延長日程、2011年の例
Jリーグ公式戦延期による過密日程に対して、2011シーズンにJ1リーグが日程を変更した例を挙げるGOAL.comである。
ナビスコ杯(当時)はトーナメントに変更され、リーグ戦の延期分は7月に回された。
本来7月には南米選手権に参加する可能性があり、日程に余裕があったことが幸いした。
その日程を戦った鹿島の実例が列挙されておる。
7月に7試合戦うという強烈な過密日程であったことが改めて思い出される。
苦しかった。
今季もまたこれほどの過密日程を戦うこととなるのであろうか。
鹿島としては、ACLを戦うべく選手層を分厚くしておったため、耐え抜くことは出来そうにも思う。
しかしながら、怪我のリスクもあり、かなり怖い。
今から、心の準備をしておくべきであろう。
総力戦である。

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2011年以来の大規模な延期…当時のJリーグ、カップ戦日程はどうなっていた?鹿島は7月に7試合
Jリーグは25日、明治安田生命JリーグおよびJリーグYBCルヴァンカップの試合日程を延期すると発表。2011年以来の大規模な日程変更が行われることとなった。
国内の試合では、新型コロナウイルスによる肺炎の影響を鑑みて、2月26日から3月15日までのJ1、J2、J3、さらにJリーグYBCルヴァンカップの全試合が延期に。Jリーグ管轄の公式戦全94試合の代替日程の発表が待たれる状況となっている。
そこで思い起こされるのが、2011年3月11日の東日本大震災の被害による日程変更だ。災害復興時の措置と感染症拡大防止対策、また東京五輪が予定されているという違いはあるものの、ここでは2011シーズンにJ1リーグが日程を変更した例を振り返っていく。
■リーグ戦は7月に代替
まず、今回同様に2011年時もリーグ戦では第1節のみを消化。3月12日(土)から4月17日(日)までのJ1リーグ5節分が延期となり、4月23日(土)の第7節から再開となった。それから、6月26日(日)に第18節までが消化されている。
延期となった5節分については、そのすべてを7月に行うことに。同月中には、延期分消化後の第19節も含めて6節分(一部ACL参戦クラブは7節分)が開催され、平日の水曜日にもリーグ戦が組まれることとなった。各クラブは、再開後の4月23日(土)から12月3日(土)の最終節まで、長期の中断を経ることなく駆け抜けている。
■リーグ杯は大会方式変更
また、リーグカップにおいて、2011年にはレギュレーションそのものが見直された。当初はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦組を除く14クラブが2つのグループに分かれ、3月15日(火)~6月5日(日)にかけて総当たりで対戦。各上位2クラブがACL組も参戦する計8チームの決勝トーナメントに進み、7月中旬の準々決勝、10月上旬の準決勝をホーム&アウェイで、10月29日(土)の決勝を一発勝負で戦う予定となっていた。
しかし、変更されたレギュレーションでは総当たりでの対戦は行われず、全試合がトーナメント形式で行われている。大会初戦となるトーナメント1回戦がホーム&アウェイで6月5日(日)と7月27日(水)、2回戦が9月14日(水)と28日(水)に開催。変更前同様にACL組は準々決勝からの参戦となり、そこからは一発勝負に変更となった。なお、決勝の日程に変更はなかったが、準々決勝は10月5日(水)、準決勝は10月9日(日)と、中3日で行われている。
また、2011シーズンにはACLに関してはJ1延期中も開催。参考までに、ACLに参戦し、当時のリーグカップを制した鹿島アントラーズの試合日程は以下のようになった。
■鹿島アントラーズ 2011シーズン 公式戦日程
3月2日(水) vs 上海申花 △0-0 ACL・GS第1節
3月6日(日) vs 大宮 △3-3 J1リーグ第1節
4月6日(水) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第3節
4月13日(水) vs シドニーFC 〇3-0 ACL・GS第6節
4月19日(火) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第4節
4月23日(土) vs 横浜FM ●0-3 J1リーグ第7節
4月29日(金・祝) vs 福岡 ○2-1 J1リーグ第8節
5月3日(火・祝) vs 上海申花 〇2-0 ACL・GS第5節
5月10日(火) vs シドニーFC 〇2-1 ACL・GS第2節
5月15日(日) vs 川崎F ●2-3 J1リーグ第11節
5月21日(土) vs 浦和 △2-2 J1リーグ第12節
5月25日(水) vs FCソウル ●0-3 ACLラウンド16
5月29日(日) vs 広島 ●1-2 J1リーグ第13節
6月11日(土) vs 山形 ○2-0 J1リーグ第14節
6月15日(水) vs 甲府 ●0-1 J1リーグ第15節
6月18日(土) vs 磐田 ○2-0 J1リーグ第16節
6月22日(水) vs 神戸 ○1-0 J1リーグ第17節
6月25日(土) vs 川崎F △2-2 J1リーグ第18節
7月2日(土) vs 清水 △0-0 J1リーグ第2節 ※
7月10日(日) vs 新潟 ●1-2 J1リーグ第3節 ※
7月13日(水) vs 名古屋 ●1-2 J1リーグ第4節 ※
7月17日(日) vs 仙台 ○3-0 J1リーグ第5節 ※
7月23日(土) vs 柏 ●1-2 J1リーグ第6節 ※
7月27日(水) vs G大阪 ●1-4 J1リーグ第10節
7月31日(日) vs C大阪 ○3-1 J1リーグ第19節
※J1延期分
8月6日(土) vs 山形 ○3-1 J1リーグ第20節
8月13日(土) vs 仙台 ○1-0 J1リーグ第21節
8月17日(水) vs C大阪 ○2-1 J1リーグ第9節
8月20日(土) vs 広島 ○2-0 J1リーグ第22節
8月24日(水) vs 甲府 △1-1 J1リーグ第23節
8月28日(日) vs 福岡 ○6-0 J1リーグ第24節
9月10日(土) vs 新潟 △2-2 J1リーグ第25節
9月18日(日) vs 名古屋 △1-1 J1リーグ第26節
9月24日(土) vs 浦和 △0-0 J1リーグ第27節
10月2日(日) vs 柏 ●0-1 J1リーグ第28節
10月5日(水) vs 横浜FM 〇3-2リーグカップ準々決勝
10月9日(日) vs 名古屋 〇2-1リーグカップ準決勝
10月12日(水) vs 筑波大 〇2-0天皇杯2回戦
10月15日(土) vs 磐田 ○2-1 J1リーグ第29節
10月22日(土) vs 神戸 △1-1 J1リーグ第30節
10月29日(土) vs 浦和 〇1-0リーグカップ決勝
11月3日(木・祝) vs G大阪 ●0-1 J1リーグ第31節
11月16日(水) vs 富山 〇2-1天皇杯3回戦
11月19日(土) vs 大宮 △1-1 J1リーグ第32節
11月26日(土) vs 清水 ○3-0 J1リーグ第33節
12月3日(土) vs 横浜FM △1-1 J1リーグ第34節
12月17日(土) vs 京都 ●0-1天皇杯4回戦
ナビスコ杯(当時)はトーナメントに変更され、リーグ戦の延期分は7月に回された。
本来7月には南米選手権に参加する可能性があり、日程に余裕があったことが幸いした。
その日程を戦った鹿島の実例が列挙されておる。
7月に7試合戦うという強烈な過密日程であったことが改めて思い出される。
苦しかった。
今季もまたこれほどの過密日程を戦うこととなるのであろうか。
鹿島としては、ACLを戦うべく選手層を分厚くしておったため、耐え抜くことは出来そうにも思う。
しかしながら、怪我のリスクもあり、かなり怖い。
今から、心の準備をしておくべきであろう。
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2011年以来の大規模な延期…当時のJリーグ、カップ戦日程はどうなっていた?鹿島は7月に7試合
Jリーグは25日、明治安田生命JリーグおよびJリーグYBCルヴァンカップの試合日程を延期すると発表。2011年以来の大規模な日程変更が行われることとなった。
国内の試合では、新型コロナウイルスによる肺炎の影響を鑑みて、2月26日から3月15日までのJ1、J2、J3、さらにJリーグYBCルヴァンカップの全試合が延期に。Jリーグ管轄の公式戦全94試合の代替日程の発表が待たれる状況となっている。
そこで思い起こされるのが、2011年3月11日の東日本大震災の被害による日程変更だ。災害復興時の措置と感染症拡大防止対策、また東京五輪が予定されているという違いはあるものの、ここでは2011シーズンにJ1リーグが日程を変更した例を振り返っていく。
■リーグ戦は7月に代替
まず、今回同様に2011年時もリーグ戦では第1節のみを消化。3月12日(土)から4月17日(日)までのJ1リーグ5節分が延期となり、4月23日(土)の第7節から再開となった。それから、6月26日(日)に第18節までが消化されている。
延期となった5節分については、そのすべてを7月に行うことに。同月中には、延期分消化後の第19節も含めて6節分(一部ACL参戦クラブは7節分)が開催され、平日の水曜日にもリーグ戦が組まれることとなった。各クラブは、再開後の4月23日(土)から12月3日(土)の最終節まで、長期の中断を経ることなく駆け抜けている。
■リーグ杯は大会方式変更
また、リーグカップにおいて、2011年にはレギュレーションそのものが見直された。当初はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦組を除く14クラブが2つのグループに分かれ、3月15日(火)~6月5日(日)にかけて総当たりで対戦。各上位2クラブがACL組も参戦する計8チームの決勝トーナメントに進み、7月中旬の準々決勝、10月上旬の準決勝をホーム&アウェイで、10月29日(土)の決勝を一発勝負で戦う予定となっていた。
しかし、変更されたレギュレーションでは総当たりでの対戦は行われず、全試合がトーナメント形式で行われている。大会初戦となるトーナメント1回戦がホーム&アウェイで6月5日(日)と7月27日(水)、2回戦が9月14日(水)と28日(水)に開催。変更前同様にACL組は準々決勝からの参戦となり、そこからは一発勝負に変更となった。なお、決勝の日程に変更はなかったが、準々決勝は10月5日(水)、準決勝は10月9日(日)と、中3日で行われている。
また、2011シーズンにはACLに関してはJ1延期中も開催。参考までに、ACLに参戦し、当時のリーグカップを制した鹿島アントラーズの試合日程は以下のようになった。
■鹿島アントラーズ 2011シーズン 公式戦日程
3月2日(水) vs 上海申花 △0-0 ACL・GS第1節
3月6日(日) vs 大宮 △3-3 J1リーグ第1節
4月6日(水) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第3節
4月13日(水) vs シドニーFC 〇3-0 ACL・GS第6節
4月19日(火) vs 水原三星 △1-1 ACL・GS第4節
4月23日(土) vs 横浜FM ●0-3 J1リーグ第7節
4月29日(金・祝) vs 福岡 ○2-1 J1リーグ第8節
5月3日(火・祝) vs 上海申花 〇2-0 ACL・GS第5節
5月10日(火) vs シドニーFC 〇2-1 ACL・GS第2節
5月15日(日) vs 川崎F ●2-3 J1リーグ第11節
5月21日(土) vs 浦和 △2-2 J1リーグ第12節
5月25日(水) vs FCソウル ●0-3 ACLラウンド16
5月29日(日) vs 広島 ●1-2 J1リーグ第13節
6月11日(土) vs 山形 ○2-0 J1リーグ第14節
6月15日(水) vs 甲府 ●0-1 J1リーグ第15節
6月18日(土) vs 磐田 ○2-0 J1リーグ第16節
6月22日(水) vs 神戸 ○1-0 J1リーグ第17節
6月25日(土) vs 川崎F △2-2 J1リーグ第18節
7月2日(土) vs 清水 △0-0 J1リーグ第2節 ※
7月10日(日) vs 新潟 ●1-2 J1リーグ第3節 ※
7月13日(水) vs 名古屋 ●1-2 J1リーグ第4節 ※
7月17日(日) vs 仙台 ○3-0 J1リーグ第5節 ※
7月23日(土) vs 柏 ●1-2 J1リーグ第6節 ※
7月27日(水) vs G大阪 ●1-4 J1リーグ第10節
7月31日(日) vs C大阪 ○3-1 J1リーグ第19節
※J1延期分
8月6日(土) vs 山形 ○3-1 J1リーグ第20節
8月13日(土) vs 仙台 ○1-0 J1リーグ第21節
8月17日(水) vs C大阪 ○2-1 J1リーグ第9節
8月20日(土) vs 広島 ○2-0 J1リーグ第22節
8月24日(水) vs 甲府 △1-1 J1リーグ第23節
8月28日(日) vs 福岡 ○6-0 J1リーグ第24節
9月10日(土) vs 新潟 △2-2 J1リーグ第25節
9月18日(日) vs 名古屋 △1-1 J1リーグ第26節
9月24日(土) vs 浦和 △0-0 J1リーグ第27節
10月2日(日) vs 柏 ●0-1 J1リーグ第28節
10月5日(水) vs 横浜FM 〇3-2リーグカップ準々決勝
10月9日(日) vs 名古屋 〇2-1リーグカップ準決勝
10月12日(水) vs 筑波大 〇2-0天皇杯2回戦
10月15日(土) vs 磐田 ○2-1 J1リーグ第29節
10月22日(土) vs 神戸 △1-1 J1リーグ第30節
10月29日(土) vs 浦和 〇1-0リーグカップ決勝
11月3日(木・祝) vs G大阪 ●0-1 J1リーグ第31節
11月16日(水) vs 富山 〇2-1天皇杯3回戦
11月19日(土) vs 大宮 △1-1 J1リーグ第32節
11月26日(土) vs 清水 ○3-0 J1リーグ第33節
12月3日(土) vs 横浜FM △1-1 J1リーグ第34節
12月17日(土) vs 京都 ●0-1天皇杯4回戦
Jリーグの公式戦延期、1団体のトップには重い決断
Jリーグ公式戦延期について記した報知新聞の内田記者である。
年季の入ったキャップの目は鋭い。
今回、Jリーグとしては開幕前に観客試合開催をクラブに打診するなどコロナウイルスに対して早期から手を打っておったことが伝えられる。
経営基盤の弱いクラブ側からの要望にて合意に至らなかったが、ここまで事が深刻となっては動かざるを得なかった事がよく分かる。
この重大な事象に対応出来たことは、日本サッカー界が良き団体として成熟しておると考えられる。
また、このウイルスの影響が3/15以降も続くようなことがあれば、次は無観客試合など新たな手立てを行わねばならぬであろう。
そうならぬ事を祈りたい。
事態の収束を強く願っておる。

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【記者の目】Jリーグの公式戦延期…1団体のトップには重い決断
2020年2月26日 6時0分スポーツ報知
Jリーグは25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日から3月15日まで予定されていたルヴァン杯、J1、2、3リーグの公式戦計94試合を延期すると発表した。日本国内の主要なプロスポーツ興行のウイルスの影響による中止は初。
村井チェアマンは開幕戦(21~23日)の無観客試合開催をクラブに打診するなど早くから日程や開催方式の変更を視野に入れていた。経営の大打撃になるクラブが存在し、合意には至らなかったが、Jリーグは大規模災害補てん規定、公式試合安定開催基金の流用を検討し、不安は軽減されることになった。
そして最後の一押しとなったのが、政府の感染症対策本部専門家会議が24日、この先1~2週間が新型コロナウイルスの拡大か、終息かを分かつ瀬戸際になると指針を示したこと。延期を決めれば東京五輪へ向けた気運にも関わってくる。1団体のトップがするには重い決断になるだけに、国はもっと早く指針を示すべきだった。開幕戦では現状、感染者の報告は入っていないのがせめてもの救いだ。(サッカー担当キャップ・内田 知宏)
年季の入ったキャップの目は鋭い。
今回、Jリーグとしては開幕前に観客試合開催をクラブに打診するなどコロナウイルスに対して早期から手を打っておったことが伝えられる。
経営基盤の弱いクラブ側からの要望にて合意に至らなかったが、ここまで事が深刻となっては動かざるを得なかった事がよく分かる。
この重大な事象に対応出来たことは、日本サッカー界が良き団体として成熟しておると考えられる。
また、このウイルスの影響が3/15以降も続くようなことがあれば、次は無観客試合など新たな手立てを行わねばならぬであろう。
そうならぬ事を祈りたい。
事態の収束を強く願っておる。

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【記者の目】Jリーグの公式戦延期…1団体のトップには重い決断
2020年2月26日 6時0分スポーツ報知
Jリーグは25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日から3月15日まで予定されていたルヴァン杯、J1、2、3リーグの公式戦計94試合を延期すると発表した。日本国内の主要なプロスポーツ興行のウイルスの影響による中止は初。
村井チェアマンは開幕戦(21~23日)の無観客試合開催をクラブに打診するなど早くから日程や開催方式の変更を視野に入れていた。経営の大打撃になるクラブが存在し、合意には至らなかったが、Jリーグは大規模災害補てん規定、公式試合安定開催基金の流用を検討し、不安は軽減されることになった。
そして最後の一押しとなったのが、政府の感染症対策本部専門家会議が24日、この先1~2週間が新型コロナウイルスの拡大か、終息かを分かつ瀬戸際になると指針を示したこと。延期を決めれば東京五輪へ向けた気運にも関わってくる。1団体のトップがするには重い決断になるだけに、国はもっと早く指針を示すべきだった。開幕戦では現状、感染者の報告は入っていないのがせめてもの救いだ。(サッカー担当キャップ・内田 知宏)