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サッカーダイジェスト 名古屋戦寸評

サッカーダイジェストの広島記者による名古屋戦の寸評である。
結果からすると至極当然な採点が並ぶ。
しかしながら、これは真理を得てないように思う。
誰がどうなどいうような試合ではなかったのではなかろうか。
誰が悪かったというような印象は、少なくとも現地では感じなかった。
ただこのような試合は二度と観たくない。
勝ち負けではない、変な外圧は不要である。

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【J1採点&寸評】鹿島0-2名古屋|敵のエースを抑え込んだCBがMOM! 完敗の鹿島の選手たちは…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年10月31日

鹿島――沖は終了間際に痛恨のミス


【警告】鹿島=L・シルバ(10分)、エヴェラウド(45+3分)、J・アラーノ(62分、68分) 名古屋=成瀬(70分)、阿部(82分)
【退場】J・アラーノ(68分)
【MAN OF THE MATCH】中谷進之介(名古屋)


[J1第25節]鹿島0-2名古屋/10月31日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
不用意なファウルでPKを献上。試合を通じて攻撃は迫力も工夫も乏しく、後半は退場で数的不利を強いられ、ミスから2点目を決められる。収穫を見つけるのが難しい不甲斐ない戦いぶりだった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
金崎のPKは逆を突かれて止められず。ビッグセーブもあったが、終了間際には自身のフィートミスから2点目を奪われる。

DF
37 小泉 慶 5.5(84分OUT)
タイミング良く攻め上がって、攻撃に厚みをもたらす。後半も精力的に振る舞ったが、ゴールには届かなかった。

39 犬飼智也 5.5
冷静な対応で相手の攻撃を撥ね返し、ビルドアップもソツなくこなす。自ら持ち運ぶ場面もあったが、得点には結びつかず。

28 町田浩樹 5.5
序盤から金崎と激しくやり合う。ボランチが降りてきた時のポジショニングは良かったが、やや軽率さも。

14 永戸勝也 5(84分OUT)
勢いを持って敵陣に侵入することはできていたが、相手を慌てさせるようなプレーはそこまで多くなかった。

MF
6 永木亮太 5.5
上手く引き出したボールを効果的に捌く。退場でひとり少なくなってからもバイタリティ溢れるプレーで奮闘を見せたのだが……。

4 レオ・シルバ 5.5(60分OUT)
推進力あるプレーで攻撃をサポートも、あと一押しが足りなかった。敵の決定機を阻止した36分のパスカットは見事だった。

鹿島――2トップはいずれも厳しい評価に


エースのエヴェラウドも、名古屋の堅い守備を崩すことができなかった。写真:徳原隆元

MF
7 ファン・アラーノ 5.5
サイドハーフでもボランチでも持ち前のテクニックで敵を翻弄。頼りになったが、イエローカード2枚で退場。

11 和泉竜司 5(33分OUT)
エリア内でのマテウスへのファウルでPKを献上。左足を負傷して無念の途中交代と、悔しい内容に。

FW
8 土居聖真 5(60分OUT)
中間ポジションを取りながら、攻撃の糸口を探り続ける。ただ、脅威を与えるパフォーマンスは見せられなかった。

9 エヴェラウド 5
前半は思うようなパスが届かず、相手ゴール前での見せ場は限られる。後半も状況は変わらず、77分のFKはブロックされた。

途中出場
MF
26 荒木遼太郎 5.5(33分IN)
和泉の負傷交代を受けてスクランブル出場。時間の経過とともに動きが活発化し、惜しいシーンを作るも、それ以上はなかった。

FW
36 上田綺世 5.5(60分IN)
滞空時間の長いヘッドで前線の基準点になろうとしたが、奏功せず。シュートチャンスもあまり恵まれなかった。

MF
25 遠藤 康 5.5(60分IN)
アディショナルタイムには、ペナルティエリアのほぼ中央から左足を思い切り振り抜くも、渾身のシュートは決められず。

MF
30 名古新太郎 ―(85分IN)
中盤のセンターに入り、攻守に忠実なプレー。出場時間が15分未満のため採点なし。

MF
27 松村優太 ―(85分IN)
ドリブル突破を見せるもラストパスに課題。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
ザーゴ 5
負傷交代や退場など難しいシチュエーションでの采配になったが。敵の堅守を崩す策が物足りなかった。

Jリーグ 第25節 名古屋グランパス戦



審判にすべてをぶち壊された試合。
ジャッジぶれすぎ。

ザーゴ監督、厳しい試合になる

名古屋戦に向けた前日会見を行ったザーゴ監督である。
フィッカデンティ監督をリスペクトし、強敵・名古屋を軽快する。
そして、新型コロナウイルスの影響が他国に比べて非常に少ないことを強く語る。
「南米でも欧州でも無観客試合が多い中、日本では観客を入れることができている。サッカーの運営だけでなく、日本人の文化や教養など、そこに至る背景が重要。国民が感染対策を徹底し、生活ができる状態で過ごせていることは、この国の文化や教育がどれだけすばらしいのかを表している」と我が国を褒め称えてくれておる。
とても嬉しい。
これは日本人として誇って良いと思う。
良き国の良きサッカーを良い意味で観ていきたい。
楽しみである。

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【鹿島】「指導力がある」敵将との対決。名古屋戦でザーゴ監督は「熱く、冷静に」勝利を目指す
2020-10-30
サッカーマガジン編集部


10月30日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。翌31日に対戦する名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督との交流の話も明かし、勝ち点で並ぶ相手を警戒する。それでも上位争いに生き残るために、勝ち点3獲得を目指す。


上写真=10月30日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「彼はイタリアから、僕はブラジルから」

 名古屋との対戦を前に、記者からザーゴ監督に質問が飛んだ。「前回対戦時、雷雨で試合が中断しましたが、そのとき相手の監督とどのような会話をしていたのでしょうか」。9月5日に豊田スタジアムで行なわれた試合では、雷雨の影響で前半途中に1時間ほど一時中断を余儀なくされた。その際、マッシモ・フィッカデンティ監督と話をするザーゴ監督の姿があった。

「各国の監督との交流は非常に重要です。日本サッカーのここ数年の進歩はすさまじくて、非常に良いという話をしました。彼はイタリアから知識とかサッカーのノウハウを持ってきています。セレッソ(のロティーナ監督)はスペインからだし、僕はブラジルから。ただ、僕はヨーロッパでもプレー経験があるので、そういうものも日本に持ち込んでいます。そうやって日本サッカーが進歩しているのだろうと、話していました。僕は、彼がイタリアのチームで指揮を執っていたことを知っているし、彼も僕が長年イタリアでプレーしていたことを知っているので、しゃべりやすい環境でもありました」

 そんな南米とヨーロッパ出身の両監督が率いるチーム同士の対戦。名古屋とは勝ち点「45」で並んでおり、ザーゴ監督は「順位表の状況を考えれば、やはりここで勝ち点を積み重ねないといけない」と、勝利が必要であることを強調する。前回対戦では敵地で3-1と勝利を収めたが、イタリア人監督が率いる名古屋を警戒する。

「対戦相手には非常に指導力がある、良い指導者がいます。組織的に戦ってくるチームで、リーグで失点数が2番目に少ないチーム。そういった相手の固いディフェンスをこじ開けることを全員でやらなければいけません。ホームでの後押しをもらいながら、全員がしっかりと試合に集中して取り組むことで、勝ち点を手にすることができると思っています」

 上位陣に食らいつくための生き残りを懸けた一戦。勝利をつかむために重要なのは、選手個々のメンタルの「バランス」だと言う。

「非常にタフな、厳しい試合になると思います。その中で(選手が)熱くなりすぎて、冷静さを失ってしまえば、自分たちのやるべきことができなくなる。熱く、冷静に、という、その両極端の気持ちをバランスよく持ちながら、戦わなければいけません」

 ホームのカシマスタジアムで難敵を撃破し、さらなる高みへ。鹿島の選手たちはザーゴ監督の下で、「熱く、冷静に」勝利を目指す。


名古屋戦前日の10月30日、トレーニングを行なう鹿島のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鹿島ザーゴ監督が日本の文化を「惑星一の国」と称賛
[2020年10月30日13時42分]

鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が30日、オンライン取材に応じ、新型コロナウイルス流行下でも各国と比べて平常時に近い生活ができている日本を「惑星一の国」と表現した。

J1リーグは31日に、第25節の7試合を実施予定。これらが行われると、「全試合数の75%を開催」という今季のリーグ戦成立規定を満たす。リーグ戦が成立すると各種賞金が支払われるほか、最優秀選手賞などの個人表彰が行われる。

ブラジル人指揮官は「南米でも欧州でも無観客試合が多い中、日本では観客を入れることができている。サッカーの運営だけでなく、日本人の文化や教養など、そこに至る背景が重要。国民が感染対策を徹底し、生活ができる状態で過ごせていることは、この国の文化や教育がどれだけすばらしいのかを表している」と話し、マスク着用や手指消毒などの基本的な感染対策を怠らない日本の文化を称賛した。

ザーゴ監督は今季鹿島の指揮官に就任したが、緊急事態宣言発令直後の4月6日、ブラジルに住む母親が急逝した。帰国もままならない状況でチームを率いて、シーズン当初は苦戦したものの、現在は2位と勝ち点差3の6位にまで順位を上げている。

31日の名古屋グランパス戦(カシマ)は、勝ち点で並び上位を争う相手との直接対決となる。ザーゴ監督は「厳しい試合になると思う。熱くなりすぎて冷静さを失うとやるべきことができなくなるので、熱く、冷静に、という両極端の気持ちをバランスよく持ちながらやらないといけない」と意気込んだ。

沖悠哉が見せる可能性

沖悠哉について記すSports naviである。
沖の経験・成長が伝わってくる。
齢21歳、まだまだこれからのGKである。
更に成長し、鹿島の守護神となっていくのだ。
期待しておる。

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沖悠哉が見せる可能性。内田篤人イチオシの若き守護神とは。
鹿島アントラーズ2020年10月30日

  “いつもの光景”になりつつある。

 試合前のウォーミングアップに始まり、試合中の飲水タイム、試合後のピッチ上。沖悠哉は、サブに入った先輩クォン スンテからさまざまなアドバイスを受けている。

「いつもスンテさんがいろいろと教えてくれます。プレーもそうだけど、立ち居振る舞いもそう。練習では、もちろん試合に出たいのがあってソガ(曽ケ端)さん、山田も含めてみんなでバチバチやっているけれど、“自分はこうした方がいいと思う”と試合だけでなく、練習中でも指摘してくれる。自分で考えているところとは違った視点で話をしてくれるので、素直にそうなんだと思えるし、それは非常にありがたいです。でも、言われないくらいやらないといけないと思うし、しっかりと試合に出ているので責任を持ってプレーしたいと思っています」


試合時に先輩スンテから指導を受ける沖悠哉 ©KASHIMA ANTLERS

人間力を磨くことが成長の糧に

 鹿島アントラーズジュニアからアントラーズ一筋。初めてのGKは小学4年のときだった。

「いつもじゃんけんでGKを決めていたんです。あの頃はGKをやるのが恥ずかしかった。1人だけユニフォームが違うし、なんか浮いているような気がして」

 それでもすぐにGKの楽しさを見出した。小学5年の頃にはアントラーズの試合を見れば、トップで出場していた曽ケ端ばかりに目がいってしまう。2008年のAFC チャンピオンズリーグのナムディン戦ではエスコートキッズを務め小笠原満男とともに入場。3連覇を成し遂げたチームは、最高の憧れだった。

 関わってくれた指導者にも恵まれた。

 サッカーの指導だけでなく、人間力を磨くことを目指した活動は大いに刺激になった。

「ジャニアユースのときに、防空壕に行って話を聞く機会がありました。そこで亡くなった方もいるという話を聞いて、好きなこともできない時代があったことを知って、今は恵まれていると感じました」

 2011年の東日本大震災のとき、沖自身も鹿嶋市で被災した。「初めて、サッカーをあまりやりたくない、という感情が芽生えた」。そこでも、近所に住んでいたアントラーズのスタッフが一緒にボールを蹴ってくれた。いろいろな励ましでまたサッカーに向き合うことができた経験がある。

「東日本大震災から3年後、岩手県大船渡市で合宿をしました。テレビで見たことはあったけれど、実際に自分の目で見ると、よりひどさを感じました。津波で流された場所、仮設住宅を自分の目で見ました。食べ物や飲み物も限られていた。土のグラウンドでサッカーをしている子がいて、自分たちは芝生で傷一つ作らない環境でサッカーをやれていることを改めて感じた。今もそうですが、それは当たり前ではない。どうすれば勇気づけられるのか。そこは真剣に考えました。その遠征に行かせてもらえてすごくいい経験をさせてもらったし、それがあったからこそ直後の全国大会で優勝できたのではないかとも思います。幸聖さん(中村現ユース監督)には感謝しかないです」

 日々の環境に感謝し、プロとしての自覚を持った行動を考えるようになった。プロになった今では、「暇だから」と謙遜しながらも1日4回は風呂に入り、交代浴で代謝促進。抜かりなく、体のケアを行っている。


沖悠哉はいつも笑顔でファン・サポーター・メディアと接する ©KASHIMA ANTLERS

試合出場で見えた課題へのチャレンジ

 沖にとって長年課題としてきたことがある。精神面での安定だ。

「感情に流されてしまうところがあります。いつもだったらできているプレーができなくなると、いら立って空回りしてしまう。監督やコーチによく言われて、さらに反抗的な感情になるんですが、よく考えると本当にその通りということを繰り返し言われていました」

 ユース時代には熊谷元監督や市川GKコーチに「心が落ち着けば技術もともなってくる」と言われ続けた。

「一定の心を保つことができればやれるというのは感じています。プロになってソガさんの話を聞いていても、一喜一憂せずにやるべきことをやり続けるのが大事、というのはいつも思うことです」

 技術面で何か言われたことはない。ボール扱いはジュニア時代までフィールドを兼任し、ジュニアユースやユースに上がると沖のキックを活かした戦いがチームの武器となった。

「彼のキックを生かした戦い方をしていた。DFラインを含めたビルドアップなど、チームの武器となっていました」(中村幸聖現アントラーズユース監督)

 自分の武器が、トップでもチームの武器になりつつある。
 8月8日のJ1リーグ第9節鳥栖戦で、憧れのピッチでプロデビューを果たした。

「小さい頃からこのカシマスタジアムで試合を見てきて、いずれはこのスタジアムで試合に出て勝利することを目標にやってきました。まずは今日の試合に勝てたことは本当によかったです」。

 試合終了の瞬間、喜びと安堵の気持ちが入り混じった満面の笑顔で試合を終えた。DFラインの選手たちみんなが沖に駆け寄り祝福した。ザーゴ監督も「成長している実感があり、練習試合でも非常にいいパフォーマンスを示していたから、どこかのタイミングで起用したい思いが芽生えていた」と先発起用の理由を明かし、「今日も非常にいいパフォーマンスを示したと思います。何度かシュートを打たれましたが、非常にいい対応ができていた」とデビュー戦の出来を評価する。

 その後もスタメンに名を連ね、すでに今季16試合に出場(2020年10月28日時点)。アントラーズでGKがプロ3年目で多くの出場を重ねるのは、当時21試合に出場した曽ケ端以来の数字となる。試合を積み重ねることで自信をつけつつも、まだ成長の実感はない。むしろ、課題ばかりを痛感する日々だという。

「(課題は)めちゃくちゃある。でも、試合をやるからこそ見つかること。そこはポジティブに捉えています。クロス対応、シュートストップ、ビルドアップは状況を踏まえながらもっとつなげるところはつないでいきたい。全体として、もっともっとスケールアップできると思っています」

 今年の8月で引退したとき、内田篤人はここ数年でもっとも伸びている選手の1人に沖を挙げていた。あれから試合出場を重ね、さらなる成長を積み重ねている。沖自身はどう感じているのだろうか。

「成長しているとはまだ思えないかな……。試合についていくことで、いっぱいいっぱい。いろんな駆け引きがあるなか、それをもっと楽しめないといけない。もっともっと良くなる気がして、それが自分の今のモチベーションになっています。うまくいかないことは練習でも試合でもあるので、それをいかに自分で乗り越えていくかだと思います」

 沖悠哉が見据える自らの姿は、まだまだ先にある。プロ3年目、21歳。可能性は無限大だ。


PROFILE
沖悠哉・おき・ゆうや。GK。1999年8月22日生まれ。 184cm、82kg。茨城県出身、三笠小、鹿島中卒業。 小学生年代(ジュニア)からアントラーズで育ち、 各年代の日本代表にも選出された。2018年、ユースからトップへ昇格。次世代のアントラーズ守護神として期待が高まる。

鹿島アントラーズFC、「アニバーサリー加工ユニホーム」販売

「アニバーサリー加工ユニホーム」の販売を開始する鹿島アントラーズFCである。
コロナウイルスの影響にてユニフォーム在庫が過去最悪となっておることへの施策とのこと。
ただ、記念日+メッセージは悪くないアイデアと言えよう。
結婚式の引出物、還暦祝いなど、この日このときである意味のあるユニとなろう。
是非とも利用して欲しい。

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鹿島がユニホーム売れ行き減打開へ記念日加工を企画
[2020年10月30日19時11分]


鹿島が販売するアニバーサリー加工ユニホーム。記念日と名前を入れて世界で1枚のユニホームを作ることができる (C)KASHIMA ANTLERS

コロナ禍でユニホームが売れない-。そんな状況を打開すべく、鹿島アントラーズは30日、「アニバーサリー加工ユニホーム」の販売を開始すると発表した。レプリカユニホームの背番号部分に記念日を入れられるもので、ネーム部分には最大でアルファベット15文字分の名前を入れることができる。

コロナ禍で入場制限付きの試合が続き、グッズ売店を訪れる観客が減ったことで、今季はユニホームの売れ行きが伸び悩んでいるという。昨年比+約2000枚となる2万8000枚のユニホームを仕入れたものの、10月下旬時点でのユニホーム在庫数は約6400枚で、仕入れ比の残数は約25%。昨年同時期の在庫数は約1300枚だったといい、6400枚というユニホーム残数は「過去最悪の数字」だ。

シーズン途中に打ち出した異例の“打開策”だが、クラブ初の取り組みで、ファンにとってはまたとない機会。担当者は「このような状況だからこそ、クラブとして初めて実施できた企画ユニホームなので、思い出に残る記念品として是非使ってほしい」とコメントした。

加工は<1>ウエディング、<2>バースデー、<3>アニバーサリーの3種類。価格は税込み1万780円~1万3860円(サイズにより異なる)と、通常のレプリカユニホーム同様セール価格となっている。クラブハウスのオフィシャルショップでは10月31日から、オンラインストアでは11月上旬から受け付け開始となる。

ファン・アラーノ、だいぶ慣れてきました

ファン・アラーノにスポットを当てるJ's GOALの田中滋氏である。
「いままでそのポジションをやったことがなかったところで、監督から要望されて、そこでアドバイスをいろいろと受けて、だいぶ慣れてきました」と、鹿島加入以前は二列目の経験は少なかったとのこと。
これで色々と腑に落ちる。
加入当初、満さんがセグンド・ボランチとして獲ったとコメントしておったことを記憶しておる。
それが、ザーゴ監督の指導もあり、攻撃的MFとして才能を開花させておる。
ファン・アラーノの特徴の一つである切り替えの速さは、このポジションでこそで活きると感じたのであろう。
慧眼である。
また、終盤の追い上げ時にはボランチに下がる采配もある。
複数ポジションでプレイ出来るファン・アラーノの使い勝手も素晴らしい。
この攻撃力を活かして勝利に道いて貰おうではないか。
楽しみである。

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【鹿島 vs 名古屋】チームにフィットし、攻撃センスで力を発揮し始めたファン アラーノ
2020年10月30日(金)



自陣から敵陣に入るまでや、攻撃のスイッチを入れる役目を担うのが土居聖真だとしたら、ゴールに直接結びつくプレーで貢献しているのがファン アラーノだ。ここまで3得点、4アシストと安定した数字を叩き出している。主なポジションはSH。ただ、ブラジルでプレーしていたアラーノにはそのポジションでの経験が少なく、当初は戸惑いもあったという。

「いままでそのポジションをやったことがなかったところで、監督から要望されて、そこでアドバイスをいろいろと受けて、だいぶ慣れてきました」

チームにフィットしてきたことが「数字に表れているところは嬉しい」と表情をゆるめた。

加入当初は自分にプレッシャーをかけすぎた部分もあったのだろう。期待に応えようと必死になるあまり空回り。8月26日のFC東京戦で来日初得点が決勝点となりチームを勝利に導くと、そこからチームは7連勝。7連勝目となった9月23日の湘南戦でアディショナルタイムに決勝点を奪ったのもアラーノだった。

次の対戦相手である名古屋は順位が一つ上の5位に付けている。

「我々が彼らに追いつくチャンス。直接対決なのでしっかり制さないといけない。全員がその意識を持って、今週取り組んでいますし負ければ目標から遠ざかってしまう。全員が試合に懸ける意味合いというか、意気込みというのはわかっていると思います」

前々節の神戸戦では2つのアシストでチームを勝利に導いた。次のライバルとの直接対決ではどんなプレーを見せてくれるだろうか。

文:田中滋(鹿島担当)

期待を一心に背負い、荒木遼太郎がゴールと未来を切り開く

荒木遼太郎をピックアップするFreaks+である。
ルーキーシーズンも終盤に近づき、その成長の道程が伝わる。
更なる成長を遂げ、チームの順位を上げる働きをして貰おうではないか。
荒木遼太郎の成長はチームの"未来"である。

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PICK UP PLAYER


 今季開幕前の宮崎キャンプ、まだ初々しかった荒木遼太郎はプロサッカー選手としての第一歩を踏み出すにあたり、高校とプロの違いをこう語った。

「高校時代とプロの世界は全然違った。相手との間合いを空けてはいけないし、球際は本当に激しくいかないといけない。特に守備の部分では全然足りていない」

 合流初日の荒木は、プロのレベルの高さにかなり面喰らった様子だった。「ちょっとやばいなって思いました...」と思わず苦笑いを浮かべ、「一人ひとり、技術もそうだけど、プレースピードがとても速いし、パスも正確だし、質がほんとに高い」と、恐縮した表情で語っていた。



 だが、その後の活躍は周知の通りだ。成長のスピードは周囲の想像を遥かに超えた。あっという間にプロのレベルに適応し、プレシーズンから頭角を現すと、リーグ開幕戦で早くも出場機会を得る。そして、チーム全体の調子が上向くと、得点に絡むプレーも増え、試合を重ねるごとに逞しさが増していった。

 本人にも成長の実感がある。攻撃面では「練習の中でプレスをかけられるスピードや間合いに対応できるようになり、余裕が持てるようになってきた」とトレーニングできっかけを掴み、「少し前までは、周りの選手がどんな場面でも正確にプレーする一方で、僕はミスをするシーンが少なくなかった。最近になって、ボールを失う場面を減らせるようになってきて、『周りの選手と同じくらいのレベルになってきたかな...?』という感覚を少しずつ持てるようになってきた」と手応えを話した。また、課題の守備面でも「自分でボールを奪える時間が増えてきたし、ようやく実践できるようになってきた」と、自らの成長を感じ取っていた。

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「試合を重ねていくなかでどんどん自信がついてきた。少しずつ余裕を持てるようになり、序盤戦よりも周囲が見えているようになったし、周りの選手を使うプレーを増やせるようになってきた。精神的な余裕を持てたことで、プレーの選択肢が増え、選手としての幅が少しずつ広がった」

 ボランチでプレーしていた高校時代から足元の技術と判断力には定評があった。プロに入ってから、より攻撃的なポジションでプレーするようになり、その長所にさらに磨きをかけている。

「僕は足が速いわけではないし、体のサイズや身体能力も決して優れているようなタイプではない。そういったなかで、選手として自分がどのように生きていくか、何を武器にして戦っていくかという部分を考えたときに、プレーの選択肢を多く持つことや判断の速さという部分を伸ばしていくことが大事になってくると思った」

 豊富なプレーの選択肢と卓越した判断力を持つから荒木だからこそ、主導権を握るためのポゼッション、相手の最終ラインの裏を効果的に狙うロングボール、敵陣でのハイプレスとショートカウンター、どんな攻撃においても抜群の存在感を発揮できる。ザーゴ監督が求める多彩なゴールパターンをいち早く身につけたことは、ここまでの出場数とその活躍ぶりが物語っている。



 しかし、本人に満足している様子はない。攻守両面でもっとレベルアップすることが必要だと言い切り、特に守備面では「球際の強さがまだまだ足りないし、自分一人で完全にボールを奪い切る力が必要だと、試合中に感じることが本当に何度もある」と課題を語っている。たしかに、高卒1年目というフィルターを外せば、フィジカル面でまだまだ向上の余地があるし、球際での精度や強度が不足している一面もある。「まだ全然足りないところばかりです」という本人の言葉も、あながち間違ってはいないだろう。

 ただ、彼の負けず嫌いな性格を考えれば、そんな課題もあっという間に克服してくれるように思える。彼は幸運にも、日頃から高い意識でトレーニングに取り組むチームメートに囲まれている。「プロの舞台で連勝するチームは、毎日このような空気感で練習を積んでいるだなと感じました」と語るように、日々、新鮮な刺激が彼の成長を後押ししている。

「毎日の練習で自分が持てる力の100%を出し切らないと、試合のメンバーには入れない。そのために、練習前後のストレッチ、筋トレや体幹などの個人的なトレーニングをはじめ、日々の準備にはずいぶん力を入れるようになった。アントラーズの一員になってから、自分のなかでフットボールに対する心構えが大きく変わった気がする」



 仲間からの刺激は成長の触媒となり、飛躍を加速させている。激しいチーム内競争に身を置くせいか、加入当初と比べると、心なしか顔つきも頼もしくなってきた。

「ここから先は1試合、1試合が大事になってくるし、一つも落とせないような厳しい戦いが続く。そこで問われるのは、どれだけチームが一丸となって、勝利にこだわっていけるかどうか。そこにはルーキーとか若手とかは関係ないと思う。僕もアントラーズの一員として、全力で戦っていきたい」

 目覚ましいスピードで成長を続ける18歳。彼はどこまで飛躍を遂げるのか、どんな景色をみせてくれるのか。アントラーズファミリーからの期待を一心に背負い、荒木遼太郎がゴールと未来を切り開く。

対名古屋戦 optaファクト

Jリーグ第25節のoptaファクトを伝えるニッカンスポーツである。
鹿島に有利なデータが並ぶ。
特に空中戦回数は興味深いと言って良かろう。
鹿島としては犬飼とエヴェラウドの貢献が大きいデータであるが、大きい選手を揃える傾向のあった名古屋の低さは意外であった。
このデータを見たからと言って、ロングボールを多用する戦術を採るとは思えぬが、神戸戦の3点目や広島戦の決勝点のようなシーンが起こりえるように感じさせる。
そしてキーマンは土居聖真ということになろうか。
勝利に導くゴールを決めてもらおうではないか。
楽しみである。

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J1第25節optaファクト
[2020年10月29日18時25分]

鹿島アントラーズ – 名古屋グランパス

・鹿島対名古屋の通算59試合では、鹿島が35勝3分21敗と勝ち越している。鹿島にとって名古屋は、最も多くの勝利と得点(115)を挙げている相手。

・鹿島は名古屋戦直近8試合で7勝(1敗)。また、ホームでの今カードでは現在、4連勝中であり、同通算29試合のすべてで得点を挙げている(1試合平均:2.2得点)。

・鹿島は直近5試合で4勝(1敗)。また、ホームでの直近10試合でもわずか1敗しかしていない(6勝3分)。本拠地ではそれ以前に3連敗を喫していた。

・名古屋はアウェイ戦直近6試合で5敗(1勝)。また、関東でのアウェイ戦直近32試合ではわずか4勝しか挙げていない(7分21敗:勝率12.5%)。

・鹿島は今季、総失点に占める試合時間前半での失点割合がリーグで最も大きい(52%:17/33失点)。対する名古屋は、総得点に占める同時間帯の割合が今季リーグで2番目に大きい(57%:21/37得点)。

・鹿島は今季、空中戦回数がリーグ最多であり、同勝率がリーグベスト(54.5%:488/896)。対する名古屋は、同勝率が今季リーグワースト3位(45.1%:316/701)。

・土居聖真は出場した名古屋戦直近7試合のうち、5試合で得点に直接関与。同選手にとって名古屋は、2015年以降で最も多く得点に直接関与している相手(6点:3得点、3アシスト)。

・米本拓司は9月以降、タックル数がリーグ最多であり、同期間に28回以上のタックルを記録した選手の中では同成功率がリーグベスト(70.6%:24/34回)。また、オ・ジェソクは同期間のタックル数がリーグで3番目に多い(60.7%:17/28回)。

エヴェラウド、歴史やユニホームの重みを感じながら

オンライン取材に応じたエヴェラウドである。
ピッチに立つうえでの心構えを明かす。
「平常心を失う選手はナンセンス」と紳士的な回答がここにあった。
「よくやられて怒って平常心を失う選手を見ていますが、それはナンセンスかなと思います。自分が変なことをやらなければ変なことをされないし、それはサッカーだけではなく人生のなかでも、ちゃんとフェアでクリーンにやっていればみんな認めてくれる。
 毎回コンタクトをされたからといって平常心を失っていったら、自分のプレイができなくなる。もともと僕はサッカーはフルコンタクトだと考えているので、べつになにも気にすることはないですね」と言う。
素晴らしい。
この言葉は、日常生活にも当てはまることと言えよう。
些細なことで平常心を失うことは、自分にとって損でしかない。
これを心得て日々を過ごしていきたい。
また、「(首位の川崎Fが)連敗しない限りは、1位になることは難しい。現実的には2位というのが一番の目標になってくる」と事実上の目標を口にする。
2位もかなりの難易度のある順位ではある。
そこで、「僕らの合言葉は『8回の決勝』」。チームとして、リーグ戦の残り8試合をそのように捉えていることをエヴェラウドは明かす。その中でも、「おそらく、一番重要な決勝」と見ているのが、次節の名古屋戦だ。勝ち点で並ぶ上位争いのライバルとの「直接対決」。
「グランパスは1試合少ない。我々にとっては2位にたどり着くために、非常に重要な試合です。勝つために、自分たちがやるべきことをやる。また、ホームの試合なので、多くのサポーターに応援してもらうことで、この重要な試合を、最終的には勝って乗り越えることができると思っています。(サポーターと)共に戦えば、より強さがピッチ上で発揮されますので」と言う。
まずは明日に迫ったこの直接対決を制することにターゲットを絞っておる。
知者であるエヴェラウドのゴールにてカシマスタジアムを歓喜の渦に巻き込むのだ。
勝利を拝みにスタジアムに向かう。
ゴールを信じておる。

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【鹿島】「みんなで目標を達成できる」。エヴェラウドは「8回の決勝」で勝利を目指す
2020-10-29
サッカーマガジン編集部


10月29日、鹿島アントラーズのエヴェラウドが練習後のオンライン取材に応じた。首位チームに大差をつけられている状況だが、今季の天皇杯と来季のAFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得すべく、残り試合を「8回の決勝」と表現し、ひたすらに勝利を目指す。


上写真=10月29日、トレーニングを行なうエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)

仲間への揺るぎない信頼。「僕は断言できる」

 26試合を終えた時点で、鹿島の勝ち点は「45」。エヴェラウドは「(首位の川崎Fが)連敗しない限りは、1位になることは難しい。現実的には2位というのが一番の目標になってくる」と、現状を踏まえて目指すべきところを見定める。J1リーグ制覇は難しい状況だが、「タイトル」への希望は潰えていない。天皇杯で優勝するために、その出場権が与えられる2位の座をつかむべく、とにかく勝ち続けるしかない。

「僕らの合言葉は『8回の決勝』」。チームとして、リーグ戦の残り8試合をそのように捉えていることをエヴェラウドは明かす。その中でも、「おそらく、一番重要な決勝」と見ているのが、次節の名古屋戦だ。勝ち点で並ぶ上位争いのライバルとの「直接対決」。

「グランパスは1試合少ない。我々にとっては2位にたどり着くために、非常に重要な試合です。勝つために、自分たちがやるべきことをやる。また、ホームの試合なので、多くのサポーターに応援してもらうことで、この重要な試合を、最終的には勝って乗り越えることができると思っています。(サポーターと)共に戦えば、より強さがピッチ上で発揮されますので」

 前節は広島を破り、2連勝を飾った。その試合では今季4度目の完封勝利を達成。最前線のポジションを務めるエヴェラウドは、サッカーという競技において守備陣が活躍することの重要性を強調する。

「チームの土台というのは、ディフェンスの方です。ゴールキーパー、センターバック、サイドバック、ダブルボランチ。彼らが守備の役割を果たすことができれば、チームは安定していきます。一時期はあまり連係がかみ合わず、無理なボールの持ち方をして失点してしまったり、セットプレーでもったいない失点をして敗戦につながっていましたが、最近ではセットプレーでの失点はほぼゼロだし、ビルドアップのところでボールを失うこともだいぶ減りました」

 また、今季ザーゴ監督の下でスタメン出場を続けているGK沖悠哉について、「キーパーは非常に自信を持ってプレーしているし、クロスボールの処理も良い」と、そのパフォーマンスを称賛する。ブラジル人ストライカーは、最後尾からチームが安定することで前線の攻撃陣にも好影響をもたらしていると話す。

「失点したり、敗戦の結果になってくると、攻撃の選手であってもチームを助けるために、守備に意識が行ってしまう。そうすると攻撃に移ったときに体力が足りなかったり、精度を欠いたりしてしまいます。危ない場面が減れば、我々攻撃の選手は、攻撃に集中できる。チームとして全体的に安定してきていることが相乗効果を生み、良い結果につながっているのではないでしょうか」

 そして次節の名古屋戦、さらにその後も横浜FM戦、川崎F戦と、上位陣との戦いが続いていく。

「僕自身が一番重要なのはチーム。いかにしてチームの勝利に貢献できるかということを考えてプレーしています。今シーズン、まだ残っている目標をみんなで達成できる。(鹿島には)それだけの選手の能力があるので、僕はそう断言できます。そして、アントラーズの歴史や、ユニフォームを着ることの重みを全員で感じながらプレーしていけば、自ずと結果はついてくると思っています」

 伝統のエンブレムを胸に、エヴェラウドは信頼する仲間とともに難敵撃破へ準備を進める。


10月29日、オンライン取材に応じるエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)

【鹿島】「平常心を失う選手はナンセンス」好調のFWエヴェラウドはなぜ厳しいマークにも冷静なのか?「日本のサッカーは…」
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月29日


「悪質な場合は当然怒る」


得点ランク2位、エヴェラウドがピッチに立つうえでの自身の心構えを明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

「平常心を失う選手はナンセンス」

 まさに紳士的な回答だった――。

 鹿島アントラーズのFWエヴェラウドが10月29日にオンライン取材に応じ、チームの得点源としてピッチに立つうえでの心構えを明かした。

 エヴェラウドはここまで25試合に出場しチームトップの13得点を記録。得点ランキングでも柏レイソルのオルンガに次ぐ2位と、リーグ後半戦で快進撃を続ける鹿島で重要なピースとなっている。

 そんなブラジル人アタッカーは、相手チームにすればもちろん危険な存在だ。必然的に厳しいマークにさらされるが、激しいコンタクトを受けても常に比較的落ち着いた様子で、激高した姿はあまり見たことがない。その理由について、「日本のサッカーはフェア」であると説明している。

「日本のサッカーでは全員がフェアに接してくる。悪質な場合は当然僕も怒りますが、いままでやってきてそんな選手はまったくいなかった。彼らが僕に仕事をさせないために厳しいマークをするのは当然で、僕も彼らからボールを奪うときにはやるわけで、それが普通ではないかなと思う」

 また一方で、プレー中に平常心を失う選手に対しては“ナンセンス”との言葉を使い、自身の考えを述べている。

「よくやられて怒って平常心を失う選手を見ていますが、それはナンセンスかなと思います。自分が変なことをやらなければ変なことをされないし、それはサッカーだけではなく人生のなかでも、ちゃんとフェアでクリーンにやっていればみんな認めてくれる。

 毎回コンタクトをされたからといって平常心を失っていったら、自分のプレーができなくなる。もともと僕はサッカーはフルコンタクトだと考えているので、べつになにも気にすることはないですね」

 現在6位の鹿島は、31日に勝点45で並ぶ5位・名古屋グランパスとホームで激突する。「我々が2位にたどり着くためには非常に重要な試合」と、この一戦が持つ価値を十分に理解するエヴェラウド。冷静なストライカーの一撃に期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【鹿島】FWエベラウド、勝ち点並ぶ上位対決へ「歴史やユニホームの重みを感じながら」 31日ホーム名古屋戦
2020年10月29日 15時58分スポーツ報知

 鹿島のFWエベラウドが29日、鹿嶋市内で行われた練習後にオンラインで取材対応し、31日のホーム名古屋戦に向け必勝を誓った。

 前節広島戦(1〇0)でも決勝点を挙げ、今季13得点を誇るエベラウドの得点力も注目されるが「チームの勝利が非常に重要」と本人が見ているのはあくまで勝敗。直近4試合は複数失点を喫しておらず「セットプレー絡みの失点はほぼゼロだと思いますし、昔あったビルドアップでのボールの失う場面はだいぶ減りました」と守備での安定にも手応えを感じている。その結果、前線の選手が攻撃により専念できる環境が作り出せていると分析。「お互いの相乗効果でいい結果につながっている」と各ポジションが役割を果たせていると強調した。

 現在6位の鹿島が2日後に迎え撃つのは勝ち点で並ぶ5位・名古屋。天皇杯出場権を得られる2位とは勝ち点3差で、今後し烈な争いが繰り広げられることは間違いない。「ロッカールームでの選手たちの合言葉は『8回の決勝戦が残ってる』だ」と話すように、残り8試合で一戦も落とすことができない緊張感がチームにも流れている。

 名古屋のここまでの失点数は25点と川崎(19点)に次ぐ少なさで、堅守が光るチームだが「自分たちのやるべきことを自分たちのやり方で貫くことが重要」。自らの仕事に集中したいと口にした。残り試合で相手にする上位陣は名古屋、川崎、そして最終節のC大阪。直接対決を制して自力で上位にくい込む必要性を口にし、「8回の決勝の中で一番重要な決勝」と名古屋戦を見据えた。

 10月のホームゲームは2戦2勝と好調。今季1年目のストライカーは「多くのサポーターがくる、応援してもらうことで重要な試合を乗り越えることができる」と制限がある(10月から上限は収容人数50%の20000人)中でもサポーターの後押しを実感している。「全員で(クラブの)歴史やユニホームの重みを感じながらプレーできれば」と力を込め、ともに戦うことを誓った。今季2度目の3連勝へ、誰よりもパワフルに突っ走る。

点はともに『45』、上位追走を目指す両者が激突

「名古屋を上回るチャンスだ」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
同勝ち点チームとの直接対戦であり、勝てば確実に順位を上げられる。
目標とするACL圏内を、そして天皇杯出場権の2位を目指すためには勝つことだけが求められる。
この難敵である名古屋との対戦を制することで、チームは確実に勢いづく。
ホームの地の利を得て勝利を掴み取るのだ。
今季を占うビッグマッチ。
必勝である。

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勝点はともに『45』。上位追走を目指す両者が激突
鹿島と名古屋は今季公式戦で三度目の対戦となる。鹿島にとってはシーズン2戦目となるJリーグYBCルヴァンカップは0-1で敗れ、明治安田J1第14節では3-1と快勝している。16分に古巣戦だった和泉 竜司の得点で先制すると、敵陣でボールを奪った荒木 遼太郎がGKの頭上を射抜く追加点。1点を返されたあとに土居 聖真の3点目で相手を突き放した。

先制点を決めた和泉は「良い形でカウンターになった。エヴェ(エヴェラウド)はシュートの選択もあったと思いますし、エヴェもしっかり見ていてくれてそこに合わせてくれたので、触るだけのゴールでした」と喜んでいた。

ただ、ルヴァンカップでは名古屋がマテウスの得点で1-0の勝利を挙げている。両チームとも決め手に欠いた試合の中で、マテウスが角度のないところから見事なシュートを叩き込む。ゴールマウスを守っていた名手・クォン スンテもさすがに触ることができない一撃だった。

最近の両チームの状態を振り返ると、鹿島は15日間で5試合を戦う5連戦を4勝1敗という好成績で乗り切った。残されている8試合のうち6試合が県立カシマサッカースタジアムでの開催。ホームアドバンテージとなるサポーターの後押しを受けて戦えるのは大きい。対する名古屋は3勝2敗と少し足踏みした。C大阪には1-0で競り勝ったものの川崎Fと横浜FMに連敗。特に川崎Fには0-3の完敗を喫している。悪い流れの中で準備期間が短いまま前節の仙台戦を迎えたが、攻守に相手を圧倒する試合を見せる。スコアは1-0と最少得点差だったが、もっとスコアが離れてもおかしくなかった。

相手にほとんどチャンスを与えなかったため、マッシモ フィッカデンティ監督も「すべての面において良かったと思います。堅い守備というところではしっかりと頭の中で整理できていて、気持ち的な面でも相手を上回っていました」と満足げに語っている。これから佳境を迎えるリーグ終盤戦の足がかりにしたいところだろう。

鹿島が残り8試合、名古屋が残り9試合と、シーズンの残り試合もいよいよ少なくなってきた。両者の勝点はともに『45』。14勝3分8敗の名古屋が5位、14勝3分9敗の鹿島が6位につけている。1つ消化試合数の多い鹿島にとっては、名古屋を上回るチャンスだ。また、他チームの結果にもよるが2位のG大阪とC大阪の勝点は『48』。勝点3を上積みできれば2位まで順位を上げるチャンスもある。

鹿島のファン アラーノは「この名古屋戦の結果で今後のリーグ戦の展望が変わっていくんじゃないかなと思います。グランパスはウチより1試合少なく、われわれが彼らに追いつくチャンスがある。直接対決なので、しっかりと制さねばならない」と意気込んでいた。おそらく名古屋の選手に聞いても同じような答えが返ってくるだろう。

この1試合で今季の結果のすべてが決まってしまうわけではないが、ファン アラーノが言うように今後の行方に大きく影響を与えるはず。見逃せない90分である。

[ 文:田中 滋 ]

名古屋戦にて荒木の躍動を

名古屋戦のチケットをプロモーションする鹿島アントラーズ公式Twitterである。
荒木遼太郎のプレイ動画を流す。
これは素晴らしい。
荒木のテクニック、判断力、プレイイメージが伝わってくる。
この選手がルーキーとは信じられぬ現実と言えよう。
この至宝を更に大きく育て上げることがクラブに求められておる。
荒木遼太郎と共に戦える幸せを噛みしめるためにも名古屋戦に向かう。
楽しみである。

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ファン・アラーノ、チームがフィットしてきた

ファン・アラーノを取材したサッカーダイジェストの広島記者である。
ファン・アラーノはチームの好調に対して、「チームがフィットしてきたと思います。GKの沖選手から始まり、CBも安定してきて、また我々攻撃陣は前から相手に制限をかけたりすることで、みんなが上手く活躍できるようになってきました」と語る。
広島記者の言葉では、「チーム全体で統一感のある戦いができるようになってきた」となる。
これは観ていても感じることと言えよう。
サッカーがチーム競技であることがよくわかる。
ザーゴ監督が求めるサッカー像が選手に伝わった。
その最先鋒としてファン・アラーノがおる。
技術的な部分は十二分に持っておる選手であったが、それ以上に攻守・守功の切り替えの速さはこれまでに観たことないレベルにある。
このような選手は非常に大事である。
若手にも良い影響を与えるであろう。
そしてファン・アラーノ自身が若い。
更に大きく成長していくことであろう。
今後が楽しみである。

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【鹿島】目を見張るパフォーマンスが続くファン・アラーノ。好調の要因は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年10月28日

「チームがフィットしてきたと思います」


プレーレベルがさらに上がってきたJ・アラーノ。好調の要因を、チームとしての充実ぶりに見出す。写真:滝川敏之

 ここ最近のファン・アラーノのパフォーマンスは、際立つものがある。持ち前のテクニックを駆使して敵を翻弄し、攻撃を組み立て、ビッグチャンスを演出する。以前はプレーの正確性を欠き、流れを止めるようなシーンが目についたが、そうした姿はあまり見られなくなった印象だ。

 好調の要因を、J・アラーノはチームとしての充実ぶりに見出す。

「チームがフィットしてきたと思います。GKの沖選手から始まり、CBも安定してきて、また我々攻撃陣は前から相手に制限をかけたりすることで、みんなが上手く活躍できるようになってきました」

 チーム全体で統一感のある戦いができるようになってきた。その土台がしっかりとすることで、「個の技術の高さだったり、能力が上がってくると思う」とJ・アラーノは語る。

「みんなが良い状態になってきたところで、チームとしての組織が安定してきて、それぞれの特長を出せるようになってきました」

 その組織力がさらに高まってくれば、J・アラーノもこれまで以上に持てる技術を存分に発揮して、攻撃に“違い”をもたらしてくれるはずだ。

 次節は、勝点45で並ぶ名古屋をホームで迎え撃つ。

「この名古屋戦の結果によって、今後の展望が変わっていくと思います」

 現在、5位の名古屋は6位の鹿島より1試合消化試合が少ないだけに、是が非でも勝ちたいところだ。ラストスパートに弾みをつける意味でも勝負どころとなるゲームで、J・アラーノはチームに歓喜を呼び込むプレーを見せられるか。期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

内田篤人アンバサダー、ルヴァンカップは僕が国内で唯一取ったことのないタイトル

今季のルヴァン杯・決勝のアンバサダーに就任した内田篤人氏である。
就任にあたってのコメントに於いて、「実は、ルヴァンカップは僕が国内で唯一取ったことのないタイトルで、選手としてはもう二度と取ることが出来ないので残念です」と明かす。
言われてみれば、三連覇時には落とし続けたタイトルであり、得るのは2011年シーズンとなる。
2007年のナビスコ杯は、今となっては誤審としか思えぬのPKで落とした記憶が大きい。
2008年は過密日程の最中、守り切られて勝ち上がれなんだ。
2009年は、ジュニーニョの0度シュートに泣いた。
そして何より、2006年であろう。
篤人はU-19日本代表メンバーとしてアジアユース選手権に参加し、決勝を欠場することとなった。
その影響は大きく、チームはタイトルを逃した。
高卒ルーキーの力がこれほどに大きかったものかと、改めて思い出す。
また、復帰後としては、昨季も一昨年も共に第1戦にて、篤人の交代後に複数ゴールされて敗退しておる。
そして現役ラストイヤーの今季は、敗退が決まったGSの第3戦に先発し、そして引退を決意することとなった。
このタイトルには縁が無かったが、特別なモノがあったように感じる。
いずれにせよ、そうした人物がこうしてアンバサダーを務めることを前向きに考えたい。
来季は、篤人抜きでルヴァン杯を得ようではないか。
重要なタイトルである。

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内田篤人氏がルヴァン杯の決勝アンバサダーに就任!意気込みとともに同カップにまつわる意外な事実を告白
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月28日


「実は、ルヴァンカップは…」



現在はU-19日本代表の「ロールモデルコーチ」としても活躍する内田氏。写真:徳原隆元


 Jリーグは10月28日、11月7日に国立競技場で開催される「2020JリーグYBCルヴァンカップ」決勝のアンバサダーとして、内田篤人氏が就任することを発表した。内田氏は今後、各種プロモーション活動を通じて、同カップ決勝の盛り上げに一役買うことになる。活動の詳細は、決まり次第、改めて発表される。

 内田氏はアンバサダー就任にあたりコメントを発表し、「実は、ルヴァンカップは僕が国内で唯一取ったことのないタイトルで、選手としてはもう二度と取ることが出来ないので残念ですが、決勝のアンバサダーという立場から歴史あるこの大会を盛り上げて行ければと思います」と、現役時代は鹿島でリーグ3連覇や天皇杯優勝、ACL制覇に貢献するなど数々のタイトルを手にしながら、ついに獲得できなかったリーグカップタイトルに想いを馳せつつ与えられた大役に意気込みを見せた。

 また、「今年はいつもと違うシーズンで非常にタイトなスケジュールの中、勝ち上がってきた両チームには決勝では本当に良い戦いをして欲しいという思いです。一発勝負の世界なので一つ一つのプレーが全て結果につながります。見逃す事なく最後まで選手たちの勇姿を一緒に応援しましょう!」と、コロナ禍の過密日程のなかで勝ち上がった両チームに敬意を表し、決戦への期待感に満ちたコメントを寄せた。

 決勝は11月7日、柏レイソル対FC東京の顔合わせで、13時5分に国立競技場にて行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

ブレーメン・大迫、痛みを伴う打撲

軽傷と発表されたブレーメンの大迫である。
ホッフェンハイム戦にて負傷対抗した大迫は、コーフェルト監督が「勇也のケガはあまり良くないようだ。本当に悲劇的」とコメントしたように、長期離脱が示唆されておった。
しかし今回、同監督が、「膝にダメージはなく、痛みを伴う打撲だった」、「回復具合を2、3日待つことになるが、今週中に練習を再開できるだろう」と公表したことで、軽傷であることが明らかになった。
これは一安心。
ドイツでの大迫の活躍は我らに勇気を与える。
戦列復帰し、躍動して貰いたい。
ゴールの報を待っておる。

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ブレーメン大迫 25日負傷の右膝軽傷 指揮官「今週中に練習を再開できるだろう」
[ 2020年10月28日 05:30 ]

 ドイツ1部ブレーメンは26日、右膝を負傷した日本代表FW大迫が軽傷だったと発表した。
 コーフェルト監督は精密検査の結果について「膝にダメージはなく、痛みを伴う打撲だった」と説明した上で「回復具合を2、3日待つことになるが、今週中に練習を再開できるだろう」との見通しを示した。大迫は25日のホッフェンハイム戦に途中出場して終盤に負傷交代。指揮官は「勇也のケガはあまり良くないようだ。本当に悲劇的」と発言をしていた。

内田篤人ロールモデルコーチ、ミニゲーム飛び入り参加

ミニゲームに飛び入り参加したU-19日本代表候補内田篤人ロールモデルコーチである。
こうした指導が出来るのも引退して日が浅いからこそ。
だからこそのロールモデルコーチということであろう。
篤人に指導された若き世代は大きく育って行くであろう。
U-19日本代表のメンバーも指導者としての篤人も今後が楽しみである。

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内田篤人コーチ「俺が決めたら2点な」 U―19代表候補合宿でミニゲーム飛び入り参加
2020年10月26日 19時44分スポーツ報知


ミニゲームに参加した内田篤人コーチ

 U―19日本代表の代表候補合宿2日目が26日、千葉県内で行われた。

 この日の練習では、今夏に現役を引退し、日本サッカー協会のロールモデルコーチに就任した内田篤人氏がミニゲームに飛び入り参加する場面があった。

 「白弱いな!」「赤狭いよ!」「ナイストライ!」などと声を出しながら赤白の2チームに分かれたミニゲームを見守っていた内田コーチは、影山雅永監督の指示を受け、終盤にフリーマンとして参加。「俺が決めたら2点な」と選手に声をかけつつ緑色のビブスを着用し、的確なコーチングや広い視野でのパス回しで練習を盛り上げた。

 合宿は28日まで行われ、来年のU―20W杯(インドネシア)に向けた強化を図る。影山監督は「(前回の合宿から)テーマは変えないが、もう1つ進もうと。テーマを重複させて新しいメンバーに理解して貰いつつ、共通理解を深めたい。目に見えるか見えないかの進歩しかつけられないが、みんなとしっかり情報を共有していきたい」と話し、湘南から参加したMF田中聡は「ここに来ている選手はみんな自分より攻撃のところで(力が)ある。参考にしつつ、自分もそこに入っていけるようにしたい」と意気込みを語った。

コリチーバ、ジョルジーニョ監督を解任

ジョルジーニョ監督を解任したコリチーバである。
ブラジルは監督人事に動きが多いお国柄である。
ジョルジーニョの次なる挑戦はどこになるのであろうか。
心して待ちたい。

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Mudança no comando técnico
Conselho Administrativo informa desligamentos na comissão técnica coxa-branca para a sequência do Brasileiro
Há 11 horas — 25/10/2020 18:11:00

O Coritiba Foot Ball Club definiu neste domingo (25) mudanças na Departamento de Futebol para a sequência da temporada. O técnico Jorginho deixa o comando da equipe alviverde após 13 partidas.

Desde a estreia, contra o Sport, a equipe alviverde teve sob o comando de Jorginho um aproveitamento de 33%. Foram três vitórias, quatro empates e seis derrotas.

Jorginho deixa o clube junto com o auxiliar Luiz Iubel e o preparador físico Joelton Urtiga.

O Coritiba agradece aos profissionais pelos serviços prestados ao clube e deseja sucesso na continuidade de suas carreiras.

U-19日本代表候補・染野唯月、合宿を離脱

U-19日本代表候補を腰痛のために離脱した染野唯月である。
これは残念。
本人はそれ以上に無念であろう。
まずは治癒に専念し、リーグ終盤戦に備えるのだ。
染野の力が重要となるのは将来である。

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染野選手のU-19日本代表候補離脱について
2020.10.26(月)

本日(10/26)、 U-19日本代表候補の千葉トレーニングキャンプ(10/25~10/28)に参加している染野唯月選手について、腰痛のためチームを離脱することが発表されました。

詳細は日本サッカー協会公式サイトをご覧ください。

レガネス・柴崎岳、先制ゴール

オビエド戦にて先制ゴールを決めたレガネスの柴崎岳である。
スペインでは3年1か月ぶりとのこと。
これは良き報。
更に活躍し、レガネスに柴崎岳ありと名を上げるのだ。
次なる報を待っておる。

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レガネス柴崎岳が3年1か月ぶりゴール!! 代表帰り3試合で1G2Aの大活躍
20/10/26 04:32


レガネスMF柴崎岳

[10.25 ラ・リーガ2部第8節 レガネス2-1オビエド]

 ラ・リーガ2部は25日、第8節を各地で行い、MF柴崎岳所属のレガネスがオビエドを2-1で破った。2試合連続のアシスト中だった柴崎は後半16分、エリア内への巧みな飛び出しで先制ゴールを記録。ヘタフェ時代の2017年9月以来、3年1か月ぶりの得点でチームを3連勝に導いた。

 日本代表として出場した10月13日の国際親善試合コートジボワール戦(○1-0)でFKから劇的なゴールを導いて以降、所属クラブでも好調が続いている柴崎。前々節のログロニェス戦(○1-0)、前節のサラゴサ戦(○1-0)ではいずれも決勝点をアシストしていた中、今節は序盤からボックス内に入る場面が頻繁に見られるなど攻撃的な姿勢が目立った。

 すると0-0で迎えた後半16分、そうした姿勢が結果に結びついた。中盤からの単独突破でMFマイケル・サントスがボックス内に侵入し、シュートは打ち切れずに右へと流れると、ゴールライン際から繰り出したマイナス方向への折り返しに柴崎が反応。ファーストタッチは柔らかく右に持ち出し、相手をかわして右足で押し込んだ。

 過去2シーズンは得点なしに終わっていた柴崎にとって、所属クラブでのゴールはヘタフェ時代の2017年9月16日、第4節のバルセロナ戦以来3年1か月ぶり。鹿島アントラーズ時代に見せていたような後方からの飛び出しで奪った久々の一発はチームにとっても価値ある先制点となった。柴崎はその後、1-0の後半31分までプレーした。

 レガネスはさらに後半42分、1点目を演出したM・サントスがボール奪取から相手陣内にドリブルで侵攻すると、シュートは相手GKに阻まれたが、跳ね返りをMFボルハ・バストンが押し込んで追加点。アディショナルタイムにはクロス攻撃から1点を返されたが、そのままリードを守り切って3連勝を果たした。

水戸・山口一真、Beautiful GOOOAL🔥

山口戦での山口一真のゴール動画をTweetする水戸ホーリーホック公式Twitterである。
「Beautiful GOOOAL🔥」と評する。
スピードに乗って飛び出し、冷静に決めておる。
これが一真の才能と言えよう。
速さとキック力。
サッカー選手ならば誰もが求める"チカラ"を持っておる。
今季、水戸にレンタルされ既に12G7A。
十二分に結果を出した。
そろそろ来季の去就が気になるところ。
2021年シーズンのユニフォームはどのような色になるのであろうか
注目である。

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ザーゴ監督、“歓喜の舞”

広島戦でのザーゴ監督の話題を伝えるサッカーダイジェストWeb編集部である。
エヴェラウドの先制点が決まるとDAZNの映像はザーゴ監督の喚起の様子を映し出した。
飛行機のポーズで旋回する姿は、極まる感情を表しており、嬉しさ倍増であった。
Jリーグ黎明期の清水のトニーニョを思い出して懐かしく思ったりもする。
この感情表現をこの先も連発してもらおうではないか。
ゴールを積み重ね、勝利を掴み取る。
楽しみにしておる。

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「可愛すぎるだろ笑」「一緒に喜んでくれる感じまじで良いな」鹿島・ザーゴ監督の見せた“歓喜の舞”にファン熱視線!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月25日


「このシーンは何度でも見たい」


待望のゴールに、身体全体で喜びを爆発させたザーゴ監督。写真:田中研治

 10月24日、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島と対戦し、1-0で見事勝利。その試合で指揮官が見せた“歓喜の舞”が、ちょっとした話題になっている。

 ホームに広島を迎え撃った一戦。鹿島は前半から決定的な場面もありながら、得点が奪えない。ただそれでも、終盤に突入した76分。三竿健斗からのフィードにエヴェラウドが絶妙な胸トラップで上手く抜け出すと、最後はGK林卓人との1対1を制し、ついにゴールネットを揺らした。

 待望のゴールを挙げたブラジル人ストライカーは、大きく両手を広げ飛行機”パフォーマンスで喜びを表現。すると、その直後だった。ザーゴ監督もそれにつられたのか、エヴェラウド同様に両手を目一杯伸ばしながら、その場で回転。待ちに待ったゴールに感情を爆発させた。

 結局このゴールが決勝点となり、鹿島は2連勝を飾った。そして試合後には、このなんともほっこりする一場面を切り取った映像がSNS上で公開され、ファンからは次のような熱いコメントが数多く寄せられている。

「ザーゴ監督にしか目が行かん」
「可愛すぎるだろ笑」
「一緒に喜んでくれる感じまじで良いな」
「もうさ、この先鹿島がゴール決めたら、ザーゴ監督映してほしい」
「こんな喜ぶ監督好き」
「ザーゴ監督笑顔にしてくれてありがとう」
「このシーンは何度でも見たい」

 直近5試合で4勝と好調を維持する“常勝軍団”。ひとつでも多くの勝利を重ね、元ブラジル代表の経歴も持つ指揮官の、最高の笑顔を引き出したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

広島戦報道

エヴェラウド一色の各紙である。
エースの一発はイオンパクトがあった。
「得点後は、4歳の息子ピエトロ君に頼まれたという、ユベントスFWロナウドをまねしたパフォーマンスも披露」と息子さんに捧げるC.ロナウドのパフォーマンスも嬉しい。
このゴールにて、昨季のセルジーニョの得点数を超えた。
素晴らしい。
ここ数年、毎年、チーム内得点王が移籍しておる。
今季末はそれを阻止したい。
エヴェラウドと共にタイトルを獲るのだ。
信頼しておる。

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鹿島エヴェラウド弾勝利 広島及ばず/鹿-広24節
[2020年10月24日16時20分]


鹿島対広島 後半、ゴールを決め駆け出す鹿島FWエヴェラウド(撮影・鈴木みどり)


鹿島対広島 後半、ゴールを決めガッツポーズする鹿島FWエヴェラウド(撮影・鈴木みどり)


鹿島対広島 広島に勝利し、サポーターの声援に応える鹿島イレブン(撮影・鈴木みどり)


鹿島エヴェラウド「いちばんきれい」華麗に決勝弾
[2020年10月24日18時7分]


鹿島対広島 後半、ゴールを決め駆け出す鹿島FWエヴェラウド(撮影・鈴木みどり)


鹿島対広島 後半、ゴールを決めガッツポーズする鹿島FWエヴェラウド(撮影・鈴木みどり)


<明治安田生命J1:鹿島1-0広島>◇第24節◇24日◇カシマ

鹿島アントラーズはFWエヴェラウドの今季第13号でサンフレッチェ広島を下した。

後半31分、MF遠藤が中盤でボールを奪うと、パスを受けたMF三竿が前線へ大きく蹴り出した。エヴェラウドは落下点へ走りながら、ゴール方向に向かって胸でトラップ。マークに付いていた相手DFと入れ替わると、スピードそのままゴールに迫り、相手GKの頭上を狙ったシュートで決勝点を決めた。

「日本で決めた得点の中でいちばんきれいだった。チームとしてのいい得点だった」とエヴェラウド。ボールを奪ったあと素早く縦に展開するのがチームの狙いだったという。得点後は、4歳の息子ピエトロ君に頼まれたという、ユベントスFWロナウドをまねしたパフォーマンスも披露。昨季のチーム内得点王MFセルジーニョ超えとなる13点目で、得点ランクも単独2位に抜け出した。

見事なフィードで得点を演出したMF三竿は「エヴェならなんとかしてくれると思って、滞空時間長めのボールを入れた。狙い通りです」とほおを緩めた。

ザーゴ監督は今季最後の5連戦を4勝1敗で終え、「選手が勝ち取ったすばらしい勝ち点3。選手をたたえたい」と胸を張った。

鹿島が接戦制す 広島、好機つくるも無得点

広島に競り勝ち、タッチを交わす鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第24節第3日(24日、鹿島1-0広島、カシマ)鹿島が接戦を制した。攻守が激しく入れ替わる中、後半31分に長いボールを巧みに受けたエベラウドがゴール前まで運んで先制。終盤は5バックに変更して逃げ切った。広島は途中出場の浅野のドリブルなどで好機をつくったが無得点。

鹿島2連勝 開幕戦の屈辱晴らす、広島に完封勝ち エヴェラウド決勝弾「決めるだけでした」
[ 2020年10月24日 16:58 ]

明治安田生命J1第24節 鹿島1―0広島 ( 2020年10月24日 カシマ )


<鹿島・広島>後半、決勝ゴールを決める鹿島・エヴェラウド
Photo By 共同


 鹿島が今季開幕戦の屈辱を晴らした。ホームで広島を1―0で下して2連勝。0―0で迎えた後半31分にFWエヴェラウドが、今季13点目となる決勝ゴールを挙げた。今季開幕戦ではアウェーで0―3で大敗。直近リーグ5試合で未勝利だった相手から、3年ぶりとなる貴重な勝ち点3をつかんだ。
 均衡を破った。0―0の後半31分。MF三竿の縦パスに反応したFWエヴェラウドが、相手ディフェンスと競り合いながら胸トラップで抜け出すと、最後は右足でゴール中央へ突き刺した。チームを2連勝へ導く値千金の決勝弾。「三竿選手から非常にいいボールが来て、いい形で相手ディフェンダーと入れ替わって、あとは落ち着いて決めるだけでしたね」と、エースは胸を張った。

 今季得点ランク単独2位に躍り出る13点目。開幕戦では4本のシュートを打ちながら、無得点だっただけに「得点をするために僕は雇われたので、それができれば自分の仕事を果たせたということ」。今季残り9試合としたこの日の試合前には、選手控室で「9回の決勝」という言葉がチーム内で発せられたという。エヴェラウドは「自分たちは勝ち続けなくてはならない」と引き締め直した。

鹿島・エヴェラウド、V弾で広島にリベンジ「物凄くいい形で奪った得点」
[ 2020年10月25日 05:30 ]

明治安田生命J1第24節 鹿島1-0広島 ( 2020年10月24日 カシマ )


後半、決勝ゴールを決める鹿島・エベラウド
Photo By 共同


 鹿島は、開幕戦の屈辱を晴らした。0―0の後半31分。縦のロングボールに反応したFWエヴェラウドが、胸トラップで相手ディフェンスに競り勝つと、最後は右足でゴール上へ突き刺した。今季得点ランク単独2位に躍り出る13点目は決勝弾。
 今年2月の開幕戦は0―3で敗れ、直近リーグ5試合未勝利の相手から3年ぶりの白星をつかんだエースは「狙い通り。物凄くいい形でチームで奪った得点」と胸を張った。

J1鹿島2連勝 広島に1-0

鹿島-広島 後半31分、決勝ゴールを決め仲間と喜ぶ鹿島・エベラウド(右)=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影

明治安田J1(24日・カシマスタジアムほか)第24節、第28節の計6試合が行われ、鹿島は広島を1-0で下し、勝ち点を45に伸ばした。

鹿島は後半31分、エベラウドが相手GKとの1対1から決勝点を挙げた。エベラウドは4試合ぶりのゴールで、J1得点ランキング2位の13ゴール目。試合前には、14日の第22節鳥栖戦でJ1通算100試合出場を果たした和泉に花束が贈呈された。

G大阪は柏に2-1で競り勝った。9試合負けなしで勝ち点48とし、C大阪と並んで2位に浮上した。札幌は横浜FCに3-0で快勝し、ペトロビッチ監督が史上3人目、外国人としては初のJ1通算200勝に到達した。

名古屋は仙台を1-0で下した。浦和はC大阪を3-1で破った。第28節の1試合は横浜MがFC東京に完勝。FC東京は4位に後退した。

サッカーダイジェスト 広島戦寸評

サッカーダイジェストの広島記者による広島戦の寸評である。
ウノゼロの勝利に良い評価が並ぶ。
特に三竿とエヴェラウドに高評点が与えられた。
三竿はMOMにも選んでおり、高い評価である。
ミドルシュートあり、意表を突いたパスありと、攻守の要であった。
エヴェラウドは決勝点は当然として、膠着した段階でのバイシクルはスタジアム全体が沸いた。
お金の取れる選手と言えよう。
とはいえ、この試合、勝ったことが不思議なゲームであったことも事実であろう。
広島側としては、何故負けたのか不思議に思うところもあろう。
これもまたサッカーという球技の妙である。
ただこのようなゲームになってしまった理由の一つに、鹿島側の過密日程とアウェイ連戦があったように思う。
公平で同じ条件ということが少ないこともまたこのレギュレーションである。
カップ戦の日程であったり、アジアとの平行であったりと、日程には毎回苦しめられる。
来季以降、それを乗り越える練習になったのではなかろうか。
そう思える一戦であった。

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【J1採点&寸評】鹿島1-0広島|攻守で頼りになったボランチがMOM。指揮官の采配もズバリ
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年10月24日

鹿島――犬飼はエアバトルで強さを発揮


【警告】鹿島=町田(59分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】三竿健斗(鹿島)


[J1第24節]鹿島1-0広島/10月24日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
相手の決定機逸に助けられた形ではあるが、エヴェラウドが挙げた虎の子の1点を守り切って完封勝利。終了間際の時間の使い方も見事だった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
13分の危ない場面では素早い反応で事なきを得る。82分の川辺の強烈なシュートもしっかりとキャッチしてみせた。

DF
37 小泉 慶 5.5(66分OUT)
前半は攻め上がる機会が限られ、無難な内容。後半も特筆すべき働きは少なく途中交代。守備はソツがなかった。

39 犬飼智也 6.5
6分に中央からこじ開けて決定的なシュート。エアバトルでは強さを発揮し、クロス対応も落ち着いていた。

28 町田浩樹 6
前の選手と連動して敵の先手を取り、簡単に相手に前を向かせないプレーも。19分のヘディングシュートは決めたかった。

14 永戸勝也 6
攻撃面では得意のクロスで見せ場を演出するシーンはそこまで多くなかったが、守備面では堅実な振る舞いで完封に貢献。

MF
20 三竿健斗 6.5 MAN OF THE MATCH
57分の思い切ったミドルは枠を捉えなかったが、76分には正確なロングフィードでエヴェラウドの決勝点をアシスト。持ち味のタイトなディフェンスでミドルゾーンの守備を引き締める。攻撃でも守備でも頼りになるパフォーマンスだった。

4 レオ・シルバ 6
開始早々に惜しいシュート。周囲への素早いサポートでボールの流れを良くする。球際でもしぶとく戦った。

鹿島――途中出場の選手は軒並み及第点の出来


値千金の決勝弾を決めたエヴェラウド(右から2番目)。インサイドで丁寧に枠に飛ばしたファインシュートだった。写真:滝川敏之

MF
7 ファン・アラーノ 6(75分OUT)
上手く中間ポジションをとってボールを引き出し、そこから良質な配給。途中交代するまで、チームの攻撃をリードした。

11 和泉竜司 6(66分OUT)
時間の経過とともに、気の利いたプレーが増える。63分には良い形でゴール前に侵入したが、シュートは打ち切れなかった。

FW
8 土居聖真 5.5(66分OUT)
56分、左からのクロスに巧みに合わせたがゴールならず。素早い戻りで相手のカウンターを潰した42分のプレーは素晴らしかった。

9 エヴェラウド 6.5(84分OUT)
三竿からのパスを胸でトラップしてそのまま持ち運び、丁寧なインサイドでのシュートで値千金の決勝点! 決まらなかったが29分のバイシクルシュートでも会場をわかせた。

途中出場
MF
25 遠藤 康 6(66分IN)
決定的な仕事はなかったが、状況に応じて適切にプレーを選択。いぶし銀のパフォーマンスで安定感をもたらした。

MF
6 永木亮太 6(66分IN)
85分、タッチラインを割りそうなボールに追いついてキープ。ファイティングスピリッツ溢れるプレーでチームを鼓舞した。

MF
26 荒木遼太郎 6(66分IN)
ニアゾーンを狙う動き出しで攻撃に勢いをもたらす。角度のないところに追い詰められてもクロスを上げる技術の高さも。

FW
36 上田綺世 6(75分IN)
期待されたゴールこそなかったが、身体を張ったキープや高い位置での懸命なディフェンスで勝利の確率を高めた。

DF
33 関川郁万 ―(84分IN)
犬飼と関川の2CBの真ん中に入る。フィジカルの強さを活かして、相手の反撃を許さなかった。

監督
ザーゴ 6.5

エヴェラウドを左サイドに移した瞬間に決勝点が生まれ、最後は5バックで逃げ切ってみせる。采配がズバリと当たる完封勝利だった。

広島戦コメント

「多くのチャンスを作って、積極的プレイしたチームが勝つべき。そのご褒美としてゴールができたのではないかと思う」と語る指揮官である。
サッカーの真理をよくわかっておる。
過密日程に加え、アウェイの連戦ということでまともなトレーニングが行えず、「映像と口頭での指示と戦略だった」ところを「選手がやり切った」とのこと。
ザーゴ監督の求めるものを選手が理解し実行出来るようになってきたことが伝わってくる。
そして、「チームとして狙っていたことを出せたゴールだった。個人としても狙い通り。その意味では素晴らしいゴールだった」と言うエヴェラウドと「ボールを運んで顔を上げたとき、綺世が降りてきて空いたスペースが見えていた。エヴェだったらなんとかしてくれると思い、滞空時間があるボールを選択した」と三竿。
チームとして見えている絵が重なっていることの証左である。
チームの熟成とはこういうことであろう。
このチームでこの先も勝ちきっていこう。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第24節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
非常にいい試合の入り方をして2回ほどチャンスがあった。それを決めることができず、相手のカウンターを何度か受け、失点しそうになった。(ハーフタイムに)選手たちへ後半に入っても同じ強度を保つようにという指示を出した。当然、移動や6日で3試合という日程から、疲労がだんだん出てきて、足が止まっていたところで交代選手を入れた。チームの活性化と強度を上げることを意識してもらった。多くのチャンスを作って、積極的プレーしたチームが勝つべき。そのご褒美としてゴールができたのではないかと思う。あとは、選手たちを讃えたい。6日で3試合はとてもタフ。力を振り絞ってやらないといけない試合だった。選手たちが勝ち取った素晴らしい勝ち点3だったと思う。

Q.5連戦を4勝1敗。チームの成長をどう感じている?

A.チームとしてやるべきことの整理はできたと思っている。あとはそれを体現すること。私自身、誰が入ってもできるように指導している。個人の特長によって変化はあるだろうが、チームとしてやろうとしている、前からプレッシングをかける部分やパスをどのようにつないでいくかの情報整理はできている。あとはその質を高めていく。今日は疲労との戦いもあったが、それでもアグレッシブにプレッシャーをかけるという相手と同等のことをやり続けようというなかで、選手たちが理解してやってくれた。この2試合は思うようにトレーニングができず、映像と口頭での指示と戦略だったので、選手がやり切ったことを評価しないといけない。

Q.ホームでの勝率を上げたいという話もあったが、残り8試合に向けての意気込みは?

A.規制のあるなか、今日も多くの方に来場いただいた。スタンドからできる範囲の応援をしてもらい、その応援がすごく伝わってきた。選手としてもこの応援は心強い。これからサポーターの力が必要な大詰めの試合がある。次のホームでも、少しでも自分たちの目標を達成できるよう、後押ししてもらいたいと思う。



【エヴェラウド】
チームとして狙っていたことを出せたゴールだった。個人としても狙い通り。その意味では素晴らしいゴールだった。ボールを奪ってから縦への早い攻撃を意識して、健斗がいいボールを出してくれた。相手の前でゴールに向かって胸でトラップでき、ゴールにつなげることができた。ただ、ゴールを決めることができた以上に、チームの勝利に喜びを感じている。

【三竿 健斗】
(ゴールシーンは)ボールを運んで顔を上げたとき、綺世が降りてきて空いたスペースが見えていた。エヴェだったらなんとかしてくれると思い、滞空時間があるボールを選択した。あとはエヴェの能力でゴールまで持っていってくれた。連戦になればなるほどチームとしての結束力が増して試合に勝てるというのはアントラーズの強み。チームみんなで誰が出ても同じサッカーをできるようにやってきているからこそ勝てたと思う。これからもチームみんなでひとつずつ勝っていきたい。

明治安田生命J1リーグ 第24節
2020年10月24日(土)14:03KO
県立カシマサッカースタジアム

[ ザーゴ監督 ]
非常に良い入りをして2回くらいチャンスがありました。それをなかなか決め切ることができず、そこから相手のカウンターを何度か受けて失点しそうなところがありました。後半、同じ強度を保つようにという指示は出したのですが、遠征と6日間で3試合目という疲労がだんだん表れるようになって、足が止まってきたところで交代選手を入れ、またチームの活性化や強度を上げることを意識してやってもらいました。多くのチャンスを作り、それだけ積極的にやって勝ったほうが良いと僕は考えるので、そのご褒美としてゴールが出たのだと思います。あとは選手を称えたいのですが、6日間で3試合はなかなかタフだし、今日はなおさらどこからか力を振り絞ってやらないといけない試合でした。ほんとに今日は選手たちが勝ち取った素晴らしい勝点3だと思います。

--15日間で5試合を戦った。4勝1敗だったが、前回対戦で負けているチームにも勝つことが多かった。チームの成長をどんなところで感じている?
表現する、体現するというところになる。僕自身は誰が入っても同じようにできるようにならないといけないと考えて指導しています。多少、個人の特長や人の長所、短所は変わるかもしれませんが、チームとしてやろうとするものは同じです。前からプレッシングを掛ける、どういうふうにつなぐのかという情報の整理ができていると思うし、あとは質を高めていくというところだと思います。ここ2試合は疲労がたまった中で戦わないといけないので、疲労との戦いでもあった。その中でもアグレッシブにやる、プレスを掛ける。特にその強度とアグレッシブさを相手と同等にすれば、こちらの個の力が先立つようになる。それをやり続けようと話したことを選手たちが理解して、やり続けてくれました。特にこの2試合は練習ができず、映像と口頭だけでの指示と要求、戦略だったので、それを選手たちがやろうとした気持ちは評価しないといけないと思います。

--今季一番のお客さんが入った中で1-0の勝利だった。残りの8試合にはどういう意気込みがある?
数字は把握してないのですが、おそらく間違っていなければ最大で2万人が入れる規制の中で試合をやっています。今日も多くの方がスタジアムを訪れ、できる範囲の声援を送ってくれました。非常に伝わってきましたし、選手にとってはホームのサポーターがいることは非常に心強いものです。シーズンも大詰めの中で、ホームでの試合が6試合残っています。グランパス戦やフロンターレ戦というサポーターの力が必要な試合があるので、次のホームのときには2万人満杯という感じで、われわれのサポーターが後押ししてくれて、少しでも自分たちの目標が達成できるように後押しして、心強く支えてくれたらと思います。

明治安田生命J1リーグ 第24節
2020年10月24日(土)14:03KO
県立カシマサッカースタジアム

MF 20
三竿 健斗
Kento MISAO

--決勝ゴールにつながった場面で、あのパスはどういうイメージで出したのでしょうか?
右サイドでヤスさん(遠藤 康)と(永木)亮太くんで動かしているときに、そこでやろうと思っていました。でも中にスペースが見えたので1個運んで顔を上げた瞬間に、(上田)綺世か誰かFWが下りてきたときに、空いたスペースも見えたのでエヴェ(エヴェラウド)だったらなんとかしてくれると思い、滞空時間があるボールを選択しました。あとは彼の能力で持っていってくれたんで、狙いどおりでした。

--これまでやってきたことが生きた得点シーンですか?
そうですね。奪ったあとにまず前を見るというのは監督から口酸っぱく言われているので、その意識が染みついています。あそこみたいな自陣では一瞬の判断しかできないような時間しかないので、その中でいかに良い判断をするかが自分の課題だと思っている。結果として得点につながって、勝てたのですごくうれしいです。

--15日間で5試合を戦いました。すごく過酷な条件だったと思いますが、4勝1敗の成績を残せたことについては?
国内の移動なので、ACLとか去年、一昨年と行ってますけどもっとキツかったし、連戦になればなるほどチームの結束力が強まって試合に勝てるというのがウチの強みだと思う。チームみんなで誰が出ても同じサッカーをするとやってきているからこそ、そうやって勝てたのかなと思う。これからもチームみんなで一つひとつ勝っていきたいです。

FW 9
エヴェラウド
EVERALDO

--大きな1点だった。得点シーンを振り返ってください。
チームとして狙いとしているところがしっかり出た得点だと思います。そういう意味では素晴らしい得点だったと思います。ボールを奪ってから縦を早く意識したものだったので、(三竿)健斗が良いボールを出してくれたものを良い形でトラップして、ゴールにつなげられたのがすごく良かったと思います。それ以上にチームが勝点3を得たことに、より喜びを感じています。

--相手選手が見えていたところでの胸トラップだったのでしょうか?
もちろん狙いどおりでした。上田(綺世)が入って僕は左サイドでプレーすることになった直後だったのですが、健斗からまっすぐなボールが入ったところでDFより前でトラップできたので、それがゴールに向かった方向にトラップできました。自分としては日本で決めた点の中でも、一番キレイな点だったと思います。チームとしても良い得点だったと思います。

--GKの上を射貫いた選択は?
トラップしてからのプレーが早い展開になっていて、ディフェンスが後追いで2枚来ているのも見えていたし、GKが出てくるのも見えていました。ループシュートよりもどちらかというと、思い切ったシュートを打つ選択をしようと思っていました。ループシュートだとどうしても完璧なキックでなければ決まらなかったと思います。自分が自信を持っている蹴り方でシュートをする選択をしました。

--ゴール後にクリスティアーノ ロナウドに似た喜び方をしていましたが?
4歳の息子がいるんですけど、彼がロナウド選手をものすごく好きで、よくゴールパフォーマンスを真似しています。「次に点を決めたらパフォーマンスをしてくれ」ということでした。彼も日本に来てから苦労している中で、彼が喜ぶことができないかなと思ってああいうパフォーマンスをしました。ヒーローインタビュー後、ピッチを1周しているときにも「もう1回やってくれ」ということだったのでまたやりました。

終盤に均衡破れる! 鹿島がエヴェラウドの今季13点目で広島に勝利

鹿島FWエヴェラウドが決勝ゴールを挙げた

鹿島、終盤の一発で広島撃破! 今季13点目のエヴェラウド「残り9試合勝ち続ける!」
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月24日


拮抗した展開は終盤に均衡が破れる


決勝点を決めたエヴェラウド。今季13点目となった。写真:滝川敏之

 J1リーグは10月24日、各地で24節の5試合と28節の1試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、24節の鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島の一戦が行なわれ、鹿島が1対0で勝利を収めた。

 拮抗した試合は0-0で迎えた76分、三竿健斗からのフィードに抜け出したエヴェラウドがGK林卓人との1対1を制し、ゴールネットを揺らす。エヴェラウドの今季13ゴール目で鹿島が均衡を破った。

 その後は、老獪な試合運びで1点を守り切った鹿島が勝利を手繰り寄せた。鹿島は2連勝で勝点を45に伸ばした。一方の広島は同34にとどまっている。

 決勝点を挙げたエヴェラウドは「オープン気味のゲームだったが、一回の攻守の切り替えでボールを奪って、ゴールに繋げることが出来た」と冷静にゴールシーンを振り返ると、「ロッカールームでは、これからは‟9回の決勝”ということを言っている。9回勝ち続けたい」と残り試合の勝利を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

Jリーグ 第24節 サンフレッチェ広島戦



ピンチの連続。
エースの一発で勝利。
個人的MOMは遠藤ヤス。

ザーゴ監督、みんなで全勝

広島戦に向けたオンライン取材に応じたザーゴ監督である。
ホームでの勝率を上げるべくサポーターに熱いメッセージを投げる。
「ここが(シーズンの)大詰めです。こここそ、我々のサポーターの後押しや応援が非常に重要になります。チームだけではなくて、サポーターも含めた『みんな』で、このホームの試合をしっかりと戦っていく。多くのサポーターにホームの7試合に来てもらって、制限がある中での応援の仕方で、我々の後押しをしてもらえればと思っています。みんなで残り(の試合を)全勝して、最終的に良い成果を出すことができれば。だから、多くの(サポーターの)みなさん、スタジアムに足を運んでください。期待しています」。
土曜日の14時、ここは心を一つにするためにスタジアムに集いたい。
チームには大いなる力となろう。
また、今季の開幕戦での結果に対して、「あのとき、我々は(新体制が)スタートして、選手たちがどういうことをやるのか、まだ完全に理解して実行できる状態ではなかった。あれからチーム自体は向上しました。選手個人もだいぶ理解して実行できるようになってきているので、お互いのチーム状態はまったく違います。我々はインテンシティーを持ちながら、相手陣内でプレッシングをかけて、(ボールを)奪っていく。ボールを持っていないときはそういう役割をし、ボールを持っているときは自分たちのやるべきことをしっかりやらなくてはいけません。(前節の)ヴィッセル戦は90分間、我々の流れだったかと言うとそうではなかったけれど、(そういった状況では)それなりのチームの戦い方がある。臨機応変にそれぞれの状況、それぞれの場面でやるべきことをチームとして精査して、できるようになってきています。相手よりもまずは自分たち(のパフォーマンス)というところをしっかり意識しながら、また明日の試合でそういったことをやっていかなければいけません」と語る。
あれから多くの月日が経ち、チームは熟成された。
「呉下の阿蒙にあらず」「士別れて三日ならば、即ち更に刮目して相待つべし」。
成長したチームを広島の選手に見せつけるチャンスである。
注目の一戦である。

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【鹿島】残り9戦中ホームは7試合。ザーゴ監督の目標は「みんなで全勝」
2020-10-23
サッカーマガジン編集部


10月23日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。前節までのアウェー3連戦を2勝1敗で終え、24日の次節はカシマスタジアムでサンフレッチェ広島とのホームゲームに臨む。ザーゴ監督はサポーターへ、チームの後押しを呼び掛けている。


上写真=10月23日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「スタジアムに足を運んでください」

 新型コロナウイルス禍の影響で過密日程を余儀なくされている今季のJリーグ。その中でも、鹿島にとっては最大の難所を2勝1敗で乗り切ったと言えるかもしれない。鳥栖、札幌、神戸と、前節まで長距離移動を強いられる中2日でのアウェー3連戦。指揮官が「戦略的なものを、チームとしてうまく表現できなかった」と振り返る札幌戦は敗れたが、鳥栖と神戸を撃破し、2勝1敗で連戦を終えた。

 前節までに積み上げた勝ち点は「42」。順位は6位につける。首位川崎Fの背中は遠いが、試合数にバラつきはあるものの、2位のC大阪との勝ち点差を「6」とした。「最低でも来年のACL出場枠(3位以内)。みんなで達成しなければいけない」と、指揮官はさらなる上位浮上を目指す。

 今季のJ1リーグ戦で、鹿島に残されたのは9試合。当初の日程から前倒しされた試合もあったため、9試合中7試合がホームゲームとなっている。シーズンの佳境に本拠地カシマスタジアムで多くの試合を戦えることは、さらなる巻き返しを図る鹿島にとって追い風となるだろう。ただ、現状では「アウェーの勝率(53%:8勝7敗)よりも、ホームの勝率(50%: 5勝3分け2敗)がなかなか上がらない」だけに、「ホームでいかにして勝率を上げるかが、重要なキーファクターになる」とザーゴ監督は話す。

「ホームで勝ち点をしっかりと取ることができれば、上位陣に食らいつき、追い抜くことができると考えています。まず明日の試合から、その目的をチームとしてしっかりと達成することができればと思っています」

 そして、その目標を果たすためには、ホームのサポーターの後押しが必要であることをザーゴ監督は強調する。

「ここが(シーズンの)大詰めです。こここそ、我々のサポーターの後押しや応援が非常に重要になります。チームだけではなくて、サポーターも含めた『みんな』で、このホームの試合をしっかりと戦っていく。多くのサポーターにホームの7試合に来てもらって、制限がある中での応援の仕方で、我々の後押しをしてもらえればと思っています。みんなで残り(の試合を)全勝して、最終的に良い成果を出すことができれば。だから、多くの(サポーターの)みなさん、スタジアムに足を運んでください。期待しています」

 出足でつまずき、苦しんだ今季のJ1リーグ戦。開幕戦で広島に0-3と完敗したことから始まった。10月24日、カシマスタジアムで相対するのは、そのときの対戦相手でもある広島だ。

「あのとき、我々は(新体制が)スタートして、選手たちがどういうことをやるのか、まだ完全に理解して実行できる状態ではなかった。あれからチーム自体は向上しました。選手個人もだいぶ理解して実行できるようになってきているので、お互いのチーム状態はまったく違います。我々はインテンシティーを持ちながら、相手陣内でプレッシングをかけて、(ボールを)奪っていく。ボールを持っていないときはそういう役割をし、ボールを持っているときは自分たちのやるべきことをしっかりやらなくてはいけません。(前節の)ヴィッセル戦は90分間、我々の流れだったかと言うとそうではなかったけれど、(そういった状況では)それなりのチームの戦い方がある。臨機応変にそれぞれの状況、それぞれの場面でやるべきことをチームとして精査して、できるようになってきています。相手よりもまずは自分たち(のパフォーマンス)というところをしっかり意識しながら、また明日の試合でそういったことをやっていかなければいけません」

 あれから8カ月。復調したザーゴ体制1年目の鹿島が開幕戦のリベンジを果たし、ラスト9戦全勝へのラストスパートをかける。


広島戦前日の10月23日、トレーニングを行なう鹿島のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

鹿島ザーゴ監督、史上初の最下位スタート振り返り
[2020年10月23日15時54分]


広島戦の前日練習を見つめる鹿島のザーゴ監督(C)KASHIMA ANTLERS


広島戦の前日練習を行う鹿島イレブン。中央はMF和泉竜司、右はMF名古新太郎(C)KASHIMA ANTLERS


鹿島アントラーズのザーゴ監督が23日、オンライン取材に応じた。2月の開幕戦で大敗して以来の顔合わせとなる24日のサンフレッチェ広島戦(カシマ)に向けて、「あれからチームは向上したし、選手個人も理解して実行できるようになった。チーム状態は違う」と自信をのぞかせた。

監督就任から2カ月で迎えたリーグ開幕戦では、広島に0-3と惨敗。クラブ史上初の最下位スタートとなり、その後も開幕4連敗と苦しんだ。

当時を振り返り、ザーゴ監督は「選手はどうやるのかを完全に理解して実行できる状態ではなかった」。新しい戦術を浸透させるのに、2カ月では足りなかった。

試合を重ねて徐々に結果が出始めると、8月から9月にかけては11年ぶりの7連勝を達成。ポゼッションを重視しながらも、相手がボールを保持しているときは敵陣で奪いきるという、ザーゴ流の強度の高いサッカーが確立された。

鹿島は残り9試合で、首位を独走する川崎フロンターレとの勝ち点差は23。一方で、2位セレッソ大阪との勝ち点差は6と、6位の鹿島もまだ上位を狙える立ち位置にいる。

指揮官は「川崎Fを抜くのは難しいが、2位は目指せるし、最低限ACL出場枠(3位以内)ということになる。ただ、狙えるところまでは達成するという目的意志をみんなで持って取り組みたい」と目標を再確認した。

「借りを返すだけ」とリベンジ誓う“申し子”和泉竜司

和泉竜司について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
「ザーゴ・アントラーズの申し子、と言っても過言ではないはずだ」と評す。
ザーゴ監督の信頼の高さが伝わってくる。
求めるプレイを体現出来ておるのであろう。
それは戦術浸透もままならぬ今季の開幕戦でも表れておった。
あのシュートがポストを叩かなければ、歴史は大きく変わったはず。
とはいえ、あそこで、あの位置に走り込んでおり、シュートに持ち込んだことが、和泉の持つセンスであることが、当時の我々に伝わってきた。
以後、全ての試合に出場しチームに貢献しておる。
苦しい試合も、勝利の試合も、和泉が孫竿しておるのだ。
この広島戦でも輝いてくれよう。
今度こそシュートを枠に収め、勝利の立役者となってもらおうではないか。
楽しみにしておる。

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【鹿島】「借りを返すだけ」とリベンジ誓う“申し子”和泉竜司。勝利呼び込むゴールを期待
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年10月23日

「点を取って勝てればベスト。そこは狙い続けています」


ここまでの全25試合に出場中の和泉。次節のホーム広島戦でもチャンスメイクだけでなく、勝利を呼び込むゴールを期待。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト編集部)

 ザーゴ・アントラーズの申し子、と言っても過言ではないはずだ。

 ここまで25試合を消化したなかで、チームで唯一、全試合に出場しているのが和泉竜司だ。先発は18試合、途中出場は7試合。累積警告による出場停止も、負傷欠場もなし。トータルのプレータイムは上から数えて6番目の数字だが、常にメンバー入りし、ピッチに立って、チームを支え続けている。

「調子が良い時も、コンディションが良くない時でも、使ってくれている監督やスタッフには本当に感謝しています。自分ができることや、チームを勝たせること。そういうプレーを含めて、監督やスタッフのために戦う気持ちは持っています」

 豊富な運動量をベースに、攻守の両局面でハードワークをこなす。確かなテクニックで局面を打開すれば、献身的なディフェンスでピンチを未然に防ぐ。そのパフォーマンスは安定感があり、主戦場の左サイドで存在感を放つ。

 過密スケジュールでもタフに戦い続けている。「食事や睡眠はしっかりとるように心掛けていますし、あとは交代浴などチームでも疲れを溜めないように取り組めている」と、身体の調子は良い状態をキープできている。

 ゴール数は3。決して多くはないが、いずれも先制点を挙げた9節・鳥栖戦(〇2-0)と14節・名古屋戦(〇3-1)、貴重な追加点をマークした前節の神戸戦(〇3-1)と、和泉が得点したゲームはすべて勝利している。

「点を取って勝てればベスト。そこは狙い続けています。ただ、チームが勝つことが一番なので、そのためにやるべきことをやって、そのなかで自分の得点やアシストで勝利に貢献できればいい」

 4試合ぶりのホームゲームとなる次節は、広島と対戦。開幕戦で0-3と手痛い敗戦を喫した相手だ。「非常に悔しい想いをしているので、ホームで借りを返すだけ」と言葉に力をこめる和泉は、「そのために、チームとしても準備している」と続ける。

 リベンジを果たすなかで、自身のゴールがその力添えになれば理想的だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

昌平高校・須藤直輝くん、1年目から絡んでいくというつもりでやっていきます

昌平高校の須藤直輝くんを取材した埼玉サッカー通信の石黒記者である。
逸材であることが伝わってくる。
数多くのオファーから、鹿島を選んだ意味が1年後には見えておることであろう。
今所属するどの選手とも異なると評される異色のアタッカー。
どのようなプレイをするのであろうか。
デビューを心待ちにしておる。

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鹿島内定MF須藤直輝「選手権優勝という最高の形でプロへ」
2020.10.23
text 石黒登



―会見でも堂々と答えていてさすがだなと

でも柴とか洋太がすごい答えるから(笑)。こんなに答えるのかなと思って、自分も思っていることを素直にそのまま話そうと思って、緊張が解けて話せました。

―この記者会見を終えてまた一段とプロへの想いは強まったか

そうですね。いまこれ(鹿島のユニフォーム)を着ているんですけど、本当にやっぱり重みが違うというか、かっこいいですし、早くこのユニフォームを着て、スタジアムでたくさんのファンやサポーターの方々の前でプレーしたい、活躍したいという気持ちでいっぱいです。

―実際に鹿島からのオファーはどのタイミングで

コロナ期間が明けてからですかね。7月とかそのくらいに来て。でもやっぱりいろいろ迷っていて、2か月くらいもらって、やっと返答できるようになったという感じです。

―鹿島にチャレンジしようというのはどういう心の動きがあったか

やっぱり荒木(遼太郎)くんとか山田(大樹)くんとか、本当に身近にいた人たちが鹿島アントラーズの試合で活躍しているのをDAZNとかで見ていましたし、そういうところで「自分もあの人たちとやっていたんだからできないはずはない」と思って鹿島アントラーズに決めたというのはあります。

―今回昌平からは4人がプロへ。Jでやっていればこの仲間たちと戦う可能性もある

そうですね。柴も本当に向上心があって、絶対に負けたくないという気持ちがあって、真面目なやつなので上がってくると思うし、洋太もやっぱり結果を絶対に残すと思う。その中で自分たちはJ1という位置づけに満足せず、絶対に結果を残していかなければいけないと思っています。優介とは同じチームになりますけど、でもやっぱり競争していくライバルなので、そこは割り切ってやっていきたいと思っています。

―盟友の小見くんとは1年の頃から切磋琢磨しながらいろいろ声をかけあってきた仲

洋太とは本当に毎日毎日一緒に登下校もしていますし、学校でもクラスも一緒で、本当にいろいろなことをともにした仲間なので、いろいろな思い入れもあります。あいつが活躍していたら自分も活躍しなきゃいけないなというのは感じると思うので、そこは切磋琢磨しながら、良い刺激をもらいあいながらやりたいなと思います。

―またアルディージャ時代の同期だった大澤朋也くんや柴山昌也くんもトップに昇格した

柴山なんかは本当にアルディージャ時代のコンビみたいなものなので(笑)。あいつはもうずっと一緒にやっていたので、あいつがプロになった時にも応援メッセージを送りましたし、あいつからも「おめでとう」というのは来ました。今後代表とかでアンダー世代でもそうですし、A代表でも一緒にやれたらいいなと思いますし、あいつらにも負けないように頑張ってやっていきたいなと思っています。

―1年目の具体的な目標

やっぱり自分のドリブルだったり、そういった良い特徴をファンやサポーター、また選手から理解してもらって、いち早く鹿島アントラーズの常勝軍団の一員になれるように頑張ってやっていきたいなと思っています。1年目から絡んでいくというつもりでやっていきます。

―その前に選手権がある

やっぱりこの高校に来たのは選手権で優勝するためなので、選手権優勝という最高の形でプロの舞台に進めるようにやっていかなければいけないと思っています。

石黒登(取材・文)

昌平高校・小川優介くん、これからはもう自分の努力次第

昌平高校の小川優介くんを取材した埼玉サッカー通信の石黒記者である。
素の小川優介くんの言葉が伝わる。
椎本さんは3年で身体を作ってと言うが、プロの門戸を叩いた以上、本人も待てるものではあるまい。
身体を大きく苦する術は全て使い、プロ仕様のフィジカルを得るのだ。
かつてのジーコも「やせっぽち」を克服して大スターになっていたという歴史がある。
その故事に則り、大ブレイクを期待する。
楽しみな逸材である。

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鹿島内定MF小川優介「サッカーが楽しい」が原点。「これからはもう自分の努力次第」
2020.10.23
text 石黒登



―今日はかなり緊張していた?

こういうのは苦手なので、本当にめちゃくちゃ緊張しました(苦笑)。

―ノートを用意していたがあれは?

カンペです(笑)。案の定最初フリーズしてしまって。うまく行かなかったです(苦笑)。

―プロ志望というのはいつから?

大学にスポーツ推薦で合格して自分も大学に行くのかなと思っていたんですけど、監督からもずっと「プロはどうするんだ」と言われていた中で8月の終わりとか9月の始めとかそのくらいの時期にオファーを頂きました。そんなに時間もない中だったのですが、でもやっぱりこのチャンスは逃せないなと思ってわりとすぐに決まりました。

―でも本当にまさかの鹿島という感じ?

こんなビッグクラブから来るとは思っていなかったので本当にびっくりしました(笑)。

―会見でも言っていたが2度と来ないチャンスで飛び込むしかないなと

はい。もう腹をくくってやるしかないみたいな感じだったので、(自分の選択に)悔いはないです。これからはもう自分の努力次第だと思っています。やっぱり努力を怠らずに、スタメンで出られるように一生懸命頑張りたいと思います。

―もう鹿島には?

施設見学には行って全然違うなと思いました。練習を見たり、選手と実際に会ったりはしていないんですけど、会う前からもうすごいというのはわかっているので頑張るだけです。

―身体も大きくはない中で少年時代から磨いてきた部分

やっぱり小学校のチームから技術という部分は養われてきたので、技術の部分では大きい人たちにも負けたくないというのがありました。磨いてきたというよりかは、小さい頃からやっぱり「サッカーが楽しい」というのが一番にやってきたので、サッカーの楽しさというのはこれからも忘れずにやっていきたいなと思います。

―LAVIDA同期の小見くんと一緒にプロ1号に

みんなからも「おめでとう」という言葉をいっぱいもらったし、やっぱりLAVIDAでプロは初なので、そういうのを洋太と一緒に実現できたのは、恩返しできたのかなと思います。

―スカウトも大島僚太に重ね合わせていたが

まだまだ早いですけど、でもやっぱりそれくらい目指してやっていかないといけないと思うのでしっかりと応えられるように頑張ります。

―プロへの意気込み

やっぱり自分の特徴であるドリブルなどは鹿島でもやり続けて、タイトル獲得に向けて少しでも力になれるように頑張りたいなと思います。

石黒登(取材・文)

唯一全試合出場を続けるアタッカー・和泉竜司

和泉竜司にスポットを当てるJ's GOALの田中滋氏である。
和泉のプロフェッショナリズムを伝える。
全試合出場を続ける鉄人の身体は疲れ知らず。
その源は強いメンタルだと思われる。
自身を律し、次なる試合に備えていく。
まさにサッカー選手の鑑。
プロとして、テクニシャンとして、10番ロールを担う。
和泉の活躍にて広島を撃破するのだ。
期待しておる。

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【鹿島 vs 広島】唯一全試合出場を続けるアタッカー・和泉竜司
2020年10月23日(金)



和泉が相変わらずチーム内でただ一人、全試合出場を続けている。疲れ知らず、というわけではないだろう。プロフェッショナルとしての取り組みが、強い身体を支え、監督の信頼を勝ち取っている。

「食事だったり睡眠だったりという部分はしっかりとれるように心がけていますし、あとは交代浴だったり、チームでも疲れをためないような部分で取り組んでいるので、そういう部分はつながっているのかなというふうには感じますね」

前節は10試合ぶりのゴールが決勝点となったが、ここまで奪った得点はわずかに3点。つくったチャンスを考えるともっと決めていていいはずだ。

「点を取って勝てれば一番ベストですし、自分としてもそこは狙い続ける部分ですけれど、ただしっかりチームが勝つことが一番なので、そのためにしっかり、やるべきことをやって、その中で自分が得点だったり、アシストだったりという部分で、チームを勝たせられれば一番ベストかなと思います」

2試合連続得点に期待がかかるが、これまでのキャリアで最も得点を決めたのは昨シーズンの名古屋での6得点である。アタッカーとしては少しさびしい数字かもしれない。

「全試合に出場することはできていますけれど、その中で自分の中でも調子のいいときだったり、悪いというか、あまりコンディションが良くない中でもしっかり使ってくれている監督だったりスタッフにはすごく感謝している。その中で自分ができることだったり、チームを勝たせることもそうですけれど、自分を出してくれている監督だったり、スタッフのためにも戦うという気持ちは常に持っています」

今節の対戦相手は開幕戦で完敗した広島。開始早々、ファン アラーノのシュートが右ポストを叩いたリフレクションに合わせながら、自らのシュートも左ポストに当たり、さらにその跳ね返りもゴールに収めることができなかった。

「しっかりその借りを返せるように、頑張りたいなと思います」

和泉竜司のゴールに期待である。

文:田中滋(鹿島担当)

託された想い、サポ―ターからの期待を背負って、三竿健斗は勝利だけを求めて戦う

三竿健斗をピックアップするFreaks+である。
キャプテンとしての三竿健斗について伝えられる。
主将であるボランチの出来がチームの勝敗に大きく影響を与える。
それは誰の目にも明らかと言えよう。
前節・神戸戦では先制点をアシストし、チームに勢いを与えた。
まさに責任感をるプレイであった。
次節の広島戦でも大いなる存在感で相手を圧倒するのだ。
三竿主将と共に勝利を掴み取る。
信頼しておる。

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PICK UP PLAYER


 明治安田J1第12節G大阪戦の試合前、この日がラストカシマとなった内田篤人に声をかけられた。「いろいろ背負わせてごめんね」。その一言に三竿健斗は涙をこらえきれなかった。

「泣きそうになって、ちょっと泣きました。円陣のときはいつもキャプテンがみんなに対して声掛けをするけれど、あのときは泣いちゃうから『勝とう』としか言えなかった」

 内田が選手生命を削りながら、懸命にリハビリやトレーニングに励む姿をずっと近くで見てきた。昨年まではキャプテンとして勝利のために仲間を鼓舞する姿を見てきた。だから、「憧れの選手」からかけてもらった言葉は本当に嬉しかったし、自信になった。



 すでに在籍5年目。これまでアントラーズにユニフォームを纏う意味を、戦う責任を偉大な先人から学んできた。そして今季からチームキャプテンに就任した。これからはアントラーズの選手としての責任を自らが体現し、チームに伝えていく立場だ。

 本人も自らの役割をよく理解している。「周りに言うからには責任が生まれるし、自分が出来ていないのになんで言うんだってなると思う。自分にプレッシャーをかけながら、もっと強度を上げていきたい」と、“嫌われ役“になってでも、チームを牽引する覚悟がある。偉大な先人たちを間近に見て、学んできた健斗には、一切の妥協がない。



 また、キャプテンになったことで、ピッチ上での振る舞いも変化した。特に顕著に現れるのが、自らミスを犯した場面だ。「自分のミスから失点したけれど、たとえそこでミスをしても、そのときの振る舞いが大事だと思う」と語る。

「ミスしたからといってキャプテンが下を向いて消極的になってしまえば、チーム全体に影響を及ぼしてしまう。だから、そこはある意味、開き直るくらいの気持ちが必要だと思う。キャプテンマークを巻いたからこそ、自分の士気がチームの士気に直結してしまうのでーー」

 意識の変化を語った健斗は、自身の尊敬する小笠原満男にも「『ミスしても自分で取り返せるんだから、それくらいのメンタルでプレーすればいいんだよ』と言ってもらった」という。揺るぎない自信と信念をもってプレーし、チームを勝利に導く。キャプテンには強いメンタリティが求められる、と改めて気づかされた。



「失敗して成功して、その繰り返しだと思う。失敗なくして成功はない」

 どんなことがあっても前を向き、戦い続ける。毎試合チームの勝利のために全力を尽くす。その先に成長がある。心から愛するアントラーズで、偉大なる先人と比肩し得る存在へ。託された想い、サポ―ターからの期待を背負って、三竿健斗は勝利だけを求めて戦う。

染野唯月、U-19日本代表候補メンバー選出

U-19日本代表候補に選出された染野唯月である。
この年代別代表は積極的に活動をしておる。
来年には、アジア選手権、U-20W杯と公式大会が目白押しであり、チームとして熟成させる必要があるのであろう。
染野はこのメンバーの主軸として存在感を強くアピールするのだ。
期待しておる。

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U-19日本代表候補選出のお知らせ
2020.10.23(金)

本日(10/23)、 U-19日本代表候補の千葉トレーニングキャンプ(10/25~10/28)メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、染野唯月選手が選出されました。

詳細は日本サッカー協会公式サイトをご覧ください。

荒木遼太郎&染野唯月、「久保建英世代」要注目の11人に選出

久保くん世代11人を紹介するSportivaの松尾氏である。
鹿島からは荒木遼太郎と染野唯月が選ばれる。
荒木遼太郎に関しては、「土居聖真のように2列目で活躍してほしい」という椎本さんのコメントが載せられる。
高校時代はボランチであったため、入団当初は中盤の底に起用されるものと予想しておったが、スカウト当初からアタッカーとして育てていく方針だったことがわかる。
そのクラブの期待に応え、1年目からレギュラークラスとして起用されておる。
これは鹿島の育成力の賜物。
更に成長し、パリ五輪の主軸になっていって欲しいところ。
また染野唯月については、大迫勇也に準えて紹介される。
大先輩と同様に大物と言って良かろう。
2年生にて高校選手権にて得点王となった一昨年のインパクトは大きかった。
染野も鹿島アントラーズつくばジュニアユース時代はボランチであった。
このあたりも面白い。
そのせいもあって、ストライカーとしては視野の広い選手である。
それもあってか、ザーゴ監督はトップ下に起用しておる。
日本人の花形ポジションだけに、存在感を増していって欲しいところ。
鹿島に於ける荒木と染野の連携は観ていて心地よい。
お互いのビジョンが似ておるのではなかろうか。
鹿島でも世代別代表でも、同時に起用され、素晴らしい攻撃を奏でて欲しい。
楽しみな逸材である。

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「久保建英世代」要注目の11人! 目指すは世界トップレベル
松尾祐希●文 text by Matsuo Yukiphoto by Getty Images

 久保建英(ビジャレアル)を筆頭に、多くの逸材が顔を揃える01年生まれ世代。今季のJリーグでは高卒ルーキーたちが例年以上に結果を残しており、海外でプレーしている選手も含めて将来が楽しみな選手がずらりと揃う。そこで今回は、久保世代の注目プレーヤー11人をピックアップ。近い将来、世界で活躍する可能性を秘めたタレントを紹介する。



荒木遼太郎
(あらき・りょうたろう/MF/鹿島アントラーズ/170センチ・60キロ/2002年1月29日生まれ)

 染野唯月、松村優太など、高卒ルーキーたちが躍動している鹿島アントラーズにおいて、最も輝きを放っているのが東福岡高出身の荒木遼太郎だ。

 高校時代はトップ下やボランチを主戦場とし、「土居聖真のように2列目で活躍してほしい」と鹿島の椎本邦一スカウトが見込んでいたとおり、サイドハーフで躍動している。

 春のキャンプから結果を残すと、リーグ戦では現在21試合に出場して2ゴールを記録。相手の最終ラインとボランチの間でボールを受け、正確なパスやキレのあるドリブルからチャンスを演出した場面は数知れない。

 昨秋のU-17ワールドカップにはケガの影響で出場できず、世界の舞台を経験できなかった。当時はショックを受けて悔しさを噛みしめたが、その経験を糧にして一歩ずつ前に進んできたからこそ今がある。

 U-19日本代表には継続的に招集を受けており、目指すは来年のU-20ワールドカップ。「自分としては気持ちも完全に切り替わって、新しい気持ちでU-19の代表に臨んでいる。選ばれるようにここでしっかりアピールしていきたい」と荒木。インテリジェンス溢れるプレーで、世界を驚かせる日もそう遠くないはずだ。



染野唯月
(そめの・いつき/FW/鹿島アントラーズ/179センチ・67キロ/2001年9月12日生まれ)

  ロールモデルは日本代表の大迫勇也(ブレーメン)だ。足元の技術、得点感覚、懐の深いポストプレー。いずれも鹿島でプレーした先輩を彷彿させ、立ち姿も近いものがある。

 染野が最初にその名を轟かせたのは、尚志高校でプレーしていた2018年度の高校サッカー選手権。高校2年生でエースを託されると、得点王の活躍でチームの4強入りに大きく貢献した。とりわけ、凄まじかったのは準決勝の青森山田高校戦。チームは敗れたものの、のちの全国王者からハットトリックを決めて非凡な才能を知らしめたのはいまでも語り草だ。

 ボランチを務めていた鹿島アントラーズつくばジュニアユース時代は結果を残せず、ユース昇格は見送りに。だが、尚志高でFWに転向して才能が花開き、今季から再び鹿島のユニホームに袖を通した。

 ケガがちだったこともあり、1年目からどれだけやれるかは未知数だったが、今季はここまでリーグ戦12試合に出場。ルヴァンカップ第3節の清水エスパルス戦ではプロ初ゴールを決めるなど、徐々に存在感を増している。

 実力者が揃うU-19日本代表でレギュラーとなり、世界の舞台で戦う姿を見てみたい選手のひとりだ。

開幕戦以来の再戦、鹿島は戦術の浸透を示せるか

「あのシュートが入っていたら、鹿島のスタートはまったく違うものになっていたかもしれない」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
広島との開幕戦、試合開始早々のポスト直撃2発は記憶に鮮明である。
あのシュートが入っておれば、今季のスタートは別のものとなっておったであろう。
序盤の躓きは、この試合のみならず、ずっとつきまとった。
圧倒的な攻撃力を示すもポスト・バーに嫌われゴールに結びつかぬ日々が続いた。
それももはや過去。
ホーで似て戦う今回対戦は、シュートを枠に収め、攻撃力にて優って勝利を掴み取りたい。
しかしながら、日程の違いによるコンディションについては、いかんとも出来ぬ部分であろう。
ここは、来季以降にACLを戦うことを想定すれば、乗り越えねばならぬところ。
総力戦にて乗り越え、来季への道を切り開くのだ。
重要な一戦である。

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開幕戦以来の再戦。鹿島は戦術の浸透を示せるか
13勝3分9敗で6位につける鹿島が、10勝4分8敗で10位の広島をホームに迎える。両者は開幕戦を広島のホームで戦い、広島が3-0の完勝を収めている。開始20分のドウグラス ヴィエイラの先制点に始まり、25分にはレアンドロ ペレイラの追加点が決まると、終了間際の84分にも森島 司がダメ押しの3点目を奪い、鹿島を圧倒した。2月23日に行われたこの試合には18,713人もの観衆が詰めかけていた。

あれから8カ月が過ぎての再戦である。特に敗れた鹿島の選手には期するものがあるだろう。開幕戦でも先にビッグチャンスを作ったのは鹿島だった。開始3分にはエヴェラウドを起点に相手陣内に攻め込むと、前を向いてパスを受けたファン アラーノが鋭いシュートを放つ。GK大迫 敬介の左を抜いたシュートは右ポストを強襲、はじいたボールに左から詰めていた和泉 竜司が合わせるも、今度は左ポストに当たってしまう不運に見舞われた。あのシュートが入っていたら、鹿島のスタートはまったく違うものになっていたかもしれない。開幕4連敗という出遅れが、いまの順位に大きく影響を与えてしまった。

ただ、紆余曲折を経ながらも、チームは着実に成長を遂げてきた。開幕戦でも垣間見せた攻守の切り替えが鋭く、インテンシティーの高いプレーの連続は、ボールを奪い取るだけでなくゴールを奪うプレーにも結びつくようになってきた。21日開催の神戸戦で奪った先制点は、敵陣左サイドで奪ったボールを、ゴール前で待つ上田 綺世に素早くつなぎゴールに結びつけた。開幕戦の頃とは違う姿と言えるだろう。

対する広島も、前節の対戦相手は神戸だった。先週の日曜にホームで2-1の勝利を収めている。43分に右CKから佐々木 翔のヘディングシュートで先制すると、前半アディショナルタイムにもカウンターからレアンドロ ペレイラが力強いドリブルからそのまま豪快に蹴り込むシュートを決め、神戸から勝点3を奪った。親族に不幸のあった城福 浩監督不在の中での試合だったが、それを感じさせない内容だった。

両者のコンディションは如実な差があるだろう。先週の日曜からこの試合まで調整できた広島に対し、鹿島は日曜の札幌戦から中2日で神戸戦を戦い、さらに中2日でこの試合に臨まなければならない。鳥栖、札幌、神戸というアウェイ3連戦が終わり、ようやくホームに帰ってきたと思った試合を中2日で戦う。高いインテンシティーが求められる戦い方を基軸とするだけに、コンディションの調整とメンバー選考は簡単ではないだろう。

しかし、ザーゴ監督はつねづね「ホームでは勝たなければならない」と繰り返している。コンディションを言い訳にすることなく、ホームに集うサポーターのため勝利を届けることに全力を尽くすだろう。

広島もそのことを十分に理解した上で試合に入るだろう。キックオフから見逃せない試合となりそうだ。

[ 文:田中 滋 ]

椎本邦一スカウト担当部長、鹿ライブにて語る

神戸戦の鹿ライブである。
ゲストの椎本スカウトの論説が冴える。
これは必見、神回と言えよう。
試合内容とは別にこれまでの新人発掘の秘話かが語られる。
これまで鹿島アントラーズの門戸を叩いてくれた選手たちがどうであったかを知ることが出来る。
椎本さん、これからもお願いします。

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サッカーダイジェスト 神戸戦寸評

サッカーダイジェストの白井氏による神戸戦の寸評である。
快勝に非常に高採点が並ぶ。
その中でファン・アラーノをMOMに選出しておる。
和泉・聖真のへのアシストはお見事。
勝利への貢献は非常に高かった。
ただdこの試合、ファン・アラーノだけでなく、先制点の綺世、ビッグセーブ連発の沖、追加点の和泉・聖真もMOM級の活躍であった。
今年元日の敗戦を払拭させる勝利は、チームの進化を感じさせられた。
この勢いで進みたい。
楽しみにしておる。

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【J1採点&寸評】神戸1-3鹿島|勝利の要因は守備ベースのショートカウンター! MOMは得点者ではなく2アシストの…
白井邦彦
2020年10月22日

鹿島――攻撃陣、守備陣ともに高評価!


【警告】神戸=なし 鹿島=なし
【退場】神戸=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】ファン・アラーノ(鹿島)


【チーム採点・寸評】
鹿島 7
序盤から強度の高い守備で押し込み、ショートカウンターから前半に上田、和泉がゴール。1点は返されたが、土居の追加点で勝負あり。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
18分の古橋のフリーシュートや、38分の安井の決定機などにも冷静に対応。CKから1失点したものの、好セーブ連発で勝利に貢献した。

DF
37 小泉 慶 6
30分頃のクロスブロックなど初瀬をほぼシャットアウト。イニエスタへの寄せも速く、神戸に思うような攻撃をさせなかった。

39 犬飼智也 6.5
神戸のクロスを何度も跳ね返し、藤本にはほぼ仕事をさせず。78分には土居のゴールへつながるJ・アラーノへの絶妙なフィードも。

28 町田浩樹 6.5
サイドへ流れる田中へのカバーリング、クロスへの対応など好守備で貢献。87分には菊池の決定機をブロックしてみせた。

14 永戸勝也 6
藤本にバックパスを奪われてピンチを招く場面も。だが、古橋から藤本へのクロスをスライディングで阻止したプレーなど貢献度の方が目立った。

MF
20 三竿健斗 6(82分OUT)
古橋や田中への寄せの速さなど、インテンシティの高い守備を見せた。攻撃面では上田の先制点につながるパスも供給した。

4 レオ・シルバ 6.5
最終ラインから最前線までプレーエリアが広く、まさに神出鬼没の働き。ボール回収率も高く、激しい守備でイニエスタも苦しめた。

11 和泉竜司 6.5
献身的なプレスバックなどの守備が光った。だが、今日は42分の追加点に尽きる。初瀬の視界から消えてパスを引き出したプレーはお見事だった。

鹿島――MOMは勝利への貢献度が最も高いJ・アラーノ!

MF
MAN OF THE MATCH
7 ファン・アラーノ 6.5(87分OUT)
42分には相手GKとDF間を抜く絶妙なパスで和泉のゴールをお膳立て。78分には土居のゴールもアシスト。勝利への高い貢献度でMOMに。

FW
8 土居聖真 6.5(87分OUT)
藤本のゴールで神戸に流れが傾きかけたなかで、値千金の3点目を決めた。守備面では神戸のパスコースを限定するクレバーなプレスも。

36 上田綺世 6.5(68分OUT)
19試合ぶりのスタメン出場。指揮官の期待に応える先制点を挙げ、試合を優位に運ぶきっかけを作った。和泉や土居、J・アラーノらと並びMOM級の働きを見せた。

交代出場
FW
9 エヴェラウド 6(68分IN)
先制点を挙げた上田と交代。ゴールに絡む働きはなかったものの、彼の力強いプレーは神戸のディフェンスラインを下げる効果があった。

MF
6 永木亮太 ―(82分IN)
三竿と交代。出場時間が少なく評価はなしだが、イニエスタへのサイドチェンジを阻止するなど、逃げ切りに貢献した。

MF
26 荒木遼太郎 ―(87分IN)
J・アラーノと交代で右サイドハーフへ。出場時間が少なく評価はなし。落ち着いたパス回しでうまく時間を消化させた。

FW
15 伊藤 翔 ―(87分IN)
土居と交代し、トップへ。出場時間が少なく評価はなし。ファーストディフェンダーとしてボールを追い回した。

監督
ザーゴ 6.5
整理された守備をベースにショートカウンターで加点。1点を返された後も巧みな選手交代で流れを引き戻すなど、見事な采配を見せた。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

神戸戦報道

綺世一色の各紙である。
東京五輪世代のエースと目論まれる上田綺世が、先発起用され即結果を出したことは大きなニュースと言えよう。
先制点だけでなく、2点目にも絡んでおり、更に結果には表れなかったが多くのチャンスに絡んでおる。
素晴らしい才能がこの試合では表現された。
綺世は鹿島の、そして日本の中心となっていくセンターFWに成長して行くであろう。
それを目の当たりに出来る我々は幸せである。
今後の更なる活躍を期待しておる。

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鹿島3発完勝、神戸は反撃及ばず/神-鹿33節
[2020年10月21日20時4分]


神戸対鹿島 前半、鋭い切り返しから中央に持ち込み右足で先制ゴールを決める鹿島FW上田(撮影・清水貴仁)


神戸対鹿島 前半、鋭い切り返しから中央に持ち込み右足で先制ゴールを決める鹿島FW上田(右)、左は神戸MFイニエスタ(撮影・清水貴仁)


鹿島が敵地3連戦ラストに勝利、五輪世代上田が得点
[2020年10月21日21時13分]


前半12分、鋭い切り返しから中央に持ち込み右足で先制ゴールを決める鹿島FW上田綺世(撮影・清水貴仁)


神戸対鹿島 前半、鋭い切り返しから中央に持ち込み右足で先制ゴールを決める鹿島FW上田(右)、左は神戸MFイニエスタ(撮影・清水貴仁)


<明治安田生命J1:神戸1-3鹿島>◇第33節◇21日◇ノエスタ

鹿島アントラーズはヴィッセル神戸を下して、アウェー3連戦のラストを勝利で飾った。

7月22日の湘南ベルマーレ戦で右足関節を挫創し、復帰後もなかなかコンディションが上がりきらなかった東京五輪世代のFW上田綺世が、19戦ぶりに先発出場した。

前半12分に高い位置でボールを奪ったMF三竿からパスを受けると、キックフェイントで相手DFをかわして、ねらい澄ました右足シュートを決めた。

チームは連戦中で、直近3試合はすべてアウェーゲーム。移動を含めた疲労が考慮されたのか、この日は得点ランク2位のFWエヴェラウドがベンチスタートとなり、代わって抜てきされたのが上田だった。

「スタメンで出るために練習でも良さをアピールしている。たとえ連戦という状況があったにせよ、転がってきたチャンスをなんとしてもつかみたかった」と上田。ボランチの三竿からパスを受けた得点場面は、センターバックが左右に開く相手の特徴をふまえて「(味方が)奪った瞬間、真ん中のスペースが空くと思っていた」と明かし、「常にボランチと目を合わせられるポジショニングを意識していて、それを健斗くん(三竿)に見てもらえて、ゴールにつながったと思う」と、狙った形での得点に手応えを口にした。

前半終了間際にMF和泉が、後半1失点した後にはMF土居が決めて、終わってみれば3-1で快勝だった。

鹿島・上田、先制V弾 19戦ぶり先発起用に応えた「次はホームで勝利を」
[ 2020年10月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第33節 鹿島3-1神戸 ( 2020年10月21日 ノエスタ )


前半、先制ゴールを決めた鹿島・上田(左から3人目) が笑顔を見せる  
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1リーグは各地で3試合が行われ、鹿島はアウェーで神戸を3―1で下した。U―23日本代表FW上田綺世(22)が、前半12分に右足で今季4点目となる先制ゴール。19試合ぶりの先発出場で、ザーゴ監督(51)の期待に応えた。
 心は熱く、頭は冷静だった。0―0の前半12分。鹿島のFW上田が中央でボールを受けると、落ち着いたフェイクで相手ディフェンスをかわし、最後は右足ミドルで突き刺した。19試合ぶりの先発起用に応える先制弾。「転がってきたチャンスを何としてもつかみたかった」と胸を張った。

 東京五輪のエース候補も、7月に右足関節挫創で約1カ月間の離脱。復帰以降は途中出場が続き、決めきれない試合が続いた。しかし、上田は「ゴールに迫るプレーを続けていれば、どこかできっかけはできる」。前線からプレスをかけ続けるなど、攻める姿勢を貫いて生まれた9試合ぶりの得点。苦しんだ分、喜びは大きかった。

 若きエースの一発を口火に、前半43分にはMF和泉が右足で追加点。2―1の後半33分にはMF土居が3点目を挙げ、アウェー3連戦の最後を締めた。連戦には多くのサポーターが詰めかけていただけに、上田は「リスクもある中でびっくりするくらい来てもらった。僕らはプレーで返すしかない」と連勝を誓った。

【鹿島】上田綺世9戦ぶり弾 連戦で19試合ぶり先発に「チャンスを何としてでも生かす」
2020年10月22日 7時0分スポーツ報知


前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・上田

◆明治安田生命J1リーグ第33節 神戸1―3鹿島(21日・ノエビアスタジアム神戸)

 鹿島は19戦ぶり先発の東京五輪代表候補FW上田綺世(22)の先制点などで神戸を3―1で下した。前半12分、上田がゴール前左から右足で決め、今季4点目を挙げた。横浜Mは、約1か月ぶりのホーム・日産スタジアムで名古屋を2―1で退け、3戦ぶり勝利。鳥栖のチーム内で新型コロナウイルスの集団感染が起きて延期となった第13節は、湘南と鳥栖が0―0で引き分けた。

 鹿島FW上田が持ち味を発揮した。前半12分、ゴール前左45度からカットインし、右足で先制点を流し込んだ。19試合ぶりに巡ってきた先発の機会で、9試合ぶりとなる今季4点目で勝利に貢献。「たとえ、連戦(でのメンバー入れ替え)だったとしても、転がってきたチャンスを何としてでも生かしたいなと思っていた」。プレーからも、言葉からも思いが伝わった。

 リーグ戦再開直後の7月、右足関節挫創で全治1か月の負傷を負った。昨年は日本代表で活躍し、今季はさらなる飛躍を期待され、期待もしたが、停滞の時間が長くなった。その間も「日々練習で自分の良さをアピールする」ことを心がけ、先発に戻ってきた。データを基に空くであろうスペースでパスを待ち、正確なシュートで奪った1点。冷静な頭と熱い心が生み出した。(内田 知宏)

J1第33節 鹿島3発 攻めて神戸を圧倒

神戸-鹿島 前半43分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・和泉(左)と土居=ノエビアスタジアム神戸、菊地克仁撮影

明治安田J1(21日・ノエビアスタジアム神戸ほか=3試合)アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のため、変則日程となった第33節の鹿島は上田らのゴールで神戸を3-1で下した。

鹿島は前半12分、敵陣でのボール奪取から上田が9試合ぶりのゴールを決めて先制した。同39分、沖の好セーブで窮地を脱すると、同43分、和泉が10試合ぶりの得点を挙げた。後半16分にCKから1点を返されたが、同33分、土居が今季6点目のゴールで貴重な追加点を奪った。

【鹿島】「チャンスを掴みたかった」上田綺世が19試合ぶり先発起用に応える先制弾! 得点シーンは「ちょっとずれた…」
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月22日


「(先発を)勝ち取るというのはすごく価値のあること」


19試合ぶりとなる先発出場を果たした上田が、先制ゴールで指揮官の起用に応えた。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ33節]神戸1-3鹿島/10月21日(水)/ノエビアスタジアム神戸

 上位追撃へ、鹿島が敵地で3発快勝を収め貴重な勝点3を手にした。

 試合は立ち上がりから鹿島が主導権を握る展開となった。12分、高い位置でのボール奪取から、横パスを受けた上田綺世がペナルティエリア手前中央で右足を振り抜き先制ゴール。さらに43分にも和泉竜司が追加点を挙げ、前半で2点をリードした。

 後半に入ると61分に失点し、相手に流れが傾きかけたものの、身体を張った守備で追加点を許さず。78分に土居聖真の得点で再びリードを2点に広げ快勝を収めた。

 先制点を決めた上田は19試合ぶりとなる先発出場。土居聖真とともに2トップの一角を務めると、前線でしっかりとボールを収め、スペースがあれば積極的に抜け出すなど、試合を通して相手の脅威となった。

 久々のスタメン起用に上田は、「(先発を)勝ち取るというのはすごく価値のあることですし、たとえ連戦という状況があったにしろ、ここで転がってきたチャンスをなんとしてでも掴みたかった」と強い思いを持ってピッチに入ったことを明かした。

 その思いが、チームに勢いをもたらす貴重な先制ゴールにつながった。ゴールシーンは、ペナルティエリア手前中央からワンフェイントで相手を交わし、華麗な個人技から右足で放ったミドルがゴール右隅に突き刺さった。

「ファーストタッチでCBを剥がして、もう打てるっていうイメージだったんですけど、ボランチが戻ってきたので、ワンフェイク入れました。自分のイメージとはちょっとずれた形になりましたけど、うまく対応できたかなと思います」

 また、遠いアウェーの地に駆け付けたサポーターへも「拍手されるべきは決して僕たちだけではない」と感謝も忘れない東京五輪世代、期待のストライカー。長い試練を乗り越え、ついに結果で実力を示した上田の今後の爆発に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

神戸戦コメント

「やるべきことをして、しっかりとやり続けたことによって勝利を手にした」と言う指揮官である。
してやったりの試合展開であったことがうかがえる。
「シーズンを通して良いときもあれば悪いときもある。逆に悪い内容でも勝ったり、良い内容で負けることもあります。どうしてもそれがサッカーです」というサッカーの真理も語っておる。
上手くいくときもいかないときもあるということを応援する者も理解するときであろう。
この神戸戦は何もかも上手くいった。
それがサッカーなのである。
そして上田綺世は、「距離やポジショニングを意識していたので、そのポジショニングを(三竿)健斗くんに見てもらえて、それがゴールにつながったんじゃないかと思います」とゴールシーンを語る。
個人技のように見えたが、連携が合ってこそということがわかる。
これもまたサッカーの真理であろう。
またトドメの3点目を決めた聖真は、「シュートを打つ瞬間も相手GKと駆け引きができ、落ち着いてゴールを決めることができた」と言う。
ファン・アラーノが納め、聖真へパスが出た後に綺麗にトラップが決まった瞬間にゴールが見えておった。
素晴らしい連携である。
これもまたサッカーの真理であろう。
様々なシーンが詰まった試合であった。
このような好ゲームを続け、上位を目指したい。
期待しておる。

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2020明治安田生命J1リーグ 第33節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
やるべきことをやり続けたことによって、勝利することができたと思う。神戸は個でも組織でも非常に優れたチーム。その神戸相手に高い強度でプレーすることが重要だった。90分通して高い強度でプレーができていた。それによって、われわれが勝ち点3を手にすることができた。

Q.前節に比べて、アントラーズらしさを取り戻すことができた要因は?

A.シーズンを通して、いい時もあれば悪い時もある。内容が悪くても勝利できたり、内容が良くても負けてしまったりすることがある。それが、フットボール。前節はさまざまな影響があって、うまくいっていなかった。中2日で私が求めていることを共有して、選手たちがそれを理解し、試合で求めたことをやってくれた。



【上田 綺世】
スタメン出場というチャンスで、なんとしてでも結果を残したいと思っていた。ボールを奪ったあと、中央のスペースが空くと思っていた。常にボランチの選手と目が合う距離、ポジショニングを意識していた。そのポジショニングを健斗君が見てくれてゴールにつながった。自分のシュートイメージとは少しずれたが、上手く対応することができた。

【土居 聖真】
2得点後の失点が危ないということは、僕たちが一番分かっていた。その中で追加点となる3点目を決めることができたのは、チームとして、その後の試合運びを楽にすることができた。(得点の場面は)ファンがうまく相手に体を預けながらボールを落としてくれた。僕自身、相手DFや相手GKの位置が見えていた。シュートを打つ瞬間も相手GKと駆け引きができ、落ち着いてゴールを決めることができた。

明治安田生命J1リーグ 第33節
2020年10月21日(水)18:03KO
ノエビアスタジアム神戸

[ ザーゴ監督 ]
やるべきことをして、しっかりとやり続けたことによって勝利を手にしたのではないかな、と。特にヴィッセルさんは個でも組織でも非常に優れたチームなので、そこで自分たちがちゃんとインテンシティーを持って試合をやることが非常に重要だった。それを全選手がやること、なおかつ90分間やり続けたことで、われわれが勝点3を手にしたのではないかと思います。

--プレー強度を取り戻せた要因は?
シーズンを通して良いときもあれば悪いときもある。逆に悪い内容でも勝ったり、良い内容で負けることもあります。どうしてもそれがサッカーです。あとは長距離の移動があったり、試合時間がそれまで夜だったのが一転して昼間に試合だったり、どうしても彼らはアスリートであり人間なので、生理的な部分で急に昼間に試合があってなかなか調整できなかったことも考えられる。複合的な要素があってうまくいかなかったのだと思う。中2日の今日まで、ミーティングの中で、あとはコミュニケーションをとって会話の中で求めたいもの、やってほしいことを話をてきました。それを選手たちがしっかり理解して、やるべきことを自分たちでやったのではないかと思います。

明治安田生命J1リーグ 第33節
2020年10月21日(水)18:03KO
ノエビアスタジアム神戸

FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA

--19試合ぶりの先発だったが?
そうですね、まあ、スタメンで出るために自分の良さをアピールしていますし、誰もがそこを目指してやっているというか、試合に出る前提で自分たちもプレーしてますし、それを勝ち取ることは価値がある。たとえ連戦だったという状況があったにしろ、ここで転がってきたチャンスをなんとしてでもつかみたい、という思いがありました。

--得点シーンについてはどう振り返る?
ビルドアップにすごく力を入れているチームというか、2枚が開いてGKを使いながらボランチを経由して、というのは分かっていたので、やっぱり真ん中のスペース、奪った瞬間のスペースは空くと思っていましたし、常にそこはボランチと目を合わせられる距離やポジショニングを意識していたので、そのポジショニングを(三竿)健斗くんに見てもらえて、それがゴールにつながったんじゃないかと思います。

--ベンチに下がるときにはサポーターに応えていた。アウェイにも駆けつけてくれるサポーターは力になっていますか?
そうですね、それは間違いなくありますし、やっぱりサポーターの方々は僕たちを応援するために、このご時世コロナのリスクもありつつ、札幌も自分たちがビックリするくらいの数のサポーターの方々が来てくれてましたし、今日だってアウェイ席に入れないくらい来てもらっていて、やっぱりそれは僕たちはプレーで返すしかできないですけど、それ以外でもこれは伝えることはできると思うし、拍手されるのは決して僕たちだけではないと思います。

「前向きにゴールだけを」19試合ぶり先発の上田綺世が先制点!鹿島は敵地神戸戦6連勝



鹿島がアウェーで神戸に3発快勝! 上田綺世が先発起用に応える鮮烈ショットで今季4点目!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月21日


神戸は後半に藤本のヘッドで1点を返すも…


上田が6節以来の先発起用に応える貴重な先制ゴールを挙げた。(C)SOCCER DIGEST

Jリーグ 第33節 ヴィッセル神戸戦

渾身、町田のシュートブロック。

上田綺世、チームを勝たせるゴールを奪いたい

神戸戦に向けたオンライン取材に応じた上田綺世である。
「サッカーのルール上、点を取れないと勝てないのは分かっています。それを背負っているのはフォワードなので、やはり点を取れない責任はフォワードにあると思います。今シーズン、僕は点を取れていないので、もっとゴールにどん欲になりつつ、チームを助けるゴールを決めたい」と抱負を語る。
綺世は得点力の高いセンターFWである。
それは今季初勝利となったFマリノス戦にてドッペルパックを達成し、貢献したことに強く表れておる。
昨季のプロ入りから観てきて、チャンスに多く絡むアタッカーであることが見て取れる。
前節の札幌戦でもポスト直撃のシュートを放っておる。
怖いところに入り込み、シュートを放つ特性を持っておる選手である。
この神戸戦に於いて、爆発し、存在感を示すのだ。
期待しておる。

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【鹿島】「得点で貢献できていない」今季3得点の上田綺世が求めるのは「チームを助けるゴール」
2020-10-20
サッカーマガジン編集部


10月20日、鹿島アントラーズの上田綺世が練習後のオンライン取材に応じた。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は完封負け。自身もここまで3得点と、ストライカーとして物足りないだろう。連戦が続く中、ゴール量産へのきっかけをつかむべく、明日のヴィッセル神戸戦も全力で戦う。


上写真=10月20日、オンライン取材に応じる上田綺世(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「サッカーのルール上、点を取れないと勝てないのは分かっている」

 前節の札幌戦は完封負けを喫し、連勝が止まった。後半15分から途中出場した上田綺世も不発に終わり、チームを勝利に導くことはできなかった。

 今季の鹿島のリーグ戦成績を見ると分かりやすい。再開後初戦の第2節川崎F戦以外は、敗れた試合はすべて無得点。第2節川崎F戦の得点がオウンゴールだったことを踏まえると、鹿島が勝利をつかむためには、チームの誰かがゴールを決める必要性があることは明らかだ。

「サッカーのルール上、点を取れないと勝てないのは分かっています。それを背負っているのはフォワードなので、やはり点を取れない責任はフォワードにあると思います。今シーズン、僕は点を取れていないので、もっとゴールにどん欲になりつつ、チームを助けるゴールを決めたい」

 上田はFWとしての責任感を持つ。誰よりも相手のゴールに近いところでプレーするからこそ、チームが勝つために、ゴールを奪う役割を果たさなければならない。現時点ではリーグ戦16試合に出場して3得点。「得点という形でなかなかチームに貢献できていない。そこは自分の仕事でもあるし、もっとこだわっていきたい」と、常にゴールに向かう。

 チームは中2日での連戦の真っただ中。10月18日に札幌戦を戦ったかと思えば、21日にすぐさま神戸戦を迎える。その後も24日にホーム・カシマスタジアムで広島と相対する。長距離移動を強いられることもあり、厳しい戦いが続く。

 ただ、点取り屋にとっては一つのゴールをきっかけに、連戦で勢いに乗る可能性もあるだろう。

「そういうときもあると思うし、逆に今までみたいに取れないことも、もちろんあります。きっかけはどこにあるか分からないけれど、とにかくゴールにどん欲に、シュートを数多く打って、ゴールに迫るようなプレーをどんどんしていけば、きっかけをつかめるのではないかと思います」

 上田は神戸とのアウェーゲームで、そのきっかけをつかみ、「連敗しないように、次はしっかり勝ちたい」と、勝利を目指す。

「(神戸戦で)どのくらいチャンスをもらえるか、出場時間は分からないけれど、その時間で得点という形で貢献できれば一番良いです。仮にそうじゃなくても、チームが勝つために必要なことをしたい」

 現在、6位につける鹿島をさらに上昇させていくために、36番を背負うストライカーはチームを勝利に導くためのゴールをひたすらに求める。


10月20日、トレーニング中に笑顔も見せる上田綺世(写真◎KASHIMA ANTLERS)

【鹿島】「とにかくゴールにどん欲に」今季3点の上田綺世が奮起!神戸戦で得点量産のキッカケをつかめるか?
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月20日


「サッカーのルール上、点を取れないと勝てないのは分かっている」


「得点という形でチームの勝利に貢献したい」と語る上田。写真:田中研治

 鹿島アントラーズの上田綺世は10月20日、練習後にオンライン上で取材に応じ、翌日のヴィッセル神戸戦への意気込みを語った。

 開幕4連敗でスタートした今季の鹿島だったが、8月26日のFC東京戦から7連勝と上昇気流に乗り、ここまで12勝3分9敗の6位に付けている。

 上田は「前節負けてしまっているので、連敗しないように、次の試合しっかりと勝ちたいと思います」、「どのくらいチャンスをもらえるか、出場時間は分からないけれど、その時間で得点という形で貢献できれば一番良いです。仮にそうじゃなくても、チームが勝つために必要なことをしたいなと思います」と決意を口にした。

 昨季途中に入団時期を早めてまで加入するなど、将来を嘱望されているFWは、ここまで16試合出場し、3得点。先発は2試合で、プレー時間は472分とチーム18番目だ。

 前節の終盤にはDFにリフレクトしたボールにゴール前で素早く反応しダイレクトシュートを放つが、ポストを直撃。テクニックや巧みな動き出しなどを随所に見せるものの、なかなか結果に結びついていない。

「キッカケはどこにあるか分からないですけど、とにかくゴールにどん欲に、シュートを数多く打って、ゴールに迫るようなプレーをどんどんしていきたい。そうすれば、キッカケをつかめるのではないかと思います」と終盤戦に向けて自らを奮い立たせた。

 今季の鹿島は、第2節・川崎戦のオウンゴール以外、敗戦した試合は全て無得点だ。

「サッカーのルール上、点を取れないと勝てないのは分かっています。それをするのがフォワードなので、点がとれないという責任はフォワードにある。今シーズン、僕も点を取れていないので、もっとゴールに貪欲になりつつ、チームを助けるゴールを取りたいなと思います」

 そう責任感を口にする若きストライカーが、チームを勝利に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島FW上田、9試合ぶり得点へ攻めの姿勢!「チームを勝たせるゴールを奪いたい」
[ 2020年10月21日 05:30 ]

 鹿島は21日にアウェーで神戸と対戦する。東京五輪世代のFW上田は「サッカーのルール上、得点を取れないと勝てない。ゴールに貪欲になり、チームを勝たせるゴールを奪いたい」と、9試合ぶりの得点に狙いを定めた。
 今季は7月に負傷離脱で5試合を欠場。以降は途中出場が続き、9月の仙台戦を最後にゴールから遠ざかっている。「ゴールに迫るプレーをしていれば、どこかで生まれるはず」と攻めの姿勢を誓った。

群馬・田中稔也、新エースが迎えた「試練」

群馬の田中稔也にスポットを当てるJ's GOALの伊藤寿学氏である。
今季はチームトップの6ゴールを決めており、エースとして不動のレギュラーに据えられておる。
二列目として右も左でもプレイする他、FWとしても起用されておるとのこと。
しかしながら、カンターの起点を潰すそうとし、相手チームからの徹底マークされ、無念の途中交代となっておる。
エースとしては、多少のマークをものともせず起点とならねばならぬ。
この試練を乗り越えた先に新境地が待っておろう。
群馬に稔也ありと世間が認める存在となるのだ。
期待しておる。

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【群馬 vs 甲府】群馬FW田中稔也 今季チームトップの6ゴール、群馬の新エースが迎えた「試練」
2020年10月20日(火)



群馬の新エース田中稔也が「試練」のときを迎えている。

鹿島ユース出身。鹿島で3シーズンを過ごしたあとの2019年にJ3群馬へ完全移籍してきた。J3では、リーグ初出場となったが実戦経験を積むことで飛躍を遂げた。昨季は勝負所で3ゴールを挙げて、J2昇格に貢献。今季は、初のJ2の舞台となった。

今季の指揮を執る奥野僚右監督は、しなやかなドリブルと得点感覚、献身性を高く評価し、開幕から不動のレギュラーに抜擢。当初はJ2のスピード、強度に戸惑いがあったが、じわじわと本領を発揮。19節では東京Vを沈める2ゴール、24節千葉戦では決勝ゴールを奪い、27節まで全試合に出場し、チームトップの6ゴール。新エースへと進化を遂げた。

左右MFに加えて、FWでもプレーする攻撃のユーティリティープレーヤーは、過酷な連戦が続くリーグで高い評価を受けている。しかしながら、最近2試合は後半早々に交代を命じられてピッチを去っている。

26節琉球戦ではスコアレスで迎えた後半13分にピッチを退き、チームはその後にゴールが生まれて勝利。27節福岡戦では、前半から相手守備陣の徹底マークに遭い、仕事ができないまま交代となった。

田中稔也はカウンターの起点となっているため、相手チームが根元を潰しにきているのは間違いない。福岡戦ではボールを持った瞬間に囲まれて、ボールを奪われた。指揮官は、その状況を鑑みて交代を決断している。奥野監督は「対応されたときにどんなプレーを選択するかが大切」と成長を見守る。

今節甲府戦でも相手のマークが想定される中、田中がどんなプレーをみせるか。この試練を乗り越えた先に、次なるステージがある。

文:伊藤寿学(群馬担当)

上田綺世、限られた時間で結果を残すーー

上田綺世をピックアップするFreaks+である。
負傷が相次いだ今季と、そして綺世の"今"が伝えられる。
才能は天下一品、メンタルも十分、結果はいずれついてこよう。
若きストライカーの覚醒を見届けられる幸せを噛みしめる。
これからの鹿島を背負っていくのだ。
楽しみな逸材である。

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PICK UP PLAYER


 昨年7月末、上田綺世は契約を前倒しする形でアントラーズに加入した。ルーキーとして13試合4ゴールは上々の成績だ。2年目でさらなる飛躍を遂げ、エースストライカーにーー。周囲からの期待は自然と高まった。

 しかし、今季の上田は苦難のシーズンを送っている。まずは今年1月、U-23日本代表の一員として臨んだAFC U-23選手権で負傷し、帰国してからしばらく別メニュー調整が続いた。そして、チームへの合流が遅れた影響もあり、新加入のエヴェラウドとのポジション争いに敗れてしまう。先発の座を確保できないまま、中断期間に突入した。

 中断期間が明けても、チーム内の序列はなかなか変わらなかった。それでも、7月16日の第5節横浜FM戦でチャンスを掴む。開始早々に見事なボレーシュートを叩き込み、今季初ゴールを奪うと、同点に追いつかれて迎えた後半には、上田の真骨頂ともいえる絶妙なポジション取りでクロスを呼び込み、ワンタッチゴールを決めてみせた。連敗が続いていた不振のチームを救い、勝利の立役者となった。



 だが、ゴールを決めた次の試合で不運に見舞われてしまう。第6節湘南戦で再び怪我を負ってしまい、戦線離脱を余儀なくされた。ようやくここからーー。そんな兆しが見えたときの負傷だった。

 それでも不屈のストライカーは、懸命なリハビリを経て、約1ヶ月後に復帰を果たした。しかし、上田が離脱していた期間、ポジションを争うエヴェラウドはゴールを量産し、エースとして確固たる地位を築いていた。上田はベンチからの再スタートとなった。

 復帰から3試合目となった9月9日の第15節仙台戦、早くも結果を残した。後半途中から投入されると、後方からのロングボールを見事なトラップでコントロールし、対面した相手選手と1対1を仕掛けて、カットインから右足を振り抜く。低く鋭いシュートはゴールネットを揺らした。チームの4連勝に大きく貢献した。

 ただ、試合後のインタビューで上田はすぐに次を見据えていた。「チャンスをもらっている試合で、チャンスをモノにできていない試合のほうが僕的には多い。それが今の出場時間につながっていると思う。勝ったけど、チーム内の戦いは続く。そこに向けてまた準備をしていきたいーー」。必ずいまの現状を打破する。そんな強い覚悟が伝わってきた。



 その後、上田は第16節の清水戦から前節札幌戦まで8試合連続で途中出場した。しかし、本人の気持ちとは裏腹に、ゴールは生まれていない。

 限られた出場時間で結果を残することは非常に難しい。だが、それを言い訳にするつもりはない。「後半アディショナルタイムの残り1分で、出てきた選手がワンチャンスをもらって決めることもある。逆にどんなスーパースターでも90分のなかで点が取れるとは限らない。だからこそ、時間に関係なく、こいつを出せば1点以上取ってくれるというFWになりたい。不可能に近いけど、ストライカーの本質を追い求めると、理想はそこになる」。厳しい要求を自分に課すことで、結果を残せると信じている。

「FWは点を取れる時期と、取れない時期がどうしてもある。取れない時期から抜け出すためには、何が必要なのか。試行錯誤が必要になるーー。チャンスを決め切るために必要なことは一つではないし、これを改善したから点が取れるようになるという明確な答えはない。だから、毎試合、毎試合、改善点を見つけて直して、より自分の武器にしていくことが必要」



 己と向き合い、課題の改善に取り組む。地道な努力を続けることでしか、道は開けないことを知っている。これまでもそうやって逆境を乗り越えてきた。

「選手として目指しているところに向かって躍進するのか、迷走するのか、今年が一つの分岐点になる。自分の価値を左右する瞬間は一回かもしれないし、何回かあるかもしれない。どこに大きなきっかけがあるのか、わからないけど、そのために必要な準備を常にしながら、地道に、足元を見つつ、たまに背伸びをしながら、頑張っていきたい」

 若きストライカーは覚悟を語った。限られた時間で結果を残すーー。過密日程がつづくアウェイ3連戦、上田綺世は貪欲にゴールを狙う。

鈴木満FD、蹴球メガネーズ出演

YouTubeチャンネル「蹴球メガネーズ」に出演した鈴木満FDである。
非常に興味深い内容であった。
監督とのすりあわせのことや世代交代のことなど仕事ぶりについてが語られる。
また、コーチ時代に選手であるジーコと接することが出来たことの経験が非常に活きておることが伝えられた。
他人には得られぬ経験を得たことで人生が変わって行くことがある良い例と言えよう。
満男や中田浩二など、大いなる経験を持つ選手が引退してからもクラブに貢献してくれることでクラブを更に成長させてくれてくれることが鹿島アントラーズの象徴となっておるが、その先駆けとも言える。
これだけのFDを持つクラブは他にはない。
満さんには更に鹿島を支えていってもらおうではないか。
それが鹿島アントラーズである。

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「YouTubeチャンネル 蹴球メガネーズ」鈴木満フットボールダイレクター
2020.10.19(月)

YouTubeチャンネル「蹴球メガネーズ」にて、鈴木満フットボールダイレクターのインタビューが配信されます。

【番組名】
YouTubeチャンネル「蹴球メガネーズ」

出演:
水沼貴史(元サッカー日本代表)、北條聡(元サッカーマガジン編集長)、川端暁彦(元エル・ゴラッソ編集長)

サッカー大好きなメガネのおじさん3人が「Jリーグ」「日本代表」「海外サッカー」「高校サッカー」まで、サッカーに関することをなんでも好き放題、喋りまくる。

【配信開始日時】
前編:10月19日(月)18:00~
後編:10月20日(火)12:00~

【内容】
DAZN Jリーグ推進委員会でスタートしたJリーグの月間表彰。9月のMMW(最もワクワクしたチーム)に鹿島アントラーズを選出した3人が、鈴木満フットボールダイレクターに直撃。

【配信URL】
https://www.youtube.com/channel/UCrVFtIFW7wwrFeddVzOhS2g




対神戸戦 optaファクト

本日開催・Jリーグのoptaファクトを伝えるニッカンスポーツである。
対神戸戦としては非常に興味深いデータが並ぶ。
ホームでは分が悪い神戸であるが、アウェイでは11年も負けていおらぬ。
これを継続すべく戦うところ。
また、「鹿島は今季、タックル成功率がリーグベスト(69.4%:249/359)。対する神戸は、9月以降の同項目がリーグベスト(74.2%:132/178)」とのこと。
これは、ザーゴサッカーがあり方、そして神戸が三浦あっくんが監督になって変わったところと読んで良かろう。
中盤にて競り勝てるかがカギとなるのではなかろうか。
札幌戦ではロングボールを多用して自滅した感があったが、この神戸戦ではパスを繋ぐと聞いておる。
ワールドクラスのMFがおるチームに対して中盤を制することが出来るのかどうか。
注目である。

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J1 10月21日optaファクト
[2020年10月20日12時19分]

ヴィッセル神戸 – 鹿島アントラーズ

・神戸対鹿島の通算43試合では、神戸が10勝8分25敗と大きく負け越している。神戸にとって鹿島は、今季J1に所属するチームの中で最も1試合平均獲得勝点の少ない相手(0.88)。

・神戸はホームでの鹿島戦で現在の5連敗を含み、9試合連続未勝利(2分7敗)。本拠地での今カードで勝利を挙げたのは、2009年8月の対戦が最後(1-0)。

・神戸は9月23日の鳥栖戦から10月4日の横浜FM戦まで4連勝を記録して以降、現在は3試合連続未勝利(1分2敗)。しかし、直近19試合で無得点に終わったのはわずか1試合のみ(計38得点)。

・神戸はホーム戦で現在、同一シーズン内では2016年10月以来となる4試合連続無敗(3勝1分:当時8試合)。また、本拠地での直近8試合でもわずか1敗しかしていない(3勝4分)。

・鹿島は直近5試合で3敗(2勝)。敗れた試合ではすべて無得点に終わっている。それ以前の15試合では2敗しか喫していなかった(10勝3分2敗)。

・鹿島は関西のクラブとの直近20試合でわずか2敗(12勝6分)。しかし、今季の同対戦では4試合で1勝しか挙げていない(2分1敗)。

・鹿島は今季、タックル成功率がリーグベスト(69.4%:249/359)。対する神戸は、9月以降の同項目がリーグベスト(74.2%:132/178)。

・エヴェラウドは出場した直近6試合でわずか1得点。同選手はこの間でリーグ最多のシュート数(32)を記録しているが、枠内シュート率は39.1%。3試合連続得点を記録していたそれ以前は同割合が58.3%だった。

ザーゴ監督、みんなで乗り越えなくては

オンライン取材に応じたザーゴ監督である。
負傷離脱した白崎に関して、「状態が上がってきたところでのケガなので非常に残念」と述べ悔しさを募らせる。
札幌戦の敗戦と合わせ非常に無念であった。
そして神戸戦に向けては、「次の試合(神戸戦)では勝ち点3を取り戻さなくてはいけません。非常に手強い相手ですが、その目的をしっかりとみんなで持って、上位陣に食らいつき、ACL出場枠を手にする。その考えに変わりはありません」、「連戦となれば気持ちの部分が大きく左右されるところ。ここはみんなで乗り越えなくてはいけない。当然、疲労度とか、連戦ということが影響しないと言ったら嘘になりますが、選手たちはそれを克服しようとしています。その姿勢や気持ち、意志を僕は感じます」と語る。
来季のACL出場権の確保、そして選手への信頼を感じさせる。
ここから一つ一つ勝利を積みかねるべく戦っていく。
神戸戦がリスタートである。

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【鹿島】7日間で3試合の強行軍。「みんなで乗り越えなくては」ザーゴ監督は神戸戦で連敗阻止へ
2020-10-19
サッカーマガジン編集部


10月19日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前節の北海道コンサドーレ札幌戦に敗れて連勝が止まった。ただ、次のヴィッセル神戸戦、サンフレッチェ広島戦と中2日での連戦が続く強行軍。指揮官はチームの団結を重要視する。


上写真=10月19日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

白崎が負傷離脱「非常に残念」

 前節は北の大地で手痛い敗戦を喫した。シュート数でも対戦相手の札幌を下回り、完封負け。ホームで0-2と敗れた第3節のリベンジを果たすことはできなかった。

「敗戦したことによって苛立ちだったり、悔しさがあります。(選手に)気持ちを落ち着かせようと(試合後に)言葉をかけました。リーグ戦はまだ10試合あるので、いろいろなことが起こる可能性はある。次の試合(神戸戦)では勝ち点3を取り戻さなくてはいけません。非常に手強い相手ですが、その目的をしっかりとみんなで持って、上位陣に食らいつき、ACL出場枠を手にする。その考えに変わりはありません」

 前節で今季9敗目。ザーゴ監督は上位3位以内に与えられるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得が目標であることを強調するが、3位との勝ち点差は「6」から「8」へと広がった。

 さらに追い打ちをかけるように、前々節の鳥栖戦でゴールを挙げるなど活躍を見せた白崎凌兵がケガで戦線離脱。指揮官は「(白崎の)状態が上がってきたところでのケガなので非常に残念」と本音を吐露した。

 10月18日に札幌戦を戦い、21日には第33節神戸戦が前倒し開催となる。さらに、24日にもホームでの広島戦が待ち受ける。移動を伴う中2日の3連戦。「7日間で3試合を戦わなければいけない。非常にタフネスが求められる日程」とザーゴ監督は話す。そして、「選手とともにしっかりと乗り越えることができれば」と続ける。

「連戦となれば気持ちの部分が大きく左右されるところ。ここはみんなで乗り越えなくてはいけない。当然、疲労度とか、連戦ということが影響しないと言ったら嘘になりますが、選手たちはそれを克服しようとしています。その姿勢や気持ち、意志を僕は感じます」

 まずは神戸戦に勝利し、連敗阻止へ。ザーゴ監督は信頼する選手たちとともに、この難局を乗り切る。


札幌戦翌日の10月19日、雨の中でトレーニングを行なう鹿島のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

【鹿島】完封負けした札幌戦で多用されたロングボール。その適切な使用方法とは?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年10月20日

今まで通りのやり方ができれば「問題ない」


札幌戦では思うような戦いを見せられず敗れたが、次節の神戸戦に向けてザーゴ監督は「元通りにちゃんとできれば」と選手たちへの信頼を口にする。(C)KASHIMA ANTLERS

 いつもより、ロングボールが多いと思った。

 0-1の完封負けを喫した前節・札幌戦のことだ。今季の鹿島は熟練されたビルドアップをひとつのストロングポイントにしているが、それにしては後方から長いボールを入れるシーンが目に付く。

 札幌は高い位置から果敢に奪いに来る。チーム全体が“前傾姿勢”となるその裏を狙ってのロングボールだったのか。

「そういう指示は出していました」

 試合翌日のオンライン取材に応じたザーゴ監督は言う。ただし、「ロングボールが多すぎた部分はありました。特にディフェンスラインは直接、まっすぐのボールを入れてしまっていた」とも。

 そのロングボールの“質”にも、少なからず問題があったようだ。

「相手の背後のスペースに落としてほしかったが、FW陣が相手のディフェンスと競るような形になるボールになってもいました」

 チャンスにつながる場面がまったくなかったわけではなかったが、それでも相手ゴールをこじ開けるまでには至らなかった。

 ロングボールを入れる前の“ひと手間”でも、いくつかのエラーが生じていた。

「もう少し相手を揺さぶって、動かして、食いつかせてから、縦に入れたり、背後に入れたり。ちょっとそこが上手く噛み合わなかったと思っています。ショートパスで相手を動かすにしても、そのパススピードが遅かったり、相手の寄せに負けてしまっていた」

 持ち前のビルドアップが通常どおりに機能していれば――もっとも、「それは元々、我々がやってきたこと。次の試合(21日のアウェー神戸戦)で、元通りにちゃんとできれば」と指揮官は選手たちへの信頼を口にする。

 また、札幌戦は「今までやってきた試合の中で、たぶんパスミスが一番多かったかもしれない」と振り返る。間違いなく連戦の疲労があったはずだが、その点も修正ポイントに挙げつつ、いつも通りの戦い方を見せられれば「問題ない」とザーゴ監督は力強く言う。

 神戸との前回対戦では、終了間際の劇的な同点弾で2-2のドローに持ち込んだ。今回は敵地での難しいゲームとなるが、自分たちのスタイルをしっかりと表現したうえで、勝点3を持ち帰りたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

鹿島監督が中2日神戸戦へ「元に戻す」パス改善強調
[2020年10月19日18時16分]

鹿島アントラーズは14日の鳥栖戦で14戦ぶりに先発して決勝点を決めたMF白崎凌兵が、16日の練習で右太もも裏を損傷して全治約2カ月と診断された。

ザーゴ監督は「状態が上がり、使い続けようと思っていたので残念」。アウェー3連戦ラストの神戸戦(21日、ノエスタ)には「パスミスが最も多かった」という札幌戦から中2日で臨むが、指揮官は「ミスを意識的に改善し、パススピードや強度を元に戻す。難しいことではない」と強調した。

白崎凌兵、右大腿二頭筋損傷

右大腿二頭筋損傷と診断された白崎凌兵である。
復帰まで約2ヶ月とのこと。
これは本当に痛い。
鳥栖戦にて先発起用され先制点も決めておっただけに、本人こそ苦しかろう。
ここは、今季終了とさせぬ為にもリーグ戦2位を目指し、天皇杯出場権を勝ち得るのだ。
結束の時である。

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白崎選手の負傷について
2020.10.19(月)

10月16日(金)の練習中に負傷した白崎 凌兵選手について、チームドクターより検査結果の報告がありましたので、お知らせいたします。

■受傷名:
右大腿二頭筋損傷

■治療期間:
約2か月

■負傷状況:
10月16日(金)の練習中に負傷

サッカーダイジェスト 札幌戦寸評

サッカーダイジェストWeb編集部による札幌戦の寸評である。
敗戦もさほど悪くはない評点が並ぶ。
課題は攻撃陣といった評価であろうか。
そのアタッカー陣のなかではファン・アラーノに良い評点が与えられておる。
札幌の脅威になっておったという視点であろう。
寸評も「右サイドを主戦場に相手を脅かしてはいたものの、粘り強いマークとタックルに遭い、決定機は演出できず」とある。
逆に札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、「ここを抑えろ」という指示を出しておった野で花かと推測される。
この試合はしてやられた感が強い。
また、この試合での最高評価は関川に与えられた。
「前への強さをしっかりと発揮していた。試合には敗れてしまったものの、パワーでは相手を凌駕していた」と絶賛しておる。
前節・鳥栖戦にて先発を外されたことで発憤したのではなかろうか。
このあたりの若い選手へのマネージメントも見て取れた。
そして、長いシーズン、このような試合もある。
気持ちの切り替えが大事である。

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【J1採点&寸評】札幌1-0鹿島|指揮官の誕生日に花を添えた愛弟子ドリブラーがMOM!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年10月19日


鹿島――失点はしたが、決して悪い守備対応ではなかった


【警告】札幌=キム(45+1分) 鹿島=なし
【退場】札幌=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】駒井善成(札幌)


【チーム採点・寸評】
鹿島 5
立ち上がりから積極的なプレーを出してはいたものの、そこから勢いに乗り切れず。相手ボックス付近でのプレーにも質と精度を欠き、優勢な時間帯がありながらも、それをうまく生かせず敗れてしまった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
この試合では左右の揺さぶりに十分な応対ができなかったが、試合を重ねるごとにより風格が出てきたように感じる。

DF
37 小泉 慶 5.5 (60分OUT)
相手の背後を狙ってはいたものの、うまく入り込めなかったり、いい形でボールを受けられなかった。

39 犬飼智也 6
決して悪い守備対応をしていたわけではないのだが、守から攻へと転じる際も含め、もうひと工夫が欲しかった。

33 関川郁万 6.5
前への強さをしっかりと発揮していた。試合には敗れてしまったものの、パワーでは相手を凌駕していた。

5 杉岡大暉 5(77分OUT)
ポジショニングがなかなか安定せず、思い切った攻め上がりもなかなか見せられず。持ち味を出し切れずに退いた。

MF
20 三竿健斗 6
出足の速さや混戦でのパワーなどは相手選手よりも上回っていた。ただし、攻撃のリズムチェンジはしきれず。

4 レオ・シルバ 6
ボール奪取力やプレーテンポを変えるパス配球はさすが。だが、この試合では周囲の動き出しが足りず、配給力が生きなかった。

鹿島――相手の粘り強い守備に決定機を作れなかった

MF
26 荒木遼太郎 5.5(60分OUT)
サイドから思い切りのよい仕掛けは見せていたものの、そこからの展開やフィニッシュが若干、雑になっていた。

7 ファン・アラーノ 6(60分OUT)
右サイドを主戦場に相手を脅かしてはいたものの、粘り強いマークとタックルに遭い、決定機は演出できず。 

FW
8 土居聖真 5.5(69分OUT)
ボールを持つと素早く囲まれてしまい、それを打開することがなかなかできなかった。歯がゆい内容だった。

9 エヴェラウド 5.5
惜しい場面もなかったわけではないが、プレー精度が僅かに足りず、相手守備陣に脅威を与えるには至らなかった。

交代出場
MF
6 永木亮太 5.5(60分IN)
相手の嫌がるエリアにボールを運んでいたものの、そこからのラストパスにもう少しの精度が欲しかった。

MF
27 松村優太 5(60分IN)
攻撃の活性化を期待されたものの、いい流れでボールを受けることができず、力を発揮できていなかった。

FW
36 上田綺世 5.5(60分IN)
アグレッシブに相手ゴールに迫り続けてはいたものの、プレーの質が足りず、勝点獲得に導けなかった。

MF
19 染野唯月 5.5(69分IN)
敵陣深くまで攻め入ってはいたものの、ゴール前で勝負強さを発揮できず、不発に終わった。

MF
11 和泉竜司 ―(77分IN)
中盤でのボールキープで攻撃に厚みをつけたい状況だったが、相手が守りを固めており、思うような展開に持ち込めず。

監督
ザーゴ 5
決して悪い入りではなかったが、そこでのひと押しが足りなかった印象。連動性を引き出すことができなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

札幌戦コメント・報道

「求めているプレッシングの強度やパスワークを表現しなくてはいけなかったが、それができなかった」と振り返る指揮官である。
ミスが重なり、攻めきることが出来ず、失点に繋がった。
その理由がどのようなものであるのかは現場に任せようではないか。
また、綺世の怪我は癒えたと語る。
調子が上がっておることは見て取れた。
次は結果を残してもらおうではないか。
そして、途中出場の松村は、「セカンドボールを拾うこと、裏への抜け出しからクロスを上げるという部分を意識して狙っていた」と言う。
そのタスクはこなせたであろう。
二つあった決定機をゴールにつなげられなかったことは無念であった。
ただ、松村の途中起用が効くことはよくわかった。
次回に備え、気持ちを切り替えるのだ。
期待しておる。

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2020明治安田生命J1リーグ 第23節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
拮抗する試合になることは予想していた。細かいミスをしないチームが試合を制すると思っていた。残念ながらわれわれがボールを奪い返してからミスをしてしまい、相手に得点を許してしまった。自分たちの取り組んできたものが表現できなかった。今日の試合は、細かいミスをしないことが重要だった。そこができていなかったところを相手にうまく突かれる形となった。次の試合に向けてしっかりとリカバリーを行い、チーム状態を良くして、次の試合に挑みたい。

Q.自分たちのフットボールが表現できなかったとのことだが、それは、相手の調子が良かったからなのか?それとも、自分たちが悪かったのか?

A.ひとつは自分たちのミスが非常に多かった。スペースを狙うという戦略で戦っていたが、そこに至るまでのパスミスがあったので、スペースをつくところまで行けなかった。後半はパスミスが減ったが、なかなか、いい状況に持っていくことができなかった。今日の結果を受け入れて、水曜日に向けて準備を進めていきたい。

Q.試合を通して疲れているように見えたが、次の2試合に向けてはどのような対策をしていく?

A.中3日という中で、求めているプレッシングの強度やパスワークを表現しなくてはいけなかったが、それができなかった。ただ、これから中2日が続いていく。まずはコンデションをできるだけいい状態へと戻すということをしなければいけない。映像などを使って、選手たちに狙いを説明し、次の試合に向けて準備をしていかなければいけない。



【上田 綺世】
監督から真ん中でタメを作ること、クロスに対してしっかり入っていくという指示を受けてピッチに入った。エヴェのクロスがディフレクションし、自分が動いたところにボールがこぼれてきたが、決めきることができなかった。これからも連戦が続いていく。今日の試合は負けてしまったが、チームとしてこの敗戦を整理して、次は必ず勝利できるようにしていきたい。

【松村 優太】
セカンドボールを拾うこと、裏への抜け出しからクロスを上げるという部分を意識して狙っていた。これからもハードなスケジュールが続いていくが、だからといって負けていいチームではない。今日負けてしまった分、しっかり次の試合で勝利したい。

明治安田生命J1リーグ 第23節
2020年10月18日(日)13:03KO
札幌ドーム

[ ザーゴ監督 ]
非常にきっ抗した試合になることは予想していました。細かいところのミスをしなかったチームが試合を制するというところで、残念ながらわれわれにボールを奪い返したあとからのミスがあって、そこで相手に得点を許してしまいました。後半もわれわれにはポストに当たった1本のシュートがありましたけど、自分たちがやってきたことがなかなか表現できませんでした。今日の試合は細かいミスが少ない方、あるいはしない方が試合を制するところであり、そこを相手が突いてきたのではないかと思います。次の試合に向けてまずリカバリーを考えて、選手たち、チーム状態を良くして次の試合に臨みたいと思います。

--自分たちがやってきたことが表現できなかったというのは、自分たちが良くなかったのか、相手が良かったのでしょうか?
1つは自分たちのミス、パスミスが非常に多かったかなと思います。あとは戦略的なものはスペースを狙うということで、そこを狙うための前段階のパスミスが多くて、狙うところまでいけませんでした。後半になってからはパスミスはだいぶ減ったんですけど、なかなか良い状況や条件になりませんでした。今日の結果は技術面なのでそれを受け入れて、次の水曜日はまた難しい相手ですけど、準備を進めていければと考えています。

明治安田生命J1リーグ 第23節
2020年10月18日(日)13:03KO
札幌ドーム

FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA

--後半途中からの出場でした。どんな指示を受けたのでしょうか?
エヴェラウドが左で、真ん中でどっしり構えて、クロスの回数を増やすのでしっかりそこに入るようにということでした。

--惜しいチャンスがあったが?
エヴェ(エヴェラウド)が顔を上げるタイミングをうかがって、突破して顔を上げたタイミングにニアのスペースを空けていたので、エヴェから直接欲しかったですけど、マイナスに蹴ったのがディフェンスに当たって僕のところに来たから、反応したというよりは僕が動いたところに、ディフェンスに当たって転がってきた感じでした。

--ケガから復帰したときにコンディションが万全ではないと言っていたが、いまはどれくらいの状態でしょうか?
コンディションは悪くないと思います。ここのケガに関しては100%やれています。

鹿島監督「表現できなかった」決定機1本のみで敗戦
[2020年10月18日16時11分]


札幌対鹿島 札幌に敗れ引き揚げる鹿島イレブン(撮影・佐藤翔太)


札幌対鹿島 後半、ボールをキャッチする札幌GK中野小。左から3人目は鹿島FW上田(撮影・佐藤翔太)


<明治安田生命J1:札幌1-0鹿島>◇第23節◇18日◇札幌ド

鹿島アントラーズはほとんど見せ場を作れず、北海道コンサドーレ札幌に0-1で敗れた。

前半41分、ワンタッチでゴール前を崩されて失点。後半39分にこぼれ球を拾ったFW上田のシュートがポストに当たったが、決定機は試合を通してこの1本のみだった。

90分間で放ったシュートは7本と、7月の浦和戦で記録した4本に次ぐ今季ワースト2位。いつもは敗れてもポジティブな要素を挙げるザーゴ監督だが、この日は「やってきたことを表現できなかった。スペースを狙う前段階のパスミスが多く、狙うところまで行けなかった」と苦い表情を浮かべた。

14日のアウェー・サガン鳥栖戦から移動を挟んで中3日と、厳しい日程も影響してか、パフォーマンスは低かった。次は中2日でアウェー・ヴィッセル神戸戦と、敵地で連戦が続く。指揮官は「まずは体を回復させて、できるだけいい状態に戻さないといけない。映像や言葉で戦略を説明して、次に向けて準備しないといけない」と話し、次戦へ向けて切り替えた。

鹿島、ミスで痛い失点 ザーゴ監督「細かいミスをしない方が制する試合」

札幌に競り負け、サポーターにあいさつする鹿島イレブン=札幌ドーム

 明治安田J1第23節最終日(18日、札幌1-0鹿島、札幌ドーム)鹿島はミスから痛い失点を喫した。前半41分、相手の攻撃を食い止めた三竿のパスが中途半端になって再び奪われ、先制を許した。ザーゴ監督は「細かいミスをしない方が制する試合だった。相手はそこを突いてきた」と肩を落とした。

 後半は攻勢に出たが、1点が遠かった。途中出場で、ゴール前でのシュートが左ポストに当たった上田は「連戦が続くので、チームとしてこの負けを整理したい」と話した。

鹿島1点が遠かった 札幌に同一シーズン初の連敗 ザーゴ監督「受け入れて次の準備を」
[ 2020年10月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第23節 鹿島0-1札幌 ( 2020年10月18日 札幌ド )


<札幌・鹿島>札幌に完封負けした鹿島(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ


 鹿島は1点が遠かった。序盤からペースを握ったが得点を奪えず、前半41分に一瞬の隙を突かれて先制を許した。1点を追う後半29分、MF松村の右クロスはFWエヴェラウドに合わず、同39分のFW上田のシュートはゴールポストに嫌われた。
 札幌相手に同一シーズンでは初の2連敗。ザーゴ監督は「自分たちがやってきたことを表現できなかった。今日の結果が事実。受け入れて、次の準備をしたい」と気持ちを切り替えた。

《明治安田J1》第23節 鹿島消沈1点遠く 札幌に0-1

札幌に競り負け、肩を落とす関川(手前)ら鹿島イレブン=札幌ドーム

明治安田J1第23節最終日(18日・札幌ドームほか=8試合)鹿島は札幌に0-1で零敗を喫し、連勝は2でストップした。

鹿島は前半41分、グラウンダーのクロスから先制点を許した。後半13分、土居の左クロスに遠いサイドのファンアラーノが右足で合わせたが、ミートし切れず相手GKに止められた。

後半は15分に3枚替えで上田、松村、永木を投入し、反撃を狙った。しかし、40分に上田が放った右足シュートが外れるなど、最後まで1点が遠かった。

鹿島の次節は21日、敵地で神戸と対戦する。

首位の川崎は三笘らのゴールで名古屋に3-0で快勝し、同一シーズンでのJ1最多記録(延長を除く)となる11連勝をマークした。今季の8月に達成した10連勝の記録を塗り替えて勝ち点を65に伸ばした。FC東京は横浜FCに0-1で競り負け、勝ち点47で前節2位から3位に後退した。G大阪は大分を1-0で下して同45。

Jリーグ 第23節 コンサドーレ札幌戦

上田綺世復調中。

沖悠哉、まずは結果残すことが一番

札幌戦を前にオンライン取材に応じた沖悠哉である。
プロデビューから2ヶ月が経ち、成長を感じさせる。
特に緊張感とコーチングについては、実際に試合に絡むからこその言葉だと言えよう。
更に大きく成長し、偉大なるGKとなっていくのだ。
期待しておる。

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【鹿島】日々成長を続けるGK沖悠哉が自らに大きな「責任」を課す理由
2020-10-18
サッカーマガジン編集部


18日の北海道コンサドーレ札幌戦との一戦を前に鹿島アントラーズのGK沖悠哉が取材に応じた。今季、J1デビューを飾った21歳のGKはここまで13試合に出場。着実な成長を遂げているが、本人はさらなる向上を誓っている。


上写真=札幌戦を前にオンラインで取材に応じた沖悠哉(写真◎鹿島アントラーズ)

デビューから2カ月で得たものとは?

 8月8日のとサガン鳥栖戦でデビューし、以降ここまで13試合に先発している。8月23日のガンバ大阪戦からは12試合連続でゴールマウスを守る。若き守護神が濃密なこの2カ月間について語った。

「試合に対しての緊張感はまだ自分の中では意図的にですけど、持つようにしています。その緊張感を持ちつつ、試合前、試合中には少しずつですが、客観的に全体を見られるようになっています。その点が、この2か月間で成長した部分です。
(緊張感を持つのは)慣れが、怖いからです。慣れてしまうと、慢心ではないですけど、簡単なプレーでミスをしたり、キャッチミスをしてしまう場合もある。気持ちを締めるというか、大事な試合だということを、自分の中で認識させて臨むようにしています」

 練習の取り組み、サッカーへの向き合い方が示す通り、沖は決して慢心するタイプではないだろうが、どこまでも自分に厳しい。大きな責任を自らに課す。それは偉大なGKがそろっている現在の環境も大きいのかもしれない。

「このピッチに立つまでには、試合に絡めない時期もありましたし、今は試合に出させてもらっている状況ですが、試合に慣れてはいけないと思っています。キーパーは一つしかポジションがないですが、ソガさん(曽ヶ端準)、スンテさん(クォン・スンテ)といううまいキーパーがいる中で、試合に出させてもらっています。だから、しっかり責任感を持ってプレーしようといつも自分に言い聞かせています」

 沖は試合に出場するたびに、鹿島のゴールマウスを守ることの意味を噛みしめ、鹿島のGK陣の思いも背負ってプレーしている。そうやって過ごしてきた2カ月間で、大きな自信もつかんできた。

「プレースピードは少しずつ上がってきている気がしています。相手の状況だったり、味方の状況が見えてきている。その中で、自分の得意なプレーであるキックのところは、出せている部分もあります。ただ、周りが見え始めているぶん、狙ったキックの精度が伴わずにミスをすることもある。もっとキックの質を求めてやらなければいけないと思っています。
 守備ではJリーグの選手はみんなシュートがうまくて、速い。しかもいいコースに打ってくる。そういうのはやはり練習では味わえないものです。鹿島にもシュートのうまい選手はたくさんいますけど、ある程度、癖が分かる選手と初めて対戦する他チームの選手とでは違いもあります。そういう中でシュートを受けるので、予測もそうだしリアクションも、自分の中でもっともっと上がっていくんじゃないかと。それを止められないと自分も実績のあるキーパーにはなれないと思っています。今こうやって試合に出られていることに感謝して、日々の練習からそういうことを意識して取り組んでいきたいと思います」

 札幌戦に出場すれば、14試合目の出場になる。チームを勝利に導くために、鹿島のGKとして認められる存在となるべく、全身全霊でプレーする覚悟だ。

「自分が止めるというのはキーパー的には大事かもしれないですけど、まずはシュートをさせないということが大事だと思います。ディフェンスにうまくコーチングしつつ、コースを限定させて、自分もしっかりとポジションを取っていきたい。フリーな場面もあるかもしれないですが、そこは自分がしっかり守って、失点ゼロというのが、ディフェンス陣もキーパーも一番うれしいこと。頑張りたい」

 出場した13試合で無失点試合は3試合。その数に満足してはいない。札幌戦、もちろん目指すところは無失点勝利になる。


札幌戦に向けてトレーニングする沖。日々の鍛錬が若きGKをさらなる高みに導く(写真◎鹿島アントラーズ)

鹿島・GK沖、今季初の2戦連続完封誓う!五輪代表へ「まずは結果残すことが一番」
[ 2020年10月18日 05:30 ]

 鹿島は、18日にアウェーで札幌と対戦する。
 東京五輪世代のGK沖は今季13試合に出場。Jデビューとなった8月の鳥栖戦で完封勝利を挙げるなど、新守護神として君臨してきた。前節14日の鳥栖戦では今季3度目の完封勝ちに貢献。五輪出場も視界に映る成長著しい21歳は「まずは鹿島で結果を残すことが(五輪代表への)一番の近道。失点0を守備陣全員で目指していきたい」と、今季初の2戦連続完封を誓った。

セレッソ・豊川、スーペル・ゴラッソ

途中出場でドッペルパックを決めたセレッソの豊川である。
特に日本復帰後、リーグ戦初ゴールとなる1点目は、スーペル・ゴラッソで、豊川の良さが凝縮されておった。
このゴールは年末の表彰に値する。
今季は、神戸にワールドクラスFWが所属しておらぬので、忖度ベストゴールはないと信じたい。
多くのサッカーファンが納得するゴールが選ばれて欲しいと願う。
このゴールもその一つである。

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C大阪・豊川、リーグ初弾は芸術ループ「『打っちゃえ』という感じだった」

C大阪-横浜M 後半、自身2点目のゴールを決めるC大阪・豊川=ヤンマー

 明治安田J1第23節(17日、C大阪4-1横浜M、ヤンマー)

 C大阪のFW豊川雄太(26)が、17日の横浜M戦で加入後リーグ初得点を含む2得点。途中出場でチームの勝利に貢献した。

 「(1点目は)トラップしてドリブルで運ぼうと思ったが、GKが前に出ていたので『打っちゃえ』という感じでした。人生のなかでは難しいゴールだったと思うが、とれれば手段は関係ない」

 後半26分に右サイドの裏へ飛び出し、GKの動きをよく見た絶妙なループシュートで試合を決定づける3点目。ロティーナ監督も「スペインリーグやプレミアリーグだったら、世界中の人が見るようなゴールだった」と芸術弾を笑顔でたたえた。35分にも中央から得意の裏抜けでGKと1対1を作り、とどめの4点目を沈めた。

 ベルギー1部オイペンからの加入後初得点を決めた8月5日のルヴァン杯・浦和戦で右ひざを負傷し、復帰まで2カ月を要した。「トレーナーもしっかり治してくれたし感謝しかない。結果を残していくことが恩返しになる。自分にしかできないプレーをこのチームで出していきたい」。待ち望んだチャンスをものにしたストライカーが得点量産体制に入る。

「遅くなりました!」C大阪・豊川、移籍後リーグ戦初ゴール含む2発 高校同級生の植田弾にも刺激
[ 2020年10月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第23節 C大阪4-1横浜 ( 2020年10月17日 ヤンマー )


<C大阪・横浜FM>後半35分、チーム4点目のゴールを決め駆け出すC大阪・豊川 (撮影・奥 調)
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 C大阪はホームで横浜と対戦し、4―1で勝利した。FW奥埜博亮(31)が2得点を挙げ、後半21分から途中出場したFW豊川雄太(26)も移籍後リーグ戦初ゴールを含む2得点をマーク。17年11月以来、ロティーナ体制では初の4発で2連勝を飾り、暫定2位に浮上した。18日に残り8試合が行われる。
 降りしきる雨の中を走り続け、これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らした。2―0で迎えた後半26分、DF片山の縦パスに抜け出した豊川が前を向く。「トラップしたときに(前に出ている)GKが見えた」。右足で放ったループシュートが吸い込まれると、全身で喜びを爆発させた。

 「すみません、遅くなりました!」

 試合後のヒーローインタビューで背番号32はサポーターに頭を下げた。リーグ戦の移籍後初ゴールにとどまらず、36分には再び最終ラインを抜け出して2点目。チームの2連勝、そして暫定2位浮上に大きく貢献した。

 「プロになって2週間以上、休んだことがなかったんで。体的にもメンタル的にも難しかった」

 昨オフにベルギー1部オイペンから完全移籍で加入。8月5日のルヴァン杯浦和戦で加入後公式戦初得点を決めながら、その試合中に右膝を負傷した。2カ月近い離脱期間は精神的にも追い込まれたが、筋力強化や体の動かし方などを改善。さらに13日の日本―コートジボワール戦では熊本・大津高の同級生である植田直通が決勝点を奪い「アイツが点を取ってうれしかった」と刺激を受けた。

 「トレーナーやメディカルスタッフの方が(右膝を)治してくれた。感謝したいし、結果を残すことが恩返しになる」

 豊川だけでなく、奥埜が決勝点を含む2得点の大活躍。2トップの一角で途中出場したMF西川もゴールに迫った。C大阪にとって3年ぶりとなる1試合4発。これまで課題とされてきた前線が奮起し、今後へと弾みのつく白星を手にした。

 《指揮官は坂元を絶賛》MF坂元が指揮官から絶賛された。前半10分に左足クロスで先制点をアシスト。その後も積極的な仕掛けで次々と好機を演出した。試合後、その働きをロティーナ監督は高く評価。「タツ(坂元)が凄いのは、1対1で崩せるだけじゃなく、それ以外でも仕事ができるところ。あれぐらい崩せて、かつ仕事量も多い選手というのは、なかなか出会うことはない」。今後は初めての日本代表入りにも期待がかかる。
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