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松本山雅戦コメント

山本脩斗について問われ答えた大岩監督である。
「彼の存在はチームのなかで非常に大きいが、慎重に進めていきたい」と語る。
SBの負傷者が続出しておったところで、脩斗の復帰は大きいが、慎重に起用していくことが示唆される。
その脩斗は、「練習の時から右サイドで練習はしていたので、準備はできていた」と言う。
懸念の観五SBとして、重要な戦ry区となることがこの試合でもわかった。
ここから、大きくチームの貢献してくれよう。
またBirthdayゴールのシラは、「自分としても、忘れられない日になった」と喜びも一入を口にする。
この2ゴールで今のチームでの重要な存在であることがアピールされた。
シラの攻撃力で勝利を積み重ねていきたい。
期待しておる。

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2019明治安田生命J1リーグ 第12節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
後半、立ち上がりの得点が、我々に勇気を与えてくれた。ハーフタイムに伝えたことを、選手たちがしっかり実行してくれた結果、いい形で勝つことができた。次のACLに向けて、しっかり準備したい。

Q. 山本選手が復帰したが、調子をどう見ているか?

A. 我々は彼がコンディションを上げるための最善の努力をしている。彼の存在はチームのなかで非常に大きいが、慎重に進めていきたい。今日は30分ほど出場したが、次のACLでも彼がピッチに立つことができれば、チームにとっても非常に大きいことだと思う。



【土居 聖真】
神戸戦の反省を活かせた。相手を押し込めたし、リスク管理もできていた。自分たちでギアを落とさないようにしていきたい。神戸戦でもギアを落とさずできたが、点を取れなかった。今日は点を取れてよかった。11人が意識高くできている。今日のような試合を長く続けていきたい。

【安西 幸輝】
右からも左からも攻めれるようになってきたし、攻撃の幅も広がってきている。それプラス無失点で終わるという意識をチーム全員で持てている。今日も何本か危ないシーンがあったが、全員で身体を張って無失点で終えることができたので、それは自信になっている。

【白崎 凌兵】
簡単な試合にはならないと思って試合に臨んだ。相手のカウンターのところをしっかりケアしようと話していて、チームとしてフィットした戦い方ができた。それが5-0という結果に表れたと思う。ゴールは嬉しかったし、チームのみんなも祝福してくれた。バースデーゴールはあまり意識しないようにしていた。自然体でいつも通りやろうと思ってプレーしていた。そこでたまたま自分のところにいいパスが出てきてゴールを取れた。誕生日の日にこれだけのサポーターの前で点を取れて、これだけのいい試合をして勝てたということは、次につながっていく。自分としても、忘れられない日になった。

【セルジーニョ】
逆サイドからボールが展開されて、レアンドロからいいパスが来た。それと同じタイミングで、レオが後ろを回ってスペースを作ってくれた。そこでマークがつられて、中にはいるタイミングができた。あとはシュートを完璧に決めることができた。

【レオ シルバ】
シーズンを通して状態をよくしていく中で、チームとしても個人としてもいい状態に来ている。ただ、1試合、2試合がよくても、その次が続かなければ意味がない。あとはしっかりメンテナンスをしながら持続させていく。個人としても、チームとしても、この状態を保つという意識をしっかり持って、取り組まなければいけない。(ゴールシーンは)永木選手がいいクロスを上げてくれた。そのあと相手GKが触ったが、それを拾って冷静に横にずらして決めることができた。

【永木 亮太】
単純なミスも減ってきたし、前線の2人からしっかりとプレッシャーをかけてくれる。みんなが献身的に守備をやれるようになってきて、それが結果につながっている。それを続けていこうという話はしている。きついところをしっかりやっている成果は、出ていると思う。

【山本 脩斗】
練習の時から右サイドで練習はしていたので、準備はできていた。左サイドで慣れている部分があるので、視野の取り方や守備の仕方が逆になったので少し違和感はあった。少しずつやっていくうちに違和感はなくなった。連戦で出ている選手もいるし、そこは与えられた場所でしっかり結果を残さなければいけないと思う。久しぶりの試合で右サイドだったが、まずは無失点でいこうと思って試合に入った。

【中村 充孝】
今日のようなプレーを、最初からやらなければいけない。後半の最後は、どうしても今日のようにスペースができてくる。そこはどんどん前から行ってゲームを終わらせるということが大切。今日みたいな相手をどう攻略していくというところが、前半の見どころだったと思う。うまくサイドからいけていたので、それをもっと意図的にできるか、相手をどう動かせるかということを考えながらやっていくと、もっと楽しくできると思う。

明治安田生命J1リーグ 第12節
2019年5月18日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム

[ 大岩 剛監督 ]
後半の立ち上がりの得点が非常にわれわれに勇気を与えてくれたと思います。ハーフタイムに言ったことを選手たちがしっかり実行してくれた結果が良い形で勝つことにつながったと思います。次にあるACLに向けてしっかり準備したいと思います。

--山本 脩斗選手がひさびさの復帰になりました。いまの調子を教えてください。
調子はできれば本人に聞いていただければと思います。われわれは彼がコンディションをあげるために最善の努力をしたいと思い今日の起用に至りました。彼の存在はチームの中で非常に大きいですし、ただこれは慎重に進めていかなければいけないことなので、今日は30分近く出場しましたけれども、次のACLもまた彼がピッチに立つ状況にできればチームにとっては非常に大きいことではないかと感じています。

明治安田生命J1リーグ 第12節
2019年5月18日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム

FW 8
土居 聖真
Shoma DOI

--後半、追加点を取れたことが大きかった?
神戸戦の反省を生かせたかなと思います。

--前半から良い形でゲームを進めて狙いどおりですか?
めちゃくちゃ押し込めたし、リスク管理もすごいできていたし、決定機は後半の1本くらいだったし、こういう試合を長く続けられればと思います。

MF 41
白崎 凌兵
Ryohei SHIRASAKI

簡単な試合にはならないと思って試合に入りましたし、相手のカウンターに注意しようと、チームとしてハッキリとした戦い方がピッチで表現できたから、その結果が5-0という結果につながったのかなと思います。

--1点目の動きの意図と分析をお願いします。
右で崩して、レオ(シルバ)がそのまま右に行くかなと思ってゆっくり走っていたんですけど、右からクッと持ち替えて中に来たときに、自分のところに来ると思って、あとはボールが来てニアサイドに流し込みました。

--今季初得点。うれしいゴールだったのでは?
うれしかったですし、チームのみんなも祝福してくれたのですごい良かったと思います。

--2点目は?
最初、(土居)聖真くんがサイドでキープするかと思って、すごく良いターンをしてクロスを上げるときにちょっと入るのが遅れたんですけど、すごい良いボールでした。相手も自分が入るのが遅れたことで来てないと思ってボールを流そうとしたので、先に飛んだら勝てるなと思いました。あれもすごく良いボールで当てるだけでした。

松本相手に大量5ゴール!! ACL大一番控える鹿島、オール完封で3連勝
19/5/18 16:52


2得点を挙げた鹿島アントラーズMF白崎凌兵

“バースデー2発”の鹿島MF白崎「聖真くんの子どもがめちゃくちゃ可愛いので…」
19/5/18 18:40


鹿島MF土居聖真に祝福されるMF白崎凌兵

[5.18 J1第12節 鹿島5-0松本 カシマ]

 この日、26歳になった鹿島アントラーズMF白崎凌兵が移籍後初ゴールを含む2得点を挙げ、自身の誕生日を最高の形で祝った。「意識すると良いことないので、チームのために自然体でプレーしていた」。この試合で放ったシュートは2本。百発百中の決定力はリラックスした姿勢によってもたらされたものだったようだ。

「友達からも『バースデーゴールあるでしょ』というLINEはめちゃくちゃ来てたんですけど、僕自身は予感は特になくて……」。2万人を越えるサポーターを前に成し遂げた5ゴール快勝劇の主役は、今季清水エスパルスから加入し、直近5試合連続スタメンでリーグ戦の好調を牽引してきたアタッカーだった。

 まずは後半2分、ペナルティエリア際まで駆け上がってきたMFレオ・シルバのスルーパスにフリーで反応し、巧みなダイレクトシュートで流し込んだ。「レオが右に行くと思って最初はゆっくり走っていたけど、中に持ち替えた時に来ると思った。あとはボールが来てニアサイドに流し込んだ」。

 松本守備陣は完全にボールサイドに寄っており、周囲にマーカーは不在。「意外とフリーすぎると難しいけど、リラックスして打てたというか、力んでいたらファーに思い切り打って外していたと思う。しっかりニアに流し込めたと思う」。“バースデーゴール”を意識していなかったからこその一発だったという。

 また、次のチャンスもしっかりゴールに結びつけた。後半20分、今度はMF土居聖真のクロスに反応し、ヘディングで突き刺した形。「最初は聖真くんがサイドでキープするかなと思って入るのが遅れたけど、入るのが遅れたことで相手が流そうとしたので、先に飛んだら勝てるなと思った」。周囲の動きを冷静に振り返った。

 この日、取材エリアでフォーカスされたのは土居、DF犬飼智也、DF安西幸輝、MF三竿健斗とともに開催しているという“土居会”。話題を問われて「聖真くんの子どもがめちゃくちゃ可愛いので、みんなデレデレで……」と照れ笑いでかわしたが、「ピッチ外で密にコミュニケーションを取っていればピッチ内にも反映される」と前向きな影響も口にする。

 そうした関係性の向上もあり、第12節にして待望の移籍後初ゴール。「コーチとかにも『早く決めろよ』って煽られていたけど、ゴールに近づいている感覚はあったので特別な焦りはなかった。チームが勝てていて、そこに自分が貢献していることが大事」。すなわち、ゴールを取っても今後の姿勢は変わらない。3試合連続完封勝利という良い流れをこのまま引っ張っていくだけだ。

(取材・文 竹内達也)

鹿島が今季初の5ゴールで松本を粉砕!セルジーニョが鮮烈ゴラッソ、白崎がバースデー弾2発
サッカーダイジェストWeb編集部
2019年05月18日

1-0で折り返し、後半に圧巻4得点


右サイドでボールを受けたセルジーニョ(18番)が、内側にカットインし、左足で鮮やかなミドルを沈めた。写真:滝川敏之

Jリーグ 第12節 松本山雅FC戦



シラ、強烈birthday連続弾。

安西幸輝、いつか背番号2をつけたい

安西幸輝について取材したSportivaの寺野女史である。
幼少期からユースにてSBにコンバートしたこと、そして鹿島移籍し、今の状況がある。
安座の気持ちが強く伝わってきた。
これから鹿島のSBとして君臨してくれよう。
楽しみにしておる。

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安西幸輝は三竿健斗に先を越されて奮起。
劇的変化で鹿島入りを決めた

寺野典子●文 text by Terano Noriko渡部 伸●写真 photo by watanabe shin

遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(42)
安西幸輝 前編


 マレーシア・ジョホールバルでのACL第5節、グループ最下位のジョホール・ダルル・タクジム対鹿島アントラーズ戦。鹿島は引き分けでグループ突破を決められる状況だったが、試合の主導権を握ったのはホームのジョホール・ダルル・タクジムだった。

 気温28度、湿度88パーセントという気象条件は両チーム同じとはいえ、ホームチームが有利なのは言うまでもない。相手に押し込まれた前半をなんとか0-0でしのいだ鹿島だったが、後半24分に失点し、試合はそのまま終了。鹿島のグループリーグ突破は最終節まで可能性を残したものの、この敗戦で1位突破を逃すことになった。

 ホームでのリーグ開幕戦を落としたものの、3月1日から4月9日まで公式戦8戦負けなし。ゲーム内容が伴わなくとも勝ち点を拾うことができていた。しかし、4月14日のFC東京戦以降の公式戦6試合では2勝4敗と負け越している。

 その理由には、小笠原満男、西大伍、昌子源といった選手の不在が挙げられている。新たなキャプテンとなった内田篤人も負傷離脱している。負傷で言えば、山本脩斗や中村充孝、鈴木優磨、チョン・スンヒョンもいない。三竿健斗も長期離脱から復帰したばかり……。リーダー不在はもちろん、多くの主力を欠いている状態だった(中村とスンヒョンはそれぞれベンチ復帰)。

 前線でのボールロスト、カウンター攻撃への対応の悪さ、セカンド・ボールが拾えない。落ちるシュートやパスの精度……。そんな個人のプレーや判断のミスが生じても、それをチームでカバーすることで、勝利に近づけるが、現在の鹿島は、個人のミスをカバーする組織力も発揮できてはいない。そんな内容の拙さは選手たちも理解し、誰もが危機感を抱いているのは間違いない。「勝たなければ鹿島ではない」という歴史を担いながら、もがいている。

 クラブ創設以来つないできた「勝者のDNA」は、結果が伴わなければ、指揮官や選手を苦しめるものになってしまう。それでも、それを受け継ぎたいと集った男たちは逃げることは許されない。

 昨季、東京ヴェルディから加入した安西幸輝は、60試合を戦ったシーズン、50試合に出場している。本来の左サイドバックだけでなく、右サイドバック、両サイドハーフなど、さまざまなポジションでの起用は、大岩剛監督からの信頼の厚さを物語っていた。そして、2019年3月には日本代表に初選出され、2試合に出場。そんな安西は小学生時代から、高いレベルに身を置くことで成長してきた。衝撃と自信と落胆とを繰り返しながら、ステップアップを続けている。


「小学校時代は成長が遅くて、足も遅いし、スピードがなかった」と語る安西幸輝

――埼玉県川口市出身の安西選手が東京ヴェルディのジュニアの一員となったのは? 地元の浦和レッズへの憧れはなかったのでしょうか?

「レッズへの憧れはありましたし、レッズへ行きたいとも思っていました。でも、少年団でコンビを組んでいた澤井直人(フランス2部リーグ・ACアジャクシオ)が、小4のときにヴェルディのセレクションに受かったんです。それが前期セレクションだったんですけど、『後期のセレクションを受けて、いっしょにヴェルディでやろう』と誘われて。僕がFWで、澤井がトップ下でコンビを組んで、やってきたから、澤井とサッカーを続けたいと思って、僕もセレクションを受けたんです。レベルの高いチームでプレーしたいとか、そういう考えはまったくなくて、ただ、いっしょにやりたいって」

――ヴェルディと言えば、名門チーム。そこのセレクションに受かるというのは、子どもながらにすごいなというふうには思わず?

「最初は思わなかったですね。でも、行ってみたら、みんなうますぎて、驚きました。ヴェルディのジュニアは小学4年生からなんですけど、少数精鋭だったし、みんなサッカーがうまいだけじゃなくて、個性も強かった。1個上には(中島)翔哉くん(アル・ドゥハイルSC/カタール)もいましたし、自分を出さないと生き残れない感じの世界でしたね。だけど、ジュニア、ジュニア・ユース、ユース出身でプロになった選手もたくさんいたので、ここにきてよかったなと思いました」

――そのときから将来はJリーガー、プロになると夢見ていたんですか?

「まったくそれはなかったです。ただチームメイト、同期に負けたくないという気持ちだけでした。でも、小学時代の僕は周りよりも成長が遅くて、足も遅いし、スピードがなかった。だから、FWではなく、ボランチでプレーしていました。一応スタメンで試合には使ってもらうんですけど、自分の思い通りのプレーが全然できなかった。パス&コントロールの練習を必死でやったりもしたけれど、少年団でやっていたように自分主体でのプレーができない。当時は泣き虫だったから、練習中からずっと悔しくて泣いてばかりでした。ときには、感情的にキレてしまって、練習途中で帰ったこともありました。チームメイトにはものすごく迷惑をかけてましたね」

――自宅から、ヴェルディの練習場まで通うのも大変でしたよね、きっと。

「はい。片道2時間くらいかかりました。だから、自然と睡眠時間が足りなかったんだと思います。小学生時代は学校の理解もあり、早退することも多かったし、授業にも出られず、保健室で過ごす時間も多かったし、当時の担任の先生には苦労させてしまいました。疲れというか、寝不足のストレスだったんだと今は思います。だから、クラスメイトに当たってしまい、喧嘩することもありました。でも、クラスメイトも僕のことを理解してくれて、宿題を手伝ってくれたり、本当に助けてもらいました。で、小学6年生のときに、すべての全国大会に優勝して、世界大会(ダノンネーションズカップ)にも出場できたんです。そのときにクラスメイトが喜んでくれる様子を見て、初めて応援してくれる人のありがたさを感じました。それまでは、サッカーは自分のためだけにやっていたんですけど。もっとちゃんとやろうと考えるようになったんです」



――そして、中学進学と同時にジュニア・ユースへ。

「でも、当初は昇格できないと言われていたんです。まだ身体も小さかったし。だけど、ジュニアの永田雅人監督(現・日テレ・ベレーザ監督)が、『きっと伸びるから』と言ってくださって、期待枠みたいな形で、ジュニア・ユースへ上がれたんです。実際、中1、中2で身長も伸びました。ポジションもサイドハーフやトップ下などでプレーしていました。試合には出ていたけれど、ユースへ上がれたとしても、試合には出られないかなと思っていました。だったら、高校でサッカーをしたほうがいいんじゃないかなと思っていたときに、都並敏史さんから『サイドバックをやってみたらいいよ』と言われて、ヴェルディでサッカーを続けようと決意しました」

――まだプロは意識していないんですか?

「してませんね。すごい先輩がいたことも事実ですが、同期のメンツもすごかったので。澤井はもちろんですが、畠中槙之輔(横浜FM)、菅嶋弘希(ポルティモネンセSC/ポルトガル)、高木大輔(レノファ山口)がいて、プロは厳しいと思わずにはいられなかった。でも、高1になると、スピードが上がり、足も速くなったし、試合にも出られるようになり、徐々に自信が生まれてきました。当時の監督は、僕をサイドバック以外にも、ボランチなどいろんなポジションで起用してくれたんです。昨季のアントラーズみたいに。さまざまな経験を積めて、勉強できたことがよかった。それで2年になると副キャプテンもやらせてもらい、責任を感じるようにもなりました。そこから一気に成長を実感できたので、夏頃には、トップチーム、プロへ行けると思うようになりました」

――安西選手が加入した2014年シーズンは、畠中、菅嶋、高木、澤井の4選手。合計5名の同期がトップ昇格を果たしたんですね。でも当時のヴェルディはJ2でしたし、いつかはJ1のクラブへ移籍をと考えたことは?

「なかったです。ヴェルディに育ててもらった僕らでヴェルディをJ1へ昇格させて、恩返しをしたいと考えていたので。正直ヴェルディ以外のクラブにはまったく興味がなかったです。それに、すぐに試合に出られるとも思えなかった。ベンチに入れればいいなとか、クビにならないように頑張らなくちゃいけないという気持ちでした。それが開幕戦から試合に出られて、その後もずっと出場を続けるなかで、だんだん意識が変わりました。『とにかくもっと上のレベルでやりたい。J1でプレーしたい』と考えるようになったんです。もちろん、ユース時代と比べれば、J2でもプロならではの難しさはあったし、できないこともいろいろありました。だけど、『もっと』という欲が生まれたんです」

――そのころ、プレミアリーグのウエストハムの練習にも参加していますね。

「はい。2週間いきました。1週間練習したトップチームとは差を感じましたが、U-21チームの練習では18歳の自分でも可能性を感じることができた。2年目、3年目もレギュラーとしてプレーしていくうちに、自分はやれるという気持ちがどんどん大きくなって、やりたいことが多くなり、自己中心的なプレーが増えていったんです。いつでもJ1へ行けるくらいの気持ちだったけど、それは過信だったと思います。だから3年目はケガでもなく、スタメンを外されてしまった。それで気づきました。自分の能力を過大評価しすぎていたって」

――その3年目となる2016年シーズンは、ヴェルディで1年下の三竿健斗選手が鹿島へ移籍加入したシーズンでしたね。

「ジュニア時代からいっしょにやってきた健斗は、U-17ワールドカップのメンバーにも入ったし、アンダーカテゴリーの代表にも招集されていた選手。それが認められたのか、鹿島への移籍が決まりました。しかも、『あの』アントラーズ。強いクラブというイメージしかなかったし、いいなぁという気持ちもありました。あのときは、本当に悔しかったですね。僕のほうが先に(J1へ)行きたかったから。だけど、そんな気持ちも自分を過大評価していたから。それを改めて、意識を変えようと決意したのが4年目だったんです。食事の内容、睡眠時間、ピッチ以外の面で、サッカーへつぎ込む時間を増やしていきました」

――そして、その4年目の終わりに、アントラーズからオファーが届くんですね。川崎フロンターレからもオファーがあったと聞きましたが。

「はい。最初はJ1へ行けるなら、クラブはどこでもいい。というような気持ちだったんですけど、鹿島から声をかけてもらったら、迷わず鹿島へと決めました」

内田篤人の薫陶を受ける安西幸輝。
「いつか背番号2をつけたい」

寺野典子●文 text by Terano Noriko渡部 伸●写真 photo by watanabe shin

遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~ (43)
安西幸輝 後編


 今季から鹿島アントラーズユースの監督を務めている中村幸聖。2000年に熊本県立大津高から鹿島に加入したOBだ。3年間在籍したもののリーグ出場は2試合に留まり、その後、モンテディオ山形、アルビレックス新潟、アルビレックス新潟シンガポールなどに在籍。そんな中村と再会したのが、2007年だった。

「アカデミーで仕事をしているんですよ」

 クラブハウスでそう挨拶してくれたのは、もう10年以上前のことだ。ジュニアのコーチからスタートし、ジュニアユース、ユースと鹿島の育成で経験を積んだ。

 5月15日、取材を終えて、プレスルームに戻ると、そこに中村がいた。立ち上がり、「久しぶりです」と腰を折る。人懐っこい陽に焼けた笑顔は、高卒ルーキーのときと変わらない。中村に訊いてみたいことがあった。

「コーチとアカデミー・アドバイザーはどうですか?」

 今季、ユースコーチには柳沢敦が、アカデミー・アドバイザーには小笠原満男が就任した。監督の中村にとっては、現役時代に憧れた先輩。レジェンドの存在を監督はどうとらえているのかを知りたかった。

「アドバイスも的確ですし、すごいですよ」と破顔する。

 その様子にくもりはない。自分にはない経験を持つレジェンドと呼ぶにふさわしいふたりが、直接チームに関わっていることで、選手たちが受ける影響の大きさを実感しているのが伝わってくる。それがいかに有益なのかを語る中村からは、長く育成に関わってきた人間ならではの大きさが感じられた。自分には伝えられないものを伝えてくれる人間の存在を純粋に喜んでいる。そして、柳沢や小笠原が中村監督の立場を尊重してくれると、照れ臭そうに言った。そんな話をする中村は18歳のころを思い出させたが、同時に38歳になった中村監督は指導者としてのキャリアを重ねた頼もしさも漂わせていた。

 小笠原、中田浩二、曽ヶ端準ら「黄金世代」から遅れること2年。1981年生まれの中村と同期加入した高卒ルーキーは、野沢拓也(FCティアモ枚方)、羽田憲司、根本裕一。現役を引退した羽田はトップチームのコーチを、根本はつくばジュニアユースの監督を務めている。現役時代「谷間の世代」と呼ばれた彼らもまた鹿島を支える土台となり、鹿島アントラーズの空気を作っている。

「大事なのはしゃべることだから」

 羽田コーチの声が響くトップチームの練習には、負傷離脱していた山本脩斗や伊東幸敏の姿があった。

 ACLでは連敗したが、リーグ戦は2連勝。1-0で逃げきった第11節のヴィッセル神戸戦は、鹿島らしい勝利とも言えるが、2点目が取れないのもまた鹿島なんだと思わざるをえない試合でもあった。それでもアグレッシブに前線から守備をする様子には、自信が漲っていた。

「去年に比べれば、悲観するようなことはないよ」

 土居聖真は迷いなく言い切る。思えば敗れたACLでは、土居はベンチスタートだった。攻守に渡り、チームをつなぐために汗をかく。献身的な仕事を厭わない。鹿島ユース出身の土居の姿もきっと、アカデミーの選手たちに好影響を与えているに違いない。

 相馬直樹、名良橋晃を筆頭に数多くのサイドバックを日本代表へ送り込んできた鹿島アントラーズ。そこに新たな名前が加わった。安西幸輝だ。今季、開幕当初は右サイドバックで出場し、その後は左サイドバックへとポジションを変えた。3月の代表選出を機に自身の武器であるアグレッシブさと、攻撃力を発揮している。リーグ戦では第9節終了後、すでに2得点。アシストも多い。加入2年目ながら、すでに中心選手としての自覚と責任感が漂うプレーには頼もしさすら感じる。


鹿島でのポジション争いを楽しみにしていたという安西幸輝

――ドイツから帰国した内田篤人選手と同時に加入となりましたが、ポジション争いという面では厳しいと感じませんでしたか?

「まったくなかったです。逆にすごくうれしかったですね。契約交渉の席で『内田選手は帰ってくるんですか?』と質問したんです。そのときに『戻ってもらえたらと考えている』という話だったので、『是非獲得してください』とお願いしました。篤人くんだけじゃなくて、(山本)脩斗くんも(西)大伍くんもいました。そこでポジションを獲れれば代表に近づけると思っていたから。全然OKでした。ポジション争いは選手である限り、いつでも、どこでもあります。強いライバルを倒さないと代表は無理だと思っていたので、アントラーズなら、申し分ないじゃないですか。J1でプレーしたいというのも、代表という明確な目標があったから。その目標を達成するには、アントラーズほど適したクラブはない。アントラーズのサイドバックってほとんどみんな代表だから」

――同時にアントラーズはサイドバックを活かしたスタイルで戦い続けているクラブですしね。

「だからこそ、僕に合っている。この決断は本当によかったと思っています」

――日本代表のサイドバックと言えば、2008年くらいからずっと、内田篤人、長友佑都、酒井宏樹、酒井高徳と海外組が君臨しています。若いサイドバックの選手にとっては、その現実は大きいんじゃないですか?

「そうですね。あの4人は安定しているし、篤人くんと長友さんは別格です。だから僕はもっと頑張らなくちゃいけない。まずは鹿島で結果を出して、国内での評価を得なくちゃいけないけれど、それだけではあの4人を乗り越えることにはならない。海外へ行かないとダメなんだという気持ちもあります」

――そして、3月に代表入り。

「鹿島へ移籍したときは、2年目の夏くらいに代表へ呼ばれることをイメージしていました。それが3カ月早まったことにはなりますが、篤人くんにも言われましたけど、1度呼ばれただけじゃ意味がないし、呼ばれ続けられるようにならなくちゃいけないと思っています」

――即試合出場機会を得られた。そのチャンスをどう活かせましたか?

「自分の良さ、アグレッシブさはわかってもらえたと思います。でも、アシストやゴールというような印象を残せたかと言えば、そうではなかった。もっと時間があれば、もっとやれたなという気持ちもありますし、同時に今のレベルを想えば、自分が出せるのはこれくらいなのかなというふうにも感じました。だからこそ、もう一度あの場所へ行きたいと強く思っています。もっと成長すれば、もっとボールも出てくるだろうし。そうなるように周りの人に認めさせることが大事だなと思います」



――昨シーズン終盤、左サイドバックでは山本選手が先発し、安西選手はベンチスタートも多く、レギュラー争いの難しさを語っていました。

「プロになってから、ほとんどずっとレギュラーとしてプレーしてきました。だから、鹿島に来て、初めてポジション争いを経験し、ポジションを獲られてしまった。脩斗くんのことはリスペクトしています。脩斗くんに限らず、ライバルとなる選手は僕にはないもの、足りないものを持っている。そこはこれから補っていけばいいと思っています」

――ポジション争いに大事なのは、長所を示すこと?

「そうですね。競争に勝つためにはアピールが必要だし、練習が一番大事だし、自分の色を出していくことが、ポジション争いには重要です。監督に『こういうスタイルの選手だ』と示す。代表ではそれが先決だと思っています。そのうえで、苦手なところを埋めていきたいという考えです」

――さまざまなポジションでプレーした昨季は、自分の色を出すのに苦労していたようにも感じました。

「そこでの悩みはありました。でも、いろんなポジションで使ってもらえたことで、サイドバックの守備面でもよくなったと感じています。もちろん、週2試合という連戦で試合に出続けるのは、ヴェルディ時代には経験がなかったし、相手も初めての選手ばかりだったし、苦労もしました。でも、想像以上の経験ができたのは、今となっては非常によかったと感じています」

――鹿島アントラーズだなぁと実感するのはどんなときですか?

「ベテランの人が、鹿島はこうやって勝つというのを見せてくれ、若手がこういう勝ち方があるのかと学べる機会が、鹿島はすごく多いですね。守備のタスクがすごい。終盤になって集中を切らさず守り切るとか、そういうチーム力を感じます」

――そのなかで安西選手の意識が変わった部分はありますか?

「試合に勝つということが最優先だというマインドになってきましたね。自分のプレーの良し悪しや内容なんて関係なく、まずは勝つことが大事だと」

――とはいえ、昨季もそうでしたが、勝てない時期がある。

「勝負事なので、勝てない試合ももちろんある。それでも、勝利へこだわり続けないと鹿島じゃないと思う。内容では劣っていても、勝てばいい。逆に内容が良くても勝てなければ意味はないと考え続けている」

――負けたけど、内容は悪くなかったという気持ちにはならない。

「そうですね。同時に勝っても、満足できないような顔をしている先輩も多いんです。(昌子)源くんや大伍さんがそうだった。勝っても課題を探し、反省している。そういう姿を見てきたからこそ、すごくいいクラブに来たと実感できた」

――勝利にこだわり続けるからこそ、貪欲になれる。それを今度は若手がやらなくちゃならない。

「そうですね。その責任を強く感じています。練習の空気が悪いなら、いち早く気付いて、変えていかなくちゃいけない。そこは代表選手の役割だと思います。誰もが入りたいと考えている代表チームを経験した人間が、そこの空気やそこで学んだことをクラブに還元させなくちゃいけないと思っています」

――西選手や昌子選手が移籍して、小笠原満男さんが引退し、世代交代の時期だから、勝てなくてもしょうがない、と言われたくは……

「ないですね。それは嫌です。それは意味がない。鹿島は勝たないといけないチーム。優勝しなくちゃいけない。連戦でもあっても言い訳なしで勝っていけるようにしたい。勝たせたいです」

――今季は、西選手の背番号22を受け継ぎました。

「プレッシャーはないですけど、喜びはあります。いつか篤人くんの番号をつけられたら」

――その内田選手とはよく話をしますか?

「はい。昨年はまだ遠慮というか、緊張感もあったので、なかなか話せなかったんですけど」

――リハビリしている大先輩の心情を考えれば、気安く話しかけられないですよね。

「でも、今年はもうそういう変な遠慮はなくなりました。今年はまったく違いますよ。聞きたいことは聞きます。篤人くんの経験を聞いたうえで、プレーすると上が見えてくるというか、僕にとっての教科書みたいな存在です。とにかく、海外での話を聞くとすべてが学びになります。篤人くんはピッチの空気を変えられる選手。僕はまだ、あらゆることすべてが足りないし、全部やらなくちゃいけないと感じます」

――鹿島移籍1年3カ月での代表デビュー。もちろんアジア王者にもなりましたし、今季はリーグ戦9試合で2得点。アシスト数も増えて、とんとん拍子という印象もありますが。

「去年の経験によって、生まれた自信みたいなものが、アシストやゴールにつながっているんだとは思います。確かに今のところは順調ですけど、同時に怖さもあります。でも、突き抜けるなら、突き抜けられるだけ突き抜けたい。きっとまた悩む時期は絶対に来ると思うので、その時はできるだけ高い位置で悩みたいと思います」

湘南の“誤審”ノーゴールで振り返る過去のJ1の主な誤審

昨日の浦和対湘南戦にて大きな誤審があった。
これほど明らかなゴールインをノーゴール判定するのいただけぬ。
そして、それに伴い。これまでの明らかで大きな誤審を報知新聞が列挙する。
その一つに、2013年の浦和対鹿島のオフサイドゴールが挙げられておる。
これは現地におって非常に悲しい気持ちにさせられて事をよく覚えておる。
この試合の誤審は、これも大きいが、その前に興梠がアウトプレイ時に鹿島の選手を手で突き飛ばしており、この行為に対してイエローカードどころか注意すらなかったことが大きかったように記憶しておる。
誤審と言うよりも、浦和に対する偏ったジャッジだったように思う。
大きな誤審はインパクトが大きいが、このように偏ったジャッジを積み重ねられることの方が苦しい。
誤審に目くじらを立てるよりも、偏ったジャッジをなくすように心がけて欲しい。
心からの願いである。

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湘南の“誤審”ノーゴールで振り返る過去のJ1の主な誤審
2019年5月18日 8時26分スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第12節 浦和2-3湘南

 湘南は敵地で、浦和に3―2で勝利した。

 0―2の前半31分、MF杉岡大暉(20)のシュートがゴールを割ったが、審判に認められず。明らかな“大誤審”に見舞われたものの、奮起した選手たちが、後半に3点を奪って大逆転した。

 ◆過去のJ1の主な誤審

 ▽07年5月6日、大分―広島 後半34分、広島FWウェズレイが倒されPK獲得。その際、直接プレーに関与していない大分MF藤田が2回目の警告で退場。このPKが決勝点となり大分が1―2で敗れた。試合後、誤審が認められ、藤田の退場処分は取り消されたが、結果は覆らなかった。

 ▽13年5月11日、浦和―鹿島 後半33分、浦和MF梅崎のクロスに明らかにオフサイドの位置にいたFW興梠が頭で合わせてゴール。鹿島の選手は詰め寄ったが、審判団は興梠は触っていないと得点を認めた。後日、日本協会の上川徹審判委員長が誤審を認めた。

 ▽18年11月24日、清水―神戸 主審が4分と表示した後半ロスタイムを、治療などによる中断があったため20分近くに延長。清水がロスタイム14分に追いつき、3―3で終了。後日、審判委員会は「もっと早く終わらせるべきだった」と主審の判断を謝罪した。

香港にて「サッカーセブンズ」開幕

「サッカーセブンズ」の開幕を報じる香港経済新聞である。
鹿島のトップチームから出場する有馬は「2016年にサッカーセブンスに出場して、自分の力を出し切れなかった記憶がある。チームの勝利のために最大限プレイしたい」と3年前にユースの一員として参加した際の記憶を語る。
是非とも今回は年長者としてチームを牽引し、勝利に繋がるゴールを決めて欲しい。
チームを率いる柳沢ユースコーチは、「僕自身は初めての大会になるが、香港に住んでいる日本人の方とも交流を深めながら、7人制サッカーをプレイできることを楽しみたい。日本人らしいサッカー、アントラーズらしい諦めない勝負にこだわるサッカーで戦いに臨みたい」と言う。
若い世代の海外経験を大いに役立てるチャンスである。
成長させて帰ってくるのだ。
鹿島の躍動の報を待っておる。

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香港で「サッカーセブンズ」開幕 鹿島アントラーズ、在港日本人児童との交流も

17日に香港で開幕したサッカーセブンズ

 香港の初夏の恒例スポーツイベント「HKFC CITI SOCCER SEVENS 2019(サッカーセブンズ)」が5月17日、開幕した。今年は20周年の記念大会で、参加チームは、メイントーナメント16チーム、35歳以上の選手が参加するマスターズトーナメント10チームが参加する。

鹿島アントラーズの選手たちは香港在住の日本人小学生とも交流

 メイントーナメントにはイギリスから、今年プレミアリーグ7位に終わったウルヴァーハンプトン・ワンダラーズをはじめ、レスター・シティ、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドなどの名門チームが名を連ねる。日本からは鹿島アントラーズが2016年から4大会連続で出場。今年も昨年同様、プロ選手とユースチームの混合チームで大会に挑む。ユースチームの中でもレギュラーとして活躍している選手が多く、中にはU17日本代表に選出されている選手も含まれ、グループリーグはイギリスの強豪のニューカッスル・ユナイテッドやブライトンと同じグループではあるが、決勝リーグ進出への期待は大きい。

 トップチームのプロ選手で今大会に出場する有馬幸太郎選手は「2016年にサッカーセブンスに出場して、自分の力を出し切れなかった記憶がある。チームの勝利のために最大限プレーしたい」と意気込みを見せる。同チームのコーチで日本代表や鹿島アントラーズでも活躍した柳沢敦さんは「僕自身は初めての大会になるが、香港に住んでいる日本人の方とも交流を深めながら、7人制サッカーをプレーできることを楽しみたい。日本人らしいサッカー、アントラーズらしい諦めない勝負にこだわるサッカーで戦いに臨みたい」と話す。

 大会に先立ち、5月16日には香港在住の日本人小学生を対象にサッカークリニックがHKFCで開催された。大会に臨むアントラーズの選手団と小学生40人が参加し、約2時間、ミニゲームなどで交流を楽しんだ。クリニックに参加した小学生たちからは「プロの選手のサインがもらえてうれしかった」「将来はプロサッカー選手になりたい」との声も上がっていた。

 大会は、5月17日18時にマスターズリーグが開幕し、18日午前よりメイントーナメントを行う。会場はハッピーバレー(●馬地)のHong Kong Football Club(3 Sports Road, Happy Valley, Hong Kong)。

 チケットは大人、1日券=160香港ドル、2日間通し券が=300香港ドル。16歳以下の子どもは無料。17日のマスターズトーナメント試合も無料で観戦できる。チケットはticketflapでオンライン販売する。

●=足へんに包

トゥールーズ・昌子、残留争いの苦悩

トゥールーズの昌子源を取材したフットボールチャンネルの小川女史である。
残留争いの渦中にある昌子の気持ちを引き出しておる。
「初めてなので、慣れてない分しんどい。残留争いが佳境を迎えたこの2週間は常に気が抜けないという…ここ何週間かは、自分のサッカー人生の中でも本当に気を使っているかな…と」と語る。
これまで鹿島では経験をしてこなかったことを体験しておることがわかる。
「優勝争いは、次の試合に勝てばいい。なんでそう思えるか、というと、ここまで勝ってきたから首位を狙える今の順位にいる、という根拠があるから。次も勝てばいい、俺ら次第やん、という…。でも下位争いにはその根拠がない。勝ってないからこの順位にいるわけだから、『次も勝てばいい』とは思えないんですよね…」と鹿島での優勝争いの体験を口にしつつ、現在の残留争いについて吐露する。
なかなか気持ちとして難しいことが伝わってくる。
また、鹿島での優勝争いの気持ちとはこうだったのかと感じ取れた。
今の鹿島の選手もこう考えて戦っておろう。
応援していきたい。
昌子源は、次の試合にて勝利し、残留を決めて欲しいところ。
朗報を待っておる。

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昌子源、「俺ら次第やん」が通用しない。直撃取材で吐露した本音と残留争いの苦悩
今冬にフランス、リーグ・アンに所属するトゥールーズへと移籍を果たした昌子源。ロシアW杯にも出場したCBは現在、新天地デビューから16試合連続フル出場を果たしているなど、チームの主力としてプレーしている。しかし、クラブはなかなか勝つことができない。そして昌子は、今まで体験したことのなかった出来事を体験し、「しんどい」と吐露した。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

2019年05月17日(Fri)10時20分配信
text by 小川由紀子 photo Getty Images,Yukiko Ogawa


トゥールーズは残留を決められず


リーグ・アン第36節、アミアン戦後に取材に応じたトゥールーズの昌子源【写真:小川由紀子】

 5月11日に行われたリーグ・アン第36節。昌子源が所属する現在15位のトゥールーズは、このアミアン戦に勝利すれば、残留が確定するはずだった。のだが、3ポイント差でトゥールーズを追うアミアンが、満員御礼のホームグラウンドで奮闘し、結果は0−0のドロー。残留確定は、次戦に持ち越しとなった。

 試合は、フォワードに馬力系選手を揃えるアミアンが「数打ちゃ」とばかりにシュートを撃ち込んでくるのをトゥールーズが守る展開で、なんとかクリーンシートに抑えたDF陣は殊勲ものの働きだった。が、公式記録では3本となっているシュートを見た記憶がまったく残っていないほど、攻撃面では、トゥールーズに点の入りそうな予感はまったくなかった。

 1月19日の第21節ニーム戦でデビューして以来、ここまでリーグ戦16戦に連続フル出場している昌子も、彼いわく「“ザ・フランス”的」なフィジカル自慢の相手フォワードをそつなく封じこめて零封に貢献。

 終盤、ゴール前で出したパスが相手に当たって、際どいピンチを招きそうになった場面については、「ゴールキックになったからよかったけど、ああいったひとつが命とりだと思うし気をつけたい」と反省しきりだったが、ゴリゴリ押し込んでくるタイプの選手とのマッチアップについては「成長しているのを感じた」と手応えも口にした。

「このしんどい1週間をまた過ごすのか…」

 がしかし、今冬フランスに来た昌子は現在、これまでのサッカーキャリアで一度も体験したことがなかった修羅場を体験している。『残留争い』だ。

「初めてなので、慣れてない分しんどい。残留争いが佳境を迎えたこの2週間は常に気が抜けないという…ここ何週間かは、自分のサッカー人生の中でも本当に気を使っているかな…と」。

 優勝争いなら何度も経験してきた。

「優勝争いは、次の試合に勝てばいい。なんでそう思えるか、というと、ここまで勝ってきたから首位を狙える今の順位にいる、という根拠があるから。次も勝てばいい、俺ら次第やん、という…。でも下位争いにはその根拠がない。勝ってないからこの順位にいるわけだから、『次も勝てばいい』とは思えないんですよね…」

「(この試合で)決めたかった。このしんどい1週間をまた過ごすのか…」。

『絶対に勝ち点3をとるぞ!』という意志が微塵も感じられなかったこの試合の戦いぶりをみても、トゥールーズの選手たちは、それほど危機感を抱いていはいない様子だ。

 トゥールーズは昨季もプレーオフを勝ち抜いて残留を決めた。このヒリついた残留争いの感覚に慣れっこなのか、18位のカーンとの5点差は、「まあよっぽどのことがなければ覆されないだろう」というような、まったり感がある。

 しかし実際は、相手が2勝して、トゥールーズが2敗すれば順位はひっくり返る。決して安心はできない状況だ。

尊敬する先輩との対決で勝利を

「何があるかわからない。しっかり次の試合に勝って決めたい」と昌子は力を込めたが、次の対戦相手はマルセイユ。今シーズンは欧州カップ出場権を逃す残念な成績ではあるが、対戦相手をビビらせるジャイアントに変わりはない。

 そして昌子にとっては、酒井宏樹との対戦だ。

「(ディミトリ・)パイェ選手や(マリオ・)バロテッリ選手もいますが、個人的には、マッチアップは少ないだろうけど、宏樹くんのいるチームとやれるっていうのはうれしい。先輩としてとても尊敬している人なので。サッカー選手の先輩でもあり、フランスでの先輩でもある。(酒井選手が)柏レイソルにいたときもやったことがないので、対戦はたぶん初めてなんです。それがこのフランスの地でできるっていうのもうれしく思いますね。

僕がフォワード、とか、ポジションが逆だったら、また面白かったかもしれないですけど。宏樹くんが右か左かでも、マッチアップの機会は増えたり減ったりする可能性はあるけれど、しっかりいい準備をして」。

 そしてもちろん、尊敬する先輩が相手でも、「勝負ごとなんて勝ちたい!」と、闘魂が揺らぐことはない。

「バロテッリなんかは一発を持っている人ですし、相手がクオリティあるのもわかっているけれど、そういうチーム相手にも勝っていかないといけない。少しでも隙を見せるとやられるレベルだと思う。相手が誰だろうと、0(零封)を意識してがんばります!」

 5月18日のトゥールーズ対マルセイユ戦は、酒井と昌子の日本人対決、そしてトゥールーズの残留確定もかかった、注目の一戦だ。

(取材・文:小川由紀子【フランス】)

【了】

上田綺世くん、フル代表招集へ

南米選手権に向けた日本代表に選出されることが濃厚となった上田綺世くんである。
9年半ぶりの大学生選出として大きく報じられておる。
昨日のトゥーロン国際大会に向けたU-22日本代表に上田くんの名前がなかったことで、不思議に思っておったのであるが、こういうことだった様子。
東京五輪世代のエースストライカーとして、ここは一つ世界に名を馳せる活躍を魅せるのだ。
また、これだけの逸材が鹿島に入団してくるのだ。
大切に育てて行きたい。
楽しみである。

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法大・上田綺世9年半ぶり大学生A代表誕生へ
[2019年5月17日22時47分]


上田綺世(2018年8月14日撮影)

約9年半ぶりの大学生A代表が誕生する。南米選手権ブラジル大会(6月14日開幕)に臨む日本代表に、法大3年のFW上田綺世(あやせ=20)の選出が内定していることが17日、分かった。

U-22日本代表のトゥーロン国際(6月1日開幕)遠征メンバーが同日発表され、ここが主戦場だった上田が不選出。関係者によると既にA代表初招集の下交渉がまとまり、大学の出席日数にも配慮してトゥーロン行きが免除された。

異例となる2年後の鹿島入りが決まっている東京五輪世代のエース候補。今月24日の南米メンバー発表で正式に名が挙がれば、10年1月のアジア杯予選イエメン戦でFW永井謙佑(福岡大)とMF山村和也(流通経大)が選ばれて以来の学生代表となる。当時は初招集13人と若手主体で、2人は20年ぶりの大学生Aマッチ出場を記録。今回の南米選手権も22歳以下が大半を占める編成で、ヤング森保ジャパン常連の上田にもチャンスが与えられそうだ。

森保監督は「キリンチャレンジ杯やコパ・アメリカ(南米選手権)に向けたメンバー発表(23、24日)を控えていますので…」と笑顔で不選出組に関する質問をかわしたが、日本協会はU-20W杯ポーランド大会を回避した東京久保、鹿島安部、広島大迫に加え、上田からも南米派遣の内諾を得ることに成功。さらに前線では松本の快足FW前田らにも打診しており、選手選考の結論が注目される。

◆上田綺世(うえだ・あやせ)1998年(平10)8月28日、茨城県水戸市生まれ。吉田小1年の時に吉田が丘SSSでサッカーを始め、同5年からmalva水戸。鹿島ノルテジュニアユース、鹿島学園高から法大。1年時に35年ぶり総理大臣杯V、2年時に42年ぶりインカレ制覇。東京五輪世代の森保ジャパンには17年の初陣タイ遠征から18年アジア大会、今春のU-23アジア選手権予選まで常時選出。家族は両親と姉。利き足は右。180センチ、72キロ。

南米選手権に法大3年・上田綺世の招集検討 東京五輪世代の期待株
 サッカーの日本代表が招待出場する6月開幕の南米選手権(ブラジル)で、プロ経験のない法大3年のFW上田綺世(20)のフル代表初招集が検討されていることが17日、関係者の話で分かった。既に日本サッカー協会が法大側に招集の可能性を伝えたという。メンバーは24日に発表される。

 茨城・鹿島学園高出身の上田は東京五輪世代の期待株で、高い決定力を評価され2021年のJ1鹿島入団が決まっている。昨年のアジア大会にU-21(21歳以下)日本代表として出場し、3ゴールの活躍で準優勝に貢献した。

 大学所属選手のフル代表招集は最近では珍しく、10年1月のイエメン戦に福岡大の永井謙佑(現FC東京)と流通経大の山村和也(現川崎)が出場した例がある。

法大FW上田 A代表入りへ 五輪世代中心で挑む6月南米選手権
[ 2019年5月18日 05:30 ]


A代表入りが濃厚な法大FW上田綺世
Photo By スポニチ


 東京五輪世代のエース筆頭候補、FW上田綺世(あやせ、20=法大3年)が、6月の南米選手権でA代表入りすることが濃厚となった。南米選手権は五輪世代が中心となるが、大学生は上田のみとなる見込み。現役大学生のA代表デビューが実現すれば、10年1月イエメン戦のMF山村和也(当時流通経大)、FW永井謙佑(同福岡大)以来、約9年半ぶりとなる。
 日本協会はこの日、U―22世代で臨む6月1日開幕のトゥーロン国際大会(フランス)のメンバー22人を発表した。上田をはじめ五輪世代の“常連”が外れ、森保監督も「キリンチャレンジ杯や南米選手権のメンバー発表を控えているので、そこまで考えていただければ」とA代表選出を示唆した。

 他にもMF中山雄太(ズウォレ)、DF板倉滉(フローニンゲン)、MF杉岡大暉(湘南)、DF立田悠悟(清水)らがトゥーロン国際大会のメンバーを外れ南米選手権の候補となっている。

 《新顔6人選出》トゥーロン国際大会の22人にはA代表経験者のMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)のほか、新顔6人を選出。ハードワークが持ち味の鳥栖の17歳、MF松岡大起や、大学生4人の中で唯一の初招集となった左利きの万能型DF田中駿汰(大体大)らが入った。指揮官は「最終的に(五輪の)メンバーに絡んでくるであろう選手たち」と期待。横内コーチが監督を代行する。

法大FW上田綺世、現役大学生でA代表選出へ…永井、山村以来9年ぶり
2019年5月18日 5時0分スポーツ報知


上田綺世

 日本代表が招待出場する6月開幕の南米選手権(ブラジル)で、法大3年のFW上田綺世(あやせ、20)がA代表に初招集される可能性が出てきた。日本サッカー協会が、法大に招集の打診をしていることが17日、判明。選出されれば、10年1月のイエメン戦で、当時福岡大だったFW永井謙佑(F東京)、流通経大のMF山村和也(川崎)以来となる現役大学生のA代表選出となる。

 U―20W杯を回避し、同選手権に招集される見込みのMF久保建英(17)=F東京=、MF安部裕葵(20)=鹿島=らと同じ目的で、東京五輪に備え、若手に世界トップクラスとの試合で経験させる狙い。茨城・鹿島学園卒の上田は高い決定力を評価されて、2021年のJ1鹿島入団が内定している。昨年のアジア大会にU―21日本代表として出場し、3ゴールの活躍で準優勝に貢献した。
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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