鹿島アントラーズつくばジュニアユース・徳田誉くん、JFAストライカーキャンプメンバー選出
JFAストライカーキャンプメンバーに選出された鹿島アントラーズつくばジュニアユースの徳田誉くんである。
これは嬉しい報。
FWは育成が難しいポジションである。
この年代から強い気持ちで成長していって欲しい。
徳田誉くんの将来に期待大である。

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JFAストライカーキャンプ(2020.12.4-6@高円宮記念JFA夢フィールド/静岡・時之栖)メンバー・スケジュール
2020年11月30日
スタッフ
コーチ:池内豊 イケウチ ユタカ(公益財団法人日本サッカー協会 ユース育成ダイレクター)
コーチ:山橋貴史 ヤマハシ タカシ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:濱崎芳己 ハマサキ ヨシミ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:矢野隼人 ヤノ ハヤト(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:黒崎久志 クロサキ ヒサシ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:田口哲雄 タグチ テツオ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:加藤好男 カトウ ヨシオ(JFAアカデミー福島)
フィジカルコーチ:菅野淳 カンノ アツシ(公益財団法人日本サッカー協会 フィジカルフィットネスプロジェクト)
ドクター:結城新 ユウキ アラタ(草加市立病院)
AT:塙敬裕 ハナワ ケイスケ(アントラーズスポーツクリニック)
選手
FW 村松風亜 ムラマツ フウア(ジュビロSS浜松)
FW 道脇豊 ミチワキ ユタカ(ロアッソ熊本ジュニアユース)
FW, MF 舘澤幸希 タテサワ コウキ(RENUOVENS OGASA FOOTBALL CLUB)
FW 湯山大輔 ユヤマ ダイスケ(清水エスパルスジュニアユース)
FW 西岡佑真 ニシオカ ユウマ(京都サンガF.C.U-15)
FW 小笠原啓太 オガサワラ ケイタ(いわてグルージャ盛岡ジュニアユース)
FW 吉村征也 ヨシムラ セイヤ(ツエーゲン金沢U-15)
FW, MF 尾上瑠聖 オノエ ユウセイ(徳島ヴォルティスジュニアユース)
FW 山口太陽 ヤマグチ タイヨウ(FC東京U15むさし)
FW 髙村睦弥 タカムラ トキヤ(ヴィッセル神戸U-15)
FW, MF 鈴木大馳 スズキ ダイチ(FCフェルボール愛知)
FW, MF 高嶋瑛大 タカシマ エイト(カマタマーレ讃岐U-15)
FW 徳田誉 トクダ ホマレ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
FW, MF 土井川遥人 ドイカワ ハルト(サンフレッチェ広島ジュニアユース)
FW, MF 乾悠人 ヌイ ユウト(セレッソ大阪 西U-15)
FW 佐藤大起 サトウ タイキ(北海道コンサドーレ札幌U-15)
これは嬉しい報。
FWは育成が難しいポジションである。
この年代から強い気持ちで成長していって欲しい。
徳田誉くんの将来に期待大である。

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JFAストライカーキャンプ(2020.12.4-6@高円宮記念JFA夢フィールド/静岡・時之栖)メンバー・スケジュール
2020年11月30日
スタッフ
コーチ:池内豊 イケウチ ユタカ(公益財団法人日本サッカー協会 ユース育成ダイレクター)
コーチ:山橋貴史 ヤマハシ タカシ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:濱崎芳己 ハマサキ ヨシミ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:矢野隼人 ヤノ ハヤト(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:黒崎久志 クロサキ ヒサシ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:田口哲雄 タグチ テツオ(公益財団法人日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:加藤好男 カトウ ヨシオ(JFAアカデミー福島)
フィジカルコーチ:菅野淳 カンノ アツシ(公益財団法人日本サッカー協会 フィジカルフィットネスプロジェクト)
ドクター:結城新 ユウキ アラタ(草加市立病院)
AT:塙敬裕 ハナワ ケイスケ(アントラーズスポーツクリニック)
選手
FW 村松風亜 ムラマツ フウア(ジュビロSS浜松)
FW 道脇豊 ミチワキ ユタカ(ロアッソ熊本ジュニアユース)
FW, MF 舘澤幸希 タテサワ コウキ(RENUOVENS OGASA FOOTBALL CLUB)
FW 湯山大輔 ユヤマ ダイスケ(清水エスパルスジュニアユース)
FW 西岡佑真 ニシオカ ユウマ(京都サンガF.C.U-15)
FW 小笠原啓太 オガサワラ ケイタ(いわてグルージャ盛岡ジュニアユース)
FW 吉村征也 ヨシムラ セイヤ(ツエーゲン金沢U-15)
FW, MF 尾上瑠聖 オノエ ユウセイ(徳島ヴォルティスジュニアユース)
FW 山口太陽 ヤマグチ タイヨウ(FC東京U15むさし)
FW 髙村睦弥 タカムラ トキヤ(ヴィッセル神戸U-15)
FW, MF 鈴木大馳 スズキ ダイチ(FCフェルボール愛知)
FW, MF 高嶋瑛大 タカシマ エイト(カマタマーレ讃岐U-15)
FW 徳田誉 トクダ ホマレ(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
FW, MF 土井川遥人 ドイカワ ハルト(サンフレッチェ広島ジュニアユース)
FW, MF 乾悠人 ヌイ ユウト(セレッソ大阪 西U-15)
FW 佐藤大起 サトウ タイキ(北海道コンサドーレ札幌U-15)
後藤圭太、契約満了にて岡山を退団
岡山を契約満了となった後藤圭太である。
今年もこのような時期となった。
次なるクラブはどことなるのであろうか。
続報を待ちたい。

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契約満了選手のお知らせ
このたび、ファジアーノ岡山では、下記の選手につきまして、契約満了に伴い来季の契約を更新しないこととなりましたので、お知らせいたします。
※選手から皆さまへのコメントは、次の所属先等を発表する際にお伝えさせていただきます
■3 DF 後藤圭太
生年月日 : 1986年9月8日 出身地 : 茨城県 身長/体重 : 183㎝/75㎏
チーム歴 : 長須SSS - 岩井中 - 鹿島アントラーズユース - 鹿島アントラーズ - ファジアーノ岡山 - 松本山雅FC – ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]20試合0得点
■11 FW 三村 真
生年月日 : 1989年3月30日 出身地 : 広島県 身長/体重 : 167㎝/60㎏
チーム歴 : 大町FC - レヴァリース - 山陽高 - 拓殖大 - ファジアーノ岡山 - ファジアーノ岡山ネクスト - ファジアーノ岡山 - ファジアーノ岡山ネクスト - ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]14試合1得点
■24 FW 赤嶺真吾
生年月日 : 1983年12月8日 出身地 : 沖縄県 身長/体重 : 180㎝/78㎏
チーム歴 : FC小禄 - 小禄中 - 鹿児島実業高 - 駒澤大 - FC東京 - ベガルタ仙台 - FC東京 - ベガルタ仙台 - ガンバ大阪 - ファジアーノ岡山 - ガンバ大阪 - ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]26試合0得点
今年もこのような時期となった。
次なるクラブはどことなるのであろうか。
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契約満了選手のお知らせ
このたび、ファジアーノ岡山では、下記の選手につきまして、契約満了に伴い来季の契約を更新しないこととなりましたので、お知らせいたします。
※選手から皆さまへのコメントは、次の所属先等を発表する際にお伝えさせていただきます
■3 DF 後藤圭太
生年月日 : 1986年9月8日 出身地 : 茨城県 身長/体重 : 183㎝/75㎏
チーム歴 : 長須SSS - 岩井中 - 鹿島アントラーズユース - 鹿島アントラーズ - ファジアーノ岡山 - 松本山雅FC – ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]20試合0得点
■11 FW 三村 真
生年月日 : 1989年3月30日 出身地 : 広島県 身長/体重 : 167㎝/60㎏
チーム歴 : 大町FC - レヴァリース - 山陽高 - 拓殖大 - ファジアーノ岡山 - ファジアーノ岡山ネクスト - ファジアーノ岡山 - ファジアーノ岡山ネクスト - ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]14試合1得点
■24 FW 赤嶺真吾
生年月日 : 1983年12月8日 出身地 : 沖縄県 身長/体重 : 180㎝/78㎏
チーム歴 : FC小禄 - 小禄中 - 鹿児島実業高 - 駒澤大 - FC東京 - ベガルタ仙台 - FC東京 - ベガルタ仙台 - ガンバ大阪 - ファジアーノ岡山 - ガンバ大阪 - ファジアーノ岡山
2020出場記録(37節終了時点) : [J2]26試合0得点
上田綺世とエベラウドのコンビは新鮮で強力だった
エヴェラウドと上田綺世の2TOPについて記す報知新聞の山本昌邦氏である。
「鹿島の2トップに明るい未来を見た」と伝える。
Jリーグも世界的流行の1TOPもしくは3TOPを採用するクラブが増えた。
そして鹿島は当初、エヴェラウドと遠藤康や土居聖真が2TOPを組んでおった。
エヴェラウドは頼れるストライカーでありそれをサポートする土居聖真も気が利いておって良いバランスであったように思う。
上田綺世は途中出場に甘んじる事が多かった。
それが怪我の功名もありエヴェラウドと上田綺世の2TOPを採用する事により、チーム力が大きく向上し、この浦和戦に至る。
この二人の連携と決定力はJリーグ屈指のものとなって行くであろう。
山本昌邦氏に「勝ち切れるだけの得点力がある」と言わせしめるこの二人に、残り2試合を託す。
ACL出場権にもう一歩である。

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【山本昌邦チェック】鹿島の2トップには怖さがある
2020年11月30日 8時0分スポーツ報知

後半19分、ゴールを決めアラーノ(左)と歓喜する鹿島・エベラウド
◆明治安田生命J1リーグ第30節 鹿島4―0浦和(29日・カシマスタジアム)
鹿島の2トップに明るい未来を見た。昔から比べるとJリーグでも2トップのクラブが少なくなってきた中で、この日見たFW上田、エベラウドのコンビは新鮮で強力だった。互いにパスを出せ、高さもあり、ペナルティーエリア内でも仕事ができる。2点目はクリア気味のボールを上田が収めて展開し、仕留めた背景には、マークが分散する2トップの利点が出ていた。
この得点で勝負は決し、浦和の心を打ち砕いた。鹿島は伝統的に2トップにこだわってきた。当然ながら川崎が独走優勝したからといって、そのサッカーを追随する必要はなく、鹿島は鹿島の強みを磨けば勝てる。2人にはそれだけの怖さがあった。残り2試合でACL出場圏内の3位以内確保を目指す鹿島。勝ち切れるだけの得点力があるように見えた。(スポーツ報知評論家)
「鹿島の2トップに明るい未来を見た」と伝える。
Jリーグも世界的流行の1TOPもしくは3TOPを採用するクラブが増えた。
そして鹿島は当初、エヴェラウドと遠藤康や土居聖真が2TOPを組んでおった。
エヴェラウドは頼れるストライカーでありそれをサポートする土居聖真も気が利いておって良いバランスであったように思う。
上田綺世は途中出場に甘んじる事が多かった。
それが怪我の功名もありエヴェラウドと上田綺世の2TOPを採用する事により、チーム力が大きく向上し、この浦和戦に至る。
この二人の連携と決定力はJリーグ屈指のものとなって行くであろう。
山本昌邦氏に「勝ち切れるだけの得点力がある」と言わせしめるこの二人に、残り2試合を託す。
ACL出場権にもう一歩である。

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【山本昌邦チェック】鹿島の2トップには怖さがある
2020年11月30日 8時0分スポーツ報知

後半19分、ゴールを決めアラーノ(左)と歓喜する鹿島・エベラウド
◆明治安田生命J1リーグ第30節 鹿島4―0浦和(29日・カシマスタジアム)
鹿島の2トップに明るい未来を見た。昔から比べるとJリーグでも2トップのクラブが少なくなってきた中で、この日見たFW上田、エベラウドのコンビは新鮮で強力だった。互いにパスを出せ、高さもあり、ペナルティーエリア内でも仕事ができる。2点目はクリア気味のボールを上田が収めて展開し、仕留めた背景には、マークが分散する2トップの利点が出ていた。
この得点で勝負は決し、浦和の心を打ち砕いた。鹿島は伝統的に2トップにこだわってきた。当然ながら川崎が独走優勝したからといって、そのサッカーを追随する必要はなく、鹿島は鹿島の強みを磨けば勝てる。2人にはそれだけの怖さがあった。残り2試合でACL出場圏内の3位以内確保を目指す鹿島。勝ち切れるだけの得点力があるように見えた。(スポーツ報知評論家)
浦和戦報道
上田綺世に大きくスポットを当てる各紙である。
東京五輪世代の代表的ストライカーの活躍はニュースと言って良かろう。
二つとも胸をすく気持ちの良いゴールであった。
綺世の活躍もあり、ACL出場圏内の3位まで勝ち点差1と迫った。
来季こそアジアの舞台に綾瀬を立たせたい。
残り二つ勝って天命を待とうではないか。
自分たちの戦いに集中である。

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濃厚接触離脱の町田が復帰 鹿島が浦和に無失点快勝
[2020年11月29日18時33分]

鹿島対浦和 前半、混戦からゴール前のシュートを放つ鹿島DF町田(撮影・たえ見朱実)
五輪世代鹿島上田2発「このチャンス逃さないよう」
[2020年11月29日18時50分]

鹿島対浦和 前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島FW上田(撮影・たえ見朱実)

鹿島対浦和 後半、ゴールを決めた鹿島FW上田(右端)(撮影・たえ見朱実)
<明治安田生命J1:鹿島4-0浦和>◇第30節◇28日◇カシマ
鹿島アントラーズが東京五輪世代のFW上田綺世の2ゴールなどで浦和レッズに快勝した。前半11分、FWエヴェラウドの左からのクロスに相手DFの前に入り込み頭で押し込むと、後半5分には、ペナルティーアーク付近から右足を振り抜き強烈なミドルシュートを決めた。上田は「1点目は、自分の武器をぶつけてみようと。ディフェンスラインとうまく駆け引きができて、頭1つ分、先に触れた。2点目は、ディフェンスラインが下がり気味で、足下からミドルが狙えると考えていた。相手との間合いが遠くてうまく打てました」と振り返った。
これで今季8得点目。上田が得点した試合は6試合すべてチームが勝利しており、FWの仕事を全うしている。「ある程度の試合数、(FWの役割を)できているのはうれしいですけど、ようやくチャンスもある程度つかめてきて。自分も引き出しを増やしながら、このチャンスを逃さないように、一瞬一瞬、戦っていきたい」と話した。
鹿島、4得点と浦和に快勝

浦和に快勝した鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第30節最終日(29日、鹿島4-0浦和、カシマ)鹿島が4ゴールで快勝した。前半11分、左クロスを上田が頭で合わせて先制。後半5分にも上田がミドルシュートを決め、その後もエベラウド、レオシルバが加点した。浦和はパス回しが滞って苦戦し、集中力を欠いて失点を重ねた。

後半、チーム3点目のゴールを決め、ポーズをとる鹿島・エベラウド=カシマ
鹿島 4発圧勝で逆転ACL切符へ望み 上田2発などで浦和を寄せ付けず
[ 2020年11月29日 17:00 ]
明治安田生命J1第30節 鹿島4―0浦和 ( 2020年11月29日 カシマ )

<鹿島・浦和>前半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・上田(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ
鹿島が逆転の3位浮上へ4発快勝した。浦和を4―0で下し、本拠地4戦ぶり勝利。東京五輪世代のFW上田綺世(23)が先制弾を含む2発をたたき込めば、後半にはFWエヴェラウド(29)、MFレオ・シルバ(34)が追加点で引き離した。
暫定3位の名古屋とは勝ち点1差と肉薄。今季は残り2試合で、ACL圏内の3位浮上へ望みをつないだ。
鹿島 FW上田が2発!ホーム4戦ぶり白星は4―0圧勝 ACL圏へ望み
[ 2020年11月30日 05:30 ]
明治安田生命J1第30節 鹿島4―0浦和 ( 2020年11月29日 カシマ )

<鹿島・浦和>前半シュートを放つ鹿島・上田(左)=撮影・西海 健太郎
Photo By スポニチ
明治安田生命J1リーグは29日、各地で4試合が行われた。鹿島は浦和を4―0で下し、本拠地4戦ぶりの勝利。東京五輪世代のFW上田綺世(22)が先制弾を含む2得点を挙げ、逆転の3位浮上へ望みをつないだ。C大阪は横浜FCを1―0で下し、2位のG大阪に勝ち点4差とした。
FW上田が圧勝劇の口火を切った。前半11分に左クロスへ飛び込んで頭で先制すれば、後半5分には右足ミドルで今季8点目。FWエヴェラウド、MFレオ・シルバが続きダメを押した。今季上田が得点した試合は7勝無敗。逆転でのACL出場へ望みをつないだ23歳は「チャンスを逃さないように一瞬一瞬を戦っていきたい」と意気込んだ。
【鹿島】FW上田綺世、2発!ACL圏1差
2020年11月30日 8時0分スポーツ報知

前半11分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・上田(右)
◆明治安田生命J1リーグ第30節 鹿島4―0浦和(29日・カシマスタジアム)
鹿島はFW上田綺世(22)の2得点などで、浦和に4―0と大勝した。勝ち点を55に伸ばし、3位・名古屋との勝ち点差1とした。2連勝のC大阪は鹿島と同勝ち点で得失点差の5位に後退した。
FW上田の緻密さが生んだ2ゴールだった。前半11分、クロスを浦和DF槙野の前に体を入れて、頭で押し込んだ。「(槙野が自分から)目を離した瞬間に前に入れたから取れた」。後半5分のミドル弾は「相手DFラインが下がっている感覚があった」と迷わず狙った。2得点は「たまたま(入った)」と言ったが、ボールとゴール、相手もよく見てネットを揺らした。
「相手の目線を常に意識したり、DFラインの配置を見てプレーしている」と上田。けがに悩まされたシーズンで途中出場が多い中、今季8得点目(24試合)で勝利に貢献した。来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位・名古屋と勝ち点1差の4位に肉薄。ザーゴ監督は「今季残り2試合がホーム。今日と同じような戦いを」と見据えた。
J1第30節 鹿島大爆発 4発快勝 4位浮上

鹿島-浦和 後半36分、4点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・レオシルバ(中央)=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影
明治安田J1第30節最終日の鹿島は29日、カシマスタジアムで浦和と戦い、4-0で大勝した。鹿島の今季通算成績は17勝4分け11敗、勝ち点55で、順位は暫定4位に浮上した。
鹿島は前半11分、エベラウドの左クロスに上田が頭で合わせて先制した。後半5分には再び上田が豪快なミドルシュートを沈めて追加点を挙げると、19分にエベラウド、36分にはレオシルバがそれぞれ追加点を挙げ、突き放した。
2位のG大阪は鳥栖と1-1で引き分け、勝ち点59とした。横浜FCを1-0で下したC大阪は鹿島と同勝ち点で得失点差の5位に後退した。清水-湘南は引き分けた。
鹿島の次戦は12月12日、カシマスタジアムで清水と戦う。
【ゴラッソ/この一枚】これぞストライカーの一発。上田綺世の力感あふれるフィニッシュ
サッカーダイジェスト編集部
2020年11月29日
放たれたボールは相手GKの手を弾いて――

相手ゴール前で右足を一閃。豪快なシュートを浦和ゴールにぶちこんだ。(C)SOCCER DIGEST
[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ
まさにゴラッソ。これぞストライカーの一発を、上田綺世は浦和相手にぶち込んだ。
33節・神戸戦で決めたゴールしかり。相手ゴール前で右足を強振。振り抜いた後の高く上がった軸足が、ボールにこめられたパワーの大きさを物語る。
2-0で迎えた50分、ファン・アラーノからのパスを受けて、そのままシュート。放たれたボールは相手GKの手を弾いて、ネットを揺さぶった。
「ファンがボールを持った時に、背後を抜けようかなと思ったんですけど、前半から僕自身がけっこう動き出していて、ディフェンスラインが下がり気味だなとは分かっていたので、あえてちょっと止まってみて。
ファーストタッチでちょっと詰まって、イメージどおりではなかったんですけど、詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、逆に上手くシュートまでいけました」
そんな駆け引きもあった。力感あふれるフィニッシュは、計算されたファインゴールでもあった。
構成●サッカーダイジェスト編集部
東京五輪世代の代表的ストライカーの活躍はニュースと言って良かろう。
二つとも胸をすく気持ちの良いゴールであった。
綺世の活躍もあり、ACL出場圏内の3位まで勝ち点差1と迫った。
来季こそアジアの舞台に綾瀬を立たせたい。
残り二つ勝って天命を待とうではないか。
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濃厚接触離脱の町田が復帰 鹿島が浦和に無失点快勝
[2020年11月29日18時33分]

鹿島対浦和 前半、混戦からゴール前のシュートを放つ鹿島DF町田(撮影・たえ見朱実)
五輪世代鹿島上田2発「このチャンス逃さないよう」
[2020年11月29日18時50分]

鹿島対浦和 前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島FW上田(撮影・たえ見朱実)

鹿島対浦和 後半、ゴールを決めた鹿島FW上田(右端)(撮影・たえ見朱実)
<明治安田生命J1:鹿島4-0浦和>◇第30節◇28日◇カシマ
鹿島アントラーズが東京五輪世代のFW上田綺世の2ゴールなどで浦和レッズに快勝した。前半11分、FWエヴェラウドの左からのクロスに相手DFの前に入り込み頭で押し込むと、後半5分には、ペナルティーアーク付近から右足を振り抜き強烈なミドルシュートを決めた。上田は「1点目は、自分の武器をぶつけてみようと。ディフェンスラインとうまく駆け引きができて、頭1つ分、先に触れた。2点目は、ディフェンスラインが下がり気味で、足下からミドルが狙えると考えていた。相手との間合いが遠くてうまく打てました」と振り返った。
これで今季8得点目。上田が得点した試合は6試合すべてチームが勝利しており、FWの仕事を全うしている。「ある程度の試合数、(FWの役割を)できているのはうれしいですけど、ようやくチャンスもある程度つかめてきて。自分も引き出しを増やしながら、このチャンスを逃さないように、一瞬一瞬、戦っていきたい」と話した。
鹿島、4得点と浦和に快勝

浦和に快勝した鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第30節最終日(29日、鹿島4-0浦和、カシマ)鹿島が4ゴールで快勝した。前半11分、左クロスを上田が頭で合わせて先制。後半5分にも上田がミドルシュートを決め、その後もエベラウド、レオシルバが加点した。浦和はパス回しが滞って苦戦し、集中力を欠いて失点を重ねた。

後半、チーム3点目のゴールを決め、ポーズをとる鹿島・エベラウド=カシマ
鹿島 4発圧勝で逆転ACL切符へ望み 上田2発などで浦和を寄せ付けず
[ 2020年11月29日 17:00 ]
明治安田生命J1第30節 鹿島4―0浦和 ( 2020年11月29日 カシマ )

<鹿島・浦和>前半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・上田(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ
鹿島が逆転の3位浮上へ4発快勝した。浦和を4―0で下し、本拠地4戦ぶり勝利。東京五輪世代のFW上田綺世(23)が先制弾を含む2発をたたき込めば、後半にはFWエヴェラウド(29)、MFレオ・シルバ(34)が追加点で引き離した。
暫定3位の名古屋とは勝ち点1差と肉薄。今季は残り2試合で、ACL圏内の3位浮上へ望みをつないだ。
鹿島 FW上田が2発!ホーム4戦ぶり白星は4―0圧勝 ACL圏へ望み
[ 2020年11月30日 05:30 ]
明治安田生命J1第30節 鹿島4―0浦和 ( 2020年11月29日 カシマ )

<鹿島・浦和>前半シュートを放つ鹿島・上田(左)=撮影・西海 健太郎
Photo By スポニチ
明治安田生命J1リーグは29日、各地で4試合が行われた。鹿島は浦和を4―0で下し、本拠地4戦ぶりの勝利。東京五輪世代のFW上田綺世(22)が先制弾を含む2得点を挙げ、逆転の3位浮上へ望みをつないだ。C大阪は横浜FCを1―0で下し、2位のG大阪に勝ち点4差とした。
FW上田が圧勝劇の口火を切った。前半11分に左クロスへ飛び込んで頭で先制すれば、後半5分には右足ミドルで今季8点目。FWエヴェラウド、MFレオ・シルバが続きダメを押した。今季上田が得点した試合は7勝無敗。逆転でのACL出場へ望みをつないだ23歳は「チャンスを逃さないように一瞬一瞬を戦っていきたい」と意気込んだ。
【鹿島】FW上田綺世、2発!ACL圏1差
2020年11月30日 8時0分スポーツ報知

前半11分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・上田(右)
◆明治安田生命J1リーグ第30節 鹿島4―0浦和(29日・カシマスタジアム)
鹿島はFW上田綺世(22)の2得点などで、浦和に4―0と大勝した。勝ち点を55に伸ばし、3位・名古屋との勝ち点差1とした。2連勝のC大阪は鹿島と同勝ち点で得失点差の5位に後退した。
FW上田の緻密さが生んだ2ゴールだった。前半11分、クロスを浦和DF槙野の前に体を入れて、頭で押し込んだ。「(槙野が自分から)目を離した瞬間に前に入れたから取れた」。後半5分のミドル弾は「相手DFラインが下がっている感覚があった」と迷わず狙った。2得点は「たまたま(入った)」と言ったが、ボールとゴール、相手もよく見てネットを揺らした。
「相手の目線を常に意識したり、DFラインの配置を見てプレーしている」と上田。けがに悩まされたシーズンで途中出場が多い中、今季8得点目(24試合)で勝利に貢献した。来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位・名古屋と勝ち点1差の4位に肉薄。ザーゴ監督は「今季残り2試合がホーム。今日と同じような戦いを」と見据えた。
J1第30節 鹿島大爆発 4発快勝 4位浮上

鹿島-浦和 後半36分、4点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・レオシルバ(中央)=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影
明治安田J1第30節最終日の鹿島は29日、カシマスタジアムで浦和と戦い、4-0で大勝した。鹿島の今季通算成績は17勝4分け11敗、勝ち点55で、順位は暫定4位に浮上した。
鹿島は前半11分、エベラウドの左クロスに上田が頭で合わせて先制した。後半5分には再び上田が豪快なミドルシュートを沈めて追加点を挙げると、19分にエベラウド、36分にはレオシルバがそれぞれ追加点を挙げ、突き放した。
2位のG大阪は鳥栖と1-1で引き分け、勝ち点59とした。横浜FCを1-0で下したC大阪は鹿島と同勝ち点で得失点差の5位に後退した。清水-湘南は引き分けた。
鹿島の次戦は12月12日、カシマスタジアムで清水と戦う。
【ゴラッソ/この一枚】これぞストライカーの一発。上田綺世の力感あふれるフィニッシュ
サッカーダイジェスト編集部
2020年11月29日
放たれたボールは相手GKの手を弾いて――

相手ゴール前で右足を一閃。豪快なシュートを浦和ゴールにぶちこんだ。(C)SOCCER DIGEST
[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ
まさにゴラッソ。これぞストライカーの一発を、上田綺世は浦和相手にぶち込んだ。
33節・神戸戦で決めたゴールしかり。相手ゴール前で右足を強振。振り抜いた後の高く上がった軸足が、ボールにこめられたパワーの大きさを物語る。
2-0で迎えた50分、ファン・アラーノからのパスを受けて、そのままシュート。放たれたボールは相手GKの手を弾いて、ネットを揺さぶった。
「ファンがボールを持った時に、背後を抜けようかなと思ったんですけど、前半から僕自身がけっこう動き出していて、ディフェンスラインが下がり気味だなとは分かっていたので、あえてちょっと止まってみて。
ファーストタッチでちょっと詰まって、イメージどおりではなかったんですけど、詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、逆に上手くシュートまでいけました」
そんな駆け引きもあった。力感あふれるフィニッシュは、計算されたファインゴールでもあった。
構成●サッカーダイジェスト編集部
サッカーダイジェスト 浦和戦寸評
サッカーダイジェストの広島記者による浦和戦の寸評である。
大勝に素晴らしい評点が並ぶ。
その中で上田綺世に最高評価とMOMが与えられておる。
先制点・追加点と試合を決めきった決定力には賞賛しかない。
そして次点としてエヴェラウドが挙げられる。
先制点のアシストはエヴェラウドと綺世の強い連携を感じさせられた。
ゴールも落ち着いて決めており、ゴールハンターとしての面目躍如である。
またこの採点に異論があるとすれば、沖の評価はもっと上げるべきと思う。
ビッグセーブ連発しておった。
クリーンシートは大きく評価すべき。
大差がついた為この評点とは理解出来るが、GKに大きくスポットを当てるのもサッカーメディアとしての役目と認識して欲しいところ。
それはそれとして、気持ちの良い勝利、広島記者の文章にも喜びを感じさせられる。
後2試合もこのような寸評をもらおうではないか。
楽しみにしておる。

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【J1採点&寸評】鹿島4-0浦和|2得点の上田、1G1Aのエヴェラウド。MOMに選んだのは…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月29日
鹿島――ダブルボランチは及第点以上の評価

【警告】鹿島=なし 浦和=長澤(36分)、レオナルド(41分)、山中(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)
[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
11分の先制点で流れを引き寄せ、優位にゲームを進めながら後半に3得点。相手を寄せ付けず、盤石の戦いぶりで完勝を収めた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
前半終了間際のピンチでは思い切って前に出て事なきを得る。60分の危ない場面でも果敢なプレーで失点させず。
DF
37 小泉 慶 6.5
上田の先制点につながる中盤での見事なボール奪取。素早い攻守の切り替えなど、エネルギッシュなプレーが光る。
39 犬飼智也 6.5
10分にセットプレーの流れから惜しいシュート。周りをよく見て気の利いたサイドチェンジも。押し込まれる時間帯でも慌てずに対処した。
28 町田浩樹 6
4試合ぶりの出場。試合を通じてリスクマネジメントを怠らず、最後まで集中力を保ち、ここぞというところでゴールを守った。
16 山本脩斗 6
前に出るか、後ろでステイするか。その判断が的確で、左サイドの守備にふたをする。デュエルでも簡単に負けず。
MF
4 レオ・シルバ 6.5
キープしながら、相手の逆をついて局面を変えるプレーはさすが。要所でプレーに絡みながら、ボールの流れをスムーズに。81分に土居のお膳立てから1得点。
20 三竿健斗 6.5
ソリッドなディフェンスを披露し、中盤の攻防で絶大な存在感を放つ。高い危機察知能力を発揮してチームを下支えした。
鹿島――4点目直後、一気に“4枚替え”

2得点のハイパフォーマンスで勝利に導いた上田(36番)。高い位置での守備も手を抜かなかった。(C)SOCCER DIGEST
MF
7 ファン・アラーノ 6(83分OUT)
柔軟な足技で敵を翻弄。攻撃に絶妙なアクセントをもたらしたが、後半開始早々のビッグチャンスは決めるべきだった。
8 土居聖真 6.5(83分OUT)
冷静沈着に左サイドから効果的なアタックを繰り出す一方、周りの選手たちの良さを引き出そうとする献身的なプレーも。L・シルバの得点をアシスト。
FW
9 エヴェラウド 7(57分OUT)
良質なクロスで上田の先制ゴールをアシスト。40分、52分の得点チャンスは逸したが、裏に抜け出して得た64分の絶好機は決めてみせた。
36 上田綺世 7.5(72分OUT) MAN OF THE MATCH
3分のヘッドは決められなかったが、11分の決定機はきっちりとモノにして、50分には強烈なミドルシュートで2点目をゲット。圧巻の決定力を見せつけて勝利の立役者に。交代の際にはスタンドから大きな拍手が送られる。
途中出場
MF
25 遠藤 康 6(72分IN)
75分には可能性を感じさせる右足シュート。状況に応じたポジショニングとプレーで安心感を与えた。
DF
22 広瀬陸斗 ―(83分IN)
カウンターでは良いタイミングで前に出たがパスが届かず。出場時間が15分未満のため採点なし。
MF
6 永木亮太 ―(83分IN)
攻守の両局面で隙を見せず、確実に勝利を引き寄せる。出場時間が15分未満のため採点なし。
MF
27 松村優太 ―(83分IN)
右サイドで持ち前のドリブルを駆使して見せ場を作る。出場時間が15分未満のため採点なし。
FW
15 伊藤 翔 ―(83分IN)
良い位置でスタンバイし、ゴールを狙ったが結果は出せず。出場時間が15分未満のため採点なし。
監督
ザーゴ 6.5
前節から中盤の形を菱形から台形に。4点目を奪った直後、一気に“4枚替え”など余裕のある采配で勝点3を掴む。
大勝に素晴らしい評点が並ぶ。
その中で上田綺世に最高評価とMOMが与えられておる。
先制点・追加点と試合を決めきった決定力には賞賛しかない。
そして次点としてエヴェラウドが挙げられる。
先制点のアシストはエヴェラウドと綺世の強い連携を感じさせられた。
ゴールも落ち着いて決めており、ゴールハンターとしての面目躍如である。
またこの採点に異論があるとすれば、沖の評価はもっと上げるべきと思う。
ビッグセーブ連発しておった。
クリーンシートは大きく評価すべき。
大差がついた為この評点とは理解出来るが、GKに大きくスポットを当てるのもサッカーメディアとしての役目と認識して欲しいところ。
それはそれとして、気持ちの良い勝利、広島記者の文章にも喜びを感じさせられる。
後2試合もこのような寸評をもらおうではないか。
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【J1採点&寸評】鹿島4-0浦和|2得点の上田、1G1Aのエヴェラウド。MOMに選んだのは…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月29日
鹿島――ダブルボランチは及第点以上の評価

【警告】鹿島=なし 浦和=長澤(36分)、レオナルド(41分)、山中(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)
[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
11分の先制点で流れを引き寄せ、優位にゲームを進めながら後半に3得点。相手を寄せ付けず、盤石の戦いぶりで完勝を収めた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
前半終了間際のピンチでは思い切って前に出て事なきを得る。60分の危ない場面でも果敢なプレーで失点させず。
DF
37 小泉 慶 6.5
上田の先制点につながる中盤での見事なボール奪取。素早い攻守の切り替えなど、エネルギッシュなプレーが光る。
39 犬飼智也 6.5
10分にセットプレーの流れから惜しいシュート。周りをよく見て気の利いたサイドチェンジも。押し込まれる時間帯でも慌てずに対処した。
28 町田浩樹 6
4試合ぶりの出場。試合を通じてリスクマネジメントを怠らず、最後まで集中力を保ち、ここぞというところでゴールを守った。
16 山本脩斗 6
前に出るか、後ろでステイするか。その判断が的確で、左サイドの守備にふたをする。デュエルでも簡単に負けず。
MF
4 レオ・シルバ 6.5
キープしながら、相手の逆をついて局面を変えるプレーはさすが。要所でプレーに絡みながら、ボールの流れをスムーズに。81分に土居のお膳立てから1得点。
20 三竿健斗 6.5
ソリッドなディフェンスを披露し、中盤の攻防で絶大な存在感を放つ。高い危機察知能力を発揮してチームを下支えした。
鹿島――4点目直後、一気に“4枚替え”

2得点のハイパフォーマンスで勝利に導いた上田(36番)。高い位置での守備も手を抜かなかった。(C)SOCCER DIGEST
MF
7 ファン・アラーノ 6(83分OUT)
柔軟な足技で敵を翻弄。攻撃に絶妙なアクセントをもたらしたが、後半開始早々のビッグチャンスは決めるべきだった。
8 土居聖真 6.5(83分OUT)
冷静沈着に左サイドから効果的なアタックを繰り出す一方、周りの選手たちの良さを引き出そうとする献身的なプレーも。L・シルバの得点をアシスト。
FW
9 エヴェラウド 7(57分OUT)
良質なクロスで上田の先制ゴールをアシスト。40分、52分の得点チャンスは逸したが、裏に抜け出して得た64分の絶好機は決めてみせた。
36 上田綺世 7.5(72分OUT) MAN OF THE MATCH
3分のヘッドは決められなかったが、11分の決定機はきっちりとモノにして、50分には強烈なミドルシュートで2点目をゲット。圧巻の決定力を見せつけて勝利の立役者に。交代の際にはスタンドから大きな拍手が送られる。
途中出場
MF
25 遠藤 康 6(72分IN)
75分には可能性を感じさせる右足シュート。状況に応じたポジショニングとプレーで安心感を与えた。
DF
22 広瀬陸斗 ―(83分IN)
カウンターでは良いタイミングで前に出たがパスが届かず。出場時間が15分未満のため採点なし。
MF
6 永木亮太 ―(83分IN)
攻守の両局面で隙を見せず、確実に勝利を引き寄せる。出場時間が15分未満のため採点なし。
MF
27 松村優太 ―(83分IN)
右サイドで持ち前のドリブルを駆使して見せ場を作る。出場時間が15分未満のため採点なし。
FW
15 伊藤 翔 ―(83分IN)
良い位置でスタンバイし、ゴールを狙ったが結果は出せず。出場時間が15分未満のため採点なし。
監督
ザーゴ 6.5
前節から中盤の形を菱形から台形に。4点目を奪った直後、一気に“4枚替え”など余裕のある采配で勝点3を掴む。
徳島・垣田裕暉、今季15ゴール
打ち合いを制してJ2首位を守った徳島ヴォルティスである。
垣田は2得点で勝利に大貢献しておる。
今季は15ゴールとストライカーとして開花した。
こうなると気になるのが来季の去就であろう。
徳島へは期限付き移籍であり、保有権は鹿島にある。
クラブに戻すのか否か、注目の存在となろう。
この調子であれば徳島はJ1昇格を手にする事となろう。
そうなった際にエースストライカーをチームに残留させたいと思うのは必至である。
我らとしてもJ1にてどれだけの力を発揮するのかを確認したい気持ちもある。
とはいえ、結果を残した選手を戻さないというのもおかしな話でもある。
来季は20チームのリーグ戦に加え、東京五輪の影響にて超過密日程が予想される。
戦力の層は厚くしたいところ。
もう水面下では結論は出ておるであろう。
どのようになるのであろうか。
注目である。

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衝撃の結末…底力を見せた首位徳島が金沢との打ち合い制す!
J2第37節2日目が29日に各地で行われた。首位徳島ヴォルティスは敵地で16位ツエーゲン金沢と対戦し、4-3で勝利。2連勝で勝ち点を77に積み上げ、前節からの2位福岡(勝ち点73)との4ポイント差、3位長崎(勝ち点70)との7ポイント差をキープしている。
7年ぶりのJ1昇格へ突き進む徳島は立ち上がりから猛攻を見せた。前半7分、左サイドをえぐったDF田向泰輝のクロスがGK白井裕人にブロックされると、こぼれ球をPA内左で拾ったMF西谷和希が縦に仕掛け、左足を強振。クロスバーの下側を叩いたシュートがネットを揺らし、今季8得点目で均衡を破った。
前半23分にはMF岩尾憲のスルーパスから西谷がPA内左に抜け出し、左足でクロスを送る。DF石尾崚雅をかすめたボールをニアのFW垣田裕暉が体で押し込み、今季14ゴール目を奪取。さらに同33分、左CKからキッカーのMF藤田征也が右足で中央へボールを送り、MF岩尾憲が相手と競りながら頭でゴール右に決めた。
岩尾の今季6点目で3-0とした徳島だったが、ハーフタイム前に隙を突かれて失点を喫する。前半42分、金沢の石尾がボールを持ち出してスルーパスを送り、中央から斜めのランニングでPA内右に進入したFW加藤陸次樹が右足でダイレクトシュート。GK上福元直人のタイミングを外してゴール左へ転がり込み、今季13得点目をマークした。
1-3で折り返した金沢は後半14分にもゴールを奪う。左サイドのDF渡邊泰基が前方にパスを出すと、PA内左の加藤がDF内田航平に体を入れられながらもマイボールにし、中央に入ってきたMFホドルフォへ。パスを受けたホドルフォは華麗な反転から右足でねじ込み、今季3ゴール目を記録した。
金沢の勢いは止まらない。後半18分には右CKからキッカーのMF藤村慶太が右足でクロス。石尾、MF大橋尚志と頭でつなぎ、ゴール前のDF作田裕次のヘディングシュートはGK上福元に阻まれるも、そのこぼれ球をMF島津頼盛が体で押し込んだ。
島津の今季7点目で3-3と同点に追いつかれた徳島。思わぬ展開となったが、後半35分にエースがチームを救った。垣田のポストプレーからMF岸本武流が右サイドをドリブルで持ち運び、低い弾道のクロス。ニアに飛び込んだ垣田がワンバウンドしたボールに右足で合わせ、ゴール左に流し込んだ。
この日2得点の垣田はチームトップの今季15ゴール目。これが決勝弾となり、徳島が苦戦しながらも4-3で勝利を収めた。一方の金沢は前節の山形戦(●0-4)に続く4失点。連敗も今季最多を更新する4となった。
垣田は2得点で勝利に大貢献しておる。
今季は15ゴールとストライカーとして開花した。
こうなると気になるのが来季の去就であろう。
徳島へは期限付き移籍であり、保有権は鹿島にある。
クラブに戻すのか否か、注目の存在となろう。
この調子であれば徳島はJ1昇格を手にする事となろう。
そうなった際にエースストライカーをチームに残留させたいと思うのは必至である。
我らとしてもJ1にてどれだけの力を発揮するのかを確認したい気持ちもある。
とはいえ、結果を残した選手を戻さないというのもおかしな話でもある。
来季は20チームのリーグ戦に加え、東京五輪の影響にて超過密日程が予想される。
戦力の層は厚くしたいところ。
もう水面下では結論は出ておるであろう。
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衝撃の結末…底力を見せた首位徳島が金沢との打ち合い制す!
J2第37節2日目が29日に各地で行われた。首位徳島ヴォルティスは敵地で16位ツエーゲン金沢と対戦し、4-3で勝利。2連勝で勝ち点を77に積み上げ、前節からの2位福岡(勝ち点73)との4ポイント差、3位長崎(勝ち点70)との7ポイント差をキープしている。
7年ぶりのJ1昇格へ突き進む徳島は立ち上がりから猛攻を見せた。前半7分、左サイドをえぐったDF田向泰輝のクロスがGK白井裕人にブロックされると、こぼれ球をPA内左で拾ったMF西谷和希が縦に仕掛け、左足を強振。クロスバーの下側を叩いたシュートがネットを揺らし、今季8得点目で均衡を破った。
前半23分にはMF岩尾憲のスルーパスから西谷がPA内左に抜け出し、左足でクロスを送る。DF石尾崚雅をかすめたボールをニアのFW垣田裕暉が体で押し込み、今季14ゴール目を奪取。さらに同33分、左CKからキッカーのMF藤田征也が右足で中央へボールを送り、MF岩尾憲が相手と競りながら頭でゴール右に決めた。
岩尾の今季6点目で3-0とした徳島だったが、ハーフタイム前に隙を突かれて失点を喫する。前半42分、金沢の石尾がボールを持ち出してスルーパスを送り、中央から斜めのランニングでPA内右に進入したFW加藤陸次樹が右足でダイレクトシュート。GK上福元直人のタイミングを外してゴール左へ転がり込み、今季13得点目をマークした。
1-3で折り返した金沢は後半14分にもゴールを奪う。左サイドのDF渡邊泰基が前方にパスを出すと、PA内左の加藤がDF内田航平に体を入れられながらもマイボールにし、中央に入ってきたMFホドルフォへ。パスを受けたホドルフォは華麗な反転から右足でねじ込み、今季3ゴール目を記録した。
金沢の勢いは止まらない。後半18分には右CKからキッカーのMF藤村慶太が右足でクロス。石尾、MF大橋尚志と頭でつなぎ、ゴール前のDF作田裕次のヘディングシュートはGK上福元に阻まれるも、そのこぼれ球をMF島津頼盛が体で押し込んだ。
島津の今季7点目で3-3と同点に追いつかれた徳島。思わぬ展開となったが、後半35分にエースがチームを救った。垣田のポストプレーからMF岸本武流が右サイドをドリブルで持ち運び、低い弾道のクロス。ニアに飛び込んだ垣田がワンバウンドしたボールに右足で合わせ、ゴール左に流し込んだ。
この日2得点の垣田はチームトップの今季15ゴール目。これが決勝弾となり、徳島が苦戦しながらも4-3で勝利を収めた。一方の金沢は前節の山形戦(●0-4)に続く4失点。連敗も今季最多を更新する4となった。
浦和戦コメント
「やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になった」試合を振り返る指揮官である。
4-0という大勝、それ以上に決めきれなかったシーンを含めてチャンスの数を数多作り続けたこのゲームに手応えを感じておる様子。
このような試合を毎回イメージしておる事がよくわかる。
来季は更にこのような試合で勝ちきって行こうではないか。
そして、攻撃力を牽引した上田綺世は、「エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた」と先制点を解説する。
"自分の武器"と綺世自身が語るDFラインとの駆け引きは、上から観ていて常に感じさせる。
そしてエヴェラウドとの連携が深まっておる事がよくわかる。
綺世は多くのチャンスに絡むストライカーである。
また、緊急出場の町田浩樹は、「試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあった」とコンディションの難しさを口にする。
CKで足がもう一歩届かずゴール未遂となったのはこうした背景があった訳である。
とはいえ、よくやってくれたと感謝したい。
離脱者が戻り、大勝・クリーンシートと素晴らしい結果が伴った。
残り二つ連勝して今季を終えたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第30節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
3連戦で、疲労感があるなかでの試合だった。そのなかでも強度やスピードを落とさず、数多くのチャンスを作ってしっかりと点を決めることができた。やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になったと思う。
Q.前節はホームのアドバンテージを使えていないと話していたが、今節でできていた要因は?
A.自然と浦和戦になると選手自身に気持ちが入る。それは浦和も同じ。ただ、今日の試合で見せた注意力やハートの部分も含めて、これを毎試合やらないといけない。今シーズンはまだ残り2試合あり、なおかつホームでの戦い。今日と同じような試合をしないといけない。これはアウェイでもやらないといけないが、まずはホームでのアドバンテージを生かしていかない。残り2試合でも、全員が今日と同じような強度だったり、チームのために献身的にプレーをできるようにしないといけないし、その働きかけをしていきたい。これは来シーズンでも、ホームのアドバンテージをもっともっと出していかないといけないと思っている。
【上田 綺世】
(1点目は)まず自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた。(2点目は)ファンが持ったときに相手DFの背後へ抜けようと思ったが、前半から抜け出した時に相手のDFラインが下がっていると分かっていたので、あえてその場で止まってみた。ファーストタッチが少し詰まってイメージ通りではなかったが、相手との間合いが遠かったので、うまくシュートまでいけた。ホームでなかなか勝てていなかったので、自分のゴールもそうだが、浦和を相手に勝てたのが個人的にはうれしかった。継続してさらにパフォーマンスを上げていきたい。
【町田 浩樹】
チームに合流してからの日数が少なかったが、よりパワーアップして戻ろうと取り組んでいた。しっかり試合に入って勝利することができた。最後に出場してから約3週間あったので、試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあったが、やっているうちに試合に馴染むことができた。先制点を取ることができ、自分たちがやるべきことがはっきりした。攻撃陣があれだけ点を取ってくれたので、DFとしてはうまくやれた。ただ、前半もセットプレーなどでピンチがあったので、未然に防がないといけない。浦和戦ということで、たくさんのサポーターが入ってくれた。浦和だから負けたくないという気持ちがあったし、ここ数試合はホームで勝てていなかったので、勝利することができてよかった。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
3連戦ということで多少疲労感がある中での試合だったので、その中でも強度やスピードを落とさずやれたこと、一番数多くのチャンスを作って、しっかり点を決めることができた。内容と結果が伴った試合になったのではないかと思います。
--試合を支配できた要因は?
自然に、ダービーになると選手たち自身も気持ちが入ります。それは当然相手もそうです。今日見せた集中力、注意力、ハートの部分を、それを毎試合やらないといけない。今季はあと2試合のリーグ戦を残しているし、ましてやホームであると。
この2試合で今日と同じようなことをしなければならず、さらに言えばホームだけでなくアウェイも同じようにしないといけない。ただ、ホームで勝っていかないと、アドバンテージを手にしたところで生かしていかないとタイトルというのはなかなか難しくなる。
その部分で、あと2試合で全員が今日と同じような強度や闘争心、チームのために献身的にやるということをできなければならないし、その働きかけをしていきたい。それは来季に向けて、ホームアドバンテージというものをもっともっと生かさないといけないと思います。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
--1点目について。
まだディフェンスラインの選手の特徴も分からなかったので、毎試合そうなんですけど、まずは自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェ(エヴェラウド)がカットインしてくるだろうっていうある程度の予測の中で、ディフェンスラインとうまく駆け引きができたので、頭1個ぶんですけど、先に触れたのかなと思います。
--2点目について。
ファン(アラーノ)がボールを持ったときに背後に抜けようかと思ったんですけど、前半から動き出していたので、僕自身が。ディフェンスラインが下がり気味だなというのは分かっていたので、あえて止まってみました。ちょっとファーストタッチが詰まってイメージどおりではなかったですけど、逆にファーストタッチが詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、うまくシュートまでいけました。
--浦和戦ということで意識したことは?
僕はそこまで意識していないですけど、僕も小さい頃から育成組織にいましたし、浦和とどういう関係なのかもちろん理解した上でプレーしていました。特に浦和だから何、どうしようというのはなかったです。ただ、負けちゃいけない試合なのは毎試合同じなので、そこだけは負けないように戦っていました。
DF 28
町田 浩樹
Koki MACHIDA
--コンディション面は?
もちろん、合流してからの日数は短かったんですけど、2週間の間によりパワーアップしてやろうと思って取り組んだので、しっかり試合に入って、勝利できたことは良かったと思います。
--離脱していた2週間はどういう調整を進めたのでしょうか?
本当に、最初のうちは1人で動くことしかできなくて、もちろんボールも使えず、ただ走るだけ。1週間ちょっとしてからグループでやって合流、という感じです。
--試合勘で感じる部分はありましたか?
もちろん最後に出たのがマリノス戦なので、約3週くらいは空いている。多少のゲームの入り方だったり、前半もうまく体が動かなかったりというのはもちろんありましたけど、ただ試合をやっていくうちにしっかり馴染むようになりましたし、攻撃の選手があれだけたくさん点を取ってくれたので、ディフェンスとしてはラクに試合を進められたかなと思います。
--10月31日の名古屋戦以来の県立カシマサッカースタジアムでの試合でしたが?
浦和戦ということでたくさんのサポーターも入ってくれましたし、もちろん浦和が相手だから負けたくないという気持ちはありました。ただ、ここ数試合、ホームで勝てていなかったので、ホームでサポーターに勝利を届けたいという気持ちは強くあった。勝てて良かったと思います。
鹿島FW上田綺世がヘッド&ミドルで鮮やか2発!! 指揮官退任発表の浦和は4失点完敗

FW上田綺世が2ゴール
監督退任発表の浦和、4発撃ち込まれ完敗… 鹿島は上田綺世が鮮烈2ゴール、エヴェ今季17点目!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月29日
終盤にレオ・シルバがダメ押し

頭と右足で2ゴールを叩き出した上田(36番)。鹿島の勝利に大きく貢献した。(C) SOCCER DIGEST
4-0という大勝、それ以上に決めきれなかったシーンを含めてチャンスの数を数多作り続けたこのゲームに手応えを感じておる様子。
このような試合を毎回イメージしておる事がよくわかる。
来季は更にこのような試合で勝ちきって行こうではないか。
そして、攻撃力を牽引した上田綺世は、「エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた」と先制点を解説する。
"自分の武器"と綺世自身が語るDFラインとの駆け引きは、上から観ていて常に感じさせる。
そしてエヴェラウドとの連携が深まっておる事がよくわかる。
綺世は多くのチャンスに絡むストライカーである。
また、緊急出場の町田浩樹は、「試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあった」とコンディションの難しさを口にする。
CKで足がもう一歩届かずゴール未遂となったのはこうした背景があった訳である。
とはいえ、よくやってくれたと感謝したい。
離脱者が戻り、大勝・クリーンシートと素晴らしい結果が伴った。
残り二つ連勝して今季を終えたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第30節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
3連戦で、疲労感があるなかでの試合だった。そのなかでも強度やスピードを落とさず、数多くのチャンスを作ってしっかりと点を決めることができた。やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になったと思う。
Q.前節はホームのアドバンテージを使えていないと話していたが、今節でできていた要因は?
A.自然と浦和戦になると選手自身に気持ちが入る。それは浦和も同じ。ただ、今日の試合で見せた注意力やハートの部分も含めて、これを毎試合やらないといけない。今シーズンはまだ残り2試合あり、なおかつホームでの戦い。今日と同じような試合をしないといけない。これはアウェイでもやらないといけないが、まずはホームでのアドバンテージを生かしていかない。残り2試合でも、全員が今日と同じような強度だったり、チームのために献身的にプレーをできるようにしないといけないし、その働きかけをしていきたい。これは来シーズンでも、ホームのアドバンテージをもっともっと出していかないといけないと思っている。
【上田 綺世】
(1点目は)まず自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた。(2点目は)ファンが持ったときに相手DFの背後へ抜けようと思ったが、前半から抜け出した時に相手のDFラインが下がっていると分かっていたので、あえてその場で止まってみた。ファーストタッチが少し詰まってイメージ通りではなかったが、相手との間合いが遠かったので、うまくシュートまでいけた。ホームでなかなか勝てていなかったので、自分のゴールもそうだが、浦和を相手に勝てたのが個人的にはうれしかった。継続してさらにパフォーマンスを上げていきたい。
【町田 浩樹】
チームに合流してからの日数が少なかったが、よりパワーアップして戻ろうと取り組んでいた。しっかり試合に入って勝利することができた。最後に出場してから約3週間あったので、試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあったが、やっているうちに試合に馴染むことができた。先制点を取ることができ、自分たちがやるべきことがはっきりした。攻撃陣があれだけ点を取ってくれたので、DFとしてはうまくやれた。ただ、前半もセットプレーなどでピンチがあったので、未然に防がないといけない。浦和戦ということで、たくさんのサポーターが入ってくれた。浦和だから負けたくないという気持ちがあったし、ここ数試合はホームで勝てていなかったので、勝利することができてよかった。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
3連戦ということで多少疲労感がある中での試合だったので、その中でも強度やスピードを落とさずやれたこと、一番数多くのチャンスを作って、しっかり点を決めることができた。内容と結果が伴った試合になったのではないかと思います。
--試合を支配できた要因は?
自然に、ダービーになると選手たち自身も気持ちが入ります。それは当然相手もそうです。今日見せた集中力、注意力、ハートの部分を、それを毎試合やらないといけない。今季はあと2試合のリーグ戦を残しているし、ましてやホームであると。
この2試合で今日と同じようなことをしなければならず、さらに言えばホームだけでなくアウェイも同じようにしないといけない。ただ、ホームで勝っていかないと、アドバンテージを手にしたところで生かしていかないとタイトルというのはなかなか難しくなる。
その部分で、あと2試合で全員が今日と同じような強度や闘争心、チームのために献身的にやるということをできなければならないし、その働きかけをしていきたい。それは来季に向けて、ホームアドバンテージというものをもっともっと生かさないといけないと思います。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
--1点目について。
まだディフェンスラインの選手の特徴も分からなかったので、毎試合そうなんですけど、まずは自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェ(エヴェラウド)がカットインしてくるだろうっていうある程度の予測の中で、ディフェンスラインとうまく駆け引きができたので、頭1個ぶんですけど、先に触れたのかなと思います。
--2点目について。
ファン(アラーノ)がボールを持ったときに背後に抜けようかと思ったんですけど、前半から動き出していたので、僕自身が。ディフェンスラインが下がり気味だなというのは分かっていたので、あえて止まってみました。ちょっとファーストタッチが詰まってイメージどおりではなかったですけど、逆にファーストタッチが詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、うまくシュートまでいけました。
--浦和戦ということで意識したことは?
僕はそこまで意識していないですけど、僕も小さい頃から育成組織にいましたし、浦和とどういう関係なのかもちろん理解した上でプレーしていました。特に浦和だから何、どうしようというのはなかったです。ただ、負けちゃいけない試合なのは毎試合同じなので、そこだけは負けないように戦っていました。
DF 28
町田 浩樹
Koki MACHIDA
--コンディション面は?
もちろん、合流してからの日数は短かったんですけど、2週間の間によりパワーアップしてやろうと思って取り組んだので、しっかり試合に入って、勝利できたことは良かったと思います。
--離脱していた2週間はどういう調整を進めたのでしょうか?
本当に、最初のうちは1人で動くことしかできなくて、もちろんボールも使えず、ただ走るだけ。1週間ちょっとしてからグループでやって合流、という感じです。
--試合勘で感じる部分はありましたか?
もちろん最後に出たのがマリノス戦なので、約3週くらいは空いている。多少のゲームの入り方だったり、前半もうまく体が動かなかったりというのはもちろんありましたけど、ただ試合をやっていくうちにしっかり馴染むようになりましたし、攻撃の選手があれだけたくさん点を取ってくれたので、ディフェンスとしてはラクに試合を進められたかなと思います。
--10月31日の名古屋戦以来の県立カシマサッカースタジアムでの試合でしたが?
浦和戦ということでたくさんのサポーターも入ってくれましたし、もちろん浦和が相手だから負けたくないという気持ちはありました。ただ、ここ数試合、ホームで勝てていなかったので、ホームでサポーターに勝利を届けたいという気持ちは強くあった。勝てて良かったと思います。
鹿島FW上田綺世がヘッド&ミドルで鮮やか2発!! 指揮官退任発表の浦和は4失点完敗

FW上田綺世が2ゴール
監督退任発表の浦和、4発撃ち込まれ完敗… 鹿島は上田綺世が鮮烈2ゴール、エヴェ今季17点目!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月29日
終盤にレオ・シルバがダメ押し

頭と右足で2ゴールを叩き出した上田(36番)。鹿島の勝利に大きく貢献した。(C) SOCCER DIGEST
ザーゴ監督、ふたりとも本当に決定力がある
浦和戦に向けた前日会見をオンラインにて行ったザーゴ監督である。
エヴェラウドと上田綺世の2TOPに高い信頼を置くことが伝えられる。
「ふたりとも本当に決定力がある」湘南戦にて綺世が負傷離脱したが「おそらく、ふたり合わせて25点か30点ぐらいは取れていたはず」と言う。
シーズン終盤になりこの二人が組む時間が増えた。
その相乗効果は大きかったと思う。
和泉の長期離脱によりこのスタメンに固定された格好であるが、"怪我の功名"とはこのことであろう。
エヴェラウドと共にプレイする事で綺世は急速に伸びておる。
それは、かつてマルキーニョスと2TOPを組んだ事で成長した興梠を彷彿される。
今日の試合では、その興梠と綺世が対戦する事となろう。
綺世がゴールを決め、今の鹿島には自分がいますよと大きくアピールするのだ。
楽しみにしておる。

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【鹿島】エヴェ&綺世のハイパワーコンビ。勝率100パーセントのアベック弾で歓喜を呼び込みたい
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月28日
「ふたりとも本当に決定力がある」(ザーゴ監督)

2トップでコンビを組むエヴェラウド(右)と上田(左)。必ず勝利をもたらすアベック弾に期待。写真:田中研治
リーグでも屈指の2トップだろう。エヴェラウドと上田綺世。ともにフィジカルに特長があり、高いシュート技術と圧倒的なエアバトルの強さを誇る。力感あふれるフィニッシュは迫力十分だ。
このコンビについて改めてザーゴ監督に訊けば、「ふたりとも本当に決定力がある」と評価。31試合を終えた時点で、両者の成績はエヴェラウドが30試合・16得点、上田が23試合・6得点。上田は負傷離脱する期間があったが、それがなければ「おそらく、ふたり合わせて25点か30点ぐらいは取れていたはず」とザーゴ監督は推測する。
もっとも、攻撃面の強みは彼らに特化しているわけではないと指揮官は強調する。「土居(聖真)選手だったり、ファン・アラーノ選手だったり。彼らも得点という形で貢献し、あるいは前のふたりが活躍するための配球もできる選手たちです」。さらには「今、申し上げた4人だけではなく、彼らを活かすためにチーム全体が意識して、考えて、みんなでプレーしているので、大きな成果が見受けられます」と続ける。
シーズンを通して、エヴェラウドと上田がペアを組んでいるわけではない。様々なチーム事情が関係し、ここ最近は彼らふたりの同時起用が増え、最前線でチームを引っ張る場面が増えている。経験値では29歳のエヴェラウドが22歳の上田を上回っているかもしれないが、実績ある助っ人ストライカーの側で、ポテンシャルを秘める将来有望な若き日本人FWは多くを吸収し、加速度的に成長スピードを上げているのではないか。
エヴェラウドが得点すれば負けないという“不敗神話”(11勝3分)は継続中だが、それは上田の6つのゴールに関しても同じで、むしろ上田が得点した試合はすべて勝利している。チームに今季初勝利をもたらした5節・横浜戦の2ゴールが象徴的だ。
その横浜戦を含め、上田とエヴェラウドがそろってゴールを決めたゲームはこれまで4試合を数え、必ず勝点3を手にしている。次節のホーム浦和戦でも、“勝率100パーセント”のアベック弾でスタジアムに歓喜を呼び込みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島ザーゴ監督、マラドーナ氏悼む「心の広い方」
[2020年11月28日14時55分]
鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が28日、29日の浦和レッズ戦に向けオンライン取材に応じ、60歳で死去したマラドーナ氏の死を悼んだ。
ザーゴ監督は、マラドーナ氏と親しかった元ブラジル代表のカレカ氏を通じ、ブラジルで3回ほどカレカ氏の夕食会で会ったという。ザーゴ監督は「ピッチ外では非常に優しい心の広い方だと感じました」。ブラジルのジーコ、ソクラテス、フランスのプラティニ、ドイツのルンメニゲの名を挙げ「ピッチ内では、あの素晴らしい年代のトップ・オブ・トップの選手でなないか」とし「非常に若くして亡くなられたのは残念」と早すぎる死を悼んだ。
エヴェラウドと上田綺世の2TOPに高い信頼を置くことが伝えられる。
「ふたりとも本当に決定力がある」湘南戦にて綺世が負傷離脱したが「おそらく、ふたり合わせて25点か30点ぐらいは取れていたはず」と言う。
シーズン終盤になりこの二人が組む時間が増えた。
その相乗効果は大きかったと思う。
和泉の長期離脱によりこのスタメンに固定された格好であるが、"怪我の功名"とはこのことであろう。
エヴェラウドと共にプレイする事で綺世は急速に伸びておる。
それは、かつてマルキーニョスと2TOPを組んだ事で成長した興梠を彷彿される。
今日の試合では、その興梠と綺世が対戦する事となろう。
綺世がゴールを決め、今の鹿島には自分がいますよと大きくアピールするのだ。
楽しみにしておる。

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【鹿島】エヴェ&綺世のハイパワーコンビ。勝率100パーセントのアベック弾で歓喜を呼び込みたい
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月28日
「ふたりとも本当に決定力がある」(ザーゴ監督)

2トップでコンビを組むエヴェラウド(右)と上田(左)。必ず勝利をもたらすアベック弾に期待。写真:田中研治
リーグでも屈指の2トップだろう。エヴェラウドと上田綺世。ともにフィジカルに特長があり、高いシュート技術と圧倒的なエアバトルの強さを誇る。力感あふれるフィニッシュは迫力十分だ。
このコンビについて改めてザーゴ監督に訊けば、「ふたりとも本当に決定力がある」と評価。31試合を終えた時点で、両者の成績はエヴェラウドが30試合・16得点、上田が23試合・6得点。上田は負傷離脱する期間があったが、それがなければ「おそらく、ふたり合わせて25点か30点ぐらいは取れていたはず」とザーゴ監督は推測する。
もっとも、攻撃面の強みは彼らに特化しているわけではないと指揮官は強調する。「土居(聖真)選手だったり、ファン・アラーノ選手だったり。彼らも得点という形で貢献し、あるいは前のふたりが活躍するための配球もできる選手たちです」。さらには「今、申し上げた4人だけではなく、彼らを活かすためにチーム全体が意識して、考えて、みんなでプレーしているので、大きな成果が見受けられます」と続ける。
シーズンを通して、エヴェラウドと上田がペアを組んでいるわけではない。様々なチーム事情が関係し、ここ最近は彼らふたりの同時起用が増え、最前線でチームを引っ張る場面が増えている。経験値では29歳のエヴェラウドが22歳の上田を上回っているかもしれないが、実績ある助っ人ストライカーの側で、ポテンシャルを秘める将来有望な若き日本人FWは多くを吸収し、加速度的に成長スピードを上げているのではないか。
エヴェラウドが得点すれば負けないという“不敗神話”(11勝3分)は継続中だが、それは上田の6つのゴールに関しても同じで、むしろ上田が得点した試合はすべて勝利している。チームに今季初勝利をもたらした5節・横浜戦の2ゴールが象徴的だ。
その横浜戦を含め、上田とエヴェラウドがそろってゴールを決めたゲームはこれまで4試合を数え、必ず勝点3を手にしている。次節のホーム浦和戦でも、“勝率100パーセント”のアベック弾でスタジアムに歓喜を呼び込みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島ザーゴ監督、マラドーナ氏悼む「心の広い方」
[2020年11月28日14時55分]
鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が28日、29日の浦和レッズ戦に向けオンライン取材に応じ、60歳で死去したマラドーナ氏の死を悼んだ。
ザーゴ監督は、マラドーナ氏と親しかった元ブラジル代表のカレカ氏を通じ、ブラジルで3回ほどカレカ氏の夕食会で会ったという。ザーゴ監督は「ピッチ外では非常に優しい心の広い方だと感じました」。ブラジルのジーコ、ソクラテス、フランスのプラティニ、ドイツのルンメニゲの名を挙げ「ピッチ内では、あの素晴らしい年代のトップ・オブ・トップの選手でなないか」とし「非常に若くして亡くなられたのは残念」と早すぎる死を悼んだ。
エヴェラウドの原動力とは
エヴェラウドについて記すSportsnaviである。
文責は鹿島アントラーズFCという事になろうか。
息子さんとの父と子の絆、そして自身のプロサッカー戦への道を紹介しておる。
素晴らしい。
人間性がプレイに表れておる。
この紳士的ストライカーと共にあることを誇りに思う。
チームを昇華させてくれる偉大なる助っ人である。

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エヴェラウドの原動力とは。クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスに込める親子の絆。
鹿島アントラーズ2020年11月28日
エヴェラウドにとって、もっともシビアで身近な評論家への恩返しだった。
10月24日、明治安田生命J1リーグ第24節サンフレッチェ広島戦。
後半31分、自陣にいた三竿健斗からのロングフィードを胸でトラップして相手DFと入れ替わると、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。サポーターの前で高く飛んでから、仁王立ちのゴールパフォーマンス。
試合後は場内を一周してサポーターに感謝の意を示した。メインスタンドに差しかかったときのこと。エヴェラウドの視界に観客席で懸命に手を振る4歳の息子の姿が見えた。彼に向かって、もう一度ゴールパフォーマンス。その瞬間、カシマスタジアムはゴールの余韻を感じさせる大きな歓声が再度起きた。
「4歳の息子はクリスティアーノ・ロナウド選手がものすごく好きで、毎日動画を見ているし、ゴールパフォーマンスをよくマネしているんです。その息子から“次に点を決めたらそのパフォーマンスをしてほしい”とリクエストがありました。日本に来ていろいろと慣れないことも多く大変であろう彼を喜ばせることができないかと思い、あのパフォーマンスをしました。あの日はインタビューを受けてサポーターに挨拶をして、家族が見ているところで投げキスをしたら、息子がまた同じパフォーマンスをやっていた。だから、僕もやったらサポーターの皆さんからも歓声をいただいたんです」
異国で暮らすことの難しさ。エヴェラウド自身、これまでメキシコ、サウジアラビアでのプレーを経験している。まだ幼少期の子どもに対して心配する父親の顔が見える。
「息子は、僕にとって一番シビアな評論家。ミスをしたらかなり怒って指摘をされるし、得点できなければこうした方がいいと言われる。逆にいいプレーをすれば、ほめてくれるし喜んでくれる。僕にとってはかけがえのない相棒です」
家族を支え、支えられることで、自身のプレーの充実へとつながっている。

リーグ3位となる4ゴールを奪っているヘディングゴールは相手の脅威になっている ©KASHIMA ANTLERS
献身的プレーの理由
2020明治安田生命J1リーグ16ゴール、得点ランク2位(第29節終了時点)。得点を取ればチームは負け知らず、11勝3分。エヴェラウドは1年目にして結果を残し続けている。
ピッチ上では、前線から恵まれた体躯を生かしてチームのためにチェイシングする姿が、目に焼き付いている方も多いことだろう。活躍した選手を対象に行う試合後のメディア向けオンライン取材では、決まって「自らのゴールよりもチームの勝利がうれしい」と口にする。この献身的な姿勢の背景には、プロになる前の経験が起因しているという。
「僕はもともと裕福な家庭ではなかったので、いつも土の道路にサンダルを置いてゴールに見立ててサッカーをしていました。そこでさまざまなドリブルやボールタッチ、ずる賢さなどクリエイティブなプレーを学びました。それからブラジル国内のチームに入ったわけですが、そこで一番学んだのが、“サッカーが団体スポーツである以上、チームが勝つこと、チーム一丸となることが大切”ということでした。チームが活躍すれば、自然と個に注目が集まる。この考えをプロになる前に学べたのは大きかったと思います」
FWというポジション柄、ときにエゴイスティックなプレーが求められるもの。ただ、それだけでは結果が出ないという考えが、自身の経験から染み付いている。いつも自らに目を向けて努力し続ける。試合になればチームのために戦い続ける。その先に、自らの評価はついてくるものだと。
「僕自身、“プロになるんだ”と、まず自分に言い聞かせることから始めました。15歳くらいのときですかね。ブラジルでは18歳が成人なのですが、それまでにサッカー選手になると決めた。自信というよりも、自分に要求し続けた結果です。それは忘れずに常に心がけていることです」

いつもカシマスタジアムへ見に来てくれる、家族が支えに ©KASHIMA ANTLERS
愛息の”お手本”であり続けるために
どんな状況でも、常に今以上を目指す。その姿勢はアントラーズに加入してからも変わらない。今シーズン初めは結果が出なくて苦しい時期もあったが、日々チームメートと相互理解を進めることによって、状況は上向いた。
「すべては練習で全力を尽くすことだと思います。確かにシーズン当初は僕自身、チームや日本のサッカーにフィットしていませんでした。期待されている結果を出せなかったけれど、(新型コロナウイルス感染症による)中断期間にみんながお互いを理解することができた。その意味では時間が解決したとも言えるかもしれません。ただ序盤のとき、調子が悪いからといって僕は練習を怠らずに続けてきました。やるべきことをやり続ければ身になる。きちんとやり続けるということは、サッカーの世界では鉄則。中途半端に練習をしている選手はケガをしたり、結果が出ないもの。僕自身、サッカー選手でありながら1人の父親です。子どもたちには、どんなことでも手を抜かずに取り組んでほしい、そうあってほしいと思っています。僕がどういう振る舞いをするかが、今後の彼らの人生において大事になってくる。彼らにとって僕はお手本となる存在。その姿を見せ続けないといけません」
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、イレギュラーなシーズンとなっている。外出も制限され、リフレッシュできるのは、愛する2人の子どもと過ごす時間だ。
「2人ともまだ小さいので、エネルギーが有り余っていて、(ドラゴンボールの)スーパーサイヤ人のようなんです。試合で不在のときも多いので、一緒にいるときは、いつも元気玉のようにパワーをぶつけてもらっています」
今季のリーグ戦も残り3試合となった。鹿島アントラーズは、そのすべてをホーム・カシマスタジアムで戦う。優勝は逃したものの、3位以上に与えられるAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得と2位で出場可能となる天皇杯の優勝を目指している。
いつもカシマスタジアムのスタンドで見守る2人の愛息、ファン、サポーターの前で、背番号9は両手を広げ、雄叫びを上げることを誓う。チームの目標達成、そして、すべては勝利のために。
PROFILE
エヴェラウド。FW。1991年7月5日生まれ。 181cm、80kg。ブラジル出身。2020シーズンより鹿島アントラーズへ加入。右足、左足、ヘディングと、どこからでもゴールを狙える万能型ストライカー。母国ブラジルでプロデビュー。その後、サウジアラビア、メキシコでのプレー経験を持つ。
文責は鹿島アントラーズFCという事になろうか。
息子さんとの父と子の絆、そして自身のプロサッカー戦への道を紹介しておる。
素晴らしい。
人間性がプレイに表れておる。
この紳士的ストライカーと共にあることを誇りに思う。
チームを昇華させてくれる偉大なる助っ人である。

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エヴェラウドの原動力とは。クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスに込める親子の絆。
鹿島アントラーズ2020年11月28日
エヴェラウドにとって、もっともシビアで身近な評論家への恩返しだった。
10月24日、明治安田生命J1リーグ第24節サンフレッチェ広島戦。
後半31分、自陣にいた三竿健斗からのロングフィードを胸でトラップして相手DFと入れ替わると、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。サポーターの前で高く飛んでから、仁王立ちのゴールパフォーマンス。
試合後は場内を一周してサポーターに感謝の意を示した。メインスタンドに差しかかったときのこと。エヴェラウドの視界に観客席で懸命に手を振る4歳の息子の姿が見えた。彼に向かって、もう一度ゴールパフォーマンス。その瞬間、カシマスタジアムはゴールの余韻を感じさせる大きな歓声が再度起きた。
「4歳の息子はクリスティアーノ・ロナウド選手がものすごく好きで、毎日動画を見ているし、ゴールパフォーマンスをよくマネしているんです。その息子から“次に点を決めたらそのパフォーマンスをしてほしい”とリクエストがありました。日本に来ていろいろと慣れないことも多く大変であろう彼を喜ばせることができないかと思い、あのパフォーマンスをしました。あの日はインタビューを受けてサポーターに挨拶をして、家族が見ているところで投げキスをしたら、息子がまた同じパフォーマンスをやっていた。だから、僕もやったらサポーターの皆さんからも歓声をいただいたんです」
異国で暮らすことの難しさ。エヴェラウド自身、これまでメキシコ、サウジアラビアでのプレーを経験している。まだ幼少期の子どもに対して心配する父親の顔が見える。
「息子は、僕にとって一番シビアな評論家。ミスをしたらかなり怒って指摘をされるし、得点できなければこうした方がいいと言われる。逆にいいプレーをすれば、ほめてくれるし喜んでくれる。僕にとってはかけがえのない相棒です」
家族を支え、支えられることで、自身のプレーの充実へとつながっている。

リーグ3位となる4ゴールを奪っているヘディングゴールは相手の脅威になっている ©KASHIMA ANTLERS
献身的プレーの理由
2020明治安田生命J1リーグ16ゴール、得点ランク2位(第29節終了時点)。得点を取ればチームは負け知らず、11勝3分。エヴェラウドは1年目にして結果を残し続けている。
ピッチ上では、前線から恵まれた体躯を生かしてチームのためにチェイシングする姿が、目に焼き付いている方も多いことだろう。活躍した選手を対象に行う試合後のメディア向けオンライン取材では、決まって「自らのゴールよりもチームの勝利がうれしい」と口にする。この献身的な姿勢の背景には、プロになる前の経験が起因しているという。
「僕はもともと裕福な家庭ではなかったので、いつも土の道路にサンダルを置いてゴールに見立ててサッカーをしていました。そこでさまざまなドリブルやボールタッチ、ずる賢さなどクリエイティブなプレーを学びました。それからブラジル国内のチームに入ったわけですが、そこで一番学んだのが、“サッカーが団体スポーツである以上、チームが勝つこと、チーム一丸となることが大切”ということでした。チームが活躍すれば、自然と個に注目が集まる。この考えをプロになる前に学べたのは大きかったと思います」
FWというポジション柄、ときにエゴイスティックなプレーが求められるもの。ただ、それだけでは結果が出ないという考えが、自身の経験から染み付いている。いつも自らに目を向けて努力し続ける。試合になればチームのために戦い続ける。その先に、自らの評価はついてくるものだと。
「僕自身、“プロになるんだ”と、まず自分に言い聞かせることから始めました。15歳くらいのときですかね。ブラジルでは18歳が成人なのですが、それまでにサッカー選手になると決めた。自信というよりも、自分に要求し続けた結果です。それは忘れずに常に心がけていることです」

いつもカシマスタジアムへ見に来てくれる、家族が支えに ©KASHIMA ANTLERS
愛息の”お手本”であり続けるために
どんな状況でも、常に今以上を目指す。その姿勢はアントラーズに加入してからも変わらない。今シーズン初めは結果が出なくて苦しい時期もあったが、日々チームメートと相互理解を進めることによって、状況は上向いた。
「すべては練習で全力を尽くすことだと思います。確かにシーズン当初は僕自身、チームや日本のサッカーにフィットしていませんでした。期待されている結果を出せなかったけれど、(新型コロナウイルス感染症による)中断期間にみんながお互いを理解することができた。その意味では時間が解決したとも言えるかもしれません。ただ序盤のとき、調子が悪いからといって僕は練習を怠らずに続けてきました。やるべきことをやり続ければ身になる。きちんとやり続けるということは、サッカーの世界では鉄則。中途半端に練習をしている選手はケガをしたり、結果が出ないもの。僕自身、サッカー選手でありながら1人の父親です。子どもたちには、どんなことでも手を抜かずに取り組んでほしい、そうあってほしいと思っています。僕がどういう振る舞いをするかが、今後の彼らの人生において大事になってくる。彼らにとって僕はお手本となる存在。その姿を見せ続けないといけません」
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、イレギュラーなシーズンとなっている。外出も制限され、リフレッシュできるのは、愛する2人の子どもと過ごす時間だ。
「2人ともまだ小さいので、エネルギーが有り余っていて、(ドラゴンボールの)スーパーサイヤ人のようなんです。試合で不在のときも多いので、一緒にいるときは、いつも元気玉のようにパワーをぶつけてもらっています」
今季のリーグ戦も残り3試合となった。鹿島アントラーズは、そのすべてをホーム・カシマスタジアムで戦う。優勝は逃したものの、3位以上に与えられるAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得と2位で出場可能となる天皇杯の優勝を目指している。
いつもカシマスタジアムのスタンドで見守る2人の愛息、ファン、サポーターの前で、背番号9は両手を広げ、雄叫びを上げることを誓う。チームの目標達成、そして、すべては勝利のために。
PROFILE
エヴェラウド。FW。1991年7月5日生まれ。 181cm、80kg。ブラジル出身。2020シーズンより鹿島アントラーズへ加入。右足、左足、ヘディングと、どこからでもゴールを狙える万能型ストライカー。母国ブラジルでプロデビュー。その後、サウジアラビア、メキシコでのプレー経験を持つ。
栃木・有馬幸太郎、自分が結果を出してチームを勝利に導きたい
有馬幸太郎にスポットを当てるJ's GOALの鈴木氏である。
今季のここまでを振り返っておる。
藻掻き苦しみ成長してきた。
それを見守った田坂監督のコメントは、「(有馬)幸太郎はコンディションや守備の強度、インテンシティが落ちた苦しい時期がありましたが、苦しかった時期を経験することで、自分で何かしらを掴むと思うんです。今は自分で何をしなければいけないのか。それが気持ちなのか、技術なのか、コンディションなのか。それらと向き合い、乗り越えられた若い選手はその後にもっと伸びていくんです」である。
有馬は更に成長して行くであろう。
プロ2年目のシーズンも残り6試合。
爪痕を残して終えたい。
楽しみにしておる。

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【栃木 vs 山口】“乗り越えた”有馬幸太郎「自分が試合に出て、自分が結果を出してチームを勝利に導きたい」
2020年11月28日(土)
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前節岡山戦の61分、ペナルティエリア内でボールを受けた有馬幸太郎は、二人に囲まれながら一人の相手DFを背中でブロックし、左足でちょこっとボールに前へと転がし、もう一人の相手DFを誘い出すようにしながら鮮やかに股下を抜いてゴールを決め切った。
「ボールを受けたときに、相手はここ、ゴールはここ、というイメージはできていました」
練習で重ねてきたシュートのイメージどおり。それがチームにとって千金同点弾、有馬にとってJリーグ初ゴールとなった。
今季、鹿島から期限付き移籍で加入した二十歳は苦しんでいた。開幕節こそスタメン出場したが、その後は途中出場を中心にチャンスを覗ったものの、ここまで数字としての結果は2本のアシストだけだった。夏過ぎには調子を落としてしまい、10月10日の25節大宮戦を境にベンチ入りもできなくなっていた。
「自分の中ではもっと試合に出ているイメージでしたが、現実はそう甘くはなかった。試合に出られないなかで自分の足りない部分を考え、どうすれば試合に出られるのか毎日考えていました」
「何か大きなきっかけがあったわけではないんです。ただ、シンプルに試合に出られないことがものすごく悔しかった。何としても成長して試合に出てやるという気持ちが強かったし、それは今も変わりません」
毎日の練習グラウンドには居残りでシュート練習を繰り返す有馬の姿があった。その有馬の練習時のプレーにキレが戻ってきたのはこの一カ月のこと。そうして迎えた前節岡山戦。ひと月半ぶりに掴んだチャンスを有馬は逃さなかった。
田坂和昭監督は言う。
「(有馬)幸太郎はコンディションや守備の強度、インテンシティが落ちた苦しい時期がありましたが、苦しかった時期を経験することで、自分で何かしらを掴むと思うんです。今は自分で何をしなければいけないのか。それが気持ちなのか、技術なのか、コンディションなのか。それらと向き合い、乗り越えられた若い選手はその後にもっと伸びていくんです」
今季も残すは6試合となった。一つ明確な結果を残した有馬だが、ここからが本当の勝負だと考えている。
「自分はスタメンでバリバリ出ているわけでもないし、なかなか試合に絡めていませんが、試合に出たときには、自分の良さであるドリブルだったりゴール前のクオリティだったりを絶対に出したいんです。自分が試合に出て、自分が結果を出してチームを勝利に導きたい、という強い思いがあります」
二十歳の俊英は今季、どこまで結果を伸ばすことができるか。
文:鈴木康浩(栃木担当)
今季のここまでを振り返っておる。
藻掻き苦しみ成長してきた。
それを見守った田坂監督のコメントは、「(有馬)幸太郎はコンディションや守備の強度、インテンシティが落ちた苦しい時期がありましたが、苦しかった時期を経験することで、自分で何かしらを掴むと思うんです。今は自分で何をしなければいけないのか。それが気持ちなのか、技術なのか、コンディションなのか。それらと向き合い、乗り越えられた若い選手はその後にもっと伸びていくんです」である。
有馬は更に成長して行くであろう。
プロ2年目のシーズンも残り6試合。
爪痕を残して終えたい。
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【栃木 vs 山口】“乗り越えた”有馬幸太郎「自分が試合に出て、自分が結果を出してチームを勝利に導きたい」
2020年11月28日(土)
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前節岡山戦の61分、ペナルティエリア内でボールを受けた有馬幸太郎は、二人に囲まれながら一人の相手DFを背中でブロックし、左足でちょこっとボールに前へと転がし、もう一人の相手DFを誘い出すようにしながら鮮やかに股下を抜いてゴールを決め切った。
「ボールを受けたときに、相手はここ、ゴールはここ、というイメージはできていました」
練習で重ねてきたシュートのイメージどおり。それがチームにとって千金同点弾、有馬にとってJリーグ初ゴールとなった。
今季、鹿島から期限付き移籍で加入した二十歳は苦しんでいた。開幕節こそスタメン出場したが、その後は途中出場を中心にチャンスを覗ったものの、ここまで数字としての結果は2本のアシストだけだった。夏過ぎには調子を落としてしまい、10月10日の25節大宮戦を境にベンチ入りもできなくなっていた。
「自分の中ではもっと試合に出ているイメージでしたが、現実はそう甘くはなかった。試合に出られないなかで自分の足りない部分を考え、どうすれば試合に出られるのか毎日考えていました」
「何か大きなきっかけがあったわけではないんです。ただ、シンプルに試合に出られないことがものすごく悔しかった。何としても成長して試合に出てやるという気持ちが強かったし、それは今も変わりません」
毎日の練習グラウンドには居残りでシュート練習を繰り返す有馬の姿があった。その有馬の練習時のプレーにキレが戻ってきたのはこの一カ月のこと。そうして迎えた前節岡山戦。ひと月半ぶりに掴んだチャンスを有馬は逃さなかった。
田坂和昭監督は言う。
「(有馬)幸太郎はコンディションや守備の強度、インテンシティが落ちた苦しい時期がありましたが、苦しかった時期を経験することで、自分で何かしらを掴むと思うんです。今は自分で何をしなければいけないのか。それが気持ちなのか、技術なのか、コンディションなのか。それらと向き合い、乗り越えられた若い選手はその後にもっと伸びていくんです」
今季も残すは6試合となった。一つ明確な結果を残した有馬だが、ここからが本当の勝負だと考えている。
「自分はスタメンでバリバリ出ているわけでもないし、なかなか試合に絡めていませんが、試合に出たときには、自分の良さであるドリブルだったりゴール前のクオリティだったりを絶対に出したいんです。自分が試合に出て、自分が結果を出してチームを勝利に導きたい、という強い思いがあります」
二十歳の俊英は今季、どこまで結果を伸ばすことができるか。
文:鈴木康浩(栃木担当)
背番号8が攻撃を牽引する
土居聖真にスポットを当てるJ's GOALの田中滋氏である。
「土居にとってカシマスタジアムでプレイする重みは、体の奥底にまで染み付いている」と記す。
やはりホームでは勝利が必要である。
それを体現する為には聖真の気の利いたプレイが必須と言えよう。
アウェイでの対戦時には過密日程を考慮してからかベンチ外の憂き目を見た。
今回は聖真の力で勝利に導いて貰いたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
活躍を確信しておる。

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【鹿島 vs 浦和】サッカー選手としての恩返し・土居聖真
2020年11月28日(土)
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いま鹿島に関わる誰もが共通して認識している課題がある。大事な試合、しかもホームの試合になると必ず先制点を奪われ、苦しい試合展開を強いられる、ということだ。アウェイでの戦績は10勝7敗と全体にならすとそこまでではないが、8月以降に限ると10勝3敗と大きく勝点を稼ぐことにつながった。しかし、ホームでは6勝4分4敗とアドバンテージになっておらず、8月以降も5勝3分3敗とアウェイほどの好転が見られていない。特にこの3試合は名古屋、川崎F、柏にいずれも先制を許し、1分2敗と勝点を落としてきた。ザーゴ監督は「ホームなのに自分たちが本来できることをできなかった、やらなかったことが非常に悔しい。シーズン当初だけでなく、去年からなかなかホームでいい成績が残せない」と首を捻った。
なんとかしなければならない、という思いはピッチに立つ選手が一番感じていることだろう。「もっと考えなきゃいけない部分かなと個人的にはすごい思ってる」というのは今のチームでは古参の一人になった土居聖真だ。「全部前半の早い時間に失点してるんで、そこは直さないといけないというか、何か原因があるんじゃないかとは感じているんで、メンタルを含めて、じゃあずっと80分まで0−0だったらどうだったかとか個人的に思います」と課題にあげた。
土居にとってカシマスタジアムでプレーする重みは、体の奥底にまで染み付いている。ジュニアユースの時から数多の選手の背中を見続け、いま現在は自分がその立場になっているだけに、責任感は人一倍強い。この2週間、チームは新型コロナウイルスの脅威に直面した。そこで感じたのはプロとしての矜持だった。
「サッカー選手である以上、試合ができたことは改めて幸せに感じました。今回の件を次に繋げられるように。そして、感謝の気持ちだったり、今の状況というところに恩返しできるように、ピッチ上で僕らは頑張るしかできない。次の試合もそうですけど、最後までしっかり見てる人に感じてもらえるようなサッカーができればな、と思っています」
対戦相手は前回はピッチに立てなかった浦和レッズ。
「ちょっと楽しみな部分もあります」
背番号8が攻撃を牽引する。
文:田中滋(鹿島担当)
「土居にとってカシマスタジアムでプレイする重みは、体の奥底にまで染み付いている」と記す。
やはりホームでは勝利が必要である。
それを体現する為には聖真の気の利いたプレイが必須と言えよう。
アウェイでの対戦時には過密日程を考慮してからかベンチ外の憂き目を見た。
今回は聖真の力で勝利に導いて貰いたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
活躍を確信しておる。

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【鹿島 vs 浦和】サッカー選手としての恩返し・土居聖真
2020年11月28日(土)
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いま鹿島に関わる誰もが共通して認識している課題がある。大事な試合、しかもホームの試合になると必ず先制点を奪われ、苦しい試合展開を強いられる、ということだ。アウェイでの戦績は10勝7敗と全体にならすとそこまでではないが、8月以降に限ると10勝3敗と大きく勝点を稼ぐことにつながった。しかし、ホームでは6勝4分4敗とアドバンテージになっておらず、8月以降も5勝3分3敗とアウェイほどの好転が見られていない。特にこの3試合は名古屋、川崎F、柏にいずれも先制を許し、1分2敗と勝点を落としてきた。ザーゴ監督は「ホームなのに自分たちが本来できることをできなかった、やらなかったことが非常に悔しい。シーズン当初だけでなく、去年からなかなかホームでいい成績が残せない」と首を捻った。
なんとかしなければならない、という思いはピッチに立つ選手が一番感じていることだろう。「もっと考えなきゃいけない部分かなと個人的にはすごい思ってる」というのは今のチームでは古参の一人になった土居聖真だ。「全部前半の早い時間に失点してるんで、そこは直さないといけないというか、何か原因があるんじゃないかとは感じているんで、メンタルを含めて、じゃあずっと80分まで0−0だったらどうだったかとか個人的に思います」と課題にあげた。
土居にとってカシマスタジアムでプレーする重みは、体の奥底にまで染み付いている。ジュニアユースの時から数多の選手の背中を見続け、いま現在は自分がその立場になっているだけに、責任感は人一倍強い。この2週間、チームは新型コロナウイルスの脅威に直面した。そこで感じたのはプロとしての矜持だった。
「サッカー選手である以上、試合ができたことは改めて幸せに感じました。今回の件を次に繋げられるように。そして、感謝の気持ちだったり、今の状況というところに恩返しできるように、ピッチ上で僕らは頑張るしかできない。次の試合もそうですけど、最後までしっかり見てる人に感じてもらえるようなサッカーができればな、と思っています」
対戦相手は前回はピッチに立てなかった浦和レッズ。
「ちょっと楽しみな部分もあります」
背番号8が攻撃を牽引する。
文:田中滋(鹿島担当)
シントトロイデン・鈴木優磨、絶対にサッカーの神様はいる
シントトロイデン・鈴木優磨のインタビューを伝えるSportsnaviの中田徹氏である。
優磨の今が伝わってきて嬉しい。
そして、「サッカーというスポーツはちゃんと出来ていて、『自分がゴールを決める』ということばかり考えても入らないんですよね。ちゃんと味方を活かそうとしたり、チームのために頑張ろうと考えたほうが、この間のベールスホット戦みたいにボールがこぼれてきてゴールが入るんですよ。不思議ですよね。絶対にサッカーの神様はいると思うよ」という言葉に優磨のサッカー観が表れておる。
この考えは真理であろう。
こうしたサッカー観を育んだ鹿島アントラーズFCのクラブ力を誇りに思う。
そして、優磨には更なる成長と活躍を願う。
ゴールの報を待っておる。

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11月月刊クラブマガジン巻頭インタビュー 『勝って兜の緒を締めよ』/ FW鈴木優磨 text by 中田徹
シント=トロイデンVV
2020年11月28日
鈴木優磨が生まれ育ったのは千葉県銚子市だった。兄、翔大(いわきFC)の影響でサッカーを始めた鈴木は、小学生の頃から日本の強豪クラブの一つ、鹿島アントラーズのスクールに通った。銚子から茨城県鹿嶋市は車で片道1時間かかる。その道のりを毎日、祖父が車で鈴木を送り迎えしてくれた。その甲斐あって、鈴木は日本を代表するストライカーの一人に成長した。
「じいちゃんが、STVVを毎試合、夜中まで起きて見てくれているんですよ」
時差が夏7時間、冬8時間もあるヨーロッパのサッカーを見ることは、日本人にとってなかなか大変なことだ。もっと勝利を祖父に届けたい。ゴールを贈りたいーー。そんな気持ちと裏腹に、今季のSTVVは勝ち星に恵まれず、鈴木も9試合で3ゴールと結果を残せてない。
「じいちゃんにとって、僕のサッカーしている姿が生き甲斐みたいな感じなんです。だから、勝てないとこっちも悲しいですよね。俺が点を取れなくたっていいんですよ。それでも勝ちたいぐらい。ともかく勝ちたいんですよ」
家族と祖父に恩返しをしたいという話をしていると、鈴木は10月17日のベールスホット戦に敗れた後のことを語り始めた。ここには、チームを裏から支える人たちへの感謝の思いが詰まっている。
「この間、切なくなったのが、6対3でチームがボロボロに負けてしまったけれど、用具係が何も文句を言わずに普通に掃除をしていたこと。これを見ていて、すごく申し訳なくなった。そしたら、チームメートの一人が物に当たってバーンって蹴っていた。本当にそれをしたいのは用具係のヴァレア(スティーブンズ)とかベニー(リーベンズ)のはず。俺ら選手たちにストレスが溜まっているのは分かるけれど、俺たちはピッチの上で晴らせばいい。しかし、裏方にもストレスは溜まっているはず。だから、『お前、物に当たるな。そういう姿を彼らに見せるんじゃない』って日本語で言ったら、分かった顔をしてました。こういうのは言葉が違っても伝わるものなんですね」
大敗したベールスホット戦だが、ストライカー陣の鈴木、フィリーポフ、ナゾンがゴールを決めたのは明るい材料の一つだろうか?
「(前半を5対1のビハインドで終えて)相手も勝ったと思っていたし、ゴールを取れて当たり前だった。でも、僕にとってはどんなゴールでも自信になる。最近、ゴールを取れてなかったので、いいきっかけにはなると思います」

11月7日(土)に行われた第12節ゲンク戦で28分に一時同点となるゴールを決めた鈴木選手。 ©︎STVV
ベルギーに来て鈴木が心がけているのは、チームメートがシュートを打ったら必ずリバウンドに詰めること。
「自分が人より優れているのはペナルティーエリア内のポジショニングとゴールへの嗅覚ですが、シュートが特別にうまいわけでもなく、足が速いわけでもない。相手と戦うことによって『アイツ、頑張っているな。戦っているな』というスタイルで生き残ってきたから、フィジカルが強いように見えますけれど、よくよくちゃんと試合を見てもらったら、アフリカ系CBの方がかなり強い。だけど、彼らは身体能力が高い分、シュートを打たれた後の動きが疎かになる。僕はその弱点を突いて、繰り返しリバウンドに詰めるしかない。1試合に1回も自分の前にこぼれてこないからシンドいですけれど、ブレずに詰め続けますよ。これは本当に見てほしい。自分がリバウンドに詰めてる回数はベルギーリーグで1番だと思います」
ゴールへのこだわりが人一倍強い鈴木は、ベルギーに来て改めてストライカーはゴールとアシストという結果を出さないことには評価されないと感じ入った。1シーズン何ゴールを取るという具体的な数字目標は設定していない。ともかく取れるだけゴールを取ることが、彼の目標である。
「サッカーというスポーツはちゃんと出来ていて、『自分がゴールを決める』ということばかり考えても入らないんですよね。ちゃんと味方を活かそうとしたり、チームのために頑張ろうと考えたほうが、この間のベールスホット戦みたいにボールがこぼれてきてゴールが入るんですよ。不思議ですよね。絶対にサッカーの神様はいると思うよ」
サッカーには偶然の要素もある。シュートがポストの内側を叩くか、外側を叩くかによって、シュートが決まるかどうかの境目になるし、勝敗を左右することもある。
「その何ミリかは、自分にとっては大きな必然な気がするんですよ。シュートがポストの外側に当たって『アンラッキーだったな』とは僕に思えなくって『何か自分に足りないところがある』と。そこの原因は必ず突き止めるようにしています。この1点が決まるかどうか、その紙一重の差で選手が飛躍するか後退するか、大きく分けることもある。だから『アンラッキー』の一言で済まされないと思います」
このインタビューの時点(10月20日)でSTVVは16位。開幕のヘント戦に勝ってから、長いこと勝ち星から遠ざかっていた。
「開幕戦ではキャプテンのスティーブ(デリダ―)が出ていたんですよ。彼がいるとやっぱりチームが締まる。たぶん次のスタンダール戦から出られると思うんで、チームとしていい方向に行くと思います。鹿島では目の前にフォーカスした結果として優勝した。だから、目の前にある1試合を全力で勝ちに行くことが今の目標です」
まるで予言のような鈴木の言葉だった。25日、STVVはスタンダールを攻守に圧倒し、2対0で勝利した。デリダ―はチーム2点目のゴールを鮮やかに決めて、自身の復帰戦に花を添えた。
実は、鈴木は今回のインタビューで「勝って兜の緒を締めよ」という諺を口にしていた。目の前の敵を倒しても侍は兜を頭から降ろさず、次に現れる敵に用心しないといけない。サッカーに例えると『勝っても浮かれること無く次の試合に備えることが重要』ということだ。
「勝つとみんながハッピーになる。そこで『今日は勝ったけれど、ここが良くなかったよね』と言えるようになるんです。このチームはポテンシャルの高い選手がたくさんいると思います。だから、早く勝って流れを変えたいよね。キッカケ一つでSTVVはよくなりますよ」
そう力を込めて語った鈴木の表情は、チーム復調の確信に満ちていた。
優磨の今が伝わってきて嬉しい。
そして、「サッカーというスポーツはちゃんと出来ていて、『自分がゴールを決める』ということばかり考えても入らないんですよね。ちゃんと味方を活かそうとしたり、チームのために頑張ろうと考えたほうが、この間のベールスホット戦みたいにボールがこぼれてきてゴールが入るんですよ。不思議ですよね。絶対にサッカーの神様はいると思うよ」という言葉に優磨のサッカー観が表れておる。
この考えは真理であろう。
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そして、優磨には更なる成長と活躍を願う。
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11月月刊クラブマガジン巻頭インタビュー 『勝って兜の緒を締めよ』/ FW鈴木優磨 text by 中田徹
シント=トロイデンVV
2020年11月28日
鈴木優磨が生まれ育ったのは千葉県銚子市だった。兄、翔大(いわきFC)の影響でサッカーを始めた鈴木は、小学生の頃から日本の強豪クラブの一つ、鹿島アントラーズのスクールに通った。銚子から茨城県鹿嶋市は車で片道1時間かかる。その道のりを毎日、祖父が車で鈴木を送り迎えしてくれた。その甲斐あって、鈴木は日本を代表するストライカーの一人に成長した。
「じいちゃんが、STVVを毎試合、夜中まで起きて見てくれているんですよ」
時差が夏7時間、冬8時間もあるヨーロッパのサッカーを見ることは、日本人にとってなかなか大変なことだ。もっと勝利を祖父に届けたい。ゴールを贈りたいーー。そんな気持ちと裏腹に、今季のSTVVは勝ち星に恵まれず、鈴木も9試合で3ゴールと結果を残せてない。
「じいちゃんにとって、僕のサッカーしている姿が生き甲斐みたいな感じなんです。だから、勝てないとこっちも悲しいですよね。俺が点を取れなくたっていいんですよ。それでも勝ちたいぐらい。ともかく勝ちたいんですよ」
家族と祖父に恩返しをしたいという話をしていると、鈴木は10月17日のベールスホット戦に敗れた後のことを語り始めた。ここには、チームを裏から支える人たちへの感謝の思いが詰まっている。
「この間、切なくなったのが、6対3でチームがボロボロに負けてしまったけれど、用具係が何も文句を言わずに普通に掃除をしていたこと。これを見ていて、すごく申し訳なくなった。そしたら、チームメートの一人が物に当たってバーンって蹴っていた。本当にそれをしたいのは用具係のヴァレア(スティーブンズ)とかベニー(リーベンズ)のはず。俺ら選手たちにストレスが溜まっているのは分かるけれど、俺たちはピッチの上で晴らせばいい。しかし、裏方にもストレスは溜まっているはず。だから、『お前、物に当たるな。そういう姿を彼らに見せるんじゃない』って日本語で言ったら、分かった顔をしてました。こういうのは言葉が違っても伝わるものなんですね」
大敗したベールスホット戦だが、ストライカー陣の鈴木、フィリーポフ、ナゾンがゴールを決めたのは明るい材料の一つだろうか?
「(前半を5対1のビハインドで終えて)相手も勝ったと思っていたし、ゴールを取れて当たり前だった。でも、僕にとってはどんなゴールでも自信になる。最近、ゴールを取れてなかったので、いいきっかけにはなると思います」

11月7日(土)に行われた第12節ゲンク戦で28分に一時同点となるゴールを決めた鈴木選手。 ©︎STVV
ベルギーに来て鈴木が心がけているのは、チームメートがシュートを打ったら必ずリバウンドに詰めること。
「自分が人より優れているのはペナルティーエリア内のポジショニングとゴールへの嗅覚ですが、シュートが特別にうまいわけでもなく、足が速いわけでもない。相手と戦うことによって『アイツ、頑張っているな。戦っているな』というスタイルで生き残ってきたから、フィジカルが強いように見えますけれど、よくよくちゃんと試合を見てもらったら、アフリカ系CBの方がかなり強い。だけど、彼らは身体能力が高い分、シュートを打たれた後の動きが疎かになる。僕はその弱点を突いて、繰り返しリバウンドに詰めるしかない。1試合に1回も自分の前にこぼれてこないからシンドいですけれど、ブレずに詰め続けますよ。これは本当に見てほしい。自分がリバウンドに詰めてる回数はベルギーリーグで1番だと思います」
ゴールへのこだわりが人一倍強い鈴木は、ベルギーに来て改めてストライカーはゴールとアシストという結果を出さないことには評価されないと感じ入った。1シーズン何ゴールを取るという具体的な数字目標は設定していない。ともかく取れるだけゴールを取ることが、彼の目標である。
「サッカーというスポーツはちゃんと出来ていて、『自分がゴールを決める』ということばかり考えても入らないんですよね。ちゃんと味方を活かそうとしたり、チームのために頑張ろうと考えたほうが、この間のベールスホット戦みたいにボールがこぼれてきてゴールが入るんですよ。不思議ですよね。絶対にサッカーの神様はいると思うよ」
サッカーには偶然の要素もある。シュートがポストの内側を叩くか、外側を叩くかによって、シュートが決まるかどうかの境目になるし、勝敗を左右することもある。
「その何ミリかは、自分にとっては大きな必然な気がするんですよ。シュートがポストの外側に当たって『アンラッキーだったな』とは僕に思えなくって『何か自分に足りないところがある』と。そこの原因は必ず突き止めるようにしています。この1点が決まるかどうか、その紙一重の差で選手が飛躍するか後退するか、大きく分けることもある。だから『アンラッキー』の一言で済まされないと思います」
このインタビューの時点(10月20日)でSTVVは16位。開幕のヘント戦に勝ってから、長いこと勝ち星から遠ざかっていた。
「開幕戦ではキャプテンのスティーブ(デリダ―)が出ていたんですよ。彼がいるとやっぱりチームが締まる。たぶん次のスタンダール戦から出られると思うんで、チームとしていい方向に行くと思います。鹿島では目の前にフォーカスした結果として優勝した。だから、目の前にある1試合を全力で勝ちに行くことが今の目標です」
まるで予言のような鈴木の言葉だった。25日、STVVはスタンダールを攻守に圧倒し、2対0で勝利した。デリダ―はチーム2点目のゴールを鮮やかに決めて、自身の復帰戦に花を添えた。
実は、鈴木は今回のインタビューで「勝って兜の緒を締めよ」という諺を口にしていた。目の前の敵を倒しても侍は兜を頭から降ろさず、次に現れる敵に用心しないといけない。サッカーに例えると『勝っても浮かれること無く次の試合に備えることが重要』ということだ。
「勝つとみんながハッピーになる。そこで『今日は勝ったけれど、ここが良くなかったよね』と言えるようになるんです。このチームはポテンシャルの高い選手がたくさんいると思います。だから、早く勝って流れを変えたいよね。キッカケ一つでSTVVはよくなりますよ」
そう力を込めて語った鈴木の表情は、チーム復調の確信に満ちていた。
土居聖真、三連勝で終わりたい
オンライン取材に応じた土居聖真である。
「大事な試合ほど、先制を許しているイメージがある」とホームでのビッグマッチを落とし続けておる事を口にする。
確かに、ACL圏内を狙う直接対決であった名古屋戦、首位討ちを目指した川崎戦、そして先日の柏戦と先制され苦しい展開となって勝ち点を落としておる。
かつての鹿島らしさがないと言うファンが出てくる事も納得しよう。
しかしながら、今季の鹿島はそういうものを乗り越える状況にあるところである。
聖真も「もうひとつ、ふたつ、相手にとって手強いチームになれるんじゃないか、相手からすれば嫌なサッカーができるんじゃないか」とチームについて語る。
そして、「前節(柏戦)は敗れたけれど」、「今シーズン、1年間を通してすごく手応えを感じている。どの選手が出ても自信を持って、サッカーをできている」と手応えを感じておる事も口にしておる。
明日の浦和戦にて勝利してチームをもう一つ上に上げるのだ。
聖真の活躍を期待しておる。

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【鹿島】激戦必至の赤と赤の対決。土居聖真は浦和戦へ「楽しみ」
2020-11-28
サッカーマガジン編集部
11月27日、鹿島アントラーズの土居聖真が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前節柏レイソル戦に敗れ、2位ガンバ大阪や3位名古屋グランパスとの差を縮めることはできず、リーグ戦は残り3試合。まずは浦和レッズとの一戦に、土居は照準を合わせる。

上写真=11月27日、トレーニングを行なう土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「あらためてチーム力の大事さを感じた」
今シーズンも残り3試合。すでに川崎Fのリーグ優勝が決まった。鹿島は序盤戦でつまずいたものの、夏場以降に盛り返して現在は5位まで順位を上げた。だが、他の上位陣との試合数の差も踏まえると、今シーズンの天皇杯出場権が懸かる2位のみならず、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位に入ることも厳しい状況だ。
「今シーズンはイレギュラーなことがたくさんありました。優勝した川崎を見ても、スタメンや出場している11人だけじゃなくて、途中から出てくる選手もそうだし、チームとして総合力がある。そんなチームが上位にいます。うちも(新型コロナウイルスの影響などで)活動できない選手が何人もいましたが、あらためてチーム力の大事さを感じました」
そのように今シーズンの戦いについて語るのは土居聖真だ。鹿島でも2週間前にチーム内で新型コロナウイルス陽性者が確認され、ケガ人や濃厚接触者を含めて多くの離脱者を出した。その中でも出場可能なメンバーで試合に臨んだが、前節柏戦に1-4で敗れるなど、この2週間では1勝1分け1敗に終わった。
「残り試合、今いるメンバーでしっかり戦うためにも、最後まで退場者やケガ人をなるべく出さずに、3連勝して終わりたいと思います」
土居が言うように、2位や3位に食い込むためには、浦和、清水、C大阪とのホーム3試合で勝ち点「9」を獲得することが必須条件だろう。まずは前節から中3日での浦和戦(11月29日)が待ち受ける。
「前回(第4節)は、僕は浦和と対戦していないので、楽しみな部分はあります。(前回対戦から)浦和もやり方がいろいろと変わっていると思うので、自分たちが良さを出せるように、しっかり準備していきたい」
かつてはリーグの覇権を争うなど、幾多の激闘を繰り広げてきた相手との一戦を土居は心待ちにする。「前節(柏戦)は敗れたけれど」と言うが、「今シーズン、1年間を通してすごく手応えを感じている。どの選手が出ても自信を持って、サッカーをできている」と言うように、チームの成長を実感しているようだ。
5位の鹿島対9位の浦和という構図だが、リーグ終盤戦で相対するライバル同士の対決は今回も激戦必至だ。

11月27日、オンライン取材に応じる土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】「一番大きな課題」と向き合う土居聖真。次節の浦和戦で光を見出せるか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月28日
「原因をひとつに絞るのはちょっと難しい」

ホームでの“ラスト4試合”の初戦となった前節の柏戦は1-4の完敗。トップ下で先発した土居は攻撃をリードする働きぶりも、勝利には導けなかった。写真:田中研治
11月27日のオンライン取材に応じた土居聖真が静かに語る。
「大事な試合ほど、先制を許しているイメージがある」
シーズンのラスト4試合はすべてホームゲーム。その一発目となる前節の柏戦は1-4の完敗を喫した。勝てば天皇杯の出場権を得られる2位に浮上する可能性もあった25節・名古屋戦は0-2の完封負け。いずれの試合でも、先にゴールを奪われている。また、リーグ優勝を目前に控えていた川崎とのビッグマッチは1-1のドロー決着も、やはり先制点を取られている。
「そこはまだまだ僕らの課題というか、一番大きな課題なのかなと」
原因はどこにあるのか。柏戦では、相手のシュートが味方に当たってコースが変わり、失点。名古屋戦では、やや厳しいファウルの判定でPKを献上し、決められた。「アンラッキーな部分はあったかもしれないし、どうにもできないような失点じゃない」。だが、現実として先制を許している。そのターニングポイントになるような試合は「全部ホーム」で。
「やっぱり、一人ひとりの集中力だったり、それこそもっと慎重に入らなきゃいけないっていうところは、改善すべき点だなと思います」
そう見当をつけるが、「原因をひとつに絞るのはちょっと難しい」とも。「もっとこう……なんだろうな」と言葉に詰まる。土居自身も思案を重ねている。「そこは考えなければいけない部分だと、個人的にはすごく思っていて。しかも、前半の早い時間帯に失点しているんで。直さなきゃいけないというか、なにか原因があるんじゃないかと感じています」。
メンタルに問題があるのか――そう投げかければ、「点が取れていないわけではないので、メンタルの部分というのは、問題としては小さいと思います」と応じる。名古屋戦では敵の堅守を最後までこじ開けられなかったが、川崎戦、柏戦では、粘り強く攻め続けて試合を振り出しに戻すゴールを挙げている。2点差をひっくり返した横浜戦(31節)や、2得点をマークした土居のハイパフォーマンスもあり、二度のビハインドに追いついて最後は逆転した8月の柏戦のようなケースもある。
壁をぶち破れるか。それとも、ズルズルと行くのか

オンライン取材に応じた土居。浦和戦に向けては「自分たちの良さを出せるように、しっかりと準備したい」と表情を引き締めた。(C)KASHIMA ANTLERS
とはいえ、土居が指摘する“大事な試合”では、伝統の勝負強さを発揮できていない印象だ。抱える課題を克服できれば、「もうひとつ、ふたつ、相手にとって手強いチームになれるんじゃないか、相手からすれば嫌なサッカーができるんじゃないか」。
悲願のACL初制覇で節目の「20冠」を達成した2018年を最後に、タイトルから遠ざかっている。今年1月の神戸との天皇杯決勝で敗れた後、土居は悔しさを噛みしめながら「個人的には、“常勝鹿島”って言われるのも終わりだと思っています。また違った立場で、鹿島はサッカーをしなければいけない」と決意を新たにしていた。
ザーゴ監督を招聘し、新体制となってスタートした今季、序盤は公式戦6連敗と大きく躓いたが、目指すべきサッカーをブレずにやり続けた結果、来季のACL出場権獲得を狙える順位にまで復活した。
ただ、そこから先にはすんなりと進めずにいる。壁にぶち当たっている。残り3節。今季は勝率が芳しくないホームゲームで、その壁をぶち破れるか。それとも、そのままズルズルと行くのか――。
何度目かの真価が問われる次節の浦和戦。今度こそ、光を見出せる勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島・土居 今季残り3試合は全てホーム、ACL圏浮上へ「3連勝で終わりたい」
[ 2020年11月27日 21:05 ]

真剣な表情で練習に励む鹿島・土居(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真
鹿島のMF土居聖真(28)が27日、ホーム3連勝を至上命題に掲げた。チームは29日にホームで浦和と対戦。今季残り3試合はいずれもホームゲームで、ACL圏内の3位浮上には1試合も落とせない。「残り試合今いるメンバーで戦うためにも、ケガ人をなるべく出さずに最後まで3連勝で終わりたい」と力を込めた。
この日から新型コロナウイルスに感染したDF永戸勝也(25)の濃厚接触者で、隔離となっていたDF町田浩樹(23)ら計6人が復帰した。土居は「1試合も中止せずにできたのは不幸中の幸い」と、安堵(あんど)する一方で「選手1人1人の自己管理の意識。僕らの不注意で(サポーターから試合を)奪ってしまうのはやってはいけない」と戒めた。
前節柏戦で1―4で敗れ、目標としていた2位浮上は極めて厳しい状況となった。それでも、「今季はチーム、スタッフが探り探りから始まった状況で。内容が良くても結果がついてこない時もあったが、だんだんと監督が目指すサッカーができてきた。最後、勝ちきって終われば来季につながる」と、連勝締めを誓った。
「大事な試合ほど、先制を許しているイメージがある」とホームでのビッグマッチを落とし続けておる事を口にする。
確かに、ACL圏内を狙う直接対決であった名古屋戦、首位討ちを目指した川崎戦、そして先日の柏戦と先制され苦しい展開となって勝ち点を落としておる。
かつての鹿島らしさがないと言うファンが出てくる事も納得しよう。
しかしながら、今季の鹿島はそういうものを乗り越える状況にあるところである。
聖真も「もうひとつ、ふたつ、相手にとって手強いチームになれるんじゃないか、相手からすれば嫌なサッカーができるんじゃないか」とチームについて語る。
そして、「前節(柏戦)は敗れたけれど」、「今シーズン、1年間を通してすごく手応えを感じている。どの選手が出ても自信を持って、サッカーをできている」と手応えを感じておる事も口にしておる。
明日の浦和戦にて勝利してチームをもう一つ上に上げるのだ。
聖真の活躍を期待しておる。

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【鹿島】激戦必至の赤と赤の対決。土居聖真は浦和戦へ「楽しみ」
2020-11-28
サッカーマガジン編集部
11月27日、鹿島アントラーズの土居聖真が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前節柏レイソル戦に敗れ、2位ガンバ大阪や3位名古屋グランパスとの差を縮めることはできず、リーグ戦は残り3試合。まずは浦和レッズとの一戦に、土居は照準を合わせる。

上写真=11月27日、トレーニングを行なう土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「あらためてチーム力の大事さを感じた」
今シーズンも残り3試合。すでに川崎Fのリーグ優勝が決まった。鹿島は序盤戦でつまずいたものの、夏場以降に盛り返して現在は5位まで順位を上げた。だが、他の上位陣との試合数の差も踏まえると、今シーズンの天皇杯出場権が懸かる2位のみならず、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位に入ることも厳しい状況だ。
「今シーズンはイレギュラーなことがたくさんありました。優勝した川崎を見ても、スタメンや出場している11人だけじゃなくて、途中から出てくる選手もそうだし、チームとして総合力がある。そんなチームが上位にいます。うちも(新型コロナウイルスの影響などで)活動できない選手が何人もいましたが、あらためてチーム力の大事さを感じました」
そのように今シーズンの戦いについて語るのは土居聖真だ。鹿島でも2週間前にチーム内で新型コロナウイルス陽性者が確認され、ケガ人や濃厚接触者を含めて多くの離脱者を出した。その中でも出場可能なメンバーで試合に臨んだが、前節柏戦に1-4で敗れるなど、この2週間では1勝1分け1敗に終わった。
「残り試合、今いるメンバーでしっかり戦うためにも、最後まで退場者やケガ人をなるべく出さずに、3連勝して終わりたいと思います」
土居が言うように、2位や3位に食い込むためには、浦和、清水、C大阪とのホーム3試合で勝ち点「9」を獲得することが必須条件だろう。まずは前節から中3日での浦和戦(11月29日)が待ち受ける。
「前回(第4節)は、僕は浦和と対戦していないので、楽しみな部分はあります。(前回対戦から)浦和もやり方がいろいろと変わっていると思うので、自分たちが良さを出せるように、しっかり準備していきたい」
かつてはリーグの覇権を争うなど、幾多の激闘を繰り広げてきた相手との一戦を土居は心待ちにする。「前節(柏戦)は敗れたけれど」と言うが、「今シーズン、1年間を通してすごく手応えを感じている。どの選手が出ても自信を持って、サッカーをできている」と言うように、チームの成長を実感しているようだ。
5位の鹿島対9位の浦和という構図だが、リーグ終盤戦で相対するライバル同士の対決は今回も激戦必至だ。

11月27日、オンライン取材に応じる土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】「一番大きな課題」と向き合う土居聖真。次節の浦和戦で光を見出せるか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月28日
「原因をひとつに絞るのはちょっと難しい」

ホームでの“ラスト4試合”の初戦となった前節の柏戦は1-4の完敗。トップ下で先発した土居は攻撃をリードする働きぶりも、勝利には導けなかった。写真:田中研治
11月27日のオンライン取材に応じた土居聖真が静かに語る。
「大事な試合ほど、先制を許しているイメージがある」
シーズンのラスト4試合はすべてホームゲーム。その一発目となる前節の柏戦は1-4の完敗を喫した。勝てば天皇杯の出場権を得られる2位に浮上する可能性もあった25節・名古屋戦は0-2の完封負け。いずれの試合でも、先にゴールを奪われている。また、リーグ優勝を目前に控えていた川崎とのビッグマッチは1-1のドロー決着も、やはり先制点を取られている。
「そこはまだまだ僕らの課題というか、一番大きな課題なのかなと」
原因はどこにあるのか。柏戦では、相手のシュートが味方に当たってコースが変わり、失点。名古屋戦では、やや厳しいファウルの判定でPKを献上し、決められた。「アンラッキーな部分はあったかもしれないし、どうにもできないような失点じゃない」。だが、現実として先制を許している。そのターニングポイントになるような試合は「全部ホーム」で。
「やっぱり、一人ひとりの集中力だったり、それこそもっと慎重に入らなきゃいけないっていうところは、改善すべき点だなと思います」
そう見当をつけるが、「原因をひとつに絞るのはちょっと難しい」とも。「もっとこう……なんだろうな」と言葉に詰まる。土居自身も思案を重ねている。「そこは考えなければいけない部分だと、個人的にはすごく思っていて。しかも、前半の早い時間帯に失点しているんで。直さなきゃいけないというか、なにか原因があるんじゃないかと感じています」。
メンタルに問題があるのか――そう投げかければ、「点が取れていないわけではないので、メンタルの部分というのは、問題としては小さいと思います」と応じる。名古屋戦では敵の堅守を最後までこじ開けられなかったが、川崎戦、柏戦では、粘り強く攻め続けて試合を振り出しに戻すゴールを挙げている。2点差をひっくり返した横浜戦(31節)や、2得点をマークした土居のハイパフォーマンスもあり、二度のビハインドに追いついて最後は逆転した8月の柏戦のようなケースもある。
壁をぶち破れるか。それとも、ズルズルと行くのか

オンライン取材に応じた土居。浦和戦に向けては「自分たちの良さを出せるように、しっかりと準備したい」と表情を引き締めた。(C)KASHIMA ANTLERS
とはいえ、土居が指摘する“大事な試合”では、伝統の勝負強さを発揮できていない印象だ。抱える課題を克服できれば、「もうひとつ、ふたつ、相手にとって手強いチームになれるんじゃないか、相手からすれば嫌なサッカーができるんじゃないか」。
悲願のACL初制覇で節目の「20冠」を達成した2018年を最後に、タイトルから遠ざかっている。今年1月の神戸との天皇杯決勝で敗れた後、土居は悔しさを噛みしめながら「個人的には、“常勝鹿島”って言われるのも終わりだと思っています。また違った立場で、鹿島はサッカーをしなければいけない」と決意を新たにしていた。
ザーゴ監督を招聘し、新体制となってスタートした今季、序盤は公式戦6連敗と大きく躓いたが、目指すべきサッカーをブレずにやり続けた結果、来季のACL出場権獲得を狙える順位にまで復活した。
ただ、そこから先にはすんなりと進めずにいる。壁にぶち当たっている。残り3節。今季は勝率が芳しくないホームゲームで、その壁をぶち破れるか。それとも、そのままズルズルと行くのか――。
何度目かの真価が問われる次節の浦和戦。今度こそ、光を見出せる勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島・土居 今季残り3試合は全てホーム、ACL圏浮上へ「3連勝で終わりたい」
[ 2020年11月27日 21:05 ]

真剣な表情で練習に励む鹿島・土居(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真
鹿島のMF土居聖真(28)が27日、ホーム3連勝を至上命題に掲げた。チームは29日にホームで浦和と対戦。今季残り3試合はいずれもホームゲームで、ACL圏内の3位浮上には1試合も落とせない。「残り試合今いるメンバーで戦うためにも、ケガ人をなるべく出さずに最後まで3連勝で終わりたい」と力を込めた。
この日から新型コロナウイルスに感染したDF永戸勝也(25)の濃厚接触者で、隔離となっていたDF町田浩樹(23)ら計6人が復帰した。土居は「1試合も中止せずにできたのは不幸中の幸い」と、安堵(あんど)する一方で「選手1人1人の自己管理の意識。僕らの不注意で(サポーターから試合を)奪ってしまうのはやってはいけない」と戒めた。
前節柏戦で1―4で敗れ、目標としていた2位浮上は極めて厳しい状況となった。それでも、「今季はチーム、スタッフが探り探りから始まった状況で。内容が良くても結果がついてこない時もあったが、だんだんと監督が目指すサッカーができてきた。最後、勝ちきって終われば来季につながる」と、連勝締めを誓った。
サントス・Sabino、コリチーバ残留
コリチーバ残留と報じられるサントスのSabinoである。
これは残念。
とはいえ、オファーは”Kasiwa"であった様子。
ブラジルメディアによくある鹿島と柏の違いであった。
今オフ、CBは鹿島の補強ポイントではなかったのであろう。
とはいえ、Diego Pitucaへのオファー報道もあったように動きはある。
助っ人の補強はあると思われる。
今後の情報を待ちたい。

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Coritiba define com o Santos a prorrogação do empréstimo do zagueiro Sabino
Contrato foi estendido até o fim do Brasileirão. Zagueiro é peça chave do time e "anjo da guarda" da defesa
Por Redação do ge — Curitiba
27/11/2020 11h22 Atualizado há 7 horas
O Coritiba conseguiu a prorrogação do contrato de empréstimo do zagueiro Sabino até o fim do Brasileirão, em fevereiro de 2021. A data anteriormente prevista era até o fim do ano, mas por conta da pandemia de coronavírus, que alterou o calendário do futebol, o prazo também foi redefinido.
Sabino tem se destacado no Coritiba desde que chegou como a segurança do sistema defensivo do time e chama atenção de outros clubes. Seu nome chegou a ser cogitado pelo Kashima Reysol, do Japão. A informação foi divulgada pela Gazeta do Povo e confirmada pelo ge.globo.
No entanto, mesmo com a prorrogação do contrato, o Santos tem a liberdade de negociar a transferência de Sabino para outro clube, mas precisa pagar ao Coritiba 10% dos valores como "taxa de vitrine".
O zagueiro também já ficou entre a possibilidade de retornar ao Santos na temporada, mas o prazo para que o clube pedisse o seu retorno terminou no mês de julho.
"Anjo da guarda" da defesa, Sabino já ostentou o melhor índice de bloqueios de finalizações do primeiro turno do Brasileiro, com 19 intervenções em 18 jogos. Ele ainda é um dos artilheiros do Coritiba, com seis gols na temporada, quatro deles no Brasileirão. O atacante Robson, artilheiro do time, tem seis gols.
/i.s3.glbimg.com/v1/AUTH_bc8228b6673f488aa253bbcb03c80ec5/internal_photos/bs/2020/Y/9/LAVJJETYGTZIrHEBobWA/emvcyqlwmae70v-.jpg)
Sabino segue no Coritiba até o fim do Brasileirão 2021 — Foto: Fernando Machado/AGIF
これは残念。
とはいえ、オファーは”Kasiwa"であった様子。
ブラジルメディアによくある鹿島と柏の違いであった。
今オフ、CBは鹿島の補強ポイントではなかったのであろう。
とはいえ、Diego Pitucaへのオファー報道もあったように動きはある。
助っ人の補強はあると思われる。
今後の情報を待ちたい。

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Coritiba define com o Santos a prorrogação do empréstimo do zagueiro Sabino
Contrato foi estendido até o fim do Brasileirão. Zagueiro é peça chave do time e "anjo da guarda" da defesa
Por Redação do ge — Curitiba
27/11/2020 11h22 Atualizado há 7 horas
O Coritiba conseguiu a prorrogação do contrato de empréstimo do zagueiro Sabino até o fim do Brasileirão, em fevereiro de 2021. A data anteriormente prevista era até o fim do ano, mas por conta da pandemia de coronavírus, que alterou o calendário do futebol, o prazo também foi redefinido.
Sabino tem se destacado no Coritiba desde que chegou como a segurança do sistema defensivo do time e chama atenção de outros clubes. Seu nome chegou a ser cogitado pelo Kashima Reysol, do Japão. A informação foi divulgada pela Gazeta do Povo e confirmada pelo ge.globo.
No entanto, mesmo com a prorrogação do contrato, o Santos tem a liberdade de negociar a transferência de Sabino para outro clube, mas precisa pagar ao Coritiba 10% dos valores como "taxa de vitrine".
O zagueiro também já ficou entre a possibilidade de retornar ao Santos na temporada, mas o prazo para que o clube pedisse o seu retorno terminou no mês de julho.
"Anjo da guarda" da defesa, Sabino já ostentou o melhor índice de bloqueios de finalizações do primeiro turno do Brasileiro, com 19 intervenções em 18 jogos. Ele ainda é um dos artilheiros do Coritiba, com seis gols na temporada, quatro deles no Brasileirão. O atacante Robson, artilheiro do time, tem seis gols.
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Sabino segue no Coritiba até o fim do Brasileirão 2021 — Foto: Fernando Machado/AGIF
鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
「今までのメンバーで戦うと予想される」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
濃厚接触者であった5人が練習に復帰したが、隔離期間にて落ちたコンディションを考慮するとこの浦和戦では起用は見送られるであろう。
苦しい戦いが続く。
そして鹿島はミッドウィークに試合があった事に対して浦和はなく休養十分である。
更に、鹿島はACL圏という大きな目標があり勝利を目指す事目標に対して浦和は監督解任のという事もあり勝つ必要はない。
浦和はゴール前を固めた戦術を採るであろう。
こうなると難しい試合になるのがサッカーの常である。
先制点を決めきれるかどうかがカギとなる。
強力なエヴェラウドと上田綺世の活躍が期待される。
シーズン終盤の重要な試合。
必勝である。

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3位以内を狙う鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
川崎Fの史上最速での優勝は決まったが、上位争いはまだまだ熾烈を極めている。3位以内に入れば来季のAFCチャンピオンズリーグへの出場権が手にできるだけに、複数のチームが最後まで気を抜けない戦いを繰り広げることになる。鹿島もその中の1チームだ。31試合を終えて勝点52の5位につけており、3位の名古屋とは勝点3差。消化試合数は違うものの、今節の結果次第では勝点で並ぶこともできる。前節、柏相手に今季最多の4失点と大敗しただけに、なんとかして勝点3をつかみたい。
新型コロナウイルス感染症の影響で6人の選手がチームを離れていた鹿島に、続々と選手が戻ってきている。濃厚接触があった日にちから2週間は隔離が必要なため、まず26日に町田 浩樹が、そして27日に関川 郁万、杉岡 大暉、荒木 遼太郎、山田 大樹の4人が復帰(特別指定選手の常本 佳吾は今季終了まで明治大学に戻る)。永戸 勝也はもう少し時間がかかるようだが、ケガ人も合わせると10人がいない状況でのトレーニングはいかにも寂しかった。残り3試合に向けて再び活気に満ちた練習になることが期待できそうだ。ただ、コンディションを考えると彼らがいきなり試合に出ることは考えにくいだろう。今節までは、今までのメンバーで戦うと予想される。このところ中盤をダイヤモンド型にした[4-3-1-2]で臨んでいるが、前節で大敗したこともあり、どういう布陣で臨むのかも注目される。
対戦相手の浦和は、13勝6分11敗で9位につけている。25日には大槻 毅監督の今季限りでの契約満了が発表され、こちらも是が非でも勝ちたい気持ちでいることだろう。ここ5試合は1勝2分2敗と良い結果が出ていないだけに、残り4試合を良い形で終わりたいはずだ。前節は槙野 智章のゴールで先制したもののG大阪に逆転負けを喫した。敗戦後、大槻監督は「チャンスがなかったとは思わないし、背後を取った場面も複数回あったのでゴールを決めたかった」と悔しがっていた。チャンスをきっちりゴールに結びつけられるかどうかがカギとなりそうだ。
過去のリーグ戦対戦成績は鹿島が31勝10分18敗と優勢だ。昨季はJリーグYBCルヴァンカップを含めて鹿島が2勝2分と負けなしだったが、今季は明治安田J1第4節で対戦し、山中 亮輔のFKから最後はエヴェルトンが押し込み、浦和が1-0で勝利している。この時期、鹿島はセットプレーに不安を抱えており、毎試合のようにセットプレーから失点していた。いまはその問題も解消されているが、気になるのは公式記録に残ったシュート数がお互いに4本ずつと、試合自体は白熱する場面が少なかったこと。今回は、両者の思惑もあるだけに熱いゲームに期待したい。
[ 文:田中 滋 ]
濃厚接触者であった5人が練習に復帰したが、隔離期間にて落ちたコンディションを考慮するとこの浦和戦では起用は見送られるであろう。
苦しい戦いが続く。
そして鹿島はミッドウィークに試合があった事に対して浦和はなく休養十分である。
更に、鹿島はACL圏という大きな目標があり勝利を目指す事目標に対して浦和は監督解任のという事もあり勝つ必要はない。
浦和はゴール前を固めた戦術を採るであろう。
こうなると難しい試合になるのがサッカーの常である。
先制点を決めきれるかどうかがカギとなる。
強力なエヴェラウドと上田綺世の活躍が期待される。
シーズン終盤の重要な試合。
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3位以内を狙う鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
川崎Fの史上最速での優勝は決まったが、上位争いはまだまだ熾烈を極めている。3位以内に入れば来季のAFCチャンピオンズリーグへの出場権が手にできるだけに、複数のチームが最後まで気を抜けない戦いを繰り広げることになる。鹿島もその中の1チームだ。31試合を終えて勝点52の5位につけており、3位の名古屋とは勝点3差。消化試合数は違うものの、今節の結果次第では勝点で並ぶこともできる。前節、柏相手に今季最多の4失点と大敗しただけに、なんとかして勝点3をつかみたい。
新型コロナウイルス感染症の影響で6人の選手がチームを離れていた鹿島に、続々と選手が戻ってきている。濃厚接触があった日にちから2週間は隔離が必要なため、まず26日に町田 浩樹が、そして27日に関川 郁万、杉岡 大暉、荒木 遼太郎、山田 大樹の4人が復帰(特別指定選手の常本 佳吾は今季終了まで明治大学に戻る)。永戸 勝也はもう少し時間がかかるようだが、ケガ人も合わせると10人がいない状況でのトレーニングはいかにも寂しかった。残り3試合に向けて再び活気に満ちた練習になることが期待できそうだ。ただ、コンディションを考えると彼らがいきなり試合に出ることは考えにくいだろう。今節までは、今までのメンバーで戦うと予想される。このところ中盤をダイヤモンド型にした[4-3-1-2]で臨んでいるが、前節で大敗したこともあり、どういう布陣で臨むのかも注目される。
対戦相手の浦和は、13勝6分11敗で9位につけている。25日には大槻 毅監督の今季限りでの契約満了が発表され、こちらも是が非でも勝ちたい気持ちでいることだろう。ここ5試合は1勝2分2敗と良い結果が出ていないだけに、残り4試合を良い形で終わりたいはずだ。前節は槙野 智章のゴールで先制したもののG大阪に逆転負けを喫した。敗戦後、大槻監督は「チャンスがなかったとは思わないし、背後を取った場面も複数回あったのでゴールを決めたかった」と悔しがっていた。チャンスをきっちりゴールに結びつけられるかどうかがカギとなりそうだ。
過去のリーグ戦対戦成績は鹿島が31勝10分18敗と優勢だ。昨季はJリーグYBCルヴァンカップを含めて鹿島が2勝2分と負けなしだったが、今季は明治安田J1第4節で対戦し、山中 亮輔のFKから最後はエヴェルトンが押し込み、浦和が1-0で勝利している。この時期、鹿島はセットプレーに不安を抱えており、毎試合のようにセットプレーから失点していた。いまはその問題も解消されているが、気になるのは公式記録に残ったシュート数がお互いに4本ずつと、試合自体は白熱する場面が少なかったこと。今回は、両者の思惑もあるだけに熱いゲームに期待したい。
[ 文:田中 滋 ]
鹿島アントラーズノルテジュニアユース・馬目隼乃介くん、U-15日本代表候補選出
U-15日本代表候補トレーニングキャンプメンバーに選出された鹿島アントラーズノルテジュニアユースの馬目隼乃介くんである。
昨年のJFAエリートプログラム U-14メンバーから昇格した格好である。
順調に成長しておる事がわかる。
ユースへの昇格、そしてトップチーム昇格を目指すのだ。
楽しみにしておる。

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U-15日本代表候補トレーニングキャンプ 11.30~12.3@高円宮記念JFA夢フィールド メンバー・スケジュール
2020年11月27日
スタッフ
監督:森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:廣山 望 ヒロヤマ ノゾミ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ/JFAアカデミー福島)
アシスタントコーチ:濱崎 芳己 ハマサキ ヨシミ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:高橋 範夫 タカハシ ノリオ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:川口 能活 カワグチ ヨシカツ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コンディショニングコーチ:小粥 智浩 オガイ トモヒロ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
選手
GK
須田 純弥 スダ ジュンヤ(東福岡高)
青谷 壮真 アオタニ ソウマ(セレッソ大阪U-15)
西方 優太郎 ニシカタ ユウタロウ(横浜FCジュニアユース)
福井 大次郎 フクイ オオジロウ(横浜F・マリノスジュニアユース)
小林 将天 コバヤシ マサタカ(FC東京U-15むさし)
DF
野田 隼太郎 ノダ シュンタロウ(JFAアカデミー福島U-15)
宮野 陽貴 ミヤノ ハルキ(アスルクラロ沼津U15)
舩木 大輔 フナキ ダイスケ(横浜F・マリノスジュニアユース)
兼子 貴成 カネコ タカマサ(FC東京U-15深川)
村田 虎太郎 ムラタ コタロウ(京都サンガF.C. U-15)
池端 翔夢 イケバタ ツバサ(柏レイソルU-15)
内山 開翔 ウチヤマ カイト(長岡ジュニアユースフットボールクラブ)
岡崎 大智 オカザキ ダイチ(FC東京U-15深川)
林 奏太朗 ハヤシ ソウタロウ(サガン鳥栖U-15)
坂本 翔汰 サカモト ショウタ(プルミエール徳島サッカークラブ)
山本 虎 ヤマモト トラ(青森山田中)
小杉 啓太 コスギ ケイタ(湘南ベルマーレU-15)
MF
永澤 海風 ナガサワ ミカゼ(ヴィッセル神戸U-18)
大関 友翔 オオゼ キユウト(川崎フロンターレU-18)
廣井 蘭人 ヒロイ ランド(帝京長岡高)
関谷 輝 セキヤ ヒカル(浦和レッドダイヤモンズジュニアユース)
宮原 勇太 ミヤハラ ユウタ(RIP ACE SOCCER CLUB)
幸喜 祐心 コウキ ユウシン(FC琉球U-18)
星戸 成 ホシト ナル(清水エスパルスジュニアユース)
和泉 圭保 イズミ ケイタ(ガンバ大阪ジュニアユース)
石渡 ネルソン イシワタリ ネルソン(セレッソ大阪 西U-15)
鈴木 陽人 スズキ ハルト(名古屋グランパスU15)
由井 航太 ユイ コウタ(川崎フロンターレU-15)
中島 洋太朗 ナカジマ ヨウタロウ(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
木吹 翔太 コフィ ショウタ(JFAアカデミー福島U-15)
FW
堺屋 佳介 サカイヤ ケイスケ(サガン鳥栖U-15)
馬目 隼乃介 マノメ ジュンノスケ(鹿島アントラーズノルテジュニアユース)
小田 晄平 オダ コウヘイ(FC LAVIDA)
石井 久継 イシイ ヒサツグ(湘南ベルマーレU-15)
吉本 夏輝 ヨシモト ナツキ(セレッソ大阪 和歌山U-15)
貴田 遼河 キダ リョウガ(FC多摩ジュニアユース)
内田 康介 ウチダ コウスケ(名古屋グランパスU15)
スケジュール
11月30日(月) PM トレーニング
12月1日(火) AM/PM トレーニング
12月2日(水) AM トレーニング
12月3日(木) AM トレーニング
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
昨年のJFAエリートプログラム U-14メンバーから昇格した格好である。
順調に成長しておる事がわかる。
ユースへの昇格、そしてトップチーム昇格を目指すのだ。
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U-15日本代表候補トレーニングキャンプ 11.30~12.3@高円宮記念JFA夢フィールド メンバー・スケジュール
2020年11月27日
スタッフ
監督:森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:廣山 望 ヒロヤマ ノゾミ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ/JFAアカデミー福島)
アシスタントコーチ:濱崎 芳己 ハマサキ ヨシミ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:高橋 範夫 タカハシ ノリオ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:川口 能活 カワグチ ヨシカツ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コンディショニングコーチ:小粥 智浩 オガイ トモヒロ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
選手
GK
須田 純弥 スダ ジュンヤ(東福岡高)
青谷 壮真 アオタニ ソウマ(セレッソ大阪U-15)
西方 優太郎 ニシカタ ユウタロウ(横浜FCジュニアユース)
福井 大次郎 フクイ オオジロウ(横浜F・マリノスジュニアユース)
小林 将天 コバヤシ マサタカ(FC東京U-15むさし)
DF
野田 隼太郎 ノダ シュンタロウ(JFAアカデミー福島U-15)
宮野 陽貴 ミヤノ ハルキ(アスルクラロ沼津U15)
舩木 大輔 フナキ ダイスケ(横浜F・マリノスジュニアユース)
兼子 貴成 カネコ タカマサ(FC東京U-15深川)
村田 虎太郎 ムラタ コタロウ(京都サンガF.C. U-15)
池端 翔夢 イケバタ ツバサ(柏レイソルU-15)
内山 開翔 ウチヤマ カイト(長岡ジュニアユースフットボールクラブ)
岡崎 大智 オカザキ ダイチ(FC東京U-15深川)
林 奏太朗 ハヤシ ソウタロウ(サガン鳥栖U-15)
坂本 翔汰 サカモト ショウタ(プルミエール徳島サッカークラブ)
山本 虎 ヤマモト トラ(青森山田中)
小杉 啓太 コスギ ケイタ(湘南ベルマーレU-15)
MF
永澤 海風 ナガサワ ミカゼ(ヴィッセル神戸U-18)
大関 友翔 オオゼ キユウト(川崎フロンターレU-18)
廣井 蘭人 ヒロイ ランド(帝京長岡高)
関谷 輝 セキヤ ヒカル(浦和レッドダイヤモンズジュニアユース)
宮原 勇太 ミヤハラ ユウタ(RIP ACE SOCCER CLUB)
幸喜 祐心 コウキ ユウシン(FC琉球U-18)
星戸 成 ホシト ナル(清水エスパルスジュニアユース)
和泉 圭保 イズミ ケイタ(ガンバ大阪ジュニアユース)
石渡 ネルソン イシワタリ ネルソン(セレッソ大阪 西U-15)
鈴木 陽人 スズキ ハルト(名古屋グランパスU15)
由井 航太 ユイ コウタ(川崎フロンターレU-15)
中島 洋太朗 ナカジマ ヨウタロウ(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
木吹 翔太 コフィ ショウタ(JFAアカデミー福島U-15)
FW
堺屋 佳介 サカイヤ ケイスケ(サガン鳥栖U-15)
馬目 隼乃介 マノメ ジュンノスケ(鹿島アントラーズノルテジュニアユース)
小田 晄平 オダ コウヘイ(FC LAVIDA)
石井 久継 イシイ ヒサツグ(湘南ベルマーレU-15)
吉本 夏輝 ヨシモト ナツキ(セレッソ大阪 和歌山U-15)
貴田 遼河 キダ リョウガ(FC多摩ジュニアユース)
内田 康介 ウチダ コウスケ(名古屋グランパスU15)
スケジュール
11月30日(月) PM トレーニング
12月1日(火) AM/PM トレーニング
12月2日(水) AM トレーニング
12月3日(木) AM トレーニング
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
エヴェラウドが雄叫びを上げたとき、聖地はアントラーズレッドに燃え上がる
エヴェラウドをピックアップするFreaks+である。
エヴェラウドのプロフェッショナリズムと人間性が伝わってくる。
やはり、ゴールを決めるだけのストライカーではない。
このエヴェラウドを盛り上げるためにも多くの民がスタジアムに集う。
声援こそ送れぬが、気持ちは伝わる。
聖地・カシマスタジアムを真っ赤に染めて盛り上げようではないか。
エヴェラウドの躍動を楽しみにしておる。

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PICK UP PLAYER

加入1年目ながら、エヴェラウドは今季ここまで16ゴールと見事な成績を残している。ただ、彼の貢献は数字だけでは現わせない。得点以外でも安定したポストプレーでチャンスを演出し、守備面でも献身的に走り、チームメートたちを大きく助けている。
本人も特にディフェンス面での貢献は強く意識しているところだという。「FWとしてチームから求められていることのなかには、前線からの守備も大きな比重を占めている。個人的にも前線から運動量多く体を張った守備をするのは嫌いではない。もっと守備でもチームに貢献したい」と意欲的に語っていた。

献身的に守備が印象的なエヴェラウドだが、もちろんストライカーとしての矜持も強く持っている。得点へのこだわりについて尋ねると、熱のこもった言葉でこう答えてくれた。
「ゴールを決めることへの責任がある。そのために、周囲に要求し続けなければいけない。MFであれば決定的なパスを出すこと、DFであれば守り切ることと同じように、FWである自分はゴールを決める責任を求められている。だから、そこにトライし続けたい。ときにはパスを出した方がいいときもあるかもしれない。シュートミスするシーンもあるかもしれない。だけど、自分としてはその瞬間、その瞬間で、『逃げの判断』をしないということだけは、常に強く意識している」

貪欲にゴールを狙う姿勢は、一見エゴイスティックに見えなくもない。だが、彼の場合は違う。得点を自らの責務と捉え、チームを勝利に導くための手段と考えているから、数多くのシュートを放っているのだ。
「ストライカーは仲間がパスをつないで作り上げてくれたものを、最終的に決める役割を担っている。だからこそ、90分間、集中力を絶やすことなく、ゴールを狙っていなければいけない」
真面目な性格はプレースタイルにも現れている。味方に合わせて何度も動き直し、最適なポジションを取る。毎回こぼれ球にも素早く反応する。「常にボールを受けられるように待ち構えている」。得点を取るために、チームを勝利に導くために、どんなときも最善の準備を尽くしている。

用意の周到さは、試合中だけではない。普段のトレーニングから「一切、手を抜かずに、周囲を盛り上げたい」と高い意識で取り組んでいる。「練習中も集中力を高く保って、グループ全体が一つの戦う集団として、まとまる手助けをしたい。姿勢の部分でもチームに示していきたい」と語っていた。
どれだけ得点をとっても、謙虚な姿勢のまま。「僕に求められているのは、ゴールを決めること、チームの勝利を勝ち取ること。それさえブレなければ、アントラーズでも成功を収められるし、成長できると信じている」と話す。驕りや慢心とは無縁だ。

そんな頼れるエースは、アントラーズファミリーへ一つだけお願いがあるという。
「ファン・サポーターの皆さんにお願いしたいことが一つだけある。それはアントラーズを信じ続けてほしいということ。このチームには、素晴らしい選手たちがいて、素晴らしいスタッフたちがいて、理想としているフットボールに毎試合近づいている。選手たちはタイトルも含め、本来、アントラーズがいるべき場所に戻ろうと日々追い求めている。それを手にできる日まで、ともに歩んでもらいたい」
さあ、浦和とのクライマックス。アントラーズファミリー全員で大きな拍手を送ろう。彼ならばきっと期待に応えてくれるはずだ。エヴェラウドが雄叫びを上げたとき、聖地はアントラーズレッドに燃え上がる。
エヴェラウドのプロフェッショナリズムと人間性が伝わってくる。
やはり、ゴールを決めるだけのストライカーではない。
このエヴェラウドを盛り上げるためにも多くの民がスタジアムに集う。
声援こそ送れぬが、気持ちは伝わる。
聖地・カシマスタジアムを真っ赤に染めて盛り上げようではないか。
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PICK UP PLAYER

加入1年目ながら、エヴェラウドは今季ここまで16ゴールと見事な成績を残している。ただ、彼の貢献は数字だけでは現わせない。得点以外でも安定したポストプレーでチャンスを演出し、守備面でも献身的に走り、チームメートたちを大きく助けている。
本人も特にディフェンス面での貢献は強く意識しているところだという。「FWとしてチームから求められていることのなかには、前線からの守備も大きな比重を占めている。個人的にも前線から運動量多く体を張った守備をするのは嫌いではない。もっと守備でもチームに貢献したい」と意欲的に語っていた。

献身的に守備が印象的なエヴェラウドだが、もちろんストライカーとしての矜持も強く持っている。得点へのこだわりについて尋ねると、熱のこもった言葉でこう答えてくれた。
「ゴールを決めることへの責任がある。そのために、周囲に要求し続けなければいけない。MFであれば決定的なパスを出すこと、DFであれば守り切ることと同じように、FWである自分はゴールを決める責任を求められている。だから、そこにトライし続けたい。ときにはパスを出した方がいいときもあるかもしれない。シュートミスするシーンもあるかもしれない。だけど、自分としてはその瞬間、その瞬間で、『逃げの判断』をしないということだけは、常に強く意識している」
貪欲にゴールを狙う姿勢は、一見エゴイスティックに見えなくもない。だが、彼の場合は違う。得点を自らの責務と捉え、チームを勝利に導くための手段と考えているから、数多くのシュートを放っているのだ。
「ストライカーは仲間がパスをつないで作り上げてくれたものを、最終的に決める役割を担っている。だからこそ、90分間、集中力を絶やすことなく、ゴールを狙っていなければいけない」
真面目な性格はプレースタイルにも現れている。味方に合わせて何度も動き直し、最適なポジションを取る。毎回こぼれ球にも素早く反応する。「常にボールを受けられるように待ち構えている」。得点を取るために、チームを勝利に導くために、どんなときも最善の準備を尽くしている。

用意の周到さは、試合中だけではない。普段のトレーニングから「一切、手を抜かずに、周囲を盛り上げたい」と高い意識で取り組んでいる。「練習中も集中力を高く保って、グループ全体が一つの戦う集団として、まとまる手助けをしたい。姿勢の部分でもチームに示していきたい」と語っていた。
どれだけ得点をとっても、謙虚な姿勢のまま。「僕に求められているのは、ゴールを決めること、チームの勝利を勝ち取ること。それさえブレなければ、アントラーズでも成功を収められるし、成長できると信じている」と話す。驕りや慢心とは無縁だ。

そんな頼れるエースは、アントラーズファミリーへ一つだけお願いがあるという。
「ファン・サポーターの皆さんにお願いしたいことが一つだけある。それはアントラーズを信じ続けてほしいということ。このチームには、素晴らしい選手たちがいて、素晴らしいスタッフたちがいて、理想としているフットボールに毎試合近づいている。選手たちはタイトルも含め、本来、アントラーズがいるべき場所に戻ろうと日々追い求めている。それを手にできる日まで、ともに歩んでもらいたい」
さあ、浦和とのクライマックス。アントラーズファミリー全員で大きな拍手を送ろう。彼ならばきっと期待に応えてくれるはずだ。エヴェラウドが雄叫びを上げたとき、聖地はアントラーズレッドに燃え上がる。
町田・杉岡・荒木・関川・山田、チーム合流
濃厚接触者のチーム合流を伝える鹿島アントラーズ公式Twitterである。
これで永戸と和泉が離脱者という事となる。
コンディションが整えば、明後日の浦和戦にも起用出来よう。
また、常本くんは明治大学の練習に戻るとの事。
ここまでいち早くプロの生活をして得たものも多かったであろう。
来季は早期からの活躍を望む。
期待しておる。

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これで永戸と和泉が離脱者という事となる。
コンディションが整えば、明後日の浦和戦にも起用出来よう。
また、常本くんは明治大学の練習に戻るとの事。
ここまでいち早くプロの生活をして得たものも多かったであろう。
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濃厚接触者判定を受けた町田選手、杉岡選手、荒木選手、関川選手、山田選手が、本日11/27(金)までに隔離措置期間を終了し、チームへ合流しました。#antlers
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) November 27, 2020
なお、常本選手は昨日から明治大学の練習に参加し、2021年シーズン始動に合わせてチームに合流予定です。
詳細:https://t.co/bOcl39fdaV
対浦和戦 optaファクト
Jリーグ第30節のoptaファクトを伝えるニッカンスポーツである。
「ホームでの同カードでは現在3試合連続1-0のスコアで勝利している」とアウェイでこそここ数年結果が出ておらぬが、ホームでは良い相性を見せておる。
ただ、現在ホームにて3試合連続未勝利と地の利を得ておらぬ。
これは引いた相手に屈するという状況であり、それを打破出来ねば来季への影響も出て来よう。
そして、相手である浦和は引いて負けぬ弱者の戦いを厭わぬであろう。
非常に苦戦が予想される。
しかしながら、「浦和は今季クロスから喫した失点数がリーグワーストの13。直近試合のG大阪戦も含め、現在失点した対戦では2試合連続クロスボールからのヘディングで得点を決められている」というデータは心強い。
浦和ユース出身の広瀬のクロスからのエヴェラウドのヘッドが炸裂するのではなかろうか。
残り3節、ホームで連勝してシーズンを締めくくりたい。
負けられぬ一戦である。

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J1第30節(11月28、29日)optaファクト
[2020年11月27日12時7分]
鹿島アントラーズ – 浦和レッズ
・鹿島対浦和の通算59試合では、鹿島が31勝10分18敗と勝ち越している。今対戦の直近5試合では1勝(1分2敗)しかしていないが、ホームでの同カードでは現在3試合連続1-0のスコアで勝利している。
・鹿島は水曜日の柏戦でリーグ戦では4試合ぶりの黒星(2勝1分)。ホーム戦では現在3試合連続白星なし(1分2敗)で、今節も引き分け以下だと、同一シーズンでは2015年5月以来の4試合連続未勝利(当時2分2敗)。
・浦和は直近5試合で1勝(2分2敗)。これ以前の4試合では3勝していた(1分)。敵地での直近5試合でも1勝しかしていないが(1分3敗)、この白星は前回のアウェイ戦(神戸相手に1-0)。
・浦和は関東のクラブとの対戦では、現在5試合連続白星なし(1分4敗)。現在同地方クラブとの対戦では5試合連続失点中で、この間の1試合平均失点数は2.6(総13失点)。
・鹿島の今季オープンプレーからの得点比率は、リーグトップタイの88%(42/48)。直近12ゴールは全て同プレーから生まれている。
・浦和は今季クロスから喫した失点数がリーグワーストの13。直近試合のG大阪戦も含め、現在失点した対戦では2試合連続クロスボールからのヘディングで得点を決められている。
・永戸勝也は自身が出場した浦和戦通算6試合で未勝利(2分4敗)。この間自身が所属しているクラブが挙げた得点数は1点(総スコア1-11)。浦和戦は同選手が対戦した相手では、もっとも多くの試合で勝てていない。
・山中亮輔は現在3試合連続得点関与していて(前節G大阪戦はセカンド・アシストで、それ以前は2アシスト)、直近5試合でも4試合でゴールに関与している(+1ゴール)。今節も得点に関与すると、2015年シーズン以降では自身初となる4試合連続得点関与。
「ホームでの同カードでは現在3試合連続1-0のスコアで勝利している」とアウェイでこそここ数年結果が出ておらぬが、ホームでは良い相性を見せておる。
ただ、現在ホームにて3試合連続未勝利と地の利を得ておらぬ。
これは引いた相手に屈するという状況であり、それを打破出来ねば来季への影響も出て来よう。
そして、相手である浦和は引いて負けぬ弱者の戦いを厭わぬであろう。
非常に苦戦が予想される。
しかしながら、「浦和は今季クロスから喫した失点数がリーグワーストの13。直近試合のG大阪戦も含め、現在失点した対戦では2試合連続クロスボールからのヘディングで得点を決められている」というデータは心強い。
浦和ユース出身の広瀬のクロスからのエヴェラウドのヘッドが炸裂するのではなかろうか。
残り3節、ホームで連勝してシーズンを締めくくりたい。
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J1第30節(11月28、29日)optaファクト
[2020年11月27日12時7分]
鹿島アントラーズ – 浦和レッズ
・鹿島対浦和の通算59試合では、鹿島が31勝10分18敗と勝ち越している。今対戦の直近5試合では1勝(1分2敗)しかしていないが、ホームでの同カードでは現在3試合連続1-0のスコアで勝利している。
・鹿島は水曜日の柏戦でリーグ戦では4試合ぶりの黒星(2勝1分)。ホーム戦では現在3試合連続白星なし(1分2敗)で、今節も引き分け以下だと、同一シーズンでは2015年5月以来の4試合連続未勝利(当時2分2敗)。
・浦和は直近5試合で1勝(2分2敗)。これ以前の4試合では3勝していた(1分)。敵地での直近5試合でも1勝しかしていないが(1分3敗)、この白星は前回のアウェイ戦(神戸相手に1-0)。
・浦和は関東のクラブとの対戦では、現在5試合連続白星なし(1分4敗)。現在同地方クラブとの対戦では5試合連続失点中で、この間の1試合平均失点数は2.6(総13失点)。
・鹿島の今季オープンプレーからの得点比率は、リーグトップタイの88%(42/48)。直近12ゴールは全て同プレーから生まれている。
・浦和は今季クロスから喫した失点数がリーグワーストの13。直近試合のG大阪戦も含め、現在失点した対戦では2試合連続クロスボールからのヘディングで得点を決められている。
・永戸勝也は自身が出場した浦和戦通算6試合で未勝利(2分4敗)。この間自身が所属しているクラブが挙げた得点数は1点(総スコア1-11)。浦和戦は同選手が対戦した相手では、もっとも多くの試合で勝てていない。
・山中亮輔は現在3試合連続得点関与していて(前節G大阪戦はセカンド・アシストで、それ以前は2アシスト)、直近5試合でも4試合でゴールに関与している(+1ゴール)。今節も得点に関与すると、2015年シーズン以降では自身初となる4試合連続得点関与。
鹿島、サントスのSabinoにオファー
サントスのSabinoにオファーを出した鹿島である。
SabinoのポジションはCBで得点力もある。
かつてはファン・アラーノと共にプレイした経歴がある。
大きな補強ポイントであろう。
Sabinoはサントスからコリチーバに期限付き移籍中であるが、コリチーバは来季もレンタル期間を延長したい意向とのこと。
鹿島は70万ドルにて獲得の意思を伝えておる様子。
この争奪戦に勝つ事が出来るのであろうか。
注目である。

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Santos recebe proposta de clube japonês por Sabino; Coritiba quer prorrogar empréstimo
Por Arthur Faria
Publicado em 26 de novembro de 2020, às 14h44
O Santos recebeu uma proposta do Kashima Antlers, do Japão, pelo zagueiro Sabino, emprestado ao Coritiba até dezembro. A oferta do clube asiático é de 700 mil dólares (R$ 3,7 milhões), segundo apurou o Esporte News Mundo.
A diretoria santista já receberia R$ 2,6 milhões à vista. O grande impasse é que o Conselho Deliberativo precisa aprovar, e o Kashima quer uma resposta até esta segunda-feira, dia 30.
O Coritiba, por outro lado, quer prorrogar o empréstimo do zagueiro até dezembro de 2021. A diretoria santista deve aceitar e enviar ao Conselho Deliberativo para analisar na próxima reunião.
É o segundo jogador do Santos que o Kashima procura e faz proposta. Na última semana, o time do Japão queria contar com o volante Diego Pituca, mas o Peixe recusou.
SabinoのポジションはCBで得点力もある。
かつてはファン・アラーノと共にプレイした経歴がある。
大きな補強ポイントであろう。
Sabinoはサントスからコリチーバに期限付き移籍中であるが、コリチーバは来季もレンタル期間を延長したい意向とのこと。
鹿島は70万ドルにて獲得の意思を伝えておる様子。
この争奪戦に勝つ事が出来るのであろうか。
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Santos recebe proposta de clube japonês por Sabino; Coritiba quer prorrogar empréstimo
Por Arthur Faria
Publicado em 26 de novembro de 2020, às 14h44
O Santos recebeu uma proposta do Kashima Antlers, do Japão, pelo zagueiro Sabino, emprestado ao Coritiba até dezembro. A oferta do clube asiático é de 700 mil dólares (R$ 3,7 milhões), segundo apurou o Esporte News Mundo.
A diretoria santista já receberia R$ 2,6 milhões à vista. O grande impasse é que o Conselho Deliberativo precisa aprovar, e o Kashima quer uma resposta até esta segunda-feira, dia 30.
O Coritiba, por outro lado, quer prorrogar o empréstimo do zagueiro até dezembro de 2021. A diretoria santista deve aceitar e enviar ao Conselho Deliberativo para analisar na próxima reunião.
É o segundo jogador do Santos que o Kashima procura e faz proposta. Na última semana, o time do Japão queria contar com o volante Diego Pituca, mas o Peixe recusou.
栃木・有馬幸太郎、Jリーグ初ゴール
Jリーグ初ゴールを決めた栃木の有馬幸太郎である。
これは朗報。
FWたるもの結果が大事である。
今シーズンも残り少なくなったが、これを皮切りに活躍して欲しい。
次なるゴールの報を待っておる。

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結果
総評(試合終了後の栃木SCのコメント)
■有馬幸太郎選手
ーJリーグ初ゴールが生まれましたが、率直な感想を教えてください
ずっと点が取りたかったのですごく嬉しいです。自分が投入されたときは負けていたので、最初は右サイドで入ったのですが、ずっとゴールは奪おうという気持ちで入っていきました。
ーゴールシーンはうまく体を入れて股下を抜くシュートでしたが
森(俊貴)選手からボールを受けるときに、ある程度ターンをして股下を抜いてシュートというイメージはできていたので、その流れのままうまく点に繋がって良かったなと思います。
ー今までチームとしてゴールへの質が課題でしたが、個人として結果を出したことは大きいのではないでしょうか
点がたくさん奪えるチームではなかったので、これから自分のゴールだったり、今日も3ゴールが生まれたので、自分もチームもゴールがもっと奪えるようになっていけばいいかなと思っています。
これは朗報。
FWたるもの結果が大事である。
今シーズンも残り少なくなったが、これを皮切りに活躍して欲しい。
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結果
総評(試合終了後の栃木SCのコメント)
■有馬幸太郎選手
ーJリーグ初ゴールが生まれましたが、率直な感想を教えてください
ずっと点が取りたかったのですごく嬉しいです。自分が投入されたときは負けていたので、最初は右サイドで入ったのですが、ずっとゴールは奪おうという気持ちで入っていきました。
ーゴールシーンはうまく体を入れて股下を抜くシュートでしたが
森(俊貴)選手からボールを受けるときに、ある程度ターンをして股下を抜いてシュートというイメージはできていたので、その流れのままうまく点に繋がって良かったなと思います。
ー今までチームとしてゴールへの質が課題でしたが、個人として結果を出したことは大きいのではないでしょうか
点がたくさん奪えるチームではなかったので、これから自分のゴールだったり、今日も3ゴールが生まれたので、自分もチームもゴールがもっと奪えるようになっていけばいいかなと思っています。
柏戦コメント
「アウェイでは安定した成績を残せているけど、ホームではできない。僕はまだそこを改善できていないので改善しないといけない」と語る指揮官である。
守りを固めた相手を崩しきれず、セットプレイから失点し、カウンターに沈む。
サッカーによくある光景である。
特にホーム(相手がアウェイ)の際に起こりがちであろう。
石井さんもそれでホームにて勝ち星を伸ばせず解任された。
ザーゴ監督は更に、「どちらに転がってもおかしくないという状況がおかしい。そこを直さないといけない」と圧倒的に攻め続けられるようなチームへと改善させる事を口にする。
その為に招聘した監督である。
そして道半ばということが伝わってくる。
気持ちを強く持ち、支えていきたい。
また、小泉慶は、「、個人的なことを言えば、あそこの場面でクリアしておけばあのCKはなかったと思うし、そこは個人的に反省しないといけない部分だと思う」と振り返る。
このあたり、判断が難しいところではあると思う。
柏はあのような場面では粘り強くボールを狩りに来ておった。
レオ・シルバも名古も同様なシーンでボールロストをしておる。
狙い通りだったのではなかろうか。
ポイントが見えておる事は明らか。
改善し次に備えたい。
気持ちの切り替えである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第29節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
ホームにもかかわらず、自分たちが本来やれることができなかった。悔しい。アウェイでは安定した戦いや結果を残せるけれど、ホームではできていない。そこは改善しないといけない。家族や友人、支えてくれるクラブスタッフの前で戦える喜びはお金で買えるものではない。本来できることができないというのは、改善していかなければいけない。
Q.75分まではどちらにも勝機があったように見えた。勝負を分けたポイントはどこにあると考えている?
A.まず、どちらに転がってもおかしくないという状況がおかしい。そこを直さないといけない。ホームではアドバンテージがあるのだから、自分たちが8割、9割ボールを保持して、相手に圧力をかけているべき。それがなかなかできていないというのは、改善しないといけない。その原因が気持ちなのか緊張なのか、まだ探っているところ。今日も立ち上がりの早い時間に先制するチャンスがありながら、それを決められなかった。相手がカウンターを狙ってくるのはわかっていた。そういう相手に対して先制点を与えてしまうと、さらに引いて守られて、より苦しい状況になる。あとは相手の2、3、4点目のすべてがカウンターからの失点。いくら勝ちたいという状況でも、自分たちからバランスを崩してやるということは要求していない。そこは、最後までやり方を貫くということはもう一度強調していきたい。
【ファン アラーノ】
(ゴールシーンは)レオが切り返したとき、誰かが合わせるかポストに当たるところを狙って詰めに行った。こぼれた時は、味方にパスを出せる状況ではなかったので、強くGKに蹴ってゴールすることを考えた。個人的には自信が深まっている。明日からは切り替えて次の試合に向けて準備したい。3連勝で終わらせる。自分たちのやるべきことを3連戦で出していきたい。
【小泉 慶】
立ち上がりは前から積極的にプレーしていて悪くなかった。個人的なことをいえば、(失点の前のプレーで)クリアしていればコーナーキックはなかった。そこは反省しないといけない。相手の方がボールを奪った後の切り替えが早かった。自分たちがファウルでも止めなければいけない場面もあった。カウンターを止められなかったのは最終ラインとして反省しないといけない。試合はすぐに来るので切り替えたい。残り3試合。すべて勝てば今とは違った順位に入れると思う。勝ちにこだわって、前半に失点しないことと立ち上がりをもっと大事にしていきたい。
明治安田生命J1リーグ 第29節
2020年11月25日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
ホームなのに自分たちが本来できることをできなかった、やらなかったことが非常に悔しい。シーズン当初だけでなく、去年からなかなかホームで良い成績が残せない。アウェイでは安定した成績を残せているけど、ホームではできない。僕はまだそこを改善できていないので改善しないといけない。自分の家族だったり、友人、支えてくれるクラブの前でプレーできる喜びというのはお金で買えないもの。そこで自分たちが本来できるものができないのは改善しないといけない。そうやって勝点を失ったために、最後の最後に代償を払うことになりました。
--勝負を分けたポイントは?
まず問題はどっちに転がってもおかしくない状況がおかしい。それを直さないといけない。ホームというのは自分たちが8割、9割方ゲームをコントロールして、勢いを持って相手に圧力を掛けてというのがホームのアドバンテージ。それがなかなかできていない。それを改善していかないといけない。それがプラスαなのか、気持ちなのか、緊張なのか、それを僕はまだ探っているところで、それをまず改善しないといけない。
今日も立ち上がりの早い時間帯で、先制点を取る明らかなチャンスがありながらそれを決められなかった。相手はいろんな状況があったので、カウンター1本を狙っているのはもう分かっていた。そういう相手に対して先制点を与えてしまえば、もっと引かれて守られてしまう。自分たちから苦しい状況になってしまう。あとは2点目、3点目、4点目はすべてカウンターという状況だった。いくら勝ちたくても自分たちからバランスを崩すことは僕は要求していないし、好んでいない。やり方を最後まで貫くことはもう一度強調したいと思います。
明治安田生命J1リーグ 第29節
2020年11月25日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム
MF 7
ファン アラーノ
JUAN ALANO
--得点場面を振り返ってください。
サイドチェンジをして、攻撃をしようとしたところでボールを失って、そこからまたボールを回収しました。レオ シルバ選手が中に切り返したときに誰かが触るか、ゴールポストに当たるかというところを狙って詰めていきました。ポストに当たったところで角度がなく、人もいなくてパスを出せる状況ではなかったので、僕はGKに強く蹴ってゴールすることを狙いました。
--2試合連続ゴールについては?
個人的には自信が深まっていく部分はありますが、強いて言えば僕が無得点でチームが勝点3を取ることが一番理想的な形だったので、自分たちの目標を達成したい気持ちのほうが強かったです。
DF 37
小泉 慶
Kei KOIZUMI
--試合の構図はハッキリしていた。勝敗を分けたポイントは?
立ち上がりは自分たちが前からどんどん積極的にプレーして悪くはなかったんですけど、個人的なことを言えば、あそこの場面でクリアしておけばあのCKはなかったと思うし、そこは個人的に反省しないといけない部分だと思う。最初の先制点は大事だと思っていたので、そこを取られてしまったのは個人的に反省しないといけないと思います。
--相手のカウンターは予想していたと思うが、リスク管理はどう考えていましたか?
やっぱりミカ(オルンガ)のところで競ったあとのセカンドボールの拾い合いだったり、クリス(クリスティアーノ)だったり、(江坂)任くんのところ、瀬川(祐輔)くんのところ。どんどん前に、ミカに預けて飛び出していく選手は多いので、イメージはあったんですけど、あっちの方がボールを取ったあとの切り替えは速かったし、そこで自分たちがファウルでも止めておければ良かった場面もあった。カウンターを止められなかったのは最終ラインとして反省しないといけないと思います。
鹿島が今季最悪4失点敗戦、ホームで1カ月勝利なし
[2020年11月25日23時6分]

鹿島対柏 敗戦し悔しそうな表情を見せる鹿島の選手たち(撮影・鈴木正人)

鹿島対柏 サポーターにあいさつする鹿島の選手たち(撮影・鈴木正人)
<明治安田生命J1:鹿島1-4柏>◇第29節◇25日◇カシマ
鹿島アントラーズは今季ワーストの4失点で柏レイソルに敗れた。
0-1で迎えた後半11分に追いつくも、後半30分から相手の狙い通りのカウンターを立て続けに3発浴び沈んだ。
ホームのカシマスタジアムでは10月24日のサンフレッチェ広島戦を最後に白星から遠ざかる。ザーゴ監督は「ホームなのに、本来、出来ていることが出来なかった。ホームは自分たちが8、9割圧力をかけるのがアドバンテージ。それができていない。気持ちなのか緊張なのか探っているところ」とおかんむりだった。
鹿島、今季初4失点で黒星 ザーゴ監督「改善しないと」

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第29節最終日(25日、鹿島1-4柏、カシマ)天皇杯全日本選手権に出場できる2位を目指す鹿島は痛い黒星を喫した。守備時は5バックになる相手をなかなか攻略できず、1点止まり。終盤は相手の速攻を止められずに失点が重なった。4失点は今季最多で、右サイドバックの小泉は「相手の方がボールを取った後の切り替えが速かった」と課題を挙げた。
残り3試合も全てホームゲーム。ザーゴ監督は「ホームでは試合をコントロールできるはずだが、できていない。改善しないと」と話した。(カシマ)
【鹿島】今季最多4失点で手痛い敗戦…ザーゴ監督「ホームは自分たちが8、9割方コントロールできないといけない」
2020年11月26日 6時0分スポーツ報知

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 鹿島1―4柏(25日・カシマ)
鹿島はホームで柏に1―4で敗れ、暫定5位と順位を一つ落とす結果になった。4試合ぶりの黒星で、1試合4失点は今季最多失点数。
前半26分にセットプレーから失点。それでも後半11分、MFレオシルバのシュートのこぼれ球に反応したMFファンアラーノが押し込み、ボールはGKに当たりながらもゴールへ。一時は同点としたが同30分、FWオルンガに今季25得点目を許すと、立て続けに2失点を喫した。5バックで立ちはだかる柏の守備陣に屈し、ザーゴ監督も「いくら勝ちたい気持ちがあっても(攻守の)バランスを崩してはいけない」。相手の狙い通りカウンター攻撃を浴び、今季初の4失点と悔まれる結果になった。
今季16得点と好調のFWエベラウドもシュート7本を放ったが、ネットを揺らせず。ホームでは10月24日の広島戦(1〇0)以来勝利がなく、指揮官は「本来できることができなかった。ホームでなかなかいい成績を残せてない。ホームは自分たちが8、9割方コントロールできないといけない」と肩を落とした。
この日は川崎が2年ぶり3度目の優勝を決めるなどシーズンもいよいよ終盤を迎える。鹿島は2位のG大阪と勝ち点差6、3位の名古屋とは同3差。C大阪が勝利したことで順位は5位に後退し、天皇杯、ACL出場圏内を狙うチームにとって痛恨の敗戦となった。残る3試合はすべてホーム戦だが、DF小泉慶は「ホームでやれるプラスの面がある。3つ勝てば違う順位にいられる」と自らに言い聞かせ、前を向いた。
守りを固めた相手を崩しきれず、セットプレイから失点し、カウンターに沈む。
サッカーによくある光景である。
特にホーム(相手がアウェイ)の際に起こりがちであろう。
石井さんもそれでホームにて勝ち星を伸ばせず解任された。
ザーゴ監督は更に、「どちらに転がってもおかしくないという状況がおかしい。そこを直さないといけない」と圧倒的に攻め続けられるようなチームへと改善させる事を口にする。
その為に招聘した監督である。
そして道半ばということが伝わってくる。
気持ちを強く持ち、支えていきたい。
また、小泉慶は、「、個人的なことを言えば、あそこの場面でクリアしておけばあのCKはなかったと思うし、そこは個人的に反省しないといけない部分だと思う」と振り返る。
このあたり、判断が難しいところではあると思う。
柏はあのような場面では粘り強くボールを狩りに来ておった。
レオ・シルバも名古も同様なシーンでボールロストをしておる。
狙い通りだったのではなかろうか。
ポイントが見えておる事は明らか。
改善し次に備えたい。
気持ちの切り替えである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第29節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
ホームにもかかわらず、自分たちが本来やれることができなかった。悔しい。アウェイでは安定した戦いや結果を残せるけれど、ホームではできていない。そこは改善しないといけない。家族や友人、支えてくれるクラブスタッフの前で戦える喜びはお金で買えるものではない。本来できることができないというのは、改善していかなければいけない。
Q.75分まではどちらにも勝機があったように見えた。勝負を分けたポイントはどこにあると考えている?
A.まず、どちらに転がってもおかしくないという状況がおかしい。そこを直さないといけない。ホームではアドバンテージがあるのだから、自分たちが8割、9割ボールを保持して、相手に圧力をかけているべき。それがなかなかできていないというのは、改善しないといけない。その原因が気持ちなのか緊張なのか、まだ探っているところ。今日も立ち上がりの早い時間に先制するチャンスがありながら、それを決められなかった。相手がカウンターを狙ってくるのはわかっていた。そういう相手に対して先制点を与えてしまうと、さらに引いて守られて、より苦しい状況になる。あとは相手の2、3、4点目のすべてがカウンターからの失点。いくら勝ちたいという状況でも、自分たちからバランスを崩してやるということは要求していない。そこは、最後までやり方を貫くということはもう一度強調していきたい。
【ファン アラーノ】
(ゴールシーンは)レオが切り返したとき、誰かが合わせるかポストに当たるところを狙って詰めに行った。こぼれた時は、味方にパスを出せる状況ではなかったので、強くGKに蹴ってゴールすることを考えた。個人的には自信が深まっている。明日からは切り替えて次の試合に向けて準備したい。3連勝で終わらせる。自分たちのやるべきことを3連戦で出していきたい。
【小泉 慶】
立ち上がりは前から積極的にプレーしていて悪くなかった。個人的なことをいえば、(失点の前のプレーで)クリアしていればコーナーキックはなかった。そこは反省しないといけない。相手の方がボールを奪った後の切り替えが早かった。自分たちがファウルでも止めなければいけない場面もあった。カウンターを止められなかったのは最終ラインとして反省しないといけない。試合はすぐに来るので切り替えたい。残り3試合。すべて勝てば今とは違った順位に入れると思う。勝ちにこだわって、前半に失点しないことと立ち上がりをもっと大事にしていきたい。
明治安田生命J1リーグ 第29節
2020年11月25日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
ホームなのに自分たちが本来できることをできなかった、やらなかったことが非常に悔しい。シーズン当初だけでなく、去年からなかなかホームで良い成績が残せない。アウェイでは安定した成績を残せているけど、ホームではできない。僕はまだそこを改善できていないので改善しないといけない。自分の家族だったり、友人、支えてくれるクラブの前でプレーできる喜びというのはお金で買えないもの。そこで自分たちが本来できるものができないのは改善しないといけない。そうやって勝点を失ったために、最後の最後に代償を払うことになりました。
--勝負を分けたポイントは?
まず問題はどっちに転がってもおかしくない状況がおかしい。それを直さないといけない。ホームというのは自分たちが8割、9割方ゲームをコントロールして、勢いを持って相手に圧力を掛けてというのがホームのアドバンテージ。それがなかなかできていない。それを改善していかないといけない。それがプラスαなのか、気持ちなのか、緊張なのか、それを僕はまだ探っているところで、それをまず改善しないといけない。
今日も立ち上がりの早い時間帯で、先制点を取る明らかなチャンスがありながらそれを決められなかった。相手はいろんな状況があったので、カウンター1本を狙っているのはもう分かっていた。そういう相手に対して先制点を与えてしまえば、もっと引かれて守られてしまう。自分たちから苦しい状況になってしまう。あとは2点目、3点目、4点目はすべてカウンターという状況だった。いくら勝ちたくても自分たちからバランスを崩すことは僕は要求していないし、好んでいない。やり方を最後まで貫くことはもう一度強調したいと思います。
明治安田生命J1リーグ 第29節
2020年11月25日(水)19:03KO
県立カシマサッカースタジアム
MF 7
ファン アラーノ
JUAN ALANO
--得点場面を振り返ってください。
サイドチェンジをして、攻撃をしようとしたところでボールを失って、そこからまたボールを回収しました。レオ シルバ選手が中に切り返したときに誰かが触るか、ゴールポストに当たるかというところを狙って詰めていきました。ポストに当たったところで角度がなく、人もいなくてパスを出せる状況ではなかったので、僕はGKに強く蹴ってゴールすることを狙いました。
--2試合連続ゴールについては?
個人的には自信が深まっていく部分はありますが、強いて言えば僕が無得点でチームが勝点3を取ることが一番理想的な形だったので、自分たちの目標を達成したい気持ちのほうが強かったです。
DF 37
小泉 慶
Kei KOIZUMI
--試合の構図はハッキリしていた。勝敗を分けたポイントは?
立ち上がりは自分たちが前からどんどん積極的にプレーして悪くはなかったんですけど、個人的なことを言えば、あそこの場面でクリアしておけばあのCKはなかったと思うし、そこは個人的に反省しないといけない部分だと思う。最初の先制点は大事だと思っていたので、そこを取られてしまったのは個人的に反省しないといけないと思います。
--相手のカウンターは予想していたと思うが、リスク管理はどう考えていましたか?
やっぱりミカ(オルンガ)のところで競ったあとのセカンドボールの拾い合いだったり、クリス(クリスティアーノ)だったり、(江坂)任くんのところ、瀬川(祐輔)くんのところ。どんどん前に、ミカに預けて飛び出していく選手は多いので、イメージはあったんですけど、あっちの方がボールを取ったあとの切り替えは速かったし、そこで自分たちがファウルでも止めておければ良かった場面もあった。カウンターを止められなかったのは最終ラインとして反省しないといけないと思います。
鹿島が今季最悪4失点敗戦、ホームで1カ月勝利なし
[2020年11月25日23時6分]

鹿島対柏 敗戦し悔しそうな表情を見せる鹿島の選手たち(撮影・鈴木正人)

鹿島対柏 サポーターにあいさつする鹿島の選手たち(撮影・鈴木正人)
<明治安田生命J1:鹿島1-4柏>◇第29節◇25日◇カシマ
鹿島アントラーズは今季ワーストの4失点で柏レイソルに敗れた。
0-1で迎えた後半11分に追いつくも、後半30分から相手の狙い通りのカウンターを立て続けに3発浴び沈んだ。
ホームのカシマスタジアムでは10月24日のサンフレッチェ広島戦を最後に白星から遠ざかる。ザーゴ監督は「ホームなのに、本来、出来ていることが出来なかった。ホームは自分たちが8、9割圧力をかけるのがアドバンテージ。それができていない。気持ちなのか緊張なのか探っているところ」とおかんむりだった。
鹿島、今季初4失点で黒星 ザーゴ監督「改善しないと」

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第29節最終日(25日、鹿島1-4柏、カシマ)天皇杯全日本選手権に出場できる2位を目指す鹿島は痛い黒星を喫した。守備時は5バックになる相手をなかなか攻略できず、1点止まり。終盤は相手の速攻を止められずに失点が重なった。4失点は今季最多で、右サイドバックの小泉は「相手の方がボールを取った後の切り替えが速かった」と課題を挙げた。
残り3試合も全てホームゲーム。ザーゴ監督は「ホームでは試合をコントロールできるはずだが、できていない。改善しないと」と話した。(カシマ)
【鹿島】今季最多4失点で手痛い敗戦…ザーゴ監督「ホームは自分たちが8、9割方コントロールできないといけない」
2020年11月26日 6時0分スポーツ報知

柏に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 鹿島1―4柏(25日・カシマ)
鹿島はホームで柏に1―4で敗れ、暫定5位と順位を一つ落とす結果になった。4試合ぶりの黒星で、1試合4失点は今季最多失点数。
前半26分にセットプレーから失点。それでも後半11分、MFレオシルバのシュートのこぼれ球に反応したMFファンアラーノが押し込み、ボールはGKに当たりながらもゴールへ。一時は同点としたが同30分、FWオルンガに今季25得点目を許すと、立て続けに2失点を喫した。5バックで立ちはだかる柏の守備陣に屈し、ザーゴ監督も「いくら勝ちたい気持ちがあっても(攻守の)バランスを崩してはいけない」。相手の狙い通りカウンター攻撃を浴び、今季初の4失点と悔まれる結果になった。
今季16得点と好調のFWエベラウドもシュート7本を放ったが、ネットを揺らせず。ホームでは10月24日の広島戦(1〇0)以来勝利がなく、指揮官は「本来できることができなかった。ホームでなかなかいい成績を残せてない。ホームは自分たちが8、9割方コントロールできないといけない」と肩を落とした。
この日は川崎が2年ぶり3度目の優勝を決めるなどシーズンもいよいよ終盤を迎える。鹿島は2位のG大阪と勝ち点差6、3位の名古屋とは同3差。C大阪が勝利したことで順位は5位に後退し、天皇杯、ACL出場圏内を狙うチームにとって痛恨の敗戦となった。残る3試合はすべてホーム戦だが、DF小泉慶は「ホームでやれるプラスの面がある。3つ勝てば違う順位にいられる」と自らに言い聞かせ、前を向いた。
ザーゴ監督、今いる選手たちで
柏戦に向けた前日会見をオンラインにて行ったザーゴ監督である。
「この2戦に関しては、分かっている通り人数は限られています。(さらに多くの)ケガ人が発生した場合は考える必要性がありますが、変にやり繰りをする必要性はありません。何か別のことをやるというよりは、今いる選手たちでやり繰りをしなくてはいけないかなと」と柏戦、浦和戦はここの2試合と同様に起用出来る選手は限られる事を示唆する。
とはいえ、この柏戦には三竿健斗が帰ってくる。
これだけでも大きな事であろう。
また、「今このメンバーで、この形でフィットしていると思います」とこのメンバーで戦いに手応えを感じておる様子。
確かにここ2試合、試合内容はとても良い。
攻撃もさることながら守備も安定しておる。
この守備で脅威のオルンガを封じ揉めるのだ。
注目である。

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【鹿島】離脱者続出の中、ホームでのラスト4戦へ。ザーゴ監督「今いる選手たちで」
2020-11-24
サッカーマガジン編集部
11月24日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。離脱者が相次ぐ非常事態の中でも、前節ベガルタ仙台戦は快勝。本拠地カシマスタジアムでの最後の4試合を全勝で締めるべく、指揮官はまず、柏レイソルとの一戦に照準を合わせる。

上写真=11月24日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
柏のオルンガを称賛。「素晴らしいシーズンを送っている」
ケガ人と新型コロナウイルスの影響で、多くの離脱者が出ている鹿島。その中で11月21日の仙台戦を皮切りに、中3日での3連戦を戦っている。今季のリーグ戦最後のアウェーゲームとなった仙台戦は3-1で勝利。だが、25日の柏戦、29日の浦和戦と、難敵との対戦が続く。
「この2戦に関しては、分かっている通り人数は限られています。(さらに多くの)ケガ人が発生した場合は考える必要性がありますが、変にやり繰りをする必要性はありません。何か別のことをやるというよりは、今いる選手たちでやり繰りをしなくてはいけないかなと」
ザーゴ監督はそのように選手起用について発言する。永戸勝也、杉岡大暉が不在の左サイドバックや、町田浩樹、関川郁万を欠くセンターバックのポジションは出場可能な選手の数が特に限られているが、指揮官は「広瀬(陸斗)選手」「三竿(健斗)選手」と具体的に名前を挙げ、他のポジションを本職とする選手で補う考えを明かした。
その中で迎える25日の柏戦。ザーゴ監督は「前回対戦のときと同じことを徹底的にやらなくてはいけない」と話す。特に警戒するのは、得点ランク1位を走るFWオルンガだ。ここまで24得点を挙げる活躍ぶりについて、ザーゴ監督も「彼自身は本当に素晴らしいシーズンを送っている」と称賛する。
「一瞬(の隙)というものを与えてはいけません。注意力や集中力をしっかりと高めて、仕事をさせないこと。ただ、(オルンガへのパスの)供給元を遮断しなくてはいけないし、あるいは彼へのボールの質を落としていかなくてはいけない。まずはそれをチーム全体として意識しなくてはいけません」
仙台戦の勝利に続いてホーム帰還後も4連勝で今季を締めるべく、まずは柏のケニア人ストライカーを封じ、カシマスタジアムでの勝ち点3獲得を目指す。
【鹿島】苦しいチーム事情を感じさせない戦いぶり。「4回の“決勝”」ですべて勝利を
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月24日
10秒もかかっていない電光石火のカウンター

ここに来て、充実の戦いぶりを披露。目標のACL出場権獲得に向けて邁進するのみだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
「今いるメンバーでどういう構成、あるいは配置をすればいいかを模索したなかで、上手く機能しているところがあります」(ザーゴ監督)
新型コロナウイルスの陽性者と、濃厚接触者を含め7人が離脱しているほか、怪我人もいる。限られたメンバーでの戦いを余儀なくされているが、ここ3試合は2勝1分と勝ち越しており、チームの調子は下降するどころか、むしろ上向いている印象さえある。
前節の仙台戦は終始、ゲームを支配して3-1の勝利。とりわけ際立っていたのが、流動的なポジショニングだ。中盤を菱形にした4-4-2システムも、状況に応じて左サイドハーフのレオ・シルバがアンカーの永木亮太とダブルボランチとなり、2トップのエヴェラウドが左サイドに入り、トップ下の土居聖真が前に出る。不用意にスペースを空けず、スムーズにポジションをローテーションし、良い攻撃、良い守備ができていた。
ザーゴ監督は繰り返す。「今このメンバーで、この形でフィットしていると思います」と。ファン・アラーノは「エヴェラウド選手も(上田)綺世選手もサイドに流れることもできるし、前に2枚構えることもできる。いろんな形ができるし、試合の流れの中で、ダイナミックな部分で自然に起きることもある」と語る。
指揮官の戦略と選手たちの適用力が合わさり、昇華しているなかで、仙台戦では特筆すべき得点シーンがあった。
2-0で迎えた62分、自陣で相手のミスからボールを奪ったL・シルバが、前を走るJ・アラーノへパス。J・アラーノはさらに前方のエヴェラウドへ。右サイドを突破したエヴェラウドは逆サイドの上田へグラウンダーのクロス。これを上田が右足のシュートで流し込んだ。
マイボールにしてから、10秒もかかっていない電光石火のカウンター。L・シルバ、J・アラーノ、エヴェラウドのパスだけでなく、上田のシュートもすべてダイレクト。仙台の守備が整う前に、一気にゴールを仕留めてみせた。
「背後へのボール、背後への動き出しが、意識を持ってチームとしてできるようになってきています。就任当初から言っている『縦を意識する』ということが、少しずつ、随所に出るようになってきたわけであって、たとえば、自陣からパス3本で得点した3点目は、チームとして選手たちの意識が表われていると思います」(ザーゴ監督)
苦しいチーム事情を感じさせない戦いぶりで、着実に勝点を積み重ねることができている。シーズンの残り4試合はすべてホームゲーム。来季のACL出場権獲得のため、すべて勝ち切るつもりだ。J・アラーノは「4回の“決勝”がある」と独特の表現で気合いを入れ、次節の柏戦に向けては、「その1回目の決勝をしっかりと戦うことができれば」と必勝を誓った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島 ザーゴ監督“怪物”封じ誓う “鍵”からの崩し強調「チーム全体として意識しないと」
[ 2020年11月25日 05:30 ]
鹿島のザーゴ監督が“怪物”封じを誓った。
25日にホームで柏と対戦する。24得点で得点ランク独走中のFWオルンガには、8月の対戦で2得点を許した。リーグ3位の8アシストを誇るMF江坂を止めることが鍵だけに指揮官は「供給元を遮断させ、ボールの質を落とすことをチーム全体として意識しないといけない」と強調した。
「この2戦に関しては、分かっている通り人数は限られています。(さらに多くの)ケガ人が発生した場合は考える必要性がありますが、変にやり繰りをする必要性はありません。何か別のことをやるというよりは、今いる選手たちでやり繰りをしなくてはいけないかなと」と柏戦、浦和戦はここの2試合と同様に起用出来る選手は限られる事を示唆する。
とはいえ、この柏戦には三竿健斗が帰ってくる。
これだけでも大きな事であろう。
また、「今このメンバーで、この形でフィットしていると思います」とこのメンバーで戦いに手応えを感じておる様子。
確かにここ2試合、試合内容はとても良い。
攻撃もさることながら守備も安定しておる。
この守備で脅威のオルンガを封じ揉めるのだ。
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【鹿島】離脱者続出の中、ホームでのラスト4戦へ。ザーゴ監督「今いる選手たちで」
2020-11-24
サッカーマガジン編集部
11月24日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。離脱者が相次ぐ非常事態の中でも、前節ベガルタ仙台戦は快勝。本拠地カシマスタジアムでの最後の4試合を全勝で締めるべく、指揮官はまず、柏レイソルとの一戦に照準を合わせる。

上写真=11月24日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
柏のオルンガを称賛。「素晴らしいシーズンを送っている」
ケガ人と新型コロナウイルスの影響で、多くの離脱者が出ている鹿島。その中で11月21日の仙台戦を皮切りに、中3日での3連戦を戦っている。今季のリーグ戦最後のアウェーゲームとなった仙台戦は3-1で勝利。だが、25日の柏戦、29日の浦和戦と、難敵との対戦が続く。
「この2戦に関しては、分かっている通り人数は限られています。(さらに多くの)ケガ人が発生した場合は考える必要性がありますが、変にやり繰りをする必要性はありません。何か別のことをやるというよりは、今いる選手たちでやり繰りをしなくてはいけないかなと」
ザーゴ監督はそのように選手起用について発言する。永戸勝也、杉岡大暉が不在の左サイドバックや、町田浩樹、関川郁万を欠くセンターバックのポジションは出場可能な選手の数が特に限られているが、指揮官は「広瀬(陸斗)選手」「三竿(健斗)選手」と具体的に名前を挙げ、他のポジションを本職とする選手で補う考えを明かした。
その中で迎える25日の柏戦。ザーゴ監督は「前回対戦のときと同じことを徹底的にやらなくてはいけない」と話す。特に警戒するのは、得点ランク1位を走るFWオルンガだ。ここまで24得点を挙げる活躍ぶりについて、ザーゴ監督も「彼自身は本当に素晴らしいシーズンを送っている」と称賛する。
「一瞬(の隙)というものを与えてはいけません。注意力や集中力をしっかりと高めて、仕事をさせないこと。ただ、(オルンガへのパスの)供給元を遮断しなくてはいけないし、あるいは彼へのボールの質を落としていかなくてはいけない。まずはそれをチーム全体として意識しなくてはいけません」
仙台戦の勝利に続いてホーム帰還後も4連勝で今季を締めるべく、まずは柏のケニア人ストライカーを封じ、カシマスタジアムでの勝ち点3獲得を目指す。
【鹿島】苦しいチーム事情を感じさせない戦いぶり。「4回の“決勝”」ですべて勝利を
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月24日
10秒もかかっていない電光石火のカウンター

ここに来て、充実の戦いぶりを披露。目標のACL出場権獲得に向けて邁進するのみだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
「今いるメンバーでどういう構成、あるいは配置をすればいいかを模索したなかで、上手く機能しているところがあります」(ザーゴ監督)
新型コロナウイルスの陽性者と、濃厚接触者を含め7人が離脱しているほか、怪我人もいる。限られたメンバーでの戦いを余儀なくされているが、ここ3試合は2勝1分と勝ち越しており、チームの調子は下降するどころか、むしろ上向いている印象さえある。
前節の仙台戦は終始、ゲームを支配して3-1の勝利。とりわけ際立っていたのが、流動的なポジショニングだ。中盤を菱形にした4-4-2システムも、状況に応じて左サイドハーフのレオ・シルバがアンカーの永木亮太とダブルボランチとなり、2トップのエヴェラウドが左サイドに入り、トップ下の土居聖真が前に出る。不用意にスペースを空けず、スムーズにポジションをローテーションし、良い攻撃、良い守備ができていた。
ザーゴ監督は繰り返す。「今このメンバーで、この形でフィットしていると思います」と。ファン・アラーノは「エヴェラウド選手も(上田)綺世選手もサイドに流れることもできるし、前に2枚構えることもできる。いろんな形ができるし、試合の流れの中で、ダイナミックな部分で自然に起きることもある」と語る。
指揮官の戦略と選手たちの適用力が合わさり、昇華しているなかで、仙台戦では特筆すべき得点シーンがあった。
2-0で迎えた62分、自陣で相手のミスからボールを奪ったL・シルバが、前を走るJ・アラーノへパス。J・アラーノはさらに前方のエヴェラウドへ。右サイドを突破したエヴェラウドは逆サイドの上田へグラウンダーのクロス。これを上田が右足のシュートで流し込んだ。
マイボールにしてから、10秒もかかっていない電光石火のカウンター。L・シルバ、J・アラーノ、エヴェラウドのパスだけでなく、上田のシュートもすべてダイレクト。仙台の守備が整う前に、一気にゴールを仕留めてみせた。
「背後へのボール、背後への動き出しが、意識を持ってチームとしてできるようになってきています。就任当初から言っている『縦を意識する』ということが、少しずつ、随所に出るようになってきたわけであって、たとえば、自陣からパス3本で得点した3点目は、チームとして選手たちの意識が表われていると思います」(ザーゴ監督)
苦しいチーム事情を感じさせない戦いぶりで、着実に勝点を積み重ねることができている。シーズンの残り4試合はすべてホームゲーム。来季のACL出場権獲得のため、すべて勝ち切るつもりだ。J・アラーノは「4回の“決勝”がある」と独特の表現で気合いを入れ、次節の柏戦に向けては、「その1回目の決勝をしっかりと戦うことができれば」と必勝を誓った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島 ザーゴ監督“怪物”封じ誓う “鍵”からの崩し強調「チーム全体として意識しないと」
[ 2020年11月25日 05:30 ]
鹿島のザーゴ監督が“怪物”封じを誓った。
25日にホームで柏と対戦する。24得点で得点ランク独走中のFWオルンガには、8月の対戦で2得点を許した。リーグ3位の8アシストを誇るMF江坂を止めることが鍵だけに指揮官は「供給元を遮断させ、ボールの質を落とすことをチーム全体として意識しないといけない」と強調した。
山本脩斗が持つ高い経験値が終盤戦の鹿島を支える
山本脩斗にスポットを当てるJ's GOALの田中滋氏である。
「全てにおいて高いレベルのプレーを示し、チームの勝点獲得に貢献した」とここ2試合のパフォーマンスを評す。
そして、「試合に出るために常に日ごろの練習からモチベーションを保つことはなかなか難しい部分もありましたけれど、ただ、切らさないで、いつ来てもいい準備というのはしていました。こうやってアクシデントがありましたけれど、チャンスがめぐってきたので、自分としては入りが大事かなと思って集中して、特に入りの部分を集中して意識して入りました」という彼の心構えを伝える。
ベテランならばこその試合の迎え方がある。
そして、ベテランだからこその経験が活かされる。
明日の柏戦、そして週末の浦和戦にて左サイドを活性化させてもらおうではないか。
脩斗の味を嗜みにスタジアムに向かう。
活躍を楽しみにしておる。

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【鹿島 vs 柏】山本脩斗が持つ高い経験値が終盤戦の鹿島を支える
2020年11月24日(火)
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新型コロナウイルスの影響で7人が試合に出られない鹿島は、怪我人を3人抱えていることもあり21人で練習を続けている。さすがに10人もいないと練習に集まる選手の輪がひと回りもふた回りも小さく見える。次の柏レイソル戦はもちろん、その後の浦和レッズ戦もおそらくこのままの状態で臨まなければいけないだろう。今こそチームが一丸となって乗り切る場面だ。
しかし、チームが危機に瀕している雰囲気はない。むしろ試合になれば隙のない戦いぶりを見せ、鹿島らしい強かな戦いが見られるようになってきた。その要因の一つが、代わりにピッチに立つ選手たちの存在だろう。左SBとして先発しているのは35歳になった山本脩斗。2試合連続先発すると、全てにおいて高いレベルのプレーを示し、チームの勝点獲得に貢献した。
鹿島在籍7年目の今季、山本にとっては厳しいシーズンの幕開けだったに違いない。左SBには永戸勝也と杉岡大暉という若くて実力のある選手が加わった。長年、鹿島の左サイドを支えてきた山本も近年は怪我に悩まされ出場機会を減らしていた。いつくるのかわからないチャンスに備えて、コンディションを保ち続けるのは簡単ではないだろう。だが、山本は監督の要求に一発回答。さすがのパフォーマンスを見せた。
「試合に出るために常に日ごろの練習からモチベーションを保つことはなかなか難しい部分もありましたけれど、ただ、切らさないで、いつ来てもいい準備というのはしていました。こうやってアクシデントがありましたけれど、チャンスがめぐってきたので、自分としては入りが大事かなと思って集中して、特に入りの部分を集中して意識して入りました」
それまで先発した2試合はいずれも試合に敗れていた。だが、大事な終盤戦にチャンスを与えられると川崎Fには引き分けの大熱戦を演じ、仙台には3−1で快勝した。残り4試合は全てホームゲーム。鹿島で4つのタイトル獲得に貢献してきたベテランが、その経験値をピッチの上で存分に生かす。
文:田中滋(鹿島担当)
「全てにおいて高いレベルのプレーを示し、チームの勝点獲得に貢献した」とここ2試合のパフォーマンスを評す。
そして、「試合に出るために常に日ごろの練習からモチベーションを保つことはなかなか難しい部分もありましたけれど、ただ、切らさないで、いつ来てもいい準備というのはしていました。こうやってアクシデントがありましたけれど、チャンスがめぐってきたので、自分としては入りが大事かなと思って集中して、特に入りの部分を集中して意識して入りました」という彼の心構えを伝える。
ベテランならばこその試合の迎え方がある。
そして、ベテランだからこその経験が活かされる。
明日の柏戦、そして週末の浦和戦にて左サイドを活性化させてもらおうではないか。
脩斗の味を嗜みにスタジアムに向かう。
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【鹿島 vs 柏】山本脩斗が持つ高い経験値が終盤戦の鹿島を支える
2020年11月24日(火)
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新型コロナウイルスの影響で7人が試合に出られない鹿島は、怪我人を3人抱えていることもあり21人で練習を続けている。さすがに10人もいないと練習に集まる選手の輪がひと回りもふた回りも小さく見える。次の柏レイソル戦はもちろん、その後の浦和レッズ戦もおそらくこのままの状態で臨まなければいけないだろう。今こそチームが一丸となって乗り切る場面だ。
しかし、チームが危機に瀕している雰囲気はない。むしろ試合になれば隙のない戦いぶりを見せ、鹿島らしい強かな戦いが見られるようになってきた。その要因の一つが、代わりにピッチに立つ選手たちの存在だろう。左SBとして先発しているのは35歳になった山本脩斗。2試合連続先発すると、全てにおいて高いレベルのプレーを示し、チームの勝点獲得に貢献した。
鹿島在籍7年目の今季、山本にとっては厳しいシーズンの幕開けだったに違いない。左SBには永戸勝也と杉岡大暉という若くて実力のある選手が加わった。長年、鹿島の左サイドを支えてきた山本も近年は怪我に悩まされ出場機会を減らしていた。いつくるのかわからないチャンスに備えて、コンディションを保ち続けるのは簡単ではないだろう。だが、山本は監督の要求に一発回答。さすがのパフォーマンスを見せた。
「試合に出るために常に日ごろの練習からモチベーションを保つことはなかなか難しい部分もありましたけれど、ただ、切らさないで、いつ来てもいい準備というのはしていました。こうやってアクシデントがありましたけれど、チャンスがめぐってきたので、自分としては入りが大事かなと思って集中して、特に入りの部分を集中して意識して入りました」
それまで先発した2試合はいずれも試合に敗れていた。だが、大事な終盤戦にチャンスを与えられると川崎Fには引き分けの大熱戦を演じ、仙台には3−1で快勝した。残り4試合は全てホームゲーム。鹿島で4つのタイトル獲得に貢献してきたベテランが、その経験値をピッチの上で存分に生かす。
文:田中滋(鹿島担当)
対柏戦 optaファクト
Jリーグ第29節のoptaファクトを伝えるニッカンスポーツである。
鹿島に有利なデータが並ぶ。
しかしながら、リーグ戦では現在ホーム2試合未勝利であり、更に「ネルシーニョは監督として、アウェイでの鹿島戦で現在4連勝中」とあっては、ホームで迎え撃つ鹿島としては警戒を強める必要があろう。
特に対柏、カシマスタジアムでの試合で記憶に残るものとしては(監督は下平監督ではあったが)2016年の1stステージ第8節であろう。
聖真がPA内にて足を引っかけられたが、ノーファールとなり、そこで足を止めた鹿島の隙を突いてカウンターから先制され、前掛かりになったところに追加点を決められた。
この試合、1stステージ唯一の敗戦であっただけに悔しさは並大抵のものではなかった。
PK見逃しという誤審に足を止めてしまったチームの不甲斐なさもそれに拍車をかけた。
鹿島史上最強とも言えるこの2016年1stステージのチームの汚点でもある。
こうした誤審は今季も散見され、それを乗り越える強さが求められる。
明日は、多少の失点、誤審をものともしないチーム力を見せてもらおうではないか。
注目である。

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J1第29節(11月25日)optaファクト
[2020年11月24日12時27分]
鹿島アントラーズ – 柏レイソル
・鹿島対柏の通算47試合では、鹿島が28勝6分13敗と勝ち越している。柏戦では現在5試合連続無敗(4勝1分)。勝利を挙げた試合ではいずれも3得点以上を記録している。
・鹿島は現在の3試合連続無敗を含み(2勝1分)、直近9試合でもわずか2敗(6勝1分)。しかし、ホーム戦では現在2試合連続未勝利(1分1敗)。
・柏は直近6試合でわずか1勝(2分3敗)。それ以前の4試合では3勝を挙げていた(1敗)。しかし、直近15試合で無得点に終わったのはわずか1試合のみ(1試合平均:1.7得点)。
・鹿島は今季、総失点に占める前半での失点の割合がリーグで最も大きい(54%:21/39失点)。対する柏は、同時間帯での失点が今季リーグ最少であり、同割合はリーグで最も小さい(20%:8/40失点)。
・鹿島は今季、先制点を挙げた試合で失った勝点がリーグ最少(-2:12試合、11勝1分)。対する柏は、今季先制点を喫した試合で獲得した勝点がリーグで3番目に少ない(4:9試合、1勝1分7敗)。
・鹿島は今季、オープンプレーからのクロス成功率がリーグベスト(25.3%:125/495本)。対する柏は、同成功率がリーグ2位(25%:88/352本)。
・ネルシーニョは監督として、アウェイでの鹿島戦で現在4連勝中。カシマスタジアムで敗れたのは2013年8月の対戦が最後(当時:柏を率いて1-3)。
・エヴェラウドは鹿島が10月24日の広島戦以降に挙げた直近8得点のうち、6点に直接関与している(4得点、2アシスト)。同期間ではリーグ最多のシュート数を記録している(29本)。
鹿島に有利なデータが並ぶ。
しかしながら、リーグ戦では現在ホーム2試合未勝利であり、更に「ネルシーニョは監督として、アウェイでの鹿島戦で現在4連勝中」とあっては、ホームで迎え撃つ鹿島としては警戒を強める必要があろう。
特に対柏、カシマスタジアムでの試合で記憶に残るものとしては(監督は下平監督ではあったが)2016年の1stステージ第8節であろう。
聖真がPA内にて足を引っかけられたが、ノーファールとなり、そこで足を止めた鹿島の隙を突いてカウンターから先制され、前掛かりになったところに追加点を決められた。
この試合、1stステージ唯一の敗戦であっただけに悔しさは並大抵のものではなかった。
PK見逃しという誤審に足を止めてしまったチームの不甲斐なさもそれに拍車をかけた。
鹿島史上最強とも言えるこの2016年1stステージのチームの汚点でもある。
こうした誤審は今季も散見され、それを乗り越える強さが求められる。
明日は、多少の失点、誤審をものともしないチーム力を見せてもらおうではないか。
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J1第29節(11月25日)optaファクト
[2020年11月24日12時27分]
鹿島アントラーズ – 柏レイソル
・鹿島対柏の通算47試合では、鹿島が28勝6分13敗と勝ち越している。柏戦では現在5試合連続無敗(4勝1分)。勝利を挙げた試合ではいずれも3得点以上を記録している。
・鹿島は現在の3試合連続無敗を含み(2勝1分)、直近9試合でもわずか2敗(6勝1分)。しかし、ホーム戦では現在2試合連続未勝利(1分1敗)。
・柏は直近6試合でわずか1勝(2分3敗)。それ以前の4試合では3勝を挙げていた(1敗)。しかし、直近15試合で無得点に終わったのはわずか1試合のみ(1試合平均:1.7得点)。
・鹿島は今季、総失点に占める前半での失点の割合がリーグで最も大きい(54%:21/39失点)。対する柏は、同時間帯での失点が今季リーグ最少であり、同割合はリーグで最も小さい(20%:8/40失点)。
・鹿島は今季、先制点を挙げた試合で失った勝点がリーグ最少(-2:12試合、11勝1分)。対する柏は、今季先制点を喫した試合で獲得した勝点がリーグで3番目に少ない(4:9試合、1勝1分7敗)。
・鹿島は今季、オープンプレーからのクロス成功率がリーグベスト(25.3%:125/495本)。対する柏は、同成功率がリーグ2位(25%:88/352本)。
・ネルシーニョは監督として、アウェイでの鹿島戦で現在4連勝中。カシマスタジアムで敗れたのは2013年8月の対戦が最後(当時:柏を率いて1-3)。
・エヴェラウドは鹿島が10月24日の広島戦以降に挙げた直近8得点のうち、6点に直接関与している(4得点、2アシスト)。同期間ではリーグ最多のシュート数を記録している(29本)。
すべては勝利のために、山本脩斗が聖地のピッチを駆け抜ける
山本脩斗をピックアップするFreaks+である。
今季、怪我との戦いであった事が明かされる。
「1からトレーニング方法を変更した。また、個人的にも食事のバランスに気を遣い、身体の中から改善を試みた」とそれを克服した努力が伝えられる。
ベテランの域となりやり方を替える事も必要という事もあろう。
そして常に準備し、コンディション整えた事で、ここでチームに大きな成果をもたらせておる。
素晴らしい。
明日の柏戦も様々な理由があり先発に名を連ねる事は明らかである。
実力を発揮し、チームに勝利をもたらせてくれよう。
信頼出来る選手である。

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PICK UP PLAYER

山本脩斗の苦悩は続いた。昨年2月の練習中、レクリエーションゲームで太ももを負傷してしまった。それから1ヶ月ほどのリハビリから復帰し、「さあ、これから」というときに、また新たな箇所を痛めてしまった。山本は悔しそうに、こう振り返った。
「やることなすことうまくいかないというか...。悪い流れにはまってしまったような感じ。こんなに筋肉系の怪我が連続して離脱することは、今までなかった。怪我を繰り返したので、試合を連続して出ていなければ、練習もできていなかった。全体的な筋肉量が落ちていたのかもしれない。それなりの状態に戻して復帰したつもりではいたけれど、やっぱりどこかで、体のどこかをかばってしまっていたのかもしれない」
1度ならば、心を奮い立たせることも決して難しくはなかっただろう。それが2度、3度と続けば…。ピッチに立てない悔しさ、もどかしさ、不甲斐なさ。心の奥底ではさまざまな感情が湧き上がっていたという。
「最初に怪我をしたときは、怪我の箇所も違ったから、ここから何とか頑張っていくかって思えた。でも、昨年8月に怪我した時には『何でなんだろう』って、いろいろと考えた。焦りはあったと思う。やっぱり『出たいな』って。いろいろな葛藤が心のなかにはあった」

だが、山本は強かった。「一瞬は(気持ちが)落ちるけど、何日か経てば『やるしかないな』って思えた」と自らの心を奮い立たせた。常に前向きに怪我と向き合い、リハビリに取り組んだ。復帰後に本人が、「年齢的に落ち込んでいるところは見せられない」と意識的に明るく振る舞っていたと明かしたが、爽やかな笑顔からは負の感情を全く読み取れなかった。そして、チーム内の年長者として、時折リハビリを一緒に行うチームメートに声をかけた。「リハビリはリハビリでしっかりやることがあるので、できるだけポジティブに捉えて、頑張ろうなーー」。どんなに苦しい状況でも、仲間を思いやれる優しさと強さ。チームメートから慕われる理由が垣間見えた瞬間だった。
長期離脱からの復帰に向けて、光明が見えたのは昨年の秋口ごろだった。専門家の意見を聞きながら、自分にあった治療法、補強方法を模索し、1からトレーニング方法を変更した。また、個人的にも食事のバランスに気を遣い、身体の中から改善を試みた。
「今のままではダメだなって、何かを変えなければいけないんだと思った。食事にしても妻に協力してもらって改善して、トレーニング方法にしても、これはいい、これはないほうがいいというのを、より考えて、自分のフィーリングに合うものを模索していった。ここが弱っているから、ここを強くしたほうがいいってアドバイスももらって、少しずつやっていったことが、徐々に自信につながった」

しかし、再起をかけた今シーズン、SBには広瀬、永戸、杉岡といった強力なライバルが加入した。山本に出場機会はなく、練習ではCBとしてプレーすることも増えた。そうなると、当然「やっぱり試合にでたい」と悔しさを感じた。ただ、それでも「チーム全員にチャンスがあるはず。そのためにも自分の特長をしっかりアピールしていなかいといけない」と、求められた役割と向き合い、真剣に、前向きにトレーニングへ取り組んだ。
そんなプロフェッショナルな姿勢は、指揮官が高く評価していた。「アントラーズには曽ケ端、山本、遠藤のような選手がいる。彼らはクラブの象徴でありながら、同時に若手の成長を促す重要な役割も担ってくれている。試合に出場しながら、若手に気を配るのはとても大変なことだが、彼らは自分の立場をわきまえ、同時に他の選手のことを尊重しながらピッチ内外で振る舞ってくれている」と語り、試合に出れない期間でも信頼していることを強調していた。

すると9月27日、ついにホーム大分戦で先発のチャンスが巡ってくる。リーグ戦では昨年6月1日以来となる先発出場だった。つづく、10月3日のアウェイG大阪戦でも2試合連続の先発出場を果たす。久々の出場となった2試合で、山本はブランクを全く感じさせず、そつないプレーをみせた。
トレーニングでは一緒にプレーしていても、公式戦から遠ざかれば、遠ざかるほど、チームの戦い方に適応するのは難しくなる。ピッチの外から見る景色とピッチの中で見る景色は全くの別物だ。だが、山本は1年以上ぶりの公式戦で、すんなりと今のチームの戦い方に適応してみせた。さらに、自らの特長である攻撃参加からのヘディングシュートで、いきなり存在感を放った。常に準備を怠らず、豊富な経験と高いフットボールIQを持ち合わせた、山本だからこそできたことだ。
G大阪戦からまた少し期間は空いたが、11月14日のホーム川崎F戦で久々に先発出場を果たした。試合直前に永木勝也が新型コロナウイルス感染症陽性となったことによるスクランブルだったが、百戦錬磨のSBはまたしても安定感のあるプレーで、求められた役割を完遂してみせた。試合後には、充足感のある表情で「久々だったけど、意外に身体は動いていて、試合の入りもスムーズに入れた。一応、35歳なので...(笑)。今までの経験があるから、うまくゲームに入れたし、特に球際の部分は意識してできていた」と、ベテランの意地を語ってくれた。

山本も今年で節目の35歳になった。もちろん、まだまだ衰えるつもりはない。むしろ、これからさらに成長を遂げ、もう一花、二花、咲かせるつもりでいる。
「年齢に逆らいたい自分がいる。(35歳は)ある意味、節目だけど、自分としてはあまり意識しないようにしている。35歳だから動けないとかではなく、特に年齢を考えずにやっていきたい。もちろん、全部が全部というのは難しいと思うけれど、自分のなかで納得できるようなプレーができるかどうか。それができれば、必ず次につながる」
いつも通りのクールで落ち着いた声色だが、言葉には熱がこもっていた。
「自分のなかではこのままでは終われないというかーー。このまま終わったら自分としても納得いかない」

完全復活を遂げた仕事人の決意は力強い。どんなときもアントラーズのために献身を尽くし、求められた役割を確実に遂行してきた背番号16。彼ならば安心して仕事を任せられる。
すべては勝利のためにーー。山本脩斗が聖地のピッチを駆け抜ける。
今季、怪我との戦いであった事が明かされる。
「1からトレーニング方法を変更した。また、個人的にも食事のバランスに気を遣い、身体の中から改善を試みた」とそれを克服した努力が伝えられる。
ベテランの域となりやり方を替える事も必要という事もあろう。
そして常に準備し、コンディション整えた事で、ここでチームに大きな成果をもたらせておる。
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明日の柏戦も様々な理由があり先発に名を連ねる事は明らかである。
実力を発揮し、チームに勝利をもたらせてくれよう。
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山本脩斗の苦悩は続いた。昨年2月の練習中、レクリエーションゲームで太ももを負傷してしまった。それから1ヶ月ほどのリハビリから復帰し、「さあ、これから」というときに、また新たな箇所を痛めてしまった。山本は悔しそうに、こう振り返った。
「やることなすことうまくいかないというか...。悪い流れにはまってしまったような感じ。こんなに筋肉系の怪我が連続して離脱することは、今までなかった。怪我を繰り返したので、試合を連続して出ていなければ、練習もできていなかった。全体的な筋肉量が落ちていたのかもしれない。それなりの状態に戻して復帰したつもりではいたけれど、やっぱりどこかで、体のどこかをかばってしまっていたのかもしれない」
1度ならば、心を奮い立たせることも決して難しくはなかっただろう。それが2度、3度と続けば…。ピッチに立てない悔しさ、もどかしさ、不甲斐なさ。心の奥底ではさまざまな感情が湧き上がっていたという。
「最初に怪我をしたときは、怪我の箇所も違ったから、ここから何とか頑張っていくかって思えた。でも、昨年8月に怪我した時には『何でなんだろう』って、いろいろと考えた。焦りはあったと思う。やっぱり『出たいな』って。いろいろな葛藤が心のなかにはあった」

だが、山本は強かった。「一瞬は(気持ちが)落ちるけど、何日か経てば『やるしかないな』って思えた」と自らの心を奮い立たせた。常に前向きに怪我と向き合い、リハビリに取り組んだ。復帰後に本人が、「年齢的に落ち込んでいるところは見せられない」と意識的に明るく振る舞っていたと明かしたが、爽やかな笑顔からは負の感情を全く読み取れなかった。そして、チーム内の年長者として、時折リハビリを一緒に行うチームメートに声をかけた。「リハビリはリハビリでしっかりやることがあるので、できるだけポジティブに捉えて、頑張ろうなーー」。どんなに苦しい状況でも、仲間を思いやれる優しさと強さ。チームメートから慕われる理由が垣間見えた瞬間だった。
長期離脱からの復帰に向けて、光明が見えたのは昨年の秋口ごろだった。専門家の意見を聞きながら、自分にあった治療法、補強方法を模索し、1からトレーニング方法を変更した。また、個人的にも食事のバランスに気を遣い、身体の中から改善を試みた。
「今のままではダメだなって、何かを変えなければいけないんだと思った。食事にしても妻に協力してもらって改善して、トレーニング方法にしても、これはいい、これはないほうがいいというのを、より考えて、自分のフィーリングに合うものを模索していった。ここが弱っているから、ここを強くしたほうがいいってアドバイスももらって、少しずつやっていったことが、徐々に自信につながった」

しかし、再起をかけた今シーズン、SBには広瀬、永戸、杉岡といった強力なライバルが加入した。山本に出場機会はなく、練習ではCBとしてプレーすることも増えた。そうなると、当然「やっぱり試合にでたい」と悔しさを感じた。ただ、それでも「チーム全員にチャンスがあるはず。そのためにも自分の特長をしっかりアピールしていなかいといけない」と、求められた役割と向き合い、真剣に、前向きにトレーニングへ取り組んだ。
そんなプロフェッショナルな姿勢は、指揮官が高く評価していた。「アントラーズには曽ケ端、山本、遠藤のような選手がいる。彼らはクラブの象徴でありながら、同時に若手の成長を促す重要な役割も担ってくれている。試合に出場しながら、若手に気を配るのはとても大変なことだが、彼らは自分の立場をわきまえ、同時に他の選手のことを尊重しながらピッチ内外で振る舞ってくれている」と語り、試合に出れない期間でも信頼していることを強調していた。

すると9月27日、ついにホーム大分戦で先発のチャンスが巡ってくる。リーグ戦では昨年6月1日以来となる先発出場だった。つづく、10月3日のアウェイG大阪戦でも2試合連続の先発出場を果たす。久々の出場となった2試合で、山本はブランクを全く感じさせず、そつないプレーをみせた。
トレーニングでは一緒にプレーしていても、公式戦から遠ざかれば、遠ざかるほど、チームの戦い方に適応するのは難しくなる。ピッチの外から見る景色とピッチの中で見る景色は全くの別物だ。だが、山本は1年以上ぶりの公式戦で、すんなりと今のチームの戦い方に適応してみせた。さらに、自らの特長である攻撃参加からのヘディングシュートで、いきなり存在感を放った。常に準備を怠らず、豊富な経験と高いフットボールIQを持ち合わせた、山本だからこそできたことだ。
G大阪戦からまた少し期間は空いたが、11月14日のホーム川崎F戦で久々に先発出場を果たした。試合直前に永木勝也が新型コロナウイルス感染症陽性となったことによるスクランブルだったが、百戦錬磨のSBはまたしても安定感のあるプレーで、求められた役割を完遂してみせた。試合後には、充足感のある表情で「久々だったけど、意外に身体は動いていて、試合の入りもスムーズに入れた。一応、35歳なので...(笑)。今までの経験があるから、うまくゲームに入れたし、特に球際の部分は意識してできていた」と、ベテランの意地を語ってくれた。

山本も今年で節目の35歳になった。もちろん、まだまだ衰えるつもりはない。むしろ、これからさらに成長を遂げ、もう一花、二花、咲かせるつもりでいる。
「年齢に逆らいたい自分がいる。(35歳は)ある意味、節目だけど、自分としてはあまり意識しないようにしている。35歳だから動けないとかではなく、特に年齢を考えずにやっていきたい。もちろん、全部が全部というのは難しいと思うけれど、自分のなかで納得できるようなプレーができるかどうか。それができれば、必ず次につながる」
いつも通りのクールで落ち着いた声色だが、言葉には熱がこもっていた。
「自分のなかではこのままでは終われないというかーー。このまま終わったら自分としても納得いかない」

完全復活を遂げた仕事人の決意は力強い。どんなときもアントラーズのために献身を尽くし、求められた役割を確実に遂行してきた背番号16。彼ならば安心して仕事を任せられる。
すべては勝利のためにーー。山本脩斗が聖地のピッチを駆け抜ける。

シントトロイデン・鈴木優磨、好クロスで決定機
ルーヴェン戦に先発出場したシントトロイデンの鈴木優磨である。
右サイドに流れ好クロスを連発したが、途中交代の憂き目を見てチームはドローとなった。
オフサイドとなったゴールもあり、無念さは一入であろう。
そして、この程度では良いオファーが舞い込む事はない。
更なる活躍、ゴールを連発するのだ。
移籍の報を待っておる。

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鈴木優磨が好クロスで決定機演出も実らず…シント=トロイデンは今季4度目のドロー、16位に低迷

sint-truidense-yumasuzuki
(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】ジュピラーリーグ第13節で、シント=トロイデンはルーヴェンと対戦。鈴木優磨とシュミット・ダニエルが先発入りしている。
ジュピラーリーグは23日に第13節が行われ、シント=トロイデンはルーヴェンと対戦した。
今季ここまでわずか2勝、3分け6敗と苦しむシント=トロイデン(第12節は未消化)。そんな中で迎えたルーヴェン戦では、全試合に先発するなど絶対的な存在となっている鈴木優磨がこの日もスタメン出場。またGKシュミット・ダニエルも3試合連続で先発入りしている。
試合は27分、ナゾンのゴールでシント=トロイデンが先制に成功する。しかしアディショナルタイムには、PKから同点弾を奪われ、前半は1-1で折り返す。
後半に入ると、鈴木は右サイドに流れながら鋭いクロスで何度も決定機を演出。守備時にも果敢なタックルで奮闘する。しかし73分、シント=トロイデンはCKのサインプレーから勝ち越し点を許す。75分にも決定機を許したが、ここはシュミット・ダニエルが素晴らしい反応でチームを救う。
すると82分、シント=トロイデンは同点に追いつくことに成功。ナゾンが強烈なシュートで再びネットを揺らした。86分には鈴木がネットを揺らしたものの、直前にオフサイドがあったとしてゴールは無効に。結局試合はこのまま終了し、2-2のドローに終わった。
勝ち点1の獲得にとどまったシント=トロイデンは、勝ち点10で16位に低迷。苦しい時期が続いている。
右サイドに流れ好クロスを連発したが、途中交代の憂き目を見てチームはドローとなった。
オフサイドとなったゴールもあり、無念さは一入であろう。
そして、この程度では良いオファーが舞い込む事はない。
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鈴木優磨が好クロスで決定機演出も実らず…シント=トロイデンは今季4度目のドロー、16位に低迷

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】ジュピラーリーグ第13節で、シント=トロイデンはルーヴェンと対戦。鈴木優磨とシュミット・ダニエルが先発入りしている。
ジュピラーリーグは23日に第13節が行われ、シント=トロイデンはルーヴェンと対戦した。
今季ここまでわずか2勝、3分け6敗と苦しむシント=トロイデン(第12節は未消化)。そんな中で迎えたルーヴェン戦では、全試合に先発するなど絶対的な存在となっている鈴木優磨がこの日もスタメン出場。またGKシュミット・ダニエルも3試合連続で先発入りしている。
試合は27分、ナゾンのゴールでシント=トロイデンが先制に成功する。しかしアディショナルタイムには、PKから同点弾を奪われ、前半は1-1で折り返す。
後半に入ると、鈴木は右サイドに流れながら鋭いクロスで何度も決定機を演出。守備時にも果敢なタックルで奮闘する。しかし73分、シント=トロイデンはCKのサインプレーから勝ち越し点を許す。75分にも決定機を許したが、ここはシュミット・ダニエルが素晴らしい反応でチームを救う。
すると82分、シント=トロイデンは同点に追いつくことに成功。ナゾンが強烈なシュートで再びネットを揺らした。86分には鈴木がネットを揺らしたものの、直前にオフサイドがあったとしてゴールは無効に。結局試合はこのまま終了し、2-2のドローに終わった。
勝ち点1の獲得にとどまったシント=トロイデンは、勝ち点10で16位に低迷。苦しい時期が続いている。
ファン・アラーノ、目標を達成するために
オンライン取材に応じたファン・アラーノである。
「レイソルは非常に手ごわい相手。リーグを代表する選手でもある危険人物も1人いて、前回対戦したときもあったように、一瞬のミスで失点してしまう危険性がある。(次の対戦でも)集中力というものが非常に重要になってくる」と次節の相手である柏を警戒する。
柏のオルンガはJリーグレベルを凌駕する個であり、注意を怠った瞬間にゴールを決める。
一瞬たりとも集中力を切らす事は出来ぬ。
トランジションの塊であるファン・アラーノには前線からの守備にてこのオルンガへのパスの供給を絶つミッションが与えられよう。
チーム一丸となって怖い柏を押さえ込んで勝利を掴み取りたい。
ファン・アラーノの活躍を期待しておる。

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【鹿島】「目標を達成するために」ファン・アラーノはホームでのラスト4試合で必勝を誓う
2020-11-24
サッカーマガジン編集部
11月23日、鹿島アントラーズのファン・アラーノが練習後のオンライン取材に応じた。今季リーグ戦最後のアウェー戦となった前節ベガルタ仙台戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、勝利に貢献。柏レイソル戦からのホームでのラスト4試合も必勝態勢で臨む。

上写真=11月23日、トレーニングを行なうファン・アラーノ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
柏を警戒。「危険人物もいる」
新型コロナウイルス陽性判定を受けた永戸勝也や、第27節川崎F戦でレッドカードを受けたキャプテンの三竿健斗らを欠いて臨んだ前節仙台戦。今季リーグ戦のアウェー最終戦となったが、ファン・アラーノの1ゴール1アシストの活躍もあり、3-1で勝利を収めた。ファン・アラーノはチームの2点目となった自身のゴールについて、「(相手DFが)股を開くことを考えて、逆サイドを狙って、なおかつキーパーから逃げて行くようなコース(にシュートすること)をイメージしながら蹴りました」と振り返る。
敵地で勝ち点3を積み上げ、2位のG大阪をはじめとする上位陣に食らいつく。今季の天皇杯と来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を懸けた戦いは、いよいよ最後の局面へと突入する。最終節までホームで4試合。その初戦となるのが、11月25日の柏戦だ。
「レイソルは非常に手ごわい相手。リーグを代表する選手でもある危険人物も1人いて、前回対戦したときもあったように、一瞬のミスで失点してしまう危険性がある。(次の対戦でも)集中力というものが非常に重要になってくる」
ファン・アラーノはそのように語り、アウェーでの前回対戦時に2点を奪われた柏のFWオルンガを警戒する。仙台戦から中3日での一戦となるが、必勝態勢で臨む姿勢に変わりはない。
「我々にはリーグ戦においての目標がある。それをしっかりと達成しなければいけません。その中で、ホームで4連戦をできるというアドバンテージがあります。自分たちの目標を達成するために、(残りの4試合は)4回の決勝。その1回目の決勝をしっかりと戦うことができればと思っています」
終盤に予定されていたアウェー戦がすでに前倒しで開催されたこともあり、今季のラスト4試合をカシマスタジアムで戦うことになる。目標を達成するために、そして本拠地に詰めかけるファン・サポーターに勝利を届けるために、ファン・アラーノはチームとともにラストスパートをかける。

11月23日、オンライン取材に応じるファン・アラーノ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「レイソルは非常に手ごわい相手。リーグを代表する選手でもある危険人物も1人いて、前回対戦したときもあったように、一瞬のミスで失点してしまう危険性がある。(次の対戦でも)集中力というものが非常に重要になってくる」と次節の相手である柏を警戒する。
柏のオルンガはJリーグレベルを凌駕する個であり、注意を怠った瞬間にゴールを決める。
一瞬たりとも集中力を切らす事は出来ぬ。
トランジションの塊であるファン・アラーノには前線からの守備にてこのオルンガへのパスの供給を絶つミッションが与えられよう。
チーム一丸となって怖い柏を押さえ込んで勝利を掴み取りたい。
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【鹿島】「目標を達成するために」ファン・アラーノはホームでのラスト4試合で必勝を誓う
2020-11-24
サッカーマガジン編集部
11月23日、鹿島アントラーズのファン・アラーノが練習後のオンライン取材に応じた。今季リーグ戦最後のアウェー戦となった前節ベガルタ仙台戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、勝利に貢献。柏レイソル戦からのホームでのラスト4試合も必勝態勢で臨む。

上写真=11月23日、トレーニングを行なうファン・アラーノ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
柏を警戒。「危険人物もいる」
新型コロナウイルス陽性判定を受けた永戸勝也や、第27節川崎F戦でレッドカードを受けたキャプテンの三竿健斗らを欠いて臨んだ前節仙台戦。今季リーグ戦のアウェー最終戦となったが、ファン・アラーノの1ゴール1アシストの活躍もあり、3-1で勝利を収めた。ファン・アラーノはチームの2点目となった自身のゴールについて、「(相手DFが)股を開くことを考えて、逆サイドを狙って、なおかつキーパーから逃げて行くようなコース(にシュートすること)をイメージしながら蹴りました」と振り返る。
敵地で勝ち点3を積み上げ、2位のG大阪をはじめとする上位陣に食らいつく。今季の天皇杯と来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を懸けた戦いは、いよいよ最後の局面へと突入する。最終節までホームで4試合。その初戦となるのが、11月25日の柏戦だ。
「レイソルは非常に手ごわい相手。リーグを代表する選手でもある危険人物も1人いて、前回対戦したときもあったように、一瞬のミスで失点してしまう危険性がある。(次の対戦でも)集中力というものが非常に重要になってくる」
ファン・アラーノはそのように語り、アウェーでの前回対戦時に2点を奪われた柏のFWオルンガを警戒する。仙台戦から中3日での一戦となるが、必勝態勢で臨む姿勢に変わりはない。
「我々にはリーグ戦においての目標がある。それをしっかりと達成しなければいけません。その中で、ホームで4連戦をできるというアドバンテージがあります。自分たちの目標を達成するために、(残りの4試合は)4回の決勝。その1回目の決勝をしっかりと戦うことができればと思っています」
終盤に予定されていたアウェー戦がすでに前倒しで開催されたこともあり、今季のラスト4試合をカシマスタジアムで戦うことになる。目標を達成するために、そして本拠地に詰めかけるファン・サポーターに勝利を届けるために、ファン・アラーノはチームとともにラストスパートをかける。

11月23日、オンライン取材に応じるファン・アラーノ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島、ホーム4連戦でラストスパートを
「柏は難敵と言えるだろう」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
アウェイでの戦いの際も2回勝ち越され、薄氷を踏む勝利であった。
この難敵をこの過密日程の中でどのように対処するのかに注目が集まる。
この試合でも起用出来る選手は限られる。
その中で攻撃陣の好調、そして三竿健斗の復帰は心強い。
頼れる主将を中心に爆発的な攻撃力で打ち勝とうではないか。
今季最後のミッドウィーク開催、気持ちよい試合を望む。
注目の一戦である。

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鹿島、ホーム4連戦でラストスパートを。注目はエース対決
Jリーグもいよいよ佳境を迎える。2位を目指す鹿島がホームに柏を迎える。30試合を終えて勝点52とする鹿島は4位。3位の名古屋が同じく30試合で勝点55、2位のG大阪が29試合で勝点58と上を行き、さらに6位のC大阪は28試合で勝点49と、5位のFC東京も含めて来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権が懸かる3位以内を目指す戦いは熾烈を極めている。2チームに先行されている鹿島は、これ以上星を落とせない。残りの4試合を全勝して天命を待つ。
ただ、その4試合がすべてホーム開催となるのは鹿島にとって大きなアドバンテージと言えるだろう。今季ここまでホームゲームでは6勝4分3敗。勝率46%という数字を残している。着実に勝点3を積み重ねることが求められている。
チームの状態は上昇中だ。明治安田J1第27節で川崎Fをホームに迎えて臨んだ一戦では、7人の選手が出場できない非常事態に見舞われながらも一致団結して戦い、首位を独走する川崎Fをあと一歩まで追い詰めた。第28節では仙台とのアウェイ戦に臨み、エヴェラウド、ファン アラーノ、上田 綺世の3人がゴールを決める攻撃陣の爆発で仙台に3-1の快勝。良い状態で県立カシマサッカースタジアムに戻ってきた。
ザーゴ監督も「選手たちがやってきたことが表現されて、非常に良かったと思います。自分たちの目標が天皇杯出場になりますので、それを最後まであきらめずに達成することができたらと思います」と述べ、チームはさらに結束を強めている。シーズン終盤の勝負どころに入ると伝統的に強さを発揮してきたクラブだけに、この4試合の戦いぶりには注目が集まる。
ただ、柏は難敵と言えるだろう。ここ5試合で1勝1分3敗とブレーキがかかっているが、何より攻撃陣は波に乗ると手がつけられない。FWのオルンガは現在24得点とチーム総得点の半数近くを1人で叩き出している。前回の8月の対戦でもオルンガの得点力はすさまじかった。目の覚めるような鋭いシュートを2本突き刺し、一瞬のスキも与えてはならないことを強く印象づけた。しかし、終了間際に土居 聖真の2点が決まり、劇的な幕切れで鹿島が勝利している。
今回も激戦が予想されるが、柏は新型コロナウイルスの影響で約2週間の活動休止を余儀なくされ、前節の鳥栖戦が久しぶりの公式戦。11月に入って初めての試合だったこともあり、存分に力を発揮できたとはいえなかった。チームがかみ合い始めたのはゲームの終盤。87分にゴールを決めたのはオルンガだった。来年の1月4日に順延することになったJリーグYBCルヴァンカップ決勝に出場する柏。それまでに失ってしまった試合勘を取り戻したいところだろう。
両者のリーグ戦対戦成績は、鹿島の28勝6分13敗。直近の5試合は4勝1分と鹿島が優位に立っている。柏にはオルンガがいるが、鹿島にも16得点のエヴェラウドがいる。両エースがどんな活躍を見せるのか楽しみな一戦である。
[ 文:田中 滋 ]
アウェイでの戦いの際も2回勝ち越され、薄氷を踏む勝利であった。
この難敵をこの過密日程の中でどのように対処するのかに注目が集まる。
この試合でも起用出来る選手は限られる。
その中で攻撃陣の好調、そして三竿健斗の復帰は心強い。
頼れる主将を中心に爆発的な攻撃力で打ち勝とうではないか。
今季最後のミッドウィーク開催、気持ちよい試合を望む。
注目の一戦である。

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鹿島、ホーム4連戦でラストスパートを。注目はエース対決
Jリーグもいよいよ佳境を迎える。2位を目指す鹿島がホームに柏を迎える。30試合を終えて勝点52とする鹿島は4位。3位の名古屋が同じく30試合で勝点55、2位のG大阪が29試合で勝点58と上を行き、さらに6位のC大阪は28試合で勝点49と、5位のFC東京も含めて来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権が懸かる3位以内を目指す戦いは熾烈を極めている。2チームに先行されている鹿島は、これ以上星を落とせない。残りの4試合を全勝して天命を待つ。
ただ、その4試合がすべてホーム開催となるのは鹿島にとって大きなアドバンテージと言えるだろう。今季ここまでホームゲームでは6勝4分3敗。勝率46%という数字を残している。着実に勝点3を積み重ねることが求められている。
チームの状態は上昇中だ。明治安田J1第27節で川崎Fをホームに迎えて臨んだ一戦では、7人の選手が出場できない非常事態に見舞われながらも一致団結して戦い、首位を独走する川崎Fをあと一歩まで追い詰めた。第28節では仙台とのアウェイ戦に臨み、エヴェラウド、ファン アラーノ、上田 綺世の3人がゴールを決める攻撃陣の爆発で仙台に3-1の快勝。良い状態で県立カシマサッカースタジアムに戻ってきた。
ザーゴ監督も「選手たちがやってきたことが表現されて、非常に良かったと思います。自分たちの目標が天皇杯出場になりますので、それを最後まであきらめずに達成することができたらと思います」と述べ、チームはさらに結束を強めている。シーズン終盤の勝負どころに入ると伝統的に強さを発揮してきたクラブだけに、この4試合の戦いぶりには注目が集まる。
ただ、柏は難敵と言えるだろう。ここ5試合で1勝1分3敗とブレーキがかかっているが、何より攻撃陣は波に乗ると手がつけられない。FWのオルンガは現在24得点とチーム総得点の半数近くを1人で叩き出している。前回の8月の対戦でもオルンガの得点力はすさまじかった。目の覚めるような鋭いシュートを2本突き刺し、一瞬のスキも与えてはならないことを強く印象づけた。しかし、終了間際に土居 聖真の2点が決まり、劇的な幕切れで鹿島が勝利している。
今回も激戦が予想されるが、柏は新型コロナウイルスの影響で約2週間の活動休止を余儀なくされ、前節の鳥栖戦が久しぶりの公式戦。11月に入って初めての試合だったこともあり、存分に力を発揮できたとはいえなかった。チームがかみ合い始めたのはゲームの終盤。87分にゴールを決めたのはオルンガだった。来年の1月4日に順延することになったJリーグYBCルヴァンカップ決勝に出場する柏。それまでに失ってしまった試合勘を取り戻したいところだろう。
両者のリーグ戦対戦成績は、鹿島の28勝6分13敗。直近の5試合は4勝1分と鹿島が優位に立っている。柏にはオルンガがいるが、鹿島にも16得点のエヴェラウドがいる。両エースがどんな活躍を見せるのか楽しみな一戦である。
[ 文:田中 滋 ]
ティアモ枚方、JFL昇格
JFL昇格を果たしたティアモ枚方である。
新井場がオーナーであり、選手として野沢拓也、石神直哉、松浦航洋、岡本英也が所属し鹿島縁が強い。
これは朗報。
引退する石神も最後に花道を飾った格好である。
将来のJリーグ加盟を目指し、更に邁進して欲しい。
次なる報を待っておる。

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新井場オーナーのティアモ枚方、悲願のJFL昇格
[ 2020年11月23日 13:25 ]
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(CL)最終日が23日に行われ、ティアモ枚方(関西1部)がJFL昇格を決定させた。栃木シティFC(関東1部)と0―0に終わり、2位以内が確定。将来的なJリーグ入りへ向けて、また一歩前進した。
地域CL決勝リーグは1次リーグを勝ち上がった4チームによる総当たり戦。枚方は1勝1分けの勝ち点4で最終戦を迎えた。対する栃木も同勝ち点だったが、得失点差で上回る枚方が1位となり、引き分け以上が昇格条件となっていた。試合終盤は栃木の猛攻にさらされたが、GKキローラン菜入を中心に守備陣が踏ん張った。
ティアモ枚方は04年に鹿島やG大阪で活躍した新井場徹、元日本代表MF稲本潤一(現J3相模原)、元日本代表FW播戸竜二の3選手が共同オーナーとなり設立。元日本代表MF二川孝広や同MF野沢拓也らJリーグを牽引した実力者をそろえ、また今季からは名古屋で背番号10を背負った小川佳純が監督に就任し、巻佑樹がGM職を務めている。
新井場がオーナーであり、選手として野沢拓也、石神直哉、松浦航洋、岡本英也が所属し鹿島縁が強い。
これは朗報。
引退する石神も最後に花道を飾った格好である。
将来のJリーグ加盟を目指し、更に邁進して欲しい。
次なる報を待っておる。

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新井場オーナーのティアモ枚方、悲願のJFL昇格
[ 2020年11月23日 13:25 ]
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(CL)最終日が23日に行われ、ティアモ枚方(関西1部)がJFL昇格を決定させた。栃木シティFC(関東1部)と0―0に終わり、2位以内が確定。将来的なJリーグ入りへ向けて、また一歩前進した。
地域CL決勝リーグは1次リーグを勝ち上がった4チームによる総当たり戦。枚方は1勝1分けの勝ち点4で最終戦を迎えた。対する栃木も同勝ち点だったが、得失点差で上回る枚方が1位となり、引き分け以上が昇格条件となっていた。試合終盤は栃木の猛攻にさらされたが、GKキローラン菜入を中心に守備陣が踏ん張った。
ティアモ枚方は04年に鹿島やG大阪で活躍した新井場徹、元日本代表MF稲本潤一(現J3相模原)、元日本代表FW播戸竜二の3選手が共同オーナーとなり設立。元日本代表MF二川孝広や同MF野沢拓也らJリーグを牽引した実力者をそろえ、また今季からは名古屋で背番号10を背負った小川佳純が監督に就任し、巻佑樹がGM職を務めている。
シラの勇姿
本日の練習風景を伝える鹿島アントラーズ公式サイト・公式Twitterである。
白崎凌兵の姿が写る。
全体練習に合流したと考えて良いのであろうか。
全治2ヶ月と公式発表されて1ヶ月強、シラの回復力には感服する。
想定よりも早い復帰が実現するやも知れぬ。
そしてそのシラのためにも天皇杯出場権を目指し2位まで順位を上げるのだ。
その為にも次節・柏戦は必勝である。
チーム一丸となってオルンガ以上のゴールを決めようではないか。
重要な一戦である。

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非公開練習

非公開練習を行いました。
白崎凌兵の姿が写る。
全体練習に合流したと考えて良いのであろうか。
全治2ヶ月と公式発表されて1ヶ月強、シラの回復力には感服する。
想定よりも早い復帰が実現するやも知れぬ。
そしてそのシラのためにも天皇杯出場権を目指し2位まで順位を上げるのだ。
その為にも次節・柏戦は必勝である。
チーム一丸となってオルンガ以上のゴールを決めようではないか。
重要な一戦である。

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非公開練習

非公開練習を行いました。
#クライマックス4 の初戦、11/25(水)ホーム柏戦へ向けてトレーニング!#antlers #kashima#三竿健斗#伊東幸敏#名古新太郎#白崎凌兵 pic.twitter.com/dIBl93nBDF
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) November 22, 2020
常に全力で。#antlers #kashima#小泉慶 pic.twitter.com/j6KzaL2wtK
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) November 22, 2020
サッカーダイジェスト 仙台戦寸評
サッカーダイジェストの小林氏による仙台戦の寸評である。
大勝に良い評価が並ぶ。
その中でエヴェラウドに最高評点とMOMが与えられておる。
「前半はゴールこそ無かったが、縦への鋭い突破や競り合いの強さ、天性のゴール感覚で多くの決定機に絡み、後半集中の切れた相手守備陣の隙を突き続け、3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた」という寸評に小林氏の観戦した感想が凝縮されておる。
まさにエース、頼れる助っ人と言えよう。
また、沖とファン・アラーノにはそれに次ぐ非常に高い評価が与えられておる。
沖のビッグセーブがなければ、この大勝はなかった。
そしてゴールに繋がるフィードも出せる。
次世代のGKとして長く鹿島のゴールマウスを守って貰いたい。
ファン・アラーノは、前半から多くのチャンスに絡んでおり2回のビッグチャンスに決めきっておればMOMは彼のものであったであろう。
チームの軸になってきた。
起用出来る選手が少ないながらも、こうして大勝出来た結果を顧みると、チームの骨格が固まったと考えられる。
シーズン終盤に来てザーゴ監督の戦術が身についたと言えよう。
このチームで残り試合も勝っていきたい。
楽しみである。

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【J1採点&寸評】仙台1-3鹿島|3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた男をMOMに!攻守で大活躍のGKも高評価
小林健志
2020年11月22日
鹿島――山本は派手なプレーは無かったが…

【警告】仙台=なし 鹿島=奈良(48分)
【退場】仙台=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】エヴェラウド(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
終始試合の主導権を握り、焦らず相手を動かし続けた成果が後半実って立て続けに3得点。ブラジル国籍選手の個人技だけでなく、GKや最終ラインが攻撃に関わり続ける姿勢が素晴らしかった。中6日のコンディションの有利さも生かした。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 7
特に後半はビッグセーブを連発し、チームを救った。さらに2得点目は上田へのロングフィードが起点となり、攻守において大活躍を見せた。
DF
22 広瀬陸斗 5.5
何度かオーバーラップから決定機も作ったが、ゴールにはつながらず。失点時は斜めに走ってきた椎橋に気を取られ、蜂須賀にフリーでクロスを上げさせてしまった。
39 犬飼智也 6.5
競り合いや対人守備の強さを見せただけでなく、積極的に前に出てボール回しに関わるなど、攻撃の起点となろうとする姿勢が強かった。
3 奈良竜樹 5.5
人への強さは見せることができたが、異議での警告は余計だった。失点の場面では味方と被って長沢をフリーにしてしまった。
16 山本脩斗 6(85分OUT)
派手なプレーは無かったが、主に守備で奮闘を見せ、終盤に交代するまで献身的に上下動ができていた。
MF
6 永木亮太 6
テンポ良くボールをさばいて、攻撃に良いリズムを作っていた。前半ミドルシュートを放つなど、積極的にゴールも狙った。
7 ファン・アラーノ 7(89分OUT)
相手の嫌なスペースに上手く入り込み、高い技術で相手DFをかわしながら、多くの決定機を演出し、1ゴール・1アシストの活躍を見せた。
8 土居聖真 6(73分OUT)
直接ゴールに関わるプレーこそ無かったが、良い立ち位置を取り続けて、相手守備陣の脅威となり続けた。
4 レオ・シルバ 6
攻守によく走り回り、1点目はアシストしたJ・アラーノへのパスを出し、起点となった。セカンドボールもよく拾えていた。
鹿島――守備陣にも攻撃の起点となる動きを落とし込めている

ビッグセーブ連発ほか、ロングフィードで攻撃の起点ともなった21歳のGK沖。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
FW
36 上田綺世 6.5(85分OUT)
2得点目は平岡にヘディングで競り勝ち、沖からのロングフィードを受け、J・アラーノのゴールにつなげた。3得点目も走りながら上手くコントロールして放ったナイスシュートだった。
MAN OF THE MATCH
9 エヴェラウド 7.5(73分OUT)
前半はゴールこそ無かったが、縦への鋭い突破や競り合いの強さ、天性のゴール感覚で多くの決定機に絡み、後半集中の切れた相手守備陣の隙を突き続け、3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた。
交代出場
MF
25 遠藤 康 6(73分IN)
勝利の可能性が高い状況での投入だったこともあり、それほど多くの決定機はつくれなかったが、しっかりボールキープし、試合をクローズさせることができた。
FW
15 伊藤翔 6(73分IN)
リードしていた状況ではあったものの、積極的にゴールを狙いに行った。シュートまでつなげることはできなかったが、相手の脅威にはなっていた。
MF
27 松村優太 ―(85分IN)
短い出場時間ながら爪痕を残そうと奮闘し、ドリブル突破から1本シュートを放つ積極性を見せた。
37 小泉慶 ―(85分IN)
右SBでの投入。出場時間は短くボールを触る機会も少なかったが、2失点目を許さず試合を終えることができた。
30 名古新太郎 ―(89分IN)
試合終盤での投入で、ほとんどボールに触ることなく試合を終えた。
監督
ザーゴ 6.5
疲労の色が濃かった相手のサイドを突き、クロスから得点することに成功。また、GKのロングフィードを得点につなげるなど、守備陣にも攻撃の起点となる動きを落とし込めている。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●小林健志(フリーライター)
大勝に良い評価が並ぶ。
その中でエヴェラウドに最高評点とMOMが与えられておる。
「前半はゴールこそ無かったが、縦への鋭い突破や競り合いの強さ、天性のゴール感覚で多くの決定機に絡み、後半集中の切れた相手守備陣の隙を突き続け、3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた」という寸評に小林氏の観戦した感想が凝縮されておる。
まさにエース、頼れる助っ人と言えよう。
また、沖とファン・アラーノにはそれに次ぐ非常に高い評価が与えられておる。
沖のビッグセーブがなければ、この大勝はなかった。
そしてゴールに繋がるフィードも出せる。
次世代のGKとして長く鹿島のゴールマウスを守って貰いたい。
ファン・アラーノは、前半から多くのチャンスに絡んでおり2回のビッグチャンスに決めきっておればMOMは彼のものであったであろう。
チームの軸になってきた。
起用出来る選手が少ないながらも、こうして大勝出来た結果を顧みると、チームの骨格が固まったと考えられる。
シーズン終盤に来てザーゴ監督の戦術が身についたと言えよう。
このチームで残り試合も勝っていきたい。
楽しみである。

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【J1採点&寸評】仙台1-3鹿島|3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた男をMOMに!攻守で大活躍のGKも高評価
小林健志
2020年11月22日
鹿島――山本は派手なプレーは無かったが…

【警告】仙台=なし 鹿島=奈良(48分)
【退場】仙台=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】エヴェラウド(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
終始試合の主導権を握り、焦らず相手を動かし続けた成果が後半実って立て続けに3得点。ブラジル国籍選手の個人技だけでなく、GKや最終ラインが攻撃に関わり続ける姿勢が素晴らしかった。中6日のコンディションの有利さも生かした。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 7
特に後半はビッグセーブを連発し、チームを救った。さらに2得点目は上田へのロングフィードが起点となり、攻守において大活躍を見せた。
DF
22 広瀬陸斗 5.5
何度かオーバーラップから決定機も作ったが、ゴールにはつながらず。失点時は斜めに走ってきた椎橋に気を取られ、蜂須賀にフリーでクロスを上げさせてしまった。
39 犬飼智也 6.5
競り合いや対人守備の強さを見せただけでなく、積極的に前に出てボール回しに関わるなど、攻撃の起点となろうとする姿勢が強かった。
3 奈良竜樹 5.5
人への強さは見せることができたが、異議での警告は余計だった。失点の場面では味方と被って長沢をフリーにしてしまった。
16 山本脩斗 6(85分OUT)
派手なプレーは無かったが、主に守備で奮闘を見せ、終盤に交代するまで献身的に上下動ができていた。
MF
6 永木亮太 6
テンポ良くボールをさばいて、攻撃に良いリズムを作っていた。前半ミドルシュートを放つなど、積極的にゴールも狙った。
7 ファン・アラーノ 7(89分OUT)
相手の嫌なスペースに上手く入り込み、高い技術で相手DFをかわしながら、多くの決定機を演出し、1ゴール・1アシストの活躍を見せた。
8 土居聖真 6(73分OUT)
直接ゴールに関わるプレーこそ無かったが、良い立ち位置を取り続けて、相手守備陣の脅威となり続けた。
4 レオ・シルバ 6
攻守によく走り回り、1点目はアシストしたJ・アラーノへのパスを出し、起点となった。セカンドボールもよく拾えていた。
鹿島――守備陣にも攻撃の起点となる動きを落とし込めている

ビッグセーブ連発ほか、ロングフィードで攻撃の起点ともなった21歳のGK沖。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
FW
36 上田綺世 6.5(85分OUT)
2得点目は平岡にヘディングで競り勝ち、沖からのロングフィードを受け、J・アラーノのゴールにつなげた。3得点目も走りながら上手くコントロールして放ったナイスシュートだった。
MAN OF THE MATCH
9 エヴェラウド 7.5(73分OUT)
前半はゴールこそ無かったが、縦への鋭い突破や競り合いの強さ、天性のゴール感覚で多くの決定機に絡み、後半集中の切れた相手守備陣の隙を突き続け、3得点全てに絡み、別格の存在感を見せた。
交代出場
MF
25 遠藤 康 6(73分IN)
勝利の可能性が高い状況での投入だったこともあり、それほど多くの決定機はつくれなかったが、しっかりボールキープし、試合をクローズさせることができた。
FW
15 伊藤翔 6(73分IN)
リードしていた状況ではあったものの、積極的にゴールを狙いに行った。シュートまでつなげることはできなかったが、相手の脅威にはなっていた。
MF
27 松村優太 ―(85分IN)
短い出場時間ながら爪痕を残そうと奮闘し、ドリブル突破から1本シュートを放つ積極性を見せた。
37 小泉慶 ―(85分IN)
右SBでの投入。出場時間は短くボールを触る機会も少なかったが、2失点目を許さず試合を終えることができた。
30 名古新太郎 ―(89分IN)
試合終盤での投入で、ほとんどボールに触ることなく試合を終えた。
監督
ザーゴ 6.5
疲労の色が濃かった相手のサイドを突き、クロスから得点することに成功。また、GKのロングフィードを得点につなげるなど、守備陣にも攻撃の起点となる動きを落とし込めている。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●小林健志(フリーライター)
セレッソ、新監督候補に大岩剛氏
セレッソの新監督候補に名が挙げられる大岩剛氏である。
これは興味深い報。
鹿島アントラーズでは、年間最多勝ち点、ACL制覇、カップ戦ベスト4を積み重ねた実績が、他のクラブでどれだけの力を発揮するのかを観てみたい気がする。
スポニチは連日、セレッソの来季の補強などの話題を報じてくれる。
この時期のニュースとして嬉しいが、セレッソの脇の甘さがクラブとしての鹿島との違いを感じさせられる。
鹿島の移籍情報はギリギリまで出て来ぬもの。
それを受け入れて、報を待つのが鹿島サポの心情である。
鹿島も来季に向けて新戦力の候補は挙がっておろう。
良い選手が来てくれる事を願っておる。

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C大阪 来季監督候補に元鹿島監督の大岩剛氏浮上
[ 2020年11月22日 05:10 ]
明治安田生命J1第28節 C大阪0-1広島 ( 2020年11月21日 ヤンマー )

鹿島監督時代に選手に指示を出す大岩剛氏(左)
Photo By スポニチ
C大阪が痛すぎる連敗を喫し、ACL出場圏内が遠のいた。序盤から広島に球際で圧倒される展開。1点を追う後半17分に相手に退場者が出たことで数的有利となったが、最後までゴールを奪えず、課題の得点力不足を露呈した。今季限りで解任されることになったロティーナ監督は「前半は私がセレッソに来てからワーストの内容だった」と渋い表情を浮かべた。
来季に向けて水面下で監督人事などに着手する中、後任候補として元鹿島監督の大岩剛氏(48)が浮上していることが判明。関係者によると、クラブOBの名波浩氏(47)らとともにリストアップされているという。17年途中から19年シーズンまで指揮を執った鹿島では、18年にACLを制覇した実績がある。また、元日本代表のハビエル・アギーレ氏(61)の名前も挙がっているという。
直近11試合で3勝1分け7敗と失速したチームは、3位のG大阪と勝ち点6差の6位に転落。残り6試合となり、森島寛晃社長は「ACLのチャンスがあるので。そこに向けて」と語った。
《鳥栖MF原川獲得が決定的》C大阪が来季の新戦力として、鳥栖のMF原川力(27)を完全移籍で獲得することが21日、決定的となった。複数の関係者によると、過去にリオ五輪にも出場したボランチを高く評価。早くから注目しており、今後は新シーズンから迎え入れるための交渉も順調に進む見込みだ。正確な技術と攻守における貢献度の高さが光る原川は、セットプレーのキッカーとしての能力も持ち味。新体制となるクラブにとって大きな戦力になる。
これは興味深い報。
鹿島アントラーズでは、年間最多勝ち点、ACL制覇、カップ戦ベスト4を積み重ねた実績が、他のクラブでどれだけの力を発揮するのかを観てみたい気がする。
スポニチは連日、セレッソの来季の補強などの話題を報じてくれる。
この時期のニュースとして嬉しいが、セレッソの脇の甘さがクラブとしての鹿島との違いを感じさせられる。
鹿島の移籍情報はギリギリまで出て来ぬもの。
それを受け入れて、報を待つのが鹿島サポの心情である。
鹿島も来季に向けて新戦力の候補は挙がっておろう。
良い選手が来てくれる事を願っておる。

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C大阪 来季監督候補に元鹿島監督の大岩剛氏浮上
[ 2020年11月22日 05:10 ]
明治安田生命J1第28節 C大阪0-1広島 ( 2020年11月21日 ヤンマー )

鹿島監督時代に選手に指示を出す大岩剛氏(左)
Photo By スポニチ
C大阪が痛すぎる連敗を喫し、ACL出場圏内が遠のいた。序盤から広島に球際で圧倒される展開。1点を追う後半17分に相手に退場者が出たことで数的有利となったが、最後までゴールを奪えず、課題の得点力不足を露呈した。今季限りで解任されることになったロティーナ監督は「前半は私がセレッソに来てからワーストの内容だった」と渋い表情を浮かべた。
来季に向けて水面下で監督人事などに着手する中、後任候補として元鹿島監督の大岩剛氏(48)が浮上していることが判明。関係者によると、クラブOBの名波浩氏(47)らとともにリストアップされているという。17年途中から19年シーズンまで指揮を執った鹿島では、18年にACLを制覇した実績がある。また、元日本代表のハビエル・アギーレ氏(61)の名前も挙がっているという。
直近11試合で3勝1分け7敗と失速したチームは、3位のG大阪と勝ち点6差の6位に転落。残り6試合となり、森島寛晃社長は「ACLのチャンスがあるので。そこに向けて」と語った。
《鳥栖MF原川獲得が決定的》C大阪が来季の新戦力として、鳥栖のMF原川力(27)を完全移籍で獲得することが21日、決定的となった。複数の関係者によると、過去にリオ五輪にも出場したボランチを高く評価。早くから注目しており、今後は新シーズンから迎え入れるための交渉も順調に進む見込みだ。正確な技術と攻守における貢献度の高さが光る原川は、セットプレーのキッカーとしての能力も持ち味。新体制となるクラブにとって大きな戦力になる。
仙台戦報道
1G2Aのエヴェラウド、1G1Aのファン・アラーノを抑え上田綺世にスポットが当たる。
東京五輪のエース候補であるだけにメディアとしては取り上げたい気持ちもよくわかる。
実際、トドメとなった3点目は、動き出し、ワンタッチシュートと綺世の良さが凝縮されておった。
この調子を維持すれば、オリンピック出場も現実的なモノとなろう。
そして、この綺世の活躍もあり、チームは暫定4位に順位を上げた。
目標とする2位まで一歩前進であると共に、ACLのPO圏内となる4位となった。
天皇杯の結果次第ではあるが、来季のアジアチャレンジの切符を手に入れる可能性が高まったと言えよう。
残り4試合、全勝して終えるのだ。
邁進である。

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鹿島2戦ぶり勝利 仙台長沢弾実らず/仙-鹿28節
[2020年11月21日17時14分]

仙台対鹿島 後半、ヘディングでゴールを決める鹿島FWエヴェラウド(左から2人目)(撮影・浅見桂子)

仙台対鹿島 前半、ゴール前にパスを出す鹿島FW上田(左)(撮影・浅見桂子)
鹿島エヴェラウドV弾 ACL出場権獲得に前進
[2020年11月21日18時31分]

仙台対鹿島 後半、ゴールを決めてイレブンと喜び合う鹿島FW上田(中央)(撮影・浅見桂子)

仙台対鹿島 後半、ゴールを決めて、フェンスを越えてサブメンバーの元に走る鹿島MFファン・アラーノ(中央)(撮影・浅見桂子)
<明治安田生命J1:仙台1-3鹿島>◇第28節◇21日◇ユアスタ
鹿島アントラーズは攻撃陣が奮起し、来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得に前進した。
後半2分にFWエヴェラウドが右サイドからのクロスを頭で合わせて先制すると、MFアラーノ、FW上田もゴールを決め、貴重な勝ち点3をつかんだ。今季16点目のエヴェラウドは「後半の早い時間に点が取れて良かった。残り4試合はすべてホーム。最後は鹿島がいるべき順位で終わりたい」と話した。
鹿島、力強い攻撃見せ3得点!エベラウド「いいクロスがきた」

後半、エベラウド(右端)の先制ゴールを喜ぶ鹿島イレブン=ユアスタ
明治安田J1第28節第1日(21日、仙台1-3鹿島、ユアスタ)鹿島が力強い攻撃を見せてクロス、ロングボール、自陣からの速攻で3点を挙げて快勝した。後半2分、ヘディングで今季16点目をマークしたエベラウドは「いいクロスがきた。勝ててよかった」と息をついた。
新型コロナウイルスに感染した永戸と濃厚接触者6人が戦線を離れ、主将の三竿も出場停止と台所事情は苦しかったが、攻守で地力の差を示した。天皇杯全日本選手権に出場できる2位入りへ、ザーゴ監督は「最後まで諦めずにやりたい」と意気込んだ。

仙台に勝利し、サポーターの拍手に応える鹿島イレブン=ユアスタ
鹿島・上田(速攻で追加点)
「エベラウドがいいタイミングで(パスを)出してくれた。ワンタッチのゴールは自分の特長。自信を持って(右足を)振れた」
鹿島・上田、先発6戦5発 五輪世代エース猛アピール「負けたくない」
[ 2020年11月22日 05:30 ]
明治安田生命J1第28節 鹿島3-1仙台 ( 2020年11月21日 ユアスタ )

<仙台・鹿島>後半、チーム3点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島・上田(左)
Photo By 共同
これぞ真のストライカーだ。2―0で迎えた後半17分。五輪世代の鹿島FW上田綺世(22)は高速カウンターの仕上げを担い、右足で今季6点目を挙げ、勝利を決定づけた。
勝負どころを嗅ぎ分けた。ブラジル人MFファン・アラーノから右サイドの同MFエヴェラウドにパスが出た瞬間にスプリントを開始。「カウンターになって遠いサイドにボールが出たタイミングで(相手DFの裏に)走り込んだ。ワンタッチゴールは自分の特長。良いタイミングでボールをくれた」。スピードを落とさず、クロスにダイレクトで合わせた。
今季先発した試合は6戦5発。スタメンに名を連ねればほぼ確実に結果を残してきたものの、定位置を確保できなかった。それでも腐らず、練習から気持ちを燃やし続けた。何が足りないのかを自問自答する日々を過ごし、成長につなげた。
10月にオランダ、11月にオーストリアと欧州で代表活動が行われたが、コロナ下で国内組は参加できず。A代表と五輪代表の指揮官を兼任する森保監督の下、ベテランと若手の融合が進む。ただ、ボローニャのDF冨安ら守備陣は東京五輪世代が結果を残すが、最前線は軸となる選手が見えてこないのが現状だ。
そんな中で上田は一つ一つ着実に自信と実績を積み上げている。「得点に関する姿勢や嗅覚では負けたくない」。ストライカーに求められるのは、ゴールという目に見える結果。さらに磨きをかけ、東京五輪世代の軸になる。
《明治安田J1》第28節 鹿島、仙台に快勝

仙台-鹿島 後半2分、先制ゴールを決め仲間と喜ぶ鹿島・エベラウド(左)=ユアテックスタジアム仙台、吉田雅宏撮影
明治安田J1第28節第3日の鹿島は21日、ユアテックスタジアム仙台で仙台と戦い、3-1と快勝した。鹿島の今季通算成績は16勝4分け10敗、勝ち点52で、順位は暫定4位に浮上した。
鹿島は後半2分、右クロスからエベラウドのヘディングシュートで先制した。それで勢いづき、12分はファンアラーノ、17分には上田がそれぞれ追加点を挙げた。その後は試合を優位に進め、1点を失ったが、沖の好セーブもあり、危なげなく逃げ切った。
鹿島の次戦は25日、カシマスタジアムで柏と戦う。
東京五輪のエース候補であるだけにメディアとしては取り上げたい気持ちもよくわかる。
実際、トドメとなった3点目は、動き出し、ワンタッチシュートと綺世の良さが凝縮されておった。
この調子を維持すれば、オリンピック出場も現実的なモノとなろう。
そして、この綺世の活躍もあり、チームは暫定4位に順位を上げた。
目標とする2位まで一歩前進であると共に、ACLのPO圏内となる4位となった。
天皇杯の結果次第ではあるが、来季のアジアチャレンジの切符を手に入れる可能性が高まったと言えよう。
残り4試合、全勝して終えるのだ。
邁進である。

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鹿島2戦ぶり勝利 仙台長沢弾実らず/仙-鹿28節
[2020年11月21日17時14分]

仙台対鹿島 後半、ヘディングでゴールを決める鹿島FWエヴェラウド(左から2人目)(撮影・浅見桂子)

仙台対鹿島 前半、ゴール前にパスを出す鹿島FW上田(左)(撮影・浅見桂子)
鹿島エヴェラウドV弾 ACL出場権獲得に前進
[2020年11月21日18時31分]

仙台対鹿島 後半、ゴールを決めてイレブンと喜び合う鹿島FW上田(中央)(撮影・浅見桂子)

仙台対鹿島 後半、ゴールを決めて、フェンスを越えてサブメンバーの元に走る鹿島MFファン・アラーノ(中央)(撮影・浅見桂子)
<明治安田生命J1:仙台1-3鹿島>◇第28節◇21日◇ユアスタ
鹿島アントラーズは攻撃陣が奮起し、来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得に前進した。
後半2分にFWエヴェラウドが右サイドからのクロスを頭で合わせて先制すると、MFアラーノ、FW上田もゴールを決め、貴重な勝ち点3をつかんだ。今季16点目のエヴェラウドは「後半の早い時間に点が取れて良かった。残り4試合はすべてホーム。最後は鹿島がいるべき順位で終わりたい」と話した。
鹿島、力強い攻撃見せ3得点!エベラウド「いいクロスがきた」

後半、エベラウド(右端)の先制ゴールを喜ぶ鹿島イレブン=ユアスタ
明治安田J1第28節第1日(21日、仙台1-3鹿島、ユアスタ)鹿島が力強い攻撃を見せてクロス、ロングボール、自陣からの速攻で3点を挙げて快勝した。後半2分、ヘディングで今季16点目をマークしたエベラウドは「いいクロスがきた。勝ててよかった」と息をついた。
新型コロナウイルスに感染した永戸と濃厚接触者6人が戦線を離れ、主将の三竿も出場停止と台所事情は苦しかったが、攻守で地力の差を示した。天皇杯全日本選手権に出場できる2位入りへ、ザーゴ監督は「最後まで諦めずにやりたい」と意気込んだ。

仙台に勝利し、サポーターの拍手に応える鹿島イレブン=ユアスタ
鹿島・上田(速攻で追加点)
「エベラウドがいいタイミングで(パスを)出してくれた。ワンタッチのゴールは自分の特長。自信を持って(右足を)振れた」
鹿島・上田、先発6戦5発 五輪世代エース猛アピール「負けたくない」
[ 2020年11月22日 05:30 ]
明治安田生命J1第28節 鹿島3-1仙台 ( 2020年11月21日 ユアスタ )

<仙台・鹿島>後半、チーム3点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島・上田(左)
Photo By 共同
これぞ真のストライカーだ。2―0で迎えた後半17分。五輪世代の鹿島FW上田綺世(22)は高速カウンターの仕上げを担い、右足で今季6点目を挙げ、勝利を決定づけた。
勝負どころを嗅ぎ分けた。ブラジル人MFファン・アラーノから右サイドの同MFエヴェラウドにパスが出た瞬間にスプリントを開始。「カウンターになって遠いサイドにボールが出たタイミングで(相手DFの裏に)走り込んだ。ワンタッチゴールは自分の特長。良いタイミングでボールをくれた」。スピードを落とさず、クロスにダイレクトで合わせた。
今季先発した試合は6戦5発。スタメンに名を連ねればほぼ確実に結果を残してきたものの、定位置を確保できなかった。それでも腐らず、練習から気持ちを燃やし続けた。何が足りないのかを自問自答する日々を過ごし、成長につなげた。
10月にオランダ、11月にオーストリアと欧州で代表活動が行われたが、コロナ下で国内組は参加できず。A代表と五輪代表の指揮官を兼任する森保監督の下、ベテランと若手の融合が進む。ただ、ボローニャのDF冨安ら守備陣は東京五輪世代が結果を残すが、最前線は軸となる選手が見えてこないのが現状だ。
そんな中で上田は一つ一つ着実に自信と実績を積み上げている。「得点に関する姿勢や嗅覚では負けたくない」。ストライカーに求められるのは、ゴールという目に見える結果。さらに磨きをかけ、東京五輪世代の軸になる。
《明治安田J1》第28節 鹿島、仙台に快勝

仙台-鹿島 後半2分、先制ゴールを決め仲間と喜ぶ鹿島・エベラウド(左)=ユアテックスタジアム仙台、吉田雅宏撮影
明治安田J1第28節第3日の鹿島は21日、ユアテックスタジアム仙台で仙台と戦い、3-1と快勝した。鹿島の今季通算成績は16勝4分け10敗、勝ち点52で、順位は暫定4位に浮上した。
鹿島は後半2分、右クロスからエベラウドのヘディングシュートで先制した。それで勢いづき、12分はファンアラーノ、17分には上田がそれぞれ追加点を挙げた。その後は試合を優位に進め、1点を失ったが、沖の好セーブもあり、危なげなく逃げ切った。
鹿島の次戦は25日、カシマスタジアムで柏と戦う。
仙台戦コメント
「選手たちがこれまでやってきたことを表現することができていた。非常に良かったと思う」と語るザーゴ監督である。
チームの手応えを感じておる事が強く感じさせられる。
シーズン終盤にして結実したモノがある。
我らもそれを目の当たりにしておる。
またこの試合はエヴェラウドへのクロスが多かったとの質問に対して、「意図的にしたわけではなく、相手もそういう条件にしてくれたと思います」と返す。
このあたりはスカウティングの成果もあったように思う。
それもまた戦術班の仕事の成果であり、結実である。
また、上田綺世がゴールシーンを解説する。
決めたのは綺世のワンタッチであったが、そこまでのプロセス、特にボールを引き出したファン・アラーノの位置取りが素晴らしい。
結果的にエヴェラウドを経由して綺世のゴールとなったが、二人共に選択肢となる状況にしたのは、ファン・アラーノの受けるポジションが重要で合ったように見える。
これもまたチームが出来上がってきた証左である。
リーグ戦残り4試合、この調子を維持して勝利を掴み取っていきたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第28節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
前後半ともに、われわれが明らかにチャンスを多く作っていた。前半でゴールを決めるチャンスがあったが、決めきることができなかった。ハーフタイムで、冷静にプレーをし続けるという指示を出し、後半の早い時間帯に得点を取ることができた。そこから多くのチャンスが生まれ、追加点を取ることができたと思っている。選手たちがこれまでやってきたことを表現することができていた。非常に良かったと思う。自分たちの目標を達成するために、諦めずに戦っていきたい。
Q.エヴェラウド選手へのクロスが多かったが、もともとの狙いだった?
A.意図的にやっていたわけではない。どの試合でもエヴェラウドだけではなく、綺世と2人がいるとクロスボールは多くなる。ただ、流れの中で崩していく場面もあった。今日は普段以上にクロスの回数は多かったが、それは相手がクロスを上げることができる場面を多く作ってくれていたと感じている。
【エヴェラウド】
前半から、陸斗やファンからいいクロスが上がってきていた。後半にファンからいいボールがきてタイミングを合わせてゴールに結びつけることができた。この得点によって、チームが落ち着いてプレーができるようになり、追加点を奪うことができた。勝利することができてよかった。
【上田 綺世】
カウンターになった瞬間にレオからファンへボールが渡り、その時に自分は背後へ動き出していたが、ファンはエヴェにパスを出した。相手のDFラインの選手との駆け引きから、エヴェがいいボールを出してくれた。エヴェのおかげでゴールを決めることができた。ワンタッチでのゴールは自分の特長。自信を持って右足を振ることができた。相手のDFラインがそろった時にいい動き出しをすることができた。その動き出しを見てくれていたエヴェに感謝したい。
明治安田生命J1リーグ 第28節
2020年11月21日(土)15:03KO
ユアテックスタジアム仙台
[ ザーゴ監督 ]
前後半ともに明らかなチャンスを作りました。もう少し前半で決めるチャンスはあったんですけど、なかなかそれができませんでした。ハーフタイムに冷静にプレーをし続ける、やり続けるというところを求めたところ、後半の早い時間で1点を取って、そこから多くのチャンスが生まれて追加点を奪うことができたと思います。選手たちがやってきたことが表現されて、非常に良かったと思います。自分たちの目標が天皇杯出場になりますので、それを最後まであきらめずに達成することができたらと思います。
--エヴェラウドへのクロスが多かった。狙いの1つだったのか?
意図的にしたわけではなく、相手もそういう条件にしてくれたと思います。どの試合でもエヴェラウドだけではなく、上田 綺世がいるときはクロスボールが多くなりますし、流れの中でも崩せる場面はありました。それは前半からありましたし、後半は当然追加点を取ってからそういった状況になりました。確かに、今日はちょっと普段以上に回数が多かったとは思いますが、それは相手が与えてくれた条件だと思います。
明治安田生命J1リーグ 第28節
2020年11月21日(土)15:03KO
ユアテックスタジアム仙台
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
カウンターになった瞬間にレオ(シルバ)さんからファン(アラーノ)にボールが渡った瞬間に、僕は背後に動き出したんですけどエヴェ(エヴェラウド)に出て、相手のディフェンスラインの選手との駆け引きからエヴェが良いボールを出してくれたから決められたゴールでした。
--ワンタッチで決めたが?
ワンタッチのゴールというのは自分の特長でもあるので、自信を持って振れたかなと思います。あとは相手のディフェンスラインがそろった瞬間に良い動き出しをできたので、それを見てくれたエヴェに感謝したいと思います。
ACL出場権奪還へ望み…鹿島がアウェー最終戦で3発圧勝! 仙台はFW長沢3戦連発もホーム初白星ならず

鹿島がエヴェラウド・J・アラーノ・上田綺世の後半3発で快勝!仙台は途中出場の長沢駿が3戦連発も…
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月21日
前半は両チーム得点生まれず、スコアレスで折り返す

ヘディングで先制ゴールを奪ったエヴェラウド。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
チームの手応えを感じておる事が強く感じさせられる。
シーズン終盤にして結実したモノがある。
我らもそれを目の当たりにしておる。
またこの試合はエヴェラウドへのクロスが多かったとの質問に対して、「意図的にしたわけではなく、相手もそういう条件にしてくれたと思います」と返す。
このあたりはスカウティングの成果もあったように思う。
それもまた戦術班の仕事の成果であり、結実である。
また、上田綺世がゴールシーンを解説する。
決めたのは綺世のワンタッチであったが、そこまでのプロセス、特にボールを引き出したファン・アラーノの位置取りが素晴らしい。
結果的にエヴェラウドを経由して綺世のゴールとなったが、二人共に選択肢となる状況にしたのは、ファン・アラーノの受けるポジションが重要で合ったように見える。
これもまたチームが出来上がってきた証左である。
リーグ戦残り4試合、この調子を維持して勝利を掴み取っていきたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第28節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
前後半ともに、われわれが明らかにチャンスを多く作っていた。前半でゴールを決めるチャンスがあったが、決めきることができなかった。ハーフタイムで、冷静にプレーをし続けるという指示を出し、後半の早い時間帯に得点を取ることができた。そこから多くのチャンスが生まれ、追加点を取ることができたと思っている。選手たちがこれまでやってきたことを表現することができていた。非常に良かったと思う。自分たちの目標を達成するために、諦めずに戦っていきたい。
Q.エヴェラウド選手へのクロスが多かったが、もともとの狙いだった?
A.意図的にやっていたわけではない。どの試合でもエヴェラウドだけではなく、綺世と2人がいるとクロスボールは多くなる。ただ、流れの中で崩していく場面もあった。今日は普段以上にクロスの回数は多かったが、それは相手がクロスを上げることができる場面を多く作ってくれていたと感じている。
【エヴェラウド】
前半から、陸斗やファンからいいクロスが上がってきていた。後半にファンからいいボールがきてタイミングを合わせてゴールに結びつけることができた。この得点によって、チームが落ち着いてプレーができるようになり、追加点を奪うことができた。勝利することができてよかった。
【上田 綺世】
カウンターになった瞬間にレオからファンへボールが渡り、その時に自分は背後へ動き出していたが、ファンはエヴェにパスを出した。相手のDFラインの選手との駆け引きから、エヴェがいいボールを出してくれた。エヴェのおかげでゴールを決めることができた。ワンタッチでのゴールは自分の特長。自信を持って右足を振ることができた。相手のDFラインがそろった時にいい動き出しをすることができた。その動き出しを見てくれていたエヴェに感謝したい。
明治安田生命J1リーグ 第28節
2020年11月21日(土)15:03KO
ユアテックスタジアム仙台
[ ザーゴ監督 ]
前後半ともに明らかなチャンスを作りました。もう少し前半で決めるチャンスはあったんですけど、なかなかそれができませんでした。ハーフタイムに冷静にプレーをし続ける、やり続けるというところを求めたところ、後半の早い時間で1点を取って、そこから多くのチャンスが生まれて追加点を奪うことができたと思います。選手たちがやってきたことが表現されて、非常に良かったと思います。自分たちの目標が天皇杯出場になりますので、それを最後まであきらめずに達成することができたらと思います。
--エヴェラウドへのクロスが多かった。狙いの1つだったのか?
意図的にしたわけではなく、相手もそういう条件にしてくれたと思います。どの試合でもエヴェラウドだけではなく、上田 綺世がいるときはクロスボールが多くなりますし、流れの中でも崩せる場面はありました。それは前半からありましたし、後半は当然追加点を取ってからそういった状況になりました。確かに、今日はちょっと普段以上に回数が多かったとは思いますが、それは相手が与えてくれた条件だと思います。
明治安田生命J1リーグ 第28節
2020年11月21日(土)15:03KO
ユアテックスタジアム仙台
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
カウンターになった瞬間にレオ(シルバ)さんからファン(アラーノ)にボールが渡った瞬間に、僕は背後に動き出したんですけどエヴェ(エヴェラウド)に出て、相手のディフェンスラインの選手との駆け引きからエヴェが良いボールを出してくれたから決められたゴールでした。
--ワンタッチで決めたが?
ワンタッチのゴールというのは自分の特長でもあるので、自信を持って振れたかなと思います。あとは相手のディフェンスラインがそろった瞬間に良い動き出しをできたので、それを見てくれたエヴェに感謝したいと思います。
ACL出場権奪還へ望み…鹿島がアウェー最終戦で3発圧勝! 仙台はFW長沢3戦連発もホーム初白星ならず

鹿島がエヴェラウド・J・アラーノ・上田綺世の後半3発で快勝!仙台は途中出場の長沢駿が3戦連発も…
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月21日
前半は両チーム得点生まれず、スコアレスで折り返す

ヘディングで先制ゴールを奪ったエヴェラウド。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
永木亮太、何回も経験している
仙台戦に向けてオンライン取材に応じた永木亮太である。
「ギリギリのところで戦うことは、自分は鹿島に入ってから何回も経験していること。連戦もすごくやっている」とここ数年の経験を口にする。
頼もしい。
また、仙台の戦術について「アンカーがいて、前に2枚いる形なら、ボランチが縦関係になると空いてしまう部分があるので、行くところと行かないところをはっきりすれば上手く守れると思う。数的不利の状況をなるべく作らないような守備の形を作りたい」と言う。
分析は十二分と言えよう。
攻略法は選手に浸透しておるように感じさせる。
チーム一丸となって仙台を撃破したい。
楽しみな一戦である。

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【鹿島】「何回も経験している」。深紅の6番、永木亮太の逆境に打ち勝つメンタリティー
2020-11-20
サッカーマガジン編集部
11月20日、鹿島アントラーズの永木亮太が練習後のオンライン取材に応じた。ちょうど1週間前に永戸勝也が倦怠感を訴え、翌日に新型コロナウイルス陽性が判明。他にも離脱者が多い中、永木亮太はチームの逆境をはね返し、次節ベガルタ仙台戦からの5試合で勝利を目指す。
「最後にしっかりとした形で終わらないといけない」
前節の川崎F戦は緊急事態の中での試合となった。試合当日の朝に永戸勝也の新型コロナウイルス陽性が判明し、濃厚接触者6人も欠場。試合開始の数時間前に開催が決定し、首位チームとの一戦に臨んだ。
「本当に突然のことでした。メンバー外だった選手がスタメンで出たり、そういうこともありました。でも、そういった選手もしっかりゲームをやれていた。それまでの準備の段階、日ごろの練習からしっかりやれている選手たちなので、すぐに試合に出ても、しっかりとしたパフォーマンスを出せたのではないかと個人的には思っています」
11月14日の出来事を振り返る永木亮太の言葉は力強い。永木の言うように、優勝決定が目前に迫る相手に対して当初のメンバーから変更を余儀なくされながらも、それぞれの選手が高いパフォーマンスを発揮し、引き分けの結果に持ち込んだ。
だが、依然としてチームの状況はひっ迫している。ケガ人を含めると10人以上も欠く中での戦いが続く。週末の仙台戦からは、中3日での3連戦が待ち受ける。
「もう負傷者だったり、コロナ陽性者を出せない状況です。けれど、そのギリギリのところで戦うことは、自分は鹿島に入ってから何回も経験していること。連戦もすごくやっている。その中でもしっかり勝ってきているチームなので、それを言い訳にせず、できる選手がしっかりとしたパフォーマンスを見せて、試合ができれば、必ず結果はついてくる」
どんなに困難な状況でも、勝利のために戦い続けることが鹿島の戦士たるものだろう。伝統の6番を背負う在籍5年目のボランチはそれをわきまえ、そしてピッチ上で体現する。翌日の仙台戦は、前節川崎F戦でレッドカードを受けた三竿健斗が出場停止となるだけに、永木がキャプテンマークを巻いてボランチを務めることが予想される。
「残り5試合。最後にしっかりとした形で終わらないといけない。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)だったり、天皇杯(への出場権獲得)を今は目標にしてやっているので、ここで結果を見せていければいいかなと思います」
目標を達成するために逆境をはね返し、今季リーグ戦のラスト5試合に向かっていく。
【鹿島】ミドルゾーンの攻防でいかに優位性を保てるか。ボランチ永木亮太の見解
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月20日
「行くところと行かないところをはっきりすれば」

仙台戦では先発が予想される永木。多様なスキルの持ち主で、パンチ力のあるミドルシュートも武器のひとつだ。写真:滝川敏之
次節の相手、仙台は最下位に沈むが、直近2試合は1勝1分と調子を取り戻している。G大阪戦は4-0と圧勝し、FC東京戦は二度追いつく展開で2-2のドロー決着。難敵から勝点4を稼いだ。
この2試合で仙台は4-3-3システムを採用。中盤の形は、2枚のインサイドハーフ+アンカーの逆三角形で、この並びが復調の一因との見方もある。
仙台戦はボランチで先発が予想される永木亮太に、このトライアングルの印象や中盤の攻防について訊けば、「試合に入ってみないと分からない部分はある。相手の配置を見ながら、というところでいつもやっているので」としたうえで、次のように応じてくれた。
「アンカーがいて、前に2枚いる形なら、ボランチが縦関係になると空いてしまう部分があるので、行くところと行かないところをはっきりすれば上手く守れると思う。数的不利の状況をなるべく作らないような守備の形を作りたい」
もちろん、仙台が3試合連続で同じ陣形、同じメンバーで臨んでくるかは不明で、より警戒すべきは相手のスピーディなサイド攻撃かもしれないが、いずれにしてもミドルゾーンのせめぎ合いで優位に立てれば、ゲームを支配でき、勝利の確率も高まるはずだ。
鋭い出足のボール奪取に加え、的確なポジショニングや味方への気の利いたサポート、テンポの良いパス捌きなど、多様なスキルでチーム全体のバランスを整え、攻守をつなぐ永木のフル回転の働きに注目だ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
「ギリギリのところで戦うことは、自分は鹿島に入ってから何回も経験していること。連戦もすごくやっている」とここ数年の経験を口にする。
頼もしい。
また、仙台の戦術について「アンカーがいて、前に2枚いる形なら、ボランチが縦関係になると空いてしまう部分があるので、行くところと行かないところをはっきりすれば上手く守れると思う。数的不利の状況をなるべく作らないような守備の形を作りたい」と言う。
分析は十二分と言えよう。
攻略法は選手に浸透しておるように感じさせる。
チーム一丸となって仙台を撃破したい。
楽しみな一戦である。

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【鹿島】「何回も経験している」。深紅の6番、永木亮太の逆境に打ち勝つメンタリティー
2020-11-20
サッカーマガジン編集部
11月20日、鹿島アントラーズの永木亮太が練習後のオンライン取材に応じた。ちょうど1週間前に永戸勝也が倦怠感を訴え、翌日に新型コロナウイルス陽性が判明。他にも離脱者が多い中、永木亮太はチームの逆境をはね返し、次節ベガルタ仙台戦からの5試合で勝利を目指す。
「最後にしっかりとした形で終わらないといけない」
前節の川崎F戦は緊急事態の中での試合となった。試合当日の朝に永戸勝也の新型コロナウイルス陽性が判明し、濃厚接触者6人も欠場。試合開始の数時間前に開催が決定し、首位チームとの一戦に臨んだ。
「本当に突然のことでした。メンバー外だった選手がスタメンで出たり、そういうこともありました。でも、そういった選手もしっかりゲームをやれていた。それまでの準備の段階、日ごろの練習からしっかりやれている選手たちなので、すぐに試合に出ても、しっかりとしたパフォーマンスを出せたのではないかと個人的には思っています」
11月14日の出来事を振り返る永木亮太の言葉は力強い。永木の言うように、優勝決定が目前に迫る相手に対して当初のメンバーから変更を余儀なくされながらも、それぞれの選手が高いパフォーマンスを発揮し、引き分けの結果に持ち込んだ。
だが、依然としてチームの状況はひっ迫している。ケガ人を含めると10人以上も欠く中での戦いが続く。週末の仙台戦からは、中3日での3連戦が待ち受ける。
「もう負傷者だったり、コロナ陽性者を出せない状況です。けれど、そのギリギリのところで戦うことは、自分は鹿島に入ってから何回も経験していること。連戦もすごくやっている。その中でもしっかり勝ってきているチームなので、それを言い訳にせず、できる選手がしっかりとしたパフォーマンスを見せて、試合ができれば、必ず結果はついてくる」
どんなに困難な状況でも、勝利のために戦い続けることが鹿島の戦士たるものだろう。伝統の6番を背負う在籍5年目のボランチはそれをわきまえ、そしてピッチ上で体現する。翌日の仙台戦は、前節川崎F戦でレッドカードを受けた三竿健斗が出場停止となるだけに、永木がキャプテンマークを巻いてボランチを務めることが予想される。
「残り5試合。最後にしっかりとした形で終わらないといけない。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)だったり、天皇杯(への出場権獲得)を今は目標にしてやっているので、ここで結果を見せていければいいかなと思います」
目標を達成するために逆境をはね返し、今季リーグ戦のラスト5試合に向かっていく。
【鹿島】ミドルゾーンの攻防でいかに優位性を保てるか。ボランチ永木亮太の見解
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月20日
「行くところと行かないところをはっきりすれば」

仙台戦では先発が予想される永木。多様なスキルの持ち主で、パンチ力のあるミドルシュートも武器のひとつだ。写真:滝川敏之
次節の相手、仙台は最下位に沈むが、直近2試合は1勝1分と調子を取り戻している。G大阪戦は4-0と圧勝し、FC東京戦は二度追いつく展開で2-2のドロー決着。難敵から勝点4を稼いだ。
この2試合で仙台は4-3-3システムを採用。中盤の形は、2枚のインサイドハーフ+アンカーの逆三角形で、この並びが復調の一因との見方もある。
仙台戦はボランチで先発が予想される永木亮太に、このトライアングルの印象や中盤の攻防について訊けば、「試合に入ってみないと分からない部分はある。相手の配置を見ながら、というところでいつもやっているので」としたうえで、次のように応じてくれた。
「アンカーがいて、前に2枚いる形なら、ボランチが縦関係になると空いてしまう部分があるので、行くところと行かないところをはっきりすれば上手く守れると思う。数的不利の状況をなるべく作らないような守備の形を作りたい」
もちろん、仙台が3試合連続で同じ陣形、同じメンバーで臨んでくるかは不明で、より警戒すべきは相手のスピーディなサイド攻撃かもしれないが、いずれにしてもミドルゾーンのせめぎ合いで優位に立てれば、ゲームを支配でき、勝利の確率も高まるはずだ。
鋭い出足のボール奪取に加え、的確なポジショニングや味方への気の利いたサポート、テンポの良いパス捌きなど、多様なスキルでチーム全体のバランスを整え、攻守をつなぐ永木のフル回転の働きに注目だ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
対仙台戦 optaファクト
Jリーグ第28節のoptaファクトを伝えるニッカンスポーツである。
圧倒的な相性の良さが伝えられる。
心情的には楽な気持ちとなろう。
しかしながら、仙台はここ2試合無敗であり、上位であるガンバに大勝、FC東京にも複数得点を決める攻撃力を見せておる。
全くもって侮る事は出来ぬ。
それに加えて鹿島は新型コロナウイルスの影響と出場停止、負傷者で思い描くメンバーを組む事が出来ぬ状況である。
苦戦は必至と考えて良い。
その中で、土居聖真のデータを前向きに捉えたい。
聖真のゴールで勝利を掴むのだ。
期待しておる。

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J1第28節(11月21、22日)optaファクト
[2020年11月21日0時1分]
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
・仙台対鹿島の通算25試合では、仙台が7勝2分16敗と大きく負け越している。仙台は今対戦では現在の4連敗を含み、直近7試合で6敗(1勝)。この間、全試合で失点を喫している(総スコア:4-17、1試合平均:2.4失点)。
・鹿島はアウェイの仙台戦では現在3試合連続で3得点以上を記録(計11点)。それ以前の敵地での今カード初対戦から9試合で挙げた得点数を上回っている(計10点)。
・仙台は現在、8月以来の2試合連続無敗(1勝1分)。今節引き分け以上だと、2019年6月以来の3試合連続無敗となる(当時4連勝)。
・鹿島はアウェイ戦では現在2試合連続3得点以上を挙げての2連勝中。同クラブが敵地で最後に3試合連続3得点以上を記録したのは2014年3月。
・仙台が直近2試合で放った枠内シュートは13本であり、この2試合の枠内シュート率は54.2%(13/24本、ブロックされたシュートを除く)。それ以前の7試合で放った枠内シュートはわずか7本のみだった(枠内シュート率:20%、7/35本)。
・鹿島は今季アウェイで先制点を喫した試合数がリーグワースト(11試合)。しかし、敵地での同状況から挙げた勝利数はリーグ最多(4勝)。一方の仙台は今季ホームで先制点を挙げた試合で唯一勝利を挙げていないクラブ(2分2敗)。
・長沢駿は現在2試合連続ゴール中。この2試合で挙げた4得点の内、3点はヘディングによるもの。同選手は2015年以降、ヘディングによる得点数がリーグ最多(21得点)。
・土居聖真は2015年以降に出場した仙台戦10試合で4得点を記録。同期間に対戦した中では最も得点を挙げている相手。また、出場した敵地での今対戦では現在2試合連続で得点に直接関与中(1ゴール、1アシスト)。
圧倒的な相性の良さが伝えられる。
心情的には楽な気持ちとなろう。
しかしながら、仙台はここ2試合無敗であり、上位であるガンバに大勝、FC東京にも複数得点を決める攻撃力を見せておる。
全くもって侮る事は出来ぬ。
それに加えて鹿島は新型コロナウイルスの影響と出場停止、負傷者で思い描くメンバーを組む事が出来ぬ状況である。
苦戦は必至と考えて良い。
その中で、土居聖真のデータを前向きに捉えたい。
聖真のゴールで勝利を掴むのだ。
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J1第28節(11月21、22日)optaファクト
[2020年11月21日0時1分]
ベガルタ仙台 – 鹿島アントラーズ
・仙台対鹿島の通算25試合では、仙台が7勝2分16敗と大きく負け越している。仙台は今対戦では現在の4連敗を含み、直近7試合で6敗(1勝)。この間、全試合で失点を喫している(総スコア:4-17、1試合平均:2.4失点)。
・鹿島はアウェイの仙台戦では現在3試合連続で3得点以上を記録(計11点)。それ以前の敵地での今カード初対戦から9試合で挙げた得点数を上回っている(計10点)。
・仙台は現在、8月以来の2試合連続無敗(1勝1分)。今節引き分け以上だと、2019年6月以来の3試合連続無敗となる(当時4連勝)。
・鹿島はアウェイ戦では現在2試合連続3得点以上を挙げての2連勝中。同クラブが敵地で最後に3試合連続3得点以上を記録したのは2014年3月。
・仙台が直近2試合で放った枠内シュートは13本であり、この2試合の枠内シュート率は54.2%(13/24本、ブロックされたシュートを除く)。それ以前の7試合で放った枠内シュートはわずか7本のみだった(枠内シュート率:20%、7/35本)。
・鹿島は今季アウェイで先制点を喫した試合数がリーグワースト(11試合)。しかし、敵地での同状況から挙げた勝利数はリーグ最多(4勝)。一方の仙台は今季ホームで先制点を挙げた試合で唯一勝利を挙げていないクラブ(2分2敗)。
・長沢駿は現在2試合連続ゴール中。この2試合で挙げた4得点の内、3点はヘディングによるもの。同選手は2015年以降、ヘディングによる得点数がリーグ最多(21得点)。
・土居聖真は2015年以降に出場した仙台戦10試合で4得点を記録。同期間に対戦した中では最も得点を挙げている相手。また、出場した敵地での今対戦では現在2試合連続で得点に直接関与中(1ゴール、1アシスト)。
徳島・垣田裕暉、お洒落アシスト
徳島・垣田のトリッキーなアシストを紹介するJリーグ公式Twitterである。
なんともオシャレで気持ちの良いプレイである。
このような選手に育っておったとは、ユース時代から観ておる者にとっては感無量である。
順調に成長しておる事が伝わってくる。
大型FWは育成に時間がかかる。
この調子で素晴らしいセンターFWになっていって欲しい。
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なんともオシャレで気持ちの良いプレイである。
このような選手に育っておったとは、ユース時代から観ておる者にとっては感無量である。
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大型FWは育成に時間がかかる。
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#徳島ヴォルティス の #垣田裕暉 選手 が
— Jリーグ (@J_League) November 20, 2020
トリッキーなパスでチャンスを創出💫✨@vortis_pr#Jリーグ pic.twitter.com/uVQTY8Ag2v
アントラーズの背番号3、奈良竜樹を我々は信じている
奈良竜樹をピックアップするFreaks+である。
鹿島移籍の経緯、背番号の重みなどが伝えられる。
そして先週の川崎戦での先発起用と好パフォーマンスは、我らを納得させてくれた。
明日も高い能力を発揮してくれよう。
期待しておる。

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PICK UP PLAYER

奈良竜樹は成長と刺激を求めてアントラーズにやって来た。前所属の川崎フロンターレでは、「監督、チームメート、サポーターと、だいたい自分のことをわかってくれている」という恵まれた環境で、「ものすごく居心地が良かった」というが、「リーグ連覇とリーグ最少失点を達成して、自分の中で一つサイクルが終わった感覚があった」と、新たな挑戦に踏み出す決断を下した。
そこで選んだのはアントラーズだった。他のクラブという選択肢もあったが、勝利にこだわるこのクラブのスタンスや培ってきた伝統が、自分の負けず嫌いな性格と合致していると感じ、直感で決めたという。
「他のクラブでも違う刺激はあったと思う。でも、自分を一番厳しく律することができるのは、アントラーズだと思った。タイトルを獲ることへのプレッシャーや常に上位にいなければいけない使命感。対戦したときにも、その強いこだわりや雰囲気は感じていた。だから、その直観に従った」
託された背番号は“3”だった。加入後、初めて知らされたときは、「正直、驚いた」という。アントラーズの背番号3といえば、秋田豊や岩政大樹、近年では昌子源がつけ、チームを支える象徴のナンバーだ。本人も「アントラーズにとって特別な背番号だし、今まで着けてきたどの選手も、チームの顔だった。それに見合う覚悟と責任を持ってプレーしないといけない」と、その重みをしっかりと受け止めていた。周囲からの大きな期待を背負い、本人も十分な意気込みで今シーズンに臨んだ。

しかし、いざシーズンが始まると、試合から遠ざかる日々が続いた。本人が非常に悔しい思いを味わっていたことは想像に難くない。それでも前節、ついに先発のチャンスが巡ってきた。対戦相手は奇しくも古巣の川崎フロンターレだった。
8月19日の明治安田J1第11節横浜FC戦以来、約3ヶ月ぶりとなる先発出場だったが、奈良は安定感のあるパフォーマンスをみせた。空中戦ではレアンドロ ダミアン相手に一歩も引かず、気持ちのこもったシュートブロックや味方を鼓舞する声で存在感を発揮した。1失点こそ喫したが、準備期間が限られていたことを考えると、見事なパフォーマンスだった。
試合後、オンライン会見に登場した奈良は、「昨季まで在籍していたチームとの対戦で、一緒にやっていた選手がたくさんいて不思議な感じだった。その中で、(プレーしていて)ハラハラしたり、ワクワクする感覚があった」と、ポーカーフェイスを少し緩ませた。久々の先発出場は間違いなく嬉しかっただろう。ただ、奈良はすぐに表情を引き締めて、「いつも試合に出ていない選手が入ることになった。ただ、『誰が出るからアントラーズ』ではなく、『誰が出てもアントラーズ』。試合に出場した選手が、チームのために戦うのは当たり前のこと」と、冷静に語った。目線の先はすぐに次の試合へと向かっている。

仙台戦でも、町田浩樹と関川郁万は出場できない。彼の力がいまこそ必要だ。背番号3の真価を発揮するときだ。
「来るときは、誰しもがいいイメージを持って加入する。でも、すべてがイメージどおりに進む人生なんてない。それは札幌の時も川崎Fの時もそう。調子がいいときにケガをするときもあれば、試合に出られないこともあった。一方で、いいときって、試合に負けるとか、自分が負けるというメンタリティーではないし、相手にやられると思ってプレーすることはない。自分がいいときは王のように振る舞えるというか、どんなに名の知れた選手に対しても、対等以上の思いで向かっていける...。そういうメンタリティーを、常に持つことが大事。今はそれをつくり上げていく段階。こうしたこともアントラーズに来なければ感じられなかったことーー」
これまで味わった歓喜も苦悩も、すべての経験を糧にして、真価を見せてくれ。アントラーズの背番号3、奈良竜樹を我々は信じている。
鹿島移籍の経緯、背番号の重みなどが伝えられる。
そして先週の川崎戦での先発起用と好パフォーマンスは、我らを納得させてくれた。
明日も高い能力を発揮してくれよう。
期待しておる。

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奈良竜樹は成長と刺激を求めてアントラーズにやって来た。前所属の川崎フロンターレでは、「監督、チームメート、サポーターと、だいたい自分のことをわかってくれている」という恵まれた環境で、「ものすごく居心地が良かった」というが、「リーグ連覇とリーグ最少失点を達成して、自分の中で一つサイクルが終わった感覚があった」と、新たな挑戦に踏み出す決断を下した。
そこで選んだのはアントラーズだった。他のクラブという選択肢もあったが、勝利にこだわるこのクラブのスタンスや培ってきた伝統が、自分の負けず嫌いな性格と合致していると感じ、直感で決めたという。
「他のクラブでも違う刺激はあったと思う。でも、自分を一番厳しく律することができるのは、アントラーズだと思った。タイトルを獲ることへのプレッシャーや常に上位にいなければいけない使命感。対戦したときにも、その強いこだわりや雰囲気は感じていた。だから、その直観に従った」
託された背番号は“3”だった。加入後、初めて知らされたときは、「正直、驚いた」という。アントラーズの背番号3といえば、秋田豊や岩政大樹、近年では昌子源がつけ、チームを支える象徴のナンバーだ。本人も「アントラーズにとって特別な背番号だし、今まで着けてきたどの選手も、チームの顔だった。それに見合う覚悟と責任を持ってプレーしないといけない」と、その重みをしっかりと受け止めていた。周囲からの大きな期待を背負い、本人も十分な意気込みで今シーズンに臨んだ。
しかし、いざシーズンが始まると、試合から遠ざかる日々が続いた。本人が非常に悔しい思いを味わっていたことは想像に難くない。それでも前節、ついに先発のチャンスが巡ってきた。対戦相手は奇しくも古巣の川崎フロンターレだった。
8月19日の明治安田J1第11節横浜FC戦以来、約3ヶ月ぶりとなる先発出場だったが、奈良は安定感のあるパフォーマンスをみせた。空中戦ではレアンドロ ダミアン相手に一歩も引かず、気持ちのこもったシュートブロックや味方を鼓舞する声で存在感を発揮した。1失点こそ喫したが、準備期間が限られていたことを考えると、見事なパフォーマンスだった。
試合後、オンライン会見に登場した奈良は、「昨季まで在籍していたチームとの対戦で、一緒にやっていた選手がたくさんいて不思議な感じだった。その中で、(プレーしていて)ハラハラしたり、ワクワクする感覚があった」と、ポーカーフェイスを少し緩ませた。久々の先発出場は間違いなく嬉しかっただろう。ただ、奈良はすぐに表情を引き締めて、「いつも試合に出ていない選手が入ることになった。ただ、『誰が出るからアントラーズ』ではなく、『誰が出てもアントラーズ』。試合に出場した選手が、チームのために戦うのは当たり前のこと」と、冷静に語った。目線の先はすぐに次の試合へと向かっている。

仙台戦でも、町田浩樹と関川郁万は出場できない。彼の力がいまこそ必要だ。背番号3の真価を発揮するときだ。
「来るときは、誰しもがいいイメージを持って加入する。でも、すべてがイメージどおりに進む人生なんてない。それは札幌の時も川崎Fの時もそう。調子がいいときにケガをするときもあれば、試合に出られないこともあった。一方で、いいときって、試合に負けるとか、自分が負けるというメンタリティーではないし、相手にやられると思ってプレーすることはない。自分がいいときは王のように振る舞えるというか、どんなに名の知れた選手に対しても、対等以上の思いで向かっていける...。そういうメンタリティーを、常に持つことが大事。今はそれをつくり上げていく段階。こうしたこともアントラーズに来なければ感じられなかったことーー」
これまで味わった歓喜も苦悩も、すべての経験を糧にして、真価を見せてくれ。アントラーズの背番号3、奈良竜樹を我々は信じている。
トップチーム選手・チーム関係者、PCR検査陰性
PCR検査にて陰性となったトップチーム選手およびチーム関係者など合わせて60名である。
隔離中の濃厚接触者も含まれており、ひとまず安心させられた。
第3波が来ていると報じられる新型コロナウイルスだが、こうして一つ一つ前に進んでいくしかない。
サッカーのある日常、Jリーグの開催される日常に幸せを感じる。

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トップチーム選手、チーム関係者のPCR検査結果について
2020.11.20(金)
11月19日(木)に、新型コロナウイルス感染症陽性判定のため、自宅療養中の永戸 勝也選手と右足関節の手術を受けた染野 唯月選手を除き、現在隔離中の濃厚接触者6名(杉岡 大暉選手、荒木 遼太郎選手、町田 浩樹選手、関川 郁万選手、山田 大樹選手、常本 佳吾選手)を含むトップチーム選手およびチーム関係者など合わせて60名に対して、Jリーグ公式の新型コロナウイルス感染症PCR検査を実施し、全員が陰性となりましたので、お知らせいたします。
本検査は、本日11月20日(金)に実施予定だったJリーグが提供する新型コロナウイルス感染症に関する公式検査を前倒しして行いました。また、染野 唯月選手は11月18日(水)の手術に合わせてPCR検査を実施し、陰性判定を受けております。
隔離中の濃厚接触者も含まれており、ひとまず安心させられた。
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トップチーム選手、チーム関係者のPCR検査結果について
2020.11.20(金)
11月19日(木)に、新型コロナウイルス感染症陽性判定のため、自宅療養中の永戸 勝也選手と右足関節の手術を受けた染野 唯月選手を除き、現在隔離中の濃厚接触者6名(杉岡 大暉選手、荒木 遼太郎選手、町田 浩樹選手、関川 郁万選手、山田 大樹選手、常本 佳吾選手)を含むトップチーム選手およびチーム関係者など合わせて60名に対して、Jリーグ公式の新型コロナウイルス感染症PCR検査を実施し、全員が陰性となりましたので、お知らせいたします。
本検査は、本日11月20日(金)に実施予定だったJリーグが提供する新型コロナウイルス感染症に関する公式検査を前倒しして行いました。また、染野 唯月選手は11月18日(水)の手術に合わせてPCR検査を実施し、陰性判定を受けております。
ザーゴ監督、自分たちのやり方をやり通す
オンライン取材に応じたザーゴ監督である。
仙台戦に向けたプランを口にする。
「自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるかということが一番のポイントではないかと。その上で、相手の一つの特長にクロスから長身のセンターフォワードに合わせていくところがあるので、自分たちのサッカーをやりながら、その相手の長所を消していくことが一つのポイントになっていくのではないかなと思います」とここまで構築してきたザーゴサッカーにて勝ちに行く事が語られる。
そして、負傷者と新型コロナウイルスの影響、出場停止で思うようなメンバーが組めぬ状況で、「今はもう人数が限られている。とにかく怪我人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりやり続けることが重要」と言う。
もはや誰一人欠く事の出来ぬ状況となっておる。
怪我人、退場者を出さず、仙台に勝利するミッションはなかなか難しい。
それを成し遂げて、今季の目標を達成させるのだ。
今季最後のアウェイゲーム、必勝である。

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【鹿島】今季最後のアウェー戦へ。ザーゴ監督「自分たちのやり方をやり通す」
2020-11-19
サッカーマガジン編集部
11月19日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。ケガ人の他、新型コロナウイルスの影響による離脱者も多い非常事態。その中で迎えるベガルタ仙台とのアウェー戦に向け、ザーゴ監督は口を開いた。

上写真=11月19日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「とにかくケガ人を出さないこと」
リーグ戦は残り5試合。ここに来て、多くの離脱者を抱える事態となった。10月に白崎凌兵と和泉竜司がそれぞれ約2カ月の治療期間を要するケガを負い、11月18日には染野唯月が右足の手術を受けたことが明らかになった。そして、前節川崎F戦の当日には永戸勝也の新型コロナウイルス陽性が判明し、濃厚接触者6人とともに隔離措置が取られている。
「今はもう人数が限られているので、とにかくケガ人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりとやり続けることが重要ではないかと思っています」と、ザーゴ監督は現在のチーム状況について話す。
そんな中で迎えるアウェーでの次節仙台戦。前述の離脱者に加え、前節川崎F戦でレッドカードを受けたキャプテンの三竿健斗は出場停止となる。最下位の相手とはいえ、直近の2試合ではG大阪に大勝し、FC東京とは引き分けに持ち込むなど、上位陣から勝ち点を奪っている侮れないチームだ。
「(仙台は)ここ2試合で、アウェーで1勝、ホームで1分け。サイド攻撃というところ(特長)があるので、まずそういう形を作らせない、スペースを与えないことが(試合のポイントの)一つ。あとは自分たちが集中力や注意力を切らさないことが重要ではないかと」
ザーゴ監督はそのように仙台の力を分析し、警戒する。ただ、これまでにも何度も強調してきたように、勝利へのポイントとなるのは、あくまでチームのパフォーマンスであるという。
「自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるかということが一番のポイントではないかと。その上で、相手の一つの特長にクロスから長身のセンターフォワードに合わせていくところがあるので、自分たちのサッカーをやりながら、その相手の長所を消していくことが一つのポイントになっていくのではないかなと思います」
厳しい台所事情の中、ザーゴ監督と鹿島の選手たちは、みちのくの地で行なわれる今季リーグ戦最後のアウェー戦に臨む。

11月19日、トレーニングを行なう鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】コロナ陽性者、怪我人、出場停止選手…限られたメンバーでザーゴ監督はいかに指揮を執るか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月19日
「それを1試合だけでなく、毎試合、表現し続けなくてはいけない」

感染予防の徹底などさらなる陽性者が出ないように注意喚起するザーゴ監督。週末の仙台戦に向けては「どれだけ自分たちのやり方をやり通せるか」を勝負のポイントに挙げる。(C)KASHIMA ANTLERS
厳しいチーム状況で、リーグ終盤戦を戦わなくてはならない。新型コロナウイルスの感染者1名、濃厚接触者6名が判明し、怪我による戦線離脱者もいる。ザーゴ監督は「今はもう人数が限られている。とにかく怪我人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりやり続けることが重要」と注意喚起する。
この2点以外で指揮官が改めて強調するのは「退場者を出さないこと」だ。10月31日の25節・名古屋戦ではファン・アラーノが警告2枚、直近の27節・川崎戦では三竿健斗が一発レッドでそれぞれ退場処分に。思うようにチームを編成できない現状で、ピッチ上で数的不利を強いられれば苦戦は免れず、さらに出場停止の選手が出てくれば「自分たちのリーグ戦における目標を達成するのが難しくなってくる」(ザーゴ監督)のは当然だろう。
チームが目指すのは、来季のACL出場権の獲得。各チームの消化試合の数にバラつきはあるものの、現在は6位につけている。ひとつでも多くの勝点が欲しいなかで、前節の川崎戦では試合直前の新型コロナの陽性者判明などで慌ただしくキックオフを迎えたが、粘り強い戦いぶりで1-1のドローに持ち込み、貴重な勝点1を手にした。選手たちの健闘ぶりを、ザーゴ監督も評価する。
「試合前のミーティングで選手たちに一番強調したのは、こういう状況になったが、やるしかないわけで、全員でやり切るということ。そういった意味で選手たちが非常に集中し、なおかつほぼ優勝するチームに対して互角に戦えたことは、本当に選手たちを称えなくてはいけないし、精神力、逞しさというものをチーム全体で持てるようになってきている」
そして、すべてにおいて『継続』を重視する指揮官はこう続ける。
「それを1試合だけでなく、毎試合、表現し続けなくてはいけないし、体現しなくてはいけない。それが我々に求められること。週末から3連戦(11月21日の仙台戦、同25日の柏戦、同29日の浦和戦)がスタートします。限られたメンバー全員で乗り越えていくということは話をしました。今いるメンバーで最善の策をやり遂げなくてはならない。そのミッションをみんなで力を合わせてやっていく」
残り5試合。チームの底力を見せられるか。まずは今週末のアウェー仙台戦。最下位に沈むチームだが、ここ2試合はG大阪に4-0、FC東京に2-2と持ち直してきている。もっとも、ザーゴ監督は相手のことよりも「まず自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるか」を勝負のポイントに挙げる。ラストスパートに弾みをつけられるような勝利を手にしたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
仙台戦に向けたプランを口にする。
「自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるかということが一番のポイントではないかと。その上で、相手の一つの特長にクロスから長身のセンターフォワードに合わせていくところがあるので、自分たちのサッカーをやりながら、その相手の長所を消していくことが一つのポイントになっていくのではないかなと思います」とここまで構築してきたザーゴサッカーにて勝ちに行く事が語られる。
そして、負傷者と新型コロナウイルスの影響、出場停止で思うようなメンバーが組めぬ状況で、「今はもう人数が限られている。とにかく怪我人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりやり続けることが重要」と言う。
もはや誰一人欠く事の出来ぬ状況となっておる。
怪我人、退場者を出さず、仙台に勝利するミッションはなかなか難しい。
それを成し遂げて、今季の目標を達成させるのだ。
今季最後のアウェイゲーム、必勝である。

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【鹿島】今季最後のアウェー戦へ。ザーゴ監督「自分たちのやり方をやり通す」
2020-11-19
サッカーマガジン編集部
11月19日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。ケガ人の他、新型コロナウイルスの影響による離脱者も多い非常事態。その中で迎えるベガルタ仙台とのアウェー戦に向け、ザーゴ監督は口を開いた。

上写真=11月19日のトレーニング中のザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「とにかくケガ人を出さないこと」
リーグ戦は残り5試合。ここに来て、多くの離脱者を抱える事態となった。10月に白崎凌兵と和泉竜司がそれぞれ約2カ月の治療期間を要するケガを負い、11月18日には染野唯月が右足の手術を受けたことが明らかになった。そして、前節川崎F戦の当日には永戸勝也の新型コロナウイルス陽性が判明し、濃厚接触者6人とともに隔離措置が取られている。
「今はもう人数が限られているので、とにかくケガ人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりとやり続けることが重要ではないかと思っています」と、ザーゴ監督は現在のチーム状況について話す。
そんな中で迎えるアウェーでの次節仙台戦。前述の離脱者に加え、前節川崎F戦でレッドカードを受けたキャプテンの三竿健斗は出場停止となる。最下位の相手とはいえ、直近の2試合ではG大阪に大勝し、FC東京とは引き分けに持ち込むなど、上位陣から勝ち点を奪っている侮れないチームだ。
「(仙台は)ここ2試合で、アウェーで1勝、ホームで1分け。サイド攻撃というところ(特長)があるので、まずそういう形を作らせない、スペースを与えないことが(試合のポイントの)一つ。あとは自分たちが集中力や注意力を切らさないことが重要ではないかと」
ザーゴ監督はそのように仙台の力を分析し、警戒する。ただ、これまでにも何度も強調してきたように、勝利へのポイントとなるのは、あくまでチームのパフォーマンスであるという。
「自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるかということが一番のポイントではないかと。その上で、相手の一つの特長にクロスから長身のセンターフォワードに合わせていくところがあるので、自分たちのサッカーをやりながら、その相手の長所を消していくことが一つのポイントになっていくのではないかなと思います」
厳しい台所事情の中、ザーゴ監督と鹿島の選手たちは、みちのくの地で行なわれる今季リーグ戦最後のアウェー戦に臨む。

11月19日、トレーニングを行なう鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】コロナ陽性者、怪我人、出場停止選手…限られたメンバーでザーゴ監督はいかに指揮を執るか
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月19日
「それを1試合だけでなく、毎試合、表現し続けなくてはいけない」

感染予防の徹底などさらなる陽性者が出ないように注意喚起するザーゴ監督。週末の仙台戦に向けては「どれだけ自分たちのやり方をやり通せるか」を勝負のポイントに挙げる。(C)KASHIMA ANTLERS
厳しいチーム状況で、リーグ終盤戦を戦わなくてはならない。新型コロナウイルスの感染者1名、濃厚接触者6名が判明し、怪我による戦線離脱者もいる。ザーゴ監督は「今はもう人数が限られている。とにかく怪我人を出さないこと。あとは全員が感染対策をしっかりやり続けることが重要」と注意喚起する。
この2点以外で指揮官が改めて強調するのは「退場者を出さないこと」だ。10月31日の25節・名古屋戦ではファン・アラーノが警告2枚、直近の27節・川崎戦では三竿健斗が一発レッドでそれぞれ退場処分に。思うようにチームを編成できない現状で、ピッチ上で数的不利を強いられれば苦戦は免れず、さらに出場停止の選手が出てくれば「自分たちのリーグ戦における目標を達成するのが難しくなってくる」(ザーゴ監督)のは当然だろう。
チームが目指すのは、来季のACL出場権の獲得。各チームの消化試合の数にバラつきはあるものの、現在は6位につけている。ひとつでも多くの勝点が欲しいなかで、前節の川崎戦では試合直前の新型コロナの陽性者判明などで慌ただしくキックオフを迎えたが、粘り強い戦いぶりで1-1のドローに持ち込み、貴重な勝点1を手にした。選手たちの健闘ぶりを、ザーゴ監督も評価する。
「試合前のミーティングで選手たちに一番強調したのは、こういう状況になったが、やるしかないわけで、全員でやり切るということ。そういった意味で選手たちが非常に集中し、なおかつほぼ優勝するチームに対して互角に戦えたことは、本当に選手たちを称えなくてはいけないし、精神力、逞しさというものをチーム全体で持てるようになってきている」
そして、すべてにおいて『継続』を重視する指揮官はこう続ける。
「それを1試合だけでなく、毎試合、表現し続けなくてはいけないし、体現しなくてはいけない。それが我々に求められること。週末から3連戦(11月21日の仙台戦、同25日の柏戦、同29日の浦和戦)がスタートします。限られたメンバー全員で乗り越えていくということは話をしました。今いるメンバーで最善の策をやり遂げなくてはならない。そのミッションをみんなで力を合わせてやっていく」
残り5試合。チームの底力を見せられるか。まずは今週末のアウェー仙台戦。最下位に沈むチームだが、ここ2試合はG大阪に4-0、FC東京に2-2と持ち直してきている。もっとも、ザーゴ監督は相手のことよりも「まず自分たちがどれだけ自分たちのやり方をやり通せるか、やり続けるか」を勝負のポイントに挙げる。ラストスパートに弾みをつけられるような勝利を手にしたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
山本脩斗、不測の事態でこそ頼りになる
山本脩斗について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
今季、左SBを二人補強した関係もあり、出場機会を大幅に減らしたこのベテランの心境などが伝えられる。
やはり、モチベーションを保つ事は難しい事がわかる。
その中で、二人の左SBが新型コロナウイルスの影響にて欠場となり、緊急出場となりながらも好パフォーマンスを見せた事は経験の為せる業であろう。
そして試合終盤のビッグチャンスについて、「健斗からヤスにボールが渡った瞬間に、自分の中ではあのボールが来るとイメージできていたので。しっかり枠に飛ばして点を入れたかったんですけど」と無念を口にする。
観ていて我らには2017年のシーンとかぶり、この瞬間にこの試合の終了を感じさせられた。
とはいえ、あの時間、あのポジションにいる事が山本脩斗の真骨頂と言えよう。
永戸や杉岡ではあのシーンにはならぬ。
外した二つの印象が大きいが決めた試合も数多くある。
新型コロナウイルスの影響は来季も続く、今の状況を見ると、選手層は厚くしておかねばならぬ。
こうした計算の出来るベテランは重要である。

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【鹿島】不測の事態でこそ頼りになるはず。山本脩斗の“らしい”一発で勝利を掴みたい
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月18日
「出られる選手が勝利のためにやるしかない」

川崎戦で8試合ぶりの先発を飾り、フル出場した山本。熟練のプレーで健在ぶりを示した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
決まっていてもおかしくない惜しい一発だった。
前節の川崎戦、1-1で迎えた90+1分、三竿健斗の正確なロングフィードを右サイドで受けた遠藤康が、狙いすましたクロスを入れる。逆サイドで待ち構えていた山本脩斗が飛び込んでヘッドで合わせる。しかし、地面に叩きつけられたボールは無常にもバーの上を越えて、得点はならなかった。
「健斗からヤスにボールが渡った瞬間に、自分の中ではあのボールが来るとイメージできていたので。しっかり枠に飛ばして点を入れたかったんですけど」(山本)
左SBながら、相手ゴール前でクロスに合わせるのは得意とするプレーのひとつでもある。ネットは揺らせなかったが、実に“らしい”フィニッシュだった。
川崎戦の直前、チーム内に新型コロナウイルスの感染者が判明し、試合が行なわれるか危ぶまれたが、予定どおりに開催。山本は「メンバーに入ると分かってからは、心と身体をしっかり試合にもっていけるように意識して」8試合ぶりとなる先発に備えた。
この川崎戦が今季のリーグ戦で3試合目の出場。思うようにメンバーに絡めない日々が続き、本人も「モチベーションを保つのはなかなか難しい部分もあった」と振り返るが、それでも「(気持ちを)切らさずに、いつ(出場のチャンスが)来てもいいように準備はしていました」。
そうした不断の努力が、川崎戦での好パフォーマンスとして表われた。久々の実戦だったが、この試合を現地取材した川崎担当の採点は及第点の「6」。先述した際どいヘディングシュートに加え、対面する家長昭博に対しては、“序盤こそ良い形でボールを持たれたが、その後は辛抱強く対応”と、相手のキーマンを封じてみせた。
新型コロナの陽性判定を受けたのは永戸勝也であり、濃厚接触者6名の中には杉岡大暉の名前もある。いずれも左SBの選手で、山本とポジションを争うふたりはまだ練習に参加できていない。現状を踏まえ、次節のアウェー仙台戦でも山本のスタメンが有力視されている。
経験豊富な35歳。こうした不測の事態でこそ、頼りになる働きを示してくれるはずだ。
川崎戦を前に「やることは変わらないし、出られる選手が勝利のためにやるしかない」という意気込みでピッチに立ち、奮闘を見せた。仙台戦に向けては「アウェーですけど、大事な試合に変わりはないので、しっかり勝点3を取って帰ってきたい」と言葉に力をこめる。
SBとしての堅実な守備はもちろん、「そこが次への課題」と言うゴールという結果も出して勝利を手繰り寄せる活躍を見せたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
今季、左SBを二人補強した関係もあり、出場機会を大幅に減らしたこのベテランの心境などが伝えられる。
やはり、モチベーションを保つ事は難しい事がわかる。
その中で、二人の左SBが新型コロナウイルスの影響にて欠場となり、緊急出場となりながらも好パフォーマンスを見せた事は経験の為せる業であろう。
そして試合終盤のビッグチャンスについて、「健斗からヤスにボールが渡った瞬間に、自分の中ではあのボールが来るとイメージできていたので。しっかり枠に飛ばして点を入れたかったんですけど」と無念を口にする。
観ていて我らには2017年のシーンとかぶり、この瞬間にこの試合の終了を感じさせられた。
とはいえ、あの時間、あのポジションにいる事が山本脩斗の真骨頂と言えよう。
永戸や杉岡ではあのシーンにはならぬ。
外した二つの印象が大きいが決めた試合も数多くある。
新型コロナウイルスの影響は来季も続く、今の状況を見ると、選手層は厚くしておかねばならぬ。
こうした計算の出来るベテランは重要である。

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【鹿島】不測の事態でこそ頼りになるはず。山本脩斗の“らしい”一発で勝利を掴みたい
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年11月18日
「出られる選手が勝利のためにやるしかない」

川崎戦で8試合ぶりの先発を飾り、フル出場した山本。熟練のプレーで健在ぶりを示した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
決まっていてもおかしくない惜しい一発だった。
前節の川崎戦、1-1で迎えた90+1分、三竿健斗の正確なロングフィードを右サイドで受けた遠藤康が、狙いすましたクロスを入れる。逆サイドで待ち構えていた山本脩斗が飛び込んでヘッドで合わせる。しかし、地面に叩きつけられたボールは無常にもバーの上を越えて、得点はならなかった。
「健斗からヤスにボールが渡った瞬間に、自分の中ではあのボールが来るとイメージできていたので。しっかり枠に飛ばして点を入れたかったんですけど」(山本)
左SBながら、相手ゴール前でクロスに合わせるのは得意とするプレーのひとつでもある。ネットは揺らせなかったが、実に“らしい”フィニッシュだった。
川崎戦の直前、チーム内に新型コロナウイルスの感染者が判明し、試合が行なわれるか危ぶまれたが、予定どおりに開催。山本は「メンバーに入ると分かってからは、心と身体をしっかり試合にもっていけるように意識して」8試合ぶりとなる先発に備えた。
この川崎戦が今季のリーグ戦で3試合目の出場。思うようにメンバーに絡めない日々が続き、本人も「モチベーションを保つのはなかなか難しい部分もあった」と振り返るが、それでも「(気持ちを)切らさずに、いつ(出場のチャンスが)来てもいいように準備はしていました」。
そうした不断の努力が、川崎戦での好パフォーマンスとして表われた。久々の実戦だったが、この試合を現地取材した川崎担当の採点は及第点の「6」。先述した際どいヘディングシュートに加え、対面する家長昭博に対しては、“序盤こそ良い形でボールを持たれたが、その後は辛抱強く対応”と、相手のキーマンを封じてみせた。
新型コロナの陽性判定を受けたのは永戸勝也であり、濃厚接触者6名の中には杉岡大暉の名前もある。いずれも左SBの選手で、山本とポジションを争うふたりはまだ練習に参加できていない。現状を踏まえ、次節のアウェー仙台戦でも山本のスタメンが有力視されている。
経験豊富な35歳。こうした不測の事態でこそ、頼りになる働きを示してくれるはずだ。
川崎戦を前に「やることは変わらないし、出られる選手が勝利のためにやるしかない」という意気込みでピッチに立ち、奮闘を見せた。仙台戦に向けては「アウェーですけど、大事な試合に変わりはないので、しっかり勝点3を取って帰ってきたい」と言葉に力をこめる。
SBとしての堅実な守備はもちろん、「そこが次への課題」と言うゴールという結果も出して勝利を手繰り寄せる活躍を見せたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
染野唯月、全治6週間
右足関節の治療のため手術を受けた染野唯月である。
腰痛治療に時間を要するためこの時期にオペを実施したとの事。
全治は6週間との事で今季は商量したと考えて良かろう。
こうした形でルーキーイヤーを終えた事は、染野自身にとっては無念であろうが、ここは気持ちを平穏に保つところ。
来季に向けて充電期間と考え、ピッチの外からチームを観てイメージを膨らませるのだ。
来季の大活躍を期待しておる。

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染野選手の手術について
2020.11.18(水)
染野 唯月選手が、右足関節の治療のため、11月18日(水)に東京都内の病院においてチームドクターの執刀による手術を受けましたので、お知らせいたします。
同選手は、現在行っている腰痛の治療に時間を要するため、慢性的な足関節痛の治療を併せて実施することになりました。
■受傷名:
右足関節遊離体
■術式:
関節鏡視下遊離体摘出術
■治療期間:
6週間
腰痛治療に時間を要するためこの時期にオペを実施したとの事。
全治は6週間との事で今季は商量したと考えて良かろう。
こうした形でルーキーイヤーを終えた事は、染野自身にとっては無念であろうが、ここは気持ちを平穏に保つところ。
来季に向けて充電期間と考え、ピッチの外からチームを観てイメージを膨らませるのだ。
来季の大活躍を期待しておる。

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染野選手の手術について
2020.11.18(水)
染野 唯月選手が、右足関節の治療のため、11月18日(水)に東京都内の病院においてチームドクターの執刀による手術を受けましたので、お知らせいたします。
同選手は、現在行っている腰痛の治療に時間を要するため、慢性的な足関節痛の治療を併せて実施することになりました。
■受傷名:
右足関節遊離体
■術式:
関節鏡視下遊離体摘出術
■治療期間:
6週間
名良橋 晃がワールドカップ初出場を振り返る
名良橋晃氏を取材したさくマガの森氏である。
1998年仏W杯を振り返る。
日本代表が初めて体験したワールドカップという大会がよく伝わってくる。
今の日本人にとってW杯は出場して当たり前、GSを勝ち上がってこそというものと思っておる輩も多かろう。
しかしながら、夢の舞台であり遠かったものがかつての日本サッカー界にとっての"ワールドカップ"であった。
それを実現した当時の名良橋の気持ちを思い起こしたい。
「失敗を重ねて成功に繋がる」。
これは人生にも繋がる。
一つ一つの積み重ねが大事である。

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名良橋 晃がワールドカップ初出場を振り返る「失敗を重ねて成功に繋がる」
森雅史

1998年、日本は悲願だったワールドカップ出場を果たし、ついに本大会のピッチの上に立った。初出場でどういう準備をすればいいかなど手探りだったが、それなのに世間の期待はどんどん膨らみ熱狂が渦巻いた。 そんな中、選手たちはどういう気持ちで臨んでいたのか。22年前のことなのに、まだ生々しい日本サッカーの歴史的瞬間を、3試合とも出場した名良橋晃氏に飄々とユーモアを交えつつ語ってもらった。
名良橋 晃が語る「1998年」
日本が初めてワールドカップに出場した1998年は、2月にオーストラリアのキャンプで始まりました。そこでオーストラリアとシドニー・ユナイテッドと試合をしてるんです。
僕は3-0で勝ったオーストラリア戦だけ出てました。シドニー・ユナイテッド戦は選手を24人使うテストマッチで、あまり記憶がないですね。
そして3月に日本でマールボロ・ダイナスティカップ(現・E-1選手権)がありました。初戦は韓国戦で、しかも横浜国際総合競技場(現・日産スタジアム)のこけら落としだったんですよ。ものすごく寒い日でしたね。
韓国戦は独特の雰囲気なんです。やっぱり他の試合とは違うんですよ。本当ならワールドカップの準備ってことになるんですけど、そういうんじゃなくて、ここだけには負けたくないというプライドがかかったゲームなんです。
僕自身としては1997年9月28日に国立競技場でやったワールドカップ予選で逆転負けしてたから、今回は借りを返さなきゃいけないという思いはより強かったですね。
あのころの日韓戦って今よりピリピリしてたんですよ。ヒリヒリしてるというか。韓国代表にもJリーグででプレーしてる人たちがいるんですけど、でもやっぱり両国のプライドというか、そういうのをバシバシ感じました。
2002年のワールドカップが日韓共催に決まって、だんだん日韓って友好関係も強くなってきた感じもあります。でもこのころまではガツガツ、局面での潰し合いが激しくて、プレーしててすごくやりがいがありました。僕は韓国戦って自分が成長できた要因の一つだと思いますね。
その韓国戦は18分にゴン(中山雅史)さんが魂のヘディングで先制したんですけど、21分にすぐ追いつかれて。それでも89分、城彰二のゴールで2-1と勝つことができました。
その次の香港選抜戦は5-1と大勝したんです。でも内容的には良くなかった記憶があって。点は取ったんですけど攻めあぐねたという印象がすごく強いゲームでしたね。
そして最後の中国戦は0-2と完敗でした。中国は両サイドに早くて大きな選手を置いてグイグイ押し込んできて、僕たちは何もできないまま終わりました。試合後にブーイングを浴びたのを覚えてます。

韓国とのワールドカップ共催記念試合
その次は4月1日にワールドカップ共催記念試合としてアウェイで韓国戦が開催されたんですよ。この試合、僕はずっと記憶に残ってます。イチ(市川大祐)の日本代表デビュー戦ですよね。僕が先発じゃなかったのは中国戦の影響もあったと思います。
しかもこの試合の直前のリーグ戦って僕が所属する鹿島アントラーズとイチのいる清水エスパルスだったんですよ。さらに本当だったら右のはずのイチがなぜか左に回って、僕の前にポジションを取っててマッチアップしたんです。
「なんだよ、これ。絶対マスコミが食いつくじゃん」って思いながらプレーして。その流れからこの試合なんですよ。
韓国戦のスタメンがイチっていうのは分かって、試合が夜だったんで、昼間に僕と同じくサブに回っていた小村徳男さんが誘ってくれて、悔しさを噛みしめながらランニングしてました。
僕は途中から出るチャンスがあるかと思ってたんですけど、小村さんは井原正巳さんが途中でケガしたので出場したのに、右サイドは結局イチがフル出場で。
僕はもう個人的には悔しさしかなかったですね。イチって高校生だったじゃないですか。Jリーグでのフル出場もないし。それだけオレはまだ、一人前じゃないですけど、そういう感じでは岡田武史監督には見られてるんだなって。
左は相馬直樹が安泰だったんです。右はまだまだ、自分にとっては向かい風というか、そういう中で戦うんだろうと分かりましたね。これがイチじゃなくて、僕が知ってるJリーグに出ている選手だったら、仕方ないと思ったか、そこまで危機感が高くなってなかったかもしれないですね。
リーグにはいろんないい選手がいたから「また競争の繰り返しだ」ってぐらいの感じだったんでしょうけど、それがイチという新しい選手が入ったことで、自分の中ではより危機感が募りました。しかもこの試合は韓国に負けましたからね。雨の中のどろんこサッカーで。

名良橋 晃が語る、岡田監督とのエピソード
岡田監督は僕に対して何にもフォローしないんですよ。少なくとも僕の中では岡田監督に何か言われた記憶はないです。でもそれで気持ちに火がついて、代表からクラブに戻ってすぐの試合だった4月4日の京都戦で点を入れたんです。イチの存在でさらにモチベーションが上がったというか。
その次は5月のキリンカップでした。5月17日に国立でパラグアイと戦うんですけど、このときはもう岡田監督がワールドカップ初戦のアルゼンチンを想定して、3バックというのを僕たちに明言してました。
当時って、4バックと3バックのどっちがいいかっていう議論が盛んで、いろんな話がありましたね。今の3バックのイメージとは違って、このころって3バックってすごくネガティブなイメージだったんですよ。5バック的な感じでもあったんで。
自分としては3バックになったらウイングバックが4バックのサイドバックよりもアップダウンを繰り返さなきゃいけないと思って、追い求めるプレースタイルがより高くなったというか。僕にとって3バックって、それだけだったんですけどね。
パラグアイ戦は序盤の7分にあっさり先制されて、86分にやっと追いついたんです。この試合でもやっぱり攻めあぐねて、思いどおりに3バックが機能しなかったという印象がすごくありました。
国内の送別試合
国内の送別試合になった5月24日に横浜国際総合競技場でやったチェコ戦は0-0で、井原さんと中西永輔さんと斉藤俊秀という、それまでとちょっと変えてきた組み合わせでディフェンスラインを組んでました。
でも守備よりも、この試合も無得点だったんで、ゴールというところのもどかしさもありましたし、両サイドがもっと前に出て行かないと攻撃に厚みが出ないと分かりましたね。
4バックだとサイドバックは中盤との絡みで崩せるんですけど、3バックのワイドだと、単体で、自分で仕掛けて突破してというのが必要で。そういう特長が求められる、より攻守で対人プレーに強くならなければいけないと、さらに思いました。

スイス最終合宿での勘違い
そこからスイスの最終合宿に行くんです。ケガ人が出ることを考えて選手を25人連れて行って、そこから22人を選ぶという最後の選考もあり、ワールドカップの準備もあったんです。
僕は、最後の選考って岡田監督が決めることなんで、自分は日々のトレーニングを一生懸命やるしかないと思ってました。そういう意識でトレーニングしてましたし、それよりもアルゼンチン、クロアチアという強豪がいるグループに入ってたので、どういう展開になるだろうかとか、そういうことへの意識が自分の中では高かったかなと思いますね。
岡田監督が「1勝1分1敗」という目論見を話してたらしいんですけど、そんな話題はチームの中でなかったですし、僕自身はそんな星勘定は気にしなかったですね。
それに鹿島で培ったジーコイズムというのが体に染みついていて、特にジーコの母国のブラジルとはライバル関係のアルゼンチンなので、「やるからにはやってやろうじゃないか」と。
「3試合やるんだったら3試合勝つ」「何が起きるか分からないし、やってやれないことはない」というポジティブな気持ちで臨もうと思ってました。
スイスに来たらイチの体が重そうだとは感じましたね。コンディションよくないのかなって。逆に自分は重くないというか、コンディションを維持出来てた感じでした。そして5月末に非公開でメキシコ戦があったんです。確か引き分けだったかな。そこで岡田さんはいろいろ決断したと思うんです。
ワールドカップ前の最後のトレーニングマッチが6月3日のユーゴスラビア戦でした。実はその日って、嫁さんの誕生日なんですよ。もし嫁さんの誕生日にいいプレーができなくてワールドカップのメンバーから落ちたら申し訳ないと思ってたんです。
そうしたら2日にみんなが集まって「あれ? 何があるんだろう?」と思ってたら「メンバー発表だよ」って。
もう時効なんで話しますけど、完全に勘違いしちゃってたんですよ。日本のサッカー関係者で忘れてたのは僕だけだったと思います。

自然体でプレーできたのが良かった
僕はまだユーゴスラビア戦でもアピールできると思ってたから、メキシコ戦で緊張してなかったんですよ。完全に1人リラックスしてたんですよね。何も考えてなくてプレーしたのが良かったかもしれないです。
自然体でできたから。もしメンバー発表が3日だったらユーゴスラビア戦のほうが緊張してたかもしれないです。
イチはメンバーから漏れた後に体が軽くなったと言ってました。イチって、韓国戦にスタメンで出て、メディアから右サイド大抜擢かとか、そういう重圧が僕以上にいろいろあったと思うんですよ。それでストレスが強くなって思いどおりにスイスではプレーできなかったんでしょうね。
僕はメンバーに入って、ホッとしたまでではないんですけど、より開幕戦のアルゼンチンにどう立ち向かっていくかということに気持ちを切り替えました。
それでユーゴスラビア戦を迎えたんですけど、序盤で僕にチャンスがあってシュートしたんです。そうしたらボールがバーに当たったんですよ。それがその後の自分を予言してましたね 。
ユーゴスラビアには0-1で負けたけど、悲観するないようじゃなかったと思いますね。だからみんなワールドカップで行けるというか、いい流れでアルゼンチン戦に挑めるんじゃないかと考えてました。
日本が初めて経験したワールドカップ
今だったら大会が始まるまでにもっとヨーロッパや南米のチームと戦うような、別のアプローチをすると思うんです。
でも、そういう流れがまだ僕も代表にも日本サッカー協会にも分かってなくて。すべてがはじめてで、そのままの流れでトゥールーズのアルゼンチン戦を迎えたという感じでしたね。
試合当日は驚くことが起きたんですよ。ウォーミングアップのときに、安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?(キャン・ユー・セレブレイト?)」が流れてきたんです。
日本の試合ということでセレクトされていたんでしょうね。でも流れたときはビックリして「え? ここでこの歌?」って。鮮明に覚えてます。
実は1997年、それまでずっとプレーしていたベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)から鹿島に移籍したとき、この歌がよく流れてたんです。ちょうどフジテレビのドラマ「バージンロード」の主題歌にもなっていたんで。
当時は鹿島で実際にプレーできるのかなっていう不安もあったし、新天地への期待感もあったし。そのふたつの思いが一緒になってこの歌の記憶になったんです。だからウォーミングアップのときに流れて、何か通じるものがあるなって思って。

初戦のアルゼンチン戦
試合のことに戻ると、よくミーティングなんかでアルゼンチンの南米予選のゲームを見てたんです。予選のアルゼンチン、ものすごかったですよ。切り替えが早いし球際厳しいし。技術もあるし、戦うし。そんなゲームを結構見てたので、このアルゼンチンすごいってしか思ってなかったんです。本当に優勝候補のチームなんだなって。
でも実際に蓋を開けてみると、「こいつらペースを落としてるな」ってしか思えなかったですね。「割り切ってサッカーしてる」とまでは言わないですけど、エリアの外までは日本にも来させるけど、そこではね返すという省エネサッカーをやってたというか。
僕たちはアルゼンチン戦で100パーセントの力を出すように準備してるじゃないですか。でもアルゼンチンは100パーセントじゃないんです。優勝のためのコンディションを調整してるというか、楽して勝てればそれで越したことがないような、そういう展開でした。悔しかったですね。南米予選のチームと全然違って。
アルゼンチンは1点取って、さらにペースを落としてそのまま流して1点差で試合を終わらせました。相手にとって一番効率のいいスコアですよ。自分の中では悔しさしかなかったですね。
ただ、終わった後のみんなの雰囲気はそんなに悪くなかったと思うんです。アルゼンチンに対しても少なからずチャンスは作ったと思うし、ワールドカップの雰囲気というか、そういうこともある程度選手も理解したと思うので。岡田監督もそんなにネガティブな言い方はしてなかったですね。「まだ2試合あるから」って。
2試合目 クロアチア戦
次はナントでのクロアチア戦で。クロアチアも初出場だったんですけど、選手はWOWOWの海外サッカーで見るメンバーばっかりだったんで、そんなに簡単じゃないって思ってました。
1996年のEUROでも準々決勝まで行ってましたし、そこで敗れたのが優勝したドイツでしたし。厳しい試合になるとは覚悟してたんですけど、いい流れから試合に入れたんです。あの試合は暑かったんですよ。それが日本に有利に働いてたんで。
前半33分にヒデ(中田英寿)からゴンさんにパスが通って、ゴンさんがいいトラップで抜け出す決定機があったんです。ゴンさんに聞かなきゃ分かんないですけど、僕の見解としては、ゴンさんがゴンさんらしくなくスパッとコントロールしたことで運を使っちゃったのかなって。ゴンさん、運を使うのはそこじゃないよって思ってました(笑)。
僕は前半の途中ぐらいから右のかかとのテーピングが痛み出して、それが気になってましたね。でもテープをすべて取っ替えると時間がかかるじゃないですか。だから我慢しながら「神様いじめないで」と思いながらやってました。
やっとハーフタイムが来て一目散でロッカールームに戻ったんです。案の定、マメができててそれが痛くて、それをハーフタイムに修正して後半に出て行ったというのが裏話ですね。岡田監督は僕が監督より早く、真っ先にロッカールームに帰ったんで、「アイツはトイレか?」と考えてたそうです。
試合は結局また0-1という、相手にとって効率のいい展開で。それで連敗したことで、もうグループリーグ突破はなくなりました。だけど最後のジャマイカ戦で何としてでも勝たなきゃって。「日本の人たちに申し訳ない」しかなかったですね。
みんなが熱狂しているという情報は入ってましたからね。その中でアルゼンチン、クロアチアって強豪ではあるにせよ、勝てない。しかも無得点じゃないですか。それも申し訳ないと。何としてでも、形は何であれリヨンでのジャマイカ戦は絶対勝たなきゃいけないって。それはより思いました。
3試合目 ジャマイカ戦
プレッシャーというか、もう僕は開き直ったというか。だからとにかく点を取りに行こうという思いでこの試合に入ったと思います。日本の人たちも「ジャマイカには勝てよ」って考えてたと思うんですよ。ジャマイカってアルゼンチンに0-5で負けてたというのもあって。
ところがよもや、カウンターで39分と54分に2ゴール、ポンポンとやられて。日本はそれまで以上にこの試合ではチャンスを作れてたんですよ。
シュートまで行けてたし。でもその中で相手に先行されてリードを広げられて。 僕は2点取られたことでさらに開き直って、もう行くしかないと思ってました。それに2点取られた後は4バックに変更したんで、さらに攻撃的な姿勢をさらに強く出せたかなと。そうしたらボールが来たんですよ。
今でも覚えてるんです。名波浩からのフワッとしたボールが来てシュートして。でもそれがポストに当たったんですよ。ここでギリギリ外れるのって、ユーゴスラビア戦のバーに当たったところから繋がってる気がしましたね。あれが入っていればまた違った景色が見えたかなって。
でもいいんです。日本のワールドカップ初ゴールがゴンさんだから絵になったんですよ。あれが名良橋晃だったら何にも絵にもならないし、マスコミの方も「名良橋ゴールか……」ってなっちゃっただろうし。あれはゴンさんだからよかったんです。それみんなからも言われるんです。「あれポストでよかったな」って。
その後79分にシンジ(小野伸二)が交代出場して日本のスイッチが入りましたね。シンジは右サイドに入って、最初に相手のマタを抜いてシュートしたんですよ。「なんだコヤツは」と思いましたね。「まったく緊張感ないんだろうな」って。アンダー世代で大舞台を踏んでますからね。その流れからですね。攻撃的な姿勢を出しつつ最後まで戦いました。
でも結局は負けちゃって3戦全敗でしたからね。悔しさしかなかったですね。帰りのバスの雰囲気は暗かったし、僕の中では世界と比べると何ができて何ができないと整理できたところもあったので、よりワールドカップ後は、世界でやってみたいという思いが鮮明になりました。

ワールドカップが終わって
日本に帰ってきたら空港で城彰二に水を浴びせる人もいて。みんなそれぞれの考えもあるし、そこは本当に申し訳ないという……。それだけでした。
みんなの期待値が高かったからこそ、本大会に出場して、出たからには勝とう、アルゼンチン、クロアチアは厳しいけどジャマイカにはって、そういう考えの人もいたと思います。
今だったら3敗でもおかしくないと冷静に考える人もいたんでしょうけどね。そう言えば岡田監督って2010年南アフリカワールドカップのときは星勘定を言わなかったですよね(笑)。日本サッカー界も学んできたというか。
2020年10月と11月の試合はオールヨーロッパ組で、昔戦った僕からすると、すごく日本サッカーって成長したんだなって。1998年フランスワールドカップのときはオール国内組で、大会が終わってからヒデがイタリアに行きましたけど。それを考えるとこの22年の進歩って、もうすごく突っ走った、いろんなことがあったなって。
ただ1998年のころのみんなの期待値がすごく高くて、誰もが松木安太郎さんで「イケイケ」だったっていう、その熱は失ってほしくないんですよ。見る側にとっても、楽しむところは楽しんでほしいし。
いろいろあったけど、あのワールドカップって、僕はサッカー人生の中でいい思い出の一つです。ワールドカップに出られる人って数少ないですからね。そのメンバーの中に入れて、うれしかったですね。
小さいころからの夢が本当に叶ったというのは、自分の中で本当によかったという思いです。あれで2002年日韓ワールドカップに出たいという思いが強まりました。残念ながら出場できませんでしたけどね。
名良橋 晃の「やりたいこと」
僕は、最終的には指導者を目指したいと思ってます。そしてプロのチームというより、育成のところをやってみたい、突き詰めたいと考えてます。
中高校生というまだ完成されてない選手を、サッカーだけじゃなくて、いろんなところでぶつかり合いながら、子供たちと一緒に成長していきたいなって。
サッカーだけじゃなくて、将来社会に出たとき、当たり前のことが当たり前にできる人間を作りたいと思っていて。その思いが強いんで育成の現場というのに立ってみたいと思っています。
一番伝えたい経験は、「サッカーには正解がない」ということですね。指導者たちがいろいろ言ってもピッチ内で状況を変えるのは子供たちなので、その中で消極的にプレーをしてほしくないなと。失敗しないのが一番ですけど、失敗を重ねることも成功に繋がると思うんで。
だからサッカースクールで子供たちと接する中で中途半端にやらないというか、こっちが真剣にやれば子供たちも少しでも真剣にやってくれる、そういう環境も作ってます。そしてサッカーだけじゃなくて、何に対しても100パーセントで全力でやりたいなって、そういう考えを常に持ってます。
【1998年 日本代表ワールドカップまでの道のり】
2月15日 3(1-0)0 オーストラリア 得点:5分中田英寿(PK)、65分、70分平野孝
2月19日 1(1-0)0 シドニー・ユナイテッド 得点:29分三浦知良
3月01日 2(1-1)1 韓国 得点:18分中山雅史、89分城彰二
3月04日 5(3-1)1 香港選抜 得点:22分、36分(PK)中田英寿、40分増田忠俊、71分名波浩、85分呂比須ワグナー
3月07日 0(0-1)2 中国
4月01日 1(0-1)2 韓国 得点:61分中山雅史
5月17日 1(0-1)1 パラグアイ 得点:86分相馬直樹
5月24日 0(0-0)0 チェコ
6月03日 0(0-0)1 ユーゴスラビア
6月14日 0(0-1)1 アルゼンチン
6月20日 0(0-0)1 クロアチア
6月26日 1(0-1)2 ジャマイカ 得点:74分中山雅史

名良橋 晃(ならはし あきら)
1971年11月26日、千葉県生まれ。千葉英和高校から1989年、JFLのフジタ(ベルマーレ平塚の前身、現・湘南ベルマーレ)に入団し、1994年にJリーグに昇格。1997年に鹿島アントラーズに移籍し、2007年、湘南ベルマーレに戻るとその年で現役を引退。
1994年から日本代表にも選出され、1998年フランスワールドカップではグループリーグ3試合に出場。現役引退後は解説やコメンテーターとして様々な番組に出演しつつ、SC相模原ジュニアユースの総監督も務める。
引退後に体重が急激に落ち健康状態が心配されたが、「元々食は細かったので現役時代は無理して食べ体重を維持していた」と現在も健康であると語っている。
(写真:神山陽…Backdrop)
執筆
森雅史
多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。
編集
川崎 博則
1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。
1998年仏W杯を振り返る。
日本代表が初めて体験したワールドカップという大会がよく伝わってくる。
今の日本人にとってW杯は出場して当たり前、GSを勝ち上がってこそというものと思っておる輩も多かろう。
しかしながら、夢の舞台であり遠かったものがかつての日本サッカー界にとっての"ワールドカップ"であった。
それを実現した当時の名良橋の気持ちを思い起こしたい。
「失敗を重ねて成功に繋がる」。
これは人生にも繋がる。
一つ一つの積み重ねが大事である。

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名良橋 晃がワールドカップ初出場を振り返る「失敗を重ねて成功に繋がる」
森雅史

1998年、日本は悲願だったワールドカップ出場を果たし、ついに本大会のピッチの上に立った。初出場でどういう準備をすればいいかなど手探りだったが、それなのに世間の期待はどんどん膨らみ熱狂が渦巻いた。 そんな中、選手たちはどういう気持ちで臨んでいたのか。22年前のことなのに、まだ生々しい日本サッカーの歴史的瞬間を、3試合とも出場した名良橋晃氏に飄々とユーモアを交えつつ語ってもらった。
名良橋 晃が語る「1998年」
日本が初めてワールドカップに出場した1998年は、2月にオーストラリアのキャンプで始まりました。そこでオーストラリアとシドニー・ユナイテッドと試合をしてるんです。
僕は3-0で勝ったオーストラリア戦だけ出てました。シドニー・ユナイテッド戦は選手を24人使うテストマッチで、あまり記憶がないですね。
そして3月に日本でマールボロ・ダイナスティカップ(現・E-1選手権)がありました。初戦は韓国戦で、しかも横浜国際総合競技場(現・日産スタジアム)のこけら落としだったんですよ。ものすごく寒い日でしたね。
韓国戦は独特の雰囲気なんです。やっぱり他の試合とは違うんですよ。本当ならワールドカップの準備ってことになるんですけど、そういうんじゃなくて、ここだけには負けたくないというプライドがかかったゲームなんです。
僕自身としては1997年9月28日に国立競技場でやったワールドカップ予選で逆転負けしてたから、今回は借りを返さなきゃいけないという思いはより強かったですね。
あのころの日韓戦って今よりピリピリしてたんですよ。ヒリヒリしてるというか。韓国代表にもJリーグででプレーしてる人たちがいるんですけど、でもやっぱり両国のプライドというか、そういうのをバシバシ感じました。
2002年のワールドカップが日韓共催に決まって、だんだん日韓って友好関係も強くなってきた感じもあります。でもこのころまではガツガツ、局面での潰し合いが激しくて、プレーしててすごくやりがいがありました。僕は韓国戦って自分が成長できた要因の一つだと思いますね。
その韓国戦は18分にゴン(中山雅史)さんが魂のヘディングで先制したんですけど、21分にすぐ追いつかれて。それでも89分、城彰二のゴールで2-1と勝つことができました。
その次の香港選抜戦は5-1と大勝したんです。でも内容的には良くなかった記憶があって。点は取ったんですけど攻めあぐねたという印象がすごく強いゲームでしたね。
そして最後の中国戦は0-2と完敗でした。中国は両サイドに早くて大きな選手を置いてグイグイ押し込んできて、僕たちは何もできないまま終わりました。試合後にブーイングを浴びたのを覚えてます。

韓国とのワールドカップ共催記念試合
その次は4月1日にワールドカップ共催記念試合としてアウェイで韓国戦が開催されたんですよ。この試合、僕はずっと記憶に残ってます。イチ(市川大祐)の日本代表デビュー戦ですよね。僕が先発じゃなかったのは中国戦の影響もあったと思います。
しかもこの試合の直前のリーグ戦って僕が所属する鹿島アントラーズとイチのいる清水エスパルスだったんですよ。さらに本当だったら右のはずのイチがなぜか左に回って、僕の前にポジションを取っててマッチアップしたんです。
「なんだよ、これ。絶対マスコミが食いつくじゃん」って思いながらプレーして。その流れからこの試合なんですよ。
韓国戦のスタメンがイチっていうのは分かって、試合が夜だったんで、昼間に僕と同じくサブに回っていた小村徳男さんが誘ってくれて、悔しさを噛みしめながらランニングしてました。
僕は途中から出るチャンスがあるかと思ってたんですけど、小村さんは井原正巳さんが途中でケガしたので出場したのに、右サイドは結局イチがフル出場で。
僕はもう個人的には悔しさしかなかったですね。イチって高校生だったじゃないですか。Jリーグでのフル出場もないし。それだけオレはまだ、一人前じゃないですけど、そういう感じでは岡田武史監督には見られてるんだなって。
左は相馬直樹が安泰だったんです。右はまだまだ、自分にとっては向かい風というか、そういう中で戦うんだろうと分かりましたね。これがイチじゃなくて、僕が知ってるJリーグに出ている選手だったら、仕方ないと思ったか、そこまで危機感が高くなってなかったかもしれないですね。
リーグにはいろんないい選手がいたから「また競争の繰り返しだ」ってぐらいの感じだったんでしょうけど、それがイチという新しい選手が入ったことで、自分の中ではより危機感が募りました。しかもこの試合は韓国に負けましたからね。雨の中のどろんこサッカーで。

名良橋 晃が語る、岡田監督とのエピソード
岡田監督は僕に対して何にもフォローしないんですよ。少なくとも僕の中では岡田監督に何か言われた記憶はないです。でもそれで気持ちに火がついて、代表からクラブに戻ってすぐの試合だった4月4日の京都戦で点を入れたんです。イチの存在でさらにモチベーションが上がったというか。
その次は5月のキリンカップでした。5月17日に国立でパラグアイと戦うんですけど、このときはもう岡田監督がワールドカップ初戦のアルゼンチンを想定して、3バックというのを僕たちに明言してました。
当時って、4バックと3バックのどっちがいいかっていう議論が盛んで、いろんな話がありましたね。今の3バックのイメージとは違って、このころって3バックってすごくネガティブなイメージだったんですよ。5バック的な感じでもあったんで。
自分としては3バックになったらウイングバックが4バックのサイドバックよりもアップダウンを繰り返さなきゃいけないと思って、追い求めるプレースタイルがより高くなったというか。僕にとって3バックって、それだけだったんですけどね。
パラグアイ戦は序盤の7分にあっさり先制されて、86分にやっと追いついたんです。この試合でもやっぱり攻めあぐねて、思いどおりに3バックが機能しなかったという印象がすごくありました。
国内の送別試合
国内の送別試合になった5月24日に横浜国際総合競技場でやったチェコ戦は0-0で、井原さんと中西永輔さんと斉藤俊秀という、それまでとちょっと変えてきた組み合わせでディフェンスラインを組んでました。
でも守備よりも、この試合も無得点だったんで、ゴールというところのもどかしさもありましたし、両サイドがもっと前に出て行かないと攻撃に厚みが出ないと分かりましたね。
4バックだとサイドバックは中盤との絡みで崩せるんですけど、3バックのワイドだと、単体で、自分で仕掛けて突破してというのが必要で。そういう特長が求められる、より攻守で対人プレーに強くならなければいけないと、さらに思いました。

スイス最終合宿での勘違い
そこからスイスの最終合宿に行くんです。ケガ人が出ることを考えて選手を25人連れて行って、そこから22人を選ぶという最後の選考もあり、ワールドカップの準備もあったんです。
僕は、最後の選考って岡田監督が決めることなんで、自分は日々のトレーニングを一生懸命やるしかないと思ってました。そういう意識でトレーニングしてましたし、それよりもアルゼンチン、クロアチアという強豪がいるグループに入ってたので、どういう展開になるだろうかとか、そういうことへの意識が自分の中では高かったかなと思いますね。
岡田監督が「1勝1分1敗」という目論見を話してたらしいんですけど、そんな話題はチームの中でなかったですし、僕自身はそんな星勘定は気にしなかったですね。
それに鹿島で培ったジーコイズムというのが体に染みついていて、特にジーコの母国のブラジルとはライバル関係のアルゼンチンなので、「やるからにはやってやろうじゃないか」と。
「3試合やるんだったら3試合勝つ」「何が起きるか分からないし、やってやれないことはない」というポジティブな気持ちで臨もうと思ってました。
スイスに来たらイチの体が重そうだとは感じましたね。コンディションよくないのかなって。逆に自分は重くないというか、コンディションを維持出来てた感じでした。そして5月末に非公開でメキシコ戦があったんです。確か引き分けだったかな。そこで岡田さんはいろいろ決断したと思うんです。
ワールドカップ前の最後のトレーニングマッチが6月3日のユーゴスラビア戦でした。実はその日って、嫁さんの誕生日なんですよ。もし嫁さんの誕生日にいいプレーができなくてワールドカップのメンバーから落ちたら申し訳ないと思ってたんです。
そうしたら2日にみんなが集まって「あれ? 何があるんだろう?」と思ってたら「メンバー発表だよ」って。
もう時効なんで話しますけど、完全に勘違いしちゃってたんですよ。日本のサッカー関係者で忘れてたのは僕だけだったと思います。

自然体でプレーできたのが良かった
僕はまだユーゴスラビア戦でもアピールできると思ってたから、メキシコ戦で緊張してなかったんですよ。完全に1人リラックスしてたんですよね。何も考えてなくてプレーしたのが良かったかもしれないです。
自然体でできたから。もしメンバー発表が3日だったらユーゴスラビア戦のほうが緊張してたかもしれないです。
イチはメンバーから漏れた後に体が軽くなったと言ってました。イチって、韓国戦にスタメンで出て、メディアから右サイド大抜擢かとか、そういう重圧が僕以上にいろいろあったと思うんですよ。それでストレスが強くなって思いどおりにスイスではプレーできなかったんでしょうね。
僕はメンバーに入って、ホッとしたまでではないんですけど、より開幕戦のアルゼンチンにどう立ち向かっていくかということに気持ちを切り替えました。
それでユーゴスラビア戦を迎えたんですけど、序盤で僕にチャンスがあってシュートしたんです。そうしたらボールがバーに当たったんですよ。それがその後の自分を予言してましたね 。
ユーゴスラビアには0-1で負けたけど、悲観するないようじゃなかったと思いますね。だからみんなワールドカップで行けるというか、いい流れでアルゼンチン戦に挑めるんじゃないかと考えてました。
日本が初めて経験したワールドカップ
今だったら大会が始まるまでにもっとヨーロッパや南米のチームと戦うような、別のアプローチをすると思うんです。
でも、そういう流れがまだ僕も代表にも日本サッカー協会にも分かってなくて。すべてがはじめてで、そのままの流れでトゥールーズのアルゼンチン戦を迎えたという感じでしたね。
試合当日は驚くことが起きたんですよ。ウォーミングアップのときに、安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?(キャン・ユー・セレブレイト?)」が流れてきたんです。
日本の試合ということでセレクトされていたんでしょうね。でも流れたときはビックリして「え? ここでこの歌?」って。鮮明に覚えてます。
実は1997年、それまでずっとプレーしていたベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)から鹿島に移籍したとき、この歌がよく流れてたんです。ちょうどフジテレビのドラマ「バージンロード」の主題歌にもなっていたんで。
当時は鹿島で実際にプレーできるのかなっていう不安もあったし、新天地への期待感もあったし。そのふたつの思いが一緒になってこの歌の記憶になったんです。だからウォーミングアップのときに流れて、何か通じるものがあるなって思って。

初戦のアルゼンチン戦
試合のことに戻ると、よくミーティングなんかでアルゼンチンの南米予選のゲームを見てたんです。予選のアルゼンチン、ものすごかったですよ。切り替えが早いし球際厳しいし。技術もあるし、戦うし。そんなゲームを結構見てたので、このアルゼンチンすごいってしか思ってなかったんです。本当に優勝候補のチームなんだなって。
でも実際に蓋を開けてみると、「こいつらペースを落としてるな」ってしか思えなかったですね。「割り切ってサッカーしてる」とまでは言わないですけど、エリアの外までは日本にも来させるけど、そこではね返すという省エネサッカーをやってたというか。
僕たちはアルゼンチン戦で100パーセントの力を出すように準備してるじゃないですか。でもアルゼンチンは100パーセントじゃないんです。優勝のためのコンディションを調整してるというか、楽して勝てればそれで越したことがないような、そういう展開でした。悔しかったですね。南米予選のチームと全然違って。
アルゼンチンは1点取って、さらにペースを落としてそのまま流して1点差で試合を終わらせました。相手にとって一番効率のいいスコアですよ。自分の中では悔しさしかなかったですね。
ただ、終わった後のみんなの雰囲気はそんなに悪くなかったと思うんです。アルゼンチンに対しても少なからずチャンスは作ったと思うし、ワールドカップの雰囲気というか、そういうこともある程度選手も理解したと思うので。岡田監督もそんなにネガティブな言い方はしてなかったですね。「まだ2試合あるから」って。
2試合目 クロアチア戦
次はナントでのクロアチア戦で。クロアチアも初出場だったんですけど、選手はWOWOWの海外サッカーで見るメンバーばっかりだったんで、そんなに簡単じゃないって思ってました。
1996年のEUROでも準々決勝まで行ってましたし、そこで敗れたのが優勝したドイツでしたし。厳しい試合になるとは覚悟してたんですけど、いい流れから試合に入れたんです。あの試合は暑かったんですよ。それが日本に有利に働いてたんで。
前半33分にヒデ(中田英寿)からゴンさんにパスが通って、ゴンさんがいいトラップで抜け出す決定機があったんです。ゴンさんに聞かなきゃ分かんないですけど、僕の見解としては、ゴンさんがゴンさんらしくなくスパッとコントロールしたことで運を使っちゃったのかなって。ゴンさん、運を使うのはそこじゃないよって思ってました(笑)。
僕は前半の途中ぐらいから右のかかとのテーピングが痛み出して、それが気になってましたね。でもテープをすべて取っ替えると時間がかかるじゃないですか。だから我慢しながら「神様いじめないで」と思いながらやってました。
やっとハーフタイムが来て一目散でロッカールームに戻ったんです。案の定、マメができててそれが痛くて、それをハーフタイムに修正して後半に出て行ったというのが裏話ですね。岡田監督は僕が監督より早く、真っ先にロッカールームに帰ったんで、「アイツはトイレか?」と考えてたそうです。
試合は結局また0-1という、相手にとって効率のいい展開で。それで連敗したことで、もうグループリーグ突破はなくなりました。だけど最後のジャマイカ戦で何としてでも勝たなきゃって。「日本の人たちに申し訳ない」しかなかったですね。
みんなが熱狂しているという情報は入ってましたからね。その中でアルゼンチン、クロアチアって強豪ではあるにせよ、勝てない。しかも無得点じゃないですか。それも申し訳ないと。何としてでも、形は何であれリヨンでのジャマイカ戦は絶対勝たなきゃいけないって。それはより思いました。
3試合目 ジャマイカ戦
プレッシャーというか、もう僕は開き直ったというか。だからとにかく点を取りに行こうという思いでこの試合に入ったと思います。日本の人たちも「ジャマイカには勝てよ」って考えてたと思うんですよ。ジャマイカってアルゼンチンに0-5で負けてたというのもあって。
ところがよもや、カウンターで39分と54分に2ゴール、ポンポンとやられて。日本はそれまで以上にこの試合ではチャンスを作れてたんですよ。
シュートまで行けてたし。でもその中で相手に先行されてリードを広げられて。 僕は2点取られたことでさらに開き直って、もう行くしかないと思ってました。それに2点取られた後は4バックに変更したんで、さらに攻撃的な姿勢をさらに強く出せたかなと。そうしたらボールが来たんですよ。
今でも覚えてるんです。名波浩からのフワッとしたボールが来てシュートして。でもそれがポストに当たったんですよ。ここでギリギリ外れるのって、ユーゴスラビア戦のバーに当たったところから繋がってる気がしましたね。あれが入っていればまた違った景色が見えたかなって。
でもいいんです。日本のワールドカップ初ゴールがゴンさんだから絵になったんですよ。あれが名良橋晃だったら何にも絵にもならないし、マスコミの方も「名良橋ゴールか……」ってなっちゃっただろうし。あれはゴンさんだからよかったんです。それみんなからも言われるんです。「あれポストでよかったな」って。
その後79分にシンジ(小野伸二)が交代出場して日本のスイッチが入りましたね。シンジは右サイドに入って、最初に相手のマタを抜いてシュートしたんですよ。「なんだコヤツは」と思いましたね。「まったく緊張感ないんだろうな」って。アンダー世代で大舞台を踏んでますからね。その流れからですね。攻撃的な姿勢を出しつつ最後まで戦いました。
でも結局は負けちゃって3戦全敗でしたからね。悔しさしかなかったですね。帰りのバスの雰囲気は暗かったし、僕の中では世界と比べると何ができて何ができないと整理できたところもあったので、よりワールドカップ後は、世界でやってみたいという思いが鮮明になりました。

ワールドカップが終わって
日本に帰ってきたら空港で城彰二に水を浴びせる人もいて。みんなそれぞれの考えもあるし、そこは本当に申し訳ないという……。それだけでした。
みんなの期待値が高かったからこそ、本大会に出場して、出たからには勝とう、アルゼンチン、クロアチアは厳しいけどジャマイカにはって、そういう考えの人もいたと思います。
今だったら3敗でもおかしくないと冷静に考える人もいたんでしょうけどね。そう言えば岡田監督って2010年南アフリカワールドカップのときは星勘定を言わなかったですよね(笑)。日本サッカー界も学んできたというか。
2020年10月と11月の試合はオールヨーロッパ組で、昔戦った僕からすると、すごく日本サッカーって成長したんだなって。1998年フランスワールドカップのときはオール国内組で、大会が終わってからヒデがイタリアに行きましたけど。それを考えるとこの22年の進歩って、もうすごく突っ走った、いろんなことがあったなって。
ただ1998年のころのみんなの期待値がすごく高くて、誰もが松木安太郎さんで「イケイケ」だったっていう、その熱は失ってほしくないんですよ。見る側にとっても、楽しむところは楽しんでほしいし。
いろいろあったけど、あのワールドカップって、僕はサッカー人生の中でいい思い出の一つです。ワールドカップに出られる人って数少ないですからね。そのメンバーの中に入れて、うれしかったですね。
小さいころからの夢が本当に叶ったというのは、自分の中で本当によかったという思いです。あれで2002年日韓ワールドカップに出たいという思いが強まりました。残念ながら出場できませんでしたけどね。
名良橋 晃の「やりたいこと」
僕は、最終的には指導者を目指したいと思ってます。そしてプロのチームというより、育成のところをやってみたい、突き詰めたいと考えてます。
中高校生というまだ完成されてない選手を、サッカーだけじゃなくて、いろんなところでぶつかり合いながら、子供たちと一緒に成長していきたいなって。
サッカーだけじゃなくて、将来社会に出たとき、当たり前のことが当たり前にできる人間を作りたいと思っていて。その思いが強いんで育成の現場というのに立ってみたいと思っています。
一番伝えたい経験は、「サッカーには正解がない」ということですね。指導者たちがいろいろ言ってもピッチ内で状況を変えるのは子供たちなので、その中で消極的にプレーをしてほしくないなと。失敗しないのが一番ですけど、失敗を重ねることも成功に繋がると思うんで。
だからサッカースクールで子供たちと接する中で中途半端にやらないというか、こっちが真剣にやれば子供たちも少しでも真剣にやってくれる、そういう環境も作ってます。そしてサッカーだけじゃなくて、何に対しても100パーセントで全力でやりたいなって、そういう考えを常に持ってます。
【1998年 日本代表ワールドカップまでの道のり】
2月15日 3(1-0)0 オーストラリア 得点:5分中田英寿(PK)、65分、70分平野孝
2月19日 1(1-0)0 シドニー・ユナイテッド 得点:29分三浦知良
3月01日 2(1-1)1 韓国 得点:18分中山雅史、89分城彰二
3月04日 5(3-1)1 香港選抜 得点:22分、36分(PK)中田英寿、40分増田忠俊、71分名波浩、85分呂比須ワグナー
3月07日 0(0-1)2 中国
4月01日 1(0-1)2 韓国 得点:61分中山雅史
5月17日 1(0-1)1 パラグアイ 得点:86分相馬直樹
5月24日 0(0-0)0 チェコ
6月03日 0(0-0)1 ユーゴスラビア
6月14日 0(0-1)1 アルゼンチン
6月20日 0(0-0)1 クロアチア
6月26日 1(0-1)2 ジャマイカ 得点:74分中山雅史

名良橋 晃(ならはし あきら)
1971年11月26日、千葉県生まれ。千葉英和高校から1989年、JFLのフジタ(ベルマーレ平塚の前身、現・湘南ベルマーレ)に入団し、1994年にJリーグに昇格。1997年に鹿島アントラーズに移籍し、2007年、湘南ベルマーレに戻るとその年で現役を引退。
1994年から日本代表にも選出され、1998年フランスワールドカップではグループリーグ3試合に出場。現役引退後は解説やコメンテーターとして様々な番組に出演しつつ、SC相模原ジュニアユースの総監督も務める。
引退後に体重が急激に落ち健康状態が心配されたが、「元々食は細かったので現役時代は無理して食べ体重を維持していた」と現在も健康であると語っている。
(写真:神山陽…Backdrop)
執筆
森雅史
多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。
編集
川崎 博則
1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。
鹿島アントラーズFC、Sport Innovation Alliance加盟
Sport Innovation Allianceに加盟した鹿島アントラーズFCである。
東アジアのクラブ初の加盟との事。
Sport Innovation Allianceサッカーとテクノロジーを軸にグローバル規模で協力、連携を図る取り組みということで、世界のクラブの知見を共有できることとなる。
ともすると欧州ビッグクラブ・有名クラブばかりを例にしがちな日本のサッカークラビであるが、こうした世界基準を知る事が出来ることで、鹿島アントラーズFCは更に一歩前に行く事となろう。
今後が楽しみである。

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Sport Innovation Allianceへの加盟決定のお知らせ
2020.11.17(火)
このたび、世界各国の有名プロサッカークラブがスポーツとテクノロジーの融合を目指すオープンイノベーションハブ「Sport Innovation Alliance」へ、東アジアのプロサッカークラブとして初加盟することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
Sports Innovation Allianceは2019年11月に発足し、ラ・リーガ(スペイン)に所属するレアル・ソシエダのデジタルトランスフォーメーション&イノベーション部が中心となり構成されたオープンイノベーションハブです。毎月開催のオンライン定例会議にて世界最先端のテクノロジーやスポンサー企業が本アライアンスを通して参加クラブと連携し、各クラブがそれぞれの知見を持ち寄るなど、サッカーとテクノロジーを軸にグローバル規模で協力、連携を図る取り組みとなります。
本アライアンスは世界各国から1クラブのみが参加することを基本方針とし、現在は21ケ国から計22クラブが加盟しています。アライアンスのSNSフォロワー数を合算すると、Facebook:2500万人、Instagram:1100万人、Twitter:2600万人、YouTube:2200万人を数えます。
鹿島アントラーズは2017年3月に、アメリカで各種スポーツマネジメントコンサルティングやアスリートの海外サポート業務等を行っているBlue United Corporation(President & CEO中村武彦)と提携してニューヨーク拠点事業を開始し、Sports Innovation Allianceへの加盟も同社の支援で実現しました。今後もBlue United Corporationを定期的な連絡窓口として、本アライアンスの活用を図っていきます。
■加盟クラブ一覧
ロサンゼルスFC (メジャーリーグサッカー/アメリカ)
セルティック FC (スコティッシュ・プレミアシップ/スコットランド)
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC (プレミアリーグ/イングランド)
レギア・ワルシャワ (エクストラクラサ/ポーランド)
FCスパルタク・モスクワ (ロシアプレミアリーグ/ロシア)
アソシアシヨン・スポルティーヴ・ドゥ・サン=テティエンヌ・ロワール (リーグ・アン/フランス)
レアル・ソシエダ (ラ・リーガ/スペイン)
カリアリ・カルチョ (セリエA/イタリア)
AEKアテネFC (ギリシャ・スーパーリーグ/ギリシャ)
カラカスFC (リーガ・ベネゾラーナ/ベネズエラ)
アトレティコ・ナシオナル (カテゴリア・プリメーラA/コロンビア)
CSエメレク (セリエA/エクアドル)
スポルティング・クリスタル (ペルー プリメーラ・ディビシオン/ペルー)
CDウニベルシダ・カトリカ (プリメーラ・ディビシオン/チリ)
CRヴァスコ・ダ・ガマ (カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA/ブラジル)
CAペニャロール (ウルグアイ プリメーラ・ディビシオン/ウルグアイ)
ラシン・クラブ (プリメーラ・ディビシオン/アルゼンチン)
クラブ・ナシオナル・デ・フットボル (ウルグアイ プリメーラ・ディビジョン/ウルグアイ)
アル・イテハド・クラブ (サウジ・プロフェッショナルリーグ/サウジアラビア)
鹿島アントラーズ(Jリーグ/日本)
クラブ・デポルティボ・グアラダハラ (リーガMX/メキシコ)
ダンドークFC (リーグオブアイルランド/アイルランド)
デポルティーボ・サプリサ (プリメーラ・ディビジョン/コスタリカ)
■概要
世界各国から原則1クラブのみが参加可能な、サッカーとテクノロジーを軸に、グローバルに協力、連携を図る新たな取り組み。ラ・リーガ所属レアル・ソシエダのデジタルトランスフォーメーション&イノベーション部が中心となり構成されるオープンイノベーションハブとして機能している。2019年11月に設立され、各国のクラブがそれぞれの知見を持ち寄り、最先端のテクノロジーやスポンサーシップ体制などの情報を共有している。
公式サイト
https://www.sportinnovationalliance.com/en
公式Twitter
https://twitter.com/sia_worldwide
公式Facebook
https://www.facebook.com/SIA.Worldwide
公式Instagram
https://www.instagram.com/sia_worldwide/
公式Linkedin
https://www.linkedin.com/company/sport-innovation-alliance/
東アジアのクラブ初の加盟との事。
Sport Innovation Allianceサッカーとテクノロジーを軸にグローバル規模で協力、連携を図る取り組みということで、世界のクラブの知見を共有できることとなる。
ともすると欧州ビッグクラブ・有名クラブばかりを例にしがちな日本のサッカークラビであるが、こうした世界基準を知る事が出来ることで、鹿島アントラーズFCは更に一歩前に行く事となろう。
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Sport Innovation Allianceへの加盟決定のお知らせ
2020.11.17(火)
このたび、世界各国の有名プロサッカークラブがスポーツとテクノロジーの融合を目指すオープンイノベーションハブ「Sport Innovation Alliance」へ、東アジアのプロサッカークラブとして初加盟することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
Sports Innovation Allianceは2019年11月に発足し、ラ・リーガ(スペイン)に所属するレアル・ソシエダのデジタルトランスフォーメーション&イノベーション部が中心となり構成されたオープンイノベーションハブです。毎月開催のオンライン定例会議にて世界最先端のテクノロジーやスポンサー企業が本アライアンスを通して参加クラブと連携し、各クラブがそれぞれの知見を持ち寄るなど、サッカーとテクノロジーを軸にグローバル規模で協力、連携を図る取り組みとなります。
本アライアンスは世界各国から1クラブのみが参加することを基本方針とし、現在は21ケ国から計22クラブが加盟しています。アライアンスのSNSフォロワー数を合算すると、Facebook:2500万人、Instagram:1100万人、Twitter:2600万人、YouTube:2200万人を数えます。
鹿島アントラーズは2017年3月に、アメリカで各種スポーツマネジメントコンサルティングやアスリートの海外サポート業務等を行っているBlue United Corporation(President & CEO中村武彦)と提携してニューヨーク拠点事業を開始し、Sports Innovation Allianceへの加盟も同社の支援で実現しました。今後もBlue United Corporationを定期的な連絡窓口として、本アライアンスの活用を図っていきます。
■加盟クラブ一覧
ロサンゼルスFC (メジャーリーグサッカー/アメリカ)
セルティック FC (スコティッシュ・プレミアシップ/スコットランド)
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC (プレミアリーグ/イングランド)
レギア・ワルシャワ (エクストラクラサ/ポーランド)
FCスパルタク・モスクワ (ロシアプレミアリーグ/ロシア)
アソシアシヨン・スポルティーヴ・ドゥ・サン=テティエンヌ・ロワール (リーグ・アン/フランス)
レアル・ソシエダ (ラ・リーガ/スペイン)
カリアリ・カルチョ (セリエA/イタリア)
AEKアテネFC (ギリシャ・スーパーリーグ/ギリシャ)
カラカスFC (リーガ・ベネゾラーナ/ベネズエラ)
アトレティコ・ナシオナル (カテゴリア・プリメーラA/コロンビア)
CSエメレク (セリエA/エクアドル)
スポルティング・クリスタル (ペルー プリメーラ・ディビシオン/ペルー)
CDウニベルシダ・カトリカ (プリメーラ・ディビシオン/チリ)
CRヴァスコ・ダ・ガマ (カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA/ブラジル)
CAペニャロール (ウルグアイ プリメーラ・ディビシオン/ウルグアイ)
ラシン・クラブ (プリメーラ・ディビシオン/アルゼンチン)
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アル・イテハド・クラブ (サウジ・プロフェッショナルリーグ/サウジアラビア)
鹿島アントラーズ(Jリーグ/日本)
クラブ・デポルティボ・グアラダハラ (リーガMX/メキシコ)
ダンドークFC (リーグオブアイルランド/アイルランド)
デポルティーボ・サプリサ (プリメーラ・ディビジョン/コスタリカ)
■概要
世界各国から原則1クラブのみが参加可能な、サッカーとテクノロジーを軸に、グローバルに協力、連携を図る新たな取り組み。ラ・リーガ所属レアル・ソシエダのデジタルトランスフォーメーション&イノベーション部が中心となり構成されるオープンイノベーションハブとして機能している。2019年11月に設立され、各国のクラブがそれぞれの知見を持ち寄り、最先端のテクノロジーやスポンサーシップ体制などの情報を共有している。
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鹿島、サントスのヂエゴ・ピトゥーカに獲得オファー
移籍に関するニュースを報じるブラジル現地メディア・Globo Esporte紙である。
鹿島がサントスのヂエゴ・ピトゥーカに獲得オファーとのこと。
サントス側が違約金の120万ドルを不服として決裂した様子。
ヂエゴ・ピトゥーカはボランチで左SBもこなす。
獲得にならなかった事は残念である。
コロナ渦にて出せる金額の捻出も難しい状況であろう。
また、この情報により、鹿島側としての補強ポイントをボランチとしておる事がわかる。
レオ・シルバの年齢や三竿の欧州移籍リスクを考慮すると強力な選手をここに置きたいという意図が見える。
今冬、どのような補強がなされるのであろうか。
次なる報を待ちたい。

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Santos recusa proposta de clube japonês por Diego Pituca
Peixe considera oferta baixa; volante é um dos destaques do Peixe na temporada
Por Gabriel dos Santos — Santos, SP
16/11/2020 17h59 Atualizado há 2 horas
O Santos recusou uma proposta do Kashima Antlers, do Japão, pelo volante Diego Pituca, um dos destaques do time na temporada. Os valores oferecidos giram em torno de 1,2 milhão de dólares (R$ 6,5 milhões, na cotação atual).
O ge apurou que o Santos considerou a proposta baixíssima e, nos moldes oferecidos, descartou o negócio. A informação da oferta foi dada inicialmente pela "Gazeta Esportiva".
Nesta terça-feira, o Conselho Deliberativo do Santos se reúne e, em pauta, propostas por saídas de jogadores serão debatidas – o órgão precisa aprovar qualquer negociação por causa do período eleitoral.
A tendência, neste momento, é de que o interesse japonês por Diego Pituca não seja discutido no encontro, a não ser que haja uma nova proposta mais vantajosa para o Peixe.
鹿島がサントスのヂエゴ・ピトゥーカに獲得オファーとのこと。
サントス側が違約金の120万ドルを不服として決裂した様子。
ヂエゴ・ピトゥーカはボランチで左SBもこなす。
獲得にならなかった事は残念である。
コロナ渦にて出せる金額の捻出も難しい状況であろう。
また、この情報により、鹿島側としての補強ポイントをボランチとしておる事がわかる。
レオ・シルバの年齢や三竿の欧州移籍リスクを考慮すると強力な選手をここに置きたいという意図が見える。
今冬、どのような補強がなされるのであろうか。
次なる報を待ちたい。

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Santos recusa proposta de clube japonês por Diego Pituca
Peixe considera oferta baixa; volante é um dos destaques do Peixe na temporada
Por Gabriel dos Santos — Santos, SP
16/11/2020 17h59 Atualizado há 2 horas
O Santos recusou uma proposta do Kashima Antlers, do Japão, pelo volante Diego Pituca, um dos destaques do time na temporada. Os valores oferecidos giram em torno de 1,2 milhão de dólares (R$ 6,5 milhões, na cotação atual).
O ge apurou que o Santos considerou a proposta baixíssima e, nos moldes oferecidos, descartou o negócio. A informação da oferta foi dada inicialmente pela "Gazeta Esportiva".
Nesta terça-feira, o Conselho Deliberativo do Santos se reúne e, em pauta, propostas por saídas de jogadores serão debatidas – o órgão precisa aprovar qualquer negociação por causa do período eleitoral.
A tendência, neste momento, é de que o interesse japonês por Diego Pituca não seja discutido no encontro, a não ser que haja uma nova proposta mais vantajosa para o Peixe.
昌平高校・須藤直輝くん、観客を魅了できるサッカーをしたい
高校サッカー選手権全国大会第1回戦にて山口県代表の高山学園高校との対戦が決まった昌平高校である。
主将である須藤直輝くんは、「実力があるチームだと思う」と言う。
わきまえたコメントを発するところに、キャプテンの資質が見える。
そして、「サイズが小さい選手が多いですが、観客を魅了できるサッカーをしたい」と自分たちをアピールした。
サッカーはサイズだけではない。
それを具現化し、勝利を掴み取るのだ。
今大会、旋風を巻き起こす事を期待しておる。

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J内定4人擁する昌平の初戦は高川学園に決定!鹿島内定須藤主将「観客を魅了できるサッカーを」
20/11/16 16:58

昌平の{須藤直輝}}主将
Jリーグ内定者4人を擁する昌平高(埼玉)の初戦は、1回戦で高川学園高(山口)と対戦することに決まった。
2年連続4回目の出場となる昌平は、昨年度のベスト8が最高成績。今年は壁をぶち破り、ベスト4以上、地元・埼玉スタジアムでのプレーを“最低限”の目標とする。そして究極の目標はもちろん、日本一だ。
卒業後の鹿島アントラーズへの入団が内定するMF須藤直輝主将は高川学園について、「実力があるチームだと思う」と警戒を強めるも、「サイズが小さい選手が多いですが、観客を魅了できるサッカーをしたい」と力強く意気込む。昨年、青森山田に敗れた悔しさを持って1年間パワーアップに励んできた注目校が、冬の舞台を熱くする。
主将である須藤直輝くんは、「実力があるチームだと思う」と言う。
わきまえたコメントを発するところに、キャプテンの資質が見える。
そして、「サイズが小さい選手が多いですが、観客を魅了できるサッカーをしたい」と自分たちをアピールした。
サッカーはサイズだけではない。
それを具現化し、勝利を掴み取るのだ。
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J内定4人擁する昌平の初戦は高川学園に決定!鹿島内定須藤主将「観客を魅了できるサッカーを」
20/11/16 16:58

昌平の{須藤直輝}}主将
Jリーグ内定者4人を擁する昌平高(埼玉)の初戦は、1回戦で高川学園高(山口)と対戦することに決まった。
2年連続4回目の出場となる昌平は、昨年度のベスト8が最高成績。今年は壁をぶち破り、ベスト4以上、地元・埼玉スタジアムでのプレーを“最低限”の目標とする。そして究極の目標はもちろん、日本一だ。
卒業後の鹿島アントラーズへの入団が内定するMF須藤直輝主将は高川学園について、「実力があるチームだと思う」と警戒を強めるも、「サイズが小さい選手が多いですが、観客を魅了できるサッカーをしたい」と力強く意気込む。昨年、青森山田に敗れた悔しさを持って1年間パワーアップに励んできた注目校が、冬の舞台を熱くする。