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上田綺世、鹿島で結果を出さずに代表にということはない

Jリーグキックオフカンファレンスの上田綺世を取材したサッカーダイジェストの渡邊記者である。
「鹿島で結果を出さずに代表に、ということはない。五輪のためにプレイするのではなく、このクラブの歴史に貢献するというか、そういう活躍をして、結果として代表に選ばれるということだと思っています。それで選ばれないなら、何をしても選ばれない選手ということ。まずは鹿島に貢献して、タイトルを獲るという事に集中していきたい」という綺世の言葉を引き出す。
今季は東京五輪が開催され、この代表候補である綺世には注目が集まっておる。
しかしながら、綺世自身は「五輪のためにプレイするのではなく、このクラブの歴史に貢献」と言う。
このあたり、鹿島の伝統が身に付いておることが伝わってきて嬉しい。
また、「僕は代表にも行っていて、怪我もあったのでキャンプには行けてない。だからまだザーゴ監督のやり方とかも分からない部分の方が圧倒的に多いし、だから今はまだ自分を見せるという事に徹しています。ただ、コンディションはもう問題ないです」とも語る。
U-23日本代表とそこで負った怪我にて新監督の新しいサッカーに触れる時間が取り切れておらぬ事が伝わる。
これは、大きなハンディキャップと言えよう。
とはいえ、シーズンは長い、戦術理解を深くし、そして綺世の特長を指揮官にアピールしていけば、活躍の場は大いに与えられよう。
若きセンターFWの躍動を楽しみにしたい。
期待しておる。

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「ザーゴ新監督のやり方は分からない部分が多い」鹿島の上田綺世が語った2年目の決意!東京五輪については…
渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb)
2020年02月15日

「五輪のためにプレーすることはない」


「得点を挙げるというのが、もちろん大きな仕事」と語った上田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 リーグの開幕を告げるイベント、Jリーグキックオフカンファレンスが2月14日に都内で開催された。

 鹿島アントラーズの代表として登壇した上田綺世は、昨シーズンの悔しさを滲ませた。

「踏ん張りどころで結果を残せなかったのがすごく悔しかった。(今季は)そこで点を取って鹿島を引っ張れる存在になっていきたい」

 2018年にACL制覇し、層獲得タイトル20冠を達成した”常勝軍団”鹿島だったが、昨シーズンは、終盤まで4冠の可能性を残していたものの、結局、無冠でシーズンを終えていた。

「チームの目標は全冠、獲れるタイトルを全て獲る。僕個人の目標としてはその力になることです。鹿島が苦しい時、踏ん張り時に、自分が頼られる存在に、それを救える存在になるというのが目標ですね。そのためにも爆発的な得点力が必要だし、いろんな仕事をこなせる器用さも必要になってくると思います」

 2021年の加入を前倒しして、昨季7月に鹿島に加わった上田。13試合に出場し4得点とルーキーとしてはまずまずの結果は残したが、エースと呼ぶにはまだもの足りない部分も多い。

「鹿島で結果を出さずに代表に、ということはない。五輪のためにプレーするのではなく、このクラブの歴史に貢献するというか、そういう活躍をして、結果として代表に選ばれるということだと思っています。それで選ばれないなら、何をしても選ばれない選手ということ。まずは鹿島に貢献して、タイトルを獲るという事に集中していきたい」

 開幕前のU-23アジア選手権では1試合出場に留まり、チームもグループリーグ敗退に終わった。そこで負傷したために、ザーゴ新監督を迎え新体制となったチームでも出遅れている。

「僕は代表にも行っていて、怪我もあったのでキャンプには行けてない。だからまだザーゴ監督のやり方とかも分からない部分の方が圧倒的に多いし、だから今はまだ自分を見せるという事に徹しています。ただ、コンディションはもう問題ないです」

 昨年プロの世界を体感したことで、より意識することもあったという。”常勝軍団”を再びタイトルに導き、日本を代表するFWとなれるか。淡々と語る言葉には、まずは皆が認める鹿島のエースになるという強い意志を感じた。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

ザーゴ監督、(紅白戦は)過去の練習方法だと考えている

ルヴァン杯・名古屋戦に向けた前日練習後のザーゴ監督を取材した茨城新聞運動グループである。
ここまで実戦直前にも関わらず紅白戦を行わぬ事について、ザーゴ監督のコメントをTweetする。
「過去の練習方法だと考えている。世の中の全クラブが試合数が多すぎる。紅白戦をやったらもう1つ試合の負荷がかかる」とのこと。
これは新しい。
確かに現在のサッカー界は試合数が多すぎる。
そして、今季の鹿島はACLこそ落としたものの代わりにルヴァン杯のGSに出場することとなり、前半戦の試合数は逆に増えておる。
それをマネージメントする側としては、負荷の高い紅白戦を行うことよりも、強度の高い別のメニューを組んだ方が効果が高いという考えという事となった。
事実、ザーゴ監督となり、練習の強度が高いと聞いておる。
納得と言えよう。
ただ、紅白戦を行わぬということは、先発メンバーが読めぬという事ともなる。
茨城新聞はこれまで、試合前々日練習の紅白戦試合前日練習のセットプレイ練習からスタメン予想を報じており、それが正確であった。
購読する側も試合当日朝の楽しみであった事は事実である。
しかしながら、それが叶わぬ事となると、それはそれで少々寂しい。
また、明日の予想メンバーが出来ぬ事をザーゴ監督にぶつけたらしく、監督からは、相手に驚きを与えないといけない」という言葉を貰っておる。
これは、ルーキーの起用、そうなると、練習試合の実績から荒木遼太郎の起用という推測となろう。
これは非常に盛り上がるところ。
ルヴァン杯はU-21選手の起用が義務づけられており、その枠に入れるということになるであろう。
荒木にはここでも結果を出し、リーグ戦への布石を打って欲しいところ。
非常に楽しみなルヴァン杯・名古屋戦である。

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J1高卒ルーキー診断と戦略・鹿島は「新黄金世代」の予感が

高体連、Jユースからの新加入選手とそのクラブの戦略を分析するNumberWebの安藤氏である。
ユース教授の目には今季の鹿島がどう映ったかが伝わってくる。
今回の大型補強は、岳や聖真らの2011年以来であり、満男・本山・曽ケ端・中田浩二らの1998年当時と状況が似ておると記す。
これは期待せざるを得ない。
山田・染野・荒木・松村それぞれに対して寸評がされており、選手の特徴が伝わってくる。
その中で特筆すべきは荒木遼太郎についての「中盤ならどこでもこなせる多彩さが評価につながった。タイプ的には土居聖真の後継者」というところであろうか。
失礼ながら、高二時代から二種登録された山田、高校二年で選手権得点王の染野、今冬の高校選手権優勝を果たした松村に比べると、荒木のウリが何であったかがこれまで分からずにおった。
この安藤教授の言葉は腑に落ちる。
高校時代はボランチであったと聞いており、いずれ中盤の底を任されるものとぼんやりとイメージしておった。
しかしながら、キャンプに入ってから、攻撃的な中盤を任され、練習試合にて結果を出し続けたところをみると、アタッカーのとしての才能を深く持った選手であったことが、分かってきた。
そこにこの安藤教授の”聖真の後継者”というラベリングは非常に合致する。
荒木には聖真が如く攻撃のコンダクターとなって行って欲しい。
そして、聖真と岳が影響され合ったように、満男が本山と素晴らしいコンビネーションを確立したように、荒木と松村、染野には大きく成長していって貰いたい。
今季の新卒4人には近い将来の黄金期を託す。
楽しみにしておる。

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J1高卒ルーキー診断と戦略・前編
鹿島は「新黄金世代」の予感が?

posted2020/02/15 11:40


大きな期待を背負って鹿島に入団した松村。選手権を沸かせたドリブルをJの舞台でも発揮できるか。

text by
安藤隆人
Takahito Ando

photograph by
Getty Images

 今週末のルヴァンカップを皮切りに、いよいよ2020年シーズンのJリーグが本格始動する。リーグ開幕を前に、J1全クラブの高卒ルーキーの補強事情をまとめてみた。昨年のJ1の成績順に高体連、Jユースからの新加入選手とそのクラブの戦略を分析。この中からブレイクするルーキーは現れるか。
 前編は王者、横浜F・マリノスから。


<横浜F・マリノス>
DF池田航、MF松田詠太郎、FWブラウンノア賢信(すべて横浜FMユース)


 アンジェ・ポステコグルー監督の下、ポジショナルプレーと5レーンを軸に攻撃サッカーを展開し、J1王者に輝いた横浜F・マリノス。3年目を迎えるポステコグルー体制において、そのサッカーを具現化できるタレントの補強は最重要事項だ。

 その一方で指揮官の意図をプロのスピードの中で表現するには、それなりの時間が必要となる。さらに来季以降のU-21リーグ構想の兼ね合いもあり、高卒選手の獲得はユース昇格生の3人、うち2人はJ3に即レンタルという形に。大卒選手も最優先補強ポイントだったGKのオビ・パウエルオビンナ(流通経済大)のみとなった。

 189cmのFWブラウンノアは文字通りの高さとバネが魅力。個での打開力は高いが、まだ荒削りな部分も多く、周囲との連動や前線からの守備をJ3・カマタマーレ讃岐で磨いてほしいところだ。MF松田は右サイドからスピードに乗ったドリブルを見せるアタッカー。彼もまたレンタル先のJ3・SC相模原で修行を積む。

 唯一マリノスに残った左SB池田は攻撃色の強い選手。高いアップダウン能力はもちろん、どのタイミングでどのスペースに突くか、守備をしながら考えられる頭のいいプレーヤーである。マリノスのSBは運動量だけでなく、高い戦術理解力も求められるため、今後を考えての昇格は頷ける。

 また先日、2021シーズン加入選手として興國高校から3選手の内定を早々に発表した。ユース昇格の3人とポジションはかぶっておらず、クラブとしては彼らがヤングマリノスを構築する存在になることを期待しているだろう。

<バングーナガンデは層が薄い左SBで期待。
<FC東京>
GK野澤大志ブランドン、DFバングーナガンデ佳史扶、DF木村誠二(すべてFC東京 U-18)


 MF紺野和也(法政大)ら即戦力となりえる大卒ルーキーに照準を絞った印象があるFC東京。ユースからも3人を昇格したことで高体連からの獲得はなかった。

 優勝を狙う今季、補強ポイントとしてSBとボランチが挙げられた。右SBの日本代表・室屋成に海外移籍の噂が上がるが、柳貴博の復帰と即戦力の中村帆高(明治大)の加入でピースは埋まった。一方、左SBは両サイドでプレーできるオ・ジェソクがG大阪に復帰したことで小川諒也のみ。そこで期待されるのがバングーナガンデだ。

 昨年、左SBとしてルヴァンカップに2試合出場し、J3のU-23でも13試合にスタメン出場している。左足の精度と対人の強さだけでなく、攻撃的なポジションもこなす器用さも見せており、首脳陣の評価も高い。

 186cmの高さと正確なフィードを誇る木村は将来性抜群のCBだ。森重真人ら人材豊富のポジションだが、強化の年齢バランスを考えると10代のCBは必要不可欠だった。働き盛りである渡辺剛が五輪をきっかけに海外へ羽ばたく可能性もあり、木村に対する期待は大きいだろう。

 2人とは学年が1つ下にあたるGK野澤大志ブランドンは、飛び級での昇格が決まった。世代別代表の常連である193cmの大型GKは、ハイボール処理とシュートストップを得意とする。守護神・林彰洋、同じユース育ちの波多野豪と共に切磋琢磨し、次世代を担う存在となってほしい。

新黄金世代と期待される鹿島の4人。

<鹿島アントラーズ>
GK山田大樹(鹿島ユース)、MF荒木遼太郎(東福岡)、MF松村優太(静岡学園)、FW染野唯月(尚志)


 鹿島アントラーズは「世代交代」を念頭に置いて積極的な動きを見せた。高体連3人とユース1人の大型補強は柴崎岳、昌子源、梅鉢貴秀、土居聖真の2011年以来。1998年組(小笠原満男、中田浩二ら)が加わった当時と状況が似ていることもあり、その期待感は大きくなる一方だ。

 補強ポイントの1つだったGKに世代トップレベルである山田の昇格は当然。フィジカルが強く、空中戦とシュートストップに抜群の安定感を誇る。ライバルはクォン・スンテ、曽ヶ端準、台頭著しいユース出身の20歳・沖悠哉と層が厚いが、特に沖との競争で相乗効果が期待される。

 FWを見ると、高卒、大卒の若いストライカーの補強はマスト。その中で上田綺世(昨年、法政大から加入)を早々に獲得できたことで、高卒FW獲得が最重要マターとなっていた。そこで白羽の矢が立ったのが染野だ。ポストプレーができて、ゴールアプローチも多彩。フィニッシャーとしてもラストパサーとしても機能する万能型は喉から手が出るほどほしかった存在だっただろう。選手権前に発覚した負傷により出遅れているが、大迫勇也のような存在になるだけのポテンシャルはある。



 荒木は中盤ならどこでもこなせる多彩さが評価につながった。タイプ的には土居聖真の後継者と言うべきか。かつて小笠原の横で柴崎が成長したように、27歳となった土居の近くでプレーできるメリットは大きい。

 選手権を沸かせたドリブラー松村は中盤のみならず、SBでの起用も加味して獲得に至ったと考える。最大の補強ポイントだった左SBには杉岡大暉、永戸勝也という2人の実力者が加入。一方、右SBは内田篤人の後釜である伊東幸敏に加え、広瀬陸斗を獲得したが、いずれも絶対的な存在になるかは未知数。そこに松村も入れることで、競争力を上げる狙いもあるだろう。

川崎ユース10番の宮城は武者修行。
<川崎フロンターレ>
FW宮城天(川崎ユース)


 一昨年の段階で大学サッカー界の目玉だったMF三笘薫(筑波大)と旗手怜央(順天堂大)の即戦力獲得が決まっていた川崎フロンターレ。さらに今季はサイドアタッカーのイサカ・ゼイン(桐蔭横浜大)とボランチまでこなせるDF神谷凱士(東海学園大)を獲得したことで新卒選手はいち段落した形だ。

 それゆえに高体連からの選手獲得はなく、高卒選手はユースで10番を背負った宮城のみとなった。宮代大聖が復帰したこともあってか、宮城はJ3・カターレ富山に期限付き移籍をする。テクニックに秀でたタレントだけに、首脳陣も富山で力をつけて帰還することを願っているだろう。

西川加入のC大阪はバランスよい編成に。
<セレッソ大阪>
DF田平起也(神戸弘陵)、DF西尾隆矢(C大阪U-18)、MF西川潤(桐光学園)、MF松本凪生、MF吉馴空矢、FW藤尾翔太(いずれもC大阪U-18)


 今季も高体連とユース出身者がバランスよく入団したセレッソ大阪。FW2、MF2、DF2とポジションも見事に分かれている。

 攻撃的な選手から見ると、藤尾は高さと裏に抜け出すスピードを併せ持つ点取り屋タイプ。ゴールに向かう迫力が魅力的だ。西川は言わずもがな、この世代の「顔」。トップスピードに乗りながらドリブル、シュート、パスとなんでもできる。西川には早くも今夏の海外移籍の噂も出ており、将来を見据えると藤尾にかかる期待も大きいはずだ。

 松本は技術とフィジカル共に質の高いボランチ。昨年は体の強さが増し、対人の強さと素早い寄せで相手のチャンスを潰す守備が向上した。さらに展開力、強烈なミドルシュートと、プレーの質が全体的にワンランク上がった印象だ。吉馴は右サイドのスペシャリスト。現状、右SBには松田陸がいるが、彼のバックアップとなると一気に不安が大きくなる。左には安定感抜群のベテラン・丸橋祐介、新加入の小池裕太と充実するだけに、「右の安定」のためにも吉馴の成長は欠かせない。

 DF陣はともにCB。188cmの高さが魅力の田平は経験が浅いものの、自己課題に対する分析力とリカバリー能力が高い。素材的にも大化けが期待したい。西尾も冷静沈着な判断をベースとした安定感が売り。ユースでは右SBとしてもプレーしており、ユーティリティー性も兼ね備えている。CBには経験豊富なマテイ・ヨニッチから、売り出し中の瀬古歩夢と激戦区だ。この充実した状況下のうちに、将来DFリーダーにもなりえる2人を確保したことは、クラブの未来をしっかりと見据えた戦略が窺える。

名門・広島ユースからは2人が昇格。
<サンフレッチェ広島>
MF土肥航大、FW鮎川峻(ともに広島ユース)


 GKと中盤に関しては、若手も順調に台頭し、十分な陣容を誇っているサンフレッチェ広島。現時点でルーキー獲得で急を要するポジションはない。

 その中でユースからMF土肥を昇格させた。土肥は高さ、ボール奪取能力に優れ、なにより正確な左足であらゆるボールを配給できる希少性が高いプレーヤー。中盤ならどこでもできる器用さもあり、タレントがそろう現戦力でも昇格に値した魅力を持っている。

 一方で、FW陣には20代後半世代がそろう。左サイドハーフも兼務できる鮎川の昇格は納得できる。経験豊富なアタッカー陣の下で技術を盗みながら、着実な成長を積む予定だ。ただ、今夏や来年以降にアタッカーの補強が予想できるだけに、1年目から貪欲なチャレンジが求められる。将来的には佐藤寿人のようなゴールハンターに育ってほしい。

G大阪ユースから3人のFWが昇格。
<ガンバ大阪>
DFシン・ウォノ(韓国・ボイン高)、FW塚元大、FW川崎修平、FW唐山翔自(いずれもG大阪ユース)


 DFから中盤では、即戦力となる大卒選手2人と韓国人DFシン・ウォノを獲得したのみ留まったガンバ大阪。だが攻撃陣では、ユースから3人のFWを昇格させた。

 狙いとしてはやはり年齢のバランスか。戦力は充実するが、いずれも20代後半の中堅選手が多く、20代前半で見れば高木大輔(24歳)、白井陽斗(20歳)だけ。一美和成らレンタル組の帰還もなく、世代別に見ると少し偏りが生まれていた。U-23での活動、その先のU-21リーグも視野に入れると、21歳以下のFWは必要だったはずだ。

 塚元は左サイドハーフもこなせる点取り屋。巧みな動き出しからゴール前に顔を出して決定的な仕事をこなす。川崎もまた塚元と同じように2つのポジションをこなすが、彼の魅力はアシスト力にある。常にアンテナを立て、シンプルに叩いたり、持ち込んだりと判断よくプレーできる。ゴールからの逆算がきちんとできる選手だ。

 注目は飛び級昇格となった唐山だ。持ち味はズバリ「得点力」。ゴールに対して貪欲で、鋭い動き出しで決定的なシーンを何度も作り出す。昨年はU-17W杯に出場。J3のU-23チームではリーグ最年少記録となるハットトリックを達成、計8ゴールと量産。期待が大きい17歳がチームにどのような影響を与えるか、注目すべき存在だろう。

 唐山を始め、彼らの活躍次第では、堂安律や食野亮太郎らのようにすぐに海外移籍という道が開かれる可能性は否定できない。クラブとしても、そういったケースを想定して強化をしているからこそ、FW3人の昇格に踏み切ったのではないだろうか。

豪華メンバーの中で成長したい小田。
<ヴィッセル神戸>
FW小田裕太郎(神戸ユース)


 即戦力の補強が活発なヴィッセル神戸は、ユース昇格のFW小田に絞った形だ。大卒でも即戦力のDF山川哲史(筑波大)のみとなった。

 小田は仕掛ける姿勢が見ていて気持ちがいいストライカーだ。自慢のスピードを武器にボールを受けたら臆することなく仕掛け、強烈なインパクトからクロスとシュートを繰り出す。181cmと高さもあり、貪欲にゴールへ圧をかけられる。

 ルーカス・ポドルスキとウェリントン、ダビド・ビジャという強烈なタレントが抜けたが、清水からドウグラスが加わり、相変わらずFWは激戦区。それでもチームにとって10代のストライカーは貴重で、小田としてもどこまでスペックを伸ばせるかがポイントだ。

ザーゴ監督、所信表明

Jリーグキックオフカンファレンスに出席したザーゴ監督である。
「(鹿島での)最初の指導からボールをつなぐパスサッカーということを求めながら、正しいタイミング、状況で相手にアプローチをかけてプレッシングするということを目指しています。ボールを奪えば、アントラーズの選手たちの能力を考えたらチャンスを作ることができる。アントラーズは昔から主導権を握ってゲームをコントロールしていたチームです。そういうチームに再び戻すこと。サポーターも期待していると思うので、それを目指しながら、結果も出していければなと思います」と目指すサッカーについて語る。
確かに実現すれば”みせる”サッカーが具現化出来よう。
そして、「スタッフが変わり、クラブ内部の人も変わり、選手も変わった。非常に難しいスタートの中で、一番重要だったのは選手たちの意欲でした。そして彼らは私の新しいやり方、哲学、指導法を吸収しようとしていた。その姿勢が、チームを変貌させる第一歩になっている。あとは、スタートダッシュが切れればなと思っています」と続ける。
「一番重要だったのは選手たちの意欲」と言い切る。
チームメンバーが高いモチベーションを持っておることが伝わってくる。
これが鹿島のクラブ力と言えよう。
監督、スタッフ、選手が入れ替わろうとも、強さを変わらず持ち続ける。
それを証明するシーズンが始まる。
奪冠である。

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【鹿島】指揮官の所信表明9◎ザーゴ監督「主導権を握るチームに戻す」
2020-02-14
サッカーマガジン編集部


 昨季、無冠に終わった常勝チームが新たに舵取りを任せたのがブラジル人のザーゴ監督だ。ACLプレーオフは残念ながら敗れてしまったが、チームを再構築する時間を得て、今、着実な進歩を感じているという。

上写真=キックオフカンファレンスで取材に応じるザーゴ監督(写真◎J.LEAGUE)

鹿島は結果を求められるチーム

 チームは変革期を迎えた。監督が変わり、スタッフが変わり、積極的な補強を行なって、メンバーの顔ぶれも変化した。再び常勝チームとなるために、必要な変化ということなのだろう。

 その中心にいるのが、指揮官のザーゴだ。アントニオ・カルロスの名で、現役時代には柏レイソルでプレー経験があえう。イタリア・セリエAのローマでもプレーし、世界も知る。指導者となってからはブラジルで複数のクラブを率いたほか、ローマやシャフタルでコーチも務めた。昨季はブラジルでブランガチーノをブラジル全国選手権の1部昇格に導いている。

「(鹿島での)最初の指導からボールをつなぐパスサッカーということを求めながら、正しいタイミング、状況で相手にアプローチをかけてプレッシングするということを目指しています。ボールを奪えば、アントラーズの選手たちの能力を考えたらチャンスを作ることができる。アントラーズは昔から主導権を握ってゲームをコントロールしていたチームです。そういうチームに再び戻すこと。サポーターも期待していると思うので、それを目指しながら、結果も出していければなと思います」

 しっかり理想のサッカーがあり、結果も追い求める。二兎を追って二兎を捕らえる。鹿島の伝統とは無縁のようでいて、ジーコも太鼓判を押す指導者であり、鹿島がどういうクラブかをよく理解している。

 とはいえ、いきなりすべてを変わるのは難しいものだ。ACLはプレーオフで敗退し、アジア制覇の夢は早々に絶たれてしまった。しかし、その状況を悲観してばかりもいられない。ザーゴ監督は言う。

「ACLのメルボルン戦には非常に短い準備期間で臨み、出場権を失ってしまったのは残念なのですが、チームづくりをする時間ができたということがメリットとしてある。それをしっかりとリーグ戦に向けて使いたい。連係というものを高められればと思っています」

 ただでは、転ばない。すべてを成長・進歩の糧にして、進むのみ。

「スタッフが変わり、クラブ内部の人も変わり、選手も変わった。非常に難しいスタートの中で、一番重要だったのは選手たちの意欲でした。そして彼らは私の新しいやり方、哲学、指導法を吸収しようとしていた。その姿勢が、チームを変貌させる第一歩になっている。あとは、スタートダッシュが切れればなと思っています」

 キックオフカンファレンスで発したその言葉は、充実感を伴っていた。

上田綺世、攻撃的で魅力的なサッカーを

Jリーグキックオフカンファレンスに出席した上田綺世である。
今季の意気込みを語る。
そして、新たなサッカーに於いて、「爆発的な得点力が必要だし、いろんな仕事をこなせる器用さも必要」という役割についても口にする。
強さと器用さを併せ持ったセンターFWとして大きく成長してくれよう。
また、開幕戦の広島について、「(守りが)堅いチームだからこそ攻撃的で魅力的なサッカーを見せるには良い相手」と言う。
攻撃的サッカーでJリーグを席巻するのだ。
楽しみなシーズンインである。

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東京五輪イヤー迎えた上田綺世、鹿島新体制に意欲「攻撃的で魅力的なサッカーを」
20/2/14 21:05


開幕節で激突する鹿島FW上田綺世と広島MF松本泰志

 ザーゴ新監督を招聘した鹿島アントラーズが新体制でJ1開幕を迎える。キックオフカンファレンスに出席したU-23日本代表FW上田綺世は「より早く監督とチームメイトと馴染んで戦術を体現したい。どんな動きや味方の状況にも対応できたら」と意欲を語った。

 無冠に終わった昨季からの立て直しを期す今季は「Football Dream-みせる-」がスローガン。「攻撃的で魅力的なサッカーをするというのが今年の鹿島の目標。そのためにより速くボールを奪って保持する、というのが前提にあって守備の練習もしている」。2大会ぶりの制覇を目指したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は1月28日のプレーオフでまさかの敗退となったが、残された国内3大タイトルに挑む。

 上田自身は太腿の負傷で4日前に復帰したばかりとあって、「自分の武器を見せて信頼を得る段階」とアピールに燃える。22日に行われる開幕節は、この日出席したMF松本泰志ら東京五輪世代を擁する広島と激突。「攻撃的で魅力的なサッカーをするうえではそういった部分を見せるのにいい相手」と開幕を見据えた。

 ついに東京五輪イヤーを迎えたが、世代屈指のストライカーは変わらずにスタンスを貫く。「鹿島で活躍して、ひたすら目の前の相手に自分の武器を出すだけ。自分の特徴と成長を見せ続けて、それが買われて五輪に必要だと思われたら必然的に呼ばれる。虎視眈々と狙いつつ、自分自身を見せ続けることが大事」と表情を引き締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

鹿島上田綺世2年目の雪辱「爆発的な得点力が必要」
[2020年2月14日22時32分]


2020Jリーグキックオフカンファレンスで、笑顔で肩を組む鹿島FW上田(右)と広島MF松本(撮影・浅見桂子)


2020Jリーグキックオフカンファレンスで開幕カードの広島MF松本(左)と鹿島FW上田は握手(撮影・浅見桂子)


鹿島アントラーズの東京五輪世代U-23日本代表FW上田綺世が、プロ2年目の雪辱を誓った。

昨季はACLやルヴァン杯、リーグ戦終盤の優勝争いなど、大一番でゴールを決められなかった。「踏ん張りどころで結果を残せなかったのがすごく悔しかった。そこで点を取って鹿島を引っ張れる存在になっていきたい」と力強く話した。裏への抜けだしが持ち味だが、プロ入り後はポストプレーなどの黒子役を求められる場面も増えた。「爆発的な得点力が必要だし、いろんな仕事をこなせる器用さも必要」と、自身の役割を冷静に分析した。

Jキックオフカンファレンス 鹿島・上田 「点取れる選手に」 エースの自覚披露

笑顔で握手を交わす鹿島の上田(右)と広島の松本=東京都港区

Jリーグは14日、東京都内でJ1の全18クラブが参加して開幕前恒例のイベント、キックオフカンファレンスを開いた。

J1鹿島からはザーゴ監督と東京五輪世代の上田が参加した。けが明けの上田は「現時点のコンディションは悪くない」と好調をアピールし、今季の目標について「優勝するチームには点を取れる選手がいる。そういう存在になる」と力を込めた。

上田は2021年の鹿島内定が決まっていたが、昨夏に法大サッカー部を退部し、前倒しで加入。リーグ戦13試合で4得点を挙げるなど存在感を示した。だが、シーズン終盤の自身のプレーについては不満を持っており、「無力さを感じた」と振り返る。今季はチームを勝たせる勝負強いエースになるつもりだ。

開幕戦の相手は堅守の広島。昨季の総失点はリーグ2番目に少なかった。難しいゲームになりそうだが、上田は「(守りが)堅いチームだからこそ攻撃的で魅力的なサッカーを見せるには良い相手」と頼もしかった。

ガンバ・昌子、選手ファーストじゃなかった

欧州からのJリーグ復帰について口を開いたガンバの昌子源である。
トゥールーズのメディカルに不信感を持ったとのこと。
欧州であれば全ての面でJリーグよりも環境が上と考えるのは稚拙であったことがよく分かる。
また、仏リーグ1は三ヶ月プレイ出来ないと給与が支払われないという規定があったとのこと。
これは、リーグの規定とはいえ厳しいものである。
しかしながら、それは移籍時に分かっておったはず、今更泣き言をいうところではなかろう。
怪我のリスク、長期の離脱はサッカー選手が持つリスクの一つである。
いずれにせよ、負傷し、長期離脱を強いられたことで、欧州にてプレイ出来ぬ事となり、高額の移籍金を支払えるクラブに移籍したということが伝わってきた。
Jリーグカンファレンスにて水沼氏にユニフォームの色を問われた際に、「僕も鹿島に育ててもらって鹿島から海外に出て、鹿島に帰るものだとずっと思ってたんです」と応じておったが、それが叶わぬ状況となったことには残念であった。
”タイミング”という言葉になってしまったが、これも縁である。
強烈な敵が立ちはだかってくる。
この日本屈指のCBを倒してこそ、鹿島がタイトルを獲れることとなる。
対戦が楽しみである。

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「選手ファーストじゃなかった」「3か月休むと給料が…」G大阪・昌子源が語った日本復帰の真相
江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2020年02月14日

開幕戦の出場については…


ジュニアユース以来、久々にG大阪のユニホームを身に纏った昌子。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2月3日に正式発表された昌子源の日本復帰は、ファンに衝撃を与えた。

 復帰先が鹿島アントラーズではなく、ジュニアユース時代を過ごした“もうひとつの古巣”ガンバ大阪だったこともそうだが、まだ27歳で日本に帰還するには早すぎるタイミングだったからだ。

 2月14日に行なわれたJリーグのキックオフカンファレンスに登場した昌子は、1年半でトゥールーズを退団した理由について、「選手ファーストじゃなかった」と切り出し、こう続けた。

「足首の怪我が長引いていた。最初の診断ではこんなにかかるはずじゃなかったのに、4か月もかかった。いまでこそカズさん(三浦知良)やヤットさん(遠藤保仁)みたいに長く現役を続けている方もいますが、選手寿命は平均的に短い。例えば、35歳までどれだけ100パーセントできるかと考えたら、メディカルスタッフとの関係はとても大事。だけど、トゥールーズとは合わなかった」

 2019-20シーズンはその足首の怪我に悩まされ、1試合しかも45分しかプレーできなかった。

「『骨と靭帯には異常がないからプレーしろ』と言われたけど、痛みがあった。『日本で診察したい』と言ったら始めは『ノー』と言われた。何とか了解を得て、日本で診てもらったら、違う診断だった。詳しくは言えないですけど、それをクラブに伝えたときの返答にも違和感を持った」

 その後、日本で治療したいと訴えたところ、許可が下りなかったという。

「治るというイメージが見えなかった。トンネルの出口が見えない感じ。トゥールーズのことを悪く言うわけではないですけど、実質的に診断ミスみたいな感じだったので……」

「自分のことを一番に考えてくれていない」

 そう感じたことが、退団を決意したいちばんの決め手となった。

 欧州内での移籍も視野に入れ、他のクラブでプレーしたことがある選手に連絡して情報を集めたが、「移籍したところで、そこのメディカルスタッフが良いかどうかはわからなかった。完治するまで待つという選択肢もあったけど、それまでの時間が無駄だと思った」

 さらに、リーグ・アンには3か月プレーしていないと給料が支払われないという規定があったという。

「僕も家族がいるので、いつ復帰できるかわからないなかで、無給というのは正直厳しかったですね」

 こうして、日本へ復帰することを決断した昌子。コンディションが気掛かりだが、横浜F・マリノスとの開幕戦については、「まだ1週間あるし、プロである以上そこを目指してやっている」とし、出場に含みを持たせた。

 フランスでの経験を経た日本代表DFが、久々のJの舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。大いに注目だ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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