ディエゴ・ピトゥカ、ブラジル人記者が選ぶ成功する新助っ人1位
2021年シーズン新規ブラジル人ランキングを伝えるQoly誌のチアゴ・ボンテンポ氏である。
その1位にディエゴ・ピトゥカが挙げられておる。
ブラジルでの実績とプレースタイルがJリーグに合っていると判断したと思われる。
レオ・シルバの後継者として、そして中盤を活性化させる立場として非常に期待させる。
来日は未定であり、ピッチに立つ日が読めぬ事こそ問題ではあるが、チームに合流しさえすれば即戦力であろう。
ディエゴ・ピトゥカの来日が楽しみである。

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2021年Jリーグ、「最強」の新外国人は?ブラジル人記者に教えてもらった(※ただし来日すれば)
2021/02/25 21:00
Image by Gettyimages
Text by チアゴ・ボンテンポ (ライター)
日本文化と日本サッカーをこよなく愛するスーパーブラジル人。その正確にして豊富な情報量は他の追随を許さず、王国ブラジルで最も日本サッカーに精通している記者の一人である。母国の好きなチームはリオの名門ボタフォゴ、学生時代の愛称は「ピカチュウ」だったらしい。
2021シーズンのJリーグが、いよいよ2月26日に開幕する。
そこでQolyではお馴染み、ブラジル人記者チアゴ・ボンテンポ氏に、今季のJ1で「成功する可能性が高そうなブラジル人」の新助っ人を5名挙げてもらった。
もちろん、今年は新型コロナウイルスの影響で新外国人は未だ入国できておらず、「合流できれば」の条件付きであることをご容赦いただきたい。
5位 リンコン
所属クラブ:ヴィッセル神戸
今年のブラジル人助っ人で“最大のギャンブル”といえるかもしれないのが、神戸に加入したリンコンだ。
ジーコを生んだ名門フラメンゴのユースで育ち、トップチームにまで昇格したが、国内で最も人気があるクラブにおいて、その強いプレッシャーに対応できず活躍できなかった。
彼の一番の問題はメンタルだがまだ20歳であり、改善は可能だろう。U-17・20ブラジル代表に選出された彼のポテンシャルに間違いはない。
Jリーグという新しい環境でピッチ外の問題を起こさず、サッカーだけに集中できれば、大きな成功を収めるかもしれない。
4位 チアゴ・パグヌサット
所属クラブ:セレッソ大阪
マテイ・ヨニッチが中国スーパーリーグの上海申花へと移籍したため、その後釜として加入が発表されたのが、私と同じ名前をもつチアゴだ。
スピードやビルドアップ能力には恵まれていない選手だが、191cmと大型で空中戦に強く、1対1のデュエルにおいては、昨季のブラジル全国選手権でもトップクラスだった。
派手なプレーをするわけではないが、効率的にチームに貢献するセンターバックといえる。ちなみに彼自身によると、苗字の発音は「チアゴ・パニュサー」のような感じだ。
ただ現時点で来日しておらず、セレッソ大阪はダンクレーの獲得を発表したため破断も噂されている。どうなるだろうか。
3位 レオ・セアラ
所属クラブ:横浜F・マリノス
2016年に「レオナルド」の登録名でFC琉球に在籍した経験を持つレオ・セアラ。
当時はJ3で23試合2得点と活躍できなかったが、多くのブラジル人がそうだったように日本で生活したことが転機となったのだろうか。その後、大きな成長を見せている。
2019年にはブラジル全国選手権の2部で14得点(得点ランク3位)、昨年は同じく2部で16得点(得点ランク2位)と、コンスタントにネットを揺らしている。
現在は26歳。キャリアのピークを迎えているだけに期待は大きい。
2位 ドッジ
所属クラブ:柏レイソル
地方クラブのクリシウーマで活躍した後、名門フルミネンセにステップアップしたドッジ。
昨年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るったが、そんなパンデミックが始まって以降、彼はこのリオの名門で最も活躍した選手である。
アンカー(中盤の底)をメインの役割にするが、守備だけでなく、ビルドアップ、ミドルシュートにも優れている。私は、彼がレイソルのMFをレベルアップできるとみている。
また、日本にやってくるブラジル人はベテランが多いが、彼はまだ24歳と若く、その点でも高く評価できる。
1位 ディエゴ・ピトゥカ

所属クラブ:鹿島アントラーズ
ブラジル人の新たな助っ人の中で最も期待できるのが、鹿島に加入したディエゴ・ピトゥカだ。
ペレやネイマールを輩出し、昨年度のリベルタドーレス杯で準優勝した名門サントスにおいて彼は絶対的な存在であり、ブラジルのサポーターから非常に愛される存在だった。
ポジションはボランチ。攻撃的なタイプで、未だ衰えぬものの35歳になったレオ・シルバの代わり、あるいは後継者して見てもいいだろう。
2021シーズン、この背番号21の助っ人は、アントラーズが望む21回目のタイトルに大きく貢献できるかもしれない。
その1位にディエゴ・ピトゥカが挙げられておる。
ブラジルでの実績とプレースタイルがJリーグに合っていると判断したと思われる。
レオ・シルバの後継者として、そして中盤を活性化させる立場として非常に期待させる。
来日は未定であり、ピッチに立つ日が読めぬ事こそ問題ではあるが、チームに合流しさえすれば即戦力であろう。
ディエゴ・ピトゥカの来日が楽しみである。

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2021年Jリーグ、「最強」の新外国人は?ブラジル人記者に教えてもらった(※ただし来日すれば)
2021/02/25 21:00
Image by Gettyimages
Text by チアゴ・ボンテンポ (ライター)
日本文化と日本サッカーをこよなく愛するスーパーブラジル人。その正確にして豊富な情報量は他の追随を許さず、王国ブラジルで最も日本サッカーに精通している記者の一人である。母国の好きなチームはリオの名門ボタフォゴ、学生時代の愛称は「ピカチュウ」だったらしい。
2021シーズンのJリーグが、いよいよ2月26日に開幕する。
そこでQolyではお馴染み、ブラジル人記者チアゴ・ボンテンポ氏に、今季のJ1で「成功する可能性が高そうなブラジル人」の新助っ人を5名挙げてもらった。
もちろん、今年は新型コロナウイルスの影響で新外国人は未だ入国できておらず、「合流できれば」の条件付きであることをご容赦いただきたい。
5位 リンコン
所属クラブ:ヴィッセル神戸
今年のブラジル人助っ人で“最大のギャンブル”といえるかもしれないのが、神戸に加入したリンコンだ。
ジーコを生んだ名門フラメンゴのユースで育ち、トップチームにまで昇格したが、国内で最も人気があるクラブにおいて、その強いプレッシャーに対応できず活躍できなかった。
彼の一番の問題はメンタルだがまだ20歳であり、改善は可能だろう。U-17・20ブラジル代表に選出された彼のポテンシャルに間違いはない。
Jリーグという新しい環境でピッチ外の問題を起こさず、サッカーだけに集中できれば、大きな成功を収めるかもしれない。
4位 チアゴ・パグヌサット
所属クラブ:セレッソ大阪
マテイ・ヨニッチが中国スーパーリーグの上海申花へと移籍したため、その後釜として加入が発表されたのが、私と同じ名前をもつチアゴだ。
スピードやビルドアップ能力には恵まれていない選手だが、191cmと大型で空中戦に強く、1対1のデュエルにおいては、昨季のブラジル全国選手権でもトップクラスだった。
派手なプレーをするわけではないが、効率的にチームに貢献するセンターバックといえる。ちなみに彼自身によると、苗字の発音は「チアゴ・パニュサー」のような感じだ。
ただ現時点で来日しておらず、セレッソ大阪はダンクレーの獲得を発表したため破断も噂されている。どうなるだろうか。
3位 レオ・セアラ
所属クラブ:横浜F・マリノス
2016年に「レオナルド」の登録名でFC琉球に在籍した経験を持つレオ・セアラ。
当時はJ3で23試合2得点と活躍できなかったが、多くのブラジル人がそうだったように日本で生活したことが転機となったのだろうか。その後、大きな成長を見せている。
2019年にはブラジル全国選手権の2部で14得点(得点ランク3位)、昨年は同じく2部で16得点(得点ランク2位)と、コンスタントにネットを揺らしている。
現在は26歳。キャリアのピークを迎えているだけに期待は大きい。
2位 ドッジ
所属クラブ:柏レイソル
地方クラブのクリシウーマで活躍した後、名門フルミネンセにステップアップしたドッジ。
昨年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るったが、そんなパンデミックが始まって以降、彼はこのリオの名門で最も活躍した選手である。
アンカー(中盤の底)をメインの役割にするが、守備だけでなく、ビルドアップ、ミドルシュートにも優れている。私は、彼がレイソルのMFをレベルアップできるとみている。
また、日本にやってくるブラジル人はベテランが多いが、彼はまだ24歳と若く、その点でも高く評価できる。
1位 ディエゴ・ピトゥカ
所属クラブ:鹿島アントラーズ
ブラジル人の新たな助っ人の中で最も期待できるのが、鹿島に加入したディエゴ・ピトゥカだ。
ペレやネイマールを輩出し、昨年度のリベルタドーレス杯で準優勝した名門サントスにおいて彼は絶対的な存在であり、ブラジルのサポーターから非常に愛される存在だった。
ポジションはボランチ。攻撃的なタイプで、未だ衰えぬものの35歳になったレオ・シルバの代わり、あるいは後継者して見てもいいだろう。
2021シーズン、この背番号21の助っ人は、アントラーズが望む21回目のタイトルに大きく貢献できるかもしれない。
鹿島アントラーズ、ガブリエル・ディアス獲得に動く
フォルタレーザECのガブリエル・ディアス獲得に動く鹿島アントラーズである。
ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』によるとこの右SBはクイアバEC、ボタフォゴ、セアラが関心を持っており、本人は鹿島行きを望んでおるとのこと。
6人目のブラジル人獲得となるのであろうか。
続報を待ちたい。

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鹿島アントラーズ、ブラジル人DF獲得狙うも争奪戦へ。今月末に契約満了でフリーに
文: Shota, 2021.02.28. 8:21 am
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズはブラジル人DFガブリエル・ディアスの獲得にむけて複数クラブとの争奪戦を繰り広げているかもしれない。27日、ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』が伝えている。
ガブリエル・ディアスは2014年にパルメイラスでプロキャリアをスタートさせると、5度にわたりブラジル国内クラブへのレンタル移籍を繰り返す。同選手は2018年にフリーでインテルナシオナルSCへ加わるものの公式戦わずか5試合の先発出場に終わり、翌2019年にフォルタレーザECへ加入。移籍1年目は25試合で先発メンバーに名を連ねると、2020シーズンも主に右サイドバックとして公式戦40試合でピッチに立つなど出場機会に恵まれていた。
ガブリエル・ディアスの去就を巡っては、かねてから日本行きの噂が飛び交っていたが、今月にブラジル国内の複数メディアは鹿島アントラーズが獲得を狙っていると報道していた。しかし、同選手にはセアラーSC、クイアバEC、ボタフォゴなどブラジル国内の複数クラブが強い関心を寄せている模様。具体的な動きについては報じられていないが、争奪戦に発展するという見方が広まっているようだ。
なお、フォルタレーザECは今月27日にガブリエル・ディアスが契約満了に伴い退団することを公式発表している。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督のもとで今季タイトル獲得が求められる鹿島アントラーズとしては、守備陣の選手層に厚みを持たせる意味でも新たなブラジル人選手を迎え入れることを望んでいるはずだ。
Times do Brasil e Japão disputam contratação de Gabriel Dias
27 de fevereiro de 2021 Jean Lucas

A opção de lateral-direito é um artigo de luxo para as grandes equipes do país e fora dela. Até por esse momento, aos 26 anos, Gabriel Dias está sendo avaliado por quatro equipes, após confirmar a sua não renovação com o Fortaleza Esporte Clube. Primeiramente, o jornalista Lucas Laprovitera definiu que o Kashima Antlers sondou a aquisição do jogador, vale lembrar que Antônio Carlos Zago é o treinador, além dele Carlos Pacheco (auxiliar), Zico (coordenador técnico) e os atletas Léo Silva, Diego Pituca, Juan Alano, Everaldo e Artur Caike são os outros brasileiros na agremiação.
Já ontem, o repórter Renato Manso definiu que três clubes brasileiros chegam forte na busca pelo jogador, são eles: Botafogo, Ceará e Cuiabá. O glorioso do Rio de Janeiro tem um acerto próximo com o lateral-direito Jonathan que estava no Coritiba e Gabriel viria para disputar espaço a pedido de Marcelo Chamusca (trabalhou no Leão do Pici anteriormente). O alvinegro cearense utilizaria ele para suprir a ausência de Samuel Xavier, além de ser um coringa para zagueiro e volante. No dourado, ele seria titular, pois Hayner deixou o clube antes do fim da Série B.
Foto de capa: Fortaleza EC.
ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』によるとこの右SBはクイアバEC、ボタフォゴ、セアラが関心を持っており、本人は鹿島行きを望んでおるとのこと。
6人目のブラジル人獲得となるのであろうか。
続報を待ちたい。

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鹿島アントラーズ、ブラジル人DF獲得狙うも争奪戦へ。今月末に契約満了でフリーに
文: Shota, 2021.02.28. 8:21 am
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズはブラジル人DFガブリエル・ディアスの獲得にむけて複数クラブとの争奪戦を繰り広げているかもしれない。27日、ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』が伝えている。
ガブリエル・ディアスは2014年にパルメイラスでプロキャリアをスタートさせると、5度にわたりブラジル国内クラブへのレンタル移籍を繰り返す。同選手は2018年にフリーでインテルナシオナルSCへ加わるものの公式戦わずか5試合の先発出場に終わり、翌2019年にフォルタレーザECへ加入。移籍1年目は25試合で先発メンバーに名を連ねると、2020シーズンも主に右サイドバックとして公式戦40試合でピッチに立つなど出場機会に恵まれていた。
ガブリエル・ディアスの去就を巡っては、かねてから日本行きの噂が飛び交っていたが、今月にブラジル国内の複数メディアは鹿島アントラーズが獲得を狙っていると報道していた。しかし、同選手にはセアラーSC、クイアバEC、ボタフォゴなどブラジル国内の複数クラブが強い関心を寄せている模様。具体的な動きについては報じられていないが、争奪戦に発展するという見方が広まっているようだ。
なお、フォルタレーザECは今月27日にガブリエル・ディアスが契約満了に伴い退団することを公式発表している。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督のもとで今季タイトル獲得が求められる鹿島アントラーズとしては、守備陣の選手層に厚みを持たせる意味でも新たなブラジル人選手を迎え入れることを望んでいるはずだ。
Times do Brasil e Japão disputam contratação de Gabriel Dias
27 de fevereiro de 2021 Jean Lucas

A opção de lateral-direito é um artigo de luxo para as grandes equipes do país e fora dela. Até por esse momento, aos 26 anos, Gabriel Dias está sendo avaliado por quatro equipes, após confirmar a sua não renovação com o Fortaleza Esporte Clube. Primeiramente, o jornalista Lucas Laprovitera definiu que o Kashima Antlers sondou a aquisição do jogador, vale lembrar que Antônio Carlos Zago é o treinador, além dele Carlos Pacheco (auxiliar), Zico (coordenador técnico) e os atletas Léo Silva, Diego Pituca, Juan Alano, Everaldo e Artur Caike são os outros brasileiros na agremiação.
Já ontem, o repórter Renato Manso definiu que três clubes brasileiros chegam forte na busca pelo jogador, são eles: Botafogo, Ceará e Cuiabá. O glorioso do Rio de Janeiro tem um acerto próximo com o lateral-direito Jonathan que estava no Coritiba e Gabriel viria para disputar espaço a pedido de Marcelo Chamusca (trabalhou no Leão do Pici anteriormente). O alvinegro cearense utilizaria ele para suprir a ausência de Samuel Xavier, além de ser um coringa para zagueiro e volante. No dourado, ele seria titular, pois Hayner deixou o clube antes do fim da Série B.
Foto de capa: Fortaleza EC.
サッカーダイジェスト 清水戦寸評
サッカーダイジェストの広島記者による清水戦の寸評である。
敗戦に厳しい採点が並ぶ。
その中で小泉慶と荒木遼太郎にはまともな評点が点けられておる。
荒木は先制点を決める結果を出したことで良い評価は当然であろう。
小泉慶については、清水が(清水側の)左サイドのカルロス・ジュニオを中心に攻めてきたこともあり、右SBを担う彼が大忙しになったことも評価に繋がったように思う。
パスカットからの逆襲は見応え十分であった。
ただ、結果的には清水の同点弾も勝ち越し弾も右サイドをやられての失点だっただけにくやまれるところである。
また個人的には土居聖真を高く評価したい。
シュート数もエヴェラウドの7本に次ぐ4本を記録しており、ゴールまであと一歩までであった。
"惜しい"は評価せぬ風潮があるが、チャンスに絡むことこそ重要。
決めきったときは更に賞賛する。
次戦が楽しみである。

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【J1採点&寸評】鹿島1-3清水|途中出場から逆転弾のアタッカーがMOM。3失点の鹿島守備陣は…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月27日
鹿島――町田はT・サンタナを抑えきれず

【警告】なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】後藤優介(清水)
[J1第1節]鹿島1-3清水/2月27日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
先制するまでは良かった。だが、直後に立て続けに失点して痛恨の逆転負け。相手の堅い守備をこじ開ける術も乏しかった。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
安定したキャッチングに加え、フィードも正確だったが、後半は懸命なセービングも及ばず3失点。悪い流れを食い止められなかった。
DF
37 小泉 慶 6(87分OUT)
気の利いたポジショニングでポゼッションをサポート。ニアゾーンを狙う動き出しも。ハードな守備も見せた。
DF
39 犬飼智也 5
後方からの配給では工夫を凝らした一方、守備ではわずか10分間で3失点とディフェンスリーダーとして不甲斐ない結果。
DF
28 町田浩樹 5.5
同点とされたシーンでは、目の前のT・サンタナを抑えきれずシュートを許す。チャレンジングな縦パスは良かった。
DF
14 永戸勝也 5.5(87分OUT)
積極的に前に出てクロスを上げたが、決定的な仕事はこなせず。自陣ゴール前ではあと一歩のところで失点を防げなかった。
MF
6 永木亮太 5.5(81分OUT)
出足の鋭いプレッシングやルーズボール回収など、エネルギッシュな振る舞いはいつもどおり。ただ、攻撃面での迫力がやや乏しかったか。
MF
20 三竿健斗 5.5
序盤はパスミスが散見されたが、徐々に落ち着きを取り戻してタイトなプレーを披露。逆転されたあとの反発力をもう少し見せたかった。
鹿島――自慢の2トップはゴールが遠かった

先制に成功したが、まさかの3失点で逆転負け。多くの課題が残る敗戦だった。写真:滝川敏之
MF
7 ファン・アラーノ 5(63分OUT)
巧みなキープなど技術の高さは随所に見せたが、相手に怖さを与えるまでには至らず、後半途中で交代。
MF
8 土居聖真 5.5(87分OUT)
状況に応じ的確なプレー選択で攻撃にリズムを生み出す。バーに嫌われた55分のビッグチャンスは決めたかった。
FW
9 エヴェラウド 5.5
30分のヘッドは相手GKの好守に阻まれる。70分のバイシクルシュートは枠を捉えきれず。期待されたゴールは奪えなかった。
FW
18 上田綺世 5
馬力あるプレーで脅威を与えていたが、シュートチャンスが少なく、無念のノーゴール。3失点目のオウンゴールはアンラッキーだった。
途中出場
MF
13 荒木遼太郎 6(63分IN)
味方のシュートがバーに当たって跳ね返ったところをボレーで押し込む。先制点を挙げたが、勝利には結びつけられなかった。
MF
41 白崎凌兵 ―(81分IN)
ピッチに入った直後のシュートはヒットせず。ミドルゾーンでボールを追いかけるも、効果的な仕掛けは少なかった。
DF
22 広瀬陸斗 ―(87分IN)
左サイドでプレー。限られた時間のなか、見せ場を作れなかった。
MF
25 遠藤 康 ―(87分IN)
右サイドで逆襲を試みるも、思うようにプレーに絡めなかった。
MF
27 松村優太 ―(87分IN)
遠藤の近くでプレー。持ち前のドリブルをなかなか見せられなかった。
監督
ザーゴ 5
逆転されたあとの3枚替えも奏功せず。リードを奪ってから、チームをさらにアグレッシブにさせる手を打てなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
敗戦に厳しい採点が並ぶ。
その中で小泉慶と荒木遼太郎にはまともな評点が点けられておる。
荒木は先制点を決める結果を出したことで良い評価は当然であろう。
小泉慶については、清水が(清水側の)左サイドのカルロス・ジュニオを中心に攻めてきたこともあり、右SBを担う彼が大忙しになったことも評価に繋がったように思う。
パスカットからの逆襲は見応え十分であった。
ただ、結果的には清水の同点弾も勝ち越し弾も右サイドをやられての失点だっただけにくやまれるところである。
また個人的には土居聖真を高く評価したい。
シュート数もエヴェラウドの7本に次ぐ4本を記録しており、ゴールまであと一歩までであった。
"惜しい"は評価せぬ風潮があるが、チャンスに絡むことこそ重要。
決めきったときは更に賞賛する。
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【J1採点&寸評】鹿島1-3清水|途中出場から逆転弾のアタッカーがMOM。3失点の鹿島守備陣は…
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月27日
鹿島――町田はT・サンタナを抑えきれず

【警告】なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】後藤優介(清水)
[J1第1節]鹿島1-3清水/2月27日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
先制するまでは良かった。だが、直後に立て続けに失点して痛恨の逆転負け。相手の堅い守備をこじ開ける術も乏しかった。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
安定したキャッチングに加え、フィードも正確だったが、後半は懸命なセービングも及ばず3失点。悪い流れを食い止められなかった。
DF
37 小泉 慶 6(87分OUT)
気の利いたポジショニングでポゼッションをサポート。ニアゾーンを狙う動き出しも。ハードな守備も見せた。
DF
39 犬飼智也 5
後方からの配給では工夫を凝らした一方、守備ではわずか10分間で3失点とディフェンスリーダーとして不甲斐ない結果。
DF
28 町田浩樹 5.5
同点とされたシーンでは、目の前のT・サンタナを抑えきれずシュートを許す。チャレンジングな縦パスは良かった。
DF
14 永戸勝也 5.5(87分OUT)
積極的に前に出てクロスを上げたが、決定的な仕事はこなせず。自陣ゴール前ではあと一歩のところで失点を防げなかった。
MF
6 永木亮太 5.5(81分OUT)
出足の鋭いプレッシングやルーズボール回収など、エネルギッシュな振る舞いはいつもどおり。ただ、攻撃面での迫力がやや乏しかったか。
MF
20 三竿健斗 5.5
序盤はパスミスが散見されたが、徐々に落ち着きを取り戻してタイトなプレーを披露。逆転されたあとの反発力をもう少し見せたかった。
鹿島――自慢の2トップはゴールが遠かった

先制に成功したが、まさかの3失点で逆転負け。多くの課題が残る敗戦だった。写真:滝川敏之
MF
7 ファン・アラーノ 5(63分OUT)
巧みなキープなど技術の高さは随所に見せたが、相手に怖さを与えるまでには至らず、後半途中で交代。
MF
8 土居聖真 5.5(87分OUT)
状況に応じ的確なプレー選択で攻撃にリズムを生み出す。バーに嫌われた55分のビッグチャンスは決めたかった。
FW
9 エヴェラウド 5.5
30分のヘッドは相手GKの好守に阻まれる。70分のバイシクルシュートは枠を捉えきれず。期待されたゴールは奪えなかった。
FW
18 上田綺世 5
馬力あるプレーで脅威を与えていたが、シュートチャンスが少なく、無念のノーゴール。3失点目のオウンゴールはアンラッキーだった。
途中出場
MF
13 荒木遼太郎 6(63分IN)
味方のシュートがバーに当たって跳ね返ったところをボレーで押し込む。先制点を挙げたが、勝利には結びつけられなかった。
MF
41 白崎凌兵 ―(81分IN)
ピッチに入った直後のシュートはヒットせず。ミドルゾーンでボールを追いかけるも、効果的な仕掛けは少なかった。
DF
22 広瀬陸斗 ―(87分IN)
左サイドでプレー。限られた時間のなか、見せ場を作れなかった。
MF
25 遠藤 康 ―(87分IN)
右サイドで逆襲を試みるも、思うようにプレーに絡めなかった。
MF
27 松村優太 ―(87分IN)
遠藤の近くでプレー。持ち前のドリブルをなかなか見せられなかった。
監督
ザーゴ 5
逆転されたあとの3枚替えも奏功せず。リードを奪ってから、チームをさらにアグレッシブにさせる手を打てなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
清水戦コメント・報道
「相手が何かをしたのではなくて、完全に自分たちの不注意であり集中力が低下した結果」と失点を分析する指揮官である。
先制したところで選手の気の緩み・集中力の低下があったことが大きな理由と考える。
更に上田綺世も「いざ実戦で1点を取って、余裕というか、ゆとりができてしまったのを鋭く突かれたのが敗因」と言う。
サッカーに於いてメンタル・精神面が以下の重要かがよくわかる。
また、J1最年少という若さもあったように思う。
しかしながら、それを理由にしてはならぬ。
この敗戦を糧と成長して貰いたい。
そして荒木遼太郎は、「去年1年やって自信がついたというか、ゆとりができたというふうに自分は思っていて、自分らしさをより出せるようになった」と語る。
風格がついてきた上に結果も出した。
今季は新たなる背番号13を創りだしてくれよう。
荒木は、「終わったことなので、切り替えて次に向けて改善していきたい」と終わったことは引きずらないことを口にする。
過密日程となりすぐにルヴァン杯・鳥栖戦がやってくる。
気持ちを切り替え、集中力を高めるのだ。
切り替えである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第1節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
自分たちがチャンスを作りながら得点ができたところまでは良かった。そこから急激に集中力や注意力が欠けてしまって、失点を重ねていった。ホームで、なおかつ大事なシーズンの第一印象となるところでのパフォーマンスとしては良くない。ただ、ルヴァンカップグループステージの第1節ではいいスタートを切れるよう切り替えていきたい。
Q.先制までは良かったということだったが、それ以降の失点は注意力の欠如なのか、相手が良かったのか?
A.相手が何かをしたのではなくて、完全に自分たちの不注意であり集中力が低下した結果であると考えている。特に同じ形で失点するのは良くなかった。完全に自分たちのミス。得点をしたからといって、試合が終わったと思ってしまったのかもしれないが、そうではない。サッカーは最後の笛が鳴るまで勝負があるわけで、このような集中力欠如による結果はあってはならない。
Q.どのように立て直していく?
A.完全に集中力や注意力の低下で、自分たちの試合を失ってしまった。特に1-0までは完璧に自分たちがやるべきことをやり続けた。ただ、サッカーの試合は90分終わるまでは試合があるわけで、最後まで集中力を欠いてはいけない。単純にそこを改善しなければいけないと選手たちに伝えたい。
【荒木 遼太郎】
(ゴールシーンは)自分の前にボールが転がってきたので振り抜くだけだった。相手GKがバーに当たったときに倒れた位置は分かっていたので、相手選手のいない位置に向けて振り抜いた。13番は偉大なる先輩たちがつけてきたもので、自分らしくやろうと思っていたなかで得点できたのは良かった。ホーム開幕ということで、絶対に負けられないなか、3失点で負けたのはチームとして課題が残る試合になった。ただ、終わったことなので、切り替えて次に向けて改善していきたいと思う。
【上田 綺世】
前半から固い試合になった。ただ、相手が中央を固めてきて崩せないなかで1点を取れたのは昨シーズンと違うところ。そこからさらに1点、2点を取りにいかないといけなかった。そういう準備をしてきたが、いざ実戦で1点を取って、余裕というか、ゆとりができてしまったのを鋭く突かれたのが敗因だと思う。この負けはすごく痛い。昨シーズン、その痛みを感じて身に染みているので、また同じ失敗をしないように優勝するために、リーグ戦もルヴァンも1試合1試合戦っていきたいと思う。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2021年2月27日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
ほぼ1チームがプレーしていた状況が前半からあって、自分たちの得点までは非常に良かった。チャンスを多く作りながら得点できました。そこから急激に集中力、注意力というものが欠けてしまって、失点を重ねていった。やっぱりホームで、なおかつこういう大事なシーズンの第一印象として、このようなパフォーマンスを見せることは優勝するためには非常にいただけないことだと思います。ただ、もう切り替えてルヴァンカップの第1節というところで良いスタートを切れればと思います。
--10分間で3失点をどう捉えていますか?
僕は相手が何かをしたのではなく、完全に自分たちの不注意、あるいは集中力の結果だと思います。特に2失点目のところで同じ形で失点するのはいただけないし、完全な自分たちのミスです。1-0になったところで、得点したからといってもう試合が終わったみたいな感じになってしまったのか分からないですけど、サッカーはそういうものではないし、最後の笛まで勝負がある。このような集中力の結果はあってはいけないと思います。
--今季は7連戦。すぐさま試合が来る。次からどう立て直す?
完全な集中力や注意力の低下で今日の自分たちはゲームを失ってしまった。特に1-0までは自分たちがやるべきことを完璧にやり続けた。ただサッカーの試合は90分、場合によっては100分まで試合がある。その最後まで集中力を欠いてはいけない。単純にそこを改善することを僕は言いたいと思います。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2021年2月27日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
開幕1試合目ですし、僕らもやりたいことが全部やれたわけではないですけど、そういう中でお互い堅いゲームになっていましたし、清水は中をしっかり守って守備をしていました。そういう崩せない中でもセットプレーから1点を取れたのは、去年と違うところだったんじゃないかと思います。また、そこからもう1点、2点を取りにいかないといけなかった。そういう準備を僕たちもしてきましたけど、いざ実戦で1点取った余裕というか、ゆとりができてしまったところを鋭く突かれたのが今日の敗北の原因だと思います。
--10分間で3失点。ピッチ上ではどんなことが起きていた?
逆にいったら何も起きなかった。1点取って、逆に僕らはアクションを起こすべきでしたし、そこで勢いに乗るべきというか、勢いに乗ろうという話もしていた。先制したらそこからもう1回ギアを上げて、もう1点取ろうという話をしていたんですけど、1点取ったあとに引いてしまったというか、そのアグレッシブさがちょっと欠けたかなと思います。
荒木 遼太郎 - Ryotaro ARAKI
MF 13
荒木 遼太郎
Ryotaro ARAKI
GKはバーに当たったときにちょっと倒れた感じだったので、いる位置もだいたい分かっていたのでいないところに振り抜きました。
--背番号が13番に変わって最初の試合でゴールを決めた。
13番は偉大なる先輩方がつけてきた番号で、自分もそれに恥じないようにプレーというか、自分らしさを出しながらというのを心がけて、そこで得点できたのは非常に大きかったと思います。
--去年も開幕戦でデビューした。2年目の今年は違うものを感じたか?
去年よりかは今年は2年目ということもあって、去年1年やって自信がついたというか、ゆとりができたというふうに自分は思っていて、自分らしさをより出せるようになったんじゃないかと思います。
【鹿島】先制しながらも、わずか10分間で3失点。痛恨の逆転負けの要因は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月27日
「特に2失点目。同じ形で失点するのはいただけない」

荒木の得点で先制しながらも、その後の3失点で痛恨の逆転負け。負のスパイラルにはまらないためにも、切り替えるしかない。写真:滝川敏之
0-0で迎えた75分、途中出場の荒木遼太郎が均衡を破る。エヴェラウドのヘディングシュートはバーに嫌われるも、そのこぼれ球に素早く反応した荒木が鮮やかなボレーを叩き込んだ。
「多くのチャンスを作れていたし、自分たちが得点するまでは非常に良かった」(ザーゴ監督)
欲しかった先制点を奪うことができた。だが、それを勝点3には結びつけられなかった。78分、右サイドから入れられたクロスを起点に失点。83分にも同じように右サイドからのクロスを撥ね返せず、逆転弾を許す。さらに88分には相手のCKから不運なオウンゴールを献上。わずか10分間で3失点を喫した。
先制しながらも、「そこから急激に集中力、注意力が欠けて、失点を重ねてしまった」と指揮官も肩を落とす。
「相手が何かをしたわけではない。完全な自分たちの不注意。特に2失点目。同じ形で失点するのはいただけない。完全に自分たちのミス。1-0になって、もう試合が終わったみたいな感じになってしまったのか分からないが、最後の笛が鳴るまで勝負は続くわけで、このような集中力ではいけない」
実際にピッチ上の選手たちはどう感じていたのか。荒木は次のように振り返る。
「得点したあと、もう一回、みんなで気を引き締めて、球際の部分だったり、ボールを取りに行くところで、点を決めたあとだからこそ、引き締めて、激しくやるべきというか。勝ちにこだわるなら、失点はゼロでいかなければいけない。注意力を上げて、引き締めてやるべきだった」
手痛い逆転負けだったのは間違いない。昨季も開幕戦は0-3で落とし、そこから4連敗と序盤から大きく躓いた。同じ轍を踏まないためにも、切り替えるしかない。4日後のルヴァンアップ初戦、鳥栖とのホームゲームで、良い流れを呼び込む勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
逆転負け鹿島ザーゴ監督おかんむり「いただけない」
[2021年2月27日18時11分]
<明治安田生命J1:鹿島1-3清水>◇第1節◇27日◇カシマ
鹿島アントラーズは清水エスパルスに逆転負けを喫し、クラブ創設30周年の記念年の開幕戦を白星で飾ることができなかった。後半30分、コーナーキックの流れから途中出場の高卒2年目のMF荒木遼太郎(19)の左足シュートで先制。だが、後半33分、38分、43分と10分間に3失点し敗れた。
試合後、ザーゴ監督は「前半から自分たちの得点までは非常に良かった。そこから急激に集中力、注意力が欠けて失点を重ねた。やはり、ホームでこういう大事な年でこのようなパフォーマンスは、優勝するためにはいただけない」とおかんむり。「相手が何かをしたわけでなく完全に不注意」と続け、クロスで相手をフリーにして失点する場面が続いたことに「同じ形で失点するのはいただけない。得点をして、試合が終わったみたいになったのは分からないですけど、サッカーは最後まで勝負がある。このような集中力は良くない」と「集中力」という言葉を何度も使い、反省を促した。3月3日にはすぐにルヴァン杯第1節がホームで控える。「注意力は欠けてはいけない。単純にそこを改善しなくてはいけない。切り替えてやっていけたら」と前を向いた。
鹿島・上田「1点取ってからアクションを起こすべきだった」

試合後 スタンドに挨拶し天を仰ぐ鹿島・上田=カシマスタジアム(撮影・長尾みなみ)
明治安田J1第1節は各地で第2日の試合が行われ、鹿島はホームで清水に1-3で敗れた。
後半30分、途中出場のMF荒木遼太郎(19)の得点で先制した鹿島だったが、直後の同33分にFWチアゴ・サンタナ(28)に同点ゴールを奪われると、38分、43分と追加点を許し、試合を終えた。
試合後のオンライン会見で、ザーゴ監督(51)は「得点まではよかったが、そこから集中力を欠いた。自分たちの不注意の結果」と不満を口にした。FW上田綺世(22)は「1点取ったあとの余裕ができたところを突かれた。1点取ってからアクションを起こすべきだった」と反省すると、「優勝するために目標を見失わずに、切り替えて一試合一試合戦いたい」と語った。
鹿島は、2016年以降開幕戦未勝利。ホーム初戦は18年以来、ホームでの開幕戦は2010年以来白星から遠ざかっている。
鹿島・ザーゴ監督、10分余りで3失点に怒り「急激に集中力が欠けてしまった」

清水に逆転負けし、肩を落とす上田(左から3人目)ら鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第1節第2日(27日、鹿島1-3清水、カシマ)5季ぶりの優勝を目標に掲げる鹿島は痛恨の黒星スタートとなった。後半30分にCKからのシュートの跳ね返りを荒木が蹴り込んで先制したが、その後10分余りで3失点。ザーゴ監督は「急激に集中力が欠けてしまった」と怒気を帯びた顔つきだった。
先制後は自陣での寄せやマークが甘くなった。昨季は開幕4連敗とつまずいただけに、上田は「次はこういう失敗をしないように、一戦一戦大事に戦いたい」と話した。
鹿島 ホームで痛恨の逆転負け…終盤11分間でまさかの3失点
[ 2021年2月28日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島1ー3清水 ( 2021年2月27日 カシマ )

<鹿島・清水>開幕戦を落とした鹿島(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島 vs 清水
鹿島はホームで痛恨の逆転負けを喫した。0―0の後半30分に途中出場のMF荒木が左足で先制。だが、3分後に同点に追いつかれると、38分に勝ち越しを許し、43分にはオウンゴールでダメを押された。終盤11分間でまさかの3失点。序盤は攻守に主導権を握り、先制する理想の展開だっただけにザーゴ監督は「完全に我々の集中力の低下の結果。このような結果はあってはならない」と唇をかんだ。
J1鹿島 今季リーグ初戦、逆転負け 清水に1ー3

開幕戦で清水に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影
明治安田J1第1節第2日の鹿島は27日、カシマスタジアムに清水を迎え開幕戦に挑んだが、1-3で逆転負けした。これで開幕戦は3年連続黒星となり、2017年以降未勝利。
国内3冠奪還を目指す鹿島は後半31分、エベラウドのヘディングシュートのこぼれ球を荒木が押し込んで先制した。しかし、その後、立て続けに3点を失い、開幕戦を飾れなかった。
今季のJ1は例年よりも2チーム多い20チームで争われ、4チームがJ2に降格する。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が初導入され、新型コロナウイルスの影響で、スタジアムの収容制限や応援制限も設けられている。
▽カシマ(観衆9,312人)
鹿島 1敗(0) 1-3 清水 1勝(3)
0-0
1-3
先制したところで選手の気の緩み・集中力の低下があったことが大きな理由と考える。
更に上田綺世も「いざ実戦で1点を取って、余裕というか、ゆとりができてしまったのを鋭く突かれたのが敗因」と言う。
サッカーに於いてメンタル・精神面が以下の重要かがよくわかる。
また、J1最年少という若さもあったように思う。
しかしながら、それを理由にしてはならぬ。
この敗戦を糧と成長して貰いたい。
そして荒木遼太郎は、「去年1年やって自信がついたというか、ゆとりができたというふうに自分は思っていて、自分らしさをより出せるようになった」と語る。
風格がついてきた上に結果も出した。
今季は新たなる背番号13を創りだしてくれよう。
荒木は、「終わったことなので、切り替えて次に向けて改善していきたい」と終わったことは引きずらないことを口にする。
過密日程となりすぐにルヴァン杯・鳥栖戦がやってくる。
気持ちを切り替え、集中力を高めるのだ。
切り替えである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第1節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
自分たちがチャンスを作りながら得点ができたところまでは良かった。そこから急激に集中力や注意力が欠けてしまって、失点を重ねていった。ホームで、なおかつ大事なシーズンの第一印象となるところでのパフォーマンスとしては良くない。ただ、ルヴァンカップグループステージの第1節ではいいスタートを切れるよう切り替えていきたい。
Q.先制までは良かったということだったが、それ以降の失点は注意力の欠如なのか、相手が良かったのか?
A.相手が何かをしたのではなくて、完全に自分たちの不注意であり集中力が低下した結果であると考えている。特に同じ形で失点するのは良くなかった。完全に自分たちのミス。得点をしたからといって、試合が終わったと思ってしまったのかもしれないが、そうではない。サッカーは最後の笛が鳴るまで勝負があるわけで、このような集中力欠如による結果はあってはならない。
Q.どのように立て直していく?
A.完全に集中力や注意力の低下で、自分たちの試合を失ってしまった。特に1-0までは完璧に自分たちがやるべきことをやり続けた。ただ、サッカーの試合は90分終わるまでは試合があるわけで、最後まで集中力を欠いてはいけない。単純にそこを改善しなければいけないと選手たちに伝えたい。
【荒木 遼太郎】
(ゴールシーンは)自分の前にボールが転がってきたので振り抜くだけだった。相手GKがバーに当たったときに倒れた位置は分かっていたので、相手選手のいない位置に向けて振り抜いた。13番は偉大なる先輩たちがつけてきたもので、自分らしくやろうと思っていたなかで得点できたのは良かった。ホーム開幕ということで、絶対に負けられないなか、3失点で負けたのはチームとして課題が残る試合になった。ただ、終わったことなので、切り替えて次に向けて改善していきたいと思う。
【上田 綺世】
前半から固い試合になった。ただ、相手が中央を固めてきて崩せないなかで1点を取れたのは昨シーズンと違うところ。そこからさらに1点、2点を取りにいかないといけなかった。そういう準備をしてきたが、いざ実戦で1点を取って、余裕というか、ゆとりができてしまったのを鋭く突かれたのが敗因だと思う。この負けはすごく痛い。昨シーズン、その痛みを感じて身に染みているので、また同じ失敗をしないように優勝するために、リーグ戦もルヴァンも1試合1試合戦っていきたいと思う。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2021年2月27日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
ほぼ1チームがプレーしていた状況が前半からあって、自分たちの得点までは非常に良かった。チャンスを多く作りながら得点できました。そこから急激に集中力、注意力というものが欠けてしまって、失点を重ねていった。やっぱりホームで、なおかつこういう大事なシーズンの第一印象として、このようなパフォーマンスを見せることは優勝するためには非常にいただけないことだと思います。ただ、もう切り替えてルヴァンカップの第1節というところで良いスタートを切れればと思います。
--10分間で3失点をどう捉えていますか?
僕は相手が何かをしたのではなく、完全に自分たちの不注意、あるいは集中力の結果だと思います。特に2失点目のところで同じ形で失点するのはいただけないし、完全な自分たちのミスです。1-0になったところで、得点したからといってもう試合が終わったみたいな感じになってしまったのか分からないですけど、サッカーはそういうものではないし、最後の笛まで勝負がある。このような集中力の結果はあってはいけないと思います。
--今季は7連戦。すぐさま試合が来る。次からどう立て直す?
完全な集中力や注意力の低下で今日の自分たちはゲームを失ってしまった。特に1-0までは自分たちがやるべきことを完璧にやり続けた。ただサッカーの試合は90分、場合によっては100分まで試合がある。その最後まで集中力を欠いてはいけない。単純にそこを改善することを僕は言いたいと思います。
明治安田生命J1リーグ 第1節
2021年2月27日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
開幕1試合目ですし、僕らもやりたいことが全部やれたわけではないですけど、そういう中でお互い堅いゲームになっていましたし、清水は中をしっかり守って守備をしていました。そういう崩せない中でもセットプレーから1点を取れたのは、去年と違うところだったんじゃないかと思います。また、そこからもう1点、2点を取りにいかないといけなかった。そういう準備を僕たちもしてきましたけど、いざ実戦で1点取った余裕というか、ゆとりができてしまったところを鋭く突かれたのが今日の敗北の原因だと思います。
--10分間で3失点。ピッチ上ではどんなことが起きていた?
逆にいったら何も起きなかった。1点取って、逆に僕らはアクションを起こすべきでしたし、そこで勢いに乗るべきというか、勢いに乗ろうという話もしていた。先制したらそこからもう1回ギアを上げて、もう1点取ろうという話をしていたんですけど、1点取ったあとに引いてしまったというか、そのアグレッシブさがちょっと欠けたかなと思います。
荒木 遼太郎 - Ryotaro ARAKI
MF 13
荒木 遼太郎
Ryotaro ARAKI
GKはバーに当たったときにちょっと倒れた感じだったので、いる位置もだいたい分かっていたのでいないところに振り抜きました。
--背番号が13番に変わって最初の試合でゴールを決めた。
13番は偉大なる先輩方がつけてきた番号で、自分もそれに恥じないようにプレーというか、自分らしさを出しながらというのを心がけて、そこで得点できたのは非常に大きかったと思います。
--去年も開幕戦でデビューした。2年目の今年は違うものを感じたか?
去年よりかは今年は2年目ということもあって、去年1年やって自信がついたというか、ゆとりができたというふうに自分は思っていて、自分らしさをより出せるようになったんじゃないかと思います。
【鹿島】先制しながらも、わずか10分間で3失点。痛恨の逆転負けの要因は?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月27日
「特に2失点目。同じ形で失点するのはいただけない」

荒木の得点で先制しながらも、その後の3失点で痛恨の逆転負け。負のスパイラルにはまらないためにも、切り替えるしかない。写真:滝川敏之
0-0で迎えた75分、途中出場の荒木遼太郎が均衡を破る。エヴェラウドのヘディングシュートはバーに嫌われるも、そのこぼれ球に素早く反応した荒木が鮮やかなボレーを叩き込んだ。
「多くのチャンスを作れていたし、自分たちが得点するまでは非常に良かった」(ザーゴ監督)
欲しかった先制点を奪うことができた。だが、それを勝点3には結びつけられなかった。78分、右サイドから入れられたクロスを起点に失点。83分にも同じように右サイドからのクロスを撥ね返せず、逆転弾を許す。さらに88分には相手のCKから不運なオウンゴールを献上。わずか10分間で3失点を喫した。
先制しながらも、「そこから急激に集中力、注意力が欠けて、失点を重ねてしまった」と指揮官も肩を落とす。
「相手が何かをしたわけではない。完全な自分たちの不注意。特に2失点目。同じ形で失点するのはいただけない。完全に自分たちのミス。1-0になって、もう試合が終わったみたいな感じになってしまったのか分からないが、最後の笛が鳴るまで勝負は続くわけで、このような集中力ではいけない」
実際にピッチ上の選手たちはどう感じていたのか。荒木は次のように振り返る。
「得点したあと、もう一回、みんなで気を引き締めて、球際の部分だったり、ボールを取りに行くところで、点を決めたあとだからこそ、引き締めて、激しくやるべきというか。勝ちにこだわるなら、失点はゼロでいかなければいけない。注意力を上げて、引き締めてやるべきだった」
手痛い逆転負けだったのは間違いない。昨季も開幕戦は0-3で落とし、そこから4連敗と序盤から大きく躓いた。同じ轍を踏まないためにも、切り替えるしかない。4日後のルヴァンアップ初戦、鳥栖とのホームゲームで、良い流れを呼び込む勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
逆転負け鹿島ザーゴ監督おかんむり「いただけない」
[2021年2月27日18時11分]
<明治安田生命J1:鹿島1-3清水>◇第1節◇27日◇カシマ
鹿島アントラーズは清水エスパルスに逆転負けを喫し、クラブ創設30周年の記念年の開幕戦を白星で飾ることができなかった。後半30分、コーナーキックの流れから途中出場の高卒2年目のMF荒木遼太郎(19)の左足シュートで先制。だが、後半33分、38分、43分と10分間に3失点し敗れた。
試合後、ザーゴ監督は「前半から自分たちの得点までは非常に良かった。そこから急激に集中力、注意力が欠けて失点を重ねた。やはり、ホームでこういう大事な年でこのようなパフォーマンスは、優勝するためにはいただけない」とおかんむり。「相手が何かをしたわけでなく完全に不注意」と続け、クロスで相手をフリーにして失点する場面が続いたことに「同じ形で失点するのはいただけない。得点をして、試合が終わったみたいになったのは分からないですけど、サッカーは最後まで勝負がある。このような集中力は良くない」と「集中力」という言葉を何度も使い、反省を促した。3月3日にはすぐにルヴァン杯第1節がホームで控える。「注意力は欠けてはいけない。単純にそこを改善しなくてはいけない。切り替えてやっていけたら」と前を向いた。
鹿島・上田「1点取ってからアクションを起こすべきだった」

試合後 スタンドに挨拶し天を仰ぐ鹿島・上田=カシマスタジアム(撮影・長尾みなみ)
明治安田J1第1節は各地で第2日の試合が行われ、鹿島はホームで清水に1-3で敗れた。
後半30分、途中出場のMF荒木遼太郎(19)の得点で先制した鹿島だったが、直後の同33分にFWチアゴ・サンタナ(28)に同点ゴールを奪われると、38分、43分と追加点を許し、試合を終えた。
試合後のオンライン会見で、ザーゴ監督(51)は「得点まではよかったが、そこから集中力を欠いた。自分たちの不注意の結果」と不満を口にした。FW上田綺世(22)は「1点取ったあとの余裕ができたところを突かれた。1点取ってからアクションを起こすべきだった」と反省すると、「優勝するために目標を見失わずに、切り替えて一試合一試合戦いたい」と語った。
鹿島は、2016年以降開幕戦未勝利。ホーム初戦は18年以来、ホームでの開幕戦は2010年以来白星から遠ざかっている。
鹿島・ザーゴ監督、10分余りで3失点に怒り「急激に集中力が欠けてしまった」

清水に逆転負けし、肩を落とす上田(左から3人目)ら鹿島イレブン=カシマ
明治安田J1第1節第2日(27日、鹿島1-3清水、カシマ)5季ぶりの優勝を目標に掲げる鹿島は痛恨の黒星スタートとなった。後半30分にCKからのシュートの跳ね返りを荒木が蹴り込んで先制したが、その後10分余りで3失点。ザーゴ監督は「急激に集中力が欠けてしまった」と怒気を帯びた顔つきだった。
先制後は自陣での寄せやマークが甘くなった。昨季は開幕4連敗とつまずいただけに、上田は「次はこういう失敗をしないように、一戦一戦大事に戦いたい」と話した。
鹿島 ホームで痛恨の逆転負け…終盤11分間でまさかの3失点
[ 2021年2月28日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島1ー3清水 ( 2021年2月27日 カシマ )

<鹿島・清水>開幕戦を落とした鹿島(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島 vs 清水
鹿島はホームで痛恨の逆転負けを喫した。0―0の後半30分に途中出場のMF荒木が左足で先制。だが、3分後に同点に追いつかれると、38分に勝ち越しを許し、43分にはオウンゴールでダメを押された。終盤11分間でまさかの3失点。序盤は攻守に主導権を握り、先制する理想の展開だっただけにザーゴ監督は「完全に我々の集中力の低下の結果。このような結果はあってはならない」と唇をかんだ。
J1鹿島 今季リーグ初戦、逆転負け 清水に1ー3

開幕戦で清水に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=カシマスタジアム、吉田雅宏撮影
明治安田J1第1節第2日の鹿島は27日、カシマスタジアムに清水を迎え開幕戦に挑んだが、1-3で逆転負けした。これで開幕戦は3年連続黒星となり、2017年以降未勝利。
国内3冠奪還を目指す鹿島は後半31分、エベラウドのヘディングシュートのこぼれ球を荒木が押し込んで先制した。しかし、その後、立て続けに3点を失い、開幕戦を飾れなかった。
今季のJ1は例年よりも2チーム多い20チームで争われ、4チームがJ2に降格する。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が初導入され、新型コロナウイルスの影響で、スタジアムの収容制限や応援制限も設けられている。
▽カシマ(観衆9,312人)
鹿島 1敗(0) 1-3 清水 1勝(3)
0-0
1-3
ザーゴ監督、いいスタートを切るかが重要
開幕戦・清水戦に向けたオンライン会見を行ったザーゴ監督である。
「どういうスタートを切るかは非常に重要であり、自分たちが勝って、自信を持ってまた次の試合に挑めるようにしたい」と意気込み十分である。
また若手起用に関しては、「出場するかしないかは、彼らが示していかなくてはいけないところでもあるし、シーズンを通して、どこかのタイミングで彼らを使う必要があるのではないかと。彼らを成長させていくなかで、近々起用できればなと思います」と明言はせぬが、途中出場はあり得る。
いよいよ201の開幕、必勝である。

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【鹿島】ザーゴ監督体制2年目の開幕へ。「どういうスタートを切るのか、非常に重要」
2021-02-26
サッカーマガジン編集部
2021シーズンのJ1開幕戦を翌日に控えた2月26日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。翌27日にカシマスタジアムで清水エスパルスと対戦。昨季からの戦い方を進化させ、白星発進を目指す。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「1年を通じて安定したパフォーマンスを示せるように」
ザーゴ監督体制2年目の開幕が迫っている。2月27日の開幕戦で対戦する清水について、「移籍マーケットをうまく活用して、いい補強ができたチーム」と指揮官は印象を話し、「注意しながらやらなくてはいけない」と警戒を強める。ただ、現在のベクトルはむしろ自分たちに向いているようだ。昨季に培った戦術をさらに浸透させ、タイトルを勝ち取る。その思いをあらためて強調した。
「僕はサッカーというのはゲームモデル、そのコンセプトを追っていかなければいけないと思います。それぞれのチームでどういうことをやるのか、その土台を確立しなければいけない。その中で、昨年それを確立できました。ただ、それを確立することだけが仕事ではなくて、昨年から始まっていることではありますが、毎試合、常に微調整をしていかなくてはいけない。人間がやる以上、うまくいったり、次の試合では悪くなったりするところもあるし、逆にその次の試合ではうまくいくこともあります。その繰り返しがサッカー。シーズンに入って再確認すること、違うものを上積みすることを、ずっとやり続けることです」
今季のリーグ戦38試合を戦う中の1試合目。それは、ザーゴ監督の言う「1年を通じて安定したパフォーマンスを示せるような状況に全員で持っていく」ための重要な一戦ともなる。ましてや、開幕戦の舞台は本拠地カシマスタジアムだ。昨季最終節では勝ち切れず、ホームのサポーターに歓喜をもたらすことができなかったことも相まって、鹿島にとっては必勝態勢で臨む試合となるだろう。
「自分たちはホームでやる試合でしっかりと勝ち切らないといけない。この拮抗したリーグ戦でどういうスタートを切るのか、非常に重要です。自分たちが勝って、自信をもって、また次の試合に挑めるようにしていかなくてはいけません」
タイトル奪取に向けてザーゴ監督の下で鍛錬を重ねる深紅の戦士たちが、2年目の開幕戦でその進化を見せる。

2月26日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】開幕戦でルーキーの抜擢はあるか。指揮官ザーゴの考えは?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月26日
「一番の評価は、実際の試合、本番のところ」

開幕戦の相手は、大型補強で戦力を整えた清水。ザーゴ監督は「最善の注意を払って戦わなくてはいけない」と警戒を強める。(C)KASHIMA ANTLERS
2月27日にホームで迎える清水との開幕戦に向けて、ザーゴ監督は「しっかりと勝ち切らなくてはいけない」と勝利を誓う。相手の印象については「移籍マーケットを上手く活用して、良い補強ができたチーム」と語り、「最善の注意を払って戦わなくてはいけない」と警戒する。
広島と対峙した昨季のオープニングマッチは0-3の完敗。そのままズルズルと4連敗を喫し、出だしで大きく躓いた。同じ轍を踏まないためにも、清水戦ではチームを勢いづかせる勝点3を掴み取りたいところだ。
「どういうスタートを切るかは非常に重要であり、自分たちが勝って、自信を持ってまた次の試合に挑めるようにしたい」
昨季の開幕戦では、高卒ルーキーの荒木遼太郎が途中出場でJ1デビューを飾っている。今季は6人のルーキーが加入したが、今季の開幕戦での抜擢はあるのか。「非常にポテンシャルがある」と話す指揮官は、さらにこう続ける。
「出場するかしないかは、彼らが示していかなくてはいけないところでもあるし、シーズンを通して、どこかのタイミングで彼らを使う必要があるのではないかと。彼らを成長させていくなかで、近々起用できればなと思います」
若手起用に積極的なザーゴ監督は、将来が楽しみな逸材たちに多くのチャンスを与えるに違いない。一方で、「一番の評価は、実際の試合、本番のところ」とも言う。普段のトレーニングでどれだけ優れたプレーを見せたとしても、「試合の中でかかる圧力をはねのけて、本来の自分ができることを示せるか」を重要視する。
新たな力が期待どおりに台頭してくれば、チームはさらに活性化するはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島ザーゴ監督「いいスタートを切るかが重要」
[2021年2月26日13時50分]
鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が26日、清水エスパルス戦(27日)を前にオンラインで取材に応じ、新体制の相手を警戒した。
「移籍マーケットをうまく活用しいい補強が出来たチーム」と、昨年途中から調子を上げている点を挙げ「監督が変わって選手が変わったが、我々は細心の注意をしながらやらないといけない。(清水の)監督のやり方が浸透するまで時間がかかるかもしれないが、そういうことを考えずに、まず、自分たちはホームでやる試合を勝ちきらないといけない」と必勝を期した。
鹿島は昨季、ザーゴ監督が就任し、ボールをしっかり保持し、守備でも前線から積極的にプレスを掛ける攻守でアグレッシブなサッカーを展開している。昨季の序盤こそ、結果が伴なわず最下位も経験したが、最終的に5位まで順位を上げ、戦術が浸透している。指揮官は「サッカーは土台の確立が必要だが、去年はそれが確立できた」とし、その土台の上で微調整を積み重ねる重要性を強調。「いいスタートを切るかが重要。勝って自信をもって次の試合に挑めるようにしないといけない。1年通じて安定してパフォーマンスを示せるような状況にもっていければ」と開幕戦を見据えた。
「どういうスタートを切るかは非常に重要であり、自分たちが勝って、自信を持ってまた次の試合に挑めるようにしたい」と意気込み十分である。
また若手起用に関しては、「出場するかしないかは、彼らが示していかなくてはいけないところでもあるし、シーズンを通して、どこかのタイミングで彼らを使う必要があるのではないかと。彼らを成長させていくなかで、近々起用できればなと思います」と明言はせぬが、途中出場はあり得る。
いよいよ201の開幕、必勝である。

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【鹿島】ザーゴ監督体制2年目の開幕へ。「どういうスタートを切るのか、非常に重要」
2021-02-26
サッカーマガジン編集部
2021シーズンのJ1開幕戦を翌日に控えた2月26日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。翌27日にカシマスタジアムで清水エスパルスと対戦。昨季からの戦い方を進化させ、白星発進を目指す。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「1年を通じて安定したパフォーマンスを示せるように」
ザーゴ監督体制2年目の開幕が迫っている。2月27日の開幕戦で対戦する清水について、「移籍マーケットをうまく活用して、いい補強ができたチーム」と指揮官は印象を話し、「注意しながらやらなくてはいけない」と警戒を強める。ただ、現在のベクトルはむしろ自分たちに向いているようだ。昨季に培った戦術をさらに浸透させ、タイトルを勝ち取る。その思いをあらためて強調した。
「僕はサッカーというのはゲームモデル、そのコンセプトを追っていかなければいけないと思います。それぞれのチームでどういうことをやるのか、その土台を確立しなければいけない。その中で、昨年それを確立できました。ただ、それを確立することだけが仕事ではなくて、昨年から始まっていることではありますが、毎試合、常に微調整をしていかなくてはいけない。人間がやる以上、うまくいったり、次の試合では悪くなったりするところもあるし、逆にその次の試合ではうまくいくこともあります。その繰り返しがサッカー。シーズンに入って再確認すること、違うものを上積みすることを、ずっとやり続けることです」
今季のリーグ戦38試合を戦う中の1試合目。それは、ザーゴ監督の言う「1年を通じて安定したパフォーマンスを示せるような状況に全員で持っていく」ための重要な一戦ともなる。ましてや、開幕戦の舞台は本拠地カシマスタジアムだ。昨季最終節では勝ち切れず、ホームのサポーターに歓喜をもたらすことができなかったことも相まって、鹿島にとっては必勝態勢で臨む試合となるだろう。
「自分たちはホームでやる試合でしっかりと勝ち切らないといけない。この拮抗したリーグ戦でどういうスタートを切るのか、非常に重要です。自分たちが勝って、自信をもって、また次の試合に挑めるようにしていかなくてはいけません」
タイトル奪取に向けてザーゴ監督の下で鍛錬を重ねる深紅の戦士たちが、2年目の開幕戦でその進化を見せる。

2月26日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】開幕戦でルーキーの抜擢はあるか。指揮官ザーゴの考えは?
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月26日
「一番の評価は、実際の試合、本番のところ」

開幕戦の相手は、大型補強で戦力を整えた清水。ザーゴ監督は「最善の注意を払って戦わなくてはいけない」と警戒を強める。(C)KASHIMA ANTLERS
2月27日にホームで迎える清水との開幕戦に向けて、ザーゴ監督は「しっかりと勝ち切らなくてはいけない」と勝利を誓う。相手の印象については「移籍マーケットを上手く活用して、良い補強ができたチーム」と語り、「最善の注意を払って戦わなくてはいけない」と警戒する。
広島と対峙した昨季のオープニングマッチは0-3の完敗。そのままズルズルと4連敗を喫し、出だしで大きく躓いた。同じ轍を踏まないためにも、清水戦ではチームを勢いづかせる勝点3を掴み取りたいところだ。
「どういうスタートを切るかは非常に重要であり、自分たちが勝って、自信を持ってまた次の試合に挑めるようにしたい」
昨季の開幕戦では、高卒ルーキーの荒木遼太郎が途中出場でJ1デビューを飾っている。今季は6人のルーキーが加入したが、今季の開幕戦での抜擢はあるのか。「非常にポテンシャルがある」と話す指揮官は、さらにこう続ける。
「出場するかしないかは、彼らが示していかなくてはいけないところでもあるし、シーズンを通して、どこかのタイミングで彼らを使う必要があるのではないかと。彼らを成長させていくなかで、近々起用できればなと思います」
若手起用に積極的なザーゴ監督は、将来が楽しみな逸材たちに多くのチャンスを与えるに違いない。一方で、「一番の評価は、実際の試合、本番のところ」とも言う。普段のトレーニングでどれだけ優れたプレーを見せたとしても、「試合の中でかかる圧力をはねのけて、本来の自分ができることを示せるか」を重要視する。
新たな力が期待どおりに台頭してくれば、チームはさらに活性化するはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島ザーゴ監督「いいスタートを切るかが重要」
[2021年2月26日13時50分]
鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が26日、清水エスパルス戦(27日)を前にオンラインで取材に応じ、新体制の相手を警戒した。
「移籍マーケットをうまく活用しいい補強が出来たチーム」と、昨年途中から調子を上げている点を挙げ「監督が変わって選手が変わったが、我々は細心の注意をしながらやらないといけない。(清水の)監督のやり方が浸透するまで時間がかかるかもしれないが、そういうことを考えずに、まず、自分たちはホームでやる試合を勝ちきらないといけない」と必勝を期した。
鹿島は昨季、ザーゴ監督が就任し、ボールをしっかり保持し、守備でも前線から積極的にプレスを掛ける攻守でアグレッシブなサッカーを展開している。昨季の序盤こそ、結果が伴なわず最下位も経験したが、最終的に5位まで順位を上げ、戦術が浸透している。指揮官は「サッカーは土台の確立が必要だが、去年はそれが確立できた」とし、その土台の上で微調整を積み重ねる重要性を強調。「いいスタートを切るかが重要。勝って自信をもって次の試合に挑めるようにしないといけない。1年通じて安定してパフォーマンスを示せるような状況にもっていければ」と開幕戦を見据えた。
沖悠哉、チームを勝たせるGKへ
沖悠哉について記す鹿島アントラーズ番記者・田中滋氏である。
昨季レギュラーポジションを掴んだ理由について正確なキック力と伝える。
その足技をして「鹿島のエデルソン」と称するとのこと。
今季も沖が一歩リードしてゴールマウスを任されよう。
しかしながら、そのポジションは安泰ではない。
「若い3人は全員が足元の技術を持っている」とあるように、山田も早川も高い技術を持った次世代GKである。
お互いに切磋琢磨し、更に磨きをかけていくのだ。
勝たせる守護神沖悠哉に期待大である。

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【2021のヒーローになれ】プロ3年目に飛躍を遂げた“鹿島のエデルソン“沖悠哉が目指すさらなる高み | 鹿島アントラーズ
2/25(木) 10:30配信
【国内サッカー・ライターコラム】ついに始まる新シーズン。Jリーグのキャッチフレーズとなる「2021のヒーローになれ」にちなんでJ1各クラブの注目選手を紹介する。鹿島アントラーズからは、プロ3年目の昨シーズン途中に正守護神として飛躍した沖悠哉をピックアップした。
キックでスタメンを奪った昨シーズンの活躍
近年、ゴールキーパーはゴールマウスを守る役割だけでなく、ビルドアップに参加することを広く求められるようになった。UEFAチャンピオンズリーグで覇権を争うチームには必ず足元の技術に優れたゴールキーパーが在籍しており、GKエデルソン(マンチェスター・シティ)やGKアリソン(リバプール)といった選手たちがその最高峰とされている。
昨季、圧倒的な強さを誇った川崎フロンターレを例に挙げるまでもなく、前線から積極的にプレスをかける潮流はJリーグにも押し寄せており、高い位置からボールを奪いにいく戦術をベースとするチームは今季も増加するだろう。そのため、相手のプレスに屈することなく、正確にパスをつなぐことができるキーパーを有しているかどうかは、チームの戦い方に直接的な影響を及ぼす。
鹿島の若き守護神であるGK沖悠哉も、そうした能力を持った選手の一人だ。「鹿島のエデルソン」と称される正確なキック力で、昨シーズン途中にポジションを奪うとリーグ戦24試合で先発し16勝3分5敗というすばらしい成績を残した。彼の正確なキックで相手プレスをひっくり返したことは一度や二度ではなかった。
チームを勝たせるGKへ
今季、さらなる躍進が期待されるなか本人は謙虚な姿勢を崩さない。
「去年、試合に出させてもらってメンタル的にも自信を持てている状況だと思うんですけど、その自信が怖い。求められていることができるようになってきたなかで、見栄を張ったプレーや過信したプレーをしないようにしています」
チームの勝利に貢献できた自信は、少し間違えると過信や慢心につながる。そうならないためにも「一つひとつのプレーにこだわってやっていきたい」と地に足つけた努力を誓う。
とはいえ、自身が置かれた環境を少しでも意識すれば、真面目な沖に過信が生まれはずもない。チームにはアジアチャンピオンを3度経験している GKクォン・スンテを筆頭に、今後、守護神の座を争うであろうGK山田大樹に加え、今季より明治大学から大学No.1の呼び声高いGK早川友基も加入した。少しでも気を抜けば自分の立場が危うくなることを一番感じているのは沖自身だろう。
「みんながライバルです。スンテさんは年が離れていますけど、早川君は1個上だし、山田も年齢が近い。この若いキーパーたちがどう練習の中でアピールしていくかで、練習の雰囲気やモチベーションも変わってくると思う。そこは練習でバチバチやっていいと思う。練習でバチバチやり合えれば、自然と誰が試合に出ても納得いくようになる」
若い3人は全員が足元の技術を持っている。つまり、それだけではポジション確保につながるプラスアルファにはならない。相手に与える威圧感、味方を安心させる信頼感。それを醸成するためにはどれだけピンチを減らし、決定的な場面を減らせるかにかかっている。
「キーパーとしてヒーローは目指すべきところじゃないけど、それくらいゴールキーパーの存在は大きいと思う」
“自分のことで精一杯だった”という1年を終え、沖はチームを勝たせる守護神という高みを目指す。
文・田中滋
1975年、東京都生まれ。08年から鹿島アントラーズ担当記者として取材活動に従事。現在までサッカー新聞エルゴラッソで鹿島を担当する他、web媒体「GELマガ」の責任編集も行う。
昨季レギュラーポジションを掴んだ理由について正確なキック力と伝える。
その足技をして「鹿島のエデルソン」と称するとのこと。
今季も沖が一歩リードしてゴールマウスを任されよう。
しかしながら、そのポジションは安泰ではない。
「若い3人は全員が足元の技術を持っている」とあるように、山田も早川も高い技術を持った次世代GKである。
お互いに切磋琢磨し、更に磨きをかけていくのだ。
勝たせる守護神沖悠哉に期待大である。

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【2021のヒーローになれ】プロ3年目に飛躍を遂げた“鹿島のエデルソン“沖悠哉が目指すさらなる高み | 鹿島アントラーズ
2/25(木) 10:30配信
【国内サッカー・ライターコラム】ついに始まる新シーズン。Jリーグのキャッチフレーズとなる「2021のヒーローになれ」にちなんでJ1各クラブの注目選手を紹介する。鹿島アントラーズからは、プロ3年目の昨シーズン途中に正守護神として飛躍した沖悠哉をピックアップした。
キックでスタメンを奪った昨シーズンの活躍
近年、ゴールキーパーはゴールマウスを守る役割だけでなく、ビルドアップに参加することを広く求められるようになった。UEFAチャンピオンズリーグで覇権を争うチームには必ず足元の技術に優れたゴールキーパーが在籍しており、GKエデルソン(マンチェスター・シティ)やGKアリソン(リバプール)といった選手たちがその最高峰とされている。
昨季、圧倒的な強さを誇った川崎フロンターレを例に挙げるまでもなく、前線から積極的にプレスをかける潮流はJリーグにも押し寄せており、高い位置からボールを奪いにいく戦術をベースとするチームは今季も増加するだろう。そのため、相手のプレスに屈することなく、正確にパスをつなぐことができるキーパーを有しているかどうかは、チームの戦い方に直接的な影響を及ぼす。
鹿島の若き守護神であるGK沖悠哉も、そうした能力を持った選手の一人だ。「鹿島のエデルソン」と称される正確なキック力で、昨シーズン途中にポジションを奪うとリーグ戦24試合で先発し16勝3分5敗というすばらしい成績を残した。彼の正確なキックで相手プレスをひっくり返したことは一度や二度ではなかった。
チームを勝たせるGKへ
今季、さらなる躍進が期待されるなか本人は謙虚な姿勢を崩さない。
「去年、試合に出させてもらってメンタル的にも自信を持てている状況だと思うんですけど、その自信が怖い。求められていることができるようになってきたなかで、見栄を張ったプレーや過信したプレーをしないようにしています」
チームの勝利に貢献できた自信は、少し間違えると過信や慢心につながる。そうならないためにも「一つひとつのプレーにこだわってやっていきたい」と地に足つけた努力を誓う。
とはいえ、自身が置かれた環境を少しでも意識すれば、真面目な沖に過信が生まれはずもない。チームにはアジアチャンピオンを3度経験している GKクォン・スンテを筆頭に、今後、守護神の座を争うであろうGK山田大樹に加え、今季より明治大学から大学No.1の呼び声高いGK早川友基も加入した。少しでも気を抜けば自分の立場が危うくなることを一番感じているのは沖自身だろう。
「みんながライバルです。スンテさんは年が離れていますけど、早川君は1個上だし、山田も年齢が近い。この若いキーパーたちがどう練習の中でアピールしていくかで、練習の雰囲気やモチベーションも変わってくると思う。そこは練習でバチバチやっていいと思う。練習でバチバチやり合えれば、自然と誰が試合に出ても納得いくようになる」
若い3人は全員が足元の技術を持っている。つまり、それだけではポジション確保につながるプラスアルファにはならない。相手に与える威圧感、味方を安心させる信頼感。それを醸成するためにはどれだけピンチを減らし、決定的な場面を減らせるかにかかっている。
「キーパーとしてヒーローは目指すべきところじゃないけど、それくらいゴールキーパーの存在は大きいと思う」
“自分のことで精一杯だった”という1年を終え、沖はチームを勝たせる守護神という高みを目指す。
文・田中滋
1975年、東京都生まれ。08年から鹿島アントラーズ担当記者として取材活動に従事。現在までサッカー新聞エルゴラッソで鹿島を担当する他、web媒体「GELマガ」の責任編集も行う。
スポーツ報知サッカー担当記者座談会
2021年シーズン・Jリーグの開幕によせてスポーツ報知のサッカー担当記者が座談会を行っておる。
鹿島アントラーズ番は昨季に続いて内田キャップ。
鹿島歴の長い記者の目からはどのように映っておるのであろうか。
そして、今冬には日本代表クラス2人の獲得情報があったとのこと。
大迫勇也と柴崎岳であろう。
合意に至らなかったことは誠に持って残念。
しかしながら、その穴を感じさせぬよう上田綺世・染野唯月・ディエゴ・ピトゥカ・三竿健斗が活躍してくれよう。
クラブ創立30周年のメモリアルイヤーにタイトルを獲る。
必勝である。

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【担当記者 今季のJ展望】川崎は三笘が憲剛ロス吹き飛ばす…G大阪の「ゆるふわパン」朱世鍾が新味
2021年2月26日 12時0分スポーツ報知
今季20クラブで争う明治安田生命J1リーグは、26日に川崎―横浜M(等々力)のカードで開幕する。スポーツ報知のサッカー担当記者が座談会を開き、日々の取材で集めた「細かすぎる情報」を一挙披露。注目選手や指揮官の素顔に迫った。
デスク「昨季は川崎の圧巻Vだったな。中村憲剛氏は引退したが、連覇へ死角なしかな?」
井上「“憲剛ロス”が心配される川崎ですが、“神”がいる限り今年も優勝間違いないですね。昨季選手や監督のベストイレブンの投票で最多票を獲得したMF三笘は、筑波大時代はあまりの能力の高さにチームメートから神と呼ばれていたとか。プレーはもちろん、新体制発表のコントでは、スーツを着こなし営業マンになりきるなど演技も100点。ピッチ内外で川崎の新しい顔になりました。夏の海外移籍は怖いですが…」
デスク「井上記者は今年も大忙しかな(笑い)。『打倒・川崎』の対抗馬は…。昨季上位のG大阪、名古屋、C大阪あたりか」
金川「G大阪に加入した韓国代表MF朱世鍾(チュ・セジョン)は、ロシアW杯にも出場した実力派ボランチ。しかし、その性格は非常に穏やかだそうで、MF倉田は彼を『ふわふわパンみたい』と例えていました。一方、キック精度はチーム内でも評判。ふわふわ食感と正確なパスが魅力です」
岡島「名古屋のフィッカデンティ監督は『ショウガナイ』という日本語を普段から愛用。イタリア語には相当する言葉がないらしく、よく聞くと記者会見でもたびたび発しています。『ずるい言葉だと思っていたが、使ってみると使い心地がいいんだ』とニヤリ。『過密日程はショウガナイが、負けることはショウガナイではない』と意気込む指揮官の下、リーグ制覇とアジアでの躍進を狙います」
種村「C大阪で目を引くのはFW松田力の加入で結成されたDF松田陸との『松田ツインズ』。見た目はもちろん、声も似ています。宮崎キャンプでの練習試合を取材中、弟・力の出場中に本人がいない方向から声が聞こえてきたと思ったらベンチにいた兄・陸でした(笑い)。同時出場だと味方も見分けづらいのでは…。ちなみにスタッフによると性格は多少違うようで『力の方が少し愛想が良くて弟っぽい』とのこと」
デスク「ふむふむ。去年は順位を落としたが、復活を期す鹿島、ルヴァン杯王者のF東京、イニエスタ擁する神戸あたりも面白そうだ」
内田「鹿島はクラブ30周年の今年、日本代表クラス2人の獲得情報があったが、実現には至らなかった模様。それでも、ザーゴ体制2年目で上積みを図り、優勝を狙う今季。大補強ではないが、昨季限りで引退しGKコーチに就任した曽ケ端準氏、出場機会が激減したにもかかわらず残留したGK権純泰(クォン・スンテ)は若いチームにあって、頼もしさを感じます」
小又「F東京は今年こそリーグ優勝を狙います! 昨季のコロナ禍の中断中、運動がてら長谷川監督が自転車で向かった先は本拠地の味の素スタジアム。懸ける思いは強いです。参謀の安間貴義氏(現・岐阜監督)や長沢徹氏(現・京都コーチ)らが抜け『だいぶ頼っていたなと気づいた。もっとチャレンジしていきたい』と言います。14年にG大阪を率いて3冠達成など百戦錬磨の戦術眼に注目です」
種村「神戸は選手ではなくフロントが大幅に若返りました。楽天イーグルスの球団社長でもある立花陽三氏(50)に代わって2月から就任したのが徳山大樹新社長。J1では最年少となる31歳です。11年に早大を卒業後、楽天に入社。わずか10年でヴィッセルの社長に上り詰めるという、平社員歴15年目の自分も驚きのスピードです」
デスク「4チームが降格する今季は、例年以上に残留争いに注目が集まりそうだ。実に5分の1が降格…。巻き返しを狙うクラブの現状はどうだろう?」
小林「仙台は昨季17位に沈み、選手不祥事、経営危機などピッチ内外でも苦しみましたが、求心力抜群の手倉森監督の8年ぶり復帰で一致団結。『8季ぶりに力を発揮(ハッキ)したい』と得意のダジャレも健在です。東日本大震災から10年の節目を迎える今季、11年・4位、12年・2位と躍進したシーズンの再現、被災地の希望の光を目指します」
森「大型補強に成功した清水は、コロナ禍で外出ができないキャンプのオフ時間、選手はオンラインで桃鉄(桃太郎電鉄)ゲームにはまっていたそう。『電話をつなぎ、しっかり会話ができています』と新加入のMF中山。ピッチ外でも連携が取れています」
デスク「昨季は三笘やオルンガ(元柏)が一気に名を上げたな。各クラブの“推しメン”を教えてくれ」
小口「横浜Mのポステコグルー監督が2年連続ラブコールを送った東京五輪候補DF岩田。鶏天大好きの大分一筋だった23歳は、同じ宇佐市出身の先輩DF松原と話すときは語尾に「けん」や「ちゃ」がつく大分弁が自然と出ます。盛大なボケで報道陣をも和ませるハマのガンちゃんが強じんな体を武器に右サイドを激走します」
川上「札幌はタレント豊富な東京五輪世代(FW小柏、菅、MF金子、高嶺、DF田中ら)が楽しみです。田中は熊本キャンプ前に黒髪にイメチェン。自他ともに認める芸人・小籔一豊さん似!?の柔和な笑顔に磨きをかけつつ、2年目にして中心選手の強い自覚も。背番号2は昨季引退のDF石川から継いだ重いもの。ピッチ内外で、若き守備リーダーの存在感に期待です」
星野「J2琉球から浦和に加入したMF小泉は“将棋名人”です。3年前にネット中継を見てどハマりし、スマホゲームで1級の腕前。移籍で給料がアップし、課金して対局数を増やして腕を磨いてます。将棋盤のようにピッチ全体を俯瞰(ふかん)して見る視点を持ち、憧れの羽生善治さんの座右の銘『玲瓏(れいろう)』をモットーに冷静沈着なプレーが真骨頂。1月は金色、2月は銀色と変幻自在の髪色も注目です」

担当記者のJ1順位予想担当記者のJ1順位予想
デスク「今季もコロナ禍で取材環境は大変だが、かゆいところに手が届く細かすぎる取材を引き続き頼むぞ!」
鹿島アントラーズ番は昨季に続いて内田キャップ。
鹿島歴の長い記者の目からはどのように映っておるのであろうか。
そして、今冬には日本代表クラス2人の獲得情報があったとのこと。
大迫勇也と柴崎岳であろう。
合意に至らなかったことは誠に持って残念。
しかしながら、その穴を感じさせぬよう上田綺世・染野唯月・ディエゴ・ピトゥカ・三竿健斗が活躍してくれよう。
クラブ創立30周年のメモリアルイヤーにタイトルを獲る。
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【担当記者 今季のJ展望】川崎は三笘が憲剛ロス吹き飛ばす…G大阪の「ゆるふわパン」朱世鍾が新味
2021年2月26日 12時0分スポーツ報知
今季20クラブで争う明治安田生命J1リーグは、26日に川崎―横浜M(等々力)のカードで開幕する。スポーツ報知のサッカー担当記者が座談会を開き、日々の取材で集めた「細かすぎる情報」を一挙披露。注目選手や指揮官の素顔に迫った。
デスク「昨季は川崎の圧巻Vだったな。中村憲剛氏は引退したが、連覇へ死角なしかな?」
井上「“憲剛ロス”が心配される川崎ですが、“神”がいる限り今年も優勝間違いないですね。昨季選手や監督のベストイレブンの投票で最多票を獲得したMF三笘は、筑波大時代はあまりの能力の高さにチームメートから神と呼ばれていたとか。プレーはもちろん、新体制発表のコントでは、スーツを着こなし営業マンになりきるなど演技も100点。ピッチ内外で川崎の新しい顔になりました。夏の海外移籍は怖いですが…」
デスク「井上記者は今年も大忙しかな(笑い)。『打倒・川崎』の対抗馬は…。昨季上位のG大阪、名古屋、C大阪あたりか」
金川「G大阪に加入した韓国代表MF朱世鍾(チュ・セジョン)は、ロシアW杯にも出場した実力派ボランチ。しかし、その性格は非常に穏やかだそうで、MF倉田は彼を『ふわふわパンみたい』と例えていました。一方、キック精度はチーム内でも評判。ふわふわ食感と正確なパスが魅力です」
岡島「名古屋のフィッカデンティ監督は『ショウガナイ』という日本語を普段から愛用。イタリア語には相当する言葉がないらしく、よく聞くと記者会見でもたびたび発しています。『ずるい言葉だと思っていたが、使ってみると使い心地がいいんだ』とニヤリ。『過密日程はショウガナイが、負けることはショウガナイではない』と意気込む指揮官の下、リーグ制覇とアジアでの躍進を狙います」
種村「C大阪で目を引くのはFW松田力の加入で結成されたDF松田陸との『松田ツインズ』。見た目はもちろん、声も似ています。宮崎キャンプでの練習試合を取材中、弟・力の出場中に本人がいない方向から声が聞こえてきたと思ったらベンチにいた兄・陸でした(笑い)。同時出場だと味方も見分けづらいのでは…。ちなみにスタッフによると性格は多少違うようで『力の方が少し愛想が良くて弟っぽい』とのこと」
デスク「ふむふむ。去年は順位を落としたが、復活を期す鹿島、ルヴァン杯王者のF東京、イニエスタ擁する神戸あたりも面白そうだ」
内田「鹿島はクラブ30周年の今年、日本代表クラス2人の獲得情報があったが、実現には至らなかった模様。それでも、ザーゴ体制2年目で上積みを図り、優勝を狙う今季。大補強ではないが、昨季限りで引退しGKコーチに就任した曽ケ端準氏、出場機会が激減したにもかかわらず残留したGK権純泰(クォン・スンテ)は若いチームにあって、頼もしさを感じます」
小又「F東京は今年こそリーグ優勝を狙います! 昨季のコロナ禍の中断中、運動がてら長谷川監督が自転車で向かった先は本拠地の味の素スタジアム。懸ける思いは強いです。参謀の安間貴義氏(現・岐阜監督)や長沢徹氏(現・京都コーチ)らが抜け『だいぶ頼っていたなと気づいた。もっとチャレンジしていきたい』と言います。14年にG大阪を率いて3冠達成など百戦錬磨の戦術眼に注目です」
種村「神戸は選手ではなくフロントが大幅に若返りました。楽天イーグルスの球団社長でもある立花陽三氏(50)に代わって2月から就任したのが徳山大樹新社長。J1では最年少となる31歳です。11年に早大を卒業後、楽天に入社。わずか10年でヴィッセルの社長に上り詰めるという、平社員歴15年目の自分も驚きのスピードです」
デスク「4チームが降格する今季は、例年以上に残留争いに注目が集まりそうだ。実に5分の1が降格…。巻き返しを狙うクラブの現状はどうだろう?」
小林「仙台は昨季17位に沈み、選手不祥事、経営危機などピッチ内外でも苦しみましたが、求心力抜群の手倉森監督の8年ぶり復帰で一致団結。『8季ぶりに力を発揮(ハッキ)したい』と得意のダジャレも健在です。東日本大震災から10年の節目を迎える今季、11年・4位、12年・2位と躍進したシーズンの再現、被災地の希望の光を目指します」
森「大型補強に成功した清水は、コロナ禍で外出ができないキャンプのオフ時間、選手はオンラインで桃鉄(桃太郎電鉄)ゲームにはまっていたそう。『電話をつなぎ、しっかり会話ができています』と新加入のMF中山。ピッチ外でも連携が取れています」
デスク「昨季は三笘やオルンガ(元柏)が一気に名を上げたな。各クラブの“推しメン”を教えてくれ」
小口「横浜Mのポステコグルー監督が2年連続ラブコールを送った東京五輪候補DF岩田。鶏天大好きの大分一筋だった23歳は、同じ宇佐市出身の先輩DF松原と話すときは語尾に「けん」や「ちゃ」がつく大分弁が自然と出ます。盛大なボケで報道陣をも和ませるハマのガンちゃんが強じんな体を武器に右サイドを激走します」
川上「札幌はタレント豊富な東京五輪世代(FW小柏、菅、MF金子、高嶺、DF田中ら)が楽しみです。田中は熊本キャンプ前に黒髪にイメチェン。自他ともに認める芸人・小籔一豊さん似!?の柔和な笑顔に磨きをかけつつ、2年目にして中心選手の強い自覚も。背番号2は昨季引退のDF石川から継いだ重いもの。ピッチ内外で、若き守備リーダーの存在感に期待です」
星野「J2琉球から浦和に加入したMF小泉は“将棋名人”です。3年前にネット中継を見てどハマりし、スマホゲームで1級の腕前。移籍で給料がアップし、課金して対局数を増やして腕を磨いてます。将棋盤のようにピッチ全体を俯瞰(ふかん)して見る視点を持ち、憧れの羽生善治さんの座右の銘『玲瓏(れいろう)』をモットーに冷静沈着なプレーが真骨頂。1月は金色、2月は銀色と変幻自在の髪色も注目です」

担当記者のJ1順位予想担当記者のJ1順位予想
デスク「今季もコロナ禍で取材環境は大変だが、かゆいところに手が届く細かすぎる取材を引き続き頼むぞ!」
鹿島アントラーズ 選手の最新市場価格ランキング
「transfermarkt」に於ける鹿島アントラーズの選手市場価格を調査したFootball ZONE web編集部である。
非常に興味深い数字が並ぶ。
最高価格はディエゴ・ピトゥカの3億480万円とのこと。
これには期待が高まる。
アルトゥール・カイキも1億2700万円となかなかの評価である。
日本人に目を向けると、三竿が2億320万円となり、これまで日本人最高評価だった聖真を越えた。
これだけ評価されると欧州移籍の可能性も出てくる。
年齢的には移籍するとは思えぬが、昌子の例もある。
また、若手については、綺世とマチが評価されておるだけで、まだまだ荒木遼太郎は値が付いておらぬ。
やはり絶対的レギュラーになってこそ評価されるということがよくわかる。
またこの金額が移籍金というわけではない。
これは欧州からの目として選手がどのような価値なのかを見るには面白い数字と言えよう。
来年には土曜な数値になっておるであろうか。
大きく跳ね上がるように選手らには活躍して欲しい。
楽しみである。

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鹿島「31選手の最新市場価格ランク」 2トップが“1億超”、新エースFW上田は“倍増”
2021.02.26

鹿島アントラーズの攻撃を牽引するFW上田綺世とFWエヴェラウド【写真:小林 靖】
中堅クラスの市場価格は下落も、若手の多くは価値を高める
2021シーズンのJ1リーグがいよいよ26日に開幕する。今オフの移籍市場では各クラブが多くの選手を入れ替えたが、結果としてどのくらいの戦力を有しているのか。その一つの目安となるのが、市場価格の合計額だ。
ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」では、世界中のサッカー選手の市場価格を随時更新しているが、この市場価格は選手たちの“推定移籍金”に近い意味を持っている。この市場価格を比較・分析しながら、今季開幕時のJ1リーグ各クラブがどれだけの戦力を抱えているかを考察していこう(※登録選手リストはクラブ公式サイトを参照)。
■鹿島アントラーズ(昨季5位/18勝5分11敗)
選手市場価格総額:25億507.5万円
チーム内最高額選手:ディエゴ・ピトゥカ(3億480万円)
昨年のストーブリーグで鹿島は国内のライバルクラブから多くの主力選手たちを補強。新外国籍選手や新卒ルーキーを合わせて11選手を加えたが、クラブワースト記録となる開幕4連敗を喫するなど、序盤戦で大きく躓いた。
新戦力がフィットすると徐々に結果も出始め、最終的にはリーグ戦5位で終えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を逃した今季、クラブは複数のバックアップメンバーを放出。有力な外国籍選手と将来性のある若手を獲得した。
新シーズンに向けたメンバーに目を向けると、中堅クラスの市場価格はほとんど落ちた一方で、昨年比で約2倍の1億160万円(昨年6000万円)まで上げたエース候補のFW上田綺世を筆頭に、若手は価値を高めている選手が多い。
その上田と1年目からリーグ2位となる18ゴールを決めたFWエヴェラウド(1億9050万円)の「1億超え2トップ」が、今季もFWの軸となる。一方で、市場価格7620万円のFW伊藤翔を横浜FCへ完全移籍させたことで選手層には不安が残る。
新ブラジル人助っ人の2選手はどちらも“億超え”
新ブラジル人助っ人の2選手はどちらも“億超え”で、ブラジルの名門サントスFCから新加入したMFディエゴ・ピトゥカはクラブ最高値の3億480万円、サウジアラビアのアル・シャバブFCから加わったMFアルトゥール・カイキは1億2700万円となっている。昨年に続く2億超えのMF三竿健斗(2億320万円)、土居聖真(1億9050万円)など、日本人選手にも“億超え”は多く、中盤だけで7選手を数える豪華さだ。
最終ラインでは、DF山本脩斗、DF伊東幸敏、DF奈良竜樹という実力者たちが新天地を求め、DF常本佳吾、DF林尚輝の大卒ルーキー2人が新加入。昨季のレギュラー組は残っているため、余程のアクシデントがない限り大崩れはしないだろう。
GKでは、韓国代表GKクォン・スンテ(5080万円)からポジションを奪い、昨季リーグ戦24試合に出場したGK沖悠哉が昨年の7倍となる4445万円まで評価を高めた。この他に、山田大樹(1270万円)、早川友基(評価なし)の若手も控えており、昨年よりも選手層に厚みが出た印象だ。
昨シーズンに築いた戦いをベースに、タイトルを狙う鹿島。新戦力の補強を最小限に留めたなか、その戦いぶりに注目が集まるのはもちろん、各選手の市場価格がどのように変化を遂げていくかも見ものだ。
【一覧リスト】「transfermarkt」が算出、鹿島アントラーズ「31選手の最新市場価格ランキング」
1 ディエゴ・ピトゥカ🆕 MF 3億480万円 240万€
2 三竿健斗 MF 2億320万円 160万€
3 土居聖真 MF 1億9050万円 150万€
3 エヴェラウド FW 1億9050万円 150万€
5 犬飼智也 DF 1億5240万円 120万€
6 永木亮太 MF 1億2700万円 100万€
6 アルトゥール・カイキ🆕 MF 1億2700万円 100万€
8 レオ・シルバ MF 1億1430万円 90万€
9 永戸勝也 DF 1億160万円 80万€
9 上田綺世 FW 1億160万円 80万€
9 白崎凌兵 MF 1億160万円 80万€
12 杉岡大暉 DF 9525万円 75万€
12 和泉竜司 MF 9525万円 75万€
14 遠藤 康 MF 8890万円 70万€
14 町田浩樹 DF 8890万円 70万€
16 ファン・アラーノ MF 7620万円 60万€
17 小泉 慶 MF 5715万円 45万€
18 クォン・スンテ GK 5080万円 40万€
18 広瀬陸斗 DF 5080万円 40万€
20 沖 悠哉 GK 4445万円 35万€
21 関川郁万 DF 3810万円 30万€
22 荒木遼太郎 MF 3175万円 25万€
23 松村優太 MF 2540万円 20万€
24 染野唯月 FW 1905万円 15万€
25 山田大樹 GK 1270万円 10万€
26 常本佳吾🆕 DF 952.5万円 7.5万€
27 舩橋 佑🆕 MF 635万円 5万€
28 小川優介🆕 MF - -
28 須藤直輝🆕 MF - -
28 林 尚輝🆕 DF - -
28 早川友基🆕 GK
【一覧リスト】「transfermarkt」が算出、鹿島アントラーズ「31選手の最新市場価格ランキング」
(Football ZONE web編集部)
非常に興味深い数字が並ぶ。
最高価格はディエゴ・ピトゥカの3億480万円とのこと。
これには期待が高まる。
アルトゥール・カイキも1億2700万円となかなかの評価である。
日本人に目を向けると、三竿が2億320万円となり、これまで日本人最高評価だった聖真を越えた。
これだけ評価されると欧州移籍の可能性も出てくる。
年齢的には移籍するとは思えぬが、昌子の例もある。
また、若手については、綺世とマチが評価されておるだけで、まだまだ荒木遼太郎は値が付いておらぬ。
やはり絶対的レギュラーになってこそ評価されるということがよくわかる。
またこの金額が移籍金というわけではない。
これは欧州からの目として選手がどのような価値なのかを見るには面白い数字と言えよう。
来年には土曜な数値になっておるであろうか。
大きく跳ね上がるように選手らには活躍して欲しい。
楽しみである。

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鹿島「31選手の最新市場価格ランク」 2トップが“1億超”、新エースFW上田は“倍増”
2021.02.26

鹿島アントラーズの攻撃を牽引するFW上田綺世とFWエヴェラウド【写真:小林 靖】
中堅クラスの市場価格は下落も、若手の多くは価値を高める
2021シーズンのJ1リーグがいよいよ26日に開幕する。今オフの移籍市場では各クラブが多くの選手を入れ替えたが、結果としてどのくらいの戦力を有しているのか。その一つの目安となるのが、市場価格の合計額だ。
ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」では、世界中のサッカー選手の市場価格を随時更新しているが、この市場価格は選手たちの“推定移籍金”に近い意味を持っている。この市場価格を比較・分析しながら、今季開幕時のJ1リーグ各クラブがどれだけの戦力を抱えているかを考察していこう(※登録選手リストはクラブ公式サイトを参照)。
■鹿島アントラーズ(昨季5位/18勝5分11敗)
選手市場価格総額:25億507.5万円
チーム内最高額選手:ディエゴ・ピトゥカ(3億480万円)
昨年のストーブリーグで鹿島は国内のライバルクラブから多くの主力選手たちを補強。新外国籍選手や新卒ルーキーを合わせて11選手を加えたが、クラブワースト記録となる開幕4連敗を喫するなど、序盤戦で大きく躓いた。
新戦力がフィットすると徐々に結果も出始め、最終的にはリーグ戦5位で終えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を逃した今季、クラブは複数のバックアップメンバーを放出。有力な外国籍選手と将来性のある若手を獲得した。
新シーズンに向けたメンバーに目を向けると、中堅クラスの市場価格はほとんど落ちた一方で、昨年比で約2倍の1億160万円(昨年6000万円)まで上げたエース候補のFW上田綺世を筆頭に、若手は価値を高めている選手が多い。
その上田と1年目からリーグ2位となる18ゴールを決めたFWエヴェラウド(1億9050万円)の「1億超え2トップ」が、今季もFWの軸となる。一方で、市場価格7620万円のFW伊藤翔を横浜FCへ完全移籍させたことで選手層には不安が残る。
新ブラジル人助っ人の2選手はどちらも“億超え”
新ブラジル人助っ人の2選手はどちらも“億超え”で、ブラジルの名門サントスFCから新加入したMFディエゴ・ピトゥカはクラブ最高値の3億480万円、サウジアラビアのアル・シャバブFCから加わったMFアルトゥール・カイキは1億2700万円となっている。昨年に続く2億超えのMF三竿健斗(2億320万円)、土居聖真(1億9050万円)など、日本人選手にも“億超え”は多く、中盤だけで7選手を数える豪華さだ。
最終ラインでは、DF山本脩斗、DF伊東幸敏、DF奈良竜樹という実力者たちが新天地を求め、DF常本佳吾、DF林尚輝の大卒ルーキー2人が新加入。昨季のレギュラー組は残っているため、余程のアクシデントがない限り大崩れはしないだろう。
GKでは、韓国代表GKクォン・スンテ(5080万円)からポジションを奪い、昨季リーグ戦24試合に出場したGK沖悠哉が昨年の7倍となる4445万円まで評価を高めた。この他に、山田大樹(1270万円)、早川友基(評価なし)の若手も控えており、昨年よりも選手層に厚みが出た印象だ。
昨シーズンに築いた戦いをベースに、タイトルを狙う鹿島。新戦力の補強を最小限に留めたなか、その戦いぶりに注目が集まるのはもちろん、各選手の市場価格がどのように変化を遂げていくかも見ものだ。
【一覧リスト】「transfermarkt」が算出、鹿島アントラーズ「31選手の最新市場価格ランキング」
1 ディエゴ・ピトゥカ🆕 MF 3億480万円 240万€
2 三竿健斗 MF 2億320万円 160万€
3 土居聖真 MF 1億9050万円 150万€
3 エヴェラウド FW 1億9050万円 150万€
5 犬飼智也 DF 1億5240万円 120万€
6 永木亮太 MF 1億2700万円 100万€
6 アルトゥール・カイキ🆕 MF 1億2700万円 100万€
8 レオ・シルバ MF 1億1430万円 90万€
9 永戸勝也 DF 1億160万円 80万€
9 上田綺世 FW 1億160万円 80万€
9 白崎凌兵 MF 1億160万円 80万€
12 杉岡大暉 DF 9525万円 75万€
12 和泉竜司 MF 9525万円 75万€
14 遠藤 康 MF 8890万円 70万€
14 町田浩樹 DF 8890万円 70万€
16 ファン・アラーノ MF 7620万円 60万€
17 小泉 慶 MF 5715万円 45万€
18 クォン・スンテ GK 5080万円 40万€
18 広瀬陸斗 DF 5080万円 40万€
20 沖 悠哉 GK 4445万円 35万€
21 関川郁万 DF 3810万円 30万€
22 荒木遼太郎 MF 3175万円 25万€
23 松村優太 MF 2540万円 20万€
24 染野唯月 FW 1905万円 15万€
25 山田大樹 GK 1270万円 10万€
26 常本佳吾🆕 DF 952.5万円 7.5万€
27 舩橋 佑🆕 MF 635万円 5万€
28 小川優介🆕 MF - -
28 須藤直輝🆕 MF - -
28 林 尚輝🆕 DF - -
28 早川友基🆕 GK
【一覧リスト】「transfermarkt」が算出、鹿島アントラーズ「31選手の最新市場価格ランキング」
(Football ZONE web編集部)
林尚輝、意識の高い大卒ルーキー
2021年シーズン開幕にあたり、ブレイク候補の「逸材ルーキー6人」を挙げたFOOTBALL ZONE WEBの河治良幸氏である。
その中に林尚輝の名がある。
鹿島のルーキー6人共が実力者であり、「1年目から出番を得そうな選手は他にもいるが、主力としてブレイクする可能性で言えばDF林尚輝を挙げたい」と記す。
いまだ鹿島ファンの前ではベールを脱いでおらぬ林尚輝がこう推されると非常に気になるところ。
そして、「特長はボールを奪える守備。さらに一発でアシストも狙える縦パスを武器」とプレースタイルを伝える。
高校時代までボランチであっただけに刈ることと早い展開はお手の物なのであろう。
現代サッカーに於けるCB像に近いと感じられる。
プロの水にどれだけ早く馴染めるかカギといったところ。
大卒ルーキーとしては、岩政も山村も夏には頭角を現しておった。
林尚輝にも早い段階から出場機会を掴み、ポジションを掴むのだ。
楽しみにしておる。

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“三笘級”のインパクトを残せるか 2021年Jリーグ、ブレイク候補の「逸材ルーキー6人」
2021.02.26
今季期待のルーキーを選出、新生浦和のボランチで台頭する大卒1年目MF伊藤敦樹
2021シーズンのJリーグが、J1は26日、J2は27日、J3は3月14日に開幕する。新型コロナウイルスの影響を受けて例年とは異なる状況でのスタートとなるが、各クラブには今年も多くのルーキーが加わった。昨季は川崎フロンターレのMF三笘薫が、J1のルーキー最多得点タイ記録となる13ゴールを奪い、ベストイレブンにも選出される活躍を見せた。今季同様のインパクトを残す逸材は現れるのか。プロ1年目ながら、各チームの主力になり得るルーキー6人を紹介する。(文=河治良幸)
■伊藤敦樹(流通経済大→浦和レッズ/MF/22歳)
流通経済大を経て加入したアカデミー出身の選手で、センターバックもボランチもできる。“恩師”である大槻毅前監督への感謝を忘れないが、リカルド・ロドリゲス新監督の下で申し子的な存在になっていきそうだ。実際にプレシーズンキャンプから高い戦術理解力を示して、指揮官の評価を高めている。
キャプテンのMF阿部勇樹との2ボランチも補完関係はバッチリ。中盤の守備に加えて、サイドバックやセンターバックのDF槙野智章が攻め上がった背後のカバーリングも柔軟だ。いわゆるポジショナルプレーをベースに、5レーンの理論を落とし込むスタイルは流通経済大のコーチだった曺貴裁氏(現・京都サンガF.C.監督)から叩き込まれており、その部分のアドバンテージは大きい。
ロドリゲス監督が就任して、チームとしてもベースを作る段階にある。連係面で試行錯誤の部分も多々あるが、そうしたなかでも攻撃面でチャンスに直結する配球ができるようになってくれば、大型ボランチとして代表クラスに飛躍していくかもしれない。
■小柏 剛(明治大→北海道コンサドーレ札幌/FW/22歳)
今年の大卒ルーキーではナンバーワンの呼び声が高い選手で、鹿島アントラーズのDF常本圭吾やFC東京のDF蓮川壮大など、総勢12人のJリーグ内定者を輩出した明治大でも筆頭格と言える。昨年は特別指定選手としてJ1で4試合、ルヴァンカップ1試合を経験しており、プロの強度は体験済みだ。
小気味良いボールタッチと俊敏な動きを駆使した高速ドリブルからの正確なシュートを最大の武器としている。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でオフ・ザ・ボールの動き出しにも磨きをかけており、フィニッシュのバリエーションを増やしている。
1年目の目標はチーム内得点王という小柏。下級生の頃から主力を張っていた気鋭のアタッカーにとって、MF安部柊斗(FC東京)やMF瀬古樹(横浜FC)など明治大で一緒にプレーしていた先輩たちがルーキーイヤーから活躍していることは、刺激にも自信にもつながっているはず。憧れの選手は元アルゼンチン代表のFWカルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)だが、身近な目標としてはMF三笘薫(川崎フロンターレ)の名前もあげており、開幕前の時点で最も昨季の“三笘に近いルーキー”と言えるかもしれない。
逸材揃いの鹿島、DF林尚輝はブレイク候補の1人
■林 尚輝(大阪体育大→鹿島アントラーズ/DF/22歳)
アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が2年目となる鹿島アントラーズの新加入選手は、外国籍選手を除くと大卒、高卒、ユースからの昇格を合わせて6人全員が新卒選手という構成。昌平高で高校サッカー選手権を沸かせたMF須藤直輝や明治大から加入のDF常本桂吾など、1年目から出番を得そうな選手は他にもいるが、主力としてブレイクする可能性で言えばDF林尚輝を挙げたい。
背番号23には「2番目の3番」という意味が込められており、現在は空き番号となっている”鹿島の3番”を付けることを目標に掲げている。大学時代は五輪代表候補でもあるDF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)と一緒にプレーするなかで基準を引き上げており、どうすればそうしたレベルに辿り着けるかを見据えているのは大きな強みだ。
特長はボールを奪える守備。さらに一発でアシストも狙える縦パスを武器に、攻撃時のポジショニングなど、ザーゴ監督のスタイルならではの課題に向き合っているようだ。まだ細かい判断などは学習している最中だが、ゲームコントロールの部分でも存在感を発揮していく自信はあるという。DF犬飼智也を筆頭にDF町田浩樹、DF関川郁万というタレントを揃える鹿島だが、かつての岩政大樹などタイトル獲得を支えてきたOBに比べれば、まだまだ絶対軸が定まっているとは言い難い。そのなかで意識の高い大卒ルーキーが突き抜けていく可能性は十分にある。
■児玉駿斗(東海学園大→名古屋グランパス/MF/22歳)
現代サッカーにおいて“ファンタジスタ”という表現は必ずしも褒め言葉ではない。しかしながら、大学1年の時点で加入内定していたテクニシャンは2年次から特別指定選手としてチームに参加しており、風間八宏前監督の下で技術と見る目を引き上げ、マッシモ・フィッカデンティ監督の下でハードワークをベースアップさせながら、戦術眼を磨いてきた。
創造性の高いパスセンスに疑いの余地はない。そこにハードワークや周りを使い、使われる意識を融合することで、“現代型ファンタジスタ”として才覚を伸ばしている。“タイトル請負人”でもある司令塔のMF阿部浩之に“弟子入り”して質問攻めにするなど、状況判断の向上にも余念がないようだ。さらにFW柿谷曜一朗との出会いも向上心を刺激しているようだ。
現時点では4-2-3-1の2列目のあらゆるポジションで3番手ぐらいの位置付けだが、序盤戦の過密日程やセントラル開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、チャンスはいくらでもある。途中出場からでも違いを生み出せるタイプだけに、早い段階から注目しておいて損はないだろう。
無名の高卒ルーキーFW横山歩夢、J2で開幕からデビューか
■相良竜之介(サガン鳥栖U-18→サガン鳥栖/MF/18歳)
注目を集めるサガン鳥栖のアカデミーが新たに送り出す俊英。2種登録だった昨季はJ1で4試合に出場して、第30節ガンバ大阪戦で初ゴールを記録した。立場上はルーキーだが、本人にそういう意識はないだろう。1年先輩のMF松岡大起やMF本田風智がトップチームの主力として活躍する姿を悔しい思いで見ていた相良は、遠慮なくレギュラー獲りに挑んでいく構えだ。
持ち味は変幻自在のドリブルとサイドからでもゴールに絡めるセンス。そこに関してはJ1でも輝ける資質を示している。あとは鳥栖の生命線であるハイプレスの判断と強度に磨きをかけて、MF小屋松知哉など実力者が揃うウイング、サイドハーフのポジションを脅かしていきたい。同じ昇格組の仲間であり、ライバルでもあるFW兒玉澪王斗との競演にも注目だ。
■横山歩夢(東海大高輪台高→松本山雅FC/FW/17歳)
DF藤原雄大(浦和レッズ)やMF須藤直輝(鹿島アントラーズ)、MF樺山諒乃介(横浜F・マリノス)などJ1での早期デビューも期待される高卒ルーキーが多いなかで、ほぼ無名の存在。しかしながらポテンシャルはトップレベルだ。東海大高輪台高は横山の2年時に選手権予選で準優勝、惜しくも全国出場を逃したが、昨年はまさかの1回戦敗退となってしまった。
そうした環境でも積極的な売り込みで勝ち取ったプロ内定。さらにキャンプで評価を高めて、練習試合やゲーム形式の練習でファーストチームに入ることもしばしばだった。鹿児島で行われた清水エスパルスとのトレーニングマッチでゴールも記録している。
J2の開幕戦デビューが期待され、スピードを生かしたプレースタイルから“ネクスト前田大然”との呼び声も高まっているが、本人はあまり意識しておらず、左右の足を駆使した変幻自在のドリブルなど、より柔軟性を感じさせるタイプだ。サプライズではなく、かなりの確率で活躍が期待できるタレントの1人として挙げておきたい。
(河治良幸 / Yoshiyuki Kawaji)
その中に林尚輝の名がある。
鹿島のルーキー6人共が実力者であり、「1年目から出番を得そうな選手は他にもいるが、主力としてブレイクする可能性で言えばDF林尚輝を挙げたい」と記す。
いまだ鹿島ファンの前ではベールを脱いでおらぬ林尚輝がこう推されると非常に気になるところ。
そして、「特長はボールを奪える守備。さらに一発でアシストも狙える縦パスを武器」とプレースタイルを伝える。
高校時代までボランチであっただけに刈ることと早い展開はお手の物なのであろう。
現代サッカーに於けるCB像に近いと感じられる。
プロの水にどれだけ早く馴染めるかカギといったところ。
大卒ルーキーとしては、岩政も山村も夏には頭角を現しておった。
林尚輝にも早い段階から出場機会を掴み、ポジションを掴むのだ。
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“三笘級”のインパクトを残せるか 2021年Jリーグ、ブレイク候補の「逸材ルーキー6人」
2021.02.26
今季期待のルーキーを選出、新生浦和のボランチで台頭する大卒1年目MF伊藤敦樹
2021シーズンのJリーグが、J1は26日、J2は27日、J3は3月14日に開幕する。新型コロナウイルスの影響を受けて例年とは異なる状況でのスタートとなるが、各クラブには今年も多くのルーキーが加わった。昨季は川崎フロンターレのMF三笘薫が、J1のルーキー最多得点タイ記録となる13ゴールを奪い、ベストイレブンにも選出される活躍を見せた。今季同様のインパクトを残す逸材は現れるのか。プロ1年目ながら、各チームの主力になり得るルーキー6人を紹介する。(文=河治良幸)
■伊藤敦樹(流通経済大→浦和レッズ/MF/22歳)
流通経済大を経て加入したアカデミー出身の選手で、センターバックもボランチもできる。“恩師”である大槻毅前監督への感謝を忘れないが、リカルド・ロドリゲス新監督の下で申し子的な存在になっていきそうだ。実際にプレシーズンキャンプから高い戦術理解力を示して、指揮官の評価を高めている。
キャプテンのMF阿部勇樹との2ボランチも補完関係はバッチリ。中盤の守備に加えて、サイドバックやセンターバックのDF槙野智章が攻め上がった背後のカバーリングも柔軟だ。いわゆるポジショナルプレーをベースに、5レーンの理論を落とし込むスタイルは流通経済大のコーチだった曺貴裁氏(現・京都サンガF.C.監督)から叩き込まれており、その部分のアドバンテージは大きい。
ロドリゲス監督が就任して、チームとしてもベースを作る段階にある。連係面で試行錯誤の部分も多々あるが、そうしたなかでも攻撃面でチャンスに直結する配球ができるようになってくれば、大型ボランチとして代表クラスに飛躍していくかもしれない。
■小柏 剛(明治大→北海道コンサドーレ札幌/FW/22歳)
今年の大卒ルーキーではナンバーワンの呼び声が高い選手で、鹿島アントラーズのDF常本圭吾やFC東京のDF蓮川壮大など、総勢12人のJリーグ内定者を輩出した明治大でも筆頭格と言える。昨年は特別指定選手としてJ1で4試合、ルヴァンカップ1試合を経験しており、プロの強度は体験済みだ。
小気味良いボールタッチと俊敏な動きを駆使した高速ドリブルからの正確なシュートを最大の武器としている。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でオフ・ザ・ボールの動き出しにも磨きをかけており、フィニッシュのバリエーションを増やしている。
1年目の目標はチーム内得点王という小柏。下級生の頃から主力を張っていた気鋭のアタッカーにとって、MF安部柊斗(FC東京)やMF瀬古樹(横浜FC)など明治大で一緒にプレーしていた先輩たちがルーキーイヤーから活躍していることは、刺激にも自信にもつながっているはず。憧れの選手は元アルゼンチン代表のFWカルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)だが、身近な目標としてはMF三笘薫(川崎フロンターレ)の名前もあげており、開幕前の時点で最も昨季の“三笘に近いルーキー”と言えるかもしれない。
逸材揃いの鹿島、DF林尚輝はブレイク候補の1人
■林 尚輝(大阪体育大→鹿島アントラーズ/DF/22歳)
アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が2年目となる鹿島アントラーズの新加入選手は、外国籍選手を除くと大卒、高卒、ユースからの昇格を合わせて6人全員が新卒選手という構成。昌平高で高校サッカー選手権を沸かせたMF須藤直輝や明治大から加入のDF常本桂吾など、1年目から出番を得そうな選手は他にもいるが、主力としてブレイクする可能性で言えばDF林尚輝を挙げたい。
背番号23には「2番目の3番」という意味が込められており、現在は空き番号となっている”鹿島の3番”を付けることを目標に掲げている。大学時代は五輪代表候補でもあるDF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)と一緒にプレーするなかで基準を引き上げており、どうすればそうしたレベルに辿り着けるかを見据えているのは大きな強みだ。
特長はボールを奪える守備。さらに一発でアシストも狙える縦パスを武器に、攻撃時のポジショニングなど、ザーゴ監督のスタイルならではの課題に向き合っているようだ。まだ細かい判断などは学習している最中だが、ゲームコントロールの部分でも存在感を発揮していく自信はあるという。DF犬飼智也を筆頭にDF町田浩樹、DF関川郁万というタレントを揃える鹿島だが、かつての岩政大樹などタイトル獲得を支えてきたOBに比べれば、まだまだ絶対軸が定まっているとは言い難い。そのなかで意識の高い大卒ルーキーが突き抜けていく可能性は十分にある。
■児玉駿斗(東海学園大→名古屋グランパス/MF/22歳)
現代サッカーにおいて“ファンタジスタ”という表現は必ずしも褒め言葉ではない。しかしながら、大学1年の時点で加入内定していたテクニシャンは2年次から特別指定選手としてチームに参加しており、風間八宏前監督の下で技術と見る目を引き上げ、マッシモ・フィッカデンティ監督の下でハードワークをベースアップさせながら、戦術眼を磨いてきた。
創造性の高いパスセンスに疑いの余地はない。そこにハードワークや周りを使い、使われる意識を融合することで、“現代型ファンタジスタ”として才覚を伸ばしている。“タイトル請負人”でもある司令塔のMF阿部浩之に“弟子入り”して質問攻めにするなど、状況判断の向上にも余念がないようだ。さらにFW柿谷曜一朗との出会いも向上心を刺激しているようだ。
現時点では4-2-3-1の2列目のあらゆるポジションで3番手ぐらいの位置付けだが、序盤戦の過密日程やセントラル開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、チャンスはいくらでもある。途中出場からでも違いを生み出せるタイプだけに、早い段階から注目しておいて損はないだろう。
無名の高卒ルーキーFW横山歩夢、J2で開幕からデビューか
■相良竜之介(サガン鳥栖U-18→サガン鳥栖/MF/18歳)
注目を集めるサガン鳥栖のアカデミーが新たに送り出す俊英。2種登録だった昨季はJ1で4試合に出場して、第30節ガンバ大阪戦で初ゴールを記録した。立場上はルーキーだが、本人にそういう意識はないだろう。1年先輩のMF松岡大起やMF本田風智がトップチームの主力として活躍する姿を悔しい思いで見ていた相良は、遠慮なくレギュラー獲りに挑んでいく構えだ。
持ち味は変幻自在のドリブルとサイドからでもゴールに絡めるセンス。そこに関してはJ1でも輝ける資質を示している。あとは鳥栖の生命線であるハイプレスの判断と強度に磨きをかけて、MF小屋松知哉など実力者が揃うウイング、サイドハーフのポジションを脅かしていきたい。同じ昇格組の仲間であり、ライバルでもあるFW兒玉澪王斗との競演にも注目だ。
■横山歩夢(東海大高輪台高→松本山雅FC/FW/17歳)
DF藤原雄大(浦和レッズ)やMF須藤直輝(鹿島アントラーズ)、MF樺山諒乃介(横浜F・マリノス)などJ1での早期デビューも期待される高卒ルーキーが多いなかで、ほぼ無名の存在。しかしながらポテンシャルはトップレベルだ。東海大高輪台高は横山の2年時に選手権予選で準優勝、惜しくも全国出場を逃したが、昨年はまさかの1回戦敗退となってしまった。
そうした環境でも積極的な売り込みで勝ち取ったプロ内定。さらにキャンプで評価を高めて、練習試合やゲーム形式の練習でファーストチームに入ることもしばしばだった。鹿児島で行われた清水エスパルスとのトレーニングマッチでゴールも記録している。
J2の開幕戦デビューが期待され、スピードを生かしたプレースタイルから“ネクスト前田大然”との呼び声も高まっているが、本人はあまり意識しておらず、左右の足を駆使した変幻自在のドリブルなど、より柔軟性を感じさせるタイプだ。サプライズではなく、かなりの確率で活躍が期待できるタレントの1人として挙げておきたい。
(河治良幸 / Yoshiyuki Kawaji)
鹿島・鈴木満FDが語る“伝統の背番号”秘話
鹿島アントラーズ・クラブ創設30周年ということでNumberWebにて特殊記事を連載する池田博一氏である。
まずは背番号に纏わるエピソードを鈴木満FDが語る。
鹿島アントラーズの歴史が伝わってきて嬉しい。
そして今、背番号26が荒木遼太郎の背番号ということで須藤直輝に引き継がれた。
この期待の表れと実績となった須藤と荒木は新しい鹿島を象徴してくれよう。
また、本山→羽田→青木と続いた24番も出世番号として記憶されておった。
この番号を託された小川優介も将来を託された一員である。
鹿島アントラーズの背番号の変遷は深い歴史と共にある。
どのエピソードも心を打つ。
これからのこの連載が楽しみである。

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柳沢敦はゲルト・ミュラーの「13」、黄金世代は出身地で決定? 鹿島・鈴木満FDが語る“伝統の背番号”秘話
posted2021/02/26 11:00

ゲルト・ミュラーのように“点取り屋”になって欲しいと願いを込められて「13番」を背負った柳沢敦。その活躍で鹿島にとって特別な番号となった
text by
池田博一
Hirokazu Ikeda
photograph by
KASHIMA ANTLERS
2021年10月1日、鹿島アントラーズはクラブ創設30周年を迎える。「0.0001%の奇跡」としてJリーグ加盟を果たし、常に勝利のために歩み続け、これまで国内最多20の主要タイトルを勝ち取ってきた。当事者たちの証言から、この1年をかけて過去、現在、未来にまつわるさまざまなアントラーズに迫っていく。
今回は、鈴木満フットボールダイレクターにクラブ伝統の背番号に込めた思いを聞いた。
強化担当にとって、毎シーズンオフに休んでいる暇はない。むしろ最も神経をすり減らして仕事に取り組む時期とも言える。
「契約交渉があって、監督・コーチをはじめ選手の加入交渉はもちろん、退団や引退もあります。金銭面の交渉もあって、結構大変なんですよね。チーム始動の前に編成が決まると、毎年ホッとするんです。それから最後の仕事として、選手の背番号を決めていく。これは交渉が終わってホッとしたときの、なんか唯一の楽しみみたいなものになっています。背番号を決めていくっていうのは、“シーズンの始まり”という、スタートの作業なんです」
歴史が重みを生み出し、その重みが伝統につながる。
背番号一つをとっても、重みと深みが重なり合い、競争につながっている。
239人の背番号を決めてきた鈴木満
鹿島アントラーズの強化部門トップの鈴木満フットボールダイレクター(FD)は、これまで30年、加入の際はそれぞれの背番号を決めてきた。アントラーズに所属した選手は全239人。ただ単に新しく加入した選手に対して、空き番号を当てはめてきた訳ではない。
背番号の決め方については、クラブとして基本的な考え方がある。
「背番号を決定する上で、コンセプトが3つあります。1つ目は、ポジションに紐づいたもの。2つ目は、チームのレジェンド、あとは海外の偉大な選手がつけていた番号が所以となっているもの。3つ目が、選手個人の希望です。それぞれラッキー番号にしているとか、希望があった場合に受け入れることがあります。主にその3つのコンセプトのなかから、背番号を決めています。例えばヤナギ(柳沢敦)の13番はね、ゲルト・ミュラーのイメージなんです」
現代のJリーグにおいては、シーズン始めに背番号が決まり、選手は1シーズンを同じ番号で活動していく。この背番号の固定番号制は、1997年から始まった。
「1996シーズンまでは、スタメンの背番号が1番から11番と決まっていました。それもあって、最初に選手が着ける背番号について考えたのが1997シーズンでした。固定番号制になるということで、背番号をどうしようかと悩んだ最初の選手が、96年に加入した柳沢敦。96シーズンは変動番号制のなか、9番の黒崎久志、11番の長谷川祥之など、すでにレギュラー番号を持っている選手がいた。その一方、ヤナギは新人2年目でありながら、日本代表に入るような人気選手でした。そんな選手の背番号をどうしようか。初めて背番号について思いを持って考えた選手になりました」
13チームから声がかかった柳沢敦
富山第一高校出身の柳沢敦は、Jリーグ13チームから声がかかった、将来を期待される大型新人だった。海外への移籍が増えて毎年選手の入れ替えが多くなった現在と違い、1つのポジションで1人が台頭すれば、10年は他から獲得せずともそのポジションは安泰と言われた時代だ。大切に育て、チームにタイトルをもたらし、日本を代表する選手へ。背負わせる番号にも思いがあった。
「柳沢を何番にしようかと考えたとき、すでにレギュラー番号が埋まっていました。そのなかで、世界のスーパースターであるゲルト・ミュラーという西ドイツの選手が、13番を背負い、1970年のワールドカップメキシコ大会で得点王になったことを思い出したんです。そのイメージが強くて、それにあやかってとにかく“点取り屋になってほしい”という思いで13番を与えました」
与えた思いに柳沢が応えることで、13番はアントラーズのなかで特別な番号になった。
「最初のきっかけはゲルト・ミュラーでしたが、やはりアントラーズの13番のイメージ、そして重みというものを柳沢が作ってくれたと思っています。今や13番はアントラーズでは特別な番号ですから」
今シーズンはその13を、2年目の荒木遼太郎が背負うことになった。

今季から「13番」を託される荒木遼太郎 ⒸJ.LEAGUE
「荒木には13番を背負うということが、どういうことなのか、どれだけ期待をしているか。その思いを理解してほしい、という話をして託しました」
「西から順番につけていこう」
翌1998年。“ゴールデンエイジ”と呼ばれ、のちにアントラーズの常勝を築いた選手たちが加入してきた。
「あの世代は、6人の有望な選手が入ってきました。どう番号をつけようか。新人選手に対して大きい番号をあてがうのも、このときが初めてでした」
初めはなんとなく、これが正直なところだ。それでも歴史を積み重ね、各番号に重みが生まれていく。
「出身地が西から順番につけていこうとなったんです。23を熊本県出身の山口武士、24を福岡県出身の本山雅志、25を奈良県出身の中村祥朗、26を滋賀県出身の中田浩二、27を岩手県出身の小笠原満男、最後にユース出身のゴールキーパーの曽ケ端準が28。そんなつけ方をしました」

大きな期待を背負って入団した「黄金世代組」。上段左から中田、曽ケ端、山口、中村、本山、小笠原 ⒸKASHIMA ANTLERS
柴崎岳らプラチナ世代のときは?
2011年にはプラチナ世代といわれた4選手が加入。そのときは将来への思いが重なった。
「柴崎岳、土居聖真、昌子源、梅鉢貴秀が加入したときは、そのポジションごとで将来なってほしい背番号に20を加えた番号をつけました。将来的にその十の位が取れて、レギュラー番号にふさわしい選手になってほしいという思いを込めて」

クラブが描く将来像をもとに決められたプラチナ世代。左から柴崎、土居、梅鉢、昌子 ⒸKASHIMA ANTLERS
土居聖真は、28をつけてプロ生活をスタート。その思いに応える活躍を見せて、今では十の位の2が取れて「8」を着けている。今年で7年目を迎えた。
「最初はあまり意味を持たない番号もありましたが、そこで選手が頑張って活躍して、出世していった。そのなかで、もともとの番号が出世番号であったり、ラッキー番号であったり、番号に重みや価値をもたらしていった。そういう番号っていくつかあるんです」
初めて大きな番号をつけたゴールデンエイジの選手たちが築いたもの。それを今の選手への期待に当てはめているという。
「26番なんかは中田浩二が最初につけた番号ですが、昨年26番をつけた荒木が、内田篤人以来の新人でスタメン出場を果たし、試合にもかなり出場して活躍しました。そこで、今年期待の新人である須藤直輝に、“昨年の荒木のような活躍をしてほしい”という思いを持って、26を与えました。24は本山雅志が新人のときに着けた番号ですが、背番号10を背負うまで成長した本山のようになってほしいという期待を込めて、今年新人として加入した小川優介に与えました」

中田浩二(写真)が背負った26番をつけたルーキー荒木は頭角を現した ⒸKASHIMA ANTLERS
たくさんの背番号の中でも、やはり10番は特別だ。
アントラーズの10番といえば、「チームを勝利に導く決定的な仕事ができる選手」。ジーコに始まり、レオナルド、ビスマルク、本山らがこれまで背負ってきた。
「サッカーのエースナンバーというのは10ですから、みんなの憧れの番号ですよね。ジーコがよく『一流の選手は100回ボールにさわって80%はミスをしない。超一流の選手は3回しかボールにさわらなくても決定的な仕事をする』という話をします。そういう選手に10番を背負ってもらいたいと思っています。
ただ、アントラーズではあまり『10番をつけたい』と言ってくる選手がいないんです。やはりジーコのイメージがあって、特にブラジル人なんかは恐れ多くて10番をつけられないということで、希望してきた選手はこれまでもいませんでした。アントラーズの10番には、そういった重みがありますよね」

今もなお鹿島に流れるジーコイズム。やはり10番は特別な数字だ ⒸEtsuo Hara/Getty Images
ジーコが欠場したとき、誰が10番に?
10番にまつわるやりとりで、鈴木満FDの脳裏に深く刻まれていることがある。
「アントラーズの黎明期を支えてくれた、サントスという選手がいました。当時、彼に『10番を着けるのはどうだ』という話をしたとき、『ちょっと僕は恐れ多くてつけられない』という言葉があったことを覚えています」
当時はまだ固定番号制ではなかった。ジーコが欠場したとき、誰が10番を着けるのか。
「結局、サントスが拒否したことで、石井正忠が10番をつけることが多かった。石井はユーティリティーな選手だったので、空いた番号をつけていく形で、2番から11番まで全部つけた選手でした。これは固定番号の前ですけどね。助っ人として加入したブラジル人が、ためらってしまう。それくらい、アントラーズの10番というのは重みがあるものなんです」

「3番」のイメージが強いDF秋田豊が着用したことも ⒸKASHIMA ANTLERS
背番号は“競争心”をあおる
それぞれの背番号に、それぞれの思いが宿っている。加えて、もう一つの意義があることを鈴木満FDは教えてくれた。
「背番号には、“競争心をあおる”という側面もあります。一桁であれば、レギュラー番号という概念があって、それだけでなくアントラーズの歴史のなかで特別な番号という意味もある。やっぱり選手はみんなそういう番号をつけたいという思いがあるんですよ。ですから、“あの選手がこの番号をもらったのに、俺はこの番号か”というような思いも出てくる。それぞれ選手間の思いもくみながら、考えている側面もあるんです」
間もなく、鹿島アントラーズ30周年という節目のシーズンが始まろうとしている。
今シーズンも31名の選手が名を連ね、10名の選手が新たな背番号を背負うことになった。それぞれの選手が、それぞれの番号を背負って。今年もまた、新たな歴史が紡がれていこうとしている。



「鹿島アントラーズ30周年記念サイト」
https://www.antlers.co.jp/lp/30th/#tab-events
まずは背番号に纏わるエピソードを鈴木満FDが語る。
鹿島アントラーズの歴史が伝わってきて嬉しい。
そして今、背番号26が荒木遼太郎の背番号ということで須藤直輝に引き継がれた。
この期待の表れと実績となった須藤と荒木は新しい鹿島を象徴してくれよう。
また、本山→羽田→青木と続いた24番も出世番号として記憶されておった。
この番号を託された小川優介も将来を託された一員である。
鹿島アントラーズの背番号の変遷は深い歴史と共にある。
どのエピソードも心を打つ。
これからのこの連載が楽しみである。

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柳沢敦はゲルト・ミュラーの「13」、黄金世代は出身地で決定? 鹿島・鈴木満FDが語る“伝統の背番号”秘話
posted2021/02/26 11:00

ゲルト・ミュラーのように“点取り屋”になって欲しいと願いを込められて「13番」を背負った柳沢敦。その活躍で鹿島にとって特別な番号となった
text by
池田博一
Hirokazu Ikeda
photograph by
KASHIMA ANTLERS
2021年10月1日、鹿島アントラーズはクラブ創設30周年を迎える。「0.0001%の奇跡」としてJリーグ加盟を果たし、常に勝利のために歩み続け、これまで国内最多20の主要タイトルを勝ち取ってきた。当事者たちの証言から、この1年をかけて過去、現在、未来にまつわるさまざまなアントラーズに迫っていく。
今回は、鈴木満フットボールダイレクターにクラブ伝統の背番号に込めた思いを聞いた。
強化担当にとって、毎シーズンオフに休んでいる暇はない。むしろ最も神経をすり減らして仕事に取り組む時期とも言える。
「契約交渉があって、監督・コーチをはじめ選手の加入交渉はもちろん、退団や引退もあります。金銭面の交渉もあって、結構大変なんですよね。チーム始動の前に編成が決まると、毎年ホッとするんです。それから最後の仕事として、選手の背番号を決めていく。これは交渉が終わってホッとしたときの、なんか唯一の楽しみみたいなものになっています。背番号を決めていくっていうのは、“シーズンの始まり”という、スタートの作業なんです」
歴史が重みを生み出し、その重みが伝統につながる。
背番号一つをとっても、重みと深みが重なり合い、競争につながっている。
239人の背番号を決めてきた鈴木満
鹿島アントラーズの強化部門トップの鈴木満フットボールダイレクター(FD)は、これまで30年、加入の際はそれぞれの背番号を決めてきた。アントラーズに所属した選手は全239人。ただ単に新しく加入した選手に対して、空き番号を当てはめてきた訳ではない。
背番号の決め方については、クラブとして基本的な考え方がある。
「背番号を決定する上で、コンセプトが3つあります。1つ目は、ポジションに紐づいたもの。2つ目は、チームのレジェンド、あとは海外の偉大な選手がつけていた番号が所以となっているもの。3つ目が、選手個人の希望です。それぞれラッキー番号にしているとか、希望があった場合に受け入れることがあります。主にその3つのコンセプトのなかから、背番号を決めています。例えばヤナギ(柳沢敦)の13番はね、ゲルト・ミュラーのイメージなんです」
現代のJリーグにおいては、シーズン始めに背番号が決まり、選手は1シーズンを同じ番号で活動していく。この背番号の固定番号制は、1997年から始まった。
「1996シーズンまでは、スタメンの背番号が1番から11番と決まっていました。それもあって、最初に選手が着ける背番号について考えたのが1997シーズンでした。固定番号制になるということで、背番号をどうしようかと悩んだ最初の選手が、96年に加入した柳沢敦。96シーズンは変動番号制のなか、9番の黒崎久志、11番の長谷川祥之など、すでにレギュラー番号を持っている選手がいた。その一方、ヤナギは新人2年目でありながら、日本代表に入るような人気選手でした。そんな選手の背番号をどうしようか。初めて背番号について思いを持って考えた選手になりました」
13チームから声がかかった柳沢敦
富山第一高校出身の柳沢敦は、Jリーグ13チームから声がかかった、将来を期待される大型新人だった。海外への移籍が増えて毎年選手の入れ替えが多くなった現在と違い、1つのポジションで1人が台頭すれば、10年は他から獲得せずともそのポジションは安泰と言われた時代だ。大切に育て、チームにタイトルをもたらし、日本を代表する選手へ。背負わせる番号にも思いがあった。
「柳沢を何番にしようかと考えたとき、すでにレギュラー番号が埋まっていました。そのなかで、世界のスーパースターであるゲルト・ミュラーという西ドイツの選手が、13番を背負い、1970年のワールドカップメキシコ大会で得点王になったことを思い出したんです。そのイメージが強くて、それにあやかってとにかく“点取り屋になってほしい”という思いで13番を与えました」
与えた思いに柳沢が応えることで、13番はアントラーズのなかで特別な番号になった。
「最初のきっかけはゲルト・ミュラーでしたが、やはりアントラーズの13番のイメージ、そして重みというものを柳沢が作ってくれたと思っています。今や13番はアントラーズでは特別な番号ですから」
今シーズンはその13を、2年目の荒木遼太郎が背負うことになった。

今季から「13番」を託される荒木遼太郎 ⒸJ.LEAGUE
「荒木には13番を背負うということが、どういうことなのか、どれだけ期待をしているか。その思いを理解してほしい、という話をして託しました」
「西から順番につけていこう」
翌1998年。“ゴールデンエイジ”と呼ばれ、のちにアントラーズの常勝を築いた選手たちが加入してきた。
「あの世代は、6人の有望な選手が入ってきました。どう番号をつけようか。新人選手に対して大きい番号をあてがうのも、このときが初めてでした」
初めはなんとなく、これが正直なところだ。それでも歴史を積み重ね、各番号に重みが生まれていく。
「出身地が西から順番につけていこうとなったんです。23を熊本県出身の山口武士、24を福岡県出身の本山雅志、25を奈良県出身の中村祥朗、26を滋賀県出身の中田浩二、27を岩手県出身の小笠原満男、最後にユース出身のゴールキーパーの曽ケ端準が28。そんなつけ方をしました」

大きな期待を背負って入団した「黄金世代組」。上段左から中田、曽ケ端、山口、中村、本山、小笠原 ⒸKASHIMA ANTLERS
柴崎岳らプラチナ世代のときは?
2011年にはプラチナ世代といわれた4選手が加入。そのときは将来への思いが重なった。
「柴崎岳、土居聖真、昌子源、梅鉢貴秀が加入したときは、そのポジションごとで将来なってほしい背番号に20を加えた番号をつけました。将来的にその十の位が取れて、レギュラー番号にふさわしい選手になってほしいという思いを込めて」

クラブが描く将来像をもとに決められたプラチナ世代。左から柴崎、土居、梅鉢、昌子 ⒸKASHIMA ANTLERS
土居聖真は、28をつけてプロ生活をスタート。その思いに応える活躍を見せて、今では十の位の2が取れて「8」を着けている。今年で7年目を迎えた。
「最初はあまり意味を持たない番号もありましたが、そこで選手が頑張って活躍して、出世していった。そのなかで、もともとの番号が出世番号であったり、ラッキー番号であったり、番号に重みや価値をもたらしていった。そういう番号っていくつかあるんです」
初めて大きな番号をつけたゴールデンエイジの選手たちが築いたもの。それを今の選手への期待に当てはめているという。
「26番なんかは中田浩二が最初につけた番号ですが、昨年26番をつけた荒木が、内田篤人以来の新人でスタメン出場を果たし、試合にもかなり出場して活躍しました。そこで、今年期待の新人である須藤直輝に、“昨年の荒木のような活躍をしてほしい”という思いを持って、26を与えました。24は本山雅志が新人のときに着けた番号ですが、背番号10を背負うまで成長した本山のようになってほしいという期待を込めて、今年新人として加入した小川優介に与えました」

中田浩二(写真)が背負った26番をつけたルーキー荒木は頭角を現した ⒸKASHIMA ANTLERS
たくさんの背番号の中でも、やはり10番は特別だ。
アントラーズの10番といえば、「チームを勝利に導く決定的な仕事ができる選手」。ジーコに始まり、レオナルド、ビスマルク、本山らがこれまで背負ってきた。
「サッカーのエースナンバーというのは10ですから、みんなの憧れの番号ですよね。ジーコがよく『一流の選手は100回ボールにさわって80%はミスをしない。超一流の選手は3回しかボールにさわらなくても決定的な仕事をする』という話をします。そういう選手に10番を背負ってもらいたいと思っています。
ただ、アントラーズではあまり『10番をつけたい』と言ってくる選手がいないんです。やはりジーコのイメージがあって、特にブラジル人なんかは恐れ多くて10番をつけられないということで、希望してきた選手はこれまでもいませんでした。アントラーズの10番には、そういった重みがありますよね」

今もなお鹿島に流れるジーコイズム。やはり10番は特別な数字だ ⒸEtsuo Hara/Getty Images
ジーコが欠場したとき、誰が10番に?
10番にまつわるやりとりで、鈴木満FDの脳裏に深く刻まれていることがある。
「アントラーズの黎明期を支えてくれた、サントスという選手がいました。当時、彼に『10番を着けるのはどうだ』という話をしたとき、『ちょっと僕は恐れ多くてつけられない』という言葉があったことを覚えています」
当時はまだ固定番号制ではなかった。ジーコが欠場したとき、誰が10番を着けるのか。
「結局、サントスが拒否したことで、石井正忠が10番をつけることが多かった。石井はユーティリティーな選手だったので、空いた番号をつけていく形で、2番から11番まで全部つけた選手でした。これは固定番号の前ですけどね。助っ人として加入したブラジル人が、ためらってしまう。それくらい、アントラーズの10番というのは重みがあるものなんです」

「3番」のイメージが強いDF秋田豊が着用したことも ⒸKASHIMA ANTLERS
背番号は“競争心”をあおる
それぞれの背番号に、それぞれの思いが宿っている。加えて、もう一つの意義があることを鈴木満FDは教えてくれた。
「背番号には、“競争心をあおる”という側面もあります。一桁であれば、レギュラー番号という概念があって、それだけでなくアントラーズの歴史のなかで特別な番号という意味もある。やっぱり選手はみんなそういう番号をつけたいという思いがあるんですよ。ですから、“あの選手がこの番号をもらったのに、俺はこの番号か”というような思いも出てくる。それぞれ選手間の思いもくみながら、考えている側面もあるんです」
間もなく、鹿島アントラーズ30周年という節目のシーズンが始まろうとしている。
今シーズンも31名の選手が名を連ね、10名の選手が新たな背番号を背負うことになった。それぞれの選手が、それぞれの番号を背負って。今年もまた、新たな歴史が紡がれていこうとしている。



「鹿島アントラーズ30周年記念サイト」
https://www.antlers.co.jp/lp/30th/#tab-events

内田篤人氏が推す今季のJリーグで“注目の若手
2021年シーズン開幕を前に内田篤人氏を取材したサッカーダイジェストの白鳥記者である。
篤人の選ぶ「ニューヒーロー候補」が挙げられる。
まず筆頭に上田綺世の名が挙げられた。
「綺世はどちらかと言うと味方のサポートあってのFWで、使う側としては面白い選手です。多少アバウトなボールでもシュートに結び付けてくれるし、パワーもあるので競り勝てる」と評す。
フィニッシャーとしてのセンターFWとして高く評価しておることが伝わってくる。
そして"3人"の枠からは外れたが、荒木遼太郎と松村優太についても言及しておる。
「鹿島の荒木は完成度が高い。物怖じしないし、普通に活躍すると思います。ただ、見ていて面白いのは同じ鹿島の松村。粗削りだけど、(ドリブルなど)特長」と鹿島の2年目の二人を挙げた。
荒木の落ち着きは昨季のルーキーとは思えぬモノがあった。
今季は更にやってくれよう。
そして松村の速さは規格外である。
視野と判断力に磨きをかけ出場機会を増やしていくこととなろう。
楽しみである。

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「良いCBいるじゃんって」内田篤人が推す今季のJリーグで“注目の若手”3人は?
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2021年02月26日
「使う側として面白い選手」と評したのは?

昨季まで現役だった内田氏が挙げた3人の有望株は? 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2021シーズンのJリーグが2月26日にいよいよ開幕するのを前に、DAZNとスポーツメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、選手や監督、関係者のインタビューを実施。サッカーダイジェストは、昨季に鹿島アントラーズで現役を引退した内田篤人氏に話を伺った。そのなかで、今季のJリーグのキャッチコピーである「2021のヒーローになれ」に関連し、「ニューヒーロー候補」を3人挙げてもらった。元日本代表DFの名手がイチオシの若手3人衆とは――。
―――◆―――◆―――
(24歳で)若手とは言えないかもしれませんが、ひとり目は鹿島の(上田)綺世。今季は“ガツン”と活躍してほしいです。敵のマークがエヴェラウドに集中すればゴール前に生まれたスペースを生かして、無理がきく動きで存在感を発揮しそうです。
綺世はどちらかと言うと味方のサポートあってのFWで、使う側としては面白い選手です。多少アバウトなボールでもシュートに結び付けてくれるし、パワーもあるので競り勝てる。ただ、その枠に収まらないでほしい。個人でも打開できるようになるとプレーの幅が広がってより活躍できるようになるはずなので。
届きそうにないボールにも届いて、無理だろうというボールにも足を出してどうにかできる持ち味をさらに磨きつつ、あとはもう少し局面打開力を身に付けてほしいです。ターンして相手をかわすとか、散らしてもう1回もらうとか、フィニッシュ以外のプレーがより増えれば怖さが増すでしょう。
ふたり目は、浦和の武田(英寿)。U-19代表の候補合宿では、身体の使い方も、ボールをもらう位置も上手で、取られない。MFとしての基本的な能力はかなり高くて、FKを含め技術がしっかりしています。
足りないのはやはり経験。ルーキーイヤーの昨季も最後に少し出ただけですよね。浦和が若手を積極的に起用してくれれば、武田は実力的にもっと試合に絡めるはず。例えば鹿島では昨季、染野(唯月)も、松村(優太)も、荒木(遼太郎)も使ってもらえて、結果的に彼らは伸びた。だから、できれば武田も自分の力でチャンスを勝ち取ってほしいです。実戦で感覚を養えれば、自然とプレーの質も高まりますから。
「U-23代表の練習を上から見ていて…」内田氏が3人目に挙げたDFは?
3人目はセレッソ大阪の瀬古(歩夢)。夢フィールドでU-23代表の練習を上から見ていて、「良いCBいるじゃん」って思ったら、それが彼でした。落ち着きがあってフィードもいいし、身体もしっかりしている。国外の選手相手にやれるかは分かりませんが、雰囲気もあるので、Jリーグでさらなる飛躍を遂げるでしょう。
今回はあえて外しましたが、鹿島の荒木は完成度が高い。物怖じしないし、普通に活躍すると思います。ただ、見ていて面白いのは同じ鹿島の松村。粗削りだけど、(ドリブルなど)特長を持っていて。若いうちはどれだけ自身の色を出せるか、アピールするうえでそこは重要なポイントになるはずです。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
協力●DAZN
篤人の選ぶ「ニューヒーロー候補」が挙げられる。
まず筆頭に上田綺世の名が挙げられた。
「綺世はどちらかと言うと味方のサポートあってのFWで、使う側としては面白い選手です。多少アバウトなボールでもシュートに結び付けてくれるし、パワーもあるので競り勝てる」と評す。
フィニッシャーとしてのセンターFWとして高く評価しておることが伝わってくる。
そして"3人"の枠からは外れたが、荒木遼太郎と松村優太についても言及しておる。
「鹿島の荒木は完成度が高い。物怖じしないし、普通に活躍すると思います。ただ、見ていて面白いのは同じ鹿島の松村。粗削りだけど、(ドリブルなど)特長」と鹿島の2年目の二人を挙げた。
荒木の落ち着きは昨季のルーキーとは思えぬモノがあった。
今季は更にやってくれよう。
そして松村の速さは規格外である。
視野と判断力に磨きをかけ出場機会を増やしていくこととなろう。
楽しみである。

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「良いCBいるじゃんって」内田篤人が推す今季のJリーグで“注目の若手”3人は?
白鳥和洋(サッカーダイジェスト)
2021年02月26日
「使う側として面白い選手」と評したのは?

昨季まで現役だった内田氏が挙げた3人の有望株は? 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2021シーズンのJリーグが2月26日にいよいよ開幕するのを前に、DAZNとスポーツメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、選手や監督、関係者のインタビューを実施。サッカーダイジェストは、昨季に鹿島アントラーズで現役を引退した内田篤人氏に話を伺った。そのなかで、今季のJリーグのキャッチコピーである「2021のヒーローになれ」に関連し、「ニューヒーロー候補」を3人挙げてもらった。元日本代表DFの名手がイチオシの若手3人衆とは――。
―――◆―――◆―――
(24歳で)若手とは言えないかもしれませんが、ひとり目は鹿島の(上田)綺世。今季は“ガツン”と活躍してほしいです。敵のマークがエヴェラウドに集中すればゴール前に生まれたスペースを生かして、無理がきく動きで存在感を発揮しそうです。
綺世はどちらかと言うと味方のサポートあってのFWで、使う側としては面白い選手です。多少アバウトなボールでもシュートに結び付けてくれるし、パワーもあるので競り勝てる。ただ、その枠に収まらないでほしい。個人でも打開できるようになるとプレーの幅が広がってより活躍できるようになるはずなので。
届きそうにないボールにも届いて、無理だろうというボールにも足を出してどうにかできる持ち味をさらに磨きつつ、あとはもう少し局面打開力を身に付けてほしいです。ターンして相手をかわすとか、散らしてもう1回もらうとか、フィニッシュ以外のプレーがより増えれば怖さが増すでしょう。
ふたり目は、浦和の武田(英寿)。U-19代表の候補合宿では、身体の使い方も、ボールをもらう位置も上手で、取られない。MFとしての基本的な能力はかなり高くて、FKを含め技術がしっかりしています。
足りないのはやはり経験。ルーキーイヤーの昨季も最後に少し出ただけですよね。浦和が若手を積極的に起用してくれれば、武田は実力的にもっと試合に絡めるはず。例えば鹿島では昨季、染野(唯月)も、松村(優太)も、荒木(遼太郎)も使ってもらえて、結果的に彼らは伸びた。だから、できれば武田も自分の力でチャンスを勝ち取ってほしいです。実戦で感覚を養えれば、自然とプレーの質も高まりますから。
「U-23代表の練習を上から見ていて…」内田氏が3人目に挙げたDFは?
3人目はセレッソ大阪の瀬古(歩夢)。夢フィールドでU-23代表の練習を上から見ていて、「良いCBいるじゃん」って思ったら、それが彼でした。落ち着きがあってフィードもいいし、身体もしっかりしている。国外の選手相手にやれるかは分かりませんが、雰囲気もあるので、Jリーグでさらなる飛躍を遂げるでしょう。
今回はあえて外しましたが、鹿島の荒木は完成度が高い。物怖じしないし、普通に活躍すると思います。ただ、見ていて面白いのは同じ鹿島の松村。粗削りだけど、(ドリブルなど)特長を持っていて。若いうちはどれだけ自身の色を出せるか、アピールするうえでそこは重要なポイントになるはずです。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
協力●DAZN
識者5人が「J1全順位」をガッツリ予想
2021年シーズン、J1の順位予想を行うSportivaライター陣である。
5人の識者のうち3人が鹿島を優勝チームに挙げる。
残りの2人も2位予想である。
この高評価は素直に嬉しい。
しかしながら、シーズン前の予想など全くアテにならぬもの。
これに浮かれることなく、真摯にチーム状況を受け止めていきたい。
新助っ人の来日はメドが立っておらず、トレーニングマッチは無敗で終えたが無失点は一つもない。
いくつかの懸念材料はある。
とはいえ、シーズンは長い。
ライバルにも問題点はあるであろう。
一つ一つ勝利を積み重ね、この高評価を現実のものとさせようではないか。
楽しみな2021年シーズンの開幕である。

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識者5人が「J1全順位」をガッツリ予想。川崎を上回る優勝候補が出た
識者5人がガチで語るJ1順位予想
2月26日に開幕するJリーグ。スポルティーバでは、今年のサッカー観戦が面白くなる、熱くなる記事を、随時配信。さまざまな視点からJリーグの魅力を猛烈アピール!
今回は、毎年恒例の識者5人による今季の「J1全順位」予想。Jリーグに精通する面々がV候補に選んだのはどのチームか、さらには4チームが降格する残留争いをどう見ているのか、必見である――。
強力2トップ擁する鹿島が王者・川崎を倒す!?
ダークホースはロティーナ監督率いる清水
小宮良之氏(スポーツライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 川崎フロンターレ
3位 名古屋グランパス
4位 FC東京
5位 横浜F・マリノス
6位 ガンバ大阪
7位 清水エスパルス
8位 サンフレッチェ広島
9位 浦和レッズ
10位 柏レイソル
11位 セレッソ大阪
12位 北海道コンサドーレ札幌
13位 ヴィッセル神戸
14位 大分トリニータ
15位 横浜FC
16位 サガン鳥栖
17位 アビスパ福岡
18位 ベガルタ仙台
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
王者・川崎フロンターレをどこが倒すか?
それは、ひとつの焦点になるだろう。
昨シーズンの川崎は、ライバルを振り切る強さがあった。ゴールへ迫るボールプレーの質が際立って高く、"日本人MVP"とも言える三笘薫の存在は象徴的だったのではないか。中村憲剛の現役引退発表もあり、川崎一色のシーズンだった。そして、今シーズンもその強さは変わらない。
対抗馬は、鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、FC東京、横浜F・マリノスの4チームになるか。
鹿島は、その筆頭格だろう。安定したマネジメントで、スカウティングのよさが光り、各ポジションに人材がそろった。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督体制2年目、王道を行く予感がある。
その裏づけに、昨シーズン後半の巻き返しは瞠目(どうもく)に値した。エヴェラウド、上田綺世の2トップの実力はリーグナンバー1。不安要素はコロナ禍で新たに獲得したブラジル人選手たちの合流が遅れていることだが、仮に補強なしでも分厚いチーム力だ。
名古屋は、イタリア人マッシモ・フィッカデンティ監督が戦い方を確立。GKランゲラックを中心にした守備陣は難攻不落の感があり、FWマテウスはカウンター一発で相手を仕留められる。基本戦術は変えず、前線にFW齋藤学、FW柿谷曜一朗を獲得し、単純に得点力を高めた格好だ。
FC東京、横浜FMは一長一短か。前者は守備戦術を極め、ブラジル人助っ人も計算が立つが、MF橋本拳人の穴は埋まっていない。横浜FMは3バック、4バックの両刀になりそうだが、超がつくほどの攻撃戦術がハマるかどうかは、DFチアゴ・マルチンスの働き次第か。
伏兵は、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が指揮を執ることになった清水エスパルス。スペインの名将は、組織的な守備と効果的なセットプレーを植えつける手腕に優れる。上位をうかがう可能性もある。
4チームが降格となる残留争いは、熾烈になるだろう。10チーム程度が団子状態で、どう転んでもおかしくない。
例えば、アビスパ福岡はFWブルーノ・メンデスなど外国人が稼働した場合、残留の道は開ける。一方で、横浜FCはMF松尾佑介の活躍次第で3つは順位が変わり、サガン鳥栖はどう転んでもおかしくないし、大分トリニータは大きく様変わりして未知数だ。
最後に注目選手には、ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタの名前を挙げたい。彼は別格。故障離脱の機会が多くなりそうだが、出場した試合に巡り会ったら、それは幸せと言える。
DF中野伸哉(鳥栖)、MF中村仁郎(ガンバ大阪)、MF西川潤(セレッソ大阪)、DF中村拓海(FC東京)など、新鋭選手の台頭も期待したい。
戦力ダウンの今季、川崎の独走は考えにくい
ACL不出場のFC東京と鹿島に巻き返しのチャンス
浅田真樹氏(スポーツライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 FC東京
3位 川崎フロンターレ
4位 横浜F・マリノス
5位 名古屋グランパス
6位 ガンバ大阪
7位 サンフレッチェ広島
8位 清水エスパルス
9位 ヴィッセル神戸
10位 柏レイソル
11位 セレッソ大阪
12位 浦和レッズ
13位 北海道コンサドーレ札幌
14位 大分トリニータ
15位 アビスパ福岡
16位 横浜FC
17位 サガン鳥栖
18位 徳島ヴォルティス
19位 ベガルタ仙台
20位 湘南ベルマーレ
今季J1の順位予想をするにあたって、まずは川崎フロンターレの評価から始めたい。要するに、今季の川崎もぶっちぎりで独走するのかどうか、である。
単純に川崎の戦力評価だけで言えば、昨季より落ちていると見ていいだろう。中村憲剛の引退に加え、アンカーとして堅実なプレーを見せていた守田英正が海外移籍。さらには齋藤学も名古屋グランパスへ移籍と、主力級が相次いでチームを離れた一方で、補強はジョアン・シミッチ以外、実績に乏しい選手が中心となった。
にもかかわらず、今季はJ1と並行して、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)もこなさなければならないのである。かかる負荷は昨季の比ではない。
実際、昨季のACL出場組にしても、横浜F・マリノスは9位、FC東京は6位、ヴィッセル神戸は14位と、総崩れに終わっている。いかに川崎といえども昨季のような独走は考えにくく、下手をすれば、ACL出場圏外(5位以下)に沈んでも不思議はない。
同様にACLに出場するガンバ大阪、名古屋、セレッソ大阪もまた、厳しいシーズンを強いられることになるだろう。昨季以上の順位、すなわち、川崎を上回って優勝するのは難しそうだ。
裏を返せば、ACLに出場しないクラブは巻き返しのチャンス。なかでも有力な優勝候補は、鹿島アントラーズとFC東京である。
鹿島は昨季、尻上がりに調子を上げ、チームとしての戦いもまとまってきた。戦力的にもタイトル奪還に十分な駒が揃っている。
また、鹿島とは対照的に、FC東京は昨季終盤に失速したが、ACLとの兼ね合いで超過密日程になったことの影響が大きかった。若手の成長で選手層は厚みを増しており、本来の力が発揮できれば頂点に立ってもおかしくない。
その他、川崎、横浜FM、名古屋、G大阪、サンフレッチェ広島まで、上位に予想した7クラブに優勝の可能性があると見ている。
一方、J2降格につながる下位予想は上位以上に難しい。一応、1位から20位までの予想順位をつけたが、ほとんどのクラブに「一歩間違えれば」の危険性がはらんでいると言ってもいい。
なかでも厳しい戦いになりそうなのは、湘南ベルマーレ、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、横浜FCに、昇格組の徳島ヴォルティス、アビスパ福岡を加えた6クラブだろうか。特に湘南、仙台は昨季順位がワースト1、2だったにもかかわらず、それほど補強が進まず、反転攻勢の材料に乏しい。
また、昇格組では昨季からの堅実な戦いが継続できる福岡よりも、リスクを負ったスタイルを志向しながらも、監督交代となった徳島のほうに不安要素が大きい。
とはいえ、今季は下位4クラブが自動降格となるだけに、正直、どこが落ちてもさほどの驚きはない。本当にサプライズと言えるのは、川崎が降格したときくらいだろう。
スタイル確立。右肩上がりの鹿島が王座奪還か
ジュニオール・サントス次第で広島優勝の目も
原山裕平氏(サッカーライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 川崎フロンターレ
3位 サンフレッチェ広島
4位 清水エスパルス
5位 FC東京
6位 ガンバ大阪
7位 名古屋グランパス
8位 横浜F・マリノス
9位 セレッソ大阪
10位 ヴィッセル神戸
11位 北海道コンサドーレ札幌
12位 柏レイソル
13位 浦和レッズ
14位 横浜FC
15位 ベガルタ仙台
16位 アビスパ福岡
17位 サガン鳥栖
18位 大分トリニータ
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
2チーム増えただけで、10倍くらい難しくなった気がする......。ただでさえ当たらないのに、さらに当たる気がおきません。でも、新シーズンを前に、これをやらないとどうも落ち着かない。お正月にお雑煮を食べるような感覚で、今年も予想させていただきます。
優勝は鹿島アントラーズ。そろそろ優勝のターンだなと。鹿島の歴史的に、そういう流れになっている気がする。
昨季、新体制になって右肩上がりでよくなっていき、今季はさらにスタイルが確立されていくでしょう。FWエヴェラウドとMFファン・アラーノという外国人もいい。何よりFW上田綺世がひとり立ちしたのが大きい。新しい助っ人もフィットすれば、王座奪還も見えてくる。
川崎フロンターレも優勝候補だが、ゼロックス・スーパーカップを見た感じでは、昨季と同等の強さは感じられなかった。もちろん、まだ調整段階のところもあっただろうけど、去年と比べると勝ち切れない試合も出てきそうな。
(対戦チームの)対策も強まり、AFCチャンピオンズリーグもある。中村憲剛がいなくなったことも、意外と影響がありそうな予感......。
サンフレッチェ広島はジュニオール・サントス次第。実は去年見た外国人FWのなかで二番目に強烈だったのが、このジュニオール・サントスだった(一番はオルンガ)。
機動力があり、強さもある。インテンシティの高い試合でも、ボールを失わない技術もあった。チームへの機能性という意味では、オルンガ以上かもしれない。彼がケガなくシーズンを通してプレーできれば、優勝もあり得るかもしれない。
補強に成功した清水エスパルスにも注目だ。タレント力のアップはもちろん、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の招聘が大きい。
東京ヴェルディでは2年連続で昇格プレーオフに出場し、セレッソ大阪でも2年連続で上位争いをした。優勝は難しいかもしれないけど、どこへいっても一定の成果を生み出す指揮官なので、清水でも上位に食い込めるチームを作り出すはずだ。
同じく大型補強を実現した名古屋グランパスは、やっぱり得点力が不安。純粋なストライカーがいないので、優勝とまではいかなそう。
FC東京とガンバ大阪は似た印象を持つ。整備された守備組織と強烈な前線を備えるけれど、やや創造性に欠けるので、対策されると取りこぼしも増えてきそう。
新体制の浦和レッズは、今季は基盤作りの1年に。うまくハマれば大勝する試合もある一方で、スタイルにこだわりすぎてミスから失点を重ねる場面も目に浮かぶ。オルンガが抜けた柏レイソルの苦戦は、さもありなんだ。
今年は4チームが落ちる残留争いも大注目。大分トリニータは主力の流出が痛手で、サガン鳥栖と湘南ベルマーレはここ数年何とか耐えてきたけれど、そろそろ耐久性が限界を迎えそう。
徳島ヴォルティスは前任者の功績があまりにも大きい。新監督の手腕が未知数な現時点では、下に置くほかない。
成熟度、安定性でリードするFC東京が本命
2年目ザーゴ監督率いる鹿島も有力なV候補
中山 淳氏(サッカージャーナリスト)
1位 FC東京
2位 鹿島アントラーズ
3位 川崎フロンターレ
4位 名古屋グランパス
5位 清水エスパルス
6位 ガンバ大阪
7位 サンフレッチェ広島
8位 柏レイソル
9位 横浜F・マリノス
10位 ヴィッセル神戸
11位 セレッソ大阪
12位 北海道コンサドーレ札幌
13位 横浜FC
14位 浦和レッズ
15位 大分トリニータ
16位 ベガルタ仙台
17位 サガン鳥栖
18位 アビスパ福岡
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
昨季は圧倒的な強さで独走優勝を果たした川崎フロンターレだが、その力に疑いの余地はないものの、連覇に立ちはだかるハードルは意外と高そうだ。
今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場するうえ、リーグ戦の日程も昨季ほど過密ではないため、対戦相手がじっくり対策を練って王者に挑んでくるはず。そのなかで、昨季のように順調に勝ち点を重ねるのは至難の業と言えるだろう。
それに対して、ACLに参戦した昨季は超過密日程に悩まされ、橋本拳人と室屋成の海外移籍により、軌道修正が困難な状況に陥ったFC東京は、リーグ戦に集中できる強みがある。しかも、ルヴァンカップで長谷川健太監督体制下における初タイトルを獲得し、チームとしての自信もつけた。
青木拓矢以外に計算のできる新戦力はいないが、これまで継続してきたメンバー編成で戦える今季は、成熟度、安定性という部分でライバルをリードする。
2年目のアントニオ・カルロス・ザーゴ監督率いる鹿島アントラーズも有力候補のひとつだ。昨季は新しい戦術の浸透に時間を要して序盤戦で躓いてしまったが、中盤戦以降は勝ち点を積み重ねられるチームに進化した。
その立役者となったFWエヴェラウドも残留し、中盤には2人のブラジル人新戦力も加わり、各ポジションで競争が激化。守備面に不安があるものの、選手層に厚みを増した今季は、優勝争いに加わることは間違いないだろう。
一方、4チームが自動降格する残留争いで最も厳しい状況に立たされるのが、ダニエル・ポヤトス新監督がプレシーズンに参加できなかった徳島ヴォルティスだ。今後チームに合流できたとしても、戦術の浸透には時間がかかり、昇格チームとしては厳しいと言わざるを得ない。
その他では、昇格組のアビスパ福岡、昨季最下位に終わった湘南ベルマーレ、戦力ダウンのサガン鳥栖、ベガルタ仙台、大分トリニータといったところが危険水域。
その中では、6年目の片野坂知宏監督がブレないサッカーを続ける大分と、手倉森誠監督が復帰して震災から10年を迎える仙台が、やや優位と予想する。
<B>現状維持も王者・川崎の優位は動かない
Bクラス以下は皆、降格の可能性を秘める大激戦
杉山茂樹氏(スポーツライター)
1位 川崎フロンターレ
2位 鹿島アントラーズ
3位 横浜F・マリノス
4位 名古屋グランパス
5位 ガンバ大阪
6位 FC東京
7位 セレッソ大阪
8位 サンフレッチェ広島
9位 浦和レッズ
10位 清水エスパルス
11位 ベガルタ仙台
12位 大分トリニータ
13位 サガン鳥栖
14位 ヴィッセル神戸
15位 北海道コンサドーレ札幌
16位 横浜FC
17位 柏レイソル
18位 徳島ヴォルティス
19位 アビスパ福岡
20位 湘南ベルマーレ
昨季覇者の川崎フロンターレは、補強を積極的に行なったわけではない。さらなるチャレンジより、現状維持を優先した格好だ。2位との勝ち点差は昨季(18点差)より詰まるだろうが、逆転は難しいと見る。他チームと基本的な部分で、大きな差が存在する。
鬼木達監督は昨季、ただ勝とうとしたわけではない。交代枠(5人)をほぼフルに使いながら、勝利を追求した。その結果、誰が出場しても戦力は落ちない状態にある。"経験"という名の貯金は今、どのチームにも勝る。
追走する一番手は、昨季スタートを大失敗して5位に甘んじた鹿島アントラーズ。このチームも層が厚い。FWエヴェラウドというJリーグ屈指の本格派ストライカーもいる。絶対的な存在ではないが、大崩れしない。高位安定型というチームカラーは健在と見る。
12位(2018年)→優勝(2019年)→9位(2020年)と、過去3シーズン、上がったり下がったりをしている横浜F・マリノス。アンジェ・ポステコグルー監督の4シーズン目は、昨季(9位)より上昇するだろう。成績のみならず、攻撃的サッカー度でも川崎に先を越された屈辱を、どこまで晴らすことができるか。
名古屋グランパス、ガンバ大阪、FC東京、セレッソ大阪までがAクラス候補。サンフレッチェ広島以下がBクラス候補になる。
Cクラスは存在しない。4チームが降格する今季、Bクラスはその可能性を秘めたチームの集団という意味になる。多くのチームが降格の危機にさらされている。
浦和レッズ、ヴィッセル神戸といった"金満クラブ"も例外ではない。大きなクラブほど慌てる。大きく足を踏み外してしまう可能性も......。
降格候補に変わりはないが、昨季より状況がいいように見えるのは、ミゲル・アンヘル・ロティーナを新監督に迎える清水エスパルス。大量失点する癖が解消されれば、自ずと順位は上がるだろう。
しかし、攻撃的サッカーを標榜したピーター・クラモフスキーからロティーナへの交代は、哲学的に筋が通らない。長い目で見ると危うい選択に見える。
オルンガがチームを去った柏レイソル、昨季後半に負けが込んだ横浜FC、常にギリギリの戦いを強いられている湘南ベルマーレは、徳島ヴォルティス、アビスパ福岡という昇格組ともども苦しい展開を強いられそうだ。
5人の識者のうち3人が鹿島を優勝チームに挙げる。
残りの2人も2位予想である。
この高評価は素直に嬉しい。
しかしながら、シーズン前の予想など全くアテにならぬもの。
これに浮かれることなく、真摯にチーム状況を受け止めていきたい。
新助っ人の来日はメドが立っておらず、トレーニングマッチは無敗で終えたが無失点は一つもない。
いくつかの懸念材料はある。
とはいえ、シーズンは長い。
ライバルにも問題点はあるであろう。
一つ一つ勝利を積み重ね、この高評価を現実のものとさせようではないか。
楽しみな2021年シーズンの開幕である。

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識者5人が「J1全順位」をガッツリ予想。川崎を上回る優勝候補が出た
識者5人がガチで語るJ1順位予想
2月26日に開幕するJリーグ。スポルティーバでは、今年のサッカー観戦が面白くなる、熱くなる記事を、随時配信。さまざまな視点からJリーグの魅力を猛烈アピール!
今回は、毎年恒例の識者5人による今季の「J1全順位」予想。Jリーグに精通する面々がV候補に選んだのはどのチームか、さらには4チームが降格する残留争いをどう見ているのか、必見である――。
強力2トップ擁する鹿島が王者・川崎を倒す!?
ダークホースはロティーナ監督率いる清水
小宮良之氏(スポーツライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 川崎フロンターレ
3位 名古屋グランパス
4位 FC東京
5位 横浜F・マリノス
6位 ガンバ大阪
7位 清水エスパルス
8位 サンフレッチェ広島
9位 浦和レッズ
10位 柏レイソル
11位 セレッソ大阪
12位 北海道コンサドーレ札幌
13位 ヴィッセル神戸
14位 大分トリニータ
15位 横浜FC
16位 サガン鳥栖
17位 アビスパ福岡
18位 ベガルタ仙台
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
王者・川崎フロンターレをどこが倒すか?
それは、ひとつの焦点になるだろう。
昨シーズンの川崎は、ライバルを振り切る強さがあった。ゴールへ迫るボールプレーの質が際立って高く、"日本人MVP"とも言える三笘薫の存在は象徴的だったのではないか。中村憲剛の現役引退発表もあり、川崎一色のシーズンだった。そして、今シーズンもその強さは変わらない。
対抗馬は、鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、FC東京、横浜F・マリノスの4チームになるか。
鹿島は、その筆頭格だろう。安定したマネジメントで、スカウティングのよさが光り、各ポジションに人材がそろった。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督体制2年目、王道を行く予感がある。
その裏づけに、昨シーズン後半の巻き返しは瞠目(どうもく)に値した。エヴェラウド、上田綺世の2トップの実力はリーグナンバー1。不安要素はコロナ禍で新たに獲得したブラジル人選手たちの合流が遅れていることだが、仮に補強なしでも分厚いチーム力だ。
名古屋は、イタリア人マッシモ・フィッカデンティ監督が戦い方を確立。GKランゲラックを中心にした守備陣は難攻不落の感があり、FWマテウスはカウンター一発で相手を仕留められる。基本戦術は変えず、前線にFW齋藤学、FW柿谷曜一朗を獲得し、単純に得点力を高めた格好だ。
FC東京、横浜FMは一長一短か。前者は守備戦術を極め、ブラジル人助っ人も計算が立つが、MF橋本拳人の穴は埋まっていない。横浜FMは3バック、4バックの両刀になりそうだが、超がつくほどの攻撃戦術がハマるかどうかは、DFチアゴ・マルチンスの働き次第か。
伏兵は、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が指揮を執ることになった清水エスパルス。スペインの名将は、組織的な守備と効果的なセットプレーを植えつける手腕に優れる。上位をうかがう可能性もある。
4チームが降格となる残留争いは、熾烈になるだろう。10チーム程度が団子状態で、どう転んでもおかしくない。
例えば、アビスパ福岡はFWブルーノ・メンデスなど外国人が稼働した場合、残留の道は開ける。一方で、横浜FCはMF松尾佑介の活躍次第で3つは順位が変わり、サガン鳥栖はどう転んでもおかしくないし、大分トリニータは大きく様変わりして未知数だ。
最後に注目選手には、ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタの名前を挙げたい。彼は別格。故障離脱の機会が多くなりそうだが、出場した試合に巡り会ったら、それは幸せと言える。
DF中野伸哉(鳥栖)、MF中村仁郎(ガンバ大阪)、MF西川潤(セレッソ大阪)、DF中村拓海(FC東京)など、新鋭選手の台頭も期待したい。
戦力ダウンの今季、川崎の独走は考えにくい
ACL不出場のFC東京と鹿島に巻き返しのチャンス
浅田真樹氏(スポーツライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 FC東京
3位 川崎フロンターレ
4位 横浜F・マリノス
5位 名古屋グランパス
6位 ガンバ大阪
7位 サンフレッチェ広島
8位 清水エスパルス
9位 ヴィッセル神戸
10位 柏レイソル
11位 セレッソ大阪
12位 浦和レッズ
13位 北海道コンサドーレ札幌
14位 大分トリニータ
15位 アビスパ福岡
16位 横浜FC
17位 サガン鳥栖
18位 徳島ヴォルティス
19位 ベガルタ仙台
20位 湘南ベルマーレ
今季J1の順位予想をするにあたって、まずは川崎フロンターレの評価から始めたい。要するに、今季の川崎もぶっちぎりで独走するのかどうか、である。
単純に川崎の戦力評価だけで言えば、昨季より落ちていると見ていいだろう。中村憲剛の引退に加え、アンカーとして堅実なプレーを見せていた守田英正が海外移籍。さらには齋藤学も名古屋グランパスへ移籍と、主力級が相次いでチームを離れた一方で、補強はジョアン・シミッチ以外、実績に乏しい選手が中心となった。
にもかかわらず、今季はJ1と並行して、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)もこなさなければならないのである。かかる負荷は昨季の比ではない。
実際、昨季のACL出場組にしても、横浜F・マリノスは9位、FC東京は6位、ヴィッセル神戸は14位と、総崩れに終わっている。いかに川崎といえども昨季のような独走は考えにくく、下手をすれば、ACL出場圏外(5位以下)に沈んでも不思議はない。
同様にACLに出場するガンバ大阪、名古屋、セレッソ大阪もまた、厳しいシーズンを強いられることになるだろう。昨季以上の順位、すなわち、川崎を上回って優勝するのは難しそうだ。
裏を返せば、ACLに出場しないクラブは巻き返しのチャンス。なかでも有力な優勝候補は、鹿島アントラーズとFC東京である。
鹿島は昨季、尻上がりに調子を上げ、チームとしての戦いもまとまってきた。戦力的にもタイトル奪還に十分な駒が揃っている。
また、鹿島とは対照的に、FC東京は昨季終盤に失速したが、ACLとの兼ね合いで超過密日程になったことの影響が大きかった。若手の成長で選手層は厚みを増しており、本来の力が発揮できれば頂点に立ってもおかしくない。
その他、川崎、横浜FM、名古屋、G大阪、サンフレッチェ広島まで、上位に予想した7クラブに優勝の可能性があると見ている。
一方、J2降格につながる下位予想は上位以上に難しい。一応、1位から20位までの予想順位をつけたが、ほとんどのクラブに「一歩間違えれば」の危険性がはらんでいると言ってもいい。
なかでも厳しい戦いになりそうなのは、湘南ベルマーレ、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、横浜FCに、昇格組の徳島ヴォルティス、アビスパ福岡を加えた6クラブだろうか。特に湘南、仙台は昨季順位がワースト1、2だったにもかかわらず、それほど補強が進まず、反転攻勢の材料に乏しい。
また、昇格組では昨季からの堅実な戦いが継続できる福岡よりも、リスクを負ったスタイルを志向しながらも、監督交代となった徳島のほうに不安要素が大きい。
とはいえ、今季は下位4クラブが自動降格となるだけに、正直、どこが落ちてもさほどの驚きはない。本当にサプライズと言えるのは、川崎が降格したときくらいだろう。
スタイル確立。右肩上がりの鹿島が王座奪還か
ジュニオール・サントス次第で広島優勝の目も
原山裕平氏(サッカーライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 川崎フロンターレ
3位 サンフレッチェ広島
4位 清水エスパルス
5位 FC東京
6位 ガンバ大阪
7位 名古屋グランパス
8位 横浜F・マリノス
9位 セレッソ大阪
10位 ヴィッセル神戸
11位 北海道コンサドーレ札幌
12位 柏レイソル
13位 浦和レッズ
14位 横浜FC
15位 ベガルタ仙台
16位 アビスパ福岡
17位 サガン鳥栖
18位 大分トリニータ
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
2チーム増えただけで、10倍くらい難しくなった気がする......。ただでさえ当たらないのに、さらに当たる気がおきません。でも、新シーズンを前に、これをやらないとどうも落ち着かない。お正月にお雑煮を食べるような感覚で、今年も予想させていただきます。
優勝は鹿島アントラーズ。そろそろ優勝のターンだなと。鹿島の歴史的に、そういう流れになっている気がする。
昨季、新体制になって右肩上がりでよくなっていき、今季はさらにスタイルが確立されていくでしょう。FWエヴェラウドとMFファン・アラーノという外国人もいい。何よりFW上田綺世がひとり立ちしたのが大きい。新しい助っ人もフィットすれば、王座奪還も見えてくる。
川崎フロンターレも優勝候補だが、ゼロックス・スーパーカップを見た感じでは、昨季と同等の強さは感じられなかった。もちろん、まだ調整段階のところもあっただろうけど、去年と比べると勝ち切れない試合も出てきそうな。
(対戦チームの)対策も強まり、AFCチャンピオンズリーグもある。中村憲剛がいなくなったことも、意外と影響がありそうな予感......。
サンフレッチェ広島はジュニオール・サントス次第。実は去年見た外国人FWのなかで二番目に強烈だったのが、このジュニオール・サントスだった(一番はオルンガ)。
機動力があり、強さもある。インテンシティの高い試合でも、ボールを失わない技術もあった。チームへの機能性という意味では、オルンガ以上かもしれない。彼がケガなくシーズンを通してプレーできれば、優勝もあり得るかもしれない。
補強に成功した清水エスパルスにも注目だ。タレント力のアップはもちろん、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の招聘が大きい。
東京ヴェルディでは2年連続で昇格プレーオフに出場し、セレッソ大阪でも2年連続で上位争いをした。優勝は難しいかもしれないけど、どこへいっても一定の成果を生み出す指揮官なので、清水でも上位に食い込めるチームを作り出すはずだ。
同じく大型補強を実現した名古屋グランパスは、やっぱり得点力が不安。純粋なストライカーがいないので、優勝とまではいかなそう。
FC東京とガンバ大阪は似た印象を持つ。整備された守備組織と強烈な前線を備えるけれど、やや創造性に欠けるので、対策されると取りこぼしも増えてきそう。
新体制の浦和レッズは、今季は基盤作りの1年に。うまくハマれば大勝する試合もある一方で、スタイルにこだわりすぎてミスから失点を重ねる場面も目に浮かぶ。オルンガが抜けた柏レイソルの苦戦は、さもありなんだ。
今年は4チームが落ちる残留争いも大注目。大分トリニータは主力の流出が痛手で、サガン鳥栖と湘南ベルマーレはここ数年何とか耐えてきたけれど、そろそろ耐久性が限界を迎えそう。
徳島ヴォルティスは前任者の功績があまりにも大きい。新監督の手腕が未知数な現時点では、下に置くほかない。
成熟度、安定性でリードするFC東京が本命
2年目ザーゴ監督率いる鹿島も有力なV候補
中山 淳氏(サッカージャーナリスト)
1位 FC東京
2位 鹿島アントラーズ
3位 川崎フロンターレ
4位 名古屋グランパス
5位 清水エスパルス
6位 ガンバ大阪
7位 サンフレッチェ広島
8位 柏レイソル
9位 横浜F・マリノス
10位 ヴィッセル神戸
11位 セレッソ大阪
12位 北海道コンサドーレ札幌
13位 横浜FC
14位 浦和レッズ
15位 大分トリニータ
16位 ベガルタ仙台
17位 サガン鳥栖
18位 アビスパ福岡
19位 湘南ベルマーレ
20位 徳島ヴォルティス
昨季は圧倒的な強さで独走優勝を果たした川崎フロンターレだが、その力に疑いの余地はないものの、連覇に立ちはだかるハードルは意外と高そうだ。
今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場するうえ、リーグ戦の日程も昨季ほど過密ではないため、対戦相手がじっくり対策を練って王者に挑んでくるはず。そのなかで、昨季のように順調に勝ち点を重ねるのは至難の業と言えるだろう。
それに対して、ACLに参戦した昨季は超過密日程に悩まされ、橋本拳人と室屋成の海外移籍により、軌道修正が困難な状況に陥ったFC東京は、リーグ戦に集中できる強みがある。しかも、ルヴァンカップで長谷川健太監督体制下における初タイトルを獲得し、チームとしての自信もつけた。
青木拓矢以外に計算のできる新戦力はいないが、これまで継続してきたメンバー編成で戦える今季は、成熟度、安定性という部分でライバルをリードする。
2年目のアントニオ・カルロス・ザーゴ監督率いる鹿島アントラーズも有力候補のひとつだ。昨季は新しい戦術の浸透に時間を要して序盤戦で躓いてしまったが、中盤戦以降は勝ち点を積み重ねられるチームに進化した。
その立役者となったFWエヴェラウドも残留し、中盤には2人のブラジル人新戦力も加わり、各ポジションで競争が激化。守備面に不安があるものの、選手層に厚みを増した今季は、優勝争いに加わることは間違いないだろう。
一方、4チームが自動降格する残留争いで最も厳しい状況に立たされるのが、ダニエル・ポヤトス新監督がプレシーズンに参加できなかった徳島ヴォルティスだ。今後チームに合流できたとしても、戦術の浸透には時間がかかり、昇格チームとしては厳しいと言わざるを得ない。
その他では、昇格組のアビスパ福岡、昨季最下位に終わった湘南ベルマーレ、戦力ダウンのサガン鳥栖、ベガルタ仙台、大分トリニータといったところが危険水域。
その中では、6年目の片野坂知宏監督がブレないサッカーを続ける大分と、手倉森誠監督が復帰して震災から10年を迎える仙台が、やや優位と予想する。
<B>現状維持も王者・川崎の優位は動かない
Bクラス以下は皆、降格の可能性を秘める大激戦
杉山茂樹氏(スポーツライター)
1位 川崎フロンターレ
2位 鹿島アントラーズ
3位 横浜F・マリノス
4位 名古屋グランパス
5位 ガンバ大阪
6位 FC東京
7位 セレッソ大阪
8位 サンフレッチェ広島
9位 浦和レッズ
10位 清水エスパルス
11位 ベガルタ仙台
12位 大分トリニータ
13位 サガン鳥栖
14位 ヴィッセル神戸
15位 北海道コンサドーレ札幌
16位 横浜FC
17位 柏レイソル
18位 徳島ヴォルティス
19位 アビスパ福岡
20位 湘南ベルマーレ
昨季覇者の川崎フロンターレは、補強を積極的に行なったわけではない。さらなるチャレンジより、現状維持を優先した格好だ。2位との勝ち点差は昨季(18点差)より詰まるだろうが、逆転は難しいと見る。他チームと基本的な部分で、大きな差が存在する。
鬼木達監督は昨季、ただ勝とうとしたわけではない。交代枠(5人)をほぼフルに使いながら、勝利を追求した。その結果、誰が出場しても戦力は落ちない状態にある。"経験"という名の貯金は今、どのチームにも勝る。
追走する一番手は、昨季スタートを大失敗して5位に甘んじた鹿島アントラーズ。このチームも層が厚い。FWエヴェラウドというJリーグ屈指の本格派ストライカーもいる。絶対的な存在ではないが、大崩れしない。高位安定型というチームカラーは健在と見る。
12位(2018年)→優勝(2019年)→9位(2020年)と、過去3シーズン、上がったり下がったりをしている横浜F・マリノス。アンジェ・ポステコグルー監督の4シーズン目は、昨季(9位)より上昇するだろう。成績のみならず、攻撃的サッカー度でも川崎に先を越された屈辱を、どこまで晴らすことができるか。
名古屋グランパス、ガンバ大阪、FC東京、セレッソ大阪までがAクラス候補。サンフレッチェ広島以下がBクラス候補になる。
Cクラスは存在しない。4チームが降格する今季、Bクラスはその可能性を秘めたチームの集団という意味になる。多くのチームが降格の危機にさらされている。
浦和レッズ、ヴィッセル神戸といった"金満クラブ"も例外ではない。大きなクラブほど慌てる。大きく足を踏み外してしまう可能性も......。
降格候補に変わりはないが、昨季より状況がいいように見えるのは、ミゲル・アンヘル・ロティーナを新監督に迎える清水エスパルス。大量失点する癖が解消されれば、自ずと順位は上がるだろう。
しかし、攻撃的サッカーを標榜したピーター・クラモフスキーからロティーナへの交代は、哲学的に筋が通らない。長い目で見ると危うい選択に見える。
オルンガがチームを去った柏レイソル、昨季後半に負けが込んだ横浜FC、常にギリギリの戦いを強いられている湘南ベルマーレは、徳島ヴォルティス、アビスパ福岡という昇格組ともども苦しい展開を強いられそうだ。
三竿健斗、一体感では僕たちのほうが上
オンライン取材に応じた三竿主将である。
キャプテンとして責任のある受け答えをしておる。
「(昨季から)大幅なメンバー変更もなく、1年間戦ってきたメンバーをベースにやっているので、昨年よりもお互いを信頼し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。昨年以上に高い強度で、全員でいい練習ができていると感じているので、開幕するからどうこうというわけではなくて、今は自分たちのやるべきことに集中している段階です」と開幕に向けたチーム状況を語る。
現時点に於いては新メンバーはルーキーの6人だけであり、昨年のサッカーを知る選手が主軸になっておることは大きなアドバンテージであろう。
昨季後半のチーム力は維持されておる。
この勢いにて、新生・清水を撃破するのだ。
鹿島としては、昨季の最終節のセレッソと同様のサッカーと対峙することとなる。
これもまたアドバンテージであろう。
結束力にて勝利を掴む。
期待しておる。

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【鹿島】5年ぶりの開幕戦勝利へ。三竿健斗「ポイントとなるのは先制点」
2021-02-25
サッカーマガジン編集部
2021シーズンのJ1開幕戦を2日後に控えた2月25日、鹿島アントラーズの三竿健斗が練習後のオンライン取材に応じた。27日にカシマスタジアムで行なわれる清水エスパルス戦を見据え、三竿は現在の思いを言葉にした。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「今までの清水エスパルスではない」
清水とのJ1開幕戦を2日後に控え、鹿島の三竿健斗がチームの状態について話した。
「(昨季から)大幅なメンバー変更もなく、1年間戦ってきたメンバーをベースにやっているので、昨年よりもお互いを信頼し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。昨年以上に高い強度で、全員でいい練習ができていると感じているので、開幕するからどうこうというわけではなくて、今は自分たちのやるべきことに集中している段階です」
2月27日の清水戦は、新シーズン初の公式戦となる。昨年はリーグ開幕前にAFCチャンピオンズリーグやルヴァンカップの試合が入って準備期間は限られたが、今年はレオ・シルバの合流が遅れたり、新外国籍選手であるアルトゥール・カイキとディエゴ・ピトゥカがまだ来日できていないことを除けば、万全の状態で開幕を迎えることができそうだ。2016年を最後にリーグ戦では初戦を飾れていないだけに、清水戦では5年ぶりの開幕戦勝利を狙う。
「勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形というものも見えてくる。開幕戦の勝利はすごく大きいと思います」
対戦相手の清水には、昨季はルヴァンカップを含めて3戦3勝。だが、三竿は「今までの清水エスパルスではない」と話す。オフに指揮官が代わり、多くの選手を補強しているチームであるだけに、昨年の対戦データはあてにならない。三竿はむしろ、清水のロティーナ監督が率いていた前チームの戦い方を振り返る。
「イメージするならば、ロティーナさんが率いていたときのセレッソのプレーというのが基本となるのかなと予想しています。(昨季の)最終節でセレッソとやっていますし、そこでの自分たちのイメージもあるので、あまりセレッソと(戦い方は)変わらないのかなと」
そんな清水に勝利するために、「ポイントとなるのは、やはり先制点」だと三竿は言う。
「いかに先制点を取ってゲームの主導権を握るかというところが非常に大事です。僕たちは昨年、開幕戦で1つ目のチャンスを決めることができずに、(その後)失点して敗れているので、先制点を取ってゲームを支配するというところが(試合の)カギになるかなと思います」
タイトル獲得へ向けて白星発進するため、鹿島は2日後の試合への準備を進める。

2月25日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】冷静に、平常心で開幕を待つ三竿健斗。「一体感では僕たちのほうが上」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月25日
「良い意味で、気合いが入っているわけでもない」

昨季に続き、腕章を託されている三竿。開幕を控えるチームの現状について「結束はすごく強い」と話す。(C)KASHIMA ANTLERS
昨日よりも今日。今日よりも明日。三竿健斗はそんな思いで日々を過ごしている。
「自分の成長を常に毎日考えながら、前日よりも次の日の練習でどう成長しているかにすごく集中できている」
貪欲に高みを目指そうとする姿勢が雑念を払う。だから、2月27日にホームで迎える清水との開幕戦を前にしても、余計な力みはない。良いスタートを切るために、シーズン一発目のゲームがどれほど重要かは十分理解しているが、「良い意味で、気合いが入っているわけでもない。ひとつの試合として考えているだけ」と、冷静に、平常心で準備を進めている。
チームの現状について問われても「集中」というフレーズが出てくる。
「大幅なメンバー変更はなく、去年1年間戦ってきたメンバーがベースでやっているので、去年よりもお互いを尊重し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。去年以上に高い強度で、全員で良い練習ができている。開幕するからどうこうというわけではなく、自分たちのやるべきことに今は集中している段階です」
同21日の水戸とのトレーニングマッチを踏まえ、「攻撃の意志疎通の部分で、コンビネーションなど練習でやっている形を多く出せている」のは強みだと考えている。一方の課題は、「ボールの失い方、パスミスだったり、判断の遅れでカウンターを受ける場面がゲームで必ずある」ことだ。
現状の問題点を修正するには、「シンプルに技術の向上だったり、集中力の部分。あとは周りのサポートの意識だったり、ミスしたあとにいかに仲間をカバーするかという、その気持ちがすごく大事」だと言う。もっとも、普段の練習からお互いに声を掛け合い、改善に取り組めているようで、「そこの精度だったり、切り替えの部分を磨いていきたい」と言葉に力をこめる。
そうした成果を開幕戦で示すことができるか。ロティーナ新監督を招聘し、積極補強に打って出た清水は手強い相手となりそうだが、「一体感、チーム力では僕たちのほうが上」と鹿島のキャプテンは自信をのぞかせる。
勝負のポイントに挙げるのは先制点。「いかに先制点を取って、ゲームの主導権を握るか」。鹿島は直近4年間、開幕戦で勝てていない。2ステージ制だった5年前の16年シーズンは敵地でG大阪を破り、最終的には18勝5分11敗の成績でステージ制覇。11月のチャンピオンシップを制し、8度目のリーグ優勝を飾っている。
チームにとっては、これが最後のリーグタイトル。クラブ創設30周年を迎えるメモリアルイヤーの今季、最重要課題のリーグ優勝に向け、開幕戦で勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島三竿「タイトル争い時に響く」開幕ダッシュ意欲
[2021年2月25日14時5分]
鹿島アントラーズは25日、鹿嶋市内で清水エスパルスとの開幕戦(27日)に向け調整を行い、主将のMF三竿健斗(24)がスタートダッシュへの思いを口にした。
指揮官が代わり、選手が入れ替わった昨季は開幕4連敗とつまずいた。それだけに、三竿は「最終的な順位に影響したのは、序盤で勝ちきれなかったところ。いかにスタートよく、勝ちを積み重ねられるかが最終的にタイトル争いの時に響く」とスタートダッシュの重要性を口にした。
今季は選手の大幅の入れ替えもなく、ザーゴ監督が目指すサッカーを各選手が理解し、互いの特長もわかり合っている中で開幕戦を迎える。開幕で対戦する清水は、指揮官が代わり、選手も大幅に入れ替わっている。三竿は昨季の経験を挙げながら「最初の難しさはあると思う」とし「一体感、チーム力では上だと思います」と自信を見せる。清水の印象として、昨季までロティーナ監督が指揮したセレッソ大阪をイメージしており「ポイントは先制点。いかに先制点を獲ってゲームの主導権を握るかが大事。僕たちは去年の開幕戦で最初のチャンスを決めきることが出来ずに、失点して敗れている。先制点を取ってゲームを支配することがカギになると思います」と見据えた。
17年1月1日の天皇杯を最後に、国内タイトルから遠ざかる。リーグ戦では過去4年で川崎フロンターレが3度頂点に立っている。この現実に、三竿は「どこが(タイトルを)取っているかではなく、自分たちが目の前でタイトルを逃していたり、力不足で最後、及ばなかったところが非常に悔しい。常に自分たちに矢印を向けていますし、そこの悔しさが僕たちを今、強くさせる1つの要因になっていると思う。常に自分たちに目を向けて最終的にタイトルを取れるチームになりたいと思います」とタイトルへの強い思いを言葉に込めた。
鹿島、5年ぶり開幕白星必ず MF三竿「自信、勝利の形が見えてくる」
[ 2021年2月25日 13:34 ]
J1鹿島が、5年ぶりの開幕白星で優勝への扉を開く。チームは25日、27日の開幕・清水戦(カシマスタジアム)に向けて鹿嶋市内で調整。ボランチで先発出場が濃厚となるMF三竿健斗(24)は「勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形が見えてくる。開幕戦の勝利はすごく大きい」と見据えた。
2016年を最後に開幕戦の勝利から遠ざかる。同年は開幕戦でG大阪を1―0で下し、勢いに乗ってリーグ優勝。その試合でJ1デビューを飾った三竿は「勝つか勝たないかで、そこから立て直すのか、波に乗って勝ち続けるのか。必要なパワーだったり、メンタル的にも変わってくる」と、初戦の重要性を説いた。
昨季王者の川崎Fは直近4年間で3度のリーグ優勝。苦汁を飲まされてきた三竿は言う。「どこが獲っているかより、自分たちが目の前でタイトル逃したり、力不足で最終的に及ばなかったというのが悔しい。常に自分たちに矢印を向けているし、そこの悔しさが僕たちを強くする」。開幕を制し、5年ぶりのタイトルをつかむ。
鹿島 5年ぶりのリーグ優勝へ!MF三竿“吉兆”開幕白星誓う「自分たちの形が見えてくる」
[ 2021年2月26日 05:30 ]
明治安田生命J1開幕戦 鹿島ー清水 ( 2021年2月27日 カシマ )
鹿島は5年ぶりのリーグ優勝へ“吉兆”の開幕白星を狙う。
27日にホームで清水と対戦。16年を最後に開幕白星から遠ざかっているが、最後にリーグ優勝した16年は開幕戦でG大阪を1―0で下して勢いに乗っただけに、開幕戦勝利はV奪回への道しるべとも言える。その開幕戦勝利を知るMF三竿は「(開幕戦を)勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形が見えてくる」と必勝を誓った。
キャプテンとして責任のある受け答えをしておる。
「(昨季から)大幅なメンバー変更もなく、1年間戦ってきたメンバーをベースにやっているので、昨年よりもお互いを信頼し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。昨年以上に高い強度で、全員でいい練習ができていると感じているので、開幕するからどうこうというわけではなくて、今は自分たちのやるべきことに集中している段階です」と開幕に向けたチーム状況を語る。
現時点に於いては新メンバーはルーキーの6人だけであり、昨年のサッカーを知る選手が主軸になっておることは大きなアドバンテージであろう。
昨季後半のチーム力は維持されておる。
この勢いにて、新生・清水を撃破するのだ。
鹿島としては、昨季の最終節のセレッソと同様のサッカーと対峙することとなる。
これもまたアドバンテージであろう。
結束力にて勝利を掴む。
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【鹿島】5年ぶりの開幕戦勝利へ。三竿健斗「ポイントとなるのは先制点」
2021-02-25
サッカーマガジン編集部
2021シーズンのJ1開幕戦を2日後に控えた2月25日、鹿島アントラーズの三竿健斗が練習後のオンライン取材に応じた。27日にカシマスタジアムで行なわれる清水エスパルス戦を見据え、三竿は現在の思いを言葉にした。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「今までの清水エスパルスではない」
清水とのJ1開幕戦を2日後に控え、鹿島の三竿健斗がチームの状態について話した。
「(昨季から)大幅なメンバー変更もなく、1年間戦ってきたメンバーをベースにやっているので、昨年よりもお互いを信頼し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。昨年以上に高い強度で、全員でいい練習ができていると感じているので、開幕するからどうこうというわけではなくて、今は自分たちのやるべきことに集中している段階です」
2月27日の清水戦は、新シーズン初の公式戦となる。昨年はリーグ開幕前にAFCチャンピオンズリーグやルヴァンカップの試合が入って準備期間は限られたが、今年はレオ・シルバの合流が遅れたり、新外国籍選手であるアルトゥール・カイキとディエゴ・ピトゥカがまだ来日できていないことを除けば、万全の状態で開幕を迎えることができそうだ。2016年を最後にリーグ戦では初戦を飾れていないだけに、清水戦では5年ぶりの開幕戦勝利を狙う。
「勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形というものも見えてくる。開幕戦の勝利はすごく大きいと思います」
対戦相手の清水には、昨季はルヴァンカップを含めて3戦3勝。だが、三竿は「今までの清水エスパルスではない」と話す。オフに指揮官が代わり、多くの選手を補強しているチームであるだけに、昨年の対戦データはあてにならない。三竿はむしろ、清水のロティーナ監督が率いていた前チームの戦い方を振り返る。
「イメージするならば、ロティーナさんが率いていたときのセレッソのプレーというのが基本となるのかなと予想しています。(昨季の)最終節でセレッソとやっていますし、そこでの自分たちのイメージもあるので、あまりセレッソと(戦い方は)変わらないのかなと」
そんな清水に勝利するために、「ポイントとなるのは、やはり先制点」だと三竿は言う。
「いかに先制点を取ってゲームの主導権を握るかというところが非常に大事です。僕たちは昨年、開幕戦で1つ目のチャンスを決めることができずに、(その後)失点して敗れているので、先制点を取ってゲームを支配するというところが(試合の)カギになるかなと思います」
タイトル獲得へ向けて白星発進するため、鹿島は2日後の試合への準備を進める。

2月25日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)
【鹿島】冷静に、平常心で開幕を待つ三竿健斗。「一体感では僕たちのほうが上」
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月25日
「良い意味で、気合いが入っているわけでもない」

昨季に続き、腕章を託されている三竿。開幕を控えるチームの現状について「結束はすごく強い」と話す。(C)KASHIMA ANTLERS
昨日よりも今日。今日よりも明日。三竿健斗はそんな思いで日々を過ごしている。
「自分の成長を常に毎日考えながら、前日よりも次の日の練習でどう成長しているかにすごく集中できている」
貪欲に高みを目指そうとする姿勢が雑念を払う。だから、2月27日にホームで迎える清水との開幕戦を前にしても、余計な力みはない。良いスタートを切るために、シーズン一発目のゲームがどれほど重要かは十分理解しているが、「良い意味で、気合いが入っているわけでもない。ひとつの試合として考えているだけ」と、冷静に、平常心で準備を進めている。
チームの現状について問われても「集中」というフレーズが出てくる。
「大幅なメンバー変更はなく、去年1年間戦ってきたメンバーがベースでやっているので、去年よりもお互いを尊重し合ったり、チームとしての結束はすごく強いと思います。去年以上に高い強度で、全員で良い練習ができている。開幕するからどうこうというわけではなく、自分たちのやるべきことに今は集中している段階です」
同21日の水戸とのトレーニングマッチを踏まえ、「攻撃の意志疎通の部分で、コンビネーションなど練習でやっている形を多く出せている」のは強みだと考えている。一方の課題は、「ボールの失い方、パスミスだったり、判断の遅れでカウンターを受ける場面がゲームで必ずある」ことだ。
現状の問題点を修正するには、「シンプルに技術の向上だったり、集中力の部分。あとは周りのサポートの意識だったり、ミスしたあとにいかに仲間をカバーするかという、その気持ちがすごく大事」だと言う。もっとも、普段の練習からお互いに声を掛け合い、改善に取り組めているようで、「そこの精度だったり、切り替えの部分を磨いていきたい」と言葉に力をこめる。
そうした成果を開幕戦で示すことができるか。ロティーナ新監督を招聘し、積極補強に打って出た清水は手強い相手となりそうだが、「一体感、チーム力では僕たちのほうが上」と鹿島のキャプテンは自信をのぞかせる。
勝負のポイントに挙げるのは先制点。「いかに先制点を取って、ゲームの主導権を握るか」。鹿島は直近4年間、開幕戦で勝てていない。2ステージ制だった5年前の16年シーズンは敵地でG大阪を破り、最終的には18勝5分11敗の成績でステージ制覇。11月のチャンピオンシップを制し、8度目のリーグ優勝を飾っている。
チームにとっては、これが最後のリーグタイトル。クラブ創設30周年を迎えるメモリアルイヤーの今季、最重要課題のリーグ優勝に向け、開幕戦で勝利を掴みたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島三竿「タイトル争い時に響く」開幕ダッシュ意欲
[2021年2月25日14時5分]
鹿島アントラーズは25日、鹿嶋市内で清水エスパルスとの開幕戦(27日)に向け調整を行い、主将のMF三竿健斗(24)がスタートダッシュへの思いを口にした。
指揮官が代わり、選手が入れ替わった昨季は開幕4連敗とつまずいた。それだけに、三竿は「最終的な順位に影響したのは、序盤で勝ちきれなかったところ。いかにスタートよく、勝ちを積み重ねられるかが最終的にタイトル争いの時に響く」とスタートダッシュの重要性を口にした。
今季は選手の大幅の入れ替えもなく、ザーゴ監督が目指すサッカーを各選手が理解し、互いの特長もわかり合っている中で開幕戦を迎える。開幕で対戦する清水は、指揮官が代わり、選手も大幅に入れ替わっている。三竿は昨季の経験を挙げながら「最初の難しさはあると思う」とし「一体感、チーム力では上だと思います」と自信を見せる。清水の印象として、昨季までロティーナ監督が指揮したセレッソ大阪をイメージしており「ポイントは先制点。いかに先制点を獲ってゲームの主導権を握るかが大事。僕たちは去年の開幕戦で最初のチャンスを決めきることが出来ずに、失点して敗れている。先制点を取ってゲームを支配することがカギになると思います」と見据えた。
17年1月1日の天皇杯を最後に、国内タイトルから遠ざかる。リーグ戦では過去4年で川崎フロンターレが3度頂点に立っている。この現実に、三竿は「どこが(タイトルを)取っているかではなく、自分たちが目の前でタイトルを逃していたり、力不足で最後、及ばなかったところが非常に悔しい。常に自分たちに矢印を向けていますし、そこの悔しさが僕たちを今、強くさせる1つの要因になっていると思う。常に自分たちに目を向けて最終的にタイトルを取れるチームになりたいと思います」とタイトルへの強い思いを言葉に込めた。
鹿島、5年ぶり開幕白星必ず MF三竿「自信、勝利の形が見えてくる」
[ 2021年2月25日 13:34 ]
J1鹿島が、5年ぶりの開幕白星で優勝への扉を開く。チームは25日、27日の開幕・清水戦(カシマスタジアム)に向けて鹿嶋市内で調整。ボランチで先発出場が濃厚となるMF三竿健斗(24)は「勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形が見えてくる。開幕戦の勝利はすごく大きい」と見据えた。
2016年を最後に開幕戦の勝利から遠ざかる。同年は開幕戦でG大阪を1―0で下し、勢いに乗ってリーグ優勝。その試合でJ1デビューを飾った三竿は「勝つか勝たないかで、そこから立て直すのか、波に乗って勝ち続けるのか。必要なパワーだったり、メンタル的にも変わってくる」と、初戦の重要性を説いた。
昨季王者の川崎Fは直近4年間で3度のリーグ優勝。苦汁を飲まされてきた三竿は言う。「どこが獲っているかより、自分たちが目の前でタイトル逃したり、力不足で最終的に及ばなかったというのが悔しい。常に自分たちに矢印を向けているし、そこの悔しさが僕たちを強くする」。開幕を制し、5年ぶりのタイトルをつかむ。
鹿島 5年ぶりのリーグ優勝へ!MF三竿“吉兆”開幕白星誓う「自分たちの形が見えてくる」
[ 2021年2月26日 05:30 ]
明治安田生命J1開幕戦 鹿島ー清水 ( 2021年2月27日 カシマ )
鹿島は5年ぶりのリーグ優勝へ“吉兆”の開幕白星を狙う。
27日にホームで清水と対戦。16年を最後に開幕白星から遠ざかっているが、最後にリーグ優勝した16年は開幕戦でG大阪を1―0で下して勢いに乗っただけに、開幕戦勝利はV奪回への道しるべとも言える。その開幕戦勝利を知るMF三竿は「(開幕戦を)勝つことによって得られる自信だったり、自分たちの勝利の形が見えてくる」と必勝を誓った。
上田綺世、優れた“観察眼”と動き出しを武器にする22歳
先日のサンデースポートでのインタビューを伝えるNHK公式サイトである。
上田綺世の核心を中澤佑二氏が突いておる。
相手選手をよく観察しているという綺世のコメントは興味深い。
「相手の逆をつけるように意識して見ていますね」と常に駆け引きをしておることがよくわかる。
こうしたプレーはテレビ映像には映らぬもの。
スタジアムにて注視するからこそわかることである。
常に相手DFと駆け引きをして動き出しをしておる綺世のプレーはピッチ全体が見える席に座ってこそ楽しめる。
今年も現地にて綺世のプレーを堪能したい。
楽しみである。

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中澤佑二絶賛! 鹿島FW上田綺世の“観察眼”
2021-02-25 午後 05:00

26日に開幕する2021年のJリーグ。
サンデースポーツ解説の中澤佑二さんが今シーズン特に注目しているという選手が、鹿島アントラーズのフォワード、上田綺世選手です。
開幕直前に中澤さんと上田選手がリモート対談。ディフェンダーとして数々の名フォワードと戦ってきた中澤さんが賞賛する上田選手の能力とは?
中澤さん昨シーズンからの注目選手!
中澤 上田選手、今日はよろしくお願いします!お話するのははじめてですよね?でも僕は上田選手のことをずっと追いかけていましたので、初めましてという感じがしないですよ!
上田 いやいや、はじめましてです(笑)。よろしくお願いします。
*****
22歳の上田選手は昨シーズン、当初は途中出場が主でしたが、終盤戦で2トップの一角に定着しラスト10試合だけで7得点の活躍。最終的には26試合に出場、初のふた桁ゴールとなる10得点を記録しました。
実は中澤さん、去年秋にサンデースポーツの解説者に就任以来、上田選手のプレーを見るたびに「この選手スゴイよ!」とスタッフに語っていました。「念願叶った」というリモート対談、まずは中澤さんが選ぶ上田選手のベストゴールから、そのすごさをひも解きます。
ファーストタッチから流れるようにゴール
11月3日のJ1第31節、横浜F・マリノス戦、2点ビハインドで迎えた前半39分。センターライン付近からの浮き球のパスに反応した上田選手は、ディフェンダーの背後へ走り込みながらワントラップでボールをコントロール。すぐさまボレーシュートを放ち、ゴール右隅に突き刺しました。そして、このゴールを皮切りに鹿島が3ゴールを奪い、この試合逆転勝ちを収めました。

*****
中澤 僕はマリノスOBですけど、あの試合に関しては上田選手のゴール含めて鹿島があまりにすごかったので、ちょっと感動しましたよ。上田選手はシュートへのファーストタッチが非常にうまいですよね。マリノス戦のゴールも、後方から来たパスをジャンプしながらワンタッチで止めてシュートを打つ、一連の流れが非常にすばらしかった。ボールを受ける一瞬でいろいろな状況判断をしていたと思いますが、いかがですか。
上田 緩めのボールが来るイメージはしていたんですが、ピンポイントにパスが来たのでトラップが届くか結構ギリギリでしたね。ファーストタッチがうまくいったのはたまたまなんですけど、キーパーが取れないところにボールを止められたら、シュートを決められる自信はありました。
中澤 この場面、上田選手はパスに走り込みながらディフェンダーの背中を取ってマークをうまくはがしていますよね。普段からマークをはがすために意識している事はありますか。
上田 感覚的にやってしまっている事が多いんですけど、やっぱり相手のディフェンスラインの選手や、マークについている選手のことをよく“観察”しますね。
相手選手を“観察”する
上田選手の言う、相手を“観察”すること。これこそ、中澤さんが上田選手を高く評価するポイントです。ディフェンダーの意識が自分以外に向いた一瞬を逃さずに動き出し、パスにピンポイントで合わせるのが、上田選手のゴールの形。その為に必要なのが、相手ディフェンダーが次にどんな動きをするか、試合の中で常に観察することなのです。

*****
中澤 上田選手は、「ボールを持っていない時間」にディフェンダーの動き方やクセを良く観察していますよね。
上田 はい。試合の中で、意識的にプレーできる時間に相手について情報収集をしています。それが無意識のタイミングでそれが生きている、という感覚ですね。
中澤 僕もディフェンダーの目線で言うと、上田選手のような動き出しのいい選手をマークする時は、常に視野の中に入れようとプレーすると思います。そうしたディフェンスの目線も見ているんでしょうか。
上田 それも試合の中で情報収集しています。自分を視野に入れようとしてくるディフェンダーに対しては、動き出す距離を変えたり逆に止まってみたりして、相手の逆をつけるように意識して見ていますね。
川崎に挑み、優勝狙う
中澤 今シーズンのJ1、鹿島が優勝争いの重要なポジションにいると僕は思っています。しかし優勝のためには、川崎フロンターレは絶対に倒さないといけない相手ですよね。今シーズン、フロンターレに対する意気込みはありますか。
上田 去年のリーグ戦は1敗1引き分けでしたが、いざ試合になったら順位ほどの差は感じませんでした。でも川崎はやっぱり勝負強かった。勝ち切る強さがすごいですよね。やはり優勝には粘り強く勝ちきることが必要なんだなと思いました。今シーズンはチームとして、粘り強さといやらしさで上位をキープして、最終的に優勝に持っていきたいです。

*****
中澤さんいわく上田選手は、柳沢敦さん、鈴木隆行さん、興梠慎三選手、大迫勇也選手など、多くの優れたフォワードを輩出してきた鹿島の系譜を継ぐ選手。優れた“観察眼”と動き出しを武器にする22歳の、さらなる飛躍に期待がかかります。
上田選手以外にも、10代~20台前半の若手が台頭してきた鹿島は、王者・川崎フロンターレに挑む「対抗馬」として注目だと話す中澤さん。27日土曜日の開幕節の相手は、昨シーズン16位の清水エスパルス。こちらは日本代表ゴールキーパーの権田修一選手など多くの選手を補強。名将といわれるロティ―ナ監督を招聘しリーグ戦の「台風の目」になるのではと、中澤さんは予想しています。
サンデースポーツでは今シーズンも、「ボナライズ」のコーナーで「中澤目線」の分析を交えて、週末のJリーグをお伝えしていきます。お見逃しなく!
上田綺世の核心を中澤佑二氏が突いておる。
相手選手をよく観察しているという綺世のコメントは興味深い。
「相手の逆をつけるように意識して見ていますね」と常に駆け引きをしておることがよくわかる。
こうしたプレーはテレビ映像には映らぬもの。
スタジアムにて注視するからこそわかることである。
常に相手DFと駆け引きをして動き出しをしておる綺世のプレーはピッチ全体が見える席に座ってこそ楽しめる。
今年も現地にて綺世のプレーを堪能したい。
楽しみである。

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中澤佑二絶賛! 鹿島FW上田綺世の“観察眼”
2021-02-25 午後 05:00

26日に開幕する2021年のJリーグ。
サンデースポーツ解説の中澤佑二さんが今シーズン特に注目しているという選手が、鹿島アントラーズのフォワード、上田綺世選手です。
開幕直前に中澤さんと上田選手がリモート対談。ディフェンダーとして数々の名フォワードと戦ってきた中澤さんが賞賛する上田選手の能力とは?
中澤さん昨シーズンからの注目選手!
中澤 上田選手、今日はよろしくお願いします!お話するのははじめてですよね?でも僕は上田選手のことをずっと追いかけていましたので、初めましてという感じがしないですよ!
上田 いやいや、はじめましてです(笑)。よろしくお願いします。

*****
22歳の上田選手は昨シーズン、当初は途中出場が主でしたが、終盤戦で2トップの一角に定着しラスト10試合だけで7得点の活躍。最終的には26試合に出場、初のふた桁ゴールとなる10得点を記録しました。
実は中澤さん、去年秋にサンデースポーツの解説者に就任以来、上田選手のプレーを見るたびに「この選手スゴイよ!」とスタッフに語っていました。「念願叶った」というリモート対談、まずは中澤さんが選ぶ上田選手のベストゴールから、そのすごさをひも解きます。
ファーストタッチから流れるようにゴール
11月3日のJ1第31節、横浜F・マリノス戦、2点ビハインドで迎えた前半39分。センターライン付近からの浮き球のパスに反応した上田選手は、ディフェンダーの背後へ走り込みながらワントラップでボールをコントロール。すぐさまボレーシュートを放ち、ゴール右隅に突き刺しました。そして、このゴールを皮切りに鹿島が3ゴールを奪い、この試合逆転勝ちを収めました。

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中澤 僕はマリノスOBですけど、あの試合に関しては上田選手のゴール含めて鹿島があまりにすごかったので、ちょっと感動しましたよ。上田選手はシュートへのファーストタッチが非常にうまいですよね。マリノス戦のゴールも、後方から来たパスをジャンプしながらワンタッチで止めてシュートを打つ、一連の流れが非常にすばらしかった。ボールを受ける一瞬でいろいろな状況判断をしていたと思いますが、いかがですか。
上田 緩めのボールが来るイメージはしていたんですが、ピンポイントにパスが来たのでトラップが届くか結構ギリギリでしたね。ファーストタッチがうまくいったのはたまたまなんですけど、キーパーが取れないところにボールを止められたら、シュートを決められる自信はありました。
中澤 この場面、上田選手はパスに走り込みながらディフェンダーの背中を取ってマークをうまくはがしていますよね。普段からマークをはがすために意識している事はありますか。
上田 感覚的にやってしまっている事が多いんですけど、やっぱり相手のディフェンスラインの選手や、マークについている選手のことをよく“観察”しますね。
相手選手を“観察”する
上田選手の言う、相手を“観察”すること。これこそ、中澤さんが上田選手を高く評価するポイントです。ディフェンダーの意識が自分以外に向いた一瞬を逃さずに動き出し、パスにピンポイントで合わせるのが、上田選手のゴールの形。その為に必要なのが、相手ディフェンダーが次にどんな動きをするか、試合の中で常に観察することなのです。

*****
中澤 上田選手は、「ボールを持っていない時間」にディフェンダーの動き方やクセを良く観察していますよね。
上田 はい。試合の中で、意識的にプレーできる時間に相手について情報収集をしています。それが無意識のタイミングでそれが生きている、という感覚ですね。
中澤 僕もディフェンダーの目線で言うと、上田選手のような動き出しのいい選手をマークする時は、常に視野の中に入れようとプレーすると思います。そうしたディフェンスの目線も見ているんでしょうか。
上田 それも試合の中で情報収集しています。自分を視野に入れようとしてくるディフェンダーに対しては、動き出す距離を変えたり逆に止まってみたりして、相手の逆をつけるように意識して見ていますね。
川崎に挑み、優勝狙う

中澤 今シーズンのJ1、鹿島が優勝争いの重要なポジションにいると僕は思っています。しかし優勝のためには、川崎フロンターレは絶対に倒さないといけない相手ですよね。今シーズン、フロンターレに対する意気込みはありますか。
上田 去年のリーグ戦は1敗1引き分けでしたが、いざ試合になったら順位ほどの差は感じませんでした。でも川崎はやっぱり勝負強かった。勝ち切る強さがすごいですよね。やはり優勝には粘り強く勝ちきることが必要なんだなと思いました。今シーズンはチームとして、粘り強さといやらしさで上位をキープして、最終的に優勝に持っていきたいです。

*****
中澤さんいわく上田選手は、柳沢敦さん、鈴木隆行さん、興梠慎三選手、大迫勇也選手など、多くの優れたフォワードを輩出してきた鹿島の系譜を継ぐ選手。優れた“観察眼”と動き出しを武器にする22歳の、さらなる飛躍に期待がかかります。
上田選手以外にも、10代~20台前半の若手が台頭してきた鹿島は、王者・川崎フロンターレに挑む「対抗馬」として注目だと話す中澤さん。27日土曜日の開幕節の相手は、昨シーズン16位の清水エスパルス。こちらは日本代表ゴールキーパーの権田修一選手など多くの選手を補強。名将といわれるロティ―ナ監督を招聘しリーグ戦の「台風の目」になるのではと、中澤さんは予想しています。
サンデースポーツでは今シーズンも、「ボナライズ」のコーナーで「中澤目線」の分析を交えて、週末のJリーグをお伝えしていきます。お見逃しなく!
2021年シーズン開幕戦、球際の激しい好ゲームが予想される
「監督も布陣をコンパクトにして積極的にプレッシングを掛ける戦いを好む」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
新たにロティーナ監督を招聘した新生清水を相手にどのような戦いになるのか非常に興味深い。
ヴェルディやセレッソにて行ったサッカーを今回も清水に染みこませてきたことであろう。
そしてチームは今冬に大型補強をしており、昨季までのデータは全くアテにならぬ。
鹿島としては、昨季の後半の勢いを継続させて挑むところ。
今季初の公式戦ということもあり、緊張感と試合勘が入り交じる試合となろう。
強い気持ちで勝利を掴み取りたい。
重要な開幕戦である。

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クラブ創立30周年の鹿島。ロティーナ監督招聘の清水と対峙
2021年の開幕カードはどれも注目を集める中で、昨季の覇者である川崎Fに対抗しうるチーム同士の対戦と言えるかもしれない。昨季は開幕4連敗を喫しながらも、最終的には5位でフィニッシュした鹿島が、今オフの大型補強で話題をさらった清水をホームに迎える。
鹿島は昨季最終節、最低限の目標と定めていたAFCチャンピオンズリーグへの出場権を懸けてC大阪と直接対決に臨んだが、結果は1-1の引き分けに終わり涙を呑んだ。上田 綺世や沖 悠哉といった今後の中心選手たちが頬を濡らしながらうなだれる姿は、次のシーズンへの活力や雪辱を誓う原動力へとつながった。エースFWのエヴェラウドも残留し、2年目を迎えるザーゴ監督体制も万全の状態で新たな1年に臨むことになる。今季はクラブ創立30周年を迎えるということで、Jリーグ開幕直前のオンライン記者会見に臨んだ上田からは「僕個人としてはその記念すべき年に選手として戦えることをすごくうれしく思いますし、誇りに思います。また、その年にタイトルを獲るというのがこのクラブにとって重要なことなので、それを成し遂げられるようにチーム一丸となっていけたらいいと思う」という言葉が聞かれた。ザーゴ監督も「開幕にあたって非常に良い準備ができたのではないかなと思っています」と自信をのぞかせていた。
対する清水は昨季の最終節でC大阪を率いて鹿島と戦った智将ロティーナ監督を招聘。チアゴ サンタナ、権田 修一、原 輝綺、片山 瑛一、鈴木 義宜、ディサロ 燦シルヴァーノとJリーグの実力者をそろえた陣容は、16位に終わった昨季からの巻き返しへ本気度を感じさえる。ロティーナ監督は「ここまで非常に順調に積み上げができているのではないかと思っています。このキャンプの時期も大きなケガはなく積み上げることができました」と話した。緻密なポジショニングをベースとするだけに短期間ですべてを叩き込むことはできないだろうが、それでも「しっかりと消化して、前向きにやっていけるものと信じています」と前を向く。
このところの両者の対戦は鹿島が圧倒的な数字を残しており、公式戦10試合で8勝2分と清水を寄せつけていない。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島が4連勝しており、昨季も明治安田J1第33節では上田の2得点で鹿島が快勝した。ただ、上田は「法政の先輩であるディサロくんも加入しているので、昨年と同じようにはいかないと思う」と警戒する。続けて「昨年以上のパフォーマンスを見せる、または何か違ったものを出さないと、良い試合はできないと思うし、勝つというのは簡単ではないのかなと思っています」と意気込んでいた。
どちらの監督も布陣をコンパクトにして積極的にプレッシングを掛ける戦いを好む。球際の激しい好ゲームが予想される。
[ 文:田中 滋 ]
新たにロティーナ監督を招聘した新生清水を相手にどのような戦いになるのか非常に興味深い。
ヴェルディやセレッソにて行ったサッカーを今回も清水に染みこませてきたことであろう。
そしてチームは今冬に大型補強をしており、昨季までのデータは全くアテにならぬ。
鹿島としては、昨季の後半の勢いを継続させて挑むところ。
今季初の公式戦ということもあり、緊張感と試合勘が入り交じる試合となろう。
強い気持ちで勝利を掴み取りたい。
重要な開幕戦である。

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クラブ創立30周年の鹿島。ロティーナ監督招聘の清水と対峙
2021年の開幕カードはどれも注目を集める中で、昨季の覇者である川崎Fに対抗しうるチーム同士の対戦と言えるかもしれない。昨季は開幕4連敗を喫しながらも、最終的には5位でフィニッシュした鹿島が、今オフの大型補強で話題をさらった清水をホームに迎える。
鹿島は昨季最終節、最低限の目標と定めていたAFCチャンピオンズリーグへの出場権を懸けてC大阪と直接対決に臨んだが、結果は1-1の引き分けに終わり涙を呑んだ。上田 綺世や沖 悠哉といった今後の中心選手たちが頬を濡らしながらうなだれる姿は、次のシーズンへの活力や雪辱を誓う原動力へとつながった。エースFWのエヴェラウドも残留し、2年目を迎えるザーゴ監督体制も万全の状態で新たな1年に臨むことになる。今季はクラブ創立30周年を迎えるということで、Jリーグ開幕直前のオンライン記者会見に臨んだ上田からは「僕個人としてはその記念すべき年に選手として戦えることをすごくうれしく思いますし、誇りに思います。また、その年にタイトルを獲るというのがこのクラブにとって重要なことなので、それを成し遂げられるようにチーム一丸となっていけたらいいと思う」という言葉が聞かれた。ザーゴ監督も「開幕にあたって非常に良い準備ができたのではないかなと思っています」と自信をのぞかせていた。
対する清水は昨季の最終節でC大阪を率いて鹿島と戦った智将ロティーナ監督を招聘。チアゴ サンタナ、権田 修一、原 輝綺、片山 瑛一、鈴木 義宜、ディサロ 燦シルヴァーノとJリーグの実力者をそろえた陣容は、16位に終わった昨季からの巻き返しへ本気度を感じさえる。ロティーナ監督は「ここまで非常に順調に積み上げができているのではないかと思っています。このキャンプの時期も大きなケガはなく積み上げることができました」と話した。緻密なポジショニングをベースとするだけに短期間ですべてを叩き込むことはできないだろうが、それでも「しっかりと消化して、前向きにやっていけるものと信じています」と前を向く。
このところの両者の対戦は鹿島が圧倒的な数字を残しており、公式戦10試合で8勝2分と清水を寄せつけていない。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島が4連勝しており、昨季も明治安田J1第33節では上田の2得点で鹿島が快勝した。ただ、上田は「法政の先輩であるディサロくんも加入しているので、昨年と同じようにはいかないと思う」と警戒する。続けて「昨年以上のパフォーマンスを見せる、または何か違ったものを出さないと、良い試合はできないと思うし、勝つというのは簡単ではないのかなと思っています」と意気込んでいた。
どちらの監督も布陣をコンパクトにして積極的にプレッシングを掛ける戦いを好む。球際の激しい好ゲームが予想される。
[ 文:田中 滋 ]
英国ブックメーカーの優勝予想オッズ
英国のブックメーカー・『William Hill』社のJ1リーグ20クラブ・優勝オッズを紹介するサッカーダイジェストWeb誌である。
優勝候補筆頭は昨季の王者である川崎となった。
あれほど圧倒したシーズンであり、戦力もほぼ維持しておるこのチームを挙げるのは当然だろう。
それに次ぐのが我らが鹿島アントラーズとなっておる。
昨季2位であったガンバと、3位の名古屋を差し置いての高評価は非常に嬉しい。
逆にガンバと名古屋の評価がそれほどでもないことには違和感を感じさせられる。
FC東京とFマリノスも低い。
このあたり、英国ならではの算出方法があるように思う。
このオッズに則り、英国人には4倍の金額をゲットして貰おうではないか。
年末が楽しみである。

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打倒・川崎の急先鋒はどこだ!? 英老舗ブックメーカーがJ1・20クラブの優勝オッズを確定!
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月25日
最高倍率の「150倍」が付いたのは…
いよいよ今週末、金曜日の川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦で開幕する2021 J1リーグ。本サイトを含めてさまざまなメディアで優勝予想がなされているが、今回は英国が誇る世界最大級のブックメーカー『William Hill』社の20クラブ・優勝オッズを紹介しよう。
最高評価を得たのは、やはりディフェンディングチャンピオンの川崎だ。実に「2.00倍」という圧倒的な数値で、同社も絶対的な本命と見なしている。先のゼロックス・スーパーカップでも、土壇場でガンバ大阪を突き放す勝負強さを見せて快勝。まさに黄金期を謳歌している印象だ。
2番手に推されたのが、昨季は5位に沈んだ鹿島アントラーズ。ザーゴ政権2年目で選手層に厚みが増し、開幕が近づくにつれて下馬評もグングン上がっている。それを証明するのが老舗ブックメーカーが評価した「4.00倍」というオッズだろう。鹿島のあとにはG大阪の「7.50倍」、名古屋グランパスの「8.00倍」、セレッソ大阪の「9.00倍」と続き、もっとも高い倍率を得たのはベガルタ仙台の「150倍」だった。
『William Hill』社が算定したJ1・20クラブの優勝オッズは以下の通りだ。
川崎フロンターレ 2.00倍
鹿島アントラーズ 4.00倍
ガンバ大阪 7.50倍
名古屋グランパス 8.00倍
セレッソ大阪 9.00倍
横浜F・マリノス 10.00倍
FC東京 12.00倍
ヴィッセル神戸 14.00倍
柏レイソル 20.00倍
サンフレッチェ広島 25.00倍
浦和レッズ 28.00倍
大分トリニータ 50.00倍
北海道コンサドーレ札幌 50.00倍
清水エスパルス 66.00倍
横浜FC 66.00倍
サガン鳥栖 66.00倍
徳島ヴォルティス 80.00倍
アビスパ福岡 100倍
湘南ベルマーレ 100倍
ベガルタ仙台 150倍
※オッズは2021年2月25日現在。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
優勝候補筆頭は昨季の王者である川崎となった。
あれほど圧倒したシーズンであり、戦力もほぼ維持しておるこのチームを挙げるのは当然だろう。
それに次ぐのが我らが鹿島アントラーズとなっておる。
昨季2位であったガンバと、3位の名古屋を差し置いての高評価は非常に嬉しい。
逆にガンバと名古屋の評価がそれほどでもないことには違和感を感じさせられる。
FC東京とFマリノスも低い。
このあたり、英国ならではの算出方法があるように思う。
このオッズに則り、英国人には4倍の金額をゲットして貰おうではないか。
年末が楽しみである。

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打倒・川崎の急先鋒はどこだ!? 英老舗ブックメーカーがJ1・20クラブの優勝オッズを確定!
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月25日
最高倍率の「150倍」が付いたのは…
いよいよ今週末、金曜日の川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦で開幕する2021 J1リーグ。本サイトを含めてさまざまなメディアで優勝予想がなされているが、今回は英国が誇る世界最大級のブックメーカー『William Hill』社の20クラブ・優勝オッズを紹介しよう。
最高評価を得たのは、やはりディフェンディングチャンピオンの川崎だ。実に「2.00倍」という圧倒的な数値で、同社も絶対的な本命と見なしている。先のゼロックス・スーパーカップでも、土壇場でガンバ大阪を突き放す勝負強さを見せて快勝。まさに黄金期を謳歌している印象だ。
2番手に推されたのが、昨季は5位に沈んだ鹿島アントラーズ。ザーゴ政権2年目で選手層に厚みが増し、開幕が近づくにつれて下馬評もグングン上がっている。それを証明するのが老舗ブックメーカーが評価した「4.00倍」というオッズだろう。鹿島のあとにはG大阪の「7.50倍」、名古屋グランパスの「8.00倍」、セレッソ大阪の「9.00倍」と続き、もっとも高い倍率を得たのはベガルタ仙台の「150倍」だった。
『William Hill』社が算定したJ1・20クラブの優勝オッズは以下の通りだ。
川崎フロンターレ 2.00倍
鹿島アントラーズ 4.00倍
ガンバ大阪 7.50倍
名古屋グランパス 8.00倍
セレッソ大阪 9.00倍
横浜F・マリノス 10.00倍
FC東京 12.00倍
ヴィッセル神戸 14.00倍
柏レイソル 20.00倍
サンフレッチェ広島 25.00倍
浦和レッズ 28.00倍
大分トリニータ 50.00倍
北海道コンサドーレ札幌 50.00倍
清水エスパルス 66.00倍
横浜FC 66.00倍
サガン鳥栖 66.00倍
徳島ヴォルティス 80.00倍
アビスパ福岡 100倍
湘南ベルマーレ 100倍
ベガルタ仙台 150倍
※オッズは2021年2月25日現在。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島アントラーズ、大赤字の常勝軍団が王者奪還なるか
2021年シーズンの鹿島アントラーズについて記す日刊ゲンダイの元川女史である。
「若手にどんどんチャンスを与えるだろう」と述べる。
昨季は荒木遼太郎や松村優太が出場機会を得て成長していった。
今季も林尚輝や常本佳吾、須藤直輝らが出場していくこととなろう。
そして、キーマンとして上田綺世の名を挙げる。
ザーゴ監督からは「近い将来日本代表入りする」と太鼓判を押された逸材、年齢的には常本などと同世代であり大卒ルーキーと同い年である。
とはいえ、プロ3年目の実績は大きい。
昨季同様の決定力で勝利に導くゴールを決めて貰おうではないか。
また、「2020年度決算は大幅赤字に転落する見通し」という悲報も伝える。
これは鹿島アントラーズFCだけでなく全世界のサッカークラブが苦悩しておること。
その状況にて、エヴェラウドを残留させ、大物助っ人を二人も獲得した。
クラブの本気度が伝わってくる。
これには我らも応えねばならぬ。
収容制限最大までスタジアムに集い、ユニフォームを購入し、イヤーブックを読み込んで応援しようではないか。
危機を乗り越えるには、応援に応えたチームが勝っていく以外にない。
重要なシーズンである。

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Jリーグコロナ禍2年目 悪戦苦闘の今
<鹿島編>大赤字の常勝軍団が王者奪還なるか…FW上田がカギ

鹿島のルーキー、MF須藤直輝(C)元川悦子
Jリーグが26日に開幕する。昨季王者の川崎を撃破すべく、各クラブは目の色を変えている。筆頭は常勝軍団・鹿島。ザーゴ体制2年目の今季は主軸も不動。満を持して初戦を待っている。
◇ ◇ ◇
新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ入国特例も停止されている。鹿島もザーゴ監督、昨季18点のFWエべラウドと4点のMFファンアラーノは、宮崎合宿3日目の5日に合流した。それでも「練習はオンラインで見られましたし、相馬直樹コーチらを信頼していたので全く問題なかった」と指揮官は自信を見せた。
鹿島は20日に鹿島神宮で恒例の必勝祈願を、21日にJ2水戸と練習試合を行った。新外国人選手2人は、新規入国制限措置のために来日は未定のまま。1月14日にブラジルでコロナ陽性反応の出たMFレオ・シルバの合流も遅れているが、昨季同等のメンバーで開幕を迎えられそうだ。
「全てのタイトル奪還」を掲げる鹿島にとって、2016年から遠ざかっているJ1制覇は最重要テーマ。ACLとの変則日程を強いられる川崎やG大阪、名古屋らに比べると日程的には有利だ。
「今季は3~5月に計22試合あるのでスタートダッシュが非常に重要。昨季は前半戦の失点が多く、後半戦は減った。今季はシーズンを通して安定感ある戦いが必要になる。全選手がフル稼働できる状態を維持しないといけない」(ザーゴ監督)
DF林尚輝(大体大)やMF須藤直輝(昌平高)らルーキーも戦力と期待される。昨季も高卒新人のMF荒木遼太郎、FW染野唯月らを積極起用しただけに、今季も若手にどんどんチャンスを与えるだろう。
■創立30年の節目
キーマンは「近い将来日本代表入りする」とザーゴ監督に太鼓判を押されるFW上田綺世。「彼の能力は非常に高い。昨季もケガがなければエベラウドと同じくらい点を取れていた」と昨季10点の点取り屋は、更なる飛躍が求められている。
コロナ禍で昨季は平均入場者数が前年比70%減の6141人。2020年度決算は大幅赤字に転落する見通しという。創立30年の節目でもあるため、今季はタイトルを手にし、業績改善につなげたいところ。ジーコTDのスピリットを全員が刻み付けて王者奪回を狙う。
「若手にどんどんチャンスを与えるだろう」と述べる。
昨季は荒木遼太郎や松村優太が出場機会を得て成長していった。
今季も林尚輝や常本佳吾、須藤直輝らが出場していくこととなろう。
そして、キーマンとして上田綺世の名を挙げる。
ザーゴ監督からは「近い将来日本代表入りする」と太鼓判を押された逸材、年齢的には常本などと同世代であり大卒ルーキーと同い年である。
とはいえ、プロ3年目の実績は大きい。
昨季同様の決定力で勝利に導くゴールを決めて貰おうではないか。
また、「2020年度決算は大幅赤字に転落する見通し」という悲報も伝える。
これは鹿島アントラーズFCだけでなく全世界のサッカークラブが苦悩しておること。
その状況にて、エヴェラウドを残留させ、大物助っ人を二人も獲得した。
クラブの本気度が伝わってくる。
これには我らも応えねばならぬ。
収容制限最大までスタジアムに集い、ユニフォームを購入し、イヤーブックを読み込んで応援しようではないか。
危機を乗り越えるには、応援に応えたチームが勝っていく以外にない。
重要なシーズンである。

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Jリーグコロナ禍2年目 悪戦苦闘の今
<鹿島編>大赤字の常勝軍団が王者奪還なるか…FW上田がカギ

鹿島のルーキー、MF須藤直輝(C)元川悦子
Jリーグが26日に開幕する。昨季王者の川崎を撃破すべく、各クラブは目の色を変えている。筆頭は常勝軍団・鹿島。ザーゴ体制2年目の今季は主軸も不動。満を持して初戦を待っている。
◇ ◇ ◇
新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ入国特例も停止されている。鹿島もザーゴ監督、昨季18点のFWエべラウドと4点のMFファンアラーノは、宮崎合宿3日目の5日に合流した。それでも「練習はオンラインで見られましたし、相馬直樹コーチらを信頼していたので全く問題なかった」と指揮官は自信を見せた。
鹿島は20日に鹿島神宮で恒例の必勝祈願を、21日にJ2水戸と練習試合を行った。新外国人選手2人は、新規入国制限措置のために来日は未定のまま。1月14日にブラジルでコロナ陽性反応の出たMFレオ・シルバの合流も遅れているが、昨季同等のメンバーで開幕を迎えられそうだ。
「全てのタイトル奪還」を掲げる鹿島にとって、2016年から遠ざかっているJ1制覇は最重要テーマ。ACLとの変則日程を強いられる川崎やG大阪、名古屋らに比べると日程的には有利だ。
「今季は3~5月に計22試合あるのでスタートダッシュが非常に重要。昨季は前半戦の失点が多く、後半戦は減った。今季はシーズンを通して安定感ある戦いが必要になる。全選手がフル稼働できる状態を維持しないといけない」(ザーゴ監督)
DF林尚輝(大体大)やMF須藤直輝(昌平高)らルーキーも戦力と期待される。昨季も高卒新人のMF荒木遼太郎、FW染野唯月らを積極起用しただけに、今季も若手にどんどんチャンスを与えるだろう。
■創立30年の節目
キーマンは「近い将来日本代表入りする」とザーゴ監督に太鼓判を押されるFW上田綺世。「彼の能力は非常に高い。昨季もケガがなければエベラウドと同じくらい点を取れていた」と昨季10点の点取り屋は、更なる飛躍が求められている。
コロナ禍で昨季は平均入場者数が前年比70%減の6141人。2020年度決算は大幅赤字に転落する見通しという。創立30年の節目でもあるため、今季はタイトルを手にし、業績改善につなげたいところ。ジーコTDのスピリットを全員が刻み付けて王者奪回を狙う。
土居聖真、どのポジションでもハイレベルに
土居聖真について記すサッカーダイジェストの広島記者である。
PSM水戸戦での聖真を「落第点ではないが、及第点を少し上回る程度」と評す。
もっともっと出来るだろうという思いが伝わってくる。
PSM水戸戦に関して聖真自身は、「リスクを負うようなダイナミックなプレーをもう少し取り入れてもいいし、もっとボールを引き出す、要求することも必要になってくる。サイドにいると、どうしても中央にいる時よりボールに触れる回数が少なくなってしまいがちなので」と振り返る。
聖真は中央でのプレーを望んでおるように受け取れるが、サイドにて輝くための考えもわかる。
このポジションは当面、聖真が担うこととなろう。
最適解を見つけ出し、勝利に貢献して貰いたい。
また、在籍11年目となりリーダーシップも求められる。
「年上だからとか、上の立場だからといって、“上から目線”みたいな言い方はしたくない。なるべく背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができればなと思っています。先輩面するのではなく、自分がやるべきことをやって、困った選手や後輩がいれば手助けできるように、寄り添ってあげられるように」という言葉に聖真なりの考えが伝わる。
多くの先人から受け継いだ"教え"があることがわかる。
それを広島記者は、「胸には熱いものを秘め、フットボーラーとして揺るぎない矜持がある。魂のこもった一つひとつのプレーで周囲を鼓舞し、チームを力強く引っ張っていく」と綴る。
チームを牽引し、勝利に導くプレーにてスポットライトに当たって貰おうではないか。
2021年シーズンの土居聖真に期待大である。

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【鹿島】「どのポジションでもハイレベルに」。見逃せない土居聖真が示すプラスアルファ
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月25日
点数を付けるなら「60点から70点ぐらい」

ユースから昇格し、今季でプロ11年目。鹿島のDNAを継承すべき生え抜きは、魂のこもったプレーで周囲を鼓舞し、チームを引っ張っていく。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト編集部)
本音を言えば、「トップ下で勝負したい」、だ。
ただ、今季の主戦場はおそらくサイドハーフになりそうだ。清水との開幕戦を6日後に控えた2月21日の水戸とのトレーニングマッチでも、土居聖真のポジションは4-4-1-1の左サイドハーフだった。
ザーゴ体制1年目の昨季は、セカンドトップ気味のトップ下とサイドハーフで起用された。自身のパフォーマンスに点数を付けるなら「60点から70点ぐらい」だった。
落第点ではないが、及第点を少し上回る程度か。サイドハーフでの働きぶりに、土居自身はまるで満足していない。
「サイドハーフの時のパフォーマンスが平均点ぐらいだったので。プラスアルファを出せなかった。トップ下に入った時よりも、生き生きできなかった」
インパクトを残せなかった理由は、本人が一番理解している。
「リスクを負うようなダイナミックなプレーをもう少し取り入れてもいいし、もっとボールを引き出す、要求することも必要になってくる。サイドにいると、どうしても中央にいる時よりボールに触れる回数が少なくなってしまいがちなので」
トップ下への強いこだわりは持ちつつ、サイドハーフでの課題改善にも前向きに取り組むつもりだ。「どのポジションでもハイレベルにプレーしなければ、チームに貢献できない。どのポジションでもハイパフォーマンスを出せるように、日々頑張っていきたい」。
ユーティリティ性も魅力だ。たとえば、ボランチの選手全員が怪我で離脱すれば、代役を務められる自信はある。「どこでもやれる。しかも、ただやれるだけではなく、プラスアルファも必要になってくると思う」。いかなるチーム状況でも、求められるプレーヤーでありたい。想定以上の活躍を見せたい。「どんなイレギュラーがあっても対応できる経験はある」という言葉が頼もしい。
ユース出身の生え抜きは、鹿島一筋11年目を数える。在籍年数では、15年目の遠藤康に続き、2番目の長さだ。
小笠原満男、内田篤人、曽ケ端準と、クラブの中軸を担ってきたレジェンドたちは、すでに現役を退いている。次世代のアントラーズをけん引すべき存在でもある土居は、どんなリーダー像を描いているのか。
「背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができれば」

トップ下に強いこだわりを持つが、サイドで起用されても良質なチャンスメイクやフィニッシュで魅せる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
「年上だからとか、上の立場だからといって、“上から目線”みたいな言い方はしたくない。なるべく背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができればなと思っています。先輩面するのではなく、自分がやるべきことをやって、困った選手や後輩がいれば手助けできるように、寄り添ってあげられるように」
穏やかな語り口からソフトな印象を受けるが、胸には熱いものを秘め、フットボーラーとして揺るぎない矜持がある。魂のこもった一つひとつのプレーで周囲を鼓舞し、チームを力強く引っ張っていく。
2月27日にホームで迎える開幕戦の相手は、昨季は16位と大きく低迷した清水だが、土居は「新シーズンがスタートする時は、もう別のチームと考えたほうがいい」と警戒を怠らない。スタートが肝心なのは言わずもがな。開幕から公式戦6連敗と出だしで大きく躓いた昨季を教訓に「同じようにならないよう、しっかり準備したい」と口元を引き締める。
そして自らは、いかに“プラスアルファ”を示すことができるか。トップ下であろうと、サイドハーフであろうと、これまで以上に生き生きとした姿でピッチを駆け回り、決定的な仕事に絡む姿を見せてほしい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
PSM水戸戦での聖真を「落第点ではないが、及第点を少し上回る程度」と評す。
もっともっと出来るだろうという思いが伝わってくる。
PSM水戸戦に関して聖真自身は、「リスクを負うようなダイナミックなプレーをもう少し取り入れてもいいし、もっとボールを引き出す、要求することも必要になってくる。サイドにいると、どうしても中央にいる時よりボールに触れる回数が少なくなってしまいがちなので」と振り返る。
聖真は中央でのプレーを望んでおるように受け取れるが、サイドにて輝くための考えもわかる。
このポジションは当面、聖真が担うこととなろう。
最適解を見つけ出し、勝利に貢献して貰いたい。
また、在籍11年目となりリーダーシップも求められる。
「年上だからとか、上の立場だからといって、“上から目線”みたいな言い方はしたくない。なるべく背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができればなと思っています。先輩面するのではなく、自分がやるべきことをやって、困った選手や後輩がいれば手助けできるように、寄り添ってあげられるように」という言葉に聖真なりの考えが伝わる。
多くの先人から受け継いだ"教え"があることがわかる。
それを広島記者は、「胸には熱いものを秘め、フットボーラーとして揺るぎない矜持がある。魂のこもった一つひとつのプレーで周囲を鼓舞し、チームを力強く引っ張っていく」と綴る。
チームを牽引し、勝利に導くプレーにてスポットライトに当たって貰おうではないか。
2021年シーズンの土居聖真に期待大である。

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【鹿島】「どのポジションでもハイレベルに」。見逃せない土居聖真が示すプラスアルファ
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月25日
点数を付けるなら「60点から70点ぐらい」

ユースから昇格し、今季でプロ11年目。鹿島のDNAを継承すべき生え抜きは、魂のこもったプレーで周囲を鼓舞し、チームを引っ張っていく。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト編集部)
本音を言えば、「トップ下で勝負したい」、だ。
ただ、今季の主戦場はおそらくサイドハーフになりそうだ。清水との開幕戦を6日後に控えた2月21日の水戸とのトレーニングマッチでも、土居聖真のポジションは4-4-1-1の左サイドハーフだった。
ザーゴ体制1年目の昨季は、セカンドトップ気味のトップ下とサイドハーフで起用された。自身のパフォーマンスに点数を付けるなら「60点から70点ぐらい」だった。
落第点ではないが、及第点を少し上回る程度か。サイドハーフでの働きぶりに、土居自身はまるで満足していない。
「サイドハーフの時のパフォーマンスが平均点ぐらいだったので。プラスアルファを出せなかった。トップ下に入った時よりも、生き生きできなかった」
インパクトを残せなかった理由は、本人が一番理解している。
「リスクを負うようなダイナミックなプレーをもう少し取り入れてもいいし、もっとボールを引き出す、要求することも必要になってくる。サイドにいると、どうしても中央にいる時よりボールに触れる回数が少なくなってしまいがちなので」
トップ下への強いこだわりは持ちつつ、サイドハーフでの課題改善にも前向きに取り組むつもりだ。「どのポジションでもハイレベルにプレーしなければ、チームに貢献できない。どのポジションでもハイパフォーマンスを出せるように、日々頑張っていきたい」。
ユーティリティ性も魅力だ。たとえば、ボランチの選手全員が怪我で離脱すれば、代役を務められる自信はある。「どこでもやれる。しかも、ただやれるだけではなく、プラスアルファも必要になってくると思う」。いかなるチーム状況でも、求められるプレーヤーでありたい。想定以上の活躍を見せたい。「どんなイレギュラーがあっても対応できる経験はある」という言葉が頼もしい。
ユース出身の生え抜きは、鹿島一筋11年目を数える。在籍年数では、15年目の遠藤康に続き、2番目の長さだ。
小笠原満男、内田篤人、曽ケ端準と、クラブの中軸を担ってきたレジェンドたちは、すでに現役を退いている。次世代のアントラーズをけん引すべき存在でもある土居は、どんなリーダー像を描いているのか。
「背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができれば」

トップ下に強いこだわりを持つが、サイドで起用されても良質なチャンスメイクやフィニッシュで魅せる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
「年上だからとか、上の立場だからといって、“上から目線”みたいな言い方はしたくない。なるべく背中で語れるような立ち居振る舞い、言動ができればなと思っています。先輩面するのではなく、自分がやるべきことをやって、困った選手や後輩がいれば手助けできるように、寄り添ってあげられるように」
穏やかな語り口からソフトな印象を受けるが、胸には熱いものを秘め、フットボーラーとして揺るぎない矜持がある。魂のこもった一つひとつのプレーで周囲を鼓舞し、チームを力強く引っ張っていく。
2月27日にホームで迎える開幕戦の相手は、昨季は16位と大きく低迷した清水だが、土居は「新シーズンがスタートする時は、もう別のチームと考えたほうがいい」と警戒を怠らない。スタートが肝心なのは言わずもがな。開幕から公式戦6連敗と出だしで大きく躓いた昨季を教訓に「同じようにならないよう、しっかり準備したい」と口元を引き締める。
そして自らは、いかに“プラスアルファ”を示すことができるか。トップ下であろうと、サイドハーフであろうと、これまで以上に生き生きとした姿でピッチを駆け回り、決定的な仕事に絡む姿を見せてほしい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
上田綺世、権田さんに打てれば
Jリーグによるオンライン記者会見に参加した上田綺世である。
今季よりJリーグに復帰した清水の権田と旧知の間柄の会話がなされておる。
「当時大学生で何も出来なかった印象があったので、覚えていただいているか不安でしたが、覚えてもらえていてすごくうれしい」と言う。
日本代表であった権田にとってはトレーニングパートナーであった当時の綺世は小さな存在であったであろう。
そこからの成長を開幕戦では魅せるのだ。
呉下の阿蒙にあらず。
刮目して見て貰おうではないか。
楽しみな対戦である。

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明治安田J1開幕戦へ、鹿島、清水の監督&選手が抱負
2021/2/24 14:31配信

(写真左より) 上田綺世(鹿島アントラーズ)、権田修一(清水エスパルス)
2月24日に『2021明治安田生命Jリーグ開幕直前オンライン会見』が開催された。開幕戦3日前に鹿島アントラーズと清水エスパルスの監督、選手が登場し、次のように意気込みを語った。
「去年に比べ、選手の理解も深く、非常にスムーズに準備ができている。開幕でいいスタートを切れればと思っている。清水はいい補強をした。我々もしっかり対策して試合をしたい」(鹿島・ザーゴ監督)
「鹿島は今年クラブ創立30周年、そういう記念の年の選手としてやれることを誇りに思うし、その年にタイトルを取ることが重要。清水は新加入選手も多く、去年と同じようにやっていては勝てない」(上田綺世)
「鹿島は強いチーム。去年の入りは変化もあり苦しんだが、その後はさすがアントラーズ、しっかり巻き返してきた。今年もタイトルを狙えるアジアを代表するクラブだと思う。ヘナト・アウグストとエウシーニョはまだ合流できていないが、チーム全体としていい積み上げができている。新しい選手が加入し、私も1年目、チームとして浸透していけるか、前向きにやっている」(清水・ロティーナ監督)
「清水はここ数年成績が振るわないが、僕自身残留争いをするためにエスパルスに入ったわけではない。強い気持ちを持ってやっている。鹿島は伝統という言葉が一番似合うクラブ。カシマではなかなか勝てていないが、僕らの目指すところへ行くためには超えなければならない相手。しっかり戦いたい」(権田修一)
互いの印象について質問が飛ぶと、権田と上田はこう答えた。
「上田選手とは短い時間だが、2019年の年末の代表合宿でプレーした。シュート練習をしながらストライカーらしく動き出しに脅威を感じた。ポルトガルでもJリーグのハイライトを見ていたが、技術がしっかりしている。うちとの試合以外でがんばってほしい」(権田)
「当時は大学生でテンパっていた。覚えてくれてうれしい。自分の視野も狭くなっていたが、大きく見えた。当時は何もできなかったので、権田さんにいいシュートを打ちたい」(上田)
3年目を迎える上田と約2年ぶりに日本へ帰って来た権田は、改めて開幕戦への思いを口にした。
「今年初めてキャンプへ行って、仕上がりがいい。メンバー、スタッフが変わらない強みを開幕戦にぶつけたい」(上田)
「今までと違うと見せたい。1試合1試合の結果が順位となる。38試合分の1の1試合1試合をしっかり対応していきたい」(権田)
『2021明治安田J1』第1節・鹿島×清水は2月27日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。
「ビッグになったね」「当時はテンパっていて…」謙遜の上田綺世が日本代表GK権田修一に挑む。注目の開幕戦、鹿島対清水戦に向けて

鹿島の上田綺世(左)と清水の権田修一(右)。協力:Jリーグ
2019年アジアカップ前の日本代表合宿に上田が練習生として参加、権田のプレーに触れて「早くプロになりたいと思った」。
[J1 1節] 鹿島 – 清水/2021年2月27日15:00/カシマサッカースタジアム
権田「ビッグになっちゃったね」
上田「いえ、いえ、いえ……」
J1リーグ鹿島アントラーズ対清水エスパルスの開幕戦を目前に控え、鹿島のFW上田綺世と清水のGK権田修一によるオンラインでの記者会見が行われた。そのようなやりとりで始まった対談形式の会見で、日本代表にも選ばれる二人は次のように、それぞれの第一印象とデュエルでの意気込みを示した。
まず権田は次のように振り返った。
「とても短い期間でしたが、アジアカップ開催前の2018年の年末、日本代表の国内組のみの合宿に、当時大学生でしたが、(上田が)サポートメンバーとして来てくれました。まさに『ストライカー』で、ゴール前の動き出しやゴールへの執着が感じられて、実際にシュート練習では脅威を感じていました」
そしてサガン鳥栖からポルトガル1部のポルティモネンセSCに移籍したあとも、権田は鹿島に加入した上田のプレー、とりわけシュートシーンに感心してきたという。
「Jリーグの試合をハイライトでチェックしていても、ゴールシーンのバリエーションが豊富で、技術もすごくしっかりした選手。オリンピックイヤーで気合が入っていることもあり、気を付けなければいけない。個人的には、ウチの試合以外で頑張ってほしいと思います」
権田はそのように上田には“清水戦以外”での活躍を要求していた。
それを受けて、上田は権田について、「当時大学生だったんですけれど、僕はテンパっていて、何もできなかったことしか印象に残っていません。正直覚えていてもらえるのか、結構不安でした。覚えていてもらえて、すごく嬉しかったです」と、2年3か月前の“あの日”を振り返る。
「当時すごく僕の視野は狭くて、(そのなかで権田と)対峙したり、シュート練習したり、そこですごく大きく感じました。シュートストップもそうですが、ビルドアップのクオリティの高さが印象的でした。そこで、早くプロに行きたい、と僕は思いました。そういう代表での経験も経て、この2年、3年越しに成果を見せられたらと思います。当時何もできなかったぶん、権田さんに、いいシュートを決めたいと思います」
上田はそのように謙遜しつつも、自分の成長ぶりを知る意味でも、権田との対決を楽しみにしていた。
鹿島対清水戦は2月27日、カシマサッカースタジアムで行われる。午後3時キックオフ。茨城県が独自に発令していた緊急事態宣言を解除したことを受けて、スタジアム収容制限人数の上限は5000人から50パーセント(約2万人)に緩和。チケットが追加発売されている。詳細はクラブ公式サイトにて。
[文:サカノワ編集グループ]
【2・27鹿島対清水】ゴールを狙う上田綺世と、ゴールを守る権田修一。2年越しの対戦を迎える両者の思い
2021-02-24
サッカーマガジン編集部
2月24日、Jリーグがリーグ開幕に向けてオンラインで対戦カードごとに記者会見を実施した。開幕戦で対戦する鹿島アントラーズのFW上田綺世と、清水エスパルスのGK権田修一がそれぞれ試合に向けた思いを口にした。

上写真=鹿島アントラーズの上田綺世と清水エスパルスの権田修一が開幕戦に向けたオンライン会見に臨んだ(写真◎スクリーンショット)
■2021年2月27日(土)15:00KO J1第1節(@カシマスタジアム)
鹿島アントラーズ 対 清水エスパルス
代表合宿以来の再会
「正直、覚えてもらえているか不安でした。覚えていてもらえてすごくうれしい」。そう話したのは鹿島のFW上田綺世だ。開幕戦前のオンライン会見で顔を合わせた清水のGK権田修一とは久々の再会となる。権田曰く、上田とは「2018年の年末、代表の国内組だけの合宿のとき。(上田が)当時大学生でサポートとして来て、一緒にプレーした」。
それから2年が経ち、お互いに当時の印象をよみがえらせる。権田は上田のことを「本当にストライカーで、ゴール前の動き出しだったり、ゴールへの執着というところでは、僕も実際にシュート練習とかで対峙して、すごく脅威を感じていました。Jリーグのゴールシーンを見てもバリエーションも多い」と絶賛。それに対して上田は「ありがとうございます」と笑顔。そして、権田について「対峙したり、シュート練習でも、すごく大きく感じました。シュートストップもそうだし、ビルドアップでもすごくクオリティーの高さを感じさせられました」と話した。
2月27日の一戦では、ゴールを狙う上田と、ゴールを守る権田の、2年越しの対戦がカシマスタジアムのピッチ上で繰り広げられるだろう。上田は日本代表の先輩に対し、「当時は何もできなかったので、権田さんに良いシュートを打てたらいいなと思います」と意気込みを話し、一方の権田は、「個人的には、うちとの試合以外で頑張ってほしい」と、冗談を交えながら上田を警戒した。
また、上田は清水との開幕戦について、「(3戦3勝した)昨年と同じようにはいかないと思うし、僕らも昨年以上のパフォーマンスを見せる、または、また何か違ったものを出さないと良い試合はできない。勝つのは簡単ではないと思っています」と語る。「法政の先輩でもあるディサロ(燦シルヴァーノ)くんも加入している」と言うように、清水の新戦力についても言及した。清水の権田は「簡単に勝てる相手ではないけれど、僕らが目指すところに行くためには、絶対に越えていかなければいけない壁の一つ。しっかりと準備して試合に臨みたい」と、2月27日の一戦を見据えた。
【鹿島】目標はクラブ創立30周年でのタイトル獲得! ザーゴ監督とFW上田綺世は準備万端を強調
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月24日
開幕戦の相手はロティーナ新監督率いる清水

昨季得点した試合は全勝の上田。開幕戦でもゴールを奪いチームを勝利に導けるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
週末に控える2021年シーズン開幕を前にJリーグはオンライン上で会見を行なった。クラブ創立30周年を迎える鹿島アントラーズはザーゴ監督とFW上田綺世が出席し、タイトル奪取へ意気込みを語った。
昨季は1月のアジア・チャンピオンズリーグのプレーオフ敗戦を皮切りに公式戦6連敗。ザーゴ監督の目指すサッカーへの適応に苦しんだ。しかし、試合を重ねるごとに状況は好転し、世代交代でも手応えを掴んだシーズンだった。
そんな新生鹿島を象徴する選手のひとりが22歳のFW上田綺世だ。
内定を前倒しで途中加入した2019年シーズンこそ2得点に終わるが、昨季は10得点と成長した姿を見せた。さらに昨季は得点を挙げた試合では全勝と、常勝軍団復活に向けて欠かせない選手となりつつある。
そんな上田は、「今シーズンで鹿島はクラブ創設30周年を迎えますし、僕個人としては記念すべき年に選手として戦えることをすごく嬉しく誇りに思います。また、その年にタイトルを取るというのが、このクラブにとってすごく重要なことなので、それを成し遂げられるようにチーム一丸となり、僕も活躍を積み重ねていけたらいいなと思います」と意気込んだ。
2年目を迎えたザーゴ監督も、「開幕に向けて非常に良い準備が出来たと思う。去年に比べたら私が求めているものを選手が理解しながら取り組めてスムーズに準備ができた。しっかりと開幕戦で良いスタートを切れたら」と昨季に失敗したスタートダッシュに手応えを感じているようだ。
開幕戦の相手はロティーナ新監督を迎え、大型補強を敢行した清水エスパルスだ。
印象を聞かれた上田は「清水は新加入選手も多い。法政の先輩でもあるディサロくん(ディサロ燦シルヴァーノ)も加入して、去年と同じ様にはいかないと思う。僕らも去年以上のパフォーマンスや、何か違ったものを出さないと、良い試合も出来ないし、勝つというのは簡単ではないと思います」。昨季の対戦ではホーム&アウェーともに勝利(2-1、2-0)しているものの、警戒を緩めなかった。
鹿島のアニバーサリーイヤーはどんな船出となるか。清水をホームで迎え撃つ開幕戦は27日15時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島上田が清水GK権田とオンラインで3年ぶり再会
[2021年2月24日15時39分]

開幕戦の抱負を語る鹿島FW上田

オンライン会見に臨む清水GK権田

オンライン会見に臨む鹿島のザーゴ監督

オンライン会見に臨む清水のロティーナ監督
26日のJリーグ開幕に先立ち24日、開幕戦で対戦する鹿島アントラーズFW上田綺世(22)と清水エスパルスGK権田修一(31)がオンラインで合同会見を行い、3年ぶりに再会した。2人は18年12月、日本代表合宿でともにプレー。上田は当時、法大在学中で、トレーニングパートナーとしてアジア杯直前の日本代表の国内合宿に参加していた。権田は画面で上田の姿を見るなり「上田くん、久しぶり。すっかりビッグになっちゃって」と声を掛けた。
権田は昨季10得点と飛躍した上田の印象に「ストライカーでゴール前の動きだし、ゴールへの執着は僕も対峙(たいじ)して脅威を感じていました。(シュートの)バリエーションも多いし技術もしっかりした選手」と振り返り「個人的には、一緒にやっているので、うちの試合以外で頑張って欲しいなと思います」とエールを送った。代表の先輩からの賛辞に、上田は「当時大学生で何も出来なかった印象があったので、覚えていただいているか不安でしたが、覚えてもらえていてすごくうれしい」と笑みをこぼし「シュートストップ、ビルドアップもクオリティーの高さを感じさせられた。当時、何も出来なかった分、権田さんにいいシュートを打ちたいなと思います」と成長した姿を見せることを誓った。
清水は今季からロティーナ監督が就任し、新加入選手も数多く加入した。上田は「去年と同じようにはいかない。僕らも去年以上のパフォーマンス、何か違う者は出さないと勝つと言うことは簡単ではない」と気を引き締め、権田は「ここ数年、チームの結果が奮わなかったけど、エスパルスは今までと違うんだよ、というのを最初の試合で見せたい」とスタートダッシュに意欲を見せた。
鹿島上田「いいシュートを」清水権田に勇姿見せる
[2021年2月24日18時30分]

オンライン会見に臨む鹿島FW上田
鹿島アントラーズの東京五輪世代FW上田綺世が日本代表の先輩で清水GK権田に成長した姿を見せることを誓った。
合同オンライン会見で18年末の日本代表合宿以来、3年ぶりに“再会。権田からストライカーとしての賛辞と「うちの試合以外で頑張ってほしい」とのエールを受けると、上田は「当時、何も出来なかった分、権田さんにいいシュートを打ちたいなと思います」と、代表の先輩からゴールを奪う覚悟を口にした。
鹿島・上田 “権田先輩”に成長のゴールみせる!
[ 2021年2月24日 14:18 ]
東京五輪世代でJ1鹿島のFW上田綺世(22)が、“権田先輩”に成長のゴールをみせる。24日、開幕・清水戦(27日、カシマスタジアム)を前に、Jリーグによるオンライン記者会見に参加。ともに出席した日本代表GK権田修一(31)を前に「当時、何もできなかったので権田さんにシュートを打てればいいなと思います」と力を込めた。
上田が振り返る“当時”とは、2018年の12月末。アジアカップが翌年に控える代表国内合宿に、サポートメンバーとして参加した。シュート練習では権田とも対峙(たいじ)し、上田は「すごく大きく感じた。シュートストップ、ビルドアップもクオリティーの高さを感じさせられた」と、プロのレベルを肌で感じる貴重な経験となった。
あれから2年。昨季は自身最多の10ゴールを挙げ、プロ3年目で初の開幕スタメンが濃厚だ。代表の先輩である権田に「五輪イヤーで気合いも入っていると思うし、気をつけないと。個人的には(合宿で)一緒にやっているので、うちの試合以外で頑張って欲しい」と冗談交じりに言われたが、上田は「代表合宿を経験して鹿島に入ることができた。その成果を3年越しに出せたら」と、ゴールを見据えていた。
鹿島・上田、初開幕スタメン濃厚 清水戦ゴール意欲「権田さんに打てれば」
[ 2021年2月25日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島ー清水 ( 2021年2月27日 カシマ )
東京五輪世代の鹿島FW上田が、開幕・清水戦でのゴールに意欲を燃やした。
昨季は自身最多の10ゴールを挙げ、プロ3年目で初の開幕スタメンが濃厚。相手の日本代表GK権田とは、法大時代の18年に国内での代表合宿でともに過ごした。シュート練習で対峙(たいじ)した当時を「(緊張で)何もできなかった」と振り返った上で「権田さんにシュートを打てればいいなと思う」と力を込めた。
今季よりJリーグに復帰した清水の権田と旧知の間柄の会話がなされておる。
「当時大学生で何も出来なかった印象があったので、覚えていただいているか不安でしたが、覚えてもらえていてすごくうれしい」と言う。
日本代表であった権田にとってはトレーニングパートナーであった当時の綺世は小さな存在であったであろう。
そこからの成長を開幕戦では魅せるのだ。
呉下の阿蒙にあらず。
刮目して見て貰おうではないか。
楽しみな対戦である。

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明治安田J1開幕戦へ、鹿島、清水の監督&選手が抱負
2021/2/24 14:31配信

(写真左より) 上田綺世(鹿島アントラーズ)、権田修一(清水エスパルス)
2月24日に『2021明治安田生命Jリーグ開幕直前オンライン会見』が開催された。開幕戦3日前に鹿島アントラーズと清水エスパルスの監督、選手が登場し、次のように意気込みを語った。
「去年に比べ、選手の理解も深く、非常にスムーズに準備ができている。開幕でいいスタートを切れればと思っている。清水はいい補強をした。我々もしっかり対策して試合をしたい」(鹿島・ザーゴ監督)
「鹿島は今年クラブ創立30周年、そういう記念の年の選手としてやれることを誇りに思うし、その年にタイトルを取ることが重要。清水は新加入選手も多く、去年と同じようにやっていては勝てない」(上田綺世)
「鹿島は強いチーム。去年の入りは変化もあり苦しんだが、その後はさすがアントラーズ、しっかり巻き返してきた。今年もタイトルを狙えるアジアを代表するクラブだと思う。ヘナト・アウグストとエウシーニョはまだ合流できていないが、チーム全体としていい積み上げができている。新しい選手が加入し、私も1年目、チームとして浸透していけるか、前向きにやっている」(清水・ロティーナ監督)
「清水はここ数年成績が振るわないが、僕自身残留争いをするためにエスパルスに入ったわけではない。強い気持ちを持ってやっている。鹿島は伝統という言葉が一番似合うクラブ。カシマではなかなか勝てていないが、僕らの目指すところへ行くためには超えなければならない相手。しっかり戦いたい」(権田修一)
互いの印象について質問が飛ぶと、権田と上田はこう答えた。
「上田選手とは短い時間だが、2019年の年末の代表合宿でプレーした。シュート練習をしながらストライカーらしく動き出しに脅威を感じた。ポルトガルでもJリーグのハイライトを見ていたが、技術がしっかりしている。うちとの試合以外でがんばってほしい」(権田)
「当時は大学生でテンパっていた。覚えてくれてうれしい。自分の視野も狭くなっていたが、大きく見えた。当時は何もできなかったので、権田さんにいいシュートを打ちたい」(上田)
3年目を迎える上田と約2年ぶりに日本へ帰って来た権田は、改めて開幕戦への思いを口にした。
「今年初めてキャンプへ行って、仕上がりがいい。メンバー、スタッフが変わらない強みを開幕戦にぶつけたい」(上田)
「今までと違うと見せたい。1試合1試合の結果が順位となる。38試合分の1の1試合1試合をしっかり対応していきたい」(権田)
『2021明治安田J1』第1節・鹿島×清水は2月27日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。
「ビッグになったね」「当時はテンパっていて…」謙遜の上田綺世が日本代表GK権田修一に挑む。注目の開幕戦、鹿島対清水戦に向けて

鹿島の上田綺世(左)と清水の権田修一(右)。協力:Jリーグ
2019年アジアカップ前の日本代表合宿に上田が練習生として参加、権田のプレーに触れて「早くプロになりたいと思った」。
[J1 1節] 鹿島 – 清水/2021年2月27日15:00/カシマサッカースタジアム
権田「ビッグになっちゃったね」
上田「いえ、いえ、いえ……」
J1リーグ鹿島アントラーズ対清水エスパルスの開幕戦を目前に控え、鹿島のFW上田綺世と清水のGK権田修一によるオンラインでの記者会見が行われた。そのようなやりとりで始まった対談形式の会見で、日本代表にも選ばれる二人は次のように、それぞれの第一印象とデュエルでの意気込みを示した。
まず権田は次のように振り返った。
「とても短い期間でしたが、アジアカップ開催前の2018年の年末、日本代表の国内組のみの合宿に、当時大学生でしたが、(上田が)サポートメンバーとして来てくれました。まさに『ストライカー』で、ゴール前の動き出しやゴールへの執着が感じられて、実際にシュート練習では脅威を感じていました」
そしてサガン鳥栖からポルトガル1部のポルティモネンセSCに移籍したあとも、権田は鹿島に加入した上田のプレー、とりわけシュートシーンに感心してきたという。
「Jリーグの試合をハイライトでチェックしていても、ゴールシーンのバリエーションが豊富で、技術もすごくしっかりした選手。オリンピックイヤーで気合が入っていることもあり、気を付けなければいけない。個人的には、ウチの試合以外で頑張ってほしいと思います」
権田はそのように上田には“清水戦以外”での活躍を要求していた。
それを受けて、上田は権田について、「当時大学生だったんですけれど、僕はテンパっていて、何もできなかったことしか印象に残っていません。正直覚えていてもらえるのか、結構不安でした。覚えていてもらえて、すごく嬉しかったです」と、2年3か月前の“あの日”を振り返る。
「当時すごく僕の視野は狭くて、(そのなかで権田と)対峙したり、シュート練習したり、そこですごく大きく感じました。シュートストップもそうですが、ビルドアップのクオリティの高さが印象的でした。そこで、早くプロに行きたい、と僕は思いました。そういう代表での経験も経て、この2年、3年越しに成果を見せられたらと思います。当時何もできなかったぶん、権田さんに、いいシュートを決めたいと思います」
上田はそのように謙遜しつつも、自分の成長ぶりを知る意味でも、権田との対決を楽しみにしていた。
鹿島対清水戦は2月27日、カシマサッカースタジアムで行われる。午後3時キックオフ。茨城県が独自に発令していた緊急事態宣言を解除したことを受けて、スタジアム収容制限人数の上限は5000人から50パーセント(約2万人)に緩和。チケットが追加発売されている。詳細はクラブ公式サイトにて。
[文:サカノワ編集グループ]
【2・27鹿島対清水】ゴールを狙う上田綺世と、ゴールを守る権田修一。2年越しの対戦を迎える両者の思い
2021-02-24
サッカーマガジン編集部
2月24日、Jリーグがリーグ開幕に向けてオンラインで対戦カードごとに記者会見を実施した。開幕戦で対戦する鹿島アントラーズのFW上田綺世と、清水エスパルスのGK権田修一がそれぞれ試合に向けた思いを口にした。

上写真=鹿島アントラーズの上田綺世と清水エスパルスの権田修一が開幕戦に向けたオンライン会見に臨んだ(写真◎スクリーンショット)
■2021年2月27日(土)15:00KO J1第1節(@カシマスタジアム)
鹿島アントラーズ 対 清水エスパルス
代表合宿以来の再会
「正直、覚えてもらえているか不安でした。覚えていてもらえてすごくうれしい」。そう話したのは鹿島のFW上田綺世だ。開幕戦前のオンライン会見で顔を合わせた清水のGK権田修一とは久々の再会となる。権田曰く、上田とは「2018年の年末、代表の国内組だけの合宿のとき。(上田が)当時大学生でサポートとして来て、一緒にプレーした」。
それから2年が経ち、お互いに当時の印象をよみがえらせる。権田は上田のことを「本当にストライカーで、ゴール前の動き出しだったり、ゴールへの執着というところでは、僕も実際にシュート練習とかで対峙して、すごく脅威を感じていました。Jリーグのゴールシーンを見てもバリエーションも多い」と絶賛。それに対して上田は「ありがとうございます」と笑顔。そして、権田について「対峙したり、シュート練習でも、すごく大きく感じました。シュートストップもそうだし、ビルドアップでもすごくクオリティーの高さを感じさせられました」と話した。
2月27日の一戦では、ゴールを狙う上田と、ゴールを守る権田の、2年越しの対戦がカシマスタジアムのピッチ上で繰り広げられるだろう。上田は日本代表の先輩に対し、「当時は何もできなかったので、権田さんに良いシュートを打てたらいいなと思います」と意気込みを話し、一方の権田は、「個人的には、うちとの試合以外で頑張ってほしい」と、冗談を交えながら上田を警戒した。
また、上田は清水との開幕戦について、「(3戦3勝した)昨年と同じようにはいかないと思うし、僕らも昨年以上のパフォーマンスを見せる、または、また何か違ったものを出さないと良い試合はできない。勝つのは簡単ではないと思っています」と語る。「法政の先輩でもあるディサロ(燦シルヴァーノ)くんも加入している」と言うように、清水の新戦力についても言及した。清水の権田は「簡単に勝てる相手ではないけれど、僕らが目指すところに行くためには、絶対に越えていかなければいけない壁の一つ。しっかりと準備して試合に臨みたい」と、2月27日の一戦を見据えた。
【鹿島】目標はクラブ創立30周年でのタイトル獲得! ザーゴ監督とFW上田綺世は準備万端を強調
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月24日
開幕戦の相手はロティーナ新監督率いる清水

昨季得点した試合は全勝の上田。開幕戦でもゴールを奪いチームを勝利に導けるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
週末に控える2021年シーズン開幕を前にJリーグはオンライン上で会見を行なった。クラブ創立30周年を迎える鹿島アントラーズはザーゴ監督とFW上田綺世が出席し、タイトル奪取へ意気込みを語った。
昨季は1月のアジア・チャンピオンズリーグのプレーオフ敗戦を皮切りに公式戦6連敗。ザーゴ監督の目指すサッカーへの適応に苦しんだ。しかし、試合を重ねるごとに状況は好転し、世代交代でも手応えを掴んだシーズンだった。
そんな新生鹿島を象徴する選手のひとりが22歳のFW上田綺世だ。
内定を前倒しで途中加入した2019年シーズンこそ2得点に終わるが、昨季は10得点と成長した姿を見せた。さらに昨季は得点を挙げた試合では全勝と、常勝軍団復活に向けて欠かせない選手となりつつある。
そんな上田は、「今シーズンで鹿島はクラブ創設30周年を迎えますし、僕個人としては記念すべき年に選手として戦えることをすごく嬉しく誇りに思います。また、その年にタイトルを取るというのが、このクラブにとってすごく重要なことなので、それを成し遂げられるようにチーム一丸となり、僕も活躍を積み重ねていけたらいいなと思います」と意気込んだ。
2年目を迎えたザーゴ監督も、「開幕に向けて非常に良い準備が出来たと思う。去年に比べたら私が求めているものを選手が理解しながら取り組めてスムーズに準備ができた。しっかりと開幕戦で良いスタートを切れたら」と昨季に失敗したスタートダッシュに手応えを感じているようだ。
開幕戦の相手はロティーナ新監督を迎え、大型補強を敢行した清水エスパルスだ。
印象を聞かれた上田は「清水は新加入選手も多い。法政の先輩でもあるディサロくん(ディサロ燦シルヴァーノ)も加入して、去年と同じ様にはいかないと思う。僕らも去年以上のパフォーマンスや、何か違ったものを出さないと、良い試合も出来ないし、勝つというのは簡単ではないと思います」。昨季の対戦ではホーム&アウェーともに勝利(2-1、2-0)しているものの、警戒を緩めなかった。
鹿島のアニバーサリーイヤーはどんな船出となるか。清水をホームで迎え撃つ開幕戦は27日15時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島上田が清水GK権田とオンラインで3年ぶり再会
[2021年2月24日15時39分]

開幕戦の抱負を語る鹿島FW上田

オンライン会見に臨む清水GK権田

オンライン会見に臨む鹿島のザーゴ監督

オンライン会見に臨む清水のロティーナ監督
26日のJリーグ開幕に先立ち24日、開幕戦で対戦する鹿島アントラーズFW上田綺世(22)と清水エスパルスGK権田修一(31)がオンラインで合同会見を行い、3年ぶりに再会した。2人は18年12月、日本代表合宿でともにプレー。上田は当時、法大在学中で、トレーニングパートナーとしてアジア杯直前の日本代表の国内合宿に参加していた。権田は画面で上田の姿を見るなり「上田くん、久しぶり。すっかりビッグになっちゃって」と声を掛けた。
権田は昨季10得点と飛躍した上田の印象に「ストライカーでゴール前の動きだし、ゴールへの執着は僕も対峙(たいじ)して脅威を感じていました。(シュートの)バリエーションも多いし技術もしっかりした選手」と振り返り「個人的には、一緒にやっているので、うちの試合以外で頑張って欲しいなと思います」とエールを送った。代表の先輩からの賛辞に、上田は「当時大学生で何も出来なかった印象があったので、覚えていただいているか不安でしたが、覚えてもらえていてすごくうれしい」と笑みをこぼし「シュートストップ、ビルドアップもクオリティーの高さを感じさせられた。当時、何も出来なかった分、権田さんにいいシュートを打ちたいなと思います」と成長した姿を見せることを誓った。
清水は今季からロティーナ監督が就任し、新加入選手も数多く加入した。上田は「去年と同じようにはいかない。僕らも去年以上のパフォーマンス、何か違う者は出さないと勝つと言うことは簡単ではない」と気を引き締め、権田は「ここ数年、チームの結果が奮わなかったけど、エスパルスは今までと違うんだよ、というのを最初の試合で見せたい」とスタートダッシュに意欲を見せた。
鹿島上田「いいシュートを」清水権田に勇姿見せる
[2021年2月24日18時30分]

オンライン会見に臨む鹿島FW上田
鹿島アントラーズの東京五輪世代FW上田綺世が日本代表の先輩で清水GK権田に成長した姿を見せることを誓った。
合同オンライン会見で18年末の日本代表合宿以来、3年ぶりに“再会。権田からストライカーとしての賛辞と「うちの試合以外で頑張ってほしい」とのエールを受けると、上田は「当時、何も出来なかった分、権田さんにいいシュートを打ちたいなと思います」と、代表の先輩からゴールを奪う覚悟を口にした。
鹿島・上田 “権田先輩”に成長のゴールみせる!
[ 2021年2月24日 14:18 ]
東京五輪世代でJ1鹿島のFW上田綺世(22)が、“権田先輩”に成長のゴールをみせる。24日、開幕・清水戦(27日、カシマスタジアム)を前に、Jリーグによるオンライン記者会見に参加。ともに出席した日本代表GK権田修一(31)を前に「当時、何もできなかったので権田さんにシュートを打てればいいなと思います」と力を込めた。
上田が振り返る“当時”とは、2018年の12月末。アジアカップが翌年に控える代表国内合宿に、サポートメンバーとして参加した。シュート練習では権田とも対峙(たいじ)し、上田は「すごく大きく感じた。シュートストップ、ビルドアップもクオリティーの高さを感じさせられた」と、プロのレベルを肌で感じる貴重な経験となった。
あれから2年。昨季は自身最多の10ゴールを挙げ、プロ3年目で初の開幕スタメンが濃厚だ。代表の先輩である権田に「五輪イヤーで気合いも入っていると思うし、気をつけないと。個人的には(合宿で)一緒にやっているので、うちの試合以外で頑張って欲しい」と冗談交じりに言われたが、上田は「代表合宿を経験して鹿島に入ることができた。その成果を3年越しに出せたら」と、ゴールを見据えていた。
鹿島・上田、初開幕スタメン濃厚 清水戦ゴール意欲「権田さんに打てれば」
[ 2021年2月25日 05:30 ]
明治安田生命J1第1節 鹿島ー清水 ( 2021年2月27日 カシマ )
東京五輪世代の鹿島FW上田が、開幕・清水戦でのゴールに意欲を燃やした。
昨季は自身最多の10ゴールを挙げ、プロ3年目で初の開幕スタメンが濃厚。相手の日本代表GK権田とは、法大時代の18年に国内での代表合宿でともに過ごした。シュート練習で対峙(たいじ)した当時を「(緊張で)何もできなかった」と振り返った上で「権田さんにシュートを打てればいいなと思う」と力を込めた。
ザーゴ監督、Jリーグは非常に拮抗したリーグ
オンライン会見に登場したザーゴ監督である。
「“打倒フロンターレ”だけではなくて、Jリーグは非常に拮抗したリーグ。全チームに優勝の可能性がある」と昨季の王者ばかりが主役ではないとJリーグについてのコメントを語る。
川崎に気を取られて足下をすくわれては元も子もない。
清水は大型補強と名将を招聘し、かなりの強化がなされておる。
ここで躓かぬ事が肝要。
必勝態勢にて挑む。
重要な開幕戦である。

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【2・27鹿島対清水】昨季最終節以来のザーゴ監督とロティーナ監督の対戦。「素晴らしいサッカー」で白星発進狙う
2021-02-24
サッカーマガジン編集部
2月24日、Jリーグがリーグ開幕に向けてオンラインで対戦カードごとに記者会見を実施した。ザーゴ監督体制2年目の鹿島アントラーズと、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が新たに指揮を執る清水エスパルスの一戦。開幕戦に向けて両指揮官が思いを言葉にした。

上写真=鹿島アントラーズのザーゴ監督と清水エスパルスのロティーナ監督。昨シーズンの最終節でも両指揮官は対戦した(写真◎スクリーンショット)
■2021年2月27日(土)15:00KO J1第1節(@カシマスタジアム)
鹿島アントラーズ 対 清水エスパルス
「“打倒フロンターレ”だけではない」
ブラジル人とスペイン人の両指揮官が、開幕戦で火花を散らす。鹿島のザーゴ監督と清水のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、昨季最終節でも顔を合わせた。ホームで勝利を奪うことができず失意のザーゴ監督とは対照的に、勝ち点1を獲得してC大阪にAFCチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたロティーナ監督は笑顔を見せた。ロティーナ監督はその試合でC大阪の指揮を終え、今季は新たに清水を率いる。
「昨年から多少の問題を抱えているヘナトとエウシーニョはまだしっかりと合流できてはいませんが、キャンプの時期も(選手の)大きなケガもなく、ここまで順調な積み上げができています。新しい選手も入り、私も1年目となるので、チームに変化もあります。そこで(戦術を)落とし込む仕事だったり、チームとして浸透させていくためのたくさんの仕事がありますが、前向きにやっていけるものと信じています」
ロティーナ監督はそのように語り、開幕前のチーム状況に手ごたえを得ているようだ。ただ、対戦相手の鹿島については、「本当に強いチームだという印象を持っています」と警戒する。「昨年は変化があり、苦しんだところもあったと思いますが、そのあとは“さすがアントラーズ”と。しっかりと巻き返して、また強いチームに復活しました。今年もその強さは続くでしょうし、タイトルを狙える力があるチーム。アジアを代表するようなチームです」と、対戦前に敬意を表した。
一方のザーゴ監督は清水について、「エスパルスは移籍マーケットをうまく活用し、素晴らしい補強をした」と、戦力が上積みされていることに注目する。昨季は3度の対戦で3勝した相手でもあるが、「我々もしっかりと対策をとりながら試合をできればと思っています」と、指揮官も変わった今季は一筋縄ではいかない相手であることを認識する。
今季はともにJ1の頂点を目指す上で、昨季王者を上回る強さを見せる必要がある。だが、「“打倒フロンターレ”だけではなくて、Jリーグは非常に拮抗したリーグ。全チームに優勝の可能性がある」(ザーゴ監督)、「対戦相手というのは川崎フロンターレだけではありません」(ロティーナ監督)と両指揮官はきっぱり。ザーゴ監督は「全チームに敬意を払いながら、試合をこなしていく」と、すべてのJ1チームとの対戦に全力を注ぐことを強調した。
「素晴らしいサッカーを見せて、日本のサッカーを通じて世界に喜びや勇気を伝えることができれば」とザーゴ監督が話せば、ロティーナ監督は「相手がゴラッソを決めるようなこともあれば、逆に我々のゴールもある。その場面、場面で精神的なダメージを受けることもあれば、逆に盛り上がることもある。いろいろなことが起こるからこそ、サッカーは美しいのです」と言葉に力を込める。
昨季はシーズン序盤につまずいた鹿島のザーゴ監督にとっても、新天地で良いスタートを切りたいロティーナ監督にとっても、勝ち点3を獲得したい開幕戦。両者の勝利への思いが、見る者を熱くさせる試合を生み出すことだろう。
「“打倒フロンターレ”だけではなくて、Jリーグは非常に拮抗したリーグ。全チームに優勝の可能性がある」と昨季の王者ばかりが主役ではないとJリーグについてのコメントを語る。
川崎に気を取られて足下をすくわれては元も子もない。
清水は大型補強と名将を招聘し、かなりの強化がなされておる。
ここで躓かぬ事が肝要。
必勝態勢にて挑む。
重要な開幕戦である。

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【2・27鹿島対清水】昨季最終節以来のザーゴ監督とロティーナ監督の対戦。「素晴らしいサッカー」で白星発進狙う
2021-02-24
サッカーマガジン編集部
2月24日、Jリーグがリーグ開幕に向けてオンラインで対戦カードごとに記者会見を実施した。ザーゴ監督体制2年目の鹿島アントラーズと、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が新たに指揮を執る清水エスパルスの一戦。開幕戦に向けて両指揮官が思いを言葉にした。

上写真=鹿島アントラーズのザーゴ監督と清水エスパルスのロティーナ監督。昨シーズンの最終節でも両指揮官は対戦した(写真◎スクリーンショット)
■2021年2月27日(土)15:00KO J1第1節(@カシマスタジアム)
鹿島アントラーズ 対 清水エスパルス
「“打倒フロンターレ”だけではない」
ブラジル人とスペイン人の両指揮官が、開幕戦で火花を散らす。鹿島のザーゴ監督と清水のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、昨季最終節でも顔を合わせた。ホームで勝利を奪うことができず失意のザーゴ監督とは対照的に、勝ち点1を獲得してC大阪にAFCチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたロティーナ監督は笑顔を見せた。ロティーナ監督はその試合でC大阪の指揮を終え、今季は新たに清水を率いる。
「昨年から多少の問題を抱えているヘナトとエウシーニョはまだしっかりと合流できてはいませんが、キャンプの時期も(選手の)大きなケガもなく、ここまで順調な積み上げができています。新しい選手も入り、私も1年目となるので、チームに変化もあります。そこで(戦術を)落とし込む仕事だったり、チームとして浸透させていくためのたくさんの仕事がありますが、前向きにやっていけるものと信じています」
ロティーナ監督はそのように語り、開幕前のチーム状況に手ごたえを得ているようだ。ただ、対戦相手の鹿島については、「本当に強いチームだという印象を持っています」と警戒する。「昨年は変化があり、苦しんだところもあったと思いますが、そのあとは“さすがアントラーズ”と。しっかりと巻き返して、また強いチームに復活しました。今年もその強さは続くでしょうし、タイトルを狙える力があるチーム。アジアを代表するようなチームです」と、対戦前に敬意を表した。
一方のザーゴ監督は清水について、「エスパルスは移籍マーケットをうまく活用し、素晴らしい補強をした」と、戦力が上積みされていることに注目する。昨季は3度の対戦で3勝した相手でもあるが、「我々もしっかりと対策をとりながら試合をできればと思っています」と、指揮官も変わった今季は一筋縄ではいかない相手であることを認識する。
今季はともにJ1の頂点を目指す上で、昨季王者を上回る強さを見せる必要がある。だが、「“打倒フロンターレ”だけではなくて、Jリーグは非常に拮抗したリーグ。全チームに優勝の可能性がある」(ザーゴ監督)、「対戦相手というのは川崎フロンターレだけではありません」(ロティーナ監督)と両指揮官はきっぱり。ザーゴ監督は「全チームに敬意を払いながら、試合をこなしていく」と、すべてのJ1チームとの対戦に全力を注ぐことを強調した。
「素晴らしいサッカーを見せて、日本のサッカーを通じて世界に喜びや勇気を伝えることができれば」とザーゴ監督が話せば、ロティーナ監督は「相手がゴラッソを決めるようなこともあれば、逆に我々のゴールもある。その場面、場面で精神的なダメージを受けることもあれば、逆に盛り上がることもある。いろいろなことが起こるからこそ、サッカーは美しいのです」と言葉に力を込める。
昨季はシーズン序盤につまずいた鹿島のザーゴ監督にとっても、新天地で良いスタートを切りたいロティーナ監督にとっても、勝ち点3を獲得したい開幕戦。両者の勝利への思いが、見る者を熱くさせる試合を生み出すことだろう。
サムットプラカーン・シティ、石井監督の手腕で躍進
タイリーグにて躍進するサムットプラカーン・シティである。
石井監督の手腕が光る。
この調子でACL出場圏内に入り、来季は対戦したい。
楽しみにしておる。

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石井正忠監督率いるサムットプラカーン・シティが4位浮上…ACLも射程圏内に
タイリーグ1第21節が行われ、石井正忠監督が率いる7位のサムットプラカーン・シティはホームで11位のプラチュワップFCと対戦した。
試合は立ち上がりの4分にサムットプラカーン・シティが先制すると、21分、57分とブラジル人FWバロス・タルデリが連続ゴールして3―0とリード。後半も82分にタルデリが2試合連続のハットトリックとなる自身3ゴール目を決めて、サムットプラカーン・シティが4―0で快勝した。
サムットプラカーン・シティは昨年2月の開幕時には1分け3敗という苦しいスタートを切ったものの、新型コロナウイルスの影響による長期中断を経た9月以降は着実に勝ち点を獲得。12月には3試合で14ゴールを挙げる得点力を見せて3連勝し、石井監督は12月のリーグ月間最優秀監督に選出された。
サムットプラカーン・シティはここまでの21試合でリーグ最多の45得点。原動力となっているのは昨年のリーグ中断期間中にBGパトゥム・ユナイテッドからレンタルで獲得したタルデリで、16試合で3度のハットトリックを含む19ゴールは現在得点ランキングのトップとなっている。タルデリについては石井監督も「本当に素晴らしい。チームのために90分間戦ってくれていると思う」と評価しながら、「うちは他のチームよりもチームとして戦っていると思う」とチーム全体としても手ごたえを感じているようだ。
プラチュワップFCに快勝したサムットプラカーン・シティは4位に浮上。来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内も射程圏となっている。
文=本多辰成
石井監督の手腕が光る。
この調子でACL出場圏内に入り、来季は対戦したい。
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石井正忠監督率いるサムットプラカーン・シティが4位浮上…ACLも射程圏内に
タイリーグ1第21節が行われ、石井正忠監督が率いる7位のサムットプラカーン・シティはホームで11位のプラチュワップFCと対戦した。
試合は立ち上がりの4分にサムットプラカーン・シティが先制すると、21分、57分とブラジル人FWバロス・タルデリが連続ゴールして3―0とリード。後半も82分にタルデリが2試合連続のハットトリックとなる自身3ゴール目を決めて、サムットプラカーン・シティが4―0で快勝した。
サムットプラカーン・シティは昨年2月の開幕時には1分け3敗という苦しいスタートを切ったものの、新型コロナウイルスの影響による長期中断を経た9月以降は着実に勝ち点を獲得。12月には3試合で14ゴールを挙げる得点力を見せて3連勝し、石井監督は12月のリーグ月間最優秀監督に選出された。
サムットプラカーン・シティはここまでの21試合でリーグ最多の45得点。原動力となっているのは昨年のリーグ中断期間中にBGパトゥム・ユナイテッドからレンタルで獲得したタルデリで、16試合で3度のハットトリックを含む19ゴールは現在得点ランキングのトップとなっている。タルデリについては石井監督も「本当に素晴らしい。チームのために90分間戦ってくれていると思う」と評価しながら、「うちは他のチームよりもチームとして戦っていると思う」とチーム全体としても手ごたえを感じているようだ。
プラチュワップFCに快勝したサムットプラカーン・シティは4位に浮上。来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内も射程圏となっている。
文=本多辰成
上田綺世、現代の黄金の隼
上田綺世について記す日本経済新聞の武智記者である。
「世界基準からすると決して大型と呼べないが、剛の中にしなやかさを備えた、日本にあまりいないタイプのストライカー」と綺世を評す。
強さと柔らかさを兼ね備えた天賦の才を遺憾なく発揮して貰いたい。
また、憧れの父の背番号18は、父親である晃さんがクリンスマンのファンであったことからという由来が興味深い。
クリンスマンが如くゴールを量産するのだ。
鹿島の「黄金の隼」の活躍を期待しておる。

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万能の上田綺世 名FW輩出クラブの最新兵器
出番です! Jリーグ開幕㊦
2021年2月24日 10:50

今季でプロ3年目。体もたくましくなった上田は東京五輪のエース候補だ=共同
5年ぶりの覇権奪還に燃える鹿島は柳沢敦(引退)、大迫勇也(現ブレーメン)ら優れたFWを世に送り出すクラブとして知られる。そんな鹿島の最新鋭の兵器が上田綺世(22)だ。鹿島のみならず、今夏の東京五輪でも活躍が期待できる逸材である。
プロ3年目の今季、体がすっかりたくましくなった。「自ら大きくしようとしたわけじゃない。プレーに合わせて自然に体が大きくなってくれたって感じ」。伸び盛りの選手に共通の「あるある」だ。
2019年6月、ブラジルで開催されたコパ・アメリカに出場したときはまだ法大の3年生だった。日本代表デビューのチリ戦は決定機をことごとく外し、世界との距離を思い知らされた。帰国するや、入団が内定していた鹿島の門を前倒しでたたいた。2年目の昨季はプロの水に慣れ、26試合で10得点をマークした。

日本にはめずらしい万能のストライカー。多彩なシュートの形を持っている=共同
182㌢、76㌔の体軀(たいく)は世界基準からすると決して大型と呼べないが、剛の中にしなやかさを備えた、日本にあまりいないタイプのストライカーである。
開幕節で対戦する日本代表のGK権田(清水)が褒める。「ゴール前の動き出しは脅威。バリエーションも豊富」。ファーサイドで待ち構えて豪快にボレーをたたき込んだかと思うと、ニアに走り込んでGKの鼻先で合わすこともできる。裏志向が強く、ロングパスでもスルーパスでも絶妙なトラップで引き取って、冷静にGKの動きを読んで決められる。要は万能なのだ。
今季から背番号18をつける。サッカーを始めるきっかけをつくってくれた父親の晃さんが元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン(1990年ワールドカップ優勝メンバー)のファンだった。クリンスマンに憧れて父がつけた番号を、今度は息子がつける。「サッカーを始めたときから番号もポジションも、ずっと父のマネしていたので」
鹿島は今年クラブ創立30周年を迎える。「そんな記念すべき年に戦えることはうれしいし誇りでもある。タイトルを取ることが重要」と上田。就任2年目のザーゴ監督の下、チームの熟成は進み、昨季18得点のエベラウドと上田の2トップも破壊力を増しそう。背番号は昨年の36から半分に減ったけれど、ゴール数は2倍(20点)になってもおかしくない。上田が目標とする優勝も現実味を帯びてくる。
(武智幸徳)
「世界基準からすると決して大型と呼べないが、剛の中にしなやかさを備えた、日本にあまりいないタイプのストライカー」と綺世を評す。
強さと柔らかさを兼ね備えた天賦の才を遺憾なく発揮して貰いたい。
また、憧れの父の背番号18は、父親である晃さんがクリンスマンのファンであったことからという由来が興味深い。
クリンスマンが如くゴールを量産するのだ。
鹿島の「黄金の隼」の活躍を期待しておる。

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万能の上田綺世 名FW輩出クラブの最新兵器
出番です! Jリーグ開幕㊦
2021年2月24日 10:50

今季でプロ3年目。体もたくましくなった上田は東京五輪のエース候補だ=共同
5年ぶりの覇権奪還に燃える鹿島は柳沢敦(引退)、大迫勇也(現ブレーメン)ら優れたFWを世に送り出すクラブとして知られる。そんな鹿島の最新鋭の兵器が上田綺世(22)だ。鹿島のみならず、今夏の東京五輪でも活躍が期待できる逸材である。
プロ3年目の今季、体がすっかりたくましくなった。「自ら大きくしようとしたわけじゃない。プレーに合わせて自然に体が大きくなってくれたって感じ」。伸び盛りの選手に共通の「あるある」だ。
2019年6月、ブラジルで開催されたコパ・アメリカに出場したときはまだ法大の3年生だった。日本代表デビューのチリ戦は決定機をことごとく外し、世界との距離を思い知らされた。帰国するや、入団が内定していた鹿島の門を前倒しでたたいた。2年目の昨季はプロの水に慣れ、26試合で10得点をマークした。

日本にはめずらしい万能のストライカー。多彩なシュートの形を持っている=共同
182㌢、76㌔の体軀(たいく)は世界基準からすると決して大型と呼べないが、剛の中にしなやかさを備えた、日本にあまりいないタイプのストライカーである。
開幕節で対戦する日本代表のGK権田(清水)が褒める。「ゴール前の動き出しは脅威。バリエーションも豊富」。ファーサイドで待ち構えて豪快にボレーをたたき込んだかと思うと、ニアに走り込んでGKの鼻先で合わすこともできる。裏志向が強く、ロングパスでもスルーパスでも絶妙なトラップで引き取って、冷静にGKの動きを読んで決められる。要は万能なのだ。
今季から背番号18をつける。サッカーを始めるきっかけをつくってくれた父親の晃さんが元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン(1990年ワールドカップ優勝メンバー)のファンだった。クリンスマンに憧れて父がつけた番号を、今度は息子がつける。「サッカーを始めたときから番号もポジションも、ずっと父のマネしていたので」
鹿島は今年クラブ創立30周年を迎える。「そんな記念すべき年に戦えることはうれしいし誇りでもある。タイトルを取ることが重要」と上田。就任2年目のザーゴ監督の下、チームの熟成は進み、昨季18得点のエベラウドと上田の2トップも破壊力を増しそう。背番号は昨年の36から半分に減ったけれど、ゴール数は2倍(20点)になってもおかしくない。上田が目標とする優勝も現実味を帯びてくる。
(武智幸徳)
上田綺世、優勝です
上田綺世にインタビューを敢行したBLOGLAの田中滋氏である。
今季にかける綾瀬の意気込みが伝わってくる。
そして、今季のキーマンとして、みんなとしながらも強いて「シラくん(白崎)や竜司くん(和泉)」と二人の名をを挙げる。
興味深い選出である。
二人の実力は、試合では出し切れていないとピッチの中から見えておるように聞こえる。
今季、この二人から綺世に素晴らしいパスが届くであろう。
楽しみである。

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【開幕特集】鹿島・上田綺世選手インタビュー「憧れの存在、目指したい存在はなんでもいい。だから、誰だってヒーローになれる」
DAZNとパートナーメディアで構成する「DAZN Jリーグ推進委員会」の連動企画。2021シーズンの開幕を告げる特別企画として、「#2021のヒーローになれ」をテーマにJ1各チーム期待の選手にインタビューを行った。弊紙では、鹿島の上田綺世選手に直撃。『BLOGOLA』、そして未掲載部分も含めて25・26日発売の『エル・ゴラッソ』でも記事を展開する。
取材日:2月18日(木) 聞き手:田中 滋
I N T E R V I E W
FW 18 上田 綺世(鹿島アントラーズ)
写真:Atsushi Tokumaru
いまの鹿島と以前の鹿島。まだギャップがある
――J1開幕が近づいてきました。宮崎キャンプからここまで、手ごたえはいかがですか?
「チーム全体的にも個人的にも、すごくモチベーションは高まっています。戦術的なところはこれからもっと高めていくと思いますが、去年までのものがベースになることは間違いありません。監督も言っていましたが、開幕戦で勝つことだけを目指しているわけではないので、戦いながら戦術的にも質を高めていけたらいいと思います」
――クラブは今年、創立30周年を迎えます。上田選手としてはどういう思いがありますか?
「僕は小さいころから海外のサッカーを見ることが多かったのですが、同い年の中にはやっぱり鹿島のファンの子もいました。茨城県でサッカーをしていれば、絶対に意識するクラブだと思います。小学生でも中学生でも、茨城県の中でトップまでいったら、絶対にいつかは鹿島アントラーズの下部組織とあたります。ジュニアユースやジュニアでさえもそういう存在なんです。自分の中ではアントラーズは強いイメージ、雲の上の存在という意識がありました。そのクラブで、いまトップチームに在籍させてもらい、自分が好きなポジションであるFWを任され、自分の好きな番号である18番をつけてプレーできていることはすごく幸せなことです。ただ、自分が小さいころに持っていたアントラーズのイメージと、いま自分が表現できているもののギャップを考えたら、もっと体現したいと思います。アントラーズへの憧れを抱いている小学生や中学生がいるのなら、そういう子どもたちに刺激を与えられるシーズンにできたらと思います」
――上田選手は下部組織出身の選手(中学時代に鹿島アントラーズノルテジュニアユースに所属)ながら、ユースに上がれず、一度鹿島を離れざるを得ませんでした。それでも鹿島に戻ってきたことを思うと、やはりここは特別な場所でしょうか。
「自分が生まれた県のチームでもありますし、僕としては、鹿島で活躍するのが一番いいと思っています。親も見にきやすいですし。鹿島って、サッカーをしていない人がその名を聞いても『強いチームだ』と理解していることが多いと思います。それが多分、鹿島の印象というか姿だと思いますし、鹿島の本質だと思います。サッカーに詳しくない人に『鹿島って知ってる?』と聞いたら『サッカーが強いチームでしょ』と答えてもらえる。選手の名前を知らなくても、それが伝わっていれば、鹿島はそれでいいと思います」
国籍の枠を越えるくらいの活躍をしたい
――上田選手は今年23歳を迎えます。今後のサッカー人生において選択肢を増やすためには、大事な時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
「日本では若手と言われるかもしれないですが、 海外の基準からすれば、もう若くはありませんし、焦りはあります。僕の大きな野望としては、アジア人とかそういう国籍の枠を越えるくらいの活躍をしたいというものがあります。それを達成するためには、やっぱり見てもらわないといけない。そう考えたらもう若くないと思います」
――見てもらう場として、代表についてはどう考えていますか。
「いろいろな取材でも言っていますが、クラブでの活躍なしに代表はない。それは森保さん(森保一日本代表兼五輪代表監督)が一番僕らに言ってくれています。やっぱり、鹿島で何ができるかだと思います。鹿島で活躍したからこそ代表に入る権利が得られる。自分が選んだ環境で活躍できないことには、新しい環境は与えてもらえません。この鹿島での活躍をさらに伸ばしていって、誰が見ても(代表に相応しい)、というくらいにならないと、その先のステップはないと思います。代表に入りたいとか、五輪に出たいとか言う前に、鹿島で土台作りをしっかりやりたいと思います」
チームは全体的に仕上がっている
――開幕戦の対戦相手は、昨季の第33節で対戦した清水です。その試合で上田選手は2得点を挙げ、特に2点目はファン・アラーノ選手からの見事なスルーパスを受けて決めたものでした。動いたところに、イメージどおりのパスが出てきたと思いますが、今季はああいう形がもっと増えてほしいという期待があるのではないでしょうか?
「そうですね。あのシーンは象徴的だと思います。あれが例えば、(土居)聖真くんが持っていたり、荒木(遼太郎)が持っていたりしたら、僕の動き方、タイミング、体の向き、声の出し方、そのすべてが変わってきます。そういうところを2年目のシーズンだからこそ合わせていけているので、僕の期待も込めてですけど、似たようなシーンは増えていくのではないか思います」
――清水は大型補強でこのオフの話題にもなりました。どういう印象を持っていますか?
「北九州からディサロ(燦シルヴァーノ)選手が入りましたね。大学(法政大)の先輩なので、レレくん(ディサロの愛称)と同時に試合に出られたらいいなと思います。レレくんもJ2ですごい活躍していたので、お互い刺激し合えたらと思います」
――鹿島のキーマンになりそうなのは誰でしょうか?
「みんなだと思います。新加入の選手は、自分を出せるかの勝負になると思いますし、エヴェ(エヴェラウド)をはじめブラジル人選手の到着は遅れましたけど、みんなしっかりトレーニングに取り組んでいます。この人がキーマンと挙げるのは難しいですね。強いて挙げるなら、シラくん(白崎)や竜司くん(和泉)。シラくんは去年ケガが多くてパフォーマンスがなかなか上がらなかったですが、キャンプからずっとやってきて状態がよさそうです。竜司くんもようやくケガが治って、パフォーマンスが上がっています。(関川)郁万も体はキレていますし、全体的に仕上がってると感じます」
父はヒーローそのものだった
――先日、今季のJリーグの開幕キャッチコピーが「#2021のヒーローになれ」と決まりました。おそらく上田選手にとってはお父さんがそういう存在だったと思いますが、あらためてどんな存在でしたか?
「ヒーローそのものだったと思います。僕は父を目指してサッカーを始めましたが、父がそんなにサッカーをしなくなってからは、父に認められたいというか、父が観にきてくれれば満足して帰らせたい、という思いでした。そういう意味では大きい存在でした」
――厳しいお父さんでしたか、それとも優しいお父さんでしたか?
「相当厳しかったと思います。たぶん、優しい父親だったら憧れていませんし、認められたいとも思っていなかった思います」
――厳しく言われることに対して反発することはなかったのですか?
「しなかったですね。何も言われないくらいになりたいと思っていたので。言われたことに反発することは正解ではない、合理的ではないと思っていました。むしろ、いま言われてることに関してできるようになったら、『もう何も言われないんでしょ』という感じでした」
――いまの子どもたちにとって、どんな存在だったらヒーローになれると思いますか?
「誰だってヒーローになれると思います。公園で自主練している子どもに『一緒に蹴ろう』と声をかけた高校生が、その子にとってヒーローになることだってあると思います。ヒーローってなんでもいいのではないでしょうか。憧れの存在、目指したい存在はなんでもいいと思います。
僕の父はプロサッカー選手ではなかったですが、それでも父に認められたいという思いでやってきて、結果プロになれました。誰でもヒーローになれると思います」
選手は幅広く仕事をする必要がある
――コロナの時代になり、選手も見えないプレッシャーの中で日々を暮らしていると思います。ただ、こんな時代だからこそサッカー選手が果たせる役割もあると思います。いま、この時代でプロサッカー選手としてプレーできていることをどう感じていますか?
「サッカー選手に求められる役割、幅が広がったと思います。試合には入場制限が設けられ、観にきても声を出せないなどの規制があります。いろいろな縛りがある中で、それでもサッカーを好きでいてほしい。プロサッカー選手は、サッカー好きの人たちに感動を与えないといけない存在です。そして、その方法が多様になってきていると感じます。プレーを観にきてもらえないのであれば、それ以外のところを見せる時代になってきていますよね。SNSを使って普段の練習の風景を発信したり、リモート企画をやってYouTubeにその動画を載せたりとか、そういうことで(ファン・サポーターと)選手との距離感を保っていく必要があると思います。そういう時代だと思うので、どこのクラブもマーケティングには苦労していると思いますし、選手は幅広く仕事をする必要があると思います」
――今季、上田選手の活躍を期待する声が多く聞かれます。周りの評価をどう思っていますか?
「自分の活躍が周りの評価につながると思っています。自己評価は常に厳しいですけど、そのように評価してもらえることはうれしいです」
――最後に今季の目標は?
「優勝です」
<プロフィール>
上田 綺世(うえだ・あやせ)
1998年8月28日生まれ、22歳。茨城県出身。182cm/76kg。鹿島ノルテJY→鹿島学園高→法政大を経て、19年途中に鹿島へ加入。J1通算39試合出場14得点。日本代表Aマッチ6試合出場3得点。
(鹿島担当 田中滋)
今季にかける綾瀬の意気込みが伝わってくる。
そして、今季のキーマンとして、みんなとしながらも強いて「シラくん(白崎)や竜司くん(和泉)」と二人の名をを挙げる。
興味深い選出である。
二人の実力は、試合では出し切れていないとピッチの中から見えておるように聞こえる。
今季、この二人から綺世に素晴らしいパスが届くであろう。
楽しみである。

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【開幕特集】鹿島・上田綺世選手インタビュー「憧れの存在、目指したい存在はなんでもいい。だから、誰だってヒーローになれる」
DAZNとパートナーメディアで構成する「DAZN Jリーグ推進委員会」の連動企画。2021シーズンの開幕を告げる特別企画として、「#2021のヒーローになれ」をテーマにJ1各チーム期待の選手にインタビューを行った。弊紙では、鹿島の上田綺世選手に直撃。『BLOGOLA』、そして未掲載部分も含めて25・26日発売の『エル・ゴラッソ』でも記事を展開する。
取材日:2月18日(木) 聞き手:田中 滋
I N T E R V I E W
FW 18 上田 綺世(鹿島アントラーズ)
写真:Atsushi Tokumaru
いまの鹿島と以前の鹿島。まだギャップがある
――J1開幕が近づいてきました。宮崎キャンプからここまで、手ごたえはいかがですか?
「チーム全体的にも個人的にも、すごくモチベーションは高まっています。戦術的なところはこれからもっと高めていくと思いますが、去年までのものがベースになることは間違いありません。監督も言っていましたが、開幕戦で勝つことだけを目指しているわけではないので、戦いながら戦術的にも質を高めていけたらいいと思います」
――クラブは今年、創立30周年を迎えます。上田選手としてはどういう思いがありますか?
「僕は小さいころから海外のサッカーを見ることが多かったのですが、同い年の中にはやっぱり鹿島のファンの子もいました。茨城県でサッカーをしていれば、絶対に意識するクラブだと思います。小学生でも中学生でも、茨城県の中でトップまでいったら、絶対にいつかは鹿島アントラーズの下部組織とあたります。ジュニアユースやジュニアでさえもそういう存在なんです。自分の中ではアントラーズは強いイメージ、雲の上の存在という意識がありました。そのクラブで、いまトップチームに在籍させてもらい、自分が好きなポジションであるFWを任され、自分の好きな番号である18番をつけてプレーできていることはすごく幸せなことです。ただ、自分が小さいころに持っていたアントラーズのイメージと、いま自分が表現できているもののギャップを考えたら、もっと体現したいと思います。アントラーズへの憧れを抱いている小学生や中学生がいるのなら、そういう子どもたちに刺激を与えられるシーズンにできたらと思います」
――上田選手は下部組織出身の選手(中学時代に鹿島アントラーズノルテジュニアユースに所属)ながら、ユースに上がれず、一度鹿島を離れざるを得ませんでした。それでも鹿島に戻ってきたことを思うと、やはりここは特別な場所でしょうか。
「自分が生まれた県のチームでもありますし、僕としては、鹿島で活躍するのが一番いいと思っています。親も見にきやすいですし。鹿島って、サッカーをしていない人がその名を聞いても『強いチームだ』と理解していることが多いと思います。それが多分、鹿島の印象というか姿だと思いますし、鹿島の本質だと思います。サッカーに詳しくない人に『鹿島って知ってる?』と聞いたら『サッカーが強いチームでしょ』と答えてもらえる。選手の名前を知らなくても、それが伝わっていれば、鹿島はそれでいいと思います」
国籍の枠を越えるくらいの活躍をしたい
――上田選手は今年23歳を迎えます。今後のサッカー人生において選択肢を増やすためには、大事な時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
「日本では若手と言われるかもしれないですが、 海外の基準からすれば、もう若くはありませんし、焦りはあります。僕の大きな野望としては、アジア人とかそういう国籍の枠を越えるくらいの活躍をしたいというものがあります。それを達成するためには、やっぱり見てもらわないといけない。そう考えたらもう若くないと思います」
――見てもらう場として、代表についてはどう考えていますか。
「いろいろな取材でも言っていますが、クラブでの活躍なしに代表はない。それは森保さん(森保一日本代表兼五輪代表監督)が一番僕らに言ってくれています。やっぱり、鹿島で何ができるかだと思います。鹿島で活躍したからこそ代表に入る権利が得られる。自分が選んだ環境で活躍できないことには、新しい環境は与えてもらえません。この鹿島での活躍をさらに伸ばしていって、誰が見ても(代表に相応しい)、というくらいにならないと、その先のステップはないと思います。代表に入りたいとか、五輪に出たいとか言う前に、鹿島で土台作りをしっかりやりたいと思います」
チームは全体的に仕上がっている
――開幕戦の対戦相手は、昨季の第33節で対戦した清水です。その試合で上田選手は2得点を挙げ、特に2点目はファン・アラーノ選手からの見事なスルーパスを受けて決めたものでした。動いたところに、イメージどおりのパスが出てきたと思いますが、今季はああいう形がもっと増えてほしいという期待があるのではないでしょうか?
「そうですね。あのシーンは象徴的だと思います。あれが例えば、(土居)聖真くんが持っていたり、荒木(遼太郎)が持っていたりしたら、僕の動き方、タイミング、体の向き、声の出し方、そのすべてが変わってきます。そういうところを2年目のシーズンだからこそ合わせていけているので、僕の期待も込めてですけど、似たようなシーンは増えていくのではないか思います」
――清水は大型補強でこのオフの話題にもなりました。どういう印象を持っていますか?
「北九州からディサロ(燦シルヴァーノ)選手が入りましたね。大学(法政大)の先輩なので、レレくん(ディサロの愛称)と同時に試合に出られたらいいなと思います。レレくんもJ2ですごい活躍していたので、お互い刺激し合えたらと思います」
――鹿島のキーマンになりそうなのは誰でしょうか?
「みんなだと思います。新加入の選手は、自分を出せるかの勝負になると思いますし、エヴェ(エヴェラウド)をはじめブラジル人選手の到着は遅れましたけど、みんなしっかりトレーニングに取り組んでいます。この人がキーマンと挙げるのは難しいですね。強いて挙げるなら、シラくん(白崎)や竜司くん(和泉)。シラくんは去年ケガが多くてパフォーマンスがなかなか上がらなかったですが、キャンプからずっとやってきて状態がよさそうです。竜司くんもようやくケガが治って、パフォーマンスが上がっています。(関川)郁万も体はキレていますし、全体的に仕上がってると感じます」
父はヒーローそのものだった
――先日、今季のJリーグの開幕キャッチコピーが「#2021のヒーローになれ」と決まりました。おそらく上田選手にとってはお父さんがそういう存在だったと思いますが、あらためてどんな存在でしたか?
「ヒーローそのものだったと思います。僕は父を目指してサッカーを始めましたが、父がそんなにサッカーをしなくなってからは、父に認められたいというか、父が観にきてくれれば満足して帰らせたい、という思いでした。そういう意味では大きい存在でした」
――厳しいお父さんでしたか、それとも優しいお父さんでしたか?
「相当厳しかったと思います。たぶん、優しい父親だったら憧れていませんし、認められたいとも思っていなかった思います」
――厳しく言われることに対して反発することはなかったのですか?
「しなかったですね。何も言われないくらいになりたいと思っていたので。言われたことに反発することは正解ではない、合理的ではないと思っていました。むしろ、いま言われてることに関してできるようになったら、『もう何も言われないんでしょ』という感じでした」
――いまの子どもたちにとって、どんな存在だったらヒーローになれると思いますか?
「誰だってヒーローになれると思います。公園で自主練している子どもに『一緒に蹴ろう』と声をかけた高校生が、その子にとってヒーローになることだってあると思います。ヒーローってなんでもいいのではないでしょうか。憧れの存在、目指したい存在はなんでもいいと思います。
僕の父はプロサッカー選手ではなかったですが、それでも父に認められたいという思いでやってきて、結果プロになれました。誰でもヒーローになれると思います」
選手は幅広く仕事をする必要がある
――コロナの時代になり、選手も見えないプレッシャーの中で日々を暮らしていると思います。ただ、こんな時代だからこそサッカー選手が果たせる役割もあると思います。いま、この時代でプロサッカー選手としてプレーできていることをどう感じていますか?
「サッカー選手に求められる役割、幅が広がったと思います。試合には入場制限が設けられ、観にきても声を出せないなどの規制があります。いろいろな縛りがある中で、それでもサッカーを好きでいてほしい。プロサッカー選手は、サッカー好きの人たちに感動を与えないといけない存在です。そして、その方法が多様になってきていると感じます。プレーを観にきてもらえないのであれば、それ以外のところを見せる時代になってきていますよね。SNSを使って普段の練習の風景を発信したり、リモート企画をやってYouTubeにその動画を載せたりとか、そういうことで(ファン・サポーターと)選手との距離感を保っていく必要があると思います。そういう時代だと思うので、どこのクラブもマーケティングには苦労していると思いますし、選手は幅広く仕事をする必要があると思います」
――今季、上田選手の活躍を期待する声が多く聞かれます。周りの評価をどう思っていますか?
「自分の活躍が周りの評価につながると思っています。自己評価は常に厳しいですけど、そのように評価してもらえることはうれしいです」
――最後に今季の目標は?
「優勝です」
<プロフィール>
上田 綺世(うえだ・あやせ)
1998年8月28日生まれ、22歳。茨城県出身。182cm/76kg。鹿島ノルテJY→鹿島学園高→法政大を経て、19年途中に鹿島へ加入。J1通算39試合出場14得点。日本代表Aマッチ6試合出場3得点。
(鹿島担当 田中滋)
ザーゴ体制2年目、“勝つために”針を振った補強策
今季の鹿島アントラーズについて記すBLOGOAの田中滋氏である。
これまで幾度も書き記された大型ブラジル人補強と昨季からの継続路線を追い風と綴る。
クラブ創立30周年記念としてタイトルを獲りに来た姿勢が伝わる。
その中で「最終ラインの顔ぶれは多少見劣りするかもしれない」とDFラインについて不安な要素であると言う。
文脈から町田のところつまり左CBについて不安視しておるように読み取れる。
確かにここ2年ブラジル人CB擁したチームが優勝を飾っておった。
ここを補強することも考えられる手ではあったように思う。
しかしながら、クラブは守備力以上に攻撃的なチームにてタイトルを狙うことを決断した。
守りを固める相手の守備をこじ開ける鹿島アントラーズが今季は観られることであろう。
得点力で勝利を掴む、2021年シーズンの鹿島アントラーズがもうすぐお目見えする。
非常に楽しみである。

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開幕特集 鹿島アントラーズ】タイトルあるのみ。クラブ30周年を迎える鹿島の本気
ザーゴ体制2年目。“勝つために”針を振った補強策
今季はクラブ創立30周年を迎えるため、クラブ全体から並々ならぬ意気込みが感じられるオフとなった。例年であれば、勝つことと育てることのバランスを見ながらの補強策が、思い切って勝つことに針を振り、力のあるブラジル人選手を補強した。17年から4季連続で国内タイトルを逃しており、ワースト記録をこれ以上伸ばすわけにはいかず、是が非でもタイトルを、という強い気持ちがうかがえる。

昨季ベストイレブンに選ばれたエヴェラウド
ザーゴ体制も2年目となり、昨季の路線は継続される。よりポゼッションの質を高め、ボールを失えば即時奪回を目指す戦い方は変わらないだろう。その意味において、サントスの一員としてリベルタドーレス杯決勝にも出場したディエゴ・ピトゥカの獲得に成功したことは大きい。ブラジル国内でも評価の高い彼が加われば、最終ラインからのビルドアップはかなり安定するだろう。また、競り合いに強いアルトゥール・カイキの存在は、ビルドアップが成立しなかったとき、エヴェラウドや上田綺世をターゲットにしたロングフィードの回収役としても期待できる。二人の加入によって地上戦、空中戦ともにボールを前に運ぶ術を進歩させられるだろう。
最終ラインの顔ぶれは多少見劣りするかもしれない。思い切って攻撃に重心を移すことで守備の場面を減らす工夫が必要だ。ただし、責任あるポジションをあえて任せることで、選手はそれに応えようと取り組み、飛躍的な成長を遂げることを鹿島はよく知っている。昌子源(現・G大阪)らはそうして育った。今度は、町田浩樹や関川郁万らがその期待に応える番だ。
昨季はスタートダッシュでつまずいたことが最後まで響いた。今季は最初から飛ばしたい。
文・田中 滋
写真・Atsushi Tokumaru(BLOGOLA編集部)
これまで幾度も書き記された大型ブラジル人補強と昨季からの継続路線を追い風と綴る。
クラブ創立30周年記念としてタイトルを獲りに来た姿勢が伝わる。
その中で「最終ラインの顔ぶれは多少見劣りするかもしれない」とDFラインについて不安な要素であると言う。
文脈から町田のところつまり左CBについて不安視しておるように読み取れる。
確かにここ2年ブラジル人CB擁したチームが優勝を飾っておった。
ここを補強することも考えられる手ではあったように思う。
しかしながら、クラブは守備力以上に攻撃的なチームにてタイトルを狙うことを決断した。
守りを固める相手の守備をこじ開ける鹿島アントラーズが今季は観られることであろう。
得点力で勝利を掴む、2021年シーズンの鹿島アントラーズがもうすぐお目見えする。
非常に楽しみである。

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開幕特集 鹿島アントラーズ】タイトルあるのみ。クラブ30周年を迎える鹿島の本気
ザーゴ体制2年目。“勝つために”針を振った補強策
今季はクラブ創立30周年を迎えるため、クラブ全体から並々ならぬ意気込みが感じられるオフとなった。例年であれば、勝つことと育てることのバランスを見ながらの補強策が、思い切って勝つことに針を振り、力のあるブラジル人選手を補強した。17年から4季連続で国内タイトルを逃しており、ワースト記録をこれ以上伸ばすわけにはいかず、是が非でもタイトルを、という強い気持ちがうかがえる。

昨季ベストイレブンに選ばれたエヴェラウド
ザーゴ体制も2年目となり、昨季の路線は継続される。よりポゼッションの質を高め、ボールを失えば即時奪回を目指す戦い方は変わらないだろう。その意味において、サントスの一員としてリベルタドーレス杯決勝にも出場したディエゴ・ピトゥカの獲得に成功したことは大きい。ブラジル国内でも評価の高い彼が加われば、最終ラインからのビルドアップはかなり安定するだろう。また、競り合いに強いアルトゥール・カイキの存在は、ビルドアップが成立しなかったとき、エヴェラウドや上田綺世をターゲットにしたロングフィードの回収役としても期待できる。二人の加入によって地上戦、空中戦ともにボールを前に運ぶ術を進歩させられるだろう。
最終ラインの顔ぶれは多少見劣りするかもしれない。思い切って攻撃に重心を移すことで守備の場面を減らす工夫が必要だ。ただし、責任あるポジションをあえて任せることで、選手はそれに応えようと取り組み、飛躍的な成長を遂げることを鹿島はよく知っている。昌子源(現・G大阪)らはそうして育った。今度は、町田浩樹や関川郁万らがその期待に応える番だ。
昨季はスタートダッシュでつまずいたことが最後まで響いた。今季は最初から飛ばしたい。
文・田中 滋
写真・Atsushi Tokumaru(BLOGOLA編集部)
Jリーグ推進委員会12メディアの優勝予想は鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズを2021年シーズン優勝候補の本命に挙げるJリーグ推進委員会12メディアである。
これは素直に嬉しい。
主な理由としては、ザーゴ体制2年目、昨シーズン終盤の安定感、主力選手が軒並み残留、かつ的確な補強とのこと。
またもっと大きな理由としてACL不参加が挙げられてる。
我らとしては出場権逸は大ききな喪失感ではあったが、国内に集中し、タイトルを目指すという意味ではプラスにとらえたい。
このメディアによる予想を的中させるべく今季は勝利を積み重ねて最後の最後に笑いたい。
楽しみな2021年シーズンである。

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王者・川崎Fの連覇か、阻むのはどこか?
Jリーグ推進委員会12メディアの優勝予想
スポーツナビ2021年2月24日(水) 11:00

Jリーグ推進委員会の開幕特集に参画する12メディアがJ1優勝チームを予想【(C)J.LEAGUE】
DAZNとパートナーメディアで構成する「DAZN Jリーグ推進委員会」が2021シーズンのJ1を予想する。Jリーグ開幕特集に参画する12メディアにアンケートを実施。第1弾では、優勝チームを挙げてもらい、その理由を解説してもらった。日ごろからJリーグを報じているメディアは、今シーズンのJ1優勝争いをどう見るのか!?
本命:鹿島アントラーズ

優勝候補の一番人気は鹿島。各メディアは、主力選手の残留と的確な補強、そしてリーグ戦に専念できることが大きな要因と分析【(C)KASHIMA ANTLERS】
王者・川崎フロンターレを抑えて堂々の予想1位に輝いたのは鹿島アントラーズだ。7メディアが優勝チームとして挙げており、まさに優勝争いの本命と言えるだろう。主な理由としては、ザーゴ体制2年目、昨シーズン終盤の安定感、主力選手が軒並み残留、かつ的確な補強が挙げられる。さらに、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しないため、リーグ戦に専念できることも大きい、と見ている。各メディアの分析にも目を通してほしい。
サッカーマガジンWeb
ACL組の川崎、G大阪、名古屋、C大阪は当然、優勝候補だが、この4チームには大会を勝ち進んでほしい。何なら上位独占を。ただそうなると、必然的に負担が大きくなり、J1優勝は難しくなる。過去の例からもそれは明らかだ。やはり今季も国内の戦いに専念できるチームが有利と見る。
継続性と戦力バランスから判断するに鹿島、FC東京、横浜FMあたりが候補だろうか。甲乙つけがたいが、夏に主力が海を渡らないという条件付きで鹿島を推す。昨季終盤にはザーゴ監督のサッカーが浸透。最終節でC大阪と引き分けてACL行きの可能性を断たれたが、あの悔しい経験もプラスに働くのではないか。驚異のタイトル獲得率から考えても、そろそろ鹿島の番だろう。
サッカーダイジェストWeb
完成度や選手層で一頭地を抜いているのは王者・川崎Fだが、今季は4チーム降格というレギュレーションもあり、がちがちに守って「勝ち点1」を狙いに来るチームが少なくないと予想される。その中で昨季のような連勝を飾るのは容易ではない。
そこで優勝候補に推したいのが、昨シーズンはリーグ戦4連敗スタートだったにもかかわらず、5位に食い込んだ鹿島。主力がほぼ残留し、巻き返しの原動力となったエヴェラウド&上田綺世の2トップは破壊力抜群だ。ACLがないのもプラスで、ザーゴ体制2年目で花が開きそうだ。
サッカーキング
昨季はクラブワースト記録の開幕4連敗を喫し、一時は最下位にも低迷した。しかし、8月下旬から11年ぶりとなる7連勝を達成。ACL出場圏にはあと一歩届かず5位フィニッシュという結果に終わったが、21シーズンに向けた“期待感”を存分に感じさせる戦いぶりを中盤戦以降見せてくれた。
昨季の主力は軒並み残留し、次世代の鹿島を担うであろう高卒・大卒の選手を多数獲得。ディエゴ・ピトゥカ&アルトゥール・カイキの実績抜群ブラジル人コンビも新たに加わった。昨季一気にブレークした沖悠哉や上田のような“ニューヒーロー”の登場にも期待したい。ザーゴ監督の戦術が着実に浸透し、国内の戦いに専念できる今季は優勝候補の一角であることに間違いないだろう。
Football ZONE web
ザーゴ体制1年目の昨季は、リーグ開幕4連敗と序盤につまずいたものの、8月下旬から7連勝を飾るなど徐々に巻き返しを図り5位でシーズンを終えた。今オフには海外クラブから狙われた昨季18得点のエヴェラウドが残留するなど、主力の流出を回避できたうえに、新外国籍選手として名門サントスのリベルタドーレス杯準優勝に貢献したディエゴ・ピトゥカと、アル・シャバブからアルトゥール・カイキを獲得。さらに明治大学の常本佳吾をはじめ、6名の新卒ルーキーが加入するなど、鹿島らしい的確な補強を行った。
今季はACLの出場もなくJリーグに専念できることから、昨季中盤戦以降のような戦いができれば、攻守に安定感のある鹿島が優勝に一番近いと言える。
フットボリスタ
ザーゴ監督体制2年目となり、メンバーの大きな入れ替えもない中で安定感をもって勝ち点を重ねそう。昨シーズン2冠の川崎Fはもちろん、G大阪や、名古屋も積極的な補強でチーム力は上がっているが、ACL出場によるコンディション調整の難しさは昨シーズンのACL出場クラブを見ても明らか。その点、リーグ戦に集中できる鹿島にアドバンテージがあると予想した。注目はJリーグでの実績十分なロティーナ監督を招へいした清水。GK権田修一、DF鈴木義宜、DF片山瑛一らを獲得し編成的にも整った。(フットボリスタ・Jリーグ担当)
超ワールドサッカー
近年ではACL出場クラブが優勝することは難しいものとなっている中で、2020シーズンの序盤は苦しんだものの、ザーゴ監督の戦い方が浸透してから成績を伸ばした鹿島が優勝すると予想する。圧倒的な強さで優勝した川崎Fが今シーズンも優勝候補に挙げられる中、2021シーズンはグループステージが集中開催となるACLに出場し、厳しいシーズンになるだろう。鹿島は、昨シーズンの主力が残留し、ザーゴ監督のサッカーがさらに浸透している状況。苦しんだケガ人も戻ってくることを考えると、常勝軍団が再びタイトルを手にする可能性は高い。
REAL SPORTS
昨シーズン後半の躍進から、ザーゴ体制の浸透が感じられる。エヴェラウドをはじめとした、主力外国籍選手の残留も大きい。昨季前半戦で不安定だった守備陣に関川郁万の台頭など新陳代謝が見られ、攻撃陣でも上田を筆頭に若手選手たちへの期待を感じられる。6人のルーキーの存在もチームの底上げを後押ししそう。そしてACL出場がない分、リーグ戦に集中できるのも後押しになると予想。
対抗:川崎フロンターレ
連覇を狙う王者・川崎Fは予想2位という結果に。昨シーズン圧倒的な強さで優勝を果たした川崎Fは、大幅な戦力ダウンを回避し、さらに狙い通りの補強を行った。シーズン開幕を告げる富士ゼロックススーパーカップではG大阪に競り勝ち、勝負強さを見せた。ACL参戦による強行スケジュールが懸念されるが、それは強者の宿命。王者は盤石の状態でリーグ連覇に挑む。
webスポルティーバ
取られたらすぐに取り返す猛烈な守備。相手から逃げるのではなく、自ら相手を揺さぶろうとする積極的なパスワーク。チャンスを逃さず、ゴールを決め切る姿勢。昨季の川崎Fは、自分たちが目指していたサッカーの正解にたどり着いての優勝だったと思う。今季もその正解を遂行できるメンバーがそろっているだけに、シーズン中の微調整や進化を加えながら、強さを発揮するのではないだろうか。強すぎても「見たい!」と思わせるプレーにあふれているので、ピッチと見る者たちの良好な関係が今季も続くと予想する。
THE ANSWER
昨季はJ1史上最速優勝に始まり、最多勝ち点、最多勝利、最多得点、最多得失点差を達成と、歴史に残る圧倒的な強さを見せた。間違いなく今季も優勝候補に挙げられるだろう。ただ、長らくチームをけん引してきた中村憲剛が現役引退し、ベストイレブンにも輝いた不動のボランチ・守田英正がポルトガルのサンタ・クララへ移籍。代わりに名古屋からジョアン・シミッチ、大分から小塚和季、松本山雅から塚川孝輝を獲得したが、どんな影響が出るかは始まってみないと分からない。
また、2年ぶりのACL参戦がリーグ戦に与える影響も不透明だ。とはいえ、過去4年で3度の優勝を果たしており、チームとしての総合力はどこよりも高い。昨季のような戦い方ができれば、2度目の連覇も現実となるはずだ。
Qoly
ACLとの両睨みのシーズン。J1が20チームとなりただでさえハードなスケジュールとなるが、その中でも王者が強さを発揮すると予想する。中村憲(引退)、守田(移籍)といった重要な選手がオフに抜け、三笘薫や田中碧が欧州へ渡る日も決して遠くない。しかし長年培ってきた技術的なベースは健在であり、別の個性で彼らの穴を埋めつつ、チームとして進化することは可能だろう。チーム内の競争も相変わらず激しく、そうした地力の強さが、名古屋や鹿島、G大阪といった強力なライバルたちを上回るはずだ。
J論(西部謙司)
対戦相手のマークは間違いなく厳しくなる。ACL参戦も足枷になるだろう。戦術的な要だった守田の移籍は大きなマイナスだ。それでも川崎Fの優位は動かないと予想する。昨季のような差はつかないと思うが、2位と18ポイントもあった差が簡単に埋まるとは考えにくい。ライバルにも積み上げがあるとはいえ、継続性で川崎Fとは年季の差がある。さまざまなマイナス要因があるとはいえ、それでもひっくり返されることはないのではないか。
穴:北海道コンサドーレ札幌
北海道コンサドーレ札幌を推したのは、水沼貴史さん(元サッカー日本代表)、 北條聡さん(元サッカーマガジン編集長)、川端暁彦さん(元エルゴラッソ編集長)が出演する『蹴球メガネーズ』だ。秘めたポテンシャルを高く評価し、大胆にも札幌の初優勝を予想した。
蹴球メガネーズ
当たるも八卦、当たらぬも八卦。だったら無難な線を突くより大胆予想を。で、行きついた答えがあっと驚く「コンサドーレの乱」だ。本命、対抗に推される有力候補をまとめて千切るポテンシャルがあるんじゃなかろうか。実際、昨季は泣く子も黙る川崎Fに敵地で快勝。ツボにはまれば、どんな相手もねじ伏せる破壊力を秘めている。後ろから次々と人が飛び出す神出鬼没の攻めと、前線からマンツーマンで圧力をかける守りは実に冒険的。常にドツボにはまる危険と隣り合わせだが、それを恐れていては玉座に就くなど夢のまた夢か。ともあれ、結末は神のみぞ知るだが、ひょっとして、ひょっとするかも――という妄想がふくらむ今日この頃……。
これは素直に嬉しい。
主な理由としては、ザーゴ体制2年目、昨シーズン終盤の安定感、主力選手が軒並み残留、かつ的確な補強とのこと。
またもっと大きな理由としてACL不参加が挙げられてる。
我らとしては出場権逸は大ききな喪失感ではあったが、国内に集中し、タイトルを目指すという意味ではプラスにとらえたい。
このメディアによる予想を的中させるべく今季は勝利を積み重ねて最後の最後に笑いたい。
楽しみな2021年シーズンである。

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王者・川崎Fの連覇か、阻むのはどこか?
Jリーグ推進委員会12メディアの優勝予想
スポーツナビ2021年2月24日(水) 11:00

Jリーグ推進委員会の開幕特集に参画する12メディアがJ1優勝チームを予想【(C)J.LEAGUE】
DAZNとパートナーメディアで構成する「DAZN Jリーグ推進委員会」が2021シーズンのJ1を予想する。Jリーグ開幕特集に参画する12メディアにアンケートを実施。第1弾では、優勝チームを挙げてもらい、その理由を解説してもらった。日ごろからJリーグを報じているメディアは、今シーズンのJ1優勝争いをどう見るのか!?
本命:鹿島アントラーズ

優勝候補の一番人気は鹿島。各メディアは、主力選手の残留と的確な補強、そしてリーグ戦に専念できることが大きな要因と分析【(C)KASHIMA ANTLERS】
王者・川崎フロンターレを抑えて堂々の予想1位に輝いたのは鹿島アントラーズだ。7メディアが優勝チームとして挙げており、まさに優勝争いの本命と言えるだろう。主な理由としては、ザーゴ体制2年目、昨シーズン終盤の安定感、主力選手が軒並み残留、かつ的確な補強が挙げられる。さらに、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しないため、リーグ戦に専念できることも大きい、と見ている。各メディアの分析にも目を通してほしい。
サッカーマガジンWeb
ACL組の川崎、G大阪、名古屋、C大阪は当然、優勝候補だが、この4チームには大会を勝ち進んでほしい。何なら上位独占を。ただそうなると、必然的に負担が大きくなり、J1優勝は難しくなる。過去の例からもそれは明らかだ。やはり今季も国内の戦いに専念できるチームが有利と見る。
継続性と戦力バランスから判断するに鹿島、FC東京、横浜FMあたりが候補だろうか。甲乙つけがたいが、夏に主力が海を渡らないという条件付きで鹿島を推す。昨季終盤にはザーゴ監督のサッカーが浸透。最終節でC大阪と引き分けてACL行きの可能性を断たれたが、あの悔しい経験もプラスに働くのではないか。驚異のタイトル獲得率から考えても、そろそろ鹿島の番だろう。
サッカーダイジェストWeb
完成度や選手層で一頭地を抜いているのは王者・川崎Fだが、今季は4チーム降格というレギュレーションもあり、がちがちに守って「勝ち点1」を狙いに来るチームが少なくないと予想される。その中で昨季のような連勝を飾るのは容易ではない。
そこで優勝候補に推したいのが、昨シーズンはリーグ戦4連敗スタートだったにもかかわらず、5位に食い込んだ鹿島。主力がほぼ残留し、巻き返しの原動力となったエヴェラウド&上田綺世の2トップは破壊力抜群だ。ACLがないのもプラスで、ザーゴ体制2年目で花が開きそうだ。
サッカーキング
昨季はクラブワースト記録の開幕4連敗を喫し、一時は最下位にも低迷した。しかし、8月下旬から11年ぶりとなる7連勝を達成。ACL出場圏にはあと一歩届かず5位フィニッシュという結果に終わったが、21シーズンに向けた“期待感”を存分に感じさせる戦いぶりを中盤戦以降見せてくれた。
昨季の主力は軒並み残留し、次世代の鹿島を担うであろう高卒・大卒の選手を多数獲得。ディエゴ・ピトゥカ&アルトゥール・カイキの実績抜群ブラジル人コンビも新たに加わった。昨季一気にブレークした沖悠哉や上田のような“ニューヒーロー”の登場にも期待したい。ザーゴ監督の戦術が着実に浸透し、国内の戦いに専念できる今季は優勝候補の一角であることに間違いないだろう。
Football ZONE web
ザーゴ体制1年目の昨季は、リーグ開幕4連敗と序盤につまずいたものの、8月下旬から7連勝を飾るなど徐々に巻き返しを図り5位でシーズンを終えた。今オフには海外クラブから狙われた昨季18得点のエヴェラウドが残留するなど、主力の流出を回避できたうえに、新外国籍選手として名門サントスのリベルタドーレス杯準優勝に貢献したディエゴ・ピトゥカと、アル・シャバブからアルトゥール・カイキを獲得。さらに明治大学の常本佳吾をはじめ、6名の新卒ルーキーが加入するなど、鹿島らしい的確な補強を行った。
今季はACLの出場もなくJリーグに専念できることから、昨季中盤戦以降のような戦いができれば、攻守に安定感のある鹿島が優勝に一番近いと言える。
フットボリスタ
ザーゴ監督体制2年目となり、メンバーの大きな入れ替えもない中で安定感をもって勝ち点を重ねそう。昨シーズン2冠の川崎Fはもちろん、G大阪や、名古屋も積極的な補強でチーム力は上がっているが、ACL出場によるコンディション調整の難しさは昨シーズンのACL出場クラブを見ても明らか。その点、リーグ戦に集中できる鹿島にアドバンテージがあると予想した。注目はJリーグでの実績十分なロティーナ監督を招へいした清水。GK権田修一、DF鈴木義宜、DF片山瑛一らを獲得し編成的にも整った。(フットボリスタ・Jリーグ担当)
超ワールドサッカー
近年ではACL出場クラブが優勝することは難しいものとなっている中で、2020シーズンの序盤は苦しんだものの、ザーゴ監督の戦い方が浸透してから成績を伸ばした鹿島が優勝すると予想する。圧倒的な強さで優勝した川崎Fが今シーズンも優勝候補に挙げられる中、2021シーズンはグループステージが集中開催となるACLに出場し、厳しいシーズンになるだろう。鹿島は、昨シーズンの主力が残留し、ザーゴ監督のサッカーがさらに浸透している状況。苦しんだケガ人も戻ってくることを考えると、常勝軍団が再びタイトルを手にする可能性は高い。
REAL SPORTS
昨シーズン後半の躍進から、ザーゴ体制の浸透が感じられる。エヴェラウドをはじめとした、主力外国籍選手の残留も大きい。昨季前半戦で不安定だった守備陣に関川郁万の台頭など新陳代謝が見られ、攻撃陣でも上田を筆頭に若手選手たちへの期待を感じられる。6人のルーキーの存在もチームの底上げを後押ししそう。そしてACL出場がない分、リーグ戦に集中できるのも後押しになると予想。
対抗:川崎フロンターレ
連覇を狙う王者・川崎Fは予想2位という結果に。昨シーズン圧倒的な強さで優勝を果たした川崎Fは、大幅な戦力ダウンを回避し、さらに狙い通りの補強を行った。シーズン開幕を告げる富士ゼロックススーパーカップではG大阪に競り勝ち、勝負強さを見せた。ACL参戦による強行スケジュールが懸念されるが、それは強者の宿命。王者は盤石の状態でリーグ連覇に挑む。
webスポルティーバ
取られたらすぐに取り返す猛烈な守備。相手から逃げるのではなく、自ら相手を揺さぶろうとする積極的なパスワーク。チャンスを逃さず、ゴールを決め切る姿勢。昨季の川崎Fは、自分たちが目指していたサッカーの正解にたどり着いての優勝だったと思う。今季もその正解を遂行できるメンバーがそろっているだけに、シーズン中の微調整や進化を加えながら、強さを発揮するのではないだろうか。強すぎても「見たい!」と思わせるプレーにあふれているので、ピッチと見る者たちの良好な関係が今季も続くと予想する。
THE ANSWER
昨季はJ1史上最速優勝に始まり、最多勝ち点、最多勝利、最多得点、最多得失点差を達成と、歴史に残る圧倒的な強さを見せた。間違いなく今季も優勝候補に挙げられるだろう。ただ、長らくチームをけん引してきた中村憲剛が現役引退し、ベストイレブンにも輝いた不動のボランチ・守田英正がポルトガルのサンタ・クララへ移籍。代わりに名古屋からジョアン・シミッチ、大分から小塚和季、松本山雅から塚川孝輝を獲得したが、どんな影響が出るかは始まってみないと分からない。
また、2年ぶりのACL参戦がリーグ戦に与える影響も不透明だ。とはいえ、過去4年で3度の優勝を果たしており、チームとしての総合力はどこよりも高い。昨季のような戦い方ができれば、2度目の連覇も現実となるはずだ。
Qoly
ACLとの両睨みのシーズン。J1が20チームとなりただでさえハードなスケジュールとなるが、その中でも王者が強さを発揮すると予想する。中村憲(引退)、守田(移籍)といった重要な選手がオフに抜け、三笘薫や田中碧が欧州へ渡る日も決して遠くない。しかし長年培ってきた技術的なベースは健在であり、別の個性で彼らの穴を埋めつつ、チームとして進化することは可能だろう。チーム内の競争も相変わらず激しく、そうした地力の強さが、名古屋や鹿島、G大阪といった強力なライバルたちを上回るはずだ。
J論(西部謙司)
対戦相手のマークは間違いなく厳しくなる。ACL参戦も足枷になるだろう。戦術的な要だった守田の移籍は大きなマイナスだ。それでも川崎Fの優位は動かないと予想する。昨季のような差はつかないと思うが、2位と18ポイントもあった差が簡単に埋まるとは考えにくい。ライバルにも積み上げがあるとはいえ、継続性で川崎Fとは年季の差がある。さまざまなマイナス要因があるとはいえ、それでもひっくり返されることはないのではないか。
穴:北海道コンサドーレ札幌
北海道コンサドーレ札幌を推したのは、水沼貴史さん(元サッカー日本代表)、 北條聡さん(元サッカーマガジン編集長)、川端暁彦さん(元エルゴラッソ編集長)が出演する『蹴球メガネーズ』だ。秘めたポテンシャルを高く評価し、大胆にも札幌の初優勝を予想した。
蹴球メガネーズ
当たるも八卦、当たらぬも八卦。だったら無難な線を突くより大胆予想を。で、行きついた答えがあっと驚く「コンサドーレの乱」だ。本命、対抗に推される有力候補をまとめて千切るポテンシャルがあるんじゃなかろうか。実際、昨季は泣く子も黙る川崎Fに敵地で快勝。ツボにはまれば、どんな相手もねじ伏せる破壊力を秘めている。後ろから次々と人が飛び出す神出鬼没の攻めと、前線からマンツーマンで圧力をかける守りは実に冒険的。常にドツボにはまる危険と隣り合わせだが、それを恐れていては玉座に就くなど夢のまた夢か。ともあれ、結末は神のみぞ知るだが、ひょっとして、ひょっとするかも――という妄想がふくらむ今日この頃……。
鹿島アントラーズ、平均年齢25.29歳
J1チームの年齢構成を伝える日刊スポーツである。
非常に興味深いデータが並ぶ。
鹿島アントラーズは、「平均年齢25.29歳は最年少。元日本代表のDF内田篤人、GK曽ケ端準が昨季限りで引退と、世代交代が進んでいる」と分析される。
伊藤翔、山本脩斗のベテランが移籍し、2年目のメンバー、大卒ルーキーは戦力と数えられ、かなりフレッシュ陣容と言えよう。
しかしながら、主軸にはエヴェラウド、三竿、犬飼とセンターラインを実績十分のメンバーが締める。
「今季タイトルを取れば、黄金期になる可能性も大」と記されるように、このメンバーにてタイトルを得、来季、再来季へと繋げていきたい。
注目である。

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J1ポジション&年齢別20クラブ戦力バランス比較
[2021年2月24日10時19分 ]
21年のJリーグは26日に開幕する。J1史上最多20チームのシーズンを、各チームはどんな陣容で戦うのか。ポジション、年齢別の「シートマップ」を作成し、戦力バランスをチェックした。際立つのがJ1史上最多8度優勝の鹿島。平均年齢25・29歳は最年少。元日本代表のDF内田篤人、GK曽ケ端準が昨季限りで引退と、世代交代が進んでいる。一方、最年長は横浜FCで平均29・41歳。開幕日26日が54歳の誕生日のFWカズ(三浦知良)を筆頭に、30歳以上のベテランFW3人も新たに加わった。

各クラブ平均年齢
<北海道コンサドーレ札幌:期待若手補強>
どのポジションもバランス良く、今後に期待を持てる若手を補強。さらにベテランMF小野の1年半ぶり復帰で安定感とまとまりをもたらす。昨季に続きマンツーマンDFに取り組む見込み。4年目ペトロビッチ監督は成熟度を増した戦いを見せるはずだ。
<ベガルタ仙台:若返り果たす>
主力流出を最小限に抑えると同時にチームの若返りを果たした。大卒ルーキー4人や20代中盤の即戦力を積極補強。攻守の要として期待されるFW皆川、赤崎、マルティノス、MFクエンカ、GKスウォビィクと30歳世代5人衆の出来が浮上へのキーポイント。
<鹿島アントラーズ:絶妙で層厚く>
前線では10代の荒木、松村、染野が1年目から飛躍し新たに須藤も加わった。23歳の伸び盛りの上田、安定感ある29歳土居、30歳エヴェラウドと絶妙な年齢バランスで層が厚くなった。GK、中盤も若手が集い、今季タイトルを取れば、黄金期になる可能性も大。

<浦和レッズ:期待高い逸材>
主力の退団の一方で、期待値の高い逸材が加入。クラブレジェンドと同姓同名の田中達也はアタッカーとして既に順応し、明本はFWとしても対応が可能。DFラインも元日本代表西の加入で、強固なものとなった。欲を言えば、FWにさらに厚みを出したい。
<柏レイソル:中盤は若返り>。ベテランの大谷、三原が活躍する中盤は24歳の椎橋、25歳のドッジが加入し若返り。最終ラインも24歳の上島が加わり、34歳の山下、35歳の染谷らベテランとの競争、融合に期待だ。前線もハードワーク盛りの20代後半が集い、オルンガの穴を総力戦で埋めそう。
<FC東京:成長五輪世代>
GK、CB、中盤、FWと中央には30代の経験豊富な選手がそろう。またベテランから吸収を続ける東京オリンピック(五輪)世代の若手の成長が著しく、各世代のバランスも良好だ。ここに大黒柱のFWディエゴ・オリヴェイラら強力外国人選手が加わり、戦力は充実している。
<川崎フロンターレ:個性さまざま>
国内クラブ間移籍や期限付き移籍からの復帰を進め中盤には働き盛りの選手がそろった。個性もさまざまで中村憲剛氏やMF守田の抜けたポジションにはさまざまな組み合わせが考えられそう。守備陣の高年齢化が気がかりだが、プレーを見れば納得の陣容。
<横浜F・マリノス:10代一気4人>
興国から4選手を獲得しクラブの未来を担う10代が一気に増えた。ポジションではまんべんなく選手をそろえたが、東京五輪世代の20代前半が少ないのはやや気がかりか。選手層の薄いCFにけが人が出たときの対応は指揮官の腕の見せどころになりそう。
<横浜FC:前線自由自在>
新加入のFWクレーベ、渡辺、伊藤、ジャーメイン、小川で組むバリエーションは自由自在。レジェンドのFWカズ(三浦知良)、MF中村も好調の様子で、毎試合の布陣が1つの楽しみとなりそう。前線に比べ、DF陣の層の厚さがやや気がかり。
<湘南ベルマーレ:若手ひしめく>
最終ラインに鹿島から36歳の山本が加入。「勝利の道筋」を知り尽くすベテランが若手ひしめくチームに試合の読みなどを伝授する存在になりそう。中盤にも鹿島から名古が加入。前線のウェリントンら新外国人選手を生かし、得点力をアップさせたい。
<清水エスパルス:積極的な補強>
今季に向けて積極的な補強を行い、層の厚みは格段に増した。最年長は32歳世代の4人。チーム平均年齢は約27歳と若返った。特に中盤が充実。状況に応じて様々な組み合わせが期待できる。6人のブラジル人選手が在籍。外国人枠をうまく活用したい。
<名古屋グランパス:元代表がカギ>
新加入のFW柿谷と斎藤の元日本代表コンビの復活が優勝のカギを握る。ともに90年生まれで今年で31歳。この2人とMF阿部、外国人選手らが融合すれば魅力的な攻撃陣が完成する期待が高まる。彼らの復活が大前提だが、優勝候補にも加わりそうだ。
<ガンバ大阪:攻撃陣に厚み>
昨季広島で15得点を挙げたレアンドロ・ペレイラが加入。得点王候補で攻撃陣に厚みが増した。29歳になるエース宇佐美が2ケタ得点を決めれば3冠達成した14年以来の優勝に近づく。18年W杯に韓国代表として出場したMFチュ・セジョンの加入も頼もしい。
<セレッソ大阪:大幅入れ替え>
大幅な入れ替えで不安は残るがレビークルピ監督の8年ぶり復帰の意図は少々の失点は気にせずゴールラッシュを実現すること。ノルマの3位以内へは39歳大久保の完全復活不可欠。清武、原川の質の高いパスを起点に指揮官が描く創造豊かな攻撃なるか。
<ヴィッセル神戸:真の実力発揮>
右太もも手術の37歳イニエスタが欠場する春までは試練は続くが、逆に24歳井上、19歳桜井といった新加入イケメンMFら若手台頭の絶好機。ACLとの強行軍に悩まされた昨季を思えば、J1に専念できる今季こそスター軍団の真の実力発揮できるはず。
<サンフレッチェ広島:不動の3-6-1>
青山らベテラン、佐々木ら中堅、大迫ら若手による絶妙の年齢構成。ユースから昇格2年目の20歳鮎川や唯一の新人藤井もブレークの予感。得点源レアンドロ・ペレイラの穴をジュニオール・サントスが埋めれば、不動の3-6-1システムで優勝争いは必至だ。
<徳島ヴォルティス:J1定着狙う>
若い選手を中心にJ1舞台に挑む。FWには昨季42試合17得点でJ2優勝に貢献した24歳の垣田。シャドー、トップ下にはドリブルが魅力で22歳ながら10番を背負う渡井がいる。ボランチに23歳の小西。若手を陰でまとめるのが33歳MF岩尾。J1定着を狙う。
<アビスパ福岡:課題の得点力>
課題の得点力向上が浮沈のカギを握る。昨季C大阪でチーム得点王のFWメンデスをはじめ攻撃力があるFW渡やMFクルークスを補強。既存の長身FWフアンマらとの連係も深まれば脅威を与えそう。だが、24歳以下は5人と少なく過密日程の疲労が心配。
<サガン鳥栖:新外国人期待>
主力が大量に流出する中で、ロペス、Tアウべス、趙東建ら外国人FWも退団。戦力ダウンは否めない。全体的に若手が多く不安もあるが、FWオフォエドゥ、FWドゥンガの新外国人選手に、昨季7勝の要因でもある決定力不足の課題克服を期待したい。
<大分トリニータ:急務な再構築>
堅守再構築が急務だ。3バックの要だったDF鈴木や右SB岩田が抜けた穴を埋めることが最重要課題。湘南から完全移籍で新加入したDF坂には大きな期待がかかっている。各ポジションに、30歳代の経験豊富な選手がそろい、総合力で戦えそう。
※赤字は新卒加入、紫字は移籍加入選手。2種登録は除く。数字は年齢(21年の満年齢)
非常に興味深いデータが並ぶ。
鹿島アントラーズは、「平均年齢25.29歳は最年少。元日本代表のDF内田篤人、GK曽ケ端準が昨季限りで引退と、世代交代が進んでいる」と分析される。
伊藤翔、山本脩斗のベテランが移籍し、2年目のメンバー、大卒ルーキーは戦力と数えられ、かなりフレッシュ陣容と言えよう。
しかしながら、主軸にはエヴェラウド、三竿、犬飼とセンターラインを実績十分のメンバーが締める。
「今季タイトルを取れば、黄金期になる可能性も大」と記されるように、このメンバーにてタイトルを得、来季、再来季へと繋げていきたい。
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J1ポジション&年齢別20クラブ戦力バランス比較
[2021年2月24日10時19分 ]
21年のJリーグは26日に開幕する。J1史上最多20チームのシーズンを、各チームはどんな陣容で戦うのか。ポジション、年齢別の「シートマップ」を作成し、戦力バランスをチェックした。際立つのがJ1史上最多8度優勝の鹿島。平均年齢25・29歳は最年少。元日本代表のDF内田篤人、GK曽ケ端準が昨季限りで引退と、世代交代が進んでいる。一方、最年長は横浜FCで平均29・41歳。開幕日26日が54歳の誕生日のFWカズ(三浦知良)を筆頭に、30歳以上のベテランFW3人も新たに加わった。

各クラブ平均年齢
<北海道コンサドーレ札幌:期待若手補強>
どのポジションもバランス良く、今後に期待を持てる若手を補強。さらにベテランMF小野の1年半ぶり復帰で安定感とまとまりをもたらす。昨季に続きマンツーマンDFに取り組む見込み。4年目ペトロビッチ監督は成熟度を増した戦いを見せるはずだ。
<ベガルタ仙台:若返り果たす>
主力流出を最小限に抑えると同時にチームの若返りを果たした。大卒ルーキー4人や20代中盤の即戦力を積極補強。攻守の要として期待されるFW皆川、赤崎、マルティノス、MFクエンカ、GKスウォビィクと30歳世代5人衆の出来が浮上へのキーポイント。
<鹿島アントラーズ:絶妙で層厚く>
前線では10代の荒木、松村、染野が1年目から飛躍し新たに須藤も加わった。23歳の伸び盛りの上田、安定感ある29歳土居、30歳エヴェラウドと絶妙な年齢バランスで層が厚くなった。GK、中盤も若手が集い、今季タイトルを取れば、黄金期になる可能性も大。

<浦和レッズ:期待高い逸材>
主力の退団の一方で、期待値の高い逸材が加入。クラブレジェンドと同姓同名の田中達也はアタッカーとして既に順応し、明本はFWとしても対応が可能。DFラインも元日本代表西の加入で、強固なものとなった。欲を言えば、FWにさらに厚みを出したい。
<柏レイソル:中盤は若返り>。ベテランの大谷、三原が活躍する中盤は24歳の椎橋、25歳のドッジが加入し若返り。最終ラインも24歳の上島が加わり、34歳の山下、35歳の染谷らベテランとの競争、融合に期待だ。前線もハードワーク盛りの20代後半が集い、オルンガの穴を総力戦で埋めそう。
<FC東京:成長五輪世代>
GK、CB、中盤、FWと中央には30代の経験豊富な選手がそろう。またベテランから吸収を続ける東京オリンピック(五輪)世代の若手の成長が著しく、各世代のバランスも良好だ。ここに大黒柱のFWディエゴ・オリヴェイラら強力外国人選手が加わり、戦力は充実している。
<川崎フロンターレ:個性さまざま>
国内クラブ間移籍や期限付き移籍からの復帰を進め中盤には働き盛りの選手がそろった。個性もさまざまで中村憲剛氏やMF守田の抜けたポジションにはさまざまな組み合わせが考えられそう。守備陣の高年齢化が気がかりだが、プレーを見れば納得の陣容。
<横浜F・マリノス:10代一気4人>
興国から4選手を獲得しクラブの未来を担う10代が一気に増えた。ポジションではまんべんなく選手をそろえたが、東京五輪世代の20代前半が少ないのはやや気がかりか。選手層の薄いCFにけが人が出たときの対応は指揮官の腕の見せどころになりそう。
<横浜FC:前線自由自在>
新加入のFWクレーベ、渡辺、伊藤、ジャーメイン、小川で組むバリエーションは自由自在。レジェンドのFWカズ(三浦知良)、MF中村も好調の様子で、毎試合の布陣が1つの楽しみとなりそう。前線に比べ、DF陣の層の厚さがやや気がかり。
<湘南ベルマーレ:若手ひしめく>
最終ラインに鹿島から36歳の山本が加入。「勝利の道筋」を知り尽くすベテランが若手ひしめくチームに試合の読みなどを伝授する存在になりそう。中盤にも鹿島から名古が加入。前線のウェリントンら新外国人選手を生かし、得点力をアップさせたい。
<清水エスパルス:積極的な補強>
今季に向けて積極的な補強を行い、層の厚みは格段に増した。最年長は32歳世代の4人。チーム平均年齢は約27歳と若返った。特に中盤が充実。状況に応じて様々な組み合わせが期待できる。6人のブラジル人選手が在籍。外国人枠をうまく活用したい。
<名古屋グランパス:元代表がカギ>
新加入のFW柿谷と斎藤の元日本代表コンビの復活が優勝のカギを握る。ともに90年生まれで今年で31歳。この2人とMF阿部、外国人選手らが融合すれば魅力的な攻撃陣が完成する期待が高まる。彼らの復活が大前提だが、優勝候補にも加わりそうだ。
<ガンバ大阪:攻撃陣に厚み>
昨季広島で15得点を挙げたレアンドロ・ペレイラが加入。得点王候補で攻撃陣に厚みが増した。29歳になるエース宇佐美が2ケタ得点を決めれば3冠達成した14年以来の優勝に近づく。18年W杯に韓国代表として出場したMFチュ・セジョンの加入も頼もしい。
<セレッソ大阪:大幅入れ替え>
大幅な入れ替えで不安は残るがレビークルピ監督の8年ぶり復帰の意図は少々の失点は気にせずゴールラッシュを実現すること。ノルマの3位以内へは39歳大久保の完全復活不可欠。清武、原川の質の高いパスを起点に指揮官が描く創造豊かな攻撃なるか。
<ヴィッセル神戸:真の実力発揮>
右太もも手術の37歳イニエスタが欠場する春までは試練は続くが、逆に24歳井上、19歳桜井といった新加入イケメンMFら若手台頭の絶好機。ACLとの強行軍に悩まされた昨季を思えば、J1に専念できる今季こそスター軍団の真の実力発揮できるはず。
<サンフレッチェ広島:不動の3-6-1>
青山らベテラン、佐々木ら中堅、大迫ら若手による絶妙の年齢構成。ユースから昇格2年目の20歳鮎川や唯一の新人藤井もブレークの予感。得点源レアンドロ・ペレイラの穴をジュニオール・サントスが埋めれば、不動の3-6-1システムで優勝争いは必至だ。
<徳島ヴォルティス:J1定着狙う>
若い選手を中心にJ1舞台に挑む。FWには昨季42試合17得点でJ2優勝に貢献した24歳の垣田。シャドー、トップ下にはドリブルが魅力で22歳ながら10番を背負う渡井がいる。ボランチに23歳の小西。若手を陰でまとめるのが33歳MF岩尾。J1定着を狙う。
<アビスパ福岡:課題の得点力>
課題の得点力向上が浮沈のカギを握る。昨季C大阪でチーム得点王のFWメンデスをはじめ攻撃力があるFW渡やMFクルークスを補強。既存の長身FWフアンマらとの連係も深まれば脅威を与えそう。だが、24歳以下は5人と少なく過密日程の疲労が心配。
<サガン鳥栖:新外国人期待>
主力が大量に流出する中で、ロペス、Tアウべス、趙東建ら外国人FWも退団。戦力ダウンは否めない。全体的に若手が多く不安もあるが、FWオフォエドゥ、FWドゥンガの新外国人選手に、昨季7勝の要因でもある決定力不足の課題克服を期待したい。
<大分トリニータ:急務な再構築>
堅守再構築が急務だ。3バックの要だったDF鈴木や右SB岩田が抜けた穴を埋めることが最重要課題。湘南から完全移籍で新加入したDF坂には大きな期待がかかっている。各ポジションに、30歳代の経験豊富な選手がそろい、総合力で戦えそう。
※赤字は新卒加入、紫字は移籍加入選手。2種登録は除く。数字は年齢(21年の満年齢)
開幕戦チケット追加販売
茨城県独自の緊急事態宣言が解除されたことにより開幕の清水戦の収容人数が2万人までに緩和した鹿島アントラーズFCである。
これは朗報。
5000人制限ではチケット入手が叶わなかった民もこれにて購入可能となろう。
是非とも多くの人々に来場して欲しいところ。
そして、昨季の最終節・セレッソ戦のような雰囲気を作り出すのだ。
あの雰囲気がエヴェラウド残留を後押しした。
ホームならではの状況にて必勝を願おう。
最高の2021年シーズン開幕戦を期待しておる。

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2/27清水戦の収容制限ならびに運営ルール変更について
2021.02.23(火)
茨城県独自の緊急事態宣言が2月23日(火・祝)から解除されたことを受け、2月27日(土)に開催する2021明治安田生命J1リーグ第1節清水エスパルス戦のスタジアム収容制限人数を、5,000人上限から50%上限(約2万人)へと緩和いたします。なお、チケッティングやファン・サポーター関連のガイドラインは「厳戒態勢」の運用といたします。
「厳戒態勢」時においては、年間チケット(SOCIOメンバー/シーズンチケットメンバー)保有者は「鹿チケ」より年間チケットと同カテゴリー以下のチケットを無料で1枚取得することが可能となります。また、収容制限人数の緩和に伴い、販売席種や運営ルールに変更がございますので、以下の詳細をご確認いただき、QRチケットを取得のうえ、ご観戦ください。
これは朗報。
5000人制限ではチケット入手が叶わなかった民もこれにて購入可能となろう。
是非とも多くの人々に来場して欲しいところ。
そして、昨季の最終節・セレッソ戦のような雰囲気を作り出すのだ。
あの雰囲気がエヴェラウド残留を後押しした。
ホームならではの状況にて必勝を願おう。
最高の2021年シーズン開幕戦を期待しておる。

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2/27清水戦の収容制限ならびに運営ルール変更について
2021.02.23(火)
茨城県独自の緊急事態宣言が2月23日(火・祝)から解除されたことを受け、2月27日(土)に開催する2021明治安田生命J1リーグ第1節清水エスパルス戦のスタジアム収容制限人数を、5,000人上限から50%上限(約2万人)へと緩和いたします。なお、チケッティングやファン・サポーター関連のガイドラインは「厳戒態勢」の運用といたします。
「厳戒態勢」時においては、年間チケット(SOCIOメンバー/シーズンチケットメンバー)保有者は「鹿チケ」より年間チケットと同カテゴリー以下のチケットを無料で1枚取得することが可能となります。また、収容制限人数の緩和に伴い、販売席種や運営ルールに変更がございますので、以下の詳細をご確認いただき、QRチケットを取得のうえ、ご観戦ください。
ディエゴ・ピトゥカ、一日でも早く日本に行きたい
ディエゴ・ピトゥカについて報じるブラジルメディアglobo.comである。
日本への入国は出来ずにいるが、すぐにチームに合流出来るようにザーゴ監督と今のチーム状況や戦術などいろいろ話しているとのこと。
そして、「現地に行って異文化を体験したい。一日でも早く日本に行きたいと切望」と気持ちを語る。
鹿島アントラーズに欠けておったピースが準備を整えて渡日を待ちわびておる。
合流の日はそう遠くない。
楽しみである。

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A caminho do Japão, Pituca passa bastão a Sandry no Santos: "É bem melhor do que eu"
Volante vai se apresentar ao Kashima Antlers e chama colega de "Pirlo da Vila"
Por Bruno Giufrida — São Paulo
22/02/2021 16h51 Atualizado 2021-02-22T22:08:08.540Z
À espera do visto japonês para se apresentar ao Kashima Antlers, seu novo clube, o volante Diego Pituca acredita ter um substituto à altura – ou até melhor – no Santos.
Em entrevista coletiva virtual nesta segunda-feira, Pituca, que se despediu do Peixe com o vice da Libertadores, disse que o garoto Sandry, de apenas 18 anos, ocupará seu lugar. E comparou a promessa da Vila Belmiro ao italiano Pirlo.
– Acho que essa pessoa é o Sandry. Ele é bem melhor do que eu. Eu chamo ele de Pirlo da Vila. Eu tenho certeza que ele vai dar muita alegria para a torcida do Santos. Tenho certeza que vai chegar à seleção brasileira. É um menino incrível, tem 18 anos ainda. Acho que ele já é muito melhor do que eu. Acho que o Sandry tem tudo para dar muita alegria para o nosso Peixão – disse Pituca.
/i.s3.glbimg.com/v1/AUTH_bc8228b6673f488aa253bbcb03c80ec5/internal_photos/bs/2021/h/V/1mw8BqSVWjTZ4peKBqkQ/etkxeeew8aas0se.jpg)
Vendido ao Kashima Antlers, Diego Pituca em sua despedida da Vila Belmiro — Foto: Divulgação/Santos FC
Aos 28 anos, o volante foi vendido ao Kashima Antlers, do Japão, e se despede do Santos com 151 jogos disputados e oito gols marcados. Antes mesmo de ir embora, Diego Pituca já pensa em voltar.
– Eu só não volto para o Santos se o Santos não me quiser. Sempre vou dar prioridade ao Santos. O carinho e o amor que eu sinto, acham que é brincadeira, mas quem me conhece sabe. Eu só não volto para o Santos se um dia não me quiserem – completou.
– O Santos me proporcionou tantas coisas e me fez realizar meu maior sonho, que todo mundo já sabe. Sou muito grato ao Santos por tudo o que fez. Eu tinha mais um sonho, que não consegui realizar. Quer dizer, dois. Disse que só sairia com o título e o outro era entrar na Vila com a minha filha, que tem oito meses. Por causa da pandemia eu não consegui realizar. A Vila para mim é marcante. Pedi a minha esposa em casamento, fiz o gol contra o Boca...
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Diego Pituca em treino do Santos — Foto: Ivan Storti/Santos FC
Apesar de ainda não ter ido para o Japão, Diego Pituca já tem conversado com o técnico Antonio Carlos Zago, que comanda o Kashima Antlers, para minimizar o processo de adaptação ao novo clube.
– Ele me explicou como ele gosta de jogar. Ele gosta que o time fique com a bola. É um estilo de jogo que eu também gosto, ficar com a bola. Agora é só esperar abrir o Japão para que eu possa embarcar. Estou muito ansioso para chegar lá, conhecer cultura diferente. Estou muito ansioso para chegar ao Japão – falou.
Santos
日本への入国は出来ずにいるが、すぐにチームに合流出来るようにザーゴ監督と今のチーム状況や戦術などいろいろ話しているとのこと。
そして、「現地に行って異文化を体験したい。一日でも早く日本に行きたいと切望」と気持ちを語る。
鹿島アントラーズに欠けておったピースが準備を整えて渡日を待ちわびておる。
合流の日はそう遠くない。
楽しみである。

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A caminho do Japão, Pituca passa bastão a Sandry no Santos: "É bem melhor do que eu"
Volante vai se apresentar ao Kashima Antlers e chama colega de "Pirlo da Vila"
Por Bruno Giufrida — São Paulo
22/02/2021 16h51 Atualizado 2021-02-22T22:08:08.540Z
À espera do visto japonês para se apresentar ao Kashima Antlers, seu novo clube, o volante Diego Pituca acredita ter um substituto à altura – ou até melhor – no Santos.
Em entrevista coletiva virtual nesta segunda-feira, Pituca, que se despediu do Peixe com o vice da Libertadores, disse que o garoto Sandry, de apenas 18 anos, ocupará seu lugar. E comparou a promessa da Vila Belmiro ao italiano Pirlo.
– Acho que essa pessoa é o Sandry. Ele é bem melhor do que eu. Eu chamo ele de Pirlo da Vila. Eu tenho certeza que ele vai dar muita alegria para a torcida do Santos. Tenho certeza que vai chegar à seleção brasileira. É um menino incrível, tem 18 anos ainda. Acho que ele já é muito melhor do que eu. Acho que o Sandry tem tudo para dar muita alegria para o nosso Peixão – disse Pituca.
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Vendido ao Kashima Antlers, Diego Pituca em sua despedida da Vila Belmiro — Foto: Divulgação/Santos FC
Aos 28 anos, o volante foi vendido ao Kashima Antlers, do Japão, e se despede do Santos com 151 jogos disputados e oito gols marcados. Antes mesmo de ir embora, Diego Pituca já pensa em voltar.
– Eu só não volto para o Santos se o Santos não me quiser. Sempre vou dar prioridade ao Santos. O carinho e o amor que eu sinto, acham que é brincadeira, mas quem me conhece sabe. Eu só não volto para o Santos se um dia não me quiserem – completou.
– O Santos me proporcionou tantas coisas e me fez realizar meu maior sonho, que todo mundo já sabe. Sou muito grato ao Santos por tudo o que fez. Eu tinha mais um sonho, que não consegui realizar. Quer dizer, dois. Disse que só sairia com o título e o outro era entrar na Vila com a minha filha, que tem oito meses. Por causa da pandemia eu não consegui realizar. A Vila para mim é marcante. Pedi a minha esposa em casamento, fiz o gol contra o Boca...
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Diego Pituca em treino do Santos — Foto: Ivan Storti/Santos FC
Apesar de ainda não ter ido para o Japão, Diego Pituca já tem conversado com o técnico Antonio Carlos Zago, que comanda o Kashima Antlers, para minimizar o processo de adaptação ao novo clube.
– Ele me explicou como ele gosta de jogar. Ele gosta que o time fique com a bola. É um estilo de jogo que eu também gosto, ficar com a bola. Agora é só esperar abrir o Japão para que eu possa embarcar. Estou muito ansioso para chegar lá, conhecer cultura diferente. Estou muito ansioso para chegar ao Japão – falou.
Santos
ザーゴ体制2年目の今季は勝負どころ
今季の鹿島アントラーズについてサッカーキング誌に寄稿した報知新聞の岡島記者である。
キャンプを取材した印象が強く伝わって来る。
「守破離」を持ってくるところに岡島記者の巧さを感じる。
そしてザーゴ監督2年目のチームはまだまだ伸び代があることが強く伝わってきた。
またこのチームのキープレーヤーに上田綺世を挙げる。
「まず、ミート音が違った」と物理的に他の選手との違いを説明してくれる。
昨季末覚醒を見せた綺世が、更にスケールアップしたことが示される。
綺世のゴールでタイトルを目指す。
楽しみである。

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【J1展望】ザーゴ体制2年目の今季は勝負どころ…「破」の選択肢を増やし、5年ぶりのリーグ頂点を目指す|鹿島

鹿島にとって、「建て替え」の時期は終わった [写真]=報知新聞社・岡島智哉
もう言い訳は通用しない。
鹿島アントラーズは、ザーゴ体制2年目を迎える。いつだって優勝が至上命題のクラブだが、「建て替え」と称して抜本的な改革を行い、ザーゴ監督が持ち込んだ戦術の浸透に時間がかかった。
昨シーズン、リーグ制覇は現実的な目標ではなかった。
建て替え工事は終わった。「負けたけど内容は改善している」「自分たちのサッカーはできていた」といった意見など、今シーズンは負け犬の遠吠えでしかない。宮崎キャンプを見る限り、現状は「守破離」でいうところの「守」と「破」の間だろうか。言い換えれば、選手のコメントや表情からは戦術の浸透への自信が見られ、「守」を「破」にしようとするアクションが多く見られた。
具体例をひとつ。キャンプ中に、前線からのプレスのかけ方の最適解を「探す」練習があった。コーチ陣が11人で布陣を組み、パスを回す。選手がプレスをかけてボールを奪いにいく。そのポジションを「探す」トレーニング。昨年のおさらいのニュアンスが強かったようだ。
「教える」でも「学ぶ」でもなく「探す」と書いたのは、首脳陣の指示に選手側から「それよりもこっちの方がいいんじゃないですか?」「こういう場合はどうしますか?」などと声が飛んでいたからだ。それを受け、首脳陣側は「これはどうだ?」「こうしよう」などと発していた。
ザーゴ監督からも「(型は)必ずしも守るべきものではない」と指示があった。指揮官は、型をしっかり頭にたたき込むことを大前提として、臨機応変な「型破り」を望んでいるようだ。ザーゴ監督の戦術・思考をある程度理解した在籍2年目の選手たちにとって、今シーズンはプレーや試合の状況に応じた「型破り」がひとつのテーマになる。基礎基本が体に染みついた選手たちが、いかに「応用編」にチャレンジできるか。チーム成績を左右する大事な要素となるはずだ。
キャンプ中に行われた対外試合のヴァンフォーレ甲府戦翌日、ザーゴ監督と永戸勝也が話し込んでいた。永戸は「試合で感じたことを投げかけて、返してもらいました」と話していた。どうやらリスク管理に関するポジショニングの話で、「相手や試合の状況を見て臨機応変にやっていい」と言葉をもらったらしい。「(2年目で)積み上げは相当あるので」と語る永戸にとって、まさに「守」から「破」への途上、といったところなのだろう。
ザーゴ監督は「去年は川崎フロンターレがぶっちぎりで優勝できたが、今シーズンはそうならないのではないかと思っている」と見据える。あくまで前提は「守」。練習してきたこと、積み上げてきたことを徹底し、組織で相手を崩す。しかし、それがうまくいかない時の「破」の選択肢が多ければ多いほど、チームは5年ぶりのリーグ頂点に近づいていくはずだ。
【KEY PLAYER】18 上田綺世

上田は明らかにパワーがついている [写真]=報知新聞社・岡島智哉
まず、ミート音が違った。
キャンプ恒例だった若手攻撃陣による居残りシュート練習。上田綺世のキック音は、他選手よりも鈍く、鋭い。それでいて、精度も高い。長年クラブに在籍する関係者も「すごいことになってきた」と笑っていた。
明らかにパワーがついた。それは見た目にも明らかだ。本人曰く、「あの、それよく言われるんですが、ナチュラルにプレーに合わせて体が大きくなってくれただけです」。特別な肉体改造はしていないらしい。
だからこそなのかもしれないが、プレースピードは落ちていない。自信から得られるのであろう落ち着きも、徐々に身につけている印象だ。
2年目の昨シーズンは、自身初の2桁得点となる10ゴールをマーク。「上田綺世としてのキャパシティーを広げることのできた1年でした」と振り返る。出た課題と向き合い、己を磨いてきた。
宮崎キャンプ最後の練習試合となったV・ファーレン長崎戦では、放った全4本のシュートが見事に枠外へと飛んでいた。体が仕上がっていない時期とはいえ、まだまだ青いのかもしれない。
それでも、チームに張りついて10日間にわたって上田のシュートを眺めていた身として、期待感は変えようがない。ザーゴ監督も「彼は今年開花するんじゃないかと思っている」と成長曲線に目を細める。鋭い嗅覚と決定力を併せ持つことになれば、手がつけられない存在となるだろう。
文=報知新聞社・岡島智哉
キャンプを取材した印象が強く伝わって来る。
「守破離」を持ってくるところに岡島記者の巧さを感じる。
そしてザーゴ監督2年目のチームはまだまだ伸び代があることが強く伝わってきた。
またこのチームのキープレーヤーに上田綺世を挙げる。
「まず、ミート音が違った」と物理的に他の選手との違いを説明してくれる。
昨季末覚醒を見せた綺世が、更にスケールアップしたことが示される。
綺世のゴールでタイトルを目指す。
楽しみである。

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【J1展望】ザーゴ体制2年目の今季は勝負どころ…「破」の選択肢を増やし、5年ぶりのリーグ頂点を目指す|鹿島

鹿島にとって、「建て替え」の時期は終わった [写真]=報知新聞社・岡島智哉
もう言い訳は通用しない。
鹿島アントラーズは、ザーゴ体制2年目を迎える。いつだって優勝が至上命題のクラブだが、「建て替え」と称して抜本的な改革を行い、ザーゴ監督が持ち込んだ戦術の浸透に時間がかかった。
昨シーズン、リーグ制覇は現実的な目標ではなかった。
建て替え工事は終わった。「負けたけど内容は改善している」「自分たちのサッカーはできていた」といった意見など、今シーズンは負け犬の遠吠えでしかない。宮崎キャンプを見る限り、現状は「守破離」でいうところの「守」と「破」の間だろうか。言い換えれば、選手のコメントや表情からは戦術の浸透への自信が見られ、「守」を「破」にしようとするアクションが多く見られた。
具体例をひとつ。キャンプ中に、前線からのプレスのかけ方の最適解を「探す」練習があった。コーチ陣が11人で布陣を組み、パスを回す。選手がプレスをかけてボールを奪いにいく。そのポジションを「探す」トレーニング。昨年のおさらいのニュアンスが強かったようだ。
「教える」でも「学ぶ」でもなく「探す」と書いたのは、首脳陣の指示に選手側から「それよりもこっちの方がいいんじゃないですか?」「こういう場合はどうしますか?」などと声が飛んでいたからだ。それを受け、首脳陣側は「これはどうだ?」「こうしよう」などと発していた。
ザーゴ監督からも「(型は)必ずしも守るべきものではない」と指示があった。指揮官は、型をしっかり頭にたたき込むことを大前提として、臨機応変な「型破り」を望んでいるようだ。ザーゴ監督の戦術・思考をある程度理解した在籍2年目の選手たちにとって、今シーズンはプレーや試合の状況に応じた「型破り」がひとつのテーマになる。基礎基本が体に染みついた選手たちが、いかに「応用編」にチャレンジできるか。チーム成績を左右する大事な要素となるはずだ。
キャンプ中に行われた対外試合のヴァンフォーレ甲府戦翌日、ザーゴ監督と永戸勝也が話し込んでいた。永戸は「試合で感じたことを投げかけて、返してもらいました」と話していた。どうやらリスク管理に関するポジショニングの話で、「相手や試合の状況を見て臨機応変にやっていい」と言葉をもらったらしい。「(2年目で)積み上げは相当あるので」と語る永戸にとって、まさに「守」から「破」への途上、といったところなのだろう。
ザーゴ監督は「去年は川崎フロンターレがぶっちぎりで優勝できたが、今シーズンはそうならないのではないかと思っている」と見据える。あくまで前提は「守」。練習してきたこと、積み上げてきたことを徹底し、組織で相手を崩す。しかし、それがうまくいかない時の「破」の選択肢が多ければ多いほど、チームは5年ぶりのリーグ頂点に近づいていくはずだ。
【KEY PLAYER】18 上田綺世

上田は明らかにパワーがついている [写真]=報知新聞社・岡島智哉
まず、ミート音が違った。
キャンプ恒例だった若手攻撃陣による居残りシュート練習。上田綺世のキック音は、他選手よりも鈍く、鋭い。それでいて、精度も高い。長年クラブに在籍する関係者も「すごいことになってきた」と笑っていた。
明らかにパワーがついた。それは見た目にも明らかだ。本人曰く、「あの、それよく言われるんですが、ナチュラルにプレーに合わせて体が大きくなってくれただけです」。特別な肉体改造はしていないらしい。
だからこそなのかもしれないが、プレースピードは落ちていない。自信から得られるのであろう落ち着きも、徐々に身につけている印象だ。
2年目の昨シーズンは、自身初の2桁得点となる10ゴールをマーク。「上田綺世としてのキャパシティーを広げることのできた1年でした」と振り返る。出た課題と向き合い、己を磨いてきた。
宮崎キャンプ最後の練習試合となったV・ファーレン長崎戦では、放った全4本のシュートが見事に枠外へと飛んでいた。体が仕上がっていない時期とはいえ、まだまだ青いのかもしれない。
それでも、チームに張りついて10日間にわたって上田のシュートを眺めていた身として、期待感は変えようがない。ザーゴ監督も「彼は今年開花するんじゃないかと思っている」と成長曲線に目を細める。鋭い嗅覚と決定力を併せ持つことになれば、手がつけられない存在となるだろう。
文=報知新聞社・岡島智哉
PSM 水戸ホーリーホック戦
PSM水戸戦について伝える各メディアである。
2-1という結果からサッカーダイジェストの広島記者は「90分間を通じ、ペースを握られる時間帯は多かった」と評す。
不安を感じる者も多かろう。
解説を務めた鈴木満FDもまだまだとコメントしておった。
ただ、単なる練習試合であり、去年の鹿島・ザーゴ監督のサッカーと大差ない印象であっただけである。
去年のメンバーにて戦っておることからも、そう大きく変わることはないことは覗える。
そのあたりをとやかく言っても仕方のないことである。
それよりも実験的とはいえ、ファンクラブ会員限定の配信を行ったことを高く評価したい。
こうした試みは、クラブ力が問われるところ。
今回は、心ない水戸サポのurl拡散で不備があったものの、まあ成功だったのではなかろうか。
そして、解説を担当した鹿島の鈴木満FDと水戸の西村卓朗GMの掛け合いは非常に興味深かった。
特にエヴェラウド残留秘話は心を揺り動かされた。
「12月頭か11月末くらいにオファーがありまして、その話をした時はすぐに「中国に行かせてくれ」と言われまして、正直結構大きな額のオファーでしたので、諦めもあったんですよ。で、他の選手のリストアップも 始めてたんですね。その後最終戦のセレッソ戦に勝ち切れなくてACLの 出場権を逃した後で交渉した時にエヴェラウドから「鹿島に残りたい」と。鹿島の街の良さ、家族のサポートは素晴らしいものがあったし、「鹿島愛」って言うか…ACLを逃して涙を流している選手もいたし、サポーターの声援を聞いていたら「俺はこのまま鹿島を去るわけには行かないし、鹿島で結果を残したい」と言ってくれまして。エヴェラウドは泣きながら話をしてたんですよ…その部屋にいた僕らスタッフも涙が出てきて、なんか変な契約交渉になっちゃいましたけど…。 やっぱりホームタウンの人たちやサポーターがエヴェラウド残留に導いてくれたなって感じがしますね」
このエピソードを聴けただけでも、この配信を視聴した意味と意義があった。
そして、鹿島サポの作ったスタジアムの雰囲気が一つの要因であったことも嬉しい。
最終節でACL出場権を失ったことは悲しかったが、それ以上のものを得たように感じさせられた。
このエヴェラウドはこの試合にて今季初ゴールを決めた。
永木のボール奪取からGKとの1対1を冷静に決めておる。
この決定力にて今季も大活躍してくれよう。
いよいよすぐに開幕である。

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【鹿島】エヴェラウド、上田綺世が揃ってゴール!水戸との練習試合で

エヴェラウドがゴールを決め、結果を残す。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
Jリーグ開幕を前に、両ストライカーが決める――。
[練習試合] 鹿島 2-1 水戸/2021年2月21日/カシマサッカースタジアム
※45分×4本、そのうち2本をメディアに公開
J1リーグの鹿島アントラーズとJ2リーグの水戸ホーリーホックによるトレーニングマッチが行われ、45分×4本のうち2本がメディアに公開され、鹿島がその90分間では2-1の勝利を収めた。他の2本はメディアを含め完全非公開。
メディアに公開された1本目。鹿島は永木亮太のインターセプトでボール奪取に成功。その縦パスを受けたエヴェラウドがDFを振り切ってシュートを沈めてみせた。
2本目では一時同点に追い付かれた鹿島だが、試合終盤、相手のハンドのファウルでPKを獲得。これを上田綺世が決めて、2-1に。この1点が決勝点となり、この90分間では水戸を振り切っている。
エヴェラウド、上田のストライカーがゴールを奪取。まだ試合を通しては課題も見受けられたようだが、鹿島らしく、しっかり勝利の“結果”を収めて、ここから開幕に向けた最後の仕上げに入っていく。
鹿島のリーグ開幕戦は2月27日、ホームのカシマサッカースタジアムで清水エスパルスと対戦する。15時キックオフ。
また3月3日にはサガン鳥栖とのルヴァンカップ・グループステージ1節が、同じくホームで組まれている。こちらは19時開始。いずれも新戦力の起用を含め、注目を集めるカードとなる。

ボール奪取からエヴェラウドのゴールの起点にもなった鹿島の永木亮太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ボールに食らいつく鹿島の小泉慶(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

鹿島の上田綺世がPKを決める!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
【鹿島】開幕前のTMで水戸に勝利。ザーゴ監督「一つの目標は達成できた」
2021-02-21
サッカーマガジン編集部
2月21日、鹿島アントラーズは水戸ホーリーホックとカシマスタジアムでトレーニングマッチ(45分×4本。報道陣には3、4本目のみ公開)を実施した。3、4本目の合計スコアは2-1。エヴェラウドと上田綺世が得点した。トレーニングマッチ終了後、ザーゴ監督がオンライン取材に応じた。

上写真=ゴールを挙げた鹿島アントラーズのエヴェラウド(写真◎サッカーマガジン)
「微調整して開幕に合わせていきたい」
鹿島のFWコンビがそろって結果を出した。清水との開幕戦(2月27日)を6日後に控え、カシマスタジアムで水戸とのトレーニングマッチを実施。45分×4本で行なわれ、3本目にエヴェラウド、4本目に上田綺世がゴールを決めた(1、2本目は完全非公開)。
エヴェラウドの得点はショートカウンターから。3本目の18分、永木亮太が高い位置でボールを奪い、永木からのパスを受けたエヴェラウドが冷静にゴールに流し込んだ。また、4本目の26分に記録した上田綺世の得点はPKによるもの。3、4本目の90分間では、合計スコア2-1で水戸に勝利した。
試合後、ザーゴ監督は次のようにコメントしている。
「今日が“キャンプの最終日”だということを選手たちに言って、その締めくくりをしっかり勝って終わることができました。一つの目標ということで達成してほしいという要求をしていたし、それは達成できたかなと。あと、今日はチャンスを作れているので、その精度の部分になってくる。しっかりとまた微調整して、開幕に合わせていきたいと思っています」
J1開幕戦まで残り6日。白星発進を目指し、さらに準備を進めていく。
取材◎サッカーマガジン編集部






トレーニングマッチを戦った鹿島アントラーズの選手たち(写真◎サッカーマガジン)
【鹿島】最終局面のクオリティでは一枚上。水戸との練習試合で勝負強さを見せつける
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月21日
ペースを握られる時間帯は多かったが――

PKで決勝点を挙げた上田。鋭い動き出しでパスを引き出すなど、コンディションは良さそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
J1の鹿島アントラーズは2月21日、J2の水戸ホーリーホックとトレーニングマッチを実施し、2-1で勝利を収めた。
45分×2本が行なわれ、1本目の18分にはエヴェラウドのゴールで先制に成功。相手のビルドアップに対し、鋭い寄せでボールを奪ったボランチの永木が素早く縦に入れる。パスを受けたエヴェラウドがコースを突いたシュートでネットを揺らす。ストライカーらしい冷静なフィニッシュだった。
チャンスを確実に仕留めた鹿島はその後も堅実な試合運びを見せる。自陣ゴール前まで運ばれても、最後は犬飼、町田の両CBが敵のアタッカーを潰すなど、しっかりと要所を締める戦いぶりで1本目を終えた。
2本目は、ポゼッションで劣勢を強いられる時間が増え、その流れのなかで失点を喫す。26分、左サイドから崩されてゴールを割られた。
試合は振り出しに戻り、相手の勢いも出てきた一方、鹿島の選手たちは慌てることなく、チャンスをうかがっていく。迎えた36分、敵陣ペナリティエリア内で土居のクロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これを上田が落ち着いて流し込んで再び、リードを奪う。
試合はそのまま2-1でタイムアップ。90分間を通じ、ペースを握られる時間帯は多かったとはいえ、最終局面のクオリティでは相手を上回り、白星を手にする。鹿島らしい勝負強さを見せつけた一戦だった。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【鹿島】「プレー精度も上がってきている」開幕に向け準備を進める永木亮太の存在感
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月22日
先制点の場面は「うまくいきすぎました」

「開幕前に90分間やるのは初めて」だった水戸との練習試合で、永木は攻守に精力的なプレーを見せ、勝利に貢献した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
清水との開幕戦を6日後に控えた2月21日、鹿島は水戸とトレーニングマッチを実施。45分×2本が行なわれ、1本目の18分にエヴェラウドのゴールでリードを奪い、2本目の26分に同点とされるも、同36分に上田綺世がPKを沈めて2-1の勝利を収めた。
ボランチでフル出場した永木亮太は「開幕前に90分間やるのは今日が初めて」で、実戦形式で“試運転”を終えたことを「非常に良かった」と振り返る。
チームとしては「やりたいことを、しっかりできたところもある」と話す。そのうちのひとつが、自身が関与した先制点の場面だろう。後方からつなごうとする相手に狙いを定め、鋭い出足でボールを奪い、すかさずエヴェラウドに預ける。パスを受けたエヴェラウドはコースを突いた正確なシュートでネットを揺らした。
高い位置での果敢なプレッシングなど、「前から行く意識」は現体制下で重視される戦術的エッセンスだ。永木は「うまくいきすぎました」と謙遜するが、「ああいう形で点が取れるのは、チームにとっても、自分にとっても良いこと」と評価する。
永木のこうしたアグレッシブさは随所で見られた。敵陣の深い位置で、ビルドアップを試みる相手に味方が対峙しようとするタイミングで、永木も即座に走り出してサポート。プレスを剥がされても、素早く戻ってピンチになる前に潰しにかかる。
ピッチ上の広いエリアで、90分間、エネルギッシュに動き回る。その献身性は、あらゆるシチュエーションでチームの助けになっていた。
今季はボランチにブラジルの名門サントスからディエゴ・ピトゥカを迎え入れたほか、昌平高から小川優介、ユースから舩橋佑とふたりの有望なルーキーが加わった。三竿健斗、レオ・シルバも健在で、レギュラー争いは熾烈を極めそうだ。
層の厚いセクションで、堅実かつ気の利いたプレーで攻守を支える永木の存在感もまた際立つものがある。水戸戦では、試合序盤に右SBの小泉慶が相手との接触プレーで足を痛め、ピッチを離れる時間帯があった。その際に右SBに入ったのは永木で、同ポジションでも安定感あるパフォーマンスを見せるユーティリティプレーヤーは、今季も重宝されるはずだ。
目前に控えた開幕を見据え、コンディションも順調に仕上がっているようだ。
「怪我もなくここまできましたし、だんだんと身体的にも動けている実感はあります。徐々にプレー精度も上がってきているので、すごく良いコンディションでできていると思います」
2月27日、ホームで迎える清水とのオープニングマッチで、背番号6の躍動感が今季初勝利を手繰り寄せる。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島が水戸とトレーニングマッチ!エヴェラウド&上田綺世がゴールで勝利
2021.02.21 17:35 Sun

photo©︎CWS Brains, LTD.
21日、鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホックのトレーニングマッチが県立カシマサッカースタジアムで行われた。
新シーズンの開幕まで1週間を切った中、茨城県勢の対戦。非公開で45分を2本の試合を終え、3本目、4本目がメディアに公開。また、2021シーズンファンクラブ会員を対象に限定配信された。
2016年以来のリーグ制覇を目指す鹿島は、スターティングメンバーに主力を並べることに。GKに沖悠哉、DFラインは右から小泉慶、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也が並び、中盤はダブルボランチに三竿健斗と永木亮太、右に松村優太、左に荒木遼太郎が入り、遠藤康が下がり気味のFW、トップにエヴェラウドが入った。
序盤からダイレクトパスを中心にビルドアップを仕掛ける鹿島は5分、小泉が右サイドを持ち上がると、右の松村に展開。ボックス右からのクロスを水戸がクリアミスするも、エヴェラウドはシュートを打てない。
それでも、鹿島は17分、永木がディフェンスラインにプレスをかけると、こぼれ球を奪ったエヴェラウドがボックス内から落ち着いて決め、鹿島が先制に成功する。
主導権を握った鹿島は飲水タイムが終わった27分に4名を交代。エヴェラウド、遠藤、松村、荒木が下がり、上田綺世、白崎凌兵、フアン・アラーノ、土居聖真を投入。上田がトップ、白崎が下がり気味のFWに入り、土居が左、フアン・アラーノが右に入った。
鹿島はサイドを中心にその後も攻め立てていくと、41分にチャンス。白崎のスルーパスから右サイドにポジションを移していた土居がクロス。しかし、これは中で合わせられない。
これで得た左CKから犬飼がヘッドで合わせるが、DFがブロック。そのまま鹿島リードで前半を終えた。
迎えた後半、鹿島はパスミスなどが散見され、徐々に水戸がペースを掴んでいく。互いになかなかゴールを奪えない中、71分に水戸が右サイドへ展開すると、ボックス内へ侵入してきた中でGK沖が飛び出すもクロス。これを無人のゴールへ決められ、1-1に追いつかれる。
追いつかれた鹿島だが、勝利のためにギアを上げることに。すると80分、三竿から左サイドへ展開すると、永戸のパスを受けた土居がボックス内左で倒されPKを獲得。これを上田がGKの逆を突いてゴール右に決めて、2-1と勝ち越す。
その後は水戸も反撃に出るが、鹿島は落ち着いて対応。追加点を許さずにタイムアップを迎え、2-1で鹿島が勝利を収めた。
トレーニングマッチ勝利の鹿島、勝ちにこだわったザーゴ監督は開幕へ意気込む「来週1週間で微調整をしていけたら」
2021.02.21 21:15 Sun

photo©︎CWS Brains, LTD.
鹿島アントラーズのアントニオ・カルロス・ザーゴ監督が、水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチを振り返った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
45分間の試合を4本行ったトレーニングマッチ。1、2本目は非公開となった中、3、4本目はメディアとファンクラブ会員に配信で公開された。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
この日のトレーニングマッチを振り返ったザーゴ監督は1、2本目にも言及。「1本目、2本目は若い選手で挑んで勝てて終えられた。相手のプレッシャーに臆することなく前半は1-0で、後半もチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った。
また、公開された3、4本目については「3本目、4本目は2本目の途中から出ている選手が先発した。今は開幕の1週間前だが、まだフィジカル的に、我々だけでなく全てのチームがフィットしきれていない状況でスタートしていくだろう。シーズンを通して上手く活躍していけるようになればと思う」と語り、残りの1週間でよりコンディションを上げたいと語った。
コンディション面については「コンディションというところでは、アントラーズだけでなく全チーム同じ状況だと思う。この時期に100%合わせるチームはいない」と語り、「昨日のゼロックス・スーパーカップの川崎フロンターレとガンバ大阪を見ても、昨シーズン対戦した時の試合のリズムでは全くなっていなかった。強度も含めて。それは当たり前のことだと思う」と、他のJ1クラブを見ても感じることだとし、「徐々にみんな体を作って、ボールのフィーリングも試合をして戻していくことになるのが普通のことだ」と、開幕で100%のフィジカルコンディションになることは通常ないとの見解を示した。
また、内容については「狙うところはプレスをかけてくる相手で、ラインが高く、背後を狙うということを意識してやってもらった」とし、攻撃陣に求めていたことをコメント。一方で、パスのミスについて厳しい言葉を残した。
「ピッチ内のゾーンによってはパスミスをしてはいけなかったり、パスの選択を間違えてはいけないところがある。それが失点や、相手に2回ぐらいカウンターをされた。それは自分たちが与えてしまったことで、改善しなくてはいけない」
「基本的なセオリーは守らないと、なかなか向上するのは難しくなる。それをシーズンを通して減らすようにしなくてはいけないし、徹底的に指導しないといけない」
この試合では、プレスの流れからエヴェラウド、そしてPKで上田がゴールを奪い、2得点を決めて勝利を収めた。攻撃面の評価については「今日に関しては、ラストパスなどがタイミングが合わなかったり上手くいかなかった。今日はキャンプの最終日だと選手たちに言っていた。キャンプの締めくくりの試合を勝って終わるという単純な目標達成を要求した。その1つの目標は達成できたと思う。練習試合としてできた」と、まずは目標だった勝利を手にしたことを評価。「また、チャンスも作れているので大きな心配はない。あとは精度を上げるだけなので、来週1週間で微調整をしていけたらと思っている。感覚的なものを取り戻さないといけないし、そう簡単に戻るわけではないので、しっかりやっていきたい」と、開幕に向けて強い意気込みを語った。
先制点に繋がったプレーは「上手くいきすぎ」、鹿島MF永木亮太が開幕スタメンに意気込み「良いコンディション」
2021.02.21 21:30 Sun

photo©︎CWS Brains, LTD.
鹿島アントラーズのMF永木亮太が、水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチを振り返った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
45分間の試合を4本行ったトレーニングマッチ。1、2本目は非公開となった中、3、4本目はメディアとファンクラブ会員に配信で公開された。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
3本目と4本目にフル出場した永木は試合を振り返り「自分自身は開幕前に90分間やるのが初めてだったので、開幕前に90分間フルで出られたことは良かったと思います」とコメント。「チームとしても勝って終わることができたし、やりたいことができた部分もあるので、良かったと思います」と、一定の手応えを感じている様だ。
その永木は、エヴェラウドの先制ゴールを生み出すハイプレスを見せていた。この試合では三竿健斗とボランチでコンビを組み、守備時には中盤をダイヤモンドに近い形にすることもあった。
ゴールに繋がったプレーについては「試合前から(三竿)健斗と2人で、健斗が後ろに下がって、自分が少し前に立ち位置をという話をしていました。水戸は後ろからポゼッションすることがわかっていたので、あそこで強く行くことは試合前から話していたことでした」と狙い通りだったとコメント。「試合中もそれをやろうと思っていたので、上手くいきすぎましたが、あの様な形で得点が生まれるのは、チームにとっても自分にとっても良いことなので、得点に繋がって良かったです」と語り、狙った形からゴールを奪えたことに満足感を示した。
強度の高いプレスで前半から水戸を押し込んでいた鹿島。一方で、相手が選手を入れ替え始めた後半途中からは押し込まれ、攻め込まれるシーンが増えていった。
永木もその点について「後半途中まではプレッシングがすごくハマって、みんな連動して相手も苦しそうにやっていたのを感じていました。そういった時間帯はプレッシャーの早さや前から行く意識はすごく強くなって、練習からやろうとしていることが試合でもある程度できていたかなと思います」と後半途中までの出来を評価。「後半途中ぐらいからは、選手も入れ替わりましたが、ハマらなくなって、相手の中盤に自由を与えすぎてしまった場面が多かったので、そこで自分は苦しくなってきつくなりました」とチームとして上手く機能しなくなっていった実感がある様だ。
その永木は精力的にこの試合でも動き、目指すは開幕スタメン。コンディションは良い状態を保っているという。
「個人的にケガもなくここまできましたし、身体としても動けている実感があります。コンディションやプレー精度も上がってきていて、良いコンディションです」
鹿島の開幕戦で永木はピッチに立っているのか。27日(土)の15時から清水エスパルスをホームに迎えて、シーズン開幕を迎える。
鹿島が水戸に競り勝ち開幕戦へ弾み、上田が決勝PK
[2021年2月21日17時29分]
<練習試合(45分×2本):鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマスタジアム
鹿島アントラーズがJ2水戸ホーリーホックと無観客で練習試合を行い2-1で競り勝った。
1本目の18分、鹿島はMF永木のプレスで相手のミスを誘い、FWエヴェラウドがドリブルで持ち上がりシュート。先制に成功した。水戸は2本目の26分、右サイドを崩し同点に追いつくも、直後の36分にハンドからPKを献上。鹿島FW上田がPKを右隅に決め勝ち越した。鹿島はキャンプから4試合の練習試合を不敗で終え、27日のホーム開幕戦・清水エスパルス戦に向け弾みをつけた。水戸は、出場選手が登録の背番号と違う番号を背負ってプレーし、情報のシャットアウトへ気を使っていた。
鹿島勝利もザーゴ監督が修正点「カウンター与えた」
[2021年2月21日18時43分]
<練習試合:鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマスタジアム
鹿島アントラーズがJ2水戸ホーリーホックと無観客で練習試合(45分×2本)を行い2-1で競り勝った。
鹿島は1本目の18分、FWエヴェラウドが得点し、1-1の2本目の36分に、相手のハンドで獲得したPKをFW上田が決め勝ち越した。ザーゴ監督は、この練習試合を「キャンプ最終日」と位置づけ、選手に勝利を意識させて臨んだことを明かし「勝つ目的は達成できた」と評価した。ただ、攻撃面でのパスのズレ、守備ではミスからカウンターを浴びた場面を挙げ、「(攻撃で)ラストパスの部分がうまくいかなかった。チャンスはつくれているので、大きな心配はないが、精度の部分になってくる。守備では自分たちからカウンターを与えたので改善しないといけない」と総括し、27日の清水エスパルス戦に向け修正点を掲げた。
鹿島、水戸に2-1で勝利 ザーゴ監督「精度の部分を微調整したい」

J2水戸との練習試合で攻め込む鹿島・エベラウド(左)=カシマ
J1鹿島は21日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでJ2水戸と練習試合を行い、2-1で競り勝った。好機は多くても2ゴールにとどまり、ザーゴ監督は「精度の部分を微調整したい」と、27日に迫る清水との開幕戦を見据えた。
前半、永木の鋭いボール奪取からエベラウドが先制。1-1の後半、上田のPKで勝ち越した。永木は「後半途中まではプレスがはまっていたが、そこから相手に自由を与える場面があった」と収穫と課題を挙げた。
今季は5季ぶりのJ1制覇を狙う。昨季は開幕4連敗とつまずいただけに、就任2年目の監督は「今回はうまくスタートを切りたい」と話した。
鹿島が開幕前最後の練習試合で勝利 エヴェラウド、上田綺世がゴール決める
[ 2021年2月21日 19:09 ]
練習試合 鹿島2―1水戸 ( 2021年2月21日 カシマスタジアム )
鹿島は水戸と開幕前最後の練習試合(45分×2本)を行い、合計2―1で勝利した。1本目に2トップの一角で先発したFWエヴェラウド(29)が、18分に右足で先制ゴール。今月5日に2週間の隔離期間を経て合流したばかりだが、27日の開幕・清水戦へ順調な調整ぶりをアピールした。
冷静だった。1本目の18分。敵陣中央でMF永木亮太(32)が相手のパスをカットすると、こぼれ球を運んだエヴェラウドがそのまま右足で左隅へ流し込んだ。今季実戦2試合目で自身第1号弾。宮崎キャンプで「(開幕まで)2週間あるので、状態は上げられる」と話していたエースが、調整不足の不安材料を払しょくした。
2本目の26分に同点に追いつかれるも、36分にはFW上田綺世(22)がPKを決めて勝ち越しに成功した。これでキャンプから実戦4試合で3勝1分けと無敗。攻撃の呼吸が合わないシーンもあったが、2年目のザーゴ監督(51)は「勝って終わるという1つの目標は達成することができた。チャンスは作れているので、大きな心配はない。あとは微調整し、開幕に合わせていきたい」と手応えを口にした。
鹿島・エヴェラウド今季1号 調整の不安払しょく
[ 2021年2月22日 05:30 ]

<鹿島・水戸>練習試合で攻め込む鹿島・エヴェラウド(左)
Photo By 共同
鹿島はカシマスタジアムでJ2水戸と練習試合(45分×2)を行い、合計2―1で勝利した。1本目の18分にFWエヴェラウドが右足で流し込み、実戦2試合目で1号。今月5日に2週間の隔離期間を経て合流したばかりだが、調整の不安を払しょくしてみせた。
2本目の26分に同点に追いつかれるも、36分にはFW上田がPKを決めて勝ち越し。キャンプから実戦4試合を無敗で終え、ザーゴ監督は「チャンスはつくれているので心配はない」と手応えを語った。
2-1という結果からサッカーダイジェストの広島記者は「90分間を通じ、ペースを握られる時間帯は多かった」と評す。
不安を感じる者も多かろう。
解説を務めた鈴木満FDもまだまだとコメントしておった。
ただ、単なる練習試合であり、去年の鹿島・ザーゴ監督のサッカーと大差ない印象であっただけである。
去年のメンバーにて戦っておることからも、そう大きく変わることはないことは覗える。
そのあたりをとやかく言っても仕方のないことである。
それよりも実験的とはいえ、ファンクラブ会員限定の配信を行ったことを高く評価したい。
こうした試みは、クラブ力が問われるところ。
今回は、心ない水戸サポのurl拡散で不備があったものの、まあ成功だったのではなかろうか。
そして、解説を担当した鹿島の鈴木満FDと水戸の西村卓朗GMの掛け合いは非常に興味深かった。
特にエヴェラウド残留秘話は心を揺り動かされた。
「12月頭か11月末くらいにオファーがありまして、その話をした時はすぐに「中国に行かせてくれ」と言われまして、正直結構大きな額のオファーでしたので、諦めもあったんですよ。で、他の選手のリストアップも 始めてたんですね。その後最終戦のセレッソ戦に勝ち切れなくてACLの 出場権を逃した後で交渉した時にエヴェラウドから「鹿島に残りたい」と。鹿島の街の良さ、家族のサポートは素晴らしいものがあったし、「鹿島愛」って言うか…ACLを逃して涙を流している選手もいたし、サポーターの声援を聞いていたら「俺はこのまま鹿島を去るわけには行かないし、鹿島で結果を残したい」と言ってくれまして。エヴェラウドは泣きながら話をしてたんですよ…その部屋にいた僕らスタッフも涙が出てきて、なんか変な契約交渉になっちゃいましたけど…。 やっぱりホームタウンの人たちやサポーターがエヴェラウド残留に導いてくれたなって感じがしますね」
このエピソードを聴けただけでも、この配信を視聴した意味と意義があった。
そして、鹿島サポの作ったスタジアムの雰囲気が一つの要因であったことも嬉しい。
最終節でACL出場権を失ったことは悲しかったが、それ以上のものを得たように感じさせられた。
このエヴェラウドはこの試合にて今季初ゴールを決めた。
永木のボール奪取からGKとの1対1を冷静に決めておる。
この決定力にて今季も大活躍してくれよう。
いよいよすぐに開幕である。

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【鹿島】エヴェラウド、上田綺世が揃ってゴール!水戸との練習試合で

エヴェラウドがゴールを決め、結果を残す。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
Jリーグ開幕を前に、両ストライカーが決める――。
[練習試合] 鹿島 2-1 水戸/2021年2月21日/カシマサッカースタジアム
※45分×4本、そのうち2本をメディアに公開
J1リーグの鹿島アントラーズとJ2リーグの水戸ホーリーホックによるトレーニングマッチが行われ、45分×4本のうち2本がメディアに公開され、鹿島がその90分間では2-1の勝利を収めた。他の2本はメディアを含め完全非公開。
メディアに公開された1本目。鹿島は永木亮太のインターセプトでボール奪取に成功。その縦パスを受けたエヴェラウドがDFを振り切ってシュートを沈めてみせた。
2本目では一時同点に追い付かれた鹿島だが、試合終盤、相手のハンドのファウルでPKを獲得。これを上田綺世が決めて、2-1に。この1点が決勝点となり、この90分間では水戸を振り切っている。
エヴェラウド、上田のストライカーがゴールを奪取。まだ試合を通しては課題も見受けられたようだが、鹿島らしく、しっかり勝利の“結果”を収めて、ここから開幕に向けた最後の仕上げに入っていく。
鹿島のリーグ開幕戦は2月27日、ホームのカシマサッカースタジアムで清水エスパルスと対戦する。15時キックオフ。
また3月3日にはサガン鳥栖とのルヴァンカップ・グループステージ1節が、同じくホームで組まれている。こちらは19時開始。いずれも新戦力の起用を含め、注目を集めるカードとなる。

ボール奪取からエヴェラウドのゴールの起点にもなった鹿島の永木亮太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ボールに食らいつく鹿島の小泉慶(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

鹿島の上田綺世がPKを決める!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
【鹿島】開幕前のTMで水戸に勝利。ザーゴ監督「一つの目標は達成できた」
2021-02-21
サッカーマガジン編集部
2月21日、鹿島アントラーズは水戸ホーリーホックとカシマスタジアムでトレーニングマッチ(45分×4本。報道陣には3、4本目のみ公開)を実施した。3、4本目の合計スコアは2-1。エヴェラウドと上田綺世が得点した。トレーニングマッチ終了後、ザーゴ監督がオンライン取材に応じた。

上写真=ゴールを挙げた鹿島アントラーズのエヴェラウド(写真◎サッカーマガジン)
「微調整して開幕に合わせていきたい」
鹿島のFWコンビがそろって結果を出した。清水との開幕戦(2月27日)を6日後に控え、カシマスタジアムで水戸とのトレーニングマッチを実施。45分×4本で行なわれ、3本目にエヴェラウド、4本目に上田綺世がゴールを決めた(1、2本目は完全非公開)。
エヴェラウドの得点はショートカウンターから。3本目の18分、永木亮太が高い位置でボールを奪い、永木からのパスを受けたエヴェラウドが冷静にゴールに流し込んだ。また、4本目の26分に記録した上田綺世の得点はPKによるもの。3、4本目の90分間では、合計スコア2-1で水戸に勝利した。
試合後、ザーゴ監督は次のようにコメントしている。
「今日が“キャンプの最終日”だということを選手たちに言って、その締めくくりをしっかり勝って終わることができました。一つの目標ということで達成してほしいという要求をしていたし、それは達成できたかなと。あと、今日はチャンスを作れているので、その精度の部分になってくる。しっかりとまた微調整して、開幕に合わせていきたいと思っています」
J1開幕戦まで残り6日。白星発進を目指し、さらに準備を進めていく。
取材◎サッカーマガジン編集部






トレーニングマッチを戦った鹿島アントラーズの選手たち(写真◎サッカーマガジン)
【鹿島】最終局面のクオリティでは一枚上。水戸との練習試合で勝負強さを見せつける
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月21日
ペースを握られる時間帯は多かったが――

PKで決勝点を挙げた上田。鋭い動き出しでパスを引き出すなど、コンディションは良さそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
J1の鹿島アントラーズは2月21日、J2の水戸ホーリーホックとトレーニングマッチを実施し、2-1で勝利を収めた。
45分×2本が行なわれ、1本目の18分にはエヴェラウドのゴールで先制に成功。相手のビルドアップに対し、鋭い寄せでボールを奪ったボランチの永木が素早く縦に入れる。パスを受けたエヴェラウドがコースを突いたシュートでネットを揺らす。ストライカーらしい冷静なフィニッシュだった。
チャンスを確実に仕留めた鹿島はその後も堅実な試合運びを見せる。自陣ゴール前まで運ばれても、最後は犬飼、町田の両CBが敵のアタッカーを潰すなど、しっかりと要所を締める戦いぶりで1本目を終えた。
2本目は、ポゼッションで劣勢を強いられる時間が増え、その流れのなかで失点を喫す。26分、左サイドから崩されてゴールを割られた。
試合は振り出しに戻り、相手の勢いも出てきた一方、鹿島の選手たちは慌てることなく、チャンスをうかがっていく。迎えた36分、敵陣ペナリティエリア内で土居のクロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これを上田が落ち着いて流し込んで再び、リードを奪う。
試合はそのまま2-1でタイムアップ。90分間を通じ、ペースを握られる時間帯は多かったとはいえ、最終局面のクオリティでは相手を上回り、白星を手にする。鹿島らしい勝負強さを見せつけた一戦だった。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【鹿島】「プレー精度も上がってきている」開幕に向け準備を進める永木亮太の存在感
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2021年02月22日
先制点の場面は「うまくいきすぎました」

「開幕前に90分間やるのは初めて」だった水戸との練習試合で、永木は攻守に精力的なプレーを見せ、勝利に貢献した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
清水との開幕戦を6日後に控えた2月21日、鹿島は水戸とトレーニングマッチを実施。45分×2本が行なわれ、1本目の18分にエヴェラウドのゴールでリードを奪い、2本目の26分に同点とされるも、同36分に上田綺世がPKを沈めて2-1の勝利を収めた。
ボランチでフル出場した永木亮太は「開幕前に90分間やるのは今日が初めて」で、実戦形式で“試運転”を終えたことを「非常に良かった」と振り返る。
チームとしては「やりたいことを、しっかりできたところもある」と話す。そのうちのひとつが、自身が関与した先制点の場面だろう。後方からつなごうとする相手に狙いを定め、鋭い出足でボールを奪い、すかさずエヴェラウドに預ける。パスを受けたエヴェラウドはコースを突いた正確なシュートでネットを揺らした。
高い位置での果敢なプレッシングなど、「前から行く意識」は現体制下で重視される戦術的エッセンスだ。永木は「うまくいきすぎました」と謙遜するが、「ああいう形で点が取れるのは、チームにとっても、自分にとっても良いこと」と評価する。
永木のこうしたアグレッシブさは随所で見られた。敵陣の深い位置で、ビルドアップを試みる相手に味方が対峙しようとするタイミングで、永木も即座に走り出してサポート。プレスを剥がされても、素早く戻ってピンチになる前に潰しにかかる。
ピッチ上の広いエリアで、90分間、エネルギッシュに動き回る。その献身性は、あらゆるシチュエーションでチームの助けになっていた。
今季はボランチにブラジルの名門サントスからディエゴ・ピトゥカを迎え入れたほか、昌平高から小川優介、ユースから舩橋佑とふたりの有望なルーキーが加わった。三竿健斗、レオ・シルバも健在で、レギュラー争いは熾烈を極めそうだ。
層の厚いセクションで、堅実かつ気の利いたプレーで攻守を支える永木の存在感もまた際立つものがある。水戸戦では、試合序盤に右SBの小泉慶が相手との接触プレーで足を痛め、ピッチを離れる時間帯があった。その際に右SBに入ったのは永木で、同ポジションでも安定感あるパフォーマンスを見せるユーティリティプレーヤーは、今季も重宝されるはずだ。
目前に控えた開幕を見据え、コンディションも順調に仕上がっているようだ。
「怪我もなくここまできましたし、だんだんと身体的にも動けている実感はあります。徐々にプレー精度も上がってきているので、すごく良いコンディションでできていると思います」
2月27日、ホームで迎える清水とのオープニングマッチで、背番号6の躍動感が今季初勝利を手繰り寄せる。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島が水戸とトレーニングマッチ!エヴェラウド&上田綺世がゴールで勝利
2021.02.21 17:35 Sun
photo©︎CWS Brains, LTD.
21日、鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホックのトレーニングマッチが県立カシマサッカースタジアムで行われた。
新シーズンの開幕まで1週間を切った中、茨城県勢の対戦。非公開で45分を2本の試合を終え、3本目、4本目がメディアに公開。また、2021シーズンファンクラブ会員を対象に限定配信された。
2016年以来のリーグ制覇を目指す鹿島は、スターティングメンバーに主力を並べることに。GKに沖悠哉、DFラインは右から小泉慶、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也が並び、中盤はダブルボランチに三竿健斗と永木亮太、右に松村優太、左に荒木遼太郎が入り、遠藤康が下がり気味のFW、トップにエヴェラウドが入った。
序盤からダイレクトパスを中心にビルドアップを仕掛ける鹿島は5分、小泉が右サイドを持ち上がると、右の松村に展開。ボックス右からのクロスを水戸がクリアミスするも、エヴェラウドはシュートを打てない。
それでも、鹿島は17分、永木がディフェンスラインにプレスをかけると、こぼれ球を奪ったエヴェラウドがボックス内から落ち着いて決め、鹿島が先制に成功する。
主導権を握った鹿島は飲水タイムが終わった27分に4名を交代。エヴェラウド、遠藤、松村、荒木が下がり、上田綺世、白崎凌兵、フアン・アラーノ、土居聖真を投入。上田がトップ、白崎が下がり気味のFWに入り、土居が左、フアン・アラーノが右に入った。
鹿島はサイドを中心にその後も攻め立てていくと、41分にチャンス。白崎のスルーパスから右サイドにポジションを移していた土居がクロス。しかし、これは中で合わせられない。
これで得た左CKから犬飼がヘッドで合わせるが、DFがブロック。そのまま鹿島リードで前半を終えた。
迎えた後半、鹿島はパスミスなどが散見され、徐々に水戸がペースを掴んでいく。互いになかなかゴールを奪えない中、71分に水戸が右サイドへ展開すると、ボックス内へ侵入してきた中でGK沖が飛び出すもクロス。これを無人のゴールへ決められ、1-1に追いつかれる。
追いつかれた鹿島だが、勝利のためにギアを上げることに。すると80分、三竿から左サイドへ展開すると、永戸のパスを受けた土居がボックス内左で倒されPKを獲得。これを上田がGKの逆を突いてゴール右に決めて、2-1と勝ち越す。
その後は水戸も反撃に出るが、鹿島は落ち着いて対応。追加点を許さずにタイムアップを迎え、2-1で鹿島が勝利を収めた。
トレーニングマッチ勝利の鹿島、勝ちにこだわったザーゴ監督は開幕へ意気込む「来週1週間で微調整をしていけたら」
2021.02.21 21:15 Sun
photo©︎CWS Brains, LTD.
鹿島アントラーズのアントニオ・カルロス・ザーゴ監督が、水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチを振り返った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
45分間の試合を4本行ったトレーニングマッチ。1、2本目は非公開となった中、3、4本目はメディアとファンクラブ会員に配信で公開された。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
この日のトレーニングマッチを振り返ったザーゴ監督は1、2本目にも言及。「1本目、2本目は若い選手で挑んで勝てて終えられた。相手のプレッシャーに臆することなく前半は1-0で、後半もチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った。
また、公開された3、4本目については「3本目、4本目は2本目の途中から出ている選手が先発した。今は開幕の1週間前だが、まだフィジカル的に、我々だけでなく全てのチームがフィットしきれていない状況でスタートしていくだろう。シーズンを通して上手く活躍していけるようになればと思う」と語り、残りの1週間でよりコンディションを上げたいと語った。
コンディション面については「コンディションというところでは、アントラーズだけでなく全チーム同じ状況だと思う。この時期に100%合わせるチームはいない」と語り、「昨日のゼロックス・スーパーカップの川崎フロンターレとガンバ大阪を見ても、昨シーズン対戦した時の試合のリズムでは全くなっていなかった。強度も含めて。それは当たり前のことだと思う」と、他のJ1クラブを見ても感じることだとし、「徐々にみんな体を作って、ボールのフィーリングも試合をして戻していくことになるのが普通のことだ」と、開幕で100%のフィジカルコンディションになることは通常ないとの見解を示した。
また、内容については「狙うところはプレスをかけてくる相手で、ラインが高く、背後を狙うということを意識してやってもらった」とし、攻撃陣に求めていたことをコメント。一方で、パスのミスについて厳しい言葉を残した。
「ピッチ内のゾーンによってはパスミスをしてはいけなかったり、パスの選択を間違えてはいけないところがある。それが失点や、相手に2回ぐらいカウンターをされた。それは自分たちが与えてしまったことで、改善しなくてはいけない」
「基本的なセオリーは守らないと、なかなか向上するのは難しくなる。それをシーズンを通して減らすようにしなくてはいけないし、徹底的に指導しないといけない」
この試合では、プレスの流れからエヴェラウド、そしてPKで上田がゴールを奪い、2得点を決めて勝利を収めた。攻撃面の評価については「今日に関しては、ラストパスなどがタイミングが合わなかったり上手くいかなかった。今日はキャンプの最終日だと選手たちに言っていた。キャンプの締めくくりの試合を勝って終わるという単純な目標達成を要求した。その1つの目標は達成できたと思う。練習試合としてできた」と、まずは目標だった勝利を手にしたことを評価。「また、チャンスも作れているので大きな心配はない。あとは精度を上げるだけなので、来週1週間で微調整をしていけたらと思っている。感覚的なものを取り戻さないといけないし、そう簡単に戻るわけではないので、しっかりやっていきたい」と、開幕に向けて強い意気込みを語った。
先制点に繋がったプレーは「上手くいきすぎ」、鹿島MF永木亮太が開幕スタメンに意気込み「良いコンディション」
2021.02.21 21:30 Sun
photo©︎CWS Brains, LTD.
鹿島アントラーズのMF永木亮太が、水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチを振り返った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
45分間の試合を4本行ったトレーニングマッチ。1、2本目は非公開となった中、3、4本目はメディアとファンクラブ会員に配信で公開された。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
3本目と4本目にフル出場した永木は試合を振り返り「自分自身は開幕前に90分間やるのが初めてだったので、開幕前に90分間フルで出られたことは良かったと思います」とコメント。「チームとしても勝って終わることができたし、やりたいことができた部分もあるので、良かったと思います」と、一定の手応えを感じている様だ。
その永木は、エヴェラウドの先制ゴールを生み出すハイプレスを見せていた。この試合では三竿健斗とボランチでコンビを組み、守備時には中盤をダイヤモンドに近い形にすることもあった。
ゴールに繋がったプレーについては「試合前から(三竿)健斗と2人で、健斗が後ろに下がって、自分が少し前に立ち位置をという話をしていました。水戸は後ろからポゼッションすることがわかっていたので、あそこで強く行くことは試合前から話していたことでした」と狙い通りだったとコメント。「試合中もそれをやろうと思っていたので、上手くいきすぎましたが、あの様な形で得点が生まれるのは、チームにとっても自分にとっても良いことなので、得点に繋がって良かったです」と語り、狙った形からゴールを奪えたことに満足感を示した。
強度の高いプレスで前半から水戸を押し込んでいた鹿島。一方で、相手が選手を入れ替え始めた後半途中からは押し込まれ、攻め込まれるシーンが増えていった。
永木もその点について「後半途中まではプレッシングがすごくハマって、みんな連動して相手も苦しそうにやっていたのを感じていました。そういった時間帯はプレッシャーの早さや前から行く意識はすごく強くなって、練習からやろうとしていることが試合でもある程度できていたかなと思います」と後半途中までの出来を評価。「後半途中ぐらいからは、選手も入れ替わりましたが、ハマらなくなって、相手の中盤に自由を与えすぎてしまった場面が多かったので、そこで自分は苦しくなってきつくなりました」とチームとして上手く機能しなくなっていった実感がある様だ。
その永木は精力的にこの試合でも動き、目指すは開幕スタメン。コンディションは良い状態を保っているという。
「個人的にケガもなくここまできましたし、身体としても動けている実感があります。コンディションやプレー精度も上がってきていて、良いコンディションです」
鹿島の開幕戦で永木はピッチに立っているのか。27日(土)の15時から清水エスパルスをホームに迎えて、シーズン開幕を迎える。
鹿島が水戸に競り勝ち開幕戦へ弾み、上田が決勝PK
[2021年2月21日17時29分]
<練習試合(45分×2本):鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマスタジアム
鹿島アントラーズがJ2水戸ホーリーホックと無観客で練習試合を行い2-1で競り勝った。
1本目の18分、鹿島はMF永木のプレスで相手のミスを誘い、FWエヴェラウドがドリブルで持ち上がりシュート。先制に成功した。水戸は2本目の26分、右サイドを崩し同点に追いつくも、直後の36分にハンドからPKを献上。鹿島FW上田がPKを右隅に決め勝ち越した。鹿島はキャンプから4試合の練習試合を不敗で終え、27日のホーム開幕戦・清水エスパルス戦に向け弾みをつけた。水戸は、出場選手が登録の背番号と違う番号を背負ってプレーし、情報のシャットアウトへ気を使っていた。
鹿島勝利もザーゴ監督が修正点「カウンター与えた」
[2021年2月21日18時43分]
<練習試合:鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマスタジアム
鹿島アントラーズがJ2水戸ホーリーホックと無観客で練習試合(45分×2本)を行い2-1で競り勝った。
鹿島は1本目の18分、FWエヴェラウドが得点し、1-1の2本目の36分に、相手のハンドで獲得したPKをFW上田が決め勝ち越した。ザーゴ監督は、この練習試合を「キャンプ最終日」と位置づけ、選手に勝利を意識させて臨んだことを明かし「勝つ目的は達成できた」と評価した。ただ、攻撃面でのパスのズレ、守備ではミスからカウンターを浴びた場面を挙げ、「(攻撃で)ラストパスの部分がうまくいかなかった。チャンスはつくれているので、大きな心配はないが、精度の部分になってくる。守備では自分たちからカウンターを与えたので改善しないといけない」と総括し、27日の清水エスパルス戦に向け修正点を掲げた。
鹿島、水戸に2-1で勝利 ザーゴ監督「精度の部分を微調整したい」

J2水戸との練習試合で攻め込む鹿島・エベラウド(左)=カシマ
J1鹿島は21日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでJ2水戸と練習試合を行い、2-1で競り勝った。好機は多くても2ゴールにとどまり、ザーゴ監督は「精度の部分を微調整したい」と、27日に迫る清水との開幕戦を見据えた。
前半、永木の鋭いボール奪取からエベラウドが先制。1-1の後半、上田のPKで勝ち越した。永木は「後半途中まではプレスがはまっていたが、そこから相手に自由を与える場面があった」と収穫と課題を挙げた。
今季は5季ぶりのJ1制覇を狙う。昨季は開幕4連敗とつまずいただけに、就任2年目の監督は「今回はうまくスタートを切りたい」と話した。
鹿島が開幕前最後の練習試合で勝利 エヴェラウド、上田綺世がゴール決める
[ 2021年2月21日 19:09 ]
練習試合 鹿島2―1水戸 ( 2021年2月21日 カシマスタジアム )
鹿島は水戸と開幕前最後の練習試合(45分×2本)を行い、合計2―1で勝利した。1本目に2トップの一角で先発したFWエヴェラウド(29)が、18分に右足で先制ゴール。今月5日に2週間の隔離期間を経て合流したばかりだが、27日の開幕・清水戦へ順調な調整ぶりをアピールした。
冷静だった。1本目の18分。敵陣中央でMF永木亮太(32)が相手のパスをカットすると、こぼれ球を運んだエヴェラウドがそのまま右足で左隅へ流し込んだ。今季実戦2試合目で自身第1号弾。宮崎キャンプで「(開幕まで)2週間あるので、状態は上げられる」と話していたエースが、調整不足の不安材料を払しょくした。
2本目の26分に同点に追いつかれるも、36分にはFW上田綺世(22)がPKを決めて勝ち越しに成功した。これでキャンプから実戦4試合で3勝1分けと無敗。攻撃の呼吸が合わないシーンもあったが、2年目のザーゴ監督(51)は「勝って終わるという1つの目標は達成することができた。チャンスは作れているので、大きな心配はない。あとは微調整し、開幕に合わせていきたい」と手応えを口にした。
鹿島・エヴェラウド今季1号 調整の不安払しょく
[ 2021年2月22日 05:30 ]

<鹿島・水戸>練習試合で攻め込む鹿島・エヴェラウド(左)
Photo By 共同
鹿島はカシマスタジアムでJ2水戸と練習試合(45分×2)を行い、合計2―1で勝利した。1本目の18分にFWエヴェラウドが右足で流し込み、実戦2試合目で1号。今月5日に2週間の隔離期間を経て合流したばかりだが、調整の不安を払しょくしてみせた。
2本目の26分に同点に追いつかれるも、36分にはFW上田がPKを決めて勝ち越し。キャンプから実戦4試合を無敗で終え、ザーゴ監督は「チャンスはつくれているので心配はない」と手応えを語った。
ジーコTD、内田篤人氏との2ショット
内田篤人氏との2ショットをInstagramに投稿したジーコTDである。
「昨シーズン、内田篤人という鹿島の歴史に名を残した偉大な右サイドバックの一人が、選手生活に幕を下ろした。私がそうであったように、彼は膝に問題を抱えていた。(内田選手が)引退する数日前、私の元に来て私 の古傷について話をすることがあった。私はすべてを話したけど、私の現役時代には今のような技術がなかった。私の手術箇所の開口部がどんなだったか、という話までしたよ。 話が終わった時、彼はとても不安を覚えたようだった。というのはボールを蹴り続けるために、私も今日まで続けてきたことだけど、筋力を維持しなければならないと知ったからね。彼が日本サッカー協会で役職を得たことはいいこと だ。現役時代と同じような成功を手にしてほしい」という言葉にジーコの経験と思いが込められておる。
アスリートは怪我のリスクと負ってしまった後の事も考えながらの現役生活となる。
それを乗り越えるメンタルもまた偉大な選手の持つものなのであろう。
ジーコ、篤人に続く者たちもまた強い気持ちで現役を送ることとなる。
先人に続けである。

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神様ジーコ、内田篤人氏との“膝トーク”2ショットを投稿 「現場での成功を祈る」
2021.02.21

鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務める元ブラジル代表MFジーコ氏【写真:Getty Images】
昨年8月の現役引退前、内田と膝の怪我について話し合いの場を持ったことを明かす
現役時代に“サッカーの神様”として名を馳せ、現在は鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務める元ブラジル代表MFジーコ氏が、自身の公式インスタグラムを更新。昨年8月に現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏とのエピソードを明かしている。
ジーコ氏は、1970年代から80年代にかけて世界的スーパースターの1人として数々の伝説を生んできた。現役時代は、「白いペレ」とも称されるほどの卓越したテクニックと得点力を誇り、母国の名門フラメンゴで長くプレー。ブラジル代表として1978年、82年、86年とW杯に3度出場し、89年に引退するものの、91年に鹿島の前身である住友金属に加入し、“常勝軍団”の礎を築いた。Jリーグ創設以降の日本サッカー界に多大な影響を与えた。
現役引退後は2006年のドイツ・ワールドカップで日本代表監督を務めたほか、トフェネルバフチェ、ブニョドコル、CSKAモスクワといった各国の強豪クラブの監督を歴任。そして2018年、古巣鹿島にTDとして復帰している。
そんななか、ジーコ氏は自身の公式インスタグラムに内田氏との2ショットを複数投稿。「昨年、鹿島史上最高のサイドバックの1人であるアツト・ウチダがサッカーに別れを告げた。彼は、私のように膝の問題を抱えていた。引退の数日前、私の怪我について聞きに来た。私はすべてを説明し、私の時代には今日の医療の技術もなかったことを思い出した」と綴った。
鹿島で長年活躍した内田氏は膝の故障の影響もあり、昨年8月23日のJ1リーグ第12節ガンバ大阪戦を最後に現役引退。その後は日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任し、若年層の強化および普及に関わる活動に参加している。ジーコ氏も日本来日前のウディネーゼ時代に膝の不安を抱えていた過去があり、自身の経験談を惜しみなく伝えたという。
「彼が今、JFAにいるのは良いことだ。現場での成功を祈る」
内田氏のセカンドキャリアの成功を祈ったジーコ氏の投稿には、海外ファンから「ヒーローズ」「アイドルの2人」「レジェンド」「美しい戦士の物語」といったコメントが多数寄せられていた。
「昨シーズン、内田篤人という鹿島の歴史に名を残した偉大な右サイドバックの一人が、選手生活に幕を下ろした。私がそうであったように、彼は膝に問題を抱えていた。(内田選手が)引退する数日前、私の元に来て私 の古傷について話をすることがあった。私はすべてを話したけど、私の現役時代には今のような技術がなかった。私の手術箇所の開口部がどんなだったか、という話までしたよ。 話が終わった時、彼はとても不安を覚えたようだった。というのはボールを蹴り続けるために、私も今日まで続けてきたことだけど、筋力を維持しなければならないと知ったからね。彼が日本サッカー協会で役職を得たことはいいこと だ。現役時代と同じような成功を手にしてほしい」という言葉にジーコの経験と思いが込められておる。
アスリートは怪我のリスクと負ってしまった後の事も考えながらの現役生活となる。
それを乗り越えるメンタルもまた偉大な選手の持つものなのであろう。
ジーコ、篤人に続く者たちもまた強い気持ちで現役を送ることとなる。
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神様ジーコ、内田篤人氏との“膝トーク”2ショットを投稿 「現場での成功を祈る」
2021.02.21

鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務める元ブラジル代表MFジーコ氏【写真:Getty Images】
昨年8月の現役引退前、内田と膝の怪我について話し合いの場を持ったことを明かす
現役時代に“サッカーの神様”として名を馳せ、現在は鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務める元ブラジル代表MFジーコ氏が、自身の公式インスタグラムを更新。昨年8月に現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏とのエピソードを明かしている。
ジーコ氏は、1970年代から80年代にかけて世界的スーパースターの1人として数々の伝説を生んできた。現役時代は、「白いペレ」とも称されるほどの卓越したテクニックと得点力を誇り、母国の名門フラメンゴで長くプレー。ブラジル代表として1978年、82年、86年とW杯に3度出場し、89年に引退するものの、91年に鹿島の前身である住友金属に加入し、“常勝軍団”の礎を築いた。Jリーグ創設以降の日本サッカー界に多大な影響を与えた。
現役引退後は2006年のドイツ・ワールドカップで日本代表監督を務めたほか、トフェネルバフチェ、ブニョドコル、CSKAモスクワといった各国の強豪クラブの監督を歴任。そして2018年、古巣鹿島にTDとして復帰している。
そんななか、ジーコ氏は自身の公式インスタグラムに内田氏との2ショットを複数投稿。「昨年、鹿島史上最高のサイドバックの1人であるアツト・ウチダがサッカーに別れを告げた。彼は、私のように膝の問題を抱えていた。引退の数日前、私の怪我について聞きに来た。私はすべてを説明し、私の時代には今日の医療の技術もなかったことを思い出した」と綴った。
鹿島で長年活躍した内田氏は膝の故障の影響もあり、昨年8月23日のJ1リーグ第12節ガンバ大阪戦を最後に現役引退。その後は日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任し、若年層の強化および普及に関わる活動に参加している。ジーコ氏も日本来日前のウディネーゼ時代に膝の不安を抱えていた過去があり、自身の経験談を惜しみなく伝えたという。
「彼が今、JFAにいるのは良いことだ。現場での成功を祈る」
内田氏のセカンドキャリアの成功を祈ったジーコ氏の投稿には、海外ファンから「ヒーローズ」「アイドルの2人」「レジェンド」「美しい戦士の物語」といったコメントが多数寄せられていた。
鹿島アントラーズFC 必勝祈願
オンライン取材に応じた広瀬陸斗である。
この取材当日である2月20日に鹿島神宮に必勝祈願を行い、選手会長として玉串拝礼、そして「まずは、必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」と語る。
チームの主軸としてそして責任のある立場となったことを感じさせる。
そして、1週間後に迫った開幕戦である清水については、「(今季清水を率いる)ロティーナ監督は、昨年セレッソの監督だったので、つないでくるなと思います。多くの若い選手が頑張って、激しく戦ってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際(の激しさ)とか、戦うところが相手より勝れば、必然的に勝利に近づくと思います」と言う。
高いインテンシティにて相手を圧倒せよ。
また、YouTubeにて配信されるPSM水戸戦については、「昨年はスタートダッシュに失敗した。まずは失点しないこと。試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と語る。
公式戦を想定し、試合の入り方や締め方をシミュレーションするのだ。
良い内容でシーズンを迎えたい。
楽しみにしておる。

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【鹿島】開幕前に必勝祈願。広瀬陸斗「必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」
2021-02-20
サッカーマガジン編集部
2月20日、鹿島アントラーズの広瀬陸斗がオンライン取材に応じた。開幕戦となる清水エスパルス戦を1週間後に控え、この日の午前に鹿島神宮で必勝祈願を実施。今季の選手会長を務める広瀬は、あらためてタイトルへの思いを強くした。

上写真=2月20日、鹿島アントラーズ必勝祈願の様子(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「みんなの体もいい状態で、チームのまとまりも出ている」
清水との開幕戦が、1週間後に迫っている。2月27日にカシマスタジアムで行なわれる一戦を前に、広瀬陸斗は「(今季清水を率いる)ロティーナ監督は、昨年セレッソの監督だったので、つないでくるなと思います。多くの若い選手が頑張って、激しく戦ってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際(の激しさ)とか、戦うところが相手より勝れば、必然的に勝利に近づくと思います」と清水戦に向けた思いを語った。
開幕戦のちょうど1週間前となる2月20日、チームは鹿島神宮にて必勝祈願を実施した。小泉文明代表取締役社長、ザーゴ監督とともに、今季の選手会長を務める広瀬が玉串拝礼。「まずは、必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」と言葉に力を込める。「キャンプが終わってみんなの体もいい状態で、チームのまとまりも出ている。その中での必勝祈願」と、開幕前の心身の状態は充実しているようだ。
翌21日には水戸とのトレーニングマッチが予定されている。「明日は公式戦のように、90分間の立ち上がりとか、試合の入り方、終わり方というところを意識しながらやりたいです。昨年はスタートダッシュに失敗して、失点も多かったので、まずは失点をしないというところ」(広瀬)。タイトル獲得に向け、チームを好発進させるため、新たな選手会長が深紅のイレブンをけん引する。

鹿島神宮の参道を進む鹿島アントラーズの小泉文明社長、ザーゴ監督、選手たち(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島が必勝祈願を実施! 広瀬陸斗は選手会長として初の玉串拝礼を経験「“必ずタイトルを獲る”とお願いしてきました」
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月21日
「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」

鹿島アントラーズは、選手29名とチームスタッフらで毎年恒例の必勝祈願を行なった。©KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは2月20日、2021年シーズンに向け、毎年恒例の必勝祈願を鹿島神宮にて行なった。
ザーゴ体制2年目となる今年は、クラブ創設30周年となる節目の年。5年ぶりの国内主要タイトル奪還を目指す鹿島の新シーズンがついに始まりを迎える。
「まずは必ずタイトルを獲るということをお願いしてきました」
そう口にしたのは選手会長として初めて必勝祈願に臨んだDF広瀬陸斗。今年は、小泉文明社長、ザーゴ監督とともに選手を代表して広瀬も玉串拝礼を行なった。
「選手を代表して玉串をやりました。いままでは合わせる側でしたが、今回は代表してやったので、そこは身を引き締めてやりました。来週にはリーグ戦が始まりますし、キャンプも終わってみんな身体も良い状態。チームのまとまりも出てきて、そのなかで必勝祈願をして、これからもお願いしますという気持ちでやりました」
広瀬は昨シーズン、横浜F・マリノスから完全移籍で加入。加入1年目ながら、主戦場とする右サイドバックでリーグ戦15試合に出場し、高精度のクロスで多くのチャンスを演出した。しかし、8月に右足を負傷して2か月の離脱を余儀なくされるなど、苦しい1年でもあった。
昨季のリベンジを果たす意味でも勝負のシーズンとなる鹿島での2年目。開幕戦は2月27日、ホームに清水エスパルスを迎える。
「相手のロティーナ監督は去年はセレッソ大阪の監督で、繋いでくるサッカーをするチームだと思います。若い選手が激しくやってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際とか、戦うところで相手より勝っていれば必然的に勝利に近づくと思います」
まずは開幕戦へと照準を定める広瀬は、「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」と攻守に渡る活躍を誓った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島広瀬「球際勝てれば必然的に勝利」開幕戦へ意欲
[2021年2月20日22時47分]
国内タイトルの奪還を目指す鹿島アントラーズが20日、鹿島神宮で必勝祈願を行った。
今季から選手会長に就任したDF広瀬陸斗(25)がオンラインで取材に応じ、選手を代表して玉串奉納を担ったことを明かし「身を引き締めてやりました」と振り返った。
21日にはJ2水戸ホーリーホックとの練習試合に臨む。ザーゴ監督は各選手に「コンディションをトップに持って行けるよう、この試合では動いてくれ」とテーマを提示。広瀬は「去年はスタートダッシュに失敗して失点も多かったので、とりあえず失点しないこと、試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と練習試合での無失点に意欲を見せた。
27日は清水エスパルスとの開幕戦をホームで迎える。広瀬は「自分たちの持ち味である球際、戦うこと部分が勝っていれば、必然的に勝利に近づくと思う」と、スタートダッシュへ強い思いを口にした。
鹿島が“仮想開幕戦” 水戸との練習試合を開幕と同時刻、同会場で開催
[ 2021年2月20日 16:15 ]
J1鹿島が“仮想開幕戦”を経て、スタートダッシュを図る。チームはあす21日、J2水戸と開幕前最後の練習試合(午後3時10分開始、45分×2本)をカシマスタで実施する。27日の開幕・清水戦(午後3時開始、カシマスタ)とほぼ同時刻、同会場でのテストマッチに向けてDF広瀬陸斗(25)は「あすは公式戦のように、90分間の立ち上がりから意識して戦いたい」と狙いを口にした。
昨季は開幕からリーグ4連敗スタート。終盤に猛追を図るも、序盤の黒星が響いて5位に終わった。「昨年はスタートダッシュに失敗した。まずは失点しないこと。試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と広瀬。水戸戦はファンクラブ会員限定でYouTube生配信も実施。サポーターの目も向けられ、本番さながらのシュチュエーションで最高の滑り出しを図る。
この日は、鹿島神宮で毎年恒例の必勝祈願を行った。今季から選手会長となった広瀬は代表して玉串を奉納。昨季は右サイドバックで開幕スタメンをつかみながら、昨夏に故障で出場機会が限られただけに、オフは1年を通して出続けられる体作りを行ってきた。「自分の課題は守備。1対1で止めることや攻撃ではアシスト、得点に絡んでいければ」と力を込めた。
この取材当日である2月20日に鹿島神宮に必勝祈願を行い、選手会長として玉串拝礼、そして「まずは、必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」と語る。
チームの主軸としてそして責任のある立場となったことを感じさせる。
そして、1週間後に迫った開幕戦である清水については、「(今季清水を率いる)ロティーナ監督は、昨年セレッソの監督だったので、つないでくるなと思います。多くの若い選手が頑張って、激しく戦ってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際(の激しさ)とか、戦うところが相手より勝れば、必然的に勝利に近づくと思います」と言う。
高いインテンシティにて相手を圧倒せよ。
また、YouTubeにて配信されるPSM水戸戦については、「昨年はスタートダッシュに失敗した。まずは失点しないこと。試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と語る。
公式戦を想定し、試合の入り方や締め方をシミュレーションするのだ。
良い内容でシーズンを迎えたい。
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【鹿島】開幕前に必勝祈願。広瀬陸斗「必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」
2021-02-20
サッカーマガジン編集部
2月20日、鹿島アントラーズの広瀬陸斗がオンライン取材に応じた。開幕戦となる清水エスパルス戦を1週間後に控え、この日の午前に鹿島神宮で必勝祈願を実施。今季の選手会長を務める広瀬は、あらためてタイトルへの思いを強くした。

上写真=2月20日、鹿島アントラーズ必勝祈願の様子(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「みんなの体もいい状態で、チームのまとまりも出ている」
清水との開幕戦が、1週間後に迫っている。2月27日にカシマスタジアムで行なわれる一戦を前に、広瀬陸斗は「(今季清水を率いる)ロティーナ監督は、昨年セレッソの監督だったので、つないでくるなと思います。多くの若い選手が頑張って、激しく戦ってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際(の激しさ)とか、戦うところが相手より勝れば、必然的に勝利に近づくと思います」と清水戦に向けた思いを語った。
開幕戦のちょうど1週間前となる2月20日、チームは鹿島神宮にて必勝祈願を実施した。小泉文明代表取締役社長、ザーゴ監督とともに、今季の選手会長を務める広瀬が玉串拝礼。「まずは、必ずタイトルを取るようにお願いしてきました」と言葉に力を込める。「キャンプが終わってみんなの体もいい状態で、チームのまとまりも出ている。その中での必勝祈願」と、開幕前の心身の状態は充実しているようだ。
翌21日には水戸とのトレーニングマッチが予定されている。「明日は公式戦のように、90分間の立ち上がりとか、試合の入り方、終わり方というところを意識しながらやりたいです。昨年はスタートダッシュに失敗して、失点も多かったので、まずは失点をしないというところ」(広瀬)。タイトル獲得に向け、チームを好発進させるため、新たな選手会長が深紅のイレブンをけん引する。

鹿島神宮の参道を進む鹿島アントラーズの小泉文明社長、ザーゴ監督、選手たち(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島が必勝祈願を実施! 広瀬陸斗は選手会長として初の玉串拝礼を経験「“必ずタイトルを獲る”とお願いしてきました」
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月21日
「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」

鹿島アントラーズは、選手29名とチームスタッフらで毎年恒例の必勝祈願を行なった。©KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは2月20日、2021年シーズンに向け、毎年恒例の必勝祈願を鹿島神宮にて行なった。
ザーゴ体制2年目となる今年は、クラブ創設30周年となる節目の年。5年ぶりの国内主要タイトル奪還を目指す鹿島の新シーズンがついに始まりを迎える。
「まずは必ずタイトルを獲るということをお願いしてきました」
そう口にしたのは選手会長として初めて必勝祈願に臨んだDF広瀬陸斗。今年は、小泉文明社長、ザーゴ監督とともに選手を代表して広瀬も玉串拝礼を行なった。
「選手を代表して玉串をやりました。いままでは合わせる側でしたが、今回は代表してやったので、そこは身を引き締めてやりました。来週にはリーグ戦が始まりますし、キャンプも終わってみんな身体も良い状態。チームのまとまりも出てきて、そのなかで必勝祈願をして、これからもお願いしますという気持ちでやりました」
広瀬は昨シーズン、横浜F・マリノスから完全移籍で加入。加入1年目ながら、主戦場とする右サイドバックでリーグ戦15試合に出場し、高精度のクロスで多くのチャンスを演出した。しかし、8月に右足を負傷して2か月の離脱を余儀なくされるなど、苦しい1年でもあった。
昨季のリベンジを果たす意味でも勝負のシーズンとなる鹿島での2年目。開幕戦は2月27日、ホームに清水エスパルスを迎える。
「相手のロティーナ監督は去年はセレッソ大阪の監督で、繋いでくるサッカーをするチームだと思います。若い選手が激しくやってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際とか、戦うところで相手より勝っていれば必然的に勝利に近づくと思います」
まずは開幕戦へと照準を定める広瀬は、「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」と攻守に渡る活躍を誓った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島広瀬「球際勝てれば必然的に勝利」開幕戦へ意欲
[2021年2月20日22時47分]
国内タイトルの奪還を目指す鹿島アントラーズが20日、鹿島神宮で必勝祈願を行った。
今季から選手会長に就任したDF広瀬陸斗(25)がオンラインで取材に応じ、選手を代表して玉串奉納を担ったことを明かし「身を引き締めてやりました」と振り返った。
21日にはJ2水戸ホーリーホックとの練習試合に臨む。ザーゴ監督は各選手に「コンディションをトップに持って行けるよう、この試合では動いてくれ」とテーマを提示。広瀬は「去年はスタートダッシュに失敗して失点も多かったので、とりあえず失点しないこと、試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と練習試合での無失点に意欲を見せた。
27日は清水エスパルスとの開幕戦をホームで迎える。広瀬は「自分たちの持ち味である球際、戦うこと部分が勝っていれば、必然的に勝利に近づくと思う」と、スタートダッシュへ強い思いを口にした。
鹿島が“仮想開幕戦” 水戸との練習試合を開幕と同時刻、同会場で開催
[ 2021年2月20日 16:15 ]
J1鹿島が“仮想開幕戦”を経て、スタートダッシュを図る。チームはあす21日、J2水戸と開幕前最後の練習試合(午後3時10分開始、45分×2本)をカシマスタで実施する。27日の開幕・清水戦(午後3時開始、カシマスタ)とほぼ同時刻、同会場でのテストマッチに向けてDF広瀬陸斗(25)は「あすは公式戦のように、90分間の立ち上がりから意識して戦いたい」と狙いを口にした。
昨季は開幕からリーグ4連敗スタート。終盤に猛追を図るも、序盤の黒星が響いて5位に終わった。「昨年はスタートダッシュに失敗した。まずは失点しないこと。試合の入り、終わり方を意識してやりたい」と広瀬。水戸戦はファンクラブ会員限定でYouTube生配信も実施。サポーターの目も向けられ、本番さながらのシュチュエーションで最高の滑り出しを図る。
この日は、鹿島神宮で毎年恒例の必勝祈願を行った。今季から選手会長となった広瀬は代表して玉串を奉納。昨季は右サイドバックで開幕スタメンをつかみながら、昨夏に故障で出場機会が限られただけに、オフは1年を通して出続けられる体作りを行ってきた。「自分の課題は守備。1対1で止めることや攻撃ではアシスト、得点に絡んでいければ」と力を込めた。
横浜FC・伊藤翔・FC東京・レアンドロ、先発予想
Jリーグ開幕に向け横浜FCとFC東京の先発メンバーを予想するサンケイスポーツである。
横浜FCの2TOPの一角には伊藤翔の名が挙がる。
実績と実力あるベテランがこのようなチームに及ぼす影響の大きさがよくわかる。
悲願のJ1残留に尽力するのだ。
またFC東京のレアンドロは昨季と同様に左サイドを担う。
今季は完全移籍に切り替わったため対戦することとなろう。
昨年の2回の対戦でのレアンドロ抜きのFC東京は、牙を抜かれたようで歯ごたえのないチームであった。
今季はそうはならぬであろう。
心して挑みたい。
そして関東近郊のアウェイ、緊急事態宣言が解けるのであれば是非とも観に行きたいところ。
楽しみである。

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横浜FC&FC東京

★横浜FC、FWクレーベら加入で決定力を強化!目指すは10位以内
13年ぶりのJ1で戦った昨季は15位だった。今季も引き続き指揮を執る下平監督の下で球を保持して攻める形を確立したものの、僅差で競り負ける試合も目立った。決定力のあるFWや流れを読む力に優れたベテランを補強し、今季は10位以内を狙う。
2トップは新加入選手が顔を並べる。J2千葉の2年間で24得点のFWクレーベを軸に、J1の強豪で実績を残してきたFW渡辺とFW伊藤、俊足のFWジャーメインが対戦相手に応じて起用されそうだ。最年長得点記録が懸かるFW三浦の出番にも注目が集まる。
大卒1年目で昨季チーム最多7ゴールを挙げたMF松尾や中盤のMF瀬古は今季も主力を担う。負傷続きだった42歳のMF中村は新たに10番を背負い、復調すればチームの大きな力になる。

★FC東京、悲願Vへ守備的MF青木獲得で攻守に隙なし
ルヴァン杯を制した昨季の主力がそのまま残り、悲願のリーグ初優勝を目標に据えた。大一番の強さは証明済み。いかに好不調の波をなくし、長いシーズンを安定して戦い抜くかが焦点だ。
守備の要のDF森重、俊足FW永井やMFレアンドロを軸とした堅守速攻を土台に、長谷川監督は新たにクロスからの得点増に取り組む。サイドバックのDF小川やDF中村帆には思い切った攻撃参加が求められ、中に詰める攻撃陣との呼吸を合わせたい。
やや手薄だった守備的MFには浦和で実績を積んだ青木を獲得。元ブラジル代表DFブルーノウビニの来日は遅れているものの、攻守にほぼ隙のない陣容がそろった。若手のMF安部やGK波多野が勢いをもたらせば面白い1年になりそうだ。
横浜FCの2TOPの一角には伊藤翔の名が挙がる。
実績と実力あるベテランがこのようなチームに及ぼす影響の大きさがよくわかる。
悲願のJ1残留に尽力するのだ。
またFC東京のレアンドロは昨季と同様に左サイドを担う。
今季は完全移籍に切り替わったため対戦することとなろう。
昨年の2回の対戦でのレアンドロ抜きのFC東京は、牙を抜かれたようで歯ごたえのないチームであった。
今季はそうはならぬであろう。
心して挑みたい。
そして関東近郊のアウェイ、緊急事態宣言が解けるのであれば是非とも観に行きたいところ。
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横浜FC&FC東京

★横浜FC、FWクレーベら加入で決定力を強化!目指すは10位以内
13年ぶりのJ1で戦った昨季は15位だった。今季も引き続き指揮を執る下平監督の下で球を保持して攻める形を確立したものの、僅差で競り負ける試合も目立った。決定力のあるFWや流れを読む力に優れたベテランを補強し、今季は10位以内を狙う。
2トップは新加入選手が顔を並べる。J2千葉の2年間で24得点のFWクレーベを軸に、J1の強豪で実績を残してきたFW渡辺とFW伊藤、俊足のFWジャーメインが対戦相手に応じて起用されそうだ。最年長得点記録が懸かるFW三浦の出番にも注目が集まる。
大卒1年目で昨季チーム最多7ゴールを挙げたMF松尾や中盤のMF瀬古は今季も主力を担う。負傷続きだった42歳のMF中村は新たに10番を背負い、復調すればチームの大きな力になる。

★FC東京、悲願Vへ守備的MF青木獲得で攻守に隙なし
ルヴァン杯を制した昨季の主力がそのまま残り、悲願のリーグ初優勝を目標に据えた。大一番の強さは証明済み。いかに好不調の波をなくし、長いシーズンを安定して戦い抜くかが焦点だ。
守備の要のDF森重、俊足FW永井やMFレアンドロを軸とした堅守速攻を土台に、長谷川監督は新たにクロスからの得点増に取り組む。サイドバックのDF小川やDF中村帆には思い切った攻撃参加が求められ、中に詰める攻撃陣との呼吸を合わせたい。
やや手薄だった守備的MFには浦和で実績を積んだ青木を獲得。元ブラジル代表DFブルーノウビニの来日は遅れているものの、攻守にほぼ隙のない陣容がそろった。若手のMF安部やGK波多野が勢いをもたらせば面白い1年になりそうだ。
鹿島アントラーズ、強力2トップで覇権奪回
Jリーグ開幕に向け鹿島アントラーズの先発メンバーを予想するサンケイスポーツである。
昨年末の布陣、キャンプでのTMを総合すると行き着くメンバーとなっておる。
そしてザーゴ監督の継続により、「速攻と遅攻の使い分けや、強度の高いプレスは洗練されてきている」と戦術的に高い評価をしておる。
シーズン序盤は補強による上積みがないことがネガティブポイントではあるが、下位から星を落とさずに戦っていけば5年ぶりのリーグタイトルが狙えよう。
開幕戦まで1週間、更にチームを熟成させ挑みたい。
楽しみである。

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清水&鹿島
★清水 代表GK権田ら補強でロティーナ新監督が守備立て直す
昨季までC大阪で堅守を構築したロティーナ監督を招き、昨季16位からの浮上を期す。選手補強にも積極的で、日本代表GK権田ら充実の戦力が整い、目標のタイトル奪取も狙える位置にいる。
2季連続リーグ最多失点の守備改善が急務だが、細かいポジショニング、連動性が求められる組織戦術が徹底的にたたき込まれ、失点の大幅減が期待できる。最後方に構える権田の存在感は抜群で、大分から加入の鈴木義やC大阪から移籍の片山らDF陣の層も厚い。
攻撃でも昨季チーム最多10得点のFWカルリーニョスジュニオに加え、新顔のFWチアゴサンタナ、高卒2年目の鈴木唯、昨季J2得点ランキング2位のFWディサロら顔触れは多彩。競争の激化がチームの底上げにもつながっている。

27日VS清水(カシマ) 鹿島の先発予想メンバー
★鹿島 上田&エベラウド強力2トップで覇権奪回だ
ザーゴ監督就任1年目の昨季は序盤のつまずきが響いて5位。速攻と遅攻の使い分けや、強度の高いプレスは洗練されてきているだけに、完成度を高めれば5季ぶりの優勝が射程圏内に入る。
攻撃の看板は破壊力抜群の2トップ。FWエベラウドとFW上田はともに強さと決定力がある。監督は「優勝を目指すチームとしては多かった」と昨季44失点の守備を課題に挙げる。守備ラインを統率するDF犬飼や21歳のGK沖がキーマンだ。伝統の4バックが基本布陣だが、相手や展開によっては3-4-3も選択肢になる。
大きく選手が入れ替わった昨季から一転、今季の新加入はブラジル選手2人と埼玉・昌平高から加わったMF須藤らルーキーのみ。築いた土台を生かし、クラブ創設30周年の節目に成果を出したい。
昨年末の布陣、キャンプでのTMを総合すると行き着くメンバーとなっておる。
そしてザーゴ監督の継続により、「速攻と遅攻の使い分けや、強度の高いプレスは洗練されてきている」と戦術的に高い評価をしておる。
シーズン序盤は補強による上積みがないことがネガティブポイントではあるが、下位から星を落とさずに戦っていけば5年ぶりのリーグタイトルが狙えよう。
開幕戦まで1週間、更にチームを熟成させ挑みたい。
楽しみである。

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清水&鹿島
★清水 代表GK権田ら補強でロティーナ新監督が守備立て直す
昨季までC大阪で堅守を構築したロティーナ監督を招き、昨季16位からの浮上を期す。選手補強にも積極的で、日本代表GK権田ら充実の戦力が整い、目標のタイトル奪取も狙える位置にいる。
2季連続リーグ最多失点の守備改善が急務だが、細かいポジショニング、連動性が求められる組織戦術が徹底的にたたき込まれ、失点の大幅減が期待できる。最後方に構える権田の存在感は抜群で、大分から加入の鈴木義やC大阪から移籍の片山らDF陣の層も厚い。
攻撃でも昨季チーム最多10得点のFWカルリーニョスジュニオに加え、新顔のFWチアゴサンタナ、高卒2年目の鈴木唯、昨季J2得点ランキング2位のFWディサロら顔触れは多彩。競争の激化がチームの底上げにもつながっている。

27日VS清水(カシマ) 鹿島の先発予想メンバー
★鹿島 上田&エベラウド強力2トップで覇権奪回だ
ザーゴ監督就任1年目の昨季は序盤のつまずきが響いて5位。速攻と遅攻の使い分けや、強度の高いプレスは洗練されてきているだけに、完成度を高めれば5季ぶりの優勝が射程圏内に入る。
攻撃の看板は破壊力抜群の2トップ。FWエベラウドとFW上田はともに強さと決定力がある。監督は「優勝を目指すチームとしては多かった」と昨季44失点の守備を課題に挙げる。守備ラインを統率するDF犬飼や21歳のGK沖がキーマンだ。伝統の4バックが基本布陣だが、相手や展開によっては3-4-3も選択肢になる。
大きく選手が入れ替わった昨季から一転、今季の新加入はブラジル選手2人と埼玉・昌平高から加わったMF須藤らルーキーのみ。築いた土台を生かし、クラブ創設30周年の節目に成果を出したい。
確固たる自信を胸に、三竿健斗が聖地でしんかをみせる
三竿健斗をピックアップするFreaks+である。
2021年シーズン最初の注目プレーヤーは頼れるキャプテンとなった。
昨年、篤人より主将を引き継ぎ挑んだ1年を振り返る。
満足とは言えぬシーズンであったことが伝わる。
その経験を活かし、今季は更に"しんか"したシーズンにしてくれよう。
重責を背負ってピッチにて躍動する。
キャプテン三竿に今季は託した。
期待大である。

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PICK UP PLAYER

“アントラーズのキャプテン“という重責を受け止めて臨んだ昨シーズン。序盤はチームの成績に対する不安や心配の声をたくさん耳にした。それでも、1年間を通じて三竿健斗が胸に秘めていたのは、アントラーズが新たに取り組むフットボールスタイルへの手応えと自信だった。
「(シーズン序盤に)敗戦が続いたなかでも、非常に強度の高い練習ができていたし、自分たちがやりたいことを表現できている感覚はあった。『今は苦しいけれど、このフットボールだったら絶対に上にいける』という自信もあった。周囲が思っているよりも不安はなかったし、むしろ自信を持ってやり続けようというスタンスだった」
思うような結果が出なくても、信念だけは決して失わなかった。ブレることのないメンタリティは、三竿健斗の強みだ。「新しいことを始めるときは、うまくいかないことが多い。失敗と改善を繰り返してレベルアップしていくもの」。現状を冷静に分析し、目の前の練習や試合に集中した。頼れるキャプテンの姿勢は、チームに落ち着きをもたらしていた。

三竿の言葉通り、チームは試合を重ねるごとに、進化を遂げていった。理想とするポゼッション主体のスタイルを追い求めながらも、失敗と改善を繰り返すなかで、ハイプレスとトランジションの強化を重点的に行うようになる。そして、その二つの武器を活かすために、現実的なショートカウンターを磨いた。
「シーズン序盤、なかなか勝てなかったときは、誰もが試合に出たいから監督の言葉に敏感になって、言われたことしかやらない雰囲気があった。それでも、試合をこなすごとに、監督は選択肢の一つとしてイメージを伝えてくれているだけであって、それをすべてやれと言っているわけではないと、みんな気づくことができた」
チーム戦術の理解が深まり、基本と応用のバランスが取れるようになっていく。すると、徐々に結果が伴いはじめ、8月26日のFC東京戦から11年ぶりとなるリーグ戦7連勝を達成した。選手たちは新たなフットボールスタイルの進化を感じ、それが自信につながった。三竿は「自分が披露したいプレーを表現しつつ、周囲と連動しながらそのプレーを生かせば、さらに大きな効果が発揮できるという感覚を掴むことができたーー。チームメートが何を選択しようとしているのかを感じ取り、そのイメージに合わせて、それぞれが動き方を変えることができるようになってきた。サッカーにおいては、頭でっかちにならず、瞬時の判断をすることがとても大事。判断の共有という部分に、チームとしての成長が感じられる」と、昨シーズン後半の戦いについて、手応えを語っていた。
しかし、チームとしても、個人としても、成長を強く感じた一方、結果として2020シーズンのタイトル奪還は叶わなかった。「ファン・サポーターの皆さんが望むような成績を残すことができなくて申し訳ない」。三竿は責任を強く感じていた。

それでも、彼は未来を見据え、今に集中する。「現状に対して、悲観する必要は全くない」と言い切り、「昨シーズンの戦いを通じて、今シーズンはもっと質の高いフットボールを披露して、『絶対に優勝をつかみ取りたい』という強い思いが芽生えた。新しいスタイルがチームに浸透し、試合中のプレーの幅が広がっている実感がある。手応えは昨年を通してつかむことができたし、今年の戦いに向けて、とても大きな自信を持っている」と、言葉に力を込めた。
「昨年と違うのは、1年間同じメンバーで、同じフットボールをやり続けた『ベース』があること。今年はシーズン最初から『みんなで一つになって、優勝を目指そう』という雰囲気を強く感じる。クラブ創設30周年という節目の年で、優勝を目指さないといけない。もちろん、タイトルを獲るということは簡単ではない。ただ、どんなときも、チームのために、仲間のために戦えるのが、僕たちの強み。そこを強くしていけば、おのずと結果もついてくる。シーズンの最初から最後まで、アントラーズファミリー全員で一丸となって、一つひとつ、勝っていきたい」
タイトル奪還へ、準備は整った。確固たる自信を胸に、三竿健斗が聖地でしんかをみせる。
2021年シーズン最初の注目プレーヤーは頼れるキャプテンとなった。
昨年、篤人より主将を引き継ぎ挑んだ1年を振り返る。
満足とは言えぬシーズンであったことが伝わる。
その経験を活かし、今季は更に"しんか"したシーズンにしてくれよう。
重責を背負ってピッチにて躍動する。
キャプテン三竿に今季は託した。
期待大である。

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PICK UP PLAYER

“アントラーズのキャプテン“という重責を受け止めて臨んだ昨シーズン。序盤はチームの成績に対する不安や心配の声をたくさん耳にした。それでも、1年間を通じて三竿健斗が胸に秘めていたのは、アントラーズが新たに取り組むフットボールスタイルへの手応えと自信だった。
「(シーズン序盤に)敗戦が続いたなかでも、非常に強度の高い練習ができていたし、自分たちがやりたいことを表現できている感覚はあった。『今は苦しいけれど、このフットボールだったら絶対に上にいける』という自信もあった。周囲が思っているよりも不安はなかったし、むしろ自信を持ってやり続けようというスタンスだった」
思うような結果が出なくても、信念だけは決して失わなかった。ブレることのないメンタリティは、三竿健斗の強みだ。「新しいことを始めるときは、うまくいかないことが多い。失敗と改善を繰り返してレベルアップしていくもの」。現状を冷静に分析し、目の前の練習や試合に集中した。頼れるキャプテンの姿勢は、チームに落ち着きをもたらしていた。

三竿の言葉通り、チームは試合を重ねるごとに、進化を遂げていった。理想とするポゼッション主体のスタイルを追い求めながらも、失敗と改善を繰り返すなかで、ハイプレスとトランジションの強化を重点的に行うようになる。そして、その二つの武器を活かすために、現実的なショートカウンターを磨いた。
「シーズン序盤、なかなか勝てなかったときは、誰もが試合に出たいから監督の言葉に敏感になって、言われたことしかやらない雰囲気があった。それでも、試合をこなすごとに、監督は選択肢の一つとしてイメージを伝えてくれているだけであって、それをすべてやれと言っているわけではないと、みんな気づくことができた」
チーム戦術の理解が深まり、基本と応用のバランスが取れるようになっていく。すると、徐々に結果が伴いはじめ、8月26日のFC東京戦から11年ぶりとなるリーグ戦7連勝を達成した。選手たちは新たなフットボールスタイルの進化を感じ、それが自信につながった。三竿は「自分が披露したいプレーを表現しつつ、周囲と連動しながらそのプレーを生かせば、さらに大きな効果が発揮できるという感覚を掴むことができたーー。チームメートが何を選択しようとしているのかを感じ取り、そのイメージに合わせて、それぞれが動き方を変えることができるようになってきた。サッカーにおいては、頭でっかちにならず、瞬時の判断をすることがとても大事。判断の共有という部分に、チームとしての成長が感じられる」と、昨シーズン後半の戦いについて、手応えを語っていた。
しかし、チームとしても、個人としても、成長を強く感じた一方、結果として2020シーズンのタイトル奪還は叶わなかった。「ファン・サポーターの皆さんが望むような成績を残すことができなくて申し訳ない」。三竿は責任を強く感じていた。
それでも、彼は未来を見据え、今に集中する。「現状に対して、悲観する必要は全くない」と言い切り、「昨シーズンの戦いを通じて、今シーズンはもっと質の高いフットボールを披露して、『絶対に優勝をつかみ取りたい』という強い思いが芽生えた。新しいスタイルがチームに浸透し、試合中のプレーの幅が広がっている実感がある。手応えは昨年を通してつかむことができたし、今年の戦いに向けて、とても大きな自信を持っている」と、言葉に力を込めた。
「昨年と違うのは、1年間同じメンバーで、同じフットボールをやり続けた『ベース』があること。今年はシーズン最初から『みんなで一つになって、優勝を目指そう』という雰囲気を強く感じる。クラブ創設30周年という節目の年で、優勝を目指さないといけない。もちろん、タイトルを獲るということは簡単ではない。ただ、どんなときも、チームのために、仲間のために戦えるのが、僕たちの強み。そこを強くしていけば、おのずと結果もついてくる。シーズンの最初から最後まで、アントラーズファミリー全員で一丸となって、一つひとつ、勝っていきたい」
タイトル奪還へ、準備は整った。確固たる自信を胸に、三竿健斗が聖地でしんかをみせる。
開幕戦プレビュー
清水戦に向けたFreaks+のプレビューである。
開幕戦に向けて今年度最初の筆が冴える。
昨季を振り返り、そして今季に向けた意気込みが伝わってくる。
2021年シーズン最初の試合。
昨年の悔しさを全て払拭させてくれる試合展開を望む。
その準備は着実に積み上がっておる。
来週末には静かなる歓喜で沸くスタジアムにいることであろう。
楽しみである。

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PREVIEW

2020シーズンは新監督にザーゴを迎え入れ、高卒新人4選手を含め総勢11名もの新戦力が加わった。人が変われば、チームの雰囲気も一変する。過去の実績や貢献度が考慮されるとはいえ、選手個々の評価は横一線だ。ザーゴ監督のもと、積極的に主導権を握る新スタイルの構築を目指し、切磋琢磨するトレーニング風景は活気に溢れ、今後の期待を抱かせるには十分だった。
しかし、思わぬつまずきに見舞われてしまった。ザーゴ新体制の初陣となったACLプレーオフで0-1と惜敗すると、YBCルヴァンカップ第1節、リーグ開幕戦にも敗れ、公式戦3連敗と出遅れた。その後、世界中を巻き込む新型コロナウイルス感染症の影響で、およそ3ヶ月の中断期間に突入。7月にJリーグが再開するも、さらに3連敗を喫してしまった。
苦しいチーム状況が続いた。だが、サポーターはチームを信頼し、支え続けてくれた。だから、チームは下を向くことなく、失敗と改善を繰り返しながら、成長を続けられた。そして、ついに7月18日の横浜FM戦で連敗を止めると、継続して行ってきたトレーニングの成果が表れ、8月26日のFC東京戦から9月27日の大分戦まで、実に11年ぶりとなるリーグ戦7連勝を飾った。

シーズン後半は過密日程のなかでも連敗することなく、安定して勝ち点を積み重ねていった。しかし、自陣で守備を固める相手に対しては苦戦を強いられ、試合展開によってはパフォーマンスが低下した。そして、優勝の可能性は潰え、ACL出場権争いに回ることになった。
2020年12月19日、リーグ最終節は勝ち点1差を追うC大阪との直接対決だった。先制点を奪われた後、エヴェラウドのゴールで同点に追いつき、後半アディショナルタイムへ突入。怒涛の連続攻撃を仕掛けたアントラーズだったが、シュートは相手GKの好セーブやポストに嫌われた。結果は1-1の引き分けに終わり、5位でフィニッシュ。天皇杯の結果次第では、4位でACLプレーオフ出場権が得られる状況だったが、あと1点に泣いた。この悔しさは絶対に忘れない。

あれから約2ヶ月、チームはタイトル奪還への決意を胸に深く刻み込み、新シーズンに向けて準備を進めた。宮崎キャンプではこれまで継続して取り組んできた戦術を再度確認し、さらに進化を遂げるべく、新たな挑戦にも取り組んだ。そして、個性豊かな新人6選手の存在は、チームに新鮮な刺激をもたらし、競争意識の向上につながった。選手たちは口々に「今年こそタイトルを獲る」と語り、程よい緊張感と一体感に満ち溢れている。

準備は整った。ここからまた激闘の日々が幕を開ける。長く険しい道のりには、さまざまな困難が待ち受けているだろう。だが、厳しいときこそ、アントラーズファミリー全員の力を合わせて、乗り越えよう。信じる道を突き進めば、必ず自分たちが立つべき場所に辿り着ける。
勝利を積み重ねた先にある、栄光の景色をみるために――。クラブとサポーターが一つとなり、「しんか」をみせる2021シーズンが始まる。
開幕戦に向けて今年度最初の筆が冴える。
昨季を振り返り、そして今季に向けた意気込みが伝わってくる。
2021年シーズン最初の試合。
昨年の悔しさを全て払拭させてくれる試合展開を望む。
その準備は着実に積み上がっておる。
来週末には静かなる歓喜で沸くスタジアムにいることであろう。
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PREVIEW

2020シーズンは新監督にザーゴを迎え入れ、高卒新人4選手を含め総勢11名もの新戦力が加わった。人が変われば、チームの雰囲気も一変する。過去の実績や貢献度が考慮されるとはいえ、選手個々の評価は横一線だ。ザーゴ監督のもと、積極的に主導権を握る新スタイルの構築を目指し、切磋琢磨するトレーニング風景は活気に溢れ、今後の期待を抱かせるには十分だった。
しかし、思わぬつまずきに見舞われてしまった。ザーゴ新体制の初陣となったACLプレーオフで0-1と惜敗すると、YBCルヴァンカップ第1節、リーグ開幕戦にも敗れ、公式戦3連敗と出遅れた。その後、世界中を巻き込む新型コロナウイルス感染症の影響で、およそ3ヶ月の中断期間に突入。7月にJリーグが再開するも、さらに3連敗を喫してしまった。
苦しいチーム状況が続いた。だが、サポーターはチームを信頼し、支え続けてくれた。だから、チームは下を向くことなく、失敗と改善を繰り返しながら、成長を続けられた。そして、ついに7月18日の横浜FM戦で連敗を止めると、継続して行ってきたトレーニングの成果が表れ、8月26日のFC東京戦から9月27日の大分戦まで、実に11年ぶりとなるリーグ戦7連勝を飾った。

シーズン後半は過密日程のなかでも連敗することなく、安定して勝ち点を積み重ねていった。しかし、自陣で守備を固める相手に対しては苦戦を強いられ、試合展開によってはパフォーマンスが低下した。そして、優勝の可能性は潰え、ACL出場権争いに回ることになった。
2020年12月19日、リーグ最終節は勝ち点1差を追うC大阪との直接対決だった。先制点を奪われた後、エヴェラウドのゴールで同点に追いつき、後半アディショナルタイムへ突入。怒涛の連続攻撃を仕掛けたアントラーズだったが、シュートは相手GKの好セーブやポストに嫌われた。結果は1-1の引き分けに終わり、5位でフィニッシュ。天皇杯の結果次第では、4位でACLプレーオフ出場権が得られる状況だったが、あと1点に泣いた。この悔しさは絶対に忘れない。

あれから約2ヶ月、チームはタイトル奪還への決意を胸に深く刻み込み、新シーズンに向けて準備を進めた。宮崎キャンプではこれまで継続して取り組んできた戦術を再度確認し、さらに進化を遂げるべく、新たな挑戦にも取り組んだ。そして、個性豊かな新人6選手の存在は、チームに新鮮な刺激をもたらし、競争意識の向上につながった。選手たちは口々に「今年こそタイトルを獲る」と語り、程よい緊張感と一体感に満ち溢れている。
準備は整った。ここからまた激闘の日々が幕を開ける。長く険しい道のりには、さまざまな困難が待ち受けているだろう。だが、厳しいときこそ、アントラーズファミリー全員の力を合わせて、乗り越えよう。信じる道を突き進めば、必ず自分たちが立つべき場所に辿り着ける。
勝利を積み重ねた先にある、栄光の景色をみるために――。クラブとサポーターが一つとなり、「しんか」をみせる2021シーズンが始まる。
伊藤翔・杉本太郎・奈良竜樹・金森健志、新天地を求めた選手
新天地で新たなシーズンを迎える注目選手を特集するフットボールチャンネル編集部である。
ここに伊藤翔、杉本太郎、奈良竜樹、金森健志の名が挙げられる。
新たなるクラブでそれぞれ活躍して欲しい。
伊藤翔は新天地を見つけることに苦労したようではあるが、良いクラブへ移籍したように見える。
戦術的なチームであり、伊藤翔を活かすことにも長けておろう。
また、杉本太郎、奈良竜樹、金森健志の三人は奇しくも同じクラブにて2021シーズンを迎えることとなった。
非常に興味深い。
名将の下で花を開かせ、悲願のJ1残留を成し遂げて欲しい。
特に金森は、「帰りたいなとずっと思っていた。急な話だったが、やっとオファーをいただけて凄くうれしくて即決した」とコメントを発しており、後顧の憂いを断ち切っておる。
ダービーに火を点けること必然である。
鹿島縁の選手たちが躍動するシーズンが始まる。
楽しみである。

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Jリーグ移籍まとめ(7)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
Jリーグの各クラブは来週末の開幕に向けて、準備を進めている。新たに加入する選手もいれば、古巣に別れを告げて新たなチームへと移籍する選手もいる。今回フットボールチャンネルでは、新天地で新たなシーズンを迎える注目選手を複数回にわたって紹介していく。
2021年02月19日(Fri)6時00分配信
text by 編集部 photo Getty Images
横浜FCで新たな挑戦を

【写真:Getty Images】
FW:伊藤翔(いとう・しょう/背番号16)
生年月日:1988年7月24日(32歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト
所属クラブ:鹿島アントラーズ→横浜FC
若き頃に名門アーセナルのトライアルテストに参加し、当時のアーセン・ヴェンゲル監督からティエリ・アンリに喩えて賞賛されたことで「和製アンリ」という異名がついた。しかし、期待値が高すぎた影響もあるのだろう、その後在籍した各クラブで大きく羽を広げることはできなかった。
2019年に移籍した鹿島アントラーズではリーグ開幕4試合で4得点とスタートダッシュに成功し、以降主力としてシーズンを駆け抜けた。しかし昨季は、助っ人エヴェラウドの台頭もあり、得点はもちろんのこと出場機会も激減。結局リーグ戦は1試合の出場で、ゴール数も「1」に留まっていた。
そんな伊藤翔にとって、横浜FC移籍は自身の存在価値を取り戻すための新たな挑戦となる。ベテランFWとして後輩たちにポジティブな影響をもたらすことはもちろん、中村俊輔や三浦知良といった偉大な先輩から多くのものを吸収したいところ。チームを高みへと導くことができるだろうか。
Jリーグ移籍まとめ(8)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
鹿島アントラーズ出身のテクニシャン

【写真:Getty Images】
FW:杉本太郎(すぎもと・たろう/背番号8)
生年月日:1996年2月12日(25歳)
2020リーグ戦成績:36試合5得点
所属クラブ:松本山雅→アビスパ福岡
杉本太郎は2年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた。これまでJ1では鹿島アントラーズに在籍した3シーズンでわずか1得点、19年の松本山雅でも2得点と結果を残せていない。3度目の挑戦となる今季、アビスパ福岡を残留へと導く活躍が期待されている。
162cmという小柄な身体は、細かいタッチのドリブルで真価を発揮する。松本や徳島ヴォルティスでは素早い攻守の切り替えなど、守備面での貢献度も高く評価されていた。
福岡ではゴールに関わるプレーが求められる。徳島時代の17年にプレーした渡大生とは今季から再びチームメイトに。2人のコンビネーションがJ1の舞台でどのように輝くかに注目が集まる。
J1連覇を経験したCB

【写真:Getty Images】
DF:奈良竜樹(なら・たつき/背番号39)
生年月日:1993年9月19日(27歳)
2020リーグ戦成績:6試合0得点
所属クラブ:鹿島アントラーズ→アビスパ福岡
5年ぶりのJ1復帰を果たしたアビスパ福岡は、J1通算99試合に出場しているセンターバックを獲得している。奈良竜樹は鹿島アントラーズからの期限付き移籍で福岡に加わった。
コンサドーレ札幌U-18出身で、11年にトップチームに昇格した。16年に完全移籍で加入した川崎フロンターレでは、開幕からレギュラーとしてプレー。しかし、2度の左脛骨骨折でシーズンの大半を棒に振り、リオデジャネイロ五輪出場を逃している。それでも、怪我から復活した翌年からは川崎Fの連覇に貢献した。
180cmという身長はセンターバックの中で見るとそこまで大きくないが、空中戦の強さはJ1でもトップレベルだ。昨季の福岡はJ2最少失点を達成したが、守備の要だった上島拓巳が柏レイソルに復帰。奈良にはシーズンを通しての活躍が求められる。
Jリーグ移籍まとめ(9)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
5年ぶり古巣復帰のドリブラー

【写真:Getty Images】
FW:金森健志(かなもり・たけし/背番号37)
生年月日:1994年4月4日(26歳)
2020リーグ戦成績:26試合出場/2得点
所属クラブ:サガン鳥栖→アビスパ福岡
今季もサガン鳥栖の一員として戦うことになると見られていたが、2月18日にアビスパ福岡への電撃移籍が発表された。プロ入りから4シーズン過ごした古巣に、5年ぶりの復帰となる。加入にあたってアビスパの公式サイトでは「生まれ育った福岡の街でまたプレーできる事をとてもとても嬉しく思います!」と喜びのコメントを寄せた。
2017年にアビスパから鹿島アントラーズへ移籍するも、定位置を確保できず。2シーズン半在籍したのち、2019年夏に古巣アビスパと因縁深いサガン鳥栖へ期限付き移籍。2020年は完全移籍に切り替わり、リーグ戦26試合出場2得点1アシストという成績を残した。
ボールを持ったら迷わずドリブルを仕掛ける突貫小僧は「ピッチで結果を出して皆さんに気持ちよく、ただいまと言いたいです」と、古巣のファンに恩返しを宣言した。金森がアビスパで最後にプレーした2016年はJ1最下位となり、1年でJ2降格となってしまった。今季こそはJ1残留に貢献して感謝を結果で示したいところだ。
ここに伊藤翔、杉本太郎、奈良竜樹、金森健志の名が挙げられる。
新たなるクラブでそれぞれ活躍して欲しい。
伊藤翔は新天地を見つけることに苦労したようではあるが、良いクラブへ移籍したように見える。
戦術的なチームであり、伊藤翔を活かすことにも長けておろう。
また、杉本太郎、奈良竜樹、金森健志の三人は奇しくも同じクラブにて2021シーズンを迎えることとなった。
非常に興味深い。
名将の下で花を開かせ、悲願のJ1残留を成し遂げて欲しい。
特に金森は、「帰りたいなとずっと思っていた。急な話だったが、やっとオファーをいただけて凄くうれしくて即決した」とコメントを発しており、後顧の憂いを断ち切っておる。
ダービーに火を点けること必然である。
鹿島縁の選手たちが躍動するシーズンが始まる。
楽しみである。

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Jリーグ移籍まとめ(7)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
Jリーグの各クラブは来週末の開幕に向けて、準備を進めている。新たに加入する選手もいれば、古巣に別れを告げて新たなチームへと移籍する選手もいる。今回フットボールチャンネルでは、新天地で新たなシーズンを迎える注目選手を複数回にわたって紹介していく。
2021年02月19日(Fri)6時00分配信
text by 編集部 photo Getty Images
横浜FCで新たな挑戦を

【写真:Getty Images】
FW:伊藤翔(いとう・しょう/背番号16)
生年月日:1988年7月24日(32歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト
所属クラブ:鹿島アントラーズ→横浜FC
若き頃に名門アーセナルのトライアルテストに参加し、当時のアーセン・ヴェンゲル監督からティエリ・アンリに喩えて賞賛されたことで「和製アンリ」という異名がついた。しかし、期待値が高すぎた影響もあるのだろう、その後在籍した各クラブで大きく羽を広げることはできなかった。
2019年に移籍した鹿島アントラーズではリーグ開幕4試合で4得点とスタートダッシュに成功し、以降主力としてシーズンを駆け抜けた。しかし昨季は、助っ人エヴェラウドの台頭もあり、得点はもちろんのこと出場機会も激減。結局リーグ戦は1試合の出場で、ゴール数も「1」に留まっていた。
そんな伊藤翔にとって、横浜FC移籍は自身の存在価値を取り戻すための新たな挑戦となる。ベテランFWとして後輩たちにポジティブな影響をもたらすことはもちろん、中村俊輔や三浦知良といった偉大な先輩から多くのものを吸収したいところ。チームを高みへと導くことができるだろうか。
Jリーグ移籍まとめ(8)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
鹿島アントラーズ出身のテクニシャン

【写真:Getty Images】
FW:杉本太郎(すぎもと・たろう/背番号8)
生年月日:1996年2月12日(25歳)
2020リーグ戦成績:36試合5得点
所属クラブ:松本山雅→アビスパ福岡
杉本太郎は2年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた。これまでJ1では鹿島アントラーズに在籍した3シーズンでわずか1得点、19年の松本山雅でも2得点と結果を残せていない。3度目の挑戦となる今季、アビスパ福岡を残留へと導く活躍が期待されている。
162cmという小柄な身体は、細かいタッチのドリブルで真価を発揮する。松本や徳島ヴォルティスでは素早い攻守の切り替えなど、守備面での貢献度も高く評価されていた。
福岡ではゴールに関わるプレーが求められる。徳島時代の17年にプレーした渡大生とは今季から再びチームメイトに。2人のコンビネーションがJ1の舞台でどのように輝くかに注目が集まる。
J1連覇を経験したCB

【写真:Getty Images】
DF:奈良竜樹(なら・たつき/背番号39)
生年月日:1993年9月19日(27歳)
2020リーグ戦成績:6試合0得点
所属クラブ:鹿島アントラーズ→アビスパ福岡
5年ぶりのJ1復帰を果たしたアビスパ福岡は、J1通算99試合に出場しているセンターバックを獲得している。奈良竜樹は鹿島アントラーズからの期限付き移籍で福岡に加わった。
コンサドーレ札幌U-18出身で、11年にトップチームに昇格した。16年に完全移籍で加入した川崎フロンターレでは、開幕からレギュラーとしてプレー。しかし、2度の左脛骨骨折でシーズンの大半を棒に振り、リオデジャネイロ五輪出場を逃している。それでも、怪我から復活した翌年からは川崎Fの連覇に貢献した。
180cmという身長はセンターバックの中で見るとそこまで大きくないが、空中戦の強さはJ1でもトップレベルだ。昨季の福岡はJ2最少失点を達成したが、守備の要だった上島拓巳が柏レイソルに復帰。奈良にはシーズンを通しての活躍が求められる。
Jリーグ移籍まとめ(9)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人
5年ぶり古巣復帰のドリブラー

【写真:Getty Images】
FW:金森健志(かなもり・たけし/背番号37)
生年月日:1994年4月4日(26歳)
2020リーグ戦成績:26試合出場/2得点
所属クラブ:サガン鳥栖→アビスパ福岡
今季もサガン鳥栖の一員として戦うことになると見られていたが、2月18日にアビスパ福岡への電撃移籍が発表された。プロ入りから4シーズン過ごした古巣に、5年ぶりの復帰となる。加入にあたってアビスパの公式サイトでは「生まれ育った福岡の街でまたプレーできる事をとてもとても嬉しく思います!」と喜びのコメントを寄せた。
2017年にアビスパから鹿島アントラーズへ移籍するも、定位置を確保できず。2シーズン半在籍したのち、2019年夏に古巣アビスパと因縁深いサガン鳥栖へ期限付き移籍。2020年は完全移籍に切り替わり、リーグ戦26試合出場2得点1アシストという成績を残した。
ボールを持ったら迷わずドリブルを仕掛ける突貫小僧は「ピッチで結果を出して皆さんに気持ちよく、ただいまと言いたいです」と、古巣のファンに恩返しを宣言した。金森がアビスパで最後にプレーした2016年はJ1最下位となり、1年でJ2降格となってしまった。今季こそはJ1残留に貢献して感謝を結果で示したいところだ。
セレッソ・豊川雄太、2TOPの一角予想
Jリーグ開幕に向けセレッソの先発予想を報じるサンケイスポーツである。
クルピ監督を再招聘したセレッソは4-4-2の布陣で戦うと予想されておる。
2TOPの一角には豊川雄太が据えられておる。
これは嬉しい。
前ロティーナ監督には重用されずにカップ戦要員でJリーグ復帰1年目を終えたが、今季は出場機会を増やしそうである。
元欧州組としてゴールを量産するのだ。
対戦が楽しみである。

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C大阪&仙台

★C大阪、攻撃力向上へ期待かかる豊川&清武の2トップ
クルピ新監督の下でリーグ3位以内とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント進出を狙う。
指揮官は「守る時間を少なくしたい」と話し、昨季46得点だった攻撃力の向上を掲げる。期待を担う前線は開幕直後はFW豊川とMF清武の2トップが予想される。新加入でオーストラリア代表のFWタガートは新型コロナウイルス感染拡大による入国制限で合流が遅れるが、戦力向上が見込める。中盤で攻守に献身的に働くMF奥埜や、展開力のあるMF坂元の存在も心強い。
課題は堅固な守備の継続だ。DFマテイヨニッチやMF木本が抜けた穴をどう埋めるか。新加入のDFチアゴも入国のめどが立たず、けがで出遅れた選手もいる。ACLと並行する過密日程を乗り切る選手起用も鍵になる。
★仙台、課題の守備戦術…手倉森監督“復帰”でチーム再建へ
昨季はホームで1勝も挙げられず、17位と低迷した。2012年にクラブ最高成績の2位に導いた手倉森監督を呼び戻して再建を託す。まずはJ1残留が現実的な目標となる。
守備戦術の整備が最優先の課題だ。昨季の61失点はJ1で2番目に多く、守備ブロックを構築して自陣に人数をそろえても守り切れなかった。監督は「組織に逃げていた」とみて、個々が球際で負けない姿勢を取り戻す重要性を強調。身体面の強化にも力を入れる。引いて守るだけでなく、前から積極的に奪いに出る場面をつくりたい。
FW長沢らの移籍で前線は駒不足だが、ボールの奪い方次第では逆襲も鋭さを増す。新戦力FWマルティノスとMF気田、古株のMF関口ら推進力のある選手が鍵を握る。
クルピ監督を再招聘したセレッソは4-4-2の布陣で戦うと予想されておる。
2TOPの一角には豊川雄太が据えられておる。
これは嬉しい。
前ロティーナ監督には重用されずにカップ戦要員でJリーグ復帰1年目を終えたが、今季は出場機会を増やしそうである。
元欧州組としてゴールを量産するのだ。
対戦が楽しみである。

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C大阪&仙台

★C大阪、攻撃力向上へ期待かかる豊川&清武の2トップ
クルピ新監督の下でリーグ3位以内とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント進出を狙う。
指揮官は「守る時間を少なくしたい」と話し、昨季46得点だった攻撃力の向上を掲げる。期待を担う前線は開幕直後はFW豊川とMF清武の2トップが予想される。新加入でオーストラリア代表のFWタガートは新型コロナウイルス感染拡大による入国制限で合流が遅れるが、戦力向上が見込める。中盤で攻守に献身的に働くMF奥埜や、展開力のあるMF坂元の存在も心強い。
課題は堅固な守備の継続だ。DFマテイヨニッチやMF木本が抜けた穴をどう埋めるか。新加入のDFチアゴも入国のめどが立たず、けがで出遅れた選手もいる。ACLと並行する過密日程を乗り切る選手起用も鍵になる。
★仙台、課題の守備戦術…手倉森監督“復帰”でチーム再建へ
昨季はホームで1勝も挙げられず、17位と低迷した。2012年にクラブ最高成績の2位に導いた手倉森監督を呼び戻して再建を託す。まずはJ1残留が現実的な目標となる。
守備戦術の整備が最優先の課題だ。昨季の61失点はJ1で2番目に多く、守備ブロックを構築して自陣に人数をそろえても守り切れなかった。監督は「組織に逃げていた」とみて、個々が球際で負けない姿勢を取り戻す重要性を強調。身体面の強化にも力を入れる。引いて守るだけでなく、前から積極的に奪いに出る場面をつくりたい。
FW長沢らの移籍で前線は駒不足だが、ボールの奪い方次第では逆襲も鋭さを増す。新戦力FWマルティノスとMF気田、古株のMF関口ら推進力のある選手が鍵を握る。
金森健志、鳥栖から福岡に移籍
鳥栖から福岡に移籍した金森健志である。
これは驚きの報。
プロキャリアをスタートさせたクラブをJ1残留させる秘密兵器として電撃復帰といったところ。
前回の所属時は、川崎相手に2ゴールを決め、鹿島の1stステージ制覇へ大いなるアシストをしてくれた。
その実績にて鹿島へ引き抜かれたことで記憶に残る。
杉本太郎、奈良竜樹と共に大活躍し、J1に福岡旋風を巻き起こすのだ。
再び川崎戦でのゴールを期待しておる。

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金森 健志 選手 サガン鳥栖より完全移籍加入のお知らせ
この度、サガン鳥栖より金森 健志 選手の完全移籍での加入が決定いたしましたのでお知らせいたします。
金森 健志(かなもり たけし)選手
■生年月日
1994年4月4日(26歳)
■身長/体重
171cm/74kg
■ポジション
MF
■背番号
37
■出身地
福岡県
■経歴
若久サッカー少年団⇒筑陽学園中⇒筑陽学園高⇒アビスパ福岡⇒鹿島アントラーズ⇒サガン鳥栖
■出場記録
年度 チーム リーグ リーグ リーグカップ 天皇杯 ACL
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
2013 福岡 J2 37 6 – – 1 0 – –
2014 福岡 J2 30 9 – – 1 0 – –
2015 福岡 J2 32 6 – – 2 0 – –
2016 福岡 J1 33 4 5 2 2 1 – –
2017 鹿島 J1 5 0 0 0 2 1 4 0
2018 鹿島 J1 14 2 3 0 2 0 8 0
2019 鹿島 J1 7 0 0 0 1 1 4 1
2019 鳥栖 J1 14 0 0 0 – – – –
2020 鳥栖 J1 26 2 1 0 – – – –
【金森選手コメント】
アビスパ福岡のファンサポーターの皆様
5年ぶりに復帰となりました。
生まれ育った福岡の街でまたプレーできる事をとてもとても嬉しく思います!
ピッチで結果を出して皆さんに気持ちよく、ただいまと言いたいです。
コロナを吹っ飛ばすくらい福岡の街を熱く盛り上げましょう!
金森健志選手 アビスパ福岡へ完全移籍のお知らせ
この度、金森健志選手がアビスパ福岡へ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。
金森 健志(かなもり たけし)選手
ポジション FW
生年月日 1994年4月4日生(26歳)
身長/体重 171cm/74kg
出身地 福岡県
経歴 若久サッカー少年団→筑陽学園中→筑陽学園高→アビスパ福岡→鹿島アントラーズ→サガン鳥栖
【出場記録】
年 チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯 ACL
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
2013 福岡 J2 37 6 - - 1 0 - -
2014 福岡 J2 30 9 - - 1 0 - -
2015 福岡 J2 32 6 - - 2 0 - -
2016 福岡 J1 33 4 5 2 2 1 - -
2017 鹿島 J1 5 0 0 0 2 1 4 0
2018 鹿島 J1 14 2 3 0 2 0 8 0
2019 鹿島 J1 7 0 0 0 1 1 4 1
鳥栖 J1 14 0 - - - - - -
2020 鳥栖 J1 26 2 1 0 - - - -
合計(J1/J2) 99//99 8/21 9 2 11 3 16 1
金森健志選手コメント
サガン鳥栖ファン、サポーターの皆様、1年半ありがとうございました。
鳥栖のファン、サポーターの皆様の優しさと温かさは、この先忘れる事はありません。
鳥栖のユニフォームを着て戦えた事を誇りに思います。本当にありがとうございました。
これは驚きの報。
プロキャリアをスタートさせたクラブをJ1残留させる秘密兵器として電撃復帰といったところ。
前回の所属時は、川崎相手に2ゴールを決め、鹿島の1stステージ制覇へ大いなるアシストをしてくれた。
その実績にて鹿島へ引き抜かれたことで記憶に残る。
杉本太郎、奈良竜樹と共に大活躍し、J1に福岡旋風を巻き起こすのだ。
再び川崎戦でのゴールを期待しておる。

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金森 健志 選手 サガン鳥栖より完全移籍加入のお知らせ
この度、サガン鳥栖より金森 健志 選手の完全移籍での加入が決定いたしましたのでお知らせいたします。
金森 健志(かなもり たけし)選手
■生年月日
1994年4月4日(26歳)
■身長/体重
171cm/74kg
■ポジション
MF
■背番号
37
■出身地
福岡県
■経歴
若久サッカー少年団⇒筑陽学園中⇒筑陽学園高⇒アビスパ福岡⇒鹿島アントラーズ⇒サガン鳥栖
■出場記録
年度 チーム リーグ リーグ リーグカップ 天皇杯 ACL
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
2013 福岡 J2 37 6 – – 1 0 – –
2014 福岡 J2 30 9 – – 1 0 – –
2015 福岡 J2 32 6 – – 2 0 – –
2016 福岡 J1 33 4 5 2 2 1 – –
2017 鹿島 J1 5 0 0 0 2 1 4 0
2018 鹿島 J1 14 2 3 0 2 0 8 0
2019 鹿島 J1 7 0 0 0 1 1 4 1
2019 鳥栖 J1 14 0 0 0 – – – –
2020 鳥栖 J1 26 2 1 0 – – – –
【金森選手コメント】
アビスパ福岡のファンサポーターの皆様
5年ぶりに復帰となりました。
生まれ育った福岡の街でまたプレーできる事をとてもとても嬉しく思います!
ピッチで結果を出して皆さんに気持ちよく、ただいまと言いたいです。
コロナを吹っ飛ばすくらい福岡の街を熱く盛り上げましょう!
金森健志選手 アビスパ福岡へ完全移籍のお知らせ
この度、金森健志選手がアビスパ福岡へ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。
金森 健志(かなもり たけし)選手
ポジション FW
生年月日 1994年4月4日生(26歳)
身長/体重 171cm/74kg
出身地 福岡県
経歴 若久サッカー少年団→筑陽学園中→筑陽学園高→アビスパ福岡→鹿島アントラーズ→サガン鳥栖
【出場記録】
年 チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯 ACL
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
2013 福岡 J2 37 6 - - 1 0 - -
2014 福岡 J2 30 9 - - 1 0 - -
2015 福岡 J2 32 6 - - 2 0 - -
2016 福岡 J1 33 4 5 2 2 1 - -
2017 鹿島 J1 5 0 0 0 2 1 4 0
2018 鹿島 J1 14 2 3 0 2 0 8 0
2019 鹿島 J1 7 0 0 0 1 1 4 1
鳥栖 J1 14 0 - - - - - -
2020 鳥栖 J1 26 2 1 0 - - - -
合計(J1/J2) 99//99 8/21 9 2 11 3 16 1
金森健志選手コメント
サガン鳥栖ファン、サポーターの皆様、1年半ありがとうございました。
鳥栖のファン、サポーターの皆様の優しさと温かさは、この先忘れる事はありません。
鳥栖のユニフォームを着て戦えた事を誇りに思います。本当にありがとうございました。
湘南ベルマーレ、山本脩斗・名古新太郎スタメン予想
Jリーグ開幕に向け湘南の先発予想を報じるサンケイスポーツである。
メンバーに名古と山本脩斗が名を連ねる。
これは非常に興味深い。
脩斗は左のCBを担う様子。
機を見て攻め上がるこのポジションは経験豊かな脩斗にとってベストなのではなかろうか。
セットプレーでのゴールにも期待されておるとのこと。
また、名古は二列目として攻撃的にプレーすることが求められておることが伝わる。
名古のテクニックはこのポジションでこそ光るであろう。
多くの得点に絡み、湘南をJ1残留に導くのだ。
二人の活躍を楽しみにしておる。

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名古屋&湘南
★名古屋、過密日程見越し柿谷ら元日本代表を積極補強
昨季はJ1最少失点の堅守で3位に入り、9年ぶりにアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)の出場権も獲得した。シーズンの過密日程を見越して元日本代表のFW柿谷、MF斎藤を獲得するなど積極的に補強。就任3季目のフィッカデンティ監督の下で、2冠を狙う。
C大阪から移籍した柿谷は1トップ候補。名古屋について「攻守のバランスをしっかりするチーム。そこにこだわりたい」と語り、キャンプでは周りとの連係に重きを置く。川崎から加わった斎藤は層が厚いサイドアタッカーの定位置争いをさらに激化させそうだ。
守備ではC大阪からDF木本を加入させた。昨季はともに全試合フル出場し、チームの躍進に貢献したDF丸山、DF中谷の両センターバックとポジションを争える存在だ。

★湘南、接戦制するキーマンにDF山本獲得し残留目指す
最下位に沈んだ昨季は降格なしの特別ルールに救われた。オフにはMF斉藤ら主力が流出し、新外国選手も来日が遅れるなど戦力的に厳しい。一体感をテーマに掲げ、J1残留を目指す。
昨季は1点差負けが14度もあり、接戦での弱さが低迷につながった。勝負の勘所をわきまえるキーマンとして獲得したのが、鹿島でリーグ制覇を経験したベテランDF山本だ。空中戦に強く、湘南に足りなかったセットプレーからの得点にも期待が掛かる。
ブラジル人FWウェリントンジュニオールは政府による緊急事態宣言が解けるまで来日できない見通し。序盤はMF山田、FW石原直ら日本人アタッカーの出来が鍵を握る。キャンプでは速攻を重視して練習し、開幕に備えている。
メンバーに名古と山本脩斗が名を連ねる。
これは非常に興味深い。
脩斗は左のCBを担う様子。
機を見て攻め上がるこのポジションは経験豊かな脩斗にとってベストなのではなかろうか。
セットプレーでのゴールにも期待されておるとのこと。
また、名古は二列目として攻撃的にプレーすることが求められておることが伝わる。
名古のテクニックはこのポジションでこそ光るであろう。
多くの得点に絡み、湘南をJ1残留に導くのだ。
二人の活躍を楽しみにしておる。

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名古屋&湘南
★名古屋、過密日程見越し柿谷ら元日本代表を積極補強
昨季はJ1最少失点の堅守で3位に入り、9年ぶりにアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)の出場権も獲得した。シーズンの過密日程を見越して元日本代表のFW柿谷、MF斎藤を獲得するなど積極的に補強。就任3季目のフィッカデンティ監督の下で、2冠を狙う。
C大阪から移籍した柿谷は1トップ候補。名古屋について「攻守のバランスをしっかりするチーム。そこにこだわりたい」と語り、キャンプでは周りとの連係に重きを置く。川崎から加わった斎藤は層が厚いサイドアタッカーの定位置争いをさらに激化させそうだ。
守備ではC大阪からDF木本を加入させた。昨季はともに全試合フル出場し、チームの躍進に貢献したDF丸山、DF中谷の両センターバックとポジションを争える存在だ。

★湘南、接戦制するキーマンにDF山本獲得し残留目指す
最下位に沈んだ昨季は降格なしの特別ルールに救われた。オフにはMF斉藤ら主力が流出し、新外国選手も来日が遅れるなど戦力的に厳しい。一体感をテーマに掲げ、J1残留を目指す。
昨季は1点差負けが14度もあり、接戦での弱さが低迷につながった。勝負の勘所をわきまえるキーマンとして獲得したのが、鹿島でリーグ制覇を経験したベテランDF山本だ。空中戦に強く、湘南に足りなかったセットプレーからの得点にも期待が掛かる。
ブラジル人FWウェリントンジュニオールは政府による緊急事態宣言が解けるまで来日できない見通し。序盤はMF山田、FW石原直ら日本人アタッカーの出来が鍵を握る。キャンプでは速攻を重視して練習し、開幕に備えている。
レナト・カジャ、フェホヴィアーリア入団
フェホヴィアーリアに入団したレナト・カジャである。
06−07シーズン以来の復帰となる。
左利きのMFは36才となり円熟味を増しておるはず。
2012年シーズン・スルガ銀行杯での強烈なミドルは記憶に強く残る。
もっと長く在籍して欲しかった。
とはいえ、それもまた縁。
更なる活躍を楽しみにしておる。

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VOLTANDO PARA CASA, RENATO CAJÁ É O NOVO REFORÇO DA FERROVIÁRIA

16 DE FEVEREIRO DE 2021 JONATAN
O bom filho a casa torna. A Ferroviária fechou o retorno do meia Renato Cajá para o Paulistão. O ídolo afeano jogou pela Locomotiva em 2006 e 2007, conquistando o primeiro título da Copa Paulista (2006) e o acesso à Série A2 (2007). Na última temporada subiu à Série A do Brasileiro com o Juventude. O atleta já realizou exames clínicos e físicos, além do teste da COVID-19 e já se integrou ao elenco que está a disposição do técnico Pintado.
Renato Adriano Jacó Morais, tem 36 anos e é natural de Cajazeira-PB. Revelado pelo Mogi Mirim-SP, tem passagens por Barretos-SP, Ponte Preta-SP, Al Ittihad-ARA, Grêmio-RS, Botafogo-RJ, Guanzhou Evergrande-CHI, Kashima Antlers-JAP, Vitória-BA, Bursaspor-TUR, Bahia-BA, Goiás-GO e Juventude-RS.
Retornando à Ferroviária, Renato falou sobre seu sentimento de retornar à Locomotiva. “Agradeço toda a diretoria por ter me trazido de volta a esse grande clube. Estou muito animado, cheio de força, de ânimo para vestir esse manto novamente e poder fazer um grande trabalho. O pensamento é chegar nas finais. Temos um grande elenco, uma estrutura por trás que nos da todas as condições para competir e vamos buscar ser um dos melhores times da competição”, falou.
A Ferroviária tem sua estreia marcada no Paulistão 2021, para o dia 28 de fevereiro, contra a Inter de Limeira, na Fonte Luminosa.
Texto: Jonatan Dutra/Ferroviária SA
Foto: Tiago Pavini/Ferroviária SA
06−07シーズン以来の復帰となる。
左利きのMFは36才となり円熟味を増しておるはず。
2012年シーズン・スルガ銀行杯での強烈なミドルは記憶に強く残る。
もっと長く在籍して欲しかった。
とはいえ、それもまた縁。
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VOLTANDO PARA CASA, RENATO CAJÁ É O NOVO REFORÇO DA FERROVIÁRIA

16 DE FEVEREIRO DE 2021 JONATAN
O bom filho a casa torna. A Ferroviária fechou o retorno do meia Renato Cajá para o Paulistão. O ídolo afeano jogou pela Locomotiva em 2006 e 2007, conquistando o primeiro título da Copa Paulista (2006) e o acesso à Série A2 (2007). Na última temporada subiu à Série A do Brasileiro com o Juventude. O atleta já realizou exames clínicos e físicos, além do teste da COVID-19 e já se integrou ao elenco que está a disposição do técnico Pintado.
Renato Adriano Jacó Morais, tem 36 anos e é natural de Cajazeira-PB. Revelado pelo Mogi Mirim-SP, tem passagens por Barretos-SP, Ponte Preta-SP, Al Ittihad-ARA, Grêmio-RS, Botafogo-RJ, Guanzhou Evergrande-CHI, Kashima Antlers-JAP, Vitória-BA, Bursaspor-TUR, Bahia-BA, Goiás-GO e Juventude-RS.
Retornando à Ferroviária, Renato falou sobre seu sentimento de retornar à Locomotiva. “Agradeço toda a diretoria por ter me trazido de volta a esse grande clube. Estou muito animado, cheio de força, de ânimo para vestir esse manto novamente e poder fazer um grande trabalho. O pensamento é chegar nas finais. Temos um grande elenco, uma estrutura por trás que nos da todas as condições para competir e vamos buscar ser um dos melhores times da competição”, falou.
A Ferroviária tem sua estreia marcada no Paulistão 2021, para o dia 28 de fevereiro, contra a Inter de Limeira, na Fonte Luminosa.
Texto: Jonatan Dutra/Ferroviária SA
Foto: Tiago Pavini/Ferroviária SA
2021年シーズン新体制発表会見
2021年シーズン新体制発表会見を行った鹿島アントラーズFCである。
小泉社長は「この30周年のアニバーサリーイヤーの歴史を飾るということでも、タイトルが至上命題」と明言する。
そのサポートをクラブとしては最善手を打ったように見える。
エヴェラウドの残留と助っ人二人の加入は大いなる手であり、即戦力の大卒と未来を託せる高卒ルーキーは視点も含めて素晴らしい。
その助っ人である、ディエゴ・ピトゥカは、「歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのように、クラブの歴史に名を刻みたい」と高いモチベーションを口にする。
歴代助っ人と肩を並べる選手になってくれよう。
そしてアルトゥール・カイキは、「ラブの目標であるタイトル獲得が重要」とタイトルについて口にする。
共にその目標に向けて戦おうではないか。
常本・林・早川の大卒トリオはともに"タイトル"を明言する。
即戦力として尽力してくれよう。
須藤は「自分のプレーでたくさんのファンやサポーターの方々を魅了」と自身のことがよくわかっておるコメントを出す。
野沢や本山の後継者として力を発揮して貰いたい。
舩橋は「アカデミーの代表として自覚と責任を持って行動していきたい」と育成から上がってきた者ならではのメンタルを語る。
小笠原満男TAの薫陶を受けた第1世代としてチームを引き締める存在となっていって欲しい。
また、小川は発熱のため欠席とのこと。
PCR検査では陰性とのことなので大事には至らぬであろう。
いずれ別の機会にコメントが発表されると思われる。
そして、2021年シーズン、この体制にて戦う。
目標はタイトル。
非常にわかりやすい。
一致団結にて勝ち得るのだ。
それが"しんか"である。

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2021 新体制発表会見
【鹿島】ザーゴ体制2年目、「進化と深化」で3大タイトル獲得へ!4年連続国内無冠から再出発
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月17日
新加入ピトゥカは「ジーコのように…」と意気込み

会見に出席した(左から)船橋、須藤、林、常本、早川。©KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは2月17日、新加入選手発表会見をオンライン上で実施。小泉文明代表取締役社長ほか、MF須藤直輝、MF舩橋佑、DF常本佳吾、DF林尚輝、GK早川友基の5選手が出席した。なお、コロナ禍で来日できていないMFアルトゥール・カイキとMFディエゴ・ピトゥカ、体調不良のMF小川優介は欠席となった。
冒頭、小泉社長はザーゴ体制2年目となる今季について「フットボールの進化と深化」を宣言。「昨季の攻守に積極的な試合運びで主導権を握るスタイルを継続し、一つひとつの精度を高める。2020シーズンを通して取り組んだ戦術の熟成とクオリティ向上がテーマ」と説明した。
そのうえで具体的な目標には「国内3大タイトル獲得を目指す。4年連続国内タイトル無冠という状況のなかで、改めて再出発を図りたい。この30周年のアニバーサリーイヤーの歴史を飾るということでも、タイトルが至上命題」と、決意を示した。
続けて、出席した各選手がそれぞれ以下のような意気込みを語った。
須藤(昌平高)
「自分はドリブルからのチャンスメイクが得意。自分のプレーでたくさんのファンやサポーターの方々を魅了し、タイトル獲得に貢献できるよう、日々尽力していきたい」
船橋(鹿島ユース)
「自分の持ち味はボールを持ったときのロングフィードや長短のパスで攻撃を作っていくこと。アカデミーから上がった身なので、アカデミーの代表として自覚と責任を持って行動していきたいと思っているのとともに、少しでも多く試合に関われるように、尽力していきたい」
常本(明治大)
「この歴史と伝統のある鹿島に加入できたことをとても幸せに感じている。大卒として即戦力としてタイトル獲得に大きく貢献できるよう、精進していきたい」
林(大阪体育大)
「この歴史的な瞬間にタイトルを獲得できるように、1試合でも多く出場してチームの勝利に貢献していきたい。特に自分の長所である守備の部分でチームを引っ張っていけたらいいなと思っている」
早川(明治大)
「鹿島アントラーズに入団できたことを非常に嬉しく思う。自分の武器を生かして、タイトル獲得に全力で貢献したい」
また、ブラジル人MFふたりも、ビデオメッセージを寄せた。
A・カイキ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
「今回アントラーズのようなビッグクラブでプレーできる機会を得て、非常に嬉しい。自分の特徴はパワーやスピードで、決定力にも自信がある。良い試合をして、ゴールやアシストでチームを助けられる選手になりたい。また、クラブの目標であるタイトル獲得が重要。来日してからチームメイトと全力を尽くして、達成できるようにしたい」
ピトゥカ(サントス/ブラジル)
「鹿島は勝者のクラブであり、ワクワクしている。1日でも早くそのユニホームに袖を通し、誇りを持ってプレーしたい。自分の特徴はパスとチームにダイナミズムを与えること。その特徴でチームに貢献できればと思う。今季の目標は優勝すること。日本最大のクラブに行くので、そこで歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのように、クラブの歴史に名を刻みたい」
高校選手権でも大きな注目を集めた須藤や、特別指定選手として既にJ1デビューを果たしている常本、先月のコパ・リベルタドーレスでもチームの決勝進出に貢献したピトゥカなど、期待の逸材が加わった鹿島。節目の30周年となる今季、新たな星を増やすことができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
小泉社長は「この30周年のアニバーサリーイヤーの歴史を飾るということでも、タイトルが至上命題」と明言する。
そのサポートをクラブとしては最善手を打ったように見える。
エヴェラウドの残留と助っ人二人の加入は大いなる手であり、即戦力の大卒と未来を託せる高卒ルーキーは視点も含めて素晴らしい。
その助っ人である、ディエゴ・ピトゥカは、「歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのように、クラブの歴史に名を刻みたい」と高いモチベーションを口にする。
歴代助っ人と肩を並べる選手になってくれよう。
そしてアルトゥール・カイキは、「ラブの目標であるタイトル獲得が重要」とタイトルについて口にする。
共にその目標に向けて戦おうではないか。
常本・林・早川の大卒トリオはともに"タイトル"を明言する。
即戦力として尽力してくれよう。
須藤は「自分のプレーでたくさんのファンやサポーターの方々を魅了」と自身のことがよくわかっておるコメントを出す。
野沢や本山の後継者として力を発揮して貰いたい。
舩橋は「アカデミーの代表として自覚と責任を持って行動していきたい」と育成から上がってきた者ならではのメンタルを語る。
小笠原満男TAの薫陶を受けた第1世代としてチームを引き締める存在となっていって欲しい。
また、小川は発熱のため欠席とのこと。
PCR検査では陰性とのことなので大事には至らぬであろう。
いずれ別の機会にコメントが発表されると思われる。
そして、2021年シーズン、この体制にて戦う。
目標はタイトル。
非常にわかりやすい。
一致団結にて勝ち得るのだ。
それが"しんか"である。

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2021 新体制発表会見
【鹿島】ザーゴ体制2年目、「進化と深化」で3大タイトル獲得へ!4年連続国内無冠から再出発
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年02月17日
新加入ピトゥカは「ジーコのように…」と意気込み

会見に出席した(左から)船橋、須藤、林、常本、早川。©KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは2月17日、新加入選手発表会見をオンライン上で実施。小泉文明代表取締役社長ほか、MF須藤直輝、MF舩橋佑、DF常本佳吾、DF林尚輝、GK早川友基の5選手が出席した。なお、コロナ禍で来日できていないMFアルトゥール・カイキとMFディエゴ・ピトゥカ、体調不良のMF小川優介は欠席となった。
冒頭、小泉社長はザーゴ体制2年目となる今季について「フットボールの進化と深化」を宣言。「昨季の攻守に積極的な試合運びで主導権を握るスタイルを継続し、一つひとつの精度を高める。2020シーズンを通して取り組んだ戦術の熟成とクオリティ向上がテーマ」と説明した。
そのうえで具体的な目標には「国内3大タイトル獲得を目指す。4年連続国内タイトル無冠という状況のなかで、改めて再出発を図りたい。この30周年のアニバーサリーイヤーの歴史を飾るということでも、タイトルが至上命題」と、決意を示した。
続けて、出席した各選手がそれぞれ以下のような意気込みを語った。
須藤(昌平高)
「自分はドリブルからのチャンスメイクが得意。自分のプレーでたくさんのファンやサポーターの方々を魅了し、タイトル獲得に貢献できるよう、日々尽力していきたい」
船橋(鹿島ユース)
「自分の持ち味はボールを持ったときのロングフィードや長短のパスで攻撃を作っていくこと。アカデミーから上がった身なので、アカデミーの代表として自覚と責任を持って行動していきたいと思っているのとともに、少しでも多く試合に関われるように、尽力していきたい」
常本(明治大)
「この歴史と伝統のある鹿島に加入できたことをとても幸せに感じている。大卒として即戦力としてタイトル獲得に大きく貢献できるよう、精進していきたい」
林(大阪体育大)
「この歴史的な瞬間にタイトルを獲得できるように、1試合でも多く出場してチームの勝利に貢献していきたい。特に自分の長所である守備の部分でチームを引っ張っていけたらいいなと思っている」
早川(明治大)
「鹿島アントラーズに入団できたことを非常に嬉しく思う。自分の武器を生かして、タイトル獲得に全力で貢献したい」
また、ブラジル人MFふたりも、ビデオメッセージを寄せた。
A・カイキ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
「今回アントラーズのようなビッグクラブでプレーできる機会を得て、非常に嬉しい。自分の特徴はパワーやスピードで、決定力にも自信がある。良い試合をして、ゴールやアシストでチームを助けられる選手になりたい。また、クラブの目標であるタイトル獲得が重要。来日してからチームメイトと全力を尽くして、達成できるようにしたい」
ピトゥカ(サントス/ブラジル)
「鹿島は勝者のクラブであり、ワクワクしている。1日でも早くそのユニホームに袖を通し、誇りを持ってプレーしたい。自分の特徴はパスとチームにダイナミズムを与えること。その特徴でチームに貢献できればと思う。今季の目標は優勝すること。日本最大のクラブに行くので、そこで歴史を作りたい。他のブラジル人やジーコのように、クラブの歴史に名を刻みたい」
高校選手権でも大きな注目を集めた須藤や、特別指定選手として既にJ1デビューを果たしている常本、先月のコパ・リベルタドーレスでもチームの決勝進出に貢献したピトゥカなど、期待の逸材が加わった鹿島。節目の30周年となる今季、新たな星を増やすことができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
ディエゴ・ピトゥカ、自主練の様子
自主練の様子をTweetしたディエゴ・ピトゥカである。
軽快なステップが心地よい。
緊急事態宣言解除後に入国し、隔離期間を経ての合流となるが、そこまでコンディションの維持こそが大事である。
オンラインを駆使しザーゴ監督とも密にコミュニケーションを取っておるはず。
鹿島のキーマンとして活躍が期待される。
合流を楽しみにしておる。

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軽快なステップが心地よい。
緊急事態宣言解除後に入国し、隔離期間を経ての合流となるが、そこまでコンディションの維持こそが大事である。
オンラインを駆使しザーゴ監督とも密にコミュニケーションを取っておるはず。
鹿島のキーマンとして活躍が期待される。
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O trabalho não para! 🏃♂️⚽️ pic.twitter.com/2hxNCrTCHK
— Diego Pituca (@DPituca21) February 16, 2021
徳島・垣田裕暉、1TOP予想
Jリーグ開幕に向け徳島の先発予想を報じるサンケイスポーツである。
監督が替わりシステムは4-2-3-1を採用しておるとのこと。
その1TOPに昨季同様に垣田裕暉が据えられておる。
副キャプテンは得点源としてもチームを引っ張ることとなる。
シーズンを通じてレギュラーポジションを維持し、J1でも通じるということを証明するのだ。
期待しておる。

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G大阪&徳島
★G大阪、6季ぶりタイトルへ韓国代表MF朱ら大型補強
昨季はリーグ2位、天皇杯も準優勝だった。目指すのは6シーズンぶりのタイトル獲得だ。就任4季目の宮本監督は、昨年植え付けた粘り強い守備をベースに、総得点が46だった攻撃面のレベルアップをキャンプの課題とした。
ボール奪取から縦への速攻だけでなく、ボールを保持しながら相手ゴールへ迫るなど攻撃の種類と質を高めた。注目は新加入の韓国代表MF朱世鍾。中盤ならどこでもこなせ、アンカー役として正確な中長距離のパスを前線へ配球する能力など、監督の評価も高い。
攻撃陣は昨季9得点でチームトップのFWパトリック、6得点のFW宇佐美を軸に、昨季広島でリーグ3位の15点を挙げたレアンドロペレイラと、チアゴアウベスの両FWが新加入し、駒はそろった。

徳島の先発予想
★徳島、19歳MF藤田譲らヤングパワーでJ1残留目指す
昨季J2で初優勝し、2014年以来のJ1に挑む。新型コロナウイルス禍による外国人の新規入国制限でポヤトス新監督が不在での調整で、戦術の浸透などに不安を抱えながらのスタートとなるが、攻守の安定感を高めてJ1定着を狙う。
17年から4季、指揮を執ったロドリゲス前監督の攻撃的なパスサッカーを踏襲しつつ、昨季までのようにポジションを流動的に変える戦い方より、各選手が自分の持ち場で的確な位置取りをして素早く攻守を切り替えるスタイルが主体となりそうだ。センターバックのDF石井、DF福岡らも攻撃の組み立てを担う。
MF西谷のサイド突破やトップ下のMF渡井のドリブルから好機をつくり、昨季J2で17得点のFW垣田につないでゴールを狙う。20歳のFW宮代や19歳のMF藤田譲ら若い力の台頭も楽しみだ。
監督が替わりシステムは4-2-3-1を採用しておるとのこと。
その1TOPに昨季同様に垣田裕暉が据えられておる。
副キャプテンは得点源としてもチームを引っ張ることとなる。
シーズンを通じてレギュラーポジションを維持し、J1でも通じるということを証明するのだ。
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G大阪&徳島
★G大阪、6季ぶりタイトルへ韓国代表MF朱ら大型補強
昨季はリーグ2位、天皇杯も準優勝だった。目指すのは6シーズンぶりのタイトル獲得だ。就任4季目の宮本監督は、昨年植え付けた粘り強い守備をベースに、総得点が46だった攻撃面のレベルアップをキャンプの課題とした。
ボール奪取から縦への速攻だけでなく、ボールを保持しながら相手ゴールへ迫るなど攻撃の種類と質を高めた。注目は新加入の韓国代表MF朱世鍾。中盤ならどこでもこなせ、アンカー役として正確な中長距離のパスを前線へ配球する能力など、監督の評価も高い。
攻撃陣は昨季9得点でチームトップのFWパトリック、6得点のFW宇佐美を軸に、昨季広島でリーグ3位の15点を挙げたレアンドロペレイラと、チアゴアウベスの両FWが新加入し、駒はそろった。

徳島の先発予想
★徳島、19歳MF藤田譲らヤングパワーでJ1残留目指す
昨季J2で初優勝し、2014年以来のJ1に挑む。新型コロナウイルス禍による外国人の新規入国制限でポヤトス新監督が不在での調整で、戦術の浸透などに不安を抱えながらのスタートとなるが、攻守の安定感を高めてJ1定着を狙う。
17年から4季、指揮を執ったロドリゲス前監督の攻撃的なパスサッカーを踏襲しつつ、昨季までのようにポジションを流動的に変える戦い方より、各選手が自分の持ち場で的確な位置取りをして素早く攻守を切り替えるスタイルが主体となりそうだ。センターバックのDF石井、DF福岡らも攻撃の組み立てを担う。
MF西谷のサイド突破やトップ下のMF渡井のドリブルから好機をつくり、昨季J2で17得点のFW垣田につないでゴールを狙う。20歳のFW宮代や19歳のMF藤田譲ら若い力の台頭も楽しみだ。
日向坂46・影山優佳嬢について
日向坂46の影山優佳嬢についていくつか述べたい。
彼女は、ビジネスサッカーサポとは一線を画す存在であることが挙げられる。
そしてププレーヤー経験者や指導者であった解説者とは視点が異なることが非常に興味深い。
つまるところ、サッカーファンのマニアである事が重要だと言えよう。
それはFOOTBALL TIMEでの知識と篤人との掛け合いを観るたびに嬉しく感じさせられる。
素晴らしい才能の持ち主であることは疑う余地がない。
そして、サッカーファンという部分以上にサッカーファンになって欲しいという意思を感じる。
こここそまさにに好感を持つところである。
ただ残念な事に彼女の歌や踊りには興味がない。
彼女としては、日向坂46の一員としての芸能活動についてのファンが大事であろう。
しかしながら、そこに関しては、観る機会がないこともあり、食指が動かぬところ。
これは彼女に謝っておくべきところであろう。
しかしながら、サッカーマニアとしての影山優佳嬢は素晴らしく、この先も出演番組・コンテンツがあれば追っていきたい。
サッカーファンとして応援しておる。

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日向坂46
影山優佳(かげやま ゆうか、2001年5月8日 - )は東京都出身、O型、156cm[66]。筑波大学附属高等学校卒業[69]。愛称は、かげちゃん[67]。趣味はスポーツ観戦[67]。特技は美味しそうにご飯を食べること[67]。保有資格はサッカー審判4級[5]。2018年6月1日[70]から学業のため活動休止していたが、2020年5月26日から活動を再開[71]。愛犬はチワワのチコくん[72]。
日向坂46影山優佳は真のサッカー通。今季Jリーグ勢力図も的確に把握
井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)
2月26日に開幕するJリーグ。スポルティーバでは、今年のサッカー観戦が面白くなる、熱くなる記事を、開幕まで随時配信していく。
第1回は、熱烈なサッカーファンとして知られる日向坂46の影山優佳さんへのインタビュー。その豊富な知識や鋭い着眼点はサッカー通からも評価が高い影山さんがスポルティーバに初めて登場! インタビュー前編は「Jリーグ」を話題に、注目選手や新シーズンの展望などを聞いた。

Jリーグへの愛を語った日向坂46の影山優佳さん
ーー影山さんの好きなサッカーについて、いろいろと伺いたいと思っています。
影山優佳(以下、影山) はい、大好きです。よろしくお願いします!
ーーまずはJリーグについて。2020年シーズンに、影山さんが注目した選手は誰でしたか?
影山 2020年シーズンのJリーグを振り返った時、語らずにいられない選手は、三苫薫選手だと思います。所属する川崎フロンターレは圧倒的な強さで優勝したわけですけど、そのなかでもひときわ異彩を放っていましたよね。ルーキーとは思えないほどの活躍を見せ、結果を残しました。特にドリブルがすごくて、相手を翻弄したり、縦の奥行きを生み出したり。センスや戦術眼にも特別なものがあるようで、フロンターレの攻撃のキーマンになっていたので、本当にすごいなと思いました。
ーーおっしゃるとおり、三苫選手は昨季の最大の発見でしたね。他に注目した選手はいますか?
影山 昨シーズン、私は開幕当初からセレッソ大阪を注目チームに挙げていまして、チームの動向を追うなかで、瀬古歩夢選手に注目するようになりました。体格に恵まれたセンターバック(CB)ですが、両足の技術も高く、最終ラインから攻撃の起点にもなっていました。結果的に、J1のベストヤングプレーヤー賞と、ルヴァンカップのニューヒーロー賞を獲得されました。技術のある若いCBには、観る人も魅了されていたと思います。
ーー確かに、冷静な守備だけでなく、攻撃面でも光っていましたね。影山さんがセレッソ大阪に注目していた理由を教えてください。
「(ミゲル・アンヘル・)ロティーナ監督の戦術や采配にも興味があったんです。ロティーナ監督の緻密な戦術は、選手たちにとって理解するのが難しいものではないかと思うんですけど、瀬古選手はいち早く理解してプレーしていたように見えました。そうした頭のよさも、瀬古選手の強みではないでしょうか。

J1だけでなくJ2、J3も勉強中だという影山さん
ーーなるほど。その他に注目した選手はいますか?
影山 J2のアビスパ福岡でプレーしていたCB上島拓巳選手です。昨シーズンの福岡は、15試合連続無敗やリーグ最少失点数を達成していまして、特に守備面の安定が光っていました。それがJ1昇格につながったと思うんですけど、その堅い最終ラインの中央で活躍していたのが上島選手でした。福岡は昨季、中盤戦から追い上げたのですが、上島選手は序盤からコンディションもすごくよくて、活躍していた印象です。また、キャプテンの前(寛之)選手が新型コロナウイルスに感染して離脱した際には、キャプテンマークを巻くなど、まだ23歳なのにキャプテンシーもあるように見えます。プレーでは、1対1や空中戦がめちゃくちゃ強くて、本当に頼もしいですよね。五輪世代でもありますし、もっと大きな舞台で活躍する姿も見てみたいです。
ーー上島選手は新シーズン、所属元の柏レイソルに復帰しますね。それにしても、J2を含め、幅広くサッカーを見ているんですね。
影山 勉強中です。Jリーグの全クラブを紹介するブログを書いているのですが、私もみなさんに情報を発信する身なので、きちんと正しく伝えたいと思っています。なので、去年は特に、J1の試合よりも、J2やJ3の試合を熱心に観戦していました。チームのポイントを探りながら。
ーーそれでは新シーズンの展望も聞かせてもらえますか?
影山 今シーズンは、打倒川崎を掲げるクラブが多いと思います。補強を見ていると、川崎に大きな変化はなさそうで、そのままの強さを維持するのではないかと。その王者にライバルがどんな対策をしていくのか。そこがポイントのひとつだと思っています。
それからコロナ禍でのリーグ戦なので、過密日程や交代枠の増加など、普段とは異なる状況にも対応しなければいけません。昨季、フロンターレが優勝できた要因のひとつに、選手層の厚さがあると思います。5人の交代枠をフルで使っても、同じような戦い方ができますよね。あるいは、もっともっとパワフルな戦い方ができるかもしれない。難しいでしょうけど、新しいルールにうまく適応できるかどうかも、大きなカギになると思っています。
ーー選手は誰に注目していますか?
影山 昨年のリーグ得点王、オルンガ選手が柏レイソルから(カタールのアル・ドゥハイルへ)移籍し、チームはアンジェロッティ選手やドッジ選手といった外国籍選手を新たに迎えました。もともとチームには江坂(任)選手など、攻撃を支える選手がすごく育っているので、うまく連係が噛み合えば、昨シーズン以上のチームになる可能性もあるかなと。昨シーズンは江坂選手とオルンガ選手の縦の連係がめちゃくちゃ強かったと思うんですけど、新シーズンは2トップになったりするのか。そういったシステムや戦術の変化も楽しみですね。特にドッジ選手は現地での評価も高いらしく、面白そうな存在です。
ーー別のメディアでも、影山さんは江坂選手を推していたと思います。ダイナミックかつ器用な良いアタッカーですよね。
影山 たぶん自分ひとりでも前に行けると思うんですが、昨季は前線の味方にパスを出す役割に徹していらっしゃって。チームに貢献しようという思いが誰よりも強い方とお見受けします。
ーー日本代表でも見てみたいですね。
影山 本当に。チームを勝たせようという意識が強いので、代表戦でもきっと勝利のためのプレーを見せてくれるのではないかと思います。
ーーJリーグの最大の魅力はどこにあると思いますか?
影山 欧州の主要リーグだと、優勝できるチームが決まっているようなところがあると思うんです。ビッグ4とか、最強の常勝軍団とか。でもJリーグでは、各クラブの実力が拮抗していて、毎年どこが優勝するかわからない。特定のチームのサポーターとしても応援しがいがあるし、私みたいに色んなチームをまんべんなく見ている人も楽しめます。そんな風に、色んな人が楽しめる要素が詰まっているところが、Jリーグの大きな魅力だと思います。
【profile】
影山優佳 かげやま・ゆうか
2001年、東京都生まれ。日向坂46一期生。2016年、けやき坂46(19年に日向坂46に改名)のオーディションに合格。学業専念のため活動休止を経て、20年に活動再開。小学生時代には地元サッカークラブでプレー。サッカーに関する幅広い知識を持ち、テレビや雑誌などのサッカー関連企画へのメディア出演多数。日向坂46オフィシャルサイトでJリーグチームを紹介するブログ「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」を連載中。
影山優佳のサッカー愛。夢は通訳なしでビエルサ監督にインタビュー!
井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)
熱烈なサッカーファンとして知られる日向坂46の影山優佳さん。その豊富な知識や鋭い着眼点はサッカー通からも評価が高い。インタビュー中編は「欧州サッカー」をテーマとして、注目のチームや監督、行ってみたいスタジアムなどを尋ねた。

欧州サッカーについて語った影山優佳さん
ーー欧州サッカーで好きなリーグはありますか?
影山優佳(以下、影山) 私が最初に好きになった選手は、ミラン時代のカカ選手です。私が5歳ぐらいの頃だったと思います。貴公子のようなアタッカーで、いつもファンを魅了していて、本当にカッコよくて。私もカカ選手に惹かれて、彼のユニフォームを着てサッカーをしたり。本当に憧れていました。カカ選手が欧州サッカーを見るきっかけになりました。その後、ブンデスリーガのドルトムントが好きになりました。(ユルゲン・)クロップ監督の戦術がすごく好きでした。
ーー影山さんのキャッチフレーズもそこから?
影山 「あなたのハートにゲーゲンプレス」ですね。おっしゃるとおり、クロップ監督の戦術からきています。以前に、DAZNの番組で、視聴者の方からいただいたものなんです。これ以上のキャッチフレーズはないと思います(笑)。
ーークロップ監督が率いていた頃のドルトムントは面白かったですよね。
影山 すごく好きでした。(ピエール=エメリク・)オーバメヤン選手やマルコ・ロイス選手、香川真司選手などが活躍されていた頃です。それをきっかけに、ブンデスリーガをよく観るようになりました。でも、今一番観ているのは、プレミアリーグかなと思います。

「外国語で選手にインタビューしたい」と話す影山さん
ーー以前、(マルセロ・)ビエルサ監督が好きだと言っていましたよね?
影山 そうですね。ビエルサ監督の戦術が面白いという話を、インターネットの記事で読んだり、サッカー好きなクラスメイトに聞いたりしたので、自分でも調べてみたら、『なんだ、この人は』と(笑)。現在はリーズ・ユナイテッドを率いていますが、私はビエルサ監督をきっかけに、このチームを知るようになりました。監督の緻密かつ大胆な戦術に、必死で食らいついている選手一人ひとりの姿に惹かれて、今ではリーズ・ユナイテッドにすごく魅力を感じています。
ーービエルサ監督のもとでリーズがプレミアリーグに戻ってきたことは、とても興味深いし、すごくうれしいですね。彼は「狂人」と呼ばれるほど、常にサッカーのことを考えているらしく。
影山 本当に。サッカーのことを24時間ずっと考えている人って、たぶんビエルサ監督くらいじゃないかと思います。
ーーほかにヨーロッパで好きなチームはありますか?
影山 プレミアリーグ以外のリーグも勉強したいと思い、最近はラ・リーガを観ています。なかでも、久保建英選手(ヘタフェ)が期限付きで最近まで所属されていたビジャレアルをよく観ていて、面白いなと。注目しているのは、センターバック(CB)のパウ・トーレス選手です。足が速くて、空中戦も強く、スペイン代表にも定着するようになっていて、セルヒオ・ラモス選手と最終ラインの中央でコンビを組んでいます。もう、本当にすごい選手です。
ーーCBのホープですよね。それにしても、詳しいですね。
影山 ビジャレアルを見るようになってから、パウ・トーレス選手のことを知ったんですけど、こんな選手がいるのかと驚きました。あと、(ウナイ・)エメリ監督は、例えばビエルサ監督のようにきっちり戦術を決めてやるのではなく、守備を基本にして、ショートカウンターだったり、割と前にポーンとボールを蹴ったりと、約束事が少ないような印象で。そのぶん、選手を信頼している感じがします。
ーー戦術やシステムも注視しているんですね。
影山 そうですね。でもフォーメーションって、試合中にどんどん変わるもので、同じ形がずっとなんてことはないですよね。特にビエルサ監督のチームなんて、毎秒のように形が変わったり、数秒後には端と端の選手が入れ替わったりしているので、フォーメーションではお話できないです。
ーーキックオフ時の形から、4−1−4−1と表わされることが多いですね。
影山 最初にボールを蹴りだす時は、そうだと思います。フォーメーションや戦術というのは、俯瞰で見たときにすごく面白いし、相手の4バックとこっちの2トップがどう戦うのか、やっぱりミスマッチだったか、という風に試合前後の楽しみ方にもつながるので、私は好きです。
ーーでは、海外のスタジアムで行ってみたいところはありますか?
影山 私、ユルネバ(『You'll Never Walk Alone』。リバプールなどのアンセム)は、絶対に一度、現地(リバプールのホームスタジアムのアンフィールド)で聴いてみたいんです。まだ海外のスタジアムは一度も行ったことがないんですけど、それはいつか必ず。
ーーヨーロッパ以外の南米のスタジアムも、ぜひ。
影山 楽しそう。私、いつか選手や監督に通訳なしでインタビューするという夢があるんです。現地に行って、英語やスペイン語、ドイツ語を使って、自分の言葉で直接訊いて、自分の言葉で発信できる人になりたいです。
ーービエルサ監督には、スペイン語で何を尋ねましょう?
影山 戦術とは関係ないですけど、ビエルサ監督の私生活が気になりますね。ずっとサッカーのことを考えているからこそ、人間ビエルサが見えてこないので、パーソナルなことを訊いてみたいです。好きな食べ物は? キノコとタケノコ、どっちが好きですか? とか(笑)。
【profile】
影山優佳 かげやま・ゆうか
2001年、東京都生まれ。日向坂46一期生。2016年、けやき坂46(19年に日向坂46に改名)のオーディションに合格。学業専念のため活動休止を経て、20年に活動再開。小学生時代には地元サッカークラブでプレー。サッカーに関する幅広い知識を持ち、テレビや雑誌などのサッカー関連企画へのメディア出演多数。日向坂46オフィシャルサイトでJリーグチームを紹介するブログ「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」を連載中。
彼女は、ビジネスサッカーサポとは一線を画す存在であることが挙げられる。
そしてププレーヤー経験者や指導者であった解説者とは視点が異なることが非常に興味深い。
つまるところ、サッカーファンのマニアである事が重要だと言えよう。
それはFOOTBALL TIMEでの知識と篤人との掛け合いを観るたびに嬉しく感じさせられる。
素晴らしい才能の持ち主であることは疑う余地がない。
そして、サッカーファンという部分以上にサッカーファンになって欲しいという意思を感じる。
こここそまさにに好感を持つところである。
ただ残念な事に彼女の歌や踊りには興味がない。
彼女としては、日向坂46の一員としての芸能活動についてのファンが大事であろう。
しかしながら、そこに関しては、観る機会がないこともあり、食指が動かぬところ。
これは彼女に謝っておくべきところであろう。
しかしながら、サッカーマニアとしての影山優佳嬢は素晴らしく、この先も出演番組・コンテンツがあれば追っていきたい。
サッカーファンとして応援しておる。

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日向坂46
影山優佳(かげやま ゆうか、2001年5月8日 - )は東京都出身、O型、156cm[66]。筑波大学附属高等学校卒業[69]。愛称は、かげちゃん[67]。趣味はスポーツ観戦[67]。特技は美味しそうにご飯を食べること[67]。保有資格はサッカー審判4級[5]。2018年6月1日[70]から学業のため活動休止していたが、2020年5月26日から活動を再開[71]。愛犬はチワワのチコくん[72]。
日向坂46影山優佳は真のサッカー通。今季Jリーグ勢力図も的確に把握
井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)
2月26日に開幕するJリーグ。スポルティーバでは、今年のサッカー観戦が面白くなる、熱くなる記事を、開幕まで随時配信していく。
第1回は、熱烈なサッカーファンとして知られる日向坂46の影山優佳さんへのインタビュー。その豊富な知識や鋭い着眼点はサッカー通からも評価が高い影山さんがスポルティーバに初めて登場! インタビュー前編は「Jリーグ」を話題に、注目選手や新シーズンの展望などを聞いた。

Jリーグへの愛を語った日向坂46の影山優佳さん
ーー影山さんの好きなサッカーについて、いろいろと伺いたいと思っています。
影山優佳(以下、影山) はい、大好きです。よろしくお願いします!
ーーまずはJリーグについて。2020年シーズンに、影山さんが注目した選手は誰でしたか?
影山 2020年シーズンのJリーグを振り返った時、語らずにいられない選手は、三苫薫選手だと思います。所属する川崎フロンターレは圧倒的な強さで優勝したわけですけど、そのなかでもひときわ異彩を放っていましたよね。ルーキーとは思えないほどの活躍を見せ、結果を残しました。特にドリブルがすごくて、相手を翻弄したり、縦の奥行きを生み出したり。センスや戦術眼にも特別なものがあるようで、フロンターレの攻撃のキーマンになっていたので、本当にすごいなと思いました。
ーーおっしゃるとおり、三苫選手は昨季の最大の発見でしたね。他に注目した選手はいますか?
影山 昨シーズン、私は開幕当初からセレッソ大阪を注目チームに挙げていまして、チームの動向を追うなかで、瀬古歩夢選手に注目するようになりました。体格に恵まれたセンターバック(CB)ですが、両足の技術も高く、最終ラインから攻撃の起点にもなっていました。結果的に、J1のベストヤングプレーヤー賞と、ルヴァンカップのニューヒーロー賞を獲得されました。技術のある若いCBには、観る人も魅了されていたと思います。
ーー確かに、冷静な守備だけでなく、攻撃面でも光っていましたね。影山さんがセレッソ大阪に注目していた理由を教えてください。
「(ミゲル・アンヘル・)ロティーナ監督の戦術や采配にも興味があったんです。ロティーナ監督の緻密な戦術は、選手たちにとって理解するのが難しいものではないかと思うんですけど、瀬古選手はいち早く理解してプレーしていたように見えました。そうした頭のよさも、瀬古選手の強みではないでしょうか。

J1だけでなくJ2、J3も勉強中だという影山さん
ーーなるほど。その他に注目した選手はいますか?
影山 J2のアビスパ福岡でプレーしていたCB上島拓巳選手です。昨シーズンの福岡は、15試合連続無敗やリーグ最少失点数を達成していまして、特に守備面の安定が光っていました。それがJ1昇格につながったと思うんですけど、その堅い最終ラインの中央で活躍していたのが上島選手でした。福岡は昨季、中盤戦から追い上げたのですが、上島選手は序盤からコンディションもすごくよくて、活躍していた印象です。また、キャプテンの前(寛之)選手が新型コロナウイルスに感染して離脱した際には、キャプテンマークを巻くなど、まだ23歳なのにキャプテンシーもあるように見えます。プレーでは、1対1や空中戦がめちゃくちゃ強くて、本当に頼もしいですよね。五輪世代でもありますし、もっと大きな舞台で活躍する姿も見てみたいです。
ーー上島選手は新シーズン、所属元の柏レイソルに復帰しますね。それにしても、J2を含め、幅広くサッカーを見ているんですね。
影山 勉強中です。Jリーグの全クラブを紹介するブログを書いているのですが、私もみなさんに情報を発信する身なので、きちんと正しく伝えたいと思っています。なので、去年は特に、J1の試合よりも、J2やJ3の試合を熱心に観戦していました。チームのポイントを探りながら。
ーーそれでは新シーズンの展望も聞かせてもらえますか?
影山 今シーズンは、打倒川崎を掲げるクラブが多いと思います。補強を見ていると、川崎に大きな変化はなさそうで、そのままの強さを維持するのではないかと。その王者にライバルがどんな対策をしていくのか。そこがポイントのひとつだと思っています。
それからコロナ禍でのリーグ戦なので、過密日程や交代枠の増加など、普段とは異なる状況にも対応しなければいけません。昨季、フロンターレが優勝できた要因のひとつに、選手層の厚さがあると思います。5人の交代枠をフルで使っても、同じような戦い方ができますよね。あるいは、もっともっとパワフルな戦い方ができるかもしれない。難しいでしょうけど、新しいルールにうまく適応できるかどうかも、大きなカギになると思っています。
ーー選手は誰に注目していますか?
影山 昨年のリーグ得点王、オルンガ選手が柏レイソルから(カタールのアル・ドゥハイルへ)移籍し、チームはアンジェロッティ選手やドッジ選手といった外国籍選手を新たに迎えました。もともとチームには江坂(任)選手など、攻撃を支える選手がすごく育っているので、うまく連係が噛み合えば、昨シーズン以上のチームになる可能性もあるかなと。昨シーズンは江坂選手とオルンガ選手の縦の連係がめちゃくちゃ強かったと思うんですけど、新シーズンは2トップになったりするのか。そういったシステムや戦術の変化も楽しみですね。特にドッジ選手は現地での評価も高いらしく、面白そうな存在です。
ーー別のメディアでも、影山さんは江坂選手を推していたと思います。ダイナミックかつ器用な良いアタッカーですよね。
影山 たぶん自分ひとりでも前に行けると思うんですが、昨季は前線の味方にパスを出す役割に徹していらっしゃって。チームに貢献しようという思いが誰よりも強い方とお見受けします。
ーー日本代表でも見てみたいですね。
影山 本当に。チームを勝たせようという意識が強いので、代表戦でもきっと勝利のためのプレーを見せてくれるのではないかと思います。
ーーJリーグの最大の魅力はどこにあると思いますか?
影山 欧州の主要リーグだと、優勝できるチームが決まっているようなところがあると思うんです。ビッグ4とか、最強の常勝軍団とか。でもJリーグでは、各クラブの実力が拮抗していて、毎年どこが優勝するかわからない。特定のチームのサポーターとしても応援しがいがあるし、私みたいに色んなチームをまんべんなく見ている人も楽しめます。そんな風に、色んな人が楽しめる要素が詰まっているところが、Jリーグの大きな魅力だと思います。
【profile】
影山優佳 かげやま・ゆうか
2001年、東京都生まれ。日向坂46一期生。2016年、けやき坂46(19年に日向坂46に改名)のオーディションに合格。学業専念のため活動休止を経て、20年に活動再開。小学生時代には地元サッカークラブでプレー。サッカーに関する幅広い知識を持ち、テレビや雑誌などのサッカー関連企画へのメディア出演多数。日向坂46オフィシャルサイトでJリーグチームを紹介するブログ「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」を連載中。
影山優佳のサッカー愛。夢は通訳なしでビエルサ監督にインタビュー!
井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)
熱烈なサッカーファンとして知られる日向坂46の影山優佳さん。その豊富な知識や鋭い着眼点はサッカー通からも評価が高い。インタビュー中編は「欧州サッカー」をテーマとして、注目のチームや監督、行ってみたいスタジアムなどを尋ねた。

欧州サッカーについて語った影山優佳さん
ーー欧州サッカーで好きなリーグはありますか?
影山優佳(以下、影山) 私が最初に好きになった選手は、ミラン時代のカカ選手です。私が5歳ぐらいの頃だったと思います。貴公子のようなアタッカーで、いつもファンを魅了していて、本当にカッコよくて。私もカカ選手に惹かれて、彼のユニフォームを着てサッカーをしたり。本当に憧れていました。カカ選手が欧州サッカーを見るきっかけになりました。その後、ブンデスリーガのドルトムントが好きになりました。(ユルゲン・)クロップ監督の戦術がすごく好きでした。
ーー影山さんのキャッチフレーズもそこから?
影山 「あなたのハートにゲーゲンプレス」ですね。おっしゃるとおり、クロップ監督の戦術からきています。以前に、DAZNの番組で、視聴者の方からいただいたものなんです。これ以上のキャッチフレーズはないと思います(笑)。
ーークロップ監督が率いていた頃のドルトムントは面白かったですよね。
影山 すごく好きでした。(ピエール=エメリク・)オーバメヤン選手やマルコ・ロイス選手、香川真司選手などが活躍されていた頃です。それをきっかけに、ブンデスリーガをよく観るようになりました。でも、今一番観ているのは、プレミアリーグかなと思います。

「外国語で選手にインタビューしたい」と話す影山さん
ーー以前、(マルセロ・)ビエルサ監督が好きだと言っていましたよね?
影山 そうですね。ビエルサ監督の戦術が面白いという話を、インターネットの記事で読んだり、サッカー好きなクラスメイトに聞いたりしたので、自分でも調べてみたら、『なんだ、この人は』と(笑)。現在はリーズ・ユナイテッドを率いていますが、私はビエルサ監督をきっかけに、このチームを知るようになりました。監督の緻密かつ大胆な戦術に、必死で食らいついている選手一人ひとりの姿に惹かれて、今ではリーズ・ユナイテッドにすごく魅力を感じています。
ーービエルサ監督のもとでリーズがプレミアリーグに戻ってきたことは、とても興味深いし、すごくうれしいですね。彼は「狂人」と呼ばれるほど、常にサッカーのことを考えているらしく。
影山 本当に。サッカーのことを24時間ずっと考えている人って、たぶんビエルサ監督くらいじゃないかと思います。
ーーほかにヨーロッパで好きなチームはありますか?
影山 プレミアリーグ以外のリーグも勉強したいと思い、最近はラ・リーガを観ています。なかでも、久保建英選手(ヘタフェ)が期限付きで最近まで所属されていたビジャレアルをよく観ていて、面白いなと。注目しているのは、センターバック(CB)のパウ・トーレス選手です。足が速くて、空中戦も強く、スペイン代表にも定着するようになっていて、セルヒオ・ラモス選手と最終ラインの中央でコンビを組んでいます。もう、本当にすごい選手です。
ーーCBのホープですよね。それにしても、詳しいですね。
影山 ビジャレアルを見るようになってから、パウ・トーレス選手のことを知ったんですけど、こんな選手がいるのかと驚きました。あと、(ウナイ・)エメリ監督は、例えばビエルサ監督のようにきっちり戦術を決めてやるのではなく、守備を基本にして、ショートカウンターだったり、割と前にポーンとボールを蹴ったりと、約束事が少ないような印象で。そのぶん、選手を信頼している感じがします。
ーー戦術やシステムも注視しているんですね。
影山 そうですね。でもフォーメーションって、試合中にどんどん変わるもので、同じ形がずっとなんてことはないですよね。特にビエルサ監督のチームなんて、毎秒のように形が変わったり、数秒後には端と端の選手が入れ替わったりしているので、フォーメーションではお話できないです。
ーーキックオフ時の形から、4−1−4−1と表わされることが多いですね。
影山 最初にボールを蹴りだす時は、そうだと思います。フォーメーションや戦術というのは、俯瞰で見たときにすごく面白いし、相手の4バックとこっちの2トップがどう戦うのか、やっぱりミスマッチだったか、という風に試合前後の楽しみ方にもつながるので、私は好きです。
ーーでは、海外のスタジアムで行ってみたいところはありますか?
影山 私、ユルネバ(『You'll Never Walk Alone』。リバプールなどのアンセム)は、絶対に一度、現地(リバプールのホームスタジアムのアンフィールド)で聴いてみたいんです。まだ海外のスタジアムは一度も行ったことがないんですけど、それはいつか必ず。
ーーヨーロッパ以外の南米のスタジアムも、ぜひ。
影山 楽しそう。私、いつか選手や監督に通訳なしでインタビューするという夢があるんです。現地に行って、英語やスペイン語、ドイツ語を使って、自分の言葉で直接訊いて、自分の言葉で発信できる人になりたいです。
ーービエルサ監督には、スペイン語で何を尋ねましょう?
影山 戦術とは関係ないですけど、ビエルサ監督の私生活が気になりますね。ずっとサッカーのことを考えているからこそ、人間ビエルサが見えてこないので、パーソナルなことを訊いてみたいです。好きな食べ物は? キノコとタケノコ、どっちが好きですか? とか(笑)。
【profile】
影山優佳 かげやま・ゆうか
2001年、東京都生まれ。日向坂46一期生。2016年、けやき坂46(19年に日向坂46に改名)のオーディションに合格。学業専念のため活動休止を経て、20年に活動再開。小学生時代には地元サッカークラブでプレー。サッカーに関する幅広い知識を持ち、テレビや雑誌などのサッカー関連企画へのメディア出演多数。日向坂46オフィシャルサイトでJリーグチームを紹介するブログ「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」を連載中。
PSM水戸戦配信決定
ファンクラブ会員限定にてトレーニングマッチ 水戸ホーリーホック戦を配信する鹿島アントラーズFCである。
これは嬉しい報。
公式戦直前の調整試合をネット配信にて観戦出来ることはこの上なき喜びである。
今季の戦術、メンバーの調子などが確認出来る。
満さんの解説も楽しみと言えよう。
まだファンクラブに未加入の者は2月18日までに入会すべきであろう。
今季を占う一戦である。

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ファンクラブ会員限定!トレーニングマッチ水戸戦(2/21)ライブ配信のお知らせ
2021.02.15(月)

2月21日(日)に実施する水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチ(一般非公開)を、2021シーズンファンクラブ会員を対象に限定配信することとなりましたので、お知らせいたします。
実況はアナウンサーの若月弘一郎氏が務め、鹿島アントラーズの鈴木満取締役フットボールダイレクター、水戸ホーリーホックの西村卓朗ゼネラルマネージャーがゲスト出演いたします。
今回のトレーニングマッチ配信は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにクラブハウスでのトレーニングを非公開としている中、昨シーズンからクラブ全体で取り組む「#いまできることをみんなで」というコンセプトのもと、2021明治安田生命J1リーグ開幕に向けた特別企画となります。
鹿島アントラーズは2021年10月1日にクラブ創設30周年を迎え、アニバーサリーイヤーとなる2021シーズンは様々な企画を実施してまいりますので、ぜひこの機会に、ファンクラブへご加入ください!
【対象試合】
トレーニングマッチ 水戸ホーリーホック戦
【配信日時】
2021年2月21日(日)15:00~
15:10試合開始予定(45分×2本形式)
※配信時刻、試合形式が変更になる場合がございます。
※新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化する中、政府見解や社会情勢を考慮し、両クラブ判断の下で中止となる場合がございます。その際は決定次第、あらためてご案内いたします。
【出演者】
実況:若月弘一郎氏(アナウンサー)
ゲスト:鹿島アントラーズ・鈴木満取締役フットボールダイレクター、水戸ホーリーホック・西村卓朗ゼネラルマネージャー
【対象者】
2021ファンクラブ会員(SÓCIO、シーズン、フリークス、ジュニアメンバー)の皆様
【視聴方法】
2021ファンクラブ会員の皆様に、視聴用URLを2月19日(金)頃にメールにてご案内いたします。
※2021年2月18日(木)23:59までにご入会された方に限ります。
これは嬉しい報。
公式戦直前の調整試合をネット配信にて観戦出来ることはこの上なき喜びである。
今季の戦術、メンバーの調子などが確認出来る。
満さんの解説も楽しみと言えよう。
まだファンクラブに未加入の者は2月18日までに入会すべきであろう。
今季を占う一戦である。

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ファンクラブ会員限定!トレーニングマッチ水戸戦(2/21)ライブ配信のお知らせ
2021.02.15(月)

2月21日(日)に実施する水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチ(一般非公開)を、2021シーズンファンクラブ会員を対象に限定配信することとなりましたので、お知らせいたします。
実況はアナウンサーの若月弘一郎氏が務め、鹿島アントラーズの鈴木満取締役フットボールダイレクター、水戸ホーリーホックの西村卓朗ゼネラルマネージャーがゲスト出演いたします。
今回のトレーニングマッチ配信は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにクラブハウスでのトレーニングを非公開としている中、昨シーズンからクラブ全体で取り組む「#いまできることをみんなで」というコンセプトのもと、2021明治安田生命J1リーグ開幕に向けた特別企画となります。
鹿島アントラーズは2021年10月1日にクラブ創設30周年を迎え、アニバーサリーイヤーとなる2021シーズンは様々な企画を実施してまいりますので、ぜひこの機会に、ファンクラブへご加入ください!
【対象試合】
トレーニングマッチ 水戸ホーリーホック戦
【配信日時】
2021年2月21日(日)15:00~
15:10試合開始予定(45分×2本形式)
※配信時刻、試合形式が変更になる場合がございます。
※新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化する中、政府見解や社会情勢を考慮し、両クラブ判断の下で中止となる場合がございます。その際は決定次第、あらためてご案内いたします。
【出演者】
実況:若月弘一郎氏(アナウンサー)
ゲスト:鹿島アントラーズ・鈴木満取締役フットボールダイレクター、水戸ホーリーホック・西村卓朗ゼネラルマネージャー
【対象者】
2021ファンクラブ会員(SÓCIO、シーズン、フリークス、ジュニアメンバー)の皆様
【視聴方法】
2021ファンクラブ会員の皆様に、視聴用URLを2月19日(金)頃にメールにてご案内いたします。
※2021年2月18日(木)23:59までにご入会された方に限ります。
鹿島アントラーズ外国籍選手ランキング
独自の視点から過去20年間に鹿島に在籍した外国籍選手を5つの項目によってランキング付けしたREAL SPORTSの田中滋氏である。
非常に興味深い。
20世紀はジーコを筆頭にレオナルド、ジョルジーニョ、マジーニョ、ビスマルクと実力・ネームバリュー共にワールドクラスが並んだが、欧州との差が広がりすぎた21世紀は、鹿島というクラブが日本人中心のチーム作りという意味もあり、実力を見極めてコスパを重視した選手がプレーした。
それもあって、ここに並ぶ選手も懐かしさと活躍が重なって嬉しい選手が多い。
そう言いながらもインパクトの筆頭がカルロンでは読んでおるこちらも腰砕けと言えよう。
オモシロ助っ人としていまだに移籍金を表す単位として"カルロン"が用いられることが多い。
移籍金の高さ、触れ込みと期待度からの落差の大きさがインパクトということになろう。
あまりにもあんまりで半年にてクラブを去ったことがそれに拍車をかけておる。
とはいえ、2004年のファビオ・ジュニオールも同様な選手だった。
こちらは田中滋氏が番記者になる以前の選手なので選外なのかなと推測する。
セルジーニョに関して「スター性はいま一つ」という部分は華のことを指すのであろう。
コメントに強烈な個性がなかったこと、国内タイトルに貢献しなかったことなどがその要因だったのではなかろうか。
カイオは、高卒で育て上げた助っ人なので、インパクトと言うよりも愛され方が尋常ではなかったように思う。
鹿島にて育っていく様を目の当たりに出来た。
バンバン胸板が厚くなっていき、強烈なドリブルに磨きがかかっていった。
ただこの記事のエピソードを読むと、プロ意識・メンタル面を育成しきれなかったと残念に感じさせられる。
このような思考を持っておったのであれば、2016年夏の電撃移籍も今は理解出来る。
人気ランキングは、マルキーニョス、クォン・スンテ、エヴェラウドと並ぶ。
三連覇に大きく貢献し、鹿島初の得点王となったマルキーニョスは人気NO.1も納得である。
上記のカルロンがインパクト大なのもマルキの後釜であったことが大きい。
あれだけ走って、守備をして、シュートをぶち込まれたら、心がときめいて必然である。
スンテはクラブ悲願のACL制覇の立役者であり、それ以上に人格者であることが大きい。
これほどの助っ人がサブとなっても在籍してくれておることを心から感謝する。
そして、エヴェラウドである。
昨季の大活躍とジェントルなコメント、そして何より、鹿島残留の心意気が嬉しい。
今季末には更に人気が上がっておろう。
また最後にオモシロ助っ人としてジウトンの名が挙げられておる。
馬力はあったが、新井場との差が大きな選手だった。
「将の眼鏡はなぜかブラジル人の能力を見抜くことに関しては曇っていた」と言うのも、ジウトンだけでなく夏の緊急補強がオリヴェイラ監督時代は全て不発だったことからも理解出来る。
これもまた、長い鹿島の歴史の一部である。

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[鹿島アントラーズ外国籍選手ランキング]3連覇時のエース・マルキらブラジル勢に割って入るのは?
2021.02.15
ジーコ、アルシンド、レオナルド、ジョルジーニョ……1990年代の鹿島アントラーズを彩った外国籍選手のインパクトは今でも色褪せない。それでは2000年以降、鹿島で最も輝いた外国籍選手は誰だろう? そこで今回は、独自の視点から過去20年間に鹿島に在籍した外国籍選手を5つの項目によってランキング。【出場試合数】【得点数】【個人タイトル数】の3項目の客観的データと、【インパクト】【人気】の主観的な2項目を取り上げ、長年クラブを取材する田中滋氏が格付け。懐かしい選手たちを振り返りながら2000年代の鹿島の黄金期に思いをはせ、今季の躍進の中心となるだろう選手にも注目する。
(文=田中滋、トップ写真=KyodoNews、本文写真=Getty Images)
華やかなブラジル人選手たちが躍動した90年代
今年の10月にクラブ創設30周年を迎える鹿島アントラーズには、ジーコを始めとして数々の外国籍選手がその歴史を彩ってきた。これまで獲得してきた20もの主要タイトルにたどり着く道程には必ず彼らの活躍があった。総勢60名ほどの外国籍選手が在籍してきたなかで、1990年代はレオナルド、ジョルジーニョなどの現役ブラジル代表など華やかな選手たちがチームの顔として活躍した。ジョルジーニョと一緒に来日したマジーニョの前所属クラブはバイエルン。つまり、鹿島は彼らの獲得交渉をバイエルンと行ったのである。今後、鹿島からバイエルンに行く選手は出てくるかもしれないが、バイエルンから選手を獲得する機会はそうそうないだろう。Jリーグが開幕した1990年代とはそういう時代だった。そこで、今回は2000年代に入ってから活躍した選手の中から各項目&総合ベスト3を選んでいきたい。
【公式戦出場試合数(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯の合計)】
1位:マルキーニョス:146試合
2位:フェルナンド:127試合
3位:レオ・シルバ:123試合
【公式戦得点数(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯の合計)】
1位:マルキーニョス 69得点
2位:アレックス・ミネイロ 33得点
3位:ダヴィ 29得点
【個人タイトル数】
マルキーニョス:2008年最優秀選手賞&得点王
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マルキーニョスに代わる“2億円のエース候補”
【インパクト】
1位:カルロン
鹿島サポーター以外でその名を記憶している人はごくごくわずかだろう。2010年をもって契約を満了したマルキーニョス(マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ)に代わり2011シーズンのエース候補としてポルトガルのウニオン・デ・レイリアから獲得した長身ストライカーは、公式戦9試合に出場し、わずか1得点(こぼれ球を押し込むいわゆる“ごっつぁんゴール”)で鹿島を去っている。名前も顔も思い出せなくても驚きはない。しかし、鹿島サポーターには忘れたくとも忘れられない悪夢として記憶されているだろう。監督オズワルド・オリヴェイラの肝いりで獲得した選手だったが、獲得に費やした2億円はドブに捨てたようなものとなった。
2000年代初頭、クラブは赤字を解消するために力のあるブラジル人を獲得できない時期があった。しかし、緊縮の時代を乗り越えると2007年〜2009年にかけて3連覇を達成。なかなか獲得できなかった国内10冠を達成すると、毎年のようにその数を伸ばしていった。黄金期を経て、新たな時代に向かおうとするなかで獲得したのがカルロンだったのである。宮崎キャンプの時から嫌な予感は漂っていた。同僚のセンターバックが「こいつ、どれくらいやるんだろう」とボールを持ったところにプレッシャーをかけると一度も振り向かない。長身を生かしたポストプレーといえば聞こえはいいが、FWらしくゴールに向かう迫力が感じられなかった。新シーズンに向けた抱負を尋ねても虚ろな目つきのまま「まだ本調子じゃない」と話す。果たしてJリーグが開幕してもプレーの内容は変わらず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では決勝トーナメント進出を果たしたもののトーナメント初戦でFCソウルに0−3と完敗。その後、カルロンは静かにチームを去っていった。
とはいえ、2011年は東日本大震災が起きており、鹿島も被災して難しいシーズンを送っていた。心理的に大きなストレスがかかっていたことは否めず、通常のシーズンであればもう少しまともな活躍ができたかもしれない。それでも、ここまで期待を大きく裏切った例は、1990年代に加入したべベットに次ぐだろう。
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無類の勝負強さも“スター性はいま一つ”のブラジル人選手
【インパクト】
2位:セルジーニョ
練習では悪くないプレーをするのに試合になると結果を残せない日本人選手は少なくない。そうした選手たちは、セルジーニョを見習うといいだろう。練習では日本人選手のなかに埋もれてしまう存在だったが試合になると一際輝いた。
2018シーズンの7月末、サガン鳥栖へ移籍した金崎夢生の穴を埋めるために来日すると、唯一無二の活躍を見せた。特に、ACLでは無類の勝負強さを発揮する。まずは準々決勝・天津権健戦1stレグでは72分に強烈なミドルシュートを突き刺し、あいさつ代わりの移籍後初ゴールを決めると、2ndレグでは右コーナーキックからヘディングシュートで先制点をもたらした。しかし、その活躍は序章に過ぎなかった。
次の準決勝・水原三星戦1stレグでもセルジーニョは大活躍。2点先取される苦しい展開のなか、鋭いクロスで相手オウンゴールを呼ぶと84分には西大伍のクロスに合わせて同点弾を押し込んだ。この試合は内田篤人の劇的な逆転弾で3−2の勝利を得るのだが、セルジーニョの活躍がなければそれもなし得なかっただろう。さらに彼の活躍は続く。2ndレグはセルジーニョのFKから先制点を奪うも一気に3失点し、鹿島は敗退の危機に追い込まれる。しかし、西大伍のゴールで2試合合計スコアを5−5の同点にすると、82分にセルジーニョの右足が火を吹き同点に。その1点がものをいい、鹿島はクラブ史上初のACL決勝進出を決めた。
さらにさらに、次の決勝・ペルセポリス戦1stレグでもゴールを決め、決勝トーナメント6戦5発の大活躍。大会MVPは鈴木優磨に譲ったが、得点面だけでいえばセルジーニョのゴールがなければ鹿島初のアジア制覇を成し遂げることはできなかっただろう。セルジーニョは翌年のACLでも10試合4得点の活躍を見せ、アジアの舞台では替えがきかない存在感だった。
ただド派手な活躍の割に、真面目な性格だったためスター性はいま一つ。ブランドロゴがデカデカと入った服を好むブラジル人選手もいるなかで、セルジーニョはGAPのパーカーを着ていることも多かった。飾らない性格を表していたが、発するコメントも「アントラーズの一員としてどの試合でも全力を尽くし、チームメートの手助けをすることを意識しています」と実直そのもの。実績面を踏まえるともっと人気があってもおかしくない選手だった。
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強化担当が「いつか戻さないと」と語った“プライドの高いドリブラー”
【インパクト】
3位:カイオ
カイオ・ルーカス・フェルナンデスが鹿島にやってきた時、契約は480万円が上限となるC契約だった。千葉国際高校に留学生として来日したカイオは、まだもやしのように細く、ボールを持てばすぐにドリブルを始める。ところ構わずドリブルするものだから、当時監督だったトニーニョ・セレーゾから一番怒られていたのがカイオだった。
鹿島に加入した2014シーズン、チームメートからも「なぜこの選手を取った?」と懐疑的な視線を向けられていたが、その評価はすぐに覆る。鋭いドリブルと高い決定力で30試合に出場すると8得点の活躍。その年のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
2つ年上の柴崎岳のことが好きだったことからか根っからの鹿島サポーター。ライバルクラブの一つである浦和レッズ戦を前にすると「レッズには負けたくない」と心を燃やし、サポーターの気持ちを代弁する選手だった。
ただ、力をつけていくと同時にプライドも高くなり、紅白戦でサブ組に入り次の試合で先発しないことがわかると、そのままクラブハウスから帰ってしまうこともあった。当然、クラブから呼び出されきつく叱られたことは言うまでもない。
しかし、その愛くるしい笑顔は多くの人から愛され、当時、金崎夢生や鈴木優磨、柴崎岳といった個性派揃いのメンバーに囲まれても輝くものがあった。近年まで、クラブの強化担当者から「いつかカイオを戻さないと」と言われ続けるほど、その能力は高く評価されていた。
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「整った顔立ちに侍を意識したポニーテール」唯一無二のマルキ
【人気】
1位:マルキーニョス
2000年代に入ってからJリーグで最も成功をおさめた外国籍選手はマルキーニョスだろう。鹿島でも公式戦167試合に出場し82得点(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯、スーパーカップ、ACLの合計)を記録。それまでFWのイメージがなかった鹿島の18番をエースナンバーに変えたのは、マルキーニョスの存在があったからだ。共にプレーした興梠慎三や大迫勇也だけでなく、彼のプレーを見て育った鈴木優磨に至るまで、鹿島の歴代FW陣に大きな影響を与えた。
滅多に負けることを知らなかった3連覇の時代、鹿島にはどのポジションにもJリーグを代表する選手が揃っていたが、速さと強さと決定力を備えたマルキーニョスが前線にいることで成り立っている部分も多かった。献身的に守備をこなしたかと思えば、一気にゴールまで駆け上がり、強烈なシュートでゴールを打ち抜く。チームが苦しい状況になれば体を張ってボールをキープして時間を稼ぎ、相手のファウルを誘ってプレーを切る。その貢献度は得点だけに留まらなかった。速さだけでなくフィジカルの強さがあったからこそ、Jリーグでは圧倒的な存在だった。
整った顔立ちに侍を意識したポニーテールが似合っていた。両手首にはブラジル国旗を模したリストバンドを付け、プライベートではフェラーリを駆る。「横にいられると思い出す♪」ではないが、これでもかと香水をつけ、マルキーニョスが通ったところには必ず残り香が漂っていた。
活躍の影には、指揮官だったオズワルド・オリヴェイラと馬が合ったことは欠かせない。すでに30代を迎えていたマルキーニョスは決して模範的な選手ではなかった。練習に参加しないことも多く、彼だけには自己流の調整が認められていた。試合で活躍すればいい、というスタンスは日本人監督だったら難しかったかもしれない。その分、当時のチームメートだったダニーロが試合に出られなくとも一切手を抜かず、マルキーニョスの分まで練習していた。
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クォン・スンテが鹿島に植えつけた“闘争心”
【人気】
2位:クォン・スンテ
ここ数年の鹿島で最も人気を集める外国籍選手はクォン・スンテだろう。その人気を不動のものとしたのは、セルジーニョと同じように2018年のACL優勝での活躍だ。特に、準決勝・水原三星戦1stレグで見せた鬼神のような姿は、いまでも語り草となっている。
1stレグをホームで迎えた鹿島だったが、開始10分で2点を奪われる最悪のスタート。試合の雰囲気にのまれてしまう選手もいる中で、母国のチームに闘争心を剥き出しにしたのがスンテだった。ルーズボールに飛び込んできた韓国人選手に対し、怒りを露わに突っかかったことが契機となり、鹿島の選手たちが戦う姿勢を取り戻すことに成功する。
「サッカーというのは戦争と同じで必ず勝たないといけないと思っていますし、特に韓国のチームとの対戦だったので負けたくないという気持ちもありました」
そこまでの強い気持ちは、2016年にFIFAクラブワールドカップで決勝に進出し、レアル・マドリードをあと一歩まで追い詰めた鹿島の選手でも持っていなかった。クォン・スンテが植えつけた闘争心は、敵地で戦った2ndレグでも生きたといえるだろう。
その性格は豪放磊落(ごうほうらいらく)。試合に負ければ「鹿島ならこういう試合でも勝たなければならない」と振り返り、過密日程になれば「体力的に厳しいといわれるかもしれませんが、それはただの言い訳にしかならない」と厳しさを求めながら、試合に勝てば必ず冗談を交えて「アハハハ」と笑い飛ばす。その振る舞いは、さながら強さを求め続ける武将のようだ。
ファン、サポーターを大切にする姿勢は、韓国時代から変わらず、2018年のACLには全北現代モータース時代のサポーターも声援に駆けつけていた。昨季からポジションを失い苦しい状況に置かれているが、再びゴールマウスに立つことを望む声は大きい。
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昨季のベストイレブン。鹿島愛も深いエヴェラウド
【人気】
3位:エヴェラウド
昨季、鹿島に加わったエヴェラウドは、加入直後こそ決定機を外し続け期待を裏切ったものの、7月に初ゴールを決めると終わってみれば18得点の大活躍。昨季のJリーグベストイレブンにも選ばれた。外見からもわかるとおりフィジカルが強く、特にヘディングの強さはJリーグの中でも群を抜く。181cmとそこまで大きくはないが、屈強な外国人センターバックにも競り勝つ強さを持つ。
まだ在籍2年目の選手だが、今後マルキーニョスを超える存在となる可能性を秘めている。昨季は一度も練習を休むことなく、若い選手が多い鹿島の中でも手本となる姿を見せた。人格者として名高いレオ・シルバやブラジル人選手にとって多くの教えを与えるジーコの導きもあり、誰もが尊敬する選手への階段を上り始めている。
ピッチの上でもその姿勢は顕著だ。闘志を前面に出すスタイルながら激しいコンタクトがあっても相手に怒りをぶつけることはない。「サッカーはフルコンタクトのスポーツだと考えている。激しい接触も嫌ではないし、日本では全員がフェアに接している。やられたら怒って平常心を失う選手も見ますけれど、それはナンセンス。自分で平常心を失っていたら自分のプレーができなくなる」と話す。
今オフには中国から巨額のオファーを受けたものの、昨季最終節、ACLへの出場権を目指し最後まで応援を続けたサポーターの姿に心を打たれ鹿島残留を選んだ。鹿島への愛情は深く、今季、タイトル獲得に貢献することができれば間違いなくレジェンドに列することになるだろう。
【総合順位】
1位:マルキーニョス
2位:セルジーニョ
3位:クォン・スンテ
やはりタイトル獲得に貢献したかどうかは高く評価されるべき。3連覇時代のエースと、初のアジア制覇に大きく貢献した2人を選出した。その意味ではレオ・シルバも外せない選手なのだが、同じJリーグクラブであるアルビレックス新潟のレジェンドでもあるため今回は選外とした。
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【番外編】日本人よりサッカーが下手? ジウトンが蹴るボールは…
日本人よりサッカーが下手なブラジル人助っ人選手も珍しい。ジウトンが蹴るボールはとにかく回転が不規則でどこに飛んでいくかわからなかった。ただ、性格は底抜けに明るく、チームのムードメーカーでもあった。キャンプ中には筋肉自慢同士の川俣慎一郎と相撲をとってチームを盛り上げた。運転免許を持っていなかったため普段は自転車で移動し、ブラジル人の彼女と一緒に自転車をこいでいる姿が鹿嶋市内でよく目撃されていた。ブラジルへ帰国後、2013年には交際女性から熱湯を浴びせられ大火傷を負う事件が報じられたが、もしかしたらその時の彼女だったのかもしれない。
左サイドバックとして、ダイナミックな攻撃参加が魅力だった反面、守備戦術の理解力が低く、たびたびその背後を狙われた。名将と名高いオズワルド・オリヴェイラが獲得を望んだ選手の一人だったが、カルロンといいジウトンといい、名将の眼鏡はなぜかブラジル人の能力を見抜くことに関しては曇っていたようだ。
<了>
非常に興味深い。
20世紀はジーコを筆頭にレオナルド、ジョルジーニョ、マジーニョ、ビスマルクと実力・ネームバリュー共にワールドクラスが並んだが、欧州との差が広がりすぎた21世紀は、鹿島というクラブが日本人中心のチーム作りという意味もあり、実力を見極めてコスパを重視した選手がプレーした。
それもあって、ここに並ぶ選手も懐かしさと活躍が重なって嬉しい選手が多い。
そう言いながらもインパクトの筆頭がカルロンでは読んでおるこちらも腰砕けと言えよう。
オモシロ助っ人としていまだに移籍金を表す単位として"カルロン"が用いられることが多い。
移籍金の高さ、触れ込みと期待度からの落差の大きさがインパクトということになろう。
あまりにもあんまりで半年にてクラブを去ったことがそれに拍車をかけておる。
とはいえ、2004年のファビオ・ジュニオールも同様な選手だった。
こちらは田中滋氏が番記者になる以前の選手なので選外なのかなと推測する。
セルジーニョに関して「スター性はいま一つ」という部分は華のことを指すのであろう。
コメントに強烈な個性がなかったこと、国内タイトルに貢献しなかったことなどがその要因だったのではなかろうか。
カイオは、高卒で育て上げた助っ人なので、インパクトと言うよりも愛され方が尋常ではなかったように思う。
鹿島にて育っていく様を目の当たりに出来た。
バンバン胸板が厚くなっていき、強烈なドリブルに磨きがかかっていった。
ただこの記事のエピソードを読むと、プロ意識・メンタル面を育成しきれなかったと残念に感じさせられる。
このような思考を持っておったのであれば、2016年夏の電撃移籍も今は理解出来る。
人気ランキングは、マルキーニョス、クォン・スンテ、エヴェラウドと並ぶ。
三連覇に大きく貢献し、鹿島初の得点王となったマルキーニョスは人気NO.1も納得である。
上記のカルロンがインパクト大なのもマルキの後釜であったことが大きい。
あれだけ走って、守備をして、シュートをぶち込まれたら、心がときめいて必然である。
スンテはクラブ悲願のACL制覇の立役者であり、それ以上に人格者であることが大きい。
これほどの助っ人がサブとなっても在籍してくれておることを心から感謝する。
そして、エヴェラウドである。
昨季の大活躍とジェントルなコメント、そして何より、鹿島残留の心意気が嬉しい。
今季末には更に人気が上がっておろう。
また最後にオモシロ助っ人としてジウトンの名が挙げられておる。
馬力はあったが、新井場との差が大きな選手だった。
「将の眼鏡はなぜかブラジル人の能力を見抜くことに関しては曇っていた」と言うのも、ジウトンだけでなく夏の緊急補強がオリヴェイラ監督時代は全て不発だったことからも理解出来る。
これもまた、長い鹿島の歴史の一部である。

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[鹿島アントラーズ外国籍選手ランキング]3連覇時のエース・マルキらブラジル勢に割って入るのは?
2021.02.15
ジーコ、アルシンド、レオナルド、ジョルジーニョ……1990年代の鹿島アントラーズを彩った外国籍選手のインパクトは今でも色褪せない。それでは2000年以降、鹿島で最も輝いた外国籍選手は誰だろう? そこで今回は、独自の視点から過去20年間に鹿島に在籍した外国籍選手を5つの項目によってランキング。【出場試合数】【得点数】【個人タイトル数】の3項目の客観的データと、【インパクト】【人気】の主観的な2項目を取り上げ、長年クラブを取材する田中滋氏が格付け。懐かしい選手たちを振り返りながら2000年代の鹿島の黄金期に思いをはせ、今季の躍進の中心となるだろう選手にも注目する。
(文=田中滋、トップ写真=KyodoNews、本文写真=Getty Images)
華やかなブラジル人選手たちが躍動した90年代
今年の10月にクラブ創設30周年を迎える鹿島アントラーズには、ジーコを始めとして数々の外国籍選手がその歴史を彩ってきた。これまで獲得してきた20もの主要タイトルにたどり着く道程には必ず彼らの活躍があった。総勢60名ほどの外国籍選手が在籍してきたなかで、1990年代はレオナルド、ジョルジーニョなどの現役ブラジル代表など華やかな選手たちがチームの顔として活躍した。ジョルジーニョと一緒に来日したマジーニョの前所属クラブはバイエルン。つまり、鹿島は彼らの獲得交渉をバイエルンと行ったのである。今後、鹿島からバイエルンに行く選手は出てくるかもしれないが、バイエルンから選手を獲得する機会はそうそうないだろう。Jリーグが開幕した1990年代とはそういう時代だった。そこで、今回は2000年代に入ってから活躍した選手の中から各項目&総合ベスト3を選んでいきたい。
【公式戦出場試合数(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯の合計)】
1位:マルキーニョス:146試合
2位:フェルナンド:127試合
3位:レオ・シルバ:123試合
【公式戦得点数(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯の合計)】
1位:マルキーニョス 69得点
2位:アレックス・ミネイロ 33得点
3位:ダヴィ 29得点
【個人タイトル数】
マルキーニョス:2008年最優秀選手賞&得点王
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マルキーニョスに代わる“2億円のエース候補”
【インパクト】
1位:カルロン
鹿島サポーター以外でその名を記憶している人はごくごくわずかだろう。2010年をもって契約を満了したマルキーニョス(マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ)に代わり2011シーズンのエース候補としてポルトガルのウニオン・デ・レイリアから獲得した長身ストライカーは、公式戦9試合に出場し、わずか1得点(こぼれ球を押し込むいわゆる“ごっつぁんゴール”)で鹿島を去っている。名前も顔も思い出せなくても驚きはない。しかし、鹿島サポーターには忘れたくとも忘れられない悪夢として記憶されているだろう。監督オズワルド・オリヴェイラの肝いりで獲得した選手だったが、獲得に費やした2億円はドブに捨てたようなものとなった。
2000年代初頭、クラブは赤字を解消するために力のあるブラジル人を獲得できない時期があった。しかし、緊縮の時代を乗り越えると2007年〜2009年にかけて3連覇を達成。なかなか獲得できなかった国内10冠を達成すると、毎年のようにその数を伸ばしていった。黄金期を経て、新たな時代に向かおうとするなかで獲得したのがカルロンだったのである。宮崎キャンプの時から嫌な予感は漂っていた。同僚のセンターバックが「こいつ、どれくらいやるんだろう」とボールを持ったところにプレッシャーをかけると一度も振り向かない。長身を生かしたポストプレーといえば聞こえはいいが、FWらしくゴールに向かう迫力が感じられなかった。新シーズンに向けた抱負を尋ねても虚ろな目つきのまま「まだ本調子じゃない」と話す。果たしてJリーグが開幕してもプレーの内容は変わらず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では決勝トーナメント進出を果たしたもののトーナメント初戦でFCソウルに0−3と完敗。その後、カルロンは静かにチームを去っていった。
とはいえ、2011年は東日本大震災が起きており、鹿島も被災して難しいシーズンを送っていた。心理的に大きなストレスがかかっていたことは否めず、通常のシーズンであればもう少しまともな活躍ができたかもしれない。それでも、ここまで期待を大きく裏切った例は、1990年代に加入したべベットに次ぐだろう。
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無類の勝負強さも“スター性はいま一つ”のブラジル人選手
【インパクト】
2位:セルジーニョ
練習では悪くないプレーをするのに試合になると結果を残せない日本人選手は少なくない。そうした選手たちは、セルジーニョを見習うといいだろう。練習では日本人選手のなかに埋もれてしまう存在だったが試合になると一際輝いた。
2018シーズンの7月末、サガン鳥栖へ移籍した金崎夢生の穴を埋めるために来日すると、唯一無二の活躍を見せた。特に、ACLでは無類の勝負強さを発揮する。まずは準々決勝・天津権健戦1stレグでは72分に強烈なミドルシュートを突き刺し、あいさつ代わりの移籍後初ゴールを決めると、2ndレグでは右コーナーキックからヘディングシュートで先制点をもたらした。しかし、その活躍は序章に過ぎなかった。
次の準決勝・水原三星戦1stレグでもセルジーニョは大活躍。2点先取される苦しい展開のなか、鋭いクロスで相手オウンゴールを呼ぶと84分には西大伍のクロスに合わせて同点弾を押し込んだ。この試合は内田篤人の劇的な逆転弾で3−2の勝利を得るのだが、セルジーニョの活躍がなければそれもなし得なかっただろう。さらに彼の活躍は続く。2ndレグはセルジーニョのFKから先制点を奪うも一気に3失点し、鹿島は敗退の危機に追い込まれる。しかし、西大伍のゴールで2試合合計スコアを5−5の同点にすると、82分にセルジーニョの右足が火を吹き同点に。その1点がものをいい、鹿島はクラブ史上初のACL決勝進出を決めた。
さらにさらに、次の決勝・ペルセポリス戦1stレグでもゴールを決め、決勝トーナメント6戦5発の大活躍。大会MVPは鈴木優磨に譲ったが、得点面だけでいえばセルジーニョのゴールがなければ鹿島初のアジア制覇を成し遂げることはできなかっただろう。セルジーニョは翌年のACLでも10試合4得点の活躍を見せ、アジアの舞台では替えがきかない存在感だった。
ただド派手な活躍の割に、真面目な性格だったためスター性はいま一つ。ブランドロゴがデカデカと入った服を好むブラジル人選手もいるなかで、セルジーニョはGAPのパーカーを着ていることも多かった。飾らない性格を表していたが、発するコメントも「アントラーズの一員としてどの試合でも全力を尽くし、チームメートの手助けをすることを意識しています」と実直そのもの。実績面を踏まえるともっと人気があってもおかしくない選手だった。
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強化担当が「いつか戻さないと」と語った“プライドの高いドリブラー”
【インパクト】
3位:カイオ
カイオ・ルーカス・フェルナンデスが鹿島にやってきた時、契約は480万円が上限となるC契約だった。千葉国際高校に留学生として来日したカイオは、まだもやしのように細く、ボールを持てばすぐにドリブルを始める。ところ構わずドリブルするものだから、当時監督だったトニーニョ・セレーゾから一番怒られていたのがカイオだった。
鹿島に加入した2014シーズン、チームメートからも「なぜこの選手を取った?」と懐疑的な視線を向けられていたが、その評価はすぐに覆る。鋭いドリブルと高い決定力で30試合に出場すると8得点の活躍。その年のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
2つ年上の柴崎岳のことが好きだったことからか根っからの鹿島サポーター。ライバルクラブの一つである浦和レッズ戦を前にすると「レッズには負けたくない」と心を燃やし、サポーターの気持ちを代弁する選手だった。
ただ、力をつけていくと同時にプライドも高くなり、紅白戦でサブ組に入り次の試合で先発しないことがわかると、そのままクラブハウスから帰ってしまうこともあった。当然、クラブから呼び出されきつく叱られたことは言うまでもない。
しかし、その愛くるしい笑顔は多くの人から愛され、当時、金崎夢生や鈴木優磨、柴崎岳といった個性派揃いのメンバーに囲まれても輝くものがあった。近年まで、クラブの強化担当者から「いつかカイオを戻さないと」と言われ続けるほど、その能力は高く評価されていた。
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「整った顔立ちに侍を意識したポニーテール」唯一無二のマルキ
【人気】
1位:マルキーニョス
2000年代に入ってからJリーグで最も成功をおさめた外国籍選手はマルキーニョスだろう。鹿島でも公式戦167試合に出場し82得点(リーグ戦、リーグカップ、天皇杯、スーパーカップ、ACLの合計)を記録。それまでFWのイメージがなかった鹿島の18番をエースナンバーに変えたのは、マルキーニョスの存在があったからだ。共にプレーした興梠慎三や大迫勇也だけでなく、彼のプレーを見て育った鈴木優磨に至るまで、鹿島の歴代FW陣に大きな影響を与えた。
滅多に負けることを知らなかった3連覇の時代、鹿島にはどのポジションにもJリーグを代表する選手が揃っていたが、速さと強さと決定力を備えたマルキーニョスが前線にいることで成り立っている部分も多かった。献身的に守備をこなしたかと思えば、一気にゴールまで駆け上がり、強烈なシュートでゴールを打ち抜く。チームが苦しい状況になれば体を張ってボールをキープして時間を稼ぎ、相手のファウルを誘ってプレーを切る。その貢献度は得点だけに留まらなかった。速さだけでなくフィジカルの強さがあったからこそ、Jリーグでは圧倒的な存在だった。
整った顔立ちに侍を意識したポニーテールが似合っていた。両手首にはブラジル国旗を模したリストバンドを付け、プライベートではフェラーリを駆る。「横にいられると思い出す♪」ではないが、これでもかと香水をつけ、マルキーニョスが通ったところには必ず残り香が漂っていた。
活躍の影には、指揮官だったオズワルド・オリヴェイラと馬が合ったことは欠かせない。すでに30代を迎えていたマルキーニョスは決して模範的な選手ではなかった。練習に参加しないことも多く、彼だけには自己流の調整が認められていた。試合で活躍すればいい、というスタンスは日本人監督だったら難しかったかもしれない。その分、当時のチームメートだったダニーロが試合に出られなくとも一切手を抜かず、マルキーニョスの分まで練習していた。
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クォン・スンテが鹿島に植えつけた“闘争心”
【人気】
2位:クォン・スンテ
ここ数年の鹿島で最も人気を集める外国籍選手はクォン・スンテだろう。その人気を不動のものとしたのは、セルジーニョと同じように2018年のACL優勝での活躍だ。特に、準決勝・水原三星戦1stレグで見せた鬼神のような姿は、いまでも語り草となっている。
1stレグをホームで迎えた鹿島だったが、開始10分で2点を奪われる最悪のスタート。試合の雰囲気にのまれてしまう選手もいる中で、母国のチームに闘争心を剥き出しにしたのがスンテだった。ルーズボールに飛び込んできた韓国人選手に対し、怒りを露わに突っかかったことが契機となり、鹿島の選手たちが戦う姿勢を取り戻すことに成功する。
「サッカーというのは戦争と同じで必ず勝たないといけないと思っていますし、特に韓国のチームとの対戦だったので負けたくないという気持ちもありました」
そこまでの強い気持ちは、2016年にFIFAクラブワールドカップで決勝に進出し、レアル・マドリードをあと一歩まで追い詰めた鹿島の選手でも持っていなかった。クォン・スンテが植えつけた闘争心は、敵地で戦った2ndレグでも生きたといえるだろう。
その性格は豪放磊落(ごうほうらいらく)。試合に負ければ「鹿島ならこういう試合でも勝たなければならない」と振り返り、過密日程になれば「体力的に厳しいといわれるかもしれませんが、それはただの言い訳にしかならない」と厳しさを求めながら、試合に勝てば必ず冗談を交えて「アハハハ」と笑い飛ばす。その振る舞いは、さながら強さを求め続ける武将のようだ。
ファン、サポーターを大切にする姿勢は、韓国時代から変わらず、2018年のACLには全北現代モータース時代のサポーターも声援に駆けつけていた。昨季からポジションを失い苦しい状況に置かれているが、再びゴールマウスに立つことを望む声は大きい。
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昨季のベストイレブン。鹿島愛も深いエヴェラウド
【人気】
3位:エヴェラウド
昨季、鹿島に加わったエヴェラウドは、加入直後こそ決定機を外し続け期待を裏切ったものの、7月に初ゴールを決めると終わってみれば18得点の大活躍。昨季のJリーグベストイレブンにも選ばれた。外見からもわかるとおりフィジカルが強く、特にヘディングの強さはJリーグの中でも群を抜く。181cmとそこまで大きくはないが、屈強な外国人センターバックにも競り勝つ強さを持つ。
まだ在籍2年目の選手だが、今後マルキーニョスを超える存在となる可能性を秘めている。昨季は一度も練習を休むことなく、若い選手が多い鹿島の中でも手本となる姿を見せた。人格者として名高いレオ・シルバやブラジル人選手にとって多くの教えを与えるジーコの導きもあり、誰もが尊敬する選手への階段を上り始めている。
ピッチの上でもその姿勢は顕著だ。闘志を前面に出すスタイルながら激しいコンタクトがあっても相手に怒りをぶつけることはない。「サッカーはフルコンタクトのスポーツだと考えている。激しい接触も嫌ではないし、日本では全員がフェアに接している。やられたら怒って平常心を失う選手も見ますけれど、それはナンセンス。自分で平常心を失っていたら自分のプレーができなくなる」と話す。
今オフには中国から巨額のオファーを受けたものの、昨季最終節、ACLへの出場権を目指し最後まで応援を続けたサポーターの姿に心を打たれ鹿島残留を選んだ。鹿島への愛情は深く、今季、タイトル獲得に貢献することができれば間違いなくレジェンドに列することになるだろう。
【総合順位】
1位:マルキーニョス
2位:セルジーニョ
3位:クォン・スンテ
やはりタイトル獲得に貢献したかどうかは高く評価されるべき。3連覇時代のエースと、初のアジア制覇に大きく貢献した2人を選出した。その意味ではレオ・シルバも外せない選手なのだが、同じJリーグクラブであるアルビレックス新潟のレジェンドでもあるため今回は選外とした。
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【番外編】日本人よりサッカーが下手? ジウトンが蹴るボールは…
日本人よりサッカーが下手なブラジル人助っ人選手も珍しい。ジウトンが蹴るボールはとにかく回転が不規則でどこに飛んでいくかわからなかった。ただ、性格は底抜けに明るく、チームのムードメーカーでもあった。キャンプ中には筋肉自慢同士の川俣慎一郎と相撲をとってチームを盛り上げた。運転免許を持っていなかったため普段は自転車で移動し、ブラジル人の彼女と一緒に自転車をこいでいる姿が鹿嶋市内でよく目撃されていた。ブラジルへ帰国後、2013年には交際女性から熱湯を浴びせられ大火傷を負う事件が報じられたが、もしかしたらその時の彼女だったのかもしれない。
左サイドバックとして、ダイナミックな攻撃参加が魅力だった反面、守備戦術の理解力が低く、たびたびその背後を狙われた。名将と名高いオズワルド・オリヴェイラが獲得を望んだ選手の一人だったが、カルロンといいジウトンといい、名将の眼鏡はなぜかブラジル人の能力を見抜くことに関しては曇っていたようだ。
<了>
沖悠哉・永戸勝也、2021注目選手にピックアップ
鹿島アントラーズの注目選手2名をピックアップしたサッカー批評の原壮史カメラマンである。
ファインダー越しに見た選手評が秀逸である。
一人目は沖悠哉。
昨季、クォン・スンテからポジションを奪った若手GKである。
ただ、「空気を変えるためにゴールキーパーをクォンから曽ヶ端にスイッチ。その控えに沖を入れた」とあるが、ここはスンテがFC東京戦にて頭を蹴られており大事を取っての入れ替えであった。
しかしながら、その後、曽ケ端よりポジションを奪い、そしてそれを守り続けておることは沖悠哉の紛れもない実力である。
まだまだクォン・スンテの実力に及ばぬ部分もあるが、現代GK必須の足技という武器は今の鹿島にはなくてはならぬものになっておる。
正GKとして迎える2021年シーズンには更なる飛躍が期待される。
そして二人目には永戸勝也が挙げられておる。
昨季は、同時加入の杉岡大暉と左SBのポジションを争い、それを制した。
このあたり、ザーゴ・サッカーの戦術理解度の部分と推測しておる。
そして永戸にはセットプレーのキッカーという大きな武器がある。
今季はセットプレーにて更に力を発揮し、アシストを連発して欲しいところ。
また、エヴェラウドと綺世という高さが目立つ前線ではあるが、低く速いボールを入れるということを意識して欲しいと個人的には感じておる。
攻撃力に磨きをかけチームに勝利をもたらすのだ。
二人ともレギュラーとして2年目となりマークが厳しくなる。
そのプレッシャーを撥ねのけ活躍して貰おうではないか。
楽しみにしておる。

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鹿島アントラーズ 取材カメラマンが狙う!Jリーグ2021注目選手(3)
原壮史

ファンに笑顔を見せる鹿島アントラーズの選手たち 撮影:原壮史
J2021年のJリーグがいよいよ幕を開ける。本稿では新たなシーズンに挑むJ1各チームの注目選手を2名ずつピックアップ。チームとしてのポイントも紹介する。ニュースターの誕生を期待したい。
◎鹿島アントラーズ
2020年は、ギャップが大きすぎるシーズンだった。「今年は降格がなくなってよかったよね」という言葉が現場で飛び交うほどの低迷から始まったが、神様でもあるジーコTDがコロナ禍でありながら再来日を果たすとチームは調子を上げ、終わってみれば5位という成績だった。シーズン後には「降格がなくてよかった」は、ザーゴ監督を途中で解任しなくてよかった、という意味合いに変わり、2021年は初めから強い鹿島が帰ってくる、とサポーターは余裕を取り戻していた。
ところが、躍進を支えたエヴェラウドが中国や中東に移籍するのではないか、という噂が流れると、話は変わってきた。1年前にセルジーニョが中国に移籍したことや、同時期に柏レイソルのオルンガがカタールに移籍するらしい、という情報が出てきたことも相まって、どっしりと構えて新シーズンを待っていたはずの鹿島サポーターはそわそわさせられた。
結局、移籍ほぼ確実、という報道まで出たものの、エヴェラウドは残留。これで新たなシーズンは、昨年の続きで戦うことができる。新規入国制限や隔離期間の存在によって各チームの新加入選手の合流が遅れることが予想されているため、同じメンバーで戦える、ということはそれだけでプラスだ。結果が先行して良い雰囲気になっているところに、サントスから加入する期待のディエゴ・ピトゥカが組み込まれれば、優勝に向かって突き進むことになる。
■注目選手① GK:沖悠哉
昨シーズン、クォン・スンテ、曽ヶ端準という実力者2人がいながら、回ってきたチャンスをものにした若き守護神に注目だ。
開幕から4連敗というスタートを切った鹿島は、横浜F・マリノスに勝利したものの、湘南ベルマーレ戦でコーナーキックからゴールを奪われて敗れ、続くFC東京戦でもコーナーキックから2失点を喫して引き分けた。ここでザーゴ監督は空気を変えるためにゴールキーパーをクォンから曽ヶ端にスイッチ。その控えに沖を入れた。
大分トリニータとのその試合は鹿島が勝利したものの、ミドルシュートで先制されたことで沖にチャンスが回ってきた。
そしてサガン鳥栖戦、鹿島は2-0で完封勝利を収め。沖はチャンスを見事に掴んだ。
結果が出ない時はゴールキーパーを変えてみる、ということはよくあるが、3人目まで回ってくることは滅多にない。しかも、強豪である鹿島だ。通常のシーズンであれば起こりえない。
2021年、ゴールキーパーは一度定着してしまえばなかなか入れ替わることのないポジションだが、クォン・スンテは鹿島に残った。1年目で試合にも出場した山田大樹もいる、ルーキーの早川友基もいる。実力者1人と若手3人、引退した曽ヶ端がコーチとして競争を促すことは間違いない。熾烈な競争が待っているのは、昨年チャンスが回ってくることを経験した沖自身よくわかっている。ポジションを失わないためには、結果を出し続けなければならない。結果を出し続けることは、常勝アントラーズの継続に繋がることになる。

沖悠哉選手 撮影/原壮史
■注目選手② DF:永戸勝也
2020年、アントラーズは永戸と杉岡大暉という左サイドバックの若手人気銘柄を両獲りすることに成功した。2019年にベガルタ仙台で10アシストを記録した永戸と、五輪代表候補であり、コパ・アメリカにも召集された杉岡はどちらもレギュラークラス。2人は併用されるかと思われたが、永戸が22試合、杉岡が6試合の先発出場となった。
レギュラー争いに勝った永戸だが、アシスト数は2にとどまった。実は2019年の10アシストのうち8個はコーナーキックからのものだ。2020年の2つは、クロスが1本と前線へのロングフィードが1本だった。アントラーズでは全てのキッカーを任されているわけではなく、コーナーキックからのアシストがなくなったことは仕方のないことだが、幾度となく放ったクロスが1アシストにしかならなかったことは寂しい。
今年はクロスでのアシストを増やしたい。強いエヴェラウドとスペースを狙う上田綺世の2トップをより活かすのは、キック力抜群の永戸が放つ、相手の意表を突いたクロスだ。

永戸勝也選手 撮影/原壮史
ファインダー越しに見た選手評が秀逸である。
一人目は沖悠哉。
昨季、クォン・スンテからポジションを奪った若手GKである。
ただ、「空気を変えるためにゴールキーパーをクォンから曽ヶ端にスイッチ。その控えに沖を入れた」とあるが、ここはスンテがFC東京戦にて頭を蹴られており大事を取っての入れ替えであった。
しかしながら、その後、曽ケ端よりポジションを奪い、そしてそれを守り続けておることは沖悠哉の紛れもない実力である。
まだまだクォン・スンテの実力に及ばぬ部分もあるが、現代GK必須の足技という武器は今の鹿島にはなくてはならぬものになっておる。
正GKとして迎える2021年シーズンには更なる飛躍が期待される。
そして二人目には永戸勝也が挙げられておる。
昨季は、同時加入の杉岡大暉と左SBのポジションを争い、それを制した。
このあたり、ザーゴ・サッカーの戦術理解度の部分と推測しておる。
そして永戸にはセットプレーのキッカーという大きな武器がある。
今季はセットプレーにて更に力を発揮し、アシストを連発して欲しいところ。
また、エヴェラウドと綺世という高さが目立つ前線ではあるが、低く速いボールを入れるということを意識して欲しいと個人的には感じておる。
攻撃力に磨きをかけチームに勝利をもたらすのだ。
二人ともレギュラーとして2年目となりマークが厳しくなる。
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鹿島アントラーズ 取材カメラマンが狙う!Jリーグ2021注目選手(3)
原壮史

ファンに笑顔を見せる鹿島アントラーズの選手たち 撮影:原壮史
J2021年のJリーグがいよいよ幕を開ける。本稿では新たなシーズンに挑むJ1各チームの注目選手を2名ずつピックアップ。チームとしてのポイントも紹介する。ニュースターの誕生を期待したい。
◎鹿島アントラーズ
2020年は、ギャップが大きすぎるシーズンだった。「今年は降格がなくなってよかったよね」という言葉が現場で飛び交うほどの低迷から始まったが、神様でもあるジーコTDがコロナ禍でありながら再来日を果たすとチームは調子を上げ、終わってみれば5位という成績だった。シーズン後には「降格がなくてよかった」は、ザーゴ監督を途中で解任しなくてよかった、という意味合いに変わり、2021年は初めから強い鹿島が帰ってくる、とサポーターは余裕を取り戻していた。
ところが、躍進を支えたエヴェラウドが中国や中東に移籍するのではないか、という噂が流れると、話は変わってきた。1年前にセルジーニョが中国に移籍したことや、同時期に柏レイソルのオルンガがカタールに移籍するらしい、という情報が出てきたことも相まって、どっしりと構えて新シーズンを待っていたはずの鹿島サポーターはそわそわさせられた。
結局、移籍ほぼ確実、という報道まで出たものの、エヴェラウドは残留。これで新たなシーズンは、昨年の続きで戦うことができる。新規入国制限や隔離期間の存在によって各チームの新加入選手の合流が遅れることが予想されているため、同じメンバーで戦える、ということはそれだけでプラスだ。結果が先行して良い雰囲気になっているところに、サントスから加入する期待のディエゴ・ピトゥカが組み込まれれば、優勝に向かって突き進むことになる。
■注目選手① GK:沖悠哉
昨シーズン、クォン・スンテ、曽ヶ端準という実力者2人がいながら、回ってきたチャンスをものにした若き守護神に注目だ。
開幕から4連敗というスタートを切った鹿島は、横浜F・マリノスに勝利したものの、湘南ベルマーレ戦でコーナーキックからゴールを奪われて敗れ、続くFC東京戦でもコーナーキックから2失点を喫して引き分けた。ここでザーゴ監督は空気を変えるためにゴールキーパーをクォンから曽ヶ端にスイッチ。その控えに沖を入れた。
大分トリニータとのその試合は鹿島が勝利したものの、ミドルシュートで先制されたことで沖にチャンスが回ってきた。
そしてサガン鳥栖戦、鹿島は2-0で完封勝利を収め。沖はチャンスを見事に掴んだ。
結果が出ない時はゴールキーパーを変えてみる、ということはよくあるが、3人目まで回ってくることは滅多にない。しかも、強豪である鹿島だ。通常のシーズンであれば起こりえない。
2021年、ゴールキーパーは一度定着してしまえばなかなか入れ替わることのないポジションだが、クォン・スンテは鹿島に残った。1年目で試合にも出場した山田大樹もいる、ルーキーの早川友基もいる。実力者1人と若手3人、引退した曽ヶ端がコーチとして競争を促すことは間違いない。熾烈な競争が待っているのは、昨年チャンスが回ってくることを経験した沖自身よくわかっている。ポジションを失わないためには、結果を出し続けなければならない。結果を出し続けることは、常勝アントラーズの継続に繋がることになる。

沖悠哉選手 撮影/原壮史
■注目選手② DF:永戸勝也
2020年、アントラーズは永戸と杉岡大暉という左サイドバックの若手人気銘柄を両獲りすることに成功した。2019年にベガルタ仙台で10アシストを記録した永戸と、五輪代表候補であり、コパ・アメリカにも召集された杉岡はどちらもレギュラークラス。2人は併用されるかと思われたが、永戸が22試合、杉岡が6試合の先発出場となった。
レギュラー争いに勝った永戸だが、アシスト数は2にとどまった。実は2019年の10アシストのうち8個はコーナーキックからのものだ。2020年の2つは、クロスが1本と前線へのロングフィードが1本だった。アントラーズでは全てのキッカーを任されているわけではなく、コーナーキックからのアシストがなくなったことは仕方のないことだが、幾度となく放ったクロスが1アシストにしかならなかったことは寂しい。
今年はクロスでのアシストを増やしたい。強いエヴェラウドとスペースを狙う上田綺世の2トップをより活かすのは、キック力抜群の永戸が放つ、相手の意表を突いたクロスだ。

永戸勝也選手 撮影/原壮史
徳島・垣田裕暉、副キャプテン就任
徳島の副キャプテンに就任した垣田裕暉である。
期限付き年目にして重責を担う様子。
それだけクラブからの信頼厚く、チームメイトとの関係も良好ということであろう。
そして多くのメディアでの先発予想でも1TOPのレギュラーに据えられておる。
これはかなりの活躍が見込まれよう。
逆に垣田が躍動せねばJ1残留は覚束ないところ。
今季のゴール数はいかほどになるのであろうか。
注目である。

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2021シーズン キャプテン・副キャプテン及び選手会長決定のお知らせ
徳島ヴォルティス2021シーズンのキャプテン・副キャプテン及び選手会長が決定しましたのでお知らせいたします。
【キャプテン】
No.8 MF 岩尾 憲(いわお けん)
1988年4月18日生(32歳) 身長175cm・体重65kg 群馬県出身
■岩尾 憲選手コメント
『皆様、こんちには。今シーズンもキャプテンに就任いたしました。岩尾憲です。
まず、体制が変わった中でJ1を戦うこのチームのキャプテンを任されたこと、大変光栄に思います。クラブが大きな一歩を踏み出すこのタイミングで、新型コロナウイルスの影響により、今すぐには満員のスタジアムで選手たちが全力でプレーする素晴らしい景色を共有することは叶いませんが、その日スタジアムに来てくださった全ての人と、その日スタジアムに来ることができなくとも画面越しに応援してくださる全ての人と、肩を組み合ってクラブを前に進めたいと強く思っております。
今年ここに集った素晴らしいチームメイト、監督、スタッフ、徳島を応援する全ての人と共に、この極めて難しい舞台で自分たちのサッカーを掌に強く握りしめて戦い抜こうと思います。今年も1年間よろしくお願い致します。』
【副キャプテン】
No.5 DF 石井 秀典(いしい ひでのり)
1985年9月23日生(35歳) 身長180cm・体重70kg 千葉県出身
■石井 秀典選手コメント
『今シーズンも副キャプテンを務めることになりました。チーム最年長ですが威張らず若手と同じ目線に立ってチームのために行動していきたいと思います。
また、今シーズンはJ1での厳しい戦いが待ち受けています。一つ一つチームで乗り越えていくためにも、一丸となって臨まなければいけません。その手助けを先頭に立ってやっていきたいと思います。』
No.15 MF 岸本 武流(きしもと たける)
1997年7月16日生(23歳) 身長174cm・体重66kg 奈良県出身
■岸本 武流選手コメント
『副キャプテンに就任することになりました。自分らしくチームをサポート出来たらいいなと思います。
そして今年はJ1で戦う非常に大事な年なのでJ1残留やタイトル目指してチーム一丸となって頑張ります。よろしくお願います。』
No.19 FW 垣田 裕暉(かきた ゆうき)
1997年7月14日生(23歳) 身長187cm・体重78kg 群馬県出身
■垣田 裕暉選手コメント
『チームとしての目標を達成するため、力になれるよう頑張っていきたいと思います。チームをまとめられよう全力を尽くします!』
No.31 GK 長谷川 徹(はせがわ とおる)
1988年12月11日生(32歳) 身長187cm・体重75kg 愛知県出身
■長谷川 徹選手コメント
『今シーズンも副キャプテンを務めることになりました。徳島ヴォルティスでは11シーズン目になりますが変わらずチームのために尽くしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。』
【選手会長】
No.29 GK 松澤 香輝(まつざわ こうき)
1992年4月3日生(28歳) 身長183cm・体重82kg 東京都出身
■松澤 香輝選手コメント
『今シーズンも選手会長を務めさせていただくことになりました松澤 香輝です。
この役職に関係なく、自分にできることを見つけながら、いろんな形でチームを引っ張っていけるよう頑張りたいと思います。』
期限付き年目にして重責を担う様子。
それだけクラブからの信頼厚く、チームメイトとの関係も良好ということであろう。
そして多くのメディアでの先発予想でも1TOPのレギュラーに据えられておる。
これはかなりの活躍が見込まれよう。
逆に垣田が躍動せねばJ1残留は覚束ないところ。
今季のゴール数はいかほどになるのであろうか。
注目である。

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2021シーズン キャプテン・副キャプテン及び選手会長決定のお知らせ
徳島ヴォルティス2021シーズンのキャプテン・副キャプテン及び選手会長が決定しましたのでお知らせいたします。
【キャプテン】
No.8 MF 岩尾 憲(いわお けん)
1988年4月18日生(32歳) 身長175cm・体重65kg 群馬県出身
■岩尾 憲選手コメント
『皆様、こんちには。今シーズンもキャプテンに就任いたしました。岩尾憲です。
まず、体制が変わった中でJ1を戦うこのチームのキャプテンを任されたこと、大変光栄に思います。クラブが大きな一歩を踏み出すこのタイミングで、新型コロナウイルスの影響により、今すぐには満員のスタジアムで選手たちが全力でプレーする素晴らしい景色を共有することは叶いませんが、その日スタジアムに来てくださった全ての人と、その日スタジアムに来ることができなくとも画面越しに応援してくださる全ての人と、肩を組み合ってクラブを前に進めたいと強く思っております。
今年ここに集った素晴らしいチームメイト、監督、スタッフ、徳島を応援する全ての人と共に、この極めて難しい舞台で自分たちのサッカーを掌に強く握りしめて戦い抜こうと思います。今年も1年間よろしくお願い致します。』
【副キャプテン】
No.5 DF 石井 秀典(いしい ひでのり)
1985年9月23日生(35歳) 身長180cm・体重70kg 千葉県出身
■石井 秀典選手コメント
『今シーズンも副キャプテンを務めることになりました。チーム最年長ですが威張らず若手と同じ目線に立ってチームのために行動していきたいと思います。
また、今シーズンはJ1での厳しい戦いが待ち受けています。一つ一つチームで乗り越えていくためにも、一丸となって臨まなければいけません。その手助けを先頭に立ってやっていきたいと思います。』
No.15 MF 岸本 武流(きしもと たける)
1997年7月16日生(23歳) 身長174cm・体重66kg 奈良県出身
■岸本 武流選手コメント
『副キャプテンに就任することになりました。自分らしくチームをサポート出来たらいいなと思います。
そして今年はJ1で戦う非常に大事な年なのでJ1残留やタイトル目指してチーム一丸となって頑張ります。よろしくお願います。』
No.19 FW 垣田 裕暉(かきた ゆうき)
1997年7月14日生(23歳) 身長187cm・体重78kg 群馬県出身
■垣田 裕暉選手コメント
『チームとしての目標を達成するため、力になれるよう頑張っていきたいと思います。チームをまとめられよう全力を尽くします!』
No.31 GK 長谷川 徹(はせがわ とおる)
1988年12月11日生(32歳) 身長187cm・体重75kg 愛知県出身
■長谷川 徹選手コメント
『今シーズンも副キャプテンを務めることになりました。徳島ヴォルティスでは11シーズン目になりますが変わらずチームのために尽くしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。』
【選手会長】
No.29 GK 松澤 香輝(まつざわ こうき)
1992年4月3日生(28歳) 身長183cm・体重82kg 東京都出身
■松澤 香輝選手コメント
『今シーズンも選手会長を務めさせていただくことになりました松澤 香輝です。
この役職に関係なく、自分にできることを見つけながら、いろんな形でチームを引っ張っていけるよう頑張りたいと思います。』