サッカーダイジェスト 広島戦寸評
サッカーダイジェストによる広島戦の寸評である。
0-3という大敗のわりには、厳しくはない採点となっておる。
やはり、内容を考慮すれば、ということなのであろうか。
先制点さえ奪えておればと悔やまざるを得ないところ。
そしてこちらの寸評でも荒木遼太郎が高評価を得ておる。
「スキルフルで、小気味のいいプレイで、攻撃を活性化した」という寸評がなされておる。
観る者を魅了する荒木のプレイは、この試合の光明と言えよう。
また、永戸と和泉にも良い評価が与えられた。
永戸には、「左サイドを積極的に駆け上がり、幾度となく鋭いクロスを供給。特徴は垣間見せていただけに、あとはゴールがほしい」と評されており、アシストまでもう一歩と言ったところか。
和泉はファン・アラーノのシュートのこぼれ球を決めておればヒーローであった。
2試合連続ポストに嫌われており、チャンスには絡むアタッカーであることがよく分かった。
次戦には結果を出してくれよう。
楽しみにしておる。

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【J1採点&寸評】広島3-0鹿島|3発快勝の立役者は広島の新10番!鹿島は高卒ルーキーが孤軍奮闘!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月24日
鹿島――チャンスは作るも仕留めきれずに“もろさ”露呈

【警告】広島=なし 鹿島=広瀬(31分)、関川(77分)、町田(84分)
【退場】広島=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】森島 司(広島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
チャンスは作っている。だが、公式戦3試合連続ノーゴールの現実は非常に重い。相手のハイプレスやカウンターに対して“もろさ”を露呈してしまうのも気がかりな点だろう。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
ボックス内からの強烈なシュートを止めるなど、“らしさ”は見せたものの、3失点を食らい厳しい表情のまま。
DF
22 広瀬陸斗 5(HT OUT)
消極的なプレーに終始した印象だ。前線に人数を増やす狙いと、31分に警告を受けていたこともあってハーフタイムを挟んで交代。
33 関川郁万 5.5
プロ2年目の大型CBにとって今季開幕戦が念願のJリーグデビューだった。気合十分も望む結果を得られず、憮然。
28 町田浩樹 5.5
セットプレー時の守備では懸命に声を出し、リーダーシップを発揮。カウンター対応に一歩出遅れ、84分に警告を受けてしまった。
14 永戸勝也 6
左サイドを積極的に駆け上がり、幾度となく鋭いクロスを供給。特徴は垣間見せていただけに、あとはゴールがほしい。
MF
20 三竿健斗 5
自陣からのビルドアップのところで失点の要因となる不用意なミス。挽回しようと必死のプレーを続けたが……。
4 レオ・シルバ 5.5(66分OUT)
人数をかけてブロックを形成する相手守備をなんとかこじ開けようとするも、なかなか糸口が見出だせずにいた。
鹿島――両助っ人は決定的な仕事をできず

鹿島はチャンスこそ数多く作ったものの決め切れず。土居も存在感を示せず。写真:滝川敏之
MF
7 ファン・アラーノ 5
ボールロストが目立ち、ブレーキになっている。立ち上がり早々のビッグチャンスが決まっていれば……。
11 和泉竜司 6
味方のシュートの跳ね返りに、身体を投げ出しながら左足を伸ばしたが、左ポストに阻まれる。前半は左サイドハーフ、後半は右サイドバックを務めた。
FW
9 エヴェラウド 5.5
19分、やや遠目のFKだったが、味方がひと工夫入れたあと、果敢に狙ったものの、ゴールネットを揺らせず。
8 土居聖真 5.5(60分OUT)
思いきってシュートを狙うシーンもあったが、全体的にボールに絡む回数が少なく、消えている時間が多かった。
交代出場
FW
36 上田綺世 5.5(HT IN)
攻撃に有効なスペースを見つけられず、苦慮。終了間際、ゴール前でのこぼれ球にいち早く反応したが、相手に当たって得点に至らなかった。
MF
26 荒木遼太郎 6.5(60分IN)
期待の高卒ルーキーが開幕戦に早くも登場。スキルフルで、小気味のいいプレーで、攻撃を活性化した。
MF
30 名古新太郎 5.5(66分IN)
自陣でボールを奪われ、3失点目を献上。一方、終了間際に得意のドリブルで右サイドを深く進入し、チャンスを作り出した。
監督
ザーゴ 5
新戦術の下、チームを構築している段階だ。“我慢の時”が続くとはいえ、結果が伴わないと、批判の矢面に立たされるのは必至。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
0-3という大敗のわりには、厳しくはない採点となっておる。
やはり、内容を考慮すれば、ということなのであろうか。
先制点さえ奪えておればと悔やまざるを得ないところ。
そしてこちらの寸評でも荒木遼太郎が高評価を得ておる。
「スキルフルで、小気味のいいプレイで、攻撃を活性化した」という寸評がなされておる。
観る者を魅了する荒木のプレイは、この試合の光明と言えよう。
また、永戸と和泉にも良い評価が与えられた。
永戸には、「左サイドを積極的に駆け上がり、幾度となく鋭いクロスを供給。特徴は垣間見せていただけに、あとはゴールがほしい」と評されており、アシストまでもう一歩と言ったところか。
和泉はファン・アラーノのシュートのこぼれ球を決めておればヒーローであった。
2試合連続ポストに嫌われており、チャンスには絡むアタッカーであることがよく分かった。
次戦には結果を出してくれよう。
楽しみにしておる。

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【J1採点&寸評】広島3-0鹿島|3発快勝の立役者は広島の新10番!鹿島は高卒ルーキーが孤軍奮闘!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月24日
鹿島――チャンスは作るも仕留めきれずに“もろさ”露呈

【警告】広島=なし 鹿島=広瀬(31分)、関川(77分)、町田(84分)
【退場】広島=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】森島 司(広島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
チャンスは作っている。だが、公式戦3試合連続ノーゴールの現実は非常に重い。相手のハイプレスやカウンターに対して“もろさ”を露呈してしまうのも気がかりな点だろう。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
ボックス内からの強烈なシュートを止めるなど、“らしさ”は見せたものの、3失点を食らい厳しい表情のまま。
DF
22 広瀬陸斗 5(HT OUT)
消極的なプレーに終始した印象だ。前線に人数を増やす狙いと、31分に警告を受けていたこともあってハーフタイムを挟んで交代。
33 関川郁万 5.5
プロ2年目の大型CBにとって今季開幕戦が念願のJリーグデビューだった。気合十分も望む結果を得られず、憮然。
28 町田浩樹 5.5
セットプレー時の守備では懸命に声を出し、リーダーシップを発揮。カウンター対応に一歩出遅れ、84分に警告を受けてしまった。
14 永戸勝也 6
左サイドを積極的に駆け上がり、幾度となく鋭いクロスを供給。特徴は垣間見せていただけに、あとはゴールがほしい。
MF
20 三竿健斗 5
自陣からのビルドアップのところで失点の要因となる不用意なミス。挽回しようと必死のプレーを続けたが……。
4 レオ・シルバ 5.5(66分OUT)
人数をかけてブロックを形成する相手守備をなんとかこじ開けようとするも、なかなか糸口が見出だせずにいた。
鹿島――両助っ人は決定的な仕事をできず

鹿島はチャンスこそ数多く作ったものの決め切れず。土居も存在感を示せず。写真:滝川敏之
MF
7 ファン・アラーノ 5
ボールロストが目立ち、ブレーキになっている。立ち上がり早々のビッグチャンスが決まっていれば……。
11 和泉竜司 6
味方のシュートの跳ね返りに、身体を投げ出しながら左足を伸ばしたが、左ポストに阻まれる。前半は左サイドハーフ、後半は右サイドバックを務めた。
FW
9 エヴェラウド 5.5
19分、やや遠目のFKだったが、味方がひと工夫入れたあと、果敢に狙ったものの、ゴールネットを揺らせず。
8 土居聖真 5.5(60分OUT)
思いきってシュートを狙うシーンもあったが、全体的にボールに絡む回数が少なく、消えている時間が多かった。
交代出場
FW
36 上田綺世 5.5(HT IN)
攻撃に有効なスペースを見つけられず、苦慮。終了間際、ゴール前でのこぼれ球にいち早く反応したが、相手に当たって得点に至らなかった。
MF
26 荒木遼太郎 6.5(60分IN)
期待の高卒ルーキーが開幕戦に早くも登場。スキルフルで、小気味のいいプレーで、攻撃を活性化した。
MF
30 名古新太郎 5.5(66分IN)
自陣でボールを奪われ、3失点目を献上。一方、終了間際に得意のドリブルで右サイドを深く進入し、チャンスを作り出した。
監督
ザーゴ 5
新戦術の下、チームを構築している段階だ。“我慢の時”が続くとはいえ、結果が伴わないと、批判の矢面に立たされるのは必至。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
報知新聞 広島戦寸評
報知新聞による広島戦の寸評である。
0-3の敗戦に辛い採点が並ぶ。
その中で荒木遼太郎にだけ高評価が与えられておる。
「MF荒木遼太郎【6・0】後半15分IN。内田篤人以来の高卒1年目で開幕戦デビュー。トラップからのシュートに非凡さ」。
3人に囲まれながらもCKを取り切る技術はまさに天賦の才、どこまで伸びていくのか楽しみとして言いようがない。
これから多くの出場機会を与えられて行くであろう。
また、聖真と和泉、永戸にもまずまずの採点が付けられておる。
永戸の左足に「郵便クロス」とは言い得て妙でろう。
そして、和泉への寸評「土居とのかけ合わせが脅威になる予感が漂う」と今後この二人のコンビネーションに期待が懸かる。
ショウ&リュウと呼ばれる日も近かろう。
楽しみである。

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【鹿島】採点&寸評 開幕黒星スタートも新戦術の形は見えた
2020年2月24日 9時22分スポーツ報知

鹿島の布陣
◆明治安田生命J1リーグ▽第1節 広島3―0鹿島(23日・エディオンスタジアム)
鹿島は広島に0―3で敗れ、開幕は黒星スタートとなった。ザーゴ新監督の船出は厳しい結果になったが、新戦術の形は見えた。
採点と寸評は以下の通り。
ザーゴ監督【5・5】監督らしい監督。采配らしい采配。敗戦の中に期待を感じさせた。
GKクォン・スンテ【5・0】自責点なし。得意ではないはずのつなぎにも積極的に参加する姿は美しくすらある
DF広瀬陸斗【4・5】戦術を意識するのは良いが、もっと自分を出してほしい。新しいチーム、戦術なのだから遠慮は無用
DF関川郁万【5・0】バタバタ、ジタバタが宿命のポジション。冷静な顔して水面下で足掻くことは美徳だが、バシャバシャしなければ務まらない
DF町田浩樹【5・0】石川五ェ門ばりの2人切りとロングスルーパス。ザーゴサッカーの適性ありも、守備でより多くのことができないと
DF永戸勝也【5・5】必ず味方へ。郵便クロスと名づけられる日も近い。
MFレオシルバ【4・5】ザーゴサッカーをしていたのは序盤だけ。すぐに昔に戻ってしまい、ノッキング
MF三竿健斗【4・5】
きっと得意ではないことばかりだが、その目にやらなければいけないことは見えている
MFファンアラーノ【4・5】能力的にか、状況的にか。ボールを受けられない。ボールを持ってからは面白いが、なかなかそこまで行きつかない。
MF和泉竜司【5・5】土居とのかけ合わせが脅威になる予感が漂う。
MF荒木遼太郎【6・0】後半15分IN。内田篤人以来の高卒1年目で開幕戦デビュー。トラップからのシュートに非凡さ。
MF名古新太郎【4・5】後半21分IN。痛恨の3失点目につながる判断ミス。
FWエベラウド【4・5】強さと献身性があるのはわかった。求められているのはその先。
FW土居聖真【5・5】下がってゲームメークに参加。本来の形ではないが、仕方ないのか。それとも拙策か。
FW上田綺世【5・0】後半1分IN。何度も送られたチャントに応えられず。決定機1本。元祖は仕留めていた。
0-3の敗戦に辛い採点が並ぶ。
その中で荒木遼太郎にだけ高評価が与えられておる。
「MF荒木遼太郎【6・0】後半15分IN。内田篤人以来の高卒1年目で開幕戦デビュー。トラップからのシュートに非凡さ」。
3人に囲まれながらもCKを取り切る技術はまさに天賦の才、どこまで伸びていくのか楽しみとして言いようがない。
これから多くの出場機会を与えられて行くであろう。
また、聖真と和泉、永戸にもまずまずの採点が付けられておる。
永戸の左足に「郵便クロス」とは言い得て妙でろう。
そして、和泉への寸評「土居とのかけ合わせが脅威になる予感が漂う」と今後この二人のコンビネーションに期待が懸かる。
ショウ&リュウと呼ばれる日も近かろう。
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【鹿島】採点&寸評 開幕黒星スタートも新戦術の形は見えた
2020年2月24日 9時22分スポーツ報知

鹿島の布陣
◆明治安田生命J1リーグ▽第1節 広島3―0鹿島(23日・エディオンスタジアム)
鹿島は広島に0―3で敗れ、開幕は黒星スタートとなった。ザーゴ新監督の船出は厳しい結果になったが、新戦術の形は見えた。
採点と寸評は以下の通り。
ザーゴ監督【5・5】監督らしい監督。采配らしい采配。敗戦の中に期待を感じさせた。
GKクォン・スンテ【5・0】自責点なし。得意ではないはずのつなぎにも積極的に参加する姿は美しくすらある
DF広瀬陸斗【4・5】戦術を意識するのは良いが、もっと自分を出してほしい。新しいチーム、戦術なのだから遠慮は無用
DF関川郁万【5・0】バタバタ、ジタバタが宿命のポジション。冷静な顔して水面下で足掻くことは美徳だが、バシャバシャしなければ務まらない
DF町田浩樹【5・0】石川五ェ門ばりの2人切りとロングスルーパス。ザーゴサッカーの適性ありも、守備でより多くのことができないと
DF永戸勝也【5・5】必ず味方へ。郵便クロスと名づけられる日も近い。
MFレオシルバ【4・5】ザーゴサッカーをしていたのは序盤だけ。すぐに昔に戻ってしまい、ノッキング
MF三竿健斗【4・5】
きっと得意ではないことばかりだが、その目にやらなければいけないことは見えている
MFファンアラーノ【4・5】能力的にか、状況的にか。ボールを受けられない。ボールを持ってからは面白いが、なかなかそこまで行きつかない。
MF和泉竜司【5・5】土居とのかけ合わせが脅威になる予感が漂う。
MF荒木遼太郎【6・0】後半15分IN。内田篤人以来の高卒1年目で開幕戦デビュー。トラップからのシュートに非凡さ。
MF名古新太郎【4・5】後半21分IN。痛恨の3失点目につながる判断ミス。
FWエベラウド【4・5】強さと献身性があるのはわかった。求められているのはその先。
FW土居聖真【5・5】下がってゲームメークに参加。本来の形ではないが、仕方ないのか。それとも拙策か。
FW上田綺世【5・0】後半1分IN。何度も送られたチャントに応えられず。決定機1本。元祖は仕留めていた。
本山雅志、現役続行
現役続行の意思を表明した本山雅志である。
昨季末に北九州を契約満了にて退団しており無所属となっているが、「今年はやらないけど、来年やれるならやりたい」と語り、来季のプレイを望んでおるとのこと。
これは素晴らしい。
こういう意思こそが大事である。
来年は元気な姿が見られるのではなかろうか。
楽しみに待っておる。

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今季無所属の本山雅志が現役続行の意思「来年やれるなら」J以外でも
2020/2/23 20:57 (2020/2/23 20:59 更新)
昨季北九州との契約が満了となった元日本代表MF本山雅志(40)が現役続行の意思を表明した。
23日の古巣北九州-福岡戦のテレビ中継でゲスト解説を務めた後に取材に応じ「今年はやらないけど、来年やれるならやりたい」と話した。
23日も朝から北九州市内で走り込むなどトレーニングは続けており「カテゴリーは問わない」とJリーグ以外でのプレーも選択肢に入れていることを明かした。
昨季末に北九州を契約満了にて退団しており無所属となっているが、「今年はやらないけど、来年やれるならやりたい」と語り、来季のプレイを望んでおるとのこと。
これは素晴らしい。
こういう意思こそが大事である。
来年は元気な姿が見られるのではなかろうか。
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今季無所属の本山雅志が現役続行の意思「来年やれるなら」J以外でも
2020/2/23 20:57 (2020/2/23 20:59 更新)
昨季北九州との契約が満了となった元日本代表MF本山雅志(40)が現役続行の意思を表明した。
23日の古巣北九州-福岡戦のテレビ中継でゲスト解説を務めた後に取材に応じ「今年はやらないけど、来年やれるならやりたい」と話した。
23日も朝から北九州市内で走り込むなどトレーニングは続けており「カテゴリーは問わない」とJリーグ以外でのプレーも選択肢に入れていることを明かした。
広島戦コメント・報道
試合内容は悪くないが結果的に敗戦を喫する。
アウトゥオリの時もジョルジーニョの時にも経験した感覚である。
歴史は繰り返すというが、まったく同様で人間とはそういう生き物なのだなと思うところ。
上記の二人は最終的に良いチームを作り上げてくれたことでも記憶に残る。
ここはザーゴ監督が求めるサッカー像を信じて続けることこそ肝要である。
また、選手のコメントに目を向けると、和泉が「結果に対し、もっと自分たちに厳しい目を持ってやるべき。この結果を受け入れて、自分たちで、全員で前を向いてやっていくしかない。次に生かさなければいけない」と厳しく語っておることに注視したい。
ここまで左サイドの絶対的存在として起用されてきたが、イエローカードの危険性あって後半からは右SBとしてプレイした。
攻撃にも絡み、これからのオプションとして幾度か見られるやもしれぬ。
これも和泉のサッカーセンスのなせるワザ。
上記のコメントセンスから、和泉が重用されておることの理由がよく分かる。
ルヴァン杯・名古屋戦、この広島戦と、パスとを叩くシュートを放っており、決まっておれば2連勝しておったことであろう。
それも含めてサッカー。
次は決めきって貰おうではないか。
期待しておる。

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2020明治安田生命J1リーグ 第1節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
立ち上がりは非常によくて、ゲームをコントロールしてこの試合の中で一番決定的な場面をつくった。だが、それを決めきることができなかった。途中からパスミスを繰り返し、自分たちのリズムを失い、個人のミスから1失点目を喫してしまった。そして相手の狙い通りの形で、残念ながら2失点目を喫した。それでも選手たちはやるべきことを忠実にやろうとしてくれたし、チャンスもつくれた。後半に入ってから、再び攻守で分断された内容になり、3失点目を喫してしまった。チームをつくっていくうえでやって欲しくないことをやってしまったが、これは徹底して練習で取り組むしかない。開幕戦なので勝ちたかったが、また集中して取り組んでいきたい。
Q.後半開始から広瀬選手と上田選手を交代した意図は?
A.イエローカードがすでに出され、二枚目をもらう危険性があるポジションなので、交代せざるを得なかった。そして、前半は右からの攻撃が足りなかったので、特に荒木が入ってから右サイドを活性化することが出来て、狙い通りの形ができたのではないか。
Q.「チームとしてやって欲しくないことをやってしまった」と言ったが、具体的にはどのようなことなのか?
A.ピッチのゾーンによって、やってはいけないミスというものがある。1失点目と3失点目は、自分たちでボールをコントロールしながら、判断ミス、動作ミスということがあって、失点してしまった。やってはいけないところが開幕戦で出たので、これからみんなで修正していきたい。
【三竿 健斗】
1点目は、自分のミスから失点した。自分に責任がある。ただ、そこまでの流れは、準備してきたことが出せていた。そのいい流れの時にミスをしてしまうと、流れが変わってしまう。そこは反省しなければいけない。ミスしたから、今後それを恐れることは成長がないと思う。これからもミスを恐れずにプレーしていく。
【和泉 竜司】
試合開始直後に得点を決めるチャンスがあった。試合の入りとしては悪くなかった。そのチャンスを決めることができていれば、また展開は変わっていた。個人的には、背後を狙った動きをしてボールを引き出すことができていたが、そのあとのクオリティをもっと上げていかなければいけない。反省すべき点は多くある。この試合を次に活かしていきたい。
【土居 聖真】
1失点目をするまでは、監督の求めているサッカーが体現できていた。今までで一番やりやすく感じた。相手の守備にはまってしまうこともなかった。プレーをしている中で手ごたえを感じることができた。だが、3失点中、2失点が同じような形でやられてしまっている。もったいないゲームをしてしまった。
【関川 郁万】
自分たちのミスから失点する場面が多かった。そのミスをカバーすることができなかった。相手のプレスを受けやすい状況を作ってしまった。ただ、そこで、パス1本でプレスをかわすことができれば、もっと楽に進めることができたと思う。
【名古 新太郎】
前半で2失点してしまっていたが、1点取ることができれば流れは変わってくると思っていたので、そこを意識して試合に入った。3失点目に絡んでしまったので、個人として、そこは反省しなければいけない。チームとしては、1点も取れなかったということが課題だと感じている。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2020年2月23日(日)14:03KO
エディオンスタジアム広島
[ ザーゴ監督 ]
立ち上がりは非常によく、ゲームをコントロールしました。多分、この試合の中で一番決定的な場面を作りながら、それを決めることができませんでした。それでも、ゲームをコントロールしていたのですが、自分たちのパスミスからコントロールを失い、個人のミスで1失点目を喫しました。2失点目は、今週、この試合においての準備を進め、相手が狙ってくることを注意していたのですが、残念ながらそういう場面に出くわしてしまいました。でも、選手はやるべきことを忠実に徹していたと思います。後半になってからは攻めるチームと守るチームという分断された内容になり、また個人の判断ミスから3失点目をしました。チームを作る上でいくつかやってほしくないことがあるのですが、それをやってしまいました。これは練習を徹底して取り組むしかないと思いますし、開幕戦なので勝って終わりたかったですけど、次に向かって集中して取り組んでいければと思います。
--ハーフタイムで広瀬 陸斗選手を上田 綺世選手と交代させました。その意図を教えてください。
1つは、イエローカードをもらっていたからです。2枚目をもらう危険性のあるポジションだったので交代せざるを得ませんでした。あとは、右からの攻撃が前半は足りなかったので、特に荒木(遼太郎)選手が入ってから右サイドを活性化させることができました。狙いどおりの形というのができたのではないかと思います。
--やってはいけないことをやってしまった、というのは具体的にどういうことでしょうか?
単純にピッチのゾーンによってやってはいけないミスがあります。1失点目も3失点目も自分たちでボールをコントロールしながら、判断ミス、動作ミスがあって失点につながりました。やってはいけないことが開幕戦で出たので、みんなで修正していければと思います。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2020年2月23日(日)14:03KO
エディオンスタジアム広島
MF 20
三竿 健斗
Kento MISAO
1点目は自分のミスなので、そこは自分に責任があると思います。そこまでの流れというのは準備してきたものができたと思いますし、その良い流れのときにああやってミスをしてしまうと、流れは変わってしまう。そこは反省するところですけど、これからまたその場所で受けないとか、隠れたりすると自分自身も先はないと思う。今回ミスをしてその失点が先制点となって負けましたけど、この先自分はそこでまたミスを恐れずやっていくつもりです。いまはどんどんミスをして、それをいかに成長につなげるかが大事だと思っている。
結果がなかなか出ない中で、いろんなことを考えることもありますけど、自分たちがやっていることは間違ってないと思う。練習でやっていることをいろいろトライして、勝てるまで続けるというのが、いまは大事だと思います。下を向く必要はないと思うし、次もミスを恐れずやっていきたいと思います。
「チャンスも多くありながら…」公式戦いまだ無得点で3連敗の鹿島、ザーゴ新監督も“自滅”に嘆き節
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月23日
「急に自分たちからミスをして、リズムを失ってしまった」

戦況を見守るザーゴ監督(右)。鹿島はいまだ公式戦で勝利という結果を掴み切れないでいる。写真:滝川敏之
公式戦3連敗となってしまった鹿島。とりわけ、ゴールが遠い状況に新指揮官も表情を曇らせた。
J1リーグのサンフレッチェ広島対鹿島アントラーズが2月23日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、鹿島は0-3の完敗を喫し、リーグ戦黒星発進となった。
フラッシュインタビューに応えたザーゴ監督は、「立ち上がりの15分、20分は自分たちの得点チャンスも多くありながら、それを決められずにいて、ゲームコントロールをしていたんですが、急に自分たちからミスをして、リズムを失ってしまった」と序盤の良い流れで得点を奪い切れなかったことを悔やんだ。指揮官がそう嘆いた通り、前半立ち上がりこそ、ファン・アラーノと和泉竜司の続けざまのポスト直撃のシュートなど、チャンスを量産した鹿島だったが、20分に自陣ペナルティエリア手前で三竿健斗がボールを奪われると、そのままショートカウンターからドウグラス・ヴィエイラに先制点を許してしまった。
さらに、「2失点目も相手がああいう形でカウンターをしてくるとわかっていた」にもかかわらず、まんまと相手の術中にハマり、敵陣からのロングカウンターで右サイドを崩され、最後はレアンドロ・ペレイラに押し込まれる苦しい展開に。前半で2点のビハインドを負う形となってしまった。
鹿島は後半になって勢いを盛り返し、優位な流れでゲームを運んだものの決め切れず、84分にはまたも自陣でのボール逸から、森島司にダメ押し弾を奪われ万事休した。この“自滅”的な状況を指揮官は「後半、1チームは守備をやって、もう1チームは攻撃をしていたのですが、またチャンスはありながら決め切れずに、自分たちのミスから相手に得点をプレゼントしてしまった」と表現。「まだチームを構築している段階なので、やむを得ない部分もあるが、決めるべきところで決めないと、自分たちで代償を支払うことになってしまう」と、煮え切らない展開を嘆いた。
ACLプレーオフのメルボルン・ビクトリー戦、ルヴァンカップ・名古屋戦に続き、公式戦3連敗となってしまった鹿島。次節は2月28日に、ホームでの神戸戦となる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【鹿島】危機感を強める和泉竜司「もっと自分たちに厳しい目を」
2020-02-23
サッカーマガジン編集部
2月23日の明治安田生命J1リーグ開幕戦で、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島に0-3で完封負け。序盤の決定機を決められなかったMF和泉竜司は危機感を強め、早期の立て直しに向けて懸命に前を向いた。

上写真=和泉はポジションを変えながらフル出場で奮闘するも、勝利にはつながらなかった(写真◎J.LEAGUE)
■2020年2月23日 明治安田生命J1リーグ第1節
広島 3-0 鹿島
得点者:(広)ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラ、森島司
両チームの明暗を分けたプレー
スコアだけを見ればサンフレッチェ広島の快勝だが、前半半ばまでは鹿島アントラーズが主導権を握り、立ち上がりにビッグチャンスもつかんでいた。2分、FWエヴェラウドからのパスを受けたMFファン・アラーノが右サイドからシュートを放ったが、右ポストへ。はね返りをMF和泉竜司が左足で合わせたが、今度は左ポストに当たって決められなかった。
「最初にチャンスがあったので…。あれを決めていれば展開は違っていた」
決定機を逃した和泉は、そう振り返る。広島MF青山敏弘も「あれが結果的に入らなかったので、こういう展開になった。入っていたら、やられてもおかしくなかった」と語った通り、両チームの明暗を分けたプレーになった。
その後に鹿島は20分と25分に失点した。「試合の入りは悪くなかったと思う。失点は痛かったですが、チームとして切り替えて、先に失点しようが、先制しようが、自分たちのやることを変えず、落ち着いてプレーしようと話していた。でも、その中で追加点を取られて苦しい展開になった」と和泉。後半開始からDF広瀬陸斗に代わってFW上田綺世が投入されたのに伴い、中盤の左サイドから右SBへ移り、精力的な上下動で流れを変えようとしたものの、実らなかった。
これで鹿島は今季公式戦3連敗、依然として無得点と、厳しい状況が続いている。まだシーズン序盤とはいえ、和泉のコメントには強い危機感が感じられた。
「監督も選手も代わって、簡単じゃないことは、みんな分かっている。うまくいかなくても、しっかり試合を通じて良くなっていかなければいけない。その中で、負けていい試合は一つもない。こういう内容も良くしなければいけないし、結果も、このチームは常に求められている。そこをないがしろにはできない」
さらに、自身も含めてチームのやるべきことに目を向けて、こう続けた。
「結果に対し、もっと自分たちに厳しい目を持ってやるべき。この結果を受け入れて、自分たちで、全員で前を向いてやっていくしかない。次に生かさなければいけない」
次の公式戦は2月28日、J1第2節のヴィッセル神戸戦。苦境が続く鹿島は、浮上のきっかけをつかめるだろうか。
文◎石倉利英 写真◎J.LEAGUE
鹿島は広島に敗れて今季公式戦3連敗、いまだ無得点(写真◎J.LEAGUE)



鹿島荒木、内田篤人以来の高卒ルーキー開幕出場
[2020年2月23日16時8分]
<明治安田生命J1:広島3-0鹿島>◇第1節◇23日◇Eスタ
東福岡から鹿島アントラーズに加入したルーキーMF荒木遼太郎(18)がリーグ戦デビューを果たした。
高卒ルーキーがリーグ開幕戦に出場するのは、鹿島では06年のDF内田篤人(31)以来14年ぶり。
MF土居に代わって後半15分から出場。直後の16分には、FW上田と相手からでボールを奪うと、右クロスを上げてチャンスメークした。37分にはDF関川のパスを受けてドリブルで持ち上がり、シュートも放った。
しかしチームは0-3と大敗し、自身も得点につながる動きはできず。初勝利はお預けとなった。
鹿島3失点3連敗、クラブ史上初の最下位スタート
[2020年2月23日21時33分]

鹿島ザーゴ監督

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン(共同)
<明治安田生命J1:広島3-0鹿島>◇第1節◇23日◇Eスタ
鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島との開幕戦に0-3で敗れた。今季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、ルヴァン杯も含め、公式戦3連敗と散々のスタート。
ザーゴ新監督と11人の新加入選手で、新たに船出した常勝鹿島が、生みの苦しみに直面している。
◇ ◇ ◇
常勝軍団が3戦連続完封負けと苦しんでいる。広島に0-3で大敗し、クラブ史上初めて、リーグ最下位からのスタートを切った。過密日程による準備期間の不足など考慮すべき事情はあるが、結果という現実を突きつけられている。
“らしくない”ミスが目立った。1失点目はMF三竿が、3失点目は途中出場のMF名古が奪われたところからカウンターで食らった。どんなに劣勢でも、一瞬の隙を突いて1-0で勝ちきるのが“常勝鹿島”だったはず。今季就任したザーゴ監督は「ゾーンによってしてはいけないミスがある。1点目と3点目は、自分たちでコントロールしながらの判断ミス、動作ミス」と厳しく追及した。
不運もあった。前半3分にMFファン・アラーノが狙ったシュートは、右ポストに当たって跳ね返った。こぼれてきたところをMF和泉が狙ったが、今度は左ポストに阻まれた。勢いをもって試合に入ることはできたが、あと数センチの精度が足りなかった。
攻撃の組み立ては、徐々に形になりつつある。ボール保持率を上げ優位に立ち、失ったら連動したプレスで、高い位置で奪い返す。チームの方向性は見えているだけに、MF三竿は「やっていることは間違っていない」と唇をかんだ。
一方で、今季名古屋から加入したMF和泉は「結果という部分には、もっと厳しい目をもってやるべき」とも言った。すぐに結果が出るものでもないが、既にリーグが開幕したことも、忘れてはいけない。【杉山理紗】
鹿島、今季公式戦で無得点3連敗

広島-鹿島 後半、シュートを阻まれる鹿島・和泉(左)=Eスタ
明治安田J1第1節最終日(23日、広島3-0鹿島、Eスタ)鹿島は昨季2シーズンぶりに無冠に終わり、タイトル奪回を期したはずが、0-3とまさかの完敗スタート。ザーゴ監督は「自分たちでボールコントロールしながら、やってはいけないミスが出た」。前半20分に自陣でボールを奪われて失点。後半もパスカットされてカウンターを食らい、駄目押し点を奪われた。今季公式戦は無得点で3連敗となった。

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=Eスタ
鹿島 荒木初陣飾れず 高卒新人14年ぶり出場も
[ 2020年2月24日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島0―3広島 ( 2020年2月23日 Eスタ )

<鹿島・広島>開幕戦に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
MF荒木がクラブの高卒新人としてはDF内田以来、14年ぶりとなる開幕戦でのリーグデビューを果たした。後半15分から右サイドハーフに入り、直後に強烈なシュートを放つなど存在感は光ったが、結果には結びつかず。「決め切るところで決め切れず悔しい」と肩を落とした。チームはシュート数で相手を上回ったものの、最後までネットを揺らせず黒星発進。これで公式戦3連敗となったが主将のMF三竿は「結果が出ないからといってやり方を変えては次がない。ミスを恐れずにやっていきたい」と前を向いた。
【鹿島】ミスミス3失点大敗…土居、黒星スタートに「もがく」
2020年2月24日 6時5分スポーツ報知

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
◆明治安田生命J1リーグ第1節 広島3―0鹿島(23日・Eスタ)
新生・鹿島が広島に大敗し、黒星スタートとなった。3失点中、単純なミスから2失点。序盤の決定機で連続して2度ポストに当てるなど、攻撃陣も振るわなかった。ACLプレーオフ、ルヴァン杯と今季公式戦3連敗。ザーゴ監督は「(失点場面で)チームをつくる上でやってほしくはないことをやってしまった。開幕戦なので勝って終わりたかった」と振り返った。
今季から指揮を執る同監督はDFラインから攻撃を組み立て、守備では前線から奪いにいくサッカーを標ぼう。型にはめることが増えた。個人の判断を強みとし、多くのタイトルを重ねてきた鹿島だが、近年は度重なる選手の海外流出で維持できなくなっていた。より組織的に、自動的に。敵味方問わず「鹿島っぽくない」と聞こえるが、FW土居は「もがく」と腹をくくった。
アウトゥオリの時もジョルジーニョの時にも経験した感覚である。
歴史は繰り返すというが、まったく同様で人間とはそういう生き物なのだなと思うところ。
上記の二人は最終的に良いチームを作り上げてくれたことでも記憶に残る。
ここはザーゴ監督が求めるサッカー像を信じて続けることこそ肝要である。
また、選手のコメントに目を向けると、和泉が「結果に対し、もっと自分たちに厳しい目を持ってやるべき。この結果を受け入れて、自分たちで、全員で前を向いてやっていくしかない。次に生かさなければいけない」と厳しく語っておることに注視したい。
ここまで左サイドの絶対的存在として起用されてきたが、イエローカードの危険性あって後半からは右SBとしてプレイした。
攻撃にも絡み、これからのオプションとして幾度か見られるやもしれぬ。
これも和泉のサッカーセンスのなせるワザ。
上記のコメントセンスから、和泉が重用されておることの理由がよく分かる。
ルヴァン杯・名古屋戦、この広島戦と、パスとを叩くシュートを放っており、決まっておれば2連勝しておったことであろう。
それも含めてサッカー。
次は決めきって貰おうではないか。
期待しておる。

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鹿島アントラーズ ブログランキングへ
2020明治安田生命J1リーグ 第1節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
立ち上がりは非常によくて、ゲームをコントロールしてこの試合の中で一番決定的な場面をつくった。だが、それを決めきることができなかった。途中からパスミスを繰り返し、自分たちのリズムを失い、個人のミスから1失点目を喫してしまった。そして相手の狙い通りの形で、残念ながら2失点目を喫した。それでも選手たちはやるべきことを忠実にやろうとしてくれたし、チャンスもつくれた。後半に入ってから、再び攻守で分断された内容になり、3失点目を喫してしまった。チームをつくっていくうえでやって欲しくないことをやってしまったが、これは徹底して練習で取り組むしかない。開幕戦なので勝ちたかったが、また集中して取り組んでいきたい。
Q.後半開始から広瀬選手と上田選手を交代した意図は?
A.イエローカードがすでに出され、二枚目をもらう危険性があるポジションなので、交代せざるを得なかった。そして、前半は右からの攻撃が足りなかったので、特に荒木が入ってから右サイドを活性化することが出来て、狙い通りの形ができたのではないか。
Q.「チームとしてやって欲しくないことをやってしまった」と言ったが、具体的にはどのようなことなのか?
A.ピッチのゾーンによって、やってはいけないミスというものがある。1失点目と3失点目は、自分たちでボールをコントロールしながら、判断ミス、動作ミスということがあって、失点してしまった。やってはいけないところが開幕戦で出たので、これからみんなで修正していきたい。
【三竿 健斗】
1点目は、自分のミスから失点した。自分に責任がある。ただ、そこまでの流れは、準備してきたことが出せていた。そのいい流れの時にミスをしてしまうと、流れが変わってしまう。そこは反省しなければいけない。ミスしたから、今後それを恐れることは成長がないと思う。これからもミスを恐れずにプレーしていく。
【和泉 竜司】
試合開始直後に得点を決めるチャンスがあった。試合の入りとしては悪くなかった。そのチャンスを決めることができていれば、また展開は変わっていた。個人的には、背後を狙った動きをしてボールを引き出すことができていたが、そのあとのクオリティをもっと上げていかなければいけない。反省すべき点は多くある。この試合を次に活かしていきたい。
【土居 聖真】
1失点目をするまでは、監督の求めているサッカーが体現できていた。今までで一番やりやすく感じた。相手の守備にはまってしまうこともなかった。プレーをしている中で手ごたえを感じることができた。だが、3失点中、2失点が同じような形でやられてしまっている。もったいないゲームをしてしまった。
【関川 郁万】
自分たちのミスから失点する場面が多かった。そのミスをカバーすることができなかった。相手のプレスを受けやすい状況を作ってしまった。ただ、そこで、パス1本でプレスをかわすことができれば、もっと楽に進めることができたと思う。
【名古 新太郎】
前半で2失点してしまっていたが、1点取ることができれば流れは変わってくると思っていたので、そこを意識して試合に入った。3失点目に絡んでしまったので、個人として、そこは反省しなければいけない。チームとしては、1点も取れなかったということが課題だと感じている。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2020年2月23日(日)14:03KO
エディオンスタジアム広島
[ ザーゴ監督 ]
立ち上がりは非常によく、ゲームをコントロールしました。多分、この試合の中で一番決定的な場面を作りながら、それを決めることができませんでした。それでも、ゲームをコントロールしていたのですが、自分たちのパスミスからコントロールを失い、個人のミスで1失点目を喫しました。2失点目は、今週、この試合においての準備を進め、相手が狙ってくることを注意していたのですが、残念ながらそういう場面に出くわしてしまいました。でも、選手はやるべきことを忠実に徹していたと思います。後半になってからは攻めるチームと守るチームという分断された内容になり、また個人の判断ミスから3失点目をしました。チームを作る上でいくつかやってほしくないことがあるのですが、それをやってしまいました。これは練習を徹底して取り組むしかないと思いますし、開幕戦なので勝って終わりたかったですけど、次に向かって集中して取り組んでいければと思います。
--ハーフタイムで広瀬 陸斗選手を上田 綺世選手と交代させました。その意図を教えてください。
1つは、イエローカードをもらっていたからです。2枚目をもらう危険性のあるポジションだったので交代せざるを得ませんでした。あとは、右からの攻撃が前半は足りなかったので、特に荒木(遼太郎)選手が入ってから右サイドを活性化させることができました。狙いどおりの形というのができたのではないかと思います。
--やってはいけないことをやってしまった、というのは具体的にどういうことでしょうか?
単純にピッチのゾーンによってやってはいけないミスがあります。1失点目も3失点目も自分たちでボールをコントロールしながら、判断ミス、動作ミスがあって失点につながりました。やってはいけないことが開幕戦で出たので、みんなで修正していければと思います。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2020年2月23日(日)14:03KO
エディオンスタジアム広島
MF 20
三竿 健斗
Kento MISAO
1点目は自分のミスなので、そこは自分に責任があると思います。そこまでの流れというのは準備してきたものができたと思いますし、その良い流れのときにああやってミスをしてしまうと、流れは変わってしまう。そこは反省するところですけど、これからまたその場所で受けないとか、隠れたりすると自分自身も先はないと思う。今回ミスをしてその失点が先制点となって負けましたけど、この先自分はそこでまたミスを恐れずやっていくつもりです。いまはどんどんミスをして、それをいかに成長につなげるかが大事だと思っている。
結果がなかなか出ない中で、いろんなことを考えることもありますけど、自分たちがやっていることは間違ってないと思う。練習でやっていることをいろいろトライして、勝てるまで続けるというのが、いまは大事だと思います。下を向く必要はないと思うし、次もミスを恐れずやっていきたいと思います。
「チャンスも多くありながら…」公式戦いまだ無得点で3連敗の鹿島、ザーゴ新監督も“自滅”に嘆き節
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年02月23日
「急に自分たちからミスをして、リズムを失ってしまった」

戦況を見守るザーゴ監督(右)。鹿島はいまだ公式戦で勝利という結果を掴み切れないでいる。写真:滝川敏之
公式戦3連敗となってしまった鹿島。とりわけ、ゴールが遠い状況に新指揮官も表情を曇らせた。
J1リーグのサンフレッチェ広島対鹿島アントラーズが2月23日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、鹿島は0-3の完敗を喫し、リーグ戦黒星発進となった。
フラッシュインタビューに応えたザーゴ監督は、「立ち上がりの15分、20分は自分たちの得点チャンスも多くありながら、それを決められずにいて、ゲームコントロールをしていたんですが、急に自分たちからミスをして、リズムを失ってしまった」と序盤の良い流れで得点を奪い切れなかったことを悔やんだ。指揮官がそう嘆いた通り、前半立ち上がりこそ、ファン・アラーノと和泉竜司の続けざまのポスト直撃のシュートなど、チャンスを量産した鹿島だったが、20分に自陣ペナルティエリア手前で三竿健斗がボールを奪われると、そのままショートカウンターからドウグラス・ヴィエイラに先制点を許してしまった。
さらに、「2失点目も相手がああいう形でカウンターをしてくるとわかっていた」にもかかわらず、まんまと相手の術中にハマり、敵陣からのロングカウンターで右サイドを崩され、最後はレアンドロ・ペレイラに押し込まれる苦しい展開に。前半で2点のビハインドを負う形となってしまった。
鹿島は後半になって勢いを盛り返し、優位な流れでゲームを運んだものの決め切れず、84分にはまたも自陣でのボール逸から、森島司にダメ押し弾を奪われ万事休した。この“自滅”的な状況を指揮官は「後半、1チームは守備をやって、もう1チームは攻撃をしていたのですが、またチャンスはありながら決め切れずに、自分たちのミスから相手に得点をプレゼントしてしまった」と表現。「まだチームを構築している段階なので、やむを得ない部分もあるが、決めるべきところで決めないと、自分たちで代償を支払うことになってしまう」と、煮え切らない展開を嘆いた。
ACLプレーオフのメルボルン・ビクトリー戦、ルヴァンカップ・名古屋戦に続き、公式戦3連敗となってしまった鹿島。次節は2月28日に、ホームでの神戸戦となる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【鹿島】危機感を強める和泉竜司「もっと自分たちに厳しい目を」
2020-02-23
サッカーマガジン編集部
2月23日の明治安田生命J1リーグ開幕戦で、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島に0-3で完封負け。序盤の決定機を決められなかったMF和泉竜司は危機感を強め、早期の立て直しに向けて懸命に前を向いた。

上写真=和泉はポジションを変えながらフル出場で奮闘するも、勝利にはつながらなかった(写真◎J.LEAGUE)
■2020年2月23日 明治安田生命J1リーグ第1節
広島 3-0 鹿島
得点者:(広)ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラ、森島司
両チームの明暗を分けたプレー
スコアだけを見ればサンフレッチェ広島の快勝だが、前半半ばまでは鹿島アントラーズが主導権を握り、立ち上がりにビッグチャンスもつかんでいた。2分、FWエヴェラウドからのパスを受けたMFファン・アラーノが右サイドからシュートを放ったが、右ポストへ。はね返りをMF和泉竜司が左足で合わせたが、今度は左ポストに当たって決められなかった。
「最初にチャンスがあったので…。あれを決めていれば展開は違っていた」
決定機を逃した和泉は、そう振り返る。広島MF青山敏弘も「あれが結果的に入らなかったので、こういう展開になった。入っていたら、やられてもおかしくなかった」と語った通り、両チームの明暗を分けたプレーになった。
その後に鹿島は20分と25分に失点した。「試合の入りは悪くなかったと思う。失点は痛かったですが、チームとして切り替えて、先に失点しようが、先制しようが、自分たちのやることを変えず、落ち着いてプレーしようと話していた。でも、その中で追加点を取られて苦しい展開になった」と和泉。後半開始からDF広瀬陸斗に代わってFW上田綺世が投入されたのに伴い、中盤の左サイドから右SBへ移り、精力的な上下動で流れを変えようとしたものの、実らなかった。
これで鹿島は今季公式戦3連敗、依然として無得点と、厳しい状況が続いている。まだシーズン序盤とはいえ、和泉のコメントには強い危機感が感じられた。
「監督も選手も代わって、簡単じゃないことは、みんな分かっている。うまくいかなくても、しっかり試合を通じて良くなっていかなければいけない。その中で、負けていい試合は一つもない。こういう内容も良くしなければいけないし、結果も、このチームは常に求められている。そこをないがしろにはできない」
さらに、自身も含めてチームのやるべきことに目を向けて、こう続けた。
「結果に対し、もっと自分たちに厳しい目を持ってやるべき。この結果を受け入れて、自分たちで、全員で前を向いてやっていくしかない。次に生かさなければいけない」
次の公式戦は2月28日、J1第2節のヴィッセル神戸戦。苦境が続く鹿島は、浮上のきっかけをつかめるだろうか。
文◎石倉利英 写真◎J.LEAGUE
鹿島は広島に敗れて今季公式戦3連敗、いまだ無得点(写真◎J.LEAGUE)



鹿島荒木、内田篤人以来の高卒ルーキー開幕出場
[2020年2月23日16時8分]
<明治安田生命J1:広島3-0鹿島>◇第1節◇23日◇Eスタ
東福岡から鹿島アントラーズに加入したルーキーMF荒木遼太郎(18)がリーグ戦デビューを果たした。
高卒ルーキーがリーグ開幕戦に出場するのは、鹿島では06年のDF内田篤人(31)以来14年ぶり。
MF土居に代わって後半15分から出場。直後の16分には、FW上田と相手からでボールを奪うと、右クロスを上げてチャンスメークした。37分にはDF関川のパスを受けてドリブルで持ち上がり、シュートも放った。
しかしチームは0-3と大敗し、自身も得点につながる動きはできず。初勝利はお預けとなった。
鹿島3失点3連敗、クラブ史上初の最下位スタート
[2020年2月23日21時33分]

鹿島ザーゴ監督

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン(共同)
<明治安田生命J1:広島3-0鹿島>◇第1節◇23日◇Eスタ
鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島との開幕戦に0-3で敗れた。今季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、ルヴァン杯も含め、公式戦3連敗と散々のスタート。
ザーゴ新監督と11人の新加入選手で、新たに船出した常勝鹿島が、生みの苦しみに直面している。
◇ ◇ ◇
常勝軍団が3戦連続完封負けと苦しんでいる。広島に0-3で大敗し、クラブ史上初めて、リーグ最下位からのスタートを切った。過密日程による準備期間の不足など考慮すべき事情はあるが、結果という現実を突きつけられている。
“らしくない”ミスが目立った。1失点目はMF三竿が、3失点目は途中出場のMF名古が奪われたところからカウンターで食らった。どんなに劣勢でも、一瞬の隙を突いて1-0で勝ちきるのが“常勝鹿島”だったはず。今季就任したザーゴ監督は「ゾーンによってしてはいけないミスがある。1点目と3点目は、自分たちでコントロールしながらの判断ミス、動作ミス」と厳しく追及した。
不運もあった。前半3分にMFファン・アラーノが狙ったシュートは、右ポストに当たって跳ね返った。こぼれてきたところをMF和泉が狙ったが、今度は左ポストに阻まれた。勢いをもって試合に入ることはできたが、あと数センチの精度が足りなかった。
攻撃の組み立ては、徐々に形になりつつある。ボール保持率を上げ優位に立ち、失ったら連動したプレスで、高い位置で奪い返す。チームの方向性は見えているだけに、MF三竿は「やっていることは間違っていない」と唇をかんだ。
一方で、今季名古屋から加入したMF和泉は「結果という部分には、もっと厳しい目をもってやるべき」とも言った。すぐに結果が出るものでもないが、既にリーグが開幕したことも、忘れてはいけない。【杉山理紗】
鹿島、今季公式戦で無得点3連敗

広島-鹿島 後半、シュートを阻まれる鹿島・和泉(左)=Eスタ
明治安田J1第1節最終日(23日、広島3-0鹿島、Eスタ)鹿島は昨季2シーズンぶりに無冠に終わり、タイトル奪回を期したはずが、0-3とまさかの完敗スタート。ザーゴ監督は「自分たちでボールコントロールしながら、やってはいけないミスが出た」。前半20分に自陣でボールを奪われて失点。後半もパスカットされてカウンターを食らい、駄目押し点を奪われた。今季公式戦は無得点で3連敗となった。

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=Eスタ
鹿島 荒木初陣飾れず 高卒新人14年ぶり出場も
[ 2020年2月24日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島0―3広島 ( 2020年2月23日 Eスタ )

<鹿島・広島>開幕戦に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
MF荒木がクラブの高卒新人としてはDF内田以来、14年ぶりとなる開幕戦でのリーグデビューを果たした。後半15分から右サイドハーフに入り、直後に強烈なシュートを放つなど存在感は光ったが、結果には結びつかず。「決め切るところで決め切れず悔しい」と肩を落とした。チームはシュート数で相手を上回ったものの、最後までネットを揺らせず黒星発進。これで公式戦3連敗となったが主将のMF三竿は「結果が出ないからといってやり方を変えては次がない。ミスを恐れずにやっていきたい」と前を向いた。
【鹿島】ミスミス3失点大敗…土居、黒星スタートに「もがく」
2020年2月24日 6時5分スポーツ報知

広島に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
◆明治安田生命J1リーグ第1節 広島3―0鹿島(23日・Eスタ)
新生・鹿島が広島に大敗し、黒星スタートとなった。3失点中、単純なミスから2失点。序盤の決定機で連続して2度ポストに当てるなど、攻撃陣も振るわなかった。ACLプレーオフ、ルヴァン杯と今季公式戦3連敗。ザーゴ監督は「(失点場面で)チームをつくる上でやってほしくはないことをやってしまった。開幕戦なので勝って終わりたかった」と振り返った。
今季から指揮を執る同監督はDFラインから攻撃を組み立て、守備では前線から奪いにいくサッカーを標ぼう。型にはめることが増えた。個人の判断を強みとし、多くのタイトルを重ねてきた鹿島だが、近年は度重なる選手の海外流出で維持できなくなっていた。より組織的に、自動的に。敵味方問わず「鹿島っぽくない」と聞こえるが、FW土居は「もがく」と腹をくくった。