アントラーズのリーダーとしての誇りを胸に、犬飼智也は勝利のために戦う
犬飼智也をピックアップするFreaks+である。
マチのコメントから犬飼の頼もしさが伝わってくる。
鹿島の移籍してきた当時とは雲泥の差と言えよう。
まさに"呉下の阿蒙にあらず"。
人は成長するものを体現してくれた。
これもまた育成の鹿島と言ったところ。
そして更なる成長が見込まれる。
楽しみである。

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PICK UP PLAYER

直近の横浜FM戦は2-0と完封勝利を飾り、これで今季のリーグ戦の無失点試合は11を数えた。
好調の守備陣を統率するのは、アントラーズ4年目を迎えた犬飼智也だ。今季も自陣での空中戦勝利数でリーグ屈指の数値を記録し、攻撃面ではすでにリーグ戦で5ゴールをマークする。さらに、足元の技術を活かしたビルドアップや緻密なラインコントロールなど、数字に残らない部分での貢献度も非常に高い。
CBでコンビを組むことの多い町田浩樹によれば、「自分が前に行こうとしたときに、止めてくれるのはワンくんで、『そこは行っちゃダメだ』、『今は行くな』とか言ってくれる。バランスを見てコントロールしてくれるので助かる」と話す。ピッチの外からはわかりづらい部分だが、同じピッチに立つ仲間からの証言が、彼の存在の大きさを物語る。
「試合中にワンくんとは場面、場面で目が合うことが多い。プレーが切れたタイミングでアイコンタクトじゃないけれど、目が合ってそれで意識を共有できるところがある。結構、試合中に目が合うと『OK!OK!』とか『良かった!』という反応をしてくれる。わざわざ話をするわけではないけれど、目線が合う機会があるのとないのでは、大きく違うように思う」

町田の語るとおり、ピッチ上における犬飼の存在感は、試合を重ねるごとに増している。特に相馬監督が就任してからは、これまでよりもさらにDFリーダーとしての風格が感じられるようになった。本人も監督交代による変化を次のように語る。
「最終ラインの設定が高くなり、全員が守備の意識を高く持つようになったことで、CBが難しい状況で守るような機会は減ったと思う。チーム全体がコンパクトになったことで、みんなの距離が近くなった。後ろから前までの距離が近い分、前も思い切ってプレスにいける。前からしっかりとプレッシャーをかけてくれることで、後ろにいる選手たちもボールを奪うときに、的(位置)を絞りやすくなった」
ハイラインを保つことは、CBにとって決して簡単なことではない。最終ラインを高くすれば、背後に広大なスペースが生じることを意味し、そのなかで裏への抜け出しを防ぐためには、緻密なラインコントロールと相手との巧みな駆け引きが求められる。非常に難しいタスクだが、犬飼は変化にうまく対応した。

そんな今の守備戦術に確かな手応えを得たのは、5月12日の明治安田J1第21節。名古屋と前回対戦したときだった。この試合は名古屋のシュートを0本に抑え込み、犬飼のゴールもあって、2-0で完封勝利を収めた。犬飼も「自分たちがやりたい守備をやり続けたうえで勝つことができた」と試合を振り返り、「毎試合、名古屋戦くらいの戦いを見せたいと思えるくらい、チームとして基準になるような試合だった」と話す。大会は変わるが、今回のルヴァンカップでも前回対戦の再現を狙う。
「優勝するには失点数を減らすことが大切。だからボールを奪い切る力を伸ばしたい。たとえ数的不利だったとしても、“残っているのが犬飼だから大丈夫だ“と思われる存在になりたい」

加入当初と比べれば、その差は一目瞭然だ。顔つきは精悍さを増し、プレーに貫禄が感じられるようになった。
「年齢的にはCBで一番上になった。試合にも多く出させてもらっているので、今季も自分がチームを引っ張っていくという気持ちがある。本気でタイトルを獲れると思っている。アントラーズに来て一番と言えるくらい。チームにも自分にも期待している」
自身初のタイトル獲得へ。アントラーズのリーダーとしての誇りを胸に、犬飼智也は勝利のために戦う。
マチのコメントから犬飼の頼もしさが伝わってくる。
鹿島の移籍してきた当時とは雲泥の差と言えよう。
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これもまた育成の鹿島と言ったところ。
そして更なる成長が見込まれる。
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直近の横浜FM戦は2-0と完封勝利を飾り、これで今季のリーグ戦の無失点試合は11を数えた。
好調の守備陣を統率するのは、アントラーズ4年目を迎えた犬飼智也だ。今季も自陣での空中戦勝利数でリーグ屈指の数値を記録し、攻撃面ではすでにリーグ戦で5ゴールをマークする。さらに、足元の技術を活かしたビルドアップや緻密なラインコントロールなど、数字に残らない部分での貢献度も非常に高い。
CBでコンビを組むことの多い町田浩樹によれば、「自分が前に行こうとしたときに、止めてくれるのはワンくんで、『そこは行っちゃダメだ』、『今は行くな』とか言ってくれる。バランスを見てコントロールしてくれるので助かる」と話す。ピッチの外からはわかりづらい部分だが、同じピッチに立つ仲間からの証言が、彼の存在の大きさを物語る。
「試合中にワンくんとは場面、場面で目が合うことが多い。プレーが切れたタイミングでアイコンタクトじゃないけれど、目が合ってそれで意識を共有できるところがある。結構、試合中に目が合うと『OK!OK!』とか『良かった!』という反応をしてくれる。わざわざ話をするわけではないけれど、目線が合う機会があるのとないのでは、大きく違うように思う」
町田の語るとおり、ピッチ上における犬飼の存在感は、試合を重ねるごとに増している。特に相馬監督が就任してからは、これまでよりもさらにDFリーダーとしての風格が感じられるようになった。本人も監督交代による変化を次のように語る。
「最終ラインの設定が高くなり、全員が守備の意識を高く持つようになったことで、CBが難しい状況で守るような機会は減ったと思う。チーム全体がコンパクトになったことで、みんなの距離が近くなった。後ろから前までの距離が近い分、前も思い切ってプレスにいける。前からしっかりとプレッシャーをかけてくれることで、後ろにいる選手たちもボールを奪うときに、的(位置)を絞りやすくなった」
ハイラインを保つことは、CBにとって決して簡単なことではない。最終ラインを高くすれば、背後に広大なスペースが生じることを意味し、そのなかで裏への抜け出しを防ぐためには、緻密なラインコントロールと相手との巧みな駆け引きが求められる。非常に難しいタスクだが、犬飼は変化にうまく対応した。
そんな今の守備戦術に確かな手応えを得たのは、5月12日の明治安田J1第21節。名古屋と前回対戦したときだった。この試合は名古屋のシュートを0本に抑え込み、犬飼のゴールもあって、2-0で完封勝利を収めた。犬飼も「自分たちがやりたい守備をやり続けたうえで勝つことができた」と試合を振り返り、「毎試合、名古屋戦くらいの戦いを見せたいと思えるくらい、チームとして基準になるような試合だった」と話す。大会は変わるが、今回のルヴァンカップでも前回対戦の再現を狙う。
「優勝するには失点数を減らすことが大切。だからボールを奪い切る力を伸ばしたい。たとえ数的不利だったとしても、“残っているのが犬飼だから大丈夫だ“と思われる存在になりたい」
加入当初と比べれば、その差は一目瞭然だ。顔つきは精悍さを増し、プレーに貫禄が感じられるようになった。
「年齢的にはCBで一番上になった。試合にも多く出させてもらっているので、今季も自分がチームを引っ張っていくという気持ちがある。本気でタイトルを獲れると思っている。アントラーズに来て一番と言えるくらい。チームにも自分にも期待している」
自身初のタイトル獲得へ。アントラーズのリーダーとしての誇りを胸に、犬飼智也は勝利のために戦う。
ルヴァン杯・名古屋戦とリーグ・福岡戦、無観客試合開催へ
茨城県からの要請により無観客となった9/5ルヴァン杯・名古屋戦、9/11福岡戦である。
これは非常に残念。
とはいえこの状況とあっては致し方のないところ。
中止や延期よりはマシと前向きにとらえたい。
スカパー!とDAZNにて念を送る。
チームの勝利を祈っておる。

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ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦 名古屋戦(9/5)、J1第28節 福岡戦(9/11)無観客での開催について
2021.08.31(火)
茨城県独自の非常事態宣言が9月12日(日)まで延長され、県内全域を対象とした県所有施設でのイベント開催制限の要請に伴い、ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦 名古屋グランパス戦(9/5)と2021明治安田生命J1リーグ第28節 アビスパ福岡戦(9/11)を無観客で開催し、当該試合のチケット販売停止及び払戻しを行うことを決定しましたので、お知らせいたします。
県独自の非常事態宣言では、県立カシマサッカースタジアムを含むすべての県所有施設において、イベントの中止もしくは延期、または開催する場合はワクチン接種有無に関わらず施設利用者全員の「催事開催前1週間以内のPCR検査もしくは抗原検査による陰性確認の徹底」が要請されており、本条件の徹底が困難な場合は無観客での開催と定められています。
クラブは、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(現状、政府緊急事態宣言下での収容上限を5,000人もしくは収容キャパシティの50%とする運用)を遵守した試合運営実績や、県内における県所有施設以外でのイベント集客との整合性を踏まえて、指定管理者としての権限に基づき、感染拡大防止対策の徹底を継続した上で有観客試合の実施に向けて県と協議してきました。しかし、PCR検査や抗原検査による陰性確認の要請がある中、既にひっ迫している医療現場やご来場されるお客様へ更なる負担を強いることや、運用の徹底が極めて困難であることから、有観客での試合運営は現実的に不可能と判断せざるを得ない状況となりました。このような経緯から、対象期間におけるホームゲーム2試合の無観客開催を決定し、対象試合のチケットについては販売を停止いたします。
なお、対象試合のチケットの払戻し対応については、詳細が確定次第改めてお知らせいたします。
ご理解のほど、何とぞよろしくお願いいたします。
■対象試合:
9月5日(日)18:00キックオフ
2021JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第2戦 名古屋グランパス戦
9月11日(土)18:00キックオフ
2021明治安田生命J1リーグ 第28節 アビスパ福岡戦
■茨城県からの要請内容
・県所有施設である県立カシマサッカースタジアムでの試合開催を中止もしくは延期すること。
・実施条件としてワクチン接種有無に関わらず、観客を含む利用者全員のPCR検査か抗原検査での陰性確認(催事開催前1週間以内)をすること。陰性確認が困難な場合は、無観客での開催となる。
これは非常に残念。
とはいえこの状況とあっては致し方のないところ。
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スカパー!とDAZNにて念を送る。
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ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦 名古屋戦(9/5)、J1第28節 福岡戦(9/11)無観客での開催について
2021.08.31(火)
茨城県独自の非常事態宣言が9月12日(日)まで延長され、県内全域を対象とした県所有施設でのイベント開催制限の要請に伴い、ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦 名古屋グランパス戦(9/5)と2021明治安田生命J1リーグ第28節 アビスパ福岡戦(9/11)を無観客で開催し、当該試合のチケット販売停止及び払戻しを行うことを決定しましたので、お知らせいたします。
県独自の非常事態宣言では、県立カシマサッカースタジアムを含むすべての県所有施設において、イベントの中止もしくは延期、または開催する場合はワクチン接種有無に関わらず施設利用者全員の「催事開催前1週間以内のPCR検査もしくは抗原検査による陰性確認の徹底」が要請されており、本条件の徹底が困難な場合は無観客での開催と定められています。
クラブは、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(現状、政府緊急事態宣言下での収容上限を5,000人もしくは収容キャパシティの50%とする運用)を遵守した試合運営実績や、県内における県所有施設以外でのイベント集客との整合性を踏まえて、指定管理者としての権限に基づき、感染拡大防止対策の徹底を継続した上で有観客試合の実施に向けて県と協議してきました。しかし、PCR検査や抗原検査による陰性確認の要請がある中、既にひっ迫している医療現場やご来場されるお客様へ更なる負担を強いることや、運用の徹底が極めて困難であることから、有観客での試合運営は現実的に不可能と判断せざるを得ない状況となりました。このような経緯から、対象期間におけるホームゲーム2試合の無観客開催を決定し、対象試合のチケットについては販売を停止いたします。
なお、対象試合のチケットの払戻し対応については、詳細が確定次第改めてお知らせいたします。
ご理解のほど、何とぞよろしくお願いいたします。
■対象試合:
9月5日(日)18:00キックオフ
2021JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第2戦 名古屋グランパス戦
9月11日(土)18:00キックオフ
2021明治安田生命J1リーグ 第28節 アビスパ福岡戦
■茨城県からの要請内容
・県所有施設である県立カシマサッカースタジアムでの試合開催を中止もしくは延期すること。
・実施条件としてワクチン接種有無に関わらず、観客を含む利用者全員のPCR検査か抗原検査での陰性確認(催事開催前1週間以内)をすること。陰性確認が困難な場合は、無観客での開催となる。
常本佳吾、勝ちは必ずですが、得失点も意識したい
ルヴァン杯・名古屋戦に向けたオンライン取材に応じた常本佳吾である。
「(名古屋は)どちらのサイドにも速い選手がいます。そこを生かした得点が特に多いチームだと思うので、自分のサイドもしっかりやられないように対策したい」と強く警戒する。
川崎の三笘、Fマリノスの前田大然を抑えきった実績ををこの試合で観せるのだ。
右サイドは任せた。
常本の芸術的な守備に注目である。

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【鹿島】敵地でのルヴァン杯準々決勝第1戦。先勝を狙う常本佳吾「勝ちは必ずですが、得失点も意識したい」
2021-08-30
サッカーマガジン編集部
8月30日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、28日のJ1第27節で2位の横浜F・マリノスを2-0と破った。リーグ戦2連勝を挙げ、次は9月1日に名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝第1戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
名古屋の攻撃陣を警戒。「どちらのサイドにも速い選手がいます」
8月28日、アウェーの日産スタジアムで2位の横浜FMを相手に見事な勝利を収めた。荒木遼太郎と上田綺世がゴールを奪い、守備陣もリーグ最多得点を誇る横浜FMの強力攻撃陣を完封して2-0と勝利。第26節清水戦(4-0)に続き、2試合連続で複数得点、無失点の試合を披露した。6試合中5試合がアウェーでの試合となった8月の公式戦を5勝1敗で乗り切り、次は9月1日と5日に名古屋とのルヴァンカップ準々決勝2連戦を戦う。
「ホーム・アンド・アウェーでのアウェー戦ということで、勝ち(を奪うこと)は必ずですが、得失点というところも意識して戦いたい」と、常本佳吾は9月1日に敵地豊田スタジアムで行なわれる第1戦を見据える。「(名古屋は)どちらのサイドにも速い選手がいます。そこを生かした得点が特に多いチームだと思うので、自分のサイドもしっかりやられないように対策したい」と相手を警戒しながらも、より優位な状況でカシマスタジアムに帰還したい考えを明かす。
9月5日のルヴァンカップ準々決勝第2戦から始まるホーム4連戦を前に、深紅の戦士たちはアウェー連戦最後の試合も勝利を目指して走り抜く。

8月30日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「(名古屋は)どちらのサイドにも速い選手がいます。そこを生かした得点が特に多いチームだと思うので、自分のサイドもしっかりやられないように対策したい」と強く警戒する。
川崎の三笘、Fマリノスの前田大然を抑えきった実績ををこの試合で観せるのだ。
右サイドは任せた。
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【鹿島】敵地でのルヴァン杯準々決勝第1戦。先勝を狙う常本佳吾「勝ちは必ずですが、得失点も意識したい」
2021-08-30
サッカーマガジン編集部
8月30日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、28日のJ1第27節で2位の横浜F・マリノスを2-0と破った。リーグ戦2連勝を挙げ、次は9月1日に名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝第1戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
名古屋の攻撃陣を警戒。「どちらのサイドにも速い選手がいます」
8月28日、アウェーの日産スタジアムで2位の横浜FMを相手に見事な勝利を収めた。荒木遼太郎と上田綺世がゴールを奪い、守備陣もリーグ最多得点を誇る横浜FMの強力攻撃陣を完封して2-0と勝利。第26節清水戦(4-0)に続き、2試合連続で複数得点、無失点の試合を披露した。6試合中5試合がアウェーでの試合となった8月の公式戦を5勝1敗で乗り切り、次は9月1日と5日に名古屋とのルヴァンカップ準々決勝2連戦を戦う。
「ホーム・アンド・アウェーでのアウェー戦ということで、勝ち(を奪うこと)は必ずですが、得失点というところも意識して戦いたい」と、常本佳吾は9月1日に敵地豊田スタジアムで行なわれる第1戦を見据える。「(名古屋は)どちらのサイドにも速い選手がいます。そこを生かした得点が特に多いチームだと思うので、自分のサイドもしっかりやられないように対策したい」と相手を警戒しながらも、より優位な状況でカシマスタジアムに帰還したい考えを明かす。
9月5日のルヴァンカップ準々決勝第2戦から始まるホーム4連戦を前に、深紅の戦士たちはアウェー連戦最後の試合も勝利を目指して走り抜く。

8月30日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
ルヴァン杯、準々決勝第1戦の行方は如何に
「リーグ戦では同じ勝点47で上位争いを繰り広げるチーム同士」と記すJリーグ公式の斎藤孝一氏によるプレビューである。
シーズン序盤は大きく離されておった勝ち点も今や同点、順位に至っては鹿島が上位という状況で迎えるルヴァン杯となる。
カップ戦ということでお互いに戦い方が変わってこよう。
直近のリーグ戦では名古屋がドロー、鹿島が2-0の快勝と結果に差があるが、それはコンペティションの異なるこの試合では無関係である。
鹿島としてはアウェイ5連戦の最終戦となる。
ここをどのようなイメージで戦うのかも重要なファクターとなる。
2試合で勝敗が決まるため、引き分けもありと割り切る戦いをするのか、勢いに乗って勝利を目指すのか。
選手選考も、守備的か攻撃的か、経験かフレッシュさかと選択肢が多様となる。
相馬監督が選ぶスタメンはどのようになるのか、ゲームプランがどうなのか。
非常に興味深い。
まずは負けぬ事を前提とした重要な一戦である。

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第一関門は好調・鹿島。豊田スタジアムで雪辱を果たせるか
JリーグYBCルヴァンカップもいよいよプライムステージに突入する。豊田スタジアムで行われる準々決勝・第1戦は名古屋と鹿島が激突。リーグ戦では同じ勝点47で上位争いを繰り広げるチーム同士、どちらが先にアドバンテージを得ることができるだろうか。
ホームの名古屋はAFCチャンピオンズリーグに出場していたため、グループステージ及びプレーオフステージが免除。この準々決勝から、今季のルヴァンカップがスタートする。昨季は新型コロナウイルス感染症の影響でレギュレーションの変更があり、準々決勝は一発勝負だった。アウェイの地でFC東京に0-3敗れ、2011年(当時の名称はJリーグヤマザキナビスコカップ)以来のベスト4を逃した。名古屋はこのタイトルをまだ手にしたことがないだけに、今大会で目指すのはもちろん優勝だ。
その前に立ちはだかる最初の関門が鹿島。今季はリーグ戦ですでに2戦しており、1勝1敗と互角の成績だが、チームの勢いが大きく違うのが少し気がかりなところだ。名古屋は日曜日に行われた直近の明治安田J1第27節・清水戦で1-1の引き分け。前半はしぶとく無失点で終え、後半立ち上がりからエンジンをかけると、57分に前田 直輝のミドルシュートが決まって先制。普段ならこのまま1点を守り抜いて勝ちにつなげるところだったが、74分に一瞬のスキを突かれて同点弾を浴びてしまった。
今季の名古屋は、リーグ戦で相手に得点を奪われても勝利できたのは、開幕の福岡戦だけ。しかも、その失点はオウンゴールだった。攻撃力、得点力に課題を抱えたままであり、この鹿島戦もいかに失点せずに試合を進められるかがポイントとなる。
対する鹿島はリーグ前節で、横浜FMを撃破。15分にGK沖 悠哉のロングキックに横浜FM守備陣が目測を誤ると、抜け出した土居 聖真がクロス。それを荒木 遼太郎が頭で合わせて先制に成功。さらに30分、自陣からのロングカウンターで攻め込むと、上田 綺世がシュートを決めて2-0。4連勝中と絶好調で、なおかつ4試合で16得点を挙げていた横浜FMを相手に無失点で勝利した。再開後のリーグ戦5試合は4勝1敗と、鹿島の好調ぶりがうかがえる。
そんな鹿島に対して、名古屋の前田は「横浜FM対鹿島戦を見ていたが、あのマリノスを相手にすごい試合をしていて、鹿島は間違いなく乗っていると思う」と警戒。この準々決勝はホーム&アウェイ方式だが、「一発勝負という意識で勝利にこだわりたい」(前田)と意気込む。
5月12日に行われたJ1第21節で、名古屋は鹿島にシュート0本という完全試合をやられてしまった。そのときの場所は豊田スタジアム。ホームで同じ相手に情けない姿を見せることはできない。あの雪辱を果たすために名古屋がどんな闘いを見せるのか。注目の戦いが始まる。
[ 文:斎藤 孝一 ]
シーズン序盤は大きく離されておった勝ち点も今や同点、順位に至っては鹿島が上位という状況で迎えるルヴァン杯となる。
カップ戦ということでお互いに戦い方が変わってこよう。
直近のリーグ戦では名古屋がドロー、鹿島が2-0の快勝と結果に差があるが、それはコンペティションの異なるこの試合では無関係である。
鹿島としてはアウェイ5連戦の最終戦となる。
ここをどのようなイメージで戦うのかも重要なファクターとなる。
2試合で勝敗が決まるため、引き分けもありと割り切る戦いをするのか、勢いに乗って勝利を目指すのか。
選手選考も、守備的か攻撃的か、経験かフレッシュさかと選択肢が多様となる。
相馬監督が選ぶスタメンはどのようになるのか、ゲームプランがどうなのか。
非常に興味深い。
まずは負けぬ事を前提とした重要な一戦である。

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第一関門は好調・鹿島。豊田スタジアムで雪辱を果たせるか
JリーグYBCルヴァンカップもいよいよプライムステージに突入する。豊田スタジアムで行われる準々決勝・第1戦は名古屋と鹿島が激突。リーグ戦では同じ勝点47で上位争いを繰り広げるチーム同士、どちらが先にアドバンテージを得ることができるだろうか。
ホームの名古屋はAFCチャンピオンズリーグに出場していたため、グループステージ及びプレーオフステージが免除。この準々決勝から、今季のルヴァンカップがスタートする。昨季は新型コロナウイルス感染症の影響でレギュレーションの変更があり、準々決勝は一発勝負だった。アウェイの地でFC東京に0-3敗れ、2011年(当時の名称はJリーグヤマザキナビスコカップ)以来のベスト4を逃した。名古屋はこのタイトルをまだ手にしたことがないだけに、今大会で目指すのはもちろん優勝だ。
その前に立ちはだかる最初の関門が鹿島。今季はリーグ戦ですでに2戦しており、1勝1敗と互角の成績だが、チームの勢いが大きく違うのが少し気がかりなところだ。名古屋は日曜日に行われた直近の明治安田J1第27節・清水戦で1-1の引き分け。前半はしぶとく無失点で終え、後半立ち上がりからエンジンをかけると、57分に前田 直輝のミドルシュートが決まって先制。普段ならこのまま1点を守り抜いて勝ちにつなげるところだったが、74分に一瞬のスキを突かれて同点弾を浴びてしまった。
今季の名古屋は、リーグ戦で相手に得点を奪われても勝利できたのは、開幕の福岡戦だけ。しかも、その失点はオウンゴールだった。攻撃力、得点力に課題を抱えたままであり、この鹿島戦もいかに失点せずに試合を進められるかがポイントとなる。
対する鹿島はリーグ前節で、横浜FMを撃破。15分にGK沖 悠哉のロングキックに横浜FM守備陣が目測を誤ると、抜け出した土居 聖真がクロス。それを荒木 遼太郎が頭で合わせて先制に成功。さらに30分、自陣からのロングカウンターで攻め込むと、上田 綺世がシュートを決めて2-0。4連勝中と絶好調で、なおかつ4試合で16得点を挙げていた横浜FMを相手に無失点で勝利した。再開後のリーグ戦5試合は4勝1敗と、鹿島の好調ぶりがうかがえる。
そんな鹿島に対して、名古屋の前田は「横浜FM対鹿島戦を見ていたが、あのマリノスを相手にすごい試合をしていて、鹿島は間違いなく乗っていると思う」と警戒。この準々決勝はホーム&アウェイ方式だが、「一発勝負という意識で勝利にこだわりたい」(前田)と意気込む。
5月12日に行われたJ1第21節で、名古屋は鹿島にシュート0本という完全試合をやられてしまった。そのときの場所は豊田スタジアム。ホームで同じ相手に情けない姿を見せることはできない。あの雪辱を果たすために名古屋がどんな闘いを見せるのか。注目の戦いが始まる。
[ 文:斎藤 孝一 ]
シントトロイデン・鈴木優磨、ポルト入りか?
ポルトガルリーグ屈指の名門であるポルトへの移籍が浮上したシントトロイデンの鈴木優磨である。
セリエA以外には行かぬとの報もあった優磨であったが、ここに来てこの城は面白い。
一方ではセリエAのカリアリからの関心があるとも伝えられる。
移籍ウインドウが閉まる直前にていくつか興味深いニュースが交錯する。
優磨はどこのクラブに移籍するのであろうか。
注目である。

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去就が注目される鈴木優磨、ポルトガルの強豪ポルト入りの可能性が急浮上? 現地紙が報じる
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月29日
セリエAのカリアリも関心か

移籍を志願し、去就が注目されている鈴木。 (C)STVV
ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に所属するFW鈴木優磨の新天地が、ポルトガルになる可能性が急浮上しているようだ。
鈴木は今夏の移籍を希望しており、STVVのトレーニングには参加しつつも、公式戦には出場していない。これまでベルギー国内のクラブ・ブルージュやアンデルレヒト、ドイツのヘルタ・ベルリン、トルコのフェネルバフチェからの関心やオファーが伝えられたが、いずれも断ったとされる。
そんななか、移籍専門メディア『TUTTOmercatoWEB.com』は8月29日、セリエAのカリアリが関心を寄せていると報道。それに追随し、ポルトガル紙『A BOLA』はポルトに加入する可能性があると伝えた。
「STVVに所属する25歳のフォワード、鈴木優磨がFCポルトに加入する可能性が明らかになった。この日本人は2019年以降、ベルギー・リーグで24ゴールを挙げており、その得点力が注目されている」
2019年夏に鹿島アントラーズからSTVVに移籍した鈴木は、1年目は24試合で7ゴール、昨シーズンは34試合で17ゴールと得点を量産した。
ポルトが保有するMF中島翔哉は、セルジオ・コンセイソン監督の構想外となり、古巣であるポルティモネンセへのレンタル移籍が発表されている。
果たして、鈴木がポルトガルに渡る可能性もあるのか。欧州主要リーグの移籍市場がクローズする31日まではあと3日だが、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
セリエA以外には行かぬとの報もあった優磨であったが、ここに来てこの城は面白い。
一方ではセリエAのカリアリからの関心があるとも伝えられる。
移籍ウインドウが閉まる直前にていくつか興味深いニュースが交錯する。
優磨はどこのクラブに移籍するのであろうか。
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去就が注目される鈴木優磨、ポルトガルの強豪ポルト入りの可能性が急浮上? 現地紙が報じる
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月29日
セリエAのカリアリも関心か

移籍を志願し、去就が注目されている鈴木。 (C)STVV
ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に所属するFW鈴木優磨の新天地が、ポルトガルになる可能性が急浮上しているようだ。
鈴木は今夏の移籍を希望しており、STVVのトレーニングには参加しつつも、公式戦には出場していない。これまでベルギー国内のクラブ・ブルージュやアンデルレヒト、ドイツのヘルタ・ベルリン、トルコのフェネルバフチェからの関心やオファーが伝えられたが、いずれも断ったとされる。
そんななか、移籍専門メディア『TUTTOmercatoWEB.com』は8月29日、セリエAのカリアリが関心を寄せていると報道。それに追随し、ポルトガル紙『A BOLA』はポルトに加入する可能性があると伝えた。
「STVVに所属する25歳のフォワード、鈴木優磨がFCポルトに加入する可能性が明らかになった。この日本人は2019年以降、ベルギー・リーグで24ゴールを挙げており、その得点力が注目されている」
2019年夏に鹿島アントラーズからSTVVに移籍した鈴木は、1年目は24試合で7ゴール、昨シーズンは34試合で17ゴールと得点を量産した。
ポルトが保有するMF中島翔哉は、セルジオ・コンセイソン監督の構想外となり、古巣であるポルティモネンセへのレンタル移籍が発表されている。
果たして、鈴木がポルトガルに渡る可能性もあるのか。欧州主要リーグの移籍市場がクローズする31日まではあと3日だが、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島アントラーズが自信を取り戻した証とは
Fマリノス戦を解説するフットボールチャンネルの元川女史である。
この試合から現時点での鹿島アントラーズを語る。
「ここにきて本来の底力が結果となって表れてきたのは紛れもない事実。大きな1勝を糧に、先へ先へと突き進んでいくしかない」というコメントに集約されよう。
一つ一つ勝利を積み重ねる。
現時点ではトーナメントの戦いをしていくしかない。
それが来季のACL出場に繋がることとなり、選手の成長に繋がる。
一つ一つ一歩一歩である。

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鹿島アントラーズが自信を取り戻した証とは? 横浜F・マリノスを撃破、的中した「自分たちの一番の狙い」【コラム】
2021年08月29日(Sun)10時32分配信
text by 元川悦子 photo Getty Images
明治安田生命J1リーグ、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが28日に行われ、0-2でアントラーズが勝利した。序盤戦でつまずいたアントラーズは監督解任という苦しい決断も下したが、ここにきて順位を上げてきた。マリノスに3か月半ぶりとなる黒星をつけ、自信を取り戻したと言っていいのではないだろうか。(取材・文:元川悦子)
横浜FMは「一発のミスで狂ってしまった」

【写真:Getty Images】
「焦れないことを意識しながら回して、相手がズレたところを突いていくことを狙っていましたけど、軽い失点をしてしまった。それで相手にブロックを作られた。鹿島に先制点を取られるとなかなか難しいものがある。一発のミスで狂ってしまったかなと……」
2019年のJリーグMVPに輝いた仲川輝人は、こう嘆いた。8月28日のJ1上位対決で2位の横浜F・マリノスは鹿島アントラーズに対して0-2の不覚を喫してしまった。彼らにとっては26日のサガン鳥栖戦で4ゴールを奪って圧勝し、首位・川崎フロンターレに勝ち点1差まで肉薄して迎えた大一番。是が非でも連勝を5に伸ばしたかったが、常勝軍団という高い壁に阻まれる格好になってしまった。
「ゲームの方はマリノスさんがボールを持ち、我々が早く攻めるのを狙うという形になった。自分たちの一番の狙いである『速く攻める』というところから、前半のうちに素晴らしい形で2点取ることができた。それが大きかった」
相馬直樹監督も評した通り、鹿島の電光石火の2ゴールは相手ペースを完全にかき乱した。その火付け役となったのが、今季チーム最多得点の19歳・荒木遼太郎だ。
上田綺世が入ったことで起きた変化
始まりは前半15分の沖悠哉のFKだった。ロングフィードを右サイドに流れていた上田綺世が競った瞬間、マリノスの和田拓也と畠中槙之輔が重なり、ボールが後ろにこぼれた。これを土居聖真が拾い、浮き球のクロスを供給。これに反応したのが背番号13だ。彼は巧みに頭で合わせてゴール。プロ初のヘディング弾をお見舞いしたのである。
「聖真君にボールが入った状況で2対2になった。最初は相手の前で先に触ろうかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいなってことで、ファーサイドに逃げたら浮き球でボール出してくれたんで、あとは合わせるだけでした。ゴールの滞空時間は動画で見るよりも長く感じたけど、うまく決めれてよかったです」
今季9点目を挙げた荒木はしてやったりの表情を浮かべた。
これで「10代・2ケタ得点」に王手をかけた。柳沢敦、興梠慎三ら偉大な先輩たちから13番を引き継いだ若武者には、彼らに肩を並べ、それを越えていくだけの素養があると言っていい。
「綺世君がFWに入ってから、綺世君につられる選手が多くて自分が空いてくるかなと思っていて、今日もちょうどよく点を決められた」と、本人は相方の貢献の賜物だと強調していた。ただ、上田の方も年下の荒木に刺激を受けているはず。それが今季8点目となる前半30分のバースデーゴールにつながったのだろう。
上田綺世が入ったことで起きた変化
始まりは前半15分の沖悠哉のFKだった。ロングフィードを右サイドに流れていた上田綺世が競った瞬間、マリノスの和田拓也と畠中槙之輔が重なり、ボールが後ろにこぼれた。これを土居聖真が拾い、浮き球のクロスを供給。これに反応したのが背番号13だ。彼は巧みに頭で合わせてゴール。プロ初のヘディング弾をお見舞いしたのである。
「聖真君にボールが入った状況で2対2になった。最初は相手の前で先に触ろうかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいなってことで、ファーサイドに逃げたら浮き球でボール出してくれたんで、あとは合わせるだけでした。ゴールの滞空時間は動画で見るよりも長く感じたけど、うまく決めれてよかったです」
今季9点目を挙げた荒木はしてやったりの表情を浮かべた。
これで「10代・2ケタ得点」に王手をかけた。柳沢敦、興梠慎三ら偉大な先輩たちから13番を引き継いだ若武者には、彼らに肩を並べ、それを越えていくだけの素養があると言っていい。
「綺世君がFWに入ってから、綺世君につられる選手が多くて自分が空いてくるかなと思っていて、今日もちょうどよく点を決められた」と、本人は相方の貢献の賜物だと強調していた。ただ、上田の方も年下の荒木に刺激を受けているはず。それが今季8点目となる前半30分のバースデーゴールにつながったのだろう。
<B>「そのへんが整理されている」
「チーム全体の距離感がよくなってきたことが1つ大きいし、自分たちが人数揃えて守る部分は選手たちも自信をつけてきている。夏場の連戦ではありますけど、1枚はがされても次が行くというシーンを多く作れていた。そのへんが整理されているし、プラス一番後ろのゴール前のところでGK、CB、カバーに入ってきた選手含めてすごく体を張って戦ってくれたと思ってます」
このように相馬監督も大きな手ごたえをつかんだ様子だ。それだけ守備組織が機能しているからこそ、リーグ13戦無敗だったマリノスに土をつけることができた。マリノスが前回敗れたのは、5月15日の鹿島戦。まさに「マリノスキラー」ぶりを堂々と見せつけ、暫定順位を3位まで上げたのである。
今季序盤はJ2降格ゾーンに足を踏み入れかけ、ザーゴ前監督の解任という激震に見舞われた。しかし、ここにきて本来の底力が結果となって表れてきたのは紛れもない事実。大きな1勝を糧に、先へ先へと突き進んでいくしかない。
J1に関しては首位・川崎との勝ち点差が19も離れているため、逆転優勝は難しいだろう。しかし、YBCルヴァンカップや天皇杯制覇の可能性は残されている。クラブ創立30周年の記念すべきシーズンにタイトル獲得というのは常勝軍団全員の悲願。再来日したジーコ・テクニカルダイレクターもそれを強く願っているはずだ。
そのためにも、マリノス戦で見せた守備の安定感を維持しつつ、荒木と上田という重要な得点源が結果を出し続けることが肝要だ。とりわけ、荒木は2024年のパリ五輪、そしてその後の日本代表エースになっていくべき存在。ゴールという結果に貪欲こだわり続け、城彰二が持つ10代最多ゴール記録(15点)を抜き、一気に日本のトップアタッカーへと上り詰めてもらいたい。
(取材・文:元川悦子)
この試合から現時点での鹿島アントラーズを語る。
「ここにきて本来の底力が結果となって表れてきたのは紛れもない事実。大きな1勝を糧に、先へ先へと突き進んでいくしかない」というコメントに集約されよう。
一つ一つ勝利を積み重ねる。
現時点ではトーナメントの戦いをしていくしかない。
それが来季のACL出場に繋がることとなり、選手の成長に繋がる。
一つ一つ一歩一歩である。

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鹿島アントラーズが自信を取り戻した証とは? 横浜F・マリノスを撃破、的中した「自分たちの一番の狙い」【コラム】
2021年08月29日(Sun)10時32分配信
text by 元川悦子 photo Getty Images
明治安田生命J1リーグ、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが28日に行われ、0-2でアントラーズが勝利した。序盤戦でつまずいたアントラーズは監督解任という苦しい決断も下したが、ここにきて順位を上げてきた。マリノスに3か月半ぶりとなる黒星をつけ、自信を取り戻したと言っていいのではないだろうか。(取材・文:元川悦子)
横浜FMは「一発のミスで狂ってしまった」

【写真:Getty Images】
「焦れないことを意識しながら回して、相手がズレたところを突いていくことを狙っていましたけど、軽い失点をしてしまった。それで相手にブロックを作られた。鹿島に先制点を取られるとなかなか難しいものがある。一発のミスで狂ってしまったかなと……」
2019年のJリーグMVPに輝いた仲川輝人は、こう嘆いた。8月28日のJ1上位対決で2位の横浜F・マリノスは鹿島アントラーズに対して0-2の不覚を喫してしまった。彼らにとっては26日のサガン鳥栖戦で4ゴールを奪って圧勝し、首位・川崎フロンターレに勝ち点1差まで肉薄して迎えた大一番。是が非でも連勝を5に伸ばしたかったが、常勝軍団という高い壁に阻まれる格好になってしまった。
「ゲームの方はマリノスさんがボールを持ち、我々が早く攻めるのを狙うという形になった。自分たちの一番の狙いである『速く攻める』というところから、前半のうちに素晴らしい形で2点取ることができた。それが大きかった」
相馬直樹監督も評した通り、鹿島の電光石火の2ゴールは相手ペースを完全にかき乱した。その火付け役となったのが、今季チーム最多得点の19歳・荒木遼太郎だ。
上田綺世が入ったことで起きた変化
始まりは前半15分の沖悠哉のFKだった。ロングフィードを右サイドに流れていた上田綺世が競った瞬間、マリノスの和田拓也と畠中槙之輔が重なり、ボールが後ろにこぼれた。これを土居聖真が拾い、浮き球のクロスを供給。これに反応したのが背番号13だ。彼は巧みに頭で合わせてゴール。プロ初のヘディング弾をお見舞いしたのである。
「聖真君にボールが入った状況で2対2になった。最初は相手の前で先に触ろうかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいなってことで、ファーサイドに逃げたら浮き球でボール出してくれたんで、あとは合わせるだけでした。ゴールの滞空時間は動画で見るよりも長く感じたけど、うまく決めれてよかったです」
今季9点目を挙げた荒木はしてやったりの表情を浮かべた。
これで「10代・2ケタ得点」に王手をかけた。柳沢敦、興梠慎三ら偉大な先輩たちから13番を引き継いだ若武者には、彼らに肩を並べ、それを越えていくだけの素養があると言っていい。
「綺世君がFWに入ってから、綺世君につられる選手が多くて自分が空いてくるかなと思っていて、今日もちょうどよく点を決められた」と、本人は相方の貢献の賜物だと強調していた。ただ、上田の方も年下の荒木に刺激を受けているはず。それが今季8点目となる前半30分のバースデーゴールにつながったのだろう。
上田綺世が入ったことで起きた変化
始まりは前半15分の沖悠哉のFKだった。ロングフィードを右サイドに流れていた上田綺世が競った瞬間、マリノスの和田拓也と畠中槙之輔が重なり、ボールが後ろにこぼれた。これを土居聖真が拾い、浮き球のクロスを供給。これに反応したのが背番号13だ。彼は巧みに頭で合わせてゴール。プロ初のヘディング弾をお見舞いしたのである。
「聖真君にボールが入った状況で2対2になった。最初は相手の前で先に触ろうかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいなってことで、ファーサイドに逃げたら浮き球でボール出してくれたんで、あとは合わせるだけでした。ゴールの滞空時間は動画で見るよりも長く感じたけど、うまく決めれてよかったです」
今季9点目を挙げた荒木はしてやったりの表情を浮かべた。
これで「10代・2ケタ得点」に王手をかけた。柳沢敦、興梠慎三ら偉大な先輩たちから13番を引き継いだ若武者には、彼らに肩を並べ、それを越えていくだけの素養があると言っていい。
「綺世君がFWに入ってから、綺世君につられる選手が多くて自分が空いてくるかなと思っていて、今日もちょうどよく点を決められた」と、本人は相方の貢献の賜物だと強調していた。ただ、上田の方も年下の荒木に刺激を受けているはず。それが今季8点目となる前半30分のバースデーゴールにつながったのだろう。
<B>「そのへんが整理されている」
「チーム全体の距離感がよくなってきたことが1つ大きいし、自分たちが人数揃えて守る部分は選手たちも自信をつけてきている。夏場の連戦ではありますけど、1枚はがされても次が行くというシーンを多く作れていた。そのへんが整理されているし、プラス一番後ろのゴール前のところでGK、CB、カバーに入ってきた選手含めてすごく体を張って戦ってくれたと思ってます」
このように相馬監督も大きな手ごたえをつかんだ様子だ。それだけ守備組織が機能しているからこそ、リーグ13戦無敗だったマリノスに土をつけることができた。マリノスが前回敗れたのは、5月15日の鹿島戦。まさに「マリノスキラー」ぶりを堂々と見せつけ、暫定順位を3位まで上げたのである。
今季序盤はJ2降格ゾーンに足を踏み入れかけ、ザーゴ前監督の解任という激震に見舞われた。しかし、ここにきて本来の底力が結果となって表れてきたのは紛れもない事実。大きな1勝を糧に、先へ先へと突き進んでいくしかない。
J1に関しては首位・川崎との勝ち点差が19も離れているため、逆転優勝は難しいだろう。しかし、YBCルヴァンカップや天皇杯制覇の可能性は残されている。クラブ創立30周年の記念すべきシーズンにタイトル獲得というのは常勝軍団全員の悲願。再来日したジーコ・テクニカルダイレクターもそれを強く願っているはずだ。
そのためにも、マリノス戦で見せた守備の安定感を維持しつつ、荒木と上田という重要な得点源が結果を出し続けることが肝要だ。とりわけ、荒木は2024年のパリ五輪、そしてその後の日本代表エースになっていくべき存在。ゴールという結果に貪欲こだわり続け、城彰二が持つ10代最多ゴール記録(15点)を抜き、一気に日本のトップアタッカーへと上り詰めてもらいたい。
(取材・文:元川悦子)
クランタン・ユナイテッドFC・本山雅志、辞めたいと思ったことがない
Jリーグ公式YouTubeチャンネルでの本山雅志を紹介するFootball ZONE web編集部である。
「サッカー選手になります、と言ってなったわけでもないから、引退する時に『引退します』って言わなくてもいいのかなと思っている」という言葉に本山らしさが込められておる。
楽しんでサッカーをプレイし、生涯"現役"を貫いて欲しい。
応援しておる。

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元日本代表”黄金世代”MF、現役キャリアに言及 「辞めたいと思ったことがない」

元日本代表MF本山雅志【写真:Getty Images】
MF本山雅志がJ公式YouTubeチャンネルに登場、今後の現役生活へ持論展開
Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは「Jリーグからアジアへ」と題し、現在アジア各国でプレーする元日本代表MF本山雅志(クランタン・ユナイテッド/マレーシア2部)、MF細貝萌(バンコク・ユナイテッド/タイ1部)、MF太田宏介(パース・グローリー/オーストラリア1部)の3選手による対談が公開されている。その中で1979年生まれの”黄金世代”本山が今後のキャリアに言及し、「ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と見解を示している。
現在42歳の本山は、名門東福岡高校から1998年に鹿島入り。MF小野伸二、MF稲本潤一、MF遠藤保仁、FW高原直泰らのタレントを擁した”黄金世代”の1人として注目を集め、U-20日本代表の一員として出場した99年のワールドユースで準優勝に貢献。鹿島では同期のMF小笠原満男、MF中田浩二らとともに中盤を支え、在籍18シーズンで6度のリーグ制覇など数々のタイトル獲得を経験した。
日本代表として28キャップを記録した本山は2016年より4シーズン、ギラヴァンツ北九州に在籍した後、今年からマレーシア・プレミアリーグ2部のクランタン・ユナイテッドへ。20年以上におよぶ現役キャリアにおいて、自身初となる海外挑戦を決断した。
その本山のほか、アジア各国で現役キャリアを送る細貝、太田を含めた3選手がアジア各国のサッカー事情について語ったトークセッションを、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開。3本立ての動画のうち、「エピソード3」ではアジアや海外で生き抜くコツなど様々なテーマで語り合い、その中で「いつまで現役でプレーしたいか?」との話題にも及んだ。
本山は「サッカーを辞めたいと思ったことがない」と率直な思いを明かし、「サッカー選手になります、と言ってなったわけでもないから、引退する時に『引退します』って言わなくてもいいのかなと思っている」と持論も展開。”サッカー愛”は冷め止まぬようで、「お金をもらってサッカーをやらなくなるかもしれないけれど、サッカーがやっていて一番楽しいし、サッカーは生活の一部以上になっていると思うので、ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と、”生涯現役”を貫く可能性も示した。
“黄金世代”の1人として注目を浴びてきた天才ドリブラーも、今となっては大ベテランに。どんなに年齢を重ねようと、サッカーへの情熱は変わらず持ち続けているようだ。
【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開、"黄金世代"MF本山雅志が今後の"現役キャリア"に言及
【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開、”黄金世代”MF本山雅志が今後の”現役キャリア”に言及
(Football ZONE web編集部)
「サッカー選手になります、と言ってなったわけでもないから、引退する時に『引退します』って言わなくてもいいのかなと思っている」という言葉に本山らしさが込められておる。
楽しんでサッカーをプレイし、生涯"現役"を貫いて欲しい。
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元日本代表”黄金世代”MF、現役キャリアに言及 「辞めたいと思ったことがない」

元日本代表MF本山雅志【写真:Getty Images】
MF本山雅志がJ公式YouTubeチャンネルに登場、今後の現役生活へ持論展開
Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは「Jリーグからアジアへ」と題し、現在アジア各国でプレーする元日本代表MF本山雅志(クランタン・ユナイテッド/マレーシア2部)、MF細貝萌(バンコク・ユナイテッド/タイ1部)、MF太田宏介(パース・グローリー/オーストラリア1部)の3選手による対談が公開されている。その中で1979年生まれの”黄金世代”本山が今後のキャリアに言及し、「ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と見解を示している。
現在42歳の本山は、名門東福岡高校から1998年に鹿島入り。MF小野伸二、MF稲本潤一、MF遠藤保仁、FW高原直泰らのタレントを擁した”黄金世代”の1人として注目を集め、U-20日本代表の一員として出場した99年のワールドユースで準優勝に貢献。鹿島では同期のMF小笠原満男、MF中田浩二らとともに中盤を支え、在籍18シーズンで6度のリーグ制覇など数々のタイトル獲得を経験した。
日本代表として28キャップを記録した本山は2016年より4シーズン、ギラヴァンツ北九州に在籍した後、今年からマレーシア・プレミアリーグ2部のクランタン・ユナイテッドへ。20年以上におよぶ現役キャリアにおいて、自身初となる海外挑戦を決断した。
その本山のほか、アジア各国で現役キャリアを送る細貝、太田を含めた3選手がアジア各国のサッカー事情について語ったトークセッションを、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開。3本立ての動画のうち、「エピソード3」ではアジアや海外で生き抜くコツなど様々なテーマで語り合い、その中で「いつまで現役でプレーしたいか?」との話題にも及んだ。
本山は「サッカーを辞めたいと思ったことがない」と率直な思いを明かし、「サッカー選手になります、と言ってなったわけでもないから、引退する時に『引退します』って言わなくてもいいのかなと思っている」と持論も展開。”サッカー愛”は冷め止まぬようで、「お金をもらってサッカーをやらなくなるかもしれないけれど、サッカーがやっていて一番楽しいし、サッカーは生活の一部以上になっていると思うので、ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と、”生涯現役”を貫く可能性も示した。
“黄金世代”の1人として注目を浴びてきた天才ドリブラーも、今となっては大ベテランに。どんなに年齢を重ねようと、サッカーへの情熱は変わらず持ち続けているようだ。
【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開、"黄金世代"MF本山雅志が今後の"現役キャリア"に言及
【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開、”黄金世代”MF本山雅志が今後の”現役キャリア”に言及
(Football ZONE web編集部)
シントトロイデン・鈴木優磨、希望はセリエA
クラブ・ブルージュからのオファーを却下したシントトロイデンの鈴木優磨である。
優磨側の希望はセリエAのみに絞られておると報じられる。
サッカー選手としての旬は短い。
ここは強気に出るときも必要であろう。
是非とも名告りを上げるクラブが出てきて欲しい。
夏の移籍ウインドウが閉まるまで後3日、鈴木優磨の去就に注目である。

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鈴木優磨が王者クラブ・ブルージュからのオファーも拒否、あと3日でセリエA行きを目指す
2021.08.29 09:08 Sun

photo©STVV
今夏の移籍が長らく噂されているシント=トロイデンのFW鈴木優磨(25)だが、やはり希望の移籍先はセリエAのままのようだ。
ステップアップを目指し、今夏の退団が予てから噂されていた鈴木。プレシーズンはシント=トロイデンでトレーニングをしたものの、シーズン開幕後は試合の登録メンバーにも入らず、移籍を前提に動いているとされている。
その鈴木には、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンやトルコのフェネルバフチェ、フランスのリーグ・アンの複数クラブなどから興味を集めていたが、いずれも鈴木が拒否したと報じられていた。
さらにベルギー国内でもヘントや名門のアンデルレヒトがオファーと報じられるも、こちらも拒否していた。
イタリア『Tuttomercatoweb』によれば、鈴木が目指す移籍先はセリエAのみとのこと。昨シーズン王者であるクラブ・ブルージュからのオファーもあったが、これも拒否したとのことだ。
2019年7月に鹿島アントラーズからシント=トロイデンへと移籍し、海外初挑戦となった鈴木。1年目のシーズンはジュピラー・プロ・リーグで24試合に出場し7ゴールに終わっていたが、2年目の2020-21シーズンはチームが低迷する中でリーグ戦全34試合に出場。17ゴール4アシストを記録し、得点ランキングでも4位タイとなっていた。
その得点力は評価され多くのクラブからオファーが届いている中で全てを断っている鈴木。シント=トロイデンとの契約は2023年まで残っている中、残り3日で夢を実現させることはできるだろうか。
鈴木優磨がセリエA移籍熱望!ベルギー王者からのオファー却下
ニュース文: Shota, 2021.08.29. 9:29 am

鈴木優磨(写真左) 写真提供: Gettyimages
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨(25)は、すでに複数クラブからのオファーを却下しているが、どうやらセリエAへの移籍にこだわっているようだ。28日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。
鈴木優磨の去就を巡っては、STVVが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれていると伝えられる中、ペーター・マース元監督や立石敬之CEO(最高経営責任者)がベルギー国内メディアのインタビューで同選手の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残している。同選手には10以上のクラブが関心を寄せる中、選手サイドはすでにヘルタ・ベルリンやベルギー国内の強豪アンデルレヒトからのオファーを拒否しているほか、スペインやスコットランドから届いたオファーも受け入れない方針を固めている。
また、先月にはボローニャへ移籍する可能性が噂されたが、ボローニャはオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチを獲得。これにより、鈴木優磨がボローニャに移籍する可能性は消滅していた。
その中、今月中旬に昨季のベルギー1部覇者であるクラブ・ブルージュがSTVVに対して、移籍金350万ユーロ(4億5000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)という条件でオファーを提示していた。しかし、選手サイドは移籍先候補をセリエAに絞っていることから、クラブ・ブルージュからのオファーも却下したとのことだ。
なお、鈴木優磨はSTVVのプレシーズントレーニングに参加していたが、自身の去就問題に決着がつくまで公式戦での出場を拒否している。これに対して、ベルント・ホラーバッハ監督は今月8日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第2節のズルテ・ワレヘム戦の試合後、同選手に対する不快感をあらわにしており、問題の早期解決を求めていた。移籍ウィンドウ閉鎖まで残りわずかとなる中、本人としては最終日までセリエAクラブからのオファーを待つ決断を下している。
優磨側の希望はセリエAのみに絞られておると報じられる。
サッカー選手としての旬は短い。
ここは強気に出るときも必要であろう。
是非とも名告りを上げるクラブが出てきて欲しい。
夏の移籍ウインドウが閉まるまで後3日、鈴木優磨の去就に注目である。

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鈴木優磨が王者クラブ・ブルージュからのオファーも拒否、あと3日でセリエA行きを目指す
2021.08.29 09:08 Sun
photo©STVV
今夏の移籍が長らく噂されているシント=トロイデンのFW鈴木優磨(25)だが、やはり希望の移籍先はセリエAのままのようだ。
ステップアップを目指し、今夏の退団が予てから噂されていた鈴木。プレシーズンはシント=トロイデンでトレーニングをしたものの、シーズン開幕後は試合の登録メンバーにも入らず、移籍を前提に動いているとされている。
その鈴木には、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンやトルコのフェネルバフチェ、フランスのリーグ・アンの複数クラブなどから興味を集めていたが、いずれも鈴木が拒否したと報じられていた。
さらにベルギー国内でもヘントや名門のアンデルレヒトがオファーと報じられるも、こちらも拒否していた。
イタリア『Tuttomercatoweb』によれば、鈴木が目指す移籍先はセリエAのみとのこと。昨シーズン王者であるクラブ・ブルージュからのオファーもあったが、これも拒否したとのことだ。
2019年7月に鹿島アントラーズからシント=トロイデンへと移籍し、海外初挑戦となった鈴木。1年目のシーズンはジュピラー・プロ・リーグで24試合に出場し7ゴールに終わっていたが、2年目の2020-21シーズンはチームが低迷する中でリーグ戦全34試合に出場。17ゴール4アシストを記録し、得点ランキングでも4位タイとなっていた。
その得点力は評価され多くのクラブからオファーが届いている中で全てを断っている鈴木。シント=トロイデンとの契約は2023年まで残っている中、残り3日で夢を実現させることはできるだろうか。
鈴木優磨がセリエA移籍熱望!ベルギー王者からのオファー却下
ニュース文: Shota, 2021.08.29. 9:29 am

鈴木優磨(写真左) 写真提供: Gettyimages
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨(25)は、すでに複数クラブからのオファーを却下しているが、どうやらセリエAへの移籍にこだわっているようだ。28日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。
鈴木優磨の去就を巡っては、STVVが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれていると伝えられる中、ペーター・マース元監督や立石敬之CEO(最高経営責任者)がベルギー国内メディアのインタビューで同選手の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残している。同選手には10以上のクラブが関心を寄せる中、選手サイドはすでにヘルタ・ベルリンやベルギー国内の強豪アンデルレヒトからのオファーを拒否しているほか、スペインやスコットランドから届いたオファーも受け入れない方針を固めている。
また、先月にはボローニャへ移籍する可能性が噂されたが、ボローニャはオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチを獲得。これにより、鈴木優磨がボローニャに移籍する可能性は消滅していた。
その中、今月中旬に昨季のベルギー1部覇者であるクラブ・ブルージュがSTVVに対して、移籍金350万ユーロ(4億5000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)という条件でオファーを提示していた。しかし、選手サイドは移籍先候補をセリエAに絞っていることから、クラブ・ブルージュからのオファーも却下したとのことだ。
なお、鈴木優磨はSTVVのプレシーズントレーニングに参加していたが、自身の去就問題に決着がつくまで公式戦での出場を拒否している。これに対して、ベルント・ホラーバッハ監督は今月8日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第2節のズルテ・ワレヘム戦の試合後、同選手に対する不快感をあらわにしており、問題の早期解決を求めていた。移籍ウィンドウ閉鎖まで残りわずかとなる中、本人としては最終日までセリエAクラブからのオファーを待つ決断を下している。
サッカーダイジェスト Fマリノス戦寸評
サッカーダイジェストの古沢記者によるFマリノス戦の寸評である。
完封勝利に総じて良い評価が与えられた。
特に常本と三竿に突出した評点が与えられておる。
MOMには常本が選出された。
これは納得と言えよう。
「勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した」という寸評に大きく表れておる。
三竿に関しては、「試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった」と評される。
この"プレー強度"が重要ポイントである。
これを90分落とさずプレー出来る強みが鹿島の選手にが求められる。
キャプテンがそれを示したことが、この強いFマリノスに勝てた要因であることは明らか。
頼もしい主将の活躍で勝利を積み重ねる。
楽しみである。

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【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに
古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
2021年08月29日
鹿島ーーポイントになったのは先制点

【警告】横浜=和田(84分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】常本佳吾(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制点を奪えたことで自陣にしっかりと守備ブロックを形成できた。横浜の猛攻に対しても一人ひとりが球際で戦い、勝利への執念を見せた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
7本のシュートを浴びながらクリーンシートを達成。とりわけ、59分の水沼のシュートをブロックした飛び出しは素晴らしかった。
DF
14 永戸勝也 5.5
対峙した仲川にはタイトな守備で自由を与えず。しかし、キック精度に物足りなさが残り、終盤は守備強度が落ちた。
28 町田浩樹 6.5
犬飼と連係しながら横浜をシャットアウト。つなぐところ、クリアするところの判断に迷いがなかった。
MAN OF THE MATCH
32 常本佳吾 7
勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した。
39 犬飼智也 6.5
ラインを細かく調整し、90分間を通して集中力は切れず。相手に自由を与えなかった。
MF
11 和泉竜司 6 (73分OUT)
大きなインパクトを残せずとも、与えられたタスクを忠実にこなした印象。守備で評価したい。
13 荒木遼太郎 6.5 (64分OUT)
15分、DFのマークをうまく外して土居のクロスをヘディングで流し込んで先制点をゲット。大きな意味を持つゴールだった。
20 三竿健斗 7
試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった。
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5 (90分OUT)
中盤で防波堤となれば、推進力のあるドリブルでボールを運んで上田の得点をアシスト。「7」評価にしたかったが、終盤に運動量が落ちて消える時間が長かった。
鹿島ーー上田は自らの誕生日に花を添える

MOMに選出した常本(右)。タイトな守備で横浜のキーマンを抑えた。(C)SOCCER DIGEST
FW
8 土居聖真 6.5 (73分OUT)
正確なクロスで荒木の先制点をお膳立て。守備に奔走されるも、ポジティブな印象を残した。
18 上田綺世 6.5 (64分OUT)
30分、D・ピトゥカのスルーパスにうまく抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制す。シュートはその1本のみだったが、自らの誕生日に花を添えた。
交代出場
MF
4 レオ・シルバ 6 (64分IN)
ボランチに入ると、ベテランらしい老獪なプレーで逃げ切りに貢献。堅実に仕事をこなした。
FW
9 エヴェラウド 5.5 (64分IN)
上田に代わってCFに。守備の時間が長かっただけに、攻撃で好印象は残せなかった。
MF
17 アルトゥール・カイキ 6 (73分IN)
テクニカルなドリブルでペナルティエリア内まで進入。劣勢時にうまく時間を作った。
MF
25 遠藤 康 6 (73分IN)
決して無理な仕掛けをせずに時計の針を進めることに注力。相手にとっては厄介な存在だった。
DF
2 安西幸輝 ‐ (90分IN)
左サイドハーフとして投入される。残された時間はわずかで採点はなし。
監督
相馬直樹 7
先発、交代を含めて選手が意思統一できていたのは、指揮官の手腕に他ならない。見事、横浜相手に連勝へと導いた。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
完封勝利に総じて良い評価が与えられた。
特に常本と三竿に突出した評点が与えられておる。
MOMには常本が選出された。
これは納得と言えよう。
「勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した」という寸評に大きく表れておる。
三竿に関しては、「試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった」と評される。
この"プレー強度"が重要ポイントである。
これを90分落とさずプレー出来る強みが鹿島の選手にが求められる。
キャプテンがそれを示したことが、この強いFマリノスに勝てた要因であることは明らか。
頼もしい主将の活躍で勝利を積み重ねる。
楽しみである。

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【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに
古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
2021年08月29日
鹿島ーーポイントになったのは先制点

【警告】横浜=和田(84分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】常本佳吾(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制点を奪えたことで自陣にしっかりと守備ブロックを形成できた。横浜の猛攻に対しても一人ひとりが球際で戦い、勝利への執念を見せた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
7本のシュートを浴びながらクリーンシートを達成。とりわけ、59分の水沼のシュートをブロックした飛び出しは素晴らしかった。
DF
14 永戸勝也 5.5
対峙した仲川にはタイトな守備で自由を与えず。しかし、キック精度に物足りなさが残り、終盤は守備強度が落ちた。
28 町田浩樹 6.5
犬飼と連係しながら横浜をシャットアウト。つなぐところ、クリアするところの判断に迷いがなかった。
MAN OF THE MATCH
32 常本佳吾 7
勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した。
39 犬飼智也 6.5
ラインを細かく調整し、90分間を通して集中力は切れず。相手に自由を与えなかった。
MF
11 和泉竜司 6 (73分OUT)
大きなインパクトを残せずとも、与えられたタスクを忠実にこなした印象。守備で評価したい。
13 荒木遼太郎 6.5 (64分OUT)
15分、DFのマークをうまく外して土居のクロスをヘディングで流し込んで先制点をゲット。大きな意味を持つゴールだった。
20 三竿健斗 7
試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった。
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5 (90分OUT)
中盤で防波堤となれば、推進力のあるドリブルでボールを運んで上田の得点をアシスト。「7」評価にしたかったが、終盤に運動量が落ちて消える時間が長かった。
鹿島ーー上田は自らの誕生日に花を添える

MOMに選出した常本(右)。タイトな守備で横浜のキーマンを抑えた。(C)SOCCER DIGEST
FW
8 土居聖真 6.5 (73分OUT)
正確なクロスで荒木の先制点をお膳立て。守備に奔走されるも、ポジティブな印象を残した。
18 上田綺世 6.5 (64分OUT)
30分、D・ピトゥカのスルーパスにうまく抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制す。シュートはその1本のみだったが、自らの誕生日に花を添えた。
交代出場
MF
4 レオ・シルバ 6 (64分IN)
ボランチに入ると、ベテランらしい老獪なプレーで逃げ切りに貢献。堅実に仕事をこなした。
FW
9 エヴェラウド 5.5 (64分IN)
上田に代わってCFに。守備の時間が長かっただけに、攻撃で好印象は残せなかった。
MF
17 アルトゥール・カイキ 6 (73分IN)
テクニカルなドリブルでペナルティエリア内まで進入。劣勢時にうまく時間を作った。
MF
25 遠藤 康 6 (73分IN)
決して無理な仕掛けをせずに時計の針を進めることに注力。相手にとっては厄介な存在だった。
DF
2 安西幸輝 ‐ (90分IN)
左サイドハーフとして投入される。残された時間はわずかで採点はなし。
監督
相馬直樹 7
先発、交代を含めて選手が意思統一できていたのは、指揮官の手腕に他ならない。見事、横浜相手に連勝へと導いた。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
Fマリノス戦、ボランチとCBのデータから見る鹿島の強さ
Fマリノス戦を振り返る日刊スポーツの岩田記者である。
「鹿島は強かった」と言いきる。
気持ちよい記事と言えよう。
そして目立った綺世や荒木ではなく、三竿と町田のデータを伝える。
三竿の走行距離はチームトップ、そして町田のスプリント数がチームトップとのこと。
チームがコンパクトな守備を維持出来たのはこの三竿の広範囲まで走ったことが大きな要因であることがわかる。
攻撃的に前に出て行くピトゥカの相棒が決まったように感じさせられる。
また町田がCBでこのスプリント数は異常とも言える。
どれだけ主部に奔走したかがよくわかる。
頼もしいDFに成長しておる。
風格が出てきた。
鹿島のCBとしての威厳を醸し出しておる。
この二人を報じてくれた岩田記者に感謝である。

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これぞ鹿島したたかな強さ発揮!リーグ最多得点の横浜を抑えた強い意思
[2021年8月29日7時0分]

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左から3人目)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2-0で快勝した。鹿島は強かった。
ボール保持率は横浜が68%、鹿島が32%で、圧倒的にボールを握られていたことを物語る。だが、鹿島はぶれることなく我慢を貫いた。高い位置でボールを取れなくても、中をしっかり締め、横浜をサイドに追い込む。「ボールを持たれても、最後だけはやらせなければいい」。そんな強い意思を感じさせた。
前線から最終ラインまで超コンパクトに保ち、1人が抜かれても、すぐ二の矢のプレスを掛ける。リスクマネジメントを含め「1つ破られたら崩れる」というもろい守備ではなかった。
攻撃も、縦に速いカウンターで2発。相手の隙を突き、少ないチャンスをものにする。球際の激しい攻防も含め「これぞ鹿島」という戦いぶりだった。
中でもボランチのMF三竿健斗、DF町田浩樹のハードワークが光った。三竿の走行距離はチームトップの12・181キロ。先制点も三竿のボール奪取から生まれ、まさに「水をくむ人」の働きぶり。町田はセンターバックだが、スプリント回数がチームトップの24回で、サイドに出て、横浜の右サイドの攻撃の芽を摘む場面も多く見られた。
相馬直樹監督も「高い攻撃力のチームに対して、最後まで粘り強く体を張り、助け合って(失点が)0で終え、勝ち点3をとってくれた選手に感謝したい」とし、守備面で、高い位置でプレスをいなされても「どこだったら運ばせていいか」をチームとして整理していたことを明かした。続けて「選手達が、やられそうなところをカバーする気持ちが非常に高かった。そこが一番、チームを引き受けていて、うれしいところで」と目を細めた。
8月に入り5試合を消化し、無失点が3試合。残り2試合も最少の1失点に抑えている。リーグ最多得点の横浜を無失点で抑えたことは、チームにとって大きな自信になるだろう。したたかな鹿島らしい戦いを続ければ、さらに上位に食い込めるはずだ。【岩田千代巳】
「鹿島は強かった」と言いきる。
気持ちよい記事と言えよう。
そして目立った綺世や荒木ではなく、三竿と町田のデータを伝える。
三竿の走行距離はチームトップ、そして町田のスプリント数がチームトップとのこと。
チームがコンパクトな守備を維持出来たのはこの三竿の広範囲まで走ったことが大きな要因であることがわかる。
攻撃的に前に出て行くピトゥカの相棒が決まったように感じさせられる。
また町田がCBでこのスプリント数は異常とも言える。
どれだけ主部に奔走したかがよくわかる。
頼もしいDFに成長しておる。
風格が出てきた。
鹿島のCBとしての威厳を醸し出しておる。
この二人を報じてくれた岩田記者に感謝である。

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これぞ鹿島したたかな強さ発揮!リーグ最多得点の横浜を抑えた強い意思
[2021年8月29日7時0分]

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左から3人目)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2-0で快勝した。鹿島は強かった。
ボール保持率は横浜が68%、鹿島が32%で、圧倒的にボールを握られていたことを物語る。だが、鹿島はぶれることなく我慢を貫いた。高い位置でボールを取れなくても、中をしっかり締め、横浜をサイドに追い込む。「ボールを持たれても、最後だけはやらせなければいい」。そんな強い意思を感じさせた。
前線から最終ラインまで超コンパクトに保ち、1人が抜かれても、すぐ二の矢のプレスを掛ける。リスクマネジメントを含め「1つ破られたら崩れる」というもろい守備ではなかった。
攻撃も、縦に速いカウンターで2発。相手の隙を突き、少ないチャンスをものにする。球際の激しい攻防も含め「これぞ鹿島」という戦いぶりだった。
中でもボランチのMF三竿健斗、DF町田浩樹のハードワークが光った。三竿の走行距離はチームトップの12・181キロ。先制点も三竿のボール奪取から生まれ、まさに「水をくむ人」の働きぶり。町田はセンターバックだが、スプリント回数がチームトップの24回で、サイドに出て、横浜の右サイドの攻撃の芽を摘む場面も多く見られた。
相馬直樹監督も「高い攻撃力のチームに対して、最後まで粘り強く体を張り、助け合って(失点が)0で終え、勝ち点3をとってくれた選手に感謝したい」とし、守備面で、高い位置でプレスをいなされても「どこだったら運ばせていいか」をチームとして整理していたことを明かした。続けて「選手達が、やられそうなところをカバーする気持ちが非常に高かった。そこが一番、チームを引き受けていて、うれしいところで」と目を細めた。
8月に入り5試合を消化し、無失点が3試合。残り2試合も最少の1失点に抑えている。リーグ最多得点の横浜を無失点で抑えたことは、チームにとって大きな自信になるだろう。したたかな鹿島らしい戦いを続ければ、さらに上位に食い込めるはずだ。【岩田千代巳】
上田綺世、クラブ9人目の誕生日弾
鹿島アントラーズに於けるバースデーゴールについて伝える日刊スポーツの石川記者である。
これまで9人の選手が決めており、その全てのゴールが勝利に繋がっておる。
素晴らしい。
上田綺世がここに名を連ね、クラブの歴史に名を刻んだ。
更に多くのゴールを決めてくれよう。
稀代のゴールゲッター、バースデーゴールもその通り道である。

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【データが語る】鹿島上田綺世クラブ9人目誕生日弾、9人とも勝利に導く

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、横浜畠中(左)のマークを振り切り2点目のゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズのFW上田綺世が「バースデーゴール」を決めた。23歳の誕生日となった28日の横浜F・マリノス戦で1-0の前半30分に今季8点目。チームも2-0で勝利した。鹿島の選手がJ1リーグ戦で誕生日にゴールはクラブ史上9人目となった。
今季はDF犬飼智也も28歳の誕生日だった5月12日の名古屋戦(2-0)で先制ゴールを決めてチームの勝利に貢献。クラブ史上初めて同一シーズンに2人がバースデー弾を記録したことになる。
そのリストは以下の通り。9人全員が自らのゴールでチームを勝利に導いている。
▽内藤就行(27歳)
94年11月9日 2○0横浜F
▽熊谷浩二(27歳)
02年10月23日 2○1浦和
▽小笠原満男(24歳)
03年4月5日 2○1柏
▽野沢拓也(26歳)
07年8月12日 1○0甲府
▽青木剛(26歳)
08年9月28日 2○0清水
▽大迫勇也(23歳)
13年5月18日 3○1名古屋
▽白崎凌兵(26歳)
19年5月18日 5○0松本
▽犬飼智也(28歳)
21年5月12日 2○0名古屋
▽上田綺世(23歳)
21年8月28日 2○0横浜
上田は横浜戦で5試合連続の6ゴール目となり、チームも同カード5連勝。93年のJリーグ創設時からJ1に在籍し続けるチーム同士の対戦(リーグ戦)で、FWアルシンドの8得点に次ぎ、MF小笠原満男の6得点と並び2位に浮上した。
なお、横浜の鹿島戦での最多得点者はFWメディナベージョとFW坂田大輔で5得点となっている。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
これまで9人の選手が決めており、その全てのゴールが勝利に繋がっておる。
素晴らしい。
上田綺世がここに名を連ね、クラブの歴史に名を刻んだ。
更に多くのゴールを決めてくれよう。
稀代のゴールゲッター、バースデーゴールもその通り道である。

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【データが語る】鹿島上田綺世クラブ9人目誕生日弾、9人とも勝利に導く

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、横浜畠中(左)のマークを振り切り2点目のゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズのFW上田綺世が「バースデーゴール」を決めた。23歳の誕生日となった28日の横浜F・マリノス戦で1-0の前半30分に今季8点目。チームも2-0で勝利した。鹿島の選手がJ1リーグ戦で誕生日にゴールはクラブ史上9人目となった。
今季はDF犬飼智也も28歳の誕生日だった5月12日の名古屋戦(2-0)で先制ゴールを決めてチームの勝利に貢献。クラブ史上初めて同一シーズンに2人がバースデー弾を記録したことになる。
そのリストは以下の通り。9人全員が自らのゴールでチームを勝利に導いている。
▽内藤就行(27歳)
94年11月9日 2○0横浜F
▽熊谷浩二(27歳)
02年10月23日 2○1浦和
▽小笠原満男(24歳)
03年4月5日 2○1柏
▽野沢拓也(26歳)
07年8月12日 1○0甲府
▽青木剛(26歳)
08年9月28日 2○0清水
▽大迫勇也(23歳)
13年5月18日 3○1名古屋
▽白崎凌兵(26歳)
19年5月18日 5○0松本
▽犬飼智也(28歳)
21年5月12日 2○0名古屋
▽上田綺世(23歳)
21年8月28日 2○0横浜
上田は横浜戦で5試合連続の6ゴール目となり、チームも同カード5連勝。93年のJリーグ創設時からJ1に在籍し続けるチーム同士の対戦(リーグ戦)で、FWアルシンドの8得点に次ぎ、MF小笠原満男の6得点と並び2位に浮上した。
なお、横浜の鹿島戦での最多得点者はFWメディナベージョとFW坂田大輔で5得点となっている。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
Fマリノス戦コメント・報道
「前半のうちに素晴らしい形から2得点を奪うことができた。守備では、守ろうとして少しラインが下がってしまう場面もあったが、選手たちが互いに助け合いながら、粘り強く体を張って無失点で終えることができた」と試合を振り返る指揮官である。
早い時間に先制したこともあり、相手にボールを持たれる時間帯が長かった。
そこを耐えきったチーム全体の守備を賞賛するところである。
2度ほどあったピンチも運があったと言わざるを得ない。
それもまた相馬監督の持つ"実力"と言えよう。
そして殊勲の先制打を決めた荒木遼太郎は。「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた」とセンターFWを立てる。
綺世の存在感がこの連勝をもたらせたように思う。
その綺世は、「はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います」と言う。
ピトゥカとのイメージのシンクロが伝わってくる。
こうした連携の妙こそがサッカーの醍醐味とも言える。
良いチームになっておる。
その綺世のバースデーゴールを大きく取り上げられておる。
Fマリノス戦では連発中であり、相性の良さが伝えられる。
綺世自身は相手がハイラインであることを挙げておる。
このあたり戦術的なかみ合わせがあろう。
この先、様々な相手と対峙していく。
綺世のゴールにて勝っていこう。
楽しみである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第27節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
このような状況により、われわれのファン・サポーターの皆さんがスタジアムに来ることができなかった。その中でも、画面の前で一緒に戦ってくれていたと思う。選手たちと一体となって勝ち点3を手にすることができた。応援してくださった皆さんにありがとうございますと伝えたい。
試合は、横浜FMがボールを保持し、われわれが素早い攻撃を狙うという展開になった。ただ、もう少し攻撃の時間を増やしていきたかった。非常にアグレッシブな攻撃を仕掛けてくる横浜FMに対して、自分たちの時間が多く作れなかった。
一番の狙いは「素早く攻める」という部分だった。前半のうちに素晴らしい形から2得点を奪うことができた。守備では、守ろうとして少しラインが下がってしまう場面もあったが、選手たちが互いに助け合いながら、粘り強く体を張って無失点で終えることができた。勝ち点3をつかみ取った選手たちに感謝したい。
次はYBCルヴァンカップとなる。いい流れを作り、チームの勢いを大きなものにすることができた。名古屋戦へ向けてしっかりと準備していきたい。
Q.守備の部分ではどのような狙いを持っていた?
A.相手のセンターバック、ボランチの位置でプレスをかけていきたいという狙いはあった。上手くかわされてパスを繋がれた場面もあった。ただ、その時にどこまでボールを運ばせるかという整理はできていた。相手の攻撃を限定しながら、ボールを奪って素早く攻めるという部分を狙っていた。ズルズルラインを下げてしまう場面は少なかった。全体の距離感はしっかりと維持することができていた。選手たちがピンチの場面でカバーをするという意識がすごく高かく、チームを指揮していてその意識が見れたことが一番嬉しかった。
Q.失点が少なくなってきている。良くなってきていると感じる部分は?
A.ひとつは、チーム全体の距離感が良くなってきた。悪い時は失い方が悪かった。人数をかけて守るという部分は選手たちも自信を持ってプレーできている。夏場の連戦ではあるが、一人かわされてもしっかりとカバーに入るという場面が多く見えた。最後のゴール前のところでも体を張って戦ってくれた。
【荒木 遼太郎】
(先制点の場面は)聖真君にボールが入った時点で2対2の状況だった。最初は相手選手の前に入って行こうと思っていたが、状況を見てファーサイドへ逃げていく動きを選択した。聖真君が浮き球のボールを入れてくれたので、僕はヘディングで合わせるだけだった。
【上田 綺世】
僕が起点を作ろうと思い、サイドでパスを受けようとしたが、ピトゥカがドリブルで運んでくれて、相手DFと2対1の状況を作ることができた。僕はよりゴールに近づくための選択肢をタイミングよく選ぶことができた。ピトゥカも僕の動きを感じ取って良いパスを出してくれたので、ゴールを決めることができたと思う。みんなが勝利のために、それぞれのパフォーマンスを発揮することができた。たまたまゴールを決めた今日が誕生日だったが、チームにとって貴重な勝利となった。チームもこれから勢いに乗っていけると思う。素晴らしい誕生日になった。
明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム
鹿島アントラーズ鹿島
[ 相馬 直樹監督 ]
今日はコロナ禍の状況の中で、いつも応援にきてくれるサポーターが一緒に戦うことができませんでした。ただ、モニターの前で一緒に応援して、そして戦ってくれたんじゃないかと思います。選手たちとともに一体となって勝点3を奪うことができた。その先に、応援してくれた方々がいらっしゃるだろう、というところも含めて、まずありがとうございましたと伝えたいと思います。
ゲームのほうは、まずマリノスさんがボールを持ち、われわれが速く攻めるのを狙うという形になったかと思います。もちろんもうちょっと、攻撃の時間を増やしたかったんですけれども、早く点を取れたのが1つ、やはり連戦という中で、運動量が多いマリノスさんの、前に人数をかけてくる攻撃に(対して)少しマイボールになっても、なかなか自分たちの時間を作れないことは多かったかなと思います。ただ、1番の狙いである速く攻めるというところで、前半のうちに素晴らしい形で2点を取ることができたと思います。
そのリードも含めて、多少守りたくなる、ズルズルラインが下がってしまう時間も多少あったんですけれども、本当に選手たちがお互いを助け合いながら(戦ってくれた)。二度ほど決定的に近い相手のチャンスはあったと思いますが、マリノスさんの高い攻撃力に対して最後まで粘り強く体を張りつつ、そして助け合いつつ、0失点で、そして勝点3を持って帰ってきてくれた選手たちに感謝したいと思います。
次はルヴァンになりますけども、大きな流れ、われわれにとって良い流れを作ること、またそれを大きくすることができましたので、名古屋との対戦に向けて準備していきたいと思います。
--守備の狙いは?
もっと前で、高いポイントで相手のCB、降りたボランチの選手に高い位置でプレスを掛けたいというのはありました。ただ、そういった中で追い切れない、少しうまく回されたときに、どこだったらボールを運ばせていいのかはチームとして整理できているところで、そこで相手の攻撃を限定しながら決定的に割らせないという形。プラス、取って速くというところにつなげたい。そういった狙いだったと思っています。
明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
--ゴールについて振り返ってください。
あのシーンは、ボールを奪ってから(ディエゴ)ピトゥカがそのボールを持って前を向いたシーンでした。僕は最初サイドに起点を作ろうと思って、1回開いたんですけど、(ディエゴ)ピトゥカがドリブルで運んできてくれて、CBの畠中(槙之輔)選手と2対1を作ることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います。
--横浜FM相手には5試合で6得点。全試合で得点していますが得意な意識は?
得意なイメージは特にないですけど、やっぱりハイラインだと分かっていましたし、自分の動き出しという武器は生きやすいんじゃないかとは思います。
--暫定3位に浮上しました。上位争いを繰り広げていることに関しては?
順位はあくまで暫定なので気にせず、残りの一試合一試合、僕は僕のパフォーマンスを出して、チームを勝たせる準備だったり、練習だったり、トレーニングだったりを励んでいきたいと思っていますし、それをみんなができたら、またこうやって勝って、一つひとつステップアップできるんじゃないかと思います。
荒木 遼太郎 - Ryotaro ARAKI
MF 13
荒木 遼太郎
Ryotaro ARAKI
--先制ゴールについて。
(土居)聖真くんにボールが入った状況で2対2になったんですけど、そこで中に入って最初は相手の前でクロスに触ろうと思ったんですけど、「厳しいな」ということでファーサイドにちょっと逃げた。そしたら聖真くんが浮き球でパスを出してくれて、合わせるだけでした。
--ジーコテクニカルディレクターが見守る中で3位になった。どういった手ごたえを感じているか。
ジーコさんが戻ってきて、最初の試合でマリノスという相手に勝てて、順位も1つあげられて良かったかなと思っています。試合前に、ジーコさんがテレビで(以前ゴールした)試合を見ててくれたみたいで「ナイスゴール」と言ってくれたので、少し励みになりましたし、今日も決められたので良かったです。
--プロになって初めてのヘディングでのゴールだったが?
ボールの滞空時間が動画で見るより長く感じたんですけど、うまく決められて良かったです。
--あと1点で2ケタ得点を達成する。得点に対する成長をどう感じていますか?
FWが(上田)綺世くんになってから、綺世くんを警戒して釣られる選手が多くなっていた。そこで自分が空いてくるかな、というふうに今日は思っていて、ちょうどよく自分が空いて今日も点を取ることができました。綺世くんとの関係というのは非常に良い関係ができてると思っています。
鹿島が絶好調の横浜FMに「ダブル」達成! ホームに続きアウェーでも2点差で撃破◎J1第27節

【鹿島】自ら祝砲! 上田綺世が「動き出しの武器は生きやすいと」バースデーゴールで2戦連発
2021-08-28
サッカーマガジン編集部
8月28日の明治安田生命J1リーグ第27節、鹿島アントラーズは2位の横浜F・マリノスのホームに乗り込んだ。15分、30分と素早く奪った得点が効いて2-0の勝利を収めたが、その2点目は上田綺世のバースデーゴールだった。「たまたま誕生日だった」と言いながら、笑顔がこぼれた。

上写真=上田綺世が自身のゴールで23歳の誕生日を祝って、完封勝利も手にした(写真◎J.LEAGUE)
■2021年8月28日 明治安田生命J1リーグ第27節(@日産ス/観衆4,829人)
横浜FM 0-2 鹿島
得点者:(鹿)荒木遼太郎、上田綺世
「素晴らしい誕生日になりました」
上田綺世が誕生日を自らのゴールでお祝いだ。
鹿島アントラーズが絶好調の横浜F・マリノスを2-0でたたいた8月28日のJ1第27節。この日は上田の23歳の誕生日だった。15分に荒木遼太郎が先制ヘッドを決めて幸先のいいスタートを切ると、そのときは30分にやってきた。
横浜FMの攻撃を防いでから、ディエゴ・ピトゥカが自陣ペナルティーエリア付近からドリブルを開始した。相手のアプローチが弱いのを見切るとスピードアップ、そのままぐいぐいと敵陣に進入していく。
「奪ってからピトゥカが前を向いたとき、サイドで起点を作ろうと開いたんです」
上田はまず右サイドに流れた。タッチライン際まで開いたが、ドリブルは止まらない。
「そこからまた運んでくれて畠中選手と2対1になったので、よりゴールに近い選択をしました」
外に開いてから今度は斜め前にゴール方向に走り出すと、ピトゥカがベストタイミングでスルーパスを滑り込ませてくれた。そのままゴールへ一直線、追いかける畠中を振り切り、コースを防ごうと飛び出してきたGKの高丘陽平の股下を右足のアウトサイドキックで射抜いた。
「ハイラインで来るのはわかっていて、動き出しの武器は生きやすいと思っていました」
相手に捕まらないようなすり抜けは、横浜FMのように前に前にと寄せてくるやり方は格好の狙い目だったのだ。
前節の清水エスパルス戦に続いて2試合連続ゴール。23歳は最高のスタートになった。
「たまたま誕生日でしたけど、貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いがつけばいいと思いますし、乗れると思います。素晴らしい誕生日になりました」
取材◎平澤大輔 写真◎J.LEAGUE

【写真】上田綺世は最前線に立って、2列目の選手の動きを引き出しながら、裏抜けの武器も生かした(写真◎J.LEAGUE)
上田綺世が23歳バースデー弾! “お得意様”横浜FMから5戦6発「自分の武器は活きやすい」

[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]
横浜F・マリノス相手にプロ入り以来5試合連続ゴールで通算6点目。鹿島アントラーズのFW上田綺世がまたしても“お得意様”を沈めた。この日は23歳の誕生日。上田はプロ入り後初のバースデーゴールに「たまたま誕生日でした」としながらも、「貴重な勝利になったと思うし、チームも勝って、これから勢いに乗って行けたらと思う。素晴らしい誕生日になった」と振り返った。
1-0でリードして迎えた前半30分、上田は自陣から長い距離をドリブルしてきたMFディエゴ・ピトゥカからのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出した。
「ボールを奪ってからピトゥカが前を向いて、初めはサイドに起点を作ろうと思っていた」。まずは右サイドのスペースに開いた上田だったが、ピトゥカの判断を見てプレー選択を変更。「ゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取っていいパスを出してくれた」と追いかけてきたDF畠中槙之輔の背中を取り、ゴール前に走り込みながらパスを受けた。
そのまま自身の間合いでシュートモーションに入り、最後はアウトサイドキックでGK高丘陽平の股下を打ち抜いた。これで横浜FM戦では全5試合連続ゴールで通算6点目。相性の良い相手について「得意なイメージは特にないけど、ハイラインだというのは分かっていたし、動き出しという自分の武器は活きやすいと思う」と冷静に語った。
上田の活躍もあり、鹿島は横浜FM相手にシーズンダブルを達成するとともに暫定3位に浮上。それでも「順位はあくまでも暫定なので気にせず、僕は僕のパフォーマンスをしてチームを勝たせる準備をして、トレーニングに励んでいきたい」と落ち着いた言葉。「それをチームみんなでできたら、今後も勝って一つずつステップアップできると思う」とすでに先を見据えていた。
(取材・文 竹内達也)
19歳MF荒木遼太郎の今季9点目はプロ初ヘッド弾「上手く決められて良かった」

[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]
電光石火の先制ゴールが横浜F・マリノスの快進撃を止めた。鹿島アントラーズMF荒木遼太郎は前半15分、右サイドを駆け上がったMF土居聖真からのクロスに反応し、ヘディングシュートで先制点を奪取。19歳の今季初ゴールが決勝点となり、横浜FMの無敗は13試合でストップした。
プロ入り後初のヘディングでのゴールは起点こそ相手DFのクリアミスだったが、フィニッシュはたえまない判断の賜物だった。
「聖真くんにボールが入って、相手と2対2になり、中に入って相手の前に入って先に触ろうと思ったけど、ボールの持ち方を見て厳しいと思ってファーサイドに逃げた」。その結果、相手のクリアミスを拾った土居のクロスはDF岩田智輝の頭上を超えて荒木の頭にピタリ。「ボールの滞空時間は動画で見るより長く感じたけど、上手く決められて良かった」と手応えの一撃となった。
価値ある先制点は、横浜FMにとって痛恨の失点。相手選手から「鹿島に対して先制点を取られるとなかなか難しいものがある」(FW仲川輝人)、「イージーな形で失点してしまうと難しくなる」(MF天野純)といった言葉が聞かれたように、その後の相手の攻撃性を大いに削いだ。
また荒木の今季の得点数はこれで9。19歳での二桁得点に王手をかけた。
「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた。ちょうど空いて点が取れるようになった。いい関係ができていると思う」。そんなFW上田綺世との関係性は、守備のプレッシングにおいても上々。「全体的にコンパクトな守備ができている。コンパクトを意識しながらやれていて、守備が安定して失点も少なくなっている」と攻守に手応えを感じている。
(取材・文 竹内達也)
【J1】鹿島上田弾などで暫定3位浮上 横浜は14試合ぶりの敗戦
[2021年8月28日21時21分]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに勝利して、暫定3位に浮上した。2位の横浜は、14試合ぶりの敗戦となった。
前半15分、鹿島GK沖のフィードが右サイドのMF土居に渡ると、土居のクロスにMF荒木がヘディングで合わせて、鹿島が先制した。
続く30分には、鹿島がカウンターで追加点を奪った。MFディエゴ・ピトゥカが自陣から前線まで運び、スルーパスを受けた東京五輪日本代表FW上田が、右足アウトサイドでゴールを決めた。上田は横浜とのリーグ戦において、プロデビュー後全5試合で得点を決めている。
後半は両者中盤での攻防が続き、なかなかシュートを放てなかった。14分に途中出場の横浜MF水沼が決定機を迎えたが、鹿島GK沖がひざでセーブして得点を許さなかった。
「マリノスキラー」鹿島上田綺世が横浜戦5連連発 2得点絡み3位浮上
[2021年8月28日21時41分]

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
23歳の誕生日を迎えた鹿島アントラーズFW上田綺世が2得点に絡む活躍でマリノスキラーぶりを発揮した。前半15分はGKからのロングボールの競り合いを起点にMF荒木の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、MFピトゥカのスルーパスに抜け出し冷静に右足でネットを揺らした。上田は19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。守ってもリーグ最多得点の横浜を無失点に抑え3位に浮上した。
19歳鹿島荒木「合わせるだけ」プロ初のヘディング弾、バリ五輪へ思い強く
[2021年8月28日22時41分]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左から3人目)(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズがパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。
前半15分、MF土居が右サイドからの上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。
東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」と照れた。
昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】
マリノスキラー鹿島上田23歳誕生日弾「武器生かしやすい」横浜戦5戦連発
[2021年8月28日23時39分]

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、横浜畠中(左)のマークを振り切り2点目のゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産スタジアム
鹿島アントラーズは横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。この日、23歳の誕生日を迎えたFW上田綺世が、マリノスキラーぶりを発揮した。
前半15分はGK沖のゴールキックの競り合いでつぶれ、そこを起点にMF荒木遼太郎の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、自陣ペナルティーエリア内でボールを奪うと、MFピトゥカからスルーパスを受ける。横浜DF畠中の背後から加速し相手GKと1対1になると、冷静に股抜きシュートを放った。「最初、サイドを起点でつくろうと開いたが、ピトゥカがドリブルで運んできてくれて。センターバックの畠中選手と2対1をつくることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミング良く選べたし、それを感じ取って(ピトゥカが)いいパスを出してくれたので決められたと思います」と振り返った。
19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。横浜に対して「得意なイメージは特にないですけど、ハイラインだと分かっていましたし、自分の動きだしという武器は生かしやすいと思います」と話す。チームも対横浜に5連勝となった。
東京オリンピック(五輪)代表として戦った後、22歳の最後の試合となった25日の前節清水エスパルス戦で得点。23歳の誕生日の日に、2位横浜との対戦で、動きだしとシュート力と持ち味を生かしたバースデー弾を決め、チームを勝利に導いた。「たまたま誕生日でしたけど。大事な場面で貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いに乗れると思いますし、素晴らしい誕生日になったと思います」。東京五輪は無得点に終わり、悔しい思いをしたが、その悔しさを糧に飛躍する23歳になりそうだ。
鹿島MF荒木、94年城彰二以来の19歳2ケタ弾王手 初ヘッドで9点目
[2021年8月29日7時42分 ]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左)(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズがパリ五輪オリンピック(五輪)世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。前半15分、MF土居が右サイドから上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。
東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」とはにかんだ。
昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】
23歳の上田が誕生日弾 鹿島、暫定3位に
2021/08/28 23:00
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横浜M―鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決める鹿島・上田(左)=日産スタジアム
明治安田J1第27節第1日(28日、横浜M0-2鹿島、日産ス)鹿島の上田は23歳の誕生日を自らのゴールで祝った。1―0の前半30分、ディエゴピトゥカのスルーパスに抜けだし、GKと1対1に。右足アウトサイドで股を通し、2試合連続でネットを揺らした。チームを暫定3位に導き「これで乗れる。素晴らしい誕生日になった」とうなずいた。
守る時間も長かったが前線から追い続けた。上位対決での引き締まった戦いぶりはさすが。「僕も必死にプレーしていたし、チームもいつも通りと言えばいつも通り。これが鹿島」と誇った。
鹿島、横浜下し暫定3位再浮上 荒木が先制弾、上田が追加点「一つでも上の順位へ勝ちに貢献したい」
[ 2021年8月28日 22:02 ]
明治安田生命J1リーグ 第27節 鹿島2―0横浜 ( 2021年8月28日 日産スタジアム )

<横浜・鹿島>前半15分、荒木がゴールを決め鹿島が先制(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島が伝統の一戦を制し、暫定3位に再浮上した。アウェーで横浜を2―0で下して2連勝。高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が頭で先制ゴールを挙げれば、エースFW上田綺世(23)が右足で追加点を挙げた。5―3で制した5月の前回対戦に続き、“オリジナル10”対決を制した。
“ハマキラー”ぶりを発揮した。まずは0―0の前半15分。右サイドを抜け出したMF土居のクロスに、MF荒木は「いいボールが来たので合わせるだけでした」と、頭で突き刺して先制のネットを揺らした。今季リーグ9得点目。元日本代表FW宇佐美貴史(29=G大阪)らに並ぶ、10代でのJ1通算11ゴールをマークした。
さらに、1点リードの同30分。右サイドからスルーパスに抜け出したFW上田が、右足で2戦連続のゴールを挙げた。「一つでも上の順位へ行けるように、勝ちに貢献したい」と話していたように、今季8点目で自身23歳の誕生日を自ら祝福した。これで、横浜との直近の公式戦は6連勝。爆進中の相手にまたも土をつけ、上位に食らいついた。
鹿島 暫定3位浮上、上田がバースデー弾で自ら祝福「勝ちに貢献したい」
[ 2021年8月29日 05:30 ]
明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島2ー0横浜 ( 2021年8月28日 日産ス )

<横浜・鹿島>前半30分、上田がゴールを決める
Photo By スポニチ
鹿島が“ハマキラー”ぶりを発揮し、暫定3位に再浮上した。前節までリーグ13戦負けなしで、首位を猛追していた相手に2―0で完勝。5月の前回対戦に続き“オリジナル10”対決を制し、対横浜戦は公式戦6連勝となった。相馬監督は「マリノスに勝っても勝ち点3しかもらえないので」と、完勝にも表情を引き締めた。
0―0の前半15分に高卒2年目MF荒木が頭で先制弾。同30分には、この日が23歳の誕生日だったFW上田が右足で2戦連続のゴールを挙げた。対横浜戦はこれで5戦連発となったエースは「得意なイメージはないが、相手がハイラインを敷いてくるのは分かっていた」とうなずき、上位戦線を見据えた。
鹿島、堅守速攻でしたたかに 名門対決、横浜Mに連勝―J1
2021年08月28日23時10分

前半、ゴールを決め、喜ぶ鹿島の上田(右奥)=28日、日産スタジアム
5月のホーム戦は激しく打ち合って勝利。その一戦以来、13試合負けがなかった好調の横浜Mを、敵地で再び退けた。「(相手の)高い攻撃力に体を張り、助け合いつつ、(失点)ゼロで勝ち点3を持ってきた選手に感謝したい」。鹿島らしさが詰まった勝ち方に、相馬監督は誇らしげだった。
Jリーグ開幕から唯一続く名門対決。お互いの異なる特長がぶつかる中で、際立ったのは鹿島の伝統の堅守速攻と、したたかな試合運びだった。前半15分と願ってもない早い時間帯に荒木が先制点を奪うと、同30分にも速攻から上田が23歳の誕生日を自ら祝う追加点。先行逃げ切りの態勢に持ち込んだ。
横浜Mにボールを持たせながら、守備陣は中央を固めてスペースを消すブロックを形成。サイドに追いやりつつ、肝心な部分は割らせない。2戦連発となった上田は「これが鹿島。勝つためにそれぞれが、それぞれのパフォーマンスを発揮できた」と誇った。
暫定3位に浮上。8月に入って4勝1敗、2失点と安定感が光る。「きょう勝って勢いが付いた。もっと勝ち点を積み上げていければいい」と荒木。「常勝軍団」と呼ばれたかつての姿に近づきつつある。
《明治安田J1》第27節 鹿島、好機逃さず 暫定3位浮上
早い時間に先制したこともあり、相手にボールを持たれる時間帯が長かった。
そこを耐えきったチーム全体の守備を賞賛するところである。
2度ほどあったピンチも運があったと言わざるを得ない。
それもまた相馬監督の持つ"実力"と言えよう。
そして殊勲の先制打を決めた荒木遼太郎は。「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた」とセンターFWを立てる。
綺世の存在感がこの連勝をもたらせたように思う。
その綺世は、「はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います」と言う。
ピトゥカとのイメージのシンクロが伝わってくる。
こうした連携の妙こそがサッカーの醍醐味とも言える。
良いチームになっておる。
その綺世のバースデーゴールを大きく取り上げられておる。
Fマリノス戦では連発中であり、相性の良さが伝えられる。
綺世自身は相手がハイラインであることを挙げておる。
このあたり戦術的なかみ合わせがあろう。
この先、様々な相手と対峙していく。
綺世のゴールにて勝っていこう。
楽しみである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第27節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
このような状況により、われわれのファン・サポーターの皆さんがスタジアムに来ることができなかった。その中でも、画面の前で一緒に戦ってくれていたと思う。選手たちと一体となって勝ち点3を手にすることができた。応援してくださった皆さんにありがとうございますと伝えたい。
試合は、横浜FMがボールを保持し、われわれが素早い攻撃を狙うという展開になった。ただ、もう少し攻撃の時間を増やしていきたかった。非常にアグレッシブな攻撃を仕掛けてくる横浜FMに対して、自分たちの時間が多く作れなかった。
一番の狙いは「素早く攻める」という部分だった。前半のうちに素晴らしい形から2得点を奪うことができた。守備では、守ろうとして少しラインが下がってしまう場面もあったが、選手たちが互いに助け合いながら、粘り強く体を張って無失点で終えることができた。勝ち点3をつかみ取った選手たちに感謝したい。
次はYBCルヴァンカップとなる。いい流れを作り、チームの勢いを大きなものにすることができた。名古屋戦へ向けてしっかりと準備していきたい。
Q.守備の部分ではどのような狙いを持っていた?
A.相手のセンターバック、ボランチの位置でプレスをかけていきたいという狙いはあった。上手くかわされてパスを繋がれた場面もあった。ただ、その時にどこまでボールを運ばせるかという整理はできていた。相手の攻撃を限定しながら、ボールを奪って素早く攻めるという部分を狙っていた。ズルズルラインを下げてしまう場面は少なかった。全体の距離感はしっかりと維持することができていた。選手たちがピンチの場面でカバーをするという意識がすごく高かく、チームを指揮していてその意識が見れたことが一番嬉しかった。
Q.失点が少なくなってきている。良くなってきていると感じる部分は?
A.ひとつは、チーム全体の距離感が良くなってきた。悪い時は失い方が悪かった。人数をかけて守るという部分は選手たちも自信を持ってプレーできている。夏場の連戦ではあるが、一人かわされてもしっかりとカバーに入るという場面が多く見えた。最後のゴール前のところでも体を張って戦ってくれた。
【荒木 遼太郎】
(先制点の場面は)聖真君にボールが入った時点で2対2の状況だった。最初は相手選手の前に入って行こうと思っていたが、状況を見てファーサイドへ逃げていく動きを選択した。聖真君が浮き球のボールを入れてくれたので、僕はヘディングで合わせるだけだった。
【上田 綺世】
僕が起点を作ろうと思い、サイドでパスを受けようとしたが、ピトゥカがドリブルで運んでくれて、相手DFと2対1の状況を作ることができた。僕はよりゴールに近づくための選択肢をタイミングよく選ぶことができた。ピトゥカも僕の動きを感じ取って良いパスを出してくれたので、ゴールを決めることができたと思う。みんなが勝利のために、それぞれのパフォーマンスを発揮することができた。たまたまゴールを決めた今日が誕生日だったが、チームにとって貴重な勝利となった。チームもこれから勢いに乗っていけると思う。素晴らしい誕生日になった。
明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム
鹿島アントラーズ鹿島
[ 相馬 直樹監督 ]
今日はコロナ禍の状況の中で、いつも応援にきてくれるサポーターが一緒に戦うことができませんでした。ただ、モニターの前で一緒に応援して、そして戦ってくれたんじゃないかと思います。選手たちとともに一体となって勝点3を奪うことができた。その先に、応援してくれた方々がいらっしゃるだろう、というところも含めて、まずありがとうございましたと伝えたいと思います。
ゲームのほうは、まずマリノスさんがボールを持ち、われわれが速く攻めるのを狙うという形になったかと思います。もちろんもうちょっと、攻撃の時間を増やしたかったんですけれども、早く点を取れたのが1つ、やはり連戦という中で、運動量が多いマリノスさんの、前に人数をかけてくる攻撃に(対して)少しマイボールになっても、なかなか自分たちの時間を作れないことは多かったかなと思います。ただ、1番の狙いである速く攻めるというところで、前半のうちに素晴らしい形で2点を取ることができたと思います。
そのリードも含めて、多少守りたくなる、ズルズルラインが下がってしまう時間も多少あったんですけれども、本当に選手たちがお互いを助け合いながら(戦ってくれた)。二度ほど決定的に近い相手のチャンスはあったと思いますが、マリノスさんの高い攻撃力に対して最後まで粘り強く体を張りつつ、そして助け合いつつ、0失点で、そして勝点3を持って帰ってきてくれた選手たちに感謝したいと思います。
次はルヴァンになりますけども、大きな流れ、われわれにとって良い流れを作ること、またそれを大きくすることができましたので、名古屋との対戦に向けて準備していきたいと思います。
--守備の狙いは?
もっと前で、高いポイントで相手のCB、降りたボランチの選手に高い位置でプレスを掛けたいというのはありました。ただ、そういった中で追い切れない、少しうまく回されたときに、どこだったらボールを運ばせていいのかはチームとして整理できているところで、そこで相手の攻撃を限定しながら決定的に割らせないという形。プラス、取って速くというところにつなげたい。そういった狙いだったと思っています。
明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
--ゴールについて振り返ってください。
あのシーンは、ボールを奪ってから(ディエゴ)ピトゥカがそのボールを持って前を向いたシーンでした。僕は最初サイドに起点を作ろうと思って、1回開いたんですけど、(ディエゴ)ピトゥカがドリブルで運んできてくれて、CBの畠中(槙之輔)選手と2対1を作ることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います。
--横浜FM相手には5試合で6得点。全試合で得点していますが得意な意識は?
得意なイメージは特にないですけど、やっぱりハイラインだと分かっていましたし、自分の動き出しという武器は生きやすいんじゃないかとは思います。
--暫定3位に浮上しました。上位争いを繰り広げていることに関しては?
順位はあくまで暫定なので気にせず、残りの一試合一試合、僕は僕のパフォーマンスを出して、チームを勝たせる準備だったり、練習だったり、トレーニングだったりを励んでいきたいと思っていますし、それをみんなができたら、またこうやって勝って、一つひとつステップアップできるんじゃないかと思います。
荒木 遼太郎 - Ryotaro ARAKI
MF 13
荒木 遼太郎
Ryotaro ARAKI
--先制ゴールについて。
(土居)聖真くんにボールが入った状況で2対2になったんですけど、そこで中に入って最初は相手の前でクロスに触ろうと思ったんですけど、「厳しいな」ということでファーサイドにちょっと逃げた。そしたら聖真くんが浮き球でパスを出してくれて、合わせるだけでした。
--ジーコテクニカルディレクターが見守る中で3位になった。どういった手ごたえを感じているか。
ジーコさんが戻ってきて、最初の試合でマリノスという相手に勝てて、順位も1つあげられて良かったかなと思っています。試合前に、ジーコさんがテレビで(以前ゴールした)試合を見ててくれたみたいで「ナイスゴール」と言ってくれたので、少し励みになりましたし、今日も決められたので良かったです。
--プロになって初めてのヘディングでのゴールだったが?
ボールの滞空時間が動画で見るより長く感じたんですけど、うまく決められて良かったです。
--あと1点で2ケタ得点を達成する。得点に対する成長をどう感じていますか?
FWが(上田)綺世くんになってから、綺世くんを警戒して釣られる選手が多くなっていた。そこで自分が空いてくるかな、というふうに今日は思っていて、ちょうどよく自分が空いて今日も点を取ることができました。綺世くんとの関係というのは非常に良い関係ができてると思っています。
鹿島が絶好調の横浜FMに「ダブル」達成! ホームに続きアウェーでも2点差で撃破◎J1第27節

【鹿島】自ら祝砲! 上田綺世が「動き出しの武器は生きやすいと」バースデーゴールで2戦連発
2021-08-28
サッカーマガジン編集部
8月28日の明治安田生命J1リーグ第27節、鹿島アントラーズは2位の横浜F・マリノスのホームに乗り込んだ。15分、30分と素早く奪った得点が効いて2-0の勝利を収めたが、その2点目は上田綺世のバースデーゴールだった。「たまたま誕生日だった」と言いながら、笑顔がこぼれた。

上写真=上田綺世が自身のゴールで23歳の誕生日を祝って、完封勝利も手にした(写真◎J.LEAGUE)
■2021年8月28日 明治安田生命J1リーグ第27節(@日産ス/観衆4,829人)
横浜FM 0-2 鹿島
得点者:(鹿)荒木遼太郎、上田綺世
「素晴らしい誕生日になりました」
上田綺世が誕生日を自らのゴールでお祝いだ。
鹿島アントラーズが絶好調の横浜F・マリノスを2-0でたたいた8月28日のJ1第27節。この日は上田の23歳の誕生日だった。15分に荒木遼太郎が先制ヘッドを決めて幸先のいいスタートを切ると、そのときは30分にやってきた。
横浜FMの攻撃を防いでから、ディエゴ・ピトゥカが自陣ペナルティーエリア付近からドリブルを開始した。相手のアプローチが弱いのを見切るとスピードアップ、そのままぐいぐいと敵陣に進入していく。
「奪ってからピトゥカが前を向いたとき、サイドで起点を作ろうと開いたんです」
上田はまず右サイドに流れた。タッチライン際まで開いたが、ドリブルは止まらない。
「そこからまた運んでくれて畠中選手と2対1になったので、よりゴールに近い選択をしました」
外に開いてから今度は斜め前にゴール方向に走り出すと、ピトゥカがベストタイミングでスルーパスを滑り込ませてくれた。そのままゴールへ一直線、追いかける畠中を振り切り、コースを防ごうと飛び出してきたGKの高丘陽平の股下を右足のアウトサイドキックで射抜いた。
「ハイラインで来るのはわかっていて、動き出しの武器は生きやすいと思っていました」
相手に捕まらないようなすり抜けは、横浜FMのように前に前にと寄せてくるやり方は格好の狙い目だったのだ。
前節の清水エスパルス戦に続いて2試合連続ゴール。23歳は最高のスタートになった。
「たまたま誕生日でしたけど、貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いがつけばいいと思いますし、乗れると思います。素晴らしい誕生日になりました」
取材◎平澤大輔 写真◎J.LEAGUE

【写真】上田綺世は最前線に立って、2列目の選手の動きを引き出しながら、裏抜けの武器も生かした(写真◎J.LEAGUE)
上田綺世が23歳バースデー弾! “お得意様”横浜FMから5戦6発「自分の武器は活きやすい」

[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]
横浜F・マリノス相手にプロ入り以来5試合連続ゴールで通算6点目。鹿島アントラーズのFW上田綺世がまたしても“お得意様”を沈めた。この日は23歳の誕生日。上田はプロ入り後初のバースデーゴールに「たまたま誕生日でした」としながらも、「貴重な勝利になったと思うし、チームも勝って、これから勢いに乗って行けたらと思う。素晴らしい誕生日になった」と振り返った。
1-0でリードして迎えた前半30分、上田は自陣から長い距離をドリブルしてきたMFディエゴ・ピトゥカからのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出した。
「ボールを奪ってからピトゥカが前を向いて、初めはサイドに起点を作ろうと思っていた」。まずは右サイドのスペースに開いた上田だったが、ピトゥカの判断を見てプレー選択を変更。「ゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取っていいパスを出してくれた」と追いかけてきたDF畠中槙之輔の背中を取り、ゴール前に走り込みながらパスを受けた。
そのまま自身の間合いでシュートモーションに入り、最後はアウトサイドキックでGK高丘陽平の股下を打ち抜いた。これで横浜FM戦では全5試合連続ゴールで通算6点目。相性の良い相手について「得意なイメージは特にないけど、ハイラインだというのは分かっていたし、動き出しという自分の武器は活きやすいと思う」と冷静に語った。
上田の活躍もあり、鹿島は横浜FM相手にシーズンダブルを達成するとともに暫定3位に浮上。それでも「順位はあくまでも暫定なので気にせず、僕は僕のパフォーマンスをしてチームを勝たせる準備をして、トレーニングに励んでいきたい」と落ち着いた言葉。「それをチームみんなでできたら、今後も勝って一つずつステップアップできると思う」とすでに先を見据えていた。
(取材・文 竹内達也)
19歳MF荒木遼太郎の今季9点目はプロ初ヘッド弾「上手く決められて良かった」

[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]
電光石火の先制ゴールが横浜F・マリノスの快進撃を止めた。鹿島アントラーズMF荒木遼太郎は前半15分、右サイドを駆け上がったMF土居聖真からのクロスに反応し、ヘディングシュートで先制点を奪取。19歳の今季初ゴールが決勝点となり、横浜FMの無敗は13試合でストップした。
プロ入り後初のヘディングでのゴールは起点こそ相手DFのクリアミスだったが、フィニッシュはたえまない判断の賜物だった。
「聖真くんにボールが入って、相手と2対2になり、中に入って相手の前に入って先に触ろうと思ったけど、ボールの持ち方を見て厳しいと思ってファーサイドに逃げた」。その結果、相手のクリアミスを拾った土居のクロスはDF岩田智輝の頭上を超えて荒木の頭にピタリ。「ボールの滞空時間は動画で見るより長く感じたけど、上手く決められて良かった」と手応えの一撃となった。
価値ある先制点は、横浜FMにとって痛恨の失点。相手選手から「鹿島に対して先制点を取られるとなかなか難しいものがある」(FW仲川輝人)、「イージーな形で失点してしまうと難しくなる」(MF天野純)といった言葉が聞かれたように、その後の相手の攻撃性を大いに削いだ。
また荒木の今季の得点数はこれで9。19歳での二桁得点に王手をかけた。
「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた。ちょうど空いて点が取れるようになった。いい関係ができていると思う」。そんなFW上田綺世との関係性は、守備のプレッシングにおいても上々。「全体的にコンパクトな守備ができている。コンパクトを意識しながらやれていて、守備が安定して失点も少なくなっている」と攻守に手応えを感じている。
(取材・文 竹内達也)
【J1】鹿島上田弾などで暫定3位浮上 横浜は14試合ぶりの敗戦
[2021年8月28日21時21分]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに勝利して、暫定3位に浮上した。2位の横浜は、14試合ぶりの敗戦となった。
前半15分、鹿島GK沖のフィードが右サイドのMF土居に渡ると、土居のクロスにMF荒木がヘディングで合わせて、鹿島が先制した。
続く30分には、鹿島がカウンターで追加点を奪った。MFディエゴ・ピトゥカが自陣から前線まで運び、スルーパスを受けた東京五輪日本代表FW上田が、右足アウトサイドでゴールを決めた。上田は横浜とのリーグ戦において、プロデビュー後全5試合で得点を決めている。
後半は両者中盤での攻防が続き、なかなかシュートを放てなかった。14分に途中出場の横浜MF水沼が決定機を迎えたが、鹿島GK沖がひざでセーブして得点を許さなかった。
「マリノスキラー」鹿島上田綺世が横浜戦5連連発 2得点絡み3位浮上
[2021年8月28日21時41分]

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
23歳の誕生日を迎えた鹿島アントラーズFW上田綺世が2得点に絡む活躍でマリノスキラーぶりを発揮した。前半15分はGKからのロングボールの競り合いを起点にMF荒木の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、MFピトゥカのスルーパスに抜け出し冷静に右足でネットを揺らした。上田は19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。守ってもリーグ最多得点の横浜を無失点に抑え3位に浮上した。
19歳鹿島荒木「合わせるだけ」プロ初のヘディング弾、バリ五輪へ思い強く
[2021年8月28日22時41分]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左から3人目)(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズがパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。
前半15分、MF土居が右サイドからの上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。
東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」と照れた。
昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】
マリノスキラー鹿島上田23歳誕生日弾「武器生かしやすい」横浜戦5戦連発
[2021年8月28日23時39分]

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、横浜畠中(左)のマークを振り切り2点目のゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産スタジアム
鹿島アントラーズは横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。この日、23歳の誕生日を迎えたFW上田綺世が、マリノスキラーぶりを発揮した。
前半15分はGK沖のゴールキックの競り合いでつぶれ、そこを起点にMF荒木遼太郎の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、自陣ペナルティーエリア内でボールを奪うと、MFピトゥカからスルーパスを受ける。横浜DF畠中の背後から加速し相手GKと1対1になると、冷静に股抜きシュートを放った。「最初、サイドを起点でつくろうと開いたが、ピトゥカがドリブルで運んできてくれて。センターバックの畠中選手と2対1をつくることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミング良く選べたし、それを感じ取って(ピトゥカが)いいパスを出してくれたので決められたと思います」と振り返った。
19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。横浜に対して「得意なイメージは特にないですけど、ハイラインだと分かっていましたし、自分の動きだしという武器は生かしやすいと思います」と話す。チームも対横浜に5連勝となった。
東京オリンピック(五輪)代表として戦った後、22歳の最後の試合となった25日の前節清水エスパルス戦で得点。23歳の誕生日の日に、2位横浜との対戦で、動きだしとシュート力と持ち味を生かしたバースデー弾を決め、チームを勝利に導いた。「たまたま誕生日でしたけど。大事な場面で貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いに乗れると思いますし、素晴らしい誕生日になったと思います」。東京五輪は無得点に終わり、悔しい思いをしたが、その悔しさを糧に飛躍する23歳になりそうだ。
鹿島MF荒木、94年城彰二以来の19歳2ケタ弾王手 初ヘッドで9点目
[2021年8月29日7時42分 ]

横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)

横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左)(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス
鹿島アントラーズがパリ五輪オリンピック(五輪)世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。前半15分、MF土居が右サイドから上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。
東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」とはにかんだ。
昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】
23歳の上田が誕生日弾 鹿島、暫定3位に
2021/08/28 23:00
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横浜M―鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決める鹿島・上田(左)=日産スタジアム
明治安田J1第27節第1日(28日、横浜M0-2鹿島、日産ス)鹿島の上田は23歳の誕生日を自らのゴールで祝った。1―0の前半30分、ディエゴピトゥカのスルーパスに抜けだし、GKと1対1に。右足アウトサイドで股を通し、2試合連続でネットを揺らした。チームを暫定3位に導き「これで乗れる。素晴らしい誕生日になった」とうなずいた。
守る時間も長かったが前線から追い続けた。上位対決での引き締まった戦いぶりはさすが。「僕も必死にプレーしていたし、チームもいつも通りと言えばいつも通り。これが鹿島」と誇った。
鹿島、横浜下し暫定3位再浮上 荒木が先制弾、上田が追加点「一つでも上の順位へ勝ちに貢献したい」
[ 2021年8月28日 22:02 ]
明治安田生命J1リーグ 第27節 鹿島2―0横浜 ( 2021年8月28日 日産スタジアム )

<横浜・鹿島>前半15分、荒木がゴールを決め鹿島が先制(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島が伝統の一戦を制し、暫定3位に再浮上した。アウェーで横浜を2―0で下して2連勝。高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が頭で先制ゴールを挙げれば、エースFW上田綺世(23)が右足で追加点を挙げた。5―3で制した5月の前回対戦に続き、“オリジナル10”対決を制した。
“ハマキラー”ぶりを発揮した。まずは0―0の前半15分。右サイドを抜け出したMF土居のクロスに、MF荒木は「いいボールが来たので合わせるだけでした」と、頭で突き刺して先制のネットを揺らした。今季リーグ9得点目。元日本代表FW宇佐美貴史(29=G大阪)らに並ぶ、10代でのJ1通算11ゴールをマークした。
さらに、1点リードの同30分。右サイドからスルーパスに抜け出したFW上田が、右足で2戦連続のゴールを挙げた。「一つでも上の順位へ行けるように、勝ちに貢献したい」と話していたように、今季8点目で自身23歳の誕生日を自ら祝福した。これで、横浜との直近の公式戦は6連勝。爆進中の相手にまたも土をつけ、上位に食らいついた。
鹿島 暫定3位浮上、上田がバースデー弾で自ら祝福「勝ちに貢献したい」
[ 2021年8月29日 05:30 ]
明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島2ー0横浜 ( 2021年8月28日 日産ス )

<横浜・鹿島>前半30分、上田がゴールを決める
Photo By スポニチ
鹿島が“ハマキラー”ぶりを発揮し、暫定3位に再浮上した。前節までリーグ13戦負けなしで、首位を猛追していた相手に2―0で完勝。5月の前回対戦に続き“オリジナル10”対決を制し、対横浜戦は公式戦6連勝となった。相馬監督は「マリノスに勝っても勝ち点3しかもらえないので」と、完勝にも表情を引き締めた。
0―0の前半15分に高卒2年目MF荒木が頭で先制弾。同30分には、この日が23歳の誕生日だったFW上田が右足で2戦連続のゴールを挙げた。対横浜戦はこれで5戦連発となったエースは「得意なイメージはないが、相手がハイラインを敷いてくるのは分かっていた」とうなずき、上位戦線を見据えた。
鹿島、堅守速攻でしたたかに 名門対決、横浜Mに連勝―J1
2021年08月28日23時10分

前半、ゴールを決め、喜ぶ鹿島の上田(右奥)=28日、日産スタジアム
5月のホーム戦は激しく打ち合って勝利。その一戦以来、13試合負けがなかった好調の横浜Mを、敵地で再び退けた。「(相手の)高い攻撃力に体を張り、助け合いつつ、(失点)ゼロで勝ち点3を持ってきた選手に感謝したい」。鹿島らしさが詰まった勝ち方に、相馬監督は誇らしげだった。
Jリーグ開幕から唯一続く名門対決。お互いの異なる特長がぶつかる中で、際立ったのは鹿島の伝統の堅守速攻と、したたかな試合運びだった。前半15分と願ってもない早い時間帯に荒木が先制点を奪うと、同30分にも速攻から上田が23歳の誕生日を自ら祝う追加点。先行逃げ切りの態勢に持ち込んだ。
横浜Mにボールを持たせながら、守備陣は中央を固めてスペースを消すブロックを形成。サイドに追いやりつつ、肝心な部分は割らせない。2戦連発となった上田は「これが鹿島。勝つためにそれぞれが、それぞれのパフォーマンスを発揮できた」と誇った。
暫定3位に浮上。8月に入って4勝1敗、2失点と安定感が光る。「きょう勝って勢いが付いた。もっと勝ち点を積み上げていければいい」と荒木。「常勝軍団」と呼ばれたかつての姿に近づきつつある。
《明治安田J1》第27節 鹿島、好機逃さず 暫定3位浮上
Jリーグ 横浜Fマリノス戦
聖真のクロスに荒木のヘッドで先制。
ピトゥカのロングドリブルからのスルーパスから決めた綺世のバースデーゴールはアウトサイドでGKの股抜き。
この勝利で暫定3位浮上。
個人的MOMは常本佳吾。
ピトゥカのロングドリブルからのスルーパスから決めた綺世のバースデーゴールはアウトサイドでGKの股抜き。
この勝利で暫定3位浮上。
個人的MOMは常本佳吾。
相馬監督、勝利を奪いに行く姿勢を出す
Fマリノス戦に向けた前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
「我々がまたチャレンジする戦い。今一番、力があり、乗っているチーム。前回の対戦のことはあるが、我々が受ける立場ではなく、自分たちが勝利を奪いに行く姿勢を出せるようにしていきたい」と"挑戦者"としての意識を強く語る。
そして、「たとえ先に失点しても、積み上げているものを信じて最後まで相手をたたきのめしに行く、勝ち点3を奪う姿勢を見せつけられるかどうか」という言葉から"打ち合い上等"を意識しておるように感じさせられる。
確かに、Fマリノスの攻撃力を考慮すれば封じ込めることを第一にするよりも、最終的なゴール数が上回れば良いというゲームプランもあるように思う。
実際に、昨季のアウェイ・Fマリノス戦は2点先行されながらも大逆転勝利を飾っておる。
この故事に習えとは言わぬが、例え失点しようとも、ゴールを奪う強い気持ちで挑むことも大事であろう。
攻撃力で優り、勝利をる噛む。
必勝の一戦である。

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【鹿島】8月最後の一戦は強敵横浜FMとの大一番。相馬直樹監督「自分たちが勝利を欲して、奪いにいく」
2021-08-27
サッカーマガジン編集部
8月27日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム」
8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では攻守がかみ合い4-0の快勝を収めた。その前の第25節神戸戦は敗北を喫したものの、アウェー連戦のさなかに再び流れを取り戻した。そして、中2日で第27節横浜FM戦に臨む。相馬直樹監督が「我々がチャレンジする戦い」と話す2位の相手とのアウェーゲームは激戦必至だ。
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム。今、一番勢いに乗っているチームでもあると思います。その相手に我々がどれくらいできるのか、戦えるのか。前回対戦のことはありますが、我々は受けるような立場ではなく、自分たちが勝利を欲して、(勝ち点3を)奪いにいく。そういった姿勢を出せるようにしていきたい」
横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だが、「前回対戦」では鹿島がホームで5-3と勝利している。横浜FMはそれからのリーグ戦で無敗を維持し、相馬監督が言及したように、指揮官がケヴィン・マスカット監督に交代しても勝ち点を拾い続けている。
「この夏場の連戦のさなかでも、F・マリノスは切り替えの部分、そしてハードワーク、インテンシティーの部分にこだわってやっているチームだと思います。我々もそうなので、そこで上回れるかどうか。本当に簡単なことではありませんが、そのインテンシティーや、切り替えの部分で相手を上回る時間をどれくらい増やせるか。そこが(勝敗の)大きなポイントになるのかなと思っています」
8月最後の大一番。鹿島は強敵から勝ち点3を奪い取り、上位陣に迫っていきたいところだ。「自分たちが持っているものをきちんと出せるように、自分たちを信じて、思いっきり戦いに入っていけるようにしたい」と闘志を燃やす相馬監督の下、深紅の戦士がリーグ戦13試合無敗の相手に立ち向かう。

8月27日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
13戦無敗の横浜が最後に負けた相手は? 鹿島の相馬監督は「単純にこの試合に勝ちたいかどうか」にフォーカス
広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年08月28日
「積み上げてきたものを信じて、相手を叩きのめしに行く」

横浜戦前日のオンライン取材に応じた相馬監督。無敗街道を歩む難敵との大一番に向け、持てる力を出し切ることを強調した。(C)KASHIMA ANTLERS
13戦無敗で4連勝中。直近3試合は5点、5点、4点と計14得点。圧倒的な攻撃力を誇り、快進撃を続ける横浜F・マリノスが、鹿島アントラーズの次の相手だ。
難敵であるのは間違いない。ただ“お得意様”という見方もできる。今季のリーグ戦で横浜が最後に負けた相手が、他ならぬ鹿島だ。5月の対戦では土居聖真のハットトリックもあり、5-3で完勝。この試合を含め、過去5戦、鹿島は横浜に“連勝”している。
さかのぼること2019年シーズンの8月の対戦では2-1、同年の天皇杯4回戦では4-1、昨季のリーグ戦では4-2と3-2、そして今季の前回対戦での勝利だ。
相馬直樹監督にとっては、昨季のコーチ時代を含め、横浜には3連勝中。むしろ相性の良さを感じているのではないだろうか。
「結果で見れば、そういう部分はあると思いますけど、紙一重のゲーム、どちらかと言えばシーソーゲームみたいなことも多かったと思います」
どちらに転ぶか分からないギリギリの勝負を制してきたが、次もそうなる保証はもちろんない。
「自分たちの積み上げているものをしっかりと出し切らないと、結果は入れ替わっていることも十分にあり得ると思っています。今一番、力がある、勢いがある、そして安定して、その強さ、強度を発揮しているのがマリノス。
その相手から勝点3を奪い切るには、相性というだけではなく、我々がしっかりと出し切れるか、相手を上回り切れるか。ちょっとしたところで、やられる可能性は十分にはらんでいると思いますし、そうならないようにしていきたい」
過去の戦歴を踏まえれば、横浜の無敗記録を止めるのは、鹿島ほど相応しいチームはない――そんな期待感を抱くこちらを諭すかのように、相馬監督は次のように話す。
「一番大事なのは、このゲームにはいりこめるか。相手うんぬんではなく、中2日の戦いになりますけど、このゲームに100パーセント以上を持ってこれるか。それによってはじめて、相手を上回ることも可能だと思います。
(横浜の)無敗を止めるとか、それは我々だとか、そういうことではなく、単純にこの試合に勝ちたいかどうか、そこにしっかりとフォーカスしてやりたい。
それはワンプレー、ワンプレーも同じで、ゲーム中はミスも当然ありますし、先に失点することもありますけど、それでも、自分たちが積み上げてきたものを信じて、相手を叩きのめしに行く、勝点3を奪い取りに行く、その姿勢を最後まで見せ続けられるかどうか。そう思っています」
相性も、過去の戦歴も関係なく、目の前のゲームだけに集中して勝ちをもぎ取るだけ。この横浜戦のあとには、名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝が控える。そこに向けても弾みがつくような勝利を手にしたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
鹿島相馬監督、4連勝中の横浜戦へ「勝利を奪いに行く姿勢を出す」
[2021年8月27日13時12分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が27日、28日の横浜F・マリノス戦に向けオンライン取材に応じた。
鹿島は現在、横浜に4連勝中。一方の横浜は、5月15日の第14節で鹿島に負けて以来、13試合無敗を続けている。横浜は直近3試合で14得点と攻撃が好調で、相馬監督は「我々がまたチャレンジする戦い。今一番、力があり、乗っているチーム。前回の対戦のことはあるが、我々が受ける立場ではなく、自分たちが勝利を奪いに行く姿勢を出せるようにしていきたい」とアグレッシブに戦うことを掲げた。
前回は5-3で勝利した。互いに攻守の切り替えが早く、球際の強度が高いチーム。指揮官は「自分たちの持っているものを出させてくれる相手でもあると思う。思い切り自分たちを信じて戦いに入っていけるようにしたい」と話し、勝敗の鍵について「切り替え、ハードワーク、強度の部分。そこを上回れるかどうか。そこが大きなポイントになる」と見据えた。
横浜に4連勝中で、相性の良さもあるように見えるが、相馬監督は「結果で見ればあるとは思うが、ゲームを振り返ると紙一重。安定して強さ、強度を発揮しているのはマリノスで、その相手に勝ち点3を奪いきるのは相性だけではない」と警戒する。鹿島が上位に食らいつくにも負けられない相手で、相馬監督は「たとえ先に失点しても、積み上げているものを信じて最後まで相手をたたきのめしに行く、勝ち点3を奪う姿勢を見せつけられるかどうか」と強いメンタルで挑む覚悟を示した。
「我々がまたチャレンジする戦い。今一番、力があり、乗っているチーム。前回の対戦のことはあるが、我々が受ける立場ではなく、自分たちが勝利を奪いに行く姿勢を出せるようにしていきたい」と"挑戦者"としての意識を強く語る。
そして、「たとえ先に失点しても、積み上げているものを信じて最後まで相手をたたきのめしに行く、勝ち点3を奪う姿勢を見せつけられるかどうか」という言葉から"打ち合い上等"を意識しておるように感じさせられる。
確かに、Fマリノスの攻撃力を考慮すれば封じ込めることを第一にするよりも、最終的なゴール数が上回れば良いというゲームプランもあるように思う。
実際に、昨季のアウェイ・Fマリノス戦は2点先行されながらも大逆転勝利を飾っておる。
この故事に習えとは言わぬが、例え失点しようとも、ゴールを奪う強い気持ちで挑むことも大事であろう。
攻撃力で優り、勝利をる噛む。
必勝の一戦である。

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【鹿島】8月最後の一戦は強敵横浜FMとの大一番。相馬直樹監督「自分たちが勝利を欲して、奪いにいく」
2021-08-27
サッカーマガジン編集部
8月27日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム」
8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では攻守がかみ合い4-0の快勝を収めた。その前の第25節神戸戦は敗北を喫したものの、アウェー連戦のさなかに再び流れを取り戻した。そして、中2日で第27節横浜FM戦に臨む。相馬直樹監督が「我々がチャレンジする戦い」と話す2位の相手とのアウェーゲームは激戦必至だ。
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム。今、一番勢いに乗っているチームでもあると思います。その相手に我々がどれくらいできるのか、戦えるのか。前回対戦のことはありますが、我々は受けるような立場ではなく、自分たちが勝利を欲して、(勝ち点3を)奪いにいく。そういった姿勢を出せるようにしていきたい」
横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だが、「前回対戦」では鹿島がホームで5-3と勝利している。横浜FMはそれからのリーグ戦で無敗を維持し、相馬監督が言及したように、指揮官がケヴィン・マスカット監督に交代しても勝ち点を拾い続けている。
「この夏場の連戦のさなかでも、F・マリノスは切り替えの部分、そしてハードワーク、インテンシティーの部分にこだわってやっているチームだと思います。我々もそうなので、そこで上回れるかどうか。本当に簡単なことではありませんが、そのインテンシティーや、切り替えの部分で相手を上回る時間をどれくらい増やせるか。そこが(勝敗の)大きなポイントになるのかなと思っています」
8月最後の大一番。鹿島は強敵から勝ち点3を奪い取り、上位陣に迫っていきたいところだ。「自分たちが持っているものをきちんと出せるように、自分たちを信じて、思いっきり戦いに入っていけるようにしたい」と闘志を燃やす相馬監督の下、深紅の戦士がリーグ戦13試合無敗の相手に立ち向かう。

8月27日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
13戦無敗の横浜が最後に負けた相手は? 鹿島の相馬監督は「単純にこの試合に勝ちたいかどうか」にフォーカス
広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年08月28日
「積み上げてきたものを信じて、相手を叩きのめしに行く」

横浜戦前日のオンライン取材に応じた相馬監督。無敗街道を歩む難敵との大一番に向け、持てる力を出し切ることを強調した。(C)KASHIMA ANTLERS
13戦無敗で4連勝中。直近3試合は5点、5点、4点と計14得点。圧倒的な攻撃力を誇り、快進撃を続ける横浜F・マリノスが、鹿島アントラーズの次の相手だ。
難敵であるのは間違いない。ただ“お得意様”という見方もできる。今季のリーグ戦で横浜が最後に負けた相手が、他ならぬ鹿島だ。5月の対戦では土居聖真のハットトリックもあり、5-3で完勝。この試合を含め、過去5戦、鹿島は横浜に“連勝”している。
さかのぼること2019年シーズンの8月の対戦では2-1、同年の天皇杯4回戦では4-1、昨季のリーグ戦では4-2と3-2、そして今季の前回対戦での勝利だ。
相馬直樹監督にとっては、昨季のコーチ時代を含め、横浜には3連勝中。むしろ相性の良さを感じているのではないだろうか。
「結果で見れば、そういう部分はあると思いますけど、紙一重のゲーム、どちらかと言えばシーソーゲームみたいなことも多かったと思います」
どちらに転ぶか分からないギリギリの勝負を制してきたが、次もそうなる保証はもちろんない。
「自分たちの積み上げているものをしっかりと出し切らないと、結果は入れ替わっていることも十分にあり得ると思っています。今一番、力がある、勢いがある、そして安定して、その強さ、強度を発揮しているのがマリノス。
その相手から勝点3を奪い切るには、相性というだけではなく、我々がしっかりと出し切れるか、相手を上回り切れるか。ちょっとしたところで、やられる可能性は十分にはらんでいると思いますし、そうならないようにしていきたい」
過去の戦歴を踏まえれば、横浜の無敗記録を止めるのは、鹿島ほど相応しいチームはない――そんな期待感を抱くこちらを諭すかのように、相馬監督は次のように話す。
「一番大事なのは、このゲームにはいりこめるか。相手うんぬんではなく、中2日の戦いになりますけど、このゲームに100パーセント以上を持ってこれるか。それによってはじめて、相手を上回ることも可能だと思います。
(横浜の)無敗を止めるとか、それは我々だとか、そういうことではなく、単純にこの試合に勝ちたいかどうか、そこにしっかりとフォーカスしてやりたい。
それはワンプレー、ワンプレーも同じで、ゲーム中はミスも当然ありますし、先に失点することもありますけど、それでも、自分たちが積み上げてきたものを信じて、相手を叩きのめしに行く、勝点3を奪い取りに行く、その姿勢を最後まで見せ続けられるかどうか。そう思っています」
相性も、過去の戦歴も関係なく、目の前のゲームだけに集中して勝ちをもぎ取るだけ。この横浜戦のあとには、名古屋グランパスとのルヴァンカップ準々決勝が控える。そこに向けても弾みがつくような勝利を手にしたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
鹿島相馬監督、4連勝中の横浜戦へ「勝利を奪いに行く姿勢を出す」
[2021年8月27日13時12分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が27日、28日の横浜F・マリノス戦に向けオンライン取材に応じた。
鹿島は現在、横浜に4連勝中。一方の横浜は、5月15日の第14節で鹿島に負けて以来、13試合無敗を続けている。横浜は直近3試合で14得点と攻撃が好調で、相馬監督は「我々がまたチャレンジする戦い。今一番、力があり、乗っているチーム。前回の対戦のことはあるが、我々が受ける立場ではなく、自分たちが勝利を奪いに行く姿勢を出せるようにしていきたい」とアグレッシブに戦うことを掲げた。
前回は5-3で勝利した。互いに攻守の切り替えが早く、球際の強度が高いチーム。指揮官は「自分たちの持っているものを出させてくれる相手でもあると思う。思い切り自分たちを信じて戦いに入っていけるようにしたい」と話し、勝敗の鍵について「切り替え、ハードワーク、強度の部分。そこを上回れるかどうか。そこが大きなポイントになる」と見据えた。
横浜に4連勝中で、相性の良さもあるように見えるが、相馬監督は「結果で見ればあるとは思うが、ゲームを振り返ると紙一重。安定して強さ、強度を発揮しているのはマリノスで、その相手に勝ち点3を奪いきるのは相性だけではない」と警戒する。鹿島が上位に食らいつくにも負けられない相手で、相馬監督は「たとえ先に失点しても、積み上げているものを信じて最後まで相手をたたきのめしに行く、勝ち点3を奪う姿勢を見せつけられるかどうか」と強いメンタルで挑む覚悟を示した。
柳沢ユース監督、勝ちに結びつけられるようなサッカーをしたい
三菱養和SCユース戦後に高校サッカードットコムの取材に応じた柳沢ユース監督である。
柳沢ユース監督が育成年代に与えるタスクがどのようなものかが伝わってくる。
この元名選手に育てられた選手がトップ昇格し、活躍する姿が目に浮かぶようである。
今後が楽しみである。

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鹿島アントラーズユース柳沢敦監督「やろうとしている事は良くなってきている。それを勝ちに結びつけられるようなサッカーをしたい」
【高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021 関東】
2021.08.27

鹿島アントラーズユース・柳沢敦監督
鹿島アントラーズや京都サンガF.C.、ベガルタ仙台、そして海外でも活躍し、日本代表としても国際Aマッチに58試合出場するなど輝かしい成績を残した名選手、柳沢敦。現在、鹿島アントラーズユースの監督として、選手の育成・指導にあたっている柳沢監督に今季参戦中の高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2021 関東第9節、三菱養和SCユース戦後に話をうかがった。
ーー今日の試合を振り返っていただけますでしょうか??
延期分の試合も含めて、三菱養和SCユースと東京ヴェルディユースの試合を落としてしまうと、昇格が厳しくなるので勝ち点3を取ることを目標に戦いました。その中で、前半は少し難しい試合展開で、お互いにいいところ消しながら戦いつつ、先制点を取れたことは良かったと思います。ただ、最後の部分で交代含め同点に追いつかれてしまったところは自分に責任があると感じています。
ーー前半の難しい展開とは具体的にどういったところでしょうか?
ボールの失い方ですね。ロストしてから相手の狙いでもあったと思いますが、カウンターを受けてしまったところです。
ーー最後の2枚交代の意図はどういったところでしょうか?
フレッシュな選手で最後の締め方というところで、十分役割を果たしてくれる選手がいたので交代のカードを切りました。出来れば追加点が欲しかったですが、ただしっかり終わらせるというところに関して、指示を出し送り出しました。
ーー今後の試合についてどういった戦い方をしたいと考えていますでしょうか?
かなり厳しい状況に追い込まれている中で、一つ一つやっていくしかないと思います。ただ、やろうとしている事は良くなってきているので、それを勝ちに結び付けれるようなサッカーをしたいと思っています。
柳沢ユース監督が育成年代に与えるタスクがどのようなものかが伝わってくる。
この元名選手に育てられた選手がトップ昇格し、活躍する姿が目に浮かぶようである。
今後が楽しみである。

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【高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021 関東】
2021.08.27

鹿島アントラーズユース・柳沢敦監督
鹿島アントラーズや京都サンガF.C.、ベガルタ仙台、そして海外でも活躍し、日本代表としても国際Aマッチに58試合出場するなど輝かしい成績を残した名選手、柳沢敦。現在、鹿島アントラーズユースの監督として、選手の育成・指導にあたっている柳沢監督に今季参戦中の高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2021 関東第9節、三菱養和SCユース戦後に話をうかがった。
ーー今日の試合を振り返っていただけますでしょうか??
延期分の試合も含めて、三菱養和SCユースと東京ヴェルディユースの試合を落としてしまうと、昇格が厳しくなるので勝ち点3を取ることを目標に戦いました。その中で、前半は少し難しい試合展開で、お互いにいいところ消しながら戦いつつ、先制点を取れたことは良かったと思います。ただ、最後の部分で交代含め同点に追いつかれてしまったところは自分に責任があると感じています。
ーー前半の難しい展開とは具体的にどういったところでしょうか?
ボールの失い方ですね。ロストしてから相手の狙いでもあったと思いますが、カウンターを受けてしまったところです。
ーー最後の2枚交代の意図はどういったところでしょうか?
フレッシュな選手で最後の締め方というところで、十分役割を果たしてくれる選手がいたので交代のカードを切りました。出来れば追加点が欲しかったですが、ただしっかり終わらせるというところに関して、指示を出し送り出しました。
ーー今後の試合についてどういった戦い方をしたいと考えていますでしょうか?
かなり厳しい状況に追い込まれている中で、一つ一つやっていくしかないと思います。ただ、やろうとしている事は良くなってきているので、それを勝ちに結び付けれるようなサッカーをしたいと思っています。
常本佳吾はアントラーズのSBとして、再び古巣・横浜FMとの特別な一戦に臨む
常本佳吾をピックアップするFreaks+である。
育成年代での成長過程、トップ昇格が敵わなかった挫折、更に大学での大いなる経験が伝えられる。
高校年代での負傷がなければ、常本が着ているユニフォームの色は異なっておったであろう。
そして大学時代の気持ちの切り替えがなければ、鹿島にてレギュラーポジションを得るような右SBにはなってなかったように思う。
育成年代での壁を乗り越えたからこそ"今"の常本佳吾がおる。
右サイドにて強さを発揮し、"古巣"撃破に貢献せよ。
躍動を期待しておる。

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PICK UP PLAYER

常本佳吾は10年間、横浜F・マリノスの育成組織にいた。小学3年生までは地元のクラブでプレーしながら、家から近い東京ヴェルディのスクールに通っていたが、横浜・みなとみらいにマリノスタウンが完成し、子ども心に「カッコよさ」を感じた。東京Vをやめて、横浜FMのスペシャルクラスへ加入し、さらにセレクションを受けて、横浜FMのプライマリー(ジュニア)でプレーすることになった。
プライマリー時代にCBやサイドハーフでプレーした常本は、ジュニアユースに上がるとSBに転向する。小学生のころから初速や予測を含めた反応が速く、スピードに乗ったドリブルも得意だった。だから、SBへの転向も「走れるからいいかな」と、違和感なく受け入れた。

中学2年になると、スピードと攻撃力を買われ、1学年上のカテゴリーに入った。このころから徐々に周囲との体格差が表れるようになり、自信のあった1対1であっさり抜かれることも増えたが、地道な自主練で反応スピードを鍛えたことで、体格差を補う1対1での絶対的な強さを身につけた。
そしてジュニアユースからユースへ昇格する。ユースでは高校1年からスタメンに入り、U-17日本代表にも選ばれた。早くからトップチームの練習にも参加し、「このままプロに上がってもやれる」という自信と手応えを十分に感じていた。

しかし、高校1年の秋と高校3年の春、常本は2度の故障に見舞われてしまう。その結果、ユースの3年間で、半分程度しか試合に出ることができなかった。特に進路が決まる高校3年の怪我はあまりに痛かった。高校3年の春先の時点で「トップ昇格の方向」と告げられていたにも関わらず、秋になって見送られることになった。
10年間、トリコロールのユニフォームを着てプレーし、つい半年前まではトップチームに昇格することしか考えていなかった。だが、故障を抱えた状態では、横浜FMはおろか、下部カテゴリーのクラブにも行き場はなかった。
それでも、まだ怪我が完治していなかった頃、かかとの痛みを押しながら、「とりあえず行っておけ」と言われ、明治大学の練習会に一度だけ参加していた。それがあって、高校卒業後に「拾ってもらった」ことで明治大学への進路が決まった。
「ああ、俺は大学に行くのかーー」

大学生になり、半年が過ぎると、コンディションも良くなってきた。ところが、トップチームの試合にはなかなか呼ばれなかった。自分は怪我さえなければ、プロでも通用すると評価を受けていたはずだ。トップチームに出ている選手と比べても、決して自分が劣っているようには思えない。プロに行くはずだった自分が、なぜ大学の試合に出してもらえないのか。全く理解できなかった。
「初めはなぜ自分が試合に出られないのかわからなかった。明治大学のサッカー部には三原則と言われるものがある。球際、切り替え、運動量。そこは大学に入る前から自信があったし、試合に出ている人たちを見ても、正直、自分とそこまで変わらないなと思っていた」
そんなある日、監督から声をかけられた。「お前、まだ殻を破れていないのか。マリノスのプライドなんか、捨ててしまえ」。常本は初めて自分の至らなさに気づかされた。
「この程度の力で、プロに行こうと思っていた自分がおかしかったのだと気づいた。それから、大学で頑張ろうと思うようになった」

これを機に常本は、変わった。学業への取り組み方や生活態度を改め、トレーニングにそれまで以上の力を注いだ。心が変われば、プレーも変わる。大学2年になると、SBとして試合に出始め、大学3年以降は、SBのほかサイドハーフ、CB、ボランチでもプレーし、どのポジションでも同じ能力が発揮できることを自分の強みに変えた。ただ、いずれプロになるとしたら、CBで戦うのは難しいという自覚もあったため、試合ではCB、練習はすべてSBの動きをこなし、プロで活躍するための準備を進めていった。

大学で確かな実績を残した常本は、再び複数のJクラブから注目を集める存在になった。すると、自然と周囲からは古巣への復帰について問われることが多くなった。
だが、離れた時点でもう戻るつもりはなかった。一度「(トップチームに)上がれる」と言われ、期待しながら、どん底に突き落とされた経験は忘れられない。感謝の気持ちはあるが、自分は違う道を歩んでいく。そう覚悟を決めた。

「勝利へのこだわり。この言葉がアントラーズのすべてを表現していると思う。勝つことに執着して練習し、一つでも多くのタイトルを獲得したいと思って、アントラーズへの加入を決めたーー。アントラーズのSBは、代々素晴らしい選手が務めてきたし、攻守においてとても重要な役割を担っていきた。そこで自分の力を発揮できれば、その先の未来にもつながるし、一選手として勝負をしたいと覚悟を決めた」
8月28日、かつて憧れた日産スタジアムへ。常本佳吾はアントラーズのSBとして、再び古巣・横浜FMとの特別な一戦に臨む。
育成年代での成長過程、トップ昇格が敵わなかった挫折、更に大学での大いなる経験が伝えられる。
高校年代での負傷がなければ、常本が着ているユニフォームの色は異なっておったであろう。
そして大学時代の気持ちの切り替えがなければ、鹿島にてレギュラーポジションを得るような右SBにはなってなかったように思う。
育成年代での壁を乗り越えたからこそ"今"の常本佳吾がおる。
右サイドにて強さを発揮し、"古巣"撃破に貢献せよ。
躍動を期待しておる。

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常本佳吾は10年間、横浜F・マリノスの育成組織にいた。小学3年生までは地元のクラブでプレーしながら、家から近い東京ヴェルディのスクールに通っていたが、横浜・みなとみらいにマリノスタウンが完成し、子ども心に「カッコよさ」を感じた。東京Vをやめて、横浜FMのスペシャルクラスへ加入し、さらにセレクションを受けて、横浜FMのプライマリー(ジュニア)でプレーすることになった。
プライマリー時代にCBやサイドハーフでプレーした常本は、ジュニアユースに上がるとSBに転向する。小学生のころから初速や予測を含めた反応が速く、スピードに乗ったドリブルも得意だった。だから、SBへの転向も「走れるからいいかな」と、違和感なく受け入れた。

中学2年になると、スピードと攻撃力を買われ、1学年上のカテゴリーに入った。このころから徐々に周囲との体格差が表れるようになり、自信のあった1対1であっさり抜かれることも増えたが、地道な自主練で反応スピードを鍛えたことで、体格差を補う1対1での絶対的な強さを身につけた。
そしてジュニアユースからユースへ昇格する。ユースでは高校1年からスタメンに入り、U-17日本代表にも選ばれた。早くからトップチームの練習にも参加し、「このままプロに上がってもやれる」という自信と手応えを十分に感じていた。
しかし、高校1年の秋と高校3年の春、常本は2度の故障に見舞われてしまう。その結果、ユースの3年間で、半分程度しか試合に出ることができなかった。特に進路が決まる高校3年の怪我はあまりに痛かった。高校3年の春先の時点で「トップ昇格の方向」と告げられていたにも関わらず、秋になって見送られることになった。
10年間、トリコロールのユニフォームを着てプレーし、つい半年前まではトップチームに昇格することしか考えていなかった。だが、故障を抱えた状態では、横浜FMはおろか、下部カテゴリーのクラブにも行き場はなかった。
それでも、まだ怪我が完治していなかった頃、かかとの痛みを押しながら、「とりあえず行っておけ」と言われ、明治大学の練習会に一度だけ参加していた。それがあって、高校卒業後に「拾ってもらった」ことで明治大学への進路が決まった。
「ああ、俺は大学に行くのかーー」

大学生になり、半年が過ぎると、コンディションも良くなってきた。ところが、トップチームの試合にはなかなか呼ばれなかった。自分は怪我さえなければ、プロでも通用すると評価を受けていたはずだ。トップチームに出ている選手と比べても、決して自分が劣っているようには思えない。プロに行くはずだった自分が、なぜ大学の試合に出してもらえないのか。全く理解できなかった。
「初めはなぜ自分が試合に出られないのかわからなかった。明治大学のサッカー部には三原則と言われるものがある。球際、切り替え、運動量。そこは大学に入る前から自信があったし、試合に出ている人たちを見ても、正直、自分とそこまで変わらないなと思っていた」
そんなある日、監督から声をかけられた。「お前、まだ殻を破れていないのか。マリノスのプライドなんか、捨ててしまえ」。常本は初めて自分の至らなさに気づかされた。
「この程度の力で、プロに行こうと思っていた自分がおかしかったのだと気づいた。それから、大学で頑張ろうと思うようになった」

これを機に常本は、変わった。学業への取り組み方や生活態度を改め、トレーニングにそれまで以上の力を注いだ。心が変われば、プレーも変わる。大学2年になると、SBとして試合に出始め、大学3年以降は、SBのほかサイドハーフ、CB、ボランチでもプレーし、どのポジションでも同じ能力が発揮できることを自分の強みに変えた。ただ、いずれプロになるとしたら、CBで戦うのは難しいという自覚もあったため、試合ではCB、練習はすべてSBの動きをこなし、プロで活躍するための準備を進めていった。

大学で確かな実績を残した常本は、再び複数のJクラブから注目を集める存在になった。すると、自然と周囲からは古巣への復帰について問われることが多くなった。
だが、離れた時点でもう戻るつもりはなかった。一度「(トップチームに)上がれる」と言われ、期待しながら、どん底に突き落とされた経験は忘れられない。感謝の気持ちはあるが、自分は違う道を歩んでいく。そう覚悟を決めた。
「勝利へのこだわり。この言葉がアントラーズのすべてを表現していると思う。勝つことに執着して練習し、一つでも多くのタイトルを獲得したいと思って、アントラーズへの加入を決めたーー。アントラーズのSBは、代々素晴らしい選手が務めてきたし、攻守においてとても重要な役割を担っていきた。そこで自分の力を発揮できれば、その先の未来にもつながるし、一選手として勝負をしたいと覚悟を決めた」
8月28日、かつて憧れた日産スタジアムへ。常本佳吾はアントラーズのSBとして、再び古巣・横浜FMとの特別な一戦に臨む。

レオ・シルバ、鹿島アントラーズにてキャリアを終えることを望む
ブラジル現地にて報じられるレオ・シルバのJリーグ通算250試合出場である。
素晴らしいプレイヤーであることが伝わってくる。
この記事の中で、レオ・シルバにはブラジルのクラブからのオファーがあったが鹿島アントラーズにてキャリアを終えることを望んでおるとある。
この希望は叶えられるのであろうか。
注目である。

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Volante maranhense ultrapassa os 250 jogos pela Liga Japonesa
Léo Silva, 35 anos, tem contrato com o Kashima Antlers por mais dois anos e espera se aposentar no Albirex Niigata, clube pelo qual ele jogou quatro anos e foi sua porta de entrada na Ásia
26/08/2021
Volante maranhense ultrapassa os 250 jogos pela Liga Japonesa
SÃO LUÍS - Aos 34 anos, o volante maranhense do Kashima Antlers, do Japão, Léo Silva, ultrapassou a marca de 250 jogos pela Liga Japonesa de Futebol. Ele é um dos destaques do time que tem Zico como ídolo e se diz realizado ao poder alcanças a incrível quantidade de partida na “Série A” japonesa.
Com 251 jogos pela Liga Japonesa, sendo 123 pelo Kashima Antlers e 128 pelo Albirex Niigata, Léo Silva disse ter se emocionado ao conseguir feito. “Muito feliz por mais uma marca alcançada. 250 jogos na J-League, mais uma conquista em quase 10 anos de Japão. Essa marca significa muito para minha carreira como atleta profissional e para mim como pessoa. Sei da importância deste número e também sei o quanto batalhei para conquistá-lo”, disse.
Apesar de ser um dos destaques do futebol japonês como um dos maiores desarmadores de jogadas ofensivas pelo Kashima Antlers, Léo Silva não se esquece do Albirex Niigata, clube pelo qual ele jogou quatro anos e foi sua porta de entrada na Ásia. “Agradeço inicialmente ao Albirex Niigata, onde iniciei essa trajetória, e ao Kashima Antlers onde consegui consolidar tudo aquilo que um atleta sonha: títulos e desempenho”, destacou.
Léo Silva disse que chegou a receber propostas para voltar a jogar em clubes da Série A do Campeonato Brasileiro, mas prefere encerrar sua carreira no Kashima Antlers, onde tem contrato por mais duas temporadas. “O sonho de todo estrangeiro quando chega neste país é se perpetuar e permanecer por aqui, graças a Deus e a todos presentes em minha vida, pude conquistar também esse sonho”, lembrou.
O jogador completou 250 jogos pela Liga Japonesa com uma derrota para o Vissel Kobe , fora de casa, por 1 x 0. “Infelizmente não conseguimos comemorar essa marca com uma vitória, mas será uma data que ficará pra sempre em minha memória. Obrigado, Japão. Obrigado, Albirex. Obrigado, Kashima!”, agradeceu. Porém, o jogador já se reabilitou pois a partida de número 251 foi uma goleada sobre o Shimizu S-Pulse, por 4 x 0, fora de casa.
História
Hugo Leonardo Silva Serejo, o Léo Silva, nasceu em São Luís do Maranhão, em 24 de dezembro de 1985. Léo Silva foi revelado pela URT, de Patos de Minas, onde nos juniores foi vendido parte de seu passe ao Cruzeiro. Ainda sub-20, esteve na Seleção Brasileira vencedora do Torneio de Shizuoka, no Japão, em 2004. Neste ano, chegou ao Ipatinga, onde fez parte da ascensão do clube que culminou no título de Campeão Mineiro em 2005.
Léo Silva voltou ao Cruzeiro em 2007 e conquistou o Campeonato Mineiro em 2008. Pouco aproveitado pelo treinado Adílson Batista, o volante foi emprestado ao Ipatinga. Léo Silva disputou três jogos pelo Cruzeiro em 2008 antes de ir para o clube do Vale do Aço disputar o campeonato brasileiro no segundo semestre.
Ao final da temporada, foi novamente emprestado, agora para o Botafogo, onde trabalhou com técnico Ney Franco, que o treinou no Ipatinga quando foi campeão estadual.
Quando voltou do empréstimo, no começo de 2010, foi dispensado pelo Cruzeiro, assinando contrato com o Guaratinguetá. Jogou a série B pelo Guaratinguetá em 2010 e 2011 e, no final de 2011, transferiu-se para a Portuguesa para disputar a temporada de 2012.
Em dezembro de 2012, contudo, Léo Silva confirmou sua saída da Portuguesa e sua ida para o futebol japonês.
No futebol japonês, Léo Silva conquistou a Liga dos Campeões Ásia (LCA) em 2018 e a Supercopa do Japão em 2017, ambos pelo Kashima Antlers.
Na atual temporada, Léo Silva já realizou 28 jogos com a camisa do Kashima Antlers, não marcou nenhum gol, mas deu três assistências. O seu clube é o quinto colocado da disputa com 46 pontos em 26 jogos, sendo 13 vitórias, 5 empates e 8 derrotas.
Títulos
Ipatinga
Campeonato Mineiro: 2005
Cruzeiro
Campeonato Mineiro: 2008
Botafogo
Taça Guanabara: 2009
Brasil Sub-20
Torneio de Shizuoka Sub-20: 2004
Portuguesa
Troféu Sócrates: 2012
Kashima Antlers
Supercopa Japão: 2017
Liga dos Campeões da AFC: 2018
素晴らしいプレイヤーであることが伝わってくる。
この記事の中で、レオ・シルバにはブラジルのクラブからのオファーがあったが鹿島アントラーズにてキャリアを終えることを望んでおるとある。
この希望は叶えられるのであろうか。
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Volante maranhense ultrapassa os 250 jogos pela Liga Japonesa
Léo Silva, 35 anos, tem contrato com o Kashima Antlers por mais dois anos e espera se aposentar no Albirex Niigata, clube pelo qual ele jogou quatro anos e foi sua porta de entrada na Ásia
26/08/2021
Volante maranhense ultrapassa os 250 jogos pela Liga Japonesa
SÃO LUÍS - Aos 34 anos, o volante maranhense do Kashima Antlers, do Japão, Léo Silva, ultrapassou a marca de 250 jogos pela Liga Japonesa de Futebol. Ele é um dos destaques do time que tem Zico como ídolo e se diz realizado ao poder alcanças a incrível quantidade de partida na “Série A” japonesa.
Com 251 jogos pela Liga Japonesa, sendo 123 pelo Kashima Antlers e 128 pelo Albirex Niigata, Léo Silva disse ter se emocionado ao conseguir feito. “Muito feliz por mais uma marca alcançada. 250 jogos na J-League, mais uma conquista em quase 10 anos de Japão. Essa marca significa muito para minha carreira como atleta profissional e para mim como pessoa. Sei da importância deste número e também sei o quanto batalhei para conquistá-lo”, disse.
Apesar de ser um dos destaques do futebol japonês como um dos maiores desarmadores de jogadas ofensivas pelo Kashima Antlers, Léo Silva não se esquece do Albirex Niigata, clube pelo qual ele jogou quatro anos e foi sua porta de entrada na Ásia. “Agradeço inicialmente ao Albirex Niigata, onde iniciei essa trajetória, e ao Kashima Antlers onde consegui consolidar tudo aquilo que um atleta sonha: títulos e desempenho”, destacou.
Léo Silva disse que chegou a receber propostas para voltar a jogar em clubes da Série A do Campeonato Brasileiro, mas prefere encerrar sua carreira no Kashima Antlers, onde tem contrato por mais duas temporadas. “O sonho de todo estrangeiro quando chega neste país é se perpetuar e permanecer por aqui, graças a Deus e a todos presentes em minha vida, pude conquistar também esse sonho”, lembrou.
O jogador completou 250 jogos pela Liga Japonesa com uma derrota para o Vissel Kobe , fora de casa, por 1 x 0. “Infelizmente não conseguimos comemorar essa marca com uma vitória, mas será uma data que ficará pra sempre em minha memória. Obrigado, Japão. Obrigado, Albirex. Obrigado, Kashima!”, agradeceu. Porém, o jogador já se reabilitou pois a partida de número 251 foi uma goleada sobre o Shimizu S-Pulse, por 4 x 0, fora de casa.
História
Hugo Leonardo Silva Serejo, o Léo Silva, nasceu em São Luís do Maranhão, em 24 de dezembro de 1985. Léo Silva foi revelado pela URT, de Patos de Minas, onde nos juniores foi vendido parte de seu passe ao Cruzeiro. Ainda sub-20, esteve na Seleção Brasileira vencedora do Torneio de Shizuoka, no Japão, em 2004. Neste ano, chegou ao Ipatinga, onde fez parte da ascensão do clube que culminou no título de Campeão Mineiro em 2005.
Léo Silva voltou ao Cruzeiro em 2007 e conquistou o Campeonato Mineiro em 2008. Pouco aproveitado pelo treinado Adílson Batista, o volante foi emprestado ao Ipatinga. Léo Silva disputou três jogos pelo Cruzeiro em 2008 antes de ir para o clube do Vale do Aço disputar o campeonato brasileiro no segundo semestre.
Ao final da temporada, foi novamente emprestado, agora para o Botafogo, onde trabalhou com técnico Ney Franco, que o treinou no Ipatinga quando foi campeão estadual.
Quando voltou do empréstimo, no começo de 2010, foi dispensado pelo Cruzeiro, assinando contrato com o Guaratinguetá. Jogou a série B pelo Guaratinguetá em 2010 e 2011 e, no final de 2011, transferiu-se para a Portuguesa para disputar a temporada de 2012.
Em dezembro de 2012, contudo, Léo Silva confirmou sua saída da Portuguesa e sua ida para o futebol japonês.
No futebol japonês, Léo Silva conquistou a Liga dos Campeões Ásia (LCA) em 2018 e a Supercopa do Japão em 2017, ambos pelo Kashima Antlers.
Na atual temporada, Léo Silva já realizou 28 jogos com a camisa do Kashima Antlers, não marcou nenhum gol, mas deu três assistências. O seu clube é o quinto colocado da disputa com 46 pontos em 26 jogos, sendo 13 vitórias, 5 empates e 8 derrotas.
Títulos
Ipatinga
Campeonato Mineiro: 2005
Cruzeiro
Campeonato Mineiro: 2008
Botafogo
Taça Guanabara: 2009
Brasil Sub-20
Torneio de Shizuoka Sub-20: 2004
Portuguesa
Troféu Sócrates: 2012
Kashima Antlers
Supercopa Japão: 2017
Liga dos Campeões da AFC: 2018
沖悠哉、チームを信じて、自分を信じて
Fマリノス戦に向けてオンライン取材に応じた沖悠哉である。
「(横浜の攻撃陣は)みんな足が速くて、そのなかで技術がある。ディフェンスでもみんなボールを追いかけてくるイメージがあるので、そこに対して、ビビることなく、自分たちがやるべきことを90分間、やり続けることが必然的に結果につながると思うので。そこはチームを信じて、自分を信じてやっていきたい」という言葉に正GKとしての責任と自信を感じさせられる。
もはや沖の能力と才能を疑う者はいない。
信頼に応えてくれるはず。
また東京五輪メンバー落選について語った。
悔しい思いは糧となる。
大先輩である曽ケ端準もそうした経験を経て大きく成長していった。
これを乗り越え、鹿島にて実績を積んでいくことで代表への道も開ける。
それだけ大いなる守護神である。
沖の将来に期待しておる。

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【鹿島】強力攻撃陣を封じ、2位横浜FM撃破へ。GK沖悠哉「チームを信じて、自分を信じて」
2021-08-27
サッカーマガジン編集部
8月26日、鹿島アントラーズの沖悠哉が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いをそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「どのようにアプローチしていくか、ぜひ見てもらいたい」
8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では、その前の神戸戦の敗北を払拭するかのような快勝劇を見せた。ストライカーの上田綺世らがゴールを重ねて4得点を奪い、守備陣も最後まで相手の攻撃をしのぎ切って完封勝利を収めた。GK沖悠哉も「非常にいい状況」と、チーム状態の良さを明かした。
良い流れのまま、次の第27節では2位の横浜FMとのアウェーゲームに臨む。「強いチームであることは間違いありません」と沖が言うように、横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だ。「いろいろなタレント、特性を持った選手がいるので、自分の出番も必然的に増えてくるだろう」と、8月22日に22歳になったばかりの若き守護神は気を引き締める。
それでも、直近で土をつけたのは鹿島でもあるだけに、それからは無敗を維持している相手にも「相手がF・マリノスだから、と特別に気にするのではなくて、シーズンを通しての1試合であることに変わりはない。ただ、(リーグ戦で)13戦負けていないチームなので、そこに対して自分たちがどのようにアプローチしていくか、みなさんにぜひ見てもらいたいと思っています」と言葉を続ける。
「自分たちのやるべきことを90分間やり続ける。そうすれば必然的に結果につながると思うので、チームを信じて、自分を信じてやっていきたいです」
8月28日、リーグナンバーワンの得点力を誇る横浜FMの攻撃陣の前に、鹿島の砦が立ちはだかる。

8月26日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「自分の中で、もがいている」五輪落選の悔しさを糧に、地道な一歩を刻み続ける鹿島GK沖悠哉の気概
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月27日
「自分がまたレベルアップできるチャンス」

鹿島の次節の相手は抜群の攻撃力を誇る横浜。GK沖の奮闘が勝利の確率を高めるはずだ。(C)KASHIMA ANTLERS
「相手がマリノスだからとかは、特に気にしていることではなくて」
8月28日に行なわれるJ1第27節の横浜F・マリノス戦に向けたオンライン取材で、鹿島アントラーズの守護神・沖悠哉は、スタンディングで2位につける相手との一戦を「シーズンを通しての1試合であるのは変わらない」と位置づける。
横浜は現在4連勝中で、かつ13戦無敗と快進撃を続けており、沖も「強いチームであることは間違いない」と警戒する。攻撃力を最大の強みとする相手との戦いで、「自分の出番は必然的に増えてくる」とイメージする。
自身のパフォーマンスがより勝敗に直結する。その可能性が高くなりそうなゲームは、「自分がまたレベルアップできるチャンス」でもある。“38分の1”ではあるが、「言い過ぎかもしれないですけど、これからの自分を左右するぐらいの試合になると思う」と気を引き締める。
相手によってモチベーションに変動があるわけではない。ただ、現時点でリーグトップの60得点を叩き出している横浜に対し、自分がどれだけ戦えるかと考えれば、燃えないわけがない。
貪欲に自らの成長を追求している。東京五輪の代表メンバー落選が、自己鍛錬に拍車をかけている。同世代の仲間たちの戦う姿を見て、刺激になったし、「そのピッチに立てない悔しさだったり、いろいろな感情を抱くことができた」という。
落胆はしたが、そこで投げやりになるような男ではない。無念さをポジティブなエネルギーに変えて、日々を過ごしている。
「10年後とか、何年か経った後に、むしろ選ばれなくてよかったなと思えるように。(五輪落選の)悔しさを今、練習だったり、試合だったりで表現する。自分の中で、もがいているっていうところもあります」
五輪代表には選ばれなかったが、目標のA代表入りをあきらめたわけでもない。「地道にですけど、一歩ずつ進んでいけたら」と神妙に語る。自分を見失わず、「やるべきことをしっかり、この鹿島でやり続ける。まずそこが大事」と専心する。
次節の横浜戦、チームとしても“やり続ける”ことを強調する。
「(横浜の攻撃陣は)みんな足が速くて、そのなかで技術がある。ディフェンスでもみんなボールを追いかけてくるイメージがあるので、そこに対して、ビビることなく、自分たちがやるべきことを90分間、やり続けることが必然的に結果につながると思うので。そこはチームを信じて、自分を信じてやっていきたい」
13戦無敗の横浜が最後に負けを喫した相手が、他ならぬ鹿島だ。5月のホームでの対戦では、土居聖真のハットトリックなど5-3と点の取り合いを制した。力強く勝ち切ったが、沖自身は3失点。次はクリーンシートを達成し、チームの勝利に貢献したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島GK沖「落選という環境を与えてくれたことに今は感謝」A代表入り誓う
[2021年8月26日20時22分]
鹿島アントラーズのGK沖悠哉(22)が26日、28日の横浜F・マリノス戦を前にオンラインで取材に応じ、東京オリンピック(五輪)代表の落選を反骨心に、A代表入りを誓った。
東京五輪は最終選考に残っていたが、最後の最後で落選。代表発表はJリーグの大分トリニータ戦の前日だった。代表で最後の親善試合で出場機会がなく、あきらめてはいなかったが「厳しい」とは思っていたという。落選でもぶれることなく、Jリーグの試合へ向かっていたはずだったが「自分が思っている以上に引きずっていて、いろんなところで切り替えができてなくて」と当時を振り返る。 一緒にプレーをした仲間が五輪の舞台で戦い、活躍しているのを見ると、刺激を受けた。同時に、自分の実力が足りないことを受け止めなくてはいけない悔しさも込み上げた。複雑な思いが交錯した。だが、佐藤洋平GKコーチ、曽ケ端準アシスタントGKコーチ、先輩のクォン・スンテの支えで前を向くことができた。
曽ケ端コーチは、自身もシドニー五輪に落選し、02年のW杯、04年のアテネ五輪にオーバーエージで出場し飛躍を遂げている。曽ケ端コーチの成功体験も沖の力になっている。沖はスタッフや先輩に感謝し「最終的に今じゃなくて、何年後かにA代表に携われたら、あのとき悔しい思いをしてよかった、と思えるだろうし、今はそのことを想像して練習に取り組めている。落選という環境を与えてくれたことに今は感謝している」と言い切った。
落選のその悔しさを糧に、今は練習や公式戦に臨んでいる。「今回、谷がA代表には入りましたけど、そこはもちろん、五輪で活躍しているからこその代表だと思う。自分はやるべきことを鹿島でやり続ける事が大事だし、ゆくゆくの目標はA代表。そこに対して、地道に1歩ずつ進んで行けたら」。鹿島を勝たせるGKとして存在感を発揮すれば、A代表につながるはずだ。【岩田千代巳】
「(横浜の攻撃陣は)みんな足が速くて、そのなかで技術がある。ディフェンスでもみんなボールを追いかけてくるイメージがあるので、そこに対して、ビビることなく、自分たちがやるべきことを90分間、やり続けることが必然的に結果につながると思うので。そこはチームを信じて、自分を信じてやっていきたい」という言葉に正GKとしての責任と自信を感じさせられる。
もはや沖の能力と才能を疑う者はいない。
信頼に応えてくれるはず。
また東京五輪メンバー落選について語った。
悔しい思いは糧となる。
大先輩である曽ケ端準もそうした経験を経て大きく成長していった。
これを乗り越え、鹿島にて実績を積んでいくことで代表への道も開ける。
それだけ大いなる守護神である。
沖の将来に期待しておる。

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【鹿島】強力攻撃陣を封じ、2位横浜FM撃破へ。GK沖悠哉「チームを信じて、自分を信じて」
2021-08-27
サッカーマガジン編集部
8月26日、鹿島アントラーズの沖悠哉が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いをそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「どのようにアプローチしていくか、ぜひ見てもらいたい」
8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では、その前の神戸戦の敗北を払拭するかのような快勝劇を見せた。ストライカーの上田綺世らがゴールを重ねて4得点を奪い、守備陣も最後まで相手の攻撃をしのぎ切って完封勝利を収めた。GK沖悠哉も「非常にいい状況」と、チーム状態の良さを明かした。
良い流れのまま、次の第27節では2位の横浜FMとのアウェーゲームに臨む。「強いチームであることは間違いありません」と沖が言うように、横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だ。「いろいろなタレント、特性を持った選手がいるので、自分の出番も必然的に増えてくるだろう」と、8月22日に22歳になったばかりの若き守護神は気を引き締める。
それでも、直近で土をつけたのは鹿島でもあるだけに、それからは無敗を維持している相手にも「相手がF・マリノスだから、と特別に気にするのではなくて、シーズンを通しての1試合であることに変わりはない。ただ、(リーグ戦で)13戦負けていないチームなので、そこに対して自分たちがどのようにアプローチしていくか、みなさんにぜひ見てもらいたいと思っています」と言葉を続ける。
「自分たちのやるべきことを90分間やり続ける。そうすれば必然的に結果につながると思うので、チームを信じて、自分を信じてやっていきたいです」
8月28日、リーグナンバーワンの得点力を誇る横浜FMの攻撃陣の前に、鹿島の砦が立ちはだかる。

8月26日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「自分の中で、もがいている」五輪落選の悔しさを糧に、地道な一歩を刻み続ける鹿島GK沖悠哉の気概
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月27日
「自分がまたレベルアップできるチャンス」

鹿島の次節の相手は抜群の攻撃力を誇る横浜。GK沖の奮闘が勝利の確率を高めるはずだ。(C)KASHIMA ANTLERS
「相手がマリノスだからとかは、特に気にしていることではなくて」
8月28日に行なわれるJ1第27節の横浜F・マリノス戦に向けたオンライン取材で、鹿島アントラーズの守護神・沖悠哉は、スタンディングで2位につける相手との一戦を「シーズンを通しての1試合であるのは変わらない」と位置づける。
横浜は現在4連勝中で、かつ13戦無敗と快進撃を続けており、沖も「強いチームであることは間違いない」と警戒する。攻撃力を最大の強みとする相手との戦いで、「自分の出番は必然的に増えてくる」とイメージする。
自身のパフォーマンスがより勝敗に直結する。その可能性が高くなりそうなゲームは、「自分がまたレベルアップできるチャンス」でもある。“38分の1”ではあるが、「言い過ぎかもしれないですけど、これからの自分を左右するぐらいの試合になると思う」と気を引き締める。
相手によってモチベーションに変動があるわけではない。ただ、現時点でリーグトップの60得点を叩き出している横浜に対し、自分がどれだけ戦えるかと考えれば、燃えないわけがない。
貪欲に自らの成長を追求している。東京五輪の代表メンバー落選が、自己鍛錬に拍車をかけている。同世代の仲間たちの戦う姿を見て、刺激になったし、「そのピッチに立てない悔しさだったり、いろいろな感情を抱くことができた」という。
落胆はしたが、そこで投げやりになるような男ではない。無念さをポジティブなエネルギーに変えて、日々を過ごしている。
「10年後とか、何年か経った後に、むしろ選ばれなくてよかったなと思えるように。(五輪落選の)悔しさを今、練習だったり、試合だったりで表現する。自分の中で、もがいているっていうところもあります」
五輪代表には選ばれなかったが、目標のA代表入りをあきらめたわけでもない。「地道にですけど、一歩ずつ進んでいけたら」と神妙に語る。自分を見失わず、「やるべきことをしっかり、この鹿島でやり続ける。まずそこが大事」と専心する。
次節の横浜戦、チームとしても“やり続ける”ことを強調する。
「(横浜の攻撃陣は)みんな足が速くて、そのなかで技術がある。ディフェンスでもみんなボールを追いかけてくるイメージがあるので、そこに対して、ビビることなく、自分たちがやるべきことを90分間、やり続けることが必然的に結果につながると思うので。そこはチームを信じて、自分を信じてやっていきたい」
13戦無敗の横浜が最後に負けを喫した相手が、他ならぬ鹿島だ。5月のホームでの対戦では、土居聖真のハットトリックなど5-3と点の取り合いを制した。力強く勝ち切ったが、沖自身は3失点。次はクリーンシートを達成し、チームの勝利に貢献したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島GK沖「落選という環境を与えてくれたことに今は感謝」A代表入り誓う
[2021年8月26日20時22分]
鹿島アントラーズのGK沖悠哉(22)が26日、28日の横浜F・マリノス戦を前にオンラインで取材に応じ、東京オリンピック(五輪)代表の落選を反骨心に、A代表入りを誓った。
東京五輪は最終選考に残っていたが、最後の最後で落選。代表発表はJリーグの大分トリニータ戦の前日だった。代表で最後の親善試合で出場機会がなく、あきらめてはいなかったが「厳しい」とは思っていたという。落選でもぶれることなく、Jリーグの試合へ向かっていたはずだったが「自分が思っている以上に引きずっていて、いろんなところで切り替えができてなくて」と当時を振り返る。 一緒にプレーをした仲間が五輪の舞台で戦い、活躍しているのを見ると、刺激を受けた。同時に、自分の実力が足りないことを受け止めなくてはいけない悔しさも込み上げた。複雑な思いが交錯した。だが、佐藤洋平GKコーチ、曽ケ端準アシスタントGKコーチ、先輩のクォン・スンテの支えで前を向くことができた。
曽ケ端コーチは、自身もシドニー五輪に落選し、02年のW杯、04年のアテネ五輪にオーバーエージで出場し飛躍を遂げている。曽ケ端コーチの成功体験も沖の力になっている。沖はスタッフや先輩に感謝し「最終的に今じゃなくて、何年後かにA代表に携われたら、あのとき悔しい思いをしてよかった、と思えるだろうし、今はそのことを想像して練習に取り組めている。落選という環境を与えてくれたことに今は感謝している」と言い切った。
落選のその悔しさを糧に、今は練習や公式戦に臨んでいる。「今回、谷がA代表には入りましたけど、そこはもちろん、五輪で活躍しているからこその代表だと思う。自分はやるべきことを鹿島でやり続ける事が大事だし、ゆくゆくの目標はA代表。そこに対して、地道に1歩ずつ進んで行けたら」。鹿島を勝たせるGKとして存在感を発揮すれば、A代表につながるはずだ。【岩田千代巳】
会心だった前回対戦の再現を狙う
「“効果的なミドルパス×ハイインテンシティー”で、会心だった前回対戦の再現を狙う」と記すJリーグ公式の大林洋平氏によるプレビューである。
Fマリノス番記者が鹿島側のコメントにて記事を締めることは珍しい。
それだけ、今季2敗目を喫した前回対戦のインパクトが大きかったと言えよう。
次節対戦するFマリノスは上記のように今季はいまだ2敗のみである。
一つは開幕戦にて首位を走る川崎に喫したもの、そしてもう一つが鹿島との対戦である。
そして現時点では首位との勝ち点差はわずか1。
この状況とあっては、この試合にかける意気込みは並々ならぬものがあろう。
対する鹿島としてもACL圏内を目指すため一つも落とせぬ。
気持ちの面で上回れるかどうかが重要である。
またこの試合日の8月28日は上田綺世の誕生日でもある。
Fマリノス相手に連発中の相性で、この日のバースデーゴールも期待される。
好調同士の対決。
負けられぬ戦いがここにはある。
必勝である。

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横浜FMにとって鹿島は障壁。指揮官のマネジメントに注目
首位・川崎Fに勝点差1と肉薄する2位・横浜FMにとって、8月を締めくくる大一番。今季二度の黒星のうちの1つを喫した5位・鹿島を、約3カ月ぶりに帰還する日産スタジアムで迎え撃つ。横浜FMは相性の悪い鹿島を相手に、足踏みする川崎Fにプレッシャーを掛ける1勝をつかめるか。
横浜FMは前節、鳥栖との上位対決を4-0で制した。前半、鳥栖のハイプレスにビルドアップを遮断されたが、慌てずに対応。前半終盤のワンチャンスを前田 大然が仕留め、後半立ち上がりにその前田が相手を退場に追い込むPKを奪うと、あっという間に勝負のすう勢を決定づけた。仲川 輝人にも今季リーグ戦初得点が生まれ、終わってみれば盤石の試合運びだった。
ただ、今節の相手は横浜FMが苦手とする鹿島。5月のアウェイ戦は先制したものの、ミスから同点を許し、後半はさらにミスが重なって3-5の敗戦を喫した。リーグ戦では4連敗中と厄介極まりない相手ではあるが、この障壁を乗り越えてこそ2年ぶりの戴冠が見えてくるとも言える。
選手たちは日に日に盛り上がる喧騒をよそに、泰然自若の姿勢を貫く。鹿島戦への意気込みを問われた主将・喜田 拓也はこう切り返した。
「負けなしとか、記録とかいうよりは目の前の試合にすべてを懸けて臨んでいる。その積み重ねがいまの順位。まだ上がいるので、満足できないし、仮に自分たちが一番上にいても満足することはない。ただ、(中2日の)連戦なので監督のチームマネジメントを信頼してやっていくだけ」
喜田の言う「マネジメント」にフォーカスすれば、前回対戦で後手に回ったダブルボランチと両SBのチョイスは重要な要素となる。ただ、ボランチの人選は2戦連続欠場中のチアゴ マルチンスの動向次第。岩田 智輝を1つ前のポジションで使えれば、出力は上がるはずだ。SBは鹿島と相性の良くない松原 健とティーラトンではなく、小池 龍太と和田 拓也がベストチョイスか。マネジメントに重きを置くケヴィン マスカット監督の決断に注目したい。
対する鹿島も前節・清水戦を4-0で完勝し、8月は3勝1敗と盛り返してきている。「大勝というか、少しスコアが離れたゲームのあとは得てして難しいゲームになることが多い。次のゲームもわれわれらしく前に出ることを90分貫けるように準備する」。こう語った相馬 直樹監督はまったく油断していない。
清水戦は前回対戦で中盤を支配したレオ シルバ、ハットトリックの土居 聖真、復調傾向のエヴェラウドがベンチスタートで、今節への準備も万端。“効果的なミドルパス×ハイインテンシティー”で、会心だった前回対戦の再現を狙う。
[ 文:大林 洋平 ]
Fマリノス番記者が鹿島側のコメントにて記事を締めることは珍しい。
それだけ、今季2敗目を喫した前回対戦のインパクトが大きかったと言えよう。
次節対戦するFマリノスは上記のように今季はいまだ2敗のみである。
一つは開幕戦にて首位を走る川崎に喫したもの、そしてもう一つが鹿島との対戦である。
そして現時点では首位との勝ち点差はわずか1。
この状況とあっては、この試合にかける意気込みは並々ならぬものがあろう。
対する鹿島としてもACL圏内を目指すため一つも落とせぬ。
気持ちの面で上回れるかどうかが重要である。
またこの試合日の8月28日は上田綺世の誕生日でもある。
Fマリノス相手に連発中の相性で、この日のバースデーゴールも期待される。
好調同士の対決。
負けられぬ戦いがここにはある。
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横浜FMにとって鹿島は障壁。指揮官のマネジメントに注目
首位・川崎Fに勝点差1と肉薄する2位・横浜FMにとって、8月を締めくくる大一番。今季二度の黒星のうちの1つを喫した5位・鹿島を、約3カ月ぶりに帰還する日産スタジアムで迎え撃つ。横浜FMは相性の悪い鹿島を相手に、足踏みする川崎Fにプレッシャーを掛ける1勝をつかめるか。
横浜FMは前節、鳥栖との上位対決を4-0で制した。前半、鳥栖のハイプレスにビルドアップを遮断されたが、慌てずに対応。前半終盤のワンチャンスを前田 大然が仕留め、後半立ち上がりにその前田が相手を退場に追い込むPKを奪うと、あっという間に勝負のすう勢を決定づけた。仲川 輝人にも今季リーグ戦初得点が生まれ、終わってみれば盤石の試合運びだった。
ただ、今節の相手は横浜FMが苦手とする鹿島。5月のアウェイ戦は先制したものの、ミスから同点を許し、後半はさらにミスが重なって3-5の敗戦を喫した。リーグ戦では4連敗中と厄介極まりない相手ではあるが、この障壁を乗り越えてこそ2年ぶりの戴冠が見えてくるとも言える。
選手たちは日に日に盛り上がる喧騒をよそに、泰然自若の姿勢を貫く。鹿島戦への意気込みを問われた主将・喜田 拓也はこう切り返した。
「負けなしとか、記録とかいうよりは目の前の試合にすべてを懸けて臨んでいる。その積み重ねがいまの順位。まだ上がいるので、満足できないし、仮に自分たちが一番上にいても満足することはない。ただ、(中2日の)連戦なので監督のチームマネジメントを信頼してやっていくだけ」
喜田の言う「マネジメント」にフォーカスすれば、前回対戦で後手に回ったダブルボランチと両SBのチョイスは重要な要素となる。ただ、ボランチの人選は2戦連続欠場中のチアゴ マルチンスの動向次第。岩田 智輝を1つ前のポジションで使えれば、出力は上がるはずだ。SBは鹿島と相性の良くない松原 健とティーラトンではなく、小池 龍太と和田 拓也がベストチョイスか。マネジメントに重きを置くケヴィン マスカット監督の決断に注目したい。
対する鹿島も前節・清水戦を4-0で完勝し、8月は3勝1敗と盛り返してきている。「大勝というか、少しスコアが離れたゲームのあとは得てして難しいゲームになることが多い。次のゲームもわれわれらしく前に出ることを90分貫けるように準備する」。こう語った相馬 直樹監督はまったく油断していない。
清水戦は前回対戦で中盤を支配したレオ シルバ、ハットトリックの土居 聖真、復調傾向のエヴェラウドがベンチスタートで、今節への準備も万端。“効果的なミドルパス×ハイインテンシティー”で、会心だった前回対戦の再現を狙う。
[ 文:大林 洋平 ]
ファン・アラーノ復帰間近
8月26日の練習風景をTweetする茨城新聞運動グループ公式アカウントである。
リカバリー走を行うピトゥカとカイキに並んでファン・アラーノが走る。
負傷離脱が続いておったが、復帰が近づいておる模様。
これは朗報。
攻撃陣に厚みを増し、カップ2冠を狙う。
復帰を心待ちにしておる。

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▽J1鹿島アントラーズ(26日・クラブハウスグラウンド)
リカバリー走を行うピトゥカとカイキに並んでファン・アラーノが走る。
負傷離脱が続いておったが、復帰が近づいておる模様。
これは朗報。
攻撃陣に厚みを増し、カップ2冠を狙う。
復帰を心待ちにしておる。

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▽J1鹿島アントラーズ(26日・クラブハウスグラウンド)
サッカーダイジェスト 清水戦寸評
サッカーダイジェストの前島氏による清水戦の寸評である。
大勝にクリーンシートということもあり良い評価だけが並ぶ。
これは完全勝利という評価であろう。
素直に喜びたい。
その中で上田綺世にMOMが与えられた。
これは消去法で選ばれたように思う。
先制で試合を決めた得点シーンは観る者を唸らせるゴラッソであり、これを決められる日本人FWはそうはいない。
某番組にて"寒イボ"と言わせしめたいところ。
また個人的にピックアップしたのが「積極的かつ献身的な守備が光り、それが自身の得点にもつながった。果敢にゴールを狙う意識も見せ、シュートの質も高かった」というカイキへの寸評である。
前からのプレスが非常にハマり、足の速さ、シュートの巧さが印象づけられた。
身体の強さは以前から伝わってきたので、アジアでの試合にて活躍してくれそうである。
カイキの特長を活かすためにも、来季はACLに出たい。
一つ一つ勝利を積み重ねACL県内を狙おうではないか。
重要である。

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【J1採点&寸評】清水0-4鹿島|流れを引き寄せた上田の一撃。遠藤はトップ下で輝きが増す
前島芳雄
2021年08月26日
鹿島――「前に出る」をチーム全体で体現

【警告】清水=指宿(68分)、藤本(72分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)
[J1第26節]清水0-4鹿島/8月25日/IAIスタジアム日本平
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
前節からスタメンが6人変わったなかで、相馬監督の「前に出る」という指示をチーム全体で体現。前からの守備や鋭いカウンターで得点を重ね、最後まで危なげない試合運びを見せた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
クロス対応や飛び出しの反応が光ってボックス内では危険なシュートを打たせず、ミドルシュートはきっちりセーブ。チャンスにつながる好フィードも目立ち、4点目につなげた。
DF
2 安西幸輝 6.5
加入後初先発で90分間プレー。リードした展開のなかでも要所で攻め上がってチャンスに絡み、高い位置からの守備で鈴木唯や中村に仕事をさせなかった。
DF
23 林 尚輝 6
引いて受けようとする相手に速い反応で対応し、厳しい守備で起点を作らせなかった。クロス対応でも踏ん張り、完封に貢献。
DF
28 町田浩樹 6.5
清水の右からのクロスが多かったなかで頼もしい楯となり、1対1の強さも光った。サンタナにもまったく身体負けせず、それが先制点の起点にもなった。
DF
14 永戸勝也 6(85分OUT)
清水のサイドチェンジ攻勢に難しい対応を迫られ、攻撃の回数は少なかったが、粘り強い守備で決定機を与えなかった。
MF
20 三竿健斗 6.5
ピトゥカが前寄りでプレーするなか、バランスを取りながら安定した守備とビルドアップを継続。後半は攻撃参加を増やして惜しいヘディングもあった。
MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5(85分OUT)
高い位置を取って前からの守備や正確なパスでチームを牽引。左足で縦につけるパスが冴えて、1点目をアシストした。
鹿島――エヴェラウドは3点目と4点目をお膳立て
MF
25 遠藤 康 6.5
右MFで先発したが、71分にトップ下に移動してから輝きを増して1ゴール・1アシスト。ここしかないという高精度なミドルシュートで自身の今季初ゴールを決めた。
MF
17 アルトゥール・カイキ 6.5(60分OUT)
積極的かつ献身的な守備が光り、それが自身の得点にもつながった。果敢にゴールを狙う意識も見せ、シュートの質も高かった。
FW
13 荒木遼太郎 6(71分OUT)
チャンスを生み出す場面が多かったとは言えないが、中盤に下りて組み立てに絡むプレーは安定し、前からの守備で2点目につなげた。
MAN OF THE MATCH
FW
18 上田綺世 6.5(71分OUT)
良い形でボールを受けるシーンも目立ち、18分にオリンピックでの悔しさを晴らす見事なミドルシュート。序盤の主導権の奪い合いや駆け引きの中で流れを変える一撃は大きかった。
途中出場
MF
11 和泉竜司 6.5(60分IN)
左MFに入ってチャンスに多く絡み、3点目のカウンターでは良いところに走り込んで自ら押し込んだ。
MF
8 土居聖真 6(71分IN)
右MFに入り、カウンターの起点となって3点目を演出。攻守両面でチームの良い流れを継続させた。
FW
9 エヴェラウド 6.5(71分IN)
自身のシュートは不発だったが、前線で強さやキープ力を発揮して時間を作り、3点目と4点目をお膳立てした。
MF
4 レオ・シルバ -(85分IN)
球際の強さを見せて中盤で隙を与えず、自分たちのボールも大切にして清水の反撃を危なげなく封じた。
DF
32 常本佳吾 -(85分IN)
右SBに入って、前から激しい守備を見せ、笛が鳴るまで清水に主導権を渡さなかった。
監督
相馬直樹 6.5
先発6人変更したなかでも切り換えや反応の速さ、プレー強度などを落とさせず、鹿島らしさを堅持。交代策でも危なげない完封勝利に導いた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
大勝にクリーンシートということもあり良い評価だけが並ぶ。
これは完全勝利という評価であろう。
素直に喜びたい。
その中で上田綺世にMOMが与えられた。
これは消去法で選ばれたように思う。
先制で試合を決めた得点シーンは観る者を唸らせるゴラッソであり、これを決められる日本人FWはそうはいない。
某番組にて"寒イボ"と言わせしめたいところ。
また個人的にピックアップしたのが「積極的かつ献身的な守備が光り、それが自身の得点にもつながった。果敢にゴールを狙う意識も見せ、シュートの質も高かった」というカイキへの寸評である。
前からのプレスが非常にハマり、足の速さ、シュートの巧さが印象づけられた。
身体の強さは以前から伝わってきたので、アジアでの試合にて活躍してくれそうである。
カイキの特長を活かすためにも、来季はACLに出たい。
一つ一つ勝利を積み重ねACL県内を狙おうではないか。
重要である。

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【J1採点&寸評】清水0-4鹿島|流れを引き寄せた上田の一撃。遠藤はトップ下で輝きが増す
前島芳雄
2021年08月26日
鹿島――「前に出る」をチーム全体で体現

【警告】清水=指宿(68分)、藤本(72分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)
[J1第26節]清水0-4鹿島/8月25日/IAIスタジアム日本平
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
前節からスタメンが6人変わったなかで、相馬監督の「前に出る」という指示をチーム全体で体現。前からの守備や鋭いカウンターで得点を重ね、最後まで危なげない試合運びを見せた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
クロス対応や飛び出しの反応が光ってボックス内では危険なシュートを打たせず、ミドルシュートはきっちりセーブ。チャンスにつながる好フィードも目立ち、4点目につなげた。
DF
2 安西幸輝 6.5
加入後初先発で90分間プレー。リードした展開のなかでも要所で攻め上がってチャンスに絡み、高い位置からの守備で鈴木唯や中村に仕事をさせなかった。
DF
23 林 尚輝 6
引いて受けようとする相手に速い反応で対応し、厳しい守備で起点を作らせなかった。クロス対応でも踏ん張り、完封に貢献。
DF
28 町田浩樹 6.5
清水の右からのクロスが多かったなかで頼もしい楯となり、1対1の強さも光った。サンタナにもまったく身体負けせず、それが先制点の起点にもなった。
DF
14 永戸勝也 6(85分OUT)
清水のサイドチェンジ攻勢に難しい対応を迫られ、攻撃の回数は少なかったが、粘り強い守備で決定機を与えなかった。
MF
20 三竿健斗 6.5
ピトゥカが前寄りでプレーするなか、バランスを取りながら安定した守備とビルドアップを継続。後半は攻撃参加を増やして惜しいヘディングもあった。
MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5(85分OUT)
高い位置を取って前からの守備や正確なパスでチームを牽引。左足で縦につけるパスが冴えて、1点目をアシストした。
鹿島――エヴェラウドは3点目と4点目をお膳立て
MF
25 遠藤 康 6.5
右MFで先発したが、71分にトップ下に移動してから輝きを増して1ゴール・1アシスト。ここしかないという高精度なミドルシュートで自身の今季初ゴールを決めた。
MF
17 アルトゥール・カイキ 6.5(60分OUT)
積極的かつ献身的な守備が光り、それが自身の得点にもつながった。果敢にゴールを狙う意識も見せ、シュートの質も高かった。
FW
13 荒木遼太郎 6(71分OUT)
チャンスを生み出す場面が多かったとは言えないが、中盤に下りて組み立てに絡むプレーは安定し、前からの守備で2点目につなげた。
MAN OF THE MATCH
FW
18 上田綺世 6.5(71分OUT)
良い形でボールを受けるシーンも目立ち、18分にオリンピックでの悔しさを晴らす見事なミドルシュート。序盤の主導権の奪い合いや駆け引きの中で流れを変える一撃は大きかった。
途中出場
MF
11 和泉竜司 6.5(60分IN)
左MFに入ってチャンスに多く絡み、3点目のカウンターでは良いところに走り込んで自ら押し込んだ。
MF
8 土居聖真 6(71分IN)
右MFに入り、カウンターの起点となって3点目を演出。攻守両面でチームの良い流れを継続させた。
FW
9 エヴェラウド 6.5(71分IN)
自身のシュートは不発だったが、前線で強さやキープ力を発揮して時間を作り、3点目と4点目をお膳立てした。
MF
4 レオ・シルバ -(85分IN)
球際の強さを見せて中盤で隙を与えず、自分たちのボールも大切にして清水の反撃を危なげなく封じた。
DF
32 常本佳吾 -(85分IN)
右SBに入って、前から激しい守備を見せ、笛が鳴るまで清水に主導権を渡さなかった。
監督
相馬直樹 6.5
先発6人変更したなかでも切り換えや反応の速さ、プレー強度などを落とさせず、鹿島らしさを堅持。交代策でも危なげない完封勝利に導いた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
鹿島アントラーズFC、株式会社リグアとクラブパートナー契約締結
株式会社リグアとクラブパートナー契約を締結した鹿島アントラーズFCである。
これは素晴らしい報。
アスリートのコンディショニング、ボディケアのサポートにより前進することとなる。
"しんか"は進む。
シナジー効果である。

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(株)リグア 鹿島アントラーズとクラブパートナー契約を締結
株式会社リグア(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長 川瀨 紀彦、以下「当社」)は、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(所在地:茨城県鹿嶋市・代表取締役社長 小泉 文明、以下「鹿島アントラーズ」)とクラブパートナー契約を締結いたしました。

一般医療機器製品を中心に扱うヘルスケア商品ブランド、Dr.Supporterを展開する当社は、この度、鹿島アントラーズとクラブパートナー契約を締結いたしました。
このパートナー契約に伴い、Dr.Supporterを通して、鹿島アントラーズを始めとする多くのアスリートのコンディショニング、ボディケアのサポートを推進してまいります。

■ヘルスケアブランドDr.Supporter
Dr.Supporterは、IFMC.成分を含浸加工したインナーウェアやサポーター等の一般医療機器製品を販売するヘルスケアブランドです。
身体が本来持っているリカバリー機能を引き出し、日常生活をより快適に、健康的に過ごせるようサポートいたします。
【Dr.Supporter ブランドサイト】
https://drsupporter.com/
■IFMC.
IFMC.(イフミック:集積機能性ミネラル結晶体)は(株)テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造したナノメーターレベルの非常に微小なミネラルの結晶体です。数種類の鉱物を組み合わせて鉄分の多い温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理して抽出した物質です。身体に装着することで血中の一酸化窒素を増加させる作用があります。
医療・介護分野での応用を目指し、東京都市大学 総合研究所 ミネラル結晶体研究センターにて研究が進められております。
特許第6557442号
「IFMC.」「イフミック」「集積機能性ミネラル結晶体」は株式会社テイコク製薬社の商標または登録商標です。
https://ifmc.jp/
【株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 概要】
会社名: 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
所在地:茨城県鹿嶋市粟生東山2887番地
代表者:小泉 文明
設立:1991年10月
URL:https://www.antlers.co.jp/
【株式会社リグア 概要】
会社名:株式会社リグア
所在地:大阪市中央区淡路町2丁目6-6 淡路町パークビル2号館
代表者:川瀨 紀彦
設立:2004年10月
URL:https://ligua.jp/
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(株)リグア 鹿島アントラーズとクラブパートナー契約を締結
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■ヘルスケアブランドDr.Supporter
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■IFMC.
IFMC.(イフミック:集積機能性ミネラル結晶体)は(株)テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造したナノメーターレベルの非常に微小なミネラルの結晶体です。数種類の鉱物を組み合わせて鉄分の多い温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理して抽出した物質です。身体に装着することで血中の一酸化窒素を増加させる作用があります。
医療・介護分野での応用を目指し、東京都市大学 総合研究所 ミネラル結晶体研究センターにて研究が進められております。
特許第6557442号
「IFMC.」「イフミック」「集積機能性ミネラル結晶体」は株式会社テイコク製薬社の商標または登録商標です。
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【株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 概要】
会社名: 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
所在地:茨城県鹿嶋市粟生東山2887番地
代表者:小泉 文明
設立:1991年10月
URL:https://www.antlers.co.jp/
【株式会社リグア 概要】
会社名:株式会社リグア
所在地:大阪市中央区淡路町2丁目6-6 淡路町パークビル2号館
代表者:川瀨 紀彦
設立:2004年10月
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清水戦コメント・報道
「相手が狙っていることが出てきたぶん、難しい部分はありました」とコメントする指揮官である。
大量得点とクリーンシートという完全勝利のように思えるゲームであっても、冷静に試合が分析されておる。
アウェイの連戦という過酷な状況で指揮官が冷静であることは重要であろう。
また綺世については、「メンタル面だけでなく体の調子も上がってきた」と評する。
やはり東京五輪での疲弊は身体的なもの以上に精神的に強くあったことが感じ取れる。
その綺世は、「スタメンというチャンスをものにしていかなければいけないという思いで試合へ臨んだ」と久々の先発起用に並々ならぬ気持ちで挑んだことが言葉に表れる。
ゴールゲッターとしての自覚と自負が、彼が苦悩と葛藤させ、そして結果と共に成長していく。
綺世のゴールで勝利する鹿島は幸せである。
またヤスは、「自分の結果というよりもチームの勝利が大事。今日は良い試合をして勝利することが重要だった」と試合内容と共に結果を喜ぶ。
更に、「どちらかと言うと守備のほうがうまくハマってない感じがしました。相手の狙いどおりにさせた部分がけっこうあったので、そこをどうにかしたいというのをハーフタイムでみんなと話していました」とチームの問題点とそれを修正出来た点について明かす。
ベテランの力でチームが成長していることが伝わってくる。
この勝利をもたらした陰の立て役者であろう。
ここから更にチーム力を加速させていきたい。
楽しみである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第26節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
今日はファン・サポーターの皆さんがスタジアムへ来ることができなかったが、画面越しで応援してくれていたと思う。神戸での敗戦から前へ進んでくれた選手たち、そして、応援してくださる皆さんとともに掴んだ勝ち点3だった。本当にありがとうございました。
前半の早い時間に得点を取ることができた。相手に圧力をかけていく中で先制点を取れた。ただ、連戦や暑さの影響で少し足が止まってきて相手に狙いを持ってプレーされる回数が多かった。前に行くことが少なくなっていたが、その中でも高い位置でボールを奪うという意識が2点目へと結びついた。
全体を通して、相手のプレーによって難しい展開となったものの、常に「前へ」という意識を選手たちが持ち続けてくれた。その意識が、ゴール、勝利へと繋がったと思う。
多くの得点を取った後の試合は、難しい試合となることが多い。次も自分たちらしく、「前へ」という姿勢を90分間貫いていきたい。
Q.中断期間が明けてアントラーズへ戻ってきた後の上田選手のプレーをどう見ていた?
A.悔しい思いは彼の胸の奥に持っていると思う。その中で、コンデションも上がってきた所でゴールを決めることができた。このゴールで、メンタル面でも今後へ向けて良い方向へ行くと思う。
【上田 綺世】
スタメンというチャンスをものにしていかなければいけないという思いで試合へ臨んだ。シュートの意識は常に持っている。1点目のような前を向けたときやフリーの時は常にシュートを狙っている。点を取ることがFWの本質。試合を勝たせるポジションだと思っている。また試合に出るチャンスを掴んで活躍していきたい。
【遠藤 康】
前半早々に綺世がゴールを決めて、カイキもゴールを決めてくれた。久々にスタメンでプレーするメンバーもいたので少しうまくいかない時間が多かったが、みんなでカバーし合って無失点におさえることができた。この勝利は自信を持っていいと思う。自分の結果というよりもチームの勝利が大事。今日は良い試合をして勝利することが重要だった。チームが勝つことができて良かった。
明治安田生命J1リーグ 第26節
2021年8月25日(水)19:00KO
IAIスタジアム日本平
[ 相馬 直樹監督 ]
まずは来られなかった状況の中でも、画面を通じて応援してくれた方々がいらっしゃったと思います。この間の試合(前節・神戸戦)の悔しい負けを1つ前に進めるために、選手たち、応援してくれる方たちと一緒につかみ取った勝点3だと思います。まずは「ありがとうございました」と伝えさせてください。
ゲームのほうは、早い時間で点を取れた。われわれが前で圧力を掛けていく中で1点目が取れた。この連戦、そしてこの暑さで足が止まってきた中で、相手が狙ってきた形というのが立ち上がりは回数が少なかったんですけど、徐々にその形が増えてきて、なかなか相手陣に入るのも難しい時間がありました。前半の2点目は前半の途中以降で言うと、前に出ることができた時間は少なかったと思うんですが、その中でも前に出るという意識があり、高い位置でボールを奪う、そしてゴールに結びつける、そういったシーンが出たと思います。全体を通して、相手が狙っていることが出てきたぶん、難しい部分はありましたけど、前へ出るという意識を選手たちが持ち続けてくれたことがゴール、そして勝ちにつながったんじゃないかなと思っています。
ただ、大勝というか、少しスコアが離れたゲームのあとは得てして難しいゲームになることが多いかと思います。しっかりと次のゲームに向けて、われわれらしく前に出ることを90分貫けるように、準備をしたいと思います。
--上田 綺世選手は東京五輪から悔しい思いで帰ってきたと思います。彼の練習や試合での活躍ぶりはどう見ている?
悔しい思いというのは彼の胸の奥というか、本当に持っているもの。いろいろと話したりしていると思うんですけど、そういうことでは解消されないものというのはきっとあると思います。ただ、その中でコンディションが十分ではなかったというところもありました。少しそういう部分も含めて、メンタル面だけでなく体の調子も上がってきたところで、今日のゴールによって気持ちのほうも今後につながっていくのかなと。またそういうふうになってほしいなと思います。
明治安田生命J1リーグ 第26節
2021年8月25日(水)19:00KO
IAIスタジアム日本平
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
--東京五輪後初先発。どういう思いでピッチに立った?
五輪が終わって、このチームでまたポジション争いをしないといけないですし、こういうチャンスをモノにしていかないといけない、という思いで試合に出ました。
--先制点を振り返って。
シュートの意識は常に持っていますし、自分の武器を生かす。僕の武器は動き出しとかシュートとかいろいろありますけど、その1つを見せることでまた違う武器が生きてくると思っているので、やっぱりああいう風に遠めからでも振っていくことは自分にとって追い風になると思っています。ああいう風に前を向けたり、フリーだったら常にシュートを狙っています。
--今日のゴールが今後につながると相馬 直樹監督も言っていた。今後はチームのためにどんな活躍をしていきたい?
やっぱり点を取ることがFWの本質だと思いますし、試合を勝たせるポジションということだと思うので、またスタメンで出るチャンスをつかんで活躍したいと思います。リーグも終盤に差しかかってくるので、1つでも上の順位を取れるように、勝ちに貢献できるように取り組んでいきたいなと思います。
--22歳を勝利で締めくくれたことについて。
特にないです。そういう意識は持っていなかったです。まあずっとメディアにも大事な年になると言っていたので、五輪だったり、僕の今後のキャリアもそうですし、いろいろ試行錯誤してステップアップしていかないといけないなと。自分を駆り立てないといけない歳になったんじゃないかと思います。
遠藤 康 - Yasushi ENDO
MF 25
遠藤 康
Yasushi ENDO
前半早々に(上田)綺世がゴールを決めて、(アルトゥール)カイキも決めて、2-0で前半を折り返したんですけど、ひさびさにやるメンバーとかもいたので、うまくやれてない時間がちょっと多かったと思います。でも、それをみんなでカバーし合って、(失点)ゼロで抑えられたのは自信を持っていいんじゃないかなと思います。
--13試合ぶりの先発でした。トップ下に移ってからの1ゴール1アシストだったが?
どうなんですかね。たまたまトップ下に入って(ゴールが)入ったのかもしれないし、右サイドに入ったときももっとゴールに絡むプレーをしたかったです……。でも、2-0で勝っていたのでチームが勝つことが第一ですし、自分の結果というより、チームが良い循環、良い試合をして結果を残すことが大事だったので、自分の結果よりも勝てて良かったかなと思います。
--ミドルシュートは狙いどおり?
そうですね、狙いどおりでした。ひさびさのゴールでうれしかったんですけど、何よりチームが前の試合で神戸に負けてしまって、すごく悔しい思いをしたので、それをはね返すくらいの気持ちでやっていました。それが結果になって良かったなと、チームが勝てて良かったなと思います。
--うまくいっていなかったのはどこでしたか?
守備のところですかね。ビルドアップも点が入ってからちょっとうまくいかなかったんですけど、どちらかと言うと守備のほうがうまくハマってない感じがしました。相手の狙いどおりにさせた部分がけっこうあったので、そこをどうにかしたいというのをハーフタイムでみんなと話していました。
--次の試合はどういう試合にしたいですか?
マリノスもすごく勢いに乗っていて、ここ最近は複数点を取って勝っているので、ウチらもそこに負けないようにやらないといけない。マリノスに勝てば、もっと優勝を狙える位置までいけると思うので、中2日ですが、今日の勢いを使ってマリノスに勝てるようにしたいなと思います。
【J1】鹿島が五輪代表上田弾などで4発大勝 清水守備陣崩壊に前線は沈黙
[2021年8月25日21時44分]

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島和泉(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズは東京オリンピック(五輪)代表のFW上田の得点などで清水エスパルスに大勝した。
鹿島は惜敗した21日のヴィッセル神戸線から先発6人を入れ替えた。前半18分、鹿島は8試合ぶりに先発の上田が、MFピトゥカの縦パスを受けると迷わず右足を振り抜き、25メートルのロングシュートを左隅に突き刺した。
鹿島はさらに前半44分、リーグ初先発のMFアルトゥール・カイキが高い位置でボールを奪いシュートを放ち追加点。後半36分には自陣での相手のスローインのミスからカウンターに転じ、MF和泉の今季初ゴールで加点した。
さらに後半42分、鹿島はMF遠藤の左足のロングシュートで試合を決めた。遠藤は今季初ゴール。10年から12年連続でJ1での得点となった。
鹿島上田綺世、22歳最後の試合で25m弾「自分を駆り立てるような年」
[2021年8月25日22時51分]

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水―鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島上田(共同)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
東京オリンピック(五輪)代表の鹿島アントラーズFW上田綺世の25メートル弾などで清水に大勝した。
6月20日の仙台戦以来、8試合ぶりの先発。東京五輪で無得点に終わり、悔しい思いを秘めていた。「五輪が終わって(先発の)チャンスをものにしたいと臨んだ」。縦パスを受けると「遠目からでも振るのは自分にとって追い風になる」と迷わず右足を振り抜いた。22歳最後の試合での得点に「ステップアップしていかなくてはいけないと、自分を駆り立てるような年になった」と振り返った。
大勝鹿島相馬監督「足りない何か」意識付け奏功!次節も「我々らしく前に」
[2021年8月25日23時6分]

清水対鹿島 後半、好プレーに拍手する鹿島相馬監督(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島和泉(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズは東京五輪代表のFW上田の得点など4発で清水エスパルスに大勝した。
21日のヴィッセル神戸戦は、守備でも攻撃でも「あと一歩」が及ばず。相馬監督は守備での1歩の寄せ、攻撃で好機を仕留めきるなど「足りない何か」を選手たちに意識付けし、清水戦に臨んでいた。強度の高い守備から、ゴール前へ向かう姿勢を90分、貫き4-0での快勝した。
相馬監督は「全体を通して、難しい部分があったが、前への意識を選手達が持ち続けてくれたことがゴールに、勝ちにつながったと思う」と振り返り、「スコアが離れたゲームの後は、難しいゲームになるので、しっかりと、次に向かって我々らしく前に出ることを貫ける試合になるよう準備したい」と次節の横浜F・マリノス戦に目を向けた。
8戦ぶり先発の鹿島上田綺世「チャンスものにしたいと」逆襲の先制ゴール
[2021年8月26日8時0分]

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズが、清水エスパルスに4発快勝した。開幕戦で1-3で敗れた相手に、しっかりとリベンジを果たした。
チームを勢いづかせたのは東京五輪代表のFW上田綺世(22)だった。6月20日のベガルタ仙台戦以来、8試合ぶりの先発。前半18分、MFピトゥカの縦パスを受けると、ゴールから25メートル離れていた場所から迷わず右足を振り抜いた。清水の日本代表GK権田の手をかすめ、ゴール左隅に決まった。
上田は試合後「五輪が終わってこのチームでポジション争い、このチャンスをものにしたいと試合に出ました」と秘めた思いを明かした。得点シーンに「遠目からでも振るのは自分にとって追い風になる。常にフリーだったらシュートを狙っています」とキッパリ。前半8分には、GKと1対1になりシュートを打ったが、弾かれた。決定機を外しても、すぐに気持ちを切り替え、その10分後に見事なゴール。ストライカーの気質を感じさせた。
上田は8月28日が誕生日で、清水戦が22歳の最後の試合だった。22歳の1年を「ずっと大事な年になると言ってきた。五輪だったり、今後のキャリアもそうですし、試行錯誤してステップアップしていかなくてはいけない。自分を駆り立てるような年になった」と振り返る。
東京五輪世代では最も得点を重ねてきたが、本大会では不発に終わった。それでも下を向かず、すぐに前を向き「チームを勝たせるFW」の役割を果たした。相馬直樹監督は「悔しい思いを、彼の胸の奥というか。いろいろ話したりしていると思うが、そういうことでは解消されないようなものはあると思います」と上田の心をおもんぱかり、先発起用で結果を出したことに「メンタルだけでなく体の方も上がってきたところ、1つゴールに、気持ちの方もつながっていく、そうなってほしいと思います」と今後の活躍に期待を寄せている。今季7点目を挙げ、2年連続の2ケタ得点も現実味を帯びている。五輪後の上田の逆襲に期待したい。
上田綺世、五輪の悔しさ晴らす先制弾!4発口火で快勝貢献「鹿島に尽くしたい」
[ 2021年8月25日 21:40 ]
明治安田生命J1リーグ 第26節 清水0―4鹿島 ( 2021年8月25日 アイスタ )

<清水・鹿島>前半18分、上田が先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島が4発快勝で5位に浮上した。0―0で迎えた前半18分に、FW上田綺世(22)が右足で先制ゴール。前半終了間際にはMFカイキ(29)、2点リードの後半にはMF和泉竜司(27)、MF遠藤康(33)がネットを揺らし、2月の開幕戦で敗れた清水相手にリベンジを果たした。次節28日にアウェーで2位・横浜と対戦する。
エースの一発が、ゴールラッシュの口火を切った。0―0の前半18分、敵陣中央で受けたFW上田が振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。ワンバウンドでゴール左へ突き刺さし、先制のネットを揺らした。「チームに勢いをもたらせたかった。信じて打った結果が結びついた」と、8戦ぶりの先発ピッチで躍動した。
東京五輪は全6試合に出場するも、無得点と不完全燃焼に終わった。それでも、上田は「厳しい環境で戦ったぶん、自分なりに課題だったり、もっとこうなりたいという欲も出た。そこを磨けるのは、ここしかない。ステップアップするにもまず、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要があるので、鹿島に尽くしたい」と前を向いた。
代表での悔しさは代表でしか晴らせない。次に狙うA代表入りへ、メンバー発表前日に猛アピールの一発を放った。
鹿島・上田、五輪雪辱ミドル 代表入りへアピール「がむしゃらにトライ」
[ 2021年8月26日 05:30 ]
明治安田生命J1リーグ 第26節 鹿島4ー0清水 ( 2021年8月25日 アイスタ )

<清水・鹿島>清水に勝利し喜ぶ鹿島イレブン
Photo By スポニチ
鹿島のエースFW上田が、復活の一発を放った。東京五輪後初となるリーグ8試合ぶりの先発出場。0―0の前半18分に敵陣中央から右足で先制ミドルを放ち、4発大勝の口火を切った。「チームに勢いをもたらせたかった。信じて打った結果が結びついた」と表情を緩めた。
東京五輪は全6試合に出場も無得点。力不足を痛感したが、代表での悔しさは代表でしか晴らせない。「ステップアップをするにも、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要がある。鹿島に尽くしたい」。次に狙うA代表入りへ、アピールの一発となった。
鹿島・上田綺世「自分の環境でがむしゃらにトライ」 4発口火弾で不発五輪から再出発

前半、先制ゴールを決める鹿島・上田
◆明治安田生命J1リーグ第26節 清水0―4鹿島(25日・アイスタ)
FW上田が悔しさを胸に新たな一歩を踏み出した。東京五輪後、リーグ戦初先発。前半18分、縦パスを受けて反転すると、鋭く右足を振り抜いた。ゴールまでの約22メートルを転がり、瞬く間に左ネットを揺らした。「チャンスをものにしていかなきゃいけないとの思いで試合に臨みました」。この先制点を機にチームは4得点。口火を切るFWの仕事を果たした。
活躍が期待された東京五輪で6試合無得点に終わった。「スキルも僕自身もまだまだ。ゴールがすごく遠い」。涙とともに「どんな相手でも1本のシュートで決める」と決意を深めた。今後、目指す舞台はA代表になる。上田は「ステップアップするにもまず、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要がある。鹿島に尽くしたい」と飛躍を誓った。
《明治安田J1》第26節 鹿島4発快勝 清水を零封
大量得点とクリーンシートという完全勝利のように思えるゲームであっても、冷静に試合が分析されておる。
アウェイの連戦という過酷な状況で指揮官が冷静であることは重要であろう。
また綺世については、「メンタル面だけでなく体の調子も上がってきた」と評する。
やはり東京五輪での疲弊は身体的なもの以上に精神的に強くあったことが感じ取れる。
その綺世は、「スタメンというチャンスをものにしていかなければいけないという思いで試合へ臨んだ」と久々の先発起用に並々ならぬ気持ちで挑んだことが言葉に表れる。
ゴールゲッターとしての自覚と自負が、彼が苦悩と葛藤させ、そして結果と共に成長していく。
綺世のゴールで勝利する鹿島は幸せである。
またヤスは、「自分の結果というよりもチームの勝利が大事。今日は良い試合をして勝利することが重要だった」と試合内容と共に結果を喜ぶ。
更に、「どちらかと言うと守備のほうがうまくハマってない感じがしました。相手の狙いどおりにさせた部分がけっこうあったので、そこをどうにかしたいというのをハーフタイムでみんなと話していました」とチームの問題点とそれを修正出来た点について明かす。
ベテランの力でチームが成長していることが伝わってくる。
この勝利をもたらした陰の立て役者であろう。
ここから更にチーム力を加速させていきたい。
楽しみである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第26節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
今日はファン・サポーターの皆さんがスタジアムへ来ることができなかったが、画面越しで応援してくれていたと思う。神戸での敗戦から前へ進んでくれた選手たち、そして、応援してくださる皆さんとともに掴んだ勝ち点3だった。本当にありがとうございました。
前半の早い時間に得点を取ることができた。相手に圧力をかけていく中で先制点を取れた。ただ、連戦や暑さの影響で少し足が止まってきて相手に狙いを持ってプレーされる回数が多かった。前に行くことが少なくなっていたが、その中でも高い位置でボールを奪うという意識が2点目へと結びついた。
全体を通して、相手のプレーによって難しい展開となったものの、常に「前へ」という意識を選手たちが持ち続けてくれた。その意識が、ゴール、勝利へと繋がったと思う。
多くの得点を取った後の試合は、難しい試合となることが多い。次も自分たちらしく、「前へ」という姿勢を90分間貫いていきたい。
Q.中断期間が明けてアントラーズへ戻ってきた後の上田選手のプレーをどう見ていた?
A.悔しい思いは彼の胸の奥に持っていると思う。その中で、コンデションも上がってきた所でゴールを決めることができた。このゴールで、メンタル面でも今後へ向けて良い方向へ行くと思う。
【上田 綺世】
スタメンというチャンスをものにしていかなければいけないという思いで試合へ臨んだ。シュートの意識は常に持っている。1点目のような前を向けたときやフリーの時は常にシュートを狙っている。点を取ることがFWの本質。試合を勝たせるポジションだと思っている。また試合に出るチャンスを掴んで活躍していきたい。
【遠藤 康】
前半早々に綺世がゴールを決めて、カイキもゴールを決めてくれた。久々にスタメンでプレーするメンバーもいたので少しうまくいかない時間が多かったが、みんなでカバーし合って無失点におさえることができた。この勝利は自信を持っていいと思う。自分の結果というよりもチームの勝利が大事。今日は良い試合をして勝利することが重要だった。チームが勝つことができて良かった。
明治安田生命J1リーグ 第26節
2021年8月25日(水)19:00KO
IAIスタジアム日本平
[ 相馬 直樹監督 ]
まずは来られなかった状況の中でも、画面を通じて応援してくれた方々がいらっしゃったと思います。この間の試合(前節・神戸戦)の悔しい負けを1つ前に進めるために、選手たち、応援してくれる方たちと一緒につかみ取った勝点3だと思います。まずは「ありがとうございました」と伝えさせてください。
ゲームのほうは、早い時間で点を取れた。われわれが前で圧力を掛けていく中で1点目が取れた。この連戦、そしてこの暑さで足が止まってきた中で、相手が狙ってきた形というのが立ち上がりは回数が少なかったんですけど、徐々にその形が増えてきて、なかなか相手陣に入るのも難しい時間がありました。前半の2点目は前半の途中以降で言うと、前に出ることができた時間は少なかったと思うんですが、その中でも前に出るという意識があり、高い位置でボールを奪う、そしてゴールに結びつける、そういったシーンが出たと思います。全体を通して、相手が狙っていることが出てきたぶん、難しい部分はありましたけど、前へ出るという意識を選手たちが持ち続けてくれたことがゴール、そして勝ちにつながったんじゃないかなと思っています。
ただ、大勝というか、少しスコアが離れたゲームのあとは得てして難しいゲームになることが多いかと思います。しっかりと次のゲームに向けて、われわれらしく前に出ることを90分貫けるように、準備をしたいと思います。
--上田 綺世選手は東京五輪から悔しい思いで帰ってきたと思います。彼の練習や試合での活躍ぶりはどう見ている?
悔しい思いというのは彼の胸の奥というか、本当に持っているもの。いろいろと話したりしていると思うんですけど、そういうことでは解消されないものというのはきっとあると思います。ただ、その中でコンディションが十分ではなかったというところもありました。少しそういう部分も含めて、メンタル面だけでなく体の調子も上がってきたところで、今日のゴールによって気持ちのほうも今後につながっていくのかなと。またそういうふうになってほしいなと思います。
明治安田生命J1リーグ 第26節
2021年8月25日(水)19:00KO
IAIスタジアム日本平
上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA
--東京五輪後初先発。どういう思いでピッチに立った?
五輪が終わって、このチームでまたポジション争いをしないといけないですし、こういうチャンスをモノにしていかないといけない、という思いで試合に出ました。
--先制点を振り返って。
シュートの意識は常に持っていますし、自分の武器を生かす。僕の武器は動き出しとかシュートとかいろいろありますけど、その1つを見せることでまた違う武器が生きてくると思っているので、やっぱりああいう風に遠めからでも振っていくことは自分にとって追い風になると思っています。ああいう風に前を向けたり、フリーだったら常にシュートを狙っています。
--今日のゴールが今後につながると相馬 直樹監督も言っていた。今後はチームのためにどんな活躍をしていきたい?
やっぱり点を取ることがFWの本質だと思いますし、試合を勝たせるポジションということだと思うので、またスタメンで出るチャンスをつかんで活躍したいと思います。リーグも終盤に差しかかってくるので、1つでも上の順位を取れるように、勝ちに貢献できるように取り組んでいきたいなと思います。
--22歳を勝利で締めくくれたことについて。
特にないです。そういう意識は持っていなかったです。まあずっとメディアにも大事な年になると言っていたので、五輪だったり、僕の今後のキャリアもそうですし、いろいろ試行錯誤してステップアップしていかないといけないなと。自分を駆り立てないといけない歳になったんじゃないかと思います。
遠藤 康 - Yasushi ENDO
MF 25
遠藤 康
Yasushi ENDO
前半早々に(上田)綺世がゴールを決めて、(アルトゥール)カイキも決めて、2-0で前半を折り返したんですけど、ひさびさにやるメンバーとかもいたので、うまくやれてない時間がちょっと多かったと思います。でも、それをみんなでカバーし合って、(失点)ゼロで抑えられたのは自信を持っていいんじゃないかなと思います。
--13試合ぶりの先発でした。トップ下に移ってからの1ゴール1アシストだったが?
どうなんですかね。たまたまトップ下に入って(ゴールが)入ったのかもしれないし、右サイドに入ったときももっとゴールに絡むプレーをしたかったです……。でも、2-0で勝っていたのでチームが勝つことが第一ですし、自分の結果というより、チームが良い循環、良い試合をして結果を残すことが大事だったので、自分の結果よりも勝てて良かったかなと思います。
--ミドルシュートは狙いどおり?
そうですね、狙いどおりでした。ひさびさのゴールでうれしかったんですけど、何よりチームが前の試合で神戸に負けてしまって、すごく悔しい思いをしたので、それをはね返すくらいの気持ちでやっていました。それが結果になって良かったなと、チームが勝てて良かったなと思います。
--うまくいっていなかったのはどこでしたか?
守備のところですかね。ビルドアップも点が入ってからちょっとうまくいかなかったんですけど、どちらかと言うと守備のほうがうまくハマってない感じがしました。相手の狙いどおりにさせた部分がけっこうあったので、そこをどうにかしたいというのをハーフタイムでみんなと話していました。
--次の試合はどういう試合にしたいですか?
マリノスもすごく勢いに乗っていて、ここ最近は複数点を取って勝っているので、ウチらもそこに負けないようにやらないといけない。マリノスに勝てば、もっと優勝を狙える位置までいけると思うので、中2日ですが、今日の勢いを使ってマリノスに勝てるようにしたいなと思います。
【J1】鹿島が五輪代表上田弾などで4発大勝 清水守備陣崩壊に前線は沈黙
[2021年8月25日21時44分]

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島和泉(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズは東京オリンピック(五輪)代表のFW上田の得点などで清水エスパルスに大勝した。
鹿島は惜敗した21日のヴィッセル神戸線から先発6人を入れ替えた。前半18分、鹿島は8試合ぶりに先発の上田が、MFピトゥカの縦パスを受けると迷わず右足を振り抜き、25メートルのロングシュートを左隅に突き刺した。
鹿島はさらに前半44分、リーグ初先発のMFアルトゥール・カイキが高い位置でボールを奪いシュートを放ち追加点。後半36分には自陣での相手のスローインのミスからカウンターに転じ、MF和泉の今季初ゴールで加点した。
さらに後半42分、鹿島はMF遠藤の左足のロングシュートで試合を決めた。遠藤は今季初ゴール。10年から12年連続でJ1での得点となった。
鹿島上田綺世、22歳最後の試合で25m弾「自分を駆り立てるような年」
[2021年8月25日22時51分]

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水―鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島上田(共同)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
東京オリンピック(五輪)代表の鹿島アントラーズFW上田綺世の25メートル弾などで清水に大勝した。
6月20日の仙台戦以来、8試合ぶりの先発。東京五輪で無得点に終わり、悔しい思いを秘めていた。「五輪が終わって(先発の)チャンスをものにしたいと臨んだ」。縦パスを受けると「遠目からでも振るのは自分にとって追い風になる」と迷わず右足を振り抜いた。22歳最後の試合での得点に「ステップアップしていかなくてはいけないと、自分を駆り立てるような年になった」と振り返った。
大勝鹿島相馬監督「足りない何か」意識付け奏功!次節も「我々らしく前に」
[2021年8月25日23時6分]

清水対鹿島 後半、好プレーに拍手する鹿島相馬監督(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島和泉(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズは東京五輪代表のFW上田の得点など4発で清水エスパルスに大勝した。
21日のヴィッセル神戸戦は、守備でも攻撃でも「あと一歩」が及ばず。相馬監督は守備での1歩の寄せ、攻撃で好機を仕留めきるなど「足りない何か」を選手たちに意識付けし、清水戦に臨んでいた。強度の高い守備から、ゴール前へ向かう姿勢を90分、貫き4-0での快勝した。
相馬監督は「全体を通して、難しい部分があったが、前への意識を選手達が持ち続けてくれたことがゴールに、勝ちにつながったと思う」と振り返り、「スコアが離れたゲームの後は、難しいゲームになるので、しっかりと、次に向かって我々らしく前に出ることを貫ける試合になるよう準備したい」と次節の横浜F・マリノス戦に目を向けた。
8戦ぶり先発の鹿島上田綺世「チャンスものにしたいと」逆襲の先制ゴール
[2021年8月26日8時0分]

清水対鹿島 前半、先制ゴールを決めて三竿(右)の祝福を受ける鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)
<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ
鹿島アントラーズが、清水エスパルスに4発快勝した。開幕戦で1-3で敗れた相手に、しっかりとリベンジを果たした。
チームを勢いづかせたのは東京五輪代表のFW上田綺世(22)だった。6月20日のベガルタ仙台戦以来、8試合ぶりの先発。前半18分、MFピトゥカの縦パスを受けると、ゴールから25メートル離れていた場所から迷わず右足を振り抜いた。清水の日本代表GK権田の手をかすめ、ゴール左隅に決まった。
上田は試合後「五輪が終わってこのチームでポジション争い、このチャンスをものにしたいと試合に出ました」と秘めた思いを明かした。得点シーンに「遠目からでも振るのは自分にとって追い風になる。常にフリーだったらシュートを狙っています」とキッパリ。前半8分には、GKと1対1になりシュートを打ったが、弾かれた。決定機を外しても、すぐに気持ちを切り替え、その10分後に見事なゴール。ストライカーの気質を感じさせた。
上田は8月28日が誕生日で、清水戦が22歳の最後の試合だった。22歳の1年を「ずっと大事な年になると言ってきた。五輪だったり、今後のキャリアもそうですし、試行錯誤してステップアップしていかなくてはいけない。自分を駆り立てるような年になった」と振り返る。
東京五輪世代では最も得点を重ねてきたが、本大会では不発に終わった。それでも下を向かず、すぐに前を向き「チームを勝たせるFW」の役割を果たした。相馬直樹監督は「悔しい思いを、彼の胸の奥というか。いろいろ話したりしていると思うが、そういうことでは解消されないようなものはあると思います」と上田の心をおもんぱかり、先発起用で結果を出したことに「メンタルだけでなく体の方も上がってきたところ、1つゴールに、気持ちの方もつながっていく、そうなってほしいと思います」と今後の活躍に期待を寄せている。今季7点目を挙げ、2年連続の2ケタ得点も現実味を帯びている。五輪後の上田の逆襲に期待したい。
上田綺世、五輪の悔しさ晴らす先制弾!4発口火で快勝貢献「鹿島に尽くしたい」
[ 2021年8月25日 21:40 ]
明治安田生命J1リーグ 第26節 清水0―4鹿島 ( 2021年8月25日 アイスタ )

<清水・鹿島>前半18分、上田が先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
鹿島が4発快勝で5位に浮上した。0―0で迎えた前半18分に、FW上田綺世(22)が右足で先制ゴール。前半終了間際にはMFカイキ(29)、2点リードの後半にはMF和泉竜司(27)、MF遠藤康(33)がネットを揺らし、2月の開幕戦で敗れた清水相手にリベンジを果たした。次節28日にアウェーで2位・横浜と対戦する。
エースの一発が、ゴールラッシュの口火を切った。0―0の前半18分、敵陣中央で受けたFW上田が振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。ワンバウンドでゴール左へ突き刺さし、先制のネットを揺らした。「チームに勢いをもたらせたかった。信じて打った結果が結びついた」と、8戦ぶりの先発ピッチで躍動した。
東京五輪は全6試合に出場するも、無得点と不完全燃焼に終わった。それでも、上田は「厳しい環境で戦ったぶん、自分なりに課題だったり、もっとこうなりたいという欲も出た。そこを磨けるのは、ここしかない。ステップアップするにもまず、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要があるので、鹿島に尽くしたい」と前を向いた。
代表での悔しさは代表でしか晴らせない。次に狙うA代表入りへ、メンバー発表前日に猛アピールの一発を放った。
鹿島・上田、五輪雪辱ミドル 代表入りへアピール「がむしゃらにトライ」
[ 2021年8月26日 05:30 ]
明治安田生命J1リーグ 第26節 鹿島4ー0清水 ( 2021年8月25日 アイスタ )

<清水・鹿島>清水に勝利し喜ぶ鹿島イレブン
Photo By スポニチ
鹿島のエースFW上田が、復活の一発を放った。東京五輪後初となるリーグ8試合ぶりの先発出場。0―0の前半18分に敵陣中央から右足で先制ミドルを放ち、4発大勝の口火を切った。「チームに勢いをもたらせたかった。信じて打った結果が結びついた」と表情を緩めた。
東京五輪は全6試合に出場も無得点。力不足を痛感したが、代表での悔しさは代表でしか晴らせない。「ステップアップをするにも、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要がある。鹿島に尽くしたい」。次に狙うA代表入りへ、アピールの一発となった。
鹿島・上田綺世「自分の環境でがむしゃらにトライ」 4発口火弾で不発五輪から再出発

前半、先制ゴールを決める鹿島・上田
◆明治安田生命J1リーグ第26節 清水0―4鹿島(25日・アイスタ)
FW上田が悔しさを胸に新たな一歩を踏み出した。東京五輪後、リーグ戦初先発。前半18分、縦パスを受けて反転すると、鋭く右足を振り抜いた。ゴールまでの約22メートルを転がり、瞬く間に左ネットを揺らした。「チャンスをものにしていかなきゃいけないとの思いで試合に臨みました」。この先制点を機にチームは4得点。口火を切るFWの仕事を果たした。
活躍が期待された東京五輪で6試合無得点に終わった。「スキルも僕自身もまだまだ。ゴールがすごく遠い」。涙とともに「どんな相手でも1本のシュートで決める」と決意を深めた。今後、目指す舞台はA代表になる。上田は「ステップアップするにもまず、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要がある。鹿島に尽くしたい」と飛躍を誓った。
《明治安田J1》第26節 鹿島4発快勝 清水を零封
相馬監督、力をもう1度結集して勝ちを奪う
清水戦に向けた前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
「我々の力をもう1度結集して勝ちを奪っていくゲームになるように準備していきたい」と再び連勝していく気持ちを強く表明しておる。
対する清水について攻守の切り替えを言及し、「(清水が)強く持っている印象。そこはさせてはいけないし、我々としても反対に、攻撃に出る部分で上回るような攻めを見せないといけない」と鹿島の選手に強く求めるとのこと。
途切れた連勝をまた一から始める。
重要な一戦である。

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【鹿島】アウェー清水戦で連敗阻止へ。相馬直樹監督「目の前の、この1試合に向けて」
2021-08-24
サッカーマガジン編集部
8月24日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦を強いられる中、21日のJ1第25節ヴィッセル神戸戦で敗北を喫し、公式戦連勝が「4」で止まった。再び勝利を重ねるべく、次は25日の第26節清水エスパルス戦に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
進化した清水を警戒。「持ち味を出させてはいけない」
首位の川崎Fや2位の横浜FMといった上位チームを追走するために勝利を重ねたい鹿島だが、8月21日のJ1リーグ第25節では同じ勝ち点数(41)で並んでいた神戸に敵地で完封負けを喫し、公式戦5試合ぶりの敗戦となった。相馬直樹監督は「一つ負けてしまったのは残念ですけれど…」と悔しさをにじませ、「もう一度我々の力を結集させて勝ちを奪いにいく。そういったゲームになるように、また準備していきたい」と次戦を見据える。
次は25日に、前節から中3日で清水とのアウェーゲームが待ち受ける。指揮官は「開幕戦の思いも当然あります」と、ホームで敗れたリーグ第1節のリベンジに燃えるが、「(清水は)ルヴァンカップのときと比べても、選手の入れ替えも含めて攻撃面にはだいぶボリュームが出てきている」と相手のチーム力がさらに向上していることを強調し、これまでの対戦時とは異なる展開も想定する。
特に「清水は切り替わった部分での速さを持っているという印象をかなり強く抱いています」と相馬監督。だからこそ、「やはり、その持ち味を出させてはいけないし、反対に我々は攻撃面で上回るような攻めを見せなければいけない」と勝ち点3獲得へ全力を注ぐ。
「連戦のさなかですが、目の前のこの1試合に向けて、と思っています」
2連敗を阻止するためにも、深紅のイレブンは是が非でも勝利が欲しい一戦に向かっていく。

8月24日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島相馬監督、連敗阻止へ清水戦「力をもう1度結集して勝ちを奪う」
[2021年8月24日13時21分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が24日、25日のアウェーでの清水エスパルス戦を前にオンライン取材に応じ、連敗阻止への強い姿勢を見せた。
鹿島は21日の前節、ヴィッセル神戸戦に0-1で惜敗。順位が3位から5位に下がり、連勝も3で止まった。次節は開幕戦でホームで黒星を喫した相手で「神戸戦で1つ負けてしまったのは残念だが、我々の力をもう1度結集して勝ちを奪っていくゲームになるように準備していきたい」と話した。
勝敗のポイントについて攻守の切り替えを挙げる。「(清水が)強く持っている印象。そこはさせてはいけないし、我々としても反対に、攻撃に出る部分で上回るような攻めを見せないといけない」と話した。
神戸戦ではチャンスを仕留めきれず、守備でもあと1歩の寄せが及ばず失点を喫した。試合後は、選手に「足りない何か」の意識付けをした。仕留めきる部分、守備の部分の1歩の重要性に「1人1人が、日々、取り組んでいかなければいけない。この悔しさを糧にできるかどうかも関わってくる」と強調した。
鹿島 ACL圏内3位再浮上へ負けられない一戦 相馬監督、あすの清水戦へ「我々の力を結集」
[ 2021年8月24日 14:17 ]
Photo By スポニチ
鹿島の相馬直樹監督(50)が24日、あす25日のアウェー清水戦に向けてオンラインで取材対応した。今年2月のホームでの開幕戦で1―3と逆転負けをした相手。ACL圏内の3位再浮上のためにも、絶対に落とせない一戦となるだけに「開幕戦の思いもある。(前節21日の神戸戦で)1つ負けてしまったのは残念だが、ここで我々の力を結集して勝ちを奪っていく」と、表情を引き締めた。
6月のルヴァン杯では清水相手に2連勝を飾った。しかし、今夏に鳥栖からパリ五輪世代のMF松岡を獲得するなど、積極補強した相手に指揮官は「守備のところはイメージできるが、攻撃のところはボリュームが出てきている」と警戒。その上で「(攻守が)切り替わった部分で清水は早い印象がある。我々も攻撃に出て行く部分で、上回る攻めをみせないといけない」と選手に求めた。
鹿島・相馬監督「開幕戦の思いもある」 25日VS清水にリベンジ燃える
[ 2021年8月25日 05:30 ]
鹿島・相馬監督が開幕戦のリベンジを誓った。25日にアウェーで対戦する清水には、今年2月にホームで1―3と逆転負けを喫しており、指揮官は「開幕戦の思いもある」と雪辱に燃える。
前節21日の神戸戦は0―1で敗れて6位へ後退。ACL圏内の3位鳥栖とは、勝ち点3差に広がっただけに「1つ負けてしまったのは残念だが、ここで我々の力を結集して勝ちを奪っていく」と再浮上を見据えた。
「我々の力をもう1度結集して勝ちを奪っていくゲームになるように準備していきたい」と再び連勝していく気持ちを強く表明しておる。
対する清水について攻守の切り替えを言及し、「(清水が)強く持っている印象。そこはさせてはいけないし、我々としても反対に、攻撃に出る部分で上回るような攻めを見せないといけない」と鹿島の選手に強く求めるとのこと。
途切れた連勝をまた一から始める。
重要な一戦である。

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【鹿島】アウェー清水戦で連敗阻止へ。相馬直樹監督「目の前の、この1試合に向けて」
2021-08-24
サッカーマガジン編集部
8月24日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦を強いられる中、21日のJ1第25節ヴィッセル神戸戦で敗北を喫し、公式戦連勝が「4」で止まった。再び勝利を重ねるべく、次は25日の第26節清水エスパルス戦に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
進化した清水を警戒。「持ち味を出させてはいけない」
首位の川崎Fや2位の横浜FMといった上位チームを追走するために勝利を重ねたい鹿島だが、8月21日のJ1リーグ第25節では同じ勝ち点数(41)で並んでいた神戸に敵地で完封負けを喫し、公式戦5試合ぶりの敗戦となった。相馬直樹監督は「一つ負けてしまったのは残念ですけれど…」と悔しさをにじませ、「もう一度我々の力を結集させて勝ちを奪いにいく。そういったゲームになるように、また準備していきたい」と次戦を見据える。
次は25日に、前節から中3日で清水とのアウェーゲームが待ち受ける。指揮官は「開幕戦の思いも当然あります」と、ホームで敗れたリーグ第1節のリベンジに燃えるが、「(清水は)ルヴァンカップのときと比べても、選手の入れ替えも含めて攻撃面にはだいぶボリュームが出てきている」と相手のチーム力がさらに向上していることを強調し、これまでの対戦時とは異なる展開も想定する。
特に「清水は切り替わった部分での速さを持っているという印象をかなり強く抱いています」と相馬監督。だからこそ、「やはり、その持ち味を出させてはいけないし、反対に我々は攻撃面で上回るような攻めを見せなければいけない」と勝ち点3獲得へ全力を注ぐ。
「連戦のさなかですが、目の前のこの1試合に向けて、と思っています」
2連敗を阻止するためにも、深紅のイレブンは是が非でも勝利が欲しい一戦に向かっていく。

8月24日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島相馬監督、連敗阻止へ清水戦「力をもう1度結集して勝ちを奪う」
[2021年8月24日13時21分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が24日、25日のアウェーでの清水エスパルス戦を前にオンライン取材に応じ、連敗阻止への強い姿勢を見せた。
鹿島は21日の前節、ヴィッセル神戸戦に0-1で惜敗。順位が3位から5位に下がり、連勝も3で止まった。次節は開幕戦でホームで黒星を喫した相手で「神戸戦で1つ負けてしまったのは残念だが、我々の力をもう1度結集して勝ちを奪っていくゲームになるように準備していきたい」と話した。
勝敗のポイントについて攻守の切り替えを挙げる。「(清水が)強く持っている印象。そこはさせてはいけないし、我々としても反対に、攻撃に出る部分で上回るような攻めを見せないといけない」と話した。
神戸戦ではチャンスを仕留めきれず、守備でもあと1歩の寄せが及ばず失点を喫した。試合後は、選手に「足りない何か」の意識付けをした。仕留めきる部分、守備の部分の1歩の重要性に「1人1人が、日々、取り組んでいかなければいけない。この悔しさを糧にできるかどうかも関わってくる」と強調した。
鹿島 ACL圏内3位再浮上へ負けられない一戦 相馬監督、あすの清水戦へ「我々の力を結集」
[ 2021年8月24日 14:17 ]
Photo By スポニチ
鹿島の相馬直樹監督(50)が24日、あす25日のアウェー清水戦に向けてオンラインで取材対応した。今年2月のホームでの開幕戦で1―3と逆転負けをした相手。ACL圏内の3位再浮上のためにも、絶対に落とせない一戦となるだけに「開幕戦の思いもある。(前節21日の神戸戦で)1つ負けてしまったのは残念だが、ここで我々の力を結集して勝ちを奪っていく」と、表情を引き締めた。
6月のルヴァン杯では清水相手に2連勝を飾った。しかし、今夏に鳥栖からパリ五輪世代のMF松岡を獲得するなど、積極補強した相手に指揮官は「守備のところはイメージできるが、攻撃のところはボリュームが出てきている」と警戒。その上で「(攻守が)切り替わった部分で清水は早い印象がある。我々も攻撃に出て行く部分で、上回る攻めをみせないといけない」と選手に求めた。
鹿島・相馬監督「開幕戦の思いもある」 25日VS清水にリベンジ燃える
[ 2021年8月25日 05:30 ]
鹿島・相馬監督が開幕戦のリベンジを誓った。25日にアウェーで対戦する清水には、今年2月にホームで1―3と逆転負けを喫しており、指揮官は「開幕戦の思いもある」と雪辱に燃える。
前節21日の神戸戦は0―1で敗れて6位へ後退。ACL圏内の3位鳥栖とは、勝ち点3差に広がっただけに「1つ負けてしまったのは残念だが、ここで我々の力を結集して勝ちを奪っていく」と再浮上を見据えた。
高崎寛之、サイゴンFCと契約解除
サイゴンFCと契約を解除した高崎寛之である。
これは残念な報。
新型コロナの悲劇は世界的でありヒロくんにも影響を及ぼした。
高崎はまだまだ出来る。
次なるクラブはどこになるのであろうか。
去就に注目である。

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元松本山雅FW高崎寛之がベトナム1部と契約解除…新型コロナ感染拡大でリーグ戦中止
ニュース文: Shota, 2021.08.24. 7:30 pm
明治安田生命Jリーグの松本山雅やFC岐阜でプレーした過去をもつFW高崎寛之は、昨年末にベトナム1部のサイゴンFCへ完全移籍していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中止をうけて、契約解除となったことを明かした。
現在35歳の高崎寛之は、昨季終了後にFC岐阜からサイゴンFCへ完全移籍により加入。元日本代表MF松井大輔やかつてFC岐阜でプレーしていたMF苅部隆太郎らとともに今シーズンに臨んでいた。しかし、ベトナム国内で新型コロナウイルス感染拡大が止まらない状況を踏まえ、ベトナムサッカー連盟(VFF)は今月22日にシーズン途中でのリーグ戦打ち切りを発表。これにより、多くのクラブで外国籍選手との契約解除が相次いでいた。
その中、高崎寛之は24日に自身のインスタグラムアカウントを更新。松井大輔や苅部隆太郎、韓国人MFウ・サンホとの記念写真をアップした上で「お久しぶりです。実は8月初旬にSaigonFCと契約解除をして今は日本に帰ってきています。もう少しで2週間の自主隔離が終わります。今後はまだ未定ですがもう少しサッカーがしたいです」と投稿。サイゴンFCを退団して無所属状態となったことを明かした。
この投稿に対しては、「山雅のフロントさん、動いて下さい!」、「山雅に是非復帰して欲しいです!」と松本山雅への復帰を望むコメントが複数寄せられている。これまで10年以上にわたりJリーグの舞台で実績を残してきた高崎寛之だが、はたして同選手の獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。
これは残念な報。
新型コロナの悲劇は世界的でありヒロくんにも影響を及ぼした。
高崎はまだまだ出来る。
次なるクラブはどこになるのであろうか。
去就に注目である。

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元松本山雅FW高崎寛之がベトナム1部と契約解除…新型コロナ感染拡大でリーグ戦中止
ニュース文: Shota, 2021.08.24. 7:30 pm
明治安田生命Jリーグの松本山雅やFC岐阜でプレーした過去をもつFW高崎寛之は、昨年末にベトナム1部のサイゴンFCへ完全移籍していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中止をうけて、契約解除となったことを明かした。
現在35歳の高崎寛之は、昨季終了後にFC岐阜からサイゴンFCへ完全移籍により加入。元日本代表MF松井大輔やかつてFC岐阜でプレーしていたMF苅部隆太郎らとともに今シーズンに臨んでいた。しかし、ベトナム国内で新型コロナウイルス感染拡大が止まらない状況を踏まえ、ベトナムサッカー連盟(VFF)は今月22日にシーズン途中でのリーグ戦打ち切りを発表。これにより、多くのクラブで外国籍選手との契約解除が相次いでいた。
その中、高崎寛之は24日に自身のインスタグラムアカウントを更新。松井大輔や苅部隆太郎、韓国人MFウ・サンホとの記念写真をアップした上で「お久しぶりです。実は8月初旬にSaigonFCと契約解除をして今は日本に帰ってきています。もう少しで2週間の自主隔離が終わります。今後はまだ未定ですがもう少しサッカーがしたいです」と投稿。サイゴンFCを退団して無所属状態となったことを明かした。
この投稿に対しては、「山雅のフロントさん、動いて下さい!」、「山雅に是非復帰して欲しいです!」と松本山雅への復帰を望むコメントが複数寄せられている。これまで10年以上にわたりJリーグの舞台で実績を残してきた高崎寛之だが、はたして同選手の獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。
鹿島アントラーズユース・溝口修平くん、U-18日本代表候補選出
U-18日本代表候補に選出された溝口修平くんである。
これは朗報。
この世代別代表にて主軸を担って欲しいところ。
良いアピールを期待しておる。

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U-18日本代表候補トレーニングキャンプ(8/24~29@Jヴィレッジ) メンバー
2021年08月24日
スタッフ
監督:船越 優蔵 フナコシ ユウゾウ(JFAアカデミー福島)
コーチ:冨樫 剛一 トガシ コウイチ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
ロールモデルコーチ:内田 篤人 ウチダ アツト(日本サッカー協会 ロールモデルコーチ)
GKコーチ:高桑 大二朗 タカクワ ダイジロウ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:菅野 淳 カンノ アツシ(日本サッカー協会 フィジカルフィットネスプロジェクト)
選手
GK
西村 遥己 ニシムラ ハルキ(昌平高)
バーンズ アントン バーンズ アントン(大成高)
廣田 公明 ヒロタ コウメイ(ロアッソ熊本ユース)
DF
本間 温士 ホンマ ハルト(昌平高)
尾崎 優成 オザキ ユウセイ(ヴィッセル神戸U-18)
菊地 脩太 キクチ シュウタ(清水エスパルスユース)
松田 隼風 マツダ ハヤテ(JFAアカデミー福島U18)
田中 隼人 タナカ ハヤト(柏レイソルU-18)
溝口 修平 ミゾグチ シュウヘイ(鹿島アントラーズユース)
チェイス アンリ チェイス アンリ(尚志高)
小澤 晴樹 オザワ ハルキ(大宮アルディージャU18)
MF
豊田 晃大 トヨダ コウキ(名古屋グランパスU-18)
吉田 温紀 ヨシダ ハルキ(名古屋グランパスU-18)
笠柳 翼 カサヤナギ ツバサ(前橋育英高)
山根 陸 ヤマネ リク(横浜F・マリノスユース)
中村 仁郎 ナカムラ ジロウ(ガンバ大阪ユース)
甲田 英將 コウダ ヒデマサ(名古屋グランパスU-18)
山崎 太新 ヤマザキ タイシン(横浜FCユース)
安部 大晴 アベ タイセイ(V・ファーレン長崎U-18)
FW
永長 鷹虎 エイナガ タカトラ(興國高)
千葉 寛汰 チバ カンタ(清水エスパルスユース)
坂本 一彩 サカモト イサ(ガンバ大阪ユース)
川畑 優翔 カワバタ ユウト(流通経済大付柏高)
福田 師王 フクダ シオウ(神村学園高)
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
これは朗報。
この世代別代表にて主軸を担って欲しいところ。
良いアピールを期待しておる。

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U-18日本代表候補トレーニングキャンプ(8/24~29@Jヴィレッジ) メンバー
2021年08月24日
スタッフ
監督:船越 優蔵 フナコシ ユウゾウ(JFAアカデミー福島)
コーチ:冨樫 剛一 トガシ コウイチ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
ロールモデルコーチ:内田 篤人 ウチダ アツト(日本サッカー協会 ロールモデルコーチ)
GKコーチ:高桑 大二朗 タカクワ ダイジロウ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:菅野 淳 カンノ アツシ(日本サッカー協会 フィジカルフィットネスプロジェクト)
選手
GK
西村 遥己 ニシムラ ハルキ(昌平高)
バーンズ アントン バーンズ アントン(大成高)
廣田 公明 ヒロタ コウメイ(ロアッソ熊本ユース)
DF
本間 温士 ホンマ ハルト(昌平高)
尾崎 優成 オザキ ユウセイ(ヴィッセル神戸U-18)
菊地 脩太 キクチ シュウタ(清水エスパルスユース)
松田 隼風 マツダ ハヤテ(JFAアカデミー福島U18)
田中 隼人 タナカ ハヤト(柏レイソルU-18)
溝口 修平 ミゾグチ シュウヘイ(鹿島アントラーズユース)
チェイス アンリ チェイス アンリ(尚志高)
小澤 晴樹 オザワ ハルキ(大宮アルディージャU18)
MF
豊田 晃大 トヨダ コウキ(名古屋グランパスU-18)
吉田 温紀 ヨシダ ハルキ(名古屋グランパスU-18)
笠柳 翼 カサヤナギ ツバサ(前橋育英高)
山根 陸 ヤマネ リク(横浜F・マリノスユース)
中村 仁郎 ナカムラ ジロウ(ガンバ大阪ユース)
甲田 英將 コウダ ヒデマサ(名古屋グランパスU-18)
山崎 太新 ヤマザキ タイシン(横浜FCユース)
安部 大晴 アベ タイセイ(V・ファーレン長崎U-18)
FW
永長 鷹虎 エイナガ タカトラ(興國高)
千葉 寛汰 チバ カンタ(清水エスパルスユース)
坂本 一彩 サカモト イサ(ガンバ大阪ユース)
川畑 優翔 カワバタ ユウト(流通経済大付柏高)
福田 師王 フクダ シオウ(神村学園高)
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
荒木遼太郎、リベンジするための戦い
オンライン取材に応じた荒木遼太郎である。
「アウェーの連戦ということでコンディション面が難しかったけれど、そういったことを言い訳にはできない」と神戸戦を振り返る。
良いわけにはならぬが、いくつかの要素が絡んだ結果が望むものとは異なってしまった。
非常に悔しい。
そして続く清水戦であるが、「リベンジという戦いにもなる。また、流れを作っていくという意味では大事な戦いになってくる」と今季の開幕戦へのリベンジとここから先のリーグ戦への流れについて口にする。
必勝態勢と言えよう。
自身の記録としても、「目標の2ケタに届くところまできている。自分が得点を取ることも大事ですが、勝利に結びつけるようにしたい」とチームの結果こそが重要と言う。
荒木の活躍にて勝利を掴み取る。
楽しみにしておる。

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【鹿島】再び勝ち点3獲得へ、荒木遼太郎は次節清水戦に照準。「リベンジするための戦い」
2021-08-23
サッカーマガジン編集部
8月23日、鹿島アントラーズの荒木遼太郎が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦を強いられる中、21日のJ1第25節ヴィッセル神戸戦で敗北を喫し、公式戦の連勝が「4」で止まった。再び勝利を重ねるべく、次は25日の第26節清水エスパルス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)
同世代のライバルとの対戦へ。「負けないように」
8月21日のJ1リーグ第25節では、同じ勝ち点数(41)で並んでいた神戸に敵地で苦杯をなめさせられた。何度もゴールチャンスを創出するも、1点が遠く完封負け。7月11日の第22節柏戦以来、公式戦5試合ぶりの敗北となった。
荒木遼太郎は「(天皇杯・長崎戦から中2日での)アウェーの連戦ということでコンディション面が難しかったけれど、そういったことを言い訳にはできない」と口にし、「負けたことを切り替えて、次の試合に向けていいトレーニングをしていこう」と相馬直樹監督から声掛けがあったことを明かす。
次節は25日の第26節清水戦。前節から中3日でのアウェーゲームとなる。「(清水は)ハードワークしてくるチーム。開幕戦で負けている相手なのでリベンジするための戦いになるし、前節で神戸に負けているので、ここで清水に勝利して、また流れをつくっていくための大事な戦いになる」と、荒木は勝ち点3獲得に向けて次戦に照準を合わせる。
「(清水には同学年の)鈴木唯人選手などもいるので、そういった選手たちにも負けないように頑張りたい」
同世代のライバルたちの前で、鹿島のナンバー13が勝利のためにその輝きを放つ。

8月23日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)
次節・清水戦でリベンジできるか。鹿島のチャンスメーカー兼フィニッシャーの荒木遼太郎にかかる期待
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月24日
「もっと質を高めながら、攻撃に結び付けていきたい」

トップ下で攻撃のタクトを振る荒木。好機演出に加え、得点という部分でもかかる期待は大きい。(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズの荒木遼太郎が8月23日、オンラインでの取材に対応。同25日に行なわれる敵地での清水エスパルス戦に向けて意気込みを語った。
清水とは今季の開幕戦で対戦し、1-3で敗れている。荒木自身が先制点を挙げるも、その後に3失点。手痛い逆転負けを喫した。
「開幕戦で負けているので、リベンジの戦いになりますし、自分たちは前節の神戸にも負けているので、清水戦で勝利してまた流れを作っていくという意味では、大事な戦いになると思います」
神戸戦は0-1の完封負け。もっとも、内容はそこまで悪いものではなく、「連動して、パスを出して動いてという場面でチャンスを作れている部分もあった」。攻撃面は日々の練習でも好感触を得ているようで、試合でもその成果を出せていると実感する。「あとは得点に結びつけられるかどうか」が肝要になる。
いずれにせよ、トップ下のポジションで攻撃のタクトを振る荒木にかかる期待は大きい。「自分のところで攻撃を活性化する」ことが求められているだけに、「もっと質を高めながら、攻撃に結びつけていきたい」と気を引き締める。
チャンスメイクのみならず、ゴールという結果も示したい。現在、チームトップの8得点をマーク。決定的な仕事でもチームの勝利に貢献できるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島荒木遼太郎、目標の2ケタ得点「届くところまで」パリ五輪に「出たい」
[2021年8月23日19時39分]
鹿島アントラーズのパリ五輪世代19歳MF荒木遼太郎が2ケタ得点への意欲を見せた。プロ2年目の今季はトップ下に定着。チームトップの8得点を挙げアシストでも攻撃を活性化させている。「目標の2ケタに届くところまできている。自分が得点を取ることも大事ですが、勝利に結びつけるようにしたい」と司令塔としての自覚を示した。3年後の五輪には「出たいという気持ちがある」と意欲をみせた。
鹿島MF荒木「自分が得点を取って、勝利に結びつけるように」 開幕戦のリベンジ誓う
[ 2021年8月23日 12:13 ]
鹿島の高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が、開幕戦のリベンジを誓った。チームは23日、次節25日のアウェー清水戦に向けて鹿嶋市内で調整。2月の開幕戦では荒木が先制ゴールを奪いながら、1―3と逆転負けした相手でもあり「リベンジという戦いにもなる。また、流れを作っていくという意味では大事な戦いになってくる」と、表情を引き締める。
現在、チームトップの8得点。チャンスメークだけでなく、得点源としてもチームを支えている。リーグ2得点にとどまった1年目からの成長について、荒木は「ポジションがサイドハーフから、トップ下になったのが1番大きな変化だと思っています」。今年4月に相馬監督が就任して以降、トップ下でプレー。本職であるポジションで試合を重ね、自らの特徴を存分に発揮してきた。
01年1月以降生まれのパリ五輪世代。トップ下には同世代の中心を走るMF久保建英(20=マジョルカ)が君臨するが、荒木は「まずはチームで結果を出していくことによって、代表監督の目に留まるはず。自分が得点を取って、勝利に結びつけるようにしたい」。国内で“インパクト”を残し、代表監督を振り向かせる。
鹿島・荒木 10代2桁得点で小野超えだ!現在チームトップの8得点
[ 2021年8月24日 05:30 ]
鹿島のパリ五輪世代のMF荒木が、天才超えの一発を誓った。現在チームトップの8得点をマークし、10代でのJ1通算10得点は元日本代表MF小野(札幌)らに並ぶ。
過去10代で11点超えは15得点のFW城彰二、11得点のFW松波(現G大阪監督)、FW宇佐美(G大阪)の3人のみ。25日のアウェー清水戦へ、19歳のMFは「自分が得点を取って、勝利に結びつけられるように」と意気込んだ。
「アウェーの連戦ということでコンディション面が難しかったけれど、そういったことを言い訳にはできない」と神戸戦を振り返る。
良いわけにはならぬが、いくつかの要素が絡んだ結果が望むものとは異なってしまった。
非常に悔しい。
そして続く清水戦であるが、「リベンジという戦いにもなる。また、流れを作っていくという意味では大事な戦いになってくる」と今季の開幕戦へのリベンジとここから先のリーグ戦への流れについて口にする。
必勝態勢と言えよう。
自身の記録としても、「目標の2ケタに届くところまできている。自分が得点を取ることも大事ですが、勝利に結びつけるようにしたい」とチームの結果こそが重要と言う。
荒木の活躍にて勝利を掴み取る。
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【鹿島】再び勝ち点3獲得へ、荒木遼太郎は次節清水戦に照準。「リベンジするための戦い」
2021-08-23
サッカーマガジン編集部
8月23日、鹿島アントラーズの荒木遼太郎が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦を強いられる中、21日のJ1第25節ヴィッセル神戸戦で敗北を喫し、公式戦の連勝が「4」で止まった。再び勝利を重ねるべく、次は25日の第26節清水エスパルス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)
同世代のライバルとの対戦へ。「負けないように」
8月21日のJ1リーグ第25節では、同じ勝ち点数(41)で並んでいた神戸に敵地で苦杯をなめさせられた。何度もゴールチャンスを創出するも、1点が遠く完封負け。7月11日の第22節柏戦以来、公式戦5試合ぶりの敗北となった。
荒木遼太郎は「(天皇杯・長崎戦から中2日での)アウェーの連戦ということでコンディション面が難しかったけれど、そういったことを言い訳にはできない」と口にし、「負けたことを切り替えて、次の試合に向けていいトレーニングをしていこう」と相馬直樹監督から声掛けがあったことを明かす。
次節は25日の第26節清水戦。前節から中3日でのアウェーゲームとなる。「(清水は)ハードワークしてくるチーム。開幕戦で負けている相手なのでリベンジするための戦いになるし、前節で神戸に負けているので、ここで清水に勝利して、また流れをつくっていくための大事な戦いになる」と、荒木は勝ち点3獲得に向けて次戦に照準を合わせる。
「(清水には同学年の)鈴木唯人選手などもいるので、そういった選手たちにも負けないように頑張りたい」
同世代のライバルたちの前で、鹿島のナンバー13が勝利のためにその輝きを放つ。

8月23日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)
次節・清水戦でリベンジできるか。鹿島のチャンスメーカー兼フィニッシャーの荒木遼太郎にかかる期待
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月24日
「もっと質を高めながら、攻撃に結び付けていきたい」

トップ下で攻撃のタクトを振る荒木。好機演出に加え、得点という部分でもかかる期待は大きい。(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズの荒木遼太郎が8月23日、オンラインでの取材に対応。同25日に行なわれる敵地での清水エスパルス戦に向けて意気込みを語った。
清水とは今季の開幕戦で対戦し、1-3で敗れている。荒木自身が先制点を挙げるも、その後に3失点。手痛い逆転負けを喫した。
「開幕戦で負けているので、リベンジの戦いになりますし、自分たちは前節の神戸にも負けているので、清水戦で勝利してまた流れを作っていくという意味では、大事な戦いになると思います」
神戸戦は0-1の完封負け。もっとも、内容はそこまで悪いものではなく、「連動して、パスを出して動いてという場面でチャンスを作れている部分もあった」。攻撃面は日々の練習でも好感触を得ているようで、試合でもその成果を出せていると実感する。「あとは得点に結びつけられるかどうか」が肝要になる。
いずれにせよ、トップ下のポジションで攻撃のタクトを振る荒木にかかる期待は大きい。「自分のところで攻撃を活性化する」ことが求められているだけに、「もっと質を高めながら、攻撃に結びつけていきたい」と気を引き締める。
チャンスメイクのみならず、ゴールという結果も示したい。現在、チームトップの8得点をマーク。決定的な仕事でもチームの勝利に貢献できるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
鹿島荒木遼太郎、目標の2ケタ得点「届くところまで」パリ五輪に「出たい」
[2021年8月23日19時39分]
鹿島アントラーズのパリ五輪世代19歳MF荒木遼太郎が2ケタ得点への意欲を見せた。プロ2年目の今季はトップ下に定着。チームトップの8得点を挙げアシストでも攻撃を活性化させている。「目標の2ケタに届くところまできている。自分が得点を取ることも大事ですが、勝利に結びつけるようにしたい」と司令塔としての自覚を示した。3年後の五輪には「出たいという気持ちがある」と意欲をみせた。
鹿島MF荒木「自分が得点を取って、勝利に結びつけるように」 開幕戦のリベンジ誓う
[ 2021年8月23日 12:13 ]
鹿島の高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が、開幕戦のリベンジを誓った。チームは23日、次節25日のアウェー清水戦に向けて鹿嶋市内で調整。2月の開幕戦では荒木が先制ゴールを奪いながら、1―3と逆転負けした相手でもあり「リベンジという戦いにもなる。また、流れを作っていくという意味では大事な戦いになってくる」と、表情を引き締める。
現在、チームトップの8得点。チャンスメークだけでなく、得点源としてもチームを支えている。リーグ2得点にとどまった1年目からの成長について、荒木は「ポジションがサイドハーフから、トップ下になったのが1番大きな変化だと思っています」。今年4月に相馬監督が就任して以降、トップ下でプレー。本職であるポジションで試合を重ね、自らの特徴を存分に発揮してきた。
01年1月以降生まれのパリ五輪世代。トップ下には同世代の中心を走るMF久保建英(20=マジョルカ)が君臨するが、荒木は「まずはチームで結果を出していくことによって、代表監督の目に留まるはず。自分が得点を取って、勝利に結びつけるようにしたい」。国内で“インパクト”を残し、代表監督を振り向かせる。
鹿島・荒木 10代2桁得点で小野超えだ!現在チームトップの8得点
[ 2021年8月24日 05:30 ]
鹿島のパリ五輪世代のMF荒木が、天才超えの一発を誓った。現在チームトップの8得点をマークし、10代でのJ1通算10得点は元日本代表MF小野(札幌)らに並ぶ。
過去10代で11点超えは15得点のFW城彰二、11得点のFW松波(現G大阪監督)、FW宇佐美(G大阪)の3人のみ。25日のアウェー清水戦へ、19歳のMFは「自分が得点を取って、勝利に結びつけられるように」と意気込んだ。
勝利のためにゴールを狙う不屈のストライカー、エヴェラウドとともに戦おう
エヴェラウドをピックアップするFreaks+である。
エヴェラウドのフットボーラーとしての成長の過程が伝えられる。
こうしてキャリアの最高期に鹿島アントラーズに加入してきた。
中国からのオファーに首を振り、今季も鹿島で戦う。
今季は不調の時期もあったが、復調しておることは見て取れる。
偉大なるストライカーとしてここからゴールを量産するのだ。
期待しておる。

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PICK UP PLAYER

エヴェラウドは自らの原点を「自分は道端から生まれた選手」と語る。幼い頃は、近所の空き地が熱戦の舞台だった。サンダルを履いてやってきた子どもたち数人がそれを脱ぎ、土の上に並べて即席ゴールをつくる。そのうち誰かがボールを持ってきて、試合が始まるのだ。
「フットボールを始めたばかりのころに、技術よりもずる賢さ、良く言えば、クリエイティブなプレーを養った。今でこそ、この体格を活かしたパワープレーに注目してもらえる選手になったけど、昔はもっと足元の技術で目立っていた選手だった」
ボールをともに蹴った仲間は負けず嫌いで、試合はいつも熱くなった。激しいプレーでぶつかり合い、ときにケンカにまで発展した。エヴェラウドの場合、特に相手が自分をおちょくるようなプレーをしてきたときには我慢ならず、ムキになって取っ組み合いのケンカを始めたという。

9歳になったエヴェラウドは、地元のサッカースクール・グアラニに加入した。そこで初めてフットボールの基礎と技術を教わる。総合的にはうまい方だったが、相変わらず身長が低い方だったので、ここでは技術を磨くことに重点を置いた。
やがてスピードに足元の技術が加わり、地元では一目置かれる選手になった。すると、12歳でエスポルチーバという地元クラブからの勧誘がきた。グアラニとは違い、トップチームまで育成のピラミッドがあるチームだ。

しかし、エスポルチーバの練習に参加するためには、交通費も含め、費用がかかる。できることなら行きたかったが、子どもながらに家計が苦しいのは知っている。そう簡単には決断できることではなかった。だが、加入をためらっていたとき、クラブ側が個人スポンサーを見つけ、支援を取りつけてくれた。おかげでエヴェラウドは12歳からエスポルチーバに加入することができた。
「フットボールがチームスポーツである以上、チームの勝利が一番。それにはチーム一丸になることが大切だと、エスポルチーバで学んだ。それまで僕は、いわば『遊びのフットボール』のなかで、自分本位でワガママなプレーばかりしていた。でも、フットボールでは『個』を優先してはいけない。いくらうまい選手でも、自分本位なプレーばかりしていたらチームは勝てない。だけど、自分がチームのためにやるべきことをやってチームが勝てば、自然と自分も注目される。エスポルチーバでの最初の2年、3年のうちに気づき、自分のプレースタイルを変えていった。それはいまだに強く意識していること」
エスポルチーバの練習はいつも午後にあった。夜には勉強して、空いた午前中は家計を助けるために母親の仕事を手伝った。覚えているのは「鶏の出荷作業」だ。農場で生きた鶏を捕まえて箱に入れ、トラックに運ぶ。日本でいえば中学生ほどの年齢で、もちろんブラジルでも労働は禁止されているため、『お手伝い』程度の仕事でお小遣いをもらう形だった。

『お手伝い』程度といえ、それなりの力仕事を週5日こなす。「これだけ働いてもこれしか稼げないのか」と厳しい現実を目の当たりにした。では、今よりも豊かな生活をするには、どうすればいいのか。子ども心に、結論は見えていた。
「ブラジルで、裕福ではない家庭に生まれた子どもが、自分の人生をよくするには、必死に勉強して大学に入ることがまず一つ。ただ大学の合格率は非常に低くて、なかなか合格できない。それ以外で成功しようと考えると、自分にはフットボールしかなかった。だから15歳のころ、家の暮らしも自分の人生ももっと豊かにしたいという思いから、『自分は絶対にプロ選手になるんだ』と自分自身に言い聞かせた」
安穏とクラブでボールを蹴るわけにはいかなかった。同じポジションの選手が10メートルのダッシュをすれば、自分は20メートルのダッシュを繰り返す。自分は他人の倍、もしくはそれ以上練習しなければいけない。プロになるため、全身全霊を注ぐことにためらいはなかった。他の選手が遊びに行ったり、デートをしたり、楽しんでいる時間も練習に打ち込んだ。その先に自分と家族の幸せな生活が待っていると信じて。

そして、エヴェラウドは16歳のとき、ついにエスポルチーバとプロ契約を結ぶ。パワーとスピード。今のエヴェラウドの特長といっていいプレースタイルが確立されたのは、このころだった。
「トップチームでの練習に参加し始めて、すぐ壁にぶつかった。体格差があって、スピードもパワーも、なにもかも劣っていた。それからはジムでウエイトや、動ける筋肉をつくるトレーニングを重ねた。その後、17歳のときにグンと身体が大きくなって、体格でも周りに負けないようになった」

18歳になると、ブラジルの名門グレミオFBPAからオファーが届き、移籍を決断。初めて実家を離れ、寮生活を始めた。そして、移籍2年目にトップチームで公式戦デビューを果たした。
そこからブラジル国内の複数のクラブを渡り歩き、サウジアラビア、メキシコでもプレーした。「常に競争」という厳しい環境で生活したことで、フットボールの技術のみならず、「人間としての成長」も実感した。

そして、プロフットボーラーとしてのキャリアも最盛期に差し掛かる28歳で、アントラーズへの加入を決断する。1年目の活躍ぶりは周知のとおり。チームトップとなる18ゴールを決め、最前線でチームを牽引した。
シーズンオフには、他国のクラブからビッグオファーが届いた。だが、アントラーズへの熱い思いから残留という決断に至る。決め手はサポーターの存在だった。「昨シーズンの最終節、C大阪戦後にサポーターからの温かい応援を感じ、それに応えられなかったので、涙が出そうになった。皆さんの期待に応えるためにも、僕はアントラーズで、このJリーグで、歴史をつくりたいと思った」。アントラーズで新たな歴史を創るべく、並々ならぬ想いで2021シーズンに臨んだ。

しかし、今季は不運に見舞われ、コンディションが思うように上がらず、ここまでリーグ戦わずか1ゴールと苦しい状況が続く。前節の神戸戦も、ゴール前で決定機を迎えたが、決めきることができなかった。チームに貢献できていない悔しさや不甲斐なさ。誰よりも感じているのは選手本人だ。
だが、彼がこのままで終わるはずがない。これまでいくつもの困難に見舞われながら、そのたびに力強く這い上がってきた。「どんな状況になっても諦めない」。その強い心で、どんなときも、チームのために、家族のために、献身的に戦い、結果を残してきた。今季のリーグ戦は残り13試合。きっかけさえ掴めれば、またきっとあの爆発力をみせてくれるはずだ。

「全身全霊で1試合にかける気持ちを見てもらいたい。僕はピッチ上で献身的に努力を続ける」
全力で、献身的に、勝利のためにゴールを狙う不屈のストライカー。エヴェラウドとともに戦おう。
エヴェラウドのフットボーラーとしての成長の過程が伝えられる。
こうしてキャリアの最高期に鹿島アントラーズに加入してきた。
中国からのオファーに首を振り、今季も鹿島で戦う。
今季は不調の時期もあったが、復調しておることは見て取れる。
偉大なるストライカーとしてここからゴールを量産するのだ。
期待しておる。

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エヴェラウドは自らの原点を「自分は道端から生まれた選手」と語る。幼い頃は、近所の空き地が熱戦の舞台だった。サンダルを履いてやってきた子どもたち数人がそれを脱ぎ、土の上に並べて即席ゴールをつくる。そのうち誰かがボールを持ってきて、試合が始まるのだ。
「フットボールを始めたばかりのころに、技術よりもずる賢さ、良く言えば、クリエイティブなプレーを養った。今でこそ、この体格を活かしたパワープレーに注目してもらえる選手になったけど、昔はもっと足元の技術で目立っていた選手だった」
ボールをともに蹴った仲間は負けず嫌いで、試合はいつも熱くなった。激しいプレーでぶつかり合い、ときにケンカにまで発展した。エヴェラウドの場合、特に相手が自分をおちょくるようなプレーをしてきたときには我慢ならず、ムキになって取っ組み合いのケンカを始めたという。

9歳になったエヴェラウドは、地元のサッカースクール・グアラニに加入した。そこで初めてフットボールの基礎と技術を教わる。総合的にはうまい方だったが、相変わらず身長が低い方だったので、ここでは技術を磨くことに重点を置いた。
やがてスピードに足元の技術が加わり、地元では一目置かれる選手になった。すると、12歳でエスポルチーバという地元クラブからの勧誘がきた。グアラニとは違い、トップチームまで育成のピラミッドがあるチームだ。
しかし、エスポルチーバの練習に参加するためには、交通費も含め、費用がかかる。できることなら行きたかったが、子どもながらに家計が苦しいのは知っている。そう簡単には決断できることではなかった。だが、加入をためらっていたとき、クラブ側が個人スポンサーを見つけ、支援を取りつけてくれた。おかげでエヴェラウドは12歳からエスポルチーバに加入することができた。
「フットボールがチームスポーツである以上、チームの勝利が一番。それにはチーム一丸になることが大切だと、エスポルチーバで学んだ。それまで僕は、いわば『遊びのフットボール』のなかで、自分本位でワガママなプレーばかりしていた。でも、フットボールでは『個』を優先してはいけない。いくらうまい選手でも、自分本位なプレーばかりしていたらチームは勝てない。だけど、自分がチームのためにやるべきことをやってチームが勝てば、自然と自分も注目される。エスポルチーバでの最初の2年、3年のうちに気づき、自分のプレースタイルを変えていった。それはいまだに強く意識していること」
エスポルチーバの練習はいつも午後にあった。夜には勉強して、空いた午前中は家計を助けるために母親の仕事を手伝った。覚えているのは「鶏の出荷作業」だ。農場で生きた鶏を捕まえて箱に入れ、トラックに運ぶ。日本でいえば中学生ほどの年齢で、もちろんブラジルでも労働は禁止されているため、『お手伝い』程度の仕事でお小遣いをもらう形だった。
『お手伝い』程度といえ、それなりの力仕事を週5日こなす。「これだけ働いてもこれしか稼げないのか」と厳しい現実を目の当たりにした。では、今よりも豊かな生活をするには、どうすればいいのか。子ども心に、結論は見えていた。
「ブラジルで、裕福ではない家庭に生まれた子どもが、自分の人生をよくするには、必死に勉強して大学に入ることがまず一つ。ただ大学の合格率は非常に低くて、なかなか合格できない。それ以外で成功しようと考えると、自分にはフットボールしかなかった。だから15歳のころ、家の暮らしも自分の人生ももっと豊かにしたいという思いから、『自分は絶対にプロ選手になるんだ』と自分自身に言い聞かせた」
安穏とクラブでボールを蹴るわけにはいかなかった。同じポジションの選手が10メートルのダッシュをすれば、自分は20メートルのダッシュを繰り返す。自分は他人の倍、もしくはそれ以上練習しなければいけない。プロになるため、全身全霊を注ぐことにためらいはなかった。他の選手が遊びに行ったり、デートをしたり、楽しんでいる時間も練習に打ち込んだ。その先に自分と家族の幸せな生活が待っていると信じて。
そして、エヴェラウドは16歳のとき、ついにエスポルチーバとプロ契約を結ぶ。パワーとスピード。今のエヴェラウドの特長といっていいプレースタイルが確立されたのは、このころだった。
「トップチームでの練習に参加し始めて、すぐ壁にぶつかった。体格差があって、スピードもパワーも、なにもかも劣っていた。それからはジムでウエイトや、動ける筋肉をつくるトレーニングを重ねた。その後、17歳のときにグンと身体が大きくなって、体格でも周りに負けないようになった」
18歳になると、ブラジルの名門グレミオFBPAからオファーが届き、移籍を決断。初めて実家を離れ、寮生活を始めた。そして、移籍2年目にトップチームで公式戦デビューを果たした。
そこからブラジル国内の複数のクラブを渡り歩き、サウジアラビア、メキシコでもプレーした。「常に競争」という厳しい環境で生活したことで、フットボールの技術のみならず、「人間としての成長」も実感した。
そして、プロフットボーラーとしてのキャリアも最盛期に差し掛かる28歳で、アントラーズへの加入を決断する。1年目の活躍ぶりは周知のとおり。チームトップとなる18ゴールを決め、最前線でチームを牽引した。
シーズンオフには、他国のクラブからビッグオファーが届いた。だが、アントラーズへの熱い思いから残留という決断に至る。決め手はサポーターの存在だった。「昨シーズンの最終節、C大阪戦後にサポーターからの温かい応援を感じ、それに応えられなかったので、涙が出そうになった。皆さんの期待に応えるためにも、僕はアントラーズで、このJリーグで、歴史をつくりたいと思った」。アントラーズで新たな歴史を創るべく、並々ならぬ想いで2021シーズンに臨んだ。
しかし、今季は不運に見舞われ、コンディションが思うように上がらず、ここまでリーグ戦わずか1ゴールと苦しい状況が続く。前節の神戸戦も、ゴール前で決定機を迎えたが、決めきることができなかった。チームに貢献できていない悔しさや不甲斐なさ。誰よりも感じているのは選手本人だ。
だが、彼がこのままで終わるはずがない。これまでいくつもの困難に見舞われながら、そのたびに力強く這い上がってきた。「どんな状況になっても諦めない」。その強い心で、どんなときも、チームのために、家族のために、献身的に戦い、結果を残してきた。今季のリーグ戦は残り13試合。きっかけさえ掴めれば、またきっとあの爆発力をみせてくれるはずだ。
「全身全霊で1試合にかける気持ちを見てもらいたい。僕はピッチ上で献身的に努力を続ける」
全力で、献身的に、勝利のためにゴールを狙う不屈のストライカー。エヴェラウドとともに戦おう。
鹿島にとっては踏ん張りどころの試合になる
「相馬直樹監督は、フィニッシュの部分での問題はあったものの、ポジティブな面を見て今節に備えることになる」と記すJリーグ公式の田中芳樹氏によるプレビューである。
前節の敗戦は非常に悔しいモノであったが、内容には手応えを感じておる。
チーム力は高まっておる。
もはや開幕時の不安定な試合運びはせぬ。
流れを引き寄せ、勝利を掴む。
重要な一戦である。

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前節はそれぞれに好材料と課題。今節、表れるのは
開幕戦で相対した清水と鹿島。両者はJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージで二度対戦しており、これが今季4試合目。清水にとっては3-1で勝利した開幕戦の良いイメージもあるが、逆に鹿島にとってはプレーオフステージをホーム&アウェイで二度下したイメージが残っているだろう。
清水は前節、湘南と対戦した。17位・湘南に勝点3差で追われる立場となり、結果次第ではJ2降格圏に突入してしまうという状況だった。そんな中、先制点を奪われてしまう。30分、古林 将太のクロスからウェリントンのヘディングシュートが決まった。だが、清水も反撃。45分にゴラッソが生まれて追いつく。中盤でボールを受けた鈴木 唯人が次々と相手をかわしていくと、最後は飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなループシュートでネットを揺らした。後半はなかなかチャンスを作ることができず、最後は湘南に押される形になったが、GK権田 修一のファインセーブでなんとか引き分けに持ち込んだ。
ロティーナ監督は「(今夏)5人の新加入選手がいて、この難しい時期に来て適応するのは簡単なことではないと思うが、それも順調に進んでいます。このプレー内容を続けていくことが重要だと思います。下位のチームが勝点3を取ることは簡単ではありません。忍耐強く、いまやっていることを強く要求して、続けていきたい」と話す。この試合でベンジャミン コロリ、ホナウドがJリーグデビューを飾ったが、大きな違いを生み出せたかと言えば、まだその段階ではなかった。彼らを含めてチームとして急速に変化しつつある中で、前節以上の完成度を見せることができるかが、今節の課題になる。
一方、鹿島の前節は、勝点41で並んでいた神戸との直接対決だった。17分に土居 聖真のパスをディフェンスの前で受けた荒木 遼太郎がシュートを放つが、GK飯倉 大樹がセーブ。さらに20分にはディエゴ ピトゥカのスルーパスからエヴェラウドがシュートを放つが、これも飯倉のファインセーブで防がれてしまう。後半に入っても、58分にディエゴ ピトゥカのパスから和泉 竜司がGKと1対1の局面を迎えるが、これも飯倉に足でセーブされ、どうしても得点を奪うことができない。
そうこうしているうちに迎えた79分。後半からピッチに入り、日本復帰戦となっていた武藤 嘉紀がロングボールに飛び出す。左サイドから右足アウトサイドでグラウンダーのクロスを入れると、山口 蛍がファーで押し込んだ。このゴールが決勝点となり、鹿島は4試合ぶりの黒星となった。
「次は同じようにならないようにしていく。そういったものが必要だと思います。ただ、引きずっても仕方がないといいますか、ポジティブな時間というのはたくさんあったというふうに思っています。そこに目を向けて、次に来るゲームに備えていきたいと思います」と相馬 直樹監督は、フィニッシュの部分での問題はあったものの、ポジティブな面を見て今節に備えることになる。
ただ、この結果、鹿島は3位から6位に転落。上位は団子状態のため、今節で3位に返り咲く可能性もあれば、7位転落もあり得るという状況。鹿島にとっては踏ん張りどころの試合になる。
[ 文:田中 芳樹 ]
前節の敗戦は非常に悔しいモノであったが、内容には手応えを感じておる。
チーム力は高まっておる。
もはや開幕時の不安定な試合運びはせぬ。
流れを引き寄せ、勝利を掴む。
重要な一戦である。

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前節はそれぞれに好材料と課題。今節、表れるのは
開幕戦で相対した清水と鹿島。両者はJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージで二度対戦しており、これが今季4試合目。清水にとっては3-1で勝利した開幕戦の良いイメージもあるが、逆に鹿島にとってはプレーオフステージをホーム&アウェイで二度下したイメージが残っているだろう。
清水は前節、湘南と対戦した。17位・湘南に勝点3差で追われる立場となり、結果次第ではJ2降格圏に突入してしまうという状況だった。そんな中、先制点を奪われてしまう。30分、古林 将太のクロスからウェリントンのヘディングシュートが決まった。だが、清水も反撃。45分にゴラッソが生まれて追いつく。中盤でボールを受けた鈴木 唯人が次々と相手をかわしていくと、最後は飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなループシュートでネットを揺らした。後半はなかなかチャンスを作ることができず、最後は湘南に押される形になったが、GK権田 修一のファインセーブでなんとか引き分けに持ち込んだ。
ロティーナ監督は「(今夏)5人の新加入選手がいて、この難しい時期に来て適応するのは簡単なことではないと思うが、それも順調に進んでいます。このプレー内容を続けていくことが重要だと思います。下位のチームが勝点3を取ることは簡単ではありません。忍耐強く、いまやっていることを強く要求して、続けていきたい」と話す。この試合でベンジャミン コロリ、ホナウドがJリーグデビューを飾ったが、大きな違いを生み出せたかと言えば、まだその段階ではなかった。彼らを含めてチームとして急速に変化しつつある中で、前節以上の完成度を見せることができるかが、今節の課題になる。
一方、鹿島の前節は、勝点41で並んでいた神戸との直接対決だった。17分に土居 聖真のパスをディフェンスの前で受けた荒木 遼太郎がシュートを放つが、GK飯倉 大樹がセーブ。さらに20分にはディエゴ ピトゥカのスルーパスからエヴェラウドがシュートを放つが、これも飯倉のファインセーブで防がれてしまう。後半に入っても、58分にディエゴ ピトゥカのパスから和泉 竜司がGKと1対1の局面を迎えるが、これも飯倉に足でセーブされ、どうしても得点を奪うことができない。
そうこうしているうちに迎えた79分。後半からピッチに入り、日本復帰戦となっていた武藤 嘉紀がロングボールに飛び出す。左サイドから右足アウトサイドでグラウンダーのクロスを入れると、山口 蛍がファーで押し込んだ。このゴールが決勝点となり、鹿島は4試合ぶりの黒星となった。
「次は同じようにならないようにしていく。そういったものが必要だと思います。ただ、引きずっても仕方がないといいますか、ポジティブな時間というのはたくさんあったというふうに思っています。そこに目を向けて、次に来るゲームに備えていきたいと思います」と相馬 直樹監督は、フィニッシュの部分での問題はあったものの、ポジティブな面を見て今節に備えることになる。
ただ、この結果、鹿島は3位から6位に転落。上位は団子状態のため、今節で3位に返り咲く可能性もあれば、7位転落もあり得るという状況。鹿島にとっては踏ん張りどころの試合になる。
[ 文:田中 芳樹 ]
鹿島アントラーズユース、ヴェルディユース戦にて大勝
ヴェルディユース戦にて7-2と大勝した鹿島アントラーズユースである。
オウンゴールにて先制すると得点を積み重ね大勝へと至った。
トップチーム昇格の決まっておる溝口修平くんも4点目を決めておる。
そして特筆すべきは途中出場の徳田誉くんである。
2007年生まれの中学生がここで6点目を決めておる。
これは将来有望。
これから更に成長していってもらおうではないか。
期待しておる。

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鹿島アントラーズユースが圧巻の7発で東京ヴェルディユースを下す!プリンス関東第6節3日目
【高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東】
8月22日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第6節3日目1試合が鹿島アントラーズクラブハウスグラウンドにて行われた。
試合は鹿島アントラーズユース(茨城)対東京ヴェルディユース(東京)の一戦は、鹿島アントラーズユーが前半から菊池快のゴールなどで2点を奪うと、後半にも5点を追加し7-2で大勝。勝点3を加えている。
【第6節3日目試合結果】
鹿島アントラーズユース 7-2 東京ヴェルディユース
オウンゴールにて先制すると得点を積み重ね大勝へと至った。
トップチーム昇格の決まっておる溝口修平くんも4点目を決めておる。
そして特筆すべきは途中出場の徳田誉くんである。
2007年生まれの中学生がここで6点目を決めておる。
これは将来有望。
これから更に成長していってもらおうではないか。
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鹿島アントラーズユースが圧巻の7発で東京ヴェルディユースを下す!プリンス関東第6節3日目
【高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東】
8月22日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第6節3日目1試合が鹿島アントラーズクラブハウスグラウンドにて行われた。
試合は鹿島アントラーズユース(茨城)対東京ヴェルディユース(東京)の一戦は、鹿島アントラーズユーが前半から菊池快のゴールなどで2点を奪うと、後半にも5点を追加し7-2で大勝。勝点3を加えている。
【第6節3日目試合結果】
鹿島アントラーズユース 7-2 東京ヴェルディユース
「1歩の寄せ」の重要性
神戸戦を振り返るニッカンスポーツの岩田記者である。
「1歩の寄せ」の重要性を伝える。
そして、かつて他クラブ担当だった2017年の練習見学にて感じた印象を交え、鹿島アントラーズとは何かと問う。
番記者となり、鹿島アントラーズの強さを報じられずにおるもどかしさが伝わってくるようで、我らとしても辛いところ。
そして、この試合は既に過去のもの。
次なる試合に向けて強度の高い練習で備えていきたい。
それが"鹿島アントラーズ"である。

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鹿島の敗戦で感じたあと1歩の大切さ 伝統の「1歩の寄せ」各選手が意識を
[2021年8月22日11時0分]

神戸対鹿島 神戸に敗れて肩を落とす鹿島イレブン(撮影・白石智彦)

神戸対鹿島 後半、先制ゴールを決めてガッツポーズする神戸山口蛍(撮影・白石智彦)
<明治安田生命J1:大分1-1札幌>◇第25節◇21日◇昭和電工ドーム大分
鹿島の敗戦を見て、あと1歩の大切さを感じた。21日の明治安田生命J1第25節で試合前に3位だった鹿島アントラーズはアウェーのノエスタで勝ち点41で並ぶヴィッセル神戸に0-1と競り負け、5位に転落した。
試合では主導権を握る時間が長かった。だが、決定機で決めきれない。逆に、神戸は後半34分、欧州から復帰した新加入のFW武藤が左サイドを抜け出し、クロスを供給。神戸FWドウグラス、MF山口がゴール前に詰め、鹿島もGK沖、DF永戸、猛ダッシュで戻ってきたMFレオ・シルバが体を張って防ごうとしたが、あと1歩、届かずゴールを許した。
鹿島の伝統は、球際の強さと「最後はやらせない」という守備の粘り強さだ。17年だったと思う。当時、他クラブを担当していた記者は、鹿島の担当が休暇のため、代理で鹿島の練習を取材したことがあった。初めて見るアントラーズの練習風景は衝撃だった。練習にもかかわらず、ものすごい迫力で各選手がボールホルダーにプレスをかけ、ボールを奪い合っている。MFレオ・シルバ、小笠原満男氏は特に激しかった。目の前でスピード感ある“バチバチぶり”に見ていて怖くなったほどだ。と同時に「これだけ球際が激しければ、鹿島は強いはずだ」と納得したのを思い出す。
鹿島伝統の「1歩の寄せ」が、神戸戦ではわずかに及ばず決勝点を許した。相馬直樹監督は試合後、その1歩の重みを口にした。
「あと1歩で抑えられそうだったが、抑えきれなかったところでもある。選手たちにその1歩というものを、我々が取り切る部分でもそうですし、取らせない部分も、みんなで、逃げるのでなく、次は同じことにならないようにしていくことが必要。選手たちにも話しましたが、僕自身もそうですが、足りない何かを埋められるようにすることが必要になると思います」。
順位の近い相手に一瞬の隙をつかれての敗戦は、精神的なダメージも大きいだろう。だが、連戦で次節は25日に清水エスパルスと対戦する。この失点の重みを各選手が感じ「1歩の寄せ」を各選手が意識すれば、また粘り強い戦いができるはずだ。【岩田千代巳】
「1歩の寄せ」の重要性を伝える。
そして、かつて他クラブ担当だった2017年の練習見学にて感じた印象を交え、鹿島アントラーズとは何かと問う。
番記者となり、鹿島アントラーズの強さを報じられずにおるもどかしさが伝わってくるようで、我らとしても辛いところ。
そして、この試合は既に過去のもの。
次なる試合に向けて強度の高い練習で備えていきたい。
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鹿島の敗戦で感じたあと1歩の大切さ 伝統の「1歩の寄せ」各選手が意識を
[2021年8月22日11時0分]

神戸対鹿島 神戸に敗れて肩を落とす鹿島イレブン(撮影・白石智彦)

神戸対鹿島 後半、先制ゴールを決めてガッツポーズする神戸山口蛍(撮影・白石智彦)
<明治安田生命J1:大分1-1札幌>◇第25節◇21日◇昭和電工ドーム大分
鹿島の敗戦を見て、あと1歩の大切さを感じた。21日の明治安田生命J1第25節で試合前に3位だった鹿島アントラーズはアウェーのノエスタで勝ち点41で並ぶヴィッセル神戸に0-1と競り負け、5位に転落した。
試合では主導権を握る時間が長かった。だが、決定機で決めきれない。逆に、神戸は後半34分、欧州から復帰した新加入のFW武藤が左サイドを抜け出し、クロスを供給。神戸FWドウグラス、MF山口がゴール前に詰め、鹿島もGK沖、DF永戸、猛ダッシュで戻ってきたMFレオ・シルバが体を張って防ごうとしたが、あと1歩、届かずゴールを許した。
鹿島の伝統は、球際の強さと「最後はやらせない」という守備の粘り強さだ。17年だったと思う。当時、他クラブを担当していた記者は、鹿島の担当が休暇のため、代理で鹿島の練習を取材したことがあった。初めて見るアントラーズの練習風景は衝撃だった。練習にもかかわらず、ものすごい迫力で各選手がボールホルダーにプレスをかけ、ボールを奪い合っている。MFレオ・シルバ、小笠原満男氏は特に激しかった。目の前でスピード感ある“バチバチぶり”に見ていて怖くなったほどだ。と同時に「これだけ球際が激しければ、鹿島は強いはずだ」と納得したのを思い出す。
鹿島伝統の「1歩の寄せ」が、神戸戦ではわずかに及ばず決勝点を許した。相馬直樹監督は試合後、その1歩の重みを口にした。
「あと1歩で抑えられそうだったが、抑えきれなかったところでもある。選手たちにその1歩というものを、我々が取り切る部分でもそうですし、取らせない部分も、みんなで、逃げるのでなく、次は同じことにならないようにしていくことが必要。選手たちにも話しましたが、僕自身もそうですが、足りない何かを埋められるようにすることが必要になると思います」。
順位の近い相手に一瞬の隙をつかれての敗戦は、精神的なダメージも大きいだろう。だが、連戦で次節は25日に清水エスパルスと対戦する。この失点の重みを各選手が感じ「1歩の寄せ」を各選手が意識すれば、また粘り強い戦いができるはずだ。【岩田千代巳】
外務省、外国人選手の家族ビザ発給再開
Jリーグに所属する外国人選手の家族について入国を認める日本国政府である。
既に適用されておるとのこと。
これは朗報。
ディエゴ・ピトゥカやアルトゥール・カイキの家族も近く来日することとなるはず。
よりパフォーマンスが上がるのではなかろうか。
またカイキの奥さんは日系ブラジル人であるだけに、ルーツのある地に興味があると思われる。
家族を迎え入れ、更に一体感を増して戦っていきたい。
ファミリーである。

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外務省がNPB、Jリーグなどに所属する外国人選手の家族ビザ発給を再開
政府がプロ野球、サッカーJリーグなどの外国人選手の家族についても入国を認めることを関係団体に伝え、8月上旬から適用していたことが20日までに分かった。
新型コロナウイルスによる入国制限で家族の来日が許可されず、選手本人が退団、帰国するケースが頻発していたが、人道上配慮すべき事情があると判断した。
政府はコロナ禍でも外国人の選手や指導者はスポーツの公益性から「特段の事情」があるとして、徹底した防疫措置を条件に日本入国を例外的に許可している。
一方で、その家族は特例扱いとはならず、プロ野球では巨人のジャスティン・スモーク内野手、西武のエルネスト・メヒア内野手らが来日できない家族と過ごすため、シーズン途中に退団。昨年までオリックスに8年間在籍したブランドン・ディクソン投手は「家族揃っての来日」を望んだものの外務省からの家族ビザの発給が難航し5月、球団に退団を申し入れていた。
こうしたことを背景に、政府は選手の家族が配慮すべき事情に当たるとして、選手と同様に例外的に入国を認めることを7月下旬に関係団体に通知した。サッカーのJリーグなども対象となる。
既に適用されておるとのこと。
これは朗報。
ディエゴ・ピトゥカやアルトゥール・カイキの家族も近く来日することとなるはず。
よりパフォーマンスが上がるのではなかろうか。
またカイキの奥さんは日系ブラジル人であるだけに、ルーツのある地に興味があると思われる。
家族を迎え入れ、更に一体感を増して戦っていきたい。
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外務省がNPB、Jリーグなどに所属する外国人選手の家族ビザ発給を再開
政府がプロ野球、サッカーJリーグなどの外国人選手の家族についても入国を認めることを関係団体に伝え、8月上旬から適用していたことが20日までに分かった。
新型コロナウイルスによる入国制限で家族の来日が許可されず、選手本人が退団、帰国するケースが頻発していたが、人道上配慮すべき事情があると判断した。
政府はコロナ禍でも外国人の選手や指導者はスポーツの公益性から「特段の事情」があるとして、徹底した防疫措置を条件に日本入国を例外的に許可している。
一方で、その家族は特例扱いとはならず、プロ野球では巨人のジャスティン・スモーク内野手、西武のエルネスト・メヒア内野手らが来日できない家族と過ごすため、シーズン途中に退団。昨年までオリックスに8年間在籍したブランドン・ディクソン投手は「家族揃っての来日」を望んだものの外務省からの家族ビザの発給が難航し5月、球団に退団を申し入れていた。
こうしたことを背景に、政府は選手の家族が配慮すべき事情に当たるとして、選手と同様に例外的に入国を認めることを7月下旬に関係団体に通知した。サッカーのJリーグなども対象となる。
サッカーダイジェスト 神戸戦寸評
サッカーダイジェストの白井氏による神戸戦の寸評である。
惜敗も評価自体は概ね高い。
「シュートが1つでも決まっていれば結果は変わった」という寸評に内容の良さが伝わってくる。
良いサッカーが勝つサッカーではないことがわかった試合でもあった。
そして、犬飼、町田、レオ・シルバ、ピトゥカ、和泉にとても良い評点が与えられておる。
特にピトゥカは「勝利ならMOM候補」と絶賛である。
ここからピトゥカを軸に"勝つ"良いサッカーをしていきたい。
楽しみである。

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【J1採点&寸評】神戸1-0鹿島|MOMは山口蛍!合流3日で決勝点をお膳立てした武藤嘉紀も高評価
白井邦彦
2021年08月22日
鹿島――ピトゥカがMOM級の働き

【警告】神戸=なし 鹿島=ピトゥカ(43分)、犬飼(80分)
【退場】神戸=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】山口蛍(神戸)
【チーム採点・寸評】
鹿島 6
強度の高い守備からいい攻撃を作った。全体的に鹿島の時間帯が長く、荒木、エヴェラウド、和泉らのシュートが1つでも決まっていれば結果は変わったかもしれない。悔しい敗戦。
【鹿島|選手採点】
GK
31 沖 悠哉 5.5
守備陣の頑張りもあり、ピンチの場面は少なかった。その中で神戸にワンチャンスを決められてしまった。
DF
32 常本佳吾 6(54分OUT)
開始早々、胸トラップから右サイドを切り崩すなど積極的な攻撃が目立った。質の高いクロスを入れたが報われず。
39 犬飼智也 6.5
右へ、左へ、山口やドウグラスのサイドに流れる動きをしっかりカバーリング。守備範囲の広さが際立った。
28 町田浩樹 6.5
神戸の縦パスを相手よりも先に触るアグレッシブな守備を貫いた。武藤にもうまく対応したが、技ありのクロスにやられた。
14 永戸勝也 6
身体を張った守備で佐々木を潰すなどいい守備を見せた。攻撃では和泉とともに右サイドで起点を作った。
MF
4 レオ・シルバ 6.5(86分OUT)
相手のパスコースを消しながら中盤でボールを回収し、巧みなゲームメイク。相変わらずの質の高さを見せた。
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
永戸が上がった後のスペースを埋め、イニエスタに対応し、前線で決定的なパスを供給。勝利ならMOM候補。
鹿島――決定機も作り出し、足りなかったのはゴールだけ
8 土居聖真 6(69分OUT)
中継役をこなしながらサイドに流れて起点を作るなどクレバーさを見せた。シュート0本はやや残念。
13 荒木遼太郎 6(69分OUT)
17分に土居の鋭いパスを絶妙トラップで処理し、ミドルシュート。存在感を放ったがシュートはこの1本のみ。
11 和泉竜司 6.5
左サイドで攻撃の起点を作った。58分にはピトゥカのパスで決定機を迎えたが飯倉に阻止された。
FW
9 エヴェラウド 6(54分OUT)
19分のエリア内シュートや47分のジャンピングボレーなどいい動きを見せた。だが、ゴールが遠かった。
交代出場
DF
2 安西幸輝 6(54分IN)
常本と交代し、そのまま右SBへ。持ち味の攻撃センスを披露し、精度の高いクロスでいいリズムを作った。
FW
18 上田綺世 6(54分IN)
エヴェラウドと交代。思うような決定機は作れず。だが、前からの激しいチェイシングでチームを活性化させた。
FW
17 アルトゥール・カイキ 5.5(69分IN)
荒木と交代。76分には果敢にクロスに飛び込むなど積極的に攻めたが、監督の期待には応えられなかった。
MF
25 遠藤 康 6(69分IN)
土居と交代。トップ下に入り、左サイドに流れながら効果的なクロスを供給したが、神戸の守備を崩しきれなかった。
MF
6 永木亮太 ―(86分IN)
L・シルバと交代。前に圧力をかけたかったが、効果的なプレーはできず。出場時間が短いため採点はなし。
監督
相馬直樹 6
強度の高い守備から速いパスワークで崩す鹿島の特長は出せた。足りなかったのはゴールだけ。悔しい敗戦。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
惜敗も評価自体は概ね高い。
「シュートが1つでも決まっていれば結果は変わった」という寸評に内容の良さが伝わってくる。
良いサッカーが勝つサッカーではないことがわかった試合でもあった。
そして、犬飼、町田、レオ・シルバ、ピトゥカ、和泉にとても良い評点が与えられておる。
特にピトゥカは「勝利ならMOM候補」と絶賛である。
ここからピトゥカを軸に"勝つ"良いサッカーをしていきたい。
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【J1採点&寸評】神戸1-0鹿島|MOMは山口蛍!合流3日で決勝点をお膳立てした武藤嘉紀も高評価
白井邦彦
2021年08月22日
鹿島――ピトゥカがMOM級の働き

【警告】神戸=なし 鹿島=ピトゥカ(43分)、犬飼(80分)
【退場】神戸=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】山口蛍(神戸)
【チーム採点・寸評】
鹿島 6
強度の高い守備からいい攻撃を作った。全体的に鹿島の時間帯が長く、荒木、エヴェラウド、和泉らのシュートが1つでも決まっていれば結果は変わったかもしれない。悔しい敗戦。
【鹿島|選手採点】
GK
31 沖 悠哉 5.5
守備陣の頑張りもあり、ピンチの場面は少なかった。その中で神戸にワンチャンスを決められてしまった。
DF
32 常本佳吾 6(54分OUT)
開始早々、胸トラップから右サイドを切り崩すなど積極的な攻撃が目立った。質の高いクロスを入れたが報われず。
39 犬飼智也 6.5
右へ、左へ、山口やドウグラスのサイドに流れる動きをしっかりカバーリング。守備範囲の広さが際立った。
28 町田浩樹 6.5
神戸の縦パスを相手よりも先に触るアグレッシブな守備を貫いた。武藤にもうまく対応したが、技ありのクロスにやられた。
14 永戸勝也 6
身体を張った守備で佐々木を潰すなどいい守備を見せた。攻撃では和泉とともに右サイドで起点を作った。
MF
4 レオ・シルバ 6.5(86分OUT)
相手のパスコースを消しながら中盤でボールを回収し、巧みなゲームメイク。相変わらずの質の高さを見せた。
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
永戸が上がった後のスペースを埋め、イニエスタに対応し、前線で決定的なパスを供給。勝利ならMOM候補。
鹿島――決定機も作り出し、足りなかったのはゴールだけ
8 土居聖真 6(69分OUT)
中継役をこなしながらサイドに流れて起点を作るなどクレバーさを見せた。シュート0本はやや残念。
13 荒木遼太郎 6(69分OUT)
17分に土居の鋭いパスを絶妙トラップで処理し、ミドルシュート。存在感を放ったがシュートはこの1本のみ。
11 和泉竜司 6.5
左サイドで攻撃の起点を作った。58分にはピトゥカのパスで決定機を迎えたが飯倉に阻止された。
FW
9 エヴェラウド 6(54分OUT)
19分のエリア内シュートや47分のジャンピングボレーなどいい動きを見せた。だが、ゴールが遠かった。
交代出場
DF
2 安西幸輝 6(54分IN)
常本と交代し、そのまま右SBへ。持ち味の攻撃センスを披露し、精度の高いクロスでいいリズムを作った。
FW
18 上田綺世 6(54分IN)
エヴェラウドと交代。思うような決定機は作れず。だが、前からの激しいチェイシングでチームを活性化させた。
FW
17 アルトゥール・カイキ 5.5(69分IN)
荒木と交代。76分には果敢にクロスに飛び込むなど積極的に攻めたが、監督の期待には応えられなかった。
MF
25 遠藤 康 6(69分IN)
土居と交代。トップ下に入り、左サイドに流れながら効果的なクロスを供給したが、神戸の守備を崩しきれなかった。
MF
6 永木亮太 ―(86分IN)
L・シルバと交代。前に圧力をかけたかったが、効果的なプレーはできず。出場時間が短いため採点はなし。
監督
相馬直樹 6
強度の高い守備から速いパスワークで崩す鹿島の特長は出せた。足りなかったのはゴールだけ。悔しい敗戦。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
神戸戦コメント
「引きずっていても仕方がない。ポジティブな部分は多かった。次へ向けて備えていきたい」と語る指揮官である。
チャンス作れており、相手の攻撃も防ぐことは出来ておった。
このような形は良くあるもの。
チャンスを決めきれなかったことを悔やむ以上にチャンスが出来た準備を素直に賞賛したい。
また主将として試合に挑んだレオ・シルバは、「チャンスを多く作りながら決めきることができなかった。そして、失点をしてしまい、勝ち点3を逃す結果となった。また水曜日、その先も試合が続いていく。準備を怠ることなく、努力し続けていかねばならない」と総括する。
選手としては過密日程でのリカバリーと気持ちを切り替えての次戦への備えこそ重要。
それを心がけて貰いたい。
そして和泉竜司は、「決めないといけないシーンだったので、今日は本当に自分のせいで負けたかなと感じています」と反省する。
和泉に関しては常々「シュート以外は日本代表レベル」と感じさせておるので、これもまたキャラかなと。
逆にゴールを量産しておれば日本にいる選手ではない。
それから、「相手のサイドに入っていく回数が増えています」とここ数試合を分析する。
戦術の浸透は明らかに進んでおる。
だからこそ、つまらぬ失点に泣いたことが悔やまれる。
とはいえ、これもサッカー。
"良いサッカー"とはなんぞやは、いつの時代も問われる難しい問題である。
気持ちを切り替えて、このサッカーを追求したい。
次戦はすぐである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第25節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
神戸までファン・サポーターの皆さんが足を運んでくださり、ともに戦ってくれた。一緒に勝ち点3を取って帰りたかったが、残念ながらそのような結果とはならなかった。それでも、皆さんの応援は、選手たちのエネルギーとなった。本当にありがとうございました。
試合は、流れが交互に入れ替わるような展開だった。前半の序盤と前半の終盤はわれわれがリズムを掴んでいた。そして、後半の入りもわれわれのペースでプレーで来ていた。その中で失点してしまい、挽回することができなかった。
ピッチコンディションがあまり良くなく、湿度の高い中、お互いに体力を消耗するような試合となった。自分たちの時間帯で得点を取ることができなかった。ゴールを決めるチャンスはあったし、選手たちは狙いを持ってプレーすることはできていた。
連戦が続くので、しっかりと切り替えて次の試合へ向かっていきたい。
Q.ゴールを決められてしまった原因は?
A.後半はわれわれの時間が多くあった。その中で、決めきる力が必要だった。相手にチャンスを作られる場面は出てくると想定していた。抑えることができそうだったが、あと一歩のところで抑えることができなかった。次は同じようなことがないようにしていかなければいけない。
ただ、引きずっていても仕方がない。ポジティブな部分は多かった。次へ向けて備えていきたい。
Q.久しぶりの無得点。この無得点をどのように受け止めている?
A.チャンスを作ることができていないのであればそれは問題だが、チャンスを作ることができていた。ただ、そのチャンスで決めきらないと、今日のように悔しい思いをしてしまう。足りない何かを埋められるようにしていくことが重要になる。
【レオ シルバ】
チャンスを多く作りながら決めきることができなかった。そして、失点をしてしまい、勝ち点3を逃す結果となった。また水曜日、その先も試合が続いていく。準備を怠ることなく、努力し続けていかねばならない。
【和泉 竜司】
自分の場面も含め、ゴールを決めるチャンスはあった。先制していればまた展開は違った。そこは、またトレーニングしていくしかない。チームとして狙いを持ってプレーできている時間もあった。ただ、もっと良くしていくことができる。この敗戦を次の試合に活かしていかなければいけない。
明治安田生命J1リーグ 第25節
2021年8月21日(土)18:00KO
ノエビアスタジアム神戸
[ 相馬 直樹監督 ]
まずはですね、神戸までわれわれと一緒に戦いに来てくれたサポーターの方がたくさんいらっしゃいました。一緒に勝点3を奪って帰りたかったんですが、残念ながらそうはならなかった。ですが、選手たちが最後まで戦うエネルギーに、皆さんの応援がなったと思います。「ありがとうございました」というふうに、お伝えさせていただきたいと思います。
ゲームのほうですけれども、お互いに自分たちの時間が入れ替わるような、そういう形になったかなというふうに思います。どちらかというと前半の最初のほうは、われわれのほうがリズムをつかみながら、そして前半の後半は少し相手のほうがつかんでいた。そして後半はまたわれわれがリズムをつかむ時間が多かった。終盤のほうは五分五分に近かったと思うのですが、その時間の中で失点という形になってしまった。そこから挽回し切れない形になってしまったかなと思います。
非常にピッチコンディション、そして連戦の中、そして湿度。温度というよりも湿度。非常に蒸し暑い中で、お互いに消耗する戦いだったと思いますが、そういった中でお互いにマイボールにする。セカンドボールを拾うだったり、しっかりボールを収めることだったり、切り替えのところでスッと始めたり、そういったところから先手をとったほうが攻撃の時間を作る。そういう展開だった中で、自分たちの時間でお互いに点が生まれなかったのかなと思う。
最後のところですが、われわれにもチャンスはあったと思いますが、その時間に取られてしまった。そういうゲームだったかなと。本当に戦い抜く選手たちが狙いを持ったチャンスを十分に作れたと思います。このダメージを精神的なものを含めて、できるだけ少なく。また連戦になりますので、しっかりと切り替えてやっていきたいと思います。
--自分たちの時間の中での失点になった要因については?
うーん。まあ。難しい部分だとは思ってますが、まあやはり自分たちの時間。特に後半は、われわれの時間というのは長かったと思いますので、やはりそういった中で決め切ること。リスタートも含めて多かったと思いますが、そういったところというのが実際必要だったかなと。そういった中で、やはり個のある選手もいる相手ですから、そういう中でああいったチャンスを作られるというのは当然出てくる。そこを、あと一歩のところで抑えられそうだったんですが、ちょっとしたところで抑え切れなかったところでもあると思います。
選手たちにね、じゃあその一歩というものを、われわれが取り切る部分もそうですし、取らせない部分でもそうですし、ここをまたみんなで。それは僕自身もそうですし、選手たちもそうですし、そこに対して逃げるのではなく、次は同じようにならないようにしていく。そういったものが必要だと思います。ただ、引きずっても仕方がないといいますか、ポジティブな時間というのはたくさんあったというふうに正直思ってます。そこに目を向けて、次に来るゲームに備えていきたいと思います。
--チャンスはすごくあったが6試合ぶりの無得点。その結果についてはどう受け止めていますか?
毎回取れるわけでは当然ない。決してチャンスが作れてないならばそちらは問題だと思いますが、チャンスも作りながら中・外という形の中でチャンスも作れていたと思います。そこを決めないことにはこういう形で悔しい思いをしなければいけない。選手たちにも話したんですが、僕自身も選手たちも、その足りない何かを埋められるようにしていくことが必要だと思います。
明治安田生命J1リーグ 第25節
2021年8月21日(土)18:00KO
ノエビアスタジアム神戸
和泉 竜司 - Ryuji IZUMI
MF 11
和泉 竜司
Ryuji IZUMI
--1点に泣いた試合。どう振り返る?
そうですね、自分のところもそうでしたし、決めるチャンスがあったので、先に決めていればという試合だったと思います。そこは個人が向上するしかないですし、練習するしかない。チームがしっかりやっていることという部分は、出せている時間、出せてない時間がありました。ですが、そこの精度や合わせる部分はもっと良くできると思う。次にこの敗戦を生かさないといけないと感じています。
--シュートの場面はもう少しファーを狙っていた?
最初はファーに蹴ろうと思ったんですけど、ニアも空いていたので、そこで少し迷ってしまって中途半端なシュートになってしまった。あれは決めないといけないシーンだったので、今日は本当に自分のせいで負けたかなと感じています。
--攻撃面での成長を感じる。精度をさらに高めていきたい?
相手のサイドに入っていく回数が増えていますし、あとはクロスだったり、入っていくところの精度だったり、点を取るための動きという部分をみんながより意識していけば、もっと良くなると思う。そこは自分たちのイメージだったり、トレーニングから向上できるようにやっていくしかないと思う。そこは自分たちのやるべきことだったり、持っている部分を出して負けたと思う。そこは反省して、もっとうまく、強くなれるように明日からやっていきたいと思います。
鹿島MF和泉竜司「自分のせいで負けた」決定機仕留めきれず
<明治安田生命J1:神戸1-0鹿島>◇第25節◇21日◇ノエスタ
試合前に3位だった鹿島アントラーズは、勝ち点41で並ぶヴィッセル神戸に競り負け、5位に転落した。主導権を握り、FWエヴェラウド、MF和泉竜司が決定機を迎えたが仕留めきれず。試合終盤の後半34分に神戸の新加入FW武藤のクロスから失点し、1発に泣いた。
和泉は後半13分に、MFピトゥカからの縦パスに抜け出し、ゴール左で相手GKと1対1になったが、GKの正面に蹴り、得点はならなかった。シュート数は鹿島が15本、神戸が10本。和泉は「自分もそうですし、決めるチャンスはあった。先に決めていれば」。決定機のシーンでは、最初はファーサイドに打とうと思ったという。だが、ニアも空いており「迷って中途半端なシュートになった。決めなければいけないシーン。自分のせいで負けたかなと思っている」と責任を口にした。
敗れはしたが、内容では互角以上だった。決定力の差が勝敗を分け「そこはもう、個人の向上を示すしかない。チームがやっている部分は出せている時間はあった。精度、合わせる部分はできているので、次に反省を生かしたい」と前を向いた。
チャンス作れており、相手の攻撃も防ぐことは出来ておった。
このような形は良くあるもの。
チャンスを決めきれなかったことを悔やむ以上にチャンスが出来た準備を素直に賞賛したい。
また主将として試合に挑んだレオ・シルバは、「チャンスを多く作りながら決めきることができなかった。そして、失点をしてしまい、勝ち点3を逃す結果となった。また水曜日、その先も試合が続いていく。準備を怠ることなく、努力し続けていかねばならない」と総括する。
選手としては過密日程でのリカバリーと気持ちを切り替えての次戦への備えこそ重要。
それを心がけて貰いたい。
そして和泉竜司は、「決めないといけないシーンだったので、今日は本当に自分のせいで負けたかなと感じています」と反省する。
和泉に関しては常々「シュート以外は日本代表レベル」と感じさせておるので、これもまたキャラかなと。
逆にゴールを量産しておれば日本にいる選手ではない。
それから、「相手のサイドに入っていく回数が増えています」とここ数試合を分析する。
戦術の浸透は明らかに進んでおる。
だからこそ、つまらぬ失点に泣いたことが悔やまれる。
とはいえ、これもサッカー。
"良いサッカー"とはなんぞやは、いつの時代も問われる難しい問題である。
気持ちを切り替えて、このサッカーを追求したい。
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2021明治安田生命J1リーグ 第25節
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
神戸までファン・サポーターの皆さんが足を運んでくださり、ともに戦ってくれた。一緒に勝ち点3を取って帰りたかったが、残念ながらそのような結果とはならなかった。それでも、皆さんの応援は、選手たちのエネルギーとなった。本当にありがとうございました。
試合は、流れが交互に入れ替わるような展開だった。前半の序盤と前半の終盤はわれわれがリズムを掴んでいた。そして、後半の入りもわれわれのペースでプレーで来ていた。その中で失点してしまい、挽回することができなかった。
ピッチコンディションがあまり良くなく、湿度の高い中、お互いに体力を消耗するような試合となった。自分たちの時間帯で得点を取ることができなかった。ゴールを決めるチャンスはあったし、選手たちは狙いを持ってプレーすることはできていた。
連戦が続くので、しっかりと切り替えて次の試合へ向かっていきたい。
Q.ゴールを決められてしまった原因は?
A.後半はわれわれの時間が多くあった。その中で、決めきる力が必要だった。相手にチャンスを作られる場面は出てくると想定していた。抑えることができそうだったが、あと一歩のところで抑えることができなかった。次は同じようなことがないようにしていかなければいけない。
ただ、引きずっていても仕方がない。ポジティブな部分は多かった。次へ向けて備えていきたい。
Q.久しぶりの無得点。この無得点をどのように受け止めている?
A.チャンスを作ることができていないのであればそれは問題だが、チャンスを作ることができていた。ただ、そのチャンスで決めきらないと、今日のように悔しい思いをしてしまう。足りない何かを埋められるようにしていくことが重要になる。
【レオ シルバ】
チャンスを多く作りながら決めきることができなかった。そして、失点をしてしまい、勝ち点3を逃す結果となった。また水曜日、その先も試合が続いていく。準備を怠ることなく、努力し続けていかねばならない。
【和泉 竜司】
自分の場面も含め、ゴールを決めるチャンスはあった。先制していればまた展開は違った。そこは、またトレーニングしていくしかない。チームとして狙いを持ってプレーできている時間もあった。ただ、もっと良くしていくことができる。この敗戦を次の試合に活かしていかなければいけない。
明治安田生命J1リーグ 第25節
2021年8月21日(土)18:00KO
ノエビアスタジアム神戸
[ 相馬 直樹監督 ]
まずはですね、神戸までわれわれと一緒に戦いに来てくれたサポーターの方がたくさんいらっしゃいました。一緒に勝点3を奪って帰りたかったんですが、残念ながらそうはならなかった。ですが、選手たちが最後まで戦うエネルギーに、皆さんの応援がなったと思います。「ありがとうございました」というふうに、お伝えさせていただきたいと思います。
ゲームのほうですけれども、お互いに自分たちの時間が入れ替わるような、そういう形になったかなというふうに思います。どちらかというと前半の最初のほうは、われわれのほうがリズムをつかみながら、そして前半の後半は少し相手のほうがつかんでいた。そして後半はまたわれわれがリズムをつかむ時間が多かった。終盤のほうは五分五分に近かったと思うのですが、その時間の中で失点という形になってしまった。そこから挽回し切れない形になってしまったかなと思います。
非常にピッチコンディション、そして連戦の中、そして湿度。温度というよりも湿度。非常に蒸し暑い中で、お互いに消耗する戦いだったと思いますが、そういった中でお互いにマイボールにする。セカンドボールを拾うだったり、しっかりボールを収めることだったり、切り替えのところでスッと始めたり、そういったところから先手をとったほうが攻撃の時間を作る。そういう展開だった中で、自分たちの時間でお互いに点が生まれなかったのかなと思う。
最後のところですが、われわれにもチャンスはあったと思いますが、その時間に取られてしまった。そういうゲームだったかなと。本当に戦い抜く選手たちが狙いを持ったチャンスを十分に作れたと思います。このダメージを精神的なものを含めて、できるだけ少なく。また連戦になりますので、しっかりと切り替えてやっていきたいと思います。
--自分たちの時間の中での失点になった要因については?
うーん。まあ。難しい部分だとは思ってますが、まあやはり自分たちの時間。特に後半は、われわれの時間というのは長かったと思いますので、やはりそういった中で決め切ること。リスタートも含めて多かったと思いますが、そういったところというのが実際必要だったかなと。そういった中で、やはり個のある選手もいる相手ですから、そういう中でああいったチャンスを作られるというのは当然出てくる。そこを、あと一歩のところで抑えられそうだったんですが、ちょっとしたところで抑え切れなかったところでもあると思います。
選手たちにね、じゃあその一歩というものを、われわれが取り切る部分もそうですし、取らせない部分でもそうですし、ここをまたみんなで。それは僕自身もそうですし、選手たちもそうですし、そこに対して逃げるのではなく、次は同じようにならないようにしていく。そういったものが必要だと思います。ただ、引きずっても仕方がないといいますか、ポジティブな時間というのはたくさんあったというふうに正直思ってます。そこに目を向けて、次に来るゲームに備えていきたいと思います。
--チャンスはすごくあったが6試合ぶりの無得点。その結果についてはどう受け止めていますか?
毎回取れるわけでは当然ない。決してチャンスが作れてないならばそちらは問題だと思いますが、チャンスも作りながら中・外という形の中でチャンスも作れていたと思います。そこを決めないことにはこういう形で悔しい思いをしなければいけない。選手たちにも話したんですが、僕自身も選手たちも、その足りない何かを埋められるようにしていくことが必要だと思います。
明治安田生命J1リーグ 第25節
2021年8月21日(土)18:00KO
ノエビアスタジアム神戸
和泉 竜司 - Ryuji IZUMI
MF 11
和泉 竜司
Ryuji IZUMI
--1点に泣いた試合。どう振り返る?
そうですね、自分のところもそうでしたし、決めるチャンスがあったので、先に決めていればという試合だったと思います。そこは個人が向上するしかないですし、練習するしかない。チームがしっかりやっていることという部分は、出せている時間、出せてない時間がありました。ですが、そこの精度や合わせる部分はもっと良くできると思う。次にこの敗戦を生かさないといけないと感じています。
--シュートの場面はもう少しファーを狙っていた?
最初はファーに蹴ろうと思ったんですけど、ニアも空いていたので、そこで少し迷ってしまって中途半端なシュートになってしまった。あれは決めないといけないシーンだったので、今日は本当に自分のせいで負けたかなと感じています。
--攻撃面での成長を感じる。精度をさらに高めていきたい?
相手のサイドに入っていく回数が増えていますし、あとはクロスだったり、入っていくところの精度だったり、点を取るための動きという部分をみんながより意識していけば、もっと良くなると思う。そこは自分たちのイメージだったり、トレーニングから向上できるようにやっていくしかないと思う。そこは自分たちのやるべきことだったり、持っている部分を出して負けたと思う。そこは反省して、もっとうまく、強くなれるように明日からやっていきたいと思います。
鹿島MF和泉竜司「自分のせいで負けた」決定機仕留めきれず
<明治安田生命J1:神戸1-0鹿島>◇第25節◇21日◇ノエスタ
試合前に3位だった鹿島アントラーズは、勝ち点41で並ぶヴィッセル神戸に競り負け、5位に転落した。主導権を握り、FWエヴェラウド、MF和泉竜司が決定機を迎えたが仕留めきれず。試合終盤の後半34分に神戸の新加入FW武藤のクロスから失点し、1発に泣いた。
和泉は後半13分に、MFピトゥカからの縦パスに抜け出し、ゴール左で相手GKと1対1になったが、GKの正面に蹴り、得点はならなかった。シュート数は鹿島が15本、神戸が10本。和泉は「自分もそうですし、決めるチャンスはあった。先に決めていれば」。決定機のシーンでは、最初はファーサイドに打とうと思ったという。だが、ニアも空いており「迷って中途半端なシュートになった。決めなければいけないシーン。自分のせいで負けたかなと思っている」と責任を口にした。
敗れはしたが、内容では互角以上だった。決定力の差が勝敗を分け「そこはもう、個人の向上を示すしかない。チームがやっている部分は出せている時間はあった。精度、合わせる部分はできているので、次に反省を生かしたい」と前を向いた。
荒木遼太郎、甘いマスクのゴール集
Jリーグ公式Twitterアカウントが投稿した荒木遼太郎のゴール集を伝えるFootball ZONE web編集部である。
パリ五輪の中心選手として推した格好である。
昨季より続くこの活躍にて一気にスターダムに駆け上がった感がある。
注目度は満点、"甘いマスク"とも報じられる。
3年後のパリ五輪での活躍を期待させるに十分と言えよう。
更に実績を鹿島にて積み重ねるのだ。
荒木のプレーに魅了されておる。

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鹿島のパリ五輪世代MFに脚光 抜群のゴール嗅覚&”甘いマスク”に反響「希望の光」
2021.08.21

鹿島MF荒木遼太郎【写真:Getty Images】
鹿島で今季8得点、6アシストを誇る2年目のMF荒木遼太郎をJリーグ公式がピックアップ
今夏に行われた東京五輪で日本はベスト4に終わり、2024年のパリ五輪での“リベンジ”が期待される。その筆頭候補とも言える鹿島アントラーズの19歳MFを、Jリーグ公式ツイッターがピックアップしている。
「鹿島アントラーズの若きエース荒木遼太郎選手のゴールを集めました」
Jリーグ公式ツイッターが取り上げた荒木は、東福岡高から2020年に鹿島へ入団。1年目はリーグ戦26試合2ゴールを記録すると、今季はフィールドプレーヤーではチームトップタイの22試合に出場して8ゴール、6アシストを挙げている。15日のJ1第24節徳島ヴォルティス戦(3-0)でも、2得点で勝利に貢献した。
映像では、開幕節・湘南ベルマーレ戦(3-1)での2ゴールをはじめ、ペナルティーエリア内での巧みなポジショニングとシュートセンスが感じられる内容となっている。
「テクニックはもちろん、甘いマスクでもサポーターを釘付けにする荒木選手のゴールをご覧下さい」
この投稿には、ファンから「俺たちの至宝」「今は荒木が希望の光」「久保建英君に負けず劣らずのポテンシャル」「柳沢の背番号を受け継いだ男」といった声が上がり、期待感が高まっていた。
鹿島は21日、敵地でのリーグ第25節で元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらを擁するヴィッセル神戸と対戦する。
画】Jリーグ公式ツイッターが公開、鹿島MF荒木遼太郎の今季全8ゴール
(Football ZONE web編集部)
パリ五輪の中心選手として推した格好である。
昨季より続くこの活躍にて一気にスターダムに駆け上がった感がある。
注目度は満点、"甘いマスク"とも報じられる。
3年後のパリ五輪での活躍を期待させるに十分と言えよう。
更に実績を鹿島にて積み重ねるのだ。
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2021.08.21

鹿島MF荒木遼太郎【写真:Getty Images】
鹿島で今季8得点、6アシストを誇る2年目のMF荒木遼太郎をJリーグ公式がピックアップ
今夏に行われた東京五輪で日本はベスト4に終わり、2024年のパリ五輪での“リベンジ”が期待される。その筆頭候補とも言える鹿島アントラーズの19歳MFを、Jリーグ公式ツイッターがピックアップしている。
「鹿島アントラーズの若きエース荒木遼太郎選手のゴールを集めました」
Jリーグ公式ツイッターが取り上げた荒木は、東福岡高から2020年に鹿島へ入団。1年目はリーグ戦26試合2ゴールを記録すると、今季はフィールドプレーヤーではチームトップタイの22試合に出場して8ゴール、6アシストを挙げている。15日のJ1第24節徳島ヴォルティス戦(3-0)でも、2得点で勝利に貢献した。
映像では、開幕節・湘南ベルマーレ戦(3-1)での2ゴールをはじめ、ペナルティーエリア内での巧みなポジショニングとシュートセンスが感じられる内容となっている。
「テクニックはもちろん、甘いマスクでもサポーターを釘付けにする荒木選手のゴールをご覧下さい」
この投稿には、ファンから「俺たちの至宝」「今は荒木が希望の光」「久保建英君に負けず劣らずのポテンシャル」「柳沢の背番号を受け継いだ男」といった声が上がり、期待感が高まっていた。
鹿島は21日、敵地でのリーグ第25節で元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらを擁するヴィッセル神戸と対戦する。
画】Jリーグ公式ツイッターが公開、鹿島MF荒木遼太郎の今季全8ゴール
#鹿島アントラーズ の若きエース #荒木遼太郎 選手のゴールを集めました🔥
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) August 20, 2021
テクニックはもちろん、甘いマスクでもサポーターを釘付けにする荒木選手のゴールをご覧下さい👀@atlrs_official@a__ryotaro#Jリーグ pic.twitter.com/kmsGyXp8l4
(Football ZONE web編集部)
プロ分析官による『神戸×鹿島』徹底展望
神戸ー鹿島の試合予想を分析したアナリストの杉崎健氏である。
Fマリノスを2019年にリーグ優勝に導いたアナリストの目による分析は鋭い。
「時間が経つにつれてプレス強度が上がる」と鹿島の特徴を示す。
90分という戦いを熟知しておることが伝わってくる。
そして、「神戸はシステム上、中央に人が集まりやすい」「中央突破よりはサイドを使った攻撃で対応するのではないか」という神戸の戦い方から鹿島側のキーはSBとなる模様。
常本と永戸が予想される両SBの活躍にて神戸を撃破したい。
楽しみな一戦である。

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ACL出場権を巡る神戸と鹿島の直接対決は、選手個々の状況判断がカギ!プロ分析官が注目の一戦を徹底展望!
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月21日
天皇杯から中2日の戦いもメンバーに大きな変更はないと予想

杉崎氏が予想した「神戸対鹿島」のフォーメーション。
J1リーグは8月21日、第25節の9試合を各地で開催。ノエビアスタジアム神戸では、勝点41で並ぶ5位ヴィッセル神戸が、3位鹿島アントラーズを迎え撃つ。3位までに与えられる来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権を争うライバル同士の直接対決だ。
『サッカーダイジェストWeb』では、Jリーグの各クラブでスカウティング担当を歴任し、2019年には横浜でチームや対戦相手を分析するアナリストとして、リーグ優勝にも貢献した杉崎健氏に、25節・神戸対鹿島の勝負のポイントを伺った。
確かな分析眼を持つプロアナリストは、この注目のゲームをどう見るのか。予想布陣の解説とともに、試合展開を4つの状況に分け、それぞれの見どころを語ってもらった。
――◆――◆――
●ヴィッセル神戸
今季成績(24節終了時・23試合消化):5位 勝点41 11勝8分4敗 36得点・23失点
●鹿島アントラーズ
今季成績(24節終了時):3位 勝点31 12勝5分7敗 40得点・24失点

杉崎氏が想定する両チームのマッチアップ図。
【予想布陣解説】
18日に両チーム天皇杯を戦っており、その試合からのリカバリーやコンディション調整などによって変更も十分考えられるため、メンバーは予想通りにならない可能性も高い一戦です。
神戸は、GKと最終ラインはその天皇杯と同じメンバーを予想しました。前節の広島戦が大雨の関係で中止になったため、出場停止のセルジ・サンペール選手がこの試合に繰り越しで出場できません。そのため、一番のポイントはここ最近定着している中盤をダイヤモンド型にした4-4-2システムのアンカーを誰が務めるかという点です。
このシステムを採用した6月13日のルヴァンカップ、プレーオフステージ第2戦・浦和戦以降サンペール選手不在の状況はなく、初めてのケースとなります。神戸の方が1試合消化試合が少ないとはいえ、勝点で並ぶ鹿島との直接対決。メンバー内で同ポジションができるのは櫻井辰徳選手くらいなので、ここでは山口蛍選手を一列下げてアンカーで起用し、インサイドハーフには天皇杯でもスタメンに名を連ねた中坂勇哉選手と予想しました。
また、天皇杯を直前で急遽回避したアンドレス・イニエスタ選手の状態も不透明です。ただ、違和感やちょっとした理由での回避であれば出れるのではないかと考えています。前線は話題となっている大迫勇也選手、武藤嘉紀選手、ボージャン・クルキッチ選手などもいますが、正直この試合の出場は難しいと三浦淳寛監督も認めていたようなので、2トップには天皇杯で終盤に出場した田中順也選手とドウグラス選手をスタートから起用すると読みました。
鹿島は、夏の移籍市場で安西幸輝選手とブエノ選手が復帰した一方で、杉岡大暉選手(湘南に期限付き移籍)、小泉慶選手(鳥栖に完全移籍)、白崎凌兵選手(鳥栖に期限付き移籍)3選手がチームを去りました。
そんななかでもリーグ戦は3連勝中。システムはいつも通りの4-4-2で、天皇杯では町田浩樹選手と常本佳吾選手とエヴェラウド選手以外の8選手を変更するなど大幅なターンオーバーも実施しているため、前節・徳島戦を3-0で勝ったメンバーそのままで来るのではないかと予想しています。
4月24日の前回対戦ではディフェンスライン裏に抜け出した古橋亨梧選手がシュートを決め神戸が先制し、三竿健斗選手からのパスを受けた上田綺世選手がボックス内でシュートを放ち、DFに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれ鹿島が同点に追いつき1-1の引き分けに終わりました。
お互いに奪ってから一瞬の隙を突く形で得点を奪っています。そういう切り替えの部分で勝敗が分かれるということはよくありますが、その前に両チームがどういう狙いを持って戦いに臨んでいるのか。前回対戦は4か月も前のことなので、直近の試合から紐解ける両チームの戦いをお伝えできればと思っています。
神戸の自陣からの攻撃vs鹿島の敵陣での守備

神戸が自陣でボールを保持している際のマッチアップ【図1】
神戸の現在のシステムでは、2トップの相手に対しては、サンペール選手が下りて2センターバックとアンカーで3対2の状況を作り、前進していくということをやっています。今節予想している山口選手ならばこれは普通にこなせるはずで、そのアンカーの立ち位置というのがポイントのひとつ目です。
次に、相手のプレスを掻い潜っていく際に足下につけるか、裏のスペースを使っていくのかという判断がもうひとつのポイントです。神戸には山口選手、イニエスタ選手をはじめ、郷家友太選手、中坂選手、若しくは井上潮音選手など技術の高い選手たちがいます。シンプルにその中盤の選手たちに預けてもボールを握ることはできますが、ずっと続けていては、前回対戦の時もそうでしたし、前節の柏戦でもありましたが、奪われてカウンターから失点するというシーンも多々あります。
当然、ボールの失い方というのは気を付けているでしょうが、足下一辺倒になってしまうと相手からも狙われるので、裏の使い方とのバランスが必要になります。
一方の鹿島は、意図的にどこまでやっているのかを把握するのは難しいのですが、時間が経つにつれてプレス強度が上がるという印象がある。ゲーム序盤はどちらかというと様子を見ることが多く、2トップも前にプレッシャーには行かないことが多いのですが、相手の出方が分かってくるとどんどんプレッシャーをかける。前節の徳島戦では途中からエヴェラウド選手が猛スピードでGKへプレッシャーをかけていました。そういう状況を見ながらプレス強度を変えられるのが鹿島の特長でもあると思います。
ただ、プレスを仕掛ける側からすれば、神戸の中盤4人はそれに対応するだけの技術がある。特にイニエスタ選手にセンター付近で前を向かれてしまうと、簡単にスルーパスを通されてしまう。そのため当然マークは厳しくします。
中盤が一度引いて、ハーフラインよりも自陣寄りに構えるような形をとれば、2トップも下げて、4バックも下げて、簡単に裏を取らせないようなスタンスをとることもできます。
ただ、鹿島の戦いぶりからすると、どちらかと言えば相手の中盤の選手たちに簡単に前を向かせないようにプレスに行くと思われます。中盤で相手に前に向かせない形を作れれば、鹿島の一番やりたい高い位置で奪っていち早くゴールに迫るという形ができる。徳島戦の2点目などもその形からでした。
鹿島の中盤の4人、三竿選手、和泉竜司選手、レオ・シルバ選手、土居聖真選手は、中盤のラインをどの高さで設定するのか、注目してみるのが面白いのではないかと思います。
またシステムのかみ合わせ上、鹿島のサイドバックは誰を見るのかという問題も出てきます。【図1】のように、キレイに誰もいないというケースは少ないかもしれませんが、システム上周囲に誰も見る人がいないということがあり得る。
例えば、ボールを持っている菊池流帆選手にエヴェラウド選手が行き、酒井選手を和泉選手が見ると、永戸勝也選手が見る相手がいなくなります。
その際にサイドバックは押し上げるのか、それともディフェンスライン背後のカバーとしてサポート役をするのか。どちらにせよ、人が余ってしまう問題が出てきます。神戸の方が数的優位をいたるところで作りやすくなる。それに対してどう対処していくのか、映像で確認できるかどうかは分かりませんが、サイドバックの役割が見えれば面白い視点になるでしょう。
同様に神戸側のサイドバックも注目です。神戸がこのシステムになってからは、毎回ではありませんが、酒井選手や初瀬亮選手、特に酒井選手が偽サイドバックのように中に入ってボールをピックアップすることもやり始めています。柏戦では顕著でしたが、相手が5-3-2で守っていたので、3のインサイドハーフにバチッとみられていて、あまり効果が無かったのですが、4-4-2の相手には困らせることもできるかもしれません。
神戸の敵陣での攻撃vs鹿島の自陣での守備

神戸が敵陣でボールを保持している際のマッチアップ【図2】
普遍的なテーマですが、中央から行くのか、サイドを使うのかというのが神戸がまず考える攻撃の仕方です。
特に神戸はシステム上、中央に人が集まりやすい。ダイヤモンドを形成して2トップがいるので、6人を中央のスペースにかけられる。狭いところでもターンできるような選手がいて、スルーパスに反応できる選手もいて、さらに中央に集めさせておいてサイドバックが上がってきてサイドの深い位置からのクロスや、1対1のドリブル突破などでゴールを決める。最近だとG大阪戦2点目のシーンがそうでした。左で作って、逆サイドにサンペール選手が出して、酒井選手が1対1を仕掛けて田中選手が決めました。
そういう中央突破ばかりでも、サイド一辺倒でもない神戸は、どちらの攻撃を選択するのかが注目点です。
サイド攻撃で幅をとる際に、インサイドハーフが流れてくるのか、2トップの一角が出ることもできるし、サイドバックが後ろから上がってくることもできる。誰がこのサイドのスペースに出て来るのかが次のポイントになります。
鹿島もサイドバックの裏を当然警戒しているので、シンプルに使うという形にはならず、いかに上手く使えるか、状況によってどう使い分けるかが重要です。
サイドを攻略した先では、ボックス内に空中戦に強い選手、衛星的に動ける選手、後ろから飛び出せる選手、ミドルシュートも打てる選手とバリエーションも豊富です。
前回対戦のゴールシーンのように、古橋選手の存在が大きな武器でしたが、彼はもういない。新加入選手もまだ使えないので、ドウグラス選手、田中選手の特長を活かすためにも、中央突破よりはサイドを使った攻撃で対応するのではないかなと予想します。
鹿島に関しては、敵陣と同様にサイドバックが余ってしまう問題や、山口選手が下りてきて2対3を作られたりと、随所で数的不利の状況が生まれます。
【図2】の赤で囲まれたエリアでは、下がってきた荒木遼太郎選手を入れてもダブルボランチと両サイドハーフの5人に対して、神戸は2トップを入れて6人います。センターバックのどちらかが出て行けば同数にはできますが、ディフェンスラインを空けることはしないでしょう。
大きくみればどこかしら数的不利になることがシステム上あり得ます。鹿島は相手に合わせてシステムを変えるということで対応するのではなく、ボールホルダーに自由を与えないようにガンガン行くことで対処できるチーム。そのため、数的不利のところをどうカバーするかという駆け引きが見どころのひとつです。
キレイに4-4-2、4-4-1-1と陣形を整えてボールホルダーへアプローチに行けている時には、そんなに大崩れすることはありません。ボールに対する強度も高く、ボールを奪いきることもできる選手たちが揃っている。事実ここ最近の鹿島は失点数も少ないですし、失点場面もカウンターやセットプレーが大半です。
ですので、いち早くこの形に戻して守備ができるかどうか。これが出来ているうちは、いくら神戸が技術力の高い選手を揃えていても簡単には崩せないでしょう。
逆に、鹿島が敵陣で攻撃していた際に失ってカウンターを食らう、自陣でのビルドアップを引っ掛けられて攻められるなど、組織が整わない状況に持ち込めれば神戸にチャンスが出てくるでしょう。その攻防がもうひとつの見どころです。
鹿島の自陣からの攻撃vs神戸の敵陣での守備

鹿島が自陣でボールを保持している際のマッチアップ【図3】
神戸が4-4-2のダイヤモンド型のなかで敵陣でプレッシャーをかける場合、システム上、鹿島のダブルボランチに対してトップ下のイニエスタ選手が1枚でどう見るのかというのが最初の注目点です。
イニエスタ選手がダブルボランチの一方を見たら、空いている方をインサイドハーフの選手が見れば良いのですが、周囲の動きを見ながら適切な判断が下せるか。個人の判断力に委ねられる場面も出てくると思います。
ダブルボランチ対トップ下では数的不利ですが、もう少し広範囲で考えれば中央は神戸の方が3対2の数的優位を作れる状況でもあります。有利な状況が作れる一方で当然不利な部分も出てきます。それがサイドです。
神戸のサイドバック、初瀬選手と酒井選手は普通ならばサイドハーフを見ますが、鹿島のサイドハーフは中に入っていくことがよくあります。そこへ鹿島のサイドバックの選手が高い位置を取りにくる。サイドハーフが中に入る動きにどこまで付いていくのか、サイドバックの上がりをどこまで見るのか、神戸のサイドバックにも自分のマーカーとポジショニングの判断、決断力が特に敵陣内での守備で問われるケースが増えそうです。
鹿島の自陣でのビルドアップの特長として、最近やっている面白い策としては、2センターバックとダブルボランチを残して他の選手たちを一斉に前に上げるという非常に攻撃的なスタイルをとっています。
中央の4人で前線にいち早くボールを送るためにポジションを取って、受けたら前へ出て行くということをどんどんやってくる。
受け皿として、ふたりのサイドハーフが中に入ってきて、2トップが縦割れして、荒木選手がサポートで下りることもする。そこで6人を前に行かせて、後ろから前へボールをつける。いけるなら真ん中からどんどんスルーパスも通してくる。試合中にボール配球でハメられることがあれば、低い位置で無理して繋ぐことなく、ロングボールも使うチーム。
試合の流れのなかでも、頻繁に上げている両サイドバックをどこまで高い位置に上げるのかがひとつ目のポイントです。
荒木選手が気を利かせて、空いているスペースやもらえる位置に顔を出して、ボランチを手助けする動きを効果的に行なっています。しかし、徳島戦ではマークもゆるくて自由にボールを受けられて大活躍していた荒木選手ですが、今回は相手がもし山口選手ならば、厳しく来られることは自分でも分かっていると思います。そのため、下りることを敢えてしないという判断もあります。山口選手に前で守備をさせないように、ピン止めするために、敢えて立ち止まる。相手の技量を踏まえた上で、どういう立ち位置をとって、そこからの動き出しを行なうか、その駆け引きが注目のもう一点です。
鹿島の敵陣での攻撃vs神戸の自陣での守備

鹿島が敵陣でボールを保持している際のマッチアップ【図4】
神戸は自陣の攻撃の際にもあったように、相手のサイドバックが空きます。4-3-1-2の形で守っていると、鹿島のサイドバックにはボールが出てからアプローチをせざるを得ない。それはインサイドハーフの役割になります。そのため、神戸はセンターハーフの3枚がいち早くスライドして、真ん中にスペースを作らせない守備をしなければならず、そこがひとつ目のポイントです。
鹿島はその中央からの攻撃も得意で、エヴェラウド選手や上田選手はボールもキープでき、裏抜けもできる、シュート力もある選手たちです。
神戸の最終ラインとしては、そんな相手フォワードに対して、背走しながら対応するのは非常に難しいので、もしかするとラインを少し下げた状態で対応する可能性もあるのかなと思います。理由としては、神戸の失点シーンが裏をシンプルに使われる形からが多いということもあります。
天皇杯の名古屋戦もハーフライン付近から柿谷に裏に出されて、少しカウンターのような形でしたが中央レーンを突破され失点しており、その微調整というのはチームとしても必ずやっているはずです。そのため、もう一つの見どころは最終ラインの高さと裏への対応が挙げられます。
鹿島の攻撃としては自分たちのやり方を貫くでしょう。ボールを繋ぎ倒すのではなく、サイドを使いながらも、どうやったらゴールに最短距離で行けるかということを実現するスタイルです。いち早くボックス内に入るやり方を見つけて、バックパスしてやり直すのではなく、行けるならどんどん前へ行く。ボールを持ったら積極的に前につける。ボランチを含めて運動量も非常に多く、逆サイドのサイドハーフも大外に張っているのではなく、ボックス内に侵入していく。
その際の起点が注目ポイントです。システム的なマッチアップでサイドバックが浮きやすく、比較的容易に高い位置で起点を作れます。永戸選手や常本選手が縦に仕掛けてクロスということもできるでしょうし、彼らを起点にしながら攻撃を作れるかどうか。
ひとつ工夫するとすれば、ワザと時間を使って、相手のインサイドハーフを引っ張り出して、【図4】のような形で最短距離を狙うのではないでしょうか。
この両チームはサッカー的に一番難しいとされている中央突破を平気でやろうとしますし、それをできるだけのチーム力がある。そのことは、お互いスカウティングで当然分かっている部分でもあります。そのため対応を強める可能性があります。そうした時に、起こりやすいのがファウルです。
鹿島は得点の約半数がセットプレーから。FKもそうですし、サイドを深く抉ってCKというのもあるでしょうし、4つの局面だけでない、セットプレーの局面も出てきます。
鹿島のストロングポイントのひとつとして、中央突破ができるということが一つと、それを見せたなかで、相手が厳しく出てきた時に、FKやCKでも点が取れるというのが鹿島です。そんなセットプレーの強みが出るケースも間違いなくあるでしょう。
得点源だった古橋選手がいなくなった神戸ですが、大迫選手、武藤選手、ボージャン選手と新戦力も獲得し話題となっています。三浦監督は新戦力について「彼らをどう生かそうか。組み合わせをどうしようか考えないといけない」と語っていたように、選手の特性をいかしたシステムや戦術を考える監督だと思われます。
古橋選手があれだけ得点出来ていたのは本人の力もありますが、三浦監督がサイドハーフで使っている時もあったように、試行錯誤の末に上手くハメたという部分もある。今季の神戸はイニエスタ選手が不在時にはオーソドックスな4-4-2を使ったり、イニエスタ選手復帰時のルヴァンカップ・浦和戦の1戦目では5-4-1を採用したり、今のダイヤモンド型の4-4-2までいろんな変遷をたどってきています。
今後は新戦力を加えて、例えば4-2-1-3で新戦力3人の3トップにイニエスタ選手を組み込むこともやるかもしれません。そんな転換期を迎える直前の試合で、ここまで結果の出ていた形でやろうと思うのではないかと予想しました。
相手の狙いを消し切って、自分たちの良さを出し切って勝点を取れるかという、J1の上位チーム同士の真っ向勝負になりそうですね。

Jリーグ優勝クラブで活動していたアナリストの第一任者杉崎健氏。Twitter(https://twitter.com/suzakken)やオンラインサロン(https://community.camp-fire.jp/projects/view/356767)などでも活動中。
【著者プロフィール】
杉崎健(すぎざき・けん)/1983年6月9日、東京都生まれ。Jリーグの各クラブで分析を担当。2017年から2020年までは、横浜F・マリノスで、アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として、チームや対戦相手を分析するアナリストを務め、2019年にクラブの15年ぶりとなるJ1リーグ制覇にも大きく貢献。現在は「日本代表のW杯優勝をサポートする」という目標を定め、プロのサッカーアナリストとして活躍している。Twitterやオンラインサロンなどでも活動中。
◇主な来歴
ヴィッセル神戸:分析担当(2014~15年)
ベガルタ仙台:分析担当(2016年)
横浜F・マリノス:アナリスト(2017年~20年)
◇主な実績
2017年:天皇杯・準優勝
2018年:ルヴァンカップ・準優勝
2019年:J1リーグ優勝
Fマリノスを2019年にリーグ優勝に導いたアナリストの目による分析は鋭い。
「時間が経つにつれてプレス強度が上がる」と鹿島の特徴を示す。
90分という戦いを熟知しておることが伝わってくる。
そして、「神戸はシステム上、中央に人が集まりやすい」「中央突破よりはサイドを使った攻撃で対応するのではないか」という神戸の戦い方から鹿島側のキーはSBとなる模様。
常本と永戸が予想される両SBの活躍にて神戸を撃破したい。
楽しみな一戦である。

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ACL出場権を巡る神戸と鹿島の直接対決は、選手個々の状況判断がカギ!プロ分析官が注目の一戦を徹底展望!
サッカーダイジェストWeb編集部
2021年08月21日
天皇杯から中2日の戦いもメンバーに大きな変更はないと予想

杉崎氏が予想した「神戸対鹿島」のフォーメーション。
J1リーグは8月21日、第25節の9試合を各地で開催。ノエビアスタジアム神戸では、勝点41で並ぶ5位ヴィッセル神戸が、3位鹿島アントラーズを迎え撃つ。3位までに与えられる来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権を争うライバル同士の直接対決だ。
『サッカーダイジェストWeb』では、Jリーグの各クラブでスカウティング担当を歴任し、2019年には横浜でチームや対戦相手を分析するアナリストとして、リーグ優勝にも貢献した杉崎健氏に、25節・神戸対鹿島の勝負のポイントを伺った。
確かな分析眼を持つプロアナリストは、この注目のゲームをどう見るのか。予想布陣の解説とともに、試合展開を4つの状況に分け、それぞれの見どころを語ってもらった。
――◆――◆――
●ヴィッセル神戸
今季成績(24節終了時・23試合消化):5位 勝点41 11勝8分4敗 36得点・23失点
●鹿島アントラーズ
今季成績(24節終了時):3位 勝点31 12勝5分7敗 40得点・24失点

杉崎氏が想定する両チームのマッチアップ図。
【予想布陣解説】
18日に両チーム天皇杯を戦っており、その試合からのリカバリーやコンディション調整などによって変更も十分考えられるため、メンバーは予想通りにならない可能性も高い一戦です。
神戸は、GKと最終ラインはその天皇杯と同じメンバーを予想しました。前節の広島戦が大雨の関係で中止になったため、出場停止のセルジ・サンペール選手がこの試合に繰り越しで出場できません。そのため、一番のポイントはここ最近定着している中盤をダイヤモンド型にした4-4-2システムのアンカーを誰が務めるかという点です。
このシステムを採用した6月13日のルヴァンカップ、プレーオフステージ第2戦・浦和戦以降サンペール選手不在の状況はなく、初めてのケースとなります。神戸の方が1試合消化試合が少ないとはいえ、勝点で並ぶ鹿島との直接対決。メンバー内で同ポジションができるのは櫻井辰徳選手くらいなので、ここでは山口蛍選手を一列下げてアンカーで起用し、インサイドハーフには天皇杯でもスタメンに名を連ねた中坂勇哉選手と予想しました。
また、天皇杯を直前で急遽回避したアンドレス・イニエスタ選手の状態も不透明です。ただ、違和感やちょっとした理由での回避であれば出れるのではないかと考えています。前線は話題となっている大迫勇也選手、武藤嘉紀選手、ボージャン・クルキッチ選手などもいますが、正直この試合の出場は難しいと三浦淳寛監督も認めていたようなので、2トップには天皇杯で終盤に出場した田中順也選手とドウグラス選手をスタートから起用すると読みました。
鹿島は、夏の移籍市場で安西幸輝選手とブエノ選手が復帰した一方で、杉岡大暉選手(湘南に期限付き移籍)、小泉慶選手(鳥栖に完全移籍)、白崎凌兵選手(鳥栖に期限付き移籍)3選手がチームを去りました。
そんななかでもリーグ戦は3連勝中。システムはいつも通りの4-4-2で、天皇杯では町田浩樹選手と常本佳吾選手とエヴェラウド選手以外の8選手を変更するなど大幅なターンオーバーも実施しているため、前節・徳島戦を3-0で勝ったメンバーそのままで来るのではないかと予想しています。
4月24日の前回対戦ではディフェンスライン裏に抜け出した古橋亨梧選手がシュートを決め神戸が先制し、三竿健斗選手からのパスを受けた上田綺世選手がボックス内でシュートを放ち、DFに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれ鹿島が同点に追いつき1-1の引き分けに終わりました。
お互いに奪ってから一瞬の隙を突く形で得点を奪っています。そういう切り替えの部分で勝敗が分かれるということはよくありますが、その前に両チームがどういう狙いを持って戦いに臨んでいるのか。前回対戦は4か月も前のことなので、直近の試合から紐解ける両チームの戦いをお伝えできればと思っています。
神戸の自陣からの攻撃vs鹿島の敵陣での守備

神戸が自陣でボールを保持している際のマッチアップ【図1】
神戸の現在のシステムでは、2トップの相手に対しては、サンペール選手が下りて2センターバックとアンカーで3対2の状況を作り、前進していくということをやっています。今節予想している山口選手ならばこれは普通にこなせるはずで、そのアンカーの立ち位置というのがポイントのひとつ目です。
次に、相手のプレスを掻い潜っていく際に足下につけるか、裏のスペースを使っていくのかという判断がもうひとつのポイントです。神戸には山口選手、イニエスタ選手をはじめ、郷家友太選手、中坂選手、若しくは井上潮音選手など技術の高い選手たちがいます。シンプルにその中盤の選手たちに預けてもボールを握ることはできますが、ずっと続けていては、前回対戦の時もそうでしたし、前節の柏戦でもありましたが、奪われてカウンターから失点するというシーンも多々あります。
当然、ボールの失い方というのは気を付けているでしょうが、足下一辺倒になってしまうと相手からも狙われるので、裏の使い方とのバランスが必要になります。
一方の鹿島は、意図的にどこまでやっているのかを把握するのは難しいのですが、時間が経つにつれてプレス強度が上がるという印象がある。ゲーム序盤はどちらかというと様子を見ることが多く、2トップも前にプレッシャーには行かないことが多いのですが、相手の出方が分かってくるとどんどんプレッシャーをかける。前節の徳島戦では途中からエヴェラウド選手が猛スピードでGKへプレッシャーをかけていました。そういう状況を見ながらプレス強度を変えられるのが鹿島の特長でもあると思います。
ただ、プレスを仕掛ける側からすれば、神戸の中盤4人はそれに対応するだけの技術がある。特にイニエスタ選手にセンター付近で前を向かれてしまうと、簡単にスルーパスを通されてしまう。そのため当然マークは厳しくします。
中盤が一度引いて、ハーフラインよりも自陣寄りに構えるような形をとれば、2トップも下げて、4バックも下げて、簡単に裏を取らせないようなスタンスをとることもできます。
ただ、鹿島の戦いぶりからすると、どちらかと言えば相手の中盤の選手たちに簡単に前を向かせないようにプレスに行くと思われます。中盤で相手に前に向かせない形を作れれば、鹿島の一番やりたい高い位置で奪っていち早くゴールに迫るという形ができる。徳島戦の2点目などもその形からでした。
鹿島の中盤の4人、三竿選手、和泉竜司選手、レオ・シルバ選手、土居聖真選手は、中盤のラインをどの高さで設定するのか、注目してみるのが面白いのではないかと思います。
またシステムのかみ合わせ上、鹿島のサイドバックは誰を見るのかという問題も出てきます。【図1】のように、キレイに誰もいないというケースは少ないかもしれませんが、システム上周囲に誰も見る人がいないということがあり得る。
例えば、ボールを持っている菊池流帆選手にエヴェラウド選手が行き、酒井選手を和泉選手が見ると、永戸勝也選手が見る相手がいなくなります。
その際にサイドバックは押し上げるのか、それともディフェンスライン背後のカバーとしてサポート役をするのか。どちらにせよ、人が余ってしまう問題が出てきます。神戸の方が数的優位をいたるところで作りやすくなる。それに対してどう対処していくのか、映像で確認できるかどうかは分かりませんが、サイドバックの役割が見えれば面白い視点になるでしょう。
同様に神戸側のサイドバックも注目です。神戸がこのシステムになってからは、毎回ではありませんが、酒井選手や初瀬亮選手、特に酒井選手が偽サイドバックのように中に入ってボールをピックアップすることもやり始めています。柏戦では顕著でしたが、相手が5-3-2で守っていたので、3のインサイドハーフにバチッとみられていて、あまり効果が無かったのですが、4-4-2の相手には困らせることもできるかもしれません。
神戸の敵陣での攻撃vs鹿島の自陣での守備

神戸が敵陣でボールを保持している際のマッチアップ【図2】
普遍的なテーマですが、中央から行くのか、サイドを使うのかというのが神戸がまず考える攻撃の仕方です。
特に神戸はシステム上、中央に人が集まりやすい。ダイヤモンドを形成して2トップがいるので、6人を中央のスペースにかけられる。狭いところでもターンできるような選手がいて、スルーパスに反応できる選手もいて、さらに中央に集めさせておいてサイドバックが上がってきてサイドの深い位置からのクロスや、1対1のドリブル突破などでゴールを決める。最近だとG大阪戦2点目のシーンがそうでした。左で作って、逆サイドにサンペール選手が出して、酒井選手が1対1を仕掛けて田中選手が決めました。
そういう中央突破ばかりでも、サイド一辺倒でもない神戸は、どちらの攻撃を選択するのかが注目点です。
サイド攻撃で幅をとる際に、インサイドハーフが流れてくるのか、2トップの一角が出ることもできるし、サイドバックが後ろから上がってくることもできる。誰がこのサイドのスペースに出て来るのかが次のポイントになります。
鹿島もサイドバックの裏を当然警戒しているので、シンプルに使うという形にはならず、いかに上手く使えるか、状況によってどう使い分けるかが重要です。
サイドを攻略した先では、ボックス内に空中戦に強い選手、衛星的に動ける選手、後ろから飛び出せる選手、ミドルシュートも打てる選手とバリエーションも豊富です。
前回対戦のゴールシーンのように、古橋選手の存在が大きな武器でしたが、彼はもういない。新加入選手もまだ使えないので、ドウグラス選手、田中選手の特長を活かすためにも、中央突破よりはサイドを使った攻撃で対応するのではないかなと予想します。
鹿島に関しては、敵陣と同様にサイドバックが余ってしまう問題や、山口選手が下りてきて2対3を作られたりと、随所で数的不利の状況が生まれます。
【図2】の赤で囲まれたエリアでは、下がってきた荒木遼太郎選手を入れてもダブルボランチと両サイドハーフの5人に対して、神戸は2トップを入れて6人います。センターバックのどちらかが出て行けば同数にはできますが、ディフェンスラインを空けることはしないでしょう。
大きくみればどこかしら数的不利になることがシステム上あり得ます。鹿島は相手に合わせてシステムを変えるということで対応するのではなく、ボールホルダーに自由を与えないようにガンガン行くことで対処できるチーム。そのため、数的不利のところをどうカバーするかという駆け引きが見どころのひとつです。
キレイに4-4-2、4-4-1-1と陣形を整えてボールホルダーへアプローチに行けている時には、そんなに大崩れすることはありません。ボールに対する強度も高く、ボールを奪いきることもできる選手たちが揃っている。事実ここ最近の鹿島は失点数も少ないですし、失点場面もカウンターやセットプレーが大半です。
ですので、いち早くこの形に戻して守備ができるかどうか。これが出来ているうちは、いくら神戸が技術力の高い選手を揃えていても簡単には崩せないでしょう。
逆に、鹿島が敵陣で攻撃していた際に失ってカウンターを食らう、自陣でのビルドアップを引っ掛けられて攻められるなど、組織が整わない状況に持ち込めれば神戸にチャンスが出てくるでしょう。その攻防がもうひとつの見どころです。
鹿島の自陣からの攻撃vs神戸の敵陣での守備

鹿島が自陣でボールを保持している際のマッチアップ【図3】
神戸が4-4-2のダイヤモンド型のなかで敵陣でプレッシャーをかける場合、システム上、鹿島のダブルボランチに対してトップ下のイニエスタ選手が1枚でどう見るのかというのが最初の注目点です。
イニエスタ選手がダブルボランチの一方を見たら、空いている方をインサイドハーフの選手が見れば良いのですが、周囲の動きを見ながら適切な判断が下せるか。個人の判断力に委ねられる場面も出てくると思います。
ダブルボランチ対トップ下では数的不利ですが、もう少し広範囲で考えれば中央は神戸の方が3対2の数的優位を作れる状況でもあります。有利な状況が作れる一方で当然不利な部分も出てきます。それがサイドです。
神戸のサイドバック、初瀬選手と酒井選手は普通ならばサイドハーフを見ますが、鹿島のサイドハーフは中に入っていくことがよくあります。そこへ鹿島のサイドバックの選手が高い位置を取りにくる。サイドハーフが中に入る動きにどこまで付いていくのか、サイドバックの上がりをどこまで見るのか、神戸のサイドバックにも自分のマーカーとポジショニングの判断、決断力が特に敵陣内での守備で問われるケースが増えそうです。
鹿島の自陣でのビルドアップの特長として、最近やっている面白い策としては、2センターバックとダブルボランチを残して他の選手たちを一斉に前に上げるという非常に攻撃的なスタイルをとっています。
中央の4人で前線にいち早くボールを送るためにポジションを取って、受けたら前へ出て行くということをどんどんやってくる。
受け皿として、ふたりのサイドハーフが中に入ってきて、2トップが縦割れして、荒木選手がサポートで下りることもする。そこで6人を前に行かせて、後ろから前へボールをつける。いけるなら真ん中からどんどんスルーパスも通してくる。試合中にボール配球でハメられることがあれば、低い位置で無理して繋ぐことなく、ロングボールも使うチーム。
試合の流れのなかでも、頻繁に上げている両サイドバックをどこまで高い位置に上げるのかがひとつ目のポイントです。
荒木選手が気を利かせて、空いているスペースやもらえる位置に顔を出して、ボランチを手助けする動きを効果的に行なっています。しかし、徳島戦ではマークもゆるくて自由にボールを受けられて大活躍していた荒木選手ですが、今回は相手がもし山口選手ならば、厳しく来られることは自分でも分かっていると思います。そのため、下りることを敢えてしないという判断もあります。山口選手に前で守備をさせないように、ピン止めするために、敢えて立ち止まる。相手の技量を踏まえた上で、どういう立ち位置をとって、そこからの動き出しを行なうか、その駆け引きが注目のもう一点です。
鹿島の敵陣での攻撃vs神戸の自陣での守備

鹿島が敵陣でボールを保持している際のマッチアップ【図4】
神戸は自陣の攻撃の際にもあったように、相手のサイドバックが空きます。4-3-1-2の形で守っていると、鹿島のサイドバックにはボールが出てからアプローチをせざるを得ない。それはインサイドハーフの役割になります。そのため、神戸はセンターハーフの3枚がいち早くスライドして、真ん中にスペースを作らせない守備をしなければならず、そこがひとつ目のポイントです。
鹿島はその中央からの攻撃も得意で、エヴェラウド選手や上田選手はボールもキープでき、裏抜けもできる、シュート力もある選手たちです。
神戸の最終ラインとしては、そんな相手フォワードに対して、背走しながら対応するのは非常に難しいので、もしかするとラインを少し下げた状態で対応する可能性もあるのかなと思います。理由としては、神戸の失点シーンが裏をシンプルに使われる形からが多いということもあります。
天皇杯の名古屋戦もハーフライン付近から柿谷に裏に出されて、少しカウンターのような形でしたが中央レーンを突破され失点しており、その微調整というのはチームとしても必ずやっているはずです。そのため、もう一つの見どころは最終ラインの高さと裏への対応が挙げられます。
鹿島の攻撃としては自分たちのやり方を貫くでしょう。ボールを繋ぎ倒すのではなく、サイドを使いながらも、どうやったらゴールに最短距離で行けるかということを実現するスタイルです。いち早くボックス内に入るやり方を見つけて、バックパスしてやり直すのではなく、行けるならどんどん前へ行く。ボールを持ったら積極的に前につける。ボランチを含めて運動量も非常に多く、逆サイドのサイドハーフも大外に張っているのではなく、ボックス内に侵入していく。
その際の起点が注目ポイントです。システム的なマッチアップでサイドバックが浮きやすく、比較的容易に高い位置で起点を作れます。永戸選手や常本選手が縦に仕掛けてクロスということもできるでしょうし、彼らを起点にしながら攻撃を作れるかどうか。
ひとつ工夫するとすれば、ワザと時間を使って、相手のインサイドハーフを引っ張り出して、【図4】のような形で最短距離を狙うのではないでしょうか。
この両チームはサッカー的に一番難しいとされている中央突破を平気でやろうとしますし、それをできるだけのチーム力がある。そのことは、お互いスカウティングで当然分かっている部分でもあります。そのため対応を強める可能性があります。そうした時に、起こりやすいのがファウルです。
鹿島は得点の約半数がセットプレーから。FKもそうですし、サイドを深く抉ってCKというのもあるでしょうし、4つの局面だけでない、セットプレーの局面も出てきます。
鹿島のストロングポイントのひとつとして、中央突破ができるということが一つと、それを見せたなかで、相手が厳しく出てきた時に、FKやCKでも点が取れるというのが鹿島です。そんなセットプレーの強みが出るケースも間違いなくあるでしょう。
得点源だった古橋選手がいなくなった神戸ですが、大迫選手、武藤選手、ボージャン選手と新戦力も獲得し話題となっています。三浦監督は新戦力について「彼らをどう生かそうか。組み合わせをどうしようか考えないといけない」と語っていたように、選手の特性をいかしたシステムや戦術を考える監督だと思われます。
古橋選手があれだけ得点出来ていたのは本人の力もありますが、三浦監督がサイドハーフで使っている時もあったように、試行錯誤の末に上手くハメたという部分もある。今季の神戸はイニエスタ選手が不在時にはオーソドックスな4-4-2を使ったり、イニエスタ選手復帰時のルヴァンカップ・浦和戦の1戦目では5-4-1を採用したり、今のダイヤモンド型の4-4-2までいろんな変遷をたどってきています。
今後は新戦力を加えて、例えば4-2-1-3で新戦力3人の3トップにイニエスタ選手を組み込むこともやるかもしれません。そんな転換期を迎える直前の試合で、ここまで結果の出ていた形でやろうと思うのではないかと予想しました。
相手の狙いを消し切って、自分たちの良さを出し切って勝点を取れるかという、J1の上位チーム同士の真っ向勝負になりそうですね。

Jリーグ優勝クラブで活動していたアナリストの第一任者杉崎健氏。Twitter(https://twitter.com/suzakken)やオンラインサロン(https://community.camp-fire.jp/projects/view/356767)などでも活動中。
【著者プロフィール】
杉崎健(すぎざき・けん)/1983年6月9日、東京都生まれ。Jリーグの各クラブで分析を担当。2017年から2020年までは、横浜F・マリノスで、アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として、チームや対戦相手を分析するアナリストを務め、2019年にクラブの15年ぶりとなるJ1リーグ制覇にも大きく貢献。現在は「日本代表のW杯優勝をサポートする」という目標を定め、プロのサッカーアナリストとして活躍している。Twitterやオンラインサロンなどでも活動中。
◇主な来歴
ヴィッセル神戸:分析担当(2014~15年)
ベガルタ仙台:分析担当(2016年)
横浜F・マリノス:アナリスト(2017年~20年)
◇主な実績
2017年:天皇杯・準優勝
2018年:ルヴァンカップ・準優勝
2019年:J1リーグ優勝
相馬監督・上田綺世、オンライン会見
神戸戦に向けてオンライン取材に応じた相馬監督と上田綺世である。
相馬監督は、「対戦相手の意味で言うと、それを上回ることしか考えていない。自分が選手だった時の感覚で言えば、そういう選手とやれるのはある意味、喜びでもある。選手である以上、上回ってやる気概が出てこなければいけない。もし、出てくることがあれば、気概、思いを選手たちが見せてほしい」と選手目線で強い相手と対戦する気持ちの高揚を表現する。
相手以上の力を出して勝利を掴もうではないか。
そして綺世は、「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要がありますし、ここでひと踏ん張りして、順位をキープすること。上位を目指すには一つひとつ積み重ねることが大事で、連勝とかいろいろありますが、目の前の一戦に向かって準備していく必要があると思います」とチーム事情を口にする。
この順位を維持し、ACL圏内に食い込むには負けられぬ6ポイントゲームであることを強く意識しておる。
また東京五輪について問われ、「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり、背負うものは、日本代表と負けず劣らずあります。そういったものを、これからのプレーや体で表現して、それが結果という形で表われれば、よりいいと思います。点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝利を多くもぎ取りたいです」とクラブでの重要性を語る。
臙脂のユニフォームに袖を通す意味と意義をよくわかっておる。
力を発揮し、勝利をもたらす選手であれ。
チーム一丸である。

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東京五輪を経た上田綺世、アントラーズで闘う矜持を語る「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり――」
「自分が感じたことを、これから形にしていくのが重要に」
[J1 25節] 神戸 – 鹿島/2021年8月21日18:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグ鹿島アントラーズの東京オリンピック日本代表FW上田綺世が8月20日、オンラインによる取材に応じて、翌日の神戸戦への抱負、そして東京五輪の活動を経ての思いなど質問に答えた。
公式戦4連勝、リーグ戦3連勝にある鹿島にとって、この勝点41で並ぶ上位対決(鹿島3位、神戸5位)で勝点3を掴みたいところ。ACL出場権の獲得とさらに上を目指すために重要な“6ポイントマッチ”になる。
「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要がありますし、ここでひと踏ん張りして、順位をキープすること。上位を目指すには一つひとつ積み重ねることが大事で、連勝とかいろいろありますが、目の前の一戦に向かって準備していく必要があると思います」
4月のリーグ戦のホームゲームは1-1で引き分け、上田は64分に同点ゴールを決めている(先制点は、セルティックFCに移籍した古橋亨梧)。それだけに今回も上田の一撃が期待される。
「自分の出場時間がどれぐらいになるかは分かりませんが、特長を前面に出したいです。ピッチは雨の影響もおそらくありますが、神戸のスタジアムはちょっと滑りやすいので、そこは試合に影響してくると思います。それにマッチアップする選手や僕自身の状態も前回とはまた異なり、そこでどのように崩していくか。見たり感じたりしながら、自分なりに調整していきたいです」
今回、東京五輪を終えてから最初の取材対応となった。
鹿島に戻っての気持ちを聞かれた上田は少し考えて、こう語った。
「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり、背負うものは、日本代表と負けず劣らずあります。そういったものを、これからのプレーや体で表現して、それが結果という形で表われれば、よりいいと思います。点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝利を多くもぎ取りたいです」
また、代表チームに行ったから、五輪に出たから、突然いいプレーができるわけではない。むしろ、試行錯誤の幅は広まるかもしれない。そして、その変化はむしろ自分自身でさえも分からないとも言う。
「自分が感じたことを、これから形にしていくのが重要だと思っています。その“感じたもの”はいざプレーしなければ分からないことでもあります。もっと高めないといけない、五輪で感じた物足りなさをピンポイントで口にするのは難しくて、それは今後プレーしていく以上、常に感じていく部分でもあります。意識しながら、それを感覚に落とし込んで擦り合わせていくのが大事だと思っています」
鹿島を勝たせる、自分の力で。その一点に思いは集約される。22歳のストライカー上田のリーグ再開後、初ゴールなるか――。
[文:サカノワ編集グループ]
【鹿島】「上位に食い込むには、また勝つ必要がある」。上田綺世はさらなる高みへ勝ち点3獲得を目指す
サ
2021-08-20
サッカーマガジン編集部
8月20日、鹿島アントラーズの上田綺世が練習後のオンライン取材に応じた。チームは18日に敵地での天皇杯ラウンド16でV・ファーレン長崎に逆転勝ちし、公式戦4連勝を挙げた。次はまたも中2日の強行軍でJ1第25節、ヴィッセル神戸とのアウェー戦に臨む。
「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もある」
8月18日の天皇杯ラウンド16長崎戦から9月1日のルヴァンカップ準々決勝名古屋戦まで続く、中2日、3日でのアウェー連戦の真っただ中。雨中のトランスコスモススタジアム長崎で長崎に競り勝ってから3日後の21日、次はノエビアスタジアム神戸でのJ1リーグ第25節神戸戦に臨む。「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要があります。上位を目指す上で一つひとつ勝ちを積み重ねることが大事。目の前の一戦に向けて準備していく必要があると思っています」と、上田綺世は勝ち点3獲得を狙う。
鹿島を最前線でけん引するストライカーは、「出場時間がどのくらいになるかは分からないけれど」と前置きしつつ、神戸戦では「自分の特長を前面に出せたらいい」と話す。4月にカシマスタジアムで行なわれた前回対戦では試合中に腕を負傷しながらも気迫の同点ゴールを決めてチームに勝ち点をもたらし、昨季はノエビアスタジアム神戸で勝利を呼ぶ先制点を挙げている。「試合の状況や、マッチアップする相手の選手、僕の状態に関しても前回とは違うので、同じようにはいかないと思うけれど、どうやって(相手の守備を)崩していくかというのは、(試合中に相手を)見たり、感じたりしながら、自分なりに調整していけたらいいと思います」と、次戦もゴールへ向かって突き進む。
「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もある。鹿島のユニフォームを着ることで背負うものは、日本代表にも負けず劣らずだと思うので、そういった思いを僕のプレーで表現できたらいいと思います。それが結果という形になればもっといいので、やはり点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝ちというものを多くもぎ取れたらいいです」
神戸撃破に向け、深紅の18番が静かに闘志を燃やしている。
鹿島FW上田綺世「全部盗みたい」神戸加入の大迫勇也を尊敬、21日試合
[2021年8月20日18時38分]
東京五輪代表の鹿島アントラーズFW上田綺世(22)が20日、21日のアウェー神戸戦に向けオンラインで取材に応じた。鹿島は18日に天皇杯でアウェーで長崎戦を行い、鹿島には戻らず遠征を続けて神戸に向かっている。
対戦する神戸は今夏に、W杯ロシア大会日本代表のFW大迫勇也、武藤嘉紀が加入。上田は大迫を尊敬しており、A代表とU-24代表の強化試合でも、大迫の一挙手一投足を観察していたほど。大迫が鹿島戦に出場するかは不透明だが、所属する神戸との対戦に「明日は対戦相手。鹿島が勝つために、ということを僕は表現したいと思っている」と話す。その上で「盗めるところは全部盗みたい。日本でトップトップのFWの選手だと思いますし、体の使い方だったり、世界でも、かなり高いレベルにある。盗める限界はありますが、自分なりに自分の体でできる範囲で落とし込んで、学べるところは学びたい」と尊敬の念を口にした。
鹿島は現在、3連勝中。勝ち点41で並ぶ神戸との戦いに「上位に食い込むには勝つ必要がある。ここで、もう一踏ん張りして順位をキープすること、上位を目指す上で、1つ1つ勝利を積み重ねることが大事」と意欲を見せる。鹿島のユニホームを着ることに「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もあるし、背負うものは日本代表に負けず劣らずある」と重みを口にし「僕のプレー、体で表現できたら。それが結果の形になればもっといい。点を取ることにこだわりながら、チームとしての勝利を多くもぎとりたい」と鹿島のFWの責任を全うする覚悟だ。
鹿島・綺世が成長誓う 五輪で「自分に物足りなさを感じた」
[ 2021年8月21日 05:30 ]
鹿島のエースFW上田がさらなる成長を誓った。東京五輪後初めてオンライン取材に対応。五輪は全6試合に出場も無得点に終わり「自分に物足りなさを感じた」と振り返った。
今季2度目の4連勝が懸かる21日のアウェー神戸戦に向け「ヘディング一つ勝てるか、体を張れるかもそう。もっと高めていかないといけない」と力を込めた。
鹿島相馬監督“注目”大きい神戸戦へ「上回る気概、思いを見せてほしい」
[2021年8月20日19時28分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)が20日、21日のヴィッセル神戸戦に向けオンライン取材に応じた。神戸は今夏、W杯ロシア大会に出場したFW大迫勇也、武藤嘉紀と、元スペイン代表のFWクルキッチが加入。MFイニエスタ、山口蛍、DF酒井高徳とW杯出場選手がそろう。日本代表の森保一監督も、海外で経験を積んだ選手のJリーグ復帰に、相乗効果を期待している。相馬監督も「いろんな意味で注目してもらえると思いますし、実際にイニエスタ選手のような選手がプレーしている。世界からも注目される。みんな知ってる選手が来て注目してもらえるのは大きいし、欧州の基準を見せてもらう部分も大きい」と話した。
ただ、21日は対戦相手でもある。大迫、武藤が出場するかは不透明だが「対戦相手の意味で言うと、それを上回ることしか考えていない。自分が選手だった時の感覚で言えば、そういう選手とやれるのはある意味、喜びでもある。選手である以上、上回ってやる気概が出てこなければいけない。もし、出てくることがあれば、気概、思いを選手たちが見せてほしい」と選手の奮闘に期待した。
現在、鹿島は3連勝で3位に順位を上げている。神戸も勝ち点41で並ぶ相手だ。19日の天皇杯・V・ファーレン長崎戦から中2日。指揮官は「どの試合も大事なことに変わりはない。神戸からアウェーで連戦が続いていく。チーム全体で、しっかり力を発揮できるようにしたい」と話した。
相馬監督は、「対戦相手の意味で言うと、それを上回ることしか考えていない。自分が選手だった時の感覚で言えば、そういう選手とやれるのはある意味、喜びでもある。選手である以上、上回ってやる気概が出てこなければいけない。もし、出てくることがあれば、気概、思いを選手たちが見せてほしい」と選手目線で強い相手と対戦する気持ちの高揚を表現する。
相手以上の力を出して勝利を掴もうではないか。
そして綺世は、「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要がありますし、ここでひと踏ん張りして、順位をキープすること。上位を目指すには一つひとつ積み重ねることが大事で、連勝とかいろいろありますが、目の前の一戦に向かって準備していく必要があると思います」とチーム事情を口にする。
この順位を維持し、ACL圏内に食い込むには負けられぬ6ポイントゲームであることを強く意識しておる。
また東京五輪について問われ、「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり、背負うものは、日本代表と負けず劣らずあります。そういったものを、これからのプレーや体で表現して、それが結果という形で表われれば、よりいいと思います。点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝利を多くもぎ取りたいです」とクラブでの重要性を語る。
臙脂のユニフォームに袖を通す意味と意義をよくわかっておる。
力を発揮し、勝利をもたらす選手であれ。
チーム一丸である。

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東京五輪を経た上田綺世、アントラーズで闘う矜持を語る「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり――」
「自分が感じたことを、これから形にしていくのが重要に」
[J1 25節] 神戸 – 鹿島/2021年8月21日18:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグ鹿島アントラーズの東京オリンピック日本代表FW上田綺世が8月20日、オンラインによる取材に応じて、翌日の神戸戦への抱負、そして東京五輪の活動を経ての思いなど質問に答えた。
公式戦4連勝、リーグ戦3連勝にある鹿島にとって、この勝点41で並ぶ上位対決(鹿島3位、神戸5位)で勝点3を掴みたいところ。ACL出場権の獲得とさらに上を目指すために重要な“6ポイントマッチ”になる。
「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要がありますし、ここでひと踏ん張りして、順位をキープすること。上位を目指すには一つひとつ積み重ねることが大事で、連勝とかいろいろありますが、目の前の一戦に向かって準備していく必要があると思います」
4月のリーグ戦のホームゲームは1-1で引き分け、上田は64分に同点ゴールを決めている(先制点は、セルティックFCに移籍した古橋亨梧)。それだけに今回も上田の一撃が期待される。
「自分の出場時間がどれぐらいになるかは分かりませんが、特長を前面に出したいです。ピッチは雨の影響もおそらくありますが、神戸のスタジアムはちょっと滑りやすいので、そこは試合に影響してくると思います。それにマッチアップする選手や僕自身の状態も前回とはまた異なり、そこでどのように崩していくか。見たり感じたりしながら、自分なりに調整していきたいです」
今回、東京五輪を終えてから最初の取材対応となった。
鹿島に戻っての気持ちを聞かれた上田は少し考えて、こう語った。
「鹿島のユニフォームを着るということは、サポーターの想いがあり、チームの歴史があり、背負うものは、日本代表と負けず劣らずあります。そういったものを、これからのプレーや体で表現して、それが結果という形で表われれば、よりいいと思います。点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝利を多くもぎ取りたいです」
また、代表チームに行ったから、五輪に出たから、突然いいプレーができるわけではない。むしろ、試行錯誤の幅は広まるかもしれない。そして、その変化はむしろ自分自身でさえも分からないとも言う。
「自分が感じたことを、これから形にしていくのが重要だと思っています。その“感じたもの”はいざプレーしなければ分からないことでもあります。もっと高めないといけない、五輪で感じた物足りなさをピンポイントで口にするのは難しくて、それは今後プレーしていく以上、常に感じていく部分でもあります。意識しながら、それを感覚に落とし込んで擦り合わせていくのが大事だと思っています」
鹿島を勝たせる、自分の力で。その一点に思いは集約される。22歳のストライカー上田のリーグ再開後、初ゴールなるか――。
[文:サカノワ編集グループ]
【鹿島】「上位に食い込むには、また勝つ必要がある」。上田綺世はさらなる高みへ勝ち点3獲得を目指す
サ
2021-08-20
サッカーマガジン編集部
8月20日、鹿島アントラーズの上田綺世が練習後のオンライン取材に応じた。チームは18日に敵地での天皇杯ラウンド16でV・ファーレン長崎に逆転勝ちし、公式戦4連勝を挙げた。次はまたも中2日の強行軍でJ1第25節、ヴィッセル神戸とのアウェー戦に臨む。
「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もある」
8月18日の天皇杯ラウンド16長崎戦から9月1日のルヴァンカップ準々決勝名古屋戦まで続く、中2日、3日でのアウェー連戦の真っただ中。雨中のトランスコスモススタジアム長崎で長崎に競り勝ってから3日後の21日、次はノエビアスタジアム神戸でのJ1リーグ第25節神戸戦に臨む。「リーグ戦で上位に食い込むには、また勝つ必要があります。上位を目指す上で一つひとつ勝ちを積み重ねることが大事。目の前の一戦に向けて準備していく必要があると思っています」と、上田綺世は勝ち点3獲得を狙う。
鹿島を最前線でけん引するストライカーは、「出場時間がどのくらいになるかは分からないけれど」と前置きしつつ、神戸戦では「自分の特長を前面に出せたらいい」と話す。4月にカシマスタジアムで行なわれた前回対戦では試合中に腕を負傷しながらも気迫の同点ゴールを決めてチームに勝ち点をもたらし、昨季はノエビアスタジアム神戸で勝利を呼ぶ先制点を挙げている。「試合の状況や、マッチアップする相手の選手、僕の状態に関しても前回とは違うので、同じようにはいかないと思うけれど、どうやって(相手の守備を)崩していくかというのは、(試合中に相手を)見たり、感じたりしながら、自分なりに調整していけたらいいと思います」と、次戦もゴールへ向かって突き進む。
「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もある。鹿島のユニフォームを着ることで背負うものは、日本代表にも負けず劣らずだと思うので、そういった思いを僕のプレーで表現できたらいいと思います。それが結果という形になればもっといいので、やはり点を取ることにこだわりながら、チームとしての結果、勝ちというものを多くもぎ取れたらいいです」
神戸撃破に向け、深紅の18番が静かに闘志を燃やしている。
鹿島FW上田綺世「全部盗みたい」神戸加入の大迫勇也を尊敬、21日試合
[2021年8月20日18時38分]
東京五輪代表の鹿島アントラーズFW上田綺世(22)が20日、21日のアウェー神戸戦に向けオンラインで取材に応じた。鹿島は18日に天皇杯でアウェーで長崎戦を行い、鹿島には戻らず遠征を続けて神戸に向かっている。
対戦する神戸は今夏に、W杯ロシア大会日本代表のFW大迫勇也、武藤嘉紀が加入。上田は大迫を尊敬しており、A代表とU-24代表の強化試合でも、大迫の一挙手一投足を観察していたほど。大迫が鹿島戦に出場するかは不透明だが、所属する神戸との対戦に「明日は対戦相手。鹿島が勝つために、ということを僕は表現したいと思っている」と話す。その上で「盗めるところは全部盗みたい。日本でトップトップのFWの選手だと思いますし、体の使い方だったり、世界でも、かなり高いレベルにある。盗める限界はありますが、自分なりに自分の体でできる範囲で落とし込んで、学べるところは学びたい」と尊敬の念を口にした。
鹿島は現在、3連勝中。勝ち点41で並ぶ神戸との戦いに「上位に食い込むには勝つ必要がある。ここで、もう一踏ん張りして順位をキープすること、上位を目指す上で、1つ1つ勝利を積み重ねることが大事」と意欲を見せる。鹿島のユニホームを着ることに「サポーターの思いもあるし、チームの歴史もあるし、背負うものは日本代表に負けず劣らずある」と重みを口にし「僕のプレー、体で表現できたら。それが結果の形になればもっといい。点を取ることにこだわりながら、チームとしての勝利を多くもぎとりたい」と鹿島のFWの責任を全うする覚悟だ。
鹿島・綺世が成長誓う 五輪で「自分に物足りなさを感じた」
[ 2021年8月21日 05:30 ]
鹿島のエースFW上田がさらなる成長を誓った。東京五輪後初めてオンライン取材に対応。五輪は全6試合に出場も無得点に終わり「自分に物足りなさを感じた」と振り返った。
今季2度目の4連勝が懸かる21日のアウェー神戸戦に向け「ヘディング一つ勝てるか、体を張れるかもそう。もっと高めていかないといけない」と力を込めた。
鹿島相馬監督“注目”大きい神戸戦へ「上回る気概、思いを見せてほしい」
[2021年8月20日19時28分]
鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)が20日、21日のヴィッセル神戸戦に向けオンライン取材に応じた。神戸は今夏、W杯ロシア大会に出場したFW大迫勇也、武藤嘉紀と、元スペイン代表のFWクルキッチが加入。MFイニエスタ、山口蛍、DF酒井高徳とW杯出場選手がそろう。日本代表の森保一監督も、海外で経験を積んだ選手のJリーグ復帰に、相乗効果を期待している。相馬監督も「いろんな意味で注目してもらえると思いますし、実際にイニエスタ選手のような選手がプレーしている。世界からも注目される。みんな知ってる選手が来て注目してもらえるのは大きいし、欧州の基準を見せてもらう部分も大きい」と話した。
ただ、21日は対戦相手でもある。大迫、武藤が出場するかは不透明だが「対戦相手の意味で言うと、それを上回ることしか考えていない。自分が選手だった時の感覚で言えば、そういう選手とやれるのはある意味、喜びでもある。選手である以上、上回ってやる気概が出てこなければいけない。もし、出てくることがあれば、気概、思いを選手たちが見せてほしい」と選手の奮闘に期待した。
現在、鹿島は3連勝で3位に順位を上げている。神戸も勝ち点41で並ぶ相手だ。19日の天皇杯・V・ファーレン長崎戦から中2日。指揮官は「どの試合も大事なことに変わりはない。神戸からアウェーで連戦が続いていく。チーム全体で、しっかり力を発揮できるようにしたい」と話した。
ディエゴ ピトゥカが今日もピッチで熱い闘志を示す
ディエゴ・ピトゥカをピックアップするFreaks+である。
自身初の海外移籍を果たし、Jリーグのサッカーに馴染むまでが伝えられる。
極東にはブラジルとは異なるサッカーがあった。
それを本人の努力と周囲の協力もあってピトゥカは日本の"サッカー"を理解した。
力を発揮しておることでそれが証明されておる。
チームの主軸として更に活躍してくれよう。
鹿島アントラーズにタイトルをもたらせるべく来日した闘将。
ディエゴ・ピトゥカの躍動に注目である。

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PICK UP PLAYER

今年4月、ディエゴピトゥカは、言葉も文化も異なる日本へやってきた。海外移籍は初めて。さらに、コロナ禍という特殊な状況下での移籍だった。環境への適応には、時間を要することが予想された。
チームへ合流した当初、彼はブラジルと日本の違いを強く感じた。両国のフットボールにおける最大の違いは『プレースピード』だと言う。ブラジルと比べると、日本はかなりスピーディーな試合展開で、「パスを受けるかなり前の段階から、色々なことを想定して準備する必要がある」と話す。来日前にも把握していたことだが、実際にプレーすると感覚の違いはかなり大きく、冗談交じりに「日本ではたまにサッカーではなく、ラグビーをやっているかのような感覚になる」と話すほどだった。
「選手一人ひとりの動きは速いし、激しいボディコンタクトが多い。『もう少し冷静にプレーしてもいいのでは?』と感じるときもあるくらい。日本人選手を中心にJリーグのテクニックレベルが高いだけに、なおさらそう思うことがある」

そんなスタイルの違いを感じながらも、ピトゥカは適応をする努力を懸命に続けた。練習中は通訳を介して、積極的にコミュニケーションを取り、試合中は「身振り手振りのジェスチャーを交え、『ここにパスが欲しい』、『こう動いてもらいたい』と意見交換した」。そして、日々のトレーニングから「素早いプレッシングにも対応できるよう、判断スピードを上げたい」と、プレーの改善に意欲的に取り組み、試行錯誤を欠かさなかった。
また、彼のピッチ外での振る舞いも適応を早める要因となった。普段は物静かで落ち着いた印象を受けるが、情に厚い人柄であることはチームメートの中でも評判だ。同胞のアルトゥール カイキの誕生日には、前日から小麦粉と卵を自ら用意し、サプライズでカイキを祝福。本人はチームメートとの関係性についてこう語る。
「個人的には、プロのチームが長いシーズンを戦うにあたり、一人の選手がチームのなかで不可欠な存在になってはいけないと思っている。さらにいえば、ピッチに立つ11人だけでなく、在籍している選手全員が大切なメンバーであり、食堂のスタッフなど裏方で選手を支えてくれる人たちの存在も欠かせない。チームが一体となり、文字通りファミリーとして活動するためにも、僕はよりアントラーズのこと、大切なチームメートやスタッフたちへの理解を深めていきたいと考えている」

こうして仲間から厚い信頼を得たピトゥカは、日を追うごとに、チームの中でスムーズにプレーできるようになった。また、懸命なトレーニングを続けたことで、コンディションもみるみるうちに向上し、あっという間にチームの中心選手になった。
しかし、本人の求めるレベルはさらに高い位置にある。ここまでの自身のパフォーマンスに全く満足しておらず、「自分自身の感覚としては、まだまだ本調子とはいえない」と話す。そして、「もっと自分らしいプレーが表現できると感じている。日々の練習のなかで、日本のフットボール、日本人の特長を理解しようと継続して取り組んでいるが、この先はもっともっと理解を深めていく必要がある」と語った。
理想をどこまでも追求し、乗り越えることで、成長してきた自負がある。その姿勢は日本でも変えるつもりはない。
「僕は自分に対して、とてもシビアで厳しいタイプ。常に自分のベストなパフォーマンス、あるいは、それ以上のプレーを求めてしまうところがあり、その実現のために、自分の持ち味をトレーニングで磨き続けている」

ただ、プロフットボーラーとして過ごしてきた約10年間で、すべてが理想通りにいかないことも学んできた。「いいこともあれば、嫌なこともたくさん経験した」。フットボールも人生も理想と現実のバランスを取ることが必要である。特に試合中は、自らの理想に固執せずに、いまの自分にできること、つまり、チームの勝利につながるプレーを優先すべきだと心得る。
「試合中、ボールコントロールやパスの精度が理想とかけ離れているときには、ハートでプレーする意識を高めるようにする。体を張ってスライディングしたり、運動量を増やして戦う姿勢を示す。僕自身はフォア・ザ・チームの精神を持って取り組むタイプなので、どのような形であろうとも、チームの勝利に貢献できるプレーを常に模索する」
どんな状況でも、仲間のために、勝利のために、家族のために、献身的に戦い、全力を尽くすことを誓う。それがディエゴピトゥカだ。

「日本で生活するなかで、ファン・サポーターやクラブ関係者をはじめ、アントラーズに関わる多くの人々がブラジルを、そしてブラジル人を愛してくれていることが、言葉がなくても自然に感じられるし、とても伝わってくる。僕らブラジル人選手は、皆さんの気持ちや期待を絶対に裏切るわけにはいかないし、アントラーズのユニフォームに袖を通した者は、その責務を果たす義務があると思う。ここ数シーズンは残念ながら、タイトル獲得から遠ざかっているが、日々熱心にトレーニングへ取り組み、最大限の準備をして、シーズン後半戦に向かっていくつもり。いろいろと制限はあるけれど、この先も選手だけでなく、ファン・サポーターの皆さんも、ともに戦ってほしい」
愛する仲間のため、そしてアントラーズに関わるすべての人々のために。ディエゴ ピトゥカが今日もピッチで熱い闘志を示す。
自身初の海外移籍を果たし、Jリーグのサッカーに馴染むまでが伝えられる。
極東にはブラジルとは異なるサッカーがあった。
それを本人の努力と周囲の協力もあってピトゥカは日本の"サッカー"を理解した。
力を発揮しておることでそれが証明されておる。
チームの主軸として更に活躍してくれよう。
鹿島アントラーズにタイトルをもたらせるべく来日した闘将。
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今年4月、ディエゴピトゥカは、言葉も文化も異なる日本へやってきた。海外移籍は初めて。さらに、コロナ禍という特殊な状況下での移籍だった。環境への適応には、時間を要することが予想された。
チームへ合流した当初、彼はブラジルと日本の違いを強く感じた。両国のフットボールにおける最大の違いは『プレースピード』だと言う。ブラジルと比べると、日本はかなりスピーディーな試合展開で、「パスを受けるかなり前の段階から、色々なことを想定して準備する必要がある」と話す。来日前にも把握していたことだが、実際にプレーすると感覚の違いはかなり大きく、冗談交じりに「日本ではたまにサッカーではなく、ラグビーをやっているかのような感覚になる」と話すほどだった。
「選手一人ひとりの動きは速いし、激しいボディコンタクトが多い。『もう少し冷静にプレーしてもいいのでは?』と感じるときもあるくらい。日本人選手を中心にJリーグのテクニックレベルが高いだけに、なおさらそう思うことがある」

そんなスタイルの違いを感じながらも、ピトゥカは適応をする努力を懸命に続けた。練習中は通訳を介して、積極的にコミュニケーションを取り、試合中は「身振り手振りのジェスチャーを交え、『ここにパスが欲しい』、『こう動いてもらいたい』と意見交換した」。そして、日々のトレーニングから「素早いプレッシングにも対応できるよう、判断スピードを上げたい」と、プレーの改善に意欲的に取り組み、試行錯誤を欠かさなかった。
また、彼のピッチ外での振る舞いも適応を早める要因となった。普段は物静かで落ち着いた印象を受けるが、情に厚い人柄であることはチームメートの中でも評判だ。同胞のアルトゥール カイキの誕生日には、前日から小麦粉と卵を自ら用意し、サプライズでカイキを祝福。本人はチームメートとの関係性についてこう語る。
「個人的には、プロのチームが長いシーズンを戦うにあたり、一人の選手がチームのなかで不可欠な存在になってはいけないと思っている。さらにいえば、ピッチに立つ11人だけでなく、在籍している選手全員が大切なメンバーであり、食堂のスタッフなど裏方で選手を支えてくれる人たちの存在も欠かせない。チームが一体となり、文字通りファミリーとして活動するためにも、僕はよりアントラーズのこと、大切なチームメートやスタッフたちへの理解を深めていきたいと考えている」

こうして仲間から厚い信頼を得たピトゥカは、日を追うごとに、チームの中でスムーズにプレーできるようになった。また、懸命なトレーニングを続けたことで、コンディションもみるみるうちに向上し、あっという間にチームの中心選手になった。
しかし、本人の求めるレベルはさらに高い位置にある。ここまでの自身のパフォーマンスに全く満足しておらず、「自分自身の感覚としては、まだまだ本調子とはいえない」と話す。そして、「もっと自分らしいプレーが表現できると感じている。日々の練習のなかで、日本のフットボール、日本人の特長を理解しようと継続して取り組んでいるが、この先はもっともっと理解を深めていく必要がある」と語った。
理想をどこまでも追求し、乗り越えることで、成長してきた自負がある。その姿勢は日本でも変えるつもりはない。
「僕は自分に対して、とてもシビアで厳しいタイプ。常に自分のベストなパフォーマンス、あるいは、それ以上のプレーを求めてしまうところがあり、その実現のために、自分の持ち味をトレーニングで磨き続けている」

ただ、プロフットボーラーとして過ごしてきた約10年間で、すべてが理想通りにいかないことも学んできた。「いいこともあれば、嫌なこともたくさん経験した」。フットボールも人生も理想と現実のバランスを取ることが必要である。特に試合中は、自らの理想に固執せずに、いまの自分にできること、つまり、チームの勝利につながるプレーを優先すべきだと心得る。
「試合中、ボールコントロールやパスの精度が理想とかけ離れているときには、ハートでプレーする意識を高めるようにする。体を張ってスライディングしたり、運動量を増やして戦う姿勢を示す。僕自身はフォア・ザ・チームの精神を持って取り組むタイプなので、どのような形であろうとも、チームの勝利に貢献できるプレーを常に模索する」
どんな状況でも、仲間のために、勝利のために、家族のために、献身的に戦い、全力を尽くすことを誓う。それがディエゴピトゥカだ。
「日本で生活するなかで、ファン・サポーターやクラブ関係者をはじめ、アントラーズに関わる多くの人々がブラジルを、そしてブラジル人を愛してくれていることが、言葉がなくても自然に感じられるし、とても伝わってくる。僕らブラジル人選手は、皆さんの気持ちや期待を絶対に裏切るわけにはいかないし、アントラーズのユニフォームに袖を通した者は、その責務を果たす義務があると思う。ここ数シーズンは残念ながら、タイトル獲得から遠ざかっているが、日々熱心にトレーニングへ取り組み、最大限の準備をして、シーズン後半戦に向かっていくつもり。いろいろと制限はあるけれど、この先も選手だけでなく、ファン・サポーターの皆さんも、ともに戦ってほしい」
愛する仲間のため、そしてアントラーズに関わるすべての人々のために。ディエゴ ピトゥカが今日もピッチで熱い闘志を示す。
鹿島アントラーズFC、J1人件費ランク第9位
2020年シーズンの人件費ランキングを集計したサカノワである。
鹿島は25億5千万円にて9位に位置づけられた。
Jリーグの平均値を超える程度となっておる。
コロナ渦以前の2019年シーズンが29億3千6百万円から13%ほどの減額を達成しておる。
このあたりに経営手腕が見て取れる。
メルカリ効果であろう。
そしてこの金額にて30億規模の上位陣、そして60億を超える神戸を相手にするには知恵が必要ということもよくわかる。
単に金額の差で負けると言うことは避けたい。
頭脳を駆使し、勝負で勝ちたい。
重要な戦いである。

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【J1人件費ランク】1位神戸、2位名古屋、3位浦和。FC東京が最も増額。総額は16億円以上マイナス
2020シーズン、リーグ制覇の川崎が4位。
Jリーグが7月に発表した「2020年度クラブ経営情報」をもとに、昨シーズンのJ1リーグ・チーム人件費のランキングをまとめた。
コロナ禍の影響がチーム運営に大きな打撃を与えるなか、選手が年俸やオプションの減額などに応じた話も聞かれた。そうしたなかで、ヴィッセル神戸が2年連続でトップの63億9600万円を計上。それでも5億2700万円の減額だが、初のACL(アジアチャンピオンズリーグ)参戦もあり、キャプテンのアンドレス・イニエスタを中心に、あくまでも攻めの姿勢を保って挑んだことが伺える。
2位名古屋グランパス、3位浦和レッズ、4位川崎フロンターレは2019年に続いて同じ順位に。リーグ優勝を果たした川崎はプラス7800万円。そして5位のFC東京は、18チーム中最も多い、2億9800万円の増額に。
合計額は2019年度と比べて16億8800万円のマイナス。18チームトータルで見ると、13位の北海道コンサドーレ札幌1クラブ(16億1400万円)分以上の人件費が減ったことになる。
2020年度のJ1リーグ人件費ランキングは次の通り。
▼J1リーグ 2020年度人件費ランキング
順位 クラブ名 2019年度 →2020年度 増減(単位:100万円)
1 神戸 6,923 6,396 ▲527
2 名古屋 3,973 3,525 ▲448
3 浦和 3,228 3,119 ▲109
4 川崎 2,958 3,036 +78
5 FC東京 2,736 3,034 +298
6 横浜FM 2,684 2,962 +278
7 柏 2,940※ 2,879 ▲61
8 G大阪 2,434 2,721 +287
9 鹿島 2,936 2,550 ▲386
10 広島 1,931 2,040 +109
11 C大阪 2,406 2,020 ▲386
12 清水 1,811 1,729 1,937 +208
13 札幌 1,698 1,614 ▲84
14 鳥栖 2,528 1,389 ▲1,139
15 仙台 1,296 1,246 ▲50
16 大分 860 1,154 +294
17 湘南 1,263 1,121 ▲142
18 横浜FC 916※ 1,010 +92
合計 45,439 43,753 ▲1,688
平均 2,524 2,431
※=J2リーグ
[文:サカノワ編集グループ]
鹿島は25億5千万円にて9位に位置づけられた。
Jリーグの平均値を超える程度となっておる。
コロナ渦以前の2019年シーズンが29億3千6百万円から13%ほどの減額を達成しておる。
このあたりに経営手腕が見て取れる。
メルカリ効果であろう。
そしてこの金額にて30億規模の上位陣、そして60億を超える神戸を相手にするには知恵が必要ということもよくわかる。
単に金額の差で負けると言うことは避けたい。
頭脳を駆使し、勝負で勝ちたい。
重要な戦いである。

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【J1人件費ランク】1位神戸、2位名古屋、3位浦和。FC東京が最も増額。総額は16億円以上マイナス
2020シーズン、リーグ制覇の川崎が4位。
Jリーグが7月に発表した「2020年度クラブ経営情報」をもとに、昨シーズンのJ1リーグ・チーム人件費のランキングをまとめた。
コロナ禍の影響がチーム運営に大きな打撃を与えるなか、選手が年俸やオプションの減額などに応じた話も聞かれた。そうしたなかで、ヴィッセル神戸が2年連続でトップの63億9600万円を計上。それでも5億2700万円の減額だが、初のACL(アジアチャンピオンズリーグ)参戦もあり、キャプテンのアンドレス・イニエスタを中心に、あくまでも攻めの姿勢を保って挑んだことが伺える。
2位名古屋グランパス、3位浦和レッズ、4位川崎フロンターレは2019年に続いて同じ順位に。リーグ優勝を果たした川崎はプラス7800万円。そして5位のFC東京は、18チーム中最も多い、2億9800万円の増額に。
合計額は2019年度と比べて16億8800万円のマイナス。18チームトータルで見ると、13位の北海道コンサドーレ札幌1クラブ(16億1400万円)分以上の人件費が減ったことになる。
2020年度のJ1リーグ人件費ランキングは次の通り。
▼J1リーグ 2020年度人件費ランキング
順位 クラブ名 2019年度 →2020年度 増減(単位:100万円)
1 神戸 6,923 6,396 ▲527
2 名古屋 3,973 3,525 ▲448
3 浦和 3,228 3,119 ▲109
4 川崎 2,958 3,036 +78
5 FC東京 2,736 3,034 +298
6 横浜FM 2,684 2,962 +278
7 柏 2,940※ 2,879 ▲61
8 G大阪 2,434 2,721 +287
9 鹿島 2,936 2,550 ▲386
10 広島 1,931 2,040 +109
11 C大阪 2,406 2,020 ▲386
12 清水 1,811 1,729 1,937 +208
13 札幌 1,698 1,614 ▲84
14 鳥栖 2,528 1,389 ▲1,139
15 仙台 1,296 1,246 ▲50
16 大分 860 1,154 +294
17 湘南 1,263 1,121 ▲142
18 横浜FC 916※ 1,010 +92
合計 45,439 43,753 ▲1,688
平均 2,524 2,431
※=J2リーグ
[文:サカノワ編集グループ]
チーム力を向上させているのはどちらだろうか
「メンバーの入れ替えがあるだろう。それでもチーム力を落とすことなく力を発揮できるかどうか」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
真夏の過密日程の連戦となっておりメンバーを入れ替えて挑むこの試合、神戸に関しては天皇杯を攻撃陣を入れ替えて戦った。
この全戦を元に戻す形となろう。
大迫勇也はまだ合流してないと三浦監督が述べておる。
一方の鹿島は、常本、町田、エヴェラウドの3人が連続スタメンであり、8人を入れ替えて挑み逆転勝利を飾っておる。
となると、SB以外は徳島戦のメンバーになると予想したくなる。
しかしながら、ディエゴ・ピトゥカがこの天皇杯にて逆転弾をアシストするなど復帰戦として良いパフォーマンスを魅せたことにより起用される可能性も秘めておる。
連戦にて読みにくい状況ではある。
そして、公式戦4連勝中と波に乗っておること重要であろう。
神戸とは勝ち点こそ並んでおるが試合数が異なる。
暫定順位は鹿島が上になっておるが、上位対決と考えて良い。
ACL圏内への6ポイントゲームとして必ずや勝たねばならぬ。
真夏のアウェイゲーム、必勝である。

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攻撃で悩む神戸。望まれる新たなエースの出現
勝点41で並ぶチーム同士が対戦する明治安田J1第25節。11勝8分4敗で5位につける神戸が、12勝5分7敗の3位・鹿島をホームに迎える。
リーグ戦が再開された8月、神戸は公式戦2試合を戦って勝利がない(前節・広島戦は大雨の影響で開催中止)。再開初戦となった第23節は柏の守備を崩せずに1-2で敗れると、18日の天皇杯ラウンド16でも名古屋の守備に苦しみ、終了間際の1失点で敗れてしまった。ボールを握り、ポゼッションは得ていても、それをゴールに結びつけられない。名古屋戦で先発した中坂 勇哉は「自分たちがボールを保持して、前をしっかり動かそうという意図の中で、そういうことはできたと思いますが、最後のペナルティーエリアに進入する動きやシュートも少なかったので、そこは課題です」と述べた。15得点とチームの得点源であった古橋 亨梧(セルティック/スコットランド)が抜けた穴を埋め切れていないのかもしれない。
ただ、そのFWのポジションには鹿島でプロ生活をスタートさせた大迫 勇也、FC東京でのプレー経験がある武藤 嘉紀、バルセロナ(スペイン)でプレーしていたボージャン クルキッチなど、ネームバリューのある選手を補強している。彼らがチームの一員としてピッチに立つ日が待ち望まれている。もし大迫がこの試合で出場することになれば、彼にとっては古巣戦となる。
対する鹿島はG大阪、湘南、徳島と続いた下位チームとの対決にしっかりと勝ち、3連勝中と波に乗る。18日の天皇杯ラウンド16・長崎戦では先制を許したが、後半に立て直し、3得点の逆転勝ちでベスト8へコマを進めた。大雨によってピッチコンディションは悪く、雷の影響でハーフタイムの中断が延びた試合だったが、「粘り強く戦って、次のラウンドに進むことができた。またリーグ戦がすぐに来ますが、そこにもつなげられるゲームになったんじゃないかなと思います」と相馬 直樹監督は手ごたえをにじませていた。
互いに中2日という難しい状況で迎えるため、少なからずメンバーの入れ替えがあるだろう。それでもチーム力を落とすことなく力を発揮できるかどうかが問われている。さらにこの試合のあとも神戸は大分、FC東京との対戦が控えており、鹿島も清水、横浜FM、そしてJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で名古屋と戦うことになっている。気が抜けない試合が続くため、どちらも次につながる流れを生んで連戦を乗り切りたいところだろう。
ここ3試合、両者の対戦は鹿島の1勝2分となっている。前回対戦は前半に古橋の得点で神戸が先制すると、後半に鹿島が上田 綺世のゴールで執念を見せ、1-1のドローに終わっている。あれから4カ月近くが経過している。チーム力を向上させているのはどちらだろうか。
[ 文:田中 滋 ]
真夏の過密日程の連戦となっておりメンバーを入れ替えて挑むこの試合、神戸に関しては天皇杯を攻撃陣を入れ替えて戦った。
この全戦を元に戻す形となろう。
大迫勇也はまだ合流してないと三浦監督が述べておる。
一方の鹿島は、常本、町田、エヴェラウドの3人が連続スタメンであり、8人を入れ替えて挑み逆転勝利を飾っておる。
となると、SB以外は徳島戦のメンバーになると予想したくなる。
しかしながら、ディエゴ・ピトゥカがこの天皇杯にて逆転弾をアシストするなど復帰戦として良いパフォーマンスを魅せたことにより起用される可能性も秘めておる。
連戦にて読みにくい状況ではある。
そして、公式戦4連勝中と波に乗っておること重要であろう。
神戸とは勝ち点こそ並んでおるが試合数が異なる。
暫定順位は鹿島が上になっておるが、上位対決と考えて良い。
ACL圏内への6ポイントゲームとして必ずや勝たねばならぬ。
真夏のアウェイゲーム、必勝である。

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攻撃で悩む神戸。望まれる新たなエースの出現
勝点41で並ぶチーム同士が対戦する明治安田J1第25節。11勝8分4敗で5位につける神戸が、12勝5分7敗の3位・鹿島をホームに迎える。
リーグ戦が再開された8月、神戸は公式戦2試合を戦って勝利がない(前節・広島戦は大雨の影響で開催中止)。再開初戦となった第23節は柏の守備を崩せずに1-2で敗れると、18日の天皇杯ラウンド16でも名古屋の守備に苦しみ、終了間際の1失点で敗れてしまった。ボールを握り、ポゼッションは得ていても、それをゴールに結びつけられない。名古屋戦で先発した中坂 勇哉は「自分たちがボールを保持して、前をしっかり動かそうという意図の中で、そういうことはできたと思いますが、最後のペナルティーエリアに進入する動きやシュートも少なかったので、そこは課題です」と述べた。15得点とチームの得点源であった古橋 亨梧(セルティック/スコットランド)が抜けた穴を埋め切れていないのかもしれない。
ただ、そのFWのポジションには鹿島でプロ生活をスタートさせた大迫 勇也、FC東京でのプレー経験がある武藤 嘉紀、バルセロナ(スペイン)でプレーしていたボージャン クルキッチなど、ネームバリューのある選手を補強している。彼らがチームの一員としてピッチに立つ日が待ち望まれている。もし大迫がこの試合で出場することになれば、彼にとっては古巣戦となる。
対する鹿島はG大阪、湘南、徳島と続いた下位チームとの対決にしっかりと勝ち、3連勝中と波に乗る。18日の天皇杯ラウンド16・長崎戦では先制を許したが、後半に立て直し、3得点の逆転勝ちでベスト8へコマを進めた。大雨によってピッチコンディションは悪く、雷の影響でハーフタイムの中断が延びた試合だったが、「粘り強く戦って、次のラウンドに進むことができた。またリーグ戦がすぐに来ますが、そこにもつなげられるゲームになったんじゃないかなと思います」と相馬 直樹監督は手ごたえをにじませていた。
互いに中2日という難しい状況で迎えるため、少なからずメンバーの入れ替えがあるだろう。それでもチーム力を落とすことなく力を発揮できるかどうかが問われている。さらにこの試合のあとも神戸は大分、FC東京との対戦が控えており、鹿島も清水、横浜FM、そしてJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で名古屋と戦うことになっている。気が抜けない試合が続くため、どちらも次につながる流れを生んで連戦を乗り切りたいところだろう。
ここ3試合、両者の対戦は鹿島の1勝2分となっている。前回対戦は前半に古橋の得点で神戸が先制すると、後半に鹿島が上田 綺世のゴールで執念を見せ、1-1のドローに終わっている。あれから4カ月近くが経過している。チーム力を向上させているのはどちらだろうか。
[ 文:田中 滋 ]
ブラジルメディア、パリ五輪世代のリョウタロウ・アラキはすでに鹿島アントラーズのスターだ
荒木遼太郎を伝えるブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」である。
「パリ五輪は2年11カ月後だ。2001年以降に生まれた世代の中で、今Jリーグで最も際立っているのがリョウタロウ・アラキだ。昨年、アツト・ウチダ(内田篤人)以来となるルーキーイヤーでJ1開幕戦デビュー。東京五輪のメンバーに呼ばれてもおかしくないほど、目立っていた。彼は19歳にして、パリ五輪世代の注目すべき名前を一つとして挙がっている。
中盤のどのポジションでもプレーするアラキは、8ゴールでチームのトップスコアラー、6アシストでアシストリーダーだ。現時点でベストヤングプレーヤーの有力候補で、ベストイレブンに選出される可能性も十分だと言える。すでにシンジ・カガワ(香川真司)と比較されているアラキは、日曜日に徳島を3-0で下した主人公で、2ゴールを挙げた」
との記事が報じられたとのこと。
3年後に迫ったパリ五輪のスター候補として世界に発信されておる。
この調子で結果を積み重ねれば、今季終了後のJリーグアウォーズにて表彰されることは必至であろう。
そしてこれまでのベストヤングプレーヤーは海外に移籍しておる。
それを受け入れ、残り少ない荒木との日々を楽しんでおきたい。
荒木と共に勝利を、そしてタイトルを。
期待しておる。

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パリ五輪世代Jリーガーで「最も際立っている」 “香川彷彿”とブラジル注目の逸材は?

鹿島アントラーズで活躍するMF荒木遼太郎【写真:Getty Images】
鹿島でチーム内得点王、アシスト王の2年目MF荒木遼太郎に脚光
今夏に行われた東京五輪で日本はベスト4に終わり、53年ぶりの銅メダル獲得はならなかった。2024年のパリ五輪での“リベンジ”が期待されるなか、ブラジルメディアは鹿島アントラーズに所属する19歳MFに注目している。
「パリ五輪世代のリョウタロウ・アラキはすでに鹿島アントラーズのスターだ」
このように見出しを打ち、鹿島のMF荒木遼太郎にフォーカスしたのは、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」だ。
荒木は東福岡高から2020年に鹿島へ入団。1年目はリーグ戦26試合2ゴールを記録すると、今季はフィールドプレーヤーではチームトップタイの22試合に出場して8ゴール、6アシストを挙げている。15日のJ1第24節徳島ヴォルティス戦(3-0)でも、2得点で勝利に貢献した。
記事では、荒木をパリ五輪世代の注目選手の1人として紹介している。
「パリ五輪は2年11カ月後だ。2001年以降に生まれた世代の中で、今Jリーグで最も際立っているのがリョウタロウ・アラキだ。昨年、アツト・ウチダ(内田篤人)以来となるルーキーイヤーでJ1開幕戦デビュー。東京五輪のメンバーに呼ばれてもおかしくないほど、目立っていた。彼は19歳にして、パリ五輪世代の注目すべき名前を一つとして挙がっている。
中盤のどのポジションでもプレーするアラキは、8ゴールでチームのトップスコアラー、6アシストでアシストリーダーだ。現時点でベストヤングプレーヤーの有力候補で、ベストイレブンに選出される可能性も十分だと言える。すでにシンジ・カガワ(香川真司)と比較されているアラキは、日曜日に徳島を3-0で下した主人公で、2ゴールを挙げた」
2年目の荒木の今後から目が離せなそうだ。
【動画】DAZN公式YouTubeチャンネルが公開、鹿島MF荒木遼太郎が徳島戦で2ゴール(該当シーン:4分35秒付近~)
(Football ZONE web編集部)
「パリ五輪は2年11カ月後だ。2001年以降に生まれた世代の中で、今Jリーグで最も際立っているのがリョウタロウ・アラキだ。昨年、アツト・ウチダ(内田篤人)以来となるルーキーイヤーでJ1開幕戦デビュー。東京五輪のメンバーに呼ばれてもおかしくないほど、目立っていた。彼は19歳にして、パリ五輪世代の注目すべき名前を一つとして挙がっている。
中盤のどのポジションでもプレーするアラキは、8ゴールでチームのトップスコアラー、6アシストでアシストリーダーだ。現時点でベストヤングプレーヤーの有力候補で、ベストイレブンに選出される可能性も十分だと言える。すでにシンジ・カガワ(香川真司)と比較されているアラキは、日曜日に徳島を3-0で下した主人公で、2ゴールを挙げた」
との記事が報じられたとのこと。
3年後に迫ったパリ五輪のスター候補として世界に発信されておる。
この調子で結果を積み重ねれば、今季終了後のJリーグアウォーズにて表彰されることは必至であろう。
そしてこれまでのベストヤングプレーヤーは海外に移籍しておる。
それを受け入れ、残り少ない荒木との日々を楽しんでおきたい。
荒木と共に勝利を、そしてタイトルを。
期待しておる。

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パリ五輪世代Jリーガーで「最も際立っている」 “香川彷彿”とブラジル注目の逸材は?

鹿島アントラーズで活躍するMF荒木遼太郎【写真:Getty Images】
鹿島でチーム内得点王、アシスト王の2年目MF荒木遼太郎に脚光
今夏に行われた東京五輪で日本はベスト4に終わり、53年ぶりの銅メダル獲得はならなかった。2024年のパリ五輪での“リベンジ”が期待されるなか、ブラジルメディアは鹿島アントラーズに所属する19歳MFに注目している。
「パリ五輪世代のリョウタロウ・アラキはすでに鹿島アントラーズのスターだ」
このように見出しを打ち、鹿島のMF荒木遼太郎にフォーカスしたのは、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」だ。
荒木は東福岡高から2020年に鹿島へ入団。1年目はリーグ戦26試合2ゴールを記録すると、今季はフィールドプレーヤーではチームトップタイの22試合に出場して8ゴール、6アシストを挙げている。15日のJ1第24節徳島ヴォルティス戦(3-0)でも、2得点で勝利に貢献した。
記事では、荒木をパリ五輪世代の注目選手の1人として紹介している。
「パリ五輪は2年11カ月後だ。2001年以降に生まれた世代の中で、今Jリーグで最も際立っているのがリョウタロウ・アラキだ。昨年、アツト・ウチダ(内田篤人)以来となるルーキーイヤーでJ1開幕戦デビュー。東京五輪のメンバーに呼ばれてもおかしくないほど、目立っていた。彼は19歳にして、パリ五輪世代の注目すべき名前を一つとして挙がっている。
中盤のどのポジションでもプレーするアラキは、8ゴールでチームのトップスコアラー、6アシストでアシストリーダーだ。現時点でベストヤングプレーヤーの有力候補で、ベストイレブンに選出される可能性も十分だと言える。すでにシンジ・カガワ(香川真司)と比較されているアラキは、日曜日に徳島を3-0で下した主人公で、2ゴールを挙げた」
2年目の荒木の今後から目が離せなそうだ。
【動画】DAZN公式YouTubeチャンネルが公開、鹿島MF荒木遼太郎が徳島戦で2ゴール(該当シーン:4分35秒付近~)
(Football ZONE web編集部)
クラブ・ブルージュ、シントトロイデンの鈴木優磨に獲得オファー
クラブ・ブルージュからオファーを受けたシントトロイデンの鈴木優磨である。
昨季の優勝クラブからオファーには首を縦に振るのであろうか。
また移籍先が決まらぬ事でいくつかのメディアが優磨自身のワガママで試合に出場していないような報道をしているケースが気になる。
移籍することだけは、クラブも優磨にとっても決定事項であり、ここで試合に出して怪我でもしようものなら契約が泡と消える。
シントトロイデン側の意向も強くあることは火を見るよりも明らか。
その辺りをきちんと報じるべきであろう。
そのような稚拙な報を吹き飛ばすような移籍劇を待つ。
鈴木優磨の去就に注目である。

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鈴木優磨に昨季ベルギー王者も最大6億円弱のオファーか。本人の希望は…
ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨に対し、昨季ベルギー王者のクラブ・ブルージュからもオファーが届いているという。移籍期間も残り2週間を切ったが、新たなクラブは決まるのだろうか。
昨季のSTVVではチーム得点王の17ゴールを挙げる活躍をみせ、大きく評価を高めた鈴木。夏の移籍市場ではステップアップを遂げることが見込まれ、特にトルコの強豪フェネルバフチェからの関心が噂されていたが、決定には至らなかった。
最近では、ベルギー国内の名門アンデルレヒトが鈴木を獲得しようとしていると報じられた。アンデルレヒトは2度のオファーを出したが鈴木はこれを拒否したとも伝えられている。
フランス『RMCスポーツ』が伝えたところによれば、新たに昨季王者であるクラブ・ブルージュも鈴木にオファーを出しているとのこと。移籍金350万ユーロ+ボーナス100万ユーロ、最大で総額450万ユーロ(約5億8000万円)のオファーだとされている。
鈴木は移籍を求めてSTVVでのプレーを拒否しているとみられており、すでに開幕から4試合が行われた今季ベルギーリーグでここまで一度も出場していない。本人は他国への移籍を希望して移籍市場の最後までオファーを待つ考えであるとも伝えられている。
【了】
鈴木優磨にベルギー王者もオファー!アンデルレヒトよりもやや好条件か
ニュース文: Shota, 2021.08.19. 6:46 am
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨は、今夏退団に向かっているが、すでにアンデルレヒトをはじめ複数クラブからのオファーを拒否している。その中、新たにベルギー国内の強豪クラブからオファーが届いたようだ。18日、フランスメディア『RMC』が報じている。
現在25歳である鈴木優磨の去就を巡っては、STVVが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれていると伝えられる中、ペーター・マース元監督や立石敬之CEO(最高経営責任者)がベルギー国内メディアのインタビューで同選手の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残していた。同選手はすでにヘルタ・ベルリンやベルギー国内の強豪アンデルレヒトからのオファーを却下しているほか、スペインやスコットランドから届いたオファーも受け入れない方針を固めているという。
また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェとは5月中旬から交渉を行っているが、現時点で進展はない模様。さらに先月にはボローニャへ移籍する可能性が噂されたが、ボローニャはオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチを獲得。これにより、鈴木優磨がボローニャに移籍する可能性は消滅していた。
その中、新たに昨季のベルギー1部覇者であるクラブ・ブルージュがSTVVに対してオファーを提示したとのこと。移籍金350万ユーロ(4億5000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)という条件であるものとみられ、アンデルレヒトの移籍金400万ユーロ(約5億2000万円)という提示内容よりも高額であるようだ。
なお、鈴木優磨はSTVVのプレシーズントレーニングに参加していたが、自身の去就問題に決着がつくまで公式戦での出場を拒否している。これに対して、ベルント・ホラーバッハ監督は今月8日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第2節のズルテ・ワレヘム戦の試合後、同選手に対する不快感をあらわにしており、問題の早期解決を求めている。
昨季の優勝クラブからオファーには首を縦に振るのであろうか。
また移籍先が決まらぬ事でいくつかのメディアが優磨自身のワガママで試合に出場していないような報道をしているケースが気になる。
移籍することだけは、クラブも優磨にとっても決定事項であり、ここで試合に出して怪我でもしようものなら契約が泡と消える。
シントトロイデン側の意向も強くあることは火を見るよりも明らか。
その辺りをきちんと報じるべきであろう。
そのような稚拙な報を吹き飛ばすような移籍劇を待つ。
鈴木優磨の去就に注目である。

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鈴木優磨に昨季ベルギー王者も最大6億円弱のオファーか。本人の希望は…
ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨に対し、昨季ベルギー王者のクラブ・ブルージュからもオファーが届いているという。移籍期間も残り2週間を切ったが、新たなクラブは決まるのだろうか。
昨季のSTVVではチーム得点王の17ゴールを挙げる活躍をみせ、大きく評価を高めた鈴木。夏の移籍市場ではステップアップを遂げることが見込まれ、特にトルコの強豪フェネルバフチェからの関心が噂されていたが、決定には至らなかった。
最近では、ベルギー国内の名門アンデルレヒトが鈴木を獲得しようとしていると報じられた。アンデルレヒトは2度のオファーを出したが鈴木はこれを拒否したとも伝えられている。
フランス『RMCスポーツ』が伝えたところによれば、新たに昨季王者であるクラブ・ブルージュも鈴木にオファーを出しているとのこと。移籍金350万ユーロ+ボーナス100万ユーロ、最大で総額450万ユーロ(約5億8000万円)のオファーだとされている。
鈴木は移籍を求めてSTVVでのプレーを拒否しているとみられており、すでに開幕から4試合が行われた今季ベルギーリーグでここまで一度も出場していない。本人は他国への移籍を希望して移籍市場の最後までオファーを待つ考えであるとも伝えられている。
【了】
鈴木優磨にベルギー王者もオファー!アンデルレヒトよりもやや好条件か
ニュース文: Shota, 2021.08.19. 6:46 am
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨は、今夏退団に向かっているが、すでにアンデルレヒトをはじめ複数クラブからのオファーを拒否している。その中、新たにベルギー国内の強豪クラブからオファーが届いたようだ。18日、フランスメディア『RMC』が報じている。
現在25歳である鈴木優磨の去就を巡っては、STVVが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれていると伝えられる中、ペーター・マース元監督や立石敬之CEO(最高経営責任者)がベルギー国内メディアのインタビューで同選手の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残していた。同選手はすでにヘルタ・ベルリンやベルギー国内の強豪アンデルレヒトからのオファーを却下しているほか、スペインやスコットランドから届いたオファーも受け入れない方針を固めているという。
また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェとは5月中旬から交渉を行っているが、現時点で進展はない模様。さらに先月にはボローニャへ移籍する可能性が噂されたが、ボローニャはオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチを獲得。これにより、鈴木優磨がボローニャに移籍する可能性は消滅していた。
その中、新たに昨季のベルギー1部覇者であるクラブ・ブルージュがSTVVに対してオファーを提示したとのこと。移籍金350万ユーロ(4億5000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)という条件であるものとみられ、アンデルレヒトの移籍金400万ユーロ(約5億2000万円)という提示内容よりも高額であるようだ。
なお、鈴木優磨はSTVVのプレシーズントレーニングに参加していたが、自身の去就問題に決着がつくまで公式戦での出場を拒否している。これに対して、ベルント・ホラーバッハ監督は今月8日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第2節のズルテ・ワレヘム戦の試合後、同選手に対する不快感をあらわにしており、問題の早期解決を求めている。
長崎戦コメント
「中断を挟んだ形となったので、その間にわれわれの戦い方の確認ができた」と振り返る指揮官である。
「サイド深くまで入っていってほしいと要求」と修正し、同点弾・逆転弾ともサイドを崩してのクロスからのゴールとなっておる。
選手たちが監督の指示を体現出来た形と言えよう。
これも短い時間での準備が功を奏したものであり、なにもあの"長い"ハーフタイムが全てではなかろう。
またエヴェラウドは「前半はうまくかみ合っていなかった。チームプレーの完結がうまくできませんでした。様子を見ていた部分があったかもしれません」と言う。
対戦経験の少ない相手ということもあってやり方を受けていた部分もあったように受け取れる。
そして逆転ゴールについては、「ピトゥカの特長やキックの質も分かっていて、ピトゥカも僕の欲しいボールが分かっている」とアシストしたディエゴ・ピトゥカとの連携を強く語っておる。
これは頼もしい。
ピトゥカの復帰でエヴェラウドもゴールを量産することとなろう。
それから勝利を決定づける3点目を決めた林尚輝は「トレーニングの時からやっていた形だった」とセットプレーを振り返る。
CBの得点力は今年のチームの特徴と言えよう。
デザインの形なのか、練習の質なのか、犬飼、町田、関川、そして林とCBがまんべんなくゴールを決めておる。
これは素晴らしい。
苦しい試合にセットプレー一発で乗り切ることもあると思われる。
この勝利で日本一へ一歩前進した。
9月24日のドローでの対戦相手の決定を待つ。
重要な大会である。

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天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
天候などが良くない状況の中、ファン・サポーターの皆さんがわれわれをサポートするために、長崎まで来てくださった。本当にありがとうございました。強雨、雷による中断があったものの、逆転して次に進むことができた。
立ち上がり、長崎が狙いを持って攻めてきた。失点の場面もそうだったが、斜めへのロングボールを徹底していて、押し込まれる時間も多くあった。その狙いによって、われわれが間延びしてしまった。途中からわれわれの時間を作ることができたが、間延びしたことで、いい攻撃ができなかった。
後半は、中断を挟んだ形となったので、その間にわれわれの戦い方の確認ができた。選手たちもお互いにコミュニケーションを取ってくれた。それもあり、立ち上がりから自分たちの時間を作り、コンパクトさも出すことができていた。それが同点や逆転へとつながった。
終盤は雨でピッチ状態が悪く、ボールが止まってしまうような状況だったが、その中でも粘り強く戦ってくれた。
この勝ちを次のラウンドにもつなげていく。またすぐリーグ戦があるので、そこにも繋がる勝利となった。
Q.ハーフタイムはどの部分を修正した?
A.サイド深くまで入っていってほしいと要求した。サイドを使うことはできていたが、中央から仕掛けることが多く、相手のカウンターも増えていた。サイドからの攻撃では分があると思っていたので、われわれがサイドからいい形でクロスを上げていこうという話をした。
Q.中断中に選手たちへかけた言葉は?
A.特別、言葉をかけたということはない。前半はリードされて上手くいっていなかった。時間ができたことで、お互いでコミュニケーションを取って確認することができ、選手たち自身も落ち着くことができた。ベンチメンバーからも意見をもらったりとチーム全体で勝利を掴むことができたと感じている。
【エヴェラウド】
ピトゥカの特長やキックの質も分かっていて、ピトゥカも僕の欲しいボールが分かっている。(2点目の)ゴールの場面では、ピトゥカが相手CBの間へ完璧なボールを入れてくれた。あとは、ゴールを決めるだけだった。
【林 尚輝】
(3点目の場面は)トレーニングの時からやっていた形だった。亮太君がファーサイドへ良いボールを入れてくれたので、ゴールを決めることができた。トーナメントということで1点が非常に重要となってくる試合だった。そこでゴールを決めることができた。自分の中で非常に大きなゴールとなった。
天皇杯 ラウンド16
2021年8月18日(水)19:03KO
トランスコスモススタジアム長崎
[ 相馬 直樹監督 ]
まずは非常に天候、状況があまり良くない中、われわれをサポートしに遠くまでいらっしゃった方がいました。本当にありがとうございました。こういう雨、雷で途中中断になったりしましたけれども、なんとか逆転で次のラウンドに進むことができましたので、本当にうれしく思います。まずはありがとうございました。こういう中でも応援してくれた方々にお礼を述べたいと思います。
ゲームのほうは立ち上がり、相手の勢い、狙ってきた部分があったんじゃないかなと思います。失点のシーンもそうなんですけど、少し斜めにボールを変えてくる。そういうところを徹底された中で先に失点してしまい、相手に押し込まれる時間もかなりあった。われわれとしたら長崎さんが狙った形によって、われわれがさらに間延びさせられるような展開になってしまったかなと思っていました。
ただ、途中から少し落ち着いて自分たちの時間が増えてきたんですけれども、結局間延びした状態が攻撃のほうでもあまりいい作用を生み出さない形になってしまい、われわれがゴール前に迫るシーンを出せない前半になってしまったと思っています。
後半は雷による中断を挟んでという形になったんですけど、少し時間がある中でもう一度われわれの戦い方を確認できたこと。それプラス、選手たちがお互いにその時間を使って、この局面をなんとかするという思いを持って、お互いコミュニケーションをとってくれていた。
そういったものが立ち上がりから自分たちの時間を作り、コンパクトさを出しながら追いつき、逆転につながったんじゃないかなと思います。中盤のところは本当に水でボールが止まってしまう状況でしたけど、そういったところの中でも粘り強く戦って、次のラウンドに逆転で次に進むことができた。これをしっかり天皇杯につなげていく、またリーグ戦がまたすぐに来ますけれども、そこにもすぐにつなげられるゲームになったんじゃないかなと思います。
--後半の3得点はクロスから。どういった部分を修正されたのでしょうか?
シンプルにもう少し背後、サイドへ深く入っていく意識を出してほしいという部分ですね。少しサイドは使って入るんですけど、手前から真ん中にボールが戻って、結局真ん中から攻める回数が多かった。それによって相手のカウンターも増えていたというところも含めて、われわれが見てきていた中でいうと、長崎さんに対してはクロスからわれわれにチャンスがある、分があると試合前から言っていた部分もありましたので、もう少しわれわれが良い形でクロスと攻撃を増やすという意味でも、よりサイドを深く入っていくという部分。ボールの持ち出し、全体をコンパクトにするというところを含めて、そんな話をしました。
--ハーフタイムの中断がイレギュラーな形だった。選手の集中を切らさないためにどんな声をかけたのでしょうか?
特別そういう部分はなかったと思っています。どちらかというとリードされていたこと、そして前半うまくいってなかったことで落ち着いていない部分といいますか、どちらかというとヒートアップしていた部分があった。お互いに時間ができたことでしゃべったり、確認したりする中で、いま言ったように時間があったことで少し落ち着いた。
特にベンチで見てた選手たちがコミュニケーションをとって、「いま、こんなふうになってるよ」なんていう話をしたりとか、そういったところでチーム全体でつかみ取った勝利だと思います。
--恵みの雨になったところもあったのでしょうか?
結果的に言うと、まあ分からないですけどね。そのままやっても勝てたのかもしれないですけども、結果で見れば、間違いなくそういった部分はあったんじゃないかと思います。
天皇杯 ラウンド16
2021年8月18日(水)19:03KO
トランスコスモススタジアム長崎
エヴェラウド - EVERALDO
FW 9
エヴェラウド
EVERALDO
--得点の場面ではディエゴ ピトゥカ選手と目が合った?
言語の問題がないので、よく雑談したりしています。試合中でもよくコミュニケーションをとれる部分があります。彼のクロスの質や特徴は分かっていますし、彼も僕がボールを欲しいところが分かっています。そういうところから、完璧なボールを入れてくれたので、あとは決めるだけでした。
--これからアウェイの連戦が続きます。今後に向けた意気込みは?
日本では簡単な試合が正直存在しなくて、今日も非常に難しい試合でした。難しい中でどうやり切るかを割り切ってやらなければいけなかった。もう1つ、皆さんに示せたことは、チームの層をアントラーズとしてアピールできたと思います。前回の試合からかなりの人数が変わったところで、試合に出る人がチームのため、クラブのために仕事をすることを示せたと思いますし、それを結果として表すことができたのは非常に良かったと思います。先ほどのインタビュー中にも言いましたけど予選突破は非常に良かったと思いますし、ただ週末にはJリーグの試合がありますし、中2日か3日で連戦があるので回復することに専念しなければなりません。また次の大会の大事な試合もあります。この7連戦を11人だけで乗り越えようと思ったらまったく無理ですし、いまチームにいる30人が何かしらの形で関わって、そういう意識を持って取り組むことが重要だと思います。
--後半はどんなことを強調してピッチに入ったのか?
前半はうまくかみ合っていなかった。チームプレーの完結がうまくできませんでした。様子を見ていた部分があったかもしれません。ただし、ハーフタイムで、中断という状況の中で、みんなでいろんな意見を出し合って意見交換をして、監督からも相手を見るのではなく積極的にやろうという指示のもと、積極的にやった結果、自分たちがチームプレーを完結できるようになり得点に結びつけることができるようになりました。そうしたところが良かったと思います。
鹿島 雷雨動じず逆転勝利、相馬監督「チーム全体でつかんだ」
[ 2021年8月19日 05:30 ]
天皇杯4回戦 鹿島3ー1長崎 ( 2021年8月18日 トラスタ )

<鹿島・長崎>長崎に勝利し喜ぶ鹿島イレブン
Photo By 共同
鹿島はトラブルにも動じず、逆転でJ2長崎を下した。
雷雨の影響で約45分遅れて後半開始。1点を追う5分にMFカイキが同点ゴールを挙げれば、15分にはFWエヴェラウドが天皇杯3戦連続弾を決めて勝ち越した。29分には大卒1年目DF林がダメ押し。相馬監督は「中断中も選手がコミュニケーションを取って、チーム全体でつかんだ逆転勝利」と称えた。
後半で別チームになった鹿島 長崎監督「わけがわからない」
◆天皇杯▽4回戦 長崎1―3鹿島(18日・トラスタ)
鹿島が長崎に逆転で勝利し、2大会ぶりの8強進出を決めた。前半に先制されたが、後半5分にFWアルトゥール・カイキが右サイドからのクロスを合わせ同点とし、同10分にはFWエベラウドがヘディングで逆転弾。さらにDF林がセットプレーからダメ押しの3点目を決めた。勝敗を分けたのは、雷雨で後半開始が約1時間遅れる中断時間。鹿島はここで息を吹き返した。
後半も鹿島は前半と同じメンバーで臨んだ。雨も前半から降っていた。ただ、別チームのようだった。長崎の松田浩監督はその違いをこう振り返る。「豪雨の中で集中が切れやすい状況ではありますが、わけわからないことで押し込まれてしまった。後半立ち上がり、(長崎は)サッカー以外(雨や水たまり)のところで戦っていたような感じがした。同じ状況で、鹿島さんはサッカーの本質みたいなところで勝負していた。鹿島さんのゴールを目指す、逆転するんだ、というものが勝っていたような気がします」。
鹿島の相馬直樹監督によると、再開を待っている間、ベンチの選手から先発組へ前半の改善点を指摘する姿が見られたという。「前半はうまくいかなかったことで、落ち着いていない部分があり、どちらかというとヒートアップしていた。時間があったことで、(チームメートと)話すことができ、少し落ち着いて後半に入れたのではないか」。
前半は長崎に先制されたことで、ゴールへ最短距離を進もうとするプレーが目立ち、焦りと強い雨で繊細なボールタッチも奪われた。だが、1時間の中断を経た深紅の選手たちは雨で限られた視界、浮いた水でボールが止まるピッチを頭に入れ、いつもより長いボールを駆使して試合をひっくり返したのだった。
エベラウドは「クラブ、チームのために仕事をすることを示すことができた」と誇らしげ。相馬監督は「恵みの雨? 結果的に見れば間違いなくそういった部分はあるかなと思います」と中断がチームに冷静さと、鹿島らしさを取り戻すきっかけになったことを認めた。
試合に限らず、普段の練習でも、間という時間が生まれる。何もしなくても、とがめられることはないが、目的を持てば、有効に使える時間。鹿島は、その間を見逃さなかった。もちろん両クラブにはJ1、2という差があり、この結果は「当然」でもあるが、その「当然」は単に選手の力量差だけで生み出されるものではないと感じさせる試合だった。
《天皇杯》3、4回戦 鹿島、後半に猛攻 長崎に逆転勝ち
「サイド深くまで入っていってほしいと要求」と修正し、同点弾・逆転弾ともサイドを崩してのクロスからのゴールとなっておる。
選手たちが監督の指示を体現出来た形と言えよう。
これも短い時間での準備が功を奏したものであり、なにもあの"長い"ハーフタイムが全てではなかろう。
またエヴェラウドは「前半はうまくかみ合っていなかった。チームプレーの完結がうまくできませんでした。様子を見ていた部分があったかもしれません」と言う。
対戦経験の少ない相手ということもあってやり方を受けていた部分もあったように受け取れる。
そして逆転ゴールについては、「ピトゥカの特長やキックの質も分かっていて、ピトゥカも僕の欲しいボールが分かっている」とアシストしたディエゴ・ピトゥカとの連携を強く語っておる。
これは頼もしい。
ピトゥカの復帰でエヴェラウドもゴールを量産することとなろう。
それから勝利を決定づける3点目を決めた林尚輝は「トレーニングの時からやっていた形だった」とセットプレーを振り返る。
CBの得点力は今年のチームの特徴と言えよう。
デザインの形なのか、練習の質なのか、犬飼、町田、関川、そして林とCBがまんべんなくゴールを決めておる。
これは素晴らしい。
苦しい試合にセットプレー一発で乗り切ることもあると思われる。
この勝利で日本一へ一歩前進した。
9月24日のドローでの対戦相手の決定を待つ。
重要な大会である。

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天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
鹿島アントラーズ:相馬 直樹
天候などが良くない状況の中、ファン・サポーターの皆さんがわれわれをサポートするために、長崎まで来てくださった。本当にありがとうございました。強雨、雷による中断があったものの、逆転して次に進むことができた。
立ち上がり、長崎が狙いを持って攻めてきた。失点の場面もそうだったが、斜めへのロングボールを徹底していて、押し込まれる時間も多くあった。その狙いによって、われわれが間延びしてしまった。途中からわれわれの時間を作ることができたが、間延びしたことで、いい攻撃ができなかった。
後半は、中断を挟んだ形となったので、その間にわれわれの戦い方の確認ができた。選手たちもお互いにコミュニケーションを取ってくれた。それもあり、立ち上がりから自分たちの時間を作り、コンパクトさも出すことができていた。それが同点や逆転へとつながった。
終盤は雨でピッチ状態が悪く、ボールが止まってしまうような状況だったが、その中でも粘り強く戦ってくれた。
この勝ちを次のラウンドにもつなげていく。またすぐリーグ戦があるので、そこにも繋がる勝利となった。
Q.ハーフタイムはどの部分を修正した?
A.サイド深くまで入っていってほしいと要求した。サイドを使うことはできていたが、中央から仕掛けることが多く、相手のカウンターも増えていた。サイドからの攻撃では分があると思っていたので、われわれがサイドからいい形でクロスを上げていこうという話をした。
Q.中断中に選手たちへかけた言葉は?
A.特別、言葉をかけたということはない。前半はリードされて上手くいっていなかった。時間ができたことで、お互いでコミュニケーションを取って確認することができ、選手たち自身も落ち着くことができた。ベンチメンバーからも意見をもらったりとチーム全体で勝利を掴むことができたと感じている。
【エヴェラウド】
ピトゥカの特長やキックの質も分かっていて、ピトゥカも僕の欲しいボールが分かっている。(2点目の)ゴールの場面では、ピトゥカが相手CBの間へ完璧なボールを入れてくれた。あとは、ゴールを決めるだけだった。
【林 尚輝】
(3点目の場面は)トレーニングの時からやっていた形だった。亮太君がファーサイドへ良いボールを入れてくれたので、ゴールを決めることができた。トーナメントということで1点が非常に重要となってくる試合だった。そこでゴールを決めることができた。自分の中で非常に大きなゴールとなった。
天皇杯 ラウンド16
2021年8月18日(水)19:03KO
トランスコスモススタジアム長崎
[ 相馬 直樹監督 ]
まずは非常に天候、状況があまり良くない中、われわれをサポートしに遠くまでいらっしゃった方がいました。本当にありがとうございました。こういう雨、雷で途中中断になったりしましたけれども、なんとか逆転で次のラウンドに進むことができましたので、本当にうれしく思います。まずはありがとうございました。こういう中でも応援してくれた方々にお礼を述べたいと思います。
ゲームのほうは立ち上がり、相手の勢い、狙ってきた部分があったんじゃないかなと思います。失点のシーンもそうなんですけど、少し斜めにボールを変えてくる。そういうところを徹底された中で先に失点してしまい、相手に押し込まれる時間もかなりあった。われわれとしたら長崎さんが狙った形によって、われわれがさらに間延びさせられるような展開になってしまったかなと思っていました。
ただ、途中から少し落ち着いて自分たちの時間が増えてきたんですけれども、結局間延びした状態が攻撃のほうでもあまりいい作用を生み出さない形になってしまい、われわれがゴール前に迫るシーンを出せない前半になってしまったと思っています。
後半は雷による中断を挟んでという形になったんですけど、少し時間がある中でもう一度われわれの戦い方を確認できたこと。それプラス、選手たちがお互いにその時間を使って、この局面をなんとかするという思いを持って、お互いコミュニケーションをとってくれていた。
そういったものが立ち上がりから自分たちの時間を作り、コンパクトさを出しながら追いつき、逆転につながったんじゃないかなと思います。中盤のところは本当に水でボールが止まってしまう状況でしたけど、そういったところの中でも粘り強く戦って、次のラウンドに逆転で次に進むことができた。これをしっかり天皇杯につなげていく、またリーグ戦がまたすぐに来ますけれども、そこにもすぐにつなげられるゲームになったんじゃないかなと思います。
--後半の3得点はクロスから。どういった部分を修正されたのでしょうか?
シンプルにもう少し背後、サイドへ深く入っていく意識を出してほしいという部分ですね。少しサイドは使って入るんですけど、手前から真ん中にボールが戻って、結局真ん中から攻める回数が多かった。それによって相手のカウンターも増えていたというところも含めて、われわれが見てきていた中でいうと、長崎さんに対してはクロスからわれわれにチャンスがある、分があると試合前から言っていた部分もありましたので、もう少しわれわれが良い形でクロスと攻撃を増やすという意味でも、よりサイドを深く入っていくという部分。ボールの持ち出し、全体をコンパクトにするというところを含めて、そんな話をしました。
--ハーフタイムの中断がイレギュラーな形だった。選手の集中を切らさないためにどんな声をかけたのでしょうか?
特別そういう部分はなかったと思っています。どちらかというとリードされていたこと、そして前半うまくいってなかったことで落ち着いていない部分といいますか、どちらかというとヒートアップしていた部分があった。お互いに時間ができたことでしゃべったり、確認したりする中で、いま言ったように時間があったことで少し落ち着いた。
特にベンチで見てた選手たちがコミュニケーションをとって、「いま、こんなふうになってるよ」なんていう話をしたりとか、そういったところでチーム全体でつかみ取った勝利だと思います。
--恵みの雨になったところもあったのでしょうか?
結果的に言うと、まあ分からないですけどね。そのままやっても勝てたのかもしれないですけども、結果で見れば、間違いなくそういった部分はあったんじゃないかと思います。
天皇杯 ラウンド16
2021年8月18日(水)19:03KO
トランスコスモススタジアム長崎
エヴェラウド - EVERALDO
FW 9
エヴェラウド
EVERALDO
--得点の場面ではディエゴ ピトゥカ選手と目が合った?
言語の問題がないので、よく雑談したりしています。試合中でもよくコミュニケーションをとれる部分があります。彼のクロスの質や特徴は分かっていますし、彼も僕がボールを欲しいところが分かっています。そういうところから、完璧なボールを入れてくれたので、あとは決めるだけでした。
--これからアウェイの連戦が続きます。今後に向けた意気込みは?
日本では簡単な試合が正直存在しなくて、今日も非常に難しい試合でした。難しい中でどうやり切るかを割り切ってやらなければいけなかった。もう1つ、皆さんに示せたことは、チームの層をアントラーズとしてアピールできたと思います。前回の試合からかなりの人数が変わったところで、試合に出る人がチームのため、クラブのために仕事をすることを示せたと思いますし、それを結果として表すことができたのは非常に良かったと思います。先ほどのインタビュー中にも言いましたけど予選突破は非常に良かったと思いますし、ただ週末にはJリーグの試合がありますし、中2日か3日で連戦があるので回復することに専念しなければなりません。また次の大会の大事な試合もあります。この7連戦を11人だけで乗り越えようと思ったらまったく無理ですし、いまチームにいる30人が何かしらの形で関わって、そういう意識を持って取り組むことが重要だと思います。
--後半はどんなことを強調してピッチに入ったのか?
前半はうまくかみ合っていなかった。チームプレーの完結がうまくできませんでした。様子を見ていた部分があったかもしれません。ただし、ハーフタイムで、中断という状況の中で、みんなでいろんな意見を出し合って意見交換をして、監督からも相手を見るのではなく積極的にやろうという指示のもと、積極的にやった結果、自分たちがチームプレーを完結できるようになり得点に結びつけることができるようになりました。そうしたところが良かったと思います。
鹿島 雷雨動じず逆転勝利、相馬監督「チーム全体でつかんだ」
[ 2021年8月19日 05:30 ]
天皇杯4回戦 鹿島3ー1長崎 ( 2021年8月18日 トラスタ )

<鹿島・長崎>長崎に勝利し喜ぶ鹿島イレブン
Photo By 共同
鹿島はトラブルにも動じず、逆転でJ2長崎を下した。
雷雨の影響で約45分遅れて後半開始。1点を追う5分にMFカイキが同点ゴールを挙げれば、15分にはFWエヴェラウドが天皇杯3戦連続弾を決めて勝ち越した。29分には大卒1年目DF林がダメ押し。相馬監督は「中断中も選手がコミュニケーションを取って、チーム全体でつかんだ逆転勝利」と称えた。
後半で別チームになった鹿島 長崎監督「わけがわからない」
◆天皇杯▽4回戦 長崎1―3鹿島(18日・トラスタ)
鹿島が長崎に逆転で勝利し、2大会ぶりの8強進出を決めた。前半に先制されたが、後半5分にFWアルトゥール・カイキが右サイドからのクロスを合わせ同点とし、同10分にはFWエベラウドがヘディングで逆転弾。さらにDF林がセットプレーからダメ押しの3点目を決めた。勝敗を分けたのは、雷雨で後半開始が約1時間遅れる中断時間。鹿島はここで息を吹き返した。
後半も鹿島は前半と同じメンバーで臨んだ。雨も前半から降っていた。ただ、別チームのようだった。長崎の松田浩監督はその違いをこう振り返る。「豪雨の中で集中が切れやすい状況ではありますが、わけわからないことで押し込まれてしまった。後半立ち上がり、(長崎は)サッカー以外(雨や水たまり)のところで戦っていたような感じがした。同じ状況で、鹿島さんはサッカーの本質みたいなところで勝負していた。鹿島さんのゴールを目指す、逆転するんだ、というものが勝っていたような気がします」。
鹿島の相馬直樹監督によると、再開を待っている間、ベンチの選手から先発組へ前半の改善点を指摘する姿が見られたという。「前半はうまくいかなかったことで、落ち着いていない部分があり、どちらかというとヒートアップしていた。時間があったことで、(チームメートと)話すことができ、少し落ち着いて後半に入れたのではないか」。
前半は長崎に先制されたことで、ゴールへ最短距離を進もうとするプレーが目立ち、焦りと強い雨で繊細なボールタッチも奪われた。だが、1時間の中断を経た深紅の選手たちは雨で限られた視界、浮いた水でボールが止まるピッチを頭に入れ、いつもより長いボールを駆使して試合をひっくり返したのだった。
エベラウドは「クラブ、チームのために仕事をすることを示すことができた」と誇らしげ。相馬監督は「恵みの雨? 結果的に見れば間違いなくそういった部分はあるかなと思います」と中断がチームに冷静さと、鹿島らしさを取り戻すきっかけになったことを認めた。
試合に限らず、普段の練習でも、間という時間が生まれる。何もしなくても、とがめられることはないが、目的を持てば、有効に使える時間。鹿島は、その間を見逃さなかった。もちろん両クラブにはJ1、2という差があり、この結果は「当然」でもあるが、その「当然」は単に選手の力量差だけで生み出されるものではないと感じさせる試合だった。
《天皇杯》3、4回戦 鹿島、後半に猛攻 長崎に逆転勝ち
天皇杯 Round16 V・ファーレン長崎戦
試合開始早々に先制されフラストレーションの溜まる前半を終え、悪天候での中断時間でピタリ修正。
後半は相手のシュートを1本に抑え、常本のクロスにカイキで同点、ピトゥカのクロスにエヴェラウド、そして永木のFKに林で逆転勝利。
後半は相手のシュートを1本に抑え、常本のクロスにカイキで同点、ピトゥカのクロスにエヴェラウド、そして永木のFKに林で逆転勝利。
茨城新聞、長崎戦先発予想
天皇杯Round16・長崎戦の先発予想を報じる茨城新聞である。
徳島戦からは右SBの常本以外を替えてくるとのこと。
紅白戦を行っていないため確実性は高くはないが、非常に面白いメンバーとなっておる。
特にボランチが興味深い。
ピトゥカと永木が予想されておる。
離脱しておったピトゥカの復帰とそのピトゥカとの相性抜群の永木のコンビは多くのサポが待ち望んだもの。
中盤を制圧してくれるのではなかろうか。
1TOP予想の染野にもここで結果を出して貰いたい。
そして左SBには鹿島復帰初先発となる安西が予想されておる。
カイキと共に左サイドから攻撃を仕掛けたい。
真夏のアウェイ、攻撃的に戦い勝利を掴む。
楽しみな一戦である。

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鹿島、攻撃力示せるか サッカー天皇杯 18日8強懸け長崎戦
徳島戦からは右SBの常本以外を替えてくるとのこと。
紅白戦を行っていないため確実性は高くはないが、非常に面白いメンバーとなっておる。
特にボランチが興味深い。
ピトゥカと永木が予想されておる。
離脱しておったピトゥカの復帰とそのピトゥカとの相性抜群の永木のコンビは多くのサポが待ち望んだもの。
中盤を制圧してくれるのではなかろうか。
1TOP予想の染野にもここで結果を出して貰いたい。
そして左SBには鹿島復帰初先発となる安西が予想されておる。
カイキと共に左サイドから攻撃を仕掛けたい。
真夏のアウェイ、攻撃的に戦い勝利を掴む。
楽しみな一戦である。

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鹿島、攻撃力示せるか サッカー天皇杯 18日8強懸け長崎戦
相馬監督、しっかりとした守備ブロックは松田監督の得意とするところ
天皇杯Round16・長崎戦に向けて前日会見をオンラインにて行った相馬監督である。
「今はしっかりとした流れができている中、それを崩さないようにというのは当然ある。これから連戦になり、アウェーが続いていくのでそのスタートを良い形で入っていけるように」と意気込みを語る。
連戦をマネージメントするイメージが出来ておる模様。
そして、「しっかりとした守備ブロックというのは松田(浩)監督の得意とするところ。(長崎には)個の力のある選手もいると思っています。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチーム」と分析も十分。
真夏の連戦。
必勝の一戦である。

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【鹿島】天皇杯ラウンド16は難敵長崎との一戦。相馬直樹監督「今できることを最大限に出していく」
2021-08-17
サッカーマガジン編集部
8月17日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ第24節徳島ヴォルティス戦に3-0と勝利し、3連勝を挙げた。18日には中2日ながらトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎との天皇杯ラウンド16を戦う。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「しっかりとした守備ブロックは松田監督の得意とするところ」
「今はしっかりとした流れができているところ」と相馬直樹監督が話すように、鹿島は8月15日のJ1リーグ第24節徳島戦で3-0と勝利し、3連勝を挙げた。「それを崩さないように、という思いは当然あります。ここからアウェーが続いていく連戦になりますので、そのスタート(の試合)にいい形で入っていけるように、と思っています」と、18日の天皇杯ラウンド16長崎戦から続くアウェーの地での5連戦を見据える。
長崎はJ2で戦うチームだが、3回戦では札幌に勝利してベスト16入りを果たした。鹿島とのラウンド16も、3回戦と同じくトランスコスモススタジアム長崎が舞台となる。それだけに、相馬監督は「(長崎は)ここまでJ1のチームを破ってきているので、我々が今できることを最大限に出していくことが大事になります。やはり簡単なゲームにはならない」と警戒心を強める。
「しっかりとした守備ブロックというのは松田(浩)監督の得意とするところ。(長崎には)個の力のある選手もいると思っています。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチーム」
相馬監督がそのように語る長崎をまずは撃破し、深紅の選手たちはアウェー連戦での連勝街道と、天皇杯の頂点への道を突き進んでいきたいところだ。

8月17日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
相馬アントラーズ、夏の陣。“7連戦”をいかに戦い抜くか。指揮官は一戦必勝の構え
広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年08月18日
「違いを生み出せる選手をどのタイミングで、ということになる」

連戦一発目の徳島戦は3-0の完勝。相馬監督は「次のゲームに向けてまたしっかり準備したい」と気を引き締めた。(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは8月15日にホームで行なわれたJ1リーグ第24節の徳島ヴォルティス戦で、3-0の完勝を収める。開始5分に直接FKをねじ込んだ荒木遼太郎は、80分にも見事なコントロールショットでネットを揺らす。さらに90分、町田浩樹がダメを押す。守っては徳島の攻撃をシャットアウト。盤石の完封劇で勝点3を手にし、暫定3位に浮上した。
今季二度目の3連勝を果たしたこの徳島戦から、チームは連戦がスタート。同18日に天皇杯ラウンド16のV・ファーレン長崎戦、同21日にJ1の25節・ヴィッセル神戸戦、同25日に26節・清水エスパルス戦、同28日に27節・横浜F・マリノス戦が予定され、9月に入ると、ルヴァンカップ準々決勝で名古屋グランパスとのホーム&アウェーが1日、5日に組み込まれている。
中2日、中3日で続く“夏場の7連戦”。その内訳を見れば、長崎戦から名古屋との第1戦までは5試合連続でアウェーゲームと過酷なものだ。
クラブ創設30周年を迎える今季、タイトル奪還を期すチームにとって、ここがひとつの正念場となる。選手たちの頑張りはもちろん、期待したいのは、相馬直樹監督のチームマネジメントだ。勝利を目指しながら、タイトなスケジュールをいかに乗り切るか。
「毎回、多少は違ってくるところはありますけど、相手がスタート型なのか、攻撃的なチームなのか、そういうことも含めて、90分の流れを考える。天皇杯に関しては、120分も考えなければいけない。
全体の運動量もそうですし、もうひとつは、自分たちのボールの時間をどれだけ作れるか。最終的には、勝つためには点を取るところと守るところになる。そこの部分で違いを生み出せる選手をどのタイミングで、ということになるかなと思います」
連戦はまだ始まったばかりだが、これまでと変わらず、一戦一戦に集中する。
「目の前のゲームで勝ちを持ってこれるかどうか。相手との噛み合わせの中で、後半にパワーを出したほうがいいのか、立ち上がりから行くのがいいのか。それはある程度、予測はしますが、実際、ふたを開けてみないと分からないこともある。
まずは目の前のゲーム。あとのことは、頭のどこかにはありますが、あまりそこに引っ張られると、チームとしての勢いが失われてしまうと思うので。目の前のことにまず、ベストと言える準備をすることです」
先述した徳島戦で弾みはつけられたはず。この勢いを途切れさせないような勝利を、まずは18日の長崎戦で掴み取りたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
鹿島・相馬監督 18日の天皇杯・長崎戦へ総力戦は覚悟「120分というものも考えなければ」
[ 2021年8月17日 13:32 ]
J1鹿島の相馬直樹監督(50)が17日、18日の天皇杯4回戦長崎戦に向けてオンラインで取材対応した。リーグ戦で3連勝中と勢いに乗る中での一発勝負。「今はしっかりとした流れができている中、それを崩さないようにというのは当然ある。これから連戦になり、アウェーが続いていくのでそのスタートを良い形で入っていけるように」と勝利を見据えた。
夏場の連戦が続く。「相手がどちらかというとスタート型のチームであるとか、どちらかというと攻撃的なチームであるとかによって90分の流れも考えながら(戦う)」と指揮官としての腕も試される中、「天皇杯に関して言うと120分というものも考えなければいけない」と総力戦は覚悟の上だ。
J2長崎とは19年天皇杯準決勝以来の対戦。3―2と苦戦を強いられただけに、指揮官に油断はない。「個の力のある選手もいる。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチームで、ここまでもJ1チームを破ってきている。今できるものを最大限出していくことが大事になるし、それでもやはり簡単なゲームにはならない」と警戒を強めた。
鹿島・相馬監督「120分というのも考えなければ」総力戦覚悟 18日天皇杯VS長崎
[ 2021年8月18日 05:30 ]
鹿島はリーグ戦3連勝中と勢いに乗る中、18日に天皇杯4回戦でJ2長崎と対戦する。
3―2と辛勝した19年準決勝以来の再戦。3回戦でJ1札幌を破っている相手に、相馬監督は「天皇杯に関して言うと(延長戦を含めた)120分というのも考えなければいけない」と総力戦で臨む覚悟を示した。
さらにこの試合からアウェーでの5連戦が始まるが「目の前のことにベストと言える準備をする」と一戦必勝を誓った。
「今はしっかりとした流れができている中、それを崩さないようにというのは当然ある。これから連戦になり、アウェーが続いていくのでそのスタートを良い形で入っていけるように」と意気込みを語る。
連戦をマネージメントするイメージが出来ておる模様。
そして、「しっかりとした守備ブロックというのは松田(浩)監督の得意とするところ。(長崎には)個の力のある選手もいると思っています。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチーム」と分析も十分。
真夏の連戦。
必勝の一戦である。

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【鹿島】天皇杯ラウンド16は難敵長崎との一戦。相馬直樹監督「今できることを最大限に出していく」
2021-08-17
サッカーマガジン編集部
8月17日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ第24節徳島ヴォルティス戦に3-0と勝利し、3連勝を挙げた。18日には中2日ながらトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎との天皇杯ラウンド16を戦う。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「しっかりとした守備ブロックは松田監督の得意とするところ」
「今はしっかりとした流れができているところ」と相馬直樹監督が話すように、鹿島は8月15日のJ1リーグ第24節徳島戦で3-0と勝利し、3連勝を挙げた。「それを崩さないように、という思いは当然あります。ここからアウェーが続いていく連戦になりますので、そのスタート(の試合)にいい形で入っていけるように、と思っています」と、18日の天皇杯ラウンド16長崎戦から続くアウェーの地での5連戦を見据える。
長崎はJ2で戦うチームだが、3回戦では札幌に勝利してベスト16入りを果たした。鹿島とのラウンド16も、3回戦と同じくトランスコスモススタジアム長崎が舞台となる。それだけに、相馬監督は「(長崎は)ここまでJ1のチームを破ってきているので、我々が今できることを最大限に出していくことが大事になります。やはり簡単なゲームにはならない」と警戒心を強める。
「しっかりとした守備ブロックというのは松田(浩)監督の得意とするところ。(長崎には)個の力のある選手もいると思っています。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチーム」
相馬監督がそのように語る長崎をまずは撃破し、深紅の選手たちはアウェー連戦での連勝街道と、天皇杯の頂点への道を突き進んでいきたいところだ。

8月17日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
相馬アントラーズ、夏の陣。“7連戦”をいかに戦い抜くか。指揮官は一戦必勝の構え
広島由寛(サッカーダイジェストWEB)
2021年08月18日
「違いを生み出せる選手をどのタイミングで、ということになる」

連戦一発目の徳島戦は3-0の完勝。相馬監督は「次のゲームに向けてまたしっかり準備したい」と気を引き締めた。(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズは8月15日にホームで行なわれたJ1リーグ第24節の徳島ヴォルティス戦で、3-0の完勝を収める。開始5分に直接FKをねじ込んだ荒木遼太郎は、80分にも見事なコントロールショットでネットを揺らす。さらに90分、町田浩樹がダメを押す。守っては徳島の攻撃をシャットアウト。盤石の完封劇で勝点3を手にし、暫定3位に浮上した。
今季二度目の3連勝を果たしたこの徳島戦から、チームは連戦がスタート。同18日に天皇杯ラウンド16のV・ファーレン長崎戦、同21日にJ1の25節・ヴィッセル神戸戦、同25日に26節・清水エスパルス戦、同28日に27節・横浜F・マリノス戦が予定され、9月に入ると、ルヴァンカップ準々決勝で名古屋グランパスとのホーム&アウェーが1日、5日に組み込まれている。
中2日、中3日で続く“夏場の7連戦”。その内訳を見れば、長崎戦から名古屋との第1戦までは5試合連続でアウェーゲームと過酷なものだ。
クラブ創設30周年を迎える今季、タイトル奪還を期すチームにとって、ここがひとつの正念場となる。選手たちの頑張りはもちろん、期待したいのは、相馬直樹監督のチームマネジメントだ。勝利を目指しながら、タイトなスケジュールをいかに乗り切るか。
「毎回、多少は違ってくるところはありますけど、相手がスタート型なのか、攻撃的なチームなのか、そういうことも含めて、90分の流れを考える。天皇杯に関しては、120分も考えなければいけない。
全体の運動量もそうですし、もうひとつは、自分たちのボールの時間をどれだけ作れるか。最終的には、勝つためには点を取るところと守るところになる。そこの部分で違いを生み出せる選手をどのタイミングで、ということになるかなと思います」
連戦はまだ始まったばかりだが、これまでと変わらず、一戦一戦に集中する。
「目の前のゲームで勝ちを持ってこれるかどうか。相手との噛み合わせの中で、後半にパワーを出したほうがいいのか、立ち上がりから行くのがいいのか。それはある程度、予測はしますが、実際、ふたを開けてみないと分からないこともある。
まずは目の前のゲーム。あとのことは、頭のどこかにはありますが、あまりそこに引っ張られると、チームとしての勢いが失われてしまうと思うので。目の前のことにまず、ベストと言える準備をすることです」
先述した徳島戦で弾みはつけられたはず。この勢いを途切れさせないような勝利を、まずは18日の長崎戦で掴み取りたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
鹿島・相馬監督 18日の天皇杯・長崎戦へ総力戦は覚悟「120分というものも考えなければ」
[ 2021年8月17日 13:32 ]
J1鹿島の相馬直樹監督(50)が17日、18日の天皇杯4回戦長崎戦に向けてオンラインで取材対応した。リーグ戦で3連勝中と勢いに乗る中での一発勝負。「今はしっかりとした流れができている中、それを崩さないようにというのは当然ある。これから連戦になり、アウェーが続いていくのでそのスタートを良い形で入っていけるように」と勝利を見据えた。
夏場の連戦が続く。「相手がどちらかというとスタート型のチームであるとか、どちらかというと攻撃的なチームであるとかによって90分の流れも考えながら(戦う)」と指揮官としての腕も試される中、「天皇杯に関して言うと120分というものも考えなければいけない」と総力戦は覚悟の上だ。
J2長崎とは19年天皇杯準決勝以来の対戦。3―2と苦戦を強いられただけに、指揮官に油断はない。「個の力のある選手もいる。そういった選手たちが非常にコレクティブにやってくるチームで、ここまでもJ1チームを破ってきている。今できるものを最大限出していくことが大事になるし、それでもやはり簡単なゲームにはならない」と警戒を強めた。
鹿島・相馬監督「120分というのも考えなければ」総力戦覚悟 18日天皇杯VS長崎
[ 2021年8月18日 05:30 ]
鹿島はリーグ戦3連勝中と勢いに乗る中、18日に天皇杯4回戦でJ2長崎と対戦する。
3―2と辛勝した19年準決勝以来の再戦。3回戦でJ1札幌を破っている相手に、相馬監督は「天皇杯に関して言うと(延長戦を含めた)120分というのも考えなければいけない」と総力戦で臨む覚悟を示した。
さらにこの試合からアウェーでの5連戦が始まるが「目の前のことにベストと言える準備をする」と一戦必勝を誓った。
永木亮太、ここからは総力戦
天皇杯・長崎戦に向けてオンライン取材に応じた永木亮太である。
「ここからは総力戦になる。中2日で選手も入れ替わる。新しく入った選手が、頑張れるようにしていきたい」と過密日程のアウェイ連戦をについて意気込みを語る。
経験あるベテランがチームを牽引し、勝利に導いて貰いたい。
過密日程が恒常化しておった2017年、2018年、2019年を知る選手が少なくなった今、永木のキャプテンシーは重要である。
「優勝する時は、誰が出てもいい戦いができていた。16年はそれが顕著に出ていた。ずっと同じメンバーでは優勝できないと思うし、普段の練習からみんなが1つになるのは難しいが、そこを突き詰めていくためには勝つことが大事」という言葉の重みも永木だからこそ。
天皇杯制覇に向けて、この試合に勝つ。
永木の躍動に期待大である。

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【鹿島】夏場のアウェー5連戦、まずは天皇杯で長崎の地へ。永木亮太「次の試合はすごく大事になる」
2021-08-16
サッカーマガジン編集部
8月16日、鹿島アントラーズの永木亮太が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前日のJ1リーグ第24節徳島ヴォルティス戦に3-0と勝利し、3連勝を挙げた。18日には中2日ながらトランスコスモススタジアム長崎でJ2のV・ファーレン長崎と天皇杯ラウンド16を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう永木亮太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「勝つことができればみんなの自信になる」
7月24日のJ1リーグ第2節(延期試合)G大阪戦から、8月9日の第23節湘南戦、そして15日の第24戦徳島戦と3連勝を挙げた。中でも、7週間ぶりに本拠地カシマスタジアムでの公式戦となった徳島戦では攻守がかみ合い3-0と快勝を収めた。75分から途中出場した永木亮太は、「チームはJリーグで3連勝して調子はいい。昨日の試合は(攻撃面で)いいところがすごく出ていたんじゃないかと思います」と振り返る。
東京五輪開催によるリーグ戦中断期間もあり、7月から8月上旬にかけての公式戦はわずか4試合のみだったが、8月15日の徳島戦から9月5日のルヴァンカップ準々決勝名古屋戦までは中2日、3日での連戦となる。次の天皇杯ラウンド16長崎戦からはアウェーの地での5連戦と、移動も含めて厳しい戦いを強いられそうだ。それでも、「総力戦になると思う。ここから連戦が続きますが、天皇杯もしっかり勝ち進んでいかないといけない」と止まっている時間はない。
対戦相手の長崎はJ2で戦っているために今季のリーグ戦での対戦はないものの、2019シーズンに天皇杯準決勝で顔を合わせただけに、永木は「しっかり戦ってくるし、力のある選手もいる。外国籍選手もすごくいい選手がそろっているイメージで、すごく力があると感じています」と手強いチームであることを強調する。「長崎はホーム(トランスコスモススタジアム長崎)でしっかり力を出してくる。そういったところに注意したい」と、カテゴリーの異なる相手でも油断する様子はまったくない。
「やっぱり、ずっと同じメンバーでは絶対に優勝はできません。練習からみんなが一つになるのは難しいことではありますが、それを突き詰めていくためには新しく入ってきた選手が試合に出て、勝つことが大事。勝つことができればみんなの自信にもなるし、モチベーションも上がるので、次の試合(長崎戦)はすごく大事になると思います」
栄光も、苦しい時期も知る背番号6の背中が、天皇杯の頂点を目指すチームを牽引する。

8月16日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの永木亮太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島MF永木 中2日・天皇杯J2長崎戦へ気合「ここからは総力戦」
[ 2021年8月16日 12:49 ]

真剣な表情でパス練習に励む鹿島・永木(中央)
Photo By スポニチ
J1鹿島のMF永木亮太(33)が、大きな背中で若手をけん引する。3―0快勝した徳島戦から一夜明けた16日、鹿嶋市内で調整。中2日で迎える18日の天皇杯4回戦J2長崎戦(トラスタ)に向けて「ここからは総力戦になる。中2日で選手も入れ替わる。新しく入った選手が、頑張れるようにしていきたい」と意気込んだ。
リーグ、天皇杯の2冠を達成した16年を最後に国内タイトルから遠ざかる。当時を知る永木は「優勝する時は、誰が出てもいい戦いができていた。16年はそれが顕著に出ていた。ずっと同じメンバーでは優勝できないと思うし、普段の練習からみんなが1つになるのは難しいが、そこを突き詰めていくためには勝つことが大事」と、ベテランは言う。
優勝を知るメンバーも少なくなり、若手も増えてきた。今季は限られた時間での出場が続くが、永木は「試合に出た時にどういうプレーができるか。結果を出せばスタメンでも起用される。そういう所を(若手に)見せるではないが、若手の励みになればと思っている。そういう選手が出て活躍すれば、チームの相乗効果にもなるので。それが1番の望み」。頼れるベテランが背中でみせる。
鹿島・永木 「出てない若手の励みに」 先発復帰へ背中で引っ張る 18日天皇杯4回戦
[ 2021年8月17日 05:30 ]

真剣な表情でパス練習に励む鹿島・永木(中央)
Photo By スポニチ
鹿島のMF永木が背水の覚悟で先発復帰を目指す。18日に天皇杯4回戦でJ2長崎と対戦する。
3―0で勝利した15日のリーグ徳島戦からターンオーバーも予想されるだけに「ここからは総力戦。出た時に結果を出せば、スタメンでも使ってもらえる」と意気込んだ。
16年にはリーグ、天皇杯の2冠に貢献したベテランも今季は途中出場が多い。それでも「出てない若手の励みになることができれば」と背中で引っ張る思いを語った。
「ここからは総力戦になる。中2日で選手も入れ替わる。新しく入った選手が、頑張れるようにしていきたい」と過密日程のアウェイ連戦をについて意気込みを語る。
経験あるベテランがチームを牽引し、勝利に導いて貰いたい。
過密日程が恒常化しておった2017年、2018年、2019年を知る選手が少なくなった今、永木のキャプテンシーは重要である。
「優勝する時は、誰が出てもいい戦いができていた。16年はそれが顕著に出ていた。ずっと同じメンバーでは優勝できないと思うし、普段の練習からみんなが1つになるのは難しいが、そこを突き詰めていくためには勝つことが大事」という言葉の重みも永木だからこそ。
天皇杯制覇に向けて、この試合に勝つ。
永木の躍動に期待大である。

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【鹿島】夏場のアウェー5連戦、まずは天皇杯で長崎の地へ。永木亮太「次の試合はすごく大事になる」
2021-08-16
サッカーマガジン編集部
8月16日、鹿島アントラーズの永木亮太が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前日のJ1リーグ第24節徳島ヴォルティス戦に3-0と勝利し、3連勝を挙げた。18日には中2日ながらトランスコスモススタジアム長崎でJ2のV・ファーレン長崎と天皇杯ラウンド16を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう永木亮太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「勝つことができればみんなの自信になる」
7月24日のJ1リーグ第2節(延期試合)G大阪戦から、8月9日の第23節湘南戦、そして15日の第24戦徳島戦と3連勝を挙げた。中でも、7週間ぶりに本拠地カシマスタジアムでの公式戦となった徳島戦では攻守がかみ合い3-0と快勝を収めた。75分から途中出場した永木亮太は、「チームはJリーグで3連勝して調子はいい。昨日の試合は(攻撃面で)いいところがすごく出ていたんじゃないかと思います」と振り返る。
東京五輪開催によるリーグ戦中断期間もあり、7月から8月上旬にかけての公式戦はわずか4試合のみだったが、8月15日の徳島戦から9月5日のルヴァンカップ準々決勝名古屋戦までは中2日、3日での連戦となる。次の天皇杯ラウンド16長崎戦からはアウェーの地での5連戦と、移動も含めて厳しい戦いを強いられそうだ。それでも、「総力戦になると思う。ここから連戦が続きますが、天皇杯もしっかり勝ち進んでいかないといけない」と止まっている時間はない。
対戦相手の長崎はJ2で戦っているために今季のリーグ戦での対戦はないものの、2019シーズンに天皇杯準決勝で顔を合わせただけに、永木は「しっかり戦ってくるし、力のある選手もいる。外国籍選手もすごくいい選手がそろっているイメージで、すごく力があると感じています」と手強いチームであることを強調する。「長崎はホーム(トランスコスモススタジアム長崎)でしっかり力を出してくる。そういったところに注意したい」と、カテゴリーの異なる相手でも油断する様子はまったくない。
「やっぱり、ずっと同じメンバーでは絶対に優勝はできません。練習からみんなが一つになるのは難しいことではありますが、それを突き詰めていくためには新しく入ってきた選手が試合に出て、勝つことが大事。勝つことができればみんなの自信にもなるし、モチベーションも上がるので、次の試合(長崎戦)はすごく大事になると思います」
栄光も、苦しい時期も知る背番号6の背中が、天皇杯の頂点を目指すチームを牽引する。

8月16日、オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの永木亮太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
鹿島MF永木 中2日・天皇杯J2長崎戦へ気合「ここからは総力戦」
[ 2021年8月16日 12:49 ]

真剣な表情でパス練習に励む鹿島・永木(中央)
Photo By スポニチ
J1鹿島のMF永木亮太(33)が、大きな背中で若手をけん引する。3―0快勝した徳島戦から一夜明けた16日、鹿嶋市内で調整。中2日で迎える18日の天皇杯4回戦J2長崎戦(トラスタ)に向けて「ここからは総力戦になる。中2日で選手も入れ替わる。新しく入った選手が、頑張れるようにしていきたい」と意気込んだ。
リーグ、天皇杯の2冠を達成した16年を最後に国内タイトルから遠ざかる。当時を知る永木は「優勝する時は、誰が出てもいい戦いができていた。16年はそれが顕著に出ていた。ずっと同じメンバーでは優勝できないと思うし、普段の練習からみんなが1つになるのは難しいが、そこを突き詰めていくためには勝つことが大事」と、ベテランは言う。
優勝を知るメンバーも少なくなり、若手も増えてきた。今季は限られた時間での出場が続くが、永木は「試合に出た時にどういうプレーができるか。結果を出せばスタメンでも起用される。そういう所を(若手に)見せるではないが、若手の励みになればと思っている。そういう選手が出て活躍すれば、チームの相乗効果にもなるので。それが1番の望み」。頼れるベテランが背中でみせる。
鹿島・永木 「出てない若手の励みに」 先発復帰へ背中で引っ張る 18日天皇杯4回戦
[ 2021年8月17日 05:30 ]

真剣な表情でパス練習に励む鹿島・永木(中央)
Photo By スポニチ
鹿島のMF永木が背水の覚悟で先発復帰を目指す。18日に天皇杯4回戦でJ2長崎と対戦する。
3―0で勝利した15日のリーグ徳島戦からターンオーバーも予想されるだけに「ここからは総力戦。出た時に結果を出せば、スタメンでも使ってもらえる」と意気込んだ。
16年にはリーグ、天皇杯の2冠に貢献したベテランも今季は途中出場が多い。それでも「出てない若手の励みになることができれば」と背中で引っ張る思いを語った。
両者にとって“試合間隔”という言葉がキーワードになりそうな一戦だ
「長崎が2年前のリベンジを果たすのか」と記すJリーグ公式の杉山文宣氏によるプレビューである。
長崎番記者とすれば、2019年大会準決勝の記憶が強かろう。
確かにあの試合は鹿島アントラーズが勝利し勝ち上がった。
しかしながら、その代償は大きく、この長崎戦にて土居聖真が負傷交代する羽目となった。
その怪我が決勝戦も癒えきらずに敗戦を喫することとなった事が鹿島アントラーズ側として記憶に残る。
如何に土居聖真という選手の存在の大きさを痛感させられた。
聖真のコンディションが整っておれば、別の世界線があったであろう。
それはまた別の話である。
そして今回の対戦では、鹿島が中二日の過密日程であることに対して、長崎は1ヶ月以上の中断明けとのこと。
これはまた難しい試合となりそうである。
相馬監督はどのようなメンバーで挑むことになるのであろうか。
今夏に3人の移籍があり大幅な入れ替えは難しい、ましてやACL出場権のためにもはい田尾は許されぬ重要な試合となる。
徳島戦の起用法からは、荒木とレオ・シルバは休ませると予想出来るが、この二人抜きで攻撃の形を作れるか否かは注目となろう。
タイトルのため、ACL出場権のため、必勝の一戦である。

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ポイントは“試合間隔”。長崎指揮官のマネジメントはいかに
ベスト8進出を懸けた天皇杯ラウンド16。トランスコスモススタジアム長崎ではJ2の長崎がJ1の鹿島を迎える。
2回戦、3回戦に続き、地元での試合となる長崎だが、チームにはアクシデントが続いている。東京五輪による中断期間明け初戦となるはずだった明治安田J2第24節・金沢戦が暴風雨により、試合延期に。さらに続くJ2第25節・山形戦も大雨の影響で延期となり、思わぬ形で公式戦から1カ月以上も遠ざかっている。新型コロナウイルス感染症陽性判定者が3人出たこともあり、十分なメンバーがそろわない状況だったが、この間に復帰できた可能性も高い。2回戦と3回戦はリーグ戦で出場機会の少なかった選手がプレーしてきたが、今回も同様の形をとるのか。それとも、週末のリーグ戦に向けて主力が試合勘を養うことに活用するのか。どういう狙いを持って入るのか、松田 浩監督のマネジメントに注目が集まる。
一方の鹿島は2回戦でYS横浜、3回戦で栃木を相手に快勝を飾り、危なげなくラウンド16進出を決めている。天皇杯ではリーグ戦からメンバーを完全に入れ替える形ではなく、リーグ戦のメンバーも起用している。今季は公式戦15連戦を経験し、チームの総合力を示してきているだけに、どういったスタンスで臨むのか。3日前にリーグ戦を戦っており、3日後にもリーグ戦が控えている。中2日で長崎までの移動が入ることでコンディションへの影響は避けられない。フレッシュなメンバーで臨むのか、それとも2回戦、3回戦と同様の起用法となるのか。こちらも相馬 直樹監督の判断に注目したい。
両者の天皇杯での対戦と言えば、長崎サポーターにとって忘れることができないのは2年前の準決勝だろう。最後的に鹿島が勝ったものの、激闘が繰り広げられた。前半の早い段階で鹿島が2点を先行する形になったが、長崎も前半のうちに1点を返す。後半に入って鹿島が3点目を奪うが、長崎も1点差に追い上げて食らいついた。初めての元日決勝へ強い意欲を示していた長崎だったが、国内最多タイトル数を誇る強敵の前に夢を断たれてしまった。
前回は県立カシマサッカースタジアムでの対戦だったが、今回は本拠地で戦うことができる。ホームアドバンテージをうまく生かしたいところだ。今季途中での監督交代後、[4-4-2]をベースとしたソリッドなスタイルが浸透している長崎だが、鹿島も4バックをベースとしたソリッドさがある。相馬監督が今季途中に就任してからは伝統とも言えるセットプレーの強さも際立っているだけに、そこへの対応にも注意を払いたい。
長崎が2年前のリベンジを果たすのか。それとも、鹿島が前回対戦同様、長崎を退けるのか。両者にとって“試合間隔”という言葉がキーワードになりそうな一戦だ。
[ 文:杉山 文宣 ]
長崎番記者とすれば、2019年大会準決勝の記憶が強かろう。
確かにあの試合は鹿島アントラーズが勝利し勝ち上がった。
しかしながら、その代償は大きく、この長崎戦にて土居聖真が負傷交代する羽目となった。
その怪我が決勝戦も癒えきらずに敗戦を喫することとなった事が鹿島アントラーズ側として記憶に残る。
如何に土居聖真という選手の存在の大きさを痛感させられた。
聖真のコンディションが整っておれば、別の世界線があったであろう。
それはまた別の話である。
そして今回の対戦では、鹿島が中二日の過密日程であることに対して、長崎は1ヶ月以上の中断明けとのこと。
これはまた難しい試合となりそうである。
相馬監督はどのようなメンバーで挑むことになるのであろうか。
今夏に3人の移籍があり大幅な入れ替えは難しい、ましてやACL出場権のためにもはい田尾は許されぬ重要な試合となる。
徳島戦の起用法からは、荒木とレオ・シルバは休ませると予想出来るが、この二人抜きで攻撃の形を作れるか否かは注目となろう。
タイトルのため、ACL出場権のため、必勝の一戦である。

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ポイントは“試合間隔”。長崎指揮官のマネジメントはいかに
ベスト8進出を懸けた天皇杯ラウンド16。トランスコスモススタジアム長崎ではJ2の長崎がJ1の鹿島を迎える。
2回戦、3回戦に続き、地元での試合となる長崎だが、チームにはアクシデントが続いている。東京五輪による中断期間明け初戦となるはずだった明治安田J2第24節・金沢戦が暴風雨により、試合延期に。さらに続くJ2第25節・山形戦も大雨の影響で延期となり、思わぬ形で公式戦から1カ月以上も遠ざかっている。新型コロナウイルス感染症陽性判定者が3人出たこともあり、十分なメンバーがそろわない状況だったが、この間に復帰できた可能性も高い。2回戦と3回戦はリーグ戦で出場機会の少なかった選手がプレーしてきたが、今回も同様の形をとるのか。それとも、週末のリーグ戦に向けて主力が試合勘を養うことに活用するのか。どういう狙いを持って入るのか、松田 浩監督のマネジメントに注目が集まる。
一方の鹿島は2回戦でYS横浜、3回戦で栃木を相手に快勝を飾り、危なげなくラウンド16進出を決めている。天皇杯ではリーグ戦からメンバーを完全に入れ替える形ではなく、リーグ戦のメンバーも起用している。今季は公式戦15連戦を経験し、チームの総合力を示してきているだけに、どういったスタンスで臨むのか。3日前にリーグ戦を戦っており、3日後にもリーグ戦が控えている。中2日で長崎までの移動が入ることでコンディションへの影響は避けられない。フレッシュなメンバーで臨むのか、それとも2回戦、3回戦と同様の起用法となるのか。こちらも相馬 直樹監督の判断に注目したい。
両者の天皇杯での対戦と言えば、長崎サポーターにとって忘れることができないのは2年前の準決勝だろう。最後的に鹿島が勝ったものの、激闘が繰り広げられた。前半の早い段階で鹿島が2点を先行する形になったが、長崎も前半のうちに1点を返す。後半に入って鹿島が3点目を奪うが、長崎も1点差に追い上げて食らいついた。初めての元日決勝へ強い意欲を示していた長崎だったが、国内最多タイトル数を誇る強敵の前に夢を断たれてしまった。
前回は県立カシマサッカースタジアムでの対戦だったが、今回は本拠地で戦うことができる。ホームアドバンテージをうまく生かしたいところだ。今季途中での監督交代後、[4-4-2]をベースとしたソリッドなスタイルが浸透している長崎だが、鹿島も4バックをベースとしたソリッドさがある。相馬監督が今季途中に就任してからは伝統とも言えるセットプレーの強さも際立っているだけに、そこへの対応にも注意を払いたい。
長崎が2年前のリベンジを果たすのか。それとも、鹿島が前回対戦同様、長崎を退けるのか。両者にとって“試合間隔”という言葉がキーワードになりそうな一戦だ。
[ 文:杉山 文宣 ]