初戦となったU-19北朝鮮代表との試合で登場早々に鮮烈なゴールを突き刺すと、U-19タイ代表との第2戦では2つのアシストを記録して試合を動かしてみせた。そうした「数字」に見える活躍だけではなく、ハードワークして戦う部分でも存在感を見せ、苦しくなった時間帯で見せる簡単に奪われないプレー一つでもチームに貢献してみせた。

 実を言えば、開幕するまで安部はチームの不安要素だった。ルーキーイヤーから鹿島で出場機会を掴んで活躍を見せたその実力に疑問の余地はないものの、国内合宿では専ら別メニュー調整。AFCチャンピオンズリーグにも出場した連戦の中で肉体的なダメージから痛みも残っており、スタッフの判断もあって初戦の先発も見送られることとなっていたからだ。

 戻ってこられたとして、日本の10番は果たしてどのくらいの状態なのか?

 そんなドキドキを外野に与えていたのだが、結果としてこれは完全に杞憂だった。堂々たるプレーぶりで日本を引っ張り、ある種の安心感と安定感をもチームにもたらす存在になっている。すでに前売りで5万5千人分のチケットが売れているという準々決勝に向けても、この男がキーマンであることに疑問はない。

 この試合における最大の脅威は、大観衆から与えられるプレッシャーだが、それだけに「自分はメンタルが乱れるということがないので」と言う安部の存在は頼もしい。

「メンタルゲームになったときには自信がありますし、僕個人的にもメンタルの乱れがないのが強みですし、それを他の選手へ伝染させられるようなそういう立ち居振る舞いだったりは意識しています」

 第1戦が終わったときにも、そう言ってのけていたメンタルコントロールの力は19歳のそれではない。


安部は練習でも鮮やかにネットを揺らしていた [写真]=川端暁彦

 常々「周りにいい影響を与えられる選手でいたい」と語っているが、この試合に向けても「自分はうまくいかなくても動揺することとかはないと思う。もしかしたらそういう選手も出てくるかもしれないけれど、そういうのもカバーできるくらいやれればいい」と言う。

 また、年代別日本代表として臨む大きな国際大会は初めての経験だが、鹿島で出場したAFCチャンピオンズリーグの経験が生きている面もある。

「間違いなく(ACLの経験は)生きていると思います。やっぱりまず相手のことを知らないので、その中でやるとJリーグとは違うメンタルの状況になる。試合の雰囲気というか、そういうものを始まってから掴む必要がある。時間のかかる選手は、そうやって試合の雰囲気を掴むまでにかかるけれど、僕は鹿島アントラ−ズというチームで経験させてもらっているので、誰よりも早くそういう雰囲気を感じ取ってチームに伝えたりできると思うし、そういうのが大事になる」

 アジアのサッカーは「別のスポーツみたい」(安部)な一面もあり、難しさがあることは分かっている。ただ、そこにネガティブになることもない。当然、大観衆で埋まる完全アウェイのスタジアムに怯むこともなく、「スポーツ選手ですから、それをエネルギーに変えるくらいじゃないと」と笑って言ってのける。

 ここまでの仕事は背番号10にふさわしいもの。そして「番号にこだわりはないけれど」と前置きした上で言った次の言葉が現実のものになれば、自ずと日本の世界切符は見えてくるだろう。

「日の丸を背負うことに誇りを感じていますし、10番というのは偉大な先輩方が付けてきた背番号。その先輩たちに負けないように、それ以上に10番というものの大きさを、僕自身がこの大会でより大きいものにすることが理想です」

 決戦は10月28日。地元インドネシアを破り、世界への扉を開くのみ。

取材・文=川端暁彦




U-19アジア選手権に参加する安部裕葵について取材したサッカーキングの川端氏である。
このチームの中心選手としてどう感じ取っておるのかが伝えられる。
「メンタルゲームになったときには自信がありますし、僕個人的にもメンタルの乱れがないのが強みですし、それを他の選手へ伝染させられるようなそういう立ち居振る舞いだったりは意識しています」という言葉を引き出す。
インドネシアの地にて経験を積み成長しておる。
そして、「日の丸を背負うことに誇りを感じていますし、10番というのは偉大な先輩方が付けてきた背番号。その先輩たちに負けないように、それ以上に10番というものの大きさを、僕自身がこの大会でより大きいものにすることが理想です」と語る。
U-20W杯出場権をかけた今夜の試合、注目である。

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金沢・垣田、しっかりゴールネットに沈められるようにする

【金沢】FW垣田、プロ初の複数ゴールで2桁達成に意欲…28日福岡戦
2018年10月27日22時14分 スポーツ報知


福岡戦で複数得点に意欲を見せる金沢FW垣田(右、左はMF梅鉢)

 J2ツエーゲン金沢は28日、アウェーで福岡と対戦する(14時、レベスタ)。

 FW垣田裕暉(21)は現在チーム最多タイの8得点。福岡戦ではプロ初の1試合複数得点で、一気に目標の2桁ゴールを達成することに意欲を見せた。

 好データがある。金沢は敵地での福岡戦は過去2戦2勝。昨季のMF杉浦恭平(29)など、ともに1人の選手が2得点を挙げて2―0の完封勝ちを収めている。垣田は「ここで2点取れれば、2桁に乗る。ゴールを取りたい。まずはチームのためにやるべきことをやっていれば、チャンスは来ると思う」と闘志を燃やした。

 J1鹿島から期限付き移籍2年目のストライカーは、4試合ゴールから遠ざかっているが、積極的にシュートは打てている。25日には鹿島がACLでクラブ初の決勝進出を決め「チーム力がすごい」と改めて刺激を受けた。

 今季も残り4試合。既に勝ち点は昨季の49を上回る50で13位。あと1勝すれば、2015年にJ2昇格以降シーズン最多の14勝目となる。垣田は「全部勝ちたい。シュートを打てているのはプラス。しっかりゴールネットに沈められるようにする」と意気込んだ。


鹿島のACL決勝進出にコメントを発する金沢の垣田である。
「チーム力がすごい」と言う。
負傷者続出の状況にてこの快挙には、垣田も刺激を受けた様子。
垣田はJ2の金沢にレンタルされ修行中であるが、今季はキャリアハイの8ゴールを記録しており、二得点の視野に入れておる。
そして、今日の福岡戦に向けて、「ここで2点取れれば、2桁に乗る。ゴールを取りたい。まずはチームのためにやるべきことをやっていれば、チャンスは来ると思う」と闘志を燃やす。
4試合無音であるが、「全部勝ちたい。シュートを打てているのはプラス。しっかりゴールネットに沈められるようにする」と好調を口にする。
垣田のゴールで勝利に導くのだ。
期待しておる。

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チーム練習再開

午前練習


ミーティング後、パス&コントロールやボール回しを行いました。


二日間のオフが明け練習を再開したチームである。
水原戦にて負傷交代した安西も元気に走る。
これは一安心である。
また、レアンドロの姿が見える。
これ大きい。
層の薄い2列目に朗報と言えよう。
登録の関係上、ACLには出場出来ぬが、セレッソ戦、柏戦には起用出来るのではなかろうか。
注目である。

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U-19日本代表・安部裕葵、個人的な感情は出すべきじゃないと思う

鹿島のACL決勝進出を誇る安部裕葵「自分のステージで輝く」U-20W杯出場権獲得へ
18/10/26 22:47


練習中に精度の高いシュートを沈めたMF安部裕葵

 U-19アジア選手権を戦うU-19日本代表は26日、準々決勝が行われるインドネシア・ジャカルタ市内の練習場で調整を行った。取材陣に対応したMF安部裕葵は鹿島アントラーズのクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を喜んだ。

 24日のACL準決勝第2戦水原三星戦は鹿島が1点を先制しながら3点を奪われる死闘となったが、2点を奪い返して3-3の劇的ドロー。第1戦との合計スコアを6-5とし、クラブ史上初の決勝進出を決めた。U-19日本代表で10番を背負う安部はこの試合を観戦したといい、「苦しい展開でも、このまま終わらないだろうなという雰囲気は出ていた」とチームメイトの戦いぶりを誇った。

「逆転されても3-3まで持っていって決勝に行けるだけの力があるチームだということは間違いない。自分もそのチームの一員ということは自覚している。先輩方はチームメイトとして誇らしい存在です」

 ACL決勝第1戦は11月3日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催される。DF内田篤人、MF遠藤康ら負傷者が続出し、過密日程が続く中、安部の存在は大きい。過去にはクラブ事情で大会を離脱した例もあるが、「難しいですけれど、個人的な感情は出すべきじゃないと思うので。与えられた環境でやることが素晴らしいサッカー選手だと思っています。そういう自分のステージで輝くべきだと思う」と真摯に話した。

 U-19日本代表は28日の準々決勝でインドネシアに勝利すれば、来年ポーランドで開催されるU-20W杯の出場権を獲得できる。

(取材・文 佐藤亜希子)


U-19アジア選手権に参加中の安部裕葵を取材したゲキサカの佐藤女史である。
裕葵は鹿島のACL決勝進出に「苦しい展開でも、このまま終わらないだろうなという雰囲気は出ていた」「逆転されても3-3まで持っていって決勝に行けるだけの力があるチームだということは間違いない。自分もそのチームの一員ということは自覚している。先輩方はチームメイトとして誇らしい存在です」と喜びを口にする。
また、過去にクラブ事情にて世代別代表を離脱した例から今の気持ちを問われると、「難しいですけれど、個人的な感情は出すべきじゃないと思うので。与えられた環境でやることが素晴らしいサッカー選手だと思っています。そういう自分のステージで輝くべきだと思う」とと語った。
裕葵の立場としてはそう言う以外にない優等生的な答えであろう。
このあたり、人間性を重んじる鹿島の選手ならではのもの。
とはいえ、我らとしては、U-20W杯の出場権を得たところで、クラブへの帰還を許して貰いところ。
それを期待しつつ10月28日のインドネシア戦を応援したい。
注目である。

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鹿島は、クラブ初のアジア王者まであと一歩のところに迫っている

鹿島アントラーズがACL決勝へ。劇的な準決勝を制して初の栄冠狙う
文: 編集部, 10月 25, 2018 8:31 pm




著者:チアゴ・ボンテンポ


 ドラマは起こらずに終わる?もちろんそんなことはない。AFCチャンピオンズリーグの準決勝水原三星ブルーウィングスとの1stレグを、センセーショナルな逆転劇で制した鹿島アントラーズが、3-2リードをもって韓国で行われた2ndレグに挑んだ。技術的な優位性と最近の状態の良さで、鹿島が優勢に試合を進めた。少なくとも前半の印象はそうだった。

 水原はポゼッションで鹿島を上回っていたが、クォン・スンテが守るゴールを脅かすには至らず、GKはセーブ0で前半を終えた。印象的だったことは、鹿島の韓国人GKで元全北現代の選手であるスンテがボールを触った時に、激しいブーイングを浴びせていたサポーターたちだ。

 しかし34%のボールポゼッション率しかなかったにもかかわらず、1-0で前半をリードして終えたのは鹿島だった。鹿島にとってすべては想定内であり、あと45分でクラブ初のACL決勝にたどり着くところまで来ていた。

 しかし悪夢が訪れたのは後半。1stレグよりも大きなドラマが待っていた。60分までに3ゴールを叩き込んだ水原が、合計スコアを2-4から5-4へと一気にひっくり返した。

 怪我から復帰し、チームの守備を強化するはずだった昌子源が、この試合では弱点となった。3失点すべてが昌子のサイドから決められたもので、そのうち2つのゴールで彼は個人のデュエルで負けた。鹿島はキャプテンとともに崩れ落ちて行った。

 水原はこの試合4点目のゴールをまたしても昌子のサイドからゲットしそうになったが、ボールをわずかにポストの外側に外れて行った。この、試合を終わらせるチャンスを水原は逃した。

 鹿島はほとんどノックアウト寸前のファイターで、3つのパンチを食らったものの、かろうじて4つ目のKOにつながりそうなパンチを避けた。


西大伍の得点シーン 写真提供:Tiago Bontempo

 そして鹿島が素早く反撃。西大伍が64分に合計スコアをタイに戻す得点を決めた。このシーンで、水原の選手たちはコンパクトさを保ってプレーしていたにもかかわらず、エリア内で鹿島の5選手にマークについていたのは3選手のみだった。そして西がそのチャンスをものにした。

 スコアがタイになったことで、延長戦突入も考えられたが、どちらのチームも90分で決めきろうと攻め続けた。昌子には緊張が見られ、おそらく彼のキャリアで最低の試合のひとつだっただろうが、冷静さを保って残り時間をプレーし続けた。

 そして1stレグや準々決勝でもそうであったように、この試合でもセルジーニョがチームを救った。2アシストを記録していたブラジル人は、82分に決定的な仕事をやってのける。西からのスローインを鈴木優磨がポストプレーでボールを落とし、それを迷わず叩き込んだ。

 この試合で輝いた西をはじめ、先制点を決めた山本脩斗など、鹿島には強力なサイドバックがいる。

2018年すべてのコンペティションにおける鹿島のサイドバックのスタッツ

西大伍:30試合出場7ゴール6アシスト
山本脩斗:28試合出場3ゴール1アシスト
内田篤人:21試合出場1ゴール3アシスト
安西幸輝:39試合出場2ゴール5アシスト


 セルジーニョは準々決勝の時点で鹿島のヒーローになっていたが、同じことを準決勝でも成し遂げた。もしも鹿島が優勝すれば、大会MVPはセルジーニョで決まりだろう。

 新テクニカルディレクターのジーコ氏が連れてきた男は、チームの攻撃に新たな次元をもたらした。ブラジルのアメリカ・ミネイロで務めていた10番の役割を任されていなくても、ゴールに近いポジションで、フォワードとして常に決定的な仕事をしている。

 アジアのコンペティションで決勝に進出するまで、11回のチャレンジを費やした。鹿島はこの大会で、3シーズン連続(2009,2010,2011)で韓国勢を前に敗退したトラウマも払しょくした。

 残すチャレンジはひとつのみだ。10万人収容のスタジアムを埋めつくす、アジアで最も熱狂的なサポーターを有し、過去2シーズン連続でイランリーグ王者に輝いているペルセポリスだ。

 日本の王者として数々のトロフィーを獲得してきた鹿島は、クラブ初のアジア王者まであと一歩のところに迫っている。きっと「スピリット・オブ・ジーコ」が彼らに再び力をもたらすだろう。

著者:チアゴ・ボンテンポ

1985年生まれのブラジル人ジャーナリスト。サンパウロ在住。幼少期よりスポーツとりわけサッカーを愛する。大学時代にジャーナリズムを専攻し2011年よりブラジル『Globo Esporte』で日本サッカーを担当している。ブラジルのボタフォゴ、アーセナル、そして日本代表の熱烈なサポーターである。将来の夢は日本語を流暢に扱うこと、富士山登頂、Jリーグスタジアムを巡ること。

Twitter: @GunnerTNB


ACL準決勝水原戦をレビューするFootball Tribeのチアゴ・ボンテンポ氏である。
試合の流れがエモーショナルに伝わってくる。
そして、この第2戦にて先制点・2点目を記録した脩斗と西のSBの攻撃力について列挙しておる。
鹿島のSBがいかに攻撃的であるかがよくわかる。
特に西の記録は特筆すべきであろう。
そして、相馬・名良橋からの系譜を途切れることなく継続させておることが素晴らしい。
決勝でもSBが活躍し、優勝の美酒に溺れさせて欲しいところ。
期待しておる。

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ACL初王手、アントラーズは決勝の舞台にめっぽう強い

【二宮寿朗の週刊文蹴】ACL初王手、五分五分制した鹿島イズム
2018年10月26日10時0分 スポーツ報知


同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左端)ら(共同)

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 水原三星3―3鹿島(24日・水原ワールドカップスタジアム)

 鹿島アントラーズが底力を見せてくれた。

 24日、水原三星のアウェーに乗り込んだACL準決勝第2戦は、まさに手に汗握る熱戦だった。後半わずか8分間で3ゴールを叩き込まれたものの、そこから息を吹き返して決勝進出を決めたのだから恐れ入る。本紙記事には3失点目の直後、選手たちが自発的に集まって円陣を組んだシーンが描かれていた。失点に絡んだ昌子源を励まし、キャプテンマークを巻く彼が「まず1点返そう」と呼び掛けたのだ、と。最後は39歳のベテラン小笠原満男を投入して引き締めを図り、チームは見事にミッションを果たした。

 強いほうが勝つのではなく、勝ったほうが強い。J最多の19冠を誇る鹿島の変わらぬ理念。彼らにとっていいサッカーとは、勝つサッカーにほかならない。いかなる状況であれ、冷静に現状を認識して勝利を目指す。円陣のアドリブは、鹿島の伝統が彼らを動かしたともいえる。

 2年前、チャンピオンシップを制してリーグ優勝をもぎ取った際、キャプテンの小笠原がこう語ってくれたことがある。「球際の戦いは絶対に逃げちゃいけない。五分五分のボールをいかにマイボールにできるかどうか。戦術とかそういうのを言う前に、それができないと勝てない」。目の前にある戦いに勝ってこそ。2―3で迎えた終盤、三竿健斗が中盤で激しく体をぶつけてボールを奪った流れからセルジーニョのゴールが生まれている。鹿島イズムが決勝を引き寄せたのだ。

 ファイナルの相手はイランのペルセポリスに決まった。ロシアW杯でC・ロナウドのPKを止めるなど活躍したイラン代表GKベイランバンドらを擁する強豪である。

 最後に1位になっていないと意味がない。これは鹿島で受け継がれるジーコの教えだ。ACL初王手。アントラーズは決勝の舞台にめっぽう強い。(スポーツライター)


鹿島アントラーズについて報知新聞に寄稿した二宮寿朗である。
ACL準決勝戦の結果から2016年のCSを思いだした記事を書いておる。
鹿島のことを取材した経験から伝わることも多いことがよくわかる。
“勝つサッカー”でACL制覇を目指す。
次は決勝戦である。

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来季の外国人枠は5人

J1、外国人枠を5人へ J2とJ3は4人拡大濃厚
[2018年10月26日6時59分 ]

Jリーグは25日、都内で理事会を行い、来季からの外国人枠拡大について継続審議した。

既に各リーグ一律3人まで出場できた現行制度からJ1は5人、J2とJ3は4人とすることが確実。この日はJ2とJ3に21歳以下の選手起用を義務付けるルヴァン杯同様の育成策、起用に対し育成名目の配分金を設ける案などが検討された。J1は下部組織出身選手と2人以上契約するなどの「ホームグロウン制」と合わせ、11月の理事会で承認される見込み。村井チェアマンは「19年(導入)を視野に入れている」と改めて口にした。

1人が出場できたアジア枠は廃止の一方、タイなどの選手を日本人扱いとし人数制限のない提携国枠は使用できる方向で、理論上は従来通り先発全員が外国人という布陣も可能となる。


外国人枠について改めて報じるニッカンスポーツである。
1人が出場できたアジア枠は廃止と10月17日の報道をシレっと修正しておる。
このあたり、誤報は誤報ときちんと謝罪すべきではなかろうか。
日本のメディアが習熟せぬのもこういう部分だと思われる。
間違いを認めることも必要である。
従軍慰安婦問題も南京虐殺も、無かったことをあったように報じて歴史をねじ曲げるきっかけとなったメディアの責任を問いたい。
残念である。

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多くのけが人を出しながらも過密日程を乗り越えてきたが、本当の正念場がやってくる

【鹿島】また過密日程…MF三竿健斗「中3日あれば大丈夫な体になった」
2018年10月26日6時5分 スポーツ報知

 ACL決勝進出を決めた鹿島は25日、韓国から羽田空港に帰国した。26日はオフ、27日から再始動する予定。だが、再び過密日程に頭を悩まされることになる。

 Jリーグは24日、第32節柏戦(三脇F柏)を11月6日に行うと発表。これにより、第31節C大阪戦(10月31日)→中2日でACL決勝第1戦(11月3日・カシマ)→中2日で柏戦→中3日でACL決勝第2戦(11月10日、イラン・テヘラン)となる。

 イランへの移動は半日以上を要し、柏戦翌日は移動のみで練習ができない可能性も。5時間半の時差もある。MF三竿健斗(22)が「中3日あれば大丈夫な体になった」と語るなど、多くのけが人を出しながらも過密日程を乗り越えてきたが、本当の正念場がやってくる。


過密日程について報じる報知新聞である。
11月6日にアウェイ柏戦が組まれたことで、ACL決勝第1戦から中二日で戦い、第2戦のアウェイの戦いには中3日という日程となった。
特にテヘランへの移動は半日以上を要し、この日程では5時間半の時差ぼけを取る暇もない。
ここで日程を考慮しないJリーグには恨み節の一つも言いたくなるところ。
とはいえ、現在は“ベストメンバー”規定が緩和されており、A契約6人の先発出場させれば、問題なくJリーグの試合に挑むことが適う。
ともなれば、柏戦にはACL決勝戦に先発せぬメンバーで挑むことが可能である。
ここは、割り切ることも必要であろう。
チームを分け、別途渡航することも検討すべきではなかろうか。
大岩監督の決断に注目である。

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鹿島、敵情視察へスタッフを派遣

鹿島、11・10ACL決勝第2戦へ イランに“007”出動
 イランに“鹿島007”が出動だ。2戦合計6―5で決勝切符をつかんだ敵地のACL準決勝・水原戦から一夜。鹿島は既に、敵地で行われる来月10日の決勝第2戦、ペルセポリス(イラン)戦へと動き出していた。チームの運営担当、チームマネジャー各1人らを敵地に派遣。2日間で宿舎、練習場、試合会場となるアサディ・スタジアムなどを視察する予定だ。20冠目のタイトル獲得に向け、いち早く情報収集に当たる。

 昨年ACLを制した浦和は、アルヒラル(サウジアラビア)との決勝前にドバイで事前合宿を行ったが、W杯イヤーの今年の鹿島は、過密日程(11月3日決勝ホーム戦、6日J1柏戦、10日決勝アウェー戦)で不可能だ。風土の全く異なる中東の地。適応する時間を取れないからこそ、007の活動は、大きな鍵を握る。
[ 2018年10月26日 05:30 ]


敵情視察へスタッフを派遣する鹿島である。
ACL制覇のためには、出来ることは全てしたい。
また、昨季の浦和についても報じられておる。
Jリーグが配慮し、かなりの優遇日程であったことがわかる。
このあたりの差別はJリーグ発足当初から鹿島には厳しかった。
過去には、リーグ戦と日本代表とアジアクラブ選手権が重なったにも関わらず、日程変更は行われず、Jリーグから辛辣な返答を得たことが記憶に残る。
Jリーグは鹿島に対して特別な恨みでもあるのではないかと勘ぐってしまうほどである。
浦和には優遇しても、今季は過密日程を組む意図を問いただしたいところである。
とはいえ、それを言っても始まらぬ。
ここは、この逆境を乗り越えてアジアの頂点を得る。
試練である。

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チョン・スンヒョン、これからもっと良くなると思います

【鹿島】「Jリーグで最高の選手」とのコンビで堅守を築くチョン・スンヒョンの野望
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


「大変な試合でしたけど、決勝に行けて嬉しい」


水原三星との第2レグは痛恨の3失点も、昌子との連係はまずまず。「もっと良くなる」と手応えを口にした。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 結果的に3失点している以上、守備に問題があるのは明白で、早急に修正しなければならない。とはいえ、無失点に抑えた前半と、後半の3失点以降の約30分は、希望の持てる内容でもあった。

 試合前に、昌子源は「CBを中心に後ろが安定していれば、そう簡単に入れられることはない」と語っていた。その言葉どおり、とりわけ前半は、昌子とチョン・スンヒョンの2CBは頑丈なディフェンスで水原三星の攻撃を寸断していた。

 昌子は的確なカバーリングと巧みな駆け引きで、チョン・スンヒョンは圧巻のエアバトルの強さとタイトなマークで、ピンチをことごとく潰していく。コンビを組んでまだ2試合目だが補完性はまずまずで、チョン・スンヒョンも「これからもっと良くなると思います」と手応えを口にした。

 母国での激闘を終え、成長著しい韓国人CBは「すごく大変な試合でしたが、決勝に行くことができて嬉しい。優勝できるように頑張りたい」と意気込みを語る。

「Jリーグで最高の選手」と称賛する昌子と鉄壁の守備を築き、悲願のアジア制覇を成し遂げたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


水原戦後のチョン・スンヒョンを取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
「すごく大変な試合でしたが、決勝に行くことができて嬉しい。優勝できるように頑張りたい」という言葉を引き出す。
母国での試合と言うこともあり、特別なモチベーションがあったと思われる。
また広島記者は、3失点と苦しい戦いではあったが、「無失点に抑えた前半と、後半の3失点以降の約30分は、希望の持てる内容でもあった」と言い切る。
そして「昌子は的確なカバーリングと巧みな駆け引きで、チョン・スンヒョンは圧巻のエアバトルの強さとタイトなマーク」という評はかつての奥野と秋田を彷彿させる。
10月に入ってからの試合は、失点が多く、守備には問題があるようには思う。
しかしながら、このCBコンビには期待が持てよう。
チョン・スンヒョンは「これからもっと良くなると思います」と手応えを口にする。
二人の熟成は光明である。

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強靭なメンタルを持つ守護神の奮闘がなければ、鹿島のファイナル進出はならなかっただろう

【鹿島】大ブーイングを響かせた水原三星サポに対し、クォン・スンテが示したある行動
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


実に紳士的で、相手をリスペクトするような振る舞いだった


敵地での第2レグでは痛烈なブーイングが届いたが、クォン・スンテは最後まで集中を切らさず、いくつかのビッグセーブでチームを救った。(C)SOCCER DIGEST

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 試合が始まってしばらくして、“異変”に気づいた。鹿島のGKクォン・スンテがプレーに関与するたびに、水原三星のサポーターが陣取るエリアから重低音のブーイングが響く。

 自分たちよりもリーグの優勝回数が多い元全北現代の選手だからか、あるいは第1レグでの行為――自陣ゴール前での激しい攻防を巡り、相手選手に詰め寄って頭突きをするような仕草を見せる――が許せなかったのか。その理由は分からないが、とにかくクォン・スンテは“標的”にされていた。

 厳しいアウェーの環境のなか、それでもクォン・スンテは落ち着き払ったプレーで前半を無失点に抑える。そして、エンドが代わる後半。ハーフタイムが終わり、クォン・スンテが自分の持ち場へと向かう。ゴールの裏には、水原三星のサポーターたちがいる。やはり、特大のブーイングが聞こえてくる。

 その時、クォン・スンテは掲げた手を静かに二度、合わせて、水原三星サポーターに向かって、丁寧にお辞儀をした。

 それがどんな意味を持っていたのかは、本人に話を聞くことができなかったので知る由もないが、少なくとも嫌みな感じはまったくなく、実に紳士的で、相手をリスペクトするような振る舞いだった。

 後半は水原三星のサポーターの目の前で3失点を喫し、精神的に辛かったかもしれない。だが、セービングがブレるようなことはなく、最後まで集中を切らさず、いくつかのビッグセーブで致命傷になりかねない4失点目を与えなかった。

 タフなゲームだったが、強靭なメンタルを持つ守護神の奮闘がなければ、鹿島のファイナル進出はならなかっただろう。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


水原戦のクォン・スンテについて記すサッカーダイジェストの広島記者である。
大ブーイングのハーフタイムでの行為について伝えてくれる。
「掲げた手を静かに二度、合わせて、水原三星サポーターに向かって、丁寧にお辞儀をした」とのこと。
紳士であるスンテの内面が表に出た瞬間と言えよう。
相手をリスペクトするからこそどのような大舞台でも劣勢でも安定したセービングが続けられるのだ。
この試合でも、3失点とかなりの逆境に陥ったが、そこで切れることなくビッグセーブを成し得たからこその勝ち上がりであったことは言うまでもない。
決勝戦でも安定したセービングでチームに貢献してくれよう。
楽しみである。

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守護神の力なくして、悲願のアジア制覇は成し遂げられない

【鹿島】大ブーイングも動じず 韓国人GKクォン・スンテが好守連発で決勝進出に貢献
2018年10月25日11時51分 スポーツ報知


GK権(右)は相手サポーターから大ブーイングを受けながらも好守を連発。決勝進出に大きく貢献した

 ◆ACL ▽準決勝第2戦 水原三星3―3鹿島(24日・水原ワールドカップスタジアム)

 鹿島は水原三星と3―3で引き分け、2戦合計6―5で決勝進出を決めた。元韓国代表GK権純泰(クォン・スンテ、34)がビッグセーブを連発し、勝利に大きく貢献した。

■波紋を呼んだ「頭突き騒動」

 権は第1戦でレイトチャージを行った水原の選手に対し、頭突きをするそぶりを見せた。実際は相手に当たらず、「あれでチームに火がついた」(DF内田篤人)と0―2からの逆転劇を演出する1つのキッカケとなった。

■「裏切り者」心ない批判

 だがこの行動や、試合後の「韓国のチームには負けたくなかった」というコメントが切り取られ、母国から「裏切り者」と心ない批判を受けた。この日も権がボールを持つ度に大ブーイングが起こった。それでも「大きな試合ほど、小さなミスが勝敗を分ける」が信条。毅然とゴールマウスにそびえ立った。

■学びを怠らない34歳

 今季から就任した佐藤洋平GKコーチのもと、「攻めるGK論」を習得。「相手のシュートへの反応ではなく、自分から攻めてシュートコースをなくしていくという考え。今までの自分にはなかった概念」と、34歳にしてなお学び、成長を続ける。この日も3失点こそしたが、果敢にシュートモーションに入った相手選手に接近し、幾多のピンチを救った。

■「はい、ヒャクエンね」

 若手の居残りシュート練習に付き合い、「ありがとうございます!」と礼を言われた際には「はい、ヒャクエンね」と冗談で“バイト代”を要求する、ひょうきんな性格。だが時にミスした選手を50センチほどの距離からどなり、敗戦後にふてくされてサポーターへのあいさつをおざなりにした選手をしかりつける。外国人助っ人ながらベテランの1人として、全北現代(韓国)時代にACLを制した経験をチームに伝えている。

■クラブ悲願アジア制覇へ

 試合後。権は味方との抱擁や相手へのねぎらいを終えた後、勝利をかみ締めるようにうなずきながら、静かに拳を握った。大勢の韓国メディアが待ち構えていたこともあり、コメントを残すことはなかった。だがDF安西幸輝は「スンテが安心した顔をしていました。それが一番良かったです」と話した。決勝は11月3日と10日。イランの雄・ペルセポリスとの対戦。守護神の力なくして、悲願のアジア制覇は成し遂げられない。(岡島 智哉)


クォン・スンテについて伝える報知新聞の岡島記者である。
素晴らしいエピソードを列挙してくれる。
アジアを獲るために鹿島に招かれたGK。
スンテと共に頂点へ。
信頼しておる。

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順天堂大学・村松航太くん、衝撃だったのが大岩監督

[MOM566]順天堂大DF村松航太(3年)_葛藤、チャンス、刺激
18/10/24 18:42


粘り強い守備をみせるDF村松航太

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.20 関東大学L1部第17節 明治大0-0順天堂大 江戸川陸]

 前半からチャンスの場面はほとんど明治大だった。しかし順天堂大はDF村松航太(3年=清水ユース)を中心としたDFラインがしっかりと鍵をかける。村松自身も前半15分のゴール前の混戦、後半14分のMF森下龍矢に許したシュートのいずれもをかき出し、得点を与えなかった。

「明治大とやるときはいつもこんな感じになる。明治大は個人的に一番負けたくないチーム。毎年プロに5人くらい行くじゃないですか。勝てれば一番良かったですけど、他の11チームの中でも順位がどこでも一番負けたくないチームなんです」

 個人としては葛藤の中で1年を戦っているという。元来、SBを志望する村松だが、高校時代からチーム事情でCBに回されている。171cmの身長のこともあり、常に不安を持ちながらプレーしているというが、周囲は村松をCBで起用し続けた。高校時代からプロへの意識を常に持ち続けてプレーしているが、当時コンビを組んだ長身DF立田悠悟はトップ昇格を勝ち取ったものの、村松には最後まで“プロ”からの声がかかることはなかった。

「焦りはありますよ。このままCBをやってて、どこかプロにかかるのかなとか。責任感のあるポジションなので嬉しいですけど、進路のことを考えると、ね。もし1年生の時からずっとSBをやっていたら俺も(旗手)怜央みたいに代表の選手になれていたのかなとか考えることもあります」

 今季より特別指定選手の規定が変わったこともあり、3年生以下の有望選手には早くからプロの視線が集まっている。実際、同僚のFW旗手怜央(3年=静岡学園高)は川崎Fへの入団を決めている。そしてそんな村松にも今年6月、あるチャンスがやってきた。鹿島アントラーズから練習参加のオファーが届いたのだ。主力のDF昌子源とDF植田直通がワールドカップに参加していたためだったが、札幌との練習試合でプレー。そこで改めてプロ入りへの意識を高めた。

「ジェイ選手とマッチアップしました。やれないことはないなと思ったけど、やっぱり空中戦は勝てないなと(笑)。選手では西大伍選手が凄いと思った。プレーが日本人離れしていた。結局SBやりたいからSBをみてしまう。CBとかも見るけど、一番見るのはSB。内田篤人選手とはお話もさせてもらいました」

「あと衝撃だったのが大岩(剛)監督。今までに出会ったことのない監督だなと思った。鹿島ってユースをみていても、勝利へのスピリット、執着心がずば抜けてる。それを監督が体現しているんだなと思った。たった1度の練習試合でしたが、自分が出たのはB戦だったのに、超熱くやるんだぞ、みたいな。試合前なのにスゲーなって思ってしまいました」

 9月に入ると、母校の静岡城北高校で教育実習を行った。わずか3年前まで通っていた学校だったが、いろいろ勉強になることが多かったという。「一歩引いて見ることを勉強しました。それをサッカーにも生かせればいいと思います。教師も悪くないと思いました」。

 身近な存在だった人たちの活躍も刺激になっている。昨年までCBコンビを組んでいたDF坂圭祐は、湘南でルーキーイヤーからレギュラーポジションを獲得。ユース時代の1学年先輩の筑波大MF西澤健太(4年=清水ユース)が、清水への帰還を決めた。

「刺激にはなりますよね。健太君とは高校も一緒だった。関東に来てからも本当に仲良くさせてもらっている。結構ユース卒の1個上では一番仲がいいというか、大好きな先輩です」

 順大は現在、MF名古新太郎(4年=静岡学園高)を負傷で欠くなど、厳しいチーム状況だが、3位と好位置につける。ただ、「不安しかなかった。残留争いを覚悟していた」と話すように、開幕前の予想は決して高いものではなかった。今季は開幕戦から1年生3人が先発したように、一からチーム作りを求められていたからだ。

「取りこぼしはあるけど、上手くいっているなというのが第一印象です。去年は各ポジションにタレントが揃っていたので、ほぼほぼ自分たちの試合ができた。去年は優勝して当然くらいでしたが、戦力が落ちたわりには上手くいっているのかなと思います」

 ライバルチームのほとんどは4年生を中心としたチーム作りを行い、これからの時期は大学選手権(インカレ)に向けた集大成を飾る準備に入る。しかし順大の明大戦のスタメンをみると、4年生はDF石上輝(堀越高)のみ。昨年のチーム同様、“2年計画”でチーム作りが進められている。経験値を何よりの自信に。そして村松自身は、葛藤の中でプレーした経験を、必ず将来の飛躍につなげたい。

(取材・文 児玉幸洋)


順天堂大学の村松航太くんについて記すゲキサカの児玉氏である。
6月に鹿島への練習参加したことが伝えられる。
名古くんの誼かとおも思われたが、本来の希望ポジションはSBとのこと。
とすると合点がいく。
篤人・西以降の将来性を見込んでのことと考えられる。
来季のオファーへ繋がるのであろうか。
注目したい。
そして村松くんが練習参加した際に大岩監督から衝撃を受けたと語る。
「あと衝撃だったのが大岩(剛)監督。今までに出会ったことのない監督だなと思った。鹿島ってユースをみていても、勝利へのスピリット、執着心がずば抜けてる。それを監督が体現しているんだなと思った。たった1度の練習試合でしたが、自分が出たのはB戦だったのに、超熱くやるんだぞ、みたいな。試合前なのにスゲーなって思ってしまいました」とのこと。
外から見る采配だけではわからぬ部分を、こう言葉にされると、大岩監督の才覚を改めて認めることとなる。
この勝利への執着心をもってアジアのタイトル得たい。
また、特別指定の名古くんは負傷中の様子。
この過密日程にて起用もあるかと思われたが、巡り合わせが悪かった。
それはそれとして、村松くんはプロの門戸を叩くのであろうか、またSBにチャレンジするのであろうか。
温かく見守りたい。

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名良橋晃のサッカー人生は葛藤との戦いだった

移籍、代表落選、世代交代……名良橋晃のサッカー人生は葛藤との戦いだった
有名サッカー関係者にさまざまなエピソードを伺うこのインタビューシリーズ。今回は名良橋晃さんに登場していただきました。ベルマーレ平塚で攻撃的なサイドバックとして日本代表入りして以降、鹿島アントラーズでも一時代を築き、1998年のフランスW杯では3試合すべてに出場した右サイドバックのレジェンドです。貴重な日本リーグ時代のエピソードなども交え、自身のサッカー人生を振り返っていただきました。 (たまプラーザ・あざみ野のグルメ・ランチ)

2018-10-25

移籍、代表落選、世代交代……名良橋晃のサッカー人生は葛藤との戦いだった

森雅史



ワールドカップに出場した選手が
ずっと順風満帆なサッカー人生を歩んだわけではない
2部リーグからキャリアをスタートし
すぐJリーグには入れなかった

そんな中で子どものころからの夢だった
ワールドカップ出場を名良橋晃は諦めなかった
ワールドカップの思い出もあるが
代表に入るためにはどうするか迷ったときが忘れられないという

まだ移籍が後ろ指をさされていた時代に
そこまで自分を育ててくれた恩のあるチームを
あえて自分から出て行ったときの心境と
その後の代表を巡る苦しい思いとともに聞いた

もともとは左サイドバックだった

現役時代で今でも忘れられないのは、日本代表に入るか入らないか、外れたけどどうすれば復帰できるだろうかって考えてたときのことですね。

最初は1996年のシーズンですね。ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプレーしてたんですけど。あのシーズンというのは、自分の中で葛藤がありました。

日本代表には1994年に就任したロベルト・ファルカン監督の時代に初めて呼ばれて出場させてもらったんです。けど、その年の12月に加茂周監督に代わり、1995年のキリンカップやアンブロカップにはメンバー入りしたんですけど、10月ぐらいからは外れるようになって。1996年はずっと代表に入らず、ベルマーレも成績が低迷した中でトニーニョ・モウラ監督から植木繁晴監督に代わってしまったんです。

ベルマーレはその前の年も監督交代をしてて、トニーニョ・モウラ監督がベルマーレにやって来て新たなスタートを切ったのが1996年だったんですけど、また結果が出なかったし、自分としても自分のプレーに納得できなかった。

1998年フランスワールドカップに向けて日本代表を目指すという気持ちが自分には少なからずあったんで、どうすればいいかと思って、考えたというか悩んでたんです。僕は高校を卒業して最初にフジタに入って、そこからベルマーレになってJリーグに入るまでずっとプレーしていましたからね。

ただ、1990年にフジタに入ったとき、あれは完全に騙されました(笑)。僕が入るってきまったあとにJSL2部に落ちたんですよ。「あれ? JSL1部じゃないんだ。自分の選手生活はいきなり2部スタートかよ」って思ってましたね。

でも後から考えると、2部に落ちたことで世代交代が考えられていた部分もあったんで、それもよかったかなって。1年目から少しずつ試合に出られるようになりましたし。最初は「なんだよ」って思いましたけど、実はタイミングがよかったんです。

JSLでは2年プレーしたんですけど、フジタはJリーグ参入が遅れたんで、今度はJFLでプレーすることになって。フジタがJリーグに入れなかったんで、いろんな選手のところにはJクラブからのオファーがあったらしいです。僕にはなかったんですけど。

でも、みんなフジタに入って、ここまで伸ばしてもらったという思いがあったんで、このチームをみんなでJリーグに上げようという思いが強くあったんですよ。他のチームに行くより成長できるとも思ってましたし。

結局JFLでは2年プレーしたんですけど、1993年はフジタ、ヤマハ(現・ジュビロ磐田)、東芝(現・北海道コンサドーレ札幌)とのすごい三つ巴決戦になって。そんな中で何としても結果を出そう、出してあげようという思いはありました。

1993年のJFLではサイドバックでアシスト王をとりました。なんだかんだでやっちゃいましたね(照れ笑い)。あれは、僕の1学年下にテル(岩本輝雄)が入ってきて、そこからつながってるんですけど。

僕は元々左サイドバックだったんですよ。ユース代表のときもバルセロナ五輪予選のときも、ずっと左でした。フジタに入ってからも1年間は左で。でもテルが入ってきて、ヘッドコーチのニカノールから「どうしても2人使いたいから、お前が右に行け」って言われたんです。そこから右サイドバックは生まれたワケなんですけど。

テルとの出会いから自分があると思います。もし左だったらここまでのサイドバックになってなかったかもしれないと。いろんな出会いがあった中で今の自分があるのかなって。

それでやっと1994年にはJリーグに加入することができたんですけど、Jリーグに入ったすぐのファーストステージでは12チーム中11位だったんですよ。JFLのときはイケイケで通用したんですけど、Jリーグは格上ばかりで、今で言う両サイドバックが上がった裏を徹底的に狙われて、失点が続いて。

でもニカノールは絶対やり続けると、頑として信念を曲げなかったですね。それでセカンドステージからはテルを一つ前に上げて、公文裕明さんが左サイドバックに入って多少バランスがよくなって、そこからよくなって2位にまでなったんです。

そんな苦しいときをずっと知ってましたから相当思い悩んだというか。フジタ、ベルマーレで育ててもらったという気持ちがありましたし、ベルマーレでプレーして、結果を出して日本代表に入るというが一番の理想だと思ってたんです。

でもどうしても何かを変えなきゃいけないという時期が来たのかもしれないってその時は思って。

ベルマーレからアントラーズへ移籍を決めた裏側

1997年のベルマーレは今振り返ってもかなりいいメンバーが揃ってました。日本代表っていうことでいうと、GKに小島伸幸さん、DFに名塚善寛さんがいて、テルや田坂和昭もいて、中田英寿もいて、前も野口幸司さんがいて。都並敏史さん、反町康治さんもいましたね。ベッチーニョやアデミールはいなくなってましたが、洪明甫とロペス・ワグナー(1997年9月に帰化し、呂比須ワグナー)が入ってました。

それはそれで魅力だったんですけど、移籍したいと思った鹿島アントラーズには1995年にジョルジーニョが入団してたんです。大好きだったジョルジーニョ来たんで、アントラーズの試合は逐一ずっとチェックしてました。

それで思ったんです。ブラジル代表でプレーしてたときの右サイドバックじゃなく、ジョルジはボランチをやってた。だから、もしかしたら右サイドバックの自分がアントラーズにいっても、まだチャンスがあるかなって。

でも自分の気持ちだけでは鹿島に行けないじゃないですか。その当時、移籍ってあまりよくないイメージもあって。しかも年齢によって移籍係数があって、移籍先のチームは高額な移籍金を用意しなくちゃいけなかった。だから1996年のシーズンはぼんやりアントラーズに行きたいなって思ってました。

1年かけて決断するまでにはいろいろな方にも相談しましたし、自分の中でもどうすればいいかって自問自答を繰り返しました。ベルマーレに育ててもらったという気持ちもあったし、それまで支えてもらったサポーターもいたし、そういう本当にいろんな思いもあって、すごく悩みました。

けど、どうしても自分としては日本代表に復帰したい、ワールドカップに出たいというのがあって。子どものころからの夢だったし、その夢を実現させるためにも日本代表にもう一回戻りたい、サッカーがうまくなりたいという思いが日増しに強くなって。それでアントラーズに行くという選択を決断したんです。

年に数回ジョルジと対戦するだけよりも、練習を一緒にやっていくことも、味方としてプレーすることも自分の財産になるだろうと思いました。それにあとは相馬直樹と同じ方向を向いてプレーしたいなって。相馬が左サイドで僕は右サイドだったんで、対戦相手としてプレーするといつもお互いにらめっこしてたんで。

僕は気の向くままに上がっていくタイプだったんですけど、相馬は賢いんで周りを使いながらいいタイミングで上がっていくんです。そんな相馬と、味方としてプレーしたり練習したりすると盗めるものがあるんじゃないだろうかって。影響力も強い選手でしたし。

相馬は僕が一番意識してたプレーヤーだったんですよ。向こうはわかんないですけど、僕はそういう思いを持っていて、それがアントラーズでやりたいという気持ちをよけいに強くして。

あのころは1年契約が普通だったんで、ベルマーレには1997年は契約しませんという話をしたんです。でもアントラーズとはまだ何の契約も決まってなくて、しかも移籍はベルマーレとアントラーズの交渉で決まることになっていて。あのときは代理人もいなかったですし、こちらは何もできないという状況だったんです。あとはクラブ同士の話し合いにお任せするしかなかった。

僕には他のチームからもオファーがあって、あとで聞いたら、そっちのチームは年俸も係数も満額で出しますと言ってくれてたらしいです。でも僕の気持ちはぶれなかったし、もしアントラーズが用意しくれる移籍金が足りなかったら、僕の年俸を削ってでもいいからって。そういう情熱だけは伝えてました。

歯がゆい日々が続きましたね。1997年のシーズンが始まって、もうベルマーレもアントラーズも始動している中で宙ぶらりんな状態で。1月の、たしか1、2週間ぐらいはひとりで自主トレをやったと思います。でもベルマーレが移籍金の話も穏便に済ませてくれて。そんな交渉をベルマーレがやってくれたのは本当にありがたかったし、今でも感謝してます。

あの年の移籍って、ゾノ(前園真聖)と城彰二とビスマルクと僕がしたんですけど。ゾノと城が話題になって、あのふたりは叩かれてかわいそうでしたね。僕はギリギリに決まったんで、あまり取り上げられなかったというか。

移籍した当時は、フジタの経営が苦しくなっているという話はありませんでした。1997年は、まだすごいメンバーが多かったですからね。でもそこから苦しくなっているようだというのを聞いたりしてました。

アントラーズのレベルの高さに驚いた

やっと移籍が決まったんで、強化部長の鈴木満さんと2人でアントラーズが合宿していたブラジルに急いで向かったんです。で、一緒に練習したら「ヤバイ」と思いました。付いていくのがやっとなんですよ。

チームの雰囲気はすごく厳しいし。それでも自分にとって大きな存在だったジョルジーニョと一緒にプレーすることで吸収するものがすごくありました。

ところが、僕が合流したときって、まだ日本代表組が遠征してて、いなかったんです。代表組が戻ってきたら、黒(黒崎比差支)さんいて、アキ(秋田豊)さん、本田(泰人)さんというそうそうたるメンバーで。そうでなくても内藤(就行)さん、奥(野僚右)さん、増田(忠俊)さん、長谷川(祥之)さん、鬼木(達)さん。もちろん相馬がいて、若手だったら柳沢(敦)、平瀬(智行)とか阿部(敏之)ちゃんとか室井(市衛)とか。外国籍選手もビスマルクとかマジーニョもいましたし。

トップチームのレベルが高いのももちろんなんですけど、サテライトのチームでもすごい。正直、「ここでやっていけるかな?」って思ってました。

ただ、実際にうまくなってるとはすごく思いました。練習の中でも、吸収することがすごくあったんで。だから無我夢中ですよ。それにレギュラー取るっていうのが日本代表に復帰するためには大前提だったんで、「右サイドバックのライバルを超える」というのを明確に意識してました。

アントラーズってトップチームとサテライトチームでロッカールームが全然違うんです。自分はトップチームのロッカールームを使ってたんですけど、落ちたら移動しなければいけない。だから「こっちのロッカーを守らなきゃいけない」と思ってました。

自分がいつサテライトに行ってもおかしくないメンバーばかりだったんで。とにかく毎日、必死でした。だから1997年の序盤は、代表に戻ろうとか復帰しようというより、アントラーズでやっていくので日々精一杯の時期でしたね。

そうしたら1997年にまた代表に呼ばれるようになったんです。実は5月21日の、ヒデがデビューしたホームの日韓戦に呼ばれるんじゃないかって言われてたんですけど、そこは外れて。そのときは自分としても調子がよかったんで、「もう呼ばれないんじゃないか」って悲しくなってました。

でも6月のキリンカップで戻ることができたんですよ。選ばれたときは代表に帰ることができてホッとしました。でもそれは一瞬だけでしたね。またそこから競争でしたから。柳本(啓成)がいて、ミニラ(中村忠)もいて、強力なライバルばかりでしたから。

ただ、そのあといろいろ苦しい思いもしましたけど、最後は日本代表のレギュラーになることができて、1998年フランスワールドカップでは3試合ともプレーすることができました。それはいい思い出として残ってますね。ただ、ワールドカップに出るところも苦しかったですけど、僕にとってみると、1996年から1997年の苦しさも同じぐらいで、あの移籍のときの苦しさは忘れられないです。



トルシエに選ばれなかった悔しさ

1998年フランスワールドカップのときより、2002年日韓ワールドカップのときのほうが、自分の中ではすごく調子がよかったと思います。いつ呼ばれてもおかしくないと思ってました。

でも、フィリップ・トルシエ監督にはずっと選ばれなくて。あのときの悔しさは、ホントに今でもありますね。コンディションも悪くなかったんで、「1回でもいいから使ってくれ。それでダメだったら諦める」という気持ちでした。

けど、1回も呼ばれなかったんで、どうすることもできなかったんですよ。アントラーズで結果を出しながらプレーを維持してたんです。それしか自分としてはできなかったので。

それでもね、2002年日韓ワールドカップのメンバー発表のとき、最後まで自分の中では選ばれるんじゃないかなっていう、淡い期待はあったんですよね。でも最後の最後に入ったのはアキ(秋田豊)さんとゴン(中山雅史)さんだったじゃないですか。あれがすごく羨ましくて。

最初、トルシエ監督は右サイドバックにボランチ的な選手をはめてましたよね。シゲ(望月重良)ちゃんとかテル(伊東輝悦)とか。僕はタイプが違うから選ばれないのか、と思ってたら、イチ(市川大祐)が復帰して。

イチが戻ったってことは、少ないにせよ同じタイプの自分にもチャンスがあるんだなって思ったんですよ。でも入れなかったですね。あのときのほうが2006年のときよりも悔しかったですね。

2002年は一生に一度しか味わえない自国開催で、それもあって悔しかったですけど、メンバーが発表された後は、そのメンバーに託したというか。こっちとしては応援するしかなかったんで。何か逆に、日本のワールドカップという雰囲気をすごく楽しみましたけどね。

今でも僕はトルシエ監督が嫌いですからね。これは声を大にして言いたいです。そこは人生ずっとそう思い続けると思います。好きになんかなれないですね。それくらい引きずりました。

2002年ワールドカップの後、ジーコさんが日本代表の監督になったんですけど、2006年ドイツワールドカップのときに自分が34歳かって考えると、どれくらいチャンスがあるんだろうって正直思ってました。

ジーコ監督は最初、選んでくれてましたね。代表に帰ってすごくうれしかったのは、当時息子は小さかったんですけど、ある程度はわかってたんで、「自分のお父さんはすごいんだぞ」って言ってくれたことでしたね。息子が鼻高々になってるのを見ることができたのは、よかったと思います。

ただ、ジーコ監督は、自分の戦術ややり方がわかっている選手をチームに入れて、そこで周りの選手にうまく伝えるのも求めているのかなって思ってましたけど。

それでも1年ぐらい選ばれていたんですけど、2003年6月8日、長居のアルゼンチン戦がターニングポイントでしたね。1-4で負けたんですけど、自分のプレーはそんなに悪くなかったと思ってたんですよ。

それで次は11日に埼玉スタジアムでパラグアイ戦があったんですけど、その前の練習でDFラインを総取りかえしたんです。「あ、これは変えるんだろう。でも1回だけ変えるのかな」ってちょっとだけ思ってました。

18日からはフランスでコンフェデレーションズカップがあったんで、そこにつなげるためにも層を厚くするような考えなのかなって思ってたんです。でも、実際フランスに行って最初のニュージーランド戦の前の練習でも、パラグアイ戦で使った選手でした。それで、「これはもうこの選手たちに変えるんだろう」ってわかったんです。

悔しいという気持ちはありました。何と言うんですか、敗因を押し付けられた戦犯になって。けど、やはり代表のメンバーだし、年齢も年齢だし、雰囲気ってことも考えましたし、盛り上げなきゃいけないし。

気持ちを押し殺して、右サイドバックで出ている(山田)暢久にプレーなんかをいろいろアドバイスして、自分としては、いつまた呼ばれても大丈夫な準備というのをもう一回やりました。葛藤はありましたけどね。若い自分だったら「なんだよ」って感じを間違いなく出してしまったでしょうね。

その後は代表に呼ばれなくなりました。でもそのときはスパッと切り替えたんですよ。アントラーズは2001年以降タイトルを獲ってなかったから、2003年はアントラーズでタイトルを狙うっていう意識にすぐ変わりました。

内田篤人との世代交代

そのあともね、苦しい時期というと、2006年に(内田)篤人が入ってきて世代交代ってときも苦しかったですね。

篤人は同サイドで、僕はケガがちということもあったんですけど、パウロ・アウトゥオリ監督はスパッとそこを変えましたね。篤人は入団してすぐ、開幕からスタメンになりましたし。

僕は篤人が高卒ってことでいろんなアドバイスもしましたし、それが篤人のプレーのプラスになっていればいいなって思ってました。篤人はすぐに素晴らしい選手になったと思います。

だから2006年シーズンが終わって僕がアントラーズを出るとき、鈴木満強化部長に篤人に「2番」を付けさせてほしいとお願いしたんです。そこは曲げなかったですね。悔しかったですけど、その前に付けた方(ジョルジーニョ)が素晴らしい方でしたし、なんか中途半端な選手だけには付けてほしくなかったので。

僕の中では大きな背番号でしたし、それぐらいの選手に付けてほしいって。篤人はこれからアントラーズを引っ張っていくような選手だったんで。それが僕の気持ちでした。実際に付けてくれて、オズワルド・オリヴェイラ監督のときにはリーグ戦を3連覇してくれたし、ヤマザキナビスコカップ戦も天皇杯も取って。しかもドイツに行って帰ってきたあとも、また2番をつけてくれたんでうれしかったですね。

僕の選手生活を振り返って、ワールドカップも出て、リーグでもタイトルも取ったし「いいサッカー人生だったな」って言われることもあるんです。でも自分の中ではいろんなことを考えましたし、悩みましたし、葛藤もあって悔しい思いをしたなって。自分の中では何かこう……順風満帆じゃなかったサッカー人生でした。

現役を終えて好きな時に好きなものを食べられるようになった

僕は元々食が細いんですよ。現役のときって無理矢理食べてたんです。体が資本ですから。だから必死で食べてて、食べられなかったときはプロテインとかゼリーとかを流し込んで。

現役を終わって、自分の好きな時間帯に食べられるというのがホッとしたというか、自分の好きなタイミングで自分の好きなものを食べられるっていうのはいいですね。

若いときはいろいろ食べていたんですけど、プロでやっていく中で栄養学はいろいろ学びました。そのとき、揚げ物とか脂っこいモノはダメじゃないですけど、脂肪が付きやすいって聞いて、スパッと決断して食べなくしました。今でも脂っこいモノは食べられないんですよ。

だから洋食か和食かと言われると、和食のほうが好きですね。もちろん洋食も食べてましたけど。

鹿島だったら、「加賀屋」っていうところの蕎麦が本当においしいですよ。辛み大根蕎麦ってのがあって、それが僕の中では最高です。他にもトロロそばは僕の推しですね。店の奥に畳の部屋があって、そこに行ったらチームの誰かがいるという感じでした。アントラーズの、家族ぐるみのたまり場でしたね。

他にもブラジル料理の「ベリンバウ」っていうレストランにも通ってました。そこは今でも行きます。あとは「釜めしつくだ」っていうところがあって、そこは釜飯がおいしいですよ。

神奈川県でいえば、たまプラーザにある「大かまど飯 寅福 たまプラーザテラス店」ですね。いろんなところにある和食店です。そこは時々行ってます。

それから江ノ島に本店がある「とびっちょ」ですね。釜揚げしらす丼が、それはもうすごいですよ。大型ショッピングセンターのららぽーと横浜の、ちょっとオシャレなフードコートにもあるんです。僕が釜揚げしらす丼を食べたいときは、妻に「ららぽーとに行こうか」って言って、食いつかせて、インターセプトするという作戦をとってます(笑)。


名良橋晃氏を取材したぐるなびの森氏である。
名良橋のサッカー人生が伝わってくる。
素晴らしい右SBがどのように誕生し、どう成長していったかが伝わってくる。
葛藤も挫折もあってこそ。
応援している側からはわからなかったことが、今こうして語られることに意味がある。
ユニフォームを脱ぎ、現役を引退しても魅力は変わらない。
これからも応援していきたい。

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チームも、サポーターも“アジア№1”に。初のACLファイナルが楽しみでならない

【鹿島担当コラム】スンテへのブーイングも消えた「悪夢の8分間」に考えさせられたこと
広島由寛(サッカーダイジェスト) 2018年10月25日

電光石火の3失点に、ただただ圧倒させられた

水原三星のサポーターの迫力ある声援は、圧巻の“ホーム感”を作り出していた。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 これは決められても仕方がないかも、と不覚にも思ってしまった。

 53分、1-1で迎えた水原三星のCKの場面だ。

 その1分前には、水原三星が同点弾を決めていた。さあ、これから反撃開始とばかりに、会場はヒートアップ。韓国語は分からないので、何を言っているのか理解できなかったが、おそらくスコアラーの名前がアナウンスされ、さらにスタジアムDJの野太い声と大音量のサポーターたちの“コール&レスポンス”には、思わず圧倒された。大きな声では言えないが、ちょっと鳥肌が立った。

 そんな雰囲気の中で得たCKである。前半とエンドが代わって、鹿島ゴールの裏には水原三星のサポーターが陣取る。試合を振り出しに戻し、スタジアムは大盛り上がりで、しかもすぐさま逆転のチャンスとなるCK。実際、水原三星はこの絶好機をモノにする。ヨム・ギフンの蹴ったボールを、昌子源を振り切ったチョ・ソンジンが豪快なヘッドを叩き込んだ。

 こうなると、もう手がつけられない。「ああいう展開になると、韓国勢や中国勢は相当な勢いになるから、なかなか止めるのは難しかった」と昌子が語るように、60分には3点目を奪ってみせる。52分の同点弾から、わずか8分間で3ゴールを奪取。試合のペースは完全に水原三星のものだった。

 気づけば、試合開始時はガラガラだった二階席も、少しずつ埋まり始めていた。序盤から、ことあるごとに鹿島の守護神クォン・スンテに大ブーイングを浴びせていた水原三星のサポーターたちも、もはや目の前にいる敵GKがボールに触れても何の反応も示さず、肩を抱き合い、飛び跳ね、自分たちが応援するチームの奮闘に歓喜していた。

 鹿島サイドからすれば、記者も含め、悪夢のような8分間だった。いや、悪夢を感じる暇もないほどの電光石火の3失点。ただただ、水原三星の迫力と、彼らに声援を送るサポーターたちが醸し出す雰囲気に圧倒させられた。

 もっとも、そんな劣勢の状況を、ひっくり返すまでにはいかなかったが、同点に追いついてみせた鹿島の反発力と粘り強さもまた、素晴らしかった。1-3の状況から、西大伍とセルジーニョのゴールで3-3に。この結果、2戦合計スコア6-5とした鹿島がファイナルに駒を進めた。

 もちろん、鹿島サポーターだって引けを取らないと思う。あの小気味良い太鼓のリズムと「オーオオーオオー」を聞くと、自然とテンションが高まるから不思議だ。試合中の選手個人のチャントのタイミングも、名前を叫ばれる選手にあまり脈略がないように見えても、「そうそう、この流れなら聖真に点を取ってほしいんだよ」と、妙に納得させられることが多い。

 昌子もサポーターの後押しを頼りにしている。

「(決勝は)うちが先にホームで迎えられるわけですから。ホームで与える威圧感というものを、ホームの雰囲気作りを、みなさんにお願いしたいと思っています。なんていうのかな、気持ち、魂みたいな。今季最大のパワーを送ってほしい。相手が背中を丸めて、縮こまるぐらいの威圧感を与えたい」

 チームも、サポーターも“アジア№1”に。初のACLファイナルが楽しみでならない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


ACL準決勝 アウェイの水原戦について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
サポーターの力について伝えておる。
水原のサポの勢いに、「これは決められても仕方がないかも、と不覚にも思ってしまった」と綴っておる。
これがアジアのアウェイと肌で感じた体験を伝えてくれて嬉しい。
これを乗り越えて鹿島は決勝戦に駒を進めた。
また、鹿島のサポーターについても「引けを取らない」という。
大きく選手を鼓舞しておる。
次は未経験の中東のアウェイを体感することとなる。
サポーターも更に大きな声援が必要となろう。
“アジア№1”に。
挑戦である。

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鹿島はこれまで王者になってきたチームとはまた異なる過酷なシチュエーションで、アジアの頂点を目指す

これは酷い。鹿島ACL中東決戦4日前にJ1柏戦が組み込まれる

鹿島アントラーズがACL初の決勝進出。しかし待っているのは超過密日程だ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今季のACL決勝第2戦の「アウェー開催」は当初から決定していたにもかかわらず。
 鹿島アントラーズが初のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を果たした。対戦相手はイランの首都テヘランを本拠地にするベルセポリスだ。

 ファイナルの日程は、11月3日がホームのカシマスタジアム、そして10日がアウェーで日本とは時差5時間30分のテヘランで大一番を迎える。

 ところが、決勝進出に伴い、当初11月10日に予定されていたJ1・32節の柏レイソル戦も変更に。11月6日水曜日のナイターゲームとして組み込まれた(決勝進出の場合、J1開幕時には決定していたもの)。

 鹿島の日程を整理しよう。

 10月31日J1・31節セレッソ大阪戦/ホーム(中2日)11月3日ACL決勝・ベルセポリス戦/ホーム(中2日)11月6日J1・32節柏レイソル戦/アウェー(中3日)11月10日ACL決勝・ベルセポリス戦/アウェー

 Jリーグを代表してアジア王者になるため最後の舞台に立つというのに、帳尻合わせように、超過密日程が組まれているのだ。鹿島は来季ACL出場権を獲るために、Jリーグでも落とせない戦いが続く。このクライマックスを迎えたタイミングで、一番肝心なチームのJリーグ平日開催が組まれるとは……。

 鹿島は決勝直後に柏戦に向かう。さらに6日はナイターのため、7日は移動日に充てられる。実質8日のみ調整に使えて、9日に前日練習、そして10日に決勝第2戦を迎える。ただでさえ厳しいスケジュールであるのだが、なおかつ選手たちの肉体的な疲労の蓄積も相当なはずだ。

 もちろん、ワールドカップイヤーだったために、今季はあくまでも特例である。昨季は浦和レッズが決勝に万全の態勢で臨めるように配慮されていた。また今年は9月から11月の日本代表シリーズも影響した。32節の対戦相手が鹿島から近距離と言える柏だというのも、少なからず配慮が感じられる(ACL予備選から臨んだ柏にも決勝進出の可能性はあった)。

 とはいえ、ACL決勝の第2戦が西地区のアウェーゲームになることは決定していたことだ(東地区と西地区でローテーションされている)。第1戦のあと、ほとんどヨーロッパに近い時差のある中東で試合が行われることは把握していたに違いない。国内やアジア東地区での試合とは異なる。鹿島もここでこそ、万全を期したかったはずだ。

 これではJリーグは、Jリーグクラブが決勝進出しないことを前提にスケジューリングをしていたと言われても仕方ない。村井満チェアマンが「Jリーグからアジア王者を」と方針を打ち出しながら、最も肝心なときに最大限のサポートをし切れない状況を生んでしまった。

 内田篤人は「過密日程とか、周りからは言われているようだけれども」と語っていた。鹿島の選手たちは、日程を言い訳にはしない。そこに逃げ道を作ることは絶対にしない。

 日本協会との兼ね合いもあったはずだが、Jリーグや日本協会はそんな選手たちのためにも、思い切った策を取れなかったのだろうか(Jリーグの前倒し開催など)。J1チームが加わる「J1・J2プレーオフ参入戦」を今季組んだことで「12月1日最終節」をずらせなくなるなど足枷になり、その導入のタイミングも悪かったと言わざるを得ない。その発言をした内田をはじめとする多くの鹿島の選手たちの負傷離脱は、やはり過酷日程も影響している。

 追い打ちをかけるように、鹿島がACL優勝と天皇杯ベスト4進出を果たした場合、クラブワールドカップ(CWC)との兼ね合いで、12月9日に天皇杯決勝が組まれることも発表された。

 来年からACL決勝は、UEFA欧州チャンピオンズリーグのように1回戦制になることが提案されている。

 それだけにもしかすると最後になるホーム&アウェー制で……。1週間のインターバルさえ設けることもできなかったのか。

 昨年の浦和レッズに続くJリーグ勢のACL2連覇へ――。鹿島はこれまで王者になってきたチームとはまた異なる過酷なシチュエーションで、アジアの頂点を目指す。

文:サカノワ編集グループ


鹿島の日程について記すサカノワ編集グループである。
過密日程はともかく、配慮のないJリーグに苦言を呈しておる。
これ誠にもって至極当然の意見であろう。
アウェイ直前の柏戦について、後ろに回すことは出来なかったのであろうか。
とはいえ、「鹿島の選手たちは、日程を言い訳にはしない。そこに逃げ道を作ることは絶対にしない」とあるように、鹿島というクラブは言い訳も逃げ道も作らぬ。
この逆境を乗り越えるべく戦っていくのだ。
厳しい日程に打ち勝つ。
試練である。

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“日向小次郎”かと思った

【鹿島】「本当にエースっぽくなってきた」と昌子源も絶賛する鈴木優磨の充実ぶり
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


日向小次郎ばりの力強いドリブル突破


自身は無得点に終わるも、セルジーニョのチーム3点目をアシストした鈴木。貴重な働きでチームをファイナルへと導いた。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 一瞬、“日向小次郎”かと思った。

 38分のプレーだ。タッチライン際で相手を背負ってキープする。形勢としては不利だ。追い詰められたようにも見えたが、鈴木優磨はバックパスに逃げず、強引な反転で敵を振り切ってみせる。そのまま力強いドリブルでゴールに突進。最後はペナルティエリア付近でブロックされるが、その迫力ある突破は、日本で最も有名なサッカー漫画に出てくる人気キャラクターを彷彿させるものだった。

 それまでは何度も相手の執拗なチャージに遭い、ボールを失い、倒されることもあった。だからこそ、件のプレーには鈴木の意地やプライドのようなものが感じられた。

 前半の終わり間際にも、似たようなシチュエーションがあった。自らゴール前に仕掛けていったが、この時は横パスを選択。並走していた三竿健斗に預けようと試みるも、タイミングが合わず、シュートには至らなかった。個人的には、そのまま自分で勝負してほしかったが、周囲の味方を活かそうとする判断は悪くない。

 アウェーでの水原三星とのACL準決勝第2レグで、鹿島は一時、1-3と厳しい状況に追い込まれた。だが、脅威の反発力を示し、2点差を追いついて、3-3の引き分けに持ち込んでみせる。この結果、3-2で勝利したホームでの第1レグと合わせ、2戦合計6-5とし、初のファイナル進出を果たす。

 壮絶な打ち合いとなった敵地での戦いで、鈴木は3ゴールのうち、セルジーニョが叩き込んだチーム3点目をアシスト。エリア内でタイトなマークを受けながらも、素早い身のこなしで近くにいるセルジーニョに正確なパスを供給した。

 自身はノーゴールに終わったが、貴重な働きぶりを示した。3-3で迎えた終盤、敵陣のサイドでボールを収めれば、無理に攻め込まず、時計の針を少しでも進めようとコーナー付近でキープ。相手の足を狙ったキックでCKを取るなど、些細なことかもしれないが、勝つために必要なことを徹底する。ゴールへの欲望むき出しのギラギラ感を放ちつつ、クレバーな振る舞いも板についてきた印象だ。

「いろんな選手が、いろんなことを言えるようになってきている」

 試合後、チームメイトの積極的な姿勢に言及した昌子源は、とりわけ鈴木のことは頼もしく思っているようだ。

「特に、優磨なんて、勝ちたい気持ちを前面に出すけど、口でもしっかり言うし。本当に、エースっぽくなってきた。誰がどう見ても、間違いなく、うちのエースはあいつ」

 アジア王者のタイトルを賭けたファイナルの舞台では、自身が最も欲するゴールという結果で栄冠をもたらしたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


優磨について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
「一瞬、“日向小次郎”かと思った」とマンガ・キャプテン翼の登場キャラクターと重ね合わせておる。
「強引なドリブル」とゲームでは必殺技が与えられるように、日向は相手を吹き飛ばしてゴリゴリと進むドリブルが得意であった。
それを彷彿させるような優磨のプレイがそこかしこにあったこことは紛れもない事実といえよう。
惜しむらくは、日向張りのシュートがなかったことくらいであろうか。
とはいえ、セルジーニョのゴールをアシストし、円陣ではチームを鼓舞するなど、勝ち上がりの貢献度は非常に高い。
頼もしいエースとして成長しておる。
決勝戦では凄まじいゴールを決めてくれるのではなかろうか。
期待に胸が躍る。
大舞台に強いセンターFWの活躍を楽しみにしておる。

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水原戦報道

鹿島執念ドローで2戦計逆転!クラブ初ACL決勝へ
[2018年10月24日21時42分]


後半、同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左端)(共同)

<ACL:水原三星3-3鹿島>◇準決勝第2戦◇24日◇水原

Jリーグで唯一勝ち残っている鹿島アントラーズが、アウェーで水原三星(韓国)に執念の引き分け(3-3)、2試合合計6-5となりクラブ初の決勝進出を果たした。

ホーム第1戦で逆転勝利(3-2)を収めた鹿島が、先手を取った。

前半25分、セットプレーから山本のヘッドで先制し1-0で前半終了。しかし、水原三星も後半に入り反撃。開始早々、立て続けに3点を奪って2戦合計4-5と一時はリードを奪った。

崖っぷちに追い込まれた鹿島は、後半19分に西が右足アウトサイドでゴール左隅に蹴り込み1点を返すと、同37分はセルジーニョがACL4戦連発となる同点弾。2戦合計スコアで逆転に成功した。

DF陣も最後まで体を張って守り抜き、同点で試合終了となった。

決勝第1戦は11月3日にホームでペルセポリス(イラン)と対戦する。

鹿島セルジーニョ1G2A「神様コースのシュート」
[2018年10月25日6時49分]


同点ゴールを決め、レオシルバ(右)と抱き合って喜ぶ鹿島・セルジーニョ(共同)


後半、同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左)(共同)


<アジアチャンピオンズリーグ:水原3-3鹿島>◇準決勝第2戦◇24日◇水原

Jリーグで唯一、勝ち残っている鹿島アントラーズがクラブ史上初の決勝進出を決めた。光ったのは、ジーコ・テクニカルディレクター肝いりの助っ人。1得点2アシストで突破に貢献した、MFセルジーニョの勝負強さだった。

ホームの第1戦を3-2で折り返して迎えた、敵地での第2戦。前半25分にFKから、DF山本脩斗の先制点をアシストした。後半開始から立て続けに3失点して瞬く間に逆転されたが、後半19分にはDF安西幸輝のクロスを後方にそらして、DF西大伍のゴールをアシスト。2試合合計で追いつくと、土壇場の後半37分には、FW鈴木優磨から懸命につながれたボールを右足を振り抜き、豪快に突き刺した。

「『こぼれてくれ』と行ったら、本当にこぼれてきた。トラップがうまくできて、神様コースのシュートを決めることができた。みんなの気持ちが入ったシュートだと思う」と喜んだ。

共通の人を介したジーコTDからの誘いによって、中東のクラブからのオファーを蹴って、8月に来日した。そして、ACLは準々決勝の天津権健(中国)戦から出場して、これで4試合全てで連続ゴール。Jリーグの選手では、3人目の快挙だった。

「全員で決勝に行く目標が達成できてうれしい。みんなで点を取ることができた。3失点はしてしまったが、頑張って耐えることができた。決勝の舞台への切符を手にしただけ。トロフィーを獲得するためにまた全員で頑張りたい。神に感謝したい」と控えめな喜びように、まじめでチームのために尽くす献身的な姿が垣間見えた。

鹿島初決勝、大岩監督「やるべきところ統一された」
[2018年10月25日6時49分]


決勝進出を決め、喜ぶレオシルバ(左から2人目)ら鹿島イレブン。右端は大岩監督(共同)

<アジアチャンピオンズリーグ:水原3-3鹿島>◇準決勝第2戦◇24日◇水原

Jリーグで唯一、勝ち残っている鹿島アントラーズがクラブ史上初の決勝進出を決めた。

大岩剛監督は「後半のスタートの2失点が、自分たちで苦しくしてしまった。それでも選手がピッチの中で慌てず、しっかりと1つのベクトルで戦い続けた結果が、次のラウンドに進めることになったと思う」と選手をたたえた。

1-0で折り返した後半7分から、8分間で3点も失った。瞬く間に「差」をつけられた。だが「1-3になった時点でも、私自身は冷静でいられました。なぜなら、今季チームとして戦って行く中で、起こり得る全ての状況をしっかりと把握しようと、常に選手に話しかけてきた。(その選手が)1-3になっても慌てず、やれることを統一して、ピッチで表現できた。信頼している選手がまた一回り、ここで大きくなったんじゃないか」と話した。

2失点には反省すべきところがある。「後半から相手が2トップにして(投入した)大きい選手にロングボールでシンプルに放り込む戦術に変えた。自分たちが対応しきれない間に2失点してしまった。相手に合わせる…アジャストすることができなかったのが2失点につながった。後半最初の立ち上がりの2失点が痛かった。修正はベンチから伝えていたが、伝わりきれなかった」と振り返った。

それでも、2点を取り返した選手、チームのたくましさには、やはり目を見張った。

会見で、韓国人記者から勝因を聞かれた大岩監督は「第1戦も自分たちの試合の入り方の悪さから苦しい試合になってしまい、選手たちが状況をしっかり把握した中で、やるべきことを表現できた。今日も後半に逆転された中でも、選手がしっかりと立ち返るべきところ、やるべきところがはっきりと統一されたことで、同点に追いつけ、次に進めた。理由はそれに限ると思います。選手の一体感が相手の水原さんを上回ったと感じています」と答えた。

ジーコっ子セルジーニョ「神様コース」のV弾決めた
[2018年10月25日7時34分 ]


水原対鹿島 前半、攻め込む鹿島のセルジーニョ(共同)


後半37分 鹿島セルジーニョのゴール


<アジアチャンピオンズリーグ:水原3-3鹿島>◇準決勝第2戦◇24日◇水原

鹿島アントラーズが3-3で水原(韓国)と引き分けて、1勝1分けでクラブ史上初の決勝進出を決めた。第1戦を3-2で先勝して迎えた敵地決戦。1-0の後半に立て続けに3失点したが、19分にDF西大伍のゴールで2戦合計でタイに戻すと、37分にMFセルジーニョのJリーグ勢3人目の“ACL4戦連発弾”でひっくり返した。20冠目を懸けた悲願のACL制覇へ、決勝ではペルセポリス(イラン)と11月3日にホーム、10日にアウェーで対戦する。

MFセルジーニョが値千金の“決勝ゴール”を含む1得点2アシストの活躍を見せた。後半37分、FW鈴木のパスに右足で突き刺した。準々決勝第1戦の天津権健戦からACL4試合連続ゴールは、Jリーグ選手3人目の快挙。山本の先制点や西の2点目もアシストした、ジーコTD肝いりの助っ人は「神様コースのシュートを決めることができて、みんなの気持ちが入ったシュート」と喜んだ。

▼ACLの個人試合連続得点 鹿島のセルジーニョが準々決勝第1戦の天津権健戦から4試合連続ゴール。Jリーグ所属選手がACLで4試合以上連続ゴールは、13年の柏レイソルFW工藤壮人(4試合連続)以来、5年ぶり3人目。5試合連続が最長で、09年のガンバ大阪FWレアンドロが記録。

鹿島20冠王手 絶望的3失点も円陣で心整え大逆襲
[2018年10月25日6時58分 ]


水原対鹿島 後半、同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島のセルジーニョ(左から3人目)らイレブン(共同)


日本勢のACL準決勝


日本勢の過去のACL決勝


<アジアチャンピオンズリーグ:水原3-3鹿島>◇準決勝第2戦◇24日◇水原

鹿島アントラーズが3-3で水原(韓国)と引き分けて、1勝1分けでクラブ史上初の決勝進出を決めた。第1戦を3-2で先勝して迎えた敵地決戦。1-0の後半に立て続けに3失点したが、19分にDF西大伍のゴールで2戦合計でタイに戻すと、37分にMFセルジーニョのJリーグ勢3人目の“ACL4戦連発弾”でひっくり返した。20冠目を懸けた悲願のACL制覇へ、決勝ではペルセポリス(イラン)と11月3日にホーム、10日にアウェーで対戦する。

何というたくましさか。激闘の末に、悲願のアジア制覇への挑戦権を手にした。鹿島が死闘を制した。

先制しながら後半7分から、わずか1分で2失点。水原の勢いにのみ込まれ、同15分に3点目も失った。絶望も感じさせた立て続けの3失点。だが、直後に自然とほぼ全員が集まった1つの円陣で心を整えた。「1点取れば同点だから」。

監督の指示を聞く時間はない。戦法を変えて空中戦できた相手にはボランチの三竿健をカバーに回すことで修正した。「みんな、まあまあテンパってましたね」と笑った西がその4分後に、2戦合計で同点とするゴールを決めた。下を向かず失わない闘志が、セルジーニョの“決勝弾”も呼び込んだ。大岩監督は「選手がまたひと回り、ここで大きくなった。一体感が相手を上回った」とたたえた。

試合開始から闘った。韓国出身GKクォン・スンテは第1戦後に笑って言った。「うちの選手に言いたい。『オレがこんだけ言われているから、その分頑張ってくれ』と」。ホームですら罵声を浴び、警告を受けた“頭突き”は韓国で物議に。この日はボールを持てば大ブーイングが起こった。FW鈴木は「頭突きは許されることではないが、あのプレーを無駄にしない戦いをしようと、みんなで話した」。体を張ったクォンの闘志が全員に波及した。

2月14日のACL初戦から253日間で計49試合。5日に1試合のペースで駆け抜けてきた。選手が全員そろったことは1度もない。人が足りず、スタッフが3人加わることもあった。

それでも誰一人“言い訳”にしたことはない。チームに浸透する最年長、小笠原の言葉。「連戦だからって言い訳はしない。それで勝ってこそ価値がある」。

4つの大会に挑み、ルヴァン杯とJリーグは可能性を失った。だが、ACLは残った。8月に来日したジーコTDは選手へ「このチームは全て1位じゃないと意味がない」と言った。その悲願が、目前に迫った。【今村健人】

鹿島、アウェー3発で決勝進出!FWセルジーニョが4戦連発/ACL

後半に同点ゴールを決めたセルジーニョ(左から3人目)。決勝進出の立役者となった

 アジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦(24日、水原3-3鹿島、水原)ホームでの第1戦を3-2で先勝したJ1鹿島が水原(韓国)と3-3で引き分け、通算1勝1分けで初の決勝進出を決めた。昨年のJ1浦和に続く日本勢2連覇を狙う鹿島は前半に先制。後半に立て続けに失点して1-3とされたが、DF西大伍(31)とFWセルジーニョ(23)のゴールで追い付いた。ペルセポリス(イラン)との決勝は11月3日と10日にホームアンドアウェー方式で行われる。

 取って、取られての乱打戦。ジェットコースターのような展開を引き分けに持ち込み、試合終了の瞬間、FW鈴木は右腕に力を込めた。

 「1-3になったときも、あと1点で(合計スコアが)同点と分かっていた。みんなで修正し、同点に追いつけた」

 試合が動いたのは、1-0で折り返した後半立ち上がりだ。同7分から約8分間でまさかの3失点。心が折れそうになったが、“金狼”の闘争心に火がついた。直後に鈴木が呼びかけ、選手たちを自陣中央に集めた。


ドリブルで攻め込む鈴木。後半には円陣でチームをまとめた (共同)

 約3カ月ぶりに公式戦に復帰したばかりのDF昌子に、「源君が守備の要。チームをまとめろ」とハッパをかけた。キャプテンマークを巻く4歳上の先輩にも、遠慮はしなかった。長身選手を投入し、韓国勢らしい迫力あるロングボール攻勢を仕掛ける水原。失点のたびに沸き上がる敵地の熱気に飲み込まれた。この一言で冷静さを取り戻すと、同19分に左クロスが遠いサイドに流れたところに「狙っていた」と後方から上がったDF西が右足でゴール。同37分にはFWセルジーニョが鋭い振りで、ACLで4戦連発となる一撃。同点に持ち込んだ。

 決勝ではペルセポリス(イラン)と対戦。敵地での第2戦はアジア最大級のスタジアムで戦う。「10万人でしょ? たまらないね」と鈴木。すでにJ1とルヴァン杯は優勝の可能性が消えた。クラブ初のアジアの頂を視界にとらえ、アドレナリンは全開だ。


決勝進出を決め、喜ぶレオシルバ(左から2人目)ら鹿島イレブン。右端は大岩監督=水原(共同)

★鹿島・ACL準決勝第1戦VTR

 10月3日、ホームで水原と対戦。開始2分に相手CKからのボールがDF内田の肩に当たってオウンゴール。4分後にも失点したが、前半21分にオウンゴールで反撃。後半39分にFWセルジーニョのゴールで追い付くと、同ロスタイムに内田がFKのこぼれ球を押し込み、3-2で先勝した。


後半、2点目のゴールを決める鹿島・西(右)=水原(共同)

ペルセポリス

 首都テヘランをホームとするイラン1部リーグのクラブ。1963年に設立。リーグ最多11度の優勝を誇り、国際大会はアジアカップウィナーズ杯制覇(91年)が1度。ACLは昨年の準決勝が最高位。イラン代表国際Aマッチ116試合出場のDFジャラル・ホセイニ(36)を軸に、クロアチア出身のブランコ・イバンコビッチ監督(64)が指揮を執る。本拠地のアザディスタジアムは収容10万人といわれる。(一色伸裕)


前半、攻め込む鹿島・セルジーニョ=水原(共同)


前半、ヘディングで先制ゴールを決める鹿島・山本(左端)=水原(共同)


前半、先制ゴールを決め、祝福される鹿島・山本(右から2人目)=水原(共同)


鹿島 セルジーニョ千金弾で“大逆転”執念△!ACL初決勝進出
アジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦 鹿島3―3水原 ( 2018年10月24日 韓国・水原 )


<鹿島・水原>後半、同点ゴールを決め、喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左端
Photo By 共同


 鹿島が敵地で水原(韓国)に3―3で引き分け、2戦合計6―5とし、初の決勝進出を決めた。前半に1点を先制後、後半に3失点して敗退のピンチを迎えたが、後半19分にDF西大伍(31)、同37分にはFWセルジーニョ(23)のゴールで追いつき、クラブ史上初となる悲願のタイトルへ前進した。日本勢としては昨年の浦和に続く2年連続の決勝進出。ペルセポリス(イラン)との決勝は、11月3日にホーム、10日に敵地で対戦する。

 大逆転劇、アゲインだ。タイトルに懸ける執念が、決勝への道を切り開いた。堅守を誇ってきた鹿島が、1―0の後半7分から立て続けに3失点。だが、背水の陣に追い込まれてからが、試合のハイライトだった。「選手の一体感が、相手の水原さんを上回った」。大岩監督は、ドラマのような試合をそう表現した。

 気温12度。真冬のような韓国で熱戦の火ぶたが切られた。前半25分にFKをDF山本が頭で先制するまでは完璧な出来。ところが後半。身長1メートル91の朴基棟を投入した水原は、狙いをシンプルなロングボールに変える。対応できない間に2失点。さらに復帰明けの昌子が振り切られて10分弱で3失点を喫した。「ハッハ――」。スタジアムDJの笑い声が、夜空に響いた。

 その時だった。ミスを引きずるような様子の昌子に年下のFW鈴木が、ゲーム主将の立場を思い出させるように一喝。喜ぶ水原選手らの傍らで全員が円になった。ロングキックを蹴るボール保持者に寄せるなど細かい守備面の修正、そして「1点を確実に取ろう」と団結。徐々に形勢を立て直すと、後半19分にDF西が、同37分にはFWセルジーニョがACL4試合連続ゴールを決めた。0―2から逆転した第1戦に続く、大逆転劇だった。

 国内19冠の鹿島が唯一手にしていないタイトル。昨季は戦力を大幅補強しながら16強で阻まれた。クラブ創設時からの願いが、2年越しのプラン完遂が、目前だ。決勝の相手はイランのペルセポリス。西が「いろんな人の思いを背負って、感じて、楽しみたい」と言えば「(敵地の本拠地は)10万人(収容)なんですよね?たまんない」と鈴木。日本一タイトルの似合うクラブがついに悲願に挑む。


<鹿島・水原>後半、2点目のゴールを決める鹿島・西(右)
Photo By 共同


<鹿島・水原>前半、先制ゴールを決め祝福される鹿島・山本(右から2人目)
Photo By 共同


[ 2018年10月25日 05:30 ]

【鹿島】ACL初決勝へ 水原三星に2戦合計で崖っぷちから追いつき逆転
2018年10月25日6時5分 スポーツ報知


後半37分、同点ゴールを決め、喜ぶセルジーニョ(左から3人目)ら鹿島イレブン(共同)


鹿島VS水原の得点経過


 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 水原三星3―3鹿島(24日・水原ワールドカップスタジアム)

 【水原(韓国)24日=岡島智哉】鹿島が水原三星と3―3で引き分け、2戦合計6―5でクラブ初の決勝進出を決めた。2戦合計4―2で迎えた後半に3失点し劣勢に立たされたが、後半19分にDF西大伍(31)、37分にFWセルジーニョ(23)が意地のゴールをたたき込んだ。決勝は11月3日にホーム、10日にアウェーで行われ、ペルセポリス(イラン)と対戦する。

 鹿島のタイトルへの執念がこもったボールが、ネットに突き刺さった。2―3で迎えた後半37分。FWセルジーニョが右からのボールを受け、右足を豪快に振り抜いた。ACL4戦連発で決勝進出を決定づけ「チーム全員で戦った。みんなの気持ちがこもったシュートだった」。J最多19冠の鹿島が唯一、手にしていないタイトルに、王手をかけた。

 前半はほぼ完璧な試合運びだった。25分にセルジーニョのFKをDF山本が頭で押し込み先制し、2戦合計4―2とした。だが、後半に落とし穴が待っていた。後半7分からの8分間で3失点の悪夢。3失点目は守備の要のDF昌子が完全に振り切られた形だった。

 直後、自陣中央に選手が集まっていった。最初は2、3人だったが、DF陣、そして最前線からFW鈴木も駆けつけた。「(昌子)源くんが少し引きずっているように見えたので。源くんがしっかりまとめてくれないと」。ゲキを飛ばされた主将が顔を上げると、自然と全員の肩に手が回された。円陣の中央で昌子は大声を上げた。「まず1点返そう。1点取ったら同点だ」

 窮地で一丸になると、4分後、西が反撃の狼煙(のろし)となる2点目。37分にセルジーニョが3点目を挙げた。勇気を持って前に人数をかけた背後は、GK権がファインセーブでカバー。昌子は「いろいろな選手がいろいろと言えるようになってきている。若手だったり、ベテランだったり、それぞれの役割があっての鹿島」と、うなずいた。

 敵地での2点ビハインドから驚異の粘りでもぎ取った決勝では、ペルセポリスと対戦する。イラン代表数人を擁し、敵地では10万人近い動員が予想される難敵だが、鈴木は「10万人でしょ? たまらねえっすね」と運命の一戦を心待ちにした。悲願のタイトルまであと1つ。アジアの頂が、いよいよ見えてきた。

ACL 鹿島、初の決勝進出

水原-鹿島 決勝進出を決め喜ぶ鹿島イレブン=韓国・水原ワールドカップ競技場、菊地克仁撮影

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦は24日、韓国の水原ワールドカップ競技場で行われ、J1鹿島が3-3で水原と引き分け、2戦合計6-5とし、クラブ史上初の決勝に駒を進めた。

鹿島は前半25分、FKから山本が頭で合わせて先制した。後半は7、8、15分と連続3失点したが、19分に西、37分にセルジーニョが同点ゴールを決めた。

鹿島は決勝でペルセポリス(イラン)とアジア王者を争う。11月3日がホーム戦、同10日にアウェー戦が行われる。

▽準決勝第2戦
鹿島 3-3 水原(韓国)
1-0
2-3

▽得点者
【鹿】山本(前25分)西(後19分)セルジーニョ(後37分)
【水】林相協(後7分)趙成鎭(後8分)ダムヤノビッチ(後15分)
※鹿島が2戦合計6-5で勝ち決勝進出


決勝進出に多くの紙面が踊る。
セルジーニョの活躍であったり、源のコメント、優磨の言葉がこの激戦を物語る。
いよいよ頂が見えてきた。
今季の集大成を見せてくれ。
楽しみにしておる。

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昌子力氏、DF像を語る

昌子源の父、昌子力が語る
「未来のディフェンダー像」

2018-10-24
サッカークリニック編集部


今夜19時、鹿島アントラーズは『AFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)』の決勝進出をかけて、韓国の水原三星と準決勝第2戦を戦う(鹿島のホームで行なわれた第1戦は3-2で鹿島の勝利)。
重要な一戦でスタメン出場が予想される選手の1人が、センターバックの昌子源だ。日本代表として出場したロシア・ワールドカップ後の試合(7月25日のセレッソ大阪戦)で負った左足首のケガから完全復活し、Jリーグでは10月20日の浦和レッズ戦でスタメンに返り咲いている。ACL第1戦で鹿島は2つのアウェー・ゴールを献上しておりこれ以上の失点は許せないだけに、カギを握る存在となりそうだ。
今回は、昌子源の父である昌子力氏(姫路獨協大学サッカー部・監督)のインタビューを紹介。さまざまなカテゴリーの選手を30年以上も見てきた経験豊富な指導者に、先のロシア・ワールドカップを分析してもらって聞いた「近い将来に求められるディフェンダー像」をお届けする。
(出典:『サッカークリニック』2018年11月号)


最終ラインの選手に求められる
圧力をかわす「ボール運び」と「縦パスの質」


――ロシア・ワールドカップでの日本代表をどのように見ていましたか?
昌子力 日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ元監督が「縦に速いサッカー」を目指していたように、海外の選手はカウンターが速いだけでなく、縦パスのタイミングやパス・スピードがすごく速いです。日本人選手であれば横パスを一度入れてから縦パスを入れたりするケースでも、海外の選手はあまり躊躇せず縦パスを入れてきます。ただし、ハリルホジッチ元監督が目指したスタイルは日本ではうまくいきませんでした。
 ハリルホジッチ元監督に代わってワールドカップを指揮した西野朗・前監督はビルドアップとカウンターを織りまぜたスタイルに取り組みました。中心にいたのが柴崎岳・選手(ヘタフェ)でした。「縦に行く」と見せかけて、ボールを横に動かして相手をずらしてから柴崎選手が効果的な縦パスを入れたりしていました。「柴崎選手のそのプレーだけでは状況打開と突破は難しい」と初めは思っていたのですが、サイドバックの長友佑都・選手(ガラタサライ)と酒井宏樹・選手(マルセイユ)を含めたミッドフィルダーとフォワードのムーブメントでベスト16進出という結果を残せました。それは、私にとっては考えるきっかけとなりました。先日、決勝トーナメント1回戦のメキシコ対ブラジル(2-0でブラジルの勝利)の試合映像を見返したのですが、メキシコも強豪ブラジルに対してビルドアップとカウンターを織りまぜたスタイルを採っていました。メキシコはブラジルに負けてしまいましたが、双方のいい面を組み合わせることが有効な攻撃方法の1つになると思いました。
 もう1つ気にして見ていたのが、最終ラインでボールを持ったときに後方でボールを回しすぎたりして相手に守備陣形を整えられてしまったときの対応です。「素早く攻めたい」と思っても難しいときは訪れます。そのときの対応を気にして見ていたのですが、センターバックがドリブルでボールを運んだり、サイドバックがカットインしてボールを運んだりして状況を打開していました。

――最終ラインの選手がビルドアップにうまく関わる効果はどう感じましたか?
昌子力 例えば、(日本代表センターバックの昌子)源とは彼が鹿島アントラーズに入ってからよくサッカーの話をするようになったのですが、「ボランチが中央を空けたあとにセンターバックが前に出て行って横パスを受けたり、センターバックがドリブルで相手2トップの間に割って入って相手フォワード(2トップであれば2人)を置き去りにしたりするプレーが有効ではないか」という話をしたことがあります。
 ロシア大会でも源がボールを運ぼうとしているのが分かりました。我が子のことをあまり言いたくはありませんが、源のボール運びや縦パスが日本にいい効果をもたらしていたのではないかと個人的には思っています。データを見ても、源からの縦パスが多く、攻撃の起点になっていました(下の表1~3を参照)。これからのセンターバックにとってはゴール前で守ることだけでなく、ボール運びと縦パスの質も求められる要素になると感じました。

――ここ数年はどこも前線からのプレスが激しくなっている分、センターバックがプレスをかいくぐって相手の守備バランスを崩したり、数的優位な状況をつくったりできると、チームに与えるメリットは大きいと言えそうです。
昌子力 そう思います。相手をかわし、前にボールを効果的に運んで試合を組み立てられることも、これからのセンターバックには求められるでしょう。相手フォワードも前への気持ちをいなされたりすることで、リズムを崩したり、焦ったりします。センターバックが相手をコントロールできることも重要だと思っています。
 準決勝のフランス対ベルギー(1-0でフランスの勝利)でも同様のことが言えます。序盤は一見、フランスはベルギーにボールを持たれて攻められているように見えました。しかし、フランスは最終ラインを低くして守り、ボールを奪ったらベルギーが攻めてきたことで生まれた背後のスペースをうまく狙っていたのです。自分たち(フランス)のペースに持ち込むことに成功していました。ベルギーに守備的に戦わせないようにし、ベルギーが前に出てきたらセンターバックのラファエル・バラン(レアル・マドリード)などがうまくボールを運び、前線に素早く送ったりしてベルギーを翻弄していたのです。


ロシア・ワールドカップでは巧みなボール運びと前線への配球を見せていたフランス代表のセンターバック、ラファエル・ヴァラン(右) 写真/gettyimages

――守るために受け身になるのではなく、効果的に攻めるために受け身になることが必要なのですね。
昌子力 戦略的に戦えることは重要です。ロシア大会には出場していませんが、スコットランドがイングランドと試合をするときは「イングランドがロングボール主体なら、自分たち(スコットランド)はショートパス主体で挑む」と対抗したりします。南米でも、ペルーやチリがブラジルやアルゼンチンと試合をするときはブロックをつくってからのカウンターを徹底します。それぞれのスタイルが、ときには「国のアイデンティティー」にもなっています。
 しかし日本には、「当たって砕けろ」や「精一杯戦えば敗戦やむなし」という考え方がまだあるように感じます。試合ですから勝者と敗者が存在してしまうのは仕方がないのですが、「戦略的に戦う」という習慣は育成年代ではほとんどなく、日本で足りていない部分だと感じます。

――「ピッチ上の選手たちが状況を理解して試合運びや必要なプレーを考える」という習慣がなければ、日本はいつまでも「試合巧者」にはなれないのですね。
昌子力 どんな状況でも、試合運びをしたたかにできることが重要です。そのためには「試合状況をしっかり見て必要とするプレーを選択し、技術を正確に発揮すること」が欠かせませんし、小さい頃から考えさせなければいけません。
 正確なパスを出せる選手を育てるのもいいでしょう。しかしそれ以上に、状況を加味しながら自分の持っているスキルを発揮できる状況をつくり出せることのほうが大事です。年齢別においては、「効果的なパスコースが見えていたけれど、キック力が足りずにパスが届かなかった」、「プレーのイメージはできていたけれど、フィジカルが足りなかった」というケースもあるでしょう。そのような選手に対しては長い目で見てあげましょう。「パスが届かなかった」ではなく、「見えていたか」、「イメージできていたか」といった点に着目し、できていたのであれば、指導者は褒めて伸ばしてあげてほしいと思います。




2002年から姫路獨協大学で監督を務めている昌子力氏 写真/安藤隆人

<プロフィール>
昌子力(しょうじ・ちから)/1963年生まれ。86年から神戸FC、95年からヴィッセル神戸を指導。98年に監督に就任した同ユースを全国レベルにし、99年にJユースカップで優勝。2002年からは当時、関西学生リーグ3部だった姫路獨協大学を率い、08年に1部昇格。11年に総理大臣杯出場に導いた。JFAトレセンコーチなどを経て、現在はJFA B・C級ライセンスインストラクター、兵庫県サッカー協会技術委員会の技術委員長なども兼務。08年にS級ライセンスを取得


CB論を語る昌子力氏である。
最新DF像が伝えられる。
この父を持つ源が頭脳はCBと成長しておることも肯ける。
源にはこの先も鹿島の守備を牽引していって欲しい。
期待しておる。

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サッカーダイジェスト 水原戦寸評

【ACL採点&寸評】水原三星 3-3 鹿島|壮絶な撃ち合いに終止符を打ったブラジリアンがMOM!
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


3失点のDF陣は厳しく採点


【警告】鹿島= 水原三星=チェ・ソングン(27分)、チョ・ソンジン(41分)、クァク・グアンソン(55分)、パク・キドン(90+5分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】セルジーニョ(鹿島)


[ACL準決勝②]水原三星 3-3 鹿島/10月24日/水原

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
中盤での不用意なボール逸が散見も、自陣ゴール前では身体を張った守りを見せる。25分の先制後は相手が攻撃の強度を一段階上げてきたが、慌てずに対処し、前半は無失点。しかし、後半始まってすぐ立て続けに2失点。またも“立ち上がりの失点”という悪癖を露呈。それでも、劣勢を跳ね返し、引き分けに持ち込んだ粘り強さは評価したい。


【選手採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
大音量のブーイングを浴びるなか、後半に痛恨の3失点。ただ、それ以外は何度もファインセーブを見せ、大量失点を免れた。

DF
3 昌子 源 5
難しいバウンドのボールを確実に処理し、ピンチを未然に阻止。しかし、後半は敵の圧力を撥ね返せず。2失点目は完全に競り負けた。

16 山本脩斗 6
セルジーニョのFKにヘッドで合わせて、値千金の先制点。攻守両面でソツのないプレーを見せていたが、後半は劣勢を強いられた。

22 西 大伍 6.5
機を見た攻め上がりで攻撃に厚みをもたらす。常に冷静沈着に振る舞い、チームを落ち着かせた。ゴールシーンもまったく慌てていなかった。

35 チョン・スンヒョン 5.5
空中戦の強さと先手を取るディフェンスが光る。戻りながらのクロス対応も安定していたが、失点する時間帯では力になれなかった。

MF
4 レオ・シルバ 5.5
序盤は寄せがやや甘く、守備時のポジショニングも今ひとつ。スルーパスの精度もそこまで高くなく、いつもの存在感を発揮できなかった。

8 土居聖真 6(84分OUT)
右サイドから中央に入った時には怖さのあるプレー。守備でも献身的なプレスバックで危ない場面を作らせなかった。

20 三竿健斗 6.5
周囲の状況をよく観察して、パスかキープかを正しく選択。相手に前を向かせない力強いボール奪取も見事だった。

32 安西幸輝 5.5(77分OUT)
素早く攻守を切り替え、エネルギッシュに上下動。果敢な突破は悪くなかったが、“違い”を作り出せなかった。

鈴木は何度も倒されたが泥臭くゴールを狙う


82分に2戦合計で6対5となる逆転ゴールを決めたセルジーニョ。(C) Getty Images

FW
9 鈴木優磨 6
緩急をつけた突破で崩しにかかる。敵のタイトなマークに何度も倒されたが、それでも泥臭くゴールを狙い続けた。

MAN OF THE MATCH
18 セルジーニョ 7(00分OUT)
質の高いFKで山本のゴールをアシスト。抜群のキープ力で前線の起点となり、決勝へ導く右足シュートを突き刺した。

交代出場
MF
6 永木亮太 6(00分IN)
中盤のサイドでプレー。攻撃でも守備でパワフルに動き回りながら、様々なシーンでチームを助けた。

39 犬飼智也 6(00分IN)
最終ラインに入り、守備の強度を高める。昌子、チョン・スンヒョンとともに分厚い壁を作った。

MF
40 小笠原満男 ―(00分IN)
限られたプレータイムのなか、プレーに関わっても関わらなくても、味方に声をかけながら、クローザー役を全うした。

監督
大岩 剛 5.5
後半の早い時間帯の連続失点で、第1レグの反省を生かしたとは言えない。ただ、反発力を示した。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


サッカーダイジェストの広島記者による水原戦の寸評である。
3失点にCBに厳しい評価を与えたが、中盤・攻撃陣には総じて良い評点を付けておる。
その中に於いてセルジーニョに最高の評価とMOMが与えられた。
これは納得である。
ジーコに導かれし助っ人はACL四戦連発であり、この調子を維持していって欲しい。
また西にも高評価が与えられておる。
「機を見た攻め上がりで攻撃に厚みをもたらす。常に冷静沈着に振る舞い、チームを落ち着かせた。ゴールシーンもまったく慌てていなかった」という寸評は西のキャラクターを表しておる。
冷静で飄々としておる。
劣勢も慌てず、チームに勢いを与えた。
この試合、負傷者続出のチームの総合力が感じられた。
この勢いを決勝にも持ち込みたい。
楽しみである。

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水原戦コメント

AFCチャンピオンズリーグ2018 準決勝 第2戦


鹿島アントラーズ:大岩 剛
後半のスタートで2失点したことによって、自分たちの戦い方を苦しくしてしまったと感じている。それでも、選手がピッチの中で慌てずに一つのベクトルで戦い続けた結果が、次のラウンドに進めるということだと思う。選手たちを非常に評価しているし、次に向けてしっかりと準備をしていきたい。

Q.1-3というスコアから盛り返した選手たちの精神力について

A.1-3になった時点でも、私自身は非常に冷静でいられた。チームとしてシーズンを戦ってきた中で、試合の中で起こり得る全ての状況を把握しようと選手たちに訴えかけている。選手たちは慌てることなく、やることを統一して表現してくれた。評価し、信頼している選手たちがまた一回り大きくなったのではないかと感じている。

Q.スンヒョン選手の状態が良くなかったと思うが、交代をしなかった理由は?

A.状態がよくないことは把握していたが、コミュニケーションをとって「まだいける」ということだった。信頼して送り出しているし、この韓国の地での彼の意気込みを踏まえて、信頼してピッチに残すことを決めた。

Q.3失点してしまった理由は

A.後半から相手が長身の選手を投入し、2トップにシンプルにロングボールを放り込んでくる戦術に変えた。そこへ対応しきれない間に2失点してしまった。相手にアジャストすることができなかったため、2失点してしまったと感じている。3失点目にも理由があるが、立ち上がりの2失点が大きかったと思う。ベンチから修正を伝えていたが、なかなか伝わらなかった。

Q.アジア王者という悲願に向けて、そして決勝まで時間があまりないが

A.我々の目標は優勝することで、決勝に進出することではない。ホーム&アウェイの戦いの中でしっかりと勝ち切ることを目標にして準備をしていきたい。決勝までの間にリーグ戦もあるし、タイトなスケジュールの中でいかにコンディションを整えていくかが鍵となる。しっかりと準備をしていきたい。

Q.ホームとアウェイの2試合があった中で、勝負を分けた要因は?

A.第1戦も、自分たちの試合の入り方の悪さから苦しい試合になってしまったが、選手たちが状況を把握する中でやるべきことをしっかりと表現してくれた。今日も後半に逆転された後でも、立ち返る場所、やるべきことがはっきりしたことで同点に追い付くことができたと思う。理由はそこに尽きると思う。選手の一体感が相手を上回ったと思う。



【セルジーニョ】
失点した後も冷静だった。守備陣があれだけ頑張っているのだから、自分は攻撃の選手として点を取らないといけないと思っていた。今日はたまたま、自分が得点する状況になった。誰が点を取っても関係ない。ベンチのメンバー、鹿嶋に残っているメンバーも、チームのために結果を出そうと取り組んでいる。

【鈴木 優磨】
非常に難しい試合だったけど、チームとして戦えた結果がこの(2試合合計での)勝利につながったと思う。1-3の場面でも、あと1点を取れば(2試合合計で)同点になると分かっていたし、あと1点を取れば、その次の1点も取れると信じていた。アントラーズがまだ獲ったことがないACLのタイトルを必ず獲りたい。

【山本 脩斗】
(先制点は)セルジがいいボールをくれて、オフサイドにならずに抜け出すことができた。このような舞台で戦えることは選手としては幸せなこと。2点目、3点目を取られた後は苦しかったけど、もう1点を取れば行けるという話をしていた。そこから落ち着いて試合を運べたと思う。

【西 大伍】
相手の勢いがすごかった。バタバタもしていたけど、相手が上回っていたと思う。1点を取られた時に修正するべきだったけど、その答えがなかなか見つからなかった。3点を取られた後は前から行くという形になった。(得点の場面は)あまり覚えていないけど、点で狙っていた。

【安西 幸輝】
決勝に進むことができてよかった。引かずに点を取りに行くつもりでいて、前半はセットプレーで先制点を取れたけど、後半は相手の勢いがすごかった。集中は全員がしていたと思うけど、3連続失点はなかなかないこと。1点を取れば(2試合合計で)同点だということで、意思疎通はできていた。

【昌子 源】
見ての通り、チームに迷惑をかけてしまった。自分のところからも失点をしているし、迷惑をかけてしまった。後半の入りから3失点をしたことは反省しなければいけない。個人的な反省も多い。

AFCチャンピオンズリーグ 準決勝 第2戦
2018年10月24日(水)19:00KO
水原ワールドカップスタジアム

[ 大岩 剛監督 ]
後半の最初の2失点が自分たちを苦しくしてしまったと思います。これは選手がピッチの中で、それでも慌てず一つのベクトルで戦い続けた結果が、次のラウンドに進めることになったと思います。非常に選手を評価しているし、次に向けてもう一回、しっかり自分たちの準備をしたいと思います。

--1-3から盛り返した選手の精神力をどう評価していますか?
1-3になった時点でも、私自身は非常に冷静でいられました。なぜなら、この試合の前から、この試合の前という意味ではなく、チームとしてシーズンを戦っている中で、ゲームで起こり得るすべての状況を、自分たちでしっかり把握しようと、常に選手に訴えかけています。1-3になったところでも選手は慌てず、しっかり集まって自分たちでやるべきことを統一して、ピッチで表現できました。非常に評価していますし、信頼している選手がまたひと回り、ここで大きくなったのではないかと評価しています。

--後半、3失点してしまった要因をお願いします。
後半から相手が2トップにして、大きい選手を入れてロングボールをシンプルに放り込んでくる戦術に変えました。それに自分たちが対応し切れない間に2失点してしまいました。相手にアジャストすることができなかったことが2失点につながったと感じています。3失点目も当然理由はあるんですが、後半最初の立ち上がりの2失点が非常に大きかったと感じています。修正はベンチから伝えていたんですけど、なかなか伝わり切らなかった印象です。

--初めてのアジア王者への挑戦権を得ました。その悲願に向けての気持ちを聞かせてください。あと、決勝でどういったことが重要になってくるか教えてください。
われわれの目標は優勝することなので、決勝に進出することではありません。しっかりと2試合を勝ち切る、ホーム&アウェイの戦いの中でしっかり勝ち切ることを目標にして準備をしたいと思います。決勝までの間にJリーグもありますし、タイトなスケジュールの中で、自分たちがいかにコンディションを整えていくかがカギになりますので、それに向けて準備をしていきたいと思います。

AFCチャンピオンズリーグ 準決勝 第2戦
2018年10月24日(水)19:00KO
水原ワールドカップスタジアム

FW 9
鈴木 優磨
Yuma SUZUKI

非常に難しい試合でしたけれど、最後になんとかチームとして戦えた結果がこの勝利につながったと思います。

--1-3になったときに選手同士で話し合ったことや、ご自身で考えたことは?
1-3になったときも、みんなであと1点取れば(2戦合計で)同点というのは分かっていたので、みんなで修正して、1点取れれば必ずもう1点取れるとみんなで話していたので、それを信じて、1点を早めに取ることができて、うまく3-3に持っていくことができたと思います。

--ロングボールを収めるのがすごくうまいですが、それはいつもどおりですか?
すごくプレッシャーが速い中で、FWが体を張ってキープするというのはチームの約束事でもありますし、それができればディフェンスラインがすごくラクになると思うので、それがFWの役割だと思います。

--チームメートのクォン スンテに対してすごくブーイングがあったと思います。チームメートでどのような話があったのか教えてください。
スンテは非常に経験がありますし、今日のプレーを見れば分かるとおり強い選手だと思います。第1戦のスンテのプレーは許されることではないと思いますけど、あのプレーを無駄にしない戦いを今日はしようとみんなで話していたので、それができて良かったです。

安西 幸輝 - Koki ANZAI
MF 32
安西 幸輝
Koki ANZAI

ファイナルに進出できて良かった。ホッとしています。引かずに点を取りにいく気持ちでいたので、セットプレーで1点取れたのは良かったんですけど、相手の勢いがすごくて3点取られてしまった。集中はしていたんですけど、相手に3点連続で取られることはなかなかない。でも、3点目を取られたときにみんなで集まって、1点取れば(2戦合計で)同点だからと全員が意思疎通できたので、そこが試合の結果を分けたのかなと思います。興奮しているというよりはホッとした感じ。(クォン)スンテと(チョン)スンヒョンが安心した顔をしていたので、それが良かったです。

昌子 源 - Gen SHOJI
DF 3
昌子 源
Gen SHOJI

個人的にはチームに迷惑をかけてしまった。3カ月休んで(先発は)2試合目。少しフィーリング的にも徐々に徐々には合ってきているけど、決勝までには自分の100%に持っていきたいと思っている。持っていくためにしっかり自分でできることをやっていきたい。

(後半から)9番(パク キドン)が入ってきて(チョン)スンヒョンに言われたのが「ヘディングがめちゃくちゃ強い」ということ。見てもらえば分かるとおり強かった。次は必ずチームの助けになりたい。

大逆転負けの窮地から一転…鹿島、クラブ史上初のACL決勝進出!!
18/10/24 20:51


後半19分、反撃の狼煙をあげるゴールを決めたDF西大伍と祝福するFW鈴木優磨

「そこが勝敗を分けた」鹿島の逆転ファイナルを導いた“優磨発”の緊急円陣
18/10/24 22:49


3失点目の直後、緊急の円陣を組んだ鹿島アントラーズの選手たち

[10.24 ACL準決勝第2戦 水原三星3-3鹿島 水原]

「そこが勝敗を分けたかなと思います」(DF安西幸輝)。初のAFCチャンピオンズリーグ決勝を果たした鹿島アントラーズは後半15分、窮地に立たされていた。わずか7分間に3失点を喫し、追いつくにはあと2点が必要な状況。だが、そんな崖っぷちムードを一変させたのはFW鈴木優磨の熱意が導いた“円陣”だった。

「たぶん引きずっているかなという感じで、ちょっと離れたところに立っていたので」(鈴木)。気にかけた相手は「間違いなくリーダー」というDF昌子源。失点に関与した直後とあり、落ち込むそぶりを見せていた26歳に対し、迷わず叱咤の声をかけた。そこから全員での円陣が形成され、チームが落ち着く契機となった。

「『あと1点取れば同点だから』という意思疎通ができた」と振り返ったのは冒頭の所見を述べたサイドハーフの安西。また、最終ラインの選手たちにも大きな効果を及ぼしたようで、DF山本脩斗は「話し合ってから落ち着いて試合を運ぶことができた」と述べ、昌子自身もカバーリングの方法を変えたことを明かした。

 勢いを取り戻した鹿島は、失点直後の後半19分にDF西大伍が技ありの追撃ゴールを沈めると、同37分にはMFセルジーニョが劇的な同点ゴール。そのまま合計スコア6-5で上回り、見事にクラブ史上初の決勝進出を決めた。「3失点は反省しないといけないし、個人的にも反省は多い」(昌子)。そんなチームリーダーを助けたのは22歳の若武者ストライカーの機転だった。

(取材・文 竹内達也)

まさに鹿島の救世主…途中加入のセルジーニョ、ACL4戦連発も「信頼してくれるおかげ」
18/10/24 23:10


ACLで4戦連続ゴール中の鹿島アントラーズMFセルジーニョ

[10.24 ACL準決勝第2戦 水原三星3-3鹿島 水原]

 シーズン途中に加入し、アジアの舞台で4試合出場4ゴール。鹿島アントラーズにとって史上初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に導くゴールを決めたMFセルジーニョは、まさに救世主にふさわしい存在だ。しかし、試合後には「チームメートが信頼してくれることが最大の要因」と同僚に感謝し、謙虚に決勝戦への意気込みを口にした。

 1995年生まれのセルジーニョは今夏、テクニカルディレクターに就任したジーコ氏の誘いで、ブラジルの名門サントスFCから完全移籍で加入。8月28日のACL準々決勝第1戦の天津権健戦で来日初ゴールを記録すると、そこから4試合連発中。この日は後半39分、落ち着いたトラップからゴールに流し込み、合計スコアを6-5とする“決勝弾”の立役者となった。

「全員で決勝に行くという目的を達成できて喜ばしい」。試合をそう振り返ったブラジル出身の23歳は次々にチームメートへの感謝を述べた。「たまたま自分が得点する形になったけど、誰が取っても関係ない。ベンチに入っていた選手も、鹿嶋に残っている人も、チームのために結果を出そうとしてきている。ただ、前の選手なので僕が決めないといけないとは思っていた」。

 4試合連続で得点が取れている要因についても「一番はチームメートが信頼してくれること。そのおかげで落ち着いて、冷静にプレーできている」と謙虚に返答。ペルセポリス(イラン)との決勝戦に向けては「あと2試合でも2点を取って得点王という思いもあるけど、あくまでも自然な状況でそうなればいい。勝たないと意味がないので落ち着いて次の試合に臨みたい」と述べた。

(取材・文 竹内達也)

価値ある追撃ゴールの鹿島DF西大伍、技ありショットは「イメージです」
18/10/24 23:30


チームの追撃を促す2点目を決めた鹿島アントラーズDF西大伍

[10.24 ACL準決勝第2戦 水原三星3-3鹿島 水原]

 信じられないほどの落ち着きでゴールを射抜いた。鹿島アントラーズDF西大伍は後半19分、MFセルジーニョがフリックした浮き球を見事なトラップで収め、PA右から力を抜いたシュートでファーポスト際にピタリ。DF登録の選手とは思えない“技ありショット”だったが、「イメージです」と事も無げに振り返った。

 前半に1点を奪って幸先の良いスタートを切ったものの、後半立ち上がりから3点を取り返される苦しい展開を強いられたこの日の鹿島。「相手が上回っていた。1点目を取られた時に修正すべきだったけど、答えがなかなか見つからなかった」と悔やんだ背番号22は「3点を取られてからようやく前から行けるようになった」とターニングポイントを振り返る。

 すると失点から4分後、自らの右足で試合を動かした。右サイドからのロングフィードが左に流れ、MF安西幸輝が右足クロスをゴール前に供給した場面。「人数がいましたし、点は狙っていました」と意気揚々とPA内に攻め込むと、目の前で起動が変わったボールを見事にトラップ。「あれはトラップが素晴らしかった。バウンドしてないから」と自画自賛した。

 だが、そこからゴールに至るまでのプレーはインスピレーションで決めたようだ。スライディングをしてきた相手について「なんか転んでましたよね」と振り返れば、シュートの場面は「適当です」と返答。「やっぱりゴール前でスライディングしないほうが良いなと思いました」と最後はディフェンダー目線で締めていた。

(取材・文 竹内達也)

ACL決勝は10万人アウェーも予定…鈴木優磨「たまんないっす」昌子源「人生で一番しんどかった試合」
18/10/24 23:55


敵地でのACL決勝第2戦に闘志を燃やしていた鹿島アントラーズFW鈴木優磨

[10.24 ACL準決勝第2戦 水原三星3-3鹿島 水原]

 逆転に次ぐ逆転でクラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ(AFC)決勝進出を果たした鹿島アントラーズだが、決勝の相手はイランのペルセポリスに決定している。11月10日にテヘラン行われる第2戦は約10万人の相手サポーターが来場する見込み。まずは同3日にホームでの第1戦を戦うが、選手たちは早くもアウェーゲームを意識しているようだ。

 DF昌子源が語ったのは日本代表での経験だった。「人生で一番しんどかった試合」と思い返したのは2017年6月13日、同じテヘランで迎えたロシアW杯アジア最終予選のイラク戦(△1-1)。ここでW杯予選デビューを飾った昌子は「すごく暑いし、湿気がなかったので」とその理由を明かす。

 また、イスラム圏ではラマダーン(断食)の季節で、相手選手は水を飲むことができないという情報もあったそうだが、「飲んだらアカンらしいって言ってたのにみんな飲んでた」というエピソードも印象深かった様子。「生死に関わる問題は宗教を超えるんだなと思った」と懐かしそうに振り返った。

 一方、ACL準決勝2試合では前線で身体を張るプレーを見せ、「疲れた」と振り返ったFW鈴木優磨は前のめりに向き合っている。ペルセポリス戦について問われるやいなや「イランでやる時は10万人っすよね……」と切り返せば、「たまんないっす」と目を輝かせ、颯爽と取材エリアを後にした。

(取材・文 竹内達也)

鹿島がシーソーゲームを制し、ACL初の決勝進出!! 西が同点弾、セルジーニョが逆転弾!
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年10月24日


終盤の82分にセルジーニョが決勝点


2戦合計で同点となるゴールを挙げた西。(C) Getty Images

【鹿島】失点に絡んだ昌子源が猛省。それでも本来の姿を取り戻しつつある
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


「フィーリング的には徐々に合ってきている」


DFとして3失点は悔しい結果だが、完全復活への手応えも掴んだ。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

「見てもらったら分かるとおり、チームに迷惑をかけてしまった」

 ACL準決勝第2レグは3-3のドロー決着も、第1レグは3-2と勝利しており、トータルスコア6-5で、鹿島は初のファイナル進出を果たした。

 しかし、昌子源は自分のパフォーマンスには納得していない。1-0で迎えた後半、52分、53分、60分と連続失点。2失点目は競り負けてヘディングシュートを許し、3失点目は迫りくる相手を止められなかった。

「3か月休んで、(フル出場が)2試合目で、フィーリング的には徐々に合ってきているけど」

 本調子でないことは事実。失点する時間帯では、“らしくない”プレーが目についた。

 それでも、無失点に抑えた前半はほぼパーフェクトだった。果敢なシュートブロックを見せ、ラインを的確にコントロールし、質の高いパスも味方に供給した。本人が語るように、少しずつ、本来の「昌子源」に戻りつつあるのだろう。

「決勝までには、自分の100パーセントに持っていきたいと思っている。持っていくために、しっかり自分にできることをやっていきたい」

 今の自分に何ができて、何ができないのか。これから何をしていくべきなのか。それを痛感したゲームでもあったが、「しっかり僕がコンディションを上げることが間違いなく必要。それは自分でも感じている」と、来るべきファイナルに向け、完全復活を誓った。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】転機となったあの“円陣”は誰の呼びかけで? 何が話し合われたの?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


自発的に集まり、気持ちをひとつにして、戦術面の修正も図る


3失点目直後の円陣が転機となり、1-3から試合を振り出しに戻して合計スコア6-5とし、決勝へと駒を進めた。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 このままではまずい――そんな想いを選手たちは強く感じ取っていたのだろう。

 1点リードで迎えた後半、52分に同点に追いつかれると、その1分後にセットプレーから2点目を奪われ、さらに7分後に3点目を許す。

「全員、集中してはいたと思うんですけど、相手の勢いもあって。ああやって連続で決められるのは、なかなかないこと」と、安西幸輝もあっとういう間の3失点を振り返る。

 1-3のままでは、トータルスコア4-5となり、決勝に進むことができない。そこで選手たちは、ゲーム再開のキックオフの前に一度、集まった。

 この“円陣”は誰の呼びかけだったのか。

「誰がっていうか、自然と集まって。(三竿)健斗も言うし、俺も言うし、(鈴木)優磨も『来い』って言うし。監督の指示を聞く時間もないから、そうやってピッチの中で(意見を)合わせていかないといけない」(昌子源)

 では、そこではどんな話し合いがなされたのか。

「1点取れば(トータルスコア5-5の)同点だからっていうふうに、全員が意思疎通できていた。そこは勝敗を分けたのかなと思います」(安西)

 守備の立て直しについても確認し合った。

「この後も(相手の)ロングキックが続くと思うから、ボールホルダーにもっとしっかり寄せようっていう話と、俺らはラインを上げられないから、健斗が俺らのラインに入って、吸収されて、(チョン・)スンヒョンが競った後に、俺と健斗がCBみたいにやるとか、そういうイメージで、セカンドを必ずうちが拾うっていう話もできていた」

 その後、時間は約30分残されていたが、守備では致命傷になりかねない4失点目を与えず、攻撃では西大伍、セルジーニョがゴールを決めて、追いついてみせる。これで2戦合計6-5とひっくり返し、そのままタイムアップ。

 自発的に集まり、気持ちをひとつにして、戦術面の修正も図れたあの円陣が転機となったのは間違いない。「いろんな選手が、いろんなことを言えるようになってきた」(昌子)チームは、試合を重ねるごとに逞しくなり、力強く初のアジア制覇へと突き進んでいる。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】3失点後の“円陣”に、なぜセルジーニョだけが加わらなかったのか?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


「逆に僕は前の選手として」ゴールに集中していた


1得点・2アシストと、チームの全得点に絡んだセルジーニョ。自身に求められるタスクを完遂した。(C)Getty Images

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

 3失点目を喫した直後だった。フィールドプレーヤーが集まり、円陣が組まれる。

 前半に幸先良く先制したゲームだったが、後半が始まって間もなく、わずか8分間で3つのゴールを奪われる。このままズルズルと行かないよう、一度、戦術面の確認や、落ち込みそうになる気持ちをお互いに高め合うための行動だったのだろう。

 その輪の中にひとりだけ加わらず、センターサークルで試合の再開を待つ選手がいた。

 セルジーニョだ。なぜ、自分も一緒になって“話し合い”に参加しなかったのだろうか。

 セルジーニョには、セルジーニョなりの考えがあった。

「僕はすごく冷静だったし、落ち着いてもいました。みんなが集まったのは、失点しているので、守備のことに関して修正しようとしていたわけであって。後ろのみんながあれだけ頑張って、なんとかしようとしているんだから、逆に僕は前の選手として、点を決めなければいけないんだっていう気持ちでした」

 その言葉どおり、背番号18のブラジリアンは自らに求められる仕事を完遂する。64分、左からのクロスをヘッドで流して西大伍のチーム2点目を演出。さらに82分、鈴木優磨のアシストから右足を思い切り振り抜き、値千金の同点弾を叩き込んだ。

 25分には狙いすましたFKで山本脩斗の先制ゴールをお膳立て。1得点・2アシストの活躍ぶり。文字どおり、“救世主”としてのハイパフォーマンスだった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島】「2失点に絡んだ張本人」昌子源が、それでも“平気な振り”をした理由
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月25日


DFとして悔しいに決まっているはずだが…


失点に関与した昌子は、「迷惑をかけてしまった」と猛省する一方で、最後まで前を向いてプレーし、チームのファイナル進出に貢献した。(C)SOCCER DIGEST

【ACL準決勝②】水原三星3-3鹿島/10月24日/水原

「僕なんて、2失点に絡んだ張本人やけど」

 水原三星とのACL準決勝第2レグ、3-3で終わったゲームで、昌子源はふたつの失点に関与した。1-1で迎えた53分、CKの場面で競り負けてヘディングシュートを叩き込まれ、60分には迫りくる相手を止められず、そのままゴールを許した。

 自身の失策でチームは苦境に立たされてしまった。それは重々承知しているし、「迷惑をかけてしまった」と猛省する。

 それでも、「メンタル的には全然、堪えていなかった」。なぜなら、「何失点も僕が絡んで、そのまま負けたことだって、いっぱいある」からだ。本人にとっては思い出したくもないかもしれないが、その“貴重な経験値”が生きたということなのだろう。

 もちろん、失点に関して、感覚が麻痺しているわけでもなければ、責任を感じていないわけでもない。DFとして悔しいに決まっているはずだが、「自分に言い聞かせて、切り替えてやる」「自分なりに冷静にやっていたつもり」と、最後まで前を向いてプレーした。

 最終的に、チームは1-3から追いつき、3-2で勝利した第1レグと合わせ、トータルスコア6-5でファイナルに駒を進めることができた。圧巻の粘り強さを見せた第2レグの結果について、昌子は「メンタル的に僕が落ちなかったこと」も、ひとつの要因だったと振り返る。

 ともすれば、言い訳がましく聞こえるかもしれない。だが、昌子の本意は断じてそこには、ない。精神的な強さをひけらかそうとしているわけでもない。失点に関与して、ダメージを受けない選手などいない。それでも、落ち込みたくなる気持ちをグッと我慢して、引きずらず、何事もなかったかのように振る舞うのには、理由がある。

失点に絡んでも、踏ん張る。すべてはチームが勝つため


3-2で勝利した第1レグに続き、第2レグも3-3と点の取り合いになったが、2戦合計6-5で初のACL決勝進出を決めた。(C)Getty Images

「チームに伝染しなかったっていうのも、ひとつ(あると思う)」

 自分がしょげていれば、チーム全体にネガティブな空気が広がる。悪影響を及ぼすことになる。昌子が一番に危険視しているのは、そこだと思う。だから、いくら失点に絡んでも“平気な振り”をする。踏ん張る。すべては、チームが勝つためだ。

「僕だけでなく、(チョン・)スンヒョンも(クォン・)スンテも良いプレーをしてくれた。誰かが落ち込んでしまうのはいけないと思う」

 同僚のCBとGKの奮闘を労う。彼らも守備者として、3失点に大きなダメージを受けたはずだが、下を向かずに戦い抜いた。チョン・スンヒョンは多くのエアバトルを制した。クォン・スンテも失点の数以上のファインセーブを見せた。

「後ろのみんながあれだけ頑張って、なんとかしようとしているんだから、逆に僕は前の選手として、点を決めなければいけないんだっていう気持ちでした」

 そう振り返ったセルジーニョは、1得点・2アシストの活躍を披露。誰かの頑張りに、誰かが応える。まさに、チームがひとつになって勝ち取ったファイナル進出だった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


チョン・スンヒョンについて問われた大岩監督である。
「信頼して送り出しているし、この韓国の地での彼の意気込みを踏まえて、信頼してピッチに残すことを決めた」と答える。
選手と監督の強い信頼関係が見て取れる。
スンヒョンとだけでなく、指揮官と選手が良い関係を築いておることで、この結果を出しておるのだ。
結果の伴わなかった試合でも、信頼関係が揺るがぬ事が大岩監督の手腕とも言い換え得られる。
また、優磨はボールを収めることについて語る。
やはり、最前線でボールをキープしてくれる優磨がおることは、非常に心強い。
エースとして大きく成長しておることがわかる。
優磨と共に頂点へ。
次戦も活躍を期待しておる。

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ACL 準決勝 第2戦 水原三星戦

セルジーニョ、1G2A。
まさに助っ人。

良い意味でリラックスできている

【鹿島】ルヴァン敗退、浦和に完敗…悪い流れが続くチームは本当に大丈夫なのか?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


選手たちは良い意味でリラックスできているようだ


しばらく勝ててはいないが、チームに悲壮感はない。笑顔を見せつつ、真剣な表情でトレーニングに励む。そのメリハリはできている。(C)SOCCER DIGEST

 初のACL決勝進出、その先の悲願のアジア制覇を目指す鹿島は10月24日、ACL準決勝の相手、水原三星のアウェー戦に挑む。

 ホームで迎えた10月3日の第1レグは、2点を先行されながらも3点を奪って逆転。圧巻の勝負強さを見せた。”これぞ鹿島”という勝ち方だった。

 だが、その4日後のJ1・29節の川崎戦をスコアレスドローで終えた後、10月10日・14日のルヴァンカップ準決勝の2試合は、ホームは1-2で敗れ、アウェーで2-2と勝ち切れず、同大会から姿を消すことに。さらに6日後のJ1・30節の浦和戦は1-3の完敗。その流れで、韓国の地に乗り込むことになった。

 チームのバイオリズムは決して良くない。とはいえ、昌子源は「(気持ちが)落ちても仕方がない。勝てなかった時は、ワールドカップ前にもあった。これが”初めての経験”ではないし、しっかり切り替えてできている」と、何かを振り切ったように話す。

 また土居聖真は「(チームの雰囲気は)全然悪くない。というか、悪い時ってない」と言い切る。たしかに、冒頭15分だけ公開された前日練習では、選手たちは笑顔を見せて談笑するなど、良い意味でリラックスできているようだ。

 昌子が言及した「切り替えはできている」という点について、土居は「大会が別っていうのが、良いことなのかもしれない」ともいう。

 ルヴァンカップは4強止まりで、リーグでは先述の浦和に敗れ、同節に首位の川崎が勝利したことで優勝の可能性は消滅した。目標に掲げた”4冠”のうち、すでにふたつを逃してしまった。

 残るタイトルはACLと、ベスト8に駒を進めている天皇杯のみ。“常勝軍団”として、これ以上の失策は許されない。悪い流れを引きずらず、目の前の一戦に集中して、久々の勝利を味わえるか。戦績だけを見ればトーンダウンしているが、だからといって選手たちのモチベーションは少しも落ちていない。

 焦っているわけではないが、勝利に飢えている危機感も伝わってくる。それが今のチームの原動力になっているようにも思える。

 真価が問われるアウェー水原三星戦。しっかりと勝ち切って、シーズン最終盤のラストスパートを加速させたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


水原の地にて練習するチームの状況を伝えるサッカーダイジェストの広島記者である。
リラックスしており、良い雰囲気とのこと。
変な緊張感やここ数試合の流れを引き摺るようなことは全くない。
これは経験あるクラブの伝統がなせるワザであろう。
聖真の「(チームの雰囲気は)全然悪くない。というか、悪い時ってない」という言葉が言い表しておる。
周囲がいかに騒ぎわめき散らそうと、チーム中では試合に集中し、直後こそ感情顕わにしても、すぐに切り替えられるものである。
雰囲気が悪くなることなど皆無なのだ。
それが多くのタイトルを得るJリーグ屈指の名門と謳われる鹿島アントラーズというクラブなのである。
この試合も平常心にて挑み、結果を残して帰国してくれよう。
楽しみである。

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三竿健斗、中盤を使ってくれたほうが守備しやすい

球際勝負の日韓決戦に「ただのサッカーの試合じゃない」。鹿島MF三竿健斗がのぞかせた自信
18/10/23 18:43


鹿島アントラーズMF三竿健斗

 10月のルヴァンカップ2試合は日本代表招集で離脱しており、リーグ前節の浦和戦(●1-3)は累積警告で出場停止。24日のAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦・水原三星戦が4試合ぶりの公式戦となる鹿島アントラーズMF三竿健斗は「相手が中盤を使ってくれたほうが守備しやすい」と自身が守るエリアに関し、強気に語った。

 三竿が不在の3試合は1分2敗。それまで公式戦9試合負けなしが続いていただけに、中盤の要を担う22歳の重要性があらためて浮き彫りになっている。不在時の敗因は「失点の場面でボランチ2人がいなかった」と指摘。「そこで僕が防波堤になって、スペースを埋めたり、ボールを取り切ってカウンターにつなげられる」と自信を示した。

 今月3日の第1戦(○3-2)では序盤の2失点が苦しい戦況を導いていた。「相手は入りが良いチームだし、早い時間での先制点が多いチーム」。水原三星をそのように分析する三竿は「入りから点を取りに来るので、前から来るぶん、相手の背後が開けると思う。そこを突いていければ」とゲームプランを明かした。

 相手指揮官は公式会見で中盤のせめぎ合いをキーポイントに挙げていたが、「持ち味のボールを奪うところで制圧できれば。中盤を使ってくれたほうが守備しやすいので楽しみ」と余裕も披露。相手は激しい球際を武器とするが「負けていたらサッカーにならない」とぶつかり合いを歓迎し、「ただのサッカーの試合じゃないのは分かっている。激しい戦いになる」と決意を見せた。

(取材・文 竹内達也)

鹿島、水原戦は仁義なき戦い MF三竿「削り返す」
[2018年10月24日6時48分 ]


水原(韓国)とのACL準決勝第2戦を前に、公式会見に臨んだ鹿島の大岩監督(左)とDF安西


水原(韓国)とのACL準決勝第2戦を前に、試合会場で公式練習を行う鹿島MF三竿健(撮影・今村健人)


【水原(韓国)23日=今村健人】「仁義なき戦い」を制してクラブ初の決勝に進む。水原(韓国)とのACL準決勝第2戦を翌日に控えた鹿島アントラーズは試合会場で練習を行った。ホームの第1戦は3-2で先勝したが、ガツガツやられた前半はいきなり2点を先取された。そこに負けぬ闘争心が求められる一戦。日本代表MF三竿健斗は格闘も辞さぬ覚悟を示した。

「そこで負けていたらサッカーにならない。第1戦はそこで最初に勝てなかった分、やられた。相手がボールでなく、体に来ていたこともみんな知っている。ガツガツ来る相手を、逆に削り返さないといけない。明日は、ただのサッカーの試合じゃないと分かっている。激しい戦いになる」

引き分け以上で突破が決まるとはいえ、敵地でそう簡単に逃げ切れるはずもない。相手は国内で3連勝中。勢いに乗じて攻勢に出るはず。「逃げたら、この間の第1戦の前半みたいになる」とFW鈴木。だからこそ受けては立たない。大岩監督も「自分たちからアクションを起こしていく」と話した。


戦術的なことについてコメントする三竿健斗である。
「相手が中盤を使ってくれたほうが守備しやすい」と言い切る。
これは頼もしい。
日本代表にてルヴァン杯に2試合、出場停止にて浦和戦を欠場し、3試合を未勝利に終えたチームを、「失点の場面でボランチ2人がいなかった」と分析する。
健斗の不在が、大きく影響を与えておったことがわかる。
4試合ぶりの出場に「そこで僕が防波堤になって、スペースを埋めたり、ボールを取り切ってカウンターにつなげられる」とプレイのイメージが出来上がっておる。
中盤の軸の復帰にて上昇気流に乗るのだ。
三竿健斗に注目である。

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源、引き分けで良いとは誰も思っていない

「ジーコさんも言いますが…」ACL復帰の昌子源、見据える先は『頂点』のみ
18/10/23 18:02


熱心に取材に応じていた鹿島アントラーズDF昌子源

 リーグ前節の浦和戦(●1-3)で約3か月ぶりの先発復帰。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦を翌日に控えた23日、鹿島アントラーズDF昌子源は「ずっと連戦をやってきて練習試合や紅白戦ができなかったので、練習で(試合勘を)戻すことができなかった。この試合で戻すしかない。浦和戦で90分できてよかったし、プラスに捉えて臨みたい」と意気込みを口にした。

 7月25日のJ1第14節のC大阪戦(○2-0)で左足首を負傷。今もトップコンディションに戻ったとは言い難い状態だが、今月14日のルヴァン杯準決勝第2戦の横浜FM戦(△2-2)で途中出場すると、今月20日の第30節の浦和戦でスタメン復帰。24日の敵地水原三星戦にも出場する見込みで、ACLでは5月16日の決勝トーナメント1回戦第2戦・上海申花戦(●1-2)以来5か月ぶりの出番となる。

 久しぶりのフル出場となった浦和戦では「いろんなところに筋肉痛が出ると思ったけど、あまり出なかった」といい、治療の経過は良好の様子。チームはACL第1戦以降の公式戦4試合で白星がなく、復帰後も思ったような成果が出ていないが、「夏場にも勝てない試合があったし、初めての経験じゃない。切り替えてできている」とあまり深刻には受け止めていないようだ。

 ホームで迎えた第1戦は立ち上がりの6分間で2失点を喫しており、復帰する昌子にかかる期待は大きい。「まずセンターバックを中心に後ろが安定していたら、あまりやられることはない。『どうしよう、どうしよう』となってしまうと前回みたくなるので、何が起こっても想定内だとどっしり構える必要がある」と改善の心構えはできている。

 悲願のアジア制覇に向け、心に留めているのは“ジーコイズム”だ。「ジーコさんもよく言いますが、頂点に立たないと意味がない。ここで負けても、決勝で負けても意味がない」。クラブレジェンドの言葉をそう引用した25歳は「(引き分けでも決勝進出は決まるが、)引き分けで良いとは誰も思っていないので、しっかり勝てれば」とまずは翌日の試合での必勝を誓った。

(取材・文 竹内達也)

鹿島・昌子、5カ月ぶりACL「どっしり構える」 24日準決勝第2戦Vs水原

ボール回しで汗を流す鹿島の昌子(左から3人目)。頼れる男が戻ってきた (共同)

 【水原(韓国)23日=一色伸裕】アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、ホームでの準決勝第1戦に先勝したJ1鹿島は24日、アウェーで水原(韓国)との第2戦に臨む。この日は試合会場で調整し、冒頭15分以降は非公開。W杯ロシア大会後の7月に左足首を負傷した元日本代表DF昌子源(25)は、約5カ月ぶりにACLの舞台に復帰し、決勝進出を目指す。

 紅葉が深まるソウル郊外の水原の街並み。気温9度。DF昌子が寒さを吹き飛ばすように、零封勝利を宣言した。

 「守備はどっしりと構える必要がある。(無失点に抑えて)勝って決勝進出を決めたい」

 W杯後の7月に左足首を負傷した昌子にとって、ACLの舞台は5月16日の決勝トーナメント初戦・上海上港(中国)戦以来、約5カ月ぶり。国際経験豊かなDFの復帰は心強い限りだ。

 3日のホームでの第1戦を3-2と逆転で先勝した鹿島は、引き分け以上で決勝進出が決まる。熱狂的で知られる水原のファンも諦めムードで前売り券は約1万枚しか売れず、約4万4000人収容のスタジアムは空席が目立ちそう。アウェーの不利は最小限にとどまるとみられる。

 「最後、頂点に立ってなければ意味がない。ここで負けても決勝で負けても意味がない」と昌子。その視線はアジアの頂を見据えている。

大会方式

 ホームアンドアウェー方式で対戦し、2試合の勝利数が多いチームが勝者となる。勝利数が同じ場合は(1)2試合の得失点差(2)2試合におけるアウェーゴール数(3)第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦(延長戦ではアウェーゴールルールは適用されない)(4)PK-の順によって決定する。


最終調整する鹿島・昌子(右)ら=水原(共同)


鹿島VS水原・決勝進出条件


鹿島・過去のACL成績


ACL準決勝第2戦・水原戦に向けてコメントを発した昌子源である。
先日の浦和戦にて先発フル出場し、プレイの手応えを感じ取ったことが語られる。
負傷明けも不安はない。
これは一つ朗報と言えよう。
また、ジーコの言葉について口にし、「ジーコさんもよく言いますが、頂点に立たないと意味がない。ここで負けても、決勝で負けても意味がない」と言う。
アジアの頂点への道程は、まだ中程。
こんなところで潰えるわけには行かぬ。
源の躍動にて決勝チケットを手に入れようではないか。
期待しておる。

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優磨、削られるのは嫌いじゃない

“激闘”再び…? 鹿島FW鈴木優磨「削られるのは嫌いじゃないので」
18/10/23 18:34


球際勝負に意気込みを示した鹿島アントラーズFW鈴木優磨

 今月3日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦では、果敢な飛び出しで相手のオウンゴールを誘発。追撃の1点を導いた鹿島アントラーズFW鈴木優磨は敵地で迎える水原三星との第2戦を見据え、「削られるのは嫌いじゃないので」と不敵な笑みを見せていた。

 劇的な逆転勝利をおさめた第1戦だったが、開始6分での2失点には悔いが残った鹿島。2トップの一角で先発していた鈴木も「消極的に行ったらやられるので、前から積極的に行って先制点を取りたい」と改善を志す。リーグ前節の浦和戦(●1-3)から中3日での韓国アウェーだが、「100%です」とコンディションを言い訳にするつもりは全くなさそうだ。

 第1戦の立ち上がりには相手の球際に押されっぱなしになり、試合中盤以降はファウルギリギリの競り合いも随所に見られた。そんな激しい相手との一戦に「削られるのは嫌いじゃないので真っ向からいきたい。逃げるのは嫌いなので」と強気な姿勢を示した鈴木は「逃げたら(第1戦の)前半みたいになるので、後半みたいなプレーをしていきたい」と意気込んでいた。

(取材・文 竹内達也)

【鹿島】ガツガツこられたら「真っ向から受ける」急先鋒に立つ鈴木優磨の負けじ魂
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月24日


付加価値を高めつつも、得点にこだわる姿勢を貫く


サポート役に回り、チャンスメイクにも徹する。利他的な振る舞いが増えた今季、プレーの幅は確実に広がった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 何を置いても、ゴール。自分が得点することだけに専念する。良い意味で、そんなエゴイズムが鈴木優磨の魅力だと思っていた。

 だが、今季はその印象が少なからず変わった。貪欲にゴールを目指す姿は変わらないが、味方のサポート役に回ったり、チャンスメイクに徹したりと、利他的な振る舞いも目立つようになった。簡単に言えば、プレーの幅が広がったということだ。

 フィニッシュ以外のプラスアルファもより考えるようになったのか。「そこは自分でも意識している」と本人も認めている。独りよがりにならず、チームメイトを活かすプレーでも助けになろうとしている。

 だからといって、本懐がブレることはない。付加価値を高めつつも、得点にこだわる姿勢を貫く。

「FWとして、ゴールは一番求められているところ。そこが薄れてはいけないと思っている」

 ストライカーとしての矜持を持ちつつ、ゴールという結果を示したうえで、「(チームを)勝たせたい気持ちもある」と力強く語る。

 今年7月、絶対的エースだった金崎夢生が、鳥栖へ電撃移籍を果たした。「夢生君が抜けて、チームとしてダメージがないと言ったら嘘になります」と、鈴木も正直な気持ちを吐露する一方で、新たなモチベーションも芽生えたはずだ。

「夢生君はチームを勝たせてきた人なので、もちろんファンが僕に期待しているのは感じています」

 今季ここまでリーグ戦では11得点を記録(30節終了時点)。自身初の二桁で、もちろんキャリアハイの数字である。スタメンでも途中出場でもいかんなく勝負強さを発揮して、アディショナルタイムに決勝点を挙げた26節の湘南戦から3試合連続ゴールを達成し、チームの今季初となる3連勝に大きく貢献してみせた。

 自らのゴールで勝利を手繰り寄せる。それが鈴木に託された唯一にして最大のミッションだ。本人もそれは重々承知している。大役を担うだけの実力があると周りから認められているからこそ、チームメイトの昌子源も「あいつにはできるだけ攻撃に行ってほしい。あんまり守備はさせたくない」と、後方からの援護射撃を約束する。

「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」


敵地での水原三星との一戦に向けては、「積極的に前から取りに行って、先制点を奪えるような試合運びができればいい」と意気込みを語った。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表入りを推す声も少なくないなか、プロ4年目を迎えた若武者は、”勝たせられる男”として、鹿島の新たなエースとして、その座を確固たるものにできるか。

 そのひとつの指針になるのが、アウェーで迎えるACL準決勝第2レグ、水原三星との一戦だ。

 第1レグは、前半に2点のリードを許す展開も、その後、3ゴールを奪って鮮やかな逆転勝ちを収めてみせる。鈴木は21分、右からのクロスに果敢に飛び込み、相手のオウンゴールを誘発した。

 今回は正真正銘のゴールを奪いたい。敵地での戦いで第1レグを落としている水原は、勝利のためにかなり激しくくることが予想される。

 時には、ファウルすれすれのチャージでぶつかってくるかもしれない。球際の勝負でヒートアップ。そんなテンションの高いゲームを、鈴木はむしろ歓迎する。

「嫌いじゃないんで。真っ向から受けたいですね」

 売られたケンカは買う、ということなのだろう。「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」。腰が引けた戦いをすれば、「この前のホームでの第1戦の前半みたいになる」ことを知っている。だから、「自分たちから仕掛けられればいい」と、強気なスタンスを崩さない。

 その急先鋒に立つのが、鈴木だ。尽きることのない勝利とゴールへの欲望が、この男をさらなる高みへと突き動かす。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

優ロナ“VSレアル”まで負けられん 24日ACL準決勝水原戦

ACL準決勝水原戦へ最終調整する鹿島・昌子(右)ら
Photo By 共同


 鹿島は24日、ACL準決勝第2戦アウェー水原戦に臨む。3―2の点差を追う水原が、激しい戦いを仕掛けてくることが予想される一戦。エースのFW鈴木は「嫌いじゃないので。真っ向から受けてやる」と激しいバトルを大歓迎した。

 水原の徐正源監督からは名指しで警戒された。「特に9番のスズキは注意深く見て試合運びをしないといけない」。鈴木は今季のACLでチーム唯一全11試合にフル出場。軽い肉離れを負った7日の川崎F戦以降は先発から遠ざかるが、コンディションに不安はない。状態を聞く報道陣の質問を遮るように「100%」と言った。

 16年末、決勝でRマドリードと対戦したクラブW杯期間中に“Cロナ・ポーズ”を披露して一躍時の人となった。C・ロナウドは移籍したが、アジアを制した先のクラブW杯で準決勝まで進出すればRマドリードとの再戦がかなう。クラブ20冠目のタイトルへ、夢対決へ。自らのゴールでカウントダウンを進める。


ACL試合会場で行われた前日練習で、笑顔でピッチに立つ鈴木
Photo By スポニチ


[ 2018年10月24日 05:30 ]


報道陣を前に意気込みを語る優磨である。
「削られるのは嫌いじゃないので真っ向からいきたい。逃げるのは嫌いなので」と激しく来る相手をけん制する。
ファール覚悟で来るであろう水原とのバトルは注目となる。
上手にいなして、攻撃に繋げて欲しいところ。
また、「消極的に行ったらやられるので、前から積極的に行って先制点を取りたい」と意気込む。
この試合の先制点は大きな意味を持つ。
優磨の活躍にて是が非でもゲットして欲しい。
期待しておる。

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激しい戦いを制せよ

ACL、24日、準決勝第2戦 鹿島 悲願の扉開け

前日練習に臨む鹿島の昌子ら=23日午後3時43分ごろ、韓国・水原ワールドカップ競技場、菊地克仁撮影

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地で決勝トーナメント準決勝第2戦が行われ、初の決勝進出を狙う鹿島は韓国の水原ワールドカップ競技場で水原(韓国)と対戦する。キックオフは午後7時。

ホームでの第1戦は試合終了間際に決勝点を挙げ、3-2の辛勝だった。2失点した立ち上がりの反省を生かすことができるか。

水原は公式戦3連勝中と好調。相手が勢いを持って肉弾戦を仕掛けてくることは必至だ。三竿健が「第1戦でボールではなく体に(寄せて)来たことはみんな分かっている。ただのサッカーの試合ではない。激しい戦いになる」と言った。

キックオフ直後からプレーの強度を保つことが、勝ち上がりの鍵を握るだろう。コンディションが復調している鈴木は「逃げれば第1戦の前半のようになる。自分たちから仕掛けられればいい」と戦う覚悟を示した。

リーグ戦優勝の可能性がなくなり、残るタイトルはACLと天皇杯だけとなった。現在公式戦4試合白星なしと苦境に立たされていることは事実。それでも昌子は「最後に頂点に立たないと意味がない。逃した二つのタイトルは忘れ、今はACLに集中する。勝たないといけない」と前向きに勝利を渇望していた。前日練習はレオシルバ、鈴木、昌子らが参加した一方、遠藤は遠征に帯同していない。 (岡田恭平)

■鹿島決勝進出の条件

鹿島は本拠地での第1戦を3-2で勝利しているため、第2戦は勝利か引き分け、3得点以上の1点差の敗戦で勝ち上がり。2-3となった場合は15分ハーフの延長戦を行う。延長戦ではアウェーゴールルールは適用されない。それでも決着がつかなかった場合はPK戦を行う。




水原戦に向けた前日練習を取材した茨城新聞の岡田記者である。
選手らは口々に第一戦の記憶を語る。
やはり、早い時間に先制・追加点をとられた試合の入り方の問題は強く認識しておる。
ここはその経験を糧に、このアウェイの戦いでは同じ轍を踏まぬ戦いを見せるのだ。
また、浦和戦にて負傷したヤスは帯同しておらず、2列目には安西と聖真の起用が予想されておる。
ヤスのキープ力を欠くことは不安が残るが、この二人も実績十分と言えよう。
また、浦和戦を欠場したレオ・シルバは問題なく先発起用される見込み。
三竿健斗とのコンビで攻守に活躍してくれるはず。
中盤を制し、勝利を掴み取りたい。
重要な一戦である。

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試合巧者ぶりを発揮して、決勝への道を突き進みたい

【ACL展望】水原三星×鹿島|命運を左右する西、土居、安西の起用法
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2018年10月23日


土居と鈴木の流動的な関係性にも期待


故障者/鹿島=レアンドロ、遠藤、内田、中村、伊東
出場停止/鹿島=なし


 悲願のアジア制覇は果たせるのか。

 クラブ初のファイナル進出を賭け、10月24日、鹿島がアウェーでのACL準決勝第2レグに挑む。10月3日のホームでの第1レグは、開始早々に2点のリードを許す厳しい展開だったが、21分に相手のオウンゴールでまずは1点を返すと、84分に西大伍のお膳立てからセルジーニョが同点弾。さらにアディショナルタイムには、FKのこぼれ球を内田篤人が押し込み、劇的な逆転勝利を収めた。

 ふたつのアウェーゴールは痛手ではあるが、それでも勝利を手にできたのは大きい。もっとも、大岩剛監督は第1レグの勝利を「まったくないものだというふうに感じています」と、アドバンテージを頭には入れず、目の前の一戦に集中するつもりだ。

 ただ、この大一番で指揮官は苦しいやり繰りを強いられることになりそうだ。内田、中村充孝が、ともに10月10日のルヴァンカップ準決勝第1レグ(横浜戦)で負傷し、全治まで約6週間の診断が下された。当然、この試合には間に合わず、さらに遠藤康が先日のJ1・30節の浦和戦で足を痛め、安部裕葵はU-19アジア選手権に参戦中、レアンドロは両膝の怪我で長期離脱中と、少なくない主力を欠いている状況だ。

 最大の焦点は、中村、遠藤、安部、レアンドロが不在の2列目で誰を起用するか。これまでの流れでいけば、左サイドは安西幸輝、右サイドには土居聖真を据えて、内田のみならず、伊東幸敏も怪我で欠く右SBは西というのが妥当な線だろう。

 複数のポジションをハイレベルでこなせるこの3人は、戦術の幅を広げてくれる貴重な存在でもある。それゆえに、今回は西の高い攻撃センスを買って、先発から右サイドと予想。周知のとおり、元々は中盤の選手である西は、試合途中のコンバートや途中出場から中盤に入り、効果的なプレーを連発。高い位置での守備力にも期待ができる。

 空いた右SBには、左右をこなせる安西で問題ない。土居は右よりも左のほうがフィットするはずで、サイドハーフでも計算できる鈴木優磨とポジションを入れ替えながら、攻撃に流動性をもたらしてほしい。

 また、長い期間、左足首の負傷に悩まされてきたディフェンスリーダーの昌子源は、10月14日のルヴァンカップ準決勝第2レグの横浜戦で復帰し、6日後の浦和戦でフル出場。浦和戦は1-3と手痛い完敗を喫し、昌子自身も不甲斐ない結果に悔しさを滲ませていたが、90分間プレーできたことについては、「自分の中ではすごくプラスだった」と確かな手応えを掴んでいる。”完全復活”は近そうだ。

 一方、チームとしては、試合の入り方に課題を残すだけに「個人的には、堅く入れるかどうかが重要」と土居が話すように、序盤の時間帯をいかに耐えて、流れを引き寄せられるかが重要になってくるはず。隙のないディフェンスで相手の攻撃を撥ね返しながらリズムを生み出し、ワンチャンスをモノにする。そんな試合巧者ぶりを発揮して、決勝への道を突き進みたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


水原戦のスタメン予想を伝えるサッカーダイジェストの広島記者である。
層の薄い2列目について言及しておる。
「最大の焦点は、中村、遠藤、安部、レアンドロが不在の2列目で誰を起用するか。これまでの流れでいけば、左サイドは安西幸輝、右サイドには土居聖真を据えて、内田のみならず、伊東幸敏も怪我で欠く右SBは西というのが妥当な線だろう」と述べる。
しかしながら、メンバーは上記に予想しながらも、安西を右SBに回し、聖真と西に組ませると予想しておる。
これは面白い。
鹿島番として長くチームを観ておるからこその予想と言えよう。
このように試合中にポジションを入れ替えて対応する時間帯もあるやもしれぬ。
そこも注目して試合を観たい。
楽しみな一戦である。

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試合の立ち上がりから、相手の勢いを受けずにアグレッシブに戦っていく姿勢を見せる必要がある

水原三星戦前日トレーニング(公式練習&公式記者会見)
2018年10月23日(火)

AFCチャンピオンズリーグ2018 準決勝第2戦・水原三星戦を明日に控え、試合会場の水原ワールドカップスタジアムで公式練習と公式会見を行いました。

公式練習は15時30分より行われました。朝から冷たい雨となった今日、お昼過ぎには雷も鳴っていましたが、練習が始まる頃には晴れ間が見えていました。



多くの報道陣が駆け付ける中、ロッカールームからピッチへ向かった選手たち。まずはピッチサイドでウォーミングアップをした後、ピッチを広く使ってランニングパスを行いました。グラウンドの感触を確かめるために、長短のパスを蹴り分けています。そしてボール回しをして冒頭15分の公開部分が終わり、非公開練習に入りました。





なお、アントラーズの公式練習に先駆けて14時30分から水原三星の公式会見が行われ、準決勝第1戦の後に復帰したソ ジョンウォン監督とイム サンヒョプ選手が出席しました。

ソ ジョンウォン監督
「いよいよ準決勝第2戦を迎える。今の状況が非常に難しいということは間違いない。しかし今回はホームゲームだし、チームは連勝中ということで状態が上がっている。選手たちのコンディションもいいし、しっかりと準備を進めている。第1戦で敗れているので、我々としては後がない試合。必ず勝利を掴んで決勝に進みたい。前回(第1戦)はアウェイでの戦いだった。いい雰囲気で2点を取ったが、逆転負けをしてしまった。当時との違いはホームで戦えること。選手のコンディション面など、準備はしっかりとできている。リーグ戦では2連勝しているので、この勢いに乗って、選手たちがしっかりと戦ってくれると思っている。選手たちが安定感を取り戻したということについては、何よりもモチベーションの違いだと思う。監督としては、選手たちには自信を持ってプレーしてほしいと考えている。自分が戻った時は雰囲気がよくなかったが、最近は非常にいい状態でプレーできている。今は非常に自信を持ってプレーできていると思う。アウェイで2得点を決めたが、決して有利だとは思っていない。むしろ不利だと思っている。勝てば決勝進出が決まるとはいえ不利な状況なので、攻撃的な部分を中心に試合を運んでいきたい。そのためには、MFがボールを握る部分が大事になる。後がないので、選手たちが全力を尽くしてくれると思っている。決勝に向けて、選手たちの雰囲気が非常にいいことは間違いない。コンディションや準備をしっかりしてきたが、連勝のいい雰囲気は全て忘れて、明日の試合に集中していきたい。そのためには精神的な闘争心、自分たちの全てを出し切ることが最も大事だと思う。ファン、サポーターの力が必ず必要なので、足を運んでもらって、応援してほしいと思う。アントラーズは非常に素晴らしいチームだと思う。各ポジションで、クオリティーの高い選手が揃っている。特に9番の鈴木選手、MFのレオ シルバ選手については注意しなければならない。今季の序盤は結果が伴わなかったが、今は非常にいい雰囲気だと思う。しっかりと準備をしていきたい」

イム サンヒョプ選手
「監督が復帰してから、選手たちのメンタル面は安定している。リーグ戦では連勝しているし、アウェイでも2得点を決めている。明日は勝つという気持ちでいるし、全力を尽くして勝って決勝へ進みたい。監督が戻ってきて、選手たち全体の雰囲気、気持ちは安定している。アウェイでの第1戦が難しいことはわかっていた。明日はホームだし、最近はホームで2連勝している。しっかりと戦っていきたい。韓国の代表としてここまで勝ち上がってきたので、責任を強く感じている。言わなくても、サポーターの皆さんは足を運んで応援してくれると思う。そう願っている」

アントラーズの公式会見は公式練習前、15時よりスタート。大岩監督と安西選手が出席しました。





大岩 剛監督
「準決勝の第2戦という、非常に重要な試合。アウェイだが、自分たちからしっかりとアグレッシブに試合に入っていく。第1戦の結果は関係なく(相手の勢いを)受けることなく、自分たちからアクションを仕掛ける試合にしたい。アウェイだし、第1戦で2点を先行された立ち上がりには気を付けないといけない。受けるのではなく、我々からアクションを起こして主導権を握る、そういう入り方をしたい。(浦和戦からの修正点は)大会が違うし、気持ちを切り替えることを強調している。この試合に向けて、選手たち自身が前向きな姿勢でいてくれていることが重要。その姿勢が今のいい準備につながっているので、明日のピッチでしっかりと表現したい。(第1戦の結果を受けて)第1戦の3-2というスコアはないものだと思っている。試合の状況や流れを見ながら判断をして、ピッチとベンチのつながりをしっかりと持つことが大事。悲願という話があるが、上を見るのではなく、この第2戦にしっかりと勝って次のラウンドに進むこと、ファイナルに進むことしか考えていない。明日の90分に全精力を注ぐという形で準備をしていきたい。(水原三星の変化について)最近の試合も分析した中で、雰囲気のよさや選手たちの前向きな姿勢を感じた。監督が戻ってきて、しっかりとしたチームマネージメントができていると思う。何度も言っていることだが、我々も試合の立ち上がりから、相手の勢いを受けずにアグレッシブに戦っていく姿勢を見せる必要がある」



安西選手
「第1戦は逆転で勝つことができたけど、そのことは一回抜きにして、アウェイの地でしっかりと勝ちに行きたい。立ち上がりからすごくアグレッシブに来るチームなので、入り方を間違えないようにしたい。相手以上の気持ちと集中力で試合に入らないといけない。セットプレーは両チームの強みなので、そこが一つのキーポイントになると思う。勝てば無条件で決勝に行ける。最初の得点が大きく左右することは間違いないと思うけど、先に失点しようが得点しようが変わらず、勝ちにこだわってプレーしたい」

公式練習後は、メディアの取材対応を行いました。





ACL・水原三星戦に向けた前日練習、そして公式会見の様子である。
大岩監督は、「受けるのではなく、我々からアクションを起こして主導権を握る、そういう入り方をしたい」と強調する。
試合の立ち上がり、入り方に注意したいところ。
アグレッシブに戦い、主導権を握るのだ。
安西も同様に「入り方を間違えないようにしたい。相手以上の気持ちと集中力で試合に入らないといけないと言う。
チームに徹底されておることが覗える。
一丸となって勝利を目指すのだ。
重要な一戦である。

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アジアのクラブにとって目指すべき理想を体現している

「カシマはクラブの理想を体現している」——ACL準決勝当日、オーストラリア人記者が鹿島で過ごした1日を語る
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年10月22日


FOX記者の印象に残った、スタジアムの環境、そしてサポーターの熱


内田篤人の劇的なゴールで勝利を収めた鹿島。アウェーでの第2戦は引き分け以上で初の決勝進出が決定する。 (C)Getty Images

 鹿島アントラーズは10月24日に、ACL準決勝の第2戦、対水原三星(韓国)のゲームを控えている。

 10月3日にカシマスタジアムで開催された第1戦は、後半アディショナルタイムに内田篤人が劇的なゴールを決め、3-2で鹿島が勝利した。2失点した後の逆転勝利にスタジアムは喜びにうねった。

 そしてこの日、ひとりの外国人記者がカシマスタジアムを訪れていた。スポーツ専門チャンネル「FOX SPORTS」アジア版のスコット・マッキンタイア記者だ。オーストラリア出身の彼は、鹿島の在り様を「アジア地域における、他クラブの参考になるべき素晴らしい例」と評している。

 マッキンタイア記者の“旅行記”を一部紹介しよう。

「日本で最も成功したクラブのホーム、“カシマスタジアム”で試合を見るために旅に出る多くの人々は高速バスを利用している。電車を選択した場合、東京から鹿島への途方もない道のりを辿ることになる。

 東京駅から電車に乗り、約4時間の旅。都心部を離れた後は、自然豊かな町を蛇行して太平洋に向かう。驚くべきことに乗り換えは無人の駅で行なわれ、列車の停車駅は広大な農地の間に存在する。都会から離れた、非常に孤立した場所にカシマスタジアムはあるのだ。

 普段は静かな町が、試合当日は田舎の静けさを忘れ、キックオフの数時間前から数千人のサポーターが訪れる。ゴール裏を陣取った彼らは、試合が開始するまで巨大な赤いフラッグを振り続けていた。日本のスタジアムではよく見かけるフードの屋台には人が集い、活気に満ちている。

 この小さな町が、こんなにも大勢の観客を引きつけているという純然たる事実は、サッカークラブと地域社会の理想的な関係を築いている証拠だといえるだろう」

 そして、マッキンタイア記者は、「スタジアム周辺には、スポーツ医学診療所のほか、ロッククライミングなどができる『カシマウェルネスプラザ』や入浴施設まである」と地域活性化に貢献したクラブの姿を浮かび上がらせている。

「同クラブで選手だった大岩剛が監督に就任している点も興味深い」


ACLの第1戦、試合前には”鹿島の赤”を示すタオルとフラッグが舞った。 (C) Getty Images

「ブラジルとの深いルーツを持つクラブにとって、退職まで同クラブで選手として活動していた大岩剛が現在、監督に就任している点も非常に興味深い。

 この20年間にわたって、鹿島は国内、国外から才能を引き続き引きつけ、ユースチームで育った若手の才能が高い評価を得ている。これは、彼らが構築したシステムが恵まれている証拠だ。

 リーグ優勝を経験し、数々のタイトルを獲得したアントラーズだが、AFCチャンピオンズリーグでは準々決勝以上の結果を残したことはなかった。

 ACLで彼らが念願を達成できるかはまだ分からない。ただ、クラブとサポーター、地域社会との関係、運営面において、彼らの適切な投資は、アジアのクラブにとって目指すべき理想を体現している。改めてそう感じられた」

 鹿島は、24日の準決勝、アウェーでの第2戦に引き分け以上で決勝進出が決まる。敗北した場合でもチャンスは残るが、間違いのない勝利を収めたいところだ。

 リーグ戦優勝は消え、ルヴァンカップは敗退した。今シーズン、鹿島にとって獲得の可能性が残るタイトルは天皇杯とACLのみ。

 初の決勝進出を賭けたACL第2戦は24日19時、水原ワールドカップスタジアムでキックオフを迎える。


スポーツ専門チャンネル「FOX SPORTS」アジア版のスコット・マッキンタイア記者の鹿島探訪を伝えるサッカーダイジェストWebである。
マッキンタイア記者は香取駅にて乗り換えを行った様子。
佐原駅で乗り換えるべきところをきちんと伝えられておらぬのはJR東日本の落ち度であろうが、鹿島の公式サイトに明記しても良いと思われる。
こうして到着したカシマスタジアムにて素晴らしい体験を与えることが出来たことは幸せである。
マッキンタイア記者の「アジア地域における、他クラブの参考になるべき素晴らしい例」という評に負けることなく、味の頂点に立ちたい。
明日の準決勝第2戦にて勝ち上がり、決勝進出を果たすのだ。
期待に応えたい。

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U-19日本代表・安部裕葵、僕は鹿島アントラーズというチームで経験させてもらっている

これが日本の10番…「裏街道したつもりじゃなかった」安部裕葵、別格の存在感で2アシスト
18/10/23 04:04


MF安部裕葵(鹿島)が2アシストを記録した

[10.22 AFC U-19選手権第2戦 U-19日本代表 3-1 U-19タイ代表]

 MF安部裕葵(鹿島)は別格だった。左サイドハーフの位置で先発した“10番”は華麗な個人技で2点を演出し、日本に勝利をもたらした。前半27分、左サイドに空いたスペースに縦パスを出して走り込むと、先に追いついた相手DFに体をぶつけてボールを奪い返し、エリア内に進入。DF2人の間をドリブルで切り裂き、体勢を崩しながら出したグラウンダーのクロスが先制点につながった。

 この場面は裏街道を狙ったかにも見えたが、実際は左SB東俊希(広島ユース)の駆け上がりを想定したパスだったという。

「あれは裏街道したつもりじゃなかったんですよ(笑)。俊希に出したつもりが止まっちゃってて(笑)。だから行かなきゃ、と。でもあそこで判断を変えていけるのは自分のコンディションが良い証拠ですし、自分の体が動けるなという確認ができた」

 抜群の技術と瞬時の判断力が光ったプレー。鋭いドリブル突破で相手守備陣を翻弄すれば、体をぶつけて奪い返すタフさも示した。大会前はコンディション不良で別メニュー調整が続いたが、体のキレを自身も実感できたようだ。前半42分にはパスがカットされるも、自ら奪い返して中に切れ込むと、DFを引きつけて絶妙なスルーパスを通し、追加点をお膳立てした。

 精度の高いパスで2アシストを記録。敵陣でボールを奪取するなど守備でも貢献し、ポジションを変えながらフル出場した。後半は全体に緩んだ時間帯もあったためか、自身の自己評価は「自分の出来というのはチームスポーツなのであまり点数みたいなものはつけにくいですけど、勝利したということで平均点は自分に付けるべきだと思います」と謙虚に話した。

 鹿島でACLを戦ってきただけに、アジアのチームとの一発勝負には経験値がある。「試合の雰囲気をつかむのは得意」と話すファンタジスタは「時間がかかる選手は試合の雰囲気を掴むまでにかかるけれど、僕は鹿島アントラーズというチームで経験させてもらっている。誰よりも早くそういう雰囲気を感じ取ってチームに伝えたり、そういうことが大事」と意識高くチームをけん引し、ピッチ上で輝きを放った。

(取材・文 佐藤亜希子)


U-19日本代表の安部裕葵について記すゲキサカの佐藤女史である。
昨日のタイ戦に於ける先制点のシーンを振り返る。
結果的に“裏街道”のようになったが、味方との連携ミスになったため走ったとのこと。
「あそこで判断を変えていけるのは自分のコンディションが良い証拠」と語る。
その後、素晴らしいスルーパスで2点目もアシストし、3点目の起点にもなった。
3得点全てに絡み、そのご守備に重きを置いてからは、絶妙なポジショニングを解説のセルジオ越後氏に絶賛されておる。
まさに、この年代では別格の存在であった。
背番号10・安部裕葵が日本を世界へ導いてくれよう。
次なる戦いが楽しみである。

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鹿島の底力が問われている

情勢逆転で迎える第2戦。いまこそ常勝・鹿島の底力を見せる時
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦は、前回の対戦とは立場がガラリと入れ替わって迎えることになりそうだ。それは、ホームが入れ替わるという意味だけではない。第1戦を公式戦6連勝で迎えた鹿島は今回、公式戦4試合勝ちなしという状態で臨まなければならない。逆に、水原三星は公式戦7試合勝ちなしだったが、ここ3試合を3連勝(うち1試合はFAカップのPK戦勝利)と一転させている。好不調の波が両者でまったく逆になっている。

その波を作ったのは、第1戦で水原三星が見せた果敢な姿勢だろう。キックオフと同時に勇気のあるハイプレスを鹿島に仕掛け、開始6分で2得点を奪う見事な入り方を見せたのだ。その後、ガス欠となり、84分に同点に追いつかれると、アディショナルタイムに内田 篤人にも得点を許して逆転負けを喫したが、積極的な姿勢を取り戻したことは間違いない。鈴木 優磨は「確実に難しい試合になる」と警戒心を強めていた。

連戦続きの鹿島はメンバーのやり繰りに苦労している。前回対戦を累積警告により出場停止だったレオ シルバが戻ってくるのは朗報だが、ひざを痛めており、先日の明治安田J1第30節・浦和戦は欠場している。安部 裕葵はU-19日本代表に招集されており、この期間で中村 充孝、内田がケガで離脱してしまった。浦和戦では遠藤 康も足を痛めており、2列目の選手の人選に大岩 剛監督は頭を悩ませることだろう。

一つ鹿島に有利なデータがあるとすれば、今季の水原三星はACLの舞台で有利なはずのホームであまり良い成績を残せていない、ということだろう。グループステージからの5試合を1勝1分3敗と一度しか勝てていない。一方で鹿島はアウェイで強さを見せており、同じく5試合で3勝1分1敗と水原三星とは対照的だ。第1戦は鹿島が3-2で勝利したため、決勝に進出するには勝利、もしくは引き分けなら文句なしの勝ち進みとなる。もし試合に負けた場合も、2-3で90分を終えた場合は奪ったアウェイゴール数が同じとなり延長戦に突入する。3得点以上挙げた1点差での敗戦なら、アウェイゴールの多さで鹿島の決勝進出が決まる。

今季の鹿島は、このACLのタイトルを含め、国内3冠を合わせたすべてのタイトル奪取を目標に掲げてシーズンに入った。しかし、先週の1週間でJリーグYBCルヴァンカップに続きJ1リーグのタイトルもあきらめることになった。このACLまで失うわけにはいかない。公式戦4戦勝ちなしという厳しい状況だが、そこから立ち上がらねばならない。鹿島の底力が問われている。

[ 文:田中 滋 ]


「2列目の選手の人選に大岩 剛監督は頭を悩ませることだろう」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
ヤスが浦和戦にて負傷し、充孝はルヴァン杯にて負傷離脱中、裕葵はU-19日本代表にて不在、レアンドロは登録外と、2列目に誰を起用するのか全くわからぬ状況となっておる。
チームの勢いは水原が勝っており、ホームにて少々しておるものの予断は許されぬ。
ここは大岩監督の手腕に委ねる。
相手を零封すれば勝ち上がれるという状況を活かし、決勝進出を成し遂げて欲しい。
注目の一戦である。

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岩政大樹引退

元日本代表岩政大樹「まさか15年間も」現役引退
[2018年10月22日12時15分]


岩政大樹

サッカーの元日本代表DF岩政大樹(36)が22日、現役引退を発表した。自身のブログで「プロサッカー選手を引退します」というタイトルの記事を投稿。「私はプロサッカー選手を引退します。22歳のときに、このキラキラした夢のような世界に飛び込んだときは、まさか15年間も続けてこられるとは思っていませんでした。」などと記した。

岩政は東京学芸大学卒業後の2004年に鹿島アントラーズに入団。09年には日本代表デビューも果たし、10年W杯南アフリカ大会の代表にも選出された。

13年に鹿島を退団し、14年はタイのBECテロ・サーサナでプレー。15、16年はJ2のファジアーノ岡山に所属した。17年からは関東1部の東京ユナイテッドにコーチ兼任で加入していた。

岩政はブログで、鹿島でのリーグ3連覇、タイでの13年ぶりのタイトル、岡山でのプレーオフ準決勝、東京ユナイテッドでの最後の試合、などを思い出として書き込み「皆さんと共有した素晴らしい瞬間の数々は永遠です。私の財産です。もう私の人生であれほど美しい景色に出くわすことはないでしょう」とした。

今後については「これからは新しい家族と歩幅を揃えて人生を歩んでいきます。まずは、家族との時間を大切にしていきたいと思っています。

『まだ続けてほしい。まだやれるよ。』そう言ってくださる声には感謝しかありません。しかし、私はもう私が考えるプロサッカー選手としてあるべき姿を維持していける自信もそのためのモチベーションも持っていないのです。であるならば、やめるべきだと思います。

今は解放されることへの安堵感が強いです。いつか寂しさを感じる瞬間もあるのかもしれません。しかし、それもひっくるめて、『それでいい』と思えています。

プロサッカー選手は引退します。しかし、サッカーを愛したサッカー人としての人生は続いていきます。

皆さん、ありがとうございました。本当に。

今後ともよろしくお願いします」と締めくくった。


引退を発表した岩政大樹である。
これは寂しい。
鹿島の三連覇に大きく貢献した戦士がまたユニフォームを脱ぐこととなった。
次なるキャリアについては名解されておらぬが、指導者またはサッカークラブに関わる事をしていくものと推測される。
これまでの言動や文章から、その方向に才覚があるように感じされる。
是非ともその才能を活かして欲しい。
まずはお疲れさま。
英気を養い、新たなるチャレンジをしていって欲しい。
期待しておる。

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源、ACLに全力を注ぐ

鹿島昌子、ACL水原戦出場OK「勝って決勝へ」
[2018年10月22日7時3分 ]

前日の浦和レッズ戦で右膝を伸ばした鹿島アントラーズDF昌子は、水原(韓国)とのACL準決勝第2戦に自らゴーサインを出した。「少し違和感があるくらいで、あまり影響はなさそう。大丈夫かな」と話した。

今季のタイトルの可能性はJリーグがなくなり、残るはACLと天皇杯の2つになった。第1戦は3-2で勝っているが「引き分けで決勝に行くよりも、勝っていきたい。ACLに全力を注ぐ」と意気込んでいた。


源のコメントを報じるニッカンスポーツである。
浦和戦の終盤の負傷も問題なく、ACL準決勝第2戦・水原戦について「引き分けで決勝に行くよりも、勝っていきたい。ACLに全力を注ぐ」と語る。
決勝進出への条件は引き分け以上となる。
勝ちたいというという気持ちは当然であるが、無失点ならば勝ち上がれるという状況を汲みしたい。
源がDFラインを統率しクリーンシートを達成するのだ。
期待しておる。

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田代有三、今はこれから自分に何ができるのかが楽しみで仕方がない

田代有三が現役引退。「鹿島がなければ、
プロ生活は5年で終わっていた」

高村美砂●取材・文 text by Takamura Misaphoto by YUTAKA/AFLO SPORT

 オーストラリアに活躍の場を求めて2年。久しぶりに会った田代有三(36歳。ウロンゴン・ウルブス/オーストラリア)は、晴れ晴れとした表情をしていた。2005年に始まった14年にも及ぶプロサッカー選手としてのキャリアを締めくくろうとしているとは思えないほどに、だ。

 田代は2018年10月、現役引退を決めた。そこには、微塵の後悔もなかった――。

「鹿島アントラーズでプロとしてのキャリアをスタートしてからここまで、自分なりにその時々で、自分が考えるベストの選択をしてきました。モンテディオ山形に期限付き移籍をしたときも、鹿島に戻ったときも。初めて、ヴィッセル神戸に完全移籍したときも、海外へのチャレンジを探りながらセレッソ大阪でプレーしたときも。そして、34歳でオーストラリアにわたり、ウロンゴン・ウルブスで過ごした2年間も。

 初めての完全移籍が29歳の時で、以来”移籍”によって、いろんなサッカーや、いろんな人に出会って、その土地ごとに友だちもできて。サッカーだけではなく、自分の人生においてプラスになることばかりだったし、本当に毎日が充実していました。そう考えると、本当にすべての時間が幸せで、人に恵まれた現役生活だったと思います。

 だからこそ、もっと現役を……という考えもゼロではなかったし、ウロンゴン・ウルブスでは自分が希望すれば、もう1年プレーできたので『もう少し続けようかな』と考えたこともあります。でもこの2年間で、引退後にやりたいこと、チャレンジしたいことも見えてきたことで、2シーズン目の終盤には『早く次のキャリアをスタートさせたい』という気持ちが強くなっていた。それなら、現役にはきっぱりケジメをつけよう、と。

 並行して次のキャリアを考えられる人もいるけれど、僕の場合、選手でいるうちはどうしても(そちらに)本気になれない。その性格を考えても、また現役生活を『やり切った』と思える自分がいたからこそ、シーズンが終わる数試合前にクラブのオーナーに引退の意思を伝えて、自分なりにその覚悟を持って残り試合を戦い切りました。今は、本当にすっきりした気持ちです」

 田代のキャリアは2005年、鹿島で始まった。福岡大学在籍当時から『大学ナンバーワンFW』として注目を集め、大学3年生のときには大分トリニータで、4年生のときにはサガン鳥栖のJリーグ特別指定選手となったが、大学を卒業してプロ入りするにあたって彼が選んだチームは、鹿島だった。

「同じFWとして、かねてから(鈴木)隆行さんの泥臭いプレースタイルが好きだったこと。また、大学卒業に際して声を掛けていただいた8クラブのうち、鹿島だけは早々と2年生の頃から声をかけてくださっていたこと。

 そして、当時の鹿島には隆行さんをはじめ、そうそうたる顔ぶれがそろっていて……とくに中盤には(小笠原)満男さん、タクさん(野沢拓也)、モトさん(本山雅志)らがいて、そういう人たちからパスを受けながら、FWでプレーするのは楽しいだろうなって思ったのが(鹿島入りの)決め手でした」

 結果的に、鹿島では2011年まで7年間にわたって在籍し、2007年から始まるJリーグ3連覇をはじめ、天皇杯やナビスコカップ(現ルヴァンカップ)など、数々のタイトルを獲得する。それらすべてが特別な記憶として刻まれているが、それ以上に、鹿島に根付くプロフェッショナルイズムは、彼にとって大きな財産となった。


鹿島では数々のタイトル獲得に貢献した田代有三

「僕が鹿島に加入して痛烈に感じたのは、サッカーのうまさはもちろんのこと、選手個々の人間性でした。簡単に言えば、本当に誰もが尊敬できるいい人ばかりで。個性は強かったけど(笑)、いざピッチに立ってサッカーをやるとなれば、全員が鹿島のために自分のすべてを注いだし、オンとオフの切り替えもすごかった。

 だから、たとえば『みんなで飯を食べよう』と誰かが声をかけると、それが急な呼びかけでも、必ず全員が集まる。それぞれ予定があるはずなのに、顔を出さない選手はまずいない。で、みんなでハメを外して楽しみ、でも、練習になると誰も手を抜かないし、全員がいいライバルとしてやりあう。そういう遺伝子が自然に伝統として備わっているというか……。

 その音頭をとってくれるのは、だいたいが満男さん、モトさん、イバさん(新井場徹)、ソガさん(曽ヶ端準)、(中田)浩二さんら”79年組”の人たちでしたが、そのさらに上の先輩選手も、その空気をすごく楽しむし、僕ら後輩は自然と『もっとやらなきゃ』という気持ちにさせられる。

 そういう中で、サッカー選手としても、人間的にも成長できたことが、のちのキャリアにもつながった。もし、違うチームでキャリアをスタートしていたら、僕のプロサッカー人生はきっと5年で終わっていたと思います」

 鹿島で過ごした7年間では、忘れられない記憶が3つある。ひとつはプロ1年目の夏に負った、左膝前十字靭帯断裂の大ケガだ。

 1年目からたくさんのすばらしい”パス”に出会い、点を取る楽しさを実感し始めた矢先のアクシデントで悔しさは募ったが、一方で田代はその時、見慣れない番号からの電話をうれしく受けとめたそうだ。相手は、当時フランスのオリンピック・マルセイユでプレーしていた中田浩二だった。

「僕が鹿島に加入したタイミングで、浩二さんは海外に移籍されていたので面識はまったくなかったんです。なのに、僕がケガをしたと知って、誰かから番号を聞いて電話をくれた。聞けば、浩二さんも2003年に僕と同じケガをしたらしく、その経験を踏まえて『僕と同じルートを辿れば、絶対に大丈夫だから、不安になるな』と。

 結局、僕も浩二さんと同じ先生に手術をしてもらい、そのあとのリハビリも浩二さんがつないでくれて、JISS(国立スポーツ科学センター)で受けられることになった。そのときに『鹿島ってすごいクラブだな』と。

 というのも、見ず知らずの後輩に遠い海外から電話をくれたのは、僕のことを心配する先に、クラブへの愛情があったからだと思うんです。そのことは、強烈に”鹿島アントラーズ”を実感する出来事でした」

 そこから約8カ月後、戦列復帰を果たした田代はプロ2年目の2006年、J1リーグ20試合に出場し、7得点と結果を残す。その活躍は翌年にも続いて、田代はこの年(2007年)、鹿島の6年ぶりとなるJ1リーグ制覇を経験した。

 これが、田代にとってふたつ目の忘れられない出来事であり、「現役生活の中で、一番うれしかったこと」としても刻まれている。

「たくさんのうれしい記憶の中で、プロになって初めてのJ1リーグ優勝は忘れられない、特別な記憶です。しかも、ほとんどの試合で先発して、第26節くらいから勝ち続けて、最終節で逆転優勝ですから。

 その勢いのままに天皇杯でも元日(の決勝)まで突っ走り、どのチームよりも長くサッカーをして、優勝を味わえた。あのうれしさは格別でした」

 そして、3つ目は”3連覇”を遂げた翌年、2010年に山形に期限付き移籍をしながら、2011年には鹿島に戻り、キャリアハイとなるJ1リーグ12ゴールを挙げたことだ。「このままじゃダメになる」という危機感からの期限付き移籍だったが、その翌年、田代は「逃げた自分」を払拭するため鹿島に戻った。

「鹿島では、2008年の途中までレギュラーだったけど、正直、膝の痛みも消えなくて。サブになる時間が増えても、ある意味、納得していました。『このコンディションで、Jリーグで一番強いチームで活躍できるはずがない』と。

 でも、2009年の終盤にかけて、膝の痛みが軽減されたのと並行して調子が上がり、自分はまだ大丈夫だと思えるようになった。それでクラブにお願いして、山形に期限付き移籍をさせてもらい、プロになって初めてふた桁得点を挙げて自信を取り戻すことができた。

 その山形は、僕にとって初めての”東北”で、人の温もりを実感した時間になりましたが、翌年、鹿島に戻ったのは『逃げたまま』で鹿島でのキャリアを終わらせたくなかったから。つまり鹿島には、レベルの高い選手の中で揉まれながら(そこで)レギュラーを獲るために加入したのに、コンディション悪を言い訳に逃げた自分にケリをつけるためでした。

 といっても、最初はサブだったし、東日本大震災も起きてクラブとしても大変なシーズンになったけど、1年を通して『鹿島のために結果を残す』と思い続けながら、12ゴールを挙げられたことは自信になりました」

プロ生活14年を全う。田代有三は
「未練なくサッカーをやめられた」

高村美砂●取材・文 text&photo by Takamura Misa

 2005年、鹿島アントラーズで始まったプロサッカー選手としてのキャリアは、2011年まで続いた。うち、2010年にはモンテディオ山形に期限付き移籍をしたものの、再び鹿島に戻った2011年にはキャリアハイとなる12ゴールを挙げて、輝きを見せる。それによって”自信”をつかんだ田代有三は、同シーズンを最後に鹿島を離れ、ヴィッセル神戸への完全移籍を果たす。以降のサッカー人生は、2〜3年ごとに目まぐるしく動いた。

「2011年の鹿島で再び自信を取り戻せたなかで、鹿島では周りに引っ張られる立場だった自分が、他のクラブでどんな存在感を示せるのか、チャレンジしたかった」

 その考えから、ヴィッセル神戸ではピッチの内外で「自分の考えを周りに伝えること」を意識して過ごし、オフィシャル雑誌の創刊に尽力するなど、いろんなことに目を配りながらサッカーに向き合った。そのことはプレーにも好影響を与え、2012年は序盤こそケガで戦線離脱を余儀なくされたものの、復帰後初のJ1リーグ出場となった第7節の柏レイソル戦で、移籍後初ゴールを決めるなど存在感を示す。結果的にその神戸には、2014年までの3年間在籍した。

「神戸には29歳での移籍でしたが、オーナークラブという環境のなかで、いろんなことがスピーディーに動き、変化していくことを新鮮に感じながら過ごせました。結果を出せなければ、監督も選手もどんどん変わっていったけど、それもクラブのあり方のひとつというか。

 いいと思ったものは、一選手の意見でもどんどん取り入れてくれる柔軟性もありましたしね。そのことはサッカーをいろんな角度から考えるきっかけにもなりました。ただ、神戸での3年間をトータルすれば、悔しい思いのほうが色濃く残っている気がします。

 とくに、2012年はケガで序盤はプレーできなかったし、戦列に復帰後もなかなか勝てずにJ2降格ですから。期待されて獲得してもらったのに、降格させてしまった事実を、すごく申し訳なく感じていたし、そのことはサッカー人生でも忘れられない、一番悔しい思い出です」

 その言葉にもあるように、「サッカーをいろんな角度から考えるきっかけになった」からか、神戸での3年目頃から、田代は”将来”を考えることが増えた。かねてから「いつか」と思っていた海外でのプレーを意識するようになったのもこの頃だ。

 それもあって2015年、神戸からの契約延長を断ってアメリカに渡り、1カ月半の間にメジャーリーグサッカーに属する2チームでトライアルを受けている。残念ながら、このときは話がまとまらず、セレッソ大阪への移籍を決めたが、このとき過ごしたアメリカでの時間は、のちのオーストラリアでのプレーにつながった。

「セレッソでの2年間も、充実した時間でした。若くていい選手が多く、その若さに将来性を感じながら、僕自身もサッカーを楽しめたし、2年目にはJ1昇格プレイオフを制してJ1昇格の喜びを味わえたのも、忘れられない思い出です。

 ただ、移籍を経験するほど、そんなふうに自分の考え方や経験にも広がりが持てると実感していただけに、”海外”に対する思いは膨らんでいく一方でした。それに、セレッソへの加入前に渡ったアメリカでの1カ月半の間に、移籍は実現しなかったとはいえ、アメリカのスポーツのエンターテイメント性を肌身で感じ、また、いろんな人に会って話を聞くうちに、アメリカのスポーツビジネスにも興味を持ったのも大きかった。

 そこで、セレッソでの2年目を終えたあとに、もう一度、チャレンジしようと考え、いろんな可能性を探りました。結果、親身になってくださった方のサポートを受け、(オーストラリアの)ウロンゴン・ウルブスという、Aリーグのひとつ下のリーグ(NPL)に属するチームでプレーすることになりました」

 ウロンゴン・ウルブスでの2年間は、プレーヤーとしても、次の人生を探るうえでも充実した時間になった。

 チームでは中心選手として活躍しながら、世界で上位2%に入る大学として知られるウロンゴン大学のアンバサダーにも就任。クラブオーナーである鉄道会社の代表取締役社長、トーリ氏をはじめ、多くの人とコミュニケーションの輪を広げていく。

 トップリーグであるAリーグには10チームしか所属していないものの、NPLは各州に、それも1〜3部まであると知ったのも、現地に入ってから。さらに言えば、その下の地域リーグにも想像を遥かに超えるチーム数が属しており、あらためてオーストラリアのサッカー熱に驚かされた。

「NPLでプレーする日本人選手は自分だけだと思っていたら7、8人いて、さらに僕の住んでいる地域のイラワナリーグには、20人前後の日本人選手がプレーしている。しかも、雇用形態も決して悪くないというのも現地で知りました」

 そうした環境のもとで、家族とともに新しい世界を楽しみながら、スポーツビジネスの持つ可能性を知ったからだろう。そこに、自身のセカンドキャリアを想像できたことで、田代は、現役生活に別れを告げた。


現役引退を発表した田代有三

「鹿島を離れてからの7年間では、『自分が周りを引っ張る立場になろう』と思ってやってきましたが、そのときに気づいたのは、僕には鹿島の先輩たちのような、『俺についてこい』的な自分を見せられるだけの実力も、人としてのキャパシティもなかったということ。それが、日本代表に定着できなかった理由だと思います。

 でも、そこに気づけたのは、今後のキャリアに向かううえではすごく大きかった。それに、サッカー人生をトータルして振り返っても、悔しさより、うれしさのほうが多いサッカー人生でしたから。

 もちろんそのつど、所属したチームで試合に出られなかった悔しさとか、結果を残せなかった歯がゆさはありましたよ。毎年1度は大ケガに見舞われたこともそうですしね。でも、そういった悔しさは瞬間的な感情で、トータルして考えれば、うれしかったことのほうがはるかに多い。

 それはおそらく、契約してくれたすべてのクラブ、可愛がってくれた先輩、同じ時間を全力で共有できた仲間、応援してくれるファン、サポーター、そして側でずっと支えてくれた家族がいたから。もっと遡(さかのぼ)れば、中学、高校、大学といろんな先生にお世話になって、その導きによってたくさんのいい出会いに恵まれて、”プロサッカー選手”という職業を14年間も続けられた。

 こんなふうに、いろんな人に応援してもらえる仕事に就くことはもうないかもな、って考えると少し寂しい気もするけど、これからはセカンドキャリアに自分らしい道を見つけ、現役選手に対しても『引退してもこんなことができるんだよ』と、勇気づけられるような姿を示していきたいと思っています」

 思いの丈を一気に話し終え、再びセカンドキャリアに抱く夢を語り始めた田代が、別れ際に「それにしても……」と切り出す。

「自分でも驚いているんですよ。こんなにも未練なく、サッカーをやめられるとは思わなかったなって。今のところは、まったくボールを蹴りたいとは思わないですしね(笑)。それよりも、今はこれから自分に何ができるのかが楽しみで仕方がない」

 未練なくサッカーをやめるのではなく、未練なくサッカーをやめられるくらいに全うできた、現役生活。そこで手に入れた多くの財産を手に、田代有三は、新たなキャリアをスタートさせる。


引退する田代にインタビューを敢行したSportivaの高村女史である。
鹿島にてキャリアをスタートさせたことの重要性が伝わってくる。
素晴らしい。
そして、次なるキャリアに対する気持ちはワクワクさせるものとなる様子。
次なるステージでの活躍を期待しておる。

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浦和戦コメント・報道

2018明治安田生命J1リーグ 第30節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
結果的に残念な試合になってしまったが、選手たちは非常によく走って、勝利を諦めずに最後まで戦ってくれた。「その姿勢を次の試合に活かそう」という話をした。アウェイの中で、いろいろなシチュエーションを想定してきたが、3失点目は絶対にあってはいけないものだった。今後に活かすためにもしっかりと反省をしなければならない。次の試合に活かしたい。

Q.川崎Fの結果次第では優勝が厳しくなるが?

A.その結果が出てから考えたい。仮定の話ではなく、前を向いて次の試合に向けて準備をしたい。

Q.前半は猛攻を受けながらも耐えて点を取った。水原三星戦に向けた、いいシミュレーションになったのでは?

A.シミュレーション云々というよりも、あのような試合の入りになるであろうという想定をしていた中で、選手たちが少しずつ修正をして、いいカウンターから得点につなげた。非常に評価できる部分だと思う。前半始まってすぐのピンチから少しずつ修正していったことについては、次の試合でも起こり得る状況だと思う。その部分では、選手の修正力を評価したいと思う。

Q.負傷者や出場停止の選手がいる中で、メンバー選考で重視したことと交代策について

A.浦和とのアウェイゲームという状況下で、起こり得る全てのことを想定して先発メンバーと交代選手を選んだ。この試合と次の水原三星戦に向けて、ケガ人が多い中で 用できる選手をどう組み合わせるかを考えて、送り出した。

Q.ルヴァンカップで復帰した昌子選手が今日は先発したが、評価は?終盤には負傷したようだが?

A.トレーニングをなかなか行えない中で、昌子も含めてだが、小笠原やケガ明けの選手のコンディションを上げていかなければならないという状況を踏まえて、しっかり
とコミュニケーションをとったうえで送り出した。昌子のケガについてははっきりはわかっていない。明日になれば状況は把握できると思う。当然、彼はチームの中心なので、出場できる状況であるのなら、しっかりと見極めたうえで自信を持って送り出したいと思う。

Q.後半になって盛り返す展開になったが、今までもそのような試合が多いように思う。試合展開のイメージについてどのように考えているか?

A.試合が始まってから、いろいろな状況がある。ケガ人も含めて想定外のことも含めて、シミュレーションをした中で選手を送り出している。ケガ人がいる中で出場できる選手、若い選手を使うにあたって、前半は慣れるまでの時間、試合に入っていくまでの時間がある。そういうものも含めて90分のプランを組んでいる。今日は(前半に)失点しなかったことはよかったが、崩された部分や反省すべき部分はある。そういうものはない方がいいに決まっていて、ポジショニングで未然に防ぐことを含めて修正していかなければいけない。後半になってギアを上げることは、選手交代も含めてだが、選手の中で自信を持ってできていることだと思う。選手の自信が大きいと思う。精神的な部分も含めて、ギアを上げるという作業はしっかりとできているのだと思う。



【西 大伍】
入りのテンションは悪くなかった。(ゴールは)ちょうど歩幅が合ってよかった。脩斗くんがよく見ていてくれた。90分を通してやることをはっきりさせることが必要。どこかで途切れてしまう。今日で言えば、1点目のセットプレーを抑えられればよかった。

【小田 逸稀】
自分とスンヒョンの間を興梠選手が狙っていたので、そこを閉じることを監督から言われていた。もう少し高い位置でタイミングのいい抜け出しができれば、もっとよくなっていくと思う。イージーミスがいくつかあったけど、1対1で仕掛けることはできていた。最初から使ってもらえるように、練習からアピールしていきたい。

【山本 脩斗】
前半は押し込まれる形を想定していたので、そこまで慌てることなく、声を掛け合いながら連動してプレーできていた。狙い通りにカウンターから1点を取れたけど、後半に失点して相手の勢いに押され、追加点を取られたのが痛かった。悔しい。すぐに試合は来る。今日の負けも、ルヴァンで負けた悔しさも忘れてはいけない。

【安西 幸輝】
相手は勢いよく来てチャンスを作られたけど、前半は悪くなかった。でも後半の入り方が悪く、失点してしまった。リードしていたので慌てる状況ではなかった。もったいない。みんな、いつも以上にテンション高く試合に入ったけど、負けたので何も言えない。

【土居 聖真】
押し込まれるのはわかっていた。攻められていても、やられなければワンチャンスはあると思っていたので、前半はプラン通り。後半は相手がトーンダウンして入ってきて、それに合わせてしまった。PKを取ってもらえなかったし、運のない試合だった。相手もPKと諦めていたのに、主審が笛を吹かなかった。

【昌子 源】
前半は想定内。勝っている時の戦い方を考えなければいけない。セットプレーでの失点も、2点目の失点の時間も悪かった。下を向いていたらすぐに試合が来る。切り替えないといけない。

明治安田生命J1リーグ 第30節
2018年10月20日(土)16:04KO
埼玉スタジアム2002

[ 大岩 剛監督 ]
結果的に残念なゲームになってしまったんですけど、選手たちは非常によく最後まで勝ちをあきらめずに走ってくれた、戦ってくれた。その姿勢を次のゲームに活かそうという話をいましてきました。当然アウェイの中でいろんなシチュエーションを想定していたんですけれど、最後の3失点目については、絶対にあってはいけない失点だと思います。今後につなげる意味でもしっかり反省して、次のゲームに生かしたいと感じました。

-- 川崎Fの結果いかんによっては優勝が厳しくなります。そうなった場合今後のリーグ戦をどのように戦っていくでしょうか?
その結果が出てから考えたいと思います。まだあきらめていませんので過程の話よりもしっかりと前を向いて、自分たちの次のゲームについてしっかり準備したいと思います。

明治安田生命J1リーグ 第30節
2018年10月20日(土)16:04KO
埼玉スタジアム2002

DF 23
小田 逸稀
Itsuki ODA

ずっとやれると思っていた。試合に出てみてもやれると分かった。最初から使えると監督に思ってもらえるように準備したい。途中から出ても雰囲気や流れを変えられる選手になりたい。試合が終わった後は悔しい雰囲気だった。下を向かず切り替えて前を向いてやっていきたい。

土居 聖真 - Shoma DOI
FW 8
土居 聖真
Shoma DOI

押し込まれるのは分かっていた。守れていたけれど良い守備から良い攻撃はなかなかできなかった。僕も起点になれずボールもあんまり入ってこなかった。割り切ってましたし、やられなければワンチャンスあると思っていた。点を取られてからも落ち着いて慌てずにやろうというところはあった。相手のゴールもスーパーだったし、何とも言えない。僕もPKを取ってもらえなかったですし、チャンスもなかったわけではない。運もなかった試合だったと思う。PKについては審判から「ノー」としか言われなかった。

【浦和 vs 鹿島】先制は鹿島!
2018年10月20日(土)



0-0で迎えた38分、アウェイの鹿島はPA内に侵入した山本脩斗のクロスに、後方から走りこんだ西大伍がダイレクトで決めて先制に成功する。

【J1採点&寸評】浦和3-1鹿島|手が付けられなかった武藤は「8」!一方で鹿島守備陣は…
轡田哲朗
2018年10月20日


鹿島――チョン・スンヒョンがウイークポイントに


【警告】浦和=宇賀神(90+1) 鹿島=チャン・スンヒョン(32分)、永木(44分)、鈴木(67分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】武藤雄樹(浦和)


【チーム採点・寸評】
鹿島 5
厳しい内容の前半にワンチャンスを生かして先制したが、それを生かせず。欠場者が多かったとはいえ、ビハインドになってからはやや単調に。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
宇賀神の決定的なシュートをセーブしたが、パスミスでピンチを招いた場面もあり。失点シーンはどれもGKには難しかった。

DF
22 西 大伍 6
守備に軸足を置きながら、ここぞという場面で攻撃参加してのゴールは流石。交代で2列目に入ってからは、少し良さが削がれた。

5 チョン・スンヒョン 4.5
危険な場面は彼のゾーンから生まれることが多く、狙われた感も。前への力強さだけでなく、背後への危機意識が必要だった。

3 昌子 源 5.5
復帰初戦ながら落ち着いたプレーを見せ、攻撃参加時のヘディングはゴールポストに。3失点目で武藤を追いきれなかったのはコンディションの影響か、試合終了後に倒れ込む。

16 山本脩斗 5.5(82分 OUT)
逆サイドをよく見た正確なクロスで先制点を導いた。同点ゴールの場面で、自身のマーカーの岩波に決められたのは痛恨。

MF
6 永木亮太 5.5
球際の強さを見せた一方で、セカンドボール回収という点で浦和の中盤に後手を踏んだ面も。73分には正確なクロスを山本に合わせた。

40 小笠原満男 5(62分 OUT)
浦和に支配される展開で影響力を発揮しきれず。2失点目で武藤に自分の側へターンされて振り切られたのは痛恨。その直後に交代となった。

鹿島――安西の縦への突破は脅威だった


怪我明けの昌子はフル出場を果たしたが、試合終了後にピッチに倒れ込んだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

MF
25 遠藤 康 5(66分 OUT)
主導権を握られ、良さを発揮できる場面はあまりなかった。交代時に座り込むほど蓄積した疲労も影響か。

32 安西幸輝 6.5
チーム内ではベストのプレー。縦への突破に加え、先制点の場面も必死にボールをつないだことが導いた。交代でポジションが下がる前のほうが良さを出した。

FW
8 土居聖真 5
相手の最終ラインの圧力を受けてボールをキープしきれず。交代で中盤に下がった後は、あまり効果的にボールへ絡めなかった。

18 セルジーニョ 5
抜け出しを狙うタイミングなどに光るものはあった。しかし、この試合は劣勢の中でも前線で一度収めるプレーが必要だった。

交代出場
FW
9 鈴木優磨 6(62分IN)
危険な位置に入っていくプレーで、チームに勢いをもたらす交代選手としての役割は果たした。65分のシュートを決められれば最高だった。

DF
23 小田逸稀 5.5(68分IN)
セルジーニョにピタリと合わせたアーリークロスは良かった。深い位置まで入り込むために、1列前の西と効果的な連係が欲しかった。

FW
19 山口一真 -(82分IN)
交代前の安西が脅威になっていただけに、よりゴールに迫る勢いを増すプレーが求められたが、それには至らず。

監督
大岩 剛 5
苦しい台所事情の中、「今いる選手で組み合わせを考えて」メンバーを構成。3枚の交代枠のうち、鈴木以外が効果的に機能しなかったのが痛かった。昌子の状態は「翌日以降に把握できる」とコメント。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文:轡田哲朗(フリーライター)

鹿島昌子3カ月ぶり先発も3失点「切り替えないと」
[2018年10月20日20時43分]


浦和に敗れ、がっくりと整列に向かう鹿島DF昌子(撮影・河野匠)


後半、パスを出す鹿島DF昌子(左)と浦和MF長沢(撮影・河野匠)


<明治安田生命J1:浦和3-1鹿島>◇第30節◇20日◇埼玉

3カ月ぶりに先発復帰したばかりの鹿島アントラーズのDF昌子源が最後に一瞬、ヒヤリとさせた。

後半ロスタイムに、浦和レッズのFW武藤雄樹に駄目押しとなる3失点目を喫した際に右脚を痛め、試合終了後にはピッチに座り込み、たんかも用意された。

7月25日のセレッソ大阪戦で左足首を負傷し、そこから3カ月ぶりに先発した試合だった。24日に水原(韓国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦が控える中で、後半にはMF遠藤康も負傷交代するなど、ここに来てチームはけが人が増加。その上、昌子まで…と暗雲が垂れこめたが、たんかには乗らずに歩いてピッチの外へ。試合後に「武藤くんのドリブルがすごい良くて、2タッチ目で僕の前に入られたときに、ちょっと膝を伸ばしてしまった。そのときは少しまずいなと思いましたが、徐々に感覚が戻って痛みが引いてきたので、大丈夫かなと思います」と話した。

試合は、浦和の軽やかなパス回しにピンチを多くつくられたが、前半は粘り強くゼロに抑えていた。しかし、後半に立て続けに失点し、取り返せなかった。

昌子は「前半に関しては想定内だった。後半はセットプレーの失点も痛かったし、2失点目も時間帯的に痛かった。次の水原も、勝っている状況でアウェーに行くので戦い方をもう少し、はっきりしたい」と話した。

自身の試合勘については「今日はガッツリとした1対1もなかった」と、感覚を完全にはつかみきれなかったと言う。それでも中3日で水原戦はやってくる。「監督も言っていましたけど、下を向いていたら、すぐにACLがやってくる。しっかり反省するところはして、切り替えないと。誰かのせいにするのは簡単だけど、そうじゃない。みんな1人1人がハードワークしていかないといけない」とチームを鼓舞していた。

鹿島逆転負け DF昌子「ハードワークしないと」
[2018年10月21日7時55分 ]


浦和に敗れ、がっくりと整列に向かう鹿島DF昌子(撮影・河野匠)


試合終了間際に倒れた鹿島DF昌子(左)は浦和DF槙野の手を借りて立ち上がる(撮影・河野匠)


<明治安田生命J1:浦和3-1鹿島>◇第30節◇20日◇埼玉

鹿島アントラーズは24日のACL水原(韓国)戦を前に浦和レッズに逆転負けし、さらに負傷者も出た。

MF遠藤が右脚を痛めて退き、3カ月ぶりに先発復帰のDF昌子も最後に座り込んだ。幸い「右膝が伸びた状態で芝生についた。感覚が戻って痛みも引いてきた。大丈夫」とヒヤリで済んだが、今は8人のけが人を抱えてU-19の安部も不在。昌子は「1人1人がハードワークしていかないと」と総力戦を期した。

鹿島・昌子、3カ月ぶり復帰も敗戦「試合勘が…」

浦和に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=埼玉スタジアム

 明治安田J1第30節第2日(20日、浦和3-1鹿島、埼玉)鹿島の元日本代表DF昌子が先発し、7月の左足首負傷から3カ月ぶりにリーグ戦に復帰した。敵地で先制しながら、逆転負けを喫し「試合勘を補えなかった」と唇をかんだ。チームは故障者が相次いで紅白戦もままならない状況という。24日のACL準決勝第2戦の水原三星(韓国)に向けて「反省して切り替えたい」と前を見据えた。

鹿島4戦勝ちなし 過密日程影響も…昌子「勝つ時の戦い方を」
明治安田生命J1第30節 鹿島1―3浦和 ( 2018年10月20日 埼玉 )


<鹿島・浦和>後半、浦和・柏木(右)と競り合う鹿島・昌子(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ


 鹿島は公式戦4試合勝ちなしとなった。DF昌子がリーグ13試合ぶり、MF小笠原が同10試合ぶりに出場。DF山本のクロスからDF西が先制したが、攻勢に転じた後半に3失点した。後半21分にはMF遠藤が負傷交代。最終盤に右膝を痛めた昌子は次戦への影響がない様子だが、過密日程の影響は濃い。

 次戦は24日のACL準決勝第2戦アウェー水原戦。昌子は「勝っている時の戦い方を、もう少しチームとしてはっきりしたい」と話した。

[ 2018年10月21日 05:30 ]

【鹿島】3失点で暫定4位後退 復帰の昌子は中3日のACL準決勝へ切り替えの必要性強調
2018年10月20日22時16分 スポーツ報知


浦和に逆転負けし肩を落とす鹿島イレブン


浦和に逆転負けし、引き揚げる鹿島・昌子


 ◆明治安田生命J1リーグ ▽第30節 浦和3―1鹿島(20日・埼玉スタジアム)

 鹿島は3失点で逆転負けを喫し、暫定4位に後退した。

 前半38分にDF山本脩斗のクロスをDF西大伍が右足アウトサイドで豪快に蹴りこみ先制したが、後半に立て続けに2失点。攻勢を強めたロスタイムには大岩剛監督(46)が「絶対にあってはならない失点」と振り返るダメ押し弾を与えた。

 過密日程の影響で負傷者が続出する中、DF昌子源が左足首捻挫から7月25日以来、約3か月ぶりの先発復帰を果たしたが、白星を手にすることはできず。公式戦4戦勝ちなしとなった。

 次戦はクラブ史上初の決勝進出を懸けたACL準決勝・水原三星との大一番(24日、水原)。昌子は「反省はもちろん必要だが、しっかりと切り替えていきたい」と中3日で行われるアウェー戦を見据えた。

J1鹿島 V消滅 浦和に逆転負け

浦和-鹿島 前半、シュートを阻まれる鹿島・安西(右から2人目)=埼玉スタジアム、高松美鈴撮影

明治安田J1第30節第2日の鹿島は20日、埼玉スタジアムで浦和に1-3の逆転負けを喫した。通算成績は13勝7分け10敗、勝ち点46のままで暫定順位を4位に落とした。首位の川崎が勝って鹿島との勝ち点差が14に広がったため、鹿島の優勝の可能性はなくなった。

鹿島は前半38分、西のボレーシュートで先制。しかし、後半7、15分の失点で逆転を許すと攻勢に転じながら得点できず、終了間際に3失点目を喫した。

鹿島の次戦は24日、敵地韓国で行われるアジア・チャンピオンズリーグ準決勝の水原戦。

■鹿島・大岩監督

先発はこのゲームに加え、(ACL)水原戦に向けて今使える選手をどう組み合わせていくかを考えて送り出した。小笠原を含め、けが明けの選手はトレーニングを行えない中でコンディションを上げないといけない。

▽埼玉(観衆46,893人)
浦和 12勝9敗9分け(45) 3-1 鹿島 13勝10敗7分け(46)
0-1
3-0

▽得点経過 浦 鹿
前38分【鹿】 0-1 西
後7分【浦】 1-1 岩波
後15分【浦】 2-1 武藤
後48分【浦】 3-1 武藤


「PKを取ってもらえなかったし、運のない試合だった。相手もPKと諦めていたのに、主審が笛を吹かなかった」とはっきり言う聖真である。
浦和の選手すらもPKと認識しておったが荒木主審だけが違ったことが伝わる。
現地に於いては殺意を感じるほどの誤審であった。
この時間帯、鹿島が押せ押せであったこともあり、このジャッジが正しければ結果は大きく異なっておったであろう。
これも含めて運と考えるべきか。
また、各紙は先発フル出場にスポットを当てる。
ポストに嫌われたヘディングが入っておれば、更に大きく扱われたであろう。
そして、スポニチによると「最終盤に右膝を痛めた昌子は次戦への影響がない様子」とあり、それだけは不幸中の幸いである。
今節にてリーグ戦のタイトルは失われた。
非常に残念ではある。
源が言うようにすぐにACLが来る、「切り替えて」戦って行こうではないか。
気持ちが重要である。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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