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報知新聞 FC東京戦寸評

報知新聞によるFC東京戦の寸評である。
快勝に良い評点が並ぶ。
MOMと最高評点はブエノ、「DFブエノ【7・0】殊勲の先制点&無失点。速い強い高い上手い素晴らしい。MOM」と評される。
ここに来て、欠くこと出来ぬピースとなっておる。
そしてジャッジについては「東城穣主審【6・0】それがファウルならさっきのも…という場面も何度かあったが、基準自体はフィジカル強者揃いの両チームの良さを引き出すところにあった」と寸評。
気になるところがありつつも、良い評価が与えられた。
良いレフェリングが良い試合を産んだと言えよう。
また、「柿沼亨・第4審判【6・5】大岩剛、内田篤人、遠藤康、曽ケ端準、永木亮太、伊藤翔…。血気盛んに裏へ飛び出そうとする面々を必死に食い止める」と、ベンチと第4審判の攻防を伝える。
これもまた、鹿島の試合の一つの見物となっていこう。
楽しみである。

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【鹿島】採点&寸評 大一番の首位決戦制しついに1差 内田篤人「やっとスタートライン」
2019年9月15日 11時41分スポーツ報知


鹿島の先発布陣

◆明治安田生命J1リーグ▽第26節 鹿島2―0F東京(14日・カシマスタジアム)

 2位の鹿島はF東京との首位攻防戦を2―0で制し、勝ち点差を1に詰めた。DFブエノ、MFセルジーニョがゴールを奪い、守備陣もGKクォンスンテを中心とした好守で無失点。主将のDF内田篤人は「やっとスタートラインに立った」と話した。

 採点と寸評は以下の通り。

大岩剛監督【6・5】まだ1差、されど1差。大一番でありながら、三竿負傷後に永木ではなく小泉をボランチで試運転させる全冠制覇用采配

GKクォンスンテ【6・5】相手の決定力不足よりも、彼の安定力が無失点の大きな要因

DF小泉慶【6・0】何度か怪しく時に危うかったが、彼しかできない潰しプレーもあり。終盤は3年ぶりにレオとボランチコンビ形成

DFブエノ【7・0】殊勲の先制点&無失点。速い強い高い上手い素晴らしい。MOM

DF犬飼智也【6・5】地位は人を作る。永井に手を焼くも前回対戦時の失態を見事挽回。キックの質もすこぶる高い

DF小池裕太【6・0】攻撃センスをもってすれば物足りなさも残るが「まずは守備から」を体現しようとし、実現できたことは成長

MF三竿健斗【6・5】DFとのサンドウィッチでピンチの芽を摘み失点ゼロ。負傷退場気がかり

MFレオシルバ【6・5】読めないボールさばきで相手を翻弄。「Courtois」と書いて「クルトワ」ぐらい読めない(ベルギー代表GK)

MFセルジーニョ【6・5】あれぞセルジのスナイパーショットで貴重な2点目。走行距離も両チームトップ

MF白崎凌兵【6・0】ワンタッチプレーでリズム生む。小池とも合ってきた。それだけに負傷気がかり

FW土居聖真【6・5】高萩&橋本の手練れデュエル強者のかゆいけど手が届かないところでボールを受け、かつ前を向くことで攻撃を活性化

FW伊藤翔【5・5】ファーストディフェンダーとしては優秀だが攻撃時の起点にはなれず

MF名古新太郎【5・5】後半開始時IN。1アシストも少々危ない橋を渡りがち。点差に応じたプレーを心がけたい

FW上田綺世【6・0】後半25分IN。繊細なガツガツっぷりで存在感と大器の片鱗

DFチョンスンヒョン【―】後半36分IN。ブエノスンヒョン犬飼町田の4バックも大岩監督ならいつかやりそう。出場時間短く採点なし

東城穣主審【6・0】それがファウルならさっきのも…という場面も何度かあったが、基準自体はフィジカル強者揃いの両チームの良さを引き出すところにあった

※柿沼亨・第4審判【6・5】大岩剛、内田篤人、遠藤康、曽ケ端準、永木亮太、伊藤翔…。血気盛んに裏へ飛び出そうとする面々を必死に食い止める

※平均は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

チームに揺るぎない一体感を生み出す“ベンチ力”

鹿島のベンチについて伝えるサッカーダイジェストの広島記者である。
ルヴァン杯・浦和戦にてベンチから飛び出しチームに指示し、鼓舞した内田篤人主将が注意されたシーンが記憶に残る。
それが、このFC東京戦では人数が増え、ピッチに立つ11人だけでなく、ベンチも含めたチーム全体で戦っておることが強く伝わってくる。
これが今の鹿島である。
プレイ出来ずとも戦うことが出来る。
素晴らしい。
我々もスタジアムに集い、12人目の選手としてチームに力を与えようではないか。
タイトルに向けて力を合わせるときである。

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【鹿島】「俺ら、前に出ちゃうんで」チームに揺るぎない一体感を生み出す“ベンチ力”
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2019年09月15日

内田は試合前に「早めに注意してください」と挨拶


ベンチに控える選手たちも一緒になって戦う。先発フル出場の犬飼も「良いチームですよね」と強く実感している。写真:徳原隆元

[J1リーグ第26節]鹿島2-0FC東京/9月14日/カシマ

 その数が、増えてきているような気がする。

 ベンチに控える内田篤人が、タッチラインぎりぎりまで出てきて、味方に熱のこもった指示を出す。そうした姿は開幕当初からも見られていた。判定に納得がいかなければ、線審に詰め寄ることもある。

 そんな内田に“加勢”するメンバーが、増えてきているような気がするのだ。FC東京との大一番でも、出番を待つ選手たちに加え、交代してベンチに下がった選手までもが、座らずに立ったまま仲間たちの戦いを見守り、時には大きな声を張り上げる。

 そうした振る舞いは、審判団からすれば、あまり良い印象を持たれていないのかもしれない。実際、試合前に内田は第4審判に「俺ら、前に出ちゃうんで。早めに注意してください」と挨拶に行ったという。

 着目すべきは、内田が「俺」ではなく、「俺ら」と複数形を使っていることだ。これほどベンチ前が、良い意味で騒々しくなるチームはあまりないのではないだろうか。

 先発はもちろん、ベンチスタートとなり、たとえ出場の機会が訪れなくても、勝利を目指す選手たちは、同じ方向を向いて、一枚岩になって戦う。内田が言うように、今の鹿島は「チーム全体で勝つ」ことを体現できている。

「別に俺だけじゃなくて、気づいた選手が言えばいい。経験のあるヤス(遠藤康)やソガさん(曽ケ端準)もいる。ベンチの一体感はすごく大事。(監督の大岩)剛さんも言っていますけど、苦しい時に、みんなの顔を見て、ベンチからの声を聞いて、それで走れるぐらいなら、声を出す。それは別に、俺がグラウンドにいてもいなくても、関係ない」(内田)

 そうしたベンチからの声は、しっかりと届いている。FC東京戦でフル出場したCB犬飼智也も「聞こえていますね」と認め、「試合が止まった時とか、点が入った時には、自分から話しにも行きます」と、密なコミュニケーションを取っていることを明かす。

 ピッチに立つ選手たちと同じぐらいの熱量で、ベンチメンバーがファイティングポーズを取る。「一体感を感じる」と犬飼は言う。「出ている俺らがやらないといけないって思う。やっぱり、そういうのは大事だし、チームになっているなって思いますね。良い雰囲気だし、メンバーに入っていない選手たちも一緒に戦っている。良いチームですよね」とも。

「ファミリー」という言葉を大事にしてきたからこそ


首位に立つFC東京を2-0で撃破。3年ぶりのリーグタイトル奪還はもちろん、ルヴァンカップ、天皇杯、ACLを加えた“4冠”に向け、ファン・サポーターとともに、チームは一丸となって邁進している。写真:徳原隆元

 そんな“ベンチ力”を支える人員の増加について、犬飼は「やっぱり、篤人さんやソガさんもやっているし、自分もそうあるべきだと思うし、自然と増えていっているのでは」と感じているようだ。

 他のベンチメンバーを巻き込むほどの存在感を示す内田は、ファンやサポーターへの感謝も口にする。

「今日もバスで入ってきた時、良い雰囲気を作ってくれましたし。そういうのが、選手たちがキツイ時にね、(小泉)慶も足がつっていましたけど、それでも動けるのは、そういうスタジアムの雰囲気があるから。良いチームだと思うし、良い流れが来ている」

 スタメンも、ベンチも、ベンチ外も、ファン・サポーターも。「ファミリー」という言葉を大事にしてきた鹿島が、4冠(J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、ACL)という偉業に向け、一丸となって突き進んでいる。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

内田篤人主将、チームを結束

FC東京戦の内田篤人主将について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
試合前のロッカールームにて、ゲームキャプテンの三竿に気遣いつつ、チームを鼓舞する姿を伝える。
見えぬところで主将としてチームを牽引しておることが伝わってくる。
「こういう大事な試合だからって、120パーセントは出ないよ。今回、練習は1週間弱しかなかったけど、準備してきたものを出すしかない。だから、いつも通りやろう。みんなで苦しい時はゼロで抑えて、行けそうだなと思ったら、勇気を出していこうよ」。
実績、経験のある選手だからこその言葉がチームに染み渡ったことであろう。
そして試合後には、「本当に、選手たちの頑張り……選手たちの頑張りって、俺、何様の立場だよって思われるかもしれないけど、今日の試合で選ばれた(スタメンの)11人、俺も含めて(ベンチメンバーも加えた)18人が頑張った。これだけ(選手の)入れ替わりがあっても、“良い質”で戦えている。それはフロントがしっかりしているから」と選手を労い、フロントに感謝する。
篤人は、鹿島を象徴するキャプテンであることがよくわかる。
チームを結束させ、タイトルをもたらせてくれよう。
信頼しておる。

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【鹿島】試合前のロッカールーム、内田篤人はどんな言葉でチームを鼓舞したのか?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2019年09月15日

苦しい時も耐えて、止めを刺す。そんな展開も予言?


首位FC東京との大一番を制した鹿島。内田は「最近、特にホームでの戦い方は“熟して”きている気がする」と印象を語った。写真:徳原隆元

[J1リーグ第26節]鹿島2-0FC東京/9月14日/カシマ

 キックオフ前のロッカールームでの円陣。内田篤人は「しゃべるか?」と三竿健斗に確認すると、「いや、篤人さん、お願いします」と返されたという。

 勝点4差で首位に立つFC東京との大一番。腕章を巻いて先発する三竿に対し、内田なりの気遣いを見せたのだろう。三竿がそれを辞退したのは、内田が発する言葉の重みを承知していたからかもしれない。

 内田のメッセージは、ある意味、この試合を予言するものだった。

「こういう大事な試合だからって、120パーセントは出ないよ。今回、練習は1週間弱しかなかったけど、準備してきたものを出すしかない。だから、いつも通りやろう。みんなで苦しい時はゼロで抑えて、行けそうだなと思ったら、勇気を出していこうよ」

 開始早々にレオ・シルバのCKからブエノがヘディングシュートを叩き込み、幸先良く先制に成功する。1-0で迎えた後半は、攻撃の強度を上げたFC東京に攻め込まれて劣勢の時間帯が増えたが、チーム全員で懸命に守って失点を許さない。徐々に盛り返せるようになると、点を取りに行く姿勢を見せ、セルジーニョの鮮やかなミドルで止めを刺す。

 まさに“みんなで苦しい時はゼロで抑えて、行けそうだなと思ったら勇気を出していく”展開で、鹿島は大きな勝点3を手中に収めた。

 内田はまた、こんなことも言って選手たちを送り出した。豊富な経験を持つ内田の言葉だからこそ、説得力があったはずだ。

「いつも通りやろう、いつも通りに勝とう。大事な時こそ平常心。ワールドカップでも、チャンピオンズリーグでもそうだから」

 いつも通りに勝つ――そう言える選手がいる。それを体現できる仲間たちがいる。これまで20ものタイトルを積み上げてきた常勝軍団だからこそ、なせる“芸当”だろう。

 この日は出番のなかった内田が、鹿島というクラブを誇りに思いながら、チームメイトの奮闘を労う。

「本当に、選手たちの頑張り……選手たちの頑張りって、俺、何様の立場だよって思われるかもしれないけど、今日の試合で選ばれた(スタメンの)11人、俺も含めて(ベンチメンバーも加えた)18人が頑張った。これだけ(選手の)入れ替わりがあっても、“良い質”で戦えている。それはフロントがしっかりしているから」

 難敵相手に、底力を見せつける完勝劇だった。もっとも、内田は「まだ試合があるし、別に俺らが首位に立ったわけでもない」と表情を引き締める。

 試合前、昨季に引退した鹿島の“レジェンド”小笠原満男に今節のFC東京戦の重要度について聞けば「ただの1試合だから」と諭された。脈々と受け継がれている勝者の流儀。「大事な試合だからどうこうっていうのではなくて、いつも通りに、普通に試合をして、普通に勝って帰ろうっていう感じ」(内田)。タイトルを獲るチームとはこういうものだと、改めて思い知らされる一戦だった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

首位FC東京を撃破!主力流出も鹿島アントラーズはなぜ強い?

鹿島について記すTHE PAGEの藤江氏である。
内田篤人主将と鈴木満常務取締役強化部長の言葉から、今の鹿島アントラーズが伝わってくる。
このFC東京との一戦だけでなく、クラブとしてどうするのかが考えられておることがよくわかる。
鹿島を応援してきて本当に幸せだと感じさせられる。
これからも一つ一つ勝っていきたい。

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首位FC東京を撃破!主力流出も鹿島アントラーズはなぜ強い?
9/15(日) 6:03配信

 古傷でもある右ひざの怪我による戦線離脱を乗り越え、9月の声を聞くとともに約5か月ぶりにリーグ戦およびYBCルヴァンカップのベンチ入りメンバーに復帰した鹿島アントラーズのキャプテン、DF内田篤人(31)はキックオフ前に必ず第4審判員に挨拶へ向かうようにしている。

 ルールに抵触すると理解していても、アントラーズが劣勢になるとベンチ前のテクニカルエリアに出て、チームメイトに身振り手振りで指示を送ってしまう。イエローカードの対象になる行為であり、第4審判員から「怒られているんだけどね」と苦笑しながら挨拶する目的を明かしてくれた。

「前に出ちゃうので言ってください。早めに注意してもらってまったく問題ありませんと一応、第4審判員には言っている。でも、やっぱりチーム全体で勝つ、と思うと、そうなっちゃうよね」

 首位を快走してきたFC東京を、ホームの県立カシマサッカースタジアムに迎えた14日の明治安田生命J1リーグ第26節の前にも、内田は柿沼亨第4審判のもとへ挨拶に向かっている。それでも、勝つと負けるとでは天国と地獄の差が出る天王山で、無意識のうちに何度もベンチを飛び出した。

 内田だけではない。チーム最年長のGK曽ヶ端準(40)も、副キャプテンのMF遠藤康(31)もテクニカルエリアへ足を踏み入れている。ピッチには立たなくとも、長くアントラーズを支え、常勝軍団の歴史と伝統を紡いできたベテランたちも一緒に戦っていた。笑顔を浮かべながら内田が続ける。

「苦しいときにみんながベンチの顔を見て、声を聞くことで走れるのならば声を出します。監督も言っていることだけど、経験のある選手、ソガさん(曽ヶ端)やヤス(遠藤)を含めて、ベンチの一体感というものがすごく大事なので」

 大一番はアントラーズが2-0で快勝した。右コーナーキックからDFブエノ(24)が頭で先制弾を決めたのが開始わずか2分。その後もピッチとベンチが一体化するかのように、闘志を前面へ押し出した戦いぶりでFC東京を封印。後半33分にMFセルジーニョ(24)が追加点を叩き込んで勝負を決めた。

 最大で9ポイント差をつけられていたFC東京との勝ち点差を、次節にも逆転可能な1ポイントに縮めただけではない。ルヴァンカップでベスト4に、天皇杯ではベスト16にそれぞれ進出。連覇を目指すACLでも、浦和レッズとともにベスト8に勝ち残っている。

 4冠獲得をも視野に入れたアントラーズからは今夏、昨シーズンの新人王に輝いたMF安部裕葵(20)がFCバルセロナへ、左右のサイドバックでプレーできる安西幸輝(24)がポルティモネンセSCへ、そして昨シーズンに11ゴールをあげたFW鈴木優磨(23)がシントトロイデンVVへ移籍した。

 さらにさかのぼれば、ロシアワールドカップに臨む日本代表に選出されたDF植田直通(24)が昨夏にセルクル・ブルージュ、DF昌子源(26)が昨年末にトゥールーズへそれぞれ移籍。FW金崎夢生(30)は昨夏にサガン鳥栖へ、DF西大伍(32)はこのオフにヴィッセル神戸へ新天地を求め、長く精神的支柱を担ってきた小笠原満男さん(40)も昨シーズン限りで現役を引退した。

 チームの骨格が入れ替わったと言っても過言ではない状況下で、それでも時間の経過とともに調子を上げ、4月の対戦では1-3と完敗を喫しているFC東京にしっかりと借りを返した。強さを取り戻しつつある理由はどこにあるのか。内田は若手とベテラン・中堅のバランスのよさをあげる。

「僕が昔いたときの鹿島の強さに比べたらまだ、と思う人がいるかもしれないけど。いまはサッカー選手として年齢的に完成し切っていない若い選手、(三竿)健斗やブエノ、ワンちゃん(犬飼智也)とかがたくさんいるなかで、経験のある選手、今日の先発メンバーで言えば(クォン・)スンテ、レオ(・シルバ)、(伊藤)翔たちが上手く噛み合っていますよね」

 クラブの黎明期からの方針を時代に合わせて柔軟に変化させ、的確な補強で穴を埋めてきたフロントの動きも見逃せない。かつては高卒や大卒の生え抜き選手をアントラーズカラーに育てる、10年スパンの計画を遂行してきた。日本人選手の海外移籍は、まったく前提に入れていなかった。

 1996シーズンから強化の最高責任者を務めてきた鈴木満常務取締役強化部長(62)は、いまでは苦笑しながら「サッカー人生は一回限りですし、選手の夢でもある海外移籍を止めるつもりはありません」と語る。内田や大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)、柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)らも送り出してきた過程で、生え抜きを育てながら補強も並行させる方向へ舵を切った。

「他チームからの移籍で選手を補強することもある程度は視野に入れていかないと、チーム作りが間に合わない時代になってきた。10年どころか、3年ないし4年しか在籍しないことを前提にチームを作らないといけない。ただ、移籍と言っても、バリバリの日本代表クラスの選手を獲得することはやはり避けたい。培ってきたアントラーズのカラーというものがあるので」

 アントラーズらしさとは黎明期の土台を作ったブラジルの英雄ジーコが伝授した、敗北の二文字を心の底から拒絶する勝者のメンタリティーにある。ぶれないアイデンティティーが常に脈打っているからこそ、外国人ではブラジル人選手が、日本人選手でも新卒組や移籍組を問わずに憧憬の視線を送る。

 このオフの動きを追えば、鈴木や安部らが抱く強い海外志向を把握したうえでFW伊藤翔(31)を横浜F・マリノスから、MF白崎凌兵(26)を清水エスパルスから獲得。徳島ヴォルティスへ期限付き移籍させていたブエノも復帰させた。開幕直後にDF小池裕太(22)をシントトロイデンから期限付き移籍で、夏場にはMF小泉慶(24)が柏レイソルから完全移籍で加入。2021シーズンからの加入が内定していた東京五輪世代のFW上田綺世(21)も、7月に法政大学サッカー部を退部して加入した。

 FC東京戦では伊藤、白崎、小池、小泉が先発し、すでに3ゴールをあげている上田も後半途中からピッチに立った。鈴木強化部長をして「新しい選手がメンタル的にもフィットしている」と言わしめる理由は昨シーズンに復帰し、今シーズンからキャプテンを務める内田の存在を抜きには語れない。

「練習でもよく声をかけてくれているし、そういう役割を果たしてくれている」

 鈴木強化部長が言及した「そういう」とは、アントラーズの伝統を紡ぐことに他ならない。小笠原さんや曽ヶ端の出場時間が減っていたなかで、2010年夏にドイツへ旅立った内田を復帰させてから1年半あまり。濃密な経験を積んだ元日本代表を介して、ピッチの内外で効果が現れつつある。
「ジーコを含めた先輩たちが作ってくれた、基盤というものがあるとチームは崩れにくい。なので、優勝争いはできる。簡単じゃないけど、頑張ればできる。ただ、ここからタイトルを取るとなるとまた話は別。(優勝へ)必要なものを求めながら、残りのシーズンを戦っていくことも大事ですよね」

 ドイツへ移籍するまでに前人未踏のリーグ戦3連覇を、不動の右サイドバックとして経験している内田は独特の表現で現状をとらえた。それでも、直近の5試合で4勝1分けの星を残し、FC東京に肉迫した軌跡に対しては悲観していない。

「追われる難しさをFC東京がわかっているかどうかは知らないけど、追う方が楽だからね。僕らの背中が見える位置にまで来て、残りの試合で彼らにどのような重圧がかかるのか。やっとスタートラインに立った気がするけど、変な話、いい位置にいる気がします」

 今シーズンの目標は、目の前に存在するタイトルをすべて独占すること。FC東京戦が終わった瞬間に、常勝軍団の照準は敵地での第1戦をスコアレスドローで終えている広州恒大を、ホームに迎える18日のACL準々決勝第2戦に切り替えられている。

(文責・藤江直人/スポーツライター)

シラ・三竿、負傷交代

白崎と三竿の負傷交代について報じるニッカンスポーツの杉山記者である。
チーム関係者のコメント、「シラ(白崎)と健斗(三竿)の負傷は痛い」から軽いものではないことが伝わってくる。
これは本当に痛い。
すぐに迫るACL・広州恒大戦は欠場となるのではなかろうか。
ここは代わりに出るであろう選手に託すこととあろう。
名古、永木、相馬勇紀らの奮起に期待したい。
総力戦である。

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鹿島、三竿と白崎が負傷交代 ACL前に「痛い」
[2019年9月15日7時24分 ]


前半、競り合う東京永井(左)と鹿島三竿(共同)


鹿島MF白崎凌兵


<明治安田生命J1:鹿島2-0東京>◇第26節◇14日◇カシマ

優勝の行方を占う1位FC東京と2位鹿島アントラーズの直接対決は、鹿島が持ち前の勝負強さを遺憾なく発揮しホームで2-0で快勝し、4あった勝ち点差を1まで詰めた。

鹿島MF三竿とMF白崎が負傷交代した。試合後、チーム関係者は「シラ(白崎)と健斗(三竿)の負傷は痛い」と話した。18日には広州恒大とACL準々決勝第2戦(ホーム)を戦う。主力2人の長期離脱は避けたいが…。

FC東京戦報道

各紙視点を変えて報じておる。
この勝利で首位に勝ち点差1と迫り、タイトルも見えてきた。
サンスポの山下記者は篤人のコメントを伝える。
「優勝争いは、頑張ればできる。でも、ここから1つタイトルを取るのは別の話」と機を引きし締めるキャプ連の言葉がチームに浸透しておろう。
スポニチは、「まだミスは多く、昨季引退した小笠原氏らがピッチに立っていた時代のようなしたたかさは少ない」と記す。
波多野記者の目には、まだまだ未熟なチームに見えることが伝わってくる。
この優勝争いに末にタイトルを得ることとなれば、このチームは老獪な経験を持つこととなろう。
報知新聞の岡島記者は、スンテについて伝える。
前回惨敗したアウェイのFC東京戦にて、負傷にて欠場したが自力にてスタジアムに駆けつけたエピソードが記される。
チームを勝たせることが出来る素晴らしいGKであることがよくわかる。
そして一般紙である毎日新聞の黒川記者は三竿健斗にスポットを当てる。
相手の攻撃の目を摘み続けるボランチの躍動が伝わってきて嬉しい。
大きな一勝を成した。
しかしながら、まだ何も手にしてはおらぬ。
気を引き締め次の試合に集中するのだ。
奪冠である。

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2位鹿島が勝利、東京と勝ち点1差/鹿-東26節
[2019年9月14日21時16分]


鹿島対東京 前半、開始早々の先制ゴールを喜ぶ鹿島イレブン(撮影・中島郁夫)


鹿島対東京 後半、ゴールを決める鹿島MFセルジーニョ(撮影・中島郁夫)


鹿島が東京破り1差 修正力と一体感が勝負強さ生む
[2019年9月15日7時24分 ]


前半、ヘディングで先制ゴールを決める鹿島DFブエノ(中央)(撮影・中島郁夫)


勝利を喜ぶ鹿島イレブン(撮影・中島郁夫)


<明治安田生命J1:鹿島2-0東京>◇第26節◇14日◇カシマ

優勝の行方を占う1位FC東京と2位鹿島アントラーズの直接対決は、鹿島が持ち前の勝負強さを遺憾なく発揮しホームで2-0で快勝し、4あった勝ち点差を1まで詰めた。

満月が照らす鹿嶋の夜空に、勝利の歌“オブラディ”が響いた。開始2分にCKからDFブエノがヘディングで先制し、東京の猛攻をしのいだ後半33分にMFセルジーニョがミドルで突き放した。まさに常勝軍団の勝負強さ。最大で9もあった首位との勝ち点差を、ついに1まで縮めた。今夏MF安部(バルセロナ)ら主力が抜けたが、それでも勝ち続ける理由は、試合中の修正力と一体感だ。

キャプテンマークを巻いたMF三竿は「今年は何か起きたときに、試合中でも練習中でも話し合う回数が多い」と話す。大事なこの試合でも、三竿は前に横に後ろに、身ぶり手ぶりで指示を送り続けた。後半の東京の猛攻にも「じれずに我慢強くやろうとみんなで声をかけ合えた」という。

一体感も格別だった。DF犬飼やDF小池は治療で試合が止まるたび指揮官や、負傷明けでベンチから出番を待つDF内田にアドバイスを求めに走った。内田は「厳しい時にみんなの顔を見て、ベンチの声を聞いて走れるぐらいの声を出す」と自身の役割も自覚。試合前、ベンチに近い第4審にあいさつに出向き、笛が鳴る前からコミュニケーションを取っているのだという。まさに、全員でつかんだ勝利だった。

試合後、三竿は「チームの一体感はすごく良いものがある。これをどんどん大きくして、最後は笑って終わりたい」と話した。16年以来のリーグ制覇へ、そしてシーズン当初に掲げた4冠へ、鹿島は確実に前進している。【杉山理紗】



鹿島が来たぁ~!首位・FC東京に勝ち点1差、直接対決2-0快勝

競り合う鹿島・三竿(右)とFC東京・永井。首位攻防戦は2位の鹿島に軍配

 明治安田J1第26節最終日(14日、カシマほか)優勝の行方を占う一戦は2位の鹿島が首位FC東京に2-0で快勝し、勝ち点51で1差に迫った。横浜Mは広島に3-0で完勝し、3連勝で同48。川崎は最下位の磐田を2-0で退け、7試合ぶりの勝利で同44。広島に代わって4位に上がった。大分は湘南に、G大阪は鳥栖に競り勝ち、いずれも7試合ぶりの白星。仙台は札幌を破り、神戸はFWビジャのゴールなどで松本を下した。

 天王山で、さすがの試合運びだ。鹿島は最近6試合で1分け5敗と苦戦していた首位のFC東京をここ一番で退け、勝ち点差1に肉薄。大岩剛監督(47)の顔からは笑みがこぼれた。

 「勝利が必要な試合で、立ち上がりからしっかり戦えた。これでFC東京にプレッシャーをかけられた」

 相手がペースをつかむ前に先手を打った。前半2分、右CKからDFブエノが頭で押し込み先制。後半はFC東京の怒涛(どとう)の反撃を受け、何度もゴールを脅かされた。MF三竿は「我慢強くやろうと声を掛け合っていた。球際のところは強くいけていた」。相手の2トップが得意とする背後への抜け出しをカバーし合うなど、最後まで水を漏らさなかった。


記念写真に収まる鹿島の(左から)セルジーニョ、ブエノ、レオシルバ=カシマサッカースタジアム(撮影・蔵賢斗)

 後半33分にはMFセルジーニョが左足一閃。守備に回る時間帯が多い中、一瞬の隙を突いて相手にとどめを刺した。まさに盤石の試合運びでリーグ戦5戦無敗(4勝1分け)。ホームでは3月9日の湘南戦以降、12戦無敗(10勝2分け)だ。

 ベンチから声を張り上げ続けたベテランのDF内田は「ホームの戦い方は熟してきている」。大一番を制し、首位の背中を捉えつつある。「優勝争いは、頑張ればできる。でも、ここから1つタイトルを取るのは別の話」。2016年以来9度目のリーグ制覇へ、夏の移籍で3人が去るなど入れ替わりが激しかったチームの完成度を、もう1段階高める。(山下幸志朗)


スタンドの声援に応える鹿島・上田=カシマサッカースタジアム(撮影・蔵賢斗)


スタンドの声援に応える鹿島・三竿=カシマサッカースタジアム(撮影・蔵賢斗)


スタンドの声援に応える鹿島・セルジーニョ=カシマサッカースタジアム(撮影・蔵賢斗)


後半、チーム2点目となるゴールを決める鹿島・セルジーニョ=カシマサッカースタジアム(撮影・蔵賢斗)


鹿島来た~!首位FC東京に7戦ぶり勝利 最大9差から1差肉薄
[ 2019年9月15日 05:30 ]


<鹿島・FC東京>前半、先制ゴールの鹿島・ブエノ(右)(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1第26節は14日、各地で7試合が行われ、2位の鹿島はホームで首位のFC東京を2―0で下し、勝ち点差を4から1に縮めた。前半2分にCKからDFブエノ(24)のヘディングで先制し、後半33分にMFセルジーニョ(24)が強烈ミドルで加点。FC東京戦の勝利は16年3月以来7試合ぶりとなった。3位の横浜は広島に3―0で快勝し、こちらも首位との勝ち点差を4とした。
 常勝軍団らしい勝ち方だった。大一番でFC東京を下し、最大「9」だった勝ち点差は「1」にまで肉薄。「全員で準備して入って、(タイトルに)近づくことができて良かった」とDFブエノが言えば、強化のトップを務める鈴木満フットボールダイレクターは「大一番に臨む気持ちのコントロールが凄くできていた」とうなずいた。

 1メートル82、79キロの巨漢ブエノが攻守で主役になった。前半2分のCKで、2人に体を寄せられながら体幹の強さを発揮して頭で鹿島でのJ初ゴールを記録。守備では抜群のスピードで縦パスやクロスをカットし続け、敵の2トップの仕事を奪った。

 前回リーグ優勝したのは16年。そこから選手が20人近く去り、激しく入れ替わった。17、18年は2年連続V逸。重要な試合では「負けたくない」という後ろ向きな思いが充満して勝ち切れなかった。ジーコ・テクニカルディレクターをはじめ、強化部や大岩監督は「勝ちきりたい」という気持ちがいかに重要か、訴え続けてきた。

 まだミスは多く、昨季引退した小笠原氏らがピッチに立っていた時代のようなしたたかさは少ない。だが、それでもACLを含め、唯一4冠を目指せる位置に立った。ホームでのリーグ戦は13戦不敗となり、1シーズンの連続無敗記録が13年に並ぶクラブ最多に。「最後に1位にいないと“強い”とは言えない。でも今のチームの一体感はいいものがある」とMF三竿は言う。満月に照らされたカシマスタジアムで、Vへの道がはっきりと見えた。

【鹿島】守護神奮闘で天王山制した!「全員で戦う姿勢見せるため」ベンチ外敵地戦でも会場へ
2019年9月15日 6時0分スポーツ報知


前半開始2分、ブエノ〈27〉の先制ゴールに喜ぶレオシルバ(右)ら鹿島イレブン(カメラ・小泉 洋樹)

◆明治安田生命J1リーグ第26節 鹿島2―0F東京(14日・カシマ)

 2位の鹿島はF東京との首位攻防戦を2―0で制し、勝ち点差を1に縮めた。DFブエノ、MFセルジーニョがゴールを奪い、守備陣もGK権純泰(クォンスンテ)を中心とした好守で無失点。全4タイトル(リーグ戦、ACL、ルヴァン杯、天皇杯)制覇の望みをつないだ。

*  *  *

 守護神がゴールを守り抜いた。1―0の後半6分。小泉のパスミスから中央突破を許し、犬飼と三竿が相次いでかわされた。残るはGKクォンスンテのみ。絶体絶命のピンチとなったが、頭上を射抜こうとする相手の強シュートは、懸命に手を伸ばした守護神によってはじき出された。「最後まで動かず、ボールを見ることを意識しました」。その後も体を張った守りと的確なコーチングで勝利に貢献。試合終了と同時に両拳を突き上げ、喜びを爆発させた。

 開始わずか2分、CKからブエノが先制点。後半は猛攻を受けたがスンテを中心に守り抜き、セルジーニョが左足で勝負を決める追加点。大一番で伝統の勝負強さを見せ、優勝戦線に生き残った。

 前半だけで3点を献上する屈辱の敗戦となった4月14日のF東京戦(1●3・味スタ)。今季公式戦40試合で唯一の2点差以上黒星となったこの試合で、スンテはピッチではなく、スタンドの一角にいた。その5日前のACL慶南戦で相手のラフプレーで負傷しベンチ外。それでも会場に足を運んだ。

 ベンチ外選手がアウェー戦に駆けつけることは異例。外国籍選手で、34歳(当時)のベテランならなおさらだ。試合登録メンバー用のチームバスに乗ることができないため、鹿嶋市から約125キロ離れた会場に自力で駆けつけ、スタンドから仲間の奮闘を見届けていた。

 「何かサポートできることがあればと思って。けがでチームのためになれない自分がいたので。鹿島では『総力戦』『全員で戦う』と常に言われる。監督やコーチングスタッフ、チーム全員で戦うという姿勢を見せるために、あえて試合に行ったんです」。全北現代(韓国)時代を含め3度のACLを制した鹿島の精神的支柱は、その姿勢でチームコンセプトの「総力戦」を体現する。

 全4大会でタイトルの可能性を残し、過密日程を戦いながらもついに首位と1差。「優勝するためには1試合1試合の積み重ねです」と守護神。鹿島が悲願の「全冠制覇」へ、ギアを1つ上げた。(岡島 智哉)

鹿島“直接対決”制し首位と1差 3年ぶりV視界に

 前半、ヘディングで先制ゴールを決める鹿島・ブエノ(手前左から2人目)

 「明治安田生命J1、鹿島2-0FC東京」(14日、カシマサッカースタジアム)

 2位の鹿島が首位FC東京に2-0で快勝し、勝ち点51で1差に迫った。横浜Mは広島に3-0で完勝し、3連勝で同48。大分は2-1で湘南に、G大阪は1-0で鳥栖に競り勝ち、いずれも7試合ぶりの白星。仙台は札幌を破り、神戸はビジャのゴールなどで松本を下した。

 背中をついにとらえた。首位FC東京との“勝ち点6マッチ”とも言える大一番で鹿島が強さを発揮。勝ち点差1と肉薄した。

 スコアはいきなり動いた。前半2分、最初のCKをDFブエノが頭で合わせて先制。「チームに落ち着きをもたらすことができた」と振り返る一撃で主導権を握った。

 後半、流れはFC東京に傾きかけたが、GK権純泰を中心に堅守でゴールに鍵をかけた。ベンチに座るDF内田が飛び出して指示を飛ばすなど、まさに一丸。MF三竿は「チームとしての一体感があった」。後半33分、MFセルジーニョの追加点で勝負は決した。

 3年ぶりのリーグVへ視界が開ける勝利。「鹿島は上にいないといけないチームだけど、良い位置にいると思う」。3連覇を知る内田はそう語り、頂点を見据えた。

2発完勝! 肉薄の鹿島「タイトルを取らなければ評価されない」
2019年9月15日 紙面から


後半、ゴールを決め、タッチを交わし喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左手前)

◇J1第26節 鹿島2-0FC東京
 大一番で鹿島が本領発揮。2発無失点での快勝に2トップの一角で攻守に奮闘した土居は「今日は内容より結果。以上」と短い言葉に達成感を漂わせた。

 早い時間帯に先制して主導権を握り、耐える時間帯には耐えて、勝負どころで効果的な加点という老練な試合運び。前半2分に右CKを頭でたたき込んだブエノは「チームに落ち着きを与えられた」。後半33分に左足ミドル弾をたたき込んだセルジーニョも「高いパフォーマンスを出せた」と胸を張った。

 ただ、まだ2位という事実に変わりはなく、三竿も「タイトルを取らなければ評価されないクラブ。終わったときにみんなで笑えればいい」と淡々としたものだった。

 昨季から小笠原(現役引退)、植田、昌子、安部、安西、鈴木(いずれも欧州移籍)と多くの主力が抜けながら、なお唯一国内3冠に加え、ACL連覇の可能性も残すなど「常勝軍団」の看板に偽りはない。

 「今季目標として4冠取りを公言してきた。口にした以上、達成しなければならない」と三竿。国内3冠、J1の3連覇など、これまでも多くの「史上初」を成し遂げてきた。次は4冠-。そんな期待を抱かせるのに十分な夜だった。 (内田修一)

一手先読む鹿島・三竿 ピンチの芽摘みチームに貢献
毎日新聞2019年9月14日 21時42分(最終更新 9月14日 21時48分)


【鹿島-FC東京】前半、先制ゴールを決めたブエノ(左から2人目)に抱きつく鹿島イレブン=カシマ

○鹿島2-0F東京●(14日・カシマ)
 J1で2位につけ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、天皇杯、ルヴァン杯でも勝ち残り、シーズン4冠が視野に入ってきた鹿島。今季めざましい成長を遂げてチームを支えているのがMF三竿だ。

 1点リードの前半27分、FC東京の左サイド深くからのクロスをクリア。こぼれ球を拾った高萩にもいち早く反応してスライディング。結果的に足へのチャージとなりファウルの判定となったが、相手の2度のチャンスを1人で潰した。

 目を見張るのは危機管理能力だ。試合中は常にきょろきょろと周囲を見渡し、一手先を読んでセカンドボールを拾い、ピンチを未然に防いでいる。本人は「ボールが来そうなところの予測は常にしている。ボールを奪えるかどうかは9割が準備で決まる。今年はそれがうまくできている」と手応えを口にする。

 今季は4月の横浜マ戦以降、リーグ戦全試合で先発。キャプテンマークを巻く試合も増えてきた。けがや海外移籍で戦力が次々と欠けていった今夏の厳しい時期を乗り越えて、鹿島が現在の位置にいるのは三竿の貢献が大きい。シーズン終盤戦に向けて、さらなる成長に期待がかかる。【黒川優】

 鹿島・大岩監督 勝利が必要な試合で選手たちはよく戦ってくれた。先制点を奪って優位に運ぶことができた。後半の苦しい時間帯もよくしのいだ。

 FC東京・長谷川監督 鹿島らしい試合をされてしまった。悔しい。後半は決定機も作ったが、決めきれず、逆に仕留められた。鹿島が上だった。

J1 鹿島、12本ものシュートを浴びながらGK権純泰が好セーブ連発
毎日新聞2019年9月14日 23時42分(最終更新 9月14日 23時48分)


【鹿島-FC東京】ボールを前線に送る鹿島のGK権純泰=カシマサッカースタジアムで2019年9月14日、藤井達也撮影

 ○鹿島2―0FC東京●(14日・カシマ)

 首位のFC東京と勝ち点4差で迎えた直接対決。鹿島は12本ものシュートを浴びながら、GK権純泰が好セーブを連発して完封勝利に貢献した。

 1点リードの後半6分、カウンターからFC東京の東にフリーでペナルティーエリア進入を許した。決定機。ゴール前に仁王立ちした守護神は強烈なシュートを両手ではじき、ゴールネットを揺らすことを許さなかった。「キーパーは蹴られたボールに反応しなければいけないポジション。動かずに最後の最後までボールを見た」と、後の先を制した。

 今季、ここまでのチームの得失点差「プラス25」はリーグ最多。鹿島在籍3年目の権純泰は、11日に35歳の誕生日を迎えたが、安定感は抜群だ。ピンチをつくらないことが大事だという意味で「キーパーのビッグセーブはなくてよい」と謙虚に話す。

 権純泰は「まだ試合は残っているし、首位でもない。残りの試合、勝つためにいい準備を続けて、優勝を目指して戦うだけだ」とベテランらしく落ち着いて語るが、チームの勢いはFC東京を上回っている。残り8節で勝ち点差1。4月から首位に立ち続けたFC東京を、ついに射程に捉えた。【黒川優】

 鹿島・大岩監督 勝利が必要な試合で選手たちはよく戦ってくれた。先制点を奪って優位に運ぶことができた。後半の苦しい時間帯もよくしのいだ。

 FC東京・長谷川監督 鹿島らしい試合をされてしまった。悔しい。後半は決定機も作ったが、決めきれず、逆に仕留められた。鹿島が上だった。

鹿島 首位FC東京撃破

鹿島-FC東京 前半2分、先制点を決め仲間と喜ぶ鹿島・ブエノ(左から2人目)=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影

明治安田J1第26節最終日の鹿島は14日、カシマスタジアムで首位を走るFC東京に2-0で快勝した。通算成績は15勝6分け5敗、勝ち点51。順位は2位のままだが、FC東京との勝ち点差を1に縮めた。

鹿島は前半2分、右CKからブエノが頭で先制ゴールを決めた。後半は守勢が続いたが、33分にセルジーニョの豪快なミドルシュートで追加点を挙げた。

鹿島は18日、カシマスタジアムで行われるアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で広州恒大(中国)と対戦する。

■鹿島・犬飼
(守備の)リスクマネジメントをし続けるため、中で声を出し続けてうまく対応できた。

■鹿島・上田
20分間出てゴールの近くまで行けたが、あと一歩行けなかった悔しさがある。信頼を得られるようにしたい。

▽カシマ(観衆27,285人)
鹿島 15勝5敗6分け(51) 2-0 F東京 16勝6敗4分け(52)
1-0
1-0

▽得点経過 鹿 F
前2分【鹿】 1-0 ブエノ
後33分【鹿】 2-0 セルジ

【鹿島】上位対決を制し首位FC東京に肉薄~先制ゴールのブエノ「とても重要な勝ち点3」
2019-09-14
サッカーマガジン編集部


 首位FC東京と2位鹿島の一戦は、試合開始早々にスコアが動く。2分、レオ・シルバのCKにブエノが頭で合わせ、ホームの鹿島が先制する。その後は一進一退の攻防が繰り広げられたが、78分に名古新太郎のパスを受けたセルジーニョが左足を一閃。シュートはゴールネットへと突き刺さり、試合を決める追加点が鹿島に入った。勝利した鹿島は勝ち点3を積み重ね、FC東京との勝ち点差を「1」とした。


上写真=先制ゴールを挙げ、勝利に貢献したブエノ(写真◎Getty Images)

■2019年9月14日 J1リーグ第26節
鹿島 2-0 FC東京
得点者:(鹿)ブエノ、セルジーニョ

勝利の立役者となった鹿島の“壁”

 鹿島に先制点をもたらしたのは、ここまで守備でチームに貢献してきたブラジル人DFだった。2分、レオ・シルバの蹴ったCKにブエノが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。

「この大一番で(ゴールを)取れたのはうれしい。尚且つ、試合の立ち上がりに取れたことで、チーム全体に落ち着きをもたらせたことも、とても良かった」と、鹿島でのリーグ戦初ゴールを喜んだ。

 この日は犬飼智也とともにセンターバックで先発出場し、81分からは右サイドバックにポジションを替えてプレー。日本代表の永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラというFC東京の強力2トップに仕事をさせず、完封勝利に貢献した。

「僕だけではなくて、ディフェンスライン全体として彼らを抑えられたかなと思う。もちろん、完璧には行かなくて、何度か彼らにもチャンスを与えてしまったけれど、チームとして無失点で勝つことができたのは、評価できるのではないかなと思います」

 勝ち点4差で追っていた首位FC東京との直接対決に勝利したことで、勝ち点1差に肉薄。残り試合で逆転し、3シーズンぶりのJ1リーグ制覇を狙う。頂点を見据えるブエノの言葉にも力がこもる。

「チームとしてタイトルを目指しているので、(この試合が)大一番ということは分かっていました。タイトルを争う上で、とても重要な勝ち点3を得られたと思います。まだ2位であり、1位になったわけではないけれど、(逆転優勝に)一歩近づくことができたかなと思っています」

 リーグ・タイトルを奪還するために、鹿島の最終ラインにそびえる『壁』はチームメイトとともに頂点へとまい進する。

取材◎小林康幸




鹿島が首位FC東京を破り、勝ち点3を積み上げた(写真◎J.LEAGUE)

鹿島MF三竿健斗が語る国内4冠への覚悟「口にするからには責任が生まれる」
今後の優勝争いを占う大一番。鹿島アントラーズが大一番で会心の勝利を手にした。主将の三竿健斗は「しっかり勝つことができた」と満足感を口にした。

14日に行われた明治安田生命J1リーグ第26節、鹿島がホームにFC東京を迎えた首位攻防戦は、開始早々にセットプレーからブエノが先制点を奪うと、終盤にセルジーニョが加点。ホームで無類の強さを誇る鹿島が2-0で首位チームを退けた。

昨季、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制した常勝軍団の底力がいかんなく発揮された試合だった。前半は鹿島ペースで試合が進んだが、後半はFC東京が反撃。何度もピンチを招いたが、三竿曰く「リードしているときっていうのは、相手が前掛りに来る」ことを想定していたという。

それでも「みんなでカバーし合えていたし、球際のところは強く行っていた」と三竿。「うまくしのいで2点目取って、しっかり勝つことができたかなと思います」と振り返った。

しかし、大一番をモノにしても「最後、1位にいないと強いとは言えない」と鹿島の主将に慢心はない。たとえ主力が抜けたとしても、負けていい理由にはならない。鹿島に「誰が出てもこのチームは勝たなきゃいけない」哲学があるからだ。

「今いるメンバーたちが『俺がやってやる』という気持ちはみんな持っていると思います。僕自身も(小笠原)満男さんだったり、(昌子)源くんがいなくなって、今年は今まで以上にやらなきゃいけないっていう責任もあるなかで、また選手が抜けていったので、今すごく責任感を持ってやれているのが、いい結果に出ているんじゃないかなと思います」

さらに、三竿は各々の責任感とともに、つねに危機感を持ち続けていることも、いい競争を生み出していると話す。

「全員が目の前の試合一つに対して最善の準備をしていますし、常にいい競争があるなかで、みんないい危機感を持ってやっているなっていうふうには思いますね。あとは、タイトルを取らなければ何の評価もされないっていうクラブなので、そういうところがみんないい危機感を持ってやれているかなと思います」

これで首位・FC東京との勝ち点差は1。2016年の年間優勝(2ステージ制)以来3年ぶりの優勝も視野に入った。さらに鹿島はACLでは8強、JリーグYBCルヴァンカップでは4強、天皇杯は4回戦に進出しており、国内4冠も達成可能な状況にいる。

「今年の目標で4冠制覇っていうのは、みんなで公言しているので。口にするからには責任が生まれるので、そこをみんなで達成するために、今いいところまで来ていると思うので、また次の一試合に対してみんなで勝ちに行きたいなと思っています」

会心の勝利もそう言って先を見据えた三竿。“常勝軍団”が4つのコンペティションの頂点を虎視眈々と狙っている。

川崎・山村、今季1号

川崎移籍後、初ゴールを決めた山村である。
今季、セレッソより移籍を果たしたが、思ったような出場機会は得られておらなんだ。
それが、味方の負傷によりポジションを得ると、完封とゴールという解答を出したところが素晴らしい。
今季はリーグとルヴァン杯にて対戦することとなる。
怖い相手が立ちはだかってくる。
対戦が楽しみである。

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山村移籍1号!川崎F 7戦ぶり白星で指揮官「次につなげたい」
[ 2019年9月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第26節 川崎F2-0磐田 ( 2019年9月14日 等々力 )


<川崎F―磐田>前半、ゴールを決める川崎F・山村
Photo By 共同


 川崎Fが最下位相手に、約1カ月半ぶりの勝利をもぎ取った。
 前半22分、脇坂の今季3点目で先制。同35分には今季C大阪から加入した山村の移籍後初ゴールで加点した。7月27日の大分戦以来、7戦ぶりの白星。鬼木監督は勝てなかった要因を「得点のところにしっかりフォーカスしないと」と決定力の低下にあったと分析。悪い流れを断ち切っただけに「次につなげていきたい」と、逆転での史上2チーム目のリーグ3連覇へ反撃を誓った。

絶好機でセルジーニョの瞬時の判断は?

FC東京戦語のセルジーニョを取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
シュートの瞬間についてコメントを取っておる。
「(ボールを)コントロールした時点で、良い形で止めることができたので、まずはシュートを意識していました。そのシュートをちゃんとミートして打てれば入るという感覚でした。その通りになって良かったです」と語る。
あそこ、あの瞬間にフィニッシュを意識しておったことはアタッカーの真骨頂であろう。
セルジーニョが2列目に収まったおかげで、鹿島の攻撃力は一気に増した。
快進撃を続け、タイトルを掴もうではないか。
期待しておる。

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【鹿島】縦パスか、横パスか、シュートか――絶好機でセルジーニョの瞬時の判断は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2019年09月14日

「良い形で止めることができたので」


勝利を決定づけるチーム2点目を叩き込んだセルジーニョ。これで3戦連発、今季通算10点目となるゴールだった。写真:徳原隆元

[J1リーグ第26節]鹿島2-0FC東京/9月14日/カシマ

 鮮やかな一発だった。

 1-0で迎えた78分、ペナルティアーク付近で名古新太郎からの横パスを受けたセルジーニョは、左足を一閃。強烈なシュートがFC東京のゴールに突き刺さる。後半は劣勢の時間帯が多かった鹿島だったが、苦しい展開を凌ぎ切ると、訪れたチャンスを確実にモノにして、勝点3を手繰り寄せた。

 セルジーニョがパスを受けた時、前方では途中出場の上田綺世がパスを呼びこむ姿勢を取り、左サイドでは小池裕太がフリーでスタンバイ。自身のシュートを含めれば、3つの選択肢があったセルジーニョはその時、何を思っていたのか。

「(ボールを)コントロールした時点で、良い形で止めることができたので、まずはシュートを意識していました。そのシュートをちゃんとミートして打てれば入るという感覚でした。その通りになって良かったです」

 勝負を決定づける貴重な追加点だった。セルジーニョはこれで3戦連発。チームトップの10得点目と二桁をマークする好調ぶりだ。

 この勝利で鹿島は首位のFC東京に勝点1差にまで肉薄。3年ぶりのリーグタイトル奪還に向け、常勝軍団がいよいよ本腰を入れてきた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

サッカーダイジェスト FC東京戦寸評

サッカーダイジェストの広島記者によるFC東京戦の寸評である。
快勝に高評価が並ぶ。
その中でブエノに最高評点とMOMが与えられた。
これは納得と言えよう。
「開始早々にCKをヘッドで合わせて先制点をゲット。守っては、相手の強力2トップをしっかりと抑え込んでみせる。この日は凡ミスがほぼなかった」という寸評に表れておる。
この試合のブエノは鬼気迫るものがあった。
永井の速さに苦しみながらも対応しきった姿は、今後の主軸となっていく姿が見えた。
これからの鹿島の守備を担っていくであろう。
楽しみな存在である

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【J1採点&寸評】鹿島2-0FC東京|常勝軍団が大一番を制す。攻守に大きな働きを見せたCBがMOM!
サッカーダイジェスト編集部
2019年09月14日


鹿島――ダブルボランチが好プレー


【警告】鹿島=三竿(28分) FC東京=室屋(57分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ブエノ(鹿島)


[J1第26節]鹿島2-0FC東京/9月14日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
首位チーム相手に盤石の勝点3をゲット。試合の状況に応じて、攻守の強度を整えるゲームマネジメントはさすがだった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
前半は見せ場が少なかったものの、51分の東の強ミドルシュートはビッグセーブ。クリーンシートに貢献した。

DF
37 小泉 慶 6
攻守のバランスを上手く取りながら、右サイドを安定させる。身体のキレも良く、球際で粘り強く戦った。

27 ブエノ 7 MAN OF THE MATCH
開始早々にCKをヘッドで合わせて先制点をゲット。守っては、相手の強力2トップをしっかりと抑え込んでみせる。この日は凡ミスがほぼなかった。

39 犬飼智也 6
カバーリングもエアバトルも水準以上。永井の対応に手を焼いた印象だが、最後まで集中力を切らさずに、最終ラインを引き締めた。

26 小池裕太 5.5
機を見た攻め上がりで左サイドの攻撃を活性化。しかし、雑なプレーが少なくなく、判断が遅れる場面も。

MF
20 三竿健斗 6.5(81分OUT)
的確なポジショニングでパスを引き出す。守備面でも随所で効いていたが、後半途中に無念の負傷交代。

4 レオ・シルバ 6.5
奪い、捌き、CKからブエノのゴールをアシスト。巧みな切り替えしで敵を翻弄するなど、その存在感は際立っていた。

鹿島――途中出場の上田はゴールチャンスを得るも…


開始早々にCKからヘディングシュートを決めたブエノ(中央)。守備でも奮闘を見せた。写真:徳原隆元

MF
18 セルジーニョ 6.5
攻撃でも守備でも味方を素早くサポート。73分にはピンチを招くパスミスも、勝負を決する左足ミドルを叩き込む。

41 白崎凌兵 5.5(HT OUT)
マイボールにすれば、独特のリズムで局面を打開。センスの高さは見せた一方で、決定的な仕事には絡めず。前半のみのプレー。

FW
8 土居聖真 6
スペースに顔を出し、攻撃のテンポアップを図る。カウンター時にも慌てず、落ち着いて周囲を確認して好パスを配給。

15 伊藤 翔 6(70分OUT)
身体を張ってボールを収め、前線の基準点に。68分には絶好機を迎えるも、渾身の右足シュートは大きく枠を外す。

途中出場
MF
30 名古新太郎 5.5(HT IN)
後半の頭から投入される。2列目左サイドに入ったが、余裕のないプレーが散見。小池との連係も今ひとつだった。

FW
36 上田綺世 5.5(70分IN)
2トップの一角でプレー。77分には良い形で敵の最終ラインの背後に抜け出したが、シュートを打つことはできなかった。終了間際も決定機も決め切れず。

DF
5 チョン・スンヒョン ―(81分IN)
CBに入る。ソツのないプレーで試合を確実に終わらせた。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
大岩 剛 6.5
序盤にリードを得て、危なげないゲーム運び。最後はCB3枚をピッチに立たせて確実に逃げ切ってみせた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

FC東京戦コメント

「先制点を奪って、自分たちのペースで試合を進めることが出来たが、後半の立ち上がりから中盤まで少し押し込まれる時間があった。そこは修正していかなければいけない」と反省する指揮官である。
結果は快勝であるが、問題点は浮き彫りなったとも言える。
課題を修正せねばタイトルに手は届かぬ。
まだ勝ち点を縮めたに過ぎぬ。
ここからもう負けることは許されぬのだ。
聖真は「後ろは見ない。勝ち点1差と言えば並んでいるようなものかもしれないけど、まだ下なので上を目指して」と強調。そのうえで「今までは結果も内容も二つともだったけど、今日はこれが手始めというか、これを機にこういう戦い方をしていくんだということを示せた」と言い、三竿は「最後に1位にいないと強いチームとは言えないので、まだいまの段階では言えない」と引き締める。
まだ2位であることに変わりはない。
主に立って最後に笑うのだ。
ここからが重要な戦いである。

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2019明治安田生命J1リーグ 第26節
鹿島アントラーズ:大岩 剛
今日は勝利が必要な試合で、選手たちが立ち上がりから非常によく戦ってくれた。先制点も獲れたし、後半もよく凌いで追加点を獲ることが出来た。サポーターの皆さんと一緒に戦って首位のFC東京にプレッシャーをかけることが出来て非常に嬉しく思う。

Q.どのような意識で試合に臨んだか?また、今日のゲームプランは?

A.相手の2トップには、注意深く対応すること。そのほかいろいろな指示を出した。センターバックの2人を中心に、周りがよくサポートしてくれた。非常に評価している。ゲームプランを立てたからと言って、そのプラン通りに行くとは限らない。先制点を奪って、自分たちのペースで試合を進めることが出来たが、後半の立ち上がりから中盤まで少し押し込まれる時間があった。そこは修正していかなければいけない。交代選手を含めた選手で、しっかりとゲームを終わらせるという流れは出来ていたと評価している。

Q.大岩監督にとってアントラーズらしさとは?

A.ホームで戦うというアドバンテージがあった。相手に少し押し込まれたとしても、最後は絶対にゴールは許さないという意識であったり、チームとしての割り切りというところは、自信を持って選手たちを送り出している。そういうプレーが出来る選手たちが揃っている。



【クォン スンテ】
前半の早い時間に点を獲れて、自分たちにペースを持ってくることが出来た。それが今日の一番大きな勝因だと思う。たくさんのサポーターの方々が駆けつけてくれると、今までなかった力が出てくる。そして、自分の知らなかった力が出てくる時がある。毎試合、たくさんのサポーターの方が来てくれて、その方たちに恥ずかしくない試合を見せていくことが出来れば、優勝に近づいていくと思う。

【小泉 慶】
自分だけ試合への入り方が悪く、簡単なミスをしたり、ボールの奪われ方が悪かった。チームとして勝てたことは大きいし、嬉しいこと。ただ、個人としては、反省材料が多い。しっかり改善していって、次に向けてやっていかなければいけないと思う。

【犬飼 智也】
リスクマネジメントをし続けること。2トップが相手になると難しくなるので、ボランチと話しながら、1枚は残るようにしていった。前回対戦でやられているので、意識してやっていた。ホームのいい雰囲気の中でやっているなと感じた。今年はホームで戦うときは、チームとしての一体感が強くなっている。サポーターが作ってくれているものだと思う。

【ブエノ】
チームとしてタイトルを目指している中で、大一番の試合になるということは分かっていた。全員がしっかり準備をして試合に入った。そして、首位のチームに近づくことが出来たので良かったと思う。

【三竿 健斗】
焦れずに我慢強くやろうと話していた。みんなでカバーしあえて、球際では強くいけていた。うまくしのいで2点目をとってしっかり勝つことができたと思う。最後に1位にいないと意味がないけれど、今のチームの一体感はすごくいいものがある。これをどんどん大きくして、最後に笑って終われるようにしたい。すぐ次に試合があるので、試合に出た選手が責任持ってプレーすることがいい結果につながると思う。

【セルジーニョ】
大一番の試合だということはみんなが分かっていた。この試合のためにしっかり準備をしてきたし、ピッチの中でみんなが高いパフォーマンスを示すということだけを意識して全員がピッチに立った。その結果が勝利につながって良かった。

【名古 新太郎】
まずは、勝てたことが一番。チームが一丸となってプレーできていたと思う。今日はサイドハーフで出場したが、どのポジションでもやることは変わらない。ただ、もう少し頭を使ってプレー出来れば良かったなと感じた。

明治安田生命J1リーグ 第26節
2019年9月14日(土)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム

[ 大岩 剛監督 ]
今日は勝利が必要な試合で、選手たちがよく立ち上がりから戦ってくれた結果、先制点が取れましたし、苦しい後半もよくしのいで追加点を奪うことができました。サポーターの皆さんと一緒に戦って、FC東京さんに少しでもプレッシャーを掛けられたことをすごくうれしく思います。

--相手の2トップを含めて、相手の良さを消すことが見られたのですが、どういうふうにゲームを組み立てられたのかと、今日のゲームプランを教えていただけますでしょうか?
当然、相手の2トップには注意深く対応するようにいろいろな指示を出しました。CBの2人を中心にして、周りがよくサポートしてくれたと思います。非常に評価しています。

あとはゲームプランですけれども、こればかりはプランを立てたからといってそのとおりにいくとは限らないので、当然、先制点を奪って自分たちが優位に試合を運ぶことができましたけれど、後半の立ち上がりに中盤まで含めて少し押し込まれるところがありましたので、そういうところは修正する、と。あとは交代選手を含め、しっかりとゲームを終わらせるという流れはできたんではないかと評価しています。

--長谷川 健太監督から「鹿島らしさにやられました」というコメントがあったのですが、大岩監督は鹿島らしさとはどういうものだとお考えですか?
大先輩の健太さんが分からないということは、僕も分からないということでお願いします。ただ、われわれのホームで戦うことがアドバンテージとしてありましたし、あとは勝つためのこだわりといいますか、こだわりや執着心が局面、局面で相手に少し押し込まれたとしても、最後は絶対に割らせないという個人個人の意識であったり、チームとしての割り切りであったり、そういうところは自信を持って選手を送り出していますし、そういうプレーができる選手たちです。そういうところを健太さんは言っているんじゃないかと思っています。

明治安田生命J1リーグ 第26節
2019年9月14日(土)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム

MF 18
セルジーニョ
SERGINHO

大一番ということはみんなが分かっていたことなのでしっかり準備してきましたし、ピッチの中で全員が高いパフォーマンスを出すことだけ意識して、その結果を出せたことは良かったと思います。

--ゴールシーンを振り返ってください。左には上田 綺世選手もいる中でシュートを選びました。
コントロールした時点でシュートを意識していました。良い形でボールを止めることができて、ちゃんとミートすれば入ると思っていたので、それを実行できて良かったです。

DF 27
ブエノ
BUENO

チームとしてタイトルを目指しているので、ここ一番の試合ということは分かっていました。全員で準備して試合に入って、相手に迫ることができたので良かったと思います。

--スピードのある相手の2トップに対しての自分のプレーをどう評価していますか?
僕だけではなくてディフェンスライン全体で彼らを抑えることができたと思います。当然、完璧に抑えることはできず、彼らも何度かチャンスがありました。ただ、チームとして無失点で勝つことができたのは評価できると思います。

--鹿島でのリーグ戦初ゴールを大事な試合で決めました。決めたときはどういう気持ちでしたか?
この大一番で点が取れたことはうれしいです。それも立ち上がりに得点できたので、チーム全体に落ち着きをもたらすことができました。

ついに捉えた首位の背中!! 鹿島、FC東京との“天王山”制して勝ち点差『1』
19/9/14 20:53


前半2分に先制点を挙げた鹿島アントラーズ

「後ろは見ない」「まだ勝ち点1差」“天王山”制した鹿島、慢心ゼロで4冠制覇へ
19/9/14 22:51


鹿島アントラーズの喜びは試合終了時まで

[9.14 J1第26節 鹿島2-0FC東京 カシマ]

 長らく独走状態にあったFC東京との天王山を制し、ついに勝ち点差1に迫った鹿島アントラーズ。それでも選手たちの中に安堵はないようだ。繰り返されたのは「まだまだ」という言葉。ルヴァン杯、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)も勝ち残っており、前人未到の4冠制覇に向けて歩みを止めるつもりはない。

 第14節終了時点での勝ち点差は『9』。もっとも差が開いていた時期を振り返れば、残り8試合での現状は理想的というほかない。この日も開始直後にセットプレーからDFブエノが今季初ゴールを沈めると、後半の苦しい時間帯に唯一の全試合出場を続けているFWセルジーニョが追加点。盤石の闘いぶりで首位チームを破った。

 それでも「タイトルを獲らなければ何も評価をされない」(MF三竿健斗)のが鹿島というクラブ。試合後、選手たちの中に「やっと」「ようやく」という達成感めいた空気感は欠片もなく、「まだまだ」「これから」という前がかりな機運ばかりが漂っていた。

 MF土居聖真は「後ろは見ない。勝ち点1差と言えば並んでいるようなものかもしれないけど、まだ下なので上を目指して」と強調。そのうえで「今までは結果も内容も二つともだったけど、今日はこれが手始めというか、これを機にこういう戦い方をしていくんだということを示せた」と勝利を出発点に位置付けた。

 また三竿も「最後に1位にいないと強いチームとは言えないので、まだいまの段階では言えない」ときっぱり。「いまのチームの一体感はすごくいいものがあるので、みんなの一体感をどんどん大きくして、最後に笑って終われるように」と先を見据える。

 大一番でことごとくビッグプレーを見せているGKクォン・スンテは「まだ勝ち点1差あるし、これからも試合が続いていくので、首位を目指して戦っていくだけ」。セルジーニョは「まだ終わっていないし、われわれが唯一4大会でタイトルを取れる立場にいるので、それを達成できれば嬉しい終わり方」と野望をたぎらせた。

(取材・文 竹内達也)

相手を寄せつけない屈強ヘッド炸裂!! 鹿島DFブエノ「練習どおりに物事が起きた」
19/9/14 23:19


決勝ゴールを決めた鹿島アントラーズDFブエノ

[9.14 J1第26節 鹿島2-0FC東京 カシマ]

 開始早々の一撃が試合を決めた。鹿島アントラーズDFブエノは前半2分、MFレオ・シルバの右CKを頭で合わせ、今季初ゴールとなる先制点を記録。これが首位チームを破る決勝点となり、「この大一番で取れたのもうれしいし、立ち上がりに取れたことでチームに落ち着きをもたらせたのも非常に良かった」と喜びを語った。

 DF犬飼智也と近い距離で構える中、マークについたのはDF森重真人とDF渡辺剛。互いのセンターバックが激突する密集戦を、自慢のフィジカルで制した。「練習どおりにやったこと。キッカーのボールに対してみんなが合わせてやっているし、練習どおりに物事が起きた」と事前に準備していた形だったという。

 守備でもFWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑の強力2トップを相手に粘り強い対応を続け、最後までゴールを割らせなかった。それでも「僕だけじゃなくDFライン全体で彼らを抑えることができた。完璧には行かず、彼らにチャンスが何度かあったが、無失点で終えられたのは評価できる」と謙虚に振り返った。

 第22節にレギュラーを確保して以降、チームは4勝1分の快進撃。「チームとしてタイトルを目指していて、ここ一番というのは分かっていた。全員で準備して入って、(首位に)近づくことができたので良かった」と現状を語った24歳は「まだ2位なので1位になったわけではない」とこれからの戦いに意気込みを示した。

(取材・文 竹内達也)

ピッチサイドで味方を鼓舞した内田篤人「苦しい時にベンチの声を聞いて走れるなら…」
19/9/14 23:57


ベンチから鼓舞した鹿島アントラーズDF内田篤人

[9.14 J1第26節 鹿島2-0FC東京 カシマ]

 相手に主導権が移りそうになった終盤の時間帯、鹿島アントラーズのベンチサイドでは味方を鼓舞する控え選手たちの姿が見られた。主将を担うDF内田篤人もその一人。膝の状態もあって出場機会は多くないが、「ベンチの一体感はすごく大事」とチームを陰で支えている。

 指示の対象はDF小泉慶とDF小池裕太の両サイドバック。内容は「ポジショニングや時間の稼ぎ方」だという。内田自身は「気づいた選手が言えば良い」と貢献度を大きく語ろうとはしないが、世界のトップレベルを経験してきた先輩の「苦しい時にベンチの声を聞いて走れるくらいなら声を出す」という献身的な姿勢が響かぬはずはない。

 GK曽ヶ端準、MF遠藤康といったベテラン陣とともに、時にはタッチライン際まで出ていくことも。「怒られてはいるんだけど」と述べた内田は「試合前に第4審にあいさつに行った時に『前出ちゃうから早めに言ってください。早めに注意してもらって大丈夫です』とは言っている」と警告を受けないための秘策も明かした。

 そうして手塩にかける小泉に関しては「慶とか足がつっていたけど、あそこから動けるのはスタジアムの雰囲気もある」とサポーターにも感謝。出場選手、ベンチ、サポーターがつくる機運を「良い雰囲気」と喜ぶ主将は「良いチーム、良い流れにきているのでチャンスを掴みたいなと思う」と3年ぶりのリーグタイトル獲得へ意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

鹿島、大一番で勝負強さを発揮!! 首位・FC東京を2-0で破り、勝点差1と肉薄!
サッカーダイジェストWeb編集部
2019年09月14日


開始3分に先制パンチ。しぶとく凌ぎながら終盤に追加点!


開始3分、ブエノが先制点をゲット! 写真:徳原隆元
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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