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鹿島、国内タイトル獲得に全力注ぐ

今季の鹿島(と湘南)について記すサンケイスポーツである。
「積極的なプレスも導入し、ボールを失っても即座に奪い返す策を練る」とザーゴ・サッカーを評す。
今流行の”ストーミング”に近いものになるのであろうか。
また、キーマンとして聖真と三竿を挙げる。
多くの新加入選手が移籍してきたが、キーとなるのは鹿島をよく知るこの二人と伝える。
ザーゴ・サッカーによく合うこの二人がチームを牽引し、勝利に導いてくれよう。
今季の鹿島が楽しみである。

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【J1かく戦う(3)】
湘南&鹿島

★湘南、浮嶋監督の下で新旧戦力融合し低迷脱出へ

 昨季J1で16位と苦しみ、プレーオフで残留を決めた。昨季終盤から率いる浮嶋監督の下で低迷から抜け出すには、攻守の向上が求められる。

 主力だったGK秋元や杉岡らが抜け、顔触れが大きく変わった。豊富な運動量や素早い攻守の切り替えを継続しつつ、ボールを保持した時の攻撃の精度を上げたい。前線にはベテランの石原直や東京五輪世代の岩崎、ノルウェー代表のタリクらを加えた。技術に秀でた松田や長身の指宿も健在で相手によってメンバーや布陣が変わりそうだ。

 守備面でも昨季は63失点と課題が残った。岡本や昨季仙台で主将を務めた大岩らを中心に改善を図れるか。ボール奪取を持ち味とするU-23(23歳以下)日本代表のMF斉藤らとの連係が鍵を握る。

★鹿島、ACL出場逃し国内タイトル獲得に全力注ぐ

 無冠に終わった昨季から大幅に選手を入れ替えた。プレーオフで敗退してアジア・チャンピオンズリーグ出場を逃し、国内タイトル獲得に全力を注ぐ。ブラジル人のザーゴ新監督の下、ボール保持を重視したスタイルへの転換を図っている。

 新加入選手は10人。層の薄かったサイドバックに湘南から杉岡、仙台から永戸、横浜Mから広瀬を補強した。攻撃力のあるサイドバックを高い位置に送り込み、後方から組み立てる形を模索する。技術の高いMFファンアラーノ、前線で起点となるエベラウドの両ブラジル人に期待だ。

 新監督は積極的なプレスも導入し、ボールを失っても即座に奪い返す策を練る。攻守で気の利いた位置取りができるMF土居や、球際に強いMF三竿がキーマンになる。

ヘリコプター観戦プラン販売開始

ヘリコプター観戦プランについて発表した鹿島アントラーズFCである。
東京から空の旅でスタジアムに向かうこのプランは非常に魅力的である。
試合もVIPエリアでの観戦となり快適この上ない。
是非とも東京に住むエグゼクティブには数多く利用して頂きたい。
新たなるクラブの施策に感嘆である。

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ヘリコプター観戦プラン販売開始のお知らせ
2020.02.12(水)

2020シーズンより鹿島アントラーズのホームゲームにて、東京・横浜―鹿嶋間のヘリコプター移動とVIPエリアでのホスピタリティ、観戦をセットにしたプレミアムサービス、「ヘリコプター観戦プラン」の販売を始めることになりましたので、お知らせいたします。

■ヘリコプター観戦プランとは
一般社団法人アントラーズホームタウンDMOが鹿島アントラーズ、ヘリコプターサービスを開発・運営する株式会社AirX(代表取締役:手塚 究)と協力し、特別な観戦体験を提供する旅行プランとして企画しました。片道わずか30分の快適な移動、専属コンシェルジェによるスタジアムツアー、スタジアム来賓ラウンジでのお食事・観戦、お土産などがパッケージとなります。

■主催:
一般社団法人 アントラーズホームタウンDMO
【茨城県知事登録 旅行業2-654号】
茨城県鹿嶋市鉢形1527-4

■協力:
株式会社 鹿島アントラーズFC
株式会社 AirX

■対象試合:
明治安田生命J1リーグ※ ホームゲーム 〇
Jリーグ YBCルヴァンカップ
(ホームゲームのみ)

グループステージ 〇
プライムステージ 〇
決勝 ×
天皇杯 全ての試合 ×

※第2節~第24節まで。以降はホームゲーム開催日時決定に伴い、随時発売

■往復発着予定地
<デーゲームの場合>
東京へリポート:
〒136-0082 東京都江東区新木場4丁目7−25

<ナイトゲームの場合>
横浜埠頭ヘリポート:
〒221-0033 神奈川県横浜市神奈川区鈴繁町
横浜西ヘリポート:
〒240-0035 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町1221

■定員
最少催行人数3名、最大8名まで(乗合)
※貸切運行も可能です。別途ご相談ください。

■料金
1名様:250,000~350,000円(キックオフ時間により異なります)

■申込締切
対象試合開催日の3日前まで

■ツアー詳細
当日のスケジュール、料金等は下記、特設サイトよりご確認ください。

特設サイトはこちら

■お問合せ
一般社団法人 アントラーズホームタウンDMO
TEL: 0299-77-9500
FAX: 0299-77-9501
Mail: info@antlers-dmo.com

注目の高卒ルーキーたちの現状は

今季Jリーグ入団の高卒ルーキーたちについて記すサッカーダイジェストの松尾氏である。
その筆頭に荒木遼太郎の名が挙げられておる。
「チーム始動日から合流し、右サイドハーフで存在感を示すと、技術力の高さを存分に発揮している」と大絶賛である。
同期の松村優太が高校選手権決勝まで戦い合流が遅れたことに比べると、冬の選手権の出場を逃したことで休養に充てられたことが大きかったと松尾氏は記す。
それも含めて、荒木は”持っている”男なのではなかろうか。
来週に開幕するルヴァン杯ではU-21枠として出場する可能性が非常に高い。
そこでまた結果を残せば、リーグ戦への出場に繋げることとなろう。
松村優太については、「多彩な技術で3パターンのドリブルを使い分けるというアタッカー」と評す。
このドリブルと速さは必見と言えよう。
松村もまたルヴァン杯での出番があるように思える。
ジョーカーとしての存在は今から注目される。
また、染野唯月は昨年痛めた負傷のリハビリ中であり、デビューにはしばらくかかる見込み。
才能は誰の目にも明らかであるが故、怪我からの復帰が待たれる。
鹿島のルーキー・トリオはいずれも今季のJリーグの注目株と言えよう。
近く公式戦デビューし、活躍が期待される。
楽しみである。

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西川潤、武田英寿、荒木遼太郎…注目の高卒ルーキーたちの現状は?開幕スタメンの可能性は…
松尾祐希
2020年02月12日

鹿島の荒木、松村が存在感を示す


Jリーグを盛り上げる高卒ルーキーたち。左上から時計回りに荒木(鹿島)、西川(C大阪)、古宿(横浜FC)、武田(浦和)。写真:茂木あきら・金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)、松尾祐希

 Jリーグの開幕まで2週間を切った。各チームは1月上旬から始動しており、今季に向けた準備が着々と進んでいる。今季からJの舞台に加わった“高卒ルーキー”たちも新たな環境で奮戦。先輩たちに混じってアピールを続けており、早期デビューを虎視眈々と狙っている。

 すでに鹿島アントラーズでは、東福岡高出身の荒木遼太郎が活躍中だ。高校サッカー選手権への出場は叶わなかったものの、この期間を休養に当てられたのが追い風となったようだ。チーム始動日から合流し、右サイドハーフで存在感を示すと、宮崎キャンプのテゲバジャーロ宮崎戦で先発出場して1得点。続く2月1日の水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチ『いばらきサッカーフェスティバル』でも、チームの決勝点を奪うなど、技術力の高さを存分に発揮している。鹿島はACLのプレーオフで敗退したため、グループステージから戦うルヴァンカップがあるのはアドバンテージ。公式戦でザーゴ監督の目に留まれば、リーグ戦で出番を掴む日もそう遠くはないはずだ。

 また、高校サッカー選手権で静岡学園高の優勝に貢献した松村優太も評価が高く、多彩な技術で3パターンのドリブルを使い分けるというアタッカーの伸びしろは十分。コンディションが上がってくれば、ルヴァンカップでチャンスが回ってくるだろう。

 一方で、尚志高から加わった高校No.1ストライカーの染野唯月はリバビリの真っ最中。まずは昨年11月下旬に痛めた腰の状態を回復させながら、プロの水に慣れることになりそうだ。

 浦和レッズでは、武田英寿(青森山田高出身)が調子を上げている。沖縄キャンプのトレーニングマッチでは鮮やかなドリブル突破から、持ち前の巧みな左足でネットを揺らした。その後もアピールを続けており、今週末に開催されるルヴァンカップでも活躍が期待できそうだ。

 その武田と青森山田高時代に中盤でコンビを組んだ古宿理久は、中学時代を過ごした横浜FCに加入。キャンプでは4-2-3-1のダブルボランチで起用されているが、現状では4番手。プロのプレースピードに慣れながら、まずはルヴァンカップで出場機会を掴むことが直近の目標だろう。

注目の西川の現状は? J2では東京Vの藤田がスタメンも?

 セレッソ大阪に加入した西川潤(桐光学園高出身)も、順調に調整を続けている。宮崎キャンプでは序盤こそチームの戦術に戸惑いを見せたものの、日を追うごとに適応。キャンプ最終日の2月2日に行なわれたV・ファーレン長崎との練習試合ではヘディングでゴールを奪取。現状では右サイドハーフの2番手で「まだ90分間は耐えられる状態だとは思っていない」とミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が話すが、今後のアピール次第では開幕スタメンも少なからずあるはずだ。

 同じくC大阪に加入した田平起也(神戸弘陵学園高出身)も懸命なプレーで可能性を示している。当初はU-23チームのキャンプに参加する予定だったが、188センチで左利きのCBという武器を指揮官に評価されてトップチームに抜擢。キャンプではプロのスピードに翻弄される場面もあったが、得意のフィードで存在感を発揮していた。今週末のルヴァンカップも含め、早い段階でトップチームデビューを飾ったとしても不思議ではない。

 J2では、ユースから昇格した東京ヴェルディの藤田譲瑠チマが面白い。昨季、4試合に出場した俊英は4-3-3のアンカーでプレーし、ボール奪取能力の高さを発揮。空間認識能力にも長けており、スペースを瞬時に見出す術はチームでもトップクラスだ。このままアピールを続ければ、レギュラー取りも見えてくる。

 先の選手権で帝京長岡高を初のベスト4に導いた晴山岬と谷内田哲平は、新たなステージで奮闘中だ。町田ゼルビアに加入した晴山は高校選抜の活動でキャンプを一足先に離脱したが、4-4-2のセカンドトップなどで存在感を発揮。京都サンガの谷内田は「フィジカルを鍛えないといけない」と課題を口にしながらも、4-3-3のインサイドハーフで懸命にプロのレベルに慣れようともがいている。昨季の高校サッカー界を牽引したふたりにも注目だ。

 その他では興國高出身の高安孝幸がアピール中。今季から加わったツエーゲン金沢では右SBでプレーしており、現在は2番手の立場。スピードを生かした仕掛けは高く評価され、チーム状況によっては開幕戦のピッチに立つ可能性も大いにあるだろう。

 ここで触れた選手以外にも、今季の高卒ルーキーは逸材が揃う。果たして、何人の選手が台頭するのか。まずは今週末に幕を開けるルヴァンカップや来週のリーグ開幕戦で、何人の選手がデビューを果たすのか注目だ。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

パウロ・アウトゥオリ監督、ボタフォゴの指揮官へ

ボタフォゴからの監督就任オファーを受諾したパウロ・アウトゥオリ氏である。
ブラジルの名門を再び率い、勝利を目指すこととなった。
日本人である本田圭佑の入団もあり、日本でも注目されよう。
快進撃の報を待っておる。

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アウトゥオリ氏が本田ボタフォゴ監督を受諾
[2020年2月12日10時12分]


アウトゥオリ氏(2006年7月撮影)

MF本田圭佑(33)が所属するブラジル1部ボタフォゴの新監督に浮上したパウロ・アウトゥオリ氏(63)がクラブ側からの就任オファーを受諾した。

11日(日本時間12日)にブラジルの大手メディア「グローボ」が報じたもので、12日(同13日)にもクラブ側と会い、正式契約を結ぶ予定になっている。95年にブラジル選手権で優勝を飾ったボタフォゴを指揮していたのがアウトゥオリ氏。サンパウロを率いて05年のクラブW杯を制し「世界一監督」となった後、鹿島アントラーズやセレッソ大阪でも監督を務めていた。

ボタフォゴは本田がブラジル入りした2日後の9日、成績不振を理由にアルベルト・バレンティム監督を解任した。次の公式戦は3月1日まで予定されていないため、正式就任すればアウトゥオリ新監督には、2週間程度の準備期間がある。

仙台・赤﨑秀平、新エースに名乗り

仙台に移籍し存在感を発揮する赤﨑秀平である。
FW陣に負傷者が続出したこともあり、今季のエースとして名乗りを上げておる様子。
「足もとの技術が高く、周囲を生かすプレイもうまい。様々な形を見せるシュートの決定力も高く、新エース候補筆頭」と評されておる。
これは素晴らしい。
遂に安住の地を見つけたと考えて良いのであろうか。
仙台は、これまで平瀬、柳沢と鹿島産のFWが現役を終わらせたことで知られる。
赤﨑も先人に倣い、この仙台の地で大きく躍動していくのであろうか。
注目である。

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【仙台】赤崎、新エースに名乗りも助っ人3人は苦戦中…新戦力10人、2次キャンプで明暗
2020年2月12日 6時0分スポーツ報知


仙台・赤崎

 J1仙台は9日に宮崎県の延岡市での2次キャンプを終え、宮崎市内へ移動。2日間のオフを挟み12日から3次キャンプの練習をスタートさせる。今季は元バルセロナMFクエンカをはじめ8人の新加入選手と期限付き移籍から復帰した若手2選手が加わった。木山隆之新監督(47)は4―5―1、4―4―2の2つの布陣を試しながら新戦力と既存戦力の融合を進めている。

 新戦力の中で最も存在感を見せているのは、昨季名古屋でプレーしていたFW赤崎だ。足もとの技術が高く、周囲を生かすプレーもうまい。様々な形を見せるシュートの決定力も高く、新エース候補筆頭といえる。

 外国人助っ人たちは苦戦中だ。補強の目玉・クエンカは足に違和感があり、復帰時期は未定。ワントップ、トップ下で好プレーを見せていたFWゲデスは1月24日に右足負傷で全治8週間。左SBのレギュラー候補だったDFパラも、フィットするのに少し時間がかかりそうだ。

 DF吉野はボランチ、CBでアピールに成功、リーグ開幕スタメンの可能性も十分高い。MF佐々木も2年半の期限付き移籍で成長した姿を見せ、レギュラー争いに食い込んでいる。今季初の公式戦は16日のルヴァン杯のアウェー浦和戦。1月13日から2月15日までの長期キャンプで深めてきたチームの力が試される。

バルセロナB・安部裕葵、五ヶ月間の離脱

手術を無事終えたバルセロナBの安部裕葵である。
復帰まで5ヶ月と公式発表される。
これは苦しい。
東京五輪出場は非常に難しいと考えて良かろう。
それ以上に今夏の移籍がなくなったことが辛いところ。
来季はより活躍し、ステップアップを掴み取って欲しい。
応援しておる。

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安部 裕葵、5ヶ月離脱
バルサ Bのフォワードは、右足の大腿二頭筋のハムストリングを修復するための手術を成功のうちに終えた。

2月12日(水)午前1.50

バルサBの選手、安部 裕葵は、右足太腿の大腿二頭筋を断裂し、火曜日にトゥルク(フィンランド)で、ラッセ・レンパイネン医師の手により、手術を受け、無事に施術は成功した。復帰までの離脱期間は、約5ヶ月となる。

上田綺世、自分の持ち味も生かしていける

ザーゴ監督の熱血指導を報じるスポーツニッポンである。
綺世、松村、荒木には居残りシュート練習を指示し、その練習に対して打ち分けを意識させる指導を行ったとのこと。
そして、その後にFK練習をする永戸と杉岡を見守り、セットプレイのクオリティを確認しておった様子。
リーグ戦開幕に向けて詰めに近づいてきたことが伝わってくる。
また荒木遼太郎は、入団前はボランチで育てていくように思われておったが、アタッカーとしのポジションを与えられるように感じさせる。
よりゴールに近いところで、得点に絡むタスクが与えられよう。
同ポジションとなる同期に松村にも良い影響を与えよう。
二人が切磋琢磨し、より高みを目指すのだ。
そして怪我にて出遅れておった上田綺世であるが、ザーゴ監督と積極的にコミュニケーションを取っておることが伝えられる。
綺世は、「ゴール前でよりプレイしてほしいというスタイルだと思う。自分の持ち味も生かしていける」とコメントしておる。
動き出しを活かし、そして更に決定力を上げてゴールを決めよ。
期待しておる。

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シュートだFKだ!鹿島“緊急ザーゴ塾”開講 FW上田「自分の持ち味も生かしていける」
[ 2020年2月12日 05:30 ]

 鹿島は緊急のザーゴ塾が開講された。
 全体練習後、FW上田、MF松村、荒木の3人を呼び止め、シュート練習を指示。指揮官が自らボールをセットしながら、シュートコースの打ち分けを意識させる“特別授業”を行った。その後、居残りで直接FKの練習をしていたDF永戸、杉岡の進ちょく状況を見守った。上田は積極的にコミュニケーションを取っていることを明かし「ゴール前でよりプレーしてほしいというスタイルだと思う。自分の持ち味も生かしていける」と話した。

パウロ・アウトゥオリ氏、ボタフォゴの監督候補に

ボタフォゴの新監督に噂されるパウロ・アウトゥオリ氏である。
本田圭佑が入団し、日本でも注目を集めるボタフォゴをこの名将が率いるとなれば話題性が高い。
別のメディアでは、ジョルジーニョ氏も候補に挙がっており、ジョルジは現在フリーのため可能性が高いとも報じられておる。
ボタフォゴの新指揮官は誰になるのであろうか。
続報を待ちたい。

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本田ボタフォゴ監督に鹿島など指揮アウトゥオリ氏浮上
[2020年2月11日11時40分]


アウトゥリオ氏(2006年7月撮影)

MF本田圭佑(33)が所属するブラジル1部ボタフォゴの新監督に、鹿島アントラーズやセレッソ大阪でも指揮したパウロ・アウトゥオリ氏(63)が浮上した。10日(日本時間11日)、地元メディアが報じたもので、95年にブラジル選手権で優勝を飾ったボタフォゴを指揮していたのがアウトゥリオ氏だった。

なお同氏はサンパウロを率いて05年のクラブW杯を制し「世界一監督」となっていた。クラブは財政難を抱えており、交渉が進むかは不透明だ。

ボタフォゴは本田がブラジル入りした2日後の9日、成績不振を理由にアルベルト・バレンティム監督を解任した。現在リーグ戦でも15位と低迷している。

なお地元メディアによると、本田はニウトン・サントス・スタジアムで健康診断と個人トレーニングを実施。クラブと正式契約を交わすための書類を待っている状況だという。

名古・ブエノ・綺世、練習合流

今日の練習風景を伝える鹿島アントラーズ公式Twitterである。
名古、ブエノ、綺世が練習に合流したことが分かる。
これは朗報。
ここまで別メニューが続いており、練習試合3試合も欠場しておったこの三人が合流したことで、選手層がグッと厚くなった。
特に手薄だったセンターFWの綺世には期待が懸かる。
特徴である動き出しをザーゴ新監督にアピールし、ポジションを掴むのだ。
期待しておる。

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薄まっていく鹿島の血、これからどうなっていってしまうのか

鹿島について記す超WORLDサッカーの内田氏である。
今季のここまで1ヶ月の出来事を列挙し、昨季の不甲斐ない成績について綴る。
そして、「今の鹿島に不足しているのは、第二の小笠原満男だろう」と言い切る。
このどうにもならぬ事実を明記されると行き場のない気持ちとなる。
何か手立てはないものであろうか。
クラブとしては、欧州仕込みであり、且つ鹿島との親和性の高いブラジル人指揮官であるザーゴ監督を招聘し、そのスタッフに鹿島の血を受け継ぐ相馬直樹と熊谷浩二をコーチに入閣させた。
更に、多くの選手を補強し、チームの骨格すら変えようとしておる。
この大手術が成功すれば、更に上に上がれると信じる。
しかしながら、内田氏は「今シーズンは、“我慢の年"になる」と記す。
その可能性は否定出来ぬ。
DFラインは大きく様変わりし、攻撃陣もである。
もはや別のチームと言ってもおかしくない。
そして、新監督の戦術も変わり、それが浸透する時間がどれだけかかるか非常に気になる。
既にACLを落としたが、それはオフと準備期間の短さという理由があった。
あと1週間で公式戦がやってくる。
新生・鹿島は”我慢”なのか順調なのか、そこで観ることが出来よう。
重要な新シーズンの開始である。

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常勝軍団はこのまま凋落するのか…転機を迎えた鹿島に必要なもの
2020.02.09 20:00 Sun


©︎CWS Brains, LTD.

当たり前が当たり前じゃなくなっている…薄まっていく鹿島の血、これからどうなっていってしまうのか。

天皇杯の完敗で幕開けした2020年。無冠に終わった2019シーズンからの立て直しを図るため、監督、スタッフ、選手も大幅に変わり、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督の下で行われたキャンプも期待の持てるレポートがあがってきた。

しかし、私たち鹿島ファンを待ち受けていたのは、失意と落胆だった。

まさかのACLプレーオフ敗退…。これまで、称賛される記録を作ってきたアントラーズが、Jリーグチーム初の屈辱を味わう事は誰も予想していなかった。


Getty Images

さらに、1年前にフランスへと旅立ったDF昌子源がJリーグに復帰。しかし、袖を通したユニフォームは、赤ではなく、青黒だった。

アントラーズを追いかけて来た私をはじめ、多くのファン・サポーターにとって、2020年の始まりから起こっている全てのことが、辛く苦いものだった。

他を寄せ付けない20のタイトルと、“嫌がられる(褒め言葉として捉えている)"ほどの強さを誇る鹿島アントラーズは、これまで、生え抜きと助っ人外国人(大半がブラジル人)を中心にチームを作ってきた。そのため、“鹿島イムズ"、ひいては、“ジーコ・スピリット"が脈々と受け継がれ、それがチームカラーとなってきたのだ。

しかし、近年はその“イズム"を持った生え抜き選手が海外へ続けて流出。また、生え抜きの選手たちが年齢を重ねスパイクを脱ぐなど、世代交代のペースが早まっていき、結果としてバランスが崩れていった。


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サイクルを回すため、国内の他クラブから有望な選手を獲得し、“ジーコ・スピリット"を植え付けていくも、その選手たちもまた海外へ流出。チームの骨格にひずみが生じた結果、2019シーズンは無冠に終わり、2020シーズンに向けては外国人選手を含め7人の移籍組、4人の新人がチームに加わった。

これまで圧倒的な勝負強さで数々のタイトルを勝ち取ってきた鹿島だが、ここ数年はギリギリの所でタイトルを逃している。また、一発勝負のトーナメントには滅法強さおみせていたが、こちらも勝負強さを発揮できなくなっている。これは、鹿島の血が薄まってきてしまっていることが原因なのだろうか!?

ともすると、選手の血が薄まり、そして監督もOBではなくなった鹿島は凋落の一途をたどってしまうのだろうか?


(C)CWS Brains,LTD.

アントラーズに限って、そんなことはない。ザーゴ新監督の脇を固めるコーチ陣には、れっきとした鹿島の血が流れている。鹿島の黄金期を支えた相馬直樹は、FC町田ゼルビアでの監督として経験を積みコーチに就任。もう1人の熊谷浩二は、長年ユースチームを率い、育成面でクラブを支えてきた。シント=トロイデンでプレーする鈴木優磨が、頭が上がらないというほどの指導者だ。

外国人監督が就任する際は、コーチ陣が全てその監督に率いられた陣営になる事がよくあるが、鹿島の場合は、鹿島の血が流れた人間が必ずと言っていい程いる。この2人の存在が、鹿島の血を他チームから移籍してきた選手や新人選手に受け継いでくれることは間違いない。いや、そうでないと困る!

これまでも、内田篤人、大迫勇也(ブレーメン)、柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)など、チームの主軸に育ってきた選手の流出は何度も経験している。その穴を埋める為、他チームから選手を獲得してきたが、それでも鹿島の強さは変わらなかったのは何故なのか。


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選手はもちろん、フロント、ファン・サポーターまで、鹿島に関わる全ての人が共通して“勝利"のみを求めているから。例え良いサッカー、面白いサッカーをしたところで、勝てなければ誰も満足しない。奇しくも、ガンバ大阪に加入した昌子も口にしていたが、「2位以下は一緒」なのだ。

つまらないと言われようと、勝利、タイトルだけが皆を満足させられるもの。それが、“ジーコ・スピリット"であり、どれだけ選手が入れ替わろうとも、この共通認識が植え付けることができれば、鹿島の強さは保たれてきたのだ。

では、何が足りないのか。ひとつ言えるとすれば、今の鹿島に不足しているのは、第二の小笠原満男だろう。


Getty Images

長年鹿島を引っ張ってきた小笠原の存在はやはり偉大だった。ピッチから居なくなってこそ、その大きさを痛感する。多くは語らずも、その背中で残りの選手、スタンドのファン・サポーターを牽引していた。

昨年は、勝負所でスイッチを入れられる選手がピッチ上おらず、大事な局面で競り負け、勝ち点を落した試合が増え、結果的にタイトルに手が届かなかった。

生え抜きの内田や遠藤康が思うように試合に絡めず、小笠原の様に周囲を引っ張る背中がなかった。今のチームには、ピッチ上でスイッチを入れる存在、引っ張る存在が必要だろう。その役割を担うに値する選手はいるが、ピッチ上で体現できるかが重要だ。

心機一転、チーム作りをスタートさせた今シーズンは、“我慢の年"になるはず。ファン・サポーターもそのことを言い聞かせているが、これまで勝利、タイトルが命題とされてきただけに、我慢も簡単ではないはずだ。かく言う私も我慢できる気がしていない…。

やはり貪欲にタイトルを狙うチーム。我慢はするけど、最後には「やっぱり鹿島だ!」と私たちに言わしめてほしい。

【文・内田徹】

ファンサービス一時中止

当面の間、ファンサービスを中止する鹿島である。
これは英断と言えよう。
巷では新型コロナウィルス、インフルエンザ等の感染症が拡大しており、選手を守るためには、この決断が必要であった。
しばらくの間、練習を見学するサポには不便を感じさせるやもしれぬ。
しかしながら、選手が試合にて良いパフォーマンスを示す事こそ是とすべきである。
選手には練習に集中して貰い、来週に始まるルヴァン杯、再来週のJリーグにて結果を出して頂こう。
クラブの決定に納得である。

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ファンサービスの一時中止について
2020.02.09(日)

新型コロナウィルス、インフルエンザ等の感染症拡大に伴い、明日2月10日(月)から当面の間、ファンサービスを中止させていただきます。ファン・サポーターの皆さま、選手、クラブ関係者の双方の健康面を第一に考えた判断となります。選手との交流を楽しみに練習見学へお越しいただいている皆さまには誠に申し訳ございませんが、何とぞご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

練習見学は可能となり、ご見学の際には手洗いや消毒、うがい、マスク着用など予防対策を行っていただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

なお、ファンサービス再開時期については、感染状況などを考慮しながら、決定次第あらためてご案内いたします。

荒木遼太郎、監督にいいアピールができた

栃木シティとの練習試合を取材したスポーツニッポンである。
試合は、先制されるも、荒木、翔悟、聖真、エヴェラウドのゴールにて逆転勝利しておる。
先制点を決めたルーキー・荒木遼太郎にスポットが当たる。
2列目として先発し、CKからボレーにて決めた。
宮崎戦、PSM水戸戦、そしてこの栃木戦と対外練習試合にて三戦連続弾である。
素晴らしい。
是非とも公式戦にて観てみたい。
U-21枠があるルヴァン杯での先発の可能性がグッと高まったのではなかろうか。
荒木自身も、「試合に出るためにここに来た。開幕戦で使ってもらえるのが一番なので、まだまだ頑張りたい」と語る。
更にアピールし、公式戦でもゴールを決めて貰いたい。
楽しみな2002年生まれである。

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鹿島・荒木、3戦3発!開幕スタメンへ「監督にいいアピールできた」
[ 2020年2月8日 05:30 ]

練習試合 鹿島4ー1栃木シティー ( 2020年2月7日 鹿島 )

 鹿島の高卒ルーキー、MF荒木が開幕スタメンへ猛アピールした。練習試合の1本目に右サイドハーフで先発。0―1の15分に右CKから相手DFと味方が競り合ったこぼれ球に反応し、「いいところにこぼれてきたので触るだけだった」とすかさず押し込んで試合を振り出しに戻した。これで加入後、出場した対外試合は3戦3発。勢いに乗るルーキーは「監督にいいアピールができた」と初々しく振り返った。
 高卒ルーキーでの開幕スタメンとなれば、06年のDF内田以来クラブ史上2人目の快挙。16日にはルヴァン杯名古屋戦、23日にはリーグ開幕節・広島戦が控えるだけに、「試合に出るためにここに来た。開幕戦で使ってもらえるのが一番なので、まだまだ頑張りたい」と力を込めた。

鹿島の事例から検証するJリーグの異常な過密日程

鹿島の日程について伝える報知新聞の岡島記者である。
今年の元日・天皇杯決勝戦からのオフの短さなどで話題となっておる日程問題であるが、それ以上に理不尽な日程をしいられてきたことを記しておる。
「良く言えば不思議な、悪く言えば意味不明な日程」の一部を列挙してくれた。
ただ、岡島記者は2018年からであり、2017年のアウェイ中二日三連戦を報じて欲しかったところ。
特にこの年は不可解な日程が多かった。
またこの3年、日本のクラブがACL決勝に進出しており、どうしてもJリーグの後半戦にいびつな日程が組まれてしまう。
これは、天皇杯の決勝をずらすことや秋春制に移行して対応出来るものではないように思う。
試合の総数が多すぎることについてもっと検討すべきはなかろうか。
この問題は日本だけでなく世界的な問題だと思われる。
興業と割り切れば現状も理解出来るが、クオリティの高い試合を求めるのであれば、このままではファンは納得出来ぬと思われる。
日本が先駆けて何かを行うことは少ないので、欧州にて何か動きがることを望む。
カイゼンである。

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元日決勝も中2日も、もうやめませんか? 鹿島の事例から検証するJリーグの異常な過密日程
2020年2月7日 17時47分スポーツ報知


天皇杯で準優勝に終わった鹿島イレブン

 1月28日、鹿島はACLプレーオフでメルボルンVに0―1で敗れ、本戦への出場を逃した。1月1日の天皇杯決勝で昨季全日程を終えてから、27日後のことだった。

 鹿島は主力選手に対し、契約書の記載通り2週間のオフを与えた。英断、ではない。規定に従ったまでだ。新チームでの練習は12日間だけ。それでもそこに文句を言えば、ただの負け犬の遠吠えとなってしまう。試合後の選手は誰ひとり日程を言い訳しなかった。

 この2年間鹿島を担当し、良く言えば不思議な、悪く言えば意味不明な日程を多く経験してきた。小欄の結論は見出しに凝縮されているが、騒ぐだけ騒いで具体性や根拠を記されなければ、それは昨今の国会における野党と同じである。以下、ここ2年の鹿島が体験した、不思議、もとい、意味不明な日程の一部である。

【事例〈1〉】豪州をアジアだと思っている問題(実質中1日で公式戦)

 18年3月7日、鹿島はオーストラリア・シドニーでACLを戦い、中2日でJ1広島戦に臨んだ。オーストラリアはAFCに加盟しているが、日本とは大陸が違う。機内滞在時間は往復20時間だ。帰国日に練習ができるはずもなく、鹿島は実質調整1日での試合を余儀なくされた。

【事例〈2〉】ACL決勝進出を想定していない問題(11日間で4試合)

 18年、鹿島のACL決勝進出に伴い、J1の日程が変更された。C大阪戦後、中2日でACL決勝第1戦。はたまた中2日で柏戦。そしてイランへの移動を含む中3日でACL決勝第2戦…。決勝2試合とリーグ終盤の大事な2試合の計4試合を11日間で消化した。

 この日程変更は、開幕前に「ACL決勝進出の場合…」と発表されていた通り。つまり日程を作る側は「これで勝たねば真のアジア王者じゃない」という傲慢姿勢だったか、何となく予備日を組む怠慢姿勢だったかのどちらかだ。ちなみに決勝で戦ったペルセポリスもリーグ日程を変更していた。決勝前のリーグ戦をぶっ飛ばし、UAEでの事前合宿を行って決戦にかけていた。

【事例〈3〉】地球温暖化にあらがおうとする問題(30度超え中2日)

 19年8月3日のJ1湘南戦は悲惨だった。後半途中から選手の足が完全に止まった。チームは後半ロスタイムに決勝弾を浴びた。

 ACLによる日程変更でチームは中2日。両日ともに30度超の環境下だった。夏場の中2日では、試合開始までに体重が戻らない選手もいるという。ちなみに湘南は中14日だった。

*  *  *

 鹿島のDF犬飼智也は「中2日と中3日では全然違う」と言う。鹿島サポーター以外は響かないかもしれないが、「阿藤快と加藤あいでは全然違う」ぐらいの、近いようでかけ離れた意味だと捉えて頂きたい。何しろ犬飼は日程が詰まると調子がいい選手だ。先のコメントは「中3日は全然平気です」と続く。その彼が言うのだから、中2日は本当に大変なのだ。

 選手の大幅入れ替えが前提となっているルヴァン杯や天皇杯はともかく、ACLとリーグ戦を中2日で行うことは避けるべきだ。そこに長距離移動、決勝前後、酷暑などというおまけがつけば、それはもうブラック企業と社畜の関係性である。

 多くのクラブにとって、今回の鹿島の敗退は“対岸の火事”かもしれない。全56クラブのうち、天皇杯4強に残れなかった52クラブは、2か月の準備期間をもって今季に臨む。しかし、あすは我が身だ。このままリーグ終了から天皇杯決勝まで1か月近くが空き、中2日をいとわない慣習が続けば、いつどのクラブが被害者となるかわからない。

 実行委員会、運営担当者会議、技術委員会…各会議に出席する鹿島のスタッフは、日本勢史上初のPO敗退となった今回の結果を受け、Jリーグに対して声高に日程改革を訴えるだろう。いつだって改革には世論の声が必要だ。騒ぐだけ騒いでも世論がついてこなければ、それは昨今の国会における野党と同じである。クラブ、メディア、ファンが一体となり、今回の鹿島の“悲劇”が繰り返されることを防がなければならない。(記者コラム・岡島 智哉)

鹿島アントラーズ、クラブとしての新たな黄金期を築くための転換点を迎えている

今季の鹿島について語った福田氏を記事にするSportivaの津金氏である。
福田氏は今季の鹿島を「クラブとしての新たな黄金期を築くための転換点を迎えている」と言う。
その象徴としてのザーゴ監督と彼が標榜するパワーフットボールについても述べておる。
すぐに結果が出ない可能性もあるが、変革には痛みが伴うもの。
その一つがACLの敗退であろう。
しかしながら、それを耐え、今季は最終的に笑うと信じておる。
新戦力が新戦術に融合し、強い鹿島が完成するはず。
公式戦まであと9日。
新たな鹿島がもうすぐお目見えする。
非常に楽しみである。

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今季の鹿島アントラーズに福田正博が注目する理由「新監督に期待」
text by Tsugane Ichirophoto by Getty Images

福田正博 フットボール原論

■今シーズン、ザーゴ新監督を迎えた鹿島の新体制がスタートした。タイトル獲得数でJリーグトップの強豪が、リーグ優勝を奪還するために、どのようなチームを築いていくのか。元日本代表の福田正博氏に注目ポイントを聞いた。



今シーズンから鹿島を率いるザーゴ監督

 昨季はリーグ戦とルヴァンカップに加えてACLも戦い、さらに天皇杯は元旦の決勝戦まで勝ち上がった。しかも、鹿島はこうしたシーズンを何年も続けてきている。今季の始動日はほかのクラブと同じだったものの、そこには疲労を考慮して主力選手たちの姿はなかった。

 先日のACLプレーオフでの敗戦は残念だったが、鹿島には今シーズン大いに注目していきたいと思っている。今シーズンを迎えるにあたって、鹿島の鈴木満フットボールダイレクターが「監督が代わって時間がかかるだろうが、後半戦は戦えるようになる」と語っていたように、クラブとしての新たな黄金期を築くための転換点を迎えていると思うからだ。

 鹿島が手掛ける変革のひとつが、ザーゴ新監督の招聘だろう。彼は現役時代に柏レイソルでのプレー経験もあり、ローマ所属時代は中田英寿ともチームメイトだった。日本人のメンタリティーや日本文化をまったく知らない外国籍の監督や選手は、来日1年目に適応に苦労するケースもあるが、ザーゴ監督はこの点で不安は少ないのではないか。また、日本サッカー全体で考えたときに、ザーゴ監督がもたらすものにも期待している。

 彼は昨年、ブラジルのブラガンチーノで指揮をとり、クラブを1部昇格に導いた。ブラガンチーノは、今年からザルツブルクやライプツィヒと同じRBグループのクラブになる。ドイツのライプツィヒ、オーストリアのザルツブルクを保有するRBグループは、ブラジルにはレッドブル・ブラジルというチームを保有していたが、昨年、ブラガンチーノも買収。RBブラジルからフロント、コーチ、選手を移籍させて、1年目で1部昇格となった。その戦術は、RBグループのサッカー開発部門・責任者であるラルフ・ラングニックのパワーフットボールの流れを汲んでいる。そのチームを率いていたザーゴ監督が、鹿島でどのような戦いをするのか、非常に興味深い。

 Jリーグでは近年、海外クラブの最先端のスタイルを取り入れようとするクラブが増えている。川崎フロンターレがバルセロナのようなポゼッションサッカーを指向し、ヴィッセル神戸もアンドレス・イニエスタを獲得してバルセロナ化を目指している。横浜F・マリノスはシティグループということもあって、マンチェスター・シティを率いるペップ・グアルディオラ監督のようなハイライン・ハイプレスの戦術を採用している。

 パワーフットボールのスタイル自体は目新しいものではない。Jリーグでは昨季までの湘南ベルマーレの戦い方は、パワーフットボールに近いものだ。曺貴裁(チョウ・キジェ)前監督は、ボールを奪ったら後方の選手たちが次々と前線へスプリントして飛び出してゴールに迫るスタイルを貫いた。この湘南スタイルは、高いフィジカル強度を求められ、湿度の高い梅雨と猛暑の夏がある日本で、どこまでその戦いを貫けるのかがポイントになる。

 今シーズン、鹿島がリバプールやライプツィヒのようなパワーフットボールの要素を取り入れようとするなら、レオ・シルバの存在は強みだろう。彼の持ち味はタテへの推進力にあるからだ。

 ただし、新しいスタイルを取り入れる場合、1年目からすんなりと結果が出るものではない。それは、横浜FMの例を見ればわかりやすい。

 横浜FMは、アンジェ・ポステコグルー監督就任1年目の2018年に極端なハイラインを取ったことで守備陣が不安定になって苦しんだ。しかし、2年目の昨シーズンは攻守のバランスが取れて優勝。注目すべきは、攻撃に比重を置くことで守備が限界点に達することを2018シーズンに選手たちが経験したこと。1年目に極端なまでに攻撃的なスタイルを徹底したことがいい方向に作用し、翌年、選手たちがバランスを取ることができたと言えるだろう。

 新しいスタイルを取り入れることは容易ではない。それを理解したうえで、鹿島は先を見越して新体制でのスタートを決断したはず。横浜FMは1シーズンの忍耐が翌年に実を結んだが、スピード感が求められるサッカー界にあって、結果が伴わないときにどこまで我慢できるのか。そこも試されることになるだろう。

 鹿島には今季から新たに東京五輪世代の杉岡大輝(湘南)、名古屋で中盤でもサイドバックでもプレーして存在感を示した和泉竜司、川崎でリーグ優勝経験のあるCB奈良竜樹らが加入した。

 ここ数シーズンは終盤の息切れでタイトルを逃してきた鹿島だが、新体制ではどんなチームになっていくのか。新指揮官のもと、新戦力を含めた選手たちがフィットしたとき、リーグ屈指の名門がそのタイトル数をさらに伸ばしていくのか注目したい。

広瀬陸斗が鹿島アントラーズに来た理由、「今後のサッカー人生に必要なものがここで得られる」

広瀬陸斗の移籍にまつわるエピソードを伝えるフットボールチャンネルの藤江氏である。
今回の移籍に際してFマリノス側は強く慰留したとのこと。
それだけこの広瀬という選手を高く評価しておったことが伝わってくる。
その実力の片鱗はメルボルン戦にて伝わってきた。
ワンタッチでのクロスは大きな武器となろう。
鋭い軌跡もヘッドの強いエヴェラウドと合うと思われる。
Fマリノスの評価もよく分かる。
そして、鹿島に移籍した理由については、「自分としては、何て言えばいいのか……チャレンジしたいというか、今後のサッカー人生で自分に必要なものが、ここで得られると思って来ました。自分のなかではいい部分を伸ばすのではなくて、自分にはないところを求めているので」と語る。
Fマリノスでは得られぬ”チャレンジ”がこの鹿島にあるということが、広瀬の中にあることが強く伝わってくる。
それを感じておるということは、広瀬というサッカー選手が、サッカーの本質に近づいておる証拠である。
是非とも、多くのものを鹿島にて得て欲しい。
また、篤人の負傷離脱にて、開幕から広瀬にはフル稼働が期待される。
実力を発揮し勝利に貢献していって貰おうではないか。
楽しみな存在である。

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広瀬陸斗が横浜F・マリノスを去る理由。クラブと仲間の慰留を振り切ってまで貫いた決断【この男、Jリーグにあり/前編】
DF広瀬陸斗は、横浜F・マリノスから鹿島アントラーズに移籍した。昨季はJ1で20試合に出場し、AFCチャンピオンズリーグを戦うマリノスにとっては当然、今季も必要な戦力として数えられていた中で、なぜマリノスを離れるという決断を下したのか。広瀬は鹿島加入に際して「義務」という言葉を口にしている。(取材・文:藤江直人)

2020年02月07日(Fri)10時40分配信
text by 藤江直人 photo Getty Images


父は浦和レッズのレジェンド


【写真:Getty Images】

 後ろ髪を引かれる思いを断ち切って、王者から常勝軍団へ新天地を求めた。プロになって6年目にして念願のJ1デビューを果たし、ゴールまで決めた横浜F・マリノスの慰留を振り切る形で、鹿島アントラーズへの移籍を決断するまでの日々を、広瀬陸斗は「もちろん迷いました」と振り返る。

「言い方は失礼ですけど、優勝チームからわざわざ(順位が)下のチームへ行くというのは……あっちはすでにACL出場が決まっていて、試合数も多いなかでの移籍だったので」

 Jリーグ黎明期の浦和レッズで直接フリーキックの名手として名を馳せたレジェンドで、今年から現埼玉県リーグ3部の川越FUTUREの監督を務める広瀬治氏を父にもつ24歳のサラブレッドは、埼玉大学教育学部附属中へ進学した2008年にレッズのジュニアユースへの入団を果たした。

 しかし、順風満帆に映った軌跡はユースの卒業を控えた2013年に、別ルートへ回ることを余儀なくされる。トップチームへの昇格がかなわなかった広瀬は、2014年にJ2の水戸ホーリーホックへ加入。プロの第一歩を踏み出すと、翌2015年には徳島ヴォルティスへ完全移籍した。

 4年間在籍したヴォルティスでは、J2の舞台で通算98試合に出場。レッズユースまではフォワードとしてプレーしていた広瀬はサイドバックとしての才能を開花させ、左右のサイドバックを戦術のキーマンにすえる、アンジェ・ポステコグルー監督に率いられるマリノスに見初められた。

マリノスからの強い慰留

 迎えた昨年2月23日。敵地パナソニックスタジアム吹田へ乗り込んだガンバ大阪との開幕戦で、右サイドバックの先発をゲット。J1デビューを果たした広瀬は11試合連続で先発し、かつて下部組織に所属したレッズと対戦した4月5日の第6節ではJ1初ゴールまで決めてみせた。

 夏場以降は復調した松原健に右サイドバックのレギュラーの座を奪われ、自身はリザーブに回る試合が増えた。それでも最終的にはリーグ戦で20試合、1727分間にわたってプレーした広瀬は、J1王者としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に臨む2020シーズンにおいて必要不可欠な選手だった。

「J1で出られたことも最後に優勝できたこともそうですけど、試合に出られている時期とそうじゃない時期とがあったなかで、試合に出られていないときの振る舞い方を学びました。マリノスのために全員を同じ方向へ向けさせることがいかに大事なのかを、自分より年上のユウキ君(大津祐樹)やタカ君(扇原貴宏)をはじめとして、本当にいろいろな人から学ぶことができました」

 より厚い選手層が必要となる2020シーズンへ。右サイドバックを主戦場としながら左でもプレーでき、父譲りの高精度の直接フリーキックを右足に搭載した広瀬のもとへ、サイドバックを重点補強に掲げるアントラーズからオファーが届いた。当然ながらマリノスからは強く慰留された。

「みんなから止められました。シーズンオフに入ってもみんなでご飯や買い物などに行ったなかで、シン(畠中槙之輔)やユウキ君、タカ君、喜田君(喜田拓也)たちから『マリノスに残ってくれ』とか『まだ一緒にやりたい』と言われて」

 チーム強化の最高責任者にあたる、スポーティングダイレクターを務める小倉勉氏との交渉の席でも強く慰留された。マリノスでの日々に不満を抱いていたわけではなかった。むしろ最高の仲間たちと、最高に楽しい時間を過ごせたという充実感を広瀬は抱いていた。

「タイトルを獲るのは義務」

 それでも、アントラーズからオファーを受けたときに、自分のなかで下した決断を最終的に貫いた。天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝でヴィッセル神戸に屈し、無冠で2019シーズンを終えてから2日後の1月3日。マリノスから完全移籍でアントラーズに加わることが発表された広瀬は、クラブの公式ホームページ上でこんな第一声をファンやサポーターへ届けている。

<タイトルを獲るのは義務だと思ってるので、一つでも多くのタイトルをともに獲りましょう!>(原文のまま)

 宮崎市内で行われたキャンプを終えて、茨城県鹿嶋市内へと戻った後の1月23日に開催された新体制発表会見。背番号「22」を背負うことが決まった広瀬は、自分自身にあえてプレッシャーをかけるかのように、再び「義務」という二文字を口にしている。

「伝統ある常勝軍団、鹿島に来られたことを嬉しく思います。常に勝ちを求めなくてはいけないし、タイトルを獲らなくてはいけないという義務があると思うので、そのプレッシャーのなかでサッカーができることを、自分としては幸せに思っています」

 だからこそ、国内の公式戦に先駆けて先月28日にホームの県立カシマサッカースタジアムで行われた、メルボルン・ビクトリーFC(オーストラリア)とのACLプレーオフで敗れ、本大会の舞台にすら立てずにタイトル獲得の可能性が消滅したショックは大きかった。

(取材・文:藤江直人)

広瀬陸斗が鹿島アントラーズに来た理由。「今後のサッカー人生に必要なものがここで得られる」【この男、Jリーグにあり/後編】
鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ・プレーオフでメルボルン・ビクトリーと対戦。0-1で敗れた鹿島は、グループステージ出場権を逃している。タイトル獲得を「義務」と語る広瀬陸斗は、J1王者・横浜F・マリノスを離れてまで鹿島に移籍した理由を語っている。(取材・文:藤江直人)

2020年02月07日(Fri)10時52分配信
text by 藤江直人 photo Getty Images


「ACLの土俵にすら立てない」悔しさ


【写真:Getty Images】

「四冠獲得を掲げてきたなかでひとつを落としたことは、洒落にならないというか、本当に残念です」

 冷たい雨が間断なく降り続いたピッチで、後半に失った1点を取り返せないまま90分を終えた試合後の取材エリアで、右サイドバックでフル出場した広瀬は絞り出すように第一声を残した。タッチラインを割ったボールを拾った広瀬が、スローインの体勢に入った直後に終戦を告げる笛が鳴り響いた。

 広瀬を含めた6人の新戦力が先発に名前を連ねたアントラーズは、決してチャンスを作れなかったわけではなかった。特に右サイドからは広瀬が何度もオーバーラップを仕掛け、ゴールの予感を抱かせる鋭いクロスを何本も供給していた。右サイドハーフに入った同じく新加入のブラジル人選手、ファン・アラーノともまずまずの連携を見せたが、広瀬は自らにダメ出しをした。

「身体は動けていましたけど、この試合は絶対に結果が大事だったので。試合内容がどうのこうのというよりも、勝てなかったということが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)の土俵にすら立てないということが一番悔しい。もっとボールを動かして、もっと相手を揺さぶることも必要でした」

マリノスを飛び出した理由

 昨シーズンはけが人が続出し、ボランチを主戦場する永木亮太や小泉慶がスクランブルで右サイドバックを務めたことを考えれば、まさかの黒星を喫したなかで数少ない収穫のひとつが広瀬のパフォーマンスとなる。その広瀬にあえてマリノスを飛び出した胸中を、あらためて直撃してみた。

「自分としては、何て言えばいいのか……チャレンジしたいというか、今後のサッカー人生で自分に必要なものが、ここで得られると思って来ました。自分のなかではいい部分を伸ばすのではなくて、自分にはないところを求めているので」

 自分に足りないものとは、果たして何なのか。一転して「それは言えないんですけど」と答えを封印した広瀬は、前出の新体制発表会見で昨シーズンにマリノスの右サイドバックとして2度対峙し、1勝1敗の星を残しているアントラーズの印象をこう語っている。

「ひとつひとつのデュエルで激しく来ていたし、実際に加入してそういう練習をするなかで、ボールへの執着心を強くもっていることがわかる。自分はこれという特長をあまりもっていませんけど、基本である戦うという姿勢をピッチで表現できれば、と思っています」

 マリノス時代を含めて、これまでも戦っていないわけではない。ただ、敵として対峙したアントラーズからデュエルにおける数々の攻防を介して、ライバル勢の追随をまったく許さない、国内外で20個ものタイトルを獲得してきた理由を肌で感じ取ったのではないだろうか。

シーズンが進めばわかる

 フォワード出身ならではの攻撃力を、身長176cm体重68kgの身体に広瀬は搭載している。そこへクラブ全体に脈打つデュエルの激しさ、黎明期から受け継がれてきた敗北の二文字を拒絶するDNAを身にまとい、上手さに身体と心の強さを融合させたいと思い描いている、と考えれば合点がいく。

 肝心な部分では言葉を濁す広瀬へ、あらためて聞いてみた。アントラーズの一員としてプレーしていくシーズンが深まっていけば、見ている側にも足りないものが何かわかるのか、と。首を縦に振りながら「わかると思います」と返した広瀬は、ちょっぴり照れた表情を浮かべている。

 1日に行われたホーリーホックとのプレシーズンマッチで、右サイドバックで先発した元日本代表の内田篤人が右太ももを痛めて戦線離脱した。右下腿三頭筋の損傷で全治まで約4週間と診断されたなかで、16日の名古屋グランパスとのYBCルヴァンカップのグループリーグ初戦、そして23日のサンフレッチェ広島との明治安田生命J1リーグ開幕戦へ向けて、広瀬が放つ存在感がより高まってくる。

(取材・文:藤江直人)

【了】

ファン・アラーノ、ブラジルの名門で育ったMF

ファン・アラーノを紹介するフットボールチャンネル編集部である。
「チームの戦術変更などに柔軟に対応できる点が魅力」と評する。
事実、メルボルン戦では右サイド、PSM水戸戦では左サイドと与えられたポジションにて十分に機能する姿を見せた。
また、「昨季はセリエBで平均ドリブル成功率59%、平均パス成功率80%を記録」と昨年のデータが伝えられる。
このデータから、パスに特徴があるように思える。
これは現地で二試合観た印象とも合致する。
球離れが早く、素早くプレイしておった。
Jリーグに合う助っ人と言えよう。
そして、メルボルン戦で見せたメンタリティも好印象である。
今季の攻撃は任せた。
楽しみな助っ人である。

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J1新加入期待の外国人選手5人(2)。U-23豪州代表DF、ブラジルからは続々と刺客が日本へ!
今季のJリーグが間もなく開幕する。どのチームも戦力補強に余念がなく、多くの選手が新天地を求めた。そして、日本に活躍の場を移した外国人選手も多い。それぞれのチームで彼らはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。今回フットボールチャンネルでは、J1クラブに加入した新たな外国人選手を5人紹介する。

2020年02月07日(Fri)7時00分配信
text by 編集部 photo Getty Images


ブラジルの名門で育ったMF


【写真:Getty Images】

MF:ファン・アラーノ(ブラジル)
生年月日:1996年9月2日(23歳)
移籍先:インテルナシオナル(ブラジル)→鹿島アントラーズ


 DFルシオやFWアレシャンドレ・パトなどを輩出したブラジルの名門・インテルナシオナウでプロキャリアをスタートさせた23歳のMF。同クラブではなかなか出番を掴めなかったものの、昨季より加入したコリチーバFCでは主力として活躍し、セリエBで33試合5得点5アシストという成績を収めていた。そして先月4日、鹿島アントラーズに完全移籍で加入することが正式に発表されている。

 ファン・アラーノはトップ下、サイドハーフ、ボランチなど幅広いエリアでのプレーを可能としており、チームの戦術変更などに柔軟に対応できる点が魅力だ。身長は172cmと大柄なタイプではないものの、柔らかいボールタッチを武器にしており、精度の高いパスでチャンスを演出。また、スペースを的確に突く動き出しにも長けている。昨季はセリエBで平均ドリブル成功率59%、平均パス成功率80%を記録するなど、そのあたりに強みを持っているのは明らかだ。

 アラーノは先月28日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦で先発フル出場。得点やアシストという結果を残すことはできなかったが、守備にも奮闘するなどザーゴ監督に向け猛アピールしていた。同じく新加入となったFWエヴェラウドと同じく、今後チームメイトとの連係を深め、鹿島をタイトルへと導きたいところだ。

土居聖真、僕も頑張らないと

昌子源のガンバ移籍についてコメントした土居聖真である。
同期として、「プロの世界では当たり前。対決もできるだろうし、違った楽しみ方がある」、「紅白戦で対戦することもあったけど、また違った視点から対戦もできるだろうし楽しみ」と対戦を楽しみにしておる様子。
また、「何カ月も前から連絡は取り合っていて、どこになるか分からないけれど、たぶん日本に帰ると言っていた」と昌子が数ヶ月前からJリーグ復帰を模索しておったことを明かす。
昌子は、この時点で、自分の条件に適うクラブが鹿島ではなかったことを悟っておったのであろう。
致し方のないところ。
そして、この欧州仕込みのCBを切り裂く聖真の躍動を期待する。
同期対決が楽しみである。

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鹿島土居「対決出来る」同期入団DF昌子の移籍歓迎
[2020年2月6日20時29分]


鹿島の新人入団会見 左から柴崎岳、土居聖真、梅鉢貴秀、昌子源(2011年2月4日撮影)

DF昌子源のガンバ大阪移籍を、鹿島アントラーズに同期入団したMF土居聖真は「プロの世界では当たり前。対決もできるだろうし、違った楽しみ方がある」と前向きにとらえた。

「何カ月も前から連絡は取り合っていて、どこになるか分からないけれど、たぶん日本に帰ると言っていた」という。G大阪戦は5月10日予定。「ケガしているみたいなので、早く治してもらえれば」と対戦を心待ちにした。

鹿島FW土居 昌子との勝負を心待ち「海外でもまれレベルアップしていると思う」
[ 2020年2月7日 05:30 ]


鹿島のFW土居(右)
Photo By スポニチ


 鹿島FW土居が“戦友”とのマッチアップを心待ちにした。
 G大阪加入が決まったDF昌子は、11年にトップチームに同時昇格した同期。事前に本人から国内復帰の意向を聞いていたそうで、「紅白戦で対戦することもあったけど、また違った視点から対戦もできるだろうし楽しみ」と思いをはせた。今後はライバルとして真剣勝負を繰り広げることになるが、「海外でもまれた源(昌子)は一回り、二回りもレベルアップしていると思うので僕も頑張らないと」と話した。

名古屋・相馬勇紀、武者修行で芽生えた“数字”への渇望

東京五輪世代注目の男としてピックアップされる名古屋の相馬勇紀である。
昨季は鹿島にレンタルで加入し大きく成長したことを口にする。
名古屋でのコメントとして、「“さらに成長して戻ってきます”とお伝えしてから半年。ケガを含めてうまくいかないこともありましたが、たくさんの経験をし、いろいろなことを吸収して帰ってきました」と言う。
鹿島というクラブを中から見て大いなるものを感じ取ったことが伝わってくる。
この経験を活かして東京五輪を目指すのだ。
楽しみにしておる。

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名古屋FW相馬勇紀 武者修行で芽生えた“数字”への渇望
[ 2020年2月7日 07:00 ]

2020・J1 東京五輪世代注目の男(7)

 わずか半年間の“武者修行”でも効果は確実にあった。名古屋の相馬は昨夏、鹿島へ期限付き移籍。負傷の影響もあってリーグ戦5試合1得点に終わったものの、その変貌ぶりは昨年末に垣間見えた。
 初のA代表招集となった昨年12月のE―1選手権では3試合全てに出場。切れ味鋭いドリブルで左サイドを活性化させた。さらに1月のU―23アジア選手権でも1次リーグ第2戦シリア戦で1ゴール。臆せず仕掛ける姿勢だけではなく、積極的なシュート意識はU―23日本代表の数少ない光明となった。

 「“さらに成長して戻ってきます”とお伝えしてから半年。ケガを含めてうまくいかないこともありましたが、たくさんの経験をし、いろいろなことを吸収して帰ってきました」
 常勝軍団で得たのは勝利への執着心か。それとも熾烈(しれつ)なサバイバルで生き抜くための、個のレベルアップの痛感か。名古屋復帰時には「“数字”を出す。結果を常に出せるよう戦います」とゴールやアシストにこだわることを口にした。

 名古屋や日の丸の舞台では左サイドを主戦場にしているが右でのプレーも可能。精度の高いクロスも相馬の武器の一つだ。「重要な半年になるのは間違いない」。自国開催の五輪は今季の目標の一つ。だが「そんなに意識することはない。自分のチームで勝ちに貢献することがつながる。仕掛けるところには絶対の自信を持っている。まずは地に足を着けてやる」。夢の舞台は虎視眈々(たんたん)と狙う。

 ◆相馬 勇紀(そうま・ゆうき)1997年(平9)2月25日生まれ、東京都調布市出身の22歳。小1から高3まで三菱養和SCでプレー。早大を経て19年に名古屋入団。同年夏に鹿島に期限付き移籍し、今季復帰。特別指定選手として選手登録された18年8月11日の鹿島戦でプロデビューを果たすと初アシストもマーク。11月6日のC大阪戦でプロ初得点。19年12月のE―1選手権でA代表初選出。国際Aマッチ3試合。1メートル65、68キロ。

関川郁万・佐々木翔悟、一日税務署署長に就任

潮来税務署の一日署長に就任した関川郁万と佐々木翔悟である。
同期の二人はルーキーイヤーを終え初の確定申告をした。
スマホでの申請は非常に手軽で便利である。
それを実感し、「空いている時間に手軽にできると思った」、「これで終わりですか?」、「めちゃめちゃ簡単で、『え、これで終わるの?』という感じでした」と語る。
この本音の言葉を伝え、多くの民が手軽に確定申告をしてくれよう。
社会貢献である。

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鹿島関川&佐々木「簡単」スマホで確定申告を体験
[2020年2月6日16時26分]


潮来税務署の一日税務署長に就任したDF佐々木(左)とDF関川(右)。中央は潮来税務署の菊池満署長(撮影・杉山理紗)

鹿島アントラーズのDF関川郁万(18)とDF佐々木翔悟(18)が6日、茨城・潮来税務署の一日署長に就任し、確定申告の呼びかけを行った。

確定申告期間は申告会場が混雑するが、事前に税務署の窓口でIDとパスワードを取得することで、スマートフォンやパソコンなどで確定申告を行うことができる。

実際にスマートフォンを用いて確定申告を体験した佐々木は「空いている時間に手軽にできると思った」。関川は「これで終わりですか?」と驚いた表情を浮かべ、「めちゃめちゃ簡単で、『え、これで終わるの?』という感じでした」と便利さを実感した様子だった。

令和元年分の確定申告の受付期間は、以下の通り。

所得税など 2月17日~3月16日

個人事業者の消費税 1月6日~3月31日

贈与税 2月3日~3月16日

ガンバ・昌子、移籍金200万ユーロ・5年契約

ガンバ入団に際し会見を開いた昌子源である。
帰国理由に昨年9月の右足首負傷を挙げ、トゥールーズのメディカルスタッフに不信感を持った模様。
こういう部分も海外移籍のリスクであることがよく分かる。
また、関係者によると今回の移籍金は200万ユーロで契約期間は5年間とのこと。
相当な大型契約である。
この高額な違約金に加え、税抜き1億を超える年俸を払うのはなかなか難しい。
昌子はこうして迎え入れられたガンバに感謝し、尽力していくこととなろう。
強大な敵を相手にこちらも燃えるところ。
強い気持ちでぶち当たろうではないか。
対戦が楽しみである。

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DF昌子源 G大阪と5年契約「2位以下は一緒、優勝あるのみ」加入会見で決意語る
 フランス1部トゥールーズからJ1G大阪に完全移籍で加入した元日本代表DF昌子源(27)が5日、大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田で会見し、「ガンバのために体を投げ出したい」と決意を語った。

 複数の関係者によると、移籍金は当初から減額に成功し、200万ユーロ(約2億4千万円)で決着。5年間の長期契約を締結したという。G大阪にとってリーグ戦では6年ぶりとなる覇権奪冠に向け、本気度が証明された大型補強。昌子も呼応するかのように「2位以下は一緒。優勝あるのみ」と宣言した。

 G大阪ジュニアユース出身の昌子は昨年1月にJ1鹿島からトゥールーズに完全移籍したが、今季は度重なる負傷に悩まされ、リーグ戦では1試合の出場にとどまっていた。

 移籍決断の理由に昨年9月の右足首負傷を挙げた。トゥールーズの医療スタッフとの意思疎通を欠いたことも明かし「かなり迷った。強化の方からは『残ってほしい』と言われて嬉しかったが、僕の中ではそういうものを超えるケガだった。1日も早くサッカーをするというのが一番だった」と説明。1年間の欧州挑戦だったが「1年が早いか遅いか、成功か失敗かを決めるは自分だし、いろんなものも含めて得たものは大きい」と、自身の決断に胸を張った。

 4日のチーム合流から別メニュー調整が続くが「開幕を目指すのは選手として当たり前。感覚としては間に合う感じはある」と、J1開幕戦となる、23日のアウェー横浜M戦への出場に意欲を示した。

 当初は8年間在籍した古巣鹿島に対して移籍を打診したが、鹿島は既にチーム編成を終えていたこともあり、具体的な交渉には発展しなかった。昌子は「もちろん鹿島に恩義を感じているが、タイミングとかいろいろあった」とし、「G大阪が興味を示してくれた。僕の中では大切なクラブなので『この恩を大切にしたいな』と思って(移籍を)決めた」と、もう一つの古巣への思いも口にした。

 背番号3のユニホームに袖を通した昌子は「なんかドキドキした。懐かしさより新鮮さが大きかった」と笑った。東京五輪のオーバーエージ(OA)枠候補としても名前が挙がる日本屈指のセンターバックは「僕らが生きている間はないので、出られるに越したことはないが、まずはチームで結果を残すことが一番」と表情を引き締めた。

キックオフパーティ開催

キックオフパーティを行った鹿島である。
ニューヨーカーの公式スーツのメンバーが凛々しい。
そして、ザーゴ監督がスポンサー各社に向けて今季の抱負を語る。
「選手たちは私が求めるものに早く近づこうと努力してくれている。鹿島は常にタイトルが義務づけられているクラブ。残り3つのうち、1つでも多く勝ち取れるようにしたい」。
チームが構築されておる手応えが伝わってくる。
ザーゴ・サッカーでタイトルを獲る。
期待しておる。

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キックオフパーティー


都内にて、毎年恒例のキックオフパーティーが開催されました。

鹿島 ザーゴ新監督がタイトルへ気合「1つでも多く勝ち取れるように」
[ 2020年2月6日 05:30 ]

 鹿島は5日、都内でキックオフパーティーを開催し、スポンサー企業が選手、監督らをねぎらった。
 ザーゴ監督は「選手たちは私が求めるものに早く近づこうと努力してくれている。鹿島は常にタイトルが義務づけられているクラブ。残り3つのうち、1つでも多く勝ち取れるようにしたい」とあいさつ。鏡抜きも行われ、国内タイトル奪還を祈念した。

J1鹿島泣きっ面に蜂…ACLプレーオフ敗退に内田篤人離脱…それでもザーゴ監督「選手のサッカーIQは高い、必ず結果は出る」
2020年2月5日 21時35分


来場者を前にあいさつする鹿島のザーゴ監督

 鹿島は5日、東京都内のホテルで、J1開幕前恒例となっているスポンサーなど関係者を招いてのキックオフパーティーを開き、今季から指揮を執るザーゴ監督(50)は「鹿島はタイトル獲得を義務付けられているチーム。残念ながら1つ失ったが、残り3つ、1つでも多く取れるよう努力したい」などと意気込みを語った。

 2大会ぶり2度目の制覇を目指して臨んだアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)はまさかのプレーオフ敗退。チームの精神的支柱で元日本代表のベテラン、DF内田がJ2水戸とのプレーシズンマッチで全治4週間のけがを負って開幕絶望となるなど悪いニュースが続く。だが、同監督は「選手のサッカーIQは高い。日々の練習への取り組みを見ていると、必ず結果は出ると確信している」と昨季無冠に終わった名門再興に自信を見せた。

バルセロナB・安部裕葵、右足大腿二頭筋断裂にて手術

右足大腿二頭筋断裂にて手術を行うバルセロナBの安部裕葵である。
これはショックな報である。
大きな怪我であった。
無事手術が成功することをこころから祈っておる。あ

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安部 裕葵、右足大腿二頭筋断裂
バルサBの選手、安部は、2月11日(火)にトゥルク(フィンランド)でラッセ・レンパイネン医師が手術を行なう

2月5日(水)午後9.44

バルサBの選手、安部 裕葵は、右足太腿の大腿二頭筋を断裂し、火曜日にトゥルク(フィンランド)で、ラッセ・レンパイネン医師の手で、手術を行なわれることになった。

安部は、2月2日正午(現地時間)にサグニエル市民スタジアムで行われた2部B23節にあたるプラット対バルサBの試合で、後半23分から、途中出場したが、後半34分に、グラウンド上で負傷し、試合中に右足の大腿二頭筋の腱の断裂を起こしたことがわかった。

複数の検査を行なった結果、そのように確認された安部は月曜日にクラブのメディカルスタッフに伴われ、フィンランドへ向かい、火曜日にラッセ・レンパイネン医師の手で、手術が行われることになる。手術が終わり次第、クラブのメディカルスタッフ側から発表が行われる予定。

今季、公式戦20戦に出場
安部 裕葵は、バルサBでガルシア・ピミエンタにとって、大事な存在となっていた。日本人選手は、安部 は、昨年の夏に、鹿島アントラーズから、バルサBに移籍し、シーズンを通して、公式戦20試合に出場し、そのうち、16試合でスタメン出場を果たし、4得点をマークしていた。

上田綺世が“やりにくい”と感じた対戦相手は

上田綺世にインタビューを行ったサッカーキング編集部の本間氏である。
2019年の綺世、そして2020年の抱負を語る。
大学生ながらフル代表に招集され、プロ契約、初ゴールと順調そうに見えながら、その裏での努力が伝わってくる。
今季は東京五輪もあり、更なる飛躍が期待される。
頼もしいセンターFWとして覚醒するのだ。
期待しておる。

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上田綺世が“やりにくい”と感じた対戦相手は? 「今までプレーしてきたなかで一番…」


本間慎吾
サッカーキング編集部

 上田綺世にとって2019年は、まさに激動の1年だった。

 法政大学サッカー部のエースとしてプレーしていた5月にA代表に初選出され、6月のコパ・アメリカに参戦。本気の南米勢を相手に3試合でプレーし、貴重な経験を積んだ。大会終了後には2021年シーズンからの加入が内定していた鹿島アントラーズに前倒しで加わり、7月31日にプロデビューを果たす。約半年間で13試合出場4ゴールという結果を残し、12月には再びA代表としてEAFF E-1サッカー選手権を戦った。

 大学生から日本代表、そしてプロサッカー選手へ――。大きな変化を遂げた上田綺世が2019年を振り返り、2020年にかける思いを語った。ピッチ上で見せるプレーのように、力強く頼もしい口調で。

ピッチに立ったあの瞬間に初めて、実感が湧いた

――2019年を振り返ると、やはりA代表に初選出されたことは1つの大きなトピックでしたね。
そうですね。ただ、選ばれはしたけど五輪世代のメンバーも多かったですし、呼ばれた瞬間は特に心境の変化はなかったんです。もちろん、コパ・アメリカとトゥーロン国際でメンバーが分かれるというスタイルのなかで、コパ・アメリカのほうに選ばれたのはすごくうれしかった。A代表としてプレーができるというのは特別なことですからね。

――心境の変化はなかったとのことですが、実際に合宿やトレーニング、試合をやってみて、世代別代表との違いは感じましたか?
A代表はホテルが1人部屋なんですよ(笑)。ピッチ内での練習はバチバチ激しかったし、そのなかでも岡崎(慎司)選手や柴崎(岳)選手はやっぱり雰囲気を出していて、そういった面ではA代表に入り続ける選手の違いが見れたかなと思います。

――大会を通じて学んだことはありますか?
ピンポイントにこれを学びました、というのは難しいですけど、フォワードとしての引き出しの少なさを感じました。もうちょっと自分なりに工夫してやっていかないと厳しいなと感じた大会でしたね。

――コパ・アメリカ終了後、鹿島アントラーズへ加入しました。2021年の内定を前倒しした理由や経緯を教えてください。
タイミングとしてはコパ・アメリカのあとになりましたけど、それが理由ではありません。世代別代表に入って同世代の選手とプレーをするようになってから、周りとの違いを感じていたので、できるだけ早くプロにいきたいという思いと、いくべきだという意思が強くなりました。それがきっかけですね。

――周囲の人へ相談はしましたか?
高校の監督や親に相談しました。大学の監督は最後でしたね。僕は絶対にプロにいくべきだと思っていたけど、このタイミングが合っているのかわからなかったので、そのあたりを相談しました。



――7月23日に鹿島加入が発表され、31日にプロデビューを果たしました。
鳥肌が立ったというのはすごく覚えています。出場時間は短かったですけど、本当に感動しました。自分の名前が呼ばれてプロのピッチに立ったあの瞬間に初めて「自分がここまで来たんだ」、「プロになれたんだ」という実感が湧きました。

――デビューから3試合目の横浜F・マリノス戦では、早くも初ゴールを記録しましたね。
もう頭が真っ白になったというか。あれだけ大勢のファン、サポーターに僕の名前を呼んでもらって、しかも同点という状況で決められたのですごくうれしかったです。会場の雰囲気もすごかったし、とにかく感動しましたね。

――真っ白だったんですね。意外と落ち着いているのかな、という印象だったのですが(笑)。
決めた瞬間はもう、本当に今までに感じたことのない感情でした。

――それからJリーガーとして半年間を過ごしました。これまでプレーしていた世界との違いは感じましたか?
やっぱりレベルは違いますし、練習強度なども含めて環境はガラッと変わりました。サッカーオンリーの生活っていうのも大学時代との大きな違いです。プロとアマチュアの違いという意味では、プレーすることによる影響力ですかね。見ている人の数もそれを物語っていると思いますし、プロの世界は第三者がいてこそ成り立っている。スタジアムに来てくださる方のために最高のパフォーマンスを出せるか。それがプロフェッショナルだと思います。

――自分の武器がプロの世界で通用すると感じた場面はありましたか?
自分の武器を全部試せたわけではないので、自分が通用しているかどうかは五分五分という感じです。でも、ヘディングや抜け出しは、タイミングさえ合えばどんな相手にも負けないという自信はついています。あとはそれを結果につなげたいですね。

――逆に、改善が必要だと感じた部分はありますか?
欠点ではないんですけど、僕はツートップが得意というか。これまでは2人で連係を取りながら、1人が囮になっている間にもう1人が相手の背後を取るという戦術でやってきました。大学からワントップもやりましたが、まだ自分1人でうまくやりくりできない。もうちょっと力をつけていかなきゃいけない部分だと感じています。代表でも同じですね。ワントップに入ったときに、チームの組み立てやリズムを作りながら自分の武器を出すというのは、まだまだ改善していかなければいけないなと思います。

――鹿島は歴史と伝統のあるJ屈指の名門です。このクラブに入ってどんなことを学びましたか?
それは、今の僕には分からないのかなと思います。よく聞かれる質問ですけど、「何を学んだか」っていうのは、例えば小学生が何もない状況で何かを得たときにしか答えられないと思うんです。

――なるほど。そのとおりかもしれません。
サッカーをしている以上、自分の変化はプレーに出ます。でも昨日シュート練習をしたから今日は2本入りました、みたいな形では表れないと思う。今後、鹿島に入る前の自分と、入ってからの自分のプレーを見返したときに、もし違いが出ていたとしたら、それは成長かもしれないですけど。つまり、「何を学んだか」が分かるのは、過去の自分の心境やスタイルを振り返ったときに、今の自分との違いを自覚したり、自分の価値が上がっていることに気づいたときだと思うんです。今の僕はまだ、鹿島に入ってからどう成長して、何を学んだかは分からない段階ですね。

やりにくいのは「セオリーを壊してくる選手」



――一緒にプレーして驚いた選手や影響を受けた選手はいますか?
僕が持っているフォワードとしての感覚が噛み合うなと思ったのは、伊藤翔くんですね。フォワード論みたいなものが会話の中でも噛み合うし、得点を取るポイントの話だったり、その方法やスタイルという部分で共感できたんです。それを感じた人は初めてだったので、すごく親近感が湧いたというか、同じ感覚でプレーできるなと思いました。

――対戦相手で印象に残っている選手はいますか?
今までマッチアップした選手でいうとコパ・アメリカでの経験が印象的ですけど、日本人で一番やりにくかったのは法政大学で一緒にプレーしていた森岡陸です。

――上田選手にとってやりにくい選手とは?
僕の武器は抜け出しなので、それに対して考えてケアしてくるというか、一回起きた事象に対して順応するスピードが速い選手は苦手ですね。僕は相手のセオリーを壊す力があると思っているんですけど、同じように僕の持っているセオリーに対して、それを壊すような武器を備えている選手は嫌です。そういう意味でも大学の同期だった森岡は、僕が今までプレーしてきたなかで一番嫌な選手ですね。

――そんな選手と同じチームで練習できたのはいい経験でしたね。
本当にそう思います。こんなことを言っていいのか分からないですけど、大学時代にやりにくいなと思ったセンターバックは、森岡以外にはいなかった。だから練習で彼とマッチアップするのはすごく楽しかったですね。彼はヘディングが強いだけじゃなく、とにかく体が柔らかくて、普通じゃ考えられないようなタイミングで足を出してくるんです。その普通じゃないというか、セオリーを壊してくる感じがすごく嫌でした。

――改めて2019年を振り返って、この1年のご自身をどのように評価していますか?
全然うまくいかない1年だったなと思います。運がなかったと言えばなかったのかもしれないけど、僕はよく、「運も含めて」っていう話をしているんです。それもすごく大事な要素だと思っているので。そういう意味では、運があったようでなかった1年だった。それで片付けるつもりはないですけど、やっぱりどこかで何かが変わっていたら、今の自分の存在も大きく変わっていたと思いますし、そのチャンスはたくさんありました。“チャンスを逃した年”とは言いたくないですけどね。逆に言えば、ずっとサッカーをやってきて、ようやくそういうチャンスが巡ってきた1年だったかなとも思います。

――2020年は東京オリンピックというビッグイベントが待っています。
東京で開催される大事な大会ですけど、そこに対して僕はどうアプローチしていいのか分からないですし、こうしたら出られるっていう条件もないので、結局は自分次第だと思います。東京五輪を意識するということではなく、目の前の試合で常に100パーセントのパフォーマンスを出して、「自分じゃなきゃいけないんだ」というのを毎試合、証明し続けることが必要になる。僕はヘディングや抜け出し、シュートがなくなってしまったら何もない選手になってしまうので、そこを常に出し続けなければいけない。その上で選ばれなかったら、多分、今の上田綺世は何をしても選ばれないと思うので。とにかく、悔いが残らないところまでトライできれば、僕は満足です。

協力・写真=ナイキジャパン
インタビュー・文=本間慎吾

“斬新な”新ユニフォームに袖を通した上田綺世、着こなしのこだわりは「小さめ」
Promoted by:ナイキジャパンJリーグ


新ユニフォームを着用し、笑顔を見せる上田綺世 [写真]=NIKE

本間慎吾
サッカーキング編集部


 ナイキは今季、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、サンフレッチェ広島のアウェイユニフォームを共通のコンセプトで制作するという、史上初の試みを実施した。

 デザインは日本の国旗からインスピレーションを得て「赤」と「白」を採用。フットボールを通じてスポーツの魅力や楽しさ、感動を伝えるとともに、幸せや平和の実現を目指すというナイキと各クラブの理念が反映されている。

 実際にこのユニフォームを着用して新シーズンに臨む選手は、今回の試みをどのように感じているのか。鹿島でプレーする上田綺世に話を聞いた。

――3クラブのユニフォームが同じコンセプトで制作されるのは史上初めてのことです。選手としてどう感じていますか?
第一印象は単純に、「それってできるんだ」と思いましたね。日の丸からインスピレーションを得ているカラーですし、コンセプトも含めてすごくいいんじゃないかなと思います。僕は評価する立場じゃないですけど(笑)、斬新なアイデアで素晴らしいと思います。



――これまでに様々なユニフォームを着用してきました。思い入れの強いユニフォームはありますか?
特にこれっていうのはないです。高校は黄色、大学はオレンジ、代表は青で、鹿島では赤、紺、白といろいろなカラーのユニフォームを着てきたんですけど、周りから似合わないと言われたことはないですね(笑)。

――新しいユニフォームもバッチリですね。
鹿島はずっと憧れのような感情を抱いていたクラブなので、このユニフォームが着れるだけで特別な思いが湧いてきます。

――ユニフォームの着こなしで、例えばピッタリしたものがいい、あるいは少しゆるいほうがいい、などのこだわりはありますか?
上は小さめが好きですね。あと、個人的な要望としては長袖があるとありがたいです。



――一年中、長袖を着用する選手もいますよね。
僕はそのタイプではないんですけど(笑)。冬は必ず手袋を着けるので。半袖の下に長袖のインナーではなく、できれば長袖のユニフォームがいいですね。

――最後に、このユニフォームを着て臨む新シーズンに向けた意気込みをお願いします。
昨季はタイトルを逃してしまったので、今季は優勝しか見ていない。いけるところまでとか、そういうことは考えていません。優勝するためには選手一人ひとりの活躍が不可欠なので、「何ゴール」という具体的な数字はないですけど、優勝するために必要な存在というか、鹿島の1つの武器として活躍できるように頑張っていきたいです。

協力・写真=ナイキジャパン
インタビュー・文=本間慎吾

ブレーメン・大迫、決勝点をアシスト

ドイツ杯のドルトムント戦に先発出場したブレーメンの大迫勇也である。
決勝点をアシストし、存在感を発揮した。
その大迫に現地の鈴木智貴通信員がインタビューを行っておる。
与えられたシャドーのポジションがハマった様子が語られる。
大迫は2020年初先発にて結果を出した。
次に繋がるパフォーマンスであったと言えよう。
また出場機会を増やし、更に活躍していって欲しい。
楽しみにしておる。

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大迫がアシスト「いいキッカケになると思います」
[2020年2月5日11時53分]


ドルトムント戦の後半、競り合うブレーメンの大迫(右)(共同)

<ドイツ杯:ブレーメン3-2ドルトムント>◇4日◇ブレーメン

20年の公式戦で初めて先発出場したブレーメンFW大迫勇也(29)は決勝点をアシストし、勝利に貢献。「今シーズン一番の出来」と話す、納得の一戦となった。

3-4-2-1-の右シャドーで先発。前半16分にワントップのゼルケ、同30分にはCKのこぼれ球からDFビッテンコートが得点し、ブレーメンは2点リードで前半を折り返した。

その後、1点を許して迎えた後半25分、大迫が右サイドのスペースへスルーパスを供給。これをMFラシカがエリア外から決めて、3-1と再び点差を広げた。後半33分には追加点を許し1点差に迫られたが、試合はそのまま終了。ブレーメンがベスト8進出を決めた。大迫は後半44分に退いた。

大迫との一問一答は以下の通り。

-良い結果になった

大迫 いいキッカケになると思います、これが。ポジションもすごくハマりましたし、やっと、今シーズン一番の出来と言っていいんじゃないですか。

-そこまでうまくいったのは

大迫 ポジショニングだけだと思いますよ。(今までは)うまくハマってない感じだったんですけど、攻守がかみ合った感じがしましたし、新加入選手が入り、自信を持ってプレーできる形がたくさん作れたので。まあ、また次ですね。また土曜日。

-大迫選手自身は、シーズン後半戦に少し出遅れてしまった感じもあった

大迫 そこは監督と話しましたし、まずは痛みを取って、ということでキャンプもあんまりやれなかったので。やっとですよ、本当。

-リーグ戦で負けが続いている中、このカップ戦に臨んだ。気持ちの面で切り替えはスムーズにできたか

大迫 もちろん。スムーズにできましたし、僕は新鮮な気持ちで。今年初スタメンなので、新鮮な気持ちで臨めましたね。

-最近のドルトムントについてはどう分析していた

大迫 攻撃力がすごいチームだと思っていたし、でもしっかりと中盤で数的優位を作れば、僕らも能力のある選手がそろっているから、そこは恐れずやり続けられましたけど。

-試合中、足を伸ばしたり、けっこう疲れがきているようにも見えた

大迫 久しぶりだったので。しかも動かないといけないポジションだったので。やりがいがあるというか、たくさんボールも触れるし、前も動いてくれる選手がいるので、これはハマるんじゃないかな、と思いますけど。

-アシストのシーンは

大迫 まあ、いつもどおりですよ、はい(笑い)。

(鈴木智貴通信員)

ファン・アラーノ、自分のサッカーを表現できると思う

ブラジル現地紙terraによるファン・アラーノのインタビューである。
ファン・アラーノは「他のブラジル人のおかげでチームへの適応は早く、自分のサッカーを表現できると思う。鹿島に貢献できるようにベストを尽くしたい。ACLは思うような結果にならなかったが、連携この先の試合に集中したい」と語っておる。
順応しておることが伝わってくる。
再来週には公式戦であるルヴァン杯が待っておる。
ファン・アラーノの活躍にて勝利をもたらせて欲しい。
期待しておる。

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Juan Alano fala de adaptação do Japão e comenta estreia no Kashima
Meio-campista chega ao clube japonês após ter se destacado pelo Coritiba em 2019

4 fev 2020 12h26

Destaque do Coritiba no acesso à primeira divisão do futebol brasileiro, o meia Juan Alano vem se adaptando no Kashima Antlers. O jogador foi vendido pelo Internacional para atuar na equipe japonesa treinada por Antônio Carlos Zago, campeão da Série B com o Redl Bull Bragantino na última temporada.


Juan Alano em ação pelo Kashima Antlers, do Japão (Foto: Kashima Antlers/Divulgação)
Foto: Lance!


De acordo com o atleta de 23 anos, a presença de outros brasileiros - além do técnico, fazem parte do elenco do Kashima Antlers o zagueiro Bueno, o meio-campista Léo Silva e o atacante Everaldo - tem ajudado no início no Japão.

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- A presença de brasileiros aqui ajuda na rápida adaptação. O clube me acolheu e ofereceu uma grande estrutura e estou me sentindo bem para mostrar meu futebol aqui. Espero continuar fazendo o meu melhor para ajudar o Kashima na temporada - declara Juan Alano.

No Coxa, o jogador de 23 anos atuou em 44 partidas e marcou cinco gols. Na nova casa, Juan Alano já estreou no time, nos playoffs da Liga dos Campeões da Ásia, neste fim de semana. Apesar do revés diante do Melbourne por 1 a 0, ele comemora a oportunidade em ser titular.

- Fico feliz por ter estreado em um jogo de tamanha relevância no calendário. Nosso time lutou muito e demonstramos um entrosamento importante para seguir o trabalho. O resultado não foi o que queríamos, mas vamos focar na sequência do calendário - reforça o jogador.

O Kashima Antlers volta a campo pela Copa da Liga Japonesa, no dia 16 de fevereiro, contra o Nagoya.

名古屋・相馬勇紀、悪くない

練習試合に先発出場した名古屋の相馬勇紀である。
今季の名古屋は4-2-3-1のシステムを採用しており、相馬勇紀のポジションが出来た。
この試合では左サイドを担ったとのことで、サイドアタッカーの本領を発揮したのかと思いきや、不発だったとのこと。
相馬勇紀本人は「チャレンジしている途中なので悪くない」と感触を口にする。
ここから更にコンディションが上がっていくことであろう。
再来週に迫ったルヴァン杯では先発起用されるであろうか。
対戦が楽しみである。

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【名古屋】U23代表MF相馬、新攻撃試すも得点なし「コンディションは上がってきた」
2020年2月5日 7時0分スポーツ報知


J3八戸との練習試合に出場した名古屋のU-23日本代表MF相馬勇紀

◆練習試合 名古屋2―2八戸(4日、沖縄・南風原町 黄金森公園陸上競技場=45分×3)

 名古屋のU―23日本代表MF相馬が、沖縄キャンプでJ3八戸との練習試合に先発し、左サイドで65分間プレーした。

 得意のドリブル突破は少なく無得点。中央寄りで味方と連動して崩す攻撃を試行錯誤したが、「チャレンジしている途中なので悪くない」と前を向いた。1月のU―23アジア選手権、チームのタイキャンプを経ており、「体は絞れてきて、コンディションは上がってきた。フィジカルはもう1、2段階上げたい」と力を込めた。

燃えるディープレッド

トレーニングする小泉慶である。
ザーゴ・サッカーではボランチが重要な役割をするため、小泉慶にはより一層の戦術理解が期待される。
また、この日の練習よりトレーニングウェアが今季のものに替わった。
ディープレッドの練習着は鹿島を象徴しており、より猛々しく感じさせる。
今季は燃えるレッドでより才能を伸ばしていくのだ。
楽しみである。

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2部練習


午前はポゼッションやミニゲーム、午後はシュート練習やゲーム形式のトレーニングを行いました。

内田篤人、右下腿三頭筋損傷

PSM水戸戦にて負傷退場した内田篤人の診断結果が公表された。
右下腿三頭筋損傷にて約4週間の離脱とのこと。
これは痛い。
水戸戦でも、序盤は良いプレイを連発しておっただけに、非常に残念である。
ここは治癒に努め、来月より元気にピッチに立って貰いたい。
復帰を待っておる。

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内田選手の負傷について
2020.02.04(火)

2月1日(土) いばらきサッカーフェスティバル2020 vs水戸ホーリーホック戦で負傷した内田 篤人選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたのでお知らせいたします。

■受傷名:
右下腿三頭筋損傷

■治療期間:
約4週間

■負傷状況:
2月1日(土)いばらきサッカーフェスティバル2020 vs水戸ホーリーホック戦で負傷

和泉竜司、鹿島がどうしても欲しかった男

和泉竜司について記すNumberWebの安藤氏である。
鹿島が学生時代から追い続け、プロ入り後にも熱烈にオファーを送ったことで実現したこの移籍、和泉の才能を鹿島側がより高い評価をしておることが伝わってくる。
更に才能を開花させることで、名古屋へも恩返しが出来るというもの。
ここまで2試合とも左のMFとして起用されたことからも、”どこでも出来る”器用な選手としてではなく、左の攻撃を担うアタッカーとして確立させようとしておるように見える。
それは託された11番という背番号にも表れておる。
和泉竜司、今季の行方を占うキーマンである。

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鹿島がどうしても欲しかった男。
MF和泉竜司「中核を担わないと」

posted2020/02/04 11:40


水戸とのプレシーズンマッチに出場したMF和泉竜司。ACLは敗れたが、Jリーグ開幕へ向けて着々と歩みを進める。

text by
安藤隆人
Takahito Ando

photograph by
Takahito Ando


 常勝軍団――。そのイメージはずっと抱いていた。だが、いざ鹿島アントラーズのユニフォームを着て初めてピッチに立ち、それに反する結果を突きつけられると、ズンと重いものがのしかかってきた。

 今季、名古屋グランパスから鹿島に完全移籍をしてきたMF和泉竜司の心境である。

 ACLプレーオフ、鹿島vs.メルボルン・ヴィクトリー。昨季J1リーグで3位だった鹿島は、ACLグループステージ進出に向けて、この一戦をホームで迎えた。激しい風と雨の中で行われた一発勝負は、0-1で敗退。2020年シーズン初戦、いきなりタイトルを1つ失った。

「いつの時も負けることは悔しいのは当たり前ですが、ショックな気持ちがとてつもなく大きいです。鹿島に来たばかりの僕がそこまで大きな衝撃を受けるということは、(三竿)健斗君や(土居)聖真さんのように長く在籍する選手はもっとショックだろうし、鹿島のファン、サポーターの声援を受け続けてきたからこそ、いろんな感情が込み上げているんだろうなと感じました」

ACL敗戦に「心から申し訳ない気持ち」

 この試合、和泉は左サイドハーフでスタメン出場を果たした。インサイド気味にポジションを取り、正確なボールコントロールとパスセンス、攻守の切り替えの早さを発揮して攻撃を活性化した。17分にはペナルティーエリア手前で強烈なシュート。相手GKのファインセーブにあったが、チームのファーストシュートで決定機を作り出した。

 だが、同じく今季新加入の左サイドバック永戸勝也との連係が徐々に噛み合わなくなる。さらに、今季から就任したザーゴ監督のサッカーを浸透させる時間が十分になかったことも重なり、チームとしての機能性が落ちていった。54分に失点を許すと、72分にこの日チーム最初の交代を告げられたのは和泉だった。

「(天皇杯決勝が行われた)元日まで戦った選手はチームへの合流も遅くて、すり合わせる時間がなかったのは事実です。練習試合も1試合しかやっていないので、試合勘の難しさはありました。それでも、今日は内容どうこうよりも勝つことがすべての試合でした。その認識を持って臨んだのですが、メンバーに対してもそうですし、悪天候でもスタジアムに来てくれた人たちに、心から申し訳ない気持ちでいっぱいです」

器用だからこそ、悩んだ和泉。

 ザーゴ監督のサッカーは後ろからのビルドアップが求められる。特にCBとボランチの関係性からボールを持ち出し、両サイドバックを高い位置に上げる。両サイドハーフはインサイドにポジションを取ったり、縦のバランスを整えて、両サイドと前線の2枚にボールを供給しながら、ゴールに絡む。要するに和泉のポジションはビルドアップ、ポゼッション、そしてアタックの潤滑油にならないといけない重要な役割を担う。

 だが、チームが歩き出したばかりの状態で迎えた「負けてはいけない試合」では、想像以上に難しかった。どこまで落ちていいのか、近づいてきたサイドバックを中に入れるべきか、外で使うべきか。FWに対して近づけばいいのか、ギャップに立てばいいのか。戦術眼が高く、どのポジションも器用にこなせる和泉だからこそ、いろんな局面での選択肢が浮かぶが、今はまだどれを選択することがベストか見出せなかった。

「ザーゴ監督の狙いはキャンプで色濃く出ていたので、自分なりに理解していました。だからこそ、自分がいるべきラインを考えながらプレーしました。基本的にサイドハーフはなるべく落ちずに高い位置を取れとキャンプから言われていたので、そこは意識をしていましたが、ビルドアップのエラーがあった時に距離が遠くなり、そこからもう一度作り直す難しさはありましたし、最初はそうなるのは仕方がない部分もありました。ボランチがボールを持った時の顔出しやサポート、背後や3人目の動き。イメージはありましたが、出しきれずに交代となってしまった。

 自分はスタメンで出場しましたが、それはもともと在籍する選手たちの合流が遅れたことで人数がいなかったから。まだ本当の意味でのスタメン争いは始まっていない。90分間チームのために戦えなかったことは悔しさがあります。常勝軍団である鹿島にやってきて、最初にこの結果は本当に不甲斐ないです」

エリートが決断した初の移籍。

 和泉にとって今回の移籍はプロ入り後、初の経験だった。

 三重県四日市市出身の彼は、高校進学時に強豪・市立船橋高に越境入学。すぐにFWとして頭角を現すと、高校2年の時のインターハイでは得点王に輝いて優勝に貢献。最上級生になってからは「10番」を背負い、全国高校サッカー選手権大会優勝に導いた。

 当時からプロ注目の選手だったが、卒業後は明治大学に進学。右サイドハーフ、トップ下、FWなどでプレーし、攻撃的なポジションならどこでもこなすユーティリティープレーヤーとしての地位を築いていた。

 実はこの当時から鹿島は和泉に注目をしていたという。

和泉を追いかけ続けていた鹿島。

「ひと言で表せば『何でもできる選手』。点にも絡める、周りも使える、技術もしっかりしている。サッカーIQがズバ抜けて高く、どうしても欲しい選手の1人だった」

 こう語るのは鹿島の椎本邦一スカウト部長だ。明治大でプレーする和泉の才能に心底惚れ込み、熱烈なオファーを出し続けたが、「ギリギリまで悩んだ」結果、和泉は名古屋を選んだ。

 名古屋では1年目からリーグ14試合に出場するも、チームはまさかのJ2降格。2年目の2017年からは不動のレギュラーとなり、1年でのJ1復帰に貢献するも、一昨年、昨年は2年連続で残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを過ごした。

 だが、その中で本来のトップ下やサイドハーフだけでなく、左サイドバックやウィングバック、ボランチ、3バックの一角など数多くのポジションをそつなくこなしつつ、昨シーズンはキャリアハイのリーグ戦6ゴールをマーク。絶大な存在感を放った。

 残留争いではなく、優勝争いをする。2020年シーズンを迎えるにあたって、名古屋にとって和泉は必要な戦力であることに変わりはなかった。

 だが、そんな彼の元に再び鹿島からオファーが届く。

「前回は振られてしまいましたが、名古屋に行ってからもずっと追いかけていました。名古屋ではいろいろなポジションをやっている姿を見て、『やっぱり彼は前でもっと輝かせたい』と。サイドバックなど、後ろのポジションでは、なかなか彼の特性は出ないと思うのですが、それでもある程度はやれている。どうしても欲しい存在には変わりありませんでした」

 一度振られても諦めあれないほど、和泉は魅力的な存在だった。

名古屋が好きで、愛着もあった。

 熟考に熟考を重ね、和泉は鹿島移籍を決断する。

「鹿島がずっと自分を評価し続けてくれていることは、1人のサッカー選手としては素直に嬉しい。その一方で名古屋はフィッカデンティ監督も凄く僕を評価してくれていましたし、主力として考えてくれていた。ファン、サポーター、クラブの人たちからも必要とされているのも分かりました。社長も強化部もクラブスタッフなどいろんな人から、『残って欲しい』という熱い想いは伝わりましたし、凄く悩みました。

 (プロ生活の)4年という歳月はそんなに長くはありませんし、J2降格、2年連続の残留争いと、チームに大きな結果を残したわけではない自分に対して、そこまで想ってくれる人がたくさんいることには感謝しかありません。名古屋が好きで、愛着もあって、自分を変わらず必要としてくれる。居心地が良すぎるからこそ、『このままでいいのか』というモヤモヤがあった中で、鹿島という選択肢が生まれた。

 もちろん名古屋での今季の出番が確約されたわけではないことはわかっていましたが、新しい環境にチャレンジをしたい、リスクを背負ってでも自分の中で新たな刺激を入れたいという思いがこみ上げてきたんです」

「チームの核を担っていかないと」

 自らを奮い立たせる、奥底から湧き出るエネルギーを大事にしたい。チャレンジをすることは、さらなる飛躍を遂げるために大事なアクションだった。

「短いサッカー人生の中で、チャレンジする機会はそんなに多くないと思います。A代表に入る目標も自分の中では大きく、より成長したいという気持ちが強い。鹿島というクラブは誰が見ても、『チャレンジしに行くんだな』ということが伝わるクラブだと思う。鹿島じゃなかったら残留していたかなという思いは正直、あります。

 必要とされなくなって移籍したわけではないからこそ、新天地でより結果を出さないと叩かれるし、代表が遠ざかるリスクも当然ある。でも、それがあるからより反骨心というか、熱を持ってこの先のサッカー人生を歩いていけると思ったんです」

 大きな覚悟を持って踏み出した。だが、その一歩目で、厳しい現実を突きつけられた。メルボルン戦後、周囲の厳しい声を真摯に受け止め、同時に鹿島の一員になった覚悟を自らに強烈に問いかけた。

「僕は今、26歳。チームの核を担っていかないといけない年齢になってきた。だからこそ、鹿島でもただ出番を掴むだけでなく、下の年代を引っ張って、ベテランと融合させながら、チームを戦う集団として円滑に構築していかないと、本当の意味で鹿島に貢献するとは言えません。初戦でそこを強烈に痛感させられました」

 鹿島は、勝つことで評価されるクラブ。それが常勝軍団たる所以だろう。

「1つのタイトルを失った敗戦は、どんな理由であれ、とてつもなく重い。この重さを胸に刻んで、これから歩んでいきたいです」

仙台・赤﨑秀平、抜群のシュートセンスで今年こそ大暴れする

仙台の赤﨑秀平について記すニッカンスポーツの山田記者である。
赤﨑は今季「1年で『説明できるシュート』90本を放ち、20本を決める」をテーマにプレイするとのこと。
具体的で素晴らしい。
逆算したプレイをしていくことを信条にしていくということであろう。
この赤﨑に合わせたパスがどれだけ出てくるかがカギとなる。
ジョー以上にシュートの上手いFW・赤﨑の活躍に注目である。

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仙台赤崎は20発目標 代表GKとの練習で技術向上
[2020年2月4日9時0分]


軽快に動く仙台FW赤崎(撮影・山田愛斗)


軽快に動く仙台FW赤崎(手前)(撮影・山田愛斗)


シュートを打つ仙台FW赤崎(左)とMF松下(撮影・山田愛斗)


<新時代照らす七つ星~J1仙台新戦力>

J1ベガルタ仙台が新時代に突入した。クラブOBで6季にわたって指揮を執った渡辺晋氏(46)が、昨季限りで監督を退任。新たにJ2モンテディオ山形から木山隆之監督(47)が就任した。主力のほとんどが残留し、骨格を維持したまま大補強。未来につながる新スタイル構築と7年連続2桁順位脱却を目指す。

連載「新時代照らす七つ星~J1仙台新戦力」と題し、今季加入した7選手を紹介する。第1回は完全移籍で新天地入りしたFW赤崎秀平(28)です。

   ◇   ◇   ◇

ゴール量産でエースを襲名する。FW赤崎は引き出しの豊富さ、動きだしの質で勝負するストライカー。「1年で『説明できるシュート』90本を放ち、20本を決める」をテーマに、どんな形からでもネットを揺らす。決まった理由、外した理由も言葉にできる“シュート職人”として輝きを放つ。

日本代表経験者のGK曽ケ端準(鹿島アントラーズ)、東口順昭(ガンバ大阪)との日々が、シュート技術向上の礎になった。「プロに入り素晴らしいGKと出会い、そういう相手にどうやって決めるかを取り組んできた結果だと思います」と振り返る。また名古屋グランパスでは、18年得点王で元ブラジル代表のFWジョーとプレー。「受けるタイミングや世界で戦ってきたところを間近で見られて勉強になったし、一緒にやっても自分の方がシュートがうまいと思ったので、自信になりました」と語る。

佐賀東の蒲原晶昭監督の抜てきでFWになり、一気に高校NO・1の地位を築いた。高2で出場した全国高校サッカー選手権1回戦でハットトリックし、高3では天皇杯で得点。プロの注目を浴びる中、筑波大で当時監督だった風間八宏氏(前名古屋監督)にひかれ進学し、「ボールを蹴るタイミングと相手の外し方が、すごく勉強になりました」とスケールアップ。関東大学リーグで2度得点王になり、再びNO・1と呼ばれた。プロ7年目。まだ2桁ゴールはないが、抜群のシュートセンスで今年こそ大暴れする。【山田愛斗】

◆赤崎秀平(あかさき・しゅうへい)1991年(平3)9月1日生まれ、鹿児島県出身。パルティーダ鹿児島U-12、U-15、佐賀東、筑波大、鹿島、G大阪、川崎フロンターレ、名古屋を経て完全移籍。J1通算98試合20得点、カップ戦通算23試合9得点。1学年下の札幌MF中野嘉大は小中高大で同じチーム。リフレッシュ方法は温泉に入ること。174センチ、70キロ。利き足は右。家族は妻と息子2人。

2020年シーズン補強診断

フットボールチャンネル編集部による2020年シーズン補強診断である。
補強も総合評価も非常に高い評価が与えられた。
実績のある選手が足りてなかったポジションに補強され、満点と言って良いのではなかろうか。
強いて挙げれば、セルジーニョと相馬勇紀の抜けた2列目の層に不安を感じる者もおろうが、ルーキーの荒木がPSM水戸戦にて結果を出しており、払拭させておる。
コマが十分に揃い、そして日程的な不安がなくなった今季は、まさに勝負の年。
ザーゴ新監督の下、結束してタイトルを狙いたい。
楽しみなシーズンである。

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鹿島アントラーズ、ACL敗退はJ1優勝へプラスか。DF陣&優良ブラジル人に期待大【2020年J1補強診断】
2020年のJリーグが開幕する。新シーズンに向けJ1各クラブはどのような補強を行ったのだろうか。今回は、昨季天皇杯決勝進出を果たした鹿島アントラーズを取り上げる。

2020年02月04日(Tue)10時10分配信
text by 編集部 photo Getty Images

オフほぼなしの過密日程だが…


【写真:Getty Images】

 Jリーグ史上初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ敗退もやむなしだったか。元日に天皇杯決勝を戦っていた鹿島アントラーズは、ほとんど休みなく新シーズンに向けた準備を始めなければならなかった。

 主力と出場機会の少なかった選手たち、そして新加入組でそれぞれオフ期間の長さにバラつきがあり、先月28日に行われたAFC予選プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦までに全員が揃って練習できたのは2週間足らず。

 コンディションを同じレベルまで調整することも、ザーゴ新監督の戦術をチームに浸透させるのも困難だったはずだ。こうしてACL本戦出場は逃したものの、新シーズンに向けてネガティヴな側面より、むしろポジティブな側面が大きいと言える。


 中国2部の長春亜泰へ移籍したMFセルジーニョをはじめ、レンタル元の名古屋グランパスへと戻ったMF相馬勇紀、母国韓国の蔚山現代FCへと去ったDFチョン・スンヒョンなど一部の実力者たちは抜けたが、新戦力の補強は彼らの穴を補ってあまりあるものとなった。

 例えば昨季は故障者続出で人員不足に陥ったサイドバックはリーグ屈指の陣容になっている。ベガルタ仙台から昨季10アシストのDF永戸勝也が加わり、左サイドで東京五輪世代のU-23日本代表DF杉岡大暉とポジションを争うことになるだろう。

 右サイドには横浜F・マリノスでJ1優勝を経験して逞しさを増したDF広瀬陸斗が加入した。また川崎フロンターレから移籍してきたDF奈良竜樹も含め、ディフェンスラインは充実のラインナップとなっている。当然ながら各選手の成長に大きな刺激を与えるであろう激しいポジション争いもある。

 中盤には攻撃的なポジションを幅広くこなせるMF和泉竜司を、他クラブとの競合の末に獲得。インテルナシオナルから加入したブラジル人MFファン・アラーノは抜群のテクニックと献身性を兼ね備えた今冬の補強の目玉だ。

 昨季ブラジル全国選手権1部で13得点を挙げた、同じく新加入の長身FWエヴェラウドを生かすことができれば攻撃の破壊力は昨年を超えられる。新ブラジル人助っ人たちのゴール量産が実現すればタイトル獲得は大きく近づける。

 全国高校サッカー選手権優勝の静岡学園から加わる快足ドリブラーのMF松村優太、同世代の高校No.1ストライカーと称された尚志高校出身のFW染野唯月、東福岡高校で10番を背負っていた司令塔のMF荒木遼太郎といった、向こう10年の鹿島を背負うことも期待される将来性豊かな高卒の若手選手たちの魅力も溢れる。

 昨季は天皇杯決勝でヴィッセル神戸に敗れ無冠に終わった鹿島。オフが極めて短かったことによるコンディション面への影響は懸念されるものの、今季は常勝復活を目指しザーゴ新監督を招へいし、すでにチーム改革は始まっている。ACL優勝の夢は絶たれてしまったが、充実の新戦力たちとともにJリーグの覇権奪回が最重要ミッションだ。

補強・総合力診断


鹿島アントラーズの2020シーズン予想フォーメーション

IN
GK:山田大樹[鹿島アントラーズユース/昇格]
DF:奈良竜樹[川崎フロンターレ]
DF:広瀬陸斗[横浜F・マリノス]
DF:永戸勝也[ベガルタ仙台]
DF:杉岡大暉[湘南ベルマーレ]
MF:和泉竜司[名古屋グランパス]
MF:ファン・アラーノ[インテルナシオナル(ブラジル)]
MF:荒木遼太郎[東福岡高校]
MF:松村優太[静岡学園高校]
FW:エヴェラウド[ケレタロ(メキシコ)←シャペコエンセ(ブラジル)/期限付き移籍期間満了]
FW:染野唯月[尚志高校]

OUT
GK:川俣慎一郎[南葛SC]
DF:小田逸稀[FC町田ゼルビア/期限付き移籍]
DF:小池裕太[シント=トロイデンVV(ベルギー)/期限付き移籍期間満了→セレッソ大阪]
DF:チョン・スンヒョン[蔚山現代FC(韓国)]
MF:中村充孝[モンテディオ山形]
MF:セルジーニョ[長春亜泰(中国)]
MF:相馬勇紀[名古屋グランパス/期限付き移籍期間満了]
MF:山口一真[水戸ホーリーホック/期限付き移籍]
MF:レアンドロ[FC東京/期限付き移籍]
MF:久保田和音[未定]
FW:有馬幸太郎[栃木SC/期限付き移籍]

補強評価:A

 昨季人員不足に苦しんだディフェンスラインに実力者を続々と補強し、Jリーグ屈指のメンバーを揃えた。ザーゴ監督の持ち込む戦術、実績と実力を兼ね備えたブラジル人助っ人たち、フレッシュな高卒の才能たちと見るべきポイントは多い。ACL出場も見据えた補強を展開しており、連戦にも耐えうるチームを作り上げた。

総合評価:A

 各ポジションにレギュラークラスの選手を2人以上揃え、ベテランと若手のバランスもいい。セルジーニョが抜けたのは痛手だが、彼の場合は昨年からずっと移籍の噂がくすぶっていたうえ、代役となりうる選手も確保できている。ザーゴ監督の戦術が浸透し、新戦力の多いチームが組織として噛み合えば総合力はJ1屈指だろう。覇権奪回に向けて必要な駒が揃った感がある。

【了】

鹿島は新たに迎えたブラジル人先導者とともに突き進む

ザーゴ監督について記すサカノワの徳原氏である。
現役時代のエピソードから、鈴木満FDが何故彼を招聘したかについて伝えられる。
人間性は深い人物である、それが彼のサッカー観、指導力、采配力に表れてこよう。
そして、鹿島は単に監督に委ねられてチームが出来上がっていくわけでもない。
長いシーズン、上手く行かぬ試合や結果が出ぬ時もあろう。
その際にお互いに信頼し合える関係を続けられるよう我らも声援を送っていきたい。
今季はザーゴ監督と共に最後に笑おうではないか。
期待しておる。

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セナの悲劇当日、ザーゴがダービーで感情を爆発させた。柏で見せた二面性。そして鹿島の監督へ
徳原 隆元
2020年2月4日


鹿島のザーゴ新監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

1984年5月1日、異様な雰囲気に包まれたサンパウロ対パルメイラス戦で。

 鹿島アントラーズの監督に就任したアントニオ・カルロス・ザーゴの選手時代で、印象に残っている試合がある。

 ブラジル人F1ドライバーのアイルトン・セナがイモラ・サーキットで散った1994年5月1日、ブラジル・サンパウロ州のモルンビー・スタジアムで行われたサンパウロFC対SEパルメイラスの一戦だ。

 このサンパウロ州を本拠にするダービーマッチで、ザーゴはパルメイラスの選手としてピッチに立っていた。そしてハーフタイムに電光掲示板で英雄の死が告げられた。

 するとぶつけようのない悲しみと、クラシコの危ういまでの熱狂とが相まって、満員のスタジアムは異様な雰囲気に包まれていった。

 後半、2-1とリードしたサンパウロは試合を圧倒的に支配し、半ばからはライバルチームを挑発するようにボール回し始めた。パスがつながるたび、サンパウリーノ(サンパウロサポーター)からは「オーレ、オーレ」の大合唱が起こり、ボランチのバウベルはラボーナでパスを出す余裕まで見せつけた。

 クラシコで屈辱的な展開を作り出されたパルメイラスの選手たちは、次第に苛立ちの色を濃くしていく。ピッチの至るところで小競り合いが起こり、選手同士が詰め寄る場面が何度も見られた。

 そうしたなかで最も激しく感情を露わにしていたのがザーゴだった。その姿は今でも強く心に残っている。

 するとパルメイラスは執念を見せる。試合残り15分から2ゴールを叩き込み、逆転勝利を収めてみせたのだ。

 時は経過して1996年、登録名アントニオとして柏レイソルでプレーした時代。彼のインタビュー撮影に行った時、ブラジルでの印象とは大きく異なり、質問に対して実に物静かな受け答えをしていた。

 ふたつの対照的なエピソードは、どちらもザーゴの性格を形成する一面であり、内包している感情であるのだろう。ただ、彼を追うなかで感じるのは、ザーゴはサッカー人として他者と比較されて劣っていると感じること、見せつけられることを極度に嫌うことだ。これはブラジル人の典型でもある。

 鈴木満強化部長はザーゴの就任の理由をこう説明している。

「(新監督)候補は4人いた」

鈴木満強化部長が語ったザーゴ招へいの理由。

 鈴木強化部長は語る。

「(新監督)候補は4人いた。チームは生き物でその時の状況がある。良い監督とか悪い監督ということではなく、状況にあった人物を選ぶことにしている。石井(正忠)と(大岩)剛は選手の自主性を重んじていたが、今は代表クラスの選手がたくさんいるというわけではないので、監督の方向性をしっかりと示せるブラジル人とした」

 時にピッチで見せた激しい闘志と勝負へのこだわりは不変で、それが今のチームに必要と判断されての監督就任となったようだ。

  2020シーズンの鹿島は、指揮官に加え即戦力と目される実力者に将来性のある若手も獲得し、充実したメンバー構成となった。


プレシーズンマッチではあるが水戸に勝利を収め、収穫と課題が見えたなかで土居聖真や伊藤翔にも笑顔がこぼれる。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

 だが、船出には厳しい現実が待っていた。「ここ3、4年の試合数の多さから選手たちには疲労が溜まっている」(鈴木満強化部長)と元日の天皇杯決勝を戦った主力組にはインターバルが当てられ、始動日はわずか十数人でのスタートとなった。

 さらに宮崎キャンプでもチーム全体の調整はスローペースで進み、18日に行われた地元チームとの練習試合では先発した新加入選手が連係面で課題を残した。そして、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフで早すぎる敗退を喫してしまった。

 チームは出足から躓く形となってしまった。だが、鹿島には強豪であり続けるための明確なビジョンがある。これがシーズンを戦ううえで何よりも強みだ。

「監督は自分の色を出したがるが、強化部の仕事は編成したらそれで終わりではなく、すべてを監督に任せるわけではない。自分を信頼してもらい、監督に対してしっかりと要望も出す。チームの流儀は合わせてもらわなければならない」(鈴木満強化部長)

 鹿島のフロントには貫かれた方向性があり、その指針がぶれない確固たる根幹ができている。ザーゴの指導者としての強いリーダーシップに期待し、そしてスタッフがチームの道筋を示す。新たに加わる指導者、選手へ必然と伝統を受け継いでもらうための作業をしっかりできるところに、このチームの強さがある。

 アジア制覇の目標は潰えた。しかしリーグチャンピオンの称号を取り戻すため、鹿島は新たに迎えたブラジル人先導者とともに突き進む。

[取材・文:徳原隆元]

鹿島神宮節分祭

鹿島神宮の節分祭に参加した鹿島関係者である。
小泉社長を筆頭に、柳沢ユースコーチ、中田浩二CRO、黒崎アカデミー戦術コーチ、長谷川スカウト、本田泰人元主将がマメや菓子を振る舞った。
メルカリ体制初の節分祭とあって小泉社長は「ただただ、すごいです」と感想を述べる。
地元にはこのような祭事があるということを実感出来たことであろう。
この熱気を毎試合演出していくこともクラブのトップの仕事の一つである。
またOB陣との触れ合いも嬉しいこと。
良き触れ合いで地元と良い関係を続けていきたい。

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鹿島「レジェンズクラブ」柳沢敦氏らが節分祭に参加
[2020年2月3日21時20分]


菓子をまく柳沢敦氏(撮影・杉山理紗)


豆を蒔く鹿島の小泉文明社長(撮影・杉山理紗)


鹿島アントラーズの柳沢敦氏(42)らOBと小泉文明社長(39)が3日、鹿島神宮の節分祭に参加した。集まった地元の参加者らに、壇上から豆や菓子をふるまった。

初めて参加したという小泉社長は「ただただ、すごいです」と、参加者の熱気に圧倒された様子だった。

OBでは柳沢氏のほか、本田泰人氏、中田浩二氏、黒崎久志氏、長谷川祥之氏が参加した。鹿島は今年、OBの地域貢献活動への参加促進を目的とした「レジェンズクラブ」を設立。本田氏や中田氏、また大岩剛前監督や鈴木隆行氏、岩政大樹氏らが名を連ねている。

小泉社長は「今年から『アントラーズレジェンズクラブ』を作った。地域の方のところにレジェンズが行って、アントラーズをさらに身近に感じてもらえるのは良いこと」と、引退後も鹿島を盛り上げてくれる頼もしいOBに感謝を示した。

ガンバ・昌子移籍報道

昌子源のガンバ移籍を報じる各紙である。
それほど大きなニュースと言えよう。
契約は複数年で明日会見を開くとのこと。
また、年俸や移籍金にはばらつきがあり、報知では移籍金200万ユーロ(2億4000万円)に年俸1億円、ニッカンでは移籍金1億円とある。
このあたり、第一報を報じた報知に一歩軍配を挙げたいところであるが、メディアの数字に騙されてはならぬところ。
いずれにせよ、さほど高額ではないとガンバフロントは判断したことは確かである。
ガンバは日本代表CBを手に入れた。
現時点で昌子源は日本最高のDFではなかろうか。
昨季、一度も勝てなかったガンバが更に強化された。
かなりの難敵となろう。
今季は特に心して挑みたい。

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昌子源G大阪完全移籍 トゥールーズに違約金1億円
[2020年2月3日21時34分]

ガンバ大阪は3日、トゥールーズの元日本代表DF昌子源(27)が完全移籍で加入が決定したと発表した。背番号は3で、5日に入団会見が行われる。

18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会代表の昌子は、19年1月にトゥールーズ移籍したが、今季はここまで故障などの影響で1試合の出場にとどまり、出場機会を求めて移籍先を探していた。

G大阪でも既に今季の編成は終了していたが、センターバックは依然として補強ポイントだったため、移籍交渉に発展していた。昌子とトゥールーズの契約は2年半残すため、G大阪が相手クラブに推定1億円の違約金を支払うことになる。G大阪と昌子の契約は複数年となる。

◆昌子源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、神戸市生まれ。G大阪ジュニアユース、米子北高、鹿島を経て19年1月にトゥールーズ移籍。18年W杯ロシア大会代表(日本代表18試合1得点)。16、17年Jリーグベストイレブン。182センチ、76キロ。

G大阪昌子誕生、願ったりだった時期外れ逆オファー
[2020年2月4日8時0分]

ガンバ大阪は3日、トゥールーズの元日本代表DF昌子源(27)が完全移籍で加入が決定したと発表した。背番号は3で、5日に入団会見が行われる。

今回の移籍は、G大阪にとっては、いくつもの幸運が重なって実現したといえる。通常は1月上旬や中旬のチーム始動日が、編成の締め切りの目安。同時期に行う新入団会見などで新戦力を披露する。遅くとも中旬以降に始まる春季キャンプまでに陣容を固め、開幕へと向かっていく。選手の年俸など人件費の予算組みも終わっている。

それが今回、昌子側からG大阪に逆オファーがあったのは1月下旬。既に沖縄キャンプが始まっていた。本来なら商談には遅すぎるが、G大阪は昌子のポジションであるセンターバック(CB)が昨年来の補強ポイントだった。今オフにも補強しきれずにシーズンに突入していた。

しかも主将で日本代表のCBでもあるDF三浦弦太(24)が欧州移籍を希望しており、早ければ今夏に途中退団する可能性がある。クラブとしてはリスクを管理する上で、三浦と同格か、それ以上の昌子側の売り込みは願ったりかなったりだった。

最近は故障などあったにせよ、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会で活躍した昌子の実力があれば、市場に名前が出るのが年末年始であれば、Jリーグ各クラブによる争奪戦になっていた。それが年明け1月下旬になっての昌子の移籍志願で、獲得交渉ができたのは事実上、G大阪だけになっていた。

昌子側から売り込みを受けた、ヴィッセル神戸の関係者は「この時期だと、さすがに遅すぎる。しかも(人件費は)高い。仮に年内に話が来ていれば欲しい選手だった」と証言する。関係者によると、昌子の古巣鹿島アントラーズも同様の状況だったもようで、G大阪はマネーゲームのない状況で獲得交渉にあたれた。

関係者によると、トゥールーズと契約を2年半も残す昌子を獲得すれば違約金は推定2億円以上は必要だった。それがトゥールーズも1月末で欧州の移籍期間が終了し、戦力とみなしていない昌子で商談するには日本のクラブは最適だ。違約金は大幅減額され、最終的には1億円程度に落ち着いたという。

昌子を受け入れたG大阪宮本恒靖監督(42)は「実力は疑いの余地がない選手。我々の(G大阪)ジュニアユース出身というのも大きかった」と話した。宮本監督も下部組織出身で、いわば家族のようなつながりを感じても不思議ではない。

昌子獲得によって、先発から外れる選手、ベンチに入れない選手も生まれるが、連覇を達成した15年度の天皇杯以来のタイトルを狙うG大阪とすれば、最高のカンフル剤になるかもしれない。

昌子がG大阪移籍、背番号は「3」と発表
 J1のG大阪は3日、フランス1部リーグのトゥールーズに所属する元日本代表DF昌子源(27)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「3」に決まった。

 昌子は兵庫県出身で、G大阪の下部組織にいた経験もある。鳥取・米子北高から鹿島入りし、2018年W杯ロシア大会では日本代表の主力として16強入りに貢献。19年1月にトゥールーズに加入したが、今季はけがなどで出場1試合にとどまり、守備陣の補強を目指したG大阪側が獲得交渉を進めていた。

G大阪 昌子を完全移籍で獲得 13年ぶりの“古巣”復帰 5日会見
[ 2020年2月4日 05:30 ]

 G大阪は3日、フランス1部トゥールーズから元日本代表DF昌子源(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号はロシアW杯でも背負った「3」。5日に移籍会見を開く。
 スピードと対人、ビルドアップ能力にもたけた昌子はG大阪ジュニアユース出身で、同アカデミー出身のFW宇佐美とは同期。13年ぶりの“古巣”復帰となる。チーム合流日は未定だが、昨年9月と11月に患った右足首の確認のために当面は別メニュースタートになることが濃厚。23日のリーグ開幕・横浜戦(日産)でのJ復帰を見据えて、コンディションを整えていく。

 DFラインには日本代表DF三浦と韓国代表DF金英権(キムヨングォン)を含めて実力者ぞろい。5年ぶりのタイトル獲得へ向けて、陣容は整った。

【G大阪】昌子、年俸1億円で複数年契約 完全移籍で強力DF陣そろう
2020年2月4日 5時20分スポーツ報知

 G大阪は3日、フランス1部トゥールーズから日本代表DF昌子源(27)を完全移籍で獲得したと発表した。この日、メディカルチェックを受け、契約書にサイン。背番号は「3」に決まった。関係者の話を総合すると複数年契約で、移籍金は交渉の末に200万ユーロ(約2億4000万円)で合意、昌子の年俸は1億円。5日に加入会見に臨む予定だ。

 昌子は19年1月に鹿島からトゥールーズに完全移籍。すぐにレギュラーポジションを奪うなど順調なスタートを切った。昨季は半年間でリーグ戦18試合に出場し、同年4月にはフランス代表FWエムバペらを擁する世界的強豪・パリSGとの対戦も経験したが、今季は足首や太ももの負傷に苦しみ、リーグ戦出場はわずか1試合にとどまっていた。

 コンディション面の問題を解決するために、日本での再起を検討。プロ生活をスタートさせた鹿島への恩義も感じていたが、チーム編成とのタイミングが合わず、かつてジュニアユース時代に所属したG大阪からのオファーに応じた。G大阪は日本代表DF三浦弦太、韓国代表DF金英権とともに強力なDFがそろうことになった。(金額は推定)

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年12月11日、神戸市生まれ。27歳。フレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユースを経て米子北高へ進学。2011年に鹿島入り。対人守備、スピード、フィード力を備えたセンターバック。18年ロシアW杯では日本代表の主力として16強進出に貢献。19年1月にフランス1部トゥールーズに移籍。フランス1部19試合0得点、J1通算157試合8得点、国際Aマッチ18試合1得点。182センチ、76キロ。

G大阪が「昌子源獲得」を発表 仏1部トゥールーズから
 J1のG大阪は3日、フランス1部リーグのトゥールーズから元日本代表DF昌子源(27)を獲得することが決まったと発表した。

 昌子は兵庫県出身でG大阪ジュニアユース出身。鳥取・米子北高からJ1の鹿島に入団し、18年W杯ロシア大会では日本代表の主力として16強入りに貢献した。昨年1月にトゥールーズに加入したが、今季は度重なる負傷に悩まされ、リーグ戦では1試合の出場にとどまっていた。

昌子源、ガンバに正式加入

予てから報じられておったように昌子源のガンバ加入が正式発表された。
これからはガンバの昌子として倒すべき相手となる。
今回は、鹿島にも打診があったようであるが、タイミングが合わず、帰参は適わなかった。
そこでアカデミーを過ごした縁にてガンバに加入する運びとなったことは周知の事実である。
報道によれば、負傷は癒えつつあり、リーグ戦の開幕には間に合うとのこと。
ガンバもそろそろ残留争いではなくタイトルが欲しい時期とあろう。
その為に昌子は尽力することとなろう。
ただ、鹿島との対戦では簡単に守らせるようなことはさせぬ。
攻撃陣には奮起して貰おうではないか
対戦が楽しみである。

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昌子 源選手 ガンバ大阪へ完全移籍のお知らせ
この度、DF昌子 源選手が、トゥールーズFC(フランス)からガンバ大阪へ完全移籍にて加入することが決定いたしましたので、お知らせ致します。

<昌子 源(ショウジ ゲン)選手 プロフィール>
■生年月日    1992.12.11(27歳)
■出身地     兵庫県
■ポジション   DF
■身長/体重    182cm/76kg 
■利き足     右足
■血液型     AB型
■チーム経歴   2011~2018.12  鹿島アントラーズ 
         2019.1~2020.1 トゥールーズFC(フランス)
■背番号     3 

なお本人のコメントにつきましては、記者会見実施後に改めてお伝えいたします。

三竿健斗・町田浩樹、あいみょんとショット

人気アーティスト・あいみょんのコンサートを堪能した三竿健斗と町田浩樹である。
貴重なオフに楽しい時間を過ごした様子。
こうした事でリフレッシュし、気持ちを切り替えることもまたプロとしては重要である。
そして、良い音楽に触れて脳を活性化させることもまた必要と言えよう。
サッカーのリズムを整え、今季はより良いパフォーマンスを魅せて欲しい。
また、「ぺこぱ」のポーズは頬まで指を当てるので、本番で遣うのであれば注意すること。
ゴールを決めてこのポーズが発動する日を楽しみにしておる。

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プレーで人の心を動かせるように…」鹿島の代表コンビが人気女性シンガー“あいみょん”に刺激。豪華3ショットに反響も!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月03日


豪華ショットにファンも驚きの声

 鹿島アントラーズの日本代表MF三竿健斗が自身のインスタグラムに投稿した人気女性アーティストとの写真がファンの間で話題を呼んでいる。

 写真に写るのは三竿と、鹿島でチームメイトのDF町田浩樹、そして若者に絶大な支持を得る女性ソロシンガーの“あいみょん”だ。チームがオフだった2月2日に、ライブに訪れたという三竿は、「たくさんのパワーと刺激を頂きました。人の心を動かす歌の力や人間性ってすごいな。自分のプレーで人の心を動かせるように頑張ろう」と、有意義で刺激的な1日を過ごしたことを明かした。

 また、写真ではあいみょんとともに、両手の人差し指を立ててクロスするポーズを披露。コメントの下にハッシュタグで、「#今年のゴールパフォーマンスはこれで #ぺこぱ」と添えており、今季のゴールパフォーマンスは、人気お笑いコンビの話題のポーズに決めたようだ。

 ともに写真に写る、東京五輪メンバー候補である町田も、自身のSNSを更新し、「素晴らしい曲、歌声が全身に染み渡りました。歌とスポーツ。表現する種類は違えどパフォーマーとして、伝える、表現する、そして見ている人を魅了させる姿には刺激をもらいました!僕も頑張ります」と投稿している。

 この異色のショットにファンも驚いた様子で、コメントを寄せている。

「二人とも大きい」
「ゴールパフォーマンス期待してます!」
「あいみょんさん、いいなー!健斗君とマチ君かっこいい」
「健斗とマチに挟まれたあいみょんが羨ましいわ」
「三竿選手のプレーでもめちゃくちゃパワーをもらってます」

 宮崎でのキャンプを終え、束の間のオフでサッカーにも繋がる「刺激」をもらったという鹿島コンビ。23日の広島とのリーグ初戦に備え、人気シンガーとの交流で英気を養ったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島コンビ、人気シンガーと「今年のゴールパフォーマンス」を披露 豪華ショットにファン反響
2020.02.03

三竿健斗と町田浩樹が公式インスタグラムであいみょんのライブを訪れたと報告

 鹿島アントラーズの日本代表MF三竿健斗と、U-23日本代表DF町田浩樹が3日、公式インスタグラムを更新した。人気シンガーソングライター・あいみょんの全国ホール&アリーナツアー追加公演を訪れた様子を公開。三竿は「今年のゴールパフォーマンス」というポーズを披露し、ファンから反響を呼んでいる。

 三竿は東京ヴェルディの下部組織出身で2015年にトップチームでデビュー。翌16年に鹿島へ完全移籍した。主力として存在感を発揮しつつ、日本代表としてもプレー。2018年ロシア・ワールドカップの本大会メンバーには惜しくも選出されなかったが、サポートメンバーとしてロシアに同行した。

 町田は鹿島の下部組織出身で2016年にトップへ昇格。若手の左利きセンターバック(CB)として頭角を現した昨季は22試合に出場した。年代別代表として活躍したが、同年のU-20ワールドカップ韓国大会では本大会メンバーから落選。東京五輪イヤーの今年は1月にタイで行われたU-23アジア選手権のメンバーに選出され、2試合に出場した。

 そんななか、2人は貴重なオフを利用してあいみょんのライブに訪れたと公式インスタグラムで報告。楽しい時間を過ごしたようで、町田は「素晴らしい曲、歌声が全身に染み渡りました。歌とスポーツ。表現する種類は違えどパフォーマーとして、伝える、表現する、そして見ている人を魅了させる姿には刺激をもらいました!僕も頑張ります」と、感銘を受けた様子を明かしている。

 一方の三竿も「たくさんのパワーと刺激を頂きました」とし、「人の心を動かす歌の力や人間性ってすごいな。自分のプレーで人の心を動かせるように頑張ろう」と、影響を受けたようだ。写真は、あいみょんと町田とともに手をクロスさせ、人差し指を頬に添えるお笑い芸人「ぺこぱ」ポーズで納まった。三竿はハッシュタグで「#今年のゴールパフォーマンスはこれで」「#ぺこぱ」と綴っており、得点した際にはこのポーズが見られそうだ。

 2人のコメント欄にはファンからの「ゴールパフォーマンス期待してます」「みんな可愛い」「町田選手もいいプレーで我々アントラーズサポーターを魅了してくださいね」など、大きな反響が寄せられている。AFCチャンピオンズリーグのプレーオフには敗れてしまったが鹿島だが、今回披露した新パフォ―マンスが多くみられるような活躍に期待したい。

(Football ZONE web編集部)

鹿島アントラーズは、普段のピッチ上での戦いぶりと同じくらいピッチ外でも手際よく効果的な動きを見せた

J1各クラブの補強状況を評する英国人記者のショーン・キャロル氏である。
なかなか的確に見ておる。
その中で鹿島については、「普段のピッチ上での戦いぶりと同じくらいピッチ外でも手際よく効果的な動きを見せた」と評しておる。
特に助っ人二人についてのコメントが興味深い。
ファン・アラーノには「パス出しの感覚に優れた選手であり、中盤に新たな創造的オプションを加えることが期待される」と分析する。
チャンスメイクに奮闘してくれよう。
エヴェラウドは、「ペナルティーエリアやその周辺での存在感とゴールへの脅威をもたらす存在となる」とする。
フィニッシャーとしての重責を担って貰うこととなる。
ショーン・キャロル氏は「昨季の戦いが佳境を迎えた時、鹿島に決定的に欠けていた部分だった」とこの二人の存在を高く評価しておる。
セルジーニョの穴を二人で埋め、且つそれ以上の成績を期待したい。
今季の戦いが楽しみである。

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J1補強をチェック。不安なまでに静かな浦和レッズとコンサドーレ札幌。時間はまだ残されているが…【英国人の視点】
J1王者・横浜F・マリノスと、天皇杯王者のヴィッセル神戸が対戦するFUJI XEROX SUPER CUP 2020を皮切りに、2020シーズンのJリーグは開幕する。タイトル獲得に向けて、あるいは昨季より上の順位を目指して、各クラブは補強を進めてきた。しかし、中にはあまり動きを見せていないクラブもあるが、何か意図でもあるのだろうか。(文:ショーン・キャロル)

2020年02月03日(Mon)10時00分配信
text by ショーン・キャロル

手際よく補強を進めた鹿島
 Jリーグの各クラブは日本国内の温暖な地域でプレシーズンキャンプを開始し、AFCチャンピオンズリーグの予選もすでに開催されている。移籍市場は3月27日まで開いているとはいえ、2020シーズンに向けて形作られつつあるチームに目を向けてみるには良い頃合いだろう。

 昨年ダビド・ビジャがヴィッセル神戸に加入したような、あるいは2018年1月に名古屋グランパスがジョーを獲得したような、ニュースを賑わす大型補強は今のところ行われていない。それでもいくつかのクラブは移籍市場で非常に効果的な動きを見せている。

 一方で、まだ新しい血が不足しているように感じられるチームもある。今後の数週間にも補強が実行されなかったとすれば、昨年の戦いに上積みを加えるのは難しいと見込まれることになりそうだ。

 まずは、シーズン開幕1ヶ月前を迎えた時点で順調に動いているチームから見ていこう。

 鹿島アントラーズは、普段のピッチ上での戦いぶりと同じくらいピッチ外でも手際よく効果的な動きを見せた。長春亜泰へと移籍したセルジーニョを失ったのが痛手であることは間違いないが、1月3日から4日にかけての24時間のうちに4人の若手選手の加入とレンタル選手の出入りを全て完了させている。

 日本で最も成功を収めてきたクラブである鹿島は、2019年には両サイドバックのポジションで苦戦を強いられる時期が長かった。今季はその繰り返しを避けるため、Jリーグでもトップクラスの3人である杉岡大暉、広瀬陸斗、永戸勝也をチームに迎え入れた。

 それに加えて奈良竜樹と和泉竜司もJ1レベルで力を証明済みの選手たちであり、効果的な補強だと感じられる。今年の新たなブラジル人選手であるファン・アラーノとエヴェラウドにもセルジーニョの穴を埋められるポテンシャルがあり、アントラーズで成功を収めてきた数多くのブラジル人たちの系譜に名を連ねることができるかもしれない。

 前者はパス出しの感覚に優れた選手であり、中盤に新たな創造的オプションを加えることが期待される。後者はペナルティーエリアやその周辺での存在感とゴールへの脅威をもたらす存在となるだろう。まさにそれこそが、昨季の戦いが佳境を迎えた時、鹿島に決定的に欠けていた部分だった。

メンバーを大幅に刷新した湘南と大分
 湘南ベルマーレも、昨季を終えた時点より戦力を向上させたと感じられるチームのひとつだ。辛うじて降格を免れたチームは、そこから順調にメンバーを刷新することに成功している。

 前線にはノルウェー代表のタリク・エルユヌシの補強が大きい。石原直樹(35歳)と岩崎悠人(21歳)の2人も、それぞれ異なるタイプの経験をファイナルサードにもたらしてくれるオプションとなりそうだ。

 大岩一貴と馬渡和彰の2人は、チームを去った山根視来と前述の杉岡の穴を堅実に埋められる戦力となる。中盤にも茨田陽生と三幸秀稔というボール扱いに優れたMFたちを加えることができた。

 同じくボールを繋いで戦うことを好むチームである大分トリニータも効果的に新加入選手を加えた。サプライズを引き起こした昨季に続いて、2020年も新たな挑戦に乗り出していくことになりそうだ。

 オナイウ阿道はチームを去ったが、新加入の渡大生と知念慶はどちらも才能あるストライカーであり、ゴール前の危険なポジションに入り込むことができる。彼らがゴールネットを揺らすためには試合の中で何度かチャンスが必要となることもあるが、片野坂知宏監督のチームは中盤に佐藤和弘や町田也真人、野村直輝も加えており、数多くのチャンスを前線に提供することができるだろう。

静かな神戸と浦和
 一方でヴィッセル神戸は、ここまでのところ珍しく静かにしている。だが過去2年間に派手な騒ぎを引き起こしたクラブとしては、今回はこの状況こそが必要なものだったのかもしれない。

 負傷と(ピッチ内外での)不満の絶えない2年半を過ごしたルーカス・ポドルスキはついにチームを離れた。クラブ史上初タイトルを獲得した昨季の戦いを通してトルステン・フィンク監督が築いたバランスは崩さないまま、Jリーグで得点力を証明してきたドウグラスを清水エスパルスから、才能ある若手CB菊池流帆をレノファ山口FCから獲得したことで、重要なポジションに新たなクオリティーを加えることに成功している。

 天皇杯での優勝にさらなる上積みを加え、今年はリーグ戦でも去年以上の戦いを見せたいとヴィッセルは望んでいることだろう。だが一方で、2019シーズンの順位を改善することを目指しながらも、ここまでの移籍市場で不安なまでに静けさを保っているチームもふたつある。

 まずは浦和レッズだ。昨季は最後まで目を覚まさぬまま14位でフィニッシュし、最終的にはわずか1ポイント差で辛うじてJ1参入プレーオフ出場を免れた。チーム改革が必須だと感じられたが、大槻毅監督に引き続き時間を与える決断を下しただけでなく、補強の面でもほとんど動きは見られない。埼玉スタジアムに新たにやって来た即戦力はアルビレックス新潟のFWレオナルドだけだ。

 このブラジル人ストライカーは昨年のJ2で28ゴールを挙げて得点王を受賞する見事な結果を残した。その1年前にもガイナーレ鳥取で24ゴールを叩き出し、J3得点王に輝いていた。だがJ2への適応にはある程度の時間を要し、シーズン前半戦を終えた時点では8得点にとどまっていた。浦和でも同様のスロースタートを強いられたとすれば、彼の置かれる状況は難しいものにもなりかねない。

(編注:1月28日に浦和レッズは、メルボルン・ビクトリーからU-23オーストラリア代表DFのトーマス・デンを獲得した)

札幌は大卒選手を加えただけ
 2018年にAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得に迫った北海道コンサドーレ札幌は、昨季は大きく順位を落として10位に終わった。だが本稿執筆時点で彼らが見せた主な動きといえば、期限付き移籍で加入していたルーカス・フェルナンデスおよび菅野孝憲と完全移籍の契約を交わしたことだけだ。(編注:2月2日にブラジルのルヴェルデンセからブラジル人FWドウグラス・オリベイラを期限付き移籍で獲得したことを発表)

 大卒の新人選手3人をチームに加える一方で、放出した選手も湘南に期限付き移籍した岩崎のみ。だが直接のライバルとなる他クラブはいずれも昨年より強化を進めている。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が新シーズンに何らかの結果を残す野心を抱いているのであれば、移籍市場終盤に多少の補強が必要となることは間違いない。

 鹿島とともに昨季のトップ4を占めた王者横浜F・マリノス、2位FC東京、4位川崎フロンターレの3クラブが進めてきた選手の放出と獲得は、いずれも堅実ではあるが派手なものではない。大型補強を行ってはいないが、主力選手を失うこともないオフシーズンを過ごしており、引き続き上位近辺を維持できる力を持ち続けると考えられる。

 もちろん時間はまだ潤沢に残されている。今後の数週間に各監督がメンバーに手を加えることで勢力図が変わってくるかもしれない。だが選手の加入は早ければ早いほどチームへの融合も早まり、戦いの幕が開く2月末に順調なスタートを切ることができる可能性は高くなると言えるだろう。

(文:ショーン・キャロル)

【文】

フットボールチャンネル、J1全18クラブ総合評価ランキング

2020年シーズンのJ1戦力評価を行ったフットボールチャンネルである。
鹿島は優勝候補のA評価となっておる。
これは素直に喜びたい。
「各ポジションにレギュラークラスの選手を2人以上揃え、ベテランと若手のバランスもいい。セルジーニョが抜けたのは痛手だが、彼の場合は昨年からずっと移籍の噂がくすぶっていたうえ、代役となりうる選手も確保できている。ザーゴ監督の戦術が浸透し、新戦力の多いチームが組織として噛み合えば総合力はJ1屈指だろう。覇権奪回に向けて必要な駒が揃った感がある」という評は的を射ておるように思える。
キーワードはザーゴ・サッカーの浸透と結束力となる。
ACL出場が叶わず、戦力がだぶつくかんぉうせいを秘める
そうなると不満を抱える選手が出てくるやもしれぬ。
そこをマネージメントするところもザーゴ監督に求められるところ。
覇権を得るためには細やかな配慮も必要となろう。
また、他クラブに目を向ければ、FマリノスとFC東京の戦力が評価されておる。
コロナウィルスの蔓延でACLの開催が危ぶまれており、そうなるとこの二つのクラブの優勝確率はグッと上がろう。
そして神戸も上位予想に上がってくる。
セレッソや柏の戦力と戦術も侮れぬ。
広島も最終的には上位に食い込んでこよう。
群雄割拠なJ1、最後は鹿島が笑いたい。
今年も楽しみである。

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J1全18クラブ総合評価ランキング。優勝候補のA判定、苦戦予想のE判定はどこ?
2020年のJ1リーグが間もなく開幕する。新シーズンに向け各クラブはどのような補強を行ったのだろうか。今回フットボールチャンネルでは18クラブの評価を紹介する。

2020年02月03日(Mon)7時00分配信

A評価


全18クラブの評価は?

横浜F・マリノス(2019シーズン:1位)
 昨季の優勝を支えた爆発的な攻撃力は健在。今季はそこに水沼宏太やオナイウ阿道ら新たな実力者が加わっており、陣容は豪華だと言えるだろう。アンジェ・ポステコグルー体制3年目ということで、チーム戦術の浸透も申し分ないはず。J1リーグ連覇のみならず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などでの上位進出にも大きな期待感が抱ける。

FC東京(2019シーズン:2位)
 昨季は惜しくも2位という結果に終わったが、揃える人材はやはり豪華だ。新戦力もレアンドロ、アダイウトン、ジョアン・オマリと申し分なく、昨季の主力もおおむね残留を果たしている。渡辺剛や田川亨介といった若手の成長も楽しみなところ。今季は4-3-3という新システムを試すことが濃厚だが、このあたりの成熟度が上位進出のカギを握るかもしれない。

鹿島アントラーズ(2019シーズン:3位)
 各ポジションにレギュラークラスの選手を2人以上揃え、ベテランと若手のバランスもいい。セルジーニョが抜けたのは痛手だが、彼の場合は昨年からずっと移籍の噂がくすぶっていたうえ、代役となりうる選手も確保できている。ザーゴ監督の戦術が浸透し、新戦力の多いチームが組織として噛み合えば総合力はJ1屈指だろう。覇権奪回に向けて必要な駒が揃った感がある。

B評価

川崎フロンターレ(2019シーズン:4位)

 チーム全体の総合力ではややマイナスも、上位を狙える力は十分にある。新陳代謝を進めて若手が増えたことで競争が喚起されるのは間違いなく、これまでの主力選手たちもうかうかしていられない。新システムとともに競争力を高めていきたいところだ。そして何よりも待ち望まれるのは、大黒柱・中村憲剛の完全復活である。

セレッソ大阪(2019シーズン:5位)
 ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を迎えた昨季は5位と奮闘。自慢の守備力は今季も健在であり、攻撃力のアップが上位進出へのカギとなるだろう。しかし、ソウザと水沼宏太といった主力が抜けたのは大きな痛手となるはず。豊川雄太、小池裕太といった楽しみな存在が新たな戦力になったが、横浜F・マリノスや鹿島アントラーズといったクラブに比べると総合力は落ちる。トップ3入りは厳しいと言えるだろう。

ヴィッセル神戸(2019シーズン:8位)
 昨季は前半戦こそ低迷したものの、トルステン・フィンク監督就任後に見事立て直した。今季はダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキといった選手が抜けたものの、ドウグラスや菊池流帆らを獲得。陣容だけを見ればJ1でも屈指のものがある。2020シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も戦う中で日程との勝負も付いてくるが、3バックの成熟がさらに進めば上位進出も夢ではない。

名古屋グランパス(2019シーズン:13位)
 監督交代を行った昨季は13位と不完全燃焼に終わった。しかし、今季は阿部浩之、山﨑凌吾、稲垣祥らJ1での実績十分な選手を補強。昨季終盤より指揮を執るマッシモ・フィッカデンティ監督の求める人材を的確に確保できたと言えるだろう。ジョー、ガブリエル・シャビエルらを擁する攻撃陣はもちろん豪華だが、チーム全体の運動量を上げ、守備力の強化をどこまで伸ばしていけるかがポイントだ。

C評価

サンフレッチェ広島(2019シーズン:6位)

 2018シーズンは2位につけたものの、昨季は6位。森島司、東俊希、松本泰志、荒木隼人ら若手選手の台頭はあったが、安定感を欠く1年となった。今季は城福浩監督体制3年目になり、引き続き若手選手の活躍には期待できるが、昨季のパフォーマンスを継続という形になればAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏にギリギリ入れるかどうかというラインだろう。自分たちのスタイルを発揮しつつ、相手の対策を上回る力が求められる。

ガンバ大阪(2019シーズン:7位)
 昨季の主力選手はおおむね残留。宇佐美貴史とアデミウソンのコンビはJリーグでも屈指の破壊力を持っており、近年の成長が著しい小野瀬康介なども引き続き頼もしい存在となるだろう。一方で改善しなければならないのはDF。3バックをベースとするのであれば、現戦力ではやはり不安が残る。噂の出ている昌子源の獲得が成功すれば、C評価にも変化が生まれる可能性はあるが…。

北海道コンサドーレ札幌(2019シーズン:10位)
 昨季は10位で、開幕前の時点で大きな戦力アップもしていない。J1でのポジションを上げるには、ペトロヴィッチ監督が求めるサッカーを熟成させ、組織の完成度を高めるしかない。すでにベースの出来上がったチームに知将がどんな要素を注入し、新たな化学反応を促すか注目だ。

柏レイソル(2019シーズン:1位/J2)
 新たに獲得した選手たちの実力は確かだが、J1優勝を狙えるようなトップクラスのタレントが揃っているわけではない。複数の大会を並行して戦う中で、競争を促しながら手堅く戦っていくネルシーニョ監督がどんな采配を見せるか。ポジション争いが激しくなるとともに選手個々の成長が見られれば、J1昇格初年度で優勝を果たした2011年の再現とはならずとも、上位進出も狙っていける可能性はある。

D評価

大分トリニータ(2019シーズン:9位)

 3-4-2-1のシステムでGKも積極的にビルドアップに参加するスタイルはJ1でも存在感を放った。昨季は最終的に9位という順位も、J1昇格1年目と考えれば十分な出来だろう。今季はそこに野村直輝、町田也真人、渡大生なども加わっており、引き続き注目度は高い。しかし、特殊なスタイルへの相手の対策も進んでいるのは確か。そこを上回れなければ、昨季以上の苦戦は逃れられないだろう。

ベガルタ仙台(2019シーズン:11位)
 吉野恭平や赤﨑秀平はチームに層の厚みをもたらしてくれるだろう。一方で、ブラジルから来たパラやポルトガルから来たゲデスがどれだけ活躍するかは未知数。昨季のシマオ・マテやスウォビィクのような活躍ができれば、順位表の上半分に挑むことも可能だろう。

清水エスパルス(2019シーズン:12位)
 ネト・ヴォルピ、ティーラシン、ヴァウドといった楽しみな外国人選手は加わったものの、松原后、ドウグラスの抜けた穴はやはり大きいと言わざるを得ない。とくにドウグラスの存在は清水において別格と言っても過言ではなく、昨季の成績を考えても彼以上の力を持つ選手が出てこなければ苦戦は免れない。残留はもちろん果たしたいところだが、トップ10入りも厳しいのが現状か。

浦和レッズ(2019シーズン:14位)
 Jリーグでも屈指の実力を持つ選手を揃えたものの、昨季は組織としての脆さを露呈し14位と低迷。今季も大槻毅監督の下で戦うことになるが、2019シーズン以上の上積みは期待できない。即戦力級の補強はレオナルドとトーマス・デンのみで、攻守両面において主力の年齢も高くなっている。指揮官の采配等、問題点は山積みであり、新シーズンに向けても不安は募る。

E評価

サガン鳥栖(2019シーズン:15位)

 フェルナンド・トーレス、イサック・クエンカ、小野裕二と攻撃陣の主力がいなくなり、このあたりはやはり大きな痛手となるはずだ。攻守両面においてストロングポイントは少なく、今季も残留争いに巻き込まれることが予想される。粘り強さはあるものの、全体的な戦力アップに成功しているとは言えず、降格の可能性も決して低くはない。

湘南ベルマーレ(2019シーズン:16位)
 谷晃生、岩崎悠人などの若手選手を補強したものの、杉岡大暉、山根視来、山﨑凌吾といった主力を抜かれたのは大ダメージだ。昨季は終盤戦に粘り強さを見せなんとか残留を果たしたものの、全体的な戦力はそれほど高くはない。ベースとなっている3-4-2-1システムも徐々に脆さを露呈するようになってきており、今季も残留が第一目標。厳しいシーズンとなりそうだ。

横浜FC(2019シーズン:2位/J2)
 2020シーズンはJ1復帰1年目になるが、やはり目標は残留ということになるだろう。一美和成、六反勇治、手塚康平などを補強したものの、全体の戦力的にはそれほど高くはない。J1での実績も十分な下平隆宏監督の手腕は気になるところではあるが、2020シーズンは忍耐力がキーワードとなるだろう。

【了】

トゥールーズ・昌子源、今週中にもガンバ合流へ

ガンバへの移籍が報じられる昌子源は今週にもチームに合流するとのこと。
クラブ間での合意はとうに済んでおり、細やかな条項を詰めるのみといったところであろうか。
トゥルーズとしては、チームは二部降格寸前であり、怪我持ちの高額助っ人を売却することで来季の予算を絞ることも出来るということで、非常に良いオファーであったと感じておろう。
移籍金の大幅減額も理解出来る。
また、懸念される右足首痛も順調に回復しておると昌子側は伝えておる様子。
ルヴァン杯こそ間に合わぬが、リーグ戦開幕には間に合うとのとこ。
ガンバの昌子誕生までカウントダウンとなった。
公式発表を待とうではないか。
強敵の誕生である。

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移籍確実の昌子 今週中にもG大阪合流へ リーグ開幕戦での“デビュー”濃厚
[ 2020年2月3日 05:30 ]

 G大阪移籍が確実となっているフランス1部トゥールーズの元日本代表DF昌子源(27)が早ければ今週中にもチーム合流することが2日、分かった。交渉が大詰めを迎える中、複数のサッカー関係者が明かした。
 昨年9月と11月に患った右足首痛は順調に回復しており、松波正信強化部長は「開幕に間に合うと聞いている」と話しているが、約4カ月間も出場機会なし。関係者の話を総合すると、まずは状態を確認する意味も含めて別メニューでスタートすることが濃厚だという。G大阪デビューは今季公式戦開幕のルヴァン杯・柏戦(16日・パナスタ)ではなく、早くてもリーグ開幕・横浜戦(23日・日産)となる可能性が高そうだ。

バルセロナB・安部裕葵、右足ハムストリングを負傷

プラットとの対戦にて負傷退場したバルセロナBの安部裕葵である。
ベンチスタートだった安部はドリブルで相手をかわした際に右腿を抑えてしまった。
試合後に公式に右足ハムストリングを負傷したと発表した。
これは不安にさせる報。
どれだけの重さなのであろうか?
3月の代表招集には間に合うのか?
東京五輪への影響は?
と非常に気になる。
続報を待ちたい。

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バルサB安部裕葵、右足ハムストリングを負傷

20/2/3 00:19


13戦ぶりベンチスタートの安部裕葵が負傷

 バルセロナは2日、バルセロナBに所属するFW安部裕葵が右足ハムストリングを負傷したことを発表した。今後、怪我の詳細を調べるために更なる検査が行われるという。

 バルセロナBは2日、セグンダ・ディビシオンB第23節でプラットと対戦。10月27日のサバデル戦以来、13試合ぶりのベンチスタートとなった安部は、後半23分から途中出場したが、34分にドリブルで相手をかわした際に右腿を抑えて倒れ込んでしまう。その後、チームドクターの力を借りて、両肩を支えられて足が地面につかないようにしながらピッチを後にした。

 昨年7月に鹿島アントラーズから加入した安部は、ここまで20試合で4ゴールを記録。前節まで12試合連続でスタメン出場していた。

デポルティボ・柴崎岳、チームは6連勝

6連勝のチームを牽引するデポルティボの柴崎岳である。
地元紙も高く評価し、「彼はスタメンだったが、後半に入ってから彼がゲームメイクする試合となった。メリノにとってこの日2ゴール目がほぼ可能であったはずの、個の力を見せつけた」と報じられているとのこと。
監督交代でスタメンに定着し、チームも上昇しておる。
岳の評価も上がり、調子も良さそうである。
これからも活躍の報を待っておる。

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デポルティボ柴崎、6連勝を呼ぶゲームメイク力を現地高評価 「個の力を見せつけた」
2020.02.02


6連勝に貢献したデポルティボMF柴崎岳【写真:Getty Images】

マーカーを分散させて決勝点をお膳立てしたほか、決定機を作るスルーパスも披露

 日本代表MF柴崎岳が所属するデポルティボは現地2月1日、リーガ・エスパニョーラ2部第26節ラス・パルマス戦に2-1の勝利を飾り、リーグ戦6連勝を飾った。そのなかでゲームメイクした柴崎も、地元紙でおしなべて高い評価を受けている。

 試合は前半17分にセットプレーからFWサビン・メリノがニアサイドを打ち破ってデポルティボが先制に成功。後半に入って12分にオウンゴールで同点とされたものの、その7分後に左サイドからのクロスにゴール中央に柴崎が放り込んでマーカーの集中を分散させると、ファーサイドのMFエネコ・ポペダが合わせて決勝ゴールをゲットした。

 柴崎はこの決勝点の前にも球足の長いスルーパスでメリノの決定機を演出するなど、持ち味を見せた。スペイン紙「AS」の選手採点では、スペード3つが満点の中でスペード2つの評価を受けており、地元紙「ラボス・デ・ガリシア」では10点満点中7点の評価。「彼はスタメンだったが、後半に入ってから彼がゲームメイクする試合となった。メリノにとってこの日2ゴール目がほぼ可能であったはずの、個の力を見せつけた」と、ゲームメーカーとして輝きを放ったと評価している。

 暫定ではあるものの、デポルティボはこの勝利で15位に浮上。また昇格プレーオフ圏内の6位のフエンラブラダと勝ち点差7にまで復調してきた。そのなかで柴崎のコンスタントな活躍があるのは間違いない。

(Football ZONE web編集部)

セレッソ・豊川、チャレンジですね

セレッソの豊川を取材したニッカンスポーツの南谷記者である。
移籍の理由を「2年間向こうでやって、日本でどれぐらい活躍できるかという、チャレンジですね」と豊川は語る。
どれだけ成長しておるのであろうか。
鹿島時代はカイオとポジションを争った左サイドのMFであったが、ベルギーにてストライカーとして開眼しておる。
「最後のファイナルゾーンでトライするパスとか、シュートを打つとか、そういう意識を自分も含めてチームとして持っていければ」とプレイイメージについて口にする。
フォワードとしてのタスクが身についている様子。
そして、得点王について「もちろん狙いたいですね」と言い切る。
これは怖い相手がセレッソに加入した。
今季のセレッソは強敵である。
強い気持ちで対戦し、勝利を掴み取りたい。
楽しみである。

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C大阪豊川雄太3季ぶりJ復帰、得点王「狙いたい」
[2020年2月2日10時19分]



練習試合で得点狙う豊川


2月22日にJリーグが開幕するのを前に、今季セレッソ大阪へベルギー1部オイペンから移籍したFW豊川雄太(25)が本紙の取材に応じた。

ベルギーでの経験や自身が思うC大阪の課題を語り、最後には得点王を狙うと宣言。海外でもまれた25歳が、チーム悲願のリーグ制覇に向け突き進む。

   ◇   ◇   ◇

C大阪に新戦力としてベルギー1部オイペンから3季ぶりにJリーグに復帰したのが豊川だ。「2年間向こうでやって、日本でどれぐらい活躍できるかという、チャレンジですね」と移籍を決断した理由を語った。

13年熊本・大津高から鹿島へ入団。16年に岡山に期限付き移籍し、17年冬に海を渡った。18年3月には「オイペンの奇跡」と語り継がれるムスクロン戦で、4点差をつけなければ2部降格というプレッシャーのなか、後半途中出場ながらハットトリック。3得点1アシストでチームの窮地を救った。「トレーニングを誰よりも100%でやる。そういった日々の積み重ねが良い結果につながったと思います。100%でやるというのは、ヘタなので、うまい選手と同じ気持ちでやっていては差は埋まらないので」と泥臭く点を取ってきた。

モチベーションを維持するために、助けとなっているのが、中学から書いているというサッカーノートだ。「困ったときとかうまくいかないときに、振り返るきっかけになるし、それを見て気づくこともある。書いてあるのは、経験してきたことだから。すごくためになることも書いてある。後になって、これよかったなっ、て気づくこともあります」と積み重ねてきた記録という財産を胸にさらなる飛躍を誓う。

昨季C大阪はリーグ5位だが得点は39点と12位。攻撃力に課題が残った。「最後のファイナルゾーンでトライするパスとか、シュートを打つとか、そういう意識を自分も含めてチームとして持っていければ」と貢献するつもりだ。

狙うは悲願のリーグ初制覇。目標のゴール数は明かさなかったが、得点王については「もちろん狙いたいですね」。久しぶりの日本で、25歳のストライカーがゴールを量産する。【南谷竜則】

◆豊川雄太(とよかわ・ゆうた)1994年(平6)9月9日、熊本市出身。大津高から同期の植田直通と鹿島入り。翌14年に内田篤人以来6年ぶりとなる10代での開幕スタメン。U-19~23日本代表。16年1月のリオ五輪アジア最終予選、負ければ敗退の準々決勝イラン戦で決勝点を挙げた。J1通算23試合2得点、J2通算73試合18得点。17年冬にオイペンへ完全移籍。家族は両親と兄、弟。利き足は右。171センチ、64キロ。血液型B。

水戸戦コメント・報道

荒木と松村を賞賛するザーゴ監督である。
「今日の試合は、荒木と松村が目立った存在だった」と語る。
このルーキー二人をきちんと育て戦力として数えられるところにすり事も今季の目標となろう。
その荒木は、「スタメンで試合に出るからにはやってやろうという気持ちで試合に臨んだ。シラ君が前を向いたタイミングでアイコンタクトができ、いいところにパスを出してくれた。あとは、キーパーと1対1の場面だったので、冷静に決めるだけだった。試合中は、縦関係を組んだ篤人さんに守備の部分などで迷惑をかけてしまったが、自分のゴールで勝利へと導くことができたので、そこはよかったと感じている」とコメントする。
攻撃にて良いイメージが出来ておることが伝わる。
しっかりとした技術とタフな精神力を併せ持っておろう。
また、荒木と松村に対してニッカンスポーツの杉山記者が大きく取り上げてくれておる。
ルーキーのPSM水戸戦でのゴールは2009年の大迫以来とのこと。
荒木は大迫のように鹿島を背負う選手となって行ってくれる予感がする。
また、隙山記者が今季も鹿島を担当してくれることとなった様子。
ニッカンスポーツは紙面こそサッカー記事が寂しいが、Webには記事が踊る。
女性らしいペンを振るって欲しいところ。
それから、ゲキサカも大きくこの試合を取り上げてくれておる。
西山記者が負傷退場した篤人を取材してくれており、大事を取ったことが伝わる。
篤人は、試合前の荒木に対して「伸び伸びやれよ」と緊張をほぎとぐすなどベテランらしい配慮を行っておる。
「自分は周りの人に恵まれた。岩政さん、野沢さん、(小笠原)満男さん……。周りの人に助けられたし、自分たちもそういう役割をしないといけない」と自分の体験をクラブに還元する行動をしてくれる。
こうしたベテランが在籍しておることの素晴らしさを強く感じさせる。
荒木や松村が躍動出来、そして成長していくににはクラブ力が問われるところ。
それを持っておるのが鹿島と言えよう。
今後が楽しみである。

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2020Jリーグプレシーズンマッチ
鹿島アントラーズ:ザーゴ
前半は完璧に近い試合内容だった。フィジカル的にいい状態の時はよさが多く出せていたと思う。練習からかなり負荷をかけているので、後半は足が止まってしまい、チグハグした部分が多少あった。ただ、全体的に選手たちが練習でやってきていることを表現しようとしてくれている。自分自身としては、非常に満足のいく試合内容だった。

Q. 評価している部分と課題は?

A.唯一満足いっていない部分は、準備期間の短さである。コンディション面で差がある中での融合を考えながら、現在、チーム作りをしている。コンディションがあまりよくない中なので、後半に足が止まってしまったり、反応が遅くなってしまっている選手もいた。それはやむを得ない部分だと思っている。選手たちが練習でやってきていることを自然にできるようになるまでは時間がかかる。現状、やろうという意識を持ってプレーしてくれている。これからしっかり準備をしていきたい。次の試合に向けて、全体的な質をもっと高めていきたい。

Q.決勝ゴールを決めた荒木選手の評価は?

A.荒木だけではなく、松村も有能な選手である。今日の試合は、荒木と松村が目立った存在だった。彼らは練習の時から、細かく要求することに対してしっかりと実行してくれている。これからしっかりと彼らを育てていき、戦力として試合に出場させることができるようにしていきたい。


【永木 亮太】
自分自身、今シーズン初めての試合だったが、コンディションの確認や監督の求めているサッカーを意識しながらプレーすることができた。ただ、まだ100%ではないので、ここからコンディションも上げていかなければいけない。次に向けて、もっと突き詰めていきたい。

【小泉 慶】
ポジショニングやトラップの位置、スペースを見つける部分、プレスをかけるタイミングなどは、もう少しレベルアップしていかなければいけない。ボランチというポジションは重要なポジションだと思うので、もっと責任感を持ってプレーしていかないといけないし、もっと積極的にプレーしていかなければいけないと思う。。

【山本 脩斗】
久しぶりの試合だったので、90分間、怪我なくやれたことは大きな収獲になった。チームとしては、チャレンジする段階だと思うので、監督のやろうとしているサッカーをトライすることができてよかったと思う。

【和泉 竜司】
結果として、勝てたことはよかった。練習でやってきたことを出せた部分もあった。あとはクオリティの部分だったりはもっと改善できると思う。プレシーズンマッチだが、全員で勝って終われたのはよかった。

【沖 悠哉】
このチャンスを活かさないといけないと思って試合に臨んだ。最低限のプレーはできたと思う。前にスペースが空いていたり、相手が前からプレスをかけてきたときに、上手く相手を剥がせるところがあった。正確にパスを繋げた部分はよかったと思う。

【白崎 凌兵】
試合の終盤は疲労もあり、押し込まれる場面もあったが、試合を通して主導権を握ることができたと思う。監督から求められていることに、まだまだ、たどり着くことはできていない。ただ、求められていることをやろうとする姿勢は出すことができた。ここからもっとよくなっていくと思う。

【荒木 遼太郎】
スタメンで試合に出るからにはやってやろうという気持ちで試合に臨んだ。シラ君が前を向いたタイミングでアイコンタクトができ、いいところにパスを出してくれた。あとは、キーパーと1対1の場面だったので、冷静に決めるだけだった。試合中は、縦関係を組んだ篤人さんに守備の部分などで迷惑をかけてしまったが、自分のゴールで勝利へと導くことができたので、そこはよかったと感じている。

ルーキー荒木の決勝点で鹿島が水戸を下す!!静学から加入の松村も強烈ミドルで観衆沸かす
20/2/1 15:53


先制点を決めた鹿島MF荒木遼太郎(右)

[2.1 ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島 Ksスタ]

 ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020が1日、ケースデンキスタジアム水戸で行われ、鹿島アントラーズが水戸ホーリーホックを1-0で下した。

 1月28日のACLプレーオフでメルボルン・ビクトリーに0-1で敗れ、本戦出場を逃した鹿島はMF和泉竜司を除くスタメン10人を変更。GK曽ヶ端準、4バックは右からDF内田篤人、DF関川郁万、DF町田浩樹、DF山本脩斗と並んだ。中盤はMF永木亮太とMF小泉慶がダブルボランチを組み、右に東福岡高から新加入のルーキーMF荒木遼太郎、左に和泉。FW白崎凌兵とFW伊藤翔が2トップを組んだ。

 秋葉忠宏新監督が率いる水戸はGK牲川歩見(←沼津)、DF乾貴哉(←千葉)、DF前嶋洋太(←横浜FC)、MF安東輝(←松本)、FW奥田晃也(←YS横浜)、FW深堀隼平(←名古屋)の新戦力6人が先発。システムは4-4-2で、4バックは右から前嶋、DF細川淳矢、DFンドカ・ボニフェイス、乾と並んだ。中盤は安東とMF平野佑一のダブルボランチで、右にFW村田航一、左にMF木村祐志。深堀と奥田が2トップを組んだ。

 立ち上がりから鹿島は両サイドバックが高い位置を取り、ポゼッションを高めて水戸を押し込んだ。前半4分、町田のサイドチェンジから内田のスルーパスに荒木が反応。PA内右で切り返し、左足でシュートを打ったが、DFのブロックに阻まれた。同5分にも永木の縦パスを荒木が正確なトラップ。内田とのワンツーでゴール前に切れこみ、フィニッシュまで持ち込んだが、枠を捉えられなかった。

 徐々に落ち着きを見せ始める水戸は前半19分、鹿島のビルドアップにプレッシャーをかけ、永木のミスを誘って深堀がシュートまでつなげたが、曽ヶ端に抑えられた。同24分には奥田に代えて磐田から加入のFW中山仁斗を投入。鹿島は直後の25分、和泉の縦パスを受けた小泉のスルーパスに白崎が抜け出し、左足でシュートを打ったが、ゴール左に外れた。

 先制点が生まれたのは前半38分。鹿島は白崎のスルーパスに斜めに走り込んだ荒木がPA内に抜け出し、左足で豪快にゴールネットを揺らした。1月29日に18歳の誕生日を迎えたばかりのルーキーが貴重な一発。鹿島が1-0とリードして前半を折り返した。

 後半開始から鹿島は曽ヶ端に代わってGK沖悠哉がゴールを守る。水戸は中山に代えて横浜FMから加入のFW山谷侑士を投入。山谷と村田が2トップを組み、深堀が右サイドに回った。後半は前への圧力を強める水戸だが、なかなか決定機には至らない。後半14分には3選手を交代。牲川に代えてGK本間幸司、細川に代えてDF岸田翔平、木村に代えてMF外山凌を投入した。

 鹿島は後半18分に4人を同時交代。永木に代わってMFレオ・シルバ、和泉に代わってMFファン・アラーノ、白崎に代わってMF土居聖真、さらに荒木に代わって静岡学園高から新加入のルーキーMF松村優太が入った。同20分には内田が自ら歩いてピッチの外に出るアクシデント。同22分、代わって湘南から加入のDF杉岡大暉が左サイドバックに入り、山本が右サイドバックにポジションを移した。

 膠着状態が続く中、水戸は後半32分、村田に代えてDF瀧澤修平を投入。瀧澤はセンターバックに入り、岸田が右サイドバック、前嶋が右サイドハーフ、深堀が2トップの一角にスライドした。直後の33分には山谷のスルーパスに走り込んだ深堀がDFと競り合いながらシュートを打つが、ゴール右へ。同点ゴールを目指して攻勢を強めるが、1点が遠かった。

 鹿島は後半41分、右サイドに開いた位置でサイドチェンジを受けた松村がドリブルで運び、クロスと見せかけて右足で意表を突く強烈なミドルシュート。GKが弾いたところに伊藤が詰めたが、押し込めなかった。水戸も同42分に外山が決定機を迎えるが、シュートは沖がビッグセーブ。試合はそのままタイムアップを迎え、鹿島が1-0で逃げ切った。

(取材・文 西山紘平)

「自分でも意外に…」東福岡から新加入の鹿島MF荒木遼太郎が千金決勝弾
20/2/1 17:21


前半38分、MF荒木遼太郎が左足で先制点を決める

[2.1 ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島 Ksスタ]

 期待のルーキーがいきなり魅せた。東福岡高から鹿島アントラーズに入団したMF荒木遼太郎がチーム唯一の得点となる決勝点。4-4-2の右サイドハーフで先発すると、立ち上がりの前半4分、5分に連続シュートを放ち、同38分に先制点を叩き込んだ。

 FW白崎凌兵のスルーパスに斜めに走り込んでPA内左に抜け出し、迷わず左足を一閃。豪快にゴールネットを揺らした。スタメンは試合当日に告げられたが、「自分でも意外に緊張せず、リラックスしながらできた。そこは自信になった」。プレシーズンマッチとはいえ、Jクラブ相手の準公式戦。1月29日に18歳の誕生日を迎えたばかりのルーキーとは感じさせないプレーだった。

 試合開始早々の前半4分、DF町田浩樹のサイドチェンジを受けたDF内田篤人のスルーパスに反応し、PA内右で切り返して左足でシュート。これはDFのブロックに阻まれたが、その1分後にもMF永木亮太から縦パスを受けた荒木が内田とのワンツーでゴール前に抜け出し、シュートまで持ち込んだ。

 右サイドで縦関係を組んだ内田からは試合前に「伸び伸びやれよ」と声をかけられたという。「(内田とは)練習で何回か組んでやっていた。(内田)篤人くんが自分に合わせてくれた」と感謝する。「小さいころから鹿島の試合でも代表戦でも見ていた選手。一緒にプレーして、うれしい気持ちもあるし、すごいなと思った」と笑顔を見せた。

「試合中、守備でも攻撃でも合わないところがあって、周りの選手に迷惑をかけた。ゴールという形で一つ結果を残せて、少しは良かったかなと思う」。殊勲の決勝点も謙虚に喜んだルーキーは「Jリーグでスタメンで出るのが一番の目標。そこにどんどん絡んでいきたい」と意気込むと、「ここから練習でも厳しいレギュラー争いが始まる。勝ち残っていけるようにしたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

自ら歩いて外へ…途中交代の内田篤人「長期離脱はしたくないから」
20/2/1 18:06


右サイドバックで先発したDF内田篤人

[2.1 ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島 Ksスタ]

 鹿島アントラーズは4選手を同時交代した直後の後半20分、右サイドバックで先発していたDF内田篤人が自ら歩いてピッチを離れ、ベンチに戻った。その後、DF杉岡大暉と交代。アクシデントかと思われたが、試合後、報道陣の取材に応じた内田は大事を取っての交代だったと強調した。

 この日も右足にテーピングを巻いてのプレーとなった内田だが、前半の途中から違和感を覚えていたという。「長期離脱はしたくないから。バーンっていく前に止めようと思った」。プレシーズンマッチで無理をする理由もない。「たぶん大丈夫」と、肉離れなどを起こす前にプレーを止める判断だったようだ。

 試合は東福岡高から入団したMF荒木遼太郎が決勝点。右サイドで縦関係を組んだルーキーについて内田は「練習でも高卒でポンと入って、体の強さもスピードも違う中で、技術がしっかりしていて、今風な上手なサッカー選手だなと思った。相手が寄せに来ても慌てないし、ゴリゴリって行ける。小さいけど体を相手の前に入れられる」と賛辞を送った。

 静岡学園高から加入のMF松村優太も荒木との交代で後半18分から途中出場し、存在感を示した。「松村も要所要所で自分の特徴を出せていたと思う」と称え、「年を取ったせいか分からないけど、若い選手と一緒に練習するのはうれしい」と笑みをこぼした。

 内田は清水東高から鹿島に入団した06年、クラブ史上初となる高卒ルーキーでの開幕スタメンを勝ち取り、レギュラーに定着した。「自分は周りの人に恵まれた。岩政さん、野沢さん、(小笠原)満男さん……。周りの人に助けられたし、自分たちもそういう役割をしないといけない」。尚志高から新加入のFW染野唯月、鹿島ユースから昇格のGK山田大樹を含め、将来性のあるルーキーが数多く入団。31歳のベテランとして、そのサポートも大事な役目となるのは間違いない。

(取材・文 西山紘平)

【TM結果一覧】鹿島がルーキー荒木の得点で水戸とのPSMを制す!ガンバは2試合で9得点と攻撃陣が爆発
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月01日

横浜FCも初のトレーニングマッチを開催


鹿島での公式戦初ゴールを決めた荒木遼太郎。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグのプレシーズンマッチ、トレーニングマッチが2月1日、各地で開催された。今年で16回目となった鹿島と水戸が対戦するプレシーズンマッチの「いばらきサッカーフェスティバル」の他、ガンバ大阪などが試合を行なった。

 ACLプレーオフのメルボルン・ビクトリー戦は0-1で敗れ、本戦出場を逃した鹿島はスタメンを大幅に変更。内田篤人のほか、東福岡から新加入のMF荒木遼太郎が右サイドに入った。荒木は38分に白崎凌兵からのスルーパスに走り込むと左足を豪快に振り抜くとゴール左に決まり先制に成功した。

 後半に選手交代した鹿島は、先制点の荒木に代えて、選手権を制した静岡学園から加入のルーキー松村優太が出場し、終了間際には強烈なミドルシュートを放つなど相手守備陣を脅かすものの、スコアはこのまま1-0で試合終了を迎えた。

鹿島、ザーゴ新監督が二人の高卒ルーキーを絶賛!ACL敗退ショックからチーム再建へ、PSM水戸戦で若手が躍動!!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月02日


「やりたいことが形になりつつある」と内田。指揮官は「満足いく内容」


輝きを放った二人の高卒ルーキー。ドリブル突破で魅せた松村(左)と決勝点を放った荒木(右)。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

これほど心が踊る茨城ダービーはあまり記憶にない。相手に情報を渡したくないとの理由からシーズン前にはJクラブとの試合を、ほとんど組んでこなかった鹿島。2005年から始まった水戸とのプレシーズンマッチも、Jリーグ開幕に向けた主力のコンディショニングの意味合いが強く、主力が退いた後に新加入選手を中心にテストがなされてきた。「点検」の視点を持つことはあっても、「新発見」を期待する割合はそれほど多くなかった。

 今季から指揮を執るザーゴ監督がその空気を破った。水戸戦の2日前、指揮官は首脳とのミーティングで「ACLは負けてしまったけど、信頼して任せてほしい。任せてもらえれば若手を成長させて、必ずタイトルを争えるチームにする」と訴えたという。そして提案したのがACLプレーオフ、メルボルン・ビクトリー戦から大幅に先発メンバーを変更すること。狙いを「全選手の状態、能力を把握したい」とした。「横一線」やら「白紙」と掲げても、打ち上げ花火で終わることが多いなか、新生・鹿島への強い決意を口にし、本気で実行しようとするのだから期待は高まろうというもの。

 1万人近い観衆が集まったケーズデンキスタジアム。ザーゴ色は、確実に濃くなっていた。センターバックがワイドに開き、ボランチが間に入って攻撃を組み立てていく。最前線の人数が増え、文字通りゴールへの道を開拓する。守備もアグレッシブに奪いに行く。特に前半は水戸にボールを奪われても、小さなミスを逃さない寄せでボールを回収して攻撃に移る。その繰り返しだった。後半には精度が失われたが、内田篤人が「やりたいことが形になりつつある」と振り返ったように、攻守に主導権を握る形が見えた。

「前半は完璧に近いゲームができた。フィジカルが良い状態だった時には、良いところが出せたと思う。後半に選手交代やコンディションの部分があって、今はトレーニングで負荷をかけている時期。足が止まって、ちぐはぐな部分はあったけど、トレーニングでやっていることが表現できたんじゃないか。僕としては非常に満足いく試合内容になったと感じている」(ザーゴ監督)

「彼らが目立った存在になった。しっかり育てて戦力にできれば」


最終ラインからのビルドアップで存在感を見せたCBの関川(中央)。守備面でも無失点に貢献した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 メンバーも高卒ルーキーの荒木遼太郎を先発に起用するなど、ACLプレーオフから先発10人を変更した。決勝点を挙げた荒木は確かな技術で魅了し、選手権を沸かせたルーキー松村優太の突破力には思わず声が出る。2年目の関川郁万はスルーパス、ロングボールに大いなる可能性を感じさせ、負担が増えたボランチの永木亮太、小泉慶も攻守両面で堅実な仕事を見せた。

「荒木選手と松村選手の二人は非常に有能で優秀な選手。彼らが目立った存在になった。要求する細かなところに気を配りながらやっている。彼らをしっかり育てて、戦力にできればなと思っています」とザーゴ監督もルーキー二人を絶賛。高い期待を寄せられた荒木は「篤人君に「思い切りやれ」って言われたので、やりました。守備で迷惑をかけた部分もあったけど、ゴールで勝ちにつなげられたので良かった」とプロ初得点を喜んだ。

 チーム内外には、いまだACL敗退のショックが残る。チームの建築は始まったばかりで、若い選手が鹿島を背負って立つには課題があることも事実だ。ただ、フロントが「チームを家にたとえるなら、リフォームではなく、建て替える」と目指す今季の方向性が、ピッチで示されつつあることも間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島今季1号は高卒ルーキー!先発抜てき荒木決めた
[2020年2月1日15時54分]


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決め、手を広げて喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

東福岡から加入した鹿島アントラーズのルーキーMF荒木遼太郎(18)が、チームの今季第1号を決めた。0-0の前半38分、MF白崎凌兵(26)のスルーパスを受け、エリア内で左足を振り抜いた。正確なシュートがネットを揺らすと、荒木はガッツポーズして全身で喜びを表した。

新体制発表会では「1年目から少しでも試合に絡めるよう頑張りたい」と話していた荒木。28日のACLプレーオフ(●0-1)から中3日で迎えたこの日、先発に抜てきされると、いきなり結果を残した。

そのまま鹿島が1点リードして前半を折り返し、後半もスコアは動かず1-0で勝利した。

鹿島、新人荒木弾で水戸下す 静岡学園・松村も出場
[2020年2月1日16時27分]


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決め、手を広げて喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

鹿島アントラーズは、東福岡から加入したルーキーMF荒木遼太郎(18)のゴールで水戸ホーリーホックを下し、勝利を収めた。

0-0の前半38分、MF白崎凌兵(26)のスルーパスを受けた荒木は、左足でゴールを決めた。うれしいチームの今季第1号。記念すべきプロ初ゴールとなった。

後半には選手権Vの静岡学園から加入したMF松村優太(18)もデビューした。終盤はピンチも多かったが、守備陣の踏ん張りでなんとかゼロに抑えた。

鹿島荒木「冷静に決めるだけ」大迫以来のルーキー弾
[2020年2月1日20時30分]


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ鹿島MF荒木(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島MF荒木(中央)(撮影・浅見桂子)


<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

鹿島アントラーズの高卒ルーキーMF荒木遼太郎(18=東福岡)が、チームの今季第1号を決めた。1日、水戸とのプレシーズンマッチに先発。

恒例の「いばらきサッカーフェスティバル」でルーキーが得点するのは、09年のFW大迫勇也(29=ブレーメン)以来、11年ぶりで、強烈な印象を残した。

   ◇   ◇   ◇

試合を決めたのは、3日前に18歳の誕生日を迎えた高校生だ。右MFで先発した荒木は前半38分、前線でMF白崎とばっちり目があった。まっすぐに伸びてきたスルーパスを受けると、エリア内に持ち込んで左足でシュートを突き刺した。「良いところにシラくん(白崎)が出してくれたので、1対1を冷静に決めるだけでした」。水戸戦でのルーキー弾は、09年のFW大迫以来。少年のような笑顔が弾けた。

前日までJリーグ新人研修で静岡に滞在しており、先発を知ったのは当日。「びっくりしたけど、やってやろうという気持ちでいました」と、得点場面以外にも、左MF和泉へのスルーパスやDF町田の頭へピタリと合わせたクロスなど、随所に持ち味を発揮した。同じく高卒MF松村と合わせて、ザーゴ監督に「今日はこの2人が目立った」と言わしめたほどだった。

荒木の後ろ、右サイドバックに入ったのはDF内田。幼い頃からテレビで見てきた憧れの存在だ。試合前には内田から「ルーキーらしく思いっきりやれ」と背中を押され、試合中は守備面で何度もアドバイスを授かった。内田も「技術のしっかりした、今風のじょうずな選手。相手が来ても慌てないし、今日(得点シーン)みたいにゴリゴリ行ける」と太鼓判を押した。初ゴールに周囲の期待も高まる一方だが、荒木は「ここから競争が始まっていくと思うので、気を引き締めてやっていきたい」と冷静に話した。【杉山理紗】

◆荒木遼太郎(あらき・りょうたろう)2002年(平14)1月29日、熊本県生まれ。ロアッソ熊本ジュニアユースから東福岡入り。世代別代表経験もあり、18年にはC大阪FW西川らとU-16アジア選手権に出場し、優勝を経験した。170センチ、60キロ。血液型O。右利き。

◆いばらきサッカーフェスティバル プレシーズンマッチとして05年に始まり、今回で第16回大会。14年の第10回大会は悪天候のため中止となった。14勝1分けと、鹿島が大きく勝ち越している。

鹿島松村プロデビュー「結果で表現していきたい」
[2020年2月1日20時36分]


水戸対鹿島 後半、相手とボールを競り合う鹿島MF松村(左)(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 後半、相手との競り合いからドリブルで持ち込む鹿島MF松村(撮影・浅見桂子)


水戸対鹿島 後半、シュートを放つ鹿島MF松村(撮影・浅見桂子)


<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

鹿島アントラーズの高卒ルーキーMF荒木遼太郎(18=東福岡)が、チームの今季第1号を決めた。

1日、水戸とのプレシーズンマッチに先発。 恒例の「いばらきサッカーフェスティバル」でルーキーが得点するのは、09年のFW大迫勇也(29=ブレーメン)以来、11年ぶりで、強烈な印象を残した。

   ◇   ◇   ◇

鹿島MF松村優太は途中出場でプロデビューを果たした。快足で右サイドを何度も突破し、後半41分には強烈なシュートで相手ゴールを脅かした。

「プロ選手は試合に出てナンボの世界だと思う。途中出場だけど、まずはここで経験を積めて良かった」。静岡学園で高校選手権を制覇し、世間の注目も高いが「だからこそ常に結果も見られているので、結果で表現していきたい」と引き締めた。

◆いばらきサッカーフェスティバル プレシーズンマッチとして05年に始まり、今回で第16回大会。14年の第10回大会は悪天候のため中止となった。14勝1分けと、鹿島が大きく勝ち越している。

鹿島、高卒ルーキー荒木が決勝弾!「やってやろうと思っていた」
[ 2020年2月2日 05:30 ]

Jリーグプレシーズンマッチ・いばらきサッカーフェスティバル 鹿島1―0水戸 ( 2020年2月1日 Ksスタ )

 高卒ルーキーのMF荒木が決勝点を挙げた。前半38分、FW白崎のパスに抜け出すと、「シラくんが良いところに出してくれたので、あとは決めるだけだった」と冷静に左足でネットを揺らした。
 前日までJリーグの新人研修に参加しており、チームに合流したのは試合当日だった。ザーゴ監督から体を動かしておくよう指示は受けていたものの、本人も驚くいきなりの先発起用。「やってやろうと思っていた」と起用に応え、指揮官も荒木と途中出場のMF松村に対し、「今日はこの2人が目立っていた。しっかりと彼らを育てて戦力として扱いたい」と賛辞を贈った。

茨城)「茨城ダービー」、鹿島が貫禄勝ち
小島弘之
2020年2月2日 10時30分


競り合う水戸のDF乾貴哉選手(右)と鹿島のMF荒木遼太郎選手=2020年2月1日午後2時24分、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸


前半、決勝点を決める鹿島のMF荒木遼太郎選手=2020年2月1日午後2時39分、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸


 サッカーJリーグの開幕を控え、J1の鹿島アントラーズとJ2の水戸ホーリーホックが対戦するプレシーズンマッチ(茨城ダービー)が1日、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸であった。鹿島が貫禄を見せて水戸に1―0で勝利。通算成績は鹿島の14勝1分けとなった。

 試合は立ち上がりから鹿島ペース。長短のパスを織り交ぜてサイドに展開し、DF内田篤人選手らが好機を演出した。試合が動いたのは前半38分。鹿島のMF荒木遼太郎選手が前線で受けたボールをトラップして相手をはがし、ゴールネットを揺らした。水戸もMF木村祐志選手を中心にパスをつないだが、無得点で前半を折り返した。

 後半、水戸はFW深堀隼平選手を中心に果敢に攻め込んだ。GK本間幸司選手も好セーブを見せ、流れを引き寄せたが、1点が遠かった。

 新監督を迎えた両チーム。鹿島のザーゴ監督は「全体的に練習でやっていることを表現していたので満足している」。水戸の秋葉忠宏監督は「イージーなミスが多く、全くゴールに向かおうとしなかった。あと3週間、コンディションやメンタルを整理して開幕に入っていきたい」。

 この日、スタジアムには9378人の観客が詰めかけた。Jリーグ開幕から鹿島ファンという栃木県下野市の会社員加藤裕志さん(46)と妻早代子さん(47)は「色んな選手が見られてよかった。鹿島にはリーグ優勝してほしい。水戸がJ1に昇格して、リーグ戦で対決することを楽しみにしている」と語った。

 リーグ初戦は両チームとも23日午後2時から。鹿島はアウェーでサンフレッチェ広島、水戸はホームで大宮アルディージャと対戦する。(小島弘之)

いばらきサッカーフェス “茨城ダービー”大声援 鹿島「国内3冠に期待」 水戸「今年はJ1昇格」

J2水戸とのプレシーズンマッチで声援を送る鹿島サポーター=ケーズデンキスタジアム水戸、吉田雅宏撮影

サッカーJリーグの開幕を前に、J1鹿島アントラーズとJ2水戸ホーリーホックが対戦する恒例のプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」が1日、水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、両チームのサポーターが熱い応援で“茨城ダービー”を盛り上げた。

同スタジアムでの開催は2年ぶり。父と一緒に駆け付けた水戸サポーターの桜川市の小学生、安達右京君(12)は「今まで勝っていない鹿島に勝って、今年はJ1昇格してほしい」と水戸の勝利を期待していた。鹿島サポーターの日立市の大学生、吉田理子さん(21)は「お互いに茨城を本拠地とするチーム。茨城を盛り上げる良い試合をしてほしい」と話していた。

昨季無冠だった鹿島はザーゴ新監督を迎え、「常勝」復活を期してチームづくりに励んでいる。水戸は昨季、クラブ過去最高の7位と健闘した。今季はさらなる飛躍に期待がかかる。

試合は前半38分に鹿島がMF荒木遼太郎選手のゴールで先制した。その後は互いに好機をつくりながらスコアは動かず。鹿島が1-0で勝利した。

鹿島サポーターのつくば市、会社員、鴨志田亮さん(29)は「荒木選手と松村優太選手のルーキー2人が印象的だった」と感想を語り、「ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)は負けてしまったので、国内3冠を」とタイトル獲得を期待した。家族3人で訪れた水戸サポーターの守谷市、境野滋彦さん(47)は「実りある試合だった。選手が変わっても水戸は水戸なので応援していく。前に攻めるサッカーでJ1を目指してほしい」とエールを送っていた。(藤谷俊介、志賀敦文)

Jプレシーズンマッチ 鹿島逃げ切る 水戸に1-0
J1鹿島とJ2水戸が対戦するJリーグのプレシーズン戦「いばらきサッカーフェスティバル2020」は1日、ケーズデンキスタジアム水戸で行われ、鹿島が1-0で水戸に勝利した。通算成績は鹿島の14勝1分け。

鹿島は前半38分、荒木が斜めのランニングで白崎からのボールを引き出し、ゴール右にシュートを決めた。

水戸は速攻を中心に攻めたが、得点できなかった。

【評】鹿島が1点のリードを守りきった。鹿島は前半38分、DFラインの裏に抜け出した荒木がキーパーとの1対1を制して先制。その後は攻守のバランスを取りながら試合を運んだ。

水戸は後半に攻勢を強めたが、好機を決めきれなかった。

▽プレシーズンマッチ
鹿島 1-0 水戸
1-0
0-0

▽得点者
【鹿】荒木(前38分)

【水戸】4-4-2
GL牲川 乾 ンドカ 細川 前嶋 平野 安東 木村 村田 奥田 深堀
SH7 CK4 FK14 PK0

【鹿島】4-4-2 
GK曽ケ端 内田 関川 町田 山本 小泉 永木 荒木 和泉 白崎 伊藤
SH11 CK5 FK11 PK0

▽交代
【水】中山(奥田)山谷(中山)本間(牲川)岸田(細川)外山(木村)滝沢(村田)
【鹿】沖(曽ケ端)レオシルバ(永木)ファンアラーノ(和泉)松村(荒木)土居(白崎)杉岡(内田)

▽警告
【水】乾
【鹿】関川

▽観衆 9378人

PSM水戸戦



荒木、松村、沖、若鹿が大アピール。

町田浩樹、新監督の下で成長誓う

「東京五輪世代注目の男」として町田浩樹にスポットを当てるスポーツニッポンである。
東京五輪世代のCBとして注目される。
昨季は鹿島に於いて左SBとして新境地を見いだしたが、今季は左SBの本職が加入しており、マチはCBとして専念することとなる。
そして、今季より指揮を執るザーゴ監督のサッカーはCBのビルドアップを重要視するので、左利きのマチはその特徴を強く発揮出来よう。
マチ自身も「左利きのCBはチームで僕しかいない。良さを出していきたい」と自身の良さを良く理解しておる様子。
その中で、CBは、奈良、犬飼、ブエノ、関川にマチと5人おり、ポジション争いは熾烈である。
マチは、「競争はそこまで気にしていないし、勝ち残っていかないと五輪の舞台もない。激しい競争の中で、しっかりアピールしたい」と意気込みを口にする。
この分厚い選手層の中から飛び抜けることが出来れば、東京五輪、そしてフル代表への道が開けてくる。
左利きの大型CB・町田浩樹の躍動に期待大である。

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鹿島DF町田浩樹 貴重な左利きCB 新監督の下で成長誓う!
[ 2020年2月1日 08:30 ]

2020・J1 東京五輪世代注目の男(1)


鹿島のU―23日本代表DF町田
Photo By スポニチ


 Jリーグはいよいよ21日に開幕する。スポニチでは「東京五輪世代注目の男」をテーマに、全18クラブの担当記者が有力選手を紹介。第1回は鹿島のDF町田浩樹(22)。U―23アジア選手権にも出場した貴重な左利きの大型センターバック(CB)が、ザーゴ新監督の下で新たなスタイルを目指すチームで成長を遂げる。
 鹿島の新たなスタイルが、町田の成長を早めそうだ。今季、クラブが目指すのは「積極的に主導権を奪うサッカー」。CBはテンポ良くパスをつなぎ、時には逆サイドへの大きな展開など攻撃のスイッチを入れる重要なタスクを担うが、「左利きのCBはチームで僕しかいない。良さを出していきたい」。1メートル90の長身を生かした空中戦だけでなく、左足から繰り出される高精度のキックはザーゴ流ポゼッションサッカーの武器になり得る。

 昨季は本職のCBだけでなく左サイドバック(SB)としても出場し、プレーの幅を広げた。今季はSBが本職の選手がチームに多く加入し、CBに専念できる。経験豊富なDF奈良が加入するなどポジション争いは依然、激しいが「競争はそこまで気にしていないし、勝ち残っていかないと五輪の舞台もない。激しい競争の中で、しっかりアピールしたい」と力強く語る。

 日本代表の一員として臨んだ1月のU―23アジア選手権は、3戦未勝利でまさかの1次リーグ敗退。大会期間中には緊急の選手ミーティングを開き、意見をぶつけ合ったが、自身もインパクトを残せず「シンプルに力が足りなかった。引いた相手に対して効率的に得点を奪えなかったのが敗因」ともどかしさだけが心に残った。

 だからこそ「この経験を無駄にしてはいけない。五輪まで時間がないので、短期間でどれだけ成長できるかが鍵になる」とクラブでの成長を誓う。半年間の成果が、大舞台につながっていく。

 ◆町田 浩樹(まちだ・こうき)1997年(平9)8月25日生まれ、茨城県つくば市出身の22歳。5歳でサッカーを始め、手代木SCから鹿島アントラーズつくばジュニアユース、鹿島ユースへと進み、15年に高円宮杯U―18チャンピオンシップ初優勝の原動力に。16年にトップチーム昇格。17年5月の神戸戦でJリーグ初出場。U―16から現在のU―23まで、各世代別日本代表。1メートル90、80キロ。利き足は左。

トゥールーズ・昌子源、ガンバ移籍へ

昌子源のガンバ移籍に関して報じる各紙である。
ガンバの松波強化部長こそ正式オファーには発展しておらぬ事を口にしておるが、関係者からは条件面の合意に至っておることが報道各紙に伝えられており、ガンバ加入は秒読みの様子。
トゥールーズとしては怪我持ちで稼働出来ぬ外国人助っ人に値が付く時点で売却に前向きになるであろうし、ガンバとしては怪我さえ治れば日本代表の実力を持つCBが安価で手に入るとなれば、獲得に動くことは必至であろう。
鹿島にも打診があったことは伝えられたが、編成が終了した後であり、いつ癒えるか分からぬ負傷者と高額年俸は予算を超えてまでは手が出せなかったように思う。
こうなっては致し方のないところ。
いずれにせよタイミングが悪かった。
これも縁である。

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昌子源がG大阪逆オファー、宮本監督「戦力になる」
[2020年2月1日0時7分]

ガンバ大阪が元日本代表でフランス1部トゥールーズDF昌子源(27)の獲得交渉をしていることが1月31日、分かった。

G大阪松波正信強化部長(45)はこの日、キャンプ中の沖縄で取材に対応。所属先で出場機会が激減した昌子側から、最近になってG大阪へ逆オファーがあったといい、「あくまでうちには現状の選手がおり、もし移籍する場合はどんな条件になるかなどを話した。期限を設けて交渉しているわけではない」と説明した。

鹿島から19年1月にトゥールーズに移籍した昌子は、まだ2年半の契約を残す。完全移籍の場合は推定2億円近い違約金が必要だが、最終的に1億円程度で決着できる見込みという。G大阪も相手クラブが軟化していることを認識しており、条件で折り合えば獲得の意思はある。Jリーグの今季登録は、3月下旬が1次締め切りで時間的な猶予もある。

就任3年目でタイトルを目指す宮本恒靖監督(42)はこの日、昌子に関して「もちろん、来てくれるのなら戦力になる」と話している。

昌子は神戸市生まれでG大阪ジュニアユース出身のセンターバック。鳥取・米子北高から鹿島アントラーズを経て、1年前に欧州移籍を実現させていた。18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会代表で、守備が課題のG大阪の補強ポイントと合致する。今季は故障もあり、わずか1試合の出場にとどまっていた。

G大阪、トゥールーズ昌子獲りへ チーム関係者「条件を確認」
 J1のG大阪がフランス1部リーグ、トゥールーズの日本代表DF昌子源(27)の獲得へ調査に入ったことが31日、分かった。関係者によると「まだ条件を確認した段階」で、契約を残す昌子の獲得には相応の違約金がかかる。

 昌子はセンターバックとして、2018年W杯ロシア大会で3試合に先発。昨冬に鹿島からトゥールーズに加入し19試合に出場したが、今季は左太もも裏や右足首の負傷で1試合出場にとどまっている。日本代表にも昨年6月を最後に選出されていない。

 昨季7位のG大阪は48失点した守備を補強ポイントにしている。Jリーグの登録期限は3月27日までで、今後は期限内の移籍に向けて交渉が進められるとみられる。

G大阪 DF昌子を獲得へ!仏1部トゥールーズから完全移籍で交渉
[ 2020年2月1日 05:30 ]

 G大阪がフランス1部トゥールーズに所属するDF昌子源(27)を完全移籍で獲得する可能性が31日、浮上した。関係者によると、昌子側から国内復帰に向けた打診がG大阪側に届き、条件面などを含めた交渉に発展しているという。
 18年のW杯ロシア大会で主力としてプレーした昌子は、かつてG大阪ジュニアユースに所属。その後、鹿島から19年1月にトゥールーズに完全移籍したものの、今季は出場機会が激減していた。

【G大阪】昌子源に背番号「3」を提示へ
2020年2月1日 5時20分スポーツ報知

 G大阪がフランス1部・トゥールーズの日本代表DF昌子源(27)を獲得することが31日、決定的になった。近日中にも正式契約を結ぶ見込み。昌子は度重なる負傷に苦しんだ約1年のフランス挑戦から、Jリーグで再起を目指すことを決断。プロ生活をスタートさせた鹿島への恩義も感じていたが、チーム編成とのタイミングが合わず。かつてジュニアユース時代に所属したG大阪からのオファーに応じることが確実になった。背番号は空き番の「3」が提示される見込みだ。

 現在沖縄での2次キャンプ中のG大阪は、1日にJ2京都、同東京Vと練習試合を行い、キャンプを打ち上げる予定。その後、大阪での最終調整を経て16日のルヴァン杯・柏戦(パナスタ)で今季公式戦初戦を迎える。正式発表の時期等は未定だが、守備のリーダーとして期待がかかるセンターバックの早期合流が待たれる。

トゥールーズ・昌子 G大阪の獲得が濃厚 合意へ交渉大詰め
 J1G大阪にフランス1部トゥールーズの元日本代表DF昌子源(27)が完全移籍で加入することが31日、濃厚となった。キャンプ地の沖縄で取材に応じた松波正信強化部長は正式オファーは提示していないとした上で、昌子側から打診があったことを認め「接触はしている」と明かした。ただ、複数の関係者によると既に条件面の提示も済んでおり、合意に向けて交渉は大詰めの段階で、近日中にも正式契約に至る見込みだという。

 G大阪ジュニアユース出身の昌子は昨年1月にJ1鹿島からトゥールーズに移籍。今季は度重なる負傷に悩まされ、リーグ戦では1試合の出場にとどまっていた。契約を2年半残しているため獲得には違約金が発生する。

 G大阪は3バックを基本布陣とするため、センターバックには一定人数が必要となる。松波強化部長は「(三浦)弦太も夏にオファーがあるかもしれないので考えておかなければいけない」と主力流出に備えたリスク管理についても言及した。

 昌子側は当初古巣の鹿島に移籍を打診したが、鹿島は既にチーム編成を終えていたこともあり、具体的な交渉に発展しなかったという。
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Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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